2009/05/25(Mon)
H1N1新型インフルエンザ問題も、どうやら、対応するワクチン候補株の選定に注目が集まっているようだ。
昨日のこのサイト
「H1N1 Swine Flu Vaccine Candidates Created」
によると、アメリカCDCのAnne Schuchat博士の言として、CDCはNew York Medical Collegeから、ワクチン候補株のひとつを受け取ったとしている。
このワクチン候補株は、今回の新H1N1ウイルスと他のウイルスとの遺伝子の組合せ(combining)から生まれたものであるとしている。
CDCは、このほかFDAと協力し、リバース・ジェネティック技術を使って、第二のワクチン候補株を用意しているという。
今後、CDCは、この二つのワクチン候補株について、抗血清の反応性を検査するとしている。
Anne Schuchat博士によれば、早ければ今月中にもワクチン向けの株を選び、製薬会社に渡せるとしている。
もし、このワクチン候補株のひとつか両方かでも有効であれば、製薬会社は、パイロット・ロットでの治験用のワクチン製造に取り掛かり、7月には量産が可能になるとしている。
The Department of Health and Human Servicesの発表では、これらのために10億ドルの予算を組んで゜いるという。
なお、新型インフルエンザのウイルス開発に向けては、韓国・忠南大学の徐相熙教授が候補株を発見したと主張していたが、CDCの広報担当Thomas Skinner氏は、徐教授の使った手法では有効なワクチンを製造できないと述べている。
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