2005/12/25
2005 東京国際自転車展に、86歳の研究者である村上技術開発研究所(東京都江東区)の村上栄三郎代表が開発した燃料いらずの画期的エンジン「Murakami EMロータリーエンジン」が、出品され、話題になっていいる。
このエンジンには、左右隣り合った二つのピストンがあり、片方のピストンが伸びると、片方のピストンが縮む仕組みになっている。
ピストン内には圧縮空気が充填され、モーターなどで起動させると、縮んだほうのピストンに反発力が生じる。その力を回転運動に変えて駆動する仕組みだ。
シリンダー同士をつなぐ軸棒の支点の位置を移動するところが大きなポイントで、小さな電力でも永続的に大きな力が出せるという。
具体的には、このサイトに、当の村上さんが説明しているビデオがあるので、ごらんいただきたい。
この種の永久・無限動力の発明というのは、発明出願の多くを占めているため、どうしても、日本では、眉唾扱いをされてしまう悲劇がある。
しかし、今度は、本物のようだ。
世界には、この村上さんのように、同様のシステムでの、空気エンジンを開発する動きが盛んだ。
たとえば、オーストラリアのAngelo Di Pietroさんも、村上さんと同じようなロータリーピストンエンジンを開発しており、これを利用したエアーカーも、開発している。
そのビデオがこのサイトにある。
このサイトhttp://www.poe-news.com/stories.php?poeurlid=39289またはhttp://www.drive.com.au/editorial/article.aspx?id=5558または、http://www.gizmag.co.uk/go/3185/もご参照。
さらに、ルクセンブルグのMDIという会社でも、このように開発が進んでいるようだ。
このメカニズムをあらわした写真は、こちらのサイトや、こちらのサイトをご参照。
今後の進展に注目したい。
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