2007/05/08(Tue)
韓国のウリ党集団離党の国会議員20人が、第3勢力を目指し、新党「中道改革統合新党」を結成したというニュースは、非常に興味深い。
この動きは、閉塞状況にある日本の自民・民主の二大政党を突き崩す、第三の道ができるきっかけになるかもしれないとも、思っている。
実は、新進党が解党したときも、一時、中道勢力政党を結成しようとする動きがあった。
海部俊樹さんや小沢辰男さんや公明党、そして、改革クラブの石田さんなどが糾合して、保守・中道勢力「新総合政策研究会」なるものを母体にしてつくるうごきがあったのだが、残念ながら、この動きは、実らず、雲散霧消してしまった。
しかし、その後、これらの中道勢力の中核となりうる議員は、私を含めて、散り散りとなり、やむを得ず、恥を忍んでの自民党への本家帰りやら、肌の合わない民主党・社民党への合流など、理想とは程遠い道を、これらの議員たちは、歩まざるをえなかった。
おそらく、公明党の諸氏も、内心では、同じような忸怩たる気持ちだったのではなかろうか。
新進党解党後、右より無所属でがんばっていた私は、神崎さんなどに、よく励まされたものであった。
その後、自自連合で、一抹の光も見えたのだが、小沢一郎さんの先見性のなさで、ふたたび、これらの動きは、瓦解してしまった。
私は、やはり、この閉塞状況の中で、韓国に似た中道勢力の結集というものは、必要なものであると、今でも、思っている。
今回の下地幹郎さんを中心とする沖縄での国民新党との提携の動きなどは、ひょっとして、その端緒になりうるものかもしれない。
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