2009年5月15日
昨晩の10ch「報道ステーション」で、古館氏が、西松-小沢献金問題にからんで、明日にでも、新民主党代表に選出されそうな鳩山由紀夫氏に、その説明責任を問うたところ、次のような答えがかえってきたのには、びっくりした。
「相手がくれるんですから、しょうがないでしょう。」
(正確には、下記のとおり
古館
「ルールにのっとってるんだけど、なんで、ゼネコンからそんなもらうんですか?っていう、もっと根源的なことを知りたいわけですから–」
鳩山
「それは、もらえるからもらっているだけだろうと思いますけど。ただ、額とすれば—」
古館
「そんな、もらえるからもらっているだけ、なんて、いいんですか?そんなことで-」
この報道ステーションのビデオ(mp4のファイルです。マウス右クリックで開くか保存)の21分11秒くらいからのところ)
ええっ? である。
この論理でいくと、被献金先は、何でもあり、ってことになってしまう。
いくらなんでも、それはないでしょう?
鳩山さん。
ひょっとして、鳩山さんのいう「愛のある政治」「友愛の政治」ってのは、「自分を許す」「身内を許す」政治って意味なの?
そもそも、友愛の政治とは、ユニテリアン精神なりユニテリアン主義に支えられたものであるべきで、その真髄は、正義と不正義との間に寛容というバッファーを設けることは是としても、寛容が不正義をはびこらせることにまでは、いたらせないはずなのだが。
それにしても、Unitarian vs Injustice の対立軸/擁護軸は、皮肉で面白い。
「不正義の犠牲者でないものにとっては、不正義を見つけることは難しい。とくに、その不正義が、今日の世界にとって、とらえにくいものである場合には–」(Finding the injustice can be hard for people who are not victims of injustice, especially when that injustice is subtle in today’s world.)
「Unitarians - Social Justice」より
お知らせ: 日本からシカゴのオプション売買ができるためのマニュアル「シカゴ・オプション売買戦略マニュアル」(A4版273ページ、5,900円)をこのたび書き上げ、発刊しました。 内容・目次のご確認やお求めについては、こちらをクリックしてください。 お徳用なダウンロード版-電子書籍PDFファイル(273ページ、3,980円)ご希望の場合は、こちらをクリック してください。 |
---|
Check Page Rank of any web site pages instantly: |
This free page rank checking tool is powered by Page Rank Checker service |