2006/02/13(Mon)
私の掲示板にこられたある方から、「American Beef 」というパロディ曲を紹介されましたので、ご紹介します。
Patrick Halliwellという方が作られたパロディ曲で、ここをクリックしますと、デモ曲を聴くことができます。
全曲をお聞きになりたい方は、こちらのサイトから、120円でダウンロードできるようです。
なぜ、この曲を作ったかについて、自らをMusicologistでありEthnomusicologistであるとされるPatrick Halliwell氏は、「日本のミュージシャンたちが、satirical(風刺的)な音楽にまったく興味を示さなかったから」としています。
「About the song “American Beef”」参照
この方、日本の音楽にも興味を示されていて、このような名「Groupism and Individualism in Japanese Traditional Music 」の文も書いておられるようですね。
注釈によりますと、「日本に対して、経済制裁を課すと脅しているアメリカ牛たちと、すでにBSEを持っていて、何も気にしない日本人との歌で、牛たちは、よく歌っているが、幾分か、その声は、すでに、きちがいじみた音を出している。」とのことのようです。
そして「警告:この「AMERICAN BEEF」というのは、肉ではありません。曲です。音楽です。冗談です。肉らしいものではありません!!!」とありました。
でも、アメリカ牛たちが「おれたち—」といっているのは、わかりましたが、その後の言葉が、ちょっとわかりませんでした。
そこで、この歌詞のサイトを見ますと、アメリカ牛が歌っているパートと、日本人(日本のサラリーマンと、大学教授と、若い少年と、少女)が歌っているパートがあるようです。
アメリカ牛たちのパートでは
「俺たち、おいしいよ。俺たち安全だ。俺たち、安いよ。俺たち、食べろ。」
「俺たち、強いぞ。俺たちの、勝ちだ。俺たち、調べんじゃねえぞ。俺たち、食べるんだよ。」
「もし、日本人が食わんのなら、俺たちは車も買ってやらんぞ。電気製品もいらんぞ。」
「もし、日本人が食べないんなら、俺たちは、日本酒も飲んでやらんぞ。梅干も食ってやらんぞ」
などと歌っているようです。
一方日本人たちのパートでは、
「来て来て、アメリカ牛肉、ビザもパスポートもいらないよ、経済制裁が避けれれば、健康診断もいらないよ、来て来て、アメリカ牛肉」
「会社の会議で、俺の脳は、すでにスポンジ状態、だから、牛肉食ってそうなっても、気にしない、さあ、食おうぜ」(ビジネスマンのソロ)
「大学では、30年間も、同じ講義で、脳はスポンジ状態と変わらない。」(大学教授のソロ)
「朝から晩まで、ゲームで、脳はすでにゲーム脳、だから、牛肉食ってそうなっても、気にしない、さあ、食おうぜ」(少年のソロ)
「日なが一日、携帯張り付き症候群で、脳はすでにスポンジ状態、だから、牛肉食べてそうなっても、気にしないわ、さあ、食べましょう」(少女のソロ)」
などと歌っているようです。
为翻译对汉语, 使用这 ⇒http://translate.livedoor.com/chinese/
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