2007/07/22(Sun)
これまで、フランスのリヨンでは、共有自転車による交通革命を試行してきたが、今度は、パリ市で、同様のレンタルバイシクルによる交通革命を起こそうとする計画がスタートし、7月15日に、使用開始となった。
この計画は「Velib」と名付けられ、内容は、パリ市内のポイントに、24時間稼働のレンタルバイクステーションを設け、ここから、カードで借りられるようにするというもの。
今年末までには、ユーザーを20万人にまで増やし、レンタルステーションの数も、現在の750から倍の1451、自転車の数も10000から、倍の20600にする計画であるという。
ユーザーは、ウエブサイトで登録できるほか、パン屋さんや、新聞販売店、そして地下鉄などで、登録の手続きをすることができるという。
レンタルバイクを格納するところはドックと呼ばれ、ここには、外人観光客のために、各国の言語で使用方法などが記されている。
レンタル料金は、最初の30分は無料で、それ以降は、チャージングシステムが働くようになっている。
31〜60分は1ユーロ、61〜90分は2ユーロ、その後30分延長ごとに4ユーロの追加料金が必要となる。
登録料金は、次の通りである。
加入期間に、1年、1週間、1日の三種類があり。それによって登録料が異なる。
長期登録の場合は、登録申し込み後、カードが届き、一年間登録料29ユーロで、何回でもレンタルが可能となる。
短期登録の場合は、登録料は自動券売機でのチケット支払いとなり、1週間5ユーロ、1日1ユーロで、期間のなかであれば、何度でもレンタル可能となる。
使用年齢制限があって、14歳以下は使用することができない。
これらに関わる運営費用は、広告費用によってまかなわれ、パリ市の税金は使われていない。
これらのシステムのもう一つの効用としては、昔から恒例の自転車泥棒の数を少なくすることができる点があるという。
使用する自転車は頑丈にできており、22キロもあり、ギヤは3段切り替えである。.
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参考
「Paris prepares for bicycle revolution」
「世界の共有自転車構想の動向」
为翻译对汉语, 使用这
⇒http://translate.livedoor.com/chinese/
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⇒http://www.google.com/translate_t
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