Sasayama’s Weblog


2007/09/17 Monday

このあたりで、自民党は、のれん分けした方がいいのかも。

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 07:40:14

2007/09/17(Mon)
 
nullまあ、それなりにおもしろい自民党総裁選挙なのだが、「で、その後にはなにがあるの?」って考えてしまうと、自民党が大きいまま、まとまっていても、参議院がここ6年間は、野党多数であることには代わりはないのだから、何らの構造変化はないとすれば、改めて、むなしさを覚えてしまうのは、当の自民党議員たちなんだろう。

生物体の細胞は、一つの細胞が増えれば増えるほど、巨体になるんだろうが、すでに巨体を持つ自民党は、新進党などからの離党組などによる移植細胞は増えたものの、本来の細胞の数は増えていないのだから、このまま、その巨体を保とうとすればするほど、これまでの細胞のひとつひとつが、ゴムのように伸びきらなければならないって訳だ。

いってみれば、伝統ある蕎麦屋の暖簾を慕って、そば作り職人が、調理場いっぱいになってしまって、身動きのできないような状態のところに、お客は、減ってしまっているらしいっていう状況なんだから、ここは、これらの職人たちに暖簾分けするしか手がない。

伸びきった巨像のたるんだ皮膚を維持するよりも、いっそのこと、分身を作って、科学救助隊テクノボイジャーではないが、牛若丸のごとき敏捷さを取り戻し、いざというときにだけ合体するような感じにした方がいいように見えるんだが、当のご当人たちはいったい、どんなお考えなんだろうか。

一部に、小泉新党なんて話があるが、これは、その構成議員がチルドレンでは、まるで話にならないにせよ、やはり、相当の知恵者が考えた生き残りのストーリーなんだろう。

このホロニック的に小さい自民党系支店的党と公明党とがくっつけば、例の保守系中道構想(「新総合政策研究会」)の再現となるのかもしれない。

「規模の経済」が成り立たなくなっているのは、何も、産業界だけの話ではなく、政党の世界でも、しかりのようである。

多様化する消費者の購買意欲に、ニーズオリエンテッドに対応できていない今のデパートの苦境と同じような悩みは、巨大政党とて同じなのだろう。

経済界にある持ち株ホールディング会社の元に、企業が集まるような仕組みを、自民党も考えていかないと、どうも、これからは、うまくたちいかなくなってしまうんではなかろうか。


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