- 金子先生のプログにある「自己弁護」の内容を知っている方はいませんか??
2006年4月23日
(日)
願い
意見交換会の席上、専門調査会メンバーが6人交代した件につき、自ら新聞記事を交えて自己弁護されたと聞いた。一般の方々はどう考えておられるのか、それを承るせっかくの貴重な機会を逸してしまったように感じるのは私だけであろうか。
かってプリオン専門調査会を代表して、いわゆる「中間とりまとめ」を親委員会に報告した際、20ヶ月齢という文言が、報告書の本文中に残ったいきさつを、わざわざ事務局自ら報告した件を思い出す。実は大変気にしています、気がかりです、と言っているようなものであって、これでははなはだ逆効果ではないか?
リスクコミュニケーションの基本を大切にしていただきたいと、切に願う。
http://kirakunihitorigoto.cocolog-nifty.com/blog/
[3999] 市民にとっての具体的な「改革の痛み」の中身とは? 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/24(Mon) 09:02 |
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- 私が自分のサイトに「あえて改革至上主義に訣別し、新たなパラダイムを構築する時」http://www.sasayama.or.jp/policy/S_2_09.htm
との小文を掲載したのが、1999年
8月30日のことだったが、その後、小泉内閣が誕生し、改革という言葉が、いわば政治的裨益をもたらす用語として、もてはやされ、ここまで、続いてきた。
しかし、ようやく、そのレトリックの胡散臭さに、有権者たちは、気づいてきてくれたようである。
ところで、この、以来6年間での、市民が味わった「改革の痛み」の具体的な中身とはなんであろうか?
ごく卑近な例で言えば、市民の住まいする役所での税金の取立てや社会保険料の取立てがすさまじくなってきたことではなかろうか。
困った人に対してほど、遠慮会釈無く、ばったばったと、家屋の差し押さえをする、住民税の取立てに当たる方は、まるで、アイフルからヘッドハンティングしてきたような方が、目を吊り上げて、住民を脅しにかかる。
役所の税務担当の部署の黒板の日程表には、「○○作戦決行」などという、取立て強化キャンペーンの日程の文字が躍っている。
まあ、そのほうが、役所内の評価が上がりうることだったのだろう。
そんな苛斂誅求が強化されてきた経験なら、一般市民でも、いやほど感じた6年間ではなかったのではなかったのだろうか。
銀行にしてもそうである。
丁寧な、円滑な償還計画に応じる気配はさらさら無く、一挙に、法的執行へと、いたる。
法的執行後の残債の免除の要求にも、一切応じない。
これもそれも、小泉改革の、後ろ盾あってのことであった。
それに応じる住民も、改革非協力者のレッテルを貼られたのでは、抵抗の仕様は無かったはずだ。
その結果は、なんだったのだろう?
小泉改革を推進する方々は、それによる政治的裨益は得たが、具体的な改革の痛みを分かちあう姿勢は、さらさら無かったといえたのではなかったのだろうか。
そんなこんなことへの、市民のささやかながらの抵抗が、今始まってきたような気がする。
http://www.sasayama.or.jp/policy/S_2_09.htm
[3998] ベネズエラで、共同石油開発会社設立の動き
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/23(Sun) 16:47 |
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- ベネズエラのOrinoco川流域 産油地帯にある32の個人経営の石油開発会社を統合し共同会社 Petroleos de Venezuela
SAを設立し、その共同会社に対して、ベネズエラ政府が51パーセント出資をするという計画が浮上している。
その政府出資を可能にするための新法も、すでに、国会を通過しているという。
この産油地帯においては、国際資本のExxon
Mobil Corp., Total SA, Chevron Corp., BP PLC, ConocoPhillips Norway's Statoil
の各社が、トータルで、日産 600,000
バーレルの精製をすでにしている。
ベネズエラ国内の他の32の産油地帯においても、同様の方法での共同会社設立となれば、ベネズエラ政府への税収は、34パーセントから50パーセントへ、ロイヤリティは、16.7パーセントから30パーセントへ、上昇するといわれる。
このような方式の変化が、将来の外資の投資動向に対し、どのように影響するかは、わからないが、いまのところ、Exxon
Mobil は、この方式参加を拒絶したか、テキサスを根拠地とするIrving Oil
http://www.irvingoil.com/
は、この方式参加に同意したという。
Rafael Ramirez
石油大臣は、Exxon Mobil社に対して、もし、この方式参加を拒む場合は、ベネズエラからの撤退を申し渡したという。
http://www.montereyherald.com/mld/montereyherald/business/14408137.htm
[3997] イランの石油相が、原油輸出先見直しの方針を表明 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/23(Sun) 11:17 |
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- イランの石油相Kazem
Vaziri氏が、ロイター紙に話したところによると、
「イランが経済制裁を受けるいわれはないが、それでも、原油の輸出をストップする気は無い。
ただ、今回の核問題についてイランに同情的な国に対しては、顧客先の振り替えを行うつもりではある。」
と述べた。
イランのEU向け原油輸出先は、フランス、イタリア、スペイン、ギリシャ、トルコであり、大半は、極東向けに輸出されている。
石油相の発言は、これらの日本を含む極東のイランの核問題に対する対応いかんによっては、これらの分をEUに向けなおすことを示唆したものと思われる。
中国は、ブッシュ会談において、イラン制裁問題について、あいまいな態度をとったため、この点では合格ということなのでしょうか。
その意味では、この石油相の発言は、日本に対するものなのかも知れない。
http://www.iranian.ws/iran_news/publish/article_15059.shtml
[3996] Re:[3995]
生ジャガイモの輸入 停止 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/23(Sun) 10:10 |
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- この問題の前段については、この掲示板での昨年12月24日の2657に次のような記述をしていますね。
この時点では、
米国産ジャガイモ輸入解禁にむかって農水省が北海道で説明会をしたことについて触れており、サイトhttp://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/kouhyou/030916/12nousui.pdf
で、2003年9月の山芳製菓株式会社さんと日本ポテトチップ協会さんからの「加工用馬鈴薯の植物検疫上の取扱いの緩和」要求に対する農林水産省の回答を紹介しており、その中で、農林水産省は、次のように答えているのですね。
「輸入禁止対象病害虫(じゃがいもがんしゅ病、ジャガイモシロシストセンチュウなど)が発生していない地域からのばれいしょは輸入可能」として、「我が国未発生のポテト・スピンドル・チューバー・ウイロイド、、ポテト・イエロー・ドアフ・ウイルスなど」への対応としては、「輸入時の肉眼検査ではその発見が困難であることから、輸入の際、隔離検査を実施することが必要」としたのです。
また、農林水産省は、「植物防疫法とは、植物の生育に関する法律です。よって植物防疫法による病害虫の検査とは、植物の生育に影響を与える病害虫が対象であり、人体に影響のある病害虫の検査ではありません。
」と、答えていますね。
また、カルビーポテト株式会社の「植物防疫法およびシストセンチュウに関するQ&A」を、この時点では紹介しておきましたが、今見ますと、このサイトの内容、あの時点とちょっと変えてあるような気がします。
サイトのURLもあの時点と変わっているようですし、ひょっとして、書き直されたのでしょうか。。
かねてから、私のサイトでは、アメリカ・カナダの輪腐病について問題にしています(参照「カナダから輸出のポテトに輪腐病」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=54)が、このジャガイモの各種病気の問題は、単にアメリカだけでなく、種イモの輸入もとであるカナダの病気動向も、考慮に入れなければならないのですね。
牛とおんなじで、ジャガイモについても、アメリカ・カナダ一体として見なければならないようです。
今回の、農林水産省さんにとっては、輸入直後の「予想外」の事態も、こうして、過去のアメリカ・カナダでの経緯を見てみれば、それこそ「想定内」の出来事であるといえるでしょう。
海外の動向を考えずに安易に輸入を決めた農林水産省さんの態度の根本が問われる事態といえましょう。
アメリカのアイダホ農場における今回のシロシストセンチュウ(Globodera
pallida、White cyst nematode, Potato cyst nematode)発見による輸入停止動向は、このサイト「SOME
COUNTRIES BAN IDAHO POTATOS AFTER NEMATODE DISCOVERY」http://www.kpvi.com/index.cfm?page=nbcheadlines.cfm&ID=32850にあるとおり、日本、カナダ、メキシコですが、アメリカ各州は、今のところ、アイダホからの移入禁止措置はとっていないようですね。
アイダホは、アメリカのジャガイモ生産の三分の一を占めており、昨年実績は、125億ドル、農家手取り分は、7億ドル、州財政へのジャガイモ産業の寄与額は、20億ドルといわれています。
参照「Japan,
Mexico, Canada block fresh potato imports because of pest 」
http://www.king5.com/business/stories/NW_042206BUBpotatoesEL.5eb9bf23.html
「Japan,
Mexico, Canada block fresh potato imports because of pest」
http://seattlepi.nwsource.com/local/6420AP_ID_Potato_Pest.html
http://72.14.203.104/search?q=cache:xbDaTpZQp-UJ:www.calbee.co.jp/soudanshitsu/faq/boueki.php+%E6%A4%8D%E7%89%A9%E9%98%B2%E7%96%AB%E6%B3%95%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8BQ%26A&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=1
[3995] 生ジャガイモの輸入 停止
投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/23(Sun) 08:23 |
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- 輸入を一時停止 米国で新害虫発生/加工用生鮮ジャガイモ
[2006年04月22日付日本農業新聞]
農水省は21日、今年から条件付きで輸入を解禁した米国産ポテトチップ加工用生鮮ジャガイモの輸入を一時停止したと発表した。アイダホ州の2圃場(ほじょう)、計200ヘクタールの土壌サンプルから新たな重要病害虫の発生が確認されたとの情報を、米国政府当局から受けたため。
この害虫はジャガイモシロシストセンチュウで、米国では未発生とされてきた。現在の対日輸出プログラムはジャガイモシストセンチュウの管理を対象としており、今後、あらためて新害虫のリスク評価をした上で、検疫条件などを検討することになる。
農水省は、米国産ポテトチップ用ジャガイモを今年2月に、国産の端境期(2〜6月)に限って解禁。これまでアイダホ州産の431トンの輸入があった。
これまで輸入したジャガイモからは、ジャガイモシロシストセンチュウを含む病害虫の発見はなく、指定工場内で全量が加工処理済みとなっている。また、この害虫の発生を確認した圃場は、日本向けではないという
ジャガイモシストセンチュウ
http://www.pps.go.jp/inspection/insect/insect_10.html
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/fukyu/kuh/teshikaga/25.html
ジャガイモシロシストセンチュウ
http://www.pps.go.jp/inspection/insect/insect_11.html
[3994] Re:[3993]
1バレル75ドルはまだ安い 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/23(Sun) 08:02 |
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- 深嶋さん。
おひさしぶりです。
1バレル75ドルをどう評価するかですね。
深嶋さんの「原油価格1バレル75ドルと言っても,1リットル45円強は,まだまだ安いと思うのですが。」ですが、私のブログに原油問題をまとめた「8ヶ月ぶりの原油高の要因」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=587にコメントいただいたあだちさんというかたのご意見に面白いものがありました。
3992であげた、1バーレル100ドルになるとの予測の根拠として、「1979年のイラン革命後、1981年2月時点での原油価格1バーレル39ドルを現在のドル値で換算しなおすと、86,88ドルになるからであるという。」という部分に対するご意見のようなのですが。
このご意見では、「原油価格高値の節目は、その時々の
「ドルの価値」 を表したもののような気がします。」とされて「アメリカは政策金利を法外に引き上げ、物価上昇 (インフレ)
を3%前後にしてきました。つまり、「ドルの価値」 は平均すると毎年3%低下し、24年で 「ドルの価値」 は2分の一になったのです。 ( 「デフレ・モード」
に於いては、政策金利の利上げは物価を上昇させる )
従って、1980年に40ドルの原油が2006年80ドルになってもおかしくは無い。」とされています。
この、ご意見は、原油がドルペックである限り、原油価格が、実態価格を反映するには限界があるということをさしていると思うのですね。
もちろん代替エネルギーもドルペッグであれば、イコールフッティングの代替度となり、原油価格の高騰が、すなわち、ヘッジとしての代替エネルギー投資へのインセンティブになるはずなのですが、果たしてどうなのでしょう。
で、そのときの足立さんのご意見に対するコメントでもご紹介したのですが、Forbsの「Dollar’s
Oil Role May Erode」
http://www.forbes.com/columnists/business/2005/11/15/oil-benchmark-dollar-cx_1116oxan_oilbenchmark.html
におもしろいことを書いてありますね。
つまり、現在は、ドルと原油とは三つの関係(@原油相場がドル建て(dollar
peg)であること。A原油取引がドルで通常行われていること。B産油国の中央銀行は、準備通貨をドルで所有していること。)で強く結ばれていて、当面は崩れそうもないが、次の三つの要因が、原油とドルの関係が崩れるきっかけになるとしています。
一つ目は、2010年に、決済通貨の見直しが図られる見通しであること、二つ目は、ドバイに原油取引所ができる可能性があり、これができると、アラブ産油国の輸出先は、アメリカよりも、EUなのだから、決済通貨が、ドルからユーロに変わる可能性があること。三つ目に、アメリカの貿易赤字が極大化すると、原油の決済通貨としての威信が崩れていくこと。
この三つを上げており、このドルと原油との関係の希薄化が、ドルそのものの威信低下につながるといっています。
そのようなことからみますと、ドルを支えているのは、原油のドルペッグであり、さらにいえば、それを支えているのは、産油国の中でも、サウジアラビアということになってしまいます。
したがって、「原油価格高騰は長い目で見れば,日本経済の追い風になると見るべきではないでしょうか。」ということは、究極には、円とドルとのペッグの状態が、今後どうなるのか、ということに、かかってくる、言い方を変えれば、アジアでの円の地位が、今後とも保たれるのか、また、ドルの地位の低下ということになれば、日本保有の米国債のデフォルト化はあるのか、などという、大事の問題とも、かかわりあってくるような感じがします。
[3993] 1バレル75ドルはまだ安い
投稿者:深嶋 修 投稿日:2006/04/23(Sun) 00:04 |
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- 笹山さん
お久しぶりです。
原油価格1バレル75ドルと言っても,1リットル45円強は,まだまだ安いと思うのですが。
原油が続騰すれば,省エネルギー技術や,自給率の高いクリーンエネルギーの開発・普及に拍車がかかるのではないでしょうか。
原油価格高騰は長い目で見れば,日本経済の追い風になると見るべきではないでしょうか。
http://www.geocities.jp/seikatushahoni/new060423.htm
[3992] 原油高は、さらに、1バーレル75.05ドルに記録更新 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/22(Sat) 06:04 |
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- 原油高は、さらに記録更新し、ニューヨーク商品取引所での相場は、1バーレル75.05ドルに達した。
これは、1983年の取引所開設以来の高値である。
また、前年同期比38パーセントの増加である。
要因としては、イランへの核問題を契機にしての経済制裁の高まり懸念と、ナイジェリアのRebelの20パーセント生産能力削減懸念の要因が大きい。
アメリカの石油ブローカー筋では、原油価格は100ドル台を突破すると、予測している。
その理由として、1979年のイラン革命後、1981年2月時点での原油価格1バーレル39ドルを現在のドル値で換算しなおすと、86,88ドルになるからであるという。
http://www.iranian.ws/iran_news/publish/article_15031.shtml
[3991] 上市の規定は、EU指令では、どのように規定されているか? 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/21(Fri) 22:30 |
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- というような疑問が、PSE問題反対派から出ているようですので、ここで、EU指令の例を、ちょっと見ることにしましょう。
これはWEEE(廃
電気・電子機器リサイクル指令)(Waste electrical and electronic
equipment)規定の例ですが、たとえば、以下のようです。
「民間家庭の電気電子機器のユーザーは、
このタイプの廃電気・電子機器を、未分別都市廃棄物に混ぜないようにとの要請、
分別収集、収集、テイクバックシステムを確実にするとの要請、
廃棄物のリカバリーの役割、
環境・健康についての廃棄物の影響、
そのような機器の包装に表示されるべき記号の意味、
などの必要情報にアクセスできるようにしなければならない。
製造者は、2005年8月13日以降に上市された電子・電気機器については、上記に記した記号を示さなければならない。
新型の電子・電気機器については、製造者は、上市後、一年以内に、そのリユースなり取り扱いについての情報を、提供しなければならない。
そのような情報は、リユースセンター、修理・リサイクル施設に伝えられなければならない。
2005年8月13日より上市された電子・電気機器の製造者は、それぞれの機器について、このマークで識別するであろう。」
原文
Information
Users of electrical and electronic equipment in private households must
have access to the necessary information on the requirement not to mix this type
of waste with unsorted municipal waste and to ensure separate collection,
collection and take-back systems, their role in the recovery of waste, the
effects of such waste on the environment and health, and the meaning of the
symbol which must appear on the packaging of such equipment (a crossed-out
wheeled bin).
Producers must mark electrical and electronic equipment
placed on the market after 13 August 2005 with the above-mentioned
symbol.
For each new type of electrical or electronic equipment,
producers must provide, within one year after it is placed on the market,
information on its reuse and treatment. Such information is to identify the
components and materials present in the equipment and the location of dangerous
substances and preparations. Such information must be communicated to reuse
centres and treatment and recycling facilities. Producers of electrical and
electronic equipment placed on the market as from 13 August 2005 will be
identifiable by a mark on each appliance
参照「Waste electrical and
electronic equipment」
http://europa.eu.int/scadplus/leg/en/lvb/l21210.htm#AMENDINGACT
追記 (2006/04/22(Sat))
なんて訳していたら、森
秀樹さんhttp://d.hatena.ne.jp/hmori/というかたが、JETROが2003年に訳していたサイトを紹介されていた。
このサイト
http://www.jetro.go.jp/biz/world/europe/reports/05000418
の120ページから136ページにかけてが、WEEE指令、それから137ページから141ページまでがRoHS指令。
pdfなので、直接、サイトから見ることはできませんが、紙が無駄になることをご承知でしたら、印刷で、お確かめください。
で、上で小生が訳した部分は、このサイトでは、130ページの第10条に訳されていますね。
大体あっているみたいかな?
それにしても、あくまでPSE法改正を目指されようとされている方々は、どのあたりを落としどころにされるおつもりなんでしょうかね。
どうも、これらの方々は、近年の環境省などでの環境規制などにしても、主流は、こまごましたことを法規制に盛り込むより、実質、規制効果のある、(プラスの方向に向かってという意味での)融通性のあるガイドラインに重きが置かれているという実態を知らない方が多いんではないでしょうかね。
それを引っ張り続けておられる方も、罪といえば罪ですね。
http://europa.eu.int/scadplus/leg/en/lvb/l21210.htm#AMENDINGACT
[3990] 「コンタクトレンズ使用者にフザリウム角膜炎拡大」問題は、集団訴訟に発展か? 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/21(Fri) 21:26 |
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- この掲示板でも、また、私のブログ記事「コンタクトレンズ使用者にフザリウム角膜炎拡大」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=583
でも、問題にしたボシュロムのコンタクト保存液が原因と見られるフザリウム角膜炎感染問題は、これにより、盲目になる恐れのある109人による集団訴訟へと発展することとなった。
この訴訟を手がけるフロリダの弁護士によると、患者一人当たり七万五千ドルの賠償請求を考えているという。
当局では、引き続き、全米における他の例や原因を追求中であるが、まだ、決め手になるものは、ないようだ。
ユーザーには、当該保存液の使用を避けることと、コンタクトレンズの洗浄方式を、「こすり洗い不要方式」(No-Rub
Method)ではなく、「こすり洗い・リンス方式」(Rub-and-Rinse Method)に変えることを勧めている。
http://www.wndu.com/news/042006/news_49381.php
[3989] イランの大統領が「原油価格は、貧困国は安く、富裕国は、より高く」と言明 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/21(Fri) 18:56 |
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- イランの大統領マフムード・アフマディネジャード( Mahmoud AHMADINEJAD
)氏は、今日、「貧困国が、最近の原油価格の高騰に耐えうるためのスキームを考える必要があるが、富裕国は、今の価格水準では、適切な「実質価格」水準に達しておらず、より高い原油価格を支払うようになるであろう」と言明した。
大統領は、どの程度の水準が富裕国にとっての実質価格水準なのかについては、明らかにしなかったが、イランの国会議員の一人は、一バーレル100ドルが、実質価格水準であるともらしている。
また、大統領が言う、貧困国のために安い原油価格で供給するスキームとしては、OPECファンドの活用を考えているという。
現在OPECの原油生産量は、イラクも含めて、日産二千七百八十一万バーレルであるが、このうち、イランは、三百八十五万バーレルを占めている。
日本のイランからの原油輸入量は約2億3000万バレル(04年)で、イラクの生産量の15パーセント強を日本が占めており、日本の輸入量全体に占める割合はアラブ首長国連邦、サウジアラビアについでイラクは第3位(15%)である。
http://za.today.reuters.com/news/NewsArticle.aspx?type=topNews&storyID=2006-04-21T093216Z_01_ALL134270_RTRIDST_0_OZATP-ENERGY-IRAN-AHMADINEJAD-20060421.XML
[3988] 更に続く、原油価格高騰−イランからの原油出荷停止の観測も- 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/21(Fri) 13:04 |
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- 連日高騰を続けている原油相場は、今日も、上がり、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油6月引渡し分は、一時1バーレル73.50ドルまで高騰した後、1バーレル72.93ドルと、73ドル直前に落ちついた。
要因としては、イランが、核問題沸騰の中で、原油の出荷を取りやめるのではないかという観測が浮上しているためといわれている。
更に、ガソリンの規格が、バカンスシーズンに、新たらしい環境汚染水準に到達しないのではないのかという懸念も浮上している。
参照「Crude
Oil Trades Near $73 on U.S. Gasoline Disruption Concern 」
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=10000087&sid=a4tDTJlyO1xk&refer=top_world_news
http://today.reuters.com/business/newsarticle.aspx?type=tnBusinessNews&storyID=nSP109714&imageid=top-news-view-2006-04-20-090822-eRPPISA%5B10%5D.jpg&cap=A%20station%20attendant%20changes%20fuel%20prices%20on%20a%20sign%20at%20a%20gas%20station%20in%20New%20York,%20April%2018,%202006.%20Brent%20crude%20oil%20jumped%20to%20a%20fresh%20record%20high%20above%20$74%20a%20barrel%20on%20Thursday%20after%20a%20steep%20drop%20in%20U.S.%20gasoline%20stocks%20fuelled%20fears%20of%20tight%20summer%20supplies%20at%20a%20time%20of%20growing%20anxiety%20over%20Iran's%20exports.%20REUTERS/Brendan%20McDermid
[3987] 「アメリカとカナダは敵か味方か?」という論説 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/21(Fri) 07:49 |
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- この「Canada's Friends and Enemies in Washington」
http://www.embassymag.ca/html/index.php?display=story&full_path=/2006/april/19/jones/
は、アメリカの議会議員は、カナダの敵なのか、味方なのか、ということについて、BSE問題などと、絡めて、論評していて、おもしろい。
これによると、BSE問題についてみれば、獣医でもあるWayne
Allard 上院議員は、BSE問題をレトリックとしてではなく、科学的根拠のもとで、論じるかたであるが、カナダの友人と称せられるJohn Kerry議員や
Hillary Clinton議員は、2004年の選挙で断固として(foursquare
)、輸入禁止を唱えたという。
このようなかたは、カナダとの利益よりも、自らの政治的利益を優先されるかただと皮肉っている。
そして、この論評の結論としては、アメリカ議会の議員たちにとっては、カナダは、「永遠の友人」でもなければ「永遠の敵」でもない、ということで、それを決めるのは、レトリック上のものではなく、実の利害にある、としている。
なんとも、肌寒くなるような、アメリカ・カナダの関係のようである。
http://www.embassymag.ca/html/index.php?display=story&full_path=/2006/april/19/jones/
[3986] Re:[3985]
米国 家畜追跡システムは骨抜き〜データに年齢が含まれず 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/20(Thu) 13:58 |
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- 米牛さん。
情報、ありがとうございました。
当局側の言い分によりますと、農家に余計な負担はかけたくない、というのが、トラッキング・システムから、年齢項目を除いた理由のようですね。
それと、このトラッキングシステムには、牛ばかりでなく、豚や鶏も対象になり、むしろ、瞬時の対応を要する口てい疫や、ニューカッスル病などの所在を24時間に以内に突き止めるのが主なシステムということで、省略されているようですね。
参照
「Livestock
Tracking System Won't Require Birth Date」
http://www.technewsworld.com/story/6MSzjHcIWfjk0p/Livestock-Tracking-System-Wont-Require-Birth-Date.xhtml
http://www.rapidcityjournal.com/articles/2006/04/18/news/local/news02.txt
http://www.csmonitor.com/2006/0420/p02s01-woam.html
http://www.spokesmanreview.com/local/story.asp?ID=126697
[3985] 米国 家畜追跡システムは骨抜き〜データに年齢が含まれず 投稿者:米牛
投稿日:2006/04/20(Thu) 13:43 |
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- 家畜追跡システムは骨抜き〜データに年齢が含まれず
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政府が主導する家畜追跡システムでは、牛海綿状脳症(BSE)の調査に重要とされる年齢が、家畜を識別するためのデータに含まれず、事実上骨抜きになる可能性が高いことが分かった。
AP通信によると、農務省は、家畜の出生日はデータなしでも調べられ、これ以上の負担を家畜業者にかけないためと説明している。これに対し消費者同盟(CU)は、年齢を入れないなら追跡システムを作る意味がないと猛反対している。(略
http://www.usfl.com/Daily/News/06/04/0419_017.asp?id=48115
[3984] 胡錦濤さんが「Win-Winの関係」と述べたというのだが。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/20(Thu) 13:40 |
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- アメリカを訪問中の中国の胡錦濤国家主席が、ボーイング社での講演の中で、「アメリカと中国がお互いに利益をもたらすWin-Wink関係を築いてゆく上で良い手本になるものだ」と述べたというのだが、この「Win-Winの関係」を中国語で言うと、なんというのか?
ということで調べてみると、このサイトhttp://news.xinhuanet.com/newscenter/2006-04/19/content_4447382.htmにあるように、「互利双赢的」というのだそうだ。
それにしても、先のインド・アメリカ首脳会談に続いての、中国・アメリカ会談ということで、アジアの巨大国は、すでに、日本の存在を無視して歩き始めているようだ。
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2006-04/19/content_4447382.htm
[3983] 「IP放送の扱いを有線放送と同じに」と事業者が要望というのだが。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/19(Wed) 22:55 |
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- 小野寺正KDDI社長や孫正義ソフトバンク社長ら、インターネット技術を使って光ファイバーなどで映像配信する「IP(インターネット・プロトコル)マルチキャスト放送」の提供事業者の代表が19日、著作権などの権利処理をしやすくするために、IP放送を著作権法上もケーブルテレビと同じ「有線放送」として扱うよう求める要望書を、竹中総務相に提出した。
というニュースだが、これについては、すでに、文化庁の文化審議会著作権分科会法制問題小委員会(法制小委)で、IPマルチキャスト放送に関する審議が行われている。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/04/05/11526.html参照
ただ、以前私のブログ「ホリエモン氏の立候補は、「電気通信役務利用放送法」と「放送法」に違反の可能性あり。」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=441でも述べたことなのだが、このIPマルチキャスト放送の問題は、単に著作権法にとどまらず、電気通信役務利用放送法との関係がある。
この電気通信役務利用放送法においては、第十五条に「放送法の準用」というのがあって、「放送法第三条、第三条の二(第二項を除く。)、第三条の三から第五条まで、第五十一条から第五十二条の三まで及び第五十二条の二十七の規定は、電気通信役務利用放送(他の電気通信役務利用放送事業者の電気通信役務利用放送又は放送事業者の放送を受信し、その内容に変更を加えないで同時にこれらを再送信するものを除く。)について準用する。」とある。
その放送法の第三条の2
第一項においては
「第三条の二
放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一 公安及び善良な風俗を害しないこと。
二 政治的に公平であること。
三 報道は事実をまげないですること。
四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。」とある。
つまり、著作権法で放送並の立場を与えられれば、同時に、そのマルチキャスト放送の公共性というものも、遵守しなければならないという、両刃の剣的オブリゲーションがあるということを、規制緩和を主張する民間側は、よく認識しなければならないだろう。
また、これまでは、「オンデマンドであれば、通信であり、それ以外は、放送である」という仕切りがあったが、今日では、オンデマンドの形態なりシステムがきわめて多様化さているため、このような仕切りは、今日的なものではなくなってしまっている。
この辺についての今日的再定義も必要なものと思われる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060419-00000214-yom-bus_all
[3982] 岡山のほうのBSE疑い牛は、クロ
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/19(Wed) 20:37 |
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- 福島のBSE疑い牛は、シロだったが、岡山のBSE疑い牛は、クロと判明した。
岡山県奈義町で飼育されている5歳11カ月の雌のホルスタインで、感染牛は国内25頭目。
この牛は北海道宗谷支庁枝幸郡枝幸(えさし)町で生まれ、岡山県で育てられた。
北海道によると、この牛は二○○○年四月に生まれた後、飼育していた枝幸町内の酪農家の廃業に伴い、網走市内に移り、○二年から岡山県内の酪農家が飼っていたという。
枝幸町と、浜頓別町を挟んで、隣接する猿払村は、国内二例目のBSE発生地で、ここから岩手や福岡や愛知や宮崎や栃木や兵庫や福島や京都などに導入された導入牛の追跡で、話題になったことがあった。
このときは、過去六年間に出荷した牛、219頭を追跡調査し、このうち感染牛と同じえさを食べ、感染した可能性のある牛(疑似患畜)を特定した。
岡山へも、猿払村から、84頭の導入牛があったはず。
今回の枝幸町の場合は、このような追跡調査の逆の逆追跡調査が必要になるのでしょうか?
岡山県奈義町ですか。
懐かしいですね。
このあたりは、戦前は、旧陸軍演習地日本原があったところで、戦後、その払い下げで、大陸からの引き上げ開拓者が入植したところ。
いろいろ、農民運動もあったところですね。
私も、このあたりは、岡山時代に、何回か、いったことがありましたが、真っ黒な大地に大根畑というのが、印象的でしたね。
北海道とのつながりというのは、引揚げ戦災者仲間での開拓者同士のつながりということなんでしょうかね?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060419-00000208-kyodo-soci
[3981] 「水俣病国会決議」よりも、実のある「認定基準の見直し」を 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/19(Wed) 12:31 |
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- 与党は18日の衆院議院運営委員会理事会で、来月1日に水俣病公式確認50年を迎えることを踏まえ「水俣病の教訓を世界に発信していく重要性を確認し、悲惨な公害を決して繰り返さない決意を表明する」などとした国会決議案を野党側に提示した。民主党も大筋で了承する方向で、25日の衆院本会議で採択される見通し。
というのだが、このような形骸化した国会決議を繰り返しても、水俣病患者たちのためには、何の役にも立たない。
むしろ、今緊急に求められているのは、一昨年10月15日に、「水俣病関西訴訟」の最高裁上告審判決で、、「1960年1月以降、水質保全法などに基づく排水規制を怠ったのは違法」とする初判断を示してから、なお、認定基準の見直しがされていない事態の打開を図ることが、政治のつとめと考えるのだが、どうなのだろう?
敗訴したはずの環境省は、依然として、認定基準の見直しにかたくなな姿勢を崩していない。
何をもって、公式確認50年の謝罪の証にするのか?
水俣病裁判第5陣原告弁護団では5月1日の公式確認50年を前に「行政は水俣病被害者と対立する姿勢を直ちに改めるべき」とする声明を発表している。
いってみれば、水俣病についての司法の判断基準と、行政の判断基準とが、ダブルスタンダード化している間で、その間に立っておろおろばかりして、何もできない立法府が、公式確認50年に当たって、何かしなきゃということで、おためごかしの国会決議という通過儀礼で、やりすごそう、ということなのか?
参照
「やはり起こった水俣病ダブルスタンダード訴訟」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=467
「敗訴した環境省は、水俣病認定基準を、この際、改訂すべし」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=115
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060419-00000023-mai-pol
[3980] 福島のBSE疑い牛は、陰性
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/19(Wed) 11:37 |
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- 福島県は18日、BSE(牛海綿状脳症)の1次検査で陽性反応が出た県内産の肉用牛が2次検査の結果、陰性だったと発表した。
岡山のBSE疑い牛の確定検査の結果は、まだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060419-00000053-mailo-l07
[3979] 原油価格は、更に上昇
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/19(Wed) 09:19 |
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- 月曜日に、昨年のハリケーン時に漬けた高値を上回り、一バーレル69.98ドル
となったニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油5月先物市場は、今日、更に高騰し、一バーレル71.60ドルという、史上最高の高値に達した。
これまでの最高高値は、2005年8月30日の一バーレル70.85ドルであった。
新たな高値の要因としては、OPECが、昨日発表の4月月報で、2006年の需要見通しを修正し、日産百四十二万バーレルとしたことが影響しているとされる。
これは、前回月報の見通しである日産百四十六万バーレルよりも、縮小している。
今年のOPEC原油需要予測については、3月月報から同10万バレル上方修正し、平均同2850万バレルとした。
その他、イランの核兵器開発疑惑問題、ナイジェリアのロイヤルダッチシェルの一部閉鎖問題、夏のバカンスでのガソリン事情問題がある。
ロンドンのBrent市場でも、一時一バーレル72.64ドルという市場最高値をつけ、最終72.51ドルとなった。
ガソリン先物は、一ガロン5.42セント、暖房用石油は、一ガロン2.79戦と、天然ガスも、43.1セント上昇し、千立方フィート当たり8.008ドルとなった。
http://www.newsday.com/business/nationworld/ats-ap_business11apr18,0,6483942.story?coll=sns-business-headlines
[3978] Re:[3977]
4/17、新潟のリスコミ報告A 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/18(Tue) 19:24 |
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- 虹屋さん。
毎日新聞でも、新潟の模様は紹介されていましたね。
で、アメリカから送られた認証MPF-455144 の中身は、
1
box Hotel Rack (7 Ribs) 60 pounds= 27.22 kg
4 boxes Hotel Rack Chop Ready (7
Ribs) 104.7 pounds =47.49 kg
1 box Boneless Ribeye 17 pounds= 7.711 kg
1
box Trimmed Loin Boneless (1×1) 17 pounds =7.711 kg
2 boxes Trimmed Loin
(4×4) 38.6 pounds= 17.51 kg
1 box Strip Loin 14.9 pounds= 6.759 kg
1 box
Top Round 19.2 pounds = 8.709 kg
6 boxes Breast Boneless Finger Meat 298.6
pounds= 135.4 kg
2boxes Plates 54.6 pounds= 24.77 kg
1 box Full Tenders
15.3 pounds = 6.94 kg
1 box Loin Tenders 12.4 pounds = 5.625 kg
19 boxes
Sweetbreads 202.3 pounds = 91.76 kg
1 box Tongues 10.4 pounds = 4.717
kg
合計41箱 392.322キログラム
で成田での発表が
41箱、約390s
うち、せき柱を含む子牛肉が確認された貨物:3箱(約55s)
ということですか。
この後者の分が次のものと違うというわけですね。
1月20日に成田空港で確認されたせき柱つきの子牛肉は、Hotel
Rack(7ribs)1箱とTrimmed Loin(4x4)2箱の合計3箱
1 box Hotel Rack (7 Ribs) 60
pounds= 27.22 kg
2 boxes Trimmed Loin (4×4) 38.6 pounds= 17.51
kg
合計44.73キログラム
両者の差=55kg-44.73kg=10.27 kg = 22.64pounds
これは、12月27日のNihon SiberHegnerのNobuo Shiraiwaからの注文にあった4 boxes Hotel Rack
Chop - Ready (7 Ribs) 44 pounds の二ボックス分に当たりますが。
さらに、
(4 boxes
Hotel Rack Chop Ready (7 Ribs) 104.7 pounds )マイナス(4 boxes Hotel Rack Chop -
Ready (7 Ribs) 44 pounds )=60.7pounds=1 box Veal Bones 60 pounds
となると、4
boxes Hotel Rack Chop Ready (7 Ribs) 104.7 poundsのなかに、除外したはずの 1 box Veal Bones
60 pounds がはいっていた?
あるいは、減らしたはずのSweetbreads 6箱分がはいっていた?
さらに、4 boxes
Hotel Rack Chop - Ready (7 Ribs) 44 pounds の2ボックス分は、1 box Hotel Rack (7 Ribs)
60 poundsまたは2 boxes Trimmed Loin (4×4) 38.6
poundsの中に混ぜていれたが、余桝(よます)分としてカウントしなかった?
まさか----。
何やらわからなくなってきましたが。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060418-00000099-mailo-l15
[3977] 4/17、新潟のリスコミ報告A
投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/18(Tue) 18:47 |
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- また、成田で見つかった背骨付き肉は約55kgで3箱に入っていて、各々の箱には別のロット番号が付いていた。ところが、米国の報告書では約45kgで3箱、ただし2箱のロット番号は同じ。この違いを質しましたら、お答えは「換算がちがうのでは」で、番号については回答がありませんでした。どうやら、米農務省の1ポンドは、普通の1ポンドより重いらしいですよ。事実よりも仮想現実の方が大切らしい、今回の交渉劇の本質が良く出ていました。
それからAMSのARCのリーバー室長の「2005年夏の終わり、日本側はARCのホームページにUSDAが掲載した情報を発見した。USDAは、BSEのリスクを最小限に抑えることなどが盛り込まれた日本輸出向けEVプログラムの条件に基づき加工されるべき牛肉製品のリストから子牛肉を除外していた。日本政府はUSDAに対し、成牛肉の出荷と同様の条件が子牛肉にも適用されるよう望んでいると伝えた。それを受けてARCは、日本輸出向けEVプログラム条件の調整を行った。」という証言は嘘だそうです。
農水省は、「輸入再開直前に、日本側から米国側に対し、子牛肉もEV
プログラムの対象に追加する必要がある旨通報したかのような記述があるが、・・このような記述は事実誤認である」という3月6日の質問書を持ち出して否定しました。
ただし、米国回答の1月20日まで子牛肉に関して交渉中という記述には、ノーコメント。FSISが7月に日本向けEVプログラムから子牛専業施設を除く決定をした経緯に行いてもノーコメント。
この子牛肉の扱いについて、笹山さんは日本側が注意を払わなかった旨、言われていますが、今回の説明会でも、それは直っていませんでした。「両施設が日本以外のどの国に輸出しているのか」という質問がありました。どう答えるのか興味深々で見ていましたら、厚労省の方がARCの輸出施設リストを見て、施設の名前がないという回答をしたのです。思わず、少なくともカナダとメキシコ向けにはEVプログラムは不要だと野次を飛ばしましたら、厚労省の方は何のことやらわからぬ顔をしていましたが、隣の農水省の方がすかさず「カナダとメキシコ向けにはEVプログラムは不要だから(リストに)載っていないかもしれない。米国の輸出での子牛の扱いについて調べる」と引き取られました。日本側でも厚労省と農水省では、持っている情報量が違う。
[3976] 4/17、新潟のリスコミ報告@
投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/18(Tue) 18:46 |
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- 4月17日、米国産牛肉の再再開に関する説明会、農水省と厚労省の国民に対するリスクコミュニュケーションが新潟で行われました。主催者などを除くと80人くらいでしょうか?
最初に、農水省が経過などを説明したのですが、一生懸命、米国側の主張をそのままに解説してるわけです。だんだんお尻の当りがモゾモゾした気分になってきました。何で、日本の役人が米国の代弁をしているのだ??農水省や厚労省のお役人さんたちは、日本国民を代理して米国と交渉している立場です。その人たちがグルリと国民の方に向くと、今度は米国側の代理人と化してしまう。米国の主張、報告書を米国大使館の方なりが説明するのなら、わかりますよ、なんで日本政府のお役人が説明するのだ??。
米国側食肉業者が許可なく胸腺肉と舌を輸出したと米国報告書には書かれているので、成田で日本の検疫でなぜ摘発・発見できなかったのか問うたのです。農水省の回答は、「米国の輸出書類に書かれていた」からだそうです。日本でも施設や品目などは書類審査でチェックしていると説明していましたが、それは適切な書類が付いているかという形式的な点検なのですね。今回の場合、背骨つき肉が入っていなければ、発見されなければ、違反している胸腺肉、牛舌は検疫を通過して輸入されたことになる。日本政府の検疫がまったく機能していないのに、農水省の回答は危機感とか責任感を欠いています。
許可を得た業者の、許可を得た品目であるかという実質は、書類にサインする米国のFSISのお役人に丸投げしていることになる。今回の報告書ではそのFSISのお役人は、その点は業者に丸投げしている。この丸投げの連鎖では、政府の責任はどこかへ消えてしまっている。
今回の両施設が胸腺や牛舌などの内臓肉の輸出許可を得ていないことが日本政府に通知されていたのか、疑問が残りますが、検疫の際の書類審査のやり方を点検する必要がありますね。
[3975] 岡山でも乳牛にBSE疑い
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/18(Tue) 13:55 |
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- 岡山県は十八日、県北部の牧場から食肉用として同県食肉衛生検査所(津山市)に持ち込まれた生後七十二カ月の乳牛一頭について、牛海綿状脳症(BSE)の一次検査の結果、陽性の可能性があると発表した。
県は確認検査のため、検体を国立感染症研究所(東京都)に送った。検査結果は早ければ十九日にも判明する見通し。
というのだが、福島の確定検査結果は、まだでしょうかね?
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200604180087.html
[3974] Re:[3973] [3972]
リバースエンジニアリングの日本における二値性という問題なのかな? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/18(Tue) 09:55
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- 謎工さん。
この問題は、日本におけるリバースエンジニアリングの二値性と絡んでいるような。
つまり、特許権においては、リバースエンジニアリングは、その侵害には、ならないが、著作権においては、グレーゾーンということの二値性とでもいうんですかね。
リバースエンジニアリングと上市との関係については、次のサイト「Re:
Patents & Reverse-Engineering」http://ukcdr.org/lists/ukcdr/2001-October/000713.htmlには、次のように「いったん上市されたものは、リバースエンジニアリングの権利を有する」との意味が、書いてありますね。
「Furthermore
(finally realising that I don't need to involve patents ;^) consider the
consumer-advocacy organisation (anyone got a mirror ?) which suspects that a
product placed on the market as conforming to some published standard is in
breach of the trades description act.
That organisation must be allowed to
reverse-engineer the product to determine whether it truly lives up to its
producer's claims - otherwise, how is it to be able to determine whether the
consumer's rights under the TDA have been abrogated ?
Whatever prevents us
from determining this effectively obstructs our TDA
rights.」
その点で言えば、PSE問題での中古電気機器についても、権利の消尽によって、リバースエンジニアリング可能ということになりますね。
こうなると、もっともらしい高価な値段をつけて売られている高級中古品は、蝙蝠的存在になってしまうのかな?
ハードオフなんかでの「部品取り用」表示なんてのは、ひょっとして、リバースエンジニアリング可能宣言なのかしら?
そういえば、私も、子供の時から、親戚から譲り受けたラジオを何台もぶっ壊しては、リバースエンジニアリングしてましたっけ。
http://ukcdr.org/lists/ukcdr/2001-October/000713.html
[3973] Re:[3972]
現在の法律に「上市」という言葉がない。 投稿者:謎工 投稿日:2006/04/18(Tue) 09:32 |
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- >
いずれにしても、議員立法で、内閣法の修正をすることは、ほとんど無理、ということを前提にして、かからなければならないのだが。
その言葉、独禁法第23条の「can」を「must」にするなどと言う狂気の沙汰としか思えない議員立法をやると血気盛んな方々にも聞かせて差し上げたらいかがでしょう、と言うのはさておき(よく考えてみればどちらも経済産業委員会の所管事項だから全くの無関係と言う訳でもないにせよ)現行法では以下の2例が存在する「権利の消尽」は「上市」を明文化するうえでどのような共通点ないし相違点があるのでしょう。
半導体集積回路の回路配置に関する法律
> (回路配置利用権の効力が及ばない範囲)
>
第十二条 回路配置利用権の効力は、他人が創作した回路配置の利用には、及ばない。
>
2 回路配置利用権の効力は、解析又は評価のために登録回路配置を用いて半導体集積回路を製造する行為には、及ばない。
>
3 回路配置利用権者、専用利用権者又は通常利用権者が登録回路配置を用いて製造した半導体集積回路(当該半導体集積回路を組み込んだ物品を含む。以下この項において同じ。)を譲渡したときは、回路配置利用権の効力は、その譲渡がされた半導体集積回路を譲渡し、貸し渡し、譲渡若しくは貸渡しのために展示し、又は輸入する行為には、及ばない。
著作権法
> 第二十六条の二(譲渡権)
著作者は、その著作物(映画の著作物を除く。以下この条において同じ。)をその原作品又は複製物(映画の著作物において複製されている著作物にあつては、当該映画の著作物の複製物を除く。以下この条において同じ。)の譲渡により公衆に提供する権利を専有する。
> 2
前項の規定は、著作物の原作品又は複製物で次の各号のいずれかに該当するものの譲渡による場合には、適用しない。
> 一
前項に規定する権利を有する者又はその許諾を得た者により公衆に譲渡された著作物の原作品又は複製物
> 二 第六十七条第一項若しくは第六十九条の規定による裁定又は万国著作権条約の実施に伴う著作権法の特例に関する法律
(昭和三十一年法律第八十六号)第五条第一項 の規定による許可を受けて公衆に譲渡された著作物の複製物
> 三
前項に規定する権利を有する者又はその承諾を得た者により特定かつ少数の者に譲渡された著作物の原作品又は複製物
> 四
国外において、前項に規定する権利に相当する権利を害することなく、又は同項に規定する権利に相当する権利を有する者若しくはその承諾を得た者により譲渡された著作物の原作品又は複製物
[3972] 現在の法律に「上市」という言葉がない。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/18(Tue) 06:26 |
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- 例のPSE問題で「法改正」案をだした、衆議院議員川内博史さんのブログ
http://blog.goo.ne.jp/kawauchi-sori/
なのだが、皆さんの期待感があまりにも強すぎたのか、その「法改正案」なるものの評判が、すこぶる悪い。
ここは、EU指令に準拠して「ただし、○○年以後に上市したものを除く。」とすればいいようなものだが、どうも、日本の法令では、この「上市」という言葉が、これまでないようだ
法令検索をして、ひっかかってきたと思ったら、それは「北上市」や「郡上市」の一部が引っかかってきたものであった。
このあたりの概念規定ができれば、簡単な事なのだが、この点では、唯一、下記に掲げた「特定商取引に関する法律」における「再販売」の定義に、それらしきものがある。
また、「中古品」の規定も、下記規定例「使用された医療機器を他に販売し、授与し、又は賃貸しようとするときは」のほか、いくつか例があるようだ。
いずれにしても、議員立法で、内閣法の修正をすることは、ほとんど無理、ということを前提にして、かからなければならないのだが。
参考1. RoHS規制の除外規定
「Exemptions16.
The RoHS Regulations do not apply; To the reuse of EEE placed on the market
before 1 July
2006.」
参考2.特定商取引に関する法律における販売の定義
(定義)
第三十三条
この章並びに第六十六条第一項及び第六十七条第一項において「連鎖販売業」とは、物品(施設を利用し又は役務の提供を受ける権利を含む。以下同じ。)の販売(そのあつせんを含む。)又は有償で行う役務の提供(そのあつせんを含む。)の事業であつて、販売の目的物たる物品(以下この章において「商品」という。)の再販売(販売の相手方が商品を買い受けて販売することをいう。以下同じ。)、受託販売(販売の委託を受けて商品を販売することをいう。以下同じ。)若しくは販売のあつせんをする者又は同種役務の提供(その役務と同一の種類の役務の提供をすることをいう。以下同じ。)若しくはその役務の提供のあつせんをする者を特定利益(その商品の再販売、受託販売若しくは販売のあつせんをする他の者又は同種役務の提供若しくはその役務の提供のあつせんをする他の者が提供する取引料その他の経済産業省令で定める要件に該当する利益の全部又は一部をいう。以下この章において同じ。)を収受し得ることをもつて誘引し、その者と特定負担(その商品の購入若しくはその役務の対価の支払又は取引料の提供をいう。以下この章において同じ。)を伴うその商品の販売若しくはそのあつせん又は同種役務の提供若しくはその役務の提供のあつせんに係る取引(その取引条件の変更を含む。以下「連鎖販売取引」という。)をするものをいう。
参考3.他の法令にみる「中古品」の概念規定例
(1)動物用医薬品、動物用医薬部外品及び動物用医療機器の品質管理の基準に関する省令
(中古品の販売又は賃貸に係る通知の処理)
第二十一条
医療機器の製造販売業者は、規則第百二十七条第一項(規則第百三十四条第三項及び第四項において準用する場合を含む。)の通知があった場合には、第二十三条第一項において準用する第四条第二項に規定する品質保証部門のあらかじめ指定した者に、品質管理業務手順書等に基づき、当該医療機器の品質、有効性及び安全性の保持のために必要な措置を文書により当該販売業者等に対して指示させなければならない。
第二十三条
医療機器の品質管理の基準については、第三条から第十五条まで(管理医療機器及び一般医療機器については、第四条第三項第二号を除く。)の規定を準用する。この場合において、第八条第四号中「薬局開設者」とあるのは「修理業者、賃貸業者」と読み替えるものとする。
2 前項において準用する第六条第一項に規定する品質管理業務手順書には、次に掲げる事項を記載しなければならない。
一
修理業者からの通知の処理に関する手順
二 販売業者等における品質の確保の方法に関する手順
三
中古品の販売業者等からの通知の処理に関する手順
(2)動物用医薬品等取締規則
(中古品の販売等に係る通知)
第百二十七条
高度管理医療機器等の販売業者等は、使用された医療機器を他に販売し、授与し、又は賃貸しようとするときは、あらかじめ、当該医療機器の製造販売業者に通知しなければならない。
2 高度管理医療機器等の販売業者等は、使用された医療機器の品質の確保その他当該医療機器の販売、授与又は賃貸に係る注意事項について、当該医療機器の製造販売業者から指示を受けた場合は、それを遵守しなければならない。
(3)医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療機器の品質管理の基準に関する省令
(中古品の販売又は賃貸に係る通知の処理)
第二十三条
医療機器の製造販売業者は、薬事法施行規則第百七十条第一項(第百七十八条第二項及び第三項において準用する場合を含む。)の通知があった場合には、第二十五条において準用する第四条第二項に規定する品質保証部門のあらかじめ指定した者に、品質管理業務手順書等に基づき、当該販売業者等に対し、当該医療機器の品質、有効性及び安全性の保持のために必要な措置を文書により指示させなければならない。
(4)減価償却資産の耐用年数等に関する省令
(中古資産の耐用年数等)
第三条
個人において使用され、又は法人において事業の用に供された所得税法施行令第六条各号又は法人税法施行令第十三条各号に掲げる資産の取得をしてこれを個人の業務又は法人の事業の用に供した場合における当該資産の耐用年数は、前二条の規定にかかわらず、次に掲げる年数によることができる。
(5)薬事法施行規則
(中古品の販売等に係る通知等)
第百七十条
高度管理医療機器等の販売業者等は、使用された医療機器を他に販売し、授与し、又は賃貸しようとするときは、あらかじめ、当該医療機器の製造販売業者に通知しなければならない。
2 高度管理医療機器等の販売業者等は、使用された医療機器の品質の確保その他当該医療機器の販売、授与又は賃貸に係る注意事項について、当該医療機器の製造販売業者から指示を受けた場合は、それを遵守しなければならない。
(6)その他
関税定率法
関税暫定措置法施行規則
薬事法施行規則
[3971] Re:[3970]
日本にもBARB牛問題の可能性 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/18(Tue) 05:56 |
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- 今回カナダで発見されたBSE牛が、飼料規制以後に生まれたBARB牛(Born After the Reinforced
Ban)ということで、問題になっていますが、今回の福島の例も、確定検査結果如何では、BARB牛の可能性があるということですね。
ただ、BARB牛の原因については、かならずしも、飼料規制のループホールのみの要因とは言えず、母子感染の可能性もあるというところあたりを、どう見ていくか、ということでしょうね。
このサイト「EPIDEMIOLOGICAL
UPDATE ON BARB BSE CASES」http://www.seac.gov.uk/papers/seac80_4.pdfでは、いみじくも、こう書いてありますね。
「SEACは、(BARBの)感染源として、交差汚染がもっともらしい仮説としてあることは認める。
しかし、仮定されたものとは異なる形での、たとえば、母子感染、遺伝感受性、環境上の伝達などの仮説は、現在の証拠から言って、消去できないものであるだろう。」
「SEAC
agreed that cross contamination of feed was a plausible hypothesis for the
source of infection. However, other hypotheses such as the possibility of
maternal transmission, albeit of a different form than had been postulated
previously, genetic susceptibility and/or environmental transmission could not
be eliminated on the basis of the current evidence.」
http://www.defra.gov.uk/animalh/bse/controls-eradication/feedban-bornafterban.html
[3970] 石原事務次官:BSE:20か月齢のものが見つかったということになりますれば、国内の対策がまず見直しをしなければならないと思います。また、アメリカそれからカナダの輸出条件にも、事柄の性格としては影響あるものと思っております。
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/04/18(Tue) 00:47 |
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- 石原農林水産事務次官記者会見概要
( 平成18年4月17日(月) 14:00〜14:16 於:本省会見室 )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/index.html
Q: 福島県が発表したと思うんですが、生後20か月の牛がBSEの一次検査で陽性になったと、国の方にも報告があったと思いますけれども、仮に二次検査で陽性が確認されると、国内体制の見直しとか米国産牛肉の輸入条件の前提が崩れてしまうのではないかと思うんですが、仮の質問で恐縮ですけれども、仮にその20ヶ月で陽性だった場合、どういった対応が考えられるのか、その辺を教えていただけませんでしょうか。
A: 今、まさにおっしゃいましたように仮定の質問ですので、なかなか答えづらいところでございますけれども。私が聞いている範囲では、今回のはあくまでエライザ法での判断でございますけれども、その数値は非常に低いということで、担当の方からは、それが最終的に、今おっしゃいましたような判断がされることはないものというふうに思っておりますけれども。
仮にウェスタンブロットでやるのか知りませんけれども、それで20か月齢のものが見つかったということになりますれば、国内の対策がまず見直しをしなければならないと思います。また、アメリカそれからカナダの輸出条件にも、事柄の性格としては影響あるものと思っております。
あくまで21か月齢、それから23か月齢について見つかったという、それが前提で国内対策を作り上げたわけでございますので、仮に20か月齢のものが見つかったとなりますれば、その時点で今の国内対策をどうするのかと、そこから検討しなければならないと。あくまで事柄の性格として、そうなるものと思っております。
Q: 仮定の話になりますけれども、今、質問があった20か月で、もし陽性であった場合、フィードバン(飼料規制)を実施してから誕生した牛のBSEの陽性となるわけですけれども、今までも2例ぐらいフィードバン実施後のやつはあったというふうに聞きましたけれども、それは肉骨粉の使用禁止の直後とか、微妙な時期に生まれた牛だと。
今回、もし20か月だったら完全に肉骨粉の使用規制が全国に定着してから生まれた牛なわけです。これは、今までのBSEの原因説というか、根本まで揺るがすような大変なことだと思うんですけれども、その辺のところは、当然議論にはなると思うんですけれども。
A: 当然議論にはなると思いますが、先ほど言いましたように、あくまで仮定のあれ(話)でございますので、2次検査と言いますか、最終確定で陽性と判定されるまでに軽々にいろいろなことを議論するのは適切ではないと思っております。
また、それが可能性が高いということであればあれ(別)でございますけれども、私が担当から聞いておりますのは、その可能性は低いだろうということでございますので。
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/060417jimujikan.htm
Japan
awaits BSE test result on 20-month-old steer
http://go.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=politicsNews&storyID=11860836&src=rss/ElectionCoverage
海外はちゃんと報道するんですがねー。
まさかお役人から研究者に「国から研究費をもらってますよね」なんて電話はかかってこないでしょうね?(^^;
[3969] Re:[3967] [3966]
東奥日報の記事から 食品安全委員会について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/04/18(Tue) 00:22 |
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- >政府の姿勢に異論を呈したある委員の研究室を厚生労働省の担当者が訪れ「(国から)研究費をもらってますよね」と露骨に“圧力”をかけたこともあったという。
>上部組織の食品安全委のメンバーから、調査会に提出する慎重意見を変更するよう電話で指図された委員もおり、不信感は増すばかりだった。
笹山さん、
寺田雅昭委員長が「議論は公開で政治的なものが入る余地はない。なぜ不信感をもつのか分からない」と反論されてるそうですが、この、圧力を加えた厚生労働省の役人の名前と、電話で指示、じゃない、「指図」した本会議委員の名前も公開いただきたいものですね。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2006/0412_1.html
[3968] 中国陝西省岐山県の高校で3月下旬から4月初旬にかけて学生ら200人以上が発熱&河南科学技術大学で400人以上の学生が発熱やせき
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/04/18(Tue) 00:16 |
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- 中国でなぞの病気?1人死亡 高校1週間閉鎖
http://www.sankei.co.jp/news/060417/kok086.htm
不穏ですね。何でしょうか?
[3967] Re:[3966]
東奥日報の記事から 食品安全委員会について 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/17(Mon) 21:02 |
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- 「審議の過程で「科学的根拠がない」と退けられ、吉川座長が記者会見で削除を明言した「生後二十カ月以下の感染牛を発見することは困難」との文言を、座長に無断で事務局が残したまま、結論として公表したという。吉川座長も「(文言が残ったことは)見せられなかったので、知らなかった」と話す。」
というのか、どうでしょうか?
このあたりが、平成16年9月9日の当日、座長であるにもかかわらずご欠席され、金子座長代理が、やむなく、座長の役割をいやおう無く任せられたことの理由なのでしょう。
きわめて悪質ですね。
私のブログは、当日の事実を正直に記録しています。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=76
[3966] 東奥日報の記事から 食品安全委員会について
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/04/17(Mon) 20:11 |
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- 終わってますね。
プリオン調査会、半数の委員が辞任/揺らぐ食の番人の信頼性
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2006/0412_1.html
米国産牛肉の輸入再開をめぐる安全性評価を担ってきた内閣府の食品安全委員会プリオン専門調査会で、十二人の委員のうち半数が四月の改選で一気に辞める異例の事態が起きた。消費者団体などから慎重派とみられていた六人の辞任で、食の番人である同委員会が掲げる「公正中立」の立場が大きく揺らいでいる。
▽誤った説明に
「調査会に残ってほしい」「大学で研究に専念したい」―。一月、都内の喫茶店で、再任を求める専門調査会座長の吉川泰弘(よしかわ・やすひろ)東大教授(59)と、固辞する座長代理の金子清俊(かねこ・きよとし)東京医大教授(48)の間で押し問答が繰り返された。押し切ったのは金子教授だった。
「全頭検査を緩和した国内対策の見直しが、本来関連しないはずの米国産の輸入再開につながってしまった」と審議の経緯を振り返る金子教授。「結果的に国民に誤った説明をしてしまった責任を取りたい」と、再任固辞の理由を明かす。
食品安全委は、そもそも牛海綿状脳症(BSE)の発生を機に、食の安全に対する信頼性を確保しようと二〇〇三年七月に設立された。しかし、昨年一月の段階で辞表をたたきつけていた品川森一(しながわ・もりかず)前動物衛生研究所プリオン病研究センター長(65)は「行政に都合のいい結論ありき。こんな調査会に出られるか」と厳しく批判して去った。
▽露骨な圧力も
委員の不信の始まりは、国内のBSE対策を検証した〇四年九月の報告書「中間取りまとめ」にさかのぼる。
>審議の過程で「科学的根拠がない」と退けられ、吉川座長が記者会見で削除を明言した「生後二十カ月以下の感染牛を発見することは困難」との文言を、座長に無断で事務局が残したまま、結論として公表したという。吉川座長も「(文言が残ったことは)見せられなかったので、知らなかった」と話す。
その後、米国産牛輸入再開の審議に関し、
>政府の姿勢に異論を呈したある委員の研究室を厚生労働省の担当者が訪れ「(国から)研究費をもらってますよね」と露骨に“圧力”をかけたこともあったという。
>上部組織の食品安全委のメンバーから、調査会に提出する慎重意見を変更するよう電話で指図された委員もおり、不信感は増すばかりだった。
▽狙い打ち
自ら辞任した委員ばかりではない。メディアで食品安全委へ批判的な発言を繰り返した山内一也(やまのうち・かずや)東大名誉教授(74)がその一人だ。
>「七十歳以上は原則選任しない」という安全委が昨年策定した方針が適用されたが、山内さんは就任時、既に七十歳を過ぎており「発言が嫌われた」(関係者)との見方も。山内さんは辞任直前まで「何も(事務局から)言われない。自分が辞めるのかどうかも分からない」とこぼしていた。
諮問する側の厚労省や農水省の審議会などとの兼職を避ける方針も打ち出され、ある委員は「一部を狙い打ちにした」と受け止めた。その一方、農水省の検討会で座長を務めていた
>小野寺節(おのでら・たかし)東大教授については、本人の知らぬ間に安全委事務局が農水省に要請し、座長との兼務を避けさせた上で、再任を決めていた。小野寺教授は「兼職に引っ掛かるので退任と思っていたら、突然、再任手続きの書類が送られてきた」と打ち明ける。
安全委の寺田雅昭(てらだ・まさあき)委員長は「議論は公開で政治的なものが入る余地はない。なぜ不信感をもつのか分からない」と反論するが、事態は吉川座長が「消費者寄りの意見を持った人がそろって辞めたことで、できる限り科学的にやろうと努力した評価までもが(政治的だと)否定されたようでショック。私も辞められるなら辞めたい」とぼやくまでに至り、失ったものの大きさをうかがわせた。
東奥日報
(2006年4月12日)
何をおっしゃっているのやら。税金からいくらお給料が支払われているのでしょうか?ご自身の意思があればすぐにも辞められるでしょう。消費者としてはすぐ辞めていただきたい。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2006/0412_1.html
[3965] 8ヶ月ぶりの原油高の要因
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/17(Mon) 12:37 |
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- 今日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油5月先物市場では、 66セント上がって、一バーレル69.98ドル
となり、テキサス産軽質油(WTI)の5月渡し価格は、一時、1バレル=70・00ドルまで上昇した。
ロンドン市場では、83セント上がって、一バーレル71.40
ドルとなった。
これは、昨年8月の大型ハリケーンのメキシコ湾内石油施設破壊による原油高騰1バーレル70.85ドル以来の高値である。
高値の要因としては、イランの核問題による先行き不透明、ナイジェリアの2月以来とまっているRoyal
Dutch
Shellの洋上施設の再開見通し困難の予測、などによるものである。
ロンドン市場では、ニューヨークよりも、イラン問題に敏感に反応したものとされている。
各国の石油精製企業のやりくりも、困難となりつつあり、また、日本では、コスモ石油の昨日の市原市の千葉プラントの火災による閉鎖なども、懸念材料となっている。
これらの不安材料によって、ガソリン価格も、0.56パーセント上がって、一ガロン2.12ドルの高値を見せている。
参照
http://money.inq7.net/breakingnews/view_breakingnews.php?yyyy=2006&mon=04&dd=17&file=8
http://www.forbes.com/home/feeds/ap/2006/04/16/ap2673156.html
http://abcnews.go.com/Business/wireStory?id=1849223&business=true
http://www.kbzk.com/Global/story.asp?S=4775981
http://today.reuters.com/business/newsarticle.aspx?type=tnBusinessNews&storyID=nSP26259&imageid=2006-03-20T132154Z_01_PEK05D_RTRIDSP_2_ENERGY-CHINA-PETROCHINA.jpg&cap=A%20Chinese%20worker%20stands%20near%20a%20well%20head%20in%20PetroChina's%20Daqing%20oil%20field%20in%20China's%20northeastern%20Heilongjiang%20province,%20March%2018,%202006.REUTERS/Jason%20Lee
[3964] カナダのBSE疑い乳牛は、クロ
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/17(Mon) 08:04 |
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- 3937でお伝えしたカナダのブリティッシュ・コロンビアで発見のBSE疑い牛は、クロと判明した。
カナダのChuck
Strahl農務・農産食品大臣は、アメリカに対し、この件に関しての共同調査にアメリカも加わるように要請した。
これに応え、アメリカのジョハンズ農務長官は、今明日中にも、担当官をカナダに派遣するとの表明をしたが、当面、カナダとの貿易関係には変わりはないと、言明した。
なお、この牛は、1997年の飼料規制以後の2000年4月に生まれた、いわゆるBARB牛(Born
After the Reinforced
Ban)である。
アメリカのR-CALFが、ここ、数年にわたって、USDAを相手に行ってきたカナダからの生体牛輸入差し止め訴訟は、今月4月6日に、第九巡回区連邦控訴裁判所の決定で、却下されたが、R-CALFは、今月4月13日に、USDAに対し、なおも、カナダからの生体牛の輸入をしないようにとの要請をしている。
http://www.kbzk.com/Global/story.asp?S=4775981
[3963] 「情熱と善意(?)」の「最悪のシナリオ」?
投稿者:とき 投稿日:2006/04/16(Sun) 21:53 |
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- ◇3百項目の鳥インフル対策 米政府、近く承認か
>【ワシントン16日共同】16日付の米紙ワシントン・ポストは、鳥インフルエンザの大流行に備え、ブッシュ政権が300以上の項目からなる連邦政府の対策を近く承認すると報じた。
>米国で190万人が死亡する「最悪のシナリオ」に基づき、18カ月間に及ぶ危機を想定。通貨発行ができなくなる場合には財務省が他国に造幣を依頼する可能性を指摘したほか、国防総省が物資調達への懸念からゴム製手袋の備蓄を検討しているとした。
>ブッシュ政権は昨年のハリケーン「カトリーナ」襲来時に対応のまずさを批判され、その後の支持率低迷の一因となった。同紙は「大流行に伴う危機を管理できるということをホワイトハウスは示したがっている」としている。
(共同通信)
- 4月16日17時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060416-00000071-kyodo-int
「対策ぶり」のための「対策」。「メディア・イベント」としての「鳥インフルエンザ大流行」という情報の独り歩き(実際に起ころうが起こるまいが)。「フォト・オポチュニティ」としての「鳥インフルエンザ対策」。大衆煽動の騙し絵を見ているような気分になるほうが、どうかしているのでしょうか。なにがマトモなのか、不明瞭になりつつあります。
これもまた、『モラルの低下した拝金主義の時代だから』でしょうか。(さんざんCM料もらって、広告をふりまき、イメージ戦略のお先棒を担いだメディアの側に、反省や後悔はあるのでしょうか。やはりヒトゴト?)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060415ig15.htm
『実は、国土交通省自身が姉歯元建築士による偽装物件の一覧表に掲載している物件に、川崎市のAマンションがある。』
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20060416
2006年04月14日【活字利権】「裏金と献金」に依存する新聞宅配
http://blog.livedoor.jp/saihan/archives/2006-04.html#20060414
◇微生物管理機構HP
http://www.microbes.jp/
◇暮らしと微生物‐曖昧模糊‐
http://www.microbes.jp/aimai/aimai.html
351. 鳥インフルエンザを考える
166.湿度に弱いインフルエンザ
72.トリのインフルエンザはなぜヒトに感染しにくいのか
65.ウイルスはどこから来たのですか
(ほかにも、有益なコラム盛りだくさんです。)
ところで、インド・メーラトの見本市会場の火災は、「治安部隊も出動」したとのことですが、単なる事故だったのでしょうか?
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20060411/060410142512.vmk2kxb5.html
(見本市で火災、100人超死亡=インド 2006年
4月11日 (火) 00:08 時事通信)
◇東南アのテロ組織が爆破計画、日本資本参加の発電所(読売新聞) -
4月16日8時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060416-00000301-yom-int
>治安筋の一人は、「現地の日本人は治安意識の向上が急務だ」と警告している。
◇インド毛派、勢力拡大 経済成長のきしみ…凶悪化(産経新聞)
- 4月9日2時26分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060409-00000008-san-int
>これら極左組織はナクサライトとの総称で呼ばれているが、その中で最大グループが東部、中部、南部の農村を勢力基盤とする毛派だった。ネパールの毛派やスリランカの反政府組織、タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)とも資金・武器協力関係があるとみられている。
◇ネパール
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%A5%CD%A5%D1%A1%BC%A5%EB&st=n
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/nepal/
[3962] Re:[3961] [3950] mineral
licksと、プリオン伝達 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/16(Sun) 18:38 |
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- 鹿が、ミネラルを補給する手段として、春から夏にかけて、mineral
licks と呼ばれる土をなめる行為をすることは、よく知られていますが、これと、プリオン伝達との関係を考察しているというわけですね。
このmineral
licksという行為がなぜ起きるのか、についても諸説あるようですが、一般的には、春から夏にかけての鹿の体内のミネラル変換をよくするために、ホルモンも関係して、鹿が本能的に土をなめているというのが定説のようです。
ただ、土にもいろいろあって、その土の成分の違いが、鹿の角の成長に差を及ぼしているという研究もあるようです。
http://www.deerhunters.net/qdm/mineral_lick.htm 参照
特に、リンを含んだ土の分布というのは、少ないようで、この差が鹿の角の成長の差となって現れるということのようです。
また、海岸から25マイル以上の土には、塩分が含まれることが少なくなるようで、このナトリウムの差も、鹿の成長の差となって現れているようです。
このmineral
licks行為と、プリオン摂取との関係については、牛の同様のmineral
licks行為で、摂取されたマンガンが、銅と変換され、TSEをもつ牛の脳内にある蛋白分解酵素に抵抗性のあるアイソフォームを作ることで、異常プリオンが形成されるというMark
Purdey
の研究もすでにあるようですね。
これは、例のホスメット(Phosmet)殺虫剤説と絡み合っているようで、何やらややこしい説のようです。
http://alkalizeforhealth.net/Lmadcowalternatives.htm
http://www.mercola.com/2000/dec/17/bovine_spongiform_disease.htm
参照
今回のは、それらのハイブリッド仮説というか、もうひとつの説の登場といったところなのでしょう。
つまり、プリオンが直接摂取されるのか、脳内変換をおこし異常プリオンが生成されるのか、といったところの諸説という意味で。
[3961] Re:[3950]
土壌がTSEを伝達する可能性 土壌中金属に感染性異常プリオン蛋白質が固着の新発見 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/04/16(Sun) 13:09 |
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- 農業情報研究所さんが、早速日本語紹介してくださいました。
土壌がTSEを伝達する可能性 土壌中金属に感染性異常プリオン蛋白質が固着の新発見
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/06041501.htm
Prions
Adhere to Soil Minerals and Remain Infectious
http://www.vegsource.com/talk/madcow/messages/1000624.html
http://www.vegsource.com/talk/madcow/index.html
[3960] Re:[3959]
BSE:エライザ:生後20カ月の去勢したホルスタイン1頭が疑陽性 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/16(Sun) 08:14
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- 福島は、8例目以外にも、以前、擬陽性騒ぎで、結果、陰性ということがあったような。
今度はどうなのでしょう。
ちょっと、経緯を見守りたいと思います。
-
[3942] Re:[3933]
真名さん。こちらの方でも、ご迷惑かけているようで、すみません。 投稿者:真名 投稿日:2006/04/14(Fri) 15:39
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- 笹山さま。 いえいえ、とんでもない。迷惑だなんて。
BSEは、もはや牛肉よりも血液の方が問題だと思うんですが、どうなってますかねえ。
血液はかなり専門性の高い世界みたいで、調べるのは難しそう。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[3941] 超高速インターネット加入世界ランク
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/14(Fri) 14:18 |
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- 経済協力開発機構(OECD)が最近発表した「2005年超高速インターネット統計」(OECD Broadband Statistics, December
2005)
http://www.oecd.org/document/39/0,2340,en_2649_201185_36459431_1_1_1_1,00.html
による人口100人中の超高速インターネット加入率の国別内訳では、
1位アイスランド(人口100人中、26.7人)
2位韓国(25.4人)
3位オランダ(25.3人)
4位デンマーク(25人)、
5位スイス(23.1人)、
6位フィンランド(22.5人)、
7位ノルウェー(21.9人)、
8位カナダ(21人)
9位スウェーデン(20人)
10位ベルギー(18人)
11位日本(17人)
12位米国(16.8人)
http://www.oecd.org/document/39/0,2340,en_2649_201185_36459431_1_1_1_1,00.html
[3940] エキノコックス:ドイツ製駆虫薬が有効 道立衛生研究所 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/04/14(Fri) 13:41 |
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- エキノコックス:ドイツ製駆虫薬が有効 道立衛生研究所
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20060412k0000m040180000c.html
>ドイツの製薬会社バイエル社が90年代に開発したキツネ用餌剤「ドロンシット」。駆虫成分の「プラジカンテル」を含んでおり、キツネが食べると、体内の寄生虫が便と一緒に排出される。
>キツネのエキノコックス感染率は90年代から増加傾向にあり、98年に全道平均で57・5%に達している。
笹山さん、情報ありがとうございました。
遺伝子組換えはいつのまにかパパイヤもそうだし、中国では遺伝子組み換えの不法な米が流通しているそうだし、「認可されているものだけ表示をつけてもよし」なんていってられなくなりそうですね。
[3939] Re:[3938]
GM牛って何でしょう?(ブラジル、ニッケイ新聞から) 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/14(Fri) 13:18 |
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- まりちゃんさん。
この記事
http://www.atribunamt.com.br/?f=ver_noticia&id=26751
がブラジルでの現地報道ですが、スペイン語なので、さっぱりわかりませんが。
Associacao
Brasileira dos Criadores de Zebu (ABCZ)というのが、ブラジルの主体のようですが。
「Material
genetico bovino
」(遺伝子牛のGM精子-semen-とGM受精卵-embriao-)というのが、スペイン語のキーワードのようですね。
このサイト
http://agnet.tamu.edu/stories/Material%20Genetico%20Bovino.html
に、その「Material
genetico bovino 」のビデオがあります。
このサイトhttp://www.stackyard.com/pedigree/html/bracattle3.html
もご参照
http://www.atribunamt.com.br/?f=ver_noticia&id=26751
[3938] GM牛って何でしょう?(ブラジル、ニッケイ新聞から) 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/04/14(Fri) 11:18 |
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- 遺伝子組替え(GM)牛のブラジル企業二十一社によるコンソーシアムが訪米し、米農務省(USDA)と牧牛のGM精子とGM受精卵の市場開放について協議した。米市場がGMに開放されると、中南米全体がGM開放へ向けて動き出すと関係者はみている。米政府はブラジルの口蹄疫を懸念していたが、精子は口蹄疫を媒介しないことが分かった。
http://www.nikkeyshimbun.com.br/060412-36brasil.html
まさかもう出回って我々の口に入っていたりして?(^^;
[3937] カナダで、飼料規制以後出生の乳牛にBSE疑い 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/14(Fri) 09:27 |
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- 今回のBSE疑いとなったのは、カナダのブリティッシュ・コロンビアのFraser Valley
の6歳の乳牛で、最初の検査では、結論が出ず、二回目の検査で、擬陽性となったため、確定検査を、The Canadian Food Inspection
Agency で、この週末までに終えるものという。
この牛は、ホルスタイン種で、1997年の飼料規制以後の2000年4月に、Fraser Valley
の農場で生まれたという。
カナダでは、2003年5月のBSE発生以来、10万頭について、検査を行っている。
アメリカのR-CALFから、かねてから、モンタナ地裁に提訴の裁判が、先週、却下されたことで、カナダの牛肉関係産業は、喜んでいる最中であった。
http://www.cbc.ca/calgary/story/bse-new13042006.html
[3936] 産油国の原子力利用というテーマ
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/14(Fri) 06:57 |
|
- 現在の世界の産油国は、下記のとおりである。
で、このうち、原子力利用をも、ともに志向している国が、あるのか、そして、将来はどうなのか、
というのが、現下の「私のトンデモ課題」なのだが。
いえ、別にイラン問題とは、関係ありませんが。
現在の産油国
@Albania
AAlgeria BAngola CAzerbaijanDBahrainEBeninFBruneiGCameroon HCanada IColombia
JCongo, KDemocratic Republic of the Congo, LRepublic of the Cote d'Ivoire
MEcuador NEgypt OEquatorial PGuinea QGabon RGuatemala SIndonesia 21.Iran 22.Iraq
23.Kazakhstan 24.Kuwait 25.Libya 26.Malaysia 27.Mexico 28.Nigeria 29.Norway
30.Oman 31.Papua New Guinea 32.Peru 33.Qatar 34.Russia 35.Saudi Arabia 36.Sudan
37.Suriname 38.Syria 39.Trinidad and Tobago 40.Turkmenistan 41.Ukraine 42.United
Arab Emirates 43.United Kingdom 44.United States 45.Venezuela
46.Vietnam
47.Yemen
[3935] インドのシ
ヤム・サラン外務大臣のアメリカ講演の日本語訳をブログに掲載しました。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/13(Thu) 21:53
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- インドのシ ヤム・サラン外務大臣は、先月、3月31日に、アメリカのヘリテージ財団で、「India cannot be a partner and a
target at the same
time」(インドは、同盟国と標的国との両方の立場には、同時にはなれない。)との貴重な講演をされました。
今後のインドの世界における立場を強化しうる非常に興味ある講演内容でしたので、拙訳ではありますが、ブログ記事「「インドは、同盟国と標的国との両方の立場には、同時にはなれない。」とのインドのシ
ヤム・サラン外務大臣のアメリカ講演」http://www.sasayama.or.jp/india2/?p=21に訳文を掲載しました。
なお、長時間の講演でしたので、訳文は、まだ、途中です。
http://www.sasayama.or.jp/india2/?p=21
[3933] 真名さん。こちらの方でも、ご迷惑かけているようで、すみません。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/13(Thu) 21:18 |
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- このサイト
http://tech.sub.jp/2006/02/post_393.html
でも、ご迷惑おかけしているようで、すみません、。
今日、気づきました。
http://tech.sub.jp/2006/02/post_393.html
[3932] Re:[3931]
外科手術用の器具のプリオン除去 MIDAS 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/12(Wed) 22:30 |
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- まりちゃんさん。
情報ありがとうございました。
このエジンバラ以外にも、いろいろな試みが、このRadiofrequency gas
plasma
による物質表面の除去について、されているようですね。
写真が無いので、どの程度の大きさなのかがちょっと検討つきかねます。
まさか、大艦巨砲主義ではないんでしょうね。
[3931] 外科手術用の器具のプリオン除去 MIDAS
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/04/12(Wed) 22:05 |
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- エジンバラ大学は完全に蛋白質の汚染を取除くprions - 人間でCreutzfeldt-Jakob の病気(CJD)
を引き起こす病原を含む外科手術用の器具をきれいにする為の新しい方法を開発した。
MIDAS として一まとめに知られている方法は無線周波数(RF)
ガス血しょう技術を使用
Decontamination of surgical instruments with MIDAS
http://pharmalicensing.com/licensing/displicopp/4198
http://www.research-innovation.ed.ac.uk/records/opportunities/MIDAS.asp
[3930] ハードオフの「買取再開」メッセージ
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/12(Wed) 16:37 |
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- 久しぶりに、近くのハードオフに立ち寄ってみると、何やら張り紙が−−−。むむっ?
「ハードオフ買取り再開」のお知らせだと?
以下は、原文のまま。
「平成18年3月14日の経済産業省の発表を受けて、PSEマークが無い商品の買い付けを再開いたしました。
2月11日より、買取りを中止していた商品の買取りができるようになりました。
一部買取りができない商品もありますが、高級オーディオ、ギター関係のエフェクタなど、以前どおりの買取りができます。
ぜひ、ご不要になりましたオーディオ、ギターアンプなど、ございましたら、ハードオフをご利用ください。」
で、店員さんに聞いたら、検査機を導入しての自主検査は、6月から始まるそうだ。
このハードオフの見解を見る限り、すくなくとも、平成18年3月14日の経済産業省の見解が出た時点で、幕引きをしたということですね。
いったいなんだったんだ。
この二ヶ月間の騒ぎは。
当面不要なものを買い急がされた中古ユーザーが一番の被害者だったんじゃなかったのかな?
で、その店員さんに、買い急がされて買った商品が、また、買取りに戻ってくるのでは、と聞いたところ、「そういうことも大いにあるでしょうね。」ということだった。
まあ、私は、五千円のコピー機を買っただけだったから、余計な金は使わなかったが、値引きはされたものの、当面不要なものを買ってしまったユーザーは、いまごろ、得したのか損したのかわからない、なんとも複雑な思いを、していることだろう。
[3929] Re:[3927] PSE法の改正について
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/12(Wed) 02:07 |
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- 小倉秀夫さん。
確かに、今回のPSE問題は、消費者の持つ多様な利害のうちの一面のみが強調されすぎ、他の基本的な消費者にとっての利害ーすなわち、おっしゃる「修理か再生産か」の消尽の問題とか、PL法との関係とか、ーむしろ長期的には、この方が、消費者の利害に大きく影響する問題が、すっ飛んでしまった感じがしますね。
もちろん、廉価で多様な中古品の確保というのも、消費者にとっての大事な権利でありますが。
いずれ、おっかけて、電気製品の危険物質使用規制についての日本版RoHS規制問題もでてくるのですから、ここは、やはり、上市の概念などについて、EU指令と平仄を合わせるなどの、統一見解が望まれるところです。
すなわち、情緒的な反対ではなく、政策実施プロセスなり政策の背景についても、ワンセットで、世界標準の考えを逸脱しない考えの下での政策実施を、正攻法で、政府に迫るということですね。
[3928] Re:[3926] 人畜共通ウィルス
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/12(Wed) 01:55 |
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- Chaosさん。
人畜共通ウィルスというものですね。
トガウイルス科アルファウイルス属に属するウイルスとしては、
1.
西部ウマ脳炎2. 東部ウマ脳炎 3. ベネズエラウマ脳炎 4. チクングンヤ病 5. マヤロ病
とあって、馬や鳥から蚊を媒介に人に感染するもののようですね。
日本では、すっかり、馬もいなくなってまいましたが、それでも、沖縄の与那国島などに行くと、放牧の馬がいますね。
あのあたりは、かつて、マラリアで、やられたところです。
石垣島や西表島などは、となりの波照間島などから軍の命令でマラリア感染地帯へ強制疎開させられた住民が、マラリアにかかり、たくさんの住民が死亡するなど、悲劇もあったところですね。
まだまだ、油断は、できません。
http://homepage2.nifty.com/munesuke/okinawa-war-malaria-survivors.htm
[3927] PSE法の改正について
投稿者:小倉秀夫 投稿日:2006/04/12(Wed) 01:54 |
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- 私は、議員立法によりPSE法の改正を目指すという方向性は否定しません。ただ、「4月1日までに間に合わせなければならない」というときに「PSE法の改正」という手法にこだわるのは危険な賭けだと思っただけのことです。
もっとも「PSE法の改正」を提案する場合は、「中古電気用品の安全性は誰がどのように消費者に保証するのか」という問題抜きには本来語れないはずですし、電気用品のリサイクルをどう守るかという点についていえば、インクカートリッジ詰替訴訟に象徴される「予定された製品寿命を超えるリサイクルと特許権の消尽の時的限界」の問題を立法的に解決する必要があるのですが、その辺が実際には軽視されているのではないかという危惧感を持っています。
[3926] ProMed
投稿者:Chaos 投稿日:2006/04/12(Wed) 00:58 |
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- 笹山様
Chaosです。
ProMedは毎日チェックしているので
Fusariumの記事は気になっていました。
最近はAvian
fluが多いのですが、最近増えている
報告で、Chikungunyaがフランス領レユニオン島から
インド洋周辺で広がっているのが不気味です。
死亡率は低いものの感染力は、蚊を媒介にしてかなり強いようです。
インド各地、マレーシアまで広がっているようで
西ナイルウィルスのような広がり方をするのではないかと
気になります。ドイツで当該地域からの帰国者から
感染者が見つかったようです。
ワクチンは研究中だそうです。
風土病が交通機関の進歩で、簡単にグローバル化するのは
便利さの代償なんでしょうね。
[3925] 『研究者が守るべき倫理規定』?
投稿者:とき 投稿日:2006/04/11(Tue) 22:03 |
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- ◇学術会議が研究者の倫理規定
>論文のねつ造など研究者の不正が相次いでいることを受けて、日本学術会議は、研究費の不正使用をしないことやデータのねつ造をしないことなど研究者が守るべき倫理規定をまとめ、11日に公表しました。
>研究者の不正をめぐっては、東京大学と大阪大学で科学論文のねつ造やその疑いが持たれている問題が起きているほか、研究費の不正流用も相次いでいます。このため、日本学術会議が研究者の倫理規定を検討していたもので、11日に開かれた総会でまとまり、公表されました。それによりますと、研究者は、正直・誠実に行動することを基本とし、データのねつ造や研究費の不正使用をしないこと、研究者どうしでお互いの研究内容をチェックすること、それに、みずからの研究の意義を社会に積極的に説明することなどを求めています。また、各研究機関に対しては、独自の倫理規定を作ることや内部告発の窓口を設置することなどを求めています。この倫理規定に強制力はありませんが、日本学術会議は、今後、全国およそ2000の研究機関にこの倫理規定を送って、研究者の不正防止に役立ててもらうことにしています。(04/11 18:04)
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/04/11/k20060411000134.html
◇研究不正防げ、日本学術会議が行動規範暫定版(読売新聞)
- 4月11日20時37分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060411-00000512-yom-soci
◇日本学術会議
http://www.scj.go.jp/
正直、この報道を目にしたとき、報道そのものが稚拙なのか、その中でいわれている「日本学術会議」や対象となっている「研究者」が稚拙なのか、区別がつきませんでした。
こういうことが、ニュースになること自体、まるで違和感を覚えます。これでは、日本の研究者の世界は、まるで幼稚園児なみだということではないでしょうか。わざわざ、こんなオフレまで回覧しなければならないとは。
◇海外における高病原性鳥インフルエンザの発生状況[PDF](平成18年4月6日現在)
http://www.maff.go.jp/tori/index.html
◇報道発表資料 4月6日 ドイツからの家きん肉等の輸入一時停止措置について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060406press_4.html
>(参考)ドイツからの輸入実績
>2005年 家きん等 136,597(単位:羽)
>出典:財務省「貿易統計」
◇欧州で鳥インフルエンザ 鶏輸入止まり国内養鶏業に影(2006年
4月11日 (火) 03:03 朝日新聞)
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20060411/K2006041002600.html
◆鳥インフルエンザ問題の今後(150)(2006.4.11)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza275.htm
>このところ情報が錯綜して来た。一種の危険信号である。生産者としてもここまでは消費者側への風評だけを気にして居れば済んだが、どうもそうは行かなくなって来たようだ。その一例が一部マスコミが報道した欧州からの原種鶏の輸入停止問題である。
>しかし国がコンパートメンタリならぬメンタリティを変えてくれねばどうにもなるまい。まあ一方でヒナは手に入らず、鶏肉も卵も貴重品になるならば、飽食、選び食い、食い散らかしの日本人もちったあ考えるようになるかも。
農政の失策のツケが、ますます大きく波及するようになる?
ことは、一国の食糧確保の問題にとどまらない「恐怖の極相」になっている?
http://d.hatena.ne.jp/schazzie/20051110
いつまでも「農業生産規模拡大」を金科玉条にしてもだめなのではないか、これからの農業政策は。
http://www.sankei.co.jp/news/060411/morning/column.htm
国(農林水産)の行政施策は、もはや、国民の「食糧生産・安定確保」は副次的で、食糧に関わる「経済・産業」業界の利益利潤追求が主たる目的になっているのではないかと思わざるをえません。
まあ、いざとなったら、食糧を自らの手でつくりだし、自活できる能力を持つものにしか心の平安はありませんが・・・。田舎暮らしの者には、その点でさしたる不安はありません。農産物は、ときになれば有り余るほどできてしまいますから。
そのうち、日本の、決して大規模を夢見ない、地道にこつこつやってる農業従事者お百姓さんを軽く見たツケが、回ってくるのかもしれません。(皆が白洲次郎氏のような気概を持てるわけはありませんし。)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062129671
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=45126&pg=20060405
◇飼料を食い尽くす中国 商品部・小山隆司(4月3日) nikkei
net
http://www.nikkei.co.jp/news/kakaku/column/20060330e1j3000c30.html
◇鳥インフルエンザ:養鶏場・検査妨害 届け出義務違反、元役員ら2人追起訴 /茨城(毎日新聞)
- 4月11日11時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060411-00000022-mailo-l08
◇インドで養鶏業者7人自殺=鳥インフルエンザ危機で経営不振(2006年
4月11日 (火) 21:46 時事通信)
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20060411/060411093650.ym1aqsed.html
◇H5N1型を指定感染症に 新型インフルエンザ対策(共同通信)
- 4月11日12時7分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060411-00000079-kyodo-soci
◇中国・広州市、女性が「H5N1」型鳥インフルエンザ感染の可能性=検査中(2006年04月11日15時36分
AP/ライブドア・ニュース)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1841087/detail?rd
◇【中国】ベトナムで鳥インフル、中国から密輸の鳥から発見(サーチナ・中国情報局)
- 4月7日19時21分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060407-00000008-scn-int
[3923] Re:[3918] [3916]
新しい理念を必要としている。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/11(Tue) 19:27 |
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- 桜の花さん。
しばらくです。
新しい理念・パラダイムを、時代が必要としている、私もそんな感じがしますね。
私、現在、インドの外務大臣が、アメリカのヘリテージ財団で、3月末に講演したスピーチを訳しておりまして、いずれ、私のブログ「Indiaーニュースと解説ー」http://www.sasayama.or.jp/india2/
に掲載する予定なのですが、この講演には、目を見開かせられる新しい理念がほとばしっています。
多元社会としての優位性が、日本にない、新しい理念を生み出しているようにも、見えます。
[3922] Re:[3921]
シンガポールのフザリウム角膜炎患者も、同じ保存液を使用 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/11(Tue) 19:18 |
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- Chaosさん。
今年2月シンガポールでも、同様の例が、このサイト「Singapore Ministry of Health Press
Release 」http://list.mc.duke.edu/cgi-bin/wa?A2
=ind0602&L=occ-env-med-l&P=30629
に報告されていますね。
シンガポールの健康省2006年2月21日に発表した報告では、2005年から2006年2月20日現在まで、39例のフザリウム角膜炎の例があり、そのうちの34例は、今回のケースと同じく、ボシュロムのReNuを保存液に使用しており、4例は、ブランド名のわからない保存液を使用していたということですね。
性別には、男20例、女19例、年代別には、10代20代の若者が多くの比率を占めていたということです。
問題は、買いだめしてある保存液の処分の指導をどうやるかということのようです。
[3921] 医薬品等安全性関連情報 4/11
投稿者:Chaos 投稿日:2006/04/11(Tue) 17:16 |
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- 笹山様
厚労省もすばやく広報していました。
日本では売っていないようです。
「ソフトコンタクトレンズの使用やソフトコンタクトレンズ洗浄液に関連した眼の感染症についての米国FDAの公表について」
4月10日(米国東部時間)、米国医薬品食品局(FDA)は、医療関係者及びソフトコンタクトレンズの使用者に対して、米国内において数は少ないものの重篤な眼の真菌感染の報告が増加していることに関し、注意を喚起しています。
FDAの公表によると、使用者に対しては、ソフトコンタクトレンズを取り扱う前に、手を石鹸でよく洗い、乾かすことなど、使用に関する注意を喚起しています。また、30人の真菌感染者のうち、28人はソフトコンタクトレンズを使用しており、うち26人はボシュロム社のソフトコンタクトレンズ洗浄液を使用していたとしています。米国・ボシュロム社は、自主的にコンタクトレンズ洗浄液「レニューモイスチャーロック」の出荷を止めた旨公表しました。
なお、米国で出荷を停止した「レニューモイスチャーロック(有効成分:アレキシジン)」については、我が国では薬事法上の承認はなく、国内で製造販売されていません。我が国で流通しているボ社のソフトコンタクトレンズ用洗浄液としては、米国でも市販されている「レニュー」及び「レニューマルチプラス」(有効成分はいずれもポリヘキサニド)があります。これらの製品は出荷前に無菌試験が実施されています。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/04/h0411-1.html
[3920] Re:[3919] [3849] [3848]
コンタクトレンズ使用者のフザリウム角膜炎 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/11(Tue) 16:39 |
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- Chaosさん。
情報ありがとうございました。
ご紹介のFDAの報告によりますと、4月9日現在、全米で、109の真菌感染例が確認され、そのうち、30例について見たところ、ソフトコンタクトレンズ着用者が、28例、残りの二人は、着用なしという結果のようですね。
また、ソフトコンタクトを漬けていた保存液について見ますと、28人が、Bausch
& Lomb ReNuの保存液をつかっており、二人が、
ReNuのブランドの溶液に加えて、他のブランドのよう保存液を使っており、二人が、就寝中もコンタクトレンズを装用していたということですね。
FDAでは、このBausch
& Lomb ReNu ブランドの保存液に、注目しているということです。
日本でも、このBausch & LombのReNu
MutiPlusという保存液は、これ1本でコンタクトレンズの洗浄、
すすぎ、タンパク除去が済んでしまうということで、好評のようですので、もし、この保存液が、角膜炎の原因であるとするならば、日本でも、早急な対応が必要ということになりますね。
[3919] Re:[3849] [3848]
コンタクトレンズ使用者のフザリウム角膜炎 投稿者:Chaos 投稿日:2006/04/11(Tue) 13:23 |
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- 笹山様
Chaosです。
フサリウム角膜炎についてFDAが警告を出しました。
http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2006/NEW01354.html
Investigation
of Serious Eye Infections Associated With
Soft Contact Lens Use and Contact
Lens Solution
>
フサリウム角膜炎の症状としては、突然、目が曇り、見えにくくなり、目の周辺が痛み、充血し、光過敏性となるというもののようです。
新聞 via 2ch
http://www.asahi.com/international/update/0411/008.html
コンタクトレンズ洗浄液の使用方法を誤ると、危険なようです。
[3918] Re:[3916]
民主党にもサムライはいたようで。 投稿者:桜の花 投稿日:2006/04/11(Tue) 10:44 |
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- 迷走する日本・・と言う中の民主党政治家の風景だと
情けなく 私は感じています。
先般の郵政民営化問題の処理の誤りの時の総選挙大敗の
ままのようにも思います。
国民が感じ出した不安定な社会に対する 新しい時代の『理念』が何処にもありません。あるのは 古い時代の役立たない考え方だけです。答えが無いのと同じ事なのです。
自由・平等・平和の理念に元ずく『基本的人心権の尊重』の考え方に欠如した行動の結果なのでしょうね。
昔昔 欧米人は日本人の薄笑いを『気持ち悪い』と評していました。いじめらっれ子が薄笑いを浮かべていじめられつずけている一方 いじめっ子も薄笑いを浮かべて いじめをやめない風景とでも言いましょうか・・
ここには『問題解決の姿勢がありません』
日本だけでなくて世界が 新しい理念を必要としている・・
私は ネット社会がそのことを加速しているようにも感じています。
国会でのメール問題は まさに『基本的人心権の問題』にかかわっていました。理念もなく法律もないので ただ党首の交代で終わらせた民主党も 民主党議員達は 身勝手な利己的な自らの『不安感』をかき消す為に 非民主的な一番危険な政治家を選びました。この選択が民主党の末路かもしれません。
私は 笹山さんと同じくこのように民主党のこれからの姿を感じました。
[3917] Shareという新しいP2Pソフト
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/11(Tue) 08:59 |
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- Winnyに変わる新しいP2Pソフトということで、注目を集めているらしい。
ファイルが細かく分断されて、最後に一体になるという考えのようで、これは、eDonkeyと同じ考え方のようですね。
これまでのシェアサイトは、移転しているみたいです。
http://f35.aaa.livedoor.jp/~exec/
その後は、下記サイトあたりから探せるようですね。
http://www.stereoz.net/modules/pukiwiki/index.php?cmd=read&page=Share&word=Share
[3916] 民主党にもサムライはいたようで。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/11(Tue) 08:02 |
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- 民主党の新執行部人事で、小沢一郎代表が全員再任の意向を示していた前執行部のうち、玄葉光一郎幹事長代理だけは再任を固辞したことが10日、分かった。党役員人事は11日の両院議員総会で正式決定するため、鳩山由紀夫幹事長が後任の人選を進めている。
玄葉氏は偽メール問題で党内検証チームの座長を務め、前原誠司前代表の責任などを指摘した。玄葉氏は毎日新聞の取材に対し「私自身が前原氏に辞任を迫った経緯があり、これ以上執行部にとどまるべきではないと考えた。
というのだが。
なるほど、これが正論である。
ましてや、前原さんと一体だったはずの鳩山さんが、執行部にとどまれる大義名分は、自己保身以外は、何もないように思える。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060411-00000015-mai-pol
[3915] Re:[3914]
スズメの鳥インフルエンザ感染例 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/10(Mon) 20:47 |
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- ときさん。
スズメの鳥インフルエンザとしては、2002年に香港で(A/tree
sparrow/HK/864/2002)、そして、2004年に、中国の河南省平輿縣で(A/tree sparrow/Henan/2/2004
)、4羽に、H5N1型が発見されていますね。
しかし、他の野鳥に比べて、スズメの感染は、この二例のみのようですね。
参照http://www.recombinomics.com/News/03060601/H5N1_Recombination_Guangdong_PB2.html
日本のスズメは、留鳥または漂鳥なので、渡り鳥のように単純な感染経路の推定は難しいでしょうね。
この中国のスズメの鳥インフルエンザの遺伝子型は、genotype
Zであったそうですから、日本での鳥インフルエンザの遺伝子型genotype Vとの違いの確認で、感染経路は推定できるかも知れません。
参考
Flu
Wiki
http://www.fluwikie.com/index.php?n=Science.AnimalsShownToBeInfectedWithH5N1BirdFlu
によるスズメの鳥インフルエンザ感染例
Tree
Sparrow (Passer montanus)
China (Hong Kong)
Sequences
(A/tree
sparrow/HK/864/2002)
People’s Republic of China
Sequences
(A/tree
sparrow/Henan/1/2004) · (A/tree sparrow/Henan/2/2004) ·
(A/tree sparrow/Henan/3/2004) · (A/tree sparrow/Henan/4/2004)
http://hk.news.yahoo.com/051126/12/1j1fh.html
[3914] ウイルスの分離同定は困難かも?
投稿者:とき 投稿日:2006/04/10(Mon) 20:26 |
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- ◇旭川でスズメが大量死 北海道が原因を調査
>北海道旭川市で昨年末から今月にかけ大量のスズメが死んでいるのが見つかり、北海道は10日までに調査を始めた。把握しているだけで約300羽に上るといい、死骸(しがい)を酪農学園大(江別市)に送り原因を調べている。同大学の浅川満彦助教授(寄生虫学)は「スズメの大量死は日本では聞いたことがない」としている。
>同市では鶏の大量死は発生しておらず、鳥インフルエンザの可能性はないという。
>北海道上川支庁によると、旭川市の住宅街で民家の庭などにそれぞれ数十羽から100羽程度のスズメが死んでいると4件の連絡があった。道が把握しただけで死骸は計300羽に上った。
>上川支庁は1月、北海道大学に病理検査を依頼したが、異常は確認できなかった。
(共同通信) -
4月10日19時12分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060410-00000171-kyodo-soci
しかも、「清浄国論」推進側の北大微生物学…。
[3913] A級戦犯とは?
投稿者:聞きかじり 投稿日:2006/04/10(Mon) 17:37 |
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- 笹山さん、堀越区議が小沢さんの事書いてくれました。
http://www.tctv.ne.jp/members/horikko/
その中にもありましたが、「極東裁判におけるA級戦犯」と言うくくりではなく、「第二次世界大戦で多くの犠牲者を出した責任者」はきちっと検証しておくべきではないでしょうか。
特にアメリカから経済制裁を受ける要因を作った人、回避できなかった人、日本の歴史に反して中国奥地まで侵攻させた人などは、英霊として祀られる資格は無いと思います。
その上で中国側には、「日本では死者の罪は問わない風習がある」事をきっちり説明すべきだと思います。
小沢さんは、靖国問題ではブレは無いようですし、中国などとの外交も重視し、与党自民党などとの「違い」を鮮明にさせるために多少無理をされているような感触も受けます。
また、日本の「神社や神事」は「宗教」と切り離して考るべき事柄だと思います。
さらに日本では、神事は聖徳太子の頃でしょうか、仏教とは織田信長の手によって政治から切り離されています。
根本的にはここまで踏み込まねばならず、憲法問題も絡んできますから、現実問題としてはどこかで落とし所を探んなきゃいけないかとは思っています。
http://hytn.way-nifty.com/netdekansi/
[3912] 靖国参拝問題-風化か?、和解か?-
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/10(Mon) 16:47 |
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- フジテレビの「報道2001」に出演した民主党の小沢代表は、靖国神社がA級戦犯をまつるのは、本来の趣旨に反するとの認識を示したうえで、「総理大臣も堂々と参拝できるようにすればいい」と語り「靖国参拝すること自体はいいと思います。靖国神社というのは戦争で
倒れた人をまつるところだ。そもそもそれ(A級戦犯)をまつるのは、本来の靖国神社の
趣旨に反する。天皇陛下も総理大臣も堂々と行ける靖国神社にすればいい」と述べたというのだが。
まあ、与党筋からの反論にもあるように、この見解は、「天皇も、総理も、靖国神社に参拝できるようにするには、どうしたらよいのか。」という、ハウツー的論理のようにも、見られるのだが。
要は、歴史的事実を風化させるのか、それとも、今日的な真実の元に、和解を試みるのか、という二つの選択に尽きると思うのだが。
極東軍事裁判の持つ意味のなかに、天皇制を守らんがための要素が、まったくなかったということは、いえないだろう。
この点での、率直な事実も直視しなければならないだろう。
さらに、昨年6月10日に、この掲示板1914で書いたように、この問題の根底には、そもそも、戦勝国による軍事裁判での戦犯は、本当に、未来永劫、価値評価を拒まれる、戦犯であったのかどうか、という、根本的な問いかけもありうるだろう。
いわば、日本版ホロコースト修正主義が問われる問題なのである。
ワイツゼッカーさんが「荒れ野の40年」でいった「過去に目を閉ざすものは、現在にも盲目である」「残虐行為を思いおこすことをこばむものは、すべて、それに影響された新たな危険にさらされがちである。」との言葉にしめされたような、和解を、どのように考えたらいいのか、
また、アルビン&ハイディ・トフラー夫妻の、「歴史にも、時効がある。」との考えを、この靖国問題に当てはめてみた場合、日本人は、Reconciliationの前提として、何をしなければならないのか、ということが重要になるものと思われる。
参考「アルビン&ハイディ・トフラー夫妻の「歴史にも時効を」には同感」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=105
「総理も天皇も、靖国参拝できて、めでたしめでたし」で済む問題であるとは、到底思えないのだが。
トフラー夫妻は、PETER
SCHWARTZ氏との対話で、次のような主張をされている。
「私たちが、新しいアイデアを出さなければならないのは、摩擦論だ。戦争と平和に関しては、それが真実であることは事実だが、同時に、国内的にも、その摩擦論は必要だ。国内で最も弱いのは、訴訟方法や銃よりは、摩擦解消方法の欠如である。」
[3911] 「英国保健省の幹部」?
投稿者:とき 投稿日:2006/04/10(Mon) 16:25 |
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- 何を意図して、このようなデンパを発信する? ロイターも。(情報流通、あとは、流れ作業?)
◇鳥インフルエンザで最大10万人の学童が死亡する恐れ=英保健省主任医務官【ロンドン 9日 ロイター】
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1836960/detail
宿主域も、ホストの感受性の個体差も、外来抗原に対する生体の免疫作用も、正確に区別・認識しないままに。善意と熱意ある無自覚な「狼少年」は、どこにでもいるようですね。
◆鳥インフルエンザ問題の今後(149)(2006.4.10)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza274.htm
>実態をまるで無視するのはマスコミも茨城県知事も同じで、不勉強の一字に尽きるが茨城株の見出しそのものも相変わらずの高病原性だ。これもコンプライアンスなのだろうか。さすが法治(放置)国家で一旦決めたらそのことに疑問を呈することすらしない。
>そもそもの間違いは江口さんら現場の意見を無視して、この明らかな無毒株を法律の条文に照らして無定見に陽性というだけで殺させた小委員会の判断である。前述したように無症状陽転ということはその株は全く馴致しているとみるべきで、それがウイルス対策の究極の目標である筈だ。ところが常々我々にそう教えて来た彼等が、なんとそれを殺させてしまった。そしてそれが当然の結果として拡がりをみせると、こともあろうに闇ワク疑惑を打ち出して殺しのライセンスを得ようとし、ついには一致して強毒変異説を打ち出して煙に巻こうと画策した訳である。
それを導き寄せてしまったのも、当事者たる業界を代表する企業者ではなかったか。あくまでも、業界団体の意向に沿ったまでと言われてしまえば、それも全く否定できないようにも伺えます。
意思決定を左右する当事者(この場合は養鶏産業に携わる国民)の大多数が、「ヒトゴト感覚」のうちは、法治国家日本の法に基づく施策は変えようがありません。せめて、(財)日本養鶏協会などの養鶏関連業界団体すべてが、意見・意思の一本化ができれば簡単に変わる話です。(これが困難なのでしょうけれど。)
「国」は、けして個人の烏合の衆を相手しているのではなく、あくまでも「産業政策」として、業界「団体」を相手するのですから。
結局、「現実・現場」がどうあれ、「法の現実」である「鳥インフルエンザ行政施策」の性格を読みきり、立ち居振舞う小賢しく要領のいい企業が生き残るようになって、「正直者がバカを見る」かたちになるのが、いつの時代も常で、それはソクラテスの時代からなにも変わっておらないようです。非常に情けなく嘆かわしい状況です。茨城県警の誤認逮捕も含めて。(その「ヒトゴト感覚の国民主権」が、最も大きく現れているのが、北朝鮮による拉致被害でもあります。)
[3910] 何事もなし「PSE施行後の中古オーディオ店」 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/10(Mon) 05:45 |
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- 4月1日のPSE施行後の状況がどうなってんのかと、近所の中古オーディオ屋さんに行って、親父さんの話をきいてみた。
ここは、いち早く、先を見越して、レンタル方式にきりかえた店である。
すでに、レンタル方式での販売?実績も2-3件あったとのことである。
難点といえば、レンタル方式についての説明に時間がかかるとのこと、でも、総体としては、何の不便もないという。
また、今回の経験に懲りて、中古の業界団体を作る動きであるという。
経済産業省さんにとっては、ある意味「思う壺」で、一安心するであろうが、総じて「何事もなし、PSE施行後」の状況と、みうけられた。
このPSE問題についての私のスタンスは、いちはやく、「法改正は、無理なので、経済産業省と、ガイドラインの詰めを」との処方箋を出した。
この掲示板にこられる小倉秀夫弁護士も、ご同様な見解で、いち早く「ノーアクション・レター制度の活用」を提案された。
しかし、ネット上では、私どものこれらの動きは、経済産業省の立場を擁護・支援する「ガイドライン派」として、揶揄された。
一方、いまだに、法改正を主張されている川内ブログhttp://blog.goo.ne.jp/kawauchi-sori/のような存在もある。
私は、このような政策要求に対しては、インフォームド・コンセント的対応が必要であると思っている。
つまり、「どこまでは、できますよ。しかし、はっきりいって、この程度までしか、治癒できません。」と、はっきり患者(政策要求者)に
伝えることである。
それは、がん告知とおなじ、伝える側には、心苦しさも、あるであろう。
そして、そこには、政策職人?
的な見通しと、勘と、技が求められるであろう。
しかし、そのことによって、政策要求者にとっては、オルタナティブを模索しうる時間的価値が生まれるはずである。
また、セカンド
・オピニオン的対応も、可能となるであろう。
いろいろ、考えさせられることの多かった、今回のPSE騒動であった。
[3909] この国を覆う邪な商魂?
投稿者:とき 投稿日:2006/04/09(Sun) 12:57 |
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- ■2006/04/08 (土) 自分は大丈夫と思っている人こそ…。
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=331246&log=20060408
>いきなり原料原価が2倍以上にあがり、しかも供給されるかどうか分からない状態に陥ったのだから。そうすると、企業は何を考えるかお分かりだろう。
>1.利益を抑える。
>2.販売しない。
>3.価格を上げる。
>4.まがい物を使う。
>5.実際の含量を減らす。
>1,2なら良心的、3までは許せる。問題は4,5である。
>まあ、どこの業界にもいろいろな裏話があるだろう。
>そういうなかで一所懸命、真面目にやっていても叩かれるときは十把一絡げである。それでもやはり真面目にがんばることが一番だ。
◇卵輸入11倍増 国産神話崩壊 流通量の8% 鳥インフル余波(産経新聞)
- 4月9日2時26分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060409-00000000-san-bus_all
自国の産業を弱らせて、貿易業界を太らせる政策なのでしょうか、日本の政策。しかも、国内生産物に対する安全基準は、海外からのものに関しては、フリーパスのようなものです。
話かわって、産経抄でいうところのユダのようにも思えてきますが、永田氏…。
http://www.sankei.co.jp/news/060409/morning/column.htm
なお、がせメール問題から始まった民主党騒動を考えるヒントがありそうなサイトです。(相当眉唾かもしれませんが…。)
http://hobby.2log.net/zk1/archives/blog.html
[3908] Re:[3907]
どうも不思議な「鳩山幹事長続投」 投稿者:聞きかじり 投稿日:2006/04/09(Sun) 10:10 |
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- >
これまで、優秀な側近が離れていったか、ということを、総括しておく必要が、小沢さんには、あるようですね。
そうですね。それと何故自民党を離れたのか、その原点も再認識しておく必要があると思います。
そして、それを他の有力者に理解してもらうことでしょうか。
小沢さんに心酔していた人たちは、民主との合同以来一定の距離をおいています。
しかし雑多な支持層を得なければ、健全な二大政党には育ちません。
与党の幹事長経験者である小沢さんには、その原理主義と、菅氏や横路氏らの支持者の融合をどう図るか、その手腕が問われていると思います。
引用許諾ありがとうございます。久々に硬めの記事を書く気になりました。
http://hytn.way-nifty.com/netdekansi/
[3907] Re:[3906] [3905]
どうも不思議な「鳩山幹事長続投」 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/09(Sun) 08:45 |
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- 聞きかじりさん。
なるほど、元同志たちは、一様に、複雑な思いで、小沢代表誕生を見ている、というわけですね。
まづ、「変わる」という前に、どうして、これまで、優秀な側近が離れていったか、ということを、総括しておく必要が、小沢さんには、あるようですね。
「京都の「信三郎帆布」を見習え」といったのは、小沢さんに対するメッセージでもあったわけです。
引用は、どうぞお構いなく、やられてください。
それにしても、「政治的裨益」というキーワードは、いろいろな視点で使えそうですね。
PSE問題で熱心な川内さんのブログhttp://blog.goo.ne.jp/kawauchi-sori/
をウォッチしてきましたら、ブログが代表選挙のことについて触れてきたら、コメント欄に、いろいろなジャミングが入ってきて、それまでの訪問者の気持ちの乱れが見られたようで、興味深かったです。
やはり、政策論争は、もっと、ニュートラルに、各方面からじわじわと地道に詰め上げていくような方式のほうが、ネットには適しているようです。
玉を仕込まないで、発射ばっかりしていては、効果がありませんものね。
また「きっこの日記」http://www3.diary.ne.jp/user/338790/で、この2−3日、BSE問題を取り上げているのですが、このような視点での援軍は、果たして、援軍といえるのかどうか、かなりの疑問でした。
[3906] Re:[3905]
どうも不思議な「鳩山幹事長続投」 投稿者:聞きかじり 投稿日:2006/04/09(Sun) 08:26 |
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- >
こうなると、「いったい、幹事長も含めて、火事場で、何をやってたんでしょうね」などと、疑いたくもなってきます。
評価は難しいですね。
もし、ここで小沢色を前面に打ち出すと、「挙党体制」ではなくなってしまうんではないかと思います。当然、民主分裂の序章になるような気がします。
また、下手に少しだけいじくるのも、妙な憶測を呼んでしまうのではないでしょうか。
全員再選というのは、ある意味で絶妙な判断だったと思います。
ところで、小沢党首誕生について地方議員のブログを紹介しました。
この後で笹山さんのコメントを紹介したいのですが、[3886]の全文をアーカイブの意味も含めて掲載させていただきたいのです。ご了承をお願いします。
http://hytn.way-nifty.com/netdekansi/
[3905] どうも不思議な「鳩山幹事長続投」
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/08(Sat) 22:18 |
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- よそ様の党の人事に疑問を投げかけるのは、不謹慎な事なのでしょうが、なんとも、この「鳩山幹事長続投」というのは、不思議なことですね。
「これじゃ、前原さんがかわいそうだ」なんて思うのは、私くらいのもんでしょうが。
こうなると、「いったい、幹事長も含めて、火事場で、何をやってたんでしょうね」などと、疑いたくもなってきます。
それとも、この幹事長は、そもそも、女房役でなく、お目付け役だったってことでしょうかね。
こういうのを、不動産業界では、「居抜き」、横文字で言えば「オーナー・チェンジ」っていうんでしたっけ?
たしか、「居抜き」の不動産物件は、安くしか売れないって話を聞いたことがありますね。
まあ、地方の市町村選挙でも、敗れた現職応援しないで、ちゃっかり、新町長の下で、再任を果たしている助役さんも、たまにいますけれどもね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060408-00000093-mai-pol
[3904] Re:[3900] 茨城県の検査
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/08(Sat) 22:12 |
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- Chaosさん。
なるほど以下の知事さんの発言部分ですね。
かなり、知事さん、いらだっているようですね。
それにしても、この茨城県の知事記者会見、報道各社の実名入りというのが、なんとも、生々しいですね。
これがひとつの報道各社へのけん制効果を挙げているとも、見て取れます。
「知事:ただ,これが強毒性になるかもしれないということで殺処分したわけだから,それは薄いからといって放っておくわけにはいかないわけで,厚生労働省もああいう発表をしたのであれば,もっと徹底して追跡すべきだと私は思っておりまして,それを放り出しているのは,なぜかということがよくわからないです。」
「例えば,鳥と接触するのはその日が初めて,その日の朝に(血液サンプルを)とったにもかかわらず中和抗体の数値が大きい人がいたとか,なかなかうまく説明できないような現象がいくつもあるものですから,そこをもうちょっと調査してみないと,僕らは人間に云々ということについては何も言えないのだろうと思っておりますし,そっちをまずやっていきたいと思っております。」
「これは,この間,調査研究委員会の検討結果を踏まえて,今後の対応として,国立感染症研究所のほうではウエスタンブロット法による確認をする,あるいは,先ほどのタミフルの中和抗体法に及ぼす影響の検討,この2つについては向こうが分担するということで決まりましたので,これからやっていくと思います。」
「いつから国立感染症研究所のほうでやっていくかというところまでは聞いておりませんが,県で実施する分も,倫理指針の関係で,倫理委員会に諮って承認を得ていかなくてはいけないものですから,こちらもなるべく急がなくてはいけませんが,国の検査についてもできるだけ急いでもらえるようにお願いしたいと思います。」
「我々が要望するとか何とかいう前に,この状況が本当に大変だというのであれば,僕は厚生労働省がもっと騒がないとおかしいと思います。厚生労働省が,70人が抗体陽性ということをぼーんと発表しておいて,その後はさっぱり何もやっていないということについては非常に疑問を感じておりましたので,それでウイルス株をもらってきて県として検査をやろうということにしたわけです。それをやっておかないことは,これだけの発表をされた後にしては無責任ではないかということでやろうとしているのですけれども。あの段階で養鶏場従業員の2割が陽性と出ていたわけで,これはものすごく高い率ですよね。鶏の抗体陽性ということであれだけ騒いでいるのに,人間の抗体陽性についてなぜ厚生労働省は大問題としてもっと少し騒がないのか僕は基本的に疑問に思っています。」
[3903] Re:[3897]
プリオン調査会:委員半数が辞任、利用された無力感も 投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/08(Sat) 21:44 |
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- >
寺田雅昭食品安全委員長も、6日の同委員会後、「初めに結論ありき、との批判は100%あたっていない。他の審議会とは違う真剣な議論があった。後から(審議方法への批判を)言われると『そりゃないよ』と思う」と不満を述べた。
下記の寺田委員長の”場外”発言は、まず「米国はそれほど汚染されていないので、EVプログラムにのっとればたとえば30ヵ月齢以下でもいい」という結論を寺田委員長は持っていた。プリオン専門部会の飼料規制とかサーベランス結果の審議は「米国はあまり汚染していない」という皮膚感覚を証明するための議論であったということになりませんかね。
その皮膚感覚を逆撫でするタロー(牛脂)とかカナダから侵入したBSE感染牛、肉骨粉は視界の外に捨て去る。サーベランスも、サンプリング方法など科学的データとしての妥当性は検討せずに、結果を鵜呑みにする。科学者としては、最もやってはならないこと=自分の仮説に合わせてデータを選別する=をやっている。
寺田委員長の発言 (12月21日の日本食糧新聞とのインタビューより)
米国は一時期の英国に比べればそれほど汚染されていないので、EVプログラムにのっとればたとえば30ヵ月齢以下でもいいのではないかと思います。厚労省と農水省にどうして30ヵ月で諮問しなかったのかと質問したら、「国民感情に配慮」と言っていました。いずれ30ヵ月も諮問するのではないかと思っています。国内対策が先になるかわかりませんが。
逆にあれだけデータが乏しいなかで、バックグラウンドとなる米国全体の牛肉のBSEのリスク評価をする必要があったんだろうかなという極端な意見もあります。私は違うんだと思います。たとえば米国がかつての英国のような状況だったとすると、EVプログラムをつくったとしても科学的にリスクはあまり変わらないとは評価できないですね。
米国はあまり汚染していないだろうという皮膚感覚だけでなく、日本ほど飼料規制は厳しくないですが、サーベイランスの結果をあてはめれば日本とはそれほど変わらないという結論になります。
http://www.nissyoku.co.jp/bse/mail0501.htm
>
山本茂貴委員といえば。。
リスクコミュニケーション専門調査会の委員にも選任されていますよね。山本先生は以前からリスコミの委員でしたっけ??
[3902] ニューヨークタイムズが狂牛病の全頭検査をしなさいという社説 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/04/08(Sat) 21:38 |
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- EDITORIAL; Stop: Don' t Test Those Cows!
http://www.nytimes.com/2006/04/06/opinion/06thu4.html?_r=1&oref=slogin
Published:
April 6,
2006
日本語で一部紹介がありますね
ttp://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-04-08/2006040802_03_0.html
[3901] Re:[3898] [3897]
寺田委員長のコメント 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/04/08(Sat) 20:51 |
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- <プリオン調査会>寺田委員長、半数辞任は「個々の事情」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060406-00000095-mai-soci
ふぇぇぇーーーって感じですが。。
このように感じられているんじゃ国民の情報、意見なんてさらに反映されっこないわけです。
[3900] 茨城県の検査
投稿者:Chaos 投稿日:2006/04/08(Sat) 19:17 |
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- 笹山様
Chaosです。
オリジナルの情報が見つかりました。
やぱり、元の情報までさかのぼらないとだめですね。
茨城県 知事定例記者会見における発言要旨
http://www.pref.ibaraki.jp/press/06press/p060323.htm#3
http://www.pref.ibaraki.jp/press/06press/p060404.htm#7
国に追跡調査を頼んだが、返事がないので自分たちで
検査することにした --- ということのようです。
[3898] Re:[3897]
金子さんのブログ「あまから独り言」 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/08(Sat) 16:44 |
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- 金子清俊さんのブログhttp://kirakunihitorigoto.cocolog-nifty.com/blog/があったんですね。
この部分なんか、同感。
「リスクコミュニケーションは、職人安全委員会のみならず管理省庁の活動とも密接に関連する。すなわち、一機関、一省庁の枠組みを超えて、横断的にリスクコミュニケーションを担う組織が必要であると考えるがいかがであろう。」
「畢竟、組織は人である。公正中立な組織は公正中立な人選に大きく依存する。選挙、教授選、部長選、publicityが高くなればなるほど、重要な要素である。食品安全委員会もその例外ではない。人選の透明性を高める必要があろう。再任、改選の問題も同様である。例えば、公選制に近いものが構築できれば理想的であると考えるが如何であろうか。」
まさか、こんなところにも、側近政治がはびこったりしていて。
で、大宅さんの発言ですが、審議会委員マニアの大宅映子さんには、言われたくないな。
そんなこと。
http://kirakunihitorigoto.cocolog-nifty.com/blog/
[3897] プリオン調査会:委員半数が辞任、利用された無力感も 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/04/08(Sat) 16:23 |
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- 山本茂貴委員といえば。。。「現実と科学的論議に折り合いをつける」???「現実」さえちゃんと把握」せず、まともに検証していなかったじゃないですか(^^;寺田委員長も、国民の意見どころか情報さえ反映させるといいながら無視、結局放置、どういうことなんだろうか?何をいっておられるのだろうか?と、国民、傍聴者として感じますね。いやー、まじめに今後の委員会がますます心配です。
ところで、リスクコミュニケーション専門調査会の委員のほうは一度全員が辞表提出なんてことあったんですかね。唐木氏が再任されているようですが。
http://www.fsc.go.jp/senmon/risk/index.html
プリオン調査会傍聴 トピックは山本茂貴委員作のトンデモ草案
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/52eb642094ee6ea33eb372d29fec155b
食安委の事務局が不透明に見える件で寺田委員長に伺ってみた
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/11e70e02b14f098e9f24b8189de16aae
プリオン調査会:委員半数が辞任、利用された無力感も
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060408k0000e040076000c.html
BSE(牛海綿状脳症)問題や米国産牛肉の安全性を評価してきた内閣府の諮問機関、食品安全委員会プリオン専門調査会(12人)のメンバーの半数6人が先月末、辞任した。「残れば学者として信用を失う」「科学的思考さえ許されない」。辞めた委員は安全性に慎重な姿勢だったが、その言葉からは、学者としての危機感と同時に、政府に利用される諮問機関のあり方に対する批判も浮かび上がる。【藤原章生、本橋由紀、永山悦子】
「安全対策の管理側(厚生労働省、農林水産省)は、彼らが求める答えを引き出す諮問しかせず、あり方自体がおかしい」
調査会で座長代理を務め、今回辞任の道を選んだ金子清俊・東京医科大教授はこう批判する。年齢制限を理由に辞任を促された山内一也・日本生物化学研主任研究員(74)も「事実を基に論を進める科学的思考とは違う」と振り返る。
プリオン専門調査会は、03年8月に発足。同年12月、米国でBSEが発覚し、調査会は昨年5月から「米国・カナダ産と日本産の牛肉を食べた場合の危険は同じかどうか」というテーマに取り組んだ。
ただ、条件がつけられた。米国産は、危険性が低いとみなされる若い牛に限定され、さらに脳や脊髄(せきずい)など危険な部位を除いたものを評価するという内容だ。結論は「米国産と国内産牛肉のリスクの差は非常に小さい」とされ、輸入再開に結びついた。小泉純一郎首相は、施政方針演説で「科学的知見」を踏まえたと力説したが、直後に米国産牛肉から背骨が見つかり、輸入は再びストップした。
「我々はあり得ない条件で机上の空論を重ね、政府は私たちの答えの一部を示し『科学的根拠』を発表したのです」。金子教授が辞めた理由の一つは、政府の方針にお墨付きを与えるため利用されたという無力感だった。山内氏も「政府は輸入にストップがかかると『先生方が安全と言った』と責任をなすりつけた」と不満を隠さない。
「他の委員の辞任にはコメントできないが、調査会の諮問がおかしいということは多くの人が当初から気付いていたはずだ」。昨年1月から欠席を続けていた品川森一委員(前動物衛生研究所プリオン病研究センター長)は辛らつに批判する。
慎重派でも会議に残った堀内基広委員(北大大学院教授)は「ブッシュ大統領が来日する昨年11月の前には2週連続で会議があり、負担が大きかった」と語る。
もちろん、反論もある。留任した国立医薬品食品衛生研究所の山本茂貴委員は「一定の条件の中で、危険を評価するのは普通のこと」と、現実と科学的論議に折り合いをつける諮問自体に間違いはなかったとみている。
寺田雅昭食品安全委員長も、6日の同委員会後、「初めに結論ありき、との批判は100%あたっていない。他の審議会とは違う真剣な議論があった。後から(審議方法への批判を)言われると『そりゃないよ』と思う」と不満を述べた。
6人の辞任に伴い今月1日付で新たに6委員が選ばれた。正式に再任を求められなかった甲斐知恵子委員(東京大医科学研教授)は「今後、慎重派の声が小さくなるのでは」と懸念する。
評論家の大宅映子さんは「最近では委員が主導権を握る場合も出てきたが、官僚の隠れみのになっているものもあれば、大臣の趣味でタレントを集めたと思う諮問委もあった。委員の率直な意見が吸い上げられないなら、なくてもいい」と話す。
毎日新聞 2006年4月8日 13時58分
[3896] 政権交代は結果であって目的ではない。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/08(Sat) 10:45 |
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- 一夜あけての、小沢評だが、肝心の新聞のほうは、普天間問題がトップに上がってしまって、小さい記事に。
いろいろな評の中に、「政権交代は手段であって目的じゃない。」というようなものがあり、これには、同感。
さらにいうなら、「政権交代は結果であって目的ではない。」といいたいですね。
もうひとついうなら、「多くの失敗の原因は、過去の一回の成功体験の手法にこだわることから始まっている。」
[3895] Re:[3893] [3882] [3881]
むしろ、赤潮・珪藻の問題 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/08(Sat) 10:29 |
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- まりちゃんさん。
この問題にとらえかたですが、ご紹介の新聞では、単に、貝毒の問題と捉えていますね。
このような報道のされ方は、問題の本質を見間違わせるように思われます。
3882でも話しましたように、この問題は、有毒プランクトン・珪藻類異常発生の話なのですから、むしろ、赤潮問題・Alexandrium
tamiyavanichiiなどの有害プランクトン発生問題(HAB-Harmful Algal
Bloom-)として、その対策を国家的に講じる手立てをする必要があることと、とらえなければ、根本的な解決にはつながらないのではないかと思われます。
http://www.csc.noaa.gov/crs/habf/
[3894] ミートリックス2
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/04/08(Sat) 10:26 |
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- 神保哲生さんのブログに紹介されていましたが、
ミートリックス2が出来たようです。
http://www.jimbo.tv/commentary/000253.php
http://www.jimbo.tv/
代用乳などに許可されているのは、牛の血液だけじゃなく
レンダリングの加熱義務のない牛脂(日本で感染源として疑われている)も許可されてますけど、本当に笑えませんね。
ところでですが、ブログ、採血の院内感染対策の不備について更新しました。
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/812942aa7165bb964b29107e18713aab
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/
[3893] Re:[3882] [3881]
貝毒のニュース 20個以上で死亡の恐れですって。要注意 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/04/08(Sat) 10:04
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- 昨日のニュースです。海の汚染といえば、海草や貝類、魚粉を家畜の餌や栽培肥料にも活用しているわけですから、今後ますます注意が必要ですね。
<大阪>大阪湾のアサリ貝毒 毒化さらに進む
http://webnews.asahi.co.jp/abc_3_007_200604074801044.html
(4/7 19:18)
先月、大阪湾で取れたアサリから基準を超える麻痺性の毒が検出されましたが、その後の調査で、大阪湾一帯のアサリの毒の濃度が、さらに高くなっていることがわかりました。
兵庫県洲本市の由良海岸では、基準の15倍を超え、大阪府岬町の長松海岸でも10倍を超えていました。一度に20個以上食べると死亡する恐れもあるということで、大阪府などは、大阪湾でアサリを取らないよう呼びかけています。
[3892] マクロ的視点ゼロの「普天間移設合意」
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/08(Sat) 07:25 |
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- 沖縄県頭越しの今回の防衛庁と名護市との合意だが、言っちゃ悪いが、交渉相手が名護市長じゃ、あのような、「滑走路の角度が 地元集落の上を通らないように」などのサル知恵的解決策しか浮かばなかったんだな、と、むしろ場違いな交渉の場に引っ張りだされた名護市長さんのお立場に、同情申し上げる。
でも、「町道が、集落を、かする,かすらないの調整]とは、違うんですからね。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/gif/200604081301.jpg 参照
ここは、沖縄県知事の憤懣やるかたないお気持ちに同情。
もともと、この普天間問題の発端は、沖縄米兵の少女暴行事件というものにたいしての、かなり、情動的なものがトリガーとなって、これに、当時の知事さんを支援する勢力の政治的プロパガンタが沖縄県民総決起大会と相乗しドライブとなり、翌年の日米合意につながり、以後、それが、ドミノ的に、沖縄県民を苦しめているように思える。
一度、リセットして考えてみたほうがいでいいんではないんでしょうかね。
こうなると「地元住民の意向」というものの「公共性」というものを疑いたくなってくる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060408-00000000-san-pol
[3891] 昨日発見された香港二番目の骨入り牛肉は、カーギル社のもの。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/08(Sat) 06:23 |
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- 昨日香港政府当局は、アメリカから輸入された1500ボンド60箱の牛肉のうち、New York strip
http://www.homegrocer.com/images/products/ny-strip-12-oz.gif
と呼ばれるストリップ・ロイン74ポンドの中に、2インチ×4インチの小さな骨が混ざっていたと発表し、その肉は、アメリカ・カンサス州Wichitaのカーギル・ミート・ソリューション社製のものであると、した。
カーギル・ミート・ソリューション社は、この骨は、特定危険部位のものではないとしている。
なお、カーギル・ミート・ソリューション社の日本向け製造施設は、カンザス州Dodge
City、コロラド州Ft.
Morgan、テキサス州Friona、テキサス州Plainview、ネブラスカ州Schuylerの五箇所である。
カンザス州の工場には、日本向け施設のDodge
Cityを初めとしてMcPherson, , Hutchinson そして、今回のWichitaなどたくさんの施設がある。
サイトhttp://www.cargill.com/files/sf_kansas.pdfご参照。
ここまで書いてきて、ここで、カンザス州地元のニュースが入ってきた。
このサイト「Hong
Kong suspends beef imports from Cargill plant in Kansas」http://www.kansas.com/mld/kansas/14291047.htm
によると、問題を起こした、カーギル社の工場は、先に書いたWichitaのカーギル・ミート・ソリューション社製でなくて、日本向け出荷施設でもあるDodge
Cityの工場であるという。
なお、この工場は、2005年8月15日発表の「BSE Noncompliance Record
(NRs)」該当とされた1,036件のうちには、入っていない。
http://today.reuters.com/news/newsArticle.aspx?type=domesticNews&storyID=2006-04-07T153922Z_01_N07287392_RTRUKOC_0_US-FOOD-CARGILL-BEEF.xml&archived=False
[3890] これでは、まるで「愛鶏園」虐めではないか?
投稿者:とき 投稿日:2006/04/07(Fri) 23:01 |
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- ◆鳥インフルエンザ問題の今後(148)(2006.4.7)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza273.htm
>研究予算獲得に血道を上げる学者達のまことしやかな宣伝を真に受けていたら業界は破滅しかねない。茨城県知事も県下の業者達の声を聞いて見たら良い。その独りよがりな考えで県警を指示する強権者としての人物像を鏡に写して見るべきだ。
◇愛鶏園
http://news.google.co.jp/news?hl=ja&ned=jp&ie=UTF-8&q=%E6%84%9B%E9%B6%8F%E5%9C%92&btnG=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E6%A4%9C%E7%B4%A2
http://news.goo.ne.jp/news/search/search.php?MT=%B0%A6%B7%DC%B1%E0&kind=text&text.x=21&text.y=17&text=%B5%AD%BB%F6%B8%A1%BA%F7&day=30
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%B0%A6%B7%DC%B1%E0&st=n
◇「鶏殺したくない」と指示=愛鶏園元会長を再逮捕−茨城県警(時事通信)
(7日21時1分)
◇愛鶏園元会長を再逮捕 鳥インフル感染を届けず(共同通信)
(7日20時3分)
◇<鳥インフルエンザ>感染を未届けの容疑者再逮捕 茨城県警(毎日新聞)
(7日19時13分)
◇愛鶏園元会長を再逮捕 鳥インフル感染を届けず(共同通信)
(7日18時6分)
◇愛鶏園元会長、再逮捕へ 鳥インフル感染を届けず(共同通信)
(7日10時23分)
◇<鳥インフル>養鶏場元会長を再逮捕へ 陽性反応届け出ず(毎日新聞) (7日3時3分)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/bird_flu_in_japan/
これで弱ると、だれかが笑うことになる?
日本の「鳥インフルエンザH5N2型」問題で、誰かを悪者にしたからといって、解決するとでも思っているのでしょうか? 直接、関わっている行政サイドの人間、正気なのでしょうか? 「産・官・学」の当事者の方々も。『知らずに犯す罪は大きい』そのままの様相。
◇マイクル・クライトン『恐怖の存在』
http://d.hatena.ne.jp/schazzie/20051110
>こうした噂こそが新たな神話を生み、新たな疑似科学を支え、しかも真偽よりも「恐怖」のほうを撒き散らしかねないという、高度情報化社会の構図である。
>ほんとうに科学的に確証された真実なのか?それが真実としてまかりとおっている背後には、特定の人間の意図や権力が介在し、一部の人々だけが経済的恩恵に浴しているのではないか
>奇妙なタイトルは、後者の代表格である社会学者ホフマン教授が、現代において支配的な<政治・法曹・メディア>複合体が、たとえ根拠がなくとも何らかの恐怖を広め大衆を操作してしまう構図を「恐怖の極相(ステイトオブフィア)」と呼ぶところに起因する。
鳥インフルエンザの場合は、「闇ワクチン(違法・無認可ワクチン)」、「陰謀ワクチン」とかという、マコトシヤカな噂によって。
http://www.jpa.or.jp/news/item/2006/03/08/besshi01.html
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2005/0511-2.html#tue
◇【中国】ベトナムで鳥インフル、中国から密輸の鳥から発見(サーチナ・中国情報局)
- 4月7日19時21分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060407-00000008-scn-int
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/bird_flu/?1108544184
◇中国:鳥インフルエンザ等、新しい伝染病が相次いで発生【大紀元日本4月7日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2006/04/html/d26826.html
◇原田慎太郎
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%B8%B6%C5%C4%BF%B5%C2%C0%CF%BA&st=n
◇宮嶋武広
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%B5%DC%C5%E8%C9%F0%B9%AD&st=n
[3889] これが「善人ユダ」の証拠
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/07(Fri) 22:00 |
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- 約1700年前に書かれた初期キリスト教の外典「ユダの福音書」の写本が解読され、米ナショナル・ジオグラフィック協会で公開されたことが話題になっているが、このBBCのサイトでは、その現物を写真入で、紹介している。
これhttp://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/magazine/4887222.stmがその写真。
新約聖書には、イエス・キリストの弟子ユダがイエスを裏切り、刑吏に引き渡したと記載されているが、「ユダの福音書」では、イエスがユダに対し、自分を裏切るよう命じていたと書かれている。
新約聖書18章の1節〜27節に、ユダのことが書かれているが、今後、どうするのだろう。
気がかりなことではある。
なお、このサイト「レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」」http://www.pcs.ne.jp/~yu/ticket/supper/sup_data.html
では、最後の晩餐におけるユダの扱われ方の変化を観察されていて面白い。
参照
ヨハネの福音書18章ー19章
18:1
イエスはこれらのことを話し終えられると、弟子たちとともに、ケデロンの川
筋の向こう側に出て行かれた。そこに園があって、イエスは弟子たちといっしょに、
そこにはいられた。
18:2
ところで、イエスを裏切ろうとしていたユダもその場所を知っていた。イエス
がたびたび弟子たちとそこで会合されたからである。
18:3
そこで、ユダは一隊の兵士と、祭司長、パリサイ人たちから送られた役人たち
を引き連れて、ともしびとたいまつと武器を持って、そこに来た。
18:4
イエスは自分の身に起ころうとするすべてのことを知っておられたので、出て
来て、「だれを捜すのか。」と彼らに言われた。
18:5
彼らは、「ナザレ人イエスを。」と答えた。イエスは彼らに「それはわたしで
す。」と言われた。イエスを裏切ろうとしていたユダも彼らといっしょに立ってい
た。
http://city.hokkai.or.jp/~repent/JapanesePages/JohnCourse/BibleTexts/Verses11.html.html
[3888] Re:[3887] [3879] [3871]
[3870] 感染伝播の主体は? 投稿者:Chaos 投稿日:2006/04/07(Fri) 19:40 |
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- 笹山様
Chaosです。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1817652/detail
時期的にも内容も、このニュースだと思います。
平成18年4月4日の方は、推測ですが、拡大検査も国にやって欲しかったんじゃないでしょうか? やってくれなかったので、県で独自に? やってみようとしたらかなり大変そう?
鶏を検査するのと比べると、人間の場合は格段に手順が大変だったとか
医療関連のデータの扱いに関しては、下記を参考にしてください。(遺伝子ではないのでここまでは面倒じゃないとは思いますが)
http://www.biobankjp.org/
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/seimei/genomeshishin/05062701.htm
情報セキュリティからインフォームドコンセントまである程度しっかりした手順を決めて、倫理委員会を作って了承を得るというスキームが必要なようです。
[3887] Re:[3879] [3871] [3870]
感染伝播の主体は? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/07(Fri) 17:25 |
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- Chaosさん。
情報ありがとうございました。
このサイトhttp://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1817652/detail
のニュースなのでしょうか。
「事前に鳥との接触がなかった人にも抗体陽性がみられたため、県は国に対し他の検査方法による再検査やウイルス株の分与を要望していた。」
「3月28日の専門家による研究委員会で、どの県民から血液のサンプルを採取するかなどの計画書を作成し、県倫理委員会に諮ることが決まった。」
じゃあ、進んでいるということなのでしょうかね。
でも、この茨城県知事゛さんの会見の日時は、平成18年4月4日だし。
どうなってんでしょう?
[3886] 民主党党首候補者の演説
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/07(Fri) 17:09 |
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- 毎度おなじみの党首選挙での対決候補同士の演説だったが、やはり、「自民党を決死の思いで離党して、なにもできなかったら、死ぬに死ねない。」といった調子の小沢演説に、感動した党員は、多かったのではないのかな?
まあ、私も、その死ぬに死ねない口の一人なのだが、自民党を離党するときには、先祖の仏壇の前で、涙を流して、決意を表明したことも、そういえばあった。
でも、今では、そんな執念を燃やさずとも、時代も、あれから変わっているのだから、一度、リセットして考えたほうが、結果として、政権はとりやすいのではないのだろうか、とも、考えている。
執念を持つ小沢さんには、悪いのだが。
つまり、政権交代よりも、国民へのニーズ・オリエンテッドな政治ということかな?
国民の要望へのニーズ・オリエンテッドな政治であれば、国民は、政権交代があろうとなかろうと、そのこと自体は、ノー・プロブレムということになる。
むしろ政党が、政権交代というレトリックを、国民のニーズ不在で、政治的マーケットを増やさんがために、裨益のレトリックとして使いすぎた嫌いがありますね。
はっきりいえば、政権交代なぞ、国民にとっては、必要でもあり必要でもないのです。
それにしても、「チェンジ」「改革」「変化」「変わる」「変革」いずれの用語も、政治的裨益のために、使い果たされ、擦り切れ、異なるレトリックが、政治の世界で使われることを待っているような気がしている。
今日の「共生」のキーワードも、やや、くたびれてきたのかな?
「民主党をぶっ潰す。」くらいのことを言ったほうがよかったのでしょうが、これほど少ないと、本当にぶっつぶれてしまいかねないので、なかなか、いえなかったのでしょうが、ここは、京都の「信三郎帆布」の超人気ぶりの秘密に学ぶべきでしよう。
つまり、いい職人がついてくれば、お家騒動などメジャないってことですかね。
[3885] Re:[3883]
鳥インフルエンザ 猫への感染でヒトの新型の出現がはやまる?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/07(Fri) 16:31
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- 虹屋さん。
この話題の論文は、「Feline friend or potential foe? 」という題名http://www.nature.com/uidfinder/10.1038/440741a
のようですね。
BBCのサイトhttp://news.bbc.co.uk/1/hi/health/4878868.stm
によればオランダ・ロッテルダムのErasmus
Medical CentreのAlbert
Osterhaus博士らの研究では、猫が、鳥インフルエンザに感染した鶏を食べることで、容易に鳥インフルエンザに感染しえるが、猫が感染しうる最小量についてのデータは少ないが、H5N1が家禽の間で、風土病化しているという事実はあるとしています。
また、猫と同居している犬にも、同様の症状が見られることがあるとしていますね。
ロンドのインペリアルカレッジの
Peter
Openshaw教授によれば、猫は、腸や肺から感染するが、人への感染は見られないとしていますが、媒介のブリッジの役割は、果たしているとしていますね。http://newsimg.bbc.co.uk/media/images/41524000/jpg/_41524686_bird_flu_species416.jpg
このBBCのサイトのチャート図によれば、猫のルートだけが実証されていて、豚のルートも、実証はされていないように書かれています。
[3884] 『活字文化があぶない』
投稿者:とき 投稿日:2006/04/07(Fri) 15:21 |
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- ◇理性欠く「新聞特殊指定」報道【PJニュース 04月07日】
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1831060/detail
>こと「特殊指定」報道に関しては、新聞は理性を失っているとしか言いようがない。
>特殊指定を撤廃すると言論の自由が脅かされるという主張だ。これは議論のすり替えの何ものでもない。特殊指定は新聞経営のライフラインであるかもしれないが、文字活字文化のライフラインではない。メディアの責任を主張するならば、この点をはっきり示すべきだ。新聞業界は特殊指定という既得権益を主張する前に、コスト削減といった自助努力の形跡など自らの経営状況を公開するのが筋であろう。そもそも、経営が不透明な新聞社などに、権力の監視役を付託するわけにはいかない。
◇活字文化があぶない 2006-04-07
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/d/20060407
>このシンポジウムについて、中立的な立場から報じているメディアがライブドアしかないという事実が、日本の活字文化がいかに「あぶない」かを示している。
>新聞各社が世論調査などで示しているように、新聞の宅配制度が圧倒的多数の国民に支持されているなら、それを法的に補強する必要もないだろう。まして特殊指定の廃止が「活字文化の危機」をもたらすというのは問題のすりかえであり、この両者にはいかなる因果関係もない。このようなバランスを欠いた報道をすべての新聞で繰り返し、地方議会まで動員して「見直し反対決議」を出させる新聞社の異常な行動こそ、冷静で客観的な活字文化の危機である。
■2006/04/05
(水) 08:30:18 新聞の特殊指定 公明、堅持申し入れ
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=329372&log=20060405
■2006年3月25日
(土)「特殊指定」を巡る新聞社の倒錯
http://t2.txt-nifty.com/news/2006/03/post_497c.html
■2006年04月06日「新聞をヨム日」にNO!
http://blog.livedoor.jp/saihan/archives/2006-04.html#20060406
もう、既得権のなかでの、従来どおりのぬるま湯につかりつづける時代ではなくなっているように思うのですが…。
それでいながら(自分らは一定の法の枠で他者を排除しつづけながら)、国の最低限の基準をあてる「教科書検定」にはもの申すなんて、自分らのやってることと、人に言ってることが矛盾してるようでもあります。しかもテキストは教科書だけではないのに。それをいうなら、「再販制度・特殊指定もやめたら」というべきでは・・・。
http://www.asahi.com/paper/editorial20060407.html
(◇教科書検定 高校はもうやめたら)
[3883] 鳥インフルエンザ 猫への感染でヒトの新型の出現がはやまる?? 投稿者:虹屋
投稿日:2006/04/07(Fri) 15:19 |
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- ”人から人に感染しやすい型に変化するのに一役買う可能性”というのは、??
>鳥インフルエンザ 猫への感染に警戒/オランダ学者が指摘 日本農業新聞
4月6日
高病原性鳥インフルエンザ(A型の一種H5N1型)が飼い猫に感染していることに関し、オランダ・エラスムス大のアルバート・オスターハウス教授らの研究チームが「感染拡大における猫の役割が軽視されすぎている」と警告、猫類の感染防御策や調査を強化すべきだと提言した。6日付の英科学誌ネイチャーに論文を発表した。
猫はA型インフルエンザに感染しにくいとされるが、2004年、タイの動物園で死んだ鶏を餌に与えられたトラやヒョウがH5N1に感染。H5N1が鶏の間で広まっているインドネシア、イラクのほか、野鳥から検出されたばかりのドイツでも飼い猫に感染したが、世界保健機関(WHO)は「飼い猫が伝播(でんぱ)サイクルに関連している証拠は今のところない」としている。
研究チームは呼吸器、腸管(餌)、感染猫との接触のいずれのルートでも猫がH5N1に感染することを実験で確認。呼吸器だけでなくさまざまな臓器でウイルスが増殖し、排出された。
同教授らは、ウイルスが人から人に感染しやすい型に変化するのに一役買う可能性もあると指摘。猫への感染について、各国の対策の中でも考慮されるべきだとした。
[3882] Re:[3881] 貝毒のニュース
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/07(Fri) 15:01 |
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- まりちゃんさん。
これは、おそらく、サキシトキシン(Paralytic Shellfish
Poison(PSP))によるものでしょうね。
Alexandrium
tamiyavanichiiという渦鞭毛藻の有害プランクトンの蓄積によるものでしょう。
このサイトに報告がありますね。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=11998312&dopt=Abstract
徳島県では、1999年に、そのほか、沖縄でも、報告されているようですね。
通常二枚貝のようですが、牡蠣にもあるのでしょうか。
牡蠣については、このほか、ブレベトキシン(Brevetoxin)という渦鞭毛藻Gymnodium
breveも、原因となることが多いようですが、徳島で発生した赤潮では、あるのでしょうか?
http://www.green.pref.tokushima.jp/suisan/backnum/suishi/chosa/chs_topic002.html
[3881] 貝毒のニュース
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/04/07(Fri) 13:44 |
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- 情報を頂戴しましたので。。
カキ貝毒さらに悪化 和田島沿岸、100グラム摂取で死亡も
http://www.topics.or.jp/News/news2006040603.html
徳島県は五日、小松島市和田島沿岸で採取された天然カキから、国の出荷自主規制値(一グラム当たり四マウスユニット=MU)を大幅に上回る三二・三MUの麻ひ性貝毒が検出されたと発表した。三月二十九日に検出された四・一MUの八倍に上り、県は引き続き、小松島市内と阿南市那賀川町内の漁協に二枚貝の出荷を自主規制するよう要請。県民には同沿岸域での潮干狩りを控えるよう呼び掛けている。
県水産課によると、貝毒が検出されたのは、県立水産研究所が三月三十日に採取した天然カキ。三二・三MUは、体重六〇キロの人が百グラムを食べると死亡する可能性もあり、過去十五年間で最も高い数値という。
麻ひ性貝毒は、カキのほかハマグリやアサリなどの二枚貝にも発生する。食後約三十分で発症し、舌や唇などがしびれ、重症の場合は体が動かなくなり、十二時間以内に呼吸困難などで死亡するケースがある。
Warning:
Do Not Eat Local Sport-Harvested Seafood
http://cbs2.com/local/local_story_084010342.html
カリフォルニア州はドーモイ酸が猛威を振るい、警告がでたそうです。カリフォルニアから海産物が日本にきてませんでしたっけ?
[3880] AI専門学者の「食い扶持」にされている以上・・・ 投稿者:とき
投稿日:2006/04/07(Fri) 13:30 |
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- Re:[3871] [3872]
笹山様
>つまり、茨城の鳥インフルエンザ問題は、「鳥⇔鳥」感染問題と同時に「鳥⇔ヒト」問題を考えていかないと、永遠に終息しないような気もしています。
ウイルスの断片を用いているうちは、既存の検査システムでは、見分けをつけることは難しいのではないでしょうか。
「鳥⇔ヒト」を掲げてしまったことで、『ト』の領域に踏み込んでしまったなと思っておりますが・・・。それぞれの領域の学者さんが、自分のテリトリーを不可侵のものとして後生大事に思っているうちは、いかんともしがたいのかもしれません。
ヒトの感染症を対象にしている研究者にしてみれば、AIとHIは、もはや大きな研究対象になる段階はとうに過ぎたものでもありますので。本来、微生物学の中でも、マイナーな領域に過ぎなかったものが(微生物学そのものが、研究全般で、かなり斜陽化していましたが)、人間の病気に関連するという「仮説」によって、脚光を浴び、かつ国家の予算配分まで潤沢に受けれるとなって、舞い上がってしまって、「現実」を見失っているのかもしれません。つまり研究の目的が「科学的探求」ではなく、「予算獲得」にすりかわってしまっていることになっているかのようです。
H5N2AIの茶番劇を見ている限り、そうとしか思えません。
「鳥⇔ヒト」は、進化論的にいえることであって、今目の前で「直(ジカ)」に起こることではない、ということの正確な情報を発信するべきです。そこをあいまいにして、どうにでもとれるような、錯覚を起こしがちな情報を放置している学者たちと施策担当者たち、そして報道機関の記者たちは、とんでもない食わせ者ばかりです。
茨城県知事さんも、ブレーンの方々(県農林水産行政マン)がおられるのですから、思い込みで判断して突っ走るワンマンにならずに、専門の方々の話を謙虚によく聞いて、その知識をよく咀嚼されたほうがよろしいのではないかと思っております。茨城県警も同様、専門知識を持つ方々に対するレスペクトが少し欠如しているのではないかと、危惧いたします。ある知識を理解するには、それを理解するに足るベースがない限りどうにもなりませんが。「疫病とウイルス感染」の「知」は、なかなか哲学的です。心理学・社会学・法学・生物学・医学など(果ては経済学まで。ゆえに文学や歴史のテーマになる所以か。)、人間の英知をフル動員しないと、全体像をつかみきれないようにも思います。(果たして、「疫病」と「戦争」を理解するに足る、教育システムとなっているでしょうか、今の日本?)
スコットランドの白鳥の事例については、とにもかくにも、その発症へい死した白鳥は、あくまでも被感染側だということが基本認識にしておかなくてはなりません。どこで、何から被ったかということが問題です。
感染、潜伏、発症、へい死の期間を逆算して、どの程度移動していたかで、おおよそ見当がつくかとは思いますが。おそらくウイルスの持続感染体(なんらかの鳥の可能性が高い)が、何食わぬ顔で周辺に存在しているということだと思いますが。
◇愛鶏園元会長、再逮捕へ 鳥インフル感染を届けず(共同通信)
(7日10時23分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060407-00000054-kyodo-soci
◇<鳥インフル>養鶏場元会長を再逮捕へ 陽性反応届け出ず(毎日新聞)
(7日3時3分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060407-00000016-mai-soci
◇日本の鳥インフルエンザ問題
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/bird_flu_in_japan/
日本の警察は、もはやゲシュタポと化しているのでしょうか? いつまで、そんな茶番劇を続けるつもりでしょう。思い込みで、あらかじめ想定している結論が出るまでは、頑張ってしまうのでしょうか?
これは完全に「闇ワク」の取調べ以外の何物でもないのでは。NHKと新潮社は、悪質なデマでっち上げ報道をしてしまったものです。ウイルス感染学について、だれかきちんとレクチャーする必要があるのですが・・・。聞く耳をもたなければ、無駄な労ではありますが。
とんでもないことが、目の前で起こってしまってます。
◇週刊新潮特集
「茨城だけ発生『鳥インフルエンザ』はばらまかれた
『陰謀ウイルス』が原因だった!」への抗議と謝罪・訂正の要求
社団法人 日本養鶏協会 会長 梅原 宏保
http://www.jpa.or.jp/news/item/2006/03/08/besshi01.html
◇
NHK クローズアップ現代
11月8日(火)放送 鳥インフルエンザ 闇ワクチンを追う
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2005/0511-2.html#tue
[3879] Re:[3871] [3870]
感染伝播の主体は? 投稿者:Chaos 投稿日:2006/04/07(Fri) 13:24 |
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- 笹山様
Chaosです。
>
「厚生労働省が,70人が抗体陽性ということをぼーんと発表しておいて,その後はさっぱり何もやっていないということについては非常に疑問を感じておりましたので,それでウイルス株をもらってきて県として検査をやろうということにしたわけです。それをやっておかないことは,これだけの発表をされた後にしては無責任ではないかということでやろう(後略)
この件は、検査の実施について、県が計画書を作成していなかったため、国立感染症研究所からクレームがついて、計画書を作成してから実施ということになっているようです。
NHKのニュースで流れたのを見ましたが、ソースを確認できず。5月か6月に実施予定だったような。
医療データの取り扱いについては、かなり面倒な倫理規定があるので、準備に時間がかかると思います。
[3878] Re:[3873]
専門委員の辞任のゴタゴタ続く 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/04/07(Fri) 12:32 |
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- やっとダイヤルアップから復帰しました(^^;
>
同日の会合では、「言いたいことは専門調査会で撤底的に言うべきだ。後になって言うのは失礼だ」との意見が出された。また同日午前に自民党の「動植物検疫及び消費安全に関する小委員会」でも、退任後の専門委員の発言に対し、「安全委の権威、信頼性にかかわる問題だ」などと不快感を表明する声が相次いだ。
いやー、「安全委の権威、信頼性」なんて、あると思っておられるんですかね? 食安委がナンと言おうと、食べないといっている国民が7割、8割いるというのに。この問題が血液や医療で感染するという公衆衛生に大きくかかわる問題になるってこともわかってるんだろうか?自民の委員会にレクチャーする人はいるんだろうか?
>「言いたいことは専門調査会で撤底的に言うべきだ。」
ですが、横山先生と甲斐(知)先生の指摘の文書は配布はされたものの、明らかに無視されましたねー。国民からの情報や国会での情報の指摘は壇上にさえ上げてもらえなかったし。
自国の対策不備の大穴を棚上げして、経済制裁とかいっているアメリカのジャイアンおじさんも、いずれ検査方法が進化して肉や血液でプリオン検査ができるようになったらどんな発言をするようになるのか、楽しみですよ。ドラえもん漫画でも謹呈したいところです。
[3876] 掌の上で踊りは続く
投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/07(Fri) 11:37 |
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- 検査官にも調査の目を
4月7日 日本農業新聞
「対日牛肉輸出施設を米国が再チェックする時には、施設という物的な問題だけではなく、人的要素も整っているか見極めねばならない」と指摘する自民党動植物検疫および消費安全に関する小委員会の宮路和明委員長。農務省の検査官が対日輸出条件を熟知していなかったという違反原因の一つに着目。米国産牛肉の安全を確保する観点から「こうした問題点を米国に質すべきだ」と農水、厚生労働両省の担当者に指示。
米国報告書には「2006
年1 月23日月曜日に、FSIS はすべてのEV(輸出)
認定施設の検査プログラム担当職員に対し、ウェブサイトを利用した双方向の研修を行った。」など検査官の研修対策は様々書いてあるのですがね、宮路和明委員長。
[3875] Re:[3874] [3873]
専門委員の辞任のゴタゴタ続く 投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/07(Fri) 10:39 |
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- 笹山さん。
>
いろいろ、もっともらしい理由がつけられていますが、やはり、最大のきっかけは、2004年9月9日の食品安全委員会の強引な結論付けが発端であると、私は、見ております。
> 参照「あくまで「月齢20ヶ月検出限界論」にこだわる食品安全委員会事務局の性懲りのなさ」
> http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=76
山内先生のご意見をご紹介します。4月7日
日本農業新聞より
>行政は説明責任 果たせ
> プリオン調査会を振り返って 山内一也東大名誉教授に聞く
牛海綿状脳症(BSE)対策を審議する食品安全委員会プリオン専門調査会を3月いっぱいで退任した山内一也東京大学名誉教授に、2年半の活動を振り返ってもらった。米国産牛肉の輸入再開に向けた結論ありきの議論に誘導されたと反省する一方で、科学者に安全確保の責任を丸投げして、自らの説明責任を果たそうとしない行政への怒りをにじませた。
プリオン専門調査会の最初の節目は、BSE全頭検査などを検証した国内対策の中間取りまとめだ。報告書の結論で「20カ月齢以下の感染牛を見つけるのは困難」との表現が問題になった。検査対象月齢は線引きできないとの結論で委員が合意し、この文書の修正を座長に一任した。しかし、最終報告書は「20カ月齢以下の午を見つけられなかったことは、今後のBSE対策を検討する上で十分考慮にすべきだ」との文言が加筆され、全頭検査から20力月齢以下を外す根拠になった。
この文言修正の経緯は不透明で、官僚の意向が反映されたようだ。私たちは全頭検査緩和が諮問されるまでこの文言の重要性に気付かなかった。官僚の巧妙さに負けた。
米国産牛肉の輸入再開審議では、20力月齢以下で特定部位を除くという条件の順守を前提として評価せざるを得ず、またも私たちは官僚が敷いた輸入再開へのレールから降りられなかった。
特定部位除去の実態など不明な点が多いために「リスクを評価することは困難」としたのが私たちの科学的な結論だ。前提付きの諮問に対し「輸出条件が順守されると仮定すれば(国産との)リスクの差は非常に小さい」としたが、これは科学的ではない。
2005年12月の米国産牛肉輸入再開は農水、厚労両省が政治的・経済的に判断。それを「科学的根拠に基づいて輸入再開した」と科学者に責任を押し付ける形で対外的に説明したことが消費者の混乱を招いた。両省は、判断理由を説明する責任を果たしていない。
食品安全行政は、科学的合理性と現実の政治的、経済的合理性の3点総合的に判断して決まる。食品安全委員会が科学的に判断し、農水、厚労省は政治的・経済的な判断を下す責任がある。
両省が米国産牛肉の輸入停止を解除する時は、今度こそ自らの言葉で安全と判断した理由を国民に明らかにしなければならない。
[3874] Re:[3873]
専門委員の辞任のゴタゴタ続く 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/07(Fri) 09:58 |
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- 虹屋さん。
いろいろ、もっともらしい理由がつけられていますが、やはり、最大のきっかけは、2004年9月9日の食品安全委員会の強引な結論付けが発端であると、私は、見ております。
参照「あくまで「月齢20ヶ月検出限界論」にこだわる食品安全委員会事務局の性懲りのなさ」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=76
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=76
[3873] 専門委員の辞任のゴタゴタ続く
投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/07(Fri) 09:51 |
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- 退任の理由
6/7
日本農業新聞
委員退任で食品安全委員長 研究専念が埋由
内閣府食品安全委長会の寺田雅昭委員長は6日の会合終了後、記者団に対し、米国産牛肉の安全性を審議したプリオン専門調査会の専門委員12人のうち6人が3月末で退任したことについて「皆、調査会に精を尽くし、ほとんど研究が出来ないといっていた」と述べ、一部委員は輸入再開に慎重意見を唱えたため退任に追い込まれたとの観測を否定した。
寺田委貫長は、退任した専門委員について「熱心にやってくださったことは感謝している」としながらも一部委員が退任後に「始めに結論ありきだった」などと発言したことに関しては、「後で言われたらそれはないよとなる」ど不満を表明した。
同日の会合では、「言いたいことは専門調査会で撤底的に言うべきだ。後になって言うのは失礼だ」との意見が出された。また同日午前に自民党の「動植物検疫及び消費安全に関する小委員会」でも、退任後の専門委員の発言に対し、「安全委の権威、信頼性にかかわる問題だ」などと不快感を表明する声が相次いだ。
報道されている辞任の理由
金子清俊氏、 「国民に食品安全委員会の審議について説明する場で、私自身が『米国などからの輸入再開については、国内規制の見直し同様、厳格に評価する』と説明していたのに、米国で特定危険部位の除去などが適正に行われるという前提付きの不十分な審議しかできなかった。吉川泰弘座長(東大教授)から再任を依頼されたが、責任を感じたので辞任した」と話している。 (読売新聞)
-
4月4日
毎日新聞の取材に「米国産牛肉問題の検討は、仮に(脳などの)特定危険部位を完全に取り除いて輸入した場合、安全かという議論だった。国民には当初、仮定に基づく議論を行うとは説明しなかった。(説明と審議方法が)食い違い申し訳ない」などと辞任の理由を話す。(毎日新聞)
-
4月4日
山内一也氏、 山内氏は74歳。年齢規定を超えていたため、再任されなかった。 日本農業新聞 06年3月31日
北本哲之氏、 北本氏は厚生労働省の審議会との兼務を避けたとみられる。 日本農業新聞 06年3月31日
品川森一氏、 品川前センター長は、専門調査会の運営を批判して、おととし12月から欠席を続けていました。品川前センター長は「政府に都合のよい結論を強引に決めようとしていると感じたので出席しなかったし、辞任することにした。今後は根本的に審議のあり方を見直してほしい」と話しています。 NHK
4月4日
甲斐知恵子氏、 委員会事務局は、各委員には再任を打診したとしているが、辞任した甲斐知恵子・東大医科学研究所教授は「正式に再任依頼の連絡はなかった」としたうえで「慎重論を言う人がすべていなくなって残念」としている。(毎日新聞)
- 4月4日
横山隆氏 ??
[3872] イギリスの鳥インフルエンザ発生で、感染鳥が、国内からか、国外からかで、議論。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/07(Fri) 08:02 |
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- スコットランドのCellardyke
で、8日前に発見された白鳥にH5N1に感染していたことで、イギリス国内では、この白鳥が、国外から来たものなのか、国内のものかで、議論が沸いている。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/4882946.stm
http://news.bbc.co.uk/1/hi/sci/tech/4884932.stm
参照
ある学者は、この白鳥は、バルカン半島、黒海から来たもので、このところの黒海周辺での異常寒波を避難するために、飛来したものであるという。
また、他の学者は、この白鳥は、もともと、英国内の留鳥で、他のイギリス国内の鳥への感染も懸念されるという。
[3871] Re:[3870] 感染伝播の主体は?
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/07(Fri) 06:29 |
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- ときさん。
この知事のご発言中、以下の点は、同感できる面も、私としては、あります。
「厚生労働省が,70人が抗体陽性ということをぼーんと発表しておいて,その後はさっぱり何もやっていないということについては非常に疑問を感じておりましたので,それでウイルス株をもらってきて県として検査をやろうということにしたわけです。それをやっておかないことは,これだけの発表をされた後にしては無責任ではないかということでやろうとしているのですけれども。あの段階で養鶏場従業員の2割が陽性と出ていたわけで,これはものすごく高い率ですよね。鶏の抗体陽性ということであれだけ騒いでいるのに,人間の抗体陽性についてなぜ厚生労働省は大問題としてもっと少し騒がないのか僕は基本的に疑問に思っています。」
つまり、茨城の鳥インフルエンザ問題は、「鳥⇔鳥」感染問題と同時に「鳥⇔ヒト」問題を考えていかないと、永遠に終息しないような気もしています。
[3870] 感染伝播の主体は?
投稿者:とき 投稿日:2006/04/06(Thu) 21:25 |
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- ◆鳥インフルエンザ問題の今後(147)(2006.4.6)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza272.htm
>茨城県下の被害農場でも雛の搬入が始まったらしい。鶏に対しても人に対しても事AIウイルスに関しては、発症のないスクリーニング調査など無意味に近いことを茨城県知事に知らしめる必要があるだろうに。
◇知事定例記者会見における発言要旨平成18年4月4日(火曜日)
○高病原性鳥インフルエンザ(弱毒性)に関する対応について
http://www.pref.ibaraki.jp/press/06press/p060404.htm#7
勘違いを続ける行政と、上っ面を撫ぜるだけの情報に終始するマスコミ。しかも、善悪でしか判断しようとしない。
ウイルス感染は、あくまでも「善悪の彼岸」にあるものなのに・・・。
◇鳥インフルエンザ:養鶏業者ら「感染」、厚労省の姿勢批判−−橋本知事 /茨城(毎日新聞)
(5日11時1分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060405-00000027-mailo-l08
◇鳥取大:鳥インフルエンザなど対象、ウイルス実験施設完成 /鳥取(毎日新聞)
(5日14時0分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060405-00000219-mailo-l31
解明や解決がなければないほど、設備は充実していくことになるのでしょう。
◇英でもH5N1型=鳥インフルエンザ(時事通信)
(6日9時0分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060406-00000020-jij-int
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/bird_flu/?1108544184
◇ProMED-mail
http://www.promedmail.org
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi
◇鳥インフルエンザに関する情報
http://www.maff.go.jp/tori/index.html
■報道発表資料
◇IDSC 鳥インフルエンザの分布図
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/toriinf-map.html
◇猫への感染、警戒必要=鳥インフルエンザ拡大−オランダの学者が指摘
>高病原性鳥インフルエンザ(A型の一種H5N1型)が飼い猫に感染していることに関し、オランダ・エラスムス大のアルバート・オスターハウス教授らの研究チームが「感染拡大における猫の役割が軽視されすぎている」と警告、猫類の感染防御策や調査を強化すべきだと提言した。6日付の英科学誌ネイチャーに論文を発表した。
(時事通信)
- 4月6日3時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060406-00000006-jij-int
科学者(?)が、集団ヒステリーを助長させるようなフライング情報をふりまくとは・・・。よほど功をあせっているのか、このような見切り発車みたいな「(仮)説もどき」の発表になってしまうのでしょうね。
まさに『彼等は云うことが当たらなくても想定外、万一当たれば大手柄になる結構なご身分』を精一杯、活用しているのでしょう。
家禽で発生がみられる地域と、野鳥(白鳥など)で発生がみられる地域とがあるようですが・・・。
スコットランドの白鳥の事例は、家禽並みにその場所で飼養されているものなのか、それとも野生のものなのかで、感染源・感染経路の見方が違ってきますが。すくなくとも、その白鳥は、あくまでもその地域で感染を被った方であるということは確かなことと思われます。それが、養鶏場などの家禽からなのか、それとも野生の渡り鳥からなのかは不明ですが。
◇油汚染海鳥、死骸5300羽に (2006年3月30日)
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/shiretoko/shiretoko_article/index.htm
◇オオワシ 油まみれの海鳥食べ死ぬ 北海道・斜里(毎日新聞)
- 4月5日10時10分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060405-00000003-maip-soci
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%C3%CE%BE%B2%A1%A1%B3%A4%C4%BB&st=n
◇環境問題
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/environment/
[3869] Re:[3868] [3865]
アメリカのネルソン上院議員が、日本への牛肉輸出に圧力発言 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/06(Thu) 20:15
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- 真名さん。
昨年12月13日のこの掲示板で、次のように書きましたが、その後は、日本側の禁輸措置後も、このままで、変わっていないと思います。
神戸牛肉の輸入に関しては、このサイト
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/12/0546.xml
で、次のように言っている。
『2001年9月以来の日本からの牛肉の禁輸措置については、日本よりの修正要求があり、2005年8月18日に、一定の条件の下での、日本からの骨なし牛肉の輸入を可能とする輸入規制の修正を提案し、その後APHISによるリスクアナリシスをした結果、下記の条件での輸入を可能とすることにした。
すなわち、危険部位の除去と、空気スタンガンの禁止という条件である。
この条件が守られているかどうかは、日本政府の獣医の資格を持つ職員によって証明されなければならない。
このファイナルルールは、2005年12月14日より有効となる。」
[3868] Re:[3865]
アメリカのネルソン上院議員が、日本への牛肉輸出に圧力発言 投稿者:真名 投稿日:2006/04/06(Thu) 19:24 |
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- >
公平な貿易とは、本来、双方向であるべきです。
アメリカは、まだ日本産牛肉の輸入禁止を続けてませんでしたっけ? 私の勘違いですかね?
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[3867] 今朝の朝日新聞での、「民主党党首選挙」都道府県予想をみて 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/06(Thu) 17:35 |
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- 早くも、小沢先行ということで、今朝の朝日新聞の都道府県民主党県連別支持を見て、おやおや、と思った。
東北は、ほとんど小沢だが、山形県と秋田県が無回答ではないか。
まあ、山形県は、鹿野さんがいるから仕方がないが、何で、秋田は、無回答なの?
どうも、寺田知事の息子さんが、菅さん支持なんで、このようなことらしい。
でも、寺田秋田県知事誕生の経緯を、裏舞台から、つぶさに知っている私どもなどから見れば、小沢さんには、足を向けて、寝られないんじゃないのかな。
寺田親子は。
まあ、誰を応援しようと、自由といえば自由だが。
当時の寺田知事選挙応援をした佐藤敬夫さんは、その息子さんに敗れてしまうし、なんとまあ、人情紙の如しの、秋田県の民主党なんでしょうね。
[3866] 食品安全委員会/委員長再任 野党が反対
投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/06(Thu) 15:18 |
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- 食品安全委員会/委員長再任 野党が反対
日本農業新聞4月5日
民主、共産、社民の野党3党は4日の衆院本会議で、内閣府食品安全委員会の寺田雅昭委員長の同意人事に反対した。牛海綿状脳症(BSE)の国内対策や米国産牛肉の輸入再開問題などを審議したプリオン専門調査会の4月1日付人事で、慎重派委員の退任が相次いだため。3党は参院でも反対する方針だが、与党の賛成多数で再任される見通しだ。
プリオン専門調査会は、米国産牛肉の輸入再開に慎重だった座長代理の金子清俊東京医科大学教授や山内一也東京大学名誉教授ら専門委員の半数に当たる6人が入れ替わった
[3865] アメリカのネルソン上院議員が、日本への牛肉輸出に圧力発言 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/06(Thu) 08:23 |
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- アメリカのBen Nelson上院議員が、日本との牛肉輸出再開について、次のように語った。
参照http://www.theindependent.com/stories/040506/new_nelson05.shtml (サインインが必要です。)
ネルソン上院議員は、本日、日本の加藤駐米大使と会談し、次のようなメッセージを、日本側に伝えた。
ネルソン上院議員は、日本との牛肉輸出再開時期は、今年の6月1日であると予想している。
ネルソン議員は、
「私は、辛抱強い人間です。
この問題についても、これまで、辛抱強く対処してまいりました。
しかし、私の、この辛抱は、6月1日までです。
以後は放棄します。
公平な貿易とは、本来、双方向であるべきです。
そして、もし、一方が遅延をし続けるのであれば、われわれは、再び、ストップ信号を出す(putting
up a stop sign)こと(注−日本への経済制裁のことだろう。)を考えなければなりません。」
といった。
http://www.theindependent.com/stories/040506/new_nelson05.shtml
[3864] 不落随意契約方式
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/05(Wed) 22:14 |
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- 環境省が発注する契約の93%が、特定の業者と結ぶ随意契約だったことがわかり、
中央省庁に原則として求められている競争入札が、ほとんど行われていない実態が明らかになった。
ということなのだが、この随意契約というもの、一応、複数業者との相見積もりは、とるのだが、実質は、単価など、業者の思うままというのが、実態のようである。
以前、私は、関係するある団体で、不落随意契約方式というのを採用してみた、
これは、予算決算及び会計令(予決令)第99条の2に定められているものである。
やや低いベースでの予定価格を決め、2-3回入札しても落札しない場合は、最低価格での応札者と、話し合いの上、最低価格で、了解してもらうといったものだ。
この場合、最低制限価格を設けるかどうか、ケースによって、これとは、異なる形式をとる場合もあるようだが。
これは、業者にとっては、暗闇の底を探るような、かなりきつい条件だが、いやだといった業者は、これまでいなかった。
ただ、1業者だけが、三回目の入札の時に参加しないで帰ったが、この業者については、次回には、入札参加資格を取り消した。
どうです。環境省さん。
この不落随意契約方式を踏襲されたら。
庁舎内の電気消すよりも、よっぽど、低コスト化に資するようですよ。
そのほか、このごろでは、入札希望価格を第二希望まで提示できる、新しい入札制度「一番札と二番札」システムというのもあるようだ。
これは、いわば、スプレッド方式とでもいうべきもので、ワイダーバンドで、落札価格を収斂させていくというやり方のようですね。
これなんかも、使えそうだ。
要するに、予定価格は、どうやっても、外部へかならず漏れているという性悪説にたてば、まず、身内をうらぎるようなシステムしか、機能しないということになりそうだ。
[3863] Re:[3855] [3854] [3853]
[3852] [3851] 後二人は誰でしょう? プリオン専門部会、委員辞任 続報 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/05(Wed) 07:12 |
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- 真名さん。
一度、このような方で、残留された委員の方が、ご本業の大学で、どの程度の委託調査研究費を国から受けているのか、調査されたらいかがでしょうか。
かならず、離れられないわけが、そこにはあると思うのですが。
プリオン研究者のプルジナー教授は、反面、国からの予算取りの名人ですが、ひょっとして、日本にも、すでに、和製プルジナー教授が生まれているのかも知れませんね。
国立大学も、独立行政法人化で、その辺での手腕が問われているようですから。
[3862] 米国産牛肉に関する意見交換会
投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/04(Tue) 21:17 |
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- 米国産牛肉に関する意見交換会 全国各地で開催へ 11日から21日まで
農水省と厚労省は3日、米国産牛肉問題に関する意見交換会の日程を公表した。3月28日、29日に行った日米専門家会合までの交渉結果で意見を求める。11日の那覇会場を皮切りに21日の東京会場まで10会場で行う。両省は意見交換会で消費者などの意見もふまえて米国と交渉する予定。
(日本食糧新聞4月3日18:15)
出席者の募集について 農水省
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060403press_7.html
(2)応募多数の場合は先着順といたします。ただし、多くの関係者に幅広く御
出席いただくため、同一と考えられる組織から多数の方の応募があった場合 には、勝手ながら当方において、人数を調整いたします。
(3)
(2)の理由により、主婦、無職の方以外は、所属する消費者団体名、企業名、 個人商店名、生産者団体名、行政組織名等を必ず御記入ください。
[3861] Who 山田 正仁 ?
投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/04(Tue) 21:09 |
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- 山田 正仁 やまだ まさひと 国立大学法人金沢大学大学院医学系研究科教授
厚生労働省クロイツフェルト・ヤコブ病サーベイランス委員会(委員長,2002〜),
神経系とアミロイドに関する研究
脳老化および痴呆性疾患に関する研究
プリオン病に関する研究
http://read.jst.go.jp/ddbs/plsql/fs0_knkysh_detail_j?KEY=%E5%B1%B1%E7%94%B0&KOU=RECORD&OP=AND&KEY=%E6%AD%A3%E4%BB%81&KOU=RECORD&CODE=1000014338&OP=DUMMY
http://www.ad.kanazawa-u.ac.jp/souran/kekka/shosai.asp?id=336
[3860] Who 毛利 資郎 ?
投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/04(Tue) 19:19 |
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- 毛利 資郎 もうり しろう 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所プリオン病研究センター長
プリオン病予防のためのバイオアッセイ法の研究
ヒトプリオンの感染性について
http://read.jst.go.jp/ddbs/plsql/fs0_knkysh_detail_j?KEY=%E6%AF%9B%E5%88%A9&KOU=RECORD&OP=AND&KEY=%E8%B3%87%E9%83%8E&KOU=RECORD&CODE=1000051241&OP=DUMMY
http://www.nibio.go.jp/shinko/kisoken/mf_22-14.html
[3859] Who 水澤 英洋 ?
投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/04(Tue) 19:14 |
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- 水澤 英洋 みずさわ ひでひろ 東京医科歯科大学大学院脳神経病態学教授
脊髄小脳変性症の研究
運動ニューロン疾患の研究
http://read.jst.go.jp/ddbs/plsql/fs0_knkysh_detail_j?KEY=%E6%B0%B4%E6%BE%A4&KOU=RECORD&OP=AND&KEY=%E8%8B%B1%E6%B4%8B&KOU=RECORD&CODE=1000240486&OP=DUMMY
http://www.tmd.ac.jp/med/nuro/staff.html
水澤英洋先生は神経内科が専門の医師である。神経内科とは、基本的に神経系の病気を扱う診療学科だが、この「神経系」の範囲が広い。脳や脊髄・末梢神経・筋肉、さらに自律神経までを対象とする。通常扱う病気の種類だけで約300種類以上だという。具体的には、脳の血管が詰まる脳梗塞や脳出血・パーキンソン病・アルツハイマー型認知症(痴呆症)などがある。
http://www.professor.jp/archives/2005/09/post_165.html
[3858] Who 永田 知里 ?
投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/04(Tue) 19:05 |
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- 永田 知里 ながた ちさと 国立大学法人岐阜大学大学院医学系研究科教授
癌の疫学
癌,疫学
http://read.jst.go.jp/ddbs/plsql/fs0_knkysh_detail_j?KEY=%E6%B0%B8%E7%94%B0&KOU=RECORD&OP=AND&KEY=%E7%9F%A5%E9%87%8C&KOU=RECORD&CODE=1000200828&OP=DUMMY
http://pub.jim.gifu-u.ac.jp/soumubu/TOPICS/ima/kiji/060314.jpg
[3857] Who 門平 睦代 ?
投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/04(Tue) 19:04 |
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- 門平 睦代 かどひら むつよ 帯広畜産大学畜産学部助教授
南部アフリカ3ヶ国における小規模農家レベルでの畜産振興を妨げる要因の研究
農民参加型研究、アフリカ、畜産開発
JST分類: FE02 . 動物病とその予防・治療
科研費分類: 6604 . 応用獣医学
(国際共同研究) 2003 - 2005 科学研究費補助金
http://read.jst.go.jp/ddbs/plsql/KNKY_24?code=1000287139
http://www.obihiro.ac.jp/~epi-africa/index.html
第13回牛海綿状脳症(BSE)に関する技術検討会(平成14年11月21日)
BSEの感染源・感染経路を究明していくため、BSE技術検討会の下に、疫学的な分析等を行う専門家によるワーキンググループ(「BSE疫学検討チーム」)を設置する。
チームは以下の専門家6名により構成する(50音順)。
門平睦代(名古屋大学農学国際教育協力研究センター助教授)
志村亀夫((独)農業技術研究機構動物衛生研究所予防疫学研究室長)
中西準子((独)産業技術総合研究所化学物質リスク管理研究センター長)
山内一也((財)日本生物科学研究所理事)
吉川泰弘(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
吉田泰治(農林水産政策研究所評価・食料政策部長)
BSE疫学検討チームによる疫学的分析結果の報告が行われ、内容について了承された。平成15年9月30日
報告書の概要は、別添のとおり。
なお、報告書については、別途、農林水産省ホームページ に掲載。
疫学検討チーム分担
座長 山内一也
仮説・検証方式 志村亀夫・筒井俊之
症例・対照研究 吉田泰治・門平睦代
リスク分析 吉川泰弘(座長代理)
(報告書の委員名簿に、中西準子、筒井俊之の名前なし。敬称略)
[3856] Who 石黒 直隆 ?
投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/04(Tue) 19:03 |
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- 石黒 直隆 いしぐろ なおたか 国立大学法人岐阜大学応用生物科学部教授
1.
プリオン病に関する基礎研究 プリオン、BSE、スクレイピー
JST分類: FE . 獣医学
科研費分類: 6603 . 基礎獣医学・基礎畜産学
(個人研究) 科学研究費補助金
http://read.jst.go.jp/ddbs/plsql/KNKY_24?code=1000002636
http://www.appliedbiosystems.co.jp/website/jp/biobeat/contents.jsp?BIOCONTENTSCD=74995&TYPE=B&BIOCATEGORYCD=1
[3855] Re:[3854] [3853] [3852]
[3851] 後二人は誰でしょう? プリオン専門部会、委員辞任 続報 投稿者:真名 投稿日:2006/04/04(Tue) 18:28
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- あれあれ、有名どころというか、一線級はほぼ全滅ですか。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[3854] Re:[3853] [3852] [3851]
後二人は誰でしょう? プリオン専門部会、委員辞任 続報 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/04(Tue) 13:57
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- そうでしたか。
あとのお二方は、甲斐(女)横山の両氏でしたか。
予想としては半々といったところでしたね。
[3853] Re:[3852] [3851]
後二人は誰でしょう? プリオン専門部会、委員辞任 続報 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/04/04(Tue) 12:56
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- プリオン専門調査会の新しい名簿のようです。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/iinkai_kaisen_meibo_180403.pdf
「にわかプリオン学者」は何名くらいいらっしゃるんですかね。
というか、半数が辞任、という前代未聞の世界で、また座長が留任するというのも理解不能。食品安全委員会、終わってますね。
[3852] Re:[3851]
後二人は誰でしょう? プリオン専門部会、委員辞任 続報 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/04(Tue) 10:47
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- 虹屋さん。
おやおや、6人に増えましたが。
金子、山内、品川、北本、で、後のお二人は、日ごろのご言動から拝察すれば、両・甲斐さんあたりかな?
後は、堀内、横山さん。
それ以外は考えられませんね。
それにしても、品川さんの「やっていられない。」発言は、パンチがありましたね。
[3851] 後二人は誰でしょう? プリオン専門部会、委員辞任 続報 投稿者:虹屋
投稿日:2006/04/04(Tue) 10:34 |
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- NHK 04/04 05:18
食品安全委員会プリオン専門調査会の委員を辞任したのは、東京医科大学の金子清俊教授や、東京大学の山内一也名誉教授、動物衛生研究所プリオン病研究センターの品川森一前センター長ら、あわせて6人の専門家です。これを受けて、食品安全委員会は、今月1日付けで新たに別の専門家6人を専門委員として任命しました。プリオン専門調査会は、アメリカ産牛肉の安全性について審議し、去年10月、輸入再開を認める答申をまとめましたが、辞任した専門委員は、審議の中でアメリカのBSE対策に疑問を投げかけたり輸入再開に慎重な意見を表明したりしていました。また、品川前センター長は、専門調査会の運営を批判して、おととし12月から欠席を続けていました。品川前センター長は「政府に都合のよい結論を強引に決めようとしていると感じたので出席しなかったし、辞任することにした。今後は根本的に審議のあり方を見直してほしい」と話しています。
[3850] 環境省のオヴァカな対応-午後8時消灯 日曜出勤も禁止- 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/04(Tue) 08:40 |
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- まあ、せっかくの環境省のパフォーマンスに水を差すつもりは、さらさらないのだが、ヨーク、考えなくても、日本が夜の時は、アメリカは昼なのじゃ。
で、日本の環境省が消灯しているときは、アメリカは、人間の社会活動が活発なときなのじゃ。
地球は、ネット上は、すでに、政府も民間も、24時間営業ってことに、なっている。
そこに、世界のどっかで、世界的規模での影響が懸念される環境上のクライシスがあったと仮定してみろ。
原発でも何でもいい。
日本の環境省だけが、「午後8時消灯 日曜出勤も禁止」で、どうやって、対応するってんだ?
どうも、京都議定書環境マフィアが教唆する「地球温暖化恐れお化け」が、いろんなところに跋扈・徘徊するような時代に、日本は、なってきたような気がしますね。
そういえば、例の「2000年問題」のときもそうだった。
日本社会のどこかに、そのことで裨益する換金回路部分があるのでしょうね。
1999年9月の東海村JCO臨界事故のとき、私は、渡部恒三さんのミッション団に、今の上田清埼玉県知事と加わり、日本とは、地球のほぼ反対側に当たる、コスタリカにいたのだが、これについての現地でのテレビ報道は、すごかったですね。
このときは、まさに、環境問題は、24時間、地球規模で、めぐっているということを肌で感じましたね。
環境省には、「24時間、環境危機管理をする社会的責任がある」、という自覚は、ないのでしょうかね?
「環境フェミニズム」の悪しき一面が出てしまっているというのは、ちょっと、大臣ご入院中だけに、酷かな?
http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY200603290507.html
[3849] Re:[3848]
コンタクトレンズ使用者のフザリウム角膜炎 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/04(Tue) 07:21 |
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- ときさん。
この中国・広東省での子供のインフルエンザ問題は、現地の報道でも取り上げられているようですね。
参照http://hk.news.yahoo.com/060330/12/1mjne.html
なんか、鳥インフルエンザと、人間のインフルエンザとがごっちゃになって蔓延しているといった感じですね。
ご紹介のProMEDの記事の中に、気になる記事がありました。
コンタクト使用者のフザリウム角膜炎(Fusarium
keratitis)が増えているというアメリカでの報告ですね。
従来は、ソフトコンタクトレンズ常用者に多いとされていたようですが、近年になって、使い捨てレンズの使用者にも、感染が増えてきているというのは、どうしたわけでしょう。
日本では、まだ、あんまり問題にされていないようですが、以下の記事では、香港、シンガポールなど、アジアでの流行がアメリカにも、といった書き方ですね。
進行すると、角膜の移植をするしかないとも、書いています。
フサリウム角膜炎の症状としては、突然、目が曇り、見えにくくなり、目の周辺が痛み、充血し、光過敏性となるというもののようです。
このサイトhttp://www.opticianonline.net/Articles/2006/03/21/15481/Fungal+keratitis+outbreak+-+first+Asia,+now+US+.html
に、にごった目の写真
http://www.opticianonline.net/assets/getAsset.aspx?ItemID=1191
がありますね。
これはひどいです。
もっとも、このフザリウムという真菌は、浴場など、どこでもいるカビの一種のようですから、防ぎようはないようですね。
参照http://www.bestsyndication.com/Articles/2006/dan_wilson/health/04/040106_contact_lens_fungus_outbreak_in_us.htm
http://www.opticianonline.net/Home/Default.aspx
[3848] 「ガセネタ」でしょうか?
投稿者:とき 投稿日:2006/04/03(Mon) 21:16 |
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- ◇広東省など:インフルエンザ流行、小学生の感染が多数、死亡例も【大紀元日本4月1日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2006/04/html/d44162.html
本当にB型?であれば従来型からあるB型の新型?
それとも、もはや「鳥」インフルエンザウイルスでなくなった、人適応型の変異ウイルスによる、新型インフルエンザ?
◇ProMED-mail
http://www.promedmail.org
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi
http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/poultry/avian_infl.html
◇外務省が提供する感染症(SARS・鳥インフルエンザ等)関連情報について
http://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/sars.asp
◇厚生労働省検疫所 海外感染症情報
http://www.forth.go.jp/
【中国産ウナギから再び発がん性物質】
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=331246&log=20060402
>ポジティブリスト制についてごく簡単に説明する。
>現行では食品衛生法によって、トマトならトマト、ジャガイモならジャガイモと各産物ごとに使用可能な薬剤名とその残留基準が決められている。それをオーバーしていたらアウト。しかし基準が示されていない農薬については法的な規制ができないのである!これは性善説に立ったものだからだ。
>それに対してポジティブリスト制は「残留基準が示されていない農薬が検出(0.01ppm基準)された食品の流通を禁止する」というもの。その農薬の種類だが、実に700種以上。
>おかげで分析屋は大繁盛だ。本来、輸入農水産物をもっと厳しく取り締まればよいのだが、毎度の中国産ウナギがそうであるように、韓国がひとつの関所になっている感が否めない。つまり先に韓国で摘発され、その報道を受けてやおら、すでに輸入された中国産ウナギを検査しはじめる。結果が出た頃にはほとんど売りさばかれており、「すぐに人体に影響が出ることはない」というお決まりのコメントである。よほど中国が恐いのか。それとも例によって‘巨大な闇’があるのか。
国内“制度”は、消費者のためというよりは、やはり、検査“機関”のため? どこかで、見たような構図。
◇食の安全〔コンビニ編〕‐食べたいあなたのための‐
http://www.mynewsjapan.com/kikaku.jsp?sn=13
なにやら、不気味なタイトルの記事も。
>豚にコンビニ弁当与え奇形・死産続出「具体名公表するとパニックになる」
http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=322
◇AERA2006年4月10日号
http://opendoors.asahi.com/data/detail/7311.shtml
■千葉大がダメ出しした教授の「人体実験」論文
長谷川煕さんの記事ですが、なんとも判断のしがたい記事です。
「無人ヘリによる松くい虫防除」用の「スミパイン乳剤」に関する、千葉大園芸学部
本山直樹教授による「健康影響調査」についての記事ですが・・・。
[3847] Re:[3846] [3840] [3839]
プリオン説に? 感染病原体というよりマーカーか=英国・ノルウェー研究チーム 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/03(Mon)
18:01 |
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- 真名さん。
今本屋で「「99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方」 光文社新書竹内 薫
(著)」なんて本がありますが、まさに、これまでのプリオン仮説ほか、もろもろのBSE関連仮説に刃を突きつけたような、今回の研究ですね。
今回の研究者の中には、私の以前のブログ「「羊がBSEに母子感染する」という、ショッキングなイギリスの実験結果」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=439
でも紹介した、L.
Gonzalezさんも、入っていますね。
http://www.ita.doc.gov/media/Publications/pdf/epg_2006-ch9.pdf
[3846] Re:[3840] [3839]
プリオン説に? 感染病原体というよりマーカーか=英国・ノルウェー研究チーム 投稿者:真名 投稿日:2006/04/03(Mon)
16:54 |
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- 笹山さん。 まりちゃんさん。
▲(パイエル板リンパ小節)からは、吸収されなかった。▲
▲羊の腸にあった消化物の混合物のなかにPrPが、どの程度残存しているかを調べたところ、ほとんど、残留していなかった▲
これは面白いですね。
プルシナー研の感染実験はまだ成功していないようですね。
[3845] Re:[3844] 輸入再々開の条件を考える 投稿者:虹屋
投稿日:2006/04/03(Mon) 14:36 |
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- 笹山さん。有難うございます。
輸入再々開条件には、
@全作業員の研修、訓練を必須にするとか
A現在は出荷段階で廃棄される肉についているEVタグをそのままつけておいて、一目でEVで処理したか否か判るようにするとか
B FSISの発行する証明書に、ロット番号を記載するとか
単に、検査員の研修とかでは不十分ではないでしょうかね。
「米国流の製品検査の強化で、BSE危険部位付きの牛肉は排除できるか?」をまとめました。ご意見をいただけるとありがたい。
http://www5.plala.or.jp/nijiya231-9288/HATAKE/hatake_06/hatake_0614_BSE.htm
[3844] Re:[3841]
ゴールデン社での脊髄除去は、誰が、何時、確認したのだろう? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/03(Mon) 11:02
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- 虹屋さん。
このAMSの肉質格付け官とFSISの検査担当職員との役割分担ですが。
下記のサイトでは、
The Food Safety
and Inspection Service (FSIS)guarantees that meat and poultry products are
properly labeled and U.S. inspected and approved.
Contact: Call the FSIS at
(402) 221-7400; fax (402) 221-7479, or visit www.fsis.usda.gov.
The
USDA’s Agricultural Marketing Service (AMS), in cooperation with state
agencies, offers official grading, inspection, and certification
services; production and processing verification services; and chemical and
microbiological testing services for a variety of agricultural products,
including organic products. Grading, inspection, and certification services can
be based on U.S. grade standards developed by the USDA for these products, or
they
can be based on applicant specifications and processes.
and source
water protection technologies. A center for verifying pollution
prevention,recycling, and waste treatment technologies is being
planned.
Contact: To learn more, visit the ETV home page at
www.epa.gov/etv.
ということで、FSISは、包括Garanteeということで、AMSの上位にあるという位置づけのようですね。
http://www.ita.doc.gov/media/Publications/pdf/epg_2006-ch9.pdf
[3843] Re:[3842] [3835]
母屋が焼け落ちるのを見届けてから、火事の現場に駆けつけた、民主党次期党首候補たち 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/03(Mon)
06:01 |
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- 小倉秀夫さん。
「民主党は混乱しているがペンギンは踊っている。
」論、拝見させてただきましした。
これは、まったくの私の感じですが、民主党の脆弱さは、いい意味でも、悪い意味でも、政権党にいた経験のある議員が少ない、ということなのではないでしょうか。
ということは、これも、いい意味、悪い意味ありますが、政策面では、議員になってから、官僚から、政策面での「英才教育」?を受けるチャンスがなかった、ということですね。
ひとつの政策問題解決にかかわる、落としどころがわからない、ということで、ロスが多いのではないのかと思います。
ひとつの政策をめぐる攻守のスウィングの振りの幅が、わからない。
結局は、「おもちゃ箱を散らかしたまま、帰ってしまう。」そんな感じもします。
問題解決に無用のバイアスと摩擦を与えうる野党が前面に出ないで、市民レベルの問題解決ができるスキームというのは、グランドワークの手法や、アドボケート・プラニングの手法などで、解決可能のような感じがします。
もっとも、私なんかは、落としどころを早く考えすぎる、と、批判されることはありますが。
小倉さんのもうひとつの記事「既得権者にとっては優秀な人々が匿名にとどまってくれた方が都合がよい」http://benli.typepad.com/annex_jp/2006/03/post_16.htmlは、面白い捉え方ですね。「実名で語ることのリスクを高いまま放置し、語る際に匿名を維持することを薦めておくことは、既にそれなりの知名度がある論客にとっては、若い論客に取って代わられるリスクを軽減できるという効果があるのかなあと思わなくはありません。潜在的な能力を持っている人々が粘着君として時間を浪費してくれれば、その分自分の地位は安泰ということになりますし。」
という点は、なるほどな、と、思います。
要は、ネット時代となり、換金回路と言論とが、分離しうる時代となった中で、依然として、言論を換金回路として、しがみついている言論人が、いる、ということが、問題のようですね。
[3842] Re:[3835]
母屋が焼け落ちるのを見届けてから、火事の現場に駆けつけた、民主党次期党首候補たち 投稿者:小倉秀夫 投稿日:2006/04/03(Mon)
01:39 |
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- この点に関しての私の考えは、こんな感じです。
http://benli.typepad.com/annex_jp/2006/04/post.html
[3841] ゴールデン社での脊髄除去は、誰が、何時、確認したのだろう? 投稿者:虹屋
投稿日:2006/04/02(Sun) 22:39 |
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- 笹山さん、まりちゃんさん。プリオンで盛り上がっているところに、すみませんが、ゴールデン社でと畜された際に脊髄の除去は、誰が確認していたのでしょうか??ご存知ですか?
ゴールデン社に関わったUSDAの職員は、AMSの肉質格付け官とFSISの検査担当職員。格付け官は肉質の判定をするだけで、脊髄の除去、残存の検査は業務外。となるとFSIS職員が脊髄除去を点検することになる。
ところが、米国の報告書では
第1の調査結果:
両施設のFSIS
検査プログラム担当職員は、アトランティック社、またはその供給と
畜場のゴールデン社が、AMS の輸出証明プログラム(EV
プログラム)に基づく日本向
け輸出の認定を、最近取得したことを認識していなかった。FSIS
検査プログラム担当
職員は、署名を得るため輸出証明書が申請された際に、アトランティック社が認定さ
れたEV
プログラム施設であることを初めて認識した。
とあって、ゴールデン社にいたFSIS職員が何時、認識したかかかれていない。
この職員が、10日までにEVプログラム取得を認識していなければ、10日のと畜の際に、脊髄除去には注意を向けてないはずだし、残っていても注意しないはずですよね。
だれが、ゴールデン社での脊髄除去を確認しているのだろう?? 成田での背骨付き肉の写真を見ると、管に脊髄があるように見るのですが・・
[3840] Re:[3839]
プリオン説に? 感染病原体というよりマーカーか=英国・ノルウェー研究チーム 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/02(Sun)
21:21 |
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- まりちゃんさん。
下記がアブストラクトですが、概略、次の内容のようですね。
「Transportation of prion protein
across the intestinal mucosa of scrapie-susceptible and scrapie-resistant
sheep」
http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/abstract/112568745/ABSTRACT
「これまで、プリオンは、腸から吸収されると考えられていたが、実際は、そうではなかった。
さらに、腸は、たんぱく質を吸収して伝染力を増幅させるところではないことがわかった。
実験としては、スクレイピーに対して、抵抗力の違いのある50匹の羊に対して、腸から、PrP含有物質を注入したところ、腸からの吸収に対しては、スクレイピーに対して抵抗力のある羊も、抵抗力のない羊も、差はなかった。
第二の実験として、羊の腸に外科的修正を施し、羊の腸の中に、0.5グラムのスクレイピー感染羊の脳を含有した流動性の混合物を付加し、経過観察をしたところ、PrPは、急速に、指のような腸絨毛によって、取り上げられ、リンパへと、移動していった。
しかし、これまで、伝染物質の吸収に役割を果たしていると考えられていた、Peyer's
nodules
(パイエル板リンパ小節)からは、吸収されなかった。
このことから、PrPは、本当に感染性のあるものなのか、また、PrPは、スクレイピー物質の存在を示す、内部標識(secondary
marker)なのではないのか、ということが、わかった。
さらに、この実験では、高感度のウエスタンブロット検査方法が使用され、羊の腸にあった消化物の混合物のなかにPrPが、どの程度残存しているかを調べたところ、ほとんど、残留していなかったという。
このような実験結果から、PrP以外の伝染物質があるということを予測してかからなければならない、と、今回の研究に当たったMartin
Jeffrey博士は、いっている。
また、同じthe Journal of Pathology に、Nicole
Sales博士が、「PrPは、腸からよりも、口から吸収される」との説を出しているが、これについては、Martin
Jeffrey博士は、確証はもてないとした。」
http://www.innovations-report.com/html/reports/life_sciences/report-57280.html
- プリオン説に? 感染病原体というよりマーカーか=英国・ノルウェー研究チーム
英国獣医研究所(VLA)やノルウェー獣医科学スクール(Norwegian
School of Veterinary
Science)を中心とする研究チームはこのほど、BSE(牛海綿状脳症)などTSE(伝達性スポンジ状脳症)の進行に関係している異常型プリオンタンパク質が、感染病原体というよりTSEの副次的なマーカーである可能性を示唆する研究をまとめた。論文が、英国・アイルランド病理学会の発行する医学雑誌「ジャーナル・オブ・パソロジカル(The
Journal of
Pathology)」(電子版)最新号に掲載された。米ペンシルベニア大学メディカルスクールなどの運営する医学ニュースサービス「メドページ・トゥデイ」(MedPage
Today)が3月30日に伝えた。
http://www.jc-press.com/kaigai/200603/033102.htm
[3837] 2%の端数切り下げを大々的に取り上げるマスゴミの末期症状 投稿者:謎工
投稿日:2006/04/02(Sun) 17:40 |
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- たった2%のおおよそ「努力」とも言えない端数切り下げを「一斉値下げ」なんて大仰な見出しを付けて
大々的に取り上げる日経の低能さ加減は実にアホらしいと評せざるを得ません。これが他業種だったら
ニュースにもならないのは確実ですから。公取委は、23条を廃止することが不可能だと考えているのなら
23条1項の「ただし、当該行為が一般消費者の利益を不当に害することとなる場合(中略)は、この限りでない。」に
則って音楽業界を不公正な取引方法で摘発すれば良いのです。国民的合意なんて今回のような
業界のプロパガンダしかマスゴミが取り上げない限りはいつまで待っていても成立する訳が無いのだし。
東芝EMI、新譜CDを4月から一斉値下げ
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060331AT2Z3000A30032006.html
[3836] 少しは気に留めておきたい事柄
投稿者:とき 投稿日:2006/04/02(Sun) 11:31 |
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- 『中西準子のホームページ』
◇雑感335-2006.2.21「北海道が調査要請―アムール川汚染」
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak331_335.html#zakkan335
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/
『雑感337-2006.3.7「最初の報道の重み」』も重い問題を提起しております。
[3835] 母屋が焼け落ちるのを見届けてから、火事の現場に駆けつけた、民主党次期党首候補たち
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/02(Sun) 09:20 |
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- 民主党の偽メール問題も、執行部の総退陣で、決着を見たようですが、それにしても、「母屋が焼け落ちるのを見届けてから、火事の現場に駆けつけた、民主党次期党首候補たち」という感じがしますね。
朝の芸能番組からは、前幹事長の奥方なるものが、「牝鶏晨す
」的、阿鼻叫喚に似た、鉈切り発言が、流れ出る。
いったい、どうなってんじゃ。この党は。
幹部で駆けつけたのは、渡辺恒三さんくらいのもんじゃないですか。
よく、選挙でも、この手合いの方がいまして、選挙中は何にもしないのに、祝勝会の席では、壇上に上がりたい方が、いるもんです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060402-00000005-mai-pol
[3834] 景観利益を認めた国立マンション訴訟の最高裁判決の詳細 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/04/02(Sun) 07:16 |
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- 最高裁は、3月30日、国立マンション訴訟について、「住民の景観利益を認める」画期的な判決を下した。
その詳細は、下記のとおりである。
参照http://www.kangaerukai.com/bunsho/060330hanketsu.pdf
2002年12月の東京地裁判決では、「大学通りの景観利益を認め東棟の高さ20メートルを超える部分の撤去を命じた。」が、2004年10月の東京高裁では、「景観は個別具体的な権利・利益とは認められない」として地裁判決を覆した。
今回の最高裁判決では、次のとおりとなっている。
「良好な景観に近接する地域内に居住し、その恵沢を日常的に享受しているものは、良好な景観が有する客観的な価値の侵害に対して、密接な利害関係を有するものであり、これらのものが有する良好な景観の恵沢を享受する利益(景観利益)は法律上保護に値する。」
「大学通り周辺の景観は、良好な風景として人々の歴史的または文化的環境を形作り、豊かな生活環境を構成するものであって、少なくともこの景観に近接する地域内の居住者は、上記景観の恵沢を日常的に享受しており、上記景観について景観利益を有すると言うべきである。」
「本件建物は,日影等による高さ制限に係る行政法規や東京都条例等には違反しておらず,違法な建築物であるということもできない。また,本件建物は,建築面積6401.98u を有する地上14階建てのマンション(高さは最高で43.65m。
総戸数353戸)であって,相当の容積と高さを有する建築物であるが,その点を除けば本件建物の外観に周囲の景観の調和を乱すような点があるとは認め難い。
以上の諸点に照らすと,本件建物の建築は,行為の態様その他の面において社会的に容認された行為としての相当性を欠くものとは認め難く,上告人らの景観利益を違法に侵害する行為に当たるということはできない。」
ということで、建物の撤去は認めなかったが、住民の持つ警官利益は、認めた。
これまでの最高裁判決で、景観利益については、あくまで、反射利益(その良好な景観を裨益にして、商売を行っている、たとえば、記念写真屋さんの商売上の利益)A限られてきたが、このような形で、住民の景観利益を認めたのは、画期的なことであり、歴史にのこる判決といえる。
おりしも、昨日4月1日は、1969年、アメリカ・ミシガン大学ロー・スクールのサックス教授(Joseph
L.Sax)が、「天然資源保全および環境保護法」草案を起草し、それを元に、1970年4月1日、「ミシガン州環境保護法(MEPA)」が、下院に提出された日でもある。
http://www.kangaerukai.com/houdou/gougai060330.pdf
[3833] 楽しみな宮沢喜一さんの「私の履歴書」
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/01(Sat) 20:20 |
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- 今日から、日本経済新聞の「私の履歴書」に、宮沢喜一さんが登場した。
「「慰問袋遥かに」−自由の空気、戦後知る−灰色の青年期と日本復興」というのが、「私の履歴書」初日の切り出しだ。
この中で、「私には、笈を負うて、人を押しのけてまでも頑張ろうという体験がない。」との一節があり、ここで、よく、宮沢さんが口癖にされていた言葉を思い出した。
「人間の一生なんてものは、満員電車で立っていた前の席が空いて、そこに座るようなもんですよ。」
こんなことをよく言われていた。
なるほど、今日の宮沢さんの一節から、その言葉の至った理由が、よくわかる。
戦争でなくなった同世代の人と、運命は紙一重であったはずだ。
とすれば、まさに、良寛和尚の「散る桜、残る桜も、散る桜」で、残躯の身としての、苦悩も、そこに感じられていたはずだ。
今後の展開が、楽しみである。
それにしても、宮沢さんに、ブログを書いてもらうことはできないものなのか。
貴重な証言がうずもれてしまうのは、国家的損失のような気もするのだが。
これからも、日本の針路を決めうる「澪標(みをつくし)」的存在として、ご活躍を願いたいものだ。
[3832] Re:[3831] [3830]
香港の骨付き肉 続報 投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/01(Sat) 19:00 |
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- 笹山さん。有難うございます。
たしかに尾椎、胸椎横突起、腰椎横突起、仙骨翼は、日本でもSRMではないですが、米国の言い分はSRMを含んだ骨=背骨さえなければ骨が残っていても良いということですから、その言い分を飲むと、骨無し肉を輸入が背骨無し肉を輸入に変質してしまうと思うんですがね。
それと、「腰椎(ようつい)の横突起(おうとっき)に由来するものと思われる2つの骨片、長さが約2.5〜5センチ」残るような解体では、脊柱がきちんと除去されているのだろうか??
日本では、背骨と肉を分離するにはナイフを使うやり方がほとんどだそうですが、ナイフでは骨は切れないだろうと、電動ノコギリを使っているのではないかと思うんです。
電動ノコギリは、誤ってせき柱(背根神経節)を破壊して汚染する可能性が高い。
カナダ向けの米国のEVプログラムに次のような一節があります。私の極貧の読解力ですと、背割り以外にはノコギリは使うなとよみとれるんですが。
4.1.2
Knives, steels, and other tools, excluding carcass splitting saws, that are
used to sever and
remove the spinal cord must be used exclusively on
carcasses of animals younger than 30 months of age.
[3831] Re:[3830] 香港の骨付き肉 続報
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/01(Sat) 15:22 |
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- 虹屋さん。
確かに、USDAの[Docket No. 03-025IF]では、「脊柱のうち、横突起(transverse processes
)は、SRMから除外する」と書かれていますね。
vertebral column (excluding the vertebrae of the
tail, the transverse processes of the thoracic and lumbar vertebrae, and the
wings of the sacrum),
「脊柱(尾椎、胸椎横突起、腰椎横突起、仙骨翼を除く。)」
このサイトhttp://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/bse/bse-sekityu.htmlもご参照
http://a257.g.akamaitech.net/7/257/2422/14mar20010800/edocket.access.gpo.gov/2004/04-625.htm
[3830] 香港の骨付き肉 続報
投稿者:虹屋 投稿日:2006/04/01(Sat) 13:40 |
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- 石原農林水産事務次官記者会見概要
( 平成18年3月30日(木) 14:00〜14:18 於:本省会見室 )
Q: 牛肉問題ですけれども、香港でも米国産牛肉から骨付き肉が見つかりましたけれども、この問題については、昨日までの専門家会合の中では、どういう対応ということですか。
A: これは、出席者から報告を受けておりますけれども、昨日、一昨日の専門家会合では、この香港の事案につきましては議論は行われていないということでございます。
この件につきましては、先日も「情報が入っていないか」というお尋ねがございましたけれども、これにつきましては外交ルートを通じまして、米国に照会しております。また、香港にも照会しているわけでございますけれども、香港からは、香港政府からのプレスリリースしか入手しておりませんけれども、アメリカの方からは情報提供がありました。
すなわち、「米国コロラド州のスイフト社から骨付き牛肉が輸入された」との事実関係については、89箱、これ約2トンということでございますけれども、89箱のうち1箱から、腰椎(ようつい)の横突起(おうとっき)に由来するものと思われる2つの骨片、長さが約2.5〜5センチというものが確認されたということです。
アメリカとしては、香港へ輸出できるのは骨なし肉となっていますが、今回の骨片が輸出プログラムに違反するとは考えていないということでございます。
それで、今、申し上げました腰椎の横突起に由来するもの、この骨片はいわゆる特定危険部位というものではありません。これは、そういうことをはっきり申し上げていいと思いますけれども、手元にこういう図があります。私は専門家ではありませんので、また、必要があれば専門家から聞いてもらえばいいんですけれども、切った時に、こういうところがあるらしいんですね。
特定危険部位、我が国で1月20日に見つかりましたのは脊柱でございます。あれは、特定危険部位でございますけれども、横突起というものは、特定危険部位ではありません。特定危険部位ではありませんけれども、今申し上げましたように、アメリカと香港との輸入条件であるいは輸出条件で決まっております「骨なし肉」、「骨抜き肉」、それに該当するのかどうかにつきましては、今、申し上げましたようにアメリカの方は、これは輸出プログラムには違反するものではないと。「骨なし肉」ということで排除されている骨ではないということです。そういう評価をしているようでございます。
ただ香港の方は、この前のプレスリリースを見ますと、あくまで「骨なし肉」を輸入条件として決めているので、これに違反するんじゃないかということで、プレスリリースにもその旨書いてあるわけですけれども、アメリカの主張を踏まえて香港が、今どういう検討をしているのか、これは分かりません。あくまでも第3国同士の問題でございますので、アメリカのこのような主張を受けて香港との間で、これから協議が行われるものと思っておりますし、我が方も関心のある事項でございますので、引き続き情報等の入手に努めていきたいと、このように思っています。
先程、言いましたけれども、香港からは、我々プレスリリースの情報しか入っておりませんので、この問題について現時点でどのように考えているのか、それについては、この段階では申し上げられません.
[3829] Re:[3827]
『BSE23例目の疫学調査第1報』 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/04/01(Sat) 09:18 |
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- ときさん。
これも、「ミルフードAスーパー」使用でしたか。
>>なんとなく、この「病気」も、コアとなる原因が必ずしも“外部”からやってきて起こっているとはいえないのではないかと、だんだんいぶかしく思っておるところです。>>
ですが、確かに、世界中が、「肉骨粉のイギリスよりの伝播説」と「プリオン仮説」の二つの仮説に踊らされているのかも知れませんね。
真実は、依然、藪の中のように、思えます。
特に、スクレイピー発生地で、どうして、こんなに偏って、BSEが発生しているのか、という、単純な疑問に対して、日本の専門家たちは、何も答えていないのですね。
[3828] 専門家会合−5 2施設が子牛を専門に扱う施設が特異性を生んだのか 投稿者:虹屋
投稿日:2006/03/31(Fri) 23:05 |
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- 「特異な事例」とする理由を整理すると報道では4つ挙げられている。
@施設があるニューヨーク州とオハイオ州では他に日本向け認定施設がなかった、2施設と同じ地域には他に輸出施設がなく、情報が伝わりにくかった
A米農務省の検査官が研修を受けていなかった、米農務省の検査官が輸出条件に無関心
B他の一般的な処理施設とは違って、牛の解体場所と加工場所も分かれている。
C2施設は、BSEへの感染リスクがないとされる子牛を専門に扱う施設
@ABからは特異的とはいえない。Cの子牛を専門に扱う施設というのは、確かに、この二つの施設だけである。
今回のアトランテック社、ゴールデン社、この二つの会社は、フィッリプ・ピアレス氏が共に所有し、社長プレジデントを勤める会社です。ピアレス氏は両社の絶対権力者です。米農務省のジェームズ・リヴァ氏はピアレス氏に付いて次のように証言しています。リヴァ氏は米農務省で施設認定・輸出許可を担当しているのはAMSのARCという部局のトップです。
「日本が米国産牛肉に対する市場を再開する準備を進めている中、ピアレスは子牛肉を日本に出荷する際にEVプログラム証明(輸出適格の証明)は必要ないと考えていた。つまりほとんどの国が若齢の子牛肉はBSEの危険性が全く無いと見ているため、日本市場にも出荷が可能であると考えていた。」(証拠書類番号
27)
ピアレス氏が若齢の子牛肉はBSEの危険性が全く無いと考えているのは、氏の証言からも明らかです。
「せき柱付き子牛の枝肉を丸ごと出荷した問題について、すべての施設が通知を受け
たと供述した。彼の説明によれば、子牛業界全体で週当たり10,000頭の子
牛がとさつされ、そのすべてが枝肉丸ごと米国内で出荷されており、当該
動物の年齢からせき柱は問題にならない。」(証拠書類34
面談記録―社長フィリップ・ピアレス
)
しかしこの点は、米農務省も同じです。米国で食用にされている牛肉は安全であるというのが米農務省の考えです。
「子牛肉を日本に出荷する際にEVプログラム証明(輸出適格の証明)は必要ないと考えていた。」というのは事実と合いません。
「(2005年)4
月のことですが、輸出再開を期待して私(フィリップ・ピアレス)は個人的に日本を訪問しました。」(フィリップ・ピアレス氏の発言、本文P18)
「2005年5月、(ピアレス氏の経営する)アトランティック社は、日本への販売の提案を記載した会社プログラムおよび手紙を提出した。
ARC室は、書類審査にプログラムを委ねた。
監査官の一人が、AMS
1030
Jプログラム(日本への牛肉の輸出手順)の条件を満たしているかどうか判断するために、提出された計画を審査した。
2005年5月、変更のために会社プログラムが2回アトランティック社に返却された。」
(デイビッド・ヒルドレス(David
J. Hildreth)監査官 の証言・証拠書類11、)
5月の手紙とは、「業務要請書(Request for Service
letter)」、ヒルドレス監査官の上司のARCの品質システム証明プログラム
(QSVP)管理者のスタール氏は、受領したQSA作業マニュアルを登録し、大まかな審査を行い。承認されれば、今度はこのQSA作業マニュアルを監査官にゆだねます。
つまり、内心は、子牛肉はBSEの危険性が全く無いと考えていても、子牛肉を日本に出荷する際にEVプログラム証明(輸出適格の証明)は必要と5月時点ではピアレス氏は考え、申請しています。米農務省が、米国産牛肉はBSEの危険性が全く無いと考えていても、相手国との取り決めを守って貿易を管理しているのと同じです。
「私(フィリップ・ピアレス)は、6
ヶ月前(この発言は2005年12月13日、従って6月ごろ)に部下で品質管理責任者のエルヴィラ・クーニャに禁輸解除の際、私達が支障なく営業できることを確認するためFSIS
とARC 室に電話させました。」(本文P18)
「デイビッド・ヒルドレス氏は上司であるプログラムマネージャー、デイナ・スタール(Dana
Stahl)氏から、現行規則ではプログラムは不必要だと告げられた。」(デイビッド・ヒルドレス(David J.
Hildreth)監査官 の証言)
「2005 年7 月12 日付けでデイヴィッド・ヒルドレス氏から、FSIS
によれば子牛専門の施設については日本向けBEV
プログラムは不要という旨の電子メールを受信しました。」(フィリップ・ピアレス氏の発言、本文P18)
「FSIS が子牛肉限定施設はEV
プログラムを必要としないと決定したという通知と同時に審査を中止した。」(本文P20)
ピアレス氏が「子牛肉を日本に出荷する際にEVプログラム証明(輸出適格の証明)は必要ないと考え」はじめたのは、7月12日の電子メールを受信以降です。
ジェームズ・リヴァAMS、ARC室長の証言によれば「2005年夏の終わり、日本側はARCのホームページにUSDAが掲載した情報を発見した。USDAは、BSEのリスクを最小限に抑えることなどが盛り込まれた日本輸出向けEVプログラムの条件に基づき加工されるべき牛肉製品のリストから子牛肉を除外していた。日本政府はUSDAに対し、成牛肉の出荷と同様の条件が子牛肉にも適用されるよう望んでいると伝えた。それを受けてARCは、日本輸出向けEVプログラム条件の調整を行った。」(証拠書類番号
27)EVプログラム条件の調整とは、子牛肉をEVプログラム対象リストに入れる事を意味しています。
そのような、7月の決定を覆したにもかかわらず、AMS、ARCは利害関係人であるアトランテック社、ピアレス氏には一切連絡をしていない。
「私(フィリップ・ピアレス)は品質管理責任者のエルヴィラ・クーニャにUSDA
と輸出関係書類を確認するように指示しました。2 日待ちましたが(この発言は2005年12月13日、従ってクーニャ氏にUSDA
と確認するように指示したのは10日ごろ)FSIS からは何の音沙汰も無く、私は自分で各方面に電話しました。遂にARC のQSVP
プログラム管理者であるデイナ・スタールから本日午前に返信を受けたところ、子牛肉施設は日本向けEV QSA
が必要で、日本向けのEVプログラムとQSAプログラムの認定の申請を送付しなければならないと伝えられました。彼女によれば、1
月中に申請書を受領し、それから監査予定が組まれるとのことでした。」(本文P18)
つまり今回の件が「特異な事例」とするならば、それを生じさせたのは次の2点になる。
@FSIS
の子牛肉限定施設はEV
プログラムを必要としないとの7月の誤った(早まった??)決定
その背景は、 笹山さんの 「ポイントがずれている「牛肉問題の米回答書」報道」ご参照 http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=573
AAMS、ARCの不手際
[3827] 『BSE23例目の疫学調査第1報』
投稿者:とき 投稿日:2006/03/31(Fri) 22:09 |
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- 平成18年3月30日11時
北海道BSE対策本部
国内23例目のBSE発生に係る疫学調査に関する情報
(BSE23例目の疫学調査第1報)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060330press_2b.html
あまり、大きく取り上げられなくなってしまったようですね。
◇BSE(牛海綿状脳症)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/bovine_spongiform_encephalopathy/
◇日本のBSE対策
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/bse_measure_in_japan/
なんとなく、この「病気」も、コアとなる原因が必ずしも“外部”からやってきて起こっているとはいえないのではないかと、だんだんいぶかしく思っておるところです。
あくまでも「病」は「ホスト」側の問題なのですから、「異種タンパク質」を過度に認知・認識してしまうようになる、「体質」形成の時期とか暴露・摂取の「物質」とか、そのときの温度等の暴露・摂取条件の作用とかも考えていかなければならないのではないでしょうか。
哺乳動物である以上、誕生後の授乳期間において、免疫態勢が確立するまでは、ある程度の時間がかかるようですから。(アレルギー体質もその期間が肝心らしいようで。)
西原
克成『「赤ちゃん」の進化学―子供を病気にしない育児の科学』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453106352X
一つの可能性として、BSEとvCDJは病理・病態は限りなく類似はしていても、それらは全く別物で、直接の因果関係はなく、「BSE」は牛の病気(牛で起こる病理・病態)、「vCDJ」は人の病気(人で起こる病理・病態)ということにもなりはしないかと思ってもおります。
あくまでも牛も人間も、授乳期の育成環境条件に形成される「免疫」体質に、その原因があるのではないかと。ほんの思いつきに過ぎませんが・・・。(となれば、“プリオン”なる「感染因子」究明も徒労に終わることになりますが。これもまた、「研究」延命の「ため」の一分野になっているのかとも。永遠に不明なままのほうが、その研究分派の食い扶持は安泰なわけで・・・。現代の「研究」生活は、なるべく解明をしないことによって、生きながらえることができるともいえる? 一寸イジワルな見方かもしれませんが。)
◇報道陣が鳥インフルエンザ広める?=イスラエル(2006年
3月31日 (金) 21:36 時事通信)
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20060331/060331114552.z7fsyhw9.html
疑心暗鬼になり、思いつきや妄想がどんどん広がっていきます。ちょうど、日本の「陰謀ウイルス」や「闇ワクチン」のように。
ウイルス感染から防御しようとして、厳重にすればするほど、生育し成鶏になりしだい、種々雑多なウイルスに対する免疫を順々に獲得することができず、弱体化してしまいます。そして、大きくなってからいきなり感染を受けるとそこで発症し、さらに感染を広げ、あっという間に大量の発症へい死につながります。
それが、いまのイスラエルの状況の一端であろうと推測されます。衛生も行き過ぎると、脆弱な体質になることを招いてしまいます。
『鳥インフルエンザウイルスが衣服や靴、自動車のタイヤ、カメラにも付着して移動する可能性がある』は、かなり妄想に近い「仮説の1つだ」と思います。(日本ではH5N1の感染伝播は起こらないのではないかとも推測いたします。おこるとすれば、過度な衛生体勢によって育成するような養鶏場ではないかと。)
自然環境中の鳥はとっくの昔に(数年前に)、もはや馴致済みになっているのではないかと。今後の野鳥の大量死が起こるかどうかですが・・・。(もう終わっているのではないか?)
[3826] 専門家会合-4 今回の2施設の検査官だけが、輸出条件の研修を受けず無関心だたのか?
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/31(Fri) 21:09 |
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- 「特異な事例」とする理由A米農務省の検査官が研修を受けていなかった、米農務省の検査官が輸出条件に無関心は本当か
本件について、FSIS
の消費者安全検査担当職員(CSI)と管理公衆衛生獣医官(VMO)の
いずれも、日本向けBEV
プログラムを熟知しておらず、また輸出文書の署名や証明に
関する役割や責任を理解していなかった。(本文・農水省和訳のP40)
その原因としては
第1の調査結果
両施設のFSIS
検査プログラム担当職員は、アトランティック社、またはその供給と
畜場のゴールデン社が、AMS の輸出証明プログラム(EV
プログラム)に基づく日本向
け輸出の認定を、最近取得したことを認識していなかった。FSIS
検査プログラム担当
職員は、署名を得るため輸出証明書が申請された際に、アトランティック社が認定さ
れたEV
プログラム施設であることを初めて認識した。(本文・農水省和訳のP52)
今回の件が特異的事例なら、FSISの検査担当職員(CSIとVMO)が「輸出の認定を、最近取得したことを認識していなかった」「署名を得るため輸出証明書が申請された際に、・・初めて認識した。」ということが極まれにしか起きない特異的なことのはずです。それならば、下記のような対策や勧告が出されるのでしょうか。
第1の調査結果に対する措置
AMS
は、施設がEV プログラムに基づいて監査され、認定もしくはリストから削除され
る際には、FSIS
に通知するものとする。この通知は下記の要領で実行される。
1. 施設がEV プログラムのためのAMS による認定を求めて、そのQS
マニュアルを
提出すると、直ちにAMS はFSIS テクニカル・サービス・センター(TSC)に通
知する。FSIS
は、認定施設の検査プログラム担当職員に対し、輸出証明書の条
件に応じた研修を行う。FSIS は、認定施設の担当職員の研修がAMS
の通知から
5日(業務日)以内に修了することを保証する。FSIS は、該当検査プログラム
担当職員が研修を修了したとき、AMS に通知する。AMS
はFSIS
から研修が修了
したという通知を受け取るまでは施設に輸出の認定をしないものとする。
(本文・農水省和訳のP52)
FSIS
は、検査官が日本向けBEV
条件を理解し、輸出製品の適切な証明を確保するた
めの特定の管理方法を確立しておらず、また特定の監視体制をおいていなかった。FSIS
はFSIS
検査担当職員が当局の方針に従って輸出証明を実施していることを確認するた
めに、その施設内遂行システム(IPPS)の見直しを計画している。しかしながら実績方
式の検査システム(PBIS)は、輸出業務が予定外の検査業務となり、食品安全性の観点
からリスクが低いことを考慮している。したがって、IPPS
には輸出業務における検査官
の実績評価について独自の作業手順が含まれていない。FSIS
は輸出証明を行う検査担当
職員の能力を具体的に評価する作業手順を導入するように、IPPS
の検討指針を改訂する
必要がある。(本文・農水省和訳のP43)
こうした対策、勧告は検査官が研修を受けていない、米農務省の検査官が輸出条件に無関心な状態が、構造的に生み出される常態化しているからこそ必要で有効ではないでしょうか??
米国産牛肉の輸入再開は12月8日に正式に決定、通知され米国の施設認定(輸出許可)は12日に出され、第一便が16日に成田についています。たったこれだけの期間に、検査官、FSIS
の消費者安全検査担当職員(CSI)と管理公衆衛生獣医官(VMO)に輸出証明書の条件に応じた研修が行われたのでしょうか。
1月19日時点で認定施設は40。この2施設を除く38施設で、日本向けのと畜、食肉加工のが始まる前に研修が行われた証明がなければ、この二つの施設の検査官だけ特異的とはいえない。
[3825] 明日は、PSEマーク施行第一日目
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/31(Fri) 19:42 |
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- ということで、どなたか、PSE施行記念「PSEなし中古音響機器初売り」記念セールでも、やらんのですかな?
デモなんかより、よっぽど、アピールできると思うんですけれどもね。
警官が来たら、エイプリルフールだって言えばいいんですから。
で、これ
http://www.meti.go.jp/press/20060330004/vintage-list-set.pdf
が、例の電子楽器関係のヴィンテージ物のリスト「特別承認に係る電気楽器等一覧」なんですけれども、OEMものがどのような扱いをされているのか、ちょっとわかりませんね。
そういえば、以前、dbx
のDAコンバーター使ってたこと、ありましたっけ。
三種類のサンプルレート対応で、切り替えると、微妙に音が違ってくるのが、面白かったですね。
あれは、音響機器にはいるのかしら?
でも、ドルビーの場合には、ハードの機器がヴィンテージなのではなくて、まさに、「ドルビーノイズリダクションシステム」のソフトそのものが、ヴィンテージだと、私なんかは、思うんですけれどもね。
いわば、ソフトの産業遺産っていうわけです。
[3824] Re:[3820] 専門家会合-3
牛の解体場所と加工場所も分かれているのは特異的か 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/31(Fri) 15:48 |
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- >
このうち「B他の一般的な処理施設とは違って、牛の解体場所と加工場所も分かれている。」というのが、かねてから、この掲示板でも話題になった、「スローターとファブリケーター」との分離の事例というものですね。
発覚前日の1月19日時点では日本向け認定施設は40ヵ所、うちと畜・解体専業は3ヶ所、食肉加工専業は4ヶ所。両方やる施設が多数であるが、どちらか専業が特異的とはいえない。
と畜部門のみ
ゴールデン社(Est.1915)・オハイオ州
Tyson
Fresh Meats (Est. 245G) ・アイダホ州
Tyson Fresh Meats (Est. 245B)
・ネブラスカ州
食肉処理のみ(と畜部門無し)
アトランテック社(施設番号Est.1509A )・ニューヨーク州
owa Pacific
Processors (Est. 2327) ・インデイアナ州
New City Packing Company (Est. 788C)
・イリノイ州
Tyson Fresh Meats (Est. 245N)
・ネブラスカ州
と畜・解体専業の施設から出荷される段階では、背骨=脊柱が除去されていないから、厳密に言えば、日本向けの条件を満たしていない。韓国、香港なども脊髄と脊柱の除去を求めている。脊髄も脊柱も米国では30ヶ月齢以下では除去されないから、輸出向けの特別な処理になる。
脊髄は、と畜の際に背割り段階で除去されるが、脊髄は食肉加工段階で除去される。と畜専業施設からの出荷されるのは、厳密に言えば輸出条件を満たしていない未完成な”仕かけ品””半製品”である。これら仕かけ品を食肉加工施設は購入、入荷させることになるが、この間の半製品の流通段階で、枝肉・部分肉に、どのような表示をつけ、書類にどのように記載すべきであるかは、今回のゴールデン社とアトランテック社に限らない問題である。
1月6日の現地監査でこの点をどう処理すべきか尋ねられた時、ウィルソン監察官の返答は以下(農水省の証拠書類の和訳のP143、証拠書類7)
「フィッシャー(工場長)とクーニャ(品質管理責任者)が部屋にいる時、ウィルソンは彼らに合格品のみが出荷書類に申告を有することを要求されると言った。そのプログラム条件が出荷書類を特定するかどうかは、彼にはわからない。せき柱が枝肉にまだ付いた状態で施設から出荷される時、ゴールデン社の出荷書類で全製品が日本向けEVプログラム条件に適合しているとどのように言うことが出来るのかを聞いた時、ウィルソンは、それはいい指摘で、申告は削除されるかもっと明確にするべきだと言った。」
申告を削除したら、日本向け(韓国向け、香港向け)に脊髄除去をした特別な枝肉として売れない(購入できない)のだから、問題外である。
「申告は削除されるもっと明確にするべきだthe
statements should either be removed or somehow
clarified.」というウィルソン監査官の発言は、拠り所となる指針、方針がAMSからもFSISからも彼に示されていないからではないか。下記の今回の件を受けてのFSISの対策をみると、せき柱がまだ付いた状態の枝肉・部分肉にどのような表示、マークをつけ、書類にどう記載するかは、なんら解決されていない。
Iowa
Pacific Processors (Est. 2327) ・インデイアナ州
New City Packing Company (Est. 788C)
・イリノイ州
Tyson Fresh Meats (Est. 245N)
・ネブラスカ州
から、出荷されるせき柱がまだ付いた状態の枝肉・部分肉は、どうなっていたのであろうか。
実際には (本文、農水省和訳のP24-25)
AMS
MGC ビドル氏はゴールデン社の従業員が21
頭の枝肉にゴールデン社の品質マニュ
アルに指定してあるように「J」とスタンプしているのを確認した。「J」のマーキングは
その枝肉が格付官によって認可され、日本向けであることを意味している。ゴールデン
社のプログラムの下では、この「J」スタンプは各EV
認定枝肉の四分体部にマークされ、
加工、包装、保管、出荷を通じて製品に残存する必要がある。このマークが捺印された
後、ビドル氏は「J」スタンプの上に「指定通りに認定」というスタンプを重ねて捺印し
た。両方のスタンプにより、枝肉が20
ヶ月齢以下であると認定され、日本向けの輸出に
関してEV 適格性を有することが認められたという意味である。
2006 年1 月11
日、ゴールデン社は21 体のEV 認定済み子牛枝肉及びその他14 の様々
な子牛肉製品を番号が5140 及び5141 の2
枚の積荷証券を用いてアトランティック社に
出荷した。
積荷証券5140 及び5141
に添付された出荷申告書には両積荷証券由来の全ての製品は
日本向けEV
プログラム条件に合致していたと記されていた
アトランティック社は2006 年1 月12 日にゴールデン社から「J」のマークがついた21
頭の
枝肉を入荷し、その他には「J」のマークが記載されていないため、これがEV
プログラ
ム受領記録に記入された唯一の製品であった。
農水省和訳のFSIS
調査結果及び行動のP53
第2の調査結果に対する措置:
と畜場と部分肉処理施設とが別々の施設である場合、AMS
は部分肉処理施設に対し、
部分肉処理施設にとっての供給者であるEV 認定と畜場施設のリストを保持するよう
求める。
さらに、AMS
は、部分肉処理施設に対し、各EV 認定と畜場がEV プログラムに基づき
認定される製品の現行リストを保持するよう求める。認定EV
プログラムの一環とし
て、これら施設は、FSIS が施設の記録を閲覧できる状態であることを要求される。
* AMS は2006 年3 月1
日又はそれ以前に実行するものとする。
[3823] Re:[3821]
プリオン調査会 慎重派委員が退任 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/31(Fri) 12:46 |
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- おやおや、まさに「鳥なき里の、こうもり」ってところですね。
英語では、
In the country of the blind, the
one-eyed is
king.(Erasmus)
ってところですかね。
でも、これは、差別っぽい表現ですね。
まあ、今後、やりたい放題で、社会的批判を浴びるのは、残留組のほうですから、苦労されるのは、寺田委員長ってところですね。
[3822] 今月のブログ記事・月間アクセス・ベスト・セブン
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/31(Fri) 12:43 |
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- @音楽家・坂本龍一さんらが電気用品安全法(PSE法)に対する反対ネット署名開始 月間アクセス数 4466
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=560
A体験的・掲示板自動書き込みスパム対策
月間アクセス数 2,422
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=533
Bイナバウワーのご本家探し
月間アクセス数 2,119
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=569
Cタミフルと、リレンザの副作用一覧
月間アクセス数 1,829
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=497
Dノロウィルスってなんだ?
月間アクセス数 1,664
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=190
E木質バイオマス発電の夢と現実
月間アクセス数 1,112
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=462
今月の、Sasayama's Weblog
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/
への総合アクセス数は、90,430でした。
やや、「インド−ニュースと解説」http://www.sasayama.or.jp/india2/
のほうへ、流れていった、という感じですね。
やはり、
イナバウアー・パワーは、 すごかったですね。
ウイルス関連は、一段落ってとこでしょうか。
木質バイオマスは、依然、安定成長といったところです。
今月は、「インド−ニュースと解説」http://www.sasayama.or.jp/india2/
のブログがたちあがりましたが、こちらのほうは
知名度を徐々に上げつつあるといったところでしょうか。
まだ、 本家ブログには、およびません。
やはり、ある程度、記事量をためこんでから、といったところでしょう。
[3821] プリオン調査会 慎重派委員が退任
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/31(Fri) 12:16 |
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- 日本農業新聞 06年3月31日
プリオン調査会 慎重派委員が退任 背景に行政への不信感
内閣府食品安全委員会は、4月1日付で、牛海綿状脳症(BSE)対策を審議するプリオン専門調査会の専門委員の一部を入れ替える全頭検査の緩和や米国産牛肉の輸入再開に慎重だった座長代理の金子清俊東京医科大学教授、山内一也東京大学名誉教授ら4人が退任するため、さまざまな憶測を呼びそうだ。
研究活動に専念したいとの本人希望や年齢制限などが理由だが、一部の委員は、米国産牛肉の輸入再開に利用されたとの行政への不信感から辞意を表明していた。
プリオン専門調査会は、BSEや人のプリオン病に詳しい12人の専門委員で構成する。退任するのは、金子氏と山内氏のほか、品川森一前動物衛生研究所プリオン病研究センター長、北本哲之東北大学医学部教授の4人。ほかの8人は再任される。
品川氏と金子氏は、以前から辞任の意向を示していた。両氏は、「生後20カ月以下のBSE感染牛は見つかっていない」と検査実績を書いただけのBSE国内対策の中間取りまとめが、全頭検査の緩和や米国産牛肉の輸入再開条件につながったことに、強い不満を持っていた。
同様に″慎重訳″だった山内氏は74歳。年齢規定を超えていたため、再任されなかった。北本氏は厚生労働省の審議会との兼務を避けたとみられる。
入れ替わりに、家畜のプリオン病に詳しい石黒直隆岐阜大学応用生物科学部教授らが委員に選ばれる。慎重派の専門家が抜けた後、プリオン専門調査会が審議のバランスをどうとるのか、注目される。
[3820] Re:[3818]
米国産牛肉の28日、29日の日米専門家会合を振り返る-1 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/31(Fri) 09:37
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- 虹屋さん。
まとめ方、お疲れ様です。
このうち「B他の一般的な処理施設とは違って、牛の解体場所と加工場所も分かれている。」というのが、かねてから、この掲示板でも話題になった、「スローターとファブリケーター」との分離の事例というものですね。
まあ、でも、私どもも、日本の農林水産省さんの出口を見つけてやることに協力してやったほうがいいような気が、このごろ、してきましたね。
つまり、クリークストーン社方式を日本向け牛肉輸出の特区的扱いにするというような、落としどころをですね。
なんか、アメリカ牛肉輸入、賛成派も反対派も、このごろ、出口がみつからなくて、迷走しているような気がしています。
[3819] 専門家会合-2 同じ地域には他に輸出施設がないから特異的?? 投稿者:虹屋
投稿日:2006/03/31(Fri) 09:12 |
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- 発覚前日の1月19日時点では日本向け認定施設は全部で18州にある。州内に一つしかないのは9州。半分である。これで”特異的”?
1施設の州 9州
アイダホ州
(施設番号Est.245G)
アリゾナ州 (Est.267)
オレゴン州 (Est.6173)
ペンシルバニア州
(Est.1311)
ミシガン州 (Est.562M)
ミネソタ州 (Est.683)
ユタ州
(Est.628)
オハイオ州(Est.1915 ゴールデン社)
ニューヨーク州(Est.1509A
アトランテック社)
2施設の州 6州
イリノイ州 (Est.788C、Est.245J)
インデイアナ州
(Est.2327、Est.245)
ウィスコン州 (Est.410、Est.562)
カリフォルニア州
(Est.21488、Est.783)
コロラド州 (Est.86R、Est.969)
ワシントン州
(Est.9268、Est.235)
テキサス州 4施設
(Est.86E、Est.86H、Est.3D、Est.245E)
カンザス州
6施設 (Est.86K、Est.27、Est.262、Est.208A、Est.245D、Est.278)
ネブラスカ州
9施設 (Est.86M、Est.960/960A、Est.19336、Est.27472、Est.969G、Est.245C、Est.245L、Est.245N、Est.245B)
[3818] 米国産牛肉の28日、29日の日米専門家会合を振り返る-1 投稿者:虹屋
投稿日:2006/03/31(Fri) 09:11 |
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- 報道をまとめると
専門家会合での焦点は《1》米国政府の対日輸出施設認定は適切だったか《2》危険部位混入は問題を起こした二つの食肉処理施設に限った「特異な問題」だったか−の二点。
(日経)
ずさんな施設に日本向けの輸出を認可した米政府の判断も「当時の認定手続きに問題はなかった」(道野英司・厚生労働省輸入食品安全対策室長)と理解を示した。
(朝日新聞)
米側は施設認定について、審査を受けた施設の作業マニュアルに背骨の除去義務などを具体的に記載していれば混入を避けられた可能性があることを初めて認めた。(毎日新聞)
会合では「各施設のマニュアルをより具体的なものにすれば混入を防げたかもしれない」と説明し、米政府の対応に一部、落ち度があったことを認めた。(朝日新聞)
「特異な事例」かについて、米側は現場の検査官に輸出条件がたまたま伝わらなかったと改めて説明。日本側も特殊事情があったことは認めた。(毎日新聞)
二つの施設はそれぞれの州で初めての輸出施設になり米農務省の検査官が輸出条件に無関心だったことなど特別な事情があることを確認した。(北海道新聞)
背骨混入牛肉を出荷した米国の2施設は、BSEへの感染リスクがないとされる子牛を専門に扱う施設。他の一般的な処理施設とは違って、牛の解体場所と加工場所も分かれている。このため、日本側も、他の施設とはかなり違った事情があったことを認めた。(日経)
日本側は(1)2施設と同じ地域には他に輸出施設がなく、情報が伝わりにくかった(2)米農務省の検査官が研修を受けていなかった、などの点を踏まえて「他の施設に比べてかなり違った背景があった」(釘田博文・農水省動物衛生課長)と認めた。(朝日新聞)
せき柱が混入した問題では、2施設と検査官が日本向けプログラムを理解していなかった点と、その背景には施設があるニューヨーク州とオハイオ州では他に日本向け認定施設がなかった点などを日本側は了解した。(日本食糧新聞)
脊柱(せきちゅう)混入の原因などをめぐり「一定の共通認識が得られた」(農水省)(共同通信)
農水省課長はBSE(牛海綿状脳症)感染の恐れがある背骨の混入が「なぜ起きたのか、かなり納得ができた」と説明。混入の原因で一定の共通認識が得られたことで、日米協議が前進したとの認識を示した。(日経)
ただ、釘田課長は「このことで(混入が)特異なケースと言えるのかは判断していない」とし、米側の認識と相違点があることも明らかにした。(北海道新聞)
「特異な事例」とする理由を整理すると
@施設があるニューヨーク州とオハイオ州では他に日本向け認定施設がなかった、2施設と同じ地域には他に輸出施設がなく、情報が伝わりにくかった
A米農務省の検査官が研修を受けていなかった、米農務省の検査官が輸出条件に無関心
B他の一般的な処理施設とは違って、牛の解体場所と加工場所も分かれている。
C2施設は、BSEへの感染リスクがないとされる子牛を専門に扱う施設
[3817] これは面白い「敬語/タメ口のジレンマ」論
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/31(Fri) 07:47 |
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- 以前、この掲示板で、PSE問題で、essaさんの「PSE法で経産省は誰に話を聞けばよかったのか?」
http://d.hatena.ne.jp/essa/20060326/p1
というのを紹介したことがあるのだが、そのessaさんが、またまたユニークな話題を提供してくださっている。
題して「敬語/タメ口のジレンマ」
http://d.hatena.ne.jp/essa/20060330/p1
というのだが、2chなどの匿名掲示板と、mixiなどのID公開掲示板とでは、参加者の使う用語が、前者は、タメ口であるのに対して、後者は、敬語なのだが、実は、この両者の参加者は、同一人物が多く、彼らは、そのサイトによって、言葉遣いを使い分けているのではないのか、という指摘である。
で、これからが、このサイトの面白い指摘なのだが、もし、タメ口と敬語が、論争したら、どちらが優勢になるのか、ということで、ここに、ゲームの理論である「囚人のジレンマ」論を出してきている。
「囚人のジレンマ」の場合には、二人の囚人に対して、「もし、相手の罪を告白したなら、あなたは無罪、相手は、五年の監獄行き」、「しかし、もし、お互い、二人が、相手の罪を告発した場合には、二人とも、4年の監獄行き」「二人とも黙秘した場合には、懲役1年」との条件を二人の囚人に突きつけると、
囚人は、お互い同士、不信感を持っているものだから、「相手は黙秘してくれないだろう、で、残りの選択でいくと、5年よりは、4年の監獄行きのほうがまし、あわよくば、相手が裏切らなければ、自分だけが助かる。」ということで、それぞれ、お互いの罪を告白してしまう。という理論である。
で、このessaさんのサイトでは、掲示板で、最初に、タメ口を使うか、敬語を使うか、参加者は迷うのだが、相手が、敬語を使うものとは思わない、不信感があるものだから、先手にタメ口を使ってしまい、結局、本来は、敬語ができる参加者なのに、その掲示板は、タメ口と、罵詈雑言で、占拠されてしまう、というのが、このessaさんの文のミソ。
そこで、IDのあるmixiで紳士ぶって、匿名の2chで、その人の品性から似つかわしくなく、暴れまわる、ということで、結局、いくら、mixiで、IDのもとで、紳士的な議論がされても、タメ口掲示板のほうが、メジャーになって、炎上ブログが続出ということになってしまう、という考察のようだ。
このessaさんのサイトには、「mixiが2ちゃんねるを駆逐できない理由」http://d.hatena.ne.jp/essa/20060330/p2
というのがあって、これも、面白い。
これでいくと、要は、2chでの暴理暴論をされている方々は、実は、かなり、まともな方々であるとの前提で、お付き合いしたほうがいいということになるのだが。
「匿名社会は、ID社会を駆逐する」、そんなことを考えさせられる一文でした。
http://d.hatena.ne.jp/essa/20060330/p1
[3816] 村岡兼造さんの無罪を喜ぶ。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/30(Thu) 18:05 |
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- この村岡兼造さんの裁判については、この掲示板でも、昨年10月11日の1719で、次のように書いた。
2005/10/11(Tue)
19:29
[1719]
村岡さんは、冤罪であると、私は思うのだが。
かつて、私も、二十年以上、同じ選挙区で戦ってきた村岡兼造さんの第19回公判が、今日開かれ、橋本龍太郎さんなどが出廷され、証言されたという。
村岡さんも、落選された上で、大変な目にあわれたものと、同情する。
それにしても、裁判中の事件に口を挟む意図は、毛頭ないのだが、どうも、村岡さんを「裏金化を主導した」として起訴するには、あまりに無理がありすぎるように思える。
私は、かつての選挙でのライバルという関係を超えて、村岡さんは、冤罪であると思っている。
以下略
参照http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog7.htm
そして、今日、無罪の判決が出た。
参照http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060330-00000052-mai-soci
やはり、司法は、健全な判断をした。
村岡さんには、「よかったです。そして、大変お疲れ様でした。今後とも、ご活躍を祈ります。」
と、心底から、祝いたい。
それにしても、政界とは恐ろしいところである。
特に、落選時には、要注意である
私自身も、落選時に、リクルート事件の巻き添えをくらいそうになったことがあった。
ある日、目を覚ましてみると、毎日新聞に、私と、大坪健一郎さんと、福岡の遠藤政夫さん、浜田卓二郎さんの顔写真が、一面にのっているではないか。
何のことはない。
浜田卓二郎さんの勉強会で、労働省から派遣法について話を聞いたことで、当時の労働省鹿野茂
課長が、法廷で、勉強会の出席者の名前を、自分のメモに基づき、公表した、というだけのことであった。
新聞を見て、心配した子供の同級生の親からまで、電話がかかってくる始末であった。
落選者に罪をなすりつけようとする力が、どこからか、働くものであるらしい。
このごろは、500時間くらい録音できるテープレコーダー
http://www.seagrand.co.jp/products/xone/index.shtml
があるようだから、そんなものでも、持ち歩いていない限り、誰もが、村岡さんのような冤罪にあわれてしまう可能性のあるのが、政界のようだ。
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog7.htm
[3815] Re:[3809]
「知らずにおかす罪は大きい」 投稿者:とき 投稿日:2006/03/30(Thu) 16:08 |
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- ◇鳥インフル、仏養鶏農家に深刻な影響
>フランスで鳥インフルエンザウィルスに感染した家禽類が確認されてから1ヶ月余りが過ぎましたが、養鶏場を持つ農家に深刻な影を落としています。
>フランスきっての最高級鶏肉「ブレスの鳥」は、品質を保つため、飼育の方法が細かく決められています。エサは穀物9割に粉ミルク1割、放し飼いで、1羽あたり最低でも10平方メートルの面積を確保しなければなりません。
>1ヶ月程前までは、この広い敷地でニワトリは放し飼いにされていました。ところが今は1羽も見当たりません。小屋の中で24時間飼われています。
>生産地は、七面鳥の大量死が起きた飼育場から近いところで数十キロの距離にあります。この処理場には毎日およそ600羽が養鶏農家から到着します。
>「鶏には養鶏農家の連絡先が明記されていて、『ブレスの鳥』の出所が分かるのです」(オ・シャポン・ブレサン社、カロル・コレ社長)
>この社の最大のお得意様は日本で、全体の11パーセントが日本向けでした。しかし、その日本をはじめ、40ヶ国以上が禁輸措置を取り、国内の消費も落ち込んで、売り上げは33パーセントも減っています。
>「私たちが(日本に)望むのは、日本との仕事が再開できるように、できるだけ早く禁輸措置を解除して欲しいということです」(オ・シャポン・ブレサン社、カロル・コレ社長)
>最高級の地鶏が「地鶏」でなくなる危機。渡り鳥が運んできたウィルスは、フランス最高のニワトリの産地に大きな波紋を広げています。(30日07:04 TBS)
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3256968.html
鳥ウイルスが人間の脅威になると、ことさら恐怖を煽った「狼少年」まがいの「学者」専門家たちが起こしてしまった、狂気を伴った悲劇あるいは喜劇。(それでいながら、大流行地のかの国からは加熱加工製品がどんどん入ってきている矛盾。)
耐過馴致してしまえば、もうそれで終わりなものを。(局地的にはこれからも散発するのは当然のこと。養鶏家はこれまでもこれからも、幼鶏のうちに上手に死なさないように経験させる技術をみにつけ、家禽世界は感受性のフルイにかかり、やがてはほぼすべてが耐性系統になってしまうわけで。)
◇報道発表資料 家きん肉等の輸入一時停止措置について
http://www.maff.go.jp/tori/index.html
◇日本養鶏協会
http://www.jpa.or.jp/news/kakin/press/index.asp
AI学者の方々は、自然と「共生」していくことの意味が、おわかりにはならないかのようで・・・。「知識・知見」のミスリードが何をもたらしているのか、今後ますます見えるようになるでしょう。このままでやりとおせるとは到底思えませんが。
(たぶん、皆罹って済ましてしまえば終息するのが「ウイルス感染症」ですので、そうなったら、頬被りなのかもしれませんね。結局は変化しやすいAIごときに、ワクチン防御なんてのもムダなあがきに過ぎない、ということもバレバレになるでしょう。最悪、みなが口をつぐんでしまえば、あってもないがごときになってしまいますが・・・。いまは、ちょうど感染の川上の側が口をつぐんでる状況なのかもしれませんが。)
本気で調べ始めれば、あらゆる種から容易(とはいっても簡単ではありませんが)に見つかる類のウイルスになるでしょう。(現にいまや、かならずしも鳥類ばかりから見つかるものではなくなっていますし。)
容易に変異し、飛沫核感染(空気感染のようなもの)という容易に感染するウイルスの性質からいえば、種を飛び越えるのも容易に行なっているはずですから。「感染しやすい」ということの意味は、そういうことを表しているのですから。
AIという鳥にとってシンドイだけの天災を、わざわざ人間まで巻き込んでの「被災」にしてしまった「罪」の源泉を真剣に考えるべき時なのではないでしょうか。これはまさに、誤った知識・知見の流布による「人災」です。
>@検査によって、「抗体」も、「ウイルス」も、確認(陽性)されなければ、その存在は「ない」と判断する。
>A鳥のウイルスが、人間に感染し「病気」を起こす。それを抑止するためには、鳥から鳥の感染を制圧・根絶することによって回避できる。
科学的な「仮説」となりうるのか、それともたんなる「信仰」なのか?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033415
http://kaoru.to/hypothesis.htm
(くどくど、同じテーマの反復で大変申し訳ございません。AIに関して、WHOを先導している専門家の方々の良識をさえ疑わざるをえないことになろうと思われます。それとも、その方々もみな、特定の製薬シンジケートの走狗なのでしょうか?)
[3814] どっちがアメリカ側の真意なのか?
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/30(Thu) 07:59 |
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- 日本との牛肉輸入問題について、ジョハンズ農務長官は、日本側からの最新の要望に対して、迅速に対応するとの見解を述べた。
一方で、日本側に対しても、迅速な対応を要望した。
また、日本側の要望にアメリカ側がこたえるためには、特別なトレーニングと規則の調整が必要であるとしている。
参照「US
Vows To Meet Japan Demands On Beef Trade Quickly」
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=26220
一方で、Charles
Lambert氏は、日本の対応を香港の対応と比較し、「香港では、問題があった一つの工場についてのみ、リストから削除したが、日本は、問題のあった一つの工場だけでなく、全部の工場を削除した。」と不満を漏らしている。
氏の言うに、「香港へ不法輸出をした工場については、調整措置をとった後、農務省は、その措置について査察をし、それらの行動について説明を受けた。香港側からの査察も受け入れる予定である。このように貿易上でのちょっとしたトラブルがあった場合には、少しの間、貿易を止め、その間に、われわれが対策を練り、しかる後に貿易を再開する。というのが筋だろう。
アメリカでは、今回の日本の対応に対して、相当のフラストレーションがたまっている。
ミートパッカーも、相当な経済的打撃を受けている。
私の感じでは、ペナルティは犯罪よりも重い、というのが率直な感想だ。
悪いことをしたという記録がない他の会社がペナルティを受けているという、今日の事態は、(日本側の)オーバー・リーチ(overreach、行き過ぎ)であると、アメリカの議員や産業関係者はみなしている。」とした。
また、先週のクリークストーン社の自主検査問題訴訟に対しては、「検査を受けた牛というのは、ただ、症状を見せていないということだけだ。
これは、誤った再保証であり、誤った情報だ。
アメリカのサーベイランスプログラムは、潜在的にリスクが高いと見られる、老牛などを対象にしている。
われわれのサーベイランスシステムは、アメリカ国内、そして、世界のアメリカ牛肉の消費者に対し、高い信頼性を与えているものと、信じている」
と、語った。
参照「US:
Japan Beef Ban 'Excessive' Compared To Hong Kong」
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=26068
h
[3813] Re:[3804] Lancet
Neurology(3.27)新論文、vCJDはすべての遺伝子型の人に伝達、潜在感染者は予想以上 投稿者:真名
投稿日:2006/03/30(Thu) 00:16 |
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- >
隠れたvCJDがすべての遺伝子型の人に伝達、人→人感染根絶は困難ー新研究
お久しぶりです。 うんうん。 やっぱり。 コドン129欠損? 違う。 何か別の原因がある。
[3812] レトリックの消えたバーナンキ氏初のFOMC声明 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/29(Wed) 09:51 |
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- 米連邦準備制度理事会(FRB)は28日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、短期金利の指標となるフェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を0・25%引き上げて年4・75%とすることを全会一致で決め、即日実施した。公定歩合も同率引き上げ、年5・75%とした。
FRBの利上げは2004年6月以来、15回連続。今回は2月に就任したベン・バーナンキFRB議長が初めて主宰したFOMCだった
グリーンスパン氏の後をうけ、
二月に米連邦準備制度理事会(FRB)議長に就任したベン・バーナンキさんが、どのようなコメントをするかで注目された連邦公開市場委員会(FOMC)のメッセージだが、概略下記のとおりである。
参照http://www.federalreserve.gov/boarddocs/press/monetary/2006/20060328/
連邦公開市場委員会は、本日、
フェデラル・ファンド金利の誘導目標を0・25%引き上げて年4・75%とすることを決定した。
2005年第4四半期の実質GDPの成長低下は、
一時的な、そして、特別な要素を反映してのものと見られる。
経済成長は、現在の四半期に入ってからは、著しく、反転しているが、よりなサステイナブルなペースに落ち着きそうな見通しである。
今までのところ、エネルギー価格や他の商品価格の急上昇は、コアインフレに対し、小幅な影響を与えているようにみえるが、生産性上昇の進行中であり、そのことが、単位労働コストの上昇を
抑えるのに寄与しており、また、インフレ期待は、いぜんとして、
内に秘められたものとなっている。
それでも、エネルギー価格や他の商品の価格上昇と合わさって、資源活用の確実な増加が、インフレ圧力を増大させる可能性はある。
委員会は、
さらなるpolicy firmingによって、 持続的経済成長と、物価安定とが、 おおむね、均衡を保ちうるよう、あえて、
達成する必要がある、と、判断した。
いかなることがあっても、委員会は、 これらの目的促進のために必要であれば、景気見通しの変更に応じるであろう。
http://www.federalreserve.gov/boarddocs/press/monetary/2006/20060328/
[3811] Re:[3809] 『散るぞ悲しき』AI禍
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/29(Wed) 07:50 |
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- ときさん。
面白い発想ですね。
「人と、家畜との垣根の取っ払いが、既得権益を侵す」のであるから、「できるだけ、家畜の病気は、家畜の病気のテリトリーにとどめておきたい。」という考えなのでしょうかね。
また、万物の霊長たる人間は、種の壁によって守られているのであるから、人畜共通感染症なる考え方は、その万物の霊長の尊厳を損なうものである、との考え方にも、つながりますね。
しかし、現実、ウイルスは、日々、ミューテーションを繰り返し、適応進化を遂げているので、実質、垣根が取り崩された中で、狭い領域をよすがに、孤高を守る専門**と、そのためにわずかに残された換金回路の哀れな残骸が残る、ということになりえますね。
おじいちゃんの棺おけの中の年金手帳、ってなものですね。
そんなこんなな考え方が、「**先生のワクチンができるまで、待ったほうがいい」なんて主張につながるのでしょうか。
これじゃ3810のアメリカの「予算獲得のための単なるプレース・ホルダー(代替物)に過ぎない。」ってな話を笑うわけには、いかなくなってしまいますね。
[3810] 日米政府専門家会合では、検査基準の緩和が焦点 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/29(Wed) 07:35 |
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- 米国産牛肉輸入再開を巡る日米政府専門家会合派、今日で二日目を迎えるが、これについて、ジョハンズ農務長官は、日本側に対して、検査基準の緩和を求めていく方針を示した。
また、これについて、ジョハンズ農務長官は、このことについては、結論を急いでおらず、専門家の意見も聞いていきたいとしている。
この方針の背景には、先週のクリークストーン社に全頭自主検査についてのUSDAに対する訴訟問題があるものと見られる。
ジョハンズ農務長官は、検査は、必ずしも、牛肉の安全性を保障するものではなく、疾病の広がり具合を示すものである、としている。
また、特定の会社のみが抜け駆けすることは、決して公平なことではない、と、クリークストーン社をけん制している。
さらに、全頭検査は、民間会社に、時間的にも、コスト的にも、負担を強いるものである、としている。
「正直いって、いかなる指標も、たとえ、危険性があったとしても、消費者にとっては、ほんの少しの危険性しかないのに、これほど、注意が払われるとは、信じられない、」ともいった。
USDA当局者によれば、国家農業部門の予算の元で、現在、毎日、110の検査、年ベースで、40000の検査が行われているが、これは、予算獲得のための単なるプレース・ホルダー(代替物)に過ぎないという。
http://cbs2chicago.com/business/finance_story_087134451.html
[3809] 『散るぞ悲しき』AI禍
投稿者:とき 投稿日:2006/03/28(Tue) 21:48 |
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- 「誰の為多きいのちを果たし得ず思案尽き果て散るぞ悲しき」
>「触れたくないタブー」であり続けたというから驚きだ。
http://www.sankei.co.jp/news/060328/morning/column.htm
@検査によって、「抗体」も、「ウイルス」も、確認(陽性)されなければ、その存在は「ない」と判断する。
A鳥のウイルスが、人間に感染し「病気」を起こす。それを抑止するためには、鳥から鳥の感染を制圧・根絶することによって回避できる。
以上のことを疑うことは、現在、タブーのようです。
鳥ウイルス学者の方々は、まるで、天動説にもとづいて惑星の公転を説明する論理を構築しているのに等しい。わざとずれた論法をこねくりまわして、わざわざ結論がでないようにして、AIを故意に面倒っぽい研究対象にして、その研究期間を引き延ばし、徒にAI研究生活の延命を図っているようなものです。結論が出ない研究なら、半永久的にそれが続けられるものとなります。そのために、AIの解決・克服を心底からは望んではいないのではないかとも思えてきます。
まるで、耐震偽装マンションを売りまくった人々や、株式分割をやって実質の株価を粉飾し続けた人々と、やってることは何も変わらないのではないかと思えてきます。(あくまでも当事者はウソをついたり、人を騙してるという自覚がなかったとするならば。自覚があったのであれば、ただの詐欺師です。)
「知らずにおかす罪は大きい」という意味をもたらす出来事は、いつの時代も、その当事者にはまったく自覚できずそれに思い至らぬ事象なのでしょうね。
◇京産大が鳥インフル研究拠点 今秋にも新設 第一人者迎え(京都新聞)
- 3月28日11時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060328-00000009-kyt-l26
◇鳥インフル研究施設開設へ 京産大、専門家招き(共同通信)
- 3月28日11時21分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060328-00000074-kyodo-soci
ますます、「正直者が馬鹿をみる」ガイドラインとなって、ますます、疑わしい症例は闇から闇へと葬られがちになるでしょう。まじめに報告しても小規模零細養鶏場は一旦発生したとなれば、その後の風評被害で再起再開は不能になってしまうとしか考えられない状況です。しかも、もはやH5亜型は常在化しているフシはどうにも否定できない状況ですから。
感染発症はほんのいっときのこと、時が過ぎれば、あってもないごとし、しかも「一回かかってしまえば二度なし」なわけですから。ウイルス感染の現象を熟知している現場にしてみれば、感染発症のほんの2〜3週間をしのげば、検査には引っかからないということも、おそらく暗黙の了解かもしれません。
ないと思い込んでるのは、学者だけかもしれませんね。H5N1も。もはやカラスでさえ、キャリアになっていたのですから。未経験なのではなく、とっくに経験まん延してしまって起きなくなっていると考えても何ら不思議はありません。(しかも、幼雛育成段階で開放馴致飼養していればなおさら軽く済ましている可能性が大。かつ、高温期〜夏季であれば不顕性感染のままやりすごし馴致してしまっていることも。)
日本が、H5N1の感染未経験地域であることがますます不自然に見えてきます。(早いサイクルによって、もはや馴致済みになっている可能性もありはしないだろうか。ちょうど、人のコレラ菌のように、おそらくあるだろうと思われていても、病気を起こさないがために、ないものとみなされているように。)
2006/3/27トリインフルエンザの分布図
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/map-ai/tori060327.gif
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/toriinf-map.html
首相動静(3月22日)
>午後2時5分から同25分まで、スイスの製薬会社ロシュ社のフーマー会長。永山治中外製薬社長が同席。同41分から同3時4分まで、麻生太郎外相、西田恒夫外務審議官。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060323-00000001-jij-pol
◇ASEAN統合を促進 75億円拠出し、基金設立(共同通信)
- 3月27日11時16分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060327-00000078-kyodo-pol
◇MRSAの、ヒトからペットへ感染例も 米で国際会議
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20060328/K2006032804480.html
◇日体大の競泳選手が死亡=中国での合宿中(時事通信)
- 3月28日13時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060328-00000040-jij-spo
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%B5%DC%C5%E8%C9%F0%B9%AD&st=n
口呼吸をしがちな水泳競技選手は呼吸器のウイルス感染がしやすい傾向があります。成人になってからの経験のないウイルス感染によっては、ほんのわずかのウイルス量で激しい免疫応答がおこり、あっというまに亡くなることもあると思いますが・・・。高地の酸素濃度だけが原因であるのならば面倒はないのですが。どちらにせよ、亡くなられた方と関係者の方々は大変お気の毒です。
[3808] Re:[3805] [3777]
病院で採血時のホルダー使いまわしの件 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/28(Tue) 12:28 |
|
- >
>「すでに米国では、「採血ホルダーの50〜80%が1回の使用で血液汚染される可能性がある」との報告※1を受けて、OSHA(米国労働安全衛生局)が採血ホルダーのシングルユースを推奨しています。」
> ※1 Advance/Laboratory,P.70 Jan 2000
> http://www.bdj.co.jp/press/1f3pro0000012i2r.html
メーカーさんに教えてもらいました。
チューブ状の翼状針でも普通の針直結タイプでも汚染は構造上一緒だそうです。
ふつーの健康診断でも、ふつーに「真空管採血」ってやってますから、採血を受けられる方は、ホルダーを患者ごとに取り替えているかなど、よーく見張った方がいいと思います。当然、院内感染の感染源と成りうるそうなので、ご注意。
一回一回使い捨てにしても価格の変わらないタイプのものももう販売されてるみたいですよ。
=================
OSHA(Occupational
Safety & Health Administration)の該当ページ(2002年6月
12日付)は下記の通りです。
http://www.osha.gov/pls/oshaweb/owadisp.show_document?p_table=INTERPRETATIONS&p_id=24040
後半に"Some
clinical studies show that 50-80% of blood tube holders may be
contaminated
after just one use (Advance/Laboratory, p. 70, January
2000)"
と記されております。
=================
しかし、アメリカ牛由来の医薬品やワクチンがいまだに使用されているわ、感染源とも成りうる、問題のある採血方法改善にしても、大きな総合病院でさえこんな感じだわで、「BSEから発生するvCJDの伝播リスクは低い」とか未だに言っている方々には本当に勘弁してほしいです。日経BP社とか、リスク学者さんとか。
[3807] これが、話題のネオコン批判論文
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/28(Tue) 09:12 |
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- 日本の政界にも、ネオコン派の巣窟ができ始めたので、このあたりの論文を読んで、ジャブを入れる練習をしておきましょうかね。
この論文「The
Israel Lobby and U.S. Foreign Policy 」http://ksgnotes1.harvard.edu/Research/wpaper.nsf/rwp/RWP06-011
で、このサイトからダウンロードできます。
著者は、John
J. Mearsheimer と Stephen
Waltの両氏です。
ブッシュ政権の外交は、すべて、イスラエルの国益のためにあり、との論調のようです。
http://ksgnotes1.harvard.edu/Research/wpaper.nsf/rwp/RWP06-011
[3806] 民主党崩壊までのタイムカウント
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/27(Mon) 22:48 |
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- 先日、ある方と話していて、いよいよ、民主党崩壊のタイムカウントがはじまったね、なんて話しをしていた。
いつごろなのか?ということで、どうせ、政党助成金の関係で、秋から年末にかけてかな?なんて、話題になった。
それが現実だとすれば、なんといっても、野党第一党のマーケットが空くというわけだから、マーケット狙いの動きも、虎視眈々、新年度早々から、動き出すことだろう。
来年の参議院選挙がデビュー戦というわけでしょうかね?
それにしても、代償が大きかったメール騒動でしたね。
[3805] Re:[3777]
日本の感染対策について 採血時の問題 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/27(Mon) 15:19 |
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- >> 真空採血管を用いた採血業務に関する
> 安全管理指針(Ver 2.05)
> http://www.jamt.or.jp/information/official/h16/02-1.html
の件ですが、ホルダーを患者ごとに取り換えてない病院ってまだまだあるんですかね?私は2つの総合病院を知ってますけど、
>「すでに米国では、「採血ホルダーの50〜80%が1回の使用で血液汚染される可能性がある」との報告※1を受けて、OSHA(米国労働安全衛生局)が採血ホルダーのシングルユースを推奨しています。」
※1 Advance/Laboratory,P.70
Jan 2000
http://www.bdj.co.jp/press/1f3pro0000012i2r.html
>「採血ホルダーは1回の使用で血液汚染される可能性が50-80%であるとの報告があります。」
http://www.bdj.co.jp/pas/products/1f3pro0000018bhf.html
検索したら、うひゃー、マジですか?(^^; って感じなんですが。。。
関連
http://www.bdj.co.jp/pi/1f3pro000008irdn-att/1f3pro000008irf0.pdf
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/ian/shidou/saiketsu.pdf
↓2004年5月の報道ですかね?
採血ホルダーも使い捨てに 感染症防止へ採血法統一(共同)
http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/0405saiketsu.html
[3804] Lancet
Neurology(3.27)新論文、vCJDはすべての遺伝子型の人に伝達、潜在感染者は予想以上 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/03/27(Mon) 13:04 |
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- The Lancet
Neurology(3.27)に、vCJDはすべての遺伝子型の人に伝達する、潜在感染者は予想以上という新研究が発表されたそうです。
隠れたvCJDがすべての遺伝子型の人に伝達、人→人感染根絶は困難ー新研究
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/06032701.htm
日本の院内感染対策の不備とあわせて考えると、心配に思います。
海外の報道
http://www.altavista.com/news/results?q=CJD&nc=0&nr=0&nd=2&sort=date
http://www.altavista.com/news/results?q=CJD&nc=0&nr=0&nd=2
先日の、日本からのランセット論文、WHOの診断基準に適合しないvCJDの誤診の問題、診断基準の変更を促す論文ですけれどもあれはまだあまり紹介されてないようで?ProMEDでもまだ配信されてないようですが。。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/06031002.htm
[3803] 「日本は再び、オージー・ビーフの時代へ」とのAPの記事 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/27(Mon) 09:44 |
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- 「In Japan, Aussie Beef Makes a Comeback」
http://www.examiner.com/Business-a58761~In_Japan__Aussie_Beef_Makes_a_Comeback.html
との記事だが、この中で、これまで、日本人の間では、オーストラリア・ビーフは、アメリカ牛肉に比して、硬くて、味ワイがない、との不評を得ていたが、ここにきて、飼料が草からグレーンに代えたりして、日本人の味覚にあわせようとする努力も実り、オージー・ビーフを見直す動きが急であり、さらに加えて、今回のアメリカの不始末が、アメリカ牛肉へのイメージを急速に低下させている。との趣旨が書かれている。
また、すき家の新メニュー「牛丼イタリアーノ」に、「安全なオーストラリアの牛肉を使っている」ことをうたっていることから、すき家の話として、「われわれが、アメリカ牛肉を完全に安全だと言い切れる状態には、ない」との言をのせている。
ちなみに、オーストラリアの検査体制は、以前にも、この掲示板にも取り上げたが、ここで下記に再掲しておく。
オーストラリアのBSE検査体制は、National
Transmissible Spongiform Encephalopathies Surveillence
Program(NTSESP)と、いわれるものだ。
このプログラムは、次の三つの意味をもつ。
第一は、開業獣医や、と畜場の獣医が、臨床学的に見て、神経症の兆候を見せ、TSE(transmissible
spongiform
encephalopathy)が疑われる牛について、政府の獣医がフィールド調査を行うこと。
第二は、そのうち、TSE(transmissible
spongiform
encephalopathy)でなく、単に、神経症症状を見せるものを摘出するため、過去の臨床学的履歴を提出させ、研究所の獣医によるスクリーニングを行う。
第三は、TSE診断について訓練された獣医の組織病理学者が、二才齢以上のすべての牛の脳について、神経症の履歴を持ったものかどうかについてスクリーニングをし、TSEの障害を持つものを検出し、それ以外の牛については、TSEでない診断を下す。
このスクリーニングの方法によって、たとえ、それが、オーストラリア全土の牛や羊の1パーセントに神経障害が生じたものであっても、90パーセントの確率で、BSEやスクレイピーへの罹患を検出することが出来るという。
このためには、少なくとも、オーストラリア全土で、牛については、400、羊については450の数についてのスクリーニングを行う必要があるとしている。
以上に見たように、オーストラリアのBSE検査体制は、確率論に基づくものであり、日本の検査体制とはまったく異なるものである。
ちなみに、オーストラリアの2003年における 検査数 464 と畜数 9,229,000
これまでのBSE牛総発見数 0である。
http://www.examiner.com/Business-a58761~In_Japan__Aussie_Beef_Makes_a_Comeback.html
[3802] 「PSE法で経産省は誰に話を聞けばよかったのか?」というessaさんのブログ記事
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/27(Mon) 07:52 |
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- essaさんが、今回のPSE問題をケースに、官庁と業界団体との情報提供のWin-Win関係の齟齬が、ボタンのかけ違いを生み出しているという趣旨の興味深い考察をしている。
http://d.hatena.ne.jp/essa/20060326/p1
その中で、「つまり、ロビイング団体が行政に対して的確な情報を提供できなくなっているのだ。」とされ、本来、「ロビイングの中に情報提供の部分があれば、部分的にはWin-Winの解が存在する。」のだが、「たぶん今はあらゆる業界団体が、自分たちの敵を正しく認識できなくなっている。」うえに、ネット世界が、「(業界と官庁との癒着)を批判して「団体」と官僚を引きはがすことで、官僚は情報源を失なう。」結果「適切な情報源を失なったら、いかに優秀な官僚と言えどもタダの人でしかない」こととなり、迷走を繰り返した。
との論調ですね。
なかなか、面白い考察ですね。
また、
「ヤフー・インターネット・ガイド」に私のブログを推奨いただいたfinalventさんも、同様の考察をされている。
同じようなことは、官庁と議員との関係にも言えそうです。
やはり、官庁は、既成のルートにない、コミュニケーション・ルートを、この際、開発すべきときです。
その場合には、ぜひとも、専門家によるモデレーターの介在が必要ですね。(つまり、既成の業界団体ではない、フォーカス・グループの形成と介在ということでしょうか。)
今回のPSE問題で、いち早く「ノーアクションレター制度」(行政機関による法令適用事前確認手続き)の活用を提案された、小倉秀夫弁護士の存在のようなモデレーターの必要性ですね。
つまりは、ネット世界も、これによって、やや、層別対応、スキミング化されうるというわけです。
また、そのほうが、これまでの代議制に基づく、または、既成の業界団体経由によるルートよりも、早期で、効率的な意見集約が図れるはずです。
現に、旧来の代議制のほうは、野党というハンディはあるにせよ、すでに実質結論が出た今となっても、質問主意書や委員会質問は繰り返しても、現時点でも、なお具体的成果は、得ていませんよね。
そして、業界の私利私欲的な変節・抜け駆けに対しては、ネットが厳しくウォッチドッグし、適切な時期に、たたき、その方向修正を迫り、逆に、その変節をネタに、彼らに勢子を駆け、推進力とさせる--−これは、別に今回の坂本龍一署名問題のことを言っているのでは決してありませんが---というようなことがいえるような気がしています。
(このあたりのことで、3795のMr.Chombo
さんへの、ご回答とさせていただきます。)
その意味では、今回のPSE騒動も、無駄ではなかったような気がしますが。
となると、例の炎上ブログの主の女性官僚は、ドツボにはまった経済産業省を結果的に救ったジャンヌダルクだったってわけでしょうか?
それと、いいにくいことなんですけれども、これまでは、PSE問題に関しては、中古業者と中古愛用消費者との利害は、一致していたようですけれども、果たして、現在の音響機器などの中古価格設定が、適切なものかどうかについては、中古消費者としては、大いに言い分があるのではなかろうか。
http://d.hatena.ne.jp/essa/20060326/p1
[3801] 自殺や軍隊出動の大量虐殺や
投稿者:とき 投稿日:2006/03/27(Mon) 00:53 |
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- 「陰謀ウイルス・闇ワクチン」誤認逮捕などの、まるでフィクションがかったできごとの連続かと思っていたら、とうとう治安部隊の出動による共生ならぬ強制強行突破が起こりそうです。
まさに、人間のウイルス感染に対する無知蒙昧による「一人相撲」の様相です。思い込みというのは恐ろしいものです。
野生の鳥がどのように対処してきているかを、余計な知識を捨てて、素直に環境をみれば自ずとわかるというものだろうに・・・。
「センス・オブ・ワンダー」が欠落して、人間が純粋「家畜化」され、自然からは隔てられ閉じられた環境をしか実感できなくなっているのですね。自然とつながっている感覚が大事なのですが・・・。「野生」を失った不健康不健全な思考ともいえます。
◇鳥インフル発生でも鶏の処分拒否=ガザの養鶏業者が補償要求
2006年
3月26日 (日) 21:37
>【ガザ市(パレスチナ自治区)26日】パレスチナのガザ地区で、鳥インフルエンザの発生した地域の養鶏場が、本来実行しなければならない鶏の処分について、経済的な補償を受けるまでは拒否していることが26日、分かった。(写真はガザの養鶏場)
>パレスチナ自治政府の農業省高官はAFP通信に対し、「これらの養鶏業者は鶏舎へのわれわれの立ち入りを許可していない。彼らは鶏を殺したくないと言っており、補償を要求している」と述べた。
>その上で、「(鶏を)始末する最後のチャンスを与えるが、従わなければ実力行使に出る。治安部隊を動員して彼らを養鶏場から排除し、鶏を処分する」と警告した。
>世界保健機関(WHO)は25日、国際社会に対し、ガザ地区での鳥インフルエンザ対策のため、パレスチナ自治政府へ緊急援助を供与するよう呼び掛けていた。
>国際的なガイドラインによれば、鳥インフルエンザ発生時に地元当局は、発生地点から半径3キロ以内にいる鳥の処分などの封じ込め策に着手しなければならない。〔AFP=時事〕
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20060326/060326111157.cnulqzxg.html
おそらく、補償費用云々が大きい問題なのではなく、この農家の方々が、この“ウイルス”感染症に関しての知識・認識が高いということがベースにあるのでしょう。日本のレベルだったら、H5N1の場合、即殺し始めるわけですし。(やはり殺すことが合理的であるとはとてもいえないし、あきらかに現実と齟齬のある「法」の手続きに従うだけであって、実際は、その法の主旨の実現はかなわず、ものの見事に現実のウイルスの動態はそれを裏切り続けるわけで。ホストが存在する限り、確実にウイルスも存在し続けるということを素直に認める必要があります。すなわち「在る」ということを。)
◆鳥インフルエンザ問題の今後(146)(2006.3.25)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza271.htm
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
下手に検査技術や科学知識が充実してくると、これまであってもないものとしてやりくりできていたものが、いきなり目の前にたち現れたようになり、いちいち余計に構って、わずらわしい厄介ばかりが生じる。偏狭な知識による「科学」もどきは、むしろない方が害を及ぼさない、「百害あって一利なし」そのままの状況になっているようです。
どうにも「法」は、とりあえずのいまの現実をさえ、カバーできないようです。鳥フルにとって家畜伝染病予防法は、ない方がまだマシです。
鳥ウイルスが人に感染するという「仮説」がだんだん苦しくなってきたなと思っておりましたら、「肺の奥で感染する」などという「でっち上げ」に近いような説まで打ち上げたようですが・・・。それがなかなか人で起こらない理由?
人で病気を起こしてるものと、鳥で起こってるものとの違いを精査したほうが手っ取り早いと思うのですが、なかなか方向転換がきかないようで。わざわざ、畑違いの感染症学者が、割り込んできて、それは違うのじゃないかとは言い出しかねますしね。
とにもかくにも、鳥インフルエンザウイルス(専門)学者さんが、きちんと現実事実の実態を把握認識するしか、その誤りを訂正し方向転換することは叶わないのかもしれません。自説に都合のいいデータばかりを見ることから脱して。想像力や感性を働かすことを封じてしまってるのかもしれませんが。検査機器のデータは、人間の五感をさえ満足にカバーしきれないというのが常識のつもりだったのですが。データの外にもたくさんの把握しきれない未知の現実事実が溢れているという感覚はないのでしょうね。
「病」を「法」でくくるのは、「自然」を「恣意」の枠の中に収めようとする無謀な企てであるということを、まずは謙虚に受け止めておく必要があるのではないでしょうか。
藤田
紘一郎『寄生虫博士のおさらい生物学』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062128357
[3800] 英国の肉骨粉輸出先 再考
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/26(Sun) 14:15 |
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- 昔のBSE関連の本を読み直していて思ったんですが、
イスラエルって飼育頭数が少ない割には大量に英国から肉骨粉を輸入していたんですね。全部自国で使っていたのかな?
英国の肉骨粉の輸出
データ
http://www.niah.affrc.go.jp/disease/bse/uk_mbm.html
牛の飼育頭数 〔2004年〕
http://www.teikokushoin.co.jp/11_toukei/toukei/world/30.html
豚の飼育頭数 〔2003年〕
http://www.teikokushoin.co.jp/11_toukei/toukei/world/31.html
[3799] 米国の牛肉・牛科の輸出許可施設リストから
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/26(Sun) 13:38 |
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- 米国の牛肉・牛科の輸出許可施設リスト USDA Bovine Export Verification Program: Specified
Product Requirements http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/bevlisting.htm を見ると、メキシコとカナダの欄で、随分と品目別で許可が出されていることがわかります。
例えば、American
Foods Group, East River Facility Green Bay,
WI (施設番号Est.18076)のメキシコ向けは、04/21/04 boneless
beef 、07/13/04 offalです。メキシコ向けのEVプログラムを見ると 4.1Boneless beef, boneless beef
products, prepared beef products, and offal, excluding liver, must meet the
following requirements: 4.2 Bone-in beef and bone-in beef products must meet the
following requirements: 4.3 Veal and veal products must be derived from animals
36 weeks of age or younger at the time of
slaughter.などと細かく、品目別に規定がありますから、それを反映していると考えられます。
カナダ向けでは、Swift &
Company Hyrum, UT(施設番号Est.628)にだけ、01/05/05 incoming boneless boneless beef
trim 、05/26/05 full program です。カナダ向けのEVプリグラムでは 4.1.1 Beef, beef products, and
offal, excluding
livers ですから、この施設だけ、何らかの理由で 2005年1月5日には boneless 骨無し肉に限る、骨有りと内臓肉はダメという制限がついて、 05年5月26日に full
program と全部OKとなったわけですね。カナダ向けの輸出許可を得ている施設の欄には、日付しか記載がありません。日付だけのは full
program という意味ですね。
さて、日本向けの許可リスト Official Listing of Eligible Suppliers to
the EV Program for Japan http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/evjapanlisting.htm をみますと、どの施設にも、品目別などの制限条件などは記載がありません。許可が下ろされた日と施設が閉鎖になった日だけです。日付だけのは full
program という意味ですから、これらの施設にはなんら制限がない。日本向けのEVプログラムでは、beef and beef
offalが対象品目ですから、すべての施設がこの品目の輸出許可を得ている。
1月6日のアトランテック社、ゴールデン社も、リストへの掲載は日付だけで、何の但し書きは付いていませんでしたから、beef
and beef offal 肉と内臓肉で許可を得ていたことになります。
米国の報告書では、「AMS
プログラム管理者スタールはゴールデン社及びアトランティック社が内臓を輸出しようとしていた場合、どの内臓がどの枝肉に由来するか識別するための管理体制が必要になると述べた。ゴールデン社及びアトランティック社は当該体制を整備しておらず、いずれの施設でもそのような体制がしかれて無いために日本向け輸出に適さなかった。」、「AMS
ARC 室長ジェームズ・リヴァ氏は・・2006 年1 月6
日、アトランティック社及びゴールデン社が双方とも各々日本への子牛部分肉の輸出に関する唯一の輸出業者及び供給業者として各々認定を受けたと述べた。
リヴァ氏は、アトランティック社は日本向け輸
出のためゴールデン社からアトランティック社へ出荷される子牛の内臓に関して、EV
プログラム条件と合致するための認定書をゴールデン社から取得しなければならなかったとも述べた。リヴァ室長によれば、アトランティック社は製品が認定供給業者から出荷されない限り、子牛の内臓を日本へ輸出する許可を得ることはなかった。リヴァ室長は、アトランティック社が日本向けに内臓を出荷する許可が出なかったのは日本向けに輸出する適格性のある子牛内臓の供給元が無かったのが原因であるとの意見を述べた。」とあります。
AMS
プログラム管理者スタール氏が、許可リスト掲載をきめる直接の責任者で、ARC
室長ジェームズ・リヴァ氏はその上司なのですから、上記のような判断をしていたのなら、許可リストの記載には、例えば 子牛部分肉のみとか、内臓は除くといった但し書きをするべきであり、カナダやメキシコのリストではそうした記載をしています。
つまり、1月6日の許可をおろした時点では、AMSのARCには内臓肉 offal はダメという認識はなかった事を示していると思います。
[3798] Re:[3786]
いつになったら「その時機」は来るのか。まだ来ていないと言う証拠は有るのか。 投稿者:謎工 投稿日:2006/03/26(Sun)
08:15 |
|
- >
とりあえず、現在CDに採用されている時限再販制の書籍への適用ということで、意見集約を図られたらいかがでしょう。
それが出来るのならとっくの昔にやっているはずなんですけど、逆に考えると「何故、半永久的に定価で売らせ続けなければならないのか」を
出版業界がおおよそ論理的に説明しないのでスキームの構築すら出来ない気がして仕方が有りません。出版業界が「再販制度の盟友」と
称して止まないドイツやフランスですら実は時限再販であることに触れられたくないからでしょうけれど。
>
その後の課題としては、その時限の短期縮小化を、どこかで、チェックしうるスキームの用意ということですね。
それが極限まで来てしまっているのが音楽業界で、東大の中山先生が先日のコンテンツ専門調査会で
>
レコードの再販につきましては、恐らくそういう制度をとっているのは、世界で日本だけだと思いますし、また、一昨年の著作権法改正で、
>
いわゆるレコードの管理防止措置、つまり安いレコードが日本国内に入ってこないような措置を取りました。国内的には再販で価格を維持し、
>
国際的な競争もしないという、世界でもまれに見る状態に置かれているわけであります。こういう状態が、果たして日本の文化を守るために必要なのかと、
>
そんなに素晴らしい制度なら、なぜ世界がまねをしないのか。現在、本当に日本のレコード産業は、世界に冠たる産業になっているのか。世界一高いCDを
>
買わされている日本のユーザーは、本当に世界一ハッピーなのか。そういうところから、私は考え直さなければいけないと思います。
>
アメリカよりも産業規模が小さいわが国の音楽産業、それに対してレコード会社はアメリカの何倍もあるという、言わば過当競争の状態にあるわけです。
>
この護送船団方式を維持していくためには、やはり再販制度は必要だろうと思うわけでありますけれども、しかし、再販制度を維持してやっているうちに、
> 実はもう大きく流れが変わってきている。
>
例えば、インターネットを通じた音楽の配信などのように、再販などには全く関係ない世界が出現しつつありますしたがって、再販制度で利益を得て、
>
企業は現在はいいかもしれませんけれども、これに溺れて合理化をしないと、そのうち大きな崩壊が始まるのではないかと私は考えています。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/contents/dai7/7gijiroku.html
と述べている至言に何を付け加える必要があろうかと思う訳ですが、系列にレコード会社を抱えている読売・産経を筆頭に(どこぞの自称「科学ライター」が
やってしまったように)「時代認識の欠けた法律学者」だの何だのと罵詈雑言を浴びせる準備を新聞メディアが進めているらしいと聞くに及び「言論・表現の
自由って一体、何なんだろう」と思わざるを得ません。
> 公取委も、最初から、完全無垢なものは、狙っていないでしょうが。
>
私も、竹島さんとは、長いお付き合いですが、纏め上げるスキルは、なかなかの方です。
そうは申されましても、せっかくの知財戦略本部のCD再販廃止勧告を「今はまだその時機ではない」と言い切ったうえに一昨日の「23条は廃止しない」明言で
1年半前と比較して135度ぐらいの大幅な方針転換が明白と言わざるを得ません。そもそも、ゲーム業界の市場破壊的蛮行を「実質無罪」にしてしまった
ボンクラ事務総長を筆頭におおよそ有能な人的リソースが揃っているとは思えない現体制で政・官・財の総攻撃をどうやって突破するつもりなのか全く
ビジョンが見えないのは「戦略ミス」以外の何だと言うのか。やや穿った見方をすれば「小泉チルドレン≒市場原理主義者」と考え、その大多数は
「再販制度なんてどうでもいい、むしろ無い方がいい」と考えているに違い無いと言う打算が働いていたのかと思うのですが所詮は一年生議員。
勝率が1%にも満たないことはわかり切っているのに、名を捨て実を取るとも思えない特殊指定廃止をこの時機に持ち出した戦略性の無さは
「如何ともし難い」としか思えない訳です。
[3797] Re:[3796] [3794]
2003年8月司令の骨付き子牛肉についてのダブルスタンダード解釈は、カナダでも、あったようですね。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/26(Sun) 07:30 |
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- 虹屋さん。
このサイトは、カナダからの骨付き子牛肉が不法輸入されたときの記事ですが、ここでも、2003年8月の司令の二重解釈が見られますね。
「"We're
looking into that. But we believe that allegation is based upon information that
was allowable product under the August directive," Veneman told reporters. "We
believe it was primarily veal."
」
(ヴェネマン農務長官が言うに、「8月司令では、骨付き子牛肉は、輸入可能な商品である」との情報に基づいて、この主張は、されている。
http://72.14.203.104/search?q=cache:HprRWuqMxm0J:ellinghuysen.com/news/articles/1466.shtml+USDA++veal++bone++R-CALF&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=5
[3796] Re:[3794]
28、29日の専門家会合で聞き質すのだろうか? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/26(Sun) 00:24 |
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- 笹山さん。有難うございます。
畜産の情報−トピックス−2003年10月 月報海外編.の記事は、この二つを混ぜたものなのですね。
ということは、2005年3月7日に正式に発効したファイナルルールでは、子牛肉でも骨無しOKで骨付きはダメといことなのですね?
「カナダ食品検査局(CFIA)は(2005年)3月29日、米国でBSE感染牛が確認された2003年12月以降停止されていた米国からの生体牛などの輸入解禁について発表した。カナダ政府では、北米3カ国による統一的な輸入基準確立の合意に基づき実施するものであるとしている。輸入解禁に係る新たな規則では、牛の特定危険部位(SRM)を除去した後に製造加工されたすべての月齢を対象とする食肉製品、30カ月齢未満の肥育牛、12カ月齢未満の肥育またはと畜場へ直行するヤギおよび羊、精液採取のための種雄牛、12カ月齢未満のヤギまたは羊からの骨付き肉などとなっている。なお、反すう動物由来の家畜飼料原料およびこれら原料が含まれる家畜飼料、反すう動物由来の肥料原料およびこれら原料が含まれる肥料、牛のSRMおよびこれらが含まれるあらゆる原料の輸入は今後も停止されるとし、これはOIEガイドラインに基づいたものであるとしている。」
(畜産の情報−トピックス−2005年6月 月報海外編.http://lin.lin.go.jp/alic/month/fore/2005/jun/top-us01.htm)
この決定を受けて、アトランテック社、ゴールデン社が2003年9月に申請していたカナダ向けのEVプログラムの審査が停止、不要となった。それが4月頃で、「4
月のことですが、輸出再開を期待して私(フィリップ・ピアレス)は個人的に日本を訪問しました。」(フィリップ・ピアレス氏の発言、本文P18)
この日本訪問直後の5月に
「2005年5月、アトランティック社は、日本への販売の提案を記載した会社プログラムおよび手紙を提出した。
ARC室は、書類審査にプログラムを委ねた。
監査官の一人が、AMS
1030
Jプログラム(日本への牛肉の輸出手順)の条件を満たしているかどうか判断するために、提出された計画を審査した。
2005年5月、変更のために会社プログラムが2回アトランティック社に返却された。」
(デイビッド・ヒルドレス(David
J. Hildreth)監査官 の証言、5月の手紙とは、「業務要請書(Request for Service
letter)」、ARCの品質システム証明プログラム
(QSVP)管理者のスタール氏は、受領したQSA作業マニュアルを登録し、大まかな審査を行い。承認されれば、今度はこのQSA作業マニュアルを監査官にゆだねる。)
QSAの審査を行っているのですから、5月段階では子牛専用施設にはEVプログラム不要のFSISの決定はでていない。
「私(フィリップ・ピアレス)は、6
ヶ月前(この発言は2005年12月13日、従って6月ごろ)に部下で品質管理責任者のエルヴィラ・クーニャに禁輸解除の際、私達が支障なく営業できることを確認するためFSIS
とARC 室に電話させました。何回かのやり取りの後、2005 年7 月12 日付けでデイヴィッド・ヒルドレス氏から、FSIS
によれば子牛専門の施設については日本向けBEV
プログラムは不要という旨の電子メールを受信しました。」(フィリップ・ピアレス氏の発言、本文P18)
「プログラムが提出された時、デイビッド・ヒルドレス氏は上司であるプログラムマネージャー、デイナ・スタール(Dana
Stahl)氏から、現行規則ではプログラムは不必要だと告げられた。」(デイビッド・ヒルドレス(David J.
Hildreth)監査官 の証言)
つまりFSISの不要決定と通知が出たのは、6月下旬から7月上旬。この通知を受けたARCは、その不要の旨をホームページに掲載。
「2005年夏の終わり、日本側はARCのホームページにUSDAが掲載した情報を発見した。USDAは、BSEのリスクを最小限に抑えることなどが盛り込まれた日本輸出向けEVプログラムの条件に基づき加工されるべき牛肉製品のリストから子牛肉を除外していた。日本政府はUSDAに対し、成牛肉の出荷と同様の条件が子牛肉にも適用されるよう望んでいると伝えた。それを受けてARCは、日本輸出向けEVプログラム条件の調整を行った。」(ジェームズ・リヴァAMS、ARC室長の証言)
このジェームズ・リヴァAMS、ARC室長の証言によれば、”2005年夏の終わり”以降12月13日(査察チームの会合)までの間に、子牛肉もEVプログラム対象と日本政府は伝えていることになります。
何時、日本政府の誰が、米国政府の誰に、どのような文言で伝えたのか。それに対する米国政府の回答は?
さて「ARCは、日本輸出向けEVプログラム条件の調整を行った。」けれど「AMS
は、2005 年12 月8
日に日本がAMSに対して子牛肉施設を含め全ての牛肉施設が日本向け輸出のためにはEVプログラムが必要であることを伝えるまで、アトランティック社及びゴールデン社のサービス又はマニュアル審査に関して新たな行動を起こさなかった。」(本文p20)というのは解せませんね。
閑話休題
2005年12月8日付、日本の子牛肉のEVプログラムの変更を説明する日本シイベルヘグナー社のMr.
Nobuo
ShiraiwaからのEメールをアトランテック社は受領(証拠書類番号4の目次表題)して
「私(フィリップ・ピアレス)は品質管理責任者のエルヴィラ・クーニャにUSDA
と輸出関係書類を確認するように指示しました。2 日待ちましたが(この発言は2005年12月13日、従ってクーニャ氏にUSDA
と確認するように指示したのは10日ごろ)FSIS からは何の音沙汰も無く、私は自分で各方面に電話しました。遂にARC のQSVP
プログラム管理者であるデイナ・スタールから本日午前に返信を受けたところ、子牛肉施設は日本向けEV QSA
が必要で、日本向けのEVプログラムとQSAプログラムの認定の申請を送付しなければならないと伝えられました。彼女によれば、1
月中に申請書を受領し、それから監査予定が組まれるとのことでした。」(本文P18)
ジェームズ・リヴァAMS、ARC室長は
「日本が米国産牛肉に対する市場を再開する準備を進めている中、ピアレスは子牛肉を日本に出荷する際にEVプログラム証明は必要ないと考えていた。つまりほとんどの国が若齢の子牛肉はBSEの危険性が全く無いと見ているため、日本市場にも出荷が可能であると考えていた。」と言っていますが、フィリップ・ピアレス氏は5月には日本向けEVプログラムの審査申請書を出して、6月ごろには進行状況を確認しているわけだから、最初から輸出にEV不要とはかんがえていない。あくまでも、合法的にEV認定取得を目指している。7月12日の電子メールでFSISの決定を知ってからですよね、変わったのは。
この罪作りなEV不要の決定と通知を出したのは誰でしょう??フィリップ・ピアレス氏はFSIS
職員に対して2005 年12 月13日に電子メールを送付。その電子メールのあて先は
Rick.Harris@usda.govと
dana.stahl@usda.gov.で後者はQSVP プログラム管理者であるデイナ・スタール氏のメールアドレスですから、前者がFSIS
職員となりますが、Rick.Harris氏でしょうか?
また、FSISは、何を根拠に2006年1月20日段階でも日米協議中である子牛肉の特別扱いを勝手に決めたのでしょう??
28日29日に、専門家会合が東京であるそうですが、そこで聞きただすのでしょうか??
[3795] Re:[3788] PSE問題の後始末
投稿者:Mr.Chombo 投稿日:2006/03/26(Sun) 00:06 |
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- 坂本氏のグループの行動に一貫性が乏しかったことは事実であるにしろ笹山氏の見解は過度にシニカルな印象があります。日本人の悪癖が、権利の主張に対する嫌悪感にあるというのが私の持論ですが、PSE制度の不合理への反対運動があったからこそ、法解釈の実質的変更を(極めて卑怯未練な態度に思えますが)させられたと思うのです。決して、PSE問題は決して政治的な問題ではなく、考慮の不足からおきた失政と、無謬主義からの混乱であったと思えます。
こういったときに、「世間さんをみかたにつけな」とさまざまな行動があったからこそ国が譲歩したように感じます。
これを揶揄される笹山氏の論理も感情も理解しがたいのですが。
[3794] Re:[3793]
米国は2003年8月当初から、子牛は骨付きの肉(部分肉)も貿易を認めていたのでは?? 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/25(Sat) 22:46 |
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- 虹屋さん。
この「ベネマン米国農務長官は8月8日、カナダからの反すう動物由来の製品の一部について、公衆衛生上の影響は極めて低いとして輸入許可申請を受け付けると発表した。」
の部分ですよね。
この8月8日というのは、「ポイントがずれている「牛肉問題の米回答書」報道」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=573
の、「参考アメリカにおける子牛肉特別取り扱いの経緯」でのとおり、議会報告「CRS
Issue Brief for
Congress」では、「2003年8月8日、Vealについては、生後36週の骨なし子牛については、輸入を許可するとの仮の規則を発表。正式のものとして、2003年11月4日に、この方針を発表。」
とはあるのですが、
ベネマン米国農務長官は、後になって、「2003年8月3日以降に、APHISが拡大リストを作っていたことを知らなかったといった。」
といっているのですから、
ベネマン米国農務長官は「生後36週の骨なし子牛」の輸入許可については、知っていたが、2003年8月15日に、APHISが作った「骨付き子牛肉までも、リストに入れた拡大リスト」については、知らなかった、ということになりますね。
ですから、この畜産の情報については、8月15日の拡大リスト云々の話には、触れていないということになりますね。
http://ncseonline.org/NLE/CRSreports/05May/IB10127.pdf
[3793] 米国は2003年8月当初から、子牛は骨付きの肉(部分肉)も貿易を認めていたのでは??
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/25(Sat) 21:58 |
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- 笹山さん。重箱の隅を突付くようですが、2003年8月の米国のファイナルルール案ですが、米国は当初から、子牛は骨付きの肉(部分肉)も認めていたのではないでしょうか??
以下 畜産の情報−トピックス−2003年10月 月報海外編.より http://lin.lin.go.jp/alic/month/fore/2003/oct/top-us03.htm
「米国は30カ月齢未満の牛由来の骨なし部分肉等を条件付きで解禁
ベネマン米国農務長官は8月8日、カナダからの反すう動物由来の製品の一
部について、公衆衛生上の影響は極めて低いとして輸入許可申請を受け付ける
と発表した。
米国は5月20日のカナダでのBSE発生以降同国からの反すう動物由来製品の輸
入を禁止していたが、@30カ月齢未満の牛由来の骨なし部分肉A12カ月齢未満
の羊・ヤギ由来の骨なし部分肉B36週齢未満の子牛由来の部分肉C牛の肝臓D
反すう動物以外に使用するワクチンE反すう動物以外由来の動物タンパクおよ
び獣脂を含むペットフードおよび飼料原料について、9月1日から事前の輸入許
可申請に基づく輸入を認めるとしている。」
[3792] クリークストーン社の自主検査論にR-CALFが、支持表明 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/25(Sat) 19:13 |
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- R-CALFのCEOであるBill
Bullard氏は、昨日USDAに対して訴訟を起こしたクリークストーン社の自主検査論に対して、全面的に支持を表明し、法廷闘争に対しても、支援を表明した。
Bill
Bullard氏は、「自主検査は、アメリカの牛肉輸出市場の開放と、維持に貢献するであろう。アメリカ経済は、民間企業によって成り立っているのであるし、クリークストーン社は、ただ、顧客の要望にあわせようとしているだけなのだ。
そのことは、ビジネス成功のかぎでもある。
USDAは、革新的試みを阻止するのではなく、クリークストーンの企業家精神に対して、拍手喝さいを送るべきであり、また、その試みを容易にするように計らうべきだ。
クリークストーンは、その意味で、日本との輸出再開についての、妥当で、効果的で、時宜を得た方法を見つけ出した。
もし、このクリークストーン社の試みが、経営メリットのあるものとわかれば、他のミートパッカーも、同じような考えに立って、ついてくるであろう。
R-CALFは、牛肉の市場獲得に苦慮している。
もし、顧客が望むのであれば、パッカーは、その要求に従うであろう。
また、パッカーは、そのことを自由にして、いいはずだ。
畜産生産者たちは、そのようなオプションを有することで、利益を得るであろうし、市場は、消費者たちからの信頼を取り戻せうるであろう。」
と語った。
http://www.agriculture.com/ag/story.jhtml?storyid=/templatedata/ag/story/data/1143235336287.xml&catref=ag1001
[3790] Re:[3789] 『PSE騒動』
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/25(Sat) 18:48 |
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- ときさん。
この池田信夫
blogのご見解は、やや、浮世絵的、トンでいるご見解のようですね。
激変緩和措置で、デッドラインを迎えたときの対処というのが、今回の教訓でしょう。
決して、電気安全法の趣旨は、その名のとおりなのですから、その趣旨を生かしつつ、周辺に環境変化によって生じた問題について、いかなるガイドラインを示すかで、本来は、政策調整は済むはずなのですが。
それぞれが、基調を見失って、右往左往しすぎた結果とも、見えなくもない、です。
下記のEUの見解が、この点、ポイントをついて、示しています。
「市場におかれたときには、コンプライアンスにかなっていたものであっても、究極、販売された後は、ノンコンプライアンスの状態に、おそらく、あるであろう。」
すなわち、コンプライアンスとは、うたかたの流れの如しなのです。
「よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
コンプライアンスにあるものとノンコンプライアンスにあるものと、またかくにごとし。」
[3789] 『PSE騒動』 投稿者:とき
投稿日:2006/03/25(Sat) 18:03 |
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- 池田信夫 blog
PSE騒動 2006-03-25
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/d/20060325
>今回のような無茶な「解釈」が、所管官庁の見解だというだけでまかり通るなら、法律はいらない。経産省は電安法を改正して、中古品を除外するか、別の規制を明記すべきだ。
泥酔論説委員の日経の読み方
■2006/03/25
(土) 08:55:48 無事発進? 疑問残るPSE
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=329372&log=20060325
>確かに、経産省にも周知が不徹底だったという落ち度はあります。しかし問題となるのは中古品を扱う業者、つまり彼らはプロなんですから関連法令について常に情報を収集し、勉強しておくことは当然でしょ。
>誤解、曲解に基づくPSE反対論は反対のための反対でしかなく、これで法律がぐだぐだになってしまったのは経産省だけの責任ではないと考えます。結局BSEにしろPSEにしろ、消費者のリスクを総合的に勘案して、法の制定や運用は冷静に判断すべきではないでしょうか。
法令に直接関わるところの当事者である、まがりなりにも「プロ」とみなされている方々は、やはり「業界」という「公」意識が希薄なのでしょうか。
ここでも、鳥インフル関連業界と同様、自分に関わる「法令・制度」に関する「無知」が、パニックやヒステリーを惹起することになっているように見えますが。
戦後のヤミ市じゃあるまいし、フリーマーケット感覚の素人商売から脱し、商売の規模が大きかろうと小さかろうと、最低限の「行政施策」と「法令」の中の「産業・経済」であるということが商売の「プロ」だと思うのですが。それとも、いざ「法令」の枠をはめられたときだけ、ワアワア騒ぐような「モグリ」の商売なのでしょうか?
(けっして、なんでもかんでも「法令」で、とりかこんでしまえなどと思ってるわけではありませんが。)
[3788] PSE問題の後始末
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/25(Sat) 16:32 |
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- PSE問題も、昨日の仮決着で、ほとんど、問題はなくなった。
気の毒なのは、当面必要もないのに、あわてて、ハードオフの特別処分品を大量に買ってしまった、あわてものの消費者たち。
中古品の仮需なんて聞いたことはないが、これらの消費者は、得したのか、損をしたのか。
「中古品のファンダメンタルズ」なんてものがあるとすれば、確実に、これまでの中古品の価格は、買い取り価格の安さに比して、高止まりしていたのではなかったのか。
だから、4月以降は、PSEマーク問題は片付いても、需要は、大幅下落するに違いない。
中古品消費者は、今回の問題で、ちょっとは、賢くなったのかもしれないのが、せめてもの慰めか。
実は、私も、3月末まで、取り置きしといてくれといった品を、引き取るべきか、引き取らざるべきか、迷っている。
反対派も、早くから、できそうもないことを言わないで、早期にガイドライン設定に、経済産業省と、渡り合ったほうが、中古品の消費者にとっては、混乱は少なかったはず。
坂本龍一さんたちの署名騒動も、今振り返ってみれば、とんだフェイクに終わったような。
今回も、「戦い済んで、日は暮れて」の、むなしさだけが残る。
[3787] 日本の牛トレサは機能しているのか??長崎の24例目の子牛の行方 投稿者:虹屋
投稿日:2006/03/25(Sat) 10:45 |
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- 3/20の発表では「なお、患畜と疫学的な関連性が高いと判断される牛のうち、長崎県外に移動した牛については現在調査を行っています。」
25日現在、この牛の行方が公表されていない。確保されている第10仔は3月9日生まれ、逆算すると第9仔は2004年出生で既に牛トレサは実施されているから、25日時点で行方がつかめていないのは解せない。
[3786] Re:[3785] [3721] [3716]
[3714] 公取委の絶望的な戦略ミス 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/25(Sat) 09:32 |
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- 謎工さん。
レコード輸入権問題でも、今回のPSE問題でも、最初から落としどころのゾーンを狙うのは、私の悪い癖(でも、かなり勝率は高いです。)ですが、この法律娘
http://homepage3.nifty.com/machina/c/c0011.html
さんも言っているように、とりあえず、現在CDに採用されている時限再販制の書籍への適用ということで、意見集約を図られたらいかがでしょう。
その後の課題としては、その時限の短期縮小化を、どこかで、チェックしうるスキームの用意ということですね。
公取委も、最初から、完全無垢なものは、狙っていないでしょうが。
私も、竹島さんとは、長いお付き合いですが、纏め上げるスキルは、なかなかの方です。
http://homepage3.nifty.com/machina/c/c0011.html
[3785] Re:[3721] [3716] [3714]
公取委の絶望的な戦略ミス 投稿者:謎工 投稿日:2006/03/25(Sat) 04:28 |
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- 昨日の参議院予算委員会で竹島委員長はとうとう「23条を廃止するつもりは無い」と
明言してしまったそうで、予想通り「自分で掘った穴にはまり込んでしまった」と
言わざるを得ない状態に。
個人的には独禁法第23条よりも21条の方がよっぽど有害無益で1日も早く廃止すべきだと
考えているのですが、このまま放っといても誰も新聞を読まなくなるだけで一般国民の「知る権利」を
代替する方法は既に多数存在し、今後も次々に開発されるであろうことを考えると
単に再起不能に陥るほどの大惨劇が10年か20年先送りされただけと言う気がしないでも
ありません。今の内に身を切っておけば、そこまで酷いことにはならない可能性が高いとも。
[3784] 国際貿易市場内で日本は
投稿者:とき 投稿日:2006/03/24(Fri) 21:56 |
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- 鶏肉において、中国の独占市場と化しつつあるのでは?
◇加熱不十分な鶏肉を輸出 中国の1業者の輸入停止
>農水省は24日、鳥インフルエンザ対策として輸出時に加熱処理が必要な中国産の加工鶏肉で、加熱の不十分な製品が見つかったため、この鶏肉を扱った中国・上海市の業者からの輸入を一時停止したと発表した。
>農水省は中国側に改善策の報告を求めた。鶏肉はすべて処分するなどし市場に流通しない。
>同省によると、23日に博多港の動物検疫所で、輸入された焼き鳥用などの鶏肉191箱(1528キロ)のうち2箱を抽出検査したところ、加熱処理の基準を満たしていない鶏肉が見つかったという。
>中国産の鶏肉は鳥インフルエンザの発生で2004年1月に輸入を一時停止。同年4月に加熱処理した鶏肉について輸入を再開している。
(共同通信)
- 3月24日20時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060324-00000273-kyodo-soci
◇
オランダも停止 AIワクチンの使用で(鶏鳴新聞 2006年03月24日(金))
http://www.keimei.ne.jp/article/20060325t3.html
ワクチンは中国でも用いているはずですが…。
◇農林水産省 鳥インフルエンザに関する情報
http://www.maff.go.jp/tori/index.html
■報道発表資料
昨年11月以降の「家きん肉等の輸入一時停止措置」の数がハンパでなくなってきました。
[3783] PSE問題は実質解決
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/24(Fri) 21:48 |
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- 2006年3月24日午後4時15分から、PSE問題を考える会(小川浩一郎代表)が、経済産業省で記者会見を行い、下記のとおりで、経済産業省と、話し合いがまとまったと、報告した。
なお、この席には、経済産業省福田消費経済政策課長も同席した。
PSE問題を考える会は、次の5点を経済産業省に要望し、下記のとおりの回答を得た。
@
できるだけ早く検査しPSEマークを付する事ができるよう、可能なかぎり、検査機器の無償貸出しなどの支援策を広げるとともに、検査機器の使い方や届出書類などの作り方の講習会を日本全国でできるだけ早く開催していただきたい。と要望。
●経済産業省了解
A
販売後の検査やレンタルなどの工夫をすることによって、現実に在庫として抱えている中古品の販売が継続できることを要望。
●経済産業省了解。
B
事業者間での中古品の取引きについて、PSEマークを付さなくとも取引きできるようにしてほしい旨要望。
●経済産業省とは、国内に販売することが、明らかになっていない流通の途中の段階では、マークが不用であることを確認。
Cその他、手続などについてリサイクルショップの相談に経済産業省は、丁寧に応じる。さらなる制度の周知徹底。
●経済産業省了解。
D中古品のリユースという事業が社会的に重要であり、リサイクル社会を支える不可欠の産業であると認識していただき、4月1日の法施行後も電気用品安全法をどう扱うのかを、リサイクル事業者と連携しつつ、今後引き続き議論してほしい、と要望。
●経済産業省とは、今後ともと話し合いを継続していくということで意見一致。
この結果、実質、課題は、解決され、リサイクル業界は、PSEマークがなくても、買い取り及び販売を継続。
http://www.hatatomoko.org/pse-keisan-koment.html
http://www.hatatomoko.org/pse-komento.html
[3782] 「鳥インフルウイルス株の知的財産権問題」
投稿者:とき 投稿日:2006/03/24(Fri) 17:16 |
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- ということは、さほど危機的ではないということで・・・。(本当に人類にとっての危機的脅威であるのならば、そんな悠長なことは言ってられないわけで。)
◇中国、鳥インフルのウイルス株をWHOに提供
>中国はまもなく世界保健機関(WHO)に鳥インフルエンザの分離ウイルス株を提供する。サンプルの第一弾20本が、数週間以内にWHOの研究施設に送られる見込みだ。WHOの中国駐在職員が22日北京で明らかにした。
>WHO駐華代表処のホール・メディカルオフィサー(伝染病対策担当)は北京でマスコミの取材に応えた際、「中国からの分離ウイルス株は、鳥インフルエンザの大規模流行に備えたワクチンや医薬品の研究開発にとって極めて重要なもの」と述べた。
>ホール・メディカルオフィサーによると、WHOは鳥インフルウイルス株の知的財産権問題などについて、すでに中国側と合意しており、まもなく中国から提供される動物からの分離ウイルス株サンプルを利用して、ワクチン、医薬品の研究を進めていく。サンプル第一弾は日本、香港、オーストラリアまたは英国にあるWHO研究施設へ送られる。
(2006年03月23日 人民日報)
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200603230301.html
鳥からの分離なのか、人からの分離なのか不明瞭な記事であります。しかも、鳥インフルとはあっても、H5の株かどうかは明示されておりません。『まもなく中国から提供される動物からの分離ウイルス株サンプルを利用して、ワクチン、医薬品の研究を進めていく』ということであれば、鳥のウイルスのようですが・・・。
『サンプルの第一弾20本』っていうことは、@病原性ありのものがそのまま20種類なのか、A見極め切れなかったものをも含めて漫然と20サンプルなのか、B病原性ありのものを故意に粉飾して見極めにくくしての20サンプルなのか、Cそれとも核心のものが含まれずに20サンプルなのか、どうもわかりません。地域別というのもあるかもしれませんが。
確実な品物であれば、株の種類は一種類でいくらもサンプルはいらないはず。しかもシーケンスさえわかれば、物もいらない。鳥インフルH5N1型なのであれば、もはやまん延しており、世界中どこからでも分離できる状況にもなっていますし。
迅速なまん延防止と感染対策のためというには、あまりにものんびりとした手順を踏んでおるようです。いまごろになってもまだ提供してなかったのか、という感じです。
具体的な事実ははぐらかしており、あまり確実信憑性のある情報とはいえないように思えてしまいます。そのブツは大して役に立たないのでは?
◇ProMED情報
http://www.promedmail.org/
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi
>20060323-0060 ( 2006/03/22 ) PRO>Avian influenza -
worldwide (64): Asia, Europe
>OIE当局は、中国製鳥インフルエンザワクチンの一部は無効と指摘。パリに本部のある国際獣疫事務局(OIE)の鳥インフルエンザタスクフォースの一員であるChristianne
Bruschke氏は、中国のHarbin Veterinary
Instituteで製造されたワクチンは国際基準に一致しており、完全な効力を持つが、ワクチンを製造している地方メーカーが複数存在し、それらの製品は十分な効力を有していないと指摘した。
◇愛鶏園に手当金支払いの凍結も 橋本知事
>橋本昌知事は二十三日の記者会見で、鳥インフルエンザ検査を妨害したとして元会長らが逮捕された養鶏会社「愛鶏園」(本社・横浜市)について「組織ぐるみならば、支給を保留している手当金の取り扱いに影響する」と述べ、殺処分に伴う手当金の支払いを凍結することもあり得るとの考えを示した。
>県畜産課によると、愛鶏園への手当金は、すでに殺処分が終了した分が約一億四千万円あるほか、処分中の密閉型鶏舎の早期処分促進費の名目で約三億円を支給することが決まっている。(佐久間 光紀)東京新聞
2006.03.24
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20060324/lcl_____ibg_____001.shtml
もしこの仕打ちが本当であれば、経営的に非常に厳しいところに追い込まれてしまうのではないでしょうか。
あきらかに現実認識を誤った行政施策で、“ウイルス感染に対する”健全なふるまいをする日本の企業体を一つ、その産業から失うこと(抹殺する)になるようなものです。(現状認識を正確にすれば、京都の浅田農産も、けっして廃業を迫られる必要はなかったのです。魔女狩りのように、そのときの“雰囲気”で潰してしまったようなものです。)
本当に、この“マスコミ”の時代というものは、恐ろしいことを何食わぬ顔で平気にやってしまえることになっています。集団の暴力を、なんの罪悪感を抱くことなしにやれてしまうことに。しかもその主体を、われわれ一般大衆世論にして。
http://www8.ocn.ne.jp/~moonston/lynch.htm
(「彼らは憎むべき、呪わしい怪物どもと成り果てる。」)
もはや小難しい専門の知識が必須のプロの理屈は通らず、素人によるほとんど無知な思い込みや妄想が、大手を振って「正論」然としてまかり通るようになっているように。「知らずに犯す罪は大きい」。たぶん、もはや現実の何かを隠喩として作られるドラマ(フィクション)の言葉も伝わりませんね。「いいかげんに、目覚めなさい」、茨城県といきたいところですが・・・。
http://www.ntv.co.jp/jyoou/main.html
何度でも繰り返しますが、ウイルス感染というものは(とくに飛沫核感染〜空気感染〜するような感染力にすぐれたウイルスほど)、人間をだれか悪者にしたからといって、どうにかなるような事象ではありません。
こと鳥インフルエンザウイルス感染については、もはやマスコミの良識もアテにはできないようですし・・・。
『人間と微生物は、微妙なバランスの上で暮らしている。微生物を怖がるのではなく、共存するという意識が大切だ。』(p.126『清潔はビョーキだ』第2章
日本人はなぜバイ菌に弱くなったか)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022613211
2006年03月23日
【活字利権】言論統制に加担する弁護士出身議員
http://blog.livedoor.jp/saihan/archives/50469532.html
そういえば、昨年(一昨年もでしたか)、かの地では「脳脊髄膜炎」というのもだいぶ発生が見られていたようですが、ぞくに「はしか・おたふくかぜ・みずぼうそう」といわれる「子供のうちに罹っておいたほうがいい」というウイルス感染症は、大人になってから初めて感染をし発症すると、ある割合で、全くその病気の症状が起こります。たまたまそれらの従来型のウイルスを、地域によっては、はじめて感染したということであれば心配はいらないのですが、それらが新型に変異したものでの感染が起こっていたというのであれば、それもまたゆゆしき問題ではあります。(まさか、それらのサンプルを含めての『20本』ということでないことを祈りますが・・・。) しかし、起こっていてまん延拡大が起こっても、どのみちなるようにしかなりません。罹って経験して免疫は進化するということです。「一度経験すれば二度と罹らないという記憶ができる」ということが、もともとの狭義の免疫(immunity)の意味ですし。
[3781] 水道水のフッ素濃度、健康を守らず=全米科学アカデミー「骨折リスクも高い」 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/03/24(Fri) 09:32 |
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- 水道水のフッ素濃度、健康を守らず=全米科学アカデミー「骨折リスクも高い」
http://www.jc-press.com/kaigai/200603/032301.htm
新しい発表があったみたいです。
笹山さん、米国の全頭検査訴訟ですが、5社以上が行うみたいですね。
5社以上が全頭検査要求・米食肉加工業者が会見
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060324STXKF001024032006.html
[3780] アメリカ・クリークストーン社の全頭検査訴訟
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/24(Fri) 08:02 |
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- かねてから、自社独自で、全頭検査をすることをUSDAに要求し、拒絶されてきた、アメリカのクリークストーン社だが、ここにきて、水曜日に、ワシントン地裁に訴訟を起こした。
これは、クリークストーン社がBSE自主全頭検査を強行すると、全頭検査用機具の購入許可について、「the
Virus Serum Toxin
Act」(1913年制定)に抵触するため、その対抗措置としてUSDAを告訴するというものである。
(参考
この法律「the Virus Serum
Toxin
Act」はもともと、1913年制定当時の豚コレラ血清にまつわる問題に対応して制定されたもので、家畜内にある潜在的に健康を阻害しうるいかなるタイプのものに対しても、その管理について、USDAの絶対的な権威を認めたものであり、 下記のような規定がある。
「154a.
Special licenses for special circumstances; expedited procedure; conditions;
exemptions; criteria」に
「(3) solely for distribution within the State of
production pursuant to a license granted by such State under a program
determined by the Secretary to meet the criteria under which the State--
C)
may review product test results to assure compliance with applicable standards
for purity, safety, and potency prior to release to the
market;」)
この訴訟について、クリークストーン社のJohn
Stewart氏は、「今回の訴訟は、営利目的のマーケティング的仕掛け(marketing gimmick
)のために行ったものではない。」という。
このクリークストーン社の訴訟についての各界の反応は、次のようだ。
まず、消費者団体のThe
Consumers UnionのUrvashi
Rangan氏は、「この問題は、われわれアメリカのフード・システムが、絶対に安全(foolproof)なものではないということの証左だ。アメリカのフードシステム安全のために、追加的にとりうるいくつもの余地があるということだ。国は、なぜ、この会社に、その権利をあたえないのか?」と、クリークストーン社の方向に同調している。
一方、米国食肉協会(The
American Meat
Institute)では、「今回のクリークストーン社のとった行動は、自らの財政的利益のために、国の食料安全規則をハイジャックするようなものだ。」と、批判する。
また、USDAのスポークスマンは、「公衆の健康は、BSE検査によって、守られうるものではない。」という。
アメリカと日本との牛肉問題についての技術的会談日程について、Chuck
Lambert氏によれば、当初、来週の月曜日とされたが、火曜日と水曜日に、行われることになったとされている。
これについての日本側からの発表はない。
参照「Meatpacker
sues US for right to do mad cow tests」
http://today.reuters.com/news/newsArticle.aspx?type=domesticNews&storyID=2006-03-23T191733Z_01_N23301432_RTRUKOC_0_US-MADCOW-USA.xml&archived=False
「Japan-U.S.
beef talks set for Tuesday, Wednesday, not Monday: USDA」
http://www.tmcnet.com/usubmit/2006/03/23/1483762.htm
[3779] FAO発表に関する共同の記事
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/24(Fri) 07:32 |
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- 家畜のBSE感染死が半減/FAO
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.NewsPack.npnews?newsid=2006032301006396&genre=economics
確かにヨーロッパなんかは飼料管理を徹底して減少したんでしょうけれど、危険とわかっていた肉骨粉を輸出されたアジア等の国々の、その後の追跡調査はしてるんでしょうかね。
また、共同の配信を読むと、検査がまともに行われていない国や、ずさんな飼料管理を続けながら、わざと発見されないように、検査をしないようにしている国々のことは、念頭においてない報告のように見えてしまいますね。
[3778] Re:[3776] [3770]
「ファイアブロガー」 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/24(Fri) 07:21 |
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- ときさん。
「ファイアブロガー」ですか。
炎上志願ブログということですね。
意外と、このようなブログは、計算づくなんではないでしょうかね。
だって、炎上阻止なんて、簡単な事なんですから、
コメント機能を切ればいいことなんですから。
むしろ、このような炎上志願ブログは、極端なウヨ・サヨ言動で、その思考的ストレッチを楽しんでいるのかもしれませんね。
意外と、常識的な人が運営しているのだと思います。
それにしても、いまだに、例の経済産業省の女性官僚のブログが、閉鎖された理由がわかりません。
コメント殺到・炎上が表面上の理由になっているようですが、あのブログの体裁からいえば、それは、理由にはなりません。
コメント阻止機能を働かせばいいのですから。
むしろ、ブログ閉鎖は、経済産業省内部のけん制力が働いたためと、思えますが。
[3777] 日本の感染対策について 採血時の問題
投稿者:ちょい匿名 投稿日:2006/03/24(Fri) 07:01 |
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- 先日、ある総合病院を受診して、採血室で、採血を行ったのですが、「真空採血管」という方法があり、それに使う「ホルダー」というものが、どうも使いまわしの様子でしたので確認したところ、やはり使いまわしでした。
目視で血がホルダーに付着していなければ、OKとしているんだそうです。採血する人は目が悪そうでしたが・・・かなり大きな総合病院です。
指針を読むとホルダーは患者ごとに取り替えるべきとあります。
真空採血管を用いた採血業務に関する
安全管理指針(Ver
2.05)
http://www.jamt.or.jp/information/official/h16/02-1.html
血が飛ぶんでしょう、採血の腕を置く枕は血で汚れていたのに採血者は気がつかないし、しかも手袋をしていなかった。
また、別の器具ですが、3月3日に厚生労働省から感染の危険に関する通知が出ています。FAXなどで送るのでしょうが、どれだけ現場で徹底されるのか、患者側も自分で注意しなければと思います。
採血用穿刺器具(針の周辺部分がディスポーザブルタイプでないもの)の取扱いについて
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/03/h0303-3.html
[3776] Re:[3770]
「西尾幹二のインターネット日録」に、私の名前が。 投稿者:とき 投稿日:2006/03/23(Thu) 20:23 |
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- 笹山様
> 今年1月の記事でしたね。
> 遅ればせながら、知りました。
>
でも、ネット世界の「ウヨ・サヨ」騒動には、この掲示板にもこられる小倉秀夫さんも言われているように、できれば、巻き込まれたくはないものですね。
かのコピペをふりまく人々は、とんでもない勘違いをしてしまっているのではないでしょうか。有識者会議のメンバーを人選した、霞ヶ関の担当窓口がどこかということを見極めればいいだけの話なのですが。表看板あるいは都合よく御輿にされて、ほとんどの委員のかたは迷惑を被っているだけではないかと思っております。(有識者会議以前に、秘密会議等々で方針〜シナリオ〜があらかじめ決まっていたのではないかとされているようですから。)
■
皇室典範改定は「宮内庁発」――小泉内閣以前に始まっていた皇室典範改定の動き 2006-01-20 (Fri)
http://seisaku-center.net/archives/koushitsu/weeklynews/weeklynews20060120.htm
http://seisaku-center.net/sunbbs/
「ウヨ・サヨ」といっても、せいぜい、朝日新聞か産経新聞かという程度のもので、何かにこだわってしまう、そして現実的かどうかという次元では、目糞鼻糞失礼、五十歩百歩なのかもしれません。表層的・皮相的な見方では、現実の重層的かつ両義的な実相を見抜ききれないようにおもいます。「鳥インフルエンザ」ヒステリー現象のように。
右にしろ左にしろ、振り切れた針の者のよすがは、もはや過去に崩れ去っているわけですから、地べたにしっかり足をついているとは到底いえるわけもございません。目の前の「事実」のみを見極めていくしかないと思うのですが。
白黒をつけたがる、二極思考のコトバは、もはやネット界をただよう泡のような噂話の類で、ゴマンと湧いてくるものですから、あまり気にされる必要はないように思います。
ただし、『ネット世界の「ウヨ・サヨ」騒動』に巻き込まれても仕方のない(好んで巻き込まれにいく)サイトも確かに存在するのも事実ですが・・・。
◇ファイアブロガー
http://yaplog.jp/yuichi_f/
http://yuichifkd.exblog.jp/
http://blog.livedoor.jp/karen1985/
◇無防備地域宣言運動
http://xdl.jp/hantaitouron/
http://peace.cside.to/
http://muboubi-net.com/manga/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E9%98%B2%E5%82%99%E9%83%BD%E5%B8%82%E5%AE%A3%E8%A8%80
[3775] 「知らずに犯す罪は大きい」
投稿者:とき 投稿日:2006/03/23(Thu) 19:28 |
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- 西原 克成『「赤ちゃん」の進化学―子供を病気にしない育児の科学』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453106352X
(p.28
聖書のことばからとして)
◇鳥インフル、ニワトリに国産ワクチン…北大など開発
>アジアや欧州で猛威をふるう鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)について、北海道大などの研究グループが国内初となるニワトリ用ワクチンの開発に成功、今秋にも農林水産省に申請する。
>茨城県つくば市内で21日に開かれた日本獣医師会・日本獣医学会連携大会で、発表した。
>この国産ワクチンは、1回注射するだけで2週間後にはウイルスを撃退する抗体がニワトリの体内で増えるなど、従来ワクチンに比べて早い効果が期待できるのが特徴。政府が流行に備えて海外から輸入し、備蓄を進めるワクチンの代替品としての活用をめざす。
>研究グループは、モンゴルで見つかったH5N2型とH7N1型のウイルスの遺伝子を一部ずつ使って、毒性と感染性のないH5N1型の改造ウイルスを作成。この改造ウイルスがワクチンとして働くかどうか確かめるため、生後4週目のニワトリに注射したところ、インフルエンザ特有のたんぱく質を認識して、これを攻撃する抗体がニワトリの体内で作られていることが分かった。
>さらに、通常のニワトリと、新ワクチンを注射したニワトリの双方に、山口県で見つかったH5N1型を感染させた結果、通常のニワトリは2週間以内にすべて死んだのに対し、注射したニワトリはすべて元気なままだった。注射から半年後も症状を防ぐのに十分な抗体量を保つことも、確認したという。
(読売新聞)
- 3月22日11時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060322-00000301-yom-soci
『毒性と感染性のないH5N1型の改造ウイルス』
遺伝子組み換えウイルスということでしょうか?
◇第113回 生物兵器としての遺伝子組換えウイルス
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf113.htm
◇人獣共通感染症(第141回)3/3/2003
新刊書「忍び寄るバイオテロ」(NHKブックス)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf141.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140019611
(p.160
〔遺伝子工学が生み出すスーパーウイルス〕意図せずに作り出された危険なウイルス)
いつも、人間に都合のよい、意図したものばかりができるとは限らない、という危険と裏腹かもしれません。見方によっては、遺伝子組み換え農作物よりも危険になる可能性もあるかもしれません。存在が目にみえないだけに。わざわざ大金をかけて、そんな本来自然界に存在しないウイルスをもとにしたワクチンをつくってまで、対処するべきものではないのですが・・・。なんのための免疫機構(馴致・耐過)なのでしょうか。ワクチンを用いるという基本思想は、もはや根絶・清浄の対極なのですが。感染し罹っても死ななきゃいいじゃないかという根本の考えに向かうということです。
◇侵入の足場が肺の奥に=高病原性鳥インフル−東大
>アジアから欧州などに被害が広がっている高病原性のH5N1型鳥インフルエンザウイルスで、死者が100人を超えたものの、ヒト同士の感染に発展しにくいのは、ウイルスが侵入の手掛かりとする細胞表面のたんぱく質が肺の奥に多く、感染しにくいためと考えられることが分かった。東京大医科学研究所の河岡義裕教授らの研究チームが23日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
(時事通信)
- 3月23日6時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060323-00000003-jij-pol
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060323-00000008-kyodo-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060323-00000001-yom-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060323-00000006-mai-soci
受容体らしきものが、たまたまそこにあるというだけで、感染“増殖”を確認したことにはなっていない。よく調べていったら、体のあちこちにも見つかってしまうことにもなりかねないし、よくよく検証すれば、鶏の受容体と異なっていることになるかもしれない。まだまだ仮説以前のような気がいたします。今後の多方面の検証作業が必要です。一つの仮説の提示という程度のものです。(鳥フルの国内感染経路のように、都合のいいデータしか見ていないのではないかとも思えますし。)
第99回
口蹄疫は人に感染するか
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf99.html
藤田
紘一郎『清潔はビョーキだ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022613211
藤田
紘一郎『「きれい好き」が免疫力を落とす』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062569108
藤田
紘一郎『寄生虫博士のおさらい生物学』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062128357
鳥ウイルスを研究している方々は、もう少し、「生物とウイルス(微生物)の共生」について理解したほうがよいのではないでしょうか。「排除・根絶」(する・できる)って、あきらかに偽善欺瞞です。
[3773] 肥育用子牛 輸入が加速/05年は2万3000頭& 衆・参 農水委員会でBSEの審議
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/23(Thu) 18:36 |
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- 肥育用子牛 輸入が加速/05年は2万3000頭
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/news/index1.html
>輸入先はオーストラリアが9割を占める。アンガス種と黒毛和種の交雑種が多く、現地で9〜11カ月程度育成して輸入する。
あとの一割はどこからなんでしょうか?
ブラジルなどはEUのリスク評価も下がりましたし、気になりますね。
あと、昨日22日の参議院の農水委員会と、今日23日、衆議院の農水委員会でBSEの審議があったみたいです。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/consider.php
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib2.cfm?u_day=20060323
米国産牛肉で中川農相 背骨混入は「異常」
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/flash/index.html?5
>中川昭一農相は22日、参院農水委員会で、米国産の輸入牛肉から牛海綿状脳症(BSE)の特定部位のせき柱(背骨)が見つかった問題で、米国政府が「特異な事例」としていることについて「特異と言っているが、異常だ。あまりに単純なミス。業者も米農務省も、見逃した、知らなかった」と述べ、今回の問題が米国側の責任であることをあらためて強調した。民主党の小川敏夫氏の質問に答えた。
[3772] 坂本龍一さんら、中古電気製品すべてPSE規制から除外を 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/23(Thu) 15:43 |
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- 坂本龍一さんら、中古電気製品すべてPSE規制から除外を
電気用品安全法に基づく安全基準適合を示すPSEマークのない電気製品が、4月から販売できなくなる問題で、作曲家の坂本龍一さんら音楽家グループが23日、東京都港区で記者会見し、すでに適用除外された希少価値の高い「ビンテージ」の電気楽器などだけではなく、すべての中古の電気製品を除外するよう訴えた。
坂本さんは会見で「自分の使うものを役所に決められたくない。ビンテージ楽器だけ除外すれば、われわれミュージシャンは黙るという意図を感じる。リサイクル業者たちが運動をすれば応援したい」と話した。またビンテージ楽器についても「何がビンテージかは役所が決めることではない」と強調した。
というのだが、時すでに遅し。
毒饅頭を食ってしまったんだから。
JSPA(日本シンセサイザープログラマー協会)さんは。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060323STXKE019923032006.html
[3771] 本年度:OIE/BSEコード改正に関する専門家会合議事録 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/03/23(Thu) 14:36 |
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- 国際獣疫事務局(OIE)関係OIE/BSEコード改正案に関するコメントについて[PDF](18.2.22)
OIE/BSEコード改正に関する専門家会合議事録[PDF](18.2.7)
http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/h180207gijiroku.pdf
http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/bse_j.htm#19
議事録が出ていましたが、もう紹介いただいてましたっけ?
再掲でしたらごめんなさい。
[3770] 「西尾幹二のインターネット日録」に、私の名前が。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/23(Thu) 08:07 |
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- 圧倒的なアクセス数を誇っているらしきブログ「西尾幹二のインターネット日録」http://nishiokanji.com/blog/2006/01/18.html
に、私の名前が----。
今年1月の記事でしたね。
遅ればせながら、知りました。
でも、ネット世界の「ウヨ・サヨ」騒動には、この掲示板にもこられる小倉秀夫さんも言われているように、できれば、巻き込まれたくはないものですね。
http://nishiokanji.com/blog/2006/01/18.html
[3769] Re:[3768]
J-Moss もうひとつのPSE問題? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/23(Thu) 07:25 |
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- Chaosさん。
ありがとうございました。
このサイト「「“日本版RoHS”という認識は誤解」、
J-Moss
JIS規格の詳細が明らかに 」http://www.ednjapan.com/content/issue/2006/03/pulse/pulse01.html
での経済産業省の岩崎貴信氏の発言では、「(J-Moss
JIS規格は)日本版RoHSと誤解している人が多いようだが、RoHS指令のように使用を規制するものではなく、あくまで表示を定めることで6物質を管理するもの」といってますが、果たしてどうなのでしょう。
「製造日を起点としているので、上市というあいまいな概念から逃れられている。」というような趣旨のこともいわれていますね。
また「対象製品が「日本標準商品分類」を基に規定されているために、この分類で別に規定されているものは自動的に対象外になるなど、本来の目的と照らし合わせると今後の見直しが必要と思われる点も目立った。」とも書いています。
今のところ、対象製品は @パーソナルコンピュータAユニット形エアコンディショナBテレビ受像機C電気冷蔵庫D電気洗濯機E電子レンジF衣類乾燥機の七品目のようですが、このうち、今回のPSE問題での対象製品とダブっているのは、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機、電子レンジ、と、ほとんどですが、このうち、救済されるのは、2006年6月以前に製造されたもの、ということになり、では、細かいことを言うようですが、2006年4月から2006年6月までに製造されたものについては、それが、中古で、2006年6月以前に出回ったものについては、PSEマークは必要だが、J-Mossマークは必要ないというダブルスタンダード状態が発生することになりますね。
http://www.ednjapan.com/content/issue/2006/03/pulse/pulse01.html
[3768] J-Moss もうひとつのPSE問題?
投稿者:Chaos 投稿日:2006/03/23(Thu) 00:32 |
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- 笹山様
Chaosです。
>
日本版を日本の経済産業省さんは、視野に入れているの かどうかは、わからないが、
資源有効利用促進法改正
パブコメ公開
http://www.meti.go.jp/feedback/downloadfiles/i51220bj.pdf
J-MOSSというのが始まるようです。
JISを改定 7月に施行?
JIS C 0950:2005
説明会は昨年に終了
これにもマークがいるようです。
http://www.ednjapan.com/content/l_news/2006/01/30_01.html
中古品の販売がどうなるかはよくわかりません。
[3767] もうひとつのPSE問題
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/22(Wed) 21:50 |
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- なかなか、にぎやかなPSE問題だが、もうちょっと、視点を広げてみると、この問題は、廃製品のリサイクル指令(WEEE)と有害物質の使用規制(RoHS)とに、強く絡み合っていることがわかるのだが。
この
WEEE Directive 問題というのは、このサイト「WEEE Directive. Directiveの概要 」http://www.jeol.co.jp/envi/regulation/weee-rohs/pdf/weerohs09.pdf
に見るとおりの、スキームなのだが、「廃電子電気司令
」といわれるものである。
すなわち、電気、電子機器には、多数の有害物資が含まれるところから、この司令には、76/769/EEC司令(危険な物質および調剤の上市
と使用の制限に関する理事会指令)と、67/548/EEC司令(
危険な物質の分類、包装、表示に関する理事会指令)とが絡み合ってくるという問題である。
この、廃製品のリサイクル指令(WEEE)と有害物質の使用規制(RoHS)の日本版を日本の経済産業省さんは、視野に入れているのかどうかは、わからないが、このPSE問題の時点で、上市の概念の整理をしておかないと、将来に禍根を残すのではないかと、懸念している。
ちなみに、RoHS規則においては、リユースについては、除外規定を設けている。
PSE反対派の皆さんも、単なる情緒的反対を繰り返しているばかりでなく、もっと、このようなEU規定との齟齬をつくような戦略の構築が望まれるのだが。
なんか、今の状態では、単なる厨房的反対論拠しか見られないような気もするのだが。
まあ、経済産業省さんの「ヴィンテージ例外承認扱い」というのも、たぶんに、情緒的産物なのだが。
インチキ署名でもって、例外承認制への抜け駆けを図った、JSPA(日本シンセサイザープログラマー協会)の罪は、もっと重いと思う。
http://www.jeol.co.jp/envi/regulation/weee-rohs/pdf/weerohs09.pdf
[3766] 関西電力大飯原発で火災 福井県警
投稿者:掲示板から 投稿日:2006/03/22(Wed) 21:26 |
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- 相変わらず海外報道の方が早いみたいですね。
【社会】関西電力大飯原発で火災 福井県警[03/22] http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1143027080/
[3765] Re:[3764] [3762]
ポイントがずれている「牛肉問題の米回答書」報道 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/22(Wed) 07:38 |
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- Chaosさん。
情報、ありがとうございます。
これ「2005 FISMA Report to Congress」
http://www.whitehouse.gov/omb/inforeg/reports/2005_fisma_report_to_congress.pdf
は、Agency
Inspector Generalsの議会報告ですね。
「Department of
Agriculture」
は
6ページ
「Table 2:
ITセキュリティ修正で効果的な措置なり計画を行っているか。」
で、
「No」
7ページ
「Table 3:
品質証明認可期間が、よい仕事をしているか」
で
「Poor」
8ページ
「Table 4: agency system
inventory の開発程度について数値化して示すと」
で
「0-50%」
というもののようですね。
総括表は、「Department
of Agriculture -- CIO Report」として23ページと24ページにあるようですね。
http://www.whitehouse.gov/omb/inforeg/reports/2005_fisma_report_to_congress.pdf
[3764] Re:[3762]
ポイントがずれている「牛肉問題の米回答書」報道 投稿者:Chaos 投稿日:2006/03/22(Wed) 00:34 |
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- 笹山様
Chaosです。
別件で調べていたんですが
2005 FISMA Report to
Congress
これによると農務省は落第。
回答の内容以前に、組織として書類仕事や管理体制がダメダメかも。
米国政府の監査組織がそう言っているので、 (^_^)
チャチャ入れてすみません。
[3763] Re:[3762]
ポイントがずれている「牛肉問題の米回答書」報道 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/21(Tue) 19:18 |
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- > J2005年7月12日、日本向け輸出調査報告書でのフィリップ・ピアレス氏の証言「2005 年7 月12
日付けでデイヴィッド・ヒルドレス氏から、FSIS によれば子牛専門の施設については日本向けBEV
プログラムは不要という旨の電子メールを受信しました。私はこの情報を日本における代理人に送信しました。」
この7月の電子メールを出したデイヴィッド・ヒルドレス(David Hildreth)氏は、アトランテック社の現地監査を行ったRCAの監査官、デイビッド・ヒルドレス(David
J. Hildreth)ではないでしょうか??
和訳160ページ デイビッド・ヒルドレス(David J.
Hildreth) USDA-AMS、農業販売スペシャリスト(アトランテック社の現地監査の担当官)の証言
.
2005年5月、アトランティック社は、日本への販売の提案を記載した会社プログラムおよび手紙を提出した。
..
ARC室は、書類審査にプログラムを委ねた。
.. 監査官の一人が、AMS 1030
Jプログラム(日本への牛肉の輸出手順)の条件を満たしているかどうか判断するために、提出された計画を審査した。
..
2005年5月、変更のために会社プログラムが2回アトランティック社に返却された。
..
2005年12月、最終プログラムが提出され、監査のスケジュールが組まれた。
プログラムが提出された時、デイビッド・ヒルドレス氏は上司であるプログラムマネージャー、デイナ・スタール(Dana
Stahl)氏から、現行規則ではプログラムは不必要だと告げられた。日本は、米国産牛肉製品の市場を開放した後、EVプログラムを履行するよう要求した。このプロセスの間、アトランティック社は、条件を満たすために、プログラムについてデイナ・スタール氏と話合いを行った。2006年1月4日、デイビッド・ヒルドレス氏は、EVプロセスの一環として必要な現地監査を行うためにアトランティック社に出向くようデイナ・スタール氏から告げられた。
フィッリプ氏の電子メールはRick.Harris と
dana.stahl 宛に出されていますから、あの慌てた審査ぶりが納得がいきますね。
また、下記の証言を見ると事態はより複雑怪奇ですね。
以下和訳213ページ、ジェームズ・リヴァAMS、ARC室長の証言より
日本が米国産牛肉に対する市場を再開する準備を進めている中、ピアレスは子牛肉を日本に出荷する際にEVプログラム証明は必要ないと考えていた。つまりほとんどの国が若齢の子牛肉はBSEの危険性が全く無いと見ているため、日本市場にも出荷が可能であると考えていた。2005年夏の終わり、日本側はARCのホームページにUSDAが掲載した情報を発見した。USDAは、BSEのリスクを最小限に抑えることなどが盛り込まれた日本輸出向けEVプログラムの条件に基づき加工されるべき牛肉製品のリストから子牛肉を除外していた。日本政府はUSDAに対し、成牛肉の出荷と同様の条件が子牛肉にも適用されるよう望んでいると伝えた。それを受けてARCは、日本輸出向けEVプログラム条件の調整を行った。
ピアレスは2005年12月にこの情報を入手し、アトランティック社およびゴールデン社が子牛肉の出荷に向けたEVプログラム条件を遵守する手順をまとめた文書を提出しなければならなかった。ピアレスとその社員は、ARCが十分であると認めるまで、自社の品質システム評価(QSA)マニュアルを何度も見直した。2005年12月23日、ARCは両社のQSAマニュアルを承認した。2006年1月4日、ARCはアトランティック社およびゴールデン社に対し日本輸出向けEVプログラムとして書類審査を行った。1月6日には、両社の現地監査も終了した。この時点で、日本に向けた子牛肉の出荷が可能となった。
[3762] ポイントがずれている「牛肉問題の米回答書」報道 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/21(Tue) 05:27 |
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- 「牛肉問題の米回答書」問題についての日本の報道は、「米側は問題の牛肉を輸出した2施設は「特異的な例」という従来の主張を強調し、検査態勢に問題があるとの見方を改めて否定した。」との点を中心に報道しているが、問題は、べつのところにあるのではなかろうか。
つまり、「アメリカ側と、日本側とは、子牛肉の取り扱いを、通常の牛肉のBEVプログラムとは別の、もうひとつのBEVプログラムにのせるべく、討議していたのではないのか」という点である。
すなわち、12月8日の食品安全委員会の答申や、12月12日の両国の牛肉貿易再開までに、日本の食品安全委員会での議論とは別に、子牛肉特別扱いの議論が進行していたとすれば、これは、食品安全委員会やパブリックコメントを寄せた日本の消費者に対する背信行為になるのだが。
これまでも、私の掲示板では、2003年5月のカナダでのBSE発生以後、二転三転した、アメリカでの、子牛肉特別扱いの経緯を紹介してきた。
(この掲示板の3635をご参照)
これは、カナダとの子牛肉取引の特殊性にからむ面、R-CARFの訴訟対策にからむ面、アメリカのファイナルルール策定にからむ面、APHISの解除リストとのダブルスタンダード問題にからむ面、など、いろいろあったはずだ。
そのような中で、日本とのBEVプログラムが、子牛肉の位置づけがあいまいのまま、スタートし、また、日本の食品安全委員会でのアメリカ子牛肉のリスク評価についての位置づけがあいまいのまま、貿易再開が決定し、結果、今年1月の脊柱混入問題が発生してしまった。
つまり、起こるべくして起こった、構造問題だったわけである。
現に、昨日発表されたアメリカ側からの回答書では、アメリカ自身「米国は、子牛肉のための別のプログラムの作成を協議していたが、輸入が停止された2006年1月20日の時点では、日本政府と協議中であった。」(農林水産省の和訳による。)といっているではないか。
このアメリカ側の発言は、逆に言えば、日本の食品安全委員会が答申を出した、12月8日においても、また、牛肉貿易再開した12月12日時点でも、この議論は、日米間で進行中であったということを、アメリカ自身、認めているということになってしまう。
もちろん、アメリカ側は、日本側からの「12月8日説訂正の依頼」を受けて、あたかも、子牛肉特別扱いプログラム検討の話が、12月13日以降の日本からの査察団との話し合いで生まれたかのように、わざわざ、「輸入が停止された2006年1月20日の時点では」とのタイムスタンプを回答書の中にもぐりこませるという配慮を見せたということなのだろうが。
今度は、日本の農水・厚生リスク管理官庁両省が、日本の食品安全委員会や日本の消費者に対して、その「進行中だった子牛肉特別扱いの議論の経緯」についての、説明責任を果たす番である。
参考(再掲)
アメリカにおける子牛肉特別取り扱いの経緯
@2003年5月のカナダでのBSE発生に伴い、USDAは、ファイナルルール案を作成。
A2003年8月8日、Vealについては、生後36週の骨なし子牛については、輸入を許可するとの仮の規則を発表。
正式のものとして、2003年11月4日に、この方針を発表。
B2003年8月15日、APHISのほうでは、これとは別に、子牛肉については、骨なし子牛肉ばかりでなく、骨付き子牛肉までも、リストに入れた拡大リストを発表。
10月22日に発表された拡大リストでは、これにさらに、舌や心臓や腎臓をも、ローリスクに入れるリストを公表。
C2003年12月24日、アメリカで初のBSE発生
D2003年12月26日、日本がアメリカのファイナルルールに対してのコメント送付(在米日本大使館のTadashi
SATO氏から、USDAに対し、「Docket No.
03-080-1」についての回答)
E2004年4月19日、モンタナ地裁へ、R-CALFから、カナダ牛輸入差し止め訴訟が出てきた関係から、正式なルール規則設定を迫られる。
F2004年4月26日、モンタナ地裁介在のもとに、USDAは、2003年8月8日にリストアップしたもの以上のものは、2003年11月4日に提出したファイナルルールには含めないとする協定を、R-CALFと締結。
そのとき、当時のヴェネマン農務長官は、2003年8月3日以降に、APHISが拡大リストを作っていたことを知らなかったといった。
G2004年10月23日、日米の高級事務レベル協議で、BEVプログラム固まる。
H2004年12月29日、ファイナルルールの最終案が確定。
その発表の直前に、カナダで、二例目のBSEが、発見。
I2005年1月4日に、ファイナルルールは公式発表され、2005年3月7日に、発効。
J2005年7月12日、日本向け輸出調査報告書でのフィリップ・ピアレス氏の証言「2005
年7 月12 日付けでデイヴィッド・ヒルドレス氏から、FSIS によれば子牛専門の施設については日本向けBEV
プログラムは不要という旨の電子メールを受信しました。私はこの情報を日本における代理人に送信しました。」
この事実如何については、2006年3月6日時点では、日本側は、コメントせず。
K2005年12月8日、日本政府は、AMSに対してVealについても、the
EV Program のためのQSA
Program適用との通知を出した。日本側は、この事実を2006年3月6日時点で公式に否定。
L2005年12月13日、日本の査察チーム、アメリカ到着、デンバー入り、「日本の査察チーム訪米時に子牛肉の追加に関して話し合われ、牛肉製品と同様に日本は全ての子牛肉製品がUSDAのEVプログラムの下で認定されるべきことを要求した。」と、アメリカ側の報告書は記載、この事実については、日本側は、3月6日時点で否定はしていない。
M2006年3月18日、アメリカ側は、日本側からの質問状への回答の中で、「米国は、子牛肉のための別のプログラムの作成を協議していたが、輸入が停止された2006年1月20日の時点では、日本政府と協議中であった。」と、回答
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060320press_10b.pdf
[3761] Re:[3760] [3759] [3757]
米国から回答(英文) 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/20(Mon) 19:21 |
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- 虹屋さん。
遅ればせながら、日本語訳
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060320press_10b.pdf
、農林水産省から、夕刻、発表されたようですね。
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060320press_10b.pdf
[3760] Re:[3759] [3757]
米国から回答(英文) 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/20(Mon) 13:44 |
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- 笹山さん。有難うございます。
>
まず9ページ
この点は、7月の子牛特別扱い通知を前段において考えないといけませんよね。
> 18ページ
>
ここで、疑問なのは、なぜ、アメリカ側は、「2006年1月20日に、日本との貿易がとまった時点では」と、書いたのでしょうね。
>
当初の報告書で、アメリカ側が、日本側から通知があったと書いた2005年12月8日でもなく、貿易再開の12月12日でもなく、2006年1月20日と書いたのか、ということですね。
>
いわば、USDA側は、子牛肉を別のEVプログラムにのせるかどうかについては、日本政府と協議中であった、ということを、わざと、匂わせているという回答内容でしたね。
>
日本側の弱みは、あくまで、つかんでいたいということでしょうか。
代用乳、人工乳で飼育されるVeal子牛へのプリオン伝達源として最も有力なのは、これらに使われるタロー飼料用牛脂の不純物のそれだと思います。プリオン専門部会でのタローに関する審議を思い起こすと、農水省らの書いたシナリオが大方見当がつくのではないでしょうか??
金子先生らの抵抗が、ご破算にしてしまったというとこではないでしょうか。
[3759] Re:[3757] 米国から回答(英文)
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/20(Mon) 13:22 |
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- 虹屋さん。
いろいろ、長々と、アメリカ側の回答が書いてありますが、ポイントは、次の二箇所でしょう。
まず9ページ
日本側質問
「3)
It appears that the personnel at the establishments considered that veal
was eligible under Japan EV program even if vertebral column was not removed
and offal from calves was not segregated. If that was the case, why did they
think
so?」
(当事者が、子牛肉が、日本のEVプログラムの元では、脊柱が除去されていなくても、また、子牛の臓物が分離されていなくても、適格であると思っていた節が伺われる。
もし、そうだとしたなら、彼らは、どうして、そう考えたのか?)
アメリカ側答え
「As
demonstrated by their QSA Quality Manual and their responses during the
in-plant audit, company personnel and management were fully aware of
the requirement to remove the vertebral column and segregate
offal.」
(QSA品質マニュアルや、インプラント監査での彼らのやり取りに見るように、会社の人間や管理者は、脊柱を取り除かなければならないことや、臓物を分離しなければならないことについて、十分に承知をしていた。)
18ページ
日本側質問
「2)
There is mention in the Report to the effect that Japan notified the United
States shortly before trade resumption that veal was required to be added
as part of the EV program. It is suggested that revision of this mention be
considered as it is not factual. EV program targets cattle at or younger than 20
months from its conception, which has always included
veal.」
(USDAからの報告書には、子牛肉についても、EVプログラムの一部として加える必要があると、日本側が、アメリカ側に通告したのが、貿易再開のちょっと前であったという趣旨の記述がある。
この記述は、事実に反するので、改訂を考慮していただくよう、提案する。
EVプログラムの対象は、その概念において、最初から、子牛を含む、月齢20ヶ月以下の牛を対象としている。)
アメリカ側答え
「Correct.
The EV program was inclusive of all cattle 20 months of age and younger
– which would include veal. The U.S. discussed the development of
an alternative program for veal, but discussions with the Government of Japan
were still underway when trade was suspended on January 20,
2006.」
(そのとおりである。
EVプログラムにおいては、子牛肉をも含む月齢20ヶ月以下のすべての牛を含むものである。
アメリカでは、子牛肉についての代替プログラムを作ろうと、議論してきた。
しかし、2006年1月20日に、日本との貿易がとまった時点では、日本政府との議論においては、この点については、まだ、進行中であった。)
ということですね。
ここで、疑問なのは、なぜ、アメリカ側は、「2006年1月20日に、日本との貿易がとまった時点では」と、書いたのでしょうね。
当初の報告書で、アメリカ側が、日本側から通知があったと書いた2005年12月8日でもなく、貿易再開の12月12日でもなく、2006年1月20日と書いたのか、ということですね。
いわば、USDA側は、子牛肉を別のEVプログラムにのせるかどうかについては、日本政府と協議中であった、ということを、わざと、匂わせているという回答内容でしたね。
日本側の弱みは、あくまで、つかんでいたいということでしょうか。
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060320press_2b.pdf
[3758] 背骨つき肉、番号違いの謎から妄想する
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/20(Mon) 12:27 |
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- 1月20日、成田空港の検疫で見つかった骨付き肉は、全41箱約390kg中の3箱、各々箱につけられた番号が違う三箱で約55kgです。米国の報告書では、ホテル・ラック1箱(60ポンド)とトリムド・ロイン2箱(38.6ポンド)です。3箱で98.6ポンド、約44.7kg。10kgも足りないのです。ホテル・ラック1箱とトリムド・ロイン2箱の番号が違うことがあっても、トリムド・ロイン2箱の番号は同じになります。ところが、成田では3箱とも違っているのです。
この番号違いの謎を追ってみました。
まず、利用できる資料が限定されている事をお断りしなければならなりません。
番号の付け方とその記録書類は、アトランテック社のQSM(Quality
System
Manual、品質システムマニュアル)に記載されています。QSMは、本文である品質マニュアルと「部分肉処理とトレーサビリティに関するSOP」などの付属文書からなります。アトランテック社のQSMは、少なくとも3版があります。最初は12月15日付で輸出許可をうる申請の際に出された物です。次は12月23日付のもので、ウイルソン監査官はこれを用いて書類審査を1月4日に行っています。ウイルソン監査官の指摘を受けて修正された1月5日に提出された最終版です。
監査官の証言に拠れば、「アトランティック社が提出した品質マニュアルには、せき髄およびせき柱の衛生的な除去が記載されていたが、せき髄はゴールデン社の施設でとさつ解体工程中に除去しなければならないために変更が行われた。アトランティック社は品質マニュアルに陳述する内容の訂正を行って、これを変更した。」とありますから、1月12、13日にアトランテック社で用いられたQSMは1月5日版です。
ところが、報告書の付属資料で出されている物はQM品質マニュアルは12月15日版です。SOPなどの付属文書は12月23日版です。つまり、問題の子牛肉が処理された1月12、13日に用いられた物とは違います。なぜこのような資料提出を米国がしたのか真意が図りかねますが、いわば目がふさがれた状態での論考となります。
1月4日のウイルソン監査官の書類審査結果をみますと、番号の付け方とその記録書類にかんしては大きな変更指摘がありませんので、12月23日版の付属資料でこれを見ますと、
コード番号7460108
最初の1桁「7」…日本向けEV製品のみが、「7」から始まる。
次の3桁「460」…その品目の製品コード。この例の「460」は、「子牛トップラウンド
キャップオフ肉」を表す。
最後の3桁「108」…ロット番号を表す。
製造日(日/月/年)は、ラベル上に明記する。
そして、製造日誌(EV)にコード番号、日付、製品名が記録されることになっています。
さて今回の製造日記は証拠19番、20番です。ともにコード番号記載欄には、最初の1桁「7」(日本向けEV製品のみが、「7」から始まる。)と次の3桁「460」…その品目の製品コードしか記載されていません。最後の3桁のロット番号は記載されていません。これは単なる記入漏れか、この両日は日本向けはこの製造ロットしかありませんから省いたのかもしれませんが、問題のホテルロッツは日付は13/01/06で「7110aaa」で一箱、トリムドロインは日付は13/01/06で「7321aaa」の2箱となります。aaaはロット番号ですが、付いていないかもしれません。いずれにしろ、2箱は同じですから、3箱とも違うことはありえません。少なくとも一箱のトリムドロインには、7で始まる数字ではなかったのです。つまり、アメリカ国内向けなどとすり替わっていたのです。
またコード番号の記録が、他の施設でも、日常的に、ロット番号が省かれたりしているのなら、トレサビリティーの役割を果せません。米国報告書は、この点の指摘はありません。
つぎに何故、すり替わっても輸出承認が下りたのでしょうか。
アトランテック社で、包装が終り箱詰めにされた段階では、その箱には、日本向けを顕す何の表示、スタンプも施されていません。日本向けを示す「J」のスタンプが押されるのは輸出証明が出されてからです。
その輸出証明には、必要記載事項は
1.
発行日
2. タイトル 例『輸出証明書第○○号の別紙』
3. 製品概要 製品名・箱数・重量(証明書表面に記載のとおりとする)
4.
証明担当職員の氏名と署名。その次に地域番号。
であり、箱に付けられたIDとなるのコード番号を記載する必要はありません。実際に今回の証明書、証拠21、22、23番には書かれていません。つまり、重量は測り直おなけばなりませんから、製品名と箱数さえ合っていれば、よほど重さが違わない限り、すり替わっていてもわからない。
つまり米農務省の輸出管理では、EVプログラム・貿易条件に適合していない品物が混じっても、わからない、排除できないと言うことになります。
[3757] 米国から回答(英文)
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/20(Mon) 12:25 |
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- 米国の報告書に関して3月6日に日本政府が行った照会事項に対し、18日午前に米国から回答(英文)がありましたので、別添[PDF]のとおり公表いたします。
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060320press_2b.pdf
[3756] Re:[3755]
電気用品安全法:「上市」の概念を取り入れるべき? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/20(Mon) 08:06 |
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- tami606さん。
このYAHOO掲示板の記事については、3746で、紹介しておきました。
かつての実務担当者らしき方の投稿で、非常に興味のあるものでした。
この「上市」という言葉は、英語で、「Put
on the market」または「placing on the market」といいますが、EU司令やイギリスでは、修理とリユースについては、上市(Put
on the market)とは別概念として、規制から除外していますね。
ちなみに、イギリスの「“The RoHS Regulations”」(The
Restriction of the Use of Certain Hazardous Substances in Electrical and
Electronic Equipment Regulations 2004)
「電機機器ならびに電子機器における特定危険物質使用規制」
http://www.dti.gov.uk/sustainability/weee/RoHS_Regs_Draft_Guidance.pdf
では、
「Exemptions
16.
The RoHS Regulations do not apply; To the reuse of EEE placed on the market
before 1 July 2006.」
(RoHS規制の除外規定−2006年7月1日以前に上市された電気電子機器(EEE:Electrical and
Electoronic
Equipment)のリユース)
となっていますね。
しかし、このYAHOO掲示板の投稿者の方も触れられているようですが、肝心の1973年の低電圧司令(the
European Low VoltageDirective (LVD)73/23EEC)
http://europa.eu.int/comm/enterprise/electr_equipment/lv/direct/text.htm
と1993年の低電圧修正司令(amending
Directives of the European Low VoltageDirective (LVD)93/68EEC )
http://europa.eu.int/comm/enterprise/electr_equipment/lv/direct/93-68.pdf
では、その点、ちょっと明確ではないような。
詳しくは、3746をご参照ください。
また、日本のPSE問題と同じようなケースとしては、1993年に発令された、the
Medical Devices Directive (MDD;
93/42/EEC)が、2004年11月1日に、デッドラインを迎えたときの例ですが、このときは、旧製品については、下記のとおりの規定となっています。
「A
medical electronic device now on the market in the EU may not have been tested
to all the updated requirements. Though compliant at the time of being
introduced for sale, a device may very possibly be noncompliant when it is
eventually sold. It is up to the manufacturer to determine whether the device
should be tested to the new standard or withdrawn from the market. No
grandfather clause covers these existing
devices.」
(現在EU市場にある医療用電子機器のすべてが、最新の要件検査を受けたものでは、ないであろう。
市場におかれたときには、コンプライアンスにかなっていたものであっても、究極、販売された後は、ノンコンプライアンスの状態に、おそらく、あるであろう。
この機器が新基準での検査を受けるかどうか、それとも、市場から引き上げるかどうかは、製造業者次第である。
これらの現存する機器については、いかなる祖父条項(grandfather
clause)も、カバーしない。)
参照
「New EMC Requirements with the Updated Medical
Devices Directive」
http://www.devicelink.com/mem/archive/04/10/009.html
http://www.dti.gov.uk/sustainability/weee/RoHS_Regs_Draft_Guidance.pdf
[3755] 電気用品安全法:「上市」の概念を取り入れるべき? 投稿者:tami606
投稿日:2006/03/20(Mon) 07:30 |
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- おはようございます。こちらではおひさしぶりです。
電気用品安全法に関してYAHOO!掲示板に興味深い投稿を見つけました。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=552018307&tid=a1zpseka1a1dbcf8eija347na4aba4igdgc6xbbdfa1z2heea1db&sid=552018307&mid=1019
”引継いだ後、条文通りに解釈しようとした為今回のような事態が起こったのでは?”というのは如何にもありそうな事という気がしますね。
法律用語はよく存じませんが、「上市」というのは”市場に出す””一旦市場に出る”という事なのでしょうか。だとしたら、この方の意見のように、『上市』の概念を取り入れていれば現状のような破たん、混乱は確かに無かったように思えますね。
http://resonance.s76.xrea.com/blog/
[3754] Re:[3752]
BSE関連でこんな情報ありましたよ 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/20(Mon) 06:09 |
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- 毎日ROMな読者です さん。
プリオン仮説以外の仮説につきましては、ブログ記事「プリオン仮説以外の仮説を検証する必要はないのか?」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=280のほうに書いたことがあります。
現在までの仮説を整理しますと、このようになりますね。
@プリオン仮説
A「非常に小さい核酸をもつウイルスがプリオンに付着している」(1954年に
Sigurdssonが提唱)との仮説
Bvirino仮説(virino
hypothesis)(1959年に、Hadlowが提唱)
たんぱく質にコーティングされた非常に小さな遺伝子物質が感染因子となるという説
遺伝子が実質感染因子となっており、たんぱく質は、その伝達補助材となっているとの説。
CNemavirus hypothesis(線状ウィルス仮説)
DVirino
and replication site hypothesis
しかし、こうしてみますと、@のプリオン仮説が、社会的に有力な仮説となっている以上、その他の仮説が、同等の優位性を発揮するためには、プリオン仮説を打ち負かす「仮説した因子の実証」を迫られるというハンディがありますね。
そのために全頭検査が必要だというのは、ちょっと、飛躍かな?とも思いますが。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=280
[3753] 『恐怖の極相』 投稿者:とき
投稿日:2006/03/20(Mon) 01:37 |
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- ◇社説:鳥インフルエンザ 世界的流行視野に具体策を(毎日新聞 2006年3月19日 0時19分)
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20060319k0000m070119000c.html
>鳥感染の拡大にともない鳥から人への感染も増えている。
>感染拡大が心配なのは、人から人へと簡単に感染する「新型インフルエンザ」出現の危険性を高めるからだ。人類は新型に対する免疫がなく、大きな被害が予測される。現時点で新型出現の証拠はないが、人から検出されたウイルスにはいくつかの変異がみられる。
>新型の出現を抑えるには、感染を鳥で終わらせる対策が重要になる。
>感染している鳥との密接な接触を避けるよう、市民への十分な情報提供も欠かせない。
>そうした対策をとっても、新型の出現は避けられない可能性が高い。その際には、新型の早期封じ込めが重要になる。
>H5N1型の感染が収まっている日本
>新型が世界のどこかで出現し、早期封じ込めに失敗
ざっと読んだだけでも、以上の論法には、首を傾げざるをえません。わざと書いてるのか、それとも『彼らの善意と熱意のなせるわざ』なのかはうかがい知れませんが・・・。もう、この文章じたいが“パニック”をおこしています。自覚されてはいないのかもしれませんが。それとも、このような報道によって政策が動いた場合、それによって何らかの恩恵を被る方々の援護射撃のようなものなのでしょうか? (先日の朝日社説よりは、巧妙に上手につづられているようですが。いちばんの『パニックを防ぐ』方法は、マスコミ・マスメディアが正確な知識・情報を広めることなのですが、それを果たしていないどころか、狼少年よろしく恐怖を煽ることばかり。そして感心にも「公」に要求することは怠りなく。)
>『民主主義の世の中で、支配的な「政治、法曹、メディア・複合体」がたとえ根拠がなくとも何らかの恐怖を広め大衆を操作する構図を社会学者ホフマンは「恐怖の極相」と呼んだが、ターゲットとなるのは、見えないもの=Aあるいはマイナーなもの≠ノ限られる。』(p.100)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480687300
(池田
清彦『環境問題のウソ』)
http://d.hatena.ne.jp/schazzie/20051110
(2005-11-10
マイクル・クライトン 『恐怖の存在』)
>◇恫喝を愉しむべきではない
>『鳥インフルエンザは、人にとってではなく、鳥にとって「しんどい」感染症です。人にとって「しんどい」のは、鳥インフルエンザではもちろんなく、ヒトインフルエンザであります。
>そのような基本中の基本を無視して、鳥インフルエンザで大量の死者が出る、と安易に恫喝してみせる困った専門家≠ェ後を絶ちません。』(p.35-36.)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106100991
(日垣
隆『世間のウソ』 第一章〈リスク〉をめぐるウソ 第三話安全性のウソ)
◇新型インフルエンザは、どう怖いのか?
http://river-side.at.webry.info/200512/article_12.html
◇医療社会学からみたリスク第1回
鳥インフルエンザが恐れられるのはなぜか 作られた「恐怖」がパニックを招く
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/v/01/
◇詭弁のガイドライン(はてなダイアリー)
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%EB%CC%CA%DB%A4%CE%A5%AC%A5%A4%A5%C9%A5%E9%A5%A4%A5%F3?kid=68366
[3752] BSE関連でこんな情報ありましたよ
投稿者:毎日ROMな読者です 投稿日:2006/03/19(Sun) 22:05 |
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- >狂牛病の原因物質はプリオンではないかもしれない?!
http://www.jimbo.tv/videonews/000246.php
なかなか興味深い話です。ただ本編は有料登録しないと見られないシステムです。
[3751] 坂本三十次先生ご逝去
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/19(Sun) 19:42 |
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- 坂本先生との思い出といえば、なんと言っても、昭和60年の定数是正(6増6減案)問題で、共闘を組んだ思い出だ。
当時、過疎地の選挙区での衆議院定数に最高裁の違憲判決が出、その打開策として、過疎地の選挙区の定数を6減らし、過密の都市部の選挙区定数を6増やすという6増6減案が出て、関係選挙区の議員がすったもんだしたという時期であった。
当時の幹事長は、金丸信さんで、やりにくい相手であった。
兵庫5区の西山敬次郎さんは、この選挙で落選され、その後、ご逝去されるという悲劇もあった。
坂本先生は、この案に対しても、動じたそぶりは見せられなかったが、結局、小選挙区制が導入されてからは、大変な選挙をされられたようだ。
先生は、また、剣道七段の達人でもあリ、政界では、数少ない三木派直系を自認される硬骨漢であられた。
謹んで、ご冥福を祈ります。
このサイト
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/103/0530/10312110530004c.html
に、当時の坂本三十先生の公職選挙法改正に関する調査特別委員会での当時のご質問が掲載されています。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/103/0530/10312110530004c.html
[3750] Re:[3749]
米国農務省の「報告書」の添付資料の日本語訳(仮訳)の公表について 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/19(Sun) 18:51
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- 虹屋さん。
虹屋さんが以前に訳されたのは、このサイトhttp://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060317press_8i.pdf
の135ページあたりからですね。
この翻訳においても、GS11については、「ウィルソンは、2002年6月からUSDA、AMSのAMS専門家として働いていると話した。彼の現在のシリーズ/グレードはGS-11である。」とだけ、訳されていますね。
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060317press_8i.pdf
[3749] 米国農務省の「報告書」の添付資料の日本語訳(仮訳)の公表について 投稿者:虹屋
投稿日:2006/03/19(Sun) 18:19 |
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- 添付資料の日本語訳(仮訳)がでました。Appendices_A-Iは一部省略、また、1〜38番までの資料も一部省略された形です。
全体版
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/03/dl/h0317-7a.pdf
部分版の入手
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060317press_8b.html
また回答書も届いたそうですが、原本を探し出せません。
>脊柱混入で米国が回答書 牛肉問題で専門家派遣へ
米国産牛肉に牛海綿状脳症(BSE)対策で除去が義務付けられた脊柱(せきちゅう)が混入した問題で、農水省は19日、再発防止策の詳細内容などを問う日本の質問状に対する米側回答が18日に届いたことを明らかにした。
同省と厚生労働省は回答書の翻訳や分析に着手し、20日にも日本語訳を公表する。牛肉の早期輸入再開を求める米国は近く専門家を日本に派遣、日米専門家会合を開いて米側の対応に理解を求める方針。
ただ香港でも米国産牛肉の輸入条件違反が発覚、米国の安全管理態勢への不信が強まっており、輸入再開協議の難航は必至だ。
(共同通信)
- 3月19日16時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060319-00000048-kyodo-bus_all
[3748] RE:[3746] PSEと罪刑法定主義
投稿者:山梨評論 投稿日:2006/03/19(Sun) 12:45 |
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- 笹山登生さん、貴重な情報感謝です。
この問題は積極的に調べる気がしなくて報道記事などを眺めているだけでした。
Yahoo!の当該記事を読みEU指令の解説を拝読して罪刑法定主義という言葉を思い出しました。
[3698]のレスから探していったら
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?m=20060219
音楽家・坂本龍一さんらが電気用品安全法(PSE法)に対する反対ネット署名開始 2006/02/19
を拝読できました。
法律制定からこれまでの5年間に限っても、該当する電気用品が絡んだ爆発事故などはどれくらいあったのでしょうか。
一件でもあったとしたら、施行まで5年の猶予なんてことがそもそもおかしい、車のリコールと同じじゃないですか。
そしてレンタルならかまわないというのもおかしい。
貿易障壁の問題なら国内法が厳し過ぎるから直せという事になるのが多かったとおもうので、厳しくなったというのも分からない。
どうも素人には判りにくくて困りますが、そんな時は大抵は裏に利権が絡んでいると憶測する事にしています(^_^;)
[3747] あらぬ嫌疑のおかげで・・・
投稿者:とき 投稿日:2006/03/19(Sun) 12:27 |
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- ◇愛鶏園元会長逮捕 取引先『裏切られた』(2006.03.19 東京新聞 茨城)
>県内で起きた鳥インフルエンザによる検査妨害事件は十八日、養鶏会社「愛鶏園」元会長斎藤太洋容疑者(66)の逮捕に発展。同社の組織ぐるみの様相が一層強まった。検査妨害による逮捕者は五人目。相次ぐ逮捕者に、同社の製品を扱っていた取引業者からは「裏切られた」との声が上がった。
>「品質管理は最先端を行っていた。企業姿勢と養鶏業に対する誇り、心意気を信じていたのに」。一九八〇年ごろから愛鶏園と取引を続けてきた「コープとうきょう」(東京都練馬区)では、相次ぐ逮捕者に驚きを隠せないでいる。
>二十数年前、卵に対する基準づくりを進めていたコープとうきょうは、仕入れ担当者を通し愛鶏園を知った。見学に訪れた養鶏場は、卵にふんがつかない形で採卵するシステムが確立されるなど、衛生面や品質管理でほかの養鶏場とは比較にならないほど優れていたという。
>組合員と生産者の交流会でも真摯(しんし)な企業姿勢が好評で、組合員からの信頼も大きかった。獣医師が養鶏場に常駐していたのも、当時としては画期的だったという。
>それだけに逮捕のショックは隠しきれない。長い年月をかけて築いた信頼関係も、昨年県警の家宅捜索が入った後に崩れた。コープ側の問い合わせにも愛鶏園からは納得のいく説明が得られず、逮捕者が出る前の一月いっぱいで取引を停止した。「卵をつくる姿勢は良かったのに、インフルエンザに関しては、対応が不誠実だったのが残念」と振り返る。
>愛鶏園は全国でも十指に入る業界屈指の生産量を誇る。日本養鶏協会では、斎藤容疑者について「日本の養鶏業の一翼を担っていた方だけに、誠に残念としか言いようがない」と話した。(高橋 知子)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20060319/lcl_____ibg_____000.shtml
妄想「清浄国論」と、気まぐれ「サーベイランス(もどき)」のおかげで。(それによる理不尽な殺戮から免れたいと思ったがため。)
◇高病原性鳥インフルエンザに関する全国一斉サーベイランスのお願い(平成17年7月)
http://www.maff.go.jp/tori/surveillance/zenkoku.html
◇全国一斉サーベイランス【Q&A】[PDF]
http://www.maff.go.jp/tori/surveillance/qanda.pdf
◇関係者の皆様へ(高病原性鳥インフルエンザの全国一斉サーベイランスについて)
http://www.maff.go.jp/tori/surveillance/kankeisya.html
◇特定家畜伝染病防疫指針
http://www.maff.go.jp/tori/bousi.htm
◇農林水産省 鳥インフルエンザに関する情報
http://www.maff.go.jp/tori/index.html
茨城県警による「愛鶏園幹部逮捕」(過剰、不当といえるくらいの)という「パフォーマンス」もまた、その信用信頼を失墜させるための謀略に見えなくもありません。「学」の方々にとっても煙たかったのではないでしょうか? それとなんといっても、愛鶏園がもってるシェアを獲得しようとするライバル社にとっては、これほど都合のいいことはないでしょう。
さらにいえば、鶏卵はスーパー業界にとっては撒き餌のようなものですから、それによるイメージ失墜にもつながるわけですし。
「法」の対象になる「病」は、単なる「医」の対象としてのみにあらず、いたって「銭儲け」に密接にリンクしてしまうもののようです。
>『いま電波行政に必要なのは、「ビジョン」を描いて民間を先導することではなく、なるべくすみやかに規制から撤退し、電波を政治の世界から開放することだろう。』(p.186
文末)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101505
(池田
信夫『電波利権』新潮新書)
にならえば、
『いま鳥フル行政に必要なのは、「清浄国論」を盲目的に信奉して民間を煽動することではなく、なるべくすみやかに鳥フル規制から撤退し、「鳥フルという病」を「経済・貿易」(銭儲け)の世界から開放することだろう。(エセ鳥フル「ウイルス学」者から、「獣医学」の世界へ)』
みな(産も学も官も)目の前にぶら下がったニンジンを追うばかりで、まずは人間の営為をはなれ、生物全体を透徹する「科学的」な目で「病」をみることを、あえて放棄しているように見えてなりません。やはり拝金主義あるいはエゴに脳髄までおかされてしまっているのでしょうか。
「疫病(今のはたんなる無病型ウイルス感染でしかないにもかかわらず)」と「戦争」は、基本的に不利益しかもたらしません。(それを積極的に利益につなげるということは、人倫の観点からみて如何? いま鳥フル行政はそれに加担しているようなものです。 本来、経済・貿易の理屈に入るのは、「戦争」以前の段階まで。)
[3746] EU司令に学ぶ、「危険電機製品の流通における中古品の扱い」 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/19(Sun) 11:55 |
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- Yahoo掲示板でも、一部の専門家が議論を提起している
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=552018307&tid=a1zpseka1a1dbcf8eija347na4aba4igdgc6xbbdfa1z2heea1db&sid=552018307&mid=1019
が、今回のPSE問題についての経済産業省の中古品についての安全基準の適応には、EU司令での中古品の扱いとは、ギャップがある。
まず、2006年3月1日の衆議院予算委員会8分科会における共産党の塩川鉄也議員の質問に対する経済産業省の迎(むかえ)商務流通審議官の答弁は、次のようなものであった。
「えー、再々、申し上げておりますようにですね。あの、先生の今ご指摘のその資料においてですね、流通前の規制というふうな部分と、ですね、流通後の規制というふうなことに分けて書いた説明資料というのが、まあ、あるわけでございますけれども、これは、その、中古品で、ですね、もう一度、販売の段階に戻れば、ですね、これは、その、資料の中の流通前の措置に該当するという風にかんがえられるわけでございまして、ですね、まあ、その、それを持って、その、中古品は対象外と考えていたというふうなことでは、あの、ございません。」
つまり、新製品でいったん市場に出回った(「上市した」、英語では「Put
on the market」または、「placing on the
market」という。)物が、中古になって、再び、販売の段階に戻ってきたときには、上市前の状況とセームになるという解釈である。
では、EU司令では、どうなっているのだろうか?
ここに、2003年1月27日発令の「DIRECTIVE
2002/95/EC 」というEU司令がある。
この司令は、「on the restriction of the use of certain
hazardous substances in electrical and electronic
equipment」(電気機器または電子装置に一定の危険物質を使用することの制限について)の司令ということである。
この中で、すでに、上市されている電気機器または電子装置の取り扱いについては、「Article
2」の「Scope 3」において、下記のとおりに定義されている。
「3.This Directive does not apply to spare
parts for the repair,or to the reuse, of electrical and electronic equipment put
onthe market before 1 July 2006」(この司令は、2006年7月1日以前に、上市(put onthe
market)された電気機器または電子装置の、修理のためや、リユースのためのスペアパーツには、適用されない。)
参考
「DIRECTIVE
2002/95/EC OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF THE COUNCIL of 27 January 2003 on
the restriction of the use of certain hazardous substances in electrical and
electronic equipment」
http://europa.eu.int/eur-lex/pri/en/oj/dat/2003/l_037/l_03720030213en00190023.pdf
つまり、ここでは、「修理」と「リユース」とは、同次元での取り扱いになっているということである。
また、イギリスの「“The
RoHS Regulations”」(The Restriction of the Use of Certain Hazardous Substances in
Electrical and Electronic Equipment Regulations 2004)
http://www.dti.gov.uk/sustainability/weee/RoHS_Regs_Draft_Guidance.pdf
においても、同様の扱いになっているようです。
その他の司令における扱いについては、下記サイトご参照
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&rls=GGLG%2CGGLG%3A2005-34%2CGGLG%3Aja&q=Put+on+the+market%E3%80%80electronic+products%E3%80%80%E3%80%80%EF%BC%A5%EF%BC%B5%E3%80%80%E3%80%80DIRECTIVE&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
[3745] Re:[3739] 本当にあった恐ろしい話
投稿者:掲示板から 投稿日:2006/03/18(Sat) 23:26 |
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- > 鶏パニックの真実
>
もう一つのパニック「Q熱」騒動の構造
>
曖昧な不安から買い控えに走る消費者と、その不安を煽っているかのような業者たち。科学的根拠によらないパニックや空騒ぎを繰り返す、ニッポンの「食の構造」を読み解く。
上記報道も、結局の処、消費者を馬鹿にした話で、下記の情報を見ると、業界側も研究所側も行政も「どっちもどっち」という感じもしますね。北里でも過去の論文でも養鶏協会側の学者も「卵から菌は検出された」としていたわけですから。
http://food3.2ch.net/test/read.cgi/food/1055204437/
[3744] 「悪法も法なり」とはいうものの
投稿者:とき 投稿日:2006/03/18(Sat) 18:06 |
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- ◆鳥インフルエンザ問題の今後(145)(2006.3.18)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza270.htm
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
>さて愛鶏園事件で、いよいよ家畜伝染病予防法が治安維持法にも似た悪法であることがはっきりしてきた。学究的にその実態を調べようとした行為が国の治安(清浄国論)を乱すものとして逮捕されるとなると、民間の獣医師はすべからく危険分子になりうる。そんな図式である。何故民間の獣医達は立ち上がり抗議しないのか。業界もどうしたんだろう。
>何度も云うとおり事実上のLPAI対応策が何も無い中で、発症もしないものを疾病として届けねば違法なのか。それ以前に有ったとされた取るに足らない症状は、鶏にとって総ての疾病に共通のもので当の管理獣医師達の判断で許される範囲のものである。
>この事件は家畜伝染病対策での官民間の永年の協力体制をズタズタに引き裂き、悪い癒着として印象付けてしまうなど、この裁判の結果次第では禍根を永久に残すことになるだろうと一鶏飼い百姓の立場でも憂えるのである。
ここまでくると、「検体すり替え」と「検査妨害」も、どの程度なのか疑わざるをえません。無病型「H5N2」AIVごときに対して、あまりにも過剰な、警察権力の濫用にも思えるほどになっているのですから。当局の発表とその伝達を担う媒体情報も、どの程度信用に足るものなのか疑問に思うしかありません。
まるで、松本サリンのときの、「河野さん」と同じだ。しかも、今回はありもしない「闇ワク」容疑による。警察まで巻き込んで判断ミスに引きずり込んでいる。
このままいけば、「耐震偽装問題」の構図に限りなく近づいていくようにも見えます。思い違い・間違い(あるいは故意による企て)に、より大勢を巻き込む形にするように。最後は「赤信号みんなで渡れば大丈夫」式、「鳥フル誤認対策みんなでまちがえば大丈夫」のように。犠牲者に対する責任を主体ある人が負わないで、影形のない「公」に負わせられるように・・・。
現実に適合しておらない「法律・規則」の弊害は、往々にして、まじめに法令順守しようとするものをもっとも苦しめ、最初から裏をかいて頬被りするもののみが、何食わぬ顔をして生き延びれることになりがちです。もはや、日本の家畜伝染病対策はそうなりつつあります。ことウイルスの「清浄国論」なんてね。これくらい偽善にみちたものは、そうそう滅多にあるものじゃない。大丈夫ですか? ウイルス学者さん。実験室の中の感覚のみで、現実・現場(自然環境・生態系)をみていませんか?
◇養鶏会社元会長を逮捕 鳥インフルエンザ 茨城県警、検査妨害の疑い(産経新聞)
- 3月18日16時27分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060318-00000030-san-soci
だれか業界を代表する人間が、茨城県警に実情を説明申し上げるべきではないでしょうか。本人たちの話は最初から疑って聞いているわけですし。マトモには相手してもらえないでしょう。たいへんなことが起こっています。理解のしづらさはおそらく、「河野さん」の件の比でない。ウイルスとは目に見えない自然の存在で、しかも「病」の「主体」でもなく、しかも「抗体」を相手にしているのですから。もし仮に隠蔽したというのなら、それは「ウイルス」ではなく、何かの実体のある「物・ブツ」でもなく、あくまでも「抗体があった」という「事・こと」の領域です。
■詭弁のガイドライン(はてなダイヤリー)
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%EB%CC%CA%DB%A4%CE%A5%AC%A5%A4%A5%C9%A5%E9%A5%A4%A5%F3?kid=68366
通りすがり様
>全世界的認識
>東大の河岡先生しかり、WHOなどの国際機関しかり
>このお方は、可能性を示唆されずに何でも断定される癖
>私の周辺の複数の養鶏場関係者が「闇ワクチン」の売り込みがあったことを認めている。
その方を当局に通報すればよいではありませんか。そして、物的証拠のないものは、いかに灰色であっても、どうにもならないということも認識されては。
>また、ワクチンが原因でないとしたら、茨城県の養鶏場で流行したH5N2亜型ウイルスが遺伝学的に中南米で流行したウイルスと近縁である理由を、国を含めて誰も説明できない。
またお出ましですね。わからないものはわからないとしておくことが、「科学」的といえましょう。知ったかぶりの学者ほどタチの悪いものはない。そりゃ、もはや「科学」ではなく、「信仰」ですよ。マルキストの科学者(もどき)ほど厄介なものはないとつくづく思っております。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033415
http://kaoru.to/hypothesis.htm
(科学的思考方法のごくごく初歩的なことです。)
ともかく、自説に都合の悪いデーターや情報を、できるだけ排除しない姿勢が肝要です。よけいなガセは信用して、ウイルスという存在を理解するのに必要な現場の生物学的な情報は、受け付けないようなおかしな姿勢ではありますまいか? ウイルス学のかたがたには、今ひとつ、病を「根治」し、人間以外の生き物と共生していこうとする「医」の精神が足らないように思えてなりません。
鶏のいのちを最大限守ろうとした愛鶏園さんが、スケープゴートを超えて、まるで魔女か悪魔のような悪者になっているこの状況を招いた「清浄国論」妄想を心底憎みます。
事ここに至れば、「清浄国論」
を闇雲にふりかざす獣医学者・ウイルス学者と、多くの鶏に直に接し、共に生きているもろ現場の獣医師(臨床現場の獣医学者)と、こと「鳥ウイルス」の見方に関して、どちらがより信用できるでしょうか?
ウイルスの感染を「鳥の段階で封じ込める」などと宣ふ方を信用できますか? 「生物・生命」の「現場・現実」に、より深く関わりながら、ものごとをよりよく考えているのは、はたしてどちらの方でしょうか?
>『地学は断じてうんちく学ではない。それらの知見のほとんどは、それこそ世界中の科学者たちが汗まみれになり、泥まみれになり、時には命をかけて集めてきたものである。地学は最もガテン系なサイエンスでもあるのだ。』
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50418664.html
これにならえば、医学はさらに『最もガテン系なサイエンスでもあるのだ』。しかもより汗にも糞にもまみれて。そしてなによりも大きな違いは、たった一度のやり直しのきかない、いっこいっこの「いのち」をもつ生物が相手であること。その基本は、ヒトの医学であろうと獣医であろうと同じであるはず。それとも・・・。
◇取引禁止の亀、販売店主逮捕で殺す…新聞支局長を送検(読売新聞)
- 3月18日14時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060318-00000004-yom-soci
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/cruelty_to_animals/
H5N2LPAI(LPですらない)経験ごときで、鶏を大量に死に追いやるような意思決定に関わりながら、なんら反省もせず方針変更も打ち出さず、平然とすましていられる神経・精神に、なんと酷似していることでしょう。
あと言えることは、現在でも、普段、鶏と接触のない暮らしをしている人間でほとんどが構成されている国は、世界の中でも、日本を含めごくわずかではないでしょうか。世界のほとんどの国は、日本の30〜40年まえの暮らし方が、いまだに現在の日常ではないでしょうか。鶏がまわりにうろうろしていて当然の生活です。
人のあいだのウイルス感染が、早とちりで、鳥(鶏)の所為にされてしまっているように思えてなりません。濡れ衣の可能性が非常に高いような。中世の魔女が、現代の「鳥」や「鶏」に、すりかえられているだけでは。ここに科学的な思考が是非とも必要なのですが・・・。
[3743] Re:[3741] [3739]
「本当にあった恐ろしい話」もガセネタ 投稿者:通りすがり 投稿日:2006/03/18(Sat) 17:36 |
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(人での鳥インフルエンザウイルス感染が、さもさもあるかのような思い込み(「恐怖感」だけあればいいのでしょう)に便乗して、なにかを売り込むための煽動でしょうか? であれば、相当、悪質ですが。といっても、もうすでに消費低迷による生産減少や禁輸や、果ては自殺者まで出てしまっているわけですから、事実上のパニック同然です。)
鳥インフルエンザウイルスが人から人へ移る型にいつ変異してもおかしくないというのが、全世界的認識であると思われます。東大の河岡先生しかり、WHOなどの国際機関しかり。
現実的に起こってもいないことにパニックを起こす必要はありませんが、起こった後で慌てふためくよりも、事前に準備だけはしておく方がよいのは当たり前でしょう。
このお方は、可能性を示唆されずに何でも断定される癖がおありのようで、「闇ワクチン」に関して一言。
私の周辺の複数の養鶏場関係者が「闇ワクチン」の売り込みがあったことを認めている。(それを買い、使ったかどうかまでは分からない。)
闇ワクチンを購入し、使った可能性はある訳で、「ありもしない」と100%断定できない。
また、ワクチンが原因でないとしたら、茨城県の養鶏場で流行したH5N2亜型ウイルスが遺伝学的に中南米で流行したウイルスと近縁である理由を、国を含めて誰も説明できない。
何でもかんでも簡単に100%「断定するな」ということです。
[3742] 高円寺PSE反対デモ・ウォッチ
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/18(Sat) 16:03 |
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- なんせ、私の東京の住所は、阿佐ヶ谷なもんで、高円寺発のデモなんて、前代未聞。
ということで、車を、勝手知ったる裏道を走らせ、デモ行進方向の逆の道に、先回りさせて、まずは、ウォッチ。
警官隊の数がすごい。
デモ隊の周りをがっちり固め、その数、50人以上かな?
何しろ、高円寺の駅前に、警官を乗せてきたらしきバスが3−4台。
それらのバスが止めてあったのが、普段は、ヤ*さんが出入りしているビルの前だけに、そこの主は、何事かと、ビビッたのではないのかな?
デモされる人の数は、120人から150人といったところ。
「貧乏人をいじめるな」などのプラカードも。
高円寺から、青梅街道を経て、中野へ。
本当にお疲れ様でした。
それにしても、この界隈にしては、史上まれな交通渋滞でありました。
[3741] Re:[3739]
「本当にあった恐ろしい話」もガセネタ 投稿者:とき 投稿日:2006/03/18(Sat) 15:36 |
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- Q熱(細菌〜リケッチア〜感染)とシゲタが何か?
いまの鳥インフルエンザ騒動とは、何ら因果関係がございませんが。いつの時代どこにでも、不安につけこんだ便乗商法はあるわけで・・・。
何のための情報攪乱的書き込みなのか? それほど、「清浄国論」下における「H5N2-AIV」対策の現実との齟齬に、大衆(こちらの掲示板のみかもしれませんが)の意識が向いては困るのですか?
タンソ菌テロは、ブツがブツだけに現実性があると想定されているようですが、リケッチアというのは、しいていえば“ツツガムシ”みたいなもので、兵器としてはやけに効率がわるいもののようです。
あきれますね、そのようなデンパ情報は。(先日のワクチンねたも。) そのような情報は『本当にあった恐ろしい話』にはならないのですよ。無知なものをマヤカシにかけるインチキ情報は控えたほうがよろしいのでは? 「闇ワク」ネタと同類の。ひょっとして、発信元は同じなのでしょうか?
◇(社)日本獣医学会 動物の病気 Index
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/byouki-index.html
◇Q 熱
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/infect/13-Q-netu.html
◇第169回 自然界でのウイルスの生態
(連続講座 人獣共通感染症)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf169.html
>これまで、我々はウイルスを単に感染症の原因としてとらえてきたが、地球上でもっとも長い歴史を持った生命体という視点にたって、ウイルスの存在意義をあらためて考えるべきであろう。
(人での鳥インフルエンザウイルス感染が、さもさもあるかのような思い込み(「恐怖感」だけあればいいのでしょう)に便乗して、なにかを売り込むための煽動でしょうか? であれば、相当、悪質ですが。といっても、もうすでに消費低迷による生産減少や禁輸や、果ては自殺者まで出てしまっているわけですから、事実上のパニック同然です。)
[3740] Re:[3737] AMS監査官 DARRELL
B. WILSON の証言-1 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/18(Sat) 14:18 |
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- 虹屋さん。
大変でしたね。
ざっと拝見させていただいただけですが、
文中、「SOPs」は、「標準作業手順(SOPs)」
また、GS-11については、このサイト「Position Classification
Standard for Food Inspection Series, GS-1863」http://www.opm.gov/fedclass/gs1863.pdfの19ページに詳しい説明があるようですね。
「GS-11
food inspectors are found only in the processed products specialization. Work
assignments at this level differ from those at grade GS-10 only in terms of the
characteristics and operations of the plants to which they are
assigned.」と書いてあります。
後の詳細は、後ほど。
[3739] 本当にあった恐ろしい話
投稿者:哀鶏園 投稿日:2006/03/18(Sat) 13:56 |
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- ついに愛鶏園の会長が逮捕された。鶏界トップを次々と襲う近年の事件から察するに、警察は捜査対象を誤っている?と感じる。感染症法がバイオテロを視野に入れて改正されるそうだが鶏界を震撼させている最近の事件と何か関連があるのだろうか。
ところで日本の養鶏を苦しめたシゲタのQ熱キャンペーンはとてもひどいものであった。その時も警察は何もしなかった。シゲタ商法については東洋経済に詳しく書かれているが鶏鳴新聞に問い合わせてもよいだろう。
東洋経済
http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/2004/w0417.html
日本養鶏協会
http://www.jpa.or.jp/news/q_netu/i_tamago16_2.html
鶏界を苦しめたシゲタ商法を簡単に説明しよう。農家に「無料でQ熱検査を行います。この辺でQ熱という鶏の病気が流行しているので検査しましょう」といってQ熱菌検査を勧め、「これはひどい、たくさん菌がいました。食べると危険です。もっと検査しましょう。」と不安をあおりつつ検査契約を結びシゲタの鶏用Q熱ワクチンを宣伝するという事件があちこちで起きた。
あるいは「全国的にQ熱が発生していますので、お宅の鶏は大丈夫かどうか無料検査します。」と農家に検査をすすめ、「お願いします」と検査を依頼すると「やっぱり菌がいました」と人獣研の検査結果を見せたのだ。驚いた農家を前に「今、シゲタは鶏用Q熱ワクチンのキャンペーン中ですから」といって巧みにワクチンを宣伝した。
そしてシゲタの人獣共通感染症研究所(人獣研)は「卵やマヨネーズを食べて病気になった」という主旨の怪文書を生協や大手スーパー、小売店などに配布し鶏肉・鶏卵の流通を止め、養鶏農家を兵糧攻めにして検査を受託していった。
またシゲタは食の安全協会(食の安全を守る会)という消費者団体を作り「人獣研の検査で菌が出ています。シゲタの鶏用ワクチンをご利用下さい。」という主旨の怪文書を配布した。シゲタは週刊文春のフリージャーナリストにも怪情報を渡してQ熱キャンペーンを大々的に展開していた。
これだけでも鶏界は大きな損害を被ったが実は不可解な事件も起きていた。Q熱キャンペーンの開始とともに東京都ではヒトQ熱患者が発生し、とうとう国へ調査依頼が上申されたのだ。そしてバイオテロの可能性も視野に入れた調査が始まると、それだけでQ熱患者の発生は止まりQ熱キャンペーンは中止された。
ところで人獣共通感染症研究所(人獣研)が配布した怪文書であるが主に加納永一氏の名前で配布されていた。しかし加納永一氏に親しい者が確認したところ氏は「知らない」と答えたそうだ。つまり怪文書はシゲタが捏造したものと考えられる。これについて加納永一氏は「確認して回答する」と答えたらしいが、返事がないまま突然ご逝去された(享年67歳)。
なお国が発表したQ熱患者発生数はあまりにも不自然な推移であった。シゲタのQ熱ワクチンキャンペーン開始とともに患者が発生しQ熱ワクチンキャンペーン中止とともに流行が終わったのだ。「Q熱菌が散布されていた」(バイオテロ)とは誰も思わないだろうが実に恐ろしい話である。
Q熱患者数
H11 12人
H12 24人 ←シゲタのQ熱ワクチンキャンペーン開始
H13 42人
H14 47人
H15 9人 ←シゲタのQ熱ワクチンキャンペーン中止
H16 7人
参考:国のファクトシート
http://www.fsc.go.jp/sonota/factsheets-qnetu.pdf
現在まで、鶏卵を原因としたQ熱の感染事例は報告されていない。
愛鶏園の会長を逮捕させるシナリオを描いて実行した人物がいるとは思えないが、東洋経済の記事は警鐘を発している。
鶏パニックの真実
もう一つのパニック「Q熱」騒動の構造
曖昧な不安から買い控えに走る消費者と、その不安を煽っているかのような業者たち。科学的根拠によらないパニックや空騒ぎを繰り返す、ニッポンの「食の構造」を読み解く。
http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/2004/w0417.html
[3738] 「闇ワク」疑惑で踏み込んでいるのなら
投稿者:とき 投稿日:2006/03/18(Sat) 13:43 |
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- 茨城県警は、冤罪をつくるようなことに突き進んでいるようなものです。おそらく、無病型H5N2の感染の意味も正確に理解していないのではないでしょうか。
>鳥インフル検査の妨害容疑、「愛鶏園」元会長を逮捕(読売新聞) (18日12時18分)
><鳥インフルエンザ>養鶏場の元会長逮捕 検査妨害容疑で(毎日新聞) (18日11時32分)
>愛鶏園の元会長を逮捕=会社ぐるみ検査妨害−鳥インフルエンザ・茨城県警(時事通信)
(18日11時0分)
>愛鶏園の元会長を逮捕 鳥インフル問題で検体すり替え(共同通信)
(18日10時56分)
><鳥インフルエンザ>獣医師3人、昨秋にも届けず 再逮捕へ(毎日新聞)
(18日3時4分)
>愛鶏園の元会長を逮捕へ 検査妨害容疑で茨城県警(共同通信)
(18日2時12分)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/bird_flu_in_japan/
NHKのクローズアップ現代や週刊新潮の記事が、妄想をさらに焚き付けた格好になっていなければいいのですが・・・。
[3737] AMS監査官 DARRELL B. WILSON
の証言-1 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/18(Sat) 13:39 |
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- 米国報告書のExhibit7、そのうち2006年1月30日に行われたAMS監査官 DARRELL B. WILSON
の証言の覚書 (ケース番号 HY-2438-1)をテキスト化し、機械訳を手直しした拙訳をつけました。スペルミス、誤訳などご指摘いただければうれしいです。
http://www5.plala.or.jp/nijiya231-9288/HATAKE/hatake_06/hatake_06Exb7%20Darrell%20Wilson.htm
この証言だけでも、米国のシステム的いい加減さが出てきます。
例えば、今回の件の背骨付き肉はと畜したGoldenn社からの出荷段階で日本向けEVを満たしていると認められています。しかし厳密に考えれば、脊柱が残っているのですから満たしていません。いわば未完成の半製品です。Golden社とAtlantic社だけが、と畜と食肉処理が分かれているのではありません。
WILSON
did not have any concern with GOLDEN VEAL or ATLANTIC VEAL, It is not uncommon
for the spinal cord to be taken out at one plant and vertebral column to be
taken out at a second plant. As far as he knows,this is acceptable for the Japan
program as long as the vertebral column is removed. Most facilities do
slaughter through the boneless product,but a few companies prefer to get in
carcasses. (ページ5-第2パラグラフ)
脊髄が最初の施設で取り出され、脊柱が2番目の施設で取り出される事は珍しくなかった。ウィルソンは、GOLDEN
VEALでやるかATLANTIC VEALでやるかには少しの関心もありませんでした。
彼が知っている限り、脊柱が取り除かれる限り、日本プログラムにおいて、これは許容されます。
ほとんどの施設が骨無しの製品にまで、と畜処理をしますが、いくつかの会社は、屠体・枝肉を受け取るのを好みます。
1月20日での許可施設リストでは
Golden社のようにSlaughtererと畜だけ許可はは、Tyson
Fresh Meats(施設番号Est.245G)、Tyson Fresh
Meats(Est.245B)
Atlantic社のようなFabricator食肉処理は、Iowa Pacific
Processors(Est.2327)、New City Packing Company(Est.788C)、Tyson Fresh
Meats(Est.245N)
これらの施設では、出荷・入荷する枝肉、部分肉は脊柱が残っている半製品です。これらの出荷申告書Shipping
Declarationsはどのような記載がなされるべきなのでしょうか。
When asked how the GOLDEN VEAL
Shipping Declarations can say all product meets EV program requirements for
Japan when vertebral columns are still in the carcasses when they leave the
plant, WIKSON said that was a good point and the statements should either be
removed or somehow
clarified. (ページ10-第一パラグラフ)
全ての製品が、プラントを出る時に、脊柱がまだ枝肉にあって、日本のためのEVプログラム要求事項を満たす事をGOLDEN
VEALの出荷申告書がどう記載すれば良いのか尋ねられた時、ウィルソンは、それは良いポイントだと言って、声明を取り除くか、または何とか意味をはっきり説明すべきですと言いました。
脊柱が残った半製品の取引は珍しくないのですから、the
statements should be somehow
clarified.(声明を意味をはっきり説明すべきです)とは余りに準備不足、投げやりではありませんか。上記5社の出荷・入荷する枝肉、部分肉にはどんなstatementsが付いているのでしょう??
- まりちゃんさん。
ご紹介のサイト
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/03/h0317-5.html
に、非定型BSEとするPrPScマーカーの写真がありますね。
面白いので、ちょっと比較してみましょう。
以前、私のブログ記事「非定型BSEの位置づけ方のむづかしさ」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=121
では、非定型BSEの定義を 次のようにしました。
「この写真
http://www.jarvm.com/articles/Vol2Iss1/figs/DEBOSSCHEREFig2web.jpg
は、ウェスタンブロット法(Western
blot (Bio-Rad, France)による検査結果で、12F10 と SAF60の抗体を使ったものである。
写真の左から、
MMとは、マジックマーカー、 その次のAtyp. BSEというのが、非定型BSE、 その次のReference 1 が、在来型BSEの一例目、
その次のReference 2 が、在来型BSEの二例目 である。
そこで、この三つを比較してみると、
一番左にある、グリコシル化(糖化)していない非定型BSEのPrPscがあり、これは、他の2者(Reference 1と2 )に比べて、
泳動(migration)が早い。
このようなPrPscをもつものを、非定型BSEとしている。 」
としました。
この「
泳動(migration)が早い」というのが、非定型BSEとすれば、今回発表されたPrPScマーカーの写真ではどうなっているのでしょう。
この写真
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/03/images/h0317-5a1.gif
のうち、
1−3までが、「マウスPrPScマーカー」によるもの。
4-9までが、「ELISAの乳剤から調整したもの」
によるもの。
10-12が、「今回の長崎・佐世保の BSE感染牛の脳組織から調整したPrPScマーカー
」ということですね。
で、この写真
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/03/images/h0317-5a2.gif
が以前に、非定型BSEとされた1.和歌山(6例目)2.神奈川(5例目)3.神奈川(10例目)と、4.今回の佐世保の比較。
ですね。
「
泳動(migration)が早い」という点では、どうなのでしょう。
これでみますと、冒頭のAtypicalの写真
http://www.jarvm.com/articles/Vol2Iss1/figs/DEBOSSCHEREFig2web.jpg
の左側(写真の左側から二番目)に似ているように見えますね。
http://www.jarvm.com/articles/Vol2Iss1/figs/DEBOSSCHEREFig2web.jpg
[3735] ガイドライン派
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/18(Sat) 08:52 |
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- 川内さんのブログ「正々堂々」
http://blog.goo.ne.jp/kawauchi-sori/e/a33833775a231ebe3273e4f2edbdb9e9
のコメント欄
http://blog.goo.ne.jp/kawauchi-sori/cmt/a33833775a231ebe3273e4f2edbdb9e9
で、ガイドライン派について、次のような応酬が繰り広げられている。
Unknown氏が、このコメント欄で
「2006-03-18
00:41:25ガイドライン派の方々、黙っちゃいましたね。自分の主張が正しいと思うのであれば、主張し続ければいいはず。彼らの「背後」の動きに変化が生じたという証拠ですね。まったく、彼らの存在は茶番です。」
と書いたことに対して、
高橋健太郎さんが
「2006-03-18
01:46:55
誰かを批判したいなら、対象を・・・派などと曖昧にせず、きちんと特定して批判しなさい。
中略
「ガイドライン派」を自認されている笹山登生氏を批判されているならば、氏の掲示板も誰でも書きこめます。
批判したい相手に、まっすぐ向かい合えないなら、あなたの存在こそが茶番です。」
高橋さん。かえって、ご迷惑をおかけしてしまいましたね。
例の署名問題が、尾を引いているんでしょうか。
で、この掲示板で、PSE問題を取り上げることが、少なくなってしまったのは、「黙ってしまいましたね。」ということではなく、一応の山場は、越したのではないのか、という現実的感触なのですね。
後は、「[3709]
Re:[3705] 無題
」で、長作さんへのレスで「まだ、明確になっていないのは、自主検査の中身と、レンタルの場合のガイドラインですね。」と言いましたように、この二点を、実務的ベースで、関係業者さんが、経済産業省さんと、細部を煮詰めていけば、大方の問題は、現実的には、クリヤーできるのではないかと思っているのですが。
もちろん、製造物責任法、意匠法、、商標法、不正競争防止法などとの整合性については、理論的には、整合性を欠いている点はあるとの認識ですが。
http://blog.goo.ne.jp/kawauchi-sori/cmt/a33833775a231ebe3273e4f2edbdb9e9
[3734] Re:[3728] 九州で2例目のBSE
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/18(Sat) 00:07 |
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- 確定診断の結果
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/03/h0317-5.html
>(注
)ウエスタンブロット法による検査結果については、検出された異常プリオン蛋白質のパターンが定型的なものでないため生物学的性状などについて調査する。
日本で一番古い?BSEが、「非定型」だそうです。
非定型といえば、いままで発見されたBSEも殆どが「中枢神経症状」などがなくて、見た目の、OIEなどが指摘する判断基準はクリアしてませんでしたっけ。
[3733] 加 牛肉輸出施設認定取り消し
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/18(Sat) 00:00 |
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- 加 牛肉輸出施設認定取り消し
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/03/17/k20060317000076.html
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/03/17/d20060317000076.html
日本向けに牛肉を輸出できる施設に認定されていたカナダの食肉処理施設が、認定を受ける際の手続きに問題があったことが日本政府の査察によって明らかになり、カナダ政府はこの施設の認定を取り消しました。
これは、中川農林水産大臣が17日の閣議のあとの記者会見で明らかにしたものです。それによりますと、問題が見つかったのは、カナダの食肉処理会社「XLフーズ社」のカルガリーの施設で、この施設は、日本向けの輸出施設として認定を受ける際に必要なカナダ政府の立ち入り調査を受けていない段階で、カナダ政府が今月9日、輸出施設に認定していたということです。この問題は、今週、農林水産省と厚生労働省が行った施設への現地査察で明らかになり、カナダ政府に問題を指摘したところ、手続きに誤りがあったことを認め、15日付けで認定を取り消しました。カナダ産の牛肉は、去年の12月、アメリカ産とともに輸入が再開され、アメリカ産の輸入が再び停止したあとも輸入が認められていますが、この施設から日本への輸出はまだ行われていませんでした。これについて、中川農林水産大臣は「認定作業という最初のいちばん大事な作業なので、きちっとやってほしかった。日本側の査察の結果わかったものであり、今後も日本として必要と思われるときに査察を行っていきたい」と述べました。
[3732] 長崎の和牛BSEで政府が「全頭検査をしているから安全」ですって。(WBSニュース)
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/17(Fri) 23:57 |
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- テレビを見ていたら、長崎のBSEのニュースが報道されてましたが、「政府は全頭検査をしているので安全としている」というような報道をしていましたよ。
全頭検査が不完全として廃止を決定、法律まで変えたのはどこの政府なんですかね。
消費者、国民は馬鹿にされっぱなしですね。
現在、日本の若牛については危険な飼料を(交差汚染対策も含め)与えられないようになっているので、感染の可能性が低い、くらい、報道も言ってほしいものです。
[3731] 知床の海鳥 大量不審死
投稿者:とき 投稿日:2006/03/17(Fri) 23:06 |
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- ◇油まみれ海鳥4000羽に 北海道・知床半島の海岸
>北海道・知床半島の海岸で大量に見つかった油まみれの海鳥の死骸(しがい)が計約4000羽に上ったことが17日までの北海道網走支庁などの調査で分かった。原因は依然として特定できていない。
>網走支庁によると、斜里町役場職員ら約50人が16日に再調査した結果、雪解けが進んだため約1600羽が見つかり、回収した。
>残った雪や氷の中にまだ埋もれている可能性があるため、調査を続ける。
(共同通信) -
3月17日12時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060317-00000112-kyodo-soci
■海鳥油被害、死骸4005羽
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/shiretoko/shiretoko_article/2006031701_article.htm
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/shiretoko/shiretoko_article/index.htm
■知床の油まみれ海鳥 被害、一月以上前か
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/shiretoko/shiretoko_article/20060301_article.htm
なんらかのウイルス感染症であるならば、知床沿岸にやってきてから、その付近の野鳥にすでに常在共生のウイルスに、初めて感染したということもありえます。起こり方は、外房のカズハゴンドウの件にも類似しているような気もいたしますが・・・。
◇北方領土も鳥インフル警戒 ロシア極東サハリン州当局
>【モスクワ17日共同】インタファクス通信によると、ロシア極東サハリン州当局は17日、高病原性鳥インフルエンザの監視調査のため、北方領土を含む同州内で野鳥など約1500羽を捕獲して、感染の有無を検査することを決めた。
>対象となるのは、北方領土などを含む同州全域で、4月3日から2週間実施。野鳥のほか、カラスやハトも対象となる。
>ロシアでは南部地域やシベリアなどで鶏などの鳥インフルエンザ感染が確認されている。
(共同通信) -
3月17日19時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060317-00000213-kyodo-soci
どこが、馴致共生地域なのか、それとも、いまだ未経験地域なのか不明瞭になりつつあるのでは・・・。
[3730] Re:[3729]
『現場はまだ苦しみの最中である。』 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/17(Fri) 21:17 |
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- ときさん。
この篠原さんのサイトの268に、「そのシゲタということになると《喜田さんのワクチン》を待てという話にもなるかと久しぶりに不見識だが腹を抱えた。」とありますが、やはり、この掲示板でも、どこかで聞いた話だと私が思ったのは、あたっていたのですね。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza268.htm
[3729] 『現場はまだ苦しみの最中である。』
投稿者:とき 投稿日:2006/03/17(Fri) 20:44 |
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- ◆鳥インフルエンザ問題の今後(144)(2006.3.17)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza269.htm
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
>我々現場はそのような歴史的事実を含めた考察を取るのか、彼等専門家と称する人達の国家予算のついた実験結果を待って事を運ぶのか決断しなければならない。黙って講義を聞く大学生とは立場が違い、少なく共それで食って居るのだから。今や彼等は、闇ワクチンだと喝破した手前、それを証明することと、茨城無毒株の強毒変異を煽った責任からは、それを実験的に強毒化せしむること、何よりもその判断の元に600万羽の事実上の健康鶏を殺処分した根拠を明確にする三重苦を背負ったことになる。
>なにが喜田教授らのお陰で一件落着なのだ。春とはいえ、現場はまだ苦しみの最中である。
鳥インフルエンザウイルスの研究世界は、まだまだ確か“らしい”ことばかりのようです。より一層の検証作業が必要であり、安穏安直に、その仮説に基づいた理論を現実にあてはめるのには、まだまだ無理があるようです。
◇日本ウイルス学会 学会誌「ウイルス(VIRUS)」
http://www.medissue.co.jp/virus/publications.html
◇第54巻 第1号 2004年6月
http://www.medissue.co.jp/virus/journal/54_1_contens_jpdf.htm
■座談会(高病原性鳥インフルエンザをめぐって)
■鳥インフルエンザウイルス 喜田 宏
◇第55巻 第2号 2005年12月
http://www.medissue.co.jp/virus/journal/55_2_contens_jpdf.htm
■最近日本で分離された鳥インフルエンザウイルス 真瀬昌司,河岡義裕
日本の「ウイルス学」が「科学」であるというのであれば、まず、鳥でおこっている「鳥インフルエンザウイルスH5N1」と、人でおこっているものとの分別をきっちり検証すべきではないでしょうか。ウイルス学が、「反証」できるものとしての「科学」であるとするならば。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033415
http://kaoru.to/hypothesis.htm
ごくごく常識的にみて、人での感染死がおこっているというのならば、人から人の感染を想定するというのが、これまでの感染学の流儀です。徹底的に不顕性感染の可能性を洗うべきではないでしょうか。
上の座談会の記事も、あいまいな点ばかりで、それにもとづいた「鳥インフルエンザウイルス」感染の見方を下手に広げてもらっては、今後修正するのに難儀することが多々含まれているように思います。早急な検証作業が望まれます。
まずは、本当に、鳥ウイルスが、じかに人に感染し、発症をひきおこしているかどうか、鳥のウイルスと人のそれが同一のものなのかの再検証を。
かつ、「病気」という現象における、ウイルスと宿主(細胞組織の免疫システム)の関係性について、もう少し考えを深めたほうがよろしいのではないかとも、ついつい思ってしまいます。「ウイルス」はけっして「病気」の「主役(主体)」ではないのですから。「病気」は「ウイルス」を排除根絶したからといって解決する問題ではないということを、あえて強く意識する必要があるのではないでしょうか、「ウイルス学」の方々は。(それともそれは獣医学分野の「鳥ウイルス」の方々だけのことなのでしょうか? 臨床経験がない?)
[3728] 九州で2例目のBSE
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/17(Fri) 15:01 |
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- [3704]の長崎の14歳の黒毛和牛(1992年2月10日生まれ)は国立感染症研究所の2次検査でも陽性。これで九州では12例目の熊本の62ヶ月齢、99年3月生まれに次いで2例目ですね。
長崎県佐世保市の食肉加工場に持ち込まれた肉牛1頭が、同市の牛海綿状脳症(BSE)の1次検査で陽性と判定され、国の2次検査でも陽性反応が出たことが16日、わかった。厚生労働省は17日、専門家会議を開き、確定診断を下す。確定すれば国内では24例目、肉牛としては初の感染となる。
http://www.asahi.com/life/update/0317/003.html
[3727] Re:[3726] [3725] [3724]
香港で見つかった骨は背骨?骨の小片? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/17(Fri) 14:57 |
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- 虹屋さん。
機械的除骨(Debone)ですか。
このサイト「Food Processing Applications Beef and
Lamb」
http://www.bettcher.com/procwhizbeef.htm
のビデオでは、手作業の補助機械がいろいろあるようですね。
http://www.bettcher.com/procwhizbeef.htm
[3726] Re:[3725] [3724]
香港で見つかった骨は背骨?骨の小片? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/17(Fri) 14:44 |
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- 笹山さん。有難うございます。
> 香港側の発表はないですが、「the discovery
of a piece of bone in a shipment from Swift & Company to Hong Kong
」ということのようですね。
日本の肉屋さんは部分肉を仕入れると、指先で残っている骨の小片を探って取り出す、筋を抜く作業(整形・トリム)をするそうですから、「食肉処理で骨の小片が紛れ込むことは、世界中どこのどんな処理でも見られるものだ」というのは正しいと思いますが、指先で探り出すような小片が、検疫検査で見つかるのかは甚だ疑問ですね。
もう一つ問題なのは、米国のスイフト・ビーフ社が機械除骨をしていて残ったのではないかという点です。
米国1例目の時の国際調査団は「SRMによる枝肉の汚染が回避されねばならない。現在使用されているスタンニング方法および機械的除骨を含む屠畜及び食肉処理の方法が国際基準に沿うように勧告する。」
厚生労働省は「背根神経節は、我が国で行われている通常の食肉処理ではせき柱を外す際に、せき柱とともに除去されています。厚生労働科学研究の中間報告によると、ナイフを用いた通常の食肉処理では問題ないが、「吊り除骨(つりじょこつ)」(機械を用いて枝肉を吊り下げた状態で、骨を外す(脱骨)食肉処理方法)及び仙骨部分の脱骨に際しては注意を要すると報告されています。」
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/11/s1120-3.html
[3725] Re:[3724]
香港で見つかった骨は背骨?骨の小片? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/17(Fri) 13:20 |
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- 虹屋さん。
香港側の発表はないですが、「the discovery of a piece of bone in a shipment from
Swift & Company to Hong Kong 」ということのようですね。
http://www.foodnavigator.com/news/ng.asp?n=66418-bse-japan-usda
[3724] 香港で見つかった骨は背骨?骨の小片?
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/17(Fri) 13:01 |
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- >牛肉骨混入「どこでも見られる」…米農務長官
【ワシントン=広瀬英治】マイク・ジョハンズ米農務長官は16日、ワシントンで記者会見し、香港に輸出された米国産牛肉から、BSE(牛海綿状脳症)対策で除去すべき骨が混入していた問題について「食肉処理で骨の小片が紛れ込むことは、世界中どこのどんな処理でも見られるものだ」と述べた。
「問題の肉を輸出した処理施設は、混入した骨の小片が許容範囲だったと考えている」とも述べた。
この問題が日本の牛肉輸入再開に与える影響については「問題になるとは思わない」と強調した。
しかし、日本側が米国産牛肉の輸出検査や手続き のずさんさに不信を募らせるなかで、長官がわずかな混入は許容範囲としたことは、今後の輸入再開をめぐる日米交渉にも影響しそうだ。
香港に牛肉を輸出した米食肉大手スイフト・ビーフ社の施設は、日本が昨年12月に米国産牛肉の輸入再開をいったん決めた際、日本政府が査察したうちの一つ。査察では、BSE対策のための特定危険部位の除去などは「適切に行われている」とされていた。
(読売新聞)
- 3月17日11時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060317-00000002-yom-bus_all
>BSE拡大調査、終了近い=日本と事前協議も−米農務長官
【ワシントン16日時事】ジョハンズ米農務長官は16日、BSE(牛海綿状脳症)感染牛に関する拡大調査について、「極めて終わりに近い」と述べ、近く取りやめる考えを表明した。当地での会合後、記者団に語った。終了前には日本など貿易相手国と事前に協議する考えも示した。
(時事通信)
- 3月17日11時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060317-00000032-jij-int
[3723] Re:[3722]
アラバマのBSE牛発見で、広がる新たな懸念 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/17(Fri) 10:46 |
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- 笹山さん。情報有難うございます。
>
このような中で、微妙なのは韓国で、当初は、アメリカ牛肉の輸入再開の準備として、3月中旬にアメリカの牛肉生産施設20箇所以上を事前視察し、三月末までに輸入再開を決定する予定だったが、ここに来て、来週に予定されている査察の前に、今回のアラバマの状況を詳しく知りたいとの要求をアメリカに出したようだ。
これは「韓国は1月、国際獣疫事務局(OIE)のガイドラインに従い、30ヵ月以下の牛からの骨無し肉に限っての輸入再開を認めたが、その際の取り決めでは、韓国は1998年4月以後に生まれた牛が狂牛病になった場合には、自動的に輸入を停止する権利を持つとされているという。」(農業情報研究所http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/index.html)絡みですね。
こうなると、OIEコード改正案の3.Article
2.3.13.3.のNegligible BSE riskのAppendix 3.8.4,の3. EITHER:b) 「the last indigenous
case of BSE was reported more than 7 years ago 」any indigenous case of BSE was
born more than 8 years ago;
というのは、BSE牛が飼料規制以前に生まれた牛に限るという条件を付け加えた方が良いような気がしますが・・
[3722] アラバマのBSE牛発見で、広がる新たな懸念
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/17(Fri) 08:51 |
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- 今日のTime紙では、『Mad Cow: Are We Still Unprepared?』http://www.time.com/time/health/article/0,8599,1174011,00.htmlと題して、今回の第三例目のBSE牛が、アラバマで発見されたことによって、アメリカ畜産関係者の間に困惑が広がっていることを伝えている。
その困惑とは、今回の牛の年齢も、生まれた地も育った地も、まったくわからなかったという点である。
発表された月齢は、地元獣医による歯による推定月齢である。
およそ10歳という推定月齢は、飼料規制後か前なのか、ぎりぎりのゾーンであるだけに、いったん埋めた死骸を、また、地中から引っ張り出して、鑑定しなおすというところまで来た。
また、強制的IDシステム整備の遅れも、改めて、指摘されている。
さらには、サーベイランス予算の縮小も懸念されている。
このような中で、微妙なのは韓国で、当初は、アメリカ牛肉の輸入再開の準備として、3月中旬にアメリカの牛肉生産施設20箇所以上を事前視察し、三月末までに輸入再開を決定する予定だったが、ここに来て、来週に予定されている査察の前に、今回のアラバマの状況を詳しく知りたいとの要求をアメリカに出したようだ。
参考「USDA
Rushes To Calm South Korea's BSE Concerns」
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=23306
この記事によると、アメリカ側は、韓国側をなだめるのに必死とのことである。
[3721] Re:[3716] [3714]
公取委の絶望的な戦略ミス 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/17(Fri) 07:40 |
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- 謎工さん。
この再販制度廃止問題と、例のPSEマーク騒動のヴィンテージ特別承認制度とを重ね合わせるのは、ちょっと、無理はありますが、同じような問題も無きにしも非ず、てな感じはしますが。
で、書籍の再販制度廃止の反対の論拠としては、希少性があって、文化価値のある書籍が再販制度廃止によって成り立たなくなる、という反対論拠があるようですね。
これぞ、まさしく、書籍のヴィンテージ問題、ということなのでしょうかね。
そういえば、この前、霞ヶ関ビルの近くの書源という本屋(ちなみに、この本屋の本店は、阿佐ヶ谷にあるんですが。)にいったら、この世の中にこのような書籍があったのか、というような、普通は売れない本がゴマンとあって、びっくりしましたね。
やはり、土地柄なんでしょうか。
この問題もまた、静脈産業と動脈産業の間のハザマの領域の問題といえそうです。
[3720] 狂ったアシカが増加――海洋動物に広がる病気(上)(下) 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/03/17(Fri) 07:18 |
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- ホットワイアードの特集ですが、
狂ったアシカが増加――海洋動物に広がる病気(上)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/20060315301.html
狂ったアシカが増加――海洋動物に広がる病気(下)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20060316307.html
>藻類の異常発生で生じたドウモイ酸が海産物を汚染し、それを食べた人間が病気になるかもしれない。フロリダ州の研究者たちは先月、呼吸器官の疾患で緊急治療室へ送られる症例の増加を赤潮と結びつける報告を行なった。
http://earthobservatory.nasa.gov/Newsroom/MediaAlerts/2006/2006021821756.html
気になりますね。。
[3719] アスベストむき出し540校(NHK)
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/17(Fri) 07:04 |
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- アスベストむき出し540校
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/03/17/k20060316000093.html
校舎の天井や柱などからアスベストがむき出しで飛び散るおそれがある状態で見つかった公立学校は、すでに対策を終えたところも含め、全国で540校余りに上り、文部科学省は、適切な対策が取られているかどうか、今後、追跡調査を行うことにしています。
文部科学省は、アスベストによる健康被害が問題になったのを受けて、規制が厳しくなった平成8年以前に建てられた、全国の幼稚園から大学までの学校施設など、およそ15万か所を対象に、天井や柱などにアスベストが使われていないかどうか、去年夏から調査を進め、このうち、公立の学校と幼稚園についての最終的な結果を公表しました。それによりますと、アスベストがむき出しで空気中に飛び散るおそれのある状態で見つかったのは、全体の1.3%にあたる546校に上りました。これらのすべての学校では、部屋を立ち入り禁止にするなどの応急措置が取られ、23%に当たる128校は先月中旬までにアスベストを除去するなどの対策工事が終わっているということです。文部科学省では、残る施設について、適切に対策が取られたかどうか、今後、追跡調査を行うことにしています。03/16 12:12
[3718] イギリスのPSEマークは、こんなもの
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/17(Fri) 05:05 |
|
- 日本のPSEマーク騒動を伝えるイギリスのTimesOnlineの記事『Steamed up over law that bans kettles and
guitars』http://www.timesonline.co.uk/article/0,,25689-2072754,00.html
はこちらだが、この中で、日本のPSEマークのイギリス版は、「British
Kitemark」というものなんだそうだ。
こんなマークhttp://www.georgebarnsdale.co.uk/images/kitemark+Licence.jpg
なんだうで、なんとなく、ハートブレイクって感じもしないでもない。
1902
年に創設されたもので、当初の目的は、ヨーロッパ圏内への輸出の信用度を高めるためにあったらしい。
いわば、世界初の基準・承認制度の嚆矢とも言うべき存在で、水戸黄門のご紋章にあたるほどの権威を持ったものらしい。
1979年以後は、BS
EN ISO 9000 準拠ということらしい。
そのほか、CE Marking準拠、
CRAM準拠、UKAS/TQAB/QAS1準拠などがあるらしいが、この辺の詳細は。こちらのサイト「BSI (British Standards
Institution) 」http://www.quality-register.co.uk/bodies/body15.htm
に詳しい。
まあ、今回の一件では、経済産業省さんにも、ドジはあったが、反面、世にPSEマークの存在を知らしめたという予想外の効果もあったといっては、皮肉だろうか。
さらには、PSEマークの始祖的存在のイギリスの「British
Kitemark」の当初の設立意義は、輸出振興にありという原点に着目すれば、「陽はまた昇る」−かも知れない日本の輸出産業が、高付加価値型電機製品で、再び、ご活躍できる日が来るかもしれないと願うのは、わたくしだけであろうか?
オーディオマニアでもある私は、といえば、『もう、過去のビンテージものなんか見向きもしないから、それを上回る高性能の新製品を作ってくれ』って気持ちに、すでになっている。
以前、プログの記事のほうにも書いたことだが、この機会に経済産業省さんや環境省さんには、次の言葉を送りたい。
「動脈産業と静脈産業との間のグレーゾーンの領域の救済なり活用というところに、当時の関係者が考えおよばなかったところに、今日のPSEマーク問題の混乱があるとすれば、動脈産業でも静脈産業でもない、グレーゾーンの製造業者の概念を、このPSEマーク問題を契機に、拡大する必要がある。」
[3717] アメリカ 牛の特定危険部位除去処理で未確認の工場に日本向けも 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/03/16(Thu) 22:23 |
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- アメリカ 牛の特定危険部位除去処理で未確認の工場に日本向けも(NNN)
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1142379853/
アメリカ農務省監査局が先月、記録の不備により、牛の特定危険部位の除去が
適切に行われたか確認できないと指摘した9つの食肉処理工場のうち、
3つの工場が日本向けの輸出認定を得ていたことが日本政府からの
問い合わせで判明した。
アメリカ側は工場の名前を公表しておらず、日本側は今後、公表を求める方針。
=============
ソースがリンク切れしてしまったので。。
[3716] Re:[3714]
公取委の絶望的な戦略ミス 投稿者:謎工 投稿日:2006/03/16(Thu) 17:52 |
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- もう、新聞・出版業界の5年前と全く変わらない「風桶論法」には怒る気力も無く、ただ呆れるばかりなのですけれど。
どうも現委員長は知財戦略本部が勧告した「CDだけ廃止」のような「段階的削減」でなく「一気呵成に廃止」を
考えている節が見受けられるものの、この状況で特殊指定廃止をパブコメに上げようものならまた5年前の惨劇を
繰り返すだけだと言う学習能力が無いんですかね。それ以上に、マスメディアが一致結束した時の全体主義的効果を
正面から糾弾する術が事実上、ネットしか存在せず「再販廃止論は言論の自由の対象外」的な横暴極まり無い態度を
マスメディア全体が共有し、一般国民の言論の自由を認めず言論の自由が自分たちの特権であるかのように振る舞う
現状には絶望しか感じられません。
とにかく、せめて国会内だけでも「再販廃止」を口にするだけでよってたかって「国賊」呼ばわりされるような状況が
打破されない限り、マスメディア自体がもっと深刻な状況に陥るのは論を待たないでしょう。
[3715] 先にご紹介しました「Indiaーニュースと解説ー」のURLが変わりました。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/16(Thu) 17:36 |
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- 「Indiaーニュースと解説ー」
http://www.sasayama.or.jp/india2/
です。
理由は、数日前に、MovableTypeでのブログではじめたのですが、カテゴリー表示が思うようにいかないのと、個サイトの表示に難があったためです。
再び、なじみのWorldPressの新配布ソフトでのプログとなります。
よろしく。
http://www.sasayama.or.jp/india2/
[3714] 「学」説、その実在と実証
投稿者:とき 投稿日:2006/03/16(Thu) 16:04 |
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- ◇第6章 仮説をはずして考える
『世の中を科学的にみるためにはどうすればいいのか?』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033415
http://kaoru.to/hypothesis.htm
◆鶏飼い時事(じじい)…『大分総括が進んできたようだ』(2006.3.16)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza268.htm
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
>江口さんが(茨城株なんか)殺すことはない的な事を云って居たことが紹介されてから急に理解が深まった。実際はカテゴリー10くらいの理解度が要求されるのに、カテゴリー1のH5,H7は高病原性だからとする薄っぺらな当局の形式論に止どまって居た我々のそれが、鶏病研究会専門委員としての彼の、云わば身を挺しての一言によって大きく蒙を啓かれた。最初から云ってるように責任のある立場の人が黙って居ては駄目だ。同じく、イセ会長の当局に要望したとする《鶏卵肉情報誌》最新号の寄稿文も分かり易い。何時迄も大槻教授に騙されているこたあない。
>かつて人獣研のQ熱コクシエラ騒ぎで鶏界は酷い目にあった。それに抗議した業界とお歴々が今回の茨城騒ぎでまた酷い目に遭った。そのシゲタということになると《喜田さんのワクチン》を待てという話にもなるかと久しぶりに不見識だが腹を抱えた。余りにも複雑怪奇なトリフル問題よりよほど分かりやすそうで(笑)。
◇ダイワボウが一時連続ストップ高
2006年03月16日10時04分更新 兜町ネット
>大和紡績(3107)が売買高活況のなか、一時連日のストップ高。
>前日に、鳥インフルエンザによる死者が世界中で100人を超えたとのニュースから、鳥インフルエンザウイルスを短時間で大幅に減少させる効果がある不織布を鳥取大学の大槻公一教授、用瀬電機と共同開発していることから買いを集め出している。
http://www.kabutocho.net/stock/livenews/sldl_26851.html
◇IDSC『鳥インフルエンザの分布図』
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/toriinf-map.html
◇ProMED情報
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi
http://www.promedmail.org
「学」の分野の方々や、「師」や「士」の付く職業の方々(「公」に生きる方々)は、最低限のマナーやモラルとして、専門分野とするところの中の世間知らずであってはならないし、自らの言説の影響が及ぶことで、そこの庶民に対し、迷惑のかからないようにとの配慮が常に必要であります。
茨城無病H5N2亜型株に関しては、多大なる犠牲を払って学んだというべきで、物心両面において、あまりも「授業料」が高くつきすぎたといわなければなりません。
本来であれば、「学」が、山口、大分、京都でのH5N1の確認のときに、気付いておかなければならなかった事象です。おそらく、H5N1の国内発見確認のときには、再び(阿呆らしい)騒動が起こるのかもしれませんが。正確な知識を普及させるのも、「公(金)」で禄を食む「学」の人間の務めのはずだと思うのですが・・・。伝える媒体に関わっている人々も。
新渡戸
稲造『武士道』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/456966427X
畑村
洋太郎『失敗学のすすめ 』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062747596
藤田
紘一郎『清潔はビョーキだ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022613211
◇新聞「特殊指定」
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%BF%B7%CA%B9%A1%A1%C6%C3%BC%EC%BB%D8%C4%EA&st=n
■2006/03/16
(木) 07:11:10 新聞特殊指定の堅持求める
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=329372&log=20060316
>異論を一切報じないこの紙面構成が異様だと感じず、平然と載せてしまう彼らが北朝鮮とかかつての「大本営発表」とかを嗤う資格があるのでしょうかねえ。
2006年03月10日【活字利権】自民党新聞販売懇話会
http://blog.livedoor.jp/saihan/archives/50446091.html
2006年02月22日・23日 読売・朝日が特殊指定死守を叫べど、読者も広告も新聞離れ
http://blog.livedoor.jp/saihan/archives/50415852.html
http://blog.livedoor.jp/saihan/archives/50417672.html
池田
信夫『電波利権』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101505
世の中を「科学的にみる」ということに関して、マスな言葉を操るところほど、「非」科学的な思考にとらわれているのではないかと、思わざるをえないことも往々にしてあるようです。
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50417924.html
>「事実はどうだったか」これに尽きる。
[3713] アメリカ・アラバマのBSE牛は、発掘し、調査 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/16(Thu) 08:46 |
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- アメリカ・アラバマで発見の第三例目BSE牛は、いったん農場内に埋められていたが、掘り出して、年齢を中心に調査をすることになった。
埋める前に、一応、地元の獣医師が、歯による鑑定で、10歳前後としたが、これでは不正確と見たようである。
この牛は、Santa
Gertrudisという赤牛の交配種で、登録種ではないため、そのトレースが難しいとされる。
そのため属していた群れや、その子供などについても、調査を進める予定であるという。
http://www.belleville.com/mld/belleville/news/politics/14098470.htm
[3712] Re:[3711] バランス感覚
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/15(Wed) 23:48 |
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- 通りすがりさん。
ご心配、ありがとうございます。
でも、大丈夫ですよ。
今後とも、ご遠慮なく、ご意見を。
[3711] バランス感覚
投稿者:通りすがり 投稿日:2006/03/15(Wed) 23:31 |
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- 小生、人間にとって一番いけないことは、偏りとらわれることであると思っています。自分の考えを絶対視し、思いこみやこだわりにとらわれ、一方的に結論だけを「強制」する人や、誰かに聞いたとかいううわさ話を披露したり、個人を誹謗中傷するような書き込みをする人がいたり、2ちゃんねるのように下品な板になってしまうのではないかと心配です。この板は、笹山さんのバランス感覚で持っているようなもので、冷静な意見・情報交換の場にしてもらいたいものです。
[3710] Re:[3709] [3705] 無題
投稿者:長作 投稿日:2006/03/15(Wed) 22:42 |
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- 笹山さん
あわてての投稿で失礼しました。返信ありがとうございます。
見えにくい問題ですが、いわゆるジャンク品をどうするかというのが、古い製品だと部品取りなどとしてなければならないものとなります。音楽関係だけではなく、旧法非表示品など売る手だてのないものが残っているなど、細かい部分では、まだ問題があるにしても、また理論的な整合性や法の目的である安全性についての検証がどうなるかについては懸念もありますが、かなり「なんとかなる」筋道は見えてきたように感じております。ただし、経産省の発表・HP更改の手順の悪さなどから、反対運動はここにきて盛り上がっているので、ちょっと、どうなるかまだまだわかりませんが…。
JSPAも問題視していましたが、以前の文化庁のように当事者にヒアリングすることで解決は早まると思うのですが…。もちろん、その場合は音楽関係だけではなく、他の品目、様々な事業から意見を聞いて欲しいものです。
[3709] Re:[3705] 無題
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/15(Wed) 21:51 |
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- 長作さん。
ありがとうございました。
この経済産業省さんのQ&Aで、また、明確になっていないのは、自主検査の中身と、レンタルの場合のガイドラインですね。
自主検査の中身については、絶縁耐圧試験については、技術基準(たとえば、音響映像機器の場合の適用規格は、IEC-J60065)10.3
絶縁抵抗及び絶縁耐圧に準拠する。ということで、いいのかどうかですね。
レンタルの場合については、偽装レンタルがはびこった場合、後々、問題を起こしかねない要素もあるように見受けられますので、この点は、しっかりガイドしてもらいたいものです。
製造物責任法、意匠法、商標法、特許法については、理論的には、つじつまのあわない面もありますが、実態としては、製造物責任法の対象は、1997年から2000年製造のもののみであり、特許法や商標法の問題で、裁判沙汰になるケースは、このような消耗品の場合は、訴訟費用のほうが高くなってしまうので、よほどのことがない限り、裁判沙汰には、ならないであろうという、現実が、これまた、あるでしょう。
民主党は、議員立法をあきらめたようですし、これで、実態的には、終息しそうな気配となってまいりました。
ただ、音楽関係者内部では、しこりが残る結果となりそうですね。
[3708] Re:[3707] [3704]
米国3例目(アラバマ州)と長崎の黒毛和牛(15日現在、擬陽性)の比較 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/15(Wed) 21:44
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- 笹山さん。有難うございます。
10日に埋めていますから、かなり腐っているでしょうし、大変ですが、牧草地汚染を考えると掘り返して、焼却するしかないでしょうね。
この件で、200ドルもらっても割に合わないから農場死亡牛がBSE検査されることは無くなるのではないでしょうか。
下記のOIEでの専門家の議論を見ると、米国の場合、擬陽性と公表されるのは、2度の迅速検査で陽性の場合ですから、発表されれば、BSEと見てよいのではないでしょうかね。
OIEでは検査の見直しの議論が出ている。最初の迅速検査で陽性の場合、もう一度別の迅速検査をして陽性であれば「陽性が確認された」ということにする方向だ。2度目にマイナスだったら、IHCやWBなど別の方法で3回目の検査をして確認すれば良い。米国のケースもこうした仕組みになれば、スムーズに確認できただろう。
(検査の見直しは)1月に研究者で話し合った段階で、その後マニュアルの見直し、各国の意見を調整するため今年の5月(OIE総会)には無理だ。
(日本農業新聞2/12、ダニー・マシューズ博士とのインタビュー、英国獣医研究所(VLA)の研究調査部門のトップ。BSE研究の世界的権威。)
[3707] Re:[3704]
米国3例目(アラバマ州)と長崎の黒毛和牛(15日現在、擬陽性)の比較 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/15(Wed) 21:17
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- 虹屋さん。
このアメリカ三例目の農場内での処理については、記者会見で、記者さんから質問が出ていましたね。
焼却にすべきなのかどうかと。
この記者との一問一答については、テキスト化されていないのですが、
このサイト
mms://ocbmtcwmp.usda.gov/content/secy/aphis031306.wma
の 10:00-10:12に質問、10:13-10:55に答えがあるのですが、よく聞き取れませんが、農場内での牛の死骸処理には、状況によって、いろいろな方法があるが、州の見解やEPAのガイドラインに従うといっているようですね。
もっとも、このSanta
Gertrudisという種は、この写真
http://www.ag.auburn.edu/~sschmidt/breed_id2/beef/javashow/14.htm
のようなものですので、普通の牛とは違って、焼却といっても厄介のようですね。
mms://ocbmtcwmp.usda.gov/content/secy/aphis031306.wma
[3706] BSE23頭目、北海道
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/15(Wed) 20:51 |
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- 雌のホルスタイン
乳牛
北海道中川町で飼育
5歳8カ月(68ヶ月齢、肉骨粉の飼料使用が禁止された2001年以前の2000年7月に生れた)
今月13日に北海道上川保健福祉事務所名寄地域保健部の1次検査で疑陽性とされ、北海道大と帯広畜産大の2次検査でも陽性、専門家会議は「典型的なBSE」
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/03/h0315-1.html
[3705] 無題 投稿者:長作
投稿日:2006/03/15(Wed) 19:10 |
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- 取り急ぎ
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/keikasochi/keikasochi_q&a_new.htm
[3704] 米国3例目(アラバマ州)と長崎の黒毛和牛(15日現在、擬陽性)の比較 投稿者:虹屋
投稿日:2006/03/15(Wed) 19:04 |
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- 米国は、病牛を埋めたままにしておくのだろうか??感染拡大を阻止する気がないのか?
長崎の黒毛和牛、米国なら食べられていたのではないか??
牛の種類
長崎 黒毛和牛(肉用種) 繁殖用の雌
アラバマ
Santa Gertrudis種(肉用牛) 雌牛
年齢
長崎 1992年2月10日、長崎生まれ 14歳1カ月
アラバマ
獣医師は、歯列により、当該牛は老牛であり、10歳以上である可能性を示唆、この牛が最後にいたアラバマの農場にきてから1年経っていない
飼育
長崎 長崎県内で繁殖用に飼育
アラバマ 飼育目的は不明。肉用種の老齢雌牛であることから繁殖用に飼育されていたであろうが、この牛が最後にいたアラバマの農場での飼育目的は不明。
そう考える理由 @ 外部から購入する繁殖用雌牛としては購入時に推定9歳以上と老齢過ぎる。 A 米国2例目は、運動性の症状が顕れる前に受胎しなくなる繁殖障害になり治療されていた。
顕れた症状
長崎 2日から立つことができなくなり、股関節脱臼と診断された。BSE特有の神経系の症状は出ていなかった。
9日に出産後、13日に病畜として食肉処理場に搬入され、解体後の検査で大腿(だいたい)骨の骨折が判明した。
アラバマ ”non-ambulatory”の(自力では横臥位から起立できず、歩行が困難な)牛
サンプリング
長崎 14歳では、法的にBSE検査される
アラバマ 民間獣医が安楽死させて検体を採取。
米国ではサンプルのホルマリン処理が昨年11月から禁止されたから、冷蔵の用意万端整えてから安楽死させたことになる。米国では検査の法的義務がないから、農場側のボランティアで採取されたことになる。
「拡大サーベイランスプログラムの一部として、臨床的に正常な牛、老牛から、二万以上のサンプルを得ている」の中の一つなら、このサンプル採取計画の参加する生産者には1頭当たり200ドルの補償金が支払われるという。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05100401.htm
病牛の処理
長崎 市場にはでない、焼却処分。
アラバマ 農場で埋められた。これによる牧草地汚染の対策は不明
牛の出生コーホート(この牛の出生時の前後1年以内に出生農場で生まれた牛)とその子(いわゆる擬似患畜)
長崎 もしBSEと確認されれば生年月日が判っているから、生まれた農場などの情報はあると思われる。10産しているが9日に生まれた第10仔、第9仔、第8仔位までは容易に追跡、確認できるのでは?
アラバマ 米国には個体識別・トレーサビリティーシステムが完備されていないから、難航を極めるだろう。
感染時期の推定
長崎 もしBSEと確認されれば、94年生まれだから一切の飼料規制が行われていない時期。
アラバマ 仮に10歳とすれば、生まれたのは96年となるから1997年のフィードバン以前の汚染飼料である可能性が最も高い。
[3703] 妄想陰謀説によるところのガセネタ。
投稿者:とき 投稿日:2006/03/15(Wed) 12:30 |
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- Re.[3699] 養鶏屋怪談
>しかし、不幸なことに「日本養鶏協会」のトップが経営する浅田農産で鳥インフルエンザが発生して浅田氏は首吊り自殺に追い込まれた。翌年、週刊○○の記者によると「イセ」では病気の鶏が鶏舎に放り込まれる事件があり、その後鳥インフルエンザが発生した。「愛鶏園」も同じく鳥インフルエンザが発生し逮捕者まで出した。
>まあなんというか…
なんとまあ。
『翌年、週刊○○の記者によると「イセ」では病気の鶏が鶏舎に放り込まれる事件があり、その後鳥インフルエンザが発生した。』
http://www.jpa.or.jp/news/item/2006/03/08/
(「週刊新潮」への抗議文の提出について)
ここだけみてもお分かりかと思います。壮大な「ワクチン利権」の世界みたいなものでもあるかのような描き方であります。そのように思わせておくことができることによって、何がカムフラージュできるのかですね。
最初から、ワクチンもまた、ウイルス感染症にたいする“万能薬”ではないという認識を前提にしているときに、かくのような「ワクチンねた」報道は、まずはマユツバと思ってみていたのですが。にもかかわらず、それに輪をかけた情報を書き込んでいるわけですから、連動しているのかなと、勘繰らざるをえません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060314-00000110-mai-soci
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/science/20060315/20060314ik21-yol.html
(◇「渡り鳥、高病原性の鳥インフル・ウイルス発見されず」
正確を期すためには、免疫抑制作用物質を投与ののち検査してみればいいのではないでしょうか?)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060314&j=0030&k=200603141536
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060314&j=0047&k=200603141484
(不安を煽れば、繊維屋が儲かる?)
と言っても、狭いところで蠢いている“ワクチン利権”予備軍はあるでしょう。(「先回りワクチン」というアイデアをめぐるものとか。)
http://www.hokudai.ac.jp/czc/organization/
現状は、鳥の世界のウイルス感染に関して、「産」は「思考停止」、「官」は「保身」(行政施策を一朝一夕に変更せざるをえない状況であるにもかかわらず、それをやってしまうと、じゃあいままでやったことはなんだったのかと非難を受け、なかなか誤りを認めて方針変更には向かえない)、「学」は「仮説の一貫性」とそれによる「成果の実現」ならびに「研究費の恒久的獲得」にこだわりつづけ、「鳥インフルエンザ」対策の根本のことがなおざりにされているようなものです。LPAIや無病型や常在型のことをいつまでも「ない」という建前にしておいて「清浄国論」を維持し続けるのか否かを。
◇ハイビジョンの教訓(p.66)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101505
(池田
信夫『電波利権』)
◇平成18年3月13日 家畜防疫互助基金造成等支援事業(組替新規)ついて
http://www.jpa.or.jp/news/item/2006/03/14/
もはや、お金をあてがっておきさえすれば解決できるという問題ではないのですが・・・。ハンセン氏病対策と同じ轍を踏んでいます。しかも相手は、ごくごくありふれた(ありふれて共生してしまう)類のウイルスなのですが。
たった百人突破したくらいで大騒ぎであるかのような記事まで出てしまうし。(しかも、何年にもわたる集計で。)
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20060314/060314103245.stl559u1.html
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20060314/20060314a3130.html
こちらの実数は、ほとんど報道されないにもかかわらず。
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-rpd/index-rpd.html
まるで、『白黒のつけられない(つけられなくさせられている)「大仮説」』にとりかこまれた『マトリックス』の世界をつくりあげられているようなものです。下手なウソによって。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033415
http://kaoru.to/hypothesis.htm
あまりにもオソマツな「仮説」で、ものの見事に、マヤカシにかかっているようなものです。それだけ、「智恵」のレベルの平均が低下しているのではないか、あるいは、知識で禄を食む者の「目利き」力が低下しているのではないかと疑わざるをえません。
「闇ワク陰謀説」、あるいは特定企業を狙った「バイオ・テロ説」の妄想から出るものではありませんね。いわゆる“デンパ”です。私がこちらで、茨城H5N2に関して書き込みをいたして以来、何人かの方々(一人なのかもしれませんが)が、いれかわりたちかわり、「清浄国論」支持の論陣を張っておるようですが・・・。養鶏業界の方でしょうか? それとも「学」の方?
[3702] 14歳の雌の黒毛和牛でBSE疑い
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/15(Wed) 08:31 |
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- 長崎でBSE感染の疑い
長崎県は14日、佐世保市食肉衛生検査所(同県佐世保市)で実施した牛海綿状脳症(BSE)のスクリーニング検査で、14歳の雌の黒毛和牛1頭が陽性になったと発表した。確認検査のため検体を国立感染症研究所(東京)に送った。
県によるとこの牛は繁殖用で、県内の農家で飼育。今月2日に起立できなくなり、股(こ)関節脱臼と診断された。9日に出産後、13日に病畜として食肉処理場に搬入され、解体後の検査で大腿(だいたい)骨の骨折が判明した。
県は、この牛と同時期に農家で生まれた牛や、この牛が出産した10頭の状況を調べる。(共同)
http://www.nikkan-kyusyu.com/view/ts_1142319860.htm
農業新聞 1992年2月10日生まれ、10産、移動自粛要請
[3701] Re:[3700] [3698] [3697]
PSEマーク問題、ガイドライン派 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/15(Wed) 07:01 |
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- 長作さん。
ここまで来たのですから、「法改正」などというトンデモなことは言わないで、後は、どの点でのデ・レギュレーションが必要か、という点に絞って、経済産業省を相手に、反対・修正交渉を展開されたほうがいいのではないかと思います。
一時は署名方針変更で物議をかもした、JSPA(日本シンセサイザープログラマー協会)も、昨日で見る限り、しおらしくなっているようですので、これらを味方につけて、修正方向での対応に精力を注ぎこんだほうがよろしいかと、思います。
JSPA(日本シンセサイザープログラマー協会)が「特定機器除外」との署名方針転換したときに、なぜ、私が、強力な異議を唱えたのか、昨日の対策が発表された今になって、その理由が、お分かりになった方も、多かったかと思いますが、あれがなかったら、昨日の対策のままで、チョンにおわったかと思います。
あれで、一定の牽制力が、働いたものとは、思っています。
もっとも、今でも、昨日の対策のままで、チョンに終わる可能性も強いかとは思いますが。
このサイト「サイデラレコード」http://www.saidera.co.jp/のように、「よかったですねえ。」なんて、まんまと、分断作戦に引っかかった方ののどかな声も掲載されてはいますが。
製造物責任法との関係でいけば、1997年から2000年の製造分に関してだけの問題になりますから、ほとんど、ネグりジブルの問題であるといえます。
せっかく、経済産業省さんが、昨日、特別承認分に限定して、「旧法(電気用品取締法)に基づく表示などがあるものであること。」という(経済産業省さんにとっての)傷口を広げていただいたのですから、この傷口をいかに広げうるかがひとつのポイントになるかと存じます。
それにしても、川内さんのブログのコメント欄を見ていましたら、「ガイドライン派が騒ぎ始めたようですが」なんて書いてありましたが、このような方は、では、どのような方向があると見ているのでしょうかね。
一度、お伺いしたいものです。
[3700] Re:[3698] [3697]
PSEマーク問題、ガイドライン派 投稿者:長作 投稿日:2006/03/14(Tue) 20:33 |
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- 以前より笹山さんも懸念されていた商標・特許・PL法などとの調整が、1によるpse取得方向での対応で見えないとなんともいえないところではあると思います。
B「旧法(電気用品取締法)に基づく表示などがあるものであること。」を普遍化することになれば、かなりの部分で救われます。ゲームほか、限定的な品目で中古販売が成立している部分では、現状対応が困難だと思われること、楽器等についても時期によって指定品目が変わっていたり、輸入品などほんとのビンテージに表示がないものが多かったりして、実態としてどこまで適用除外の対象とないえるのか、という点に疑問が残ることなどが気になるところです。
[3699] 養鶏屋怪談 投稿者:むじな
投稿日:2006/03/14(Tue) 20:21 |
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シゲタ動物薬品工業(人獣研:人獣共通感染予防医学研究所)のワクチンについて知人の養鶏関係者に聞いてみた。人獣研(人獣共通感染予防医学研究所)というのはシゲタ動物薬品工業を支持母体とする研究所で養鶏業界ではよく知られていたよ。ちなみにシゲタ動物薬品工業は「食の安全協会」という消費者団体も運営しており、その証拠として下記の公文書名簿にある食の安全協会事務局 福○武○氏はシゲタ動物薬品工業の社員だそうだ。もちろん消費者団体を設置して情報をコントロールしようとしているなどとは言わん。
http://www.maff.go.jp/syoku_anzen/161015tori_iken_kokan/t-meibo.pdf
シゲタ動物薬品工業は人獣共通感染予防医学研究所(人獣研)と食の安全協会という組織を通じて怪文書を撒いており業界とトラブルを起こしていたそうだ。当時の騒動については「日本養鶏協会」のホームページに掲載されている。ちなみに「食の安全協会」の前身は「食の安全を守る会」といいシゲタ動物薬品工業の経営コンサルタントが会長を勤めていたそうだ。
http://www.jpa.or.jp/news/q_netu/i_tamago16_2.html
当然、これについて「イセ」、「愛鶏園」、「日本養鶏協会」は激しい抗議を行ったそうだ。
しかし、不幸なことに「日本養鶏協会」のトップが経営する浅田農産で鳥インフルエンザが発生して浅田氏は首吊り自殺に追い込まれた。翌年、週刊○○の記者によると「イセ」では病気の鶏が鶏舎に放り込まれる事件があり、その後鳥インフルエンザが発生した。「愛鶏園」も同じく鳥インフルエンザが発生し逮捕者まで出した。
まあなんというか…
[3698] Re:[3697]
PSEマーク問題、ガイドライン派 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/14(Tue) 19:45 |
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- 山梨評論さん。
もともとは、市場開放問題苦情処理(OTO)推進会議において取り上げられたもので、1995(平成7)年11月27日の専門家会議ではじめて、「電気機器の防爆基準の相互認証」が取り上げられたのがそもそもの始まりですね。
これが「基準・認証・輸入等関係」として、「規制緩和推進計画
」に盛り込まれ、その後、産業構造審議会の基準認証部会で取り上げ、そのうえで、平成11年8月6日に「通商産業省関係の基準・認証制度の整理及び合理化に関する法律」が制定され、平成12年12月12日の行政改革推進本部規制改革委員会を経て、「電気用品安全法」の制定にいたるという流れですね。
あの当時の怒涛のごとき、規制緩和の嵐の中で、生まれたのが、今になってお騒がせの電気用品安全法というわけですね。
[3697] PSEマーク問題、ガイドライン派
投稿者:山梨評論 投稿日:2006/03/14(Tue) 18:55 |
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- http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/
ここにある、三角形の旧法マークしか知らなかったのです(^_^;)
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/keikasochi/keikasochi_q&a.htm
新法と旧法で技術基準がどうかわったのかは知りませんが、
耐震構造建築基準の変更みたいなものなのでしょうか。
規程されている電気用品を見るとパーツもありそうで、
そのパーツが使われている建築物なども中古販売はできなくなるのかとも思います。
でもレンタルすなわち賃貸アパートなら築十※年でもかまわないんですよね。
電気用品業界の政治献金ってあったのかなと、いらざる憶測しか感じないのが哀しいです。そもそもパソコンリサイクルからしてモッタイナイ運動には背いているでしょう。
法が改訂されるか廃止されるまで、ガイドラインには賛成です。何事によらず民意が反映されずに決められたことは、当面これで市民の逃げ道を作ってもらうしか無い、
そして小泉的改革が終わった後は、法体系の全てを見直すことになって欲しいです。
住基ネットは真っ先に槍玉に挙がる事を願いつつ・・・
[3696] Re:[3695] [3692]
PSEマーク問題の「ガイドライン派」だそうで。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/14(Tue) 17:50 |
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- 長作さん。わざわざありがとうございました。
この、今日発表の経済産業省のガイドラインで、中古オーディオ屋さんのご感触を聞いたのですけれども、
1 については、2の『書式の徹底的な簡素化』に期待する旨があること。
2 については、このうちのB「旧法(電気用品取締法)に基づく表示などがあるものであること。」というのを、特別承認だけの条件にしないで、普遍化してくれれば、ほとんどが助かるということのようでした。
そうですね。
このB「旧法(電気用品取締法)に基づく表示などがあるものであること。」を普遍化して適用すれば、製造物責任法や、商標法、特許法との整合性もつくかとも思われるのですが。
後は、従としての『書式の徹底的な簡素化』が図られれば、ほとんど問題はなくなるのではないでしょうか。
もう一押しということでしょうかね。
まあ、こうして、対策を公表してしいまいましたので、追加条件は、ちょっと、難しいとは思いますが。
[3695] Re:[3692]
PSEマーク問題の「ガイドライン派」だそうで。 投稿者:長作 投稿日:2006/03/14(Tue) 15:22 |
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- 既にご存じかと思いますがガイドラインその一
http://www.meti.go.jp/press/20060314004/pse-set.pdf
[3694] 米感染牛「問題ない」と厚労相
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/14(Tue) 13:12 |
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- 米感染牛「問題ない」と厚労相
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20060314014.html
川崎二郎厚生労働相は医学的素養はないんでしたっけ。坂口さんならもっとまともなことを言うのではないでしょうか。
日本のBSE発見の時、Natureによって批判され、さらに世界中に報道されてしまった、日本の大臣2名が牛肉を頬張る有名な写真がありますが、川崎厚労相も、20ヶ月以下の感染牛の肉を報道機関の前で食べてみるくらいのことをしてみたらどうか、なんていいたくなりますね。意地悪な言い方をすれば。
[3693] 北海道で1頭BSE疑陽性 検査結果は2、3日後 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/03/14(Tue) 13:05 |
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- 北海道で1頭BSE疑陽性 検査結果は2、3日後
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2006031401001144_National.html
[3692] PSEマーク問題の「ガイドライン派」だそうで。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/14(Tue) 09:09 |
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- 私や高橋健太郎さんなんかは、今回のPSEマーク問題については、「政令改正については、無理な要素があるので、早く、経済産業省は、届出業者の要件、自主検査の要件、レンタル方式の要件、などについてのガイドラインを示すべき』との主張をしてきたが、これが、一部のかたにお気に召さないらしく、われわれを『経済産業省支援型のガイドライン派』と、名づけている向きもあるようである。
でも、出来ないことに精力を費やすよりも、出来ることをいち早くはじめて、業界なりユーザーの混乱を沈めるのが、先決だと、思うんですけれども。
『ガイドライン派』の称号は、あえて、栄誉をもって受け止めておきますが。
わかんないかなぁ。そのへんのところ---。
[3691] アメリカのBSE疑い牛は、ウエスタンブロット検査で陽性と判明 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/14(Tue) 06:47 |
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- アメリカUSDAのAPHISが発表したところ、アメリカのBSE疑い牛は、ウエスタンブロット検査で陽性と判明した。
なお、アイオワのNVSLの研究所で、追加の迅速検査とIHCによる更なる確定検査をしているが、その検査結果を待たず、ウエスタンブロットでの検査結果を元に、この牛をBSEと、判定した。
この牛は、およそ10歳以上の老牛であり、飼料規制以前に出生したものとされている。
現在、この牛と、一年以内に、同じ集団にいた、その子牛を含めたコホートを確定中であるという。
なお、この老牛は、当該農場に埋められたという。
参照
John
Clifford博士の記者会見
「Statement by USDA Chief Veterinary Officer John Clifford
(DVM) Regarding Positive BSE Test Results 」
http://www.aphis.usda.gov/newsroom/content/2006/03/bsestatement3-13-06_vs.shtml
記者会見の音声は、以下のサイトでどうぞ。こちらには、記者との一問一答があります。
「日本・韓国との輸出再開への影響は?」「死骸は、埋めただけで、焼却はしなかったのか?」「10歳という老牛なので、子牛の範囲の確定は出来るのか?」「拡張サーベイランス・プログラムの今後は?」「10歳牛のブリードの名前は、Senetegar-Tereis」などの質疑がされた。
mms://ocbmtcwmp.usda.gov/content/secy/aphis031306.wma
[3690] Re:[3688]
また、スウィフト社ですか。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/13(Mon) 21:58 |
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- この工場は、例の日本航空の肉の出荷元ですね。
Swift Beef
Company SRA除去違反1件 月齢違反2件
800 North 8th Avenue
Greeley, CO
80631
これは、アメリカにとっては、致命的となってしまいました。
BSEどころではありませんね。
それにしても、この記事は、3月11日には、配信されていたはずですが、日本の農林水産大臣は、、今朝のアメリカBSE疑い牛発見のコメントで、日本への再輸入には、影響ないと、コメントしていましたね。
どうしたわけでしょう。
この記事「Beef
imports from US plant suspended 」
http://www.news.gov.hk/en/category/healthandcommunity/060311/html/060311en05003.htm
が、3月11日の香港発の第一信のようですね。
日本の報道が配信したのが、今日になってのことですから、二日遅れでしたね。
以下に、関連外電記事をいくつか。
「Hong
Kong halts Swift Beef imports」
http://www.marketwatch.com/News/Story/Story.aspx?guid=%7BC5E432E0%2D453E%2D472A%2DB67B%2DC027FBFBB4BC%7D&dist=newsfinder&siteid=google&keyword=
「H.K.
says seeking explanation for bones in U.S. beef shipment」
http://www.tmcnet.com/usubmit/-hk-says-seeking-explanation-bones-us-beef-shipment-/2006/03/13/1451144.htm
「Hong
Kong suspends imports of beef from U.S. processing company」
http://thestar.com.my/news/story.asp?file=/2006/3/12/apworld/20060312143550&sec=apworld
「Hong
Kong suspends Swift Beef imports 」
http://www.investors.com/breakingnews.asp?journalid=35203872&brk=1
参考
日本経済新聞の今日の記事
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060313AT3S1200E12032006.html
「世界貿易機関(WTO)の会合に出席するため訪英中の中川昭一農相は「11日、米国内でBSE(牛海綿状脳症)に感染した疑いがある牛1頭が見つかったこと」について「ジョハンズ米農務長官から逐一(状況は)聞いていた。(輸入再開問題への影響は)現時点では全くない」と述べた。」
上記のカッコは、私が挿入しました。
記者会見したのは、今日ということですよね。
なんと、紛らわしい、記事の書き方であることよ、です。
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2006/03/0080.xml
[3689] 『喜田宏 ワクチン』でググってみると
投稿者:とき 投稿日:2006/03/13(Mon) 21:11 |
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- あまり、裏を勘繰るようなことはしたくないのですが・・・。(研究開発にあたって、ワクチンメーカーは、どことタイアップしているのかとおもいましたが、製法が異なるのか、共同研究開発にあたっての特定既存のメーカーはない?)
◇動物インフルエンザウイルスの生態解明と新型ウイルス対策(pdf)
http://www.jsps.go.jp/english/e-grants/gaiyo/bi08j.pdf
◇鳥とヒトのインフルエンザ(第5セッション インフルエンザ情報と対策)
http://idsc.nih.go.jp/training/11kanri/99kida.html
◇「鳥インフルエンザワクチン接種是非論争」<記事編>(3/25号)
◇「鳥インフルエンザワクチン接種是非論争」(3/15号)
・「ワクチン接種すべきでない」農水省家きん疾病省委員長
喜田 宏
・「不活化ワクチン接種は国の義務」日本バイオロジカルズ(株)
http://nourin.vis.ne.jp/tokushu/tikusei.htm
◇【インフルエンザ】遺伝子変え 人から人へ(2006年1月10日
読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20060110ik0e.htm
>現在、アジアで70人余の死者を出している鳥インフルエンザ(H5N1)は、鶏などに強い毒性を持つ。しかし喜田宏・北大教授は「重篤な状態になった患者は感染した鳥を抱いたり、解体したり、濃密な接触をしている。このウイルスのままでは人間に大流行を起こす恐れは低い」と話す。
>問題は、人から人に感染する能力をウイルスが獲得したときだ。河岡義裕・東大医科学研究所教授は「その変異の時期がいつ、どこで起こるかが、全く予測できない」という。
>抗体の配分など感染症対策を仕切るのは世界保健機関(WHO)。日本では北里研究所など5か所でワクチンを製造する予定だ。
◇[第403回]
11月6日 23:25〜23:55 放送
「シリーズ ミクロの生命体 Vol.1」〜新型インフルエンザを阻止せよ〜
http://www.tv-asahi.co.jp/earth/midokoro/2005/20051106/index.html
>北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターの喜田宏教授と高田礼人教授は、危機感を募らせ「先回りの対策」を行なっています。
>タイに行った一週間後、日本のインフルエンザウイルス研究の第一人者である喜田教授とともに、シベリアからアジアに来る渡り鳥が経由するモンゴルのウギヌール湖にへ向かいました。死んだ鳥がいないか遊牧民に聞いてまわり、そして新鮮なカモの糞を拾い集めます。実はすべてのインフルエンザウイルスは鴨の腸を棲家に生き続けているのです。今回、476個のサンプルを集め、日本に持ち帰って分析を行ないました。今のところまだH5N1型ウイルスは見つかっていません。
◇北海道大学 人獣共通感染症リサーチセンター
http://www.hokudai.ac.jp/czc/organization/
◇新型流感に“先回り作戦”/自然界からワクチンのもと 2002年10月25日(金) 東奥日報
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/scramble/scramble2002/20021025.html
>作戦を展開しているのは喜田宏・北海道大教授(微生物学)を中心とする共同研究グループ。
>喜田教授らは、中国や米、英国の研究者と協力してアジア各地のカモや豚のウイルスを調査。毒性が低く鶏卵の中で安定して増殖するなど、ワクチンに適する性質を備えたウイルスを選んで保存することにした。
>現行のインフルエンザワクチンは前年にヒトで流行したウイルスからつくる「後追い型」だが、これはヒトに来る前にワクチンを用意する「先回り型」だ。
◇強毒型鳥インフルエンザ専門家会議の概要 平成14年4月1日 (社) 日本養鶏協会事務局
http://www.jpa.or.jp/news/item/2002/04/12/020412_infuru.html
>各ウイルス型の病性は実験室内とフィールドのものとは病原性が異なるのではないか。
「病」の主体(ホスト側)を無視して「病」の程度を測れるわけがありません。もちろん「感受性」の問題もありますし。ウイルスが宿主となりうる生物に対して、一律に作用するようなことにはなりようがありません。
>'97年に香港で発生した18人感染、6人死亡の鳥インフルエンザ(H5N1)は、人獣共通伝染病として考えるのではなく、人間の医学におけるインフルエンザ対策として考えるべきである。
このことを勘違いして、「鳥のウイルス対策」をも、人の対策に含めてしまったのではないでしょうか。本来、人で起こった場合は、もうすでに獣医学分野ではなく、医学分野になってしまってると判断する、というだけの話ではないでしょうか。 ウイルスは、厳密に、寄生虫や細菌の感染とは別の様態なのですが。免疫学的観点でも。
>国内に鳥インフルエンザが蔓延した時に初めてワクチンの使用を考えるべきである。
蔓延したときは、すでに馴致してしまうということであり、ワクチンは実質ほぼ必要なくなるということでもある。しかも、ワクチンをもって根絶するという考え方は、まん延後、養鶏産業内の“鶏だけ”を、しかも、ある“特定のウイルス”だけをフリー(無ウイルス)の状態に維持しつづけるということで、まったく非現実的である。つまり、まん延する前にしかワクチンの用途はないということである。
>検査技術の向上とペンシルバニア州の事例で分るように関係者が熱心に検査を実施しているため、今まで不明だったものが発見され易くなっている
>'97年の香港のH5N1の事例では650万人の人口に対し18人感染、6人死亡した。しかし家族間でも人間から人間への感染の事例もなく、本来的には鳥インフルエンザウイルスの人間への感染力は非常に弱く(ウイルスが大量に入った場合等、はっきりとした原因は不明であるが)特殊な事例の感染と考えるべきものである。アメリカ、イタリアの発生事例においても人間への感染の事例はない。
鳥ウイルスと、人ウイルスは、それぞれの宿主細胞においてのみ、増殖可能であることを、まずは基本知識としておさえておきたいものです。
おそらく、その「先回りワクチン」というアイデアによる、疫学的感染症対策のデザイン(設計)を死守したいだけなのかなと思えてきます。インフルエンザごときは、まさに「馴致」する方法が、もっとも確実な対処であり、ほかの厄介な致死性の高いウイルス感染にくらべても、感染しやすい分、緩いということでもあるのですが・・・。
「先回り」にこだわるあまりに、現実を見失っているのではないでしょうか。もうすでに、地球上ではトリH5N1はかなりまん延してしまっているのですから。「鶏」でさえ、まん延を食い止めるのは至難の技でしょう。鳩や銘鶏のマーケットも莫迦にできませんし。産業養鶏の養鶏場だけ、かろうじてフリーを保っているように見せかけているだけでしょう、実際は。
>『鳥のウイルスを鳥の間で止めることが鳥インフルエンザ対策の基本。』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060311-00000052-mai-soci
その基本はもうとっくに破られていますが・・・。
◇インドの養鶏場経営者が自殺=鳥インフル騒ぎで破産の危機(2006年
3月13日 (月) 19:39 時事通信)
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20060313/060313083306.763yvr4z.html
日本でも茨城では、同じようなものです。しかも、もっとタチが悪く、無病型が摘発対象になってしまってるわけで。たかが「鶏」のAIVごときで。
「先回りワクチン」と「ウイルス根絶」という、そのグランドデザインの根本が、現実には即していないということの証左です。もっと言えば、ウイルスと生物の世界観が現実に即していないということの表れでもあるということです。
現実認識の誤りもしくは事実誤認によって、徒に犠牲者が出てしまっている酷い状況なのですが、当の犠牲業界自身もまだ気付くことができないのでしょうか? 声の大きい代表企業の方々。(それとも、大きい企業体ほど、中途半端な小さいところは消えてくれたほうが、自分たちの業績にとって都合いいとでも思っているのでしょうか。)
[3688] 香港が牛肉輸入再停止 骨混入で(swift社)、しかも日本が12月に査察済みでOKを出していた施設だとか。
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/13(Mon) 19:40 |
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- 香港が牛肉輸入再停止 骨混入で米食肉大手製品
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006031301001780
>【香港13日共同】香港特別行政区は13日までに、米食肉大手スイフト・ビーフ社から輸入した牛肉に、輸入を禁止している骨が混入していたため、同社の製品の輸入を再び停止した。
>食物環境衛生署の声明によると、10日夜、香港空港の食物検疫所で骨がついているのを発見したという。
>香港は昨年12月に約2年間に及んだ米国からの牛肉輸入停止措置を解除。牛海綿状脳症(BSE)の病原体のたまりやすい脳などの特定危険部位を除去した月齢30カ月以下の骨なしの牛肉に限って、輸入を再開していた。
骨混入出荷施設
日本査察済み
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/03/13/k20060313000140.html
>香港でアメリカからの輸入牛肉に本来は取り除かれるはずの骨が混入しているのが見つかった問題で、牛肉を出荷したアメリカの食肉処理施設は、日本政府が去年12月に査察を行った施設であることがわかり、政府は詳しい事実関係の確認を進めることになりました。
>この問題は今月10日、香港の空港の検査施設で、アメリカからの輸入牛肉に本来は取り除かれるはずの骨が混入しているのが見つかり、香港当局が、牛肉を出荷したアメリカのコロラド州の食肉処理施設からの輸入を停止する措置を取ったものです。農林水産省によりますと、この施設は、日本向けに牛肉を輸出できる施設として、アメリカ政府の認定を受けていたほか、日本政府が去年12月に査察を行った施設でした。農林水産省は、アメリカ大使館などを通じて詳しい事実関係について確認を進めたうえで、日本政府としての対応を検討することになりました。香港で、アメリカからの輸入牛肉に骨が混入していたことについて、農林水産省の石原事務次官は「たいへん残念だ。1つの施設の特別な問題か、アメリカの検査態勢にかかわる構造的な問題なのかがいちばん重要だ」と述べ、今週中にも日本政府の質問書に対するアメリカ側の回答が示されるのにあわせて、説明を求める考えを明らかにしました。
>問題の施設は、米食肉加工大手スイフト・ビーフ社のグリーリー工場(コロラド州)。米国産牛肉の輸入再開をめぐっては、同省と厚生労働省が昨年12月、米国内の認定施設に対して特定危険部位の除去など牛海綿状脳症(BSE)対策を調査。この工場は日本政府が査察した11施設の中の一つだった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060313-00000176-kyodo-bus_all
[3687] Re:[3682]
農水省のイニシアチブで鳥インフルエンザは終息か? 投稿者:事情通 投稿日:2006/03/13(Mon) 19:23 |
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笹山先生
鶏用鳥インフルエンザワクチンによる水銀毒性が問題になってきたようですが、日経新聞(3月8日)「食 安心と価格 鶏業界ワクチンで対立」にはワクチンの残留成分が低下するのには36週間かかるので10週間の飼育期間で出荷されるブロイラーには使用できないという記事が掲載されています。ご参考ください。
ところで我が国の農水省が家畜への使用を許可しなかったシゲタ動物薬品工業(人獣研:人獣共通感染予防医学研究所)の鶏用鳥インフルエンザワクチンの添加物はこちらのページで読めます。
http://www.shigeta.co.jp/IPB-SHIGETA/avian_influenza_inactivated_vaccine.htm
安定化剤:
ゼラチン 1.0g
保存剤: チメロサール 50mg以下
不活化剤: ホルマリン 0.05vol%以下
アジュバント 油剤:
軽質流動パラフィン 320mL
乳化剤: ソルビタンモノオレエート 25mL
乳化剤: ポリソルベート80 5mL
溶剤:
リン酸緩衝食塩液(PBS) 適 量
このうち有毒化学物質として主に問題になるのはチメロサール、ホルマリン、ソルビタンモノオレエートと思います。
チメロサールの害については下記のページに書かれていますが、鶏に蓄積された微量のチメロサール(有機水銀)を長期間にわたって摂取することを農水省やブロイラー業界は懸念しているようです。有機水銀は体内に広く蓄積されると言われており、皮や脂肪・内臓を取り除いても水銀摂取量を大きく減らすことは不可能です。
http://www.eiken.city.yokohama.jp/infection_inf/thimerosal1.htm
有機水銀は、食物として摂取した場合、消化管から90-100%吸収されます。有機水銀は、血液に乗って全身を巡り、胎盤を通過して胎児に到達できます。また、脳・血液関門(脳細胞を守るために血液中の物質が血管から脳細胞まで到達するのを阻止する構造)を通過して脳細胞まで到達できます。発育中の脳に対してメチル水銀は毒性があります。水俣病などの場合で、摂取した母親は無症状や弱い症状なのに、胎児の段階から影響を受け、生まれたこどもに強い症状が出た例が知られています。生まれたときには正常に見えても、発達の遅れや目の不自由、耳の不自由、痙攣などが明らかになっていくことがあります。
また、ホルマリンは明白な発がん物質です。ソルビタンモノオレエートにも変異原性があるとする報告があります。また、アジュバントという成分は免疫反応を強めるために添加する物質ですからアレルギー疾患を悪化させることが懸念されます。アレルギー疾患を悪化させるという点ではホルマリンも同様な作用があります。農水関係によればシゲタ動物薬品工業(人獣研:人獣共通感染予防医学研究所)のワクチンが認められて義務化されると我が国のブロイラーは全て出荷できなくなってしまい、鶏肉・鶏卵輸入国に転落することになるそうです。インドネシアなど開発途上国では水銀やホルマリンに関する意識が低いのだと思われます。我が国の農水省の規制は本当に世界一厳しいですよ。
>
日に日に暖かくなりつつがなく平穏な日々が続いている今日この頃でございます。我が国の鳥インフルエンザ騒動は農水省と北海道大学の喜田宏教授(微生物学)の適切な指導により無事終息したもようです。一時は海外からの鶏肉・鶏卵の輸入も検討されていたようですが、海外では家畜に対する動物医薬品や飼料へ規制が弱いため輸入鶏肉・鶏卵は有害化学物質による汚染が心配です。この掲示板ではシゲタ動物薬品工業(人獣研:人獣共通感染予防医学研究所)のワクチンが宣伝されているようですが多量のワクチン使用に対する害が無視されていると思われます。そもそもワクチンの防腐剤として一般に使用されるチオメサールは有機水銀であり家畜への多量使用を通じてヒトが経口摂取すれば水俣病級の神経障害を発生する可能性があります。もちろん、シゲタ動物薬品工業が販売しようとしているワクチンにもチオメサール(水銀)が含まれており鶏肉・鶏卵を通じて経口摂取することによる安全評価は十分なされていません。また、ホルマリンという化学防腐剤は発癌性が指摘されており、アジュバントという添加剤も人体への評価が確立しているとは言えません。食品や家畜に対する規制が厳しいという理由で安易に農水省を批判するのはいかがかと思います。ワクチンを使わないという今回の農水省の対応は結果的に食の安全を高めるものであり一理あるものだと思います。ただ一点、鶏の処分に協力した農家への補償は不十分ですね。この点は議論すべき余地があります。ちなみに今、北海道大学の喜田宏教授(微生物学)が安全な家畜用ワクチンを開発中ですから、少々時間を要すかも知れませんが安全性についてコンセンサスの得られたワクチンの開発を見守りたいと思います。できれば、水銀やホルマリンを含まないワクチンを開発して欲しいです。魚は既に水銀に汚染が懸念されていますので、鶏やタマゴまでもが水銀で汚染されたら食べ物に困窮します。ところでシゲタ動物薬品工業(人獣研:人獣共通感染予防医学研究所)の家畜用ワクチンは安全性が確立しておらず農水省は許可しなかったと聞いております。
http://www.shigeta.co.jp/IPB-SHIGETA/avian_influenza_inactivated_vaccine.htm
[3686] 一つの可能性の推測として
投稿者:とき 投稿日:2006/03/13(Mon) 14:34 |
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- ◇カズハゴンドウ
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%A5%AB%A5%BA%A5%CF%A5%B4%A5%F3%A5%C9%A5%A6&st=n
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%83%8F%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A6&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
茨城県自然博物館 [PDF]
カズハゴンドウの集団座礁
http://www.nat.pref.ibaraki.jp/publish/pdf/vol35.pdf
◇カズハゴンドウ:70頭打ち上げられる 千葉・九十九里(毎日新聞 2006年2月28日 20時08分)
http://72.14.203.104/search?q=cache:kBoomz_GevEJ:www.mainichi-msn.co.jp/photo/news/20060301k0000m040065000c.html+%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%83%8F%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A6&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=3
(キャッシュ)
>外房海岸では、1月23日にもカズハゴンドウ26頭が、旭市の飯岡海岸に打ち上げられたばかり。
ウイルス感染症における「発症」とは、そのウイルスに対して宿主となりうる、あくまでも生まれて“初”めての“被感染”側個体(群)に見られる現象のことです。その意味で、感染源となるものは、通常、表面化・顕在化しないものとしてみておく必要があります。
『哺乳類』(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%BA%E4%B9%B3%E9%A1%9E
◇クジラ目
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%83%A9%E7%9B%AE
>一般的に、成体で体長約4m以下の小型のハクジラを通常イルカと呼ぶが、生物分類上、クジラとイルカの間に明確な境界はない。
>クジラ類は、始新世に陸上の偶蹄類から進化して海中生活に適応したもので、とりわけカバ類に近縁である。暁新世から始新世にかけて生息した肉食性の有蹄類であるメソニクス類が長らくクジラの祖先と考えられてきたが、DNA研究や、偶蹄類に近い特徴を備えた距骨をもつ原始的なクジラ類の化石の発見により、最近は、カバ類に近い偶蹄類から進化したとする説が優勢である。
◇ウシ目または偶蹄目(偶蹄類)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%B7%E7%9B%AE
カバ類に近いとなれば、イノシシ亜目に近いということでもあります。沿岸の畜産地域に内在するウイルス(あるとしても馴致共生しているでしょうから)に、その集団として初めて感染した場合、いっとき大量に発症がみられても何ら不思議はありません。ある程度のし尿糞尿処理施設はあるとはいっても、いちいち用水・排水までを、すべて完全殺菌するようなことはないわけですし。ブタのウイルスくらいには、感染することはあるのではないかと思われます。
これもまた、精密に検査・調査してしまうと、もし感染症であれば、農水行政における防疫・貿易上の「清浄国論」にほころびが出てしまう可能性が大となり得る、ということではないでしょうか。
[3685] アメリカBSE疑い例牛発見についてのUSDAのコメント 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/13(Mon) 09:34 |
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- 「昨晩、われわれは、拡大サーベイランスの一部として採取したサンプルから、簡易テストの結果、結論の出ない検査結果を受け取った。
われわれは、アイオワのNVSLの研究所で、IHCによる更なる検査をしている。
加えて、USDAの農業調査サービス部門では、ウエスタンブロットによる検査も、実施している。
検査結果は、四日から七日以内に出る予定である。
この結論の出ない検査結果ということは、新しいBSE発見という意味ではない。
結論の出ない検査結果というのは、非常にセンシティブなように設計されているスクリーニング試験での正常な構成要素であり、陽性の可能性のあるあらゆるサンプルをも検出しうるものである。
加えて、この動物は、人間の食チェーンにも、動物の食チェーンにも、入り込んでいない。
私どもが強調したいのは、アメリカにおける人間と動物の健康は、保護連動システムによって、インターロックされているということであり、われわれは、アメリカの牛肉の安全性について自信があるということである。
これらのセーフガードのうち、もっとも重要なことは、食供給ルートから危険部位を禁止していることであり、FDAが飼料禁止をしていることである。
これらのインターロッキング保護が、われわれへの食供給を保護し続ける一方で、あらゆる施策によって、アメリカのBSEリスクは、低いレベルになっているのである。
2004年6月以来、アメリカ国内の畜産産業のあらゆるセクターが、このプログラムに協力しており、高危険の牛の六十四万頭の牛からのサンプルを得ており、拡張サーベイランスプログラムの一部として、臨床的に正常な牛、老牛から、二万以上のサンプルを得ていることについて、非常に満足している。
今のところ、このサーベイランスプログラムで高リスク牛のうち、陽性となったのは、たった一頭である。」
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2006/03/0080.xml
[3684] Re:[3682]
農水省のイニシアチブで鳥インフルエンザは終息か? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/13(Mon) 06:43 |
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- 驚木桃之木さん。
この掲示板では、ワクチン開発の先陣争いの領域に、足を踏み込むつもりは、毛頭ありません。
おっしゃる「ちなみに今、北海道大学の喜田宏教授(微生物学)が安全な家畜用ワクチンを開発中ですから、少々時間を要すかも知れませんが安全性についてコンセンサスの得られたワクチンの開発を見守りたいと思います。」については、以前どこかで聞いたことがあるような気がするのですが、その時間的なずれのために、日本国内でのワクチン論議を凍結するというのは、いかがなものとは思います。
本掲示板では、それ以前に、EU新司令に基づくスタンピングアウト一辺倒の方針からワクチネーションを含めた、日本型新政策の方向付けについて議論しているところです。
それと、すみませんが、おっしゃるチオメサールの英語のスペルを教えていただけませんでしょうか。
Thimerosalのことだとは思いますが、念のため、お聞きします。
もし、Thimerosalのことだとしますと、このサイト『Vaccine
and Thimerosal』http://www.thimerosal-news.com/html/vaccine.html
のリストに掲げてありますように、この問題は、単に、鳥用ワクチンの問題だけでなく、人間用のインフルエンザワクチンや流行性脳脊髄膜炎用ワクチンの問題にまで派生している大きな問題ですね。
アメリカなどでは、チメロサールの接種が「自閉症」などの原因として、訴訟になっているケースもあるようですね。
その量をへらす試みもされているようです。
北里研究所では、ヒト用インフルエンザワクチンからチメロサールの含有ゼロを目指しているようです。
つまり、鶏さまどころの話ではない、ということになります。
私も驚木桃之木さんも、そして、当の喜田宏さんも、ひょっとして、てなことになりますね。
http://www.thimerosal-news.com/html/vaccine.html
[3683] Re:[3680]
[3675]今年の知財推進計画改訂は「産業遺産」「再販・特殊指定」「著作権延長」が争点 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/13(Mon) 06:24 |
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- 謎工さん。
PSE問題と産業遺産のパブリックドメイン問題とを結びつけるのは、若干無理があるとしても、産業遺産のパブリックドメイン問題というものは、もっと、掘り下げて議論すべきものだと思いますね。
これは、広く、文化遺産のパブリックドメイン問題とも、かかわりあってきますね。
パブリックドメイン化というのは、広く、そのものが、コモンズ化し、公衆の帰属になるということですが、そこに、おのずとルールがなければ、まさに、そこに、『コモンズの悲劇』が発生するということですから。
先日、ある法律の話で、特定の地域に立ち入り規制をいったん、かけ、特定の法の趣旨に合致したものについてのみ、その立ち入り規制を解除するという、冷房と暖房とを同時にかけるようなインセンティブを用意する、というような話がありましたが、これなんかは、コモンズの精神を逆に悪利用したようなケースですね。
また、民間所有の産業遺産のパブリックドメイン化したものは、相続という過程において、帰趨が問われるものになりかねないのですから、これらについては、ある程度のインセンティブを許すとか、微妙な暖房のかけ方が問われる問題となりかねないものだと思います。
また、民間所有の文化財のお寺の拝観料なんてのも、議論の対象になりそうだし。
ディズニーキャラの問題もありましたですしね。
なかなか、議論としては面白そうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3
[3682] 農水省のイニシアチブで鳥インフルエンザは終息か? 投稿者:驚木桃之木
投稿日:2006/03/13(Mon) 00:40 |
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- 日に日に暖かくなりつつがなく平穏な日々が続いている今日この頃でございます。我が国の鳥インフルエンザ騒動は農水省と北海道大学の喜田宏教授(微生物学)の適切な指導により無事終息したもようです。一時は海外からの鶏肉・鶏卵の輸入も検討されていたようですが、海外では家畜に対する動物医薬品や飼料へ規制が弱いため輸入鶏肉・鶏卵は有害化学物質による汚染が心配です。この掲示板ではシゲタ動物薬品工業(人獣研:人獣共通感染予防医学研究所)のワクチンが宣伝されているようですが多量のワクチン使用に対する害が無視されていると思われます。そもそもワクチンの防腐剤として一般に使用されるチオメサールは有機水銀であり家畜への多量使用を通じてヒトが経口摂取すれば水俣病級の神経障害を発生する可能性があります。もちろん、シゲタ動物薬品工業が販売しようとしているワクチンにもチオメサール(水銀)が含まれており鶏肉・鶏卵を通じて経口摂取することによる安全評価は十分なされていません。また、ホルマリンという化学防腐剤は発癌性が指摘されており、アジュバントという添加剤も人体への評価が確立しているとは言えません。食品や家畜に対する規制が厳しいという理由で安易に農水省を批判するのはいかがかと思います。ワクチンを使わないという今回の農水省の対応は結果的に食の安全を高めるものであり一理あるものだと思います。ただ一点、鶏の処分に協力した農家への補償は不十分ですね。この点は議論すべき余地があります。ちなみに今、北海道大学の喜田宏教授(微生物学)が安全な家畜用ワクチンを開発中ですから、少々時間を要すかも知れませんが安全性についてコンセンサスの得られたワクチンの開発を見守りたいと思います。できれば、水銀やホルマリンを含まないワクチンを開発して欲しいです。魚は既に水銀に汚染が懸念されていますので、鶏やタマゴまでもが水銀で汚染されたら食べ物に困窮します。ところでシゲタ動物薬品工業(人獣研:人獣共通感染予防医学研究所)の家畜用ワクチンは安全性が確立しておらず農水省は許可しなかったと聞いております。
[3680] Re:[3675]今年の知財推進計画改訂は「産業遺産」「再販・特殊指定」「著作権延長」が争点
投稿者:謎工 投稿日:2006/03/12(Sun) 18:21 |
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- >
PSEマーク問題について、経済産業省は、ガイドライン策定の方向で、決着を図りたい意向のようだ。
>
>
これは、私や、高橋健太郎さんや、小倉秀夫さんなどが、かねてから主張してきた方向と一致するもので、まずは、歓迎すべき動きだ。
>
>
届出業者についてや、自主検査、偽装レンタルについてなど、もろもろのグレーゾーンをガイドラインによって、明確にすることによって、4月1日以降の混乱収拾は、計れるだろう。
経産省による統一ガイドライン作成は「大前提」と言うべき代物ではあるものの、それを以て終わりと言うことには
成らないように感じています。閣法でしか改正の術が無いのであれば政府が全責任を負って秋の臨時国会に改正案を
出せと言う声は続くと思いますし、そうすべきだと思います。
折しも9日より本年度の知的財産推進計画改訂に伴うパブリックコメントが実施されていますが、本法から
全く欠如している「産業遺産の保全・継承」と言う観点は推進計画に明記すべき「知財戦略」そのものでは
ないでしょうか。そして、かねてからの懸念が現実に成ったと言うべき新聞・出版業界が音楽業界を「人質」に
取っての再販恒久化要求。もはや「CDだけ廃止」とか「さらなる弾力化」などと手ぬるい言葉遊びは止めにして
「新聞・出版の再販・特殊指定も直ちに廃止すべきだ。新聞・出版業界の反論は『再販廃止意見は表現の自由の
対象外』と言わんばかりの言論機関にあるまじき態度を反省させてから聞けば良い」とこの機会に述べるに越したことは
無いでしょう。当然ながら、日米年次改革要望書における米国政府の最優先要求事項の一つであり「青空文庫を
ハリウッドの生贄に捧げる」著作権延長に断固反対し続けることも必要だと考えています。
「知的財産推進計画2006」の策定に向けた意見募集
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/pc/060308comment.html
3/29午後5時締め切り
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/pc/comment2_f.html
[3679] 日本の知的階級(エリート)の「現実感覚」?
投稿者:とき 投稿日:2006/03/12(Sun) 16:47 |
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- ◆鳥インフルエンザ問題の今後(143)(2006.3.12)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza267.htm
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
>民間人は研究一つ出来ない環境にしてしまって実際の防疫が出来る訳がない。そっと調べてひそかに納得しているものを持ち合わせていないと実際に事が起きた時に役に立たない。この前の福岡でのニューカッスル騒ぎの時も家保の指導でスプレー一つ出来なかったし、茨城株の場合も江口さんら現場の知恵が活かされなかった結果がこうなってしまった訳だ。
>日本の農業2000年を支えてきたのは、そういった篤農技術である。少しは現場を信用して貰いたいものである。
学術研究分野も、ところによっては、偏狭なテリトリー意識に毒されてしまっているのかもしれません。「日本株式会社」護送船団方式の古い「談合体質」(井の中の蛙のまま)が、まだ濃く残っている場所なのかもしれません。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/d/20060311
(出版業界もそのようで。)
http://t2.txt-nifty.com/news/2006/02/post_c92c.html
(■本棚「電波利権」)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060303-00000238-kyodo-pol
http://www.shinbunroren.or.jp/hanbai/hanbai.htm
http://blog.livedoor.jp/saihan/archives/50415852.html
http://blog.livedoor.jp/saihan/archives/50417672.html
http://blog.livedoor.jp/saihan/archives/50446091.html
(【活字利権】、新聞業の「特殊指定」)
◇行政改革推進法案
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%B9%D4%C0%AF%B2%FE%B3%D7%BF%E4%BF%CA%CB%A1%B0%C6&st=n
既得権益を守る側にすれば、あえて反対のしづらいことに対しては、マスコミの報道もやけにおとなしいように感じられてなりません。世論が逆風にならないように配慮でしょうか?
◇鳥インフルエンザ:湖媒介? 鶏糞肥料? 肉の貿易?毎日新聞 2006年3月11日 13時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060311k0000e040051000c.html
>北海道大学の喜田宏教授(微生物学)は「鳥インフルエンザウイルスはもともとカモ類が持っている。カモからニワトリには直接うつらないが、七面鳥やウズラ、ガチョウなどを経てニワトリにうつる。(弱毒型ウイルスでも)ニワトリの間で半年以上感染を繰り返すと、強毒型ウイルスが出現することがある」と話す。
>欧州にはどのようにして伝わったのだろうか。渡り鳥がウイルスを運ぶにしても、移動は南北のルートが基本で、感染した鳥がアジアから欧州に飛ぶことは考えられない。喜田教授は「中国青海省の青海湖で見つかったのと同じウイルスがモンゴルで水鳥の大量死を引き起こした。南方で感染したカモ類が北方の営巣地に帰る途中で立ち寄るなどして水辺が汚染され、そこに他の渡り鳥や水鳥が来て感染したと考えて無理はない。多くの湖沼の水を介して、飛来範囲の重なる鳥の間で感染が欧州に移っていったと見ることもできる」と語る。
>一方、日本野鳥の会の主任研究員、金井裕さんはこう主張する。「世界的なウイルスの拡大には養魚場や農業肥料への鶏糞(けいふん)利用が大きく関与している可能性が指摘されている。青海湖においても同様のことが起こった可能性がある」。つまり、水辺の汚染は人為的要因が濃いとの見方だ。
>さらに、渡り鳥が媒介するとの説にも懐疑的だ。「ロシアやカザフスタンの国境地域では渡り鳥の移動とは異なる時期に、交易路沿いに感染が広がったとの報告もある。中東やアフリカでもアジアとの間で家きん類や家きん肉などの商取引をしている」と指摘。感染した鳥などの貿易によってウイルスが伝播(でんぱ)したと推測する。
>世界的な鳥類保護団体「バードライフ・インターナショナル」の2月末の声明でも、渡り鳥の可能性を指摘しつつも、ウイルス伝播の主要ルートは交易としている。
感染伝播を「人為」の範囲内で考えたいという願望でもあるのでしょうか? 「現実」を恣意的に、都合のいいようにしか見ていないのでは・・・。
>喜田教授は「鳥のウイルスを鳥の間で止めることが鳥インフルエンザ対策の基本。そのための援助などに力を入れる必要がある」と強調する。
予算獲得のための方便にしか読み取れません。
「野鳥」と「ウイルス」と「人」と「感染症」の知識・知見がまるでバラバラで、統合するための「知」も失われてしまったかのようです。
>『犯罪捜査は、清張文学を持ち出すまでもなく、一見無駄とも思える捜査員たちの努力と経験に支えられてきた。さまざまな難事件もその積み重ねで解決してきたのだ。急激なIT化はそんな「無駄な努力」を捨てさせはしないだろうか。杞憂に終わればいいのだが。』
http://www.sankei.co.jp/news/060312/morning/column.htm
「鳥インフルエンザウイルス」事象に関しては、もはや、杞憂を通り越してしまっています。マスコミの記事も、先日の朝日の社説を筆頭に、まるで“デンパ”だらけの様相です。
そしてさらには、過剰に怖れる(そう思うように煽動されて)あまりに、さらに次のような記事のネタを提供する事態も起こりますし。隠すほどのものなのだからなおさら怖いものなんだ、と勘違いする人も出てきます。
◇パリ:ディズニーランドで死んだ白鳥、鳥インフルエンザ感染か【大紀元日本3月12日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2006/03/html/d14676.html
もはや意図的に仕掛ける印象操作をやる側からすれば、やりたい放題になっているのでは・・・。
2006.03.11
メディアを操作するPR会社「プラップジャパン」
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2006/03/__8a60.html
『論理で人をだます法』ロバート・A・グーラ著 山形浩生訳
http://opendoors.asahi.com/data/detail/7256.shtml
>「国民の安全」を守るという点では、国防よりも食料品や工業製品の安全性の方が喫緊です。
なお、この認識だけはお改めになったほうが、あとあとご自身の処世のために、今後どこかで余計な足をひっぱられずに済むのではないかと、ご注進申し上げます。
平松
茂雄『中国は日本を併合する』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4770040318
伊藤
貫『中国の「核」が世界を制す』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569648681
松村
劭『スイスと日本 国を守るということ −「永世中立」を支える「民間防衛」の知恵に学ぶ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396681062
軍事評論家=佐藤守のブログ日記
http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/
◇北朝鮮 ミサイル
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%CB%CC%C4%AB%C1%AF%A1%A1%A5%DF%A5%B5%A5%A4%A5%EB&st=n
相次ぐ玄界灘海難事故と日本のマスコミ
http://www.geocities.jp/genkainada_h15/
「公」で言論を用いる方々には、「知らなかった」ではすまされないことが、大きく報道されないだけで、いろいろと現実に起こっている、ということにはつねにアンテナを働かせていて欲しいと願っております。かつての「拉致被害」の事実に対する「無知」と同じにならないように。
>日本人がこれからの世界で向き合う問題は、通州事件の巨大化でもあり、いやそれどこか、昭和の歴史における日本人のヒステリックともいえる行動にはこうした恐怖に向き合うことができないことにもあった。
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20060304/1141429268
[3678] 新ブログ『Indiaーニュースと解説ー』を開設いたしました。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/12(Sun) 12:46 |
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- インド情報専門のブログ
『Indiaーニュースと解説ー』
http://www.sasayama.or.jp/india/
です。
今度は、人並みに、Movable
Typeのソフトを使ってみました。
ちょっと、まだ操作がわからなくて、うろうろしています。
こちらのほうも、よろしく。
http://www.sasayama.or.jp/india/
[3676] 勤務中にゲーム、飲食=食肉検査官に「不適切行為」−米農務省調査 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/03/12(Sun) 10:12 |
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- 勤務中にゲーム、飲食=食肉検査官に「不適切行為」−米農務省調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060311-00000039-jij-int
>【ワシントン10日時事】米農務省の食肉検査官が勤務中にコンピューターゲームをしたり、検査対象の食肉処理会社から肉製品の提供を受けるなど、「不適切な行為」をしていたことが10日、同省監査局(OIG)の報告書で明らかになった。BSE(牛海綿状脳症)の危険部位が米国産牛肉に混入した問題に続き、米国の検査態勢のずさんさを示す例として注目される。
(時事通信)
-
3月11日13時0分更新
あらまぁ。。食安委の計算だと8秒だかに1頭チェックしなければまわらないんじゃなかったでしたっけ。。。休憩なし、トイレにもいかずの計算で。。。
3頭目疑いがひっかかったみたいです。
米国で新たに発見、BSEに感染の疑い
http://www.asahi.com/international/update/0312/001.html
>アイオワ州など2ヶ所の研究施設で追加の検査
http://news.tbs.co.jp/top_news/top_news3243888.html
アイオワのほかどこで検査されてるんでしょう。
[3675] PSEマーク問題は、ガイドライン策定の方向で、決着の見通し。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/12(Sun) 03:55 |
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- PSEマーク問題について、経済産業省は、ガイドライン策定の方向で、決着を図りたい意向のようだ。
これは、私や、高橋健太郎さんや、小倉秀夫さんなどが、かねてから主張してきた方向と一致するもので、まずは、歓迎すべき動きだ。
届出業者についてや、自主検査、偽装レンタルについてなど、もろもろのグレーゾーンをガイドラインによって、明確にすることによって、4月1日以降の混乱収拾は、計れるだろう。
しかし、3674に書いたように、ガイドラインを明確にすればするほど、製造物責任法、特許法、商標法、不正競争防止法などで、用尽理論とからむ問題が発生する懸念が生じてくるので、これらとの整合性を踏まえた、ガイドラインの策定が望まれる。
また、レンタル問題については、「育苗ポットの分離治具及び分離方法」訴訟(2001年4月12日大阪地裁判決、2003年5月27日大阪高裁判決)にも見られるように、必ずしも、これによっても、用尽論との整合性がクリヤーされているとも、見えないので、この部分での整合性も、はっきりさせてもらいたいものだ。
産経新聞記事
「PSE 業者は反発、来月実施 中古家電に延命策 経産省、ガイドライン作成」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060312-00000000-san-pol
以下、引用
「五年以上前に製造され、安全基準適合を示すPSEマークがない家電製品の販売を禁ずる電気用品安全法(電安法)。
中古家電を抱えるリサイクル業者などが法律の見直しを求めているが、経済産業省は法律通り四月から実施する。
「すでに準備している業者に不公平になる」(同省幹部)と判断した。
販売できなくなる製品もレンタルや個人売買は認められるため、そうした流通を行う際の指針を盛り込んだガイドラインを作って理解を求める考えだ。
ただ、業者側の反発は必至だ。
(中略)
経産省の杉山秀二事務次官は十日の記者会見で過去のPR不足を認めたが、「(販売禁止に備えてきた)正直者がバカを見ないことも大事」と指摘。
同省としても四月からの販売禁止方針は変えず、ガイドライン策定などによって混乱収拾を図ることにした。
中古品についても適用の対象とする。
(中略)
経産省は昨年末以降、業者からの個別の問い合わせにこうした対処法を説明してきたが、もっとわかりやすい形で示す必要があるとしてガイドラインを作成する。
特に業者が個人売買を偽装する取引が横行すれば、消費者の安全が確保されなくなるため、今年一月に公表した特定商取引法のガイドラインを参考に事業者と非事業者の区分を明確化する方針だ。
(中略)
また、レンタル方式が販売の隠れみのに悪用されても消費者が不利になる恐れがあり、同省は契約方法の枠組みを示す方向で検討している。
経産省では「消費者の安全を守ることが大前提。その上で、リサイクル品や中古品の流通に支障が生じないような方策を示したい」としている。」
以上引用終わり
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=560
[3674] Re:[3672] [3665]
少し厳しい意見かも知れませんが・・・ 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/11(Sat) 18:27 |
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- 小倉秀夫さん。
私も、この議員立法の趣旨とか、その位置づけがどうもわからないのです。
立法を急ぐ前に、やるべきことが、もっとあるのではないのかということですね。
かねてからいっているように、権利の消尽の問題と、製造物責任法の起算点の関係から、どのように、整合性を図るのか、ということですね。
おっしゃるPL保険の対象となるかどうかという問題も含めてですね。
現実は、レンタルで走り出しているようです。
[3673] リンクいただいております。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/11(Sat) 18:22 |
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- 「oryza有機農業・環境問題を「しつこ」に考える」
http://agri.air-nifty.com/oryza/2006/02/index.html
という生まれたばかりのブログにリンクいただいております。
光栄です。
このブログは、携帯からも書き込まれているようですね。
このOryzaって言葉、知ってるようで、知らない、知らないようで、よく耳にする言葉ですね。
ラテン語のOryza(オリザ)はアラビア語の「eruz
(米)」が語源と言われるようですね。
ちなみに、コメにはアジア原産種(オリザ・サティバ)(ジャワ型イネ)とアフリカ原産種(オリザ・グラベリマ)(Oryza
glaberrima)(アフリカ米)との二種類しかないようです。
このうち、オリザ・サティバ(Oryza
sativa)のオリザは、イネ属という意味で、サティバは、「栽培された,耕作した」という意味なんだそうです。
もう一方glaberrimaの意味は「毛のない、すべすべした」(
glabrous )という意味のようですね。
http://www.winternet.com/~chuckg/dictionary/dictionary.94.html
ご参照
確かに、この写真
http://antiquity.ac.uk/ProjGall/murray/images/fig2.jpg
を見ますと、
これ
http://www.bi.ku.dk/tavler/thumbs/658,01.jpg
のようには、毛がない米ですね。
http://agri.air-nifty.com/oryza/2006/02/index.html
[3672] Re:[3665]
少し厳しい意見かも知れませんが・・・ 投稿者:小倉秀夫 投稿日:2006/03/11(Sat) 12:31 |
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- 「国民の安全」を守るという点では、国防よりも食料品や工業製品の安全性の方が喫緊です。
それはともかく、「議員立法で対処」なんて声が上がっているようですが、その場合、どのようにシステムを組み替えるのかを明示しなければならないわけで、その辺がどうも見えてきません(事故が起こったらそのときに考えるということでしょうか。その場合、メーカーと中古販売業者との責任分担並びに支払い能力の担保(保険加入義務を含む。)あたりのルールを明確にするということになるのかもしれませんが。)。
ニュースを見ている限り中古品の販売業者の団体が表に出てきたようですから、ようやく落としどころを見つける作業ができるようになってきたということなのでしょう。
> 【経産省部長ブログ「炎上」 PSE法巡り書き込み殺到】
> http://www.asahi.com/national/update/0308/TKY200603080273.html?ref=rss
>
>
>「能なしの税金泥棒」…。これに対する答えが「谷さんは東大を出て79年に旧通産省入省。環境省初の女性課長などを経て、05年から現職」か(笑)。
>
>最近の施策は、本当に中小零細企業を潰すためかと感じることが多々ある。それによって倒産、破産を強いられ、死に直面することになる者に対してオノレが
‘個人として’語りかければ、理解し合えるとでも思ったのかね。この部長は根が真面目なのだろうとは思うが、安全、安心、環境、人権等々…、そういう言葉を題目に持ってくれば、自分たちに正義があると考えるのは自惚れにすぎない。第一、‘国民の安全を守る’という観点からであれば、治安と国防がもっと重視されるべきだろう。
> http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=331246&log=20060308
>
>
農水行政でいえば、自国の「食糧の安定生産と自給」確保が。食を、工業製品とバーターにして、ないがしろにしていいわけはないと思いますが。
>
>
◇中国政府、食品汚染物・食物起因疾病について調査を実施(2006年03月10日 00時00分 nikkeibp)
> http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/flash_rss/424240
>
>
◇アジアの安全な食べ物 安全な食を、お茶の間から考えてみましょう
> http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/
[3671] 感度のよいBSE検査開発の最新報道
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/11(Sat) 09:50 |
|
- BSE検査開発の最新報道
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/67a9e5c3b69ba93f2599566ab659d94b
ここ最近出た報道をまとめてみました。
[3670] Re:[3669] [3668]
[3667]空を飛ぶBSEリスク 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/10(Fri) 21:34 |
|
- あ、書いてありますね。
例の
Swift Beef Company(800 North 8th Avenue Greeley, CO
80631)SRA除去違反1件 月齢違反2件
ですか。
デンバーの日本領事館さんも、バックアップ支援しているようだし。
[3669] Re:[3668]
[3667]空を飛ぶBSEリスク 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/10(Fri) 21:29 |
|
- >
Swift社の牛肉かどうかは、確認が取れませんでしたけれども。
笹山さん、JALの言い訳サイトに書いてあります。
>当グループは、その後、当該機内食に使用された牛肉(挽肉)が生産された米国コロラド州デンバーにあるSWIFT社(米国第2位の精肉会社)に調査団を派遣し、
http://www.jal.co.jp/other/info2006_0310.html
[3668] Re:[3667]空を飛ぶBSEリスク
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/10(Fri) 21:19 |
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- LSG Sky Chefs
http://www.lsg-skychefs.com/lsg/home/en/jsp/index.jsp
は、機内食の世界的大手ですね。
まさに、BSEリスク空を飛ぶ−−の感がありますね。
Swift社の牛肉かどうかは、確認が取れませんでしたけれども。
[3667] 米国産牛肉(挽肉):JALグアム線の乳幼児用機内食に使用 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/03/10(Fri) 20:38 |
|
- うわ〜。やること、信じられませんね。”挽肉”ですよ。しかも乳幼児に。まさか、中枢神経組織混入率が問題になっているARMじゃないでしょうね。そういえば、日本航空は米国産牛が輸入再開されたらすぐ使うとかいう方向性でしたね。
この「日航の依頼を受けて検査した日本政府の食品安全委員会の委員を務める大学教授ら」っていうのはK氏だったりして?何のどんな”検査”!をしたんですかね〜?
「肉骨粉は使っておらず」?はぁ。鶏糞は?牛脂は?牛血粉は?
==================
米国産牛肉:JALグアム線の乳幼児用機内食に使用
日本航空(JAL)は10日、グループ会社JALウェイズの米国グアム発日本着路線の乳幼児用機内食に輸入が禁止されている米国産牛肉(ひき肉)を使っていたと発表した。乗客の問い合わせで発覚し、昨年4月〜今年1月に約5200食を提供していた。日航が依頼した専門家によると、製造工程に問題は見つからず、危険性はないという。日航は輸入が禁止された03年12月以降「米国産牛肉は使用していない」と説明していたが、米国の機内食製造会社が混入させていた。
日航によると、この機内食は9カ月以上2歳未満の乳幼児を対象としたミートソーススパゲティ。グアムの「LSG社」が、米コロラド州デンバーの精肉会社のひき肉を使って調理した。精肉会社は肉骨粉を使っておらず、へたり牛についても検査官らが識別検査をし危険部位も除去。精肉工場周辺でも牛海綿状脳症(BSE)は発生していないという。
日航の依頼を受けて検査した日本政府の食品安全委員会の委員を務める大学教授らは「発症の可能性は限りなくゼロに近い」と説明したという。
日航は03年12月、契約している機内食製造約80社に米国産牛肉を使わないよう指示し、ホームページでも機内食に米国産牛肉を使用していないと表記していた。グアム線では豪州産牛肉に変える予定だったが、守られていなかった。
1月末に成田に到着した乗客が「子供が食べた機内食の牛肉は米国産の可能性はないのか」とメールで問い合わせて発覚した。グアム線は成田、関西国際、中部国際空港に就航。このメニューは昨年4月に導入し、LSG社はグアム発のメニューのみを作っていた。
日航は「深くおわびする。食事を注文した乗客には個別に謝罪する。他の機内食には問題はなかった」と話している。日航の問い合わせ窓口は0120・25・8600。【長谷川豊】
毎日新聞 2006年3月10日 19時24分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060311k0000m040048000c.html
JALのHP
http://www.jal.co.jp/other/info2006_0310.html
Swift社らしいですが。 詳細なんか全然書いてませんね〜
過去ログから
===========
[3361]
昨年8月にFSISがSRM除去やHACCPの規則違反を報告したうち、日本輸出許可施設に該当する工場
2月15日に行われたBSEの国会予算予算委員会の集中質疑で、FSISによる1036件のSRM除去違反などの報告のうち、日本に輸出する施設がどれだけ該当するかの報告部分がありましたので、そこだけ聞き取りしてみました。(岡本議員)
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib2.cfm?u_day=20060215
>「(川崎国務大臣)多いのは、グレーター・オマハ・パッキング・カンパニー、それからスウィフト・ビーフカンパニー、これが12件」
>「(岡本議員)十二件というのは、こまかな話はあれですけれども、SRM除去違反が12件、それ以外にも実は年齢確認違反がまだある」
>「(岡本議員)日本が行ったところではUSDAの施設番号960の960A,名前は言いませんけれども、ここが月齢確認違反が2件、そしてSRM違反が12件、日本が行ったなかではここは多い方の1つです。」
>「(岡本議員)逆に違反記録がなかった施設は?」
>「(川崎国務大臣)全くないのは二件であろうと思います」
議事録出来てますね。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/001816420060215012.htm#p_honbun
あんまり酷い話なのでブログの記事にしました。
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/474cc0c881f84c39c2e09951d3a0a252
[3666] Re:[3663] [3662] [3661]
猛反発のなか、食品安全「骨抜き」法案を審議=米国下院(日本消費者新聞) 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/10(Fri) 18:11
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- まりちゃんさん。笹山さん。有難うございます。
39州の司法長官が下院議員に対し廃案を求める声明を送付しているのに、地方自治とか住民の自治権とかはどうでも良いといことか・・
「表示を見て、良く選んで買いましょう」という消費者主権とかも有名無実になりそうな・・
自由と正義の国、米国といわれますけど、BSEの件をみると特にOIEコードの改正案をみて、米国は正義(BSEの場合は、BSEの根絶)を語らなくなった、コストと利益の比較という経済の論理でしか物を語らなくなったと感じていましたが、今度の件は、自由でも”個人・人間の自由(商品選択など)”よりも”物を売る自由”が露骨に優先するようになったのですかね・・
food-disparagement
actsまたは、Veggie libel
lawsという食品中傷法はが日本でも成立したら、この掲示板のようにBSEとか鶏フルを論じ合うのも、訴えられるようになるのでしょうかね。
> まりちゃんさん。
>
虹屋さん。
> この法案は、法案番号 H. R. 4167 (109th
CONGRESS) 「National Uniformity for Food Act of 2005 」
> http://thomas.loc.gov/cgi-bin/query/D?c109:3:./temp/~c1098cv3tu::
> であり、その内容は、
> 「Federal Food,
Drug, and Cosmetic Act」
> http://www.fda.gov/opacom/laws/fdcact/fdcact4.htm
> の一部修正をするものです。
>
修正点は4点あり
> @403A(MISBRANDED
FOOD)の修正
> A403B(DIETARY SUPPLEMENT LABELING
EXEMPTIONS)の修正
>
B403C(DISCLOSURE)の修正
> C403A
の後に新しいセクションを追加
> です。
> アメリカ下院では、283対139で、可決されたようです。
>
この法律の可決によって、現在ある200の州法は、無力化すると、環境団体や消費者団体は、反対していますが、長年の食品工業会のロビー活動の成果が上がったものとの評もあるようです。
> 今後、上院での可決と、ブッシュ大統領の署名という二つの関門があるようです。
> このサイトhttp://www.sierraclub.org/legislativetracker/109HR4167.asp
> は、シエラクラブの反対サイトです。
[3665] 少し厳しい意見かも知れませんが・・・
投稿者:とき 投稿日:2006/03/10(Fri) 17:15 |
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- 【経産省部長ブログ「炎上」 PSE法巡り書き込み殺到】
http://www.asahi.com/national/update/0308/TKY200603080273.html?ref=rss
>「能なしの税金泥棒」…。これに対する答えが「谷さんは東大を出て79年に旧通産省入省。環境省初の女性課長などを経て、05年から現職」か(笑)。
>最近の施策は、本当に中小零細企業を潰すためかと感じることが多々ある。それによって倒産、破産を強いられ、死に直面することになる者に対してオノレが
‘個人として’語りかければ、理解し合えるとでも思ったのかね。この部長は根が真面目なのだろうとは思うが、安全、安心、環境、人権等々…、そういう言葉を題目に持ってくれば、自分たちに正義があると考えるのは自惚れにすぎない。第一、‘国民の安全を守る’という観点からであれば、治安と国防がもっと重視されるべきだろう。
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=331246&log=20060308
農水行政でいえば、自国の「食糧の安定生産と自給」確保が。食を、工業製品とバーターにして、ないがしろにしていいわけはないと思いますが。
◇中国政府、食品汚染物・食物起因疾病について調査を実施(2006年03月10日
00時00分 nikkeibp)
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/flash_rss/424240
◇アジアの安全な食べ物 安全な食を、お茶の間から考えてみましょう
http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/
[3664] Re:[3658]
日本研究者 WHOのvCJD診断基準見直しを提言 vCJD患者見逃しを防ぐため 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/10(Fri)
17:07 |
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- 日本研究者 WHOのvCJD診断基準見直しを提言 vCJD患者見逃しを防ぐため
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/06031002.htm
農業情報研究所さんが早速ランセットの論文内容をご紹介くださっています。
論文中にある日本初vCJD患者さんに関する、下記の指摘は殆ど報道されませんでしたね。
>「フランス、その他のヨーロッパの国[複数]、日本での暴露は排除できない」
虹屋さん、笹山さん、食品安全骨抜き法案、下院で可決ですか?!びっくりですね。消費者よりも業界に有利なことに票を投じる議員さんが多いことにもびっくりですが、これほど食べものに気を使わなければならない時代になるとは(^^;
[3663] Re:[3662] [3661]
猛反発のなか、食品安全「骨抜き」法案を審議=米国下院(日本消費者新聞) 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/10(Fri)
16:48 |
|
- まりちゃんさん。
虹屋さん。
この法案は、法案番号 H. R. 4167 (109th CONGRESS) 「National
Uniformity for Food Act of 2005 」
http://thomas.loc.gov/cgi-bin/query/D?c109:3:./temp/~c1098cv3tu::
であり、その内容は、
「Federal
Food, Drug, and Cosmetic Act」
http://www.fda.gov/opacom/laws/fdcact/fdcact4.htm
の一部修正をするものです。
修正点は4点あり
@403A(MISBRANDED
FOOD)の修正
A403B(DIETARY SUPPLEMENT LABELING
EXEMPTIONS)の修正
B403C(DISCLOSURE)の修正
C403A
の後に新しいセクションを追加
です。
アメリカ下院では、283対139で、可決されたようです。
この法律の可決によって、現在ある200の州法は、無力化すると、環境団体や消費者団体は、反対していますが、長年の食品工業会のロビー活動の成果が上がったものとの評もあるようです。
今後、上院での可決と、ブッシュ大統領の署名という二つの関門があるようです。
このサイトhttp://www.sierraclub.org/legislativetracker/109HR4167.asp
は、シエラクラブの反対サイトです。
[3662] Re:[3661]
猛反発のなか、食品安全「骨抜き」法案を審議=米国下院(日本消費者新聞) 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/10(Fri) 15:35
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- > 猛反発のなか、食品安全「骨抜き」法案を審議=米国下院
> http://www.jc-press.com/kaigai/200603/030802.htm
>
米国下院議会は3月9日、人の健康を脅かす食品の危険性ついて表示する州政府など自治体の権限を無効にする「食品全国統一法案」(National Uniformity
for Food Act of
2005)を審議する。法案が可決されれば、連邦政府が(危険の発生した)地域で(適切な)行動を怠り、(危険な食品について)警告を見送っても、州政府は独自の政策を採用するのを禁じられる。
>
この法案、下記のH.R.
4167と呼ばれる「食品法令の国家統一」法と同じ??
>地方がGMO栽培禁止やGM食品表示を勝手に決めてしまわないように、これらを連邦政府レベルで統制してしまおうという究極の頂上作戦が、H.R.
4167と呼ばれる「食品法令の国家統一」法案である。連邦下院におけるこの法案審議は3月2日に予定されていたが、1週間延期された。下院は通っても上院は無理だという予想もあるが、先行きは不透明だ。
GMOワールド●米国の「ねじれ現象」〜連邦政府vs.州政府vs.地方自治体
http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=579
[3661] 猛反発のなか、食品安全「骨抜き」法案を審議=米国下院(日本消費者新聞) 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/03/10(Fri) 14:44 |
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- ますますアメリカ産のものが心配に感じられてきましたが。。(^^;
猛反発のなか、食品安全「骨抜き」法案を審議=米国下院
http://www.jc-press.com/kaigai/200603/030802.htm
米国下院議会は3月9日、人の健康を脅かす食品の危険性ついて表示する州政府など自治体の権限を無効にする「食品全国統一法案」(National
Uniformity for Food Act of
2005)を審議する。法案が可決されれば、連邦政府が(危険の発生した)地域で(適切な)行動を怠り、(危険な食品について)警告を見送っても、州政府は独自の政策を採用するのを禁じられる。
魚介類中の水銀や飲料水中の砒素、缶含有の鉛といった消費者に対する州独自の警告表示が、「骨抜きになる」として、39州の司法長官が下院議員に対し廃案を求める声明を送付したほか、米国を代表する消費者団体、米消費者同盟(CU)や一般の人々の利益を守る科学センター(CSPI)、U.S.
PIRG、環境団体のナショナル・エンバイロメンル・トラストなどが猛烈に反発している。
詳細は3月10日発行予定の「地球発24時・海外からのくらしの安全速報」に掲載予定。
(2006年3月8日発信)
[3660] 十勝毎日新聞の記事から
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/10(Fri) 14:33 |
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- 以前、意見交換会で、脊柱の背根神経節処理がちゃんとなされていないという指摘がありましたが、この記事も気になりますね。現状をしっかり調査報告いただきたいものです。
単価据え置きへ
対象限度数量2万トン減
http://www.tokachi.co.jp/kachi/0603/03_09.htm
>食肉流通対策では、BSE(牛海綿状脳症)原因物質が蓄積しやすい特定危険部位に相当する牛せき柱に関し、食肉事業者の適正管理推進などを盛り込んだ。
[3659] Re:[3656] [3652]
まさに「マス・コミュニケーション」の威力発揮。 投稿者:とき 投稿日:2006/03/10(Fri) 12:50 |
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- 笹山様
>
日本では、比較的、心理的要因による消費減退というのは、今のところは、諸外国に比べて少ないようには、思えるのですが。
H5N1による、感染へい死の発生「報道」が、未だないからであると思います。養鶏現場のも、野鳥のも。おそらく、野鳥での不審死を“その気で”精密調査すれば、出ないことはないなと思っておりますが。(鳥H5N2AIVの自然感染が、茨城のみならず、かつ、野鳥でも鶏でも広くおこっていたとするならば、おそらく、交叉免疫によってH5N1に対しても、いくらかの免疫効果はあるものと思われ、一時的な大量死にはつながらないのではないかと思っております。抗体価の消長はほんの感染流行期のいっときのできごとで、普段は検出不能なもですから、感染経験があるかどうかの確認検査は、実際に感染実験をして、抗体価の増減推移を確認するほか術がありません。)
> ただ、「人ウイルスと鳥ウイルスとは、別物」と、言い切れるかどうかについては、微妙ですね。
>
現にミューテーションという現象はあるわけだし。
たとえていえば、系統発生における、共通祖先の生物が存在しないのと同じことです。その意味での、連続はありません。
◇進化系統図
http://www1.plala.or.jp/yossie/ikimono/route/sinka.htm
◇系統樹(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B2%E5%8C%96%E7%B3%BB%E7%B5%B1%E6%A8%B9
◇微生物学(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E5%BE%AE%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%AD%A6
◇ウイルス(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9
http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9
◇インフルエンザ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6
◇感染症(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87
◇新興感染症(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%88%88%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87
>「かつては知られていなかった、この20年間に新しく認識された感染症で、局地的に、あるいは国際的に公衆衛生上の問題となる感染症」
『新しく認識された』ということであって、「存在してなかった」(いきなり変異によって出現した)ということにはならないと思います。ある程度の発生数によって認識されることになるのにすぎないことと、たまたまある群が、生まれてはじめて暴露感染することが広範囲にいっときに起こってしまった場合、顕性・顕在化する(認識される)ように見えるだけのことでしょう。かりに「突然変異」(従来型とさほど大きな違いはないように思いますが。存在物として、まるっきり“新たなもの”が出現したわけではないのですが)によって存在を始めたとしても、初感染における発症(免疫獲得プロセス)が全てで起こるわけではありません。個体的にも、集団的的にも。ましてや、種間を飛び越えるようなことも。
人(動物)は、「未知のことに対しては、ただひたすら恐怖心を抱くのみ」です。いまさら啓蒙主義か、と思うこともあるのですが、永遠にそうなのかもしれません。人もまた、「個体」にとっては、すべて「未知」のスタート地点から発し、不断の学習の積み重ねによって、その「恐怖」を薄めていくことを絶えずしているのではないかと思っております。それが「適応」ではないかと。
◇鳥インフルエンザ 210万人死亡説(2006年03月09日
掲載)
http://gendai.net/?m=view&c=010&no=17530
そして、ときには現実逃避のために、あえてこのような恐怖の意識を欲することもあるのでしょうか? 「ノストラダムスの予言」のように。
◇ベルギー男性が感染の疑い 鳥インフルエンザ
>【ブリュッセル8日共同】ベルギー社会問題・保健省は8日、中国から5日に帰国したベルギー人男性が鳥インフルエンザに感染した疑いがあるとして、ブリュッセル市内の病院に隔離、感染の有無を確認していると発表した。
>男性は中国の地方を商用で旅行していたとみられ、北京経由でベルギーに帰国後、発熱や頭痛などを訴えた。
(共同通信)
- 3月9日1時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060309-00000006-kyodo-int
人人-間感染に思いますが・・・。かつ、感染場所が、中国だとも言い切れないのではとも。まるで、H5N1感染鶏がたまたま近くにいたところで、人のインフルエンザが起こっていて、それが鶏からだとの情報を鵜呑みにするようなものではないでしょうか。本来、鶏からと判断する前に、従来のインフル同様、人での感染の中の出来事ではないのかとの判断と検証が必須です。ヒトAH5(N1)も、検査確認をしていないだけで、もはや、かなり広くまん延していてもおかしくないなと、想定しておいたほうがよいように思います。もはや、どこにでもあると。ワクチンやウイルス増殖阻害剤が、特効薬や万能薬であるかのごときに印象をもたせる情報も、しいて言ってしまえばマユツバです。
◇アゼルバイジャンで11人がH5N1感染の疑い=WHO(2006年
3月10日 (金) 03:01 時事通信)
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20060310/060309163427.cy5cdsb4.html
◆鳥インフルエンザ問題の今後(142)(2006.3.10)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza266.htm
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
>こういう云い方が許されるかどうか分からないが、国が清浄国論を奉じて居る限りは、今回のような手違い(ボタンの掛け違え)が無い限り茨城問題は二度と起きない筈だが、業界自体が国の建前を無視して茨城方式の強化を望む場合は、「可愛いウイルス」が偶然見つかればまた同じことは何度でも起こるだろう。
自然環境中に「ある」ものを「ない」とする、「貿易」都合上の恣意的な制度(いわば偽善)が、いつまで通用すると思っているのでしょうか?
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060309press_3.html
http://www.maff.go.jp/www/press/press.html
(平成18年3月9日 農林水産省 豚コレラ関係の定期報告関連情報について)
検査技法・精度の向上にともない、残留農薬やダイオキシンのように、それまでなかったとされるレベルを超えて確認されてしまうことにもなるでしょう。そのつど0を目指すのでしょうか? それは狂気の沙汰です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480687300
http://www.hi-ho.ne.jp/inverse/kibennogaidorain.htm
(詭弁のガイドライン)
[3658] 現行診断基準では「変異型ヤコブ病を見逃す恐れある」 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/03/10(Fri) 11:58 |
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- 現行診断基準では「変異型ヤコブ病を見逃す恐れある」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060310i102.htm
>厚生労働省CJDサーベイランス委員会の山田正仁委員長(金沢大教授)が「世界保健機関(WHO)の診断基準を見直すべきだ」と、11日付の英医学誌ランセットに報告
論文になったようです。
http://www.thelancet.com/
WHO'S vCJD case definition should
be revised
The WHO definition of patients with variant Creutzfeldt-Jakob
disease (vCJD) should be revised to prevent cases being missed, according to a
Case Report. Masahito Yamada and colleagues detail the first Japanese case of
definitive vCJD. 19 months after the onset of symptoms an electro-encephalogram
(EEG) showed no periodic synchronous discharges (PSD). However, the brainwave
pattern appeared after 30 months. There have been no previous reports of PSD on
EEG in vCJD. >>
「見逃す」だけじゃなくて「見逃してきた」とも。。
[3657] Re:[3655] [3654]
ドイツの鳥インフルエンザ 投稿者:松田 投稿日:2006/03/10(Fri) 08:34 |
|
- さっそくの返信ありがとうございます。
>
鳥インフルエンザで、ワールドカップの日程にも、影響が出るかも知れないという話もあるようなんですが、現地の体制はどうなんでしょう?
私の知る限り「鳥インフルエンザがワールドカップ日程に影響を与えそう」というニュースは特に流れていません。ただ、感染被害が大きく広がれば状況は変わるでしょうね。
鳥インフルエンザに感染した猫がドイツ国内で3匹発見されましたが、ネズミやイノシシにも感染するのでは?と疑われています。
例として「イノシシ」が登場するあたり、実にドイツらしいと思いました。ドイツは市街地とイノシシが棲めるような森が比較的近くにあります。そういえば、以前、ベルリンに行ったとき、市街地に隣接した森で「イノシシ注意!」の看板を見た覚えがあります。(突然出くわして襲われないように、ということでしょうか)
[3656] Re:[3652]
まさに「マス・コミュニケーション」の威力発揮。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/10(Fri) 04:41 |
|
- ときさん。
>>人ウイルスと鳥ウイルスは、系統はあれども、別モノでもありますし。ヘンなところは「つながり」があるように妄想をみたり。>>
ですが、確かに、フランスでも、鳥インフルエンザ発生によって、国内鶏肉の消費量が減っているようですね。
科学的ではないが、心理的な要因が働くということは、事実なのでしょう。
その点、日本では、比較的、心理的要因による消費減退というのは、今のところは、諸外国に比べて少ないようには、思えるのですが。
ただ、「人ウイルスと鳥ウイルスとは、別物」と、言い切れるかどうかについては、微妙ですね。
現にミューテーションという現象はあるわけだし。
ウイルスがエコロジカルに棲み分けをしているというのであれば、別ですが。
清浄国的思考弊害論の次に来るパラダイムというものを考えないといけないのかも知れませんね。
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog7.htm
[3655] Re:[3654]
ドイツの鳥インフルエンザ 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/10(Fri) 04:32 |
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- 松田さん。
しばらくです。
日本でのドイツの話題といえば、なんと言っても、今年6月のワールドカップですね。
日本対オーストラリア戦は、6月12日に、カイザースラウテルン。
ということは、マンハイムの近くですね。
松田さんお住まいのカールスルーエ市とも、地図で見ると近いようですね。
鳥インフルエンザで、ワールドカップの日程にも、影響が出るかも知れないという話もあるようなんですが、現地の体制はどうなんでしょう?
FIFAは、3月中旬に、この問題について、話し合うと、聞いていますが。
日本からも、大勢、マンハイムへは行くと思いますが、心配ですね。
松田さんのサイトhttp://www.tiara.cc/~germany/index_about.html 、掲げておきます。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=566
[3654] ドイツの鳥インフルエンザ
投稿者:松田 投稿日:2006/03/10(Fri) 02:33 |
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- こんにちは笹山様。「ドイツ環境情報のページ」の松田です。
ドイツの鳥インフルエンザ感染拡大の勢いは、弱まる気配を見せません。確か、北部で発見された白鳥の死体から検出されたのが始まりと記憶していますが、ついに南西部のマンハイム市でも死んだカモから検出されました。
防護服に身を包んだ作業員や、該当地域が封鎖される様子はニュースで全国に流れ、市民の不安感は高まるばかり。鶏肉の消費量はガタ落ちで、街頭で鳥を焼いて売る店は、売り上げが半分になったと嘆いていました。
そうは言っても、公園の池でカモに餌をやる市民の姿は以前と変わりありません。猫へ感染は確認されていますが、果たて、人はどの程度注意すればいいものか。社会的な悪影響は今後も広がりそうです。
[3653] Re:[3651] [3650]
鶏用ワクチン 投稿者:通りすがり 投稿日:2006/03/09(Thu) 23:46 |
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- >
>
このウイルス株は、インドネシア生産の分は、A/Ck/Mexico/31381-3/94(H5N2)のようでしたが、同じものなのでしょうか。
>
もっとも、遺伝子組換えワクチン(H5N1型)との相同性は、85パーセントということのようですから、実質、効力に差はないことなのでしょうが。
H5N1型に対応したワクチンということらしいです。リバースジェネティクスという技術を用いたとか。この技術は、人用の鳥インフルエンザワクチン開発にも使われていると聞いています。これまで、H5N1型に対応した動物用ワクチンは中国で開発されたと聞いたことはありますが、日本で開発されたとはちょっと以外ですね。インドネシアということで、緊急時以外鶏にワクチン接種を行わない日本で認可を取らなかったことはある意味正解かもしれませんね。
[3652] まさに「マス・コミュニケーション」の威力発揮。 投稿者:とき
投稿日:2006/03/09(Thu) 23:39 |
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- その真偽如何にかかわらず。
>「世間や消費者の漠然とした不安、つまり風評被害に対し、関係者のだれもが対応するすべがなく、打つ手がなくなった」
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/kishanome/news/20060309ddm004070125000c.html
第4の権力マスコミ報道・情報・記事などを、チェック・検証する機能を果たせるものは?
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E7%AC%AC%EF%BC%94%E3%81%AE%E6%A8%A9%E5%8A%9B&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/9332/journal/
◆鳥インフルエンザ問題の今後(141)(2006.3.9)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza265.htm
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
>今回の茨城株問題も、その持論からたまたま何でもないものが表面化しただけであるとする江口説を、立場を越えれば支持している専門家のほうが多いだろう。
>しかし撲滅論の立場に立ち、それにマスキングされてサイレントエピデミックにより公衆衛生上の危険が増大するだろう、と恐怖を煽る御用学者の言い分を真に受けたマスコミが食品安全を盾に論調を張れば、国民大衆のみか業界までその気にさせられ、自分たちの動きの取れない方向へどんどん押しやられ鶏飼いどころではなくなってしまう。そして唯一それを押し戻そうと努力する現場の指導者の江口さん達を、業界自ら血祭りに挙げてどうしようと云うのだろう。
◇15歳の犯罪&「生命の在処」(所秀雄著)
http://aoiyama.way-nifty.com/ame/2005/06/15_2117.html
>目次を開いてすぐに目に飛び込んできたのは、<農地改革は社会革命だった>という文字。
>この農地改革が、一方的な司令部の押しつけでなされたものでないという、また、GHQの「自作農主義」という思想と、それに対して「耕作者主義」を主張し、受け入れられなかったという、それらの指摘は、農業や農地のことについての門外漢の私にとって、一つのヒント、この問題をこれから考えていく、キーワードになる。
>『今、私が一番大きな問題だと思うのは、「つながり」が切れてしまっていることです。人と人とのつながり、土地や自然と人とのつながり、という現在のヨコのつながりもそうですし、文化の継承や歴史から学ぶというタテの時間軸でのつながりでもそうですね。』
それは、いまの日本の学術・科学の分野でも、同じ病を抱えております。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4770024282
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033415
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E9%B4%8E%E5%A4%96#.E8.BB.8D.E5.8C.BB.E3.81.A8.E3.81.97.E3.81.A6
ありとあらゆる分野で、歴史の継承をないがしろにしている感が否めません。人間の意識あるいは文化の「つながり」そのものを。この百年内の日本の歴史認識さえゆがめられてしまっているような・・・。
◇仏の「フォアグラ祭り」延期 鳥インフルエンザの影響 2006年
3月 9日 (木) 16:47 朝日新聞
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20060309/K2006030902390.html
◇1年以内に北米上陸か 国連、鳥インフル拡大警戒 2006年
3月 9日 (木) 16:31 共同通信
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20060309/20060309a3040.html
最初から、人間のコントロールができるわけがないのですが・・・。人ウイルスと鳥ウイルスは、系統はあれども、別モノでもありますし。ヘンなところは「つながり」があるように妄想をみたり。
◇意外に危険!ミドリガメ=サルモネラ菌で2女児重症−学校に緊急指示・文科省
>昨年3月と10月、千葉県内でミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)のサルモネラ菌によって女児が重症となる感染症例が報告されたとして、文部科学省は
9日までに、飼育に当たる児童・生徒に注意を徹底するよう都道府県教育委員会などに緊急の指示を出した。幼稚園と小学校については、「飼育を控えるべきだ」としている。
>手軽で飼いやすいミドリガメを育てている学校は多いとみられるためで、「取り扱いQ&A」も送付し、学校から同種症例が拡大しないよう警戒を強める。
(時事通信)
- 3月9日16時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060309-00000065-jij-soci
みながそのような体質ではないのですが。これも過剰反応。二重の意味で。清潔や排除意識による過剰反応と、ホスト側の生物としての免疫応答がきちんと身についていない体質による、いわば特異的な個体にのみ見られる、過剰反応。ピーナッツなどとおなじアレルギー反応のようなもの。(食物アレルギーは、暴露させる時期の問題。微生物は暴露しなさすぎる問題。)
藤田
紘一郎『清潔はビョーキだ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022613211
藤田
紘一郎『ゼロ歳からの免疫力 』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4086500760
西原
克成『「赤ちゃん」の進化学―子供を病気にしない育児の科学』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453106352X
(三つ子の魂百まで。生き物をそだてるには、やり直しのきかないことの連続です。しかも、爆発的な成長をとげる初期がもっとも重要な時期です。)
なんでもかんでも、遠ざければよいというものではないだろうに。これもまた「リスク0」の危険思想のなせるわざ。
これでは、かつてあった「馴致」思想なぞ復権するわけもないでしょうか。ましてや「鶏」をや。
質的にはもはや、「民族浄化政策」の思想そのものなのですが・・・・。目の前で起こっていても、その怖ろしさにも気付けないようになっているのでしょうか。気に食わないもの臭いものには蓋、根絶やしにしてしまえという発想そのものなのですが。上手に折り合いをつけながら、多少のリスクも背負っていく覚悟が必要だと思うのですが・・・・。昔はそれがあたりまえ、今ももちろん同じ、そしてこれからも。なくせるものと、それがかなわないものがある、ということの見極めもできなくなっているのでしょうか?
「苛酷な政治は、人食う虎よりも恐ろしい」
http://www.sankei.co.jp/news/060309/morning/column.htm
徐々に踏み込んでいても、ある閾値を越えないうちは気付かないのかもしれません。農水行政の「ウイルス感染症」に対する考え方は(これも、決めているのは、あくまでもお役所「農水省」ではなく、それぞれの分野の国民のみなさまの意識なのでしょうか?)、もうすでに全くの「苛政」であるのですが・・・。
[3651] Re:[3650] 鶏用ワクチン
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/09(Thu) 22:36 |
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- 通りすがりさん。
このシゲタ動物薬品工業株式会社のインドネシアでのワクチン製造体制については、昨年9月10日の1109など、何度か、この掲示板でも取り上げてきましたが、いよいよ、日本へ逆輸入ということですね。
ご゛紹介の記事では、何か、地元で、ワクチンについての妙なアレルギーがあるようなのが心配です。
このウイルス株は、インドネシア生産の分は、A/Ck/Mexico/31381-3/94(H5N2)のようでしたが、同じものなのでしょうか。
もっとも、遺伝子組換えワクチン(H5N1型)との相同性は、85パーセントということのようですから、実質、効力に差はないことなのでしょうが。
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog7.htm
[3650] 鶏用ワクチン
投稿者:通りすがり 投稿日:2006/03/09(Thu) 22:18 |
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- http://www.asahi-net.or.jp/~ie3t-tnok/jyouhou/BIRDFLU/index2.html
の国内情報のGoogle情報に以下の情報が。
これ、見ました?
http://www2.knb.ne.jp/news/20060309_6389.htm
http://www.fbc.jp/news/20060309_05.htm
[3649] 外務省の谷内正太郎事務次官が、牛肉問題などで、訪米 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/09(Thu) 22:16 |
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- 外務省の谷内正太郎事務次官が、3月14日から18日にかけて、訪米し、Robert
Zoellick氏などと会う予定だが、このなかには、牛肉問題も含まれるとの見通しである
http://www.tmcnet.com/usubmit/-japans-top-foreign-ministry-bureaucrat-visit-us-march-/2006/03/09/1442924.htm
[3648] Re:[3647] [3643]
PSEマーク逃れの擬似レンタル問題は、いつか来た道 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/09(Thu) 21:11 |
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- 謎工さん。
これは、謎工さん、お得意のテリトリーなんでしょうけれども、だんだん、PSE問題も、擬似レンタル問題に発展しそうな気配となってきましたね。
例のエニックス事件の判決の一部は、まさに、このPSE問題の一部を言い表しているとしか言いようがありませんね。
「ゲームソフトに限り中古品の流通が妨げられるならユーザーは利用を終えた複製物を処分しにくくなるのは必然である。また高いソフトを買うしか選択の余地がなくなってしまうのである。
」
この「ゲームソフト」という言葉を、そのまま、『オーディオ機器」という言葉に置き換えれば、擬似レンタルに走る中古オーディオ屋さんを将来待ち構えるトラブルが、目に見えてくるようです。
http://www.arts.or.jp/judge/judge_tokyo/t_2.html
[3647] Re:[3643]
レンタルにすら確たる公式見解は得られず、時間だけが過ぎて行く 投稿者:謎工 投稿日:2006/03/09(Thu) 18:54
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- >
現実は、そんな、できそうもないことには、待っていられないようで、すでに、中古オーディオ屋さんなどは、レンタル方式で走り出してしまっているようだ。
> これなら、レンタル期間についての解釈は、ともかく、法的には、なんら問題はなさそうだ。
> http://yoppa.blog2.fc2.com/blog-entry-236.html参照
>
まづ、必要なのは、唯一、セーフティーゾーンとなりそうな、この部分を固めるために、このレンタル方式での経済産業省からの、公式見解を、引き出しておくことだ。
そのレンタルにすら経産省は難癖を付け始めたようです。
1か月単位で更新とかにするか、不動産のような「仲介業」に徹するしか
無いってことですかね。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060308i314.htm
[3646] Re:[3645] [3640]
質問書に関する農業新聞の記事、ご紹介 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/09(Thu) 16:56 |
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- 虹屋さん。
誤訳のある『アメリカ報告書』をかかえて、官邸に入っていく農林水産大臣の姿が、イタかったですが。
今は、国内も、畜産価格の値決めのシーズンなので、国内向けには、ことさら、厳しいことを言わなければならない季節なんでしょうね。
ところで、誤訳を直す気には、農林水産省は、なっていないようですね。
[3645] Re:[3640]
質問書に関する農業新聞の記事、ご紹介 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/09(Thu) 16:49 |
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- 笹山さん。有難うございます。
この件は、AuditorのDarrell Wiison
さんの証言や監査報告書とつき合わせて見たいと思います。
3月8日付の日本農業新聞に下記の記事がありました。[3634]の私の下司の勘繰りが質問書を米国サイドからみたらどう見えるかなのに対し、記事は国内から見たらどう見えるかですが、今回の件の「収拾の方向は決まっている」、「質問書はかたちだけの、いわば、アリバイ作り」という点は同じだろ思います。
3/8
日本農業新聞
牛肉問題で米国に質問書 農政経済部、一杉克彦
・・ただ、日本政府は、今回の問題を基本的には「輸入再開条件は崩れていない」(農水省幹部)として、輸出プログラムが守られない構造的な問題だとは受け止めていない。構造問題となれば、米国産牛肉のリスク(危険性)再評価が必要となり、輸入再開のめどが立たなくなるからだ。
とはいえ、質問書で輸出プログラムの構造的な問題の可能性もただしたのは、国内消費者の不安を払拭する狙いを持つ。
「特異的との位置付けは避けなければいけない。」(中川昭一農相)と、あらゆる可能性を否定しない姿勢が信頼回復に不可欠との判断だ。・・
[3644] 毎日新聞記者の目
投稿者:若隠居K 投稿日:2006/03/09(Thu) 16:42 |
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- 毎日新聞の小島記者が切々としたコラムを書いてくれました。茨城県内の採卵鶏の約半分に当る役580万羽を殺すことになった。焼却処分にするなら、ワクチンの効果を試すよい機会だったと思う、と書かれている。本当にそう思う。ヨーロッパなら動物愛護団体が発言しているだろうに、日本にはそんな団体も存在しないのですね。いやはや。朝日の社説はひどかった。朝日でましなのは「論座」ですね。
http://http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/kishanome/
[3643] 閣法の経過措置を議員立法で、延長することなんてできるのか? 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/09(Thu) 09:22 |
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- 例のPSE問題で、電気用品安全法の経過措置を延長することのための議員立法をするというのだが。
これについては、[3567]
PSE問題-再び、「やれることと、やれないことの区別だけはしておかないと」
でも、述べたのだが、この経過措置というのは、
@電気用品安全法の(経過措置)第55条 で、「所要の経過措置を定めることができる。」とあり、
A電気用品安全法施行令 附則(平成一二年三月二九日政令第一三五号)
(電気用品取締法施行令の一部改正に伴う経過措置)第二条で「旧電気用品取締法第の規定による表示を付することができる。」「(その)表示は、整理合理化法第十条の規定の施行の日から起算して附則別表に掲げる移行電気用品ごとのに期間を経過する日までの間は、電気用品安全法第十条第一項の規定により付された表示とみなす。」とあり、
B通商産業省関係の基準・認証制度等の整理及び合理化に関する法律(平成11年法律第121号。「整理合理化法」)で「電気用品安全法施行令附則別表記載の期間の起算点」となる、
整理合理化法第十条の規定の施行の日が定められている
というややこしい規定なのだ。
もちろんできないことはないのだが、議員立法の経過措置を議員立法の改正で、経過措置を見直す例は、過疎法などに例があるが、果たして、閣法(内閣提出の法律案)の経過措置を議員立法で見直した例はあるのだろうか。
ちょっと、渡れないはしごを、無理してわたっているように思える。
小倉秀夫さんも、『電気用品安全法とノーアクションレター制度』http://benli.typepad.com/annex_jp/2006/02/post_16.htmlで、その困難性を指摘している。
むしろ、今やるべきことは、高橋健太郎さんもブログ「個別の対応よりも明確なガイドラインを(PSE法)」http://blog.livedoor.jp/memorylab/で言っているように、「どこまでがオーケーでどこまでがアウトなのか」を、経済産業省さんに、ガイドラインで示してもらうこと、そして、ちょっと時期が遅くなってしまったが、ノーアクションレター制度(法令適用事前確認手続」)の活用で、グレーゾーンについてのセーフゾーンを、ひとまづ、確定すること、なのではないのかな?
PSE反対運動が、どうして、そのような出来ないことの方向に向かって、精力を注いでいるのかわからないが、出来ない場合の挫折感も、考えての運動でなければならないのではないのだろうか。
そうでなければ、たんなるパフォーマンスに終わってしまう。
現実は、そんな、できそうもないことには、待っていられないようで、すでに、中古オーディオ屋さんなどは、レンタル方式で走り出してしまっているようだ。
これなら、レンタル期間についての解釈は、ともかく、法的には、なんら問題はなさそうだ。
http://yoppa.blog2.fc2.com/blog-entry-236.html参照
まづ、必要なのは、唯一、セーフティーゾーンとなりそうな、この部分を固めるために、このレンタル方式での経済産業省からの、公式見解を、引き出しておくことだ。
[3642] ジョハンズ農務長官は『So far, so
good.』だそうで。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/09(Thu) 08:50 |
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- 日本からの質問状を受け取ったジョハンズ農務長官は、記者会見で、
「これらの質問で、非常に驚くような質問は、なかった。
これらの質問に対する回答は、早ければ来週にも、出せるだろう。
(牛肉輸出再開への)プロセスは、いい調子で進んでいる。
日本が出した、いくつかの検査についての技術的な点での要求についてだが、これらについては、技術部門の人と一緒になって、最後の解決すべき課題として、対処したいというのが、私の希望だ。
そうすれば、アメリカ牛肉輸出再開にむけて、大きく動き出すだろう。」
と述べ、最後に
『So
far, so good』(今のところは、順調だ。)といった。
http://today.reuters.co.uk/news/newsArticle.aspx?type=healthNews&storyID=2006-03-08T232158Z_01_N08526925_RTRIDST_0_HEALTH-MADCOW-USA-JAPAN-DC.XML&archived=False
[3641] 「きっこの日記」の正体探し
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/09(Thu) 06:10 |
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- このサイト
http://column.chbox.jp/home/kiri/archives/blog/main/2006/02/27_051142.html
とか、このサイト
http://sky.ap.teacup.com/takitaro/217.html
でにぎやかですね。
ためしに、きっこの日記で、
『豆乳』で検索してみると、このとおり。
http://www3.diary.ne.jp/search.cgi?user=338790&cmd=search&word=%93%A4%93%FB
「女子十二楽坊」では、
http://www3.diary.ne.jp/search.cgi?user=338790&cmd=search&word=%8F%97%8Eq%8F%5C%93%F1%8Ay%96V
「土佐日記」では
http://www3.diary.ne.jp/search.cgi?user=338790&cmd=search&word=%93y%8D%B2%93%FA%8BL
大分濃厚のようですけれども、さて、どうでしょう?
でも、うわさのご本人が、このサイトhttp://www.mainichi.co.jp/syuppan/sunday/tokusyuu/news/20060301-125543.htmlでは、「きっこは実在している』といってるし。
[3640] Re:[3639]
ゴールデン社、プラント・マネジャーのジェームス・フィッシャーの証言 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/09(Thu) 05:45
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- 虹屋さん。
かなりきわどい証言ですね。
以下のような内容でしょうか。
「 James
Fisher氏の証言
@USDA-AMS AuditorのDarrell Wiison
氏は、2006年1月6日に、ゴールデン社で
「Vealの内蔵は、EVプログラムの元で、日本へ輸出することはできない。」とは、決して、いわなかった。
AJames
Fisher氏は、SOP-BEEF SLAUGHTER
SOP 1(the standard operating procedures )
http://www.animal.ufl.edu/facilities/meat/content/documents/CattleSSOP.pdf
は、BEVプログラムに準拠しているものと認識していたし、SOPは、子牛の舌の衛生的除去について、言及していた。
BUSDA-AMS
AuditorのDarrell Wiison 氏は、James
Fisher氏に対して、「ゴールデン社においては、EVプログラムの一部のスローターについては、制限がないが、ファブリケーションについては、制約がある。」と話していた。
C「ゴールデン社が、日本へVealの内臓を輸出しようとしてはいない」ということを、Darrell
Wiison
氏に伝えたかどうかという会話については、思い出せない。
D日本向けEVプログラムが、舌の衛生的な除去について、言及しているということについては、合点のいかないことではあるが、ゴールデン社が、Vealの内臓物を日本へ輸出することは、認められえないことであった。」
[3639] ゴールデン社、プラント・マネジャーのジェームス・フィッシャーの証言 投稿者:虹屋
投稿日:2006/03/08(Wed) 23:37 |
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- ゴールデン社、プラント・マネジャーのジェームス・フィッシャーさんは、今回の子牛がと畜された1月10日には病院にいたそうです。したがって、1月10日の状況に関する彼の証言は、全て、伝聞に基づくもので信用性はかなり低くなります。
彼に代わって、1月10日にプラント・マネジャー役をつとめゴールデン社の仕事を取り仕切ったのは、Duane
Ayers(Slaughter
Supervisor) ドウェイン・エアーズさん。エアーズさんこそが、1月10日にゴールデン社では、Phillip会長の全頭でEV認定をとる計画が実行されずに21頭だけなのか、なぜ胸腺肉、舌がEV認定をとった物と取らなかった物が混ぜられたのか、区別して保管されなかったのかなどの疑問を解く鍵となる人物ですが、エアーズさんの証言は報告書にはありません。
笹山さん。
02/02/2006の証言の中に次のような下りがあります。笹山さんならこれをどう訳されますか??
In
relation to the USDA-AMS Audit of the EV Program by USDA-AMS Auditor Darrell
Wiison at USDA Est. #1915 on 01/06/2006. James Fisher stated that Darrell Wilson
never stated that USDA Est. # 1915 was not approved to ship veal offal to Japan
under the EV Program. James Fisher stated that he recognized the SOP SLaughter
page from the EV Program and it's reference to the hygienic removal of veal
tongues. James Fisher stated that USDA-AMS Auditor Wilson told him that there
were "no restrictions" for the slaughter part of the EV Program at USDA Est.
#1915, but that they were not approved for fabrication. James Fisher stated that
he does not recall a conversation he had with USDA-AMS Auditor Darrell Wilson
that in which he had informed Mr.Wilson that USDA Est.#1915 was not going to be
shipped veal offal to Japan. James Fisher stated that it does not make sense
that the EV Program for Japan for USDA Est.1915 references the hygienic removal
of tongues, but the firm could not be approved to ship veal offal products to
Japan.
(Est. # 1915はゴールデン社のUSDA登録での番号)
MOI Golden Plant Manager
James Fisher dated 2/2/06
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Exhibit31.pdf
[3638] 10例目の中国の人感染鳥インフルエンザによる死亡者 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/08(Wed) 22:40 |
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- 今回、死亡したのは、浙江省安吉縣の9歳の女の子で、2月10日に発病したもの。
これで、3月2日に死亡した広州の32歳の男性を含め、中国での人感染鳥インフルエンザによる死亡者は、累計10名におよんだ。
、
http://hk.news.yahoo.com/060308/12/1luxu.html
[3637] 『仮説と真理は切ない関係』
投稿者:とき 投稿日:2006/03/08(Wed) 21:54 |
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- ◇イルカから高濃度の水銀 千葉のカズハゴンドウ(共同通信) - 3月7日7時47分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060307-00000020-kyodo-soci
寿命の長い生物は、蓄積する期間も長いため、より多く体内に蓄積することになるようです。イワシやアジよりもマグロはもちろん多いということですし。
で、結局、弱ってる原因を感染症であるとは明確にできないようで。未知のウイルスの場合は、ウイルス分離以外、検査しようがないということもありますが。
◇海鳥死骸 体内から油を確認 (2006年3月8日)
◇海鳥の死骸1888羽に (2006年3月7日)
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/shiretoko/shiretoko_article/index.htm
今ひとつ、原因がはっきりしません。感染症も疑わしいですが・・・。
(社)日本養鶏協会
「週刊新潮」への抗議文の提出について(2006年03月08日)
http://www.jpa.or.jp/news/item/2006/03/08/
http://www.jpa.or.jp/news/kakin/index.asp
◇鳥インフルエンザ:県が防疫体制を強化 検査の検体数増など /茨城
>県は7日、06年度以降の鳥インフルエンザ対策として、抗体・ウイルス検査を実施する養鶏場の鶏の検体数を増やすなど、防疫体制を強化することを明らかにした。
>県は05年度まで、鶏を1000羽以上飼育する養鶏場を対象に各養鶏場から鶏10羽を取り出して抗体・ウイルス検査を行っていたが、06年度からは各鶏舎ごとに10羽を検査する。さらに、ウイルス感染の有無を毎月1回調べる養鶏場(モニタリング)の数を12から40に増やし、まん延に備える。【藤田裕伸】3月8日朝刊
(毎日新聞)
- 3月8日12時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060308-00000109-mailo-l08
感染の「無」を前提にしてしまったら、茨城県では「鶏」は生きていけないことになりますね。養鶏業界を代表する「産」の現場の意見が最大限に尊重されるという原則は変わっていないと思いますので、おそらく、「産」の側の大きい声の人が、「根絶」思想を固持し続けているのでしょう。
◆鳥インフルエンザ問題の今後(140)(2006.3.7)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza264.htm
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
>清浄国論ほど現場にとって怖いものは無い。何故なら普段有るものを無いとされているから、見つかれば忽ち固有の犯人となり、感染経路と勿体ぶられて芋づる式に犯人にされてしまう。そしてどういうわけか、そこ以外あっちにもこっちにもは、たとえ有っても見つからないことにされる。不自然であるがそれが清浄国論の扱いだったと思う。
>清浄国論の旗の下では微生物については常識の通らない世界なのだ。浅田事件では老夫婦を自殺に追いやる非難の先頭に立った識者達も、流石に今回の江口獣医師達の件ではたたらを踏んで居るのか誰もなにも云わない。それでもマスコミはカイワレ事件を教訓ともせず、清浄国論について考える事もなく、食の安全さえ口にすれば権力の側に立っても一向に批判を受けないのをいいことに涼しい顔で魔女狩りの先頭に立つのだろうか。
いつの時代も、大衆に迎合して、先頭をきってプロパガンダを流布し煽動するのもマスコミの普遍的な性格・性質のように思います。けっして、「愚鈍なソクラテス」の身になってまで、大衆批判をすることはないでしょう。体制批判をするようには。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198618844
http://ugaya.com/column/051028asahi.html
池田
信夫『電波利権』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101505
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/d/20060306
>地上デジタル放送も、今からでも遅くないから、計画を見直したほうがよい。特に、これから工事の始まるローカル民放の中継局は、青函トンネルのような無用の長物になるおそれが強い。おまけに放送の中継局は、使われなくても電波を占有するから、これも二重の迷惑である。
竹内
薫『99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033415
http://www.kaoru.to/hypothesis.htm
(第4章
仮説と真理は切ない関係)
畑村 洋太郎『失敗学のすすめ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062747596
ある意味、「鳥フル対策」にも、いいかげん『サンクコスト』が生じてしまいましたが、早く転換したほうが、今後のコストは生じなくてすむのですが・・・。業界の方々の意識にかかっているはずです。目先の利を追うばかりに、貿易障壁死守のため、全体を見失う愚をおかしてしまっています。つまらない無病型H5N2亜型のために。
- 笹山さん。有難うございます。
>
となりますと、日本側かこの問題にかかわりあうためには、『では、上記のいつの時点で、アメリカ側と、Veal問題を話し合ったのか?」を立証しなけれはならなくなりますね。
>
>
まあ、アメリカ側の『ツリ』に、まんまと、引っかかってしまったような感じはするのですけれどもね。
ツリですか・・、この辺の経過を開示、説明しないと私のような”痛くない腹”を探る輩が現れるわけで、農水省には日本版の報告書など説明責任を果して欲しいものですね。
[3635] Re:[3634] [3626]
農林水産省の「「日本向け牛肉輸出証明プログラムに関する調査結果・対策報告書」に関する米国政府への照会について」が発表 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/08(Wed) 07:35 |
|
- 虹屋さん。
2月20日に3399で掲載した「Vealのアメリカでの特別扱いの経緯』をもう一度、下記に、記し、当時のアメリカの動向をレビューして見ましょう。
@2003年5月のカナダでのBSE発生に伴い、USDAは、ファイナルルール案を作成。
A2003年8月8日、Vealについては、生後36週の骨なし子牛については、輸入を許可するとの仮の規則を発表。
正式のものとして、2003年11月4日に、この方針を発表。
B2003年8月15日、APHISのほうでは、これとは別に、子牛肉については、骨なし子牛肉ばかりでなく、骨付き子牛肉までも、リストに入れた拡大リストを発表。
10月22日に発表された拡大リストでは、これにさらに、舌や心臓や腎臓をも、ローリスクに入れるリストを公表。
C2004年4月19日、モンタナ地裁へ、R-CALFから、カナダ牛輸入差し止め訴訟が出てきた関係から、正式なルール規則設定を迫られる。
D2004年4月26日、モンタナ地裁介在のもとに、USDAは、2003年8月8日にリストアップしたもの以上のものは、2003年11月4日に提出したファイナルルールには含めないとする協定を、R-CALFと締結。
そのとき、当時のヴェネマン農務長官は、2003年8月3日以降に、APHISが拡大リストを作っていたことを知らなかったといった。
E2003年12月24日、アメリカで初のBSE発生
F2003年12月26日、日本がアメリカのファイナルルールに対してのコメント送付(在米日本大使館のTadashi
SATO氏から、USDAに対し、「Docket No.
03-080-1」についての回答)
G2004年10月23日、日米の高級事務レベル協議で、BEVプログラム固まる。
H2004年12月29日、ファイナルルールの最終案が確定。
その発表の直前に、カナダで、二例目のBSEが、発見。
I2005年1月4日に、ファイナルルールは公式発表され、2005年3月7日に、発効。
J2005年7月12日、日本向け輸出調査報告書でのフィリップ・ピアレス氏の証言「2005
年7 月12 日付けでデイヴィッド・ヒルドレス氏から、FSIS によれば子牛専門の施設については日本向けBEV
プログラムは不要という旨の電子メールを受信しました。私はこの情報を日本における代理人に送信しました。」
この事実如何については、2006年3月6日時点では、日本側は、コメントせず。
K2005年12月8日、日本政府は、AMSに対してVealについても、the
EV Program のためのQSA
Program適用との通知を出した。日本側は、この事実を2006年3月6日時点で公式に否定。
L2005年12月13日、日本の査察チーム、アメリカ到着、デンバー入り、「日本の査察チーム訪米時に子牛肉の追加に関して話し合われ、牛肉製品と同様に日本は全ての子牛肉製品がUSDAのEVプログラムの下で認定されるべきことを要求した。」と、アメリカ側の報告書は記載、この事実については、日本側は、3月6日時点で否定はしていない。
以上から、日本との高級事務協議のあった2004年10月時点では、R-CALFとの協定からいえば、カナダからの骨なし子牛肉は、セーフだが、骨付き子牛肉については、アウトという状態で、アメリカ側は、日本側との協議に臨んでいた。
となりますと、日本側が、この問題にかかわりあうためには、『では、上記のいつの時点で、アメリカ側と、Veal問題を話し合ったのか?」を立証しなけれはならなくなりますね。
まあ、アメリカ側の『ツリ』に、まんまと、引っかかってしまったような感じはするのですけれどもね。
http://ncseonline.org/NLE/CRSreports/05May/IB10127.pdf
[3634] Re:[3626]
農林水産省の「「日本向け牛肉輸出証明プログラムに関する調査結果・対策報告書」に関する米国政府への照会について」が発表 投稿者:虹屋
投稿日:2006/03/07(Tue) 22:56 |
|
- 笹山さん。
USDA requested that veal be an eligible product to ship to
Japan. On December 8, 2005,
USDA Foreign Agricultural Services was informed
by Japan that veal must conform to
the requirements of the export
verification program for Japan. A Japanese audit team
visited the U.S. in
mid-December, at which time the addition of veal was discussed. As it
had
done with beef products, Japan required all veal products to be approved under
the
USDA Export Verification (EV) Program for
Japan.
USDAは子牛肉は適格性を有するよう求めていた。2005年12月8日、USDA海外農業局は
日本向けの子牛肉がEVプログラムの条件を満たさなければならない旨の連絡を日本から
受け取った。日本の査察チームは12月半ばに米国を訪問し、その時に子牛肉の追加に関
して話し合われた。牛肉製品と同様に日本は全ての子牛肉製品がUSDAのEVプログラムの
下で認定されるべきことを要求した。
今回の質問では「USDAは子牛肉は適格性を有するよう求めていた。」ことには農水・厚労省は言及し修正を求めていないから、こうした要求があったのは確かですね。この文のまえには交渉の経過が時系列で述べてありますが、それを見ても位置の時点でこれをUSDAが持ち出したのかわかりませんが。
問題なのは日本側の対応、回答。USDAの要求をきっぱりと断っていれば、その旨記して削除を求めればよい。今表ざたになると困る言質を米国に与えてしまっている。その内容はプリオン専門部会の審議の流れを想起すると概ね見当がつきますが、その言質が7月のFSISの「子牛はEVプログラムの対象外」見解を導き出し、今回の違反を導き出している。今回の違反の端緒でこれが明らかのなると、日本政府、農水・厚労両省、小泉内閣の責任まで追及されますよね。
その言質は米国側も明らかにしないで、日本政府牽制に使っている。「問題の言質を表沙汰にしないから、検査官、施設の個人的、個別的なミスが原因ということで、再研修で収めよう。」
それに対する日本側の回答が、「修正を検討されたい。」表現を和らげて頂けませんかとお願いしているわけですね。
「他の対日輸出施設の認定及び検査は適切に行われ」たか米国に問うているが、それを担当する部署AMSに対する2
AMSに関する事項の項目の質問は、この報告書の中に既にある程度の資料が出ている。それを踏まえないで、抽象的な質問をしても、米国はこの報告書以上の内容のある返答をする必要が無い。4
FSISに関する事項や3
施設に関する事項でも同様。
特に問題なのは、「今回の事案がなぜ生じたのか、各段階における問題点を総括的に整理、検証すべきではないか。」といいながら成田では55kg見つかっている背骨付き肉が、報告書では45kgとなり明らかに調査が不十分なのに追求していない。これでは「今回の事案がなぜ生じたの」分かるはずが無い。
つまりこの質問の立て方は「原因究明はこの報告書で十分」というメッセージになっている。
総括すると、この質問は
米国政府の「問題の言質を表沙汰にしないから、検査官、施設の個人的、個別的なミスが原因ということで、再研修で収めよう。」提案を受け入れるというメッセージになっている。昨日の国会審議では民主党も追及をやめたことだし・・
(1)の「書面審査・現地査察において、どのような確認を実施しその実効性を含め妥当と判断したのか。G社、A社の評価結果を示されたい。」は下記がその評価結果。
Golden’s
AMS Quality System Assessment Desk Audit Atlantic’s AMS Quality System
Assessment Desk Audit
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Exhibit6.pdf
Golden’s
AMS Notification of Audit Results Golden’s AMS Quality System Assessment Initial
On-Site Audit
Atlantic’s AMS Notification of Audit Results Atlantic’s AMS
Quality System Assessment Initial On-Site Audit
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Exhibit8.pdf
(2)の
「査察を実施したAMSの監査官は、QSAプログラムの認定に関し、どの程度経験や理解があったのか。子牛肉に関するQSAプログラムやと畜場と部分肉処理施設が別の企業である場合のQSAプログラムの満たすべき内容について、十分な理解があったのか。」については下記に記述がある。
MOI
AMS Auditor Darrell Wilson
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Exhibit7.pdf
MOI
AMS Auditor David Hildreth
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Exhibit11.pdf
(3)
の「A 社及びG
社は、12月15日に正式に申請し、1月4日に書面審査、1月6日に現地査察が行われ、即日認定されている。これは、非常に短期間での認定と思われるが、書面審査・現地査察において手順に即して適切な評価が行われなかったのではないか。」については
MOI AMS Audit Branch Chief James Riva
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Exhibit27.pdf
MOI
AMS Branch Chief James Riva
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Exhibit36.pdf
[3633] トリプルスタンダードになりかねない自民党主導による国の水俣病認定審査会設置構想
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/07(Tue) 22:10 |
|
- 熊本、鹿児島両県の水俣病認定審査会が機能停止している問題で、自民党水俣問題小委員会は7日までに、国に患者認定のため独自の審査会を設置するよう求める方針を固めた。同小委の松岡利勝委員長が同日、毎日新聞の取材に「国に任せていてもらちが明かない。与党主導で政治決着させるしかない」と明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060307-00000121-mai-pol
というニュースだが、埒があかない熊本、鹿児島両県の水俣病認定審査会の機能停止状態に対応して、今度は、自民党主導型で、国の認定審査会を設置しようというものなのだが。
混乱に輪をかけなけれはいいのだが、と懸念する。
私のこのブログ記事『やはり起こった水俣病ダブルスタンダード訴訟』http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=467にも書いたことなのだが、これまで、環境省は、、「最高裁の判断は、個別の患者に対して行ったのであり、公害健康被害補償法(公健法)による制度としての認定基準とは別のものである。」との解釈を示し、認定基準の見直しを否定してきたのだが、この、自民党主導型による国の認定審査会は、公害健康被害補償法(公健法)による制度としての認定基準とは、別の基準による判断を下す可能性もあるということなのだろうか。
これでは、ダブルスタンダードどころか、トリプルスタンダードの事態になりかねない。
ここは、混乱をさける意味で、公害健康被害補償法(公健法)による制度としての認定基準を司法判断に一致させることが先決だろう。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=467
[3632] Re:[3631] [3628] [3627]
[3624] PSEマーク「例外承認申請書記載例」 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/07(Tue) 21:54 |
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- 長作さん。
そうですね。
このあたりについての経済産業省さんのご見解を明確にするだけで、多くの疑問なり、中古業者を中心として、今後の方向性が決まるわけですから、ぜひとも、この点の明確化だけは、急いでいただきたいものと思います。
とにかく、日本の産業を守るのが経済産業省さんのお役目なのですから。
中古オーディオ屋さんだって、いつまでも、あいまいの方針のまま、店を続けるわけにはいかないのですから。
私の知っている中古オーディオ屋さんにいったら、PSE対象外商品には、「レ」マークが、表示されてありました。
「これ何?」と聞いたら、レンタルのことだそうです。
[3631] Re:[3628] [3627] [3624]
PSEマーク「例外承認申請書記載例」 投稿者:長作 投稿日:2006/03/07(Tue) 21:33 |
|
- >
の91に次のような、「経済産業省製品安全課のキシモト氏」との一問一答が乗っていましたので、検証の意味で、掲載しておきます。
現時点では、不正競争防止法第二条以前に、電気用品安全法に則っていないと思うのです。「登録と自主検査で大丈夫だ」というのが経済産業省の見解なのか勘違いなのか誤魔化しなのかが公式に示されないと迂闊には動けないと思います(それともぼくの間違いか)。
電気用品安全法 手続の流れ
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/tetsuduki_annai/index.htm
「登録と自主検査で大丈夫だ」と答えていることは、ある程度確かでしょう。
正々堂々blog : 衆議院議員川内博史の日記。
には、「電気用品安全法に関して、担当の課長さんからレクチャーを受けました。」とあります。
http://blog.goo.ne.jp/kawauchi-sori/e/0c82237106da6992e825f439390c0866
小寺信良:電気用品安全法は「新たなる敵」か
(Side B) (3/4)
でも「経産省に取材した中では、この製造業の届け出に関する手続きは、それほど煩雑ではないということであった。実際にこの手段は、経済産業省のFAQにも載っており、ある意味公認の方法とも言えるだろう」と書かれています。
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0602/27/news009_3.html
「経済産業省のFAQにも載っており」の「FAQ」には、以下へリンクが張ってありますが、違うこと書いてあります。
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/keikasochi/keikasochi_q&a.htm
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/keikasochi/keikasochi_q&a.htm#Q9
登録は簡単でも、製造事業者であれば、A9にある
2)製造する電気用品の技術基準に適合していることを確認する
3)特定電気用品については、登録検査機関の適合性検査を受検し、適合性証明書を入手し、保存する
をクリアしなければPSE表示はできない、と。
[3630] 高橋健太郎さんから坂本龍一さんへの手紙
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/07(Tue) 14:09 |
|
- 高橋健太郎さんのブログ「owner's log」http://blog.livedoor.jp/memorylab/
の今日付け(2006年3月7日)に「坂本龍一氏への手紙」と題した一文が載っています。
高橋さんの方から「JSPAが集めた署名の効力を失わないためにも、JSPAのサイトに、署名活動開始後のJSPAの「方針」の発表に関して、署名者が納得しうるフォローを掲載していただけないでしょうか?」
とのご提案が、坂本さんサイドに対してあり、
それに対して、坂本さんサイドから、「一両日中にJSPAのサイトに、坂本さんからの提案をふまえた、JSPAからの声明的なものがアップされるということです。」というような、よい方向での展開があるようですね。
http://blog.livedoor.jp/memorylab/
[3629] 「マグロ寿司は、健康に悪い」とのカリフォルニアの研究グループの報告 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/07(Tue) 08:14 |
|
- アメリカ・カリフォルニアのSea Turtle Restoration Project
http://www.seaturtles.org/index.cfm
のグループが、ロサンジェルスの6つの寿司料理店でのマグロ寿司のマグロの水銀含有量を調べたところ、
0.721ppmであり、これは、FDAの基準量である0.383 ppm
と比較して、88パーセントも高いことがわかったという。
この報告者は、『この実態は、寿司の客にとっては、ロシア・ルーレットのようなものだ。』と、その危険性を指摘している。
これ『Toxic
Tuna:An Undercover Investigation of Mercury-Contaminated Sushi in Popular Los
Angeles Japanese Restaurants』http://www.gotmercury.org/pdf/lasushi.pdfが報告書の現物
http://ca.today.reuters.com/news/newsArticle.aspx?type=topNews&storyID=2006-03-06T224334Z_01_N06298889_RTRIDST_0_NEWS-SUSHI-COL.XML&archived=False
[3628] Re:[3627] [3624]
PSEマーク「例外承認申請書記載例」 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/07(Tue) 07:07 |
|
- 小倉秀夫さん。
なるほど、これで前例ができれば、今後、同種の例にもなるかもしれません。
前例とならなかった場合でも、この種の問題解決の場合、政治家頼みではなく、市民サイドでやれる手段の構築方法を学びなおす、きっかけにはなるでしょう。
同時に、中古業者対策としては、届出業者と自主検査内容についてのガイドラインの明確化も、迫れればいいかと思います。
これについては、現時点では、経済産業省の見解は、あいまいのようです。
理屈でいえば、やはり、特許法と商標法、PL法がネックになってくるのでしょう。
公式のグレーゾーン・ガイドライン見解を提示しにくい状況というものが、経済産業省側にあるのでしょう。
以下、真偽のほどは確かでありませんが、巨大掲示板
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/radio/1138260650/
の91に次のような、「経済産業省製品安全課のキシモト氏」との一問一答が乗っていましたので、検証の意味で、掲載しておきます。
「場面設定は、自分で作った電気スタンドをフリーマーケットで売っている個人。
中古品ではなく、自作品についての問い合わせにしてみました。』とのことです。
Q.私の場合、製造業者としての届出が必要か。
A.必要。
Q.すでに仕入れてある部品は、PSE対応のものだが、それでも必要か。
A.必要。
Q.届出はどういう時にすればいいのか。
A.最初に届け出てほしい。
Q.一度、届け出ておけばあとは不要なのか。
A.製品の変更があった場合には再度届出が必要になる。
Q.変更とは、具体的にはどういうことか。
A.例えば、蛍光灯か、電球か。調光装置(明暗、点滅など)を追加したか否か。
スイッチを省いたか否か。電源コードを取り外し式にしたか、固定式か。など。
Q.それはその都度届け出なければならないのか。
A.最初に、あらかじめ製造予定のものをまとめて届け出ておいてもよい。
Q.例えば、最初に予定も含めて100品目ほど書いておいても良いのか。
A.良い。
Q.検査とは、どこかの機関にて実施するのか。
A.自主検査になる。その記録を一定期間保存しておけば良い。
Q.PSEマークは、どこかから購入して貼り付けるのか。
A.自主検査を実施して、問題がなければ自分で貼れば良い。
Q.その場合、シールはパソコンで作っても、手彫りでも良いのか。
A.良い。
以上とのことですが、本当でしょうかね。この、「経済産業省製品安全課のキシモト氏」のご見解なるもの?
まあ、これでいいとすれば、例のハイファイ堂http://www.hifido.co.jp/merumaga/2f/060224/index.htmlの方式でいいということになるのですがね。
しかし、これは、不正競争防止法第二条に抵触する恐れはないでしょうか?
[3627] Re:[3624]
PSEマーク「例外承認申請書記載例」 投稿者:小倉秀夫 投稿日:2006/03/07(Tue) 00:43 |
|
- 現在の経済産業省内の内規がそのままであれば、例外承認が難しいというのはその通りです。でも、内規は、法律や政令よりは変更しやすいということです。
> このサイトhttp://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/tetsuduki_annai/kisaiyouryou/reigai_youryou_rei_onkyo.pdf
>
にPSEマーク「例外承認申請書記載例」が書いてあるが、この記載例の場合は、例外承認申請をする理由が、「本申請に係る電気用品は、外国旅行者、外国人観光客のみやげ用モデル(
ツーリスト・モデル) として、外国の規格に適合させた上で、外国で使用されることを前提に製造( 輸入) し、国内販売するものです。
> 従いまして、電気用品安全法第8 条第1 項で定める技術基準への適合義務について、同項第1
号で定める「特定の用途に使用される電気用品を製造し、又は輸入する場合」に該当するものとして、例外承認申請を行います。」
> ということで、「例外承認の申請」制度http://www.meti.go.jp/application/ONESTOP/3360234/113360234000500/113360234000500.htm
>
の「審査基準」のうちの「ア 外国旅行者、外国人観光客のみやげ用モデル(ツーリスト・モデル)であって、外国の規格に適合しており、外国で使用されることを前提に国内で販売される場合」該当を狙ったものですが、今回のケースのような場合には、多くの場合「カ アからオに掲げるもののほか、特定用途に併せられるものと特に認められる場合」該当を狙うでしょうが、なかなか、その理由付けによって、例外承認されることは、難しいものと思われます。
[3626] 農林水産省の「「日本向け牛肉輸出証明プログラムに関する調査結果・対策報告書」に関する米国政府への照会について」が発表
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/06(Mon) 22:16 |
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- このサイトhttp://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060306press_5b.pdf
ですね。
まあ、研修制度とか、体制問題の指摘が多かったようですね。
ポイントをついた(というか、アメリカ側からポイントをつかれた?)指摘は、下記の点くらいかしら?
「輸入再開直前に、日本側から米国側に対し、子牛肉もEV
プログラムの対象に追加する必要がある旨通報したかのような記述があるが、当初から日米協議の対象は子牛を含む20ヶ月齢以下の牛であり、このような記述は事実誤認であることから、修正を検討されたい。」
この問題については、この掲示板でも、いろいろ、議論された点ですが、むしろ、日本側からも、この点については、説明責任を果たされたほうがいいのではないでしょうか。
何しろ、2004年10月23日の日米高級事務レベル合意においては、「当初から日米協議の対象は子牛を含む20ヶ月齢以下の牛であり」との合意はされていないのですから。
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060306press_5b.pdf
[3625] 今日の石原農林水産事務次官の記者会見から
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/06(Mon) 21:55 |
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- 「それでその経緯でございますけれども、農林水産省では、BSEのステータス評価を、平成13年の3月からやっておりました。評価手法の開発及び米国を含むBSE未発生の主要輸入先国の評価作業を行ってきたということでございます。主要輸入先国というのは、66カ国に対しまして質問状を送付いたしまして、回答のあった47カ国について実施したということでございます。
アメリカに対しましては、13年の4月にステータス評価に必要な情報収集作業の質問票を送付いたしまして、同年の7月に回答を得たということでございます。その後、追加の質問票を送付いたしまして、平成14年11月の第13回BSE技術検討会で米国のBSEステータス暫定評価に関する報告書案が承認されまして、報告書の英訳を進めて、米国側の了解を得た上で公表するということとして準備を進めておったということでございます。
しかしがなら、平成15年の5月にカナダがBSE発生国となったと。要するにそれまでカナダはBSE未発生国という前提で作業をしていたわけですね。そのカナダから発生が見られたということで、平成15年9月の第18回BSE技術検討会におきまして、カナダからのBSE侵入リスクも評価に加える必要があるとのコメントを受けたということでございます。そういうタイミングで、更にOIEの方で基準を変更するような動きもあったということ、そういうことでBSEステータス評価そのものの作業を中止したということでございます。
」
ということだが、肝心の「第18回BSE技術検討会」http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20030930press_3.htm
には、その「カナダからのBSE侵入リスクも評価に加える必要があるとのコメントを受けたということでございます。」の旨は記載されていませんね。
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/060306jimujikan.htm
[3624] PSEマーク「例外承認申請書記載例」
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/06(Mon) 21:12 |
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- このサイトhttp://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/tetsuduki_annai/kisaiyouryou/reigai_youryou_rei_onkyo.pdf
にPSEマーク「例外承認申請書記載例」が書いてあるが、この記載例の場合は、例外承認申請をする理由が、「本申請に係る電気用品は、外国旅行者、外国人観光客のみやげ用モデル(
ツーリスト・モデル) として、外国の規格に適合させた上で、外国で使用されることを前提に製造( 輸入)
し、国内販売するものです。
従いまして、電気用品安全法第8 条第1 項で定める技術基準への適合義務について、同項第1
号で定める「特定の用途に使用される電気用品を製造し、又は輸入する場合」に該当するものとして、例外承認申請を行います。」
ということで、「例外承認の申請」制度http://www.meti.go.jp/application/ONESTOP/3360234/113360234000500/113360234000500.htm
の「審査基準」のうちの「ア 外国旅行者、外国人観光客のみやげ用モデル(ツーリスト・モデル)であって、外国の規格に適合しており、外国で使用されることを前提に国内で販売される場合」該当を狙ったものですが、今回のケースのような場合には、多くの場合「カ アからオに掲げるもののほか、特定用途に併せられるものと特に認められる場合」該当を狙うでしょうが、なかなか、その理由付けによって、例外承認されることは、難しいものと思われます。
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/tetsuduki_annai/kisaiyouryou/reigai_youryou_rei_onkyo.pdf
[3623] 簡易検査では無理っぽい
投稿者:とき 投稿日:2006/03/06(Mon) 18:36 |
|
- ■海鳥死骸回収始まる
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/shiretoko/shiretoko_article/2006030603_article.htm
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/shiretoko/shiretoko_article/index.htm
油の付着は、死後では? もしくは、大量死の原因と「油」付着とは直接の因果関係がないのではないか?
◇海鳥大量死、死骸回収に着手 安全に配慮し、行政中心で 斜里 2006/03/06
13:57 北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060306&j=0047&k=200603069470
飛来のコースは、アムール川河口域と重なってはいないでしょうか?
◇中国松花江の汚染
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/harbin_toxic_leak/
◇アムール川
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%A5%A2%A5%E0%A1%BC%A5%EB%C0%EE&st=n
◇「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
http://www.melma.com/backnumber_45206_2479103/
http://www.melma.com/backnumber_45206_3093546/
何らかの感染症が考えられる場合、渡ってきてから、そこで衰弱へい死にいたっているというのであれば、その周辺の野鳥(馴致群)から感染を受けたという見方になりますが・・・。
◇イルカ:岸乗り上げはなぜ? 磁場、海流、砂浜――GPS影響との指摘も /千葉(毎日新聞)
- 3月4日13時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060304-00000108-mailo-l12
体調を崩しておれば、溺れ死ぬことにもなりますから、浅瀬に寄ることもあると思います。とても「磁場」説や、「自ら個体数を調節している」などというトンデモではないように思いますが・・・。まさにこんなときこそ、「獣医学者」の腕の発揮のしどころでは。(罹病患畜はただちに殺処分根絶を奨励する獣医学者に、ウイルス感染症の解明は無理なのかもしれませんが。)
[3622] 「御用学者」さまは、やはり「嘘の多さ」と語る? 投稿者:とき
投稿日:2006/03/06(Mon) 13:29 |
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- ◆鳥インフルエンザ問題の今後(139)(2006.3.6)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza263.htm
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
>その《清浄国論》が建前であるうちは特異ワクチンが許されないことが問題な位だが、実際の清浄化論や撲滅論に変化した場合、御用学者の手に掛かると環境中に沢山いるとされる無害なものまで悉く強毒変異の恐れがあるとされて排除されかねない。それが現実の恐怖になったのが茨城株問題である。現場の恐怖はウイルスの被害ではなく、御用学者のそんな無責任さにあったのである。
>鶏病研究会の専門委員ですら個人的に、それも内緒で動衛研の技師に余禄での試験を依頼しなければならなかった環境こそが問題である。
「ここまでの対策をとれば普通ならば収まるはずです。評価が困難な理由は2つ。一つはBSEの潜伏期間が牛で5年以上、ヒトで15年といわれるほど非常に長いこと。もう1つが加工・流通・小売・輸入などにまつわる嘘の多さです」
http://nikkeibp.jp/sj2005/special/114/
お上の方々の、下々の者への不信感は、いまに始まったことではないのかもしれませんが。民間人は、ちょっと目をはなした隙にズルをするというのが常識で、かつてそれはあたりまえのことで、さして話題にならず、「公」の方の場合は、メディアによって、その不正を散々あげつられ、徹底的にさらし者になったりしてきました。あるいは、悪徳お代官さまと越後屋・越前屋などの構図がお話になったりするわけです。
本来、「疫病」には、だれもどこにも「悪者」はいないはずのものなのですが・・・・。(強いていうならば、その弱り目にまでつけこんで、私利をむさぼろうとするものが、そういえるのかもしれませんが、それはあくまでも「モラル」の問題であり「ルール」の範疇ではありません。いかんともしがたいものです。)
「ルール」策定に携わる方々は、そのような「モラル」を範疇にすべきではなく、あくまでも、「科学」的思考にもとづいて論をすすめてほしいと願っております。
つまりは、寄って立つところの「根拠」を常に、「反証の可能性(カール・ポパー)」
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1059.html
に対して開かれたものにしておき、それに晒す覚悟を持ち続けることの不断の努力が必要だということです。その点で、「鳥インフルエンザウイルス」をめぐる「学」は、非常に閉鎖的に見えてしょうがありません。いまだに、「鳥ウイルス」の野鳥における感染をすら認知せず、「ない」とみなしているのですから。
http://kaoru.to/hypothesis.htm
■ 新型インフルエンザは、どう怖いのか?
http://river-side.at.webry.info/200512/article_12.html
>メディアではしばしば、この「鳥」インフルエンザとヒトの「新型」インフルエンザとが混同されています。わざとやってるのか??と思うくらい。それは日本だけではなくて、どうもアメリカの新聞などでもavian
flu(鳥インフルエンザ)という単語で「新型」を示していたりします。
>う〜ん、やっぱりアメリカでも日本でもわざと不正確な情報を流して煽っているのかもしれないな・・・
>ここではきちんと「鳥」と「ヒトの新型」とは区別されています。その上で、「ヒト」に関して、「社会経済活動に多くの被害」ということを述べています。実際、新型インフルエンザが大流行したときの経済への影響、という話は最近しばしば出てきています。
>何か、話がヘンなんですよね。
>タミフルは、結局、何に効くのでしょうか?ロッシュ社、ギリアド社、中外製薬の株価をあげることにいちばん効くのでしょうか?
>どうしてタミフルなのか,リレンザは名前さえ出ませんが。
いまや、どうやらヒトの「感染大被害」は起こりそうもないと言うことが見えてきましたら、メディアの矛先は、「経済的損失」のほうに向けて、それをわざわざ煽りはじめてるようにも見受けられます。結局それも、大したことなく終わるように思いますが。
◇鳥インフルエンザ 業界救え! 仏で「鶏食運動」 2006年
3月 6日 (月) 09:34 朝日新聞
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20060306/K2006030600690.html
◇鳥肉の欧州最大手が操業短縮へ 鳥インフルエンザで影響 2006年
3月 3日 (金) 10:18 朝日新聞
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20060303/K2006030300950.html
◇鳥インフルエンザでW杯中止なら「従う」(日刊スポーツ)
- 3月3日9時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060303-00000037-nks-spo
「ウイルス」のことをよくしらない、一部マスコミ関係者が、それを過剰に怖れて、おかしな記事をだしまくっているようにしか見えませんが・・・。「無知・非知」の連鎖がリアクターのようになっているようで。それとも、故意なのでしょうか?
鳥ウイルスをめぐる「ヘン」の根本は、ウイルス学・感染学関連の「科学」者の、「知」のネットワークとコミュニケーションに何らかの問題があると思っております。
[3621] 農林水産省に、誤訳箇所伝えました。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/06(Mon) 09:57 |
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- この掲示板で、wattana
さんや虹屋さんから、ご指摘のあった、「米国農務省の『日本向け牛肉輸出証明プログラムに関する調査結果・対策報告書』の日本語訳(仮訳)」の誤訳箇所について、農林水産省に伝えました。
しかし、訂正http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060303press_1c.pdf
は、まだのようですね。
誤訳指摘点は、以下のとおりです。
以下引用
3月3日に発表されました米国農務省
日本向け牛肉輸出証明プログラムに関する調査結果・対策報告書(仮訳) について、下記の点について誤訳があるとの指摘が、私の掲示板http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi
で、訪問者からなされましたので、ご指摘申し上げます。
記
●1月20日に成田空港で確認されたせき柱つきの子牛肉は、Hotel
Rack(7ribs)1箱とTrimmed
Loin(4x4)2箱の合計3箱です。
●この3箱、そして同類に分類されるアイテムの日本語訳(仮訳)を見ると次のようになっています。
@Hotel
Rack(7ribs)>>ホテルラック(7片)
AHotel Rack
Chop-Ready(7ribs)>>ホテルラックチョップ-準備済み(7片)
BTrimmed Loin
Boneless(1x1)>>トリムドロイン骨無し
CTrimmed
Loin(4x4)>>トリムドロイン
●トリムドロイン(整形ロイン)の日本語訳はいいとして、ホテルラックの日本語訳は、ちょっといただけません。
米国農務省認定のIMPS
Series300 for Fresh Veal and Calfをぜひ参照して、当該規格を正しく日本語訳して欲しいと思います。
★IMPS
Series300を見ると、Hotel
Rackには7ribs=肋骨7本付き(5番目から11番目の肋骨)と6ribs=肋骨6本付き(6番目〜11番目)の2規格があります。したがい、7ribsは「ホテルラック(肋骨7本付き)」、または「ホテルラック(7本リブ)」と訳すべきです。7片と訳すと、1箱の中にHotel
Rack(7ribs)が7片入っていたと勘違いします。
★Chop-Readyを「準備済み」と訳したのには驚きました!!子牛肉の部位についての知識の無い方が訳されたのでしょうか?
Chop-Readyは、規格の名前です。
「準備済み」と訳されては、農林水産省としては、恥でしょう。
「米国農務省認定のIMPS
Series300 for Fresh Veal and Calf」
http://www.ams.usda.gov/lsg/imps/imps300.pdf
によりますとChop-Readyには、
@Item
No.306B Hotel Rack, Chop-Ready,7 Ribs
AItem No.306C Hotel Rack, Chop-Ready,6
Rib
BItem No.306D Hotel Rack, Chop-Ready,7 Ribs,Frenched
CItem No.306E
Hotel Rack, Chop-Ready,6 Ribs, Frenched
の四規格があって、そのうち、@の規格をさしているようですね。
そして、説明としては、16ページに、下記のようになっていますね。
「Item
No. 306B - Hotel Rack, Chop-Ready, 7 Ribs - This item is as described in Item
No.306 except that it is a single rack. Refer to the Material Requirements for
the description ofChop-ready.」
とあり、 Item No.306と、single
rackという点以外では同じと書いてありますね。
そして、Item No.306では、
「Item No. 306 - Hotel Rack, 7
Ribs - This item is prepared from Item No. 304 and shall have 7 ribs (ribs 5 -
11). The chucks and breasts are removed by 2 straight cuts. The chucks
are removed by a straight cut between the 4th and 5th ribs. The breasts are
removed by a straight cut across the ribs, that is not more than 4.0 inches
(10.0 cm) from the outer tip of the longissimus dorsi (ribeye muscle). The
ribeye muscle shall be approximately equal to or larger than the complexus
muscle on the cut surface of the chuck
end.」
と書いてありますね。
●「carcasses」が一律「枝肉」と訳されていますが、グレーディングの場合のcarcassesは、『枝肉」でいいとして、セパレートする前や、内臓肉を取り出す前のcarcassesは、『屠体』と訳したほうが誤解がないと思います。
原文のP36とP20での胸腺取り出しや内臓肉取り出しをするcarcassesは、『屠体』と訳すべきなのではないでしょうか。
[3620] JSPA(日本シンセサイザープログラマー協会)の署名依頼文の当初と、現在との変更・改ざん点
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/06(Mon) 09:42 |
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- 三箇所あるようですね。
変更前(2006/2/23 時点、この時点での途中集計署名数は、35,020名)
http://www.sasayama.or.jp/jouhou/shomei3.htm
変更後
http://www.sasayama.or.jp/jouhou/shomei.htm
第一点
発起人から『音楽家 高中正義』が削除
また、署名フォームの下の文中からも、『坂本龍一氏や高中正義氏などの賛同を得て、』から「高中正義氏」が削除
第二点
「ビンテージと言われている、現在もそのほとんどが現役で使用されている機器類(1950年代から1990年代に生産された機器類すべて)が対象製品として該当するので、検査機関の基準値を満たすことは到底不可能。」
から、「検査機関の基準値を満たすことは到底不可能」の部分が削除
第三点
署名ホームの横に、新たに、[電気用品安全法に関する活動方針]https://www.jspa.gr.jp/pse/policy.html
がリンクされ、そのリンク先に、「『請願内容』
音楽家の制作業務に関係する機器機材の適用記載より『適用除外』を請願する。」との文言がある。
上記の点から、JSPA(日本シンセサイザープログラマー協会)は、「検査機関の基準値を満たす』ことができることを条件として、「例外承認」
http://www.meti.go.jp/application/ONESTOP/3360234/113360234000500/113360234000500.htm
の方向をとったものと、推察されます。
当初の署名依頼文が、途中から、文中の一定部分が削除されるということは、変更前の署名者(35,020名以上)に対する冒涜と考えますが。
JSPA(日本シンセサイザープログラマー協会)さんの説明責任を問います。
[3619] Re:[3618] [3615] [3613]
[3611] フィリップ・ピアレス氏は逮捕されないのか?? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/06(Mon) 08:57 |
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- 笹山さん。
>
私の思うに、これらの会社は、インプラントまたは、相互に、バイプラント的存在だったのではなかったのかと思います。
QSVP
ProgremマネージャのDANA K. STAHLさんは証言の中で
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Exhibit5.pdf
「PHILIP
PEERLESS (PEERLESS). President and Owner of ATLANTIC also owns
GOLDEN」です。EVプログラムでの彼の働き方をみると、実務も取り仕切るワンマンなオーナー社長という像が浮かび上がってきます。
犯意というか故意性の有無は、ATLANTIC社
とGOLDEN社のやり取り、例えば1月10日には全頭でEV認定を取得して出荷せよといったやり取りがあったか、その点だと思いますが、米国当局は資料は押収していると思いますが、公開していませんね。
AMSのARCウェブサイトのリストの件ですが、「アトランティック社が日本向けに内臓を出荷する許可が出なかった」事が本当なら、そのような制限は日本側に伝達されないとことになります。現在リストにある37社の中に同様の制限がついている施設があっても分からないことになります。これは、これで、制度的な大問題ではないでしょうか。
[3618] Re:[3615] [3613] [3611]
フィリップ・ピアレス氏は逮捕されないのか?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/06(Mon) 07:53 |
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- 虹屋さん。
1月21日の2961から2967にかけて、スローターとファブリケーターとの違いについて議論したときですね。
確かに、「下記サイトのサプライヤーリストを見ますと、Fabricator
だけ、というのは、この1社だけで、後は、Slaughterer, Fabricator, Processor, Further
Processorのいずれか二つを兼任している」
ということでしたし、
また、虹屋さんのほうから、2967で
「日本は枝肉取引が主ですから、Slaughterer とFabricator,
Processor が分離。米国は枝肉取引は少ないからS/Fが主なのですね。ほ育子牛は生産農家が約900軒、子牛肉の処理・加工を行うパッカーが20社(月報「畜産の情報」(海外編)2003年3月)。このなかでSlaughtererだけ、Fabricatorだけというのは、本当に数社しかないでしょうに。」
という疑問点も提示されましたね。
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog8.htm参照
私の思うに、これらの会社は、インプラントまたは、相互に、バイプラント的存在だったのではなかったのかと思います。
[3617] Re:[3614] [3603] [3602]
[3592] 例外承認 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/06(Mon) 07:17 |
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- 小倉秀夫さん、風邪っぴきさん。
例外承認は、かなり細い蜘蛛の糸のように思えます。
「カ アからオに掲げるもののほか、特定用途に併せられるものと特に認められる場合」該当ということですから。
経済産業省は、そのような火に油を注ぐような例外承認は、しないと思います。
カンダタにならないことを祈るばかりです。
むしろ、ガイドライン提示で、グレーゾーンをはっきりさせる試みをしたほうが、関連業界も、リスナーも、消費者も、ハッピーだったと思います。
「旧来型の「市民団体」の劣化コピー」を善導するモデレーターの必要性は認めますが、今回の場合は、炎上問題が、しょっぱなにあったので、ちょっと、寄り付きがたかったのではないでしょうか。
しかし、クライアントとしてしか見ないモデレーターも失格ですね。
風邪っぴき
さんご指摘の「不快二言葉」については、訂正し、**表示とさせていただきます。
[3616] Re:[3614] [3603] [3602]
[3592] JSPA日本シンセサイザー・プログラマー協会 投稿者:風邪っぴき 投稿日:2006/03/06(Mon) 00:54
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- ぼくも小倉さんの意見、そう思います。
先ほどは急ぎで出かける用があり、中途半端な書き込みですいません
最後に付け加えたかったのは、実名でしかも立場のある方が書き込んだ文章だけに、その影響力や破壊力は大きいです。
意見するのは、全然ありだと思うし、指摘の部分は決して筋違いとは思いませんが、「インチキ」や「詐欺的」は訂正していただきたく思います。
ちなみに用というのは、僕はミュージシャンですのでスタジオに練習しにいっていた訳です。(風邪にもかかわらず・笑)スタジオにある電気製品を見渡すと9割が電源を内蔵しているPSE規制対象品でした。対象外なのは、ACアダプタ式のミニエフェクター2コだけです。
[3615] Re:[3613] [3611]
フィリップ・ピアレス氏は逮捕されないのか?? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/06(Mon) 00:40 |
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- 笹山さん。
シーファー駐日米大使と日本経済新聞と1月26日の単独会見での「日米合意に基づく規制を逃れようとする意図があったのかどうかを捜査当局は調べている。・・・単に規制を無視しただけなのか、あるいは意図的なものなのか。もし、意図的ならそれは犯罪となる。」という発言からの単純に連想なんですけどね。
1月6日に「アトランティック社が日本向けに内臓を出荷する許可が出なかった」としたら、胸腺肉という内臓を輸出した(少なくともニューヨークからは出ていますから)のは、単なる無視とはいえないのではないだろうかと、無免許運転ですからね。
逆に、米農務省の弱点は、一つは”アトランティック社が日本向けに出荷できるのは肉だけ、内臓はダメ”を裏打ちする証拠書類が出されていない。先日のARC1000での話で出た、AMSのARCの該当プログラムのウェブサイトのリスト。これに掲載することが日本への通知になりますから、公式文書です。
ここのリストでのアトランティック社、ゴールデン社の記載には、肉に限るとか内蔵は除くといった注釈はついていませんでしたよね。確か、笹山さんが、他はSFの区分けなのにアトランティック社だけがFだけだと指摘された記憶があります。
内蔵は除くという制限がついていたのなら、日本への正式な通知であるARCのウェブサイトのリストに記載しないのは、おかしいですよ。
物的には、必須書類の3アイテム「監査報告書、付加する書類、カバー・レター」のうちのカバー・レターです。このBアイテムでは1月6日許可なのに9日に作成された監査報告書が公開されているだけです。カバー・レターに「認定された牛由来の内臓を、未認定の牛由来の内臓から区別するためのQMS
手続き」を実施していなので内臓はダメといった制限条件が書かれているはずです。
もう一つの弱点と思われるのは、例えば、今回EVプログラムで認定された21頭の牛の胸腺肉だけを出荷していたら、明確に違反といえたでしょうか??先ほどのQMS
手続きは実施されていないけれども、その目的である未認定の牛由来の物は入っていないという状態は、達成されている。
フィリップ・ピアレス氏は、その証言でゴールデン社ではすべての子牛でEV認定をとる計画であったといっています。子牛ですから、ほぼ確実にA40以下です。全頭がEV認定を取れば、未認定の牛由来の物が入ることは無いからQMS
手続きは不要という発想です。手続きは不備でも、違反とか違法とはいえないのではないでしょうか。
でもQMS手続きが不備なのは確かで、それはフィリップ・ピアレス氏も承知の上で胸腺肉を輸出したわけですから、いよいよとなれば、逮捕劇が演出されるのではないかなと思うわけです。
[3614] Re:[3603] [3602] [3592]
JSPA日本シンセサイザー・プログラマー協会の****商法的署名集め 投稿者:小倉秀夫 投稿日:2006/03/05(Sun) 23:44
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- 「例外承認の要件」云々と経済産業省が言っているのは所詮内規にすぎませんから、手続き的にも面子的にも、ここが一番変更しやすいのではないかというのがポイントです。
音楽関係者以外の反対者の方々は、どのようにして、どういうところに落とし込もうとしているのかというところがさっぱり見えてきません。そもそも、落としどころを探る気があるのかどうかもわからないのですが(何だか、「右傾化したネットワーカー」さんたちが普段忌み嫌っている旧来型の「市民団体」の劣化コピーにすぎなそうな気すらしてきます。)。
> 小倉秀夫さん。
>
「電気用品安全法に関して、陳情ないし交渉のポイント」拝見しました。
>
この掲示板で、小倉様から「ノーアクション・レター制度の活用」のご提案を頂、その後、いろいろな場面で、私も、その有用性を提案してまいりましたが、どうしても、従来型の政党の国会質疑での場や質問主意書という手法に依存してしまっているのを残念に思っていました。
> 「民が、自らの取れる手段を行使せずに、うろうろしている。』といった感じを深くしていました。
>
環境省の皆様とも話したことがあるのですが、環境規制も、従来型の法の上で、ポジティブリストを持って、厳格規定をするよりも、ガイドラインを設けて、機敏に対応するようなケースがふえてまいりました。
>
そのような意味でも、小倉さんの言われる「法律改正どころか、政令の改正もいらない」手法としての、民自らが、経済産業省に対して、ガイドラインの提示と、コンプライアンスのゾーンを示すことを要求することは、ぜひとも、必要なことであると思います。
>
JSPA日本シンセサイザー・プログラマー協会の要望事項については、それが普遍化しうる要望に拡大解釈しうる余地を残したものとしていただければと、思ったしだいです。
>
>
ただ、この例外承認に当たる条件は、下記のように限られているのが、ちょっと、難のようですね。
>
> (1)基準適合義務等(法第8条第1項第1号)の例外承認
>
ア 外国旅行者、外国人観光客のみやげ用モデル(ツーリスト・モデル)であって、外国の規格に適合しており、外国で使用されることを前提に国内で販売される場合
>
イ 特定の工作機械に若干の特殊な設計を施したモーターを使用する場合(特殊な保護装置を設ける場合)
>
ウ フロアダクトを天井吊りとして施設するため、特殊な設計とする場合(防水装置を省略する場合)
>
エ スタジオ照明用制御盤のタンブラースイッチの使用に適した設計を施す場合(極間を小さくし、3極式とする場合)
> オ 特定の場所に使用するため、電線管を特殊な設計とする場合(厚さを特にうすくする場合)
> カ アからオに掲げるもののほか、特定用途に併せられるものと特に認められる場合
>
>
(2)販売の制限(法第27条第2項第1号)の例外承認
>
> 法第8条第1項第1号の規定による特定用途の例外承認の審査基準とする。
>
>
ということですから、「カ アからオに掲げるもののほか、特定用途に併せられるものと特に認められる場合」についてのコンプライアンス・ゾーンを経済産業省に問えばよいということになりますね。
>
これですと「日本シンセサイザー・プログラマー協会要望の音楽家の制作業務に関係する機器機材」はセーフになるかもしれませんが、その他の汎用機器は、どうか、ということになりそうですね。
[3613] Re:[3611]
フィリップ・ピアレス氏は逮捕されないのか?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/05(Sun) 23:15 |
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- 虹屋さん。
こういう場合はどうなのでしょうね。
ノン・コンプライアンス扱いということで、すむのではないでしょうか。
よくわかりませんが。
[3612] Re:[3610] [3609] [3607]
[3592] 外部電源のシンセサイザー 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/05(Sun) 21:51 |
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- 風邪っぴきさん。
そうですか。
外部電源のシンセサイザーは、そんなに多くないのですね。
そうですね。エフェクターも対象になるのですね。
厳密に言えば増幅器があれば、電源が必要なわけでして、どんなに小さなミニアンプでも、小さな電源は必要ということになりますね。
今回のPSE問題についてみれば、最初の段階で、ハブ的機能を持つものがなかったということで、混乱があったようですね。
日本シンセサイザー・プログラマー協会さんが、歩いて、署名集めをされていたというご努力の程は、私も、知っていました。
[3611] フィリップ・ピアレス氏は逮捕されないのか?? 投稿者:虹屋
投稿日:2006/03/05(Sun) 20:34 |
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- 米国報告書の農水省の和訳、下記の部分を読むと、250ポンドのSweetbreadは故意のEVプログラム破りになります。Golden Veal
Corp.及びAtlantic Veal and Lamb,
Inc.の会長であり、所有者のフィリップ・ピアレス氏が逮捕されないのが不思議になります。また、日本シイベルヘグナー社も知りながら輸入を図ったとなれば同罪ですね。もし、仮にそうなれば、どれ位の刑になるのでしょうか??
私は、彼らが故意にEVプログラム破りを企てたとは考えていません。彼らの逮捕劇が、輸入再開のために日本国民に安心感を与えるためのビッグ・サプライズ用に用意されているのではないかと疑っていますが・・
農水 P54
第2の調査結果:
ゴールデン社は、アトランティック社に対して日本向け輸出用の内臓を供給する資格
を持っていなかった。今回の事件では、ゴールデン社はアトランティック社に内臓を
出荷し、それを日本向け輸出の資格があるとして証明した。アトランティック社は、
日本向けに供給することを認定されていない施設に由来する内臓であるにも関わら
ず、日本向け輸出の資格があるものと証明し、内臓を日本に輸出した。
農水P24
。リヴァ室長は、
アトランティック社が日本向けに内臓を出荷する許可が出なかったのは日本向けに輸出
する適格性のある子牛内臓の供給元が無かったのが原因であるとの意見を述べた。
農水P23
ウィルソン監査官はフィッシャー氏に内臓の出荷についても質問し
た。フィッシャー氏はAMS
ウィルソン監査官に対して、ゴールデン社は20ヶ月齢以下
と認定された牛由来の内臓を、未認定の牛由来の内臓から区別するためのQMS
手続きを
実施していないため、日本へ内臓を出荷する計画は無いと述べた。
農水P21
2005 年12 月15
日、品質管理責任者であるエルヴィラ・クーニャはゴールデン社のた
めの子牛枝肉を得るためのとさつのみのEV
認定、そしてアトランティック社の子牛肉製
品の解体及び流通に関するEV 認定を取得することについてAMS
に正式に要請した。
[3610] Re:[3609] [3607] [3592]
JSPA日本シンセサイザー・プログラマー協会の****商法的署名集め 投稿者:風邪っぴき 投稿日:2006/03/05(Sun)
19:46 |
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- 少し横になってよくなりました。
>シンセサイザーの半分は、外部電源なんだそうですね。
そんな事はないですよ。むしろ外部電源のもののほうが少ないです
それにギターアンプ・ベースアンプなどももちろん、本体に電源がくみこまれているものが殆どです。
普通に販売してるCDを制作するのに、「ミキシング」という作業がありますが、その際に使うエフェクターなども規制の対象になります。巷で耳にするような流行曲で、最新の機材をつかって演奏しているような曲でも、ミキシングの際は殆どといっていいほど、そういうエフェクターが使用されています。
と、こんな感じで説明し始めたら枚挙に暇がないほどになります。
僕は、この問題に対してそこかしこで議論がなされているけど、みんながみんな、てんでばらばらの意見だったり、あるいは同じ事をいってるのに言い方が違うだけとか、そんな議論の繰り返しでまとまってなにかをするっていう状況にはならなそうな感じがします。
そういう意味で音楽家ならではの見地で、音楽家として必要な権利を自分達の責任の範囲で主張する事は意義があるのではないかと思う訳です。
こうして掲示板に打ち込まれた文字をみて、きっとこれはこうだろ、とか違うだろとかそうだそうだとか、いろんな意見を見てる方々はもつでしょうし、、自分も意見は言いたいけど、自分の意見は叩かれたくないから、できる限り分かりやすくかどがたたないように、とか考え始まってさらに具合が悪くなってしまうんですが(笑)
でも、そうこうしているうちに意見が「物わかりのいい方」へ流れてしまうんじゃないかなーとも思う訳です。
なので「****」と匿名でなく実名で言い切る姿勢は別な意味で尊敬してしまうんですけどね!(嫌みじゃありませんよ)
[3609] Re:[3607] [3592]
JSPA日本シンセサイザー・プログラマー協会の****商法的署名集め 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/05(Sun) 17:38
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- 風邪っぴき
さん。
どうも、気分を害するような言動で、申し訳ありません。
ただ、ちょっと、と、思ったもんですから。
決してあおりではありません。
私自身、その署名をしたもんですから。
一言、言わせていただく権利はあると思います。
で、ある、かつて、その筋の業界におられた方のお話を聞きましたら、シンセサイザーの半分は、外部電源なんだそうですね。
果たして、そんなに、シリアスな問題だったんでしょうか。
[3608] 「防疫」と「貿易」のご都合主義は通用しない
投稿者:とき 投稿日:2006/03/05(Sun) 17:12 |
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- それが、人間の恣意を受け付けない「自然」の存在であるウイルス(感染)。
◆鳥インフルエンザ問題の今後(138)(2006.3.5)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza262.htm
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
もはや、鳥フル関連の「法令」(法と規則)の存在意義は、検査機器・部材業界のためにあるようなものなのかもしれません。それが対象としている自国の産業を、保護育成・維持継続させるためにあるとは、到底いえないものになっています。
霞ヶ関におられる方々も、その矛盾にはとっくにお気づきになっているのではないでしょうか。法や規則の「現場」の最先端におられるわけですから。こういう場合は「悪法も法なり」と、頬被りダンマリを決め込むのでしょうか?(立場が悪くなると“入院”という手も、未だに有効なようらしいですが。)
近年の検査方法の開発とその発達によって、「病」の原因であるところの「感染」(そのすべてが「病」を起こしているとは限らない)をも見分けがつけられるようになったということで、「病」を含む広く「感染」全体を、今後どう捉え判断し、行政施策に反映させていくのかがつきつけられているのですが。
国内「防疫」のルールと、対外的な「貿易」のルールとを、峻別したほうがうまくいくのではないかと思います。たとえそれが、一見、ダブル・スタンダードに見えがちであろうとも。(重なるところはあるにしても、本来は、まったく別個の領域のことではないかと。)
それを地続きにしようとして、おかしなことになっているのではないでしょうか。
まずは、@「鳥ウイルス」と「人ウイルス」を峻別すること A「病」と「感染」を区別し、「感染」がすなわち、すべて「病」ではないということを理解すること Bウイルス感染における「抗体」獲得の意味(狭義の意味の「免疫」)を理解すること C目に見えない単離困難な「ウイルス」の存在を、はじめから「ない」ということを前提にするのではなく、「宿主」が存在する限り「ある」のだ、という前提に立つこと ということなどが、今後「ウイルス感染症」対策に関しての、家畜伝染病予防法にもとづく各種ガイドライン作成にあたって、つよく意識される必要があると思います。
「ない」ことを前提にしてしまうことによって、「現実」と齟齬をきたしているのですから。
◇30万羽の渡り鳥が上海崇明島東灘に飛来見込み
〔2006年3月5日掲載〕
>上海崇明島は、中国でも有数の渡り鳥の経由地で、その中でも東灘は自然保護地区にも指定されているが、崇明島では、これら野鳥の動きに神経を使っている。
>本格的に飛来が始まるのは、3月下旬ごろで、その数は30万羽と見込まれており、自然保護地区の管理者たちは毎日観測にあたっており、鳥インフルエンザ対策を強化している。
>崇明島にやってくる鳥の多くはオーストラリアからで、一般に数時間から数日間東灘で休息する。ピーク時は4月中旬ごろと見られており、関係者は市民に野鳥との接触を極力避けるように訴えている。
http://www.explore.ne.jp/news/article.php3?n=2363&r=sh
>関係者は市民に野鳥との接触を極力避けるように訴えている。
見方としては、発症が目に見える方が、被感染側としてみる必要があるということです。飛来したものの衰弱へい死が見られたとなれば、それは、もともとから居る野鳥から感染を受けたということですし、飛来したものが平気で、もともと居たものがへい死した場合は、飛来した感染馴致個体がウイルスを運んだということになりますが・・・。目に見える方ばかりを見ていては、感染実態を見誤ることにもなります。
欧州の鳥フル発生報道は、ドイツの猫での感染以降、やけにおとなしくなった感があります。
人での感染も、今回の広州の事例の報道の仕方しだいでは、サーズ騒動のようになるのか、それともウヤムヤ収束へ向かうのか微妙なところです。
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20060304/20060304i312-yol.html
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200603050083.html
今後は煽っても、経済的にはマイナス面ばかりではないでしょうか。北京オリンピックもありますし。(本当に開催できるのでしょうか?)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484062062
【社説】03月05日(日曜日)付
◇鳥インフルエンザ 感染の広がりが心配だ
http://www.asahi.com/paper/editorial20060305.html
いまどきこれでは、頭を抱えてしまいますが・・・。
もはや、こういう一つの世界が、出来上がってしまっているのかと。どこまでが現実で、どこから空想なのか、まるで区別がつきにくいようにして、上手にメルティングし、見た目のきれいなカクテルのような世界が。
>重要なのは、ウイルスの広がりを抑えるための国際的な支援と、日本で新型が広がったときの備えである。
>国際社会が支援しなければならない。
>早くウイルスを発見して素早く対応するための態勢づくりに、日本が手を差しのべる必要がある。
このあたりが、要諦かと。経済・産業界の意向を汲んだ、代弁ではないかと勘繰ってしまいますが・・・。
>茨城県で鶏の感染を届け出なかったとして獣医師らが逮捕された。隠さず正確な情報をいち早く伝える。それが対策の基本であることも改めて確認したい。
「情報の透明性」を際立たせるために、わざわざ、この誤認逮捕的な事件まで持ち出すとは、よくぞここまでと思うほど、手がこんでいるものです。ますます、養鶏業界のイメージを毀損していることに、書かれたかたは自覚はないでしょう。
この文脈で、この事件を末尾にもってくるとは、まったく酷いはなしです。人をもふくめてのウイルスのまん延がすべて、養鶏業関係者の不始末が原因になっているようではありませんか。
これは厳重に抗議し、謝罪・訂正を要求すべきではないかと思います。このような間違った情報の積み重ねで、おかしな方向へ印象操作・世論誘導されているわけですから。
[3607] Re:[3592]
JSPA日本シンセサイザー・プログラマー協会の****商法的署名集め 投稿者:風邪っぴき 投稿日:2006/03/05(Sun)
17:08 |
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- ご指摘はわからなくもないけど
「****」「**的」は全く持って言い過ぎです
理由を書きたいけど、風邪で頭が痛いので文章をまとめられません。
なら、書くなといわれても仕方ないですが、どうしても書かずには
おれませんでした。
[3606] Re:[3605] [3604]
農水省が米国BSEの危険隠す 感染確認1年前の報告書を非公開に、という記事 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/05(Sun)
11:50 |
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- >
まあ、日本としては、出すタイミングがなかったというのが実情だと思います。
笹山さん、海外に向けてはそうかも知れませんけれども、北米のリスク評価を行うのに食品安全委員会にそれを提出しなかった、つまりリスク評価の資料にさえされなかった、というのは重大なミス(もしくは恣意的な事態)ではないかと思います。
[3605] Re:[3604]
農水省が米国BSEの危険隠す 感染確認1年前の報告書を非公開に、という記事 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/05(Sun)
10:43 |
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- 第13回牛海綿状脳症(BSE)に関する技術検討会の概要について(平成14年11月21日)
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/kaho/kushiro/bse/bse_press_nousui/kentoukai/bse_kentoukai_3.htm#3
ではたしかに、
『我が国独自の手法による第三国のステータス評価の報告書案について
今回取りまとめられた報告書案については、一部修正の上、事務局より関係国へ送付し、内容について意見を求めることとして差し支えないこととされた。』となっていますね。
第17回牛海綿状脳症(BSE)に関する
技術検討会の概要について(平成15年6月13日)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20030613press_7.htm
でも、「我が国独自の手法による第三国のステータス評価の報告書案について
今回取りまとめられた報告書案については、最終報告書案として事務局より関係国へ送付して差し支えないこととされた。」とあります。
もっとも、農林水産省がいうように、この13回と17回の間には、平成15年5月には、カナダでBSEが発生し、その直後から、アメリカは、カナダを初のthe
minimal-risk regionとする『Final
rule』の策定に奔走しだし、この年の秋口から、各国に対して、コメントを求めだし、日本は、アメリカのBSEが発生した直下の2003年12月26日に、在米日本大使館のTadashi
SATO氏から、USDAに対し、「Docket No.
03-080-1」についてのコメントを出したという経緯がありますね。
まあ、日本としては、出すタイミングがなかったというのが実情だと思います。
アメリカの『Final
rule』策定までの行動については、私のブログ記事『OIEを巻き込んでSPS協定の政治的利用をしているのは、むしろ、アメリカ側なのではないのか?』http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=239をご参照
[3604] 農水省が米国BSEの危険隠す 感染確認1年前の報告書を非公開に、という記事
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/05(Sun) 10:20 |
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- 「農水省が米国BSEの危険隠す 感染確認1年前の報告書を非公開に」という記事がありましたのでご紹介まで。
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/26c3f690816803d66a71bb3d1b7d94dc
食品安全委員会の審議にももちろん反映されてないそうです。
[3603] Re:[3602] [3592]
JSPA日本シンセサイザー・プログラマー協会の****商法的署名集め 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/05(Sun) 09:56
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- 小倉秀夫さん。
「電気用品安全法に関して、陳情ないし交渉のポイント」拝見しました。
この掲示板で、小倉様から「ノーアクション・レター制度の活用」のご提案を頂、その後、いろいろな場面で、私も、その有用性を提案してまいりましたが、どうしても、従来型の政党の国会質疑での場や質問主意書という手法に依存してしまっているのを残念に思っていました。
「民が、自らの取れる手段を行使せずに、うろうろしている。』といった感じを深くしていました。
環境省の皆様とも話したことがあるのですが、環境規制も、従来型の法の上で、ポジティブリストを持って、厳格規定をするよりも、ガイドラインを設けて、機敏に対応するようなケースがふえてまいりました。
そのような意味でも、小倉さんの言われる「法律改正どころか、政令の改正もいらない」手法としての、民自らが、経済産業省に対して、ガイドラインの提示と、コンプライアンスのゾーンを示すことを要求することは、ぜひとも、必要なことであると思います。
JSPA日本シンセサイザー・プログラマー協会の要望事項については、それが普遍化しうる要望に拡大解釈しうる余地を残したものとしていただければと、思ったしだいです。
ただ、この例外承認に当たる条件は、下記のように限られているのが、ちょっと、難のようですね。
(1)基準適合義務等(法第8条第1項第1号)の例外承認
ア 外国旅行者、外国人観光客のみやげ用モデル(ツーリスト・モデル)であって、外国の規格に適合しており、外国で使用されることを前提に国内で販売される場合
イ 特定の工作機械に若干の特殊な設計を施したモーターを使用する場合(特殊な保護装置を設ける場合)
ウ フロアダクトを天井吊りとして施設するため、特殊な設計とする場合(防水装置を省略する場合)
エ スタジオ照明用制御盤のタンブラースイッチの使用に適した設計を施す場合(極間を小さくし、3極式とする場合)
オ 特定の場所に使用するため、電線管を特殊な設計とする場合(厚さを特にうすくする場合)
カ アからオに掲げるもののほか、特定用途に併せられるものと特に認められる場合
(2)販売の制限(法第27条第2項第1号)の例外承認
法第8条第1項第1号の規定による特定用途の例外承認の審査基準とする。
ということですから、「カ アからオに掲げるもののほか、特定用途に併せられるものと特に認められる場合」についてのコンプライアンス・ゾーンを経済産業省に問えばよいということになりますね。
これですと「日本シンセサイザー・プログラマー協会要望の音楽家の制作業務に関係する機器機材」はセーフになるかもしれませんが、その他の汎用機器は、どうか、ということになりそうですね。
[3602] Re:[3592]
JSPA日本シンセサイザー・プログラマー協会の****商法的署名集め 投稿者:小倉秀夫 投稿日:2006/03/05(Sun) 09:45
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- この問題について、エントリーを立ち上げてみました。
http://benli.typepad.com/annex_jp/2006/03/post_2.html
>
2月28日付けで、それまで電気用品安全法のPSEマーク猶予期限適用問題で、署名を集めていたJSPA日本シンセサイザー・プログラマー協会が、「電気用品安全法に関する活動方針」https://www.jspa.gr.jp/pse/policy.html
> なるものを発表したのはいいのだが、なんと、そこには、意外な一言が。
> 「『請願内容』
>
音楽家の制作業務に関係する機器機材の適用記載より『適用除外』を請願する。」
>
つまり、自分たちの関係する電気機器だけ、ポジティブリストからはずしてくれという、イジマシイ要請なのである。
> 何じゃ、これは、**的署名集めだな、
>
最初の署名集めでは、そんなこと、一言も書いていなかったじゃないか。
>
おそらく署名した2006/3/4/13:05 までの署名累計数 68761 名
の中には、非音楽関係者もいたに違いないし、そのような矮小化した要望のために、署名したわけではなかろうが。
[3601] Re:[3599] [3598] [3597]
Oprah Winfrey事件の例 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/05(Sun) 07:05 |
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- 虹屋さん。
このVeggie libel lawsで訴訟問題になった例として、Oprah
Winfrey事件というものがありますね。
これは、1996年4月に、Oprah
Winfreyさんが視聴者を集めてのトークショーの中で、アメリカ牛肉の狂牛病の可能性問題に触れたため、テキサス州の畜産農家が、これによって、一千二百万ドルも、牛の値段が下がったということで、Veggie
libel lawsにもとずき、訴訟に持ち込んだということですね。
このトークショーの中で、ゲストのHoward
Lymanさんが、アメリカの飼料のやり方に問題があると批判したことが、原因とされています。
http://www.cnn.com/US/9801/21/oprah.beef/
[3600] 無知なる「正義」の「善意と熱意」
投稿者:とき 投稿日:2006/03/05(Sun) 01:14 |
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- ◇江口容疑者一問一答「あれが感染か?」2006年02月28日
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000602280004
>今でもあれが本当に鳥インフルエンザだったのかなと思う時がある。
>「違法ワクチン」の使用は?
>絶対ありません。私は世界中から鳥インフルエンザをなくしたいと思っている。
◇蔓延の闇(上)鳥インフルエンザ問題 2006年02月28日
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000602280005
>弱毒性の鳥インフルエンザで鶏を殺処分する必要はない――逮捕された江口郁夫容疑者(58)が関係者に語っていた持論だった。
◇蔓延の闇(下)鳥インフルエンザ問題 2006年03月01日
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000603010001
>高病原性鳥インフルエンザの対応は、農林水産省が定めた防疫指針に従って進められる。
>家畜伝染病予防法は「患畜または疑似患畜となったことを発見したときは、当該家畜を診断し、または死体を検案した獣医師(または所有者)は遅滞なく知事に届けでなければならない」としている。
「法」の対象はあくまでも「病」であり、「病」なしの「感染(しかもウイルス分離なしで、血液の抗体のみ)の可能性」だけの場合を含めての届出までは、カバーしていないように思います。
届出をしないことの非を問えるのか、この「法」の「ウイルス感染症」に対する不明確さからいえば、疑問に思っております。
ウイルス感染症という、比較的あたらしい事象に対する法の不備による「被害者」ともいえるように思います。ましてや、血液の検査のみで、届け出るか否かを問われるとは。「病」とは、けっして「検査結果」で判断すべきものではないと思います。
>防疫対策に当たった県職員からは「不確定でも情報を提供してほしかった。インフルエンザに対する危機意識が足りなかったのではないか」と批判する声も上がる。
おそらく、このウイルス感染に対する知識のレベルが、けっしてプロといえるほどに足るものではないところから発する批判非難と思います。なんとも、不幸な組み合わせで起こってしまっています。
ウイルス感染における「免疫学」の基礎知識は、高校の生物Uで、ほんのさわりを習得することになっていますが、ほとんどの人には、意識して学ばない限り、一生縁がないようです。
「抗体」をつくる、このこと(液性免疫によって対処する)を認識するだけで、かなりウイルス感染に対する見方がかわるのですが、どうも一般に、細菌感染との違いを明確に認識しておらないようです。「排除」して済む問題ではけっしてないのですが・・・。
しょっぴいた警察の方々は、ウイルス学・免疫学の知識をきちんと把握して取調べをなさっているのでしょうか? あまり期待できないのでは? 話が通じておらないのではないかと危惧いたします。知識の格差が明らかにあり、わかる人が、わからない人に向かって説明しても、受け取る素地がないという状況が生じているなと強く感じます。ひと言でいってしまえば「バカの壁」ということになってしまいますが。
専門知識を理解するということは、人におしえられたからといって腑落ちすることばかりだとは、けっしていえないように思います。わかろうとするものだけに啓かれた境地・領域というものがあると。
どうも最近、「免疫学」の知識というものが、なかなかまだ常識にはなりにくいのではないかとも思えてきています。もともとの東洋医学的な志向に、非常になじみやすい知識だとおもっていたのですが・・・。
生体(細胞組織体)における「外来抗原処理」というのは免疫システムの知識・知見のなかでは、何ら特殊なことではなくありきたりのことだと思っていたのですが。(本来、免疫とは、細胞分裂などによって生じる異物などの「内部監視」のシステムのほうがより重要な役割があるようです。)
インフルエンザウイルスが変異して、さもさも大異変でも起こるかのごとき報道のされ方は、それこそまさに異常なことなのですが、おそらく、未(無)知で目に見えないものに対して過剰に抱く「恐怖」がそれを見させてしまうのでしょう。まことに幼稚なふるまいでしかありませんが、その自覚もないのでは。
知識もまた、まさに「求めよさらば与えられん」です。知識以前に、古来から経験によって蓄積され伝えられてきた、生きのびるための「智恵」の水準も低下してしまってるのかもしれませんが。(それだけ、生きのびるのにラクになった証でもあるのでしょう。)
あちらこちらで、「排除・根絶」あるいは、「臭いものに蓋」で事足れりとの、“ナチズム”が溢れ出しているようで、なにやら薄ら寒いものを感じることも多くなってきたようです。(その意味で、茨城事例は、とっくに常軌を逸しているのですが。)
それにしても、『蔓延の闇』とは。そのようにしか認識できない「精神の闇」、あるいは「無知蒙昧」のほうが数段怖いことなのですが・・・。
[3599] Re:[3598] [3597]
あるある大辞典、ミノモンタ規正法はないでしょうか?? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/05(Sun) 00:01 |
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- 笹山さん。情報有難うございます。
ミノモンタのお昼の番組とか、あるある大辞典のような針小棒大的食物・健康情報を対象にする法律はないのでしょうかね。
[3598] Re:[3597] 食品中傷法??
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/04(Sat) 23:31 |
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- 虹屋さん。
こういう場合、筆者は、これを英語でどういうのかを書いておく必要がありますね。
無理に、日本語に訳さないほうがいいと思うんですけれども。
この食品中傷法は、food-disparagement
actsまたは、Veggie libel
lawsというもので、テキサス、コロラド、オクラハマ、ノースダコダ、など13州にあるものですね。
州によって、その名前は、異なりますが、たとえばテキサスの場合は、The
False Disparagement of Perishable Food Products
Actというもののようです。
この法律ができるきっかけになったのが、1989年のリンゴ栽培に使われている農薬アラー(alar)問題のようですね。
このころは、アメリカでは、ホルモン牛肉問題と、このアラー問題とが重なって、大変な時期でしたね。
昭和天皇ご崩御の直前ということで、よく覚えております。
それ以来、テレビのトークショーの当事者が、食品由来の健康問題などの発言によって、訴訟問題に発展するケースも多くあったようです。
ご参考
「"Push
Grows for Law on 'Veggie Libel'"」
http://www.madcowboy.com/02_MC_VLibel.000.html
「ABCPsychic.com:
Mad Cow -」
http://abcpsychic.com/madcow.html
[3597] 食品中傷法?? 投稿者:虹屋
投稿日:2006/03/04(Sat) 22:47 |
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- 神保哲生氏(ビデオジャーナリスト)
「今回の日米合意には、そもそも初めから無理があった。最大の責任は、政府が国民に対して、正確な状況判断のための情報を十分に提供してこなかったことにある。すなわち、政府は『全頭検査をすれば安全』一辺倒だった。しかし、実際には、飼料規制と危険部位の除去が重要なのだ。政府は全頭検査の安全神話に便乗してきた。米国の13州には、食品中傷法という特殊な法律がある。日本ほど自由にBSEに関する報道ができない。批判的な報道をすると、名誉棄損が簡単に成立してしまうからだ。そのためもあって、米国人のBSEに対する意識は低い。輸入再開には、政府の責任で、飼料規制と危険部位除去を担保することが必要不可欠」。
http://www.cspinet.org/foodspeak/laws/existlaw.htm
[3596] Re:[3595] [3594] [3593]
厚労省、ご意見、ご質問募集?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/04(Sat) 22:15 |
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- 虹屋さん。
そうですね。
以前何回も、パブリックコメントで申し上げたことをやっていただけれは、それで、何も申すことなどない、ということですね。
[3595] Re:[3594] [3593]
厚労省、ご意見、ご質問募集?? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/04(Sat) 20:56 |
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- 笹山さん。
> いまさら、ご質問といわれましてもね。
>
「なにしろ、おっしゃる「リスク管理」にわたる部分でございまして。」
”厚労省、農水省のもたらすリスク”の管理ですか??
変な突っ込みですすみません。
[3594] Re:[3593]
厚労省、ご意見、ご質問募集?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/04(Sat) 20:39 |
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- 虹屋さん。
いまさら、ご質問といわれましてもね。
「なにしろ、おっしゃる「リスク管理」にわたる部分でございまして。」
とでも、いっておきましょうか。
[3593] 厚労省、ご意見、ご質問募集??
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/04(Sat) 20:13 |
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- New(平成18年3月3日)
米国、カナダ産牛肉等への対応についてご意見のある方は、氏名(匿名可)、在住都道府県名、表題、内容につきご記入の上、以下に掲げるいずれかの方法でお寄せ下さい。皆さまから頂いた「ご意見」につきましては、原則として回答はいたしかねますが、今後の食品安全行政の参考とさせていただきます。
ご記入いただきました個人情報は他の用途には使用いたしません。
電子メールによる場合:evprogram@mhlw.go.jp まで
郵送による場合:〒100−8916 東京都千代田区霞が関1−2−2 厚生労働省食品安全部企画情報課 米国、カナダ産牛肉等への対応担当まで
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/bse/yunyu/051209-1.html
農水省
米国・カナダ産牛肉等への対応についてご意見のある方は、以下に掲げるいずれかの方法でお寄せください。
・電子メールによる場合:
goiken@nm.maff.go.jp
・郵送による場合:〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1農林水産省消費・安全局
動物衛生課 米国・カナダ産牛肉等への対応担当まで
http://www.maff.go.jp/syohi_anzen/beef-taiou.html
[3592] JSPA日本シンセサイザー・プログラマー協会の****商法的署名集め 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/04(Sat) 17:21 |
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- 2月28日付けで、それまで電気用品安全法のPSEマーク猶予期限適用問題で、署名を集めていたJSPA日本シンセサイザー・プログラマー協会が、「電気用品安全法に関する活動方針」https://www.jspa.gr.jp/pse/policy.html
なるものを発表したのはいいのだが、なんと、そこには、意外な一言が。
「『請願内容』
音楽家の制作業務に関係する機器機材の適用記載より『適用除外』を請願する。」
つまり、自分たちの関係する電気機器だけ、ポジティブリストからはずしてくれという、イジマシイ要請なのである。
何じゃ、これは、**的署名集めだな、
最初の署名集めでは、そんなこと、一言も書いていなかったじゃないか。
おそらく署名した2006/3/4/13:05
までの署名累計数 68761 名 の中には、非音楽関係者もいたに違いないし、そのような矮小化した要望のために、署名したわけではなかろうが。
https://www.jspa.gr.jp/pse/policy.html
[3591] Re:[3590] [3588][3587
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/04(Sat) 16:42 |
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- 虹屋さん。
問題点がよくわかりました。
carcassから内臓(Specified Bovine Offal
(SBO)と、その他の内臓)を除去する前も、後も、同じcarcassでは、対内臓肉の処理の時系列を見るうえでは、見分けがつかなくなるのではないのか、という、問題点があるのですね。
確かに、SBO除去前も、carcassesではありますね。
[3590] Re:[3588][3587
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/04(Sat) 15:24 |
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- 笹山さん。wattana
さん。有難うございます。
ここでの用語を次のように整理して使ってみます。
○ 丸枝肉 セパレートする前の家畜を屠殺(とさつ)後、放血して皮をはぎ、頭部・内臓と四肢の先端を取り除いた骨付きの肉
○ 半枝肉 脊骨に添って左右に二分したもの、半丸。大辞林
第二版 (三省堂)によれば普通は枝肉はこれを刺す。
○ 屠体 内臓肉をとられていない屠殺(とさつ)され頭部、皮がはがれた状態、新英和中辞典 第6版
(研究社)によればcarcass の第一義は(獣の)死体;
(特に内臓をとった食用獣の)胴体
米農務省本文でもこれらが混同されていることと農水省版では枝肉と訳してあるので混乱・誤訳・不適切な和訳が起きているのではないでしょうか。
農水P25
AMS
QSA
プログラムの下で、ゴールデン社が認証済みの枝肉から内臓を輸出しようとした場合、全生産過程を通じて、適切な方法によって製品を識別(原料及び/又は完成製品)し、識別された全製品の記録並びにそれらの加工履歴に関する記録を保存するための文書化された手続きが必要とされる。
本文P22
Under
the AMS QSA Program, if Golden had intended toexport offal from the certified
carcasses, they would have been required to havedocumented procedures to
identify product (raw materials and/or finished product) bysuitable means
throughout production and to maintain records of all products identifiedand
records of all changes of identities.
枝肉、丸であれ半であれ内臓肉はとれません。
offal from
the certified carcasses の carcasses も 丸枝肉というIMPS
Series300の定義どおり(複数形)ならoffal内臓肉はとれません。
上記の場合は、屠体が適切ではないでしょうか。
農水P10 またはP9
2005
年2 月18 日: 日本大使館はペン次官に日本政府がUSDA
に対して、輸入米国産牛肉が20ヶ月齢以下であることを保証するA40の生理学的成熟度手法の論拠を補強するため、20ヶ月齢以上の牛に関して更に200
頭の枝肉について試験結果を提供し
本文P10
February 18, 2005: Japanese Embassy officials
informed Under Secretary Penn that theGovernment of Japan would like USDA to
provide test results for another 200 carcasses for cattle older than 20 MOA in
order to strengthen their defense of A40 physiologicalmaturity to serve to
ensure that the age of imported U.S. beef is 20 MOA or
younger,
A40の判定が背骨の断面を見て成熟度、色合いから判定するので、200
carcasses は 丸枝肉か半枝肉の複数形
問題なのは
農水 P21
2005 年12 月15
日、品質管理責任者であるエルヴィラ・クーニャはゴールデン社のための子牛枝肉を得るためのとさつのみのEV
認定、そしてアトランティック社の子牛肉製品の解体及び流通に関するEV 認定を取得することについてAMS に正式に要請した。
本文P18
On
December 15, 2005, Elvira Cunha, Quality Assurance Manager, formally requested
the services of AMS in an effort to obtain EV certification for slaughter only,
of veal carcasses for Golden Veal Corporation and fabrication and distribution
of veal products by Atlantic Veal and Lamb Incorporated.
veal
carcassesを農水のように子牛の枝肉と訳すと、アトランティック社、日本シ社は資格・許可も取らずに、違法に内臓肉などを輸出入しようとしていたことになります。
これを屠体と訳せば、全く意味合いが違ってきませんか??
[3589] Re:[3586]
『評価が困難な理由は2つ。』? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/04(Sat) 15:13 |
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- > ◇国によって異なるBSE対策、日本での経緯と現状を再考する
> 2006年03月03日 23時04分 nikkeibp
> http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/423928
> http://nikkeibp.jp/sj2005/special/114/
>
なんじゃこりゃっていう日経ビジネスの記事ですねぇ。。。
そもそも獣医学者が座長になって公衆衛生のヒトに感染するリスクを無理やり計算するのが間違ってませんかね。引用している内容も抜け穴だらけのものだし。
WHOの、感染牛をすべての食物連鎖から排除すべきという勧告もどこかにぶっとんじゃったし、
そもそも、2,001年9月の発見時、BSEの学者として吉川先生のお名前は話題になってなかったと思いますが、それ以前から、品川先生のように、吉川先生はBSEに警鐘を鳴らしておられたのだろうか?
日経ビジネス系は、結構いい加減な、テキトーな記事出しますね。今回も、いい加減な、世界に恥ずべき、問題だらけの「中間とりまとめ」から始まる、一連のトンデモマジック計算をこうやって取り上げて、一人歩きさせて吹聴してしまうんですね。エースラッシュ(増田千穂)記者さんですか。いままでBSE関連で聞いたことない記者の方です。BSE−vCJDのこともちゃんと勉強してなさそうだし、議事録なども読んだことないんじゃないでしょうか。発病ギリギリの感染潜伏牛、記者さんよ、食べてみろって思わせる記事。「見守っていきたい」なんて松田食品安全大臣みたいなこと書かれてるし(笑)マスコミもいい加減に適当な記事を書かせるのはやめていただきたいです。
このお方、農業情報研究所さんのサイトなどで勉強してから出直してほしい。
>一つはBSEの潜伏期間が牛で5年以上、ヒトで15年といわれるほど非常に長いこと。もう1つが加工・流通・小売・輸入などにまつわる嘘の多さです。
ところでこれ、記者さんの発言じゃなくて、吉川先生のご発言なんですか。「嘘の多さを認識」しておられながら、食品安全委員会メンバーとして「消費者の選択にまかせる」といったご発言をされたわけですね。
あと、ヒトにヒト由来のものを直接埋め込む薬害ヤコブ病の潜伏期間でも、20年を超すものがあります。クールーは50年という例もあるし。
英国 一層の死後vCJD検査の審査へ
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/06030101.htm
[3588] Re:[3585]
carcassesの訳は枝肉?? 投稿者:wattana 投稿日:2006/03/04(Sat) 13:13 |
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- 虹屋さん。
Carcass(複数形がCarcasses)は通常、枝肉と訳されていると思います。枝肉の状態で格付(グレーディング)を行います。
●ここでもIMPS
Series300 for Fresh Veal and Calfを参照してみたいと思います。15ページです。
@#300
Carcass>>訳すと、枝肉、または丸
A#303 Side
>>>訳すと、半丸枝肉、または半丸
●子牛のと畜のことについては、詳しく知りませんので、自信がありませんが、生体>>と体>>#300枝肉>>#303半丸枝肉の順に処理されていると思います。処理の内容については、IMPS
Series300をご参照下さい。
[3587] Re:[3585]
carcassesの訳は枝肉?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/04(Sat) 12:51 |
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- 虹屋さん。
グレーディングをする時点でのものを、Carcassesということなのではないでしょうか。
このサイト「United States
Standards for Grades of Carcass Beef」http://www.ams.usda.gov/LSG/stand/standards/beef-car.pdfの18ページにcarcassとcarcassesとの違いについて、下記のとおりにかかれていますね。
このサイトhttp://www.ams.usda.gov/Lsg/stand/standards/indx-car.pdfもご参照
「§54.102
Scope.
These standards for grades of beef are written primarily in terms of
carcasses. However, they also are applicable to the grading of sides.
To
simplify phrasing of the standards, the words “carcass” and “carcasses” are used
to also mean“side” or “sides.”」
また、both sides of a
carcassとも書かれています。
セパレート前と後とを明確に定義してのことなのでしょう。
下記のサイトもご参照
http://www.publish.csiro.au/paper/AR9771133.htm
http://animalrange.montana.edu/courses/meat/beefgrading.pdf
http://www.ams.usda.gov/lsg/mgc/instructions/500docs/MGC500-XC.htm
http://www.meatscience.org/judging/Eastern98/8_Lamb.htm
http://gpvec.unl.edu/pictures/top_5_view.asp?name=404.jpg&dir=C:%5Cwebpages%5Cpictures%5C
http://meat.tamu.edu/beefgrading.html
[3586] 『評価が困難な理由は2つ。』?
投稿者:とき 投稿日:2006/03/04(Sat) 12:47 |
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- ◇国によって異なるBSE対策、日本での経緯と現状を再考する
2006年03月03日 23時04分 nikkeibp
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/423928
http://nikkeibp.jp/sj2005/special/114/
>一つはBSEの潜伏期間が牛で5年以上、ヒトで15年といわれるほど非常に長いこと。もう1つが加工・流通・小売・輸入などにまつわる嘘の多さです。
それと、「現実」ばなれした、「嘘」を嘘とも思わない「偽善」のシステム。「清浄国論」のような。あるいは、「プリオン病の病理・病態」の不明瞭さ。けっして「根治療法(根本対策)」を目指さない、現代“御用”「科学」界の似非度。
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20060221/20060221a4250.html
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20060304/K2006030303890.html?C=S
嘘が多いのは、「民間」ばかりではないでしょう。うまくいかないことの理由に、わざわざそれをあげることの拙さに愕然といたします。科学者として考えるべきはもっとちがう次元のことではないのか・・・。
「嘘」や「間違い」がないことを前提にしてしまったら、「現実対処」を誤るということの表れでしょう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062747596
(畑村
洋太郎『失敗学のすすめ 』)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033415
(竹内
薫『99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』 )
第20回
問題の根本を「感性」で考えるべき時代が来た
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/p/20/
>人間の体の中の統制は神経系とホルモン系の2つによって成り立っている。西洋医学は神経系のほうしか見てこなかった。ホルモン系というのは「何だかわからん」といっていた。そのホルモン系を重視したのは漢方であり、日本の医者なのだ。
[3585] carcassesの訳は枝肉??
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/04(Sat) 12:15 |
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- 笹山さん。wattana さん。
”carcasses”が枝肉と訳されていますが、
えだにく
【枝肉】<家畜を屠殺(とさつ)後、放血して皮をはぎ、頭部・内臓と四肢の先端を取り除いた骨付きの肉。普通、脊柱に添って左右に二分したものをいう。 大辞林
第二版
(三省堂)
だから、適切な訳語でしょうか、誤訳とはいえませんが。
普通、脊柱に添って左右に二分したものの枝肉はARC1030Jでは”initial
separation of carcasses”
原文のP36では
Atlantic exported 202.3 pounds of
sweetbread. With the approximate yield per
veal carcass being one pound, and
only 21 veal carcasses having been EV
approved, the largest total poundage
which could have resulted would be
approximately 21 pounds of sweetbread.
Approximately 181.3 pounds of
unapproved sweetbread could not be attributed
to the 21 EV approved carcasses.
アトランティック社は、202.3 ポンドの胸腺を輸出した。1
頭の子牛当たりで取
れる胸腺は約1 ポンドで、21 頭の子牛の枝肉のみがEV 認定されたことからすれ
ば最大でも胸腺の重量は約21
ポンドのはずである。無認定の胸腺約181.3 ポン
ドは、21 頭のEV
認定済み枝肉から生産されることはない。
脊柱に添って左右に二分したところからどうやって胸腺肉が取れるのだろう??この場合は、屠体の方が適切ではないか?
胸腺の位置は参照→http://www.hi-net.ne.jp/~ma/kyousen.html
本文のP20
During
Golden’s audit, they slaughtered 14 head of calves. When AMS Auditor
Wilson
arrived on the floor, the calves were already hanging as carcasses.
These 14 calves were
not eligible to be marked as EV certified because the
calves were slaughtered for the
AMS auditor as a demonstration of Golden's
QSA program prior to it being approved.
AMS Auditor Wilson observed the
removal of the spinal cord, as required by Japan.
During this audit, Auditor
Wilson also discussed the need for the removal of the vertebral
column with
Mr. James Fisher, Golden Plant Manager, and Ms. Cunha, Quality Manager.
Mr.
Fisher said the vertebral column would not be removed at Golden, but would later
be
removed, as required by Japan, during fabrication at
Atlantic.
ゴールデン社の監査中、14 頭の子牛がとさつされていた。AMS
ウィルソン監査官が現
場に到着したときには、子牛たちは既に枝肉として吊るされていた。これら14 頭の子牛
は、ゴールデン社のQSA
プログラム取得のためにAMS 監査官へのデモンストレーション
として認定前にとさつされていたものであるため、EV
認定マークを貼付するには不適格
であった。AMS
ウィルソン監査官は日本が要請した通りにせき髄が除去されているのを
確認した。この監査の間、ウィルソン監査官はゴールデン社の工場長であるジェームズ・
フィッシャー氏や品質管理責任者のクーニャ女史とせき柱除去の必要性についても話し
合った。フィッシャー氏によればゴールデン社ではせき柱は除去していないが、日本か
らの要請通りアトランティック社での解体作業中に除去されることになるとのことだっ
た。
枝肉、脊骨に添って左右に二分した形態を思い浮かべると、精髄の除去は簡単に思えますが、AMS
ウィルソン監査官の証言のP9の4段目のパラグラフを見ると吊るされていたのは、分かれていない状態。この場合も屠体の方が適切。http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Exhibit7.pdf
[3584] Re:[3583]
個体識別、適切な個体情報? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/04(Sat) 11:21 |
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- 虹屋さん。
ここの部分ですね。
Chief Riva further stated Golden did not have a
system in place to ensure identification and traceability of offal products and
this was the reason Golden could not produce veal offal products that were in
compliance with EV Program requirements.
更にリヴァ室長は、ゴールデン社は内臓製品の個体識別とトレーサビリティを保証するためのシステムを整備しておらず、これがゴールデン社がEV
プログラム条件に準拠した子牛内臓製品を生産できなかった理由であると述べた。
英文16ページ、
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Report.pdf
邦訳22−23ページ
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060303press_1c.pdf
[3583] 個体識別、適切な個体情報?
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/04(Sat) 10:38 |
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- 農水省版和訳のP24の
「リヴァ室長は、ゴールデン社は内臓製品の個体識別とトレーサビリティを保証するためのシステムを整備しておらず・・日本向けに子牛内臓を輸出できる適切な個体情報及びトレーサビリティ手続き」
個体識別、適切な個体情報というと”どの牛の”内臓かとなると思いますが、そこまでは要求されていない。20ヶ月齢以下、A40か否かの識別ですよね。
ARC1030Jの5.3
Identification Requirements 参照
[3582] Re:[3581]
『農林水産省さん。決定的な誤訳がありますよ。』 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/04(Sat) 08:58 |
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- wattana さん。
>>Chop-Readyを「準備済み」>>
ですか。
アリャリャですね。
4箇所もありますね。
wattana
さんご紹介の「米国農務省認定のIMPS Series300 for Fresh Veal and Calf」
http://www.ams.usda.gov/lsg/imps/imps300.pdf
は、この掲示板でも、再三、活用させていただいておりましたので、農林水産省さんにも、ぜひ、ご活用いただきたかったですね。
これによりますと、
@Item
No.306B Hotel Rack, Chop-Ready,7 Ribs
AItem No.306C Hotel Rack, Chop-Ready,6
Rib
BItem No.306D Hotel Rack, Chop-Ready,7 Ribs,Frenched
CItem No.306E
Hotel Rack, Chop-Ready,6 Ribs, Frenched
の四規格があって、そのうち、@の規格をさしているようですね。
そして、説明としては、16ページに、下記のようになっていますね。
「Item
No. 306B - Hotel Rack, Chop-Ready, 7 Ribs - This item is as described in Item
No.306 except that it is a single rack. Refer to the Material Requirements for
the description ofChop-ready.」
とあり、 Item No.306と、single
rackという点以外では同じと書いてありますね。
そして、Item No.306では、
「Item No. 306 - Hotel Rack, 7
Ribs - This item is prepared from Item No. 304 and shall have 7 ribs (ribs 5 -
11). The chucks and breasts are removed by 2 straight cuts. The chucks
are removed by a straight cut between the 4th and 5th ribs. The breasts are
removed by a straight cut across the ribs, that is not more than 4.0 inches
(10.0 cm) from the outer tip of the longissimus dorsi (ribeye muscle). The
ribeye muscle shall be approximately equal to or larger than the complexus
muscle on the cut surface of the chuck
end.」
と書いてありますね。
この掲示板には、農林水産省さんもおいでになっておられるようですので、
『農林水産省さん。決定的な誤訳がありますよ。」と、忠告しておきましょう。
この分だと、ほかにもボロボロ誤訳がありそうですね。
肉なり商品知識のあるかたの検証を得ないで、民間の翻訳屋さんに丸投げしてできた代物のような気配もみえます。
ほかにも、このように決定的な誤訳がみつかったら、今後とも、お知らせください。
[3581] ホテルラック、規格の訳が不正確です
投稿者:wattana 投稿日:2006/03/04(Sat) 08:10 |
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- 3月3日に厚生労働省と農林水産省から公表された「米国農務省の『日本向け牛肉輸出証明プログラムに関する調査結果・対策報告書』の日本語訳(仮訳)」を見ました。
●1月20日に成田空港で確認されたせき柱つきの子牛肉は、Hotel
Rack(7ribs)1箱とTrimmed
Loin(4x4)2箱の合計3箱です。
●この3箱、そして同類に分類されるアイテムの日本語訳(仮訳)を見ると次のようになっています。
@Hotel
Rack(7ribs)>>ホテルラック(7片)
AHotel Rack
Chop-Ready(7ribs)>>ホテルラックチョップ-準備済み(7片)
BTrimmed Loin
Boneless(1x1)>>トリムドロイン骨無し
CTrimmed
Loin(4x4)>>トリムドロイン
●トリムドロイン(整形ロイン)の日本語訳はいいとして、ホテルラックの日本語訳は、ちょっといただけません。以前にご紹介した米国農務省認定のIMPS
Series300 for Fresh Veal and Calfをぜひ参照して、当該規格を正しく日本語訳して欲しいと思います。
★IMPS
Series300を見ると、Hotel
Rackには7ribs=肋骨7本付き(5番目から11番目の肋骨)と6ribs=肋骨6本付き(6番目〜11番目)の2規格があります。したがい、7ribsは「ホテルラック(肋骨7本付き)」、または「ホテルラック(7本リブ)」と訳すべきです。7片と訳すと、1箱の中にHotel
Rack(7ribs)が7片入っていたと勘違いします。
★Chop-Readyを「準備済み」と訳したのには驚きました!!子牛肉の部位についての知識の無い方が訳されたのでしょうか?
@chopとは厚切り肉のことで、Hotel
Rackは、rib(肋骨)ribの間でChop(切る)して、骨付き厚切り肉になります。フランス料理店などの「骨付き子牛肉の・・・」といった料理に使われます。
AIMPS
Series300の14ページにChop-Readyについての説明があります。簡単に訳すと「チョップレディとは、背骨が除去され、ナイフを使って簡単にチョップに加工ができる規格(カット)のこと」となります。
※(背骨が付いているとナイフで簡単に切ることができません)
Bしたがい、Chop-Readyを日本語に訳したいなら「チョップ(厚切り肉)用」となると思います。
●せき柱が付いていることが確認された子牛肉の規格です。今回の問題を検証するに当たり最も重要な単語の一つにもかかわらず、日本語訳がいいかげんでは困ります。それとも、(仮訳)とした理由は、日本語訳に自信が無かったからなのでしょうか・・・
http://www.ams.usda.gov/lsg/imps/imps300.pdf
[3580] イナバウワーのご本家探し
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/04(Sat) 00:26 |
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- イナバウワーのスタイルを開発したのが、1941年に西ドイツで生まれたIna Bauer
さんだというのだが、その写真が見たくて、検索したのだが。
この写真
http://www.jacksonskates.com/html/dj_fot2c.html
は、1965年にペアでスケーティングするイナバウアーさん。
当時、24歳のころでしょうか。
そして、そのほかにも、
21歳のときの、こんな写真
http://jacksonskates.com/photos/pics/T-38.jpg
や、こんな写真
http://www.jacksonskates.com/photos/pics1/InaBauer-Don.jpg
もある。
この写真
http://www.filmportal.de/df/93/Uebersicht,,,,,,,,C9932A2C2FAF4174B23E7A0C51F0B44C,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,.html
は、イナ・バウァーさんが、トニー・ザイラーさんと一緒に、1960年、イナバウワーさんが19歳か20歳の時に、『Kauf
Dir einen bunten Luftballon』(「虹色の風船』とでもいうのでしょうか。あ、ありました。日本語の題名は、「白銀に踊る
(1961)」でした。http://www.walkerplus.jp/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=13122参照
)という映画に出たときの写真。
この映画の紹介では、「出演者は「ザイラーと12人の娘 白銀は招くよ!」のトニー・ザイラー、フィギュア・スケートの選手権保持者だったイナ・バウァーのほか、オスカー・ジマ、ギュンター・フィリップなど。」とありますね。
これ「Wir
machen Musik,」http://www.buecherstube.com/Music/Schlager/Schlager_VA_A-D/werner_wir.raが、この映画の中の音楽。
「SCHLAGER
Various Artists A-D」
http://www.buecherstube.com/Music/Schlager/Schlager_VA_A-D/schlager_va_a-d.html参照
そういえば、この映画、オーストリアのインスブルックの店で、ビデオになって、売っていたような気がします。
規格が違いそうなので、買いませんでしたが。
いまでは、DVDになってAmazonで買えるようですね。
http://www.amazon.de/exec/obidos/ASIN/B0001IZX62/303-7276742-5529864
この後、1962年には、同じ、トニーザイラーさんとのコンビで、「EIN
STERN FALLT VOM HIMMEL」(日本題名「空から星が降ってくる」)という映画にも出演されているようですね。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=13281
イナバウワーさんのヨーロッパチャンピオン大会での成績が、このサイト
http://www.eskatefans.com/skatabase/euroladies1950.html
にあり、1956,
Paris, France では、13位、1957, Vienna, Austriaでは、10位、1959, Davos,
Switzerlandでは、4位、とのことだ。
しかし、肝心の本家のイナバウワーさんが、イナバウワーをやっている写真は、ついぞ見当たらなかった。
[3579] Re:[3578]
監査報告書、見つけました。 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/04(Sat) 00:21 |
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- 監査報告書、
Exhibit8のP27-29がアトランテック社でフッターから作成日は2006年1月9日。
同じくP2-4がゴールデン社でフッターから作成日は2006年1月9日。
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Exhibit8.pdf
[3578] Re:[3574] [3573]
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/03(Fri) 23:01 |
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- 虹屋さん。
ここの部分は、
「意思決定にもとずいて、プログラム・マネージャーは、サプライヤーに、監査報告書や付加する書類をつけて、カバー・レターを送る。
このカバーレターには、承認の状態や、必要に応じて、売買条件などについて、詳述される。
これが適切なときには、プロダクトマネージャー、または、被指名人は、サプライヤーのプログラムを、個々のプログラムでの手続きに従って、The
Audit, Review, and Compliance (ARC) Branchサイトhttp://www.ams.usda.gov/lsg/lsarc.htm
でのリスティングに加えるであろう。」
ということですから、このリスティングにいたる過程での必須書類としては、「監査報告書、付加する書類、カバー・レター」ということですから、監査報告書がおくられたということは、カバーレターがあったということになりますね。
サプライヤーのプログラムについては、すでに、プロダクトマネージャー、または、被指名人が、持っているということになるのでしょう。
となると、カバーレターには、秘匿する名前があったのかもしれませんし、わかりませんね。
[3577] Re:[3575]
ようやく、USDA報告の日本語訳、出たようですね。 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/03(Fri) 22:11 |
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- 笹山さん。情報有難うございます。
日本シイベルヘグナー社の■■■■と名前を隠しても、英語版を見ればすぐわかるのに、なんで隠すのでしょうかね。
Exhibit4を見れば、他の4人の名前も出ている。日本シ社の方は、これからマスコミ攻勢で大変でしょうね。
農水省は、日本シ社から事情聴取した資料を早く公開すべきですよ。
> 肝心の証言などが入っている、VI. APPENDICES(VI.
別添)は、訳されていないようです。
VI. 別添のA〜Hに後1週間、IのGolden Veal Corp.及びAtlantic
Veal and Lamb, Inc.の調査 に関する1 番から39 番までの文書はさらに3週間、全部揃うのは桜の咲く頃。??
[3576] PET検診、がんの85%見落とし…がんセンター調査 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/03/03(Fri) 21:27 |
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- PET検診、がんの85%見落とし…がんセンター調査
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060303it05.htm
この検査は確か十万〜数十万するんですよね。
先日、(犬の)嗅覚で発見でき、その原因の匂いを特定してキット化を目指したいという報道をしていましたが、期待したいですね。
[3575] ようやく、USDA報告の日本語訳、出たようですね。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/03(Fri) 21:01 |
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- 米国農務省 日本向け牛肉輸出証明プログラムに関する調査結果・対策報告書(仮訳)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060303press_1b.html
肝心の証言などが入っている、VI.
APPENDICES(VI. 別添)
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Appendices_A-I.pdf
は、訳されていないようです。
で、かねてから、虹屋さんなどと問題にしていた部分がどう訳されているかというと、下記のとおりですね。
「彼は2006
年1 月18 日にピアレス氏に電子メールを送り、「ここで討議した結果、全てを台無しにするかもしれない骨1
箱は積まない方が良いと思いました。日本で円滑に税関を通れるよう、骨1
箱についてはよろしければ出荷を止めてください。そうすれば当方の輸送業者(三井商船)が緊急空輸を手配できます」と述べた。」
「何回かのやり取りの後、2005
年7 月12 日付けでデイヴィッド・ヒルドレス氏から、FSIS によれば子牛専門の施設については日本向けBEV
プログラムは不要という旨の電子メールを受信しました。私はこの情報を日本における代理人に送信しました」
「以後AMS は、2005 年12 月8
日に日本がAMSに対して子牛肉施設を含め全ての牛肉施設が日本向け輸出のためにはEVプログラムが必要であることを伝えるまで、アトランティック社及びゴールデン社のサービス又はマニュアル審査に関して新たな行動を起こさなかった。」
「輸出証明書MPF-455141
は公衆衛生獣医務官(PHV)ウィルス氏によって署名されていた。この証明書は合計で48
箱、928.4ポンドの製品に関するものであった。クーニャ女史は、後に幾つかの箱が除かれたため、当該証明書を無効にしてもらいたいと依頼した。MPF-455142
はFSIS 職員によって無効となた。」
「クーニャ女史は後にこの証明書は重量に関して問題があり、第3
の申請書を出すよう要請を行った。MPF-455142 とMPF-455143 の違いは 25箱だった胸腺が19
箱に変わったことだが、重量には変化が無かった。この証明書は合計で928.4 ポンド/42 箱の製品に関するものであった。MPF-455143
はアトランティック社の要請でFSIS 職員が無効とした。」
故意の訳し落としはないようです。
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Report.pdf
http://www.sasayama.or.jp/jouhou/veal.htm
参照
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060303press_1b.html
[3574] Re:[3573]
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/03(Fri) 20:55 |
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- 笹山さん。お手を煩わせてすみません。
9 Approval Statusの
Upon reaching a decision,
the Program Manager sends the supplier a cover letter, along with the audit
report and any additional documentation. The cover letter details the approval
status and any terms and conditions as appropriate. When appropriate, the
Program Manager or designee will add the supplier’s program to the
listing on
the applicable ARC Branch Program website in accordance with the individual
program procedure.
から考え始めますと、1月6日の不明時にゴールデン社、アトランテック社はlisting on
されていますから、その時にまでには cover letterが作成され、両社に送付されているはずです。
cover letterにはthe audit
reportが添付されなければなりませんが、ゴールデン社の現地監査をおこなったWilsonさんは9日(月曜)か10日(火曜)にAMSに送付していますから、6日の時点ではAMSにはありません。つまり6日時点ではゴールデン社宛てのcover
letterは作成し得ない。
cover letterが存在しないという推測は、
@ cover
letterが公開されていない。
A cover letterがあるのなら、容易に分かるcover letterの作成者(サインをした人)やaudit
reportを完成させた人の名前が不明である。
B 両社の終了(finaled)されていないaudit
reportにはマイナーな問題が指摘され、記述されている。従って、承認は条件付き承認Approval with
Conditionsになる。両社のオーナー社長のPhilip Peerlessさんや品質管理マネジャーのElvira
Cunhaさんの証言からは、条件の存在が伺えない。(この点は現在まとめていますので、3572では挙げてません)
[3573] Re:[3572]
ゴールデン社の輸出許可は、ARC1000の品質システム証明プログラム手順を逸脱して出された疑い 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/03(Fri) 19:14 |
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- 虹屋さん。
ちょっと、ややこしいのですが、後で、下記段階ごとに、証言とを照らし合わせ、ゆっくり見てみますが。
ざっと読んだ限りで、とりあえず整理しますと、
USDA輸出証明(EV)プログラムによれば、
「米国企業は、本手順書、ARC1000
手順書(手続及び品質システム証明プログラムの一般的な方針及び手続き)及びARC1002
手順書(手続及び品質システム評価(QSA)プログラム)に記載された全ての方針及び手続に適合する必要がある。」
ということで、
ゴールデン社が、ARC1000
手順書(手続及び品質システム証明プログラムの一般的な方針及び手続き)どおりやったかどうかを検証するということですね。
そして、ARC1000
手順書に準拠している「Quality Systems Verification Programs General Policies and
Procedures」
http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/ARC1000.pdf
のなかの、「6
Requirements (Clauses 1 to 17)」
の手順の各段階についてみると
1 Application for
Service
様式LS Form 313は、e-mailまたは、Faxとあるが、電話で済ませたのではないか?
2 Receiving
Applications for Service
the Program
Managerが、許諾したのでしょうが、そのカバーレターが明らかにされていない。
3 Initial Desk Audit
the
program documentationは、十分だったのでしょうが、 on-site auditに移る経緯が明らかでない。
4 Pre
On-site Audit Activities
On-site Auditsのためのthe audit
teamの概要や予定表が明らかでない。
5 On-site Audits
the audit
criteriaに合致したのかどうかの経緯が明らかでない。
6 Post On-site Audit
Activities
これはなかったようですね。
7 Audit
Findings
non-conformanceの指摘事項がなんだったのか?
次に『8 Correcting Identified
Non-conformances』の手順の段階についてみると、
これも、明らかでない。
次に「9 Approval
Status」の手順の段階についてみると、
これも、明らかでない。
というようなことでしょうか。
参考
「USDA
Quality System Assessment Program」http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/ARC1002.pdf
「The USDA Quality
System Assessment Program」http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/qsap.htm
「ARC 1000 Procedure,
Quality Systems Verification Program General Polices and Procedures」http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/ARC1000.pdf
「ARC 1002
Procedure, USDA Quality System Assessment (QSA) Program」http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/ARC1002.pdf
「和訳-USDA輸出証明(EV)プログラム:牛肉に関する特定された製品の条件」http://www.maff-aqs.go.jp/topix/h17.12.12usa.pdf
[3572] ゴールデン社の輸出許可は、ARC1000の品質システム証明プログラム手順を逸脱して出された疑い
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/03(Fri) 16:41 |
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- 笹山さん。英語に堪能な笹山さんのお力を借りたいのですが、・・
ゴールデン社の現地監査 on-site audit をおこなったAMS
Auditor のDarrell Wilsonさんの証言のP7-9から、
現地監査から承認が出るまでの流れを追うとARC1000の品質システム証明プログラム手順が守られていないようなのです。ゴールデン社の輸出許可が適法に発行されものではないようにおもえてきました。
AMS
Auditor のDarrell Wilsonさんの証言
Exhibit7 MOI AMS Auditor Darrell Wilson
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Exhibit7.pdf
現地監査から許可施設リストに掲載される=許可が出るまでの事務手続き、手順ARC1000のながれは、食品安全委員会への諮問書のP19-21に和文があります。http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-bunsyo-170516-usabeef.pdf
またWilsonさんの証言のP7にもあります。
これをまとめると、
現地監査報告書をAMS
mailboxに e-mailする。
それを誰かが目を通し、以下の処理を行う(finalized
report)
A 何も問題が無い場合 承認 AMSのプロジェクトマネジャーは、監査報告及び追過文書を添付してカーバーレターを送付し、AMSのリストに掲載する=許可を与える。
B マイナーな(軽微な)問題があった場合 30日以内の改善を求める。
プロジェクトマネジャーは条件付承認をだす。指定日以内に是正・修正措置をおこない、追加的な書面審査(disk
audits)および/または現地監査が行われる。
C メジャーな(重大な)問題があった場合 10-15日以内に改善を求める。
承認の否定、取り消し、または延期をおこなう
ゴールデン社の現地監査は1月6日に行われ、その現地監査報告書は下記で、P25に二つのマイナーな問題が書かれています。(判読不能)
Exhibit8
Golden’s AMS Notification of Audit Results Golden’s AMS Quality System
Assessment Initial On-Site Audit
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Exhibit8.pdf
これをWilsonさんは9日(月曜)か10日(火曜)にAMSにAMS
mailboxに
e-mailしています。(証言のP8)
となれば、監査報告書が届いていないのですから、ARC1000の手順では、6日に承認はできません。
証言では、P8で
When
he left the piant on 01/06/06, he called the ARC Office and GOLDEN VEAL was
approved that day for Japan list.
彼は01/06/06のプラントから去る時に、ARC(Audit,Review and
Compliance)オフィスを電話し、そして、GOLDEN
VEALは当日、日本リストのために承認されました。
とあり、ARC1000の手順を逸脱したかたちで、承認手続きが執行された事をうかがわせます。
Wilsonさんは現地監査手続きを終了(finaled)していません。終了し、許可施設リストに載せる手続きを実質的に執行した人物が不明。STAHL と SIMON さんのお二方が候補にに上がっているのですが、どちらか特定されていない。
ARC1000の手順に従えば、マイナーな問題が少なくとも二つ指摘されていますから、この問題の30日以内の改善を求める条件書類と完成した監査報告を添付したカーバーレターを送付されているはずです。この承認を通知する手紙にサインした人物も不明。STAHL
may sign the
letter.
はたして、このカーバーレターは実在するのでしょうか。
概要Japan_Export_Investigation_Reportには承認を「口頭で通知」とあります。
After
the AMS audit, both Atlantic and Golden were verbally notified by Dana Stahl,
AMS Program Manager, of the two plants’ eligibility and listing on the AMS
approved website as of January 6,
2006.(P21)
カーバーレターが6日に出来ていれば、e-mailすれば済むことです。なぜ口頭なのでしょうか。
カーバーレターが作成されていなかったり、9日(月曜)以降に作成されていれば、ARC1000の手順が守られていません。
また、現地監査で指摘されたゴールデン社の少なくとも2つ、アトランテック社の1つの「マイナーな問題」がありますが、その改善期限は何時までと指定されていたのか、そのマイナーな問題と今回の件の関連も知りたいものです。
[3571] 「武士道」なき「公」の時代
投稿者:とき 投稿日:2006/03/03(Fri) 14:25 |
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- ◆鳥インフルエンザ問題の今後(137)(2006.3.3)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza261.htm
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
>臨床経験のない小委員会の面々は、その判断を誤った。
それこそまさに、「官」と「癒着」している特定の「産」の方々の意向に引きずられてしまった格好になったのではないでしょうか。事大主義に陥っていることも否めないでしょうし。
「無謬性」の呪縛にからめとられて、失策に失策を重ねていくだけのようです。動研をまきこんだということは、「闇ワク」あるいは「バイオ・テロ」説改め、「生ウイルス」がそこから、ミスによって漏れたというシナリオでも描いているのかもしれません。あくまでも想像にすぎませんが。
いわゆる「鶏飼いのプロ」とはいえない「商(そろばん勘定)」に長けたものが、「鶏飼い」に参入し牛耳ってしまったことによる「業界」のひずみが表沙汰になっているということなのかもしれません。
それは、かの骨抜きマンションでも同じ構図だったと見えなくもありません。それぞれのポジションで、それぞれの「プロの知識あるいは意識」を欠落させて、いわゆる「素人」ばかりで、ぐるりと成り立ってしまったことの弊害の顕在化が起こっていると。個々のポジションでは責任転嫁できるような「システム」が出来上がっていたように。となれば、その「システム(制度)」自体が誤りであったと認めざるをえないのですが・・・。(「公」の無謬性の呪縛、意思決定主体〜「国民」という実体〜の不在。)
目の前の「現実」に対処するというのは、つねに「戦略」(思考)が必要だと思いますが、いまや、日本の「公」というものは、おそらく、前例に基づいたルーチンワークにしか対応できず、それを維持するためだけのシステムに成り下がっているように思います。前例のないことに対する、目の前の事象に、臨機応変に的確な意思決定をしていくことができなくなっているように。そして、「公」の主権者たる「民」は、ますます他人事感覚でなおかつ衆愚に。あまりになさけなくて泣けてきそうにもなります。
http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/
http://page.freett.com/dencyugumi/
>私自身は業界をはなれて40年、無論若い江口さん達とは面識もない。でも雲の上と百姓との違いはあっても志は 所秀雄先生と一緒である。ひそかにでも業界の発展を思わない日はない。
かくの気概を抱かれる方々は、いまやまことに「絶滅危惧生物」、レッドデータブックものになってしまってるように思えてなりません。(わたくしも常々痛感させられておりますが。)(さては、北京コミンテルンの日本人へタレ化工作がまんまと大成功をおさめてしまったのかとも。)
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/S47/4708/470801china.html
http://web-will.jp/backnum/index.html
(2006年3月号■秘密文書「対日政治工作」全文公開!)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4770040318
(平松
茂雄『中国は日本を併合する』
http://ryutukenkyukai.hp.infoseek.co.jp/masscomi3.html
http://arakawasizuka.seesaa.net/
http://blog.livedoor.jp/gozonji/archives/50471259.html
(2・26事件ですね。)
http://blog.livedoor.jp/asapykadan/archives/50011485.html
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/nhk/1141217078/l50
−マスコミの煽る政治不信に騙されないために−
http://nokan2000.nobody.jp/kaji/
−日本が敵国から武力以外による攻撃を受け、破滅へと導かれないように−
http://nokan2000.nobody.jp/switz/
このような、徒な「恐怖煽動」情報は、垂れ流し。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20060303/K2006030301370.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060303-00000037-nks-spo
「流す阿呆に受ける阿呆」が、成立してしまってるようです。その様子は、滑稽としか言いようのないものなのですが、本人たちは、いたってマジメ(『善意と熱意』が溢れてる)なのかもしれません。
つくづく今の過剰な「鳥インフルエンザ」煽動情報報道は、何なのかを考えてしまいます。昔々から、ごくごくあたりまえに繰り返し繰り返し起こってきたものであるにもかかわらず、よくぞここまで煽り立てるものだと。
なにかそれによって得をするとか有利になるとかの意図をもって故意にやられているようにしか見えません。(“人にうつるかもしれない”という情報操作誘導だけで、業績を莫大にアップさせている企業群は確実に存在するわけで。WHOも資金が集めやすくなる?)
もう、『集団ヒステリー』は確実に起こっています。誤った情報流布によって。(「サーズ」も一時期大騒ぎになりましたが、どうやら、従来の「コロナウイルス」(風邪症候群原因ウイルス)に紛れて存在するようになっているようです。インフルエンザも同じことです。どちらも「香港」で発覚していますが・・・。)
◇パブメド
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?DB=pubmed
取り下げ科学論文(Retracted
Publication)も増加の様相。
[3569] Re:[3568]
アメリカ畜産業界に、自主的トレーサビリティーシステム先行導入の動き 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/03(Fri) 11:10
|
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- 販売のためにいろいろ導入されるのは結構なことですが、
鶏糞や血粉、牛脂、肉骨粉が完全に混入しないような飼料システムを開発するほうがどう考えても先だと思いますね。北米はCWD(狂鹿病)の問題もありますし。
イギリスのガーディアンの記事だそうですが。
BSEは汚れた飼料容器の中に今でも潜んでいる
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/bsestilllurking.htm
成長ホルモン使用の有無もぜひ知りたいですし。
感染の可能性のある飼料を食べた肉なんてどうにも手がでません。
[3568] アメリカ畜産業界に、自主的トレーサビリティーシステム先行導入の動き 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/03(Fri) 09:36 |
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- アメリカの牛の月齢、出生地などを把握しうる強制加入型のトレーサビリティーシステム(トラッキング・システム)の施行は、2009年からとされているが、これに先立ち、非営利共同体(コンソーシアム)で、自発的に、トラッキング・システムを先行導入しようとする動きが急である。
これは、日本への輸出プログラムの条件を先行確保したいための動きと考えられる。
具体的な動きとしては、
The U.S. Animal Identification Organization (USAIO)や、ViaTrace LLC やMicrosoft
Corpが共同して、2006年の第三四半期に、オンラインシステムを導入しようとする動きがある。
このうち、ViaTrace
LLC社は、各種業界のロジスティクス・システムでの追跡システムを開発としている会社で、このサイトhttp://www.viatrace.com/site/page.asp?p=11のように、「ViaHerd」「ViaTrack」「ViaLock」「e-Mergency」「FoodSecure」などのシステムを持つ。
このシステム完成時には、ここの畜産農家が、それぞれの個体のデータを入力することができるようになる。
データベースの運営は、USAIOが担当する。
『High-Tech
Animal Database Launched to Help Ensure U.S. Livestock Producers Maintain
Competitive Edge in the Global Marketplace』http://www.webwire.com/ViewPressRel.asp?SESSIONID=&aId=10285
参照
USDAでは、これと同じシステムを、2005年1月から、17の州で、試験中であり、また、バイソンについては、10の州について、the
National Bison Associationが試行中である。
システムの第二段階では、畜産生産者が、農場で、HP iPAQ Pocket
PCなどのハンドヘルドコンピュータで、現地で入力できるようになるという。
『U.S. launches voluntary program to
track cattle』
http://www.tmcnet.com/usubmit/-us-launches-voluntary-program-track-cattle-/2006/03/02/1422573.htm
も、ご参照
http://www.tmcnet.com/usubmit/-us-launches-voluntary-program-track-cattle-/2006/03/02/1422573.htm
[3567] PSE問題-再び、「やれることと、やれないことの区別だけはしておかないと」 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/03(Fri) 07:00 |
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- [3489]に「
PSEマーク規制問題で、盛り上がるのは、いいのだが、やれることと、やれないことの区別だけはしておかないと。」
と書いて、一部に反発を食らっているのだが、しかし、政治家の一部ブログに、このような、政令改正に期待を持たせるような記事があったので、『これは、ちょっと、酷だな』と思って、再度、あえて書くのだが。
この記事では、経済産業大臣に対して、「電気用品安全法の本格施行を急がず政令改正により猶予期間を設け充分な議論をすべきではないか。』との質問に対して、大臣が、「今、一生懸命やっている。しかしあと1ヶ月しかないが、とにかく全力でやる。しかし、最後の最後どうにもならなくなったらその時はご相談する」と答えたことで、一部に、政令改正ができるような妄想がわいてしまっているようなのだが。
しかし、この電気用品安全法において、PSEマークの表示を一定期間猶予する規定は、下記のように、非常にややこしいのである。
政令改正なんか、そう簡単にできる代物ではないのである。
「付表の中の数字を5から6に」なんてことは、整合性からいって、できない。
だから、今、できることは、この掲示板で何度も言っているように、また、小倉秀夫弁護士からも、この掲示板で、ご提言があったように、
@経済産業省に対して法令適用事前確認手続をとり、コンプライアンスのセーフティゾーンを明確にすること、
A販売業者が、届出業者になれるためのガイドラインを、経済産業省に示してもらうこと、
この二つしか、残された期間ではできないのである。
やはり、ここでも、できることと、できないことは、明確にしないと、ユーザーなり中古業者に、無用の期待感を持たせ、ひいては、自らやるべきことを、政治家任せにしてしまうことになり、悔いを残させることになると思うのだが。
こんなことをいって、また、反発を買うのかな?
参考
PSEマークの表示を一定期間猶予する根拠規定
1.電気用品安全法
(経過措置)第55条 「所要の経過措置を定めることができる。」
2.電気用品安全法施行令 附則(平成一二年三月二九日政令第一三五号)
(電気用品取締法施行令の一部改正に伴う経過措置)
第二条
通商産業省関係の基準・認証制度等の整理及び合理化に関する法律(「整理合理化法」)第十条の規定による改正後の電気用品安全法第三条の規定の適用については、同条中「事業開始の日」とあるのは、「電気用品取締法施行令の一部を改正する政令(平成十二年政令第百三十五号)の規定の施行の日」とする。
(整理合理化法附則第四十九条の政令で定める移行電気用品及び期間)
旧電気用品取締法に係る移行電気用品については、電気用品安全法第十条第二項の規定にかかわらず、整理合理化法第十条の規定の施行の日から起算して一年間を経過する日までの間は、旧電気用品取締法第の規定による表示を付することができる。
前項の規定による表示は、整理合理化法第十条の規定の施行の日から起算して附則別表に掲げる移行電気用品ごとのに期間を経過する日までの間は、電気用品安全法第十条第一項の規定により付された表示とみなす。
3.電気用品安全法第十条第一項
(表示)
届出事業者は、その届出に係る型式の電気用品の技術基準に対する適合性について、第八条第二項の規定による義務を履行したときは、当該電気用品に表示を付することができる。
4.通商産業省関係の基準・認証制度等の整理及び合理化に関する法律(平成11年法律第121号。「整理合理化法」)
整理合理化法第十条の規定の施行の日
[3566] 実は、ブッシュ大統領は、ニューオーリンズを襲ったハリケーンのもつ破壊力を認識していたことを示す更新記録をAP通信が暴露
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/02(Thu) 22:25 |
|
- このサイトhttp://wid.ap.org/documents/katrina/katrinatranscript0828.pdf
が、2005年8月25日、早朝での、ブッシュ大統領との交信記録の現物だが、そのほかに、この現場のビデオもあるようだ。
この交信記録の14ページに、ブッシュ大統領が、ハリケーン・カトリーナの持つ破壊力を十分認識しうる説明をFEMAのブラウン氏から受けていたことを表したやりとりが続いている。
しかし、ブッシュ大統領は、これに対して、ひとつの質問もせずに、『われわれはすべて準備ができている。」とのみいったという。
ブラウン氏は、『あの時、ブッシュ大統領が、説明を聞いて、どの程度、ひどい状況であることを理解していたかどうかは、わからない。』といっている。
その後のコメントでも、堤防が破壊されそうな状況であることについては、一言も言わなかったそうだ。
「Video:
Bush got Katrina warning」
http://www.philly.com/mld/philly/news/breaking_news/13994655.htm もご参照
http://www.benningtonbanner.com/headlines/ci_3560998
[3565] 韓国が、アメリカの牛肉製造施設を3月に事前査察の予定 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/02(Thu) 21:56 |
|
- 日本のどたばたに見習ったわけではなかろうが、韓国が、アメリカ牛肉の輸入再開の準備として、3月中旬にアメリカの牛肉生産施設20箇所以上を事前視察する予定であるという。
韓国査察団の一行は、3月6日に、アメリカに到着するという。
ジョハンズ農務長官は、韓国との牛肉貿易再開のめどとして、3月末を期待しているという。
当面、月齢30ヶ月以下の骨なし牛肉のみの輸出入となり、内臓肉は、対象にしないという。
貿易停止前の2003年の韓国への輸出実績では、輸出額八億一千五百万ドルのうち、骨なし牛肉は、四百四十九万ドルであったという。
何やら、日本とのトラブルの教訓が生かされているようですね。
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=19948
[3564] 『ジャガイモをよく食べる女性は、糖尿病になりやすい』というアメリカの研究 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/02(Thu) 21:27 |
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- the American Journal of Clinical
Nutritionという雑誌に発表されたハーバード大学の研究者たちの研究によると、85,000人のアメリカの女性について、ジャガイモをよく食べる女性と、あまり食べない女性の糖尿病にかかる比率を比較してみたところ、ジャガイモをよく食べる女性は、あまり食べない女性に比べて、14パーセントも高い比率で、タイプ2型の糖尿病(インシュリンは作られるが、それが十分でなく、または、適切に作られないタイプの糖尿病)にかかることがわかった。
また、フレンチフライについてみても、よく食べる女性は、あまり食べない女性に比べて、21パーセントも高い比率で、糖尿病になりやすいことも、わかった。
参考論文名「Potato
and french fry consumption and risk of type 2 diabetes in
women1」
アブストラクトは、
http://www.ajcn.org/cgi/content/abstract/83/2/284?maxtoshow=&HITS=10&hits=10&RESULTFORMAT=&fulltext=potatos&andorexactfulltext=and&searchid=1141303020526_3686&FIRSTINDEX=0&sortspec=relevance&resourcetype=1&journalcode=ajcn
http://www.999today.com/foodanddrink/news/story/2802.html
[3563] Re:[3558] [3557] [3554]
ドイツの鳥インフルエンザ猫感染で、ワールドカップの開催日程にも影響か? 投稿者:レギュラー 投稿日:2006/03/02(Thu)
19:00 |
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- 笹山さん、いつもながら情報ありがとうございます。
ドイツで死んだ猫が鳥インフルエンザにかかっていたとのニュースが流れた後、フランスではペットオーナーがパニック状態に陥っているといいます。飼い猫を手放す人も出てきているとか。冷静なる対応が望まれますね。
http://www.wboc.com/Global/story.asp?S=4570136&nav=MXEFM7m7
[3562] 「医」のパラダイム転換
投稿者:とき 投稿日:2006/03/02(Thu) 17:08 |
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- ◆鳥インフルエンザ問題の今後(136)(2006.3.2)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza260.htm
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
>国の基本姿勢の《清浄国論、撲滅論》は、国の段階では建前に過ぎないが、末端での実行部隊は常に暴いて撲滅を期すのか、見て見ぬ振りをして清浄国論を守るのか苦しむ事になる。そこで何よりも大切なのは実際の危険性を見抜くことであり、臨床でのプロの目と叡知が何よりも大切な所以である。動衛研は云わずもがな、江口さんは鶏病研究会の専門委員でプロ中のプロである。業界紙の皆さんも何故こうなる前にご本人の意見を聞こうとしなかったのだろうか。伝染病対策で一番大切な官、学と業界の協力態勢を癒着と捉えられては為す術もない。
(けっして、癒着がすべて悪いもの、不正だとは思っておりません。特定の組織・企業・人間に恣意的に手心を加える、えこひいきするものを、特に「癒着」と称して非難するのだと理解いたしております。)
>発症もせず、当面の危険性もない無毒株など放って置くのが<清浄国論>の実態だったのではないのか、いやさそれこそが清浄国論の扱いそのものだろうに。本当に日本に鳥インフルエンザウイルスが存在しないと考えて居るものなど、だまされて居る素人の国民以外いるものか。
>業界の叡知と良識の摘発というとんでもない方向に向かった。それを黙って見て居る養鶏家と養鶏団体は一体何なんだと思う。
本音(実態)と乖離してしまった、建前であるところの「制度」が、(最初から)コントロール不能のウイルスを前に、人間の思惑の通りにはいかず欺かれ、その矛盾が見事に(ウイルスは真っ正直ですから)暴かれ、それでいながらその制度の主体たる人間は、この期に及んでも、その破綻しかかっている「制度」にしがみ続けようと悪あがきしていることの現れに思います。良かれと思って積み上げた「制度」とは所詮その程度のものだったということを。
しかしながら、「公」はその「無謬性」の妄執によって、それを認めず、なおかつ、「国民」であるところの「養鶏業界」に属する大多数の人は、その「無謬性」であるという建前から脱することができないことに加えて、常日頃の感覚〜「制度」(「公」)は遠い「ヒトゴト」感覚〜のまま目の前でなんとか動けていれば、他所のことなんか知ったこっちゃない、という心象のあらわれではないでしょうか。
民主主義制法治国家における「主権」者であるところの一人一人の人間が、「業界(全体)」という、いわゆる「公」(その分野のいわば「国家」)の意識が欠落・欠如している様のあらわれです。これが、いまの「日本」であり、「日本人」です。業界のことは、業界の人間が「当事者」であるにもかかわらず。(この精神的な心象は、こと「養鶏業界」に限ったことではないでしょう。日本人全体を覆っている何らかの「病理」かもしれません。)
>『明治の初め、西洋医学が正統のものとして時の政府からお墨付きをもらったのも、あの天然痘に対処する種痘所の苦心の設立と、そして無慮数十万の生命を奪ったコレラの防疫対策の成果だったと聞く。そこでは「細菌感染と発病」そして「細菌撲滅と治療」という、万人の認めずにはいられない因果≠フ図式が否応なしに錦の御旗と化して、伝統の東洋医学はしだいしだいに民間の片すみに押しやられてしまったのであろう。いうなれば、問題の黒船が新型バイキンを専用の疫学と抱き合わせにこの国に持ち込んだのであろう。歴史の必然に裏打ちされた、これが西洋医学渡来の経緯と思われる。
>それでは、東洋医学とはいったい何か。それは一言でいえば、細菌と共存する世界のようだ。そこでは、だから、つねにそれが可能な体質が問題となる。しかしこの場合にも、たとえば「抵抗力」といったことばは出てこない。それは「予防」とか「殲滅」などともいうように、あくまでも細菌を敵性国家≠ニ見なす人間の精神から出たもので、こうした意志的発想は、本来の東洋医学の世界では育たない。この平和を愛する国柄は、いってみれば、純白のシーツによって撤去されようとしている、あの農村の土間の奥に藁を敷いた万年床≠フ世界に、ものの見事に象徴される。「衛生」とは似て非なる、それは真の「養生」の世界というものか……。』(p.50-51)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121006917
(三木成夫『胎児の世界〜人類の生命記憶』)
>『人類が出現する以前から地球上に存在していたウイルスは、単に病毒としてではなく、シンシティンのように、寄生する宿主に役立っている側面をもっているのではなかろうか。』(p.116)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400007444X
(山内
一也『ウイルスと人間』)
畑中 正一『ウイルスは生物をどう変えたか―進化の演出者・ウイルスの世界を探る』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061329499
畑中
正一『ウイルスとどうつきあうか―闘いから共存への戦略』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/414084003X
畑中
正一『ウイルスは人間の敵か味方か―最小の生物の正体に迫る』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309612024
畑中
正一『キラーウイルスの逆襲―SARSとの闘い、そして共存へ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822203840
多田
富雄『免疫・「自己」と「非自己」の科学 』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140019123
(「免疫」を外来抗原認識システムとして理解するためとしてのみ。「スーパーシステム」は、科学の領域ではなく、想像・主観-文学-の世界と思いますが。)
西原
克成『生物は重力が進化させた―実験で検証された新しい進化の法則』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062571978
安保
徹『絵でわかる免疫』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061538500
安保
徹『免疫学入門』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796644547
藤田
紘一郎『清潔はビョーキだ 』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022613211
ウイルスを「排除・根絶」できる、あるいは、そうしなければならない、という思想は、もはや、到底「科学的思考」といえるものではなく、ひとつの「信仰」あるいは「妄執・妄念」の領域に踏み込んでいると思っております。
一般の専門知識のない素人ならまだそう思うことも許されましょうが、ウイルス(細菌)学・免疫学、(あるいは、それを含めた広義の生物学)に携わるプロの方々が、そのような幻想や信仰にとらわれていたり、あるいはそのような発言を支持するのであるならば、その学識を強く疑わざるをえません。
いわんや、ウイルスの「毒性・病原性」の高低が、客観的に存在し、数値的に絶対評価できるものとして存在すると認識するなどというのは、笑止の沙汰です。つまり、ウイルス感染「現象」(これがすなわち、「医」が対象とする、いわゆる「病」)の「主体」側の都合を、まったく無視することを平気でやらかしているということです。もはや、それは、「学者」という者の作法とはいえないでしょう。それは、「学者」のフリをした、まったく別の何者かであるということでしょう。
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猫のH5N1の件は、猫エイズやコロナウイルスと全く同じく、同じH5N1ファミリーとしても、ウイルスの宿主域が異なる、全く別のウイルスと見ておいたほうがよいと思います。(たまたま、意識的に検査することになって発覚されたものにすぎないと思います。常識的には、大量にへい死が見られるとなれば、同型亜型の新たな変異によるものと思います。潜在的には従来から気付かれずに存在していたと考えるべきと思います。)
マスコミの、真偽をろくに確認もしない、垂れ流しぱなしの情報を、うかつに鵜呑みにはしないほうが賢明でしょう。
[3561] Re:[3560] [3559] [3558]
[3557] [3554] ドイツの鳥インフルエンザ猫感染で、ワールドカップの開催日程にも影響か? 投稿者:虹屋
投稿日:2006/03/02(Thu) 16:36 |
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- 中世欧州で行われた「魔女狩り」で、猫は魔女の手先だとされ、生きたまま火の中に投げ込まれるなど、猫の大量虐殺が行われ、その結果ネズミが増え、ペスト大流行につながったという話はご存知かと思いますが、今度は「トリフル狩り」で猫だけでなく白鳥などの野鳥も対象に同じ轍を踏むのでしょうか・・
家の猫は出産祝いに、捕らえたネズミを愚妻の枕元に持ってきてくれたことがありますが、野鳥を捕らえ意気洋々と帰ってきた猫でパニックなる姿が目に浮かびます。
[3560] Re:[3559] [3558] [3557]
[3554] ドイツの鳥インフルエンザ猫感染で、ワールドカップの開催日程にも影響か? 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/02(Thu) 15:54 |
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- 虹屋さん。
このドイツのRuegen
の鳥インフルエンザは、白鳥の感染死ということですが、猫の感染源は、推測の域を出ませんね。
鳥肉と書くべきなのでしょうが、さりとて、それが、真の感染源かどうかは、神のみぞ知るということなのでしょう。
それにしても、家から200メート離れた猫は、射殺とは、愛猫家も、おちおちしていられませんね。
[3559] Re:[3558] [3557] [3554]
ドイツの鳥インフルエンザ猫感染で、ワールドカップの開催日程にも影響か? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/02(Thu) 14:41
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- 笹山さん。
>
では、ペット愛好家のためのQ&Aとして、「感染は、死んだ感染鶏肉を、猫がたべたことによる」
これ鶏肉ですか?? ご紹介のサイトですと、病気の鳥を猫が狩猟した場合に感染する可能性を指摘していると読めるのですが・・
鶏肉ですと、感染鶏肉を食べた触って人も感染する可能性を示唆するので、影響が大きいと思うのですが
野良猫撲滅ですかね、今回はペストは流行らないか??
[3558] Re:[3557] [3554]
ドイツの鳥インフルエンザ猫感染で、ワールドカップの開催日程にも影響か? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/02(Thu)
12:35 |
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- レギュラーさん。
今回の猫感染問題は、ペット愛好家にも波紋を呼んでいるらしく、ここのドイツのペット・サイト「catmom.de」http://www.catmom.de/engl/birdflu.html
では、ペット愛好家のためのQ&Aとして、「感染は、死んだ感染鶏肉を、猫がたべたことによる」として、『靴からの感染の可能性もないことはないが、可能性は低い。」とし、「猫は、室内にとどめることが必要」とし、また、「ドイツの狩猟法の改正が検討されていてそれによると、人間の住処から200メートル以上先をうろついている猫については、銃撃が可能となる見通しである。」としていますね。
http://www.catmom.de/engl/birdflu.html
[3557] Re:[3554]
ドイツの鳥インフルエンザ猫感染で、ワールドカップの開催日程にも影響か? 投稿者:レギュラー 投稿日:2006/03/02(Thu)
12:10 |
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- 今回のドイツでの鳥インフルエンザ猫感染の事態について、
Recombinomicsでは、過去の例から見て、決して驚くべきことではないとしている。
猫が鳥インフルエンザに感染しても不思議ではないということは分かるのですが、飼い猫が多い日本で、(他の国の事情は分かりませんが)ペット猫が鳥インフルエンザに感染した場合、どうするか、という問題も考えておく必要があると思います。鶏から人へ移るのですから、猫から人への感染も考えられませんか?鶏は、殺処分されていますが、飼い猫も殺処分ということなのでしょうか。(法律的なことは調べて見ないと分かりません。)
問題提起しておきます。
[3556] 理屈の世界に情の世界を持ち込んでも、無駄
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/02(Thu) 09:59 |
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- PSE法についての官僚と政治家とのやり取りを聞いていて、これでは攻めきれないな、と、率直感じた。
つまり、官僚の世界は、理屈の世界なのに対して、『もっと、猶予期限の延長を』という情の世界のお願いをしているのである。
官僚の理屈の世界を切り崩すのは、過去の判例と、関連法との矛盾点を突きつけることからしか、始まらない。
すなわち、[3553]
で書いたような、電気用品安全法と、製造物責任法、特許法、商標法などの関連法規との矛盾点と、それをフォローしうる過去の最高裁判例(地裁、高裁レベルでもいい。)の提示である。
そんなことをいっては、顰蹙を買うかもしれないが、三権分立とはいっても、日本の立法府は、『優れた政治判断』というものが働きうる環境にない場合には、行政府依存型立法府との要素も強いのだから、対峙する司法の判断と、他の法律との非整合性をついた同士討ちで攻めなければならないのである。
もし、それが不可能な場合には、ガイドライン解釈提示による糊代の拡大を狙うしかないのだが。
電車男の政治版というのは、なかなか、モデレーターの介在がないと、難しいのでしょうかね?
[3555] 「BLOG馬場毎日 sawayaka」に私のブログ記事がリンク 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/02(Thu) 08:59 |
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- このサイトhttp://kunimotokanei.blog8.fc2.com/blog-entry-380.htmlの中の『みんなアコギに持ち替えればいいだけの話じゃあないか
』にリンクです。
光栄です。
http://kunimotokanei.blog8.fc2.com/blog-entry-380.html
[3554] ドイツの鳥インフルエンザ猫感染で、ワールドカップの開催日程にも影響か? 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/03/02(Thu) 08:26 |
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- ドイツの猫が鳥インフルエンザ感染したということで、今年の6月9日からドイツで開催されるワールドカップの日程にも、影響が出るかも知れないという話になってきた。
FIFA会長の
Sepp Blatter
氏は、「鳥インフルエンザがワールドカップに影響するというドイツ政府の判断が出れば、われわれは、その決定を尊重する。」とし、また、選手団の squad
selection
(チームメンバー選定)の締め切り期限についても、延長可能の含みも見せた。
この問題については、今月デュッセルドルフで開かれるFIFAのワークショップで議論される予定である。
Blatter会長は、「もし、この問題について、正式に表明があったら、3月半ばに開かれるthe
FIFA organisation
committeeで、論議されるであろう。」と、この問題を排除しないむねを表明した。
なお、猫の鳥インフルエンザ感染疑い例は、今回のドイツが初めてのケースではなく、中国遼寧省で、昨年30匹の猫が死に、これが鳥インフルエンザによるものではないかと、疑われた例や、一昨年2月にタイのバンコックの動物園で、数匹の猫にH5N1が検出された例や、これと同じ時期に、マレーシアやスリランカで野生の猫に、同じ遺伝子配列を持つウイルスが検出されたという例がある。
また、このサイト「Cats
may carry the bird flu virus」http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/3620532.stm
は、オランダのロッテルダムのErasmus
Medical Centerがリサーチしthe journal
Scienceに発表した研究結果だが、猫が、鳥から人間への鳥インフルエンザウイルス伝染の媒介をしうるとしている。
今回のドイツでの鳥インフルエンザ猫感染の事態について、
Recombinomicsでは、過去の例から見て、決して驚くべきことではないとしている。
http://www.recombinomics.com/News/02280602/H5N1_Germany_Cat.html
http://www.ireland.com/sports/soccer/2006/0301/1140626827501_1141240805605.html
[3553] 「中古品の製造前・製造後というのは、マークをつけなおした時点」という意味の審議官の答弁
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/01(Wed) 19:27 |
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- 電気用品安全法(PSEマーク問題)の衆議院予算委員会8分科会における共産党の塩川鉄也議員の質問に対して、経済産業省の迎(むかえ)商務流通審議官が、「中古品の製造前・製造後というのは、マークをつけなおした時点」という意味の答弁をされていたが、となると、製造物責任法の賠償責任で第5条「期間の制限」10年間の起算点は、製造からではなく、PSEマークを付け直したときから始まるということになりますね。
となると、1997年から2000年にかけて製造された特定電気用品以外の電気用品287品目については、PSEマーク付け直し業者が製造物責任法の法的責任を負うということになってしまいますね。
また、特許法上許容されない「再生産」に当たることにもなりますね。
さらには、商標法違反のおそれのある「意図しない改造行為」にあたる可能性もありますね。
これらは、すべからく「権利の消尽論」にかかわる大問題となってくるものです。
前にも、謎工さんが、3469
でこの問題のトリック性を指摘されていましたが、これは、大問題です。
ご参考
迎商務流通審議官発言の詳細
「再々、申し上げておりますようにですね。先生の今ご指摘の資料においてですね、流通前の規制というような部分と、流通後の規制とに分けてかかれた説明資料があるわけでありますが、これは、その、中古品で、もう一度、販売段階に戻れば、これは、その、流通前の措置に該当するという風にかんがえられるわけですが、それを持って、中古品を対象外と考えているわけではございません。」
で、上記のご指摘の資料というのは、これ「電気用品安全法の概要」http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/outline/hou_outline.htm
ちなみに、このあたりの問題については、実務家筋と見られるこの方のホームページ「電気用品の安全」http://www.biwa.ne.jp/~tnakayan/d0_01.htmが参考になりますね。
[3552] 牛肉問題で米国政府 輸入早期再開に固執
投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/01(Wed) 18:16 |
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- 日本農業新聞[2006年03月01日付]
牛海綿状脳症(BSE)対策の不手際で米国産牛肉の輸入が停止されている問題で、米国政府は28日、6項目にわたる日本農業新聞の質問状に回答した。日本向け牛肉にせき柱(背骨)が混入した責任を認めながらも、「こうした誤りの再発を防ぐための数々の対策をとってきた」と、あくまで輸入の早期再開に固執する姿勢を変えていない。また、日本政府が求めていた4項目の質問に対し、早急に農水省に回答する方針を明らかにした。日本側の事前査察には「前向きに検討する」とした。
米国政府は大使館を通じ「誤りが繰り返される可能性を最小限に抑えるために問題点を特定したが、私たちの(対策)システムは全体とすれば健全なものだ」と主張。今回の事件が例外的だとして早期再開を求めた。
日本の消費者が貿易再開に不安を持っている点に対し、「(消費者が)感情ではなく、事実に基づいて判断することを望む」「多くの日本人が米国産牛肉を食べたいと考えている」などと述べ、米国の主張の“正当性”を強調。「近い将来に(米国産牛肉の輸入が)再開されるべきだ」と断言した。
日本が行っている全頭検査を、「若い牛に対するテストは信頼性に欠け、事実上何の意味もない」と強く批判した。
■甲斐諭九州大学大学院教授の話
米国政府は輸出市場である日本の消費者の不安をもっと深刻に受け止めてほしい。もう一度牛肉貿易を再開するためには日本政府のきちんとした査察が欠かせない。輸出できる施設を設備の整った大手に限るなどの条件が必要だ。日本政府は米国が飼料規制を強めることを要求するべきだ。
米国政府の回答要旨 A4版位の画像です
http://www5.plala.or.jp/nijiya231-9288/HATAKE/hatake_06/0301BSE_news_v2.bmp
[3551] 英国 潜在患者を調べるために一層の死後vCJD検査の審査へ & スウェーデンで狂牛病疑い
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/03/01(Wed) 16:43 |
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- 英国 一層の死後vCJD検査の審査へー公衆衛生リスクは検査拒否権を無視できるほどに高いか
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/06030101.htm
スウェーデン 初の狂牛病発生の疑い
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/06030102.htm
北米は肥料や飼料、医薬品を世界中に輸出しているんでしょうが・・・・
[3550] [3549] Re:[3547]
疾病のお巡りさんは、だれ? 投稿者:milkman 投稿日:2006/03/01(Wed) 16:39 |
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- 笹山さん。前から思っていましたが、これだけ物の流通が広域化し、日本国内はもちろんのこと世界規模での迅速な対応が求められる時代にあって、消費者・国民の食品の安全と健康を守る政策の折々の統一性が重要で、これを判断できるシステムが必要だということを痛切に感じます。
その意味では今回の茨城鳥フルの問題点を一つ一つ整理していけばおのずと、「お巡りさんは誰で、現時点の最新情報からどう判断すればいいか」が見えてくるような感じがします。この判断する人がいないから責任逃れで、モグラたたきで終わるのでしょうね。DEFRAの事例は大変参考になります。
[3549] Re:[3547]
疾病のお巡りさんは、だれ? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/01(Wed) 15:15 |
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- milkmanさん。ときさん。
>>茨城一国の<お鳥つぶし>>>
とは、よく言ったものですね。
初期のサイバー・ネット犯罪で、トンでも誤認の警察の介入があったと同じような現象が、疾病・感染の分野でも、起こってきているような感じがしていますね。
いったい、疾病のお巡りさんは、誰なんでしょう。
鳥インフルエンザに関しては、人畜共通感染症としての観点からのノン・コンプライアンス検証の能力のある方が、その任に当たるのでしょうが、なかなか、無理のようです。
やはり、ここらは、地域の『かかりつけ医者』的存在の医師と、農家なり業界のかかりつけ的獣医さん、そして、保健所と家畜保健所・共済などとの連携ワークが必要となるのでしょう。
今回の事件は、その意味では、やや、お粗末なもぐらたたきに終わってしまいそうな感じで、もう少し、高い次元での地域安全システム構築の教訓の材料になればと、残念に思うのですが。
イギリスのDEFRAが、昨年末に作成した、飼育鶏の地域的アロケーションのリスク管理との連携データ・ベース・システムは、かなり参考になりそうな事例とも、いえます。
Defraの「the
Poultry Register(a central database of information on poultry
premises)」については、こちらのサイト「Veterinary surveillance: Great Britain Poultry
Register」
http://www.defra.gov.uk/animalh/diseases/vetsurveillance/poultry/index.htm
をご参照
また、ついでに、こちらのサイト
http://www.defra.gov.uk/animalh/diseases/notifiable/disease/ai/pdf/separating.pdf
もご参照
[3548] 『責任および真実という文字を死語とする極楽』 投稿者:とき
投稿日:2006/03/01(Wed) 14:56 |
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- ますます「ガセネタ」に踊らされた誰かと同じ構図に見えてきます。なんでそんなものに飛びついてしまったのやら、「闇ワク」ネタ。それもやはり、それぞれのポジションの「利」や「欲」優先の結果でしょうか?
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200602281832.html
http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&log=20060301
http://hobby.2log.net/zk1/archives/blog20060301.html
>『いまの世に最も欠けているものは「利を休む」心であるのかも知れない』
>『身の回りは「利」に転んだ人であふれている』
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060227ig15.htm
真実は、利を休むことによって、見えるようになるのかもしれませんが・・・。
>『センセーショナルなニュースを求めるのはメディアの宿命だから、まあ仕方がないが、科学的な真偽を確かめる責任もメディアにはあるはずだ。しかし、ひとたび世間の流行になってしまえば、真偽を確かめる責任はメディアにはないらしい。なんとなれば、みんながそう言っていたから。たとえ間違っていてもそれはみんなの責任であって自分の責任ではないのだ。それで流行の尻馬に乗っただけの無責任なお話が次々とメディアをにぎわすようになるというわけだ。正義という錦の御旗の下で他人を恫喝することに楽しみを感じる人や、この風潮を利用して金儲けをしたい人には天国だな。』(P76-77.)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480687300
( 池田
清彦『環境問題のウソ』)
>『金(ギャラ)で雇われている広告言辞(コマーシャル)の内容に誇張と欺瞞があっても、饒舌(コマーシャル)を担当する代弁人(タレント)に、発言の責任を問う者は見当たらない。その常識が肥大化の方向で浸透し、今や一般の発言者に社会責任を問わない習慣が定着した。凶悪な大量殺人魔が事件当時は精神障害であったゆえ無罪であると、決まり文句を繰り返す弁護士を世間が異様だと思わぬように、景気不景気の先見力を誇る経済評論家(エコノミスト)の出任せが当たらなくても糾弾されない。新聞の誤報も頬被りで通す。どんな嘘を吐いても、よほどの場合でないかぎり咎め立てされない世の平安無風は、責任および真実という文字を死語とする極楽になった。』(一部抜粋)
http://web-will.jp/latest/index.html
(WiLL2006年4月号 巻頭コラム「転地無用」『発言』P17.)
◆鳥インフルエンザ問題の今後(135)(2006.3.1)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza259.htm
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
>さて本論であるが、茨城問題の発端がアウトブレークでないことだけは、その現場の獣医さん達とも意見が一致していた筈だ。ならば何故問題になり殺処分に発展したのかが実は最大の疑問である。繰り返すように清浄国論を奉じLPAIの存在懸念をガセネタとして一顧だにしなかったそれまでの農水の態度とも違う。最終的ゴーサインこそ出したが、普段発症を含めた3点セットを主張しウイルスと仲良くせよと説く喜田委員長率いる小委員会が予めイニシアティブを取った形跡もない。ただ、あれを殺し始めたらキリがなくなる。とても茨城一国の<お鳥つぶし>では済まないとの懸念は現場のプロなら一様に持って居た筈で、それがなければドシロウトである。
「公」の分野に、経済・産業(目先の算盤勘定)や組織運営(システム維持)のプロはいても、それとは別の、それぞれの具体現場に必要な「百姓的精神」の(食糧を確保するための生き物を相手する)プロが不在だということでしょう。全くもって「素人」の時代です。生き延びていくのに「プロ」の知識がなくても回ってしまう「システム」ができあがっていて、それに安住してしまい、いわゆる不測の事態に対処する能力を錆付かせてしまったことの証左です。
「危機管理」能力のない、素人集団に堕してしまっているということです。公も民も。「国民がバカだから」ということだと言うしかありません。自らを含めて。
>こう考えて来ると茨城県のやり方が一番疑問だ。次が業界団体だ。すべてを勘案し叡知を結集しよって来るべき結果をも見通す。これもまたプロの目である。
いえいえ、茨城県はあくまでも、ガイドラインに従うほかありません。国が考える“アタマ”であり、地方自治体はあくまでも“手・足”にすぎません。「行政」がどう動くかは、「法律・規則」によってがんじがらめです。人間の判断によって、やり方が変わるような「ルール」にはなっていません。
民主主義(主権在民)の「ルール」からいえば、一番の当事者は「養鶏業界」です。おそらく、そこを代表する方々の意見に沿う形で、これまでも進められてきたのだと思っております。「闇ワク説」もそこらあたりでの、「産・官・学」のコンセンサスではないでしょうか。より大きいものを守るという姿勢、政策は、おそらく一貫しているのではないでしょうか。
今回、貶められた大手養鶏業者さんが沈めば、当然、喜ぶ業者も確実におるわけですから・・・。みな、“養鶏業界”なんてのはどうでもよく、ただひたすら自分の企業の生き残りのみを優先して考えているのかもしれません。(そうじゃなかったら、いまの状況はまったく理解できません。どうやったって、今後、鶏を継続して飼養するのには、不利になるばかりの「ルール」なのですから。)
猫のH5N1も、たまたま調べ始めたら、どこからでも発見・確認できたというだけに過ぎないと思いますが。ありふれたウイルスだということが、しだいに明らかになるでしょう。
「鳥も猫も人間も、H5N1は地続きである」というデマから、脱することができるようになるのは、いつになるのやら。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060301-00000202-yom-int
(◇猫が鳥インフルエンザに感染…ドイツ(読売新聞)
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3月1日11時27分更新)
もうすでに、世界中のあちらこちらで、ヒトで起こってるってことを重視する必要があるのですが・・・。「封じ込め・制圧・根絶」妄想にとらわれている方々には、まだよく見えておらないようです。(昨日のNHKの番組のWHOの方々も。)
http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0228.html#20060228000
イルカも、何らかのウイルス感染を疑ったほうがいいのですが・・・。海洋のど真ん中では、溺れ死ぬ心配があるから、岸に寄ってきてるように見受けられますが。
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%A5%A4%A5%EB%A5%AB%A1%A1%B6%E5%BD%BD%B6%E5%CE%A4%C9%CD&st=n
今一回経験して、そして抗体を獲得し、大丈夫になる。それの繰り返しです。もしそれがウイルス感染で、集団全体で見られるというならば、これまで経験のなかった新型の流行だということです。
本当に助けたいのであるならば、温度の安定した、幾分温かい屋内に収容すべきでしょう。麻疹・おたふく風邪と同じで、じっと悪化させないようにして時が過ぎるのを待つ、それが「ウイルス感染症」の対処方法です。生体の免疫システムの能力に素直に従えば良いだけなのですが。しかも、若年齢ほど症状が軽く済むはず。(そうやって、ぐるぐる感染しつつ共存しているのが、ウイルスの生態なのですが・・・。過剰反応する体質の個体は、大きくなる前に淘汰されつつ。)
[3547] 「KOBAN(交番)」は地域住民の生活安全の守り手として重要な役割を担っています。
投稿者:milkman 投稿日:2006/03/01(Wed) 14:55 |
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- 町内で何か問題があったらすぐに交番のおまわりさんに相談する。おまわりさんも小さなことでいちいち相談にこられても大変だが、よくよくのことがない限り相談に乗って一つ一つ解決していっている。自転車の盗難と放置の問題、新住民とのコミュニケーション、酔った人の介抱、毎日の丁寧な巡回など、目に見えないところで地域の防犯が生きている例が私の町であります。
今回の茨城の鳥フルH5N2の感染問題で600万羽もの鶏を殺さざるを得なかった(あえて言わせてもらえれば)、地域の家畜保健所の家畜防疫員(家畜保健所の獣医師職員)の方々は、日ごろから養鶏農場における鶏病の予防・診断、指導にどんな役割を、どんな関わり方をしておられたのでしょうか。おそらくほとんどの防疫員の方があまり関与されてこなかったのではなかったのかと思われます。前にもこの掲示板(何号か忘れましたが)に意見を述べられていたかと思いますが、豚や牛の病気の診断予防ができる、地域の家畜の防疫にかかわれる、指導できる保健所職員の数が少なすぎると。豚や牛ですらそうですから、ましてや鶏の病気がわかる保健所の獣医師の数といったら、日本ではほんのわずかです。両手の数以下といっても過言ではありません。鶏の病気をやっていては昇進どころか評価さえも去れない環境にあると考えます。そういった中で、企業や団体やわずかな開業臨床獣医師が厳しい経営の中で苦労しながら、養鶏農家と一緒になって、鶏の生産性と鶏病の予防に、食肉と鶏卵の安全と衛生対策に奔走しているのです。
新しい家畜伝染病予防法では、「法定伝染病」はもちろんのこと、「届け出伝染病」さえも「監視伝染病」として、診断・検査すれば、1回/月地域の県や家畜保健所に届けるように義務付けしていますが、検査結果や診断結果を、丁寧に毎月連絡している、実態を調査してまとめている、いわんや把握している保健所は、家畜防疫員はおられないと思いますが。「監視伝染病」を制定した目的は、野外の病気の発生の実態や疾病の浸潤実態をより正確に把握し、これを家畜の病気予防の政策に生かすためであったはずですが、対象が鳥インフルエンザとはいえ、連絡しなかったから法令違反で逮捕では、なにおか況やではないでしょうか。
もっと鳥フルの防疫のためにやるべきことがたくさんあるのではないですか。
@全国に飛来する渡り鳥や生息野鳥の死体や直腸糞、クロアカスワブのサンプリングによる鳥フル浸潤実態調査、一部の県では実施していますが、
A鳥フル茨城株H5N2の病原性確認や、継代による病原性増強の有無の確認
B600万羽(??鶏群ロット)の疫学データの解析と、鶏卵の生産性への影響評価
などなど、稚拙な頭で考えることといったらこんなものでしかありませんが。
数少ない労力と知恵を、人や家畜の健康と安全に費やして、鳥の病気でさえも国境がなくなっている今、世界の鳥フルの防疫に、日本がきちんと役割を果たすことが、現場獣医師にとっても、大学の研究者にも、行政の担当者にも問われているのです。
600万羽もの鶏の犠牲を払った結果の教訓のまとめをきちっとしてほしいものです。
獣医師の責任を問うことにあくせくしていないで。悲しい現実ですが。
[3546] 頼っていられない。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/01(Wed) 10:36 |
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- 昨日の中川農林水産大臣の記者会見
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/060228daijin.htm
で、ちょっと笑ってしまったのですが、例のアメリカからの報告書の日本語訳が遅れている件について
「国民の皆さんにも読んでいただけるようにするために努力をしている最中で。
とは言っても、17日からもう10日以上経っているわけですから。決して必要以上に時間をかけているわけではございませんけれども、できるだけ早い時期にまず報告書の内容、少なくとも本体だけでもお出しをして、そしてまた改めて、もちろん英語の分かる人たちの間でも読み込んでいる人は読み込んでいるわけですけれども、公表した上で、どういう問い合わせがあるか、あるいはこの文章の意味はどういう意味なのかということを、きちっと精査をして、その上でアメリカ側に問い合わせがあれば、問い合わせは当然していかなければいけないと。
470何ページという大部とはいえ、プロが訳すのですから、正直言って、こんなに時間がかかっているのかなと。さっきも言ったのですけれども、それは正確を期すと。万が一間違えたら、ごめんなさいで済むかもしれませんけれども、非常に大事な時期であり、デリケートな問題ですから、正確を期したい。と同時に、実は今もハッパをかけていたところなんですけれども、「早くやるように」という気持ちで。
これはさっき申し上げたように、いつという時期は申し上げられません。また遅れると怒られますから。だけれども本当に早くやらなければいけないと。これは我々のある意味じゃ国民に対する私自身の責務だとすら個人的には思っていますので、できるだけ早くやりたいと思っています。
」
当方の掲示板では、虹屋さんなどのご協力で、すでに、読み込み済みなので、いまさら、待っていられるっか、ってのが正直な気持ち。
この辺のUSDAの発表と日本側の発表のディレイは、例の2004年10月の日米高級事務レベル会議のBEVプログラム発表でも感じられた点だ。
私が、サイトに発表したのが、午前8時すぎ。
その後、あの時は、確か、アメリカ大使館のサイトの日本語訳のほうが早かったような気がする。
当時のこのサイト
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=419
で見ると、
「日本側の発表が遅い(アメリカ側USDAは、協議終了の当日、ウェブサイトで、下記の通り、内容を発表しているのに対して、日本側の農林水産省は、現時点−2004年10月25日午前9時-にいたるまで、サイト上に何の掲載もない。)ので、とりあえず、アメリカ側の発表内容を、私自身の仮訳で掲載します。」と書いてありますね。
[3545] 「what's my
scene?」というブログで、ご紹介いただきました。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/01(Wed) 10:18 |
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- 「what's my scene?」http://blog.livedoor.jp/whats_my_scene/
というブログで、私のブログ記事「音楽家・坂本龍一さんらが電気用品安全法(PSE法)に対する反対ネット署名開始」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=560をご紹介いただきました。
光栄です。
そういえば、この「what's
my scene?」というブログ、例のレコード輸入権のときも、ご活躍あったような記憶がありますが。
http://blog.livedoor.jp/whats_my_scene/
[3544] Re:[3541] [3538]
米国内向けをそのまま日本に輸出するつもりだった?? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/03/01(Wed) 10:00 |
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- まりちゃんさん。再開、うれしいです。
笹山さん。
>
このbrisketsというのは、胸肉、牛肩バラ肉をさしているのでしょうか。
下の部位別を見ると、胸肉ですね。ここさえ分ければOKというのは、EVプログラムはと畜段階では、名目さえ守れば良いとしか考えてないと言わざるを得ないのでは。
http://www.bbqguide.com/diagram.htm
本日の日本農業新聞に、農業新聞の質問に米農務省が答えたものが載っています。時間ができたらご紹介を
[3543] Re:[3542]
「食の安全」「自己責任」だけでは対応できないBSE・・医療による感染 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/01(Wed) 09:32
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- ブログの再開、まずは、おめでとうございます。
12月の一端の牛肉輸入再開で、おおくのBSE関連ブログが閉じられてしまった中、孤立感を感じていたところでした。
ネバーギブアップが必要な感じもしています。
今後とも、よろしく。
[3542] 「食の安全」「自己責任」だけでは対応できないBSE・・医療による感染 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/03/01(Wed) 08:56 |
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- 「食の安全」「自己責任」だけでは対応できないBSE・・医療による感染
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/c8f51b5f491341c7c757830feda6fa4e
久しぶりに最近のBSE→vCJD→公衆衛生の問題のニュースをブログにまとめてみました。
余談ですが、羊の炎症乳腺にプリオンの話やら成長ホルモン剤の話があったものですから、気になって、幼児用の「粉ミルク」がどうなっているのか、ちょっと調べてみたんですが、大体は世界調達、ブレンドものなんですね。大人の食品にはいろいろ、たとえば産直・産地限定とか、オーガニックとか、選択肢がありますけれども、たぶん、もっと気を使っていいであろう子供対象のミルクはあまり選択肢はないようですね。
■赤ちゃんに飲ませる粉ミルクの産地や原材料ってどうなってるの?
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/cd3b9603a55e80712a86e1f7aa4b2e37
[3541] Re:[3538]
米国内向けをそのまま日本に輸出するつもりだった?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/01(Wed) 07:59 |
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- 虹屋さん。
うーん。これだけではなんともいえないような気がしますが。
このbrisketsというのは、胸肉、牛肩バラ肉をさしているのでしょうか。
これは、シ社の注文書には、はいっていましたっけ?
[3540] Re:[3539]
フル−ウィキをご存知ですか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/03/01(Wed) 07:26 |
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- 通りすがりさん。
情報ありがとうございます。
フルーウィキ「Flu Wiki」については、昨年、外岡さんの情報交換室の掲示板にaha
from 2chさんという方が紹介されていましたので、この掲示板でも、2005/10/17の[1801]
で紹介させていただいたことがあります。
下記のように、5つの『ノット』原則があるというのがおもしろく思えました。
使わせていただきます。
ありがとうございました。
It
is not:
a news filter (情報フィルターなし)
a discussion board (討議の場ではない。)
a
place to promote commercial products (商業製品宣伝の場所ではない。)
a soap box
(通俗情報の場ではない。)
a place to advance pet theories (持論展開の場ではない。)
http://www.fluwikie.com/
[3539] フル−ウィキをご存知ですか?
投稿者:通りすがり 投稿日:2006/02/28(Tue) 23:39 |
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- 笹山様 いつも興味深く拝見させて頂いております。
表題の様なサイトがあるのですが、ご存知でしたか?
http://www.fluwikie.com/
投稿型のインフルエンザ関連情報サイトだそうです。
もし、ご存知でしたら、失礼致しました。
サイトに関するニュースはこちらです。
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20060228304.html
http://www.fluwikie.com/
[3538] 米国内向けをそのまま日本に輸出するつもりだった?? 投稿者:虹屋
投稿日:2006/02/28(Tue) 22:11 |
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- Exhibit28 E-mail from Mr. Nobuo Shiraiwa (Japan) dated 12/27/05
の3ページに、日本シベルヘグナー社からの発注書があります。
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Exhibit28.pdf
この発注書、注文数だけ書き込むようになっていますから、アトランテック社が米国内向けに使っているものさおのままではないでしょうか。
アトランテック社とゴールデン社、両社のオーナー社長のPeerlessさんは、brisketsをきる機械の歯の具合がわるくなければ、1月10日にゴールデン社でと畜された202頭全部に”J”の日本向けとスタンプされていたといっていますから、米国内向けと日本向けと分ける気は最初からないようですね。
34
MOI President Phillip Peerless
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Exhibit34.pdf
[3537] イギリスの環境大臣が、「必要とあらば、ワクチネーションも排除せず」と言明 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/28(Tue) 21:20 |
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- これまで、EUの会合などで、フランスやオランダの鳥インフルエンザワクチン接種について、疑義を示してきたイギリスだが、この段になって、必要とあらば、ワクチン接種も辞さず、との姿勢の変化を見せてきた。
本日、Margaret
Beckett
環境大臣は、ファーマーズ・ユニオンのカンファランズの席で、次のように述べた。
「ワクチネーションの効果については、それが、鳥インフルエンザの発症をマスキングするのではないか、鳥インフルエンザウイルスを防ぐというよりも、広げることにつながるのではないかという点について、懸念はしている。
しかし、われわれは、ワクチネーション自体を排除するものではなく、その手法についても、検討中である。
家禽を屋外からおきないに移すという手段については、絶対的に感染を防ぐ方法とはいえないが、ウイルスを持った野鳥から家禽を守るためには、有効な手段であると考えている。
ワクチネーションが適切に行われるかどうかについては、いくつかの条件がある。
それは、三週間の間隔をおいて、二度、ワクチン接種がなされるという条件である。」
といった。
現在、イギリスでは、50羽以上の鶏を飼うものは、2月28日までに、政府に登録することになっている。
NFU会長のTim
Bennett
氏は、
「イギリスの農民は、フランスのワクチネーション開始という現実を見ており、もし、これ以上のとるべき手段がなければ、バイオセキュリティの観点から、ワクチネーションに踏み切ってもいい、とわれわれに語っている。
もし、科学者がワクチネーションを勧めるのであれば、ワクチネーションの方向に従う。
もっとも、養鶏業にとって心配なのは、消費者からの信頼についてだ。
もし、ここで起きていることについて消費者からの信用を失うことがあるとすれば、それは、鳥インフルエンザの終焉ではなく、養鶏業そのものの終焉につながるであろう。
今回12月に、
Defraが養鶏業についてのデータベースを作成したことは、賞賛に値する。
どこに鶏がいるかということを知ることは、非常に重要なことである。
リスクのある地域がどこであり、そのリスクのある地域のどこに、鶏がいるかを知ることは、非常に重要なことであり、これによって、バイオセキュリティプランを適宜に得ることが、容易になる。」
という。
一方、イギリス政府の主任科学アドバイザーであるSir
David King
氏は、フランスでHN1が検出されたことで、イギリスの鳥インフルエンザ感染の可能性が、非常に高まったと、警告する。
しかし、彼は、2001年の口てい疫蔓延に比べれば、鳥インフルエンザは、まだ、ましなのではないかと、楽観的である。
なぜなら、口てい疫と、鳥インフルエンザとでは、感染携帯が異なるので、口てい疫のように、家禽の持ち主が、将棋倒しに崩れていくということには、ならないであろう、としている。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/4755954.stm
[3535] 「日本ブログ協会」とは、何をするところなのだろう? 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/28(Tue) 19:51 |
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- 総務省の外郭団体、マルチメディア振興センター(白井太理事長)は28日、インターネット上で簡単に開設できる日記風ホームページ「ブログ」の普及を目的に「日本ブログ協会」を同日設立したと発表した。講演会を開いたり、市場動向の調査を行ったりするほか、サービスに関する相談も受け付ける。入会は無料で、個人も加入できる。(入会手続きのアドレスはhttp://www.fmmc.or.jp/japan−blog)。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060228-00000117-jij-pol
という記事なのだが、たかがブログというツールのことで協会を設立するとは、なにごとなのだろう?
ちょっと、首をひねってしまった。
まあ、当面、ブログ界の最大の課題は、ライブドアの帰趨によっては、現在、ライブドアブログを使われている皆様のコンテンツがどうなるのか、ということなのだろう。
おそらく、このコンテンツは、自分のサーバーーにダウンロードはできない仕組みになっているんじゃないかとも、思う。
となると、現在のブログのコンテンツをいちいち、マニュアルで、コピーして、自分のファイルに蓄えて、別のブログに乗り換えるということになるんでしょうか?
ちなみに、このサイト
http://voodoocyclelegba.blog15.fc2.com/blog-entry-189.html
では、「個人的な意見としては、ライブドアブログを使用しているブロガーはとりあえずエントリーのログをエクスポートして、保存しておくことをお勧めします。
」といっている。
そうか、どういう仕組みかわからないが、コンテンツのエクスポートは、できるんだ。
MySQLみたいに、圧縮ファイルでダウンロードできるんでしょうか?
あ、このサイト
http://blog.info-rich.jp/archives/2005/06/livedoor_blog.html
にダウンロード方法が書いてありますね。
「GetHTMLW」
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se077067.html
なんて、専用ソフトもあるらしいので、一安心。
また、このサイト
http://blog.goo.ne.jp/staffblog/tb/9cb4369b5c7f846f2b1ef0ea03187900
では、
「加入者数1位はライブドアブログで49万人。2-30歳代が多いらしいです。以下、楽天広場(38万人・主婦)、
page4よろしくエキサイトブログ(22万人・35-49歳の男女)、われらがgooブログ(20万人」と書いてある。
となると、もしもの場合は、日ごろ書き溜めたコンテンツもろとも失ったブログ難民が49万人も発生してしまうということになるのだろうか?
新設なった日本ブログ協会さんの初仕事は、こんな影の問題から着手されたほうがよろしいような。
Speak
Easyの真名さん
http://blog.livedoor.jp/manasan/
のほうは、どんな状況ですか?
- ◆鶏飼い時事(じじい) …『断固争うべき -続々-』(2006.2.28)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza258.htm
>茨城株が問題になる以前に、繰り返すように1996年岩手、鹿児島のLPAI発症前後から、産卵ピークが出ないとか、変な呼吸器症状が出るとかの軽い症例は各地で散見された。そして実際1997年の調査では東北以西にH3,H1の浸潤が認められた。しかしどうも家衛試の記録としては残って居ても、国としては未だにはっきり認めて居ないようである。それらを悉くガセネタ扱いして来たのはむしろ国のほうだったとの印象が強い。
>小委員会の決定とそれを受けた茨城県の対応は、それまでの国と現場の在り方を一変させてしまい、永年培われて来たプロフェッショナルな信頼関係はマスコミを通じて危険な癒着と捕らえられてしまった。以後は知っての通り、我々から見ても尊敬に値する人達ほど魔女狩りに会い、不正の烙印を押されてしまったのだ。これまでの経験から、茨城株如きを大騒ぎして臨床面それに財政面でも、まるで素人集団の小委員会の手に掛かったら飛んでもないことになるとの危惧を持たないとしたらそれこそ全くのドシロウトである。事実、健康鶏600万羽の虐殺と有能なプロ達の逮捕にまで発展してしまったではないか。
>況んや頼りの動衛研を引っ張り込んでどうするのか。私の頃ならお世話になった先生達はみんな居なくなってしまいかねない。恐ろしい世の中だ。
真の「エリート(の気概をもった人間)」が、この分野のしかるべきポジションに不在だということを、如実に示しているのだと言えるのではないでしょうか。
人間が良かれと思って組み立てた(いたって恣意的な)「法」の体系(あるいは制度)が、自然現象を前にして、もろくも破綻してしまうの図です。(それは「ジュラシックパーク」のテーマでもありましたが。人間が「自然」や「生命」をコントロールできるかどうかの。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AF#.E3.80.8E.E3.82.B8.E3.83.A5.E3.83.A9.E3.82.B7.E3.83.83.E3.82.AF.E3.83.BB.E3.83.91.E3.83.BC.E3.82.AF.E3.80.8F.EF.BC.88.E5.B0.8F.E8.AA.AC.E3.83.BB1990.E5.B9.B4.EF.BC.89(ジュラシック・パーク『ウィキペディア(Wikipedia)』)
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1058.html
(松岡正剛の千夜千冊『ゲーデル再考』ハオ・ワン)
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0833.html
(松岡正剛の千夜千冊『論理哲学論考』ルードヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン)
(ウイルス現象“全体”を考えることは、もはや「行政施策」にとっては、まったく余計なことにさえ、されているように思えてきます。)
しかも、その(恣意的な)「法」(あるいは制度)が、役に立たない無害なだけならまだしも、そういうものほど人間に牙を向ける格好になっていることの現れにもなっています。
さらにいえば、耐震偽装問題やBSE問題と同じく、「意思決定」の責任を不在あるいは限りなく不明瞭にする「構造」(責任転嫁のシステム)でもあるということの。その意味で「恣意的な制度」以外のものはありえない、ということでもありますが。しかも、その枠組みにとって、都合のいいことだけしか見ないようにする恣意性をも兼ね備えているものとして。
ウイルス感染という自然現象を前にして、一部の人間の勝手な思惑から一つ距離をおいて(もちろん損得勘定からも)、自分の都合を考慮に入れず、確実に現実を直視する姿勢に心していただきたいものです。とくに「公」の方々は。(いまや何もなくても、「政・官・業」あるいは「産・官・学」の癒着とみなされがちなのですから。)
『アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ
』
http://www.okakogi.go.jp/People/miwa/document/miyazawa/amenimo.html
今や サウイフモノニ 公人ハ ナレナイ?
いつまでも無謬性にしがみつこうとするのも、「失敗」の経験が少ない、いわゆる「偏差値優等生」の習性なのかもしれませんが。その弊害がいたるところに噴出している、いまの日本なのかもしれません。
烏賀陽
弘道『「朝日」ともあろうものが。』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198618844
http://ugaya.com/column/051028asahi.html
『メールのネタモトか?』
http://hobby.2log.net/zk1/archives/blog20060224.html
[3533] Re:[3532]
貿易上の家畜衛生条件を再考しなおす必要があるような。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/28(Tue) 13:20 |
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- ときさん。
今回の個別問題はさておき、かねてから、この掲示板やブログでも、実質、貿易障壁を果たしている家畜衛生条件(Animal Health
Requirements)というものの、もたらす、内外の社会的功罪について、この際、もっと考えるべき時に来ているようですね。
OIEコードが、SPS協定の僕と成り下がり、貿易上の家畜衛生条件厳守の間接的な被害者が、国内の生産者という、玉突き衝突現象というものについても、ですね。
「他国のワクチネーション→貿易上の家畜衛生条件厳格化→自国のワクチネーション・アレルギー」
という結ぼれを解きほぐす努力とでもいうのでしょうか。
[3532] ウイルス感染学からみて、この「ルール」は?
投稿者:とき 投稿日:2006/02/28(Tue) 13:12 |
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- ◆鶏飼い時事(じじい) …『断固争うべき -続-』(2006.2.28)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza257.htm
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
>いくら清浄国論を奉ずる国でも、かくも大量の事実上の健康鶏を処分し続けるのは無理がある。法的にも何らかの補完が必要になる。そこで疑似患畜として摘発可能な不認可ワクチン条項を利用し、責任を業者側に被せたのである。
>獣医というのは畜産界では学識良識の存在であり、その道のプロである。私達のような古来型<阿呆の鶏飼い>から脱するために養鶏場や養豚場の師弟に教育を施そうとする時、先ず視野に入れ勧めるのが獣医としての道である。その存在は金銭的な癒着などではなく官民の知識、技術、情報の伝達啓蒙に欠くべからざるものであった。それを今回の事件で、事実上その頂点に立つ一握りの北大閥の獣医達が粉々に打ち砕いた。
>皆が立ち上がらないと産業関係の獣医は駄目になりプロとしての誇りも業界の良識も消えてしまう。
>実際、この問題が起きてから民間のラボラトリーなども立ち往生している。うっかり相談にも乗れないのだ。清浄国論に則り、さながら官憲と化した小委員会の面々がトップでは、一切のプロとしての良識が通用しないのだ。ひとり報道された江口、前田氏だけの問題ではないのだが、自ら闇ワクのガセネタに躍らされる養鶏業界は頼むに足らず<天 勾践(コウセン)を空しゅうする勿れ>とさながら児島高徳の心境で嘆くばかりである。ほんとに范蠡が現れてくれないか。
◇鳥インフルエンザ:獣医師ら逮捕 感染発覚を恐れて、別の養鶏場の検体を提出 /茨城(毎日新聞)
- 2月28日11時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060228-00000057-mailo-l08
この調子でいくならば、なるべく「検査をしない」こと、できるかぎり「すっとぼける」ことが、『「現実」に即した「善」』になってしまうということですが・・・。
>それまでの「あたりまえ」が、告発や異議申し立てによって、新しい基準や法やルールにとってかわられる。それがまた行きすぎである場合も多々あるのだが、民主主義社会では言論と選挙を通じて説得や批判をしあってゆくほかない。
>マスコミなき時代から、この問題――悪法も法なのか――は、すこぶる重要な社会的テーマであり続けてきた。古代ギリシアの哲人ソクラテスも、それまで逮捕など思いもよらなかった「民衆を惑わせた罪」により死刑判決を受け、友人に脱獄を勧められながら、毒杯をあおいで命を絶った。ソクラテスは、悪法も法なり、との思想を自ら実践したことになっている。悪法は法ではない、と決めつけるとテロ行為や暴力革命が許されることになってしまう。
>しかし、ソクラテスは扇動者や権力に従順だったわけでは断じてない。悪法も法として遵守しながらも、悪法であることを明言し続けた。私も愚鈍なソクラテスでありたい。(「社会時評」=三社連合2006年2月17日配信)
http://homepage2.nifty.com/higakitakashi/
(日垣隆「ガッキィファイター」2006年2月28日号より『ルールはルールか』から一部抜粋)
「清浄国論」は、ぶっちゃけて言ってしまえば、日本の最大手養鶏業者を、中国などの養鶏産物・製品から死守するための(安直な)防波堤の役割を負わせられているのでしょう。(かの国は、実利のためなら、不都合な情報は簡単に隠蔽隠匿できるお国柄のようですし。)
あくまでもそれは、国内「防疫」を隠れ蓑にした、「貿易」障壁が主目的でしかないのですが。まったく、「ボウエキ」をはき違えているようなものです。結局、この歪められた制度によって、具体的にだれが助かり、だれが苦しむことになっているのでしょうか?
情報・報道のあり方ということでいえば、日本の現状も・・・。
http://ryutukenkyukai.hp.infoseek.co.jp/masscomi3.html
(NHKの偏向事例 何かに連動しているのでしょうか?)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060223-00000165-kyodo-soci
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=331246&log=20060227
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50390353.html
http://web-will.jp/latest/index.html
(■諏訪澄「『従軍慰安婦』に入れ揚げたNHK」」)
本論から逸れてしまいましたが・・・。「情報」のリテラシーはますます重要になっています。「ナチス」状況を招かないために。(「シナチズム」とか「(ジャーナリスト宣言改め)シナリスト宣言」と揶揄する言葉が飛びかっておるようですが・・・)
2004年02月29日
農林水産省「高病原性鳥インフルエンザ防疫マニュアル」の問題点
http://www.sasayama.or.jp/jouhou/jouhou040229.htm
http://www.sasayama.or.jp/jouhou/jouhou000000.htm
鳥インフルエンザ互助基金 国に不足額の支援を要請 日鶏協が各県会長会議で決議 2006.02.15
発行 鶏鳴新聞
http://www.keimei.ne.jp/article/20060215t1.html
(財)日本養鶏教会
◇鳥インフルエンザ互助金に係る要請書の提出について(2006年02月24日)
◇「週刊新潮」記事に係る照会文に係る回答について(2006年02月17日)
◇「週刊新潮」記事に係る照会文の発出について(2006年02月10日)
http://www.jpa.or.jp/news/kakin/index.asp
ウイルスもまた、ラジカルな「外来種問題」そのものです。存在をやめさせることなぞできるわけがありません。しかも“イン・フルー・エンザ”です。(「小鳥の名前はエンザ、窓を開けたら飛び込んできた」スペイン風邪流行当時の米国のわらべ歌)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4005004911
(岡田
晴恵『人類vs感染症』P163.)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480687300
(池田
清彦『環境問題のウソ』第3章 外来種問題のウソとホント)
[3531] 今月のブログ記事・月間アクセス・ベスト・セブン 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/28(Tue) 10:37 |
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- タミフルと、リレンザの副作用一覧 月間アクセス数9,000
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=497
体験的・掲示板自動書き込みスパム対策
月間アクセス数3,525
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=533
ノロウィルスってなんだ?
月間アクセス数2,282
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=190
イラク人虐待映像写真リンク集
月間アクセス数1,996
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=410
音楽家・坂本龍一さんらが電気用品安全法(PSE法)に対する反対ネット署名開始
月間アクセス数1,676
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=560
インフルエンザA型H5N1感染治療中のタミフル耐性について 月間アクセス数1,540
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=525
木質バイオマス発電の夢と現実
月間アクセス数1,110
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=462
今月の、Sasayama's Weblog
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/
への総合アクセス数は、120,246でした。
今月は、日数が少ない月でしたので、一日あたりのアクセス数にしてみると、1月が、3,883であったのに対して、今月2月は、4,294と、前月をうわまわっています。
タミフル・ノロウィルス関連記事が、季節柄、堅調でした。
また、昔の記事「イラク人虐待映像写真リンク集」がおおかたのは、最近アップした「英国兵によるイラク少年虐待映像」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=553と間違えて、検索でアクセスされてきた方が多かったためと、推測されます。
「木質バイオマス発電」記事は、安定して、アクセスが続いています。
電気用品安全法(PSE法)記事は、アップしてから間もないにしては、アクセス数を伸ばしています。
来月も、よろしくお願いします。
http://www.iol.co.za/index.php?set_id=1&click_id=68&art_id=qw1141074541648B216
[3530] 広がりを見せるアフリカの鳥インフルエンザ
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/28(Tue) 09:18 |
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- 今のところ感染が確認さているのは、ナイジェリア、ニジェール、そして、アフリカ大陸としては、エジプトも入るが、そのほかにも、ケニアで、400羽の死んだ鳥の検査をしているとも、伝えられている。
『Third
African country struck by bird flu』
http://www.iol.co.za/index.php?set_id=1&click_id=68&art_id=qw1141074541648B216
また、昨日になって、エチオピアのEndibirで、鳥インフルエンザ疑いのケースが発生したとされている。
『"Bird
flu-like" disease reported in Ethiopia』
http://www.sudantribune.com/article.php3?id_article=14286参照
http://www.iol.co.za/index.php?set_id=1&click_id=68&art_id=qw1141074541648B216
[3529] 「音楽リスナーとPCユーザのための著作権パブコメ準備号」に、ご紹介いただきました。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/27(Mon) 22:32 |
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- 「音楽リスナーとPCユーザのための著作権パブコメ準備号」
http://ameblo.jp/chosaku/entry-10009532586.html
さんに、私のブログ記事『音楽家・坂本龍一さんらが電気用品安全法(PSE法)に対する反対ネット署名開始 』
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=560
をご紹介いただきました。
光栄です。
ブログ記事のほうにも書きましたが、この問題のそもそもの論議の発端は、市場開放問題及び輸入の円滑化に関して、外国(USTRが主)から具体的苦情をうけつける市場開放問題苦情処理推進会議(OTO推進会議)での議論から始まっているのですね。
1996(平成8)年2月16日のOTO推進会議専門家会議における議論
http://www5.cao.go.jp/giji/o-giji5-j-j.html
を読まれると、なぜ、電気用品安全法が制定されたのかが、よくわかりますよ。
防爆基準(explosion
protection)−爆発を防ぐための基準−というのが、国際規格(IEC規格)にあって、これが、1996年に改正されたのですね。
経済産業省さんが、一説によると、『販売業者が、ただ、届ければ、届出業者になれて、簡単な検査で、PSEマークをはれる。」なんて、言ったとかいわないとか、聞こえてきますけれども、これでは、防爆どころか、爆発してしまいますね。
それと、「IEC規格に基づき製造された外国製品がスムーズに輸入できるように」という要望が、あったのですね。
そんな時点にまでたちかえってみてみれば、当時は、中古品の流通問題にまで、考えが及ばなかったことは当然でしょう。
そういえば、少年のころ、トランスを作ったことがありましたっけ。
鉄板を何枚も重ねて、これに、エナメル線を一次側には、何回、二次側には、何回、というふうに巻いていく、
それを搭載するシャシーの穴あけも、自作でした。
穴を開けるシャシー・リーマ-とか、センターポンチなんてのがあって、結構楽しかったですね。
実は、私も、ラジオ少年だったのです。
秋葉原には、よく、通いました。聞きかじりさんも、よく通われたようで。
われわれ、前世代アキバ系といったところですね。
でも、5級スーパー・ヘテロダインと、アンプを作ったころには、真空管はトランジスターになってしまって、それまでの楽しみは、なくなってしまいましたっけ。
古い機械が消えていくことに残念な皆様方のお気持ち、よくわかります。
おやおや、こんなサイト「情熱の真空管」http://home.highway.ne.jp/teddy/tubes/tubes.htm
にも、「電気用品安全法に対する署名のお願い」なんて、書いていますね。
[3528] Re:[3518]
米国報告書Exhibits4と5のなぞ 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/27(Mon) 21:40 |
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- 虹屋さん。
FSISのExhibitsの隠しページは、下記サイトを見る限り、ないようです。
3と4が合同ということですね。
どうも、このごろ、疑い深くなって、だめですね。
http://www.fsis.usda.gov/Search/Search_Results/Index.asp?restrict=FSIS&ie=UTF-8&q=Japan+Export+investigation+Exhibit&num=10&as_sitesearch=www.fsis.usda.gov%2FPDF&mode=simple&as_occt=any&oe=UTF-8&navid=SEARCH&start=0
[3527] フランスでワクチン接種始まる
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/27(Mon) 21:01 |
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- EUからワクチン接種の許可をもらったフランスでは、三十万羽のアヒル・野がもなどに対して、ワクチン接種を始めた。
EUからは、Landesと
Loire Atlantique とVendeeについての許可をもらったが、Loire Atlantique
とVendeeは、ワクチン接種を選択しなかった。
ワクチン接種は、三十万羽から五十万羽にまで及ぶという。
一方、アフリカのニジェールとアメリカのジョージア州と、南ロシアのStavropolで、鳥インフルエンザが確認された。
http://www.phillyburbs.com/pb-dyn/news/94-02272006-618843.html
http://eng.primenewsonline.com/?c=123&a=6418
http://en.chinabroadcast.cn/706/2006/02/27/48@55836.htm
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/L27307771.htm
[3526] 鳥インフルエンザ危機の根源は工業養鶏、野鳥や庭先養鶏ではないーカナダNGOの新研究
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/27(Mon) 20:11 |
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- 鳥インフルエンザ危機の根源は工業養鶏、野鳥や庭先養鶏ではないーカナダNGOの新研究
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/epidemic/06022702.htm
フランス、密閉鶏舎七面鳥のH5N1ウィルス感染を確認
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/epidemic/06022501.htm
農業情報研究所さんのご紹介です。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/
フランスも密閉型だったのですね。
BSE問題でも養鶏場の鶏糞や鶏舎のゴミが原料の飼料が問題になりますが、死骸なども含むとして、プリオン以前にカビなどの発生はどうなんでしょうか?死んだ鶏などの払い出しとかどうなっているんだろう。
[3525] 鳥フル煽動情報で・・・
投稿者:とき 投稿日:2006/02/27(Mon) 19:55 |
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- こんなことも。
2006年02月27日(月) ハメこまれた人たち・5
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=41506&pg=20060227
>鳥インフルエンザと繊維株、一見何の関連もなさそうなこの二つの事象が結びつく理由となったのは、大和紡績が開発中の不織布がウイルスを99%除去できるという情報が流れたからである。それをマスクにするだけで鳥インフルエンザ感染を99%防御できるということになる。
◇鳥インフルエンザ ウイルス死滅させる布…鳥取大など開発(2005年12月22日
読売新聞)
http://64.233.179.104/search?q=cache:VocNE2hoLtEJ:osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/ec51222e.htm+%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%80%80%E9%B3%A5%E5%8F%96%E5%A4%A7&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=1
◇鳥ウイルス減らす布開発 鳥取大、H5型に有効(2005年12月21日)
http://www.tokyo-np.co.jp/influenza/051221T172524.shtml
◇鳥ウイルス減らす布開発 鳥取大、H5型に有効(共同通信)
- 12月21日17時25分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051221-00000159-kyodo-soci
「ウイルスの現実」とはまったく関係のない、ただひたすらヒトの脳内でできあがる相場の世界にとってみれば、その繊維が使い物になろうがなるまいが、そんなことはお構いなしで、そのときどきに都合のよい“使い捨ての”情報だけがあればよいのかもしれません。そういう情報に加担する方が、実際の現場の鳥フル対策を左右するポジションにいるわけで、いわゆるインサイダーなのですが・・・。
そのような素材で何がしかの業績をあげようとすれば、ウイルス問題は(あるいはそれによる病気、もしくはそれによる「脅威の可能性」は)、なくなっては困るものとして存在しているのかもしれません。あくまでも、なくなると困るメシのタネとして。もちろん、タミフル・リレンザ等の関連産業もですが。
■東証システム破綻:まず証券会社の自己売買を規制せよ 2006/1/19(木)
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1310354
■ジェイコム誤発注で露呈したヤクザ「自己売買」の不正システム 2006/1/20(金)
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1311218
[3524] フランスの羊に通常と異なるスクレイピー株ー正体最終確認は1年後 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/02/27(Mon) 19:47 |
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- フランスの羊に通常と異なるスクレイピー株ー正体最終確認は1年後
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/06022701.htm
農業情報研究所さんのサイトから
[3523] がん、BSEの早期診断に 微量の細胞からタンパク質検出 北大など新システム開発
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/27(Mon) 19:23 |
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- がん、BSEの早期診断に 微量の細胞からタンパク質検出 北大など新システム開発 2006/02/26 06:53
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060226&j=0047&k=200602267500
北大創成科学共同研究機構と札幌、東京のバイオ関連などの企業は二十五日までに、人間や動物の細胞中にあるタンパク質を微量でも検出できるシステムを開発した。細胞の特性を決めるタンパク質は現在、一億個以上の分子量がないと検出できないが、一万分の一の一万個単位で検出できるようになる。これによりわずかな量の細胞や血液、尿で病気の診断が可能になるほか、牛海綿状脳症(BSE)の検査や再生医療への応用も期待できるという。
開発したのは、同機構の伊藤悦朗助教授と同大大学院薬学研究科、同理学研究科、北海道科学技術総合振興センター(札幌)、イムノバイオン(同)、ノバスジーン(東京)、成茂科学器械研究所(同)、日立計測器サービス(同)。
伊藤助教授は、ヒトゲノムなど遺伝子解析がここ数年で大きく進歩する一方で、細胞の特性を決めるタンパク質の分子を検出する技術が高まっていないことに着目。二○○四年から分子の数が少なくても検出できるシステムの研究に着手した。
タンパク質の検出はこれまで、測定対象の細胞に酵素を加え、タンパク質の分子を特定するための化学反応を観察していたが、反応で得られるシグナル(発色)が小さいため、一億個以上の分子量が必要だった。
伊藤助教授らは反応のシグナルを増幅させるため、四種類の酵素の試薬セットを加えることを考案。これによりシグナルを加速度的に増やすことに成功し、検出に必要な分子量を一万個単位にまで下げた。一月に特許を申請し、数年内の試薬キット販売を目指している。
細胞内のわずかなタンパク質を検出し、その特性を調べることができれば、理論的には、がんなどの病気やBSEなどの感染症の診断のほか、胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を利用した再生医療にも応用できるという。
今回の研究は、○五年度に経済産業省の地域新生コンソーシアム研究開発事業に選ばれ、八千万円の助成を受けた。伊藤助教授は「北海道発の技術を活用し関連分野の産業振興につなげたい」と話している。
[3522] 「OIG報告書に係る米国への照会事項の概要」 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/27(Mon) 18:44 |
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- こんなもの
http://www.maff.go.jp/syohi_anzen/beef/syoukai2.html
のようです。
アメリカからの調査報告書の日本語版は、まだのようですね。
確か、先週、大臣は、「(土日を含む)今週中」といっていたはずですが。
USDAのほうで先に付属書類を公開してしまって、予定が狂ったのでしょうかね?
http://www.maff.go.jp/syohi_anzen/beef/syoukai2.html
[3521] Re:[3517]
独立行政法人「動物衛生研究所」 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/27(Mon) 18:31 |
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- ときさん。milkmanさん。
今朝ほどから、この掲示板に、注目が集まっているようで、なんとも、書きづらいんですが、動物衛生研究所さんが絡まっているということになりますと、もう少し、事態の推移を見守る必要があるように思いますね。
関係ないでしょうが、2005/10/06に、この掲示板1656で「茨城県の検査で使った検査抗原と、全国サーベイランスでつかった検査抗原とは、違うの?」
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog7.htm
なんて、書いたことがありましたっけ。
自作自演でないことを祈るばかりです。
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog7.htm
[3520] Re:[3518]
米国報告書Exhibits4と5のなぞ 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/27(Mon) 18:03 |
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- 虹屋さん。
>>米国報告書のExhibits4を覗きましたら、これ標題と中身が別物ですね。>>
ですが、
3
Golden’s Quality System Manual Atlantic’s Quality System Manual
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Exhibit3_&_4.pdf
と
4
E-mail from Mr. Nobuo Shiraiwa (Japan) explaining Japan’s change to EV Program
for veal dated 12/8/05
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Exhibit3_&_4.pdf#page=39
は、同じ内容のようですね。
ざっと見た限りですが。
もしかして。
[3519] ただ「行政(官)」の「無謬性」のためだけに
投稿者:とき 投稿日:2006/02/27(Mon) 16:14 |
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- 今行なわれていることは、問題解決(「清浄国論」からの脱却)にとって何の足しにもならない、まったくもって愚かで無為な行政手続の遂行です。
しかも、どこまでも行政の施策の失敗(失政・失策)を認めたくはないが“ため”だけの。本来の「法」の趣旨・目的からは、かけ離れています。
ただただ、担当行政側の面子を保つためのみに突き動かされているのではないだろうかと勘繰らざるをえません。ゲシュタポのようなものです。まことに恐ろしいことがおこっています。いつからかような全体主義国家まがいになってしまったのでしょうか? 鳥ウイルス行政はまったく気違いじみています。最初から、警察権力を動員したからといって、解決できる類の問題ではないではありませんか。
農水省さんがどのように関連しているかは定かではありませんが、このような事態を招くべきではなかったと思います。KHVにしても、AIVにしても、BSEにしても、失策・失政ばかりではないでしょうか。権力の用い方を完全に誤っているとしか見えません。
◆鶏飼い時事(じじい)
…『断固争うべき』(2006.2.27)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
>その経緯からして明らかなガセネタである闇ワク問題か何故かくもまことしやかに語られ信じられてしまったのか。この問題を取り上げたNHKクローズアップ現代(11、8、2005)での証言者の風体はまさにガセネタそのものと映った。否、番組全体がガセネタで構成された観のある異常なものだったことは皆の記憶に新しい。総ては殺処分の拡大に歯止めが効かなくなった小委員会が起死回生の手段として打ち出したグヮテマラ株の人為的感染理由が元である。この時の消去法くらいいい加減なものはなかった。既に香港、それに中国大陸全般に中米株のワクチンが使われ、周辺で闇ワク偽ワク情報は溢れていたにも拘わらず、一番疑わしいものを勘定に入れないインチキ消去だったのである。
>はっきり云えることは一応きちんとした業者ならそんなものに手を出すものは居ないということである。
確たる「プロ」という存在・立場、あるいはそれがもつ良識に対する「レスペクト(敬意)」を見失った社会というものの恐ろしさが、今まさに目の前に現出しているということです。これが今の日本の姿です。と同時に、国に関わっている「有識者」というもののレベルをも表しています。ただただ愕然とするほかありません。
だれも、ナガタ議員をわらうことはできないはずなのですが、他人の過ちは見えても、いざ自分の立場のことになると全く見えていないのかもしれません。耐震偽装と同じで、ぐるりとチェックが利かなくなってしまってるようです。皆が、自分が正しいと思い込んでる「ナガタ・シンドローム」に罹っているともいえます。
>『「正義」と言うのはあなたの頭を破壊する麻薬である。麻薬中毒になる前に、たとえごくわずかでもよい、抵抗せよ。』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480687300
[3518] 米国報告書Exhibits4と5のなぞ
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/27(Mon) 15:42 |
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- 下記に、米国報告書への疑問をまとめました。ご意見をいただけるとありがたいです。
疑問点@ 骨付き肉が10kgもちがう。 疑問点A 250ポンドのSweetbread 疑問点B60ポンドの子牛の骨 疑問点C 米農務省の「子牛は日米合意の対日輸出条件の適用対象にならない」という嘘
http://www5.plala.or.jp/nijiya231-9288/HATAKE/hatake_06/hatake_0609_BSE.htm
これをまとめるのに、米国報告書のExhibits4を覗きましたら、これ標題と中身が別物ですね。
Exhibits4は、これを証拠としてあげている箇所がない。
「USDA
Findings and Actions Report Table of Contents」
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Report.pdf
Exhibitsの標題は E-mail from Mr. Nobuo Shiraiwa (Japan) explaining Japan’s
change to EV Program for veal dated
12/8/05 です。
標題からは、12月8日にシライワさんからEVプログラムが適用になるという連絡を受けたことになる。14-15ページのイチイさんのメールから受ける印象がぜんぜん違いちがいますよね。連絡して5日も経っても梨のつぶてだから、Senior
Sales
Executiveが督促した。さらに1日経っても何も無いから、再度督促。それでようやくアトランテック社は、7月の適用除外のメールを持ち出して、FSISの尻に火をつけたという構図になりますね。
多分Exhibits4を使った文章が、イチイさんのメールの前についていたのでしょう。それを発表、日本側に渡す前に削った。まだまだ隠されたことがいっぱいありますね。
[3517] 独立行政法人「動物衛生研究所」
投稿者:とき 投稿日:2006/02/27(Mon) 13:32 |
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- ◇獣医師2人を立件へ 茨城の鳥インフルエンザ
>鳥インフルエンザ問題で、茨城県警は27日、鶏の抗体陽性反応を県に届け出なかったなどとして、家畜伝染病予防法違反(届け出義務違反、検査妨害)容疑で、独立行政法人「動物衛生研究所」(同県つくば市)職員の獣医師と養鶏会社愛鶏園(横浜市)の獣医師の2人を近く立件する方針を固めた。
>県警の調べや茨城県によると、愛鶏園の獣医師は昨年、知人の動衛研職員の獣医師に非公式に鳥インフルエンザの検査を依頼し、抗体陽性反応が出たが県に届けなかった疑いが持たれている。
>さらに、愛鶏園の獣医師は昨年8月下旬、運営する茨城県内の3養鶏場の検査で、別の養鶏場の鶏から採った検体を3養鶏場の検体と偽って提出し、県の検査を妨害した疑い。
(2006年
2月27日 (月) 10:40 共同通信)
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20060227/20060227a4900.html
◇養鶏業者の獣医師を逮捕へ 鳥インフルエンザ感染隠し?(2006年02月27日(月)12時59分 朝日新聞)
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20060227/K2006022701510.html
◇茨城の鳥インフルエンザ感染、養鶏場の獣医師ら逮捕へ(2006年
2月27日 (月) 12:43 読売新聞)
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20060227/20060227i304-yol.html
「感染事実を隠蔽した」ということが「不正」だとなれば、「動研」も同罪となりますが・・・。闇ワク使用の物的証拠をどうしても挙げられないための、自供引き出し捜査でしょうか? もしそうであれば、かなり無茶なことに踏み込みすぎているように思いますが。
[3516] 養鶏獣医師としての生業がたたなくなってしまうのでは??? 投稿者:milkman
投稿日:2006/02/27(Mon) 12:29 |
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- <[3515]法令や指針の対象は?>の『とき』様のご意見にまったく賛成です。対象が「鳥インフルエンザ」であっても、発症をしていない鶏群の検査において、鶏病予防の現場を預かる管理獣医師が自らの診療行為として、検査をした結果連絡しなかったからといって、いちいち法令違反が問われるのであれば、伝染病予防法における「監視伝染病」の感染を知りながら届出をしなかった場合でも、また豚のインフルエンザの感染の有無の血液検査をしても、法令違反を問われるのであれば予防行為を中心とする産業動物獣医師の生業が成り立たなくなります。茨城県の鳥フルの結末の落としどころが、こんな理不尽な結果には終わらせたくないものです。養鶏の管理獣医師の方はもちろんのこと、養豚も含めた産業動物の管理獣医師の皆さんもこのことの正当性を大いに訴えて行こうではないですか。もちろん日本獣医師会としての見解も聞きたいですがね。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=452
[3515] 法令や指針の対象は?
投稿者:とき 投稿日:2006/02/27(Mon) 10:08 |
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- ◇鳥インフルエンザ感染 届け出怠る 獣医師2人立件へ 茨城県警
>茨城県の養鶏場を中心に昨年、鳥インフルエンザに感染した鶏が見つかった問題で、獣医師が感染を知りながら届け出をしていなかった疑いが強まったとして、茨城県警は二十六日、家畜伝染病予防法違反(届け出義務、検査妨害)の疑いで、獣医師二人を立件する方針を固めた。
>これまでの調べでは、獣医師は昨夏、養鶏業者が茨城県内に持つ養鶏場の鶏が鳥インフルエンザに感染していることを知りながら、獣医師に定められた県への届け出を怠った疑い。また、県が昨年八月に立ち入り検査した際、非感染の鶏の検体だけを提出した疑いも持たれている。
>関係者によると、獣医師は非公式に独立行政法人「動物衛生研究所」(同県つくば市)の知人に検査を依頼し、鶏の感染を知っていたという。県は同法違反(検査妨害)の疑いで業者を告発し、県警は昨年十二月二日に家宅捜索していた。
>茨城県を中心とした鳥インフルエンザ問題では、農水省の家きん疾病小委員会が、「違法ワクチンが使用された可能性がある」と指摘している。県警は犯行の動機や経緯を慎重に調べる方針。
>茨城県を中心とする鳥インフルエンザ禍は昨年六月、同県水海道市(現常総市)の養鶏場で初めて発覚。これまでに同県と埼玉県の計四十一養鶏場で感染を確認し、約三百三十万羽の鶏を殺処分した。
2006年
2月27日 (月) 02:43 産経新聞
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/shakai/20060227/m20060227013.html
「感染」と「病」を混同してしまうことによる解釈の違いともいえます。
通常、臨床現場にいるものは、「発症」をもって「病気」と判断します。
家畜伝染病予防「法」でも厳密にいえば「病」が対象であって、「感染」を対称にしているとは言いがたいとおもいます。おそらく「指針(ガイドライン)」でもそうでしょう。
ところが、現場をしらないものが、検査結果の「感染」そのものを「病」と解釈してしまっていて、そのあたりの解釈の違いが、このような恣意性を生み出すもととなっています。
現場にいる者にとっては、「感染すること」を「排除」できるわけがないというのが「常識」です。しかしながら、そのことを知らないものが、まったくもって古くさい知識によって組み立てられて、不備だらけの「法令・指針」を杓子定規にあてがってしまうことがおこっています。「法」を運用するにあたって、その分野についてだれもプロがいない、素人集団によってなされているというのが現実ではないでしょうか。とても危険なことが起こっているのですが・・・。これも皆が皆一様に他人事の感覚なのでしょう。
だれかを悪者にしたからといって、けっして解決する問題ではないのですが・・・。
「病」の捉え方が、「ウイルス」ばかりを見てしまうことによって、非常にゆがめられた格好になっている「制度」ともいえます。
法令は何を対象にするのかを明確にしなければならないでしょう。検査精度がいたずらに上がれば上がるほど、このような問題は、ますます次々と生じます。
「ウイルス」の「ある・なし」を前提にするのではなく、「病気」が「起こる・起こらない」を対象にして、制度を組み替える必要があります。
まったく「公」の「無謬性」を担保するだけのために、なんという下らない状況に堕ちこんでいくのでしょうか。とても「良識」からは程遠い所業です。
◇英政府、遺体袋20万枚発注=鳥インフルに備え−日曜紙
>【ロンドン26日時事】26日付の英日曜紙サンデー・ミラーは、英政府が鳥インフルエンザ発生に備え、20万の遺体袋を発注したと報じた。隣国フランスでは先に家禽(かきん)から高病原性のH5N1型ウイルスが発見されているが、同紙では「犠牲者発生の可能性に対する政府の懸念を反映した措置」と伝えている。
(時事通信)
- 2月26日23時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060226-00000114-jij-int
これもまた、なんともいやはや。とてつもない喜劇になっています。ハレー彗星のときのタイヤチューブのように。
実際すでに、インフルエンザ関連死は毎年かなりの数で起こっているのですが・・・・。
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-rpd/index-rpd.html
(インフルエンザ関連死亡迅速把握システム このなかに新型が紛れ込んでいても何ら不思議はないのですが・・・。余計に踏み込むことを避け、精密に検査がなされていないだけです。)
いまやまさに「恐怖という伝染病」の様相を呈してしまってるようです。心理だけではなく、現実をも変えてしまうくらいの。(すでに、人為的に、膨大ないのちさえ犠牲になってしまってますが。)
「医」の世界での、「排除・根絶」という「西洋の思想」の限界がおそらく、たまたま鳥と人で地続きにされてしまった、この「AIV」によって、大きく転換を強いられることになるのかもしれません。
現実の事象に、大多数の人間の知識が追いついていないだけなのですが。まったく「魔女狩り」の時代の「大衆」と同じことになっています。いまもまた、何を言ったとしても、それを聞いても理解できないのでしょう。
情報流通技術がいかに発展しても、人間の中身はこの数千年、ほとんど何も変わってはいないかのようです。ギリシャ哲学の時代からみても。
行政のどのポジションにいる方々がそうしたいのかはわかりませんが、この期に及んでも、日本の「鳥H5N2」感染は、自然環境中にいる野鳥からではなく、『養鶏場内の「鶏」から「鶏」だけで感染』が起こっているだけだということにしてしまいたいのでしょう。関わった獣医師が「感染」の報告を怠ったことによってまん延拡大したとして。
そのための、一番最初の感染原因が「闇ワク」なのでしょう。「現場」の感覚では、野鳥からもらうという不可抗力的なことが最大原因としか思えないのですが。
闇ワクなどの人為的感染だと思わせておくには、もうかなり無理があると思います。辻褄合わせのとってつけたような恣意的な理由では。(いったん環境中に存在を始めたら、あらゆるウイルス株もまた、もはや自然の存在でもありますし。)
[3514] スイスで鳥インフルエンザ発見
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/27(Mon) 07:42 |
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- 発見されたのは、ジュネーブとスイス北西部の Stein-am-Rhein
で、野がもなどに発見された。
H5N1かどうかについては検査中。
『 Bird flu reported in Geneva』
http://www.theaustralian.news.com.au/common/story_page/0,5744,18285635%255E23109,00.html
もご参照
http://www.theadvertiser.news.com.au/common/story_page/0,5936,18285491%255E401,00.html
[3513] Re:[3508] 清浄国ドミノ
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/26(Sun) 20:17 |
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- ときさん。
フランスのファグラ用の鳥は、ワクチン接種を始めるようですね。
フランス南西部で、ファグラ用の鳥三十五万羽について、来週からワクチン接種を始めるようです。
http://news.scotsman.com/international.cfm?id=292412006
香港も、
日本に追随して、フランスからの鶏肉輸入を禁止したようです。
http://www.nctimes.com/articles/2006/02/26/news/nation/20_14_122_25_06.txt
なんとなく、日本発の清浄国ドミノが広がってきているようです。
http://www.polity.org.za/pdf/AgriculturalTrade.pdf
[3512] Re:[3511] [3507] [3506]
[3505] [3503] [3500] [3497] [3494] [3440] [3438]
EUが、フランスとオランダのワクチネーション・プランを容認 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/26(Sun) 19:26
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- 口てい疫についても、同じようなことが言えますね。
OIEの調査によりますと、ワクチンなしで、完全に口てい疫のない国は、57カ国しかなくて、そのうちの26カ国は、発展途上国であり、それらのうちの、3カ国が、低所得国であったという報告がありますね。
この数字は、いろいろな意味を持っているものと思われます。
http://www.polity.org.za/pdf/AgriculturalTrade.pdf
の112ページ参照
http://www.polity.org.za/pdf/AgriculturalTrade.pdf
[3511] Re:[3507] [3506] [3505]
[3503] [3500] [3497] [3494] [3440] [3438] EUが、フランスとオランダのワクチネーション・プランを容認
投稿者:通りすがり 投稿日:2006/02/26(Sun) 18:24 |
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- > 通りすがりさん。
>
ご賛同ありがとうございました。
>
もちろん、ワクチネーション政策を否定したスタンスのもとでの光と影ということなので、闇という言葉は、ある意味、適切ではないかとも思いますが、「ノン・コンプライアンス」という意味では、かわらないでしょう。
> その影を作ったのは、日本の硬直的な鳥インフルエンザ対策ということなのでしょう。
>
そして、さらにいえば、ワクチネーション政策を否定したスタンスが、今度は貿易上の衛生条件というパラメーターを通して、海を超え、オランダの鶏肉貿易制限と、スイスなどの国の貿易制限追随誘発という、国際的ドミノ現象を引き起こしている、といっては、いいすぎでしょうか。
参考までに。ヨーロッパにH5N1ウイルスが出現する前に、国連機関が、経済力が乏しい国は、鳥インフルエンザ対策でワクチン使用に頼るかもしれない。しかし、ワクチン接種をしたとしても貿易上問題が起こらないようにその国連機関が保証するとかいた声明を出していました。
[3510] 「清浄国論」を掲げ続ける愚鈍ニッポン
投稿者:とき 投稿日:2006/02/26(Sun) 16:48 |
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- ◆鶏飼い時事(じじい) …『茨城株事件の総括を』(2006.2.26)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza255.htm
>一部に、ワクチン欲しさの業界が茨城株事件を、ワクチンを許可させるために意識的に利用しているとの<下種の勘ぐり>さえ有るという。全く冗談ではない。われわれ現場は所謂ガセネタの真っ只中にいる。ただそれだけ選別能力も自然と身につけて居る。今回も毎度の事の闇ワク情報に無定見に飛びついたのは、世事に疎い学者達ではなかったのか。そしてそのことへのこだわりが600万羽の人為的虐殺に繋がったのだ。
>公式発表ではさすが清浄国、自然はきれいのままだが反面養鶏場ときたら闇ワク偽ワクの世界に向けての公式報道で、国もろとも世界中の顰蹙を買った形である。ところが国内では誰もそれを不思議とも思わず、特定区域から抜け出さないウイルスのことも含めて闇ワクで納得してしまう。600万羽の健康鶏の処分には何も云わず、自分の鶏に対してだけ鶏霊碑を立て鶏供養をする業界人。全く不自然でおかしな国でありおかしな国民性だと自嘲したくもなる。
永らく、普段の日常、生命(いのち)の危険を感じなくてもいい世間に暮らし、平和呆けしたようになると、目の前で起こっている異常にすら、いざ自分自身に危害が及ばない限り、気付くことができなくなっているのでしょう。まったく狂牛病以前に、もうすでに「ヘタレ人間」になってしまってるようです。
>「残念ながら根拠のないパニックが広がっている。家禽(かきん)の肉や卵は安全だ」
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20060226/K2006022600740.html
EU、鳥インフルエンザに過剰反応しないよう貿易相手国に要請 2006年
2月26日 (日) 15:27 ロイター
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/kokusai/20060226/JAPAN-204570.html
すくなくとも、ウイルスの排除根絶思想を広く流布し、それを印象操作、洗脳もしくは刷り込みしてしまっていては、そのパニックを収めることはできないでしょう。
実際は「ある」のにもかかわらず、「ない」ことにしてしまわないうちは、収拾のつかない状況かもしれません。(あるものをないものにするような無茶な恣意は、いつまでも続けられるわけがありませんが。)
>さんざん『ゆとり教育』などと手抜きをしておいて、今さら「成績下位層が増えたが、それは経済格差のせいだ」とはよく言ったものである。
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=331246&log=20060226
教育の“川上”すらが、もうすでに妄想主観の“井の中”を漂っておるようです。
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%C6%FC%B6%B5%C1%C8&st=n
◇「真のエリート」どう育成 中高一貫「海陽学校」完成 4月開校(2006年2月11日
読売新聞)
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/060211_1.htm
◇愛知に海陽中等教育学校開校へ 「エリート育成」に賛否(2006年02月20日11時11分 朝日新聞)
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200602200122.html
>われわれ一人一人が経験で知っているとおり、人間というものは、生まれながらにして不平等なものだ。生まれついての能力にしても、育った環境にしても、みんなそれぞれ違う。それなのに、民主主義の制度は、人間はみなそれぞれ、自由な意志で決断し、自律的にふるまう能力を持っている、ということを前提にして、つくられている。現実には、大多数の人間は、自分がしていることも自分でわかるだけの頭もなく、自分の生きかたを自分で決めるだけの強さもない。つまり民主主義には向かない。(P179.)
(岡田英弘『歴史とはなにか』 国民国家とはなにか)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166601555
そういう「経験で知っている」はずのことですら、自覚できる機会をもてず、これもまた妄想の、「平等」という意識を肥大させ、それをベースに、いわゆる『格差社会』という認識を膨らませるよう、いわゆる“煽動”に乗せようと画策しているようにも見えなくもありません。
まさに優劣のつけられることに免疫がついてない、いわゆる「偏差値優等生」が、『格差社会』を強く(過剰に)意識し、それを煽るようなことを考え出しているのではないかと、つよく疑っています。
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/p/
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/13686721.html
http://ugaya.com/column/051028asahi.html
[3509] 例のPSE問題で、私のブログ記事がいくつか紹介されています。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/26(Sun) 15:40 |
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- 私のブログ記事「音楽家・坂本龍一さんらが電気用品安全法(PSE法)に対する反対ネット署名開始」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=560
について、「ご紹介をいただいたブログですが
「モータースポーツ雑談ブログ」
http://autozatudan.seesaa.net/article/13808786.html
「三河屋の開店休業中」
http://i-field.at.webry.info/200602/article_10.html
「AQ's」
http://aq.webtech.co.jp/#diary
「しろネコとたわむる」
http://minasakana.paslog.jp/article/246050.html
さんなどです。
光栄です。
それにしても、日本の経済産業省さんには、産業遺産という概念が欠如しているのかも知れませんね。
ドイツ・ミュンヘンのドイツ博物館(Deutsches
Museum)http://www.deutsches-museum.de/
を見学したことがありましたが、まさに、機械美は、芸術品であることを思い知らされたことがあります。
このサイト
http://www.deutsches-museum.de/mum/video/e_video.htm#musik
で、博物館所蔵のオルゴールの音色などをビデオで見たり聞いたりすることができます。
それを、廃棄物扱いするなんて、なんと乱暴なことなのでしょう。
おや?今日のドイツ博物館のライブカメラ
http://www.deutsches-museum.de/mum/live/e_kamera.htm
では、今日のミュンヘンは、雪のようですね。
http://www.deutsches-museum.de/
[3508] 「闇ワク」デンパは
投稿者:とき 投稿日:2006/02/26(Sun) 12:16 |
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- 肝心なことから目を逸らさせることにしかならないように思います。問題解決克服は、現実を無視した脳内妄想である「清浄国論」から、いかに脱却を果たすかにかかっているのですから。
デムパつながりで、いきなり話題が飛びますが、これもなにやら胡散臭いようですが・・・。
電波利権
新潮新書 池田 信夫 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101505
週刊新潮3月2日特大号
http://book.shinchosha.co.jp/shukanshincho/
(P189.◇局地的ベストセラー「電波利権」の読ませ所)
文藝春秋3月特別号
http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/index.htm
(日本の常識
44 P308〜【地上デジタル】上杉隆)
ウイルスは、在ることに気付かれないまま、広く存在しているのだということに、早く“コモンセンス”を至らせて欲しいものです。(検査に用いた茨城抗原は“特殊”なものであることも。それを全国で用いたら、いたるところで“陽性”判定が出てしまうだろうということにも。)
ウイルスはどこにでもいる 日沼
頼夫 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4585050736
フランス産フォアグラ消費大国日本の「清浄国論」が、いよいよ仏国にも影響を及ぼし始めたようで。さてどうなることやら・・・。
http://www.sankei.co.jp/news/060226/sha016.htm
(フォアグラ消える? 鳥インフルエンザ広がる波紋 仏から鳥肉類輸入を一時停止
Sankei
Web)
AIVが人にうつるとの恫喝“風説”が、結果的に効果を最大限に発揮しているということです。あのダイオキシン騒動や、地球温暖化ネタや、遺伝子汚染ファシズムのように。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480687300
(池田
清彦『環境問題のウソ』)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334033415
(竹内
薫『99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575043
(福岡
伸一『プリオン説はほんとうか?―タンパク質病原体説をめぐるミステリー』)
なお先日、羽越線(秋田〜鶴岡間)を利用いたしました。
やはり、秋田市から象潟までの海岸の風景は、それはそれは悲惨な状況です。延々と森林が崩壊して枯れてしまった木々の残骸ばかりです。確実に砂漠化が進行しているように見受けられます。
何かが確実に起こっているのですが、具体的に何が起こっているのか・・・。ただひたすら不気味です。
植物(これまで長らく生きてきた木々)が、突然生きていけない環境になってしまっているということは、人間を含めた動物にも何がしかの影響が始まっているのではないかと危惧いたします。自殺率やうつ病認知症の増加と関連がないと願いたいのですが・・・。
<日本海漂着ゴミ>政府が対策会議 離島悲鳴に腰上げる(毎日新聞)
- 2月18日3時6分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060218-00000010-mai-soci
韓国、汚水を海にポイ捨て
http://kuyou.exblog.jp/3202087/
たどり着いてるのは、目に見えるものだけではないのかもしれません。大気や土壌に何かが起こっているのかどうか。
[3507] Re:[3506] [3505] [3503]
[3500] [3497] [3494] [3440] [3438] EUが、フランスとオランダのワクチネーション・プランを容認
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/26(Sun) 12:08 |
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- 通りすがりさん。
ご賛同ありがとうございました。
もちろん、ワクチネーション政策を否定したスタンスのもとでの光と影ということなので、闇という言葉は、ある意味、適切ではないかとも思いますが、「ノン・コンプライアンス」という意味では、かわらないでしょう。
その影を作ったのは、日本の硬直的な鳥インフルエンザ対策ということなのでしょう。
そして、さらにいえば、ワクチネーション政策を否定したスタンスが、今度は貿易上の衛生条件というパラメーターを通して、海を超え、オランダの鶏肉貿易制限と、スイスなどの国の貿易制限追随誘発という、国際的ドミノ現象を引き起こしている、といっては、いいすぎでしょうか。
[3506] Re:[3505] [3503] [3500]
[3497] [3494] [3440] [3438] EUが、フランスとオランダのワクチネーション・プランを容認 投稿者:通りすがり
投稿日:2006/02/26(Sun) 11:51 |
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- 闇ワクチン」という言葉は、ワクチネーション政策を否定したスタンスの元での「ノン・コンプライアンス」という意味での「闇」なのですから、そちらの、大本のワクチネーション抱き合わせ政策の日本型適用の是非について、論議を深めたほうが、私としては、生産的のような感じがしています。
上記、ワクチネーション政策を否定したスタンスの元での「ノン・コンプライアンス」という意味での「闇」という表現がひっかかりました。闇を使った(としたらですよ)養鶏場の人たちは、鳥インフルエンザが発生すると死活問題になるから闇ワクチンに手を出したのでしょう。彼らは国にワクチン使用を求めていましたが、国が緊急時以外使用しないとの政策を変えなかったので、(現在も基本的に変えていません。ワクチン使用に関して業界との合意は成立しましたが。)使ってしまったのでしょう。ですから、殺処分にあたっては、国から補助を出すとか、鳥インフルエンザが発生しても養鶏家の生活が守られるような政策をとっていれば、こういうことにならなかったと思います。(使ったとすればですよ。)
確かに、笹山さんのご指摘のように、使ったか使わなかったという議論をここでやってもあまり意味がありませんね。どちらも証明できないわけですし。H5N2ウイルスが検出されたという事実以外は。
ワクチネーション抱き合わせ政策の日本型適用の是非との観点で論議を進めることに私も賛成です。
http:/
[3505] Re:[3503] [3500] [3497]
[3494] [3440] [3438] EUが、フランスとオランダのワクチネーション・プランを容認 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/26(Sun) 10:47 |
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- レギュラーさん、ときさん、通りすがりさん。
ちょっと、議論の整理のために、口出しして、申し訳ありません。
茨城問題は、さておき、お三方とも「これまでのスタンピング・アウト政策一辺倒から、ワクチネーション政策を加味した、総合的鳥インフルエンザ対策の必要性」ということでは、一致しているようにも、見受けられます。
で、「闇ワクチン」という言葉は、ワクチネーション政策を否定したスタンスの元での「ノン・コンプライアンス」という意味での「闇」なのですから、そちらの、大本のワクチネーション抱き合わせ政策の日本型適用の是非について、論議を深めたほうが、私としては、生産的のような感じがしています。
もちろん「ノン・コンプライアンス」の行為そのものについては、検証しなければならないでは、ありましょうが。
[3504] 中国の浙江省と安徽省で、新たに二人のヒト感染鳥インフルエンザ 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/26(Sun) 09:36 |
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- 一人は、浙江省安吉縣の9歳の女性で、2月10日に発病。
もう一人は、安徽省潁上縣の26歳の女性で、2月11日に発病。
とのことである。
それぞれもH5N1が検出された。
http://news.xinhuanet.com/english/2006-02/26/content_4227898.htm
http://hk.news.yahoo.com/060225/12/1ljki.html
[3503] Re:[3500] [3497] [3494]
[3440] [3438] EUが、フランスとオランダのワクチネーション・プランを容認 投稿者:通りすがり
投稿日:2006/02/25(Sat) 23:17 |
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- > >
なぜ、あなたに「ありもしない事実」ということが分かるのですか。自分の主張を正当化する為に有利なる情報をリンクし、自己の主張だけが正しいと思っておられるようですが。
>
>
闇ワクチン原因説(ならびにバイオテロ説)は、イセ養鶏さんのHPに掲げられてあったものですが、どうも根拠が希薄のようで、最近サイト上からは取り下げたと聞いておりましたが・・・。
>
>
今、なおさらそれを主張したいのであれば、はっきりとこれこれこういうものを使っていた可能性があるとの“現物”を示していただきたいものです。
>
国のほうの報告書でもそういったものは何一つ提示できていませんですし・・・。他に確たる根拠を求めることのできない主観情報はなるべく慎みたいものです。
>
参戦します。私のコメントが原因のようで。私は主観を述べただけで誰かを非難するつもりはありません。あなたは、イセの関係者のニオイがします。週間新潮にバイオテロがどうのこうのというイセべったりのちょうちん記事が書かれていましたが。私はあの記事を見てかえって疑いを強くしました。「現物」を示せとおっしゃいますが、使った人間以外提示できないじゃないですか。国の報告書に事実が全て書かれると思いますか?国に不利な内容は公表しないでしょう。地域限定で茨城だけにH5N2ウイルスが発生するはずがないでしょう。ここまで騒ぎが大きくなって私がやりました、とは言えますまい。とにかく、これは私の主観です。私はどこの業界とも利害関係がありません。
http:/
[3502] ワクチネーションのために、日本が、オランダから鶏肉輸入禁止との外電 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/25(Sat) 21:44 |
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- レギュラーさん、ときさんの論争の最中ですが、気になるニュースが入ってきました。
オランダが、養鶏にワクチネーションをすることを決定したとの報道を受け、日本が、オランダがワクチン接種を始めたら、オランダからの鶏肉輸入を禁止するであろうという報道です。
オランダは、ヨーロッパでは、フランスについでの鶏肉輸出国であり、オランダ農業省のスポークスマンであるBenno
Briggink氏は、スイスも、日本に追随する可能性があるとしています。
そこで、オランダの農家は、もし、鶏肉が輸出できないのなら、ワクチン接種をしないことにするといっているようです。
予定では、EUから認可(green
light
)を受ければ、今週から、百万羽から三百万羽いるといわれるバックヤード養鶏や五百万羽のフリーレンジ家禽に対して、ワクチン接種をする予定であったとされています。
まさに、日本が国内で、ワクチン接種に難色を示している最大の理由が、貿易上の二国間(bilateral
)での家畜衛生条件(Animal Health
Requirements)にありということは、この掲示板やブログでも指摘してきたところですが、このように、EUのワクチネーション方針までをも左右することになると、これが、EU圏内でのH5N1感染拡大の要因となった場合、日本は、世界的な指弾を受けかねないことになり、非常に微妙な問題になるともいえますね。
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/L25683300.htm
http://www.portfolio.nl/nlnews/archives/2006/02/post_533.html
その後、ヨーロッパでは、フランスで、Ainの農家の七面鳥にH5N1が発見され、数百羽が死に、シラク大統領は、全国の農家にパニックにならないように声明を出したとされています。
http://icwales.icnetwork.co.uk/0100news/0700world/tm_objectid=16747312&method=full&siteid=50082&headline=-don-t-panic--says-chirac-as-bird-flu-spreads-name_page.html
また、ドイツでは、南西部のBaden-Wuerttemberg
州で、野がもにH5N1が検出されたとのことです。
この地方は、Constance湖をまたいで、オーストリアとスイスに接しており、その対岸のオーストリアでは、すでに、H5N1感染が報告されています。
http://www.canada.com/topics/news/agriculture/story.html?id=bbfd546e-3ff0-4cfb-8287-39988a499dd9&k=48793
[3501] 米国報告書の Exhibits のリスト
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/25(Sat) 19:11 |
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- List of Exhibits
1 Golden Veal’s AMS Application for Service
Atlantic’s AMS Application for Service