2009/06/08
先日、ある方から、若かりし頃に設計されたという高速道路のジャンクションの模型図の写真を拝見させていただく機会があった。
ジャンクション部分が、5層になっていて、土地収用面積が少なくていいようになっているらしい。
うーん。
それにしても、この模型、いつか視察したバーミンガムの通称「スパゲッティ・ジャンクション」(spaghetti junction)に似ているなあ。
上空から見た「スパゲッティ・ジャンクション」は、こんな具合である。
この「スパゲッティ・ジャンクション」が4年の建設期間を経て完成したのが、1972年、そして、私が、日本工業立地センター(今となればなんとも古めかしくも、日本経済のダイナミズムを感じさせる団体名ですね。)が結成した海外産業立地視察団の一員として、経団連の和田龍幸さん(先年、惜しくも逝去された)などと、一緒になって、この出来立ての「スパゲッティ・ジャンクション」を視察したのが、その完成直後だった。
案内役の方が「This is called spaghetti junction」といっていた言葉がいまも耳に響く。
この「スパゲッティ・ジャンクション」は、高速道路M6( The North and London)とA38(Aston Expressway) とA5127(Sutton Road、 Birmingham⇔Lichfield) とをリンクするもので、二つの鉄道線路と三つの運河と二つの川をまたいでいるものだ。
また、A38を通じてバーミンガム市内の「インナー・リング・ロード」( Inner Ring road )とも、リンクしている。(参照図リンク)
あれから35年余り、ちょっとその後が気になってサイトで調べてみたら、どうやら、この「スパゲッティ・ジャンクション」にも、新しい話題づくりがされているようだ、
すなわち、宇宙衛星からも見えるように、60億ユーロ(約八千億円)をかけて、イルミネーション化をするということだ。
いまは、まだ、構想段階のようで、宇宙衛星から確認できるためには、いくつのライトが必要か、などを検討しているという。
天文ファンからは、「これでは、バーミンガムからは、星が見えなくなるではないか」などの抗議があるのをはじめとして、議論百出のようで、ロッテリー財団が拠出を予定しているという資金的な課題もあって、現時点では、実現への道は、ほどとおい、という感じらしいのだが。
以下は、現在、Google-Earthからみた「スパゲッティ・ジャンクション」の映像である。
(これにイルミネーションが点灯すると、その壮観な姿が、宇宙から見えるというわけですね。)
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スパゲッティ・ジャンクションの構造図
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知人が若かりし頃設計されたというジャンクション模型
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