2005/02/11(Fri)
(市町村からの国・県に対する不満をかわすために)知事が国に対してダンビラをかざして、見栄を切る。
小泉さんは、役所にダンビラをかざして、見栄を切る。
まさに、ダンビラのドミノ現象とでもいえるのだが。
トータルでドミノが一周してしまうと、国民への責任不在のみが残るというのが、このドミノの特徴。
どうも、この数年、そのパフォーマンスで、全国の知事さんの一部は、一定の「ねずみ小僧次郎吉」的効果と利得を、大衆からの支持という形で受けてきた。
しかし、この「戦う知事会」というスローガンは、三位一体の今では、やや、色あせてきたのではなかろうか?
マニフェストを掲げるのはいいが、それは、単なるスローガンではなく、実務的な工程表の提示でなければならないのだが。
まさに、野村監督ではないが「敵はわれにあり。」「責任はわれにあり。」なのである。
ホルスト・ガイヤーの言葉(Horst Geyer — U”ber die Dummheit)をもじって言えば、「勤勉な改革者ほど、はた迷惑なものはない。」