2009/07/15(Wed)
あのときは、新進党の議員総会の場で、公然と党首を非難し、その場で立ち去り、離党届を出したと思ったら、次の日には、自民党に入党、なんて輩が、新進党の末期には、毎日のように、数多く出た。
今の自民党の閣僚の中におられるかたも、また、現在では某県の知事さんになられている方も、あの時は、そうだった。
なかには、一億円の引き抜き資金が手当てされ、それで、超高級外車を買って乗り回していた鞍替え議員もいた、なんて話も、北のほうには、あった。
いずれも、当時の自民党幹事長加藤紘一さんの引き抜きにあった面々である。
それが、10数年を経て、今度は、せっかく入党させてもらった自民党から脱出しようと、あがいている。
当の加藤さんはどうだが、わからないが。
何やら、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』のかんだた(犍陀多)を見るような感じだ。
いさぎよくないですね。
みなさん。
みぐるしいですね。
みなさん。
私は、同期だから言うのではないが、古賀誠さんが辞任したい気持ちも、よくわかる。
要は、みんな政権末期になっても、そのおかれた危機的状況がよくわかっていないのである。
古賀さんは、そのおかれた危機的状況がよくわかっていたからこそ、何にも行動しないよりも、あらゆる奇手をも使おうと、東国原カードに、必死だったはずなのだ。
いったい、古賀さんを批判してた丸山弁護士議員なんてのは、単なるタレントの東国原さんたちに対するやっかみを根拠にしたものに過ぎないようにも聞こえてしまうのだが。
親の心、子知らずとはこのことなのだろう。
阿鼻叫喚は、今日も続くのだろう。
それにしても、両院議員総会ならぬ、解散後の議員バッチをはずした片院議員片院前議員総会なんてのは、聞いたことがないのだが。
昨年9月に書いたブログ記事「自民党総裁選挙と、女王蜂亡き後のミツバチの行動との類似点」は、今にして読み返してみると、今の状況を、的確かどうかはわからないが、ここで予測していた『蜂子出し』が始まったようである。
その他のこれまでの関連ブログ記事は下記のとおり
「自民党は、分党によって生き残る道を考えるときにきている。」
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