Sasayama’s Weblog


2008/05/16 Friday

鯨肉は、市場では、少なくとも、三倍に跳ね上がるという事実。

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 09:40:30

2008/05/16(Fri)
 
14年前の私の衆議院環境委員会での質問に対して、森本政府委員は、「鯨肉は、市場では、少なくとも三倍に跳ね上がる」との答弁をしていた。

「一般的に言いますと、指定卸売価格に対しまして末端小売価格は約三倍くらいになっている、これは詳しい調査はございませんのでわかりません。また、鯨の肉の部位によりまして随分違いますが、一般的に赤身の一級の値段というのが標準価格ということになっておりますけれども、大体指定価格の三倍ということが末端の価格というふうに我々は考えているところでございます。」

しかし、これは、赤身肉ベースでの話で、今回の疑惑の対象のもっとも貴重な「うねす」部分では、そのような少ない倍率ではないであろう。

今朝の読売新聞の記事では、次のように書いてある。

「共同船舶は、読売新聞の取材に対し、自社で買い付けたクジラ肉の一部を捕鯨船団の全乗組員に1人約10キロずつ現物給与として無料で渡しているほか、それ以上の量のクジラ肉を希望する乗組員に対して、1人あたり約3キロを上限に売却していたと説明した。」

とんでもない換金回路が、作動していた疑いがあるようだ。

これを称して、「鯨飲的インサイダー取引」とでもいうんであろうか?

 

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