2006/11/23(Thu)
韓国南部の全羅北道(Jeollabukdo)郡 益山(Iksan)市(韓国語で「익산시」)咸�M献愁�ネ里(地図は、こちらとこちらご参照)の「씨암탉」養鶏場で、大規模な鳥インフルエンザ(韓国語で「조류독감」)が、発生した。
先週日曜日以来、養鶏場の鶏一万三千羽のうち、六千羽が死亡しているという。
ウイルスの型などは、不明であるが、今週の土曜日までに確定する見通しである。
韓国での大規模な鳥インフルエンザの発生は、2003年12月以来のものである。
参照
韓国語ニュースサイトでの鳥インフルエンザ関連報道は、こちらか、こちらからどうぞ。。
韓国語の翻訳は、このサイトからどうぞ。
2006/11/24追記 渡り鳥は、鳥インフルエンザ発生の朝鮮半島を経由して、南に向かう季節
今回の韓国での鳥インフルエンザ発生は、渡り鳥シーズンだけに、及ぼすところ、大きそうだ。
特に、ロシアやカザフスタンやモンゴルから南に向かう渡り鳥の休憩地が朝鮮半島であるところから、韓国政府は、頭を抱えているようだ。
とりあえず、渡り鳥の季節には、家禽を屋内にとどめておいたり、渡り鳥の鳥インフルエンザ感染状態をモニターする体制をしくとかの対策しか、思いついていないようなのだが。
ちなみに、シベリアからのフライウェイは、この図のように、朝鮮半島をかすっていっている。
韓国の渡り鳥(韓国語で「철새」)の飛来地としては、忠清南道浅水湾(韓国語で「천수만 」)、京畿道シファ湖(韓国語で「시화호 」)、坡州市臨津江(韓国語で「임진강이」)江原道鉄原郡(韓国語で「철원평야」)、全羅南道栄山湖順天湾(韓国語で「순천만」)などがある。
今回の発生地は、冬には、コハクチョウやマガモ、ミヤコドリやズグロカモメなどが飛来する忠清南道錦江(クムガン)河、に近い。(参照地図とこのサイト)( 錦江(韓国語で「금강」)(左側の図では、左側の海岸沿いの下から二番目の赤丸の地帯)は、忠清南道(チュンチョンナムド)と全羅北道(チョルラナムド)の境界線に位置している。錦江での水鳥の写真は、こちら参照)
この韓国SBSテレビの映像では、洛東江(ナクトン(Naktong)川)近辺を飛び交う渡り鳥のすさまじい大群を映し出しており、また、もう一つの韓国SBSテレビの映像では、今回の鳥インフルエンザ発生地と渡り鳥の休憩地とは、10キロメートルしか離れていなくて、そこに、60万羽の野鳥がいるとして、鳥インフルエンザ発生養鶏場周辺の道路に落とされた渡り鳥の糞などを映し出している。
韓国の渡り鳥の飛来地の写真は、こちらのサイトや、こちらのサイトや、こちらのサイトもご参照
朝鮮半島からの渡り鳥のフライウェイは、この通り、四方に広がっている。
左記の図について、このサイト「익산 AI는 주범은 철새? 」は、次のような説明をしている。
「韓国の農林部関係者は 11月27日 “獣医科学検疫院専門家で構成された調査班の見解によると、今回の韓国の鳥インフルエンザは、渡り鳥によって、感染された可能性が強いとの見解を示した。
今回、鳥インフルエンザが発見された益山は、韓国有数の渡り鳥飛来地である錦江と近い距離にあり、2003年 12月に忠清北道で発生した鳥インフルエンザの原因も、渡り鳥と考えられるところから、今回の発生も、冬の渡り鳥と、密接な関係にあるとみなければならない。
マガモ(청둥오리)、コガモ (가창오리), 野生のガン (쇠기러기)など、北方からきた渡り鳥は 10月末から江華島(강화도,左記地図の左上から一番目)に飛来し、忠清南道浅水湾(천수만、左記地図の左上から二番目)→錦江( 금강하구、左記地図の左上から三番目)→栄山江(영산강、下記地図の左一番下)・洛東江(낙동강、下記地図の右下から二番目)下流などを経て、来年2月頃に、韓国を飛び立つと思われる。
従って、今月から、来年 2月までを 、韓国での鳥インフルエンザ特別防疫期間に、設定する。
この期間には江華島(강화도)、忠清南道浅水湾(천수만)、錦江( 금강하구)、栄山江(영산강)、洛東江(낙동강)下流などの、渡り鳥渡来地 30余箇所で、野鳥の感染の有無について調査する。」
左記の図は、「江華島(강화도)」周辺の野鳥の飛来地のロケーションである。
江華島(カンファド)は、長花里(チャンファリ)、如此里(ヨチャリ)地域と席毛島(ソンモド)、注文島(チュムンド)など島一帯にかけて広がる干潟1億3千6百万坪からなり、韓国の国家天然記念物第419号に指定されている。
地図上部の真ん中の「江華島(강화도)」から、各飛来地に通じるフライウェイがあるようだ。
参照「강화도 갯벌에서의 철새관찰 요령 」
日本とのフライウェイトの関係だが、このサイトにみるように、ロシア→朝鮮半島→日本の九州→ニュージーランド へのフライウェイなどがある。
なお、「シギ」は、韓国語で「도요새」、「チドリ」は、韓国語で、「치드리」という。
なお、このサイトの赤い旗のところが、韓国の各渡り鳥飛来地についての解説である。
こちらのサイトもご参照
参照
「S.Korea poultry farm has suspected bird flu case」
「近くの主なダムサイト一覧」
2006/11/25 追記 韓国で二例目の鳥インフルエンザ発生
今回発生したのは、京畿道 平澤市( Pyeongtaek)(韓国語では「평택」)の南70キロメートルにある農家で、今週の火曜日から、200羽が死亡したという。
低毒性のものというが、確定はされていない。
参照
「Low-grade bird flu kills 200 chickens in Seoul: ministry 」
なお、二例目に関しての
ビデオ放送は、こちらのサイト(左側の鶏の写真の下にある赤いテレビマークをクリックすると、みられます。)
韓国語ニュース報道は、このサイトご参照
2006/11/25 追記 韓国の鳥インフルエンザは、H5N1と判明
韓国政府当局は、本日、今回の韓国での鳥インフルエンザウイルスは、H5N1であると判明したと発表した。
これを受けて、発生養鶏場の周囲500メートル以内にある6つの養鶏場の鶏二十三万六千羽を殺処分することとした。
また、これには、300頭の豚と577頭の犬の処分も含まれる。
さらに、10キロメートル以内を隔離地域とし、その中での鶏や卵の移動を禁止した。
さらに、今後、3キロメートル以内の家畜の殺処分へと、拡大する予定である。
このように、対象養鶏場がさらに拡大されることもあり、最大、221養鶏場五百万羽に及ぶことも考えられる。
この図をご参照
これに関する韓国のテレビはこちらからどうぞ。
ちなみに、韓国語で、タミフルのことを「타미플루」というらしい。
参照「South Korea confirms bird flu of H5N1 strain」
2006/11/26 追記 韓国の農業大臣が、鶏肉の安全性を強調するためのデモンストレーション
韓国の農業大臣が、今日、鶏肉を食べさせる食堂や、鶏肉を扱う市場を視察し、鶏肉を食べたり、さわったりして、その安全性を強調していた。
このサイトがその模様を報道したKBSテレビ。
写真の下の青マーク(300Kまたは56K)をクリックすると、みられます。
食べているのは参鶏湯(サムゲタン)でしょうかね?
2006/11/27 追記 続々、鳥インフルエンザ発生
先に韓国の京畿道の平沢市で鶏283羽が低病原性の鳥インフルエンザが原因で死んでいたが、その同じ京畿道の楊平郡介郡面で飼育されていた鶏800羽余りがこの3〜4日間で死亡したことがわかった。
また、忠清南道・瑞山市の養鶏場でも、鳥インフルエンザ1次抗体試験の結果、陽性反応が確認された。
忠清南道が27日、明らかにした。
現在、国立獣医科学検疫院に精密検査を依頼した状態だ。
この養鶏場は、高病原性鳥インフルエンザが発生した全羅北道・益山市の養鶏場から卵の供給を受けていたふ化場からひよこを購入し飼育していた。
これで、韓国での鳥インフルエンザ(未確定を含む)は、全羅北道・益山市、京畿道・平澤市、京畿道・楊平郡介郡面、忠清南道・瑞山市の四件となった。
2006/11/27 追記 韓国の鳥インフルエンザで、渡り鳥原因説に論争
このサイト
によると、今回の韓国の益山での鳥インフルエンザの原因について、国立獣医科学検疫院では、渡り鳥を原因と見ているようだ。
その理由として鳥インフルエンザが確認された益山の農場が、渡り鳥がたくさん集まる錦江(クムガン)の河口から10キロほど離れている所にあるからだとしている。
しかし、環境運動連合のキム・キョンウォン湿地海洋チーム長は「原因を野生鳥類に断定したら、防疫に問題が生じうる」とし「足りない鳥インフルエンザ関連の研究者を補足するのが急がれる」と指摘している。
また、SBSテレビでは、鳥インフルエンザ発生に伴う、鶏肉加工業の影響についてふれ、ここ2年間順調にきた鶏肉加工産業は、今回の事件で三割の減産体制を迫られるとしている。
画像の下の赤いマークをクリックしてみてください。
2006/11/28追記 韓国の益山で、また、鳥インフルエンザ発生
韓国での第一回目の発生地の益山で、再び、鳥インフルエンザが発生した。
この農場は、初めに発生した益山の養鶏農場からわ3キロ離れた地点にあり、26日から2日で206羽が集団死したという。
28日午後に、確定判定結果が出る見通し。
なお、この段になって、韓国の鳥インフルエンザ早期防疫のための初動体制の確立の遅れが指摘されてきた。
最初に発見の益山の養鶏農場主は、地方自治体など関連機関に申告せず、死んだニワトリを数百キロを積んで運ぶなどしていた。
また、主務部署である農林部は発病1週間が経っても発病場所半径500メートル以内の家畜現況さえまともに把握できていなかった。
この結果、最初の発生以後の、申告が遅れたことが響き、現在、鳥インフルエンザが発生した全国4地域はすべて最初の集団死後4〜6日が過ぎてから防疫当局に届けた有様であったという。
また、全羅南道地域では、ここ1ヶ月の間に全羅北道の最初の感染農家である益山の養鶏場と接触していた養鶏農家が67軒に達しているとして、神経質になっているという。
追記
益山での二例目の鳥インフルエンザ疑いについて、国立獣医科学検疫院で精密検査を行なっところH5N1型に判明した。
農林部など防疫当局は、該当農場と初めて感染が確認された農場との関連性を調べる疫学調査を進めている。
今回の農場は、初めて感染が確認された農場から半径3キロ、すなわち「危険地域」の境界付近に位置している。
2006/11/30追記 韓国の鳥インフルエンザの殺処分範囲拡大
韓国で、益山で、最初に発生した農場と、次に発生した農場のそれぞれ周囲3キロメートルにある家禽について、殺処分がされる見通しになった。
この措置によって、当初、発生した農場の半径3km内にいる鶏40万羽と、2番目�鯣�生の農場半径3km内の70万羽の鶏、合計100万羽余りの鶏が殺処分されるものと見こまれる。
参照
参考1. 韓国の渡り鳥飛来地一覧
■ 철원평야 (江原道鉄原郡)上記の地図では、中央内陸部上から一番目
■ 한강 미사리(팔당대교) 上記の地図では、 左側上から二番目
■ 한강 밤섬
■ 임진각, 오두산 전망대 (坡州市臨津江)上記の地図では、左側上から一番目
■ 천수만 (忠清南道浅水湾)上記の地図では、左の上から三番目
■ 낙동강 하구 上記の地図では、右側下から二番目の海側
■ 주남저수지 上記の地図では、右側下から二番目の内陸部
■ 우포늪 上記の地図では、右側下から三番目の内陸部
■ 동해안 석호(화진포·청초호·경포호) 上記の地図では、右側上から二番目と一番目
■ 금강 하구 上記の地図では、左側下から二番目
■ 제주도 성산포 및 하도리 양식장上記の地図では、一番下の島の済州島
■ 고천암호
日本語と韓国語との対比での水鳥生息地一覧
鉄原セムトン「철원평야 」
漢江「한강」
江華花道面干拓地と如此里「여행정보 」
浅水湾「천수만 」
安山始華湖「시화호 」
錦江河口 牛浦沼「금강」)
注南貯水池 「창원」
海平湿地「낙동강」
洛東江「부산 낙동강 」
順天湾「순천만」
済州下道里 「제주도 성산포 및 하도리 양식장」
参照
「韓国での水鳥観測地一覧表」
「韓国バードウォッチング」
韓国の地名については「韓国地名一覧&郵便番号・地図表示 一覧表示」
「韓国の渡り鳥飛来地検索」
参照
参考2.韓国のテレビ報道が伝える韓国鳥インフルエンザの実態
1.KBSの報道
テレビ報道1−01
テレビ報道1−02
テレビ報道1−03
テレビ報道1−04
テレビ報道1−05
テレビ報道1−06
テレビ報道1−07
テレビ報道1−08
テレビ報道1−09
テレビ報道1−10
テレビ報道1−11
上記サイトは、画面の下の青マーク(300Kまたは56K)をクリックすると、みられます。
なお、その他の最新のKBSの鳥インフルエンザ関連最新ビデオは、このサイトのなかの「VOD」をクリックしてください。(音声だけのも混ざっていますが。)
2.SBSの報道
上記サイトは、画面の下の赤マークをクリックすると、みられます
3.CBSの報道
テレビ報道3−01
上記サイトは、画面の下の青マーク(VOD)をクリックすると、みられます。
韓国語の翻訳は、こちらのサイトからどうぞ。
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⇒http://translate.livedoor.com/chinese/
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⇒http://www.google.com/translate_t
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