2007/03/09(Fri)
先月2月10日発生の鳥インフルエンザの防疫にあたった韓国の公務員が、ヒト感染疑いとなったことで、韓国では、これまでの防疫にあたる作業要員管理体系見直しの声が強まっているという。
すなわち、作業要員管理体系マニュアルでは、
高熱, 高血圧など健康に異常がある人を問診などを通じて、作業要員から除く。
保護服, マスクなどの着用方法とタミプルの服用方法を徹底する
タミフルは、作業当日から毎日一粒ずつ 1週間服用する。
防護服は、着用手順の逆に脱いで、現場で焼却する。
インフルエンザワクチンの接種などを検討する。
防護に当たった要員については、二週間後に血清と呼吸器検体を採取して詳細な調査をする。
また、高熱を伴った呼吸器系統の異常がないかを観察する。
タミフルの副作用について、検討する、
などとなっているが、本当に守られていたのか、という点についての非難である。
このうち、
今回は、一部公務員たちが、作業の時、保護めがねやマスクを脱いで作業をしていた例が見られ、
また、タミフルの服用についても、タミフル服用時に、嘔吐などを起こしたものが、一人7錠支給されたタミフルを適切に飲んでいなかった例もあったという。
これは、タミフルの副作用が報道されたことで、要員たちが、渡されたタミフルを、服用規則を守らずに、適切に飲まなかったものと、指摘されている。
まだ、防護服は、外気との空気を完全に遮断できていないものであったため、たとえ、タミフルを適切に服用しても、感染を完全に防げたかは、疑問とする声も、上がっている。
今回のヒト感染疑惑となった金さんは、入院時に、初期隔離収容などの措置なしに、脳髄膜炎患者として分類されて、天安檀国大病院に入院したということも、適切な措置とはいえないとしている。
また、金さんは、作業要員として登録される予備診断で、軽い風邪の症状を示していたにもかかわらず、問題なしとして、要員候補となってしまったという。
金さんは、2月10日11日の二日間、殺処分に従事したという。
疾病管理本部では、金さんの呼吸器から痰と血液などを採取して調査中であり、 1週間後に、中間検査結果が出るとされている。
このときは、安城市の公務員 304人が2月10日から13日にかけ4日間、鳥インフルエンザ発生農場の半径 3km 以内で、家擒類 21万8950羽と豚 7386匹の殺処分にあたったとされている。
安城市保健所では、疾病管理本部の指示に従い、これら他の303人に対しても、痰などの採取をし、このうち 277人については、2月 26日から現在までに、血液を採取し、血清の検査をしたという。
サイト「AI 비상..살처분요원 관리 적정한가 」
「안성서 AI 의심 환자…당국 “AI 감염은 아닌듯” 」
参照
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