2005/11/10(Thu)
昨日、ロシュのWilliam Burns氏が発表したところによると、今後のロシュ(ロッシュ)のタミフル生産は、次のとおりであるという。
これまでのタミフルの生産実績は、2002年5,500,000服.2003年18,000,000服.2004年27,000,000服.2005年55,000,000服.であった。
これを、2006年には、150,000,000服.2007年には、300,000,000服にする予定であるという。
また、ライセンス生産先の候補予定リスト(shortlist)150社を、今月末までに公表する予定であるという。
さらに、低開発国など貧困国に対しては、タミフルの錠剤ならびにバルクパウダーともに、一定のディスカウントをする予定であるという。
また、TRIPS協定(知的所有権の貿易関連の側面に関する 協定)に関して、製薬会社の特許が優先 するのか、公衆衛生が優先するのか、の問題についてロシュとしては、社会的責任を優先するとして、世界の国の中で、「強制許諾権」(compulsory licensing.)にふみきる場合は、それにこだわらないとし、「むしろ、われわれが恐れているのは、ライセンスにこだわった結果、海賊版( pirates)のタミフルが横行することを懸念している」ともいった。
最後に、William Burns氏は、「当面の需要に量的にこたえることも、我々の課題であるが、同時に、この需要が急速に衰えた場合の財政的リスクも、考えなければならない。」とした。
「Roche ‘not on a collision course’ with governments over Tamiflu production 」参照
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