2005/07/03(Sun)
「プリオンは、BSEだけのためにあるのではない、」というのは、 Zurich University Department of Psychiatry Researchの研究グループの長Andreas Papassotiropoulos氏の言葉である。
ノーベル賞受賞者Eric Kandel氏は、すでに、カタツムリを使っての短期の記憶構造に果たすプリオンの役割を解明しているが、これまでの研究では、長期の記憶構造については、シナプス間のたんぱく質に依存するものとしてきた。
今回のPapassotiropoulos氏と de Quervain氏との研究では、Kandel氏の仮説を基にして、それぞれの個人で異なったプリオン遺伝子異型が、それぞれ異なった長期的記憶形成にかかわっているとした。
このことは、マウス実験では立証できたが、人間の場合は、まだわからないという。
これら長期の記憶にかかわっている人間の遺伝子異型は二つあって、129-Met と 129Valであるという。
この研究は、 Human Molecular Genetics誌http://hmg.oxfordjournals.org/の8月号に発表された。
Swiss.info「Prions play key role in long-term memory」http://www.swissinfo.org/sen/swissinfo.html?siteSect=106&sid=5916033&cKey=1120313262000より
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