2009/07/05(Sun)
6月28日に実施されたアルゼンチンの上下院の中間選挙でPeronist与党連合が大幅に議席を減らし、キルチネル前大統領が29日、与党正義党の党首を辞任し、フェルナンデス大統領は、内閣改造を断行した。
選挙の敗北を受けて、6月29日付で健康保健大臣は、それまでのGraciela OcañaからManzur氏へと、交代した。
アルゼンチン当局では、投票日二日前の6月26日に、H1N1感染者数を1587名、死者26人と発表したが、この数字が、選挙への影響を考慮して操作された数字との疑惑が広がっていた。
昨日発表したH1N1感染者数は、一挙に十万人以上(確定診断例では、 2,409人としてはいるが)、死者55人となった。
このことで、なおさら、選挙前の感染者数が隠蔽操作された数字であるとの疑惑が広まっている。
しかし、就任した新大臣は、この数字の操作があったことを否定している。
死者数についても、当局の発表では、55人としているが、NGOの推測では、死者は90名ちかくに上るのではないかとされている。
これらついて、全米保健機構では、アルゼンチンにおいて、H1N1のパンデミックと議会選挙とが同時に起こったことは、遺憾なことであったとしている。
参考
「Argentina Denies Manipulating Flu-Virus Figures」
「Argentina confirms 55 deaths from the A/H1N1 virus flu」
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