Sasayama’s Weblog


2008/01/20 Sunday

WTOドーハラウンド−今月末までに、改訂版ファルコナー・テキスト提示の見通し

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 21:17:37

2008/01/20(Sun)
 
null新年1月3日から始まったWTOドーハラウンドの、いわゆる「ルームE」でのコンサルティングは、順調に進み、今月末までには、ファルコナー農業交渉議長から、昨年7月に提示された「細目合意」草案(モダリティー合意案)の改訂版が提出される運びとなるようだ。

このことは、先週1月11日の37ヵ国全メンバーでの会合の席で、ファルコナー農業交渉議長から、表明された。

改訂版のポイントとなる点は下記の通りである。

〇埔貉夏(Market access)−最も、対立している問題であったが、EUがSSG(特別セーフガード)のこれまでの乱用について、これまでのスタンスを和らげることに合意したことで、大きな前進が見られた。

5年の経過期間後廃止という線もあるようだが、おおかたは、7.5年の経過期間後廃止とみる見方が強いようだ。

特別品目(Special Product)−発展途上国のタリフライン品目数の一定率を特別品目扱いにすることについてであるが、昨年5月の時点では、タリフ・ライン品目数の5%から7%を特別品目扱いにするとの構想を持っていたようだ。

今回の改訂版では、これを、タリフ・ライン品目数の7%または、12%を特別品目扱いにし、これによって最大25%最小15%の関税減にするとの案のようだ。

G-23国が、昨年12月14日に、タリフ・ライン品目数の20%を最大とするとの案が出された際、これによって、40%が、関税から免除され、残りの30%は、8%の関税カット、さらに残りの30%は、8%の関税カットになるとの試算をしていたが、これに似通った数字が出されるようだ。

さらに、これまでの階層(tiered formula)スキームに、「スーパー・スペシャル」階層をもうけ、タリフライン品目数の2%から5%の階層をもうけ、関税カット率5%、最大10%とするとの話もあるようだ。

重要品目(Sensitive products)−まだ、重要品目の細目の詰めまでには、至っていないようだ。

ただ、、関税番号(HS Numbers)のサブカテゴリーを使うことで、統計品目番号の9桁をもとにして、有税タリフラインを多くし、結果、実質重要品目を多くしてしまうということについての輸出国と輸入国との対立が、あるようだ。

す馥盪抻(Domestic support)−最も進展が見られた分野といえる。

OTDS(Overall Trade-Distorting Domestic Support-貿易歪曲的国内支持全体の削減-)のスキームについては、アメリカもEUも、異論はないが、問題は、実績の対象年の取り方で、1995年から2000年の案に対して、アメリカが1995年から2004年までの実績をとるように主張している。

また、7月の提案では、初年度のカット率を、先進国では、20%となっていたものを、今回の提案では、25%にするとの案のようである。
残余の削減は、5年間均等ということのようだ。

今後の日程

さて、1月末の改訂版テキスト提示の後の日程だが、ジュネーブにおける3週間の集中的コンサルテーションの後、3月中旬には、新しいテキストが出されるとの見通しのようである。

しかし、ファルコナー農業交渉議長としては、2月5日から6日のセッション前に、出すことについては、会議の紛糾をさける意味で、のぞんでいないようだとのことである。
参考
AG CHAIR TO ISSUE REVISED DRAFT TEXT BY END JANUARY


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