Sasayama’s Weblog


2006/12/30 Saturday

サダム・フセイン処刑

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 17:43:42

2006/12/30(Sat)
 
nullAl-Iraqiya TVが伝えるところによると、サダム・フセインは、本日、絞首刑によって、処刑されたという。

69歳であった。

同時に、フセインの異母兄弟であるBarzan Ibrahim と、 Awad Hamed al-Bandarも、処刑された。(一部の報道には、これら二人の処刑は延期され、処刑は、フセイン一人だけだったとの報道もある。)

Nouri al-Maliki首相は、この処刑には、立ち会わなかったという。

この模様は、テレビで放送され、『サダムの処刑は、イラクの歴史の中の暗闇の部分の終わりを告げるものだ』とのテロップが流されたという。

Nouri al-Maliki首相は、事務所を通じてのコメントで、「われわれの人権に対する尊厳の気持ちは、フセインの処刑を必要とした。そこには、処刑を遅らせる何ものもなかった。」との趣旨のコメントを出した。

参照
Iraqi TV Says Saddam Hussein Executed

このフセイン処刑のニュースは、正月明けの、アメリカの株価や、原油市場に対して、大きなイベントリスクを与えるのではないかと、予想する向きもある。(ニューヨーク株式市場は、1月1日はニューイヤー、1月2日は、元フォード大統領の死去を悼む臨時休場で、1月3日からとなる。)

なお、フセイン処刑を伝えるテレビ報道は、下記のとおり。
LiveLeak
アルジャジーラ・ライブ・テレビ
その他のイラクからのテレビ

なお、処刑の映像は、公開される予定だが、このサイトで、「I agree」をクリックすると、TurkmenEli TV (Iraq) の映した処刑のスクリーンショット「SADDAM HUSEIN IS DEAD」を見ることができる。

首にロープがかけられるまでの処刑前、そして、処刑後の白い布の中のフセインの顔などの映像は、このBBCのサイト「Saddam Hussein executed in Iraq 」の中の画像の下の『Watch Continuing TV coverage 』をクリックしてください。

また、同じ映像だが、「Saddam’s Final Moments On TApe」と「Saddam Hussein Hanged」は、CBSの動画ビデオである。

CNNのビデオ画像は『Hussein in hangman’s noose』にある。

また、LiveLeakでは、『Iraqi TV shows body of Saddam』に、白い布にくるまれた遺体のフセインのビデオを公開している。(「I agree」をクリック)

YouTubeでも、CNNの処刑前・処刑後のビデオをつなげた『Hussein’s Execution by Hanging』が公開されている。

次のビデオ「Video of Saddam Hussein being executed 」や「Saddam Hussin Execution (Banned From Media) 」は、公式発表のビデオではない、携帯電話カメラで映したと見られる映像だが、フセインの足元の板がはずされて墜落する瞬間と、その後の横たわったフセインの姿まで捉えている。

同様の映像は、YouTubeでも「Saddam」として、LiveLeakでも、「Full Saddam Execution Video Leaked from Cellphone」として、公開されている。(ただし、見るには、認証手続きが必要)

ただ、このサイト『New Video Shows Hanging Of Saddam』によると、このビデオは、グラフィックの可能性もある(”Some of these images are graphic and may upset those viewing it.”-それらのイメージのいくつかは、グラフィックのものがあり、それらを見る人を混乱させるかもしれない。)としている。

フセインは、処刑時に黒い袋の目隠しをかぶせられることを断り、素顔をさらして、処刑されたという。

フセインの最後の模様は『The final moments of Hussein』に詳しい。

なお、上記によれば、読売新聞の記事「「この雑魚が」フセイン元大統領、執行人に捨てぜりふ 」というような事実はなく、「ムクタダ、ムクタダ」とイスラム教シーア派強硬指導者ムクタダ・サドル師の名を叫ぶ死刑執行人に対して、フセインは、「これが、男らしい男のやることなのか?」と、笑いを持って皮肉を込めて、問い返しただけだったようである。(Hussein smiled, said the witnesses, and said, sarcastically: “Muqtada?” )
これについては、下記参照。

上記の『The final moments of Hussein』や『Saddam died to taunts of ‘Muqtada, Muqtada’』や『U.S. toll reaches 3,000 on Saddam’s burial day』や『CNN got Saddam’s last words wrong.』や『Hussein’s body given burial in hometown』や、『U.S. Questioned Iraq on the Rush to Hang Hussein 』や、『Iraq probes Hussein execution』や、『Iraqi leader orders probe of execution』によれば、フセインの最後は、次のようなものであったという。

「土曜日の夜明け前、 サダムフセインは、静かに、絞首台の前に立っていた。

彼の首には、太い黄色の縄が巻きつけられ、 現在のイラクらしからぬ秩序だった中で、死のうとしていた。

彼の後ろには、黒覆面をし、皮ジャケットをまとった三人の死刑執行人がいた。

フセインの首に縄がつけられ、これから開く絞首台のプラットホームの上に立つ前に、フセインは、「私はアラーの神に頼る。( “I rely on God.”)」といった。

フセインの絞首刑をみまもる立会人のグループの間から、突然、シーア派の、『神は、預言者ムハンマド と、その子孫を祝福するであろう。(”May God bless the Prophet Muhammad and his descendants.”)』とのチャントが沸き起こり、部屋を埋め尽くした。

ある立会人が、反米の聖職者ムクタダ・アル・サドルへの忠誠を示すかのごとく、「ムクタダ、ムクタダ、ムクタダ(”Muqtada, Muqtada, Muqtada.”)」と叫んだ。

フセインは、穏やかに、かつ挑戦的に、笑いを浮かべ、そのものへ、皮肉を込めて、「ムクタダ?これは、あなたの一人前の男としての考えなのか? (”Muqtada? Is this your idea of manhood?”英語訳では、そのほかに、フセイン自身は、”Muqtada? “とはいわず、単に、”Is this your manhood…?”(それが、あなたの示す男らしさか?)といったとの報道や、 “Is this what you call manhood?” (これが、あなたの言うところの男らしさというものなのか?)との報道や、 “Is this how real men behave?”(これが、男らしい男のやることなのか?)との報道や、”Is this how you show your bravery as men?” (これが、あなたの男としての勇気を示すやり方なのか?)との報道もある。アラビア語では、”Heya hay il marjala…?” )」と、やや、声を震わせ、問いかけた。

このフセインの言葉に反応して、『地獄に落ちろ。”Go to hell,” 』との声が、一人の立会人から発せられた。

フセインは、これに対して、『地獄とは、イラクのことなのか?(”The hell that is Iraq?”)』と、いった。(この発言は、なかったとする報道もあるし、いったのは、『これが、アラブ人の勇敢さなのだろうか?』(”Is this the bravery of Arabs?”)という言葉だったとする報道もある。)

他の立会人からは、『Muhammad Bakr al-Sadr万歳(”Long live Muhammad Bakr al-Sadr” )』との叫びがあがった。

再び、『地獄に落ちろ。(”Go to hell,” ) 』との声が上がった。

それから、死刑を執行するMunqitf Faroun氏から、フセインを侮蔑するのをやめさせるよう、忠告があった。

「私は、皆さんにお願いがある。このものは、今、死刑執行されようとしている。どうか、そのようにいわないでほしい。( “I beg you. The man is facing execution. Please don’t do this.”)」

部屋は、静まった。

フセインは、「アッラーのほかに神はなく、ムハンマドは使徒である。( “There is no god but God, and Muhammad is His messenger.” アラビア語では、”Ashadu an la ilaha ila Allah, wa ashhadu ana Mohammedun rasool Allah…” )」との信仰告白(Shahada)をはじめた。

フセインが二回目の祈りを唱え始め、その途中で、絞首刑執行人は、沈黙を要請した。

おおきなドサッという音とともに、絞首台の足元が開いた。

フセインの最後の言葉は、「ana Muhammad」であった。

直ちに、シーア派の立会人が、つるされたフセインの周りで、祝福のチャントを歌いながら、踊り始めた。

他のものが祈りを唱えている中で、立会い人の一人が、『いまや、暴君は倒れた。神は、彼をののしるであろう。(”The tyrant has fallen,May God curse him!” )』と、叫んだ。

誰かが、『フセインを、このまま、つるしたままにしておけ。(”Let him swing there.” )』といった。(他の報道では、“Let him swing for three minutes.”(三分間、フセインをつるしておけ。)との記事もある。)

絞首台の下へ落ちたフセインの体は、およそ五分間は、縄にぶら下がったままであった。

つるされたフセインの目は、うつろに開き、その首は、肩のラインから右に直角に曲がっていた。

それから、下におろされ、白い布でおおわれた。

医師が、検死をした後、聴衆の間に回された。

そして、フセインの絞首刑は、終わった。

なお、5人の立会人やイラク政府、アメリカ関係者の話によると、フセインは、アイロンをかけた黒のズボンと、アイボリー・ホワイトのシャツと、黒の豪奢なトップコートを着ていたという。

彼の靴は、磨かれていたという。

彼は、髪の毛を黒に染め、銀色のあごひげは、切りそろえられていたという。

彼は、厳然として、絞首刑を待っていたという。」

以上のような模様だが、携帯電話でうつした、音声も入ったビデオが公開されたことで、それ以前にCNNなどが報道されていた内容が、恣意的なものであったことが判明したと、報道各社に対する非難が高まっているようだ。

その恣意的な内容とは、
.侫札ぅ鷦身は、、”Muqtada? “とはいっていなかったのではなかったのか?
◆Muhammad Bakr al-Sadr万歳(”Long live Muhammad Bakr al-Sadr” )』といったのは、死刑執行人ではなくて、他の立会人ではなかったのか?
フセインの最後の言葉を”Muqtada al-Sadr” とするCNNの報道「Witness: Saddam Hussein argued with guards moments before death」は誤りである。

との三点のようで、このようなことから、死刑執行が、きわめて、ずさんな立会人管理の下で、宗教裁判的な環境の下に、不公平に行われたのではないか、という指摘である。

この辺については、日本語サイトでも「もじのなまえ [メモ] サッダーム・フセイン、最期の言葉」などで分析を試みられている方がいる。


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