2009/07/05(Sun)
まあ、私も、自民党時代は、地元の市町村長が選挙の街頭車に乗ってもらうのが集票の鍵、みたいに思っていた時代もありますが、今回、大阪府の橋下知事や、横浜の中田市長あたりが、地方分権化を踏み絵にして、支持政党を明確にしよう、という動きには、おかしなものを感じますね。
というのは、知事さん自体は、民意を代表しての行動というでしょうが、知事さん自体の選挙において、民意が託したのは、そこまではいっていない、ということなんでしょう。
まあ、知事選挙で付託された民意というものを、かってに知事サイドで重層化して、代議的行為をしようというものでしょうけれども。
これを、いわば「民意オブ民意」(自分が県民で託された民意を、国政に託された民意に拡大解釈しての民意の代理執行)という立場で、知事が支持政党を明確化するということは、「民意を代表しうる知事のもつ裁量」の範囲外の行為といわなければならないんではないんでしょうかね。
こじ付けとして、地方分権というパラメーターを使っているだけ、という揶揄も生まれえますね。
知事の作為の範囲とは何か、不作為の範囲とは何か、あるいは、知事の「不作為の作為」「作為の不作為」とはなにか?その根本にまでさかのぼって考えて見なければならない行為ですね。
その点、マスコミも甘いんですがね。
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