Sasayama’s Weblog


2004/11/05 Friday

山古志村 に、どうやって換金回路をつくっていくか?

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 07:14:11

 
2004/11/05
このサイトは、震災前の山古志村の宝物−錦鯉と闘牛−についてのサイトだ。
震災前から、これらの換金回路は、老齢化によって、息途絶えようとしていた。
今回の震災で、これらの換金回路の再建は絶望的とも見えるのだが、しかし、ものは、考えようだ。
この山古志村は、奇しくも今年の9月9日に合併協定調印式が行われ、新「長岡」市となるわけだが、やはり、ここは合併前の地域資源の活用による再建構想を練っていく必要があるような気がしている。
地域再建の力となりそうな要素は三つある。
肉牛、錦鯉、そして、闘牛だ。
村には、闘牛だけで約20頭、肉牛、乳牛など含めると約900頭の牛がおり、このうち約8割をタカノファームが所有、飼育しているということだ。
このタカノファームというのは、親会社を螢織ノとする子会社のようで、インターネットによる牛肉販売を、http://www.e-meat-takano.co.jp/のようなサイトで行っているようだ。
2001年の平均アクセス件数 1600件/月ということだが、この機会に、このアクセスは、もっと飛躍的に伸びるだろう。
ちょうど、カメルーン騒動の大分県中津江村の場合のように。
しかし、それも、所詮、企業サイドでの話しだ。タカノファームと、村なり村民との経済関係や雇用関係については、よく分からない。
報道も、そのあたりをごっちゃにして報道している感じもする。
つまり、企業所有のヘリコプターチャーターによる牛救出と、村民所有の牛救出との関係をうまく報道していない感じがする。
ヒューマンな側面のみを情緒的に報道していはしまいか?
また、株式会社タカノの今後の村民への利益還元の方向も、注視していかなくてはならない。
村内には、このタカノファームの牧場のほかに、山古志村営の萱峠牧場があるようだ。
したがって、当面の換金資産は、牛千頭のうち、純粋村民の所有にかかわっているのは、200頭足らずということになるのであろうか。
タカノファーム所有の牛については、村民との預託牛の関係があるかどうかは、判明しない。
もし、あるとすれば、今後は、タカノファームの親会社株式会社タカノの判断にゆだねられ、村民との経済関係・雇用関係は、このタカノとの間で、判断されるものと思われる。
残りの村民純粋所有と見られる牛200頭足らずについては、これをプレミアムつきで、何らかの現金化をし、越冬資金にするしかない。
そこで、村外預託牛の発想で、山古志村の牛トラストによって、現金化のスキームはできないものか?
つまり、村所有の牛について、全国の篤志家が、村外オーナーになる。
再建できれば、オーナーには何らかの見返りはあるが、当面の再建期間中は、事実上の預託金だ。
このようなスキームによってしか、山古志村再建のきっかけは生まれにくいのではなかろうか。
闘牛のほうはどうだろうか。
闘牛は、国の重要無形民俗文化財に指定されているということだが、入場料一般席1000円、特別さじき席2000円、小学生以下無料 ということでは、ちょっとかなという感じはする。
ここは、先日、ボブサップや曙が訪れたことを機縁にして、全国の力を借りた地域再建イベントなどで、換金回路を作る必要がありそうだ。
沖縄の島に行くと、まだ、同様な闘牛場−全国で6箇所-があるが、本土では、ここの三つの闘牛場(池谷闘牛場、虫亀闘牛場、種苧原闘牛場)だけなようだ。山古志村の名前が、今回全国に知れ渡った力を逆利用して、何とか、地域再生の力にできないものかと、思う。
錦鯉のほうは、養殖技術が残れば、再建は可能のように見える。
つまり、種鯉が残っていれば、再建は可能と見ているのだが。
山古志村の錦鯉の歴史を見ると、大正3年、東京上野で開催された万国博覧会に「越後の変わり鯉」として出品され、一躍、全国的に有名になったもの、太平洋戦争後も、危機があり、養殖業者が皆無となったのが、わずかに保存された親魚をもとに再興し、昭和40年代の国内で錦鯉の一大ブームをつくったという、苦難の再興の歴史がある。
しかし、養殖業に携わるかたがたの高齢化も進み、ただでさえ、行く末を案じれるていただけに、今回の打撃は、大きいものがあるだろう。

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