2009/03/07(Sat) 06:54
うーん。
こんな記事の書き方もあるんだと、妙な感心の仕方をしましたね。
通常、記者懇の場合は、メモをとらないオフレコ扱いということで、出席した記者が、その名前を公表することは、記者道に反するというのが相場になっている。
朝日新聞の記者も、とうぜん、このオフレコ記者懇の席にいたのだろう。
(それともこの前の中川前財務大臣泥酔会見前のイタリア・レストラン同席女性読売記者報道のときの毎日新聞のように、『そのとき、当紙の記者は、同席していなかった』とでもいえるんだろうかな?)
しかし、この朝日の記事
「民主、漆間氏とみて追及へ 「自民立件ない」発言の高官」では、「朝日新聞はこの高官に身分を公表するよう求めたが拒まれた。 」などといっている。
「こっちからは公表できないので、そっちからゲロしてよ」といわんばかりの書き方だ、
で、一方で、第三者の言として、「政府高官」が「漆間巌官房副長官」であると、特定している。
なんかなあ−−−って感じがする。
男女の恋の鞘当てじゃないんだから、こんな、もって回った書き方なんてしなくても、オフレコ記者懇出席の朝日の記者さんこそ、もう、こうなったら、ゲロすれば、それですむ話でしょ、とも、言いたくなるのだが。
参考
「政府首脳」・・・内閣官房長官
「政府筋」・・・内閣官房副長官3人のうちのいずれか。
「政府高官」・・・各省庁の局長クラス。官邸筋では、省庁出身の内閣官房副長官ということになる。
「消息筋」・・・文字どおり、その道に詳しい人ということだが、ことに、外交的な問題だと、「在日大使」の場合となる場合が多い。
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