2008/08/18(Mon)
特定新興宗教との係わり合いとの偏見は世間にあるだろうが、この福岡正信さんの「粘土団子」農法は、まさにコロンブスの卵的農法であると、私は思っていた。
つまり、粘土に100種類以上の野菜や草木の種を混ぜ、それをボールのごとく、放り投げておくと、粘土の中の種が、放り投げられた地面の土と合体して、そこを苗床にして、自生していくという仕組みだ。
粗放農法の極地の技術と言えるだろう。
実は、私も、郷里の自宅の庭で、粘土の土の中に赤クローバーの種を混ぜて、放り投げて見たが、翌年には、見事に自生して、この福岡農法の確かさを実感できたことがある。
この「粘土団子」農法は、今では、アジアやアフリカ諸国などで緑化に使われているという。
その生みの親の福岡正信さんがご逝去されたという。
謹んでご冥福を祈りたい。
なお、粘土団子の作り方については、こちらのサイトをご参照
私の経験で言うと、水加減が微妙のように感じられました。