2009/05/29(Fri)
ロイターの今日の記事
「Companies starting work on H1N1 vaccine- CDC」によれば、今週木曜日にアメリカの衛生担当官がかたったところによると、アメリカでのH1N1新型インフルエンザ用ワクチンの製造のロードマップは、下記のようであるとしている。
すなわち、ワクチン製造会社は、ワクチン製造の準備作業に取り掛かり、今後、数ヶ月間にわたる臨床実験を始める模様である。
しかし、新ワクチンは、広くいきわたりうる準備は、今年の10月までは、出来ないようである
今回のH1N1新型インフルエンザウイルスは、ヒトにとって新しいウイルスではあるが、季節性インフルエンザウイルスとよく似ていて、子供や若い世代にかかりやすいもののようである。
CDCでは、数日前に、いくつかのワクチン製造会社に対して、ウイルスのサンプルをおくった。
AstraZeneca’s は、リバース・ジェネティックの技術を持つ会社であるが、ここから五つの会社に対して、販売権のライセンスをあたえている。
その会社は、
Sanofi-Aventis SA,
Novartis AG,
GlaxoSmithKline PLC,
CSL Ltd,
AstraZeneca.
の五社である。
今後数週間以内に、これらの会社は、臨床実験に使う新ワクチンの候補ロットを作り始めるが、これで夏は過ぎるであろう、としている。
ただ、ここにきていくつか問題があるのは、
�.錺�チンは一回打てばすむのか、二回うたなければならないのか?
�∈2鵑陵祝廟楴錣砲�いては、年齢層がことなると、異なった結果となるのか?
��アジュバンドとよばれる免疫系ブースターが、よい応答をえるのかどうか?
�さ╂畧�インフル用と新インフル用とのどちらのワクチンの製造を優先するのか
等に付いてである。
これらについて、CDCのMichael Shaw氏は、次のようにいっている。
�/轡錺�チンは、アジュバンドを使って薄められるであろう。
これによって、服用数を増やすことが出来る。
��現在候補に検討しているアジュバンドには、二-三種類が上がっている。
これらは、これまでアメリカでは使われたことのない種類のものではあるが、使用の要請があれば、緊急時対応として認められうるものがいくつかある。
��ワクチン製造会社は、このほかにも、CDCが必要とするならという前提で、バルク製品の開発もしているという。
いずれにしても、これらのことは、臨床実験が終わってからのことである、としている。
また、ワクチンの製造量についてであるが、その決定がされるのは、北半球の夏か初秋になってからだという。
この製造開始の合図は、いまインフルエンザシーズンが始まった南半球で、今回の新型インフルエンザウイルスがどのように働くかによってなされるという。
なお、ワクチンができるまでの過程については、このサイトがわかりやすい。