2005/03/27(Sun)
ほりえもん問題でゆれるフジテレビの「報道2001」の今朝の話題は、「検証! ニッポン放送買収問題SBI北尾氏緊急出演テレビとIT▽企業買収時代到来」って題なのだが。
いずれのゲストも、テレビ万能時代に一定の利得を得てきた人がほとんどのようで、何か、残照の照り返しの発言のようにも思えてしまう。
私が、このようなテーマで、このような方の発言を見る場合、その方が、一日、どのくらい、ネットを活用されておられるのか、という観点から、その発言の真正度を見てしまう癖が付いてしまっているのだが。
ニュースの質を強調される方は、やはり、淘汰の危険性を感じている方たちなのだろう。
私の掲示板の817で、「おくればせながら「毎日新聞 渡辺雅春」さんへの反論」として、次のように述べた。
「なるほど、換金回路のないブログの世界で、一人で三年半も、旧石器発掘現場で張り付く物好きはいないだろう。
しかし、40人以上の記者に対抗できるアリのごとき、ウンカのごときウォッチャーは、そろえられるような気がしている。」
それこそ、この掲示板で述べたような、アリのごとき、ウンカのごとき、ネット時代の「ネット記者群」のトレンドが正論を方向付けていくような時代には、所詮、太刀打ちできない方たちなのかな、とも、思う。
ましてや、ネットとは、いかにも無縁そうな出演政治家の発言には、痛々しさ、さえ、感じられた。
それにしても、いまさらに気づいたのは、「報道2001」は「2001」であって、「2005」ではなかったのだ!!!
思えば、この番組には、政治家もずいぶんと振り回されたものだ。