Sasayama’s Weblog


2004/10/16 Saturday

スーパーマンの死とブッシュと国連と(ヒト・クローン胚をめぐってのトライアングル

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 07:10:17

 
2004/10/16
クリストファー・リーブ氏主演のスーパーマン犬蓮日本の題名では、「最強の敵」だが、原題では、The Quest for Peace(「平和への追求」 )だ。
映画では、「1人の少年が、核兵器から守ってほしいと、新聞社気付でスーパーマンに求め、それに応え、スーパーマンは国連で少年と共に核廃絶をうったえ、続いて、地球上の核を集め、太陽に棄てる計画を実行する」というあらすじなのだが、その主演のクリストファー・リーブ氏(Christopher Reeve)が、先週日曜日になくなった。
彼は落馬して脊髄損傷(spinal injury)を負っていた。
今回の大統領選において、ブッシュは、その脊髄損傷に貢献する胚性幹細胞(Embryonic Stem Cell)の研究について、人道的に反するとして、予算措置をつけることに反対している
そして、中国などで、中絶胎児の細胞を移植しての脊髄損傷等の再生医療がおこなわれてることなどから、国連は、今月末にも、クローン胚作成(Human Cloning )を禁止する決議を提出するように用意しており、これが禁止されると、たとえば、妻や家族からのクローン胚作成までが禁止されることになり、脊髄損傷回復のための手立てもなくなってしまうことになり、脊髄損傷家族からの反対があがっている。
ブッシュ政権は、すでに、コスタリカ提案のクローン胚作成禁止条約に賛成との態度を見せている
しかし、その当のコスタリカでは、米州機構の Miguel Angel Rodriguez氏の台湾やコスタリカ政府からのキックバック問題で大揺れである
一方の大統領候補ケリー氏は、ラジオ番組で、クリストファー・リーブ氏をしのぶとともに、彼が脊髄損傷患者の生活改善に尽くした功績や、パーキンソン氏病に悩む人々への貢献をたたえた。
こうして、クリストファー・リーブが演じるスーパーマンが、世界を核兵器から救うと演説した国連では、彼のこうむった脊髄損傷を救う手立てをなくす決議がされ、また、「彼の愛したアメリカ国」の大統領は、その決議に賛成を見せているばかりか、The Quest for Peace(「平和への追求」 )とは、異なる方向で、イラクで悪戦苦闘している。
という、妙な構図が見えてくる。
なかなか、「スーパーマン、安らかに」とはいいがたいアメリカや世界の状況なのだ。

参考
スーパーマンのアニメ
映画スーパーマンの画像集

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