Sasayama’s Weblog


2006/12/08 Friday

「バーナンキは、声高にインフレの危険性を叫べども、市場は、耳をふさいで、聞かないふりをしている」との論評

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 09:41:24

2006/12/08(Fri)
 
nullこのサイト「The Fed that cried wolf」では、FEDのバーナンキ議長や他の関係者たちが、いくらインフレーションの到来の危険性を声高に話しても、市場は、まだ、来年初頭の利下げがあるのではないかと、聞こえていても、聞こえないふりをしているというのだ。

「誰もが、金利の緩和を、理知的にも、論理的にも、予測しうる状況にはない。」と、シカゴのハリス・プライベート銀行のJack Ablin,氏は、いう。

昨今、発表される各種経済指標は、いずれも、予想よりは、いい数字を出している。

FEDが景気指標よりも、インフレーションの警戒をしているのは、利上げをしようとしているのか、少なくとも、インフレーションの動向が定かになるまでは、金利の据え置きをしたいということなのだろう。

「市場の誰も、FEDのいうことなんか信じていない。彼らは、自分の仕事をしようとしているだけなのだ。彼らの使命は、インフレとの戦いなのだ。」と、ボストンにあるEvergreen Investments のアナリスト、John Lynch氏はいう。

しかし、依然として、市場関係者は、来年初頭にかけて、利下げがあるのではないかと、期待している向きが多い。

その理由として、経済の減速化に対応して、FEDは、利下げをするのではないかと期待しているがために、近時のダウ平均は、高騰をつづけており、債券市場も、近い将来の低金利に賭けているのだという。

「FEDの見通しが間違っているのか、債券市場の見通しが間違っているのか、まだ、わからない。しかし、アメリカ経済は、多くの人々が考えている以上に、力強い成長を、結果として遂げるのではないか。

しかし、そこでは、住宅市場の動向如何が、大きな鍵となる。

もし、住宅市場が、このまま低水準であるならば、来年の金利引き下げはあるとみている。」
と、Evergreen Investments のアナリスト、John Lynch氏はいう。

一方、「住宅市場に影響を与えるモーゲージ金利は、長期金利の影響を受ける。

来年、住宅市場は、インフレ圧力をかけることに、転じてくるのではないのか。」
と、クリーブランドの Allegiant Asset Management Co.のBrian Stine氏は、いう。

「インフレを回避するために、金利をどうしょうかと、FEDが悩む必要は、ないのであって、FEDは、ひたすら、近い将来において、安定を心がけていればいい話であって、例え、来年、予想以上の経済成長になったところで、金利を引き上げる必要はないのだ。

FEDは、健全な経済成長のために、タッチ・アンド。ゴーの姿勢で、金利をコントロールしていけばいいのだ。」

ともBrian Stine氏は、いう。

しかし、それでも、市場の一部に「FEDが来年利下げするだろう。」との観測が正しいことを伺わせる要因も、あるという。

それは、コアインフレの動向であるという。

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