Sasayama’s Weblog


2005/07/27 Wednesday

アメリカのコンシューマーズ・ユニオンが、USDAの拡大サーベイランス・プログラムについて、公開質問状

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 20:04:07


2005/07/27(Wed)

nullアメリカのコンシューマーズ・ユニオンが、昨日、USDAに対してUSDAが実施する拡大サーベイランス・プログラムについて、そのデータが公開されていないとして、次の点にわたる公開質問を行った。

1、地理的分布
サーベイランスプログラムへの参加が任意であるところから、サンプルの地理的分布が偏っているのではないか。
地理的なサンプルの偏在を是正するためには、強制的なサンプル提出に改めるべきではないのか。

2.月齢
一般的には、老齢牛からBSEが検出されるとしているが、イギリスの例などでは,月齢20ヶ月や21ヶ月からも発見されている。
また、乳牛は、肉牛に比べ、老齢であり、また、肉牛よりも、蛋白質補給の機会が多いことから、BSEにかかかる割合が多いと考えられている。
したがって、老齢乳牛のサンプルを取る必要があると考える。
現在、どのような年齢層でのサンプル収集をしているのか、公開願いたい。

3.ハイリスク牛
現在の拡大サーベイランスプログラムでは、成牛であって、中枢神経異常を示している牛のサンプルや、臨床的症状が十分に確認されなかった、死亡牛や歩行困難牛のサンプルは収集されていない。
この点を改めるべきではないのか。

4.狂犬病(恐水病)検査陰性の牛
狂犬病(恐水病)検査が陰性であって、攻撃的な牛については、BSEを疑うべきである。
しかし、OIGの報告書によれば、狂犬病(恐水病)検査が陰性である牛について、BSE検査はされていない。
この辺を改善すべきではないのか。

5.中枢神経症状(CNS)を持つ牛
OIGの報告書によれば、2002年から2004年にかけて、中枢神経異常を持つ牛は、680頭あり、そのうちの357頭が、成牛であり、そのうち、BSE検査を受けたのは、162頭にしか過ぎなかったという。
2004年4月には、テキサス州San AngeloのLone Star Beefと畜場で、そのと畜場のFSISの職員が、、あきらかにCNS症状を持つ牛を、検査を受けさせようと頼んでも、検査されなかったという事件があった。
その後、2004年6月から、今までに、CNS症状を持つ牛何頭を検査したのか、その数字を明らかにしてほしい。

6.農場での死亡牛
農場での死亡牛は、ハイリスクであるにもかかわらず、風聞を押されて、そのサンプルが出てこない。
また、それをトレースすることもできない。
今回のアメリカ二頭目のBSE牛も、この死亡牛であった。
2004年6月から今まで、何頭の牛が、農場で死んだのか、その数字を明らかにしてもらいたい。
以上
原本については、こちらのサイトhttp://www.consumersunion.org/pub/campaignmadcow/002530.html参照

http://www.yubanet.com/artman/publish/article_23199.shtml

为翻译对汉语, 使用这 ⇒http://translate.livedoor.com/chinese/

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