2008/02/28(Thu)
今回の、農林水産省がパブリックコメントを求めているOIEコード改正で、色濃くなっているのが、区画化(コンパートメント)の考え方である。
この問題については、私のブログ記事
「低病原性鳥インフルエンザ対応のEU新司令のもつ意味について-Stamping Out政策からの転換 -」
「日本と中南米とのH5N2鳥インフルエンザウイルスの接点」
などで、鳥インフルエンザ対策がらみで、すでに説明している。
今回のパブリックコメントにかかわる農林水産省の「OIEコード改正案の概要及びこれに対するコメントのポイント」
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/pdf/080220-01.pdf
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/080220.html
では、あたかも、口てい疫のみの問題のように矮小化された問題提起のようにも見えるが、そうではなく、その他疾病についても、これまでの殺処分一辺倒の疾病コントロールから、ワクチネーションによるコントロール手段を含めた多様なコントロール手段をミックスする方針への転換であり、これについては、すでにOIEは、鳥インフルエンザについて、方針を示しているところであり、また、EUではすでにこの方針での指令を出している。
すなわち、区画化(compartmentalization)によって、家禽の分集団の安全性を確保するための概念を導入し、ワクチネーションについては、それらのコントロールのための追加的ツールとして含めるというものだ。
为翻译对汉语, 使用这
⇒http://translate.livedoor.com/chinese/
Translate
⇒http://www.google.com/translate_t
笹山登生HOME-オピニオン-提言-情報-発言-プロフィール-掲示板-ご意見