Sasayama’s Weblog


2008/09/06 Saturday

自民党総裁選挙と、女王蜂亡き後のミツバチの行動との類似点

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 08:57:08

2008/09/06(Sat)

今の自民党の総裁選挙を見ていて、思わず、女王蜂の生態になぞらえてしまった。

女王蜂が元気がいいときには、二匹以上の女王蜂によって、盛んに、自分たちの群れを作る分蜂の活動が活発になるが、女王蜂の元気がなくなったり、女王蜂そのものがいなくなったり(亡失というらしい。)すると、次のような現象が蜂の巣の中で起こるらしい。

―王が亡失した蜂巣では,数日後に働きばちの一部の卵巣が発達し,女王の代位となる個体が出現し、女王の代位となる個体が出現する。

⊃圭王の羽化の始まったコロニーでは,働きばちの給餌対象が幼虫から新女王成虫へと転換するため、幼虫の餓死や非成虫個体に対する共食いが急増する。

しかし、代位女王が新女王になる過程においては、外的からの侵入も増え、蜂の巣自体が廃巣に追い込まれることもあるという。

参照 三重大学農学部「日本産スズメバチ属 Vespa (Hymenoptera, Vespidae) 5種の比較生態学的研究

また、この過程では、蜂の巣の中の蜂たちが、幼虫を咥えて蜂の巣の外に出て、子捨て(これを「蜂子捨て」または「蜂子出し」というらしい)をはじめるという。

で、一見、百花斉放にみえる、多数候補による今回の自民党総裁選挙も、うがってみれば、これは勢いのいい時の分蜂活動ではなくて、後者の蜂子捨ての始まりのような感じがする。

すなわち、福田さんという女王蜂や派閥という女王蜂の棲家の力がなくなって、しかも、次の選挙では、政権交代も大いにありうるという状況の中で、代位女王の力がないと見ての、形を変えた蜂子出しが始まったとも見られるからである。

しかし、考えてみれば、以前にも、
すでに分党過程に突入した自民党
自民党は、分党によって生き残る道を考えるときにきている。」
このあたりで、自民党は、のれん分けした方がいいのかも。」
などで述べたように、すでに賞味期限を過ぎた党に固執するよりも、そして、総裁選に出るよりも、いち早く分蜂ならぬ分党を目指したほうが、いいと思うのだが、これも、「秋に予想される総選挙とそれを過ぎての新党結成による年末の政党助成金要件達成時期」までの、わずか数ヶ月の間のつなぎの行動として、都合のいい便法として、総裁選挙を位置づけているがためのものなのかもしれない。

となれば、総裁候補のほとんどは、テレビメディアを利用しての次なる総選挙の前哨戦を個人的思惑で戦っているに過ぎないということになる。

今であれば総裁選挙を打っても金がそんなに大してかからない、しかも、愚衆志向のテレビは、相変わらずに闇雲に彼らを追い回し地元の選挙対策にはもってこい、そんなこんなの思惑に、国民は、惑わされている、というわけなのだろう。

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