Sasayama’s Weblog


2005/09/09 Friday

スタンピード(stampede)な政策決定の危うさは、歴史で証明されるしかないのか? 

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 10:09:07

2005/09/09(Fri)

null「自民党は9日、衆院選で与党が過半数を獲得し特別国会に郵政民営化法案を再提出する場合、執行部の意向聴取に反対を表明した参院議員には参院本会議採決前の自発的離党を求める方針を決めた。要求に応ぜず反対票を投じれば除名処分の対象とし、2年後の参院選で改選を迎える議員は公認しない。反対組に対する厳しい姿勢を明確にすることで、法案成立を確実にする狙いがある。」

というのですが、近代国家で、このような政党があったかどうかを、一度、検証してみる必要が、あるのかもしれませんね。

おそらく、稀有の存在になってしまったんではないんでしょうか。

私個人の考えでは、これほど息苦しい政党にしてしまって、いいことは何にもないような気がしているんですが。

あまり、図に乗ってやりすぎていると、いずれかの方面(もっとも、少なくとも、国民の審判サイドからは、そのようなことにならなそうなのは、残念な話なんですけれども。)から、手痛いしっぺ返しを受けるような感じがするんですけれども。

「号砲に驚いて、馬が、いっせいに走り出してしまう」という意味のスタンピード(stampede)な政策決定なり、それを許容する政党の存在というものは、歴史的に見ると、結果、危険な存在になりうる要素が強いように、思われます。

そのスタンピード(stampede)な政策決定を実行力の証と仮想してしまうのが、いつの世も、国民の弱さというものなのですが。

为翻译对汉语, 使用这 ⇒http://translate.livedoor.com/chinese/

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