Sasayama’s Weblog


2007/01/19 Friday

エジプトで、タミフル耐性のH5N1ウイルス検出との報道だが。

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 21:12:53

2007/01/19(Fri)
 
nullH5N1に感染し昨年末に死亡したエジプトの2人から、抗ウイルス薬タミフルに耐性のあるウイルスが検出されたと、世界保健機関(WHO)が18日発表したというのだが。
参照「Avian influenza - situation in Egypt 」

WHOによると、エジプト北部Gharbiyaで同じ家に住む親せき同士のWarda Eidh Ahmedという名の16歳女性と26歳男性が相次いで感染し、女性のほうは、昨年12月19日に、男性の方は、昨年12月17日に入院し、12月21日から、一日2錠のタミフルによる治療を始めたという。

12月23日に、二人は、referral hospitalへ移されたが、女性のほうは、12月25日に、男性の方は、12月28日に、死亡したという。

投与開始2日後に採取した検体の、ポジション294にNからS への変異(N294S)が見られ、タミフルに中程度の耐性のあるウイルスであることがわかったという。

しかし、専門家の話によると、タミフルの治療を始めてから変異にいたるまでの時間が短すぎるのではないかとの指摘もある。

そこで、実際は、青海株においても、同じN294S変異があったにもかかわらず、公にされなかったのではないかと、推測する向きもあるようだ。

つまり、エジプトでタミフル治療を行う前から、ウイルスには、タミフル耐性が備わっていたのではないかという推測だ。

N294Sは、Vietnamでもみられたタミフル耐性変異のひとつでもあり、エジプトでのタミフル服用による変異ではないようにもみえる。

また、ヒトへの感染と関係のあるreceptor binding domainのポジション230でのMからIへの変異(M230I)も認められたという。

M230Iの変異は、ヒト・インフルエンザの H1N1, H3N2, インフルエンザ Bの三つのタイプにも見られる変異であり、これは.鳥インフルエンザウイルスの変異ではなく、HIVの変異だとする見方もあるようだ。

ポジション230にMからIへの変異(M230I)が見られたケースとしては、中国で、2001年と2002年に見られたウイルスの二つ(A/duck/Zhejiang/bj/2002(H5N1) と A/Duck/Hong Kong/380.5/2001)がある。

このエジプトの患者のウイルスに見られる変異としては、このほかに、M230Iと同じく、受容体結合ドメインでの変異として、V223Iが見られるという。

V223Iは、A/bar-headed goose/Mongolia/1/05にも、A/chicken/Yamaguchi/7/2004にも見られた変異である。

なお、タミフル耐性のウイルスの変異としては、H5N1では、R152K、H274Y、N294Sがあり、H5N2では、E119G/A/D/V,R292Kがある。

H5N1
R152K(ポジション152でのアルギニンからリシンへの変異、N1)
H274Y(ポジション274での、ヒスチジンからチロシンへの変異、N1) 、
N294S(ポジション294でのアスパラギンからセリンへの変異、N1)

H5N2
E119V、G、A、D(ポジション119での、グルタミン酸からバリンまたはグリシンまたはアラニンまたはアスパラギン酸への変異、N2 ),
R292K(ポジション292でのアルギニンからリシンへの変異、N2)

この例のうち、H274Y(ポジション274での、ヒスチジンからチロシンへの変異、N1)については、ヴェトナムの少女でタミフル耐性があったもので、これについては、私の以前のブログ「インフルエンザA型H5N1感染治療中のタミフル耐性について」に詳しく書いたことがある。

なお、HIVとH5N1との関係については、サイト「HIV Could Launch Bird Flu Pandemic 」 において、次のように書かれている。

Robert Webster 博士によれば、すでにHIVに感染している患者は、免疫系が弱っているために、H5N1を、人間に感染しやすい形に変えてしまうという。

これは、なにも、HIVに限らず、同じく、免疫系が弱っている、がん患者についても言えると、Robert Webster 博士は、いっている。

ちなみに、エジプトにおけるHIV患者は、公式には、1986年来、1800人ということだが、実際には、これ以外に隠された患者が相当数あると推測され、その数は、2003年時点で、5000人から30000人が、いるとされ、これでいくと、エジプト人の2355人に一人が、HIVであるとの数字もあるようだ。
参考「Egypt confronting HIV」

また、同じサイトの数字では、インドネシアにおけるHIVは、130000人といわれている。

偶然か、HIVの多い国でのH5N1による死亡者が多いのが、気になるところだ。
参考
「N294S Tamiflu Resistance Marker In H5N1 Ducks」など


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2007/01/12 Friday

宮崎県清武町の鳥インフルエンザ問題

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 10:44:06

2007/01/12(Fri)
 
null宮崎県宮崎郡清武町木原の「谷口孵卵場黒坂農場」で今月10日から11日にかけて、飼育しているニワトリ1万2千羽のうち、およそ750羽が死んだ。

その後も、新たに、鶏が死んでおり、10日約250羽、11日約500羽、12日約1650羽合計2,400羽(同養鶏場の約1万2000羽の5分の1)死亡となっている。

獣医師による簡易検査では、鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出ており、宮崎県家畜保健衛生所がさらにウイルス分離検査を実施し、茨城県つくば市の動物衛生研究所の検査を経た上、結果は13日に判明するとのことである。(2007/01/13追記 宮崎県における鳥インフルエンザウイルスは、H5亜型のA型インフルエンザであるとの発表があったが、N1なのかどうか、や、遺伝子型についての発表は、持ち越されたようだ。
2007/01/16追記 動物衛生研究所の発表によると、 宮崎県清武町の鳥インフルエンザのウイルスは、H5N1型であることが確認された。遺伝子解析の発表はまだのようだ。)

これを受け宮崎県は、この養鶏場を隔離するとともに、半径10キロ以内にある17の養鶏場にもニワトリや卵などの移動を自粛するよう要請した。

1.清武町周辺の渡り鳥飛来地

地図で見る限り、この清武町には、特におおきな水鳥飛来地は、ないようなのだが、日向灘や、それらへの河口には近いようだ。

日向灘の宮崎県側には、一ツ瀬川河口域(児湯郡、宮崎市)や、宮崎港の一ッ葉入り江(宮崎市)をはじめとして、多くの干潟などがあり、そこには、冬場では、イソシギ、カワウ、カルガモ、マガモ、ミサゴ、イソシギ、ズグロカモメ、シロチドリ、ハシボソカラス、ダイサギなどの水鳥が多数見られるようだ。

一ツ瀬川河口域は、韓国の済州島などとともに、クロツラヘラサギの越冬地としても、知られているようだ。

一ッ瀬川の水鳥については、このサイト
一ッ葉入り江の水鳥については、このサイト
ご参照

2.渡り鳥によるウイルス伝播の可能性

この時期の韓国との渡り鳥の往来については、わからないが、昨年11月末の韓国の鳥インフルエンザ発生との関係は、見ておかないといけないだろう。

nullつまり、左記の図の韓国のフライウェイの矢印の先に、日本の九州があるという事実だ。

これについては、私の別のブログ記事「韓国で、大規模な鳥インフルエンザ発生」ご参照

ちなみに、宮崎県は、児湯養鶏農協など、ブロイラーの全国一の生産地であり、児湯郡と宮崎郡とは、宮崎市を間に挟んで、日向灘沿いに、隣り合わせになっている。

これらのウイルスがどのルートできたかだが、渡り鳥による伝染の可能性が強い。
.
.

3.開裂部位や.「受容体結合ドメイン」の遺伝子配列の変異で、渡り鳥の飛来方向が、ある程度、確定できる-青海株か?福建株か?-

渡り鳥伝播説によった場合、その開裂部位( cleavage site 、Amino acid at position 323-330)の遺伝子配列が、下記のどちらに該当するかによって、飛来方向が、かなり明確になるだろう。
参考「H5N1 cleavage sites 」

ちなみに、韓国の鳥インフルエンザウイルスは、下記記載「「H5N1 」ウイルスの開烈部位のPB2 E627K遺伝子配列15のパターン」のうちの�イ寮蝶こ�(the Qinghai strain)と同じであった。
参照「Qinghai H5N1 Confirmed On South Korean Farms」

青海株(the Qinghai strain)は、2005年5月に、中国の青海湖で発見されたもので、ここから、2005年夏に、ロシア、モンゴル、カザフスタンにわたり、それから、2005年後半から2006年初頭にかけて、ヨーロッパ、中東、アフリカ、インド、アフガニスタンへと、拡大していったものである。

このサイト、「Suspect Qinghai H5N1 Infections in Japan」では、日本のものも、この青海株(the Qinghai strain)であろうと推測している。

これとは別に、2005年3月に中国の福建省で見られ、その後、香港・ラオス・マレーシア・タイなど、東南アジアに見られたA/DK/Fujian/1734/05(H5N1)など、福建株(the Fujian strain )と呼ばれるものがあるが、このなかで、A/Guinea fowl/Shantou/1341/2006(H5N1)だけが、青海株(the Qinghai strain)であるとされている。

さらに、下記の5で述べる「受容体結合ドメイン」の遺伝子配列の変異によっても、どこで発見されたウイルスなのかが、ある程度、特定できる。

参照
「福建株が、鳥インフルエンザの大きな要因とのアメリカ・香港共同研究チームの指摘」
「Study says new H5N1 strain pervades southern China」

4.鳥インフルエンザ・ウイルスの開烈部位のPB2 E627K遺伝子配列如何が、サイトカイン・ストームをもたらす

nullこれまで発生した鳥インフルエンザ・ウイルスの開烈部位のPB2 E627K遺伝子配列を見てみると、下記のパターンに分けられうる。

ちなみに、このPB蛋白の E627Kの部分に変異が起きると、サイトカイン・ストーム(免疫応答の異常によるサイトカインの過剰産生)誘導をもたらす可能性が高いとされる。

参考「Fujian H5N1 Bird Flu Spreads Throughout China 」
「China releases human H5N1 sequences」
「H5N1 cleavage site options」
「Novel Human H5N1in Indonesia Raises Pandemic Concerns」
「Flu Wiki 2 - Forum - RESRRKKR」
「Growing H5N1 Transmission Chain in Indonesia Raises Concerns 」
「Evolution and Spread of Fujian H5N1 In China」
「A list of relevant mutation position 」
「H5N1 HA Cleavage Site Evolution 」
「Doctors find more evidence bird flu can evade drug」
「Qinghai HA in Indonesia」
「H5N1 cleavage site options」
「Important H5N1 Treatment Hints」
「Example 1: 453 avian influenza HA genes」

(1)「H5N1 」ウイルスの開烈部位のPB2 E627K遺伝子配列のパターン

注-このシーケンスの見方ですが、左からamino acid at position 323から始まりamino acid at position 330までの7つのポジションになっています。

アルファベットの示す意味ですが、次のとおりです。
R=アルギニンArginine (Arg) E=グルタミン酸Glutamic Acid (Glu) S=セリンSerine (Ser) K=リジンLysine (Lys) G=グリシンGlycine (Gly) I=イソロイシンIsoleucine (Ile) D=アスパラギン酸Aspartic Acid (Asp) Q=グルタミンGlutamine (Gln)
さらに詳しくは、こちらのサイト「The Single-Letter Amino Acid Code」の一覧表をどうぞ。

� �RESRRKKR」-インドネシア(2005年と2006年発見)、インドネシアの猫よりのもの。(A/Indonesia/321H/2006など)
�◆�RERRRKKR」-アジアでもっともポピュラーなパターン、1997年香港、2004年ヴェトナムで発見、ヴェトナム、タイ、カンボジアの配列(A/ Viet Nam/ 1194/ 2004など)
��「RERRKKR」-2005年のヴェトナムにおける毒性中位の配列で、上記�△�ら「R」がひとつ無くなっている2005年ヴェトナムの配列(日本のA/chicken/Yamaguchi/7/04など)
�ぁ�RERRRKR」-中国・福建株、中国のウイルスで、上記��から、「K」がひとつなくなり、「R」がひとつふえている。(A/DK/Fujian/1734/05など)
�ァ�GERRRKKR」-中国の青海湖での発見ウイルスで、�い遼粗�の「R」が「G」に変わっている。中国西部、韓国、ロシア、モンゴル、カザフスタン、ヨーロッパ、中東、アフリカ、インド、アフガニスタン、トルコ、イラク、アゼルバイジャン、エジプトのウイルスの配列もこれと同じ、インドネシアのバリ島で発見されたA/duck/Badung-Bali/05/2005も同じ(Goose/Qinghai/0510/05、A/chicken/Egypt/2253-1/2006など)
�Α�REGRRKKR」-中国・湖南( A / swine / Anhui / 2004など)
�А�REGGRRKR」-中国・湖南その2(A/chicken/Hunan/2246/2006など)
�─�RERRRRR」-中国・湖南その3、二人の人間より検出(A/Hunan-Xiangtan-he/12/2005など)
��「GERRRRKR」-モンゴルの白鳥より検出(A/whooper swan/Mongolia/3/05など)
��「REGGRKKR」-中国・河北(A/chicken/Hebei/326/2005など)
��「RERRRIKR & RERRRIKK」−インド(2003年)
��「RDRRRKKR」−中国・上海(アヒル)(A/duck/Shanghai/1/2000など)
��「GEGRRKKR」−スーダン(A/chicken/Sudan/1784-10/2006など)
��「GDRRRKKR」−ルーマニア(A/chicken/Romania/4793/Tl/2005など)
��「KERRRKKR」−エジプト、タイ(A/chicken/Egypt/5610NAMRU3-F3/2006 A/Thailand/HA20/2005)
�亜�GKRRRKKR」−エジプト(A/chicken/Egypt/5611NAMRU3-AN/2006)
�院�GERIRKKR, GERKRKKR, GEKRRKKR」-novel Europe

(「H5N1 cleavage sites 」
「H5N1 cleavage site options - FluTrackers」
「Cleavage」
「The Single-Letter Amino Acid Code」参照)

(2)福建株における開烈部位の上流の配列の違い

福建株においては、開烈部位の上流のシーケンスであるamino acid at position 315(314)のシーケンスが、他のアジア株と、次のように異なっている。

福建株とその他のアジア株との配列の違い

福建株の配列-「LRERRRKR⇒以下、開烈部位のシーケンスの先頭のポジション(323)である「R」につながっていく。」

アジアに見られる配列-「QRERRRKKR⇒以下、開烈部位のシーケンスの先頭のポジション(323)である「R」または「G」につながっていく。」

福建株では、アジアの配列の「Q」が「L」に変異し「K」が欠落している。
参考
「Evolution and Spread of Fujian H5N1 In China」
「Dr Niman on cleavage site evolution 」
「Engineered viral vaccine constructs with dual specificity: Avian influenza and Newcastle disease」
「H5N1 Confirmed On South Korean Farm」

5.「受容体結合ドメイン」での変異が、人への感染の容易さを決定付ける。

H5N1のreceptor-binding domain (RBD)(日本語では、「受容体結合ドメイン」とでも訳すのでしょうか。)での変異が、ヘマグルチニンをヒト受容体に結合し易くし、人への感染の容易さを決定づ゛けるとされている。

このreceptor-binding siteは、HAによって異なり、
H3 numbering systemをつかってみる(H5の場合は、ポジションナンバーが、これと異なってくるので、ご注意。)と、
amino acids position の 98, 134–138, 153, 155,183, 190, 194, 195、224–229 などとされている。

このうち、position 190までを上流(upstream)、position 190以降を下流(downstream)としているようだ。

この receptor binding domain における遺伝子のシーケンスが、人への感染性を決めるものとされている。

参照「The index influenza A virus subtype H5N1 isolated from a human in 1997 differs in its receptor-binding properties from a virulent avian influenza virus」
「Qinghai H5N1 Receptor Binding Domain Changes In Middle East」
「H5N1 Acquisition Matches Influenza B Receptor Binding Domain」

これまで変異が見られた receptor binding domain は、下記のとおりである。

なお、この見方ですが、たとえば、「D187N 」と書いてある場合には、「ポジション187において、D(アスパラギン酸)からN(アスパラギン)に変異した」ということを指します。

アミノ酸記号については、このサイト「DNA とアミノ酸の暗号表 」をご参照ください。

Amino acid residue position 190の上流(upstream) 

amino acid at position 186(position186でのアミノ酸配列変異、以下同じ)-
N186K(Qinghai分離株 Azerbaijan分離株)(アスパラギンからリシンへ変異)
or
N186S(Qinghai分離株)(アスパラギンからセリンへ変異)

amino acid at position 187(position187でのアミノ酸配列変異、以下同じ)-
D187N (Hunan分離株-isolates- A/chicken/Hunan/2246/2006など) (アスパラギン酸からアスパラギンへ変異)

amino acid at position 188-
A188E (Shanxi分離株 A/chicken/Shanxi/2/2006など) (アラニンからグルタミン酸へ変異)

amino acid at position 189-
A189T (Shanxi分離株 A/chicken/Shanxi/2/2006など) (アラニンからスレオニンへ変異)
or
A189E (Hunan分離株 A/chicken/Hunan/2246/2006など) (アラニンからグルタミン酸へ変異)

Amino acid residue position 190の下流(downstream)

amino acid at position 190-
E190D ( Vietnam分離株 A/Vietnam/1203/2004など) (グルタミン酸からアスパラギン酸へ変異)
or
E190V ( Vietnam分離株) (グルタミン酸からバリンへ変異)

amino acid at position 192-
T192I (Shanxi & Hunan 分離株 A/chicken/Shanxi/2/2006 A/chicken/Hunan/2246/2006など ) (スレオニンからイソロイシンへ変異)

amino acid at position 194-
L194I (Shanxi & Hunan 分離株 A/chicken/Shanxi/2/2006  A/chicken/Hunan/2246/2006など) (ロイシンからイソロイシンへ変異)

amino acid at position 196-
Q196R(Qinghai分離株)(グルタミンからアルギニンへ変異)

amino acid at position 214-
V214M (Shantou 分離株 A/goose/Shantou/2086/2006など) (バリンからメチオニンへ変異)

amino acid at position 220-
R220K (Shanxi 分離株  A/chicken/Shanxi/2/2006など) (アルギニンからリシンへ変異)

amino acid at position 222-
K222Q (Shanxi 分離株 A/chicken/Shanxi/2/2006など) (リシンからグルタミンへ変異)
or
K222R (Shantou 分離株 A/goose/Shantou/2086/2006など) (リシンからアルギニンへ変異)

amino acid at position 223-
V223I (Shantou 分離株 A/goose/Shantou/2086/2006など) (バリンからイソロイシンへ変異)

amino acid at position 225-
G225D ( Vietnam分離株 A/Vietnam/1203/2004など) (グリシンからアスパラギン酸へ変異)

amino acid at position 226-
Q226L ( Vietnam分離株 A/Vietnam/1203/2004) (グルタミンからロイシンへ変異)

amino acid at position 227-
S227R (Shantou 分離株  Qinghai分離株  A/goose/Shantou/2086/2006など) (セリンからアルギニンへ変異) 
or
S227N(Turkey & Vietnam分離株  A/turkey/Kfar Warburg/1224/03 A/Vietnam/1203/2004など、この株は、H9N2 とH5N1とがミックスしたものといわれている。) (セリンからアスパラギンへ変異)

amino acid at position 228-
G228S ( Vietnam分離株 A/Vietnam/1203/2004 など) (グリシンからセリンへ変異)

amino acid at position 230-
M230I (Egypt分離株 Qinghai分離株 Zhejiang分離株 A/Egypt/12374-NAMRU3/2006 A/duck/Zhejiang/bj/2002( など ) (メチオニンからイソロイシンへ変異)

参考「H5N1 Fujian Cleavage Site Evolution」
「OIE Hong Kong Report 」
「Hunan H5N1 Has Multiple Receptor Binding Domain Changes 」
「A list of relevant mutation position 」
「H5N1 genetic structure」
「If anyone one is interested in the progress of H5N1 from sources doing histology 」
「Qinghai H5N1 Receptor Binding Domain Changes In Middle East」

なお、以下は番外であるが、ヒト感染H5N1ウイルスで、タミフル服用によってタミフル耐性が生じうる変異としては、下記のものがある。

R152K(ポジション152でのアルギニンからリシンへの変異、N1)( B/Memphis/20/96  など)
H274Y(ポジション274での、ヒスチジンからチロシンへの変異、N1) (A/Texas/36/91など)、
N294S(ポジション294でのアスパラギンからセリンへの変異、N1) ( Qinghai株に、この変異が見られたとされているが、公式の発表はないようだ。)

なお、このサイト「Seasonal & Pandemic Influenza」によれば、日本の場合、E119V,R292K,N294Sの変異は、H3N2ウイルスに対して、18パーセントの小児が耐性を示し、H274Yの変異は、H1N1ウイルスに対して、18パーセントの小児が耐性を示したとされる。

ウイルスごとの更なる詳細な遺伝子配列については、「The Influenza Sequence Database」をご参照
たとえば、これに、ウイルス名「A/Bar headed goose/Qinghai/1A/2005 」を入力すると、Raw Sequenceが得られる。

これによって得られた「Raw Sequence」を「amino acids」配列で見るには、さらに、「Sequence Manipulation Suite」や「Translation of DNA to an Amino Acid Sequence」や「BCM Search Launcher」や「Translate a DNA Sequence」や「Translation of DNA to an Amino Acid Sequence」などのTranslationにかける必要がある。

「Raw Sequence」のTranslationには、「Geneious 」など、フリーソフトのダウンロードによっても、可能である。

6.日本の鳥インフルエンザ・ワクチンのクレード2対応は、始まったばかり

なお、現在のH5N1のワクチン対応は、交差反応性にしたがって、次の分類によるクレード(系統分岐)対応となっている。

クレードごとの遺伝子配列の違いは、このサイト「Evolution of H5N1 avian influenza viruses in Asia」をご参照

�.�レード1
-ヴエトナムを中心とした東南アジア

�▲�レード2

サブ・クレード��
-インドネシア

サブ・クレード��
-青海株−中国西部、韓国、ロシア、モンゴル、カザフスタン、ヨーロッパ、中東、アフリカ、インド、アフガニスタン

サブ・クレード��
-福建株−中国南東部、香港・ラオス・マレーシア・タイなどの東南アジア

参照「Qinghai H5N1 Confirmed On South Korean Farms」

これまで、日本のH5N1ワクチンは、ベトナム株をもとにしたクレード1対応としてきたが、昨年秋に、クレード2対応ワクチンとして、インドネシア株をもとにしたクレード2 対応ワクチン開発を決め、国立感染研究所で対応済みである。

世界的には、クレード2は、上記のように、さらに、サブクレード�記供´掘,忘拱�化し、対応するようになっている。

昨年秋の日本のクレード2対応ワクチンは、このうちのサブクレード�蟻弍�ワクチンのようである。

しかし、これが、クレード2 サブクレード�兇函▲�レード2 サブクレード�靴砲弔い討睛�効であるかどうかについては、検証されていないようだ。

アメリカも、昨年11月、クレード2対応に切り替え、米国疾病予防センター(Centers for Disease Control and Prevention: CDC)から提供されたシードウイルスをもとに、Sanofi-Aventis(サノフィ-アベンティス)社が、アメリカ政府との契約の元に、H5N1クレード2のバルク濃縮液を製造している。

なお、このSanofi-Aventis(サノフィ-アベンティス)社傘下のサノフィ・パスツールのワクチンは、クレード1に属するヴェトナム株ウイルスを基に作成されているものであっても、クレード2に属するウイルスに対しても、効力があるとの説があるようだ。
参照「Bird flu vaccine may be more protective than thought」

追記 2007/01/14 おざなりの環境省の鳥インフルエンザ野鳥調査

環境省と宮崎県が、鳥インフルエンザの発生した清武町の養鶏場周辺約3キロ四方(2007年1月16日の朝のNHKでは、半径300メートルと報道されたが、環境省さんに確認したところ、半径3キロメートルのほうが正しいとのことであった。)を調査範囲として、野鳥の生息調査を実施したが、野鳥の大量死などの異常は見当たらなかったとしている。
このサイト参照

調査対象の野鳥は、確認した野鳥32種のうち、マガモやツグミ、オオバンなど15種の渡り鳥で、野鳥の種類や生息場所などを調べた結果、「野鳥に関しては普段の状況と変わりはなかった」という。

しかし、ここで問題なのは、「鳥インフルエンザの発生した清武町の養鶏場周辺約3キロ四方」を調査範囲としたということだ。

家禽は、半径10キロメートル以内移動禁止なのに、野鳥の調査は、何で、3キロ四方(半径3キロメートル)なの?っていう、素朴な疑問がわいてくる。

それに、今回の場合には、9.3キロ先に、野鳥の大集結基地の宮崎港の一ッ葉入り江があるのに、それを、問題視していないようなのである。

現場の地図は、このサイトからどうぞ。

左下の目盛りが移動制限の範囲である10キロの目盛りである。

地図の中心に「谷口孵卵場」というのが、今回の鳥インフルエンザの発生場所で、地図の右斜め上が、宮崎港の野鳥の飛来地である一ッ葉入り江である。

一ツ葉入り江の場所はこの地図である。


为翻译对汉语, 使用这
⇒http://translate.livedoor.com/chinese/

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2006/11/23 Thursday

韓国で、大規模な鳥インフルエンザ発生

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 15:49:58

2006/11/23(Thu)
 
null韓国南部の全羅北道(Jeollabukdo)郡 益山(Iksan)市(韓国語で「익산시」)咸�M献愁�ネ里(地図は、こちらとこちらご参照)の「씨암탉」養鶏場で、大規模な鳥インフルエンザ(韓国語で「조류독감」)が、発生した。

先週日曜日以来、養鶏場の鶏一万三千羽のうち、六千羽が死亡しているという。

ウイルスの型などは、不明であるが、今週の土曜日までに確定する見通しである。

韓国での大規模な鳥インフルエンザの発生は、2003年12月以来のものである。
参照

韓国語ニュースサイトでの鳥インフルエンザ関連報道は、こちらか、こちらからどうぞ。。

韓国語の翻訳は、このサイトからどうぞ。

ビデオは、韓国語ですが、こちらやこちらからどうぞ。

2006/11/24追記 渡り鳥は、鳥インフルエンザ発生の朝鮮半島を経由して、南に向かう季節

今回の韓国での鳥インフルエンザ発生は、渡り鳥シーズンだけに、及ぼすところ、大きそうだ。

特に、ロシアやカザフスタンやモンゴルから南に向かう渡り鳥の休憩地が朝鮮半島であるところから、韓国政府は、頭を抱えているようだ。

とりあえず、渡り鳥の季節には、家禽を屋内にとどめておいたり、渡り鳥の鳥インフルエンザ感染状態をモニターする体制をしくとかの対策しか、思いついていないようなのだが。

ちなみに、シベリアからのフライウェイは、この図のように、朝鮮半島をかすっていっている。

null韓国の渡り鳥(韓国語で「철새」)の飛来地としては、忠清南道浅水湾(韓国語で「천수만 」)、京畿道シファ湖(韓国語で「시화호 」)、坡州市臨津江(韓国語で「임진강이」)江原道鉄原郡(韓国語で「철원평야」)、全羅南道栄山湖順天湾(韓国語で「순천만」)などがある。

今回の発生地は、冬には、コハクチョウやマガモ、ミヤコドリやズグロカモメなどが飛来する忠清南道錦江(クムガン)河、に近い。(参照地図とこのサイト)( 錦江(韓国語で「금강」)(左側の図では、左側の海岸沿いの下から二番目の赤丸の地帯)は、忠清南道(チュンチョンナムド)と全羅北道(チョルラナムド)の境界線に位置している。錦江での水鳥の写真は、こちら参照)

この韓国SBSテレビの映像では、洛東江(ナクトン(Naktong)川)近辺を飛び交う渡り鳥のすさまじい大群を映し出しており、また、もう一つの韓国SBSテレビの映像では、今回の鳥インフルエンザ発生地と渡り鳥の休憩地とは、10キロメートルしか離れていなくて、そこに、60万羽の野鳥がいるとして、鳥インフルエンザ発生養鶏場周辺の道路に落とされた渡り鳥の糞などを映し出している。

韓国の渡り鳥の飛来地の写真は、こちらのサイトや、こちらのサイトや、こちらのサイトもご参照

朝鮮半島からの渡り鳥のフライウェイは、この通り、四方に広がっている。

null左記の図について、このサイト「익산 AI는 주범은 철새? 」は、次のような説明をしている。

「韓国の農林部関係者は 11月27日 “獣医科学検疫院専門家で構成された調査班の見解によると、今回の韓国の鳥インフルエンザは、渡り鳥によって、感染された可能性が強いとの見解を示した。
今回、鳥インフルエンザが発見された益山は、韓国有数の渡り鳥飛来地である錦江と近い距離にあり、2003年 12月に忠清北道で発生した鳥インフルエンザの原因も、渡り鳥と考えられるところから、今回の発生も、冬の渡り鳥と、密接な関係にあるとみなければならない。
マガモ(청둥오리)、コガモ (가창오리), 野生のガン (쇠기러기)など、北方からきた渡り鳥は 10月末から江華島(강화도,左記地図の左上から一番目)に飛来し、忠清南道浅水湾(천수만、左記地図の左上から二番目)→錦江( 금강하구、左記地図の左上から三番目)→栄山江(영산강、下記地図の左一番下)・洛東江(낙동강、下記地図の右下から二番目)下流などを経て、来年2月頃に、韓国を飛び立つと思われる。
従って、今月から、来年 2月までを 、韓国での鳥インフルエンザ特別防疫期間に、設定する。
この期間には江華島(강화도)、忠清南道浅水湾(천수만)、錦江( 금강하구)、栄山江(영산강)、洛東江(낙동강)下流などの、渡り鳥渡来地 30余箇所で、野鳥の感染の有無について調査する。」

null左記の図は、「江華島(강화도)」周辺の野鳥の飛来地のロケーションである。

江華島(カンファド)は、長花里(チャンファリ)、如此里(ヨチャリ)地域と席毛島(ソンモド)、注文島(チュムンド)など島一帯にかけて広がる干潟1億3千6百万坪からなり、韓国の国家天然記念物第419号に指定されている。

地図上部の真ん中の「江華島(강화도)」から、各飛来地に通じるフライウェイがあるようだ。
参照「강화도 갯벌에서의 철새관찰 요령 」

日本とのフライウェイトの関係だが、このサイトにみるように、ロシア→朝鮮半島→日本の九州→ニュージーランド へのフライウェイなどがある。

なお、「シギ」は、韓国語で「도요새」、「チドリ」は、韓国語で、「치드리」という。

なお、このサイトの赤い旗のところが、韓国の各渡り鳥飛来地についての解説である。

こちらのサイトもご参照

参照
「S.Korea poultry farm has suspected bird flu case
」
「近くの主なダムサイト一覧」

2006/11/25 追記 韓国で二例目の鳥インフルエンザ発生

今回発生したのは、京畿道 平澤市( Pyeongtaek)(韓国語では「평택」)の南70キロメートルにある農家で、今週の火曜日から、200羽が死亡したという。

低毒性のものというが、確定はされていない。

参照
「Low-grade bird flu kills 200 chickens in Seoul: ministry 」

なお、二例目に関しての
ビデオ放送は、こちらのサイト(左側の鶏の写真の下にある赤いテレビマークをクリックすると、みられます。)

韓国語ニュース報道は、このサイトご参照

2006/11/25 追記   韓国の鳥インフルエンザは、H5N1と判明

null韓国政府当局は、本日、今回の韓国での鳥インフルエンザウイルスは、H5N1であると判明したと発表した。

これを受けて、発生養鶏場の周囲500メートル以内にある6つの養鶏場の鶏二十三万六千羽を殺処分することとした。

また、これには、300頭の豚と577頭の犬の処分も含まれる。

さらに、10キロメートル以内を隔離地域とし、その中での鶏や卵の移動を禁止した。

さらに、今後、3キロメートル以内の家畜の殺処分へと、拡大する予定である。

このように、対象養鶏場がさらに拡大されることもあり、最大、221養鶏場五百万羽に及ぶことも考えられる。

この図をご参照

これに関する韓国のテレビはこちらからどうぞ。

ちなみに、韓国語で、タミフルのことを「타미플루」というらしい。

参照「South Korea confirms bird flu of H5N1 strain」

2006/11/26 追記 韓国の農業大臣が、鶏肉の安全性を強調するためのデモンストレーション

韓国の農業大臣が、今日、鶏肉を食べさせる食堂や、鶏肉を扱う市場を視察し、鶏肉を食べたり、さわったりして、その安全性を強調していた。

このサイトがその模様を報道したKBSテレビ。

写真の下の青マーク(300Kまたは56K)をクリックすると、みられます。

食べているのは参鶏湯(サムゲタン)でしょうかね?

2006/11/27 追記 続々、鳥インフルエンザ発生

先に韓国の京畿道の平沢市で鶏283羽が低病原性の鳥インフルエンザが原因で死んでいたが、その同じ京畿道の楊平郡介郡面で飼育されていた鶏800羽余りがこの3〜4日間で死亡したことがわかった。

また、忠清南道・瑞山市の養鶏場でも、鳥インフルエンザ1次抗体試験の結果、陽性反応が確認された。

忠清南道が27日、明らかにした。

現在、国立獣医科学検疫院に精密検査を依頼した状態だ。

この養鶏場は、高病原性鳥インフルエンザが発生した全羅北道・益山市の養鶏場から卵の供給を受けていたふ化場からひよこを購入し飼育していた。

これで、韓国での鳥インフルエンザ(未確定を含む)は、全羅北道・益山市、京畿道・平澤市、京畿道・楊平郡介郡面、忠清南道・瑞山市の四件となった。

2006/11/27 追記 韓国の鳥インフルエンザで、渡り鳥原因説に論争
このサイト
によると、今回の韓国の益山での鳥インフルエンザの原因について、国立獣医科学検疫院では、渡り鳥を原因と見ているようだ。

その理由として鳥インフルエンザが確認された益山の農場が、渡り鳥がたくさん集まる錦江(クムガン)の河口から10キロほど離れている所にあるからだとしている。

しかし、環境運動連合のキム・キョンウォン湿地海洋チーム長は「原因を野生鳥類に断定したら、防疫に問題が生じうる」とし「足りない鳥インフルエンザ関連の研究者を補足するのが急がれる」と指摘している。

また、SBSテレビでは、鳥インフルエンザ発生に伴う、鶏肉加工業の影響についてふれ、ここ2年間順調にきた鶏肉加工産業は、今回の事件で三割の減産体制を迫られるとしている。

画像の下の赤いマークをクリックしてみてください。

2006/11/28追記 韓国の益山で、また、鳥インフルエンザ発生

韓国での第一回目の発生地の益山で、再び、鳥インフルエンザが発生した。
この農場は、初めに発生した益山の養鶏農場からわ3キロ離れた地点にあり、26日から2日で206羽が集団死したという。

28日午後に、確定判定結果が出る見通し。

なお、この段になって、韓国の鳥インフルエンザ早期防疫のための初動体制の確立の遅れが指摘されてきた。

最初に発見の益山の養鶏農場主は、地方自治体など関連機関に申告せず、死んだニワトリを数百キロを積んで運ぶなどしていた。

また、主務部署である農林部は発病1週間が経っても発病場所半径500メートル以内の家畜現況さえまともに把握できていなかった。

この結果、最初の発生以後の、申告が遅れたことが響き、現在、鳥インフルエンザが発生した全国4地域はすべて最初の集団死後4〜6日が過ぎてから防疫当局に届けた有様であったという。

また、全羅南道地域では、ここ1ヶ月の間に全羅北道の最初の感染農家である益山の養鶏場と接触していた養鶏農家が67軒に達しているとして、神経質になっているという。

追記

益山での二例目の鳥インフルエンザ疑いについて、国立獣医科学検疫院で精密検査を行なっところH5N1型に判明した。

農林部など防疫当局は、該当農場と初めて感染が確認された農場との関連性を調べる疫学調査を進めている。
今回の農場は、初めて感染が確認された農場から半径3キロ、すなわち「危険地域」の境界付近に位置している。

2006/11/30追記 韓国の鳥インフルエンザの殺処分範囲拡大

韓国で、益山で、最初に発生した農場と、次に発生した農場のそれぞれ周囲3キロメートルにある家禽について、殺処分がされる見通しになった。

この措置によって、当初、発生した農場の半径3km内にいる鶏40万羽と、2番目�鯣�生の農場半径3km内の70万羽の鶏、合計100万羽余りの鶏が殺処分されるものと見こまれる。
参照

参照

参考1. 韓国の渡り鳥飛来地一覧

■ 철원평야  (江原道鉄原郡)上記の地図では、中央内陸部上から一番目
■ 한강 미사리(팔당대교) 上記の地図では、 左側上から二番目
■ 한강 밤섬
■ 임진각, 오두산 전망대  (坡州市臨津江)上記の地図では、左側上から一番目
■ 천수만  (忠清南道浅水湾)上記の地図では、左の上から三番目
■ 낙동강 하구  上記の地図では、右側下から二番目の海側
■ 주남저수지  上記の地図では、右側下から二番目の内陸部
■ 우포늪  上記の地図では、右側下から三番目の内陸部
■ 동해안 석호(화진포·청초호·경포호)  上記の地図では、右側上から二番目と一番目
■ 금강 하구   上記の地図では、左側下から二番目
■ 제주도 성산포 및 하도리 양식장上記の地図では、一番下の島の済州島
■ 고천암호

日本語と韓国語との対比での水鳥生息地一覧

鉄原セムトン「철원평야 」
漢江「한강」
江華花道面干拓地と如此里「여행정보 」
浅水湾「천수만 」
安山始華湖「시화호 」
錦江河口 牛浦沼「금강」)
注南貯水池 「창원」
海平湿地「낙동강」
洛東江「부산 낙동강 」
順天湾「순천만」
済州下道里 「제주도 성산포 및 하도리 양식장」

参照
「韓国での水鳥観測地一覧表」
「韓国バードウォッチング」
韓国の地名については「韓国地名一覧&郵便番号・地図表示 一覧表示」
「韓国の渡り鳥飛来地検索」
参照

参考2.韓国のテレビ報道が伝える韓国鳥インフルエンザの実態

1.KBSの報道

テレビ報道1−01
テレビ報道1−02
テレビ報道1−03
テレビ報道1−04
テレビ報道1−05
テレビ報道1−06
テレビ報道1−07
テレビ報道1−08
テレビ報道1−09
テレビ報道1−10
テレビ報道1−11

上記サイトは、画面の下の青マーク(300Kまたは56K)をクリックすると、みられます。

なお、その他の最新のKBSの鳥インフルエンザ関連最新ビデオは、このサイトのなかの「VOD」をクリックしてください。(音声だけのも混ざっていますが。)

2.SBSの報道

テレビ報道2−01
テレビ報道2−02
テレビ報道2−03

上記サイトは、画面の下の赤マークをクリックすると、みられます

3.CBSの報道
テレビ報道3−01

上記サイトは、画面の下の青マーク(VOD)をクリックすると、みられます。

韓国語の翻訳は、こちらのサイトからどうぞ。


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2006/11/03 Friday

「福建株が、鳥インフルエンザの大きな要因」とのアメリカ・香港共同研究チームの指摘

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 14:37:12

2006/11/03(Fri)
 
nullアメリカ・メンフィスのSt. Jude Children’s Research HospitalのR. G. Webster博士らを中心としたアメリカと香港の研究者からなる共同研究チームが、10月31日付号の「PNAS」(Proceedings of the National Academy of Sciences)に共同研究成果を発表し、その中で、「『福建株』と呼ばれるH5N1型ウイルスの変異体が中国大陸南部、香港、ラオス、マレーシア、タイに拡大した」とし、、このウイルスは、必ずしも、鶏と接近しての場所に発生したものではなく、市街地の中にも蔓延しているとの説を発表し、話題を呼んでいる。

この論文は、「Emergence and predominance of an H5N1 influenza variant in China 」というもので、概要は下記のとおりである。

中国南部におけるH5N1は、異なった家禽の種類の中で、蔓延中であるが、われわれの遺伝子分析によれば、2005年以来の亜系の福建株(sublineage (Fujian-like))(A/DK/Fujian/1734/05(H5N1)など。下記参照)とよばれるウイルスは、徐々に蔓延し、最近では、ヒト感染を引き起こすまでにいたっている。

この福建株は、すでに、香港、ラオス、マレーシア、タイにまで達していて、東南アジアにおける新たな感染ウイルスとなっている。

この福建株は、家禽マーケットにおいては、少なく、ワクネーションによって、選別可能なものになっている。

この福建株の短期間での広範な地域での感染拡大抑制が、大きなポイントとなりうる。

以上が、研究成果のアブストラクトだが、これに対して、中国外交部の劉建超・報道局長は「2004年から中国南部で鳥インフルエンザウイルスの分析を行っているが、ウイルスに生物学的な変異は見られない」「学説は実際の状況と全く異なる」と否定している。

参照「中國否認南方禽流感病毒變異」
「香港專家呼籲民眾嚴防「似福建株」禽流感」

また、『H5N1 Qinghai Fujian Recombination in China』では、この福建株の東南アジアに渡る広範な伝播については、渡り鳥が絡んでいると指摘している。

A/DK/Fujian/1734/05(H5N1)については、こちらのサイト「Fujian H5N1 Bird Flu Spreads Throughout China 」もご参照。

なお、福建株には、下記のものがある。

chicken関係
A/chicken/Fujian/584/2006
A/chicken/Fujian/10039/2005
A/chicken/Fujian/10313/2005
A/chicken/Fujian/1042/2005
A/chicken/Fujian/10567/2005
A/chicken/Fujian/11933/2005
A/chicken/Fujian/12239/2005
A/chicken/Fujian/9794/2005
A/chicken/Fujian/9821/2005

duck関係
A/duck/Fujian/3766/2006
A/duck/Fujian/3814/2006
A/duck/Fujian/3834/2006
A/duck/Fujian/3985/2006
A/duck/Fujian/4005/2006
A/duck/Fujian/5224/2006
A/duck/Fujian/5258/2006
A/duck/Fujian/5425/2006
A/duck/Fujian/5445/2006
A/duck/Fujian/668/2006
A/duck/Fujian/671/2006
A/duck/Fujian/720/2006
A/duck/Fujian/10160/2005
A/duck/Fujian/10358/2005
A/duck/Fujian/10389/2005
A/duck/Fujian/10934/2005
A/duck/Fujian/11094/2005
A/duck/Fujian/11171/2005
A/duck/Fujian/11311/2005
A/duck/Fujian/12032/2005
A/Duck/Fujian/1734/05
A/duck/Fujian/897/2005
A/duck/Fujian/9651/2005
A/duck/Fujian/9696/2005
A/duck/Fujian/9713/2005
A/duck/Fujian/9731/2005
A/duck/Fujian/01/2002
A/duck/Fujian/13/2002

その他関係
A/babbler/Fujian/320/04

A/black bulbul/Fujian/439/04

A/golden mountain thrush/Fujian/376/04

A/goose/Fujian/bb/2003

参照
「The Influenza Sequence Database 」

下記サイトもご参照
「New Bird Flu Virus Replacing Other Strains in Southern China」

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2006/07/28 Friday

グラクソ・スミス・クライン社開発の鳥インフルエンザワクチンのアジュバントについて

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 08:03:14

2006/07/28(Fri)
 
null私の掲示板にもたびたびおいでいただいている外岡立人さんのサイトでも、二三日前から取り上げられているグラクソ・スミス・クライン社(GlaxoSmithKline)開発の人用新規鳥フルワクチンの話であるが、グラクソ・スミス・クライン社の臨床試験では、ワクチン投与後、血液を採取して抗体の産生程度を分析したところ、抗原量がわずか3.8マイクログラムで、2回の接種で80%以上のボランティアで十分量の抗体が産生されたという。

その秘密として、使用された抗原と一緒に混ぜられる、抗体産生を高める作用を保有する免疫賦活剤(アジュバント)にあるといわれている。

外岡さんのサイトでは、「使用されたアジュバントは企業秘密とされているが、同社の幹部によると、他製品で既に用いられていると言う。同氏は”それをどのように抗原とミックスし、適合させるかが、企業秘密なのだ”、と語る。」と、書いてあるのだが。

そこで、調べてみると、次のようなことらしい。

グラクソ・スミス・クライン社が使っている免疫賦活剤(アジュバント)は、従来の alum adjuvant(アルミニウム塩(aluminum salt ))に、2005年2月9日から使用が開始された、もともとは、アメリカの会社Corixa Corporationが開発したMPLを加えた免疫賦活剤(アジュバント)のようである。
参考「GSK’S Innovative Adjuvant In Candidate HPV Vaccine (Cervarixtm) Induces Stronger & Sustained Immune Response Compared To Conventional Adjuvant」

そこで、グラクソ・スミスクライン社の別のサイトを見てみると、グラクソ・スミスクライン社が現在開発中の子宮頸がん予防ワクチンにおいても、「グラクソ・スミスクライン社独自開発のアジュバントAS04を組み込んだワクチンは、従来のアルミニウム塩をアジュバントとして使用しているワクチンと比べて確実に強く、そして長期間、免疫応答を高める効果を有することが認められました。ワクチン接種後少なくとも3年半に渡ってこの効果を維持しています。」とある。

とすると、今回の人感染鳥インフルエンザワクチンで使用されたアジュバントにおいても、グラクソ・スミスクライン社は、同様の、「AS04アジュバント」アジュバントを使ったと考えられる。

この「AS04アジュバント」については、まだ詳しくは、読んではいないが、下記のサイトに詳しいようだ。

「AS04 in Addition to Cervical Vaccine Boosts Immune System」

問題は、この「AS04アジュバント」の成分なのだが、このサイト『Adjuvant Index page』によると、
「グラム陰性菌の中から発見された脂質A分子から派生したもので、バクテリア細胞壁から抽出したもので、正式名称は、『monophosphoryl lipid A (MPL) 』(リポ多糖の部分分解産物)とのことである。

1992年にGustafson, GLと MJ Rhodesとが、発見したもののようである。

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2006/06/27 Tuesday

イギリスの MedImmune社が、改良型スプレー式鳥インフルエンザ用ワクチンを開発

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 21:47:36

2006/06/27(Tue)
 
nullこの MedImmune社は、これまでにも、FluMistなどのスプレー式のヒト感染鳥インフルエンザ・ワクチンを開発してきたが、今回開発したのは、CAIV-T(Cold Adapted Influenza Vaccine, Trivalent)というものである。

これまでのPhase IIIを想定した研究では、A型に効くようであり、H1N1ウイルスに対しては、これまでの注射によるよりは、89パーセント以上有効であり、H3N2ウイルスに対しては、これまでの注射によるより、79パーセント以上、有効であるという。

このCAIV-Tは、これまでのFluMistと異なり、ワクチンを凍結保存しておく必要がない、冷蔵庫で保管できる生ワクチンであり、保存に楽というのが特徴のようだ。

このほど、MedImmune社は、CAIV-Tについて、アメリカのthe US Health and Human Services Departmentから、一億七千万ドルの受注を受けることとなった。

また、アメリカ国立衛生研究所と、H5N1ウイルスについての有効性についての研究をしており、フェーズ1の臨床実験についての患者登録をしているという。

また、MedImmune社は、アメリカ国立衛生研究所の国立アレルギー・伝染病研究所(NIAID)と、いろいろなタイプのウイルスに対しての試験バージョンを作るための合意書を取り交わしたという。

順調に行けば、MedImmune社は、この二年以内に、イギリスのSpekeの工場で、市場生産の体制に入るという。

MedImmune社には、MedImmune UKとMedImmune USAの両社があり、アメリカのMedImmune USAでは、FluMist生産、イギリスのMedImmune UKでは、CAIV-T生産との分業体制でやるようだ。

サイト「Testing begins on new bird flu spray vaccine」
「Flu vaccine shortage might continue into 2005」
ご参照

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2006/05/25 Thursday

インドネシアのヒト→ヒト感染疑い鳥インフルエンザの詳細

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 09:48:41

2006/05/25(Thu)
 
nullインドネシアの北スマトラ州Karo郡Kubu Sembelang村の家族が次々とH5N1に感染したことで、ヒト→ヒト感染が懸念されている。

以下は、その詳細である。

感染者は8人おり、そのうちの7人が死亡した。

この8人は、37歳(40歳の説もある。)の母親Praise Br Ginting さん�,梁�子二人に、三人の兄弟、それに一人の甥と一人の姪である。

4月27日に、37歳の母親Praise Br Ginting さん�,�発症し、咳と頭痛の症候を示す。

4月29日に、母親Praise Br Ginting さん�,函�19歳の息子Roy Karokaroさん�△�18歳の息子 Bonny Karo-karo ��さんの二人の息子、そして、25歳になる母親の二番目の兄弟Jones Ginting�い気鵑�4人が、バーベキューで、狭い部屋に居たときに、母親が、兆候を示し、しきりに咳をしていた。

5月上旬になって、これらの家族は、症状を示してきた。

他の家族のメンバーは、そのとき、隣の家に居た。

5月4日に、Roy Karo-Karoさん�△諒貎董�Praise Br Ginting さん�,�死亡。

5月9日に、19歳のRoy Karokaroさん��(母親は、5月4日に死んだPraise Br Ginting さん��)が死亡。

5月10日に、母親の一番目の兄弟である29歳のAnta Beru Gintingさん�イ�死亡。

彼には、5人の家族が居て、Anta Beru Gintingさんの弟の25歳のJones Gintingさん��, 同じく、Anta Beru Gintingさんの弟の18歳のBonny Karo-karoさん��、Anta Beru Gintingさんの甥の8歳のUlina Gintingさん�Α�Anta Beru Gintingさんの姪の1歳半の子供Renaita Beru Tariganさん�Г任△襦�

5月12日に、18歳の息子 Bonny Karo-karoさん��が死亡。

5月12日に、生後18ヶ月の子供Renaita Tariganさん�Г�死亡。

5月13日に甥の8歳(または、10歳)のUlina Gintingさん��(別名Rafael Ginting)が死亡。

5月15日に、この少年を看病していた父親のDowes Ginting(32)さん�┐�発症し5月22日に死亡。

5月25日現在生き残っているのは、8人の感染者の内、ただ一人のJoned Gintingさん��(5月10日に発症)である。

なお、86歳のMana Sitepuさんは、感染しなかった。

現在30人が、自主隔離状態になっている。

ちょっと複雑で、ナンバーを打たないと分かりません。

参考http://www.recombinomics.com
/News/05110603/H5N1_Sumatra_Fertilizer.html

http://www.recombinomics.com/whats_new.html

http://www.curevents.com
/vb/showthread.php?t=47912&page=3

http://boards.courttv.com
/showthread.php?threadid=264679

追記 2006/05/27(Sat) インドネシア・北スマトラ地区のヒト感染鳥インフルエンザ・ウイルスの遺伝子配列

アメリカのCDC(Disease Control and Prevention) が発表したところによると、今回の北スマトラでのヒト感染鳥インフルエンザウイルスの遺伝子配列は、これまで、インドネシアで採取されたウイルスの遺伝子配列と、基本的には、異なったものではなかったという。

しかし、具体的な遺伝子配列は、まだ、発表されていない。

The Flu Wikiのサイトでは、早くも、これについての活発な議論が交わされている。

これまで発見されたインドネシア・ジャカルタ地域でのヒト感染鳥インフルエンザウイルスの遺伝子配列の開裂部位(この開裂部位のアミノ酸配列状況に反応する、たんぱく質分解酵素の働きの違いが強毒性を決定するものと考えられている。アルギニン(Arg)または、リジン(Lys)の塩基性アミノ酸が開裂部位に連続して配列されている場合が多い。)でのシーケンスは、次のとおりである。

ひとつが、「RESRRKKR」(2005年と2006年インドネシアで発見)

もう一つが「RERRRKKR」(1997年香港、2004年ヴェトナムで発見)である。

そして、猫から採取されたウイルスとして、「RESRRKKR」配列がある。
参照
http://www.recombinomics.com/
News/05250601/H5N1_Sumatra_Analysis.html

ちなみに、ヴェトナム、対、カンボジアで、もっとも一般的な配列は、

「RERRRKKR」であり、

2005年のヴェトナムにおける毒性中位の配列が、これから「R」が無くなった

「RERRKKR」であり、

中国では、ヒト感染鳥インフルエンザウイルスの場合、これから「K」がひとつなくなり、、「R」がひとつふえて

「RERRRKR」となり、

中国の青海湖での発見ウイルスでは、中国の青海湖での発見ウイルスでは、冒頭の「R」が「G」に変わり、

「GERRRKKR」配列となり、

これは、トルコ、イラク、アゼルバイジャン、エジプトでのヒト感染鳥インフルエンザウイルスの配列と同じであった。

以上をまとめると下記の通りとなる。

HA(インフルエンザウイルス赤血球凝集素、 hemagglutinin )開裂配列(cleavage sequence )としては、

� �RESRRKKR」(2005年と2006年インドネシアで発見)
�◆�RERRRKKR」(1997年香港、2004年ヴェトナムで発見)
��「RESRRKKR」(猫から採取)
�ぁ�RERRRKKR」(ヴェトナム、タイ、カンボジアで、もっとも一般的な配列)
�ァ�RERRKKR」(2005年のヴェトナムにおける毒性中位の配列で、上記�い�ら「R」がひとつ無くなっている。)
�Α�RERRRKR」(中国のウイルスで、上記�イ�ら、「K」がひとつなくなり、「R」がひとつふえている。
�А�GERRRKKR」(中国の青海湖での発見ウイルスで、�い遼粗�の「R」が「G」に変わっている。トルコ、イラク、アゼルバイジャン、エジプトのウイルスの配列もこれと同じ)

がある。

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笹山登生HOME-オピニオン-提言-情報-発言-プロフィール-図書館-掲示板

2006/05/13 Saturday

欧州の鳥インフルエンザ拡大による原種鶏・種鶏の輸入停止で、日本の養鶏業はどうなる?

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 22:17:46

2006/05/13
 
null欧州での鳥インフルエンザの流行で、レイヤー(卵用)やブロイラーの原種鶏、種鶏の輸入がストップしたことにより、今後の日本の養鶏業に与える影響が懸念されている。

特に、原種鶏の供給元であるフランス、ドイツ、オランダ・イギリス、そして、アメリカのニュージャージー州・ニューヨーク州などからの輸入ストップが痛いようだ。

採卵用、肉用の鶏ひなの供給業者らで構成する、日本種鶏孵卵(ふらん)協会は、今後のひな供給について、主力だった英国、オランダなど欧州以外からの種鶏導入を業界挙げて取り組むことを決議した。

しかし、同協会では、ブロイラー用については、「初冬ごろからひなの供給ペースが崩れる可能性がある」ことも認めている。

原種鶏・種鶏の種類

ここで、原種鶏、種鶏についてみると、次のような種類があるようだ。

1.エリートストック(略してESと呼ばれる最上位種、育種素材基礎鶏)

2.原原種鶏
肉用原原種鶏用         BROILER (B-GGP)
卵用原原種鶏用         LAYER (L-GGP)

3.原種鶏(日本が海外から年十数万羽輸入。)
肉用原種鶏用         BROILER(B-GP)
卵用原種鶏用         LAYER (L-GP)

4.種鶏(種鶏農場が育てる)
肉用種鶏用          BROILER (B-PS)
卵用種鶏用          LAYER (L-PS)

注-記号は、
B(Broiler ブロイラー),
L(layer 産卵鶏)、
Pedigree(Elite)stock(エリートストック、育種素材基礎鶏)
GGP stock(Great Grandparent 原原種鶏)、
GP stock(grandparent 原種鶏)、
PS (parent stock種鶏)

以上のほかに、孵卵場等で開発、販売されている、採卵やブロイラーに用いられる、いわゆるコマーシャル鶏(「実用鶏」とも呼ばれる。一部輸入もある。Commercial Strains )があるが、これについては、このサイトの最後にある備考欄「コマーシャル鶏とブリーダーと育種会社との関係」ご参照

上記の原原種鶏・原種鶏・種鶏・コマーシャル鶏(実用鶏)の関係については、
サイト「最近の高能力産卵鶏の改良技術」のなかの図をご参照

世界の原種鶏の12の地理的分布

日本への輸入種としては

�� 白色レグホン-卵用種
��横斑プリマスロック-卵肉兼用種
��ロードアイランド・レッド-卵肉兼用種
�ぅ蹈奪�ホーン-卵肉 兼用種
�デ鮨Д廛螢泪好蹈奪�-ブロイラー用種
�Ε潺離襯�-卵用種
�Д縫紂璽魯鵐廛轡磧�-卵肉兼用種
��白色コーニッシュ-ブロイラー用種

といったところが代表的のようだ。

しかし、このサイト「Breeds of Chicken 」に見るように、世界には、このほかにも、多くの原種鶏があるようだ。

これを地域的に見てみると、世界の原種鶏の生態的地域分布は、下記のとおり、おおむね、次の12の地域分類となるようだ。

��America
(Plymouth Rock-アメリカ-、Dominiques-アメリカ・ニューイングランド-、Wyandottes-アメリカ・ニューヨーク州-、Javas-アメリカ-、Rhode Island Reds-アメリカ・マサチュセッツ州、ロードアイランド-、Rhode Island Whites-アメリカ-、Buckeyes-アメリカ-、Chanteclers-カナダ-、Jersey Giants-アメリカ・ニュージャージー-、Lamonas-アメリカ-、New Hampshires-アメリカ・ニューハンプシャー-、Hollands-アメリカ-、Delawares-アメリカ-)

��Asiatic
(Brahmas-中国からアメリカへ-、Cochins-中国からアメリカへ-、Langshans-中国-、)

�� English
(Dorkings-イタリアからイギリスへ-、Redcaps-イギリス-、Cornish-イギリス・コーンウォール-、Orpingtons-イギリス・ケント-、Sussex-イギリス・サセックス-、Austraporps-オーストラリア-)

��Mediterranean
(Leghorns-イタリア-、Minorcas-スペイン-、Spanish-スペイン-、Blue Andulasians-スペイン-、Anconas-イタリア-、Buttercups-イタリア・シシリー島-、Catalanas-地中海-)

��Hamburgs
(Hamburgs-名前はドイツであるが、実際はオランダ-)

��Continental
(Campines-ベルギー-、Lakenvelders-ドイツ-)

��Polish
(Polish-東ヨーロッパ-)

��French
(Houdans-フランス-、Crevecoeurs-フランス-、La Fleche-フランス-、Faverolles-フランス-)

��Games
(Modern Games-イギリス-、Old English Games-イギリス-)

��Orientals
(Sumatras Malays-インドネシア- 、Cubalayas-キューバ-)

��Miscellaneous
(Sultans-トルコ-,Frizzles-インドネシア・ジャワ島、フィリピン-)

��Bantams
(Japanese-日本-、Plymouth Rocks-アメリカ-、Rhode Island Reds-アメリカ-、Leghorns-イタリア-、Minorcas-スペイン-、Frizzies-不明-)

これらの地域的分布なり、これまでの歴史については、
サイト
「History of Breeds」
「BREEDS AND VARIETIES OF CHICKENS」
「Breeds and Varieties Officially Recognized by the American Poultry Association, Inc. 」
「Working-W-Bird Ranch」
に詳しい。

また、それぞれの種鶏の特徴については、
「Handy-Dandy Chicken Chart」
に詳しい。

寡占化が進む世界の育種会社

これら、原種鶏・種鶏を供給する世界の主要な育種会社(Primary Poultry Breeders )は、下記のとおりである。

1.レイヤー(卵用)

Babolna Rt. Tetra(ハンガリー)

DeKalb Poultry Research Inc.(アメリカ)(企業グループ Toshoku Ltd. - Dekalb Poultry Research Inc.)

H&N International GmbH(ドイツ)(企業グループ Lohmann-Wesjohann - Hyline - Herstorf & Neilson - Lohmann Tierzucht-GmbH)

Hendrix Poultry Breeders (オランダ)

Hy-Line International(アメリカ)

ISA Babcock(アメリカ)(企業グループ Merial - ISA - Hubbard-ISA - Shaver - Babcock - BUT - BUTA)

Lohmann Tierzucht GmbH (ドイツ)(企業グループ Lohmann-Wesjohann - Hyline - Herstorf & Neilson - Lohmann Tierzucht-GmbH)

2.ブロイラー

Arbor Acres Farm Inc.(アメリカ)(企業グループ BC Partners Ltd. - Aviagen Group Ltd. - Ross Breeders - Arbor Acres - Nicholas )

Avian Farms Inc(アメリカ).

Cobb Breeding Company Ltd.(イギリス)

Cobb-Vantress Inc.(アメリカ) (企業グループ Tyson Foods - Cobb-Vantress Inc. (CVI) - Cobb)

Kabir Chicks Ltd.(イスラエル)

Peterson Farms Inc.(アメリカ)

Ross Breeders Limited (スコットランド)(企業グループ BC Partners Ltd. - Aviagen Group Ltd. - Ross Breeders - Arbor Acres - Nicholas )

Sasso(Sélection avicole de la Sarthe et du Sud-Ouest)(フランス)(企業グループ Sasso - Sepalm)

3.レイヤーとブロイラー兼業

Anak Breeders Ltd.(イスラエル)

Dominant Ltd.(チェコ)

Euribrid B.V.(オランダ)(企業グループ Nutreco - Euribrid/Hybrid)

Hubbard Farms(アメリカ)

Institut de sélection animale Siège social et service commercial(フランス)

Shaver Poultry Breeding (カナダ)

現在の世界の「Primary Poultry Breeders 」の状況については、
「Overview of the Primary Poultry Breeder Industry」
「Breeds from species:Poules 」
「Primary Poultry Breeders-Company Information 」
をご参照

なお、サイト「EFABIS」は、種鶏にかかわらず、あらゆる動物のブリーダーに関する優れた検索サイトであるので、ご活用ねがいたい。

ブロイラーにおいては、世界の種鶏餌付羽数3億4,600万羽に対する各育種会社のシェアは、次のとおりとなっており、寡占化が進んでいる。

Aviagen (Ross Chickens生産)49%

Cobb Vantress (Cobb Chickens生産)31%(うちTyson Foods6%)

Groupe Grimaud La Corbière (Hubbard Chickens生産)10%、

Nutreco/Hybrobreeders (Hybro Chickens生産)3%

参考
「EUROPEAN BROILER INDUSTRY -STRUCTURE」
「日本チャンキー協会」
各企業のプロフィールについては、
「Primary Poultry Breeders-Company Profiles」
ご参照

日本へ輸入される原種鶏・種鶏の輸入先国

日本の原種鶏、種鶏の輸入先国別に見ると、

卵用鶏は、原種鶏がドイツとアメリカ、種鶏はイギリス、オランダ、フランス、ドイツ、ハンガリー、カナダ、アメリカ

肉用鶏は、原種鶏がイギリス、種鶏はイギリス、フランス、アメリカ

といったところのようである。

参考
1.卵用鶏の輸入先国別羽数(平成14年)(67万羽中)
オランダ64% ドイツ14% カナダ12% アメリカ5% フランス3% ハンガリー2%

2.肉用鶏の輸入先国別羽数(平成14年)(51万羽中)
フランス49%、イギリス30%、アメリカ19%、その他2%

参照「畜産の情報−トピックス-」

ここで、農林水産省動物検疫所の発表による輸入ひな統計を、平成16年と平成17年について見てみると次のとおりである。
詳しくは、検疫統計をご覧ください。

以下引用

「1.平成16年(1〜12月)の輸入ひな統計

卵用鶏の原種鶏は18,725羽で前年比88.4%、種鶏は387,166羽で同79.6%、コマーシャルは2,387羽で同72.0%と、いずれも前年を下回った。

肉用鶏の原種鶏は223,184羽で同114.6%、種鶏は559,479羽で同188.3%で、コマーシャルの輸入はなかった。

卵用鶏の輸入が減少したのは、輸出国で鳥インフルエンザが発生し、種鶏が輸入できなかったことなどが影響したものとみられる。

一方、肉用鶏が増加したのは、国内の原種鶏の一部を早期出荷したために、これに対応して輸入原種鶏や種鶏が増えたもの。国別ではイギリス、フランス、ドイツが増加した。

2.平成17年(1〜12月)の輸入ひな統計

卵用鶏は、原種鶏がドイツとアメリカの2か国で18,522羽、前年比98.9%。

種鶏はイギリス、オランダ、フランス、ドイツ、ハンガリー、カナダ、アメリカの7か国で440,660羽、同113.8%であった。

採卵鶏のコマーシャルはドイツとカナダの2か国で5,773羽、同241.9%であった。

肉用鶏は、原種鶏がイギリスからのみで、186,578羽、前年比83.6%。種鶏はイギリス、フランス、アメリカの3か国で325,617羽、同59.4%。肉用鶏のコマーシャルはフランス、ドイツの2か国で33,589羽、同305.2%であった。」
引用終わり

参考 平成17年肉用鶏初生ひなの用途別、国別検疫状況
null
.

.

.

.

「月報「畜産の情報」(国内編)」より
「初生ひなの用途別、国別輸入検疫状況」もご参照

以上が、農林水産省動物検疫所の発表による輸入ひな統計であるが、これで見る限り、ヨーロッパにおける鳥インフルエンザ拡大による欧州からの原種鶏と種鶏の輸入停止の影響は、今後、大きくなるものと見込まれる。

日本政府の対応

このような事態に対して、農林水産大臣からは、「今後は我が国独自のニワトリの品種開発を」との発言があった。

また、石原農林事務次官からは、「アメリカについては、異なる州からの輸入は可能なので、今後は、発生していない州に輸入先を振り向けるという工夫が必要であり、更には、原種鶏の供用期間を延長(供用の期間は、現在平均7か月のところ数か月延ばす)することで、しのぎたい」とする発言があった。

石原農林水産事務次官の記者会見は、こちらのほうもご参照。

この農林水産大臣の「我が国独自のニワトリの品種開発を」発言は、「原々種鶏を国内に置く国産鶏育成の必要性」との意図からなされたものであろう。

(参考-日本の種鶏改良事業としては、ロードアイランドレッド種(愛媛鶏試系) 、横斑プリマスロック種((独)家畜改良センター岡崎牧場系) 、名古屋種(愛知県種鶏場系) 、しゃも((独)家畜改良センター兵庫牧場系) 、ホワイトプリマスロック(13系統) 、伊予路しゃも母鶏 などの例がある。 参照サイトは、こちらや「鶏の改良増殖目標」)

しかし、これは、短期的な対策には、なりえないものであり(この時の農相発言に対しては、このサイトのような批判もある)、また、石原農林水産事務次官の発言にしても、決め手を欠く対策の提示に終わっている。

いずれにしても、今後の原種鶏・種鶏の輸入動向、そして、国の対応が、気にかかるところである。

備考1. コマーシャル鶏とブリーダーと育種会社との関係

上記の原種鶏・種鶏のほかに、孵卵場等で開発、販売されている、採卵やブロイラーに用いられる、いわゆるコマーシャル鶏(「実用鶏」とも呼ばれる。一部輸入もある。)がある。

なお、サイト「株式会社ゲン・コーポレーション 当社に於ける種鶏・コマーシャル鶏の供給体制」によれば、「コマーシャル鶏は、種鶏の供給が出来なくなってから6ヶ月以降から供給に支障が現れる。」とのことである。

しかし、「種鶏供給については、定期的に原種鶏を輸入しているので、約1年間は種鶏の継続的供給が可能であるので、4月時点で輸入が禁止となった場合、来年の秋までは種鶏の供給が可能になる」としている。

更に、「緊急体制を想定して、原種鶏の輸入羽数を増やす」としており、また、「海外の育種会社においても、危機管理のために基礎鶏(ピュアライン)を分散し保存しているところから、種鶏生産に支障が生じたとしても、世界の種鶏供給網から安定的に輸入することが可能である」としている。

また、イギリスのAviagen Ltdから原種鶏を輸入している株式会社日本チャンキーでは、Aviagen Ltdが、イギリス以外の5ヶ国(米国・ブラジル・オーストラリア・ニュージーランド・南アフリカ)から も原種鶏を供給できる体制を確立 しているところから、米国とオーストラリアからの代替輸入を検討しているという。

株式会社日本チャンキーのウェブサイトによると、原種鶏の輸入から鶏肉が生産されるまで、約1.5年から2年間かかるという。

コマーシャル鶏については、次のようなものがある。(カッコ内は、左は、Primary Poultry Breedersの名前であり、右は、コマーシャル鶏のブリーダーの名前です。)

卵用種
1.イサ・ブラウン(Merial-ISA)
2 イサ・ホワイト タイプ99 (Merial-ISA)
3 イサ・ローゼ(Merial-ISA)
3−1 エルベ (Lohmann-Wesjohann Group-H&N)
4 コーラル(Lohmann-Wesjohann Group-H&N)
5 シェーバー (Merial-Shaver)
6 シェーバー ブラウン (Merial-Shaver)
7 シェーバー ホワイト(Merial-Shaver)
8 ジュリア(Lohmann-Wesjohann Group-Lohmann Tierzucht)
9 スーパーニック(Lohmann-Wesjohann Group-H&N)
10 ダイヤクロス
11 デカルブ・アンバー (Toshoku-Dekalb)
12 デカルブ・エクセルリンク(Toshoku-Dekalb)
13 デカルブ・エクセルリンク・エル(TX-35)(Toshoku-Dekalb)
14 デカルブ・ゴールド (Toshoku-Dekalb)
15 デカルブ・シグマ (Toshoku-Dekalb)
16 デカルブ・ディーケー (Toshoku-Dekalb)
17 デカルブ・ブラック (Toshoku-Dekalb)
18 デカルブ・ベータ (Toshok-Dekalbu)
19 デカルブ・ラムダ (Toshoku-Dekalb)
20 ニュージェネレーション・スーパーニック(Lohmann-Wesjohann Group-H&N)
21 ネラ SL
22 ハイライン ソニア (Lohmann-Wesjohann Group-Hy-Line)
23 ハイライン マリア(Lohmann-Wesjohann Group-Hy-Line)
24 ハイライン ローラ(Lohmann-Wesjohann Group-Hy-Line)
25 ブラウンニック (Lohmann-Wesjohann Group-H&N)
26 プリマス
27 ボバンスL(Hendrix Poultry Breeders-Hendrix)
28 ボバンス WL (Hendrix Poultry Breeders-Hendrix)
29 ボバンス・ホワイト(Hendrix Poultry Breeders-Hendrix)
30 ボリス ブラウン (Lohmann-Wesjohann Group-Hy-Line)

ブロイラー種
1.チャンキー(BC Partners Ltd. - Aviagen Group Ltd.)
2.アーバーエーカー(BC Partners-Arbor Acres)
3.コッブ(Tyson Foods-Cobb-Vantress)

など

このコマーシャル鶏については、サイト
「コマーシャル鶏」
「鶏の種類」
に詳しい。

これらコマーシャル鶏(Commercial Strains )とブリーダー(Breeder )と世界の育種会社(Primary Poultry Breeders )との関係は、下記のとおりである。
参照「Primary Poultry Breeders 」

1.Egg Layers

(1)Merial(Primary Poultry Breedersの名前 です。)
ISA(ISA Brown)、Shaver(Starcross 566 、Shaver White、Shaver 2000、Starcross 579/Shaver Brown)、Babcock(B300/ISA White、B380 )、Hubbard(Golden Comet )(Commercial StrainsのBreeder の名前です。カッコ内は、Commercial Strainsの名前です。)

(2)Lohmann-Wesjohann Group
H&N(Nick Chick、Brown Nick、Tint Nick)、Hy-Line(W-36、W-77、W-98、Hy-Line Brown、Hy-Line Silver Brown、H-Gray T)、Lohmann Tierzucht(Lohmann White-LSl、Lohmann Brown、Lohmann Silver Brown、Lohmann Tinted)

(3)Toshoku
Dekalb(Dekalb XL 、Dekalb Delta White、Dekalb Beta、Dekalb Amber、Dekalb Black、Dekalb Gold)

(4)Nutreco
Euribrid(Hisex White、Hisex Brown)

(5)Hendrix Poultry Breeders
Hendrix(Bovans White、Bovans Brown、Bovans Goldline、Bovans Nera)

(6)Anak
Anak(Yaffa Colour Sex B、Yarkon Tint T)

(7)Hungarian State-owned
Babolna(Tetra-SL、Harco)

(8)Dominant Ltd.
Dominant(Dominant brown D- 102、Dominant white D-529、)

2.Broilers

(1)Merial Ltd.
ISA(Vedette、 ISA JA 57 、Acoblack P6N 、ISA 20 、ISA 30 MPK )、Shaver(Starbro 、Minibro、Redbro 、Color-Pac 、Tropicbro 、)、Hubbard(Hubbard Hi-Y 、Hubbard Roaster 、Hubbard Classic )

(2)Tyson Foods
Cobb(Cobb 500)、Cobb-Vantress(Cobb 500 Fast Feathering Female 、Cobb 500 Slow Feathering Female 、Cobb 500 Male )、

(3)Nutreco
Euribrid(Hybro N 、Hybro G 、Pilch )

(4)BC Partners
Ross(Ross 308 、Ross 208 、Ross 508 、Ross PM 3 、Ross Male 、Indian River )、Arbor Acres(AA broiler breeders)

(5)Peterson Farms
Peterson(PM 、PMM 、PF )

(6)Avian Farms Inc.
Avian(Avian 24K female 、Avian 34 female 、Avian 43 female 、Avian Maine Male )

(7)Anak
Anak(Anak-White B 、Anak-40-Red )

(8)Dominant Ltd.
Dominant( Dominant Broiler Br-11 (white) 、Dominant Broiler RED-22 (red) )

(9)Kabir Chicks Ltd.
Kabir(Labelle Rouge 、Labelle Kabir 、SK88 、K39 )

(10)Sasso
Sasso(’Label Rouge’ types 、’Farm Chicken’ types )

備考2. 初生雛及び家禽肉類の輸入禁止国一覧 (2006/04/01現在)

「株式会社ゲン・コーポレーション 当社に於ける種鶏・コマーシャル鶏の供給体制」より引用

南北アメリカ(3)
米国:コネチカット州、ニューヨーク州(H7N2)・カナダ:ブリティッシュコロンビア州(H5N2)・メキシコ:コアウイラ州(H5N2)

北東アジア(3)
中国:(H5N1)・モンゴル(H5N1)・北朝鮮(H7)

東南アジア(9)
香港(H5N1)・マカオ(H5N7)・ベトナム(H5N1)・インドネシア(H5N1)・ラオス(H5)・カンボジア(H5N1)・タイ(H5N1)・マレーシア(H5N1)・フィリッピン(H5N1)

西南アジア(7)
イラク(H5)・パキスタン(H7・H5)・インド(H5N1)・アフガニスタン(H5N1)・ミャンマー(H5N1)・ヨルダン(H5N1)・イスラエル(H5N1)

ロシア(3)
ロシア(H5N1)・カザフスタン(H5N1)・アゼルバイジャン(H5N1)

欧州(7)
ウクライナ(H5)・イタリア(H7N3)・ルーマニア(H5N1)・トルコ(H5N1)・フランス(H5N1)・アルゼリア(H5N1)・オランダ(ワクチン接種による禁輸)

アフリカ大陸(6)
ナイジェリア(H5N1)・南アフリカ(H5N2)・ジンバブエ(H5)・エジプト(H5N1)・ニジール(H5N1)・カルメーン(H5N1)

野鳥からのAI陽性確認国
ブルガリア・ギリシャ・オーストリア・ハンガリー・ドイツ・クロアチア・スロベニア・ボニスヘルテェゴビナ・スロバキア・スイス・スエーデン・イラン・グルジア

2006/05/15追記 ノーフォーク州を除き英国産鶏のヒナ輸入停止を近く解除とのこと

農林水産省は5月15日、鳥インフルエンザ発生で4月29日から輸入を全面停止している英国産鶏のヒナについて、発生があったノーフォーク州を除き輸入停止を近く解除する方針を決めた。

とのことである。

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2006/05/04 Thursday

アメリカの鳥インフルエンザ・パンデミック対策計画の評価さまざま。

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 11:33:12

2006/05/04
 
nullこのほど発表されたアメリカの鳥インフルエンザ感染拡大に対処したパンデミック対策計画「Implementation Plan for the National Strategy for Pandemic Influenza」は、233ページに及ぶ大部なものであるが、相当総合的な対策だけに、評価がある一方で、これだけの対策をするだけの予算措置はなされているのかという批判もあるようだ。

このサイト「Bird flu plan lacks a key detail」では、現在措置されている鳥インフルエンザ対策予算のほとんどは、ワクチン開発と抗ウイルス薬備蓄費用に消えてしまって、地方対策に使えるのは、そのうちのたった5パーセントに過ぎないとしている。

専門家によれば、緊急患者ですぐに一杯になってしまうと見込まれる地方の病院の整備と健康管理費用だけでも、50億ドルは必要との見方をしている。

「Chapter 9 - Institutions: Protecting Personnel and Ensuring Continuity of Operations」の部分にある「パンデミックになったばあい、就労人口の40パーセントが数週間、職場を離れなければならない」ことについて、「Bird Flu Plan 」では、the Central Shenandoah Health District のDoug Larsen博士は、支障ないとしている。

なお、この対策発表での記者会見で、報道官は、「Mitigate」という言葉を盛んに強調されていたが、なるほど、この計画の中には、この「Mitigate」という言葉が、随所にちりばめられている。

つまり、その意味するところは、疾病の拡大に対するミチゲートであると同時に、社会的・経済的なインパクトに対するミチゲートを含めた、広い概念での影響緩和(Mitigate illness, suffering,and death、Mitigate impact to economy and society)を意味しているようだ。

画餅に終わらないことを祈るのみだ。

2006/6/31  追記 「Pandemic Planning Update II」について 

米国のpandemicflu.gov に下記のレポートが出たとの情報を、Chaosさんからいただきました。

現状と準備状況について、コンパクトにまとめられているとのことです。

Pandemic Planning Update II

この中で、12ページ目の次のチェックリストが、参考になりました。

霊安施設(Mortuary Facilities)なんてのもあって、ギョッとしますが。

Available Checklists:
State and Local
Individuals and Families
Business
Schools (K-12)
Faith-based and Community Organizations
Medical Offices and Clinics
Home Health Services
Long-Term Care and Other
Residential Facilities

Upcoming Checklists:
Law Enforcement and First Responders
Children’s Hospitals
Health Insurance Industry
Travel Industry
Mortuary Facilities
Correctional Facilities

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2006/03/02 Thursday

ドイツの鳥インフルエンザの猫感染で、ワールドカップの開催日程にも影響か?

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 08:48:57

2006/03/02(Thu)
 
nullドイツのバルティック海のRuegen島のオス猫がH5N1鳥インフルエンザ感染死したということで、今年の6月9日からドイツで開催されるワールドカップの日程にも、影響が出るかも知れないという話になってきた。
『Bird flu could disrupt World Cup - FIFA 』参照

FIFA会長の Sepp Blatter 氏は、「鳥インフルエンザがワールドカップに影響するというドイツ政府の判断が出れば、われわれは、その決定を尊重する。」とし、また、選手団の squad selection (チームメンバー選定)の締め切り期限についても、延長可能の含みも見せた。

この問題については、今月デュッセルドルフで開かれるFIFAのワークショップで議論される予定である。

Blatter会長は、「もし、この問題について、正式に表明があったら、3月半ばに開かれるthe FIFA organisation committeeで、論議されるであろう。」と、この問題を排除しないむねを表明した。

この問題については、先月も、ドイツ連邦議会農業委員会のヘーン委員長( Barbel Hohn)や、ドイツ経済大臣Michael Glos 氏が、その可能性について言及したのに対して、FIFAのGrondona副会長が明確に、その可能性を否定してきたのだが、ドイツでの鳥インフルエンザが猫にまで感染したという事態の進展で、FIFAも、ことの重大性を、やや、認識しはじめてきたといえる>
『Bird flu will not halt World Cup, says FIFA’s Grondona』参照

なお、猫の鳥インフルエンザ感染疑い例は、今回のドイツが初めてのケースではなく、中国遼寧省で、昨年30匹の猫が死に、これが鳥インフルエンザによるものではないかと、疑われた例や、タイのバンコックの動物園で、数匹の猫にH5N1が検出された例や、一昨年2月に同じ時期に、タイやマレーシアやスリランカで野生の猫に、同じ遺伝子配列を持つウイルスが検出されたという例がある。
また、イラクでの感染例もあるとの報道もある。
参考
「Cat deaths not related with bird flu in NE China」
「Thai Veterinarian: Cat Found Infected with Bird Flu」
「Malaysia H5N1 Recombinant Between Wild Cat Bird Flu」
「Cat deaths raise fears bird flu may spread」

また、このサイト「Cats may carry the bird flu virus」は、オランダのロッテルダムのErasmus Medical Centerがリサーチしthe journal Scienceに発表した研究結果だが、猫が、鳥から人間への鳥インフルエンザウイルス伝染の媒介をしうるとしている。
論文名は「Avian H5N1 influenza in cats.研究者Kuiken Tほか」
その他参照サイト
「How cats catch bird flu」
「ProMED情報」

今回のドイツでの鳥インフルエンザ猫感染の事態について、 Recombinomicsでは、過去の例から見て、決して驚くべきことではないとしている。

このドイツのペット・サイト「catmom.de」では、ペット愛好家のためのQ&Aとして、「感染は、死んだ感染鳥肉を、猫がたべたことによる」として、『靴からの感染の可能性もないことはないが、可能性は低い。」とし、「猫は、室内にとどめることが必要」とし、また「ドイツの狩猟法の改正が検討されていて、それによると、人間の住処から200メートル以上先をうろついている猫については、銃撃が可能となる見通しである。」としている。

ドイツの新しい狩猟法については、『 German hunters under fire for killing domestic cats 』をご参照

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