Sasayama’s Weblog


2005/07/25 Monday

「中国で、すでに人⇔人感染・鳥インフルエンザ蔓延」という情報

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2005/07/17(Sun)

null まず、「希望之声」7月15日号
http://soundofhope.org/
programs/162/21952-1.asp

によると、中国共産党は、先月6月22日に、鳥インフルエンザに関する秘密会議を開き、すでに、二つの種類のウイルスが、国家安全保障上で、重大な脅威を及ぼしつつあることの認識に立って、六十三億元を使って、鳥インフルエンザ対策に乗りだすこと、報道管制や公衆衛生啓蒙によって、人民をパニックに落ちいらせないこと、などを取り決めたという。

また、7月16日付けの「博迅」http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/07/200507160244.shtml

http://discuss.agonist.org/yabbse/index.php?board=6;action=display;threadid=22199
青海省の二地区(A地区4人、B地区2人)における死亡者から検出されたH5N1ウイルスのタイプの分析結果を公表している。

それによると、

A地区の死者から検出されたウイルスのタイプとして、H5N1RW4が一人、H5N1RK7が3人であり、

B地区の死者から検出されたウイルスのタイプとしては、死者の一人からは、H5N1L33と、H5N1RW4と、H5N1RK7の三つのタイプのウイルスが検出され、もう一人の死者からは、ウイルスは検出されなかったという。

そこで、A地区については、最初にH5N1RW4に感染した後、ウイルスは、H5N1RK7タイプに変異したのではないかとしている。

また、B地区については、のH5N1L33と、H5N1RW4と、H5N1RK7の三つのタイプのウイルスが交互に、変異していったのではないかとしている。

http://www.recombinomics.com/News/07160501/H5N1_Human_China_Bioweapon.html
http://www.recombinomics.com/News/07160502/H5N1_Human_China.html
http://www.recombinomics.com/News/07170501/H5N1_More_Variants_China.html
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/07/200507160007.shtml
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/07/200507140007.shtml
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/07/200507140003.shtml
参照

为翻译对汉语, 使用这 ⇒http://translate.livedoor.com/chinese/

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人⇔人感染・鳥インフルエンザか?SARSか?情報錯綜するインドネシアの父娘三人死亡

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2005/07/15(Fri)

null インドネシアのジャカルタ郊外南方20キロメートルにあるのTangerangのSiloam Gleneagles病院で、父親と娘2人(38歳の男性と9歳、1歳の女児)が相次いで死亡したことについて、これら三人が、過去四ヶ月以内に家禽類に接触した形跡がないことから、なぞが深まっている。

WHOとインドネシアの健康省のSiti Fadillah Supari大臣(上記写真)は、当初は、この三人が、H5N1でもSARSでもない細菌感染により死亡したとしていたが、その後、発表が、WHOもインドネシア健康省も、二転三転して、現在は、H5N1感染の疑いを深めているという。

最初のH5N1検査では、陰性であったが、二回目の検査では、H5N1ウイルスの存在が確認されたなどと、発表が一定していない。

また、第一報した地元のThe Jakarta Postも、最初の報道では、SARSかH5N1かなどと報道したため、現地の情報は極度に錯綜している。
http://www.thejakartapost.com/detailheadlines.asp?fileid=20050715.A05&irec=4参照

1歳の娘は、先週の土曜日になくなり、父は、今週の火曜日になくなり、8歳の娘は、今週の木曜日になくなっているという。

残りの家族である妻と、長男、そして二人のメイドは、病気にもかかっていないし、その兆候も見せていないという。

8歳の娘が最初に熱を出し、呼吸困難に陥り、6月29日に入院したという。

父は、それまで、その娘を見舞いに病院を訪れていたが、1歳の娘とともに、同様の症状を示し始め、7月7日に入院したという。

その1歳の娘の方は、入院後、2日たって死亡したという。

病院側の発表では、この三人は、いずれも、激しい肺炎の症状を見せていたという。

インドネシアの健康省の発表では、これらの死亡者ならびに、この家族と接触したと思われる315人から採取した血液を、セカンドオピニオンとして、香港で検査中なので、原因のウイルスをまだ特定できていないという。

一歳の娘については、すでに埋葬済みなので、検査サンプルは確保できなかったという。

また、ねずみによる感染症の疑いもあるとして、この三人の父娘の家の周りに、ねずみ捕獲のトラップも設置した。

この香港の検査結果の確認までには、10日かかる見通しであるという。

Recombinomicsでは、この父娘の入院日のズレから見て、H5N1の人⇔人感染の可能性が強いと見ている。
http://www.recombinomics.com/News/07150504/H5N1_H2H_Jakarta_Suburb.html
http://www.rednova.com/news/health/175271/hong_kong_lab_looking_for_cause_of_deaths_of_three/
参照

追記 2005/07/20 インドネシアでの父娘三人死亡は、H5N1によるものと判明

インドネシアでの父娘三人死亡原因について、ウイルスのサンプルを香港の研究所へ送り、調査中であったが、本日、この父娘三人死亡は、H5N1によるものと判明した。

インドネシアとしては、ヒト感染鳥インフルエンザによる、はじめての死亡である。

また、この父娘への接触関係者から採取した300のサンプルの結果については、まだ発表していない。

この父娘の家を中心として半径20キロメートル以内を、検査の予定であるという。

http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/JAK166866.htm

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2005/07/12 Tuesday

鳥インフルエンザ対策に有効とされるVIRA38って、なんだ?

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 11:11:29

2005/07/12(Tue)
 
null このVIRA 38は、もともと人間のSARS対策に用いられたもので、アメリカ・カリフォルニアに根拠を置くPRB Pharmaceuticals社 http://www.prbphar
maceuticals.com/

が開発した、抗ウイルス対策のための薬物治療だ。

台湾でSARSが勃発したときに、台湾の大統領スタッフと医師たちが、台北の国軍松山医院で使用し、その後、2004年に、これは、鳥インフルエンザH5N1にも利くことがわかったようだ。

今回、ヴェトナムでも、これを、鳥インフルエンザ対策に使おうとする動きが高まっている。

臨床試験では、VIRA 38によって、ウイルスの持続時間を78パーセント減らすことが出来るとしている。

VIRA 38の成分の中に含まれている、ある植物から抽出された粉状のFlustat (V-38-AMF-1)というものが、鳥インフルエンザウイルスの感染を防ぐとされている。

また、これは、SARSや黄色ブドウ球菌、肺炎レンサ球菌にも利くとされている。

香港のプリンス オブ ウェールズ病院で、タミフルとの比較試験をしたところ、タミフルよりも好評であったという。

今回は、この人間用のものを動物用にも適用できないかというのが、課題であるという。

Flustatについては、このサイトhttp://www.quantumenergy.com/detail.aspx?ID=58をご参照。一ビン40ドルで市販されている。

http://i-newswire.com/pr35541.html
http://www.medicalnewstoday.com/medicalnews.php?newsid=27150
http://www.prbpharmaceuticals.com/virology/additional.asp
http://medicalnewsservice.com/fullstory.cfm?storyID=2412&fback=yes
http://www.news-medical.net/?id=3628
http://washingtontimes.com/upi/20050708-050641-1310r.htm
http://www.rednova.com/news/health/168485/vietnam_to_test_for_bird_flu_virus/
http://biz.yahoo.com/prnews/050708/phf007.html?.v=18
http://www.rednova.com/news/health/175936/vira_38_production_capacity_increased_to_meet_the_needs_of/参照

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笹山登生HOME-オピニオン-提言-情報-発言-プロフィール-図書館-掲示板

2005/07/07 Thursday

「H5N1感染の渡り鳥が、この秋、世界に感染拡大させる恐れあり」との研究

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 11:11:00


2005/07/07(Thu)

nullこの研究をしたのが、香港大學微生物學科と、中國科學院微生物研究所のそれぞれの研究チームで、香港大學微生物學科の研究がネイチャーに、中國科學院微生物研究所の研究がサイエンスに、このほど、それぞれ発表された。

香港大學研究チームの研究では、青海湖の3種の野鳥から採取されたH5N1遺伝子の97が、タイやヴェトナムでヒト感染をおこしたH5N1とは明らかに違うものであることがわかったとし、このことからして、多分、青海湖でのウイルスは、ひとつの進入経路から入ってきたものと判断され、おそらく、中国南部の家禽ウイルスからはいってきたものとしている。

そして、この青海湖で野鳥同士感染しあい、湖が、ひとつのブリーディング・センターと化したとしている。

しかし、その感染も青海湖で、燃え尽きたとは考えられないので、今後、今年9月に渡り鳥が、ミャンマーやインドに帰還する際、ウイルスは、拡大する危険性があるとしている。

また、家禽に入り込んでしまったウイルスの監視は、必要だとしている。

また、中国科学院研究チームの研究では、野鳥への感染によって見られる症状は、震え、痙攣などであって、渡り鳥の脳や膵臓にダメージを与えているとしている。

この研究チームでは、野鳥から4つのウイルスを取り出し分析した結果、この4つのウイルスは、2004年に香港で見つかったハヤブサから検出されたウイルス(A/Pf/HK/D0028L/04)と非常によく似ていたとしている。

また、ウイルスの毒性テストを、8羽の鶏と8匹のマウスを使って検証してみてところ、20時間以内に、すべての鶏は、死亡し、4日以内に、すべてのマウスは、死亡したとしている。

同様のテストを、昨年中国のアヒルから取ったウイルスでテストしたところ、致死性は、これよりも劣っていたという。

しかし、これら二つの研究では、現在青海湖にいる野鳥が、健康であるのかどうかについては、言及していない。

参照
「Wild birds could spread H5N1 virus beyond Asia, reports say」
http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/influenza/avianflu/news/july0605avian.html
「中國青海湖大量候鳥死於禽流感」
http://china.donga.com/big/srv/service.php3?bicode=020000&biid=2005070746208
「Deadly Bird Flu Virus May Spread in Birds, Endanger People, Scientists Warn」
http://www.theconservativevoice.com/ap/article.html?mi=D8B63VR80&apc=9009

追記 2005/07/11 
7月7日に「Nature」に中国青海省でのH5N1流行に関してウイルス学的研究の論文を発表した香港大学のウイルス学者が、中国当局から研究の妨害を受けていると雑誌「Scientist」編集部へ訴えているという。
http://www.the-scientist.com/news/20050706/01参照

この記事「Nature’s article on bird flu questioned」http://news.xinhuanet.com/english/2005-07/08/content_3194462.htmでは、香港の研究者たちが、青海湖でのウイルスのサンプルを所持しているとは、かいていないとして、この研究の妥当性に疑義を投げかけている。

サイエンス発表の研究は是認され、ネイチャー発表の研究のみが、中国当局からお咎めを受けたのは、おそらく、青海湖のH5N1遺伝子型に触れた面があったからなのであろう。

これについては、Recombinomicsなどでは、サイエンスの記事をもとに、青海湖のH5N1の遺伝子にタイ・ヴェトナムと同じ哺乳類多型が見つかったことで、ヒト感染の可能性の大きさを指摘している。

一方、香港大學研究チームの研究では、青海湖の3種の野鳥から採取されたH5N1遺伝子の97が、タイやヴェトナムでヒト感染をおこしたH5N1とは明らかに違うものであることがわかったとしている。

このことから、中国当局に不都合なのは、「タイ・ヴェトナムと同じウィルス説」よりも、「タイ・ヴェトナムとは異なるウィルス説」のほうだったといえる。

気になるのは、これは、Recombinomicsでも触れているのだが、今回の二つの研究では、二つとも、この青海湖のH5N1が、アマンタジン耐性を持っていたかどうかについて、触れていなかったということだ。

もしかして、香港の研究は、「タイ・ヴェトナムとは異なるウィルス」ということで、言外に、アマンタジン耐性を持っていたといったのではないのだろうか。

このことは、中国当局にとっては、かなり都合の悪い話になるであろう。

Recombinomics では、サイエンスの記事を元に、青海湖で見つかったH5N1は、四種類あって、 BhGoose/QH/1/05, BhGoose/QH/2/05, BhGull/QH/1/05, GbhGull/QH/1/05 であり、PB蛋白の E627K.第一エクソンより下流のV649Iに変異が見られたとしている。

このことは、2004年に香港でハヤブサから発見されたPf/HK/D0028/04のPB蛋白 G1971A と一致しているとされている。

H5N1 におけるこれらと同じ多型は、きわめてまれで、そのほかには、A/chicken/Guangdong/191/04, A/black headed gull/HK/12.1/2003, A/Ck/HK/WF157/2003, A/chicken/Hong Kong/31.4/02, A/chicken/Hong Kong/409.1/02, A/chicken/Hong Kong/96.1/02, A/duck/Guangdong/22/2002, A/duck/Fujian/17/2001 があるだけとされている。

ネイチャーでの香港大學研究チームの研究にたてば、今回の青海湖のH5N1は、中国南部の家禽からきたものとされ、サイエンスの中国科学院研究チームの研究では香港主因説となるようにみえる。

中国当局がこれらの国際的疑心暗鬼を払拭できるためには、まず、青海湖のH5N1の遺伝子配列を公開することから始まるものと思われる。

http://www.recombinomics.com/News/07100501/Qinghai_V649I_Swine.html参照

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2005/06/30 Thursday

ヴェトナムで、新たに人感染鳥インフルエンザによる死者発生−近時のH5N1ウィルスの強毒性と弱毒性の謎について-

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 11:09:55


2005/06/30(Thu)

null この死者は73歳の男性で、他の3人とともに、H5N1に感染したもの。

6月23日から、Bach Mai病院に入院していたが、今週の火曜日になくなった。

これで、ヴェトナムでの死者は、昨年12月以来、39人に達した。

なお、Recombinomics「2005 Sequences from Northern And Southern Vietnam at LANL」においては、赤血球凝集素(HA)「ヘマグルチニン:hemagglutinin」蛋白が解裂する開裂部位のアミノ酸配列において、北ヴェトナムと南ヴェトナムから発見されたH5N1のいずれにも、アルギニン(Arginine)[Arg]が欠落していたとしている。

このことから、北ヴェトナムと南ヴェトナムでH5N1の致死率が異なるのは、すべては、組み換えDNA( recombinant)によるものであって、アルギニン(Arginine)[Arg]の欠落によるものではないとしている。(定説として、開裂部位でのアルギニンの有無なり多少が、ウィルス亜型の強毒性・弱毒性を決定するとされている。)

北ヴェトナムから発見されたH5N1
Hanoi A/Chicken/Vietnam/NCVD09/2005
Hanoi A/Chicken/Vietnam/NCVD10/2005
Ha Tay A/Duck/Vietnam/NCVD01/2005
Ha Tay A/Muscovy Duck/Vietnam/NCVD02/2005
Vinh Phuc (A/Duck/Vietnam/NCVD04/2005
Lao Cai (AChicken/Vietnam/NCVD12/2005.

南ヴェトナムから発見されたH5N1
An Giang A/Duck/Vietnam/NCVD05/2005
An Giang A/Duck/Vietnam/NCVD06/2005
Tien Giang A/Duck/Vietnam/NCVD07/2005
Tien Giang A/Duck/Vietnam/NCVD08/2005

http://www.cnn.com/2005/WORLD/asiapcf/06/30/asia.birdflu/
http://www.recombinomics.com/News/06290502/H5N1_2005l.html
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/Genbank/参照


http://64.233.179.104/search?q=cache:6UTjpsozB6cJ:www.nig.ac
.jp/cgi-bin/seminar.pl%3Faction%3Ddisplay%26target%3D20030829002_
+misfolded+proteins&hl=ja&start=6&lr=lang_ja&client=firefox-a

また、同じRecombinomicsの記事「New Bird Flu Sequences Needed to Correct Mis-Matched Primers」
http: //www.recombinomics.com/News/06280505/H5N1_Sequences_Primers.html
では、中国などにおける擬陰性の検査結果増加は、プライマー設定のミスマッチによるものとの記事を出している。

特に、中国では、鳥インフルエンザ検査に当たって、プライマーを用い増幅したRT-PCR法による遺伝子検査の結果で擬陰性( false negatives )の結果が増えているということは、中国が、ウィルス遺伝子の塩基配列を公開せず、ミスマッチのプライマー設定(設計)をしているところにある、と、している。

この結果、実際は、陽性であるにもかかわらず、検査結果では擬陰性( false negatives )を示すことになり、その実態を表してこない状態になっているとしている。

中国のH5N1については、GenBankにあるものは、ないとしている。

増幅産物の配列が判明している場合と、判明していない場合とでは、手間的にも、コスト的にも、大きな違いがあるのではなかろうか。

今回の日本の水海道市における発見の遅延についても、いろいろな要因があるのであろうが、このPCR法を用いた遺伝子検査 におけるプライマー設定のミスマッチという問題も、考慮に入れておくべきなのではなかろうか。

鳥インフルエンザウイルスの遺伝子配列は、組み換えを繰り返し日々、変わっているのが、最近の傾向だからだ。

なお、日本の 感染研が現在使用しているプライマーは、下記のとおりである。

 H5 515f  CATACCCAACAATAAAGAGG
 H5 1220r  GTGTTCATTTTGTTAATGAT
 PCR産物の長さ: 708bp

http://content.nejm.org/cgi/content/full/350/12/1179
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/RTpcr.html
も参照

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301

2005/06/27 Monday

茨城県の養鶏場で鳥インフルエンザ

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 11:09:36

  
2005/06/27(Mon)
null 茨城県水海道市の養鶏場「アレバメントカントウ」で、6月26日、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認された。

今回見つかったウイルスは、昨年見つかった「H5N1型」とは異なる「H5N2型」で、日本で確認されたのは初めてとのことである。

これまで、H5N2型は、
1983-84年のペンシルベニア(A/Chick/Penn/83)
1993年のメキシコ(A/Chicken/Hidalgo/26654-1368/94)(A/Chicken/Mexico/26654-1374/97)
(A/Chicken/Queretaro/14588-19/94)(A/Chicken/Puebla/14585-622/94)
1994年のメキシコ(A/chicken/Mexico/31381-7/94)(A/Chicken/Puebla/28159-474/95)
1997年のイタリア(A/Chicken/Italy/312/97)
2002年2月のアメリカ・メーン州(GenBankになし)
2002年4月のアメリカ・カリフォルニア州(GenBankになし)
2003年の台湾(A/chicken/Taiwan/1209/03)
2004年12月の韓国の光州市(GenBankになし)
2005年初頭の北朝鮮(GenBankになし)
で見つかっている。

弱毒性というのも、近時のウィルス変異の特徴に似ているが、その代わり、感染力は強いのかもしれない。

Recombinomicsによると、H5N2型の人への感染例はないようだ。。

気になるのは、先月5月28日に、「 渡り鳥、海岸で大量死 餌捕れずに衰弱か 千葉〜福島 」と、報道された、渡り鳥との関係だ。

渡り鳥が見つかった茨城県神栖町と鳥インフルエンザの水海道市とでは、ちょっと、距離があるが、水海道市は、その名の通り、水の都でもある。

上記写真のように、渡り鳥の立ち寄る菅生沼もある。

この関係も、疑ってかかる必要がありそうだ。

また、Recombinomicsでは、6月26日に、「北ヴェトナムでは、H5N1が、静かなる感染拡大( Silently Speading )を続げている。」(H5N1 Bird Flu Silently Speading in Northern Vietnam)http://www.recombinomics.com/News/06260502/H5N1_Silent_Spread_Vietnam.htmlとの論評を出した。

すなわち、この「静かなる感染拡大」の意味は、「鳥自体には、何の兆候もない。」「人間には、中度の兆候がある。」「ウィルス検査の結果は、 false negativesであり、症状は、すぐに改善してしまう。」ということをさしているようである。

今回、日本で発見されたH5N2も、弱毒性であるが、感染力についてはどうなのだろう。

もしかして、日本の鳥インフルエンザにも「静かなる感染拡大」を懸念しなければならない事態も想定される。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/viewer.fcgi?db=nucleotide&val=46318052
http://afmb.cnrs-mrs.fr/CAZY/GH_34.html
http://www.pd-fams.com/ja/product/treasure/Annotation/INF_all_hosoku.html
http://www.recombinomics.com/News/06260501/H5N2_Japan.html
参照

为翻译对汉语, 使用这 ⇒http://translate.livedoor.com/chinese/

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300

2005/06/23 Thursday

中国のアマンタジン飼料混入疑惑と、人体のアマンタジン耐性化への影響

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 11:08:35

2005/06/23
 
null私のブログの記事「タミフルは、われわれを鳥インフルエンザから救えるのか?」http://www.sasayama.
or.jp/wordpress/i
ndex.php?p=285
 の中で、テネシー州メンフィスにあるSt Jude Children’s Research HospitalのRobert Webster氏の言として、このような記述があった。

「中国は、アマンタジン(amantadine)を鶏の飼料に組み込んでいる。だから、われわれは、(他の抗ウィルス薬であるタミフルなどに比べてはるかに安い)アマンタジン(amantadine)を処置方法として、使えなくなっている。」

これを うらづけるかのように、 2005年6月18日付のワシントンポストの記事「Bird Flu Drug Rendered Useless」http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2005/06/17/AR2005061701214.html
では、薬を製造した中国の製薬企業幹部の証言なども、報道し、中国では、アマンタジン(金剛胺)を、1990年代の後半から、広く飼料に混入して使っていることを暴露した。

ここでは、専門家の話として、ウイルスが薬に対する耐性を獲得し、人にはもう効かない恐れが強いと警告している。

FAOは、中国に対して、アマンタジン(抗流感药物または抗流感藥物)をいつから、どの程度、家畜の飼料につかっているかなどについての情報を明らかにするように要請した。

FAOとしては、アマンタジンを家畜などに使うことは、人間にとって、H5N1のパンデミックを防ぎ得ない、困難な状況をもたらすとしている。

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2005/06/20/AR2005062000699.html http://www.legendgames.net/showstory.asp?page=blognews/stories/HM0000041.txt
http://www.forbes.com/markets/feeds/afx/2005/06/20/afx2100541.html を、ご参照

中国側は、ワシントンポスト紙やAFPなどの『中国当局は、アマンタジン(「金剛胺」正式には、「金剛烷胺」)を飼料添加することを奨励していた。』とする報道に対して、これらは、「根も葉もないうわさ」に過ぎず、「中国政府はこれまで、人用の薬を鳥インフルエンザの治療などに使うことを許可したことはない」「人類の健康に対する責任を持ち、薬品の違法な使用は厳しく処罰する」と、否定した。
http://www.takungpao.com/news/2005-6-22/ZM-417621.htm参照

しかし、このサイト「济南鲁田经贸有限公司」
http://www.jnltjm.com/product/cpzs-xx.asp?id=148
または、
このサイト「浙江迪耳药业有限公司」
http://www.chinapages.com/zjdeyer/amantadine-c.htm
または、この写真
http://www.jnltjm.com/product/showimg.asp?id=144
にみるように、現に、中国では、アマンタジン(金剛鋤、 (amantadine))を、家畜の飼料添加剤として、売っていることは事実である。

さらには、オセルタミフル(奧斯他偉 (oseltamivir))の農業用使用さえも、一部に、疑惑視されている。

(インフルエンザ対策用薬品の中国名は、このサイトhttp://www.cdc.gov/flu/protect/antiviral/chi/pdf/antiviral.pdfをご参照。)

では、このことが、どのような影響をもたらすのであろうか。

Recombinomics「Amantadine Resistance in Bird Flu Vietnam and Thailand」 http://www.recombinomics.com/News/06180501/H5N1_Amantadine_Resistance.htmlでは、タイ・ヴェトナムの鳥インフルエンザウィルスに、M2プロテインの中に、二つのアマンタジン耐性マーカーが見られたとしている。

その一つは、L26Iで、これは、タイ・ヴェトナムにのみ見られたものとのことだ。

もう一つは、S31Nで、これは、1930年代のWSN/33 とPR-8由来のもののようだ。

1970年代の古い論文で、次のようなものがある。。
「Susceptibility of influenza A viruses to amantadine is influenced」http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd= Retrieve&db=PubMed&list_uids=731792&dopt=Abstract
というもので、これによると、アマンタジンに対して耐性があるか、感受性があるかどうかは、Mたんぱく質に対する遺伝子コーディングによるとしている。

アマンタジン耐性のある親のMたんぱく質から由来する組み換え遺伝子は、すべてアマンタジン耐性であり、アマンタジンに対して感受性をもつ親のMたんぱく質から由来するM遺伝子のおおくは、アマンタジンに対して感受性をもつ。

しかし、アマンタジンに対して感受性をもつ親から得たMたんぱく質に由来する遺伝子のいくつかには、他の遺伝子に影響されて、アマンタジンに対して、耐性を持つという。

これは、次の、同じgenotype Zでも、アマンタジン耐性を持つものと、感受性を持つものとの理論的根拠と関係してこないのだろうか。

すなわち、 同じRecombinomics「Z Genotype in China is Amantadine Sensitive」 http://www.recombinomics.com/News/06220501/H5N1_Z_Genotype_Amantadine.html
では、H5N1鳥インフルエンザの遺伝子型には、genotype Vとgenotype Zがあり、そのうちのgenotype Zは、タイやベトナムで2003年暮れから2004年初頭にかけて分離されたものや、2003年暮れから2004年初頭にかけて広東で分離されたものに見られるが、このgenotype Zにも、地域的に、アマンタジン耐性型と、アマンタジン感受性型との違いがあるとしている。

ヴェトナムのgenotype Zは、タイのgenotype Zとでは、若干異なるし、ヴェトナムのgenotype Zと、インドネシア、中国の雲南省と広東省と香港、韓国、日本のgenotype Zとでは、 大きく異なるということである。

また、同じヴェトナムであっても、北ヴェトナムのgenotype Zと、南ヴェトナムのgenotype Zとでは、 異なるという。

そして、鳥インフルエンザで、死者を出しているのは、タイとヴェトナムにおけるgenotype Zであり、 カンボジアにおけるH5N1も、おそらく、genotype Zであり、 これは、 南ヴェトナムでのgenotype Zと、 似たものであると思われている。

このように、 同じgenotype Zであっても、 ヴェトナム、タイ以外の諸国では、genotype Zは、致死性を持っていないものと思われるという。

これは、何ゆえにそうなっているかというと、M2アミノ酸配列において、ポジション26と31において、突然変異を起こしているかどうかによって、アマンタジンに対して耐性があるかどうかが決定されているからだという. 。

広東省とカンボジアのgenotype Zでは、ポジション31に変異が見られるという。

ヴェトナムとタイのgenotype Zでは、ポジション26に変異が見られるという。

今回の中国の青海省海北チベット族自治州剛察県と新疆ウイグル自治区塔城市での鳥インフルエンザの遺伝型については、まだ、 公式発表はないが、 もし、この遺伝子型がgenotype Zであって、しかも、アマンタジン耐性が見られたとしたら、ヴェトナム、タイ、カンボジア以外の国にとっては、初めてのことであり、これは、アマンタジン(金剛鋤、 (amantadine))を、家畜の飼料添加剤として長年使ってきたことによる耐性であると、みなされても、仕方のないことになる。

中国当局のH5N1に関するいっそうの情報公開が、望まれる。

为翻译对汉语, 使用这 ⇒http://translate.livedoor.com/chinese/

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笹山登生HOME-オピニオン-提言-情報-発言-プロフィール-図書館-掲示板

2005/06/14 Tuesday

鳥インフルエンザの遺伝子型とリジンの欠落について

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 11:07:42

   
2005/06/14(Tue)

null ここで、ちょっと整理のために、各地でのこれまで発見された、H5N1鳥インフルエンザの遺伝子型を比較してみますと。

中国広東省で2003年分離された遺伝子型 はgenotype Vでした。

タイやベトナムで2003年暮れから2004年初頭にかけて分離された遺伝子型 はgenotype Zでした。

2003年暮れから2004年初頭にかけて広東で分離された遺伝子型も、genotype Zのようです。

また、2004年の上海・汕頭・渾南でのH5N1には、高病原性株にあるリジン( lysine)が欠落(毒性が低下)していたのですが、広東のH5N1も、リジン( lysine)が欠落しているようです。

2004年の雲南・香港・日本、そして、2005年のタイ・北ヴェトナムでのH5N1にも、リジン( lysine)が欠落しているようです。

となりますと、 今回、中国での青海省と、新疆ウイグル自治区塔城市でのH5N1の遺伝子型が、
genotype Vなのか、genotype Zなのか、
また、リジン( lysine)が欠落しているのか、いないのか、
が、今後の鳥インフルエンザ対策を考える上で、非常に重要な焦点になるということです。
http://www.recombinomics.com/News/06130501/H5N1_Qinghai_SE_China.html
http://www.recombinomics.com/News/10070401/indonesia_h5n1.html
参照

为翻译对汉语, 使用这 ⇒http://translate.livedoor.com/chinese/

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293

2005/06/02 Thursday

タミフルは、われわれを、鳥インフルエンザから救えるのか?

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 11:03:44


2005/06/02(Thu)

null今日のニューサイエンティストの記事「Can Tamiflu save us from bird flu?」http://www.newscientist.com/channel/health/mg18625023.100です。
以下に概訳します。

H5N1がより容易に、人間間に広がりうる能力を獲得したという不吉なサインが見られる中で、多くの総合保険組織は、タミフルが、ウイルスの複製を阻止しうるものとして知られる、唯一の利用可能な抗ウィルス薬との希望を、タミフルに託している。

たとえ、H5N1ワクチン開発が成功したとしても、パンデミックの場合に必要とされる数十億人分のワクチンを製造するには、何ヶ月もかかる。

それでは、あまりに遅すぎる。

だから、その間を、WHOは、タミフルの大量備蓄で、しのごうとしている。

それによって、パンデミックの出現は、少なくとも、遅くすることができるからだ。

先月、WHOは、ヴェトナムの患者が、タミフル耐性のH5N1変異ウィルスに感染したことを報告した。

最近の北ヴェトナムのH5N1のケースでは、ウィルスが変異しているというサインを示しているために、懸念を生じさせている。

このウィルスは、致命的でないが、過去のケースよりも大規模のクラスターを発生させている。

先月、ウィルスが、遺伝子的に、分岐変化しているとの研究も、発表された。

タミフルは、もし、それが、鳥インフルエンザの兆候が見られて、二日以内の早期に投与された場合には、患者の命を救うことができる。

しかし、先月、WHOは、ヴェトナムでの患者が、タミフル耐性を持つH5N1に感染したと発表した。

だから、たとえ、パンデミックが始まる前でも、タミフルの投与は、無益なことになってしまうのではないのだろうか?

幸いにも、抗ウイルス治療の指導的権威であるバージニア大学のフレッド・ハイデン(Fred Hayden)教授によれば、これらの耐性のあるウィルスは、広がりが弱いであろうとの見解をだしている。

このヴェトナムでのタミフル耐性のウィルスのような突然変異は、通常の人間のインフルエンザでも起きていることで、ウィルスの接触感染性を、通常の100倍も弱くしている。

日本では、タミフルを通常の人インフルエンザの流行の際にも使用しているが、治療される子供の16パーセントに突然変異が現れるが、しかし、そのようなウィルスは、ほとんど、他には感染していない。

同じことは、H5N1の、いかなる薬剤耐性の変異にも、適用するものと思われる。

「この仮定については、できるだけ早く、検証しなければならない。」と、ハイデン教授は言っている。

しかし、たとえ、タミフルが、多くの場合、有効であるとしても、それでもってパンデミックを押さえるには、不十分であろう。

WTOの抗ウィルス計画における本当の困難性は、ハイデン教授の言われるには、適切な時期に、すべての症例と接触を、見つけ、処理していかなければならないことにあるという。

「しかし、それは、われわれが試みようとしていないということを意味するものではない。」と、ハイデン教授は付け加える。

ジョージア州アトランタにあるエモリー大学(Emory University)のIra Longini 氏が言われるに、それは、いかに早くウィルスが広がるかに、大きく依存してくるという。

もし、感染した人々同士が、平均して最大で二人の人に感染させた場合には、発見と、すべての症例の措置と、抗ウィルスとの接触は、遅く、エピデミックを阻止することができる、と、彼は、踏んでいる。

しかし、1918年のインフルエンザ流行の時のように、病気にかった人が、二人から三人に感染させた場合には、ヘルスワーカーは、ウィルスについていくことが、出来なくなってしまう。

「薬の備蓄は、なお、命を救うことになるであろう。しかし、大流行を阻止することは出来ないであろう。」とIra Longini 氏は、言う。

抗ウィルス戦略がもっとも効果的に発揮される時期は、ウィルスの広がりがまだおそい初期段階であろう。

しかし、厄介なことに、タミフル備蓄が十分になされているのは、ヨーロッパ・北アメリカ・などの富裕国であって、H5N1のパンデミックが最もありそうなヴェトナムのような貧困国でのタミフル備蓄は少ないのである。

さらに重要なことは、タミフル自体が、不足しているということである。

17カ国が、タミフルの特許を持っているスイスのロシュに備蓄の注文をしたという。

そして、なお、10の国が、購入を検討しているといわれる。

たとえば、イギリスの注文は、一千四百六十万人の五日分であったが、それが生産できるまで、二年かかるという。

このタミフルは、限られた数しか生産できないプラントで作られていて、ロシュは、最初から、それを合成する方法をなお、開発しようとしているのだ。

タミフルと、同じ酵素をターゲットにした薬が、このほかに二つある。

しかし、レレンザ(zanamivir (Relenza))は、吸入する必要があるし、広く利用可能というわけにはいかない。

また、アメリカのジョンソン&ジョンソン社が利益が上がらないとのことで中断したperamivirは、アラバマの会社であるBioCrystが受け継いで生産しているが、今なお、新しいパートナーを探そうとしている。

「ほとんどのタミフル備蓄は、富裕国によって占められ、パンデミックがもっともありそうな貧困国には、ないのです。」と、いう。

アジアにおいては、H5N1は、2003年のアマンタジン(amantadine)のように、すでに、他のクラスの抗ウィルスへと発展してしまっている。

これらの耐性菌は、まさに致命的であり、非耐性菌として、接触伝染性の強いものである。

「中国は、amantadineを鶏の飼料に組み込んでいる。だから、われわれは、amantadineを処置方法として、使えなくなっている。」と、テネシー州メンフィスにあるSt Jude Children’s Research HospitalのRobert Webster氏は、言う。

このことは、また、中国の公式筋が、鳥インフルエンザの最初の発生が昨年になってからとはいっているものの、実際は、中国の農民が、2003年以前から鳥インフルエンザと戦っていることを示唆している。

以上

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2005/05/23 Monday

ヒト感染の鳥インフルエンザは、本格的に世界流行の段階へ突入

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 11:02:36

2005/05/23(Mon)
 
null今月はじめ、中国の青海省海北チベット族自治州剛察県で、渡り鳥が、H5N1型鳥インフルエンザにかかり、死んでいるのが発見された。

これに対し、中国は、渡り鳥感染警戒情報を関係各国に出すとともに、中国の青海省では緊急に300万のワクチンを家禽類に接種したと発表した。

このような早急な中国側の対応に対して、次のような憶測をする向きもある。

サイト「H5N1 in Qinghai China Imported from India?」http://www.recombinomics.com/News/
05210501/H5N1_China_India.html
では、死んだ渡り鳥が発見されたのが、5月4日とあるだけで、どれほどの数の渡り鳥が死んでいたのかとか、この渡り鳥が、どこから来たものなのか、とかいう点について一切触れられていないことに、疑義を抱いている。

すなわち、これほどの反応をするからには、死んだ渡り鳥の数は、膨大な数だったのではなかったのか、また、この渡り鳥は、インドからわたってきたものなのではないのかとしている。

また、この渡り鳥のH5N1感染死報道と前後して、5月6日に、青島湖での百七十八羽のガンの死が報じられ、これは、H5N1陰性であると報じられたが、その他のガンについての検査がなされたのかについても不明とのことである。

この湖のガンは、冬にインド高原で過ごしていて、5月か6月に青島にくるのだという。

「Bird Flu in Migrating Bar Headed Geese from India」http://www.recombinomics.com/News/05220502
/H5N1_India_Bar_Headed_Geese.html
によれば、中国で発見された鳥インフルエンザは、インド北平原からの渡り鳥によるものとの見方をしており、今年の2月、インドの Uttar Pradesh地域での豚、ヒト、孔雀の感染や、ニューデリーでのヒトの髄膜炎(流行性脳脊髄膜炎)の流行と関連があるとしている。

また、2002年には、インドで、家禽や家禽従事者から集めた血清が陽性であったことも、関係しているのではないかとみている。

インドでは、2002年に、3人の家禽従事者の血清から、H5N1抗体が見つかったことを、最近になって認めているからだ。

これらの人は、当初髄膜炎の疑いで、診断を受けたものとのことだ。

こうなると、今年2月、中国などで猛威を振るった髄膜炎(流行性脳脊髄膜炎)とH5N1のヒト→ヒト感染との関係も疑われるのだが、WHOでは、その可能性を否定している。

このような中で、先週木曜日(5月19日)、ベトナムで、今年にはいって、第18人目の46歳の男性のかたが、鳥インフルエンザのヒト感染で亡くなった。

これで、2003年12月26日から、今日までのベトナム・タイ・カンボジアでの鳥ウィルスの人感染による死亡者は、54人に上っている。(内訳 ベトナム38人、タイ12人、カンボジア4人)
「WHOに報告されたヒトの高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)感染確定症例数」http://idsc.nih.go.jp/disease/
avian_influenza/case050519.html
参照

「H5N1 Human to Human Transmission in Thailand?」http://www.recombinomics.com/News/
05190503/H5N1_H2H_Transmission_Thailand.html

によると、どうも、鳥インフルエンザの人感染は、地域的に二つのクラスターに分かれたようであり、このことが、今年の鳥インフルエンザ問題を複雑にしているようだ。

すなわち、昨年はひとつだったクラスターが、今年は、「北ベトナム・タイ」グループと、「南ベトナム・カンボジア」グループとの二つの分かれているようだ。

前者のクラスターは、2004年から 2005年にかけて、カンボジアとタイで発見されたclade1分類の鳥インフルエンザの一部から発見されたH5N1とは、異なる遺伝子変異多型を示していたという。

この多型は、哺乳類に見られるもので、これが人へのH5N1感染に関係しているのではないかと、言われている。

おそらく、昨年のカンボジアとタイで発見されたH5N1が、「中国と日本の、あまり致死的でないタイプ」と組み換え結合し、「致死的ではないが、人間に感染しやすいタイプのH5N1に変わった」ものと、想定されている。

となると、一見風邪のような軽い症状のH5N1が、すでに、北ベトナム・タイ地域では、人から人へ感染を繰り返しているとも考えられるわけである。

ハノイにある衛生疫学協会が、サンプル一千個をアメリカ・アトランタのCDCに先月送ったが、いまだに、その分析結果についての公式の発表が無いことから、メディアの一部では、これらサンプルは、H5N1の人への感染を示す陽性だったのではなかったのではないかと、疑っているようだ。
「2005 Flu Pandemic Start Signal」http://www.recombinomics.com/News/
05190504/H5N1_Pandemic_Signal.html
参照

また、昨年北ベトナムでタミフルが大量使用されたところから、タミフル耐性ができてしまっているのではないかと疑う声もあるようだ。

いずれにしても、これほどの中で、タイと北ベトナムだけが、さして、鳥インフルエンザの被害が無いというのも、不自然でもあるところから、「ごく軽度の症状ではあるが、人から人への感染力が強いH5N1の存在」を疑ったほうがよいようだ。

WHO規定の鳥インフルエンザのヒトへの感染の段階を示すものとして、フェーズ(あるいは、「フェイズ」Phase)1からフェーズ5までの段階がある。

フェーズ1=ヒトへの鳥インフルエンザ感染が初めて確認された時期。

フェーズ2=新ウィルスが、ヒトからヒトへと広がり、少なくとも、ひとつの国または、ひとつの地域で、いくつかの感染拡大が認められた時期。

フェーズ3=世界での複数の国または地方において、新ウィルスが、感染拡大を引き起こしている時期。

フェーズ4=最初に感染した国のインフルエンザが拡大をやめたが、他の場所で感染拡大をしている状態の時期。

フェーズ5=最初に感染が認められた国や地方において、新しいウィルスによる第二の感染拡大の波が押し寄せ、最初に感染が認められた時期よりも、三ヶ月から九ヶ月後に、感染が認められる時期。

これが感染拡大の終わりでもあり、新たなフェーズ0の時期でもある。
「Bay Area technicians on alert for avian flu
State’s Richmond disease lab steps up viral surveillance」http://sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/
2005/03/07/MNGOTBLIIP1.DTL&type=science
参照

そこで、このサイト「H5N1 2005 Pandemic at Phase 5 or 6?」http://www.recombinomics.com/
News/05220503/H5N1_Phase_5_6.html

では、現在の世界のヒト感染鳥インフルエンザの状態が、フェーズ4段階なのか、フェーズ5段階なのか?ということを問題にしている。

すなわち、今年のヒト感染鳥インフルエンザのクラスターは、2004年に比べて、非常に大きく、フェーズ5の段階にまで達しているという。

現在、判断に迷うのは、検査結果の欠如と報告の欠如によって、フェーズ6の段階にすでに達しているのかどうかの判断ができないことであるという。

過去の歴史における流行は、血球凝集素中の遺伝子配列の変化によって引き起こされた。

1918年の流行はH1ウィルスによって引き起こされ、1957年の流行は、H7ウィルスによって引き起こされ、1968年の流行は、H3ウィルスによって引き起こされた。

EUでは、鳥インフルエンザのヒト感染への早期警戒警報システムを立ち上げたようだ。「Europe plans bird flu early warning system 」http://news.ft.com/cms/s/fd74358e-c7bd-11d9-9765-
00000e2511c8,dwp_uuid=d4f2ab60-c98e-11d7-81c6-0820abe49a01.html
参照

また、日曜日のthe New York Daily Newsによれば、ニューヨーク市は、ヒト感染H5N1ウィルスの世界的蔓延に備えて、厳戒体制に入ったとしている。

この体制は今年以内に整う見通しで、その内容は、隔離体制、変異ウィルス検査サンプルの用意、病院受け入れ態勢、緊急ワクチンなどの割り当て、などのようである。

ヒト用ワクチンについては、国立衛生研究所で臨床実験中であるが、流行が始まってしまうと、生産はすくなくとも、六ヶ月かかってしまうという。
「New York prepares for possible epidemic」http://washingtontimes.com/
upi-breaking/20050522-041553-1600r.htm
参照

ここで急がれるのが、ヒト感染用鳥インフルエンザワクチンの備えであるる

ベトナムでは、新たしいヒト用鳥インフルエンザワクチンの試験が、サルを手始めにして始まったようであり、また、アメリカでは、the University of Marylandと、 the University of Rochester と UCLA との共同研究で、ヒト用鳥インフルエンザワクチンの実用化テストが始まったようだ。
「New Vaccine Developed For Bird Flu」http://cbs2chicago.com/health/
local_story_140144821.html
参照

各国が、これほどの緊急体制を引き始めてきたのは、それほど、今回のタイ・ベトナム北部を中心とした「殺傷力は弱いが、ヒトからヒトへの伝搬性に優れたH5N1鳥インフルエンザの世界的蔓延」が確実なものになってきたとの判断によるものなのだろう。

日本においては、鳥感染の鳥インフルエンザ問題についての関心は高いが、鳥インフルエンザのヒト感染については、まだ、現実性を持ってみていないのは、恐ろしいことである。

厚生労働省 厚生科学審議会 感染症分科会 感染症部会新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会のこのサイトにおける対応では、ヒト→ヒト感染の大流行には、とても対応できない。

すでに、ヒト感染鳥インフルエンザの段階は、フェーズ5段階に突入しているとの危機意識を持って、今こそ対処するべき時だ。

追記 2005/05/24 中国・青海省の鳥インフルエンザ発生は、4月半ばであった!!!!

サイト「519 Bird Flu Deaths in Qinghai China」http://www.recombinomics.com/News/05230503/H5N1_Qinghai_519.html
によれば、中国・青海省での鳥インフルエンザ死数は、当初発表の178羽から519羽に修正されたという。

また、死んだ鳥の種類は、
bar-headed goose (Anser indicus)(インドガン)
great black-headed gull (Larus ichthyaetus)(オオズグロカモメ)
brown-headed gull (Larus brunnicephalus)(チャガシラカモメ)
ruddy shelduck (Tadorna ferruginea)(アカツクシガモ)
great cormorant (Phalacrocorax carbo)(カワウ)
と、多種類にわたるものとわかった。

また、当初の発表では、5月はじめに、the Qinghai Lake Nature Reserveで、178羽のインドガンが死んでいたと発表していたが、5月21日になされた中国からOIEへの報告では、大量死は、4月15日から始まっていて、検査をしたのが5月18日、しかも、その鳥の種類は、インドガン一種類ではなく、少なくとも上記の5種類に及び、死んだ数は、178羽でなく、519羽であることが、わかったとしている。

また、三百万分ものワクチンが供与されたということは、さらに多くの鳥インフルエンザの拡大があることをあらわしているという。

これらの渡り鳥は、一日に千マイルの飛行をするという。

ということは、4月の半ばに大量死が発生しているとすれば、かなりの範囲で、すでに、鳥インフルエンザは、渡り鳥によって広まってしまっていることになる。

この記事では、呉儀中国副首相が、突如帰られたのは鳥フル対策のためのように、最後ににおわせている。

参照
「 519 Dead Birds in Qinghai 」http://discuss.agonist.org/yabbse/index.php?board=6;action=display;threadid=21514
「519 Bird Flu Deaths in Qinghai China」http://www.recombinomics.com/News/05230503/H5N1_Qinghai_519.html

追記 2005/05/24

日本のマスコミでは、中国副首相のドタキャンが、靖国問題ということで、統一されているが、このサイト「
Qinghai Nature Reserve - Bird Flu Evolution in Action」http://www.recombinomics.com/News/05240501/H5N1_Qinghai_Evolution.htmlのように、このようにうがった見方を、まだしているところもある。

つまり、中国副首相が、モンゴルに飛んだのは、インドから青海湖を経て、渡り鳥のフライウェイは、その真北のモンゴルを経て、ロシア南部のバイカル湖に向かうとして、それで、ちょうどそのフライウェイの線がクロスするモンゴルに向かったのだとしている。

中国の渡り鳥のフライウェイは、このサイトにあるが、このサイトの図の中の14の数字のあたりが青海湖で、そのちようど真北の緑色の点が二つあるあたりが、モンゴルで、さらに北にある赤点あたりがバイカル湖である。

「Qinghai Nature Reserve - Overlapping Bird Flu Flyways」http://www.recombinomics.com/News/05240502/H5N1_Qinghai_Overlap_Flyways.htmlによれば、このフライウェイは、 the East Asia Flyway とthe Central-South Asian Flywayとちょうど間にあって、しかも、その発信点は、津波で消毒の行き届かない、スリランカ・バングラディッシュであるところから、渡り鳥は、この二つのフライウェイを、忠実に、H5N1ウィルスを運んで北上してきているというわけだ。

追記 2005/05/24 「未確認情報 中国で鳥インフルエンザで121人死亡とのニュース」2005/05/24(Tue) 22:02 時点記

このニュース「青海禽流感死亡人数暴�畛�121人 疫区大规模扩散」
http://www.secretchina.com/
http://www.secretchina.com/news/articles/5/5/24/114948.html
http://www.kanzhongguo.com/news/articles/5/5/24/114948.htmlなのだが、「青海省の鳥インフルエンザで、5月24日になって、鳥インフルエンザで、121人が死亡し、消毒作業などに従事していた医療関係者11人も死亡した。現在千三百人以上の住民が隔離されている。」というのだが。

誤報の可能性も強いが、一応、掲載しておく。

検索サイトでは、このニュースだけが、そのことを伝えているだけなので、まだ、真偽のほどはわからない。

また、このサイトの終わりのほうには、中国は、公式発表していないが、中国副首相が、日本から急遽帰国したのは、、鳥インフルエンザ対策のためであったと書いている。

以下は原文である。

「青海禽流感死亡人数暴�畛�121人 疫区大规模扩散
2005年5月24日 星期二
www.secretchina.com
【看中国报道】消息由知情者提供,目前无法核实。

2005 年5月24日西渚ナ消息,据内部人士透漏,至5月24日晨止,青海疫区因感染禽流感导致的死亡人数已经�畛�121人,由于疫区过于分散,给救治工作带来严重困扰,参与救治的青海省当地医务人员有十一人已经证实死亡,目前中国官方依然使用的言词为:目前尚无人感染禽流感,并更加严密封锁疫区消息。

中国官方已经大规模调拨相关的医疗物质并扩大了疫区范围,并对有可能感染的当地及部分居住当地的外地人士进行强制隔序・C据悉被隔序・l员保守估计多障U近1300多人,同时官方已经开始将死亡的人士进行处理销毁,目前还无法了解部分被隔序・l员的再次转移的地区。

此次的禽流感是由侯鸟带入当地,感染了当地居民的家畜,进而感染当地居民,最后在当地居民之间,家畜之间大规模传播,最终导致出现严重的感染死亡事件。目前根据官方及当地新闻资料了解实际的感染时间可能较预期的要早,并不是所称的四月才开始,由于死亡的人士几乎是以家庭为单位,而且是群体性的事件,因此,预计中国官方可能会根据消息封锁的情况决定是否公布死亡人士的名单,但是部分滞留西渚ナ的死亡人士家属已经接到警告说,如果认真听话会根据国家赔偿给予死亡家属一定的资金做补偿,不听劝告的将以蓄意散布谣言的危害公共安全罪论处。部分抵障U西渚ナ的死者家属目前已经被统一监视居住直到疫情解除。

由于疫区进一步封锁,目前还无法具体了解在如此短的时间内为何会导致如此大规模的死亡率。北京方面已经对此高度关注,传已经调访日的所・amp;#20202;紧急回国处理此事,由于风传青海地方和北京卫生系统在此事件的前后处理经过中由于贪污受贿,延误救治,非法侵吞早期调拨的防疫资金,使官方对该事件的主官非常不满,直接导致立即调所・amp;#20202;回国理事。由于所・amp;#20202;已经调序・amp;#21355;生系统,因此,中国官方没有公布所・amp;#20202;回国原因,预计官方会将处理贪污与消灭禽流感的工作同时进行。由所・amp;#20202;回国的薯F度反常可以了解实际的疫情已经非常严重。」


2005/05/25 中国衛生当局は、この「青海地区鳥インフルエンザで、ヒトも死亡」報道を否定

「青海地区鳥インフルエンザでヒトも死亡説」報道を、中国衛生部当局副主任の毛群安氏は、否定した。
これに対して、香港中文大学微生物学副教授の陳基湘氏は、「その可能性は大いにある。われわれは、今、大規模での流行を懸念している。」といっている。
http://www.voanews.com/chinese/2005-05-24-voa45.cfm

原文は下記の通り

中国否认青海有人死于禽流感
记者: 杨晨
香港
2005年5月24日

请听 杨晨 香港报道

中国青海爆发候鸟感染禽流感死亡以后,人们担心禽流感会不会在人群当中传播。有报道说,青海已经有人死于禽流感。但是中国卫生部官员坚决否认。

日前有报道指出,中国青海地区除了证实候鸟感染禽流感外,已经有100多人死于禽流感。对这种说法,中国卫生部办公厅副主任毛群安先生对本台记者表示:“这个问题我可以肯定地说,我们没有。”

*迄今中国未发现人感染禽流感病例*

毛群安说,从去年开始中国不但在疫区,而且在全国对不明原因的肺炎病例都进行认真的监测,他说,到目前中国没有发现人感染禽流感病例。

禽流感病毒是H5N1, 越南最近一名死于禽流感的男子已经被证实就是感染的这种病毒。

禽流感和人类的感冒病毒有什么不同,禽流感到底有多么可怕?人类的感冒病毒有H1, H3。简单来说,它们都比H5N1的感染能力强。不过香港中文大学微生物学副教授陈基湘说,现在禽流感H5N1可能出现了变庶レ情况,目前已经发现有多种动物会感染禽流感, 因此大规模爆发禽流感疫情的可能性的序倦カ在:“这种可能性存在的。我们现在最担心的就是大规模爆发。”

*禽流感在人与人间传染可能性�甓�*

联合国最近也发出警告,禽流感在人与人之间传染的可能性日益�甓叩ぬ狢鏡�非洲和亚洲的贫穷国家更容易受到禽流感的“袭击”。世界卫生组织官员说,一旦禽流感在人类中爆发,将会造成几百万人死亡。

最早的人类感染禽流感病例是1997年在香港发现的,当时有18人感染,6人死亡。最近几年的人类感染则发生在泰国、越南和柬埔寨。到目前,越南已经证实有38人死于禽流感,而泰国和柬埔寨也分别有12人和4人死于禽流感。

香港中文大学的陈基湘教授说,鸡、鸭等和人类生活比较接近的动物感染禽流感,人类感染的机会就很大:“如果我们察觉到鸡、鸭受到感染, 应该要作比较果断的工作。”

他说,要果断迅速地杀死这些受感染的动物,才能防止大规模的疫情爆发。

追記 2005/05/25 中国・青海省での鳥インフルエンザによるヒトの感染情報で、新たに、地区別死亡者リストが、漏洩

奇怪なことに、今日になって、中国当局が否定したにもかかわらず、中国・青海省で、鳥インフルエンザによって、ヒトが121人死亡したという情報を裏付ける新たな情報が、暴露された。

地元の有力者から手に入れたリストであるという。

下記のサイトがそうで、以下の原文では、各地区ごとの感染者数と死亡者数が明記されている。

このサイトの信憑性は、確認されていないが、情報として、このサイトに掲載しておく。

感染者総数は、78名、死亡者数は、121名である。

感染者・死亡者とも、続々増えているという。

このサイトによると、うわさを聞きつけて、各地区から集まってきた被害者の親戚が、確認した情報であるという。

親戚筋は、いったん、地区への遮断が解除されたが、再び、横行がブロックされたという。

現在、親戚筋は、接触を禁じられているという。

死傷者は、数えることができないほどであるという。

関係者によると、今回のH5N1の型は、これまでの型とはことなるものであるという。

死体は、すでに、早急に火葬に付されているという。

ソースは次のサイトである。
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/05/200505251456.shtml
http://www.peacehall.com/

原文は下記の通り

青海禽流感死者家属因泄露疫情集体失踪,官方继续严密封闭消息
(博讯2005年5月25日)
2005年5月25日西渚ナ消息,此前报道青海禽流感导致121人的死亡惨剧后,中国官方严密封锁了消息,但是部分死亡家属还是获得了相关的内部消息。

由于疫区消息封锁,导致许多有亲属在疫区工作的家属近日陆续到障U西渚ナ,并向死者可能的地点集中。由于官方的疏导,此前曾统一安置,但是死亡消息迅速扩散后,家属们被监视居住,对外联系受到严格限制,到5月25日,与家属的联系全部中断。 (博讯 boxun.com)

据日前曾到过伊克库兰、折夷果东、泉吉、织合玛、占江、晒日娘等地的人士讲,当地有多人感染,许多家畜大规模死亡,死亡人数无法统计,防疫人员陆续进入当地,宣传并发放预防药品,部分消毒后后序・amp;#24320;,受感染人员目前无法了解。根据此前资料提供者的信息,禽流感的实际范围较预计的要大得多,加之部分当地家畜对外输出,尤其是由向广东省大量输出,由于广东省的特殊性,因此,政府非常担心会出现大规模扩散,这也是向全国发布预防禽流感的主要原因。

据知情人士称,目前可以了解的是此次禽流感并不是单纯的H5N1,而是H5N1与其他传染性病毒结合成的新的传染病毒,但是症状上仅与H5N1有微小差别,尤其是在高温下具有潜伏性,发作时间较快,但是具有传染性。目前由于刚察的封闭疫区为主要的病毒输出地,其他的死亡及感染人员均为曾进入当地的或外地的人员,因此,政府在执行上主要将刚察疫区作为主要的工作重点,其他地区也有感染病例,但是较刚察疫区偏弱。同时这位人士指出,也有部分官员伪造死亡数字或将非病毒感染及死亡的人员列入感染死亡名单,以此要求国家�甓�补偿资金和防疫资金,因此,国务院非常恼火。以下的名单为部分官方内容,不排除有搀假内容,但是实际的死亡人数不会少,因为,据称死者的尸体已经被要求强制销毁火化。

目前了解的情况是,在疫区统计的死亡或感染者的原籍或病发地的资料如下

永処ォ 感染6人, 死亡8人,
红山 感染9人, 死亡6人,
折夷果东 感染9人, 死亡12人,
上游 感染3人, 死亡11人,
伊克库兰 感染3人, 死亡12人,
麦多赛者 感染7染, 死亡6人,
织合玛 感染3人, 死亡9人,
泉吉 感染6人, 死亡9人,
刚察大寺 感染3人, 死亡8人,
晒日娘 感染3人, 死亡6人,
南比曲果 感染2人, 死亡3人,
钱扩儿 感染3人, 死亡9人,
占江 感染2人, 死亡7人,
毫吾落 感染4人, 死亡7人,
勒格目日那琼 感染3人, 死亡1人,
切吉将科日 感染2人, 死亡3人,
喜玛 感染6人, 死亡3人,
小北湖 感人4人, 死亡1人,

以上是官方在5月24日上报的部分官方资料,由内部人士提供。

追記 2005/05/26 ProMED-mailの投稿記事

中国・青海省での人感染鳥インフルエンザ疑惑についてだが、ProMED-mailの投稿「AVIAN INFLUENZA, HUMAN - CHINA: SUSPECTED, REQUEST
FOR INFORMATION」
によると、先月4月の終わりから感染者が発生していて、少なくとも、6人が鳥インフルエンザによる感染死をしており、これらは、すべて、地元の人ではなく、よそから来た人としている。

二人は、成都から来た男女一組、もう一人は、 重慶から来た男の人で、残りの三人はどこから来た人か、わからないとしている。

また、中国副首相は、鳥インフルエンザの人への感染死が発生したために、この対策のために、日本から急遽帰国したと書いている。

さらに、この記事「HEALTH Back to Health Main China denies reports of human cases of H5N1 flu infection, WHO says」では、このProMED-mailの記事をめぐって、WHO側が中国側に確認したところ、その事実を否定したと書いている。

追記 2005/05/27 中国・青海地区の鳥インフルエンザにより死亡の渡り鳥の数は、一千羽を超過

今日の中国の農業省農業部獸醫局局長賈幼陵氏の発表によると、青海省地区での鳥インフルエンザによる渡り鳥の死亡数は、一千羽を超過した。
http://pshweb02.881903.com/apps/news/html/news/20050527/2005052715205818600.htm参照

また、このサイトhttp://news.sina.com.cn/c/2005-05-27/15586768584.shtmlによると、中国岸谷との懇談会で、中国当局獣医責任者の贾幼陵氏は、近い将来に、中国内地において、口てい疫病が蔓延する可能性が高いと警告し、すでに、新疆で75頭、北京で252頭、河北省で512頭の感染を確認していると発表した。

また、http://pshweb02.881903.com/apps/news/html/news/20050527/2005052717060538500.htm
によると、中国当局の農業部獸醫局局長賈幼陵氏によれば、青海地区で鳥インフルエンザに感染し死亡した渡り鳥は、インドと中央アジアから飛来したものであると発表した。
また、山東省と江蘇省の後、新疆,北京及び河北で発生した口てい疫については、すでに、四千三百頭の牛を殺処分したと発表した。

中国農業省農業部獸醫局局長賈幼陵氏と記者団の一問一答は、http://big5.ce.cn/xwzx/gnsz/gdxw/200505/27/t20050527_3927315.shtmlをご参照

追記 2005/05/28 中国・青海省で防疫関係者と家族が隔離との情報

サイトhttp://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/05/200505280240.shtmlで、「青海省で、鳥インフルエンザの防疫に当たっていた三人が、突然いなくなったとの情報がある。

これらの人は、5月23日から27日まで、防疫に当たっていたようだが、その後、突然、隔離されてしまったようだ。

これら三人の家族や親戚も隔離されているようだ。

隔離者の名前は、(1) 尕旺姆(23歳、女性)と従妹(家は、��令哈市にある。)その父母、(2)��令哈曲珍(29歳、女性)と、従妹の同僚(家は、茶汗河にある。)その夫と弟、(3)仁布多吉(33歳 男性))と従妹の同僚(家は、乌兰县希里藷・amp;#38215;にある。)その妻、

とのことである。

追記 2005/05/28 青海省剛察縣の人民醫院と記者との一問一答。

この大紀元のサイトhttp://www.epochtimes.com/b5/5/5/28/n936634.htmでは、大紀元の記者が、剛察縣の人民醫院に電話して、青海省での鳥インフルエンザの人感染疑惑について、一問一答を試みている。

記者-もしもし、剛察縣人民醫院ですか?
病院-そうです。
記者-あなたの病院の規模などを伺いたいのですが。
もし、伝染性の患者が来た場合、どのくらいの人数を収容でき  るのですか?
病院-どのくらいの人数を収容できるですって?
私どもの病院は、再編成されていて、10人程度の患者しか収容  できません。
記者-10人の患者収容ですか。
では最近では、何人くらいの患者が来ましたか? 
なぜなら、鳥インフルエンザがひどいと聴いたもんですから。
病院-今は、一時的には、患者はいませんよ。
記者-一時的に患者はいないですって?
病院-そうです。
記者-でも、すでに何人か、人が死んだと聞きましたが。
病院-鳥が死んだのですか?
記者-人がです。
病院-人が死んだ?そんなことはありえませんよ。絶対に。
記者-人が死んだなんてありえない?

そして、この病院が記者に言うには、病院では、これまでに、鳥インフルエンザにかかった人を扱ったが、すでに治して帰宅させてあげたという。

さらに病院側がいうには、「私どもの病院は、設備も限られていて、せいぜい10人、最大でも20人の鳥インフルエンザ患者を扱うことは出来ないのです。
現在は、鳥インフルエンザ感染患者は、ありません。
鳥島のほうは、鳥インフルエンザ感染の人はいるようですが。
私どもも、はっきりしたことはわからないのですが、警戒態勢にあることは確かです。
でも、現在は、鳥インフルエンザに感染した人は、発見されていません。
詳しいことは、青海省剛察縣のほうに聴かれたらいかがでしょう。」といった。

追記 2005/05/29 青海省剛察縣の疾病モニター・センターなどと記者との一問一答。

大紀元の記者が、今度は、青海剛察縣の疾病モニター・センター(疾病監控中心)などに電話での一問一答を試みた。

以下は、そのやり取りである。
http://www.epochtimes.com/b5/5/5/28/n936762.htm より

記者-鳥インフルエンザが発生していると聞きましたが、人への感染は無いのですか?
センター-ありません。
記者-感染した人が死んだと聞いているんですが。
センター-それは、うわさです。
記者-鳥は死んでいますか?
センター-このことについては、私どもは知りません。

ここで、相手は、獣医ステーションの人と、代わる。

記者-これは、鳥感染の鳥インフルエンザなのですか?
獣医ステーション-それについては、明らかではありません。
記者-そちらは、獣医ステーションではないのですか?
獣医ステーション-この問題については、われわれは、まったく明らかではないのです。
記者-前の方が、獣医ステーションに聞いてくれといったのですが。
獣医ステーション-私どもは知らないのです。
記者-中央政府機関は、疾病阻止に十分な薬品を送ってきていないのですか?
獣医ステーション-これらの点については、私どもは、明らかではないのです。

ここで、今度は地元住民との会話

記者-今度の鳥インフルエンザで、人に感染したと聞いていますか?
住民-現在は感染していないようです。
記者-どのくらいの数の野生の鳥が死んでいると聞いていますか?
住民-何羽死んでいるか、よくわかりません。
記者-中央政府のほうで、鳥や人の感染阻止のためには十分な薬品を送っていないと聞いていますが、本当ですか?
住民-そのようですね。

記者は祈連縣の衛生防疫センターに電話

記者-あなたの管轄内で、鳥インフルエンザが発生していると聞いたのですが、人は感染していないのですか ?
センター-ここまでは、鳥インフルエンザは着ていません。それは、青海湖周辺のことで、ここではありませんので、コメントできません。

追記 2005/06/04 中国・青海省での野生鳥大量死亡の現状

このサイトの写真
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/06/200506032331.shtml
http://news.sina.com.cn/c/2005-05-08/19085832001s.shtml
は、野生鳥の死骸累々たる有様だ。

また、このサイトhttp://soundofhope.org/programs/162/20232-1.aspは、6月2日現在の鳥インフルエンザによる鳥獣の種類別死亡数の内訳だ。

ガン (Anser indicus) 5412 オオズグロカモメ(Larus brunnicephalus) 641 カワウ(Phalacrocorax carbo) 1151 ニシセグロカモメ( Larus ichthyaetus) 1064 アカハシハジロ(Netta rufina Pallas) 121 アカアシシギ(Tringa totanus) 34 コチドリ(Charadrius dubius) 23 アジサシ(Sterna hirundo) 12 オオバン(Fulica atra) 6 カンムリオオタカ(Accipiter trivirgatus) 11 ユリカモメ(Larus ridibundus) 2  アネハヅル(Anthropoides virgo) 1

(中国の鳥名と学名との対照表は、このサイトhttp://www.cwca.org.cn/law/sanyou.htm参照)
 
牛 153 羊 84 鶏 413 犬 68

以上である。
なお、現地は、依然として報道管制が敷かれているとのこと。
また、家庭内のインターネットにも、臨検が入っているとのこと。
最近になって、北京よりの高官が、現地を訪れたとのこと。
また、軍の獣医なども、現地入りしているとのこと。

追記 2005/06/05 大紀元記者の突撃電話取材の内容

http://www.epochtimes.com/b5/5/6/4/n944460.htm より

剛察県医院の案内係との電話

記者−鳥インフルエンザで、病人は出ていますか?
案内係-えっ?
記者-状況はどうですか?熱が出ている人いますか?
案内係-あなた、どこから電話かけているんですか?
記者-熱の出ている人いますか?
案内係-あなた、どこから電話かけているんですか?

剛察防疫ステーションのスタッフとの電話
記者-そちらは剛察防疫ステーションですね。あなたは、そちらで野鳥や家禽がたくさん死んだこと、きいていますか ?
スタッフ−ハイ。
記者-青海剛察県でですか?
スタッフ-えっ?
記者-人は感染していますか?
スタッフ-感染していません。

追記 2005/06/05  前記青海省での野鳥死骸の写真公開の疑いで8人逮捕との報道

サイトhttp://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/06/200506051303.shtmlによる。

披露青海禽流感信息的八人已经被捕
(博讯2005年6月05日)
2005年6月5日,成都转发西宁转发消息,在进行疫情消息核实时,参与青海禽流感信息披露的九个年青中八人已经被捕:

巴齐索朗 26岁 西宁籍 于6月4日夜在西宁被捕 (博讯 boxun.com)

王带齐 31岁 西宁籍 于6月4日夜在西宁被捕
索南旺达 29岁 拉萨籍 于6月3日在小北湖被捕
戴藏南 26岁 成都籍 于6月3日在小北湖被捕
布和林 30岁 得令哈籍 于6月3日在吉尔孟被捕
旦青海 28岁 兰州籍 于6月4日在刚察县被捕
骆淡江 33岁 乌兰县籍 于6月4日在刚察县被捕
孙成杰 31岁 格尔木籍 于6月3日在伊克库兰被捕

以上人员在被捕前曾互相联系并告之其他人预防,最后一人士(姓名暂时无法公布),在转发被捕消息后消息中断,目前媒体还没有任何关于被捕信息的资料,由于消息披露人已经被捕,关于青海禽流感信息的披露在2005年6月5日正式终止。

現地の写真1
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現地の写真2
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为翻译对汉语, 使用这 ⇒http://translate.livedoor.com/chinese/

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