Sasayama’s Weblog


2005/05/13 Friday

USDA自らアメリカ北西部でのBSEの危険性を報告

Filed under: 未分類 — 管理人 @ 10:59:49

  
2005/05/13(Fri)

nullこの27ページにわたる「USDA Summary of Epidemiological Findings of North American BSE Positive Cattle 」http://www.aphis.usda.gov/lpa/issues/bse/bse_epi_report_4-29-05.docというレポートは、先月4月29日に、USDAから発表されたものである。

これによると、アメリカ北西部は、以前からカナダ西部との牛の交流が激しい地帯であり、カナダで発生の4頭のBSE牛と同じコホート群にいた牛も、アメリカ北西部に出荷されたものと見込んでいる。

1997年から1998年にかけて、一万八千頭のカナダ・アルバータ州の牛が、アメリカ北西部に出荷されたものと見ており、そのことから、アメリカ北西部は、BSEリスク因子に曝露されたものとみている。

また、この報告書では、アルバータ州でのBSE感染経路を、名指しは避けながらも、4頭のうち3頭が、1997年2月28日に出荷されたアルバータ州のレンダリング工場からの飼料を食していたと見ている。

したがって、これと同じコホート群にあった牛一万八千頭が1997年から1998年にかけてアメリカに出荷されたということは、確実だが、カナダのCFIAによれば、現在、生存しているのは、そのうちの540頭−3パーセント−であるという。

こうしてみてくると、USDA自体すら、このように、カナダならびにアメリカ北西部のBSEの危険性を認めた報告書として、注目される。

なお、ここで言われているカナダのレンダリング工場とは、おそらく、かねてからうわさのあったAlbertaにあるEdmonton rendering plant(上記写真)であろうと思われる。

http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/
other/bse/news/may1105bse.html
参照

为翻译对汉语, 使用这 ⇒http://translate.livedoor.com/chinese/

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