2005/02/15
国立府中まで久しぶりに、中央高速道に乗ってみたのだが。
あのユーミンが、名作「中央フリーウェイ 」を作ったのが、1976年。
歌詞で見れば、調布から八王子方面にむかった光景を歌にしたのだろうが、確かに、調布から八王子方面は、真西だから、「調布基地を追い越し 山に向かって行けば 黄昏(タソガレ)が フロントグラスを染めて広がる」なのだし、八王子に近づくと、「町の灯がやがてまたたき出す」のだが。
さらに、「左はビール工場」というのは、今でもばっちりサントリー武蔵野ビール工場が見えるが、しかし、その前の「右に見える競馬場」というのは、普通の乗用車の高さでは、それらしき塔が見えるだけで、「右に府中競馬場らしきものが見えそうで見えない。」といった感じなのである。
マイクロバスならちょっと違うのだろうが。
中央高速道の防音壁というのは、1976年当時は、低かったのだろうか?
ちなみに、高速道路の防音壁の高さは、三メートルというのが標準のようだが、沿線の住民の騒音公害反対によって、年々、その高さは増す傾向にあるという。
なるほど、この中央高速道は、あのセンシティブな住民の町、国立を谷保周辺でカスっているから、そんなことも影響しているのだろうか?
しかし、3メートル以上高くしても、防音効果はないとする研究成果もある。
こうなると、防音壁の高さは、近隣住民慰撫のためだけのものなのか?
http://assess.eic.or.jp/kento/souon14_1
/gsiryou/siryou2/siryou2_2.html
http://joho.densi.kansai-u.ac.jp/anc/image/meisin.jpg参照
一方で、高速道路からの視界が、防音壁によってさえぎられるという不満に対応して、「低層防音壁」
http://www.furukawa.co.jp/jiho/fj110/fj110_23.pdf
の開発や、「外景可視型山形防音壁」
http://www.kobelco.co.jp/technology-review/pdf/49_2/074-077.pdf
http://www.kobelco.co.jp/technology-review/pdf/51_2/046-049.pdf
の開発も進んでいるようである。
しかし、この山形防音壁も、高速道路でのモバイル受信には、シールドや電波の乱反射などによる障害が出るようで、痛し痒しのようである。
改善版 外景可視型山形防音壁の設置で、再び、中央高速も、ユーミンの歌詞そのままの光景を取り戻して欲しいものだ。
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