Sasayama’s Weblog


2006/12/25 Monday

韓国に向けたアメリカ牛肉のダイオキシン問題

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 19:53:18

2006/12/25(Mon)
 
null韓国向けのアメリカ牛肉に含まれていたダイオキシンだが、どうも、予想以上に高いレベルのもののようだった。

この牛肉(chuck short rib)は、12月1日に韓国に着いた10.2トンのうちのひとつであり、1グラム当たり、6.26ピコグラムのダイオキシンが検出されたという。

これらの積荷は、骨片が見つかり、12月6日に、輸入拒否をされた積荷のうちの第三陣のものだったという。

韓国の基準では、5ピコグラム以上は、禁止とのことであるから、その基準をはるかに上回る含有量だったという訳だ。

韓国でのダイオキシンの検査は、年間の牛肉輸入の中から、100サンプルを任意に取り出し、検査しているものだという。

韓国のKBSテレビのニュースは、このサイトの肉の画像の下の「300K」「56K」をクリックすると見られます。

画像の中にうつっているダイオキシン入りと見られる箱には、くっきりと、「Premium Black Angus」と映し出されています。

箱に記載されているマークは、Creekstone Farms社のマーク

このクリークストーン社のサイトによると、このCreekstone Farms® Premium Beef, LLCは、現在、USDAに自主検査の問題で、訴訟中であるが、最優秀の牛肉生産のために、10年前に設立されたもので、輸出に当たっては、Sun Capital Partners, Inc.社(2005年にCreekstoneをTOB)とともにあたっているのだという。

この問題については、この検索サイトに関係記事が入っている。

どうも、今回の事件、相手が、USDAと訴訟を起こしているクリークストーン社であるだけに、陰謀めいたものを感じているのは、私だけであろうか。

なお、上記のビデオの中に紹介されているように、アメリカ上院議員のByron Dorgan氏は、自らのウェブサイトの中で、「もし、韓国が、これ以上、理不尽に、アメリカ牛肉の輸入を拒み続けるのであれば、自動車やエレクトロニクスの韓国製品のアメリカ輸入について、報復的経済制裁の方法も考えなければならない。」としている。

参照
「South Korea: Dioxin in U.S. beef exceed acceptable level」

韓国語での報道は、このサイトのとおり。

为翻译对汉语, 使用这
http://translate.livedoor.com/chinese/

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http://www.google.com/translate_t

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