Sasayama’s Weblog


2008/04/25 Friday

国際的商品市況の高騰が、ドーハラウンドの合意を促進させる。と、マンデルソン氏

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 09:08:01

2008/04/25(Fri)
 
mandelsonEUのピーター・マンデルソン氏は、昨日、高騰を続ける穀物など商品市況の世界経済に与える影響に懸念を示した後、「これらのことが、年内に貿易協定を締結させるための促進材料になる。」との見解を示した。

そして「自由貿易こそが、現在の世界の食料不足を解決しうるものとなりうる。片務的な、または、二国間での協定によっては、食料供給不足に歯止めをかけることはできない。」ともいった。
また、ピーター・マンデルソン氏は、「今年は、国際合意の不作年であり、特にアメリカは、新政権設立までは、空白状態が続く」との観測を示し、さらに、日本政府に対しては、政権の改革意欲の減退を鋭く批判し、「未決済の山で、こんがらがった藪の中(thicket of red tape)の状態」との見解を述べた。

世界銀行の報告によれば、商品市況の高騰によって、過去三年間において、食料品価格を83パーセント押し上げ、その結果、少なからぬ国が、時刻の食料供給確保のため、インドやエジプトをはじめとして、穀物輸出などの輸出制限に踏み切っているという。
参考「Commodity surge may help WTO talks: EU’s chief

 

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