- 虹屋さん。
ここを整理しますと、次のようになりますね。
2005年12月27日 日本シイベルヘグナー社のNobuo
Shiraiwa氏のオーダーでは、問題部位としては、1 box Hotel Rack (7 ribs) 45 poundsHotel Rackと1 box
bones 60 pounds
の注文があった。
2006年1月11日のFealのと畜業者のGolden社からファブリケーターのAtlantic社への発送では、130 boxes
031Rack/Loins 3,263.5 pounds と1 barrel Bones 300 pounds
とがあった。
2006年1月13日に、Atlantic社は、「Title 9 of the Code of Federal Regulations,
Section 322.2」(9 CFR 322.2 )
http://www.washingtonwatchdog.org/documents/cfr/title9/part322.html#322.2
のもとでの、FSISからの認証(番号MPF455142)を求めた。
これは、2005年12月27日の日本シイベルヘグナー社のMr.
Shiraiwa氏のオーダーと同じであったが、この中には、1 box Hotel Rack (7 Ribs) 60.15 と1 box Veal Bones
60 pounds
が含まれていた。
2006年1月13日に、Atlantic社からFSISからの認証(番号MPF455143)が求められた。
認証番号MPF455142と認証番号MPF455143との違いは、総重量は変わらないが、sweetbreadsの箱数が、25箱から19箱に減らされていた。
このMPF-455143認証は、FSISによって、なされた。
このときにも、1
box Hotel Rack (7 Ribs) 60.15 pounds と 1 box Veal Bones 60 pounds
は、含まれていた。
2006年1月16日に、日本シイベルヘグナー社のMr. Shiraiwa氏から次のような、メールがあった。
「“After
having discussion here, I found it much better not to load bones one case, which
might make a mess of everything. Please unload one case of bone for our smooth
custom clearance here so that my forwarder [Mitsui O.S.K. Lines, Ltd.] can
urgently coordinate the air freight shipment.”
」
そこで、再度、Atlantic社からFSISの認証(番号MPF455144)が求められた。
この認証番号MPF455144の時点では、1 box
Veal Bones 60 poundsが取り除かれ、1 box Hotel Rack (7 Ribs) 60.15 pounds は、依然、含まれていた。
ということになりますね。
やはり、日本シイベルヘグナー社のMr. Shiraiwa氏は、1 box Veal Bones 60
poundsのみ、危険部位とみなし、1 box Hotel Rack (7 Ribs) 60.15
poundsについては、危険部位とはみなしていなかったようです。
そして、成田に着いたときの状態がどうであったかといいますと、下記のとおりですね。
(1)
品名:米国産冷蔵牛肉(41箱、約390s)
(2) せき柱を含む子牛肉が確認された貨物:3箱(約55s)
(3) 食肉処理施設:Atlantic
Veal & Lamb, inc. (1509A)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060120press_10.html 参照
出荷時点での認証番号MPF455144では、41箱、865ポンド(392.364キログラム)でしたから、一致していますね。
しかし、せき柱を含む子牛肉が確認された貨物:3箱55キログラム(121ポンド)は、該当分がありませんね。
1
box Hotel Rack (7 Ribs) ; 60 pounds
だし。
もしかして、MPF-455143認証で減らされたsweetbreadsの箱に、除外したbone(300ポンド)の一部(60ポンド)を含めて、分散して入っていたのでしょうかね?
ちょっと、不思議です。
参考
認証MPF-455144
の中身
1 box Hotel Rack (7 Ribs) 60 pounds total
4 boxes Hotel Rack Chop
Ready (7 Ribs) 104.7 pounds total
1 box Boneless Ribeye 17 pounds total
1
box Trimmed Loin Boneless (1x1) 17 pounds total
2 boxes Trimmed Loin (4x4)
38.6 pounds total
1 box Strip Loin 14.9 pounds total
1 box Top Round 19.2
pounds total
6 boxes Breast Boneless Finger Meat 298.6 pounds total
2
boxes Plates 54.6 pounds total
1 box Full Tenders 15.3 pounds total
1 box
Loin Tenders 12.4 pounds total
19 boxes Sweetbreads 202.3 pounds total
and
1 box Tongues 10.4 pounds total.
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Report.pdf
[3394] 音楽家・坂本龍一さんらが電気用品安全法(PSE法)に対する反対ネット署名開始
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/19(Sun) 17:13 |
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- 2006年4月1日から、PSEマークがついていない2000年以前に製造の電機製品が中古販売できないということで、ハードオフなどの中古販売店では、先々週末から、特別価格で、これら対象製品の投売りを始めたようである。
一方、PSEマーク
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/pictures/maru_PSE_small.gif
の再認証で切り抜けようとしているところも、あるらしい。
ジャンク品でも、電気系統が、使えなくなるくらいに壊れてなければ、違法とみなされるようで、中古関連業界は、お手上げのようである。
対象製品は、こんなにhttp://homepage3.nifty.com/tsato/terms/denan.htmlある。
そんな業界の混乱に見かねて、音楽家・坂本龍一さんらが電気用品安全法(PSE法)に対する反対ネット署名を開始したとのことである。
これhttp://www.jspa.gr.jp/pse/が、そのサイトである。
周知期間が5年間もあったため、期限切れ寸前で、この法律の問題性が急に表面化したようだ。
私としては、坂本龍一さんの考えに賛成だ。
特に、音楽再生のアンプやヴィンテージもののギターアンプなどには、芸術品に近いものもあるので、これらをただの廃棄物にしてしまうには、あまりにも、もったいない感じがしている。
レコード輸入権反対の時の同志よ、立ちあがれ!ーーなんてね。
[3393] Re:[3392] [3390] [3389]
泣く子と監督官庁には勝てない 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/19(Sun) 14:34 |
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- 笹山さん。
> となると、日本シイベルヘグナーのMr. Shiraiwa氏の、Hotel
Rackについての規格の認識が足りなかったことが、大本の原因ということになりそうですね。
この背景には、以前のカナダの輸入再開でUSDAがVealを特別扱いしたことがあり、「FSISとしては、vealについてのブラントは、BEV
Japan programを必要としない」という7月のメールがあった。この点を踏まえないと12月の動きが理解しにくいですよね。
Atlantic
社に対して、2005年12月12日と13日にEVプログラムの件でメールを出したのは、日本シイベルヘグナーのYoshimitsu lchiiさん。同社のDKSH
- Market IntelligenceでSenior Sales Executiveの方。発注したNobuo
Shiraiwaさんとは、別人。Shiraiwaさんの上司の方ではないでしょうか。
日本シイベルヘグナーの動きで、注目するのは2006年1月18日の変更。After
having discussion here, I found it much better not to load bones one case, which
might make a mess of everything.のデスカッションの中身、Yoshimitsu lchiiさん、Nobuo
Shiraiwaさんら日本シイベルヘグナーの担当部局内でEVプログラムの件がどのように話し合われたのか。Hotel
Rackの発注を何故取り消さなかったのでしょうかね。全部チップスにしてしまえば問題は発覚しなかったのでは??
[3392] Re:[3390] [3389]
泣く子と監督官庁には勝てない 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/19(Sun) 13:28 |
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- 虹屋さん。
3362で書いたように、日本シイベルヘグナーのMr. Shiraiwaさんは、Vealにも、 the EV Program
のためのQSA Programが適用されるとのことを、USMFF
の日本オフィスから聞いたようですね。
2005年12月8日に、日本政府は、AMSに対してVealについても、the EV Program のためのQSA
Program適用との通知を出している。
それで、Atlantic 社に対して、2005年12月12日午後7:56
に、その情報と、何とかしてくれ、とのメールを出したというわけですね。
それを受けて、今度は、2005年12月13日に、Atlantic社のPeerless氏が、USDA FSISのRick.Harris氏に対して、何とかしてくれとのメールを出した。
それから、事態は、とんとん拍子に進みだした。
2005年12月15日には、Quality
Assurance ManagerであるElvira Cunha氏は、AMSに対して、公式に、Golden Veal CorporationとAtlantic
Veal and Lamb Incorporatedについて、veal専門のと畜と、ファブリケーターとしてのEV
Program適合の用件を備えるべくの手順などを進めるように要請した。
これら両社は、以前、2003年9月22日に、カナダ向けの輸出を意図して、LS-313
(Application for Service) 規格を取得していたが、FSISが、カナダ向けVeal輸出については、EV
Program準拠を必要としないとの決定をしたため、不要となっていた。
Cunha氏は、また、desk auditの後の、on-site
auditsも、AMSに対して要請した。
2005年12月19日に、AMS Quality Systems Verification
Program ManagerであるDana Stahl氏が、Golden Veal CorporationとAtlantic Veal and Lamb
Incorporatedの両社に電話をして、その節、the USDA EV Program for Specified Products for
Beef-Japan
processでは、脊柱は、除去しなければならず、そのためには、コントロール・メカニズムが必要だということを話した。
両社は、その時点では、コントロール・メカニズムを有しておらず、日本への輸出のためには、不適格であった。
この間に日本では、これならいけると思ったか知れない日本シイベルヘグナーのMr.
Shiraiwaが、2005年12月27日に、注文のメールをAtlantic社にだした。
年が変わって、2006年1月4日には、AMSのAuditorであるDarrell
Wilson氏が、両社について、desk auditsを行い、両社がUSDA AMS EV
programに適合しているとの判断をした。
2006年1月6日には、今度は、両社について、on-site
auditsを行い、これも的確であるとの判断を下した。
このGolden 社のon-site
auditsの最中に、すでに、14頭の子牛の頭が、吊り下げられていたが、これは、on-site
auditsのためのデモンストレーションのためのものであるとされた。
以上が、2005年12月から、2006年1月6日までの経緯ですね。
となると、日本シイベルヘグナーのMr.
Shiraiwa氏の、Hotel Rackについての規格の認識が足りなかったことが、大本の原因ということになりそうですね。
[3391] 是非はともかく、生かした者勝ち、隠した者勝ちになる? 投稿者:とき
投稿日:2006/02/19(Sun) 13:19 |
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- ◇印でも感染確認 鶏大量処分に
>アジアやヨーロッパで広がっている鳥インフルエンザの感染が、インドでも初めて確認され、インド政府は数十万羽の鶏を処分することなどを指示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/19/k20060219000029.html
>インド西部のマハラシュトラ州政府によりますと、この数日間に北部のナワプル県の養鶏場でおよそ5万羽の鶏が一度に死んだという報告があり、調べたところ鳥インフルエンザに感染していたことが確認されたということです。検出されたウイルスは、毒性が強いH5N1型の可能性が高いということです。これを受けてインド政府は、この養鶏場で飼育されているほかの鶏など近隣の30万羽から50万羽を処分するよう指示するとともに、養鶏場の近くの人への感染がないかどうかについても調査を始めました。インドはこれまで鳥インフルエンザが確認されたケースはなく、感染がひろがった中国や東南アジアにかわって、日本への鶏肉の輸出を増やそうという期待が地元業者の間にも高まっていただけに、今回、鳥インフルエンザの感染がわかったことで、こうした取り組みに与える影響が懸念されています。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/19/d20060219000029.html
(02/19 08:24 NHK)
自然であれ人為であれ、死なせて資源を減少させるなどということは、「食糧・貿易」戦略上は、負けではないでしょうか。いかに、大事な資源を減らさず確保するかを考えるのが国家戦略なのではないでしょうか。断じて殺すべきではありません。生かす努力をすべきです。情報統制をして、隠すほうがますます有利になっていきます。「伝染病情報は国家機密の国」にとって。(「骨付き米牛肉誤輸入問題」にも、なにやら胡散臭さがつきまとっております。)
◇外務省
「日中経済室」発足へ
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/19/k20060219000014.html
食の安全・安心は「情報の透明性」からだと思うのですが・・・。
◆鳥インフルエンザ問題の今後(131)(2006.2.18)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza251.htm
◆鳥インフルエンザ問題の今後(132)(2006.2.19)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza252.htm
自然株に罹って直るのが、最大最強のワクチンだと思いますが・・・。そして、感受性の高すぎる不適応個体は淘汰される。生き残れる系統で繁殖していく。これが一番大事なことです。(その方策を遮断してしまうやり方くらい、「現実」無視の姿勢もないということです。)
恣意的な(後付のヘンな)理屈で、「現実」をコントロールしようとしても、所詮、無駄なあがきであることが、H5N1ウイルスのまん延によって証明されつつあります。(本来、「疫病」とはいかんともしがたいものです。)
動物の細胞は、卵のなかの細胞とは違うのだということを、はっきり認識しておく必要があります。はしょって言ってしまえば、「主要組織適合抗原(MHC)」の役割が非常に大きいということです。そのことを、ウイルスだけしか見ていない学者の方々は、非常に軽視されているのではないでしょうか。
結果、「ウイルス」ばかりを見て、ごく一部の目に見える現象だけの「病気」を見て、「病気」全体(主体)を何も見ていないことにもなっています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796644547
(図解安保徹の免疫学入門)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061538500
(絵でわかる免疫
安保 徹)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062571978
(生物は重力が進化させた―実験で検証された新しい進化の法則
西原 克成)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4525000414
(重力対応進化学―新しい医学・生命科学の黎明 西原
克成)
◇交流フォーラム:鳥取市と韓国・清州の記念講演 民間・自治体協力で問題解決 /鳥取(毎日新聞) - 2月18日16時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060218-00000242-mailo-l31
>▽鳥インフルエンザやSARS(重症急性呼吸器症候群)感染の予防マスクの開発
怪しい素材開発にうつつを抜かしている時間があったら、「病気」本態の認識を深める方を優先してもらいたいものです。そして、早急に「鳥インフルエンザ対策指針」の見直しに着手するべきでしょう。
このままでは、食糧生産確保の国家間戦略の敗者の側にまわってしまいます。そのような危機感すらないのでしょうか?
[3390] Re:[3389]
泣く子と監督官庁には勝てない 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/19(Sun) 12:33 |
|
- 笹山さん。有難うございます。
2005年12月13日に、Atlantic社のPeerless氏が、USDA
FSISのRick.Harris氏に当てたメールのなかで、「2005年7月12日に、David Hildreth
氏から、メールを受け取り、その中で、FSISとしては、vealについてのブラントは、BEV Japan
programを必要としないと、述べていた。」Peerless氏は「この情報を日本のエージェントに転送しました。」つまり日本シイベルヘグナーのMr.
Shiraiwaさんなどは、子牛肉は自由にどんな部位も輸入できる理解したわけですね。
そして12月12日に日本シイベルヘグナーのMr
lchiiから、EVプログラムどの許可、リストにのらないと輸出できないから、取得するようにというメールを受け取る。Mr
lchiiはずいぶんセッカチな人らしいですね。翌13日には、「今日、許可リストに載る事を望む」と催促してますもの。
この催促メールを受けて、8分後の午後4時49分ににAtlantic社のPeerless氏が、USDA
FSISのRick.Harris氏に「fast
track(超特急)で処理してくれ。日本の顧客に対しては、もう少し待ってもらいたいと、伝えてある。」というメールを出すわけですね。このメールのCcでニューヨーク選出の上院議員にも出しているとご丁重にもついていますね。
それで15日から手続きが開始、以前の査察結果、既存のQAVPなどを利用して19日までにマニュアル作成などまで終わらせている。そして処理施設のデスクアダィトdesk
auditsが2006年の1月4日。on-site
auditsは6日で、同日にリストに掲載。確かに超特急で処理されていますね。
問題なのは、発注側の日本シイベルヘグナーのMr
lchiiらや受注側のAtlantic社のPeerless氏、ゴールデン社がEVプログラムの中身を理解・認識していたかですね。
日本シイベルヘグナーは12日午前7時56分に許可取得をするよう連絡して、翌日の午後4時41分に「I
hope your company will be on the list in the below web
today!」。多分、書類1枚書けば済む位にしか理解してませんね。中身まで見ていないのでは?EVプログラムに従えば、背骨付きのHotel
Rackが輸入できないのは明白ですからね。12月27日の発注では、7月の時点の「子牛肉は自由にどんな部位も輸入できる」のままの認識ですね、悪意がないとすれば。
米国農務省もfast
track(超特急)。ただ手続きだけ済ましてしまおうですね。
During Atlantic’s audit, AMS Auditor David
Hildreth stated that there was no demonstration of fabrication of any veal
carcasses or cuts. However, Hildreth stated there had been discussions with
Atlantic officials that the vertebral column and other parts needed to be
removed during
fabrication.
実際にSEM除去をするか、できるか目視確認していない。議論しているだけだ。
日本が事前査察で、このon-site
auditsに立会いを求めたら米国側から拒否されたと国会審議ででていませんでしたっけ??
受注側も同じ。米農務省を非難しないのは、どの国でも、泣く子と監督官庁には勝てない!!からでしょうか。
[3389] 2005年12月13日に、Atlantic社のPeerless氏が、USDA
FSISのRick.Harris氏に当てたメールが、すべてを物語っている。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/19(Sun)
10:06 |
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- 虹屋さん。
そうですね。
2005年12月13日に、Atlantic社のPeerless氏が、USDA
FSISのRick.Harris氏に当てたメールが、すべてを物語っていますね。
こうしてみてみますと、以前のカナダの場合でのVealの特別扱いが、USDAの判断を、二転三転させたように、見えますね。
以下は、メールの内容
2005年12月13日に、Atlantic社のPeerless氏は、USDA FSISのRick.Harris氏にメールを出し、その中で、Peerless氏は次のように陳情している。
「2005年7月12日に、David
Hildreth 氏から、メールを受け取り、その中で、FSISとしては、vealについてのブラントは、BEV Japan
programを必要としないと、述べていた。
一方、 ARCのQSVP Program ManagerであるDana
Stahl氏は、vealについてのブラントは、BEV Japan
programを必要とするといった。
カナダで、最初のBSEが発生した時は、vealに関しての特別扱いをしてもらい、vealが若齢牛であることや、ミルクで育っていることを配慮して、たとえSRMの入ったvealでも、カナダからアメリカへの輸出が可能となった。
ARCのウェブサイトでは、BEV
Japan programへのリスティングが始まることが書かれていたが、6ヶ月前に、vealについては、BEV Japan
programを要しないとの誤った情報を与えられているところから、fast track(超特急)で、Veal
plantのリスティングをしてもらうための措置をとってもらいたい。
われわれの日本の顧客に対しては、6ヶ月前の誤った情報があったので、もう少し待ってもらいたいと、伝えてある。」
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Report.pdf
[3388] 米農務省が子牛肉はSRMを除去しなくてもよいと連絡 投稿者:虹屋
投稿日:2006/02/19(Sun) 09:22 |
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- 日本農業新聞2/19
>業者の認識、子牛は安全
(17日発表の米農務省報告書によると、)今回問題となったのは生後4ヶ月齢未満の子牛肉。米政府は若齢のためBSEなどの危険性は極めて低い事を前提に、子牛肉を輸出条件適用の対象外にするよう直前まで日本政府に要求、拒否されていた。
脊柱付の子牛肉を輸出したニューヨーク州の業者が昨年7月、農務省から「子牛肉の専門工場は対日輸出条件の適用対象にならない」との連絡を受けていたことも判明。ジョハンズ農務長官は17日、「子牛肉が対象に最近加えられたことが問題の一因となった」と強調した。(ワシントン18日共同)
子牛肉の除外は最初の案では決まっていて、途中で日本がひっくり返して適用対象にしたのか。最初から適用であって、米国農務省が除外を要求したのか。後者なら、まだ日本側の合意・了解を得ないうちに、米国農務省が勝手にアトランテック社に「貴社は輸出条件は適用されない」=脊柱などのSRMを除去しなくても連絡した事になる。今回の件は、ゴールデン社、アトランテック社、そこに駐在する農務省の検査官の間違いとだけとは言えなくなる。
[3387] 「日本シイベルヘグナー」問題、ようやく、新聞が書きましたね。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/19(Sun) 07:41 |
|
- 朝日新聞さんです。
http://www.asahi.com/national/update/0219/TKY200602180357.html
「この問題では米国側の検査体制のずさんさが浮き彫りになっているが、日本側の認識不足も明らかになった。
報告書によると、発注したのは日本シイベルヘグナー。日本が米国産牛肉の輸入再開を決めた直後の12月27日、背骨付き肉や舌などを含む子牛肉を発注した。その後、当初発注していた子牛の骨については「通関時の混乱を避けるため」として注文を取り消した。
」
と書いてあります。
読売新聞さんも、書いていますね。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060218it14.htm
「日本シイベルヘグナーは、アトランティック社の日本向け出荷当日の1月18日、電子メールで「こちらで検討した結果、通関時の混乱を避けるため、骨1箱の輸入は取りやめる」と通知した。」
と書いてあります。
私のこの掲示板での記事も、参考になったでしょうか?
新聞記者さん。
私のこの掲示板では、先月1月20日以降、「そもそも、脊柱入り牛肉は、日本の発注者が注文に入れていたもので、受注者であるアメリカの業者は、その注文に対して、単純に応じたために起こっているのではないか。」との問題意識でいろいろな角度から、調べてみましたところ、以下の点が明らかになってきたというわけですね。
1.発注者である日本シイベルヘグナー社は、アメリカのthe
More Than Gourmet社のジャパンオフィスをかねていて、そのthe More Than Gourmet社は、受注者であるAtlantic
Veal社と、専門シェフのためのFresh/Frozen製品を作るための製品ラインを、the More Than Gourmet とPlume de Veau
との共同ブランドで作ることを、2004年8月13日、発表しているという関係にあるということ。
そして、今回の日本シイベルヘグナー社のAtlantic
Veal社への発注は、3月14〜17日に開催されるFOODEX JAPAN 2006において、More Than
Gourmet社と共同で仔牛肉とフォンドボーを出展するための、材料集めの意義があるらしいということ。
2.2005年12月27日、Nihon
SiberHegnerのNobuo Shiraiwa,から、注文のメールを出したときに、Hotel Rack (7 ribsとHotel Rack Chop -
Ready (7 Ribs)とを注文しているが、発注者は、この「Hotel Rack,7ribsとHotel
Rack,chop-ready,7ribsとの2つの規格の違いを十分には、理解していなかったのではないのか?
3.2006年1月18日に、日本シイベルヘグナー社のMr.
Shiraiwaから、注文訂正のメールが入った際に、「すべてが台無しになる恐れがある。(which might make a mess of
everything」との意味の言葉が入っているのは、ある程度の違法性を、発注者が認識していたのではないのか。
などの点を、虹屋さんやwattana
さんなどと、議論してまいりました。
世の中のすべての論調が、「今回の一件は、アメリカ側にのみ非がある。」との中での、上記のやや異色の問題提起でしたが、やはり、物事は、公平に見ていかないと、真実は、つかめないとも、思ったしだいです。
[3386] Re:[3385] [3384] [3383]
青海特急 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/19(Sun) 07:11 |
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- Chaosさん。
先にあげたhttp://www.kolkatabirds.com/birdfluind.htm
でも、中国の青海湖とインドとの渡り鳥の往来についての懸念がされています。
フライウェイとしては、http://www.kolkatabirds.com/barheadedmigration1_small.jpg
のようなのですが、このことは、昨年の中国の青海湖での鳥インフルエンザ発生疑惑の際にも、取りざたされていましたね。
鳥の種類としては、チャガシラカモメ(Brown-headed
Gull), オオズグロカモメ(Pallas's gull)アカツクシガモ(Ruddy Shelduck) カワウ(Great
Cormorant)のようですが、はっきりした確証はないとしていますね。
アフリカ行きは、いまのところは「青海発、新疆
塔城地區 経由、西ロシア・カザフスタン・経由、ウラル山脈越え、バルカン半島経由、アフリカ着」という『大回り迂回コース」ですね。
フランス感染で、イギリスが、いよいよ、緊急事態に備え始めたようです。
http://icscotland.icnetwork.co.uk/news/uk/tm_objectid=16719787&method=full&siteid=50141&headline=deadly-bird-flu-is-step-nearer-uk-name_page.html
によれば、フランスのリヨンからイギリスへの直接的なフライウエイは、ないが、今年のヨーロッパの寒気で、ホシハジロ
(Pochard)やカモが the East Atlantic flyway に乗って、イギリスに飛来する可能性もある、としています。
[3385] Re:[3384] [3383]
インドでもH5N1 投稿者:Chaos 投稿日:2006/02/19(Sun) 00:43 |
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- 笹山様
インドは緊急対応プランを公開していました。
http://mohfw.nic.in/avian.html
WHOの雛型をベースにしているようです。
海外のblogで「青海特急」という表現をしていました
青海発、インド経由アフリカ行きと青海発、ロシア経由、倫敦行きだったようです。
ナイジェリアは北部武装勢力が攻撃をはじめたようです。
今のところ南北アメリカと豪州がまだ無事ですが
渡り鳥の動き次第では、豪州も危ないわけですね。
最近はGoogleは記事が多すぎるので、
ロイターを見ています。
http://www.alertnet.org/thefacts/reliefresources/sections/BIRDFLU.htm
[3384] Re:[3383] インドでもH5N1
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/18(Sat) 23:27 |
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- Chaosさん。
情報ありがとうございました。
続々ですね。
インドのフライウェイは、Central Asian Indian
Flyway とEast Asian Australasian
Flywayとの両方のようですから、今度は、オーストラリアが、ひとつの焦点になりそうです。
http://www.kolkatabirds.com/birdfluind.htm
http://www.tasweb.com.au/awsg/eafw.htm参照
このオーストラリアを中心として、今度は、東アジアオーストラリア地域フライウェイを通じて、シギ・チドリなどでの日本への影響も懸念されてくるということなのでしょうか。
アフリカでは、ニジェール共和国(Niger)でも、4百羽の家禽や七面鳥が感染、
モーリタニア(Mauritania)でも、感染疑いということで、East
Atlantic Flywayの沿線が要警戒のようです。
http://www.recombinomics.com/News/02170603/H5N1_Niger_Suspected.html
http://www.recombinomics.com/News/02170604/H5N1_Mauritania_Suspected.html
http://www.unep-aewa.org/meetings/en/mop/mop3_docs/word-docs/mop3_12_guidance_biographical_population_waterbird.doc
のFigure2ご参照
インドネシアでは、26歳の男性が、19番目の人感染鳥インフルエンザによる死亡者となったようです。
http://www.thejakartapost.com/detaillatestnews.asp?fileid=20060218155138&irec=0
[3383] インドでもH5N1
投稿者:Chaos 投稿日:2006/02/18(Sat) 23:07 |
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- 笹山様
ついにインドでも
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/4727312.stm
Maharashtra州で数日間に50,000羽の鳥が死亡
中印国境で原因不明の死というのが出たので
気になっていたのですが...
[3382] Re:[3380] [3379]
内臓肉が冷蔵で10日ももつのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/18(Sat) 20:31 |
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- 虹屋さん。
2990で『1月12日のGolden Veal
Corporationさんの火事で、仕入先がなくなり、急遽、一部の商品について、1月12日付けでサプライヤーズ・リストに入ったIowa Pacific
Processorsさんから、当該商品を仕入れたところから、今回の事件が始まっている。』との推測をしたのですが、この可能性も、まだ、消えていないかも知れませんね。
昨日のUSDAの報告では、Golden
Veal Corporationの火事で、「ドキュメントは、助かった。」とだけ、書かれてありましたものね。
On the morning of
January 12, 2006, a fire engulfed the Golden plant causing severe
damage. All
remaining veal carcasses and offal products were destroyed. However,
no
damage was done to the office area of the plant, and therefore, all
records (plant and
FSIS) remained safe. Exhibit 16
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2006/02/0048.xml
[3381] H5N1型鳥インフルエンザウイルスの集団ヒステリー 投稿者:とき
投稿日:2006/02/18(Sat) 20:18 |
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- 「恐怖という流行病」
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/v/01/02.html
◇イタリア、鳥インフルで鶏肉消費7割減 2006年
2月18日 (土) 19:05 朝日新聞
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20060218/K2006021802840.html
◇鶏運送の運転手、妻娘殺し自殺 伊で鳥インフル確認直後 2006年
2月15日 (水) 22:28 朝日新聞
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20060215/K2006021503130.html
この調子ですと、日本でH5N1型の確認(鳥・鶏であれ、人であれ)、発表がなされても、同じような過剰・過敏反応になってしまうのでしょうか?(まずはマスコミ自身の過剰反応でしょうけれど。)
京都の養鶏場夫婦も、マスコミが晒し者にして、殺したようなものですし。
日本の「鳥ウイルス」学者さんは、鳥ウイルスがじかに人には感染しないのだということを、明確に表明しておく必要があるのですが・・・。
◇インフルエンザ
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/influenza/?1102494912
◇インフルエンザ流行レベルマップ
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/index.html
◇インフルエンザパンデミック WHOによる情報
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/pandemic-who.html
◇高病原性鳥インフルエンザ
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
[3380] Re:[3379]
内臓肉が冷蔵で10日ももつのか? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/18(Sat) 20:16 |
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- 笹山さん。有難うございます。
今回の輸入肉は、チルド・冷蔵でしたよね。商売柄、食肉も扱うのですが、すい臓、牛タン、胸腺といった内臓肉がチルド・冷蔵で10日にと畜されて10日後の20日に日本到着で、品質が持つのかな??不思議です。
ホテルロッツ、トリムドの枝肉なら「チルドビーフは枝肉から分割し、除骨した部分肉を凍結ぎりぎりの温度(マイナス1〜マイナス2度)で保存すると、熟成速度が遅くなり、約一ヶ月は肉質を保持します。」から、何の不思議もないんですが・・
下記に禁止前の内臓肉の輸入の量と温度帯があるのですが、ほとんどがフローズン・冷凍です。
http://www.tsukishiro.com/html/035/1.html
一番納得がいくのは、内蔵肉全てがゴールデン社でEVプログラムに従ってと畜された物ではない。すべて発送前日ぐらいにと畜された子牛の物。そうするとチルド・冷蔵で輸出可能だと思うんですがね。
[3379] Re:[3378] [3377] [3376]
Sweetbread 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/18(Sat) 19:19 |
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- 虹屋さん。
該当の部分は、ジョハンズ長官の記者会見の中に、下記のとおりありました。
ここですね。
「We know some of
the offal had to have come from animals slaughtered before the plant was
certified to ship the product into
Japan」
ですから、この発言のことだとしますと、NHKの報道は正確を欠くことになりますね。
先にも書きましたように、「1月18日以降に出荷したSweetbreadと舌は、1月10日にと畜した頭数分より多いことから、その残りの部分は、1月6日に承認された以前のものが混入していることが推測される。」という意味ですね。
決して、1月6日以前に輸出しているという意味ではないのですから。
しかも、Viel肉の輸出認証施設は、ここしかなかったのですから、21頭分以外は、輸出承認外分と断定できたということなのでしょうね。
したがって、このNHKの報道部分「それ以前に牛のすい臓にあたる部分82キロ程度を未承認のまま日本に出荷していました。」は、次のとおりの表現に改められる必要があるようです。
「未承認の状態にまだあった、指定施設承認日の1月6日以前にと畜した牛のすい臓にあたる部分82キロ(180.8ポンド)程度が、1月10日にと畜した分(21頭分のものとして21ポンドから23ポンド程度)に混ぜられて、1月18日以降に日本に203.7ポンドとして、出荷されていた疑いがあります。」
新聞記者さんも、原典に当たってから、記事を書いてほしいものですね。
「Here's
another fact. The shipment also contained veal offal. And while Atlantic was
authorized to ship veal offal to Japan, Golden Veal was not authorized to supply
it to Japan. Not only was veal offal from this source not approved to be shipped
to Japan, we studied the quantity. The quantity of offal in the shipment could
not have come from the 21 calves slaughtered after the plant was certified to
ship to Japan. We know some of the offal had to have come from animals
slaughtered before the plant was certified to ship the product into Japan.
」
「Transcript of Agriculture Secretary Mike Johanns Tele-News Conference To
Discuss Results of the USDA Investigation of Ineligible Shipment to Japan
Washington D.C. - February 17, 2006」
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2006/02/0048.xml
参照
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2006/02/0048.xml
[3378] Re:[3377] [3376]
Sweetbread 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/18(Sat) 18:36 |
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- 虹屋さん。
NHKの報道の部分は、25ページのここのことをいっているんでしょうかね?
でも「それ以前に牛のすい臓にあたる部分82キロ程度を未承認のまま日本に出荷していました。」という意味の部分は、ないのですが。
•
Atlantic exported 202.3 pounds of sweetbread. With the approximate yield
per
veal carcass being one pound, and only 21 veal carcasses having been
EV
approved, the largest total poundage which could have resulted would
be
approximately 21 pounds of sweetbread. Approximately 181.3 pounds
of
unapproved sweetbread could not be attributed to the 21 EV approved
carcasses.
• Golden’s records document that products supplied under
the EV Program did not
meet requirements to export to Japan.
•
Atlantic’s records document that the exported veal cuts and offal to Japan did
not
meet EV Program requirements in order to export to Japan.
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Report.pdf
[3377] Re:[3376] すい臓だそうです。
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/18(Sat) 17:28 |
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- 笹山さん。情報有難うございます。
今見ましたら、NHKのオンラインに配信されていました。
>米
認定前に未承認で内臓出荷
アメリカ農務省の報告書によりますと、背骨が混入した牛肉を日本に出荷したニューヨークの食肉処理施設は、先月6日に日本向けに輸出する条件を満たしているとして認定を受けましたが、それ以前に牛のすい臓にあたる部分82キロ程度を未承認のまま日本に出荷していました。また、このニューヨークの施設のために牛を処理していた中西部オハイオの施設でも、農務省から認定を受けないまま牛の内蔵を日本向けに処理していたということです。アメリカ農務省は、これら2つの施設の検査官が、日本向けに牛肉を輸出する際の条件を正しく認識していなかったことを認め、再発防止に向けて検査官の研修の強化などを行うとしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/18/d20060218000087.html
>
それで、子牛1頭につき、1ポンドしか取れないので、1月10日に、と畜されたのは、21頭だった(その日は、202頭と畜したが、EV証明分は、21頭で、181頭は、EV承認分ではないとしている。)ので、最大21ポンドしか、ゴールデン社は取れないはずなので、残りは、どこかからかき集めたと見ていますね。
> また、舌と胸腺は、co-mingled
(混ぜられて)されて送られたとしています。
これでは、米国の輸出元は採算をとって良心的にやるのなら「一頭買い」取引を望むはずですよね。余っちゃ困るし、受注した後に不足でもこまる。逆に、輸入する日本側は、使わない売れない部位の始末に困る。
吉◎家さんのように、特定の部位・部分肉だけ欲しいというのは、どうやって調達するのだろう??
[3376] Re:[3375] [3368]
臓物も無認可で日本へ輸出 米農務省 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/18(Sat) 16:23 |
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- 虹屋さん。
これらの臓物は、1月10日に、と畜されたもののようですね。
それで、3363で書いたように、1月18日のオーダー変更(Sweetbreadsの箱の数は、6個減ったが、重量は同じという摩訶不思議)以後、MPF455144で、下記のように輸出しているようですね。
この中に、19
boxes Sweetbreads ; 203.7 pounds と1 box Tongues ; 10.4 pounds
が入っていることなのではないでしょうか。
それで、子牛1頭につき、1ポンドしか取れないので、1月10日に、と畜されたのは、21頭だった(その日は、202頭と畜したが、EV証明分は、21頭で、181頭は、EV承認分ではないとしている。)ので、最大21ポンドしか、ゴールデン社は取れないはずなので、残りは、どこかからかき集めたと見ていますね。
また、舌と胸腺は、co-mingled
(混ぜられて)されて送られたとしています。
Ms. Elvira Cunha, Quality Assurance Manager for
both plants, stated on February 2, 2006, the veal sweetbreads and tongues were
from the slaughter of EV Program approved veal calves and non EV Approved veal
calves on January 10, 2006, at Golden. Ms. Cunha also stated the veal
sweetbreads and tongues were co-mingled together and then shipped to Atlantic
under Bill of Lading (BOL) G-5140 with a Shipping Declaration that stated,
“Product Meets EV Program Requirements for Japan”. Ms. Cunha stated it was a
“mistake” to co-mingle the EV Program approved veal sweetbreads and tongues with
non EV Program approved veal sweetbreads and tongues. Exhibit 33
Golden’s Plant Manager James Fisher stated on February 2, 2006, the veal
sweetbreads and tongues from the EV Program approved 21 carcasses slaughtered on
January 10, 2006, were co-mingled with the veal sweetbreads and tongues from the
202 veal calves that were also slaughtered at Golden on January 10, 2006.
(clarification note: Total slaughter for the day was 202 veal calves, thus 21
were EV certified and 181 were not EV certified). Mr. Fisher stated veal
sweetbreads and tongues were considered “veal offal” and were not specifically
listed on the BOL but were in the two barrels of offal listed on BOL G-5140. Ms.
Lisa Meese, Administrative Assistant/Auditor for Golden, stated on February 2,
2006, the Shipping Declaration that accompanied BOL G-5140 contained comingled
EV Program veal sweetbreads and tongues with non-EV Approved veal sweetbreads
and tongues but “did not know why.” She stated the Shipping Declaration and BOL
G-5140 accompanied the shipment because that was how she was trained by Ms.
Elvira Cunha. Exhibits 31 and 35
February 2, 2006, the veal sweetbreads
and tongues from January 10, 2006, were comingled with offal from non EV
certified carcasses from the rest of the 202 veal calves slaughtered at Golden
on the same day. Mr. Peerless stated looking back on the program now and the
Shipping Declarations and BOLs he sees there were mistakes and he would indeed
make changes and would have the offal boxes/barrels marked with a “J” if they
were derived from “J” certified carcasses. Golden only receives live calves and
slaughters these animals and all the veal products are derived from those
calves. Exhibits 32 and 34
Atlantic’s daily EV production logs for
January 12th and 13th listed various veal products that were assembled and
fabricated which included uncertified veal sweetbreads and veal tongues. Both EV
production logs identified each product with a code that began with a “7” to
denote EV products for Japan. This documentation identifies the uncertified veal
sweetbreads and veal tongues as meeting EV program requirements for Japan.
Exhibits 19 and 20
On January 13, 2006, Atlantic requested, as required
under Title 9 of the Code of Federal Regulations, Section 322.2, from FSIS, an
Application for Export Certificate MPF455142. The completed application had all
the same products listed as Nobuo Shiraiwa had ordered to Phillip Peerless on
December 27, 2005. The difference in Mr. Shiraiwa’s order and the actual
Application and Export Certificate’s (Number MPF-455142) products listed were
the 25 boxes of sweetbreads, totaling 250 pounds. MPF-455142 stated 25 boxes at
a total weight of 203.7 pounds. Consumer Safety Inspector (CSI) or provided the
Application for Export Certificate MPF-455141 to Ms. Cunha, Quality Manager. The
Application was signed by Mr. Robert Buxbaum, Export Coordinator at Atlantic and
CSI Or. The Export Certificate MPF-455142 was signed by Public Health
Veterinarian (PHV) Wills. This certificate reflected a total of 928.4 pounds/48
boxes of products. Ms. Cunha later asked that the certificate be voided because
there were some boxes being removed. MPF-455142 was voided by FSIS personnel.
Exhibit 21 This is the 1st order.
Subsequently on January 13, 2006, a
second Application, Export Certificate MPF455143, was requested by Atlantic. The
Application was signed by Mr. Robert Buxbaum, Export Coordinator at Atlantic and
CSI Or. The Certificate package was completed by Atlantic. MPF-455143 was signed
by Dr. Chaudhry M. Saleem. Ms. Cunha later explained there was a problem with
this certificate concerning weights, and indicated a request for a third
certificate would be forthcoming. The difference between MPF-455142 and
MPF-455143 was the 25 box count of sweetbreads was changed to 19 boxes of
sweetbreads but no change to the weight on the sweetbreads. This certificate
reflected a total of 928.4 pounds/42 boxes of products. MPF-455143 was voided by
FSIS personnel upon the request of Atlantic. Exhibit 22 This is the revised 2nd
order.
• The “Sweetbreads” and the “Tongues” were not eligible
because these offal products did not meet the EV program requirements for export
to Japan. Note: even if Golden had procedures in place to segregate and identify
veal sweetbreads for EV certification, the maximum amount that could have been
harvested from the 21 EV approved calves would have been about 21 pounds
(approximately 1-pound per veal carcass). Exhibit 26
The shipment also
included veal sweetbreads and veal tongues which did not meet EV Program
requirements for Japan. Exhibit 30
1 box Hotel Rack (7 Ribs) ; 60.15
pounds total
4 boxes Hotel Rack Chop - Ready (7 Ribs) ;105.1 pounds
total
1 box Boneless Ribeye ; 16.9 pounds total
1 box Trimmed Loin
Boneless (1x1) ; 17 pounds total
2 boxes Trimmed Loin (4x4) ; 38.8 pounds
total
1 box Strip Loin ; 14.8 pounds total
1 box Top Round ;19.5 pounds
total
6 boxes Breast Boneless Finger Meat ; 299.3 pounds total
2 boxes
Plates ; 54.85 pounds total
1 box Full Tenders ; 15.4 pounds total
1 box
Loin Tenders ; 12.5 pounds total
19 boxes Sweetbreads ; 203.7 pounds
total
1 box Tongues ; 10.4 pounds total and
1 box Veal Bones ; 60 pounds
total
[3375] Re:[3368]
臓物も無認可で日本へ輸出 米農務省 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/18(Sat) 16:07 |
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- 笹山さん。まりちゃん。
4時のNHKニュース・ラジオで、1/6の輸出許可を受ける前に輸出したと言っていましたが、輸入の際に輸出業者は点検しないのかしら??
> 臓物も無認可で日本へ輸出 米農務省
>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060218-00000013-kyodo-bus_all
>
>【ワシントン17日共同】特定危険部位の脊柱(せきちゅう)が混入した牛肉を日本に輸出していた米国の食肉業者は、米農務省から必要な認可を受けていないのに、膵臓(すいぞう)などの臓物類も日本に出荷していた。
>
>17日発表の同省の報告書によると、出荷されていたのは子牛の膵臓と舌で、これら臓物も処理施設としての認可を受ければ日本向けの出荷が認められる。
>
>しかし問題の業者は、これらの臓物の取り扱いに必要な設備が工場内にないとして、承認を受けていなかった。
> (共同通信) - 2月18日1時24分更新
[3374] Re:[3373] [3372]
フランスでの鳥インフルエンザ発見について 投稿者:とき 投稿日:2006/02/18(Sat) 13:32 |
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- 笹山様
◇渡り鳥「北上」を警戒 欧州で鳥インフル拡大
>【ベルリン17日共同】ドイツやイタリアなど欧州各国で高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)の鳥への感染が相次いで確認された。今後は、アフリカなど暖かい地域での越冬を終えた多数の渡り鳥が「北上」し、欧州に舞い戻る時期を迎えることから、専門家は一層の感染拡大を警戒している。
>「極めて深刻な事態だ」。ドイツのゼーホーファー農相は16日の連邦議会で、険しい表情で説明した。農相は「最大の危険は渡り鳥だ」と指摘。「どんな手段を講じても容易に解決できる問題ではない」と述べ、渡り鳥対策に妙案がないことを示唆した。
(共同通信)
-
2月17日18時53分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060217-00000202-kyodo-int
◇鳥インフルエンザ拡大、EUが対策を強化・統一 2006年
2月17日 (金) 22:42 朝日新聞
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20060217/K2006021703440.html
このまま、ウイルスに関するあやまった恫喝情報が流布(日本だけ?)され続ければ、とんでもないことをしでかす国や地域がでてきそうです。(とはいえ、茨城県はそのトンデモへ踏み込んでしまってるわけですが。あらゆる方面の“当事者”すらがまだ気付いていない?)
鳥のウイルスは、じかには人に影響しないことと、人のインフルエンザは鳥(鶏)からではなく、人から人へと感染している(しかも、それは死なないように十分に対処できるものである。重症化するのは、一部は従来型と同じく高感受性の体質の人のみ)ということをきちんと認識させる情報を出すべきです。(ここまでくると、かの国の感染源・感染経路情報隠蔽工作ではないかと疑わざるをえません。とはいっても、それに便乗してしまう産業界や公的機関もありますが。)
◆鳥インフルエンザ問題の今後(130)(2006.2.18)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza250.htm
>今回の茨城AI事件では、そんな人達ほど悪者扱いされてしまった。良い意味で大人の考えが出来る人達は壊滅した観がある。
業界内の足の引っ張り合いということはないと思いたいのですが・・・・。『闇ワク疑惑』なんてのも、そんなところから出た被害妄想ではないかと。(業界の誰かが官と学を引きずり込んでいるのでは・・・。)
[3373] Re:[3372]
フランスでの鳥インフルエンザ発見について 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/18(Sat) 12:26 |
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- ときさん。
フランスでの鳥インフルエンザ発見についてですが、フランスのリヨンの近くのAinでの、ワイルド・ダックに発見されたとしていますね。
また、エジプトのカイロ周辺のGizaでも、20羽近くの鳥に鳥インフルエンザが発見されたとしていますね。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=10000087&sid=aUhKSELW1Z8Q&refer=top_world_news
http://www.kentucky.com/mld/kentucky/news/13891158.htm
http://news.scotsman.com/international.cfm?id=254422006
[3372] 対策担当当事者の妄想と、想像力の欠落ゆえ
投稿者:とき 投稿日:2006/02/18(Sat) 10:41 |
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- ◇鳥インフルエンザ 命『処分場』 500枚の記録 東京新聞 2/18
http://www.tokyo-np.co.jp/00/thatu/20060218/mng_____thatu___000.shtml
>「人間のエゴによる虐殺です」。
>取材で小貫さんが受けた衝撃は、県や国など行政側の対応についての報道に終始した報道機関にも向かう。報道は、役目を果たしているのか? “冷めた鶏肉弁当を出す側”と同化していないか?
それ以上にタチが悪いかも。
◇<鳥インフルエンザ>仏で初確認か 欧州、アフリカに拡大(毎日新聞)
- 2月18日9時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060218-00000014-mai-int
鳥H5N1の感染拡大まん延を、さも抑制・制圧・根絶できるかのように発言していた者たちの「ウソ」が、証明されることになっているということです。ウイルスに関してごくごくまっとうな知識・認識があれば、至極当然のことなのですが・・・。
それを認識できなかったとすれば「無知」であったというほかないですし、わかっていながら発言していたというのであれば「虚偽」の発言であったということです。鳥フル対策のプロとしては、どちらも恥ずかしいことです。情報(報道)に関わる人も。
[3371] the Golden
plantの火事の影響はなかったようですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/18(Sat) 10:27 |
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- wattanaさん。
だんだん、見えてきましたね。
それと、2964の掲示板で、虹屋さんなどと、1月12日のGolden Veal
Corporationさんの火事のことを問題視していたのですが、昨日のUSDAの報告では、オフィス部門のほうは、火災をまぬかれたので、関係書類の焼失は、免れたと書いてありますね。
On
the morning of January 12, 2006, a fire engulfed the Golden plant causing
severe damage. All remaining veal carcasses and offal products were destroyed.
However, no damage was done to the office area of the plant, and therefore, all
records (plant and FSIS) remained safe. Exhibit 16
http://www.ams.usda.gov/lsg/imps/imps300.pdf
[3370] 日本シイベルヘグナー社の説明を聞きたいですね 投稿者:wattana
投稿日:2006/02/18(Sat) 09:57 |
|
- 笹山さんの情報にある通り、米国側の調査によりAtlantic社が受信した日本シイベルヘグナー社の発注・船積に関するメール内容が明らかになりました。
●1月18日の日本シイベルヘグナー社のMr.ShirakawaからAtlantic社へのメールを意訳すると、
★「当地で相談した結果、船積品すべての通関ができなくなるおそれがあるので、仔牛の骨1ケースは積まないほうがいいということが判明した。仔牛の骨1ケースを船積品から外して下さい。」となります。
>>「仔牛の骨」は成田空港での通関時に問題になると通関業者から言われたために、船積直前に「骨は積むな」と指示したものと思われます。
●もし、日本シイベルヘグナー社が「骨さえ積まなければ問題ない」と理解していたとしたら、今回の事件の原点はそこにあると思われます。
★Hotel
Rack(7ribs)1ケースとTrimmed Loin(4x4)2ケースに付いているvertebral
columnがSRMであることを知らなかったのでしょうか?
★それとも、この3ケースに「vertebral
columnが付いている」という規格の基本的なことを全く知らなかったのでしょうか?
[3369] Re:[3368]
臓物も無認可で日本へ輸出 米農務省 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/18(Sat) 08:27 |
|
- Sweetbread(膵臓)Thymuses(胸腺)は、グレーゾーン的存在ではありますが、SRMではないとされていますね。
特に、子牛のSweetbreadは、グルメとされているようです。
http://pied.a.terre.co.uk/veal.htm参照
おいしそうですね。
[3368] 臓物も無認可で日本へ輸出 米農務省
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/18(Sat) 08:11 |
|
- 臓物も無認可で日本へ輸出 米農務省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060218-00000013-kyodo-bus_all
>【ワシントン17日共同】特定危険部位の脊柱(せきちゅう)が混入した牛肉を日本に輸出していた米国の食肉業者は、米農務省から必要な認可を受けていないのに、膵臓(すいぞう)などの臓物類も日本に出荷していた。
>17日発表の同省の報告書によると、出荷されていたのは子牛の膵臓と舌で、これら臓物も処理施設としての認可を受ければ日本向けの出荷が認められる。
>しかし問題の業者は、これらの臓物の取り扱いに必要な設備が工場内にないとして、承認を受けていなかった。
(共同通信)
-
2月18日1時24分更新
こんな知見もありましたね。
炎症で特定危険部位以外臓器に異常プリオンが蓄積ーBSE対策見直しを迫る新研究
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05012101.htm
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05110401.htm
>腎臓、膵臓、肝臓の五つの炎症を持つマウスに異常プリオンを投与し、すべてのケースで、これら異常プリオン蛋白質が蓄積されるはずのない器官にそれが蓄積することを発見
[3367] Re:[3366]
日本シイベルヘグナー社の説明を聞きたいですね 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/18(Sat) 08:11 |
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- wattanaさん。
輸出元のAtlantic Veal社と、輸入社の日本シイベルヘグナー株式会社とは、the More Than
Gourmet社を通じてつながっていた(the More Than Gourmet社は、輸出元のAtlantic
Veal社と、専門シェフのためのFresh/Frozen製品を作るための製品ラインを、the More Than Gourmet とPlume de Veau
との共同ブランドで作ることに、2004年8月13日、発表)わけですから、これらのメールのやり取りは、いわば身内の間でのものであったことでしょう。
なんとしても、気になるのが、1月18日の日本シイベルヘグナー社のMr.
Shiraiwaからの「which might make a mess of everything)」というメールですね。
http://www.ams.usda.gov/lsg/imps/imps300.pdf
[3366] 日本シイベルヘグナー社の説明を聞きたいですね 投稿者:wattana
投稿日:2006/02/18(Sat) 08:02 |
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- 日本シイベルヘグナー社がMore Than
Gourmet社と共同で仔牛肉とフォンドボーを出展する予定の(予定だった?)3月14〜17日に開催されるFOODEX JAPAN
2006の出展の申込締切日は昨年の10月14日でした。米加産牛肉禁輸が解除される約2ヶ月前です。
米加産牛肉の輸入再開を大きなビジネスチャンスととらえ、そして、販促の舞台としてFOODEXを活用することは理解できますが、日本の「食の安全・安心」が基本になければなりません。
今回の事件は、事件の当事者である発注側も受注側も、日本の「食の安全・安心」には全く無頓着で(だからルールをよく知らない・勉強していない)、FOODEX出展に間に合わすことだけしか頭になかったのではないでしょうか?もしそうだとしたら、ルール以前の問題だと思います。
[3365] Re:[3364]
日本シイベルヘグナー社の説明を聞きたいですね 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/18(Sat) 07:04 |
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- wattanaさん。
情報ありがとうございました。
なるほど、ご紹介の「INSTITUTIONAL MEAT
PURCHASE SPECIFICATIONS」http://www.ams.usda.gov/lsg/imps/imps300.pdf
をみますと、Hotel
Rack,7ribs と、Hotel Rack,chop-ready,7ribs とでは、大違いですね。
Hotel
Rack,7ribsは
「Item No. 306 - Hotel Rack, 7 Ribs - This item is prepared from
Item No. 304 and shall have 7 ribs (ribs 5 - 11). The chucks and breasts are
removed by 2 straight cuts. The chucks are removed by a straight cut between the
4th and 5th ribs.
The breasts are removed by a straight cut across the ribs,
that is not more than 4.0 inches (10.0 cm) from the outer tip of the longissimus
dorsi (ribeye muscle).
The ribeye muscle shall be approximately equal to
or larger than the complexus muscle on the cut surface of the chuck
end.」
Hotel Rack,chop-ready,7ribsは、
「Item No. 306B - Hotel Rack,
Chop-Ready, 7 Ribs - This item is as described in Item No. 306 except that it is
a single rack.
Refer to the Material Requirements for the
description of Chop-ready.」
ということになっていますね。
USDAが、あえて、このようなメールの顛末(which
might make a mess of
everything)を詳細に報告したということは、ある意味、日本側に対する有効なけん制効果を意図してのものとも、かんぐられますね。
http://www.ams.usda.gov/lsg/imps/imps300.pdf
[3364] 日本シイベルヘグナー社の説明を聞きたいですね 投稿者:wattana
投稿日:2006/02/18(Sat) 06:25 |
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- 笹山さんの3360、3362&3363から推察すると、日本シイベルヘグナー社は、牛肉輸入に関して規格・輸入ルールなどを十分理解していなかった、または意図的にせき柱入りの子牛肉を発注したことになると思います。
●Hotel
Rack,7ribsを1ケース、そしてHotel
Rack,chop-ready,7ribsを4ケース発注していますが、この2つの規格の違いを理解していたのでしょうか?
●USDA認定のVeal
& Calfに関する規格書IMPSシリーズ300を見れば明らかです。>>>16ページの#306のHotel
Rack,7Ribと#306BのHotel Rack,chop ready,7Rib、そして14ページのCHOP or
BLOCK-READYの説明<<<
日本側の当事者、すなわち、せき柱入り牛肉の発注者の説明を聞きたいと思うのは私だけでしょうか?
http://www.ams.usda.gov/lsg/imps/imps300.pdf
[3363] 新たな事実-日本シイベルヘグナー社側の注文変更- 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/17(Fri) 23:58 |
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- 2006年1月18日に、日本シイベルヘグナー社のMr.
Shiraiwaから、次のようなメールがあった。
「議論の末、骨付きをひとつのケースにするのは、すべてが台無しになる(which might make a
mess of
everything)かも知れないので、やめるということになった。
どうぞ、そういうことなので、骨の箱をひとつ、除いてください。」
このメールに従ったので、60ポンド入りの一箱を除いたので、それまでのMPF-455143は、MPF455144に代わった。
“After
having discussion here, I found it much better not to load bones one case, which
might make a mess of everything. Please unload one case of bone for our smooth
custom clearance here so that my forwarder [Mitsui O.S.K. Lines, Ltd.] can
urgently coordinate the air freight
shipment.”
で、最初のMPF-455143の中身は、
1 box Hotel Rack (7 Ribs); 60.15
pounds total
4 boxes Hotel Rack Chop - Ready (7 Ribs);105.1 pounds
total
1 box Boneless Ribeye ; 16.9 pounds total
1 box Trimmed Loin
Boneless (1x1) ; 17 pounds total
2 boxes Trimmed Loin (4x4) ; 38.8 pounds
total
1 box Strip Loin ; 14.8 pounds total
1 box Top Round ;19.5
pounds total
6 boxes Breast Boneless Finger Meat ; 299.3 pounds
total
2 boxes Plates ; 54.85 pounds total
1 box Full Tenders ;
15.4 pounds total
1 box Loin Tenders ; 12.5 pounds total
25 boxes
Sweetbreads ; 203.7 pounds total
1 box Tongues ; 10.4 pounds total
and
1 box Veal Bones ; 60 pounds
total
変更後の、MPF455144の中身は、
1 box Hotel Rack (7 Ribs) ; 60.15 pounds
total
4 boxes Hotel Rack Chop - Ready (7 Ribs) ;105.1 pounds
total
1 box Boneless Ribeye ; 16.9 pounds total
1 box Trimmed Loin
Boneless (1x1) ; 17 pounds total
2 boxes Trimmed Loin (4x4) ; 38.8 pounds
total
1 box Strip Loin ; 14.8 pounds total
1 box Top Round ;19.5
pounds total
6 boxes Breast Boneless Finger Meat ; 299.3 pounds
total
2 boxes Plates ; 54.85 pounds total
1 box Full Tenders ;
15.4 pounds total
1 box Loin Tenders ; 12.5 pounds total
19 boxes
Sweetbreads ; 203.7 pounds total
1 box Tongues ; 10.4 pounds total
and
1 box Veal Bones ; 60 pounds total
注「25 boxes Sweetbreads ;
203.7 pounds total」から「19 boxes Sweetbreads ; 203.7 pounds
total」へ変更
まあ、この報告書を見ますと、むしろ、日本側の注文者のほうに、確信犯的においが感じられますね。
哀れなのは、誠意を持って、法違反をしでかしてしまったAtlantic
社のようにも、見えてきます。
[3362] 違法子牛肉の日本到着までの時間的経緯
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/17(Fri) 23:25 |
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- 「Japan Export Investigation Report」http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Report.pdf
によれば、日本からの子牛肉の注文から到着までの時間的経緯は、次のとおりです。
2005年12月12日午後7:56
Nihon SiberHegnerのMr. Yoshimitsu Ichiiより、Atlantic 社のPhilip Peerless
氏へEメールがあり、
USMFF の日本オフィスによれば、 the EV Program のためのQSA
Programは、Vielにも適用されるとの見解であるが、これによれば、御社の持つストックは、輸出できないことになるのか。
との問い合わせがあった。
そして、Mr.
Yoshimitsu Ichiiは、2005年12月13日に、Atlantic 社のPhilip Peerless
氏に再度メールを送り、『御社が日本輸出向けリストに掲載されることを望む。』との依頼をした。
2005年12月27日、Nihon
SiberHegnerのNobuo Shiraiwa,から、次の注文のメールが来た。
1 box Hotel Rack (7 ribs) ; 45
pounds total
4 boxes Hotel Rack Chop - Ready (7 Ribs); 44 pounds total
1
box Boneless Ribeye ; 16 pounds total
1 box Trimmed Loin Boneless (1x1) ; 16
pounds total
そして、2006年1月19日、上記の品が、日本についた。
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Report.pdf
[3361] 昨年8月にFSISがSRM除去やHACCPの規則違反を報告したうち、日本輸出許可施設に該当する工場
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/17(Fri) 23:01 |
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- 2月15日に行われたBSEの国会予算予算委員会の集中質疑で、FSISによる1036件のSRM除去違反などの報告のうち、日本に輸出する施設がどれだけ該当するかの報告部分がありましたので、そこだけ聞き取りしてみました。(岡本議員)
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib2.cfm?u_day=20060215
>「(川崎国務大臣)多いのは、グレーター・オマハ・パッキング・カンパニー、それからスウィフト・ビーフカンパニー、これが12件」
>「(岡本議員)十二件というのは、こまかな話はあれですけれども、SRM除去違反が12件、それ以外にも実は年齢確認違反がまだある」
>「(岡本議員)日本が行ったところではUSDAの施設番号960の960A,名前は言いませんけれども、ここが月齢確認違反が2件、そしてSRM違反が12件、日本が行ったなかではここは多い方の1つです。」
>「(岡本議員)逆に違反記録がなかった施設は?」
>「(川崎国務大臣)全くないのは二件であろうと思います」
[3360] 日本の日本シイベルヘグナー社からの子牛肉注文書について 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/17(Fri) 23:00 |
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- 3359での「Japan Export Investigation Report」http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Report.pdfでは、日本の日本シイベルヘグナー社からの注文書として、下記のメールがあったことが書かれています。
On
December 13, 2005, Mr. Yoshimitsu Ichii, Nihon SiberHegner, again e-mailed Mr.
Peerless pertaining to EV approval.
December 13, 2005 4:31pm Email
To:
Philip Peerless
From: Yoshimitsu lchii
“Dear Philip san
I hope your
company will be on the list in the below web today!
http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/evjapanlisting.htm.
Please
keep in touch.
Yoshimitsu”
DKSH – Market
Intelligence
Yoshimitsu Ichii
Senior Sales Executive IFP Dept.
Nihon
SiberHegner. K.K
http://www.dksh.com
These e-mails are the first indication
that the company Nihon SiberHegner wanted to place an order with Atlantic.
On
December 27, 2005, Nobuo Shiraiwa, Nihon Siber Hegner K.K. of Japan, e-mailed
Mr. Peerless with an order, listing various veal cuts, as follows:
1 box
Hotel Rack (7 ribs) ; 45 pounds total
4 boxes Hotel Rack Chop - Ready (7
Ribs) ; 44 pounds total
1 box Boneless Ribeye ; 16 pounds total
1
box Trimmed Loin Boneless (1x1) ; 16 pounds total
http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Report.pdf
[3359] USDAの、日本向け違法子牛肉輸出に関する調査報告書の概要 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/17(Fri) 21:48 |
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- ただいま、アメリカUSDAから発表された、表記報告書に関するUSDAのコメントの概要を、概訳し、とりあえず。ご報告申し上げます。
なお、この報告書の現物は、下記「Japan
Export Investigation Report」http://www.fsis.usda.gov/PDF/Japan_Export_Investigation_Report.pdf
より求められます。
以下、『Johanns
Announces Results Of Investigation Into Ineligble Veal Shipment To
Japan』による。
ジョハンズ農務長官は、本日、先月、日本に向けての違法な子牛肉出荷に関する調査結果について発表した。
この報告書は、この事件に関して、以下に重大性を認識し、対処しているかということ、そして、われわれアメリカのシステムが、世界でベストであるということを、貿易取引相手国に対して保障するということを、論証するものである。
ジョハンズ農務長官が言うに、われわれの行動は、今回の事件に対し、フルに対処し、将来、同種の事件が起こらないための、広義の措置を講じるものとなりうるものとしている。
今回の報告書は、475ページに及ぶものであり、今回の違法な出荷についてのいくつかの事実について、言及しており、今回の事件が、人間の健康に対しては、いかなるリスクをも引き起こさないことについて、注視している。
この報告書は、今回の日本向け子牛肉出荷が、貿易再開後、最初の出荷であるという環境にあったということ、そして、わずか、2プラントが、日本向け出荷として、証明されたということ、そして、それらの二例とも、他の日本向け輸出がされる前に、リストから削除されたということである。
加えて、子牛肉の日本向け輸出については、日本との貿易合意において、ごく最近、付け加えられた合意事項であったということである。
日本へ伝えられたドキュメントにおいては、二つの明白なレポートがあった。
すなわち、ひとつは、FSISによる調査と、USDA監査局によるAUDITレポートであった。
合計して、11件のノン・コンプライアンスに関する発見であり、そのうちの5つは、FSISの発見にもとずくものであり、6件は、監査局の発見にもとずくものであった。
しかも、これらの二つのサイトからの指摘なり発見は、相互にミラーリングするものであった。
この報告書は、今回の事件について、過ちは、出荷にあたったプラントの過誤によるものであり、また、USDA検査員の過誤によるものであるとしている。
これらの過誤は、日本向け出荷製品の的確性についての理解の欠如によるものである。
これらの不適格な製品には、脊柱現物と、子牛肉廃物を含む子牛肉が入っていた。
さらに加えて、この報告書では、
現行のFSISの検査プログラム検査員は、AMS輸出認証プログラムについて、十分に注意していなかったこと、また、日本向けに不適格な製品が出荷されたことについて、証明なり、許諾をしていなかったという結論を出している。
USDAとしては、今回のこの報告書の発見事項に対して、USDAが、違法出荷を知った先月1月20日に発表した対応策に加えて、いくつかの対応策をとっている。
これらの対応策は、単なる今回の事件の状況対応を超え、アメリカの輸出システムの更なる効率化と、保護を組み込んだものである。
これらの対応策は、下記に要約しうる。
日本向け輸出認証施設のすべてのFSIS検査員は、日米輸出合意を十分に理解しうるための追加的強制研修を受けるということ。
USDAは、包括的輸出認証に代わって、いかなる国へ輸出証明する特定製品のリストを保持する必要があるということ。
そして、そのリストは、USDA検査官が直ちに利用できるような状態に保持するということ。
プラントにおけるUSDA検査員は、証明プロセスにおける、次の三つの個別の時に、そのプラントが輸出の的確性についての変更を通告するであろうということ。
すなわち、その三つの時というのは、
1.いつ、プラントが、証明を申し出るか。
2.いつ、プラントが監査されるか。
3.いつ、プラントが、証明され、または、リストから削除されるか
の三つの時についてである。
最終の輸出認証は、プラント内の検査員が、AMSとFSISとの間の調和を保障しうる追加研修を受けるまでは、完成に至らない。
日本への輸出再開を開始するには、USDAは、アメリカが相手国に輸出するに、、貿易相手国が、第二のサインを示さない限り、牛肉輸出のいかなる出荷について、第二のサインを必要とするであろう。
以上
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB/.cmd/ad/.ar/sa.retrievecontent/.c/6_2_1UH/.ce/7_2_5JM/.p/5_2_4TQ/.d/1/_th/J_2_9D/_s.7_0_A/7_0_1OB?PC_7_2_5JM_contentid=2006%2F02%2F0047.xml&PC_7_2_5JM_navtype=RT&PC_7_2_5JM_parentnav=LATEST_RELEASES&PC_7_2_5JM_navid=NEWS_RELEASE#7_2_5JM
[3358] ただいま、アメリカUSDAの日本向け違法牛肉問題に関する報告書が発表されました。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/17(Fri) 21:17 |
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- 該当サイトは、ここ「Johanns Announces Results Of Investigation Into Ineligble Veal
Shipment To Japan」
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB/.cmd/ad/.ar/sa.retrievecontent/.c/6_2_1UH/.ce/7_2_5JM/.p/5_2_4TQ/.d/3/_th/J_2_9D/_s.7_0_A/7_0_1OB?PC_7_2_5JM_contentid=2006%2F02%2F0047.xml&PC_7_2_5JM_navtype=RT&PC_7_2_5JM_parentnav=LATEST_RELEASES&PC_7_2_5JM_navid=NEWS_RELEASE#7_2_5JM
です。
内容については、精査の上、追って報告いたします。
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB/.cmd/ad/.ar/sa.retrievecontent/.c/6_2_1UH/.ce/7_2_5JM/.p/5_2_4TQ/.d/3/_th/J_2_9D/_s.7_0_A/7_0_1OB?PC_7_2_5JM_contentid=2006%2F02%2F0047.xml&PC_7_2_5JM_navtype=RT&PC_7_2_5JM_parentnav=LATEST_RELEASES&PC_7_2_5JM_navid=NEWS_RELEASE#7_2_5JM
[3357] 豚便所 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/17(Fri) 20:52 |
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- 朝日新聞の今日の夕刊で、沖縄の大城立裕さんが、本土の人に、沖縄のフールという豚便所が理解されなかったことが書かれている。
今でも、沖縄の離島に行くと、昔の豚便所の後が、見られる。
人間の排泄物を豚が食い、その豚を人間が食うという、究極の循環型システムなのだが、それを本土の人が、見抜けなかったということなのだろう。
ゼロエミッションの観点からは、優れたモデルなのだが、本土の人は、それを汚いものとしてみてしまったということなのだろう。
ちなみに私が見たのは、渡名喜島のものだが、離島ならではのきわめてクローズド・システムの下での、ものであった。
実際の写真は、このようなものhttp://www.noguni-400.com/book/3/98p1.jpgである。
[3356] ゲーデルの不完全性定理
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/17(Fri) 19:48 |
|
- あるブログを見ていたら、「ゲーデルの不完全性定理」というのを紹介してあった。
ふんふん。これって、食品安全委員会も、逆応用して、使った定理じゃない?
このサイト
http://toudaibenronbu.web.infoseek.co.jp/book/fukanzenteiri.html
を見ると、証明方法は、背理法によるとしていますね。
こんなことらしい。
以下引用
1)第1不完全性原理
「ある矛盾の無い理論体系のなかに、肯定も否定もできない証明不可能な命題が、必ず存在する」
2)第2不完全性原理
「ある理論体系に矛盾が無いとしても、その理論体系は自分自身に矛盾が無いことを、その理論体系の中で証明できない」
よって、
「ある理論体系に矛盾が無いとしても、その理論体系は自分自身に矛盾が無いことを、その理論体系の中で証明できない」
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20060217
[3355] インドネシアで、さらに人感染鳥インフルエンザ拡大の兆し 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/17(Fri) 18:40 |
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- 昨日、入院中の二人が死んだが、これが、H5N1によるものかを検査中。
また、今日になって、40歳の主婦が、H5N1感染疑いで、he
Sulianti Saroso hospital
に入院。
この病院には、さらに、4人の感染疑い患者がすでに入院しており、結果まちのようである。
http://www.forbes.com/home/feeds/afx/2006/02/17/afx2534486.html
[3354] Re:[3353] Lowyのレポート
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/17(Fri) 18:22 |
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- Chaosさん。
情報ありがとうございました。
この「the Lowy Institute
」のレポートは、大部なものですね。
鳥インフルエンザのパンデミックに伴うショックを、大まかに、1.疫病の蔓延そのもののショックを地理的観点からと、健康政策の観点から捉える。、2.労働に与えるショック 3.生産に与えるショック、4.コアのリスクに上乗せされうるリスク・プレミアムを、ガバナンスの観点からと、健康政策の観点からと、財政政策の観点からと、生産コストの観点からと、需要の観点からと、リスク・ショックの観点から、とらえる。
これらを基にして、コアのシナリオをつくり、これに感受性分析(分析上設定した仮定を変えると分析の結論がどのような影響を受けるかを評価する分析方法)を加える。
という構成のようですね。
そして、シナリオとして、マイルド、モデレート、シビア、ウルトラの4つのシナリオをつくり、軽微なパンデミックであっても、世界経済にとっては、重大な影響を与えるであろうとしていますね。
また、次のCDCのチェックリスト「BUSINESS
PANDEMIC INFLUENZA PLANNING CHECKLIST」
http://www.pandemicflu.gov/plan/pdf/businesschecklist.pdf
は、『Plan
for the impact of a pandemic on your business』『Plan for the impact of a pandemic
on your employees and
customers』について、「完成したか」「進行中か」「まだスタートしていないか」をチェックし、自己点検できるようになっている、具体的なものですね。
このようなものを日本でもできないものでしょうか。
[3353] Lowyのレポート
投稿者:Chaos 投稿日:2006/02/17(Fri) 16:49 |
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- Chaosです。
ご無沙汰しています
オーストラリアのシンクタンクのレポート
Global macroeconomic
consequences of pandemic influenza
http://www.lowyinstitute.org/
79ページの被害推定
色々なグラフで分析してあって、興味深いです。
ネットでは、死者の予測値ばかりが注目されていましたが
その他の影響も分析されています。
http://www.avianinfluenza.com.au/
Corp Pandemic
Planning
http://www.pandemicflu.gov/plan/businesschecklist.html
Business
Pandemic Influenza Planning Checklist (PDF)
(282KB)
海外のプランは、具体的ですね。
日本では
「海外派遣企業での新型インフルエンザ対策ガイドライン」
http://www.johac.rofuku.go.jp/news/060130.html
欧州は、ここが更新され始めました。
http://www.ecdc.eu.int/
ニュースが多すぎてフォローできなくなってきました。
[3352] 臭いものに蓋を望んでいるのは
投稿者:とき 投稿日:2006/02/17(Fri) 12:38 |
|
- 官や学の皆様ばかりではなく、業界大手の方々と業界団体役員の方々もではないでしょうか。
◆鶏飼い時事(じじい)
…『茨城株は良寛のハナクソだ』(2006.2.17)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza249.htm
>そしてハナクソが強毒化しないと殺させた手前都合の悪い狼少年団は、見つかった陽性鶏はこれで全部片がつき、尚且つ人々の恐怖を募ることで、やはり鶏を殺したのは正解だったとの世論は永久に残り、批判をかわし我が意を得たりと声を潜めて笑っている気がしてならないのだ。
ウイルスは人間の思惑などお構いなしに、宿主がこの世に存在する限り、沈着冷静・確実にまん延します。学者先生方や業界大手の方々の恣意的な、まさに消しゴムで拭ったとしても後が確実に残るペンのインクのようなものです。ましてや、ハナクソですから、痕跡(あと)が消えてなくなるわけがありません。
かならずや、虚偽や錯誤はあぶり出されることになるでしょう。それまで必死にそれを糊塗しつづけることになるかと思いますが。
先にリンクいたしました、記事を書かれた方も、
http://www.janjan.jp/book_review/0602/0602149261/1.php
(『インフルエンザ危機(クライシス)』を読んで〜強敵′、究の第1人者が分かり易く解説、大流行へ警鐘も〜 2006/02/16 janjan)
>おお、私のどうしようもないJANJAN書評ですね(苦笑
>「はっきり言って、トンデモ本」ですか、そうなんだあ、知りませんでした。
>あの本は編集部が選択した本の中から私が応募したものですが・・・
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20060215
というような、ほんの軽い気持ちで書かれているようで、その悪意のない無知がまた、とんでもない勘違いをますます増殖させていくことへの自覚が足らないように思います。まったく「恐怖という流行病」そのものです。
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/v/01/
『知らないということは、怖いことです。』
http://www.yuichiro-itakura.com/archives/2006/02/15-1712.html
鳥インフルエンザ(ウイルス)をめぐって、大多数の人々はそのことに、まだ何も気付いていないのではないでしょうか。もうすでに、恐ろしいことが目の前で起こってしまっているのにもかかわらず。
茨城県 鳥インフルエンザに関する情報
http://www.agri.pref.ibaraki.jp/news/tori/index.html
[3351] 米国牛肉、輸出認定施設が37に
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/17(Fri) 09:56 |
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- 日本食料新聞 (2月16日19:25)
http://www.nissyoku.co.jp/
>米国の認定施設、1施設がリストからはずれる
農水省は16日、米国政府から対日食肉処理施設の認定リストのうち1施設を除外した連絡を受けたと公表した。はずされたのはネブラスカ州のグランドアイランドにあるスイフト・ビーフ・カンパニー社の1施設。米国からの報告によると、同施設は生産記録により月齢を確認できる牛を出荷する農場を独自に追加指定していた。USDAに提出されていた施設の品質管理プログラムでは、出荷する農場の指定は本社が行うこととなっていて、独自の農場指定は違反。この施設から日本が輸入していた牛肉は30.7t。USDAが農場まで遡って調査したところ、全て20ヵ月齢以下だったという。日本政府はさらに詳細な情報を照会中。(2月16日19:25)
[3350] デンマークなどで鳥インフルエンザ
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/17(Fri) 06:43 |
|
- デンマークでは、35羽の鳥が死亡し、検査中。
http://www.thestar.com/NASApp/cs/ContentServer?pagename=thestar/Layout/Article_Type1&c=Article&cid=1140087489176&call_pageid=968332188854&col=968350060724
オーストリアの南部グラーツ近郊で、2羽の白鳥がH5N1型ウイルスに感染していた。
そのほか、チェコ・スロベニア・ハンガリーでも、鳥インフルエンザが発見され、検査結果まちのようである。
また、イラクでは、先月死亡した少女のいとこが死亡し、二人目の死亡となった。
http://www.dose.ca/toronto/news/story.html?s_id=LphPWkf2EQsqajTWmdIZ8KkCW8g7e2xjHuHfymkVFjzH4q8POJ2PQA%3D%3D
http://www.newsfactor.com/news/Second-Bird-Flu-Case-Found-in-Iraq/story.xhtml?story_id=100004BIZYS0
参照
[3349] Re:[3348]
“善意と熱意”のデマゴギー? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/17(Fri) 05:56 |
|
- ときさん。
この
>>南中国の老人からはしきい値さえ下げれば、あらゆる型の抗体が検出されると紹介された。>>
ですが、興味深い見解ですね。
Recombinomicsでの記事でしたか、もともと、風土病(endemic
)的にあるH9N2などとH5亜型とがミュートするというようなことが、イスラエルなどではあるというような話が、載っていたことがあったようです。
http://www.recombinomics.com/News/10220501/H5N1_H9N2_Recombination.html参照
茨城株も、そのような観点から捉えると、新たな進展があるようにも思えますね。
[3348] “善意と熱意”のデマゴギー?
投稿者:とき 投稿日:2006/02/17(Fri) 02:22 |
|
- こちらがそう見えているのかもしれませんが。(笑)
◇鳥インフルエンザ死者、1億人超える恐れと 豪シンクタンク 2006.02.16 CNN
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200602160011.html
>欧州でも野生の鳥から、高病原性H5N1型ウイルスが検出されており、感染被害は世界各地に広がりつつあり、人間への感染が懸念されている。
いまだに、鳥からうつると思い込んでいるようで・・・。そして、まだ、ヒトでは起こっていないと思い込んでいるようで。
◇鳥インフルエンザの対処は基礎予防が重要、業界向けセミナーで[掲載日:2006/02/13]
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=23049
>中国、東南アジアを中心に拡がる鳥インフルエンザの予防策
>トリから人への感染の防御策
>WHOが発表した勧告を基に
>鶏肉は70度以上で加熱し、鳥インフルエンザの感染の可能性を低くする対処
鶏(鳥ですらなく)ばかりが感染源なのでしょうか?
というより、人間のインフルエンザは、まず先に、人間から感染するのだということが、そっくり蚊帳の外におかれているようで・・・。
『インフルエンザ危機(クライシス)』を読んで〜強敵′、究の第1人者が分かり易く解説、大流行へ警鐘も〜 2006/02/16 janjan
http://www.janjan.jp/book_review/0602/0602149261/1.php
狼少年が増殖する源泉になっている?
◆鳥インフルエンザ問題の今後(129)(2006.2.16)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza248.htm
>しかし茨城の現実は深刻らしい。陽転を恐れて、養鶏場や処理場の従業員が辞めていく。
もう人心の荒廃が起こっている。産業の瀕死状態がさらに進行しているような・・・。
>本当は無害な株の抗体を持つことは、非特異的あるいは広い意味での免疫交差で、特に今回は抗原的違いはあっても当面の敵H5N1と同じH亜型であり、その防御には下手なタミフルよりずっとましであるとするのが考え方とすれば本筋である。
広い意味で天然の生ワクチンと同等であるともいえましょう。そこそこにキタナいものに触れておくということが大事だということは、免疫のことを考えれば常識です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4086500760
(ゼロ歳からの免疫力
藤田 紘一郎)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492041516
(お母さんは名医 西原
克成)
その免疫を獲得しているはずの鶏が、わざわざゴミ扱いされてしまうのですから、人間の思い込みとは恐ろしいものです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060216-00000066-mailo-l08
(鳥インフルエンザ:8養鶏場密閉鶏舎の253万羽、来週からすべて焼却 /茨城(毎日新聞)
- 2月16日12時1分更新)
>実際有りもしなかった茨城株の強毒変異を未だに主張する大槻教授らの言動こそが、この恐るべき風評の元にあることを知ってほしい。したがってその超一流のお仲間達で構成される小委員会の面々も誰ひとり、この風評を止めようとしない。そのことが又、その風評被害を無限に拡げ、とどのつまりその云うことをひたすら聞いて方針を立てて来た茨城県自体も窮地に立たされているが、このことは同時に、法定受託事務を司る地方自治の有り方自体を問われ兼ねない問題であるとも思うのだ。
◇鳥インフルエンザ:県へのウイルス株分与、動物衛生研が承認 /茨城(毎日新聞)
- 2月16日12時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060216-00000067-mailo-l08
ここまでくれば、御用学者のいうことをアテにせず、地方自治体の中で自ら考えることを進めなければならないようです。従来のように、国が頭で、都道府県が手足だということを脱して。(本来は日本のような地理的に小さい国では非効率的なことなのですが。)
◇<茨城県>コイヘルペスに負けない 養殖再開プロジェクト(毎日新聞)
- 2月15日3時20分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060215-00000011-mai-soci
>再開の前提として国が求めるKHV根絶は困難と判断、感染しても発病しない耐性コイ開発、安全な出荷・流通確立などウイルスと「共存」して約3年後の再開を目指す。
>県は「コイ養殖の長い歴史がKHVのために途絶えてしまうのは避けたい。KHVとうまく付き合う『茨城方式』を確立したい」と意気込む。農水省水産安全室は「県の具体的な方針を聞いて対応を考える」と話している。
鶏も全く同じことにならざるを得ないと思います。ただし、「鶏(鳥)のウイルスが、直接、人間に感染するのだから、それらは根絶し「清浄」に保たなければいけないのだ」という妄想論を唱え続ける者がいて、その説を認めているうちは駄目でしょうけれど。
[3347] スイスで鳥インフルエンザ疑いの白鳥発見
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/16(Thu) 21:33 |
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- 死んだ白鳥が発見されたのはスイス中央部のAargau, Solothurn
、Schwyzである。
しかし、例年でも、冬季には、600羽の白鳥の死が確認されているというので、検査結果を待たなければならない状態のようだ。
スイス政府は、屋外での家禽飼育を禁止する命令を再び出した。
http://www.swissinfo.org/sen/swissinfo.html?siteSect=107&sid=6470914&cKey=1140074612000 参照
http://www.irishexaminer.com/breaking/story.asp?j=211387535&p=zyy388398&n=211388478&x=
[3346] Re:[3344]細胞死
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/16(Thu) 18:50 |
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- 笹山さん。
「神経変性疾患の大部分を占めるポリグルタミン病は、核内部に異常蛋白質が凝集すること」うーむ。なにやらBSEやvCJDを連想させますね。
プリオンを摂取しても、発症しない牛、人間は、プリオン蓄積による細胞死("トリアド"TRIAD)が起きないタイプ??、妄想ですね。
[3345] 今度は、米兵によるアブグレイブ刑務所におけるイラク人虐待映像 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/16(Thu) 18:41 |
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- オーストラリアのテレビ局『Special Broadcasting Service』が放映したもので、こちらのサイトhttp://www20.sbs.com.au/sbs_front/index.html
のなかの、「Word News
Australia」の中の『 Outrage over new abuse images』http://www9.sbs.com.au/theworldnews/region.php?id=127332®ion=6をクリックすると見られる。
ただし、かなり重い。
写真は、こちらのサイトhttp://www.ogrish.com/archives/more_abu_ghraib_images_released_Feb_15_2006.html
から。
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20060214/
[3344] Re:[3343] [3342] [3338]
細胞死を抑えるたんぱく質発見 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/16(Thu) 17:24 |
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- 虹屋さん。
日本語訳ありましたよ。
これhttp://www.jst.go.jp/pr/announce/20060214/ですね。
でも、アブストラクトの訳はないようですね。
ちょっと、訳して損したかな?
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20060214/
[3343] Re:[3342] [3338]
細胞死を抑えるたんぱく質発見 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/16(Thu) 17:15 |
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- 虹屋さん。
ちょっと難しかったのですが、「細胞死を抑えるたんぱく質の発見について」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=558
に、論文のアブストラクトを概訳をしてみました。
意味が通じているかどうかは、わかりませんが。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=558
[3342] Re:[3338]
細胞死を抑えるたんぱく質発見 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/16(Thu) 17:07 |
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- 笹山さん。
細胞死アポトーシスは、がん化した細胞が癌に成長する事を防ぐ重要な仕組みですから、この蛋白質をもとにした薬剤を長期に摂取すると癌になりやすくなるような気がしますが・・
がん化した細胞がアポトーシスに失敗する仕組みの解明につながるかも
[3341] Re:[3340]
OIEコード改正の安全委の議論 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/16(Thu) 17:03 |
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- 虹屋さん。
>>「(加盟国が)国際基準より高いレベルの措置を(自国で)とることは可能であるが、科学的に正当な理由があることを立証することなどが必要となる」と説明。>>
との記事ですが、これは、ちょっと不勉強な書き方で、ここでは、「OIE基準と国内安全基準との乖離の幅が「適切な保護の水準」(ALOP(Appropriate
Level of
Protection))の範囲内にあるかどうか」についての正当な理由の説明が必要−−ということをいいたかったのでしょうね。
参照「「適切な保護の水準」と「OIE基準」との乖離の幅」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=279
まあ、これはこれで、そのような意味であるのならば、そのとおりでしょうね。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=279
[3340] OIEコード改正の安全委の議論
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/16(Thu) 16:09 |
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- OIEコード改正案への2月9日の食品安全委員会の論議、14日のリスコミの詳細が、全国焼肉協会のサイトに食肉通信社の記事でありました。
http://www.yakiniku.or.jp/sei/meet_data2.html
>農水省では、OIEコードは国際基準に適合する措置として、WTO協定に適合しているものと推定され、「(加盟国が)国際基準より高いレベルの措置を(自国で)とることは可能であるが、科学的に正当な理由があることを立証することなどが必要となる」と・・説明。
これでは、米国産カナダ産牛肉の審議で、OIEコードを無視した内臓肉などの扱いに疑問がでないわけですね。農水省などの米国への「査察」のやり方への関心の薄さと考え合わせると、食品安全委員会の先生方は自分たちの論議、結論がどう使われるのか、どういう制度的意味合いをもつのかきちんと認識しておられないようです。
[3339] こんなところにも
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/16(Thu) 14:57 |
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- 恥ずかしいほど低レベルの議論 February 15, 2006
http://blog.livedoor.jp/tnakadat/
>(酪農県の)熊本出身の議員がアメリカの食肉処理場を視察し,生半可な知識で太鼓判を押す.これはとても不思議な光景です.何か日本の肉牛生産業者と裏取引があるのか,それとも日本のBSE対策についても触れて欲しくない部分があるのか,マスコミは殆ど取り上げようともせず,出席していた小泉首相もほとんど眠っていたようですが,こんな低レベルの議論で良いのだろうか,これでは諮問機関の数年に亘った議論は何だったのか,もしも日本でBSE患者が発生した場合この委員会に出席した議員は責任を取る覚悟があるのか,多くの疑問と憤りを感じる国会中継でした.
[3338] 細胞死を抑えるたんぱく質発見
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/16(Thu) 12:04 |
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- 病気などで異常になった細胞は「自殺」する仕組みになっているが、この細胞死を遅らせるたんぱく質を、東京医科歯科大と科学技術振興機構のチームが見つけた。
このたんぱく質を使えば、長い年月をかけて病状が悪化していくアルツハイマー病やパーキンソン病といった神経変性疾患の進行を遅らせる可能性があるという。専門誌「ジャーナル・オブ・セルバイオロジー」電子版に掲載された。
動物には、異常になった細胞を取り除くため、細胞が自殺する機構が備わっている。だが、アルツハイマー病など、2〜20年かけて緩慢に進む神経の病気の場合、この細胞死がほとんど働かないことが知られている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060216-00000305-yom-soci
この論文の現物は、『Transcriptional
repression induces a slowly progressive atypical neuronal death associated with
changes of YAP isoforms and p73 』
http://www.jcb.org/cgi/content/abstract/172/4/589
で見ることができる。
http://www.jcb.org/cgi/content/abstract/172/4/589
[3337] Re:[3336] [3335] [3334]
[3332] 対日輸出(38施設中)36施設、BSE対策で過去に違反 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/16(Thu)
11:37 |
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- > 世の中進んでいるようで。
>
アメリカ血液バンク協会(AABB)も、熱心に取り組んでいるようです。
情報をありがとうございます。
米国は蔓延中の狂鹿病もありますから、余計対策を取っていただかないと、と思います。というより、実際、深刻なんでしょうね。
日本は海外で既に使われなくなっていた薬害HIVや薬害ヤコブ病を引き起こした血液製剤や乾燥硬膜を使い・・使わせ続けていた前歴があるのですから、もっともっと敏感になってもらわないと、と思います。
ところで先日、国会でようやく問題になった、未だに輸入されている19品目の米国牛由来医薬品、原材料はどこでとちく、処理されているんでしょうねー。患者に使うときには原産地まで触れないでしょうし、知れば知るほど。。。
対日輸出(38施設中)36施設、BSE対策で過去に違反 厚労相
http://www.asahi.com/politics/update/0215/006.html
[3336] Re:[3335] [3334] [3332]
昨日のBSE質疑での川崎厚生労働大臣の答弁 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/16(Thu) 11:02 |
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- 類人猿については、バクテリオファージを使った除去効果検証をおこなっているようですね。
「Application of Bacteriophages
as Surrogates for Mammalian Viruses: A Case for Use in Filter Validation Based
on Precedents and Current Practices in Medical and Environmental Virology」http://www.pall.com/34445_3624.asp#3663ご参照
世の中進んでいるようで。
アメリカ血液バンク協会(AABB)も、熱心に取り組んでいるようです。
http://www.pall.com/34445_3624.asp#3663
[3335] Re:[3334] [3332]
昨日のBSE質疑での川崎厚生労働大臣の答弁 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/16(Thu) 10:30 |
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- そうなのでしょうか?今春発売だそうですが、現在流通している、輸入ものを含めての血液製剤などがそのフィルターを使用しているのでしょうか?厚労省に伺ってみますね。
300日のマウスによる発症実験とありますが、類人猿などでの長期実験も行っているのでしょうか。
[3334] Re:[3332]
昨日のBSE質疑での川崎厚生労働大臣の答弁 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/16(Thu) 07:33 |
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- これは、私のブログ記事「ポールコーポレーションが、画期的な、プリオン除去フィルターを開発、今春よりヨーロッパで発売」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=214
でも紹介したポールコーポレーション(Pall
Corporation)
の、vCJDの血液感染対策などに有効な悪玉プリオン除去フィルターであるThe Leukotrap®
Affinity Prion Reduction Filterのことをいわれているのではないでしょうか。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=214
[3333] 注目されたバーナンキの初議会証言
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/16(Thu) 07:23 |
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- 米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は15日、下院金融サービス委員会に出席し、1日の議長就任後、初の議会証言を行った。
この中で、バーナンキ議長は、経済発展が軌道に載りかけているさなかなので、「もう少しの利上げは、しなくてはならない。」(
raise interest rates a bit
further)との証言をした。
同時に、高金利によって、経済減速となる可能性と、エネルギー価格の高騰によって、インフレのトリガーとなる可能性との秤量比較が必要だとし、今後の金利の動向については、融通無碍であるとの見解も同時に示した。
また、長短金利のイールドのフラット化については、「それが、経済減速のシグナルであるとは思えない。」として、その懸念を打ち消した。
今年のアメリカ経済の成長見通しについては、3パーセントから3.5パーセントであるとし、特に、住宅市場については、昨年、バーナンキ氏が、「frothy」(泡のよう−バブルっぽい。)との表現を用いての警戒感を一転し、今年は、住宅市場は、減速化するとの見通しを示し、そのことが、結果的には、個人が、自らの資産形成を、住宅のequity(市場価格から担保などを引いた価格)に頼ることが少なくなり、個人の
貯蓄性向が高まることによって、経済に対しては、よい影響を与えるとしている。
それにしても、バーナンキさんは、なんとか、グリーンスパンの長い歴史から、無事引継ぎを終えた感じだ。
2−3日前の読売新聞のコラムで、「なぜ、市場は、グリーンスパンの一挙手一投足に、関心を引き寄せられてしまったのか」、というような意味のことが書かれ、興味が惹かれたが、私から言わせれば、グリーンスパンさんは、市場に対しての、精神医的役割を、巧みに演じてきたといえる。
イギリスの精神科医であるRDレインの『結ぼれ』"Knots"は、「相手がこう思うだろうから、私はこう行動するだろうと思うから、相手は、こう行動する。」という、相手の行動と心理を何回もフィードバックするという、屈折した心理と行動を分析したものだが、まさに、グリーンスパンは、警戒と期待を持つ市場の屈折した心理を、利上げという魔法の杖によって、見事に操縦してきたといえる。
今度のバーナンキさんは、なまじ、インフレターゲット論者というレッテルがあるがために、市場心理の操縦には、やや、苦心するのではないかとも、思えたのだが。
今日の議会証言では、何とか、その懸念は、取り払われたようだ。
参考サイト
2006年2月15日の米下院におけるバーナンキ議長の議会証言
「Testimony
of Chairman Ben S. Bernanke Semiannual Monetary Policy Report to the
Congress」
http://www.federalreserve.gov/boarddocs/hh/2006/february/testimony.htm
「New
Fed chief warns of potential rate rise 」
http://www.iht.com/articles/2006/02/15/business/fed.php
http://www.federalreserve.gov/boarddocs/hh/2006/february/testimony.htm
[3332] 昨日のBSE質疑での川崎厚生労働大臣の答弁
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/16(Thu) 06:50 |
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- おはようございます。
昨日、BSEと公衆衛生の問題(米国から血液製剤を輸入していることなど)について、川崎厚生労働大臣が、
>「プリオンを除去するシステムで血液製剤を作っている」
なんてことを回答していましたが、今現在で、プリオンを完全に除去できるシステムがないから問題なわけで、
答弁を聞いていて担当厚労省の認識に大変不安になってきました。
[3331] Re:[3328]
病気の主体は「宿主」のほう 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/15(Wed) 22:42 |
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- ときさん。
「「病気」とは「外部」のものではなく、あくまでも「内部」あるいは「ホスト側」の問題です。」
には、哲学的格言が潜んでいますね。
それこそ、野村監督の『敵はわれにあり』のウイルス版といったところでしょうか。
[3330] Re:[3322] [3319] [3316]
[3314] 1043件のSRM除去違反の工場のリスト 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/15(Wed) 22:39 |
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- さあ、よそのことですから、わかりません。
[3329] Re:[3327]
OIEコード改正案の資料を農水省がアップしました 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/15(Wed) 22:37 |
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- 虹屋さん。
昨年の9月か10月に、当にわかっていた原案を今頃になって、公開するなんて、それこそ、消費者無視ですね。
この点に関しては、まだ、USDAのほうが、良心的です。
これで、今度は、OIEを悪者に仕立て上げて、国内対策完了という筋書きなんでしょうかね。
私の持論から言えば、本来、OIEコードは、リスコミするになじまないものと思います。
まあ、日本には、比較的、テロリストがいないから、こんなのどかなこと、やってんでしょうがね。
ちょっと、変なたとえですが、『この次、どんな性能の戦車買おうか』などと、公衆の前で相談する国家は、あまりないと思うんですが。
[3328] 病気の主体は「宿主」のほう
投稿者:とき 投稿日:2006/02/15(Wed) 22:23 |
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- ◇鳥インフルエンザ監視強化 茨城県
>茨城県内の養鶏場で鳥インフルエンザ感染が相次いだことを受け、同県は14日までに、2006年度に独自に養鶏場検査態勢を整備し監視を強化することを決めた。
>県によると、1000羽以上を飼育する約240の養鶏場では年に1回、各鶏舎10羽ずつ検体を採り、抗体検査を実施する。
>国が05年度に実施した全国一斉検査は、茨城県周辺の5県では1000羽以上飼育する養鶏場の6割以上を、そのほかの都道府県では3割以上を抽出し、養鶏場ごとに10羽ずつを調べた。
>この際、茨城県は独自に全養鶏場を検査しており、06年度も検体数を増やして継続することにした。
(共同通信)
- 2月14日21時7分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060214-00000242-kyodo-soci
◇茨城県、4月にも安全宣言=鳥インフル、残り250万羽焼却へ
>茨城県は15日、過去の鳥インフルエンザ感染歴が確認されたため監視状態にあった密閉型鶏舎の8養鶏場の鶏計250万羽について、焼却を原則に早期処理することを決め、養鶏業者に協力を要請した。これにより、県内で感染が確認された養鶏場の鶏すべての処理が確定。県は250万羽の焼却完了が見込まれる4
月半ばにも、安全宣言をする方針。
>処理費用は総額8億2000万円の見込みで、国と県が折半して負担する。
(時事通信) -
2月15日21時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060215-00000186-jij-pol
ProMED-mail
12-FEB-2006 PRO/AH/EDR> Avian influenza, human - worldwide (03)
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:2128970438056802110::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:10001,31989
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20060213%2D0030
>中国南部にある生きた鳥類市場の外見上健康なニワトリの一部でのH5N1型ウイルス感染確認
やがては、すべてウイルスレジスタントあるいは、馴致個体(免疫獲得個体)でやっていくことになるわけですから、至極当然のことです。抗体を獲得することができてへっちゃらになればそれで終わることです。それが、インフルエンザ・ウイルス感染症。
それこそ『検査態勢を整備し監視を強化』とか、『抗体検査を実施する』とかやっていたら、「病気」はなくとも「感染」はあるわけですから、永遠にこの修羅場は終わることがありません。「病気」とは「外部」のものではなく、あくまでも「内部」あるいは「ホスト側」の問題です。その「外部」としての「ウイルス」ばかり見ていては、「病気」を理解できるわけがありません。
あくまでも「病気」を理解するにあたって注視するべきは、客体(ウイルス)ではなく、その主体たる「宿主」のほうなのですから。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50372068.html
動物のウイルス学者は、まるで「現実」ばなれした世界の住人のようです。臨床現場にいない医学の方々も。
鳥ウイルス同様、ヒトウイルスもまったく同じ様相になっているとみなさなければならないと思います。
[3327] OIEコード改正案の資料を農水省がアップしました 投稿者:虹屋
投稿日:2006/02/15(Wed) 22:16 |
|
- OIEコード改正案の資料
食品に関するリスクコミュニケーション(OIEにおけるBSEルールの改正に関する意見交換会(第3回))の配布資料
http://www.maff.go.jp/syoku_anzen/20060214/gijisidai.html
[3326] Re:[3325] American Beef
アメリカ産牛肉 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/15(Wed) 21:07 |
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- Patrick
Halliwellさん。
おやおや、わざわざ、ご本人からのアクセス恐れ入ります。
wabさんから、ご紹介があって、あまりに、ユニークなAmerican
Beefでしたので、私のブログ記事『「American Beef 」というパロディ曲』http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=554
のほうにも取り上げさせていただきました。
まさに、satiricalなMusicは、パワーになりうることを実感させてくれました。
今後とも、よろしく。
ところで、Groupism
and Individualism in Japanese Traditional
Musicの現物は、どこかで見ることができるのでしょうか?
こちらのサイト
http://web.uni-bamberg.de/ppp/ethnomusikologie/wom04-2
では、流派・家元が、日本のグループイズムの典型的なもので、習い事が、個人主義の代表的なもので、地唄・筝曲が、秘伝・伝承的なものとの見方をされているようですね。
となると、これらの個人主義的なものが、日本版インディーズなり、プロテスト・ソングになりうるということになるのでしょうか。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=554
[3325] American Beef アメリカ産牛肉
投稿者:Patrick Halliwell 投稿日:2006/02/15(Wed) 19:56 |
|
- Thank you for looking at my site and listening to my
demo!
私は歌手でもオーディオのプロでもありませんが、American
Beefを作曲してから録音やってくれるアーチストやレコード会社は見つけなかったので、何とか頑張って全部自分でやりました。面白くて楽しい曲です。牛たちは私より歌がうまいと思います。残念ながら、日本国内の販売はまだできません。皆、頑張ってアメリカから購入して下さい!現在、日本で「アメリカ産牛肉」が購入できるのは、このmp3ダウンロードだけです。
ところで、日本古典音楽について論文(Groupism
and Individualism in Japanese Traditional Music等)を書いているPatrick
Halliwellは私ですが、アメリカで同じ名前のジャズ音楽家がいるようですね。ジャズ弾けたらいいなと思いますけど、結局これは違う人です。私の音楽は現在musicfreedomのみにて販売されています。
今日の夕食は。。。。
http://www.musicfreedom.com/patrickh
[3324] イラク南部の湿地帯に鳥インフルエンザ拡大
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/15(Wed) 19:27 |
|
- バグダッドの東南180マイルにあるMaysanやAmarahに鳥インフルエンザが拡大している模様である。
特に、湿地帯での鳥インフルエンザ拡大が懸念されている。
http://www.contracostatimes.com/mld/cctimes/news/13876819.htm
[3323] Re:[3321] [3320]
OIEコード改正を時間的に整理すると 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/15(Wed) 18:55 |
|
- 虹屋さん。
OIE Ad hoc Groupの会議(9/12-14)での、30ヶ月仕切りはずしの予兆としての議論は、
http://www.oie.int/TAHSC/eng/Reports/A_TAHSC_SEP2005_B.pdf
の324ページの以下の項に見ることができますね。
This
subpopulation,
以下
「particularly cattle over 30 months of age, is the one
exhibiting the highest prevalence. The recognition greatly depends on the
owner’s awareness and observation of suspect animals. The reporting of these
suspect animals when at the farm will depend on the owner’s motivation based on
cost and socio-economic repercussions. 」
を削除して、
「The accurate recognition,
reporting and classification of such animals will depend on the ongoing
owner/veterinarian awareness programme. This and the quality of the
investigation and laboratory examination systems (Article 2.3.13.2), implemented
by the Veterinary Services, are essential for the credibility of the
surveillance system.」
を加える。
そして、「Cattle over 30 months of
age」
を下記によって、層別対応する。
a) cattle over 30 months of age displaying
behavioural or clinical signs consistent with BSE;
b) cattle over 30 months
of age that are non-ambulatory, recumbent, unable to rise or to walk without
assistance; cattle over 30 months of age sent for emergency slaughter or
condemned at ante-mortem inspection (casualty, emergency slaughter or downer
cattle);
c) cattle over 30 months of age which are found dead on farm, during
transport or at an abattoir (fallen stock);
d) cattle over 36 months of age
at routine slaughter.
[3322] Re:[3319] [3316] [3314]
1043件のSRM除去違反の工場のリスト 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/15(Wed) 17:28 |
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- >
これは、例のアメリカの市民団体が、民主党のアメリカ視察の際に、渡したという資料でしょ。
CUでしょうか?検査官の団体が調査したデータでしたっけ。
調査元が公表してくださったらいいですね。
[3321] Re:[3320]
OIEコード改正を時間的に整理すると 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/15(Wed) 17:19 |
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- 笹山さん。情報有難うございます。確かに、作成時刻は、1時間も開いていませんから、ご指摘の通りですが
> OIEが、サイトにアップしたのは、2005年10月27日です。
加盟国、日本や米国への通知、連絡も同じころでしょう。そして米国は約2週間後には公開。日本は2ヶ月たっても未公開。
さて、小野寺先生も一員のOIE
Ad hoc Groupの会議(9/12-14)とStandards Commission
の会議(9/19-30)の内容の違いを探してみました。重箱の隅をつつくようで、まだ一部しかみてませんが・・
1.30ヶ月月齢の仕切りをなくす。
OIE
Ad hoc Groupの会議(9/12-14) 修正ナシ
Standards Commission
の会議 (9/19-30) 削除
2.TSEは、BSEと切り離し、対象としない。
OIE Ad hoc
Groupの会議(9/12-14) 対象としない
Standards Commission
の会議 (9/19-30) 対象としない
3.骨なし牛肉については、BSEが確認されたかどうかの仕切りをはずす。
また、生前生体検査・死後検査については、「条件とする」の項をはずす。
OIE
Ad hoc Groupの会議(9/12-14) 修正ナシ
Standards Commission
の会議 (9/19-30) 削除
4.BSEが確認されたかどうかは、サーベイランスの結果にはよらない。
OIE Ad hoc
Groupの会議(9/12-14) 結果にはよらない。
Standards Commission
の会議 (9/19-30) 結果にはよらない。
5.従来の生体のAnimalの制限から限定し、生体の反すう類 (ruminants
)に限り制限。
OIE Ad hoc Groupの会議(9/12-14) 制限。
Standards Commission
の会議 (9/19-30) 制限。
30ヶ月齢以下の除外、BSE確認の除外の骨なし肉条項の重大な変更は、わずか10日あまりの間に加えられたのですね。
Standards
Commissionはその理由を以下のように記しています。(5ページ)
It also considered the issue of the
specifications in point g) of Article 2.3.13.1 and “…30 months of age or less…”
was removed because there is no scientific basis for this age restriction. The
reference to “…and were not suspect or confirmed BSE cases…” was also deleted as
the ante-mortem and post-mortem inspection specified in the same sentence would
automatically exclude such animals. Likewise, in Article 2.3.13.11, point 1)a)
was deleted, as point 1)c) precludes any suspect or confirmed BSE
cases.
30ヶ月齢以下を削除するのも、no scientific basis。
米国のante-mortem and
post-mortem inspection の実態、OIG報告書で明らかになった実態を踏まえれば、 Standards
Commissionの言い分は、言葉遊びにしか見えませんが・・
[3320] Re:[3315]
OIEコード改正を時間的に整理すると 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/15(Wed) 14:10 |
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- >
時間的に整理すると>
虹屋さん。
このAファイルとBファイルとの差は、単に、ファイルが大きすぎて、分割してあるだけです。
1ページから304ページが、Aファイル
http://www.oie.int/TAHSC/eng/Reports/A_TAHSC_SEP2005_A.pdf
で、304ページから496ページが、Bファイル
http://www.oie.int/TAHSC/eng/Reports/A_TAHSC_SEP2005_B.pdf
というだけです。
OIEが、サイトにアップしたのは、2005年10月27日です。
[3319] Re:[3316] [3314]
1043件のSRM除去違反の工場のリスト 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/15(Wed) 14:05 |
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- これは、例のアメリカの市民団体が、民主党のアメリカ視察の際に、渡したという資料でしょ。
[3318] まっとうな知識を広めることを怠ったばかりに? 投稿者:とき
投稿日:2006/02/15(Wed) 13:42 |
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- ◇鶏肉運搬業者が無理心中 鳥インフル検出のイタリア
>【ローマ14日共同】イタリア各紙によると、死んだハクチョウから高病原性インフルエンザウイルス(H5N1型)が検出されたとの発表が11日にあったイタリアで13日朝、鶏肉の運搬業者が妻子を殺害した後、自殺する事件があった。
>警察は動機についてコメントしていないが、同国では発表以来、鶏肉の消費が半分近くまで落ち込んでおり、14日付各紙は「鳥インフルエンザが家庭を破壊」などと伝えた。
>各紙によると、北部ベローナ近郊の鶏肉運搬業者(48)は、妻(44)と長女(10)の頭をハンマーで殴り殺害、自らも刃物で首を切って死亡した。長男(16)と二男(14)もハンマーで殴られ重体という。
(共同通信)
-
2月14日23時19分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060214-00000290-kyodo-int
まるで、ギリシャ悲劇とおなじことがおこってしまった?
人間の一方的な思い込みに端を発した不条理によって。メタレベルの思考による「現実」の評価ができないまま、その「現実」が100%の「現実」であると思い込んでしまったがゆえの悲劇です。こと、「個人」を超えた「社会」(世間)の「思い込み」が招いてしまったともいえます。
「鶏肉」には何の問題もありませんし(加熱調理したらなおさらのこと)、ましてや、鶏肉・鶏卵からじかに人にうつることもありません。
鳥ウイルス界の「狼少年」たちの「罪」は非常に大きいといわねばなりません。WHOも。
[3317] 単なる公金タカリ団体に堕してしまう愚
投稿者:とき 投稿日:2006/02/15(Wed) 13:10 |
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- ◇鳥インフルエンザ互助基金 国に不足額の支援を要請 日鶏協が各県会長会議で決議 鶏鳴新聞 2006年02月15日(水)
http://www.keimei.ne.jp/article/20060215t1.html
まず先に、お金のことではなく、「病気」のことにまっすぐ向き合わねばならないと思いますが。「病気」と「ウイルス感染」を混同してしまってはいけないのではないでしょうか。そのことに関しては、相変わらず「他人任せ」の姿勢ということなのでしょうか。
ゼニ勘定は後回しですよ、養鶏業界団体さん。(制度が恣意的である限りにおいて、それも必要なのは認めますが。)
◇鳥インフルエンザ、独・オーストリアでも確認
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060215AT2M1500S15022006.html
全部あまねく経験して終息するというのが、自然の摂理。疫病天災とはそういうもの。鳥のものは鳥で、人のものは人で。
罹病のときに、重症化したり死なないことが「体力」(生得の面と、そのときの体調の面と、両方ありますが)。
◇新型インフルエンザ:野鳥のウイルス保有、都が調査 専用電話で情報収集 /東京(毎日新聞)
- 2月15日12時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060215-00000069-mailo-l13
一年前に開始していれば、もうすこし実態を把握しやすかったのではないかと思っております。昨年は春以降、渡り鳥の大量死を含め、あちらこちらで、カラスや鳩やカモなどの、野鳥の不審死が起こっておったようです。実際、ちらほら身近にも見られましたし。
今となっては、感染耐過(馴致)してしまった個体が多いのではないでしょうか。(通常はそのような個体は、至極、ウイルス感染検査〜抗体法もふくめ〜にはひっかかりにくいはずです。副腎皮質ホルモン系の免疫抑制剤を投与した後に検査することが必要ではないでしょうか。)
[3316] Re:[3314] Greater Omaha
Packing Companyは、加藤大使の視察場所であった。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/15(Wed) 12:56
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- 笹山さん、唖然とするような情報がいくつか出てましたね。
ほかにも、1043件のSRM除去違反の工場のリストがあるという発言がありましたが、ぜひ公表いただきたく思いました。
[3315] OIEコード改正を時間的に整理すると
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/15(Wed) 12:49 |
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- 笹山さん。時間的に整理すると
>昨年の9月12日から14日に、OIEのBSEのOIEコードの改正の担当者OIE Ad hoc
Groupの会議
その結果は10月26日に作成された次の文書で見ることができる。http://www.oie.int/TAHSC/eng/Reports/A_TAHSC_SEP2005_B.pdf
30ヶ月齢削除などは、していない。
>昨年の9月19日から9月30日にかけて、 OIEの Terrestrial Animal Health Standards
Commission の会議。
その結果は10月27日に作成された次の文書で見ることができる。http://www.oie.int/TAHSC/eng/Reports/A_TAHSC_SEP2005_A.pdf
30ヶ月齢削除などの条項修正を加える。
>米国農務省のAPHSは11/15作成の文書でその内容を公開。http://www.aphis.usda.gov/vs/ncie/oie/pdf_files/gs74_bse.pdf
2006年1月15日に、コメントを送付。
>日本の農水省、厚労省は2月になって、専門家会議などを開催。内容は未公開。OIEへのコメントは2/17に送付??
[3314] Greater Omaha Packing
Companyは、加藤大使の視察場所であった。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/15(Wed) 11:45 |
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- 今日の予算委員会で問題になった、コンプライアンス違反の一番おおかったというGreater Omaha Packing
Companyへは、昨年10月31日のこの掲示板2020で書いたように、加藤駐米日本大使が、Chuck Hagel上院議員と、Dave
Heinemanネブラスカ知事にかこまれて、盛大な歓待の元に視察した場所であった。
http://www.journalstar.com/articles/2005/10/28/local/doc43628bb6534b5703441341.txt
[3313] 松田大臣、やっちゃった---
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/15(Wed) 11:04 |
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- 午前11時2分「食品安全委員会の評価は、成立していない。」といってしまいましたね。
そもそも、背理法に元ずく、この前の食品安全委員会の評価であり、答申であったわけですから、ここで、そういってしまいますと、どうなってしまうんでしょうかね。
評価が成立しないということは、答申も成立しない、ということになってしまいますね。
[3312] 鳥インフルエンザが、ドイツ・オーストリア・イランへ拡大 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/15(Wed) 10:25 |
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- ドイツでは、バルト海沿岸のRuegenで、白鳥に、H5N1が発見された。
また、オーストリアでは、南東部のStyriaで、これも、白鳥に、H5N1が発見された。
http://www.bangkokpost.com/breaking_news/breakingnews.php?id=79526 参照
イランでは、昨日、カスピ海沿岸の135羽の白鳥にH5N1が発見された。
http://www.channeloklahoma.com/health/7040535/detail.html参照
[3311] ダウナー牛の不適切処理施設は、ノースカロライナなんだから。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/15(Wed) 09:33 |
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- なにか、ダウナー牛の不適切処理が、日本への輸出向け処理施設かどうか、などの思わせぶりの指摘なり報道があるが、OIG監査報告書では、この二つの処理施設は、North
Carolinaにあると、はっきり書いてある。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=544参照
Official Listing
of Eligible Suppliers to the EV Program for Japan
http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/evjapanlisting.htm
には、ノースカロライナの施設はないのだから、もともと、対象外であることは、わかっているのに。
なんとなく、思わせぶりに書いておいて、後で、やっぱり安心だった、などと思わせるストーリーが透けて見えてくる。
参考 時事通信
「中川農水相は米国の牛肉処理のずさんさを指摘した米農務省監査局(OIG)の報告をめぐり、日本側の疑問に答えるよう求めていた。これに対し、ジョハンズ長官は「(歩行困難な)へたり牛の処理だろうと何だろうと、いかなる質問にも明快に答えるつもりだ」と強調。ただ同報告で適切に処理されたかどうか確認できないと指摘された食肉処理施設が輸出向けだったかどうかについては「情報がない」としてコメントを避けた。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060215-00000032-jij-int
[3310] Re:[3306] [3299]
本日のOIEコード改正のリスコミは?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/15(Wed) 07:56 |
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- 虹屋さん。
ごめんなさい。
ご紹介したほうは、Bファイルのほうでした。
こちら「REPORT OF THE MEETING OF
THE OIE TERRESTRIAL ANIMAL HEALTH STANDARDS COMMISSION」http://www.oie.int/tahsc/eng/Reports/A_TAHSC_SEP2005_A.pdf
の方が、「30ヶ月齢の仕切りをなくす」について書いてある、Aファイルでしたね。
125ページご参照
失礼しました。
[3309] Re:[3307]
米国産牛肉輸入停止 長期化は必至、国会で激しい論戦 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/15(Wed) 07:05 |
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- アメリカからの調査報告書が出ていない段階での国会論戦は、あまり意味がないように思えますね。
「しぶきが飛び散る」といった感じの表現での工場見学の報告でしたら、もう、たくさん、といった感じですが。
[3308] Re:[3305] [3304] [3296]
[3295] [3294] 風刺の力に、もっと目覚める必要があるかも知れませんね。 投稿者:wab 投稿日:2006/02/15(Wed)
01:37 |
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- >
日本人は、もっと、この風刺の力の効用に目覚めなければならないような気がしています。
最近のJ-POPのヒット曲に諷刺性はあまり期待できそうにありません。インディーズにはそういう作品があるのかもしれないですが、探すのが至難です。american
beefはたまたま知人に教えてもらったのです。
いずれにせよ、おもしろい諷刺作品を作るには、社会を冷静に見る目と、想像力の両方がなければならないので、なかなか出てこないのかもしれません。
まだお笑いタレントさんのほうが、たまに諷刺のきいた話をすることがありますね。
http://www.parkcity.ne.jp/~patrick1
[3307] 米国産牛肉輸入停止 長期化は必至、国会で激しい論戦 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/02/15(Wed) 00:20 |
|
- 米国産牛肉輸入停止 長期化は必至、国会で激しい論戦
http://www.nissyoku.co.jp/
明日衆議院の予算委員会は朝から夕方まで米国牛輸入再開質疑、午後からはNHKテレビ中継が入るそうです。自民党の調査団報告もきけますかね。。
インターネット中継はこちら
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfm
[3306] Re:[3299]
本日のOIEコード改正のリスコミは?? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/14(Tue) 23:28 |
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- 笹山さん。
>OIEコードの改正の担当者は、OIE Ad hoc
Groupなんですね。昨年の9月19日から9月30日にかけて、 OIE Meeting of the Terrestrial Animal Health
Standards Commission が開かれ、その成果として、まとまったのが、「REPORT OF THE SECOND MEETING OF THE
OIE AD HOC GROUP ON BSE SURVEILLANCE」
http://www.oie.int/TAHSC/eng/Reports/A_TAHSC_SEP2005_B.pdf
この文書ではOIE
Ad hoc Groupは10人。
Dr Takashi Onodera
Department of Molecular
Immunology, Graduate School of Agriculture and Life Science, The University of
Tokyo
は、プリオン専門調査会の小野寺 節先生( 東京大学大学院農学生命科学研究科応用動物科学専攻教授 )ですよね。
Dr Tomoko
Ishibashi
Chargée de mission International Trade Department
OIE
もお名前から推測すると日本人ですよね。
この文書の作成日はプロパティから10月26日。11月には、農水省とか食品安全委などの関係者は、今回の改正案の骨子は知っていた??
それから
>その逐条版が、このサイト
「TAHC September 2005 Report」(the OIE
Terrestrial Animal Health Standards Commission 2005 Report) Meetings」)http://www.aphis.usda.gov/vs/ncie/oie/pdf_files/gs74_bse.pdf
ということになります。
が開かないので、よく分からないのですが、OIEの公式サイトのTAHSC_SEP2005_Bでは、骨なし肉の条項Article
2.3.13.1.g)には、何の変更も加えられていません。別のグループが検討した、担当したということなのでしょうか?
>その後、今年の1月25日から27日にかけて、OIE Ad hoc Group to review the
Terrestrial Code Chapter on BSE
が開かれ、成案を見たということでしょう。
この会議で変更されたということなのでしょうか。
[3305] Re:[3304] [3296] [3295]
[3294] 風刺の力に、もっと目覚める必要があるかも知れませんね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/14(Tue) 23:04
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- wab
さん。
こちらこそ、ありがとうございました。
大変人気で、ヒットしています。
ブログ記事のほうに書いたのですが、この作曲者の言を詳しく見ていきましたら、作曲者のPatrick
Halliwellさんは、この曲を書いた理由として、「日本のミュージシャンたちが、satirical(風刺的)な音楽にまったく興味を示さなかったから」としています。
昨年暮れ12月17日に、この掲示板の2597でご紹介したJib
Jabの「'2-0-5' George Bush's Year in Review」http://www.jibjab.com/Home.aspx
も、風刺の力がすごかったですね。
日本人は、もっと、この風刺の力の効用に目覚めなければならないような気がしています。
どうです?
レコード輸入権の時に、この掲示板に来ていただいたミュージシャンのかたがた、プロテストでない、風刺音楽の力を、もっと活用していただきたいものですね。
[3304] Re:[3296] [3295] [3294]
american beef 投稿者:wab 投稿日:2006/02/14(Tue) 22:50 |
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- 笹山さん
ご多忙のところ時間を割いていただき、ありがとうございました。楽しんでいただけたとのこと、なによりです。
いろんな事象に対するこの掲示板でのていねいな書き込みには、教えられることが多いです。
http://www.parkcity.ne.jp/~patrick1
[3303] バレンタインデーからV-Dayへ
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/14(Tue) 22:48 |
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- 小泉チルドレンの女性議員たちが、チョコレートをあげまくったが、小泉さんは、受け取らなかった、という類のニュースが横行するのが、日本の政界なのだが、世界的には、 「バレンタインデーからV-Dayへ」の流れが強くなりつつある。
V-Dayというのは、バレンタインデーを女性にとっての「Victory(勝利)の日であり、
バレンタイン(Valentine)の日であり、Vaginaの日でもあり、そして、女性への暴力(violence)をなくす日である。」という意味づけがなされている。
2006年のV-Dayの目標は、女性慰安婦の問題を取り上げるのだという。
発展途上国の女性のザ・ヴァジャイナ・モノローグス(The
Vagina Monologues)
(女性の性や出産にまつわる体験の独白)などが、ここに、入ってくる。
となると、チョコレート配りに専念した、日本の女性議員の中に、このような問題意識に目覚めて、この日を迎えた議員が何人いたことなのだろう?
参照「What
is V-Day? 」http://www.ncsu.edu/womens_center/programs/v-day.html
http://www.vday.org/contents/vday/aboutvday
[3301] 『集団ヒステリーの源泉』
投稿者:とき 投稿日:2006/02/14(Tue) 17:50 |
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- ◆鳥インフルエンザ問題の今後(128)(2006.2.13)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza247.htm
>残り250万羽の処理を急ぐことで事が解決するというのが業界の一致した意向であるとするなら、余りにも人為的でウイルスの本質をわきまえない人間本位の考えに片寄り過ぎているとしか思えない。その底流に、この茨城株問題はもともと人為的なものだとする植え付けられた情報に業界が汚染されたまま動かされて居ることがあるのではないかと憂慮もするのである。そして実際に、人為的だと決めつけられたまま無害な鶏達はこれまた人為的に殺され続けた。その感染源が人為的でないと証明されれば、後の虐殺はなかったのだろうか、それでも殺し続けたのだろうか、とまで疑ってしまう。
>無毒の茨城株に限れば、また人為的に追求しない限り、今後自分から姿を現すことはないだろうし追求してもなんら得る所はない筈だ。(でもこの国のすることはどうも分からない。)しかしだからといって茨城250万羽の処理が終われば安全宣言で一件落着とは、余りに恣意的であるとしか云いようがない。
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文藝春秋3月号
◇日本の常識
44 今、何が問題なのか? どう考えればよいのか?
http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/index.htm
【鳥インフルエンザ】 日垣 隆(作家・ジャーナリスト)p289〜290.
(一部抜粋引用)
>不安や恐怖をとりあえず煽る、という思考回路が専門家やマスコミの間で頻繁に出現してしまうのは、主観的にはもちろん、彼らの善意と熱意のなせるわざである。新型インフルエンザ・ウイルスの感染爆発は、「来年こそは!」と毎年喧伝されてきた。
>やたら警鐘を鳴らしておくことに、ほとんどリスクはない。なぜなら、事態が回避されれば警鐘の成果≠ナあり、そのような事態が起きてしまったら的中≠オたことになるからだ。
>インフルエンザ感染爆発の話題で必ず参照される例に、1918年から世界で2500万人(この数も最近の文献ではどんどん膨張し続けている!)が死亡したとされるスペイン風邪がある。しかし当時は「インフルエンザ」という概念も発見されておらず、予防も治療も絶望的であり、衛生的でもなくマスコミも発達していなかったので、いったい何がどのような範囲で起きているのか、人々はほとんど理解できずに絶命していった。ウイルスの遺伝子組成も解明でき、瞬時に地球の反対側のニュースが伝えられる21世紀とは、まったく様相が異なっている。
>その恩恵の反面、マスコミの発達は集団ヒステリーの源泉にもなってしまう。
>冷静さを失い扇動の度合いが高まるにつれ、マスコミを通じて常態と化してしまうのは「トピック(一過性の話題)」としての扱いだ。
>同様の構造は、例えば狂牛病(BSE)がらみで変異型クロイツフェルト・ヤコブ病が一大トピックになっても、毎年100人前後が日本でなくなり続ける従来のクロイツフェルト・ヤコブ病はトピックとならない、という事態などにも見られる。
>推薦図書
>○『動物の感染症』(清水悠紀臣ほか編/近代出版)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874020992
>○『インフルエンザの世紀』(加地正郎/平凡社新書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582852602
>○『ウィキペディア』(インターネット百科事典)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B6
----------------------------------------------------------------------------------------------
◇伊、鳥インフルに過敏反応 問い合わせ殺到、野鳥受難(共同通信)
- 2月14日8時39分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060214-00000039-kyodo-int
>各地で野鳥が処分され、鶏肉や卵の消費が激減するなど国中が神経過敏になっている。
>飼っていた白鳥4羽を用心のために処分して保健所に持ち込んだ例もあり、北部パルマ市の鳥類保護連盟は野鳥の「無意味な殺りく」をやめるようホームページで訴えた。
◇農家支援基金が危機、鳥インフルエンザ拡大余波(2006年2月14日14時34分
読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060214i506.htm?from=main5
まったくの、鳥やウイルスの現実〜自然の実態とかけはなれた、人間の無知・誤謬に端を発する一人相撲のような悪循環。
業界のみなさん(とくに業界を代表される方々)の“脳力”の問題です。いつになれば気付くことができるのやら。
◇伝染病死亡率中国82%上昇 昨年 エイズ・肝炎拡大影響?(西日本新聞)
- 2月14日2時21分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060214-00000013-nnp-int
>衛生省は死亡率が急上昇した原因については明らかにしていない。
原因はわかっているのでしょうけれど・・・。
ヒトの新型インフルエンザ(H5N1?)であってもおかしくないのですが・・・。インフルエンザもいろいろな型が複合して起こっているわけでしょうし。
[3300] Re:[3299] [3298]
本日のOIEコード改正のリスコミは?? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/14(Tue) 16:42 |
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- 笹山さん。有難うございます。&よく読まなくてすみません。
[3299] Re:[3298]
本日のOIEコード改正のリスコミは?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/14(Tue) 16:38 |
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- 虹屋さん。
>>原文を見てみたいですね。>>
ですが、説明不足で申し訳ありません。
私のブログ記事「OIEコード改正のポイント」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=549のほうには書いてあったつもりなんですが、ご承知のとおり、このOIEコードの改正の担当者は、OIE
Ad hoc Groupなんですね。
そして、このOIEのサイトhttp://www.oie.int/tahsc/eng/en_meetings.htm
にありますように、昨年の9月19日から9月30日にかけて、
OIE Meeting of the Terrestrial Animal Health Standards Commission
が開かれ、その成果として、まとまったのが、「REPORT OF THE SECOND MEETING OF THE OIE AD HOC GROUP ON
BSE SURVEILLANCE」
http://www.oie.int/TAHSC/eng/Reports/A_TAHSC_SEP2005_B.pdf
なんですね。
その逐条版が、このサイト
「TAHC
September 2005 Report」(the OIE Terrestrial Animal Health Standards Commission
2005 Report) Meetings」)http://www.aphis.usda.gov/vs/ncie/oie/pdf_files/gs74_bse.pdf
ということになります。
その後、今年の1月25日から27日にかけて、OIE
Ad hoc Group to review the Terrestrial Code Chapter on BSE
が開かれ、成案を見たということでしょう。
ですから、この1月25日から27日にかけて、たとえ、何点かの修正があったとしても、体制に影響のある変更ではないものと思われます。
そうそう、「comments
due by January 15,
2006」とありますから、2006年1月15日までの、コメントということになりますね。
私の新旧対照表は、この、「REPORT OF THE SECOND
MEETING OF THE OIE AD HOC GROUP ON BSE SURVEILLANCE」と「TAHC September 2005
Report」にもとずいて、作られています。
[3298] 本日のOIEコード改正のリスコミは??
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/14(Tue) 16:17 |
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- >業界と消費者の意見かみあわず OIEコード改正意見交換会
日本食糧新聞のWEB(2月14日14:35)http://www.nissyoku.co.jp/
農水省と厚労省は14日、「OIEにおけるBSEルールの改正に関する意見交換会」を開いた。その国のBSEの蔓延状況に関わらずに輸入を承認すべき無条件物品として現行のルールにある「30ヵ月齢以下、BSE感染の疑いがない」の条件を削除する改正に対し、消費者団体などが反発、外食の関係者などは「疑問はあるが、ルールが決まったら守るべき」などの意見を出した。またプリオン専門調査会の吉川泰弘座長が最後に「今回の改正案は説明不足、疑問が残る」と感想を述べた。
>外食の関係者などは「疑問はあるが、ルールが決まったら守るべき」
人の健康に直結する食品販売を生業とする点はご同業だが、余りに無責任。安全性に疑問を持っているのなら疑問を質して、安全性に納得できるものをお客さんに提供するながプロの務めではないのかな。簡単な記事なので、真意が良く分からないけど、この文ならプロとしての自覚が足りないのでは??
◎ もとになるOIEが各国に提案した原案が、探し出せないのですが・・、笹山さんのまとめも、様々な記事をもとにしたもので助かりますが、原文を見てみたいですね。
OIG報告書は報道と原文でずいぶん中身が違いましたから、原文、その農水省・厚労省による要約で何処が省かれているか
9日に食品安全委員会で論議していますが、議事録はまだでていませんし・・
2006年02月10日付日本農業新聞
> 牛肉貿易のOIE案 「変更の根拠ない」/食品安全委
内閣府食品安全委員会は9日、定例会合を開き、国際獣疫事務局(OIE)が示した牛海綿状脳症(BSE)国際基準の改正案について農水省から報告を受けた。牛肉の貿易条件から生後30カ月以下の月齢制限をはずすなどの変更点の根拠が明示されていないことに、委員から疑問が相次いだ。寺田雅昭委員長は会合後に「(基準案作りの過程が)透明性に欠ける気がする」との印象を述べた。
農水省は、OIE事務局に根拠の明示を強く求めていく方針だ。
OIEは改正案で、牛肉の貿易条件にと畜前後の検査で合格するとの項目を加えている。委員からは、BSEに関する検査の内容が各国で異なることを問題視し、統一を求める意見も出た。農水省は、BSEの診断基準や定義の統一が、改正案の採択を決める5月のOIE総会で焦
点の一つになると の考えを示した。
[3297] マグドナルドのフライに、潜在的アレルゲンがあることを認める。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/14(Tue) 10:20 |
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- このところ、マグドナルドは、フレンチポテトに、トランス脂肪酸があったことを認めたばっかりだったが、今度は、フライに潜在的アレルゲンがあることを昨日認めた。
これまでは、フライには、グルテン由来やミルク由来、小麦由来のアレルゲンはないと言明してきたのだが、FDAのアレルゲン表示規定の発動により、潜在的アレルゲンはあると表示したものだ。
これについて、マグドナルドのCathy
Kapica氏は、「ポテトサプライヤーのほうでは、そのようなアレルゲンは排除していたが、フレーバー部門のほうで、クッキングオイルに、そのような潜在的アレルゲンがあった。」としている。
http://www.theconservativevoice.com/ap/article.html?mi=D8FOH8302&apc=9020
[3296] Re:[3295] [3294] american
beef 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/14(Tue) 07:45 |
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- wabさん。
面白かったので、私のブログ記事のほうにも、紹介させていただきました。
「「American Beef
」というパロディ曲」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=554
です。
よろしく。
[3295] Re:[3294] american
beef 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/13(Mon) 22:47 |
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- wabさん。
ありがとうございました。
なによりの息ぬきですね。
それにしても、牛たちが「おれたち---」といっているのは、わかりましたが、その後の言葉が、ちょっとわかりませんでした。
やや、恨み節にも聞こえたりして。
注釈によりますと、「日本に対して、経済制裁を課すと脅している牛たちと、すでにBSEを持っていて、何も気にしない日本人との歌で、牛たちは、よく歌っているが、幾分か、その声は、きちがいじみた音を出している。」とのことのようですね。
そして「警告:この「AMERICAN
BEEF」というのは、肉ではありません。曲です。音楽です。冗談です。肉らしいものではありません!!!」とありました。
で、この歌詞のサイトhttp://www.parkcity.ne.jp/~patrick1/ambeef-lyrics-e.htmlを見ますと、牛が歌っているパートと、人間(日本のサラリーマンと、大学教授と、若い少年・少女)が歌っているパートがあるようですね。
牛たちのパートでは。「われわれは、美味いんだ。安全なんだ。安いんだ。とにかく、食べてみなされ。」「もし、日本人が食わんのなら、俺たちは車も買ってやらんぞ。電気製品もいらんぞ。」「もし、日本人が食べないんなら、俺たちは、日本酒も飲んでやらんぞ。梅干も食ってやらんぞ」「われわれは、強いんだ。われわれは、勝ったんだ。調べるんじゃねえぞ。」などと歌っているようです。
一方日本人のほうは、「会社のミーティングや、万年変わらない講義やゲーム脳や、携帯張り付き症候群で、俺たち、日本人の脳は、すでにスポンジ」「経済制裁が避けられるなら、ビザもパスポートも、健康診断も、必要なし。アメリカ牛よ、日本に来てくれ。」などと歌っているようです。
- シリアスな議論、いつも拝読しております。
アメリカ牛について、こんな曲をみつけました。
MP3で購入可能ですが、アーティスト本人のサイトでサンプルを聞くことができます。
息抜きタイムに聞いてみていただけると幸いです。
http://www.parkcity.ne.jp/~patrick1
[3293] 環境権についてのメーリングリスト
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/13(Mon) 22:28 |
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- 今日にして知ったのですが、長野県環境保全研究所の須賀丈さんという方が、私の「憲法論議に環境権を明確に位置づけるために」
http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_21.htm
について、青空MLトップへという名のメルマガいろいろな考察を加えていただいていました。
昨年の5月ころの話です。
これhttp://www.bluesky-ml.org/archives/6397.html
が、その記事です。
「次の記事」をクリックしていくと、論争の展開がわかります。
これに対して、この掲示板でもおなじみの群馬大学の中澤港ん衙、コメントを加えていらっしゃいます。
須賀さん。中澤さん。遅ればせながら、ありがとうございました。
それにしても、自民党圧勝後、一時にぎわった日本の憲法改正論議も、すっかり下火になってしまったようですね。
ところで、このメルマガでも話題になっているフランスの憲法改正での環境権の取得については、このサイト「French
constitution gets a dash of green 」
http://www.grist.org/news/maindish/2005/07/14/case-france/
に、いろいろ、書いてありますね。
また、「Charte
de l'environnement」については、こちら
http://www.elysee.fr/elysee/elysee.fr/francais/les_institutions/les_textes_fondateurs/la_charte_de_l_environnement/la_charte_de_l_environnement.39258.html
かな?
http://www.bluesky-ml.org/archives/6397.html
[3292] ギリシャで、二人に、H5N1感染疑い。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/13(Mon) 21:46 |
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- ギリシャで、二人に、H5N1感染疑いが出た。
一人は、9日前に、白鳥に触った若い人で、もう一人は、一週間前に、三羽の野がもを撃ったハンターである。
二人とも、現在は、イタリア北部のThessalonikiの病院に隔離されている。
http://www.adnki.com/index_2Level_English.php?cat=Security&loid=8.0.263774086&par=
[3291] 「きっこの日記」の正体がばれそうなんだって? 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/13(Mon) 20:04 |
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- 耐震偽造問題で“スクープ”を連発し、一気に人気ブログになった「きっこの日記」が、思わぬ波紋を広げている。
「はじめてのおつかい」と題した2月2日付の日記で、沖縄で
死亡したエイチ・エス証券の野口英昭副社長について言及。そこで沖縄の地元企業の 実名をあげたことで訴訟沙汰になりそうなのだ。
というニュース。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1703547/detail?rd
この掲示板でも、例の「狂牛くん」で、ちょっと、あれれ、と思って、話題にしたことがあったが。
それにしても、このニュース、ライブドア・ニュース発信というのが、なんとも、あれですね。
http://www.newsoftheworld.co.uk/armyvideo.shtml
[3290] 英国兵によるイラク少年虐待映像
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/13(Mon) 16:18 |
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- News of the Worldが今日配信し、話題になっているイギリス兵による、イラク少年虐待映像は、こちらのサイト「Exclusive:
Brutal & British caught on video 」
http://www.newsoftheworld.co.uk/armyvideo.shtml
から見ることができます。
http://www.newsoftheworld.co.uk/armyvideo.shtml
[3289] Re:[3282]
食品安全委員会、寺田委員長は30ヶ月齢以下の米国産牛肉の輸入を容認 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/13(Mon) 08:24
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- 寺田委員長のお考えの如何にかかわらず、THE OIE AD HOC GROUPでのOIEコードのArticle
2.3.13.1改正案が、現実のものになりかけいるのですから、30ヶ月月齢のしきりが骨なし牛肉について、なくなることは、ある程度、見通しておいたほうがいいでしょうね。
問題は、OIEコードのバリアが低くなるにつれて、二国間の衛生基準が、ダブルスタンダードとして、残るかどうか、SPS協定での歯止めが利くかどうか、に集約されてくるのではないでしょうか。
つまり、この件に関しては、日本の食品安全委員会の手は、離れているということです。
ご参照「OIEコード改正のポイント」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=549
[3288] アメリカ上院議員John
Thune氏の奇妙な主張 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/13(Mon) 08:09 |
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- アメリカ上院議員John
Thune氏は、1月下旬に、日本で、22例目のBSE牛が発見され、同時に、43頭の成牛と、二頭の子牛が、疑似患畜となったことについて、コメントし、「今こそ、日本は、アメリカ牛肉の安全性に目覚め、輸入を再開するべきときである。そして、(月齢20ヶ月という)ダブルスタンダードを廃すべきときである。」との、他国の弱みに付け込んだとも見られる、奇妙な主張をしている。
「Senator
wants beef trade to resume」
http://www.rapidcityjournal.com/articles/2006/02/11/news/local/news04.txt
[3287] ナイジェリアの鳥インフルエンザ防止対策に懸念の声がひろがる。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/13(Mon) 07:42 |
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- アフリカ初の鳥インフルエンザのナイジェリアだが、鳥インフルエンザ発生農場のちかくで、二人の子供が、鳥インフルエンザ疑いの症状を見せ、検査中であり、また、これら子供の家族も検査中とのことである。
しかし、そのような事態にもかかわらず、ナイジェリア政府は、家禽マーケットの閉鎖を命じず、また、人の移動制限も行っていないことから、感染拡大が懸念されている。
ナイジェリアで、最初に鳥インフルエンザのサンプルが採取されたのが、1月16日で、その後、感染は、広がっているものと思われている。
「Nigeria
Ignores Bird Flu Precautions 」
http://www.cbsnews.com/stories/2006/02/12/ap/health/mainD8FNQME00.shtml
参照
また、隣接などする他のアフリカ諸国の対応だが、モーリタニア・ガボンでは、ナイジェリアからの家禽の輸入をストップした。
しかし、エチオピアやウガンダでは、H5N1検出の機器や防護服すらないという状態のようである。
ウガンダでは、住民に鳥インフルエンザの危険性を告知しようにも、ラジオなどの手段がない状態のようである。
また、家禽の大量殺処分に要する補償の手立てもない状況では、十分なコントロール手段は果たせないとしている。
「Bird
Flu Discovery Stokes Fears in Africa」
http://www.casperstartribune.net/articles/2006/02/12/ap/health/d8fmtd480.txt参照
[3286] 面白い雲 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/02/13(Mon) 00:51 |
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- 笹山さん、千葉で面白い雲が出ていたみたいですね。
http://2ch.skr.jp/imgboard_aozora/index.cgi
http://www3.ezbbs.net/10/0011798/
これとか。。
http://2ch.skr.jp/imgboard_aozora/img-box/img20060212184357.jpg
[3285] BSE感染予防へ新装置:電気刺激による「牛体不動化装置」&異常プリオン検出最新装置導入
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/13(Mon) 00:41 |
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- 飛騨牛、安全性も「特上」に BSE感染予防へ新装置
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20060208/lcl_____gif_____002.shtml
>全国で初めて電気刺激による「牛体不動化装置」を完全導入した。
>この装置は、気絶させた牛が、と畜するときに再び暴れないよう、電気ショックを与えて動きを止めておく装置。鼻や口などの粘膜に電極トングをつけて電流を流す。
>従来は、牛の頭部からグラスファイバーを通して脊髄(せきずい)を破壊する「ピッシング」処理で動きを止めていたが、脊髄はBSEの病原体がたまりやすい特定危険部位のため、作業による食肉や施設、人体への汚染の危険性が指摘されていた。
最高水準の検査機器導入
府中丹家畜保健衛生所 4月オープンへ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006021100052&genre=O1&area=K50
>遺伝子レベルでウイルスを検出する検査機器を導入し、鳥インフルエンザの検査期間を従来の半分以下に短縮する。府によると、国と同レベルの検査能力を持つ施設は、自治体では初めてという。
>BSE対策として、原因物質となる異常プリオンを検出する最新の装置も導入する。府畜産課は「国の判定を待たなくても府で正確な判断ができる。早期の初動防疫態勢がとれることで、被害の拡大防止に期待できる」としている。
感度のいい新検査方法ということでしょうか?どこのでしょう?
[3284] 米BSE対策 危険部の除去確認できず
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/13(Mon) 00:37 |
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- 米BSE対策 危険部の除去確認できず
http://www.chunichi.co.jp/00/kei/20060203/eve_____kei_____001.shtml
[3283] Re:[3282]
食品安全委員会、寺田委員長は30ヶ月齢以下の米国産牛肉の輸入を容認 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/13(Mon) 00:14
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- 防疫の基本である飼料管理の(輸出入によって世界中に影響する)ことさえ考えられない、リスク管理状況の現実さえ把握できない、しかも、その後の院内感染、二次感染のことまで思いの至らないような、専門家じゃない人間はすっこんでいていただきたいと私は思います。
[3282] 食品安全委員会、寺田委員長は30ヶ月齢以下の米国産牛肉の輸入を容認 投稿者:虹屋
投稿日:2006/02/12(Sun) 14:43 |
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- >寺田委員長の12月21日の日本食糧新聞とのインタビューより
(米国の汚染状況をまず把握して、その上でEVプログラムで入ってくる物をリスク評価した)答申は二階建てになっている点が難しいんだと思います。わかりにくいという理由ですね。ほとんどが米国やカナダの牛肉のリスク評価及び汚染度の評価です。米国は日本と異なりサーベイランスとしてやっていますから、全頭検査をやってきた日本に較べてデータの質が日本に比べてよくありません。答申の結論部分は「米国の厳密な意味での汚染度の科学的評価は困難である。しかしながらEVプログラムを加えるとリスクの差はあまり大きくない」という結論になります。
例えば米国がかつての英国のような状況だったとすると、EVプログラムを作ったとしても科学的にリスクがあまり変わらないとは評価できないですね。米国はあまり汚染していないだろうと言う皮膚感覚だけでなく、日本ほど飼料規制は厳しくないですが、サーベイランスの結果を当てはめれば日本とそれほど変わらないという結論になります。米国は一時期の英国に較べればそれほど汚染されていないので、EVプログラムにのっとれば例えば30ヶ月齢以下でもいいのではないかと思います。厚労省と農水省にどうして30ヶ月で諮問しなかったのかと質問したら「国民感情に配慮」と言っていました。いずれ30ヶ月も諮問するのではないかと思っています。国内対策が先になるか分かりませんが。
日本食糧新聞 BSE対策の科学、技術−寺田雅昭食品安全委員会委員長に聞く−
http://www.nissyoku.co.jp/bse/mail0501.htm
[3281] BSE迅速検査で陽性となった場合、最終的に陰性となるケースは少ない。 投稿者:虹屋
投稿日:2006/02/12(Sun) 12:07 |
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- 日本農業新聞2/12
>ダニー・マシューズ博士とのインタビュー
英国獣医研究所(VLA)の研究調査部門のトップ。BSE研究の世界的権威。
Q(農業新聞) OIG米農務省監察局は報告書のなかで04年11月にいったん陰性と結論付けた牛について「新たなBSE検査を農務省に行わせる前に海外の専門家に意見を求めた」としている
A(マシューズ博士) それは私だと思う。・・迅速検査で陽性となった場合、最終的に陰性となるケースは少ない。・・
Q それは農務省の検査が劣っていたからか
A 多くの国では英国ほどBSEのサンプルは多くない。IHC(免疫組織化学的検査)の場合、(検査の過程で)様々な手順が必要だが、感度の設定などで戸惑うこともある。(経験が浅いところで)感染を見逃す可能性があるものだ。検査の習熟度を上げるために、欧州では年に2回の研修会を開いている。・・IHCがWB(ウエスタン・ブロット法)より劣ることはない。米国から送られたサンプルから、我々は明らかな陽性反応を得た。問題は習熟度だ。・・最近終えた研究では人工的に感染させた牛からサンプルを取り出し数ヶ月ごとに検査法の違いを調べた。早い段階ではIHCの方が優れている。
Q 農務省の姿勢に問題があるのか
A 私の立場で余所の国のことを「良い」とか「悪い」とか言えない。OIEでは検査の見直しの議論が出ている。最初の迅速検査で陽性の場合、もう一度別の迅速検査をして陽性であれば「陽性が確認された」ということにする方向だ。2度目にマイナスだったら、IHCやWBなど別の方法で3回目の検査をして確認すれば良い。米国のケースもこうした仕組みになれば、スムーズに確認できただろう。
(検査の見直しは)1月に研究者で話し合った段階で、その後マニュアルの見直し、各国の意見を調整するため今年の5月(OIE総会)には無理だ。
Q 米国の飼料規制は抜け穴が多いと言う批判が多い。
A (家畜全体への肉骨粉の飼料を禁じている)欧州や日本と異なる部分的な規制では「抜け穴がある」と言えるかも知れない。完全にBSEを根絶するのであれば完全な飼料規制が必要だ。
だが、BSEの汚染度が低い国では、部分規制で事態をコントロールしながらリスクを下げると言う考え方もある。米国政府はそういう方法を選択したのだろう。私は、それが必ずしも悪い考えだと思わない。食品安全対策はコストが掛かる。BSEのリスクに応じてどの部分に予算を策というのは各国が判断すべきだ。
[3280] Re:[3279] [3277]
アメリカUSDA監査局報告書のダウナー牛に関する部分のみ、訳してみました。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/12(Sun)
11:03 |
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- 虹屋さん。
そうですね。
ここに、単なる2と畜場における29頭のダウナー牛の問題ということではなく、 CFR 309.2(b)(Code
of Federal Regulations)での解釈とは異なった解釈を、現場の検査員は、FSIS Notice 5-04 (INTERIM GUIDANCE
FOR NON-AMBULATORY DISABLED CATTLE AND AGE
DETERMINATION)に求めていたという、構造的な齟齬の問題があるということが、わかったということですね。
この点が大事なポイントなのに、どうも、日本の報道も政党も、局部的な問題として捉えているところに、そもそもの誤りがあるように思えますね。
[3279] Re:[3277]
アメリカUSDA監査局報告書のダウナー牛に関する部分のみ、訳してみました。 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/12(Sun)
09:24 |
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- 笹山さん。翻訳、有難うございます。
> FSISは、生前検査の後に、
傷を負ったりして歩行困難になった牛についての方針を定めているが、この方針は、公表された規則や公に発表された方針と相反しており、さらには、FSIS検査員による解釈や適用とも、一致していない。
> FSIS当局者は、これらの方針が、ダウナー牛が食ルートに入ることを禁止する規則に反しているとは、
思っていない。
> なぜなら、 専門家であるVMOの意見が、生前検査をへて、
それらの牛たちが、健康で、と畜されるのに適しているとのことであったからだ。
>
ここに、ダウナー牛・歩行困難牛についてのUSDAの方針に、不一致性が、見られる。
>
プラント検査員は、 すべての歩行困難牛は、と畜産禁止としている、と、述べている。
>
検査員は、歩行困難牛であっても、激しい傷が確認された場合には、と畜場にいれることができると、述べている。
> プラント検査員は、個人としては、FSIS Notice 5-04
> http://www.fsis.usda.gov/OPPDE/rdad/FSISNotices/5-04.pdf
>
では、もし、その牛が、生前検査を受けたあと、傷ついたために、倒れてしまった場合、その歩行困難牛は、と畜許可されるものと、信じている。
こういう制度上の問題点があった。
05年4月からの「北米三国(カナダ・メキシコ・アメリカ)の統一BSE対策」との関連で注目されるのはFSISのコメント
> FSIS は、これに対して、その状況を調べ、下記のようなコメントを提出してきた。
>
「これらの26頭については、公衆衛生獣医の専門的な判断の元に、傷を受けたあとのそれぞれの牛の状況を再評価し、と畜に適するものとの判断をしたものである。すべての証拠をみても、FSIS
Notice 5-04.
> http://www.fsis.usda.gov/OPPDE/rdad/FSISNotices/5-04.pdf
> にしたがって再評価されていた。OIG
によって、監査された9ヶ月の間、傷を負ったがために、生前検査後に、歩行困難牛となった26頭は、一ヶ月に一万三千頭をと畜する、そして、(年に何頭もの)不良品の家畜をうけいれる、と畜場では、注目に値する(数の)ものではない。この地区の獣医は、2005年3月29日に、この当該と畜場を訪問した後、次のような意見を述べている。すなわち、「この26頭の傷は、それぞれの牛の基礎症状にもとずくものであり、その牛を不当に扱ったものによってできたものではない。」との報告であった。」
>
もうひとつのLプラントは、Kプラントと同じ地区にあったが、生前検査後に歩行困難となった1頭についてのドキュメンテーションを見ると、後ろの両足に、腐蹄症からくる蜂巣織炎傷
があった。
> 診断では、局部的腐蹄症とあった。
>
この診断は、この牛は、生前検査以後に傷を受けたものかどうかについて、疑義を生じさせるものであった。
生前検査前の「それぞれの牛の基礎症状にもとずく」傷による歩行困難牛をと畜したこと、41頭中29頭を食肉としたことをFSISは是認している。統一BSE対策の規定「老齢の牛で、明らかな理由で障害を持っている牛-たとえば、「と蓄場」への輸送の途中で傷ついたような場合には、獣医は、BSEの症状とは一致しないものとの決定を下すことが出来る。」などは、これをこのような解釈・運用を明文化し、法的正当性を与えた物といえるのですね。
[3278] イタリア・シシリー島で鳥インフルエンザ発生
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/12(Sun) 08:36 |
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- 冬季オリンピックで賑わいのイタリアだが、シシリー島で、鳥インフルエンザが発生したことが昨日わかった。
発生したのは、シシリー島,Calabria地方、Apulia地方で、17羽の白鳥が、死んでいたという。
これら白鳥のすべてに、H5感染が確認されたが、それがH5N1であるかどうかは、確定検査中であるという。
感染地域には、次の地域が含まれる。
Taranto,
Vibo Valentia, Ragusa, Catania, Messina and Syracuse
である。
「BIRD FLU:
STORACE, 17 DEAD SWANS IN APULIA,CALABRIA, SICILY」
http://www.agi.it/english/news.pl?doc=200602111448-1095-RT1-CRO-0-NF82&page=0&id=agionline-eng.italyonline
参照
http://www.agi.it/english/news.pl?doc=200602111448-1095-RT1-CRO-0-NF82&page=0&id=agionline-eng.italyonline
[3277] アメリカUSDA監査局報告書のダウナー牛に関する部分のみ、訳してみました。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/12(Sun) 00:09 |
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- 虹屋さん。
問題のアメリカUSDA監査局報告書のダウナー牛に関する部分のみ、下記のとおり、訳してみました。
以下、監査報告書
http://www.usda.gov/oig/webdocs/50601-10-KC.pdf
の67ページから69ページの部分で、表は、のぞきました>
以下、概訳
Finding
9 「歩行困難牛(ダウナー牛)のと畜手続きの不一致性」について
FSISは、生前検査の後に、
傷を負ったりして歩行困難になった牛についての方針を定めているが、この方針は、公表された規則や公に発表された方針と相反しており、さらには、FSIS検査員による解釈や適用とも、一致していない。
12のと畜場のうち、2と畜場において、2004年6月17日から、20054年4月12日までの間、29頭の歩行困難牛がと畜され、そのうちの20頭がダウナー牛と確認されたが、園障害についての何の書類も見当たらなかった。
FSIS当局者は、これらの方針が、ダウナー牛が食ルートに入ることを禁止する規則に反しているとは、
思っていない。
なぜなら、 専門家であるVMOの意見が、生前検査をへて、
それらの牛たちが、健康で、と畜されるのに適しているとのことであったからだ。
われわれは、
これに関しては、毎日のプラントでの処理記録以外には、いかなる記録も、発見することはできなかった。
表明された公共方針は、明確であり、透明性を持ったものであることが必要だ。
CFR
309.2(b)
http://www.washingtonwatchdog.org/documents/cfr/title9/part309.html#309.2
において、FSISは、歩行困難牛について、その歩行困難の状態や、
歩行困難になった時期にかかわらせず、いかなる歩行困難牛について、人間の食ルートから排除するように、表明している。
もし、牛が、と畜場へのルートにおいて、急に傷を
おい、歩行困難になった場合には、動物愛を持って、トラックから降ろし、動物愛を持って、安楽死させ、
適切に、死体の処理を行うべきものである。
同様に、と畜場の建物の中で、トラックから下ろされるときなどに足を折ったりして、歩行困難になった場合も、同様の処置を行うべきである。
しかし、FSIS
Notice 5-04,
http://www.fsis.usda.gov/OPPDE/rdad/FSISNotices/5-04.pdf
においては、もし、牛が、生前検査の時に、
歩行可能であって、と畜の前に、 歩行困難となった場合には、VMOが、
牛が傷をおったことを確認すれば、と畜を可能とし、死後検査をすることができるとしている。
FSIS
は、そのようなケースは、非常にまれなことであると、予測しているだろう。
なぜなら、牛が、動物愛をもって適切な扱いをされていたならば、家畜檻の中で、動いて傷つくことは、ないと、考えられているからだ。
生前検査の後に、
歩行困難になった牛について、VMOが、その歩行困難の原因傷害が何であるかを確定できなかった場合、この牛は、と畜禁止とされ、と畜場には、入れないことになる。
ここに、ダウナー牛・歩行困難牛についてのUSDAの方針に、不一致性が、見られる。
と畜される牛についてみれば、
ダウナー牛は、と畜されてはならないことは、はっきりしている。
実際、ある報告書は、次のようにいっている。
「アメリカの方針では、と畜場にあらわれた歩行困難牛や障害牛については、すべて、
と畜禁止とする。」
USDA自身、BSEの拡大を防ぐファイア・ウォールのひとつは、ダウナー牛を食ルートに入れないことにあるとして、広く宣伝している。
われわれが訪れた12のと畜場での歩行困難牛のと畜禁止と許可との多様な適用状況は、下記の表に示されている。
プラント検査員は、
すべての歩行困難牛は、と畜産禁止としている、と、述べている。
検査員は、歩行困難牛であっても、激しい傷が確認された場合には、と畜場にいれることができると、述べている。
以下は「2004財政年度での歩行困難牛のと畜禁止数」と「2004財政年度での歩行困難牛のと畜通貨数」の表である。
プラントKと、プラントLでの2004年6月17日から、2005年4月12日までの毎日の処理シートと、試験成績表では、次の牛が、と畜許可されていたことを示している。
ダウナー牛など-20頭 乳腺炎疾患−1頭 がに股-5頭 傷害−3頭
唯一、これが、これらのプラントで見ることのできた、牛に関するドキュメンテーションのすべてであった。
プラント検査員は、個人としては、FSIS
Notice 5-04
http://www.fsis.usda.gov/OPPDE/rdad/FSISNotices/5-04.pdf
では、もし、その牛が、生前検査を受けたあと、傷ついたために、倒れてしまった場合、その歩行困難牛は、と畜許可されるものと、信じている。
それゆえに、検査員は、これらの牛を人間の食ルートに入れることを許してきたのだ。
われわれは、と畜場で、それらの歩行困難牛をフォークリフトや建物の上に敷かれたレールをつかって運ぶ現場を見ている。
プラントKにおいては、かなりの数のダウナー牛がと畜されていたということを、FSIS
に忠告しておいた。
FSIS
は、これに対して、その状況を調べ、下記のようなコメントを提出してきた。
「これらの26頭については、公衆衛生獣医の専門的な判断の元に、傷を受けたあとのそれぞれの牛の状況を再評価し、と畜に適するものとの判断をしたものである。すべての証拠をみても、FSIS
Notice 5-04.
http://www.fsis.usda.gov/OPPDE/rdad/FSISNotices/5-04.pdf
にしたがって再評価されていた。OIG
によって、監査された9ヶ月の間、傷を負ったがために、生前検査後に、歩行困難牛となった26頭は、一ヶ月に一万三千頭をと畜する、そして、(年に何頭もの)不良品の家畜をうけいれる、と畜場では、注目に値する(数の)ものではない。この地区の獣医は、2005年3月29日に、この当該と畜場を訪問した後、次のような意見を述べている。すなわち、「この26頭の傷は、それぞれの牛の基礎症状にもとずくものであり、その牛を不当に扱ったものによってできたものではない。」との報告であった。」
われわれは、次のような質問をした。
すなわち、「牛の状態に関する資料としては、そのプラントでの毎日の処理記録しかない中で、FSIS
は、いかなる証拠を持って、このプラントの決定状況を再調査することができるのか?」ということについてである。
もうひとつのLプラントは、Kプラントと同じ地区にあったが、生前検査後に歩行困難となった1頭についてのドキュメンテーションを見ると、後ろの両足に、腐蹄症からくる蜂巣織炎傷
があった。
診断では、局部的腐蹄症とあった。
この診断は、この牛は、生前検査以後に傷を受けたものかどうかについて、疑義を生じさせるものであった。
勧告16
USDAは、歩行困難牛に関すると畜方針を、明確にすべきである。
そのような牛をと畜許可したいかなる決定をサポートしうる書類は、保管されなければならない。
FSISは、USDAの方針が一貫して守られることを保障しうるコントロール体制を確立しなければならない。
Agencyのレスポンス
FSISは、FSIS
Notice 5-05「“Interim Guidance for Non-Ambulatory Disabled Cattle and Age
Determination.”
」に関し、詳細な指図ができる検査プログラム人員の配備を持って、歩行困難牛のと畜方針を明確にするであろう。
このガイダンスでは、そのような状況についての説明責任をより果たしうる、タグつき牛や、観察記録を備えるための指図書が用意されるであろう。
OIGのポジション
われわれは、これらの経営上の決定を受け入れる。
[3276] Yahoo!掲示板「熱く語ろう!」に、ダウナー牛の話題が 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/11(Sat) 12:27 |
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- このサイト
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=l&board=1000003&tid=gaea4af8la4ma4a6a1aa&sid=1000003&mid=26263
のなかの「うおおおおおおおおおおおおおおっつ!」ですが、私のこの掲示板なんかも、引き合いに出されていますね。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=l&board=1000003&tid=gaea4af8la4ma4a6a1aa&sid=1000003&mid=26263
[3275] 中国・湖南省で、H5N1感染者死亡
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/11(Sat) 11:21 |
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- 中国・湖南省綏寧縣で、20歳の女性が、昨日、H5N1鳥インフルエンザ感染で死亡した。
これで、中国でのH5N1鳥インフルエンザ感染者は、12人であり、そのうちの8人が死亡した。
http://hk.news.yahoo.com/060210/12/1l4fc.html 参照
また、アゼルバイジャン(Azerbaijan)のカスピ海沿岸で、野生の鳥を中心にして鳥インフルエンザが発生したが、ちょっと、気になるのが、この掲示板の1796と1797で述べたように、ちょうど、昨年の10月16日に、イランのアゼルバイジャンに国境を接しているPoldashtというところで、大量の野生の鳥の死亡があったのだが、イラン政府は、これは、鳥インフルエンザによるものではないと、強硬に主張したことがあった。
今回のアゼルバイジャンでの鳥インフルエンザの発生で、当時のイラン政府の隠蔽の可能性も出てきたようだ。
「Azerbaijan
confirms bird flu in wild birds on Caspian Sea coast」
http://english.people.com.cn/200602/10/eng20060210_241618.html参照
発生したのは、Absheron半島で、ここには、首都Bakuもあり、イラン国境に近いMassalyの先にあるという。
「Bird
flu kills two more, hits Azerbaijan」
http://www.theage.com.au/news/World/Bird-flu-kills-two-more-hits-Azerbaijan/2006/02/11/1139542428321.html参照
これらの国の隠蔽疑惑について、トルコ政府は、隣接するイラン、アルメニア、アゼルバイジャン、シリアなどに対して、隠蔽をやめるように声明を出している。
「Turkey
claims neighbors cover up bird flu」
http://www.hurriyet.com.tr/english/3823765.asp?gid=74参照
[3274] Re:[3271]
検査が手抜き状態になってはいないか?? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/11(Sat) 11:20 |
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- 笹山さん。情報有難うございます。私の読解力ですと”猫に小判”状態です。
ただ、これだけ細かい規定があって、牛一頭あたり1分でよく判別できるなと感じますが、
>報告書は目視検査について、全頭を対象にすべきなのに、33の食肉処理施設が5〜10%の「抽出検査」にとどめていたことも指摘。ただ、農務省が05年7月に抽出検査中止を指示したため、改善勧告は見送った。
(毎日新聞)
- 2月9日1時21分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060209-00000003-mai-bus_all
さもありなんですね。
全頭検査にしたら、単純に考えれば仕事量が20倍から10倍増えるわけだから人員増員しない限り、他の仕事が、食肉の格付けとかSRM除去確認とかがお留守・手抜き状態にならないでしょうかね。
[3273] Re:[3272]
米国産牛肉、自主検査終了 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/11(Sat) 08:55 |
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- 虹屋さん。
そもそも、この指令、官房長官という素人の思い付きによって、官僚が動いたという、おためごかしのものだったのですから、著しく、日本の食品安全の観点からは、異例であり、ループホールの可能性の前例を作ってしまったというわけで、この通達に名前の挙がっているお二方にとっては、屈辱の報告となりうるかもしれませんね。、
[3272] 米国産牛肉、自主検査終了
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/11(Sat) 08:48 |
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- 輸入業者さん、約250トンを全て開封して目視点検したそうですが、背骨の有無はわかっても脊柱・背根神経節の残存や汚染は分からないでしょうに。
93トンはすでに加工されたり、消費されて追跡不能。
厚労省 米国から輸入された牛肉の自主調査結果について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/h0210-2.html
[3271] Re:[3270] [3268] [3266]
[3265] 米国のヘタリ牛は2004年からずーと食べられていた??-追加- 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/11(Sat)
08:48 |
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- 虹屋さん。
追加です。
3270で述べた、アメリカでの初のBSE発生直後に、当時のヴェネマン農務長官が出したのは、次のもので、これによって、USDA/FSIS
Notice 5-04
http://www.fsis.usda.gov/OPPDE/rdad/FSISNotices/5-04.pdf
に修正が加えられた形になっています。
2004年1月12日発効 失効日2007年2月1日
5-04,
Interim Guidance For Non-Ambulatory Disabled Cattle And Age Determination
http://www.fsis.usda.gov/OPPDE/rdad/FSISNotices/5-04.htm
この中で、歩行困難牛については、下記のとおり、記されています。
Non-ambulatory
disabled livestock include livestock that cannot rise from a recumbent po-sition
(downer) or that cannot walk, including but not limited to, those with broken
append-ages, severed tendons or ligament, nerve paralysis, fractured vertebral
column or meta-bolic
conditions.
加齢による足の骨折、アキレス腱や靭帯の切断、神経麻痺、脊柱の破損、代謝系の異常などによるものについては、これに含まれるが、限定はされない。
参照「STANDARD
OPERATING PROCEDURES FOR BSE」
http://www.aamp.com/documents/BSESOPs_000.pdf
で、ご指摘の「Code
of Federal Regulations
Title 9 Animals and Animal Products PART
309—ANTE-MORTEM INSPECTION」
では、次のようになっています。
§309.2 Livestock
suspected of being diseased or affected with certain conditions; identifying
suspects; disposition on post-mortem inspection or otherwise.
(b) All
seriously crippled animals and animals commonly termed “downers,” shall be
identified as U.S. Suspects and disposed of as provided in §311.1 of this
subchapter unless they are required to be classed as condemned under
§309.3.
一般に、ダウナーと称せられる、著しく損傷された牛については、U.S. Suspects
によって識別され、§309.3のもとでの分類が必要でない限り、§311.1のもとでの処理となる。
それで、§309.3のもとでの分類というのが、「§309.3
Dead, dying, disabled, or diseased and similar livestock.」です。
参照「Code of
Federal Regulations
Title 9 Animals and Animal Products PART
309—ANTE-MORTEM INSPECTION」
http://www.washingtonwatchdog.org/documents/cfr/title9/part309.html
§311.1のもとでの処理というのが、「311.1
Disposal of diseased or otherwise adulterated carcasses and parts; general.
」での処理ということになります。
参照「Code of Federal Regulations Title 9 Animals and Animal
Products PART 311—DISPOSAL OF DISEASED OR OTHERWISE ADULTERATED
CARCASSES AND PARTS」
http://www.washingtonwatchdog.org/documents/cfr/title9/part311.html
[3270] Re:[3268] [3266] [3265]
米国のヘタリ牛は2004年からずーと食べられていた?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/10(Fri) 23:08 |
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- 虹屋さん。
私も、この辺が突っ込みどころと思っています。
そもそも、2003年12月発見のアメリカ最初のBSE牛は、歩行困難牛であったところから、当時のヴェネマン農務長官は、直後の記者会見で、ダウナー牛の食用ルートからの排除を言明したのですが、その具体策がまとまったのは、2004年7月9日でした。
そのときには、歩行困難牛の全ての部位の禁止をうたったのですが、このころ、ほぼ同時に出された監査報告書でも、「これまでのアメリカ側が行った拡大サーベイランスプログラムのサンプルのほとんどが、農場内で死んだ、歩行困難でない牛のサンプルがほとんどだった。」との指摘がされていました。
つまり、最初から、なんでもありの、抜け穴だらけの措置であったように、思えます。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=30参照
[3269] 「日本人は、鯨を食わなくなったのに、鯨を捕獲している。」とのAPの記事 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/10(Fri) 22:50 |
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- どういうわけか、今日のAPの「Whale Meat Glut a Problem for Japan」http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/02/09/AR2006020901253.html
という記事が、こんな写真
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/photo/2006/02/09/PH2006020901256.html
を添えて、ワシントンポストを始め、流れている。
内容はたいしたものではなく、鯨をとってきても、余っている状況に、ついに、パンフレットを作って、学校給食のハンバーグ用に鯨肉を使わせる作戦に出たというような内容だ。
若者が鯨肉を食わなくなった現状を紹介しながら、「それでも、なぜ、日本政府は鯨捕獲にこだわるのか?」と、疑問を突きつけている。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/02/09/AR2006020901253.html
[3268] Re:[3266] [3265]
米国のヘタリ牛は2004年からずーと食べられていた?? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/10(Fri) 22:33 |
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- 笹山さん。12月のパブコミの回答では笹山さんの意見に76番
、今年4月に「北米三国(カナダ・メキシコ・アメリカ)の統一BSE対策」が発表されたが、その中で、『歩行困難牛等』について、次のように定められている。
「老齢の牛で、明らかな理由で障害を持っている牛-たとえば、「と蓄場」への輸送の途中で傷ついたような場合には、獣医は、BSEの症状とは一致しないものとの決定を下すことが出来る。」
つまり、獣医の裁量によって、「BSEの症状とは一致しないものとの決定を下すことが出来る。」ことは、大きな抜け穴を作る可能性がある。
この辺の検証はされたのか。
安全委の回答 と畜前検査において獣医師の裁量により高リスク牛を見逃すのではないかとの懸念についてですが、米国の現在の規制では、歩行困難牛はその原因によらず、高リスク牛として全て食用から排除されることになっております。
なお、御指摘のありました今年4月の発表(その後、米国では規制の改定は未実施)は、歩行困難牛であっても、その原因が輸送途中の転倒や脱臼など、BSEとは関係ないことが明らかな場合に限って食用として処理することを認めるもので、獣医師の裁量により判断が左右されるとは考えにくいものです。
「米国では規制の改定は未実施」とありますが、「北米三国(カナダ・メキシコ・アメリカ)の統一BSE対策」でダウナー牛は一頭も食肉にしないという声明9
CFR 309.2(b)の撤回を、VMO (Veterinary Medical Officer )現場の検査官に告げれば、FSIS Notice
5-04のみが有効となりますから、規則の改定はしなくても良いのではないでしょうかね。
先日の国会審議で、EVプログラムが守られればダウナー牛は日本に輸出される可能性は非常に低いと農水大臣は答弁していましたが、VMOの裁量によってBSEの症状とは一致しないものとの判断されたダウナー牛が20ヶ月齢以下やA40だったら、日本向けに輸出可能ですよね。
[3267] インドネシアで、さらにH5N1による死者
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/10(Fri) 20:53 |
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- 今回死亡したのは、Kiki Mariaという名の22歳の女性で、Sulianto Saroso
Hospitalで死亡した。
もう一人の感染者であるDewi Sartikaという名の27歳の女性は、危篤状態にあるという。
http://www.bangkokpost.com/breaking_news/breakingnews.php?id=78787
[3266] Re:[3265]
米国のヘタリ牛は2004年からずーと食べられていた?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/10(Fri) 20:07 |
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- 虹屋さん。
なるほど、このFSIS notice 105 の文章で見る限り、VMO (Veterinary Medical Officer
)の裁量権限は、大きいといえますね。
そして、その結果が、今回の監査報告での、きわめてまれなケースであるはずの、「と畜場へ行く途中での歩行困難牛の増加」につながった、と、いえそうですね。
[3265] 米国のヘタリ牛は2004年からずーと食べられていた?? 投稿者:虹屋
投稿日:2006/02/10(Fri) 19:22 |
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- 笹山さん。[3132]でご紹介いただいたOIG報告書の文書。2段あとにに続いて、
However, an FSIS notice 105
states that if cattle are ambulatory at ante mortem inspection and become
nonambulatory disabled prior to slaughter, the VMO should verify that the animal
suffered an acute injury and allow the animal to proceed to slaughter and post
mortem inspection.
FSIS notice 105 はFSIS Notice
5-04で2004年1月12日発効です。
http://www.fsis.usda.gov/OPPDE/rdad/FSISNotices/5-04.htm
その5-04には次のような箇所があり
D What
do VMOs do if cattle are ambulatory at ante-mortem inspection and become
non-ambulatory disabled prior to slaughter? What is the disposition of the
animal?
If an otherwise normal healthy animal that has passed ante-mortem
inspection and is on its way to the knock box and suffers an acute injury (e.g.,
if the animal falls or if an animal has a leg that gets trapped and broken), the
VMO should verify that the animal suffered such an acute injury and allow the
animal to proceed to slaughter and post-mortem inspection. FSIS would expect
such situations to be extremely rare because cattle, when handled and moved
under proper humane handling conditions, should not be injured while being moved
in the pens. For cattle that become non-ambulatory disabled after ante-mortem
inspection, if the VMO cannot determine that a specific, acute injury occurred
that caused the animal to become non-ambulatory disabled, the animal is to be
condemned and cannot enter the slaughter
establishment.
この条項を、二つの施設の検査官が
if the VMO can determine that a
specific, acute injury occurred that caused the animal to become non-ambulatory
disabled, the animal is to be condemned and can enter the slaughter
establishment.
検査官が、ヘタリや歩行困難が特定の、そして、急性の負傷によって起こったのを決定することができるなら、続く、と畜・解体に入ることができます。
と理解していた。それで29頭がと畜されたが、うち9頭には原因が記録されていたが、20頭にはなかった。
以前、拡大サーベランスでの死亡牛のサンプル採取の基準を調べたとき、細則で「死亡した牛なら原因を問わずサンプルの採取を除外しない」というがありましたが、このFSIS
Notice 5-04はダウナー牛などの扱いのそれですね。OIGもThere appears to be inconsistent USDA policies
related to slaughtering downers/nonambulatory
cattle.です。
2005年4月の北米三国(カナダ・メキシコ・アメリカ)の統一BSE対策で、ダウナー牛の一部が食肉に回されるようになったと理解していました。しかし実際には2004年1月以来、一部の処理場・パッカーで行われていたことを追認、公然化し全米に適用した物であったと言う事なのでしょうかね。
この調査された12施設が全米を代表するとすれば、全ダウナー牛992頭中29頭、約3%が食肉にされていたということですよね。
[3264] 朝日新聞英語版から。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/10(Fri) 18:45 |
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- この朝日新聞の英語版の記事「U.S. slaughterhouses processed cattle unable to walk」
http://www.asahi.com/english/Herald-asahi/TKY200602100189.html
は、一生懸命、アメリカの歩行困難牛に対する日本人の恐れを伝えようとしているのだが、cattle
unable to walkとかdifficulty
walkingとか、書いてあるのは、ちょっといただけない。
歩行困難牛は、普通、Non-ambulatory Cattle
といっていますので、次回からは、そのように書いてくださいね。
きっと、新聞社では、日本語で書く人と、それを英語に直す人とが分業化しているので、このようなことになるのかもしれません。
http://www.asahi.com/english/Herald-asahi/TKY200602100189.html
[3263] 「鳥ウイルス」が「人に感染する」との捏造恫喝情報 投稿者:とき
投稿日:2006/02/10(Fri) 15:35 |
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- いつまで、その間違ったことを放置させておくつもりでしょうか?
そのおかげで、とんでもないことがまさに茨城県で起こっているわけです。もう、ほんとに情けないとしかいいようがありません。
いっぱしの権威として先導している学者さんがた、その自身の無知にはいつお気づきになるのでしょうか?
アフリカの鳥インフルエンザの報道も味噌も糞も一緒のようです。おそらく、渡り鳥ルート以外での発生の原因の一番の可能性は、人間による食用鳥の移入が考えられます。チャイナタウンのようなところが感染源・感染経路の可能性があるのでは・・・。(人でも同じように起こるでしょう。激しく起こるのは春節後でしょうか。)
何度も繰り返しますが、鳥のウイルス感染は鳥から感染し、人のウイルス感染は人から感染するが大原則です。そのことをまずはよく見極め、ごっちゃにしないことが肝要かと思います。
◇鳥インフルエンザ:非公式の抗体検査で「陽性」 愛鶏園、県に届けず /茨城(毎日新聞)
- 2月10日11時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060210-00000055-mailo-l08
さもさも、届け出ないことが「悪」であるかのような印象操作こそが、この感染症の実態に関しての無知に発するとはいえども、「悪質」であります。何ら害のないウイルスの感染歴があるということにすぎないのですから。この世から、ウイルスによる鶏への感染を駆逐してしまおうとする、妄念あるいは気違いじみた思想に引きずられすぎです。
◇文藝春秋3月号(2月10日発売)
http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/index.htm
>現代人必携 71頁大特集 推薦図書リスト付
>日本の常識
44 今、何が問題なのか? どう考えればよいのか?
>18 鳥インフルエンザ 日垣隆
わけのわからないことを装っていたほうが、研究開発費が注がれ続けるということを狙っているとしか見えません。まさに「プリオン病」と同じように。
さんざん恐怖を煽り恫喝しておくことによって、原因不明であり続ける限りお金が注がれ続け、それに関わる学者研究者は食いはぐれがないでいられるということなのですね。本気では解明・解決をする気がないのだとも。多分に意地悪な見方ですが。
◇250万羽焼却処分へ 鳥インフルエンザ ウイルス感染の鶏一掃 東京新聞 2006.02.10
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20060210/lcl_____ibg_____000.shtml
◇茨城の鳥インフルエンザ、新たに250万羽焼却へ 2006年
2月10日 (金) 03:05 読売新聞
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20060210/20060210ic01-yol.html
結局は、費用をかけて捨てるゴミ同然の扱いにされるということになるようで・・・。(涙)
◇資金横領で農業省幹部ら解任、鳥インフルエンザ対策 2006.02.09 CNN
>ハノイ――ベトナム政府は8日、鳥インフルエンザ対策資金から5000ドル(約59万円)相当を横領していたとして、南部の省の農業省責任者と会計士の2人を解任した、と述べた。地元警察は、訴追を検討している。
>2人は共産党員で、党籍を先月、はく奪された。横領した金額は本来、感染対策の器具などに使われるはずだった。
>ベトナムは、鳥インフルエンザ感染の最大の被害国で、世界保健機関(WHO)によると、2003年以降、これまで42人の死亡者を出している。
>ベトナムでは先月、家禽類の飼育者と共謀、処分した家禽類の数字を故意に膨らませたとして地方行政当局者4人を逮捕している。政府は、処分した家禽類に財政補助を与えている。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200602090018.html
鳥インフルエンザ対策にいくら予算をかけようとも、実際は、(鳥のも人のも)H5N1ウイルスのまん延を阻止することは端から不可能であるようにしか思えません。費やしても費やさなくても、結果はほとんど同じことになるわけですから、果たしてその莫大な予算は、どこにどのようにして消費されていくのか。上のようなことは、ほんのささやかな氷山の先っぽに過ぎないのではないかと思います。(とは言え、ほとんどは適正-無為に費やされることだとは思いますが。)
原因不明(としておく)の病気に群がる、いわゆる“武器証人”のような方々がたくさんいるのだなということが、非常によくわかるような事例です。「鳥インフルエンザ」現象は。
『第二次世界大戦後に誕生した国際連合は、ユナイテッド・ネイションズというその名のとおり、国民国家のクラブだ。その加盟国はいまや、189ヶ国にものぼるが、そのうち、自前でちゃんとやっていける国民国家は、半数以下だ。ことに、最近になって国連に加盟した新しい国民国家は、そのほとんどが経済的に自立できていない。大国からの経済援助で、ようやく国家らしい外見を保っているにすぎない。』(p.215)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166601555
(歴史とはなにか
岡田 英弘 )
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1011.html
[3262] Re:[3259] [3244]
鳥フルの巨大な野外試験の結果ではなかったか 投稿者:milkman 投稿日:2006/02/10(Fri) 15:26 |
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- 笹山先生のコメント大変ありがとうございます。
養鶏の臨床に携わるものにとって、現場はまさに悲惨な事態です。ただ悲嘆にくれてばかりもいられませんから、この莫大な損害を決して無駄にしないための政策や、現場養鶏業への強い支援が必要という意味で揶揄した次第です。現場におられる養鶏業者の方や臨床獣医師の苦労に報いるためにもぜひとも「EU新指令」も含めた政策の転換が緊急に必要でしょう。
茨城県知事の2/3の記者会見のコメントを見ても対応のスピードが遅すぎますね。地方経済が疲弊するとともに、政治への不信がますます増進しています。
一方家畜伝染病の予防においても、情報開示が進むどころか疾病情報の地下への潜行が進んでいくような気がしてならないのですが。
そんな状態には決してしてはならないと強く願いながら、現場で苦労している養鶏臨床獣医師もたくさんいることを訴えたいからです。
ご指導いただければ幸いです。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=452
[3261] 急速に拡大する世界各地の鳥インフルエンザ
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/10(Fri) 11:50 |
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- ナイジェリアでは、さらに3地区での鳥インフルエンザ感染が確認され、感染拡大が懸念されている。
ガーナでは、ナイジェリアからの家禽の輸入をストップした。
また、ブルガリアとギリシャでも、新たに、白鳥などにH5N1感染拡大が認められた。
中国の山西省陽泉市では、15000羽の家禽が死亡し、187,745
羽が殺処分された。
なお、35人の家禽従事者について、人感染の疑いからか、自宅での監視体制の下に置かれ、1日2回のメディカルチェックを受けているという。
「China
Places 35 Under Observation Due To Bird Flu」http://www.allheadlinenews.com/articles/7002336448参照
[3260] Re:[3245]
ドイツの牛の末梢神経からも感染性検出」の論文 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/10(Fri) 11:23 |
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- こちらも、遅レスで申し訳ありません。
ご紹介の論文「Highly bovine spongiform
encephalopathy-sensitive transgenic mice confirm the essential restriction of
infectivity to the nervous system in clinically diseased cattle.」
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=16088845&query_hl=1&itool=pubmed_docsum
の内容は次のようですね。
この実験では、
遺伝子導入マウスであるTgbov
XVと、従来の非遺伝子導入マウスであるRIIIとを使って、ホモジェネートした感染牛のSRMを接種したところ、遺伝子導入マウスが、従来型マウスの一万倍のsensitivityをしめし、また、部位別には、リンパ組織には、sensitivityを示さなかったが、中央・末梢神経には、sensitivityを示したということですね。
ただし、感染のいり口と見られている回腸遠位部のバイエル板については、sensitivityを示したということです。
このようなことから、腸から、中央神経系統への神経細胞内の危険物質の伝達について、牛と「羊やマウス」とでは、感染経路の違いがあるという説については、確証が深まったとのことです。
このところ、感染実験の言葉が、出回っていますが、私としては、もう少し、セグメントして考える必要があるのではないかと思っています。
すなわち、マウス実験においても、遺伝子導入マウス
(transgenic
mouse)なのか非遺伝子導入マウスなのか、その実験は、何のためにおこななわれたのかということなどについてのセグメントですね。
上記の実験にしても、これは、感染経路を検証するために、sensitivityの違いを検証したということなのですね。
そこを部分取りしてしまうと、中枢神経にも、リスクということが、必要以上に強調されてしまうことになりかねません。
そこをまちがわないようにしないと、閥値の違う概念で、同じ恐怖を呼び起こすということになりかねませんので。
その意味では、研究者の目的をよく、理解してあげなければなりません。
研究者が、閥値のセンシビリティを高めると、それに対する社会的インフラの劣後が起こり、それに社会資本がキャッチアップしようとすると、膨大な社会資本の増強が必要になるということで、そこに、社会的閥値というのが、必然的に存在してしまう。
その両極端の間に、閥値の最適値があるような感じがしています。
まあ、それが、ミチゲーションの考え方なのですが。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=16088845&query_hl=1&itool=pubmed_docsum
[3259] Re:[3244]
鳥フルの巨大な野外試験の結果ではなかったか 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/10(Fri) 11:16 |
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- milkmanさん。
レスが送れ、恐縮です。
今回の茨城の件を、壮大な野外実験というには、あまりに悲惨すぎる事態であり対応であったような気がしますね。
ウインドウレスへの特別対応を含め、鳥インフルエンザに対するコントロール体制についての、ゼロベースにたった、再構築に、つなげうるー失敗であればと、願うばかりです。
特に、参考にすべきは、EU新指令における「Stamping
Out政策の見直し」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=452
であろうかと存じます。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/4696522.stm
[3258] Re:[3257]
輸血で英3例目のヤコブ病 8年後に発症 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/10(Fri) 11:00 |
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- 虹屋さん。
このニュースのポイントは、輸血によるvCJD感染に、どのくらいの潜伏期間があるかということですね。
このBBCのニュース「Third
vCJD 'blood case' diagnosed 」
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/4696522.stm
によると、英国保健相が、2003年12月に、輸血による最初のvCJD患者の存在を発表したが、輸血により感染してから発症するまでに、かなりの潜伏期間があるのではないかということが、明らかになりつつあるということですね。
2004年に英国政府は、汚染された血液製剤を使っていると思われる血友病患者を中心に、数千の警告書簡をおくり、そのうちの30人については、感染したドナーからの献血を受けたことが確認され、今回の患者は、そのうちの一人であったようです。
当初は、血友病患者が使っているプラズマ製品が疑われたのですが、今のところは、これによるvCJD患者はいないようですね。
NHS
Blood and TransplantのAngela
Robinson博士は、「われわれの今の関心は、この患者と家族に向かっている。」といっています。
つまり、博士がいいたいのは、潜伏期間の長期化によって、潜在的なクラスターの拡大が懸念されるということでしょうか。
英国では、1995年のvCJD患者第一号死亡から、すでに154名の死亡者を出しています。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/4696522.stm
[3257] 輸血で英3例目のヤコブ病 8年後に発症
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/10(Fri) 10:02 |
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- BSE対策が食品の安全性だけでない、輸血、現代の医療全体の安全性に関わる問題ということを改めて感じます。気を引き締めて、取り組んでいかなくては・・
輸血で英3例目のヤコブ病 8年後に発症
【ロンドン9日共同】英保健当局は9日、牛海綿状脳症(BSE)が感染して起こるとされる変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病の感染者から輸血を受けた患者が、同病に感染している可能性が高いと診断されたと発表した。輸血を通じた感染は英国で3例目という。
この患者は輸血から8年後に発症し、専門病院で治療を受けているという。血液を提供した感染者は献血の1年8カ月後に発症した。
ヤコブ病は、進行性の認知症や運動失調の症状が出て、全身衰弱などで死に至る。英国ではこれまでに、変異型ヤコブ病と確認されたり、可能性が高いとされた症例が約160報告されており、うち死亡は154例に上っている。
(共同通信)
- 2月10日6時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060210-00000021-kyodo-int
[3256] 与野党の視察にみまわれて「"It's the
same drill” 」と嘆くクリークストーン 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/10(Fri) 08:52 |
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- 自民党が、アメリカへ「米国産牛肉輸入手続停止調査団」を派遣したのだが、受け入れ先は、この前、民主党の調査団が視察したクリークストーン社と、タイソン社ということで、クリークストーン社の副社長のKevin
Pentz氏は、「"It's the same drill tomorrow, only different officials,"
」(来る相手が違っただけで、やることは一緒)とぼやいている。
また、先の民主党の視察の時間が、クリークストーン社の場合、三時間だったことを捉え、ジョハンズ農務長官が、The
National Cattlemen’s Beef
Association(全米肉牛生産者協会)の年次総会で、聴衆からの質問に答え、「彼らの牛肉プラントでの視察時間は、3時間、われわれが日本の輸入再開まで待った時間は、2年間、その時間の比較をすれば、明確です。」といったことで、では、今度の日本の視察団の視察時間は、何時間なのか、に、興味が移っている気配もある。
一方、タイソン社のほうは、汚い工程とけなされたということで、怒り心頭だが、クリークストーンのほうは、「われわれは、いいポジションにある。」と、涼しい顔をしているようだ。
それにしても、まとまって時間をかけていけばいいものを、国内政局のとばっちりで、視察ラッシュにみまわれる二社の方には、同情申し上げます。
果たして、これは、Auditなのか、Inspectionなのか、なんて、余計なことも思ったりして。
http://www.arkcity.net/stories/020906/com_0002.shtml
[3255] Re:[3254] [3251]
どうして、今頃、米農務省監察局報告での「へたり牛」問題が新聞にとりあげられるのか? 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/10(Fri) 08:17 |
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- あかべこさん。
情報ありがとうございました。
なるほど、この松阪食肉衛生検査所http://www.pref.mie.jp/MSHOKU/hp/gaiyou/27-1.htm
の例を見ても、病畜77頭のうち、不合格数は、約一割の8頭ということで、かなりの合格率ということになっていますね。
http://www.pref.mie.jp/MSHOKU/hp/gaiyou/27-1.htm
[3254] Re:[3251]
どうして、今頃、米農務省監察局報告での「へたり牛」問題が新聞にとりあげられるのか? 投稿者:あかべこ
投稿日:2006/02/09(Thu) 23:55 |
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- 国内でも「へたり牛」には業界では触れられたくありません。
ある県では毎日「へたり牛」が、5頭前後もと畜されています。
通称「病畜(疾病を持っているが食用可能)」と呼ばれ、全国で見ればかなりの数になります。もちろん、BSE検査は合格になって流通していますが・・。
[3253] アフリカに鳥インフルエンザが上陸した深刻さ
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/09(Thu) 23:19 |
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- 今朝ほどのアフリカ・ナイジェリアに鳥インフルエンザウイルスが上陸したことについて、憂慮する声が広まっている。
これは、アフリカには、HIV患者が多いことと、関係している。
メンフィスにあるSt
Jude Children's Research HospitalのRobert Webster
博士は、HIV/AIDS患者が鳥インフルエンザに感染した場合、HIV/AIDS患者の免疫系は、鳥インフルエンザウイルスと戦う力がないために、健康な人間よりも、より長期間、鳥インフルエンザウイルスをキャリアとして、持ち歩くことになるという。
そして、ウイルス自体も、容易に変異するという。
そして、他の地域よりも、容易にパンデミックの状態になりうるという。
そこには、健康人におけるサイトカイン・ストームと同じ現象が発生するのだという。
参照
http://www.natap.org/2005/newsUpdates/112905_04.htm
http://www.thebody.com/cdc/news_updates_archive/2005/nov18_05/bird_flu_hiv.html?m125o
http://www.aegis.com/news/wsj/2005/WJ051103.html
http://steelturman.typepad.com/thesteeldeal/2005/11/h5n1_hiv_aids_.html
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/4444940.stm
http://www.aidsmap.com/en/news/0E3F97D6-42F5-4D15-9E4A-84D32A8F400E.asp
[3252] OIEコード改正のポイント
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/09(Thu) 22:16 |
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- 私のブログ記事のほうに「OIEコード改正のポイント」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=549
として、変更箇所が赤字と黒字でわかるように、まとめて見ました。
改めてみてみますと、TSEの概念が消去されてしまったこと、生体輸入規制は、反芻動物に限ることにしたこと、生前検査・死後検査が必須条件とならなくなったこと、サーベイランスの結果が反映されないこと、などなど、いろいろ、問題点が多くあるようですね。
そして、何よりも、アメリカの修正案が、ほとんどそのまま、OIEの修正案になってしまうということは、どういうことなのでしょうか?
まさに、本来は、デジュール基準であるものが、デファクト基準の横車に押されてしまっている構図とも見て取れますね。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=549
[3251] どうして、今頃、米農務省監察局報告での「へたり牛」問題が新聞にとりあげられるのか?
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/09(Thu) 19:21 |
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- 私のブログ記事「アメリカUSDAの監査局が、「ダウナー牛の食ルート混入」を認める」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=544
を書いたのが、今月の2月3日なのですから、それから、5日もたって騒ぎ出しているのですからね。
監査報告についての記事は出しているのですから、報道各社が、意識的に、この「へたり牛問題」がクローズアップされるのを避けたとしか考えられませんね。
それにしても、不思議なことです。
[3250] Re:[3249] [3248]
CPサプリメントの原材料 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/09(Thu) 19:11 |
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- 虹屋さん。
「飼料及び飼料添加物の成分規格等に関する省令」
http://www.ffis.go.jp/sub8/obj/kikakusyourei.pdf
にもとずくということでしょうか。
「3
確認済血粉等若しくは確認済チキンミール等又はこれらを原料とする飼料に係る表示については、平成15年12月31日までは、この省令による改正後の飼料及び飼料添加物の成分規格等に関する省令別表第1の1の(5)のイの(サ)の規定にかかわらず、なお従前の例によることができる。」
[3249] Re:[3248]
CPサプリメントの原材料 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/09(Thu) 18:53 |
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- 農水省の資料では
CPサプリメント
原材料・・魚粉末、血粉、ミートボーンミール、コーングルテンミール
由来等
魚粉末は魚由来で規制対象外
ミートボーンミール(肉骨粉)は家きん・豚・牛由来で規制対象外
血粉は牛・豚由来で規制対象外
この規制対象外という記述が解せませんね。製造当時にはというイミなら、2000年当時は課長通達で自粛が求められいた。自粛は自粛で、違法ではないというホリエモン的解釈でしょうか。
ミルフードAス−パ−も飲んでいますよ。
国内22例目のBSE発生に係る疫学調査に関する情報(BSE22例目の疫学調査第1報)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060209press_2b.html
[3248] Re:[3247]
北海道内では計1581頭に肉骨粉入り飼料が与えられた 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/09(Thu) 18:34 |
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- 虹屋さん。
このサプリメントの中身なんですが、クレアチン(creatine)は、入っているのでしょうかね。
http://www.agriorganics.com/horsecare/horserace.html
http://www.creatinemonohydrate.net/creatineinformation.html
参照
クレアチンは、通常馬に使って、馬力を高めるためのサプリメントのようですが、原料が肉だけに、やや、グレーンゾーンかもしれませんね。
それとも、肉骨粉だけの話なんでしょうか?
[3247] 北海道内では計1581頭に肉骨粉入り飼料が与えられた 投稿者:虹屋
投稿日:2006/02/09(Thu) 16:56 |
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- 疑問点
@北海道が1581頭に与えられた肉骨粉入り飼料のリストの「CPサプリメント」はあったのか、つまりリストアップされていた1581頭のうちの1頭なのか?
A陰性となっている1145頭で「CPサプリメント」を食べた牛はどれ位の数なのか
>道BSE対策本部によると、感染牛が1歳までに与えられた飼料31品目の一つ「CPサプリメント」に、牛や豚などの肉骨粉や血粉が含まれていることが分かった。ただ、この飼料が感染元かは不明という。道内では計1581頭に肉骨粉入り飼料が与えられたことが分かっているが、これまで検査した1145頭にBSEに感染していなかった。
【丸山博】
(毎日新聞)
- 2月9日14時39分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060209-00000060-mai-soci
[3246] 感染経路が初めて特定か?
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/09(Thu) 12:34 |
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- 22頭目のBSE牛に肉骨粉 国内感染牛で初
北海道は9日、国内22頭目の牛海綿状脳症(BSE)と診断された別海町の死亡牛が1歳になるまでに与えられた飼料の中に肉骨粉が含まれていたと発表した。国内の感染牛で肉骨粉の使用が判明したのは初。
肉骨粉が含まれていたのは補助飼料の「CPサプリメント」という混合飼料。鳥や豚、牛から作ったミートボーンミール(肉骨粉)などが原料になっていた。
与えられたのは2001年9月までで、同年10月に飼料安全法で肉骨粉の使用が規制される前だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060209-00000104-kyodo-soci
品 種
:ホルスタイン種
性 別 :雌
生年月日 :平成12年9月1日
月 齢 :64か月齢
飼養地 :北海道野付郡別海町
エライザ検査実施日 :平成18年1月21日
国内22例目のBSE発生に係る疫学調査に関する情報(BSE22例目の疫学調査第1報)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060209press_2b.html
[3245] ドイツの牛の末梢神経からも感染性検出」の論文 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/02/09(Thu) 11:20 |
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- 農水省に問い合わせて論文をお教えいただきましたので、取り急ぎ。。
雑誌
The Journal of Infectious
Diseases 2005;192:934-42
タイトル
Highly Bovine Spongiform
Encephalopathy-Sensitive Transgenic Mice
Confirm the Essential Restriction of
Infectivity to the Nervous System
in Clinically Diseased Cattle
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=16088845&query_hl=1&itool=pubmed_docsum
[3244] 鳥フルの巨大な野外試験の結果ではなかったか
投稿者:milkman 投稿日:2006/02/09(Thu) 11:03 |
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- 今回の10ヶ月にわたる茨城の鳥フルH5亜型の感染退化のドラマは、500万羽にもおよぶ5亜型・茨城株の巨大な野外試験の結果ではなかったか。野外で変異もせず、EDSや臨床症状もないところからも(これまでの情報では初発例のEDSはありましたが)。結構不穏な発言ですがね。
こう考えているヒトもいるでしょうから、鳥フル対策にこの先望みをもつには、この壮大な野外の現象を検証し次のステップに進んではいかがでしょうか。ふと考えましたので。
そして[「茨城株は初発から7カ月を経て実際は安全でした。大変ご迷惑を掛けました。安全を確認したところで、今後はこの株に関しては陽性鶏だけの摘発はしません」と声明しさえすれば、あんな茨城株など誰も恐れはしないのだが、・・・・・]、「篠原さん」のこのコメントは大変重要ですね。なぜこんな単純なことが誰もいえないんでしょうかね。家禽疾病小委員会の鳥フルの大学者さんや、行政の技術職のリーダーの方たちは猛反省して委員をやめるべきですね。あまり期待もしませんが、現場の状況をよく調査して分析してみれば案外簡単な結論になることが多いのではないでしょうか。頭のいい人たちは難しくこね回しすぎます。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza246.htm
[3243] Re:[3240]
2004年暮れに米国BSE2例目ガ発覚していたら、輸入再開条件は変わっていただろうか?? 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/09(Thu) 07:48 |
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- 虹屋さん。
もし、この時期にということでしたら、日本への輸出はともかく、カナダとの国境再開には、大きな影響を与えていたでしょうね。
ちょうど、カナダに適用しようとしてUSDAが2004年12月29日に「ファイナル・ルール」を発表し、「最小リスク規則(the
minimal-risk rule)」ならびに「最小リスク地域(minimal-risk
regions)」の概念を出してきたのですから。
その後のストーリーは、アメリカ議会を含めて、相当変わってきたものと思われます。
今から思えば、この「ファイナル・ルール」と言うものが、日本への輸出再開に大きな意義を持っていたというわけですね。
いわば、カナダを援護し、日本を攻略するというドミノ的力を有していたというわけです。
以下は、当時のこの掲示板での記事です。
0059
アメリカで二頭目のBSE発生の疑い 笹山登生 2004/11/19(Fri) 08:51:01
URL: http://www.columbiabasinherald.com/articles/2004/11/18/ap/headlines/d86ei9d80.txt
木曜日にUSDAが発表したところによると、BSEの疑いのある牛が発見され、現在、USDAのNational Veterinary Services
Laboratory
(NVSL)で、精査中であるとしている。
また、USDAでは、その牛の生地などの詳細については明らかにしていない。
また、カンサス州の当局では、その牛が、カンサス州の牛ではないことを表明ししている。
一方、
http://www.cbc.ca/cp/world/041118/w111858.html
に見るように、二頭目の発見となれば、今週月曜日のブェネマン農務長官の辞任とあわせて、今後のアメリカ牛肉輸出解禁問題にも大きな影響を与えるとの懸念も、アメリカ・カナダ両国の関係者の間に広がりつつある。
[3242] 中国・福建省で、人感染鳥インフルエンザ発生
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/09(Thu) 07:33 |
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- 福建省譚浦縣で、26歳の農家の女性が、H5N1鳥インフルエンザに感染していたことが、2月8日わかった。
この女性は、1月10日に発症していたものである。
http://hk.news.yahoo.com/060208/12/1l20u.html
[3241] ヤコブ病患者の手術器具、46例で適切処理せず再使用 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/02/08(Wed) 23:21 |
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- ヤコブ病患者の手術器具、46例で適切処理せず再使用
http://www.asahi.com/health/news/TKY200602080489.html
2006年02月08日21時02分
厚生労働省は8日、難病のクロイツフェルト・ヤコブ病患者の脳外科手術で使用された手術器具が、国のガイドライン通りの滅菌処理がされないまま他の患者に再使用された事例が04〜05年に46例あったことを明らかにした。同省は、手術器具による二次感染の可能性は極めて低いとしているが、感染の疑いが否定し切れない33人に事情説明や定期的な診察をするよう病院側を指導。他の13人についても10年間のカルテの保存を求めた。
厚労省は03年、ヤコブ病の感染予防のためのガイドラインを作成。手術時点ではヤコブ病と分からないケースもあるため、すべての脳外科手術に使った手術器具は100度の特殊液で5分間煮沸するなど特別な滅菌処理をして再使用するよう求めていた。
ところが04年6月〜昨年7月に脳外科手術を受けた患者3人が、手術後10日〜4カ月後にヤコブ病と分かった。判明するまでの間、46人の脳外科手術で、通常の滅菌はしたもののガイドラインに沿った処理がされていない手術器具が再使用されていた。
ガイドラインが徹底されない背景には、現場の実態とあっていないなどの指摘もあるため、同省は近く検討会を設置し、ガイドラインの見直しなどを議論するとしている。
[3240] 2004年暮れに米国BSE2例目ガ発覚していたら、輸入再開条件は変わっていただろうか??
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/08(Wed) 23:11 |
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- 笹山さん。歴史にIFはないですし、まして政治家の笹山さんに仮定の問題をお尋ねするのもなんなですが、OIG報告書が明らかにしたように、米国がサーベイランス、検査に真剣に取り組んでいたら2004年暮れ11月か12月には米国BSE2例目ガ発覚していた。
農水省、厚労省の食品安全委員会への諮問が翌2005年5月ですから、諮問の内容=再開条件は変わっていたでしょうか??
2003年10月の日米局長会合で実質的には合意していましたし、7月に発覚後の農水事務次官は「諮問内容は変わらない」といっていますから、同じのような気がしますし、幾らなんでも骨なし肉・脱骨肉だけ再開対象ぐらいの変化はあったような気がするんですが・・
変な質問ですみません。
[3239] アフリカのナイジェリアで、初の鳥インフルエンザ発生 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/08(Wed) 23:02 |
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- アフリカ・ナイジェリアのPaduaで、初のH5N1感染が確認され、数千羽が死亡した模様。
かねてから、アフリカへの鳥インフルエンザ感染は、渡り鳥の南下によって懸念されたが、ついに、アフリカ大陸初めての感染例が確認され、今後のアフリカ大陸での感染拡大が、懸念されている。
しかし、フライウェイに沿って、徐々に南下するのかとも思っていたが、ボビー・オロゴンさんの郷里ナイジェリアで初感染とは、一挙に王手をかけられたような感じですね。
http://abcnews.go.com/US/wireStory?id=1593381
[3238] Re:[3224] [3210] [3209]
鳥フル対策各界代表者見解 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/08(Wed) 21:59 |
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- レギュラー
さん。
いつも、おいでいただいているようで、恐縮です。
お役に立てれば幸いです。
ついでですが、このサイト「L'influenza
aviaria, istruzioni per l'uso"」
http://www.palazzochigi.it/GovernoInforma/Campagne/campagna_allevamento_polli_italiani/Influenza_Istruzioni.pdf
は、イタリアの健康省(Ministero
della Salute)の鳥インフルエンザについてのサイトです。
[3237] 中国・山西省で、鳥インフルエンザ発生
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/08(Wed) 21:55 |
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- 中国の山西省陽泉市で、2月3日から家禽が死に始め、2月3日には、一万五千羽が死亡、2月7日に、H5N1が、確認された。
これによって、187,745羽が、殺処分された。
http://hk.news.yahoo.com/060208/12/1l1rf.html
[3236] 「歩行困難の牛計20頭が食肉処理されていたことが7日、分かった。」という共同通信の記事なのだが。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/08(Wed) 19:37 |
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- 「歩行困難の牛計20頭が食肉処理されていたことが7日、分かった。」という共同通信の記事なのだが、ちょっと遅すぎませんかね。
共同通信さん。
私の掲示板では、2月3日に、
[3132]
アメリカUSDAの監査庁が、「ダウナー牛の食ルート混入」を認める
として、お知らせしてあったんですが。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000207-kyodo-int
[3235] Re:[3233] [3229] [3227]
OIEコード改正のポイント 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/08(Wed) 19:06 |
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- 笹山さん、いつも情報有難うございます。
精読していないのですが、
サーベイランスや飼料規制は「正直者が馬シカを見る」
骨なし肉は「BSE牛でも危険部位さえ除けば安全」ベネマン前米農務長官ですね
[3234] 井の頭公園のストリート・ミュージシャン
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/08(Wed) 18:58 |
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- 例のバラバラ事件があって以来、なんとなく素通りしてきた吉祥寺の井の頭公園だが、なんとなく、春めいた風に誘われて、何十年ぶりかで、入園してみた。
近くに従兄弟が住んでいるので、秋田にいたときには、春休みで東京に出たときには、必ず、ここによった記憶がある。
で、目に付いたのが、ストリート・ミュージシャンのレベルの高いこと。
周りの人からも、合いの手が入るという熱の入りよう。
思わず、つられて、大きな拍手をしてしまった。
このかた
http://blog.so-net.ne.jp/_images/blog/ziziblog/2414557.jpg
なのだが、なんというお名前なんでしょうね。
と思って調べたら、「Broom
Duster KAN」というお名前なんだそうで。
ご本名は、「神林治満」さん。
しっかり、ご自身のウェブサイトもこのようにhttp://www.shark-pro.com/kan.html
ありました。
http://www.shark-pro.com/kan.html
[3233] Re:[3229] [3227]
OIEコード改正のポイント 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/08(Wed) 18:04 |
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- OIEでの次期の主な改正点は、次の点であるとおもわれます。
要約すれば、
1.30ヶ月月齢の仕切りをなくす。
2.TSEは、BSEと切り離し、対象としない。
3.骨なし牛肉については、BSEが確認されたかどうかの仕切りをはずす。
また、生前検査・死後検査については、「条件とする」の項をはずす。
4.BSEが確認されたかどうかは、サーベイランスの結果にはよらない。
5.生体の反すう類
はだめだが、ruminants animalsは除外
(この辺の差がちょっとわかりかねますが。ruminants としては、USDAは、breeding
cattle, musk ox, bison, buffalo, breeding sheep, breeding goats
などをさしているようなんですが。http://www.aphis.usda.gov/NCIE/iregs/animals/ca.htmlやhttp://www.sheep101.info/cud.html参照)
6.BSE発生から7年以上セーフを、
BSEの牛が生まれてから8年以上をセーフに。
7.発症してから2年以内に生まれたメスについては、死滅させても、コントロール成果にカウントとしない。
次の中の括弧部分が削除され、他の語句に変わる見込みです。
Terrestrial Animal Health Code -
2005
CHAPTER 2.3.13.
BOVINE SPONGIFORM ENCEPHALOPATHY
http://www.oie.int/eng/normes/Mcode/en_chapitre_2.3.13.htm
1.Article
2.3.13.1.の次の部分
g) deboned skeletal muscle meat (excluding mechanically
separated meat) from cattle
「30 months of age or less,」 which were not
subjected to a stunning process prior to
slaughter, with a device injecting
compressed air or gas into the cranial cavity or to a
pithing process, and
which 「were subject to passed」 ante-mortem and post-mortem
inspections 「and
were not suspect or confirmed BSE cases;」 and which has been prepared in
a
manner to avoid contamination with tissues listed in Article
2.3.13.13.;
2.Article 2.3.13.2.の次の部分
1. the outcome of a risk
assessment (which is reviewed annually), based on Section 1.3.,
identifying
all potential factors for BSE occurrence and their historic
perspective:
a) Release assessment
Release assessment consists of
assessing the likelihood that「 the BSE a transmissible
spongiform
encephalopathy (TSE)」 agent has been introduced into the cattle
population
from a pre-existing 「agent TSE 」in the indigenous ruminant
population or via commodities
potentially contaminated with the BSE「 a TSE」
agent, through a consideration of the
following:
i) the presence or
absence of 「animal TSE agents 」the BSE agent in the country, zone
or
compartment and, if present, 「evidence regarding their」 its prevalence
「based on the
outcomes of surveillance」;
iv) imported live ruminants
「animals;」
The results of any 「surveillance and other 」epidemiological
investigation into the disposition
of the commodities identified above「
(especially surveillance for BSE conducted on the cattle
population) relevant
to the above」 should be taken into account in carrying out
the
assessment.
When the risk assessment 「(which takes into account
the surveillance referred to in the release and exposure assessments above)」
demonstrates non-negligible」 risk, the country should conduct Type A
surveillance in accordance with Appendix 3.8.4.
When the risk assessment「
(which takes into account the surveillance referred to in the release and
exposure assessments above) demonstrates negligible」 risk, the country should
conduct Type B surveillance in accordance with Appendix 3.8.4.
3.Article
2.3.13.3.の次の部分
Negligible BSE risk
Commodities from the cattle
population of a country, zone or compartment pose a negligible risk
of
transmitting the BSE agent, should the following conditions be met:
1.
a risk assessment, as described in point 1) of Article 2.3.13.2., has been
conducted in order to
identify the historical and existing risk factors, and
the country has demonstrated that
appropriate 「generic」 specific measures
have been taken for the relevant period of time defined
below to manage 「all
risks」 each risk identified;
b) 「the last indigenous case of BSE was
reported more than 7 years ago 」any indigenous case of
BSE was born more than
8 years ago; and
iii) all BSE cases, as well as:
- 「all the progeny of
female cases, born within 2 years prior to or after clinical onset
of the
disease, and」
4.Article 2.3.13.4.の次の部分
Controlled BSE
risk
Commodities from the cattle population of a country, zone or compartment
pose a controlled risk of
transmitting the BSE agent, should the following
conditions be met:
1. a risk assessment, as described in point 1) of Article
2.3.13.2., has been conducted in order to
identify the historical and
existing risk factors, and the country has demonstrated that
appropriate
measures are being taken, but have not been taken for the relevant period of
time to
manage all risks identified 「the country has not demonstrated that
appropriate generic measures
have been taken for the relevant period of time
defined below to manage all risks identified;」
iii) all BSE cases, as
well as:
-「 all the progeny of female cases, born within 2 years prior to or
after clinical onset
of the disease, and」
5.Article
2.3.13.9.の次の部分
2.「ante-mortem and post-mortem inspections were carried
out on all cattle from which the fresh meat or meat products
originate.」
6.Article 2.3.13.10.の次の部分
2.「ante-mortem and
post-mortem inspections were carried out on all cattle from which the fresh meat
or meat products originate.」
7.その他
(1)Article 2.3.13.14.に「for gelatin
and collagen prepared from bones and intended for food or feed,
cosmetics,pharmaceuticals including biologicals, or medical
devices」を列挙
(2)Article 2.3.13.15.に、「for tallow and dicalcium phosphate (other
than protein-free tallow as defined in Article 2.3.13.1.)
intended for food,
feed, fertilisers, cosmetics, pharmaceuticals including biologicals, or
medical
devices」を列挙
(3)Article 2.3.13.16.に「for tallow derivatives (other
than those made from protein-free tallow as defined in Article
2.3.13.1.)
intended for food, feed, fertilisers, cosmetics, pharmaceuticals
including biologicals, or medical
devices」を列挙
など
[3232] 米国BSE検査の信じられない実態
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/08(Wed) 17:43 |
|
- 農業情報研究所
米国産牛肉の安全性 米国のBSEサーベイランスのあり方が目下の焦点
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/06020801.htm
日本農業新聞
[2006年02月08日付]
>米国のBSEいったん「シロ」 再検査の声退ける
1回目の検査ではクロ。手順の異なる2回目の検査では灰色。再検査を求める研究者たちの要望を「検査態勢の信頼性にかかわるから」と握りつぶし、米国農務省は強引に「シロ」と発表していた。2004年11月に始まった米国の2頭目の牛海綿状脳症(BSE)患畜発見をめぐるドラマの裏側が、先週公表された同省のお目付け機関である監査局(OIG)の報告書で明らかになった。
「科学者としての経験からすると、(2回の迅速テストで陽性の)あれは99%クロだね」
農務省は04年11月18日、2回の迅速テストを経て疑陽性の牛を発見したと発表した。その直後にニューヨーク郊外でインタビューした米国消費者連盟の食品専門家のマイケル・ハンセン博士は、記者の質問にこう言い切った。03年12月にワシントン州で1頭目の患畜が発見され、2頭目の発見かと、米国のメディアも大きく報道していた。
ところが23日には、農務省は「国際的な標準と認められている手法で最終確認したところ、陰性だった」と発表。米国政府も1頭目も「カナダ産」という理由で、「米国のBSE患畜は発見されていない」と主張。いったん締め出された海外市場に対する貿易再開の攻勢を強めた。
米農務省監査局(OIG)の報告書は、本来科学的であるべきBSE検査の根幹、陽性の判定作業を、自分たちの都合によって大きく捻じ曲げようとした農務省幹部のごり押しを明るみに出した。
「なんとしてもくろは発見したくない」。手順に反してサンプルを冷凍し、日本や英国で利用する感度の高い検査方法は使わない。検査の都合の良いところだけを取り出して公表する。これでは米国の検査体制そのものの信頼性が問われる。先月は食肉施設と検査官の見逃しで特定部位の背骨が日本に輸出されて大きな問題となったが、今回のOIG報告書は根本的な部分のずさんさを示したものだ。
▽迅速テストで6回クロ
2004年11月、歩行困難な牛から採取した脳を、州の施設が感度の高い迅速検査で調べたところ、3度にわたって強い陽性と判定された。農務省の定める手続きに従って、サンプルを国立獣医研究所(NVSL)に送った。NVSLでも迅速検査は3度にわたってクロの判定だった。
陽性であることが強く疑われたが、免疫組織化学検査(IHC)と、顕微鏡による検査では陰性だったとして、米国農務省は「当該の牛は陰性だった」と公式発表していた。
▽NVSLでも灰色
しかし、実際にはNVSLの検査が必ずしもシロとは言えなかったことが、報告書で分かった。
NVSLは脳から二つのサンプルを採取。一つは通常のIHCに回されて陰性と判定されたが、もう一つは実験用として検査され、その結果は「判断できず」だった。いわば灰色の結果が出ていたことになる。当惑した研究者たちは別のIHCと顕微鏡による判定を試みたところ、今度はシロ。
▽研究者の要請を無視
相次ぐちぐはぐな結論に、研究者たちは「再度の検査が必要だ」と主張。複数のIHC、日本などが採用し感度が高いといわれるウエスタン・ブロック(WB)などによる検査なども提案したものの、NVSLを統括する農務省の本部が「必要なし」と判断し、無理やり「シロだった」と発表したのが内幕だった。
「検査の信頼性を保つ」というのが農務省本部の言い分だが、理由になっていない。
▽サンプルを「凍結」
さらに、NVSLはサンプルを「凍結」していることも判明した。国際的には検査前の凍結はIHCの感度が落ちるとされ、農務省の手順でも冷凍しないはず。報告書は、英国や日本でも一般的に使われている感度の高いWBなどを使わずIHCだけに固執した点を問題視している。
▽英国研究所も確認
OIGの警告に押されるかたちでNVSLは05年6月にWBによる検査を行ったところ、3つのサンプルの一つが陽性と判明。念のため、英国の研究所に再確認を求めたが、ここでも陽性と判定された。半年以上の曲折を経て、米国で2頭目の患畜が最終的に判明した。
[3231] 東南海地震の想定震源域、広範囲で地殻変動
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/08(Wed) 17:01 |
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- 200キロに渡って変動って想像がつきませんねー。
東南海地震の想定震源域、広範囲で地殻変動
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060207i207.htm
[3230] vCJD発生率の正確な定量評価は現状では不可能ー英国海綿状脳症委員会小委員会
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/08(Wed) 16:55 |
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- vCJD発生率の正確な定量評価は現状では不可能ー英国海綿状脳症委員会小委員会
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/06020701.htm
農業情報研究所さんがご紹介くださってます。
虹屋さん、ご案内ありがとうございました。
[3229] Re:[3227]
OIEコード改正会議、専門家会議の件 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/08(Wed) 16:20 |
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- >
OIEのコード改正会議 専門家会議の傍聴ですが、残念ながらいけませんでした。
5月下旬に開催される国際獣疫事務局(OIE)の総会において、BSEに関する国際衛生上のルールの一部改正が予定されています。
我が国として、これらの改正への対処方針を検討するにあたり、消費者及び関連事業者等の意向を反映することを目的として意見交換会を開催します。
(1)日時 平成18年2月14日(火)10:00〜12:30
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060201press_10.html
[3228] 民主党、脱落??
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/08(Wed) 16:18 |
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- 民主党は、4点セットから3点セットに??
NHKニュース 15時
民主党は、アメリカ産輸入牛肉の問題について8日、対策本部を開き、先週行ったアメリカの食肉処理施設への現地視察の結果、特定危険部位の除去にあたって、ずさんな作業も見られたとして、政府に対し、輸入停止を解除する条件として、日本側の現地調査を大幅に強化することなどを求めていく方針を決めました。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/08/k20060208000123.html
[3227] OIEコード改正会議、専門家会議の件
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/08(Wed) 16:15 |
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- OIEのコード改正会議 専門家会議の傍聴ですが、残念ながらいけませんでした。
傍聴された方からの伝聞なので申し訳ないのですが、ドイツの牛の末梢神経から感染性が検出されたとかいうというような話も出ていたと聞きますが、どうなんでしょうか。本当だったら、重要な情報ですよね。詳細情報を知りたいところです。
[3226] 米産牛肉「安全性証明済み」 駐日大使が札幌で会見 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/02/08(Wed) 16:09 |
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- 米産牛肉「安全性証明済み」 駐日大使が札幌で会見
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060208&j=0023&k=200602083150
>大使は危険部位の混入について陳謝。「輸入対象は生後二十カ月以下の若い牛で、牛海綿状脳症(BSE)にかかることはない」と述べた。
シーファー大使は、微生物学の素養がないのでしょうか?それとも北海道新聞が翻訳を間違えたのでしょうか?主に若いころに感染するといわれていて、その潜伏期間中において、今現在の検査精度では検査部位の脳幹に検出できるだけの異常プリオン蛋白質が蓄積されない限り、検出できないだけで、20ヶ月以下でも当然感染牛はいる、というのが科学なのですが、側近のブレーンは何をされているのでしょう。
お気の毒です。
[3225] OIE新基準案の報道A
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/08(Wed) 15:19 |
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- 内容の詳細がまだ分からないのですが、私が発見できたのは下記
日本農業新聞[2006年02月08日付]
OIEのBSE国際基準緩和案のポイント
牛肉の貿易条件から
生後30ヶ月齢以下の月齢制限と感染牛や感染疑い牛の排除の項目を削除
BSE汚染度の国別ランク付け方法を変更
全感染牛が8歳以上の高齢牛であれば「無視できるリスク」として特定危険部位の除去なしで牛肉輸出が可能
サーベイランス(汚染状況を監視するための検査)基準を変更
段階的な縮小の方針を盛り込む
殺処分する擬似患畜の範囲を縮小
感染雌牛の発症前2年以内または発症後に生まれた産子を範囲から削除
[3224] Re:[3210] [3209]
鳥フル対策各界代表者見解 投稿者:レギュラー 投稿日:2006/02/08(Wed) 15:02 |
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- 当方、こういう情報が為になります。今後ともよろしくおねがいします。
[3223] OIE新基準案の報道@
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/08(Wed) 14:57 |
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- 日本農業新聞[2006年02月08日付]
BSE国際基準緩和案 月齢撤廃に反発/農水・厚労省専門家会合
農水・厚労の両省は7日、専門家会合を都内で開き、家畜衛生の国際基準を決める国際獣疫事務局(OIE)が示した牛海綿状脳症(BSE)対策の基準改正案について意見を聞いた。骨なし牛肉であればBSE発生国産でも全月齢で輸出入を認めるなど基準緩和案を出したことに大半の専門家が「科学的根拠が示されていない」「基準の決め方が不透明」と猛反発した。
農水省は、生産者や食品事業者らとの意見交換会を経て政府の対応方針を決め、17日までにOIE事務局に意見を提出する。基準採択を決める5月のOIE総会では国内外の科学データを基に反論するとみられる。
OIEの改正案は、牛肉の貿易条件や検査基準などBSE対策に必要な規制を全体的に緩和する。骨なし牛肉の貿易条件では、生後30ヶ月齢以下の月齢制限と、感染牛や感染牛疑い牛の排除の2項目を削除する。会合では、月齢制限の削除に対して、日本やドイツで高齢牛の末梢(まっしょう)神経からBSE病原体が見つかっていることから複数の委員が制限の必要性を指摘。「(危険があるとして)検査の重点を生後30ヶ月齢超に置くOIE自身の基準と矛盾している」との意見もあった。汚染状況を監視する検査基準は、検出感度を従来より下げた上、一定の頭数を検査すれば、段階的に対象数を減らす考えが示された。
食品安全委員会プリオン専門調査会の吉川泰弘座長は、この基準を適用すると米国が牛肉貿易に制限を受けない「リスクが無視できる国」になり、全頭検査をする日本が厳しい制限を受ける「リスクが不明な国」に該当する問題点を指摘。「これでBSEを制圧できるのか。どんな戦略でBSEに立ち向かうのかみえない」と厳しく批判した。
[3222] イラクで三人目のH5N1感染死亡者
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/08(Wed) 10:11 |
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- イラク・バグダードの東南180マイルにあるAmarahで、この日曜日、14歳の少年 Muhannad Radhi
Zaouri君が、H5N1鳥インフルエンザ感染で死亡した。
この少年は、鳩売りをしていたという。
イラクでは、今年1月17日に、H5N1鳥インフルエンザ感染死亡者第一例目として、15歳の少女が死亡し、この少女のいとこが、1月27日に死亡している。
今回のケースで三例目となる。
http://www.tuscaloosanews.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20060207/API/602070690&cachetime=3&template=dateline
[3221] 「今回のアメリカUSDA監察局報告書は、アメリカ畜産業の地歩を固めるものだ。」と、R-CALFが、論評
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/08(Wed) 08:20 |
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- 「R-CALF: OIG Report Solidifies Position Of U.S. Cattle Industry」
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=18124
によれば、R-CALFのBill
Bullard氏は、今回発表されたOIG報告書について、次のようにコメントしている。
「今回の監査報告書の指摘は、これまでR-CALFがUSDAにたいして、カナダからの生体牛輸入に反対した根拠や、USDAが提起したファイナルルールの問題性について、R-CALFが指摘した問題点の真実性を裏付けるものだ。
R-CALFは、その訴訟の過程において、USDAは、USDA自身に所属している科学者の意見すら無視していると指摘してきた。
特に、National
Veterinary Services Laboratories
の科学者の意見をも無視してきた。
同時に、今回の監査報告書の発表で、これら科学者の真実性が立証されたと同時に、アメリカの畜産業者の間に、大きな懸念を引き起こした。
今回のこの報告書は、最近のアメリカ政府の早急な輸入緩和措置に付いて、システマティックな問題があることを示したし、カナダをはじめとするリスクある動物の輸入についても、アメリカの畜産業は、守る必要性があることを示した。
USDAがとってきた行動は、アメリカ畜産業が営々として築き上げてきたものを傷つけるものであった。
また、アメリカからの輸入国は、今回の報告書によって、国内基準より厳しい基準での輸出を求めるであろう一方、アメリカは、輸入品については、それより弱い基準での輸入を迫られる。
これは、科学にもとづいた政策ではない。
今回、OIG報告書が指摘した各種コンプライアンス問題で、アメリカは、ますます、失った輸出市場の回復が難しい状況になる。
USDAは、自らの政策に、抜本的な改革をする必要に迫られている。
そのためには、まず、強制原産国表示制度(M-COOL)の実施が必要である。
この制度によって、消費者は、外国産と国内産との見分けが容易にできるようになり、民間パッカーが自発的にBSE検査をし、輸出市場に参入できるようになり、BSE発生例のある国に対して、アメリカが輸入規制を緩和するまえに、それらの国に対して、BSEをコントロールしうるリスクミチゲーションの履行を迫ることができるようになる。」
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=18124
[3220] Re:[3219] 農水省、厚労省の責任
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/08(Wed) 07:24 |
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- 虹屋さん。
寺田委員長のご性格からして、決して、この期に及んで、言い訳をされているとは思いませんが、そもそも、2004年10月23日の日米高級事務レベル協議で、日本の食品安全委員会に、リスク管理にわたる面までも丸投げした合意内容であったことからすれば、食品安全委員会は、諮問を受けた段階で、答申不能を、リスク管理官庁に告げればよかったのです。
「私の方で(「法令順守を前提とすべき」)と発言しました。」といわれたのは、ある意味、重大な責任が寺田委員長自身に及んでいると思います。
それと、国会の場で、野党が、寺田委員長を、食品安全委員会の一部メンバーについての、スキャンダラスまがいの視点で追求したことも、今となってみれば、何の役にも立っていなかったことが、わかります。
[3219] 農水省、厚労省の責任
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/07(Tue) 23:40 |
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- 下の寺田委員長の発言からすれば、1/6に輸出許可をえ、20日には違反の背骨付き子牛肉を輸出する業者・施設に輸出許可を与えるような米農務省を、きちんと管理・監視できなかった日本のリスク機関、農水省・厚労省に一半の責任があるのではないだろうか。全てが米国の責任とは言えないのではないか??
寺田委員長の12月21日の日本食糧新聞とのインタビューより
管理まで含めて両国はこういっているが、「本当にやるのかな」まで言及したら、評価なんかできません。「これはこういうことですよ」という前提で評価しなければばらないのですが、その前提は管理側が何らかの責任をもって管理側がきちんとやりますよといっていました。
8月頃になって農水省、厚労省にきちんと監視するのでしょうねと確認を求めたら、「米国、カナダ政府がやります」と言い出しました。これで少し調査会が混乱しました。
専門調査会で(米国や農水省の言っている事は)信用できないなどと言った発言が繰り返しでて、収拾がつかなくなったので私の方で(「法令順守を前提とすべき」)と発言しました。・・リスク管理側がきちんとやるんだと言っているのだから、評価側はそれに沿うしかないですね。
EVプログラムそのものがまもられているかどうか評価機関(の食品安全委員会)ではできません。
第35回食品安全委員会プリオン専門部会(2006/1/19)での発言より議事録P40
(食品の輸出入の二国間での手続では輸入国の必要な要件を満たしているものを輸出するということに関して、輸出国政府が関与する場合には基本的に輸出国政府が一義的な責任を持って相手国のリクワイアメントに適合するものを輸出するための仕組みをつくる。)
アメリカの政府はプライマリーに責任を持っていると。だけれども専門調査会で厚生労働省、農林水産省の方も来ている場で管理側が責任を持ちますと言っておられたんです、
議事録を見ればわかります。終わりの2
回ぐらいになって、これはアメリカの政府だと、事実はそうだと思うんですけれども、アメリカ政府が持つんだけれども、アメリカ政府がそういうふうに管理をやるように、きちんとやるのが私どもの責任だという立場で、何か起きたときに、逃げるわけではなくて、ジャッジメントは向こうです。アメリカだと思います。私らは見ているわけではないんだからわからない。
それで、明らかにアセッサーの方から見て、これはおかしいと思ったら、管理側に勧告ということがあるわけです。だけれども、私ども直接初めからああだ、こうだと、これは私個人が決めたわけではないんだけれども、私はそういうふうに思っています。
[3218] Re:[3212]
米国サーベイランス、これでいいの食品安全委!補い 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/07(Tue) 22:31 |
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- 寺田委員長、委員会の方からアクティブに管理側農水省、厚労省に働きかけ下さいね。今度こそ。
1/19 プリオン専門部会にて(議事録P42)
○
寺田委員長
管理側もそうなんですけれども、私は委員会の委員長として、私も反省す
るところがあって、管理側がどういう行動をやるかというのをこっち側から働きかける、
何となく受け身で管理側もやってくれるという感じがあって、それはまずかったなと反省
しているんですけれども、こういうふうに答申を出したと、しかも附帯事項を付けている
と。附帯事項の中でリスクコミュニケーションをやってくださいと言っているんです。2
つあって、リスクコミュニケーションをやってくださいということと、もう一つは何だっ
たか、サーベイランスは向こうのお願いですね。そういうことをちょっとフォローすべき
だったなと反省していますので、これは管理側だけの問題ではなくて、委員会の方がアク
ティブに管理側に働きかけなかったことがいけなかったかなと。
[3217] Re:[3216] [3215] [3213]
米農務省のオンサイトオーディットに日本の立会いは不可能だったの?? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/07(Tue) 22:03
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- 笹山さん。情報有難うございます。
> このスライド
> http://www.ams.usda.gov/LSG/arc/BEVJapan.pps
> http://www.usmef.org/TradeLibrary/files/04_1103_BeefExportVerificationProgram_Japan2004.ppt
>
にオンサイトオーディットについての説明があるはずです
15枚目でしょうか?なにやら枝肉を検査している写真があるのですが、現物を点検しているようなのですが。
[3216] Re:[3215] [3213]
米農務省のオンサイトオーディットに日本の立会いは不可能だったの?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/07(Tue) 19:59
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- 虹屋さん。
このスライド
http://www.ams.usda.gov/LSG/arc/BEVJapan.pps
http://www.usmef.org/TradeLibrary/files/04_1103_BeefExportVerificationProgram_Japan2004.ppt
にオンサイトオーディットについての説明があるはずですが、開けるかどうか。
PowerPoint
で開けますが。
このサイト「USMEF セミナー米国牛肉産業における識別、トレーサビリティー、証明レアンサウンダーズ」http://www.americanmeat.jp/japanactivity/pdf/sem002.pdf
の23ページによれば、
SUPPLIER EVALUATION. PROCEDURE (AUD500) とSUPPLIER EVALUATION. CHECKLIST (AUD600)
に基づくもののようです。
[3215] Re:[3213]
米農務省のオンサイトオーディットに日本の立会いは不可能だったの?? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/07(Tue) 19:48
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- 笹山さん。
>
ただし、施行した日以降に勿論その施設に農務省の担当官が出向いていって、実際に施設を確認し、オンサイトオーディットと向こうの方は言っていましたけれども、その上で認証するということをやっております。
12/12付けで13箇所、12/13で10箇所、12/14で6箇所、12/15で4箇所。数チームでやったんでしょうが、駆け足ですね。
日本の査察ではなかった、オーディットのやり方と同じなのでしょうかね。作業ラインは稼動していないはずだから、何を実地に見たのでしょう。まさか施設事務所で会議だけ??
なぜ日本がこのオンサイトオーディットに立会いを求めなかったのでしょう??
食肉施設に入るのに、米農務省でも、インスペクション査察ではなくてオーディット見学なんですね。
[3214] Re:[3212]
米国サーベイランス、これでいいの食品安全委! 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/07(Tue) 19:46 |
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- 虹屋さん。
http://www.usda.gov/documents/07BudgetPrintPdf.pdf?class=
に見るように、鳥インフルエンザ関連予算が、ひときわ大きく伸びていますね。
また、対ペストなどを含む全体的な拡大サーベイランスとモニター活動予算は、六千二百万ドル増えていますね。
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB/.cmd/ad/.ar/sa.retrievecontent/.c/6_2_1UH/.ce/7_2_5JM/.p/5_2_4TQ/.d/1/_th/J_2_9D/_s.7_0_A/7_0_1OB?PC_7_2_5JM_contentid=2006%2F02%2F0037.xml&PC_7_2_5JM_navtype=RT&PC_7_2_5JM_parentnav=LATEST_RELEASES&PC_7_2_5JM_navid=NEWS_RELEASE#7_2_5JM
[3213] Re:[3211]
背骨付き肉が空を飛んでいる頃、日本では 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/07(Tue) 19:25 |
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- 虹屋さん。
このときは、まさに、時すでに遅しだったわけですね。
それにしても、以下のご発言は、あまりにも、皮肉な結果となったようでして。
○
道野輸入食品安全対策室長
私どもの方から一般の方に説明したときにも質問が出された内容でもあります。
要するにまさに査察の意義というのはどういう意義があるのかということだと思います。
食品の輸出入の二国間での手続ということで言いますと、要するに輸入国の必要な要件を満たしているものを輸出するということに関して、輸出国政府が関与する場合には基本的に輸出国政府が一義的な責任を持って相手国のリクワイアメントに適合するものを輸出するための仕組みをつくる。
今回、対日輸出に関して言えば、アメリカ農務省がその仕組みをつくって、それを運営し、パッカーが遵守をする。そういうふうな仕組みになるわけです。
私どもが査察と日本語で言っているのは、これは英文でアメリカ側と交換した文章には、インスペクションではなくてオーディットという意味でして、その遵守状況について確認をする。
もっと言えば、そのプログラムが機能していることについて、今度は輸入国側が輸出国側に行って確認をするというプロセスなわけです。決して日本国の役人がアメリカに行って、そのアメリカの施設の輸出を許可したりとか、取り消したりとか、そういうことを直接的にやるという仕組みではございません。
こういった仕組みは日本がアメリカに牛肉を輸出するプログラムでも全く同じでございまして、我々厚生労働省が責任を持って対米輸出施設を認定しています。認定技術も私どもがつくっている。
アメリカの基準に適合しているものについて、日本の政府なり担当都道府県が検査をして、適合するものについて証明を出すという仕組みになっております。
それを年1
回、アメリカの査察団がやってきて、今回我々がやったような、いわゆる普通のオーディットをやるというような仕組みでありまして、したがって個別の施設が輸出するというものについての承認について、日本側が許可しなければいかぬということはないわけです。
今回の場合、日本時間で1
2 月1 2
日で輸入を再開しますよということをアメリカ側に連絡をしたわけです。アメリカ側としては、直ちにその日をもって今度は輸出プログラムを施行したということになります。
では、なぜそんなに早く日本にその週の間に到着という現象が起きたかということでございますけれども、これに関しては勿論、日本でいわゆる対日E
V プログラムの案について、私どもが諮問する段階ではもう既にアメリカでも公表され、U S D A
のインターネットにも掲載をされております。
そのドラフトの段階で、勿論審議の内容によっては、そのドラフトの変更はあり得べしということの上で各パッカーは輸出プログラムを準備し、U
S D A
サイドもデスクオーディットと向こうでは言っていますけれども、恐らく書類の仮の事前審査ということをやっていたようです。
ただし、施行した日以降に勿論その施設に農務省の担当官が出向いていって、実際に施設を確認し、オンサイトオーディットと向こうの方は言っていましたけれども、その上で認証するということをやっております。
U
S D A のホームページの方を御覧いただきますと、その承認日が各施設ごとに明記されておりまして、したがって、週内にやってきた第1
便については勿論ルール違反ということではなかったわけでございます。
長くなりまして、済みません。以上のような状況でございます。
[3212] 米国サーベイランス、これでいいの食品安全委! 投稿者:虹屋
投稿日:2006/02/07(Tue) 18:09 |
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- BSE調査、10分の1に縮小も=07年度米農務省予算
【ワシントン6日時事】米農務省当局者は6日、ブッシュ大統領が議会に提出した2007会計年度(06年10月〜07年9月)予算教書で、BSE(牛海綿状脳症)の拡大調査継続費用の要求を見送ったことを明らかにした。同省は拡大調査の見直しを検討中で、このまま補正予算も計上されなければ米のBSE調査は現在の1割強の年間4万頭レベルに縮小することになる。
(時事通信)
- 2月7日11時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000047-jij-int
食品安全委の答申の6
結論への付帯事項
A 米国及びカナダにおけるBSE
の汚染状況を正確に把握し、適切な管理対応を行うため
には、健康な牛を含む十分なサーベイランスの拡大や継続が必要である。管理対応があ
る程度効果を示し、流行が不連続で地域的な偏りや散発的な状況になった場合には、最
低限、高リスク牛の全てを対象とした継続的なサーベイランスが必要であると考えられ
る。
1/19 プリオン専門部会にて
吉川座長
(議事録P41)
あと、今回の直接の査察の目的ではないですけれども、委員会として、先ほ
ど飼料規制の問題が出ました。サーベイランスの問題に関しても直接輸出プログラム云々
の問題ではないんですけれども、輸出対象となるものの背景リスクとして米国としてどう
いう対応を考えていくのか、その辺も査察ではないですけれども、リスクマネージメント
として米国側がサーベイランス規模を元に戻してしまうのか、あるいは拡大サーベイラン
スの格好で今後も情報を発信していくつもりなのか分かりますか。
農水省の国国際衛生対策室長
の説明(議事録P44)
申し訳ございません。1 点だけ御報告なんですけれども、先ほ
どサーベイランスの話が出ましたが、アメリカは1 2
月で本来はやめるつもりだった拡大サ
ーベイランスは、現在、続けております。ただ、それはいつまでとは決めてはいません。
今、当面続けるということで、現状同じ規模で続けております。
本日の国会審議を聞いていても、この付帯事項Aは取り上げられていませんでしたよね??
[3211] 背骨付き肉が空を飛んでいる頃、日本では
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/07(Tue) 17:54 |
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- 第35回食品安全委員会プリオン専門調査会 1月19日午後3時半から5時半まで
議事録
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai35/180119_dai35kai_prion_gijiroku.pdf
寺田雅昭食品安全委員会委員長の12月の発言
日本食料新聞のインタビュー
http://www.nissyoku.co.jp/
[3210] Re:[3209]
鳥フル対策各界代表者見解 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/07(Tue) 16:04 |
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- ときさん。
当面、イタリアのDIVA(differentiating infected from vaccinated
animals)システムを踏襲しての限定的、ワクチン政策を採用とのことですね。
これについては、
「VACCINATION AS A TOOL TO
SUPPLEMENT CONTROL MEASURES
FOR THE ERADICATION OF AVIAN INFLUENZA IN
ITALY」
http://crev.regione.veneto.it/poster/POSTER_AMES.pdf
「Vaccination
Strategies for Avian Influenza」
http://www.ciwf.org.uk/publications/media_briefs/flu_vaccination.pdf
などに、コンパクトにかかれていますね。
[3209] 鳥フル対策各界代表者見解
投稿者:とき 投稿日:2006/02/07(Tue) 13:16 |
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- ◇知事定例記者会見における発言要旨 平成18年2月3日(金曜日)
○高病原性鳥インフルエンザ(弱毒性)に関する対応について
http://www.pref.ibaraki.jp/press/06press/p060203.htm#2
>農水省のほうで,ウインドレス鶏舎の場合にはうつる危険性が比較的少ないというわけですから,これは専門家の皆さん方の意見を聞いて判断されていることなので,我々はそれに従ってやっているということであります。これは法定受託事務ということでありますから,我々としては,極めておかしいことであれば,当然,こうやったらどうですかということは申し上げますが,基本的には日本の第一級の専門家が集まっている家きん小委員会での結論ということを尊重していくということが本来であろうと思っています。
>県のほうでは,いつまでにといったはっきりした検討はしておりません。
>我々としては,そういったことが仮にあるのだとすれば,昨日の朝日新聞の夕刊には,農水省さんが大変丁寧に説明してあるような感じの書き方をしてありましたが,そういった点を含めて,農林水産省と厚生労働省のほうで,食の安全,その他について,感染も含めて,国民に対していろいろ積極的なアナウンスをしていただければありがたいと思っております。
>今,77万羽を殺処分している最中でもありますが,今度はまだ250万羽いるわけでありますから,大変な作業が出てくるといった問題もありまして,それぞれに一長一短といいますか,これが絶対だと言い切れないような面があるわけですので,我々としては,それを先ほど申し上げたように,どうやれば比較的早く,経費の面でも効率的にできるかということを頭に置きながらやっておりまして,それについて国のほうの協力を今求めているところです。
行政施策の不始末の後片付けは、民間や地方行政ばかりに押し付けるのではなく、国の「行政」が責任をもってやるしかないのでは・・・。これは、耐震偽装などの民の暴走とは明らかに様相を異にするのですから。(とはいっても、やはり業界をふくめた「民」にも責任の一端はあるのですが・・・。)
結局は、レンダリング業者のゴネ得になるのではないでしょうか。(ひとの弱り目につけこむような嫌な雰囲気も感じないことはないですが・・・。)
◇
鳥インフルエンザと人感染問題 (社)日本養鶏協会専務理事・島田英幸 2006年02月07日(火)
http://www.keimei.ne.jp/article/20060205s1.html
◇AIワクチンの使用基準で合意 1か月以内での淘汰困難時に イタリアの基準を参考 2006年02月07日(火)
http://www.keimei.ne.jp/article/20060205t1.html
>「ウイルスが確認された鶏群の一か月以内での淘汰が困難、または困難になると判断される場合」に、(1)ウイルス確認農場数の多寡(2)ウイルスの伝播力が強弱(3)発生地域の飼養密度の高低――などを考慮して決める
>ワクチンの使用を決定するまでの手順は、農水省が鶏卵・食鳥関係の生産者団体から意見を聴取したうえで、現場経験を有する民間獣医師を新たに加えた家きん疾病小委員会で検討し、最終的に農水省が使用の是非を決める。
>ワクチンを使用する場合でも、感染鶏の早期淘汰を併行し、ワクチンを接種した鶏群には、厳格な衛生管理やおとり鶏によるモニタリングの実施など、十分な管理措置を行なう。
>また、農水省と生産者団体は、ワクチンの使用基準に沿って、具体的な発生状況を想定したケーススタディについて早急に協議することにしている。
なんとまあ、ずいぶんのんびりとした対策のよう。あれこれ“検討”しているうちに、「茨城事例(この場合はH5N2無病型でしたが)」のように、ただやられてしまうのを眺めているしかしょうがない状況になりそうです。(H5N1型では、具体的にバタバタ死んでいくことが起こるかどうか。これだけは、起こってみなければわかりません。)
結局は、発生が確認された後に育成されるものが対象ということで、いま育成中、あるいはこれから育成されるものは、摘発淘汰虐殺の道は免れることができないということです。すぐ隣で起こっている目と鼻の先の火事に、何も気付かないで家のなかにいて安心しきっているかのようです。
今生きている、あるいは、これからどんどん育っていく“生身の”鶏の生命はないがしろにされているということです。全く、人間は何をやっているのやら。まさに“臨床感覚”とか“フィールドワークの知”からかけ離れてしまっているようです。まるで“現実”に“即応”することができず、妄想空想の波間を漂っているかのようです。
臨床の知とは何か
中村 雄二郎
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400430203X
追加)
茨城県 鳥インフルエンザに関する情報
http://www.agri.pref.ibaraki.jp/news/tori/index.html
●野鳥の鳥インフルエンザウイルス保有状況調査の結果について(最終報告)(平成18年2月6日):(PDF:19KB)
http://www.agri.pref.ibaraki.jp/news/tori/img/h18020602.pdf
どのような検査をやったのか明記されておりません。PCRそれとも蛍光抗体法?
どのみち、“陰性”がすなわち、“感染がない”“ウイルスがいない”ということの証明にはならないのは、素人は思い違いをすることはあるかもしれませんが、プロは常識のはずですが・・・。
[3208] 「あとは野となれ山となれ」
投稿者:とき 投稿日:2006/02/07(Tue) 12:12 |
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- 「すでに野となり山となっている」ですが・・・。
◇中国南部の各地に定着 H5N1型の鳥インフル
>中国南部では高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)の種類が、家禽(かきん)市場や渡り鳥の越冬地によって微妙に異なり、それぞれ定着しているとする研究結果を、香港大と米セントジュード小児研究病院のチームが6日付の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。
>東南アジアの鳥で流行しているH5N1型が中国由来であることも判明、渡り鳥が中国から感染を広げたとする従来の説を裏付けた。人への感染力が強い新型インフルエンザに変異する恐れもあり、同病院のロバート・ウェブスター博士は「中国政府は家禽市場の監視を強化すべきだ」と指摘している。
(共同通信)
- 2月7日8時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000032-kyodo-soci
非常に断片的な“事実もどき”の記事に思えますが・・・。
>人への感染力が強い新型インフルエンザに変異する恐れ
まだ起こっていないかのように装っている? もうすでに、起こっているわけで・・・。
威力を発揮してくれるでしょうか・・・。
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:17864653511863303046::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,31888
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20060206%2D0030
日本の“科学”は、もうすでに、フロンティアに分け入る意欲も力も失っているのでしょうか。相手とするのは「想定範囲内」のことだけ? “前例”のないことにはなるべく踏み込まない姿勢のよう。
◇ProMED情報
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1000
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi
◇インフルエンザ流行レベルマップ 2006年2月7日現在
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/index.html
(まだ、AH5検査体制構築は足踏みしているようで。茨城県のことは、まだ特殊なこととしておくつもりでしょうか。日本の行政官庁さん。)
- 虹屋さん。
「ダウナー牛が食ルートに入っている問題」以外の監査報告の指摘事項は、口語体で、ありていに言えば、次のようなものでしょうか。
1.拡大検査プログラムは、アメリカのBSEの危険度を決定するに足りるものか疑問である。
なぜなら、
ほとんどのサンプルが、 自発的に提出されたものであるからである。
2.死亡牛や病気の牛を扱ったペット用飼料プラントを、USDAは、
把握していない。
3.12のと畜場のうち、9については、SRMを見つけたかどうかについての書類が見当たらない。
4.SRMは、見当たらないが、と畜場が、
規則を遵守したかどうかを確認しえない。
5.2004年から、1日あたり千頭の検査をし、トータル605,252頭の検査をしたが、米国にいる九千六百万頭に対し、地域別、症候別、牛の種類別に見て、そのサンプル割合が十分かどうかについては、なんともいえない。
6。と畜場や処理加工施設で、
2004年から2005年にかけて、1,000回以上の規則違反があった。
7.テキサスで発見の2頭目のBSEの検査方法について、IHC検査と対立する結果が出た場合のプロトコルが確立されていなかった。
8、30ヶ月月齢かどうかを
確認しうる根拠を、書類と歯のみに頼っている。
それで、農業情報研究所さんがいっている
Audit PhaseTは、このサイト「Audit
Report Animal and Plant Health Inspection Service and Food Safety and Inspection
Service Bovine Spongiform Encephalopathy (BSE) Surveillance Program - Phase
I」
http://www.usda.gov/oig/webdocs/50601-9-final.pdf
で、
Audit
PhaseUとAudit PhaseVが、今回の「Audit Report Animal and Plant Health Inspection
Service Bovine Spongiform Encephalopathy (BSE) Surveillance Program –
Phase II and Food Safety and Inspection Service Controls Over BSE Sampling,
Specified Risk Materials, and Advanced Meat Recovery Products - Phase III」
http://www.usda.gov/oig/webdocs/50601-10-KC.pdf
というわけですね。
[3158] 「病気」でないものを「病気」に見立てたヤブの眼? 投稿者:とき
投稿日:2006/02/04(Sat) 20:23 |
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- ◆鶏飼い時事(じじい) …『安全でないものを県外で処理させるのか』(2006.2.4)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza246.htm
>こうしてみると全ての元凶は強毒変異への恐れを未だに吹聴する先導(扇動)学者だということが分かりそうなものだ。「茨城株は初発から7カ月を経て実際は安全でした。大変ご迷惑を掛けました。安全を確認したところで、今後はこの株に関しては陽性鶏だけの摘発はしません」と声明しさえすれば、あんな茨城株など誰も恐れはしないのだが、摘発されるのなら怖さは強毒株と同じである。持ち込み絶対お断りは当然である。
◇鳥インフルエンザ:「おとり鶏」陰性の253万羽、処理めど立たず /茨城(毎日新聞)
- 2月4日14時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060204-00000089-mailo-l08
>出荷が可能になった8養鶏場の鶏約253万羽の処理について、橋本昌知事は3日の記者会見で、「処理業者を探すのにかなり苦労している」と述べ、処理方法や時期のめどが立っていない窮状を明らかにした。
>県は食肉用、肉骨粉化、焼却の3通りの処理方法を念頭に、県内外の業者と交渉を進めている。橋本知事は「業者はいろいろな面で風評被害が出たら、というようなことを心配されているようだ。それぞれの方法に一長一短があり、どうすれば比較的早く、経費の面でも効率的に出来るかということを頭に置きながらやっている」と話し、国に協力を求めながら、業者の同意を得られるよう努力する考えを示した。
茨城県 鳥インフルエンザに関する情報
http://www.agri.pref.ibaraki.jp/news/tori/index.html
茨城県知事記者会見
http://www.pref.ibaraki.jp/press/
平成16年2月29日
鳥インフルエンザ騒動を見て考える、お役所のバカさ加減
http://www.kt.rim.or.jp/~nagata/040229.htm
平成15年10月4日
正義感気取りのマスコミ、結局泣くのは国民なのにねぇ。
まぁいいけど。の巻
http://www.kt.rim.or.jp/~nagata/031004.htm
http://www.kt.rim.or.jp/~nagata/hitorigotomenu.html
最初によーく見立てをして、大したことがないと判断し、ほっとけばよかった「鳥H5N2」を、狼少年の如くにことさら大げさに恐怖を煽り、誤った考えにもとづき「排除・根絶」すべきものとしたツケが回ってきているのですが、その「狼少年」たちは、これっぽちも実質的な痛みを被りません。あくまでも他人事です。
具体的に直接痛みを被り犠牲になるのはいつも末端の現場の人間です。(その意味では、大東亜戦争のときも同じだったのでしょう。当時も、けっして、軍事独裁国家でも全体主義国家でもなかったのですし、大正デモクラシー運動後の、正真正銘の民主主義国家だったのですから。しいていえば、実質的な権限をもたない専制君主制政体ではありましたが。)
意思決定をする人間は、昔も今も、全く無責任な場所にいます。判断の誤りを認めることもなく、それを糊塗し続けるのでしょう。これはまた、業界を代表する大手業者の、「ウイルス感染」に対する考え方の現れでもあるのでしょう。まったく業界を無視した形で、その対策が構築されるはずはないわけですから。
闇ワクやバイオ・テロだという思い込みよりはむしろ、自然感染によって病気にならずに抗体を獲得しているほうを幸いとみなすべきだったのですが・・・。「知」を先導するべき人々があまりにもお粗末です。まだ、自覚されてはいないのでしょうか?
「医学」の見立ては「生かす」ことが一義ですが、「獣医学」の見立ては、未だに「殺す」ことが一義なのでしょうか。それであれば、曲がりなりにも「医」を謳う者の進歩はなく、余計なもの邪魔なものは「排除・根絶」して事足れりという、野蛮かつ未開な似非学問科学に堕していると言わなければなりません。
有限な資源の中で、いかによく生きていくかということの大局にあるように思えてなりません。これまで、殺した無病型H5N2抗体保有鶏は、全くの無駄死にであるということです。
昔の人だったら、今やっている所業をみれば、ごくごく当然のように、生き物を粗末にする、食べ物を粗末にするということに対しては、「罰(ばち)が当たる」と言うでしょう。われわれが、そういう「罰当たりな」人間であるということを自覚する感性も失ってしまったのでしょうか。
顕微鏡をのぞく人間が、一番最初に圧倒させられるのは、肉眼では見えないとはいえ、ごくごく身近な身の回りに生息する微生物・バクテリアの膨大な存在です。それが外界だけではなく、生物体の中にもです。腸管(消化管)内壁は、いわば皮膚と同じ外部です。多種多様な微生物の巣ではありませんか。その存在なしでは、動物は生きていけません。どうすれば、そのような微生物を「排除・根絶」できると思い込んでしまえるのでしょうか? それが、実に素朴な疑問です。そのように考えてしまえる人々は、どこに智恵をつけてきたのか、まったく理解不能です。まるで、見たいものしか見えない、それ以外の存在を認めない人種もいるのかなと思えてしまいます。
おそらく、鶏の次は、豚ですね。これも宿主は、養豚舎内の畜産育種「豚」だけではないのですから。偏った知識による恣意的な施策は必ずや、「鶏」をとりまく状況と全く同じことをもたらすと思っておいたほうがよいでしょう。自然界に存在するウイルスをどうして「排除・根絶」できると考えてしまえるのでしょうか?
http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/cholera/top.htm
(豚コレラに関する情報)
http://www.maff.go.jp/www/public/cont/20051130kekka_3.html
(豚コレラに関する特定家畜伝染病防疫指針案についての意見・情報の募集結果について)
http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/swine_fever/hcholera.html
(動物衛生研究所 豚コレラ関連情報)
国家の食糧自給確保の観点からいえば、農林水産業下の「ウイルス清浄国論」そのものがまさに、バイオ・テロ、あるいはアグリ・テロそのものに見えてきます。
「病は口より入り禍は口より出ず」(「病原」細菌・ウイルスは口から入り、それに対する「禍」は、誤った認識から発せられた言葉によって生じる)、あまりにも字面通りにピッタリの意味で、笑うに笑えないトホホで哀しい状況です。
また、「病」は「(自然)科学」ですが、「禍」は「社会学・心理学」だともいえましょうか。
[3157] 食品安全委員会の評価自体が揺らぐ
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/04(Sat) 19:12 |
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- 笹山さんが取り上げて下さったUSDA
のOIGの報告書について農業情報研究所さんが取り上げています。
米農務省BSE対策監査報告 米国のサーベイランスによるBSE発生率推計は信頼できない
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/06020401.htm
食品安全委員会プリオン専門部会の議論で、米国の拡大サーベランスについて、検査方法は2例目もあり問題となり論議されましたが、サーベランス計画の妥当性や実施状況による結果の信頼性は議論されませんでした。
農業情報研究所さん、ざっと読ましてもらいましたが、その点をOIGが評価し信頼性がないと言うことです。
拡大サーベランスのデータを用いて、吉川座長らが米国のBSE発生を外挿で求めた結果を、佐多委員でしたけ?、参考程度にしかならないから使わないようにしようと言っていたのに、使ってだしたのが「米国はサーベイランスデータでは100
万頭当たり約1 頭、侵入リスクでは100 万頭当たり約2〜 3
頭」という答申の結論。
リスク評価が、信頼性のない拡大サーベランスのデータを使っているのですから、リスク評価をやり直すべきですね。
[3156] ブルガリアで、鳥インフルエンザ発生
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/04(Sat) 17:39 |
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- ブルガリアのVidin近くのダニューブ川で死んだ白鳥に、H5ウイルス鳥インフルエンザが見つかった。
しかし、H5N1ではないとされている。
これで、トルコ、イラク、キプロス、ルーマニア。クロアチア、ウクライナ、ブルガリア、ボルガ河デルタ地帯、と、この一帯に鳥インフルエンザが拡大してきたことが現れている。
これについて、Recombinomics
http://www.recombinomics.com/News/02040601/H5N1_Iraq_OIE.html
では、この一帯に風土的にあるH9N2と、外来からのH5N1とが、ミュートして、再結合による遺伝子情報交換で、人間に感染しやすいHA
S227N(遺伝子配列のポジション223におけるセリンからアスパラギンへの変異)
http://www.recombinomics.com/News/10220501/H5N1_H9N2_Recombination.html
http://vir.sgmjournals.org/content/vol85/issue4/images/medium/VIR36637-3.gif
http://vir.sgmjournals.org/cgi/content/full/85/4/1001
という多型を形成しているのではないかとしている。
また、この地域特有の大家族制度によって、大きなクラスターを形成している可能性もあるとしている。
一方、インドネシアのBandung市で、15歳の少年がH5N1で、死亡した。
これで、インドネシアでのH5N1による死亡者数は、15名となった。
http://www.zaman.com/?bl=hotnews&alt=&trh=20060203&hn=29356
http://www.newkerala.com/news2.php?action=fullnews&id=2115
[3155] Re:[3154]
昨日のNCBA年次総会に出席しての、日本についてのジョハンズ農務長官の発言 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/04(Sat)
15:56 |
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- > 2−3日の滞在で、牛肉プラントでの視察時間は、2−3時間のものでした。
>
われわれが日本の輸入再開まで待った時間は、2年間なのに、彼らのプラント視察の時間は、たったの3時間でした。
>
この二年間の間、私どもは、日本側の要求するあらゆる情報を提供し、技術的なディスカッションをしてまいりました。
> そして、日本の食品安全委員会は、結論を出したのです。
>
その時間の比較をすれば、明確です。
>
こちらは、2年間、日本の視察団は、3時間ということです。-以下省略-」
米国、カナダの評価をしながら、食品安全委員会のメンバーは、机上の空論を練るだけで、食安委として、米国の食肉加工の「現場」をチェックしに行かなかったような。。いや何人か行ったのかな?、でも米国政府が前もって用意したコースをご覧になっただけで、現場で直接肉を切る労働者の話を集めるわけでもなく、わざわざ日本にまで告発にきた食肉加工場の労組の声も聞いておられませんよね。
日本の牛のにかわかすの肥料化について討論をしていたときも、「原骨ってどういうものですか?」とか、現場を一度も見たことない方々が議論され、結論を出してました。諮問を出した農水省の方も「私も見たことがないのですが」とか言っていたと思います。
「現場の声を聞く」「現場を見る」「現場主義」に立ち戻っていただきたいですね。。
[3154] 昨日のNCBA年次総会に出席しての、日本についてのジョハンズ農務長官の発言 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/04(Sat) 15:18 |
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- 昨日行われた The National Cattlemen's Beef
Associationの年次総会でのジョハンズ農務長官のスピーチの全容は、このサイト「Transcript of Secretary Mike Johanns
remarks to The National Cattlemen's Beef Association Annual Meeting - Denver,
Colorado」
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2006/02/0036.xml
にあるが、この中で、特に注目すべきなのは、スピーチ後に、ジョハンズ農務長官が二人の質問者に答えた部分である。
下記の部分である。
質問者・Andrew
Murphyさん−カンサスの生産者
「メディアの伝えるところによると、日本から、過日、役人と、技術者でない人が、牛肉プラントを訪れ、SRM除去に問題があるといっていたといいます。
ジョハンズ農務長官、それらのかたがたの主張を詳しく伝えてくださいませんか?」
ジョハンズ農務長官
「訪れたのは、日本の有力な野党の議員のかたがたでした。
2−3日の滞在で、牛肉プラントでの視察時間は、2−3時間のものでした。
われわれが日本の輸入再開まで待った時間は、2年間なのに、彼らのプラント視察の時間は、たったの3時間でした。
この二年間の間、私どもは、日本側の要求するあらゆる情報を提供し、技術的なディスカッションをしてまいりました。
そして、日本の食品安全委員会は、結論を出したのです。
その時間の比較をすれば、明確です。
こちらは、2年間、日本の視察団は、3時間ということです。-以下省略-」
質問者
「ジョハンズ農務長官は、われわれが、いかに日本の状況に不満を募らせているかは、お分かりでしょう。
昨年、われわれは、議会で、日本への経済制裁法案を通しました。
そして、必要ならば、再度、この経済制裁法案を提出する必要があります。
ジョハンズ農務長官は、現在の日本の状態を改善するためには、再度、日本に対する経済制裁法案を提出する必要があるとお考えですか?」
ジョハンズ農務長官
「今朝ほどの新聞で、グッドラッテ農業委員会委員長が、問題解決の必要性を強調され、そして、日本に対する経済制裁という言葉を使われたことを知りました。
今回の日本の輸入停止は、一時的な措置であり、われわれが日本へ報告を提出すれば、解決するものであると思っております。
しかし、足元に草が生えるのをそのままにしておくわけにはいきません。
この問題に余分な日時を費やす必要はないのです。
しかし、そのタイムラインがいつかを、われわれサイドで示すことはできません。
それを示しうるのは、日本側であるからです。
われわれは、このことで、日本側に対して、経済制裁を課すことには、ためらっております。
なぜなら、経済制裁には、いつも、報復が伴うからです。
そして、その報復に対して、更なる報復が繰り返される。そのようなことは、起こってはいけないことです。
もし、われわれが時計を逆転させることができたなら、そして、今回問題を起こしたプラントも、時計を逆転できるのなら、事態は異なる方向にむかったでありましょう。
われわれは、何が起こったのか、そして、その再発を防ぐにはどうしたらよいのかを、認識し、事態の正常化に向かうべきです。−以下省略-」
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2006/02/0036.xml
[3153] 今回のUSDA
のOIGの報告書は、アメリカにとって、予想以上に痛手になるはず 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/04(Sat) 13:34
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- まりちゃんさん。
まあ、お怒りは、別にぶつけていただくとして、今回のUSDA / Office of the Inspector General
(OIG)の報告書は、アメリカ政府にとっても、日本のリスク管理官庁にとっても、そして、日本の食品安全委員会にとっても、想像以上の痛手になりうるものですね。
日本の報道は、故意にか、その点を重大視していないように、今のところは、見受けられますが。
質問主意書問題のような、ワンポイント・ゲッター的位置づけとは違う、そもそもの矛盾を内包しているように、私には思えます。
虹屋さん。
私は、その農業新聞の記事を見ていないのですが、やはり、私も、そのあたりに、今日の矛盾の出発点が隠されているように思えます。
[3152] Re:[3147] [3146]
リスク0(という狂気)から解脱するために 投稿者:とき 投稿日:2006/02/04(Sat) 12:46 |
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- 笹山様
>
糊代の幅というか、懐の深さというか、アローワンスというか、そのようなものが極めて少ない風土の元で、ことは、きわめて、困難であることが予想されます。
「環境保全」という観点では、経済的な計量・計数の対象になっていない側面(水、土、光、空気、生物、など)がありすぎて、どのへんが「100%」の保全なのか不明なるがゆえに、100%を目指しても決して、100%にはならないこともあると想定してかかる必要があるのではと思います。
私が申し上げました「どこかで緩やかに諦める必要がある100%の安心・安全」とは、主に「食」とそれに連なる「生命」(そこから生存するという意味での「自然環境」にもつながるのでしょうけれど)の「個」の部分です。
人間が頭の中で思い描く(尽きることのない)「有れかし」・理想像と、「現実世界」の溝は永遠に埋まることはないとは思いますが、それを希求するのもまた人間です。
が、やはり、人知・人為ではどうにもならないことが起こってきましたし、これからも起こります。「戦争」も「疫病」も「自然災害」もなくなることはありません。今後も必ず起こります。そう思って付き合っていくのが、「リスク」を考えることの第一歩だと思っております。
それが、「起こらないこと」(あるいは、人知人為で起こさないことが可能であるという思い込み)を前提にしてしまうと、まずその一歩が踏み出せないままに、思考が開始されてしまうということの危うさを感じます。
現実を前にしたとき、「リスクが必ずある」という前提に立つことと、「リスクはない」という前提に立つことは、自ずとその後の論理が全く違う方向にならざるを得ません。(それが、日本の鳥インフルエンザの対策にも露見したように思いますが。)
「どこかで緩やかに諦める」一つの方法として、「リスク評価」法というのが、選択肢としてあるのだと思います。(ほかにもあるのかもしれませんが。)
「現実」世界は、人間の頭で思い描く「理想」にすっぽりはまる事はほとんどありません。ましてや、自然環境を相手した場合はなおさらです。それと、市場経済のグローバル化にともなう、物資の移動・流通をみても。
いまや、たった一つの制度や規則の中で成り立つ(あるいは成り立たせようとする)世界は存在しないという前提に立たなければ、“世界”と折り合いをつけてやっていくことは至極困難なのではないかと思います。それが、多様性を受け入れてやっていくということにもつながるのだと認識いたします。(『鎖国』という気持ちもわからなくはないですが・・・。それは、多様性を拒絶したいという願望の現れでもあるような。)
サイエンス・サイトーク
いのちを守る安全学
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102900802
環境リスク学―不安の海の羅針盤
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535584095
水の環境戦略
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004303249
銃・病原菌・鉄 ―1万3000年にわたる人類史の謎
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794210051
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479421006X
(なお未読ですが、同一著者の下記も面白いようです。)
文明崩壊
滅亡と存続の命運を分けるもの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794214642
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794214650
(日垣氏のメルマガでの評は、『アカデミズムとジャーナリズムが、見事に統合されています。「現場取材」の価値が大暴落しきった現代にあって、実際に訪れて詳しく検証することを怠らず、多様な学際と人類の知見を動員した明快な文体は、読み手を飽きさせません。(一部抜粋)』とのこと。)
http://homepage2.nifty.com/higakitakashi/
[3151] 葬られた事前調査 日本農業新聞
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/04(Sat) 12:05 |
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- 2/4 日本農業新聞より
>葬られた事前調査
事前調査棚上げの始まりは2004年10月23日に合意された日米政府の局長レベル協議
査察システム「日米各々の関連する食品安全システムの同等性の検証のための査察および牛肉貿易再開の後、両国は、相手国施設の定期的な査察に協力する」相手国の監査(査察)システムについては日時を定めず協力するものの、施設への具体的な検査は「再開後」と断言しているのが特徴だ。
昨年11月、日本農業新聞のインタビューに応じた米農務省の幹部は、記者の質問をさえぎるようにして「日本が行うのは検査(インスペクション)ではない。観察(オブザベーション)だ」と言明した。
>EUは徹底調査、日本のホタテガイ輸出再開で
輸出国だけが検査に責任を持つという原則がいつも貫かれるわけではない。02年6月、欧州連合(EU)が日本産ホタテ貝の輸入を7年ぶりに再開した経過からは、別の姿もみえてくる。
EUは1995年4月に、現地調査の結果を受け「衛生管理体制が十分ではない。」との理由で、日本産水産物の全面輸入禁止を決めた。12月にはほとんどが解禁されたものの、解読の恐れがあるとしてホタテガイの輸入禁止が残った。
日本政府は翌96年、欧州の法令に基づく「対EU輸出ホタテガイの取り扱い要綱」を定め、貿易再開に向けた努力を開始。「わが国の食品衛生基準をはるかに上回る厳しい規制をクリアするため、輸出するホタテガイ業者は多額の設備投資を行った。」(水産庁加工流通課)。併せてEU側に早期貿易再開を求めた。
再開の決め手になったのは、2001年9月のEUのてによる現地調査だった。最終的に日本産ホタテガイの輸入を認めたのは、その9ヵ月の手続きを経過してからだった。日本の水産物輸入禁止、再開の双方の場面で、決定的な役割を果したのはEU自らの手による現地調査だった。
>南米に厳しい米国
安全衛生の分野に詳しい農水省OBの一人は「輸出国が食品の安全性に責任を持つという原則は当然だが、実際には先進国は開発途上国の食品安全制度を信頼せず、できるだけ自分たちで調べる。米国も南米では徹底的に現地調査をする。米国は、先進国である自国の安全性に不信を持たれることに不快感を抱いたのではないか」と日本の事前調査を受け入れなかった背景を説明する。
日本の事前調査を不必要と考える米国。あえて踏み込んで求めなかった日本。輸入再開前の現地事前調査は、葬り去られた。
[3150] 100%の安全を求めるとか、科学・科学・・ってあほらしい 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/02/04(Sat) 12:02 |
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- 蓋を開けてみれば、米国のムチャクチャな飼料管理や、国内でさえヤバいと声のあがる危険部位除去、ピックアップした検査さえいい加減、胡散臭い、隠蔽モード全開、しかも日本の食品業界は偽装の嵐。国はアメリカ様のためなら、閣議決定、つまり国民、消費者を誤魔化すことさえ厭わない。
何を信用しろと?
”科学”以前の問題でしょう。
”全頭検査”という言葉が出てくるのも、非科学だろうがなんだろうが、「言っていることが信用できない」それを肌で感じているから。抜け道を少しでも減らすような検査をしたら隠していたものがボロボロ出てくるからに違いないという疑念があるからでしょう。
消費者はもう、「科学」という言葉に誤魔化されず、はっきり「信用できないから」と主張すべきだと思います。
食品安全委員会のメンバーも、評価と管理は違うとか、「我々は与えられたデータの中で科学者として科学的に判断した、あとはリスク管理の問題だ」とか、言い訳に忙しいようですが、そもそもの、食品安全委員会が設立された理由をなんだと思ってるんでしょう?
食の安全に最終的に寄与しないような”詭弁的な科学論”、”都合のいい部分だけをピックアップした誘導的な科学論”はもう沢山。この偽装、インチキの世で、「結論がどのように利用、悪用されるかを見越して対策した上での結論」が出せないような、専門馬鹿科学者(失礼)を中心に構成していることがそもそもの間違いなのでは?
出した結論を、どのように利用されるかを見抜ける目を持った人間がいない、しかもいいなりの御用学者が跋扈する中では、日本の食の安全など、風前の灯でしょう。
国会、参院、予算委員会の中継を眺めてみましたが、わが国の食品の安全を考える委員会代表、このような状態に利用されるのがわかりきっていながら、
評価を出して、”引導を渡した”寺田委員長は「我々はリスク管理の行方を見守っている」と責任転嫁を何度も何度も繰り返し、
そこを統括される、えらい大臣の松田さんの仰ってることは支離滅裂、この国に食の安全を真剣に考えている人はいるのか、税金の無駄遣いもいい加減にしていただきたい、と思う今日この頃です。
[3149] 恵方巻の仕掛け人は誰?
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/04(Sat) 10:56 |
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- すっかり、節分の行事は、豆まきから恵方巻に変わってしまったようです。
ところで、この節分の恵方巻の仕掛け人は誰なのでしょう?
どうも、コンビニの宣伝が、恵方巻普及の原動力のように見えるのですが。
下記サイトのWikipediaによりますと、セブンイレブンが先駆けであり、1989年に広島県の加盟店オーナーの発案により販売を開始したところヒット。中国、関西、九州地方での販売を経て、1998年にコンビニ初の恵方巻全国販売を開始。このヒットを受けてローソンが2001年より、ファミリーマートが2003年より全国販売を開始し、03〜04年を境にして主要コンビニで全国販売が行われることとなった。
とあります。
関西での行事というが、私も、大阪・岡山と、それぞれ三年づついましたが、トンと、この風習のあることは知りませんでしたね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%B5%E6%96%B9%E5%B7%BB
[3148] アメリカで、新しいウイルスの迅速検査方法開発 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/04(Sat) 08:37 |
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- この迅速検査法は、アメリカの Centers for Disease Control and Prevention
によって開発されたもので、この二週間以内にFDAによって認可される予定のものであるという。
この迅速検査方法は、the Influenza A/H5
(Asian lineage) Virus Real-time RT-PCR Primer and Probe
Setと呼ばれる。
ウイルス感染疑いの患者の呼吸器から分泌液を採取し、実験室に送り、二時間から四時間で、遺伝子情報を含めた結果がわかるという。
従来は、同じ結果を得るのに、2-3日かかったという。
全米50州に、140の、このための実験室を設けると、1時間以内に、全米人口の87パーセントのウイルスの確定検査が可能であるという。
ただし、この検査で、従来より、"presumptive"な陽性(推定陽性)が多くなると見られ、更なる確定検査の必要はある。
しかし、単なるスクリーニングの手法として、この検査方法があるのではなく、一定の症状を見せている患者に対して適用するものであるという。
こちらのサイトhttp://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm55e203a1.htmもご参照
http://www.forbes.com/lifestyle/health/feeds/hscout/2006/02/03/hscout530787.html
[3147] Re:[3146]
『鳥類の間で「風土病になった」』は、すでに地球規模。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/04(Sat) 08:10 |
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- ときさん。
「100%の安全・安心を確保することは、どこかで緩やかに諦める必要がありそうです。」
は、リスク・ミチゲーションの考え方ですが、環境容量の多い場合と少ない場合とでは、その糊代の幅が安心度を決めてしまいがちになります。
昨年は、ミシシッピーの氾濫があったわけですが、ミシシッピーは、日本の減災の考え方のお手本とされてきました。
しかし、あれほど、巨大な環境容量をもつところでさえ、減災のシステムが通用しなかったというわけです。
日本の場合はどうでしょう。
糊代の幅というか、懐の深さというか、アローワンスというか、そのようなものが極めて少ない風土の元で、「どこかで緩やかに諦める」ことは、きわめて、困難であることが予想されます。
http://www.eurus.dti.ne.jp/~hisatake/a/a2.html
[3146] 『鳥類の間で「風土病になった」』は、すでに地球規模。 投稿者:とき
投稿日:2006/02/04(Sat) 01:02 |
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- ◇「中国南部の風土病に」 鳥インフルで香港当局者
>【香港3日共同】香港政府衛生福利・食物局の周一嶽局長は3日、香港や広東省など中国南部の鳥類の間で高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)は「風土病になった」と述べ、一般家庭での養鶏を禁じる条例制定など人への感染防止策を強める方針を示した。
>今年に入り、広東省との境界近くで鶏や野鳥からH5N1型ウイルスが検出される例が相次いだのを受けた発言。香港の当局者が中国の感染状況について「風土病」と規定したのは初めてで、感染拡大防止に全力で取り組む姿勢を示した。
>香港の当局者が広東省など中国本土でのウイルスの広がりに言及するのも異例。
(共同通信) -
2月3日23時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060203-00000256-kyodo-int
それをわざわざ言うなら、人間のA型ウイルスの方ではないでしょうか。そちらの方は、いまだに機密情報でしょうか?
◇中国上空を覆う煙霧が悪化:日射量が減少(WIRED)
- 1月31日17時52分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060131-00000002-wir-sci
(日本海側に降る雪も、昔のように真っ白ではなくなった気がします。ときには、少し煤けたようにうっすらと黒い場合もあるような。それから黄ばんでいるときも。成分分析してみれば面白いのかもしれませんが・・・。)
◇中国、海洋汚染深刻 赤潮5年で453回 汚水たれ流し8割(産経新聞)
- 2月3日3時11分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060203-00000000-san-int
>海洋汚染により、湾や河口の生態系破壊も進んでおり、十八の観測地点のうち、遼寧省錦州湾、長江河口、黄河河口、山東省莱州湾、杭州湾、珠江河口の六カ所の生態系が短期内に回復不能という「不健康」レベルにまで破壊されている。
>中国の海洋汚染は近隣国にも及ぶことが懸念され、日本近海で問題になっているエチゼンクラゲの大量発生とも関連性が指摘されている。魚介類の汚染を通じた人の健康への影響も心配されており、昨年中ごろから中国科学院海洋研究所の魚類専門家が中国紙上で「近海魚は毎日食べてはいけない」と警告するなど、切実な問題としてクローズアップされている。
農林水産省 魚食と健康について
http://www.maff.go.jp/fisheat/fish-top.htm
厚生労働省 食品安全情報 食品中の化学物質
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/kagaku/index.html
食品安全委員会 汚染物質専門調査会
http://www.fsc.go.jp/senmon/osen/index.html
食の安全・安心に対する庶民のストレスは、ますます高まることはあっても、鎮まる見込みはないように思えます。
経済を安定して成り立たせようとして、供給側の論理に立ち続けるのも、ますます困難になるのではないかと思います。100%の安全・安心を確保することは、どこかで緩やかに諦める必要がありそうです。そのためには、リスクや危険の可能性をも含めた情報の透明性がまさに必須になるのかもしれません。危ないこともあるのだという覚悟をもって向かう必要があるのではないかと。
まずは100%の安全・安心は現実にはありえず、机上の空論だと思っておかねばならないのではないでしょうか。それを確実に確保したかったら、自分で作るか、もしくは、顔のわかる人に見える場所で生産してもらうほかありません。(安全は、けっして、“ただ”ではないという考え方も、今後ますます重要性を帯びてくるでしょうし。)
「行政」施策に、「リスク0」を確保することを強いるような過剰な要求も、今後ますます酷になるのではないかと思っております。あくまでも「民主主義」は、国民が、何から何までお上に面倒を見てもらうという政体ではないはずですし。
[3145] Re:[3144] [3139] [3138]
あてのないままの監視では、生殺し 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/03(Fri) 21:42 |
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- 12月16日にHarris Ranch Beef
Companyから日本に到着した分は、2005年12月12日にリスティングしたということのようですから、査察は、時間的には、できたのでしょうが、そのときには、全部の施設を査察してからシップメントということにはなっていなかったのではないでしょうか。
何度もいいますが、2004年10月23日の日米高級事務レベル合意での査察の意味は、そこまで、リジッドなものではなかったはずです。
おっしゃるように、「輸入再開」→「
the Export Verification (EV) Program for
Japanのためのリスティング開始」→「リスティングされた施設についての日本側の査察完了」→「査察完了施設からのシップメント開始」→「日本へのアメリカ牛肉の到着」というスキームなら、文句は出なかったのでしょうが、しかし、さりとて、そのようなスキームでなくてはならないということでも、なかったようですね。
すべては、2004年10月23日合意のずさんさにあったといえるのではないでしょうか。
[3144] Re:[3139] [3138]
あてのないままの監視では、生殺し 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/03(Fri) 21:30 |
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- >
また、このなかに「よく考えてみれば分かることですが、解禁前に対日輸出の処理ラインをいくら調査しようが、対象となる日本向けの食肉がまだラインに乗ってないのですから、「一体、何を調べるの?」という全く無意味な出張になるわけです。」という点も、かねてから、私が指摘していた点ですね。
笹山さん、それでは解禁直後にきた肉はどうなるのでしょうか?あれは日本向けのラインに乗っていたということですよね。
>
>
「USDAが処理施設をリスティングしていないのに、日本側が、どうして、査察できるのか。」というわけですね。
>
石原事務次官のほうが正論で、農林水産大臣が、勘違いしたという構図なんですかね。
リスティングして、査察→出荷認可→出荷というのが普通のやり方ですよねー。見てもいないものをよく輸入できるかと。
てか、そんなもの買えない(^^;
[3143] Re:[3140] 日下公人さん
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/03(Fri) 21:26 |
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- ときさん。
日下公人さんですか。
懐かしい名前ですね。
大分以前に、私の勉強会にも来ていただいたことがあります。
ご紹介の文の中で「アメリカに友達を持っていれば、ノーベル賞なんて、すぐ取れる。」という話が面白かったです。
「学問の勧め」の時代から、「非学問の勧め」の時代に入ったというわけですね。
[3142] Re:[3141] [3139]
与野党合作の田舎芝居?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/03(Fri) 21:14 |
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- 虹屋さん。
昨年11月14日に札幌での食品安全委員会主催のリスコミで、「特定危険部位の除去など輸入条件の順守を米国で「最終確認する」と、再開前の現地調査実施を明言していたことが3日分かった。当時の内閣府幹部も、農水省側から事前調査を行うとの説明を受けたと明かした。」との共同配信の記事http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20060203010026842.asp
が出ていますが、当日の議事録で当たってみますと、こんなようなのですね。
http://www.fsc.go.jp/koukan/zenkoku_risk17bse/sapporo171114/sapporo171114_gijiroku.pdf参照
何箇所か、質疑応答の中で、これに関する答えがあるのですが、この中で、高橋直人農林水産省大臣官房審議官が「食品安全委員会からの答申が出れば、個別にアメリカの施設を私どもとしても見に行くことになります。」の発言をさしてのことなのでしょう。
この発言自体では、それが、輸入再開前か後かは、定かではないのですが。
パネリスト発言・高橋直人農林水産省大臣官房審議官
「今、プログラムの内容を具体的に申し上げましたが、それを私ども、今度アメリカに行ってもう一回最終確認しますけれども、それがきちっとプログラムでの約束どおりで動いているかどうか確認をしてくるということになります。」
質問者・内藤
「アメリカの農務省の検査官がSRMの除去については検査しているということは、先ほどおっしゃったかと思うのですけれども、これを守るという前提の上でという、本当に大きな約束事を、だれがそれを監視して、そしてみんなに知らせてくれるかという仕組みが、日本の中でどこまで準備されているのかということとかを含めてお伺いしたいと思いました。」
答え・蟹江誠厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課
BSE対策専門官
「その施設には農務省の検査官も常駐をしておりますので、そういった方々がチェックをしていく、検証等をしていく。そのシステムが適切に動いているかどうかというのを、日本の方から担当官が現地に出向いて確認をする、そういうことを考えております。」
質問・前濱喜代美生活協同組合コープさっぽろ理事
「その確認をして、もし遵守されていないという場合には、立ち入りに入った方が判断されるわけですか。そういう場合には輸入停止ということにすぐさまなるのでしょうか。
それから、付帯事項にあります「国民に十分な説明を行い」ということで、今これは食品安全委員会のリスクコミュニケーションの場だと思うのですけれども、そういうことを、今答えていただいたようなことをします、書類審査をしました、現地視察もしました、ここを日本向けの処理場と認定しますというようなことを、国民に十分説明をしていただいて、ここは安全ですので輸入をしますというふうに、段階を踏んでいただきたいと思います。」
答え・高橋直人農林水産省大臣官房審議官
「それから、この輸入の条件、どういった手順で、どういう内容でやるかということについては、これはいずれ、先の話になりますけれども、食品安全委員会からの答申が出れば、個別にアメリカの施設を私どもとしても見に行くことになります。輸入条件について、詳しい内容について、十分国民向けに説明をやる、また査察に行ったときには、その状況についてもそういった場で情報を提供していきたいと考えています。」
質問・谷本(コープさっぽろ)
「現地査察ということについて、どのように考えておられるのか。報道されているところでは、来年度予算で海外査察が、農水省の予算では4000万しか請求されていない。ないしは、厚生労働省の方で、今回新たにそういうことを査察する方が2名導入されそうだということも報道されていますが、その辺の具体的な体制はどうなっているか、ちょっとお聞きしたいと思います。」
答え・高橋直人農林水産省大臣官房審議官
「今回のBSEの件に関しましても、先ほど申し上げましたように、輸入条件がきちっと日本向けに輸出をする施設で守られているかどうかについて、私どもとしても見に行きます。これは査察に行きます。それから、アメリカ政府も定期監査をやっていますけれども、その後も随時きちっと見ていきたいと考えています。」
[3141] Re:[3139]
与野党合作の田舎芝居?? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/03(Fri) 19:34 |
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- >
要は、今回の問題は、質問主意書・閣議決定と違っている、いや、そうでない、とかの論争に過ぎず、今後、どう恒久的なスキームを確立するかについての寄与は、まったくといってない論争であったといえます。
全く同感です。野党の現地調査報告を覘いてきたのですが、どの食肉加工場を見てきたか書いてありませんね。
まー、「ご覧になったのは米国内向けの処理であって、日本向けの処理ではきちんとやります。やってます。やることを米国政府が保証してます。」という答弁で、幕が下りますね。4泊5日の日程で行って、ご苦労様ですが・・
相変わらず、全頭検査を持ち出していますが、米国が飲むわけがない条件を持ち出すのは、最初から実のあるスキームを作るつもりがないのでしょう。米国で検討、パブコミまで行っている飼料規制の早期実施や内容強化を何故いわないのでしょう??こちらの方が、実効性もあるし・・
田中角栄さんの秘書だった早坂さんが、国対政治で野党の見せ場になる場面をわざわざ作ることもあったと書かれていたと記憶していますが、質問主意書・閣議決定の騒ぎはそれを思い起こさせますね。
[3140] そういう愚かな人ばかりが集まっている?(笑) 投稿者:とき
投稿日:2006/02/03(Fri) 19:27 |
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- なかなか、耳のイタいことを言われているようで・・・。
第16回
行き過ぎた個人主義が揺り戻す共同体精神
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/p/index.html
◇退屈な理想主義者たち
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/p/16/index.html
>やっていることはまた別なのだが、言うこととやることが違うから、まあまあのバランスがとれて、実際にはそんなにひどくはならない。このように理想と現実の間に、適当なあたりを見つけるのを「按配」という。「按配」は非常に便利な日本語だ。
>そういう現実を見ると、理論家や理想家は、いまいましいことにいつも現実の欠点ばかりを指摘する。「外国のほうが立派だ、日本はまだダメだ」と必ず教訓をたれるのだ。そういう愚かな人ばかりが集まっているのが学界とマスコミ界だ。
◇日本経済の内容はノーベル賞以上だ
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/p/16/02.html
>今や、日本経済が切り拓いている新天地に、経済学はまったく取り残された学問なのだ。ノーベル賞以上のことを日本人は考えているし、実行している。僕も友達もそう思っているのだが、やはり賞をとらないと一般の日本人は信じてくれない……、というのが2人で話した中身だ。そこにはノーベル賞的な経済学は理論倒れ、数学倒れであり、なぜあんなものを人々はありがたがるのか不思議だ、という意味も含まれている。そのように理論や理想がはびこっている原因は、高学歴者が増えすぎたことにある、と僕は思っている。
◇個人主義が生んだ少子化の弊害
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/p/16/03.html
>女性だけでなく、男性も結婚しない。つまり、子どもを持とうと思わない。「子どもはやっかいだ、1人で暮らしているのが一番いい」。これが個人主義だ。個人主義を徹底すると、妻も夫もわずらわしい。
>なぜ日本人がこんなに個人主義になってしまったか。それがこの問題の根本で、やはり学問の弊害だと思う。「学問公害」とでもいえばいいのか。大学で教える学問には“個人主義”という毒が潜んでいるのだ。
個人主義という“概念”が、少子化を招いているという論理は、大気中の二酸化炭素濃度が上昇しているから、地球が温暖化しているという理屈に似たところを感じます。
生物の摂理から見れば、淘汰圧(死ぬ心配)がなくなれば、繁殖力も緩慢になるということは、当然のこととしてあるわけで・・・。
人口が減少するということを、ネガティブに捉えることをやめるべきではないかと思います。豊かさを享受しながら、資源の浪費を避けることができるのではないかと考えれば、まだまだ夢いっぱいですが。数字が減っていくのを見るのが我慢ならない人々がいるのでしょうね。
[3139] Re:[3138]
あてのないままの監視では、生殺し 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/03(Fri) 18:12 |
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- ときさん。
そうですね。
これでは、見通しの立たないまま、生かされたままの、生殺しですね。
中途半端のスキームが生み出した悲劇といえます。
極東ブログさんの「このあたり日本の報道に疑問を持つのだが、Vealについての解説がなされていないように思われる。」には、同感します。
また、このなかに「よく考えてみれば分かることですが、解禁前に対日輸出の処理ラインをいくら調査しようが、対象となる日本向けの食肉がまだラインに乗ってないのですから、「一体、何を調べるの?」という全く無意味な出張になるわけです。」という点も、かねてから、私が指摘していた点ですね。
「USDAが処理施設をリスティングしていないのに、日本側が、どうして、査察できるのか。」というわけですね。
石原事務次官のほうが正論で、農林水産大臣が、勘違いしたという構図なんですかね。
要は、今回の問題は、質問主意書・閣議決定と違っている、いや、そうでない、とかの論争に過ぎず、今後、どう恒久的なスキームを確立するかについての寄与は、まったくといってない論争であったといえます。
つまり、勝者も敗者もなかったということですね。
一生懸命だった方には、悪いんですが。
参考
2005年10月31日の石原事務次官の記者会見から
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/051031jimujikan.htm
「Q: 輸入再開、実際、その前に査察するということもあり得るんでしょうか。
A: 査察を前にやるということは、やっても意味がないわけですね。ですから、もちろん、担当者が前に行って査察の手順とか、そういうことは当然アメリカ側と協議しながら決めていくわけでございますけれども、それは、あくまで査察というのは輸入が行われてからの問題でございますので、その輸入が実際に開始される前に、必要な検証といいますか、そういうことをやることは必要だと思っておりますけれども、査察自身はあくまで輸入が決定されてからと思っています。
」
[3138] 不確かな情報誘導(風説の流布、偽計?)のお蔭様 投稿者:とき
投稿日:2006/02/03(Fri) 15:57 |
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- ◇移動禁止区域すべて解除 茨城の鳥インフルエンザ
>鳥インフルエンザ問題で、茨城県は3日午前零時、昨年12月に抗体陽性反応が出た愛鶏園若宮農場(茨城町)を中心とする半径約5キロの移動禁止区域を解除する。
>これで、昨年6月の発生以降、県内に設けられた計12の移動禁止区域は、すべて解除。県によると、移動禁止の対象は計119養鶏場の計約790万羽に上った。
>県内ではこれまでに40養鶏場で感染が確認され、計約330万羽が処分対象になった。感染原因は分かっていない。
>一方、抗体陽性反応だけが出て監視していた密閉型鶏舎の8養鶏場では、既に所定の検査を経て鶏の移動が可能になったが処理方法が決まらず、計約250万羽が事実上、移動不可能な状態が続いている。
(共同通信)
-
2月2日19時43分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060202-00000209-kyodo-soci
◇鳥インフル確認、宙に浮く250万羽 茨城の養鶏場 2006年
2月 2日 (木) 17:42 朝日新聞
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20060202/K2006020203180.html
新潮の記事も酷いです。仮に“高病原性”に変異したとして、それが半永久的に“高病原性”でありつづけるとでも思いこんでおられるのでしょうか、鳥ウイルスの権威といわれているお方。初歩の感染症学の知識が足らなすぎるのでは。「免疫」の知識がない? 獣医学分野の、ウイルス学者さん、本当に大丈夫ですか?
ウイルスとどうつきあうか―闘いから共存への戦略 畑中
正一
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/414084003X
ウイルスは生物をどう変えたか―進化の演出者・ウイルスの世界を探る
畑中 正一
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061329499
なお、極東ブログさんにも、今回の米産牛騒動の件、まとめてあるようです。
2006.02.03
骨付き牛肉のこと
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2006/02/post_da00.html
[3137] Re:[3135] [3134]
続-アメリカUSDAの監査庁が、「ダウナー牛の食ルート混入」を認める 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/03(Fri) 15:17
|
|
- ahyahyaさん。
どうもありがとうございました。
そうですね。
これまでの一連の日本の報道では、「ダウナー牛の肉が食用ルートに入っていた。」という視点からの記事はないですね。
ここが、ポイントなのにですね。
[3136] 食品安全委のリスク評価は偽装データに基づいていた?? 投稿者:虹屋
投稿日:2006/02/03(Fri) 12:21 |
|
- まりちゃんさんが[3111]でご紹介の
処理中の牛の脊髄(せきずい)が周囲の肉に飛び散り、洗浄も不十分
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060201AT2M0100501022006.html
「出荷前の枝肉にも脊髄が付いていたのを確認した」この野党が視察した、カンザス州の大手パッカー、タイソン・フーズの処理場、対日輸出許可リストにある工場なのでしょうか??
[3113]で笹山さんご紹介の
「
Omaha company in line for Japanese beef trade 」
http://www.starherald.com/site/news.cfm?newsid=16023923&BRD=484&PAG=461&dept_id=553251&rfi=6
には「The
Japanese have inspected Greater Omaha and 10 other U.S. plants in four other
states: Colorado, Kansas, Texas and California.
」とありますから、農水省らが査察した11箇所のうちの一つなのでしょうか??
まず確認しておきたいのは、30ヶ月齢以下の牛なら脊髄が付着、残存していても米国の法令には違反しない。検査官は出荷をとめることは出来ないし、例の1000件余りの違反事例には含まれないケースですね。
これが対日輸出許可がある大手パッカーの工場だとすると、食品安全委員会のリスク評価が実態と合わないデータをもとに議論されていた評価したことになります。下記の30回専門部会の議事録の抜粋をお読みいただくと、大手パッカーでは全頭からSRMは完全に除去しているというデータで日本が輸入する牛肉は典型的には大手パッカーが処理した肉ということで議論評価している。
リスク管理だけでなくリスク評価も危ういのでは??
○
厚労省輸入食品安全対策室長
日米間の協議の中では、勿論想定しているのは、まさに大
手パッカーが処理したと、さかのぼればフィードロットで肥育したという典型的なものを
想定して、それが大部分だということで議論はしています。 P42
○
甲斐( 諭) 専門委員 S R M の除去は2 段階になっている。でも大手パッカーは全頭から除去していると。
まず、2
段階というのは、全頭から扁桃腺と小腸は取る。それが一応義務化されている
わけですが、次は3 0
か月以上の牛から頭蓋とか、脊髄だとか、脊柱だとか、背根神経節を
除去するというのが義務化されているんです。
しかし、現実には、これが3 0
か月以下、30 か月以上と分けてやると非常に面倒だとい
うこともありますので、全頭から大手パッカーの場合は、3 0
か月以下であっても、全頭か
ら頭蓋だとか、脊髄だとか、脊柱を除くというやり方をしている。
( P P
)
それから、脊髄がどうなっているかということですが、アメリカの場合は、背割り後に
脊髄を除去する。この場合は手で取って、それから洗浄するということになっているんで
すけれども、3
人で担当していて、まず、1 人が手で剥ぐ。2
番目の方が枝肉の脊髄の部
分をこの機械で吸い込むんです。カットしながら吸い込む。かなり管も大きいです。カッ
トしながら吸引していく。1
人の人が手で取る。2
番目の人が上部の脊髄をよく取る、こ
の人が下の方の脊髄を吸い取るというふうになって、非常にきれいに取れているんです。
この中で、どんどん流れ作業でやっていますので、この人が取らなくてすっと行くとい
うことは考えられないんです。必ず取るように、正確な流れ作業なのです。2
, 0 0 0 人ぐら
いの従業員がいて、そこでずっと流れ作業をやっているわけで、1
頭来たときに、これを
飛び抜かして行くということは考えられないです。
その後、枝肉洗浄は(日本は)2 回ぐらい、アメリカの場合は5 〜 6
回洗っていると。 P9
[3135] Re:[3134]
続-アメリカUSDAの監査庁が、「ダウナー牛の食ルート混入」を認める 投稿者:ahyahya 投稿日:2006/02/03(Fri)
11:56 |
|
- >日本での報道は、まだのようですね。
四国新聞に掲載された記事を見つけました。
★安全管理のずさんさ指摘/米監査機関、BSE対策で
【ワシントン2日共同】米農務省内の行政監視機関である監察官事務所は2日、
牛海綿状脳症(BSE)対策で義務付けられている特定危険部位の除去が、
食肉処理施設で適切に行われているか確認できないとする報告書を公表した。
第三者的立場で行政をチェックしている監察官事務所がずさんさを指摘したことで、
農務省は安全管理態勢の抜本的な見直しを迫られる。
報告書は、事態を放置してきた行政上の不備も事実上指摘、全施設での
対策徹底などを求めている。特定危険部位の混入問題で再停止した対日輸出の
再開時期が遠のく可能性もありそうだ。
米国では、BSEの原因物質が蓄積するとされる特定危険部位の除去は
生後30カ月以上の牛で義務付けられている。
http://www.shikoku-np.co.jp/news/kyodonews.aspx?id=20060203000112
[3134] 続-アメリカUSDAの監査庁が、「ダウナー牛の食ルート混入」を認める 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/03(Fri) 10:08 |
|
- 3132の続報です。
ダウナー牛の肉が人間の食用ルートに入っていたというニュースは、その後も波紋を呼んでいるようです。
Tom
Harkin上院議員は、「検査のシステム手順自体に欠陥があるのだから、即刻、改めるべきである。」といっています。
また、すべてのサンプルが自由意志で集められていることについて懸念する声も強くなってきました。
ジョハンズ農務長官は、火消しに躍起のようですが、どうやら、日米の牛肉再開問題も、単なる輸出施設の事前査察だけでは、すまない状況になってきたようです。
以下は、その後のニュースですが、日本での報道は、まだのようですね。
「USDA
chief calls US beef safe but report sees gaps」
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/02/02/AR2006020202024.html
「Auditors
can't say whether U.S. meat plants followed rules to stop mad cow 」
http://www.cbc.ca/cp/world/060202/w020282.html
「Feds unsure
if mad cow safeguards followed」
http://www.kentucky.com/mld/kentucky/news/politics/13776831.htm
「Letter:
USDA not doing its job」
http://www2.townonline.com/sudbury/opinion/view.bg?articleid=420355
[3133] 輸入再開スケジュール
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/03(Fri) 09:29 |
|
- 笹山さん、このときの輸入スケジュール、サイトごと削除されてしまいましたね。。業界関係者さんのサイトだったわけですが。
http://www.google.com/search?q=cache:D5V059augZAJ:blog.livedoor.jp/vehicle4085/+&hl=ja&ct=clnk&cd=1
[2053]
Re:[2049] 大手商社 現地業者と交渉へ 早期供給狙う 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/02(Wed) 06:48
> このサイトの輸入スケジュールが目に付きましたが裏では決まってるということでしょうか
> http://blog.livedoor.jp/vehicle4085/archives/50132479.html
そうですね。
「牛肉輸入再開問題と基地問題とがブッシュ大統領とのトレードオフ」という見方はうがちすぎとして、結構、この日程、あたっていますね。
ただ、この日程で抜けているのは、12月15日ですね。
対日経済制裁のタイムリミットとして、「アメリカ通商代表は、2005年12月15日までに、アメリカ議会に対して、「日本は、もはや、アメリカからの牛肉輸入を禁止していない。」との認証について、諮問をすること。」というのが、アメリカ議会の対日経済制裁法案
http://thomas.loc.gov/cgi-bin/query/z?c109:S.1922:
の条件の中に入っています。
もし、これが、「2005年12月31日までに、米議会に対して、なされない場合には、日本から輸入される製品に対して、追加関税を課すること。]となっていますね
つまり、これ以後は、サドンデスということになります。
[3132] アメリカUSDAの監査庁が、「ダウナー牛の食ルート混入」を認める 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/03(Fri) 07:58 |
|
- 昨日、アメリカUSDAの監査庁(Inspector
General)が、「ダウナー牛の食ルート混入」を認める報告書を出した。
これによると、12のと畜場のうちの二つについて調べたところ、10ヶ月間にわたって、29頭の歩行困難牛が、と畜され、そのうちの20については、特に傷のないダウナー牛であることがわかったという。
この報告書は、118ページにわたるものである。
原文は、このサイト「Audit
Report Animal and Plant Health Inspection Service Bovine
Spongiform Encephalopathy (BSE) Surveillance Program – Phase
II and
Food Safety and Inspection Service Controls Over BSE Sampling,
Specified Risk Materials, and Advanced Meat Recovery Products - Phase III」
http://www.usda.gov/oig/webdocs/50601-10-KC.pdf
からどうぞ。
ダウなー牛に関する記述は、この報告書のPage22などに、また、歩行困難牛については、Page67などにある。
なお、アメリカでは、老齢の牛で、明らかな理由で障害を持っている牛-たとえば、「と蓄場」への輸送の途中で傷ついたような場合には、獣医は、BSEの症状とは一致しないものとの決定を下すことが出来ることになっている。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=255参照
このことが抜け穴と化しているのではないかという疑念については、この掲示板でも、虹屋さんなどと、話し合ったことがある。
また、11月末の食品安全委員会へのパブリックコメントでも、この懸念について、意見を述べておいた。
「「アメリカ牛肉輸入」に関し、私が食品安全委員会に対し提出した、パブリックコメントの内容」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=508参照
今回のこの報告書は、日米の牛肉輸入再開問題をさらに、こじらせる火種になりうるものだ。
「`Downer
Cows' Entering Meat Supply, USDA Inspector General Says」
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=10000103&sid=ah00ElDBTLj4&refer=us
参照
私が食品安全委員会のパブリックコメントで述べた歩行困難牛に関する意見
「(4)歩行困難牛について
今年4月に「北米三国(カナダ・メキシコ・アメリカ)の統一BSE対策」が発表されたが、その中で、『歩行困難牛』について、次のように定められている。
「老齢の牛で、明らかな理由で障害を持っている牛-たとえば、「と蓄場」への輸送の途中で傷ついたような場合には、獣医は、BSEの症状とは一致しないものとの決定を下すことが出来る。」
つまり、獣医の裁量によって、「BSEの症状とは一致しないものとの決定を下すことが出来る。」ことは、大きな抜け穴を作る可能性がある。
この辺の検証はされたのか。」
参考
USDA 監査庁報告書の問題の箇所
FSIS
issued a policy that allows cattle that become nonambulatory due to an acute102
injury after it passes ante mortem policy to proceed to slaughter. This policy
is inconsistent with both published regulations and public policy announcements,
and is not consistently interpreted and applied by FSIS inspectors. At 2 of the
12 slaughter establishments reviewed, plant records/auditor observations found
that for the period June 17, 2004, to April 12, 2005, 29 nonambulatory animals
were slaughtered; 20 of them were identified as downers with no documentation of
any acute injury. FSIS officials do not believe its policy is contrary to
published regulations prohibiting downers from entering the food supply because,
in the opinion of the professional VMOs, these animals were healthy and suitable
for slaughter after they passed ante mortem inspection.103 We could find no
records, other than the plant daily disposition records, documenting the
condition of the animals. Stated public policy must be clear and
transparent.
[3131] NHKでの吉川ブリオン調査会座長のインタビュー 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/03(Fri) 07:44 |
|
- 今朝7時過ぎのニュースでのインタビューだが、同調できるところと、できないところが半々。
同調できるところとしては、「そもそも、BEVプログラムのスキームが、ずさんだった。」という点。
これは、この掲示板でも指摘しておいた点と同じ。
同調できない点は、アメリカと日本のリスク管理のずさんさを一刀両断するのはいいのだが、では、食品安全委員会ご自身の責任は、どうなのか、触れておられなかった点。
現在の、そもそもの混乱の元は、2004年9月での、プリオン調査会での、強引な結論から端を発していることについての責任を反省する言は、ついに聞かれなかった。
食品安全委員会は、こうもりか。
[3130] 拡大するデンマークの風刺漫画騒動
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/02(Thu) 22:43 |
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- デンマークの有力紙ユランズ・ポステン(Jyllands-Posten)が、イスラム教の預言者ムハンマド(Muhammad)を批判的に描いた風刺漫画を掲載したことに中東諸国が反発し、デンマーク製品の不買運動や大使館閉鎖などの外交問題に発展している。
発端はデンマーク紙、Jyllands-Posten
が昨年9月30日、表現の自由に関する記事とともに掲載した漫画で、爆弾のついたターバンを巻いた預言者ムハンマドの姿などが描かれていた。
偶像崇拝を禁止するイスラム教では預言者の姿を描くこと自体が許されておらず、まして戯画化することは「イスラム教への冒涜(ぼうとく)」にあたる。
このため、直後から中東・イスラム世界では反発の声が巻き起こり、1月10日になってノルウェーのキリスト教系雑誌Magazinetがこの漫画を転載したことから騒ぎはさらに拡大した。
さらに、ドイツのDie
Welt紙とフランスの France
Soir紙、それにイタリア、スペイン、スイス、ベルギーの新聞がこれを転載し、騒動が拡大し、このうち、フランスの夕刊紙フランス・ソワールの社主ラカ氏は2月1日、編集局長を解任したことを明らかにした。
この漫画の概要は、このWikipediaのサイトhttp://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/thumb/b/b0/Jyllands-Posten_Muhammad_drawings.jpg/250px-Jyllands-Posten_Muhammad_drawings.jpg
で見ることができる。
http://en.wikipedia.org/wiki/Jyllands-Posten_Muhammad_cartoons
[3129] 必死のリーク工作?
投稿者:とき 投稿日:2006/02/02(Thu) 19:28 |
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- 週刊新潮2月9日号
http://book.shinchosha.co.jp/shukanshincho/
>茨城だけ発生
>「鳥インフルエンザ」はバラまかれた「陰謀ウイルス」が原因だった!
そこまでして、「正常国論」にしがみつかねばならない理由は何なのでしょうか? この期に及んでも《大人の解釈》に限界を感じないのでしょうか。自然の営為に対する畏敬・畏怖の観念を全く感じることができなくなった人間でなければ、思い描けない“妄想”です、「闇ワクチン・バイオテロ説」は。
バイオ・テロは、相手構わずコントロール不能な、ただただ騒乱を目的にするものになってしまうだけで、ピンポイントな攻撃によって目標を攻撃するには、もっとも不適なテロの形態で、ほとんど、仕掛ける側にもメリットが生じません。
鳥ウイルスをばら撒いて、何のメリットがあるのでしょうか。“制度としての「疫病」(実質、H5N2ではへい死はないのですから)”を被って、経済的に不利益を生じた者が、その被害を何としても取り返すために、自然災害ではないものとして扱いたいという願いが生み出した「被害者妄想」に都合のよい話にすぎません。これも、ヒューザーマンションと同じで、なんとしても国の補償にもっていきたいと思っているのでしょうか。大手の養鶏業者さん。だれもが、誰かを悪さをした「魔女」にしたてて、それを探し出そうとする心理状態になっているかのようです。
週刊誌ネタというには、あまりにもお粗末な話です。
◆鶏飼い時事(じじい)
…『沐猴にして冠するのみ』(2006.2.2)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza245.htm
>鶏飼いは武士ではないから、食わねど高楊枝というつもりは無い。しかしせめて一寸の虫にも五分の魂くらいの気概は持ちたいものである。
獣医学界は、「(鳥)インフルエンザウイルス」で、研究予算を含めたイニシアチブをとり続けたがっているのでしょうか? 人の医学の領域にまで踏み込んで。
なお、米産牛肉輸入再開問題について、日本の食肉利権ならびに、「肉」の商売の方々がどういう人たちであるかを前提として考えなければ、日のあたるところで起こっていることも生半可な理解でおわることになるかもしれません。
牛肉と政治
不安の構図 文春新書 中村 靖彦 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166604376
プリオン説はほんとうか?―タンパク質病原体説をめぐるミステリー
ブルーバックス 福岡 伸一 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575043
(これは、見方によっては、「狂牛病の原因の本体が不明である」ことに引導し、米牛肉が安全とはいえないが、かならずしも危険だともいえないということにもつながるように感じます。つまり、まだ「安全であるとも危険であるとも断定できない」説になってしまいます。)
安全とはいえないから、危険だという論理も、キケンに感じます。私も、かなり疑わしいのではないかとは思っておりますが、そのキケンであるという科学的な証拠を提示できなければ、安全論者には勝てないなと観念しておる段階です。さらには、オモテの情報だけに踊らされてはいけないと自戒しております。現場は、役所の文書どおりにはなっていないことを承知しておかなくてはならないでしょうから。
牛肉は確実に「政争の具」になっております。
■「大同門」、再生法を申請 BSE問題で業績悪化(共同通信)
- 1月26日17時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060126-00000174-kyodo-bus_all
[3128] 「パブリックコメントができる状態になかった。」というのが真相 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/02(Thu) 19:01 |
|
- 平成16年9月での食品安全委員会で、パフリックコメントがなされなかったとの参議院予算委員会での質問だが、この当時は、私のブログ「あくまで「月齢20ヶ月検出限界論」にこだわる食品安全委員会事務局の性懲りのなさ」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=76
に書いてあるように、「パブリックコメントができる状態になかった。」というのが真相でしたね。
それにしても、松田大臣とは、私も長いお付き合いだが、日ごろの松田さんらしからぬ、しどろもどろ振りでしたね。
これまでの事務方の勝手な振る舞いの犠牲者と言ったほうがいいような。
下記の当時の私のブログ記事もご参照
「横車を押したのは、どっち?畜産議員?それとも、食品安全委員会」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=120
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060202-00000028-san-pol
[3127] 農林水産省プレスリリースから
投稿者:とき 投稿日:2006/02/02(Thu) 17:14 |
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- 報道発表資料
http://www.maff.go.jp/www/press/press.html
2月1日
「OIE/BSEコード改正に関する専門家会合」の開催について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060201press_9.html
「食品に関するリスクコミュニケーション(OIEにおけるBSEルールの改正に関する意見交換会(第3回))」の開催及び出席者の募集について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060201press_10.html
結局は、形式的手続きにすぎないのでしょうか・・・。
[3126] Re:[3125]
メキシコが米牛肉輸入対象を拡大 骨付き肉も認める 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/02(Thu) 17:08 |
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- まりちゃんさん。
ちょっと、このサンケイさんの記事は不勉強ですね。
「直接的な言及は避けつつも、国際基準より厳しい条件を課しながら輸入を再停止している日本へ貿易再開を促した格好だ。」というのは、読みすぎではないでしょうか。
この骨付き輸入の根拠は、昨年4月の北米三国のハーモナイゼーションに基づくものです。
したがって、今回、メキシコは、アメリカだけでなく、カナダとの骨付き牛肉貿易再開を決定しました。
NAFTA圏における共通BSE戦略については、昨年4月に「「BSE戦略の統一化に関する、北米首席獣医担当官(CVO)による報告書」(Report
of the North American Chief Veterinary Officers on Harmonization of a BSE
Strategy)」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=255
として発表されました。
OIE基準をベースにしたリスク管理です。
危険部位は、次のとおりとなっています。
危険部位
輸出目的の牛肉については、次のものは、食用ルートに入ることを許されない、危険部位となる。
月齢30ヶ月以上の牛の脳、頭蓋、眼、三叉神経節、脊髄、脊柱、そして、後根神経節。
月齢にかかわらず、扁桃、回腸遠位部(distal
ileum)。
危険部位除去の方法は、交差汚染が最小になるような方法でなされなければならない。
その後の北米三国の動きについては、今月になって「The
Growing Integration of North American Agriculture」http://www.ers.usda.gov/Publications/WRS0502/wrs0502.pdf
として、最近の動きが発表されていますので、ご参照ください。
日本との関係については、それへの上乗せ基準をアメリカ以外のNAFTA諸国とする場合は、日米間同様、二国間(バイ)で考えるべきものと考えます。
日本もいずれは、多国間での共通基準に元ずく農産物の輸出戦略の構築が迫られるものと思われますので、これら北米三国の安全基準の面での今後の動向は、大いに参考になるものと思われます。
なお、この件に関するUSDAの発表は下記のとおりです。
この中でも、昨年4月の北米三国のハーモナイゼーションに基づくものとのコメントが下記のようにあります。
「In
April 2005, to help normalize trade in ruminants and ruminant products within
North America, Mexico, the United States and Canada agreed to harmonize their
BSE risk mitigation measures to more effectively address any BSE risk in the
region. 」
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2006/02/0033.xml
[3125] メキシコが米牛肉輸入対象を拡大 骨付き肉も認める 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/02/02(Thu) 15:35 |
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- メキシコが米牛肉輸入対象を拡大 骨付き肉も認める
http://www.sankei.co.jp/news/060202/kei042.htm
話題の質問主意書と、その、全然回答になっていない、いい加減な答弁からですが、さて、この骨付き肉、どうなんでしょうね。
(7) 米国牛がメキシコを経由して日本に輸出されているという指摘がなされているが、そのような違反があるとすれば、輸入再開の規制管理遵守について、根底からその信頼が覆されると考える。政府に対し、事実確認の上、対策と答弁を求める。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a163043.htm
九の(7)について
米国でBSEの発生が確認された日以降については、メキシコからの牛の輸入の実績はない。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b163043.htm
[3124] Re:[3123]
食品安全委員会 リスクコミュニケーション専門部会議事録 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/02(Thu) 13:17 |
|
- まあ、この種の学者は、「ジャンク学者」と、命名したほうがいいかも知れませんね。
実態は、座長代理としては、不適格な行動をして、その座にいられなくなったのに、あくまで、忙しくなったことを口実にしているというのは、どうもですね。
[3123] 食品安全委員会 リスクコミュニケーション専門部会議事録 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/02/02(Thu) 12:14 |
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- 唐木氏がご出席のリスクコミュニケーション専門調査会議事録がUPされてました。
http://www.fsc.go.jp/senmon/risk/r-dai21/index.html
http://www.fsc.go.jp/senmon/risk/r-dai21/risk21-gijiroku.pdf
>○唐木専門委員
御指名いただいて、大変光栄に思いますが、ちょっと私事情がございまして、といいますのは、去年の10月から私が所属する日本学術会議が、大きな組織変更がありまして、新しい体制が発足いたしまして、7つあった部が3つに再編されて、私はその1つの部の副部長ということで、新しい体制を動かす、これから構築していくという非常に大きな仕事を任されておりまして、そんなことで、前回の第1回もここに出られなかったんですが、この1年間は非常に忙しくて、座長代理に指名していただきますと、私はあまり無責任なことをしたくないので、今回は、外していただいて、一委員として協力をさせていただければと思うんですが、是非、御理解をいただきたいと思います。
>○唐木専門委員
いつも言っていることと同じですが、こういうリスクコミュニケーションをやるときに2つのことをきっちりやらなければいけないと思うんです。
>1番目は、山本さんが言われたことで、リスク評価とリスク管理をきちんと分けて、時間的にも分けて議論をすることが大事だと思うんです。それをやらないと、質問する方はそれがわかっていないので両方ぐちゃぐちゃになってしまうと。だから、リスク評価と管理というのは、こういうものなのだということを簡単に解説した上で、まず評価の方について議論をしましょう。それから次に管理について議論をしましょうというだけで随分議論が整理できると思います。ですから、是非そういった方向で考えていただきたいというのが第1点。
>第2点は、中村さんのお話とも関係するのですが、いろんな意見がたくさん出てきますが、その中には必ずしも科学的に正しくない意見あり、あるいは根拠がはっきりしない、いわゆるジャンク情報に基づいたものもある。
>そういうものに対しては、きちんとその根拠は何ですかとか、あるいはそれはこういう理由から否定されていますよというような毅然とした議論も必要だろうと。今までのところはどうも発言者に非常に遠慮して、そうですかと聞いて終わってしまうというようなところがある。その辺のところは、やはり議論をきちんとするという態度も一つ必要ではないかと。あまりそれをやってしまうと、そればかりでぐちゃぐちゃになってしまいますから、ある程度の節度が必要ですけれども、あまりにおかしな議論をそのまま聞き逃さないということも一つ大事だろうと。その2つのことをやるだけで随分コミュニケーションの管理の整理ができるのではないかと思っております。
感染、潜伏、体内で増幅し、公衆衛生にまで重大な影響を与える病原体を、フグ毒扱いするのをやめましょうとか、毒虫、寄生虫がご専門の方が、専門外のBSEにおいて21ヶ月、23ヶ月の牛が根拠なくBSEではないとか、感染牛が出ているにも関わらず、いまだに牛再生飼料が流通しまくり、SRM除去さえずさんな米国牛のリスクが低いとか、そういうことを言うのをやめましょう、ということですかね。
[3122] ダブルスタンダードで混乱しているアメリカの畜産・牛肉生産の現場 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/02(Thu) 08:32 |
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- このサイト「Reality Hits Hard For Beef Producers」
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=17791
は、日本とアメリカとのダブルスタンダードで混乱している畜産現場の模様を伝えている。
「昔は、多くの畜産生産者たちは、牛を管理しながらも、方針変更の際には、研修の現場で学び、また、生産者たちがお互い、情報を交換しあっていた。
現在では、方針変更の際は、簡単なノートに要点が書かれ、その詳細については、後から来るといった具合のようだ。
今回の日本への牛肉輸出違反について、過去のこの種の注意書きを引っ張り出してみると、次のようなことが書いてあるだけであった。
「QSAプログラムにもとずき、日本へ牛肉を輸出する場合は、1030J手続き
http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/ARC1030J.pdf
に従うべし。パッカーの承認が、牛の月齢、IDなどについて必要である。この識別のタイプについては、プログラムで指定されている。牛のトレースレコードが必要である。カーブについては、A40であるかどうかについての証明が必要である。などなど」
こんなことで、不十分な説明でのミーティングなので、当然質問も出ないで解散。」
まあ、現場がこんなことなので、方針変更に伴う混乱が、現場では続いているというお話である。
水戸黄門ではないが「追って沙汰いたす」の調子で、
「すべては、1030J手続き
http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/ARC1030J.pdf
に書いてあるのだから、それを見なさい。」では、危険部位の日米の差など、生産者はわかることができませんよね。
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=17791
[3121] Re:[3120] [3118]
「再び泥沼の米国産牛肉問題、急遽返却で輸送料負担に泣く輸入業者」との記事 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/02(Thu)
08:02 |
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- たしかに。
でも、この場合は、どうも、貿易保険の対象にもならなさそうだし、困ったものですね。
米国牛肉輸入に対して、抑制力が、日本の輸入関連会社に働くしか、決め手がないような。
[3120] Re:[3118]
「再び泥沼の米国産牛肉問題、急遽返却で輸送料負担に泣く輸入業者」との記事 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/02(Thu)
07:35 |
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- 笹山さんの仰る通りだと思いますが、そもそも、リスクは見えてましたからね。。営利企業としてはそれこそ、「リスク管理」をすべきことだと私は感じておりましたが。
自己責任、ってこういうときに使うんじゃないかとちょと思ったりして。。
[3119] Re:[3116] [3102] [3100]
米農務省の輸出許可は書類審査だけ?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/02(Thu) 07:33 |
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- なるほど、このような方でしたか。
いまや拉致問題でおなじみのお顔も見えられる。
牛肉問題では、拉致されちまったということでしたか。
つい先日「クロイツフェルト・ヤコブ病のほうが、交通事故より安全」との失言をものされた方もおられる。
そして、皆様、おなじみのお髭の方も。
こういうときの緊急対応では困ります。
第4回日米BSE協議
平成16年10月19日
日本側:
佐々江賢一郎外務省経済局長
中川坦農林水産省消費・安全局長
外口崇厚生労働省食品安全部長
(オブザーバー)
杉浦勝明食品安全委員会事務局情報・緊急時対応課長
他
米側:
ペン農務次官(農業・海外農業担当)
ランバート農務副次官(マーケティング・規制担当)
ピアソン農務副次官(食品安全担当)
サンドロフ保健福祉省食品医薬品局獣医学センター所長
他
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20041019press_9b.htm
[3118] 「再び泥沼の米国産牛肉問題、急遽返却で輸送料負担に泣く輸入業者」との記事 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/02(Thu) 07:22 |
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- http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/flash/420599
ですが、「崩れた「日米牛に差はなし」」なんて、見出しも。
まったく罪作りの「背理法にもとづく、食品安全委員会の安全答申」でしたね。
[3117] 派遣・パートの問題
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/02(Thu) 06:48 |
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- 労働:人を大事にしない国は滅びる 「働くことの意味」、鎌田慧さんに聞く /福岡
ピンハネ社会、何かおかしい
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20060131ddlk40040660000c.html
先日、第三セクターの介護関係で、仕事をしている50代後半の女性が、リストラの憂き目に合いました。その部門を失くして外注に出すというのが理由です。そして、最初に雇用側が提示したのは、外注先に再就職しろということ。外注先の雇用条件は「パート」形態です。
結局、同じ仕事を同じ職場で続けるとしても、いままで正社員だったのに、今度は「パート」になれということです。
彼女は「介護の法律が変わったことが影響してるのよ」とか言ってましたが、生き馬の目を抜くような社会だ、と思いました。(幸い、彼女は無事就職できました)
アメリカの精肉加工工場も、日夜危険部位と戦う、過酷な現場で働いている人は200万円程度の年収、かたや社長は20億を超える年収という告発がありましたけれども、理解できない世界です。
[3116] Re:[3102] [3100]
米農務省の輸出許可は書類審査だけ?? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/02(Thu) 06:29 |
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- >
私は、これらの問題のすべての諸悪の根源は、2004年10月23日の日米高級事務レベル協議
>
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=125
> で、BEVプログラムについての安易なスキームで合意を見たことにあるものと思っております。
>
このときの当事者こそ、最大級の戦犯なのではないでしょうか。
笹山さん、みなさんおはようございます。
安全審査前に米国牛肉の輸入条件を約束したメンバー表
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22413450.html
真名さんが記録してくれてましたけれども、ライブドアや耐震偽造のように、この裏にはどちらの政治家さんとか官僚さん、企業がおられるんでしょうかね。
ところでですが、先日2月1日の参議院、予算委員会で、ご自身も薬害に苦しんでこられてきている家西議員が、発生国の牛由来の医薬品・化粧品・健康食品などの厚労省の放置の問題を指摘してくださいましたが、
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
それ以外にも、他国と比較しても大量であるといわれている、ヒト由来の製剤の濫用、および、特にHIVの審議会などで専門家からも「HIV対策以前の問題、付属病院としてもおちおち歯科を紹介できない」とかなんとか、指摘されている、歯科の院内感染対策のずさんさ、こういう問題もいつになったら解決されるのか、とても心配に思います。
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/c/a0209d89782edb34131184136abc37e0
今は健康でも、いつなんどき、病院のお世話になるかわかりませんものね。
[3115] Re:[3113] [3112]
大臣の首を取れば、牛肉が安全になるのか? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/01(Wed) 23:37 |
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- 笹山さん。ご覧いただき有難うございます。
>
背根神経節の詳細な写真を見て、これの除去は、大変なことだな、と、思いました。
>
やはり、カナダ除去方式で、歩留まりが悪くなる方式しかないのでしょうね。
イギリスで30ヶ月齢以上の牛を食肉にしない理由の一つが、30ヶ月齢以上だと発症が多い=プリオンの蓄積が進んでいると脊柱・背根神経節の除去に不安が多いというのですね。
日本の脊柱除去の注意書きは下記
「牛せき柱を含む食品等の管理方法」に関するQ&A
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/11/s1120-3.html
[3059][3114]のガセネタ。投稿したときさん。何処がガセなのかわかってられるのかな??その指摘がないと、ときさんがトリフルでご紹介の意見までガセネタに見えてくるのは、不思議ですね。
[3114] 怪しげな米産牛肉関連ネタ。
投稿者:とき 投稿日:2006/02/01(Wed) 21:59 |
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- 農水省の大失態【2/1(水)13:30】
http://www.nikaidou.com/column01.html
>「今回の輸入再開にあたり、事前にアメリカからのインボイス(どの部位を送りますよ、という事前の確認書と思ってください)が農水省にきた。実はそのインボイスには、ショートプレートなどの部位のほかに、「背骨付の肉」を送りますと書いてあったのだという。しかし、肉の部位というのは100種類以上あり、かなり専門の人間で無いとわからない。それに加えて英語で書かれていたものだから、農水省の下っ端はもう全然わからない。結局、ろくに確認せずOKという返事を出した。まさか、背骨付肉を送りますと書いてあるとは夢にも思わなかったのだろう。そして、当然ながら背骨付の肉が送られてきたわけだが、日本の検疫官は肉のプロ。箱を見ただけで「なんだこりゃ!」とすぐわかった」
2006年1月31日
BSE問題・専門家からの反論(BSEシリーズ前編)
http://www.policejapan.com/contents/syakai/20060131/index.html
2006年2月1日
BSE問題とアメリカの対応(BSEシリーズ中編)
http://www.policejapan.com/contents/syakai/20060201/index2.html
こちらは、とくに目新しい情報はないようですが。
◇ヤコブ病解剖費に公的補助 BSE感染の変異型対策(共同通信)
- 1月28日6時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060128-00000030-kyodo-soci
◇統合失調症 早期発見で重症化を防ぐ サンスポ 2006.1.23
http://www.sanspo.com/shakai/genki/20060123.html
病理病態も未だ定かでなく、ましてや原因が解明されていないだけに・・・。
『科学とは「原因と結果」である。』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062723123
そして、その人間の営みを阻害するものがいろいろあるようで・・・。
http://skondo-life.cocolog-nifty.com/dairy/2006/02/00_00f3.html
共通感覚論
中村 雄二郎
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0792.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4006000014
臨床の知とは何か
中村 雄二郎
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400430203X
February
01, 2006
中川農相問題の本質は
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200602010038.html
お粗末なご紹介、お許しを。
[3113] Re:[3112]
大臣の首を取れば、牛肉が安全になるのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/01(Wed) 21:58 |
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- 虹屋さん。
サイト拝見しました。
背根神経節の詳細な写真を見て、これの除去は、大変なことだな、と、思いました。
やはり、カナダ除去方式で、歩留まりが悪くなる方式しかないのでしょうね。
なお、その後の話で、日経新聞では、単にホテル・ラックとなっていましたが、このサイト「
Omaha company in line for Japanese beef trade 」
http://www.starherald.com/site/news.cfm?newsid=16023923&BRD=484&PAG=461&dept_id=553251&rfi=6
では、「veal
hotel rack」を出荷したようです。
http://www.greatwesternmeats.com/Custom%20Cut%20Meat/Veal/veal_hotel_rack_primal.htm参照
まあ、同じことでしょうげれども。
[3112] 大臣の首を取れば、牛肉が安全になるのか?
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/01(Wed) 21:18 |
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- 野党が合同で発表した昨年10月に提出した2法案をみれば、仮に野党が政権を獲っていたとしても、輸出条件は現在とほとんど変わらない。今回の事件は防げなかった。野党の対策もSRM除去などを守らせる方策の強化、「今後は日本の査察を受けた施設に限って輸入を再開する」という24日の自民党の動植物検疫・消費安全小委員会と同じ方向での対策しかでてこないでしょう。政局的にはどうなるかは知りませんが、このままでは野党の追求はお釈迦様(自民党)の掌のなかの孫悟空、牛肉の安全性を確保するという点では竜頭蛇尾に終わる。
[3056]
米国産牛肉、輸入再開を推進された中西、安井両氏の反応
で、ご紹介したお二人と私と「米国にSRM除去を完全に守らせるのは無理」という点は同じ。何処が違うかといえば「米国産牛肉は、もともとリスクがほとんどゼロだ」という点です。ほとんどゼロとはとんでもない。つまり農業情報研究所さんのいう「輸出プログラムの遵守を前提としないリスクの再評価」、遵守を前提としないリスク低減策の実施が必要と思います。
それは「SRM除去が不完全でも牛が健康であれば何の問題もありません。」に尽きると思っていますが・・
よろしければ、「米国産牛肉、検査・査察強化だけでなく、条件全体の見直しを」をご覧下さい。
http://www5.plala.or.jp/nijiya231-9288/HATAKE/hatake_06/hatake_0605_BSE.htm
[3111] 書類審査だけというのは、医薬品も一緒のようです。 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/02/01(Wed) 20:26 |
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- <医薬品>19品目の原材料が米国産牛 厚労省が切替え指導
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060201k0000e010071000c.html
記事にはなっていませんけれども、危険部位が除去されているかとか、そういうことは、提出書類の確認だけで査察などは一切行っていないとか。
ボツリヌスなんとか、なんてのも認可されていたようですが、美容目的で使うボトックスのことかしら?
でもって、つい最近も、危険部位除去の視察ではこんなだったそうですが、医薬品、化粧品、健康食品用の牛の扱いって飼料など、どうなってるんでしょうか。
処理中の牛の脊髄(せきずい)が周囲の肉に飛び散り、洗浄も不十分
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060201AT2M0100501022006.html
[3110] Re:[3109] [3108] [3107]
[3106] 米農務省の輸出許可は書類審査だけ?? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/01(Wed) 20:19 |
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- 米国産牛肉問題 検査・監査の不手際を政争の具とするな 真の問題は食肉産業の構造改変
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/highlight/06020101.htm
農業情報研究所さんがまとめておられますね。
どんな取り決めがなされたにしろ、一般の、工場の事情、畜産の実態を知った消費者にはとても手がでない製品ということだと思います。
[3109] Re:[3108] [3107] [3106]
米農務省の輸出許可は書類審査だけ?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/01(Wed) 19:21 |
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- 虹屋さん。
3087のまりちゃんさんへのレスと、同じになりますが、2004年10月23日の日米高級レベル事務協議では、下記のとおりとなっています。
まあ、このあたりが、そもそものボタンの掛け違いなんでしょうが。
「Joint
Press Statement for the Resumption of Trade in Beef and Beef Products」http://japan.usembassy.gov/e/p/tp-20041023-61.html
「日米両国は、それぞれの国での食品安全システムと貿易の前提の下で、お互いの国の施設を、一定のベースで、AUDITしあえるように、協力しあう。」
G.
AUDIT SYSTEM
Following equivalency audits of each country’s relevant food
safety system and resumption of trade, both countries will cooperate to audit
each side’s facilities on a regular
basis.
そういえば、12月8日の食品安全委員会で、中村委員が、次のようなことを言っていましたっけ。
「しかし、そこで何を言いたいかというのは、厳しいのは日本だけではなくて、アメリカも厳しいんですよということをやはり知らないと、アメリカがやたらに早くやらないと貿易摩擦だとか何とかということが伝わるだけでは、私はちょっと不十分だと思っています。
例えば、アメリカはものすごく縦割りでありまして、アメリカ自身は、例えば日本から温州ミカンを輸出したい。
これはアメリカにないかんきつ類ですから、輸出すれば売れる可能性がある。
ただし、アメリカは州によってはなかなか輸入を認めなかった。
仮に輸入するとしても、きちんとミカン畑に来て、普通のアメリカ式の管理をしているところから何百メートルか離した畑でなければ、そこで収穫したミカンでなければ入れないとか、そういう厳しさというのは、やはりお互いの国民の食の安全・安心ということを守る以上、それは当然のことなのであって、それを今回、恐らく「プリオン専門調査会」の方々の議論というのは、ある程度そういう点についてきちんと納得できる議論をされたのではないかというような感想を持ちます。」
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai123/dai123kai-gijiroku.pdf
このときは、時すでに遅しでしたのですね。
追記−改めて、査察報告を見ますと、どこを視察したかについては、書いていないようですね。
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai35/index.html
[3108] Re:[3107] [3106]
米農務省の輸出許可は書類審査だけ?? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/01(Wed) 18:47 |
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- 和牛肉の輸出について、東京新聞に
「同じく同委員で九州大学大学院の甲斐諭教授は『日本から米国への牛肉輸出は、米国の検査官が来て、認証した工場で行われている。日本も、検査官が米国に行って認証した工場から輸入するシステムを構築すべきだ』と提案する。」
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060201/mng_____tokuho__000.shtml
甲斐諭先生は、プリオン専門部会の委員の中で一番米国の畜産食肉業界に詳しい先生ですよ、それが、あの答申を出した後でこの発言とは。
19日の専門部会のやり取りなどをみても、先生方も、笹山さんが[3106]でいわれたスキーム、「米国の検査官が来て、認証した工場で行われている。」ように日本の検査官が認証した米国施設から日本に輸出されると考えていたのは明白ですね。
BSE発生前の、日本からの輸出の取り決めでは、米国の検査官が来て、施設を認証しなければならないという明文の規定はないですよね。認証はあくまでも、日本の厚労省の権限、運用上、実質的に甲斐先生でさえ「米国の検査官が来て、認証した工場」と思うのが実態であったと。
今回のみは、その米国検査官の「認証」行為を米国が省いたため、日本も相互平等で輸出前の日本の検査官に査察を言い出せなかった、できなかったというところでしょうか??
米農務省が輸出許可、適合リストにのせる際には、作業実態は調査、検証はしていない。作業の検証をやっているのなら、その時に、日本に立会い、見学、査察をさせれば済む話です物ね。書類審査で済ませているのですから、日本に事前に調べに「見学」でもこられたら大変な騒ぎになりますよね。
「米国という国である新しいシステムをきちんと機能させることがいかに難しいか(安井至先生)」をよくご存知の米農務省は、米国検査官による事前の認証という「慣行」を捨てる先手をうって恥部を隠したわけだ。
米国の作戦勝ちですね。結局、米農務省も日本政府も、輸出プログラムに合ったと畜、解体、食肉処理作業が行われるかは、わからない。業者任せということですね。
おーっと、農務省の検査官が常駐していましたね。彼らが最後の砦。しかし、農務長官が再研修を言い出していますから、農務省も、この砦は当てにならないと告白されいますね。
のこり38カッ所の施設も、作業の実態は検査せずに輸出許可が出されている。これらか輸出された肉、大丈夫なんでしょうか。脊柱は除いてあるか??11ヶ所は日本が「査察済み」ですけれど・・
[3107] Re:[3105] [3102] [3100]
米農務省の輸出許可は書類審査だけ?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/01(Wed) 17:31 |
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- 虹屋さん。
これについては、「Internal
Audit」にゆだねられているようですね。
すなわち、QMSプログラムに沿った手続きになっているか。監査計画、監査役の選任、報告、フォローアップ活動、記録保持、などが適切に行われているかどうかについて、ですね。
まあ、いってみれば、HACCPの牛肉版的な位置づけなのかも知れませんね。
[3106] Re:[3104] [3102] [3100]
米農務省の輸出許可は書類審査だけ?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/01(Wed) 17:21 |
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- ですから、「輸入再開」→「 the Export Verification (EV) Program for
Japanのためのリスティング開始」→「リスティングされた施設についての日本側の査察完了」→「査察完了施設からのシップメント開始」→「日本へのアメリカ牛肉の到着」
というスキームにすればよかったわけです。
ただ、同時に、神戸肉などの日本からアメリカへの和牛肉の輸出についても、同様のスキームにする必要があるでしょう。
今回は、日本からの和牛肉輸出について、アメリカ側は、柑橘などと異なり、きわめて、先手を取って、甘い態度をとったため、日本側としては、やりにくかった面もあったのではないでしょうか。
[3105] Re:[3102] [3100]
米農務省の輸出許可は書類審査だけ?? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/01(Wed) 17:17 |
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- 笹山さん。情報有難うございます。
私の読解力ですと、The Audit, Review, and Compliance
Branch が適格な輸出業者であるかどうかを認証する際には、その業者が作文したマニュアルなり、計画書が基準に適合した内容かどうかはチェックするようですが、きちんと実行できるのか、その点のチェックはないように、見えるのですが???
いくら立派な条件に合った内容のマニュアルでも、作業員が「そんな話、上役から聞いたことない、マニュアルは見たことがない」ではどうしようもない。その点はどうなのでしょう。
[3104] Re:[3102] [3100]
米農務省の輸出許可は書類審査だけ?? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/02/01(Wed) 16:17 |
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- 「輸入が再開されなければ査察はできない」という理解不能な、まともな商取引上、非常識発言について。。
どっちにしろ、民間で取引する際には、まともな、良識ある企業間取引の場合、絶対に考えられない事態ですね。
ふつーの顧客なら、こんなことを言われたら、その会社との取引自体をまず考え直すか、取引をやめるでしょう。
安全の確保が確認されていないものを、顧客に出荷するなんてことは、どう考えてもまともな商売なら出来ませんから。。
海外で育てられた野菜やら縫製品を輸入するときに、たとえば農薬やら検針などの規制があるわけじゃないですか。その規制通りに作っているかは、海外にある「日本向けに作られた在庫」や「テスト品」「工場」「畑」を、顧客に出荷する前、輸入前に、まずチェックするでしょう。顧客に買わせたいのであれば。、。
牛だって、すぐ日本に輸出できるだけの「日本向けに処理された在庫」があったわけですが。
[3103] グッドラッテ米下院農業委員長が対日経済制裁を示唆 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/01(Wed) 15:38 |
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- 1月26日のこの掲示板[3014]で「 グッドラッテ米下院農業委員長が日本のアメリカ牛肉輸入禁止を非難」との記事を載せたが、そのグッドラッテ議員(Bob
Goodlatte)が、昨日、今度は、対日経済制裁を示唆する発言をした。
この中で、氏は「アメリカは、日本からの自動車を、部品に欠陥があったからというだけで、輸入禁止措置には、しない。
しかし、日本がそのようなことをするのであれば、われわれは、自動車のブレーキなどに欠陥を見つけて、すべての日本からの輸入をストップさせる。
もし、東京が、直ちに牛肉輸入の再開をしなければ、日本は、アメリカ議会から、劇的なレスポンスを受けることになるだろう。」などといった。
また、グッドラッテ氏は、「今回の脊柱入り牛肉は、ヒューマンエラーに元ずく輸出であった。」とし、「月齢20ヶ月以下の牛については、これらの脊柱も、アメリカの基準に沿って、輸出可能なものとすべきである。」ともいった。
さらに、「アメリカのトータルなシステムを信頼しないで、このように、一度のことで、完全に市場を閉ざすことは、腹立たしい。われわれ議会の連中は、もう、堪忍袋の緒が切れている。もう、たくさんだ。」とも語った。
「U.S.
lawmaker hints at sanctions against Japan over beef issue」http://www.tmcnet.com/usubmit/2006/01/31/1330638.htm参照
[3102] Re:[3100]
米農務省の輸出許可は書類審査だけ?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/01(Wed) 15:00 |
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- 虹屋さん。
どうも、農林水産大臣発言で、世間は、惑わされているのですが、ここで、どのように、日本へ輸出する企業なりが決められていくかという手順について、もっと見てみる必要がありそうですね。
この手順は、「ARC
1002 Procedure,Section 7, Program
Requirements」にもとづいて決められていくというものですね。
これについては、「USDA Export Verification (EV)
Program Specified Product Requirements for Beef - Japan」http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/ARC1030J.pdf
に詳しく書かれています。
また、「ARC
1002, Draft ARC 1030 Procedures and Quality Manual ARC 1002 」そのものについては、こちらのサイトhttp://www.docquality.info/en_path-en\quality\z1#quality+manual~id-15547~action-download~url-http://www.tcfa.org/GroupQSA.pdf~title-Quality+Manual
からダウンロードできるようになっていましたが、今は、もう、見当たらないようですね。
こちら「Quality
Manual For Age and/or Source Verification Of Cattle」http://www.tcfa.org/QSACtlSup.pdfや、こちら「TCFA Member Services 」http://www.tcfa.org/MemServ.htmlもご参照
それで、諸般の条件がかなって「the
Official Listing of Eligible Companies for the Export Verification (EV) Program
for
Japan.」に載ったのが、12月12日13件、12月13日10件、12月14日6件、12月15日4件12月19日3件、12月20日1件、1月6日(2件、登録後2件とも削除)、1月12日1件 ということなのですね。
すなわち、日本への再輸入が決定する前には、「the
Official Listing of Eligible Companies for the Export Verification (EV) Program
for Japan.」に、登録されている企業はなかったのですから、日本側としては、査察のしようがないということになります。
「USDA Export
Verification Program for Japan (Beef) - Questions & Answers 」http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=15910
もご参照
別に農林水産省側を弁護するわけではありませんが、最初の答弁で、なぜ、大臣があのようなことを言ったのか、理論的にも、おかしいということになります。
当然、「ARC
1002, Draft ARC 1030 Procedures and Quality Manual ARC 1002
」のシステム上、できなかったと突っぱねれば、それで済む話だったと、私は思います。
私は、これらの問題のすべての諸悪の根源は、2004年10月23日の日米高級事務レベル協議
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=125
で、BEVプログラムについての安易なスキームで合意を見たことにあるものと思っております。
このときの当事者こそ、最大級の戦犯なのではないでしょうか。
[3101] マスコミの情報品質に疑問あり。
投稿者:とき 投稿日:2006/02/01(Wed) 12:22 |
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- まずは記者自身が、「H5N1・トリインフルエンザウイルス」と(ヒト)インフルエンザウイルスAH(H5N1)の区別がついていないような記事が垂れ流されています。要注意です。
鳥ウイルス関係で(ミス)リードされている学者・研究者(獣医学)の方々の罪は重いです。間違った方向へ誘導しています。
>人間関係を気遣うあまり、仲間の間違いを指摘することさえ敬遠しがちだ。科学の世界は、研究者の良心や信頼の上に成り立っている。不正は研究費を負担する国民への裏切りであるばかりか、研究の進歩も妨げかねない。
http://www.asahi.com/paper/editorial20060201.html#syasetu2
不正以前の、『人間関係を気遣うあまり、仲間の間違いを指摘することさえ敬遠』による「無知」によってもたらされているのではないかと思います。
マスコミの記者や編集者も、「ウイルス」と「免疫」と「疫病」に関して、あまりにも「無知」なまま、受け売りの伝聞情報を流通させるばかりです。
その結果が、タミフル備蓄騒動にもなっています。(そんなの、いざとなりゃ、何にも役に立ちゃしない。)
まさに、『病は口より入り禍は口より出ず』そのままの様相です(本来の意味とはズレますが)。ちなみに、いまの「鳥ウイルス」学者は、『鹿を追う者山を見ず』ともいえます。「ウイルスを追う者、生物‐生体(細胞組織体)を含めた生態系‐を見ず」とか。
さらに言えば、今日の朝日新聞番組欄で、NHKの番組「その時歴史が動いた」http://www.nhk.or.jp/sonotoki/
についての紹介の中に、石川好氏の言葉『自己批判する力が今のジャーナリズムに問われている』もありました。もう現状は、マスコミは「ジャーナリズム」とは無縁の、(伝聞)情報流通産業に成り下がっているのかもしれません。
■堀江氏を叩きまくるマスコミへ!? PJニュース 2006年02月01日09時54分
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1678650/detail?rd
January
27, 2006
復活 京大アメフト部 ホリエモン
http://skondo-life.cocolog-nifty.com/dairy/2006/01/post_78dd.html
>マスコミの役目は、検察の発表やリークを垂れ流すことではなくて、きちんとこういう問題を指摘して、それでもなおかつ、明らかに犯罪が成立するのかどうかについて検証し、被疑者側の見解も報道していき、事件をいろいろな角度から見せることだと思います。しかし、ほとんどすべてのマスコミはこの役目を完全に放棄しています。
2006.01.31 [木村
剛のコラム] 日本は罪刑法定主義ではない?
http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2006/01/__6e9c.html#more
>日本では、近代の智恵である「罪を憎んで人を憎まず」とか「疑わしきは罰せず」という法理が通用しないのだろうか。「人を憎んで罪を問わず」「疑わしきは叩きまくる」という現実を見ていると、中世の魔女狩りが思い起こされる。
茨城県の養鶏業者と鶏は、まさに「魔女狩り」に遭ってしまったようなものです。それすらも、ほとんどの「日本国民」は自覚がないようにしか見えません。この「システム」はぞっとするくらい恐ろしいものです。なぜならば、理不尽不条理極まりない大虐殺(ジェノサイド)が、まったくそれをやっているとの自覚がないままに進行しているのですから。
まさに、ドイツ・ホロコースト時代の精神と全く同じ構造になっています。あるいは、戦時中の日本の情報環境と。だれもどこにも、責任の主体がない構造です。(その過ちに気付いたとき、民衆あるいは勝者によって、「スケープゴート」をつくりだすのも常でありますが。)
強いて言えば、これが「民主主義」システムの欠陥なのかもしれません。自分で引き受けることなく他へ責任転嫁をするという構造も。
上記のことを考えながら、新聞を眺めておりましたら、今日の朝日新聞朝刊の社会面の4コママンガは、傑作だと思いました。
>(藤原先生)このごろのテレビのニュース知ってる?
>勝ち組とか負け組みとか。あれは強いから勝ったわけでも、勝ったから強いわけでもないのよ。
>でも、たしかなのは悪いやつがつかまるのではなくて、『つかまったやつが悪い。』の。あきらめなさい。(と言って、掃除用具を差し出している絵)
>(生徒たち)強引だと思います。
(いしいひさいち 「ののちゃん」3131)
あらゆる分野で組織の「硬直化」が進行し、サイバネティックス的な柔軟思考(あるいはシステム)を恢復させる必要が出てきているようです。その意味で、『自己批判力』もまた一つの側面とも言えます。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0867.html
(松岡正剛の千夜千冊『サイバネティックス第二版』ノーバート・ウィーナー)
[3100] 米農務省の輸出許可は書類審査だけ??
投稿者:虹屋 投稿日:2006/02/01(Wed) 10:17 |
|
- 日本が事前に査察をしていない理由の一つに、作業を行っていないから実際に牛肉がどのように処理されているか分からないというのがありますが、米農務省はその点をどのように確認したのでしょうか。
輸出再開前には条件に従った処理をしていないというのなら、米農務省は輸出許可を交付する際に条件を守った処理作業が行われることをどうやって確認したのでしょう??
書類審査だけということ??
[3099] 内戦と鳥インフルエンザとが同時進行するイラク 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/01(Wed) 08:50 |
|
- WHOは、昨日、世界の鳥インフルエンザ感染者の数が、160人に達し、85人が死亡していると、発表した。
http://www.lex18.com/Global/story.asp?S=4436800&nav=EQls
特に、注目は、トルコとイラクで、トルコでは、なお、21人が感染しているものと見られ、うち12人については、感染が確認され、のこり9人については、サンプルを検査中とのことである。
また、WHOの発表が二転三転したイラクでの初の感染による死亡者の発生で、イラクでは、厳戒体制がしかれ、この2日間で、五十万羽の家禽が、殺処分された。
しかし、内戦下の中で、家禽に頼る国民も多く、政府は、殺処分した家禽の補償をするとは言明しているものの、なかなか、ウイルスのコントロールには、苦慮している模様だ。
http://www.ctv.ca/servlet/ArticleNews/story/CTVNews/20060131/iraq_bird_flu_060131/20060131?hub=World参照
このトルコとイラクとは、国境を接しているだけに、今後の感染拡大が、懸念されている。
http://www.tass.ru/eng/level2.html?NewsID=2898867&PageNum=0
[3098] クリミア半島で広範囲での鳥インフルエンザ発生 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/01(Wed) 08:27 |
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- ウクライナ緊急事態省が発表したところ、クリミア半島の各地で、昨年12月から鳥インフルエンザが発生しているとのことである。
場所は、Simferopol近くのTsvetochnoye
という村、Sevastopol近くのLaspi湾、Bolshaya
Alushta近くなどで、いずれも、大量の野鳥が死んでいる模様。
Feodosiya近くのPrimorskoye
では、家禽も感染死しているとのことである。
人間の感染についても、4つの医療団が、Tsvetochnoyeの住民について、調べているとのことである。
http://www.tass.ru/eng/level2.html?NewsID=2898867&PageNum=0
[3097] 「<米産牛肉問題>食品安全委に松田担当相が対応を要請」というのだが。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/02/01(Wed) 08:10 |
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- 輸入が再開された米国産牛肉に「特定危険部位」の脊柱が混入していた問題で、松田岩夫・食品安全担当相は31日、食品安全委員会に「農水省と厚労省に原因究明と再発防止への対応を求め、その状況を把握してほしい」と要請した。寺田雅昭委員長は「食品のリスクに対する国民の不安に応える取り組みも進めたい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060201-00000008-mai-soci
という記事なのだが、そもそも、食品安全委員会は、リスク管理には、口をだすなということになっているのに、このようにBSE問題がもつれてくると、リスク管理官庁のお目付け役まで言い渡されるなんて。
使い捨てされる食品安全委員会にご同情申し上げます。
[3096] Re:[3093]
知財戦略本部、CD再販制度廃止を勧告か 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/01(Wed) 07:52 |
|
- 謎工さん。
いよいよですか。
私は、非常に楽観的で、音楽CDの再販禁止制度撤廃は、すんなり通るものと予想しています。
業界ごり押しは、さすがに、現在のご時世では無理でしょう。
[3095] Re:[3094] Sun Land Beef
Company 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/02/01(Wed) 07:46 |
|
- wattanaさん。
ご指摘ありがとうございました。
3つあるSmithfield Beef
Groupの会社のなかにあったのですね。
つい、見過ごしてしまいました。
Smithfield Beef Group
Sunland
Beef Company
651 South 91st Avenue
Tolleson, AZ 85353
Phone: (623)
476-4150
Email: Gary.Horn@sunlandbeef.com
Email:
Kirby.Childs@sunlandbeef.com
Contacts: Gary Horn & Kirby Childs 267 S/F
December 12, 2005
http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/evjapanlisting.htm
[3094] Sun Land Beef Company
投稿者:wattana 投稿日:2006/02/01(Wed) 05:46 |
|
- Sun Land Beef CompanyはSmithfield Beef
Groupの会社で、
USDAの対日輸出認可業者リストに掲載されています。昨年12月12日に認可されており、EST.No.は267です。お忙しいので、認可リストを熟覧されていない結果だと思いますが、誤報はまずいと思います。間違った情報をインプットすると、間違った判断しかできないと思います。
http://www.sfbeef.com/Home.html
[3093] 知財戦略本部、CD再販制度廃止を勧告か
投稿者:謎工 投稿日:2006/02/01(Wed) 01:24 |
|
- ようやく来るべき時が来たと言いましょうか。ただ、これを以て輸入権が正当化されるとも思えないし
政治の世界で必死の抵抗が展開されることは想像に難くないので、引き続き注視したいと思います。
それに、今や新聞・出版業界の方が「再販制度廃止」やら「見直し」と口にするだけでよってたかって
国賊呼ばわりすることを始め音楽業界よりも遥かに深刻な病理を抱えていることは明白であり、
音楽業界をスケープゴートに新聞・出版業界の前時代的構造をスクラップ&ビルドする機会を
失ってしまうことに対する危機感を持ち続ける必要があると感じます。
http://cottonwoodhill.blog21.fc2.com/blog-entry-558.html
[3092] いよいよ「グリーンスパンさん、さようなら」の日が来た 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/31(Tue) 21:38 |
|
- 今日、火曜日で、18年半、米連邦準備制度理事会(FRB)議長を務めたグリーンスパンさんが、退任する。
と、同時に、14回目の金利引き上げをし、さらに0.25パーセントの金利引き上げをし、4・5%とする予定だ。
エコノミストたちが考えている中立的金利水準とは、4.25パーセントから5パーセントの間だとされている。
そして、明日から、新たに、バーナンキさんが、FED議長の座に着くわけだが、当面の興味の焦点は、次のFOMCの会合は、3月28日に行われるわけだが、このときも、0.25パーセントの利上げはするであろうが、その次からは、しないであろうと言う見方が支配的である。
しかし、この3月28日の利上げすら疑問視する人はいるようだ。
特に、住宅部門の不振が、この金利引き上げの大義名分を失わせているという考え方だ。
昨年の10月から12月間の成長率は、1.1パーセントと、この三年間の同期対比では、もっとも低い成長率となった。
これらのことから、バーナンキ新議長が、次の3月28日に、Measured
Paceでの金利引き上げを断行するかが、はやくも、注目されている。
http://www.columbian.com/news/APStories/AP01312006news132049.cfm
[3091] 何か、大分、この掲示板の記事が「きっこの日記」に引用されていますね。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/31(Tue) 20:48 |
|
- 耐震偽装で話題になった「きっこの日記」http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20060131なのですが、大分、私の掲示板の記事が、引用されていますね。。
まあ、光栄です、とでも、いいたいところなのですが、ここばっかりは、どうも複雑ですね。
それに3071に書いた日本の査察団の日程は、大分、モディファイされて転記されていますしね。
どこかに、パラメーター氏が、いるんかしら?
まあ、いっか。
私の掲示板は、今後も、アジなしで、事実を公平に、特定政党に肩入れすることなく、朴訥に行きます。
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20060131
[3090] Re:[3077] [3073]
GMOの最新情報です(笑) 投稿者:通りすがり 投稿日:2006/01/31(Tue) 20:33 |
|
- >
GMOも病気のワクチンなどを作る上では必要な技術ですが、
?
もしかしてワクチンを組み込んだGMOのこと?
(でもそれだと「必要な『技術』」というのは変だし)
それとも単なる遺伝子組換え技術ってこと?
(それだとGMOとは普通は言わないと思うけれど)
>
問題はそれを作っている企業が信用できるか否か、という点が、消費者のGMO受け入れにおいて、大きく影響するってことじゃないですかね。
信用できるかどうかに影響を与えるのは情報を媒介するもの、
日本では主にマスコミ(特にテレビメディア)でしょう。
要するに、GMOを受け入れるも受け入れないもメディアのさじ加減一つということ。
>
>
都合のいいデータだけ公開、悪いデータは隠蔽なんてのはデュポンなんかもやってますが。
例えば
http://www.yasudasetsuko.com/gmo/column/051213.htm
の下の方
>カナダの農家パーシー・シュマイザーさんに「特許侵害の賠償金を支払え」という文書が突然モンサント社から届いたのは1998年のこと。自分のナタネ畑で知らぬ間にGMナタネとの交雑が引き起こされていたことが、その理由でした。最高裁まで争った末、特許侵害の判決を受けました。
しかし実態は
http://hotwired.goo.ne.jp/news/print/20040524105.html
> しかし、下級裁判所の法廷は、特許作物の種を植えたことをシュマイザー氏が、「知っていたか、あるいは知っておくべきだった」という判断を下している。シュマイザー氏は、特許作物が存在するということを当時は知らなかったと主張したが、最高裁は下級裁判所の判決を支持した。
つまり、裁判においてはシュマイザー氏は自分からGMOを蒔いていた(可能性がある)と判断されており、
しかも3回の裁判全てで同様な判決だった。
しかしGMOを批判している上記のサイトはそのことが自分達の主張に都合が悪いので隠蔽しているわけです。
要するに、
>都合のいいデータだけ公開、悪いデータは隠蔽なんてのは
「みんなのためにGMOを批判してるんだ」ってなポーズをとっている側だって負けてはいない。
[3089] Re:[3088] 電解水とウイルス除去
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/31(Tue) 18:39 |
|
- 電解水(Electrolyzed acid water
(EAW))が、ウイルス除去にどの程度の効果を有するかについては、いくつか、研究成果があるようですね。
このサイト「Inactivation of a
hepadnavirus by EAW」http://www.chugai.de/cbc-med/cic/Inactivation_of_a_hepadnavirus_by%20EAW_1.htm
では、ガチョウB型肝炎ウイルス
Duck hepatitis B virus(DHBV)の不活化に効果があったとしていますね。
日本での研究が中心のようです。
[3088] カルト商法??・・α電解水除菌システム
投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/31(Tue) 17:23 |
|
- 先日の日経の三洋電機の全面広告で、α電解水除菌システム「virus
washer(ウイルスウォッシャー)」機能を搭載し、広い空間に浮遊するウイルスを除去できる「業務用空間清浄システム」というのがありました。
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0601news-j/0120-1.html
これ原理的には、塩素殺菌ですね。α電解水というネーミングでさも新しげな感じがしますが、塩素殺菌。次亜塩素酸による酸化反応。カルトぽい包み紙に変えただけですね。
売上を上げるためには、なんでもします。というのが三洋電機の現状を表しているような寂しい新商品と感じますが・・
それにしても、ウイルスと細菌を皆殺しにしたいという欲望は根強いですね。
[3087] Re:[3085]
本日の朝日新聞朝刊から爆弾情報 「政府内資料」とは? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/31(Tue) 16:51 |
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- まりちゃんさん。
2004年10月23日の日米高級レベル合意「Joint Press Statement for the Resumption
of Trade in Beef and Beef Products」では、次のように書いてあります。
http://japan.usembassy.gov/e/p/tp-20041023-61.html参照
F,貿易の混乱の防止
日米両国は、今後、幾例かのBSEが発生しても、マーケットが閉鎖されたり、科学的根拠に基づかずに牛肉貿易に混乱が生じることのないように、それに耐えうる、強い、食品安全システムを、整備する。
G、査察システム
日米それぞれの国において、適切な食品安全システムがなされているかどうか、貿易の再開がされるかどうかについての平等の監査をすることを受けて、両国は、定期的に、お互いの国の施設を査察することについて、協力する。
ということで、必ずしも、貿易再開の前に査察をしなければ貿易再開はできないとの協定は、日米間には、なかったことだけ、申し添えます。
農林水産大臣が、この点について、当初、ちょっと、誤解をし、勇み足発言をしたというだけのことなのでしょう。
ちなみに、日本の牛肉のアメリカへの輸出再開に当たっては、アメリカ側から、日本の施設に対しての、そのような査察は、省略されたはずです。
http://www.usda.gov/wps/portal/usdahome?contentidonly=true&contentid=2005/12/0546.xml参照
http://japan.usembassy.gov/e/p/tp-20041023-61.html
[3086] 農水省大臣記者会見 議事録
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/01/31(Tue) 14:47 |
|
- 農水省大臣記者会見 議事録
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/index.html
支離滅裂というかムチャクチャというか、こじつけというか、お話をされているほうも冷や汗をかいているんじゃないかというイメージ。。
[3085] 本日の朝日新聞朝刊から爆弾情報 「政府内資料」とは? 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/01/31(Tue) 14:33 |
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- 2面の記事からなんですが、
>同年(2005年)11月16日、京都で開かれた日米首相会談。朝日新聞社が入手した、政府内資料で、査察団派遣は輸入再開後と記されていた。資料が作られたのは食品安全委が米国産牛肉の安全性について国民から意見募集をしているさなかだった。12月12日の輸入再開決定や、その後の査察団派遣と国民への説明会開催など実際にとられた解禁への段取りが書き込まれている。 こうした事実から浮かび上がるのは、答弁書決定後に方針を変更したのではなく、むしろ答弁書が当時の方針と、そもそも食い違っていたのではないかという疑いだ。(抜粋)
朝日はサラサラと書いていますが、こんな政府内資料があったとしたらそれこそ大問題なんではないですか。米国産牛の輸入再開は食品安全委員会の決定およびパブコメなどの国民の意見、情報を得てそれを反映する手続きを経てこそ決定されるものであり、こんなのが出来てたとしたら、食品安全委員会も国民も、閣議決定もコケにされまくりということだと思いますが。
ちなみに食安委が答申案を出したのは12月8日です。
(公的に書いちゃった)爆弾記事のように思えますが。
[3084] 『清浄国論』〜「ない」ことを前提にする妄想主観の世界 投稿者:とき
投稿日:2006/01/31(Tue) 11:42 |
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- ◆鳥インフルエンザ問題の今後(127)(2006.1.31)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza244.htm
>我が国の行政のことだから、実際そうなってからでも、数年のブランクは当たり前だろう。そして鶏界は壊滅しかねない。
まずは、食料貿易「経済」の事情より、日本国における食料「生産」持続的確保の観点に立脚して考えていただきたいものです、農水省さん、学者さん。「金儲け」産・財界に引きずられすぎでは。(国家の運営に関して、民の経済活動とは別の志向を持って考えておくことも必要なはずですが。)
日本は「生産」をあきらめて、中国あたりに依存するようになることを目指しているのでしょうか? それが、工業界とのバーターでしょうか? 食料を他国に握られてしまう位、恐ろしいものはないのですが・・・。(いまの国民も、平和ボケで、それでもいいと思っている人が相当あるようで。挙句の果てには、この島国に住めなくなったら、別のところに移住すればいいと思い込んでいる人までいるようで。そのへんが、ユダヤ人の「国」に対する強い想いとは相当の隔たりがあるようで・・・。今のおおかたの日本人の「国」に対する意識は、明治維新以前に逆戻りしてしまっているかもしれません。失ってからわかる、水や空気のような感覚になっているのかも。)
http://www.asahi.com/paper/editorial20060131.html#syasetu1
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/mass/1138548980/28-
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50350507.html
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%CB%E3%C0%B8%C2%C0%CF%BA&st=n
左系マスコミの異常な盛り上がり?
WiLL3月号 総力特集「これが中国の『現実的脅威』だ!」
http://web-will.jp/latest/index.html
もはや中国問題はタブーにしておく段階はとうに過ぎているのではないでしょうか。(「靖国」と「天皇」に関することは、あくまでも“内政”に関わる「日本国民」の問題であることに、日本の政治家は毅然と対応すべきでしょう。いまや逆に相手の言い分を代弁する方々は、“ハニートラップ”に攻略されて、何か弱みでも握られているのかと看做されかねません。)
2006年01月29日(日)
釣りきち麻生(゜凵K)太郎
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=45126&pg=20060129
2006年01月28日(土)
君 国 売 り た も う こ と な か れ
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=45126&pg=20060128
>何せ、奴らは色々なところに潜んで工作活動をしているそうですからね・・・。
◇ヤマハ発動機
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%A5%E4%A5%DE%A5%CF%C8%AF%C6%B0%B5%A1&st=n
◇不正輸出
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/improper_export/
鳥フル「清浄国論」下の「日本」を見るにつけても、現実離れした理想空想の“平和”「日本国憲法」の弊害がいたるところに堰をきったように噴出している様のごくごく一端であるように思われ、先日の菅氏の言説にも(決して氏に賛同するものではありませんが)一理はあるかと思わざるを得ない面を痛感いたしております。(ある意味で、自分を高みにおいているという風にみなされかねない言説ではありますが。)
http://d.hatena.ne.jp/utushi/20060128
(菅直人
民主党元代表、「テレビは一億総白痴化装置」「国民を期待するのは無理」)
菅氏の言説には正直、立腹いたしました。愚であろうと秀であろうと、いまの「日本(人)」が、ささやかながらも十分に豊かで平凡平穏な日常を送れることに関して、国際水準から見てどれほどのレベルにあるのかを無視したかのような言葉ではないかと。「一億優秀化」して、どのような「日本」を目指しているのかと。ちょっと立ち位置が違うのではないかと思わざるをえません。
なにごとも他人事(ひとごと)感覚ではだめだということではないでしょうか。皆、自分を含めての「世間」なのですから。
http://hajime1940.blog.ocn.ne.jp/hajime/
[3083] 「副作用が疑われる症例報告に関する情報」
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/31(Tue) 11:07 |
|
- 独立行政法人医薬品医療機器総合機構は31日、製薬企業から副作用報告があったすべての症例について、ホームページ(HP)での情報提供を開始した。厚生労働省医薬食品局安全対策課は「情報が医療関係者や患者側に広く伝わることで安全対策の充実につながる」としている。
製薬会社は副作用が疑われる症例が起きた場合、同機構への報告を義務付けられている。同機構はこれまで、添付文書にない新たな副作用などをHPで公表していたが、対象を全報告に広げることにした。
ということで、このサイト「副作用が疑われる症例報告に関する情報」
http://www.info.pmda.go.jp/fukusayou/menu_fukusayou_attention.html
にアクセスし、薬の名前などを検索欄に入力すると副作用一覧が出てくる。
それにしても、反応の遅い検索サイトで、結果が出てくるまで、いらいらしてくる。
http://www.info.pmda.go.jp/fsearchnew/jsp/menu_fukusayou_base.jsp
[3082] 今月のブログ記事・月間アクセス・ベスト・エイト 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/31(Tue) 10:34 |
|
- タミフルと、リレンザの副作用一覧 月間アクセス数11,093
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=497
体験的・掲示板自動書き込みスパム対策
月間アクセス数4,460
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=533
インフルエンザA型H5N1感染治療中のタミフル耐性について
月間アクセス数3,972
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=525
ノロウィルスってなんだ?
月間アクセス数3,071
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=190
MP3で聴くクリスマス・ソング集-保存版-(Christmas
MP3 Free Songs) 月間アクセス数1,725
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=510
耐震強度偽装事件の法的問題
月間アクセス数1,183
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=530
狂牛病殺人事件???
月間アクセス数1,095
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=275
木質バイオマス発電の夢と現実
月間アクセス数1,065
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=462
ということで、やはり、インフルエンザのシーズンに入って、タミフル関係のブログ記事へのアクセスが目立ちました。
また、耐震強度偽装事件についてのアクセスも、意外と、堅調でした。
スパム対策記事へのアクセスは、実用的対策を求めて、アクセスされてきた方が多かったようでした。
今月の、Sasayama's
Weblog
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/
への総合アクセス数は、120,392と、過去最高でした。
YAHOO!JAPANのYahoo!
Internet Guide
http://www.sbcr.jp/yig/
に「超私的ベストサイト」として紹介されたのが、影響しているものと思われます。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
[3081] Re:[3080] [3071] [3070]
輸入再開、査察、米国肉到着の時系列 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/31(Tue) 08:10 |
|
- 「Official Listing of Eligible Suppliers to the EV Program for Japan」
http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/evjapanlisting.htm
では、
Harris
Ranch Beef Company
http://www.harrisranchbeef.com/index_hrbc_noflash.html
は、載っています(2005年12月12日シップメント認可)
Harris
Ranch Beef Company
16277 S. McCall Avenue
Selma, California
93662
Phone: (559) 896-3081
Email: pmies@harrisranch.com
Contact: Pat
Mies 783 S/F December 12, 2005
Sun Land Beef Co.
Tolleson, Ariz.;
Gering, Neb.; and Green Bay, Wis.
Annual sales: $1.1 billion
Principal
products: Beef
Principal brands: Showcase, Sun Land Beef and Packerland
Packing
Markets: Custom, export, H.R.I.-foodservice, retail and wholesale
http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/evjapanlisting.htm
[3080] Re:[3071] [3070]
輸入再開、査察、米国肉到着の時系列 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/01/31(Tue) 07:45 |
|
- >
私の掲示板の2599に当時の査察団の日程がありますので、再掲してみましょう。
笹山さん、いつも情報とまとめをありがとうございます。
16日到着、丸大食品の輸入、加工者は
HARRIS RANCH BEEF CO.
17日(土)申請、19日到着、住友商事の輸入、 加工者は
SUN LAND BEEF CO.
のようです。その他も沢山あるけど輸入者、加工者ともに
国は公表してくれてません。
>また日本ハムは同日、18日にサンプル輸入し、年内に外食・スーパー向け商品の輸入を再開する方針を明らかにした。」
つまり、18日(日)に申請、18日(日)に到着の、10トンほどの肉や内臓が届いてる非公開の業者の中には日本ハムもあるということですかね?
>(***購入者名の公表について同意が得られなかったものについて空欄としている)
とかいてあります。
[3079] Re:[3075]
二転三転するイラクの少女の鳥インフルエンザ疑い 投稿者:とき 投稿日:2006/01/31(Tue) 00:44 |
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- 笹山様
検査陰性だからといって、「ない」といえないのが検査です。あくまでも、「陽性」のときが確からしいのであって、あとは「わからない」とか「不明」というのが確からしいことです。最初「陰性」であったものが、「陽性」になる可能性はままあるだろうと思います。(ただし、よほどでなければ、通常は「陰性」結果をみて、さらに検査を行なうということは稀ですが。) ウイルスの検査は非常に微妙なところがあります。「ない」ものが出ることはありませんが、「ある」ものが出ないことはよくあります。ですから、「陰性」は「ない」のではなく、「わからない」といったほうが正確かと思います。
イラクの事例は陽性になったそうですが、となれば、「ある」ということが確かになったということでしょう。
◇初の鳥インフル死者=スレイマニヤで死亡の少女−イラク
>【カイロ30日時事】イラクからの報道によると、アリ保健相は30日、北部のスレイマニヤで17日に死亡した少女(14)がH5N1型の鳥インフルエンザ・ウイルスに感染していたことが分かったと発表した。イラクで鳥インフルエンザの死者が出たのは初めてで、中東では既に5人の死者が出たトルコに次ぐ。
>この少女についてはヨルダンのアンマンでの世界保健機関(WHO)による検査では、鳥インフルエンザではないとの結果が出ていたが、さらに徹底した検査の結果、陽性反応が出たという。
(時事通信)
- 1月30日23時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060130-00000209-jij-int
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/bird_flu/
もう周辺地域には、(鳥がキャリアではなく)広範囲にウイルスキャリアが進入しているとみておいたほうが良いのではないかと思います。感受性の高低で発症の軽重の差が出ているだけではないかと思います。あくまでも、ヒトからヒトへの感染として見る必要があります。
◇インフルエンザ関連死亡迅速把握システム
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-rpd/16abst.html
◇インフルエンザ流行レベルマップ
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/index.html
よほど重症患者が目につかない限り、従来どおりの検査以上のことはしないのではないでしょうか。となれば、巷に流布されている「鳥インフルエンザ」の「恐怖」的既成概念に、あてはまらない程度のものであったとすれば、おそらく「H5N1」とは看做されず、検査も行なわれずに、見過ごされているという状況になっている可能性もあるということです。
ちょうど、高温期に通常のインフルエンザウイルス感染が起こっても、軽い症状で、あるいは発症も見られずに気付かないまま、発生していないようにみなされるように。あるいは、人でもH5N2に感染がおこっていても、何も気付かなかったように。(どうも、アジアの発生症例が少ないのは、目に見える発症例しかカウントされていないからではないかと思われてなりません。不顕性を含め実際の感染者はもっといるのではないかと。)
今、日本も流行の最盛期ですが、紛れて発生しているのではないかと強く疑っております。(まだ特にH5N1の検査は行なわれていません。インフルエンザ様症状で死者が出ないうちは気付かれないのでしょうか。)
H5N1は、そんなに特殊なものではないような気がしております。もう、それほど新しい疾病でもないわけですし。
◇WHO 感染確定症例数
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/case060125.html
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
[3078] 微弱地震、愛知東部で頻発…東海地震の想定震源域近辺 投稿者:掲示版から
投稿日:2006/01/31(Tue) 00:33 |
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- 微弱地震、愛知東部で頻発…東海地震の想定震源域近辺
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060130i314.htm
[3077] Re:[3073]
GMOの最新情報です(笑) 投稿者:GMOについて 投稿日:2006/01/31(Tue) 00:22 |
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- GMOも病気のワクチンなどを作る上では必要な技術ですが、問題はそれを作っている企業が信用できるか否か、という点が、消費者のGMO受け入れにおいて、大きく影響するってことじゃないですかね。
都合のいいデータだけ公開、悪いデータは隠蔽なんてのはデュポンなんかもやってますが。
[3076] 国会審議生中継
投稿者:掲示板から 投稿日:2006/01/30(Mon) 23:18 |
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- 食安委の寺田委員長も現在ライブで出てますよ
http://www.shugiintv.jp/jp/index.cfm
[3075] 二転三転するイラクの少女の鳥インフルエンザ疑い 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/30(Mon) 22:16 |
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- 今朝ほど、3064で、イラクの鳥インフルエンザ感染疑い少女の死は、シロと伝えたが、その後、二転三転し、今度は、イギリスでの検査の結果、この少女は、H5N1感染による死と、発表された模様。
WHOは、すでに、シロと発表していただけに、どうなっているの?
この情報の錯綜ぶりは?
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/COL043199.htm
[3074] Re:[3073]
科学的データに元ずくマヌーバー合戦の時代 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/30(Mon) 22:04 |
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- 通りすがりさん。
そうですね。
いろいろ、難しい時代になりましたね。
いろいろなスタンスに立つマヌーバー(maneuver)のハザマで、おろおろしないように、各方面に目を配らなければなりませんね。
[3073] GMOの最新情報です(笑)
投稿者:通りすがり 投稿日:2006/01/30(Mon) 21:40 |
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- http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=554
誰かさんはなぜかこういった情報は目に入らないみたいだけれど、
こういった情報まで目を通してこそ現実が(少しは)見えるというもの。
[3072] Re:[3069] [3066]
御教示有難う御座います。 投稿者:とき 投稿日:2006/01/30(Mon) 21:34 |
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- 笹山様
> 今回の問題点は、ハートビル法http://www.pref.okayama.jp/doboku/kensido/hahto/hb-1a.htm
>
における誘導的基準である@容積率の特例A税制上の特例B低利融資(人にやさしい建築物整備促進事業)などを利用した上で、建築確認後、それらの施設を撤去したことにあるのですね。
>
ですから、そのような施設を当初から設ける意図がないのなら、ハートビル法における優遇措置を利用しなければよかったのです。
>
日本においては、ハードの側面のみ切り取られ、インセンティブが与えられているところに、諸悪の根源があったように思えます。
不明を恥じます。たいへん有難うございました。
◇東横イン不正改造問題
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/toyokoinn/
それにしても、法令順守からみていかに不正であるといえども、人の生命・財産に関わる犯罪でないものを、ここまで過剰に晒し上げて、騒ぎ立てるような問題なのか疑問です。行政的な手続きにのっとって、粛々と改善(とはいっても、建物そのものには実質的に欠陥があるわけでもないわけで)指導・罰則の手続きを進めればよいだけだと思えますが・・・。
報道情報の洪水が結果的に、耐震偽装問題を古い話題にし、それを流し去るように働いてしまうように感じられてなりません。件の問題が表面化した当初出た、気になるコトバがあります。それは、「地震が来たときに公表してくれればいい」と言ったとか。ゾッとするものを感じます。
マンションのみならず、「耐震偽装ビジネスホテル」が愛知県半田市の物件などだけではないはずで・・・。(マンションと同じくらいの数があるのではなかったか? かつ、アネハ物件だけ?)
宿泊ホテルも、牛肉と同じで、自己責任で選択せよということなのかもしれませんね。
◇不法改造ホテルと大新聞、奇妙なかかわり? PJニュース 2006年01月30日09時18分
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1673411/detail
-----------------------------------------------------------------------------------------------
◇【香港】野鳥の鳥インフルエンザウイルス感染を確認
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1673589/detail
いまさらながら、なんとなく白々しく感じるのは私だけでしょうか。
ProMED-mail
29-JAN-2006 PRO/AH/EDR>
Avian influenza - Eurasia (35): Cyprus, Hong Kong, conf.
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:8522159569672414090::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,31797
[3071] Re:[3070]
輸入再開、査察、米国肉到着の時系列 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/30(Mon) 19:58 |
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- 私の掲示板の2599に当時の査察団の日程がありますので、再掲してみましょう。
「Japanese group to visit
Kansas meatpacking facilities 」
the Hutchinson News(12/15/2005; 02:32:15 AM
発信)
http://www.hutchnews.com/news/regional/stories/meat121505.html
と
「Japanese
audit team tours Swift plant」
http://72.14.207.104/search?q=cache:QRIS_lUodV4J:www.greeleytrib.com/article/20051216/BUSINESS/112160072+Cargill+Meat+Solutions++Lynn+Heinze++japan++++the+U.S.+Meat+Export+Federation&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=4
によると、
「これら査察団は、デンバーのLynn
Heinzeとthe U.S. Meat Export Federation
の日程アレンジの元に、今週火曜日にデンバー入りをした。
今週水曜日には、Cargill Meat Solutions (Fort Morgan,
コロラド州)
今週木曜日には、Swift & Co. plant (Greeley,
コロラド州)を視察。
日曜日からカンサス州にはいり、
来週月曜日National Beef(Liberal) (National Beef
Packing Company, LLC ・Liberal)
来週火曜日National Beef(Dodge City) (National Beef
Packing Company, LLC 、Dodge City)
来週水曜日Tyson Fresh Meats (Holcomb)
を視察する予定という。
その後、Nebraska
、Texasの両州を視察し、その後、アメリカ当局者と、ディスカッションをする予定であるという。」
ということでしたね。
となると、丸大食品さんと日本ハムさん輸入の肉は、どこの施設からシッピングになったものなのでしょう。
ご紹介の当時の記事では、
「農水省と厚生労働省は16日、北米産牛肉の輸入解禁後の第1便が米国から成田空港に同日朝、到着したと発表した。丸大食品が輸入元で、米国産の冷蔵牛肉4・3トンと横隔膜、舌などの内臓0・3トンの計4・6トン。米国産牛肉が輸入されるのは、2003年12月に牛海綿状脳症(BSE)の発生で禁輸されて以来2年ぶり。政府は12日に輸入再開を決めたばかりで、わずか4日後のスピード輸入となった。
また日本ハムは同日、18日にサンプル輸入し、年内に外食・スーパー向け商品の輸入を再開する方針を明らかにした。」とありますね。
整理しますと、
12月12日(月)-日本時間-日本側輸入再開決定、
12月13日(火)-アメリカ時間-日本の査察団、デンバー入り
12月14日(水)-アメリカ時間-日本の査察団、Cargill
Meat Solutions 査察
12月15日(木)-アメリカ時間-日本の査察団、Swift & Co.
plant査察
12月16日(金)-日本時間-丸大食品向け牛肉4.6トン、
成田到着
12月16日(金)-アメリカ時間-日本の査察団、オフ
12月17日(土)-アメリカ時間-日本の査察団、オフ
12月18日(日)-アメリカ時間-カンサス州へ移動
12月19日(月)-アメリカ時間-National
Beef(Liberal) (National Beef Packing Company, LLC
・Liberal)査察
12月20日(火)-アメリカ時間-National Beef(Dodge City) (National Beef Packing
Company, LLC、Dodge City)査察
12月21日(水)-アメリカ時間-Tyson Fresh Meats (Holcomb)
以下、 この後、Nebraska 、Texasの両州施設査察
ということですから、 丸大食品が輸入した牛肉が、Cargill Meat
Solutionsでの処理のものであるのなら、日米の時差を考慮しても、ぎりぎりセーフ(成田着の時間が共同通信の発信時間前として、12月16日14時10分以前に成田到着とすると、Swift
& Co.
plant)処理分は、間に合わないだろう。)ということになりますが、そのほかの処理施設であると、時間的に無理ということになります。
改めて、この農林水産省と厚生労働省の査察報告書を見ますと、日にち別の訪問先は、書いていなかったのですね。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/12/dl/h1226-2a.pdf
まあ、こんなときは、外電のウォッチングも、いくらかは、役立ちますね。
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog8.htm
[3070] 輸入再開、査察、米国肉到着の時系列
投稿者:掲示板から 投稿日:2006/01/30(Mon) 19:21 |
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- 農水省は「輸入解禁以降でなければ履行状況の調査ができない」としているようですが、日本に12月に到着した分はどう考えても決定前に日本向け仕様で食肉加工処理しなければ間に合わない在庫のはずですから、解禁前に査察はいくらでも出来たように思いますが。さて、大変なことになってきましたね。
【米牛肉】
"中川農相,、罷免要求も" 現地調査、実際には再開決定後に実施→農相、陳謝
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1138596509/
835
:名無しさん@6周年:2006/01/30(月) 18:50:44 ID:SJ2UDDW+0
オイオイ、査察前に処理された肉が輸入されてますよw
こりゃ農水やばいだろ。
米国産牛肉 輸入再開を正式決定 →12月12日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051212-00000002-san-bus_all
牛肉処理の現状を査察 BSEで農水省が派遣 →12月15日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051216-00000102-kyodo-bus_all
※注:日本出発は13日
米産牛肉の第1便到着 丸大がサンプル輸入 →12月16日到着
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051216-00000130-kyodo-bus_all
米国産の冷蔵牛肉4・3トンと横隔膜、舌などの内臓0・3トンの計4・6トン
この肉はいつ処理したんだ
[3069] Re:[3066]
なにやら胡散臭い「東横イン」報道 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/30(Mon) 19:11 |
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- ときさん。
ご紹介の「江草 乗の言いたい放題」http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=41506&pg=20060130
は、ちょっと、今回の問題の本質を誤解されているように思えますね。
今回の問題点は、ハートビル法http://www.pref.okayama.jp/doboku/kensido/hahto/hb-1a.htm
における誘導的基準である@容積率の特例A税制上の特例B低利融資(人にやさしい建築物整備促進事業)などを利用した上で、建築確認後、それらの施設を撤去したことにあるのですね。
ですから、そのような施設を当初から設ける意図がないのなら、ハートビル法における優遇措置を利用しなければよかったのです。
アメリカでは、身体にハンディキャップを持つ方々については、ADA法に基づく、総合的な措置が図られていますが、日本においては、ハードの側面のみ切り取られ、インセンティブが与えられているところに、諸悪の根源があったように思えます。
ちなみに、このサイト「Common
ADA Problems at Newly Constructed Lodging Facilities」http://www.usdoj.gov/crt/ada/comhotel.pdf
では、ADA法基準(hotel
facilities Standards 4.1.3, 9.)によっても解決できない、いくつかの問題点を、図示入りで、指摘しています。
[3068] Re:[3067]
閣議決定守らず輸入再開、責任の取り方考える=米牛肉問題で中川農相 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/30(Mon) 18:48
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- 掲示板さん。
ここの部分ですね。
「九の(1)について
厚生労働省及び農林水産省においては、米国産牛肉等の輸入を再開することとなった場合には、輸入再開以前に、また、輸入再開後も定期的に、担当官を派遣して米国における我が国向け牛肉等に係る食肉処理施設(以下「対日輸出施設」という。)に対する現地調査を実施することが必要と考えている。具体的には、米国政府による対日輸出施設の監督状況、日本向け輸出証明プログラムに規定する品質管理プログラムの文書化の状況、SRMの除去の実施状況、月齢二十月以下の月齢証明についての遵守状況等について現地において確認したいと考えている。
お尋ねの抜き打ち検査の実施については、対象が外国にある施設であることから困難と考えている。
九の(2)について
なお、米国産牛肉等の輸入を再開することとなった場合においては、九の(1)についてで述べたとおり、対日輸出施設に対するこれらの対策の実施状況について我が国の担当官が現地調査を実施する必要があると考えている。
九の(3)について
なお、米国産牛肉等の輸入を再開することとなった場合においては、対日輸出施設に関しては、日本向け輸出証明プログラムにSRMとして除去すべき具体的な部位を記載することとしており、当該部位について適切に除去がなされているか否かについては、我が国の担当官による現地調査において確認したいと考えている。」
なるほど鬼の首を取るには、適当な材料なのでしょうが、深追いして、果たしてメリットのあることなのでしょうか。
逆に、今後の輸入再開の条件が矮小化されて、対日輸出施設での監査体制のみが、クローズアップされてしまう懸念がありますね。
まあ、こういうのを、アメリカ式にいえばtit-for-tat
というのだそうですが。
[3067] 閣議決定守らず輸入再開、責任の取り方考える=米牛肉問題で中川農相 投稿者:掲示板から
投稿日:2006/01/30(Mon) 15:08 |
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- 閣議決定守らず輸入再開、責任の取り方考える=米牛肉問題で中川農相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060130-00000516-reu-bus_all
>[東京 30日 ロイター] 中川農相は衆院予算委員会で、昨年12月に輸入再開を決定した米国産牛肉から危険部位が見つかった問題に関連し、輸入再開にあたって閣議決定内容を守っていなかったことを認めた。
閣議決定では、輸入再開決定前に担当官を派遣して現地の食肉処理施設などを視察することになっていたが、実際には決定後に視察していた。
>中川農相は「閣議決定どおりにしなかった」と語った上で、「自らどう責任を取ったらよいのか、これから考えたいと思う」と述べ、責任問題も含めて予算委員会に報告すると述べた。
>[松野頼久委員(民主)の質問に答えた。
(ロイター) - 1月30日13時30分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060130-00000516-reu-bus_all
質問主意書と答弁書は下記にUPされてます。
衆議院から政府に対し、BSE問題に関する質問主意書提出・答弁UPされる
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/09b82d4401483af5af6534e566c2e6fe
今、質問と回答を見ると、食安委で議論をしていないのに、「議論中」としている内容が結構ありますね。
[3066] なにやら胡散臭い「東横イン」報道
投稿者:とき 投稿日:2006/01/30(Mon) 14:17 |
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- 2006年01月30日(月) 東横インのどこが悪いのか?
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=41506&pg=20060130
>東横インの序列はせいぜい木賃宿なのである。
>その木賃宿に大名用の客室を用意することは無駄以外の何ものでもない。逆にそういう客室を設置すれば「木賃宿ふぜいがなんということを」と批判されてしかるべきだ。安ホテルには安ホテルの存在価値があり、経営方針があるのだ。安ホテルに無駄なコストを支払わせて、その分が宿泊料金に跳ね返るのならば困るのは一般の利用客である。
>身体障害者の方が不自由なく生活できる街造りは確かに必要だ。しかし、そのために過剰なまでのコストを支払って施設を整備するのはどうかと思う。
>そんなところまで平等にしなくてもいいじゃないか。
>この際日本のホテルも序列をはっきりさせ、星の数でランク付けするという毛唐の物まねではなく、日本式に本陣から木賃宿までのランク付けを行えばいいのである。
>東横インに対する当局の行政指導はある意味弱い者いじめにしかオレには思えないのだ。この際東横インの社長には謝罪ではなく「安宿が安宿として当然のことの行っただけのことだ」と開き直ってもらいたい。低料金で利用できる安宿こそが庶民の味方である。マスコミの東横イン叩きの報道を一般大衆は決して支持してはならない。
◇東横イン不正改造問題
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/toyokoinn/
総研BH物件への世間の耳目をそらしつつ、追求をかわすための情報操作とみるのは考えすぎでしょうか・・・。
◇震度6強で崩壊の恐れ 大阪府庁、基準値下回る(共同通信)
- 1月30日11時52分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060130-00000086-kyodo-soci
[3064] Re:[3063] 白鳥は危うからずや?
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/30(Mon) 07:14 |
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- ときさん。
「白鳥は悲しからずや 空の青 海の青にも 染まず ただよう」
ということですが、世界各地で、白鳥の鳥インフルエンザ感染が確認されていますね。
ちょっと見ただけでも、クロアチア、スロベニア、ハンガリー、ルーマニア、モンゴルなどですね。
日本へ飛来の白鳥の危うからぬことを祈るばかりです。
ところで、トルコ帰りのフランス女性の鳥インフルエンザ感染疑いについては、日本での報道はありませんでしたが、各種検査の結果、シロと判明したようです。
「French
woman free from bird flu - health ministry」
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/L22725637.htm
参照
また、トルコの国境付近のイラクでの鳥インフルエンザ疑いの二人についてですが、一人は、10日前に呼吸器疾患で死んだ14歳の少女で、もう一人は、この少女のいとこの40歳の男性で、先週金曜日に死んだものですが、ヨルダンで検査したところ、H5N1は、なかったとされています。
「Iraqi
man dies with bird flu symptoms」
http://www.turkishpress.com/news.asp?id=105659参照
日本の報道も、以前より鳥インフルエンザ関連報道が増えたのはいいのですが、ちゃんと、顛末を明らかにしてもらいたいものですね。
養鶏基金の不足は、かねてから懸念されていたところですが、当座は、補填でしのげても、基金のスキームを作り直さないことには、抜本的解決にはならないのではないでしょうか。
この種のスキームは、過剰米のとも補償スキームと同じように、必ず、不平不満の出るものでしょうから。
[3063] 本当の被害が出る前にすっからかん?
投稿者:とき 投稿日:2006/01/29(Sun) 23:35 |
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- ◇養鶏再開基金 2億円余不足に
>茨城県を中心に去年から7か月間も発生が続いている鳥インフルエンザで、養鶏業者の事業再開などを支援する基金が、2億4000万円の資金不足に陥る見通しになったことがわかりました。
>この基金は全国の養鶏業者と国が半額ずつ出資しておととし設けたもので、出資した養鶏場で鳥インフルエンザが発生した場合、ニワトリの処分や新たなニワトリの購入などの費用を援助して事業再開を支援します。基金には今年度までの分として、およそ12億5000万円が集まっていましたが、茨城県を中心に去年6月から続いている鳥インフルエンザで、今月、新たにウイルスが見つかり、処分されるニワトリの数があわせて330万羽に達したため、今の規定額で支援した場合2億4000万円の資金不足に陥る見通しになったということです。農林水産省は日本養鶏協会などを通じて、全国の養鶏業者に追加の出資を呼びかけることにしていますが、新たな負担に対しては養鶏業者の反発も予想されます。日本養鶏協会は「卵の安値などのために、どの養鶏業者も経営は苦しく、不足分の負担に理解を得るのは大変だが、なんとかお願いしていくしかない」と話しています。01/29 12:02 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/01/29/k20060129000068.html
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/01/29/d20060129000068.html
“想定外”ということでしょうか。
「インフルエンザウイルス」に対する、「恐怖」を「過剰」に(実態を無視するほど必要以上に)煽りすぎた結果もたらされた愚挙のあらわれです。
なぜにそこまで、たかが鳥ウイルスに、過剰に反応させておかなければならないのか非常に疑問に感じます。
いつまで、(H5N1を含めて)インフルエンザウイルスが「ない」ことが「当為」とする意識(妄念)にさせておくのでしょうか。ウイルス学の知識ある方々は、それを解かなければならないはずなのですが・・・。むしろ、「恐怖」を煽る側に回ってはいないでしょうか。
「インフルエンザ(感染症」の「サーベイランス」とは本来、あくまでも“発生動向監視と情報公開”であって、決してそれによる“封じ込め”や“根絶”を目的としたものではありません。
IDSCインフルエンザ流行レベルマップ
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/index.html
実態を反映しない「鳥インフルエンザ対策」は、山口・大分・京都の「H5N1」から始まっています。
もう、ぼちぼち、鳥ウイルスとヒトウイルスは分離して考えられるようになっているのではないでしょうか。
アジアの状況も鳥(鶏)→ヒトではなかったと認識いたしておりますが、トルコの発生事例は、それがはっきりしているのではないでしょうか。(しかも、感染発症者のなかでの重症化ないし死亡者の低率なことも。不顕性感染の事実も。)
◇鳥インフルエンザ
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/bird_flu/?1108544184
いまだに、ロイターはイラク人の事例の報道は「鳥ウイルス」からのように報じていますが、WHO発表?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060129-00000453-reu-int
(そういえば、先日のトルコからの渡航帰りのフランスの患者の続報がありませんが・・・。)
>仏女性に感染疑い トルコ旅行後、鳥インフルエンザ
>USFL.COM - 2006年1月22日
>...
同国保健省は22日、トルコ旅行から帰国した後、インフルエンザのような症状を示してフランス南部モンペリエで入院した女性(32)が、鳥インフルエンザに感染している疑いがあると
...
◇インフルエンザ
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/influenza/?1102494912
日本でも、本当にH5型が紛れていないといえるのでしょうか? H5N2型の抗体が確認されていたようですが・・・。(どうやら人の場合も、自覚症状はないようで。)
いつまでも、鳥ウイルスと人ウイルスをつなげたままにしておくと問題がこじれて、ますます、養鶏界は隠蔽してやりぬくほかなくなるのではないでしょうか? 人も鳥も結局は「馴致」(じかに感染経験をして「免疫」を獲得)して終息するのですから。(おそらく通常のインフルエンザのように、感染初期に体温を下げないようにすれば、軽くかかって済むのかもしれません。)
平成16年2月29日
鳥インフルエンザ騒動を見て考える、お役所のバカさ加減
http://www.kt.rim.or.jp/~nagata/040229.htm
(いまはもう、早期に報告したからといって解決するような“地域限定”の特殊な問題でもなくなっていますが。)
[3062] 日本の牛の背割り、ピッシングの状況
投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/29(Sun) 21:43 |
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- 第35回食品安全委員会プリオン専門部会(2006/1/19)に提出された資料より
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/index.html
厚生労働省による調査の結果
平成17年9月末現在で牛のと畜を行っている施設・・・・・・・・・161
背割りを行っていない施設・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
背割りを正中線からずらしている(脊髄管をはずしている)・・ 21
背割前に脊髄吸引機などで除去を行っている・・・・・・・・・・・121
背割りを行っている155施設では
鋸の歯を洗浄しながら切断し、脊髄破片などを回収している・・153
背割り鋸は1頭ごとに十分洗浄している・・・・・・・・・・・・・・・・・・154
背割り後、脊柱の中の脊髄を器具で除去している・・・・・・・・・・154
除去後、高圧水により洗浄している・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・153
と畜検査員が枝肉への付着がないことを確認・・・・・・・・・・・・・155
ピッシング
平成17年9月末現在で牛のと畜を行っている161施設中
ピッシングを中止している・・・63(39%)
行っている・・・・・・・・・・・・・・98(61%)
ピッシング中止予定 計画では平成20年度末までには全て中止
平成17年度末までに中止・・・4 ピッシングされている牛の推計割合 72%
〃 18 〃 までに中止・・・16 〃 62%
〃 19 〃 までに中止・・・73 〃 4%
〃 20 〃 までに中止・・・5 〃 0%
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/index.html
[3060] ダボス会議で、製薬会社が、今後4年間で三倍のインフルエンザワクチンの増産を確約。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/29(Sun) 20:35 |
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- インフルエンザワクチンの増産を確約したのはGlaxoSmithKline社の社長David
Stout氏で、この会社は、抗ウイルス薬Relenzaとインフルエンザワクチンをともに生産している。
最初にパンデミックが警告されてから、ワクチンが配布されるまでに、数ヶ月かかるものと見込まれるところから、初期感染の防止のためには、今の三倍の増産が必要との考えのようである。
http://news.ft.com/cms/s/75c67380-9018-11da-9e7e-0000779e2340.html
[3059] こういうガセネタも・・・
投稿者:とき 投稿日:2006/01/29(Sun) 19:34 |
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- 2006年1月26日
狂牛病、普通に輸入されます
http://www.policejapan.com/contents/syakai/20060126/index.html
>「そんなことだろうと思ってまして。我々もやりたくないんですがやはり無言の圧力というのがあって、やはり保身がありまして・・・。背割りの件はご指摘があるまで、わかりませんでした。たぶん審議委員の誰もがそんなこと知りません。そもそも、肉のプロは誰もいないのです」
ということもあろうかとは存じますが・・・。
[3058] Re:[3056]
米国産牛肉、輸入再開を推進された中西、安井両氏の反応 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/29(Sun) 19:06 |
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- 虹屋さん。
かなたのサイドの定例の論客は、このかたがたに集約されつつありますね。
「極楽はとても良い所らしい。誰も帰ってこないから。」的論法とは、よく言ったもので。
こうなれば、もう一人のキリスト(alter
Christus)を彼らに見せつけなければなりませんね。
- BBCでは、ダボスで開かれている世界経済フォーラム(World Economic Forum,
WEFの出席者を招いて、ディベートをやっていたが、何やら、お決まりの「先進国と発展途上国」との経済風土の違い論という、埒のあかない問題で、議論がかみ合っていないようだった。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/business/4641548.stm 参照
ビデオjavascript:launchAVConsoleStory('4657396','news','ukfs')もあるが、イギリスからのアクセスだけに制限されているようだ。
英語でのディベートにもかかわらず、インドやエジプトなどの出席者たちが、議論を交わしていたが、日本人の姿はなかった。
よく、自慢げに、賢人会議に出席してきたと吹聴する日本人は多いのだが、いったい彼らは、ダボス会議で何をしているのだろう?
もっとも、この「賢人会議」という名前そのものが、何やら、スノビズムプンプンの語感なのだが。
面白いといえば、移民労働者の話で、労働者が動いているのか、働く場所が動いているのか、などという論議もあったようだ。
ところで、このダボス会議が、グローバリズム志向の会議とすれば、反グローバリズムの視点からの、もうひとつの賢人会議といわれているのが、世界社会フォーラム(World
Social Forum, WSF)である。
このWikipediaの解説http://en.wikipedia.org/wiki/World_Social_Forum
によると、こちらのほうは、毎年、数都市で開かれるらしい。
今年の開催地は、
VenezuelaのCaracasと、MaliのBamakoと、PakistanのKarachiでひらかれるらしい。
各国の文化の多様性と、分散化をキーワードとしての会議テーマのようで、あくまでも、ダボス会議の対極を行こうとする気構えのようである。
http://homepage3.nifty.com/katote/ecoforum.htmlも、ご参照
http://en.wikipedia.org/wiki/World_Social_Forum
[3056] 米国産牛肉、輸入再開を推進された中西、安井両氏の反応 投稿者:虹屋
投稿日:2006/01/29(Sun) 16:00 |
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- 米国産牛肉は安全とし、輸入再開を推進した人の中で、当掲示板では中西準子、安井至両氏が度々登場しました。両氏の今回の背骨付き肉輸入の件へのご意見が、両氏のHPに出ていたので要約してみました。
お二方に共通しているのは、@30ヶ月齢以下の米国産牛肉はSRM除去をしない米国のやり方で十分に安全ASRM除去は日本の特殊な要求である。また、安井氏は、「米国にSRM除去を完全に守らせるのは無理」and「米国産牛肉は、もともとリスクがほとんどゼロだ」というのだから、今度のようなことが起きても大騒ぎしない方がよいというご意見と推察される。中西氏は「除去が不完全でもリスクは極めて小さい」and「日本が(SRM除去の)特別の要求をしている。これを守らないと(日本が買わないから)米国人の生活が成り立たないということを徹底させる」and「日本が、買うという立場の強さを利用して、安全性の向上に役立たないような安全策(SRM除去)を要求するというのは、決していいことではない。」というのだから、安井氏と同様のご意見をお持ちと推察される。
@については、ここで改めて言わない。「極楽はとても良い所らしい。誰も帰ってこないから。」的論法で安全を主張される中西さんは、新作落語を書いていただきたい。
Aは他のも松永和紀氏も書いている。これは完全な誤解である。国際基準のOIE規約では、骨なし肉も、それ以外もSRM除去が牛肉貿易には不可欠である。「OIEの安全基準を遵守する事がBSE対策の最大の方策」という小澤義博氏(OIE顧問)の意見を是非伺いたいものである。「特定危険部位SRMさえ食べなければよい」という唐木英明先生も忘れてはなるまい。
安井至さん 米国輸入牛肉に危険部位 1.22.2006
http://www.yasuienv.net/BeefSpine.htm
「12月12日に輸入再開が決まった。それからたった1ヶ月でこんな事件。米国という国である新しいシステムをきちんと機能させることがいかに難しいか、を証明したようなものです。」「アメリカという国は、先端技術を支えるごく少人数からなるシステムなら、かなり優れたものを作ることができる。ただし、リスクゼロは求めないし、もしも求めると機能しないシステムだ。」
「米国からの牛肉輸入問題は、もともとリスクがほとんどゼロだから、安全性、すなわち、被害が出る出ないという視点から議論しても何の意味もない。最初から、健康問題ではない。・・どちらかと言えば、アメリカ的な対応で十分」「リスクの観点から見れば、なんということもない。それに、大体米国国民は平然と食べている。」
「一方、安心できるかどうか、という議論になると、日本人の安心に対する考え方は、世界的に見ても異常だから、」「牛肉脊柱事件を見ていると、米国側は、日本という国の特殊性を理解しているとは思えない。」
「米国という国が日本よりも優れているところはどこか、それは、合意とか契約と言うことに対して、より感度が高いところだろう。」「特に、米国政府が約束をしたとしても、実際に、それを社会システムとして定着させることが不可能な国である米国とどうやって付き合うのか、という問題なんです。」「合意をしたのに、それを守れないような国である米国と、どのように付き合うべきか、それが最大の問題」
中西準子さん 米国産牛肉の輸入停止について考える
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak331_335.html#zakkan331
「これは、安全問題ではなく、約束違反問題として考えるのがいいと思う。そうでないと、また解決に異常な時間がかかることになってしまう畏れがある。」
「米国での危険部位除去率を95%として計算していた。今回、除去されていなかったという脊柱の危険部位に対する寄与率は3.8%となっているから、これがすべて残っていても除去率96.2%である。こういうことが、こんなに早く問題になるとは想像していなかったが、率としてこの程度の危険部位除去を想定したリスク計算を行っている。」「リスクはどのくらいか?
それを簡単に実感できる事実がある。30ヶ月齢以下については、日本への輸入肉のような危険部位除去を行わず、・・米国の状況を見ることである。米国からの輸入牛肉で、日本に100年に1人の変異型クロイツフェルトヤコブ病の患者が出るリスクがあったとしよう。とすれば、牛肉の消費が日本よりはるかに多い米国では小さく見ても、2000年代初頭から始まる100年間に1000人強の患者が出るはずである。もちろん、こんなこと起きてはいない」
「今回の問題は約束違反だから、米国がそれを守るのは当然だが、日本が、買うという立場の強さを利用して、安全性の向上に役立たないような安全策(SRM除去)を要求するというのは、決していいことではない。BSEはそういう問題になっていると思う。」「米国との約束問題は、そのこととして解決を図るとして、BSEの安全問題については、世界が納得できるような理屈を主張し、それに従った政策を提出すべきだと思う。いつまでも、日本は特殊デスでは、他で損をすることになるに違いない。それほど大きな国でもないし、大きな市場でもない。日本が依拠できるのは、誰もが納得できる理屈と、進んだ技術、ユーザー思いの技術だと思う。」
「米国ではHACCP(標準衛生作業基準)で管理しているとしているから、その意味で、今回問題となった食肉処理場は、多分衛生管理の点で問題がなかったのだろう。」「日本向けには、特殊なこと(SRM除去)をしなければならないということが徹底していなかった。多分、なぜそういうことをするのかということが理解できないから、言い換えれば、通常やっていることが安全だと信じているから、上の方の人は「日本に対して特別のことをしなければならない」と分かっていても、現場には徹底しないのである。」
「日本との約束を守らせるためには、衛生管理をきちんとするとか、安全を守るというスキームではダメだと思う。今の米国のやり方で安全だと思っているのだから。「日本が特別の要求をしている。これを守らないと米国人の生活が成り立たない」ということを徹底させるしかないと思う。そういう問題なのである。」
松永和紀のアグリ話●「と畜場ブルース」に見える米国産牛肉の真実
http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=552
[3055] ペン米農務次官の「BSE罹患は、交通事故より確率低し」発言には、原典がある。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/29(Sun) 10:29 |
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- 1月24日に来日したペン米農務省次官(J.B. Penn
)が、「車を運転してスーパーに行き事故に遭う確率の方が、牛肉を食べて病気にかかるよりも高い」といったというので、話題になっているが、この発言は、何も、ペン米農務省次官独自の発言ではない。
原典がある。
この原典とは、カナダのthe
Vancouver General Hospital of the University での研究である。
これについて、Internal
MedicineのRobert
Reynolds博士は、次のように述べている。
ステーキを食べて、人間がBSE(vCJD)にかかる確率は、三千二百万分の一ということで、交通事故で死ぬ確率は、ステーキを食べて、人間がBSE(vCJD)にかかる確率の四十二万倍であるという。
http://www.nethealthbook.com/creutzfeldjacobdisease.html参照
しかし、別の観点もあるようで、たとえば、このサイト「What
you fear, what you should fear: obsessing about shark attacks, plane crashes and
mad cow disease? Stop. Here's what you really ought to worry about」http://www.findarticles.com/p/articles/mi_m0846/is_10_23/ai_n6092137/pg_2
他の死亡確率と比較して、もっと高いのではないか、という記事もあるようだ。
ちなみに、今回の失言のペン米農務省次官は、以前から、日本のアメリカ牛肉貿易再開の見通しについて、楽観的過ぎる見通しをして、それがいつも外れ、アメリカ国内から顰蹙をかってきたかたである。
下記に記者会見でのペン農務次官の失言を記載。
http://tokyo.usembassy.gov/e/p/tp-20060124-76.html参照
(上記のアメリカ大使館のサイトは、失言までをも、忠実に載せている。)
As
I said, no more than about 150 people have ever contracted the human variant of
this disease and died. If you look at all of the other possibilities of having
something bad happen to you, the probabilities are much higher.
「In
fact, probably, getting out of your automobile and walking into the store to buy
beef has a higher probability that you will be hit by an automobile than it does
from the probability of any harm coming to you from eating the beef.」
(実際のところ、あなたが、車から出て、牛肉を買いに、歩いてスーパーにいく場合、あなたが、車にはねられる可能性のほうが、スーパーで買った牛肉を食べてきずつく可能性のほうよりも、高い可能性を、おそらく、持つでしょう。)
So
again, I think we have to keep all of this in context. I would note that there
are 285 million Americans who are consuming large per capita amounts of beef,
and there are no reported problems to any of that population.
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=10000101&sid=aKo9C.scpwvo&refer=japan
[3054] 中国はまだ鳥ウイルスも人ウイルスも
投稿者:とき 投稿日:2006/01/28(Sat) 19:33 |
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- WHOへの、サンプルの提供を果たしていないのではないでしょうか。それぞれの、ウイルス遺伝子配列が公表されれば、非常に明快にわかることになるのですが・・・・。
鳥インフルエンザ・「疫病」疾病情報について、新華社を含む中国公式情報も、ロイターも、共同も朝日も、どうにもこうにもすんなり受け入れるわけにはいきません。かといって、その他の社も似たり寄ったりですが。
アジアのヒトでの感染実態に関する科学的事実がウヤムヤにされたまま、トルコがどうのこうのいっても、人の移動がある以上、鳥ウイルスの伝播が「渡り鳥」によってもたらされている様相が見えているときに、ヒトのウイルスがいわば「渡り人」(普通、「渡航者」といいますが)によってもたらされていると考えてもなにも不都合がありません。至極当然のことです。そういう風に考えさせないように仕向け、「印象操作」するような記事にしか見えません。これも、旅行・観光・航空輸送産業を慮ってのことでしょうか?
「経済・産業」のマイナス影響、あるいは、「人種・国籍」差別などへの過剰な配慮によって、「科学」的事実が隠蔽されようとするのであれば、「科学(的思考)」にとって非常に情けないことでもあります。それがまた、いわゆる《大人の解釈》とでもいえるものなのかもしれませんが。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza241.htm
◇人感染に適応の兆しか トルコの鳥インフルエンザ
>【ワシントン28日共同】東アジア以外で初めて高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)の感染者を出したトルコ。感染者は短期間で増えた一方で死亡率はアジアの3分の1程度にとどまるなど流行の様相が違い、ウイルス遺伝子にも変異が見つかった。ウイルスが人への感染に適応し広がっていく前兆なのかどうか、世界保健機関(WHO)が分析を急いでいる。
>トルコで家禽(かきん)の鳥インフルエンザが初めて見つかったのは昨年10月。北西部で始まった流行は、年末までにほぼ全域に拡大した。人への感染を当局が確認したのは今年1月初め。17日までに患者は計21人(うち死者4人)に増えたが、その後は止まっている。
(共同通信)
- 1月28日17時40分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060128-00000114-kyodo-int
ここまでくると、やはり、『「真実は報道してはいけない」というのが、中国の鉄則である。』のようにみなされてしまいます。
http://www.melma.com/backnumber_45206_2449656/
グーグル社、中国政府の検閲に同意(WIRED)
- 1月26日18時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060126-00000007-wir-sci
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%A5%B0%A1%BC%A5%B0%A5%EB%A1%A1%B8%A1%B1%DC&st=n
産経抄1/28
http://www.sankei.co.jp/news/060128/morning/column.htm
>インターネット検索大手のグーグルが、ついにネット人口一億人の大市場の魅力に抗し切れなかった。すでにヤフー、マイクロソフトは検閲の協力と引き換えに中国で商売している。ひとり当局に抵抗していたはずが、「グーグルよお前もか」なのだ。〜
[3053] 北海道で鹿のしゃふしゃぶ肉をうりだしたとか
投稿者:E型肝炎 投稿日:2006/01/28(Sat) 15:43 |
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- あれは生肉をじかばしでたべることにも気を付けなくてはならないそうですが、いま北海道はずいぶん無責任なピーアールをしているような気が
[3052] 日本の食品安全委員会の一員が出したメールは、なんのため? 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/28(Sat) 09:42 |
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- 日本の食品安全委員会の寺田委員長は、「(危険性が)国産牛肉と同一かどうかという評価は尽くしている」と述べたというのだから、その食品安全委員会のスタッフであるHikaru
Fukuda氏が、何も、下記のようなメールを出す必要はないはずなのにね。
「Inspectors get busy after veal
deal」
http://www.capitalpress.info/main.asp?SectionID=67&SubSectionID=618&ArticleID=22536&TM=32500.01
より
Hikaru
Fukuda of Japan Food Safety Commission sent a widely read email Jan. 24 pointing
out that since BSE was confirmed in his country, the government has insisted
that all material at risk of spreading the BSE agent be removed, regardless of
the age of the cattle.
http://www.capitalpress.info/main.asp?SectionID=67&SubSectionID=618&ArticleID=22536&TM=32500.01
[3051] このサイト、便利そうですね。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/28(Sat) 08:06 |
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- この「Going My Way」http://kengo.preston-net.com/archives/cat_internet.shtmlというサイト、iPODやポッドキャスティング、Googleなどの新機能がテンコ盛りになっていて、便利そう。
忘れないうちにリンクしておきますね。
http://kengo.preston-net.com/archives/cat_internet.shtml
[3050] Re:[3032] [3027] [3026]
E−annoy 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/27(Fri) 21:59 |
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- 小倉秀夫さん。
この点については、私も、少し勉強しなければなりません。
おっしゃる「intent to annoy」は、「UNITED
STATES CODE ANNOTATED TITLE 47. TELEGRAPHS, TELEPHONES,
AND RADIOTELEGRAPHS CHAPTER 5--WIRE OR RADIO COMMUNICATION SUBCHAPTER II--COMMON
CARRIERS PART I--COMMON CARRIER REGULATION」
http://www.usdoj.gov/criminal/cybercrime/47usc223NEW.htm
では、次のように二箇所にわたって書かれていますね。
1.各州間または、外国との間で通信をする人で、下記に該当する人は、タイトル18の元で、罰金を科せられるか、2年以下の拘留、もしくは、その双方の罰に処せられる。
すなわち、身元を明かさずに、会話や通信をしたり、電話で呼び出した人または、通信を送りつけた人に対して、迷惑行為や、誹謗、脅し、嫌がらせをしようとした人。
2.各州間または、外国との間の通信で、
(1)故意に通信を作ったり、創作したり、懇請したりすること。
(2)みだらで、好色的で、不潔で、下品なメッセージを、コメントや要請や、提案やイメージの形で、通信を開始し、他人を困らしたり、誹謗したり、脅したり、嫌がらせをしたりすること。
これらについては、タイトル18の元に、罰金を課したり、二年以内の拘留または、その双方の罰に処せられる。
1.Whoever--
(1)
in interstate or foreign communications--
(C) makes a telephone call or
utilizes a telecommunications device, whether or not conversation or
communication ensues, without disclosing his identity and with intent to annoy,
abuse, threaten, or harass any person at the called number or who receives the
communications;
shall be fined under Title 18, or imprisoned not more
than two years, or both
2.Whoever--
(1) in interstate or foreign
communications--
(A) by means of a telecommunications device
knowingly--
(i) makes, creates, or solicits, and
(ii) initiates the
transmission of,any comment, request, suggestion, proposal, image, or other
communication which is obscene, lewd, lascivious, filthy, or indecent, with
intent to annoy, abuse, threaten, or harass another person;
shall be
fined under Title 18, or imprisoned not more than two years, or both
http://www.greatwesternmeats.com/Custom%20Cut%20Meat/Veal/veal_hotel_rack_primal.htm
[3049] Re:[3046]
仔牛のホテル・ラックの説明と画像 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/27(Fri) 21:30 |
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- 虹屋さん。
情報ありがとうございました。
写真の説明概要は、次のようですね。
「仔牛のホテルラックは、ラックサドルの半分のそれぞれに7本の肋骨を含んでいます。
仔牛のホテルラックは、骨のある状態でも、骨のない状態でも、さまざまな使い方ができます。
仔牛のホテルラックには、ラックのチャックサイドにある肩甲骨の一部が含まれます。
この薄い骨と肉の組織は、ラックが仔牛肉のラック・リブ・チョップに切断される前に、取り除いておく必要があります。
ラック・リブ・チョップは、顧客のニーズに応じて、特定の重さや厚さで切り分けられます。
ブレード・ボーン(翼骨)の除去に加えて、背骨とフェザー・ボーンが取り除かれます。
これらの骨は、動物の脊柱を作り上げているものです。
これらの除去で、リブ・ミートだけが残されます。
これらの肉片をビール・ラックと呼びます。以下略」
http://www.greatwesternmeats.com/Custom%20Cut%20Meat/Veal/veal_hotel_rack_primal.htm
[3048] Re:[3042] [3035]
どうやって責任とるんですかね。責任の取り方が書いてませんね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/27(Fri) 21:02
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- 掲示板さん。
この掲示板の過去ログをあたっていましたら、次のような記事が出てきました。
今にして思えば、と、かんがえさせられるリスク管理官庁さんのご発言でしたね。
2005/06/22
2244
[2244]
Re:[2238] 危険部位の「ダブルスタンダード×2」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/22(Wed) 21:13
平成17年5月31日 食品安全委員会プリオン専門調査会
議事録をざっと拝見しましたが。
いくつか、気になる点がありました。
一つは、厚生労働省の食品安全部監視安全課の道野課長補佐
さんの、のんびりしたご発言。
「リスクの同等性ということの考え方についてですが、リスク管理サイドからしますと、端的に申しますと、輸入牛肉を摂取した場合と、国産牛肉を摂取した場合のリスクの違いというか、非常に抽象的な物の言い方で申し訳ないんですけれども、その程度について答申がいただければなというふうに考えております。」
ここでの「輸入牛肉を摂取した場合と、国産牛肉を摂取した場合のリスクの違い」というのは、何で判断できるのでしょうね。
前から言っていますように、vCJDのhuman
oral ID50
での安全性の検証が不可能なんですから、わかってて、不可能なことを聞くもんではないですよね。
それにしても、『その程度について』とは、何か食品安全委員会委員を小馬鹿にしたようなものの言い様ですね。
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog7.htm
[3047] Re:[3033] [3026]
副スレあぼ〜んに帰らず 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/27(Fri) 20:49 |
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- ときさん。
なるほど、ネットの世界は、消しゴムがあるようでない世界なのですね。
誤報が誤報でまかり通る、それは、やむを得ざるの場合もあるでしょう。
また、敗者復活の可能性もない世界ともいえます。
この掲示板の記事でもWayBackに過去記事とも、しっかり保存されているのですから。
ある意味、恐ろしい世界ともいえますね。
[3046] 仔牛のホテル・ラックの説明と画像
投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/27(Fri) 20:18 |
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- 英文の説明はよく分からないのですが
画像が出ているのは下記、
Veal Hotel Rack
http://www.greatwesternmeats.com/Custom%20Cut%20Meat/Veal/veal_hotel_rack_primal.htm
http://www.victoriapacking.com/vealinfo.html
[3045] Re:[3044] [3034]
日本シイベルヘグナー社は背骨付き肉を発注 投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/27(Fri) 19:45 |
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- >「日本シイベルヘグナー」社で、ア社に対して骨付き肉を注文していたようだが、SRMを故意に輸入しようとしていたわけではないという。
http://www.janjan.jp/living/0601/0601208004/1.php
シーファー駐日米大使が無根拠で「背骨付きの子牛肉や羊肉を意味するホテル・ラックを日本シイベルヘグナー社が発注した」と発言するとは大使という立場上思えません。SRMの背根神経節は、せき髄から分枝した神経が背骨から出る前につくる膨らみですから、背骨がついているホテル・ラックには当然残っています。つまり、日本シイベルヘグナーは「SRMを輸入しようとした、故意によるものか不注意・無知によるものか現時点では不明だが」と米国大使に日本経済新聞紙上で言われたのです。
日本の輸入元が顛末を明らかにしない限り、この汚名は雪げないですよね。
[3044] Re:[3034]
日本シイベルヘグナー社は背骨付き肉を発注 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/27(Fri) 19:06 |
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- 虹屋さん。
牛の例がないので、ラム肉の例で写真を見ますと、ホテルラックは、こんなhttp://www.victoriapacking.com/images/lamb/frenched_rack.gif
形、
ビール・チョップは、こんな
http://images.google.co.jp/images?q=tbn:DT5ft9QGTg3LoM:www.sweetbasilcafe.com/peek/Im000472.jpg
形ですね。
日本の輸入元が顛末を明らかにしない限り、ホテルラックをヴィールチョップと間違えて送ったかどうかは、闇の中でしょう。
[3043] Re:[3040] [2996]
日本シイベルヘグナー社について、びっくり事実が判明しました。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/27(Fri) 18:43
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- tanukurさん。
今回は、きっかけとなる情報をいただきまして。ありがとうございました。
私は、今回の一件は、国境を越えたリコールに該当するものだと思っております。
できるだけ穏便にとどめたいと、政府サイドが努力すればするほど、消費者のアメリカ牛肉に対する拒絶反応は強くなるものと思われます。
今後とも、情報提供、よろしくお願い申し上げます。
[3042] Re:[3035]
どうやって責任とるんですかね。責任の取り方が書いてませんね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/27(Fri) 18:38
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- 掲示板さん。
なるほど、食品安全委員会は、「これらの前提の確認はリスク管理機関の責任であり、前提が守られなければ、評価結果は異なったものになる。」
といっていらっしゃるのですね。
では、前段の責任は、リスク管理機関が取るとしても、後段の責任は、食品安全委員会が取らなければ、誰が取るんでしょうかね。
[3040] Re:[2996]
日本シイベルヘグナー社について、びっくり事実が判明しました。 投稿者:tanukur 投稿日:2006/01/27(Fri) 17:23
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- はじめまして。野良里蔵狸
-norakura-の管理人、tanukurと申します。
日本シイベルヘグナー社について、微力ながら貢献できて嬉しい限りです。うちでは
FOODEX JAPAN 2006止まりでしたが、More Than
Gourmet社まで追究されるとはさすがです。恐れ入りました。
ここまで明らかになると、まるで「加工品が輸入できないなら(危険部位に関係なく)材料を持ち込んで日本で作ってしまえばいい」という発想から、どさくさまぎれな感じがしてしまいます。
食品安全委員会の話も見ましたが、これでは輸入再開も時間の問題でしょうねぇ(´・ω・`)
#
25日午後、ブログの方にコメントをしましたが、投稿できないようなので
# こちらの方に書かせて頂きました。失礼をお詫び申し上げます。
http://tanukur.blog8.fc2.com/blog-entry-409.html
[3039] 含蓄のある言葉?
投稿者:とき 投稿日:2006/01/27(Fri) 17:20 |
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- >「嘘を嘘と見抜くことより、まるで嘘のような真実を見抜くことの方がはるかに難しい・・・。」
http://hobby.2log.net/zk1/archives/blog20060125.html
>「真実は報道してはいけない」というのが、中国の鉄則である。
http://www.melma.com/backnumber_45206_2449656/
■中国産キャベツに基準値超す農薬、大阪府が回収命令(2006年01月27日
読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20060127p301.htm
氷山の一角?
輸入食品監視業務ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/tp0130-1.html
(平成18年1月〜)new1月20日
http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/1-4/0601.html
輸入食品に対する検査命令の実施について(中国産キャベツ)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/01/h0127-5.html
http://www.mhlw.go.jp/new-info/index.html
2006年01月25日
低俗メディアが隠す、日本の危機。スパイ防止法の早期成立を!
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/12286922.html
立て続けに起こっている、プラスチック爆弾輸入摘発、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060127-00000105-kyodo-soci
三菱電気ミサイルデータ機密漏洩発覚、ヤマハ無人ヘリ不正輸出摘発、中国組織「地下銀行」摘発などや、「首相靖国神社参拝批難」や「女系天皇」、「耐震偽装」、「ライブドア」、「米国産牛肉」など、ぜんぶ「政治」がからんでいるところからみて、底流ではつながっているのかもしれませんね。
◇「大同門」、再生法を申請 BSE問題で業績悪化
(共同通信) - 1月26日17時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060126-00000174-kyodo-bus_all
◇焼き肉の「大同門」が民事再生法 負債130億円 2006年
1月27日 (金) 01:26
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20060127/K2006012600541.html
牛肉は米国産ばかりではないだろうに。(じゃ、いままでは・・・) そして、パチンコ業界も・・・。
◆2006-01-20
この国の闇を示す「小さな記事」
http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/20060120/1137717821
[3038] 注文どおりで検疫で見つかった??
投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/27(Fri) 14:41 |
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- 食肉速報の1/24によれば
当該商品は子牛のホテルラック7本リブとロイントリムド4×4
http://www.shokuniku.co.jp/PAPER_INDEX/Day.html
日本シイベルヘグナー社の注文どおりに送った品物が検疫でみつかった3箱。(背骨、背根神経節付き)
米国のAtlantic社がそれを「ビール・チョップ(骨付きの子牛肉)」と誤解して送ってきた物が38箱??(背根神経節の除去はしていない)
[3037] 現実は未だに「マトリックス」あるいは「1984」の中 投稿者:とき
投稿日:2006/01/27(Fri) 14:10 |
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- 「他人に不快感」
といえば、私の拙い“匿名”投稿文でさえも、おそらく不快に感じている人が確実におられることでしょう。
◆鳥インフルエンザ問題の今後(126)(2006.1.27)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza243.htm
>私が分からないのは実際野外で起こる事実を一向に確かめようとしない彼らの態度である。その陽性鶏が実際はどう変化するのか、まるで興味を示さない、何時も云う予算の付かないことに対してである。まるで一つ覚えのように「強毒に変異してからでは遅い。今のうちに殺せ」と云う。変な学者達だといつも思ってしまう。
日本の田舎暮らしの中で、畜産家以外で、犬猫は言うに及ばず、豚や鶏やヤギや七面鳥など、ごく普通に自分の庭先で飼って動物に囲まれて育った経験のある最後の世代ではないかとの自覚があります。その意味でいえば、そういう経験をもって、「動物との付き合い方がわかる」人間は、この日本では“マイノリティ”になってしまったようです。
せめて、医学を含め広く生物学(動物学)の科学的学究にたずさわる人間は、コンラートローレンツ博士のように、あるいは南方熊楠先生のように、はたまたファーブル先生のように、動物生き物と人間の関わり方に造詣を深くしてから、研究に励んでいただきたいものです。
◇茨城で捕獲ウミウ 岐阜県 無料検査 鳥インフルエンザ禍 鶏対策に忙殺(2006年1月26日
読売新聞)
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/060126_2.htm
渡りという自発的な移動ばかりではなく、このような人為的な移動もあるわけです。
このようなとき、ウイルス保有の有無に関して、「検査」が有効であるかどうかは、はなはだ疑問に感じます。というよりも、ウイルスの「ある・なし」を検査で見分けること自体が無謀といわねばなりません。
ウイルスの検査は本来そのような目的のためではなく、あくまでも、発症がみられたときの原因を区別するためのものです。ちょうどそのとき、ウイルス増殖排出条件になければ(感染して耐過してしまった個体に関しても)、見分けをつけることはほぼ不可能です。いくらでも、ウイルス保有個体は、検査をすり抜けてしまいます。現行の「検査」とは、そのレベルでしかないものです。
あらゆる題材の記事にいえるのかもしえませんが、マスコミ情報は非常に舌足らずであります。「事実」に関して、容易に「空想や妄想で補完」させるような余地を残す隙だらけでもあります。そのために、意図する・しないにかかわらず、「印象操作」が至極容易にもなっています。ある意味、非常にキケンでもあります。それが、ライブドア株価問題の根っこにもあったわけで・・・。
[3036] 脳症シカ肉に異常プリオン 米チーム「食べると危険」 投稿者:掲示板から
投稿日:2006/01/27(Fri) 14:08 |
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- 脳症シカ肉に異常プリオン 米チーム「食べると危険」
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1138317738/
>(米ケンタッキー大などの)チームは米コロラド州の感染シカ5頭から採取した脚の筋肉の細胞を含む溶液を、
CWDに感染するよう遺伝子操作したマウス36匹の脳に注射。平均1年2カ月後に すべてのマウスが神経症状を起こした上、脳からも異常プリオンが検出された。
米国では1967年に初めてCWDが報告された後、10州以上で見つかっており、
CWDのシカから人間が感染することに懸念が強まっている。
[3035] どうやって責任とるんですかね。責任の取り方が書いてませんね。 投稿者:掲示板から
投稿日:2006/01/27(Fri) 14:05 |
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- 【米牛肉】 「責められるべきは米国。なぜ日本が責められるのか」 小泉首相★2
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1138270505/l50
から抜粋
食品安全委員会の報告書に、米国の違反は日本の責任だと、はっきり書いてあるな。
http://www.fsc.go.jp/sonota/bse_hyouka_kekka_171208.pdf
の32ページの結論のところ。
「また、輸出プログラムの遵守についても守られることを前提に評価しなければならなかった。」
「これらの前提の確認はリスク管理機関の責任であり、前提が守られなければ、評価結果は異なったものになる。」
「リスク管理機関」ってのは「厚生労働省及び農林水産」のことな。
まとめると「輸出プログラムの遵守の確認は厚生労働省及び農林水産の責任」となる。
内閣府下にある食品安全委員会の報告書を、小泉は知らなかったのか?
[3034] 日本シイベルヘグナー社は背骨付き肉を発注
投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/27(Fri) 13:46 |
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- 大使は、ホテル・ラックとビール・チョップを区別して、ホテル・ラックなら問題がなかったかのように日経は要約している。しかしどちらでもSRM(背根神経節)付きは同じではないか。
>1/27日経
シーファー駐日米大使と日本経済新聞との単独会見での大使の発言
日米合意に基づく規制を逃れようとする意図があったのかどうかを捜査当局は調べている。初期の捜査でわかっているのは、日本の輸入側が「(背骨付きの子牛肉や羊肉を意味する)ホテル・ラック(Hotel
Rack)」と呼ばれる注文書で発注し、米国側がそれを「ビール・チョップ(骨付きの子牛肉)」と理解したことだ。実際、その発注書は米国では一般的に「ビール・チョップ」と解されている。現時点で輸入側と輸出側に何らかの認識の差があったのか、あるいはいずれかに(手続き上の)間違いがあったのかはわかっていない。
ビールチョップには(危険部位とされる)骨が含まれているからだ。単に規制を無視しただけなのか、あるいは意図的なものなのか。もし、意図的ならそれは犯罪となる。
[3033] Re:[3026] 「他人に不快感」
投稿者:とき 投稿日:2006/01/27(Fri) 12:16 |
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- これの定義が難しいですね。
たとえば、今回の耐震偽装問題についていえば、オジャマモンさんとかウチカワさんとかイトウさんとかにとっては、ネットのなかに「不快感」を感じる情報はゴマンとあるわけです。それを取り締まるようにしたほうがよろしいでしょうか?
そこまでいかなくても、ほんのすこし匿名の噂話の言説を統制しようとするだけで、りっぱに「シナLAN」のごときものが構築されるのは間違いがないでしょう。まずは現行の法体系のなかで「名誉毀損」を問う形で対処することを考えるべきではないでしょうか?
2006年01月21日
23:27 副スレあぼ〜んに帰らず
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50332135.html
2006年01月27日
02:17 民の過ちは主の過ち
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50343278.html
「法」は、オモテの意味・意義だけでなく、ヤヌスのごとき裏の顔も必ずあるということに思いを至らせたいものです。
規制緩和という理念のもとに「検査機関民営化」のオモテの意義とウラの目的があったように。(この制度の推進を先導した「上野公成」さんと「日本ERI・鈴木崇英」さんにもいくばくかの道義的責任はありそうですが?)
[3032] Re:[3027] [3026]
E−annoy 投稿者:小倉秀夫 投稿日:2006/01/27(Fri) 11:55 |
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- 笹山先生へ
この件については某雑誌の連載コラムの中で書こうと思って米国での議論を見ています。
anonymousであることがイコールannoyingであるならば法律は片方の要件だけを規定すればたりるわけですが、実際には、anonymousであるか否かとannoyingであるか否かということは必ずしも一致しない(ある程度は相関関係があるにせよ)なので、この改正法は、anonymousであって、かつ、intent
to annoyがある場合のみを処罰の対象としているように読めます。
あと、この改正法は、「intent to
annoy」のあることを構成要件とするいわゆる目的犯なので、他人を不快にさせる意図はなかったのに結果的に不快にさせてしまったような場合はそもそも規制の対象外です。したがって、トリッキーな反論は大抵的はずれです。
(そもそも「intent
to
annoy」という要件自体は、改正前の米国通信法でも用いられていたのであり、特に非常識な解釈運用がなされていたわけではないようです。)。
[3031] Re:[3028]
紙幣流通と疫病拡散の相関性 投稿者:とき 投稿日:2006/01/27(Fri) 11:28 |
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- >渡り鳥も考慮に入れて相関性を見てみるとより傾向が把握できるのではないでしょうか。それと「紛争」「戦争」「テロ」も考慮されるべきでしょうか。
これこそまさに、「トンデモ科学」に踏み込んでしまうでしょう。(机上の空論どころか妄想。)
ヒト版「闇ワク原因説(もしくはバイオテロ説)」を立てるようなものです。
まずは、インフルエンザウイルスの感染伝播の様式について、最低限、ヒトのウイルス感染と鳥のウイルス感染は切り離して考慮する必要が大です。ウイルス感染症は、ごくごく自然(生態系)の当たり前の出来事です。ヒトの移動があるところに、かならず起こることです。なぜにそのようなシンプルなことにさえ“盲目”になってしまったのか、現在の(鳥)インフルエンザをとりまく「科学」の智恵・知識を担う人々にたいして、非常に愕然とした思いをいたしております。
今後、なぜにこのような、味噌も糞もいっしょ式の論法・講釈が「公式」のものになってしまったのかの根本が、何から派生したのかの疑問は避けて通れないでしょう。獣医学分野の方々は世界的に、間違い・思い違いに間違い・思い違いを重ね塗りしていっているようなものです。(おそらく、インフルエンザ情報を現実にソフトランディングするように誘導していくのでしょうけれど。)
これと同じ構図は、「プリオン病」に関しても全く同じことが言えます。まだ「事実」とはいえない「仮説」段階のものが、さもさも事実のように一人歩きしてしまっているように。(「プリオン」仮説に関しては、ノーベル賞の権威も地に堕ちているようなものです。)
[3030] Re:[3028]
紙幣流通と疫病拡散の相関性 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/27(Fri) 08:27 |
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- 匿名さん。
なるほど「紙幣流通と疫病拡散の相関性」ですか。
この理論が正しいとすると、インフレ国ほど、取引単位あたりの紙幣枚数が多いということで、感染媒体量も、増えるということになりますね。
逆に、電子化が進んでいる先進国ほど、感染媒体量が少なくなる。
貧困国→インフレ→紙幣量増大→感染媒体増加→感染拡大
という構図ですか。
たしかに、渡り鳥に罪をかぶせすぎているということは、反省しなければならない点かも知れませんね。
[3029] 食品安全委員会は、職務放棄
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/27(Fri) 08:18 |
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- 米国産牛肉の輸入再禁止問題で、内閣府食品安全委員会の寺田雅昭委員長(国立がんセンター名誉総長)は26日、米国産牛肉の安全性について、「(危険性が)国産牛肉と同一かどうかという評価は尽くしている」と述べ、同委による再評価作業は必要ないとの考えを示した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060126i415.htm
というのだが、そもそも、アメリカでのリスク管理が万全だという前提で、リスク評価をしたこと自体について、食品安全委員会の社会的責任が問われているというのに、これでは、火の粉をかぶらないがための、ていのいい、職務放棄ですね。
寺田委員長さん。
[3028] 紙幣流通と疫病拡散の相関性
投稿者:匿名 投稿日:2006/01/27(Fri) 08:13 |
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- 紙幣流通と疫病拡散の相関性
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081138266558.html
本当に感染症の世界流行が数学的にモデリングできるのでしょうか?
アジアから欧州への拡大は渡り鳥の役割があると
今年1月のWHOのファクトシート
http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/avianinfluenza_factsheetJan2006/en/index.html
に記載されていますが、
トルコでの最初のH5N1感染者2例(死亡)もQinghai Lakeのウイルスとほとんど同一で、渡り鳥のルートに沿って発生しているような記載のされかたがなされていますが。
渡り鳥も考慮に入れて相関性を見てみるとより傾向が把握できるのではないでしょうか。それと「紛争」「戦争」「テロ」も考慮されるべきでしょうか。
(参考)WHOの2006bird flu Fact sheetはH5N1感染患者の症状、潜伏期間が詳しく記載されています。
[3027] Re:[3026] E−annoy
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/27(Fri) 07:46 |
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- 小倉さん。
しばらくです。
3024で書きましたように、私は、まだ、この法律をよく読みこんでいませんが、何か、二面性があるように感じております。
つまり、anonymous(匿名性)という問題と、annoying(迷惑行為)との、二つの面がリンクする面としない面とがあるのではないかということですね。
匿名性が迷惑行為になる場合と、匿名性が、必ずしも迷惑行為にならない場合とがあるのではないか、ということですね。
このサイト「
Annoy, Annoy, Annoy」http://www.alternet.org/columnists/story/30682/
では、後者の例として、暴行被害を受けた被害女性からの告発の際の匿名性の社会的利点というものを例に出しています。
このためには、総合的な措置が必要な感じがしています。
すなわち、匿名でなくとも、サイト上での「ホイッスル・ブロー」が可能な社会的状況というものが、前提にないと、ちょっと片手落ちのような気もするのですが。
また、不快の基準が明らかでないという意見もあるようですね。
「E-annoy
someone, go to jail」http://octobermist.net/blog/?p=51では、ブログコメントに、こう「They Always Type
I Like This」と、書き込むべきところを、こう「tHeY aLwAyS tYpE lIkE
tHiS.」と、書き込んでくるのも、不快なのだが、これも監獄行きなのか?などというトリッキーな意見もあるようです。
まだ、私自身、ポイントがよくわからないので、もう少し、調べてみなければなりませんが。
[3026] E−annoy
投稿者:小倉秀夫 投稿日:2006/01/26(Thu) 23:16 |
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- これまでも、他人に不快感を与えるために、identityを明らかにせずに電話をかけることは処罰の対象とされていたのに対し、禁止の対象を、他人に不快感を与えるためにidentityを明らかにせずに行う遠隔地間通信一般に拡張しただけで、個人間の通信手段が電話からネットに移行しつつある現代においてそんなに不当な法改正かというとそうでもないし、「だまし討ち」かというと、それを窺わせる資料はないように思います。
私には、ネットを活用するのであれば、匿名の陰に隠れて殊更他人に不快感を与えるようなことをしても良いことにすべきだという考えの方が理解できません。
[3025] インドネシアで、15人目、中国で7人目の、鳥インフルエンザによる死者発生 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/26(Thu) 21:56 |
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- インドネシア・ジャカルタ病院の当局者が、今日発表したところ、22歳の男性で、鳥売りを商いとしている人がH5N1感染で死亡した。
これで、インドネシアでのヒト感染鳥インフルエンザによる死亡者は、15人目となった。
一方、中国の四川省成都市で、29歳の女性がヒト感染鳥インフルエンザH5N1で死亡した。
中国では、10例目の感染者で、7例目の死亡者となる。
これまでの死亡者の地域別では、
安徽省2例、廣西壯族自治區1例、江西省1例、福建省1例,四川省2例となる。
また、湖南省桂陽縣で、新たに6歳の子供が、H5N1感染者と確認された。
昨年12月25日に発病したもので、1月25日に、H5N1感染と確認された。
http://news.sina.com/102-000-101-101/2006-01-25/2254200315.html
[3024] Re:[3023]
「闇討ち」で成立した「米国版人権擁護法」 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/26(Thu) 20:46 |
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- 謎工さん。
ご紹介のサイトだけでは、具体的な法律名がわからなかったのですが、「Violence Against Women and
Department of Justice Reauthorization Act of 2005」という法律のようですね。
http://thomas.loc.gov/cgi-bin/bdquery/z?d109:HR03402:@@@T参照
で、これまであった法律が、これ。
http://www.acadv.org/VAWAbillsummary.html
で、インターネット規制については、「TELEGRAPHS,
TELEPHONES, AND RADIOTELEGRAPHS CHAPTER 5--WIRE OR
RADIO COMMUNICATION SUBCHAPTER II--COMMON CARRIERS PART I--COMMON CARRIER
REGULATION」
http://www.usdoj.gov/criminal/cybercrime/47usc223NEW.htm
のほうでカバーされていたということらしい。
日本語のサイトでは、こちらのほう「「Violence
Against Women and Department of Justice Reauthorization Act」の衝撃」http://benli.typepad.com/annex_jp/2006/01/violence_agains.htmlがわかりやすいでしょうかね。
その他、参考になりそうなサイトとしては、
「Politech
posts 」
http://www.politechbot.com/
「FAQ: The new 'annoy' law
explained」
http://news.com.com/2100-1028_3-6025396.html
「Create an
e-annoyance, go to jail」
http://news.com.com/Create+an+e-annoyance%2C+go+to+jail/2010-1028_3-6022491.html?tag=nl
通称「The
new 'annoy'
law」(新不快法)というらしいのですが、まだ、よく、読み込んでいないので、正直、ポイントがよくわかりません。
これについての最新ニュースは、下記サイトご参照
http://news.google.com/news?hl=en&ned=us&ie=UTF-8&q=annoy++law&btnG=Search+News
[3023] 「闇討ち」で成立した「米国版人権擁護法」
投稿者:謎工 投稿日:2006/01/26(Thu) 20:03 |
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- なんか、ほとんどの議員すら気付かないままに滅茶苦茶な法律が
出来てしまったようです。
「不快感を与えただけで犯罪に」--米国新ネット関連法の危うさ
http://japan.cnet.com/column/pers/story/0,2000050150,20095138-2,00.htm
[3022] Re:[3020]
[3014]シカゴ、サンフランシスコ?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/26(Thu) 19:53 |
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- 虹屋さん。あ、ごめんなさい。
シカゴでなくて、カナダと書いてありました。
「The shipment —
boxes of veal with the backbone in — was sent to Canada, then to Japan
by mistake, Goodlatte told the town hall meeting of 50 residents.」
[3021] Re:[3008] [3007]
鳥(鶏)は鳥(鶏)、人は人。 投稿者:とき 投稿日:2006/01/26(Thu) 19:47 |
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- 笹山様
>
すでに、茨城では、人への感染が進んでいたわけですから、その辺のことも、心配ですね。
「インフルエンザ」は、恐れてもどうにもなりません。しいていえば、雪国の「雪」のようなものです。
ウイルスというものは、存在していても気付かれないものがほとんどのはずです。ほとんどが、病気を出さないうちにまん延しています。それぞれの好む宿主群において。
◆鳥インフルエンザ問題の今後(125)(2006.1.26)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza242.htm
ここまでくると、日本の「獣医学者」たちのアタマの中に描かれている世界が、とても薄気味の悪いものに感じられてしまいます。これはもはや「科学」といえるようなものではなく、「信仰」や「カルト」の領域です。
■日本でも耐性ウイルス急増 原因不明、インフルエンザ(共同通信)
- 1月26日9時16分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060126-00000033-kyodo-int
近隣の国で養鶏やほかの畜産において、恒常的に投与していたのであれば、潜在的に常在するウイルスすべてが耐性を獲得する可能性があるわけですから、たとえば、無病型あるいは低病原性の家畜のインフルエンザウイルスがやがて、人に宿主を変えてくるというのは容易に想像がつきます。
ただし、実際に用いている情報を得ていないのであれば不明としておくほかありません。「科学的(実証・経験的)」には現場での確認の仕様がありませんので、「わからない」というのが正式な回答でしょう。
◇遺伝子の取り込み方解明=A型インフルエンザ、新薬期待−東大・北大
>人間や鳥、豚などが感染するA型インフルエンザウイルスが細胞内で増殖する際、遺伝子を取り込む仕組みを東京大や北海道大などの国際研究チームが解明し、英科学誌ネイチャーの電子版に26日発表した。この仕組みを邪魔する物質を見つければ、ウイルスの増殖を防ぐ新薬になるという。
(時事通信)
- 1月26日7時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060126-00000009-jij-soci
ウイルス感染症の根本の防御は、けっして「増殖阻止」や「根絶」などではなく、生体(ホスト)側の免疫学的な抗体産生能の獲得であるということを前提にすれば、感染経験に勝るものがないというのが要諦であります。
そのような、根治対策の前提を無視したかのような、「新薬」の開発や「防御」材料の開発は、研究の結果によってなんらかの経済的な成果をだすことのみが動機になっているか、もしくは、研究費獲得のためにわかりやすい目に見える研究実績として提示するネタにしか見えません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060126-00000011-kyodo-soci
ウイルス感染症「疫病」に関する「科学」は、いたって思想哲学的(あるいは社会心理学的)な内容をもっております。断片断章的な知識では克服解決がかなわない問題ともいえます。
専門家の方々は、自然界に広く存在するのは細菌ばかりではなく、ウイルスもまた同じであり(生態は異なっていますが)、それらのうち既知のものはほんのごく一部であるとの前提にたっていただきたいものです。
◇インフルエンザ流行レベルマップ
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/index.html
いよいよ、本格的なシーズン到来です。
[3020] Re:[3014]シカゴ、サンフランシスコ?? 投稿者:虹屋
投稿日:2006/01/26(Thu) 18:41 |
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- 笹山さん。情報有難うございます。
デミグラスソースなど手作りする方に聞いたら、フォンドボーは背骨が入った方が美味しいのだそうですよ。
> また、シカゴに送った脊柱付き子牛肉が、あやまって、シカゴを経て、日本へ向かったのだとして、ジョン・ミラーthe
Virginia Dairymen’s
Association前事務総長
シカゴ云々は根拠があるのでしょうか??
サンフランシスコならAtlantic社の声明にある。Were
this product shipped to San Francisco, there would be no question about its
safety.のくだりが「シスコに送っていたら、安全上問題にはならなかった」が「安全上の疑問が抱かれないシスコに発送されるはずの物」でhonest
mistake
で日本に送られたということになりますね。
そうであるなら、日本シイベルヘグナー社の発注外の品物ですから、確信犯的とまで言えませんよね。
日本シイベルヘグナー社さんの法律遵守が問われているのですから、ご自身でハッキリさせていただきたいものです。
[3019] 鳥インフルエンザワクチンの使用判断基準
投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/26(Thu) 18:08 |
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- 「総合的に判断」ではこれまでと変わったのだろうか??
使用、不使用の決定過程の情報開示が不可欠。
特に茨城県で不使用とした過程の情報開示は、どうなった??
>鳥インフルエンザワクチン 使用判断基準を明示/農水省
[2006年01月26日付]
日本農業新聞
農水省は25日、今後の高病原性鳥インフルエンザに対するワクチン使用の考え方を決めた。
使用の前提として「迅速な淘汰(とうた)が困難かどうか」を見定める判断基準の「迅速」の定義を、「ウイルス確認鶏群の1カ月以内の淘汰が困難かどうか」と明確化。それ以上発生が続く場合には、1.ウイルス確認農場数の多少 2.伝播(でんぱ)力の強弱 3.発生地域の飼養密度の高低――などを総合的に判断し、決定するとした。同日開かれた自民党の鳥インフルエンザ対策本部に報告した。
鳥インフルエンザのワクチン使用をめぐっては政府の防疫指針で「迅速な淘汰が困難と判断される場合には使用を検討」とあるだけだった。このため、生産者団体からは明確化を求める声が強まっていた。農水省は早急に生産者団体と具体的な発生状況を想定した対応を協議する。ただ、農水省は茨城県の発生ケースについてはすでに不使用を決定済みとの立場だ。・・・
今後の使用決定はこの考え方に基づき、農水省が鶏卵・食鳥関係の生産者団体から意見を聴取し、家きん疾病小委員会で検討、最終的には農水省で判断する。小委員会の委員には新しく、生産者団体からの要望を入れて、現場経験の豊富な民間獣医師を加えることを決めた。
[3018] 東家嘉幸さんを悼む
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/26(Thu) 17:43 |
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- 木材産業などでの幅広い活躍をされながら、衆議院議員を長らく勤められた、東家嘉幸さんがお亡くなられになったという。
東家先生は、私の一期先輩であられながら、政界に入られるときには、すでに、多くの多彩な人生経験をもたれていた方で、いろいろ、林業のことなど、親身に教えていただいた。
型破りの方で、企業が立地されていた南米での公私にわたる武勇伝などを聞かされると、なんとも面白く、腹をよじって、笑ったものだ。
九州男児そのもののようで、愉快だった。
私の父が、戦前、熊本営林局にいた関係やら、農林省出身の親戚のかたが、短期間ではあったが、参議院におられたという関係などもあり、特に、親しくしていただいた。
平成十一年六月十五日、在職中に、議員辞職をされて、後進に道を譲るという潔さもあった。
晩年は、会社のことなどご苦労が多かったと、聞いている。
謹んで、ご冥福をお祈りします。
[3015] Re:[3013] 台東区BSEを考える会
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/26(Thu) 17:18 |
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- 聞きかじりさん。
西郷さんでしたか。
なるほど、le fond de
veau(フォン・ド・ヴォー )といえば、日本シイベルヘグナー株式会社さんが「More Than Gourmet」さんのジャパン・オフィスとして、More
Than GourmetとAtlantic Veal &
Lambとが提携して、取り組むメインの商品にも載っていますね。
これでは、輸入先は、確信犯ということになってしまいます。
http://www.dnronline.com/news_details.php?AID=2625&CHID=2
[3014] グッドラッテ米下院農業委員長が日本のアメリカ牛肉輸入禁止を非難 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/26(Thu) 17:12 |
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- グッドラッテ(Bob
Goodlatte)米下院農業委員長葉、先週土曜日に、市役所での集会で、次のような激しい日本非難をした。
「日本の農業者たちは、日本の政府に対して、金曜日、アメリカの牛肉を輸入禁止にするように、圧力をかけた。
これは、国際貿易での行動としては、とんでもないことである。
日本は、現在、アメリカとの貿易で、700億ドルの貿易黒字を得ている。
おそらく、われわれは、日本がアメリカへに送ってくる自動車には、ブレーキに欠陥がある、と、日本人にいわなけばならないだろう。
それと同じことだ。
日本人が、われわれのアメリカの牛肉を扱うやり方は、そのようなものと同じだ。」
また、カナダに送った脊柱付き子牛肉が、あやまって、カナダを経て、日本へ向かったのだとして、ジョン・ミラーthe
Virginia Dairymen’s
Association前事務総長は、「これは、子牛肉であって、1歳未満のこれに、BSEが見つかったことは、かつて、ないのだ。」といっている。
http://www.dnronline.com/news_details.php?AID=2625&CHID=2
[3013] 台東区BSEを考える会
投稿者:聞きかじり 投稿日:2006/01/26(Thu) 17:00 |
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- 行ってきました。
見つかった骨付き肉は、だし用(フォンドボー?)なのでアメリカでは骨付きが常識だったものだそうです。
さて、内容ですが、たいしたことはありませんでした。
http://www.fsc.go.jp/sonota/kikansi.html
ここの7号に準拠した内容です。
基調講演は梅田さんに代わり、西郷正道さんでした。
感染牛のリスクを大雑把に検討して、この条件ならば国内牛のリスクと大差ないことを丁寧に説明してくれました。
これがマスコミに刷り込まれている一般消費者には新鮮で安心感を与えたようです。
また、医薬食品局食品安全部企画情報課情報管理専門官の森田剛史さんもパネラーとして参加され、一生懸命解りやすく質問に答えておられました。
何故肉骨粉を食わせたのかとか、科学的な話がほとんで無いのか、等の質問に対しては、畜産の知識が無かったりで遠まわしの答えしかできていませんでした。
もっと情報を開示して一人一人が賢く消費する、というスローガンにはずるさも感じましたが、総じていい方向だと思いました。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[3012] 日本人にもアマンタジン耐性との報告
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/26(Thu) 16:50 |
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- 抗ウイルス薬アマンタジンが効きにくい耐性のA香港型インフルエンザウイルス(H3N2型)が、日本国内で急増の兆しがあることが、鈴木宏新潟大教授(公衆衛生学)の調査で分かった。米テキサス州ガルベストンで25日まで開かれた日米医学協力計画専門家会合で、同教授が明らかにした。
耐性ができるのは薬剤の使いすぎが一因とされるが、日米ともアマンタジンは治療の主流ではなく拡大の原因は不明。国立感染症研究所(東京)も調査を検討している。
鈴木教授らが昨年9−12月に長崎県の患者8人から分離されたH3N2型ウイルスを調べたところ、すべてアマンタジン耐性だった。数は少ないが「通常では考えられない高発生率。他県にも広がっている可能性が高い」と同教授は話す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060126-00000033-kyodo-int
とのニュースだが、アマンタジン耐性については、これまで、私のブログのいくつかで言及した。
「中国のアマンタジン飼料混入疑惑と、人体のアマンタジン耐性化への影響」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=297
「タミフルは、われわれを、鳥インフルエンザから救えるのか?」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=285
ご参照
この2006年1月16日付けの記事「Flu
Now Resists Two Key Drugs」http://www.newsfactor.com/story.xhtml?story_id=101000F3NNQO
では、アメリカのthe
Centers for Disease Control
が発表したところによると、すでに、H3N2型ウイルスに対して効かなくなっている薬は、塩酸アマンタジン製剤Amantadine(商品名シンメトリルSymmetrel)と、リマンタジンrimantadine
( 商品名
Flumadine)であり、これら二つの薬を総称して、adamantanesというが、これが効かなくなった仮説として、これらの薬がアジアの薬屋の店頭で安易に売られているためとしている。
http://www.newsfactor.com/story.xhtml?story_id=101000F3NNQO
[3011] これは脊髄では??
投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/26(Thu) 16:22 |
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- 下記の骨付き牛肉の画像、上部のブロック肉の脊柱の椎間板の下、脊柱管の部位に見える白いひも状のもの、これは脊髄ではないでしょうかね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060126-00000104-reu-bus_all.view-000
[3010] Re:[3009]
ジョハンズ農務長官が背根神経節を無視した、適当なことをいってますね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/26(Thu) 10:23
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- 掲示板さん。
2976にもご紹介したように、背根神経節(DRG(dorsal root
ganglia))の除去については、カナダ政府のサイト「REMOVAL OF SPECIFIED RISK MATERIALS (SRM) FROM
CATTLE SLAUGHTERED IN ESTABLISHMENTS INSPECTED UNDER THE MEAT」
http://www.inspection.gc.ca/english/anima/meavia/mmopmmhv/chap4/annexne.shtml
が詳しいですね。
ここでは、脊柱(vertebral
column)の除去自体が、必ずしも、背根神経節(DRG(dorsal root
ganglia))の除去には、つながらないとしています。
その辺の危機管理意識が、アメリカでは、薄いように、おもえます。
アメリカにおいても、背根神経節は、月齢30ヶ月以上については、危険部位なのですから、日本側としては、目に見えた脊柱のみに惑わされては、危険なことになりますね。
今回の脊柱入り輸入牛肉の他の箱の部分についての懸念は、ここにあります。
ましてや、業者任せでは、脊柱の有り無しは確認できても、背根神経節の確認までは、できないでしょう。
http://www.inspection.gc.ca/english/anima/meavia/mmopmmhv/chap4/annexne.shtml
[3009] ジョハンズ農務長官が背根神経節を無視した、適当なことをいってますね。 投稿者:掲示板から
投稿日:2006/01/26(Thu) 10:16 |
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- マスコミは指摘せずに垂れ流しのようですが。
「背骨は、国際基準でも米国基準でも特定危険部位ではありません」(ジョハンズ農務長官)
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1138236978/
人獣共通感染症連続講座(山内一也)(第165回)
2005.6.24
BSEのリスクとわが国における安全対策
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf165.html
(抜粋) 一方、もうひとつの対策であるSRM除去は、当初は不十分なもので
した。私たちプリオン専門家は脊柱の中にある背根神経節もSRMに加えるべきと、考えていました。しかし厚生労働省は、OIEの基準がBSE低発生国の場合には脊柱をSRMに加えていなかったことを参考にして、脊柱は取り上げなかったのです。OIEが低発生国についても脊柱をSRMに指定したことで、二〇〇四年二月にやっと脊柱の除去は実施されました。
[3008] Re:[3007] ジェノサイド
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/26(Thu) 08:09 |
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- ときさん。
このサイトの処分の写真を見ますと、防護服は、これでいいのでしょうか?
ずいぶん、簡単そうですけれども。
大量の処分だけに、投入される人員も、相当の数なのでしょう。
すでに、茨城では、人への感染が進んでいたわけですから、その辺のことも、心配ですね。
[3007] ジェノサイド 投稿者:とき
投稿日:2006/01/26(Thu) 01:07 |
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- ■茨城 77万羽のニワトリ処分
>茨城県で広がっている鳥インフルエンザの問題で、新たにニワトリからウイルスが見つかった小川町の養鶏場で、1つの養鶏場としてはこれまでで最も多い77万羽のニワトリを処分する作業が始まりました。
>処分作業が始まったのは、茨城県小川町にある「森屋農場」です。この養鶏場では、去年11月、ニワトリが過去に鳥インフルエンザウイルスに感染していたことがわかりましたが、窓がない密閉式と呼ばれる鶏舎だったため、ほかに感染が広がるおそれは低いとしてニワトリは処分されませんでした。ところが、検査のためこの鶏舎に感染していないニワトリを入れたところ、今月になって新たにウイルスに感染したことがわかりました。このため、茨城県は、ほかの鶏舎でも新たにウイルスに感染するおそれがあるとして、25日からこの養鶏場のすべての鶏舎のニワトリおよそ77万羽を処分する作業を始めました。茨城県で広がっている鳥インフルエンザの問題で、77万羽の処分は1つの養鶏場としては最も多く、作業はおよそ1か月かかる見込みです。01/25 12:35
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/01/26/k20060125000070.html
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/01/26/d20060125000070.html
妄想「清浄国論」による、暴挙。世の中の誤った知識による“偏見”を解く“識者”は、誰もいない?
失政というだけのレベルのものではない。
「らい予防法」の施策の過ちから、学び反省し悔い改めることには、まったくなっていないようです。
少し昔の人だったら、「罰(ばち)が当たる」と言うような所業です。なんというシステムになっているのでしょうか。戦争に突っ走って歯止めのきかない状況になっているのと何ら変わりがありません。これではまもなく、「清浄国論」の大義名分のもと、総“玉砕”になってしまいます。(哀れ)
[3006] Re:[2982] 子牛のと畜場での選別
投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/25(Wed) 22:23 |
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- > 別件:
>
笹山さん、虹屋さん、ちょっと小耳にはさんだことで、私も疑問なんですが、Vealの、代用乳だけで育てるお肉って、ヨーロッパなどだと「高級」というイメージになってますが、発育不良とかの病気チックな貧血子牛などが、そうやって処分される可能性ってないんですかね。
米国の拡大サーベランスの元としたいう2002年度の米国でのと畜場での選別結果では(もちろんこの当時ですから食用にされたいわゆるへたり牛)
Bob
Veal 生後2週間程度のヌレ仔 4.76% (16524頭/全と畜数347145頭)
Formula Fed
Veal(今話題の) 0.39%(2469/626868)
Heavy
Calves(9ヶ月齢ぐらい) 0.87% (307/35280)
ちなみに成牛では、去勢牛0.08%、未経産牛0.09%、Cows 2.77%
原因の部類は現在は元ページが出てきませんので 下記参照
http://translate.google.com/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.fsis.usda.gov/ophs/adrsdata/2002/amctfy02.htm&prev=/search%3Fq%3DFOOD%2BSAFETY%2BAND%2BINSPECTION%2BSERVICE%2BANIMAL%2BDISPOSITION%2BREPORTING%2BSYSTEM%2B%2BCATTLE%2BCONDEMNED%2BANTEMORTEM%2BIN%2BUSDA%2BINSPECTED%2BESTABLISHMENTS%2BPERIOD:%2BFISCAL%2BYEAR%2B2002%2B%2BCalves%2B%26hl%3Dja%26lr%3D%26sa%3DG
日本の子牛肉の利用実態については、平成8年とふるいのですが「外食産業における子牛肉利用に関する研究
(概要) 」
http://lin.lin.go.jp/alic/month/dome/1997/aug/chousa.htm
平成7年現在、
国内に供給されている子牛肉は2,749トンと推計され、このうち
82.6%が海外からの輸入と見込まれる。
アメリカ、 カナダ、
オランダから輸入される子牛肉は、 専用の脱脂粉乳を主成
分とする代用乳により生後4〜7カ月飼育 (ミルクフェッド) された 「ホワイト
ヴィール」
が主体であり、 輸入量は、 アメリカ (200トン/年)、 カナダ (30トン
/年)、 オランダ (110トン/年) の計340トン、
ニュージーランドからは、生後2
〜4週程度の 「ヌレ子」 が1,032トン/年、 オーストラリアからは、生後7カ月間
放牧飼養された
「グラスフェッド」 が900トン/年輸入されている。 (数値は、 い
ずれも推計値)
一方、 国内で生産される子牛肉は、
供給量の17.4%を占めるに過ぎず、 そのうちの13.1%が、 乳雄の 「肥育子牛」 と呼ばれるもので、 その他は、
乳雄肥育素牛の事故・淘汰牛として供給されるのが3.2%、 残りの1.1%が和牛等の事故・淘汰牛と推計される。
- 日本への特定危険部位付牛肉輸出問題で頭を悩ましているアメリカのUSDAだが、。今度は、馬の問題で、頭を悩ましている模様。
ことの起こりは、昨年11月に超党派で、提出された「人間の食向け馬のと畜禁止」法案。
上院下院とも、この法案は通過した。
これによって、影響を受けるのは、アメリカの馬肉を輸入しているベルギー・フランス、そして日本。
この法律の狙いは、the
Federal Meat Inspection
Actのもとに、と畜場に対するファンド打ち切りをねらいにしている模様。
そこで、民間の検査によって、出来高払い(fee-for-service)で、馬肉の輸出可能なスキームが検討されている。
http://www.zwire.com/site/news.cfm?newsid=15991429&BRD=248&PAG=461&dept_id=462341&rfi=6
[3004] 枝肉からの除骨、SRM除去
投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/25(Wed) 19:25 |
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- 牛がと畜、解体されて、枝肉(内臓を取り除き、背骨から2つに切り分けた状態)されてから以後の日本の処理は以下のようです。これを見ると、適切に除骨・骨抜きされていれば、日本では脊柱はブロック肉段階では無いことになります。
(いわゆる特定部位(脳、眼、など舌及び頬肉を除く頭部、脊髄、回腸遠位部)はと畜場で除去されますが、脊柱は枝肉を支える役割があり、と畜場では除去できません。背根神経節をと畜場で除去する方法も検討されましたが、背根神経節は1頭あたり32対、64個もあり、注意深く除去しても6〜8割程度しか除去できないということです。 したがって、食肉加工場など、脊柱から食肉を分離する場所で、脊柱を除去するしかありません。)
時事、読売新聞の記事の内容ですと、オハイオ州の食肉加工業者「ゴールデン・ビール・コーポレーション」は、日本の食肉処理場の分野の工程もやっていたことになります。ニューヨークのアトランティック社は、日本で言えば小売店・食肉販売業の工程をしていた。
そしてゴールデン社は@通常は除骨・骨抜きをしないで出荷しているが、日本向けにはする必要があったのにしなかった。A通常の除骨・骨抜きとは違うSRM除去のための方法でやらなくてはならないところを、通常のやり方でやった。
子牛肉は骨付きが一番うまいということなら@の可能性が高いような気がしますけど、全てが骨付き肉で売られるわけではないでしょうにね。
火事になったことを良い事にうやむやにしそうな気がしますが。
全農 http://www.zennoh.or.jp/bse/BSE8.htm
20.冷却・保管
0℃前後の枝肉冷蔵庫に搬入し、冷却します。48時間後に中心温度が5℃まで下げます。
21.計量・格付け
冷却された枝肉を計量し、記録します。また、日本格付協会により部分肉歩留り、脂肪交雑、肉の色沢、しまり、きめ、脂肪の色・質によりA−5〜C−1まで格付けされます。
22.大割り 枝肉冷蔵庫から食肉加工室に搬入し、まえ、ロイン、まえばら、ももに大分割します。
23.小割り
大分割した肉はさらに分割・除骨され部分肉になります。
24.包装
部分肉は真空包装された後、ダンボールに詰められます。ダンボールには、畜種、部分肉名、枝肉番号、品質保持期限、加工者が記載されます。
21と22の間にセリが行われ、売買される。
平成15年4月17日(木) 薬事・食品衛生審議会 食品衛生分科会 伝達性海綿状脳症対策部会 議事録
○山内委員 先ほどのお話と今の説明とでわかったんですが、と畜場と食肉処理場というのが違うというのは、実は私は今まで理解していなくて、と畜場と言うとイメージが悪いといったような意見もあるので、食肉処理場と同義語に使っていたんですが、これはどういうふうに違っているのか、少しその状況を説明していただけないかと思います。
○事務局
では、説明をさせていただきます。
と畜場というのは、生きた牛を持ち込んで、と畜・解体処理をいたしまして、牛の生体から枝肉の状態までにする施設です。枝肉というのは、牛体を半分にして、最近余り肉屋さんでは見掛けなくなりましたけれども、半身でぶら下がっているものを枝肉と申すわけでございますけれども、そこまですると。その過程で皮をはいだり、内臓をとったりというような作業をしていくわけでございまして、そこまでがと畜場。法律で言うと、と畜場法というのはそこまでの規制をしておりまして、疾病検査であるとかと畜場内の施設設備、衛生管理についての規制というものをやってございます。検査としましては、そういった疾病検査、衛生管理のチェック等々もあって、都道府県のと畜検査員が常駐して検査をやっているという施設でございます。食品の安全確保の全体をカバーしての食品衛生法ですが、衛生上非常に重要ということもあって、と畜検査員を常駐させ、と畜場法という別の法律で立てているというような状況になっています。
食肉処理場といいますのは、枝肉を順次、大割りと言って3つくらいに割って、その後はいわゆるブロック肉という状態、小売の状態まではいかないということですね。割と大き目のもも肉ならもも肉とか、そういう塊まで処理するというのが通常の形態でございまして、その食肉処理場の中でそういう肉を外していって、骨が廃棄物としてもしくは副産物として出てくるというような状態になります。
通常、一般の消費者の方が肉の小売店というふうに見ておられるのは食肉販売業という形態でございまして。食肉処理業、それから、食肉販売業という業態に関しては、食品衛生法という法律の中で規制がされておりまして、開設する場合には営業の許可ということで一定の施設要件、それから、営業する場合には管理運営基準、これは都道府県知事が基準を決めるわけですけれども、ソフトの方の衛生管理の規制というものがされてございます。
以上でございます。
○山内委員
と畜場と食肉処理場は同じところにあるのでしょうか。それとも、別々にあるのでしょうか。
○南監視安全課長
併設している場合と別なところにあるものがあります。いずれにしても、食品衛生法の規制体系の中では営業の許可を取らないといけないというところで、そこは食肉処理業の許可ということになっておりまして、販売店の方は食肉販売業という許可が要る。食肉処理業の方は、そういった分割・解体のほかに、例えば、イノシシとかそういうと畜場法の規制体系の中で規制がなされていないものの処理といったものを、その業の許可を得たところで解体することになっております。
見浦牧場 http://www5d.biglobe.ne.jp/~kp-room/koita/report/020303seiniku.htm
まず、枝肉。
体を縦に半分に切って、皮とかツメとか頭とかを取り除いた状態)、つまり、と殺場で処理されたままの状態です。
この枝肉から骨をはずして行く、骨抜きという作業が行われます。
骨抜きには短めのナイフを駆使します。
枝肉を吊るしたまま、ナイフを骨と肉の間に入れて外します(見ただけなので、やり方は不明?)。
枝肉重量は300kgぐらいあって、骨も大きいので、作業は重労働です。
次にロースとかバラとかの部位毎に切り分けます。
部位の切りかたは、骨の何番〜何番の間を切るという風に細かく切り方が決まっています。
部位に切った後は、真空パックにして箱詰めされて流通(雪印で問題になりましたが…)します。
精肉屋さん(スーパーを含めて)、ブロック肉を買って、整形(筋とか余分な脂を取ること)し、加工するのが普通になっているようです。
昔の肉屋は、枝肉を仕入れて、骨抜きから整形、加工までしていました。
ブロック肉のデメリットは、蒸れること。肉の日保ちは良くなりますが、ビニールから出した時、ドリップ(肉汁)もたくさん流出してしまいます。味がおちてしまうのです。
肉は枝肉のまま、低温で保存し、じっくりと熟成させたほうが美味しいといわれています。
しかし、ブロックで買えば簡単だし、欲しい部位だけを購入することができるので、今ではブロック肉の流通が一般的となっています。
お肉屋さんでは、ブロックで買った肉を整形します。
これも重労働です。
肉には分厚い皮下脂肪がついていて、これが結構固いんです。
この脂を、刺身包丁のような長い包丁を使って適当な量まで削り取ります。
(脂には、旨みもあるので、全部取っては美味しくなくなります。部位毎に適当な脂の量があります)
骨肌をきれいにします。
骨抜きをしたときに、骨が残っていることがあるので、骨がついていた所を指で触りながら、固いものがあれば取り除きます。
次に筋を引きます。
肉は、もちろん筋肉のことですから、筋肉を動かすための筋が、肉の間に複雑に入りこんでいます。
この筋を取らないと、料理した時に固くて歯に当ったりして、美味しくなくなります。
筋は、部位毎につき方が違うので、筋引きには熟練の技が必要です。
筋を引きながら、もっと細かな部位に分割していくこともあります
例えばランイチ(お尻の部分)など、タタキ、刺身で食べられる美味しい部分と固くて焼かないと食べられない部分が一緒になっているので、こうした部位を細かく分けて、加工します。
しかし、スライスにする場合は、大きな筋だけを取ってスライサーにかけてしまいます。
(でも肩ロースなどは50kgぐらいはあるので、スライサーに乗せるだけで大変)
[3003] Re:[3002]
まことに無責任な「民間自主検査」依存論 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/25(Wed) 18:27 |
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- 虹屋さん。
私も、この、残りの部分の牛肉流通についての「民間自主検査」依存論には、異論があります。
いわば、今回のケースは、「国境を越えたリコール問題」ともいうべきものに匹敵するものと思われます。
このことについては、しっかりと、国の責任において、残りの牛肉流通についても、トレースし、回収を目指すへべきものと思われます。
同時に、当該脊柱入り牛肉を輸入した業者は、その顛末について、ディスクロージャーする責任があるものと思われます。
まりちゃんさん。
脊柱付以外の肉については、背根神経節は、除去されていないと見るのが妥当のように思われます。
虹屋さん。この日本農業新聞の記事「アトランティック・ビール・アンド・ラムのグループ会社のゴールデン・ビール・コーポレーション」というのは、どうなのでしょう。
スローター(Slaughterer)とファブリケーター(Fabricator)の機能分担というのなら、わかるのですが。
「多分Tボーンステーキを取るための固まり肉ですよ。」これは、輸入先の思惑を類推すれば、「さもありなん」という感じがしています。
[3002] 自主検査で見つけられる??
投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/25(Wed) 18:11 |
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- これまでに輸入された米国産牛肉、厚労省が業者さんの自主検査を要請しましたが、プロの検疫官が目視検査で分からなかったものを、どうやって検査するのでしょう??
1/25日本農業新聞
1月20日までに1496トンが日本に入った。
検疫所で輸入手続きが終了したのは730トン、766トンが終了せず政府の管理下にある。
国内に流通した730トンのうち脊柱などSRMが混入する可能性がある部分肉は575トン。
厚生労働省は24日、輸入業者に自主点検を要請。
検疫所
まず農水省の動物検疫所でSRMの有無を目視検査をし、その後、厚労省の検疫所で同様の検査。
農水省の動物検疫所では検査対象となる箱は全体の0.5%が目安。
厚労省の検疫所では、50箱以下なら12箱、51〜150箱では20箱、151〜500箱は32箱、3201箱では80箱を抽出検査。
今回は
1/24日本農業新聞
ニューヨークの食肉会社の牛肉41箱を乗せた日本航空便が成田空港に到着したのは午前8時25分。動物検疫所の検査官が開封を始めたのは午前11時30分。通常は1人で作業するが、監視を強めている米国産については複数の検査官が同時にチェックする。手馴れた手順で段ボールを開封した係官は目を疑う。輸入禁止の牛の背骨の塊が、目に飛び込んできたからだ。霞ヶ関の農水省に「背骨発見」の第一報が伝わったのは正午前。
1月20日23:36 日本食糧新聞
20日午前に成田空港に到着していた牛肉のなかに問題の製品が含まれていた。両省はロットごとに箱を空けて調べていたが、問題の製品はロット番号が異なるため全て調べていた。USDAのFSIS(米国食品安全検査局)が日本向けとして認めた製品だが、せき柱のついた肉で「誰が見ても日本向けとして違反」(農水省担当者)だった。
38箱の骨付き肉も、脊柱を意識して除いていないのだから、残っているでしょう。それは目視検査では発見できなかった。プロの検疫官が目視検査で分からなかったものを、どうやって業者さんは自主検査するのでしょう??
[3001] 脊髄も取り除いていないはず??
投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/25(Wed) 12:20 |
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- 下の記事によるとゴールデン社は日本のと畜場だけでなく食肉処理場の仕事もしていたことになります。
と殺、と畜の際に除かれる脊髄は、とられていたのでしょうか??米国では除去対象SRMではありませんから、恐らく除去されていません。O157など細菌対策で背割り後3回洗浄されますから、それで流出したと見るべきでしょう。肉の上を脊髄が流れたわけですから、残留・付着はしているのでは??
まりちゃんさん。確か検疫では検出キットは使っていませんよね。付着していても分からないのでは??
>1/25日本農業新聞
アトランティック・ビール・アンド・ラムのグループ会社のゴールデン・ビール・コーポレーション
ゴールデン社が牛を部位ごとの枝肉に解体し、それをアトランティック社が最終製品に加工していた。
[3000] インフルエンザ(人も鳥も)情報は、特定アジアが制御? 投稿者:とき
投稿日:2006/01/25(Wed) 12:02 |
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- ◇WHO、鳥インフルエンザが突然猛威の可能性があると指摘 2006-01-24 13:45:17 cri
>WHO・世界保健機関のイ・ジョンウク(李鐘郁)事務局長は、23日ジュネーブで、「このほど、トルコで発生した疫病によると、鳥インフルエンザがなんの兆しのないままに、突然に起きる可能性がある。しかし、人類が十分に準備し、それに対応する時間が少ない」と述べました。
>これは、イ・ジョンウク事務局長がWHO執行委員会会議で述べたものです。イ・ジョンウク事務局長はその際、「現在、トルコで、数多くの人が鳥インフルエンザウィルスに感染した。これは、効果的な鳥インフルエンザ検査と予報メカニズムを作ることが重要だと証明している」と語りました。
ttp://jp.chinabroadcast.cn/151/2006/01/24/1@56042.htm
◇平壌で昨年12月、鳥インフルエンザ流行 人感染も(産経新聞)
- 1月25日2時55分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060125-00000010-san-int&kz=int
◇ウイルス変異の可能性警告=鳥インフル対策強化を−来日中の米局長補(時事通信)
- 1月24日21時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060124-00000158-jij-pol
あいかわらず、ウイルスの素人の方が発言する情報ばかり。ヒトのウイルス感染症の専門家の方々は、押し黙ったままのようです。
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/v/01/
(これを、皆、言わないだけで常識としてもっていますが。)
かのWHOのお方の発信する情報は、実際に起こっていることへ向かって軟着陸するかように、徐々に誘導しているように感じられてなりません。そうせざるを得ない(どこかの国が隠蔽・隠匿している)何らかの事実・情報があるのでしょう。
いまだにWHOは、正式に人人-間での感染を認めないわけですし。鳥インフルエンザに関連した「インフルエンザ・ウイルス」情報は、(中国の)情報統制下にあるかように感じられてなりません。鳥インフルエンザの初発は、公式には“香港”ですし。ここに科学的知見に関する何らかの誤謬が始まっているように思われてなりません。
ちなみに、韓国のES細胞データ捏造に関する(国民的英雄扱いだった)リーダーの方は、北海道大学に留学されたことのある獣医学者だそうで・・・。誤謬やモラル破綻に導かれる何らかの思想・精神的な誘因があるのでしょうか?(鳥ウイルスに関しても、見当違いを誘発しすぎている向きもなきにしもあらずですので。)
広く「分子生物学」が今や、「遺伝子工学」として装いを改め、単なる科学的学問研究分野のみに納まらず、産業・経済的な(いわゆるカネ儲け)分野として捉えられがちになっていることも影響しているのでしょうか? そのために予算配分もかなり傾斜があるようで、うまくやれば潤沢な研究予算にあずかれることになっているようです。
やはりここにも、「武士道」や「騎士道」の精神が必要なのかもしれませんね。「科学探求」にも「拝金主義」が侵入して、歪められる格好になっているところもあるのでしょうか。(哀しいかな、「インフルエンザウイルス」や「プリオン」を見ていると、そう思えてきてしまいます。)
[2999] Re:[2997]
枝肉には脊柱が付いているはず 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/01/25(Wed) 01:23 |
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- >読売新聞の記事「本来は除去すべき脊柱を付けたままの枝肉」といのはどうも合点がいきません。下のは農水省の説明資料、15ページの米国・カナダ産牛肉処理施設の処理フロー例Gに脊柱の除去作業の画像があるのですが、脊柱を取ったら枝肉でなくなりますよ。
虹屋さん、いつも情報をありがとうございます。
ということは、米国からは枝肉という形のままでは輸入できないということですかね?
日本の枝肉は脊柱を除去してるはずですよね、どう処理しているんでしょう? 脊髄と同一リスクである背根神経節は流通で取り除くしかなく、昨年だったか、しかも流通がそれを知らないという新聞記事があって、今でもたいへん心配に思っておりますが。。
[2998] Re:[2996]
日本シイベルヘグナー社について、びっくり事実が判明しました。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/01/25(Wed) 00:56
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- > これらの2ブランドでの新製品は、 Demi-Glace de Veau, classic veal
demi-glace, Glace de Veau, classic reduced veal stockなどである。
le
demi-glace →(デミグラス) ドミグラスソース
le fond de
veau →(フォン・ド・ヴォー )
仔牛肉や骨、香味野菜などを丁寧に炒め、じっくり煮込みました。本格的なフランス料理には欠かせない仔牛のストック(だし汁)です
www.heinz.jp/products/product.php?id=p00016
アメリカ産の骨付き牛がソースやだし汁に化けてしまうんですか。これじゃ「消費者の選択」なんて絶対できませんよね。しかも本格的・高級となると、チェーン店以外も考えなければならないし。これは相当、大変な問題だと私は思います。シェフが有名なイタリアンとか、フレンチとか、それから、ハンバーグやシチュー、オムライスのソースなんか、今後どう表示していくつもりだろう?
外食が本当に困難になってくる気がします。
[2997] 枝肉には脊柱が付いているはず
投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/24(Tue) 22:54 |
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- 笹山さん。情報、有難うございます。
第31回国際食品・飲料展に「仔牛肉、フォンドヴォー」出展の事前のサンプル輸入というわけですか、となると38箱も骨付き肉ですね。
読売新聞の記事「本来は除去すべき脊柱を付けたままの枝肉」といのはどうも合点がいきません。下のは農水省の説明資料、15ページの米国・カナダ産牛肉処理施設の処理フロー例Gに脊柱の除去作業の画像があるのですが、脊柱を取ったら枝肉でなくなりますよ。
http://www.maff.go.jp/syohi_anzen/beef/siryou.pdf
20日には許可リストからは消されている23日に許可取り消しというのもね、笹山さんが言われるように解せませんよね。
米農務省の正式な発表なのかな??
農水省が公表した脊柱つきの肉の写真ですが、脊椎の細く白い部分は椎間板ですよね。脊髄はとってあるのでしょうかね??
多分Tボーンステーキを取るための固まり肉ですよ。Tボーンステーキは脊柱が付いているは当然ですから、米農務長官の「書類を見ただけで脊柱がついているの分かったはず」というのも肯けますね。
下の資料は、アイルランドで行われた骨付き肉の背根神経節(DRG)調査資料。「背根神経節(DRG)は末梢神経系の一部であり、脊柱の中に位置している。背根神経節は脊髄につながっているが、屠殺においてせき髄が特定部位として除去される際、脊髄とともに除去されるわけではない。Tボーンステーキやリブ肉などの牛肉の切り身が、脊柱がついたままで消費者に販売されている場合もある。したがって、消費者は感染物質に曝露されている可能性がある。」
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/05/s0530-12i2.html
[2996] 日本シイベルヘグナー社について、びっくり事実が判明しました。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/24(Tue) 21:06 |
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- 野良里蔵狸 -norakura-さんのブログhttp://tanukur.blog8.fc2.com/blog-entry-409.html
を見ていましたら、 第31回国際食品・飲料展(FOODEX
JAPAN
2006)(2006年3月14〜17日)の出展リストに日本シイベルヘグナー株式会社さんがエントリーされており、会場が「フードサービス向け」、出展製品に「仔牛肉、フォンドヴォー」と明記されているとのことです。
このサイトですね。
http://www.digi-k.com/foodex/list/FX2006-jp.html#sa
で、これ見ますと「More
Than Gourmet」http://www.morethangourmet.com/
さんと、共同出品ということなのでしょうかね?
そこで、私、ちょっと、この「More
Than Gourmet」さんのことが気になりましたので調べてみますと。
以下のようなことで、びっくりした次第です。
で、この「More
Than Gourmet」さんの日本の出先は、下記のとおりのようです。
Japanese Office
DKSH - Market
Intelligence
Institutional Food Products
SiberHegner Isogo Service Bldg.,
6-1, Shin Isogo-cho,
Isogo-ku, Yokohama-shi, 235-0017
Japan
Tel:
+81-45-754-9072
Fax: +81-45-758-7565
Web:
www.nshkk.co.jp
で、これは、日本シイベルヘグナー株式会社さんと同じ電話番号ということですから、日本シイベルヘグナー株式会社さんは、「More
Than Gourmet」さんのジャパン・オフィスということになりますね。
そこで、More Than GourmetさんとAtlantic
Veal & Lambさんとの関係を調べてみたら、意外なことがわかってきました。
このサイト「More Than Gourmet and
Atlantic Veal & Lamb to Co-Market Veal Products to Gourmet Industry 」http://www.morethangourmet.com/news/more/news10.htm
にその関係が詳しく書かれています。
このサイトによりますと、この二社は、
「専門シェフのためのFresh/Frozen製品を作るための製品ラインを、the
More Than Gourmet とPlume de Veau
との共同ブランドで作ることに、2004年8月13日、発表した。
これらの2ブランドでの新製品は、 Demi-Glace de Veau, classic
veal demi-glace, Glace de Veau, classic reduced veal
stockなどである。
これらの新製品は、USDA の検査(Est. 27446 M & P) とFDA の認可のもとに、オハイオ州のthe
More Than Gourmetの工場で作られる。
これらのサンプルは、 Atlantic Veal
で得られる。」
というのが真相のようです。
となると、輸出元のAtlantic
Veal社と、輸入社の日本シイベルヘグナー株式会社とは、the More Than
Gourmet社を通じてつながっていたというわけですね。
これは、なんとも、奇奇怪怪の話でしたね。
[2995] カナダでの4頭目BSE発生についてのアメリカの各界の反応 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/24(Tue) 19:10 |
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- the Wyoming Stock Growers AssociationのJim
Magagnaさん。
「かねてから私は懸念していたことなのだが、カナダは、アメリカ以上にBSEで深刻な問題を抱えているようだ。」
R-CALFのChuck
Kikerさん。
「カナダの牛肉産業を救うことで、何も、アメリカの牛肉産業を危機にさらす必要は何もないのだ。」
the Montana
Stockgrowers AssociationのBill
Donaldさん
「アメリカ政府は、カナダでの孤発的BSE発生に対しての、十分なセーフガードを持つべきである。」
the National
Cattlemen's Beef AssociationのTerry
Stokesさん。
「(今回のことは)アメリカとカナダの消費者と生産者集団を守りうるファイアウォールか゜機能しているということの証拠だ。」
「Canadian
mad cow case draws mixed response」
http://www.jacksonholestartrib.com/articles/2006/01/23/news/5b884322c85191ec872570ff0067acde.txt
参照
[2994] Re:[2991]
Re.[2989]日本シイベルヘグナー社 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/24(Tue) 18:38 |
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- ときさん。
虹屋さん。
当該会社の方も、このサイトをご訪問いただいておられるようですので、あまり、けいけいなことも言えません。
できれば、自ら真相を明らかにしていただきたいものです。
それにしても、不可解なのは、日本と、Atlantic
Veal & Lamb,
inc社さんと、かねてからおちかしいのは、Tボーンの輸入実績もあるトップ・トレーディング(株)さんのはずなのに、なぜ?という感じは、私にも、あります。
それと、1月12日の搬入もとゴールデン・ビール・コーポレーションの火災ですね。
なんか、奇奇怪怪の感じもしないでもない、ひょっとして、1月20日の発覚前に、USDAさんは、この事実を知っていたのではなかったのか、とも、思えます。
そうでなければ、なぜ、1月12日付けで、FabricatorでありProcessorであり、Slaughtering部門を持つ、Iowa
Pacific Processorsさんが、サプライヤーズ・リスト(EV Japan Eligible Supplier List
-)に加わってきたのか、説明できません。
[2993] 米国産の骨付き牛肉は禁止されていません。
投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/24(Tue) 18:22 |
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- 農水省の発表では、
「今回の輸出プログラムにおいては、ビーフジャーキー、ソーセージ等の牛肉加工品やひき肉は輸入再開の対象となっておりません。」
骨付き肉は禁止されていません。
本当に明らかにして欲しいのは、
38箱の肉の種類、骨付きのロースとか・・
そのSRM除去の状況です。
日本シイベルヘグナー社
には、今回の輸入のイニシアチッブは誰が取ったのか、日本シイベルヘグナー社が米国側2社に働きかけて輸出許可を取らせて輸入したのか、米国側2社のうちいずれかからか話しが持ち込まれたのか、他の第三者が食肉部門を持たない日本シイベルヘグナーに話を持ち込んだのか??
[2992] Re:[2986]
カナダの飼料規制の実効性に疑問符 投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/24(Tue) 16:19 |
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- 笹山さん。有難うございます。
6歳ですから1999〜2000年の生まれ、カナダの現行の飼料規制(肉骨粉などの牛への禁止)は1997年8月からですから、飼料規制後の感染となりますね。弧発性云々は、この規制の無効性を隠すための、煙幕に思えます。
[2991] Re.[2989]日本シイベルヘグナー社
投稿者:とき 投稿日:2006/01/24(Tue) 14:36 |
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- 日本シイベルヘグナー社に、件の規格品を、あえて注文をした日本国内の顧客がいたのではないかという可能性はいかがでしょうか。誰かが意図して、あとはウッカリの連鎖という形なのでしょうか。(食肉利権は、どうにもキナ臭く感じられて、近寄りがたい感じがしております。)
米国産牛肉BSE危険部位混入の真相は(平成18年01月23日)
http://www.rondan.co.jp/html/mail/0601/060123-5.html
デンパっぽくなってしまいますね。申し訳ございません。
>米国当局が犯人の背後を突き止めれば面白い。
とはいっても、昨年起きて、日本でも被害がだいぶあった、米クレジット会社カード情報流出事件のように、ウヤムヤではないでしょうか。
[2990] 虹屋さん。推測ズバリ当たりました。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/24(Tue) 11:50 |
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- 虹屋さん。
[2963] [2964] [2965][2966]で、私たちは、Atlantic Veal & Lamb,
Inc社さんは、単なるFabricatorなので、同じヴィール専門業者でSlaughtererのGolden Veal
Corporationさんから、それまで仕入れていたのが、今月1月12日のGolden Veal
Corporationさんの火事で、仕入先がなくなり、急遽、一部の商品について、1月12日付けでサプライヤーズ・リストに入ったIowa Pacific
Processorsさんから、当該商品を仕入れたところから、今回の事件が始まっている。との推測をしたのですが、ズバリ、この推測は、当たっていたようです。
やはり、ここでも、「Viel」という特殊な牛肉製品であるということ、SlaughtererからFabricatorへの製品の流れがあるということ、この二点に注目したので、この推測は、あたったということなのでしょう。
しかし、この記事の中でちょっと解せないのは
「1月10日に問題の牛肉を日本向けに解体した際、本来は除去すべき脊柱を付けたままの枝肉をニューヨークの「アトランティック・ビール・アンド・ラム」に供給した」
の点ですね。
1月10日の時点で出荷したところが、翌々日の1月12日には、火事になっているという、この奇妙さですね。
発覚した1月20日時点では、確か、Golden
Veal
Corporationさんは、リストにすでになかったんではなかったんでしょうか。
キャッシュを見てみないとわからないのですが。
そして、すでに1月12日の時点で、Iowa
Pacific
Processorsさんが、リスト入りしています。
この読売さんのニュースも、外電が報じていないのに、単独で、報じているのも、疑問です。
もしかして。
次のニュース「混入問題、牛肉納入業者も輸出許可取り消し…米農務省」http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060124i403.htmでは、次のように報じています。
「米農務省は23日、この肉を日本に出荷したニューヨークの業者に加え、この業者に加工途中の肉を納入したオハイオ州の業者の対日輸出許可も取り消したことを明らかにした。
納入業者にも日本向け牛肉からは脊柱を取り除く義務があったためだ。米農務省の検査官が、2か所で相次いで基本的な違反を見逃していたことになり、改めて検査体制のずさんさに批判が強まりそうだ。
新たに処分が明らかになったのは、オハイオ州の食肉加工業者「ゴールデン・ビール・コーポレーション」。1月10日に問題の牛肉を日本向けに解体した際、本来は除去すべき脊柱を付けたままの枝肉をニューヨークの「アトランティック・ビール・アンド・ラム」に供給した。
米農務省は、ゴールデン社に対してもアトランティック社と同じ1月6日に対日輸出許可を出したばかりだ。同省は、すべての食肉加工施設に検査官を派遣しており、日本向け牛肉の加工手順も監視する。」
なお、「ゴールデン・ビール・コーポレーション火事のニュースは、下記に保存しておきます。
Posted
on Fri, Jan. 13, 2006
In the RegionMassive fire hits Creston meat
plant
CRESTON: It took firefighters from 12 departments more than three hours
to contain a Thursday morning blaze that caused significant damage to the Golden
Veal Corp. on West Salem Road in Creston.
The four-alarm fire began around 1
a.m., Creston Fire Chief Chad Flickinger said. The fire's cause, origin and
specific damage estimates were not available Thursday evening.
The meat
packing plant was empty at the time of the fire and there were no
injuries.
The plant is closed until repairs can be made.
http://www.ohio.com/mld/ohio/news/13616780.htm
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060124i403.htm
[2989] 日本の日本シイベルヘグナー社さんに明らかにしていただきたいこと。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/24(Tue) 11:21 |
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- 今回の脊柱入り牛肉箱詰め問題ですが、どこも、いっていないことなのですが、ニューヨークタイムズさんなどでのAtlantic Veal &
Lamb,
Inc社さんの言い分なんかでは、日本の注文者さんが、骨付きVielを注文してきたから、発送したといっているんですが、私は、そのとおりなのだと思います。
注文するほうも、発送するほうも、麗しき誤解で、日本向けの骨付きVielが、30月齢以下でも、輸出禁止なんてことは、思っていなかったということが、真実なのだと思います。
そこで、注文者である日本の日本シイベルヘグナー社さんが、その注文の事実を明らかにしていただくことによって、主たる責任の所在が、実は、Atlantic
Veal & Lamb,
Inc社さんだけなのではなく、アメリカの政府の検査官の責任が大きいのだということが、明確になるのだと思います。
(ちょっと、耐震偽装マンション問題と、やや、似た構図になってしまいますが。)
知らないで、骨付きVielを注文することは、別に、コンプライアンスに触れることでも何でもありません。
どうか、その点を、勇気を持って、明確にしていただきたいものです。
いかがでしょうか?
このままでは、Atlantic
Veal & Lamb,
Inc社さんのみが、悪い子になってしまう構図に向かいつつあるように思えますが。
どうも、日本の報道を見ていますと、「Vielは、若い牛の肉である。」という前提と、「Vielは、骨付きで味わうのが最高」という、通の顧客側の欲求を置き去りにした報道ぶりが目立ちますので、あえて、こんなことを言うわけです。
各新聞社も、ほとんどが、アメリカ牛肉マンセイの全面広告を出したことは、おくびにも出さないでですね。
[2988] 輸入牛:検品率の面白い計算
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/01/24(Tue) 08:23 |
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- 掲示板で面白い計算を見つけました。輸入牛について、0.5%の検品率とか報道されているようですが、母数がいい加減な計算でいわれているようで、当然、輸入が増えた場合や量が多い場合など、0.5%なんてとても検品でき(て)ないみたいですよ。
1月20日までに輸入した牛肉は約1500トン。
>輸入された米牛約1,500d ÷ 180c(ステーキ1枚) ≒ 833万3千人
>833万3千人分の、何人分を抜き取って、全品合格になるのでしょうか?
外食産業は、「政府が安全性を保証しているから大丈夫」とか言ってませんでしたっけ。そんな企業で外食なぞ、したくはありませんね。
追伸:
平川先生のブログ
【やっぱり言ったよ―「脊柱入りでも安全です」】
http://hideyukihirakawa.com/blog/archives/200601/210411.php
アメリカ政府の発言だけに触れてますけれども、でもね、日本フードサービス協会の横川会長も、いままでの「危険部位を完全に除去すれば安全」という発言を翻してこういわれたそうですよ。
>横川会長は「輸入再開まで2年も耐えてきた人たちには大変な打撃だ。危険部位が混入していたからといって、すぐに危険というわけではない。政府は、大人の判断で問題に対処してほしい」と話した。
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/060121_1.htm
[2987] Re:[2982]
北海道の乳牛、国内22頭目のBSEと確認 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/24(Tue) 08:22 |
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- まりちゃんさん。
「北海道の乳牛、国内22頭目のBSE、2000年9月1日生まれ、北海道別海町で飼育」ですか。
例の20頭目の鹿追町などの一連のBSE牛の出生時期と、また、重なってしまいましたね。
距離的には、ちょっと遠いですけれども。
14頭目が平成12年10月、17頭目が平成12年9月、20頭目が平成12年8月、22頭目が平成12年9月、ということになります。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=288
[2986] カナダのBSE疑いは、クロと判明
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/24(Tue) 07:17 |
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- 2978.2979.2980でのカナダでのBSE疑いは、クロと判明した。
Canadian Food Inspection Agency
が発表したところ、この牛は、アルバータ州の6歳のホルスタイン・ヘレフォード種とのことである。
Canadian Food Inspection
AgencyのBrian Evansさんの話によると、この牛は、この農場で、生まれ、育てられた交雑種であるという。
Brian
Evansさんは、この発見によって、直ちに、カナダ産の牛肉の禁輸措置がとられるかどうかについて話すのは、時期尚早であるといい、30ヶ月齢以下の牛を禁輸する科学的根拠はないとしている。
また、カナダでの発生例は、今回で4例目であるが、孤発的にBSEが発生している状況はノーマルな状況であるとも話している。
http://www.stuff.co.nz/stuff/0,2106,3549944a12,00.html
[2985] Re:[2984] [2969]
アメリカ上院・下院両議員たちの日本のアメリカ牛肉輸入再停止措置に対する発言集 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/24(Tue)
06:54 |
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- 小林さん
はるばる、海のかなたから、ご指摘ありがとうございました。
「Politicians say the Japanese
overreacted」の原文は、すでに登録しないと見られないようになっていますが、下記のとおりですね。
Sen. Kent Conrad,
D-N.D., said USDA mishandled “a very fragile trade agreement.” He applauded
Agriculture Secretary Mike Johanns’ move to order more USDA inspectors into the
field, but said, “The time for stricter inspections was before we started
shipping beef – not
after.”
上記の「–」の部分が、「-」て゜なく、「?」に変換してしまいますので、そんな訳をしてしまいました。(これUNICODEの文字なんでしょうかね?)
保存原文確認しましたら、ご指摘のとおりでした。
ところで、Ken
Salazar さんなんかのご反応、どうなんでしょう?
[2984] Re:[2969]
アメリカ上院・下院両議員たちの日本のアメリカ牛肉輸入再停止措置に対する発言集 投稿者:小林 投稿日:2006/01/24(Tue)
05:36 |
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- > Kent Conrad上院議員
>
「USDAは、(日本との)非常にもろい貿易協定を、誤って取り扱ってしまった。ジョハンズ農務長官が、もっと多くの数の検査員を処理工場に送ることを命令したことは、歓迎すべきことではあるが、厳しい検査というものは、われわれが、牛肉をシッピングし始める前におこなうものであろうか? そうではない。その後である。」(笹山注-この意味は、日本とのシッピングを開始させることが先決課題だといいたいのだろう。)
The
time for stricter inspections was before we started shipping beef –
not
after
原文は上記の通り。掲示板の訳は全く逆です。「検査を強化すべき時期は牛肉出荷を始める前であるべきであった−出荷開始後ではなく…」
が正しい訳です。
[2983] 危険部位除去調査は民間第三者検査どころか”当事者の自主検査報告” &再開には食安委開く予定なし(安倍官房長官)
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/01/24(Tue) 04:52 |
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- >しかし、問題の背骨付着肉は、せっかくの背根神経節とか、危険部位が付着している検体となり得るのに、BSE検査をしないで焼却処分するんですかね。
国内流入の米産牛肉、業者に自主検査要請…官房長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060123-00000004-yom-pol
安倍官房長官は23日午前の記者会見で、米国産の輸入牛肉からBSE(牛海綿状脳症)対策で除去が義務付けられている脊柱(せきちゅう)(背骨)が見つかり、輸入を再び全面禁止した問題で、すでに国内に出回っている米国産牛肉についても、食肉輸入業者に自主的検査と報告を要請したことを明らかにした。
農水省は、これまで脊柱などの危険部位がついた肉が検査をすり抜けた可能性はほとんどないとしていたが、消費者に不安が広がっていることから、政府から関係業者に自主的検査を要請することにした。
安倍長官は輸入禁止の解除について、「原因究明や再発防止策の報告を米政府に求めている。その中身に私たちが納得しなければならない。我々がそれを見て判断する」と述べた。
また、昨年末の輸入再開については、「1年半にわたる日米協議の後、科学的な判断について、十分に議論して、食品安全委員会の決定が下された。(輸出再開の)条件が順守されることを前提に考えており、その時の判断は間違っていない」と述べた。
その上で、「あらためて米国産牛肉のリスクについて食品安全委員会の評価が必要だとは考えていない」として、今回の輸入禁止の解除について、再度、同委に諮ることはないとの考えを示した。
(読売新聞) - 1月23日13時57分更新
[2982] 北海道の乳牛、国内22頭目のBSEと確認
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/01/24(Tue) 04:31 |
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- カナダでもBSE疑いですが、
北海道の乳牛、国内22頭目のBSEと確認
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060123ic21.htm
>雌のホルスタインで、肉骨粉が餌として禁止される前の2000年9月1日に生まれ、北海道別海町で飼育
北海道、続きますね。この時代の廃用牛は政府買い上げで非食とすることは出来ないものか。。
日本だって感染源不明など問題はまだまだ山積みなのに、なんでわざわざ、直接間接を問わず、肉骨粉、血液、牛脂、鶏糞などで「ともぐい」させている、高リスク牛を輸入しなければならないのか、全くもって理解不能です。
別件:
笹山さん、虹屋さん、ちょっと小耳にはさんだことで、私も疑問なんですが、Vealの、代用乳だけで育てるお肉って、ヨーロッパなどだと「高級」というイメージになってますが、発育不良とかの病気チックな貧血子牛などが、そうやって処分される可能性ってないんですかね。
今回は、相場的にいくらで輸入されたんだろう。
[2981] アメリカの加工現場からも危険部位除去のずさんさに声があがる 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/01/24(Tue) 04:25 |
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- 全米食肉検査官の労組、農務省に反発
日本向けのアメリカ産牛肉に特定危険部位が混入した原因についてアメリカ農務省は「検査官が輸出基準をよく知らなかった」としていますが、全米の食肉検査官でつくる労働組合は「責任を個人の検査官に押しつけている」と反発しています。
スタンリー・ペインターさん。全米に5万人いる食品検査官労働組合のトップを務めています。今回の特定部位混入をめぐってアメリカ農務省は、派遣された検査官が日本向け牛肉から背骨を取り除くことを知らなかったことが原因としていますが、ペインターさんは責任を個人の検査官に押し付けていると反論しました。
「農務省はスケープゴートを探したいんです。だから、食肉業界を責めるのではなく、検査官の責任にしたわけです」(全米食品検査官合同評議会 ペインター議長)
ペインターさんが疑念を抱いたのには訳があります。検査官の労働組合はおととし12月、農務省に対して警告書を提出し、食肉工場で牛の脳や脊髄などの特定危険部位を取り除く処理が徹底されていないと告発していたからです。
「私たちの警告書を受け入れていれば、この問題は防ぐことが出来たはずです」(全米食品検査官合同評議会 ペインター議長)
派遣される検査官は農務省や食肉業界の圧力で権限が制限され、各国から課せられている義務についても満足にチェックできないと現場の危機感を訴えています。
「アメリカは安全対策を変えるつもりはありません。同じような問題は他の場所でも起こる可能性があります」(全米食品検査官合同評議会 ペインター議長)
検査官の認識不足かチェック体制の不備なのか、いづれにしてもアメリカの安全対策のずさんさに変わりはなく、アメリカ産牛肉の信頼性に不安がつきまとっています。(23日08:59)
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3209612.html
(動画あり)
[2980] 発表は、確定してからの方がいいのでは?
投稿者:とき 投稿日:2006/01/24(Tue) 01:04 |
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- グーグル検索にヒットしたものの、フライング記事で削除したのか、見当たらないようですが・・・。
■仏女性に感染疑い
トルコ旅行後、鳥インフルエンザ
USFL.COM - 20時間前
...
同国保健省は22日、トルコ旅行から帰国した後、インフルエンザのような症状を示してフランス南部モンペリエで入院した女性(32)が、鳥インフルエンザに感染している疑いがあると
...
http://www.usfl.com/Daily/News/06/01/0122_005.asp?id=46818
不確かな情報でも、最初でてしまったことが事実のように広がり、あとで正確なことがわかっても、最初の情報を訂正することはなかなか困難になりがちです。結局、風評が事実であるかのようなことになってしまいます。「疑い」段階では、発表を慎んだほうが賢明でしょう。
上記のようなことが起こっているのではないかということは、想定範囲内ですが。
■鳥インフルエンザに通報義務=国際保健規則の適用前倒し−WHO
>【ジュネーブ23日時事】世界保健機関(WHO)の執行理事会が23日、当地で28日までの日程で始まった。鳥インフルエンザ対策として、昨年改正が決まった国際保健規則の前倒し適用を決める予定。これにより、人への感染が疑われる事例が発生した場合にWHOへの通報義務が発生、拡大防止策を迅速に講じることができるようになる。
(時事通信)
- 1月23日21時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060123-00000168-jij-int
『拡大防止策を迅速に講じることができるようになる』とは、到底思えませんが。WHOの識見に疑問がつのります。
まだ、ヒト→ヒト感染の「AH5型」と認定できないのでしょうか?
[2979] Re:[2978] カナダも禁輸に?
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/23(Mon) 22:20 |
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- ときさん。
このカナダのアルバータ州でのBSE疑い例は、まだ、確定検査がされていないようですね。
Winnipeg研究所にサンプルは送られていて、48時間以内に結果がわかるもののようです。
http://www.canada.com/nationalpost/news/story.html?id=d67db70c-f0ab-439b-8c2f-4533cb8615af&k=72853
[2978] カナダも禁輸に?
投稿者:とき 投稿日:2006/01/23(Mon) 22:10 |
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- ◇カナダでBSE感染の疑い、24時間以内に結果判明へ 2006年 1月23日 (月)
14:31 ロイター
[オタワ 22日 ロイター] カナダ食品検査局の関係者は22日、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)の一次検査で感染の疑い例が見つかり、現在検査を進めていることを明らかにした。
現地時間23日午前、もしくは、少なくとも24時間以内に、より正確な結果が判明する見込みという。
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/kokusai/20060123/JAPAN-200557.html
ロイターというところが、なんとも怪しげではありますが・・・。
あるところでは、今回の骨付き混入事件も、どこかの陰謀による工作(日米の離反を企てているとか・・・)だとのデムパを飛ばしておりましたが。
[2977] Google Localの威力
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/23(Mon) 20:11 |
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- 下記サイトは、アメリカ大陸にあわせてあるが、これを引いて、日本列島に位置を合わせて、最初にMapをクリックして、大体の自分の住所の地図を出しておいて、それからSateliteのほうをクリックすると、衛星から見た、自分の家の付近の姿が、おぼろげながらではあるが、映し出される。
お試しあれ。
http://local.google.ca/local?hl=en&q=google.com.hk&btnG=Search&sa=N&tab=wl
[2976] Re:[2975] [2948]
のこり38箱のSRMは除去されていたのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/23(Mon) 14:12 |
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- 虹屋さん。
FSIS(The Food Safety and Inspection
Service)のテクニカルサービスセンターでは、危険部位についての写真つきのわかりやすい解説サイトを設けております。
このサイト
http://www.fsis.usda.gov/About_FSIS/Technical_Service_Center/index.asp
の中の「SRM
Guidance Material」
の中に、わかりやすい危険部位の解説が写真つきでされています。
写真1
http://www.fsis.usda.gov/PDF/TSC_SRM_Cecum_Ileum.pdf
写真2
http://www.fsis.usda.gov/PDF/TSC_SRM_Ileocecal_Junction.pdf
写真3
http://www.fsis.usda.gov/PDF/TSC_SRM_Trimmed_Uncoiled_Ileum.pdf
写真4
http://www.fsis.usda.gov/Frame/FrameRedirect.asp?main=http://www.fsis.usda.gov/OFO/TSC/removal_of_tonsils.htm
ただし、背根神経節(DRG(dorsal
root ganglia))についての処理の解説は、ないようですが。
こちらのサイト
http://disc.server.com/discussion.cgi?disc=7498;article=2825;title=CJD%20Voice%20Discussion%20Group
もご参照
で、背根神経節(DRG(dorsal
root ganglia))の除去については、こちらのカナダ政府のサイト「REMOVAL OF SPECIFIED RISK MATERIALS (SRM)
FROM CATTLE SLAUGHTERED IN ESTABLISHMENTS INSPECTED UNDER THE MEAT」
http://www.inspection.gc.ca/english/anima/meavia/mmopmmhv/chap4/annexne.shtml
に詳しく書かれていますね。
虹屋さんおっしゃるように、この過程はカッティング/ボーニング以降のプロセスで行われ、脊柱(vertebral
column)の除去自体が、必ずしも、背根神経節(DRG(dorsal root
ganglia))の除去には、つながらないので、もっともよい方法は、脊柱から、食べられる筋肉をはがす場合に、椎弓から1インチ離してカットすることで、背根神経節が食用肉部分に混じらないベストの方法であるとしていますね。
これからいきますと、ビール(VEAL
若齢子牛肉)ですから、おそらくすべてが30ヶ月齢以前であるとしますと、アメリカ国内向けについては、骨付き肉は、OKですから、この過程をそのままスルー。
日本向けについては、骨付き肉は、通るはずはないということですね。
しかし、日本向けの一連の箱に、一部に骨付き肉が混ざっていたということは、そのほかの箱の骨なし肉は、どこの段階で、どのような方法(椎弓から1インチ離してカットしたかどうか。)で、ボーニングしたかによって、おっしゃるように、背根神経節が残っているという可能性も、捨てきれないということになりますね。
http://www.fsis.usda.gov/About_FSIS/Technical_Service_Center/index.asp
[2975] Re:[2948]
のこり38箱のSRMは除去されていたのか? 投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/23(Mon) 13:37 |
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- 38箱の骨付き肉、背根神経節は除去されていたのだろうか??
>
以前、意見交換会で、関係者の方からこんな告発ありましたでしょう。これも「脊柱」の話ですよ!
>
>◆参考4−2 東京 平成17年1月17日 P=75 21
>○SRM除去について、と畜場において除去されているものについては、専門的な場所での除去ということで信頼しています。しかしながら、食肉販売業者などでせき柱を分別している業者について、背根神経節が完全に分別されているのか、甚だ疑問である。ある肉店店主に聞くと「せき柱(せきずい)はと畜場で除去しているから、うちの肉は大丈夫。背根神経節は知らない。保健所からの指導もないよ。」と聞いた。この話は決して作り話ではない。しかも複数店で確認しています。BSE検査を20ヶ月齢にしてもSRM除去が完全だからリスクは増えないというが、信じられない。現場での「背根神経節の除去」の実態調査を是非行っていただきたい。いづれ公開されることもあると思うから、その前に是非調査を!
> http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/3d3b6cf53841634add25ca31f08cfccd
ジェネティックID
>混入が確認されたのは、「脊柱」です。しかし、正確には、「骨付き牛肉が出荷されていた」というもので、混入ではなく、そもそも出荷してはならないものが出荷されていました。 米国では、4ヶ月未満の仔牛肉は、骨付きでも出荷できます。 特定危険部位とは扱われません。 しかし、日米合意では、当然、この肉は出荷不可です。・・・骨付き肉ではなく、通常の肉の場合、脊柱の除去は、小分け作業(fablication)過程で行われます。そして、脊柱の除去は、箱詰めラインにて最終確認の必要があります
http://www.pure-foods.co.jp/Certification/QAanswer/TBCinfo18.html
[2974] カナダは引き続き日本へ牛肉を輸出し続けるというのですが。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/23(Mon) 07:57 |
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- 何か、複雑骨折みたいになってきましたね。
なるほど、理論的にいえば、今回の危険部位牛肉は、アメリカのものであって、カナダからのものではないのですから、カナダからの牛肉輸入を妨げるものは、ないのですが。
しかし、ここにも、日本のアメリカ・カナダ一体としての、リスク評価をし、一体としての再開を認めたほころびが見えてきてしまいましたね。
日本の食品安全委員会は、昨年12月8日付けで、米国及びカナダ産牛肉等に係る食品健康影響評価の結果の通知をし、それに基づいて、農林水産省は、アメリカ・カナダ一体としての牛肉輸入再開を認めたのですね。
とすれば、そもそも、アメリカとカナダ一体としてのリスク評価をしたのであるのなら、当然、アメリカ一国のみ、輸入再開禁止とするのではなく、カナダからの牛肉輸入も、一体のものとして、禁止するべきものなのでしょうね。
なかなか、それは、できないですけれども、考え方としては、そうでなければ、理屈に合わない。
カナダ側の考えでは「Canada
exports beef to Japan despite US ban: agency」
http://www.dose.ca/toronto/news/story.html?s_id=ymHAeXTUE10xofqcX7i5S8lOo7YLwdkHe7c%2F69SG7CDHHKyqYX2B%2BA%3D%3D
に見るとおり、the
Canadian Food Inspection AgencyのMarc
Richardさんは、アメリカの問題にかかわらず、日本へ牛肉を輸出し続けるといっていますね。
また、カナダのthe Canadian Beef
Export FederationのArno
Doerksenさんは、「これはアメリカの問題であって、カナダとは関係のない問題だ。カナダでも同様のことが起こらないように、the Canadian Food
Inspection Agencyによる厳格な検査を続けていきたい。」と、アメリカとの友連れにならないように、必死の防衛線を張っていますね。
「Japan
renews beef with U.S.」http://lfpress.ca/newsstand/Business/2006/01/21/1404153-sun.html
参照
となると、今度は、アメリカからカナダ経由の抜け穴-ループホール-なんてのも、警戒しなければならなくなるのかも知れません。
特にカナダの特定危険部位の国内基準についてみると、アメリカとの違いは、扁桃について、アメリカでは、全月齢の牛について、危険部位なのに対して、カナダでは、30ヶ月以上月齢についてのみ、危険部位としていますね。
日本向け輸出プログラムのアメリカ(USDA
Beef Export Verification Program(BEV) for Japan)とカナダ(Export Program
(Bovine))との差については、この食品安全委員会のこのサイト
http://www.fsc.go.jp/hyouka/bse/hy_bse_hyouka_point.pdf
をご参照。
昨年、米連邦地裁判事Richard
F. Cebull
氏は、特に、カナダでの飼料管理の不徹底さが、アメリカ牛肉の危険性にまで及んでいるといいましたが、今度は、立場が逆転して、「アメリカでの危険部位管理の不徹底さが、カナダ牛肉の危険性にまで及んでいる。」という事態になりそうです。
それにしても、日本のマスコミで、この点について指摘した記事は、今のところは見当たりませんね。
http://www.dose.ca/toronto/news/story.html?s_id=ymHAeXTUE10xofqcX7i5S8lOo7YLwdkHe7c%2F69SG7CDHHKyqYX2B%2BA%3D%3D
[2973] 新しいブラウザ「Flock」をダウンロード
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/23(Mon) 07:25 |
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- ダウンロードはこちら
http://www.flock.com/developer/
から。
Mozilla
Firefoxに、新機能が付加したって感じのものだ。
オンライン写真共有サービスってのが使えそうですけれども。
日本語での解説は、下記のサイトでどうぞ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0510/21/news079.html
[2972] 春節で人の移動が激しいようで・・・
投稿者:とき 投稿日:2006/01/22(Sun) 23:01 |
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- ◇春節直行便 中台で運航 上海へ第1便出発(西日本新聞) - 1月20日14時36分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060120-00000070-nnp-kyu
◇20億人大移動 中国 「春節」の混雑28日ピーク(西日本新聞)
- 1月20日2時16分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060120-00000014-nnp-int
>一人が移動すれば、出発と到着で二回の移動と計算されるため、平均すると人口十三億人のうち約十億人が移動する計算となる。
疫学的見方からいえば、潜在的な「キャリア」の移動ともいえますが・・・。
そして、人とは別に、鳥も。
◇ナベヅルの四国越冬を 保護団体がねぐら確保へ
>ナベヅルの越冬定着を目指す四国の野鳥の会や鳥類保護団体が、飛来情報を共有し、ねぐらや餌場の確保を目指す「四国ツル保護ネットワーク」の設立準備を進めている。
>全世界のナベヅル約1万羽のうち、8―9割は鹿児島県出水地方で冬を越しているとみられるが、感染症の流行による大量死や農業被害が懸念されるため、四国での越冬を定着させて飛来地を分散させるのが狙いだ。
>これまで四国は、ツルが一時的に通過する土地と思われていた。しかし昨年11月に高知県土佐市の仁淀川付近にいたツル15羽が、徳島県の吉野川流域で年を越すなど、冬の間に四国を行き来していることが分かってきた。
(共同通信)
- 1月21日6時17分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060121-00000022-kyodo-soci
いくら『感染症の流行による大量死や農業被害が懸念されるため、四国での越冬を定着させて飛来地を分散させる』目的を見込んでも、他の野鳥・鳥類との接点がいくらでもあるわけですから、「ナベヅル」の移動を止めたからといって、その目的が達成されることには決してなりません。日本列島に入ってくれば、やがてはどこにいても全く同じことです。
[2971] Re:[2970] 相変わらずの七転八倒
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/22(Sun) 21:44 |
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- 謎工さん。
ご難続きのソニーさんのようですね。
このサイトを見ますと、「希望者は、ICプレーヤー等を試験終了後持ち帰ることができる」となっていますね。
そんなに安いレコーダーなのでしょうか。
何やら、可児市の電子投票のトラブルを思い出しました。
私も、ICレコーダーなどを使っていますが、ボタンを長く押す場合と、短く押す場合とでは、意味が違ってきますので、慣れるまでは、操作性は、決していいものではないようです。
http://www.izuyobi.com/ips/5555_01/
[2970] 相変わらずの七転八倒
投稿者:謎工 投稿日:2006/01/22(Sun) 20:20 |
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- 例のスパイウェア騒動が一部和解し、複数の州法違反に対する罰金が焦点に移っている中、
日本でも取り返しの付かないことをやってしまいました。
「ブーブーと機械音」 不安的中、初のリスニングテスト(asahi.com)
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200601210311.html
リスニング、トラブルで436人再テスト センター試験(同)
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200601210309.html
リスニング再テスト、453人に 「受けられず」の申し出も(同)
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200601220090.html
しかし、どのニュースソースも問題のICプレーヤーがソニー製であることには口を閉ざしたままの怪。
奇しくも、金曜日から始まった国会では文部科学委員会に昨年9月に初当選した2人目のソニーOBが入った訳ですが
どうなることやら。
[2969] アメリカ上院・下院両議員たちの日本のアメリカ牛肉輸入再停止措置に対する発言集
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/22(Sun) 17:07 |
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- Byron Dorgan上院議員
「Atlantic Veal & Lamb,
Inc社なり国の検査員が侵したのは、ミスはミスだが、それに対する日本の措置は、過剰反応なのではないのか。」
Earl
Pomeroy下院議員
「アメリカ政府は、同様の過ちが起こらないように万全の措置をとるとともに、日本政府に対して、一日も早い輸入再開を求めるべきである。」
Kent
Conrad上院議員
「USDAは、(日本との)非常にもろい貿易協定を、誤って取り扱ってしまった。ジョハンズ農務長官が、もっと多くの数の検査員を処理工場に送ることを命令したことは、歓迎すべきことではあるが、厳しい検査というものは、われわれが、牛肉をシッピングし始める前におこなうものであり、後に行うものではない。」
http://www.in-forum.com/articles/index.cfm?id=115185§ion=News
[2968] 米国の食肉生産流通管理の杜撰さ
投稿者:とき 投稿日:2006/01/22(Sun) 16:16 |
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- は、最初から織り込み済みでしたので、こうなることは想定範囲内≠セったのかもしれません。いわば、してやったりの感も無きにしも非ずです。いわゆる《大人の解釈》で、誘導されていたかのようです。(あまりにも日本政府のBSE政策に好意的過ぎる見方かもしれませんが。)
多少(というよりも大いにですが)、輸入解禁にあたって、国内ではもめた格好にはなりましたが、いまとなっては、規格外混入が事実上発覚して禁輸措置になり、その結果、八方納得しておさまった形になっているわけです。農水省検疫所はよくやったといいたいぐらいです。さもさも待ち構えていたかのようなタイミングです。(ただし、同じように「特定アジア」方面も監視して欲しいものです。寄生虫卵入りキムチの監視はどうにも緩かったのではないかとの感がいなめません。)
◇筆洗(2006/1/22)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/hissen/20060122/col_____hissen__000.shtml
『キムチは最近、寄生虫卵騒ぎで不評だが、なあに、かえって免疫力がつく。』
http://www.tokyo-np.co.jp/00/hissen/20051124/col_____hissen__000.shtml
こういう二枚舌にはなんともトホホです。これだと単なる野次馬の罵声や下馬評に等しいのではないでしょうか。
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1137883519/
(【お笑い】「なあに、かえって免疫力がつく」の東京新聞・筆洗、米国産牛肉問題では痛烈批判[1/22])
今回の製品は単純な混載ミスなのでしょうか?
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/us_beef_import/
ミスでなく、基準の違いを認識しないまま、あきらかに正規の発注形態によるものであったのならば、やはり、「需要あるところに供給する」という経済の論理が行き過ぎた、いわばモラルハザードやコンプライアンスの問題であるのかもしれません。たとえそれが無知によるものだとしても。
そういうことが発生したとき、往々にして、それはそういうことができるようになっている、あるいは、それを阻止することができない「制度」の問題だ、との論理へ誘導されがちですが、やはりそれ以前に、それをやってしまう主体・当事者のモラルとコンプライアンスに関する認識の問題が一義であることを念頭において問いたいものです。
米国の食肉業界は、『顧客主義』に徹するなら、まずはどこの国の顧客であれ、相手(顧客)の(国の)要望に応じた商売をするべきでしょう。今回もギリギリのところで摺り合わせをした結果の基準にもとづく制度だったわけですし。
あくまでも「産・業」の実利現場の商業倫理の問題です。ツケやリスクを他所へ回すというような姿勢も含めて。
>これらの制度に共通するものは、その先へ進むために必要な“覚悟”を取り払おうとしていることだ。覚悟を決めるためにはそれなりの超えるべき敷居もまた必要なのである。
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=331246&log=20060121
>「インチキ撲滅のためには」
http://www.yuichiro-itakura.com/archives/2006/01/21-1049.html
>「Death Spiral」
http://www.yuichiro-itakura.com/archives/2006/01/20-1031.html
(さんざん欲しがるように演出し仕向けておいて)「欲しがる人がいるから売る」という論理を、どこまで正当に通用させることができるのかの問題です。分業システムが重層化すればするほど、詐欺やペテンもまた巧妙になります。それを見抜く目が、いわゆるリテラシー(目利き)の能力でもありましょう。いまや、「情報」の目利きの能力がもっとも必要とされているのではないでしょうか。
◇悪徳商法情報一覧
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/ref/all.html
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/
◇BSE危険部位混入 牛肉輸入停止 米、信頼回復に腐心(産経新聞)
- 1月22日2時23分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060122-00000004-san-pol
◇中国、水問題が深刻に・河川汚染や水不足[2005年1月17日/日本経済新聞]
http://www.nikkei.co.jp/china/news/20060116d2m1201616.html
◇味の素、中国・アモイにスープ原料の製造会社
http://www.nikkei.co.jp/china/news/20060116ep12032716.html
◇味の素、中国に乾燥野菜の製造会社・現地企業と合弁
http://www.nikkei.co.jp/china/news/20060116d1d1602m16.html
◇味の素、中国でスープ具材用乾燥野菜を生産(日刊工業新聞)
- 1月17日8時30分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060117-00000032-nkn-ind
食の安全・安心は、国内監視ばかりでは、もう、どうにもならないところに来ているのではないでしょうか。(肉や野菜や魚介類のように原料そのままの形をとるものは、ごくごく一部になり、今後ますます、そのほとんどが加工された食品として輸入されるようになるのでしょう。もうかなりなっていますが。)
http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/1-4/0601.html
http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/tp0130-1.html
件の企業は、チャイニーズフードシンドロームばかりではなく(こちらはウヤムヤになってしまいましたが)、「アスパルテーム」の件もあるようで・・・。(真偽は未だ定かではありませんが。)
■味の素のアスパルテーム(1)【1/10(火)12:30】
http://www.nikaidou.com/column04.html
「資源とエネルギー、そして環境保全」の問題認識が、国際水準で「共通感覚」として、指導層と地方官僚の間で共有できるようになれるのでしょうか、かの国は。「法」以前のモラルの問題のような気もいたします。(そしてそのモラルは、あまり期待できない?)
「正論別冊」創刊号『軍拡中国との対決』
http://seiron.air-nifty.com/seiron/2006/01/post_9d49.html
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/ex-pub/ex01.html
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/seiron.html
(こんな、出版をするから、なおさら「産経は言論暴力団」といわれてしまうのかもしれません。)
http://www.sankei.co.jp/news/060117/kok030.htm
ともあれ、言論では大いに丁々発止やっていただきたいものです。中国だろうが米国だろうが、どこの国であっても。「正論」路線を煙たがったり薄めようとする勢力は確実にあるのでしょうけれど。
http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/8230a369bc5074033f6bfbbd2204909f
(日々是チナヲチ。今度は電波記事なんですけど……いまさら?
2006-01-17 )
[2967] Re:[2966] [2965] [2964]
[2963] Slaughterer, Fabricator, Processor, Further Processorの違いは?
投稿者:虹屋 投稿日:2006/01/22(Sun) 14:15 |
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- 笹山さん。いつもいつも有難うございます。
Further
Processorは全く見当違いですが、あとは当たらずとも遠からずでしょうか。
日本は枝肉取引が主ですから、Slaughterer とFabricator,
Processor が分離。米国は枝肉取引は少ないからS/Fが主なのですね。
ほ育子牛は生産農家が約900軒、子牛肉の処理・加工を行うパッカーが20社(月報「畜産の情報」(海外編)2003年3月)。このなかでSlaughtererだけ、Fabricatorだけというのは、本当に数社しかないでしょうに。
そのなかで日本輸出向けにEVプログラム認定を取りSRM除去を厭わずにおこなうSlaughtererを見つけ、それだけをEVプログラム認定を取り別にシッピングするFabricatorをみつけ、日本市場(今回は日本シイベルヘグナー)とつなぐ絵図は誰が書いたのでしょうね。
火事云々は脇に置いても、上記の垂直統合インテグレートでシッピングするFabricatorのAtlantic
Veal and Lamb 社で、誤りというか、起きて当然の手違えが生じたということなのでしょうか??
[2966] Re:[2965] [2964] [2963]
Slaughterer, Fabricator, Processor, Further Processorの違いは? 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/22(Sun) 11:40 |
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- 虹屋さん。
これについては、USDAのCOOL制度を説明したこのサイト「Seed Stock /Cow Calf」http://www.ams.usda.gov/cool/coolbeef.pdfに、作業の流れが詳しいですね。
すなわち、
Slaughter/
Fabricatorの段階
仕向け先国別に、動物を分離する。
このシステムの中で、動物の死骸を、仕分けし、仕向先国に応じて、適切に、製品にラベリングする。
これが、ドキュメントの原点となる。
Fabricator/
Processorの段階
処理を終えたすべての製品についてのトランスファー・ラベル実施と、その確認。ラベリング・システムの下での管理。これを基にしての在庫管理。
Distributorの段階
ラベリングした製品の完全性メンテナンス。再パッケージした場合は、原識別コードの移行。
以上ですが、なるほど、同じヴィール専門業者で、FabricatorでAtlantic
Veal & Lamb, Inc.のニューヨーク州と、SlaughtererでGolden Veal
Corporationのオハイオ州とは、ペンシルバニア州を挟んで、つながっていますから、Golden Veal
Corporationの火事で仕入先がなくなったAtlantic Veal & Lamb,
Incが、急遽、一部について仕入先を変えたという推測もありうるでしょうね。
http://www.ams.usda.gov/cool/coolbeef.pdf
[2965] Re:[2964] [2963]
Slaughterer, Fabricator, Processor, Further Processorの違いは? 投稿者:虹屋
投稿日:2006/01/22(Sun) 08:50 |
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- 笹山さん。有難うございます。
ところでSlaughterer, Fabricator, Processor, Further
Processorの違いは??
語感からすると、
Slaughtererは、と畜、解体を行い枝肉までの処理
Fabricatorは、枝肉をさらに分けてモモとかヒレとかの部位別に分けるまで
Processorは、部位肉を顧客に応じてパッキング、店頭に並ぶ形にまで小分け包装するまで
Further
Processorは、肉に塩・コショーをかけるとか、味噌漬けとかタレに漬け込むといった惣菜までいかないが下拵え的な加工をおこなうまで
という気がするんですが・・
要するにFabricator
だけのAtlantic Veal and Lamb
社は、枝肉を仕入れるだけで、と畜、解体は行わないからSRM除去の工程は行っていないのではないかと??
さらに、妄想を膨らませると、SRM除去がされた子牛枝肉の供給元がSlaughtererのGolden
Veal
Corporation。そこが火事になって供給量が不足し、注文量に達しない物だから直ぐ手近にあった米国内向けの子牛骨付き肉を加えてしまった。Atlantic
Veal and Lamb 社は部位肉にするだけだから、解体に関わるSRM除去には意識、注意がいかない。
- ときさん。
この週末にかけて、「インフルエンザA型」「インフルエンザA型治療法」「インフルエンザA型症状」などのキーワードでのアクセスが爆発的に増えています。
どうしたことでしょう。
まさか、アクセスの当事者がお医者さんではないことを祈るばかりです。
「日本人のタミフル耐性」というのも、気がかりのひとつのように見受けられます。
[2914] モノは試しに、H5抗原使ってみれば・・・
投稿者:とき 投稿日:2006/01/15(Sun) 14:50 |
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- IDSC インフルエンザ流行レベルマップ 最新のマップ
2005年第52週 (12月26日〜1月1日) 2006年 1月11日現在
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/YR05/flu52/jmap52.html
このマップになるまでの時差があるわけですから、実際はもっと進んでいるはずですね。
かかったときの対処を的確に、甘くみてはいけないでしょう。とにかく、流行時期は、体を冷やしたり、体力を消耗させたりすることや、睡眠不足(骨休め不十分)をなるべく避けるしかありません。
人的な交流・移動は避けられませんから、「感染を防ぐ」ということは不可能です。
[2913] Re:[2911] [2910]
「インフルエンザ」ウイルスの場合は 投稿者:とき 投稿日:2006/01/15(Sun) 12:27 |
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- 鳥(鶏)のものであっても、人のものであっても、とりあえずの心構えとして、「いかにゆるく(軽く)やんわりと罹る(経験する)か」(すなわち「馴致」)にかかっています。
そういう認識に立たなければ、このインフルエンザ「疫病」には対処できません。(実際は、世界的にみれば、鳥も人も、もう経験し始めているし、一見、顕在化していないと思われている地域でも、進行しているのではないかと、どうしても思われてなりません。本腰を入れて調査確認をやっていないわけですから。)
業界の多数が、篠原氏のような観点を“常識(コモンセンス)”にできるかどうかにかかっています。(人間の思い込みを変えることぐらい困難なこともありませんが。通常は、いくら言葉で「他山の石」といっても、実際に「体験・経験」しないうちは、「体感・体得・認識」に至れないようですから。「話せばわかる」という問題ではないようです。)
たぶん、押谷氏も,、もどかしい思いをされているのではないでしょうか。どうすることもできなく、やれやれと思うばかりでしょう。見えている$lにとっては、鶏の世界も人の世界もおそらく同じ思いをされていることになっているはずです。(座して、ただやってくるのを静かに待つのみ。仕方のないことです。個人の力ではどうにもなりません。その意味では“マス・コミ”はまったく機能しておりません。一方的に情報が流通してるだけ。コミュニケーションになっておらず。)
■鳥インフルエンザまん延に警鐘 東北大サイエンスカフェ
>鳥インフルエンザ対策と、新型インフルエンザへの変異の可能性を考える東北大の「サイエンスカフェ・スペシャル」が13日夜、仙台市青葉区の東北大医学部であり、押谷仁・医学部教授(感染症対策)が国内対応の重要性を訴えた。
>世界保健機関(WHO)によると、鳥インフルエンザ感染者数はベトナム、インドネシアなどで146人に上り、半数以上の76人が死亡した(8日現在)。トルコでは感染が拡大し、死者はさらに増える見通し。
>2003年に新型肺炎(SARS)がまん延した際、WHOの専門家としてアジア地域の対策に取り組んだ押谷教授は「現時点では鳥から人への感染がほとんどだが、ウイルスが変異して人から人への感染が増えたとき、新型インフルエンザのパンデミック(世界的流行)につながる可能性がある」と指摘した。
>新型インフルエンザが流行した場合、死者は数百万人と予測される。押谷教授は「ウイルスの変異スピードが速く、ワクチン開発が追いつかない。世界レベルで人の往来がある今、『日本だけは安全』という考えは機能しない」と警告した。
(2006年01月14日土曜日
河北新報)
ttp://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/01/20060115t15022.htm
(この記事が、どれくらい正確に押谷氏の講演内容を反映しているか不明です。おそらく氏の認識では、「まだ人の新型ウイルスが発生していない」という前提ではないはずです。そうでなければ、一般的な上っ面をなぞっただけの講演内容に終始しただけでしょう。現実・現場を知る方々は、けっして恫喝まがいの不安を煽るような発言は控えるはずですし。)
いちばん困るのは、他人事感覚で、ろくに知識を吸収することも自ら考えることもなく(それは人任せにして)、対策と称して、もっぱら予算配分のために、薬剤・施設・人員確保に汲々とするだけにおわる人々が担当者になることです。(これが、いまの「鳥フル」対策の姿なのかもしれませんが。)
[2912] 「重複事業統合」というキーワード
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/15(Sun) 11:01 |
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- 大阪府の太田房江知事と大阪市の関淳一市長が上水道事業や信用保証協会など重複する事業の統合や連携に向け、近くトップ会談を行うことが15日、分かった。
財政難打開のため、同一地域で同様の公共施設を建設したり福祉サービスをする「二重行政」の解消が狙いで、実現すれば約4年半ぶりのトップ会談となる。
府と市は、浄水場をそれぞれ3カ所所有、大阪府中小企業信用保証協会と大阪市信用保証協会は同様の業務を行っており、こうした事業の効率性向上のほか、消費生活センターの再編、文化事業の共同実施を話し合う。
会談は2月上旬までに行う予定で、日程を調整している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060115-00000018-kyodo-soci
というニュースだが、この「重複事業統合」というキーワード、これから、重要になるそうなキーワードのように思われる。
特に、平成の合併で、これまで、各市町村長さんが、自らの選挙対策を含めて、しのぎを削って建設してきた、町村ごとの体育館や公会堂、運動施設、文化施設、それに温泉施設など、行政区域が広域化すれば、これらは、すべて、「重複事業」となってしまう。
いかに、機能分担化した都市群を、新合併市町村内に配置するかが、大きく問われるものと思われる。
[2911] Re:[2910]
護送船団としての業界団体は、このような場合は、何か出来るのでしょうか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/15(Sun)
10:50 |
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- ときさん。
◆鶏飼い時事(じじい)…『生き証人は殺せ』(2006.1.15)
は、非常に激しい題名ですが、曲がり角にある養鶏業界の悲痛をそのまま示しているとも見て取れますね。
行政がグレーゾーンに対応できないことが、業界の苦痛につながっていると見て取れますが。
[2896][2897]で問題にされた
Flu-like Illness というグレーゾーン
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=537
は、鶏の世界にもあるはずですが、二値的な対応では、なんとも、対処できませんね。
この
Flu-like
Illnessは、鳥インフルエンザそのものなのだという認識に立てば、より、費用対効果の優れた対策が取れると思うのですが。
ところで、ベルギーの感染疑いは、シロとなったようです。
[2910] こういう時こその「公」的肩書きなのですが・・・ 投稿者:とき
投稿日:2006/01/15(Sun) 10:17 |
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- ◆鶏飼い時事(じじい)…『生き証人は殺せ』(2006.1.15)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza236.htm
>しかし矢張り最大の責任は我々にある。前回も触れたように自ら助ける努力が足りなかったと思う。自ら助けることの第一歩は自ら考える事である。昨日も《とき》様に《笹山様のページ》で「自らの頭で考えることなく、いまだに意志決定を他人任せにしている」と叱責されたが誠に汗顔の至りである。
まったく『叱責』というつもりではなかったのですが、そういう風にとられてしまったようです。要は、業界の意見を代表する立場にある、「肩書き」を背負っておられる方々が、自分だけの意見ではなく、いかに業界全体の意見を集約しようとする姿勢があるかにかかっているはずです。
民主主義制度化における「統治」の意思決定がどこにあるかということでもあります。すくなくとも、農林水産行政における「鳥インフルエンザ対策」の意思決定は、「産・官・学」それぞれの意思・意見の集約によって成り立つはずで、なおかつ、生計に直結する「産」の方々が、いちばんの当事者であるはずです。
その当事者(けっして「個人」ではなく、産の「団体」として)の「声」が、意思の表明であります。
養鶏(鶏肉、鶏卵)、加工、流通、販売の各諸団体が、現実をふまえた現場・実際の意見を集約し、統一した要請・要望を表明しない限り転換できないでしょう。逆に言えば、それで容易に転換できるはずです。だれも妨げることができません。
業界の「錦の御旗」の色を鮮明にすることがもっとも重要です。本来そのための「肩書き」なのですが・・・。
この危機管理必須の状況下で、そのポジションにある方々に、その責務の自覚はおありでしょうか。自らの私(企業)的な目先の経済事情(金儲け)ばかりを考えているのであれば、それはかなわぬことです。業界を代表する大手企業の姿勢が問われているのです。いかがわしい「闇ワク」でっち上げや、病的な被害妄想に発する「バイオ・テロ」説を垂れ流すようであれば、その良識を疑わざるを得ません。
ウイルス学と免疫学を、一からしっかり学習しなおしていただきたいものです。もちろん、畜産業にたずさわる獣医の方々も。
◇ベルギー人が鳥インフルエンザの疑い 2006年
1月15日 (日) 00:00 〔AFP=時事〕
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20060115/060114123310.4zep6c5a.html
容易に飛沫核感染し、なおかつ不顕性感染が高率のウイルス感染症にたいして、人為的に「防御」できると考えてしまうことは、あまりにも幼稚な思慮であると思わざるをえません。
そのことだけに基づいた対策は、なにか対策をやったつもりになっているだけのことで、実質はなにもやっていないに等しい。実際の対策は、感染したときにどうするかです。けっして、「防御」や「制圧」や、まして「根絶」ではありません。
地震や津波や台風の対策と同じで、「起こらないこと(できるわけがない)」ではなく、起こったあとどうするかが、実際の対策であり、真の危機管理です。人為的な戦争やテロとは全く様相が異なっているのだとはっきり区別して認識することが必要です。
鳥ウイルスと人ウイルスは、その好む種の細胞も違えば、同じ宿主内で異なったウイルスであっても、好む組織細胞まで違っているというのが基本です。そうそう単純に味噌も糞も一緒のようなふるまいをしません。未知あるいは不可視のものに対して、無知が過剰な「不安」心理を煽動しています。まさに、寺田寅彦のいうとおりです。
>物理学者で随筆家の寺田寅彦の言葉に次のような一説がある。
>「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしい」
(アエラ'06.1.16号「インフルエンザ 正しい対策」P29.)
http://opendoors.asahi.com/data/detail/7144.shtml
[2909] Re:[2907]
飲料水からテフロン助剤&車のシックハウスについて 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/15(Sun) 09:26 |
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- まりちゃんさん。
もともと、デュポンのPFOA(ペルフルオロオクタン酸)問題は、このサイト「PFOA CALLED LIKELY
HUMAN CARCINOGEN 」http://pubs.acs.org/cen/news/83/i27/8327notw1.htmlの中の写真にありますように、この工場の地下水から検出されて、問題になったものですね。
この問題については、この掲示板でも、昨年11月24日の2368.2369でも、あつかったことがあります。
今回の問題は、この記事「DuPont
Teflon chemical C8 found in Ohio stream, bottled water」
http://www.foodconsumer.org/777/8/DuPont_Teflon_chemical_C8_found_in_Ohio_stream_bottled_water.shtml
によりますと、オハイオ州環境庁の発表では、C8(ペルフルオロオクタン酸perfluorooctanoic
acid 、化学式が、
「F-CF2-CF2-CF2-CF2-CF2-CF2-CF2-C(=O)-X」 とのように、Cが8つ並んでいるところから、こう呼ばれているらしい。)が、1月12日に、Williamstownの川で見つかり、これが、Williamstownの町から18マイル離れたデュポンの工場からの汚染ではないかとされているものですね。
それにくわえて、Mariettaを本拠地とするCrystal
Springという飲料ボトルからも、C8が検出されたというものですね。
それで、この飲料ボトルの水は、この汚染された川の水から採取したのではないかとされているもののようです。
http://www.foodconsumer.org/777/8/DuPont_Teflon_chemical_C8_found_in_Ohio_stream_bottled_water.shtml
[2908] Re:[2901] [2900]
「きっこの日記」の「狂牛くん」のネタ元 投稿者:通りすがり 投稿日:2006/01/15(Sun) 09:16 |
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- >
できれば、食の安全を第一に優先する団体が新たに出来てくれたらなぁと思う次第です。
つーかさ、まりちゃんの考える「食の安全」て、
「どういう場合に何人以上死んだら危険で、何人以下なら安全」
といった、具体的な条件が判らないんだけれど。
[2907] 飲料水からテフロン助剤&車のシックハウスについて 投稿者:まりちゃん
投稿日:2006/01/15(Sun) 08:47 |
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- おはようございます。2つほど気になるニュースがありましたので。。
◆日本は大丈夫? ボトル入り飲料水からも「テフロン」助剤PFOA検出=オハイオ州
http://www.jc-press.com/kaigai/200601/011302.htm
>淀川水系安威川の一部や大阪市の水道水からも高濃度で検出されているPFOAについて、米環境保護局(EPA)の科学諮問委員会は昨年、「ヒトにとって恐らく(likely)発がん性物質」とのリスク評価案を示している。(抜粋)
>デュポンがウェストバージニア州パーカーズバーグの工場にこの化学物質を除去するフィルターを取り付けるまで、デュポンから飲料水供給の委託を受けたクリスタル・スプリング・ウォーターが被害住民約1000人にボトル入り飲料水を提供(抜粋)
↑浄水機で除去できるフィルターって家庭用でも市販されていればいいんですがどうなんでしょう。ブリタとか使ってますが除去できるものか聞いてみようかな。
◆あなたの車は大丈夫?=車内から高濃度の有害物質検出、米環境グループ
http://www.jc-press.com/kaigai/200601/011201.htm
[2906] Re:[2905] [2902] [2901]
[2900] 「きっこの日記」の「狂牛くん」のネタ元 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/15(Sun) 08:45 |
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- 「米国産肉を再開した企業だけに絞ってリストアップができたら、たしかに一番ありがたいですね。商社も含めて。」
そうですね。
そのようなリスト作りが消費者運動の有力な支えになるとは思うんですが。
ウォッチドッグ機能の充実ということですね。
http://www.consumerwatchdog.org/
[2905] Re:[2902] [2901] [2900]
「きっこの日記」の「狂牛くん」のネタ元 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/01/15(Sun) 02:32 |
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- > まりちゃんさん。
>
この中には、肉と関係のない、おむすび屋さんや魚屋さんや鮨屋さんや、餃子屋さんも、はいっていますし、アメリカ牛肉を使っていない企業を社団法人日本フードサービス協会さんのリストからはじいた形跡も見られません。
笹山さん、いまこのご時世で、牛と関係のない外食産業はそうそうありません。おむすび屋さんだってご飯につやを出すためにゼラチンを使うところもありますし、肉味噌むすび、牛肉の時雨煮むすびなんてメニューもありますし、魚屋も魚が嫌いな人のための肉メニュー、出汁に肉エキス、ゼラチン、冷食満載お子様ランチ、すし屋だって例のハリセンボン注射加工肉を使ってあぶり寿司を出す店もあれば、箸休めに牛肉関連の突き出しを出す店もあります。餃子屋だって合い挽肉や動物油脂を使う店もあり、揚げ物屋の油は動物油脂ではないかとか、もう細かいところを見れば避けようがないくらいで、完璧に牛を避けようと思ったらハラールリストの店を選ぶしかないくらいじゃないかという感じです。チェーンの蕎麦屋に入れば、日本蕎麦やうどんの店なのに、出汁に肉エキス使ってる店だってあります。肉そばだってあります。
日本フードサービス協会の方針は飼料無視ですから、米国産を使わないから、という問題ではなく、米国が世界中に飼料や肥料を輸出していることを考えたら、世界から畜産関連の原料や加工品を調達する外食産業に携わる以上、そしてさらに、偽装の多い世である以上、他山の石ではいられません。
上記、考えると、そのような方針の協会に平気、無関心で他人事のように加盟していられる企業は、自社メニューの安全性に間接的に、ぐるぐる回って関係してくることを考えても、牛だけの問題ではなく、食、そのものの安全性に対して、意識の低い企業と見られてもしょうがないんじゃないかと思います。
私見ですけれども、私が経営者だったら、顧客を優先するのであれば、傍観せず、「食を顧客に提供する企業」として声明を出すとか、また、おつきあい程度の加入でしたら、脱会するほどの問題に捉えます。私の考え方は厳格すぎますでしょうか(^^;
しかし、笹山さんの仰るように、米国産肉を再開した企業だけに絞ってリストアップができたら、たしかに一番ありがたいですね。商社も含めて。。
ところでココいちさんは、オーストラリア、ニュージーランドというリスクの低いといわれている肉を選択して使ってくださっているとのこと、ありがたいことです。さらに今後は、動物油脂、肉エキスなどの産地や由来の公開もいただきたいところですね。
[2903] トルコのヒト感染鳥インフルエンザが、ベルギーへ飛び火 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/14(Sat) 23:47 |
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- ベルギー政府の健康省の女性スポークスマンが今日発表したところ、トルコから帰ってきた一人(性別・国籍などは、明らかにされていない。)が、鳥インフルエンザ感染疑いで、ブリュッセルの病院に入院したという。
一方トルコでのヒト感染鳥インフルエンザ患者数は、増え続けており、本日、新たに二人のH5感染者が出ており、トータルでは、18人の感染者になった模様。
また、本日、インドネシア・ジャカルタで新たに1人の女性(29)の鳥インフルエンザによる死亡を確認した。
これで昨年7月に同国で初めて感染死者が確認されてから半年間での感染者は17人、死者は12人となった。
http://edition.cnn.com/2006/HEALTH/01/14/birdflu.wrap/
[2902] Re:[2901] [2900]
「きっこの日記」の「狂牛くん」のネタ元 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/14(Sat) 23:09 |
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- まりちゃんさん。
この「狂牛くん簡易版/新型」のリストと、社団法人日本フードサービス協会の会員企業一覧を対比してみた場合、少なくとも、最初の「あ行」に見る限りは、同じですね。
この中には、肉と関係のない、おむすび屋さんや魚屋さんや鮨屋さんや、餃子屋さんも、はいっていますし、アメリカ牛肉を使っていない企業を社団法人日本フードサービス協会さんのリストからはじいた形跡も見られません。
「きっこの日記」の1月5日号http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20060105
をみますと、「たとえば、カレーショップの「CoCo壱番館」、通称「ココイチ」なんかは、以前からオーストラリア産とニュージーランド産の牛肉を使用していて、これからもその形は変えないつもりだそうだ。」と書かれながらも、このリストには、株式会社壱番屋さんは、入っていますね。
で、社団法人日本フードサービス協会さんと、会員企業との関係ですが、その多くは、お付き合い加入ということなのでしょう。
ですから、社団法人日本フードサービス協会さんの方針が間違っているからといって、その会員企業の固有名詞を、一種の不買運動の槍玉に挙げるということは、いかがなものでしょう。
ましてや、牛肉とは関係のないそば屋さんや鮨屋さんまで、ポジティブリスト(といえるのかな?
「原則、アメリカ牛肉は、食べられない」とするのか、「原則、アメリカ牛肉は、たべられる」とするかによって、この意味合いは違ってきますね。)としてあげるのは、行き過ぎといえます。
というよりは、もし、不買運動が目的でのリストの提示であるとするのなら、十分な調査の上、対応すべきものと考えます。
そのことが、反対の意思の姿勢の立場を有利にするものと思います。
このような調査不十分のポジティブリストの提示では、逆に足元をすくわれかねないものになると思いますが、いかがなものでしょうか。
私は、消費者運動の原点をいっているつもりなのですが。
[2901] Re:[2900]
「きっこの日記」の「狂牛くん」のネタ元 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/01/14(Sat) 22:48 |
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- 笹山さん、日本フードサービス協会は、「協会として」輸入再開を強硬に要望していましたよ。
ですから、私としてはそんなに問題を感じておりませんが。
できれば、食の安全を第一に優先する団体が新たに出来てくれたらなぁと思う次第です。
[2900] 「きっこの日記」の「狂牛くん」のネタ元
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/14(Sat) 19:10 |
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- 「きっこの日記」
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20060107
で紹介され、アクセスでパンクしたという「狂牛くん」のネタ元は、何のことはない、社団法人日本フードサービス協会の会員企業一覧http://www.jfnet.or.jp/kigyo/seikaiin/all/about_cr_kigyo_all.htm
でした。
なんかなあ−−という感じですね。
これだと、「社団法人日本フードサービス協会の会員」は、すべて、アメリカ牛肉を使っているという論理になってしまいますね。
耐震偽装問題だけに絞っていたなら、尊敬していたままだったのに。
これについては、私も、2841で、こんなことをいっていましたね。
「この「きっこの日記」にある「狂牛くん簡易版/新型」→http://page.freett.com/banc/index.htm
というのは、アメリカ牛肉を使っているなり、販売している企業なりレストランへのリンク集なのでしょうかね。
リンク先が、その対象の企業のサイトということで、あまり意味がないようにも思えるのですが。」
悪い予感が当たったようで。
[2899] 鳥フル問題はWHOのおねだりネタに見えてくる? 投稿者:とき
投稿日:2006/01/14(Sat) 16:42 |
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- ◇<鳥インフルエンザ>ウイルス変異 トルコ死亡患者から採取(毎日新聞) - 1月14日14時17分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060114-00000047-mai-soci
『ウイルスは、鳥や人間の細胞の「レセプター」という部分に結合して体内に入り込むが、変異したウイルスは、鳥よりも人間のレセプターに結合しやすくなっていた。』
『「人から人に広がるにはさらに他の変異も必要で、すぐ大流行につながるものではない」』
人から人の感染で、容易に拡がって、もうすでにまん延しているとはいうものの、重症化し顕性化しているのはごく一部であるとの見方は否定されるべきではないと思いますが、公式にはあまり踏み込んだ発言ができないようです。
しかしながら、なぜに、人のウイルス感染症が、「人-人」間感染の可能性が後回しにされるのか、とにかく不可解でなりません。迅速な対策からは程遠い、まさにまん延を助長させているだけになっているようです。
検査結果のみを見て、患者の体を見ない医者の見立てとまったく同じことになっています。
◇死亡者から変異ウイルス トルコ、感染力に影響か(共同通信)
- 1月14日10時56分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060114-00000056-kyodo-soci
>通常のH5N1型ウイルスより、人の細胞に付着しやすいと考えられる変異も含まれていた。
>WHOは、トルコでの患者急増とウイルス変異との間に関係があるのかどうか他の患者のウイルスについても調べるが、現時点では「人から人への感染が起きた証拠はない」としている。
>今回の変異を持つウイルスは、鳥よりも人の細胞の受容体に付着しやすい性質があるとみられるという。
鳥ウイルスが変異したからではなく、最初からそのタイプが、人から人へと伝達・感染・伝播していると考えたほうが自然であります。感染拡大を考えるときは、それが常識のはずなのですが・・・。(ウイルス感染学の知識のある方々は、どうなってしまったんだろうか?)
◇鳥インフルエンザ
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/bird_flu/?1108544184
◇インフルエンザ
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/influenza/?1102494912
◆鳥インフルエンザ問題の今後(121)(2006.1.13)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza235.htm
養鶏業界の意見を代表する、大手業者の人々の頭が変わらないうちは、行政を変えることはできないものです。あくまでも、(国民)主権者たる当事者の意見・意思の集約にかかっているはずですから。役所も、学者も、行政施策を転換する権限はないはずです。主体はあくまでも、養鶏業界です。
その意味で、衆愚に陥った“民主主義”ほど手に負えないものはありません。そして、政治力です。おそらく、業界大手の方々は、自らの頭で考えることなく、いまだに意思決定を他人任せにする姿勢でいるのではないでしょうか。その方々は、まだ修羅場が見えていないのでしょう。どうにもなりません。
この国を覆っている経済性優先(損得勘定のみ)志向、そのほかに関しては思考放棄の病は深刻です。「病気」克服は、経済とは別の次元の問題ですから。本来それが「公」の役割なのですが、いまや、その「公」すらが、予算配分機能がメインとなってしまっていますから。意思決定の主体者が誰もいないということになっています。それがすなわち「危機管理」主体の不在ということにもつながっています。
「きっと誰かがやってくれる」と、皆が一様に思い込んでいることになっています。一般国民は「政治」や「行政」が、「政治」や「行政」は、「国民」が「主権」者なのだから、という具合に。(もう、直に経験することで“わかる”という次元に堕してしまっているようです。智恵だの叡智だのありゃしないようです。)
[2898] 早速アメリカから、反応見らしきアクセスが。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/14(Sat) 08:54 |
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- 訪米中の中川昭一農相が、昨日、ジョハンズ米農務長官と会談した節、ジョハンズ米農務長官が「国際基準に従い、「生後20カ月以下」の牛肉に加え、「30カ月以下」まで輸入対象を広げるように」と要請したというのだが、早速、この掲示板へは、例のアメリカから、反応見らしきアクセスがありました。
もっとも、日本の農林水産省も、表面、困ったような顔して対応していますが、大枠は、20004年10月24日の日米高級事務レベル会合合意に入ってしまっている話なんですがね。
[2897] Re:[2896] Flu-like
Illness 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/14(Sat) 08:07 |
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- 匿名さん。
「Is Exposure to Sick or Dead Poultry Associated With Flulike
Illness?
」の情報ありがとうございました。
ときさん。
WHOの「農村部での情報入手の必要性」言及は、遅きに失した感もありますが。
表面では問題視されなかったFlulike
Illnessというのが、特に農村部では、かなりの数あったということですね。
このサイト「Flu risks may be distorted 」http://www.billingsgazette.com/index.php?id=1&display=rednews/2006/01/10/build/nation/50-flu.inc
では、この研究についての反響を伝えています。
まず、ヴァージニア大学のFrederick
Hayden博士は、「この研究は、ひとつの 仮説の創出(hypothesis
generation)をするには、非常に有益な研究と思われる。しかし、そのためには、アジアにおける真の鳥インフルエンザ発生率を検証するための、アジア地域における幅広い範囲での血液の検査が必要と思われる。血液検査なしでのこの仮説の実証を結論付けることは、むづかしい。」としています。
また、Mayo
Clinic のGregory
Poland博士は「この研究は、決定的な使用粉になりうる。われわれがこれまでつかんでいたデータは、氷山の一角をつかんでいただけだった。病院でつかんでいたのは、実際、Flulike
Illnessのうち、もっとも重症な例のみであった。田舎では、このような症状の軽度のものは、普通にあったはずだ。なると、H5N1ウイルスは、われわれの想像以上に蔓延していたということになる。この研究成果は、鳥インフルエンザ研究にとっては、悲観と楽観との諸刃の刃となりうる。すなわち、悲観論に立てば、想像以上のH54N1ウイルスの蔓延は、恐るべき脅威となりうるとの見方になるし、また、楽観論に立てば、それほどのH5N1の蔓延によっても、大奥の感染者は、軽いFlulike
Illnessの症状で収まっている。との見方になりうる。」としています。
この点については匿名さんも、ときさんも、私も、共通の認識に達していることだと思いますが、日本の茨城県においても、同様な現象が発生していたのではないかと、思われるのですが。
これは、なにも、今回のH5N2に限らず、養鶏関係者の間では、軽い咳や微熱は、日常、よくあることだという話は、以前から聞いているところです。
このFlulike
Illnessというものを、軽いヒト感染鳥インフルエンザ症状であるとするなら、単に、鶏→ヒト感染を問題にするだけでなく、ヒト→鶏感染も疑わなければならないのではないでしょうか。
[2896] 「H5N1型トリインフルエンザ、軽いヒト感染は高頻度の可能性」の記事 投稿者:匿名
投稿日:2006/01/13(Fri) 21:23 |
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- チョッと古いニュースですが。
「H5N1型トリインフルエンザ、軽いヒト感染は高頻度の可能性」(日経BP 1月10日)
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/medi/419121
「ベトナムでは、H5N1型のトリインフルエンザウイルス感染が増加している。が、これまでに報告された感染者数は、主に、大都市の病院に入院した重症例を数えたもので、地域住民の感染や発症の実態を調べた研究はなかった。
スウェーデン・カロリンスカ研究所のAnna
Thorson氏らは、ベトナム北部の地域住民を対象に、咳と発熱を特徴とするインフルエンザ様疾患と、病気、または、死んだ家禽への暴露の関係を分析し、それらの家禽に直接接触した人々にインフルエンザ様疾患が有意に多いこと、発症者の1割弱は、家禽との接触が原因と考えられることを示した。
血清学的検査は行われていないが、消去法ではインフルエンザ様疾患はH5N1型ウイルスの軽度感染による可能性が高いと考えられた。詳細は、Archives
of Internal Medicine誌2006年1月9日号に報告された。」
Archives of Internal
MedicineのAbstractは↓
http://archinte.ama-assn.org/cgi/content/abstract/166/1/119?maxtoshow=&HITS=10&hits=10&RESULTFORMAT=&fulltext=avian+influenza&searchid=1137153350447_738&FIRSTINDEX=0&journalcode=archinte
拙い英語力でみると以下のようです。
無作為抽出の45,478人中、8,149人(17.9%)が流感様疾患。
38,373人(84.4%)は鶏を飼う世帯。
11,755(25.9%)は病気か死んでいる鶏がいた世帯。
鶏の接触および流感様疾患の関係が示された。(以下)
鶏飼育世帯 オッズ比 1.04 :
95%信頼区間、0.96-1.12(有意ではない)
病気か死んでいる鶏に直接接触なし世帯 オッズ比 1.14 :95%信頼区間、1.06-1.23(有意)
病気か死んでいる鶏に直接接触有り世帯 オッズ比、1.73 :95%信頼区間、1.58-1.89(有意)。
この研究は疫学的なデータであり、さらなる微生物学的研究が必要と結論しています。
ベトナム2004年当時のインタビューによる調査なので現在の状況とか不明であろうし、AIによるインフルエンザ様疾患なのかは、やはり抗体・抗原調査を含む微生物学的手法を使う必要があるのでしょうね。
[2895] 『幽霊の正体見たり枯れ尾花 』
投稿者:とき 投稿日:2006/01/13(Fri) 20:50 |
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- ◆鳥インフルエンザ感染の男児をネット中継へ 中国の病院
>中国湖南省児童病院は12日までに、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染し同病院の隔離病棟に入院している男児(6)の様子を、インターネットで生中継する方針を明らかにした。中国紙、北京青年報が同日報じた。
>ネット中継を決めた理由について、同病院は「鳥インフルエンザに対する社会的関心が高まっているため」と説明。住民に病気の正しい知識を持たせることに狙いがあるようだが、異例の中継に対し、男児のプライバシー侵害を懸念する声も出ている。
>同紙によると、同病院は男児の病室にカメラを設置し、医師の治療や男児の生活ぶりなどを中継する方向で調整中。近日中に中継を始めるとしている。(共同)
(01/12
22:03)産経Web
http://www.sankei.co.jp/news/060112/kok107.htm
ごく普通のインフルエンザと変わらない、というデモンストレーションでしょうか?
ほとんど可能性のないトリ→ヒト感染のイメージを過剰に演出してしまったことのツケが回ってきたようです。
いよいよ、ヒト→ヒト感染が否定しづらくなってきたのではないでしょうか。(それほどあたりまえに、H5N1のヒト感染が起こっているのではないでしょうか。最初から、ヒトでの発症ならびに抗体確認がみられるということは、そういうことです。まだまだ、強情を張る“権威”の方々がいるうちは、一般医師や医学者は発言を控えつづけるでしょう。)
◆農村部の情報入手が課題 WHO報告に2週間以上(共同通信)
- 1月12日21時17分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060112-00000252-kyodo-soci
もちろん、情報伝達の遅れや隠蔽もあるのでしょうが、ウイルス感染の実態を鑑みるに、おそらく感染の事実のほとんどは(少なく見ても不顕性の約半数は、なおかつ逐一感染検査確認をするわけでもありませんし、個体により病状の軽重がありますし)、確認と把握は実質不可能なのですから、報告遅れを改善したところで、焼け石に水のようなものです。それに隠蔽が重なるわけですから、実態の把握は至極困難ですし、ましてやまん延防止やウイルスの制圧なぞ、最初から不可能です。
できることは、それぞれの「国において」の、発生したとき以降の対策のみです。的確な“サーベイランス”と、その迅速な情報公開がなにより必要です。検査体制と同時に。
おそらく、日本ですら、ヒトH5N1型の検査体制は整備されていないでしょう。簡易検査では、A型かB型しかわからないわけですし。さらに踏み込んだ検査を、ほとんどの医療機関ではするわけもありませんので、かなり、そのA型に紛れ込んでいるのではないかと思われます。
京都の養鶏場とまったくおなじことが、ヒトの場合も起こります。報告の遅れなんてものじゃなく、知らないうちにまん延してしまう事態が。(もうすでにまん延しているのではないかと思っています。本気で抗体保有調査をやってみればいいだけですが、想定外や、前例のないことに踏み出さないのが「公」の美徳ですし。)
[2894] Re:[2893] 終わりの始まりでは?
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/13(Fri) 17:26 |
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- Milkmanさん。
「鳥フルの終息(?)会議」ですか?
むしろ、H5N2のヒト感染例としては、世界始めての例となるのですから、むしろ、終息ではなく、新たなスタートということになるのではないでしょうか。
獣医師さんの領域では、終息かも知れませんけれども。
もっとも、こう事態がぐちゃぐちゃになってしまっては、行政が「終息」としたいお気持ちも、わからないではないですが。
[2893] 茨城鳥インフルエンザの結末は?
投稿者:milkman 投稿日:2006/01/13(Fri) 09:00 |
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- 今日1/13に茨城県で発生した鳥フルの終息(?)会議が開かれるという。どんな内容なのか、どのように政治的に収めるのか興味津々である。現場の実態を反映しない対応には、本当にもういい加減にしてほしいと養鶏関係者の一人として心を痛めている。
[2892] ハード倒れの地域IT化施策
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/13(Fri) 07:50 |
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- 国の補助事業で市町村などが整備したケーブルテレビの加入世帯が10%以下だったり、公立学校に整備したテレビ会議システムが利用されなかったなど、国の地域情報技術(IT)化推進施策で事業効果の低い事例が多いことが、12日、総務省の行政評価で分かった。
総務省は13日、経済産業省や文部科学省、農水省など4省に対し、利用見込みなど事業採択の審査強化や、事業効果を十分検証するよう勧告する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060113-00000008-kyodo-pol
ハード業者が暗躍して、埃をかぶったままの地域IT化施策の実態をよくあらわしたニュースだ。
テレビ会議システムなんてのは、高圧縮技術の進歩で、パソコンベースでも、やれないことはないのに、そこに大艦巨砲主義を持ち込ませたのは、ひとえに、導入業者の口車に乗せられた関係者の罪である。
http://www.avcc.or.jp/e-learning/tech/tv_sys/tv_sys.html参照
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060113-00000008-kyodo-pol
[2891] アジア共通通貨「ACU」
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/13(Fri) 07:45 |
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- アジア開発銀行は12日、アジア通貨の加重平均値を算出して、3月にも「アジア通貨単位(ACU=アキュ)」として公表を始める方針を明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060113-00000301-yom-bus_all
という記事なのだが、アジア版共通通貨に向けての準備としての意義はあるものの、実際、実現性はどうなのか、疑問は残る。
アジア経済圏統合の枠組みについてのデザインが明確でないからだ。
かねてから、日本の財務省のある部分では、アジアでの通貨バスケット方式による共通通貨への動きを模索してきたが、それは、中国の元のウェイトが、これほど強くなる前であった。
その後、日本はバブル崩壊でそれどころで亡くなっている間に、元の台頭がおこり、今後、どのような枠組みでのアジア共通通貨への動きが模索されるのか、いたって不透明な中での「ACU」の発足である。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060113-00000301-yom-bus_all
[2890] 「野良里蔵狸
-norakura-」さんに私のブログ記事の紹介が。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/13(Fri) 07:35 |
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- このサイト「野良里蔵狸 -norakura-」「米国産牛肉はBSEの他にホルモン剤の危険性も?」http://tanukur.blog8.fc2.com/blog-entry-369.html
です。
光栄です。
http://tanukur.blog8.fc2.com/blog-entry-369.html
[2889] せっかくの民主党の耐震偽装問題徹底究明サイトなのだが。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/12(Thu) 21:07 |
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- このサイトhttp://idpj.net/xoops/index.phpが、民主党の耐震偽装問題徹底究明サイトなのだが、新規ユーザー登録をして、メールを公開しなければならないのが、かなりの障害になるのでは?
どうして、このような回りくどいことをしたんでしょうかね?
やはり、リナックス型にしませんと、アクセス数は稼げません。
[2888] ようやく表面化したようで
投稿者:とき 投稿日:2006/01/12(Thu) 20:42 |
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- ◇イタイイタイ病も発生か=湖南省のカドミウム汚染−中国紙
>【北京11日時事】中国湖南省を流れる湘江が有害物質カドミウムに汚染された問題で、イタイイタイ病と酷似した症状の死者が流域住民から出ていることが明らかになった。中国紙・中国青年報(10日付)が報じた。中国では河川などの汚染事故発生は逐一伝えられるようになったが、汚染による健康被害まで踏み込んだ報道は異例。
(時事通信)
- 1月11日19時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060111-00000135-jij-int
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/china/
◇チベット「虐殺」審理へ 人道の罪、スペインで(共同通信)
- 1月11日9時29分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060111-00000045-kyodo-int
2006年01月11日(水)
スペインでチベット「虐殺」審理へ 当時の中国首脳らを告発
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=45126&pg=20060111
>朝日に言わせれば、こういう報道も中国攻撃なのでしょうか。本当なら人権大好きな朝日が取り上げそうな記事なんだけど。この裁判には、拘束力はないでしょうが、他にもEU加盟諸国の人権団体が次々に同じような裁判をやるのであれば、かなりのアピールと中国への圧力になるのですが。ところで、「人権」「女性」「子供」「平和」を掲げてる日本の市民グループも、チベットの人権問題にも目を向けてくれれば少しはマシなのですが、日本の平和団体のほとんどは反日・反米で動いているだけなので無理な話でしょうか(笑)
まだまだ、不当な「日中記者交換協定」の見直しの表面化は無理でしょうか。
それにしても、海洋汚染と大気汚染は、どの程度になっているのか?
植林:長江上流域の生態環境改善へ、四川省研修団が県庁訪問 /広島(毎日新聞)
- 1月12日17時20分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060112-00000306-mailo-l34
【中国】「土壌流出防げ」中韓協力して森林荒廃にストップ(サーチナ・中国情報局)
- 11月27日9時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051127-00000000-scn-int
[2887] お坊さんが詐欺(建築士の次は僧侶!!)
投稿者:読者の声 投稿日:2006/01/12(Thu) 20:13 |
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- 僧侶の詐欺・・・・うーむ
TVでみてビックリ。社会的に信頼のある方々の不祥事がつづく。
建築士の次はお坊さんですか!!!!
新年はじまってまもないのにこのニュース
日本人の心はどうなってしまうのでしょうか!
「詐欺:墓の購入名目、金をだまし取る 容疑の僧侶逮捕・・福岡」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060111-00000280-mailo-l40
「墓のあっせん装い現金を詐取した疑いで僧侶逮捕…福岡県警」
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06011028.htm
「ボウズがジョウズに墓の代金詐欺…100万騙し取る
」
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_01/t2006011029.html
長崎のお寺が焼失したのは同情いたしますが・・・トほほですよね
[2886] 廃材不足という珍現象
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/12(Thu) 19:05 |
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- 私のブログ記事「木質バイオマス発電の夢と現実」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=462は、おかげさまで好評を得ているが、この記事にトラックバックをいただいた「においの事件簿」http://blog.smatch.jp/nioinojikenbo/archive/54さんの記事によると、燃料の木くず確保にめど立たず木質バイオマス発電にブレーキ
とのことである。
あまるはずの建築廃材が足りなくなって『売り手市場』になってしまい、輸送費用を購入者負担にする産廃業者も出てきたそうで。
また、建築廃材がバイオマス発電用チップへと流れてマテリアルリサイクルが阻害されているとの声もあるようだ。
2007年までに、日本製紙が、いわき市の自社工場に廃木材を燃料とする発電施設を建設する。
流動床ボイラーと15千kWのタービンを導入。年間約9万トンの廃木材を使用見込み。コジェネレーションシステムにより工場内で使用する蒸気も供給。
現在、関東地区の廃材チップ発生量は年間200万トン、2007年には約60万トンの新規需要が見込まれ「廃材チップが足りない」事態になるのだという。
今頃、過大な設備投資しなくてよかった、なんて胸をなでおろしている方もいるかもしれませんね。
[2885] Google Earthの威力
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/12(Thu) 18:11 |
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- イランの核兵器開発につながる恐れのあるウラン濃縮を含む核の研究開発が明らかになって、その場所が、直ちに、Google
Earthの衛星写真で示されたが、このGoogle Earth、われわれでも、ダウンロードできる。
おためし版は、こちら
http://earth.google.com/download-earth.html
からダウンロードをどうぞ。
http://earth.google.com/download-earth.html
[2884] おや?こんなところにリンクが---。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/12(Thu) 17:24 |
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- このサイト
http://www31.tok2.com/home2/slicer21/0-jm-space-5281.html
です。
[2883] 駐車監視員対応策
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/12(Thu) 10:06 |
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- 道路交通法の改正によって、新年早々から、民間の駐車監視員が巡回、駐車違反の確認業務を行う事になるが、私としては、あまり好ましい制度とは思えない。
民間監視委員が、成績を上げたいために、無理な監視をするのではないのかという懸念である。
そこで、監視されるほうとしても、ある程度の自衛の策をとらざるを得ないのではなかろうか。
たとえば、対抗要件を備えるためには、駐車したら、自分で、白墨で、自分の車両をマークし、時間を書いておき、さらに、時間表示つきのデジカメで、それを写しておくとかの対抗措置などである。
私も以前、成績を上げたい移動車両業者から警察に通報され、わずか、5分の駐車で、切符を切られたことがありましたっけ。
これから、こんなこと、しょっちゅうあるのではないんでしょうかね。
[2882] リスク論学者が「安全安心」についてよく引き合いに出す遺伝子組換と電磁波に関する2つの新情報
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/01/12(Thu) 10:03 |
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- 新研究、GM食品の胎児への悪影響を示唆 GM大豆を食べたラットの子の半数が3週間で死亡
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/06011001.htm
健康被害予防、電磁波対策でWHOが初の国際基準案
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060112it01.htm?from=top
安井至さんなど、よくTVで「遺伝子組換えは安全」なんていわれてましたがどうなるんでしょうね。
料理好きな私の友人がオール電化にしてしまいましたが、今妊婦をしていますが大丈夫なんだろうか?
私もノートはやめてデスクトップにしようかな。。。
検索したら、昨年末のニュースでこんなの出てきましたよ。
松下、パソコンの電磁波測定施設を神戸工場内に新設
http://it.nikkei.co.jp/pc/news/notepc.aspx?i=2005121506437dc
[2881] Re:[2878]
とうとう奇妙奇天烈なトンデモ論が堂々と・・・ 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/12(Thu) 08:20 |
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- ときさん。
日本において、パンデミックの際、自宅療養を勧めることの困難さは、外岡さんの掲示板でも、論じられていたことですね。
自宅待機を薦めると、「俺たちを見殺しにする気か」と、苦情がくる。
そして、患者が病院に押し寄せ、まるで、MRSAや黄色ブドウ球菌(Staphylococcus
aureus )のように、新たな病院経由の感染(hospital-borne infections または、hospital-associated
infections または、Hospital Acquired
Infections または、"HAI")が始まる−−このような流れになるのではないでしょうか。
これは、かかりつけ医者的存在を希薄にしてきてしまった、日本の医療風土が大きく関係しているように思えます。
町医者の存在が、このようなパンデミックのときには、分散型医療のメリットとして発揮されるように思えますが。
[2880] Re:講師は誰か?
投稿者:聞きかじり 投稿日:2006/01/12(Thu) 06:38 |
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- >
聞きかじりさん、笹山さん、リンク切れですけど、東京都や目黒区でもこういうイベント、去年やってたみたいですよ。今度の台東区では誰が講師にくるんですかね。
まりちゃんさん、情報をありがとうございます。
BSEに対する自分のスタンスが決まっていない私ですが、区民を巻き込んで変な誘導をされることだけは危惧しています。
折角歩いて5分の場所で開かれるので、出席してきます。
その前にもっと勉強しなくちゃいけないのですが、、、
http://www.hytn.net/netdekansi/
[2879] 中国で新たに二人のヒト感染鳥インフルエンザによる死亡確認 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/12(Thu) 01:21 |
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- 一人は、廣西・資源縣の10歳の唐という名の女性で、昨年の11月23日に発病し、昨年12月16日に死亡したもの。
もう一人は、江西省遂川縣の35歳の郭という名の男性で、昨年12月4日に発病し、12月30日に死亡した。
中国での鳥インフルエンザによる8例の発症者中、死者の数は合わせて5人となり、なお、9日にも湖南省桂陽縣の6歳の少年が鳥インフルエンザに感染したと発表されている。
また、貴州省貴陽市烏當區では、今年1月1日から6日にかけて、1600羽の「うずら」がH5N1で死んでおり、また、四川省大竹縣でも、去年12月22日に、2000羽の家禽が死んでいる。
これで、昨年1月から今年1月にかけて、中国で鳥インフルエンザが発生した地域は、
新疆、西藏、内蒙、安徽、遼寧、湖北、山西、雲南、寧夏、湖南、廣西、江西、四川、貴州
に及んでいる。
http://www.worldjournal.com/wj-inst-news.php?nt_seq_id=1295425参照
http://www.epochtimes.com/b5/6/1/11/n1186411.htm
[2878] とうとう奇妙奇天烈なトンデモ論が堂々と・・・ 投稿者:とき
投稿日:2006/01/11(Wed) 22:07 |
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- ◇奇策!?新型インフルエンザ、電車止めれば感染減
2006年 1月11日 (水) 21:05
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/science/20060111/20060111it14-yol.html?C=S
『東大生産技術研究所と国立感染症研究所による予測計算』
in
vitro
あるいは机上のみで、感染症臨床現場(一般医院・病院の現実)の感染症の現実を知らないことに発する、トホホな図上演算。
◇インフルエンザ流行で社員半分欠勤!? 英系銀行困惑
2006年
1月11日 (水) 16:45
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20060111/e20060111004.html
これも、歪んだ煽動情報に対する過剰反応。もう、パニック寸前の心理に追いやられているのでしょうか?
それにしても、人間の医療現場に直接たずさわる人からの発言はほとんどないように感じます。
積極的に発言しているのは、それ以外の人々。現実に触れている人たちは皆、この胡散臭い状況に薄々気付いているようです。
もともとから、町の耳鼻科・内科レベルでさえ、ウイルスの症状が見られたときは、ウイルスに効く薬はないですから、温かい部屋で、冷たいものはなるべく控えて、体を冷やさないように気をつけて、じっとお祈り=i笑)でもしててください、といっておりましたから。「抵抗力」とは、病気に罹らない体力ではなく、罹っても重症化したり死なない体力のことだとも。
[2876] 「インフルエンザ鶏の処理 監視下の330万羽に苦慮 /茨城」という記事 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/11(Wed) 16:58 |
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- この記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060111-00000106-mailo-l08
なのだが、
結局は、密閉型鶏舎が特別扱いされても、当事者に取ってみれば、何の益もなかったという話に終わりそうである。
まさか、国が買い上げなんていう馬鹿な話にならないでしょうね。
行政の失態をそのままあらわしている例だ。
[2875] Re:[2874] [2870] [2862]
台東区でBSEを考える会 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/11(Wed) 16:51 |
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- ありゃありゃ。
唐木オンパレードでは、困り者ですね。
台東区では、違う人なんでしょうけれども。
[2874] Re:[2870] [2862]
台東区でBSEを考える会 投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/01/11(Wed) 07:49 |
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- 聞きかじりさん、笹山さん、リンク切れですけど、東京都や目黒区でもこういうイベント、去年やってたみたいですよ。今度の台東区では誰が講師にくるんですかね。
●食品衛生消費者懇談会考えよう『食の安全』、取り戻そう『食の安心』
とき 11月9日(水曜) 午後2時〜4時
ところ 麻布区民センター
テーマ 安心な食卓、健やかな暮らし
講師
内閣府食品安全委員会専門委員 唐木 英明
対象 どなたでも参加できます。当日直接会場へ 定員 250人(先着順)
問い合わせ
生活衛生課食品営業指導係(生活衛生センター)
電話:5114-3005
http://www.city.minato.tokyo.jp/koho/2005/km051101/1599hoken.html
第4回食の安全と安心を考えるシンポジウム
日時:平成17年11月10日(木曜日)午後1時30分から午後4時まで
http://www.city.meguro.tokyo.jp/eisei/shoku/shinpo/sinpo.htm
場所:めぐろパーシモンホール小ホール
定員:200名(先着順)(直接会場にお越しください)
テーマ:「情報を正しく読み取るために」
1部
「「安全」でも「安心」できない食品?」
〜食の安全の考え方、安全と安心の違い〜
唐木英明氏 (東京大学名誉教授・食品安全委員会専門委員)
目黒区・目黒区食品衛生協会共催
問い合せ先
目黒区保健所生活衛生課食品衛生係 03−5722−9506
>なお、食品安全委員会でリスクコミュニケーション専門調査会が13日に開催されるそうです。
食品安全委員会リスクコミュニケーション専門調査会(第21回)の開催について
http://www.fsc.go.jp/osirase/risk_annai21.html
http://www.fsc.go.jp/senmon/risk/index.html
[2873] Re:[2871]
米国牛肉加工施設査察結果説明会、1/16、先着順 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/10(Tue) 23:19 |
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- Donさん。
査察報告は、新飼料規制の検証を済ませてからにしてもらいたいものです。
ハンペラの査察報告なんて、聞きたくもありませんね。
あれは、Auditとは名ばかりのものです。
[2872] 茨城県のヒト感染鳥インフルエンザは、77人へ 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/10(Tue) 23:13 |
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- 茨城県などで感染が続発している鳥インフルエンザ(H5N2型)について、厚生労働省と国立感染症研究所は10日、該当する養鶏場の従業員ら77人が過去にウイルスに感染していた可能性があると発表した。いずれも症状は出ておらず感染が広がることはないが、新型インフルエンザに変異する可能性があることから、同省などは注意を呼びかけている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060110-00000127-mai-soci
というニュースだが、なんとも、さりげなく書かれているのが、逆に、ことを荒立てまいとする行政の肩身の狭さを表しているような気がするのは、ちょっと、意地悪い見方だろうか。
ちなみに、H5N2が、強毒性に変化した例として有名なのは、ヒト感染例としては、1983年から1984年にかけて、6ヶ月以内に強毒性に変わったアメリカ・ペンシルベニアの例が有名だ。
http://securite.epfl.ch/aviaire/WHO_avian_influenza_E.pdfhttp://66.102.7.104/search?q=cache:Yiv3qBK0X_gJ:www.minnesotaturkeys.com/documents/QABirdFlu.pdf+human+infection+with++H5N2&hl=ja参照
さらに、2004年2月に、これもアメリカ・テキサスのGonzales
County の七千羽の家禽から発見されたのも、強毒性であった。
http://66.102.7.104/search?q=cache:kAkpSawi33kJ:www.maphtc.iupui.edu/html/CD_Training/Avian_Influenza_and_other_pandemic_influenza/outbreaknorthamerica.html+H5N2++human+infection&hl=ja
さらに、1992年にメキシコで発見されたH5N2も、強毒性に変わり、これは、1995年までコントロール不能であった。
http://www.bird-flu-tamiflu.org/en/avian_flu_facts_1_en.php参照
H5N2が、ヒト感染になった例としては、これまで、見当たらないのだが、むしろ、顕在化してこなかったというのが、正解なのかも知れない。
その意味では、今回の茨城のH5N2のヒト感染は、貴重な世界的例になるに違いない。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/01/h0110-4.html
[2871] 米国牛肉加工施設査察結果説明会、1/16、先着順 投稿者:Don
投稿日:2006/01/10(Tue) 22:41 |
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農水省、厚労省は10日、先月実施した米国の対日輸出向け牛肉加工施設の査察結果の説明会を、1月16日に開くと発表。
・日時 平成18年1月16日(月)14:00〜16:00
・場所 三田共用会議所講堂(地図は下記URLから)
・主催 厚生労働省、農林水産省
・内容 米国及びカナダにおける
日本向け牛肉認定施設の査察結果について
・申込 1月13日までにFAX、メール等で申込。250名。先着順。
詳しくは下記まで。
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060110press_6.html
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060110press_6.html
[2870] Re:[2862]
台東区でBSEを考える会 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/10(Tue) 22:29 |
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- 聞きかじりさん。
どうも、遅レスですみません。
このような台東保健所生活衛生課食品衛生担当主催のBSEを考える会というのがあるのですね。
主催者から見ると、どのような観点からの考えをされるのでしょうか。
ちょっと、気になりました。
HACCPの考え方からすると、O-157、E-coli
と同列の観点からBSE問題を考えるということなのでしょうか。
ちょっと、この点、アメリカ的かな、とも、思いました。
現在の時点で、BSE問題を考えるというのは、なかなか、難しいものと思えます。
なぜなら、結論は、現状是認というスタンスを、保険所も取らざるをえない、ということは、たとえ、中立を守っていても、マンセイの立場とみなされがちだからです。
[2869] Re:[2867] [2861]
中国の米国債売却憶測問題 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/10(Tue) 20:53 |
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- ときさん。
橋本発言の時と、今回の中國國家外匯管理局(SAFE)の「米国債匂わせ発言」との違いは、今回の市場の反応の鈍さでしよう。
むしろ、ドルは、値上がりを見せている。
中国側としては、狙い通りの市場の反応なのか、それとも、あてが外れた市場の反応なのか、知る由もありませんが。
中国側関係サイト
「中國外匯儲備投資將趨多元化」
http://www5.chinesenewsnet.com/MainNews/SocDigest/Economy/2006_1_6_12_34_50_221.html
「外銀:中國外匯準備多樣化影響美元有限」
http://news.chinatimes.com/Chinatimes/newslist/newslist-content/0,3546,120507+122006010700434,00.html
「中國今年將著力外匯風險監測
外匯管理有六要點」
http://www5.chinesenewsnet.com/MainNews/SocDigest/Economy/zxs_2006-01-06_674561.shtml
「中國公佈今年外匯管理六大要點」
http://www.epochtimes.com/b5/6/1/5/n1179562.htm
[2868] Re:[2865] がん検知犬の記事
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/10(Tue) 20:38 |
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- 匿名さん。
情報ありがとうございます。
このサイト「Dr Dog, the cancer specialist」http://www.timesonline.co.uk/article/0,,2092-1859073,00.html
に詳細が書かれていますね。
がん患者の呼気のサンプルをかぐという、たった三週間のトレーニングで、高価なCatや
PetやMRIなどのスキャナーよりも、高度の確率で、患者の呼気や尿のにおいで、まだ症状の出ていないがん患者まで、かぎ分けるという「ドクター犬」のようですね。
55人の肺がん患者と、31人の乳がん患者と、コントロール・サンプルとして、83人の健康な人の酸ぶるについて、5匹の探知犬がかぎわけたところ、88パーセントから97パーセントの正確さで、がん患者を探知したということのようです。
その中には、無症状の第一段階にある肺がん患者も、含まれていたということです。
http://www.timesonline.co.uk/article/0,,2092-1859073,00.html
[2867] Re:[2861]
米国債に関する私のブログ記事に未明からアクセス殺到 投稿者:とき 投稿日:2006/01/10(Tue) 20:10 |
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- 笹山様
> 私が一昨年に書いたブログ記事「米国債保有は、日本の財政再建の最後の足かせとなるのか?」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=33
>
今回の中国の「米国債売り匂わせ発言」は、むしろ、アメリカに対する中国側の「脅し」と見るべきで、これは、橋本全総理の「Hashimoto's
Threat」と同じ効果を持つものと見るべきである。
『アメリカに対する中国側の「脅し」と見るべき』あたりが、なにか「中国様コード」に引っかかったのでしょうか?
日本の「中国脅威論」に懸念表明 局長級協議で中国側
(朝日新聞)
1月10日(火) 1:28
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20060110/K2006010901890.html
中国様、日本に報道規制を要求 2006年
01月 10日
http://kuyou.exblog.jp/2994265/
January 10,
2006
中国政府がコントロールしようとする日本の中国報道
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200601101559.html
2006年01月09日(月)
他国に報道規制を要求する。武勇伝、武勇伝、武勇伝デンデデンデン♪
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=45126&pg=20060109
日本に報道規制を要求 中国「対中批判多すぎ」【2006/01/09
Mon】
http://nokan2000.blog37.fc2.com/blog-entry-252.html
2006年01月10日
佐々江局長はいつも苦笑しろ
http://ameblo.jp/worldwalker2/entry-10007865005.html
2006年01月10日
(
`ハ´)「日本政府はもっとマスコミを指導すべき」
http://adon-k.seesaa.net/article/11516685.html
January 09,
2006
日本政府はマスコミを規制して、中国の悪口を黙らせろ
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50314822.html
■2006/01/10
(火) 支那は「脅威」より存在自体が国際常識の「驚異」。
http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&log=20060110
ネットでは、かのような記事への反応がやたらに早いようです。(“為政者”にとっては、やりにくい世の中になったものです。いいんだか悪いんだか。)
[2866] ますます、鳥(鶏)が先か人が先か?
投稿者:とき 投稿日:2006/01/10(Tue) 19:24 |
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- まずは、復旧なによりです。
◇77人に感染歴示す陽性反応=茨城の鳥インフルエンザ
>茨城県などの鳥インフルエンザ問題で、国立感染症研究所(感染研)は10日、養鶏場従業員ら77人について、感染歴を示す陽性反応があったと発表した。
>同県内の養鶏場などでは、鶏が比較的毒性の低いH5N2型に感染していたことが判明している。
(時事通信)
- 1月10日18時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060110-00000101-jij-soci
◇鳥インフル感染は77人 茨城、埼玉の養鶏従業員ら
>高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N2型)の感染状況を調べていた厚生労働省と国立感染症研究所は10日、感染した可能性がある人は最終的に、茨城、埼玉両県の養鶏場従業員ら計77人とする調査結果をまとめた。
>感染時期は大部分が鶏の感染が確認される前で、適切な感染防御措置を取らずに鶏やふんなどと長期間接触したのが原因と考えられるという。
>同省は、鶏などに異常がない場合でもマスクを着用して作業するなどの対策を取るよう農水省と都道府県に通知。
>77人は、いずれも臨床的な顕著な症状はなくウイルスも見つかっていない。今後も発症の恐れや他の人に感染させる可能性もない。
>厚労省と感染研は、養鶏場従業員や家族、防疫作業従事者ら約350人を対象に、過去の感染の有無を調べる血液中の抗体検査を実施。うち約40人で感染の可能性が強まったことから、判定基準値を設定して詳細に検討してきた。
(共同通信)
- 1月10日17時15分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060110-00000148-kyodo-soci
厚生労働省 鳥インフルエンザに関する情報
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1112-1f.html
茨城県及び埼玉県の鳥インフルエンザの抗体検査の結果についてnew1月10日
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1112-1f.html
↓このときのヒトの感染も、正確には鶏からとは断定できないのかもしれません。
平成16年12月18日
京都の鳥インフルエンザの抗体検査の結果について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1112-1f-5.html
平成16年12月22日
京都府における高病原性鳥インフルエンザの抗体価調査の結果について
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/tori/041222/index.html
国立感染症研究所 感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/index-j.html
気になるのは、ここ近年、インフルエンザワクチンが効果のない症例が多々みられたことや、シーズンに関係なく流行していたものがあったことです。これに対して、未知のウイルス株を分離同定する(できる)機関は、臨床現場ではほとんどありません。
H5型は、実は、かなりまん延しているのではないかと想定しておいたほうがいいのかもしれません。
解熱剤によって、インフルエンザ脳症による死亡が、数年前に、頻繁にニュースになっておりましたが、解熱剤が本当の原因ではないような気もいたします。タミフルの副作用もそうでしたが、まだまだ、症例数によっては公表されていないデータや情報がありそうです。ウイルスの遺伝子配列もそうですが。
[2865] がん検知犬の記事
投稿者:匿名 投稿日:2006/01/10(Tue) 19:23 |
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- 笹山様
遅まきながらあけましておめでとうございます。
以前放射線被曝についてポータブルな検出器の紹介ありがとうございました。
戌年ということで以下の記事
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/medi/419122
呼気で嗅ぎわけの「がん探知犬」がつくられ、しかも普通の犬で実施されたとは。しかも特異性(度)、感度とも良好。医療被曝低減に貢献するかもしれませんね。期待。
孔子に悟道かもしれませんが(といって自分がいつも混同してしまう用語なのですが)感度、特異性(度)は以下参照願います。
http://www.jarmam.gr.jp/situmon/pcr/pcr5.html
[2864] 「Sasayama's
Weblog」は、無事復旧しました。 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/10(Tue) 19:01 |
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- 今朝の9時半から、レンタル・サーバのデータベース異常により、閲覧できなくなっていた、私のブログ「Sasayama's Weblog」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/
は、午後6時50分、無事、復旧いたしました。
皆様には、ご迷惑やら、ご心配をおかけしました。
原因はなお、不明ですが、レンタルサーバ先のデータベースのテーブルが破損していたために、エラーが発生したためと、レンタルサーバー先の技術部門は、いっております。
これが、何ゆえのものかは、なお、調査中とのことです。
なお、レンタルサーバ元で、緊急メンテナンスを行うとのことで、下記日程により、ハードディスク交換のため、01月11日04:00-05:00の間、ブログを含む本ホームページの閲覧ができなくなりますので、ご了解願います。
緊急メンテナンスのご案内
●日 時:01月11日04:00-05:00
の間で30分程度
●理 由:ハードディスク交換
●影響内容:作業時間中、サーバへの接続および閲覧ができない状態
以上のような次第で、一時は、これまでのデータベースの破壊も予想されましたが、無事復旧できて、ほっとしているところです。
これからも、「Sasayama's
Weblog」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/
をよろしくお願い申し上げます。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/
[2863] データベース異常で、午前9時半から、Sasayama's Weblogが使えない状態にあります。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/10(Tue) 10:26 |
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- 現在、データベースを点検中です。
サイバーの可能性もありそうです。
復旧には、長期化も予想されますが、あしからず、御了承ください。
[2862] 台東区でBSEを考える会
投稿者:聞きかじり 投稿日:2006/01/10(Tue) 10:24 |
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- 1月26日に開催されます。
http://www.city.taito.tokyo.jp/index/000017/023449.html
少なくとも資料と結果だけは教えてもらうつもりですが、出来るだけ都合をつけて出席してみます。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[2861] 米国債に関する私のブログ記事に未明からアクセス殺到 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/10(Tue) 08:00 |
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- 私が一昨年に書いたブログ記事「米国債保有は、日本の財政再建の最後の足かせとなるのか?」 http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=33
に、今日の未明からアクセスが殺到している。
原因は、おそらく、昨日流れた「中国が米国債を売却か」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060109-00000010-scn-int
というニュースのためであろう。
米国債の売却については、昨年ベネズェラが、保有米国債を売却した。
問題は、これら中国の動きが、今後の米国債の債券相場にどのような影響を与えるかだ。
問題の中国の報道は、東方早報などが、1月9日に「中国の外貨管理局が、「国有資産をより効率的に運用できる方法を、積極的に模索していく」などと伝えたもの。
これによって、ドル売りへの影響が出始めて入るが、その影響の程度は限定的のようである。
このサイト「China`s
forex strategy sets off alarm bells」
http://www.business-standard.com/common/storypage.php?chklogin=N&autono=211026&lselect=1&leftnm=lmnu9&leftindx=9
によれば、アメリカのエコノミストは、中国の外貨保有高の75パーセントはドルであると見ている。
今回の中国の「米国債売り匂わせ発言」は、むしろ、アメリカに対する中国側の「脅し」と見るべきで、これは、橋本全総理の「Hashimoto's
Threat」と同じ効果を持つものと見るべきである。
日本ではぜんぜん注目されなかったが、すでに2003年9月4日の「 The Hashimoto
Factor」http://www.gold-eagle.com/editorials_03/willettalway090503.html
では、「中国サイドから、第二の橋本発言が出るのではないか」との記事が流れていた。
[2860] Re:[2859]
鮭消費の便益・リスク分析 スコットランド・ノルウェー・カナダ東部養殖鮭は年に3回まで 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/10(Tue) 07:17 |
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- まりちゃんさん。
そうですか。
私も、ノルウェーの養殖鮭の現場を視察したことがありますが、ちょうど、フィヨルドの波静かなところに洋上いかだを浮かべ、そこに、養殖生簀を設置しているものでした。
えさは、ペレット状のものを、一定の時間ごとにぱらぱらと海中に投棄するというシステムでした。
時々、洋上いかだは、動かすのですが、フイヨルド特有の波静かさだけに、飼料の汚染は、海中に滞留しますし、海中の汚染物は、逆に鮭に蓄積しやすいのでしょう。
ちょうど、訪問したときは、アザラシの大量死があったころで、りっばな国立海洋研究所では、その原因究明に没頭されていました。
これら養殖鮭の多くが日本に輸入されているということですから、今回の警告は、むしろ、日本の消費者に向けたメッセージととらえるべきでしょう。
[2859] 鮭消費の便益・リスク分析 スコットランド・ノルウェー・カナダ東部養殖鮭は年に3回まで
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/01/10(Tue) 06:02 |
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- 鮭消費の便益・リスク分析 スコットランド・ノルウェー・カナダ東部養殖鮭は年に3回まで
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/foodsafe/news/06010901.htm
米国農務省監査局 GM作物屋外実験規制監査報告 当局は実験サイトの位置さえ知らない
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/06010401.htm
生きることにおいて、何よりも大切なことが一番ないがしろにされている気がします。
中国の汚染も本当に恐ろしいことになっているようで、今後世界にどう影響が出るでしょうか。
といって、日本の産廃もどうなっていることやら、ですけれども。
[2858] どうも 投稿者:若隠居K
投稿日:2006/01/09(Mon) 22:58 |
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- 笹山さま
反応ありがとうございます。
ところで、この若隠居さんは、かつて、団藤ブログと対決された若隠居さんとは、違いますよね。
何しろ、論座の発行元があれなんで。
念のためお伺いしたしだいです。
この件、違います、ま、若隠居Kと改名です。日本の鳥インフルエンザ問題への最大の問題点は、学者・獣医師を含めて完黙していることです。日本の獣医師の世界、疫学の分野にはまるで科学者がいないのか、と思っていまいた。
もうひとつ、鳥インフルエンザ問題に関与する人間は、自分は「歴史上のチリインフルエンザ問題」にどうかかわったのかという自覚をもってほしい。この問題には、輸入輸出という関係によるいわば南北問題的視点があると思う。日本がワクチンを容認することで救われる国、ひいては救われる地球人民がある、と思うのですがいかがでしょうか。
[2857] 政治家の掲示板も荒れていますね。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/09(Mon) 22:49 |
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- 例の「開け!電網政治の時代」の掲示板リンク集で、47あるリンク掲示板のうち、つながるのは17で、そのつながる掲示板でも、多くは、例のスパムによって、相当、荒らされているようだ。
http://www.hirake.org/politic/evaluate/frame_bbs_area.htm
[2856] Re:[2850] 雑誌「論座」に快哉
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/09(Mon) 22:21 |
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- 若隠居さん。
情報ありがとうございました。
その「論座」は、読んでいないのですが、そのうちのいくつかの問題については、この掲示板でも取り上げたことがあります。
インドネシアのワクチン計画ですが、昨年12月にインドネシア政府が発表したのは、ヒト用ワクチン計画で、これは、インドネシアの会社
BiofarmaとアメリカのBaxter inc.会社とが協力して、今月から作るもののようですが、市場に出るのは、今年の12月ということのようです。
http://english.people.com.cn/200512/16/eng20051216_228352.html参照
また、アフリカへの鳥インフルエンザ蔓延の危険性については、渡り鳥のフライウェイトの関係で懸念されており、すでに、黒海とカスピ海に、鳥インフルエンザ・ウイルスが到達しており、2014に書きましたように、FAOのJoseph
Domenech博士が、10月29日、「衛生条件も完備していなく、また、タミフルの備蓄の資金もないアフリカに鳥インフルエンザが到達すれば、パニックになるであろう」と、警告しています。
特に、東アフリカ、サハラ以南の熱帯アフリカ
(sub saharan africa
)が、その到達地域であるとしています。
なぜエイズ蔓延地域に鳥インフルエンザウイルスが危険なのかについてですが、エイズ患者は、免疫システムが弱っており、鳥インフルエンザが容易に変異しやすい環境にあるからだといわれています。
また、すでに、マラリアとエイズと結核が蔓延している東アフリカでは、鳥インフルエンザの症候だけを患者から見分けることがむづかしいことも、パンデミックの要因になるとしています。
さらに、サイトカイン・ストーム(Cytokine
Storms、免疫システムの暴走現象)の要素が働きやすい環境にもあるとしています。
これによって、鳥インフルエンザの東アフリカへの来襲によって、現在のエイズ患者のほとんどが犠牲になる可能性もあると、専門家は、警告しているようです。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/4444940.stm参照
ところで、この若隠居さんは、かつて、団藤ブログと対決された若隠居さんとは、違いますよね。
何しろ、論座の発行元があれなんで。
念のためお伺いしたしだいです。
下記の図が、ヨーロッパからアフリカにかけての渡り鳥のフライウェイです。
http://images.google.co.jp/images?q=tbn:UFZbs9fokk8J:www.wetlands.org/GFC/assets/whsrn-maplg.gif
[2855] Re:[2854] [2849] [2848]
[2845] [2844] 「ニセ科学」どう向き合う? 投稿者:桜の花 投稿日:2006/01/09(Mon) 14:57 |
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- とき様はじめまして 宜しくご指導お願い申し上げます。
人間の身体についての解明が進んでいる事に驚いております。
内臓は第二の脳と言われて久しく ホルモンの分泌の六割が内臓の役割だそうですね。それはそれとして『心の本質』を単に頭脳とは考えておりません。
稚拙では ありますが・・・
以前この掲示板にも書きましたが・・
例えば・・
人間の精神的成長は その人が生きる気力がなくなるまでつづくのではないかと考えております。
人間は 思春期を迎えて肉体的には ほぼ成長が止まります。
しかし 精神的成長=心の成長は続くとかんがえています。
ですから 人間の社会的教育の本当の成果は 成人教育に求めても良いと考えております。肉体と反比例しても『心の花』を社会に残すことができる 人の一生が簡単に埋没しない文化を考えております。
・・その様な社会が 人間社会を充実するのではないかとさえかんがえております。そして その様な大人の背中を見せることによって若い子供達に人生の希望を持ってもらえるのではないでしょうか。文化の継承があるのではないでしょうか。
私が『心の本質』と言う意味には 申したように人間の肉体的変遷の関係もそこに含んでおります。心の本質は『安心感と不安感』の二元論が全ての始まりと考えております。
心=精神の成長とは 身体(ホルモンのバランス)とも関係があると考えています。
中国では 気功集団が迫害されています。
気功とは 生命力・心の働きを意識して、その心と身体の自己鍛錬が目的です。
大変に感覚的に言いますと・・人間の成長過程で 心と身体の融合を顕すものが『気』ではないかと考えています。これを 人間が生きる苦難に立ち向かう勇気にも変化する物だとも想像しています。
この心の成長こそ 民主主義の理念である自由・平等・平和へと昇華・止揚していく可能性があるのではないでしょうか。
中国共産党が 弾圧するその理由がここに内在していると考えます。
漠然と書きました 何かのテーマを具体的にいただければ稚拙ではありますが その問題の考え方を何でも具体的に議論できるものとかんがえています。
[2854] Re:[2849] [2848] [2845]
[2844] 「ニセ科学」どう向き合う? 投稿者:とき 投稿日:2006/01/09(Mon) 13:31 |
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- 桜の花 様
>
何故ならば 人間の『心の本質』を どの哲学も宗教も確信に触れていないからです。私達の認識にもなっていないからです。
少し、唯脳論的な思考にかたよっているのではないかと、お見受けいたします。
今の(神経細胞の)科学は、考える器管は必ずしも「脳」だけではないということを明らかにしつつあります。
腸は考える
岩波新書 藤田 恒夫 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004301912
内臓が生みだす心
NHKブックス 西原 克成 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140019484
胎児の世界―人類の生命記憶
中公新書 (691) 三木 成夫 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121006917
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0217.html
性のお話をしましょう―死の危機に瀕して、それは始まった
魂の本性 団 まりな (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4886791514
細胞の世界は、まだまだ未知のフロンティアです。
[2853] Re:[2852] [2843]
まさか人→鳥(鶏)? 投稿者:とき 投稿日:2006/01/09(Mon) 12:57 |
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- 笹山様
>
別に不安をあおるわけではないのですが、この「ヒト→鶏感染」(さらには、「ヒト→ヒト」感染も)の可能性、無きにしも非ずですね。
>
それこそ、人間についての拡大サーベイランスが必要なのかもしれませんね。
人で、すでにH5N2型がまん延しているとすれば、H5型の交叉免疫が期待できるかもしれず、考え方によっては非常にラッキーなことになっているかもしれません。
[2852] Re:[2843] まさか人→鳥(鶏)?
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/09(Mon) 11:28 |
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- ときさん。
別に不安をあおるわけではないのですが、この「ヒト→鶏感染」(さらには、「ヒト→ヒト」感染も)の可能性、無きにしも非ずですね。
これを前提にすると、いつまでも終わらない茨城の鳥インフルエンザ拡大の大きな原因の究明につながると思います。
それこそ、人間についての拡大サーベイランスが必要なのかもしれませんね。
http://www.asahi.com/national/update/0108/TKY200601080156.html
[2851] Re:[2848] [2845] [2844]
「ニセ科学」どう向き合う? 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/09(Mon) 09:49 |
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- 謎工さん、本年もよろしく。
桜の花さん、
謎工さん、ご紹介のサイトに、こんな部分がありました。
「さっきの「科学的」の定義でも触れたが,他の人が同じデータを確かめて納得できるということも,「科学的」立証では大事なことのはずなのに,殊更そうしたデータを伏せているとなると,わざと隠しているんじゃないかということさえ懸念される。
つまり,他の人に確かめられてしまったら,著者の「立証」とは矛盾する結果が出てしまいかねないから隠している,ということでしょうか。
なんてヤツだ。そんなヤツのどこが「科学者」だ。イカサマ師じゃないか。
いやまあ,そういうつもりで隠しているのだと決まったわけではない。
しかし,そうした「データ隠し」は「科学的」立証としては大きな欠陥ということにはなるんじゃないか。」
なんか、アメリカBSE問題を想像してしまいました。
科学を倫理的側面をも含めて、鳥瞰的に俯瞰する「科学のゼネラリスト」が不在しているとでも言うんでしょうか。
桜の花さんのいわれる『安心感と不安感』の二元論の間に、「不安であっても、安心感のほうに導きうる軽減策」「安心であっても、不安に備えた防御策」というミチゲーション対策が求められているのかもしれません。
「まだ知らない何かがある」としての科学までも、「ニセ科学」として排斥されてしまうと、異端なるものの排斥に終わってしまうので、不幸なことだと思います。
どこの農場でしたっけ。
ハウス栽培の農作物にモーツアルトを聞かせていて、成果が上がっているところがあるって話。
ああ、このサイトhttp://www.ne.jp/asahi/sound/therapy/html/healing_kaisetu_soud.htm
にありましたね。
これを否定することも肯定することもできないはずです。
[2850] 雑誌「論座」に快哉
投稿者:若隠居 投稿日:2006/01/09(Mon) 09:44 |
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- はじめまして。鳥インフルエンザについて関心をもっていますが、日本のジャーナリズムがまともな報道をしないことに絶望していましたが、朝日も雑誌という辺境ではいい仕事をしてくれたと喜んでいます。「論座」2月号は刺激的でした。「鳥インフルエンザ パンデミックの恐怖」は、アメリカのジャーナリストが司会する座談会の記録だが、そこでは日本で報道されないいくつものことが述べられていた。インドネシアで鶏へのワクチン接種計画が始まったこと、アジアでは室のよいワクチンとそうでないワクチンがともに利用されていること、質のよいワクチンは有効であること、公衆衛生上の最善のアプローチはウイルスをその感染源である鶏の段階で封じ込めること、人用のワクチンはわれわれが期待するレベルに達していないが家禽用のワクチンは質的に高いレベルにあること、アフリカでの蔓延を恐れる理由は免疫の弱っているHIVウイルス感染者にとりつくこと、あるいは鳥インフルエンザの脅威とは世界全体の危機としての認識を持つべきだとか、日本の新聞が伝えないことが報じられていました。「論座」に拍手を送りたいと思い投稿いたしました。
[2849] Re:[2848] [2845] [2844]
「ニセ科学」どう向き合う? 投稿者:桜の花 投稿日:2006/01/09(Mon) 09:07 |
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- 謎工さん ご提示のHPを見ました。多くの人がこの問題の洞察を
加えて注目している事が素晴らしいと思いました。
やはり その中で洞察力を持ってしても欠けている処はあると強くおもっています。
これらに問題があって その警鐘をしているだけだからです。
鋭く洞察しているようですが これらの問題が 完全に否定できるものかどうかの問いには 答えが分かれるのではないでしょうか。
これは日本の風潮に限らず 一般的には世界に通じていると考えられると思っています。
何故ならば 人間の『心の本質』を どの哲学も宗教も確信に触れていないからです。私達の認識にもなっていないからです。
現代の民主主義の思想の中にも欠落している大問題点だと考えてもおります。
『心の本質』とは・・『安心感と不安感』の二元論
故に自然に以下の事柄が生まれたのです・・
『言葉の起こり』・・最大の発明
『文化・文明の起こり』・・
『国のおこり』・・
『宗教の起こり』・・
等々
全てが 人間の心の『安心感と不安感』から生まれていると考えてよいと考えています。その『安心感の為』に、その『不安感からの解放の為』に 人間の強い意志と動機が 文明の進化・発展につながっていくのだと考えています。
全ては『心の安心感と不安感』の二元論から 何世代にも渡る人類の歴史の中で 生まれているのだと考えています。
多分 私の考え方ですが キリスト教の『アダムとイブの話』も仏陀の『天上天下唯我独尊』と言う言葉も 心の二元論から発生しているようにさえ感じる思いを持っています。
現代に翻って BSE問題にしても、政治、外交、社会問題にしても
二元論に立ち返って考える事こそ 解決の糸口ではないでしょうか。
更にここの点が『基本的人心権の尊重』なのです。
決して『基本的人権の尊重』が正しいとは限らないことがそのうち認識できる時代がくると考えています。
現代の民主主義の欠落部分は『心を通じ合う努力』なのです。
この社会では『イーブンな利他主義』の考え方が欠けているのです。これらを含んで 私は『常在民主主義』と考えています。
大変 とっぴな内容になりましたが 今後この様な自説をもつて
皆さんとご意見の交換が出来ましたらと考えています。
勝手ながら宜しくお願い申し上げます。
[2848] Re:[2845] [2844]
「ニセ科学」どう向き合う? 投稿者:謎工 投稿日:2006/01/09(Mon) 04:41 |
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- 遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
最近で一番ヒットした「ニセ科学」と言えば、やっぱり「ゲーム脳」ではないでしょうか。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~gjoitch/scoop/mailtoamori.htm
[2847] 「宮澤氏のBlog日記!」に、私のブログが紹介されています。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/08(Sun) 19:46 |
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- 「宮澤氏のBlog日記!」
http://blog.tiny.jp/miyap/
に、私のブログ「体験的・掲示板自動書き込みスパム対策」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=533
の紹介をいただいております。
光栄です。
それにしても、掲示板へのスパム、昨晩あたりから、また、激しくなってきているようです。
中には、800以上の数のURLを書き連ねられたものをぶち込まれているようで、たまったものではありません。
[2846] 「水からの伝言」と「ニセ科学」
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/08(Sun) 18:42 |
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- ときさん、桜の花さん。
ここで槍玉に挙げられているのは、「水からの伝言」(江本勝著,波動教育社)という教材ですね。
水に,英語で「Thank you」という言葉をかけた写真がこれ
http://n-blieve.hp.infoseek.co.jp/arigato2.gif
で、
英語でばかやろう「You
are fool」と言った時の水の結晶の写真がこれ
http://n-blieve.hp.infoseek.co.jp/baka2.gif
で、
水に「むかつく,殺す」という言葉をかけた時の水の結晶の写真がこれ
http://n-blieve.hp.infoseek.co.jp/baka3.gif
で、
水に愛と感謝の言葉を書けたときの水の結晶がこれ
http://n-blieve.hp.infoseek.co.jp/kansya.gif
で、
といった具合にですね。
なんとなく、そう見えてくるから、不思議なものです。
ホームページも、このように
http://www.hado.com/
あるようですね。
日本の環境教育が、やや、稚拙なレベルから、熊さん鹿さん的の情緒的レベルに発展し、このような形で融合したともいえますね。
万物の生と死に向き合う教育というものがなされれば、このような情緒科学は、すっ飛んでしまうものなのでしょうか。
[2845] Re:[2844]
「ニセ科学」どう向き合う? 投稿者:桜の花 投稿日:2006/01/08(Sun) 16:25 |
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- 笹山さん 皆さん 本年も宜しくお願い申し上げます。
私流に 自説をもて笹山さんの掲示板に時々参加させていただいて
おります。
この『ニセ科学』とどう向き合うか?
私は 人間の『不安感』を その科学が解消できなければ『ニセ科学』と断定してよいと考えます。
この様なところから 考えをめぐらすべきだと考えます。
私は 科学に限らず 社会の制度 社会のあらゆる仕組みは・・
その原因と切っ掛けは 人の心に生まれる『不安感』から、その『不安感を解消したい 強い人の意思や動機』が根本になって出来上がっていると考えています。
更に 話を飛ばしますと 人の心を常識では『善悪の二元論』で語りますが、これさえも大間違えなのです。人の心は『安心感と不安感の二元論』が 全ての始まりだと考えています。
最初に戻りますが・・
もし このことが正しければ 最近話題になっている『ニセ科学』の真贋も 人の心の『不安感』を解消してくれるものであるかどうかの判断基準をもってすると言う事も成り立つのではないでしょうか。これに関してはあくまで科学的根拠を持ってですが。
正統な科学であれば そのものを持ってして 人の心の不安感を解消するのに役立つ働きをもつと考えます。
社会に広められる判断基準だと考えます。
[2844] 「ニセ科学」どう向き合う?
投稿者:とき 投稿日:2006/01/08(Sun) 14:40 |
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- ■茨城でも人に感染か=鳥インフルエンザ、発症はなし
>茨城県の鳥インフルエンザ問題で、養鶏場従業員らが感染していた可能性の高いことが8日、分かった。比較的毒性の低いH5N2型で、症状の出た人はおらず、2次感染の恐れはない。厚生労働省と国立感染症研究所(感染研)が検査結果を慎重に分析しており、近く中間報告をとりまとめる。
>人への感染が確認されれば、京都府の養鶏場で2004年2月、毒性の高いH5N1型が発生した時以来となる。
(時事通信)
- 1月8日13時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060108-00000013-jij-soci
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/bird_flu_in_japan/?1136693947
やはり、可能性としては、逆もあり、では?
■「ニセ科学」どう向き合う 物理学会、3月にシンポ 2006年01月05日
> 日本物理学会(約1万8千人)が3月に松山市の愛媛大で開く学会で、「ニセ科学」について議論する。これまでは「相手にしない」姿勢だったが、「社会的な影響は無視できない」として、シンポジウムを開いてどう対応すべきか考える。研究者が集まる学会の場でニセ科学がとりあげられるのは珍しい。
>シンポを企画した田崎晴明・学習院大教授(統計物理学)によると、最近のニセ科学は「科学らしさ」を装っている場合が多く、オカルトや心霊現象にはだまされない人でも、「科学」として信じてしまう場合が少なくない。ニセ科学に詳しい菊池誠・大阪大教授(同)によると、「水に優しい言葉をかけると美しい結晶ができる」などとする珍説が、小学校の授業で紹介されている。
>シンポは学会最終日の3月30日に開催。「『ニセ科学』とどう向き合っていくか?」をテーマに、根拠がはっきりしない「健康にいい水」などの実例を紹介し、それらを生み出した社会的要因を考える。
>日本物理学会の佐藤勝彦会長(東京大教授)は「ニセ科学を批判し、社会に科学的な考え方を広めるのは学会の重要な任務の一つだ」と話す。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200601050043.html
BSE問題や鳥インフルエンザ問題を見ておりますと、何が「正統(正当)」科学で、何が「エセ」科学なのか不明瞭なことばかりですが・・・。エセでないものとされているものでも、かなり疑ってかからなければならない現状です。韓国のES細胞データ捏造もありましたし。(ネーチャー、サイエンス掲載の関連する科学論文もかなり見直しが必要になってしまいました。)
[2843] まさか人→鳥(鶏)?
投稿者:とき 投稿日:2006/01/08(Sun) 12:19 |
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- 可能性0ではありませんが・・・。(それもまた、変異の結果であって、同じファミリーといえども同一のウイルスではないと思われます。基本はあくまでも、鳥のウイルスと、ヒトのウイルスは別ということです。)
最初から、鶏がH5N2で発症へい死しているわけでもなかったですし。(鳥から分離されたウイルスと、人から分離されたウイルスの遺伝子配列を比較検討しない限り、何ともいえませんが。)
おそらく、まだまだ、ウイルスが「ない」ということを前提に、思考のパラダイムが組み立てられているのでしょうが。それを転換するのは、いまの状況ではとても困難に思われます。なんということのない問題なのですが・・・・。(しかも、人で抗体が獲得している、できる、ということは、牛痘と同じで、自然にワクチン接種しているようなものとも言えるのですが。)
>物理学者で随筆家の寺田寅彦の言葉に次のような一説がある。
>「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしい」
(アエラ'06.1.16号「インフルエンザ 正しい対策」P29.)
http://opendoors.asahi.com/data/detail/7144.shtml
◆約40人がウイルス感染か H5N2型の鳥インフル
>茨城県内の養鶏場関係者ら約40人が、H5N2型の高病原性鳥インフルエンザに過去に感染していた可能性が強まり、厚生労働省と国立感染症研究所が、体内にできた抗体などの詳細な検査を進めていることが7日分かった。
>いずれも症状はなく、2次感染の恐れもない。同県内の養鶏場では、昨年6月から鶏への感染が相次いで判明したが、抗体検査の結果から関係者が感染した時期はそれより前の可能性があるという。
>茨城県内で流行したH5N2型は、アジアを中心に人への感染が広がり新型インフルエンザへの変異が懸念されるH5N1型より、毒性は弱い。しかし感染が確認されれば、鳥から人への感染報告がほとんどないH5N2型が、人へも予想以上に広がることを示す結果で、対策が課題となる。
(共同通信)
- 1月8日2時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060108-00000009-kyodo-soci
◆茨城で40人感染か 鳥インフルエンザ 養鶏場関係者 発症の症状なし(東京新聞 1/8)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060108/mng_____sya_____006.shtml
完全に共生状態になっている野鳥からのウイルス分離はほぼ不可能でしょうし、まだまだわからないことだらけで、予断を許さない状況です。どのような自然環境になっているのかさえ、その実態は正確に把握できていません。(「フィールドワークの知」がないがしろにされているように思えてなりません。それとも「清浄国論」を覆すような調査結果が出ると困る?)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400430203X
(科学探求心が経済に巻き込まれることの弊害に対する批判は、「ジュラシック・パーク」にも分子生物学を一例としたテーマとして取り上げられていますが。)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150406960
厚生労働省 新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
鳥インフルエンザに関する情報
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1112-1f.html
「ウイルスはどこにでも在る」という可能性を含んだ前提に立たなければ、ものの見方を誤る可能性が非常に大きくなっています。「疫病」は「個」の問題ではなく、あくまでも「自然″ミ害」なのですから。ちょうど、静かに降り積もる大雪≠フ災害と同じで、じわじわと確実にやってくるものです。
それがやってくることに抗うのは、まったく不可能です。やってこなくすることはできません。やってきたときに具体的にどうするかを考えておかなければならない。その「不安」を軽減させるのは、予算や物資の配分ではけっしてなく、あくまでも「知識」や「情報」の普及です。
その点に関して、いわゆる専門家の“有識者”の方々は義務を果たしているといえるでしょうか?(科学的事実や根拠に基づく正確な知識が出ておらず、いたずらに怪しげな不安を煽るような情報が多いような気がするのは私だけでしょうか。)
(「狂牛くん簡易版/新型」は、どうやらアジビラのようなもので、外食を利用するにあたって、米国産牛を使用するところと使用しないところを見分けるためのものであるようですが・・・。)
[2842] 正月旅行中に大事故が立て続けに起こってしまった秋田県知事の危機管理の認識程度
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/08(Sun) 09:47 |
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- この秋田県知事の記者会見録を見ると「ベトナムとカンボジアに27日午後から2日の昼まで行っておりました。」とあり、羽越線事故で、県庁職員の臼井和弘さん(厚生労働省から秋田県庁に出向中)が犠牲になったのが12月25日午後7時。
12月26日現在で、秋田県民では、にかほ市の畠山学さんと、秋田市の畠山祐紀さんの死亡も確認されていた。
そのほか、県民の負傷者としては、田沢友泰さん、高橋徹さん、高井行則さん、大滝久司さんの負傷が、26日時点で確認されていた。
そして、その後、秋田市の実家から勤め先に戻る途中犠牲にあった山形地検鶴岡支部の検察事務官江本陽子さんの死亡がわかったのが、12月27日夜。
泥湯温泉で、親子4人が死亡したのが29日午後5時。
となると、旅行前には、羽越線事故での県庁職員の死亡がわかっていたということ。
この間にも、あったかいカンボジアにいけない秋田県民は、降りかかる未曾有の豪雪の処理に汗だくになっていたはず。
その旅行中「毎日のごとく今回のJR羽越線の脱線事故とか、それから泥湯温泉の硫化水素ガス事故の問題とかそういう情報が入ってきてました。」とあり、「泥湯温泉の事故については、ファックスがすぐ入りました。それからBS放送ですぐ知りました。」とあり、その意味で「残念ながら携帯電話の通じるところしか行けなかったということが事実ですね。」とある。
何が「残念ながら」なのか、よくわからないのだが、旅行の目的としては「自分がある程度休暇を取りたいというのは、毎日、県のことだけ考えるとリセットできなくなってきて、非常に頭が硬直化するもんですから、もう少し頭をリセットするためにも少し休暇を取るというのが自分の生き方なんですけれども。」とある。
記者会見の全文は、こちらのサイトhttp://www.pref.akita.jp/tiji/17year/060104.htmlにある。
海外旅行に出掛けた寺田典城知事に対し、県庁に批判の声が寄せられており、1月6日午後3時現在、106件の意見が寄せられているという。
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000601070001 参照
どうも、間が悪かったといえばそれまでなのだが、公人としては、どうなのかな?というような発言が続いている。
「公人は、日々、戦戦恐恐
(せんせんきょうきょう)としてすごすべし」というのは、私の政治の師、伊東正義先生の言葉でした。
http://www.pref.akita.jp/tiji/17year/060104.html
[2841] Re:[2839] [2832]
一期は夢よ 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/08(Sun) 06:37 |
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- ときさん。
この「きっこの日記」にある「狂牛くん簡易版/新型」→http://page.freett.com/banc/index.htm
というのは、アメリカ牛肉を使っているなり、販売している企業なりレストランへのリンク集なのでしょうかね。
リンク先が、その対象の企業のサイトということで、あまり意味がないようにも思えるのですが。
http://www.recombinomics.com/News/01070601/H5N1_Turkey_Suspect_50.html
[2840] ますます拡大の様相を見せるトルコのヒト感染鳥インフルエンザ 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/08(Sun) 06:27 |
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- 死者3人を出したトルコのヒト感染鳥インフルエンザだが、感染疑いの入院者は、50名に、膨れ上がっているようだ。
これら感染者の中心は、Ozkan家族であり、このクラスターは、10人に及ぶ。
かつて、ヒト感染鳥インフルエンザで、10人のクラスターが出現したのは、初めてだといい、今後の拡大が懸念されているようだ。
http://www.recombinomics.com/News/01070601/H5N1_Turkey_Suspect_50.html
[2839] Re:[2832] 一期は夢よ
投稿者:とき 投稿日:2006/01/07(Sat) 22:48 |
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- 笹山様
>
「ものひとつ我が世は軽き瓢哉」
『何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ』
http://www.nextftp.com/y_misa/kangin/kangin04.html
日本の風土が生む無常観は、明らかに「砂漠」の民が持っている一神教的世界観とは違う豊穣さがあるように感じられてなりません。それを象徴する王権によって成立しつづけてきた社会システム(の歴史とその豊穣さ)を、よく知り考えるということが「教養」なのではないかと思います。それが戦後教育は、GHQ政策なのか、ややないがしろにされているような気がいたします。
2006.01.05
これでも本当に牛肉輸入再開!?
2つの米国文書
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2006/01/koredemo.html
■2006/01/07
(土) 「狂牛くん簡易版/新型」
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20060107
わけのわからないプリオン仮説を脱することができるよう、とにもかくにも、一日でも早く、変異型ヤコブ病の病理病態解明を図って欲しいものです。あくまでも原因と結果がはっきりしないうちは埒が明きません。
トルコで2人死亡―アジア以外で初の鳥インフルエンザ犠牲者〔AFP=時事〕2006年01月06日10時17分
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1609431/detail
「鳥インフルエンザ」って、たんにAH型のことを混同してしまっているのではないでしょうか。
ヒトH5N1型でも、人から分離されたものは、基本的には「鳥H5N1」と異なっているのですから。
どうもまだ、情報を扱う人々が、鳥ウイルスが直接人に感染していると思い込んでいるような記事だらけです。非常に紛らわしい、見切り発車の誤謬だらけの記事がまかり通っているようです。
問題は、劇症になるほどの免疫応答を生じさせているだけ(あくまでも感受性に個体差がある)なのか、さらに増殖し感染可能になっているのかの見極めが大事なのですが。どうしても、鶏から感染を受けたとは思えないのですが・・・。不顕性感染者が周りにいないのでしょうか? 鶏ですら抗体検査をしなければ感染を確認できないことが、現に茨城県では起こっているわけで。人でも、かならず不顕性感染がありえます。しかも、持続感染状態でウイルスを排出しつづける個体も。
[2838] 山崎拓さんは、自民党内のラスプーチン化現象に歯止めをかけられそうな。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/07(Sat) 18:14 |
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- 山崎拓さんが、正月以来、ひときわ目だった存在感を見せているような感じがする。
昨年の自民党圧勝以後の自民党は、「物言えば口びる寒し」の中で、チルドレンたちが、帝政下の宮廷お抱えの聖歌隊のごとく「そうだそうだ」の大合唱をし、一方、見えざるラスプーチンが、発言力を増す、という、帝政ロシア・ロマノフ朝末期に似たおぞましい雰囲気を感じていたのだが、今回の山崎拓さんのアジア外交復権に向けての意欲ある発言は、それらの昨年末までの流れを一気に変えうる迫力を持つ。
ワンマン化が進むと、その影で、ワンマンを宿主とするラスプーチン的存在が、影の発言力を増すという構図は、会社でも政党でも、同じことだ。
適度のカウンター・バランスの存在こそが、組織の健全化を保つということなのだろう。
がんばれ、山崎拓さん。そして、福田康夫さん。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060107-00000004-san-pol
[2837] Re:[2836]
JALは国際線機内食に北米産牛肉を使用可とする方向で検討中、現在調達の可否を確認中。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/07(Sat) 16:57 |
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- variant
CJDさん。
日本航空さんは、一見、親切なお答えで、好きになってしまいそうですが、しっかり、責任回避の答えの仕掛けは、作っていらっしゃいますね。
「日本政府見解の範囲で入手可能な牛肉をご提供申し上げるべく、努めて参ります。」
「ただし(条件付での)輸入が再開された現在は「日本政府見解と同じ、月齢20ヶ月未満の米州産の牛肉である事が確認された牛肉なら使用可」とする方向で検討しておりますが、現在調達の可否を確認中です。」
「公的書類の添付に関しましては、今後例えば一般市場で産地偽装が横行し、流通経路が甚だしく不安視されパニック状態などが予想される場合などには、改めて検討させていただきたいと考えております。」
これでは、何でもありですね。
話は別ですが、BSE発生前の話ですが、いつか、ロサンジェルスからANAにのって、機内ANAショップでアメリカ牛肉を注文したのですが、後で送られてきた牛肉の、まずかったこと、今でも思い出します。
ANAさんのご回答はどんなものなんでしょう。
気になりますね。
[2836] JALは国際線機内食に北米産牛肉を使用可とする方向で検討中、現在調達の可否を確認中。
投稿者:variant CJD 投稿日:2006/01/07(Sat) 15:09 |
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- 日本航空に国際線の機内食への北米産牛肉の使用について問い合わせたところ、以下のような回答がありましたので御紹介します。
○○ ○○様
株式会社日本航空インターナショナル
CS推進部サービス推進センター
課長 ○○○○
平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
このほど、当社***便ご利用の折に、北米産牛肉の機内食への使用に関してお問い合わせをいただきましてありがとうございました。当CS推進部よりお返事申し上げます。現在、当社機内食では米国産牛肉、また米国産牛肉を原料とした食材の使用を控えております。今後もお客様においしい機内食を安心してお楽しみいただくために、現在もこの方針に変更はございません。
「機内食の牛肉の産地の問題、特に北米産牛肉を機内食に使用するかどうかについて貴社の意見を伺いたい」とのご質問につきましては、上記でご案内いたしましたとおり、機内食では米国産牛肉・米国産牛肉を原料とした食材の使用を控えております。ただし(条件付での)輸入が再開された現在は「日本政府見解と同じ、月齢20ヶ月未満の米州産の牛肉である事が確認された牛肉なら使用可」とする方向で検討しておりますが、現在調達の可否を確認中です。
「もし牛肉を使用する場合は生産履歴が確実で、肉骨粉を飼料にすることが全面的に禁止されている日本か豪州の牛肉に限定し、かつそれを保証する公的書類をメニューに添付して欲しい」とのご要望につきましては、牛肉に対する需要が多いことを踏まえ、日本政府見解の範囲で入手可能な牛肉をご提供申し上げるべく、努めて参ります。公的書類の添付に関しましては、今後例えば一般市場で産地偽装が横行し、流通経路が甚だしく不安視されパニック状態などが予想される場合などには、改めて検討させていただきたいと考えております。
牛肉を使用しないメニューを複数準備して欲しいとのご要望につきましても、機内食担当部門に伝え検討を依頼いたしたいと存じます。お時間をさいてご意見をお寄せいただきましたことに感謝申し上げます。これからもお客様から頂戴いたしましたご意見をサービス向上に生かしてまいりますので、今後ともご支援のほどお願い申し上げます。
[2835] おめでとうございます
投稿者:聞きかじり 投稿日:2006/01/07(Sat) 07:51 |
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- こういう対処法があるとはびっくりしました。
野中さんの携帯掲示板でも、対処を始めました。
吉田さんではないですが、情報発信してくれる政治家にこんなことで神経を使わせるなんて無駄もいいところです。
そのようなことは周囲がやればいいことなので、お手伝いが出来ればうれしいです。
これからも掲示板をしっかり読ませていただきます。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[2834] Re:[2828] スパム対策
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/07(Sat) 07:41 |
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- 聞きかじりさん。
対策を講じて、一晩たちましたが、おかげさまで、例の「してノゥ`たり」のスパムは、ぱったりやみました。
マニュアルのスパムは、これからもあるかも知れませんが、自動書き込みは、何とか、防げているようです。
いろいろ、情報ありがとうございました。
感謝申し上げます。
[2833] 除雪ボランティア募集
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/06(Fri) 21:22 |
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- 未曾有の豪雪に見舞われている新潟県で、仮設住宅や高齢者世帯等の除雪活動を行う「雪ほりボランティアスコップ2006」のメンバーを募集しています。
ご応募の方は、こちらのサイトhttp://www.pref.niigata.jp/yuki/volunteer/からどうぞ。
「雪ほりボランティア スコップ2006」の活動状況については、こちらのサイトhttp://www.pref.niigata.jp/yuki/volunteer/sukoppu2006/index.htmlからぞうぞ。
http://www.pref.niigata.jp/yuki/volunteer/
[2832] 李登輝さんに影響を与えたという「衣装哲学」とは、どんな本なのか? 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/06(Fri) 20:57 |
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- ときさん。
李登輝さんが、1943年に京都帝国大学に入学したのは、台北高校時代に図書館で新渡戸稲造によるトマス・カーライルの『衣装哲学(原題 Sartor
Resartus サーター・リサータス)』の「講義録」にであって、それをきっかけにして、新渡戸さんが専攻していた農学部農林経済学科に進学したということらしいのですが、そうなると、李登輝さんが出会った、この「衣装哲学」という本が気になりますね。
「宇宙の万物は永遠の精神がまとう衣装にすぎない」というのが、衣装哲学の真髄なんだそうです。
http://www.gakushikai.or.jp/mailmag/no009.html参照
このカーライル(Thomas
Carlyle, 1795-1881)の「衣装哲学」(1834)について、李登輝さんは、「日本李登輝友の会」設立大会の記念講演で、サイトhttp://www.melma.com/backnumber_45206_1459082/
の中で、こう語っています。
「死生観について、当時の私は懸命に考え続けていました。
そうした中で出会い、そして多大な影響を受けたのが新渡戸稲造先生の哲理、理論でした。そして、中でも雷に打たれたかのような強い衝撃を受けたのが、その著書である『武士道』だったのです。
実はそれ以前に非常に感動した書物として、十九世紀のイギリスの大思想家であるトーマス・カーライルの『衣装哲学』がありました。これは人生哲学を含んだ大変な名著ですが、私はそこで「永遠の肯定」という観念に触れ、人生の真の意義とは実践躬行にこそあると考えるに至りました。「躬行」とは簡単に言えば、良いと思ったら行うこと、つまり言行一致です。そしてそうした思想遍歴の中でたまたま手にしたのが新渡戸先生の『衣装哲学』の講義録だったのです。私はそれの持つ深みを知って感激しました。それ以来私は新渡戸先生に心から私淑するようになり、そしてめぐり合ったのが『武士道』の一書でした。 」
この衣装哲学、仏教で言う「人間本来無一物、無一物中無尽蔵 喝」
とあい通じるものがあるようですね。
そういえば、李登輝さんがお好きな芭蕉の俳句のなかにこんなのがありました。
「ものひとつ我が世は軽き瓢哉」
(自分の草庵にあるものといえば、瓢くらいで他には何もないようなもの。自分の身の上もこの瓢のように軽い)
[2831] 『迷妄を生み出す根本的な思考』
投稿者:とき 投稿日:2006/01/06(Fri) 20:04 |
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- 甦れ美しい日本
http://www.melma.com/backnumber_133212_2425811/
◇松永太郎 無明ということ
>たとえば「無常」ということは、すでに日本人は、別に「平家物語」を引き合いに出さなくても、十分に知っていた。しかし明治以降、この「近代人」のパターンが入ってくると、次第に忘れ去られるようになったのである。日本は江戸期において、すでに成熟した近代に到達していたが、その発達の形態は西欧とは異なったものであった。しかし「文明開化」とともに、余分なもの、すなわち「個我」(近代的なエゴ)という概念を導入してしまったのである。
>「無常」ということを十分に覚らないということ、それは直ちに「無明」に通じる。いわゆる近代(西洋)文明というのは、「文明」という訳語で呼ばれているものの、その実、「無明」というのは、自己の本源を十分に理解していない、という意味である。月も星もない夜の闇のなかを、ただメクラメッポウに歩いているようなものである。あるいは夢がついていないのである。
>「個我」をもっとも大事なものとみなす、という点で、このイデオロギーは、仏陀や老子などから言わせれば、途方もない迷妄である。煩悩と火宅の四苦八苦の人生に誘い込むものである。
>社会的に見れば、実は、こうした「個我」は、非常に操作しやすい。イデオロギーの対象になりやすい。「イデオロギー」とは、もともと複雑系であるこの社会(制度や経済、慣習、思考、伝統など)を操作可能な対象であるとみなす思想システムであり、典型的な近代の産物である。自然(身体や生命を含む)、社会、自己を操作可能な対象とみなすこと、コントロールしえると考えること、未来は計測と予測が可能であると考えること、これが近代の思考の典型である。
>個人の人生や社会が操作可能であると考えること、したがって未来は予測し得ると考えること、こうすればこうなるから、こうすべきであると考えること、これが「無明」である。マルクシズムもそうである。ナチズムもそうである。あるいは今のアメリカン・デモクラシーもそうである。すべての個人の頭の中が半分以上、そうしたイデオロギーで染め上げられた結果、あたかも、自分たちが主体的にそうしたものを選んでいるかのような錯覚に陥っているのが、近代の社会の特徴である。ちょうどコマーシャルを見て、ある商品がほしくなるが、その欲望が、自分独自のものと考えるのと同じである。
>こうしたあいまいな標語が約束しているは、すべて、こうすれば未来はよくなる、すなわち、あなたの人生も、私の人生も今より良くなる、したがって今、こう行動せよ、あるいは考えよ、という物語である。「不渡り」が決定している約束手形そのものである。イデオロギーとは、大衆に与えられたアヘンであるが、その根本となっているのは、「個我のリアリティ」という近代が生み出した、これもイデオロギーである。
>日本の文化の伝統の中には「無我」というすばらしいものがある。「無我」を「個我」よりもはるかに高くおく。「私」よりもすばらしいのは「無私」である。日本文化は「無=イデオロギー」であり、「無=宗教」である。明治以降の西欧かぶれの知識人の中には、それらをもって何か日本人が劣っているような言い方をするものが多かった。しかし、これらはすべて西欧的な宗教、西欧的な思想システムが卓越しているという無意識的な前提に基づいたものである。西欧人は「無」というと、ニヒリズムしか思いつかない。それは「有」を「無」よりも存在論的に高い位置においているからである。これがすべての迷妄を生み出す根本的な思考である。
>日本の文化のパターンのなかに、ポスト・ポストモダンを開きえる伝統がある。嬉しいことであり、次第に多くの人が気がつきつつあるということは、伝統が途絶えていない証拠であろう。
いまや「イデオロギー」は、この国のあらゆる分野を覆っている思考様式のようにも感じます。鳥インフルエンザをめぐる思考にしても、「天皇制」という文化的王権システムを破壊しようとする意思にしても。(天皇制とは、ほんらい、歌舞伎や能の様式美‐型‐に通じる、「日本人の型」というものを体現するものなのではないか。けっして“支配”するシステムではなく。)
人間という動物の社会は、必ずや「規範(あるいは制度)」の型を「体現」するものがなければ、混乱の極みに陥るような気がします。あくまでも私個人の“直感”に過ぎないのかもしれませんが。太平天下の安寧秩序のために、この列島のなかで、長い年月をかけて編み出した絶妙なシステムに思えてなりません。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000016431
(日本中世の非農業民と天皇 網野
善彦 (著))
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062689006
(日本とは何か
日本の歴史〈00〉網野
善彦)
(網野氏の結論とは逆の読み方をしてしまっているかもしれませんが。)
《マスコミは、女系天皇と女性天皇の違いさえも解説しない。このままでいくと日本は間違いなく滅びると思いました。
これは決して大げさなことではありません。
本当の危機であり、国難です。
JHQ占領軍でさえなしえなかったことを有識者会議は、しようとしているのです。
私は、政治的に右も左もありませんが、『万世一系が終わる』ということの意味をよく考えていただきたいと思います。》
http://koutou.seesaa.net/article/9671873.html
http://koutou.seesaa.net/
皇統断絶―女性天皇は、皇室の終焉 中川 八洋
(著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4828411909
「経済人」の終わり―全体主義はなぜ生まれたか P.F.
ドラッカー (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447837211X
■
変見自在 高山正之
「中国人化」
( 1月5・12日新年特大号)
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/
『かつては設計や構造などにインチキする者はいなかった。だから無能な官の検査でもよかった。それが民営化されたが、検査官は無能な官がそのまま天下っただけで実態は変わっていない。
要は官とか民ではなくインチキをしなかった日本人が中国人なみになってきたことが問題なのだ。
新しい年、李登輝氏の言う日本人がどんなだったか思い出す年にしたい。』
日本人が知らない日本人の遺産 黄
文雄 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413035380
◆「奥の細道」探訪を望む李登輝の夢
P342.〜
『「奥の細道」は、日本人の歴史への美と心だけでなく、太古以来の日本民族の魂をも、自然の中に秘めている。
中国が何よりも恐れているのは、日本人の精神と魂の覚醒なのである。』(P345.)
別段(ヒステリックに)、『国家の品格』とまでも言う必要は感じませんが。
http://www.sankei.co.jp/news/060104/morning/column.htm
http://www.shinchosha.co.jp/wadainohon/610141-6/index.html
http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/610141-6.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101416
ごくごく素直に、この島ぐにの歴史と文化と自然を、稀有なものとして感じられるかどうかだと思います。(もちろん他の国には他の国の稀有な良さがあるはずです。それぞれの良さは本来、一個一個別々のもので、比較することができないものと思います。)
[2830] Re:[2828] スパム対策
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/06(Fri) 19:00 |
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- 聞きかじりさん。
いえいえ、どういたしまして。
今のところは、静かなようですね。
[2829] トルコのヒト感染鳥インフルエンザ死亡者は、3人に 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/06(Fri) 18:57 |
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- 1月1日の[2759]
で、トルコで男女児童4人が、鳥インフルエンザ感染疑いで、検査を受けていると書いたが、その後、このうちの、三人が死亡した。
まず、日曜日にMehmet
Ali Kocyigit(14歳、男)が死亡し、木曜日にFatma Kocyigit(15歳、女)が死亡し、今日、金曜日にHulya
Kocyigit(11歳、女)が死亡した。
なお、25人が治療中であるという。
この亡くなったKocyigit一家は、トルコ東部のDogubayazitという町に住んでいた。
このトルコ東部では、鶏感染の鶏インフルエンザも発生しており、すでに七千羽を殺処分したという。
http://newsfromrussia.com/world/2006/01/06/70849.html
[2828] Re:スパム対策
投稿者:聞きかじり 投稿日:2006/01/06(Fri) 18:48 |
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- > これを逆に利用するというわけですね。
>
さて、効果は、どうなんでしょう?
どこまでお役に立てたのか、大見得を切った手前、なんか面目ない気持ちです。
また、明日の朝を楽しみにしています。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[2827] Re:[2825] MS06-001
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/06(Fri) 17:33 |
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- Chaosさん。
ありがとうございました。
メールでも、下記のサイトでの更新を勧めるように、回ってきていました。
スパムといい、ウイルスといい、今年は、元旦から騒がしいですね。
http://security.biglobe.ne.jp/info.html
[2826] Re:[2823] スパム対策
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/06(Fri) 17:28 |
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- 聞きかじりさん。
改造スクリプトは、どうも相性が悪かったらしく、結局、一番簡単な、上記赤字のような対策で、様子を見ることになりました。
なるほど、これまでにきた自動スパムは、必ず、Eメール記載があるということに、今まで、気がつきませんでした。
これを逆に利用するというわけですね。
さて、効果は、どうなんでしょう?
http://swanbay-web.hp.infoseek.co.jp/modify.html
[2825] MS06-001
投稿者:Chaos 投稿日:2006/01/06(Fri) 15:52 |
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- MSの公式なパッチがMS06-001として
発行されました。
当初は10日発行予定だったのですが
前倒しで公開されたようです。
回避策や非公式パッチを適用している場合は
いったん、元の状態に戻してから、対応する
OS用のパッチを適用してください。
1月10日の月例パッチは、予定通り発行されるようです。
[2824] Re:[2823] スパム対策
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/06(Fri) 11:15 |
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- 聞きかじりさん。
いろいろ、ご指導ありがとううございました。
ちょっと、cgiをいじりすぎまして、どれがいつのやら、混乱してしまいましたので、ちょっと、冷却期間をおいて、ケントさんの対策を講じてみたいと思います。
ありがとうございました。
[2823] スパム対策 投稿者:聞きかじり 投稿日:2006/01/06(Fri) 08:40 |
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- おはようございます。
安直な対策ではだめだった様ですね。
ケントさんのサイトをよく見てみたら、対策サイトがありました。
http://swanbay-web.hp.infoseek.co.jp/index.html
http://www.hytn.net/netdekansi/
[2822] 05年の乳量日本一は2万9527キロ
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/01/05(Thu) 21:14 |
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- 乳量よりも、飼料に何を与えているのか、どんな育て方をしているのか、そういう時代だと思いますが。。。
>05年の乳量日本一は2万9527キロ
[2006年01月05日付]
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/
2005年の年間乳量日本一の乳牛は、北海道帯広市の杉浦尚さん(41)所有の「ワイケーテイー テツチエ グルーブ」であることが、日本ホルスタイン登録協会北海道支局のまとめで分かった。年間乳量(365日)は2万9527キロと3万キロ目前。同協会が集計を始めた1984年以降の最高記録だった。
同協会が検定成績証明書を発行した全国の乳牛の中で、05年1〜12月の間に乳量が2万キロを超えたことが証明された牛は27頭。昨年より9頭多く、すべて北海道で飼育されている。
日本一となったグルーブの母牛「ワイケーテイー テツチエ アマンダ」は、6回にわたって年間乳量が2万キロを超えた名牛。グルーブ以外にも娘牛2頭が、05年に2万キロ以上を記録している。
杉浦さんは「できる限りストレスを与えずに飼育するよう努めてきた。今後も改良を進めていきたい」と話す。
[2821] Re:[2820] 気がかりなニュース
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/05(Thu) 17:01 |
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- ahyahya
さん。
情報ありがとうございました。
このニュースは、FDAは、昨年10月に発表した、新飼料規制についてのパブリックコメントを求めていたが、このパブリックコメントに、マグドナルドやSerologicals
Corpなどの7人の科学者が新飼料規制の持つループホールについて危惧する意見を寄せていたということですね。
その意見のポイントは、二つあり、
@特に新飼料規制のループホールとして、レストラン残菜、ポートリーリター、血についての規制がなされていないこと、
Aもうひとつは、死亡牛の組織が、飼料ルートに紛れ込むループホールがあるにもかかわらず、新飼料規制は、これを無視していること、
の二つをあげていますね。
これらの科学者たちは、今回のFDAの新飼料規制を「ひどく不足している。」(’Woefully
Short’)といっており、これらの警告は、決して「危機を大げさに言っているのではない。」(can not overstate the
dangers)としています。
私も、先の日本の食品安全委員会のパブリックコメントで、アメリカの新飼料規制について検証すべき、との意見を出しておきましたが、帰ってきた答えは、下記のようなものでありました。
この点については、日本のリスク管理官庁−農林水産省と、厚生労働省-は、厳しく対処すべきものと思っています。
参考
私が、2005年11月29日に食品安全委員会に提出したアメリカの新飼料規制についての意見と、それに対する食品安全委員会の答え
私の意見
先月、発表されたアメリカFDAの新飼料規則については、いくつかの問題点がある。
すなわち、牛由来の飼料は、牛以外の動物飼料(鶏、豚、ペット関係飼料)についても、新飼料規則制限対象としたが、次の三点が問題であると、批判されている。
@牛の血液の禁止がない。
Aレストラン残菜の飼料使用禁止がない。
Bチキン・リターの禁止がない。
Cさらに、SRMとされる、眼、小腸の一部の回腸遠位部、も、除外されていない。
今回の新飼料規制について、アメリカの消費者団体は、「脳と脊髄の禁止だけでは、これまでのループホールは、閉じられていない。」として、反発の声を上げている。
ある獣医は、『90パーセントの危険部位の除去では意味がない。100パーセントの危険部位除去があって、初めて意義がある。』と批判している。
この新飼料規則の安全性についての日本側としての検証はなされたのか?
食品安全委員会の答え
今回の審議結果案では、米国食品医薬品庁(FDA)が今年10月に発表した飼料規制改正案について公表した事実と改正案の内容について記載していますが、現在のところ、この規制はまだ実施されていないことからそれ以上の検証は行っておりません。
なお、結論の付帯事項において、米国及びカナダでのBSEの増幅を止めるためには、SRMの利用の禁止が必須であり、牛飼料への禁止のみならず、交差汚染の可能性のある、他の動物の飼料への利用も禁止する必要がある旨記載しているところです。
http://news.yahoo.com/s/ap/mad_cow;_ylt=Ao8IOIIrH69JnaoRdxqCc8Al2y8C;_ylu=X3oDMTBiMW04NW9mBHNlYwMlJVRPUCUl
[2820] 気がかりなニュース
投稿者:ahyahya 投稿日:2006/01/05(Thu) 16:28 |
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- Group: U.S. Not Protected Against Mad Cow
http://news.yahoo.com/s/ap/mad_cow;_ylt=Ao8IOIIrH69JnaoRdxqCc8Al2y8C;_ylu=X3oDMTBiMW04NW9mBHNlYwMlJVRPUCUl
通信社のAPが報じていますが、マクドナルド社と米国の研究者が米国政府のBSE対策が不充分だと異議を申し立てているそうです。
[2819] 詐欺と謀略、騙しの手口
投稿者:とき 投稿日:2006/01/05(Thu) 13:36 |
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- ◇鳥インフルエンザの偽薬
米国西海岸時間2006年1月3日
スティーブ・ジョンソン記者:マーキュリー・ニュース
> インターネット上に、インフルエンザ治療薬タミフルの偽造品などを含む偽の鳥インフルエンザ薬が出回っている。この一ヶ月間に、アジアのオンライン業者が米国の消費者に販売していたタミフルの偽造品がサンフランシスコ南部で大量に押収された。米国で押収された偽造品の鳥インフルエンザ薬としては初のケースである。先週、米食品医薬品局(FDA)は、他の偽薬を販売している9つのインターネット業者に対して警告を発した。その大部分がダイエット用の薬だが、中には鳥インフルエンザのウイルスを殺す等の宣伝をしているものもあるという。
>「このような人たちは、鳥インフルエンザに対する人々の不安に付け込んで儲けようとしている」とFDAのある職員は言う。連邦議会も懸念しており、11月に公聴会を開いている。消費者は、それらを偽薬とは知らずに鳥インフルエンザが流行したときのために備えて購入していると考えられ、実際に流行した場合、無防備になってしまう恐れがある。「偽薬は、流行時に死者数を押し上げる原因になる」と公聴会の議長を務めたマーク・サウダー議員は述べる。特にタミフルの偽薬は大きな問題である。カイロン社その他の会社がワクチン開発に取り組んでいるが、鳥インフルエンザに感染した場合、タミフルが症状を抑えるための治療の切り札となる。国際的に需要が高まっているが、供給が追いつかず、偽薬が出回る事態となっている。
>タミフルの偽薬がどの程度流通しているかは不明である。今のところ、米国以外ではオランダで見つかったケースがあるだけだとタミフルを製造している医薬品大手のロシュは述べるが、当局は偽薬が特に米国で増えるのではないかと懸念している。すでに他の偽薬を販売している犯罪組織が、タミフルの偽造に乗り出すことも考えられ、油断のならない事態となっている。01/04/2006
ttp://www.asahi.com/english/svn/TKY200601040149.html
『中国の兵法書「六韜(りくとう)」の一節をご紹介します。』
>【第十五 文伐篇】
>文王が呂尚にたずねた。
>文王「武力を使わないで目的を達するには、どうすればよいか」
>呂尚
>第二は、敵国の寵臣を手なずけて、君主と権力を二分させるのです。
>第三は、側近の者に賄賂を贈って、しっかりとかれらの心をとらえるのです。
>第五は、相手国の忠臣を厚遇し、君主への贈物は減らして、相手の結束に楔を打ち込むのです。
>第六は、相手国の内臣を懐柔し、外臣を離間するのです。
>第七は、相手国の野心を封じこめるために、厚く賄賂を贈って寵臣を買収し、利益で釣って職責を怠るように仕向けるのです。
>第八は、相手国の君主に重宝を贈って、わが方を信頼するようにさせ、わが方に協力させるように仕向けるのです。
>第十一は、相手国の有能な臣下に、内密に高い地位を約束し、重宝を贈って手なずけ、わが方に肩入れする人間を増やすのです。
>第十二は、相手国の乱臣を手なずけて君主の心を惑わし、美女や歌舞団を送って関心をそちらに向けさせるのです。
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=45126&pg=20051227
六韜
http://www.h3.dion.ne.jp/~china/book11.html
中国陰謀学入門―戦慄!それでも日本人は騙される
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4892247901
いつの時代も、最初から人を騙そうと向かってくる相手には、誰しも無防備なものです。
しかしその無知は、立場によっては罪にもなりますし、ひとをも巻き込んでしまいます。
トルコのAHインフルエンザ、情報が錯綜してる? 報道は、見切り発車?
人でのH5型の感染が事実であれば、アジア以外でのヒトヒト間感染がおこっていると想定しておく必要がありそうです。鳥や鶏とは、最初からまったく関係のない事象なのですが・・・。
04-JAN-2006
PRO/AH/EDR>
Avian influenza, human - Turkey (03): diagnosis reversed
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:14426592400989762136::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,31530
トルコで初の死者と報道 鳥インフルエンザ(共同通信)
- 1月5日10時27分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060105-00000039-kyodo-int
◇鳥インフルエンザ
http://news.goo.ne.jp/topics/kokusai/disease_health/bird_influenza_overseas/
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/bird_flu/?1108544184
http://news.livedoor.com/webapp/keyword/detail?id=350
[2817] Re:[2816] [2801] [2800]
[2793] [2791] 住民税非課税基準 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/04(Wed) 22:49 |
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- 固定資産税ならわかりますね。
移民も、足はしっかり、日本においての移民というわけですねる
[2816] Re:[2801] [2800] [2793]
[2791] 住民税非課税基準 投稿者:キミヒ 投稿日:2006/01/04(Wed) 22:42 |
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- 多分、日本に古い不動産でもお持ちで固定資産税の間違いでしょう。
月13万円の年金で国民健康加入はどう考えても、住民税はせいぜい均等割りでしょう。
[2815] 中国・四川省で、鳥インフルエンザ発生
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/04(Wed) 22:35 |
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- 昨年の12月22日に、中国・四川省の四川大竹縣の1農場で、1,800羽の家禽がH5N1で死亡し、12,900羽の家禽を殺処分したという。
ヒト感染は、まだ発生していないが、家禽に接触した16名を、隔離しているという。
http://news8.thdo.bbc.co.uk/chinese/trad/hi/newsid_4570000/newsid_4579600/4579658.stm
[2813] Re:[2812] パスワード制
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/04(Wed) 20:04 |
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- とおりすがりさん。
ご心配ありがとうございます。
まあ、つぶしていけばいいのですから、何とか、この正月を乗り切れば、後は、減っていくものとも思っています。
小泉さんが、アジアに対して刺激的発言をすれば、その日は、スパムが増えるということでしょうか?
[2812] パスワード制
投稿者:とおりすがり 投稿日:2006/01/04(Wed) 18:54 |
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- ID、パスワード制を導入なさってはいかがでしょうか。
スパム業者は、自動で投稿していることが多いので、
ID・パスワードを明記してくださっても、スパムは
減少すると思います。
- 1月1日の朝日新聞記事「木村剛氏が会長
日本振興銀行融資 親族会社に1億7000万円」に対する「情実融資」でなくて「アームズ・レングス・ルール」であるという木村ブログさんの朝日新聞記事への反論が、「週刊!木村剛」のこのサイト「[ゴーログ]あけましておめでとうございます:1件の貸し出しで20人の生活に貢献する!」http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2006/01/post_604b.html#moreに掲載されています。「情実融資」(preferential
rules)でなくて「アームズ・レングス・ルール」(arm's length
rule、関連者優遇禁止規則)の範囲であるといわれているのですが。「アームズ・レングス・ルール」というのは「当該銀行と政令で定める特殊の関係にある者ということで、その中身としては「「特定関係者」の範囲として、 @ 支配力基準による銀行の子会社A 影響力基準による銀行の関連会社B 支配力基準による銀行にとっての親会社C 上記Bの親会社が連結ベースのディスクロージャーで対象とする子会社及び関連会社を規定する。」ということのようです。もっとも、この「情実融資」(preferential
rules)と「アームズ・レングス・ルール」(arm's length
rule)との違い、微妙なテリトリーですね。Quasi(うわべだけの)なルールという批判もあるようです。当分、木村対朝日の論争、続くかもしれませんね。
[2803] 痛し痒しの環境省「小笠原島世界遺産推薦」
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/04(Wed) 07:45 |
|
- 環境省は、小笠原諸島(東京都小笠原村)を世界遺産(自然遺産)として「国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)」に推薦する方針を決めた。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060104-00000001-yom-soci
というのだが、それはそれで結構なことなのだが、これが先行してしまうと、小笠原空路開設問題http://www.ogpress.com/2p/kukou/kuukou%20.htmlは、どうなってしまうんだろうか、という危惧がある。
エコファシズム的、または、環境マフィア的発想でのさきがけは、果たして、この地域を総合的に守ることにつながるんだろうか、という、大人の発想の観点からの懸念である。
[2802] Re:[2797]
日経新聞18年1月1日版 39ページ 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/04(Wed) 07:34 |
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- まりちゃんさん。
本年もよろしく。
日経さんからもアクセスあったんで書きにくいのですが、「BSEに感染しにくい生後二十ヶ月以下で・・・」は「BSEに感染しているかどうか、わかりにくい生後二十ヶ月以下で・・・」と、直すべきでしょうね。
新年らしい話題といえば、アメリカ農業にも新しい波、ということでしょうか。
このサイト「Local
experts list improvements to 'Green Payments' program」http://www.americanfarm.com/TopStory1.03.06c.htmlでは、メリーランド州の環境農業に意欲のある農家が'Green
Payments'
programを改善実施しようとしているという話題です。
ここにも、日本と同じ農業予算の切込みによる環境変化への危機感が現れているようですね。
http://www.farmfoundation.org/2002_farm_bill/batie.pdf
[2801] Re:[2800] [2793] [2791]
住民税非課税基準 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/04(Wed) 07:18 |
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- キミヒさん。こんなに控除が多いんですか。65歳未満としても 年収約160万円では、「収入金額×75%−375,000円」ですから、85万5千円、これから基礎控除のみとして、52万5千円、ということですね。となると、毎日新聞の書き方は、なにを意味しているんでしょうか。
[2800] Re:[2793] [2791]
住民税非課税基準 投稿者:キミヒ 投稿日:2006/01/04(Wed) 00:14 |
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- http://www.city.hikone.shiga.jp/somubu/zeimu/shiminzei/juminzei_koujyo_mi.html 年金は1,400,000円の控除があり 基礎控除330,000円 配偶者控除380,000円も有りますヨ?
[2797] 日経新聞18年1月1日版 39ページ
投稿者:まりちゃん 投稿日:2006/01/03(Tue) 21:22 |
|
- 笹山さん、虹屋さん、みなさんあけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。
日経新聞の正月元旦版、39面に、牛肉、「安心」の味は?
という記事が掲載されてたんですが、基本的な、微生物学や生物学をやり直された方がいいのではないか、と思うような記事の書き方だったのでご紹介まで。。
>「BSEに感染しにくい生後二十ヶ月以下で・・・」
全国紙でありながら、勉強不足の記者さんが記事を書いているんですから、世の中に、正しい情報が伝わらないわけです。。
[2796] 今話題の「住まいサーフィン」というサイト
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/03(Tue) 18:35 |
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- 住宅の安全性についての不安が高まる中で、この「住まいサーフィン」
http://www.sumai-surfin.com/
というサイトが、購入者の不安に対して、きめ細かく答えているということで、評判になっている。
会員登録すると「疑問解消サービス(有料)」や掲示板などで、相談にのってもらえる。
その中で、気になる次のような記事があった。
うーん。「ブルータス、お前もか」(Et
tu, Brute?)との心境になってしまいますね。
以下、そのまま、転載させていただきます。
「役所や民間検査機関の建築確認申請の審査
投稿者: staff_usui - 2005/12/27 13:18
役所の確認申請の審査で「ズサン」な所が「ボロボロ」出てきました。もう民間の検査会社だけを責める訳にはいきません。
では何故この様になったかを簡単に申し上げますと,役所の中で確認申請を審査する建築審査課や民間検査会社に建築構造のエキスパートがほとんど居ないと言う事です。
更にびっくりいたしますのは,役所で建築確認申請図を実際にチェックしている人の中には「一級建築士」の資格を持っていない人が居る事です。法的には確認申請を審査し,審査が通った時に「審査済」の押印をする人が「建築主事」の資格を持っていれば良いのです。
ですから「姉歯」,「塩見」や第二の「姉歯」の不正が見抜けなかったのではないかと思います。
しかし,今回は構造だけが問題になっていますが,私の経験で申し上げれば意匠図のチェックも役所によっては「ズサン」な所があります。
マンションの意匠図で良く有る「不正」は南北の方位を5〜15度位都合の良い方向に向けて確認申請を提出する事です。確認申請には測量事務所が測定した真北測定図と真北計算表を添付するのですが,役所では測量事務所が悪い事するはずないという「性善説」を取り「住宅地図」の縦線に整合しているかを簡単にチェックしている様です。
それが判ったのは昔,私が設計したマンションが近隣住民の反対が強くて売主がその土地を転売してしまった時の事です。その後,その土地を買った超大手三流の売主が建てたマンションは私が設計したマンションより高く大きかったのです。私の所に近隣住民が不思議に思い私に図面をチェックして欲しいと来訪され,早速そのマンションの図面をチェック致しました。図面内の方位を見て驚きました。北側斜線制限の図面の方位と日影図の方位が15度位都合の良い方向を向いていたのです。
私は近隣住民の方に「もう工事をしているという事は確認申請が通っているのですから打つ手は有りません。やるとするなら確認申請を通した役所を“行政不服”で訴えるしか有りません。」と言いました。
この超大手三流ディベロッパーはこの様な違法に近い事を平気で行う会社です。名前を言えば知らない人は居ない位有名な会社です。
これからマンション購入を検討されている方はこの手の「騙し」に合わない様に注意してください。
騙されない方法は建築現場に行き,接している道路の上に「販売図面集」の中の1階平面図の道路の線を合わせて置きます。そして方位を示す磁石を置き1階平面図内に書かれている方位とほぼ合致しているかを確認するのです。
ここで「ほぼ」と申し上げたのは建築基準法の北は「真北」(しんぼく)で表示し,東京では磁石の北(磁北)より時計回りの方向に約6度20分の位置が「真北」だからです。
高額の買い物をするのですから,最低この程度のチェックはして下さい。販売図面の方位が実際と違っているという事ででもディベロッパーの良し悪しは判断できます。
」
http://www.sumai-surfin.com/
[2795] 今度は「病気になって患者に「なれる」「なれない」の格差」だそうで。 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/03(Tue) 18:11 |
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- この<縦並び社会・格差の現場から>シリーズは、新聞に発表される前に、サイトに公開されているんですね。
この前の「年金移民」は、今朝の毎日新聞のトップを飾っていました。
明日の朝刊に掲載されるのは、「病気になって患者に「なれる」「なれない」の格差」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060103-00000022-mai-soci
なんだそうで。
してみれば、予防医療措置が可能なうちが患者で、それ以外の末期は、患者の資格はないということなんでしょうね。
国民健康保険証の取り上げは、憲法違反に当たるのかどうなのか、なんて訴訟はないんでしょうかね。
オーバーステイの外国人を国民健康保険から締め出した判決
http://homepage3.nifty.com/jiro02/doc/Doc971000.html
は、あるようですが。
京都社保協の主張は、このサイト
http://www.labor.or.jp/iroren/syahokyo6_25.html
にあるようです。
なかなか、この毎日新聞さんの特集、さえていますね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060103-00000022-mai-soci
[2794] 「チャンネル桜」なるチャンネルの「陸上自衛隊・
富士総合火力演習」という番組 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/03(Tue) 16:08 |
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- 夜中に寝付かれずに見るともなしに見たのが、スカパー・チャンネルの中の上記の番組。
このチャンネル、右的発言一色の番組なのだが、この「陸上自衛隊・
富士総合火力演習」という番組は、妙に面白く、深夜の一時間、あっという間に見てしまった。
率直な感想は、誘導弾以外、実戦で役に立つんだろうか、という感じと、「撃てー!!」という号令と、「見よ、落下傘」の音楽だけが、なんとも、近代戦備のマシーンとは、似つかわしくなく、妙に、復古的であったのが、印象的であった。
でも、このような番組は、知る人ぞ知るような、チャンネルで放映されるのではなく、ちゃんと、地上波放送で、隠すことなく放映したほうがいいような気がした。
日本列島のどこかで日夜行われている、知られざる儀式を、国民に知らしめるためにも。
http://www.ch-sakura.jp/asx/karyokuensyu.asx
[2793] Re:[2791] 住民税非課税基準
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/03(Tue) 15:54 |
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- キミヒさん。
住民税非課税基準は、合計所得金額が125万円以下程度の人でありますので、このサイトhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060102-00000035-mai-soci
の人の例の場合は、年金額が月13万円とありますから、年収約160万円なり、これをオーバーしていますね。
まあ、たいした額ではないんでしょうが。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060102-00000035-mai-soci
[2792] お隣の鳥取県では 投稿者:倉塚かおり 投稿日:2006/01/03(Tue) 14:22
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- 鳥取では、20基ぐらい風力発電があるらしいですけどが電力の買い主である中国電力が既存電力の質に対する影響を懸念し本年度の購入は八月で中断し、来年度からは購入を大幅に制限して影響を調査する方針を打ち出したと。
12月9日、日本海新聞
http://www.nnn.co.jp/news/051209/20051209006.html
[2791] 笹山先生へ 投稿者:キミヒ
投稿日:2006/01/03(Tue) 13:31 |
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- 本当ですか?
------------------
>
年金移民の方は、国外転出後の日本国内住居地での住民税は、払い続け
-----------------
年金額からして、住民税非課税世帯では?
[2790] Re:[2771]
風力発電のハイブリッド化について 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/03(Tue) 11:10 |
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- 倉塚さん。
かなり大規模の風力発電の計画ですね。
地元、中国電力との系統連携の話は、うまくいっているのでしょうか。
この場合のポイントは、売電単価がいくらぐらいなのかということと、夜間は、系統解列を条件としているのかどうか、ということなどですね。
これらについては、自然エネルギー発電共通の課題ですので、ちょっと異質ですが、私のブログ記事「木質バイオマス発電の夢と現実」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=462
での諸課題を、風力発電に置き換えて見ていただければと思います。
とくに、「電気二重層キャパシタ蓄電システムの自然エネルギー利用への応用」http://www.powersystems.co.jp/newsrelease/wellgeo.pdf
が課題になるようです。
世界の風力発電の現在の課題は、風力発電の、他のエネルギー発電とのハイブリッド化のようです。
このサイト「WTIC
- manufacturer of the Jacobs wind systems since 1986.」http://www.windturbine.net/site%20map.htmのなかの「Hybrid Power
Plant」に、英語ですが、図示http://www.windturbine.net/images/hyb-block.jpgやhttp://www.windturbine.net/images/interte_config_big.jpgがありますので、ご参考にしていただけたらと存じます。
http://www.windturbine.net/site%20map.htm
[2789] Re:[2787] [2786]
年金移民は、タックス・ヘイブンの消費版 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/03(Tue) 08:45 |
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- キミヒさん。
本年もよろしくお願い申し上げます。
例の中国からの書き込み、私も、はじめはそう思ったのですが、下記のように検索してみますと、私のところばかりではないようですので、ひたすら、虫つぶしに専念と、割り切っています。
ただ、不思議なことに、ここは、無限のIPを持っているところらしく、IP規制がうまくいかないようですね。
管理の悪い掲示板のところは、もう、埋め尽くされているようです。
「年金移民は亡国論」確かに、年金資金が消費に回らないことによる経済的国力疲弊効果は、あるでしょうね。
年金移民は、ある意味「負のタックス・ヘイブン(租税回避)=消費回避」ともいえそうです。
年金移民の方は、国外転出後の日本国内住居地での住民税は、払い続けられているようですが、消費税の比重が高くなれば、ますます、租税回避と消費回避とは、近似してき、有効需要減と歳入減との、ダブルの国力削減効果を持ってきますね。
逆に見れば、多少のインフラ投資をしてでも、日本国内で「月10万円で暮らせる街づくり」をする好機ともいえます。
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GGLG,GGLG:2005-34,GGLG:ja&q=%E3%81%97%E3%81%A6%E3%83%8E%EF%BD%A9%60%E3%81%9F%E3%82%8A
[2788] Re:[2770]
「年金移民」というキーワード 投稿者:キミヒ 投稿日:2006/01/03(Tue) 04:24 |
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- 年金移民は亡国論
お久しぶりです!
稚論を披露いたします。
年金移民は亡国論です。
賦課方式の日本年金ですから、日本国内の内需資金に成らないと、外国への資金援助でしょう。
日本人口が減少して、年金掛け金が外国で消費されて、どうやって国内の雇用が維持出来るのか?
[2787] Re:[2786] 何か言論弾圧ですか?
投稿者:キミヒ 投稿日:2006/01/03(Tue) 04:16 |
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- キミヒです。
> 笹山先生へ
>
>
あけましておめでとうございます。
>
> 連日、真夜中の意味不明な書き込み、言論弾圧ですか?
>
[2786] 何か言論弾圧ですか?
投稿者:キムヒ 投稿日:2006/01/03(Tue) 04:16 |
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- 笹山先生へ
あけましておめでとうございます。
連日、真夜中の意味不明な書き込み、言論弾圧ですか?
[2771] 風力発電 投稿者:倉塚かおり 投稿日:2006/01/02(Mon) 21:40
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- 笹山さん、早速、情報ありがとうございます。
出雲市にできる予定の風力発電所は、2006年着工、2008年運転開始を目指し、出雲市十六島町から三津町までの約7キロの尾根に沿って羽の直径が90m、最大で120mの高さになる風車が27基設置され、1基あたりの3000kw総出力は8万1000kwの国内最大級の事業になる予定です。
ここは、全国でも有名な宍道湖の入日の場所で、松江市では景観の観点から反対の声があがっています。
出雲市民の私としては、渡り鳥のルートになっていること
からのバードストライキング、6メートル幅の管理道路が
できることからの環境破壊についてきちんと議論して
欲しいと思っています。
[2770] 「年金移民」というキーワード
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/02(Mon) 20:38 |
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- 今日のこのサイト「<縦並び社会・格差の現場から>年金移民」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060102-00000035-mai-sociによれば、「年金不安が海外移住に拍車をかけている。」ということのようだ。
「夫婦2人で国民年金に40年間加入した場合、年金は月約13万2000円」とのことだから、これから日本の住民税や保険料を差し引いた月10万円内外で暮らせる物価水準の国が、「年金移民」の落ち着き先ということになる。
「世界各国の物価(食料品)比較」http://www.jcif.or.jp/pdf/bukka2003.pdf
「住友商事(世界の物価レポート)
」
等を参考にすると、良いかもしれない。
以下は、まことに不謹慎な話なのだが、私が以前関係していたある団体の海外視察旅行で、日本円に換算して100円程度の現地通貨をストリートチルドレンに撒いていた方がおられた。
まあ、この「年金移民」も、所詮は、そのような発想に基づくものなのかもしれない。
[2769] Re:[2766] 島根県出雲市から
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/02(Mon) 10:47 |
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- 倉塚さん。
こちらこそ、よろしく。
倉塚さんのブログのなかで、風力発電についての記事がありましたが、当初は、環境にやさしいとの風力発電でしたが、世界でも、反対運動が起こる例が増えているようですね。
その反対の理由として、
1.景観の破壊
2.風切り音の弊害
3.野生の鳥がプロペラにぶつかり死ぬ例が多いこと。
4.補助金がないと、コストがペイしないこと。
5.オフショア(海上)での発電プラントのほうが、弊害が少なくていいのだが、コストがかかりすぎること。
http://www.energybulletin.net/2267.html
等ですね。
日本でも、冷静な意見が、このところ聞かれるようになってきました。
http://www.energybulletin.net/2267.html
[2768] 品川森一先生について
投稿者:EMANON 投稿日:2006/01/01(Sun) 22:35 |
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- 皆様、あけましておめでとうございます。
皆様にとって、今年がいい年でありますように。
笹山先生、まりちゃんさん、品川先生について教えていただいてありがとうごさいます。
品川森一先生について多少ググってみましたところ、動物衛生衛星研究所というところのプリオン病センター長に就任されていたようです。
が、昨年の12月で退官されていたとか。
http://niah.naro.affrc.go.jp/event/kai/suiyoukai/634.html
真実を語ってくださる方は、例え米国産牛肉の輸入が解禁されても、その矛盾が明らかになったときに必ず必要とされるでしょう。
浅学菲才な私ですが、これからも、品川先生、笹山先生や皆さんに学ばせていただきたいと思います。
[2766] 島根県出雲市から 投稿者:倉塚かおり 投稿日:2006/01/01(Sun) 21:30
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- 笹山さん、みなさん、あけましておめでとうございます
毎日、見させてはいただいていたのですがなかなか書き込むことができませんでした。
新しい情報や会議を傍聴された方々の生々しい報告などは
毎日の生活に追われている上、遠く離れたところに
住む私には貴重でした。
どうか、これからもよろしくお願いいたします。
また、早速、私のブログ、ご紹介いただきありがとう
ございます。
[2765] Re:[2761]
中国に 又、口蹄疫が発生 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/01(Sun) 21:03 |
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- kisoさん。ときさん。
おっしゃるように、このサイトhttp://news.sina.com/sinchewdaily/302-000-000-103/2005-12-31/0514506745.html
によると、去年の11月12日に、すでに、口蹄疫が発生していたとおありますね。
今後の拡大が心配です。
http://news.sina.com/sinchewdaily/302-000-000-103/2005-12-31/0514506745.html
[2764] Re:[2761]
中国に 又、口蹄疫が発生 投稿者:とき 投稿日:2006/01/01(Sun) 20:23 |
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- プロメドには、出ております。大紀元も拾っておりましたが。
日本のマスコミは、関連業界で経済的に不利益になる中国ニュースはどうしても遅れがちになるのは、いつものことです。しかも、基本的には、ウイルスの病気はその宿主だけ(畜産業内)の対処の問題ですし。過剰反応する必要はないのですが、情報供給側からみて、マスコミ報道によって日本国民はまだまだ過剰に反応してしまうと思われているようです。
山東省済南市にアジアI型口蹄疫のウシが発症 「チャイナネット」2005/12/31
http://www.china.com.cn/japanese/214202.htm
中国山東省、口蹄疫が発生【大紀元日本12月31日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/12/html/d72981.html
31-DEC-2005
PRO/AH/EDR>
Foot & mouth disease - China (15)
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:13940578011512314907::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,31496
20051231-0040
( 0005/12/31 ) PRO>Foot & mouth disease - China (14)
中国 - 口蹄疫
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20051231%2D0040
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi
[2761] 中国に 又、口蹄疫が発生
投稿者:kiso 投稿日:2006/01/01(Sun)
19:15 |
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- 中国遼寧省の新民の大民屯に2005年の12月の頭ごろ又、口蹄疫が発生しましたが中国政府はこっそりしています。これをわが日本政府が知らなければ被害されるのは日本国民だけです。中国政府は日本に肉など輸出するためにこっそりしています。
[2760] 倉塚かおりさんのブログ「日記・・・・身近な暮らしの中で」 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/01(Sun) 18:25 |
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- この掲示板でも以前から、給食問題や、松くい虫問題などで、話題を下さった倉塚かおりさんのブログ「日記・・・・身近な暮らしの中で」http://kao326.jugem.cc/?eid=92
に、私のサイトなどをご紹介いただきました。
倉塚かおりさんのサイトも、ちょっと見ない間に、きれいなブログになっていたんですね。
今年もよろしくご指導願います。
http://kao326.jugem.cc/?eid=92
[2759] Re:[2756] 今年もよろしく。
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/01(Sun) 18:03 |
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- ときさん。
今年も、よろしくお願いします。
そうですか。
この袁国勇・香港大教授のおっしゃっている事
http://www.wenweipo.com/news.phtml?news_id=HK0601010036&cat=003HK
は、当たり前のことなのでしょうね。
福建省三明市での41歳の女性のヒト感染鳥インフルエンザによる死亡についてのことなのですが、彼女の死後、230羽の家禽を調べても、ウイルスは発見されなかったし、彼女は、鶏を食べなかったし、彼女の身の回りに病人もいなかったし、ということで、謎が深まっていた中で、袁国勇・香港大教授の発言が飛び出したという事のようです。
http://news.monstersandcritics.com/health/article_1072587.php/Source_of_China_bird_flu_death_unknown
福建省でのヒト感染鳥インフルエンザ死亡者発生で、一段と緊張の度を増しているのが馬祖島のようですね。
新たな、台湾との感染症による緊張関係発生という事でしょうか。
http://www.etaiwannews.com/showPage.php?setupFile=showcontent.xml&menu_item_id=MI-1123667366&did=d_1136087299_25976_52080F31ADBA6F5D537AE3E22A2C8F28874B89D0_27&area=taiwan&area_code=00000参照
一方、トルコでは、4人の児童が、ヒト感染疑い鳥インフルエンザで検査を受けているようです。
http://www.chinadaily.com.cn/english/doc/2006-01/01/content_508553.htm
今年も、何かと、鳥インフルエンザ関連は、目が離せない状況のようですね。
http://tenant.depart.livedoor.com/t/tenjinbest/item_detail&id=2399174.html
[2757] ヘッドホンをつけて瞑想にふけっているかに見えるかたにご注意? 投稿者:笹山登生
投稿日:2006/01/01(Sun) 17:45 |
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- このサイト
http://tenant.depart.livedoor.com/t/tenjinbest/item_detail&id=2399174.html
のソニーの「コ−ドレスヘツドホン
MDR-M20TV
SMR」は、一見ただのヘッドホンだが、中身は、実は、盗聴器かな?
「単一指向性マイクを内蔵(左右各1)。向いた方向の音を集音、最大約30dB(2.5kHz)までズームアップし再生」というのだから、街中の喫茶店で、瞑想にふけって音楽を楽しんでいるようで、実は、会話を聞かれている可能性だって、あるわけだ。
ご用心。
http://tenant.depart.livedoor.com/t/tenjinbest/item_detail&id=2399174.html
[2756] 本年も宜しくお願い致します。
投稿者:とき 投稿日:2006/01/01(Sun) 17:44 |
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- ■鳥に感染しても死なないウイルス? 香港の教授が指摘
(2005年12月31日 (土) 21:21 朝日新聞)
>中国福建省の女性が29日、鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染して死亡したことに絡み、香港での微生物学の第一人者として知られる袁国勇・香港大教授は31日「ウイルスが変異し、鳥に感染しても鳥が死亡しない状態になっている可能性がある」と指摘した。鳥の大量死が認められない地域でウイルスが広がり、人に感染する可能性を示したものだ。
>袁教授は香港メディアの取材に「これまで感染地域で見られた鳥の大量死を人の感染の有無の指標にするのはもはや危険だ」との見解を示した。
>福建省のケースでは、女性の生活圏内で鳥の大量死は報告されておらず、感染ルートが特定できていない。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20051231/K2005123101760.html
『鳥の大量死が認められない地域でウイルスが広がり、人に感染する可能性を示したものだ。』
最初から、別物であるかもしれないという認識に到れないようで。
ウイルス感染伝播の基本中の基本は、宿主が限定されていることです。(しかも、好む増殖細胞まで。)
『「これまで感染地域で見られた鳥の大量死を人の感染の有無の指標にするのはもはや危険だ」』
いまごろになってから、こんなタワケタことを真顔で発表するなんて、と思ってしまわざるをえません。最初からその認識でいなきゃいけないし、臨床現場でも、勉強(情報収集)熱心な開業医や勤務医の方々ですら、ずいぶん怪しげな情報が流布されていたなというのは常識でした。国のお役所の情報ですら、話半分の姿勢です。
平成16年2月29日 鳥インフルエンザ騒動を見て考える、お役所のバカさ加減
http://www.kt.rim.or.jp/~nagata/040229.htm
平成15年10月4日:正義感気取りのマスコミ、結局泣くのは国民なのにねぇ、まぁいいけどの巻
http://www.kt.rim.or.jp/~nagata/031004.htm
http://www.kt.rim.or.jp/~nagata/hitorigotomenu.html
「世間知」のレベルを推し量るのが非常に困難な現代であります。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2005/11/post_347d.html
[2755] Re:[2754] [2749] [2748]
商店ブログ 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/01(Sun) 17:33 |
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- 聞きかじりさん。
『商店ブログ』のキーワードで一発目に引っかかってきたのが、この「タロショーBlog」http://blog.livedoor.jp/tarosho_blog/
グッズ制作の会社のようですね。
これが、ホームページ。http://zariganiworks.co.jp/taroshooten/main.html
遊び心のある業種なんで面白いんでしょうかね。
[2754] Re:[2749] [2748]
本年もよろしくお願いします 投稿者:聞きかじり
投稿日:2006/01/01(Sun) 15:56 |
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- >
議会事務局の振り付けにのみしたがっていると、とんでもない事になるという見本ですね。
>
この問題は、突き詰めていくと、いろいろ、面白い研究課題となりそうです。
励ましのお言葉、ありがとうございます。
本当はじっくり腰を据えて取り組みたい問題が多いのですが、店番をしているので、ひとつのことに集中できる時間がありません。
また、BSEや鳥インフルエンザに至っては、本来は専門なので、いろいろと文献などをあさればそれなりの情報を提供できるはずですが、皆さんのお役に立てず、歯がゆい思いもしています。
懸案となっている「ブログ講習会」も適任の講師が見つからず、あせり始めているところでもあります。
つまり「商店ブログ・零細企業ブログ」を熟知していて、なおかつそれで商売をしていない人を探していますが、至難の業に思えてきているのです。
それでも浅草でブログを始められた方がいて、区商連事務局がブログを始めました。
宝飾組合でも興味を持たれていますし、少しずつですが輪が広がってきている感触を得られています。
現実社会に理解してもらうことの難しさとともに、やりがいも感じています。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[2753] Re:[2751] [2750]
WMFファイルを偽装の新種 投稿者:Chaos 投稿日:2006/01/01(Sun) 15:51 |
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- Chaosです。
>
gdi32.dllは、削除できませんね。
これを削除したり名前を変えたりすると
立ち上がらないアプリが出てきます。
変更しないほうがいいと思います。
(過去に問題を起こしたときに、名前を変えたら
ワクチンソフトが立ち上がらなくなりました)
初詣 意外に混んでいて、寒空の下1時間
家に帰って、やっとあったまってきました
[2751] Re:[2750]
WMFファイルを偽装の新種 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/01(Sun) 14:33 |
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- Chaosさん。
なるほど深刻のようですね。
ご紹介のサイトのパッチもインストールしましたが、効き目はどうなんでしょう。
サイトの記事を走り読みしますと、shimgvw.dllを削除しても、WindowsXPのセキュリティが効いて、自動再成してしまうので、WindowsXPのセキュリティをいったんはずして、shimgvw.dllを除去するしか手はないようにも読み取れますが。
gdi32.dllは、削除できませんね。
[2750] WMFファイルを偽装の新種
投稿者:Chaos 投稿日:2006/01/01(Sun) 12:34 |
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- あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします。
新年早々ですが、悪いニュースです。
大晦日の深夜にWMF偽装の新種が出ました。
http://isc.sans.org/index.php (英語)
ここの警報が「黄色」になるときはかなり深刻です。
新種に対して、ワクチンはまだ出ていません
ファイルはWMFだけではなくjpg等も偽装可能で、サイズは
ランダムに変化。読み込むと警告なしに発動
非公式なパッチが出ていますが、リスキーかもしれません。
gdi32.dllに対してメモリ上で変更を加えるそうです。
[2749] Re:[2748]
本年もよろしくお願いします 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/01(Sun) 10:27 |
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- 聞きかじりさん。
本年もよろしくお願い申し上げます。
「ネットde監視、地方議会」の聞きかじりさんにとっては、昨年の秋田県議会の「可否同数でありながら、議長が「賛成多数による可決」と宣告」の例は、いい材料を提供してしまったのではないでしょうか。
この掲示板でも、2634などで取り上げましたが、結局、県議会議長の辞職にまで、いたってしまいました。
議会事務局の振り付けにのみしたがっていると、とんでもない事になるという見本ですね。
また、「現状維持の原則」は、日進市でも、問題になったのではなかったでしょうか。
この問題は、突き詰めていくと、いろいろ、面白い研究課題となりそうです。
[2748] 本年もよろしくお願いします
投稿者:聞きかじり 投稿日:2006/01/01(Sun)
10:02 |
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- >
みなさん。新年明けましておめでとうございます。
いつも拝見しているのですが、なかなか投稿できなくてすみません。
今年は父の喪に服しておりますので、慶賀は控えさせていただきます。
とんでもないパソコンを買って、ドラマにはまってしまうなど、私にとって昨年はいろいろなことがありました。
皆様にとっても、今年もよい年であるよう願っています。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[2747] 耐震強度偽装事件の法的問題
投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/01(Sun) 08:25 |
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- 耐震強度偽装事件で、警視庁などの合同捜査本部は早ければ1月中旬にも、一斉に関係者の参考人聴取に乗り出す方針を固めた。
法的には、当面は、建築基準法、宅地建物取引業法、建設業法、住宅品質確保促進法などの違反摘発ということらしい。
さらに、詐欺罪の適用も考慮に入れているという。
また、偽装物件についての国の立替費用については、国が居住者と損害賠償請求権の譲渡契約を締結し、居住者が、国にかわって、建築主に賠償請求する事になるという。
住民のヒューザー物件に関わる金融機関に対する債務を、国が代位弁済のかたちで、とることが出来ないので、このような形になったというのだが。
となると、住民対金融機関との間の債権債務関係は、依然として残り、住民対ヒューザーとの関係は、損害賠償請求権があり、住民と国との関係は、住民の持つヒューザーに対する損害賠償請求権を、国に譲渡する、という関係にあるということになる。
しかし、再分譲の価格については、明らかにされていないため、住民が、再分譲の物件を取得するには、新たな債務の追加が生じてくる。
再分譲する主体は、国ということになるのか、そこらあたりが、まだ不透明だ。
いずれにしても、これまでのスキームが今回の場合には、何の役にも立たなかったわけだから、建築基準法、宅地建物取引業法、建設業法、住宅品質確保促進法などの総合的な見直しが必要なのだろう。
また、この上記のスキームですっかり抜け落ちているのは、金融債権の瑕疵担保責任だろう。
民法の瑕疵担保責任とは、物の売買を想定したもので、
金融債権を想定した ものではない。
物の売買であれば、瑕疵担保責任の対象にしようとして、買った当事者が、物を破損すれば、す
ぐにわかってしまうが、金融債権の場合は、企業内外の経済環境によって相対価値は、どうにで
も変わりうる。
例の新生銀行系列の企業の破産の理由になったのは、瑕疵担保特約条項の適用による債権譲渡であった。
瑕疵担保特約条項には、次のように書かれている。
「譲渡から3年以内に、当初の正常債権の判定に瑕疵が生じ、簿価より2割以上目減りした債権は預金保険機構に買い取らせることができる」
旧長銀、旧日債銀をそれぞれ引き継いだ新生銀行、あおぞら銀行はこの特約を活用し、貸出債権の回収・債権放棄の拒否・債権者として会社更生法、民事再生法の適用申請などで、不良債権の相手方である多くの会社の破綻処理を行った。
実際のローン条項がどのようになっているのかわからないのでなんともいえないのだが、おそらく、このようなことは、住宅ローン債権については、適用はしないものとは思う。
今の住民ならびにヒューザーに対する融資金融機関は、ほぼ、同一で、これらの金融機関は、ひたすら、静観を決め込んでいるのだが、まさか、双方の融資先の、死ぬのを待って、債権譲渡可能の環境を作り、預金保険機構を当てにしているんじゃないでしょうね。
もし、金融機関が、この問題について、社会的責任を果たすには、ローン条項について、何らかの配慮が求められるのではなかろうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060101-00000102-yom-soci
[2746] Re:[2745] [2744]
WMFファイルを偽装した0-day exploit 投稿者:笹山登生 投稿日:2006/01/01(Sun) 07:36 |
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- みなさん。新年明けましておめでとうございます。
Chaosさんのご指摘のウイルス、蔓延しているようですね。
私も、念のため、WindowsのなかのWindows32等に入っているshimgvw.dll(画像縮小表示のためのものらしい。)
を削除しておきました。
もっとも、Windows32のなかのshimgvw.dllは、削除しても、自動的に生成されてきますね。
これらは、削除しても、差し支えないようなもののようですが。
画像表示がおかしくなったり、画面が普段よりも、縮小したり、または、拡大したりして見えたりしたら、要注意なのでしょうかね?
よくわかりませんが。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051228-00000014-imp-sci
[2745] Re:[2744]
WMFファイルを偽装した0-day exploit 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/31(Sat) 22:44 |
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- Chaosさん。
今年一年お世話になりました。
鳥インフルエンザも一段落とおもったら、今度は新手のコンピュータウイルスですか。
正月は、ウイルスの季節ですね。
用心して過ごしましょう。
来年もよろしく。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/12/28/10385.html
[2744] WMFファイルを偽装した0-day
exploit 投稿者:Chaos 投稿日:2005/12/31(Sat) 22:36 |
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- Chaosです。
今年もいつのまにか終わってしまいました。
皆様からの色々な情報、大変勉強になります
ありがとうございました。
12月28日以来、WMFファイルを偽装した0-day
exploitが公開されて,あちこちで警報が出ています。
パッチはまだありません。
IEの場合は読み込んだだけで発動するようです。
あちこちに広がっているようなので要注意です。
マイクロソフト社製品の画像処理エンジンの脆弱性について(12/29)
http://www.cyberpolice.go.jp/important/2005/20051229_180145.html
マイクロソフト
セキュリティ アドバイザリ (912840)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/912840.mspx
回避方法は、上記を参照の上
shimgvw.dll
をレジストリから削除
できれば、ファイル名も念のため別のものに変更する。
パッチが出たら正式な名称に戻してレジストリに登録後
パッチを適用。
主要なワクチンソフトは対応したようです。
では、皆様、良いお年を。
[2743] Re:[2742]
功利拝金優先の成れの果て? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/31(Sat) 22:09 |
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- ときさん。
この一年、いろいろ、ありがとうございました。
現代の世相を総括するいろいろなご紹介のサイトの中で、ひとつだけ選ぶとすると、次のサイトでした。
「「ますらお」ぶりは見かけ倒し?
日米安保から逃げ回る小泉首相
〜基地地元の反対運動に振り回され、日米協議は先送り〜 」
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/i/10/
狂王フリードリッヒ2世ほどの狂気でないのは、日本にとって救いなのでしょうかね?
いいお年を、来年もよろしく。
[2742] 功利拝金優先の成れの果て?
投稿者:とき 投稿日:2005/12/31(Sat) 20:38 |
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- >▼確かに美しいと思える日本人には滅多にお目にかからなくなった。不正をしても儲(もう)けたい、自分さえ良ければ他人はどうでもいいというような人間が増殖し続けている。部下の領事館員が中国の公安当局によって自殺に追い込まれても事実を隠し、抗議ひとつしなかった腰抜け大臣が反省もせず、参院議員として今も高禄をはんでいる政治の現状はなんとも醜い。
>▼失われた美しい日本を取り戻すにはどうすればよいのか。まずは騒々しいテレビのスイッチを切り、死者たちの声にいっとき耳を傾け、わたしたちとこの国の行方について立ち止まって考えてみることが必要かもしれない。
http://www.sankei.co.jp/news/051230/morning/column.htm
>過ぎ行く年を表す漢字が「愛」だなんて誰が信じよう。思い浮かぶのは「惨」や「壊」ばかりだ。
>来年は輝く「燦(さん)」がめぐりくる年でありたい。
http://www.sankei.co.jp/news/051231/morning/column.htm
ネットでは、『「無償の行為」の情熱』だらけですが。
■2005/12/30
(金) 大和証券システム障害にこの国の劣化を体感の記
http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&log=20051230
あらゆる分野で、それぞれのプロとしては、あってほしくない綻びが一気に顕在化した一年でもありました。
■朝日新聞社説 企業不祥事 「職業人」の倫理を磨こう
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50299170.html
>本田雅和とNHKの極左、朝鮮総連がタッグを組んだ「従軍慰安婦番組改変問題」こそが一番問題。
◇SAFETY
JAPAN 2005
http://nikkeibp.jp/sj2005/index.html
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/
古森 義久氏
コラム
“外交弱小国”日本の安全保障を考える”〜ワシントンからの報告〜
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/i/
日下公人氏
コラム
現実主義に目覚めよ、日本!〜グローバル・スタンダードの罠に陥るな!〜
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/p/
どうも、ありがとうございました。
[2740] あきれ返った泥湯温泉の奥山旅館の危機意識のなさ 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/31(Sat) 18:23 |
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- 東京の家族4人が温泉からの硫化水素ガスを吸って死んだ秋田県泥湯温泉の奥山旅館では、事故にも関わらず、12月30日、26人ほどの予約に対し午前中に9人のキャンセルがあった一方、予定通り足を運ぶ客もいて、旅館は通常通り営業したという。
驚くべき危機意識のなさであり、この分では、この奥山旅館は、三度目の事故を起こすに違いない。
第一、宿泊客に硫化水素の危険さを伝えなかった責任をどう感じているのだろう。
湯沢市は30日、泥湯温泉の旅館に、周辺の安全が確認されるまで宿泊の予約を自粛するよう要請する考えを示したというが、強制的なものではなさそうだ。
このような、危機意識のなさが、第二第三の同種の事故を呼び起こす原因になっているに違いない。
原因究明までの旅館の営業停止を、県・市の行政当局は、強制勧告すべきである。
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000512310001
[2738] Re:[2737]
日本への米国産牛肉輸出量 06年は10万トン 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/31(Sat) 15:22 |
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- 虹屋さん。
「量が少ないことの対応として部位単位ではなくセット販売を強化していく。」ですか。
となると、今度は国内流通で、『セットばらし販売』となって、トレーサビりティーは困難になってきますね。
[2737] 日本への米国産牛肉輸出量 06年は10万トン 投稿者:虹屋
投稿日:2005/12/31(Sat) 14:32 |
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- 日本獣医学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/ では、問題の8月号は要約も記載されていないし、本当にどんな風に書かれているのでしょうか??
小澤義博顧問は学会誌の招待編集委員なんですね。
12/28 日本農業新聞より要約
>日本への牛肉輸出量 06年は10万トン
米国食肉輸出連合会(USMEF)フィリップ・セング会長は27日都内で記者会見を開き、2006年の対日輸出量は10万トンとし、停止前の4割程度になるため、「早い段階で輸出停止前の量に回復することを期待する」と語った。
米国で飼育されている肉用牛2700万頭のうち日本の基準を満たすことができるのは15〜20%。量が少ないことの対応として部位単位ではなくセット販売を強化していく。(牛1頭丸ごとでの取引)
部位単位の取引が米国産牛肉の利点だったのに、豪州産に優っていた点なのにこの点はは同じになる。日本産のこの月齢の未去勢雄牛ヤング・ブル・ビーフは固いと評判がイマイチ。日本人の嗜好にあうのか??豪州産を追い払って、シェア回復できるか??
笹山さん、まりちゃんさん、皆さん。良い新年をお迎えください。
[2734] Re:[2733] [2731]
BSE誌上論争再び 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/12/31(Sat) 12:47 |
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- >
>
小野寺さんは、いつの食品安全委員会でしたか、会議途中で、これから退席するというので、特に発言を求め、「日本の20ヶ月齢から30ヶ月齢までのBSEについては、特に調査を要する。」と、発言されたのが、印象的であり、その発言の意味するものがわかりかねたことがありました。
私も小野寺氏の発言にはハテナと思ったことがあります。
確かこの判定会議のとき小野寺氏はご都合で欠席してるんではなかったでしたっけ。日本食糧新聞のインタビューではこんなことも発言されてるんですがね。
【もう絶句】行政による「科学」のねじまげ始まる。米国牛輸入問題:意見交換会に参加
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/2364c0b9046c5e63aed236944b9a9e33
>そのことで、日本食糧新聞の小野寺節教授インタビュー記事に、面白い件があったのでご紹介まで。
>「スイスでOIEのメンバーと議論していたときに、向こうは21ヵ月齢、23ヶ月齢はBSEではないと言い張るので、「では、その肉を持ってきて焼肉パーティーでも開こうか」と言ったら、「それは困る」と言っていました。(笑)」
http://www.nissyoku.co.jp/bse/
過去にも掲示板で書かせていただきましたが、とにかく、肉骨粉が管理されてない時代には「20ヶ月齢の発症牛」および、20ヶ月代の感染牛、発症牛は何頭も確認されているという現実、事実を、なんで小澤氏が無視するのか私にはさっぱり理解できません。米国の飼料管理はムチャクチャなのに。
[2733] Re:[2731] BSE誌上論争再び
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/31(Sat) 12:22 |
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- 虹屋さん。
今年はお世話になりました。
ところで「OIEはこの牛をデータの不足からBSEと認めていないとした」というのは、根拠のあることなのでしょうか。
このOIEサイト「Number
of reported cases of bovine spongiform encephalopathy (BSE) in farmed
cattle worldwide*(excluding the United Kingdom)」http://www.oie.int/eng/info/en_esbmonde.htmでは、日本の21ヶ月齢もカウントに入れているようですし。
小野寺さんは、いつの食品安全委員会でしたか、会議途中で、これから退席するというので、特に発言を求め、「日本の20ヶ月齢から30ヶ月齢までのBSEについては、特に調査を要する。」と、発言されたのが、印象的であり、その発言の意味するものがわかりかねたことがありました。
[2732] Re:[2728] [2716]
きっこの日記で 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/12/31(Sat) 11:29 |
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- 余談になりますが、
品川先生についてですけど、2001年、日本でBSEが発生したときに、エライザを第一に選択する日本の検査方法について、大きな疑念がネット上で沸いて、問題になったことがあります。これは専門家に直接聞くしかない、と、(品川先生は覚えていらっしゃらないでしょうけど)電話で30分以上、あれやこれや直接伺って、その情報をネットで流したことがあるんですが、「消費者のまじめな質問には私はきちんと回答するんだ」と仰って、わかりやすいように懇切丁寧に解説くださったことを思い出します。
そのときに、品川先生は、話すことをマスコミが正しく報道せず、場合によっては事実と正反対のこと、切り張りして、意図していない、違う嘘の話に仕立て上げられてしまうことなど、報道のあり方について、ものすごく怒ってられて、その当時、マスコミの取材はしばらく受けないのだ、と言われてました。
そんなことがありました。
=========
笹山さん、みなさん、今年もたくさんお世話になりありがとうございました。来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
みなさまにとりまして来年が素晴らしい一年となりますよう。。
[2731] BSE誌上論争再び
投稿者:虹屋 投稿日:2005/12/31(Sat) 10:57 |
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- 小澤氏のように、科学・事実認識と国際貿易・経済を絡めて議論すると科学・事実認識が歪めれてしまうのではないか?
またOIE事務局が、科学的正しさを決定することになる。誰が、どんな条約でそんな権限を与えたのか?
日本農業新聞12/31
>BSE誌上論争再び
>21ヶ月齢牛診断是非めぐり 国際問題の可能性も
日本で見つかった生後21ヶ月の若い牛海綿状脳症(BSE)感染牛の診断の是非をめぐって、日本獣医学会誌上で専門家の論争が続いている。
この問題は、同誌8月号で国際獣疫事務局(OIE)の小澤義博顧問が、この牛の感染診断の科学的根拠を疑問視したことから始まった。11月号では食品安全委員会プリオン専門部会のメンバーら8人が、病原体の異常プリオンの検出の事実を突きつけて、「(小澤氏の論文は)不当な記述だ」と反論していた。
小澤氏は今月出版された12月号で、OIEはこの牛をデータの不足からBSEと認めていないとした上で、「OIEの確認なしに(21ヶ月齢未満に限り輸入を認める)日本の基準を外国に押し付けると国際問題になりかねない」と指摘している。「発表されたデータだけではBSEといえないので、動物実験の結果を見た上で最終決定する」と扱いを保留していると説明。各国で異なる診断基準の統一に向けた努力も求めた。
東京大学大学院の小野寺節教授も12月号で、動物実験の重要性を強調する論文を投稿した。
[2730] 今月のブログ記事・月間アクセス・ベストファイブ 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/31(Sat) 09:17 |
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- いよいよ、今年も残り僅かな時間となりました。
今月は、やはり季節柄、クリスマスソング集が、圧倒的なアクセス数でした。
12月24日に近づくにつれて、アクセス数が上がり、12月25日になると、ぱったりやんでしまうという典型的な季節動向でした。
そのほか、タミフル関係も堅調でしたが、今週になって、また『ノロウイルス』キーワードのアクセスが、俄然、増えてきました。
この記事は、今年1月9日にアップしたものですが、季節とともに、再度、復活といったところですね。
「狂牛病殺人事件???」は、今年の5月に掲載したものですが、今月、2chやYAHOO掲示板に紹介されたことによるアクセス増のようです。
「木質バイオマス発電の夢と現実」も、根強いご支持を得ています。
MP3で聴くクリスマス・ソング集
12,150
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=510
タミフルと、リレンザの副作用一覧
4,037
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=497
ノロウィルスってなんだ?
2,003
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=190
狂牛病殺人事件???
1,408
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=275
木質バイオマス発電の夢と現実
846
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=462
今月のブログ「Sasayama's
Weblog」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/
の記事へのトータルアクセス数は、今現在で、104,275
のようです。
来年も、よろしく、ご支持お願い申し上げます。
[2729] Re:[2726]
食品安全情報から、最近のBSE関連の論文など紹介 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/31(Sat) 08:52 |
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- まりちゃんさん。
この一年、お疲れ様でした。
5についてですが、このProMEDの記事の元の論文は、「Ultra-sensitive detection
of prion protein fibrils by flow cytometry in blood from cattle affected with
bovine spongiform encephalopathy」http://www.biomedcentral.com/content/pdf/1472-6750-5-26.pdf
で、これによると、BSEの牛の血清から採取した種のあるプリオンの凝集体と、健康な牛の血清から採取した種のないプリオンの凝集体とを、フローサイトメトリー法(予め、蛍光染色された細胞などの粒子にレーザ光を照射し、そこから発せられる散乱光と蛍光を検出・分析することにより、その粒子の性状を解析する技術。)でアトモルのレベルでの検出をし、その違いの動体分析で、牛を生体のままで、異常プリオンのあるなしを、高感度検査するというもののようですね。
Figure2の図の左側が、健全な牛、右側が、BSEの牛のようです。
http://www.biomedcentral.com/content/pdf/1472-6750-5-26.pdf
[2728] Re:[2716] きっこの日記で
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/31(Sat) 08:14 |
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- EMAMONさん。
帯広畜産大学の品川森一先生は、羊のスクレイピーの研究での権威ですね。
このあたりが、BSEを牛の問題としてのみにとどめたいと願っている方にとっては、けむったい存在なのかもしれません。
この品川先生の考え方は、BSEは、実は、種を超えて牛、人間、羊、ヤギ、鹿、猫、その他300種類の動物にあるTSE(Transmissible
Spongiform
Encephalopathies)のうちの一部の問題であって、BSEとTSEとは、つながっているのではないかという考え方につながるものです。
この考えは、BSEの原因を、イギリス由来の肉骨粉のみに求める考え方とは、真っ向に対立する問題なのですね。
すなわち、日本にも、イギリス由来のBSE汚染原因物質以外に、本来、土着的に、スクレイピー由来のBSE汚染物質があったという考え方につながってしまうわけで、これは、行政当局にとって、かなり都合の悪い事になってしまうというわけですね。
しかし、これまでの日本のBSEが発生した地点をトレースしますと、かつてスクレイピーが発生した地点と、かなり相似しているということがいえるのが、なんとも、といったところです。
品川先生の考え方は、下記のサイトで見る事が出来ます。
http://pro.lin.go.jp/grand_prix/1998/k50/40-98-1s.html
http://www.nouminren.ne.jp/dat/200302/2003021704.htm
[2726] 食品安全情報から、最近のBSE関連の論文など紹介 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/12/31(Sat) 03:46 |
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- 5.フローサイトメトリー法利用によるBSEに感染したウシ血液中のプリオンタンパク繊維の超高感度検出
Ultra-sensitive
detection of prion protein fibrils by flow cytometry in blood from cattle
affected with bovine spongiform encephalopathy.
Trieschmann L, Navarrete
Santos A, Kaschig K, Torkler S, Maas E, Schatzl H, Bohm G.
BMC Biotechnol.
2005 Oct 4;5:26.
>上記、「血液からの検出」と書いてありますが、実際どういう内容なのか気になりますね。
6.食用ゼラチンにおけるウシ由来原料含有の分子生物学的検出と定量化に向けてのPCRおよびReal-Time
PCR によるアプローチ
Conventional and Real-Time PCR-Based Approaches for Molecular
Detection and Quantitation of Bovine Species Material in Edible Gelatin Taurai
Tasara, Sandra Schumacher, Roger Stephan Journal of Food Protection, Vol. 68,
No. 11, 2005, Pages
2420-2426
ヨーロッパにおける主な食用ゼラチンの原料はブタ皮膚由来であるが、ウシの組織由来のものも多く含まれている。EU
は消費者を安心させるために1999/724/EC
通達でゼラチン生産におけるガイドラインを示した。その中で、非加熱原料はヒトの摂食に問題がない動物由来のものである証明が必要であるとしている。一方、ゼラチンや最終産物における非加熱原料動物の由来確認のための分析法が不足している。ゼラチン生産に利用される非加熱原料の由来を確認するために、今まで報告されている動物種別のPCR
システムを評価した。ゼラチン中のウシ由来原料を検出する際には、ウシのミトコンドリアDNA 内のATPase 8 サブユニット遺伝子を標的としたPCR
プライマーセットが適していた。このプライマーセットは通常PCR 法、Real-time PCR
法において最適化されている。ブタ及び魚から生産されたゼラチン中へのウシ由来ゼラチンの混入は0.1〜0.001%の感度で検出可能であった。これらの検出法は他の原料から生産されたゼラチンへのウシ由来原料の混入を日常的に検出するための分子学的手法として利用できる可能性がある。
[The
Journal of Food Protection のご厚意により、要約翻訳を掲載します。]
7.ゼラチン製造中の加熱、加圧処理によるBSE
因子の不活化
Inactivation of the BSE agent by the heat and pressure process for
manufacturing gelatine.
Grobben AH, Steele PJ, Somerville RA, Taylor DM,
Schreuder BE.
Vet Rec. 2005 Sep 3;157(10):277-81.
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2005/foodinfo-23_2005.pdf
1.死後のBSE
迅速検査の評価について、EFSA の研究報告
EFSA Scientific Report on the Evaluation of two Rapid
post mortem BSE Tests Adopted on 2 September 2005, Question No.Q-2003-084 29
September 2005
現在、死後のBSE 迅速検査として5 種類の検査キットがEC に認可されているが、2005年4月にEFSA は新しい2
種類の検査の実地試験報告を受け取った。TSE 検査に関するEFSA
の専門家ワーキンググループは、申請書類の全体的評価、ラボの第一相の評価、実地試験の結果及び添付文書に基づき、Fujirebio FRELISA
検査が基準を満たしていると結論した。しかしPriontype
検査は実地試験で成功しなかったため、全体的な評価は否定的なものであった。このため、専門家ワーキンググループは、ECが認可する検査としてFujirebio
FRELISA検査(日本のFujirebio 社製)を推奨し、Priontype 検査(ドイツのLabor
Diagnostik社製)を推奨しなかった。
http://www.efsa.eu.int/science/tse_assessments/bse_tse/1158_it.html
9.RT-PCR
法とELISA 法を用いたレバーソーセージへのウシ中枢組織混入の検出
Detection of Bovine Central Nervous System
Tissue in Liver Sausages Using a Reverse Transcriptase PCR Technique and a
Commercial Enzyme-Linked Immunosorbent
Assay
Nowak, B; Mueffling,
T.v; Kuefen, A; Ganseforth, K; Seyboldt, C.
Journal of Food Protection,
Volume 68, Number 10, October 2005, pp.
2178-2183(6)
レバーソーセージに対するウシ中枢組織(CNS)混入検出におけるRT-PCR 法の妥当性を評価した。標準的な検体ではRT-PCR
法により28 日間保存されたレバーソーセージ中の0.25%のウシCNSを安定的に検出した。258種類のレバーソーセージを小売り店で購入し、RT-PCR
法とELISA 法でそれぞれを検査したところ、ELISA 法では9 検体(3.5%)がCNS陽性であったが、RT-PCR 法では検出されなかった。ELISA
陽性検体は0.23%〜0.30%のCNS 混入を示していた。最近の報告によるとRT-PCR 法はブタCNS 組織に対してはウシCNS
組織ほど感度が高くないとされている。また、ELISA 法は種特異的な検査法ではないが、このELISA で検出されたCNS
組織はウシ以外の動物由来の脳幹組織と考えられた。
ELISA 法によるスクリーニング検査と種特異的なRT−PCR
法によるウシCNS
組織アッセイを組み合わせることで、食肉製品がヨーロッパにおける食品規制に合致しているかをモニタリングするのが現実的なアプローチと考えられる。
[The
Journal of Food Protection のご厚意により、要約翻訳を掲載します。
[2716] きっこの日記で
投稿者:EMANON 投稿日:2005/12/30(Fri) 22:31 |
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- 帯広畜産大学の品川森一先生という方が、全頭検査の必要性を強く主張されるプリオン研究の第一人者として上がっていましたが、我々素人にも判るような著書とかは出版しておられるでしょうか?
当方田舎在住なもので、先生の謦咳に接することが難しゅうございますので。
[2714] Re:[2705] [2697] [2696]
[2688] 唐木恵子って? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/30(Fri) 21:58 |
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- 謎工さん。
そういえば、そんな番組でしたね。
ところで、ソニーBMGの「rootkit」問題のその後は、どうなりましたでしょうか。
[2713] 「ヤフー・インターネット・ガイド」に「Sasayama's Weblog」が、ベストサイトのひとつに推薦
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/30(Fri) 20:41 |
|
- 「ヤフー・インターネット・ガイド」(YAHOO!JAPAN)
http://www.sbcr.jp/yig/
の2006年2月号の中の「発表!あの人が選ぶ"超私的"2005年のベストサイト」143ページの中で、『極東Blog』運営のfinalventさんが、私のブログ「Sasayama's
Weblog」を、推薦1位のブログとして、ご推薦いただきました。
ありがとうございました。
以下は、finalventさんの『選んだ理由』です。
環境・医療・農業問題等を詳しく扱う「Sasayama's
Weblog」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/
を愛読していたが、筆者が元衆議院議員・笹山登生さんだというのは後に知った。
「ぺきん日記」
http://beijing.exblog.jp
の筆者は北京駐在8年目の日本人とのことだが、政治的な偏りがなくクリアに中国のいまを教えてもらった。
「私の日本語ブログ」
http://inyi.jugem.jp
は、台湾人inyiさんが達者な日本語で書いている。ケロロ軍曹が台湾でも人気になりつつあるのも、このブログで知った。
この3サイトは、私の貴重な情報源である。
[2710] Re:[2708]
中国・福建省でのヒト感染鳥インフルエンザ感染死亡者について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/30(Fri) 20:26
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- ときさん。
このサイト
http://www.cbs.org.tw/big5/CbsRealNews/Detail.aspx?news_id=58444
では、福建省三明市の41歳の女性が12月6日に発病・入院し、12月21日に死亡したとしていますね。
感染経路はわからないとし、また、ヒト感染に咲きたでっての鳥感染もないとしています。
そのようなところから、台湾経由などの憶測が流れているようです。
http://www.cbs.org.tw/big5/CbsRealNews/Detail.aspx?news_id=58444
[2709] AH1でもAH3でもないA型は?
投稿者:とき 投稿日:2005/12/30(Fri) 18:19 |
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- 深く調べていないのではないでしょうか?
IDSC インフルエンザ流行レベルマップ
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/YR05/flu50/jmap50.html
これが、すべてではないことが、まず大前提です。実態のほんの一部でしかないということを、常識としておかなければなりません。
[2708] わざわざワクチン接種せずとも
投稿者:とき 投稿日:2005/12/30(Fri) 17:46 |
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- 鳥インフルエンザ問題の今後(120)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza234.htm
昔の人は偉かった。ワクチンのなかった時代、麻疹(はしか)は、もらいにいったとか。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/414084003X
(ウイルスとどうつきあうか―闘いから共存への戦略 P100.参照)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061329499
(それと同じ内容は、じいちゃんばあちゃんと一緒に暮らした経験のある人は、普通に聞かされて育っていましたが。)
鳥インフルエンザも、それと全く同じ理屈で対処できるのですが。早期に一度、同居感染によって、経験させてしまえばいいだけです。
過剰な「感染なしがいいこと」の安全・安心の固定観念によって、生物が生き延びていく力、すなわち抵抗力とはどういうことを意味するのかが、忘却の彼方に追いやられてしまったかのようです。
この時節の社交辞令とはいえ、とても言う気分になれそうもないのが、『皆様 どうか良いお年を。』です。
悪夢からいまだ醒めることはなく、無間に続き、いまだまったく見通しが立たないことになっています。
一寸先は闇ならぬ、五里霧中どころか、『56億7000万年後の未来の世』(「弥勒」)
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0879.html
までも、人間は愚かでありつづけるのかというくらいの気分でもあります。
「疫病」そのものは、自然現象であるが故、諦めがつきますが、今の問題は、純粋、人間の智恵に関わっている、まさに人智における「レセプター」の品位・性能の問題ともいえます。
この鳥ウイルスにおいて、科学的コモンセンスがどこにあるのか、その道のプロでさえ、まったく見極めがつかなくなっているようです。
そして、なにが言ってはいけない「世間知」なのか、なにが罪になる「無知」なのか? かつ、「罪になる世間知」の範疇は? 鳥インフルエンザウイルスの問題は、まったく混乱の極みの状況に感じます。
2005.11.30
世間知というのはということ「それは言っちゃだめよ」
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2005/11/post_347d.html
「無知が罪」
http://www.melma.com/backnumber_45206_2420578/
◇鳥インフルで女性死亡 中国で3人目、福建省で初(共同通信)
- 12月30日0時16分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051230-00000000-kyodo-int
初?
◇中国、鳥インフルエンザのウイルスサンプル依然提出せず=WHO(ロイター)
- 12月30日17時25分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051230-00000393-reu-int
鳥ウイルスはもちろんのこと、ヒトウイルスもまん延しているのではないでしょうか?
致死数は、従来から流行するタイプと比較しても、同じくらいには重症化して死亡者が出ますし。(最低、同じくらいの病原性であるとするならば、とっくにまん延しているくらいの死者数ではあります。)
ここ数年、なかなか、こころ穏やかな年越しとはいかないようです。昨年は、中越地震、スマトラ沖地震・インド洋津波がありましたし。(気分は無間地獄に、すっぽりはまっているようです。)
ともあれ、来年も、これまで同様、よろしくお願い申し上げます。謝。
[2707] 日本牛肉市場をめぐる米豪戦争勃発という記事
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/30(Fri) 16:25 |
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- 「Live! Battle of the beefsteaks」
http://seattletimes.nwsource.com/html/editorialsopinion/2002709151_beefed29.html
は、日本のアメリカ牛肉解禁によって、アメリカとオーストラリアとの日本市場をめぐっての牛肉戦争が勃発したとの記事である。
アメリカがBSE問題発生で、日本市場での身動きが出来ない間に、オーストラリアが、その分のマーケットを我が物に出来たのは、料理研究家・栗原はるみ
さんの貢献によるものであるとしている。
一方、シカゴ・ホワイトソックスで活躍中の野球選手井口資仁さんは、アメリカ牛肉の宣伝に登場したという。
日本市場のドアは開いたが、新たなきつい課題が始まった、と、この記事は結んでいる。
http://seattletimes.nwsource.com/html/editorialsopinion/2002709151_beefed29.html
[2706] 篠原さんから感謝のお言葉、光栄です。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/30(Fri) 15:47 |
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- 篠原さんのサイト「鳥インフルエンザ問題の今後(120)」http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza234.htm
では、年の瀬にあたり、次のような言葉で、一年を総括されています。
「あと2日で今年も終わりです。養鶏現場からのささやかな発信を、情報面、貴重なご意見を通してご支援ご教授戴き、またネットでは笹山様のページで一年間、《とき》様を中心とされて鳥フル問題をとりあげて下さり本当に有り難うございました。
もともと我々百姓の立場では、昔から「物知らぬこそ活計なれ、物知りの家の田は荒れる」など付け焼き刃の知識を振り回すことを戒めて参りました。せめて「すべての道は良い卵作りに通ずる」ことと捉えて上滑りにならぬよう心掛けては参りましたが、お見苦しい点は幾重にもお詫び申し上げます。」
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza234.htm
恐れ入ります。
そして、鳥インフルエンザ問題について、この掲示板でご議論いただきました皆さん、この一年、ありがとうございました。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza234.htm
[2705] Re:[2697] [2696] [2688]
唐木恵子って? 投稿者:謎工 投稿日:2005/12/30(Fri) 14:57 |
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- >
「日本テレビの「進ぬ!電波少年」の中の企画で、オカマの坂本ちゃんの家庭教師をやってたケイコ先生」といわれても、ピンとこないのですが。
「坂本ちゃん」と言う芸人に受験勉強をさせて東大合格を目指すと言う企画でした。
結局、模試の判定で東大の合格圏内には届かず複数の私立校を受験し、
日本大学に入学。その時の家庭教師役がケイコ先生。
http://www.ntv.co.jp/denpa/todai/03_2.html
[2702] 「牛の扁桃」写真をお探しのかたへ
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/30(Fri) 10:50 |
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- 『牛の扁桃』写真をお探しのかたが多いようですが、次のサイト「Additional Information & Diagrams
Regarding the Removal of Tonsils in Cattle」http://www.fsis.usda.gov/OFO/TSC/removal_of_tonsils.htmにありますので、ご参照ください。
なお、このUSDAのサイトは、一時、写真をサイトから引き上げていましたが、最近になって、どういうわけか、再び掲載しています。
http://www.fsis.usda.gov/OFO/TSC/removal_of_tonsils.htm
[2701] 「外為情報サイト /
外国為替証拠金取引関係リンク集」にリンクいただいております。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/30(Fri) 10:46
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- 「外為情報サイト / 外国為替証拠金取引関係リンク集」http://fx.atbizin.com/
に、私のブログ記事『今回のオイルショックは形を変えた景気刺激になりうる』http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=57がリンクされています。
光栄です。
[2700] 泥湯温泉での硫化水素ガス中毒で、ついに死者
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/30(Fri) 08:07 |
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- 2695の秋田県泥湯温泉での親子4人硫化水素中毒事故では、ついに、三人の死者が出てしまった。
私も、この泥湯温泉には、夏場ではあるが、何度も行っているので、人ごととは思えない。
重態の父親・松井安泰さんは、東京大学
大学院理学系研究科・理学部 の助手をされている方のようで、ご専門は、「 出芽酵母の形態形成のメカニズムの解析
」
「ミトコンドリアは芽へどのようにして入るのか−出芽酵母のミトコ ンドリア相続機構− 」http://yeast.ac.affrc.go.jp/Matsui.html
という論文も書かれている。
「温泉施設での硫化水素中毒」http://www.eat-p.com/kusatsu/info/kazangas_1.htm
というサイトを見ると、このように多くの中毒事故があることがわかる。
環境省や厚生労働省は、かけ流しなんて問題よりも、このような中毒事故のほうを重んじなければならないんではないのかな?
ちなみに、温泉に関する規制としては、公衆浴場法、旅館業法、温泉法の三つがあって、公衆浴場法及び旅館業法が、厚生労働省管轄で、温泉法が、環境省の管轄となっている。
温泉法は、温泉の掘削等の規制をしており、浴場施設についての、衛生管理については、厚生労働省管轄となっている。
となると、今回のように、野外での硫化水素噴出事故の場合は、どこの担当なのでしょうね。
参考
「秋田県によると、泥湯温泉一帯は栗駒国定公園で県が管理。現場近くの駐車場は、県が国から借り受けた上で湯沢市が管理している。しかし、くぼ地のある場所の管理者は、はっきりしていない。秋田県は「直ちに県の管理責任が問われるか、規定が明確でないため難しい」としている。」
http://www.eat-p.com/kusatsu/info/kazangas_1.htm
[2699] 三洋電機製の給湯システムに不具合 浴槽の水が水道給水管を逆流(^^; 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/12/29(Thu) 21:49 |
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- 三洋電機製の給湯システムに不具合 お湯が止まらず
http://www.asahi.com/national/update/1229/TKY200512280434.html
>三洋電機が製造し、東京ガスなどが売り出した超高層マンション用の暖房給湯システム
>問題の熱交換器ユニットのうち約3000台は、湯水の逆流を防ぐ弁のパッキンが摩耗するなどして、浴槽の水が水道給水管を逆流し、飲料用の蛇口から出る水と混ざる恐れがあるという。
↑↑↑
(^^;
>対象となるのは東京ガスと大阪ガス、東邦ガスを通して販売した「ガス住棟セントラル暖冷房給湯システム(HEATS:ヒーツ)用熱交換器ユニット」で、1万2511台。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051229AT3K2900C29122005.html
あ、真名さんご無沙汰してます(^^ 今年は牛で始まり牛で終わり。。。来年もよろしくお願いいたします。
[2697] Re:[2696] [2688]
唐木恵子って? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/29(Thu) 21:33 |
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- 「きっこの日記」にBSE問題ってのは、どうも似つかわしくないと思ったら、唐木さんのうちの唐木恵子さんってのが、焦点だったのですね。
「日本テレビの「進ぬ!電波少年」の中の企画で、オカマの坂本ちゃんの家庭教師をやってたケイコ先生」といわれても、ピンとこないのですが。
たしか、「進ぬ!電波少年」ってのは、年末になると、外国のどっかにたどりつく、って企画でしたね。
http://images.google.co.jp/images?svnum=10&hl=ja&lr=&rls=GGLG%2CGGLG%3A2005-34%2CGGLG%3Aja&q=%E5%94%90%E6%9C%A8%E6%81%B5%E5%AD%90&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2
[2696] Re:[2688]
「finalventの日記」さんに、私のブログや真名さんのブログが引用されています。 投稿者:真名 投稿日:2005/12/29(Thu)
20:52 |
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- 笹山先生、ときさん。 ご無沙汰しております。
ありゃー。 「きっこの日記」さんに「極東ブログ」さんですか。 どちらも有名なブログのようですね(あまり読んでないですが)。
「きっこの日記」さんは、確かにネタモトはうちとこことまりちゃんのブログのようですが、ちょっと書きすぎのように思います。
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/ さんもちょっと飛ばすすぎのような・・・。きっこさんがキツいから、しかたないか? 突然アクセス数が増えたのでびっくりしました。
いずれにせよ、この件は当面は科学的決着はつかないでしょう。 プルシナーの異常型プリオン経口感染実験は、未だに成功しないみたいですね。
[2695] 温泉の硫化水素ガスで中毒
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/29(Thu) 19:53 |
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- 29日午後5時ごろ、秋田県湯沢市高松の泥湯温泉の屋外駐車場で、人が倒れていると119番通報があった。救急隊が駆けつけたところ、4人が倒れており、いずれも意識不明という。
湯沢署の調べによると、4人は夫婦と子ども2人で、都内から来ていた宿泊客とみられる。同署は、一帯で噴出している硫化水素ガスが原因とみて調べている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051229-00000012-yom-soci
という記事なのだが、別の報道では、意識不明となった4人のうち、男性と男の子1人は心肺停止の状態という。
この泥湯温泉、辺鄙な場所ゆえ、冬は、奥山旅館以外は冬期休業していたのだが、今は、立派なアクセス道路も出来て、このような都会の家族連れも、冬場に訪れているらしい。
硫化水素のつよい温泉は、このほかにも、岩手県と秋田県の県境に、須川温泉というのもあって、ここは、金属製の物を持っていくと、変色してしまうほどの強さだ。
また、岩手県の松川温泉なども、かなり硫化水素の強い温泉だ。
この温泉の底には、白濁のどろどろした沈殿物がたまっている。
こうなると、温泉療養も、命がけですね。
[2694] 食品安全委員会のプライバシーポリシーに抜けている点 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/29(Thu) 18:13 |
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- 食品安全委員会のプライバシーポリシーの中で、
「4.
利用及び提供の制限
食品安全委員会では、法令に基づく開示要請があった場合、不正アクセス、脅迫等の違法行為があった場合その他特別の理由がある場合を除き、収集した情報を3の利用目的以外の目的のために自ら利用、又は第三者に提供いたしません。ただし、統計的に処理された当サイトのアクセス情報、利用者属性等の情報については公表することがあります。
」
とあるのだが、抜けているのは、「委託先の厳格な管理」の条項であろう。
次の条項が必要である。
「委託先の厳格な管理
個人データの取扱いを委託する場合には、個人データ保護の観点からその選定基準を明確にし、個人データの安全管理のための措置を委託先に対しても確保できるよう十分な監督をいたします。
」
[2693] Re:[2690]
生態系を既知内限定にすることの愚? 投稿者:とき 投稿日:2005/12/29(Thu) 18:12 |
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- 笹山様
> Wetlands Internationalのエコロジスト、Ward
Hagemeijerさんの説によると、渡り鳥が鳥インフルエンザを拡大させる要因は限定されており、むしろ、鳥や鶏肉の輸出など、人為的な飛行機によるウイルスの移動が、鳥インフルエンザウイルスを拡散させているのではないか、という。
人間の知識知見ではいまだわからない、未知のこともあるということを前提にしない、あくまでも既知の範囲内で論理を組み立てていくと、そのような論述も可能です。旧式の上部構造下部構造的唯物論的科学もどきではないかと考えざるをえません。
どうしても、人間のコントロールのおよぶ範囲内で考えたいという、ある意味、偏執狂的観念の持ち主ではないかと疑わざるをえません。もはや、それは自然科学的思考ではなく、歪んだ社会学・政治学の領域でしょう。まさに、トンデモの類ではないかと。
いまや、鳥H5N1の世界的流行伝播の原因が、人為的なことによって拡がったとみなすひとが、そうそう沢山いるとは思いませんが。ほとんどが、渡り鳥による感染伝播というのが常識的な判断のはずです。あくまでも、生きた鳥から鳥への感染というのが、通常のウイルス感染伝播の様式ですから。
いっちゃあなんですが、大紀元情報以下のトンデモです。(大紀元さん申し訳ございません。)
> また、このサイト『Pond fertilizer may help spread bird flu』http://news.monstersandcritics.com/health/article_1072021.php/Pond_fertilizer_may_help_spread_bird_flu
>では、養殖魚用に使う鶏糞が、鳥インフルエンザの拡大に寄与しているとの説もある。
まったく、ないとはいえませんが、より遠くへ運ぶとなれば、渡り鳥にまさるものはありません。宿主外のウイルスの生存条件の観点からいって、さほど持続できないのですから。
もっとも感染拡大伝播の原因の可能性の高いものから、目をそらさせるための情報を、あえて出しているのではないかと勘繰らなければいけないような情報であるともいえます。
◇未公表の福建省でも発生か 中国の鳥インフルエンザ(共同通信)
- 12月24日21時58分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051224-00000150-kyodo-int
これを受けてか?
◇福建省における高病原性鳥インフルエンザ発生に関する一部報道について 2005年12月27日 在広州総領事館
http://www.explore.ne.jp/shenzhen/chamber2/news/article.php3?n=61
ウイルスがある(感染している)ことと、「病気」が発生していることとは、必ずしも一致しない。
病気が発生していないからといって、ウイルスに感染していない、あるいは、ウイルスが存在していないとは、断定できないのである。そのへんのところが、このウイルス感染症の厄介なところでもあります。
[2692] Re:[2691] [2683]
「食品に関するリスクコミュニケーション」事務局が、個人の屋敷内にあることについて、内閣府食品安全委員会から、次のような回答がありました。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/29(Thu) 12:51 |
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- まりちゃんさん。
FAX 02-3591-2237
についてですが、食品安全委員会のほうから、これは、「FAX
03-3591-2237」の間違いであるとの通知をいただきました。
でも、少なくとも、まりちゃんさんの投稿のあった9月30日から、FAX
02-3591-2237 の番号であったということですね。
一体、いつから違っていたのかは、教えていただけませんでした。
[2691] Re:[2683]
「食品に関するリスクコミュニケーション」事務局が、個人の屋敷内にあることについて、内閣府食品安全委員会から、次のような回答がありました。
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/12/29(Thu) 09:48 |
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- > FAX 02-3591-2237
>
とあった。
笹山さん、おはようございます。上記の番号ですけど、私もそのファクス番号で返事もらいましたけど、記載間違いみたいですね。ヤフーで検索したら以下でてきました。このファクスがどこに繋がっているかはわかりませんけれど。。
内閣府食品安全委員会事務局勧告広報課
FAX:03-3591-2237
http://search.yahoo.co.jp/search?p=02-3591-2237+&fr=top&src=top&search.x=20&search.y=11
ところできっこの日記のきっこさん、BSE問題取り上げてくださってましたね。間違いはともかく(といっても最近はvCJDとCJDを区別することがよろしくないのではないかという論文まで出てきてますし、CJD報告義務のない州が半数もある米国で、アルツハイマーとの誤診もどれだけあるのかますます調査が必要になってきているように思えますが)、それ以外の、メディアの触れない(触れにくい?)一般の人が知らない問題について提起くださったことに感謝ですね。内河健のその上の税理士さんのこととか、さらにその上のことも、来年は明らかになるでしょうか。
[2690] 渡り鳥は、思うほど、鳥インフルエンザの拡大に寄与していないという説 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/29(Thu) 08:25 |
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- Wetlands Internationalのエコロジスト、Ward
Hagemeijerさんの説によると、渡り鳥が鳥インフルエンザを拡大させる要因は限定されており、むしろ、鳥や鶏肉の輸出など、人為的な飛行機によるウイルスの移動が、鳥インフルエンザウイルスを拡散させているのではないか、という。
Wingよりも、Planeのほうが、鳥インフルエンザウイルス拡散の主役というわけですね。
また、このサイト『Pond
fertilizer may help spread bird flu』http://news.monstersandcritics.com/health/article_1072021.php/Pond_fertilizer_may_help_spread_bird_fluでは、養殖魚用に使う鶏糞が、鳥インフルエンザの拡大に寄与しているとの説もある。
http://abcnews.go.com/Politics/wireStory?id=1447793
[2689] 「<不正論文>国内で疑惑相次いで発覚」なんだそうで。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/29(Thu) 08:03 |
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- 「著名な科学誌に掲載された論文について、国内で不正疑惑が相次いで発覚したことを受け、文部科学省は28日、07年度から「競争的研究資金」の応募資格停止など、罰則を科す方針を決めた。このため年明けに開催される科学技術・学術審議会で、不正論文に関する各大学・研究機関の内部調査を監督する特別委員会を設置する。 」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051229-00000009-mai-soci
という記事なのだが。
これって、国立大学の独立法人化と、関係がありそうな。
象牙の塔の民営化の弊害とみるべきかな?
まあ、われわれトーシロが普通にLANCETを閲覧できる時代ですからね。
ウォッチング機能も、以前の紙の時代よりは、格段に発達しているので、専門家のみなさん、安易なコピペは、ずくバレますよ。
そういえば、超有名某国立大学の前学長さんが、若かりし時代、剽窃問題で、三面記事に載ったことがありましたっけ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051229-00000009-mai-soci
[2688] 「finalventの日記」さんに、私のブログや真名さんのブログが引用されています。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/29(Thu) 07:35 |
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- このサイトhttp://d.hatena.ne.jp/finalvent/です。
2685でときさん、ご紹介の「きっこの日記」http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20051227
のネタ元が、真名さんのブログ記事や、私のブログ記事らしいという想定で、書いていらっしゃる。
でも、私も、真名さんも、CJDとvCJDを混同している、なんてことは、絶対、ないんですけどね。
引用していただきました事については、感謝申し上げます。
なんていっていましたら、このfinalventさん、「極東Blog」運営
のかただったんですね。
で、「“超私的”今年のベストサイト」http://www.sbcr.jp/yig/url/art.asp?newsid=302
で、finalventさん、私のブログをベストサイトに推奨していただいておりました。
今度は、本当に、光栄でした。感謝申し上げます。
http://www.sbcr.jp/yig/url/art.asp?newsid=302
[2687] 「突風」が原因?
投稿者:とき 投稿日:2005/12/28(Wed) 22:22 |
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- ◇脱線現場の安全性、現役・OB運転士で異なる見方(読売新聞) - 12月28日15時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051228-00000206-yom-soci
>「あの付近は見通しのよい直線。運行上何ら不安はない」。羽越線などの運転士歴26年以上という工藤義晴さん(56)はこう話す。
>羽越線と同じ線路を使う陸羽西線の男性運転士(59)も、「風が強いといっても、あの場所に恐怖や不安を感じる運転士などいない」と言い切る。「何十年も走っているが、危険な目に遭った経験もないし話を聞いたこともない」とする。
現場の路線はよく利用しておりましたし、すぐ隣をそって通っている広域農道も、ちょくちょく利用しておりましたので、まったく、上記の認識に同意できるものであります。下記の、記事の内容にはなにやら、怪しさを感じております。
>一方、1987年まで約30年間、羽越線の運転士を務め、特急「いなほ」も10年間運転していたという佐藤豊一さん(72)は、同橋梁について「強い風が吹く怖い区間だった」と振り返る。「陸橋と違い、下から来る風もあって怖かった」とも話す。運転士仲間の間でも「風で飛ばされるところだった」という会話もあったという。
87年といえば、国鉄分割民営化の年でもありますし。なんとしても「風」の所為にしてしまいたい動機が働いているのではないかと、またまた勘繰りすぎかもしれませんが。
あまりにも、JR福知山線のときと同じ、転覆脱線の様相なものですから。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/jr_fukuchiyama_accident/?1114403700
偶然にしてはあまりにもそっくりな、車両の折り重なりかたです。(さすがに今回は、「置き石」等の発表はしませんでしたが。)
あそこで、風による転覆脱線がおこるのならば、もうすでに何回もおこっていなければならないような気がします。それだけ、あの周辺は普段から風の名所です。今回特別凄まじい風がおこったとは聞いておりませんし。竜巻がおこっていたのなら、周辺の集落にも被害がおこっているはずです。今回だけ、あそこだけでピンポイントで、前代未聞の突風がおこったとはどうしても考えにくい場所です。しかも、鉄橋からは、かなり離れた場所ですし(180mほど)。車両自体は、風速35mくらいまでは転覆することはないだろうと、コメントをだされた工学の先生もおられましたが。そのへんは、世の「鉄ヲタ」さんの得意の領域のようですが・・・。
◇国鉄の分割民営化について
http://noz.hp.infoseek.co.jp/column/Kokutetsu2JR.html
87年まで運転士の方、どういう素性の方でしょうか。もしかして労組の関係者?
海外では、鉄道事故があると、まずは、テロではないかと看做されますが、日本では、いつまでもテロは想定外で、「安全神話」でしょうか?
◇goo
ニュース鉄道事故
http://news.goo.ne.jp/topics/shakai/transport/railroad_accident/kanren.html
◇JR羽越線特急脱線事故
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/jr_uetsu_train_accident/?1135552358
◇鉄道事故
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/train_accindents/
◇航空機事故
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/air_crash/?1115108950
◇テロリズム
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/terrorism/
◇日本のテロ対策
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/terror_in_japan/
スイス政府「民間防衛」に学ぶ
http://nokan2000.nobody.jp/switz/
滅亡への道……… / 法と秩序が保たれれば
-
http://nokan2000.nobody.jp/switz/page20.html
非常にキナ臭い状況ではないかと思っておりますが。
[2685] 狂牛病「唐木英明」ネタです。
投稿者:とき 投稿日:2005/12/28(Wed) 21:13 |
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- きっこの日記
■2005/12/27 (火) 狂牛病界の内河健
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20051227
[2684] 食品安全委員会と、事務委託先のプライバシーポリシー 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/28(Wed) 18:36 |
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- 食品安全委員会のプライバシーポリシーは、このサイトhttp://www.fsc.go.jp/sonota/privacy.htmlにあります。
そして、食品安全委員会が、リスクコミュニケーションの事務の委託先としている株式会社アプテックのプライバシーポリシーは、このサイトhttp://www.aptech.co.jp/privacy.pdfにあります。
で、問題は、食品安全委員会が、リスクコミュニケーションの事務の委託先の名前である株式会社アプテックの名前を、リスクコミュニケーション応募の皆様に明らかにしない限り、この株式会社アプテックのプライバシーポリシーは、リスクコミュニケーションの応募者には、わかり得ないことになります。
事務委託先株式会社アプテックのプライバシーポリシーは、何も、事務を委託する食品安全委員会にだけ、宣言するものではありません。
リスクコミュニケーションに応募する市民の皆様に対して、「プライバシーポリシーを株式会社アプテックは、守ります。」とする宣言でもあるはずです。
そのような意味からすれば、これまで、「食品に関するリスクコミュニケーション」事務局の場所を、「住所〒344-0112
埼玉県春日部市西金野井1745 「食品に関するリスクコミュニケーション」事務局」と書かれていたものは、「住所〒344-0112 埼玉県春日部市西金野井1745
株式会社アプテック(事務委託先)気付「食品に関するリスクコミュニケーション」事務局」』と修正されなければ、ならないものと思われます。
[2683] 「食品に関するリスクコミュニケーション」事務局が、個人の屋敷内にあることについて、内閣府食品安全委員会から、次のような回答がありました。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/28(Wed) 12:24 |
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- 「食品に関するリスクコミュニケーション」事務局は、個人の屋敷地内にあった!!」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=519
にも書きましたように、
「食品に関するリスクコミュニケーション」事務局の場所が、住所〒344-0112
埼玉県春日部市(市町村合併前は、埼玉県北葛飾郡庄和町)西金野井1745
「食品に関するリスクコミュニケーション」事務局とある事について、プライバシーポリシーの観点から、どのように考えられているかを、聴きましたところ、下記のような回答が帰ってまいりました。
しかし、事務委託先を明示しないまま、委託先を、「食品に関するリスクコミュニケーション」事務局とすることに対しての問題意識についての回答はありませんでした。
以下が回答の内容です。
お寄せいただいた「食品に関するリスクコミュニケーション」に関しまして以下のように考えておりますのでご理解ください。
「食品に関するリスクコミュニケーション」の件について
食品安全委員会が主催するリスクコミュニケーションの一環としての意見交換会は、事務効率改善の観点から、一般競争入札制度のシステムにより決定された民間企業に、会場の確保、参加者受付など一部業務について、その業務の管理を委託して実施しているところです。
また、意見交換会の開催案内においては、「なお、氏名・住所等は、当方から必要に応じてご連絡させていただく場合や会場での参加確認のため、また、どのような立場の方々がご参加されているのかを把握するためにお尋ねしております。」と明記しており、その範囲内で対処しているところです。
なお、食品安全委員会から意見交換会の実施事務に関して業務委託を受ける民間企業に対しては、今後とも食品安全委員会として適切な指導・監督を行い、個人情報の保護及びその管理に努めてまいります。
とあり、
FAX
02-3591-2237
とあった。
まさか、この回答も、委託先?
[2682] GBRのダブルスタンダードは困ります。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/28(Wed) 12:01 |
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- GBRは、EFSAのもので、十分です。
GBRのダブルスタンダードやトリプルスタンダードが出来たとしても、それは、日本国内の消費者向けのためのもので、新たな説得材料の足しにするに過ぎなくなります。
消費者としては、何を基準にしたら良いのか、かえって、わからなくなりますね。
[2681] 日本食糧新聞のBSEニュースから
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/12/28(Wed) 11:56 |
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- 日本でGBR評価をするとかいってますけど、また吉川座長ですかね?あんないい加減な評価をするんですから、座長を変えなければ税金の無駄遣いしか思えませんが。
http://www.nissyoku.co.jp/
輸入再開決定に反対 日本消費者連盟など
SRM除去のマニュアル化を要望
厚労省・農水省査察
日本版GBR 食安委・事務局が情報収集を進める
>食品安全委員会の事務局は22日、中国、チリ、メキシコなどの地理的BSEリスク
評価(GBR)について、調査に必要な時間・費用、欧州食品安全機関(EFSA)
のGBRの仕組み・運営方法などを情報収集中であることを明らかにした。11月に行われた同委員会の企画専門調査会が食安委で自ら行うべきリスク評価の候補として挙げ
ていた。日本版GBRを行う場合は農水省、厚労省とも連動して進めなければならず、水面下では調整しているという。06年早々にもGBRをやるかどうかを決める。
>GBRは各国のBSEの汚染度、管理手法などをもとに策定する。EFSAは肉骨粉の輸出量、と畜方法などから算定して各国をランクづけしている。11月の企画専門調査会は委員会で評価するならばという前提条件をつけて厚労省や農水省と連動する必要性を指摘している。
>プリオン専門調査会は03年8月の発足当初から各国のGBRを進めるべきと考えていたが国内の検証を優先、それに続く見直しの諮問・答申、米国産・カナダ産のリスク評価と課題が山積していて手つかずだった。食安委はこの問題に神経質になっていて、国名を特定して検証することで風評被害が出ることを危惧している。3国ともBSE発生の報告はない。
>(12月22日19:03)
[2680] 食品安全委員会への不信、委員への不信の中で
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/12/28(Wed) 11:05 |
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- いろいろ新しいことがどんどん決まっているようですね。
遺伝子組換え食品等6品目について安全性を確認
http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=536
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai124/index.html
[2677] 総務省は、どうしても、少子化論にもちこみたかったのかな? 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/28(Wed) 08:03 |
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- このサイトhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051228-00000101-yom-sociによると、「総務省が27日に官報に公示した国勢調査速報値で、東京都内の人口が都がまとめた集計値より90人少なくなっていたことがわかった。同省の“集計ミス”が原因とみられるが、同省は官報の訂正はしない方針。」
というのだが。
どうも、一連の少子化論には、一定の政治的利得があるらしい。
私のブログ「『少子化大変だ』の大合唱なのだが、視点をかえてみると?。」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=524でも、指摘したことなのだが。
[2676] 朝日ニューススターで金子清俊先生が、米国産牛肉輸入問題で、述懐 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/28(Wed) 07:21 |
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- CS放送または、CATVの朝日ニューススターの『ニュースの深層』で、昨日から今日にかけて、放映されています。
ごらんになれる機器環境の方は、ぜひご覧ください。
見ていて思ったんですけれども、アメリカ・カナダの牛肉のリスク評価では、弱かったですね。
やはり、NAFTA全体のリスク評価をしなければならなかったと、今になって思います。
http://www.asahi-newstar.com/
[2675] Re:[2674]
勘繰り過ぎかもしれませんが。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/27(Tue) 19:57 |
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- そういえば、以前、関東地方でも、タイミングのよすぎる出火があったような気がしますね。
李下に冠を正さず、の構えが必要なのでしよう。
[2674] 勘繰り過ぎかもしれませんが。
投稿者:とき 投稿日:2005/12/27(Tue) 19:06 |
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- ◇鶏3万5000羽焼死か=北海道
>26日夜、北海道千歳市の鶏舎で火事が発生した。鶏約3万5000羽が焼け死んだとみられる。鶏舎では数日前から清掃作業が行われ、出火当時はヒーターを使って乾燥作業をしていた。道警千歳署は火事との関連について調べている。
(時事通信)
- 12月27日2時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051227-00000003-jij-soci
シベリア方面からの渡り鳥のコースになっていることですし。
◇<タンチョウ>北海道で681羽確認 過去2番目の数(毎日新聞)
- 12月27日1時15分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051227-00000003-mai-soci
もう、どこで、いつ出てもおかしくない状況ですが・・・。
不景気のときの会社・事業所の火事とおなじで、いまや怪しまれる出火は出さないよう、よほど気をつけたほうがよいようです。なんでもなくても(かどうかは、わかりませんが)疑われがちな状況ですから。たとえば以下のような。
津山市で男性焼死 12/07
15:50
http://www.ksb.co.jp/newsweb/indexnews.asp?id=15484
>書類棚やパソコンなどが焼けました
(【耐震強度偽造】岡山県の一級建築士、草苅逸男氏死亡【爆弾?】
05/12/08 07:29)
http://hobby.2log.net/zk1/archives/blog20051208.html
[2673] とかくこの世は「作為」の害、「無作為」の害だらけ? 投稿者:とき
投稿日:2005/12/27(Tue) 17:08 |
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- ◆鳥インフルエンザ問題の今後(119)(2005.12.26)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza233.htm
>改めて云うまでもないが茨城の養鶏にとって今年はほんとに受難の年だった。全くの人災としか思えない。200万羽以上を犠牲にしてまで守ったのは《清浄国論》であり、所秀雄先生の批判される清浄化論、ウイルス撲滅論である。そのための財政支出を最小限に押さえたのが外ならぬウインドウレスの《閉鎖鶏舎論》であり《安全鶏舎論》であった。もとよりこれらは全て何の根拠もない空論に過ぎない。こんなことに幾ら反論してもラチはあく訳がない。空論であることはとっくに承知の上での夫れ夫れの《論》だからである。委員会と事務局も都合が悪いことは互いに相手のせいにして擦り抜けたと我々が感じたことが多々あった。が、しかし結果的には業界側はスキャンダルにまみれて敗北した形である。報道では、いわゆる検査妨害なるものの摘発対象もどんどんエスカレートして、すべての日齢別グループからの検体提出がなされることまで要求されるらしい。つまりこれまで陰性だったものが陽転したのはすべて養鶏場側の悪意によるものだと印象付けるやりかたというか報道になってしまっている。もはや末期症状である。
>密室談義のうえ黒塗りの議事録
>国や委員会の意向としては茨城の汚染鶏群を早く根絶して清浄化したい魂胆が見え見えだが、そんなことが果たして可能かどうかさえ議論しないで、そう決めつけてしまっているようである。
そういえば、韓国ES細胞データ捏造論文も、獣医学者でしたか。まさに、日本の鳥インフルエンザウイルス問題は、in
vitro と in vivo
の間の、人間が勝手に思い込んで設定した壁にぶち当たっているかのようです。その壁を崩すのは、それがあくまでも妄想・幻想であると気付きさえすればいいだけなのですが。
鳥ウイルスは、自然環境中の鳥のなかでまん延し、やがて共生するものであります。人間の作為ではいかんともしがたい存在であるということを、素直に受け入れる必要があります。
そうすることに思い至ることができないほど、「感受性」が欠落してしまっているのでしょうか? 鳥フル対策担当当局の方々は。人間の側の一方的な過剰反応です。まさに、「知識」による「精神」の免疫がついていないといえるのかもしれません。非常に限定された「枠」の中の「知識」なのではないでしょうか。
そのようなことを本来、「井の中の蛙 大海を知らず」といったのではなかったか。
ウイルス感染症における「サーベイランス」の意味も、なにやら履き違えているのではないかと思われますし。
http://idsc.nih.go.jp/disease/sars/sars03w/16geneva.html
(国家単位の感染症サーベイランス、コントロール、対策の強化に関する世界協議
――要旨と提言――)
かつ、「疫病(ウイルス感染症)」に便乗して、金儲けの企みに加担しているふしもありますし。「病気」克服は、はっきりいって、経済にはつながらないものです。まったくの「不経済」の事象です。まっすぐに、向き合わなくては解決が速やかにできるものではありません。
さらには、いちばん懐具合に直結している養鶏業にたずさわる方々(専門の獣医さんを含め)が、何も行動を起こしていないのでしょうか? 対策に関する意思決定の主体であるはずの。やはり、当事者感覚からすこし離れ、他人事になってるのでしょうか。そのようなことは誰かがやってくれるとでも考えているのでしょうか? 人任せの感覚?
それであれば、今後も、いまの間違った対策方針が是正されることは期待できないように思われます。
やはり、相当多数の犠牲者が出ないうちは、見直されることがないのかもしれません。まだまだ、茨城県のだけでは犠牲者が足りないのでしょう。哀しいことです。
[2672] Re:[2671] これは、本当にAudit
Reportなんですかね? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/27(Tue) 15:29 |
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- これなら、アメリカのAudit Report
http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/qsap.htm
を見たほうがよくわかるかもしれません。
[2671] 米国及びカナダにおける日本向けの牛肉認定施設の査察について(結果報告) 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/12/27(Tue) 10:39 |
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- 厚生労働省
米国及びカナダにおける日本向けの牛肉認定施設の査察について(結果報告)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/12/h1226-2.html
税金を使って訪問した割には、民間では考えられないようなお粗末な報告書ですね。報告書の態をなしてません。
ちなみに以前の国の報告書についての平川先生のコメント。。
米加BSE対策調査団は子どもの使いか?
http://hideyukihirakawa.com/blog/archives/200505/210150.php
[2670] ロシェが、インドのHetero Drugs
Ltdに、タミフルのライセンス生産を許可 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/27(Tue) 07:21 |
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- ロシェが、インドのHetero Drugs Ltd
http://www.heterodrugs.com/web/htmls/home.htm
に対し、タミフルのライセンス生産の許可を、先週木曜日に与えた。
インド政府の認可は、12月21日にされ、2006年1月からHyderabadにある工場で、インド政府向けに百万カプセルのタミフル生産に入るという。
その他の国際的オーダーに対しては二週間以内に、準備を整えるという。
http://www.iht.com/getina/files/298322.html
[2669] 遅きに失してる?
投稿者:とき 投稿日:2005/12/26(Mon) 23:03 |
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- ◇水生成器の効能表示、「根拠なし」と排除命令…公取委
>水の生成器を販売する際、合理的な根拠なく「健康維持に効果がある」などと表示していたのは景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、公正取引委員会は26日、東証1部上場の家庭用機器製造会社「シルバー精工」(東京都新宿区)、「日本ホームクリエイト」(港区)、「エッチアールディ」(横浜市)の3社に、こうした表示をしないよう排除命令を出した。
>生成器は、家庭の水道の蛇口につなぐなどして使用。1台約10万〜37万円で、昨年度は、3社で計約50億円を売り上げたという。
>公取委によると、シルバー精工と日本ホームクリエイトは昨年6月以降、パンフレットなどで「この装置で生成した水を飲むと、体内の活性酸素を消去できる」、エッチアールディも同1月以降、「トイレのにおいを解消できる」などと、表示していた。公取委は3社に根拠を示すよう求めたが、合理的な説明はなく、同法違反と判断。3社は今月、こうした表示をやめた。
>シルバー精工は「誤解を招く表現を反省している」、日本ホームクリエイトは「カタログ表示をチェックする社内体制を構築する」、エッチアールディは「厳粛に受け止め、速やかに改善を図る」としている。
(読売新聞)
- 12月26日22時39分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051226-00000114-yom-soci
◇水商売ウォッチング
http://atom11.phys.ocha.ac.jp/wwatch/intro.html
◇悪徳商法?マニアックス
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/
[2668] Re:[2667]
ES細胞データ捏造に似て 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/26(Mon) 21:48 |
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- なるほど、
このマトリックスを見ますと、城田部長対山田コーチの対決構造とも見て取れますね。
しかも、山田コーチは、病気療養中ということも、悲劇性を増していますね。
闇は深いようです。
[2667] ES細胞データ捏造に似て
投稿者:とき 投稿日:2005/12/26(Mon) 21:34 |
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- フィギュアスケート・オリンピック代表選考も、何かしら興ざめする感がいなめません。ここまで、恣意的な選考がなされると、スポーツではなく、美術・絵画の品評会や展覧会に見えてしまいます。スポンサーによって、ゆがめられないのが、スポーツの結果だったのですが・・・。
>村主1位 城田部長 エイベックス、ロッテ トリノ確定
>浅田2位 山田コーチ スポンサーなし
>荒川3位 城田部長 デサント、ロッテ
トリノ確定
>恩田4位 山田コーチ スポンサーなし
>中野5位 山田コーチ スポンサーなし
>安藤6位 城田部長 トヨタ、松下、任天堂、ロッテ、コカコーラ、デサント
トリノ確定
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=45126&pg=20051225
おかしいぞ! 日本スケート連盟(平成17年12月20日)
http://www.rondan.co.jp/html/mail/0512/051220-5.html
フィギュアスケート
・・・ 大丈夫かな?(平成17年12月22日)
http://www.rondan.co.jp/html/mail/0512/051222-6.html
いろいろな見方・考え方が、あるとはいうものの。
[2666] ここまでくると、感染は自然にまん延してる?
投稿者:とき 投稿日:2005/12/26(Mon) 12:31 |
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- 人為感染ではなく、周辺の野鳥とつながっていると判断せざるをえません。
◇新たに2養鶏場で抗体陽性 茨城、鳥インフルエンザ
>鳥インフルエンザ問題で、茨城県は25日、小川町のヨザワファームの本場と百里農場で、H5型の抗体陽性反応が出たと発表した。ウイルスは分離されなかったが、開放型鶏舎のため、鶏計約4万4000羽の処分を命じた。
>県によると、両農場とも8月下旬から11月中旬に検査を3回したが、いずれも陰性だった。しかし農場側は3回とも、成育日数で分けた鶏のグループ数を実際より少なく県に伝え、すべてのグループから検体を採っていなかった。
>今回、全グループから検体を採った結果、比較的古い鶏から陽性反応が出た。県は家畜伝染病予防法違反(検査妨害)に当たるかどうか、さらに調査する。
(共同通信)
- 12月25日22時40分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051225-00000093-kyodo-soci
◇2養鶏場から抗体陽性=鳥インフルエンザ問題−茨城
>鳥インフルエンザ問題で、茨城県は25日、同県小川町の2つの採卵養鶏場で、過去の感染を示す抗体陽性反応を示したと発表した。県は鶏約4万4000羽の処分を命じた。
(時事通信)
- 12月26日2時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051226-00000005-jij-soci
もしくは、もうすでに鶏と共生していて、ほんのいっとき、体調が不安定になる時期とかに、発症せずとも(抗体をつくれるわけですから当然のことですが)、ウイルス増殖排出状態になることもあるのではないかと思います。
H5N2は、「清浄国論」的排除根絶制圧思想では、もはや克服は不可能です。H5N2を、あくまでもいまの防疫対策の中に入れてるうちは、この混乱を収束させることは不可能でしょう。養鶏業の安定経営は成り立ちません。
茨城県 鳥インフルエンザに関する情報
http://www.agri.pref.ibaraki.jp/news/tori/index.html
[2665] 廃棄されるクリスマスツリーからタミフルを作る、カナダの製薬会社のお話 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/26(Mon) 07:54 |
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- クリスマスが終わって、廃棄されるクリスマスツリーを有効に活用して、それから、タミフルを作るというカナダの会社がある。
カナダのオンタリオ州にあるBiolyse
Pharma Corpという製薬会社で、毎年、クリスマスが終わると、50万本ものクリスマスツリーが廃棄されるが、これらの松、トウヒ、モミの木に含まれるシキミ酸
(shikimic acid)を抽出し、タミフルを作ろうというものだ。
ロッシュのタミフルの原料は、中国の八角(star anise
)だが、成長に8年も要するということなので、コスト的にも、十分、これに対抗できるという事だ。
来年1月に、トロントのGro-Bark
Ltdという樹木回収会社が、クリスマスツリーを集め、1ヶ月2トンの生産をし、さらに、他の木材会社からも、これらの樹種の木を集め、タミフルを作る予定であるとしている。
http://www.financialexpress.com/fe_full_story.php?content_id=112590
[2664] Re:[2663] 情報隠蔽の一例?
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/25(Sun) 17:01 |
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- ときさん。
例の台湾から英国に輸出された鳥インフルエンザ感染のペットバードは、中国の福建省の港である福州港を出港したパナマ船籍「大佶号」から見つかったものですね。
ですから、あの時点で、かなりあやしかったわけです。
そのほか、公表されていない省で怪しいのは、江蘇、四川の両省が怪しいといわれていますね。
[2663] 情報隠蔽の一例?
投稿者:とき 投稿日:2005/12/25(Sun) 16:21 |
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- ◇未公表の福建省でも発生か 中国の鳥インフルエンザ
>【香港24日共同】中国疾病予防コントロールセンターが英医学誌ランセットにこのほど発表した論文で、中国当局がこれまで公表していない福建省での鳥インフルエンザ(H5N1型)ウイルス検出を明らかにした。24日付香港紙、香港経済日報が報じた。
>中国当局はこれまで、12の省と自治区で家禽(かきん)などの感染が確認されたと公表しているが、福建省は含まれていない。香港の専門家は同紙に「家禽の死骸(しがい)やふんからの検出なら公表しない可能性もある」としているが、同紙は中国本土の通報制度は「混乱状況」にあると批判的に伝えた。
(共同通信)
- 12月24日21時58分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051224-00000150-kyodo-int
『中国当局がこれまで公表していない福建省での鳥インフルエンザ(H5N1型)ウイルス検出』
鳥ばかりではなく、人もある?
◇
鳥インフルエンザで数百人死亡はデマ 中国衛生部が指摘 2005/11/26
>このほどインターネットに掲載された「日本のウイルス学者が、中国では数百人が鳥インフルエンザに感染し、死亡したと語った」との報道について、中国衛生部報道官の毛群安氏は25日、デマだとして否定した。
>毛報道官は次のように説明した。
>▽衛生部と世界保健機関(WHO)は、湖南省の鳥インフルエンザの感染状況を調査するためWHOが現地に派遣した専門家のなかに日本のウイルス専門家がいなかったことを確認している。この専門家が、中国では数百人が鳥インフルエンザに感染し、死亡したと語ったとの報道は真実ではない。
>▽これまでに中国で高病原性鳥インフルエンザに感染した患者は3人だ。鳥インフルエンザが発生した地方では、衛生部門が病死した家禽(かきん)に接触した濃厚接触者に対して厳しい医学監察を行い、発熱病例や呼吸道病例に対する監視と報告を強化している。発熱病例や呼吸道病例についての検診・治療制度を厳格に実施しており、異常が発見された場合、速やかに処理できる体制が整っている。
>▽中国で鳥インフルエンザ感染者が発見されてから、衛生部はその都度、WHO、香港・マカオ・台湾地区と一部の国に速やかに報告しており、社会にも適時に公表している。
>(北京11月25日発新華社)
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/xwdt/t223414.htm
その信憑性はいかに。
[2661] インドネシアで、さらに二人のヒト感染鳥インフルエンザによる死亡 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/25(Sun) 09:48 |
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- 一人は、ジャカルタ中央部の8歳の少年、もう一人は、ジャカルタ北部の39歳の男性。
これで、各国別のヒト感染鳥インフルエンザの死亡者数と、感染者数は、下記の通りとなった。
カンボジア 死亡04人、感染者04人
中国 死亡02人、感染者04人
インドネシア 死亡11人、感染者16人
タイ 死亡14人、感染者22人
ヴェトナム 死亡42人、感染者92人
合計 死亡73人、感染者141人
http://today.reuters.co.uk/news/newsArticle.aspx?type=globalNews&storyID=2005-12-23T152215Z_01_ROB341716_RTRUKOC_0_US-BIRDFLU-CASES.xml&archived=False
[2660] ビール酵母の農薬をアサヒビールが開発
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/25(Sun) 09:35 |
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- ビール醸造後のビール酵母の成分に、農作物の病害を防いだり収穫量を増やす効果のあることが分かったため、商品化して来年1月から発売する。
ビール酵母から取り出した成分から作った液体で、トマトなどの根を植える前に浸したり、葉に散布するなどして使う。
商品名は「豊作物語」。健康食品などを販売する100%子会社アサヒフードアンドヘルスケアが製造・販売する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051225-00000501-yom-bus_all
- ときさん。
お手を煩わせ、恐縮です。
今回の中国側がWHOに渡す、鳥インフルエンザウイルスのサンプルは、安徽省での人感染ウイルスの二例分のようですね。
http://www.wenweipo.com/news.phtml?news_id=IN0512240010&cat=000IN&PHPSESSID=80bffbe1aff3a137dd5a419d5038afed
参照
また、これまで中国側がWHOに渡したのは、昨年の家禽5サンプルと、今年の青海省の野鳥からとった5サンプルのようです。
これらよって世界貢献しているといっていますね。
30サンプルは、家禽のもののようですね。
http://www.wenweipo.com/news.phtml?news_id=IN0512240010&cat=000IN&PHPSESSID=80bffbe1aff3a137dd5a419d5038afed
[2657] Re:[2652]
米国産ジャガイモ輸入解禁へ/農水省が北海道で説明会 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/24(Sat) 13:14 |
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- このサイトhttp://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/kouhyou/030916/12nousui.pdf
は、2003年9月の山芳製菓株式会社さんと日本ポテトチップ協会さんからの「加工用馬鈴薯の植物検疫上の取扱いの緩和」要求に対する農林水産省の回答です。
これによりますと、「、輸入禁止対象病害虫(じゃがいもがんしゅ病、ジャガイモシロシストセンチュウなど)が発生していない地域からのばれいしょは輸入可能」として、「我が国未発生のポテト・スピンドル・チューバー・ウイロイド、、ポテト・イエロー・ドアフ・ウイルスなど」への対応としては、「輸入時の肉眼検査ではその発見が困難であることから、輸入の際、隔離検査を実施することが必要」としています。
かねてから、私のサイトで問題にしている輪腐病については、後者の対応になるものと思われますね。
カルビーポテト株式会社の「植物防疫法およびシストセンチュウに関するQ&A」は、どういうわけか、キャッシュでしか見る事が出来ませんね。
つぎの点「植物防疫法とは、植物の生育に関する法律です。よって植物防疫法による病害虫の検査とは、植物の生育に影響を与える病害虫が対象であり、人体に影響のある病害虫の検査ではありません。
」は、ちょっとはてなですが。
http://66.102.7.104/search?q=cache:JE7rdTGJAZUJ:www.calbee-potato.co.jp/2005_03_18qa.html+%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%8C%E3%81%84%E3%82%82%E3%80%80%E8%BC%B8%E5%85%A5%E7%A6%81%E6%AD%A2%E3%80%80%E5%AF%BE%E8%B1%A1%E3%80%80%E7%97%85%E5%AE%B3%E8%99%AB&hl=ja
[2656] 12/22付朝日新聞紙面広告
投稿者:とき 投稿日:2005/12/24(Sat) 12:00 |
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- 明治製菓株式会社
http://www.meiji.co.jp/home.html
http://net.meiji.co.jp/drug/isodine/
のポピドンヨード製剤(おもにうがい薬)にからめての、新型インフルエンザ予防策について大谷明氏(聞き手
山岡三子氏)のインタビュー記事を模した、紙面2/3ほどの広告がでておりました。
そのなかに、「鳥インフルエンザウイルスがヒト型になる主な仕組み」(監修:大谷明)という図が出ておりまして、全く的をはずさない適正なものであると認識した次第。
インタビューの内容も的確。
『そのA型を世界中に拡散させていく張本人が、おそらく渡り鳥だと考えられています。・・・・けれども、鳥のインフルエンザが直接、人のインフルエンザにはなりません。』
この図とはだいぶ様相が違うのですが・・・。(同じ新聞紙面であるにもかかわらず。)
http://www.asahi.com/special/051102/window/051023b.html
http://www.asahi.com/special/051102/
[2655] Re:[2649] すでにまん延拡大か?
投稿者:とき 投稿日:2005/12/24(Sat) 11:33 |
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- 笹山様 お気遣いなく。
>
2649を、誤って削除してしまいました。
◇中国で今後感染拡大も 鳥インフルエンザでWHO
>【北京22日共同】新華社電によると、世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局(マニラ)の尾身茂事務局長は22日、中国の高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)の人への感染について「拡大を抑えたというにはまだ早い」と述べ、今後も拡大する可能性があるとの見方を示した。感染者が出た湖南省を視察した際に語った。
>中国ではこれまで6人の感染を確認、うち2人が死亡。今月15日以降、新たな感染確認はないが、尾身氏は「他国では感染数の低下後に再び増加する例が多い」と指摘した。
(共同通信)
- 12月23日1時39分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051223-00000010-kyodo-soci
◇鳥インフルエンザ感染見逃しも=中国に対策強化要請−WHO事務局長
>【北京23日時事】中国訪問中の世界保健機関(WHO)の尾身茂・西太平洋地域事務局長は23日、北京で記者会見し、中国の鳥インフルエンザ対策に関し、「農村の医療体制が不十分で、感染例が見逃されてきた可能性がある」と述べ、中国政府に対策の早急な強化を求めた。
(時事通信)
- 12月23日23時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051223-00000076-jij-int
『感染例が見逃されてきた可能性がある』は仕方のないことです。すべて顕性感染ではないのですから。そのための「サーベイランス」という手法なのですが、それは全国的な検査確認体制が構築されてのことです。
さらには、どんなに高度な医療体制が整備されようとも、感染例は見逃されますし、まん延拡大を食い止めることもまた不可能です。それを認識しておく必要があります。
◇鳥インフルのサンプル要求 中国にWHO地域事務局長
>【北京23日共同】世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局(マニラ)の尾身茂事務局長は23日、北京市内で記者会見し、中国政府に対し、ことし発生した30件の家禽(かきん)の高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)について、WHOに早急にサンプルを提出するよう求めた。
>事務局長は「ウイルスのサンプルが公表されていない」と不満を表明、感染拡大に迅速に対応するためにもサンプル提出が必要とした。世界規模の感染拡大が懸念される鳥インフルエンザの情報公開に消極的な中国の姿勢は批判を呼びそうだ。
>事務局長は、感染した人からのサンプル提供など中国政府は鳥インフルエンザ問題で全般的には協力的と強調したが、「情報共有はタイムリーかつ定期的、全世界的なものでなくてはならない」と指摘した。
(共同通信)
- 12月23日21時46分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051223-00000133-kyodo-soci
『中国政府に対し、ことし発生した30件の家禽(かきん)の高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)について、WHOに早急にサンプルを提出するよう求めた。』は、鳥ウイルスのほうでしょうか?
ヒトウイルスの方でなければならないと思いますが。まだ、混同されているのでしょうか?
[2654] 姉歯の松 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/24(Sat) 10:09 |
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- 宮城県栗原郡の金成町に、『姉歯の松
』というのがあるそうだ。
古来、歌にも歌われ、
在原業平は、「栗原やあねはの松の人ならば 都のつとにいさといまわしを」
http://www7.plala.or.jp/t-aterui/miyagi/m-anehanomatu.htm
とうたい
松尾芭蕉は、「十二日、平泉と志し、姉歯の松、緒絶えの橋など聞き伝へて、人跡まれに、雉兎蒭蕘の行き交ふ道そことも分かず、つひに道踏みたがへて石の巻といふ港に出づ。
」と、書いたそうな。
http://www.kannari.miyagi-fsci.or.jp/kanko/aneha/aneha.html
[2653] 自民お抱え広告代理店曰くの:”主婦や子供、老人のIQの低いB層”への世論対策を継続するってことですかね
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/12/24(Sat) 09:27 |
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- さて、ますますマスコミが報道しない情報を注視する必要が出てきそうです。
自民の「コミ戦」が常設化 選挙でのメディア戦略重視
自民党が圧勝した衆院選のメディア対策を担った同党の「コミュニケーション戦略チーム」(略称「コミ戦」、チーフ・世耕弘成幹事長補佐)が武部勤幹事長の直属として選挙期間以外も常設されることが23日までに固まった。
民主党も機構改革で選挙時のメディア対策を担った「選対企画」を、常設の「広報戦略本部」に発展させている。テレビのワイドショー番組を中心とした選挙報道が自民党圧勝の要因となったのを受けた動きで、2大政党がメディア戦略を活動の中軸に据えることになった。
コミ戦は広報やPR担当の党職員と外部のPR会社社員による混成部隊で、率いる世耕氏は元NTT報道担当課長。衆院選ではポスター、テレビCMなど従来の宣伝から幹部の失言対策など危機管理まで担った。(共同通信)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005122300103
[2652] 米国産ジャガイモ輸入解禁へ/農水省が北海道で説明会 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/12/24(Sat) 09:22 |
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- 米国産ジャガイモ輸入解禁へ/農水省が北海道で説明会
[2005年12月23日付]
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/flash/index.html?1
農水省は22日までに、ポテトチップス加工用に限り、米国産生鮮バレイショの輸入を解禁する方針を固めた。主産地の北海道などに配慮し、輸入期間は国産の端境期である来年2月1日〜6月30日に限定。輸入数量は3000トン程度になる見通しだ。ただ、米国産生鮮バレイショの輸入価格は国産(1トン当たり約5万円)とほぼ同程度で、価格的なメリットはない。農水省は同日、札幌市内でJA関係者ら50人を集めて説明会を開いた。
日本は、植物防疫法でシストセンチュウなどの病害虫が発生している国からの輸入を禁止している。しかし、米国が輸入解禁を要求。農水省は、日米協議や現地確認調査などを通じ1.シストセンチュウが発生していない州からの輸入に限定する 2.土壌を除去して、密封したコンテナで輸送する 3.加工工場に隣接する港に搬入し、残りかすは焼却する――などの条件を守れば、防疫上の問題はないと判断した。
農水省では、解禁に対する意見募集や来年1月13日の公聴会で技術的な新たな課題が出ない限り、来年2月にも輸入を解禁する予定だ。・・・
[2650] こちらにリンクいただいております。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/24(Sat) 07:40 |
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- こちらのサイト『とりあえずガスパーチョ』
http://www.mypress.jp/v2_writers/gazpacho/?all=yes&year=2005&mon=11
に、私のブログ「世界の共有自転車構想の動向」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=365
http://www.sasayama.or.jp/jouhou/jouhou030928.htm
をリンクいただいております。
光栄です。
http://www.mypress.jp/v2_writers/gazpacho/?all=yes&year=2005&mon=11
[2649] ときさん。申し訳ありません。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/24(Sat) 07:23 |
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- 2649を、誤って削除してしまいました。
申し訳ありません。
もし、再投稿願いますれば幸いです。
このサイトhttp://blogwatcher.pi.titech.ac.jp/nandemorss/index.cgi?url=http://www.sasayama.or.jp%2Fsaboard%2Fb_board.cgi
に出れば復活できるのですが。
[2648] 『少子化大変だ』の大合唱なのだが、視点をかえてみると---。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/23(Fri) 09:54 |
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- 昨日の厚生労働省の平成十七年人口動態統計・年間推計発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051222-00000024-san-pol
で、今年一年間に生まれた赤ちゃん百六万七千人、死亡数百七万七千人と推計し出生数が死亡数を下回る「自然減」になるのがほぼ確実になったことで、いずれの識者も大臣も、大変だ、との一点張りのコメントなのだが、あまりにも、芸のなさ過ぎるコメントの乱発のような気がする。
女性大臣のコメントなど、ちょっと、悲惨でさえある。
人口爆発と少子化とは、裏表の関係にあるのだが、要は、それをマクロで考えるのか、それとも、パーキャピタ(per
capita一人当たり)の指標で考えるのかによって、まるっきり視点が違ってくる問題なのである。
前にも、この掲示板で、ハーベイ・ライベンスタインという経済学者の学説を紹介した事があったが、その著「経済的後進性と経済成長」では、
子供の効用を、
労働力の担い手という「生産効用」、
老後の面倒をみてもらう「年金効用」、
かわいらしさの対象である「消費効用」の三つに分け、
開発途上国では所得効用や年金効用が大きいから子供の数が多いが、先進国では消費効用だけであるからその数が減ると説明している。
ライベンスタインは、人口爆発の経済成長に与える影響を考察した。
今度は、その裏返しを考察する番である。
で、少子化をパーキャピタの視点で見ると、一人当たりの社会資本は、増加するし、一人一人の社会機会(就労機会、能力発揮機会など)は、非グローバルの視点からだけ云うなら、増大しうる。
要は、少子化であっても、それに見合った社会設計をしていけば、パーキャピタでみると、高付加価値型の人生設計の元で、快適な未来社会が築けるという展望に立てる。
コンパクトシティの国家版のビジョンとでもいおうか。
後の、人口増加世代の残す負の遺産についての処理をどうするかだけを考えていけばいいのである。
[2647] 米牛販促広報予算のお零れに与ってない?
投稿者:とき 投稿日:2005/12/22(Thu) 18:57 |
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- ◇牛肉輸入再開:不安? 吉野家「復活」 すき家「現状で」
毎日新聞 2005年12月21日 11時39分 (最終更新時間 12月21日 13時42分)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051221k0000e040052000c.html
>消費者団体などから「米国の規制は甘く、輸入再開は再考すべきだ」(15日、東京・霞が関)▽「もしBSE(牛海綿状脳症)に感染した牛肉が消費者の口に入ってしまったら、誰が責任を取るのか」(16日、仙台市)−−など厳しい意見が相次いでいる。
>輸入再開について女性経営者(46)は「安ければ米国産に戻したいが、自分の家では米国産は食べない」と言い切る。
>「政府が米国産牛肉の安全性を認めても、原産地表示の義務のない加工食品や学校給食では消費者は選択の余地がない。これでは安心できない」
>中国産100%の松屋フーズ(676店)は「輸入再開は大歓迎」(総務部)
>「すき家」(654店)を運営するゼンショーは小川賢太郎社長自ら米国で現地調査を行い、「日本の消費者に安心して提供できる状況ではない」と判断、豪州産100%の今の体制を続ける。
>時価総額でゼンショーが吉野家を初めて逆転
>スーパー業界も「客に安心して提供できる基準を作ることが先決」(イオン)、「(安全面で)客が納得できないと販売できない」(イトーヨーカ堂)、「販売再開は慎重に考えてから」(ダイエー)などの姿勢を崩しておらず、しばらくは模様眺めが続きそうだ。
2005年12月22日
飲食店主「自分の家では米国産は食べない」と言い切る。
http://ameblo.jp/worldwalker2/entry-10007305728.html
(農水省が隠したいBSEの感染源)
混迷の模様?
[2645] タミフル耐性について警告
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/22(Thu) 15:48 |
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- 今日 New England Journal of Medicine 誌に発表のWeill medical collegeのAnne
Moscona氏ら研究グループの論文「Oseltamivir Resistance during Treatment of Influenza A (H5N1)
Infection」
http://content.nejm.org/cgi/content/full/353/25/2667
では、ベトナムでH5N1感染の患者8人が、感染発覚後にタミフルの投与を受けたにもかかわらず4人が死亡したが、そのうちの13歳少女と18歳少女の2人から、タミフル耐性ウィルスが検出されたとして、H5N1治療をタミフルのみに頼るのは危険であり、タミフル使用の場合には、その患者のタミフル耐性があるかどうかを検討すべきとしている。
この指摘は、タミフル備蓄でパンデミックに備えている現在の世界の鳥インフルエンザ対策に対して,警鐘を鳴らしたものと思われる。
http://www.guardian.co.uk/frontpage/story/0,16518,1672432,00.html
[2644] 作為的? 投稿者:とき
投稿日:2005/12/22(Thu) 15:24 |
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- ◇ProMED情報(詳細)
鳥インフルエンザ−ユーラシア(104):韓国、野鳥、サーベイランス
>情報源:Digital Chosun Ilbo、Arirang News
>農業省は国内の20の渡り鳥飛行ルートにおいて約3000の鳥の糞を調べ、50検体から低病原性鳥インフルエンザを発見したが、高病原性のものではなかった。
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20051220%2D0080
ProMED-mail
19-DEC-2005
PRO/AH/EDR> Avian influenza - Eurasia (104): S. Korea,
wild birds, surveillance
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:12055599359084206297::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,31412
同じ内容であるはずのものでは? で、日本はあいかわらず「清浄国」。
渡り鳥はシロ 環境省(共同通信)
- 12月20日22時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051220-00000274-kyodo-soci
朝鮮半島から海を越えてくる間に、「清浄化」するようですね。日本の検査の信憑性は。(逆に韓国のものにも。しかし、検査とは、存在しても検出できないことはあっても、ないものが出るということはないはずですが。)
で、日本の鳥H5N2の遺伝子配列は? 周辺地域との相同は?
[2643] 『今となっては種々の不審が浮かぶ。』
投稿者:とき 投稿日:2005/12/22(Thu) 13:39 |
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- ◇塚本三郎 技術大国が亡びる心配
http://www.melma.com/backnumber_133212_2411409/
>幸い、それと対比して士魂工才、即ち「物造り日本」の名は今日でも全世界に、賞賛と期待を維持しつつある。日本経済が物造り大国として、特に製造業があらゆる部門に、その精緻と強靭を誇っている。
>その只中において、「SG」グループによる、耐震データ偽造建築士などによって、設計、工事、監督、販売の各段階において、偽造が発覚し、その責任のなすり合いが続いていることは、驚きを越えて悲憤に堪えない。
>耐震データ偽造建築士に対する、警察当局の強制捜査が行われ、国会でも、連日、審査が行われている。震度五で倒壊の恐れ在りと伝えている。震度5、日本列島ではいつでも起こりうる可能性がある、設計、工事、監督、販売の各段階において、格段に安い価格ならば、建築の専門家なら、常識として不審と危険を抱くはずである。知っていても、知らぬふりをする。知ってそれを指摘すれば仕事がさせてもらえない。相手の言い分が不当であっても、すぐにはバレない。震度5以上の地震が起きて倒壊するまでは、判らないだろう。こんな恐るべき考え方では、物造り大国日本を亡ぼす、それは亡国の集団と叫ぼう。
◇鳥インフルエンザ、治療薬タミフルに耐性 研究報告 2005.12.22-
CNN
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200512220004.html
ウイルスの増殖プロセスのどの段階に作用する薬剤であるのかを考えれば、効果がみられなかったからといって、一概に「耐性がある」とは断定できないのではないかと思います。
どうも、最近のウイルス学者は胡散臭くてしようがない。やはり、ウイルス学者は「病気」(臨床)を対象にするのは無理なのではないかと思えてしまいます。マスコミの“学識”のクオリティを見分ける目(リテラシー)にも疑問符がつく? どうも「お目が高い」とはいえないようで・・・・。「情報」を扱うプロなのですが。ここにも「物造りの精神」の劣化が表れてる?
鳥インフルエンザ ウイルス死滅させる布…鳥取大など開発(2005年12月22日
読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/ec51222e.htm
商売優先? やはりその学究は、病気克服が第一義ではないようで。ウイルス「清浄化」思想による、ウイルス排除拒絶にしか頭が回らないのでしょうか。その「物造りの精神」はまったくの似非に思えます。(遠赤やマイナスイオンや磁化水などとおなじように。)
http://atom11.phys.ocha.ac.jp/wwatch/intro.html
http://www.try-net.or.jp/~tajima/life/mizusyobai.htm
http://homepage3.nifty.com/sasakitoshinao/cyzo_jinginaki.html
[2641] 『円は、来年も、キャリー・トレードの中心となる。』とのアナリストの見方 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/22(Thu) 09:48 |
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- 日本の金融機関から低利の円を借りて、高金利の米社債などに投資することを『円キャリー・トレード』(yen-carry
trade)というが、このロイターの記事『ANALYSIS-Yen still viewed as "carry trade" funding
currency』
http://today.reuters.com/business/newsarticle.aspx?type=tnBusinessNews&storyID=nN20362723
では、来年も、円は、キャリー・トレードの主役を演じるであろうとしている。
ロイターが、17人の外国為替銀行のアナリストに対して、この点について聞いたところ、17人中10人が、『円は、来年も、キャリー・トレードの中心となる。』とこたえたという。
そして、第二の主役としては、スイスフランを上げたという。
その理由として、次の要因を挙げている。
第一に、日銀は、来年も、少なくとも、上半期までは、融資コストを上げるようなことはしないであろう(ゼロ金利脱出はしないであろう。)ということ。
アナリストの予測としては、必ず反対の予測をするものがあるものなのだが、この点に関しては、アナリストの見方は、ほぼ、一致しているという事。
第二は、今年のドルのパフォーマンスを見ると、如何に市場心理が、来年の円の行方に影響を及ぼしているかがわかるという事。
今年の年初は、ドルは、円に対しても、ユーロに対しても、弱いと見られていたが、ドルは、相次いでの連邦準備金利の引き上げに支えられて、結果、強いドルとなってしまった。
つまり、日米金利格差が厳然と存在する限り、円安ドル高の基調は続き、円は、キャリー・トレードの主役にとどまるであろうということ。
第三は、日銀は、ゼロ金利脱出は図りたいのだろうが、実際は、デフレがインフレに確実にターンするまでは、ゼロ金利脱出は困難なのではなかろうかという事。
一方、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、スイス、ニュージーランドは、今年、金利引き上げをし、来年も、利上げを続けるであろうという事で、アメリカ対日本を除く他の諸国との金利格差は、縮まるであろうということ。
以上の見方のようである。
なんか、日本としては、ほめられたのか、けなされたのか、わからないような世界のアナリストたちの見方ですね。
http://today.reuters.com/business/newsarticle.aspx?type=tnBusinessNews&storyID=nN20362723
[2640] 今度は、ダイワボウが、鳥インフルエンザに強い新素材開発 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/21(Wed) 20:39 |
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- つい先だってに、日清紡が、ゼオライトをつかった鳥インフルエンザウイルスにつよい新素材「GAIACOT」を発表したとおもったら(この掲示板の2566参照)
今度は、ダイワボウが「ドロマイト』をつかった鳥インフルエンザウイルスにつよい新素材を発表したという。
詳細は、このサイトhttp://www.daiwabo.co.jp/ir/pdf/2005_1221.pdf
ご参照
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051221-00000126-mai-soci
[2639] Re:[2635]
「コスト減信者」ですか。 投稿者:とき 投稿日:2005/12/21(Wed) 15:17 |
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- 笹山様
>
『木を見て森を見ずの"コスト減信者"』は、自らの保身のために、やたらと、『コスト減』を口にする。
> 誰しも、それには、否を唱えられないのを承知で。
>
それを口にする事で、自らのステータスが上がるかのように、錯覚されている。
>
いえいえ、家庭内の大蔵省さんのことを言っているのではありませんよ。
>
「改革信者」ってのも、同じような屈折した思惑が、心底にあるのでしょうかね?
『木を見て森を見ずの"コスト減信者"』を、『ウイルスを見て、カラダ(生物体・細胞組織体)を見ずの“清浄国論”信者』ともいえますね。
「銘酒屋」と「経済設計」のたとえも秀逸です。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20051220ig15.htm
そして、『肉はともかく、箸(はし)をもつ人の胸の中まで不安と疑念の入り交じる霜降りにしないよう、心してもらいたい。』も。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20051219ig15.htm
「牛肉」をネタに、よくぞここまでこの短い文の中に、かくもさまざまの思いをこめたものだと、久々に凄いコラムだと感心いたしました。
[2636] 遅々たる歩み 投稿者:とき
投稿日:2005/12/21(Wed) 11:18 |
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- ◇WHOにウイルス初提供=鳥インフルで国際協力強化−中国
>【北京20日時事】新華社電によると中国疾病予防センターは20日、世界保健機関(WHO)に対し国内の鳥インフルエンザ感染者2人から採取したウイルスのサンプルと遺伝子に関するデータを提供した。中国が感染者のウイルスをWHOに提供するのは初めて。
>(時事通信) - 12月20日23時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051220-00000189-jij-int
それさえ、本物であるかどうかを、まず疑っておくことも必要でしょう。いまや、別に中国でなくても、サンプル入手は可能ですが。(インドネシア、タイ、ベトナム・・・)
ごく普通のウイルス学の知識があれば、インフルエンザウイルス(ヒト)の感染伝播は、すでにヒトで起こっている以上、とっくに始まっていると考えておく必要があります。
公式発表に携わっている人たちや、マスコミの方々はそれぞれの思惑でもあるかのように、ずいぶん慎重すぎる対応です。それもまた、理解できないこともないですが。(つまり、起こっている国の人がキャリアにみなされてしまったり、その地域が“汚染地帯”にみられてしまったり、過剰な反応を惹起させることにもつながるわけですから。それによって、旅行観光・航空・貿易など、あらゆる経済活動が、情報・報道だけで混乱してしまうことが目に見えています。産業経済面で、都合のいい情報しか出ていない現状です。)
◇渡り鳥はシロ 環境省
>環境省は20日、千葉県と茨城県で9−11月にシベリア方面からの渡り鳥200羽を調べたが、いずれも高病原性鳥インフルエンザウイルスを保有していなかったと関係省庁対策会議で報告した。
>千葉県の木更津市と習志野市の河口などで9月3−20日、水鳥66羽の血液などを調査。11月上旬には、茨城県の水海道市と坂東市でも陸鳥134羽を調べたが、ウイルスは見つからなかった。
>11−12月に長崎県対馬市と新潟市で採取した渡り鳥計約200羽の検体は分析中。
>(共同通信) - 12月20日22時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051220-00000274-kyodo-soci
どのような検査方法をとったのか不明ですが、検査とは、その検体に対して、その検査方法の範囲内での結果であって、事実全体(つまりここでは環境全体)がその検査の示した結果になるわけではないということを知っておく必要があります。しかも渡り鳥の「ウイルス感染の実態の全体像」がどうであるかを、いま、相手にしているわけです。
未知のウイルス分離ほど困難なものはありません。もし、あったとしても、見逃す可能性のほうが大きい。人の感染履歴を探るための検査でも、たとえば、EBVやサイトメガロの感染検査がはっきり陽性が出るのはほんの一時です。ましてや、インフルエンザウイルスをや。
本気で、感染してるかどうかの事実を確認するためには、抗体産生能をすでに獲得しているかどうか、つまりは、すでに感染経験がある(キャリア)かどうかを、実際のウイルス接種によって攻撃試験をするしかありません。
いいかげんな検査で、自然環境中の野鳥がシロだとか黒だとか、判定できると思わせるような報道は、それこそ“ナンセンス”です。何も知らない人を騙しにかかるようなものではないでしょうか。まるで、手抜き工事の基準不適合マンションを売りつけるのと全く同じ手口です。
[2635] 「コスト減信者」ですか。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/21(Wed) 10:57 |
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- この読売新聞の見出し「【強制捜査(上)】“コスト減信者”が連携」http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20051221hg05.htm?from=os1
の記事のなかで、「姉歯偽装物件はその大半に、「総研」か「木村建設」の名が浮かぶ。事件の背景には、総研、木村建設、ヒューザーら、コストダウン神話に魅せられた人々が連なっている。「コストダウンは永遠のテーマ。それを追求する中で、姉歯の『経済設計』に皆が飛びついた。その結果が、今回の問題につながった」。木村建設関係者はそう振り返っている。」とある。
そういえば、このような「コスト減信者」、結構身の回りにもいるようですね。
『木を見て森を見ずの"コスト減信者"」は、自らの保身のために、やたらと、『コスト減』を口にする。
誰しも、それには、否を唱えられないのを承知で。
それを口にする事で、自らのステータスが上がるかのように、錯覚されている。
いえいえ、家庭内の大蔵省さんのことを言っているのではありませんよ。
「改革信者」ってのも、同じような屈折した思惑が、心底にあるのでしょうかね?
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20051221hg05.htm?from=os1
[2634] 現状維持の原則(Speaker Denison's
rule) 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/21(Wed) 09:02 |
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- 12月16日の秋田県議会の本会議採決で、22対22の可否同数でありながら、議長が「賛成多数による可決」と宣告してしまい、その後も、余波が続いている。
可否同数の場合には、地方自治法第116条の「この法律に特別の定がある場合を除く外、普通地方公共団体の議会の議事は、出席議員の過半数でこれを決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。
2 前項の場合においては、議長は、議員として議決に加わる権利を有しない。
」
として、議長の裁決権が、ここに来て浮上する事になるのだが、もともと、この議長の裁決権というものは、西欧の法精神から由来する「現状維持の原則」(ステイタス・クォー
(Status Quo)http://en.wikipedia.org/wiki/Status_quo
または、Speaker Denison's
rule
http://en.wikipedia.org/wiki/Speaker_Denison's_rule )に基づくものとされている。
(国会の場合は、憲法56条二項「2 両議院の議事は、この憲法に特別の定のある場合を除いては、出席議員の過半数でこれを決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。」による。)
会議原則には、法令に規定されているものと、されていないものとがあり、「議長の公正指導の原則
議員平等の原則 現状維持の原則 委員会審査独立の原則
」などは、法令に規定されていないものと見るべきのようである。
議長の裁決権だけを考えれば、議長は、賛成・反対いずれの判断をも、下せうるのだが、『現状維持の精神』の由来から議長が判断を下せば、『現状維持』すなわち『否決』という判断となる。
この秋田県議会の問題は、議長が、可否同数であるにも関わらず、「賛成多数による可決」と、宣言してしまっていることの有効性の問題なのだろう。
となると、この議長さん、二重の過ちを犯してしまったということになりそうだ。
http://www.ngy.1st.ne.jp/~naoko-g/special6.html
[2633] Re:[2632] 猫の目行政?
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/20(Tue) 23:15 |
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- ときさん。
なにか、わかりにくい方針転換ですね。
これまでのウインドウレス鶏舎での監視下での感染拡大の事実をなぞっただけの方針転換のようにも見えます。
やはり、ここは、原点に立ち返って、ウインドウレス特別扱い方針転換としたほうが、わかりやすいでしょう。
言い方は悪いですが、「検査用に差し出された、おとり鶏」に、行政が振り回された形ですね。
日本型DIVAシステムとでも云うのでしょうか。
しかし、世界的には、指標鳥(sentinel
bird)使用の「DIVAシステム」は、見直しを迫られているという状況なのに、ですね。
[2632] 猫の目行政? 投稿者:とき
投稿日:2005/12/20(Tue) 22:18 |
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- ◇ウイルス検出で全体を処分 感染歴確認された養鶏場
>鳥インフルエンザ問題で農水省の家きん疾病小委員会は20日、衛生管理の行き届いた鶏舎で過去のウイルス感染歴だけが確認され、鶏を処分しないで監視対象とするケースについて、その後の検査でウイルスが検出されれば養鶏場全体の鶏を処分することを決めた。
>同様のケースではこれまで、ウイルスが検出された鶏舎だけが処分の対象だった。委員長の喜田宏北海道大教授は「ウイルスが養鶏場全体に広まっている危険性もあり、淘汰(とうた)が必要だ」と説明している。
>監視対象の鶏舎には、ウイルスの有無を監視するため感染歴のないモニター用の鶏を導入。2週間ごとに感染していないかどうか確認する。
>茨城県の鳥インフルエンザでは、感染歴が確認されて監視対象となった養鶏場で、約4カ月後に初めてウイルスが検出されたケースもある。
>(共同通信) - 12月20日19時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051220-00000242-kyodo-soci
平成17年12月20日
農林水産省
食料・農業・農村政策審議会消費・安全分科会家畜衛生部会
第19回家きん疾病小委員会の概要について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051220press_9.html
内閣府 食品安全委員会
http://www.fsc.go.jp/
2005.12.15
鶏肉・鶏卵の安全性に関する食品安全委員会の考え方[PDF](平成17年12月15日更新)
-NEW-
http://www.fsc.go.jp/osirase/tori/tori_161215_iinkai.pdf
食品安全委員会の資料では、鶏肉・鶏卵から人への感染はない、安全であるといっておきながら、片方では、必死に殺処分を推し進める矛盾。「受容体」が違うということまで公表されているのにもかかわらず。しかも、H5N2にいたっては、そのウイルスによって、養鶏の実質的な被害は何も出ていないにもかかわらず。(すべて、行き過ぎた制度運用による過度の検査から生じた人災そのもの。)
鳥(鶏)ウイルスの突然変異による宿主の変更は、人為の及ぶ領域ではないということには思い至らないのでしょうか、鳥ウイルスの権威の方々は。生命(生物)史の認識も歪んでいる?
スペイン風邪とかを例に出して、人類史上、未だかつてないほどの“感染の脅威”が目前に迫っている、なんていう学者もどきの方々が、最近やけに増えているような気もします。
非常に狭い、それこそインフルエンザウイルスの領域だけしか見ないで、ウイルス感染症全般のような判断をしてしまっているのではないでしょうか。敷衍しすぎです。すくなくとも、鳥は鳥の領域にとどめておくべきです。人のウイルスは人のものということを、きちんと研究すべきでしょう。
人の病原ウイルスをやっている人たちは、ウイルス学の中で、インフルエンザウイルスは今後も研究に値する未知の領域がたくさんあるとは、さほど思っていません。HIVや新興感染症などとちがって、人類が昔からつきあってきた、あまりにもありふれたもので、ほかのものにくらべてかなり研究がすすんでいますから。しかも、サーズのような劇症型はごくごく一部で、ほとんどが不顕性で済んでしまいますし。感染して経験してしまえば終わりです。
ヒトH5N1型発生地域は、おそらく、感染耐過(風土病化)地域です。ヒトがキャリア(career
経験済み)であると同時にキャリア(carrier
運び屋)にもなっています。そう思って見ておかなくてはなりません。もはや、鳥(鶏)は関係のない話です。中国を含め、東南アジアの発生国はなかなかそのことの認識もなければ、それを認めることもないようです。
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/case051216.html
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
本気で徹底的に調べたら、日本国内にもヒトH5N1が全く存在しないとはいえない状況になっていると思います。おそらく、ほとんどの人が従来のA型インフルエンザとほとんど変わらない症状で治まってしまうでしょう。そうでない(かなりの高率で劇症型が発症する)というのであれば、備蓄タミフルもまた、ほとんど効果がないということにもなるのですが・・・。
[2630] 予算と利権を握るものは強し。
投稿者:とき 投稿日:2005/12/20(Tue) 14:12 |
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- 新型インフル対策に92億 厚労省、農水も予防費(共同通信) - 12月20日9時50分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051220-00000047-kyodo-bus_all
◆鳥インフルエンザ問題の今後(118)(2005.12.19)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza232.htm
『もともと最大の被害者である茨城県の養鶏場が、すっかり悪者にされてしまった。行政面での対策指針はあっても、本来、鳥インフルエンザというウイルス病に対する考え方の基準が何一つ無い。』
『一つの養鶏場内のそれぞれの鶏舎なりヒナのロットが別々に扱われて検体の出し方で非難されている。これではワクモやトリサシダニなどの外部寄生虫並の扱いである。人間のパンデミックの場合なら数日で全世界を駆け巡るとされるウイルスを相手にしているとはとても思えない。もっと不思議なのは、これだけ識者がそろって居るのに誰もそのことに言及しないことである。』
『ある養鶏場が陰性と分かって居るものに検体を差し替えたとして告発されたというが、そんな確信が養鶏場側にあるのだろうか。若い鶏と老鶏で発症の差はあるかも知れない。しかし感染そのものに差がある訳ではない。』
『この鳥フル問題で、例の世界的に報道された闇ワク疑惑以来今日に至るまで、日本の養鶏場の性悪説(しょうわるせつ)は抜き難いものとなった。何を云っても信用されないのは困ったことである。トレサビリティなんかに血道をあげているのが空しくなってしまいかねない。』
『兎にも角にも茨城県では既に200万羽以上の鶏を人為的に殺した。最近の傾向を見れば、この感染が収まるとはとても思えない。』
『環境中に幾らでもいるインフルエンザウイルスの内、たまたま引っ掛かった茨城株だけにうつつを抜かしているのは、鶏の犠牲と財政面の負担それに労力と、文字通り労して効なしと思わざるを得ない。そして誰もそれを止められないでエスカレートして行く、本当はとても怖いことである。』
中世の魔女狩りと全く同じ愚かなふるまいを繰り返しているのですが、いま目の前でおこっていることでさえ他人事の感覚になってしまってるのでしょう。それは、養鶏業界内にいる人間でさえ。まったく莫迦げたことです。
鳥インフルエンザ検査妨害
愛鶏園の対応に矛盾 (中日新聞 2005.12.20)
http://www.chunichi.co.jp/00/ibg/20051220/lcl_____ibg_____001.shtml
>県職員は鶏舎外から血液採取は確認したが、愛鶏園が拒んだため鶏舎には入らなかった。
曲解・誤解を生むような、あきらかに悪意ある意図的な書き方にみえますが。
衛生管理にシビアになれば、人の出入りにも非常に厳重になるのは当然のことです。ましてや、担当県職員ともなれば、あちこち回ってくるわけですから。
現場ではお互いに了解済みの事項を、何故にマスコミさんはこんな記事にしてしまうのでしょうか。NHKの番組を作る方々と、基本姿勢にいささかも変わりがないようです。つくづく、浅田農産のときの行き過ぎた報道姿勢の反省がいまだに全くないのだと思わざるをえません。たまたま報告が2〜3日遅れただけの、何も悪意のなかった人を二人死に追いやったマスコミさんです。あれは、全く、マスコミ集団によるリンチのようなものでした。まさに『本当はとても怖いことである』です。
米税関、偽タミフルを初めて押収=個人がインターネットで発注(2005年12月19日17時58分
AP/ライブドア・ニュース)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1565391/detail
おそらく、そのうち公的資金で海賊版をつかまされることにもなるでしょう。偽札よりはるかに簡単なことですから。見た目も区別できませんし。
いい加減、鳥フル騒動には辟易いたします。まずは、鳥と人をきちんと区別するべきです。けっして、ボーダレスではありません。
それと、ほかのウイルスによるものはまだしも、「インフルエンザウイルス」感染による、家畜の殺処分はまったく何の効果もありません。即刻やめるべきです。H5N1の発症防御は、ワクチン接種ほかにとる道はありません。さもなくば、自然耐過です。
疫病は「受容」せざるをえない局面が必ずあります。インフルエンザウイルスは、ほかのものに比べたら、大したことのないウイルスなのですが・・・。なぜにそればかり重大だと思わせるような流れになってしまってるのでしょうか? やはり、金儲けがらみなのでしょうか? まるで、人々の“不安”が、“財”を生み出すようなものです。これではまるで、人間は「不安(妄想)」によって「財」を生み出す家畜のようなものといえるのではないでしょうか。
三木成夫『胎児の世界』
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0217.html
>「脳は内蔵を反映する鏡にすぎない」
>この面影を含まない科学は生きた生物学にはなりえない。
[2629] 日本の領土が脅かされてる?
投稿者:とき 投稿日:2005/12/20(Tue) 12:07 |
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- ◇「独立すべきだ」4人に1人=沖縄県民意識調査−1000人対象・琉球大チーム
>沖縄県民の4人に1人が日本から独立すべきだと考えていることが、琉球大学の林泉忠助教授(国際政治学)の調査チームが行った県民意識調査で19日、分かった。自分を「沖縄人と思う」も4割で、「沖縄人で日本人」や「日本人」より多かった。
>林助教授は「終戦までの沖縄文化抑圧策や、復帰後の基地問題などに対する日本政府の対応が、多くの住民に受け入れがたいと思われているのではないか」と分析している。
>調査は11月、電話帳から無作為抽出して電話をかける方法で18歳以上の県民を対象に実施。1029人から有効回答を得た。
>(時事通信) -
12月19日18時1分更新
【沖縄県民意識調査】独立すべきだ 4人に1人=−1000人対象・琉球大
http://live14.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1134988370/
>去年より、多少、水増ししているようですw
http://bbs1.otd.co.jp/19250/bbs_tree?base=718&range=1
林 泉忠
(John Chuan-Tiong Lim)
リム チュアン ティオン (通称:リン センチュウ)
本籍:
香港
中国で初等教育、香港で中等教育、そして日本で高等教育を受け、
2002年3月に東京大学より法学博士号を取得。
また、ハーバード大学フェアバンク東アジア研究センター客員研究員、
日本学術振興会特別研究員、沖縄大学地域研究所特別研究員などを歴任。
現在、琉球大学法文学部国際関係論講座助教授。
http://ps.ll.u-ryukyu.ac.jp/~lim/
沖縄が、日本の制度から離れたらどうなる?
【フラッシュ】http://www.geocities.jp/japanguardian/
日本国民をバラバラにして、少しずつあちこち虫食いのように分断し、東アジア共同体≠ノ取り込む流れがあるのでしょうか?
かつて、竹島を韓国にくれてやればいいと提案していた新聞社もありましたが・・・。
東アジア共同体構想の欺瞞性と危険性
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/H16/1607/1607009asia.html
中国共産党「日本解放第二期工作要綱」
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kokumin-shinbun/S47/4708/470801china.html
マオ―誰も知らなかった毛沢東
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406206846X
東アジア「反日」トライアングル
古田 博司 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166604678
松永太郎
東アジア「反日」トライアングル
http://www.melma.com/backnumber_133212_2403476/
民間防衛
新装版―あらゆる危険から身をまもる
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4562036672
スイス政府「民間防衛」に学ぶ
http://nokan2000.nobody.jp/switz/
「無防備地域宣言運動」!?
http://peace.cside.to/
“虚構”の世界で遊んでいるのでしょうか?(それとも新手の宗教運動?)
歴史から学ぶ人間社会の現実には、そんな「お花畑理念」をもて遊んでいては、対応できないのではないでしょうか。「現実」に対する「思考停止」に等しいと思います。
[2627] Re:[2626] [2619] [2618]
[2614] 小澤義博氏の論文:21カ月齢でBSE感染 診断巡り誌上論争 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/12/20(Tue)
08:47 |
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- > 三つの条件とは、
>
@アメリカが、次なる解禁の目標としている30ヶ月以下のBSE牛であること。
>
ABARB(Born After Real Ban,1996/8/1以降に生まれた牛)のBSE牛であること。
> B非定型のBSE牛でないこと。
>
この三つの条件で絞っていくと、どうにも邪魔な存在が、この日本の21ヶ月齢のBSE牛というわけになるということですね。
笹山さん、おはようございます。
このA番目の、BARB(Born
After Real Ban,1996/8/1以降に生まれた牛)のBSE牛であること、ですが、米国は完全飼料規制、Real
Banを自国で一切やっておらず、SRMを飼料にしまくり、肉骨粉入り鶏糞を与えまくり続けているのですから、消費者にしてみればこれら学者が、過去の英国、仏国の20ヶ月台のBSE牛をまったく無視して、”米国の牛に日本の21ヶ月云々の話を当てはめて安全だとする”ことは、家畜の安全を守る獣医学を専攻する人間の考え方としては破綻しているとしか思えません。
[2626] Re:[2619] [2618] [2614]
小澤義博氏の論文:21カ月齢でBSE感染 診断巡り誌上論争 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/20(Tue) 08:23
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- まりちゃんさん。
なぜ、日本の21ヶ月齢が、問題にされるかという事ですが、もっとも若いBSEを次の三つの条件で絞っていくと、必然的に、この日本の21ヶ月齢のBSE牛が注目されてくるというわけですね。
三つの条件とは、
@アメリカが、次なる解禁の目標としている30ヶ月以下のBSE牛であること。
ABARB(Born
After Real
Ban,1996/8/1以降に生まれた牛)のBSE牛であること。
B非定型のBSE牛でないこと。
この三つの条件で絞っていくと、どうにも邪魔な存在が、この日本の21ヶ月齢のBSE牛というわけになるということですね。
つまり、この21ヶ月齢牛が、BSE牛でなければ、後の23ヶ月齢牛は、非定型BSE牛という事で、例外的なものとして、捨象できるということになります。
そうなれば、月齢30ヶ月未満の牛で、BARBで、BSEになった定型BSEの牛は、世界にいないという事になってしまいますね。
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/eikokunobsejyakureigyu.htm
http://www.defra.gov.uk/animalh/bse/statistics/bse/yng-old.html
[2625] ニセモノといえば・・・
投稿者:とき 投稿日:2005/12/19(Mon) 21:38 |
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- ◇偽タミフルを初押収=アジアから個人輸入か−米税関
>【ロサンゼルス18日時事】米税関当局は18日までに、抗インフルエンザ薬タミフルの偽造品51箱をサンフランシスコ国際空港近くの航空便関連施設で押収したことを明らかにした。米メディアによると、偽タミフル押収は米国で初めて。
>各箱には10〜50カプセルが入っており、テストの結果、カプセルにはタミフルでなくビタミンCが含まれていた。
>箱には中国語が書かれていたが、発送国は不明で、米国内の個人がインターネットで発注、アジア地域の業者が発送したとみられている。
>(時事通信) -
12月19日15時0分更新
ひょっとして、相当出回ってる? しかもパッケージまで同じものもあるかも。偽札に比べたら、数段、簡単。
確かに、見た目は似ていますが。中身の値段は大いに違いますが、効果のほどはいかに? 本物とはいえども・・・。
[2624] もはや、ヒト型も相当まん延しているだろうに。 投稿者:とき
投稿日:2005/12/19(Mon) 21:29 |
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- ◇鳥インフル、ウイルスに変異か=人のみ発病の可能性も−中国専門家
>【北京19日時事】18日付の中国広東省の夕刊紙・羊城晩報などによると、中華医学会の鐘南山会長は、中国で鳥インフルエンザの家禽(かきん)への感染が確認されていない地域で人への感染が起きたと指摘し、「ウイルスが変異し、渡り鳥や家禽が感染しても発病せず、人に感染すると発病するようになった可能性がある」と警告した。
>中国ではこれまで5省、自治区で6人の感染・発病者が確認されているが、広西チワン族自治区資源県など、家禽への感染が確認されていない地域で感染・発病者が出たことが報告されている。
>鐘会長は、この6人がいずれも家禽との接触歴があったことを明らかにし、「家禽と接触した人が原因不明の肺炎の症状を示したら、直ちに鳥インフルエンザのチェックを進めるべきだ」と述べた。
>(時事通信) -
12月19日19時0分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051219-00000109-jij-int
人で起こっていたということは、最初からそういうこととして想定しておかなければならないのですが。いままで、隠蔽しているに等しい行為です。
風土病化してしまっている地域がかなりあるのではないか。
インドネシアが比較的、情報が透明には思われますが。(調査能力は別として。)
IDSC 高病原性鳥インフルエンザ
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
WHO 感染確定症例数
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/case051216.html
ベトナムの状況を鑑みて、カンボジアも中国も、実態を反映しているとは到底みなすことができません。
最初から、鳥(鶏)の所為にしたってダメなことだと思います。鶏を含め、鳥がヒトへの感染源というには、鳥の存在があまりにも日常的です。
[2621] 米国産牛肉輸入再開しても「米国産カルビはダメ」
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/12/19(Mon) 17:37 |
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- 米国産牛肉輸入再開しても「米国産カルビはダメ」
http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi
>農林部の関係者は15日、「米国産牛肉の輸入を再開するとしても、骨付きの部位は輸入しない方針を検討している」と明らかにした。韓国政府のこのような方針が受け入れられる場合、LAカルビの輸入は引き続き禁止となる。
笹山さん、韓国では上記を検討しているようです。日本で骨付きが輸入された場合、その廃棄物はさて、どうなるんですかねー。残飯飼料なんかでその他家畜に回るんでしょうか。感染牛だったら、また問題だと思いますが。
[2620] Re:[2613]
なんとしても茨城養鶏業界を 投稿者:とき 投稿日:2005/12/19(Mon) 17:20 |
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- 悪徳業者の集まりだと、印象操作をしたいようで。
マスコミの記事も、悪質極まりないようなイメージを持っております。一般の方々は、思い通りに誘導されているようですが・・・。(検体のとり方が不適切といわれれば、それは言い訳できないことでしょうが。基本的には、「鳥ウイルス感染」は、皆、被害(災)者です。それをさらに虐めるようなことをしているのに、当事者でない方々は自覚がないようです。しかも今の場合は、まったく無害なウイルスにたまたま感染しているだけの話です。闇ワクを使ったのではないかとの世論誘導にまんまと乗せられてしまっているのでしょう。)
H5亜型は、もっと厳密に区分けする必要があるのではないでしょうか。
タミフル備蓄世論誘導も、それとまったく同じ雰囲気を感じております。それから、鳥ウイルスが、今すぐにでも、人に感染するという“トンデモ”科学仮説も。ウイルス感染の基本は、同宿主(ホスト)からの感染可能性がもっとも高いという認識が第一義であるにもかかわらず。
「厳密な科学的根拠」の希薄な、安易な情報が垂れ流しになっています。
>TV朝日 素敵な宇宙船地球号
>[第409回]
12月18日 23:00〜23:30 放送
>「シリーズ ミクロの生命体
Vol.2」
>〜あなたもすでに感染している!人体に潜むウイルスの脅威〜
http://www.tv-asahi.co.jp/earth/midokoro/2005/20051218/index.html
ウイルスの増殖条件(環境)について、非常に紛らわしい不確かな推測・憶測に過ぎないような仮定をそのまま放送していたようで。さもさも事実かのように報道するのは、ある意味、悪質ともいえます。そのまま受け取らないで、仮説のオンパレードだと思って、まず疑って見る必要のある番組でした。もうすこし、「ヘルペスウイルス」について、正確な番組を期待したのですが。EBとかサイトメガロ(人とうまく共生しているウイルス、ときには悪さをいたしますが)を取り上げたほうがよかったのではないでしょうか。
>2005.12.18
>さらに深刻な基礎くい疑惑が浮上
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/12/post_0832.html
さてこれは?
[2619] Re:[2618] [2614]
小澤義博氏の論文:21カ月齢でBSE感染 診断巡り誌上論争 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/12/19(Mon) 16:25
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- この辺りの食安委の議事録にも残ってますね。
>○山内専門委員
もともとBSE検査、これは法律というか、規則で決められたものであって、そしてウエスタン・ブロットによる異常プリオンたん白の検出、もしくは免疫組織化学での陽性、そのいずれが出てもBSEと判定するという規則になっているわけです。我々が行っていたのは、あそこで見られたバンドは異常プリオンたん白であるという、結論はそこまでなんです。ですから、検査という場合にはそこが限界なわけです。研究的にいろんな議論をするものとは違う側面があるわけです。あのバンドそのものに関してウエスタン・ブロットというのは、厚生労働省のBSE専門家会議が認めたわけです。小野寺専門委員も認めたんですが、彼は欠席していたから知らなかったと言っている。
○見上委員 それはあくまで日本国政府が認めた。日本国政府の法律ですね。
>○山内専門委員
日本だけではありません。ウエスタン・ブロット、もしくは免疫組織化学、いずれかが陽性になればBSEと判定するというのはEUも同じ、アメリカも同じです。アメリカはただし、免疫組織化学にかなり力を入れていますが、アメリカの場合に、免疫組織化学ができないような、とけてしまった脳の場合、ウエスタン・ブロットで陽性になれば、それは陽性と判定することになっています。
○見上委員 もしくはというのは、EUもそうなんですか。確認します。
>○山内専門委員
同じです。
○見上委員 EUがウエスタン・ブロッティング、もしくは免疫組織どっちかが陽性だったら陽性だと言っているんですか。
>○山内専門委員 はい。
○見上委員 わかりました。
>○山内専門委員
日本の場合には、BSE検査を始めるに当たって、その問題は議論したわけです。実際に北本専門委員始め、品川専門委員も20年とか30年近い経験の中から、必ずしも免疫組織科学とウエスタン・ブロットは一致しないというのは、経験されている。これは専門家であれば皆さん御存じのとおりで、どちらかでもって判定するとなっていたわけです。
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai18/161222_dai18kai_prion_gijiroku.pdf
[2618] Re:[2614]
小澤義博氏の論文:21カ月齢でBSE感染 診断巡り誌上論争 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/19(Mon) 15:42
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- このケースは、ウエスタンブロットで、陽性で、IHC検査では、PrPSc陽性ではなかったのですが、そのデータが示されなかった、という事ですね。
論争があることは確かです。
このケースについての論争は、その前の8例目の23ヶ月のBSEが、非定型BSEであったのに対して、この9例目の21ヶ月のものは、その23ヶ月の非定型のものとは、明らかに異なっていた、という点なのでしょう。
これについては、このサイト「Docket
No. 03-025IF - Prohibition of the Use of Specified Risk Materials for Human Food
and Requirements for the Disposition of Non-Ambulatory Disabled Cattle」
http://www.fsis.usda.gov/OPPDE/rdad/FRPubs/03-025IF.pdf
をご参照。
要するに、23ヶ月の非定型先にありきの論理で、21ヶ月の分は、非定型でないから、おかしいという論理なのです。
しかも、非定型か否かは、ウエスタンブロット(グリコシル化(糖化)していない非定型BSEのPrPscがあり、泳動(migration)が早い。このようなPrPscをもつものを、非定型BSEとしている。
)の判定に元ずくものなのですから、ちょっと、論理が逆転していますね。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=121参照
http://www.vegsource.com/talk/madcow/messages/1000054.html
[2617] Re:[2616]
21カ月齢でBSE感染 診断巡り誌上論争 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/12/19(Mon) 15:34 |
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- >さらに、小沢氏の最初の論文が載った当時の編集長が(件の)唐木英明先生。論文掲載に「科学に政治を持ち込む動きがあるのではないか」と疑う研究者もいる。
日本の獣医学界は本当に大丈夫なんですかね?
衆議院から政府への質問
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a163043.htm
>五 食品安全委員会の中立公正について
(1) 食品安全委員会リスクコミュニケーション専門調査会座長代理および動物医薬品・肥料・飼料等合同専門調査会座長唐木英明氏に対し、消費者団体:食の安全・市民監視委員会より罷免請求が提出された。唐木英明氏はリスクコミュニケーション専門調査会委員でありながら、直接利害にかかわる米国食肉輸出連合会の米国牛の安全パンフレットの監修を食品安全委員会専門委員の肩書を使用して行い、過去、米国食肉輸出連合会のポーク販売のPR事務局で使用されていたFAX番号と同一の番号を持つ事務局(電通PR社の住所)にて、「食の安全・安心を考える会」という団体の設立発起人として、米国食肉輸出連合会のほか、日本フードサービス協会加盟企業など多くの外食・輸入・米国牛関連企業が協賛したシンポジウムの開催を行っている。中立公正を求められる食品安全委員会の評価に係る専門委員でありながら、一方で米国産牛肉の輸入再開のPR活動の先頭に立つことは、国民に食品安全委員会の中立公正さに疑念を生じさせることになると思うが、政府の見解を求める。
(2) 米国食肉輸出連合会や日本フードサービス協会加盟企業などの米国産牛肉輸入に利害関係をもつ企業・団体から報酬を受けていた場合、また「食の安全・安心を考える会」という団体で設立発起人という役職をもつ唐木氏は、平成十五年十月に食品安全委員会で決定された「食品安全委員会における調査審議方法等について」の中の第三項の「利害関係を有する委員又は専門委員」に該当するのではないか。政府の見解を求める。
(3) 本年十月十九日の衆議院内閣委員会の答弁で、寺田委員長は唐木氏について「リスクコミュニケーションの中にいろいろなステークホルダーの方がいらっしゃるわけですね。・・・多分どこかでセミナーをしても報酬を伴っておると思います。そういうことまで全部ブロックしちゃうと、結局、国民全体をあらわす人は集まってこれなくなっちゃいますので、そういうことで、僕はぎりぎりだけどもお許し願いたいと前に申し上げましたし、その旨、唐木先生にも、きちっと誤解を招かないようにやってくださいよと、そこが精いっぱいでございます」と述べられて、唐木氏がステークホルダー(利害関係者)であることを認めている。しかし唐木氏は、リスクコミュニケーション専門調査会にステークホルダーではなく、中立公正を求められる評価に係る専門委員として参加している。食品安全委員会は、唐木専門委員について適切な措置をとるべきであると思うが、政府の見解を求める。
>政府の回答
五の(1)及び(3)について
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b163043.htm
御指摘の唐木専門委員は、食品安全委員会及びプリオン専門調査会における米国産牛肉等に関する食品健康影響評価に係る調査審議には加わっていない。このため、唐木専門委員の御指摘の活動によって食品安全委員会における当該調査審議の中立性及び公正性が損なわれたことはないと考えている。
平成十七年十月十二日に、寺田食品安全委員会委員長から唐木専門委員に対し、食品安全委員会としての活動ではない個人的な活動であっても、食品安全委員会の中立性及び公正性について国民から誤解を受けないよう留意されたい旨、注意喚起を行っている。
五の(2)について
唐木専門委員が「食品安全委員会における調査審議方法等について」(平成十五年十月二日食品安全委員会決定)の三に規定する特別の利害関係を有する専門委員に該当するか否かについては、唐木専門委員が所属するリスクコミュニケーション専門調査会及び肥料・飼料等専門調査会における審議の公平さに疑念を生じさせるか否かによって判断されるものであり、御指摘は当たらないものと考える。
[2616] 21カ月齢でBSE感染 診断巡り誌上論争
投稿者:虹屋 投稿日:2005/12/19(Mon) 15:23 |
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- 21カ月齢でBSE感染 診断巡り誌上論争
日本農業新聞 [2005年12月18日付]
日本の生後21カ月の牛海綿状脳症(BSE)感染牛は、国際的に承認されていない――。日本獣医学会誌8月号に国際獣疫事務局(OIE)の小澤義博名誉顧問が寄せた論文をめぐり、誌上論争が起きている。11月号で食品安全委員会プリオン専門調査会の委員を含む専門家8人が「科学的根拠がなく不当な記述だ」と猛反論。続く12月号では小澤氏が再び切り返すため論争は続きそうだ。
「生後21カ月の牛」とは、2003年11月にBSEと判定された広島の牛のこと。
発端は、小澤氏が、生後20カ月以下に限る米国産牛肉の輸入条件を「日本の21カ月齢の牛をBSEとする科学的根拠を国際的に承認してもらわない限り、OIEや世界貿易機関(WTO)に受け入れられるとは思えない」と批判したことだ。…
これ以下の要約
品川先生「小澤氏の記述は、日本が根拠のない検査をしていると誤解を与える」と怒りを隠さない。
小野寺先生「通常のBSEとは違う可能性がある」
小澤氏「OIEは正式には認めていない。感染実験では今のところ陰性で、BSEか疑わしい」
さらに、小沢氏の最初の論文が載った当時の編集長が(件の)唐木英明先生。論文掲載に「科学に政治を持ち込む動きがあるのではないか」と疑う研究者もいる。
[2615] 本当かいな?例の「きっこの日記」へ「イーホームズ社長からのメール 」 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/19(Mon) 15:04 |
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- このサイト
http://www3.diary.ne.jp/user/338790/
ですが、うーん、なかなか、リアルですね。
http://www3.diary.ne.jp/user/338790/
[2614] 小澤義博氏の論文:21カ月齢でBSE感染 診断巡り誌上論争 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/12/19(Mon) 15:02 |
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- 21カ月齢でBSE感染 診断巡り誌上論争
[2005年12月18日付]
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/news/index3.html
>日本の生後21カ月の牛海綿状脳症(BSE)感染牛は、国際的に承認されていない――。日本獣医学会誌8月号に国際獣疫事務局(OIE)の小澤義博名誉顧問が寄せた論文をめぐり、誌上論争が起きている。11月号で食品安全委員会プリオン専門調査会の委員を含む専門家8人が「科学的根拠がなく不当な記述だ」と猛反論。続く12月号では小澤氏が再び切り返すため論争は続きそうだ。
>「生後21カ月の牛」とは、2003年11月にBSEと判定された広島の牛のこと。
>発端は、小澤氏が、生後20カ月以下に限る米国産牛肉の輸入条件を「日本の21カ月齢の牛をBSEとする科学的根拠を国際的に承認してもらわない限り、OIEや世界貿易機関(WTO)に受け入れられるとは思えない」と批判したことだ。…
だから世界には、飼料管理が酷い時代、20ヶ月の発症牛ほか、複数の20ヶ月代の感染牛がいるんですが、そして米国の飼料管理はムチャクチャなんですが、
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/c35a71a82981c6c137518f281eb161c0
小澤氏ほか、唐木氏、日本フードサービス協会の方々など、この方々達は何をいっているんでしょうか?世論を撹乱したいんだろうか?
BSE:
Statistics - Youngest and oldest cases by year of onset - GB (Passive
surveillance only)
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/eikokunobsejyakureigyu.htm
http://www.defra.gov.uk/animalh/bse/statistics/bse/yng-old.html
1988年 もっとも若い症例 24ヶ月 2番目に若い症例 27ヶ月
1989年 もっとも若い症例 21ヶ月 2番目に若い症例 24ヶ月(4)
1990年 もっとも若い症例 24ヶ月(2)
2番目に若い症例 26ヶ月
1991年 もっとも若い症例 24ヶ月 2番目に若い症例 26ヶ月(3)
1992年 もっとも若い症例 20ヶ月
2番目に若い症例 26ヶ月
1993年 もっとも若い症例 29ヶ月 2番目に若い症例 30ヶ月(3)
1994年 もっとも若い症例 30ヶ月(2)
2番目に若い症例 31ヶ月(2)
1995年 もっとも若い症例 24ヶ月 2番目に若い症例 32ヶ月(2)
1996年 もっとも若い症例
29ヶ月 2番目に若い症例 30ヶ月(2)
>[“日本で発見された8頭目の狂牛病感染牛は世界で最も若いウシの発症例と思われる”とした投稿が]誤りである。イギリスで複数のウシで生後30ヵ月以前の発症報告があり、そのため30ヵ月未満のウシにはBSEの危険が無いと考えることできない。
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20031009-0050
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/c35a71a82981c6c137518f281eb161c0
88年から検出感度はどの程度進歩していったのでしょう。
イギリスは何年から何歳以上を検査、何歳以下を無検査、何歳以上の何頭を無検査処分するようになったのか、再度まとめる必要がありそうですねー。
追伸:昨年9月の議事録を読むとフランスでも30ヶ月以下のBSE牛は検出されてますね
[2613] 「松永和紀のアグリ話」を現時点で読んでみると。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/19(Mon) 14:46 |
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- このコラムhttp://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=469
今年9月7日のコラムなのだが。
いまとなっては、なんともいいようが、ありませんね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051218-00000081-kyodo-soci
[2612] やっぱり、出ないようで?
投稿者:とき 投稿日:2005/12/19(Mon) 12:35 |
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- 感受性がある(初めての感染で発症する)生体でないかぎり、たとえ感染していたとしても、抗体産生せずとも共生(潜伏)状態のままになってしまうようです。そもそもが、野生の鳥と共生するウイルスですから。
■8市町の野鳥、いずれも陰性 鳥インフルエンザ(中日新聞 2005.12.18)
>県畜産課は、野鳥を対象にした高病原性鳥インフルエンザ調査の中間報告を発表した。小川町、茨城町などウイルスや抗体が見つかった養鶏場がある地域を中心とした八市町でカラスやスズメ、カモなど計七十七羽を十月中旬から今月十二日まで検査したが、いずれも陰性だった。検査は野鳥の狩猟期間が終了する来年二月中旬ごろまで行う予定。 (佐久間 光紀)
http://www.chunichi.co.jp/00/ibg/20051218/lcl_____ibg_____002.shtml
茨城県 野鳥の鳥インフルエンザウイルス保有状況調査の結果について(中間報告)(平成17年12月15日)
http://www.agri.pref.ibaraki.jp/news/tori/img/h17121502.pdf
http://www.agri.pref.ibaraki.jp/news/tori/index.html
(検査方法が明記されていないのが少し気にかかります。ウイルス分離やPCR検査では、なかなか検出は困難ですが・・・ ウイルス検査は、ウイルス排出状態(感染増殖中)にあるときだけ検出されるもので、潜伏状態あるいは「病」後ではなかなか難しいものというのが通例です。検査で陰性だからといって、感染経験がないとは断定できないものです。)
■抗体でインフルエンザ治療 マウスで効果を確認(共同通信)
- 12月18日17時59分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051218-00000081-kyodo-soci
■A型インフルへの効果確認=世界初の完全ヒト抗体作製−動物実験に成功・キリン(時事通信)
- 12月18日20時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051218-00000061-jij-biz
「病気」は「外部」からやってくるから、それを遮断すればいいとか、「病気の原因」は「外部からやってくる異物(抗原)」だからそれをやっつけてしまえばいいとか、という認識では「ウイルス感染症」の克服にならないということに、早く思い至って欲しいものです。
行き当たりばったりの目の前のものを消し去れば事たれりというような「対症療法」では克服できません。「抗体治療」などというものも、所詮は付け焼刃的な、そのときだけのマヤカシ療法にすぎないものです。
「根治療法」を目指すのであれば、ウイルス感染症の病理病態をよく理解してとりかかったほうがよいのではないかと思っております。あくまでも、ウイルス感染症の「病気」とは、ホスト側の抗体産生能の獲得「過程」のことなのですから。
それと、「ウイルス」は、人が好む好まざるにかかわらずやってくるものであり、拒絶することは不可能な存在で、いわば台風や地震のようなものであると同時に、やがては、いたとしてもいないもののごとくにふるまうのですから。そういうウイルスのふるまいを、よく理解してつきあう必要があります。けっして、排除・根絶・制圧・制御などという思想になじむ相手ではありません。存在を把握したら、ないものとしてでなく、あるものとして付き合っていくことが肝要です。
それが、「疫病」というものに対する「病気」の思想・哲学であると思っています。そのことは、あらゆる動物もっといえば、生物全般に共通することだと思っております。
キラーウイルスの逆襲―SARSとの闘い、そして共存へ 畑中
正一 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822203840
ウイルスは人間の敵か味方か―最小の生物の正体に迫る
畑中 正一 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309612024
ウイルスは生物をどう変えたか―進化の演出者・ウイルスの世界を探る 畑中
正一 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061329499
ウイルスとどうつきあうか―闘いから共存への戦略 畑中
正一 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/414084003X
ウイルスはどこにでもいる 日沼
頼夫 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4585050736
[2611] Gemini Science
Inc開発の鳥インフルエンザ抗体とは? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/19(Mon) 11:04 |
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- 日本のキリンビールの傘下にあるGemini Science Inc社http://www.kirings.com/が、
H5N1抗体を開発したという事で、麒麟麦酒の株が上がっているようだが、このニュース、不思議な事に、英語圏では、「JapanToday」一紙が、このようにhttp://www.japantoday.com/e/?content=news&cat=1&id=358903伝えるだけで、さっぱり、外電では、報じられていない。
で、共同研究したというラホヤ免疫アレルギー研究所(La
Jolla Institute for Allergy and Immunology )のサイトhttp://www.liai.org/news/news_releases/index.cfmでも、この件に関しては報じられていない。
一体どうなってるの?
ということで、いろいろあたってみると、このような事らしい。
これが発表されたのは、キリンのサイトhttp://www.kirin.co.jp/company/news/12/051218_1.htmlによれば、「米国ワシントンDCで開催された「第45回抗菌薬および化学療法に関する学術会議」(ICAAC)で、日本時間の12月18日に発表」
という事なので、
ICAAC(Interscience
Conference on Antimicrobial Agents and Chemotherapy)のサイトhttp://www.icaac.org/から検索したところ、次のような名前の論文だった。
「Therapeutic
Potential of a Fully Human Monoclonal Antibody against Influenza A Virus M2
Protein. 」
http://www.abstractsonline.com/viewer/viewAbstractPrintFriendly.asp?CKey={0DE5A253-6B95-431C-8AE4-D1CEB589B565}&SKey={BB564944-A277-41A2-84A9-5762A7DB55CB}&MKey={932BDC66-9511-42FD-A9D5-B222E1D5236B}&AKey={32093528-52DC-4EBE-9D80-29DAD84C92CE}
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051218-00000081-kyodo-soci
[2610] Re:[2608]
特別講演会『中国、インフルエンザ爆心地の可能性』開催のご案内 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/19(Mon) 09:43
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- shinly
さん。
これは、例の『大紀元』さん主催の講演会ですね。
こんな活動も、日本でやっているのですか。
純粋・科学的講演会である事を祈ります。
[2609] 茨城県茨城町で、鳥インフルエンザ感染確認
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/19(Mon) 09:39 |
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- 茨城県は18日、同県茨城町の養鶏場「愛鶏園若宮農場」と「愛鶏園宮ケ崎農場」の鶏から、鳥インフルエンザウイルスの感染歴を示すH5型の抗体が確認されたと発表した。
というのだが、この愛鶏園が、8月22日にサイトで公開している「鶏群健康診断書」http://ikn.co.jp/influenza/keigun%20printing.htmでは、今回の宮ヶ崎農場、若宮農場とも、『下記農場において定期的な鶏群の健康調査を実施いたしております。
2005年8月22日現在のところ、高度病原性トリインフルエンザを疑わせる臨床症状及び死亡数の急増を示している鶏群はありません。また病性鑑定の一貫として必要があればインフルエンザ簡易検査キットを使用した診断も行います。』となっている。
その他参考サイト
http://www.agri.pref.ibaraki.jp/news/tori/index.html
http://www.agri.pref.ibaraki.jp/news/tori/img/h171218.pdf
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051218-00000065-mai-soci
[2608] 特別講演会『中国、インフルエンザ爆心地の可能性』開催のご案内 投稿者:shinly 投稿日:2005/12/19(Mon) 03:25 |
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- 謹啓
ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
世界のメディアに先駆けてこのほど汕尾市虐殺事件をスクープした大紀元時報は、昨年のSARS(重症急性呼吸器症候群)報道に続き、本年は鳥インフルエンザについても中国の情報封鎖を突き破り、追跡報道を行っています(詳細は当社のニュースサイトhttp://www.epochtimes.jp/をご覧ください)。
さて、弊社は「希望の声ラジオ局」と共催し、米国から専門家を招き、特別講演会「中国、インフルエンザ爆心地の可能性
=その実情と対応処置=」を下記の要領で開催します。世界レベルの蔓延で人への影響も未曾有の被害をもたらすことが予想されている「インフルエンザ」について、中国政府の体質を知り尽くした専門家が核心に触れる情報で、日本の関係者にも資するところの大きい、実りある講演をお約束します。入場は無料ですが、お席に限りがございます(先着80人)ので、事前にお申し込みくださると幸いです。ご出席の程何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
記
●日時: 12月21日(水曜日)
●時間:
午後1時〜4時
●場所: 日本外国記者クラブ(FCCJ)
有楽町1−7−1電気館北館20F
講演内容:
1、中国、インフルエンザ爆心地の可能性
(China, The Ground
Zero of the Next Flu Pandemic ?)
--免疫学者、米テキサス州ベーラー医学院助教授、医学博士リーリー・フォン氏
2、鳥インフルエンザ大流行、その現状と予防
--伝染病研究専門家、米国立衛生研究所元研究員、医学博士ユービン・パン氏
H5N1型鳥ウイルスは最も致死的なものでありながら、その詳細はまだ我々に知られていない。一旦世界的にまん延する事態となると、米9・11同時多発テロ事件、20世紀に勃発した全ての戦争、昨年末のスマトラ沖大地震など、今までの全ての大災難よりも被害ははるかに深刻なものになると予測されている。その恐ろしい疫病と闘うとすれば、その最前線はウイルスに対抗できるのか、誰が立ち向かうことができるのかを知る必要がある。
中国は1997年、H5N1型が初めて発見されてから鳥インフルエンザとの闘いの最前線に立たされている。世界最多の人口を有する中国は、同時に世界最大の家禽生産国でもある。人が日常的に家禽と身近に接触している中国南部は、常に世界の流行病の発生地となっている。2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)、1967年と1968年の香港インフルエンザなど、何れも中国南部の農村で発生、短い期間で香港を経由して世界にまん延した。こういう状況の中、中共当局の情報閉鎖と隠ぺいの政策は、流行病のまん延に拍車をかけている。鳥インフルエンザの世界的な大流行に歯止めをかけるために、まずその実情を把握する必要があるだろう。免疫専門家のフォン教授とパン博士が、中国の生態環境の破壊から流行病の発生原因、その影響と予防措置について詳細に紹介する。
交通:
日比谷駅(地下鉄日比谷線、千代田線、三田線と有楽町線のA3とA2出口)
有楽町駅(JR山手線、京浜東北線)
地図:
(http://www.fccj.or.jp/static/aboutus/map.php)
参加費:
無料(先着80名)
主 催: 大紀元時報、希望の声ラジオ局
お問い合せとお申し込み:大紀元時報
電 話: 03-5256-7601
ファックス: 03-5256-7603
以上。
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/12/html/d74442.html
[2607] WTOの農業関係合意事項
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/18(Sun) 20:04 |
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- 香港で開かれているWTOでは、農業関係(Annex
A)では、次の事項について、合意が得られる模様。
最終のドラフト(細目合意)は、2006年4月30日までに完成の予定。
以下は、最終合意に至る前の曽俊華議長・ラミーWTO事務局長が12月18日に作成した、私的メモ「たたき台」(Draft
Ministerial Text (18 December version) )によるものである。
国内農業保護カット(Overall
Cut)
全体では、先進国において、国内農業保護総額をベースに「限界値」(Thresholds)を次の三つの帯域に分割し、それぞれのバンドごとに、国内農業保護のカット率を決める。(国内農業保護総額の大きい国ほど、カット率が大きいという仕組み、階層方式適用)
第一バンド-「限界値」0から100億ドル カット率31%-70%
第二バンド-「限界値」100億ドルから600億ドル カット率53%-75%
第三バンド-「限界値」600億ドル超 カット率70%-80%
この帯域では、EUは、第一バンドに該当、アメリカと日本は、第二バンド、その他の国は、第三バンドに該当。
最低限(de
minimis)ルール例外(デミニミス)
(助成額が特定産品総生産額の一定の%以下の場合に除外することができる。)
先進国 50%
と80% のゾーンの間
発展途上国 カットなし
ブルーボックス(Blue box 、青の政策)
(
余剰生産を回避するため農産物の生産量制限措置、ブルーボックス支払いは、農業保護相当額(AMS)の対象とはならない。)
これについては、現在のシーリングである5パーセントを2.5パーセントに縮小する提案があったが、他方、これまでのブルーボックスに代わるシステムを、との提案や、旧ブルーボックスと、新ブルーボックスとのミックスを提案するものもあった。
農業保護相当額(AMS)
三段階の「限界値」を設ける事には、異論がなかったが、そのバンド幅については、特に、「0-12/15」(カット率37-60%)「12/15-25」(カット率60-70%)「>25」(カット率70-83%)の案も検討された。
グリーンボックス(Green
Box)
(貿易に最小限の影響しか与えない国産農作物に対する支持政策)
賛否両論に分かれ、収束できなかった。
しかし、『開発調和型』のあたらしい『グリーン・ボックス』の概念を探る動きも合ったが、大勢とはなっていない。
輸出補助金撤廃
撤廃時期
具体的な最終期日(2013年)は提示されたが、現時点で、結論には至っていない。
輸出信用
信用期間について、180日以下との提案があったが、多くの問題が残っている。
国営企業の輸出について
この国営企業の定義と透明性について、更なる詰めが必要
食糧援助
WTOが、真の食糧援助の妨げにならないようにとの提案と議論があった。
特別・差別的措置
発展途上国における国営企業への差別的措置について、提案がされたが、議論は残っている。
特別・例外的状況
発展途上国への特殊事情による例外的輸出についての基準を設けるべきとの議論があった。
市場アクセスについて
高関税ほど削減率を大きくするという階層方式(Tiered
Formula)について
関税引き下げについて、4つの帯域(バンド)を設ける事を検討。
そのバンドの「限界値」については一定の収束が見られた。
最高関税税率(上限関税)の概念適用については、根強い反対があった一方で、75−100パーセント適用の提案もあった。
センシティブ品目(重要品目)について
条件付きではあるが、センシティブ品目(重要品目)の数について具体的な提案を準備したが、その提案が、1パーセントから15パーセントの関税ラインにあることから、それ以上の前進は見られなかった。
センシティブ品目(重要品目)についての基本的な取り扱いについての基本的な乖離については、今後、埋めていかなければならない。
それ以上に、これらのセンシブル品目(重要品目)をどの程度まで自由化していくかについての収束がなされる必要がある。
特別・差別的措置について
発展途上国のための4バンドの設定については、異論はなかった。
また、カット率については、先進国の三分の二との意見があった。
しかし、「限界値」の高い国の異論があった。
発展途上国に最高関税税率(上限関税)の概念を適用することには、異論があった。
また、他のメンバーには、最高関税税率(上限関税)150パーセント適用との意見もあった。
センシティブ品目については、異論はなかったが、その概念について、精緻化すべしとの意見があった。
特別生産物
発展途上国の農業関税ラインのすくなくとも20%は、特別生産物扱いにすべきとの意見があった。
また、その特別生産物の概念規定や対処方針については、おおよそ、三つの方向が示された。
特別セーフガードメカニズム
この概念については、異論がなく、また、これに量的トリガーを設ける事についても異論はなかった。
しかし、価格ベースでのトリガーについては、異論があった。
またセーフガード適用の条件となる「急上昇」(surge)の概念についても、議論があった。
最後発開発途上国(least
developed
countries)対応
先進国や発展途上国が、最後発開発途上国に対して、関税フリーや量的割り当てフリー(無税・無枠)を適用する事について、現時点では、WTOメンバー国のすべてには、浸透していない。
しかし、2008年までに、先進国は、最後発開発途上国に対して、輸出品の97パーセントについて、無税・無枠を適用する事で、合意が出来る見通し。
綿の補助金について
富裕国は、2006年までに、綿への輸出補助金を全廃
以上
用語については『ドーハ開発アジェンダ用語集』http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20030908d6.htmlご参照
http://www.wto.org/english/thewto_e/minist_e/min05_e/draft_text4_e.doc
[2606] チェチェンの工場で放射能漏れ・当局が捜査
投稿者:掲示板から 投稿日:2005/12/18(Sun) 18:48 |
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- チェチェンの工場で放射能漏れ・当局が捜査
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051217AT2M1602F16122005.html
>【モスクワ=栢俊彦】ロシア南部チェチェン共和国の検察当局は16日までに化学工場での放射能漏れに関する捜査を開始した。検察当局は「許容限度の5万8000倍で破局的な状況」だとしている。ロシアのテレビ局は放射能のレベルを1986年に発生したチェルノブイリ原発事故時の半分に相当すると報じた。外部への被害などは伝えられていない。問題の場所は国営企業「チェチェン石油化学」系のグロズヌイ化学コンビナートの敷地内。27から29種類の放射性元素が確認され、ある作業場にはきちんと管理されないまま放置されている。テロリストの盗難に遭う可能性を指摘する声もある。
(01:40)
放射性物質が放置 被害は不明 露南部チェチェン
http://www.sankei.co.jp/news/051217/kok032.htm
>インタファクス通信によると、ロシア南部チェチェン共和国にある石油化学コンビナートの敷地内にコバルト60などの放射性物質が放置されていることが分かり、地元検察当局は16日までに捜査を開始した。従業員らへの被害や外部への流出については不明。 放射性物質がどのような状態で放置されているかは明らかでないが、検察当局によると、敷地内のある作業所では多数の放射性元素が確認され、放射能レベルは許容限度の5万8000倍という。(共同)(12/17
11:20)
[2605] Re:[2604]
建築構造偽造問題 鉄筋だけでなくコンクリの強度にも 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/18(Sun) 09:55 |
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- これは、2480で紹介したカナダのAAB工法(the Blue Maxx Wall System)http://oikos.com/esb/40/AAB-icf.htmlのことでしょうね。
ドイツとは書いていますが。
正式には、Blue
Maxxというもののようですが。
ここhttp://www.fabrika.ripo.lv/en/aab_risinajumi.htmに詳しい仕様があります。
このサイトhttp://www.bercher.com/arxx.html
の写真http://stlucie.ifas.ufl.edu/Hurricane%20House/blue%20maxx2.jpgのように、型枠なしに、このような発泡型材にコンクリートを流し込んでしまうという低コスト工法のようですが、2−3階建てに用いられるもののようです。
次の写真もご参照
http://stlucie.ifas.ufl.edu/Hurricane%20House/bluemaxx.jpg
http://stlucie.ifas.ufl.edu/Hurricane%20House/pumping%20concrete.jpg
http://www.ripoplast.ee/aab.html
http://www.concretehomesmagazine.com/issues/2000/winter/bluemaxx.shtml
もうひとつのHQ工法(ハイ・クォリティ工法)というのは、よくわかりませんが。
http://web.archive.org/web/20030415133028/www.gmc-sg.co.jp/hotel.htm
http://web.archive.org/web/20040520160302/http://www.gmc-sg.co.jp/
http://web.archive.org/web/20030709184008/www.gmc-sg.co.jp/staff.htm
http://web.archive.org/web/20030709183941/www.gmc-sg.co.jp/consul.htm
http://web.archive.org/web/20040402023752/www.gmc-sg.co.jp/hotel.htm
も、ご参照
http://web.archive.org/web/*/http://www.gmc-sg.co.jp/
[2604] 建築構造偽造問題 鉄筋だけでなくコンクリの強度にも 投稿者:掲示板から
投稿日:2005/12/18(Sun) 08:20 |
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- 「ホテル工期半分でお得」木村建設セールス 不審…ルートイン断る
http://www.sankei.co.jp/news/morning/18na1002.htm
>木村の工法について、永山社長は「鉄筋コンクリートで工期が半分なんて、とんでもない話」と批判。「大手ゼネコンにもある工法だが、工期は半分になどならない。コンクリートは打ってから強度が出るまで一定の時間がかかる。養生期間が必要だが、木村は強度が出る前に次の上の階を積み上げている」と語った。このため木村物件は鉄筋だけでなく、コンクリート強度にも問題があると指摘した。
コンクリートの質はどうしていたのでしょう。海砂など色々問題はありますが。
[2601] 、認知症と診断された患者は中国が500万人、西ヨーロッパが480万人、北米が340万人
投稿者:掲示板から 投稿日:2005/12/18(Sun) 01:15 |
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- ◇途上国中心に認知症患者急増
この報告書は、世界各国で認知症の患者の研究や介護の支援にあたっている、イギリスに本部を置く「国際アルツハイマー病協会」が発表したものです。
それによりますと、認知症と診断された患者は世界全体で2430万人にのぼり、このうち、中国が500万人、西ヨーロッパが480万人、北米が340万人となっています。
また、患者は7秒に1人の割合で増えており、2040年には今の3倍以上の8100万人余りになる見通しだとしています。特に、中国をはじめとする発展途上国で患者が増える割合が高く、2040年には患者の70%以上が途上国に集中し、その多くが医療支援を受けられない状態になると懸念しています。
報告書は、途上国では認知症に対する認識が不足していると指摘し、患者を支援する早急な対策が必要だと訴えています。
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/12/17/d20051217000127.html
[2599] 日本の農水省と厚生労働省が派遣した査察団が訪問のアメリカの施設 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/17(Sat) 22:29 |
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- 農水省と厚生労働省が派遣した査察団は、Colorado, Kansas, Nebraska
、Texasの4州の10施設を視察する予定であるという。
これら査察団は、デンバーのLynn Heinzeとthe U.S. Meat
Export Federation の日程アレンジの元に、今週火曜日にデンバー入りをした。
今週水曜日には、Cargill Meat Solutions
(Fort Morgan, コロラド州)
今週木曜日には、Swift & Co. plant (Greeley,
コロラド州)を視察。
the Hutchinson News
http://www.hutchnews.com/news/regional/stories/meat121505.html
によると、日曜日からカンサス州にはいり、
来週月曜日National
Beef(Liberal) (National Beef Packing Company, LLC ・Liberal)
来週火曜日National
Beef(Dodge City) (National Beef Packing Company, LLC – Dodge
City)
来週水曜日Tyson Fresh Meats (Holcomb)
を視察する予定という。
その後、Nebraska
、Texasの両州を視察し、その後、アメリカ当局者と、ディスカッションをする予定であるという。
なお、『USDA Export
Verification (EV) Program Specified Product Requirements for Beef -
Japan』については、こちらのサイトhttp://www.ams.usda.gov/lsg/arc/ARC1030J.pdfご参照
http://www.greeleytrib.com/article/20051216/BUSINESS/112160072もご参照
http://www.hutchnews.com/news/regional/stories/meat121505.html
[2598] 「焼肉でん』が、アメリカ産牛肉を緊急空輸というが。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/17(Sat) 20:15 |
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- このサイトhttp://www.sumibiyakiniku.com/のように、大々的に宣伝している。
もっとも、ここは、アメリカ禁輸中は、このサイトhttp://zensyoku.co.jp/html/syouhin.htmlのように、オーストラリア「オコーナ社」のパスチャービーフ・グレンフェッドビーフ、メキシコ グランサ社のチルドビーフの取り扱もしてきた。
http://www.jibjab.com/Home.aspx
- 今話題のJib Jabの「'2-0-5' George Bush's Year in Review」というのが、このビデオ。
このサイトhttp://www.jibjab.com/Home.aspxのブッシュの顔写真の右斜め下の「CLICK TO
WATCH」をクリックすると見られます。
また、このサイトhttp://easylink.playstream.com/katu/051216jib_jab_gma.wvxは、これを伝えるテレビ放送のビデオ。
http://www.jibjab.com/Home.aspx
[2596] たんなる思い込みですが・・・
投稿者:とき 投稿日:2005/12/17(Sat) 12:40 |
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- 年収3億の方のご紹介がありましたが。
株誤発注問題
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/trading_blunder/
誤発注で利益、「美しくない」=ジェイコム株取得の証券会社批判−与謝野金融相(時事通信)
(13日13時1分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051213-00000054-jij-pol
27歳男性が20億円超もうけ ジェイコム株で
みずほ証券によるジェイコム株の大量発注ミスで、今度は千葉県市川市在住の無職男性(27)が問題の株を7100株売買し、少なくとも20億3500万円を超える利益を得ていたことが16日、関東財務局に提出された大量保有報告書で分かった。
前日には、東京都港区の会社役員が約5億6000万円の利益を得たことが判明しており、今回のトラブルに乗じてデイトレーダーなど個人投資家の一部も“荒稼ぎ”していたことが裏付けられた。
報告書によると、無職男性は発注ミスのあった8日に34億3661万6000円の自己資金を投入して7100株を取得し、同日中に1100株を市場で売却した。
(共同通信)
-
12月16日22時31分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051216-00000283-kyodo-soci
軍資金はどこから?
いい加減な報道は、射幸心を煽り、下手に一攫千金を狙うものの溜まり場と化すでしょう。ますます貸し金業のいいカモにされる人が増加か?
最初から、東証のセキュリティホールを狙い撃ちしたのではないかと勘繰ってしまいますが? 一株売ったのはだれ? ミスしたのは? そして、買った個人は? とても、偶発的な事件とは思えません。
[2595] 円高も円安も、ひとえに、アメリカの利上げの今後見通しで動いているという現実 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/17(Sat) 08:28 |
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- 日銀の福井総裁は、「景気回復のすそ野の広がりが確認された。」として、あたかも、近時の円高が、日本のゼロ金利脱出の見通しで動いているかのようなコメントを出したが、実際のところは、先日のFOMCの声明文で、連邦準備金利のこれ以上の利上げはない、したがって、日米金利差は、これ以上広がらない、との市場の思惑で、円高に転じているというのが、真実のようだ。
日米の金利差が、ドル高を支えているという事実には、変わりないようで、今回の円高は、一時的なものと見るほうが正解のようだ。
本来、日米の金利差を縮小するのは、アメリカ側の利上げストップが要因となるのではなく、ひとえに、日本側のゼロ金利脱出のコメントが大きく左右するはずなのに、せっかくの日銀総裁のゼロ金利脱出の意欲をにじませたコメントも、市場では、無視されがちなのは、日銀と、政府との、量的金融緩和政策の早期解除についての、意見の違いに、戸惑っているためなのだろう。
参照
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051216-00000168-jij-pol
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=10000101&sid=a_5Q8DcZJUEE&refer=japan
[2594] 重要事項説明書に、耐震診断やアスベスト検査を実施済みかどうかが購入前に分かる新たな項目の記載を義務付ける方針
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/17(Sat) 08:01 |
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- 重要事項説明書に、耐震診断やアスベスト(石綿)検査を実施済みかどうかが購入前に分かる新たな項目の記載を義務付ける方針を固めた。
という記事。
宅地建物取引業法35条(重要事項の説明等)の改正が焦点となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051217-00000101-yom-bus_all
[2593] Re:[2587]
インフルエンザ流行レベルマップ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/17(Sat) 07:38 |
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- ときさん。
ご紹介のサイトの中で、このインフルエンザ流行レベルマップを見ますと、次の各県が『先行』しているようですね。
山形、山梨、熊本、岡山、長野、岩手、福島、大阪。
インフルエンザウイルスの検出はAH1(Aソ連)型9件、AH3(A香港)型59件の計68件が報告とのことですね。
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/YR05/flu48/jmap48.html
[2592] Re:[2591] 構造偽造事件のその後
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/17(Sat) 07:24 |
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- なるほど、いよいよ、本当の黒幕登場ってとこですか。
下記のように幅広いご活動をされているようですね。
以前、リゾート関連問題を追っていたときに、『月刊レジャー産業資料』を発行している会社の資料にお世話になった事がありますが、その値段のバカ高さにびっくりしたものでした。
今回の登場人物も、結構、それらの資料の書き手だったようですね。
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GGLG,GGLG:2005-34,GGLG:ja&q=%E9%A3%AF%E5%A1%9A%E5%AD%9D%E6%96%87
[2591] 構造偽造事件のその後
投稿者:掲示板から 投稿日:2005/12/17(Sat) 06:47 |
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- 今後、別会社の、ますます多数の物件が出てきて、酷いことになりそうですね。ところで証人喚問は本当に酷かったですが、国会中にテトリスやっていた議員は6年間に献金21億とか。
http://www3.diary.ne.jp/user/338790/
http://www4.diary.ne.jp/user/429793
[2590] 吉野家、丸大食品、ゼンショク、に引き続き・・ 投稿者:掲示板から
投稿日:2005/12/17(Sat) 06:34 |
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- 米国産牛肉販売を検討 イオン、安全基準策定へ
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=econ&NWID=2005121601003046
あらあら。富裕層が買うというオーガニック牛でも輸入する気ですかね?経営者の兄弟が党首をしている党は反対をしてましたがねぇ。儲かりゃいいってスタンスですかね?
[2587] ヒトのウイルス伝播は、ヒトの移動によって
投稿者:とき 投稿日:2005/12/16(Fri) 23:37 |
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- IDSC
インフルエンザ
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/index.html
インフルエンザ流行レベルマップ
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/index.html
なかなか慎重なレスポンスのようですが。
Yahoo!ニュース‐インフルエンザ
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/influenza/?1102494912
例年より早く、もうだいぶ学級閉鎖とか出始めているようで。
IDSC 高病原性鳥インフルエンザ
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
感染確定症例数(05/12/14
WHO)
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/case051214.html
鳥インフルエンザ 拡大の恐れ、中国が表明
2005年12月15日07時44分
http://www.asahi.com/international/update/1215/004.html
『特に来年1月末の春節に向けて、地方から消費地への鶏などの移送が活発になることから、感染拡大につながる恐れがあるとの見方を示した。』
もうすでに、人で起こっているわけですから、鶏の移送ではなく、人の移動で感染拡大する可能性が大と思っておく必要があるのではないでしょうか。いよいよ、アジア圏からその外側へ。もちろん、アジア圏外から、その中へも人の移動はありますが。
日本では、病気もでず、死んでもいない鶏の抗体保有検査をやっているようですが、H5N1型による発生地域では、家禽や野鳥はもちろんのこと人でも、周辺の抗体保有調査をやるべきでしょう。実際の感染経験実態を把握するのであれば。
目に見える“「病気」発生”だけに注視するのではなく、「感染」実態(顕性・不顕性にかかわらず)を把握せずして、「防疫対策」などできるわけがないのですが。
発生地域では、もうすでにかなりまん延し、常在共生化しているのではないかと想定できるのですが。いわゆる風土病のレベル。その地域に居住している人は、すでに、ほぼ感染経験済みで抗体産生能獲得済み。外部から未経験の人が移入したとき感染。発症は個体の感受性の差がでる。
■ハエが6500億匹も異常発生 メルボルンの美観台無し(2005年12月15日00時05分
ベリタ通信)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1553567/detail
生態系のバランスが微妙に揺らいでいるのでしょうか? ほんの僅かの歪みから生じていることを、よく気をつけていれば、ほかにも気付くことがあるかもしれません。日本でも、この秋、テントウムシが異常発生した(越冬のために集まりだして)地域があったようですし。
■鼻腔スプレー型ワクチン「フルミスト」、鳥インフル対策の救世主か?=米国(2005年12月16日13時57分
AP/ライブドア・ニュース )
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1558063/detail
『「ハイリスク・ハイリターンな研究だが、もし成功すれば、(新型ウイルスの)感染を数十万件予防できる可能性がある」』
まだまだ、ウイルスによって惹き起こされる病気の“病原性”に関する知識の理解が普及されていないようです。ウイルス感染による「病気」の強い弱いは、あくまでも、生体の側の外来抗原に対する異物認識の反応の度合いの強さによるものなのですが。
“生”にこだわるかぎり、副反応の危険性からは逃れられないのでは。人によっては、人間の細胞で殖えることのない“花粉”にさえ過剰反応する感受性をもった体質になってしまっている人までいるのですから。それこそ、用いる側も「ハイリスク・ハイリターン」になってしまう人も必ず生じます。
むしろインフルエンザではなく、従来から生ワクで対処できているもののほうが可能性があるかもしれません。
[2586] インドネシアで、10人目のヒト感染鳥インフルエンザ死亡者 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/16(Fri) 19:45 |
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- 今回なくなったのは、36才の男性で、二日前に死亡した。
ウイルス検査の結果、H5N1と判明した。
インドネシアでは、10人目のヒト感染鳥インフルエンザ死亡者である。
http://www.bangkokpost.com/breaking_news/breakingnews.php?id=68107
[2585] Re:[2584] the Leningrad
Nuclear Power Plantでの爆発 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/16(Fri) 16:50 |
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- St. Petersburg市郊外のthe Leningrad Nuclear Power
Plantでの爆発のようで、三人が火傷をおったとされていますね。
そのうち2人は、90パーセント火傷のようです。
溶融炉部分での事故のようですが、本質的な事故ではないようですね。
http://news.google.com/news?hl=en&ned=us&q=the+Leningrad+Nuclear+Power+Plant&btnG=Search+News
[2584] ロシアの原発で事故があったようですが
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/12/16(Fri) 16:39 |
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- 原発中枢での爆発でない ロシア非常事態省当局者
【16:13】 【モスクワ16日共同】インタファクス通信によると、ロシア非常事態省当局者は16日、15日のサンクトペテルブルク郊外での爆発は、原子力発電所の中枢部分で起きたものではないことを明らかにした。
原発周辺の放射能値は正常 ロシア通信伝える
【15:42】 【モスクワ16日共同】ロシア通信によると、15日に爆発があったロシア・サンクトペテルブルク郊外にある原子力発電所周辺の放射能値は正常という。
ロシアの原発溶解炉で爆発 AP通信報道
【15:36】 【モスクワ16日共同】16日のAP通信によると、ロシアのサンクトペテルブルク郊外にある原子力発電所の溶解炉で15日爆発があったとロシア通信が報じた。
[2583] Re:[2581] 骨なし肉の定義
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/16(Fri) 16:19 |
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- これについては、624で書いた事なのですが、アメリカが、日本からの骨なし肉を輸入する条件とは、下記の通りですね。
http://www.aphis.usda.gov/lpa/news/2005/08/japanbeef_vs.html参照
日本は、OIE基準Chapter
2.3.13でのcontrolled risk regionsに該当するということ。
negligible risk
regionには、7年以内ということで、該当しないこと。
という前提で、
しかも、和牛の骨なし肉輸入量は、fresh/chilledとfrozenを含めてネグリジブルであること、などの前提にたっている。
日本から輸入される和牛肉が、骨なし肉であり、危険部位除去されており、空気スタンニング、ピッシングの適用がないもの、機械的な剥ぎ落とし肉ではないこと、危険部位とのコンタミネーション防止がされているもの、を条件としています。
これは、今年の4月の骨なし肉のOIE基準緩和に基づくものです。
「30ヵ月以下の牛に由来」条件と、「生前・死後の検分」条件については、「We
believe this is
appropriate」の文意の中に含まれていると見られます。
むしろ、この部分は、OIE基準によるというよりは、「輸入国の適切な保護の水準(ALOP(Appropriate
Level of
Protection))がOKとされるならば、ほとんど何でも輸出可能」というSPS協定によったと見るべきでしょう。
[2582] 上田埼玉県知事が、『女優餌付け』発言
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/16(Fri) 16:12 |
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- 県産米の新品種「彩のかがやき」の販売促進策を巡り、14日の県議会一般質問で、上田清司知事が「(女優の)菊川怜さんに『彩のかがやき』を贈って餌付けしてあります」などと答弁。質疑が一通り終了した後、登壇して「不適切な発言があった」と撤回する場面があった。
という記事。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1554989/detail
上田知事さんとは、国会議員時代に、一緒にコスタリカにいった思い出があるが、そんなに、冗談のうまいかたではない。
なかなか、ユーモアというものは、難しいものですね。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1554989/detail
[2581] 骨つき肉の輸入
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/12/16(Fri) 14:18 |
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- 笹山さん、昨日の米国牛輸入の意見交換会にいってきたんですが、「骨なし肉」の定義って、脊柱を除いてあるということだけであばら肉とか平気で入ってくるんですね。
あと、表示の問題では、”主要原料”の原産国表示の義務化は18年7月からを予定しているそうです。
消費者の選択なんかまずできそうになさそうですね。
”主要原料表示”ですから、55%国産、45%米国産だったら国産表示でしょうか。
今もサラミやソーセージに中国産のタンが使われているものがあるそうですが、そんな表示を見たことはないし、
仮に表示がなされるようになったとしても、それらをカットしてピザに載せて出したとしたら、表示義務はまたないんでしょうし、
消費者軽視もここまでくると唖然としますね。
きのうの説明会の似非科学には、本当に唖然としました。日本の未来の暗澹たる様を感じました。
ブッシュさんもどうも最近食べないなんてきいている肉を、輸入再開したら、スーパーで探して買ってみる、なんていう行政のTOPの方もおられましたよ。生肉のことしか想定していなそうな感じでしたね。
日本の国を動かす方々の危機管理感覚がこんななのですから、自己防衛するしかないわけですが。。
[2579] これは老牛整理もあるということでしょうか?
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/12/16(Fri) 13:21 |
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- 低能力牛整理促す/北海道
[2005年12月16日付]
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/flash/index.html?1
>JAグループ北海道は、2005年度の生乳出荷目標数量を守るよう具体的な対策に踏みだした。7月以降、前年を上回って推移し、11月は前年対比4.5%も伸びている。このまま推移すると、目標数量を6000トン上回る見通しだ。目標を上回るJAには、1.低能力牛の整理 2.早期乾乳>3.増頭計画の凍結――などを求めた。
>今年度の道内の生乳出荷目標数量は、前年比2%増の約377万5000トン。天候に恵まれ良質な粗飼料を収穫できたこと、分娩(ぶんべん)頭数が増えたことなどで、7月以降は前年を上回って推移している。今後の4カ月間(12〜3月)、11月の伸び率(4.5%)のまま推移すると、目標数量を6000トンも超過する見込みだ。
>超過見込みは約60JA。当該JA管内で、個人の配分枠を超えそうな酪農家に対し、体細胞数が多い乳牛などの整理、10日ほど早く搾乳を切り上げて乾乳期を長くして、生乳生産を抑制。さらに12〜3月の増頭計画を凍結するよう求めている。整理する乳牛の基準などは各JAで決める。
先日の21例目の北海道のBSEについて農業情報研究所さんがまとめてくださってます。
国内21例目の狂牛病 2000年生まれが4例に 新たな感染源発生の疑いが濃厚
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05121601.htm
[2578] どうも、パブリックコメントとリスクコミュニケーションとのあり方が、有機的につながっていない。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/16(Fri) 10:04 |
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- 食品安全委員会の答申以後、リスク管理各省主催でのリスクコミュニケーションが相次いで開催されているが、どうも、日本では、パブリックコメントとリスクコミュニケーションとが、有機的につながっていないように思われる。
これは、日本でのコミュニケーション型行政のあり方が、パブリック・インボルブメントの一定の流れの中に、有機的に組み込まれていない事に原因があるように思える。
通常、海外でのパブリックインボルブメント方式は、次の流れの中で醸成されていく形になっている。
第一段階 情報の開陳 第二段階 双方向のコミュニケーション 第三段階 住民の望む情報ニーズを探るためのインタビュー 第四段階 住民への助言機能発揮 第五段階 住民への相談機能発揮 第六段階 パートナーシップの発揮 第七段階
代替案の検討 第八段階 住民・行政共同での計画決定と決定責任のわかちあい
PI方式(パブリックインボルブメント方式)は、公衆にたいする情報のインプットから始まり、その後のいろいろな形でのフィードバック過程を経て、行政と住民とが共同責任のもとに計画実施を決断するにいたる、誠に多様で息の長い過程からなる。
そのうち、パブリック・コメントの段階は、フィードバックをよびおこす過程の一つに過ぎないものである。
このパブリック・コメントの段階が有効に働くには、(1)その過程以前で、コメントする人々へ、十分な情報インプットをする段階があったこと、(2)その過程以後で、コメントした人々へ、十分なフィードバックをはかる段階の用意があること、が条件となる。
したがって、順序としては、リスクコミュニケーションを、市民への情報インプットとの機会ととららえるのか、それとも、市民からのフィードバックの機会としてとららえるのかによって、リスクコミュニケーションの位置づけは、大きくことなって来る事になる。
しかし、日本の場合は、一種の消化試合での単なるイベントと考えている節も見られる。
これは、先月この掲示板でも書いたことなのだが、食品安全委員会の、「食品に関するリスクコミュニケーション」事務局の場所が、「住所〒344-0112
埼玉県春日部市(市町村合併前は、埼玉県北葛飾郡庄和町)西金野井1745 「食品に関するリスクコミュニケーション」事務局」と書いてあるのだが、ブログhttp://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=519
のほうでも書いたように、ここは、実は、
株式会社アプテック というイベント屋さんの個人屋敷の中にある、などという、リスクコミュニケーションを軽視した対応がとられているというわけである。
http://66.102.7.104/search?q=cache:y7I5UcmiZ3AJ:www.fsc.go.jp/koukan/zenkoku_risk171102.html+%E6%98%A5%E6%97%A5%E9%83%A8%E5%B8%82%E8%A5%BF%E9%87%91%E9%87%8E%E4%BA%951745&hl=ja
[2577] クリスマスの環境に与える影響
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/15(Thu) 21:25 |
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- オーストラリアの the Australian Conservation Foundation (ACF)
ガ、このほど、クリスマスが環境に与える影響を試算した。
これによると、お菓子やアルコール、家庭用具、本、衣服、さ雑誌等、クリスマスに関係ある商品だけで、二百八十六万一千トンの温室効果ガスと、十万メガリットルの水を消費するとしている。
それらの商品の多くは、クリスマスの末期には、使い物にならずに、クリスマスが終われば、環境にとっては、廃棄物と化してしまうものである。
これらのクリスマス商品は、年々増大しており、オーストラリアでは、今年は、300億ドルに間まで、上昇しているという。
原文は、こちらのサイトhttp://www.acfonline.org.au/uploads/res_Xmascost.pdf
ご参照
http://www.theage.com.au/news/National/Have-an-environmental-Christmas-ACF/2005/12/14/1134500898300.html
[2576] Re:[2575]
アメリカからのジャガイモ輸入 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/15(Thu) 18:28 |
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- ときんさん。
カナダからアメリカへのジャガイモに輪腐病(Bacterial Ring Rot) (BRR)
がみつかったのは、昨年のことでしたが、その後、この問題はどうなったんでしょうね。
ちょっと気になります。
[2575] 農水省報道発表資料から
投稿者:とき 投稿日:2005/12/15(Thu) 17:04 |
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- 報道発表資料 平成17年12月分
http://www.maff.go.jp/www/press/press.html
12月14日 米国産ジュースの輸入コンテナに牛肉加工品が混載されていた事例について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051214press_3.html
『箱入り米国産牛肉加工品(タコス)1箱(約2kg)』
『輸出者が牛肉加工品が輸入停止品に当たるものとは知らずに、米国で市販されているものを輸入者への贈答品として』のもよう。
12月15日 植物防疫法施行規則の一部改正等(アメリカ合衆国産ポテトチップ加工用ばれいしょ生塊茎の輸入解禁)についての意見・情報の募集について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051215press_1.html
だいぶ以前の遺伝子組み換え野菜の出始めの頃の、食べたら頭痛するものは、品種改良で改善されたのでしょうか?
納豆・味噌・しょうゆなどの日本を代表する食材も、いまや遺伝子組み換え輸入大豆なしでは安定確保できなくなっていますが、「遺伝子組み換え大豆は使用していません」表示は、どこまで信用できるものやら。
[2574] Re:[2572] [2571]
読売と社説と、朝日の科学面&sCJD&vCJD区別に関する新論文 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/12/15(Thu)
11:32 |
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- >
「1988年最も若いウシ症例は生後24ヵ月」の根拠ソースはあるのでしょうか?
笹山さん、遺伝子組み換え教室さんが邦訳してくださった英国の資料に、若牛の症例の月齢一覧が掲載されてます。
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/eikokunobsejyakureigyu.htm
英国の元の資料
http://www.defra.gov.uk/animalh/bse/statistics/bse/yng-old.html
[2572] Re:[2571]
読売と社説と、朝日の科学面&sCJD&vCJD区別に関する新論文 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/15(Thu)
09:41 |
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- このProMEDのなかでいわれているTerry S. Singeltaryさんは、いろいろなことで発言されているようですね。
参照http://www.vegsource.com/talk/madcow/messages/93667.html
「1988年最も若いウシ症例は生後24ヵ月」の根拠ソースはあるのでしょうか?
また、ご紹介のAdriano
Aguzziさんグループの研究は、10月31日にだされたもののようですね。
「Coexistence of multiple PrPSc types in
individuals with CJD」http://www.prwatch.org/node/4243
に簡潔なまとめがあります。
内容は、次のようなもののようですね。
『孤発性クロイツフェルトヤコブ病を分子タイピングしてみると、PrPSc(異常プリオンタンパク)の型と、糖鎖構造の濃度分布によって違い、そして、PRNP(プリオン蛋白遺伝子)の対立遺伝子の組み合わせ(ハプロタイプ)によって、分けられうるとされている。
また、プロテイナーゼ
Kという酵素の消化状況を二つのタイプのPrPSc(異常プリオンタンパク)の状況についてみると、開裂部位周辺(82番と97番)では、グリコシル化
されない(糖供与体と糖受容体との縮合がない。)ものがある。そこで、Aguzzi研究グループでは、PrPSc(異常プリオン蛋白質)に反応するタイプ1の抗体POM2
と、PrPSc(異常プリオン蛋白質)に反応しないタイプ2の抗体POM12を作り、孤発性患者70人と、vCJD患者3人から採取した114の脳組織について反応を見てみたところ、孤発性もvCJDも、同様の反応を示した。
その事から、孤発性患者には、PrPSc(異常プリオンタンパク)も、同時に有しているという事がいえると、結論付けており、現在の孤発性とvCJDとを分ける事に対して、疑問を投げかけている。』
http://www.prwatch.org/node/4243
[2571] 読売と社説と、朝日の科学面&sCJD&vCJD区別に関する新論文 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/12/15(Thu) 08:28 |
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- 12月13日付・読売社説(1)
[米牛肉輸入再開]「検査対象を国際基準に合わせよ」http://www.asyura2.com/0505/gm11/msg/650.html
12月13日付の朝日新聞夕刊の科学面
”唐木英明氏の狂牛病リスク推計を鵜呑みにしてこれを記載”
と伺いました。なんか恐るべき、ひどい記事だったようですね。見たかったです。
最近の輸入再開の動きに私はほんと、唖然としていますけれども、日本の科学、微生物学と、その報道のあり方についての危機をも感じてます。(^^;
飼料管理を一切無視して、20ヶ月以下とか30ヶ月以下はOK、という考え方は、HIVの疑いがありながらHIV検査をしてないから、陽性認定されてないからOK!という発想とどう違うんでしょうか?
ちなみに30ヶ月以下を入れろという読売の主張ですが、30ヶ月以下の”発症牛”の件、および、肉骨粉入り鶏糞ごみなど与えまくりの米国の状況を、なんで無視するんですかね。すごい論説と”科学部記者”さんの存在に感動してしまいます。
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20031009-0050
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/c35a71a82981c6c137518f281eb161c0
ところでこの、弧発性ヤコブ病と変異型ヤコブ病を区別することに疑問を投げかけるLansetの新論文、たいへん気になりますね。
Coexistence
of multiple PrPSc types in individuals with
Creutzfeldt-Jakob
disease
Magdalini Polymenidou, Katharina Stoeck, Markus Glatzel, Martin Vey,
Anne
Bellon, and Adriano Aguzzi
Fri Nov 18, 2005 10:05 70.110.89.13 Lancet
Neurology 2005; 4:805-814
DOI:10.1016/S1474-4422(05)70225-8
http://www.vegsource.com/talk/madcow/messages/1000271.html
http://www.vegsource.com/talk/madcow/index.html
[2570] そもそも、児童手当は、特定財源的措置でまかなうべきものなのか? 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/15(Thu) 08:04 |
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- 児童手当の拡充について、サラリーマンの標準世帯(夫と専業主婦、児童二人)の所得制限を現行の年収「七百八十万円未満」から「八百六十万円未満」に緩和することとなり、そのための財源として、たばこ税を一本八十五銭引き上げることになったというのだが、ちょっと、トリッキーなスキームで、税理論的には、ちょっと無理があるようにも思えるのだが。
そもそも、児童手当というのは、児童を養育する人に児童手当を支給することによって「家庭における生活の安定」と「次代の社会をになう児童の健全な育成と資質の向上」を図ることを目的とするものとされている。
この児童手当を借金でまかなうと、児童手当の恩恵を受けた世代が、収入世代に入ってから、自らの児童手当の負担をこうむるということになる。
http://www.sasayama.or.jp/diary/2002dec12.htm参照
したがって、当世代間のトレードオフ(喫煙する大人と喫煙しない児童とのトレードオフ)に持ち込んで、というのが、今回の児童手当とタバコ税とのバーターという考え方なのだろう。
しかし、ひとつの歳出項目と、ひとつの税源とが、ダイレクトに結びつけられるということは、道路特定財源の議論にも見られるように、決して、好ましい事ではない。
どうも、与党税調は、かたっぽで、特定財源の弊害を議論しながら、かたっぽで、新たな特定財源化に実質結びつきかねないスキームを用意しているという、論理破綻を見せているようだ。
さらに、かねてから指摘されている「児童手当の支給が現金給付であるという点が、長期的な政策目的のためのインセンティブとしての性格を弱めている。」とのばら撒き批判に対しては、依然として、何も答えていない。(つまり、家計内では、児童手当は、特別なインセンティブ効果を持ちえず、したがって、特定の政策目的のための支出とはなりえず、単なる家計の穴埋めに、薄められて雲散霧消してしまうということだ。ナンやら、活と手の地域振興券と同じインセンティブ効果しか持ち得ない。また、少子化対策としてのインセンティブ効果もない。)
今の児童世代に、将来、国の借金負担を課さないようにすることが、何よりの、長期的児童手当であると思うのは、私だけであろうか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051215-00000002-san-pol
[2569] 山内一也先生から50mgで感染の件についてご連絡をいただきました。 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/12/15(Thu) 07:02 |
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- 50mgの感染について以前、経口か脳内かでフランス(現在米国)のコリーヌ・ラスメザス博士に質問した件、山内先生からご連絡を頂戴しました。
50mgは脳内接種であり、また、現在5mgでの感染実験が進行中とのことです。
山内先生から頂戴した情報をブログ末段にUPいたしましたのでごらんください。
BSE意見交換で仏学者「米国状況は非常に劇的かも・あまりよくないかも」
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/232173555f4f3768bc4a077b307e042e
なお、岩波の「科学」12月号に山内先生がプリオン専門調査会の議論の経緯について書かれているそうです。(左記の記事の訂正について、ブログの方に連絡があります)ぜひごらんください。
岩波書店:科学 12月号(11月25日発売)
http://www.iwanami.co.jp/kagaku/
PC不調および体調不良によりUPが遅れ申し訳ございませんでした。
[2568] 放射性元素廃棄の可能性も 久留米大医学部
投稿者:掲示板から 投稿日:2005/12/15(Thu) 02:34 |
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- 放射性元素廃棄の可能性も 久留米大医学部
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/12/2005121401001293.htm
>担当者が放射性物質を含まない別の装置と勘違いして業者に引き渡し、一般廃棄物として捨てられた可能性もあると発表した
これが熔かされてリサイクルされることを考えるとぞっとしますね。劣化ウランが一般廃棄物処理場に行ったりしている事態も考えると、金属の安全性は大丈夫なのか考えることがあります。
[2567] 台湾で、渡り鳥の糞から鳥インフルエンザ発見
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/14(Wed) 21:24 |
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- 発見されたのは、台湾・台北の郊外で、周囲3キロメートル以内には、家禽農場はないという。
ウイルスは、H7N3 とH5N2
であるという。
台湾で鳥インフルエンザウイルスが発見されたのは、今年になって、4月、11月に続いて、三度目である。
4月と11月は、H7N3
のみであった。
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/TP266888.htm
[2566] Re:[2565]
鶏ウィルスインフルエンザ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/14(Wed) 20:56 |
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- 井戸さん。
そうですね。
ご希望にあうとすれば、「八角茴香」くらいのものでしょうかね。
このごろは、結構偽物も出回っているようですね。
今日のニュースにある『鳥インフルエンザウイルスを壊す繊維』(GAIACOT)http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20051214&j=0047&k=200512140676というのは、どんなものなのでしょう?
http://images.google.com.hk/images?hl=zh-TW&ned=hk&ie=UTF-8&q=%E5%85%AB%E8%A7%92%E8%8C%B4%E9%A6%99&sa=N&tab=ni
[2565] 鶏ウィルスインフルエンザ
投稿者:井戸 良 投稿日:2005/12/14(Wed)
20:21 |
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- 鶏ウィルスインフルエンザの情報が飛び交っている。但し、情報は全て、感染セオリーを開示しているものばかりである。何処に行った「予防医学」である。歴史の中では感染病パニックは幾多ある。しかし、それを「予防」する事で生き残ってきた経緯もある。ウィルスは単体では強いものでは無く。乾燥期に活性化する事を我々は体験してきた。今、私は
「予防」の為の殺菌剤をさがしている。条件は「化学薬品では無い事」「鼻、口など呼吸器官系の粘膜に使用出来る事」
「手にも靴にも使用出来、1液で消毒出来る事」「使用後、改めて洗いおとさなくとも良いモノ」の条件を満たす殺菌剤
である。誰か知っていたら教えて欲しい」
http://www.safety-hedge.co.jp
[2563] Re:[2562] [2560] [2559]
[2558] 「つくばファーム」で鳥インフルエンザ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/14(Wed) 08:02 |
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- 現場保存の上での徹底検証、ですか。
それも良いでしょう。
ただし、あらぬ犠牲者も出る予感が-------。
[2562] Re:[2560] [2559] [2558]
「つくばファーム」で鳥インフルエンザ 投稿者:匿名 投稿日:2005/12/14(Wed) 07:55 |
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- 笹山様 通りすがり様
>
もし、そうであれば、国は、原点に立ち返って『ウインドウレス鶏舎特別扱い』は、即刻中止すべきでしょうね。
『ウインドウレス鶏舎特別扱い』を逆に利用し、その構造の密閉性と安全性を謳うならば、安易に殺処分命令を下さず、この際徹底的にウイルスの動態、抗体の消長、変異などを追跡してはどうなのでしょうか?(費用もかかるのでしょうが)
あくまでも我見です!
[2561] Re:[2555]
グリーンスパンの最後のご託宣の言葉はなに? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/14(Wed) 07:36 |
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- 2555で述べたとおり、FOMCは、日本時間14日未明に、13回目の金利引き上げを行い、連邦準備金利を0.25パーセント上げ、4.25パーセントとした。
市場の関心は、今後もMeasured
Paceでの利上げが、バーナンキ交代以後も続くのか、の一点にしぼられた。
そこで今回の、声明文では、「accommodative」の一字が削られた事で、いろいろな見方が広がっている。
ちなみに、これまでのFOMCの声明文では、次のようになっていた。
「Policy
accommodation can be removed at a pace that is likely to be
measured.」
(一定幅の利上げをする事によって、政策的調整は、除去できる。)
すなわち、「accommodation」という言葉が入っているうちは、金利水準が、まだ、中立的な水準に達していないという意味であるから、金利水準はまだ上がるという事を意味し、FOMC声明から、この、「accommodation」という言葉が削除されたということは、今回の利上げで4.25パーセントに達した金利水準は、やや、中立的金利水準に達しつつあり、今後は大幅な利上げはない、と、市場は、見たのだろう。
ちなみに、今日の声明文では、次のようになっている。
「Some
further measured policy firming is likely to be needed to keep the risks to the
attainment of both sustainable economic growth and price stability roughly in
balance.
」
(持続的成長と、物価安定とが、おおよその均衡を達成しない場合に備えて、これからも、「Measured」な政策(一定幅での利上げ)は必要と思われる。)
しかし、その他の部分では、声明は、玉虫色である。
すなわち、コア・インフレ(エネルギー・食料を除いたインフレ)の恐れはないが、エネルギー価格の高騰などにより、長期インフレの恐れはある、としている。
となると、バーナンキ交代以後の金利引き上げは、1−2回はあるかも知れない、との見方もある。
来年1月末に、グリーンスパンは、金利水準を4.5パーセントにして引き継ぎ、以後、バーナンキ新議長は、2回の「Measured
Pace」での利上げを二回して、5.0パーセントを中立的金利水準とする、というのが、妥当な見方だろう。
こうして、日米の金利格差は、一段と広がったわけだが、円相場は、それほどの影響は受けていない。
日銀にとって見れば、ゼロ金利脱出の時期を、いつにするか、頭を悩ませることになるだろう。
財務省側にたって見ると、日銀がゼロ金利脱出で、公定歩合を引き上げれば、日米金利格差縮小思惑で、市場では、国債価格は、下がり、国債金利負担は、上昇する、円高になっても、為替介入できる状況にない(米国債と両建てとはいえ、これ以上の政府短期証券(外国為替資金証券)発行は、健全ではないだろう。)、株価にも影響がでてくる。という副作用を懸念するのだろう。
しかし、こうして、アメリカFOMCの金利引き上げの市場心理に与えるトリックを見ると、金利引き上げ自体が、市場にインフレ期待を生みだすという、心理トリックを使っているようにも、見える。
この心理トリックを日本経済にも、応用するとすれば、まず、ゼロ金利脱出の一歩を踏み出し、それこそ、日本においても、「Measured
Pace」での利上げをしていけば、下手な、インフレターゲット政策よりは、ずっとましな、デフレ脱出効果を生み出すとおもうのは、わたくしだけであろうか?。
今日のFOMCの声明文は、こちらのサイト
http://www.federalreserve.gov/boarddocs/press/monetary/2005/20051213/
でどうぞ。
http://www.marketwatch.com/news/story.asp?guid=%7B9ABCDC7F-6574-4F20-BFD7-C1052E5A672D%7D&siteid=google
[2560] Re:[2559] [2558]
「つくばファーム」で鳥インフルエンザ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/14(Wed) 06:52 |
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- 通りすがりさん。
どうも「不適切な方法で検体を採取していた可能性」というのを理由にしているようですが。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051213-00000183-mai-soci参照
もし、そうであれば、国は、原点に立ち返って『ウインドウレス鶏舎特別扱い』は、即刻中止すべきでしょうね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051213-00000183-mai-soci
[2559] Re:[2558]
「つくばファーム」で鳥インフルエンザ 投稿者:通りすがり 投稿日:2005/12/13(Tue) 21:40 |
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- いつも貴重な情報をありがとうございます。
笹山様のおっしゃる通り、本当にどうなっているのでしょうか?
この農場では、8月22日に1鶏舎からウイルスが検出されて殺処分され、残りの抗体陽性鶏群は監視下に置かれていたと思います。確か、この事例が契機となって農水省の防疫指針が一部改定されたと記憶しています。
それにしても不思議なのは、これまでの監視期間中の7回の検査ではウイルスが出なかったのに、何故8回目の検査で出てくるのでしょうか?
ウイルス検査法の精度が低いことによるのか?あるいは、気温低下と空気乾燥でウイルスの増殖が活発化しているのか?
全く不思議です。
[2558] 「つくばファーム」で鳥インフルエンザ
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/13(Tue) 20:44 |
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- 茨城県は13日、同県石岡市の養鶏場「つくばファーム」の1鶏舎の鶏から、H5型鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。県は、この鶏舎の鶏約9万羽の殺処分命令を出した。同養鶏場は2週間に1回の割合でウイルス検査をしており、今回が8回目。県内で同ウイルスまたは抗体が見つかった養鶏場は36カ所。
毎日新聞より転載
ということですが、ここは、たしか、ウインドウレスで、監視中のはずだったが、どうなっているんでしょうね。
またしても、ウインドウレス特別扱いの理由が説明しにくくなってしまった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051213-00000162-mai-soci
[2557] インドネシアで9人目のヒト感染鳥インフルエンザ死者 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/13(Tue) 20:35 |
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- 先月死んだ35歳の男性のウイルスを調べたところ、H5N1であることが、今日確認された。
この男性は、西ジャカルタの人で、彼の家の周りには、多くの家禽が走り回っているという。
入院して、措置もしないうちに死亡したという。
http://thestar.com.my/news/story.asp?file=/2005/12/13/worldupdates/2005-12-13T151818Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_-227721-2&sec=Worldupdates
[2556] 「中国の政府機関で公衆衛生を担当するHさん」 投稿者:とき
投稿日:2005/12/13(Tue) 20:10 |
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- 憂楽帳:運命共同体
「こちらでも、ついに鳥インフルエンザで死者がでました。今、関係する論文をまとめています」
中国の政府機関で公衆衛生を担当するHさんは、来日のあいさつもそこそこに話し始めた。相変わらず忙しそうだ。
日本の大学で医学と政治学を学び博士号を取得。医師でありながら役人となり、エイズの専門家として広大な中国国内を歩き回り感染の実態を調査し続けている。
SARS(重症急性呼吸器症候群)の教訓は特に強烈のようだ。中国では被害の情報隠しが問題となり責任者が失脚した。「情報公開の必要性を認識した。まだ不十分だが中国も変わりつつあることは分かってほしい」と訴える。
会えば話題は公衆衛生に限らず小泉純一郎首相の靖国参拝、昨年のサッカーアジア杯で顕著になった反日感情の問題などに広がる。私と意見が対立することも多い。
だが、鳥インフルエンザの話題に戻ると、Hさんは「渡り鳥がウイルスを運ぶというのが有力な説だ。その意味で中国と日本は運命共同体」と言った。それには全く異存はない。【宮澤勲】
毎日新聞 2005年12月12日 12時50分
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20051212k0000e070075000c.html
鳥が、鳥ウイルスを運ぶというのが、前々からの常識。けっして、人や、人の長靴からなんかではありません。日本の学者さん、大丈夫? 感染源・感染経路は、(野)鳥からということを、なんとしても認められないのでしょうね。かといって、闇ワクチンの使用痕跡・物証はなかなか出てきませんが。
H5N2型の自然界常在確認に関するほうに、労力を傾注したほうが結論が早いのではないでしょうか。
[2555] グリーンスパンの最後のご託宣の言葉はなに?
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/13(Tue) 15:47 |
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- FOMCは、今日(日本時間14日未明)、13回目の金利引き上げを行い、連邦準備金利を0.25パーセント上げ、4.25パーセントにする事は、確定しているのだが、市場の興味の中心は、来年1月31日に任期を終えるグリーンスパンさんの最後の言葉は、どのような表現が使われるかにあるという。
これまで、「Accommodate」(適切に対応)という言葉が2003年1月以来、毎回使われていたが、近時は、それに加え、2004年5月以来「Measured
Pace」(一定幅での利上げ)が使われてきた。
しかし、多くの人は、今回は、この言葉は使われないのではないかと、予測している。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=10000103&sid=aVDERMnQb2rU&refer=us
[2554] 「日本以外の国の牛肉輸入再開は、OIE基準でねがいます。」とのジョハンズ農務長官
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/13(Tue) 07:46 |
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- 喜びに満ち溢れたジョハンズ農務長官のメッセージだが、次の部分だけ、ゴチック体になっている。
「"Japan's action today
provides sets an excellent example for other countries in Asia whose markets
remain closed. Now is the time for Taiwan, South Korea, Hong Kong, China,
Singapore and others to open their markets to U.S. beef. I urge all countries to
take a science-based approach and adopt OIE standards for allowing beef
trade.」
(本日の日本のアメリカ牛肉輸入再開決定は、未だ輸入再開となっていないアジアの他の諸国にとって、すばらしい前例となる。台湾・韓国・香港・中国・シンガポール等も、輸入再開のときである。私は、すべての国に対して、科学的なアプローチによる、そして、OIE基準に基づいた輸入再開を熱望する。)
という事だ。
また、神戸牛肉の輸入に関しては、このサイト
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/12/0546.xml
で、次のように言っている。
『2001年9月以来の日本からの牛肉の禁輸措置については、日本よりの修正要求があり、2005年8月18日に、一定の条件の下での、日本からの骨なし牛肉の輸入を可能とする輸入規制の修正を提案し、その後APHISによるリスクアナリシスをした結果、下記の条件での輸入を可能とすることにした。
すなわち、危険部位の除去と、空気スタンガンの禁止という条件である。
この条件が守られているかどうかは、日本政府の獣医の資格を持つ職員によって証明されなければならない。
このファイナルルールは、2005年12月14日より有効となる。」
さらに、NCBA(National
Cattlemen's Beef Association )は、次のようなステートメントを出している。
http://www.beefusa.org/NEWSCattlemenWelcomeJapansDecisiontoLiftBeefEmbargo24378.aspx参照
すなわち、今回の日本の決定に対して、拍手喝さいを送るものであり、特に、アメリカの当局者ならびに、加藤駐米日本大使、そして日本の外務省の粘り強い努力を評価するものであるとしながらも、今回の月齢20ヶ月の制限の条件をクリアーするためには、USDA
QSA Program( http://www.ams.usda.gov/lsg/arc/qsap.htm )
を通過しなければならないため、全米の牛の35パーセントしか対象にならない事への不満を早くも募らせている。
という事で、NCBAから殊勲功を与えられた加藤駐米日本大使に対しては、まづは、ご同慶のいたり、かな?
これからは、加藤『駐米アメリカ大使』でいっそうのご活躍のほどを。
ちなみに、現在、上記のUSDA
QSA Programを通過した会社は、次の通り21社である。
Beef Marketing Group.
Boise Valley Feeders
(Agri Beef).
Brookover Cattle Company.
Coulee Cattle Feeders (Agri
Beef).
Crist Feedyards Inc..
El Oro Cattle Feeders (Agri
Beef).
Fairleigh Feed Yard.
Harris Feeding Company.
HRC Feed Yards,
Inc..
KC Feeders.
Merial SureHealth.
Meyer Natural Angus,
L.L.C..
Midwest Feeders, Inc. .
Missouri Department of Agriculture
.
Par 4 Feeders (Agri Beef).
Poky Feeders, Inc..
Samson,
LLC.
Smithfield Beef Group ・Cattle Feeding Operations.
Snake River Cattle
Feeders (Agri Beef).
Sublette Feeders.Supreme Cattle Feeders (Agri
Beef)
Supreme Cattle Feeders (Agri Beef)
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/12/0544.xml
[2553] アメリカ・ジョハンズ農務長官のオーディオ会見 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/12(Mon) 23:28 |
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- このサイト
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB/.cmd/ad/.ar/sa.retrievecontent/.c/6_2_1UH/.ce/7_2_5JM/.p/5_2_4TQ/.d/1/_th/J_2_9D/_s.7_0_A/7_0_1OB?PC_7_2_5JM_contentid=2005%2F12%2F0545.xml&PC_7_2_5JM_navtype=RT&PC_7_2_5JM_parentnav=LATEST_RELEASES&PC_7_2_5JM_navid=NEWS_RELEASE#7_2_5JM
からはいって、
USDA_1
MP3 「日本の消費者は、もうじき、米国産牛肉を味わえる。」http://www.usda.gov/documents/USDA_1.mp3
USDA_2 MP3
「日本からは、神戸牛肉の輸入が始まる。」http://www.usda.gov/documents/USDA_2.mp3
USDA_3 MP3
「アメリカは、日本へ、アメリカ牛肉を輸出し始める。」http://www.usda.gov/documents/USDA_3.mp3
USDA_4 MP3
「アメリカは、実際、神戸牛肉を受け入れ始める。」http://www.usda.gov/documents/USDA_4.mp3
のそれぞれで分けて聴けます。
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB/.cmd/ad/.ar/sa.retrievecontent/.c/6_2_1UH/.ce/7_2_5JM/.p/5_2_4TQ/.d/1/_th/J_2_9D/_s.7_0_A/7_0_1OB?PC_7_2_5JM_contentid=2005%2F12%2F0545.xml&PC_7_2_5JM_navtype=RT&PC_7_2_5JM_parentnav=LATEST_RELEASES&PC_7_2_5JM_navid=NEWS_RELEASE#7_2_5JM
[2552] 小泉在首相官邸再次向前原“暗送秋波”
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/12(Mon) 21:54 |
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- この前原訪中を伝える記事http://big5.chinabroadcast.cn/gate/big5/gb.chinabroadcast.cn/8606/2005/12/12/1425@816809.htm
の中にあるこの「暗送秋波」なる言葉は、ウインクをする、または、文字通り、こっそり秋波を送るというような意味なのだろう。
http://big5.chinabroadcast.cn/gate/big5/gb.chinabroadcast.cn/8606/2005/12/12/1425@816809.htm
[2551] 石油暖房機リコールCM30秒バージョン
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/12(Mon) 21:28 |
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- このナショナルのコマーシャルhttp://unlimi.net/up/national.wmvに、不気味なBGMをつけるのがはやっているんだそうな。
それにしても、製造物責任法というのは、このような場合には、威力を発揮する法律だとわかりますね。
もちろん、ナショナルは、PL保険(生産物賠償責任保険)、つけているんでしょうけどね。
でも、この約款http://www.jees.or.jp/gakkensai/pdf/yakkan/seisanbutsu.pdf見ると、結構、免責事項は、多いみたいで。
http://unlimi.net/up/national.wmv
[2550] 「自己防衛するしかない」
投稿者:とき 投稿日:2005/12/12(Mon) 21:15 |
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- 小泉“食の安全”よりブッシュ、米国産牛肉輸入解禁
山田衆院議員が衝撃本で警鐘!
(ZAKZAK
2005/12/12)
ttp://www.zakzak.co.jp/top/2005_12/t2005121202.html
2005年12月12日
政治的判断で危険な牛肉輸入解禁
http://ameblo.jp/worldwalker2/entry-10007014622.html
http://ameblo.jp/worldwalker2/entry-10006958829.html
これから、生まれてくる子供たちだけでも、注意して育てる必要があるでしょう。“プリオン(狂牛病因子)”にもまた、感受性と、その時々の取り込む環境条件(体調)があるようですから。(外来抗原として異物認識ができる、つまり抗体ができるというのであれば、摂取したからといって、かならずしも“病気”になるわけではないという気もしておりますが。)
「赤ちゃん」の進化学―子供を病気にしない育児の科学
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/sim-explorer/explore-items/-/453106352X
[2549] Rocheが、タミフルのライセンス生産先を拡大 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/12(Mon) 20:55 |
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- Rocheは、タミフルのライセンス生産先として、このたび12社を可能性のあるライセンス生産先として指定し。
この12社の名前は、まだ、公表されていない。
サブライセンス生産先として、中国・上海のShanghai
Pharmaceutical Group(上海醫藥集團)http://www.pharm-sh.com.cn/eng/default.aspを指定した。
さらに、各国の備蓄への協力方針として、次の方針を定めた。
台湾に対しては、2006年中に必要量供給
ヴェトナムに対しては、サードパーティーへの委託の方針
韓国・マレーシアに対しては、タミフル供給
インドに対しては、十万服のタミフル供給と同時に、インドの企業に対して、サプライセンス供与を検討中
なお、タイ・フィリピン・インドネシアの三国では、タミフルのパテントをとっていないので、それぞれの国内でタミフルの生産をしてもいい事とした。
http://www.roche.com/med-cor-2005-12-12
[2548] Re:[2543] [2541]
「すぐにはバレない」 投稿者:とき 投稿日:2005/12/12(Mon) 14:45 |
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- いまこそ、判断の分かれ目。
「使いたいが使えない」 牛丼のすき家が見解発表(共同通信) - 12月12日12時19分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051212-00000086-kyodo-bus_all
ポーズなのかもしれませんが。
<BSE>牛肉輸入の禁止解除 農水省と厚労省(毎日新聞)
- 12月12日13時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051212-00000031-mai-bus_all
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/food_service_industry/?1134359555
アスベスト禍の再来になるか否か? 責任のつけまわしをするのか、それとも法人なりの自主判断をするのか。とはいっても、事が起こったら、なんでも人の所為にする一群の方々で回っていくのも確かですが・・・。これもまた、将来の補償問題にならなければよいですが。それともそれを覚悟で、いまの利得を優先させるということなのかもしれませんが。
[2545] 地方交付税改革を、町内会からのお祭り補助にたとえてみると。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/12(Mon) 10:59 |
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- 地方交付税改革をめぐって、財務省と総務省との見解が対立してきている。
もともと、地方交付税として税金を取っているわけではなく、国は、国税である所得税、法人税、消費税、酒税、たばこ税(法定五税という)の25―35・8%を地方交付税として地方に配分しているのである。
ところが、その配分の根拠となる地方財政計画での地方交付税の需要額が、それだけでは不足するので、国は、この額の半分を国債で借金して地方交付税に回して穴埋めし、残りは赤字地方債を発行してしのいでいるというのが現状だ。
いわば、町内会費のうちの一定額を、町内のお祭りイベントの寄付に回してきていたものが、お祭りイベントの計画での資金の必要額が増えてきてしまったので、その分、町内会が、借金して補填したり、それでも足りなければ、イベントの主催者と連帯保証で借金(「臨時財政対策債」発行)し、あとで、折半で返済したり、それでも足りなければ、後で町内会で、返済の面倒をみる約束で、イベントの主催者で借金(「地域総合整備事業債」や「合併特例債」や「赤字地方債」)してもらったりしていたということである。
ところが、2004年8月31日に開かれた財政諮問会議で、どうも、このお祭りイベントの計画自体が、おかしいのではないのか、おみこしを作るといって計画を出しているにも関わらず、おみこしの担ぎ手の日当に当てているんではないのか(投資的経費の過大計上)、というような指摘がされてきたというのですね。
これを『使い回し』という言葉でいっています。
そこで、ここにきて、財務省のほうは、お祭りイベント経費そのものをへらし、使いまわしのような流用はさせない、と言っているのに対して、総務省のほうは、お祭りイベントへの補助は、中間的支出であって、最終的な支出ではないのだから、最終的な支出である、町内会費の全支出(国・地方あわせた歳出全体)を見直したほうが良い、という事で、対立しているというわけ。
で、一方では、総務省サイドでは、お祭り・イベントの経費を浮かせたところには、ポイントカード制のように、より、多く、補助が配分できるにように、などという意見もあるようだ。
これとは、別に、集落に旦那衆がいて、そんな、町内会からの補助がなくても、みこしのひとつや二つは、自力でできるという集落もあるというのが、『東京都集落』などの不交付団体のだが、このようなところでは、本来は、もっとも発言力があるはずなのに、せっかく「地方分権改革に関する東京都の基本的見解」http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2004/05/20e5e401.htm
などという大論文を発表しているのに、なぜか、この論戦の渦中からは、故意にか、はずされている。
それこそ、このようなところは、上記のポイントカードの発想から言えば、もっと、発言力を与えていいはずなのだが。
[2544] Re:[2542] お知恵を拝借
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/11(Sun) 20:59 |
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- 外岡さん
メールでお知らせしておきました。
私のトップページのメニューの一番下の「ご意見・ご感想」から、フォームメールhttp://www.sasayama.or.jp/index.htmlも出来ますので、どうぞ。
[2543] Re:[2541] 「すぐにはバレない」
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/11(Sun) 20:56 |
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- ときさん。
プリオン仮説が本当にただしいのか?
については、以前、この掲示板でも、真名さんから、問題提起があり、これについてはブログ記事『プリオン仮説以外の仮説を検証する必要はないのか?』http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=280に一応まとめさせていただいております。
プリオン仮説に対する真偽については、「The
Prion Hypothesis: fantasy or fact?」http://www.portfolio.mvm.ed.ac.uk/studentwebs/session1/group42/prion_hypothesis.htmに総括的にまとめられています。
これhttp://bunseiri.hp.infoseek.co.jp/aminopro.htmもご参照
http://www.portfolio.mvm.ed.ac.uk/studentwebs/session1/group42/prion_hypothesis.htm
[2542] お知恵を拝借 投稿者:外岡立人 投稿日:2005/12/11(Sun) 20:03
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- 笹山さん、こんばんは
今日は当市の行動計画でちょっとお知恵を拝借したく顔を出しました。
少々プライベートな内容も含みますので、メールで相談したいのですが、メールアドレスが分かりません。
メールをいただけたら幸いです。
[2541] 「すぐにはバレない」
投稿者:とき 投稿日:2005/12/11(Sun) 20:02 |
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- 《狂牛病も同じ。発症までの時間が長いことが詐欺師どもを跋扈させているのである。以上のことはすべて狂牛病が異常型プリオンタンパク質が原因として感染するという前提をも元にしている。しかしここへ来て日本の碩学から驚天動地の異論が提出された。以前『SPA!』で対談もしたわが畏友福岡伸一さんによる『プリオン説はほんとうか?』である。》
《実はアカデミズムの世界に籍を置く福岡さんがこうした形でまだ実証はしていない疑義を提示するはその世界では邪道と呼ばれる。それでも敢えてこうした本を出してくれた勇気に私は感謝したい。コトは人の命にかかわる問題なのだ。万に一つの仮説でもそれは検討されるものであり更に本書を読むと万にひとつどころではないことがわかる。例えプリオン説が正しいとしても危険部位の除去で安全とする論がいかに脆弱化ということを福岡さんは指摘する。おまけにその上に狂牛病の原因が実はウィルスであったら…。》
http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&log=20051211
ご紹介まで。(鳥ウイルスで恫喝まがいの不確かな論の新書を出すことに比べれば、こちらのほうが、たとえ後にまちがいということにもなるやも知れぬ論だとしても、科学者の良識として、数段、志が高いように感じます。)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575043
[2539] Re:[2534]
ますますわからなくなってしまった『新型インフルエンザ』なる言葉。 投稿者:とき 投稿日:2005/12/11(Sun) 19:23
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- 笹山様
>
で、日本の厚生労働省が使っている「新型インルエンザ」という言葉は、ヒト段階でのフルのことだから、上記でのフェーズ1と2は、ヒトのウイルスではないのだから、『新型インフルエンザ』ではなくて、『鳥インフルエンザ』という事になる。
>
フェーズ3では、ヒトのウイルスと鳥のウイルスとが共存する段階なので、同じH5亜型ウイルスであっても、「鳥インフルエンザ」と『新型インフルエンザ』とが、共存することになる。
>
フェーズ4.5.6では、パンデミックの主流は、ヒトのウイルスとなるのだから、H5亜型は「新型インフルエンザ」と呼ばれる事になる。
>
なんか、こうしてみると、ウイルスの管轄省庁によって、いわば、ウイルス名の一物ニ価の状態が、生じるというわけだ。
>
それにしても、現場での混乱を助長させうる、妙な名称のつけ方をしたものだ。
けっして、「一物」ではありません。異なるものをごっちゃにしてしまっています。
件のパンデミック段階論は、現実と理念が乖離した挙句の、お粗末なレトリックでしかなくなっています。まったく「現実」に沿うものではなく、まやかしの様な物です。「生物学的」な素養(生物体を全体として捉える感覚)のないものがプラン作成にあたっているとしか思えません。もしくは、本来の目的のほかに、秘められたる意図を含ませたいがために、わざわざ、本来くっつかないものをむりやり接木をしたような感が否めません。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101035210
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061329499
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062571978
それとも、その恣意性は、対象にしているものが、「ウイルス」ではなくて、「病気」だからできるのでしょうか? 「法」は「ウイルス」が対象になっているのではなく、あくまでも「病」なのですから。
「病気」が一種類でしかも鳥・ヒト共通だというようにして、このウイルスの宿主が、ボーダーレスであって欲しいと願う人々の妄想によって(もしくはその類の人々に先導され、それを鵜呑みにしてしまった人々によって)つくられた、いわば「清浄国論」と全く同等の、現実を反映していない机上の空論がもとになっているようなものです。
鳥は鳥、人は人とは考えずに、口悪く言えば、味噌も糞もいっしょにして捉えてしまったところに間違いの始まりがあります。
鳥の世界で今流行している病気は、「(鳥)H5N1型」ウイルスによる「鳥インフルエンザ(ウイルス感染症」」です。 そして、人で起こっているものは、「(ヒト)H5N1型」ウイルスによる「(ヒト)A型インフルエンザ」で、しかも、従来にないタイプということで「新型」インフルエンザウイルスです。「新A型インフルエンザ」とでもいえましょうか。(この点でもまた、非常に紛らわしい「仮説」論争になってしまいがちです。)
あくまでも、同じ名前がついてしまっている「H5N1型」ウイルスといえども、鳥とヒトでは、全く異なるものです。それを巧妙に混ぜ込んで紛らわしくしています。意図的にやっているのではないかとさえ思えてきます。
http://www.asahi.com/special/051102/window/051023b.html
http://www.asahi.com/special/051102/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087203131
以前にも申しましたが、ウイルスが異なる以上、鳥で流行することと、ヒトで流行することは全く意味が違うのですが、それを直列に考えてしまうことは、いまや完全なる間違いであるということを誰も訂正できなくなっているようです。
最初に間違ったプランを描いてしまったところに端を発しているのですが、それなりの権威の方々ですから、おいそれとは即座に誤りを認めるわけにはいかないのでしょう。と同時に、国の予算どりを左右するような学者の考えについて、疑念を発したり意見をさしはさんだりして、わざわざ波風を立てるようなことを言う人がいないのかもしれません。取り巻きもまた、「追随型」の人ばかりなのでしょう。
ウイルスの病気なんてのは、太古から「疫病」として、陰に陽に、繰り返し繰り返しあたりまえに起こってきたものであり、種として初めて出会ったものに感染したときに、いっとき流行してほぼみな一通り感染を経験してしまえば、やがて終息する、と同時に、ホストである宿主種が、バージョンアップしていくというだけの話です。
疫病の歴史を知れば、大したことではないですが、それを知らないと、「いきなり“今までなかったもの”が突如として起こるという不安や恐怖」に駆られパニックを起こすようです。
新型だからといってすべてが病気を起こすわけではありません。病気をおこすのはほんのごく一部です。新型ウイルス感染による致死率は、その時々の天候と栄養状態に左右されます。
かつて流行したときのように広域戦争状態のときは、栄養状態がいいわけがありません。集団単位のキャリアの移動も頻繁です。
そして翻ってみれば、ウイルスという究極の寄生体もまた、種の保存の戦略の中でいきている以上、ホストを根絶やしにすることはなく、ウイルス感染にたいして過剰に反応してしまう(すなわち疾病になる)一部の個体が、淘汰されることになるだけの話です。こればかりは避けようがありません。「疫病は天災」たる所以です。
さらには、新興感染症を過剰に恐れる方々は、ついつい30年ほど前の日本の風景さえ忘れてしまったかのようです。家畜と暮らすなんてのは日常の風景であったのですが。いまの公衆衛生環境と食糧栄養摂取の確保が可能になったのは、ほんのここ20〜30年以内の新しいことに過ぎません。
ヒトを含め動物・生物が、ウイルスとつきあってきたのは、種のはじまりからです。ウイルスなぞに比べたら、ヒトのほうが生物としていちばんのペーペーの新米です。それを排除根絶できるなどという思い込みは、人間の側の一方的な驕りあるいは無知以外の何ものでもありません。
人が病気になったからといって、周りの動物に原因をなすりつけるなんて、どうみても、ご都合主義的な早とちりでしょう。人の病気は人からで、まずそれを厳密に検証しなければならないはずです。もちろん、鳥の病気は鳥からということも。
誰よりもいちばんウイルスのことを知っていなければならないはずのウイルス学者が、「清浄国論」を語り始めたところから、胡散臭さは始まっています。
『「信念」は「おもいこみ」、「観念」は「おもいつき」』
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0199.html
さては、獣医学の世界って「鳥無き里の蝙蝠」?
[2538] 今回のBSE牛は、平成12年2月生まれ
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/11(Sun) 19:13 |
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- 昨日、北海道・千歳で発見された21例目のBSE牛は、平成12年2月生まれ。
同じ平成12年生まれのBSE牛としては、14例目(10月8日)の鹿追町、17例目(9月11日)の音更町、20例目(8月12日)の鹿追町がある。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20051210&j=0044&k=200512109862
[2537] Re:[2535] [2534]
ますますわからなくなってしまった『新型インフルエンザ』なる言葉。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/11(Sun) 18:54
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- Mr.Chomboさん。
なるほど、「保津川が下れば桂川になるようなもんでしょうか?」ですか。
もっとも、こっちのほうは、行政上の名称は桂川に統一されているようですね。
要は、獣医の領域と医師の領域、農林水産省と厚生労働省との領域が、シームレスにつながるような体制をくめれば、それにこした事はないという意味です。
特に、フェーズ3の段階では、このバトンタッチがスムーズに行くことが必要な感じがしています。
[2536] Re:[2534]
ますますわからなくなってしまった『新型インフルエンザ』なる言葉。 投稿者:Mr.Chombo 投稿日:2005/12/11(Sun)
16:57 |
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- それから、フェーズ3(これが現在です)では新型は生まれていません。比較的まれな鳥インフルエンザウイルスの人感染があるという状態です。
フェーズ4が、新型の発生過程となります。鳥型から人型への大変身はこの段階です。
フェーズ5が新型が誕生し、大流行に備えている段階。フェーズ6は大流行の開始。喜田先生の意見ではフェーズ3では慌てずに備えてゆけばよいとのことでした。
[2535] Re:[2534]
ますますわからなくなってしまった『新型インフルエンザ』なる言葉。 投稿者:Mr.Chombo 投稿日:2005/12/11(Sun)
16:15 |
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- >
なんか、こうしてみると、ウイルスの管轄省庁によって、いわば、ウイルス名の一物ニ価の状態が、生じるというわけだ。それにしても、現場での混乱を助長させうる、妙な名称のつけ方をしたものだ
御意見ごもっともですが、対策に根本的な差が出て来てしまうことを考えれば、やむをえないことかと思います。
保津川が下れば桂川になるようなもんでしょうか?
[2534] ますますわからなくなってしまった『新型インフルエンザ』なる言葉。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/11(Sun) 14:11 |
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- 以前、この掲示板の1384と1853で、WHOの定義するパンデミックの5段階について、述べたのだが、ここで、改めて再掲しよう。
1.大流行の狭間の段階
フェーズ1-人間に新しいウイルスが、まだ、検出されていない段階ではあるが、動物には、ウイルスが存在するであろう段階。
フェーズ2-まだ、人間には、新しいウイルスは検出されてはいないが、動物のウイルスが、人間に重要な危機をあたえるであろう段階
2.パンデミック警告段階
フェーズ3-人間に新しいウイルスが検出されているが、ヒト→ヒト感染は、始まっていないか、または、家族間など、限られた接触範囲で感染が始まっている段階。
フェーズ4-限られた範囲でのヒト→ヒト感染によるクラスターが出現している段階であるが、感染の範囲が、ひとつの地域に限られていて、ウイルスがまだ人間に適合していないことを示しているような段階。
フェーズ5-多くのクラスターが出現しているが、一定の地域にそのクラスター出現が限られている段階。
この段階では、ウイルスが、ますます、人間に適合しようとしているが、まだ、完全なヒト→ヒト感染にいたる伝達可能の段階にまではいたっていない段階。
3.全地域感染段階
フェーズ6-特定地域に限らず、全般的に、ヒト→ヒト感染が、蔓延している段階。
「Information
About Influenza Pandemics」http://www.cdc.gov/flu/avian/gen-info/pandemics.htm
より
で、日本の厚生労働省が使っている「新型インルエンザ」という言葉は、ヒト段階でのフルのことだから、上記でのフェーズ1と2は、ヒトのウイルスではないのだから、『新型インフルエンザ』ではなくて、『鳥インフルエンザ』という事になる。
フェーズ3では、ヒトのウイルスと鳥のウイルスとが共存する段階なので、同じH5亜型ウイルスであっても、「鳥インフルエンザ」と『新型インフルエンザ』とが、共存することになる。
フェーズ4.5.6では、パンデミックの主流は、ヒトのウイルスとなるのだから、H5亜型は「新型インフルエンザ」と呼ばれる事になる。
なんか、こうしてみると、ウイルスの管轄省庁によって、いわば、ウイルス名の一物ニ価の状態が、生じるというわけだ。
それにしても、現場での混乱を助長させうる、妙な名称のつけ方をしたものだ。
[2532] アメリカUSTRが、日本に対する改革要望書を発表 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/11(Sun) 09:38 |
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- 12月7日に発表された、アメリカから日本に対する改革要望書は、USTRのWendy Cutler
氏から、日本の外務省の石川薫経済局長に届けられた。
この現物は、このサイト
http://www.ustr.gov/assets/World_Regions/North_Asia/Japan/Regulatory_Reform_Initiative/asset_upload_file168_8516.pdf
http://search.crownpeak.com/cpt_redirect/682?account=1003&qid=5415にある。
内容は、このサイト「United
States Presents Japan with Trade Reform Recommendations」http://www.harolddoan.com/modules.php?name=News&file=article&sid=7326に簡潔にまとめられてある。
すなわち、2005年の改革要望書の焦点は、「医療器具と製薬関係の問題」「情報技術」「知的所有権」「テレコミュニケーション」「農業分野」等が焦点になっている。
なお、当日、このニュースを取り上げた日本の新聞は、読売新聞など、一部に過ぎなかった。
http://search.crownpeak.com/cpt_search/result_1?account=1003&q=reform+recommendations&submit.x=6&submit.y=12
[2531] プラトンの嘆き?
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/11(Sun) 08:03 |
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- 民主党のシンクタンク「公共政策プラットフォーム(プラトン)」の設立記念で、「日本最大のシンクタンクは『霞が関』。現場や生活とかけ離れた机上の空論(を示す機関)になっている」という話があったというのだが。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051211-00000008-san-pol参照
ちなみに、名前を拝借されたプラトンは、こうもいっている。
「人類の幸福のためには、哲学者が政治的支配者となるか政治的支配者が哲学するようになるかが必要である。」
要は、政策レシピを作る人も、そのレシピに基づいて料理を作る人も、混在しているところに、政策の混乱がある。
官僚というせっかくの名料理人がいるのに、それを使いこなせないで、本来のレシピ作りをほっぽりだして、料理人の領域にまで、口を出しているところに政策の混乱があるように思えるのだが。
もっとも、日本では、レシピ作りも料理も、官僚が請け負い、立法府たる議員の役割は、飯盛りと、箸ぞろえと、食えないものを小分けにしたり、半分にちょん切ったり、いったん引っ込めて、後で味付けしなおして、なにげに同じものを、結果、食わせてしまう、政治的特技を発揮する事に終わってしまっている。
議運畑の大臣が重宝されている所以である。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1493346/detail参照
[2530] Re:[2529] [2527]
「政党の右より競争化」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/11(Sun) 07:16 |
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- 謎工さん。
なるほど、『日本人がやるとやたらとリベラル左派に判定されてしまいます。』とありますね。
人種問題やゲイ問題など、社会的な相違に基づく設問が多く用意されている点も影響しているのでしょうね。
二次元のポートフォリオでなく、多次元のポートフォリオで判定したほうがいいかもしれませんね。
フェアユース是か非かなんてのは、軸からすれば、単に、この二軸では、計り知れないものでしょうし。
また、コモンズ是か非か、なんて設問も、用意されれば、その人のよって立つ考えを知ることが出来るでしょうしね。
防衛省問題は、大連立乗り遅れ警戒もあるかもしれませんね。
http://www.politicalcompass.org/
[2529] Re:[2527] 「政党の右より競争化」
投稿者:謎工 投稿日:2005/12/11(Sun) 04:51 |
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- このPolitical
Compass、だいぶ前に一部で話題になり日本版も作られています。
しかし公明党が防衛昇格上げや教育基本法の「国を愛する心」を容認し始めたのは
姉歯事件の関係で強く出られないから、と言う見方も出ているようで何とも。
http://sakidatsumono.ifdef.jp/political-compass.html
[2528] なにやら不穏なご様子で
投稿者:とき 投稿日:2005/12/10(Sat) 23:44 |
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- ■暴動鎮圧で住民多数死亡か=30人の情報も−中国広東省
【北京10日時事】中国広東省汕尾市の東洲村で発電所建設に抗議する農民が警官隊と衝突する事件があり、10日のAFP通信は目撃者の証言として、警察側の発砲で30人が死亡したと伝えた。事実ならば、中国当局による武力鎮圧としては、1989年の天安門事件以来最悪の事態になる恐れがあるとしている。中国の公式メディアはこの事件について一切報じていない。
(時事通信)
- 12月10日23時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051210-00000087-jij-int
日々是チナヲチ。
官民衝突で武警が実弾射撃、農民に多数の死傷者。
2005-12-08
http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/874a073fa6ebe33c5b21c59b343813fa
「調和社会」が揺れている。
2005-12-09
http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/897493b87c1f819bab6f5f7f011e61b3
■親日派財産没収法が成立=韓国
【ソウル8日時事】韓国国会は8日、日本の植民地時代などに「親日派」が対日協力の代価として取得した財産について、国に帰属させることを可能とした「親日反民族行為者財産帰属特別法」を可決した。韓国では「親日派」とされる人物の子孫が、没収されるなどした先祖の土地の返還を求め国などを相手に訴訟を起こすケースが相次いでおり、同法は国民感情に配慮し、こうした動きを食い止めようとする狙いがある。
(時事通信)
- 12月8日23時0分更新
2005年12月09日(金) 日韓友情年のフィナーレを飾るに相応しい法案が成立。
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=45126&pg=20051209
■仁なれば即ち栄え 2005年12月08日
『日本がいやらしい金持ち国になっていくのが気掛かりだ。』
http://www.asahi.com/business/column/TKY200512080245.html
『常任理事国のイスはいらないから国連負担金をさげることと理不尽な反日国家へはODAを出さないことを私は望んでいる。
裏を返して「カネをばらまくこと=世界の尊敬」と主張しているのは朝日のほうだろう。
「仁なればすなわち栄え」。これは『孟子』にある一節だ。そして「不仁なればすなわち辱めらる」と続く。朝日こそ、よく噛みしめるべき言葉である。』
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=331246&log=20051210
2005年12月09日
朝日新聞を読んでいる人、いいかげんに、おかしいと気付けよ
http://ameblo.jp/worldwalker2/entry-10006921108.html
(コピペとリンクだらけで、申し訳ございません。)
[2527] 「政党の右より競争化」
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/10(Sat) 22:58 |
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- 民主党の前原さんがワシントンでドッキリ外交ビジョンを発表したとおもったら、公明党さんが、防衛省格上げ論にご執心。
どうも、グリーンをフェードで攻めるほうが攻めやすいのかな?
で、自らの政治的スタンスがわからなくなったら、このサイトの「The Political Compass」http://www.politicalcompass.org/
で確認されたらいかがでしょう。
このサイト、近く和訳して、ブログにあげる予定ですが、このサイトの質問に全部答えると、結果が、横軸に「右か左か」縦軸に、「権威主義的か、リベラルか」のポートフォリオが現れ、「権威主義的右」(サッチャー、ヒトラー)「権威主義的左」(スターリン)「リベラル的右」(フリードマン)「リベラル的左」(ガンジー)の四象限に分かれて、結果が出てくる。
ちなみに、私の自己診断では、ガンジーになってしまいました。トホホ。
http://www.politicalcompass.org/
[2526] 何が本当で何が嘘かは不明?
投稿者:とき 投稿日:2005/12/10(Sat) 21:01 |
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- ■感染情報隠ぺいと批判 香港大助教授
【香港10日共同】中国の鳥インフルエンザ(H5N1型)研究で知られる香港大の管軼助教授は、鳥インフルエンザ感染は既に中国全土に拡散しているが、当局は情報を隠していると批判した。9日付カナダ紙グローブ・アンド・メール(電子版)が伝えた。
同紙によると、助教授は「中国指導部は(感染制御に)努力していると言うが、国際社会と(情報を)共有していない」と批判、「私の研究を阻もうとしているが(感染拡大の)証拠は示すことができる」と述べた。
助教授は7月、英科学誌で中国南部から感染が拡大する可能性を指摘する論文を発表した後、中国当局から「国家機密漏えい」に当たると警告を受け、さらに中国で集めたサンプル破棄を命じられた。
また助教授は10日、香港メディアに対し、広西チワン族自治区で確認された人への感染を例に挙げ「家禽(かきん)が感染していない場所でなぜ人が感染するのか。隠ぺいの疑いはぬぐえない」と指摘した。
(共同通信)
-
12月10日19時57分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051210-00000131-kyodo-soci
■通報者を拘束と香港紙 中国、鳥インフル感染で
【香港10日共同】中国安徽省天長市で10月に発生した鳥インフルエンザ感染について、農業省に通報した隣接の江蘇省高郵市に住む男性が11月下旬、地元当局に恐喝容疑で拘束されたことが分かった。10日付中国系香港紙、大公報などが伝えた。
男性は農業省に対し、安徽省の事例とともに江蘇省の事例も通報していたが、江蘇省の事例はその後、鳥インフルエンザでなかったことが判明したため、地元当局は「地元が甚大な損害を受けた」と批判しているという。一方、地元当局は具体的な容疑について男性の弁護士に説明していないといい、嫌がらせの可能性もありそうだ。
安徽省の事例については、通報が当局の迅速な対応につながったとして中国メディアからたたえる声が出ていた。
(共同通信)
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12月10日20時7分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051210-00000132-kyodo-int
[2525] 「草書体のショパン弾き」とでもいうのかな?-サンソン・フランソワ- 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/10(Sat) 18:47 |
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- 昨日、ドライブしながらFM を聴いていると、サンソン・フランソワ(Samson
Francois)特集をやっているのに惹かれた。
名前は知っているが、これほど、型にはまらない演奏をしているとは、ついぞ知らなかった。
で、遅ればせながら、CDを買い求めたのだが。
経歴を見ると、天才の孤独と悲劇を兼ね備えた人物のようで。
両親はフランス人で、本人は、ドイツのフランクフルト生まれ。
6歳で、最初のコンサート。7歳で、ベオグラード音楽院入学。10歳で、ニース音楽院入学。14歳で、パリ音楽院入学。19歳で、ロンティボー国際コンクールで大賞受賞。23歳でアメリカデビュー。そして、46歳で死亡。
確かに、彼は、ドイツ生まれだが、演奏は、フランス的だ。
いわば、草書体のショパン弾きとでもいうのだろうか。
日本人や中国・韓国人の演奏家が海外で活躍する時代だが、彼らには、楷書はかけても、草書は、DNA故に、書けないような感じがする。
演奏は、下記の音楽クリップでどうぞ。
http://www.content.loudeye.com/scripts/hurlPNM.exe?/~a-010001/0658926_0112_07_0002.ra
[2524] 12月9日付・編集手帳
投稿者:とき 投稿日:2005/12/10(Sat) 14:15 |
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- 泉鏡花は衛生に異様なくらい神経を使った。刺し身は食べない。酒はくちびるの焼けそうな熱燗(あつかん)を飲んだ。大根おろしは煮て食べたという
◆鍋を囲む時は困ったらしい。生煮えの肉を仲間が片っ端から食べ、鏡花の口に入らない。「谷崎君、これは僕が食べるからそのつもりで」。鍋の中に仕切りを置いたと、谷崎潤一郎の「文壇昔ばなし」にある◆いまの世にあれば難儀な時代を嘆くだろう。BSE(牛海綿状脳症)を引き起こす病原体の異常プリオンは、加熱に頼る鏡花流では退治できない。安心して食べるためには、脳や脊髄(せきずい)などの危険な部位を取り除く必要がある◆内閣府の食品安全委員会が米国産牛肉の輸入再開を認める答申を出した。政府は週明けの12日にも輸入解禁を正式に決定する運びである。米国産の牛肉は早ければ年末にも、2年ぶりに店頭に並ぶことになる◆米国政府は危険部位の適切な除去を約束している。鍋の恋しい季節、輸入再開を食卓の朗報にするためには、誠実に履行してもらうしかない。疑いが生じれば、消費者は買うのをためらうだろう◆手垢(てあか)がつくりだす器物のくすんだ光を「手沢(しゅたく)」と呼んで珍重した谷崎のような人もいて、衛生観は各人各様だが、こと牛肉、ことBSEでは消費者の誰もが「鏡花の目」をしている。米国は忘れてはなるまい。
(2005年12月9日1時44分
読売新聞)
ttp://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20051208ig15.htm
(以上コピペで)
なにごとも「現実」には、リスク覚悟で向かうことが当為ではあるというものの、『もともと米国からBSEに関するデータが提供されていないのだから、日本の学者は評価などできないはずだ』(カリフォルニア大学セーファー助教授)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796649875
という状況では言わずもがなでしょうか。
米国に向かうときは、やはり、「経済」が第一義になってしまうようです。
明日を支配するもの P.F.
ドラッカー (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478372632
(付章 日本の官僚制を理解するならば)
(サイト情報)
(1)米国通商代表部(USTR)は12月8日、日本政府に対する規制改革要望書(2005年)を提出。「日本政府に対する規制改革要望書
2005年」。全文56ページ。
Annual Reform Recommendations from the Government of the
United States to the Government of Japan under the U.S.-Japan Regulatory Reform
and Competition Policy Initiative
http://japan.usembassy.gov/pdfs/wwwf-regref20051207.pdf
同上USTRのプレスリリース
http://japan.usembassy.gov/e/p/tp-20051208-01.html
(「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」12月9日(金曜日)から)
http://www.melma.com/backnumber_45206_2393993/
[2522] 「日本市場への牛肉輸出回復には、時間と努力が必要」とのアメリカの論説 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/10(Sat) 11:37 |
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- 「Restoring beef exports to Japan will take time and effort」http://www.aberdeennews.com/mld/aberdeennews/news/13369745.htmでは、日本への牛肉輸出再開がなった場合でも、禁輸前の水準を回復するまでには、時間と努力を要するであろうと述べている。
これによると、禁輸以前の水準を確保するためには、今後、数年かかるであろうとしている。
エコノミスト誌では、日本への輸出再開によって、牛肉価格は、100ポンド当たり1−2ドルの価格上乗せが図られるであろうとしている。
しかし、ネブラスカ-リンカーン大学の農業経済学者であるDarrell
Mark氏によれば、「確かに、日本への輸出再開は、心理的には、プラスのインパクトはあるが、それは、限定的なものであろう。」としている。
また、ネブラスカ牧畜業協会のPete
McClymont氏は、日本市場の回復には、時間がかかることは認めながらも、再開された事に意義があるとしている。
Pete
McClymont氏は、日本市場回復に時間がかかる三つの理由を挙げている。ひとつは、月齢20ヶ月以下を証明できるフィードロットは、全米で、たった80であり、ミーとパッカーにいたっては、ひとつか二つであるに過ぎないからだという。
第二は、日本の消費者は、もはや、アメリカ牛肉を購入するのには、気が進まないであろう、としている。
第三は、禁輸期間の間に、日本市場には、オーストラリア・ニュージーランドが、新たな競争相手になってしまっている事であるとしている。
この点では、むしろ、カナダのほうがIDシステムが完備されているので、有利なのではないかという。
アメリカ農務省は、2009年までに、全米の90億の牛・豚・鶏についてのトラッキングシステムを完成させる意向であるが、メーカーサイドでは、それより先に、トラッキングシステムを完成させたい意向であるという。
しかし、IDシステムについては、完成にいたっていないという。
Darrell
Mark氏のいうに、まだ完璧な月齢証明システムは、完成していないのだという。
生体牛マーケット情報センターのJim
Robb氏によれば、2006年末までには、2003年の禁輸以前の日本への輸出水準の半分までは、回復できるとの予測はしているものの、2003年の水準にまで回復させるには、相当の努力が必要であると、している。
http://www.aberdeennews.com/mld/aberdeennews/news/13369745.htm
[2521] 北朝鮮から輸入したアサリを日本の砂浜に埋めて「日本産」を思わせる「稲沢産モデル」
投稿者:謎工 投稿日:2005/12/10(Sat) 09:39 |
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- 別に好き好んでこの企業の話題ばかり取り上げるつもりは無いのですが、
スパイウェア騒動のみに留まらず本業も相変わらず迷走中であることを
象徴するエピソードかと。
日経ビジネス・12月12日号より
> 再編促す年末テレビ商戦
>
焦るソニー、シャープと松下が大画面で激突
>
ソニーの「稲沢産」とは何?
>
ブラビアの売り場からはソニーの焦りも透けて見える。その象徴が、値札の横に張られた
>
「愛知県稲沢産モデル」と書かれたビラだ。薄型テレビの"産地"をブランド化する取り組みは、
>
シャープの「亀山産」が元祖である。液晶パネルからテレビまでを一貫生産している三重県の
>
亀山工場をブランド化し、「国産だから高品質」というイメージを打ち出した。
>
一方、ソニーはパネルを韓国サムスン電子との合弁工場から調達し、稲沢工場でテレビに
>
組み立てている。一貫生産ではないにもかかわらず、「シャープの物真似」とも思われかねない
>
産地表示作戦に打って出たのは、なんとしてでも"韓国製"との印象を払拭したいという、ソニーの
>
崖っぷちの状況を示している。
[2520] 非負制約+日米金利格差=円安+株高+債券安=量的緩和解除をめぐる日銀・政府の主導権争い
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/10(Sat) 08:21 |
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- どうも、わかりにくい、量的緩和をめぐる日銀と政府との思惑の食い違いなのだが、こんな公式「非負制約+日米金利格差=円安+株高+債券安=量的緩和解除をめぐる日銀・政府の主導権争い」を作ってみると、その両者の真意が仄見えてくる。
この記事「06年度の政府経済見通し、「デフレ脱却」明示へ」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051210-00000301-yom-bus_all
に書いてあるように、日銀も政府も、デフレ脱却という最終目標については、両者一致しているのだろう。
しかし、以前、ブログの方で「日米金利差放置を求めるグレン・ハバードさんの意図は、ドル暴落阻止メリットにあり。」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=251
に、今年の3月に「現在では、双子の赤字問題よりも、目先の「日米金利差」((the
US-Japan interest rate
spread)という問題のほうが、ドル・円を動かす、強い要因」との見方もある。」と書いたのだが、こうして、今のドル高・円安の流れを見ると、正に、日米金利格差が、ドルを救っているとも、見られる構図である。
しかし、円安によって、日本は、日本版のビナイン・ネグレクト政策(The
Benign Neglect of The
Yen)をとっているおかげで、円安のかわりに株高という、当面のご馳走を味わっているという構図だ。
しかし、長期的にはどうなのだろう。
この結果としての、債券安・長期金利高は、財政再建途中の日本にとっては、ソプリン債である国債のデフォルト懸念を増幅させる事にも、つながりかねないという、両刃の刃でもある。
日銀としては、ゼロ金利以後、実質、非負制約の元で、日銀主導の金利政策は、封じ込まれているので、いち早く、その制約から脱出し、復権を果たしたいという思惑があるのだろうし、政府としては、巨大な国債発行の切込みをはかっている最中なのだし、株高も、国民の意気を高揚させているのだから、もうちょっと待て、ということなのだろう。
それにしても、コントロールされたインフレかデフレ化については、世代間の思惑も分かれてくるようだ。
つまり、年金世代は、デフレ志向、現役世代は、インフレ志向という具合に。
[2519] 話題の「きっこの日記」に米国産牛肉問題?
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/10(Sat) 07:38 |
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- このところ、構造設計偽装疑惑問題でご盛況の「きっこの日記」http://www3.diary.ne.jp/user/338790/だが、昨日今日は、そのネタではなく、電気毛布問題等の話題に切り替えている。
その中で、米国産牛肉問題なんかがとりあげたりしていて『つまり、まず初めに「狂牛肉の輸入再開ありき」で、コ***の息のかかったプリオン専門調査会がデタラメな捏造データを公表するのと同じで、まず初めに「タクマありき」でスタートしたF1チームの話だってことは、どんなイイワケをしたって見え見えってことだ。』などと書いている。
それにしても、このサイトニュースhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051209-00000000-jsn-indのように、姉ハッパ問題、「横浜市のマンション(50戸)に対し、建築基準法レベルの耐震性が満たされているとする「設計住宅性能評価書」が、建築主に交付されていた。」ということで、建築確認制度だけでなく、「住宅性能表示制度」の信頼性まで揺るがす事態に発展してきた。
http://www3.diary.ne.jp/user/338790/
[2518] 「中国の鳥インフルエンザ隠蔽疑惑」を香港の学者が指摘するが、WHOは、否定 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/10(Sat) 07:21 |
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- 香港大学の微生物學系副教授管軼(Guan
Yi)氏は、ロイター記者に対して、「中国では、公開されている以上に、多くの地区で鳥インフルエンザが発生しているが、その事実を中国政府は、隠している。たとえば、11月17日に鳥インフルエンザの発生が公式発表された雲南省では、その数ヶ月前から、雲南省東南地区で、鳥インフルエンザの発生があった。」と指摘している。
これに対して、WHOの
Maria Cheng
さんは、「そのような証拠を我々は、把握していない。今回の10歳の少女の例のように、その村で鳥インフルエンザが発生していない場合には、発生の確認が遅れる事もある。」と、Guan
Yi教授の中国鳥インフルエンザ隠蔽説を否定している。
http://today.reuters.co.uk/news/newsArticle.aspx?type=globalNews&storyID=2005-12-09T165303Z_01_DIT960753_RTRUKOC_0_US-BIRDFLU-SCIENTIST.xml
[2517] 茨城県で新たに抗体陽性
投稿者:通りすがり 投稿日:2005/12/09(Fri) 23:09 |
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- 茨城でまた抗体陽性 鳥インフルエンザ
茨城県は9日、同県小川町の石川養鶏上吉影農場で、H5型の鳥インフルエンザの抗体陽性反応が出たと発表した。県は同日、同農場の約1万9000羽の処分を命じた。
開放型1鶏舎に2グループの鶏がおり、古い鶏だけがすべて陽性となった。
この養鶏場では、7月29日から11月9日にかけて計4回検体を採取し、いずれも陰性だった。しかし少なくとも3回の検査では、養鶏場側が若い鶏だけを提出。うち2回は、養鶏場側が既に鶏舎から出した鶏を検査しており、県はこの鶏舎の鶏か確認していなかった。
11月9日の検体採取後まで、この養鶏場は県に鶏が2グループあると報告していなかったという。
県畜産課は「過去の検査は不適切だったが、陰性になるように若い鶏だけを出したのかは分からない」としており、今後調査する。
(共同通信)
- 12月9日22時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051209-00000290-kyodo-soci
以上の報道がありました。
茨城県では、12月8日に以下の発表をしたばかりだったのですが・・・。
http://www.agri.pref.ibaraki.jp/news/tori/img/h171208.pdf
[2516] タイで、少年が、ヒト感染鳥インフルエンザで死亡 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/09(Fri) 22:32 |
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- タイ中央部Nakhon
Nayok郡で、五歳の少年が水曜日に死に、木曜日に検査の結果、ヒト感染H5N1鳥インフルエンザによる死亡と判明した。
この少年は、バンコクから45マイル北部のNakhon
Nayok郡のOngkarak地区から来たもので、9日前に発病したとされる。
彼の家で、鳥を飼育している事を、彼の両親は、医師に話さなかったという。
そのために、入院も措置も遅れた事が、死亡の原因であるという。
その飼っている鳥の10羽が、最近死んだという。
この少年は、タイでは、22番目の発病者であり、14番目の死亡者であるという。
http://kyw.com/health/health_story_343073122.html
[2515] 火のないところに煙はたたない。
投稿者:とき 投稿日:2005/12/09(Fri) 17:15 |
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- 農林水産省 報道発表資料 平成17年12月分
http://www.maff.go.jp/www/press/press.html
12月8日「米国・カナダ産牛肉等への対応についての説明会」の開催及び出席者の募集について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051208press_2.html
『説明会の開催について
一昨年、米国及びカナダで牛海綿状脳症(BSE)が発生して以来、我が国は、これらの国からの牛肉等の輸入を停止しています。
一方、本年5月24日の厚生労働省及び農林水産省からの諮問に対し、本日、食品安全委員会において、「米国及びカナダの輸出プログラムにより管理された牛肉・内臓を摂取する場合と、我が国の牛に由来する牛肉・内臓を摂取する場合のリスクの同等性」に係る食品健康影響評価についての答申がまとめられたところです。
つきましては、厚生労働省及び農林水産省の米国・カナダ産牛肉等への対応についての理解を深めていただくため、消費者、事業者など関係者の方々への説明の機会を設けることとしましたのでお知らせするとともに、出席者を募集いたします。』
最悪を想定すると、将来、アスベスト禍や耐震偽装建築問題のようになることも覚悟で向かっていく必要があるようです。 禍を転じて利得と為す方へ、問題がおこらないところに利権も生じない?
プリオン病の病理病態を解明できていないのが、なんといっても不利です。(そう仕向けられているのかもしれませんが。)
12月9日 動物検疫所における検疫探知犬の導入について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051209press_8.html
■成田空港に畜産物探知犬=鳥インフルなど侵入防止−農水省(時事通信)
- 12月9日16時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051209-00000104-jij-soci
『探知犬は現在同空港で麻薬の密輸摘発に活用されているが、検疫目的での国内導入は初めて。鳥インフルエンザが世界的に拡大している上、BSE(牛海綿状脳症)発生国からの牛肉輸入も禁止しているため、探知犬で不法な畜産物の持ち込みを阻止。家畜伝染病の国内への侵入を防ぐ。』
具体的に何を摘発して、「防疫・検疫」目的とするのでしょうか?
アメリカに潰される!日本の食―自給率を上げるのはたやすい! 山田
正彦 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796649875
同和利権の真相
(4)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796649883
泥棒国家日本と闇の権力構造
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198620717
耐震偽装建築問題の渦中なだけになおさら・・・。
[2512] Re:[2511]
「日本が知りたいのは、『この牛は何才?』ということ」というアメリカの論説 投稿者:虹屋 投稿日:2005/12/09(Fri) 12:28
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- 笹山さん。笹山さんのコメントも、意見として全部取り上げられていますね。
読むと、千葉の姉◎さんのご指南を受けたような安全委員会のコメント・回答ですね。
笹山さんの2-(4)歩行困難牛
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=508
についての回答では、
「なお、御指摘のありました今年4月の発表(その後、米国では規制の改定は未実施)は、歩行困難牛であっても、その原因が輸送途中の転倒や脱臼など、BSEとは関係ないことが明らかな場合に限って食用として処理することを認めるもので、獣医師の裁量により判断が左右されるとは考えにくいものです。」
この「北米三国(カナダ・メキシコ・アメリカ)の統一BSE対策」は、一切審議会には登場していませんから、審議会の意見としては誰かの創作、偽造ですね。
> 例のボーカスさんのコメントらしきものは、見当たりませんでしたが。>
ぜひ、特別寄稿として、公開してほしいものですね。
米国政府の意見も特別公開ですね。
> テキサスの農場経営者Stan Isaacsonさん。
>
「月齢確定のための帳簿・記録をそろえるのは、かなり面倒であり、困難だ。」
米国での牛トレサ、ID制度は、何時になったらできるのやら・
> NCBAのエコノミストGreg Doudさん。
>
「輸出禁止前の価格は、100 lbsで15ドルであった。そのうちの5ドルをメキシコ・カナダにあて、我々は、10ドルを得た。今回は、日本へは、100
lbsで10ドルと見ており、そのうちの5ドルを、我々が得ると見ている。NCBAとしては、全米で、50から60のフィードロットが、日本への輸出適格農場と見ている。」
どんなフィードロットでしょうか。乳用雄牛(人工乳、代用乳、配合飼料飼育)でしょうか?
> the Livestock Marketing Information CenterのJim
Robb氏
>
「年内は、『写真撮影用の輸出』は、あるだろうが、経済的にペイできる輸出にいたるのは、2006年内になるだろう。」
>
> 再び、アイオワ州立大学の農業経済学者John
Lawrenceさん。
>
「日本への牛肉輸出が本格化すると、アメリカ国内への供給量が不足し、結果、アメリカの消費者は、高い牛肉を購入する事になるであろう。」
> Allendale Inc社のアナリストRich Nelson氏
>
「ここニ-三週間、アメリカの生体牛相場は、値上がりを続けており、その値上がり要因の25パーセントは、日本への輸出解禁思惑要因によるものである。月曜日の先物価格では、1bあたり92850セントであり、二週間前の90325セントに対して、2.8パーセントの値上がりをしている。」
カナダ産牛肉や生体牛輸入で、米国内向けの牛肉はまかなってきていましたから、「あの日本でさえ、安全と評価したのだから」カナダ産牛(肉)の貿易全面再開と運ぶのでしょうかね。
[2511] 「日本が知りたいのは、『この牛は何才?』ということ」というアメリカの論説 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/09(Fri) 10:24 |
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- 虹屋さん。虹屋さんがお書きになったらしいコメントもありましたね。
例のボーカスさんのコメントらしきものは、見当たりませんでしたが。
ぜひ、特別寄稿として、公開してほしいものですね。
この「How
old is that US beef? Japan wants to know」
http://www.boston.com/news/world/asia/articles/2005/12/05/how_old_is_that_us_beef_japan_wants_to_know/
では、アメリカの業界の反応を伝えています。
以下は、概要です。
テキサスの農場経営者Stan
Isaacsonさん。
「月齢確定のための帳簿・記録をそろえるのは、かなり面倒であり、困難だ。」
アイオワ州立大学の農業経済学者John
Lawrenceさん。
「生産者たちに、輸出プログラムに従うこととが、付加価値をあげることになる、と説得しているが、この輸出プログラムの存在は、かなり、取引の妨げになっている。IDシステム整備への動きが加速するのではなかろうか。また、今回の日本がアメリカ側につけた条件が、韓国等にも、同様の条件にする動きに波及する可能性も出てきた。」
NCBAのエコノミストGreg
Doudさん。
「輸出禁止前の価格は、100
lbsで15ドルであった。そのうちの5ドルをメキシコ・カナダにあて、我々は、10ドルを得た。今回は、日本へは、100
lbsで10ドルと見ており、そのうちの5ドルを、我々が得ると見ている。NCBAとしては、全米で、50から60のフィードロットが、日本への輸出適格農場と見ている。」
the
Livestock Marketing Information CenterのJim
Robb氏
「年内は、『写真撮影用の輸出』は、あるだろうが、経済的にペイできる輸出にいたるのは、2006年内になるだろう。」
再び、アイオワ州立大学の農業経済学者John
Lawrenceさん。
「日本への牛肉輸出が本格化すると、アメリカ国内への供給量が不足し、結果、アメリカの消費者は、高い牛肉を購入する事になるであろう。」
the
U.S. Meat Export FederationのLynn
Heinze氏
「我々としては、アメリカ牛肉が、日本で市場を回復するには、4年かかると見ている。」
Allendale
Inc社のアナリストRich
Nelson氏
「ここニ-三週間、アメリカの生体牛相場は、値上がりを続けており、その値上がり要因の25パーセントは、日本への輸出解禁思惑要因によるものである。月曜日の先物価格では、1bあたり92850セントであり、二週間前の90325セントに対して、2.8パーセントの値上がりをしている。」
以上です。
なお、ジャパンタイムズのほうには、『金子さんの激白』が『Beef-safety
report being misused: panelist』http://www.japantimes.co.jp/cgi-bin/getarticle.pl5?nb20051209a1.htmという題で、のっています。
『"Answering
only the questions the government gave us would mislead the public,That's not
science."』とも云われていますね。
http://www.boston.com/news/world/asia/articles/2005/12/05/how_old_is_that_us_beef_japan_wants_to_know/
[2510] Re:[2507]
今日の食品安全委員会の模様 投稿者:虹屋 投稿日:2005/12/09(Fri) 08:02 |
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- 笹山さん。情報有難うございます。
評価の結果の通知
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-tuuchi-usabeef17.pdf
評価結果
http://www.fsc.go.jp/sonota/bse_hyouka_kekka_171208.pdf
意見募集の結果
http://www.fsc.go.jp/sonota/bse_ikenjyouhou_171208.pdf
意見交換会
http://www.fsc.go.jp/koukan/zenkoku_risk17bse/zenkoku_risk17bse.html
[2509] 中国で5人目のヒト感染鳥インフルエンザ発生
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/09(Fri) 07:51 |
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- 感染したのは、中国・遼寧省K山縣の31歳の女性で、10月30日に発症し、鳥インフルエンザ疑いだったが、12月5日に、H5N1と判明した。
一時は、回復し、11月29日には、退院していたところだった。
この女性は、死んだ鳥に触ったことがあるという。
詳しい検査結果は、こちらhttp://www.qoos.com/news/show.php?a=68412参照
http://news8.thdo.bbc.co.uk/chinese/trad/hi/newsid_4510000/newsid_4511800/4511880.stm
[2508] Re:[2507]
今日の食品安全委員会の模様 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/09(Fri) 06:54 |
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- こんな事を書いていたら、アメリカからも早速アクセスがあったみたいで。
[2507] 今日の食品安全委員会の模様
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/08(Thu) 17:06 |
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- 今日は、ちょっと、プリオン調査会の「お葬式」に出るつもりで、いってきました。
食品安全委員会の入ってるプルデンシャル・タワービルの前には、クリスタル状のクリスマスツリーが飾ってあって、とても、ハイソな雰囲気。
それに、ビルの前にズラーっと並んだ黒塗りのハイヤーは、ひょっとして、食品安全委員を送るためのもの?
なんか、日本の食を守る雰囲気とは、ちょっと場ちがいのような????
で、委員会では、冒頭、吉川プリオン調査会座長の愚痴ともボヤキともつかぬ話から始まりました。
吉川座長
「諮問の条件について、どこまで踏み込むかが難しかった。」
「諮問の背景をもっと、事前に討議すべきであった。」
「どこまでを仮定に入れて、評価するかが、今後の課題。」
「諮問に答えられないという回答もありうる。」
「北米一体としてのリスク評価のほうがわかりやすかったのではないかと、今になって思っている。」
「結果として、質問が二つに答えが二つというような答申案になってしまった。」
「結論への付帯事項には、特にアメリカのサーベイランスの拡大・強化について、もっと強く書くべきだった。」
「上流からの暴露汚染検証が中心となってしまい、交差汚染・CWD問題などについては、完全には、言い尽くせなかった。」
その後、委員の方からは、まず、
坂本委員
「今回の答申では、アメリカの輸出プログラム遵守が条件という事を、深く認識しなければならない。」
小泉委員
「日本のリスク管理が完全で、アメリカのリスク管理が不十分というように、果たしていえるのか。日本の検査実態も、アメリカ並みにディスクロージャーすべき。」
「OIEの小澤氏が、紹介しているように、アメリカの検査の研修プログラムに学ぶ点もあるのではないのか。検査予算も使っているのだから、国際共同研究の成果も、途中経過でいいから、公表すべきであるし、ネガティブデータも公表すべきである。」
「米国の科学的評価方法についても、日本は学ぶべき点があるのではないのか。」
「今度は、アメリカが、日本の安全性について検証する番なのだから、その点は、どのような手法を使うのか、日本側としても、研究しておくべきである。」
寺尾委員
「今回のパブリックコメントで寄せられた国民の意見は、リスク管理官庁に、十分伝える必要がある。」
「アメリカに輸出プログラム遵守させる義務が、日本のリスク管理官庁にはあるし、その検証結果を食品安全委員会に報告する義務がある。食品安全委員会は、そのことを今度は、国民に開示する必要がある。」
「リスク管理についての国際規格のようなものは、ないのか。」
中村委員
「今回の答申案の最大の欠点は、わかりにくいということである。改めて、諮問案を読んでみると、不思議な構成になっている。」
「吉川座長が先ほど「いつも、このような形になるとは限らない。」といわれたが、この言葉は大切にしなければならない。」
「BEVプログラムについてだが、これは、日本人が想像する以上に厳格なものである。このことを、日本の国民も理解しておく必要がある。」
「日本から今後輸出されるであろう神戸牛などについても、これまでは、アメリカが現地に来て、厳密な調査をしていった。温州みかんの輸出の場合も、そうであった。」
「アメリカの輸出プログラムの根底にある条件を、日本は理解すべき。」
見上委員
「これからは、国際的決め事にしたがってやっていくことが必要。日本のBSE牛の、21.23ヶ月月齢の接種実験のデータも公開しながら。米国産牛肉の安全性を検討してほしかった。」
以上ご報告まで。
[2506] BSE:石川県教育委員会の山岸勇
教育長の発言 投稿者:掲示板から 投稿日:2005/12/08(Thu) 14:42 |
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- >(石川)県教育委員会の山岸勇教育長は「輸入再開し、安全性が確認されたものについては、食材として活用するのは当然」だと答え
米産牛肉輸入再開を懸念
(07日)
>アメリカ産牛肉を学校給食に使用するのは是なのか非なのか。7日の石川県議会では、子どもの食、そして安全に関する質問が相次ぎました。民主クラブの広岡立美議員は、「アメリカ産牛肉の輸入が再開されても、学校給食には使ってほしくない」と、述べ県側の対応を質しました。BSEいわゆる狂牛病問題が表面化して以来、安全性に不安の声があがっています。これに対し県教育委員会の山岸勇教育長は「輸入再開し、安全性が確認されたものについては、食材として活用するのは当然」だと答え、論議は深まることなく質疑は終了しました。このほか、広岡議員は、最近、小学校低学年の児童をねらった事件が多発していることを踏まえ、放課後の児童を一般家庭で預かる「生活塾」の導入について質問しました。生活塾は、今年度から関東地区で始まった国のモデル事業で県では、内容や結果を見て導入の是非を検討したいとしました。(17:54)
http://www.hab.co.jp/headline/news0000050814.html
[2505] Re:[2494] [2493] [2480]
[2479] [2445] [2442] 構造計算偽造建築 投稿者:掲示板から 投稿日:2005/12/08(Thu) 13:52
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- 総研絡みで、今度はまた、自民党の政治家の名前があがってきましたよ。
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/build/1133827610/267-
[2503] 「原告適格」拡大最高裁判決の意義
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/08(Thu) 09:12 |
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- 今日の新聞では、昨日の最高裁『小田急線高架化工事』訴訟判決で、原告適格の範囲の拡大が認められた事を報じている。
今回の最高裁の判断では、東京都の環境影響評価条例に基づく環境アセスメント区域内に居住する住民三十七人の原告適格を認め、区域外の三人に関しては上告を棄却した。
いわば、原告適格の基準を、「環境影響評価条例」に、判断の基準を置いたという事になる。
さて、原告適格の範囲を「環境影響評価条例」にもとめたのは、前進なのだが、司法は、肝心の利益衡量比較の判断基準についても、最高裁独自の利益衡量比較におかずに、アセスメントに求めるのであろうか。
日本においては、クラスアクション(集団訴訟)がみとめられていないために、環境侵害者と、侵害をこうむる個人との利益衡量比較でもって、これまで来たが、これは、市民にとっては、著しく不利な状況であった。
これまでの、私権としての環境権による民事訴訟では、原告個人への環境破壊による加害行為が、具体的に立証されなければ、原告の請求は認容されなかった。
したがって、私権にもとづく環境権のみによっては、緩慢で広範囲にわたる複合化した暴露による環境被害を、司法は救済できないという欠陥があった。
今後の展開が注目される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051208-00000020-san-soci
[2502] Re:[2500]
食品安全委員会がどんなコメントをつけて説明責任を果しているのか、『今日』が楽しみです。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/08(Thu) 07:35 |
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- 今日の食品安全委員会、楽しみですね。
私も、パブリックコメントには、食品安全委員会の検証の内容以前に、「背理法」にもとづく、レトリックに満ちた答申のあり方自体に問題あり、との指摘をしておきました。
「アメリカの牛肉検査偽装」があるとすれば、『姉ハッパ』ならぬ「妹ハッパ」問題になりかねませんものね。
まあ、「あはれなるリスク管理官庁の子羊、食品安全委員会よ。」ということでしょうか。
今日の答申次第では、中西準子さんの『食品安全委員会解散論』に賛成です。
だって、仮説にもとづく安全の検証ならば、科学者でなくたって出来ますものね。
皇*有識者会議みたいなものでですね。
共同通信の調査によれば、「プリオン専門調査会の12人の専門委員のうち、半数近くが諮問の仕方や米国での輸入条件順守の実効性について、疑問や不安を抱いたまま、輸入再開を容認する結論を出していたことが分かった。」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051207-00000326-kyodo-bus_all
だそうです。
政治に翻弄されたが、科学者としての良心は残っているという事です。
これらのかたを攻めることは、出来ません。
ましてや、国会の場で参考人としてつるし上げるなんて、もってのほかです。
今日12月8日は、太平洋戦争開戦日であり、「戦争は終わった」(Happy
Xmas-War Is
Over-」のジョンレノンの命日でもあります。
アメリカの生産者と日本の消費者との日米牛肉戦争にとっては、どちらの日になるのでしょうかね。
ちなみに、対日経済制裁のタイムリミットとして、「アメリカ通商代表は、2005年12月15日までに、アメリカ議会に対して、「日本は、もはや、アメリカからの牛肉輸入を禁止していない。」との認証について、諮問をすること。」というのが、アメリカ議会の対日経済制裁法案
http://thomas.loc.gov/cgi-bin/query/z?c109:S.1922:
の条件の中に入っています。
もし、これが、「2005年12月31日までに、米議会に対して、なされない場合には、日本から輸入される製品に対して、追加関税を課すること。]となっていますね
まあ、これにおびえての、政府のとばっちりが、食品安全委員会をせきたてる事につながってしまっているという、哀れなる構図ですね。
おっしゃる「同じ牛があと半年経つと安全でなくなるのでしょうかね」ですが、昨年10月の日米高級レベル協議の際に、アメリカ側が「2005年7月までに、BEVプログラム見直しをする』(The
BEV Program (as described in B above) will be reviewed for modification as may
be appropriate in July
2005.)という事にこだわったのは、まさに、虹屋さんがおっしゃる『2004年1月生まれの牛』が、2005年8月に20ヶ月月齢に達するのだから、その一ヶ月前に、月齢を30ヶ月に引き上げる事になれば、このBEVプログラム見直しによって、そのまま、2004年1月生まれの牛が、シームレスに2006年6月まで、安全という事になるはずだったのですが、その点の見通しが、狂ってしまっているというのが現状なのですね。
ですから、現時点で云えば、20ヶ月で区切ってしまっている事によるアメリカ牛の輸出不適格『不良在庫積み残し』分が、2005年9月から2005年12月分まで、ある、という事になりますね。
しかし、これも、アメリカ側としては、2006年6月までに、月齢30ヶ月にまで引き上げる事に、日本側を説得できれば、不良在庫としては残らずに、そのままいけるという事になりますね。
[2501] 「立体的汚染」!?
投稿者:とき 投稿日:2005/12/07(Wed) 23:24 |
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- ■中国の農作物、水−土壌−生物−大気による全面汚染に瀕する
2005年12月06日
00時00分
中国の農作物が水−土壌−生物−大気による立体的汚染を受けていることを専門家が指摘した。人的破壊に加えて地球の気候変化による影響を受け、田畑の被害面積が増加の傾向をたどっており、災害による食糧減産量は毎年約400億キログラムにも達するという。
田畑の復元力の減退と退化現象も深刻であり、生産性の低い田畑が全国の40%前後を占めるという。汚染された田畑も耕地総面積の6分の1を占め、農薬残留量は50−60%にも達する。
全国的にみて、珠江水系、長江主流及び主な一級河川の水質と第二類河川以外では水資源の汚染が目立っており、全国で約650−700万ヘクタールの田畑が汚水による灌漑を行っているという。(日中グローバル経済通信)
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/china/416954
■米・加産牛、12日にも解禁=輸入再開、8日答申−食品安全委
内閣府の食品安全委員会は8日の会合で、BSE(牛海綿状脳症)発生に伴い輸入禁止となっている米国・カナダ産牛肉について、輸入再開を容認する答申を了承し、農水省と厚生労働省に提出する。これを受け、両省は米・加両政府と輸入再開に向けた具体的協議を開始し、12日にも輸入解禁を決定する見通し。
(時事通信)
- 12月7日1時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051207-00000006-jij-pol
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/bovine_spongiform_encephalopathy/
■鳥トリインフルエンザ死 ロシアで白鳥15羽
インタファクス通信は5日、カスピ海西岸アストラハニ地方のボルガ川河口地域で、鳥インフルエンザで死亡したと見られる白鳥が15羽見つかったと伝えた。非常事態省によると、ボルガ川デルタでは先月17日以降、508羽の野生の鳥が落ちているのが見つかり、H5型のウイルスが検出されている。(モスクワ)
(朝日新聞
12/7)
■「中国の水質汚染対策に日本は協力を」・日中有識者がシンポ
民間研究団体のアジア太平洋フォーラム(田中健二理事長)は7日、「日中水環境再生と啓蒙(けいもう)活動」をテーマに都内でシンポジウムを開催した。日中の行政、学術、メディアの有識者が参加。中国では、吉林省の化学工場爆発事故による松花江汚染など水資源を巡る環境破壊が深刻化しており、対策には先進的な環境技術を持つ日本の協力が求められるなどの意見が相次いだ。
(20:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20051207AT2M0701N07122005.html
中国の水質汚染対策、日本がやれということ?
(いろいろ、スクラップしているようですみません。)
[2500] 食品安全委員会がどんなコメントをつけて説明責任を果しているのか、明日が楽しみです。
投稿者:虹屋 投稿日:2005/12/07(Wed) 22:40 |
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- 米国産牛肉の安全性審査に対する意見募集には数千件の意見が集まったそうですが、7日の日本農業新聞では「食品安全委員会は安全性評価案について一般からの意見募集や、11月に全国7カ所で意見交換会を行ったが、修正点はないとして、評価案を8日の委員会に諮り、同日に農水・厚労両省に答申すること6日に決めた。」そうです。たった6日間で、目を通し、コメントを付けるのはさぞ大変だったでしょうに、どんなコメントがつけられているのか、楽しみですが・・
同じ紙面に、時事通信との吉川座長のインタビューがのっています。
Q(時事通信) 審議を振り返って
A(吉川座長)日本の前月齢の牛と米国の20ヶ月齢以下の牛の比較を問われた上、データも十分でないまま科学的評価を行わなければならず、大変だった。諮問に問題があった。
Q消費者には不安が残っている
A (輸入条件遵守という)仮説に基づいているので遵守されるのか、不安に感じるのは当然だ。
Q米国政府は生後30ヶ月齢以下の牛に輸入対象を広げるように求めている。
A 米国はまず完全な飼料規制を実施すべきだ。今の規制だと米国におけるBSEリスクは減らない。飼料規制を強化しないで、30ヶ月にするのは科学的に誤った判断だ。
Q 輸入再開後の対応は
A 仮説に基づいて評価しているため、(再開後に)遵守状況の報告を政府に義務付けている。データが集まったら専門調査会として再評価したい。
「飼料規制を強化しないで、20ヶ月にするのは科学的に誤った判断だ。」と突っ込みを入れたくなります。今回の答申は04年1月以降に生まれた牛が対象ですが、この1月生まれの牛は、来年6月には30ヶ月齢に達します。来年の7月以降に、と畜される米国産の30ヶ月齢未満の牛はすべて”
科学的に安全”な牛になります。20ヶ月齢で科学的に安全と評価できるのに、同じ牛があと半年経つと安全でなくなるのでしょうかね、吉川先生。米国政府も日本国民も理解不能ではないでしょうか??
共同通信社が3、4の両日に行った全国電話世論調査では、輸入再開で行政に望むこと(複数回答)では、「全頭検査を行うよう米国に申し入れる」が56・5%と最多。「米国が輸入条件を守っているかどうかの監視を強める」が35・1%、「問題あるエサの規制強化」も26・1%で、「レストランや外食産業にも産地表示」も31・6%に達したそうです。「輸入条件の緩和」は3・3%にとどまったそうです。
食品安全委員会の評価を国民、消費者が全く信用していないから、「全頭検査を行うよう米国に申し入れる」が56・5%と最多になったのではないでしょうか?国民から寄せられた数千件の意見に、吉川先生ら食品安全委員会がどんなコメントをつけて説明責任を果しているのか、明日が楽しみです。
[2499] 中国で四人目のヒト感染鳥インフルエンザ感染者発生 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/07(Wed) 19:02 |
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- 発生したのは、廣西壮族(チワン)自治区の資源縣で、感染したのは、10歳の女子である。
家禽に接触した100人について、検査を続けているという。
http://big5.chinabroadcast.cn/gate/big5/gb.chinabroadcast.cn/8606/2005/12/07/1385@811770.htm
[2498] ひょっとして、HIV感染防止グッズ?
投稿者:とき 投稿日:2005/12/07(Wed) 16:26 |
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- 【ファンキー通信】アソコにシューッ! カンタン家族計画?(2005年12月07日00時07分)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1530638/detail?rd
マユツバのおふざけB級ネタを装っていますが・・・。(確かに従来タイプのほうが確実な防止策ではありますが。こりゃまた、失礼いたしました。)
[2495] こんな無料のOCRソフトは、いかが?
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/07(Wed) 08:00 |
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- OCRソフトっていうのは、買うまでもないって感じで、なかなかなんですけれども、こんなフリーのソフト「SmartOCR Lite
Edition」があったんで、ご紹介しておきます。
ダウンロードhttp://www.smartread.biz/はこちらから。
年賀状の整理なんかに使えるかも知れませんね。
http://www.forest.impress.co.jp/article/2005/11/29/smartocrlite.html
[2494] Re:[2493] [2480] [2479]
[2445] [2442] 構造計算偽造建築 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/07(Wed) 07:39 |
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- なるほど。
中国でもご活躍のようですね。
「三普、康和、新聯陽代銷公司、裕隆、明台産險公司」なんて名前が出てきます。
中国の緑色建材GRC(Glass
Fiber Reinforced Cement
)(中国語では「玻璃纤维强水泥」)(耐アルカリガラス繊維強化セメント)http://www.gete.com.cn/china/about_grc/about_grc.jsp
生産元『南京倍立达欧陆装飾公司』http://www.beilida.com/を訪問と書いていますね。
以下ご参照
http://66.102.7.104/search?q=cache:w4loQ1oC8uIJ:www.glass.com.cn/displaymeeting.asp%3Fid%3D116+%E5%86%85%E6%B2%B3%E3%80%80%E3%80%80GRC&hl=zh-CN
http://www.expoinchina.com/html/expo_html/2005-3/200518174396.html
http://www.wz110.com/wenxian/news.php?ID=2392
http://www.sxjsfdc.com.cn/page/create_fin.asp?id=5009
http://www.clsj.com/ZHANHUI/zhview.asp?ID=23
http://66.102.7.104/search?q=cache:x9reLZFCawUJ:140.127.150.2/rich/data/1988-03/00722520.txt+%E5%86%85%E6%B2%B3%E5%81%A5&hl=zh-CN&lr=lang_zh-CN|lang_zh-TW
[2493] Re:[2480] [2479] [2445]
[2442] 構造計算偽造建築 投稿者:掲示板から 投稿日:2005/12/07(Wed) 06:49 |
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- 総合経営研究所の筆頭株主「朝倉育英会」
中国における欠陥ビルの林立http://www3.diary.ne.jp/user/338790/
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/build/1133827610/
ぼろぼろ出てきました。国際問題に発展のようです。
政治を揺るがす事態になるかも知れませんね。
[2490] Re:[2489] [2485] [2484]
学校給食の衛生管理と HACCP 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/07(Wed) 00:12 |
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- Mr.Chomboさん。
そうだったんですが。
読み違えました。
そこで、キーワードをあたってみますと、このようなサイト「学校給食の衛生管理と HACCP」http://www1.jca.apc.org/kyusyoku/tyudoku/data07.htmに、その経緯が詳しく出ていました。
「施設衛生管理マニュアル」の野菜等の保管では、中性洗剤による洗浄と次亜塩素酸ナトリウム、亜塩素酸ナトリウムが規定されており、残留化学物質の問題など、食中毒以外の心配が出てきます。成長過程にある子どもに供する学校給食だけに、これら化学物質残留の問題は無視できません。」ともあります。
「大量調理施設衛生管理マニュアル」
http://www.mhw.go.jp/search/docj/houdou/0903/h0317-3.html
が、そもそもの原点だったのですね。
勉強になりました。
http://www1.jca.apc.org/kyusyoku/tyudoku/data07.htm
[2489] Re:[2485] [2484]
リスクセンスと思考停止 投稿者:Mr.Chombo 投稿日:2005/12/06(Tue) 23:43 |
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- >
問題は、残留農薬が皮にどの程度付いているかという事なのでしょう。
笹山さん。善意あるいは意図的な誤読とは思いますが、あくまで、O157対策でした。保健所の担当者も教育委員会のかなり的外れで過剰な対策にあきれておりましたが、未だに見直されてないのですね。現場は指摘を受けるのがいやさに過大に理解するということもあるでしょうね。
[2488] 制度の形骸化? 投稿者:とき
投稿日:2005/12/06(Tue) 22:49 |
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- ■数億脱税で1月にも告発 豚肉不正輸入事件、横浜
輸入豚肉の差額関税数億円を脱税した疑いが強まったとして、横浜税関は6日までに、関税法違反容疑で、東京の仲買業者や食肉輸入業者など数人を来月にも横浜地検に告発する方針を固めた。地検は立件に向け詰めの捜査を進めている。
地検と税関は既に関係先を家宅捜索したとみられ、一部の業者は任意の事情聴取に脱税を認めているという。
関係者によると、業者らはデンマーク産の安価な豚肉を輸入した際、実際より高い単価を税関に申告するなどして、輸入豚肉に課せられる差額関税計数億円を免れた疑いが持たれている。
地検などは、東京の仲買業者が中心的な役割を担ったとみている。業者らは転売を繰り返して取引を複雑化し発覚を防ごうとしていたという。
輸入豚肉には基準価格が定められ、輸入価格が基準を一定以上、下回った場合は差額分が関税となる。輸入単価が安いほど関税は高率になる。国産の値崩れ防止を目的に1971年に設けられた。
(共同通信)
-
12月6日22時39分更新
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051206-00000263-kyodo-soci
かつての米の管理制度とかと同じで、実質、あってもなくても同じということになってしまってるのでしょうか。
[2487] インドネシア保健相『鳥フル(人)感染、実態把握「困難」』 投稿者:とき
投稿日:2005/12/06(Tue) 19:51 |
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- 農林水産省 報道発表資料
http://www.maff.go.jp/www/press/press.html
12月6日 ウクライナからの家きん肉等の輸入一時停止措置について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051206press_5.html
《なお、同国からの家きん、家きん肉等の輸入は、過去5年間においてほとんど実績はない(動物検疫所調べ)。》
12月5日 ジンバブエからの家きん肉等の輸入一時停止措置について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051205press_5.html
《なお、同国からの家きん、家きん肉等の輸入は、過去5年間において実績はない(動物検疫所調べ)。》
『○ 発生国から家きん、家きん肉等の輸入を停止するのは、家きん等がウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではありません。』
まだ、アップされていないようですが、本日の国際面に、下記記事。
http://www.asahi.com/home.html
■鳥インフル感染 実態把握「困難」 インドネシア保健相
【ジャカルタ=藤谷健】インドネシアのスパリ保健相は5日、朝日新聞とのインタビューで、感染者が相次いでいる鳥インフルエンザについて、「地方など遠隔地では、監視体制が十分でなく、医者にかからない人も多い」と述べ、感染の実態を把握するのは極めて困難だとの見方を示した。(以下省略)
おそらく、発生国はどこも同じでしょう。
04-DEC-2005
PRO/AH/EDR>
Avian influenza, human - East Asia (190): Indonesia
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:8100532335018445598::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,31263
不顕性感染者がどのくらい潜在しているのか?してないのか?
鳥インフルエンザは大流行するか――バイオ企業の動向(WIRED)
- 12月6日17時22分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051206-00000002-wir-sci
《「知りようがない条件がたくさんあり、過剰に煽り立てられている部分も多い。鳥インフルエンザが流行するかどうかは、われわれの理解の範囲を超えたことだ。伝染病が流行するかどうか――あるいは流行する時期――は、誰にもわからないからだ」》
《そのうえ、インフルエンザの流行が一定の間隔で起こり、また新たなインフルエンザが世界的に流行する時期に来ているとする説は、今や主導的な立場の科学者たちから支持されていない。
科学者たちは、鳥インフルエンザがさらに多くの種類の鳥に広がったのはよくないことだという見方で一致しているわけですらない。一部の科学者は、このウイルスが人間よりも鳥を好んでいる証拠だと述べている。》
《「これが本格的な市場なのかどうかを判断するのは難しい。可能性はあるが、現時点では宝くじの券を持っているようなものだ」》
無病型H5N2ウイルスの「闇ワク」でっち上げや、妄想「鶏⇒人」感染パンデミックを煽動するような国ですから、もはや、「科学」先進国とはいえませんね。
科学のみならず経済でも、政治でも、欧米にはかなわないのでしょう。
[2486] MixFeed は、便利そうですね。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/06(Tue) 18:40 |
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- この記事「アイオイクス、複数の RSS フィードを1本にまとめて購読できる「MixFeed」を無償提」http://japan.internet.com/busnews/20051205/2.htmlによると、MixFeed
はBlog やニュースサイトで配信されている複数の RSS フィードを1本の RSS フィードに集約、受信できる RSS
の購読管理サービス。キーワードによるフィルタリング機能により、特定のキーワードを含んだ記事だけを受け取ったり、特定のキーワードを含んだ記事を除外することも可能。
という事のようだ。
これまでは、たとえば、新聞記事を閲覧する場合、それぞれの新聞社のRSSをコピーして、集めなければならなかったが、この記事だと、特定のキーワードを絞れば、そのキーワードでのRSS発信記事を受ける事ができるというもののようだ。
ちょっと、便利かもしれませんね。
http://japan.internet.com/busnews/20051205/2.html
[2485] Re:[2484] リスクセンスと思考停止
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/06(Tue) 07:54 |
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- 匿名さん。
この「学校給食衛生管理基準 調理過程 」http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/03/05033102/001/008.htm
では、果物については特記されていませんが、これを『生野菜等の使用』とみなして、このようなことをやっているのでしょうね。
バナナの皮も洗うようですね。
問題は、残留農薬が皮にどの程度付いているかという事なのでしょう。
外国のオレンジでは、殺虫剤につかわれている、カルバリル
( CARBARYL )(1-naphthyl
methylcarbamate,carbarl,NAC)が、精子に異常をもたらすなどとして、チリ産のオレンジなどで問題になっているようです。
あとは、マラチオンですね。
三回洗うという事がどのような事を意味しているかは、わかりません。
文部科学省のご指示で、一挙に解決する事なのでしょう。
生卵については、どうなのでしょう。
これには、アレルゲンとの関係もありえますね。。
食育の観点からは、すでに、このような主婦が生まれつつあるようで、現実の家庭で、混乱を引き起こしつつあるようですね。
つまり、食育というものが、生産者側にたったものなのか、消費者側にたったものなのか、で、微妙なバランスを迫られるわけなのですが、結局は、消費者側にたったほうが、双方、ウィン-ウィンゲームになりうるという事なのでしょう。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/03/05033102/001/008.htm
[2484] リスクセンスと思考停止
投稿者:匿名 投稿日:2005/12/06(Tue) 07:35 |
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- リスクセンスを養う意味で、下記の記事が参考になるような気が致します。
http://210.173.172.30/shakai/edu/bunken/
リスクの許容限度を如何にすべきか、個々人、自治体を含め養っていかなければと考えさせられます。
[2483] カナダ家きん肉等輸入一時停止措置、ブリティッシュ・コロンビア州のみへ 投稿者:とき
投稿日:2005/12/05(Mon) 15:52 |
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- 農林水産省 報道発表資料
http://www.maff.go.jp/www/press/press.html
12月2日 カナダからの家きん肉等の輸入一時停止措置の一部解除について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051202press_6.pdf
(血清亜型H5N2型)
『米国
- 鳥インフルエンザ
鳥インフルエンザ-米国:家禽、ノースカロライナ州# 情報源:The Brownfield Network。
ノースカロライナ州Sampson郡にあるシチメンチョウ飼育場1カ所で、低病原性株の鳥インフルエンザウイルス感染が確認された。』
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20051203%2D0070
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:15214228829452899918::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:10001,31240
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:10001:15214228829452899918
04-DEC-2005 PRO/AH/EDR>
Foot & mouth disease, bovine - Brazil (MS, PR)(02): OIE
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:15214228829452899918::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,31265
ブラジルの口蹄疫やまず。
04-DEC-2005 PRO/AH/EDR>
Rabies, animal, human - USA (VA)
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:15214228829452899918::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,31260
狂犬病が、じわじわと発生のもよう。日本では、まだ個別発生の段階で(確認されただけ?)、犬のエキノコックスの感染事例(埼玉)が見られているようですが・・・。
04-DEC-2005 PRO/EDR>
Water contamination, benzene - China
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:15214228829452899918::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,31267
アムール川水系のベンゼン?禍。
【中国】人民日報:「善意の嘘」省長を擁護「庶民が愛する省長」(サーチナ・中国情報局)
- 12月2日18時48分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051202-00000012-scn-int
松花江汚染情報隠しは「善意のうそ」 黒竜江省長が釈明
2005年11月30日09時26分
http://www.asahi.com/international/update/1130/002.html
環境保護局長を更迭=河川汚染で対応批判−中国(時事通信)
- 12月3日1時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051202-00000209-jij-int
(石油施設の爆発の原因は何だったのでしょうか。ずいぶんと、とりとめもなく話題があちこちにながれてすみません。)
[2482] WayBackに見る木村建設の過去
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/05(Mon) 15:22 |
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- 早々と、サイトは閉じられてしまったが、WayBackは、今となればいろいろな事を語ってくれている。
http://web.archive.org/web/*/%20http://www.kimurakensetsu.co.jp
[2481] Re:[2480] [2479] [2445]
[2442] 構造計算偽造建築 投稿者:とき 投稿日:2005/12/05(Mon) 14:18 |
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- >低コスト工法のようですね。
「低コスト」といえば、このような記事も。
『中小企業診断員(現・中小企業診断士)の商業部門ならびに鉱工業部門の研修及びインターンを修了(両部門とも第一期生)。56年内河経営コンサルタント事務所を開業。
71年に株式会社総合経営研究所に組織変更し、ビジネスホテル開業におけるコンサルティング業務を手がける。69年、宮崎に第一号ビジネスホテルをオープンして以来、33年間に210施設のホテルのオープン実績を持ち、わが国におけるビジネスホテルの開業指導実績では群を抜いている。常に初期投資額を抑えることを第一に、建築資材から設備機器、FFEに至るまで一貫してコストダウンを図り、同時にハイクオリティを維持するためには決して妥協を許さないというローコストの実現手法で、毎年約15施設のホテルをオープンさせており、オーナーから高い評価を受けている。」
そうして下記のようなことをおっしゃっています。
・工期短縮が生み出す付加価値は計り知れない。
・素人の作業員でも出来る型枠 A工法
・従来コストを1/3にする型枠 P工法
・11階建ての躯体を2ヶ月で打ち上げる P工法
・RCのテラスハウスを僅か26日で完成する O工法
”建
設 市 場 が 変 わ り、 新 た な 需 要 を 生 ん で い る ”
(いい加減な工事で産み出す需要?)
3.アセットマネジメント(維持管理)への挑戦によって生き残る
(1)
国土交通省が社会資本の維持を目的としたアセットマネジメントの方針
(2)
既存の90億m3のコンクリート構造物の維持補修が待っている
(3)
三大維持補修、舗装・管路・コンクリートは常時適切な補修・補強・維持メンテが必要 【nikaidou.com】』
ttp://www.nikaidou.com/clm1/0512/051201.html
関係者の方々の「命の危険」というのも、どうやらマジのようで・・・。
総合経営研究所
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%C1%ED%B9%E7%B7%D0%B1%C4%B8%A6%B5%E6%BD%EA&st=n
耐震強度の偽装問題
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/false_quakeproof_data/
泥棒国家日本と闇の権力構造
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198620717
ヤクザ・リセッション
さらに失われる10年
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334933238
半分マユツバのトンデモ本の類かもしれませんが・・・。
- 「きっこの日記」http://www3.diary.ne.jp/user/338790/
、相変わらず、ご検討ですね。
それにしても、この『きっ子』というかた、なにものなのか?
このhttp://money4.2ch.net/test/read.cgi/build/1133499322/
のなかで云われているカナダのAAB工法というのは、正式には、Blue
Maxxというもののようで、このサイトhttp://www.bercher.com/arxx.html
の写真http://stlucie.ifas.ufl.edu/Hurricane%20House/blue%20maxx2.jpgのように、型枠なしに、このような発泡型材にコンクリートを流し込んでしまうという低コスト工法のようですね。
次の写真もご参照
http://stlucie.ifas.ufl.edu/Hurricane%20House/bluemaxx.jpg
http://stlucie.ifas.ufl.edu/Hurricane%20House/pumping%20concrete.jpg
http://www.ripoplast.ee/aab.html
http://www.concretehomesmagazine.com/issues/2000/winter/bluemaxx.shtml
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GGLG,GGLG:2005-34,GGLG:ja&q=%EF%BC%A1%EF%BC%A1%EF%BC%A2%E5%B7%A5%E6%B3%95
[2479] Re:[2445] [2442]
構造計算偽造建築 投稿者:掲示板から 投稿日:2005/12/05(Mon) 05:18 |
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- 底なしの泥沼になってきましたね。宗教団体が絡んでるという話のようですが
http://www3.diary.ne.jp/user/338790/
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/build/1133499322/
- i really liked your comments here. i hope you're going to update your site
soon. soldier can expect corner: http://www.skypub.com/ , when Chips Rape Opponents Make <a
href="http://www.newsgator.com/home.aspx">when player is chips it
will create game</a> , White is feature of Tremendous Corner <a
href="http://news.yahoo.com/"
rel="itsok">to hedge chair you should be very astonishing</a>
http://www.startribune.com/
[2477] Re:[2475] [2473]
米政府、月齢規制緩和要求・食品安全委に意見 投稿者:虹屋 投稿日:2005/12/04(Sun) 21:57 |
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- 笹山さん。
30ヶ月齢適用は、笹山さんが以前に大臣発言等で指摘していた通りでBEVプログラム合意にある合意で、(日本のマスコミがとりあげないから半ば密約めいていますが)、今回の答申案は、30ヶ月齢適用の科学的安全性を暗黙に認める内容になっていますから、私の疑問は
@何故こんなにも”性懲りもなく”というか強引な、下の記事を見ても分かるように消費者には反感をもたれるような商売上は下手な発言をするのか。
A日経や日本のマスコミは、米国の考え=世界の潮流という提灯記事がお得意ですから、記事には『米政府は「30カ月以下の牛は安全というのが国際的に基準となる考え方だ」と強調。』とありますが、本当に書いてあるのか。
[2476] いつも怪しい大紀元の記事ですが・・・
投稿者:とき 投稿日:2005/12/04(Sun) 21:26 |
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- ■中国の鳥インフルエンザ感染ルート、求められる情報の透明化(05/12/04 18:46)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/12/html/d50405.html
『米国ワシントン州防疫センター専門家ファーチ氏は、ウイルスの変異は予想していたとし、中国が提供したウイルスはベトナムで収集したものと比較した際、毒性は大差なかったと述べた。中共衛生部部長・高強氏は先日、鳥インフルエンザのウイルス変異発生および情報隠蔽を否定したが、ファーチ氏は、中国側が鳥インフルエンザ感染例をすべて発表したのかについては懐疑的であるとした。』
インドネシア:鳥インフルエンザ、人から人への感染か【大紀元日本12月3日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/12/html/d60695.html
もうすでに、鳥⇒人ではなく、通常のA型インフルエンザウイルス感染と同じ様相になっているように思えますが。亡くなっているのは、感染者のごくごく一部ではないか?
『この2年間、インドネシア全国33の地区で少なくとも23の地区で鳥インフルエンザの発生が確認され、1千万羽以上の家禽類が感染し、死亡したという。』
これが事実ならば、もっと鳥⇒人で起こっていてもおかしくないはずで。
ProMED-mail
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1000
鳥インフルエンザで家禽大量死=ウクライナ〔AFP=時事〕
2005年12月03日22時12分
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1522695/detail
<鳥インフルエンザ>ウクライナの6村で感染した鳥を確認(毎日新聞)
- 12月4日19時4分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051204-00000039-mai-int
[2475] Re:[2473]
米政府、月齢規制緩和要求・食品安全委に意見 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/04(Sun) 19:10 |
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- 虹屋さん。
正に、性懲りもなくといった感じではありますが、昨年10月23日の日米のBEVプログラム合意http://japan.usembassy.gov/e/p/tp-20041023-61.html
の中には、はっきり、30ヶ月月齢適用への見直しの文言が入っている(The
BEV Program (as described in B above) will be reviewed for modification as may
be appropriate in July
2005.)わけですから、アメリカが悪いというわけには行かないのでしょうね。
むしろ、このような合意をした日本側が悪いのです。
[2473] 米政府、月齢規制緩和要求・食品安全委に意見
投稿者:虹屋 投稿日:2005/12/04(Sun) 17:09 |
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- これも、上院議員のと同じに原文が読みたいですね。『米政府は「30カ月以下の牛は安全というのが国際的に基準となる考え方だ」と強調。』事実と異なることを言われてもね・・
>米政府、牛肉輸入再開で月齢規制緩和要求・食品安全委に意見
日経【ワシントン=吉田透】米国産牛肉の輸入再開について日本の内閣府・食品安全委員会が実施した意見公募(パブリックコメント)に、米政府が月齢規制の大幅な緩和を求める意見を提出したことが明らかになった。日本政府は月齢20カ月以下と証明できる牛の肉に限って輸入を認める見通しだが、米側は30カ月以下に緩和するのが適切だと強調している。
食品安全委は11月29日に公募を締め切ったが、米政府はその直前にコメントを出した。日本政府は月齢20カ月超―30カ月以下の牛についてはBSE(牛海綿状脳症)のリスクがあるという立場だが、米政府は「30カ月以下の牛は安全というのが国際的に基準となる考え方だ」と強調。輸入再開手続きを早急に進めると同時に、月齢規制も速やかに見直すべきだと指摘した。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051204AT1F0300303122005.html
>4割が審議「短い」と回答 北米産牛肉でアンケート
内閣府食品安全委員会が、北米産牛肉の輸入再開問題を取り上げた意見交換会の参加者に行ったアンケートで、同委員会のプリオン専門調査会が約5カ月で答申案をまとめたことについて、約4割が「審議期間が短すぎた」と答えたことが1日、分かった。
同調査会は10月末、米国産とカナダ産牛肉の輸入再開を容認する内容の答申案をまとめた。早期再開を求める米国では「審議に時間がかかりすぎる」との批判が高まっていたが、アンケート結果は、消費者の間で、輸入牛肉の安全性についての審議が不十分との見方が根強いことを示した。
専門調査会での審議期間について、交換会参加後の考えを聞くと、「短すぎた」は41.4%だった。「適当」は39.5%で、「長すぎた」は9.9%にとどまった。
意見交換会は、同委員会が11月に全国7都市で実施し、消費者や食品関連事業者ら約900人が参加した。アンケートはこのうち534人が回答した。(共同)
(12/01 22:03)
http://www.sankei.co.jp/news/051201/kei092.htm
[2471] 「豆腐摩天楼」と「机上の空論」
投稿者:とき 投稿日:2005/12/03(Sat) 21:24 |
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- 「感染したら、ラッキーかもしれない。」
「なあに、かえって免疫力がつく。」
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=45126&pg=20051202
なにやら、H5N2LPAIの正攻法の対処法そのままのようで。鳥フル担当行政も、キムチと同じ扱いにすればいいのかも。(しかし、消費減の影響は確実にあるようで。)
December
02, 2005
日本へのキムチ輸出が半減 →訴訟&物理的集団行動へ
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50248280.html
ちなみに「耐震強度偽造問題」のよもやま話あれこれ。
『S研究所のU氏がこの国のバッタホテルのかなりに関与していたことがわかりホテル関係者はパニックのようだが支那専門家の私としては(笑)支那語のサイトでちょっと彼の名前を入れてみると…ありましたね。オッサン何度か訪中団を率いて訪れていて日本におけるバッタ建築法のカリスマのように紹介されている。いま支那では手抜き工事の建物が社会問題化しているが嘘が通れば法がひっこむあの国でオッサンが何をしていたのか極めて興味深い。コトによると事件は国際問題化してよりによって最も弱みを握られては困る相手に付け入るスキをまたひとつ与えることになるだろう。早めにそちらへも目配りをしておいた方がいい。』
http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&log=20051202
『マンション業界の要求は間違いなくこうだ。つまり、「マンション建て直しの費用も購入者への補償もすべて国で行うべきだ。このような問題は国の検査制度の杜撰さから発生したものであり、国に責任がある。」という主張である。もしも国がすべて責任を持つのなら、「欠陥マンションを買っても国が救ってくれる」という安心感が広がって、業界のダメージは最小限に抑えられる。おそらく今回の事件の決着はそのあたりを落としどころにするのじゃないかと思うのだ。』
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=41506&pg=20051203
『▼名言と迷言は紙一重だ。耐震偽造では「悪者探しに終始すると業界がつぶれる」と大迷言だった。入居者はやりきれない気持ちで幹事長の「流行語」受賞を見ていたに違いない。言葉の弛緩(しかん)は精神の緩みにつながるから発言には気をつけたい。▼この耐震偽造に中国の新聞が、「日本の信頼揺るがす」と含み笑いをしている。手抜き工事を「おから工事」といい、できたマンションを「豆腐摩天楼」だと表現した。もとは、九九年の台湾大地震の際にビルが倒れて「おから」の名が一気に広まった。これが大陸に渡って流行語に化けたそうだ。』
http://www.sankei.co.jp/news/051203/morning/column.htm
『◆啄木の手から紡がれた数々の歌が万人の心をつかんだように、小さな道具が途方もなく大きなものを握ることもある。耐震強度を偽装した建築士の手がわしづかみにしたものは、最悪の場合には何百にものぼろうかという人命だった◆建築士から検査機関へ、建設会社、さらには建築主の販売会社へ、人命は偽装を見逃した面々の手でリレー渡しされ、マンションは建ち、人々が入居した。「よごれたる手」は建築士ばかりではない◆そのいずれもが私は被害者という顔をして責任のなすり合いをしている。「ふざけるな」と怒声を発したいのは建築主の社長ではなく、リレー渡しの果てに生命を地震の神様の運否天賦(うんぷてんぷ)に握られた入居者のはずである』
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20051201ig15.htm
構造計算書他の偽造(1.2.3.4)
http://www.rondan.co.jp/html/mail/index.html
耐震偽造問題ーーK電鉄グループとS研との間に癒着はなかったのか?
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/12/1.html
耐震強度の偽装問題
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/false_quakeproof_data/
闇が深そうです? これも、『構造改革』の一環でしょうか?
◆鳥インフルエンザ問題の今後(117)(2005.12.3)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
まだ、闇ワクの尻尾でも捕まえようと、あらぬ疑いをかけ続けているのでしょうか? 徒に現場の混乱を招いているばかりです。失政を糊塗するようなものになってはいないでしょうか。
『とすれば1918年のスペイン風邪の時と実際は何ら変わりは無く、むしろ20億の人口が64億に増えた分だけ危険度は増したようなもの。せめて鶏の段階でくい止めなければと云っても、日本だけLPAI如きを懸命に殺し続けてもどうにもならぬことは、ベトナムの現状を見てもはっきり感じます。(略) むしろ透明度が高そうなベトナムで世界の3/4の発症事例が集中していることなどから、周辺国での隠れた事例が想像できて、我が国の厚生労働省の新型インフルエンザに備えた行動計画など机上の空論も良いところだと本当に考えさせられてしまいます。』
鳥インフルエンザ:揺らぐ県検査の信頼性−−業者の虚偽報告相次ぎ /茨城(毎日新聞)
- 12月3日16時16分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051203-00000173-mailo-l08
「(空想)清浄国論」堅持のためだけから発した、ありもしない「闇ワク」妄想によって、無病型H5N2野生株感染がすりかわって、不当に養鶏業者を辱め貶めることになってしまっています。どこで収拾させるつもりなのでしょうか?
それこそ、「感染したら、ラッキーかもしれない。」「なあに、かえって免疫力がつく。」だけなのにです。(おそらくそれは、H5N1でもそうなるように思います。鳥(鶏)であれ、人であれ。)
直接人にキケンな寄生虫卵はそのように考えて(いるわけではないと存じますが、なぜかしら)放置し、一方では、人には直接関係なく、鶏にすら無害なウイルスをムリヤリな半強制検査までやって、鶏もろとも摘発虐殺しようとしているようで、何やらとても不条理であると思います。科学的根拠に基づく原理原則は何処へいったのでしょうか? 非常に恣意的かつ偏った施策になっているように思います。もしくは、限りなく無為無策に。(現実に対する効力のないものは、いくら実行実働があったとしてもそういうことではないでしょうか。)
[2470] ウクライナで、鳥インフルエンザ。タイで二人感染疑い。インドネシアで死亡の女性はH5N1と判明。ヴェトナム感染拡大。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/03(Sat) 20:12 |
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- ウクライナのクリミア半島で、H5亜型鳥インフルエンザ発生。1,500羽以上が死亡。
http://www.arabtimesonline.com/arabtimes/breakingnews/view.asp?msgID=10660参照
インドネシアで、4日前に死亡した25歳の女性が、H5N1鳥インフルエンザ感染と判明。
http://abcasiapacific.com/news/stories/asiapacific_stories_1522938.htm参照
タイのバンコクで、二人が、ヒト感染鳥インフルエンザの疑い。
http://www.chinapress.com.my/content.asp?dt=2005-12-04&sec=world&art=1204wf20.txt参照
ヴェトナム北部で、鳥インフルエンザ感染拡大。
http://www.epochtimes.com/b5/5/12/3/n1141489.htm参照
[2469] ごく普通のA型インフルエンザみたいなもの?
投稿者:とき 投稿日:2005/12/02(Fri) 22:18 |
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- ■疑われる人から人への感染
保健省医療局のチャルン専門官は1日、最近鳥インフルエンザ感染が確認された人のうち少なくとも2人、バンコクの男児とノンタブリ県の少年は鶏などとの接触の形跡がなく、また、症状も軽く、人から感染した疑いがあると明らかにした。これまでのH5N1型ウイルス感染者は重い症状を呈していたが、2人は症状が軽く、また、鳥から感染した形跡もないため、ウイルスの変異が疑われるという。
2005年12月02日19時11分
バンコク週報
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1520052/detail?rd
あくまでも、ホスト側の“感受性”の高低の問題ですから、たまたま、重症のものだけが目について気付かれているだけかもしれません。もう、かなりまん延してそうな気がするのですが。
IDSC 高病原性鳥インフルエンザ
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
WHO 感染確定症例数 2005年11月29日
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/case051129.html
エチオピアで鳥インフルエンザか 渡り鳥で到達の疑いも(共同通信)
- 12月2日20時25分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051202-00000225-kyodo-soci
[2468] 鳥インフルエンザ検査の採取血液偽装、愛鶏園など捜索 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/02(Fri) 21:35 |
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- 読売新聞記事をそのまま引用
以下引用記事
「茨城県内の養鶏場から鳥インフルエンザH5型の感染歴を示す抗体が見つかった「愛鶏園」(本社・横浜市)が、感染の有無を調べる検査で県に虚偽の報告をしていたとして、同県警は2日、家畜伝染病予防法違反(検査妨害)の疑いで同社本社や、茨城、埼玉県内の養鶏場など25か所を捜索した。
県が石岡署に告発していた。検査妨害の疑いでの捜索は、11月中旬の「キミシマファーム」(本社・茨城県小川町)に続き2例目。
茨城県や県警によると、愛鶏園は、今年8月23日の緊急立ち入り検査の際、茨城町の「木部農場」、小川町の「小川農場」、水戸市の「水戸農場」の3か所で、自主的に粘膜や血液の検体を採取することを申し出た。しかし、血液は、県内の系列養鶏場の若鶏から採取していたにもかかわらず、検査対象の3か所で採取したように偽った疑い。
木部農場では、農林水産省から「不適切検査」と指摘された後の11月1日の再検査で、全8鶏舎から抽出された80羽すべてが抗体陽性反応を示した。
小川農場では、8月の検査で抗体が検出され、2週間ごとに抗体検査やウイルス分離検査が義務付けられた。水戸農場では、8月の検査、9月の2回の清浄性確認検査でいずれも陰性だった。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051202-00000506-yom-soci
[2467] 円安をどうみるのか?
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/02(Fri) 21:28 |
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- 例の『中国問題』でお悩みの財務大臣も、作り笑顔で、先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)へと、旅立っていったのだが、それにしても、急激な円安である。
『日本のファンダメンタルズの表れ』とは、財務大臣のコメントだが、はたして、どうなのだろう。
いろいろな要因が考えられる。
ひとつは、日米の金利差が、今後も開くのではないのか、という予測である。
昨日は、米連邦公開市場委員会(FOMC)がニュートラルより上を目指す可能性は大いにあるとの見方が強まり、当初は、バーナンキ就任後は、計られたペース(0.25パーセント刻み)での金利引き上げはストップすると見られていたものが、そうでなく、来年前半も、計られたペースでの金利引き上げが続くのではないのかという見方にかわったことも、円安加速の要因となっているのかもしれない。
もちろんの今日の日銀の武藤敏郎副総裁の、量的緩和政策解除発言は、その思惑の打消し材料にはなってはいるだろうが。
もうひとつは、今日のダウジョーンズ紙が、来年の日本国債の発行額は、カットされるのではないかという観測記事を流したことである。
日本国債のデフォルト懸念が、このニュースによって、拡大しなければと、願っているのだが。
いずれにしても、株価の好調とは、裏腹に、世界の評価の中における日本経済は、綱渡りが当分続きそうである。
[2466] Re:[2465] 『有識』と『独断専行』
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/02(Fri) 20:32 |
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- いえいえ、お構いなしに、どうぞ。
ただ、一字違いの兄弟というものは、やりにくいものですね。
[2465] 『有識』と『独断専行』
投稿者:とき 投稿日:2005/12/02(Fri) 19:35 |
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- 『現代日本の有識者とは、学究として公認された業績の有る無しを問わず、政府と名乗る一部官僚から信用され傀儡として操り人形として、指示される通りに動く忠実で敬虔な茶坊主を指す。有識者会議に指名された人選の可否が、その道の専門家や世論に諮られた例はない。情報公開への流れと個人情報守秘の両原則が触れ合う狭間を縫うかの如く、議事録を秘匿する通例にしがみつき、官僚が例によって独断専行をもくろんでいる。』
(以上、月刊WiLL1月号 巻頭コラム「天地無用」有識 より引用)
http://web-will.jp/latest/index.html
2005年11月30日
皇室典範改正より憲法改正が先。
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/10094267.html
この仕組みが、すべてを覆っているかのようで・・・・。
(笹山様、申し訳ございません。差しさわりがございましたらこの投稿を削除ください。)
なお、皇統(天皇制)に関しては、「日本(国家)の歴史と文化・伝統の価値」を認めるのであるのならば、いまここで、下手に手を加えることなく、「歴史と文化・伝統」に則ったやりかたに従っておれば、何ら齟齬なくいくはずと思っております。
「今」の考え方はそれに従うものでしょうか?
もっと、いえば、一神教的世界(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教)とは、また違った意味で、「人間の存在」を認めうるもう一方の世界観を担保・保持している可能性にも注視してよいのではないかと思っています。
世俗的に言えば、ヘレニズム・ヘブライズムに対抗できる、他のオルタナティブとして、それとはまた違ったもう一つの世界観の軸として存在価値が充分にあるのではないかと思っています。
唯物史観や、唯物論じゃ、あまりにも潤いがないじゃありませんか。「歴史」という物語を、「生きた全体」として捉えられなくするような流れになるのではないかと危惧いたします。
なんといっても、人類の進歩(変化)は、ヘブライズムの人間を抜きにしては語れないところがあるのもまた事実ですし、それに対抗しうるものがあるというのは、すばらしい価値のあることではないかと。
一方の砂漠から出でた宗教に対して、日本のいわゆる「山川草木悉皆成仏」という、外来宗教である仏教をも変化させてしまう、この日本の豊かな自然風土から生み出された土着信仰の象徴としての皇統を、伝統に則った形として後代に引き継いでいくというのも、日本人の「まごころ」を引き継いでいく証なのではないかと思っています。
日本人が知らない日本人の遺産―教科書が教えないもうひとつの歴史 黄
文雄 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413035380
(なんとなく、「とき(ニッポニア・ニッポン)」になっていくような気分です。最初から、そういう意味で名のっていたとはいうものの・・・。)
皇室典範
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%B9%C4%BC%BC%C5%B5%C8%CF&st=n
「私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。このままいったら『日本』はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。日本はなくなって、その代わりに、無機質な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、ある経済大国が極東の一角に残るであろう。
それでもいいと思っている人達と、わたしは口をきく気にもなれなくなっているのである」(産経新聞 昭和四十五年七月七日)
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/9735508.html
(センチな気分にならざるをえません。)
[2464] 新型インフルエンザとはなんぞや?
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/02(Fri) 18:45 |
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- おそらく、日本で現在使われている『新型インフルエンザ』の意味を、世界で理解させる事は困難であろう。
日本の新聞の英語圏向け発信では、これをそのまま『a
new strain of
influenza』として発信している。
どうして、このような名前をつけたのか?
政策当局の見識を疑いたくなる。
当面のヒトインフルエンザの脅威は、H5N1である。
しかし、ただ、H5N1といっただけでは、そのH5N1が、鳥感染のものなのか。ヒト感染のものなのかわからない。
で、日本でいうような『新型インフルエンザ』では、そのウイルスが、何を指しているのか、さっぱりわからない。
では、英語圏ではどういっているのか?
いろいろな表現があるが、中でも、『human
H5N1 bird flu infections』または、、『human H5N1 avian flu
infections』というのが、一番正確に言いえているものとおもう。
これを日本語で言えば、「ヒト感染H5N1鳥インフルエンザ」とでも言おうか。
この場合、『人』ではなく、科としての『ヒト』でなくてはならない。または、Mammalである。
この辺は、回りくどくとも、正確な名称をつけたほうがいいのではなかろうか?
[2462] 環境(野鳥)調査で、H5N1は広く定着している? 投稿者:とき
投稿日:2005/12/02(Fri) 16:32 |
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- ProMED情報(詳細)
2005/11/28
PROAVIAN INFLUENZA - EURASIA (84): INDONESIA,
ROMANIA
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20051129%2D0040
『[1]インドネシアで鳥インフルエンザ広がる
情報源:DPA
via Monsters and
Critics.com
H5N1株に感染した水鳥が全国33州のうち23州に分布していることを専門家が確認し、別の専門家はそれ以上に拡がっている可能性がある、と述べた。現在獣医学生が水鳥の血液等のサンプルを集めており、12月15日に結果が公表される予定である。』
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:8260767435249709048::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:10001,31208
2005/11/27
PROAVIAN
INFLUENZA - EURASIA (83): WILD BIRDS (SPARROW)
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20051129%2D0010
『MelvilleとShortridgeは中国南部におけるスズメ(Eurasian
Tree Sparrows)や他の陸生鳥が鳥インフルエンザの発生に果たす役割について述べた(in press)。Kouらは、H5N1型ウイルスはTree
Sparrowsの間に広まっていると指摘した。これまで鳥インフルエンザの感染に関しては主として水鳥や渡り鳥が注目されてきたが、"渡り鳥でない"陸生鳥の重要性も見逃してはならない。』
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:8260767435249709048::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:10001,31204
01-DEC-05
/ PRO/AH/EDR> Avian influenza - Eurasia (88): China, vaccines
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:8260767435249709048::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:10001,31229
人の不安につけこむ、(まったく効きもしない?)ニセワクチンも相当数出回っているようで。(ということは、人でも、それらしい症状が身の回りで、頻繁におこっているということでしょうか? (人で)もうかなりまん延していて、免疫〜抗体産生能〜獲得者(いわゆるキャリアcareer)が随所にいるのではないでしょうか。
中国瀋陽:病死の鶏、食用として出荷【大紀元日本12月2日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/12/html/d10030.html
『中国の市場に病死の鶏が加工され出回っている事実が確認された。中国の網易新聞ウェブサイト(ワン・イ新聞)の写真報道で、瀋陽のある村で病死の鶏を色よい食用鳥肉に加工する過程を暴露した。同報道メディアの記者は事実を確認するために、今年8月11日、提供された情報を頼りに、その加工場へ自ら作業員として潜入した。そこは瀋陽市新城子区財落堡鎮大辛村のある農家の裏庭で、毎朝5時より加工作業するため、病死の鶏も集める必要がある。多いときは1000
羽以上になるという。』
加熱すれば大丈夫とはいうものの・・・。
[2461] 近藤康男さん106歳=農文協図書館理事長
ご逝去 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/02(Fri) 16:09 |
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- 近藤康男さん106歳(農文協図書館理事長、東大名誉教授、農業経済学専攻)11月25日、ご逝去。愛知県岡崎市出身。マルクス経済学の視点で農業問題を研究し、東京大や武蔵大で教べんを執った。
という事だが、実は、近藤先生は、昭和23年6月に、農林省の統計調査局長にご就任されている。(昭和25年4月までご就任)
当時、GHQでは、内閣統計委員会の美濃部亮吉事務局長の案に沿って、農林統計業務の内閣移管案が出ていたのを、その動きを制し、新たに、農林省に統計調査局の設置を画策したのが、私の父であった。
そこで、その新局にふさわしい人材という事で、当時の南原繁東大総長に掛け合って、近藤康男先生を、象牙の塔から、引っ張り出して、初代の統計調査局長に就任していただいたというわけである。
この東大からの学者の農林省への派遣というのは前代未聞であったが、その後も、開拓研究所に、農業経営学の磯部秀俊博士を招聘する道をつけた。
近藤先生のご冥福を祈ります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051202-00000046-mai-peo
[2460] 予想以上に酷そう?
投稿者:とき 投稿日:2005/12/02(Fri) 15:41 |
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- 中国:魚介類から基準値超える重金属類
香港と中国広東省の研究グループは、広東省を流れる珠江の河口付近で取れた魚介類から中国の基準値を超える重金属類が検出されたことを明らかにした。30日付の香港各紙によると、研究グループは「直ちに人体に影響を与える数値ではないが、水質改善が進まなければ数年後には食用として適さなくなる」と警告している。
調査を行ったのは、香港理工大学と中国科学院広州地球化学研究所の研究グループ。珠江の河口付近7カ所で取った魚介類58点を調べたところ、エビ類からカドミウムが平均で1キロ当たり0.835ミリグラム、最高で同2.1ミリグラム検出された。中国ではカドミウムの基準値を同0.05ミリグラムとしており、最高で42倍を記録したことになる。【香港支局】
毎日新聞 2005年11月30日 19時46分
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20051201k0000m030065000c.html
検査というのは、通常、“狙った”ものしか検出できないわけで・・・。
[2459] Re:[2458]
島村前農相 2例目をきっかけに米国の世論がいい意味で高まりを見せてくれないかと期待しました。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/02(Fri) 14:37 |
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- 虹屋さん。
この場面は、この過去ログサイトの2005/02/25の528に書かれていますね。
ビデオも、まだ生きているみたいです。
再現しますと、下記の通りです。
「綸言(りんげん)汗の如し」というのは、このような場合のことを云うのでしょうかね?
以下、2005/02/25の528の記述を再掲
「赤羽
一嘉衆議院議員に対する島村農林水産大臣の答弁であるが。
このビデオテープの18分39秒くらいから、意味不明の脱線と迷走が始まる。
18
分39秒では「いつまで、(BSEに)臆病なのかという声がある。」との紹介をした上で、19分6秒では、ヨーロッパに行って、牛肉を食ってきた話、19分38秒では、こうして、30ヶ月以上の牛をヨーロッパで食ってきたあとに、日本に帰ってみれば、21月以上の論議をしている情けなさをのべ、20分13秒からは、食品安全委員会に対する恫喝とも思える言葉が続き、20分48秒には、アメリカの経済制裁の気持ちもわかるとの意味ともとれる言葉が続き、21分43秒には、ベーカー退任大使の気持ちを配慮との言葉があり、22分09秒には、吉野家現象の評価をしたうえで、22分25秒には、マスコミ報道への苦情が続いた後、、22分38秒の時点で、「日本人はおびえているが」「前頭検査は、世界の非常識」という、決定的な失言がとびだす。
この方は、いったい、日本の農林水産大臣なんだろうか?」
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=25795&media_type=rn&time=01:08:27.9
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog6.htm
[2458] 島村前農相 2例目をきっかけに米国の世論がいい意味で高まりを見せてくれないかと期待しました。
投稿者:虹屋 投稿日:2005/12/02(Fri) 12:53 |
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- 日本農業新聞2005/12/1、12/2に「ざっくばらん農相回顧 島村宣伸」という連載がありましたので、お知らせ。
笹山さん、国会審議の質問が概略は事前に分かるのですよね、島村さんの発言も、前日の中川消費・安全局長の「飼料規制は牛から牛へのBSEの伝播を防止する上で重要だが、牛肉の安全性を確保する措置ではない」と国会答弁とあわせて見るのが良いのでしょうね。
BSE対策の基本から見ると
@飼料規制による発生抑制 ⇔ 2/24の中川局長答弁、「飼料規制は牛肉の安全性を確保する措置ではない」
ABSE検査による感染牛の摘発淘汰⇔島村農相の「全頭検査は世界の(常識にあらず、すなわち)非常識」発言
BSRM除去⇔日本向け輸出プログラム
過去形であるのが、悲しい発言ですね。「2例目をきっかけに米国の世論がいい意味で高まりを見せてくれないかと期待しました。」
12/1分
武部さんが農相のときに、BSE対策を思い切ってやって、消費者の信頼を回復した。全頭検査は当時、政策としてぜひ必要な物だった思います。その見直し問題は前大臣からの引継ぎ事項でしたが・・
(20ヶ月齢以下検査除外の)諮問から答申まで実に7ヶ月かかりました。常識的に考えて、当初2ヶ月くらいかなと予想していましたが、3ヶ月、5ヶ月と過ぎていく。これでは日本が恣意的に結論を遅らせていると勘違いされかねない。これでは米国側が黙っていないだろうと思いました。かといって、こちらは口を出せない。我慢に徹して、審議の成り行きを見守ったわけです。
公明党の赤羽議員から、日本の安全確認は諸外国に較べて少し行き過ぎではないかという趣旨の質問がありました。それで、この機会を捉えて、マスコミが書きたてるようなことをあえて言ったほうがいいのではないかと考えて、全頭検査は”世界の(常識にあらず、すなわち)非常識”と発言したんです。
その頃、米国政府や議会筋から、日本の対応に対してものすごい不満、批判が続出していました。私としては、米国に言われるまでも泣く、日本の大臣が本気でこの問題に取り組んでいる。その姿勢を米国側に知らしめることも重要だと思ったわけです。これは言い訳でも何でもありません。
そうしたら民主党が、予算委員会で攻めあぐねていることもあったんでしょうか、直ぐに飛びついてきた。こちらとしては、個人のメンツよりも予算成立が最優先。訂正要求に応じたわけです。流れを読んだ上の発言でしたよ。
12/2分
私は、米国はBSE汚染国との前提で検討していたので、(2例目は)やっぱりでたのか、が率直な印象でした。同時に2例目をきっかけに米国の世論がいい意味で高まりを見せてくれないかと期待しました。米国政府はそれまで1例目はカナダ生まれで、被害者みたいに装っていた。しかし、真摯にこの問題に向かい合うことが重要です。そのことが米国産牛肉の信頼回復の鍵だと思います。
[2457] Re:[2454]
新型インフルエンザ 中国の人感染、情報錯綜? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/02(Fri) 00:00 |
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- ときさん。ここでSさんが取り上げられているのは、以前にも、この掲示板で取り上げた、次の論文のことなのでしょうね。
「Effect of
Vaccine Use in the Evolution of Mexican Lineage H5N2 Avian Influenza Virus
Chang-Won Lee,Dennis A. Senne, and David L. Suarez1」
http://jvi.asm.org/cgi/content/abstract/78/15/8372?maxtoshow=&HITS=10&hits=10&RESULTFORMAT=&author1=Suarez,D&fulltext=bird+flu&searchid=1122253626785_1614&stored_search=&FIRSTINDEX=0&fdate=1/1/1995&journalcode=jvi
この論文の内容は、次のようなものですね。
「メキシコでは、1995年1月から、鳥インフルエンザ・ワクチネーション・プログラムが実施され、130億服の不活化ワクチンと、八億五千万服の鳥インフルエンザ組み込みの遺伝子組み換え・鶏痘ワクチン(recombinant
fowlpox vaccine containing an avian influenza virus gene または、Recombinant fowlpox
virus-vector vaccine、Trovac
Aih5)が、使用された。
これによって、1995年6月までに、高病原性のH5N2は、根絶されたが、低病原性のH5N2は、根絶されえず、中央メキシコに、今も、循環しているという。」
http://jvi.asm.org/cgi/content/abstract/78/15/8372?maxtoshow=&HITS=10&hits=10&RESULTFORMAT=&author1=Suarez,D&fulltext=bird+flu&searchid=1122253626785_1614&stored_search=&FIRSTINDEX=0&fdate=1/1/1995&journalcode=jvi
[2455] DDT、まだ製造使用している?
投稿者:とき 投稿日:2005/12/01(Thu) 23:39 |
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- 上海ガニから殺虫剤を検出
【大紀元日本12月1日】台湾衛生署は今年9月、スーパーマーケットで販売されている上海ガニの抜き取り検査を実施したところ、中国から輸入した上海ガニから殺虫剤として使われているDDTが検出された。自由時報が報道した。
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/12/html/d58240.html
【中国】松花江汚染:水産庁「情報収集」道庁「サンプル提出」(サーチナ・中国情報局)
- 12月1日11時11分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051201-00000006-scn-int
どういった化学物質が流出しているのかも定かではありませんが? ウヤムヤのままにしておく?
[2454] 新型インフルエンザ 中国の人感染、情報錯綜? 投稿者:とき
投稿日:2005/12/01(Thu) 21:50 |
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- 鳥インフル:衛生部が人への感染否定、情報確認済み(2005年11月30日18時14分 サーチナ )
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1514685/detail
鳥インフルエンザ、人同士の感染は未確認 衛生部
「人民網日本語版」2005年12月1日
http://www.people.ne.jp/2005/12/01/jp20051201_55557.html
《中国衛生部の高強・部長は30日、海外メディアが、「日本のウイルス学者が、中国は、鳥インフルエンザの情報(の一部)を隠している。発表されていない人への感染がある」と報道したことについて見解を発表。「この報道を受けて、我々はすぐにWHO(世界保健機関)と連絡を取った。WHOは記者会見で、この学者がWHOが派遣した専門家ではなかった。湖南省にも行ったことがなかったことを発表した」と説明した。》
国際機関の調査を入れているのでしょうか? でなければ、ないということの証明にはなりませんが。
疫病情報も、環境汚染情報も、ことごとく隠蔽でしょうか?
◆鳥インフルエンザ問題の今後(116)(2005.12.1)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza230.htm
『H5N2といえばメキシコのワクチンを想定する位で、早くからのワクチン接種で過去10年以上HPAIの発症を押さえて居ること知られていて、むしろ永く同じワクチンを使い続けていることでUSDAのD.L.スアレスチームのVirology誌の論文などで叩かれていたが、そのアメリカは2004年、テキサスで20年振りのH5N2HPAIの発症があったという。なかなか、もう過去の型とは言えぬらしい。
アメリカの研究記事で奇異に思うのは、いわゆる内蔵型ニューカッスル病を必要以上とも思えるくらい恐れて居る点で、日本のように昭和40年初頭、いきなりそれにやられた国と感覚的にも違うのだろう。最近の論文など鶏の疾病としてはことごとく同列に扱って居る。ワクチンまでもRecombinantParamyxovirusType1−Avian Influenza−H7−Virusを両者をプロテクトするために研究しているという。H7もヴァージニアのターキーなどでH7N2が多発して捨て置けぬらしいし、一方でインフルエンザパンデミックに対しては当面H5N1とともにH9N2も再集合ワクチンの候補として考えているらしい。』
ウイルス学者は、生体の側の、免疫学的な「感受性」の意味をないがしろにしているとしか思えない、病理病態論に誘導しているのではないでしょうか。
ウイルスが、HになったりLになったりしているのではなく、あくまでも、個体(群)の側の「感受性」「耐性」の系統的強弱なのではないでしょうか。
それを理解すれば、ウイルスをコントロールしようとするのではなく、ホスト側の体の「都合」をコントロールすることこそ、「病気」克服の正攻法であると気付くように思います。
まだまだ、ウイルス学者ですら、ごくごく普段から、数限りない無病型のウイルスに暴露していることには思い至ってないのかもしれません。目に見えないものですから、「ない」と思いがちになるのは、わからなくもないですが、それは、普通の生活者の目であって、すくなくとも「微生物」学者の目がそうであっては「盲」同然です。
ウイルスは、外部あるいは外来かもしれませんが(本来は共生状態の内在のものですが)、「病気」は外からやってくるものではなく、「反応(応答)」の“状態”であることに、「ウイルス」学者の方々は気付いて欲しいものです。全く同じウイルスによってしても、個体によっては、その発症の仕方にかなりの差異があることをよく考慮し、「病気」あるいは「医療」についてもう少し思い至らせる必要があるのではないでしょうか。
ましてや、自然界のウイルスの存在に関して、「清浄」国(地域)などというのは、あまりにもお粗末です。生態系をひとつながりに見ることをやめ、ぶつ切りにしたような“観念”の世界です。とてもとても、生物学の常識では理解できません。現実世界を「実験室」の延長で考えているのでしょうか? もはや、マッドサイエンス、トンデモ科学の世界かも。
[2453] 香港に、中国・深せん製造の闇ワクチンが大量に流入 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/01(Thu) 20:51 |
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- この報道http://www.cbs.org.tw/big5/CbsRealNews/Detail.aspx?news_id=55769によると、
中国の深せんで製造された、無認可ワクチン2,700が、香港のイ個人医者などに、香港のブローカーを通じて売られ、これまでに、香港の住民1,600人が接種を受けた見られている。
当局は、残っていた1,109人分のワクチンを回収したとのことである。
http://www.cbs.org.tw/big5/CbsRealNews/Detail.aspx?news_id=55769
[2452] ピーナッツアレルギーを防ぐいくつかの方法
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/01(Thu) 19:49 |
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- いろいろ、研究も進んでいるようですね。
ひとつの方法は、木酢液を飲む事のようです。
もうひとつは、ピーナッツバターのふたを空けて、空気にさらしていく事のようです。
さらに、幼児の場合は、免疫系が備わる3歳までは、ピーナッツを食べさせない事のようです。
そのほかにも、いくつかの、ピーナツアレルギーを防ぐ方法があるようですね。
http://www.cnn.com/2003/HEALTH/07/10/peanut.allergies/
[2451] Re:[2434]
ピーナッツバターが悪者になってしまう? 投稿者:とき 投稿日:2005/12/01(Thu) 18:43 |
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- 笹山様
15歳少女がキス後に急死=犯人はピーナツ−カナダ(時事通信) - 11月30日15時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051130-00000067-jij-int
ピーナッツには、全くなんらの害毒はないのですが。(ウイルスと同じで、悪者にされてしまうのでしょうか? 非常に紛らわしい、おかしなニュースが流れています。)
これも、免疫応答に関わることですが、劇症型アレルギーを起こすものは、ピーナッツだけではありません。そういう体質になってしまえば、卵でも、そばでも何でもおこりえます。あくまでも、個体の側の過剰反応です。
なぜ、そういう体質になるのかは、先天的な場合もあるでしょうが、大概は、乳児期の免疫機構がしっかり確立されていない時期に、取り入れてはいけないものを摂取したことにより、そういう体質がつくられて、おこるようです。つまり、離乳食が早すぎるというのが結論のようです。
ニュースの取り上げられ方は、外部から悪いものがやってくるようにとらえられがちですが、決してそうではなく、あくまでも過剰反応してしまう個体の側の体質の問題です。
この病理病態は、ウイルス感染の場合も、ほぼ同じようにあてはめて考えることもできます。外来抗原にたいする生体(細胞組織体)の側の免疫応答としての、ウイルスに対する「感受性」には、かなり大きな幅を持った個体差があるということです。ただし、ウイルスは寄生細胞中で増殖する抗原ですが。
財団法人日本アレルギー協会
http://www.jaanet.org/topics2004anaphylaxis/
「赤ちゃん」の進化学―子供を病気にしない育児の科学 西原
克成 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453106352X
[2450] 補償金上乗せ見送り決定 iPodなどプレーヤー 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/01(Thu) 18:05 |
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- MDなどの販売価格に著作権者への補償金を上乗せする制度の対象にiPodなどのデジタル携帯プレーヤーを加えるかどうかを検討していた文化審議会の著作権分科会法制問題小委員会は1日、追加指定見送りを盛り込んだ報告書を決定した。
報告書は見送りと併せ「制度の廃止やほかの措置の導入も視野に入れ、抜本的な検討を行うべきだ」と提言。現行制度についても消費者への理解に努めることなど運用面の改善を求めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051201-00000061-kyodo-pol
[2449] 役に立たなかった「住宅品質確保促進法」
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/01(Thu) 14:02 |
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- 私も間接的にかかわった法律なので、言いたくはないのだが、2000年4月以降の住宅10年保障の義務化をうたった住宅品質確保促進法や、それにともなう「住宅の品質表示制度」は、今回の「構造計算偽造建築
」のような場合、何の役にも立たなかったというわけだ。
10年保証には、このサイト
http://www.ads-network.co.jp/houritu/ho-03/ho-03.htm
にもあるように、「法律上の10年保証」「
品質表示制度を受けた10年保証」「(財)住宅保証機構による10年保証」の
三つのテリトリーがあって、今回の場合のようなときには、このうちの、「法律上の10年保証」と「(財)住宅保証機構による10年保証」とが合わさって、効力を発揮することになるのだが。
このうち、「瑕疵について、業者とトラブルがある」場合は、法律にもとづく「建設工事紛争審査会あるいは調停や裁判
」と(財)住宅保証機構による「保証事故審査会あるいは調停や裁判
」によって、カバー。
「業者が倒産した」場合は、法律上では、「保証はない」が、(財)住宅保証機構のほうでの「損害保険によって、必要な修補費用の80%まで支払われる。」でカバーされる。ということになる。
で「10年保証をしない」場合でも、法律上は、「法律上義務化されているが、罰則規定無し」であり、(財)住宅保証機構のほうも「任意制度のため、罰則規定無し
」なのである。
さらに、「瑕疵の部分の修理代金は誰が負担する」かであるが、法律上は、「全額、住宅会社負担」であり、(財)住宅保証機構のほうは「全額、住宅会社負担しかし
損害保険により、80%が住宅会社に支払われる」ということである。
今回の場合は、施工業者が住宅保証機構に加入していなかったというのだから、話にならない。
もっとも、たとえ、施工業者が加入していたとしても、次のような微妙な免責条項がある。
「(6)
被保証者から提供された材料の性質又は与えられた指図(保証者がその材料又は指図が不適当であることを指摘していなかった場合のものを除く。)
(7)
保証者(保証者の下請負人を含む。)以外の第三者の行為 」
http://www.ohw.or.jp/seinou/hoshou/kyoudou1y.html参照
一方、建築士の設計ミスについては、「日事連((社)日本建築士事務所連合会)・建築士事務所賠償責任保険」というのがあるのだが、こちらのほうも、しっかり免責条項があって、「被保険者が、事故の発生することを予見し得た設計業務に起因する賠償責任はない。」としている。
また、製造物責任法(PL法)においては、建物は対象外であり、これにかわるものとして、ISOの認定があるのだが、今回の事業者は、ISOの認定を受けていたというのだから、始末が悪い。
ISOの認定自体は、お題目に過ぎないから、実質的な保証効果はない。
PL法立法のプロセスで、不動産についてPL法の適用が除外された理由として、民法717条の土地工作物責任による救済がなされるので、除外されたというのだが、この点も、改正の必要があるだろう。(成田さん、どうですか?)
http://www.law.co.jp/okamura/PL_Law/ 参照
このように、今回の事件に伴い、多くの法改正なり制度改正が必要なのに、どうも、政治のほうは、違った方向で騒いでいますね。
[2447] 「WTO交渉難航の理由は、農業問題にあらず」とのマンデルソンさんの論説 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/01(Thu) 13:20 |
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- 今日の読売新聞の13面の論点欄にある通商担当欧州委員のピーター・マンデルソンさんの「WTO交渉難航・農・工業で均衡図る」との論説は、十分、説得力のあるものであった。
すなわち、マンデルソンさんは、今回のWTO交渉難航の原因を、誰しも、農業交渉が原因であると捉えているが、実際はそうではないと、言い切っている。
その原因として次の三つの要因を挙げ、その中でも、第三の要因が、WTO交渉難航の最大の理由であるとしている。
@決裂したカンクン会議を修復しラウンドを再開したものの、農業輸出補助金撤廃までに、アメリカをはじめとして、時間がかかりすぎ、残った時間がなくなってしまった。
A交渉が、ほとんど、農業のみに集中してきたが、ブラジルなどが、農産物の市場アクセスへの期待値を上げすぎてしまい、現実的な提案から程遠いものになってしまった。
B先進国は、農産物の市場アクセスを拡大する一方で、工業製品やサービスの貿易の分野で、新たな市場機会を増やすことができるのに対して、
発展途上国は、すでに、貿易品目の四分の三が工業製品であり、発展途上国が支払う関税のほとんどが、工業製品の輸出にかかわるものであるにもかかわらず、これらの関税は、引き下げられていない。
[2446] 中国で、新たに、鳥インフルエンザ、インドネシアで、新たにヒト感染死亡者 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/12/01(Thu) 10:33 |
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- 中国の新疆新源縣別斯托別郷で、11月24日、家禽300羽が死亡し、H5N1と確認。
http://www.worldjournal.com/wj-inst-news.php?nt_seq_id=1274412
また、インドネシアでは、25歳の女性がヒト感染鳥インフルエンザで死亡。
http://www.signonsandiego.com/news/world/20051130-0931-birdflu.html
[2445] Re:[2442] 構造計算偽造建築
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/01(Thu) 09:34 |
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- 初めて拝見しました。
この「きっこのブログ」
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/
http://www3.diary.ne.jp/user/338790/
というブログ。
人気ナンバーワンのようですね。
どのようなかたなのでしょう。この「きっこ」というかた?
まさか、松岡きっこさんではないようで。
女性ではないことは、たしかのようだ。
この一連の問題、このあたり
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2005/11/54_6428.html
がカギなのかな?
下記検索で、いろいろ、見えてきました。
まだ、こんなページ「「ぎりぎりの広さで快適な客室を造れないものか」」を残しているサイトもありますね。
http://www.google.co.jp/search?q=%E5%B9%B3%E6%88%90%E8%A8%AD%E8%A8%88&hl=ja&lr=&rls=GGLG,GGLG:2005-34,GGLG:ja&start=10&sa=N
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GGLG,GGLG:2005-34,GGLG:ja&q=%E5%86%85%E6%B2%B3%E5%81%A5
[2444] Re:[2443] 「 Animal Rights
Television」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/01(Thu) 09:25 |
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- 掲示板から さん。
これは、たまたま、Ise America
http://www.iseamerica.com/
のウインドウレス鶏舎の中での残酷物語ですが、ポートリー・リターの中に、鳥の死骸が含まれてしまうというのは、先に、私のブログ記事『Poultry
Litterのバイオマス資源としての利用動向』http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=473でも紹介して通りですね。
この「
Animal Rights Television」
http://www.petatv.com/
というサイトはこのほかにも、いろいろ、興味深い画像を配信していますね。
ただし、食事前に見る事は、避けたほうがよろしいかも。
http://www.petatv.com/
[2443] 米国の鶏卵大量生産工場現場の一つ?
投稿者:掲示板から 投稿日:2005/12/01(Thu) 09:03 |
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- イセ・アメリカの工場のビデオとありますが、牛への鶏糞ゴミ飼料もこのような工場から出ているのでしょうか。
http://www.petatv.com/tvpopup/Prefs.asp?video=inside_egg
[2442] 構造計算偽造建築
投稿者:掲示板から 投稿日:2005/12/01(Thu) 08:40 |
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- 膨大な件数、日本を揺るがす大問題に発展しそうですね。
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/build/1133337941/
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/build/1132652353/
[2441] Re:[2429]
中国・中山大学の黄文林教授開発の鳥インフルエンザウイルスなど防ぐスプレー薬の詳細 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/01(Thu)
08:13 |
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- ときさん。
ご紹介の中国・中山大学の黄文林教授開発の鳥インフルエンザウイルスなど防ぐスプレー薬の詳細が、このサイトhttp://big5.ce.cn/kjwh/kxjy/kx/200511/24/t20051124_5301765.shtml
にのっていますね。
黄文林教授が、これまで3年間かけて開発してきたもののようで、現在は動物実験の段階で、来年から、人体実験に取り掛かるようです。
これまで、30匹の猿について、三週間テストしてみたところでは、鳥インフルエンザばかりでなく、アデノウィルス、口てい疫、HPV脂肪肉腫等にも、効果があるとのことのようです。
http://big5.ce.cn/kjwh/kxjy/kx/200511/24/t20051124_5301765.shtml
[2440] Re:[2436] 松花江問題
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/01(Thu) 07:26 |
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- ときさん。
鳥インフルエンザ問題報道で、今年の5-6月、さんざん、同じような目にあってきた目からすると、またかというようなさめた見方をしてしまいがちですが、この問題に関しては、日本のメディアも真剣なのは、ちょっと、問題別での落差を感じてしまいますね。
どうやら、この問題も、報道規制がかかってしまったようです。
環境アセスに取り掛かったという報道はなされてきていますが。
http://news.google.com.hk/news?hl=zh-TW&ned=hk&q=%E6%9D%BE%E8%8A%B1%E6%B1%9F&ie=UTF-8&scoring=d
[2439] Re:[2435] [2433]
御提出いただく御意見・情報は、日本語に限らせていただきます。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/12/01(Thu) 07:05
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- 虹屋さん。
アレー。そうなんですか。
確か、レコード輸入権の時の文化庁のパブコメには、アメリカのRIAA等、数箇所から、バンバン、英語でコメントしてきたようでしたが。
いずれにしても、これからは、パブコメも、国際横断の時代のようですね。
こちらサイドからもFDAにバンバン出さなければならない時代ですね。
[2438] やがては、豚も鶏と同じになる
投稿者:とき 投稿日:2005/12/01(Thu) 01:51 |
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- ここにもまた、自然界におけるウイルス感染症の病理病態をよく理解せぬまま、家畜界を自然界から切り離し、まったく、現場現実離れをした「防疫」対策へと進もうとしている事象があります。
動衛研 豚コレラ関連情報
http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/swine_fever/hcholera.html
「清浄国」なんて、机上の空論、絵に描いた餅の世界であるのに。妄想・空想の理想世界を、現実にあてはめるようなことをやろうとしています。
獣医世界は、なかなか、古い「病気観(思想・哲学)」を脱することができないようです。ウイルスを人間の力で、根絶制圧できると思い込んでしまっているようです。それは、いっときの、ペニシリン等での細菌感染症を制圧した、コッホ・パスツール的病原微生物観に基づくものでしょう。しかし、結局はそれもまた、耐性菌の出現によって、勝利をおさめたのはほんのわずか一時のことでした。いまや、薬剤と耐性菌のいたちごっこです。家畜界では、コスト面から薬剤による治療治癒を最初からあきらめて、看畜の全群処分淘汰もまた選択肢でありましたし、それが、もともとからの主たる病気対策でした。
その細菌性の感染症駆逐と、相変わらず同じ対処対策をとろうとするがゆえの、全群淘汰根絶です。細菌感染では理解できないことはないのですが。それでも、現場では助けたいと思って努力することもあります。(けっして、経済上の理由だけでなく。)
ウイルスの場合は、これまで、ほとんどの感染源が精密に解明できていないはずです。感染源・感染経路がわからない以上、「清浄国論」などという、ないことや、起こらないことを前提にしてしまうことくらい危険なことはありません。
ウイルス感染症は、つねに、いつかはおこることを想定しておかなければならないからです。けっして、なくなることはありません。生き物(宿主となりうる生物)がこの世に存在するかぎり、確実に存在しています。日本の自然界から、宿主となり得る獣がいなくならない以上、かならずや起こります。それとも、そのつど、闇ワクのせいにするのでしょうか? なにやら、豚のときもその手を使ったようですね。「公」が関与しすぎると、どうも、現実がねじまがる気がしないでもありませんが。
これまで、何十年もワクチンを用いることによって、病気から免れてきた事実があるものを、病気がでなくなったからといて、それをいったんやめてしまって、今後実際発生したときには、そうだからといってかつてのように、すぐワクチンが使用できる体制には、なかなか戻せないことになるようです。これでは確実に、鳥のインフルエンザと全く同じ運命になります。
パブコメを読んだところ、現場の痛切な声に比して、ずいぶんと現実離れした、長らく経験したことなく病気の怖さを忘れたような、ゆるい平和ボケした意見も多いものだと痛感いたします。どこの世界も、疫病の歴史を軽んずる人が蔓延してしまっているのだと思います。こちらの「伝染」もまた怖いものです。
プレスリリース
平成17年11月30日
農林水産省消費・安全局
豚コレラに関する特定家畜伝染病防疫指針案についての意見・情報の募集について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051130press_5.html
募集期間において、当該案に対する74件の御意見が寄せられました。お寄せいただいた御意見の概要及び当方の考え方について、別紙のとおり取りまとめましたので、お知らせします。
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051130press_5b.pdf
[2436] 予想どうりとはいえ、嫌な気分です
投稿者:とき 投稿日:2005/11/30(Wed) 23:09 |
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- 中国の河川汚染物質、日本に影響の危険…露の研究者
【モスクワ=五十嵐弘一】中国東北部の石油化学工場爆発による河川汚染問題で、ロシア科学アカデミー極東支部のリュボビ・コンドラチェワ教授は30日、ロシア通信に対し、アムール川に今後流入する氷に含まれた有害物質が、春には溶けだし、オホーツク海や日本海に注ぎ込み、「ロシアや中国だけでなく、日本にも影響が及ぶ危険性がある」と指摘した。
同支部の水質環境問題研究所に所属する同教授によると、春になると氷が溶け、川の流量も増えるため、有毒物質は下流に向かって流れ出すという。アムール川は露本土とサハリンに挟まれた間宮海峡に注いでいる。教授の発言はオホーツク海や日本海も潜在的に汚染される危険があることに言及したものだ。
(読売新聞)
- 11月30日22時58分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051130-00000114-yom-int
中国松花江の汚染
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/harbin_toxic_leak/
松花江の被害を隠蔽、メディアは外部をミスリード【大紀元日本11月30日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/11/html/d68247.html
中国、新たに二箇所で河川汚染【大紀元日本11月29日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/11/html/d97453.html
ガセネタであることを大いに祈ります。
[2435] Re:[2433]
ボーカス上院議員も、日本の食品安全委員会のパブコメにご参加とのこと。 投稿者:虹屋 投稿日:2005/11/30(Wed) 21:50
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- 一度原文を読んでみたいですね、どんな日本語になっているのやら・・
内閣府食品安全委員会事務局評価課【提出上の注意】
○御提出いただく御意見・情報は、日本語に限らせていただきます。
[2434] ピーナッツアレルギーで死亡という話
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/30(Wed) 20:54 |
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- これは、今朝のCNNテレビでもやっていたニュースだが、カナダの15歳の少女Christina
Desforgesさんが、16歳のボーイフレンドとキスをした後、具合が悪くなり、病院に運ばれ死亡したというニュースだ。
彼女のボーイフレンドは、その9時間前に、朝食で、トーストにピーナッツバターを塗って食べたという。
死んだ彼女は、極度のピーナッツ・アレルギーの持ち主であったためという。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/4481546.stm
[2433] ボーカス上院議員も、日本の食品安全委員会のパブコメにご参加とのこと。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/30(Wed) 19:56 |
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- いや、光栄です。
Max Baucus
(モンタナ選出)上院議員さんも、日本の食品安全委員会のパブリックコメントにご参加されたそうで。
これでは、食品安全委員会も、前回のように、パブコメを粗末に扱う事は出来ませんね。
http://today.reuters.co.jp/news/newsArticle.aspx?type=businessNews&storyID=2005-11-30T110240Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-195513-1.xml
[2432] これも、氷山の一角?
投稿者:とき 投稿日:2005/11/30(Wed) 18:56 |
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- プレスリリース
平成17年11月30日
農林水産省
米国産鶏肉の輸入コンテナに同国産牛肉の箱が混載されていた事例について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051130press_7.html
そういえば、寄生虫卵キムチ問題、ほうぼうでネタになっているようです。「なあに、かえって免疫力がつく。」が、流行語になっているようで。
2005年11月29日(火)
「感染したらラッキーかもしれない。」 んなこたぁない。
http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=45126&pg=20051129
韓国キムチの寄生虫を異常なまでに擁護する東京新聞、毎日新聞
http://nokan2000.blog37.fc2.com/blog-entry-216.html
「キムチで感染したら、ラッキーかもしれない」っていうのも、あんまりですね。ずいぶんお粗末な記事を書いてしまうようになったものです。
【中国】衛生部:鳥インフル、人から人への感染を「全力阻止」(サーチナ・中国情報局)
- 11月30日15時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051130-00000015-scn-int
『「現在行うべきことは、ウイルスの突然変異による人から人への感染を防ぐことだ」と語った。新華社が伝えた。』
なんだか今頃にしては、白々しいような。もう人で、流行しているのでは?
『問題点としては、全国各地の医療スタッフの技術水準の低さを指摘。「農業部と連携して専門医療スタッフの診断および治療レベルを向上させる努力を行う」と語った。』
全国各地ばかりでしょうか? 感染症流行情報を隠蔽するくらいなら、技術水準に関しては中央も地方も同じでしょう。「病気(感染症)」対策は、「サーベイランス」(監視)の意味のとおり、正確な「発生情報の公開度」が対策の大部分を占めます。それが、的確にできないのであれば、感染症対策技術は無きに等しいものです。(もはや、そんなことは最初から期待できないのですが。)
いまや、被る側(国)が、後手後手の対処対策を強いられることから逃れることができません。それは、鳥インフルエンザの流行伝播で証明されたようなものです。口蹄疫も。そして、人もでしょう。
[2430] AIDS(HIV)ですら、最初は、バイオ兵器説があった 投稿者:とき
投稿日:2005/11/30(Wed) 16:07 |
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- いまだに、そう思い込んでしまう人が、ひっきりなしのようですが。(やはり、太古より、無知あるいは未知は、人に妄想を見させるようです。)
松岡正剛の千夜千冊
第千七十八夜【1078】2005年11月16日
畑中正一『エイズ』1999
共立出版
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1078.html
科学的知識知見のクオリティと、科学者たる“慎重さ”の、この違いは、人間の品性・品格の、しいては、修身(躾)の違いが顕れたものではないでしょうか。
「知」で生きる者が、最低は身につけておくべきものではないかと。
世界が、インフルエンザ“ウイルス”で、浮かれたような騒ぎをしているのはとんだ茶番劇に見えてきます。(それもまた、何らかの戦略? 陰謀説にたてばそう見えなくもありませんが。)
真の科学者は、的をはずさないで、着実に人類に貢献する仕事を選択しているようです。(そして、知識の普及も怠りません。不安を煽るようなことをしないで。)
しかし、新型インフルエンザに比べれば、血液と「性」に関わる分、いろいろ、同じ「疫病」とはいえ、厄介で深刻で、克服困難な問題であることは確かです。最終的には、これもまた共存共生、馴致を目指さざるをえなくなるのですが・・・・。
[2429] というわけで(2420)、これもアヤしいわけです。 投稿者:とき
投稿日:2005/11/30(Wed) 14:47 |
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- 中国・中山大、鳥インフルエンザウイルスなど防ぐスプレー薬開発
2005年11月30日
00時00分
広東省の中山大学は23日、同大学の黄文林教授がこのほど病原遺伝子をキャリヤーとするウイルス阻害遺伝子の開発に成功したことを発表した。
同遺伝子は、H7型鳥インフルエンザウイルス、従来型インフルエンザウイルス、アデノウイルス、ヒトパピローマウイルス(HPV)および口蹄疫ウイルスなど多種類のウイルスへの感染を有効的に予防することが可能といわれる。
既に動物を使った臨床試験は終了し、今年末にも政府関連機関の承認が下り次第、近々ヒトへの臨床試験が行われる予定。
同遺伝子は口腔スプレー薬として開発される予定で、口腔内にスプレーするだけで、上呼吸道内において一種の抗ウイルス蛋白を即時に形成し、粘膜の表面に保護層をつくることで、鳥インフルエンザなどのウイルスの複製を阻害し、ウイルスの発生を防ぐことができるという。通常は一度に2−3回スプレーするだけで、保護効果が3カ月持続するという。(日中グローバル経済通信)
ttp://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/china/415992
チャイナビジネスの提灯持ちnikkeiですから、いたし方のない記事ですが。マスコミは、いまや、自社で内容を吟味検証することなく、取材先の言い分を垂れ流す、いわば、特定の意図を持った勢力のPR情報流通屋(業者)であって、「報道機関」ではなくなっているようです。ほとんどの記事が、胡散臭いと思ってあたらなければならなくなっています。(まあ、それがわかりやすくなったのも、ネットのおかげですが。)
[2426] 今月のブログ記事・月間アクセス・ベストファイブ 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/30(Wed) 11:43 |
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- @「タミフルと、リレンザの副作用一覧」 アクセス数 9,698
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=497
A「河岡義裕氏などのタミフル耐性論についての論議が盛んになる。」
アクセス数1,645
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=474
B「韓国と中国が、それぞれ、寄生虫卵入りキムチの生産企業名を公表-公表企業名一覧」アクセス数
1,625
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=490
C「タミフルは、われわれを、鳥インフルエンザから救えるのか?」
アクセス数1,468
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=285
D「木質バイオマス発電の夢と現実」
アクセス数1,164
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=462
という事で、時節柄、「タミフル」のキーワードを持つ記事が、いずれも、ベスト・ファイブ入りしてしまいました。
「タミフル」のキーワード検索で、各種検索エンジンの1ページ目に記載された事が大きかったようです。
ブログ記事への月間総アクセス数は、現時点で、109,427(先月10月は、88,649)でした。
[2425] FAOが、むやみな野鳥狩りを警告
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/30(Wed) 10:21 |
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- FAOは、昨日、鳥インフルエンザ対策として、むやみな野鳥狩りを、各国がすることに対して、警告を発した。
野鳥狩りは、本来は家禽の中での鳥インフルエンザウイルス撲滅に向けられる集中力を分散させ、結果として、鳥インフルエンザ・ウイルスのコントロールの実効が上がらなくなることを懸念しての警告のようである。
http://www.fao.org/newsroom/en/news/2005/1000166/index.html
[2424] Re:[2423]
12/1までの命かな?? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/29(Tue) 20:15 |
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- 虹屋さん。力作拝見しました。
それぞれ、ダブっていなくて、よかったです。
私の場合は、具体的なアメリカのコンプライアンスの欠如例を指摘しただけでした。
新飼料規制の問題、MBMのコンタミネーション問題、カナダよりの脊柱入り牛肉のリコール問題、歩行困難牛の問題、そして、舌扁桃の問題などですね。
あんまり、今度も、パブリックコメントを粗末に扱うなら、パブリックコメント・ボイコット運動でも、やらかしましょうか。
[2423] 12/1までの命かな??
投稿者:虹屋 投稿日:2005/11/29(Tue) 19:36 |
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- お久しぶりです。
BSEのパブコメ、ごまめの歯軋りでしょうが、出してみました。
食品安全委員会の本委員会が12/1開催ですから、それまでに誰かさんが速読なさるのでしょうね。
http://www5.plala.or.jp/nijiya231-9288/HATAKE/hatake_05/hatake_0549_BSE-30pab.htm
[2422] 「イセファーム美野里農場」で、二度目の鳥インフルエンザ 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/29(Tue) 19:31 |
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- 茨城県は29日、美野里町の採卵養鶏場「イセファーム美野里農場」(9鶏舎)の鶏からウイルスが検出されたと発表した。「イセファーム美野里農場」は、ウインドウレス鶏舎。
この農場では、8月22日に抗体が確認されたが、ウインドウレスのため監視対象となったものの、今月14日に、一鶏舎からウイルスが見つかり、同日付で同鶏舎内の約八万羽の処分を命令したところだつた。
ウインドレス特別扱い措置の無意味さを、証明したような結果となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051129-00000116-jij-soci
[2421] イセファーム美野里農場(美野里町)で、H5型ウイルス分離 投稿者:とき
投稿日:2005/11/29(Tue) 19:30 |
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- ■茨城県の別の鶏舎でもウイルス分離、8万羽処分へ
茨城県は29日、イセファーム美野里農場(美野里町)で、新たに密閉型鶏舎の鶏からH5型の鳥インフルエンザウイルスが検出され、抗体陽性反応も出たと発表した。この鶏舎の約8万羽を処分する。
同農場はすべて密閉型鶏舎。別の1鶏舎で10日に採取した検体からウイルスを検出し、約8万羽の処分を決めるとともに、ほかの鶏舎を監視していた。
県畜産課によると、今回の鶏舎で8月18日に採取した検体は、ウイルス分離検査も抗体検査も陰性だった。同日から監視を始め、約2週間ごとにウイルス分離検査を実施。7回目で検出した。
同課は「監視開始後にウイルスが侵入した可能性は低い」としている。〔共同〕
(18:48)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051129STXKC052129112005.html
日本の鳥インフルエンザ問題
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/bird_flu_in_japan/
「LPAI」認定は、いつになる?
プレスリリース
平成17年11月29日 農林水産省
茨城県のH5亜型のA型インフルエンザウイルス抗体陽性農場におけるウイルスの分離について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051129press_5.html
茨城県 鳥インフルエンザに関する情報
監視下にあったイセファーム美野里農場における2度目のウイルス分離について(平成17年11月29日)
http://www.agri.pref.ibaraki.jp/news/tori/index.html
[2420] Re:[2409]ウイルス≠「細胞性」免疫でブロック? 投稿者:とき
投稿日:2005/11/29(Tue) 19:02 |
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- 平和屋様
>
もともとインフルエンザを生体側でブロックするのは、液性免疫より、局所免疫(細胞免疫)の方が優れていると言われています。(この件は、H大のK田先生も以前述べられていました)
本当に言われたのなら、やはり、脊索動物以上の高等生物の「免疫システム」に関する知識が足らないといわなければなりません。
ウイルス(微生物)学者は、あくまでも外来抗原としての病原微生物を「対象物」とした研究知識知見に偏っていて、「病気」そのものの何たるかに関しては、知識が足らないのではないかと思わざるをえません。「病気」は外からやってくるのではなく、「内」から発するものです。
さらに、「ブロック」という考えそのものが、「排除・根絶」思想から脱したものではありません。(狭義の)「免疫」とは、けっして排除ではありません。暴露して経験して飲み込まれ(飲み込んで)、関連した(関わった)細胞組織体が分子レベルで確実に記憶することです。
>つまり、今のように筋肉内注射でなくて、不活化した抗原(不活化ワクチン)を点鼻か、うがい薬として、粘膜に付着させれば、かなり、インフルエンザの感染を防ぐことが出来るはずです。
インフルエンザウイルスも飛沫核感染が経路であることからいえば、理論的にはそれも可能ですが・・・。(けっして「細胞性免疫」獲得ではなく、あくまでも、「液性免疫」=「B細胞によるところの、特異的免疫グロブリン産生能」 獲得ですが。)
以下、簡単に概略だけ。(「図解
安保徹の免疫学入門」参照しました。免疫学の概略はこれで充分でしょう。この程度のことが、いまだに、高校の「生物U」の領域だそうです。高校で「生物U」を選択しなかったら、学ぶことがない知識だそうで、なんとも由々しきことです。)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101035210
生体(細胞組織体)における外来抗原(異物)との戦い方は、大まかに言って、大きいものは「顆粒球」、小さいものは「リンパ球」です。ほとんどの細菌(バクテリア)は顆粒球で処理され、比較的それより小さい、結核、サルモネラ菌、リケッチア、ウイルス、異種タンパクなどはリンパ球で処理されます。
ここで、血液の概略も(ご存知かもしれませんが)。
血液は、血球(約45%)、血漿(約55%)からなり、その血球がさらに、@赤血球(93.7% 酸素の運搬)、A白血球(0.1% 細菌の処理・免疫)、B血小板(6.2% 止血-血液凝固反応)からなっています。
免疫に関わるものは、白血球ですが、それもまた、@マクロファージ(5%)、A顆粒球(60%)、Bリンパ球(35%)から構成され、細菌などの比較的大きい抗原の場合は、顆粒球内に取り込んで消化・分解し、ウイルスなどの小さい抗原の場合はリンパ球が担当します。が、その抗原は、あまりに小さいため取り込む作用が働かず、膜表面の接着分子つまり「抗体」(Ig、免疫グロブリン)で抗原をとらえ処理しています。
つまり、「ウイルスそのもの」に対する生体防御は、ナチュラルキラー(NK)細胞や細胞傷害性T細胞(CTL)ではなく(あくまでもそれらは、感染細胞の破壊のみ)、必ずやB細胞(「B」の由来は鳥類のファブリキウス嚢
bursa of Fabricius
から)が関与し、それが産生するところの抗体(Ig)によって処理されるというのが、「ウイルス感染症」における生体防御・免疫応答の知識知見の、基本中の基本です。
よって、特異的な「液性」免疫以外に、非特異的な「細胞性」免疫によって、ウイルス感染の生体対処がなされるとは、どうしてもすんなりと飲み込めないのですが・・・。
宝島社文庫「がんも自分で治せる!
図解 安保徹の免疫学入門」 宝島社文庫 安保 徹
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796643311
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796636943
絵でわかる免疫
KS生命科学専門書 安保 徹 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061538500
標準免疫学
STANDARD TEXTBOOK
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4260104527
イラストレイテッド微生物学
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4621074768
[2419] 『全頭検査』でなく、今度は、『全棟検査』
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/29(Tue) 17:35 |
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- マンションなどの耐震強度の計算書偽造問題で、自民党の武部勤幹事長は二十八日、名古屋市内で講演し、「今あるマンションは全部検査するようにしたらいい。お金がかかるだろうが国が予算化する」と述べ、住民の希望に応じて国が耐震強度検査費用を助成する制度を創設する考えを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051129-00000006-san-pol
[2418] 最初のこじ付けがネックになってきた?
投稿者:とき 投稿日:2005/11/29(Tue) 17:01 |
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- ■
中国の人への鳥インフルエンザウイルスが変異
中国衛生省は28日「このほど中国の人への鳥インフルエンザ感染サンプルから分離したH5N1鳥インフルエンザウイルスは、ベトナムのH5N1と比べて、ウイルスの遺伝子に変異起こったが、これは人から人への感染能力を持っていない」と発表しました。
これは、中国衛生省の責任者が北京で記者の質問に答えた際述べたものです。この責任者はさらに「研究結果から見れば、鳥インフルエンザに感染した鳥類及びその分泌物と排泄物に直接接触したり、鳥類の分泌物や排泄物の中にあるウイルスの粒を吸入したりすることが、人間が鳥インフルエンザに感染する主なルートである」と述べました。
(2005-11-28
21:55:50 cri)
http://jp.chinabroadcast.cn/151/2005/11/28/1@53037.htm
【中国】鳥インフルエンザ拡大、農業部「遺伝子変異している」(サーチナ・中国情報局)
- 11月29日10時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051129-00000003-scn-int
『農業部はまた、中国各地で感染が確認された高病原性鳥インフルエンザウイルスの遺伝子が、ある程度の変異を起こしたものであると発表。ただし、「人から人に感染する能力は持っていない」と説明した。衛生部も28日、「鳥インフルエンザは、ウイルスに感染した家禽とその分泌物、排泄物に接触しなければ感染することはない」と発表。中国当局は感染拡大による社会不安を打ち消すための対策に懸命だ。』
事実は鳥からうつったものではないにもかかわらず、「人から人の感染」も否定したい。どうやっても、人での流行も隠蔽しつづけるつもりなのでしょう。ウシやブタやトリの病気のように。
文部科学省における新型インフルエンザ対策について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/11/05112500.htm
「疫病」に対する、対策のための資源資材の集中が行なわれず、いたずらに分散されているように感じられてなりません。それぞれ細切れにされた「予算」に群がる「何者か」が消化するだけの仕組みでしょうか? ちとイジワルな見方かもしれませんが。
◆鳥インフルエンザ問題の今後(115)(2005.11.29)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza229.htm
科学的思考の下僕あるいは使徒として、それなりのポジションで禄を食む者の社会的使命を裏切るような行為に、ただ単純に義憤を覚えるだけに過ぎないのですが・・・。
「知」でもって職業を為すものは、「無知」は他者を巻き込むことになる、いわば犯罪に等しいものとみなせるのではないでしょうか。
「ファクト」と「プリンシプル」を捻じ曲げるような思考は、とうてい科学とはいえないし、それをやる者は似非であり、ときとして、偽善欺瞞でもあるということを、さらにはそれをやり続けられないように、白日のもとに晒すこともまた、「マスコミ・マスメディア」あるいは、「ネット」の役割ではないかと思っています。それを限りなく不可能にしている国があるのもまた事実ですが。
武士道
PHP文庫 新渡戸 稲造 (著), 岬 龍一郎 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/456966427X
キリスト教は邪教です!
現代語訳『アンチクリスト』 講談社+α新書
フリードリッヒ・ニーチェ (著), 適菜 収 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062723123
マオ―誰も知らなかった毛沢東
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406206846X
耐震強度の偽装問題
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/false_quakeproof_data/
これもまた、「現場」(現実)ばなれした検査機関(民間といえども実質は官の天下り)の形骸化した制度構造による不始末の結果。何のための「法」と「建築確認制度」だったのでしょうか? 仕事をやっているようでいて、まったくやっていなかったことの証左。そうやって禄を食むものたちが数限りなくこの国を蝕んでいるのでしょう。もうとっくの昔に、「性善説」に立脚することは不可能になっているのにもかかわらず。
で、結局は、いつの時代も統治される側の、個々の零細な者が犠牲になっている(だけな)のでしょう。いまや、建前の民主主義のなかでの、「もやかされた特権階級」がいかに責任を負わなくて済むかの制度に成り下がってしまっているようです。
[2417] 中国で新たに二箇所で鳥インフルエンザ発生
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/29(Tue) 15:22 |
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- 新たに発生したのは、11月22日に、新疆ウイグル自治区鄯善縣で、家禽288羽死亡と、11月18日に、湖南省永州市零陵區で、家禽402羽死亡。
いずれも、H5N1ウイルス感染。
http://202.108.249.200/news/china/20051129/101075.shtml
[2416] アスベスト対策手つかず、自治体関連6617か所 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/11/29(Tue) 13:11 |
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- アスベスト対策手つかず、自治体関連6617か所
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051129-00000003-yom-soci
>アスベストが見つかった主な施設は、病院や老人ホーム、保育所など医療・社会福祉施設が586施設(厚生労働省調べ)、幼稚園、小中高校、大学などの教育機関が4923施設(文部科学省調べ)、公民館353施設(総務省調べ)、市町村庁舎327施設(同)など。総務省によると、自治体関連施設では、アスベストの除去や飛散防止措置が取られていない施設が6617か所に上り、早急な対策が求められる。
>調査対象は、文科省が15万1439か所、厚労省が10万3549か所、総務省が41万8268か所に上った(抜粋)
[2415] プリオン蛋白質異型遺伝子、原発性進行性失語症に関与=米研究チーム 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/11/29(Tue) 13:02 |
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- プリオン蛋白質異型遺伝子、原発性進行性失語症に関与=米研究チーム
http://www.jc-press.com/kaigai/200511/112901.htm
>シカゴ大学のジェームスA・マストリアーニ(James A.
Mastrianni)医学博士の率いる研究チームは、原発性進行性失語症(PPA)と呼ばれる極めてまれな認知症に罹った人々の多くがプリオン蛋白質(PrP)異型遺伝子(コドン129の変種)の特定の組み合わせを持っていることを突き止めた。研究資金の一部を提供した米国保健社会福祉省の米国国立衛生研究所(NIH)が11月28日、発表した。 NIHの発表によると、今回の研究はPPAとプリオン蛋白質遺伝子の関係を明らかにした初めての論文。医学雑誌「Annals
of
Neurology」最新号に掲載された。 研究チームは論文の概要で「PPAとPrP異型遺伝子の強いつながりは、その他の神経変性疾患でのプリオン蛋白質(発生の)原因と働きについて新しい問題点を提供する」と指摘した。細は12月1日発行予定の「地球発24時・海外からのくらしの安全速報」に掲載予定。
原発性進行性失語症
http://www.google.com/search?hl=ja&q=%E5%8E%9F%E7%99%BA%E6%80%A7%E9%80%B2%E8%A1%8C%E6%80%A7%E5%A4%B1%E8%AA%9E%E7%97%87&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
- 匿名さん。
個人の被爆放射線量抑制対策(Personnel Radiation Dosimetry Policy
)は、世界的課題になってきているようですね。
日本人は、医療被ばく(MEDICAL RADIATION
DOSIMETRY)が大きいという事ですか。
手帳による管理というのが、いかにも、被爆国日本的ですが、やれるところから、やるという発想なのでしょう。
このサイトhttp://www.berkeleynucleonics.com/radiation-dosimetry.htm
の写真のように、携帯型の測定器持参という時代に入ってきたという事でしょうか。
こんなにhttp://www.berkeleynucleonics.com/resources/907_datasheet.pdf
小さいもののようですね。
[2413] 被ばく放射線量:手帳で個人で管理?
投稿者:匿名 投稿日:2005/11/29(Tue) 08:14 |
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http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20051128k0000e040068000c.html
「発がんリスクは、被ばくの累積量に比例して増えるとされる。英オックスフォード大のグループが04年に発表した研究では、日本でがんにかかる人の3.2%は医療被ばくが原因と推計されており、英米など15カ国で最も高かった。」
個人で「被ばく放射線量:手帳で管理」といことになっていくのでしょうか?
[2412] Re:[2410]
食安委の米国牛パブリックコメント締め切りは明日(29日)17時 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/29(Tue) 08:12
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- まりちゃんさん。
今日が、パブリックコメントの締め切りですね。
皆さん、がんばって出されたのでしょうか。
私も、あっさり書いて、昨晩、出しておきました。
それにしても、まさに、パブリックコメントの処理に関しては、「食安委」でなくて、「食安易」ですね。
[2411] Re:[2409]
インフルエンザを細胞性免疫でブロックしませんか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/29(Tue) 07:38 |
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- 平和屋さん。
しばらくです。
おっしゃるような考えのものに、以前にも、この掲示板で取り上げた事がありますが、MedImmune
Vaccines社の FluMistがありますね。
http://www.flumist.com/参照
このサイト「FluMist properties」http://www.flumist.com/professional/aboutflumist/properties.asp
の図のように、鼻から噴霧するというもののようです。
「注射針への代替」(Alternatives
to the Needle)というのが、合言葉のようです。
ただし、完全な不活化ワクチン(inactivated vaccine
)ということではないようで、「Live Attenuated Influenza Vaccine
-LAIV」(弱毒生ワクチン)ということのようですね。
このサイト「A Vaccine Solution? 」http://www.usnews.com/usnews/health/articles/050404/4bird.b.htmによると、NIAID(National
Institute of Allergy and Infectious Disease )
http://www3.niaid.nih.gov/
も、FluMistに似たH5N1用スプレーを開発したとあります。
Richard
Gillespie, B.Sが開発した『auto-injector,” 』というもので、このサイト「Do-it-Yourself Flu Vaccine
Might Protect in a Pandemic」
http://www3.niaid.nih.gov/news/focuson/flu/research/prevention/gillespie_selffluvaccine.htm
に写真がありますね。
ワクチン接種のDo-it-Yourself化が、何より、パンデミックを防ぐ決め手という考え方のようですね。
NIAIDの
H5N1用Nasal Spray Flu Vaccine
の開発状況などについては、一番下の検索サイトをご参照ください。
実際噴霧している写真が、このサイト「Myths about FluMist
outrunning the facts」http://www.mc.vanderbilt.edu/reporter/?ID=3689
にあります。
また、年代別効力一覧は、『PDR
Drug information for
Flumist Vaccine 』http://www.drugs.com/PDR/Flumist_Vaccine.html
にあります。
5歳から49歳まで有効と書いていますが、49歳以上の有効のサンプルが得られないために、そうなっているようで、49歳以上でも実際は有効のようです。
詳しくは、このQ&Aサイト「Questions
and Answers on FluMist (Influenza Virus Vaccine Live, Intranasal)」
http://www.fda.gov/cber/flu/flumistqa.htm
をご参照。
集団接種に適していて、近時は、このニュースサイト「County
offers FluMist to schools」http://www.vvdailypress.com/2005/113266637653573.html
のように、学校での集団接種にFluMistをというところも増えてきているようです。
このようにいいことづくめのFluMistのはずですが、なぜか、これまで、経営的には、苦戦されてきたようです。
また、弱毒生ワクチンということで、使用是非論があったという事も、影響しているのでしょう。
このサイト「New
Live Attenuated Influenza Vaccine (FluMist) Not Recommended for People with HIV
or their Close Contacts」
http://aidsetc.org/aidsetc?page=et-02-00-03
のように、HIV
患者には、使ってはいけないという論争もあるようです。
近時、ようやく、ハイライトが浴びるようになって、息を吹き返しつつあるというのが現状のようですね。
http://www3.niaid.nih.gov/NIAID/Scripts/Search/SearchResult.aspx?q=Nasal%20Spray%20Flu%20Vaccine%20%20H5N1&getfields=OriginalLocation&getfields=OriginalTopic&getfields=DateOfOriginalPublishing&getfields=Keywords&site=my_collection&client=my_collection&output=xml_no_dtd&restrict=&oe=UTF-8&stylesheet=/niaid/styles/search/Main.xsl&access=p
[2410] 食安易の米国牛パブリックコメント締め切りは明日(29日)17時 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/11/28(Mon) 23:46 |
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- 「米国・カナダの輸出プログラムにより管理された牛肉・内臓を摂取する場合と、我が国の牛に由来する牛肉・内臓を摂取する場合のリスクの同等性」に係る食品健康影響評価に関する審議結果(案)についての御意見・情報の募集について
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_bse_usacanadian171102.html
Webでの提出
http://www.iijnet.or.jp/cao/shokuhin/opinion-prion.html
さて、今回は何日で処理されますでしょーか。
//
[2409] インフルエンザを細胞性免疫でブロックしませんか? 投稿者:平和屋
投稿日:2005/11/28(Mon) 23:12 |
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- 笹山様、とき様&皆様
毎回鳥インフルエンザの貴重な情報ありがとうございます。
さて、人の新型インフルエンザの防御についてですが、
一案あります。
もともとインフルエンザを生体側でブロックするのは、
液性免疫より、局所免疫(細胞免疫)の方が優れていると言われています。(この件は、北大の喜田先生も以前述べられていました)つまり、今のように筋肉内注射でなくて、不活化した抗原(不活化ワクチン)を点鼻か、うがい薬として、粘膜に付着させれば、かなり、インフルエンザの感染を防ぐことが出来るはずです。一方、現時点では注射を行うので、アナフィラキシーや毒性を心配しなければならなくて、結果として、かなり純度の高いワクチンを時間をかけて作る必要があります。これが、点鼻薬なら、かなりワイルドな作り方でも副作用は出ないはずです。人か鳥から採材した、新型ウイルスを有精卵で培養して、ウイルス量を増やし、そのウイルス液をメンブランフィルターで濾過後、メチレンブルーなどで不活化すれば、立派な点鼻ワクチンとなるのではないでしょうか?一応安全性確認として、このワクチンをもう一度有精卵で培養して、72時間以内に死滅しなければ、体表に付着させてるためのワクチンとしては安全と言うことで、点鼻やうがい薬としては使用可能となるはずです。
つまり、高校の生物の実験程度(実際はウイルス抗原を使用するので、バイオハザードに気をつける必要がありますが)で、非常に効果があり、副作用が殆どない安価なワクチンが作れるはずです。
繰り返しになりますが、液性免疫を期待する注射によるワクチン投与方法しか念頭にないので、新型ウイルスに効果があるワクチンの実用までに莫大な時間と費用が必要となるのではないでしょうか?
このような細胞免疫性ワクチンを作らないのは、逆に言えば、出来てしまうと、(一般人が気軽にワクチンを使うことで困る)製薬会社や一部の医者が妨害しているのではと「裏読み」したくなります。
[2408] Re:[2405]
『恥ずかしい記事』ならぬ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/28(Mon) 21:25 |
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- 河岡さんのタミフル耐性論は、至極シンプルで、「オセルタミフルに対する高度の耐性は、N1ノイラミニダーゼ(NA)であるHis274Tyrのなかの、ひとつのアミノ酸の置換によって起こる。」というもののようですね。
確かに、日本の鳥インフルエンザ対策が具体的に動きを見せ始め、マスコミも、取り上げるようになったのが、ブッシュの来日声明以後という点は、否めないですね。
Masato
Tashiro 問題は、中国は、うわさに過ぎないと、一蹴していますが、果たしてどうなのでしょう。
肝心のWHOが、Masato Tashiro
氏は、WHOの派遣調査員としては、中国にいっていないと、否定しているようなのですが。
そのへんも、奇奇怪怪です。
http://www.iom.edu/Object.File/Master/26/446/0.pdf
[2407] 公明党さん、かつての純粋さを忘れないようにしてくださいね。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/28(Mon) 21:07 |
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- この新聞記事「公明議員も国交省担当者にヒューザー仲介…偽装公表前 」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051128-00000307-yom-soci&kz=soci
を見ますと、非常に残念な気がしますね。
政権にいるための、口利きという麻薬。恐ろしいですね。
かつての政権に入る前の新進党時代の純粋さを、忘れないようにしてくださいね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051128-00000307-yom-soci&kz=soci
[2406] Re:[2404] [2401]
ウィルス 萌え〜 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/28(Mon) 21:03 |
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- Chaosさん。
そうだったのですか。
TBS、影響力大なのですね。
ところで、前にもふれた今朝の日経の「忍び寄る感染症」の記事なんですが、しょっぱなが、第一三共の新薬候補「CS-8958」
(Biota/Sankyo)
http://www.sciam.com/article.cfm?articleID=000F2B70-1C4C-1350-993483414B7FFE9F
の話なんですね。
何か、株価誘導の気配すら感じられました。
幸か不幸か、当の第一三共の今日の株価は、下記の通り、さして、変動はなかったようですが。
先月の河岡氏のネイチャー記事発表(Natureの2005年10月20日号発表の論文名は「Avian
flu: Isolation of drug-resistant H5N1
virus」)も、そのタイミングの微妙さについて、いろいろ、憶測されましたしね。
純粋学者さんの純粋理論的タミフル見解も、ネタにされてしまう時代のようです。
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=%C2%E8%B0%EC%BB%B0%B6%A6&d=c&k=c3&h=on&z=m
[2405] 『恥ずかしい記事』ならぬ
投稿者:とき 投稿日:2005/11/28(Mon) 20:27 |
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- 「恥ずかしい論文を書いてしまった学者さん」にならなければいいのですが・・・。
特集 インフルエンザの脅威
パンデミックは再来する
鳥インフルエンザに隠された殺人鬼の影
H本泰介/K岡義裕
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0503/sp_2.html
どうも以前から、ホスト側(生物・細胞組織体全体)の免疫機構に関しての知識に疑問を感じているのですが。(人間のウイルス感染症を相手にするのは、荷が重いのでは。)
2005.11.22
タミフルの国家備蓄も米ブッシュの意向!?
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/11/post_1655.html
マスコミの危機煽りに比して、実際の薬の効きがどうかといえば、いままでのインフルエンザでも、果たして、劇的に高い効果を示しているとは到底思えないのですが。(私自身の服用経験から。タミフルもリレンザも。大概は気付いたときは服用期間からいえば手遅れ。)
おそらく、増殖ウイルス量によっては、過剰反応をして免疫抑制剤が必要になるような体質の人には、多少効果が認められるのかもしれませんが、そのような人は、いままでの通常のインフルエンザであっても、重症化していた人で割合からいえばごくごく限られた人でしょう。ほとんどの人にとっては、おそらく、タミフルやリレンザは、使っても使わなくても、ほとんど同じ予後経過をたどるものと思われます。
そう思って、いまのなにかに取り付かれたような備蓄狂騒劇は、まったく昔のハレー彗星接近や、最近だと、2001年問題騒ぎに限りなく近いものです。
おそらく(ほとんど確信に近いものですが)、タミフルをいくら備蓄しようが、ワクチン開発しようが、もしパンデミックが実際に起こった場合は、そんなのは焼け石に水、あるいは、雀の涙のごとく、ほとんど役にたつことはないでしょう。ワクチンはまるっきりの“新型”を予測してつくるなんてのは不可能ですし。とにかく、流行がはじまったら、あるいは、発症したようなら、こじらせたり重症化させないように、無理をしないということしかないようです。(熱はできるだけ、解熱剤など人為的に下げるようなことはしない、です。冷たいものを飲んで体を冷やさないということも。)
鳥インフルエンザで数百人死亡はデマ
中国衛生部が指摘
(2005/11/26)中華人民共和国大使館
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/xwdt/t223414.htm
と言い切ってしまっていいのでしょうか?
Masato Tashiro
(国立感染症研究所、WHOインフルエンザ委託サーベイランス協力センター)さんの ProMED-mail記事がいろいろ物議を醸しているようですが。
http://effectmeasure.blogspot.com/2005/11/dr-toshiro-clarifies-or-does-he.html
最初の香港のH5N1鳥⇒人感染そのものから、なにやら胡散臭い気がしてなりません。そのときもうすでに人⇒人ではないのかという疑念が晴れません。今アジアで、人でおこっているのも。鳥⇒人というのが、それが可能なウイルスが存在して起こるのであれば、もっと普通に起こっていてもおかしくないような気がしています。今のところまだ、真相は藪の中といったところですが。最終的には、結局のところ、鳥から人へというのは、まず、おこらないのではないかと。人でおこっているのは、ほぼすべて、人から人の感染でおこっているのではないかと、そう思っています。一番最初の思い込みを、いままで修正されることなく、引きずってきてしまったのではないかと。
[2404] Re:[2401]
今朝から、なぜか、「河岡義裕」さんのキーワードで、ブログ記事へのアクセスが続いています。 投稿者:Chaos
投稿日:2005/11/28(Mon) 20:18 |
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- 笹山様
Chaosです。
日曜日の23時 TBSで河岡氏を取材した番組が
放映されたからではないでしょうか。
ウィルス 萌え〜 って感じの人に描かれていたので
引いた人もいたのでは (苦笑)
[2403] 「ヒューザー社の100m2超マンションはいかがですか?」という掲示板 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/28(Mon) 19:05 |
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- 「ヒューザー社の100m2超マンションはいかがですか?」
http://www.e-mansion.co.jp/cgi-local/mibbs.cgi?mode=point&fol=shintikutyuuko&tn=0809
という掲示板がある。
発覚する前と後とがつながっており、その時間的経緯がわかる。
客に買わせまいとする『良心的』営業マンの一問一答など、がある。
また、今となっては、恥ずかしい記事
http://www.dai3.co.jp/rbayakyu/html/news015.htm
を書いてしまった記者さんも、このようにいる。
もっとも、この記者さん。国立マンション問題記事で、解雇された方のようで、マンション問題は、鬼門のようですね。
以下、掲示板掲載のヒ社の営業マンの、身を張っての消費者保護らしきやり取りを引用
「先日本社モデルルームに行って来ました。以下、モデルルームを見た後のやり取り。
営業員:「お二人には広すぎませんか?」
客:「二人には十分すぎますね。けどいま小さいマンションを買って子供ができて買い換えるというのは無駄ですし、子供をもうけることを考えると、広ければ広いだけ良いと思ってます。」
営業員:「若すぎませんか。うちの物件は20代の方は買われないんですよ。」
客:「おっしゃっていることがよく理解できないのですが、売れないってことですか?」
営業員:「いえ、けど今は自己資金をためて借り入れ金額を減らした方がいいんじゃないですか?」
客:「注文住宅を建築予定だったので資金はありますよ。何がおっしゃりたいんですか?売りたくないの?」
営業員:「買ってくれなくても良いんです。うちはそういう営業してないので。どうしても欲しいという方に買っていただければ。」
客:「随分失礼ですね、年齢制限があるんですか?」
営業員:「いや、ただお二人には広すぎますし。」
客:「私たちはいろいろ見てこの広さが必要だと思ったんです。」
営業員:「いろいろ見たって三月からですよねぇ?」
客:「情報を見て良いと思ったからわざわざ足を運んでいるんじゃないですか。それなのに最初からそういった閉ざした態度は失礼じゃないですか。」
営業員:「そうですかねぇ。」
客:「そうです」
営業員:「はぁ、では物件の説明をさせていただきます。」
客:「いえ、もう結構です。」」
http://www.e-mansion.co.jp/cgi-local/mibbs.cgi?mode=point&fol=shintikutyuuko&tn=0809
[2401] 今朝から、なぜか、「河岡義裕」さんのキーワードで、ブログ記事へのアクセスが続いています。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/28(Mon) 18:07 |
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- 今朝から、このキーワードで「河岡義裕氏などのタミフル耐性論についての論議が盛んになる。」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=474
へのアクセスが、爆発的に増加していますが、どうしたのでしょう?
先月の半ばに書いた記事なのに、今頃になって、どうしてなのか、わかりませんが。
特定のサイトからのリンクでなく、それぞれ、検索でのアクセスなのです。
今朝の日経の科学技術版での記事で、河岡義裕さんの見解がちょっと出ていたのですが、こればかりが要因でもなさそうな。
不思議な事です。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=474
[2400] Re:[2398]
まもなく、食糧安定確保困難? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/28(Mon) 07:56 |
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- ときさん。
インドでも、鳥インフルエンザは、危機一髪というような状態のようですね。
このサイト「Bird flu: India not to
follow China」http://timesofindia.indiatimes.com/articleshow/1307665.cms
によりますと、インドでは、ブロイラーが16億羽、採卵鶏が一億六千八百羽ということのようですね。
ここでも、ワクチン問題が浮上しているようですが、中国の二の舞はしたくないとしながらも、体制強化を図りつつある、というのが現状のようですね.
http://timesofindia.indiatimes.com/articleshow/1307665.cms
[2399] 「<アルツハイマー>根本治療に光 原因たんぱく質の生成抑止」という記事 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/28(Mon) 07:35 |
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- 以前にも、この掲示板に書いた事だが、アルツハイマーの原因として「アミロイド仮説」というのがあって、アルツハイマー病の原因遺伝子の一つであるアミロイド前駆体タンパク(APP)から、セクレターゼ(分解酵素)によって、アミロイドベータ(Aβ)という「線維状に結合して毒性を持つ物質」が切り出され、アミロイドベータ(Aβ)が、細胞外に放出されるが、本来は分解酵素によって分解除去されるものが、加齢による分解酵素活性の低下や、脳からアミロイドベータ(Aβ)を排出する機構の低下によって、脳内のアミロイドベータ(Aβ)の濃度が増大して、神経細胞に作用することで、老人斑や、神経細胞死と神経原線維変化を引き起こすという仮説がある。
この新聞記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051128-00000018-mai-soci
の京都薬大の木曽良明教授の研究では、分解酵素に入り込んでアミロイド前駆体タンパク(APP)を切れなくする化合物KMI-429を合成したというもの。
これをβ-secretase
(BACE1)阻害剤(BACE1 inhibitors)というらしく、β-secretase
(BACE1)阻害剤としては、このKMI-429のほかに、KMI-420というのもあるらしい。
このPubMedに発表された、この研究チームの論文「Design
and synthesis of highly active Alzheimer's beta-secretase (BACE1) inhibitors,
KMI-420 and KMI-429, with enhanced chemical stability.」http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=15582441&dopt=Citation
によると、このつなぎの役割を果たしているのが、テトラゾール環
(tetrazole ring )http://www.xray.cz/ecm/abstract/c/2/385-2.gif
というものらしい。
難病解決に道を拓きうる画期的研究になる事を期待したい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051128-00000018-mai-soci
[2398] まもなく、食糧安定確保困難?
投稿者:とき 投稿日:2005/11/27(Sun) 22:35 |
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- ■大手商社
鶏肉の調達先を拡大
鳥インフルエンザの感染の世界的な拡大を受けて、鶏肉を輸入している大手商社の間では、インドからの本格的な輸入の検討を始めるなど、鶏肉の調達先を拡大して、将来に備える動きが相次いでいます。
大手商社は、以前は主に中国やタイから鶏肉を輸入していましたが、いずれの国でも鳥インフルエンザの感染が見つかったことから、現在はブラジルからの輸入に大部分を依存しています。しかし、鳥インフルエンザの感染が世界的に拡大していることを受けて、今のうちに新たな鶏肉の調達先を開拓しておこうと、「丸紅」が日本の商社としては初めて、インドからの輸入に向け本格的に検討を始めました。具体的には、インドでブロイラーの生産農家と契約し、品質と安全を保つための設備投資をしてもらったうえで、年明けにも試験的に輸入を始めたいとしています。また「伊藤忠商事」も、チリやアルゼンチンからの輸入を本格的に始めており、大手商社の間では、鳥インフルエンザの感染が広がっている中で輸入先を多様化し、将来に備える動きが相次いでいます。
(NHKニュース 11/27 11:17)
http://www3.nhk.or.jp/news/
カナダからの家きん肉等の輸入一時停止措置について(11月21日)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051121press_8.html
トルコ及びルーマニアからの家きん肉等の輸入一時停止措置について(10月11日)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051011press_8.html
ブラジルは口蹄疫の発生で影響が出ているもよう。
■ブラジルで口蹄疫 世界最大の牛肉輸出国
【リオデジャネイロ10日共同】ブラジル農務省は10日、牛肉の生産が盛んな南西部マトグロソドスル州エルドラドで口蹄(こうてい)疫が発生したと発表した。同国の牧畜業は近年急成長し、昨年の牛肉輸出量は世界最大。主産地での口蹄疫発生で、輸入を中止する国が出るなどの影響が広がりそうだ。
発表によると、同日までに約140頭への感染が確認され、計582頭の処分が決まった。
農水省によると、日本はブラジルから口蹄疫感染の恐れがない加熱処理済みの肉だけを輸入している。
(共同通信)
- 10月11日11時46分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051011-00000067-kyodo-bus_all
口蹄疫も、もちろん世界的にまん延流行中。
http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/FMD/index_2005.html
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi
(記事検索 感染症名:口蹄疫、これもまた某国の隠蔽隠匿が疑われますが。)
食料・農業・農村政策審議会消費・安全分科会家畜衛生部会第18回家きん疾病小委員会及び第5回高病原性鳥インフルエンザ感染経路究明チーム検討会の概要について(11月24日)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051124press_4.html
◆鳥インフルエンザ問題の今後(114)(2005.11.27)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza228.htm
『それにしても、ここへ来て分からぬのは各地方の対策協議会の在り方である。茨城での混乱振りを他山の石とするでもなく一口にサーベイランスの強化などと簡単に云うが、これを全国に拡げたら強毒型の侵入を待つまでもなく、現状のままでも間違いなく養鶏業界は壊滅する。もう風評被害だけを恐れて居る段階ではない。マスコミにも正しい認識を持って貰う努力をしたうえで協力してもらう以外ない。正しい情報を積極的に伝えるべきだ。
茨城の苦境を誰も理解しておらず声が通らない点では霞ケ浦の鯉の場合よりもひどいと思うくらいだ。』
HPAIとLPAIの定義について、再考するべきときではないでしょうか? それと、さっさと清浄国論を脱して、ワクチン体制に移行すべきでは? (どうもいまの「家畜伝染病予防法」にしがみついてる限り不可能か。個別の「病」については、省令レベルの規程に過ぎないのですが。)
KHV病(コイヘルペス)では、「清浄国(地域)」復帰ができないかぎり、現状ではもはや、国内(地域)の生産出荷活動が永遠にできず、再開は不可能になりつつあるようです。もはや、自然水系にまで、まん延してしまっているのですから。
いわば、「清浄国論」が前提となっている法令対象の病気の原因であるウイルスが、鳥でいえば、自然環境の野鳥にまで蔓延していることが確認されてしまっているようなものですから。
コイの「特定疾病KHV病」にかぎってみれば、日本では、一つの産業としてあったものが、現実にそぐわない恣意的な「法令」指針によって、まもなく消えてしまうことになるようです。実際は自然水系では、罹ってもほとんど生き延びているのですが。
人間がとり決めた法令によって、人間の生産活動が持続できなくなるなどという、まるで馬鹿げたことがおこっています。
ウイルス感染症という「疫病」自然災害・天災(もしくは、単なるウイルスという存在との永遠の「折り合い」)を、恣意的な「法」制度で囲い込むという、人間の独りよがりな「愚挙暴挙」で、自らの活動を拘束し苦しむことになっています。ギリシャ悲劇の物語構造と全く同じです。人間の社会は、そのころに比べても、大して進歩していないということの証左です。
「ウイルス感染症」を、「細菌感染症」と同じように、現在の「家畜伝染病予防法」の基本思想で括ろうとしても、あまりにも相手が違いすぎるのですが、なかなかそれをすんなり理解できるようになるまでには、まだまだ時間がかかるのでしょうか。
病気が起こるかどうかについて、細菌は数が少なければ、あったとしても病気を起こしませんし、病気を起こしてもその数を減らせば病気が治まります。
しかし、ウイルスはあくまでも0か1かです。変異して新たな1となる、つまりこの世に「存在」を始めた時点で、ホスト側は、どうにもこうにも抗することはできません。それゆえに「自然災害」(天災)といえるのです。その存在に対しては、あらゆる生き物が、感染経験をすることによって、馴致・耐過・適応していく以外に道はありません。それはまた、ウイルス感染症に対する被感染個体の免疫機能の更新(バージョンアップ)ともいえるものです。生物体(細胞組織体)は、「経験」に勝るものがないということです。(そこにまたワクチンの意義があります。)
ウイルスの「排除・根絶」は不可能であり、それを目指すことが馬鹿げているのも、そのウイルスという存在に対する無駄な足掻きをすることに等しいからです。
それができると思い込んでいる人々はおそらく、ウイルスや細菌の生きていけない世界では人を含めた生き物もまた生存できないということに、思い到っていないのではないかと思います。
「リスク0」を確保しようとする行き過ぎた公衆衛生思想が、新たな「ファシズム」を生み出していることに、民主主義の建前はどうあれ、この国の統治意思決定担当セクションの立場にいる方々は、少しは(最大限に)気付いて欲しいものです。病気や食糧生産は、「経済」の視点のみでは「政策」できないものであります。なんといっても、予測不能の「生き物」(あるいは広く自然〜人間の思うようにならないもの)を相手しているのですから。
[2397] ルーマニアで、鳥インフルエンザ発生
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/27(Sun) 09:37 |
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- 発生したのは、黒海の近くにあるダニューブ・デルタ地帯からドナウ・デルタから約100キロの距離にあるBrailaカウンティのScarlatesti
という僻村で、七面鳥の感染が、先月確認され、H5N1と、判明したという。
このダニューブ・デルタは、このサイト
http://www.world-ventures.com/LC_River_Cruise_The_Beautiful_Blue_Danube_MS_Deltastar_MS%20Donaustar.htm
の写真にあるように、水鳥の集結基地のようなところで、バルカン半島への感染拡大が懸念される。
また、このサイト
http://www.recombinomics.com/News/11250503/H5N1_Volga_Delta.html
によると、ロシアのボルガ川デルタのAstrakhan
でも、10月17日から21日にかけて、221羽の白鳥の死が確認されたとしている。
今月に入っての世界の感染状況マップは、この地図http://www.recombinomics.com/H5N1_Map_2005_QinghaiL.htmlの空色のスポットをご参照。
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/L26648058.htm
[2396] Re:[2393]
松花江&アムール川、深刻な汚染 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/27(Sun) 09:22 |
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- ときさん。
これらのサイトによると、中国全体での水不足は年間360億立方メートルという事のようですね。
例の三峡ダムの洪水防止貯水量が、221.5億立方メートルということですから、三峡ダムクラスのダムが、後、二つは、必要という計算になりますね。
[2395] やがて漁業資源にも影響?
投稿者:とき 投稿日:2005/11/27(Sun) 00:03 |
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- 中国松花江の汚染
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/harbin_toxic_leak/
松花江(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E8%8A%B1%E6%B1%9F
アムール川(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%B7%9D
海流(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%96%E6%B5%81
親潮(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%AA%E6%BD%AE
大気汚染だけでなく、海洋汚染もでしょうか?
[2394] インドネシアで、16歳の少年がH5N1感染
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/26(Sat) 20:39 |
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- インドネシアで、16歳の少年のH5N1感染が確認された。
これで、インドネシアでは、12番目の鳥インフルエンザのヒト感染。
うち、7人が、これまで死んでいる。
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/JAK69226.htm
[2393] 松花江&アムール川、深刻な汚染
投稿者:とき 投稿日:2005/11/26(Sat) 20:22 |
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- 【中国】ハルピン:4日間断水、吉林爆発事故で汚染の恐れ(サーチナ・中国情報局) - 11月22日22時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051122-00000016-scn-int
【中国】吉林爆発事故で松花江のニトロベンゼン濃度28倍
(サーチナ・中国情報局)
- 11月24日11時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051124-00000004-scn-int
■中国吉林省の猛毒ベンゼン、松花江へ流れだしハルピンを恐怖のどん底へ
流れはアムール川からハバロフスクへ注ぎ込み、ロシアも警戒にはいった
(「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)11月25日(金)通巻第1312号)
http://www.melma.com/backnumber_45206_2374560/
かつての日本の公害問題とはまた、比較にならないほどの環境汚染を招くことになっている?
[2392] 中国・内蒙古自治区の扎蘭屯市で、鳥インフルエンザ発生 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/26(Sat) 18:38 |
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- 中国のうち蒙古自治区の扎蘭屯市で、11月20日に、246羽の家禽が死んでいるのが発見され、11月25日に、H5N1と確定した。
http://202.101.38.42/www_jfdaily_com:80/gb/node2/node142/node151/userobject1ai1143465.html.big5
[2391] ギリアード社のサイトにみるギリアード社と、ラムズフェルドとの親密な関係 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/26(Sat) 17:39 |
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- タミフルの特許を有しているギリアード社と、ラムズフェルドとの親密な関係か取りざたされているが、この当のギリアード社のサイト「Donald H.
Rumsfeld Named Chairman of Gilead Sciences」http://www.gilead.com/wt/sec/pr_933190157/に、その関係の歴史が克明に記されている。
それによると、1987年に、Michael
L.
Riordan氏がGilead社を設立したが、ラムズフェルド氏は、1993年から、Gilead社の議長を務め、創業期のGilead社の発展に貢献してきた。
特に、「VISTIDE」http://www.uochb.cas.cz/~nk/holy/Vistide.jpg
という商品の開発に当たっては、大きく貢献した。
ラムズフェルド氏は、1988年にGilead社に、ディレクターとして迎えられる前には、1977年から1985年にいたるまで、G.D.
Searleという名の世界的な製薬会社(現在は、Pfizer-Pharmaciaの支配下)の最高経営責任者を務めていた。
1980年と1981年には、製薬業界の最高の経営責任者としての賞を受けている。
等など、延々と、ラムズフェルド礼賛の言葉が続いている。
切っても切れない関係というのが、ギリアード社と、ラムズフェルドとの関係のようだ。
http://www.gilead.com/wt/sec/pr_933190157/
[2390] Re:[2328] 反日記事の作り方
投稿者:とき 投稿日:2005/11/26(Sat) 16:04 |
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- > ニューヨークタイムズの記事「Ugly Images of Asian Rivals Become
Best Sellers in Japan 」に、日本の嫌アジア漫画ブームが、漫画入りで紹介された。
> 漫画だけのURLを紹介すると、
>
これhttp://graphics8.nytimes.com/images/2005/11/19/international/19comics184.4.jpg
> と、これ。
http://www.nytimes.com/imagepages/2005/11/18/international/19comics.1.ready.html
> 山野車輪著「マンガ嫌韓流」(晋遊舎)「マンガ中国入門」(飛鳥新社)等を取り上げている。
>
韓国・中国を警戒する心理と西洋に対する日本人の劣等感を示すもの、と指摘している。
(ご無沙汰しておりました。ようやくまた、ネットの世界に舞い戻って参りました。よろしくお願いいたします。)
2005年11月25日
反日記事の作り方
http://adon-k.seesaa.net/article/9776135.html
>これが反日記事の永久機関正体だ!w
中韓 ← NYT
↓ ↑
朝日 → 大西
【日韓】『マンガ嫌韓流』に関するNYタイムズの記事を韓国メディアが一斉に報道
[11/20]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1132502827/l50
【NY発】ニューヨークタイムズ大西哲光【反日記事】
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/mass/1113235294/l50
こういう記事では、もう、ネットで記事を見ている人は誘導・印象操作は難しいのではないでしょうか。NYT築地オオニシ支局員発の記事を、さらに朝日がとりあげて、『海外の提携紙から』と称して記事にする。最初から、築地で段取りが決まっているとしか思えないわけで。今回もまた、やらせといえばやらせ、まったくの、ニューヨーク本社は最初からほとんど関知関与しているとは言えない、“いつも”のオオニシ記事のようです。
それを知ってみていると、まあ、そこはかとなく楽しい世界かもしれません。(こんな茶番劇で、品位・品質を落としているのだということの自覚もないのでしょうね。)
こちらも、読めないでいるうちに、たまっていました。
◆鳥インフルエンザ問題の今後(113)(2005.11.26)
◆鶏飼い時事(じじい)…『茨城32例目以降についての考察』(2005.11.25)
◆鶏飼い時事(じじい)…『ウイルスが改めて動き出したか』(2005.11.23)
◆鳥インフルエンザ問題の今後(112)(2005.11.22)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
プリオンの吸収のされ方について、下記の書に一つの仮説が出ておりましたので、ご紹介まで。
究極の免疫力 西原
克成 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4770024282
『プリオンというのは大きなタンパク質ですから、本来は消化されないと腸の粘膜を通過できません。ところが、ヤコブ病の場合は、それが腸の粘膜を通過して感染しているというのですから、その場合、腸の吸収機構のほうになんらかの問題がおきていることを考えなければなりません。ところが残念なことに、日本の医者、医学者はそういった点に目を向けません。どうしてプリオンが吸収されてしまうのだろう、と考える医者がいないのです。しかし腸のしくみを知っていれば、パイエル板から入ること、そして、腸が冷やされて吸収機構がおかしくなったときにとくに入るということは、すぐに想定できます。 腸の性質は冷えると本来吸収されないはずの細菌がどんどん吸収されてしまいますが、その入り口になるのはM細胞といわれる腸扁桃にある細胞です。じつは、この事実を教えてくださったのは、『腸は考える』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004301912
を書かれた新潟大学名誉教授の藤田恒夫先生です。それまで私は、細菌や異種タンパク質などは、遺伝子の誤作動で吸収されてしまうのではないかと考えていましたので研究室を訪ねた折にそのことを伺いますと、藤田先生が「腸扁桃のM細胞から入るんです。これは日本人が大正時代に発見して、ドイツの学者がそれを電子顕微鏡で観察して再評価したのです」と先生の出版された『細胞紳士録』の中の図を示して「ここからプリオンも吸収されます」と教えてくださいました。』(P104-105.)
[2388] Re:[2382]
測定値改ざんおよび過小評価 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/26(Sat) 11:38 |
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- まりちゃんさん。
なるほど、建築士、弁護士に続いて、今度は、計量士ですか。
「士」のつく商売のご難続きですね。
おっと、二つの「士」をかねる方もいた。
[2387] 早速、リフレ派らしきかたから、お小言頂戴。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/26(Sat) 11:20 |
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- 「[2307]
今回の食品安全委員会の答申は、背理法に逃げ込んだ苦しいもの。」
で、バーナンキの背理法について触れたが、その中で「多くの場合、この、背理法は、まやかし論理の正当化に使われるものなんですがね。」
と書いてしまった事で、早速、このサイト「Apple100%
blog」http://d.hatena.ne.jp/fhvbwx/20051125/p1のかたから、二度にわたって、お小言を頂戴してしまいました。
http://d.hatena.ne.jp/fhvbwx/20051124参照
もっとも、こちらのサイトhttp://www.ngm.edhs.ynu.ac.jp/negami/dai3nori/hosoku/hosoku22.html
では、「本当の背理法とは何か」、についてかかれてありますし、どちらのほうが正しいのか、迷ってしまいますね。
そこで、改めて、バーナンキさんの、背理法にもとづく日本建て直し論(「Japanese
Monetary Policy: A Case of Self-Induced Paralysis?」http://www.princeton.edu/~svensson/und/522/Readings/Bernanke.pdfより)をあたってみますと、次のように書いてありますね。
「この見解(「日銀が如何に介入しても、円の価値を押し下げる事にはならないだろう」という見解)に反論するためには、私の先の「貨幣発行が、無限の購買力を生まない限りにおいては、貨幣発行は、価格に、必然的に影響を及ぼす。」という見解を、背理法の適用をもって、反論する事が出来る。
仮定として、日本銀行が、円の貨幣発行をし、在外資産を得ると仮定したとする。
その結果、もし円が価値減とならず、日本の商品や資産に対する相互需要が起こらなかったとすると、日本銀行が、無限の在外資産の取得したり、円を得た外国人が、円を持っているだけの状態にあることを、妨げるものは、原則的には、なになのか?
明らかに、この状態においては、均衡状態は生まれ得ない。
均衡状態が生まれ得ない理由のひとつとして、ポートフォリオ均衡の原則がある。
円バランスは、他の不動産や金融資産など、他の資産の完全な代替品ではないので、外国人は、円が減価し、円資産の予測配当が、増加しない限り、円の保有高を増やそうとはしないであろう。
この事は、必要な介入が大きなものになるであろうことと、反する事となる。
そうなる事を私は、疑ってはいるが、これは、経験則である。
しかし、必要とされる介入が、大きくなればなるほど、日銀の外貨準備高は、おおきくなるが、その事自体は、悪い結果ではない。
つまり、市場予測に影響を与える適切なアナウンスとともに、日本銀行による活発な介入を行うと、円の価値を著しく下げる方向に動く、という事である。
さらに、この戦略を推し進めない理由は、ほとんどないように思える。
この戦略によって起こりうる最悪の結果とは、日本銀行の準備資産保有高が、著しく、増加するという事だけである。」
グリーンスパン後のバーナンキさんのスタンスについては、いろいろ、取りざたされていますが、当分は、インフレターゲット論の持論が活用される場面はないようですね。
とにかく、インフレターゲット論を持ち出す場合、現在の一国の経済状態が、デフレ懸念なのか、インフレ懸念なのか、これによって、異なってくるのではないのでしょうかね。
インフレを火にたとえれば、燃え盛っている状態で、水をかけるのか、燃えない状態で、油を注ぐのか、では、まるっきり意味が違うというわけです。
つまり、バーナンキさんのインフレターゲット論は、現在、一国にインフレ懸念がある状況でのもので、現在デフレ状態にある日本のような場合には、かなりの検証が必要な感じがしますね。
こんな事をいわれた方がいますね。
「背理法(reductio
ad absurdum)というものは、政治的には、無益のものである。なぜならば、政治は、不合理なものをも、自由に受け入れてしまうからである。」Radley
Balko
http://www.cato.org/people/balko.html
つまり、金丸式であれば、背理法自体が、無反発体にさえぎられてしまうというわけですかね。
食品安全委員会という聖なるものが、こうでは困るんですがね。
http://www.princeton.edu/~svensson/und/522/Readings/Bernanke.pdf
[2386] 狭義のトリアージと広義のトリアージの必要性
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/26(Sat) 08:19 |
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- あるメールサイトを見ていたら、次のような提案がされているので興味をひかれた。
すなわち、鳥インフルエンザが、パンデミック状態になって、人々が、病院に押しかけ、カオス状態になったときに対処して、病院を、事前に「インフルエンザ対応病院(診療所)レッドフラッグ」と「非インフルエンザ対応病院(診療所)ブルーフラッグ」を決めておく、という考えである。
まあ、たとえはおかしいが、自動車の日産のブルー・ステージ店とレッド・ステージ店とレッド/ブルー・ステージ店とにわけるような考えを、パンデミックの際の病院にも適用する、と考えたほうがわかりやすいかもしれない。(ブルーステージが日産店と日産モーター店。レッドステージがプリンス店とサティオ店。)
この考え方と同じような考えが、このサイト「AIDS
may help spread of bird flu」
http://crofsblogs.typepad.com/h5n1/2005/11/aids_may_help_s.html
に示されている。
すなわち、今年の尼崎鉄道事故の場合にも活躍した、病人を重症・軽症別に、即時にタグをつけ、層別し対応する「トリアージ」(triage)の考え方を、もっと広義のシステムとして、パンデミックの際に、つかっていこう、という考え方である。
ここであげられているのは、パンデミックの際に、優先安全確保が要求されるのは、安全の社会的インフラが機能するための人材、すなわち、医療・技術関係者や、食料生産・供給者とする、というような考え方である。
また、住民自身ガ、どこで、ケアするかの事前選択も、必要なのかもしれない。
日本とアメリカの違いは、自宅療養できるかどうかの体制の違いだという。
ウサギ小屋での自宅療養が出来ない日本では、いっせいに、病院になだれ込んでしまう可能性がつよいといわれている。
ここらで、広義の意味での「トリアージ」(triage)体制を、新型インフルエンザ対策に加えておく必要があるのかもしれない。
ちなみに、この掲示板にご登場いただく、外岡さんのご地元の小樽市の行動計画http://www5.ocn.ne.jp/~otaruhc/では、自宅療養を、明確に盛り込んであるそうだ。
http://crofsblogs.typepad.com/h5n1/2005/11/aids_may_help_s.html
[2385] Re:[2384]
茨城県内のカモからH4N6ウイルス検出 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/26(Sat) 07:28 |
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- 通りすがりさん。
情報ありがとうございます。
昨年5月に、茨城県の神栖町の海岸で、渡り鳥のハシボソミズナギドリが大量に死んでいるのが確認されたとの報道
http://homepage.mac.com/idyukino/iblog/B665980284/C1928778577/E934430751/
があったのですが、この死んだ渡り鳥について、ウイルス検査をしたとの報道はありませんでした。
しかし、危機管理の点から言えば、当然、ウイルス検査をするべきでした。
今回のかもから発見のH4N6型は、1999年10月にカナダで、豚から発見された鳥インフルエンザウイルスと同じ型のようで、その点からの追求も必要でしょう。
茨城県の総合的な危機管理体制が必要な気がしています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=10982381&dopt=Citation
[2384] 茨城県内のカモからH4N6ウイルス検出
投稿者:通りすがり 投稿日:2005/11/26(Sat) 00:47 |
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- 初めまして。掲示板をいつも興味深く拝見しております。
茨城県かすみがうら市からのニュースです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051125-00000259-kyodo-soci
茨城県は25日、同県かすみがうら市の農場で飼育している食用のカモから、H4N6型の鳥インフルエンザウイルスを検出したと発表した。
高病原性ではないため、カモの処分や移動禁止区域の設定はしない。
この農場では、開放型の3鶏舎でカモとシャモ計約3450羽を飼育。うち1鶏舎のカモからウイルスが分離された。抗体検査はいずれも陰性だった。
この農場は、別の養鶏場で感染が確認されて移動禁止区域に入った直後の8月下旬から9月中旬に計3回検査したが、いずれも陰性だった。9月下旬に移動禁止が解除され、今回、農林水産省の指針に基づき解除後の検査を実施した。
(共同通信)
- 11月25日21時0分更新
[2382] 測定値改ざんおよび過小評価
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/11/26(Sat) 00:28 |
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- マンションだけじゃなさそうで、蓋を開けたら日本の危機管理はどうなるんでしょう(^^;
ダイオキシン:測定値改ざんで、日本検査の認定取り消し
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20051126k0000m020145000c.html
女川原発:宮城県沖地震で想定外の大揺れに 東北電力発表
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20051126k0000m040106000c.html
設計時の想定が過小評価だったという。
笹山さん、デュポンの詳細な情報をありがとうございました。
マクドナルドの包み紙について質問状および共闘呼びかけが出されたようです。
デュポンの有害化学物質問題で、マクドナルドに質問状=EWG
http://www.jc-press.com/kaigai/200511/112403.htm
[2381] 皇室典範改悪阻止デモ 投稿者:日本男子 投稿日:2005/11/25(Fri) 22:49
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- <国難突破! 『皇室典範改悪阻止!「草莽崛起」緊急抗議国民デモ』>
世界最古の国である我が国に、歴史上かつてない国難が迫っています。小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」(座長・吉川弘之元東大学長)は、女性・女系天皇を容認したうえでの皇位継承順位について、直系優先のうえで出生順に定める「長子優先」とすることを全会一致で確認しました。
二千年以上続いた日本の国体・国柄が、今、深刻な危機に陥っています。
日本を日本たらしめてこられた皇室と皇統を消滅させようとする勢力が跋扈しています。祖国日本とその中心たる御皇室と皇統の危機を、私たち日本国民の手で、何としても守り抜きましょう。
■日時:平成17年11月26日(土)午後1時集合
■集合場所:三河台公園
(住所:東京都港区六本木4-2-27)
■交通:
・東京メトロ日比谷線・都営大江戸線六本木駅徒歩3分
・都バス都01渋谷駅〜新橋駅六本木4丁目)
公園地図:
http://www2.wagamachi-guide.com/minatoku/map.asp?GPOS=139.737159133333%2C35.6613020689058&GSCL=4000&SSIZ=500%2C500&sid=5015&ID=197&F=FL1&GALAY=0000000000000000&Map.x=263&Map.y=230
主催:皇室典範の拙速な改悪に反対する全国地方議員の会
共催:チャンネル桜草莽会、全国地方議員1000名日本大勉強会実行委員会、神奈川草莽議員の会、人権擁護法案に反対する地方議員の会、靖国神社へ参拝する全国地方議員の会、英霊にこたえる会、日本世論の会、新日本協議会、自由日本の会、皇室典範改悪に反対する草莽崛起の会他報道:衛星放送「日本文化チャンネル桜」/インターネット「チャンネル桜オンラインTV」
問合せ:全国地方議員1000名日本大勉強会事務局
電話03-6419-3825FAX03-6419-3826
E-Mail:soumou@ch-sakura.jp
●
[2380] 今週のキーワードランキング(集計期間:2005年11月15日〜11月21日)
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/25(Fri) 20:58 |
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- http://www.infoseek.co.jp/Keyword?pg=ranking_news_if.html&svx=100404&sv=KW
による。
時事
1位
耐震強度偽装 2位 ボージョレ・ヌーボー 3位 高橋尚子 4位 黒田清子 5位 タミフル 6位 紅白歌合戦 7位 ドラフト会議 8位 東京国際女子マラソン 9位
スヌーピー 10位 ワールドグランドチャンピオンズカップ
スポーツ
1位 ↑ サッカー 2位 ↓ 東北楽天ゴールデンイーグルス 3位 ↑ 高橋尚子
4位 ↓ ゴルフ 5位 ↑ FIFA 6位 ↑ W杯 7位 ↑ アビスパ福岡 8位 ↑ バレーボール 9位 ↓ 競馬 10位 ↓ スキー
エンタメタイトル
1位 ↑ ハウルの動く城 2位 ↑ 花より男子 3位 ↑ ラストクリスマス 4位 → チャーリーとチョコレート工場 5位 ↑
SAYURI 6位 → 野ブタ。をプロデュース 7位 ↓ 1リットルの涙 8位 ↓ 嬢王 9位 ↑ 紅白歌合戦 10位 ↑ ハリー・ポッター
男性有名人
1位 ↑ 赤西仁 2位 ↑ ペ・ヨンジュン 3位 ↑ 野尻佳孝 4位 ↓ 住谷正樹 5位 ↑ B'z 6位 ↑ 修二と彰 7位 ↑
亀梨和也 8位 ↑ SMAP 9位 ↑ 黒田慶樹 10位 ↑ NEWS
女性有名人
1位 ↑ 山田玲奈 2位 ↑ 高橋尚子 3位 ↑ 黒田清子
4位 ↓ 中川翔子 5位 ↑ ほしのあき 6位 ↓ 安田美沙子 7位 ↓ 大塚愛 8位 ↓ 平井理央 9位 ↓ 本田美奈子 10位 ↓ 蛯原友里
注目ランキング
1位 クリスマス 2位 年賀状 3位 ボージョレ・ヌーボー 4位 インフルエンザ 5位 宝くじ 6位 スキー 7位 年末調整 8位
紅白歌合戦 9位 忘年会 10位 マフラー
という事で、一躍、「耐震強度偽装」が、トップになりました。
http://www.infoseek.co.jp/Keyword?pg=ranking_news_if.html&svx=100404&sv=KW
[2379] 中国のタミフル「八角茴香」
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/25(Fri) 19:11 |
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- このサイトhttp://tw.news.yahoo.com/051125/14/2knmo.htmlで、おばあさんが干しているのが、タミフルの原料といわれる「八角茴香」という薬草。
http://images.google.com.hk/images?svnum=10&hl=zh-TW&lr=&q=%E5%85%AB%E8%A7%92%E8%8C%B4%E9%A6%99&btnG=%E6%90%9C%E5%B0%8B
[2378] Re:[2377]
中国での鳥インフルエンザ発生市町村名一覧 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/25(Fri) 10:22 |
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- ちょっと、図が見づらいので、別途、ブログ記事のほうに、『中国・鳥インフルエンザの発生時期と発生市町村名一覧』http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=503
としてまとめてあります。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=503
[2377] 中国での鳥インフルエンザ発生市町村名一覧
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/25(Fri) 09:20 |
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- このサイトhttp://big5.xinhuanet.com/gate/big5/news.xinhuanet.com/politics/2005-11/23/content_3820419.htm
のなかの『我国近期発生禽流感疫情的地区』http://news.xinhuanet.com/politics/2005-11/23/xinsrc_1721102212127437978012.jpg
という一覧表です。
ご参考になれば幸いです。
http://big5.xinhuanet.com/gate/big5/news.xinhuanet.com/politics/2005-11/23/content_3820419.htm
[2376] 中国・新疆・ウイグル自治区で、鳥インフルエンザ拡大。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/25(Fri) 08:58 |
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- これまで発生していたのは、中国・新疆・ウイグル自治区のウルムチ市(烏魯木斉市)であったが、このウルムチ市の東南210キロメートルにある吐魯番市(トルファン)(シルクロードで、お馴染みの地名ですね。)で、今度は鳥インフルエンザが発生した。
11月17日に、家禽11羽が死に、11月24日に、H5N1と確定した。
http://www.wenweipo.com/news.phtml?news_id=CH0511250021&cat=002CH
[2375] Re:[2374] [2372] [2370]
弱毒型鳥インフルエンザ防疫指針策定 投稿者:匿名 投稿日:2005/11/24(Thu) 20:34 |
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- >
ウインドウレスについても、ついでに、生産者のお考えを聞いたらどうでしょうかね。
先生に同意見です。
できれば地鶏、銘柄鶏↓(日本食鳥協会マップ:参照)
http://jca.lin.go.jp/map/map.html
飼育者の皆様のご意見もうかがって欲しいです。
コマーシャルブロイラーよりも飼育期間も長く、より自然環境にさらされて飼育され、ウインドレスの対極にあるものですから。
[2374] Re:[2372] [2370]
弱毒型鳥インフルエンザ防疫指針策定 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/24(Thu) 19:36 |
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- 匿名さん。情報ありがとうございました。
「弱毒タイプの特性を踏まえた防疫指針について検討が行われ、今後、生産者団体の意見も聞いた上で、家畜衛生部会(食料・農業・農村政策審議会)に諮ることとされた。」という事ですね。
ウインドウレスについても、ついでに、生産者のお考えを聞いたらどうでしょうかね。
[2373] Re:[2371] イギリスのヤコブ病
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/24(Thu) 19:32 |
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- さかポンさん。
お探しのイギリスでの孤発性CJD(Sporadic
CJD)の年齢別内訳ですが、死亡率に関しては、2004年発表の「THIRTEENTH ANNUAL REPORT 2004 CREUTZFELDT-JAKOB
DISEASE SURVEILLANCE IN THE UK」http://www.cjd.ed.ac.uk/report13.pdf
の9ページから10ページにかけて、「Figure3a.Figure3b.Figure3c」にのっています。
高齢者の死亡率が高くなっているという傾向が見られますね。
また、発生者の年代別一覧については、11ページに『Ta
Cases of sporadic CJD in England and Wales (fro 9 985) by two year
period』があり、2年毎のCJD発生人数の実数の表があります。
これは、毎年、報告されているようですね。
2005年版は、今月発表のようです。
http://www.cjd.ed.ac.uk/report14.pdfで発表なのでしょうが、まだのようですね。
こちらのサイトhttp://www.cjd.ed.ac.uk/も、ご参照
http://www.cjd.ed.ac.uk/report13.pdf
[2372] Re:[2370]
弱毒型鳥インフルエンザ防疫指針策定 投稿者:匿名 投稿日:2005/11/24(Thu) 19:22 |
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- 笹山先生
農林水産省のホームページよりはやく
日本養鶏協会にプレスリリースが!
http://www.jpa.or.jp/news/item/2005/11/24_2/besshi01.html
[2371] イギリスのヤコブ病
投稿者:さかポン 投稿日:2005/11/24(Thu) 19:09 |
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- イギリスではヤコブ病が終息してきたと言われていますが、孤発性ヤコブ病はいまだに大勢の患者数がいますよね。
孤発性ヤコブ病はBSEとは無関係と言われていますが、増加傾向を見ると無関係とは言えないのじゃないかと思うのです。
孤発性のヤコブ病は主に高齢者がなるそうですが、最近のイギリスの孤発性ヤコブ病患者の年齢の内訳がわかる資料をお持ちの方はいませんか?
参照:http://home.att.ne.jp/star/publichealth/cjd.GIF
[2370] 弱毒型鳥インフルエンザ防疫指針策定
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/24(Thu) 17:09 |
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- 農水省の「家きん疾病小委員会」(委員長・喜田宏北大大学院教授)は24日会合を開き、感染した鶏の致死率が低い弱毒タイプの防疫指針を来年初めにも策定する方針を決めた。指針では、過去の感染を示す抗体が確認されても、養鶏場の衛生状態が良い場合は、殺処分せず3カ月間監視し、問題がなければ食肉処理することを認める見通しだ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051124-00000086-jij-pol
[2369] Re:[2368]
人工有機フッ素化合物について米国の環境団体が告発 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/24(Thu) 14:26 |
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- Environmental Working Groupが内部告発者から手に入れたのは、この資料http://www.ewg.org/issues/pfcs/20051116/documents.phpですね。
元の記事は、こちらのサイトhttp://www.ewg.org/issues/pfcs/20051116/index.php
ですね。
問題の物質は、ゾニ-ル(Zonyl)(ペルフルオロヘキサンエチルスルホン酸)というもののようですね。
Zonyl9464
Zonyl8868 ZonylNF ZonylRP Foraperle321 & 325
などの種類があるようですガ、今回問題となったのは、このうちの、Zonyl RPのようです。
これについては、このデュポンのサイトhttp://www.paperprotect.dupont.com/pdffiles/ZonylRP.pdfをご参照。
FDAからは、21CFR176.170
(多水分系食品及び油性食品と接触する紙及び板紙の成分)として、承認を得ているもののようです。
このデュポンのサイトhttp://www.dupont.com/zonyl/flash.htmを見ますと、ゾニ-ル(Zonyl)は、多用途にわたって使われているもののようです。
この日本デュポンのサイトhttp://jp.dupont.com/jpcorp/productname/Zonyl.html
によりますと、ゾニ-ル(Zonyl)(フッ素系界面活性剤)は、撥水撥油剤とされています。
また、下記サイトによりますと、撥水、撥油剤、起泡剤、レべリング剤、乳化/分散剤、湿潤剤、その他 の用途があり、具体的には、フッ素中間体、フロロポリマーエマルジョン、硝子コート、インク、金属用途(腐食防止、メッキなど)、石油添加用途、レジン添加用途、等のようですね。
デュポンは、これまで、ペルフルオロオクタン酸(PFOA
(perfluorooctanoic
acid))問題で、訴訟に挙げられています。
例のテフロン加工の鍋などが、高熱に熱せられると、大気中に放出されるとして、以前から問題になっている物質ですね。
今回のZonyl問題も、波紋は大きくなるようですね。
http://64.233.167.104/search?q=cache:6q3uYMpgJ7cJ:www.maruwabussan.co.jp/products/zonyl.html+Zonyl&hl=ja&lr=lang_ja
[2368] 人工有機フッ素化合物について米国の環境団体が告発 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/11/24(Thu) 12:01 |
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- デュポン、有害化学物質の人体蓄積を隠蔽=ファーストフード、ピザなどを汚染か
http://www.jc-press.com/kaigai/200511/111802.htm
>22年間デュポンに勤務していた科学者から内部文書を入手したEWGは、
同日、米食品医薬品局(FDA)、保健福祉省(HHS)、および米環境保護局(EPA)に対し、
事実関係の確認などを求める書簡を送付した。
内部告発のようですが、どうなりますでしょう。
[2367] SAPIO11月23日号にプリオン専門委員インタビュー 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/11/24(Thu) 09:01 |
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- Sapio 11/23号
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_magcode?sha=1&neoc=2300411105&keitai=0
FOCUS 食料戦争最前線報告
[1][短期集中新連載]食料植民地・ニッポン↓米国産牛肉輸入再開“強要”で「プリオンのロシアン・ルーレット」が始まる/青沼陽一郎
という記事に、3人?の専門委員の、20ヶ月区切りや、委員会のあり方に対する苦情が書かれているようです。
[2366] 中皮腫死亡率、平均の11倍 兵庫・尼崎の工場周辺 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/11/24(Thu) 08:42 |
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- 中皮腫死亡率、平均の11倍 兵庫・尼崎の工場周辺
http://arch.asahi.com/life/update/1123/005.html
>兵庫県尼崎市にあった「クボタ」旧神崎工場の半径500メートル以内に居住歴のある人で、アスベスト(石綿)が原因とみられる中皮腫(ちゅうひしゅ)による死亡率が、女性で全国平均の18.1倍、男性で9.8倍、男女合わせると11.7倍に達していたことが奈良県立医科大学の車谷典男教授(産業疫学)と大阪府立公衆衛生研究所の熊谷信二生活衛生課長の疫学調査でわかった。今年8月の中間報告では男女合わせて9.5倍だったが、その後に調査対象者が増えたことで上がった。工場周辺の危険な実態がより浮き彫りになった。(抜粋)
”問題”にされないと判明しないことは他のことにも当てはまりますが、恐ろしいことですね。
[2365] 中国・安徽省で、また、一人、ヒト感染鳥インフルエンザで死亡。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/24(Thu) 08:18 |
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- 今回死亡したのは、安徽省休寧縣の許という名の35歳の女性で、11月11日に発病し、11月22日に、容態急変し、死亡したもの。
死亡前の11月21日に、患者の気管支分泌物から、H5N1が検出された。
安徽省においては、11月10日にも、24歳の女性が、H5N1で死亡している。
二人とも、発病前に、鳥に触っているとのことである。
中国の公式発表では、中国三人目のヒト感染鳥インフルエンザ症例、中国ニ人目のヒト感染鳥インフルエンザH5N1死亡例となる。
なお、新疆ウイグル自治区米泉市で、11月15日に、新たに、家禽2064羽が死亡し、11月23日に、H5N1である事が確定した。
http://www.zibosky.com/guonei/2005-11-23/NA208865.htm参照
http://news8.thdo.bbc.co.uk/chinese/trad/hi/newsid_4460000/newsid_4464900/4464910.stm
[2364] 前原さんが持論を展開すればするほど、民主党の行く手がわからなくなる。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/23(Wed) 22:39 |
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- まあ、党首が持論を展開をするのはいいのだけれども、どうも、就任以来の前原さんの持論にこだわる言動を見ていると、一体、民主党は、これから、どこに行こうとしているのか、その方向性が見えてこない。
前原氏が20日に韓国大統領盧氏の対日姿勢を批判(「竹島は向こう(韓国)が実効支配しているのに解決しろと言う盧氏はどうかしている。教科書問題でも日本の検定制度への理解が浅いのではないか」と発言)したとおもったら、今度は、訪韓でアジア重視の姿勢を打ちだそうとしても、韓国側から、この発言がたたって、訪韓を断られる始末。
かとおもったら、23日には、京都市内での講演で、小泉純一郎首相の米国重視の外交姿勢について「米国一辺倒の姿勢には危ぐを覚える」と改めて批判したという、ちぐはぐ振り。
人間、あまり、得意とする分野では、張り切らないほうが、ミスが少なくてすむのかな?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051123-00000053-kyt-l26
[2363] アメリカの「計られたペース」での利上げに、見直しの機運 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/23(Wed) 19:13 |
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- 今日のブルームバークの記事では、今月11月1日に開かれたFOMC(Federal Open Market Committee
)で、これまでの、グリーンスパンさんが行ってきた、2004年5月以来、12回にわたる0.25パーセント刻みの「計られたペース」(measured
pace)での利上げについて、一部の委員から、その見直しを求めるような見解が示されたという。
すなわち、金融引き締めのプロセスが過度に働きすぎることへのリスクについての懸念が示されたというものだ。
「適切な通貨政策の下で、持続的成長達成の上下のブレと、物価安定の上下のブレとは、等しくならねばならない。」というのが、FEDの「リスクのバランス」という意味のようだ。
今後の利上げの見通しであるが、来月に、0.25パーセント上げ、来年1月に、さらに、0.25パーセント上げるところまで上げ、来年6月までに4.75パーセントにしたところで、その後は、この台を、来年いっぱいキープする、という見方が強い。
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=10000006&sid=aoq0k1uXGopg&refer=home
[2360] カナダで、第二の地で、鳥インフルエンザ発生
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/23(Wed) 17:05 |
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- 先週11月19日に、カナダのブリティッシユコロンビアで、H5N1鳥インフルエンザが発見されたが、今回発見されたのも、同じ、ブリティッシュコロンビアで、前回発生の農場と、今回発生の農場とは、人の行き来があるという。
低病原性のH5亜型であると見られている。
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/N22413478.htm
[2359] 中国で、新たに、三省で、鳥インフルエンザ発生 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/23(Wed) 16:56 |
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- 新たに発生したのは、新疆省ウイグル自治区ウルムチ(烏魯木齊)市達城区と、寧夏省銀川市と、雲南省楚雄市である。
ウルムチ(烏魯木齊)市達城区では、11月16日に、家禽38羽死亡となり、11月19日に検査し、鳥インフルエンザの疑いとなった。
寧夏省銀川市では、11月17日に、家禽230羽死亡し、11月18日に、鳥インフルエンザの疑いとなった。
雲南省楚雄市では、11月17日に、家禽2500羽死亡となり、11月19日に、鳥インフルエンザ疑いとなった。
これで、公式発表による中国での発生省は、湖南、安徽、青海、内蒙、西藏、遼寧、新疆、山西、寧夏、雲南の10省となり、そのほか、湖北、江蘇、四川、福建の発生が、疑われている。
http://220.168.28.52:828/xxcb.rednet.com.cn/Articles/05/11/23/744816.HTM
[2358] タミフルのネット輸入“過熱”価格10倍、入荷待ちも 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/11/23(Wed) 11:39 |
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- タミフルのネット輸入“過熱”価格10倍、入荷待ちも
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051123it01.htm?from=top
SARSの時のマスクみたい。あのときも10倍の価格で楽天で販売されてましたね。耐性ウイルスが頭をよぎりますが。
ラムズフェルドさんはこれで大もうけみたいです。
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/11/post_38a5.html
[2357] Re:[2356] [2354] [2347]
[2340害虫抵抗性GMエンドウがマウスにアレルギー反応ーオーストラリア研究機関が発見 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/11/23(Wed) 11:24 |
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- > とあり、(一応は)異なる気象条件での花粉量の測定をしている。
http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pdf/JASI/65-0388.pdf
私のイメージしたのは、竜巻とかハリケーン、台風など、最近の異常気象などのこともありますが、
>
「それで一体どんな『安全性に関しての』問題が起きたんだ?」と思った。
GMOは安全性だけの問題ではなく、さまざまな背景があることを指摘している[2320]などを、もう一度、読み返していただきたいのですが、非GMOを求めて、わざわざ国産のものなどをプレミアム価格で求める客に、GMOが交雑したものを販売したら、それは意図しない偽装ということになってしまいますね。農家にとっては大問題です。
また情報ではなく議論になってしまうとご迷惑がかかりますので、なにかございましたらこちらへ。。http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/4ac06c179942ecb2e8e7de5314db13b0
エンドウのほうですがより詳細な記事がありました。
害虫抵抗性GMエンドウがマウスにアレルギー反応ーオーストラリア研究機関が発見
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/05112201.htm
[2356] Re:[2354] [2347]
[2340](以下省略) 投稿者:通りすがり 投稿日:2005/11/23(Wed) 10:50 |
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- >
これも気象条件が変わるにつれてどうなんでしょうね。
リンク先の中身はたくさん書いてあるから読みたくない、というきもちはよ〜く分かる。が、
>1998年、(中略)1999年には、(以下略)
とあり、(一応は)異なる気象条件での花粉量の測定をしている。
また、農業環境技術研究所の実験(アドレスを見ると元農水なのかな?厚生省の実験だと勘違いしていた)が
http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pdf/JASI/65-0388.pdf
>本研究で作成した堆積花粉密度の最大ポテンシャルを求める式4は、花粉飛散に好適な気象条件の下で、これ以上は花粉が堆積することがないという限界値の算定方式を示す。
(念のため先に書いておくと、もし算定方式が信用できないとするなら
リンク先のpdfにあるデータや算定式の出し方のどこに問題があるか、
ただ「国がやったから」だけで「信用できない」なんて幼稚なことは無しの方向で)
>
日本のGMOイネの栽培地は海の岬の上にあって猛烈な突風が吹く土地ということを加味してなかったようですよ。
>
こういう「花粉がどこまで届くか」しか話題にしないのを見ると、
[2322]
>例えば「それを食べた昆虫が死んだ」など、そうした情報が、同じく黒米と白米の交雑品やササニシキとコシヒカリの交雑であったというのであれば、
というのと全く同じ感想になる。
例えばメキシコだったかでトウモロコシにGMOの遺伝子が見つかった話があったとき、
「それで一体どんな『安全性に関しての』問題が起きたんだ?」
と思った。
[2355] 中西準子氏の雑感(BSE問題)
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/11/23(Wed) 10:48 |
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- A. BSE問題―そして、専門家がいなくなった
討議の広場(毎日新聞)
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak321_325.html#zakkan325
中西準子氏は、vCJD、それからCJDの診断が難しく誤診も少なくないこと、医原での感染が拡大しやすい状況があることなど、あまりご存じではないみたいですね。
牛の問題を言えば、米国がまともなBSE管理もせず、検査のあり方も発表が半年後とか、隠蔽路線指摘がなされていることもご存じではなさそうな。
誤診問題と医療の問題点をいくつかまとめてみました。
アルツハイマーとヤコブ病の誤診・集団発生など、情報リンク
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/c094e704f8b3b1260ca616eb4c1dcb97
特定生物由来品・ヒト胎盤注射を美容目的で推奨:マガジンハウス
小学館 講談社
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/8ac48c83006bbb44bad337d38c24ffa7
[2354] Re:[2347]
[2340](以下省略) 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/11/23(Wed) 09:29 |
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- > 「これくらいの距離を離しておけば深刻な影響はないと考えられる」
>
という、上記リンクと同じような結論になったはず。
これも、気象条件が変わるにつれてどうなんでしょうね。
日本のGMOイネの栽培地は海の岬の上にあって猛烈な突風が吹く土地ということを加味してなかったような。
[2353] 世界のメディカルツーリズムは、大盛況
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/23(Wed) 07:32 |
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- 先日、ある方から、イタリアの温泉療養の旅の話を聞いた。
日本の玉川温泉などと違って、治療そのものずばりのカリキュラムの組まれ方のようである。
そこで、注目されるのが、メディカルツーリズムの動向。
インド、タイ、ギリシャ、パナマ、アラブ諸国、中国、フィリピン、バングラディッシュ、アルゼンチン、などなど。
特にインドが盛んなのは、ヨガなどのセラピーもかねてのものなのだろうか。
ここにインドのメディカルセラピーの予定表http://www.longfieldmanagement.com/process_flow.htmlがあるのだが、
まず、出発前に診断書をインドに送って、リスクアセスメントを受ける。
それで、オーケーとなれば、治療の方針と手術の方針が送られ来る。
そこで、いよいよ、インドに出発。
インドで、医者のコンサルタントを受ける。
入院、手術。
術後の措置を受け、休養の後、帰国。
というようなもののようだ。
日本人でも、東南アジアにメディカルツーリズムの旅に出る人が、結構多いようだ。
日本でも、妙高高原等、メディカルツーリズムを標榜する市町村があるようだが、いやし中心で、これら外国のそのものずばりの手術をともなう人間改造というような、ドラマチックなものとは、似て非なるもののようだ。
このメディカルリズムを日本国内で応用するとなると、特区が必要になるのだが。
それにしても、メディカルリズムは、その魅力的なスキームが受けているのだろう。
この盛況ぶりだと、まじめな、エコツーリズムは、負けてしまいそうだ。
インドのメディカルツーリズムについては、下記のサイトをご参照。
http://www.swagatam.com/medical-tourism.html
[2351] Re:[2350] [2347]
[2340](以下省略) 投稿者:通りすがり 投稿日:2005/11/23(Wed) 00:20 |
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- >
この理屈だと、我々は全て伝統育種とのおなじく交配、遺伝子組換えではなく交配で誕生しているから、フランケンシュタインそのものになるのではないかな??
>
よく言うでしょ?
「○○の部分は父親似、△△の部分は母親似」
[2350] Re:[2347]
[2340](以下省略) 投稿者:虹屋 投稿日:2005/11/22(Tue) 23:51 |
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- >どうも今回起きたことに対する原因(予想外の遺伝子の変化?)の詳細については研究しなさそうだけれど、
>
もしそうならもったいない話だと思う)
全く、その通り。失敗例の方が、科学的には重要でしょう。何故、予期しない変化が遺伝子、または形質に起きたかを探る方が、遺伝子がどのような仕組みで、ネットワークで働くか知るには情報量が多いのでは?
今朝のNHKラジオで体細胞クローン家畜の話題を取り上げていましたが、確か20例に1例も成功したら大成功の世界ですよね、体細胞クローンは。減数分裂時と受精時の遺伝子の脱メチル化と再メチル化による刷り込みが絡んでいて、現在の技術水準ではそれくらいの成功率。
こういう情報は、NHKラジオではとりあげていなかったけれど、”情報隠蔽”ともとれる体質が遺伝子組換えとかバイオテクノロジーの社会的受容を妨げているのが分からないのかね。
> http://web-mcb.agr.ehime-u.ac.jp/gmo1/translates/YS2k1012-01.htm
> http://web-mcb.agr.ehime-u.ac.jp/gmo1/translates/YS2k1010.htm
>
をどうぞ。
ご紹介の愛媛大学のサイト、面白いですね。
「現在の伝統育種こそ遺伝子単位ではなく臓器単位で人間を組み立てた100年前のフランケンシュタインそのものである」
この理屈だと、我々は全て伝統育種とのおなじく交配、遺伝子組換えではなく交配で誕生しているから、フランケンシュタインそのものになるのではないかな??
[2349] ソニーBMG、炎上
投稿者:謎工 投稿日:2005/11/22(Tue) 23:29 |
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- 国内一般メディアでも遅まきながら報じられていますが、
テキサス州政府から同州のスパイウェア禁止法違反で訴えられました。
CNNによると損害賠償額は最大で29兆円(!)にのぼる可能性が
出ているとのことです。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0511/22/news006.html
[2348] 本日の最終BSEリスコミの報道
毎日とNNN 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/11/22(Tue) 23:02 |
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- BSE:プリオン座長、消費者に「リスク小さい」と説明
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/disease/
米国産牛肉の安全性に関し意見交換会 輸入再開に対し不安の声も<11/22
22:08>
http://www.nnn24.com/47335.html
食品安全委員会は都内で22日、アメリカ産牛肉の安全性に関し、消費者との意見交換会を行った。消費者からは、輸入再開に対する不安の声や、表示の徹底を求める声などが上がった。
先週から全国各地で行われていた意見交換会は、22日が最終日となった。22日は、食品安全委員会が先月に出したアメリカ産牛肉の安全性の評価案について、「わかりにくい」との声や「輸入再開をするのであれば、消費者が選択できるよう、表示の徹底をしてほしい」などの意見が出た。
食品安全委員会はアメリカ産牛肉の評価案について、今月29日までメールやファクスなどで一般からの意見募集を行い、最終審議を経て、来月上旬には政府に最終評価を提出する予定。
//
[2347] Re:[2340](以下省略)
投稿者:通りすがり 投稿日:2005/11/22(Tue) 22:49 |
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- >
こちらのほうが最新情報ですのでご紹介まで。
「GMO」の情報としてはね。
元々(というか以前は)GMOの安全性評価において金と時間がかかる動物実験をしないで済ませられないか、
という部分があり、動物実験は任意だったときがあったはずだが
(モンサントは「任意だから」と自主的に動物実験を行って申請したはず)、
その後申請の際には必ず動物実験のデータをつけなければならなくなったはず。
そして今回の結果から、まだまだ動物実験を外すわけには行かないなぁ、というのが明らかになった。
(どうも今回起きたことに対する原因(予想外の遺伝子の変化?)の詳細については研究しなさそうだけれど、
もしそうならもったいない話だと思う)
さて、
>
こういう内容でしたね。古い情報、および正確を期さないで失礼いたしました。
トウモロコシの花粉によって蝶が死んだ件に関するより新しい情報なら(といってもこれも古いですが)
http://web-mcb.agr.ehime-u.ac.jp/gmo1/translates/YS2k1012-01.htm
http://web-mcb.agr.ehime-u.ac.jp/gmo1/translates/YS2k1010.htm
をどうぞ。
以前厚生省の時代だったかに、この話を受けてトウモロコシの花粉の飛散距離と密度を求めた実験が行われたはず。
で、どの程度の花粉の密度で幼虫がどうなるかという別の実験と合わせて
「これくらいの距離を離しておけば深刻な影響はないと考えられる」
という、上記リンクと同じような結論になったはず。
[2346] 今日現在のヒト感染鳥インフルエンザの死者と、感染者数一覧 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/22(Tue) 22:25 |
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- カンボジア 死者4 感染者を含む合計4
中国 死者1 感染者を含む合計2
インドネシア 死者7 感染者を含む合計11
タイ
死者13 感染者を含む合計21
ヴェトナム 死者42感染者を含む合計 92
合計 死者 67 感染者を含む合計130
現在、確認中の死者と感染者 9人の内訳
中国 確認の死者0 疑いの死者 1 確認の感染者0 疑いの感染者0
インドネシア
確認の死者1 疑いの死者 0 確認の感染者0 疑いの感染者0
タイ 確認の死者0疑いの死者0 確認の感染者 0 疑いの感染者0
ヴェトナム
確認の死者0 疑いの死者 3 確認の感染者1 疑いの感染者3
確認と疑いの死者合計 5 確認と疑いの感染者合計4
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/SP15451.htm
[2345] 食品に関するリスクコミュニケーション(輸入食品の安全確保に関する意見交換会)の開催(埼玉県さいたま市)について
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/11/22(Tue) 21:54 |
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- 1 開催日時 日時 : 平成18年1月13日(金) 13時〜16時00分(予定)
場所 :
さいたま新都心合同庁舎1号館2階講堂
埼玉県さいたま市中央区新都心1−1
主催 : 厚生労働省・関東信越厚生局、農林水産省・関東農政局
参加者
: 300名程度
2 会議内容(予定)
(1) 輸入食品の施策に関する説明(行政説明) (1) 輸入食品監視の現状
(2)
平成17年度中間報告及び平成18年度輸入食品監視指導計画(案)等
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/iken/051121-2.html
メキシコ経由の米国牛肉などの輸入がいわれてたり、
リスク不明国の中国からの牛輸入などもありますし、
寄生虫やらその他の問題もありますけどそんな話も出るんですかね。
[2344] 本日の最終BSEリスコミの報道 共同通信
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/11/22(Tue) 21:47 |
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- 安全や条件順守に不安続出 牛肉輸入で意見交換会終了
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051122-00000215-kyodo-soci
意見を反映しないのに「意見交換会」とは本当に看板に偽りありと思いますが。今日も一人2分でチーン、反論の時間もなく、コメンテーターのフードサービス協会会長がどうどうと21ヶ月、23ヶ月の牛はBSEじゃないとかなんとか、間違いを述べてるのに、壇上の誰もが否定をせず、あきれてしまいました。吉川座長が答申案の解説してました。
パブコメは現段階で800通集まってるようですね。前回は1250通で、一人10枚だとすると12500枚で2500枚入りコピー用紙のダンボール5箱分、5枚だとすると2.5箱、その半分だとしても1〜2箱分の意見を委員全員が、ゴールデンウイークの連休+平日2日で全部目を通して判断したとか、言ってましたから神技ですね。今回も神技は出ますかね。
http://homepage2.nifty.com/safety-food-forum/7p.html#5/7
[2343] 今度は、本当に「イセファーム小川農場」
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/22(Tue) 21:32 |
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- 11月18日に、「イセファーム与沢農場」で過去の抗体が発見されたニュースで、当初、「イセファーム小川農場」で発生と伝えられたが、今日は、本当に今度は、「イセファーム小川農場」でも、過去の抗体が発見されたらしい。
今度も、ウインドウレスのようで、これで、ウインドウレスでの抗体発見は、11月14日発見の「イセファーム美野里農場」に続き、二度目となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051122-00000110-mai-soci
[2342] 本日の最終BSEリスコミの報道 TBS・日本食糧新聞 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/11/22(Tue) 21:19 |
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- 米産牛肉、輸入再開に批判の声相次ぐ(TBS)
http://news.tbs.co.jp/
輸入再開が事実上決定したアメリカ産牛肉についての意見交換会が22日、東京で開かれましたが、会場からは輸入再開に批判的な声が相次ぎました。
この意見交換会は、アメリカ産牛肉の輸入を事実上容認する答申案をまとめた食品安全委員会が、消費者などの理解を得るために開いたものです。
食品安全委員会は、脳などの危険な部分を取り除いた20か月以下の牛に限って輸入を認める方針を説明しましたが、会場からは輸入再開に批判的な意見が相次ぎました。
「非常に消費者にとっては分かりにくい」(消費者)
「SRM(特定危険部位)を除けば、食の安全が確保されると、これまでの国内でとられてきた政策と大きく食い違うのではないか」(消費者)
ただ、この意見交換会で輸入再開の方針が覆る可能性は低く、食品安全委員会は、来月上旬には農林水産省などに輸入を事実上容認する答申を行う見通しです。(22日17:36)
賛成、反対の意見対立、依然埋まらず 食安委のリスコミ
http://www.nissyoku.co.jp/ (日本食糧新聞)
食品安全委員会は22日午後2時から5時まで、東京・日本青年館で米国産とカナダ産の牛肉などのリスク評価の案で意見交換会を開いた。外食産業を中心とした賛成論者は「今までの議論が長すぎる、国際基準と同様の30ヵ月齢以上検査にすべき」としたが、「答申案のなかで“日本向け輸出プログラムが遵守されたという仮定の段階で科学的同等性を評価するのは困難”なのに“遵守されたと仮定した場合、日本産と米国・カナダ産のリスクの差は小さい”と結んだのはおかしい」と強い反対が出ている。賛成論者はさらにゆるやかに求めたのに対し、反対論者は時期尚早との考えで、対立は依然埋まっていない。
リスク評価案は厚労省や農水省に対して輸出プログラムの実効性や順守状況を検証するよう求めているが、消費者団体などから「リスク管理機関と評価機関で責任の押し付け合い」と批判が出ている。寺田雅昭食安委委員長が「管理機関を監視するのも評価機関の仕事」「管理機関と評価機関が一緒にすべきではない」と答えている。反対論者や一部の賛成論者からは「牛肉を使った食品は原産地を表示すべき」という意見が出ている。だが、リスク管理機関の業務であるため、議論は発展しなかった。
食安委は全国で8回の意見交換会を開いてきたが、今回が最後の会合。全国でも同様の反応だったという。11月29日までパブリックコメントを募集しているがすでに800件程度、集まっている。12月8日の食安委の会合で答申となるか微妙だ。(11月22日18:21)
//
[2341] プリオン病の発症遅れる 異種動物の正常型接種で
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/11/22(Tue) 21:04 |
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- プリオン病の発症遅れる 異種動物の正常型接種で
http://www.kobe-np.co.jp/kyodonews/news/01011864kd200511291500.shtml
クロイツフェルト・ヤコブ病や牛海綿状脳症(BSE)などのプリオン病の発症を、種の異なる動物の正常プリオンタンパク質を接種して遅らせる実験に、坂口末廣長崎大助教授と科学技術振興機構の石橋大輔研究員らがマウスで成功した。
安全面などで課題はあるが、ワクチン開発に役立つ成果。横浜市で開かれている日本ウイルス学会で22日発表した。
プリオン病は、異常プリオンタンパク質が、動物の体内にある正常型を自らと同じ形に変えるため起きる。感染、発症予防としてワクチンで異常型に対する免疫をつけておく方法が研究されているが、異常型は正常型の形が変わっただけなので、免疫を担う抗体ができにくいのが難点だった。
WS92
筆頭演者:石橋大輔(JSTさきがけ)
「異種プリオン蛋白によるプリオン感染抑制効果」
http://virus53.umin.jp/work.html
//
[2340] Re:[2339] [2329]
血友病に肝炎治療薬が効果 名大病院のグループが発見 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/11/22(Tue) 20:56 |
|
- 研究チームは、米国のトウモロコシ畑周辺に生息するオオカバマダラというチョウを対象に選んだ。実験室内で、このチョウが幼虫の時に食べるガガイモ科の植物トウワタの葉にBtコーンの花粉を振りかけ、成長を観察した。
その結果、4日間で幼虫の44%が死に、生き残った幼虫も体が小さく、不活発だった。一方、普通のトウモロコシの花粉を振りかけたグループの幼虫はすべて元気に育った。
http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/franken_food1.html
こういう内容でしたね。古い情報、および正確を期さないで失礼いたしました。
こちらのほうが最新情報ですのでご紹介まで。
GMOワールド●GMエンドウマメでマウスに免疫反応〜CSIRO
の挫折
http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=516
[2339] Re:[2329]
血友病に肝炎治療薬が効果 名大病院のグループが発見 投稿者:通りすがり 投稿日:2005/11/22(Tue) 20:42 |
|
- > 虫さんの話はここを参照。
>
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/btdoku.htm
(リンク先より)
>花粉摂食試験結果
おいおいおい〜〜!
それって
>「GMOの花粉を通常ありえないくらい振りかけた葉っぱを食べさせたら死んだりした」
じゃねえか。
やっぱりこの人ちゃんと読んでねぇ〜〜。
ついでに書いておくと、害虫が茎とかを食べると死ぬように遺伝子組換えしたわけで、
つまり植物組織を食べて虫が死んでもらわなくては困る。
花粉が問題となったのは、遠くに飛散した花粉を食べて「畑を荒らす害虫とは無関係な虫」が死ぬんじゃないか?
ってことが心配されたから。
で、「そういった虫」が死亡するほど高密度な花粉量になるような条件は、
あったとしても畑の近傍で距離が離れれば当然のことながら花粉量の密度は高くならないから問題はそれほど大きくない、
という結論になったのを知らないの?
「問題」ばかり追いかけてると、「(一応の)答え」が出ていたことに気づかないのか?
> http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/franken_food1.html
(リンク先より)
>同研究所の責任者は「実験はデータを比較し結果を出せるほど完全ではなかった」と批判し、
確か「同研究所の責任者」だけでなく、この研究者の論文を掲載した雑誌の査読者達も同様の結論だったと
「わざわざ掲載誌に注意書きを載せていた」はずなんだけどなぁ。
(こんなこと通常ありえない。普通は実験のやり直し・論文の作り直しをして、それなりの内容になってから科学雑誌に載るものだから。)
[2338] アメリカで、二人目のvCJD患者確認
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/22(Tue) 18:32 |
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- この患者は、英国生まれで、1980年から1990年にかけて、イギリスに住んでいたという。その後、4年間、テキサス州ヒューストンに住んでいる30歳の男性である。
アメリカのCenters
for Disease Control
が、月曜日、vCJDと診断した。
今年始め、このヒトは、イギリスに帰り、そのときに、病気が進行したという。
アメリカ最初のvCJDの例は、昨年なくなったフロリダの女性で、イギリスから来た人であるという。
http://www.dentonrc.com/sharedcontent/APStories/stories/D8E175VO0.html
[2337] ヴェトナム・ハイホンで、15歳の少年がH5N1感染 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/22(Tue) 18:19 |
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- 今日、ヴェトナム当局が発表したところ、ヴェトナムの北、ハイホンに住む15歳の少年が、、H5N1ウイルスに感染したという。
少年とともに、鳥に触った他の4人は、獣医も含み、陰性であったという。
これまで、ヴェトナムでは、42人が死んでいる。
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/HAN19059.htm
[2336] 高橋尚子さんの名文句の出自は?
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/22(Tue) 11:22 |
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- 高橋尚子さんの今回のマラソンのご活躍は、感動させられるものがありましたが、その優勝インタビューの中で、披露された次の文句は、なんでも、駅伝界に、昔から伝わる名文句のようですね。
でも 相田みつを の、「時」が原点だとする説もある。
「花の咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ、やがて大きな花が咲く。」
[2335] ワイオミング州の野生の狂鹿病の状況とfeedgroundsのかかわり 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/11/22(Tue) 07:12 |
|
- 訂正
>Scientists predict that when chronic wasting
disease reaches the Greater Yellowstone area, it will spread rapidly among
Wyoming's densely clustered feedground elk, likely infecting 50 percent or more
of the population (see attached summary of scientific expert reports).
Conservationists Call for Wyoming Elk Feeding Reforms; Action
Requested to Prevent Chronic Wasting Disease Epidemic
http://news.yahoo.com/s/usnw/20051121/pl_usnw/conservationists_call_for_wyoming_elk_feeding_reforms__action_requested_to_prevent_chronic_wasting_disease_epidemic302_xml
feedgrounds(餌場?)の存在でCWDが蔓延するので、なくそう、餌をやってくれるな、という話のようですが、feedgroundsの存在によってブルセラ病も蔓延するみたいですね。
ELK
SPECIAL MANAGEMENT PERMIT INFORMATION
http://gf.state.wy.us/services/education/feedground.asp
>The elk feedgrounds are on private, federal, and state land in
the Jackson-Pinedale region. Approximately 30,000 elk live in the
Jackson-Pinedale region now; about 22,000 of them use feedgrounds during the
winter. In 2000, the bill for running the feedgrounds was $1.2 million, plus
several hundred thousand dollars more for associated expenses.
>Elk feedgrounds are a way to reduce the damage problems while
maintaining the number of elk the public prefers. Elk hunters benefiting from
the higher numbers of elk, due to the elk feedground program, are helping to
defray the costs of the program through the purchase of the elk management
permit.
Brucellosis Revives Feedground Debate
http://vetextension.psu.edu/Newsletters/Disease%20Outbreaks/VN070403.htm
ペンシルバニアですが、牛とシカが餌を一緒に食べちゃう問題なども起こっているようで、CWDは唾液で感染するはずですが、牛へは?(またはその逆)ピンチですね。
食安委の答申案を見ると
「CWD
は捕獲されたヘラジカでは1%未満から71%までの罹患率が報告されている」とありますが、本当に大変なことになっていますね。北米はどうなっちゃってるんでしょうか?
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_bse_usacanadian171102.pdf
[2334] 不安の声が続出/内閣府食品安全委員会が広島で意見交換会 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/11/22(Tue) 06:29 |
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- 不安の声が続出/内閣府食品安全委員会が広島で意見交換会
[2005年11月19日付]
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/
内閣府の食品安全委員会は18日、輸入再開に向けた米国・カナダ産牛肉などの安全性評価案について、意見交換会を広島市で開いた。不確かなデータに基づいた評価案では、安心できないとの意見が大半を占め、生産者や消費者からは輸入再開に反対する意見が続出した。
広島県消費者団体連絡協議会の岡村信秀事務局長は評価案に対し、「不確かなデータに基づいたもので、安全宣言ではないと感じた」と指摘。
JA全農ひろしまの山崎逸郎畜産部長も「不確かなデータを基にした推測では、消費者は安心できないだろう」と強調。国内での牛海綿状脳症(BSE)発生後、信頼回復に努めた生産者や食肉流通業者らの努力を紹介しながら訴えた。
会場からは、「米国の肉の格付けによる月齢判定には不安がある」「消費者が選択できるように、外食産業でも食品表示を、義務化してほしい」などの意見が上がった。
//
[2332] インドネシアで、更なる鳥インフルエンザ死亡者発生か? 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/21(Mon) 22:23 |
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- 先週の土曜日に死亡した35歳の男性が、鳥インフルエンザに夜脂肪と見られ、ウイルス検査中とのことである。これが確定すると、インドネシアでは、8番目の鳥インフルエンザによる死亡者となる。
http://www.forbes.com/work/feeds/afx/2005/11/20/afx2347208.html
[2331] 企業の支配から食品と水を守る市民団体発足、代表はハウターさん=パブリック・シチズン
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/11/21(Mon) 21:11 |
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- 企業の支配から食品と水を守る市民団体発足、代表はハウターさん=パブリック・シチズン
http://www.jc-press.com/kaigai/200511/112102.htm
http://www.jc-press.com/
Public Citizen
http://www.citizen.org/
Food
and Water Watch
http://www.foodandwaterwatch.org/
//
[2330] Re:[2329]
血友病に肝炎治療薬が効果 名大病院のグループが発見 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/21(Mon) 21:05 |
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- PubMedでは、今年、五月に「Ribavirin and use of clotting factors in patients with
hemophilia and chronic hepatitis C.」として、発表されているようですね。
凝固作用に注目ということでしょうか。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=15755940&dopt=Citation
[2329] 血友病に肝炎治療薬が効果 名大病院のグループが発見 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/11/21(Mon) 20:53 |
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- 血友病に肝炎治療薬が効果 名大病院のグループが発見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051121-00000153-kyodo-soci
リバビリンだそうです。
余談ですがGMOではこんなニュースがあったようです。
GMOワールド●GMエンドウマメでマウスに免疫反応〜CSIRO
の挫折
http://biotech.nikkeibp.co.jp/fsn/kiji.jsp?kiji=516
虫さんの話はここを参照。
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/btdoku.htm
http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/franken_food1.html
[2328] ニューヨークタイムズに、日本の嫌アジア漫画が紹介 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/21(Mon) 19:53 |
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- ニューヨークタイムズの記事「Ugly Images of Asian Rivals Become Best Sellers in Japan
」に、日本の嫌アジア漫画ブームが、漫画入りで紹介された。
漫画だけのURLを紹介すると、
これhttp://graphics8.nytimes.com/images/2005/11/19/international/19comics184.4.jpg
と、これ。
http://www.nytimes.com/imagepages/2005/11/18/international/19comics.1.ready.html
山野車輪著「マンガ嫌韓流」(晋遊舎)「マンガ中国入門」(飛鳥新社)等を取り上げている。
韓国・中国を警戒する心理と西洋に対する日本人の劣等感を示すもの、と指摘している。
http://www.nytimes.com/2005/11/19/international/asia/19comics.html?pagewanted=2&ei=5094&en=9089215d5cdce1cd&hp&ex=1132462800&partner=homepage
[2327] Re:[2325] [2324] [2323]
[2322] 通りすがりさんへ 投稿者:通りすがり 投稿日:2005/11/21(Mon) 14:03 |
|
- > >
GMOでないものの品種改良の仕方や既存であるものに問題があると主張されるならば、
あぁ、[2319]の後半のことか。
「出せ」といわれて無理やり出したからすっかり忘れていた。
申し訳ない。
でも「情報を出せ」とだけで、信憑性・実現性も影響の大きさ・深刻さも特に訊かれなかったし。
だって、「GMOの情報は『疑わしい』」でOKなんでしょ?
「間違っている」でなくて。
>GMOトウモロコシの葉っぱを虫が食べて死んだという情報は知っていますが、
これちょっと記憶に無いけれど、
「GMOの花粉を通常ありえないくらい振りかけた葉っぱを食べさせたら死んだりした」
ってやつとは別なんですよね?
[2326] Re:[2325] [2324] [2323]
[2322] 通りすがりさんへ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/11/21(Mon) 13:53 |
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- >
じゃあ「GMOでないものに信用できる(安全だという)情報はあるの?」
だから、GMOだろうが非GMOだろうが、”完全に安全と言い切れる食品は世の中に存在しない”ので、問題の判明した部分から自身の納得のいくようにCheckして、しかもそこにはいろいろ情報操作とか癒着の構造とか、政治まで進出した企業戦略とか、胡散臭く興味深い事態もあるので、そういう匂いも嗅ぎ取りましょうね、その他、昔の人の知恵にあるように「ひとつのものに偏ることなく多種のものを食べましょうね」というのが生活の知恵ですね、と先ほどから申し上げているわけですが。
つづきはこちらのコメント欄(一番下)でどうぞ。情報でない問答が続くとご迷惑になるので、この掲示板ではこれ以上私はこの問題について書き込みません。
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/4ac06c179942ecb2e8e7de5314db13b0
[2325] Re:[2324] [2323] [2322]
通りすがりさんへ 投稿者:通りすがり 投稿日:2005/11/21(Mon) 13:41 |
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- >
GMOでないものの品種改良の仕方や既存であるものに問題があると主張されるならば、
はぁ?何でそうなるんだ?
誰が「問題があると主張」したんだ?
僕じゃないよね?まりちゃんでもないよね?
(あったら指摘してください)
[2322]
でも「GMOの負の情報」とか書いているけれど、そんな情報に誰が限定したの?
>「GMOには一応情報はある、でもそれは信用できない」
と読めるような情報を笹山登生さんなんかが出しているけれど、
じゃあ「GMOでないものに信用できる(安全だという)情報はあるの?」
ってことなのに。
>なお、ここは私の掲示板ではありませんので、続きがございましたら、長引くとご迷惑ですから、私のブログでどうぞ。Unknownさん。
そうはいってもブログのどこにつければいいっての?
今やってるとこ?
[2324] Re:[2323] [2322]
通りすがりさんへ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/11/21(Mon) 13:12 |
|
- 通りすがりさん、
GMOでないものの品種改良の仕方や既存であるものに問題があると主張されるならば、その論文や情報を出していただきたいということですね。ヒジキだってコンフリーだって今まで体にいいということで食べられてきたわけですが、問題が発覚したわけです。最近は大豆のイソフラボンの取りすぎも言われていますね。当然、「GMOでないから問題がない、完全に安全だ」、なんて考え方はこの掲示板をご覧になる方にはいないと思いますが。
私は例えば、GMOトウモロコシの葉っぱを虫が食べて死んだという情報は知っていますが、その他の新品種の葉っぱを食べて虫が死んだという情報があればぜひ教えていただきたいということです。
「リスクの知識やその背景情報を持ち得たものから、自分でそのリスクの大きさを判断して避ける」「ササニシキとコシヒカリの交雑が危険だなどと仰るような、知らない情報はぜひ具体的な論文や情報を持ってお教えください。」これが私のスタンスですが。
なお、ここは私の掲示板ではありませんので、続きがございましたら、長引くとご迷惑ですから、私のブログでどうぞ。Unknownさん。
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/4ac06c179942ecb2e8e7de5314db13b0
[2323] Re:[2322] 通りすがりさんへ
投稿者:通りすがり 投稿日:2005/11/21(Mon) 13:01 |
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- > 通りすがりさんへ
>
GMOの負の情報、例えば「それを食べた昆虫が死んだ」など、そうした情報が、同じく黒米と白米の交雑品やササニシキとコシヒカリの交雑であったというのであれば、それは食の安全上、大変な問題でございますから、ぜひその論文や情報をお寄せくださいませ。ぜひ検討させていただきたいと存じます。
>
何を考えとるんだ?
>「僕の議論の本筋をそらそうとする」(ととれるような)書き込みでなく、できれば
>
>「GMOでないものについての情報はどうなっているの?」
>(GMO以上に情報があるなんて見た記憶が無いんだけれど)
>「その情報は『自衛』と言えるものになりうるの?」
>
>という「僕の議論の本筋」について書き込んでほしい。
に対する答え?
そんなわけないし。
こっちが「『GMOでないもの』の情報」を訊いていることなんだから、知らないなら
「『GMOでないもの』をGMO以上に調べたという情報は私も知りません」
とかになるんじゃないか?
ところで、もしそうだとして、そんな状態で「自衛」なんてできるの?
[2322] 通りすがりさんへ
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/11/21(Mon) 12:12 |
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- 通りすがりさんへ
GMOの負の情報、例えば「それを食べた昆虫が死んだ」など、そうした情報が、同じく黒米と白米の交雑品やササニシキとコシヒカリの交雑であったというのであれば、それは食の安全上、大変な問題でございますから、ぜひその論文や情報をお寄せくださいませ。ぜひ検討させていただきたいと存じます。
GMOであろうがなかろうが問題は問題ですから。
ちなみに鳥インフルエンザが猛威を振るえば、遺伝子組み換えのワクチンしか対応はないと思いますが。
[2321] Re:[2320](以下割愛)
投稿者:通りすがり 投稿日:2005/11/21(Mon) 12:02 |
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- > >
GMOという観点からいえば「GMOか」「GMOでないか」しかないんだから、
> >
<だったら「GMOでないもの」はどうなの?>
>
>
消費者としてひとつ言えば、食べ物の「安全」と「安心」、消費者が食品を選択する条件は、科学だけの問題にとどまらないわけですよ。
(中略)
>
そういう状態の中で、その「科学」の信憑性にまで問題が出てきたら、さて、どうなりますでしょうか。
つまり、「GMOでないもの」に対する情報の信憑性まで問題にしたら何も食べられなくなるから
「GMOでないもの」に対する情報は(あったとしても)信憑性は問題にしない
ってこと?
なんか、「僕の議論の本筋をそらそうとする」ことを書き込まれてる気がするんですけれど?
「僕の議論の本筋」に戻すため手間がかかるんで、書き込むなら
「僕の議論の本筋をそらそうとする」(ととれるような)書き込みでなく、できれば
「GMOでないものについての情報はどうなっているの?」
(GMO以上に情報があるなんて見た記憶が無いんだけれど)
「その情報は『自衛』と言えるものになりうるの?」
という「僕の議論の本筋」について書き込んでほしい。
<「僕の議論の本筋をそらそうとする」(ととれるような)書き込みでなく>
[2320] Re:[2319] [2318] [2317]
[2315] [2311] [2310] [2298] [2296] 日本テレビでリスク論放送(本日今から) 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/11/21(Mon) 11:32 |
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- >
GMOという観点からいえば「GMOか」「GMOでないか」しかないんだから、
>
<だったら「GMOでないもの」はどうなの?>
消費者としてひとつ言えば、食べ物の「安全」と「安心」、消費者が食品を選択する条件は、科学だけの問題にとどまらないわけですよ。例えば、GMO問題はその背景にも、いろいろ挙げてきたように、さまざまな問題がございますよね。GMOを導入することで儲かる人は誰か、認可させ、販売を拡大するために彼らがどのようなことをしているか、利害関係の背景や、そこに問題はないのか、アグリビジネスが巨大化することで、ますます小作化する農家のあり方はどうなのかとか、大半の消費者が望んでいる非GMOを栽培し続ける権利はどうなのか、とかね。
例えば、ししとうが唐辛子と交雑すると辛くなってしまいますが、大半の消費者が交雑しないことを望んでいるという状態で、ししとう農家の中で唐辛子を栽培する農家が出てきたら農家も消費者も怒るのは当然では(笑
しかも、たとえば、今までは種を自家採取して毎年作付けできたものが、唐辛子と交雑させられた上に、「勝手にうちの辛いししとうを栽培した」などと訴えられたり、仕方なくその人気のない「辛いししとう」を作るのであれば、その都度、人気のない「辛いししとう」の種をその特定企業から毎年、しかるべき金額を払い購入して、育てなくてはならない羽目に陥るわけです。
しかも非GMOは多くの消費者がプレミアム料金を払ってまで購入しているわけです。
そういう状態の中で、その「科学」の信憑性にまで問題が出てきたら、さて、どうなりますでしょうか。
[2319] Re:[2318] [2317] [2315]
[2311] [2310] [2298] [2296] 日本テレビでリスク論放送(本日今から) 投稿者:通りすがり
投稿日:2005/11/21(Mon) 10:53 |
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- >通りすがりさん、だからこそ世の医者たちは、「偏るな、ひとつのものを食べ続けるな、多種のものを食べろ」と言っているのではないですか?(笑
だから、そんな情報を得ることが
>本当に「自衛」と言えるものになりうるの?
>不毛な禅問答ではなく、
「不毛な禅問答」って・・・。
[2317]
で笹山登生さんも
>やや、トリッキーなご質問
とか書いているけれど、
GMOという観点からいえば「GMOか」「GMOでないか」しかないんだから、
どちらを選ぶのか?ってときの「自衛のために情報収集」に
「GMOでない」ものの情報がなければどうしようもないんじゃないの?
「GMOには一応情報はある、でもそれは信用できない」
<だったら「GMOでないもの」はどうなの?>
っていうのは「不毛」でも「トリッキー」でもない自然なことでしょう?
>世の問題をどしどし「情報提供」くださいますと幸いです。よろしくお願いいたします。
それじゃあ
http://www.yasudasetsuko.com/gmo/column/031226.htm
>米の場合、開花時期に台風の来る日本では、強風による花粉の遠距離飛散の可能性もあります。以前、集会で米農家の人が、収穫したうるち米に黒米が少しだが混じる、かなり離れたところの田んぼでも花粉の交雑が起きることは生産者なら知っている、といっていました。
このように、「GMOでない」黒米は遺伝子汚染をしています。
<もし遺伝子汚染が問題だというのなら>「GMOでない」黒米の栽培を一時中止させ、
さまざまな影響を評価すべきでしょう。
<何かあってからでは遅すぎるでしょう?>
さらにいえば、このケースは黒米だから比較的判明しやすかったけれど、
もしかしたらササニシキとコシヒカリとかで頻繁に起きているのに気づいていないのかもしれない。
もっといえば、日本はイネ科の雑草が多いと聞くので、それらへの遺伝子汚染が深刻に起きているかもしれない。
<もし遺伝子汚染が問題だというのなら>これら「GMOでない」農産物の栽培を、
遺伝子汚染の影響などが確認できるまで栽培を中止させる必要があることになる。
<何かあってからでは遅すぎるでしょう?>
[2318] Re:[2317] [2315] [2311]
[2310] [2298] [2296] 日本テレビでリスク論放送(本日今から) 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/11/21(Mon) 08:47 |
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- 通りすがりさん、だからこそ世の医者たちは、「偏るな、ひとつのものを食べ続けるな、多種のものを食べろ」と言っているのではないですか?(笑
世に完全に安全なものなんてないわけですよ。突き詰めれば水だって大量に馬鹿飲みすれば胃が破裂して死にますしね。
だからといって個々の問題を放置していいということにはならないわけです。例えばコンフリー、アクリルアミド、トランス脂肪、水銀、鉛、毒茸などの多々の問題だって研究する方がいてくれたからこそ、リスクとして認識できてきたわけでしょう。
また、水俣病の問題などは、その御用学者の跋扈といい、象徴的なケースですね。
ここでは時事問題のBSEや鳥インフルエンザが話題になってますけど、確かに、世の中には多数の問題提起がなされているわけです。しかし、問題はね、一個ずつ詳しく掘り下げて、片付けていくしかないんですよね。皆が聖徳太子や千手観音ではないわけです。当然、全部まとめて個人個人がいっぺんに深く掘り下げて取り上げることは不可能です。
ということですから、通りすがりさんも、不毛な禅問答ではなく、世の問題をどしどし「情報提供」くださいますと幸いです。よろしくお願いいたします。
笹山さん、放射線の情報ありがとうございました。
>鶏肉の中のサルモネラ菌を殺すためには、この胸部レントゲンの放射量の七百万倍の4.5キロGrayを照射
知らぬまにいろいろなことが行われているようですが、
米国でも学校給食の使用問題はこんな感じのようですね。
http://www.sih.jp/news/syousya/no21.htm
パブコメが無視される点などおんなじですね。
[2317] Re:[2315] [2311] [2310]
[2298] [2296] 日本テレビでリスク論放送(本日今から) 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/21(Mon) 08:15
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- 通りすがりさん。
やや、トリッキーなご質問ですが、こちらも、トリッキーにお答えしますと、Modifyする前の食材が、安全でなかったら、そもそも、Modifyする動機がおこらないのではないでしょうか?
もちろん、有毒の非食材をModifyする社会的動機が、ないとはいえませんがね。(「毒キノコを食べられるようにする」なんて壮大な?社会的動機が)
さらに、理屈っぽくなりますが、そもそも、Modifyという社会的行為が、生産者のためのModifyなのか、消費者のためのModifyなのか、という議論に発展しえますよね。
[2316] Re:[2314] [2312] [2311]
[2310] [2298] [2296]照射食品について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/21(Mon) 08:04
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- このQ&A「Food Irradiation」http://www.cdc.gov/ncidod/dbmd/diseaseinfo/foodirradiation.htmがわかりやすいですね。
ただし、賛成の立場で書いていますが。
食品の照射には、@ガンマ線照射A電子ビーム照射Bエックス線照射 の、三つの方法があるということですね。
新技術として、Bのエックス線照射が、有力なものとして、あるということです。
このサイトによると、食品照射の照射量測定の原単位としては、Gray(Gy)という単位と、D-valueという単位があって、人間の胸部レントゲンの照射は、1ミリGray(1Grayの千分の一)の約半分ということのようです。
鶏肉の中のサルモネラ菌を殺すためには、この胸部レントゲンの放射量の七百万倍の4.5キロGrayを照射するようです。
照射の対象が、DNAをたくさん持っているほうが、照射量は、少なくてすむが、バクテリアのように、DNAの数が少ないほど、照射量は、多くなるということのようですね。
D-valueというのは、照射の効果を表す原単位のようで、食品中の細菌の何パーセントを殺しうるかで、決まるもののようです。
90パーセントを殺しうる放射量を1D-valueとし、99パーセントを殺しうるものを2D-valueとし、99.9パーセントを殺しうるものを3D-valueとしているようです。
食品の全部が全部、照射の対象となるわけではないらしく、たとえば、牡蠣は、殻の内部の身を殺すことになって、不適合だし、生卵は、内部が、ミルク状になって、不適合のようです。
照射食品のメリットを生かすには、出来るだけ、産地の近い段階で照射した後、即パックという流れのほうが、望ましいようで、この考え方は低温殺菌牛乳の考え方と、同じとしています。
http://www.cdc.gov/ncidod/dbmd/diseaseinfo/foodirradiation.htm
[2315] Re:[2311] [2310] [2298]
[2296] 日本テレビでリスク論放送(本日今から) 投稿者:通りすがり 投稿日:2005/11/21(Mon) 08:03 |
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- >
このサイトでは、1994年から市場に出されているGM食品が、果たして、安全だったのか、非常に疑問だとしていますね。
いや、だから「GMOでない食品が安全なのか」どうやって調べるの?
[2312]
のまりちゃんさんも
>自衛する方法は、人のいうことをうのみにせず、できうる範囲、知りうる範囲から勉強するということでしょうか。
と書いているけれど、「GMOでない食品に関して」どういう勉強をするというの?
それらが本当に「自衛」と言えるものになりうるの?
[2314] Re:[2312] [2311] [2310]
[2298] [2296] 日本テレビでリスク論放送(本日今から) 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/11/21(Mon) 06:40
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- こんな情報をここでUPさせていただくのも今更という感じですが、ちょと検索するとこんな情報がすぐいろいろ出てきますよ。
>米国政府はGMO 表示制度を導入した国・地域に対して制度の撤廃を要求しつづけているが,GMO 表示不要論を確立したのはM
・テイラー氏であった。氏は1991 年〜 94 年までFDA 政策次長の要職にあり,GMO
由来製品(食品,動物用医薬品)の表示に関する政策決定の最高責任者であった。問題は,テイラー氏がモンサント社の利益代弁者であったという事実である。同氏はFDA
政策次長に抜擢される直前までの7年間(1984 年〜 91 年),法律顧問としてモンサント社のために働いていた。またFDA 退職後はUSDA
食糧安全調査局長(1994 年〜 96年)を経て古巣の法律事務所に戻り,1996 年から98 年まで再びモンサント社の法律顧問を務めた。さらに1998
年から2000 年まで,同氏は渉外(public
policy)担当副社長としてモンサント社に迎えられ,同社のためにその手腕を発揮した。テイラー氏のこのような経歴が物語るのは,米国の市民団体(例えば,ピュア・フード・キャンペーン(PFC),反GMO
市民連合(ABI)など)によって告発された,FDAとモンサント社との不透明な関係(産官人事癒着構造)の存在である。同氏は1992 年5月のFDA
通達によってGMO 表示不要論の端緒を開き,1994 年2 月の「遺伝子組換え牛成長ホルモン(rBST またはrBGH
:商品名ポジラック(モンサント社))使用表示は不要」とするFDA 通達によってGMO
表示不要論を確たるものにした。市民団体がインターネットを通じて世界に配信している“癒着者リスト”には多数の氏名が示されているが,このように「Who」に着目することにより,米国政府が主張するGMO
表示不要論のルーツが明瞭になる。
http://www.primaff.affrc.go.jp/seika/kankou/primaffreview/11/primaffreview2004-11-6.pdf
ベネマンさんのことですが、
アメリカ農務省報道官は全米肉牛協会出身(暗いニュースリンク)
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2004/01/post_7.html
ところでですが、食品安全委員会では肉などの食品の殺菌目的の放射線照射の検討はまだしてないですよね?
http://www.sih.jp/news/syousya/no21.htm
http://www.sih.jp/news/syousya/no16.htm
こないだちょっと話題になった、さるお方はその道の関係もなさっているようで、気になってるんですが。
[2312] Re:[2311] [2310] [2298]
[2296] 日本テレビでリスク論放送(本日今から) 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/11/20(Sun) 23:30 |
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- > 泥棒に合鍵を作らせているような光景が浮かびます。
>
日本は大丈夫なんでしょうか。
ですね。
自衛する方法は、人のいうことをうのみにせず、できうる範囲、知りうる範囲から勉強するということでしょうか。学者にもいろいろおりますし、現場知らないで机上の、目前の情報だけでものをいう学者もおりますし、企業となりますと利害も絡みますしね。それが政治と結びつくとなると。。
あとは、この世知辛い、生き馬の目を抜く世の中、なんでも自分が納得するまで闇雲に信用しないことが必要な時代かと。科学、より、科学を扱うその人間がまずは信用できるか否かですね。まことに残念なことですが。
私はBSE問題においては、シェイクスピアのベニスの商人を読み直してみようかなー、という気になりましたが。
安井先生のご発言においては、ぜひつくばのプリオンセンターの感染牛解剖の暁に、感染牛のバーベキューを一族皆様で行っていただきたいなぁというのが感想です。リスクゼロと仰るなら、まず隗より、およびご一族を納得させることから始めていただきたいなぁと。
[2311] Re:[2310] [2298] [2296]
日本テレビでリスク論放送(本日今から) 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/20(Sun) 22:36 |
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- まりちゃんさん。通りすがりさん。
このニュースの元記事は、「New Study Shows Industry Funded Biotech
Safety Tests Are Bogus」http://www.organicconsumers.org/ge/freese111804.cfm
ですね。
このサイトでは、1994年から市場に出されているGM食品が、果たして、安全だったのか、非常に疑問だとしていますね。
泥棒に合鍵を作らせているような光景が浮かびます。
日本は大丈夫なんでしょうか。
もともとの、David
Schubert 博士(California ’s Salk Institute)の論文は、「“Safety Testing and Regulation of
Genetically Engineered Foods” 」で、Biotechnology and Genetic Engineering Reviews
のVolume 21で紹介されたものですが、有料非公開のようです。
このサイトhttp://lists.ibiblio.org/pipermail/livingontheland/2004-November/000416.htmlでは、この論文をめぐっての議論がされていますね。
http://www.organicconsumers.org/ge/freese111804.cfm
[2310] Re:[2298] [2296]
日本テレビでリスク論放送(本日今から) 投稿者:通りすがり 投稿日:2005/11/20(Sun) 21:29 |
|
- > でもこんな話もあるようで。
>
http://www.yasudasetsuko.com/gmo/column/041118.htm
> >世界の環境ホットニュース[GEN]
(444号 04年11月18日)が「お粗末な遺伝子組み換え食品の審査」という記事を配信しています。
>
>米国の遺伝子組み換え食品の審査について、研究者が詳細に調べた結果、「驚いたことに政府の規制部門は、バイオテク穀物の開発企業が出す情報にほとんどすべて頼っていました。しかもそのデータは雑誌にも発表されず、ピアレビューも受けていませんでした」と驚いています。
>
>私たちが反対をいう根拠のひとつがまともな安全審査でないことでした。メイワン・ホー博士(英国)は、企業に乗っ取られた科学と批判をしています。(続きは上記サイト)
>
>
なにせ、あれだけSRMが飼料に流通して鶏糞飼料もがんがん使われている牛を「リスクは低い」と評価する学者たちが国に雇われているわけですから、消費者としては自衛あるのみって気になりますね。
自衛するって、どうするんだろう?
GMOでない食品は審査も、審査のための情報もないはずなのに。
(あるとしても、GMOを審査するための基準としての情報、
すなわちGMOの情報と同程度のもののはずなのに)
[2309] Re:[2308]
刊行物「高病原性鳥インフルエンザ」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/11/20(Sun) 20:42 |
|
- ときさん。
同様の問題意識は、この「Should We Change the Definition of Avian Influenza for
Eradication Purposes?
D. J. AlexanderA」http://www.col.ops-oms.org/prevencion/influenza/docsgenerales/Avian_Diseases.docにも載せられていますね。
10年以上前に定義されたHPAIの定義が、古いものとなったにも関わらず、法制度上なりコントロール措置には、残っているという矛盾ですね。
日本に限らず、抱えている矛盾といえます。
この論文では、定義の今日的な再定義が必要であると、しています。
それには、3つのオプションが考えられるとされています。
@現在の定義を維持し、H5亜型、H7亜型のLPAIの広がりを制限する。
A法定の鳥インフルエンザの定義を、H5亜型、H7亜型の鳥/家禽に感染したものとする。
B法定の鳥インフルエンザの定義を、H5亜型、H7亜型のあらゆる感染とするが、ウイルスの異なったタイプ、または、宿主の異なったタイプのものについては、コントロール措置を修正する。
という主張のようです。
http://www.col.ops-oms.org/prevencion/influenza/docsgenerales/Avian_Diseases.doc
[2308] 刊行物「高病原性鳥インフルエンザ」
投稿者:とき 投稿日:2005/11/20(Sun) 20:12 |
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- 発行 平成16年3月 社団法人全国家畜畜産物衛生指導協会(動物衛生研究所協力)
http://eishikyo.lin.go.jp/news.files/influenza.pdf
HPAIの定義についての誤謬がここに始まっている。
被感染生体の側の、遺伝子系統的耐性や個体の免疫機構が加味されたものになっていず、かつ、高病原性とされたものの亜型の分類が精密でなく、おおざっぱなくくりになって、いまやひろく生態系において、LPAIになってしまったものでも、HPAIに括られている。ウイルスと生体の相互関係による病原の高低が、あくまでも、一方的なウイルスの側のみ意識されている。
本来ウイルス感染症の「病気」とは、病原体の“毒性”が問われるものではなく、被感染体の側(ホスト側)の外来抗原に対する“反応”の高低が問題なのであります。その観点がそっくり抜けています。
ウイルスの病気を考えるには片手落ちといったものではなく、肝心要のウイルス感染症の本態の側の考察が抜けているようなものです。ウイルスを見ているだけで、「病気」(患者)を見ていないとはこのことです。これが、「免疫学」的観点の意味です。それが、動物医学からは欠如欠落しています。動物微生物学ウイルス学の方々の必須の教養のはずなのですが・・・。
◆鳥インフルエンザ問題の今後(111)(2005.11.20)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza223.htm
『ならば陽性の野鳥も見つかりそうなものだが、従来もなかなか成功しなかった。抗原的に合わせるのが難しかったのだろうが、其の点今回の野鳥調査では引っ掛かりが期待出来た。しかし色々都合があるのか今度は何時迄で経っても発表されない。』
『このように実際単独では症状を出さない今回の茨城型のようなLPAIの存在自体はこれまでも有ったものと認識してきたが、その鶏での検出の難しさは度々聞かされそして存在は証明されて来なかった。』
『ここへ来て実際のLPAI感染が起きて居るからに外ならない。このことは実験室での結果を待たずとも、少ないウイルス量で換気装置に乗って空気感染的に拡がるウインドウレス若しくはそれに準じた大型鶏舎内の臨床的事実を目の当たりにしたことになり、国のこれまでの方針を直ちに転換させる緊急動議がなされるべきである。』
現場での感覚では「H5N2」は、「LPAI」であるのにもかかわらず、“日本のマニュアル”ではいまだに「HPAI」の規定のようです。
H5亜型の分類をもう少し細分化する必要があるのではないのか? 結果的には、人間と同じようにサーベイランス=i今回のように、発症へい死が起こってもないのに検査するなどという、もどきではなく)監視のみで、馴致とワクチンと耐性系統確立以外の方策はありえないのですが。殺処分ほど愚かな所業はありません。
ウイルスが低病原性から高病原性に変異するという説は、上に記したように、ホスト側の生体機構を考慮しないことに発する、妄想観念に近いものです。ウイルス自体に高いとか低いとかという病原があるわけではないのですから。ウイルスにしてみれば、ただ単純に、複製エラーによる遺伝子レベルのささいな変化にすぎないものです。病原性とか毒性が変化することではありません。それは、あくまでもホスト側の都合によって生じているものです。
[2307] 今回の食品安全委員会の答申は、背理法に逃げ込んだ苦しいもの。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/11/20(Sun) 19:04 |
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- 虹屋さん。
アメリカ牛肉輸入是非のパブリックコメントを仕上げ中のことと思いますが、ここで、ちょっと、息抜き。
まあ、これは、虹屋さんが、[2302]
「2007年のBSEの新規感染数は、日本が米国よりも多い 答申案の暴露・増幅リスクの比較、飼料規制の効果の評価
」で、問題提起されていることとも、絡む話なんですが。
今回の食品安全委員会の答申は、まさに、背理法をつかった、苦しいもののようですね。
この背理法、有名なのは、来年からグリーンスパンさんに代わって、FRBの議長になるバーナンキさんの、インフレターゲット論の背理法ですね。
以下に、この背理法に当てはめて、今回の食品安全委員会の結論を分析してみますと。
背理法とは、次のような論理です。
「Pならば、Qである。」の真偽と、「QでなければPでない」の真偽とは、一致する
したがって、「PならばQ」を証明するには、「QでなければPでない」を証明すればいい。
そこで、背理法を使うと、
1.Qでないと仮定する
2.すると、Pでないことが導かれる。
3.これは、Pであることと矛盾する。
4.したがって、Qである。
ここで、
Pを「アメリカでのリスク管理が完璧」
Qを「輸入されるアメリカ牛肉は、安全である。」
とし、「「アメリカでのリスク管理が完璧」ならば、「輸入されるアメリカ牛肉は、安全である。」との真偽を問うとすると。
1.まず、「輸入されるアメリカ牛肉は、安全でない。」と、仮定する。
2.すると、「アメリカでのリスク管理が完璧である」ことはない、ということになる。
3.これは、アメリカ側が云う「アメリカでのリスク管理が完璧」であるということと、矛盾する。
4.したがって、「輸入されるアメリカ牛肉は、安全である。」
こうしてみると、なんやら、強引な結論付けですね。
多くの場合、この、背理法は、まやかし論理の正当化に使われるものなんですがね。
この背理法を打ち破るためには、「アメリカでのリスク管理が完璧」というようにニ値的に対比させるのでなくて、「アメリカでのリスク管理が何パーセント有効の場合」というように対比させると、背理法に逃げ込めなくなるんですが。
イギリスのOTMルール-生後30ヶ月以上の牛を食卓に回さないためのルール-を見直しの際、The
Core Stakeholder Group
からの報告では、そのような前提条件になっていたはずですね。
ご参考 バーナンキ氏が、「インフレターゲット」論で使った背理法
Pを「中央銀行が無限に国債を買う」
Qを「インフレが起きる。」
とし、「中央銀行が無限に国債を買う」ならば、「インフレが起きる。」との真偽を問うとすると。
1.まず、「インフレが起きる。」ことはないと、仮定する。
2.すると、「中央銀行が無限に国債を買う」ことで、全ての政府支出を中央銀行による国債購入代金で賄う事ができるので、国民から税金を全く徴収しなくても、国家運営が可能になる、ということになるのだが、そのようなことは現実不可能なので、、「中央銀行が無限に国債を買う」ことは出来ない。
3.これは、「中央銀行が無限に国債を買う」ことが出来ることと、矛盾する。
4.したがって、「インフレが起きる。」である。