Sasayama’s Weblog


2009/07/26 Sunday

24ヶ月以内にアメリカ人口の40パーセントがH1N1新型インフルエンザに感染するであろうとの見方

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 21:24:26

 

アメリカの総合保険組織が今回発表した見通しでは、今後24ヶ月以内に、アメリカ人口の40パーセントが、H1N1新型インフルエンザに感染するであろうとしている。

この見通しの基礎となっているのは、およそ七万人の死者を出した1957年のデータであるとのことである。

このときは、1918年から1919年にかけてのスペイン風邪ほどのものではなかった。

また、この見通しとして、一億二千万人がH1N1新型インフルエンザに感染し、ワクチン・キャンペーンが成功しなかった場合には、死者の数は、数十万人に上るとしている。

この感染度は、通常の季節性インフルエンザの二倍になるという。

しかし、もし、インフルエンザワクチンがタイミングよく手当てされていれば、そのようなことにはならず、ひとえに、ワクチンの手当ての如何が、その感染拡大の帰趨を決めるものだとしている。

CDCは、検査が順調にパスすれば、この10月には、一億六千万服のワクチンの手当てが可能であるとしている。

ワクチンの検査はまだ始まってはいないが、、8月には、千人のボランティアによって、アメリカ八箇所で始まるとされている。

一方、アメリカ医学協会の調べによれば、毎年、通常のインフルエンザによって、およそ三万六千人が、死亡しているという。

WHOによれば、この24ヶ月以内に、二億人が感染するであろうとしている。

そのことから、WHOでは、学校閉鎖を各国に要請しているという。

現在、もはや、実際の感染者数の把握は困難となっており、いったん医者にいって軽い風邪の症状のために自宅に帰されたり、医者に行かずに自宅で一般用医薬品(OTC)の服用によって治癒するケースが多いと見られている。

そのようなことから、CDCでは、4月以来のアメリカでの新型インフルエンザ感染者数は、すでに百万人以上になっていると見ている。

参考
Swine Flu Might Infect 40% Of The US Population In The Next 24 Months

 

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