2008/08/23(Sat)
まあ、ネットの普及と、相対的な新聞購読料の高さで、家庭の主婦も、新聞購読料の切り詰めにいろいろ知恵を絞っているらしい。
朝刊だけとるとか、購読料の安い東京新聞に切り替えたりとか、さらには、新聞販売店からもらえる商品券やチケットサービス、洗剤サービスなどを狙いにして、2ヶ月ごとに新聞をころころ変えて、2ヶ月ごとに、これらを各紙の販売店からせしめる主婦とかが多くなっているようだ。
まあ、ほとんどいらないが、まったく新聞がないと、困るというのが、これらの主婦の皆さんの本音らしい。
そんな中での究極の新聞購読料節減策が、この「しんぶん赤旗」の購読らしい。
主義主張は関係なく、安い情報源として、「しんぶん赤旗」を購読する普通の主婦が増えてきた、ということらしい。
それに、記事内容も、ほとんど一般紙と変わらず、また、消費者サイドに立った記事スタンスも、これらの主婦層に好かれていることも原因しているもののようだ。
「しんぶん赤旗」の定価は日刊紙が月2900円、これに対して、一般紙は、一番安い東京新聞で3250円。
それにしても、その他の政党の機関紙となると、おどろおどろしくて、とても、読む気にはなれない。
ちなみに、2005年の世界の主な新聞と発行部数は、下記のとおり。
世界の有名紙の意外な発行部数の少なさと、それに比しての日本各紙の発行部数の異常な肥大振りが、目に付く。
<日 本>
読売新聞 10033千部
朝日新聞 8122千部
毎日新聞 4002千部
日本経済新聞 3041千部
中日新聞 2773千部
産経新聞 2187千部
(赤旗 1680千部)
<アメリカ>
ウォール・ストリート・ジャーナル 2084千部
ニューヨーク・タイムズ 1126千部
ロサンゼルス・タイムズ 843千部
ワシントン・ポスト 679千部
<イギリス>
デーリー・メイル 2374千部
デーリー・ミラー 1728千部
タイムズ 685千部
<フランス>
ル・モンド 367千部
<イタリア>
コリエーレ・デラ・セーラ 647千部
<ロシア>
イズベスチア 178千部
<中 国>
人民日報 2000千部
<韓 国>
朝鮮日報 2358千部