2009/05/08 Friday
2009/05/08(Fri)
これは、PRINT( Particle Replication In Non-wetting Templates)という技術のようで. カリフォルニアのLiquidia Technologiesという会社が開発したもののようだ。
いわば、ミサイル的にピンポイントで、特定のウイルスに対して、免疫反応を増幅させるワクチンのようだ。
これまで、ウイルスやバクテリアは、いろいろな形や大きさ、さまざまな構成の違いや表面の状態、などをもっているので、人体は、それぞれの病原体に対応した反応を示しているとされている。
そこで、ワクチンのサイドで、そのそれぞれにカスタマイズされた設計をすることによって、人体の免疫反応を従来のワクチンの10倍にまで高めることが出来るという。
このことによって、これまでのワクチンにあった多重接種の必要性をなくし、また、ブースターショットの必要性もなくすことも出来るという。
これ以上の詳しい説明は、下記のサイトご参照
「Custom-designed nanoparticles key to new generation of highly effective vaccines 」
「PRINT」
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2009/05/06 Wednesday
2009年5月6日

今回の新型インフルエンザは、一般的に弱毒性といわれているが、世界のところどころでは、劇症型でもって重症にいたっている患者も多いのだが、この辺の謎を「Second Strain Might Have Caused Some Severe Cases In Mexico, Investigators Say」では、次のようにみている。
すなわち、例年の季節的なインフルエンザの代表的な、ヒト由来H3N2型に、二つの変異を持ったH3N2があらわれているのではないか、ということである。
とくに、最近、カナダのブリティッシュ・コロンビアで発見された変異型H3N2が注目されているようだ。
このウイルスは、ウイルスの表面のたんぱく質、ヘマグルチニンに二つの変異をもったものであるとされる。
このへんについて、British Columbia Center for Disease Control,のRobert Brunham博士は、次のように言っている。
「British Columbia Center for Disease Controlにおいても、最近、メキシコからの旅行帰りのかたが、メキシコでH3N2に感染していたのだが、その方のウイルスも、二つの変異を持ったH3N2であった。
これと同じウイルスは、メキシコを旅行しないBritish Columbia在住の方からも、みつかっている。
現在のH1N1に比べて、この二つの変異を持ったH3N2の感染した人の症状は、重い。
したがって、われわれとして懸念しているのは、メキシコで重症となった人は、H1N1によってのものではなく、この二つの変異を持ったH3N2ウイルスによってのものではないか、ということである。」
British Columbiaの公衆衛生当局では、メキシコ帰りのカゼにかかった旅行者を調べたところ、H1N1とH3N2によるものとの比率が50対50であったという。
毎年、定期的に、管内のウイルスのアミノ酸配列をモニターしている同センターのDanuta Skowronski氏によれば、「今年の2月中旬までは、H3の、ヘマグルチニンのアミノ酸配列は、季節的なインフルエンザ対応三種混合ワクチン(2009-10北半球3価不活化インフルエンザワクチンの成分は、A型としては、H1N1の、A/Brisbane/59/2007; H3N2の、A/Brisbane/10/2007;B型としては、B/Victoria系のB/Brisbane/60/2008 の三種)に使用されている A/Brisbane/10/2007(H3N2) との配列と同じ(同様の抗原性を持っていた。)であったが、3月上旬になって、ブリティッシュコロンビアの患者から採取したウイルスのアミノ酸配列には、変異が見られた」としている。
つまり、おなじみのヒト・インフルエンザウイルスのA香港(H3N2)型に、今年の3月上旬以来、変異が見られたということですね。
これから、南半球は、季節的インフルエンザ・シーズンを迎える。
オーストラリアは、すでに秋で、6月には、冬にはいる。
すでに、ヒト由来H3が変異しているとなると、南半球において、三種混合ワクチンによるウイルスの制御がどうなるのか、気になるところである。
参考 「Influenza Vaccine Composition」
2009から2010年の北半球のインフルエンザワクチン推奨株
A/Brisbane/59/2007 (H1N1)-like virus
A/Brisbane/10/2007 (H3N2)-like virus
B/Brisbane/60/2008-like virus
2009年の南半球のインフルエンザワクチン推奨株
A/Brisbane/59/2007 (H1N1)-like virus
A/Brisbane/10/2007 (H3N2)-like virus
B/Florida/4/2006-like virus
関係参考サイト
「Second strain of flu may complicate picture-study」
「PRO/AH> Influenza A (H1N1) - worldwide (11): coincident H3N2 variation」
「International Society for Infectious Diseases」
「Influenza A/Mexico/2009 (H1N1) update」
「Flu to Flourish in South Hemisphere? 」
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2009年5月6日
折からのメキシコの新型インフルエンザ問題とも絡みうる研究成果が、今年三月に発表されていた。
この研究は、神戸大チームはとインドネシアのアイルランガ大学熱帯病研究所とが、2005年から2007年にかけておこなったものである。
論文名は
「H5N1 virus may be adapting to pigs in Indonesia」
原典のアブストラクトはこちらからどうぞ
である。
内容の概要は下記のとおりである。
両国の研究チームは、2005.2006.2007年にわたってインドネシアの4州の豚計402頭の感染状況を調べたところ、、豚がH5N1に感染していることがわかった。
そこで、豚から3つのウイルス、鳥から2つのウイルスを、東ジャワから集め、これを卵とイヌの腎臓で培養した。
これによって、H5N1が哺乳類の組織の中で培養できることを実証した。
次に、培養したウイルスをマウスに接種した。
この結果、豚からの3つのウイルスは、マウスに対して、いずれも、鳥からのウイルスよりも、弱毒性を示した。
特に、そのうち、豚の二つのウイルスの弱毒化は、著しかった。
遺伝子分析においても、アミノ酸配列における変異が見られたが、どの変異が弱毒化をもたらしたものかについては、特定できなかった。
これらのことから、研究者たちは、このように、H5N1は、哺乳類に感染以降は、著しく強毒性を失う、としている。
しかし、、H5N1が哺乳類に感染以降、弱毒化することで、パンデミックとなりうる要素を、反面強めるのではないかと推測している。
すなわち、豚にH5N1が感染することによって、持続的に、パンデミックなウイルスが出現するリスクが増加するためである、としている。
したがって、今後、永続的なサーベイランス体制維持の必要性と、豚におけるH5N1の管理体制の確立が必要である、としている。
今回の研究成果について、他の研究者たちからは、今回の5つのウイルスでの結論は、尚早に過ぎ、今後、もっと多くのウイルスに基づいた研究が必要である、としている。
また、哺乳類感染の段階で弱毒化ということは、ホストがより伝達の機会を長く持つということであるとしている。
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2009/05/05 Tuesday
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2009/05/03 Sunday
2009年5月3日
このサイト
「H1N1 Is Swine Flu: Roots In North Carolina 」
や
このサイト
「Swine flu has roots in N.C. outbreak」
や
このサイト
「‘New Scientist’: Swine flu stems from virus that evolved in U.S. 」
や
このサイト
「Swine flu: The predictable pandemic? 」
では、私のブログ
「「Smithfield工場が豚インフルエンザ発生元」との情報の出所は?」
で紹介したメキシコ・Perote州Perote自治区La GloriaのSmithfield Foods社(スミスフィールド・フーズ社)が、ノースカロライナの同社工場でも、10年前に、合併結合変異ウイルスをうみだしていたのではないのか?との推測記事を出している。
その推測のもとになったのが、今日の私のブログ記事である
「新型インフルエンザについてのコロンビア大学などの予備的分析結果について」
において、紹介したコロンビア大学の研究チームの報告である。
すなわち、この研究では、今回の新型インフルエンザの遺伝子配列に、1998年にノースカロライナ、テキサス、ミネソタ、アイオワの4州で発見されたH3N2合併結合変異ウイルス(A/Swine/North Carolina/35922/98は、豚とヒトとの合併結合変異ウイルス、 A/Swine/Texas/4199-2/98とA/Swine/Minnesota/9088-2/98とA/Swine/Iowa/8548-1/98の三つは、豚とヒトと鳥との合併結合変異ウイルス)との相同性がみられたとの報告をしている。
この推測によれば、1998年のH3N2合併結合変異ウイルスが発見された州のうち、ノースカロライナ州の”Tar Heel”には、Smithfield社の主力工場があって、ここでは、毎日、三万二千頭の豚が処理されているという。
従業員のほとんどは、ラテンアメリカからの移住者であって、過酷な労働条件の下に働いているという。
労働条件をめぐっての労使の紛争も、絶えないという。
そこで、1998年のH3N2の広がり方なのだが、ノースカロライナ州のRaleighの南45分いったところにあるNewton Groveというところの妊娠したメス豚のあいだで発見され、ここから、テキサス、アイオワ、ミネソタへと伝染していったという。
この感染のもととなったのが、工場から出るリッターであったという。
ノースカロライナの豚の75パーセントから90パーセントは、Smithfield社によって、買い上げられ、同社によって処理されているという。
今回、コロンビア大学の分析によって、今回のH1N1新型インフルエンザの原点が見つかったことで、Smithfield社のノースカロライナ工場の衛生管理への懸念が高まっているという。
参考
「Swine Flu Ancestor Born on U.S. Factory Farms」
「Swine Flu? What, Where, When, Who, and the Cure」
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2009年5月3日
ロイターなど、今朝の一部新聞などに報道されている今回の新型インフルエンザウイルスについてのコロンビア大学研究チームなどの分析結果についてだか、新聞報道では、書き足りない点を、このブログ記事で補足説明しておくと−−−
下記のとおりである。
この研究分析結果は、「Eurosurveillance」のオンライン版に、4月30日付け(Volume 14, Issue 17, 30 April 2009 )で掲載されたものである 。
この記事
「The origin of the recent swine influenza A(H1N1) virus infecting humans」
(V Trifonov, H Khiabanian, B Greenbaum, R Rabadan )
がそうである。
内容は、下記のとおりである。
一昨日の私のブログ記事「今回のH1N1新型インフルエンザの遺伝子配列」に書いたとおり、すでに、今回の新型インフルエンザについては、NCBIのサイト
「Influenza Virus Resource」
で遺伝子配列が公開されている。
8つ(PB2 PB1 PA HA NP NA MP NS )のセグメントについて、全部のシーケンスが解析されているウイルスは、
Influenza A virus(A/California/04/2009(H1N1))
のみである。
この8つのセグメント一つ一つについて、その相同性(Pct identity)を検証したのが、今回のコロンビア大学のR Rabadan氏などの研究のようである。
では、その一つ一つについて、見てみよう。
��PB2(RNAポリメラーゼ β2サブユニット,RNA polymerase β2)
北米の豚インフルエンザに近い
��PB1(RNAポリメラーゼ β1サブユニット、RNA polymerase β1)
北米の豚インフルエンザに近い
��PA (RNAポリメラーゼ αサブユニット、RNA polymerase α)
北米の豚インフルエンザに近い
��HA (ヘマグルチニン、haemaglutin)
北米の豚インフルエンザであるA(H1N1)とA(H3N2)に近い
��NP (核蛋白、nucleoprotein)
北米の豚インフルエンザに近い
��NA(ノイラミニダーゼ、neuraminidase)
ヨーロッパ/アジアのインフルエンザウイルスに近い。
1992年からみつかっているインフルエンザAウイルスに、最も近い。
��MP(マトリクス蛋白、matrix protein)(matrixprotein2(M2)とmatrixprotein1(M1))
ヨーロッパ/アジアのインフルエンザウイルスに近い。
��NS (非構造蛋白nonstructure gene)(nuclearexportprotein(NEP)とnonstructuralprotein1(NS1))
北米の豚インフルエンザに近い
なお、以上にある「北米の豚インフルエンザ」は、豚か、まれには七面鳥に見られるものである。
「北米の豚インフルエンザ」は、1998年に北米でみつかっている新しいH1N1であって、これは、H1N2とH3N2との二つのウイルスからなる合併結合変異ウイルス(reassortant virus)であり、
特記すべきは、その合併結合変異ウイルスを構成する片方のH3N2は、1998年に北米のテキサス、ミネソタ、アイオワで見つかっているもので、こちらのほうは、ヒトと豚と鳥の、三つの宿主から異なる核酸を得る、トリプルの合併結合変異ウイルス(Triple reassortant swine influenza viruses )である。
この経緯については、私のブログ記事「肝心のポイントがまだわかっていないメキシコ・カリフォルニアのH1N1豚インフルエンザ問題」に、やや先走りながら、すでに書いてあるのでご参照ください。
以上のことから、仮に結論付ければ
今回の新型インフルエンザウイルスは、少なくとも、二つの豚インフルエンザを祖先にもつものであり、
そのひとつは、1998年に北米で発見された、ヒトと豚と鳥のトリプルの合併結合変異ウイルス(Triple reassortant swine influenza viruses )である。
ということである。
ただ、今回の新型インフルエンザウイルスが豚から発見されていないということは、それが、サーベイランスの不十分さから起因するものであるのか、それとも、今回の新型インフルエンザウイルスが、ごく最近、合併結合変異によって新たにうまれたウイルスなのかどうか、そのいずれかによるものであると推定される。
以上
付記
1998年に北米で発見された、ヒトと豚と鳥の三つの宿主から異なる核酸を得る、トリプルのH3N2合併結合変異ウイルス(Triple reassortant swine influenza viruses )について
1998年の晩夏から初冬にかけて、北米のノースカロライナ、テキサス、ミネソタ、アイオワの4州にかけて、豚インフルエンザが発生したが、そのうちのノースカロライナのウイルス(A/Swine/North Carolina/35922/98)は、H3N2ヒト・インフルエンザとH1N1豚インフルエンザとの合併結合変異ウイルスであった。
その他の三州(テキサス、ミネソタ、アイオワ)のウイルスは、H3N2ヒト・インフルエンザと、クラシカルなH1N1豚インフルエンザと鳥インフルエンザとのトリプルの合併結合変異ウイルスであった。
( A/Swine/Texas/4199-2/98、A/Swine/Minnesota/9088-2/98、A/Swine/Iowa/8548-1/98)
4州のウイルスとも、HA (ヘマグルチニhaemaglutin)は、1995年から流行しているH3N2ヒト・インフルエンザ・ウイルスであった。
その後、2004年に、Ohio と Illinoisで、七面鳥飼育農家から発見されている。(A/turkey/Ohio/313053/04とA/turkey/Illinois/04)
��1998年のトリプルの合併結合変異ウイルス(ミネソタ、アイオワ、テキサス)について、8つ(PB2 PB1 PA HA NP NA MP NS )のセグメントについて相同性をみてみると
ヒトインフルエンザ由来セグメント
HA (ヘマグルチニhaemaglutin).
NA(ノイラミニダーゼneuraminidase).
PB1(RNAポリメラーゼ β1サブユニット、RNA polymerase β1)
クラシカルな豚インフルエンザ由来セグメント
NP (核蛋白、nucleoprotein).
MP(マトリクス蛋白、matrix protein).
NS (非構造蛋白nonstructure gene)
鳥インフルエンザ由来セグメント
PA (RNAポリメラーゼ αサブユニット、RNA polymerase α)
PB2(RNAポリメラーゼ β2サブユニット,RNA polymerase β2)
��1998年のダブルの合併結合変異ウイルス(ノースカロライナ)について、8つ(PB2 PB1 PA HA NP NA MP NS )のセグメントについて相同性をみてみると
ヒトインフルエンザ由来セグメント
HA,
NA,
PB1
クラシカルな豚インフルエンザ由来セグメント
NS,
NP,
M,
PB2,
PA
鳥インフルエンザ由来セグメント
なし
のようであった。
参考
「Evolution of Swine H3N2 Influenza Viruses in the United States」
「Swine flu genome sequences 」
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2009/05/03(Sun)
新型インフルエンザの二次感染(secondary respiratory infections、secondary transmission、double whammy-二重苦- )とは、渡航歴のない人の感染ということだが。
これまでに、二次感染者と見られるのは、
イギリス1人
ドイツ1人
スペイン1人
カナダ1人
韓国2人ー疑い
ということだ。
二次感染の場所は、
�_搬夏�-母子感染も含む-
��病院内
�3惺�(ただし、アメリカでの感染も二次感染とみなした場合)
などとなっている。
ニーマン博士は、この2ー3日以内にフェーズ6との見通しをしていたが、この格上げは、これらの二次感染の拡大しだいということになるのだろう。
そこで、いつフェーズ6への移行があるのか、だが、ここ数日という見方が濃厚である。
なぜなら、WHOのフェーズは、感染の地理的な拡大を示す指標であって、感染ウイルスの劇症性を示すものではないからだ。
今日のニューヨークタイムズでは、WHOの警告レベル担当チーム(緊急対策部長)のライアン博士(Dr. Michael J. Ryan)の電話インタビューの言として、つぎのような記事を載せている。
概訳
ライアン博士は、「現時点で、私としては、バンデミックは差し迫っている、と、提言している。
なぜなら、われわれは、他国への伝染を見ているからだ。」
といっている。
そして、「われわれは、フェーズ6の段階に到達するであろうと、予測せざるを得ないと見ている。そうならないことを望むものではあるが—」
ともいう。
WHOにおいての最高の警告レベルであるフェーズ6段階は、パンデミックのレベルである。
しかし、ライアン博士は、次のことを強調している。
すなわち、世界的なパンデミックは、疾病の地理的な広がりを示すもので、その疾病の重大性を示すものではない。
症状的に軽い疾病のパンデミックもありうる。
現在の警告レベルであるフェーズ5は、次のことを示している。
すなわち、疾病が、家庭内にとどまらず、コミュニティレベルに広がっていることとか、WHO加盟6管轄地域のなかの二つの国-今回の場合は、メキシコと北米-での旅行者の本国帰国者の間に広まっていること、を示している。
これをフェーズ6に格上げするためには、コミュニティの広がり(二次感染のことか?)が、少なくとも、他の地域の一国に発生する必要がある。
ライアン博士は、こうも言う。
「私の思うに、今あるこの現象は、ここ数十年にわたって、われわれが気付いていたことだったのです。」
そして、博士のいうに、この間の公衆衛生への脅威は、動物を起源とするものがほとんどであり、ウイルスがひとつの種から他の種へとジャンプすることで、大破壊を生んできたのだという。
「われわれは、過去にも、豚からヒトへの疾病の拡大を見てきました。
しかし、今回の場合は、豚がヒトへ疾病を伝染したという確たる証拠がないまま、ヒトからヒトへの伝染にいたっているのです。
ここで、われわれは、動物ーヒト間のインターフェイスについて、注意深く見ていかなくてはならないでしょう。」
といっている。
“At the present time, I would still propose that a pandemic is imminent because we are seeing transmission to other countries,”
“We have to expect that phase 6 will be reached. We have to hope that it is not.”
Phase 6, the highest level in the organization’s health alert system, is a pandemic. But Dr. Ryan emphasized that the word pandemic describes the geographic spread of a disease, not its severity. There can be a pandemic of a mild disease. The current level, phase 5, means that the disease is spreading in communities — not just within households or in returning travelers — in two countries in one of the World Health Organization’s six regions, in this case the United States and Mexico. To move up to phase 6, community spread would have to occur in at least one other country in another region. ”
“I think this is a phenomenon we’ve been observing over the last few decades,” Dr. Ryan said. He noted that some of the major public health threats were of animal origin, including viruses that can wreak havoc when they jump from one species to another.
“We have seen in the past that disease can spread from pigs to humans,” Dr. Ryan of the W.H.O. said. “It usually dead ends with one or two cases.”
But in this case, he said, the disease is now spreading from person to person, with no evidence that pigs were transmitting it to people.
Still, he said, “the animal-human interface needs to be watched carefully.”
参考
「No Signs of Sustained Global Spread of Swine Flu 」
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2009/05/02 Saturday
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2009/05/02(Sat)
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ウイルスの弱毒性・強毒性にかかわらず、WHOのフェーズ段階どおりに対応してしまっている日本だが、今回のように、「感染力はあるが弱毒性」の新型インフルエンザの場合は、かえって、おおげさな対応になってしまって、社会的な負荷のほうが大きくなってしまうし、社会的なコストがかかりすぎてしまう。
アメリカの場合の国内対応は、それに比べて、もっと現実的であるようだ。
この図を見ていただくと。
左がWHOのフェーズ段階、右が、アメリカ連邦政府の国内対応段階だ。
WHOのフェーズ1-2段階においては、アメリカの国内対応段階は、0段階で、国内において、発生者なり罹患宿主がいない場合。
WHOフェーズ3段階になって、ヒトの感染疑惑が外国において発生したばあいに、はじめて、1段階となる。それまでは、0段階。
WHOフェーズ4-5段階では、ヒトの感染が外国で確認された場合に、2段階となる。
WHO6フェーズにおいては、対応が4段階に分かれ、
外国で、ヒト感染が複数のクラスターで起こった場合は3段階、
アメリカ国内で、初めてヒト感染例が出た場合は、4段階、
国内でヒト感染が広まった場合は、、5段階、
それ以上の事態には、6段階
となっている。
まあ、今となってみれば、このアメリカの対応のほうが現実的な対応と思われるのだが。
参照
「Community Strategy for Pandemic Influenza Mitigation」http://www.pandemicflu.gov/plan/fede…nsestages.htmlFederal
http://www.flutrackers.com/forum/showthread.php?t=100196
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