2008/09/06 Saturday
2008/09/06(Sat)
今の自民党の総裁選挙を見ていて、思わず、女王蜂の生態になぞらえてしまった。
女王蜂が元気がいいときには、二匹以上の女王蜂によって、盛んに、自分たちの群れを作る分蜂の活動が活発になるが、女王蜂の元気がなくなったり、女王蜂そのものがいなくなったり(亡失というらしい。)すると、次のような現象が蜂の巣の中で起こるらしい。
�―�王が亡失した蜂巣では,数日後に働きばちの一部の卵巣が発達し,女王の代位となる個体が出現し、女王の代位となる個体が出現する。
�⊃圭�王の羽化の始まったコロニーでは,働きばちの給餌対象が幼虫から新女王成虫へと転換するため、幼虫の餓死や非成虫個体に対する共食いが急増する。
��しかし、代位女王が新女王になる過程においては、外的からの侵入も増え、蜂の巣自体が廃巣に追い込まれることもあるという。
参照 三重大学農学部「日本産スズメバチ属 Vespa (Hymenoptera, Vespidae) 5種の比較生態学的研究」
また、この過程では、蜂の巣の中の蜂たちが、幼虫を咥えて蜂の巣の外に出て、子捨て(これを「蜂子捨て」または「蜂子出し」というらしい)をはじめるという。
で、一見、百花斉放にみえる、多数候補による今回の自民党総裁選挙も、うがってみれば、これは勢いのいい時の分蜂活動ではなくて、後者の蜂子捨ての始まりのような感じがする。
すなわち、福田さんという女王蜂や派閥という女王蜂の棲家の力がなくなって、しかも、次の選挙では、政権交代も大いにありうるという状況の中で、代位女王の力がないと見ての、形を変えた蜂子出しが始まったとも見られるからである。
しかし、考えてみれば、以前にも、
「すでに分党過程に突入した自民党」
「自民党は、分党によって生き残る道を考えるときにきている。」
「このあたりで、自民党は、のれん分けした方がいいのかも。」
などで述べたように、すでに賞味期限を過ぎた党に固執するよりも、そして、総裁選に出るよりも、いち早く分蜂ならぬ分党を目指したほうが、いいと思うのだが、これも、「秋に予想される総選挙とそれを過ぎての新党結成による年末の政党助成金要件達成時期」までの、わずか数ヶ月の間のつなぎの行動として、都合のいい便法として、総裁選挙を位置づけているがためのものなのかもしれない。
となれば、総裁候補のほとんどは、テレビメディアを利用しての次なる総選挙の前哨戦を個人的思惑で戦っているに過ぎないということになる。
今であれば総裁選挙を打っても金がそんなに大してかからない、しかも、愚衆志向のテレビは、相変わらずに闇雲に彼らを追い回し地元の選挙対策にはもってこい、そんなこんなの思惑に、国民は、惑わされている、というわけなのだろう。
2008/09/05 Friday
通常のウイルス対策ソフトや通常のスパイ・ウェア対策ソフトをコンピュータが装備していても、たまに、いつの間にか、スクリーンやブラウザに真っ赤なアラートが出て、たとえば”PC Protection Center”というようなもっともらしい名前のサイトに誘導され、特定のソフトを買わなければ排除できないように強制されることがある。
マルウェア(malware、悪意のこもったソフトウエアとの意味)と呼ばれる、この種の新手のスパイウェアには、次の三種類があるようだ。
��Trojan(トロイの木馬)
一見合法的なソフトのように見えるが、実は、コンピュータに破壊的なダメージを与えるものだ。
近時の代表的なトロイの木馬には、次のようなものがある。
Trojan Spy.Win32.DKS
Trojan Downloader Agent EL
Trojan Fake Alert
Trojan Win32 DNS Charge huq
��Hijacker(ハイジャッカー)
コンピュータのコントロール機能そのものを支配するもので、それ自体増殖していくという始末に終えないものだ。
これには、次のようないくつかのタイプがある。
ブラウザ・ハイジャッカー
現在のインターネットのブラウザの設定を変えてしまうもので、この結果、悪意のあるサイトにコンピュータの所有者が誘導されてしまうことになる。
ホームページが偽のホームページになっていたり、コピーのホームページになっていたりする。
また、これによって、コンピュータの所有者が検索した結果が、ある特定のサイトに誘導されてしまうこともある。
オートラン・ハイジャッカー
自動的に一定のプログラムが、所有者のコンピュータで始動されてしまう。
私の経験では、スクリーン上に虫がどんどん這い出してくる、というようなものもあった。
��ダウンローダー(Down Loader)
トロイの木馬の一種で、所有者のコンピュータに自動的に悪意のあるプログラムがインストールされてしまうもの。
このダウンロードが連続的に新しいバージョンでなされる。
また、これは、ブラウザソフトであるインターネットエクスプローラーの脆弱性をついてなされる。
このダウンローダーは、特に、VBScriptやJavaScriptの形でされることが多いようだ。
以上だが、これまでのウイルス対策ソフトやアンチ・スパイウエア・ソフトで駆除できない弱みを与えて、コンピュータ所有者に対策ソフトを買わせてしまうという悪質なものも多いようだ。
では、これに対する無料のソフトはといえば、AVGやAvira AntiVir Personalやa-squared FreeやSpywareFighterやStopZilla などの試用期間中無料ソフトくらいしかないようだ。
後は、有料で安いものといえば、Exterminate It 位だが、これだと、2870円ほどかかってしまう。
また、Spyware Doctor というソフトでは、必要もない三個単位でのソフトの購入を求められ、4490円もの散財をしてしまう。
本当に始末の悪いトロイの木馬ではある。
また、本来のインターネット・エクスプローラー以外に常駐しているもうひとつのiexplore.exe も悪意のあるマルウェアである。
インターネットのブラウザを開こうとすると、この警告が出てきて、実質開けなくなる、という始末の悪いものだ。
これについては、上記のソフトによるスキャンのほか、
このサイト「常駐ソフトを無効化する方法-不要なシステムプログラムを常駐させない(上級者用) 」に詳しい。-を試されるといい。(「スタート」→「ファイル名を指定して実行(R)」。「名前(O):」に “msconfig” を入力)
また、フリーソフト「Process Explorer」をダウンロードして、MS-DOSやWindowsで実行できるプログラムが収められたEXEファイル(ファイル名に「.exe」という拡張子がつけられている)の階層関係を調べて、本来のiexplore.exe以外のiexplore.exeを削除するという手もあるようだ。(マウスの右クリックで”Kill Process”で削除できる。)
このProcess Explorerでは、悪意あるマルウエアではないが、常駐しているがために、CPUを遅くしてしまう、本来不要なReal Networks scheduler(Real Playerをダウンロードすると付随して常駐ソフトとなってしまう。)なども検出されてくるので、これらも、上記の手法で削除しておいたほうが賢明のようだ。
以下は代表的なトロイの木馬などの名前である。
1. Zlob.Fam
2. Vundo (Virtumondo)
3. Fake Screensaver
4. NetSky
5. Zlob.DNS Changer
6. Trojan Spy.Win32.DKS
7. internetsearchservice.com
8. Zlob.Fake Security Alerts
9. Zlob.Fam.E404.e404mgr
10. Win32.ExpDwnldr
そのほか、これは、IEブラウザにのみ発生するようだが、OXOeedfade というものがあるが、これが、スパイウェアかどうかはわからないが。
この「OxOeedfade」への対処方法については、このサイト「OxOeedfade」に書いてある。
それによると、まず、サイト「Welcome to The Spykiller 」にいき、一番下にある「File Repository」をダウンロードすればいいとしている。
付記 あなたのPCに「 PC Protection Center 2008」という、もっともらしい名前のサイトからのアラートがスクリーンに出た場合の処理の仕方
この「 PC Protection Center 2008」という最もらしい名前のサイトの目的は、あなたのPCがマルウエアに感染したということをネタにして、結局は、その除去のためのアンチ・マルウエア・ソフトを買わせるように誘導する、悪質なサイトです。
このサイトにあなたが反応した場合は、さらに悪質なソフトを「 PC Protection Center 2008」は、あなたのPCに送り込んで、ついには、あなたのPCを制御不能の状態にまでおとしこめていきます。
たとえば、スクリーン上に虫がどんどん生えだしてくるようなソフトを、あなたのPCに組み込んでいくというわけです。
したがって、あなたのPCにこの「 PC Protection Center 2008」という、もっともらしい名前のサイトからのアラートがスクリーンに出た場合、次のような処理をする必要があります。
まず第一に、あなたのPCから、この「 PC Protection Center 2008」を除去する手続きです。
PCの検索で「PC Protection Center」と入力すると、ハードディスクCの「Documents and Settings」のなかの「Cookies」や「WINDOWS」のなかの「Cookies」の中などから、ぞろぞろ、「PC Protection Center」の名前のついたファイルが出てきますので、これを削除します。
また、これが苦手な方は、「SpyWare Doctor」のスキャン・ソフト「Free Scanner for PC Protection Center 2008」をこのサイト『What is PC Protection Center 2008』からダウンロードし、場所を特定してから、削除作業に入ったほうがいいでしょう。
また、PCトップ画面上に、「PC Protection Center」 のアラート・メッセージが張り付いてしまっているときには、『コントロール・パネル』の『画面』を開き、『テーマ』を見てみますと、現在のテーマが(変更)となって、トップ画面が改変されているはずですから、これを右横の『削除』ボタンを押して削除し、新しい画面をえらべば、消えるはずです。
以下は『PC Protection Center 2008 』があなたのPCに与える脅威の数々です。
広告の表示
個人のデータ/キーストロークの記録
インターネット ブラウザのハイジャック
リモート操作の有効化
未承諾ファイルのダウンロード
プログラム/システムの無効化
承認されていない通話
セキュリティの欠陥の悪用
インターネット接続のオーバーフロー
脅威の配信
インストールされたアプリケーションによる、閲覧履歴の追跡
クッキーによる、閲覧履歴の追跡
ユーザ未承諾のインストール
不適切なアンインストール手順
不適当な個人情報の開示と承諾
システム リソースの過剰使用
スパイウェアの検知と駆除についての不正な報告
サイレント アップデートの実行
参考 代表的なマルウェア一覧
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Virus.VBS.Small.a
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Virus.Win32.Alman.b
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Virus.Win32.Parite-based
Worm.Win32.AutoRun.bmz
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Worm.Win32.AutoRun.csj
Worm.Win32.AutoRun.dmh
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Worm.Win32.AutoRun.k
Worm.Win32.AutoRun.lnf
Worm.Win32.AutoRun.lpf
Worm.Win32.Feebs.gen
Worm.Win32.Perlovga.a
Worm.Win32.RJump.a
Worm.Win32.VB.ck
『Malware Detection Top 20 』参照
2008/09/02 Tuesday
2008/09/02(Tue)
今回の福田総理辞任のひとつの要因として、公明党との関係がささやかれているが、新総理になったとしても、事態に根本的な変化が生じるとは思えない。
アメリカの上下院が日本と同じグリッド・ロック(grid lock)状態にあるにもかかわらず、サブプライム問題に関する対策など、共和・民主両党の議長を中心にして、与野党協力しての実績を着実に上げているのに対して、日本のねじれ国会は、まったくの成果を上げていないということは、日本の国民にとって、最大の不幸である。
総理が変わっても、法案成立に対する民主党の協力が、今後とも得られないとしたら、むしろ、その辺の力関係を変える鍵を握るのは、与党側、特に公明党にあるとしか思えない。
すなわち、これこそコロンブスの卵的発想なのだが、ここで仮に公明党がこれまでのどっぷりつかった本格的連立政権から、テンポラリーかつパーシャルな擬似的連立政権の立場へとスタンスを変えることによって、民主党の主張する政策・法案の成立についても、成立の可能性が出てくるとすれば、民主党が、それさえも政策協力を拒否することとなれば、逆に国民からの指弾を民主党は浴びることになるだろう。
このように、公明党が自民党にも民主党にもメリットのある擬似的連立政権としてのスタンスへ変換することによって、連立政権の位置づけ、性格がガラッと変わってくることになるのではなかろうか?
そのための公明党の転機は、次の内閣に公明党から閣僚を出さないことから、まず始まるのだろう。
2008/09/01 Monday
2008/09/01(Mon)
大分以前に書いたブログ記事「これまでの経済の常識を覆す、六つの謎」に、どうしたことか、今朝から異常な多くのアクセスが続いている。
まあ今日的に、あたっている点が多いということなのだろうか?
この小論では、以下の6つの謎について触れた。
その一つ−自国通貨は、安くてもいい。
その二つ-自国通貨安となっても、貿易収支赤字は、自動調整に向かわない。
その三つ-双子の赤字がいくらあっても、自国通貨安になるとはかぎらない。
その四つ-長期金利を決めるのは、短期金利であり、長期債券の短期ものも長期ものも、差がなく、フラットの利回りになってしまっている。
その五つ-日米の金利差(the US-Japan interest rate spread)放置が、ドル暴落を防ぐ
その六つ−中国の巨大市場の存在は、金から物への価値転換を加速化し、金本位的な考えが横行する。
この小論を書いたのが3年前の2005/03/28であったが、現在の状況と照らし合わせて、その後も謎が変わった点は何もない。
特に、その六つについては、このとき
「これまでのドルを中心としたあらゆる経済指標が、連動せず、あるいは、無連関または、無反応になるなど、ばらばらな動きを見せ、世界経済は、石油の高騰、鉄鉱石価格の高騰などに代表されるように、中国のモノ需要とモノ供給の巨大で気まぐれな動きに、より振り回されてくる。
そして、通貨の動きから、資源価格の動きに、あらゆる指標は連動し始めてくる。」
と書いたのだが、まさに、現在の状況は、そのものズバリの状況になっている。
これらの「六つの謎」の現実化というのは、これまでの経済なり経済政策の常識が通じない世の中になったということなのだが。
投資の世界にカーブ・フィッティングという言葉がある。
つまり、過去のヒストリカル・データに基づいて、最適のシステムを作り、トレードを始めてみると、そのとたん、その最適のシステムは、非最適のシステムと化してしまう、という話だ。
既知のデータにおいては、完璧でも、それがいったん未知の世界に入ったとたん、新たなあらゆるデータがノイズと化してしまうということである。
今の日本の経済政策、景気対策においても、これと同じようなことがいえそうな気がしている。
すなわち、あらゆる与件が変質を遂げている中で、過去の経済政策手法を精緻化し踏襲してみたところで、ノイズだらけの実効しか得られないという、日本の経済政策の無力化に対しての危惧である。
お知らせ:
日本からシカゴのオプション売買ができるためのマニュアル「シカゴ・オプション売買戦略マニュアル」(A4版254ページ、5,900円)をこのたび書き上げ、発刊しました。
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お徳用なダウンロード版-電子書籍PDFファイル(254ページ、3,980円)ご希望の場合は、こちらをクリック してください。 |
2008/09/01(Mon)
アメリカがサブプライム対策の一環として、所得税還付として税還付小切手(tax rebate check )を交付することを、超党派で決定したのが、今年の1月であった。
このときは、日本と同じく上下院でのねじれ状態(グリッド・ロックという。)にある共和・民主の上下両院議長が中心となって、驚くべき速さで、この案を纏め上げた。
超党派での話し合いは、John Boehner氏、Nancy Pelosi議長とポールソン長官との間に行われた、
この税還付小切手交付は、今年の5月ころから実際にアメリカの各家庭にいきわたったが、その後、発表された消費指数には、くっきり、その消費刺激効果が表れていた。
もちろん、この一時策が過ぎ去った後の消費の反動落ちも、懸念されていることも事実ではあるが。
今回の公明党の主張する定額減税構想も、これと同じ消費刺激効果を持つものである。
しかし、これを、アメリカと同じ税還付によるのか、それとも税徴収額調整によるのかでは、その消費刺激効果に格段の差がつくものと思われる。
すなわち、還付によったほうが、消費刺激効果は、一過性との欠点はあるが、一種のビック・プッシュ政策効果としては、相当大きいものがあるはずだ。
現在の景気後退の原因は、サプライ・サイドにはなくて、デマンド・サイドにあることは確かだ。
定額減税を主張する公明党の認識は、間違ってはいない。
その意味で、今後の日本における景気刺激策は、あくまで、消費刺激策によるべきであるし、この点では、アメリカに見習った早期の超党派による取り組みが必要になるものと思われるのだが、選挙にはやる永田町に、その点を期待するのは、かなり無理のようだ。
2008/08/31 Sunday
2008/08/31(Sun)
ブログが、もはや、個人的な日記の範疇を通り越して、立派に即座に伝播する社会的な公器と化している時代なのだから、ブログの運営者は、いわば、ブログ道とでもいうべき自己規律原則に基づいて、日々の情報を発する時代に来ているとも思えるのだが。
その意味で、今回、太田農林水産大臣の事務所費問題に派生した形で、有名ブログの運営者である池田信夫氏が、ご自分の大家さんが太田氏の大臣秘書官であることを、個人名を明記しながら、隣家であることのメリットを十分生かして、克明に、その実態を自らのブログ上で公開していることは、果たして、このブログ道ともいうべきものに、反していないのか、ちょっと疑問が残る。
また、当該秘書官の自宅をGoogleのストリート・ビューによる画像を第三者がキャプチャーしたものを、池田氏が三次公開している点も、健全なブログ道としては、いかがなものであろうか?
ネット上では「近所なんだから自分で写真とって自分に責任の下に晒せよ。 他人の家を実名入りで晒しても訴えられるリスクが少ないというメリットか? 」などという意見もある。
この場合は、第三者(http://www.hayek.cocolog-nifty.com/gallary/ ただし、このサイトの上位階層には、池田氏のハイエクに関するブログがあるので、本当に第三者かどうかは、いまいち、判明はしないが。)がキャプチャーしたものを三次公開しているのだから、その事態に至った時の対抗要件を十分意識したものなのだろう。
Googleのストリート・ビュー自体、個人情報保護の点からは、問題視されているさなかに、である。
有名ブログの暴走ともいうべき現象は、これに始まったことではなく、たとえば、「福島中央テレビの有名アナがブログ記事盗用」にあったような、「ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」ブログの過剰反応といった事態も、すでに発生している。
ブログの適切なカウンター・ベイリング・パワー機能が、このようなイエロー・ジャーナリズム的な分野でのみ発揮されることは、そのこと自体、社会におけるブログの健全な力の発揮を自ら損ねることにつながるとみるのは、私だけであろうか?
社会的公器にふさわしいブログのあり方とは、問題の所在を大きく俯瞰した視点で捕らえなおすことにあると、私は思うのだが——。
2008/08/28 Thursday
2008/08/28(Thu)
町村信孝官房長官は28日午後の記者会見で、渡辺秀央元郵政相らによる新党結成について「先の通常国会の投票行動で離党する感じはあった。新党をつくることは大きな政治的意味があると受け止めている」と述べ、新党の結成が衆参両院の与野党逆転の解消につながるかとの質問に対しては「軽々に予測すべき事柄ではない」と述べるにとどめた。
というのだが、何やら、意味深な発言ではある。
この新党の名前候補の「改革クラブ」はいつか聞いた名前だが、これは、渡辺氏と同じ新潟県の小沢辰夫さんが、かって、新進党解党ではじき出された人々の受け皿となった党の名前と一緒。
このときは、公明党と保守系中道構想(「新総合政策研究会」)を目指したが、ついえた。
これについては、「このあたりで、自民党は、のれん分けした方がいいのかも。」に書いたのだが、何やら、その再現にもなりかねない。
2008/08/24 Sunday
2008/08/23 Saturday
2008/08/23(Sat)
まあ、ネットの普及と、相対的な新聞購読料の高さで、家庭の主婦も、新聞購読料の切り詰めにいろいろ知恵を絞っているらしい。
朝刊だけとるとか、購読料の安い東京新聞に切り替えたりとか、さらには、新聞販売店からもらえる商品券やチケットサービス、洗剤サービスなどを狙いにして、2ヶ月ごとに新聞をころころ変えて、2ヶ月ごとに、これらを各紙の販売店からせしめる主婦とかが多くなっているようだ。
まあ、ほとんどいらないが、まったく新聞がないと、困るというのが、これらの主婦の皆さんの本音らしい。
そんな中での究極の新聞購読料節減策が、この「しんぶん赤旗」の購読らしい。
主義主張は関係なく、安い情報源として、「しんぶん赤旗」を購読する普通の主婦が増えてきた、ということらしい。
それに、記事内容も、ほとんど一般紙と変わらず、また、消費者サイドに立った記事スタンスも、これらの主婦層に好かれていることも原因しているもののようだ。
「しんぶん赤旗」の定価は日刊紙が月2900円、これに対して、一般紙は、一番安い東京新聞で3250円。
それにしても、その他の政党の機関紙となると、おどろおどろしくて、とても、読む気にはなれない。
ちなみに、2005年の世界の主な新聞と発行部数は、下記のとおり。
世界の有名紙の意外な発行部数の少なさと、それに比しての日本各紙の発行部数の異常な肥大振りが、目に付く。
<日 本>
読売新聞 10033千部
朝日新聞 8122千部
毎日新聞 4002千部
日本経済新聞 3041千部
中日新聞 2773千部
産経新聞 2187千部
(赤旗 1680千部)
<アメリカ>
ウォール・ストリート・ジャーナル 2084千部
ニューヨーク・タイムズ 1126千部
ロサンゼルス・タイムズ 843千部
ワシントン・ポスト 679千部
<イギリス>
デーリー・メイル 2374千部
デーリー・ミラー 1728千部
タイムズ 685千部
<フランス>
ル・モンド 367千部
<イタリア>
コリエーレ・デラ・セーラ 647千部
<ロシア>
イズベスチア 178千部
<中 国>
人民日報 2000千部
<韓 国>
朝鮮日報 2358千部
2008/08/18 Monday
2008/08/18(Mon)
特定新興宗教との係わり合いとの偏見は世間にあるだろうが、この福岡正信さんの「粘土団子」農法は、まさにコロンブスの卵的農法であると、私は思っていた。
つまり、粘土に100種類以上の野菜や草木の種を混ぜ、それをボールのごとく、放り投げておくと、粘土の中の種が、放り投げられた地面の土と合体して、そこを苗床にして、自生していくという仕組みだ。
粗放農法の極地の技術と言えるだろう。
実は、私も、郷里の自宅の庭で、粘土の土の中に赤クローバーの種を混ぜて、放り投げて見たが、翌年には、見事に自生して、この福岡農法の確かさを実感できたことがある。
この「粘土団子」農法は、今では、アジアやアフリカ諸国などで緑化に使われているという。
その生みの親の福岡正信さんがご逝去されたという。
謹んでご冥福を祈りたい。
なお、粘土団子の作り方については、こちらのサイトをご参照
私の経験で言うと、水加減が微妙のように感じられました。