Sasayama’s Weblog


2008/05/10 Saturday

孤立感漂う外岡立人先生の日記

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 07:51:41

2008/05/10(Sat) 07:47
 
外岡立人先生の日記 から

「取材が多い。すごく忙しいが、当方の主張を社会に伝えてもらえるという点に関しては助かる。でも周辺ではマスコミを通しての発表に、売名行為だとか、目立ちたがり屋とかの批判の声もある。
 保健所長は黙って書類に判を押していてくれればいいんだと考える人も、少なからずいるのかも知れない。
 ある幹部は、周りの意見を無視して何でもやると敵が出来る。そこまでして、「新型問題」や「麻疹問題」、「ノロウイルス問題」等で社会を騒がさなくてもいいんじゃないの?敵が出来ると定年後の職がなくなるよ。でも医者の場合はいいか?と笑われた。小さな北海道の古い町の役所のことだ。」

「昨夕、鳥インフル緊急学習会。厚生局や検疫関係、さらには遠方の保健師さん等も参加。。近隣の保健所にも案内は出したが反応はなし。」

以前、外岡先生から、「公的資格をもつ身での鳥インフルエンザ情報の提示の仕方」について、相談を受けたことがあった。

その後、先生は、岩波ブックレットでの鳥インフルエンザの小冊子の発行などによって、すっかりマスコミの注目することになってしまい、この日記のように、鳥インフルエンザ情報の処理と、マスコミ対応とに、振り回される羽目になっていることが、この日記の端はしに伺われる。

まあ、私のように、医者でも獣医でもないものが、鳥インフルエンザ情報を扱うのとは、かなり違って、しんどいことになるのだろう。

ちょっと、客観的に見てしまっていて申し訳ないが、いわば、ブーメランを、外岡先生は、保健所長というその職種柄、本来、抱え込んで、鳥インフルエンザ問題を論じる羽目になってしまっているともいえる。

その中には、嫉妬の入り混じったブーメランなども、おそらく、含まれているんだろう。

いつか「からくり民主主義」で書いたような、同種のものが—。

アーア−−−、「白鳥は 悲しからずや 空のH5 海のN1にも 染みてただよう 」である。

参考
外岡先生の講演の模様

 

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