Sasayama’s Weblog


2005/10/18 Tuesday

東京での無意味な挑発−小泉靖国参拝についてのニューヨークタイムズの社説-

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2005/10/18

以下は、今日のニューヨークタイムズの社説『Pointless Provocation in Tokyo 』の概訳です。

null自らを、現代的な改革者として、示しえた選挙を終えたばかりの日本の小泉純一郎首相は、今度は、日本の軍国主義の、もっとも悪しき伝統に賛意を示すことを公的に主張した。

昨日、小泉首相は、靖国神社と呼ばれる東京都心の慰霊場を訪れ、国内テレビで放送された。

しかし、靖国は、単なる日本の二百五十万人の戦没者の慰霊の場ではない。

この神社と、これに付属する博物館(注-「遊就館」のこと)は、20世紀の最初の数十年間に、韓国や中国、東南アジアの大部分において日本が行った、日本の残虐の傷跡を残した凶暴な行動について、堂々と、展示し、宣伝しているものである。

今週から始まった例大祭において、これらの慰霊される、そして、神として参拝されるものの中には、裁きを受け、有罪の宣告を受け、処刑された14人のA級戦犯も、いる。

中国・台湾・韓国・シンガポールの指導者たちが、いち早く、見解を表明したように、この神社への参拝をすることは、日本の戦争犯罪によって犠牲となった子孫たちへの侮辱と、解釈される。

小泉首相は、自らの行動について、確信的に、万事心得ている。

彼は、この4年間、毎年、靖国神社を訪れており、そのたびごとに繰り返されるアジア諸国からの抗議を払いのけている。

そして、今回は、日本の法廷において、違憲判決も出た。

誰しも、現実的には、今日、日本が再び、帝国主義的覇権の道に乗り出すとは、懸念していない。

しかし、アジアで、もっとも豊かな国であり、もっとも、経済的に力があり、科学技術にも秀でた国である日本は、この戦後60年間守り続けてきた軍事外交的抑制のいくつかを、捨て去りつつある。

これは、まさに、近隣諸国の間に、悪夢をよみがえらせうる、まずいタイミングでの行動である。

このような挑発は、経済的に急成長している中国が、日本の最大の重要な経済的パートナーであり、その最大の地政学的挑戦者であるように思われる、このアジアの地域においては、特に無意味なように見える。

小泉総理の靖国参拝は、自由民主党の有力な構成者である右翼のナショナリストたちからは、賛辞を浴びている。

これらのグループと融和を図る代わりに、小泉首相は、郵政民営化プランに反対した自民党の反動者たちを屈服させたように、これらの右翼のナショナリストたちを、屈服させる必要がある。

日本が、恥ずかしくなく21世紀に移行出来るために、いまこそ、日本は、日本の20世紀の歴史を直視しなければならない。

以下は原文です。

Pointless Provocation in Tokyo

Published: October 18, 2005

Fresh from an election that showcased him as a modernizing reformer, Prime Minister Junichiro Koizumi of Japan has now made a point of publicly embracing the worst traditions of Japanese militarism. Yesterday he made a nationally televised visit to a memorial in central Tokyo called the Yasukuni Shrine. But Yasukuni is not merely a memorial to Japan’s 2.5 million war dead. The shrine and its accompanying museum promote an unapologetic view of Japan’s atrocity-scarred rampages through Korea, much of China and Southeast Asia during the first few decades of the 20th century. Among those memorialized and worshiped as deities in an annual festival beginning this week are 14 Class A war criminals who were tried, convicted and executed.

The shrine visit is a calculated affront to the descendants of those victimized by Japanese war crimes, as the leaders of China, Taiwan, South Korea and Singapore quickly made clear. Mr. Koizumi clearly knew what he was doing. He has now visited the shrine in each of the last four years, brushing aside repeated protests by Asian diplomats and, this time, an adverse judgment from a Japanese court.

No one realistically worries about today’s Japan re-embarking on the road of imperial conquest. But Japan, Asia’s richest, most economically powerful and technologically advanced nation, is shedding some of the military and foreign policy restraints it has observed for the past 60 years.

This is exactly the wrong time to be stirring up nightmare memories among the neighbors. Such provocations seem particularly gratuitous in an era that has seen an economically booming China become Japan’s most critical economic partner and its biggest geopolitical challenge.

Mr. Koizumi’s shrine visits draw praise from the right-wing nationalists who form a significant component of his Liberal Democratic Party. Instead of appeasing this group, Mr. Koizumi needs to face them down, just as he successfully faced down the party reactionaries who opposed his postal privatization plan. It is time for Japan to face up to its history in the 20th century so that it can move honorably into the 21st.

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2005/10/17 Monday

河岡義裕氏などのタミフル耐性論についての論議が盛んになる。

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2005/10/17(Mon)
 

null私のブログでも、これまで、鳥インフルエンザウイルスに対するタミフル耐性について、何度か、情報の紹介をしてきた。

たとえば『「日本人には、タミフルが効かなくなる」と、香港の薬理学者が警告』
中国のアマンタジン飼料混入疑惑と、人体のアマンタジン耐性化への影響
タミフルは、われわれを、鳥インフルエンザから救えるのか?』
などである。

the University of Wisconsin-Madison の河岡 義裕氏やVietnam’s National Institute of Hygiene and EpidemiologyのMai Leなど15人の科学者たちが、今週発売のネイチャーの10月20日号に、ヴェトナムの少女に見られたタミフル耐性についての論文が発表されるのに先立って、10月14日に、The Washington Post 紙に、その論文の概要が発表され、話題となっている。
Bird Flu Virus That Is Drug-Resistant Is Found in Vietnamese Girl
参照

(追記-雑誌Natureの2005年10月20日号発表の論文名は「Avian flu: Isolation of drug-resistant H5N1 virus」であった。)

日本の厚生労働省も、この河岡氏らの論文の内容を精査し、対応が必要かどうかを検討する方針を明らかにした。

ネイチャーの論文は、まだ、公開されていないが、河岡氏の論文の内容は、次のようなものとされる。

ヴェトナムの14歳の少女は、今年2月に、鶏からでなく、彼女の21歳の兄から、H5N1のヒト→ヒト感染をした。

彼女は、感染する前に、3日間、タミフルを服用した。

しかし、感染防御に失敗した。

その後、服用量を増やし、また、Relenzaの服用によって、最終的には、回復した。

彼女からは、3種類のタイプのH5N1ウイルスが検出され、そのひとつは、遺伝子が変異し、タミフル耐性があるもの、他のふたつは、部分的にタミフル耐性があるものと、タミフル耐性が疑わしいもの、であり、こうして、ウイルスの60パーセントがタミフル耐性を獲得していたという。

これらの3つのウイルスは、最初に感染したウイルスを祖とするものであるという。

昨年の日本の研究では、タミフル服用をした子供たちの18パーセントにタミフル耐性が見られたとの報告もある。

これは、河岡氏の研究によるもので、日本の生後2ヶ月から14歳にわたる子供でA型インフルエンザ・ウイルスにかかり、タミフル服用で治療を受けた子供、50人について調べたところ、その子供たちのうち、9人が、タミフル耐性を有していたことがわかったというものだ。(2004年4月6日の日本感染症学会で報告)
Flu Shows Resistance to Popular Drug 」参照

しかし、これらのタミフル悲観論の台頭に対して、Weill Medical College of Cornell UniversityのAnne Moscona氏は、「だからと言って、タミフルは使い物にならない( not going to work)と考えてはいけない。タミフルは、使い物になる( going to work)。タミフル耐性は、伝播しないし、タミフル耐性がパンデミックにならないと言う理由をわれわれは持っている。」という。

一方、the University of MinnesotaのMichael Osterholm氏は、「タミフルにH5N1防御の手段として、過大な信頼を置くことは、過ちを犯すことになるであろう。動物実験では、もし、タミフル服用前に、ウイルスに感染していれば、その効力はないという結果を得ている。』という。

さらに、ニューヨークのMontefiore Medical Center のBrian Currie 氏によれば、「H5N1がタミフル耐性を獲得していることは、不吉な前兆である。タミフルが、この地域において広く使われてきたところから、タミフル耐性があることは、驚くに足ることではないが、問題は、このタミフル耐性についてのサーベイランス・システムがないことである。この河岡氏らの論文の意味する最大のハイライトは、これらのタミフル耐性についてのサーベイランスを始めるときであることを示唆した点にある。」としている。
Bird flu shows resistance to drug』参照

また、the University of VirginiaのFrederick Hayden博士は、「この例以外でも、タミフル耐性のケースがあったが、これまで、その論文の発表を、科学・医学関係雑誌からことわられてきたケースがある。今回は、周到に発表にまでこぎつけた。』といっている。
Further reports of Tamiflu resistance in avian flu virus pending: expert』参照

これらのことから、各国のタミフル備蓄についての疑義や、タミフル耐性のある人へのRelenzaの服用などが、今、論議されている。

2005/10/17 追記 今回のネイチャー論文と、今年5月のWHOマニラ会議での報告書との関係について。

ProMED情報で、Helen Branswell氏が「Nature 誌のKawaokaらの研究報告で報じられたタミフル部分耐性症例は、2005年5月中旬にWHOのマニラ報告で報じられた症例と同一である。多くの報道が、今回の症例を全く新たな薬剤耐性株の証拠として扱っている。しかし、Dr
Kawaokaは私に対して、Nature 誌の論文内でA/VN/30408と呼んだウイルス株は、以前の報告にあったA/VN/HN30408と同一であると確認した。」
と述べている点についてであるが、このへんの事情については、この記事「Further reports of Tamiflu resistance in avian flu virus pending: expert」で、述べられている。

河岡氏は、5月6日から7日にかけて、マニラで開かれたWHOの会議にも出席してないないし、マニラ会議のレポートも読んでいなかった。

そして、河岡氏は、先週の土曜日に、このマニラ会議でのものと、今回のネイチャーの記事のものと、同じウイルスであったと、確認したとしている。

このマニラ会議の報告書は、 the New England Journal of Medicineの先月9月29日号に「Avian Influenza A (H5N1) Infection in Humans」(The Writing Committee of the World Health Organization (WHO) Consultation on Human Influenza A/H5 )として発表された。

この中で、
“High-level antiviral resistance to oseltamivir results from the substitution of a single amino acid in N1 neuraminidase (His274Tyr). Such variants have been detected in up to 16 percent of children with human influenza A (H1N1) who have received oseltamivir. Not surprisingly, this resistant variant has been detected recently in several patients with influenza A (H5N1) who were treated with oseltamivir.”
(概訳–オセルタミフルに対する高度の耐性は、N1ノイラミダーゼ(NA)であるHis274Tyrのなかの、ひとつのアミノ酸の置換によって起こる。
このような変異は、オセルタミフルを処方されたH1N1インフルエンザA型感染の子供たちの16パーセントに見られた。
当然、このような耐性変異ウイルスは、最近、オセルタミフルを処方された幾人かの患者からも検出されてきている。)

とかかれている。
以上

参考 タミフルがヒト感染鳥インフルエンザ・ウイルスに効く仕組み

タミフルは、ノイラミニダーゼ阻害剤との名のとおり、ノイラミニダーゼという酵素の働きを邪魔するための薬です。

この『感染症情報センター』の解説
によれば、

ウイルスの経路としては、

”,覆匹両緘藝挧Δ砲△襯轡▲觧世傍枌紜

▲┘鵐疋汽ぅ函璽轡垢砲茲蟶挧Δ房茲蟾まれる。→

K賤珊腓砲茲辰謄螢椒魅レオプロテイン(RNP)が細胞内に放出→

RNPは細胞核へ輸送され、その中で増殖→

ゥΕぅ襯肯鎧劼侶舛妊離ぅ薀潺縫澄璽爾瞭きにより細胞から切り離され、細胞外へ放出

ということですから、ノイラミニダーゼという酵素が働くのは、上記のイ涼奮ということになります。

このイ涼奮で、タミフルという名の、ノイラミニダーゼ阻害剤が、ウイルス粒子の形で細胞から切り離され、細胞外へ放出するのを阻止する、ということになります。

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2005/10/16 Sunday

Poultry Litterのバイオマス資源としての利用動向

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 10:05:20

2005/10/16(Sun)

null今月10月4日に、アメリカFDAが、新飼料規則を発表したが、その中に、チキン・リター(Chicken Litter )の禁止がなかったことで、アメリカ消費者団体からの反発を買っている。

このチキン・リッター(Chicken Litter )または、ポートリー・リター(Poultry Litter)というのは、鳥・家禽に与えた餌が、地面や床にこぼれ、それが、排泄物や、ホコリ、羽などと一緒に、ゴミ化したものをさす。

中には、この写真のように、鶏の死骸自体が、コンポザーに投げ込まれている例もある。

アメリカでは、このポートリー・リター(Poultry Litter)が、毎年百万トンも排出されているという。

このうちの5パーセント程度が、再び、飼料として、利用されており、その中での交差汚染が心配されているというわけだ。

特に、ブロイラー・リター(Broiler litter )が、栄養価の点から、牛の餌に使われるという
Food and Drug Law Journal
BSE SPURS BAN ON FEEDING BROILER LITTER TO CATTLE」参照

このPoultry Litterの処理については、各国でも、いろいろ、頭を悩ましているようだ。

逆に、このPoultry Litterを、バイオマス資源として、活用する動きも盛んになってきている。

そのひとつは、ペレタイザーによってペレット化し、資源化する動きだ。

熱心なのは、AgriRecycleと言う会社で、このように、大規模な、ペレタイザーによる資源化を図っている。

これが、ペレット化したPoultry Litterだ。

また、Poultry Litterを、バイオマス資源として、発電に利用するプロジェクトもある。

イギリスのthe Non-Fossil Fuel Obligation (NFFO)では、Poultry Litter Power Stationを作り、他の自然エネルギーを組み合わせての電力を、このように
作り出している。

このサイトは、Thetfordのパワーステーションの概要だ。

Poultry Litterのコンポストとしての利用の研究も盛んで、ジョージア大学では、このサイトのように、Poultry Litterをコンポスト化し、土壌浸食対策などに使う動きもある。

もっとも、この Fibrowatt Ltd.社のアメリカ・ミネソタ州へのPoultry Litter発電の進出に対して、このような反対運動もあるようだ。

このサイトは、Poultry Litterをバイオディーゼルの燃料に使うという興味深い実験だ。

また、BioSolidsという名の、肥料としての利用も、されている。
(BioSolidsについては、このサイト「WHAT ARE BIOSOLIDS?」もご参照)

各用途への利用形態は、このサイトの図式をご参照。

こうしてみてみると、嫌われ者のPoultry Litterだが、正に、これからのバイオマス資源としては、無限の可能性を秘めていることがわかる。

このサイトは、Poultry Litterのバイオマス利用のスライドだ。

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2005/10/14 Friday

尿でBSEが感染拡大するという説登場

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 16:48:17

2005/10/14(Fri)

nullサイト「Prions that cause BSE can be spread through urine: lab」
では、チューリッヒ大学病院のAdriano Aguzzi 氏グループの研究紹介をし、研究所での実験では、腎臓の慢性炎症と排泄された尿に含まれるプリオンとがかかわっていることが、実証されたとしている。

腎臓炎を持つマウスにスクレイピーを感染させ、そのマウスが、排泄した尿にプリオンが確認されたということだ。

これらの排泄されたプリオンを、他のマウスに注入したところ、それらのマウスも感染したということだ。

逆に腎臓に炎症を持たないマウスが排泄した尿については、プリオンは見られなかったということだ。

この氏の研究については、私のブログ記事「近頃気になるBSE研究 二つの話題
または、
「「悪玉プリオンは、脳以外の臓器にも蓄積」とのチューリッヒ大学などの研究
で紹介したのだが、その理論が今回の実験結果で、補強されたということのようだ。

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2005/10/10 Monday

鳥インフルエンザは、いよいよ、アジアからヨーロッパへ感染拡大

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 09:09:02

2005/10/10(Mon)
 
nullルーマニアに続いて、トルコでも、鳥インフルエンザが発生し、いよいよ、ヨーロッパに、鳥インフルエンザ感染が拡大してきている模様である。

今回の感染がわかったのは、トルコのエーゲ海近くで、七面鳥二千羽が、鳥インフルエンザで死んでいるのが発見されたという。

トルコ衛生当局は、周囲三キロを隔離ゾーンとして、その中の犬や鳩を殺処分しているという。

一方のルーマニアでの感染状況だが、黒海のダニューブ・デルタ地帯Ialomita郡Smardan村での飼育アヒルの感染が主で、H5N1 であるかどうかは、まだ確定されていない模様だ。

EUでは、これらの状況を受けて、10月10日に、トルコとルーマニアからEU25ヶ国への、すべての生体鶏の輸入を禁止した。

こうして、アジアからヨーロッパへの感染拡大が現実のものになっている中で、ギリシャ政府は、昨日、ギリシャへの感染阻止を目的とし、サーベイランスの強化、隣接する諸国からの生体鶏の移入についての、空港や港湾での監視体制の強化を発表した。

ルーマニアでは、ワクチン接種が始まり、これまで三千四百人がワクチン接種を受け、今後数日間で、十二万五千人が接種を受ける予定であるという。

また、ハンガリーでは、保健衛生担当大臣と二人の官僚が、ハンガリー開発のH5N1鳥インフルエンザ用ワクチンのボランティア接種をしたという。

EU各国の鳥インフルエンザ対応は、こちらのロイター記事をご参照

http://in.today.reuters.com/news/newsArticle.aspx?type=worldNews&storyID=2005-10-10T023117Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_India-218828-1.xml

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2005/10/07 Friday

クローン牛やクローン豚を食用に供することへの議論

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 09:19:50

2005/10/07(Fri)

null記事「Is cloned food destined for menu?」
では、クローン牛やクローン豚を食用に供することの是非をめぐっての論争を乗せている。

現在は、クローン牛やクローン豚を食用に供することについての制度的法的障害は、何もないし、FDAも『クローン動物の食用化は、食品安全上の問題とは、別の話だ。』としているが、消費者や業界の中でも、これに付いて、疑義をはさむところもあるようだ。

たとえば、The National Milk Producers Federation では、クローン牛から採取する牛乳は拒否する構えであるし、今年3月に発表された the International Food Information Councilの調査では、消費者の63パーセントが、たとえ安全でも、クローン動物の食品は買わないとしているという。

バイオ関連企業にとっての課題は、動物を、遺伝子操作で不細工に加工することによって生じる「yuck factor」(エッ!と眼を背けたくなるような要因)という倫理的な問題であるという。

「優秀なクローン動物が、必ずしも、優秀な子孫を産むことはない。奇怪な子孫を残すこともあるのだ。」というのが、クローン動物の限界でもあるのだ。

FDAが、9月19日に発表したところによると、この数週間以内に、FDAは、クロー動物の食用問題についての評価結果を、科学雑誌に掲載するとのことであったが、Lester Crawford氏の突然の解任によって、その見通しは立っていない。

今回、9月23日のLester Crawford氏の突然の解任が、この問題と関係があるかどうかは、わからない。

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2005/10/05 Wednesday

ニューオーリンズの墓地は水浸しになってしまったが。

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 15:55:06

2005/10/05(Wed)

nullニューオーリンズの水害で水浸しになった墓地を見て、ニューオーリンズでは、水害を避けるため、墓地のほとんどが地下に土葬するのではなく、地上に埋葬室を設け、その中に葬っているという話を思い出した。

私が当地を訪問したときも、この墓地が観光コースに加えられていて、見ることができた。

今回の水害では、その地上の埋葬室までも水につかっているようなので、古人の智恵をも予期しえぬ事態が、いま、ニューオーリンズに起こっているのだと、同情したくなる。

こんな一時しのぎの墓さえも、街角に立っているらしい。

しかし、考えかたを変えて、これらニューオーリンズの墓の住人たちは、すでに、そこには、いないのだと考えれば、いくらか、気は休まるのかもしれない。

そういえば、先月の彼岸の法要で、住職さんが、「千の風になって」の話をされていましたっけ。

朝日新聞の天声人語(2003年8月28日 木曜日) にも紹介されて、話題になっていましたね。

新井満さんの翻訳が本に出ていたので、買ってみると、この原詩は、それぞれ微妙な違いで、古くからいろいろな詩が出回っているらしい

ネットで調べてみると、「Do not stand at my grave and weep,私の墓標の前で泣かないでI am not there, I do not sleep.本当の私はそこには眠ってないのですから。」というのがこの詩のミソらしいのだが。

このサイト「DO NOT STAND AT MY GRAVE AND WEEP」によると、Mary Frye (1932) の詩で、「Grieve not」というのが、パブリックドメイン(著作権切れ)のようだが、そもそもの元祖らしい。

しかし、このサイト「Mary Frye’s famous inspirational poem, prayer, and bereavement verse」によると、この原作者がわかるまでは、いろいろあったらしい。

これについては、2000年5月10日に、カナダのCBC radio and TV station のKelly Ryan氏が、’Poetic Journey’と題し放送し、話題になったという。

この詩が世界から迎えられているのは、墓前にたたずむ人が、死者からの視線を、どこから感じるか、地下からなのか、地上からなのか、空からなのか、海からなのか、雑踏の中からなのか−これは、ちょっとオカルティックかな??、そのとらえ方に、この詩のユニークさを感じ取ったからに違いない。

これと同じような観点からの詩に、吉野弘さんの『真昼の星』がある。

「控えめな素朴な星は真昼の空の遥かな奥にきらめいている 目立たぬように、はにかみがちな綺麗な心は ほのかな光を見せまいとして 明るいひなたを歩むように、輝きを包もうとする星たちは 真昼の空の遥かな奥にきらめいている ひそやかに、静かに」

この詩は、高田三郎さんの作曲によって、合唱組曲「心の四季」のなかの一曲にもなっている。
「音楽放浪記」のMIDIサイトもご参照

もしかして、ニューオーリンズの墓地の住人たちは、メキシコ湾の真昼の空から、ニューオーリンズの再建を見守っているのかもしれない。

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アメリカFDAが、新飼料規則発表

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 12:22:44

2005/10/05(Wed)

nullアメリカFDAが、新飼料規則を発表した。

内容は、下記のとおりである。

下記の牛からのものは、牛以外の動物飼料(鶏、豚、ペット関係飼料)についても、新飼料規則制限の対象となる。

しかし、アメリカ初のBSEが発見された直後、今から19ヶ月前に発表された飼料規制の内容から、次の三点について、後退が見られていると、批判の声もある。

その三点とは、ゝ蹐侶豈佞龍愡澆ない。▲譽好肇薀鷸頂擇了料使用禁止がない。チキン・リターの禁止がない。
である。

さらに、SRMとされる、眼、小腸の一部の回腸遠位部、も、除外されていない。

今回の新飼料規制について、アメリカの消費者団体(Consumers Union、Consumer Federation of America、など)は、「脳と脊髄の禁止だけでは、これまでのループホールは、閉じられていない。」として、反発の声を上げている。

ある獣医は、『90パーセントの危険部位の除去では意味がない。100パーセントの危険部位除去があって、初めて意義がある。』と批判している。

1.月齢30ヶ月以上の牛からの脳・脊髄

2.検査されない、また、人間の食用に適さない、牛の脳・脊髄で、これについては、いかなる月齢も対象となる。

3.検査されない、また、人間の食用に適さないもので、脳・脊髄が取り除かれていない、すべての死骸。

4.0.15パーセント以上の不溶解不純物を含む牛脂−タロー−であって、上記規則で禁止された部位から抽出されたもの。

5.MRMによる肉

以上

Consumers Unionの見解
http://www.consumersunion.org/
pub/core_food_safety/002715.html

その他参考サイト
http://www.agweb.com/get_article.asp?pageid=121524&src=gennews
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2005/10/04/AR2005100400885.html
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=10794
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=10000087&sid=aFy_3.KeIeaM&refer=top_world_news
http://www.capitalpress.info/main.asp?SectionID=94&SubSectionID=801&ArticleID=20222&TM=63596.81
http://www.fda.gov/bbs/topics/news/2005/new01240.

追記 アメリカFDA発表の飼料新規則に対する批判集

昨日FDAが『満を持して?』発表したはずの新飼料規則に対して、早くも、批判の嵐が吹き始めている。

その1.the Public Interestの Caroline Smith DeWaal氏
「先月のUSDAのLester Crawford 氏が約束したものと違い、政府は、今の飼料規則と現実とのギャップを埋めていない。
これでは、この新規則に、SRM(危険部位)の概念を合わせなければならなくなる。これを、我々は、手加減したSRMとよびたい。
また、カットオフ月齢を30ヶ月としているが、アメリカには、日のカットオフ月齢を保障しうるトラッキングシステムがない。」
http://www.boston.com/
news/nation/articles/2005/10/05/
fda_offers_new_rules_to_reduce_mad_cow_risk/

その2.the Center for Food SafetyのJoe Mendelson氏
「この新規則では、実際のところ、十分な禁止措置はとられえない。」
http://www.postchronicle.com/news/health/article_212769.shtml

その3.Consumers UnionのMichael Hansen氏
「新飼料規則は、抜け穴に満ちており、公衆衛生を保護するには、弱い。
これでは、牛の血は、(代用乳となって)再び牛に戻るであろう。
血の使用が規則の適用から除外されていることが、問題である。
なぜならば、牛の血が、感染に関与しているからだ。
チキン・リターや鶏小屋の剥離物が、除外されていない点も、問題である。」
http://www.marketwatch.com/
news/story.asp?guid=%7B5D91C2AC-3489-44DA-
ADC5-3942191E3E28%7D&siteid=google

その4.the National Renderers AssociationのTom Cook氏
「新飼料規則で脳や脊髄を禁止しても、死にかけた牛を農家から一頭25ドルで引き取ってくるレンダラーは、死後硬直した死骸から危険部位を取り出すには、コストがかかるので、それをしないであろう。
検査員による検査はないのだし、結果、違法な死骸処理が行われるであろう。」
http://www.nytimes.com/2005/10/05/health/05cow.html

その5.前USDAの獣医のLinda Detwiler氏
「感染性のある危険部位を100パーセント取り除かない新飼料規則には、失望した。」
http://www.mercurynews.com/
mld/mercurynews/news/politics/12817593.htm

以上のように、批判ごうごうのFDA発表の新飼料規則であるが、これについてのパブリックコメントは、12月19日に締め切られるとのことである

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2005/10/03 Monday

やはり起こった水俣病ダブルスタンダード訴訟

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 13:38:20

2005/10/03(Mon)

null
昨年10月15日に、「水俣病関西訴訟」の上告審判決が最高裁第二小法廷(北川弘治裁判長)であり、行政責任を認めた二審・大阪高裁判決を支持し、「1960年1月以降、水質保全法などに基づく排水規制を怠ったのは違法」とする初判断を示してから一年がたちつつある。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=115 参照

その後、環境省は、、「最高裁の判断は、個別の患者に対して行ったのであり、公害健康被害補償法(公健法)による制度としての認定基準とは別のものである。」との解釈を示し、認定基準の見直しを否定し、いっぽう、新救済策をまとめ、医療費を全額助成することになる保健手帳の申請受け付けを十月十三日から再開することとしていた。

しかし、認定基準が見直されずに、一時金を受け取れない患者約1170人でつくる「水俣病不知火患者会」(大石利生会長)は27日、国、熊本県、原因企業チッソを相手取った損害賠償請求訴訟を10月3日に熊本地裁に起こすと発表した。

この問題の根底には、旧病像論にもとずいての、1995年の村山富市内閣での政府解決策と、 「不知火海沿岸の住民で、(手足の先ほど感覚異常が強く表れる)四肢末端優位の感覚障害があれば水俣病」であるとする新病像論にもとづく最高裁第二小法廷見解との間の矛盾を、昨年環境省が提示した新救済策では、整合化できなかったことにある。

その意味で、今回の「水俣病不知火患者会」の訴訟は、国の進めるダブルスタンダード新救済策の矛盾に対して、迫るものでありうる。

ダブルスタンダード水俣訴訟といってもいい。

最高裁の判決を個別問題として、認定基準は、そのままという、環境省のスタンスは、あまりにも、ご都合主義のように思われる。

クールビズのヒットに浮かれるのはいいが、国民の健康問題の根幹に触れるこのような問題をおろそかにしてはならない。

これから来るアスベスト訴訟嵐のよき前例になりうるような、国民重視の政策対応をとってもらいたいものだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20050927-00000178-jij-soci

为翻译对汉语, 使用这 ⇒http://translate.livedoor.com/chinese/

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2005/10/01 Saturday

「日本人には、タミフルが効かなくなる」と、香港の薬理学者が警告

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 22:07:48

2005/10/01

null香港のクイーンメアリー病院薬理学部の薬理学者ウイリアム・チュイ準教授は9月30日、鳥インフルエンザウイルスがインフルエンザ感染症治療薬「タミフル」 に耐性を持っていることを明らかにした。

このサイト『Avian Flu Virus Showing Resistance to Tamiflu』の中で、ウイリアム・チュイ準教授は、日本人のもつタミフル耐性について、次のように述べている。

「タミフルが、慣例的に、一般の人間のインフルエンザに対して処方されている日本においては、この薬に対し全体的に耐性が進行しているとも、報告されている。このようなことで、日本においては、H5N1は、これまで、家禽においてしか、検出されてこなかった。」

(They also reported that general resistance to the drug is growing in Japan, where Tamiflu is prescribed routinely for common human influenzas. Thus far, H5N1 has been detected only in poultry in Japan. )

そして、このようにタミフル耐性が着いてくると、タミフルよりは、Relenza (zanamivir)のほうが、日本人などには、効くのではないのか、とも述べている。

さらに、9月22日のランセットのオンライン版に紹介されたBright RA博士などによる論文「Incidence of adamantane resistance among influenza A (H3N2) viruses isolated worldwide from 1994 to 2005: a cause for concern」(Bright RA, Medina Mj, Xu X, Perez-Oronoz G, Wallis TR, Davis XM, Povinelli L, Cox NJ, Klimov AI The Lancet - Vol. 366, Issue 9492, 1 October 2005, Pages 1175-1181)で「amantadine と rimantadineとは、結局のところインフルエンザに対する効力を失ってしまうであろう。」との警告をしているところに注目している。

日本では、タミフル処方をする割合が増えているとも聞いているが、この際、考え直すべきときがきているようだ。

http://www.medpagetoday.com/
ProductAlert/DevicesandVaccines/tb/1781

http://mediresource.sympatico.ca/
channel_health_news_detail.asp?channel_id=
133&menu_item_id=4&news_id=8048
参照

为翻译对汉语, 使用这 ⇒http://translate.livedoor.com/chinese/

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