Sasayama’s Weblog


2007/09/27 Thursday

チャック・コナー米農務長官代行の2007年農業法についてのスタンス

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 10:46:48

2007/09/27(Thu)
 
null前のアメリカのジョハンズ農務長官が政界進出のため辞任し、代わりに、 チャック・コナー(Chuck Conner、名前の短縮型で呼ばれており、元々は、Charles Conner)米農務長官代行氏が就任の予定であるが、今回は、the acting Secretaryとして、今後のWTOと2007年農業法に対するスタンスについて、述べた。

その記者会見で、下院を通過した2007年農業法(the House-passed Farm Bill)は、ドーハラウンドの進展を見ながら、その中に盛り込まれている貿易歪曲的補助金についての条項は、修正されるべきであると強調した。

以下の部分がその会見部分

「アメリカ以外の国が、恐るべき火に見舞われているときに、アメリカが、貿易歪曲的補助金を増やす時期ではないと思う。

そのようなことをアメリカが今すれば、アメリカは、そのような国からの格好の攻撃の的(Bull’s Eye)になりうる。

そのような方向にいくことは、アメリカは望まない。

また、直接的な支払いという形で、多くの農業生産者に対する支払いをしようとする努力についても、聞いている。

しかし、そのような多くの農民を対象とする直接支払いは、もはや、直接的支払いとはいえないし、緑の政策の範疇には、入らないものである。

これらは、貿易歪曲的な悪影響を各国に与えるものである。

それは、新農業法にとって、非常に不幸な旅立ちとなる。

その意味で、上院の段階では、この新農業法のスキームのいくつかの点について、後退することを願っている。

WTOの交渉の場では、アメリカは、国内支持政策についてと、他の国のアメリカへの市場参入の二点について、より柔軟な態度をとろうとしている。

その意味で、下院通過の2007年農業法は、ドーハラウンドの現在の動きを反映したものではないわけで、ドーハラウンドの合意に従って、下院通過の2007年農業法は、変更を余儀なくされるであろう。

日本への牛肉輸出の制限緩和については、国際標準の元にされるものであり、簡単な問題である。

制裁決議をすることは簡単であるが、まずは、日本側に、国際標準についての理解を得ることであると思っている。」
参考
Statement by Acting Agriculture Secretary Chuck Conner during Tele-News Conference


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