笹山登生の掲示板-過去ログ集 その4-
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●8000 ライブドア球団は、まづい展開に 笹山登生 104/10/15(Fri) 12:35:30 削除
URL: http://messages.livedoor.com/

日本プロ野球組織(NPB)に加盟申請したライブドア、楽天を審査する審査小委員会の第2回ヒアリングが14日、東京都内で行われた、その席で、審査小委員会の豊蔵委員長(セ・リーグ会長)から、「ライブドアには、アダルト関係掲示版があるじゃないか」と問い詰められ、一転不利な立場になった模様。
「えっ?どこにあるの?」と思ったら、「カテゴリ」「ムービーサイト」のなかの「−」の中に隠されていた。
球団関係のおじいちゃん方が、こんなところを発見できるわけでなく、タレコミした、ほかに仕掛け人がいるに違いない。


●7999 日本複合カフェ協会なるもの。 笹山登生 104/10/15(Fri) 10:36:04 No.7997へのコメント 削除
URL: http://www.jcca.ne.jp/cgi-bin/user/ou_04.cgi

謎工さん。
微妙なグレーゾーンですね。
店内か店外か、やや、言葉は悪いですが、ホテトル的グレーゾーンとなってまいりました。
全国約2000店のマンガ喫茶のうち、この日本複合カフェ協会に加盟するのは450店ということで、この「日本複合カフェ協会」と「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」、日本雑誌協会の3団体が、喫茶店内のコミック本利用について、著作者側に利益の一部を還元することで暫定合意したとありますが、上記サイトでの顧問さんのお立場は、どうなのでしょう?
それにしても、7983での小型ロケットの映像、あっという間に水中でしたね。
そんなことにならないように、ご用心ってとこですか。


●7998 (無題) 匿名希望 104/10/15(Fri) 10:35:16 No.7997へのコメント 削除
URL: http://www.beitsubo.com/news/article.asp?news_id=6504

>出版業界(厳密には、業界を焚き付けている弁護士)は貸与権を
獲得すればそれを潰せると思っていたらしいのですが

 担当弁護士はさすがにそこまで無知ではありません。
 貸与権で漫画喫茶の問題を解決できると思っていたのは経産省商務情報政策局
文化情報関連産業課(通称、メディアコンテンツ課)の課長補佐氏です。
 この方は輸入権問題でも走り回っておられました。


●7997 軌道を外れ、墜落しかけのロケットが如き貸与権 謎工 104/10/15(Fri) 10:12:56 No.7973へのコメント 削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/

> 私なんかが、よく利用している「ネットカフェ」のマンガ分は、影響を受けるってわけかな?

いえ、関係しません。元々、出版業界(厳密には、業界を焚き付けている弁護士)は貸与権を
獲得すればそれを潰せると思っていたらしいのですが店内で読ませる限りにおいて所有が移転する
訳では無いので貸与権の対象にはならない、と言う文化庁からの指摘を受けて「そもそも書籍・
雑誌の貸与権が制限されているのは漫画家や小説家に対する差別だ」と言う方向へ話が逸れて
しまったと言う経緯が有ります故。

寄せられている要望では(13)が業界の「本来の目的」に基づくものですが、今年5月に業界団体である
日本複合カフェ協会(JCCA)との自主合意が成立しておりその運用状況を分析してからやらないと
「飲食店や理容店・医院の待合室に置いてある漫画本まで全部アウト」などと言うことになりかねず。


●7996 議論の舞台は、アメリカ牛肉のリスク評価にうつった。 笹山登生 104/10/15(Fri) 10:09:35 削除
URL:

吉田さん。まりちゃんさん。
与党議論の落としどころとして、農林水産省がよくやる手ですが、最初、「自主的な全頭検査を続ける自治体に1年間、検査費用を全額補助」との案を提示し、その後、「3年間補助」を譲ったかに見せて、解決という手法で、今回も、お茶を濁しましたね。
形を変えた、いつもどおりの「つかみ金」手法です。
これで、7988でのべたように、全部の県が、全頭検査継続となるのは、当たり前の話です。
ですから、今後の問題は、アメリカ牛肉のリスク評価に移るのですが。
これまでの月齢判定でのアメリカ側の主張をまとめますと、次のようになりますね。

1.歯列による月齢判定-「牛の歯列による月齢判定方法」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=60 で述べた方法。生後18ヶ月以下の牛は、第一門歯の乳歯一対がある状態。生後18ヶ月以上の牛は、第一門歯の乳歯一対が欠けており、第一門歯の永久歯が覗いている状態。生後20ヶ月以上の牛は、第一永久門歯のうちのひとつが、歯茎を破って、出ている状態だが、この基準は、オハイオ州とネブラスカ州でのみ適用。
2.骨相による月齢判定-7638や7714で述べたもので、「オシフィケーション・システム(ossification system 骨化判定システム)」というもの。骨の特徴によって、その牛の月齢を判定するもので、分類は、AからEまでの五段階。
Aが月齢9−30ヶ月、Bが月齢30−42ヶ月、Cが月齢42−72ヶ月、Dが72−96ヶ月、Eが月齢96ヶ月以上 というものだ。
判定方法は、牛の仙椎、腰椎、胸椎 における 軟骨の骨化度や、肋骨の形などから判定する。
なお、オシフィケーション・システム(骨化判定システム)と、歯列による月齢判定の比較は、7638参照
3.肉質による月齢判定-7684で述べたもので、「Beef Grading」という方法で、肉の品質によって「Prime」「Choice」「Select」「Standard」「Commercial」「Utility」に分類するもの。
4.農家の記録簿による月齢判定-7904で述べたもので、「Herdbook 」または「Herd Record」 または 「Herd Register 」ともいわれるもので、これには、「所有者の名前、ブリーダーの名前、オス親メス親の登録番号、出生地、出生年月日、毛色、焼き判のしるし、」等が記入されている。


●7995 (投稿者削除)


●7994 BSE全頭検査の導入の情報提供ありがとうございます 吉田つとむ(町田市議) 104/10/15(Fri) 09:00:15 削除
URL: http://j-expert.com/

 笹山さん おはようございます。BSE全頭検査の導入自治体情報を最新でご連絡いただきありがとうございました。それによると、今日までのリストは下記のようになるわけですね。

 再度、都道府県別に全頭検査継続状況を一覧にすると、
 10月13日現在で、全頭検査継続を決定または、表明した県は、検討中も含め、北海道、秋田、岩手、山形、福島、神奈川、三重、岐阜、滋賀、兵庫、山口、福岡、宮崎、佐賀、熊本、長崎 と、16道県。

 残りは、青森、宮城、栃木、群馬、茨城、埼玉、千葉、東京、山梨、新潟、富山、石川、福井、長野、静岡、愛知、京都、大阪、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、徳島、香川、愛媛、高知、大分、鹿児島、沖縄の31都府県。
 となりました。

 また、私の掲示板にあったブラジルと中国の肉牛の貿易状況、背景まで書込みいただき本当にありがとうございました。


●7993 月齢ばっかりで区切って、飼料不明な米国牛がなだれ込んでくるんでしょうか まりちゃん 104/10/15(Fri) 07:43:45 No.7988へのコメント 削除
URL:

笹山さんおはようございます。月齢月齢、と大騒ぎですが、米国の汚染の実態もわからない、飼料管理も徹底されていない状態で、感染潜伏牛かも知れない牛を国は輸入再開するつもりでしょうか?まじめに、食品安全委員会の良心に期待したいです。「あなた、感染潜伏牛、食べられます?」と、BSE会議のときに疑問を投げかけられた研究者のみなさん方にもぜひ、頑張っていただきたい。


●7992 (投稿者削除)


●7991 HIV伝達を完全に防ぐRANTESという免疫伝達物質の開発に成功 笹山登生 104/10/15(Fri) 07:39:04 削除
URL: http://feeds.bignewsnetwork.com/?sid=1dfe0e4de459673e

American Medical Associationの最新号で、Case Western Reserve University/University Hospitals of Cleveland Centers for AIDS Research の研究者が発表したところによると、アジア・アフリカで深刻化しているHIVの蔓延阻止に威力を発揮しそうな抗体の開発が話題を呼んでいる。
上記サイトによると、HIVが免疫細胞に進入する場合、CCR5という細胞表面分子が必要だが、突然変異によって、このCCR5がない人の場合は、完全に、HIV感染から遮断されうるという。
そこで、研究者たちは、人口合成のRANTESという名の免疫伝達物質を作り、HIVとCCR5との結合を避けるようにした。
ここでは、アカゲザル(rhesus macaques)への感染実験を多く重ねたという。


●7990 (投稿者削除)


●7989 (投稿者削除)


●7988 ガス抜き食品安全委員会ってとこでしようか? 笹山登生 104/10/14(Thu) 22:18:37 No.7986へのコメント 削除
URL:

まりちゃんさん。
多くのパブリックコメントなり行政との双方向型行政というものが、まだ過渡期にあるということなのでしょうね。
これがまともになるためには、単にホロニックな市民対話型行政なのではなく、しっかりとしたしかも手ごわいグランドワーク的NPO組織が絡んでこないと、まともな対話型行政の実現はむづかしい気がしています。
で、今後の展開なのですが、自主的な全頭検査を続ける自治体に3年間、検査費用を全額補助することとなれば、明日から、これまで、全頭検査継続表明を控えていた各県は、いっせいに、全頭検査継続を表明するでしょうから、実質、ダブルスタンダードの状態が、この三年間は確実に続くというわけですね。
後は、アメリカからの食肉の月齢確定をどうするかだけの問題となるのですが、そこは、なんとでもなってしまうのではないでしょうか。
ただ、食品安全委員会で、−波乱あるかも知れませんね。
しかし、それも、一時的なものに過ぎるでしょう。
それにしても、今回の北海道の死亡牛BSE発生で、これまでの出生コホート分類がすべてつながってしまったということなのでしょう。
原因究明はますます、混迷しているのに、困ったことです。


●7987 (投稿者削除)


●7986 リスクコミュニケーションって何なんですかね? まりちゃん 104/10/14(Thu) 21:11:59 削除
URL: http://news.www.infoseek.co.jp/search/story.html?query=BSE&q=14bloombergaJ_.LIb.QXuM&cat=10

笹山さん、リスクコミュニケーションというものは、相互の意見交換で、それにより「改善」がなされるものだと理解していたんですが、今、国のやっていることは、ただの「リスク通知」なわけですね。
なんだかどんどん世の中悪くなっていくように私には思えます。BSEの問題でも、問題が問題として見えてくるころには、責任者はあの世なんですかねー。

ところで、細田さんの頭の中には感染潜伏牛という知識はないんでしょうか。お勉強が足らないようで。
「細田長官は、「食品安全委員会としては、もう20カ月齢は一応自由に(輸入)していいという判断がある」と説明。同委から、20カ月齢までの牛にはBSEがまったく出ていないとの報告を受けていると指摘した。」


●7985 (投稿者削除)


●7984 食用牛の全頭検査緩和を条件付きで了承・自民党小委 まりちゃん 104/10/14(Thu) 19:43:57 削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/main/20041014AT3K1401L14102004.html

とのことです。


●7983 けちな発想 笹山登生 104/10/14(Thu) 15:24:17 削除
URL: http://www.hastic.jp/news/camui_winged.mpeg

NPO法人北海道宇宙科学技術創成センターが開発し一般向けの販売を規格した小型ロケットについて、今日の副大臣会議で、テロへの転用を警戒する声が出た。
大局を考えないけちな発言だとおもう。
発射実験の映像は上記サイトから。


●7982 アメリカ大統領選挙での言葉をついでに、もう二つ 「 nuisance」と「swing states」 笹山登生 104/10/14(Thu) 14:51:48 No.7980へのコメント 削除
URL:

ケリー候補が、「テロリズムは、根絶やしにするのではなく、迷惑者程度に減らす」 (Terrorism should be reduced to a "nuisance.")と the New York Times Magazineで延べたことへのブッシュ陣営の攻撃なのだが。
このnuisanceという言葉も、厄介者とか、邪魔者、社会の害虫 などという意味があるようだ。
そして、ここにきて、「swing states」なる言葉で、盛んに出てきた。
まあ、日本語で言えば、草刈場というような意味だが、選挙戦を左右する州ということで、現在、次の10州が、上がっているようだ。
Colorado, Florida, Iowa, Michigan, Minnesota, New Mexico, Nevada, Ohio, Pennsylvania 、 Wisconsin


●7981 見上委員のは、ここの部分ではなかったのでしょうかね? 笹山登生 104/10/14(Thu) 14:29:07 No.7979へのコメント 削除
URL:

○ 見上委員 私は具体的にお話ししたいと思います。一つは意見で、もう一つはお願いという感じです。まず意見ですけれども、日本人にとってB S E の問題の本質とは何かということをよく考えると、これは日本人に限らないと思いますけれども、牛由来食品を食することによるv C J D のリスクの程度を知ることだと思います。高度に汚染されたE U 、特に英国での実態を考慮し、日本人のv C J D のリスクを疫学的に比較・計算すると、そのリスクは、私が単純な比較で計算しても0.001 以下と極めて小さい。牛肉の安全性確保のための基本的な処置は、小泉委員ほか多くの委員がおっしゃっていますように、S R M の完全除去であって、これを着実に実施する限り、B S E 検査によるリスク低減効果は極めて少ないのではないかと思っています。したがって、検査月齢を、全頭検査から、国際基準である、いわゆる世界のほとんどの国が用いている30ヶ月に変えたとしても、v C J D のリスクの差は無視できるほど少ない値ではないかと思っております。B S E 検査で感染牛を排除することが第一義的な安全策で、S R M を除去することはこれを補完するものだという考え方、これは日米のワーキンググループで出てきた非常に奇異な考え方ですけれども、こういった考え方は世界のほとんどの学者の意見に反するものであると思っております。B S E 検査はサーベイランスが目的であって、S R M 除去こそ人への感染を回避するベストな方法であることは、世界中共通な認識だと思います。それゆえ、B S E 検査によって安全性が確保されたという過去の今までの説明は科学的に間違っていまして、いずれはっきりとどこかで修正されるべきだと思っています。あの高度に汚染された英国ですら、日本で行っているようなB S E 検査を行っておらず、確かに30ヶ月以上の牛は食に供していないのですけれども、検査を行っていません。それでS R M を除去しています。その結果、v C J D の患者がすごく少なくなって、今年は3人。これは多分もう終息に向うのではないかと思っております。以上が意見です。


●7980 アメリカ大統領選挙での「スピナー」または、「スピンドクター」という名のお仕事 笹山登生 104/10/14(Thu) 14:18:52 削除
URL: http://encyclopedia.thefreedictionary.com/spin%20(politics)

アメリカの第三回目のディベートも終わったが、ここに来て、気になる言葉が、「スピナー」(Spinner)とか「スピンドクター」(SpinDoctors)なる言葉である。
スピンというのは、ヘリコプターのスピンとか、紡績機の紡ぎ機とかいう意味なのだが、転じて「話をつくりだす」とか、「言葉が悪いが「ヨタを飛ばす」とかの意味に転じ、スピンドクターとは「情報を操作して人々の心理を操る専門家」とか、「政治家のメディア担当アドバイザー、政治活動顧問」を意味する俗語になってしまったようだ。
やや、いかがわしさの付きまとう言葉ではある。


●7979 9月9日の食品安全委員会 本会議議事録あがってました まりちゃん 104/10/14(Thu) 14:16:19 No.7579へのコメント 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai61/dai61kai-gijiroku.pdf

見上氏や小泉氏の、「日本人は危険部位を食べない!」「食文化や食べる量が違うから」という発言があったと思ったのですが議事録ではありませんね。この日の話だと思ったんだけどな???

http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi?7505_7600
の7579〜あたりに印象に残った発言が書いてあります。


●7978 (投稿者削除)


●7977 (投稿者削除)


●7976 第三回アメリカ大統領候補ディベートビデオ 笹山登生 104/10/14(Thu) 13:05:27 削除
URL: http://www.washingtonpost.com/wp-srv/mmedia/politics/101304-15v.htm

上記をクリックすると、ディベートビデオが見られます。

これまでのものは、以下のサイトから見られます。

第一回のディベートは、7816にあるように
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/mmedia/politics/093004-15v.htm
から
副大統領候補同士のディベートビデオは、7862にあるように、
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/mmedia/politics/100504-16v.htm
から
第二回ディベートのビデオ は、7887にもあるように、
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/mmedia/politics/100804-15v.htm
から


●7975 北海道で、死亡牛のBSE発見 笹山登生 104/10/14(Thu) 12:20:51 削除
URL: http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20041014press_2.htm

月齢48ヶ月のメス牛−ホルスタイン。北海道河東郡鹿追町が飼養地。

出生コホートには、第一グループの1995年から1996年グループ、第二グループは、2001年から2002年生まれのグループ、第三グループの1999年7月生まれの、三グループがあるが、今回発見のものは、2000年10月生まれと、ちょっく微妙。
なんか、食品安全委員会が分類した出生コホートが、前回の熊本分も含めて、だんだんつながって行くような感じなのが気になるところ。
もしかして、出生コホートに分けられない巨大感染原因があるのではないのかとも、うたがわれる。


●7974 (投稿者削除)


●7973 「名もなき作家」と「名もなきユーザー」と「名もなき貸本屋さん」を置き去りにしている「貸与権」バトル 笹山登生 104/10/14(Thu) 11:28:53 削除
URL:

かたや「貸与権連絡協議会」で、構成団体は、○21世紀のコミック作家の著作権を考える会○社団法人 日本雑誌協会 ○日本児童出版美術家連盟○社団法人 日本児童文学者協会○社団法人 日本児童文芸家協会○有限責任中間法人 日本写真著作権協会○社団法人 日本出版取次協会○社団法人 日本書籍出版協会 ○日本書店商業組合連合会○社団法人 日本推理作家協会○日本美術著作権連合○社団法人 日本文芸家協会 ○杜団法人 日本ペンクラブ○社団法人 日本漫画家協会○マンガジャパン
というわけで、取りまとめ役は、どういうわけか、漫画家さんが主力のようなのは、「コミックレンタル」がおいしいマーケットというせいか。
かたや、レンタル業者の団体であるCDVジャパン(日本コンパクトディスクビデオレンタル商業組合)。

ちょうど、私が初当選してまもなく、1981年10月、レコード会社13社が、大手レンタル・チェーン4社を相手に、レンタル行為が"複製権の侵害"に当たるとして、東京地検に貸与の差止め請求したのをきっかけに、1984年3月には、日本レコードレンタル協会が設立され、同じく、 1982年7月、「貸しレコード規制法案」が提出された。
当時の文教族の 森喜朗前総理と、まだ、若かった白川勝彦さんとの自民党内でのバトルがあったのを鮮明に覚えている。
その流れで、レンタル会社側が1984年4月に通産省の指導を得て作られたのが、この「日本レコードレンタル商業組合」(1998年に「日本コンパクトディスクビデオレンタル商業組合(CDV-JAPAN)」に名称変更)というものだ。

その後、1984年5月の著作権法改正によって「貸与権」が新設されたが、このときには、零細な「貸本屋さん」を保護するとの大儀名文から、書籍・雑誌を除外するとの暫定措置がとられた。
皮肉にも、このころの著作権課長は、今のJASRACの大御所である吉田茂さんであったはず。
このときは、森さんが文部大臣であった。
これ以後、著作者、漫画家は著作権料を請求できない状況が続いてきたが、その後、大規模チェーンのビデオレンタル店で、マンガや推理小説のレンタルが始まり、同じく、2003年の文化庁の著作権分科会の下に置かれた法制問題小委員会で、書籍と雑誌の貸与権の確立という問題が審議されるようになり、附則第4条の2(貸与権(著作権法第26条の3)を書籍・雑誌には当分の間適用しない、)を削ることが、2004年3月5日提出の著作権法一部改正によって決まり、2005年1月1日から施行されることになった。
この施行までの間に、権利者と利用者がよく話し合うようにとのものであったが、これが、今回決裂したというのである。

現在、貸本業は全国で239店舗、都内では29店舗に減少しており、専業の貸本業は全国で150店舗程度にすぎないといわれている。
全国に1100店舗を展開するレンタル大手の「TSUTAYA」は著作権者との契約ベースでコミックレンタルを開始するとしている。
「ブック・オフ」等のいわゆる新古書店は譲渡権の消尽した中古本を販売しているため貸与権の問題は生じない。
私なんかが、よく利用している「ネットカフェ」のマンガ分は、影響を受けるってわけかな?

まあ、こうして長い歴史を見ると、簡単にいえば、レンタルつぶしがあって、貸与権が生み出され、零細貸し本屋さんを守るために、レコードと雑誌・本との扱いが、イコールフッティングでなくなったのが、暫定措置が廃止され、レコードと本・雑誌とがイコールフッティングになっての現在なのだが、その間に、貸し本屋さんは、ほとんど、希少動物のようになってしまって、その隙間テリトリーをコミックレンタルで埋めようとするレンタルレコード屋さんたちが、かわりになって、がんばっているというバトルロワイヤルの構図のようだ。
となると、どうも見えてこないのが、名もなき「書き屋」さんたちと、名もなき「ユーザー」、そして、大義名分として利用されつくされながらも、黙って死に絶えて生きつつある「名もなき貸し本屋さん」なんだけど。
どこかへんじゃない?
この有名作家と、有力業界中心のバトル。
そんな、争いにコメントなんて出していられるかって感じですね。
私としては。


●7972 RE:食品安全委員会、奇奇怪怪ですよー 笹山登生 104/10/14(Thu) 11:22:20 削除
URL:

まりちゃんさん。
まあ、ここは、野党または、野党院外団の助けを得ずして、追求したほうが、効果的のようにも、おもはれ。


●7971 (投稿者削除)


●7970 食品安全委員会、奇奇怪怪ですよー まりちゃん 104/10/14(Thu) 09:14:35 No.7967へのコメント 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai12/160716_dai12kai_prion_gijiroku.pdf

以前も、一番最初の「日本における牛海綿状脳症(BSE)対策について(今までの議論を踏まえたたたき台)」なるものが、「プリオン専門委員会の委員が知るより先?」「会議にかけられるより先」にマスコミに流出して、まるで決まりごとのように報道されちゃったんですよねー。この、当初の「たたき台」作成に関与されていた梅津事務局長は、7月に転勤??天下り?されたとのことですよ。

「なお、本日のこの資料につきまして、事前に公表されてしまったことにつきましては、まことに遺憾でございまして、委員の方々には申し訳なく思っております。」
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai12/160716_dai12kai_prion_gijiroku.pdf

梅津準士氏、前事務局長については山田正彦議員が追及してますね。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000915920040609021.htm
雑誌にも書かれてるようで。
http://www.asyura2.com/0403/gm10/msg/361.html

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●7969 (投稿者削除)


●7968 農業大学校の廃止を憂う 笹山登生 104/10/14(Thu) 07:59:01 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041013-00000208-kyodo-pol

農水省は所管する独立行政法人(独法)の「農業者大学校」を廃止する方針を決め、13日までに政府の「独立行政法人に関する有識者会議」に伝えた。
2001年4月の独法制度が発足以来、現在108ある独法のうち廃止されるのは同大学校が初めて。08年度末で廃止される見通し。
有識者会議は農業者大学校について、(1)定員100人のうち半数に満たない学年があり定員割れが続いている(2)都道府県が設立している農業大学校と機能分担が不明確−−と問題を指摘していた。

というのだが、これでは、何のために独立行政法人になったのか分からない。
まさか、つぶすために、独立行政法人にしたのかとも、かんぐられもないのだが、一方の中小企業大学校は、中小企業基盤整備機構野本に設立されている。
省庁の壁をこえて、独立行政法人間での異種合併という方向も模索されてはどうなのだろう。
この農業者大学校の設立は、昭和43年(1968)というから、農業華やかなりし時代の産物ではある。
ここに、農業者大学校同窓会会長の 佛田 利弘(13期生)氏の言葉を引用しよう。
「【農業】教育と【農業者】教育の違いは、農業大学校と農業者大学校の違いであり、知識教育と人間教育の違いであるということが、今こそ益々農業の現場に必要になってきていると思います。」
http://www.farmers.ac.jp/dousoukai/kaityo.html
佛田さんは、今、株式会社ぶった農産という法人をつくり、生産者と消費者を結ぶ新しい流通形態の組織づくりに挑戦している。
もし、卒業生である佛田さんの願いを生かすとすれば、この農業者大学校を、省庁の壁を越えたコラボレーションの場として、新たな独立法人同士の合併によって、危機を乗り越えさせてあげるスキームを作るのが、農林水産省の役目だと思うのだが。


●7967 怒れ、山内先生!! 笹山登生 104/10/13(Wed) 22:08:27 No.7966へのコメント 削除
URL:

まりちゃんさん。
そうですか。
山内先生も、事務局の恣意的なやり口といわれているんですか。
まったく、そうとしか思えないですよね。
となると、当日、どうしたわけかご欠席の肝心の座長さんも、説明責任を果たされる必要があるということになりますね。
こうなると。
プリオン調査会として一番大事なときにご欠席というのは、どうしても、解せません。
そういえぱ、どっかの掲示板に、ホントかどうか、食品安全委員会の事務局スタッフが、ご栄転という名の転勤をされたとの書き込みがありましたね。
なんか、奇奇怪怪です。


●7966 今週号の週刊SPAにBSE特集 まりちゃん 104/10/13(Wed) 21:46:09 削除
URL:

今週号のSPAにBSE特集があり、山内一也先生と農業情報研究所の北林寿信先生のインタビューがあります。

20ヶ月の件について以下のように書いてあります。
「報告書は今のBSE対策を科学的に検証したもので、検査方針見直しを提案したものではない。よって月齢による線引きなど提案していない。本文中にある、20ヶ月以下の発見は困難という一文は専門委の結論と異なるので削除するべきものだったが、なぜか親委員会で直されなかった。結論の一文は、私たち専門家の意見ではなく、座長に一任した後、事務局との相談の結果、付け加えられたんです。しかも報告書の原案も、通常は事前に委員に送られるが、今回は会議当日に配られたため、十分に目を通す時間も与えられていない。事務局の単純エラーではなく、恣意的なものを感じる」
その理由は「当然、輸入再開問題でしょう。だが、マスコミはあたかも委員会が見直しを示唆したと報道している。われわれは非常に困惑しているし、なぜ線引きが必要なのかもわからない」

これって、所謂、インチキ、密室のごまかし、とかいうものですよね? これが「科学の食品安全委員会」のすることですか(^^; 税金払いたくないー
・・・後はSPAをどうぞ。飼料とか重要な問題が記載されています。


●7965 (投稿者削除)


●7964 「混合経済の福祉」というパラダイム構築への模索 笹山登生 104/10/13(Wed) 21:31:13 No.7959へのコメント 削除
URL: http://www.kyoto-v.com/contents/stpup/v_3/Justin.htm

7959で、民間部門と公共部門とが協調して、国民の福祉的役割をになうパラダイムとして、 The Working Poor Families Project という名の第三の福祉の必要性を延べた。
逝ってみれば、これは『混合経済の福祉』パラダイムとでもいうべきものである。
これまで、年金についても、 日本版401(K) 年金のスキームとして、確定拠出年金のスキームが取り入れられた。
これも、ひとつの、混合経済の福祉・年金といえる。
そこで、混合経済の概念なのだが、従来の概念とは違った混合経済の概念の下でのパラダイムでなくてはならない。
在来型の混合経済には二通りあって、
@政府部門と私的部門のうち、多くの産業が政府部門に属している混合経済
A社会市場型の混合経済。 いずれの場合も市場はおおむね政府に従属している。
以上の混合経済は、政府部門従属型の混合経済といえる。
しかし、今日的混合経済のあり方として、公共の利益に配慮しつつ、市場のダイナミックな力をうまく活用し、公的部門と私的部門を結合して相乗効果を発揮させるという、架橋型混合経済とも言うべきものがある。
この公と私とのいわば架橋剤とも言うべきものがNPOであったりしうる。
このような切り口で、今日的な福祉・年金問題を捉えてみると、いろいろなパラダイムが創出しうることにきづく。
上記サイトは、このような考えを進める上で参考になる。



●7963 (ようやく)秋田県も全頭検査を継続 笹山登生 104/10/13(Wed) 18:32:10 削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20041013AT3K1301G13102004.html

これで、10月13日現在で、全頭検査継続を決定または、表明した県は、検討中も含め、北海道、秋田、岩手、山形、福島、神奈川、三重、岐阜、滋賀、兵庫、山口、福岡、宮崎、佐賀、熊本、長崎 と、16道県にのぼりました。

残りは、青森、宮城、栃木、群馬、茨城、埼玉、千葉、東京、新潟、富山、石川、福井、長野、静岡、愛知、京都、大阪、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、徳島、香川、愛媛、高知、大分、鹿児島、沖縄の30府県となりました。


●7962 (投稿者削除)

●7961 福岡県も全頭検査継続決定 笹山登生 104/10/13(Wed) 16:20:26 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041013-00000074-nnp-kyu

これで、これまでに全頭検査継続を決定または、表明した県は、検討中も含め、北海道、岩手、山形、福島、神奈川、三重、岐阜、滋賀、兵庫、山口、福岡、宮崎、佐賀、熊本、長崎 と、14道県にのぼった。
また、九州は、残り、大分、鹿児島の二県となった。


●7960 リンクしていただきまして、ありがとうございました。 笹山登生 104/10/13(Wed) 16:00:39 削除
URL: http://whatsmyscene.blogspot.com/

BSE関連サイトとしてご紹介していただきましたが、このかたのサイトは、音楽関係のようですね。
ひとつ前の記事に、Bohemian Rhapsody という曲のご紹介がありましたので、どんな曲なのかと、このサイトからリンクさせていただいているSingingFishで検索してみましたら、
http://search.singingfish.com/mvc/search?query=Bohemian+Rhapsody++Fuzzbox&duration=&av=av&fmt=&category=&SEARCH.x=17&SEARCH.y=11
の一番上にあるアカペラの曲のようで。
なるほど、不思議な気持ちになってしまう曲ですね。
いろいろ、ありがとうございました。


●7959 The Working Poor Families Project という名の第三の福祉の必要性 笹山登生 104/10/13(Wed) 13:14:13 削除
URL: http://www.aecf.org/initiatives/jobsinitiative/workingpoor.htm

この「The Working Poor Families Project」という名のプロジェクトは、いくつかの特色を持つ。
第一は、2001年に発足した、このプログラムは、低収入労働者への支援であって、単なる福祉ではない。
第二は、ロックフェラー財団やフォード財団など民間支援団体からのファンドに元ずくものであって、公的資金による支援ではない。
第三は、民間からの資金によるが、低収入所得者の自給自足を助けるために、公的措置や雇用トレーニングなど、公的政策措置やNGOなどと連携して、初期の目的を達成することのできるようにしている。

この働く貧困者(working poor)問題というものは、日本にいても、見逃せない課題となりつつある。
いわば、雇用統計では現れにくい、擬似的失業者問題だ。
年金問題など、本来の公的福祉政策が頓挫する今日、日本においても、『第三の福祉』ともいうべき新しいスキームの元で、働く貧困者(working poor)問題のためのプログラム確立に乗り出すべきときだ。


●7958 唐木先生におかれましては、以下の『フィードロットの歴史』をお読みになられては? 笹山登生 104/10/13(Wed) 12:39:34 No.7952へのコメント 削除
URL: http://www.centerforfoodsafety.org/page267.cfm

まりちゃんさん。
上記サイトにコンパクトに、フィードロットとレンダリングの歴史がまとめられていますね。
フィードロットの飼養方式は、1960年代に始まったが、1970年代の初期までは、フィードロットの飼料は穀物であ利、そのレンダリングされたものも、良質のたんぱく質のものであったのが、その後頃から、4D(dead, dying, disabled, and diseased animals)の世界にはいってしまった−−−などと書いています。


●7957 (投稿者削除)


●7956 Chiron社のワクチン問題のその後 笹山登生 104/10/13(Wed) 10:48:08 削除
URL: http://www.sunherald.com/mld/sunherald/news/nation/9901980.htm

世界第二のワクチンメーカーであるカイロン(Chiron)社(アメリカ)の英国Liverpool工場が、英国MHRA (Medicines and Healthcare products Regulatory Agency )から「MHRAの定めた製造基準に沿っておらず、製品への微生物汚染の可能性が生じたため、インフルエンザ・ワクチンの3カ月製造停止処分を受けたことで、ワクチン所要量の半分をカイロン社に依存するアメリカのワクチン不足が問題になっ低が、このほど、他のワクチンメーカーからアメリカへワクチン供給を増やす動きとなった。
上記サイトによると、Aventis Pasteur社は、
一千四百二十万服のワクチンを、来月以内に、直接、アメリカの病院や老人ホーム、長期療養者、小児科医などに向け出荷することにし、また、CDCは、必要な箇所に、追加の八百二十万服分をインフルエンザ発生状況などを勘案し、分配するという。
カイロン(Chiron)社の製造停止に伴うインフルエンザワクチン不足分は、五千万服分とされ、まだまだ、これでも、焼け石に水の状況だ。
おりしも、今年も、鶏インフルエンザの感染拡大が見られるところから、鶏から人への感染の恐れに指摘されており、まだまだ、気の許せない状況ではある。


●7955 『原油価格の高騰が、来年の世界経済成長をおびやかす』とIEAが警告 笹山登生 104/10/13(Wed) 09:48:22 削除
URL: http://www.iht.com/articles/543306.html

パリに本部を持つIEA(the International Energy Agency)が、昨日、『原油価格の高騰が、来年の世界経済成長をおびやかす』と警告した。
この報告書によると、今年後半の世界の原油需要は、予想以上に大きいが、原油価格のあまりの高騰と、それに伴う世界経済成長の減速で、2005年になると、全般的に石油消費が減退し、特に、これまで主要需要国であった中国での石油消費が抑制されるであろうとしている。
2005年に入れば、中国や他のアジア諸国では、省エネルギー化へと向かうであろうし、原油からのエネルギー転換が盛んになるであろうとしている。
IEAでは、月次予測で、全体の原油需要を、昨年と対比すれば、3.4パーセント増、日量二十四万バーレル増となり、日量八千二百四十万バーレルと見ている。
中国需要は、2003年は11パーセントの伸びであったが、今年は、14.6パーセントの伸びとなり、日量六百三十万バーレルと見込まれるが、2005年には、スローダウンして、5.6パーセントとに落ち着くとの見通しである。
また、2005年の世界需要については、当初の見通しを、日量七万バーレルカットし、日量八千三百八十五万バーレルと、修正した。


●7954 (投稿者削除)


●7953 (投稿者削除)


●7952 NHK−BS1 ディベートアワー「BSE特集」もう一つ感想 まりちゃん 104/10/12(Tue) 23:24:37 No.7929へのコメント 削除
URL: http://www.nhk.or.jp/bsdebate/0410_1/index.html

笹山さん、もう一つ感想を忘れてました。(以下は発言「要旨」です)

唐木英明教授曰く「米国の肉牛は、ひろーい農場で、とうもろこしを食べて、肉骨粉なんか、そんな高いものを入れる必要もなくのびのび育っていると農家がいっている」
山内一也先生曰く「それは違う。レンダリング、肉骨粉を牛に食べさせるというやり方は、アメリカから始まったんです。日本だってBSEが発生した農家は肉骨粉を食べさせてなかったと言っている。アメリカの農家も飼料の中身を知らないと思う」

アメリカ人(英語講師)「アメリカでは肉食べてます。皆知らない。気にしないね。」
山内一也先生曰く 「アメリカでも日本と同じようにリスクコミュニケーションをするべき。みな情報を持たず知らないのだ」

唐木教授は、危険部位を完璧に取り除けば大丈夫、とかいってますが、ぜひ米国最大精肉加工企業の、内部告発をされた労組の皆さんと話し合いをしていただきたいですね。
http://www.labornetjp.org/worldnews/namerica/usnews/tslocal556
それから、(牛の肉骨粉を食べるのを許可された)鶏の糞、鶏舎のごみが牛の飼料化されているという話や、子牛が血液を給餌されてるという話、あれはどこの牛に与えられているんですかねー?


●7951 7950の関連ニュース 笹山登生 104/10/12(Tue) 22:58:37 No.7950へのコメント 削除
URL: http://www.foodproductiondaily.com/news/news-NG.asp?n=55337-us-beef-industry

上記サイトで、内容はほぼ同じです。


●7950 アメリカの内側からカナダBSE問題で、USDAのAPHIS批判の火の手あがる。 笹山登生 104/10/12(Tue) 22:52:05 削除
URL: http://www.wisconsinagconnection.com/story-national.cfm?Id=1063&yr=2004

以前、6904で紹介したことのあるアメリカのR-CALF-United Stockgrowers of Americaという団体が、カナダで一昨年発生したBSEの副生物が、飼料にレンダリングされ、一部は、牛の餌になっているとの懸念を深めている。
USDAのAnimal and Plant Health Inspection Service(APHIS)は、この事実を一年前に知っていたとして、2003年10月3日付けのAPHISの文書を根拠にして、迫っている。
このAPHISのレポートによると、これらのBSE牛から出たレンダリング製品は、およそ1800箇所にばら撒かれ、そのうちの1200箇所は、農家や消費者であったとしている。
R-CALF-United Stockgrowers of Americaは、この一月に、当時のこれらのばら撒かれた汚染物質は、いまだにカナダ国内にあると、警告している。

ちなみに、この団体は、6904でも紹介したとおり、アメリカの消費者グループや、生体牛生産グループとが結託して、ミートパッカー業者と対立するという団体で、過去には、法定闘争で、カナダからの輸入を差し止めた実績のあるグループである。


●7949 宮崎県も全頭検査継続を決定 笹山登生 104/10/12(Tue) 21:09:26 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041012-00000070-nnp-kyu

これで、これまでに全頭検査継続を決定または、表明した県は、検討中も含め、北海道、岩手、山形、福島、神奈川、三重、岐阜、滋賀、兵庫、山口、宮崎、佐賀、熊本、長崎 と、14道県にのぼった。


●7948 全頭検査廃止案は、自民党小委員会で紛糾し、まとまらず 笹山登生 104/10/12(Tue) 20:56:22 削除
URL: http://www.kahoku.co.jp/news/2004/10/2004101201002421.htm

自民党の「動植物検疫及び消費安全に関する小委員会」(委員長・宮路和明衆院議員)は12日、牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査緩和などの国内対策見直し案を話し合った。
しかし賛否が分かれて意見がまとまらず、結論は持ち越しとなった。
宮路委員長は終了後、「問題点を整理して週内にも、もう1回小委員会を開いて決着をつけたい」と話した。

ということで、今回の全頭検査廃止反対は、従来にないパターンで、農村部の生産者と、都市部の消費者の思惑が一致し、結果として、共闘体制ができるという、これまでにないパターンとなった。
あとは、従来パターンであれば、落としどころは、つかみがねというところなのだろうが、やはり、そのような手法は、今回の場合は、なかなか、通用しないのではなかろうか?


●7947 またまたあがった原油価格。54.45ドルへ。カンタス航空は、航空料金値上げを決定。 笹山登生 104/10/12(Tue) 20:42:30 削除
URL: http://www.nctimes.com/articles/2004/10/12/ap/business/d85lrgf80.txt

ニューヨークマーカンタイル取引所での原油価格は、本日、終に、54.45ドルの高値に達した。
要因としては、今朝の7927での要因のほかに、ブラジルの石油会社労働者が、賃金要求のためストライキに入ったことが、要因として加わった。
オーストラリアのカンタス航空は、48時間以内に、航空料金の値上げをすることを発表した。


●7946 9月6日のプリオン専門調査会は、このようなことでまとまったはずなんでしたけど。 笹山登生 104/10/12(Tue) 20:12:10 No.7945へのコメント 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai14/160906_dai14kai_prion_gijiroku.pdf

○金子専門委員 私はよくわからないんですけれども、これは評価しているわけで、リスク管理というか、日本の過去3年弱のデータを評価しているわけですね。そうすると、ここで言えることは、ですから、20か月齢以下の感染牛は今の検査体制において、1頭もいなかったと、検出できなかったという過去形のことは言えますけれども、それに基づいて、今後、将来こうだ云々ということは、この結論のところの入れるわけではないわけですね。ですから、私たちの答申の基本というのは、評価をした結果、350 万頭中2頭が21か月齢以上が出たと。20か月齢以下は検出できなかったというか、存在しなかったということは言えますけれども、ですから、この結論というのは、そういうことなんではないんですかね。それに基づいて、こういうふうな書き方になってしまうと、確かに何も言えませんね。

○金子専門委員 私は結論について、異議があるとか大きく変える必要はないと思うんですね。そういうことを申し上げているのではなくて、この2と3の書きぶりがやはり問題だろうということなんです。ですから、その本文を読む限りは、そのとおりです。科学的に間違ったことは1つもないというか、結論としては、それは私は承認できる内容だと思うので、ただ、最後のところはやはり確かに引っかかることは事実で、幾つかの委員から幾つかの御意見が出たとおりだと、私も思いますので、そこのところをきちんと正確に変えていただければという趣旨の発言です。ですから、リスク評価をした結果、こうであってということであって、これに基づいて、例えば、どうこうしようということではないわけで、私たちはあくまでも管理に応用してもらうことを考えて出しているわけではありませんから、現時点までの科学リスクを科学的に評価したらこうであったということを記載するのが、この報告書の中間とりまとめ案の意義ですから、過去、検討をしたらこうであったということを書いていくというのが基本だと思うんですけれども。だから、ここの書き方だけ、ちょっと考えていただきたいということです。

○吉川座長 わかりました。では、現在のところ、当然、断片的な事実しかないというのは、結論としては、総論の方にも書いてあります。わかった事実としては、我が国で350 万頭調べて11頭の陽性牛があって、若齢牛がそのうちの2頭を占めていたと。それが21及び23か月であったと。その量的なものについて分析すると、500 分の1 から1,000 分の1 という微量であったと。また、その350 万頭のうち20か月以下では1 頭も陽性牛を検出することができなかったという事実があるということで終えると。

○金子専門委員 先ほど、座長が言われたとおりで、私はよろしいです。

ということて、収まったはずなんですが、それが、どういうわけか、7944の突然の村上評価課長の説明となってしまったのですね。
ちなみに、9月9日の食品安全委員会での金子座長代理の説明には、村上評価課長の説明された点については、一切触れられませんでした。
山内さんの昨日のBSの発言からすると、事務局の暴走という疑いが濃厚ですね。


●7945 またBSEリスコミ(10月29日) まりちゃん 104/10/12(Tue) 19:22:35 No.7944へのコメント 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/koukan/mita_riskcom161029.html

 今後、我が国のBSE対策について、食品安全委員会における検討の参考とするため、英獣医学研究所TSE研究プログラム管理官のダニー・マシューズ氏、スイス獣医局TSE調整官のダグマー・ハイム氏、ニュージーランド食品基準庁主席アドバイザーのスチュアート・マクダイアミド氏ほかを招聘し、BSEの最新知見や欧州におけるBSE対策の変遷とリスクコミュニケーションについて意見交換会を開催することとなりましたので、お知らせします。
とのことです。先着順。

ところで9月9日の前のプリオン専門委では、吉川座長、金子座長代理も、今後20ヶ月が検出できないということをいうものではない!というような内容をいわれてましたよね。
おっかしーですよねー。不透明。誰が20ヶ月という言葉を残そう、というようにしたんですかね?

ちなみに7日の吉川座長の発言だそうです。(共同通信)
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/bse/news/0907-479.html
「生後二十カ月と言い切るのは難しい。数字が独り歩きする」。食品安全委員会のプリオン専門調査会座長の吉川泰弘東大教授は、六日の会合後に記者会見し、「中間取りまとめ」の原案から「二十カ月以下の牛海綿状脳症(BSE)感染牛を検出することは困難」との文言を削除する理由を説明した。(略 あとは原文を。。)


●7944 9月9日の食品安全委員会での村上評価課長のご説明 笹山登生 104/10/12(Tue) 18:48:38 No.7942へのコメント 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai61/dai61kai-gijiroku.pdf

まりちゃんさん。
7942に追加です。
このときは、、金子座長代理が、一通りの説明をされた後、村上評価課長が、山内さんが指摘した『本文に結論部分を再掲してしまった。』ことについて、以下のように説明していましたね。

村上評価課長
「その後の最終的な取りまとめの御相談の中で、結論をそのように変更するのであれば、
17ページの「迅速検査により検出可能な月齢」の第2 段落のところも全く同文で書くべき
ではないかという御意見がございました。一方で、前提条件なしで月齢と検査感度を比較
することは問題であるということではあるものの、17ページの本文中では、我が国おける
実態を述べているので、「発見することは困難である」を本文中には残してもよいのでは
ないかという御意見もございました。結果といたしまして、現在お示しいただいているよ
うな案文となっているものでございます。」


●7943 検査されなかった死亡牛の頭数 笹山登生 104/10/12(Tue) 18:31:41 No.7940へのコメント 削除
URL: http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/wallreport.pdf

まりちゃんさん。上記サイトが7928 で紹介した「イギリスのBSE検査にも、ループホールがみつかった』との調査報告書の現物ですが、プリント用紙がたれないので、アウトプットして見ないのですが、もしかして、この中に、これまでの死亡牛の頭数がかいてあるかも?
FSAのサイトによれば、羊にも、BSEリスクのおそれありとしていますね。


●7942 山内プリオン専門調査会委員のいわれるとおり 笹山登生 104/10/12(Tue) 18:03:06 No.7939へのコメント 削除
URL:

まりちゃんさん。
山内さん、そんなこと、いわれたんですか。
この点は、7658にも書きましたように、9月16日に東京で行われたリスクコミュニケーションの席で、私が、いやみでしたが、あえて指摘した点ですね。
この「食品安全委員会の「本委員会」で復活してしまった」というのは、9月9日のことですね。
あの指揮は、肝心の座長がどういうわけかご欠席で、座長代理として、金子さんが、ご報告された。
このへんの釈明は、損な立場となってしまいましたが、金子先生にやっていただくしかありません。
あるいは辞任という戦略をとるのか、お任せですが。
道路関係四公団民営化推進委員会の二の舞のような格好になりますが。
その場合は、事務局長も、評価課長も、とも連れということで。
やや、過激ですかね。このストーリー。ははは。


●7941 これが本当なら? 圧縮空気で動くエンジンで走る自動車が、オーストラリアで実現。 笹山登生 104/10/12(Tue) 17:47:41 削除
URL: http://www.poe-news.com/stories.php?poeurlid=39289

このエンジンを開発したのが、オーストラリアのメルボルンのAngelo Di Pietroさん。
http://www.aircarjapan.com/Japanese/jp-index.html
には、日本向けサイトもある。販売予定価格(車両本体価格)
Mini-CAT`s (3人車) - 90万円。
CityCAT'sタクシー仕様 - 150万円。
CityCAT's Sedan - 140万円。
CityCAT's Van - ¥130万円。
CityCAT's Pick-up - ¥120万円。
最高速度100キロ  最大連続走行距離100キロ  燃費 ゼロ!!!!!!!!!


●7940 検査されなかった死亡牛の頭数 まりちゃん 104/10/12(Tue) 17:38:27 No.7939へのコメント 削除
URL: http://www.nhk.or.jp/bsdebate/0410_1/index.html

発言7939の「感染可能性の高い死亡牛は検査が始まる前の2年間で32万頭以上は未検査処分されてしまったわけで」
↑ですが、「狂牛病は終わらない」という本の17ページ部分の1年分の数値から簡単に×2(年)をしてるだけです。
「食肉用として一年間にと畜される牛はおよそ100万頭。それとは別に、生育途中の病気などで死亡する牛(死亡牛と呼ぶ)が16万頭から18万頭いる。このうち、BSEの感染を検出する可能性の高い24ヶ月齢以上の牛はおよそ半分で、八万頭から九万頭いる。」(抜粋)

公的な数値ではないのであしからず。。一体何万頭の死亡牛を検査しなかったのかの正確な数値がほしいですね。


●7939 昨夜のNHK-BS1のディベート「BSE特集」の感想 まりちゃん 104/10/12(Tue) 17:26:55 No.7929へのコメント 削除
URL: http://www.nhk.or.jp/bsdebate/0410_1/index.html

昨夜の報道について感想をいくつか。
山内プリオン専門調査会委員が、「20ヶ月という線引きは科学では出来ない。プリオン専門調査会ではその文面を削除したんです。でも結論の中で削除したのに、本文の中で復活し、食品安全委員会の「本委員会」で復活してしまった」という主旨のご発言をされてましたけれど、これは報道を追っていけばまさにその通りで、「本委員会」が科学を捻じ曲げるならば、私は本委員会はいらない、税金の無駄だと感じました。

唐木英明教授は「今後危険部位が増える可能性がある」「まだ未調査の部位さえある」という問いに対し、「特定危険部位が増えるとしてもパーセンテージとしては低いに違いない、微量だ、リスクは変わらない」と主張されてました。BSE感染羊は輸血で他の羊に感染させた例もあるし、人間を感染させる量(閾値)も、潜伏期間もわからない、「未調査部分」さえあるのに、?????という感じでした。
本間正義教授は「個人の選択!市場の選択!」をやたらと主張されてましたが、一番感染しやすい子供や幼児が何をどう選択するのか、小銭を持てばすぐ肉製品が手に入るコンビニやファーストフードなどの外食で、何をどう選択するのか、頭に疑問の花が咲きました。

また、唐木英明教授は中間取りまとめのvCJD患者予測数値を持ち出されて、「日本の患者予測はこれだけ少ない!」と主張されてましたが、その数値に、もはや欠かせない輸入食品やグローバルな人間の移動(旅行など)は当然入っておらず、健康食品や医薬品、美容品も当然入ってないわけです。
食物連鎖に既に入ってしまったという牛の数も「数頭」だ、と主張されてましたが、感染可能性の高い死亡牛は検査が始まる前の2年間で32万頭以上は未検査処分されてしまったわけで。その数値も「計算できない」として入っていません。

最後に、とても大事な「BSEは一人でも感染者が出たら病院や歯医者、検査で感染する公衆衛生の問題」という部分が(山内先生が主張されたのですが)弱く、「個人の選択が云々かんぬん」という本間教授の主張のほうが最後に強調されてしまったのが残念でした。
あと、時間の問題があるのでしょうが、なによりもやっぱり大切な「飼料管理問題の実態」に触れられてなかったのが残念です。第二弾をやってもらいたいです。

ちなみに16日に再放送があります。


●7938 ノーベル賞をもらったフィン・キドランド(Finn Kydland)さんの、経済政策の時間整合性の問題とは? 笹山登生 104/10/12(Tue) 17:05:18 削除
URL: http://web.tepper.cmu.edu/default.aspx?id=142825

経済変動は、貨幣的要因よりは、生産性を高めたり低めたりするような技術的ショックによって起こるものだとし、そのショックが生産を増大させるように、プラスに大きければ、マネーサプライは増加し、生産を減少させるように、マイナスに大きければ、マネーサプライは減少するというお説のようで。
だから、マネーサプライは、結果であって、原因ではない、あくまで、経済変動の主役は、実態経済ということだ。
失 業 や 実 質 G N P をよく見ながら、金融政策を行っていくことが大切だといいたいのだろう。
また、政策の時間不整合性 という問題があって、政府が決める政策の時間と、民間が行動する時間と、社会が恩恵を受けるまでの時間に、それぞれタイムラグがあるので、この政府−民間−社会 それぞれの段階で最適化するとともに、政府の政策案策定から社会が恩恵を受けるまでのトータルの時間を最適化することが必要という。
これを政策の時間不整合性といい、期間ごとの最大化によって定まる政策を裁量政策,全期間にわたる最大化によって定まる政策方針を政策ルールと呼ぶんだそうだ。

なかなかややこしい問題だが、政策策定から実行へ、実行から民間の行動へ、民間の行動から、社会の厚生拡大へ、このそれぞれの段階の効果発言のスピードアップ化と、トータルの時間の縮小というのは、願ってもないことだ。
ひるがえって、おりしも、ダイエー問題でゆれる日本だが、いってみれば、当初、政治力に頼った後遺症が、今のダイエー問題の根底にあると考えれば、自業自得、分かりやすい話ではある。


●7937 「いま、おもえば、やはり拙劣だったレコード輸入権反対運動」は、こちら 笹山登生 104/10/12(Tue) 16:12:52 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi?6801_7000

最近、上記の一文を、改めてリンクされた方がいて、過去ログなので、アクセスできず、迷子になって、このサイトにきている方が多いので、お知らせしますと。
上記URLにアクセスし、そのうちの6842をご覧になってください。
もっとも、論議を蒸し返すつもりは、さらさらありませんが。


●7936 「政(せい)は正(せい)なり」には、小泉首相自らを諭す前段があった。 笹山登生 104/10/12(Tue) 14:48:05 削除
URL: http://kanbun.info/keibu/rongo12.html

小泉純一郎首相が12日の所信表明演説の冒頭で孔子の論語 「政(せい)は正(せい)なり」を持ち出し「政治は不正を許さず人々に模範を示すことで、秩序ある社会をつくるよう常に襟を正さないといけない」とのべたというのだが。

上記サイトで原点にあたってみると、確かに、このサイトの12-17で、季康子が子牛に対して、「政とはなにか?」と問うたのに対して、子牛は、「 政者正也 」(政は正なり)と、答えている。
しかし、孔子が、論語の顏淵第十二において、政について言及したのは、この 季康子の問いに対してだけのものではない。
その前段階で、12-07の子貢の政についての問いに対しては、『食を足(た)らわし、兵を足らわし、民にこれを信ぜしむ。』と応え、12-11の斉(せい)の景公からの政とは?との問いに対しては、『君を君とし、臣を臣とし、父を父とし、子を子とす。公曰く、善(よ)いかな。まことにもし、君、君とせられず、臣、臣とせられず、父、父とせられず、子、子とせられずんば、粟(ぞく)ありといえども、われ得てこれを食(くら)わんや。 』と応え、12-14の子張からの政についての問いに対しては、『これに居りて倦(う)むことなかれ。これを行なうに忠(ちゅう)をもってせよ。』と応え、12-19の季康子からの更なる政とは?との問いに対しては、『子、政(まつりごと)をなすにいずくんぞ殺(さつ)を用いん。子、善を欲すれば民善なり。君子の徳は風にして、小人の徳は草なり。草はこれに風を上(くわ)うれば必ず偃(ふ)す。 』と応えている。

この前段なり、季康子の追加質問などを見ると、今のイラク戦争のむなしさをも示唆し、改革の痛みにあえぐ民への政の指針を与えているようにも見える。


●7935 なぜプルシナー一派に対して、風あたりが強いのか? 笹山登生 104/10/12(Tue) 14:22:38 No.7934へのコメント 削除
URL: http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID

伝聞さん。
セーファー教授は、プリオン発見者のブルシナー教授の門下生ですよね。
それで、例の唐木さんなどが、ブルシナー教授のことを言っているのは、以前、この掲示板の6126で言ったように、プルシナー教授の研究室だけで、一千二百五十万ドルもの、ダントツの資金援助を受けていることに対する疑問がわきあがっているということなのですね。
それは、プリオンは、確かに、結果であっても、原因であるとは限らない、むしろ、原因はウィルスなど他の原因によっているのかもしれない、しかし、プリオン原因説によらなければ、資金援助が受けられない状況であるという、閉塞感が根底にあるような気がしています。
ですから、日本からブルシナー教授門下のところに行けば、やや、オーバーなレクチャーを受けてきて、日本のジャーナリズムや、一部、政界関係者が、騒ぎ立てる、といういうな実情も、正直あるわけですね。
そこのあたりの微妙さは、本来のBSE問題とは関係のないことなのですが、あることは事実なのです。
上記サイトは、前にも6126で紹介したものですが、まだ消えずに残っていましたので、改めて掲載します。
微妙な裏舞台が分かるサイトです。


●7934 NHK-BS1の件 伝聞 104/10/12(Tue) 11:29:18 No.7929へのコメント 削除
URL:

当日出席した人から、
山内一也教授が実際のディベートで「カリフォルニア大のセーファー教授は、「私は米国産の肉を子供に食べさせない。危険だからだ」といっている」という発言をされたそうですがカットされた模様です。刺激が強すぎるんでしょうか。


●7933 神戸大学電子図書館システムの『新聞記事文庫』検索の威力 笹山登生 104/10/12(Tue) 11:09:20 削除
URL: http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=00206802&TYPE=HTML_FILE&POS=1&TOP_METAID=00206802

明治末〜戦前期の新聞記事データベースで、現在10万記事の画像・全文テキストが登録されているようだ。
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/sinbun/search.html がそのサイト。
そこでためしに、私の先代を検索してみると、上記のようなサイトにぶち当たった。
大阪毎日新聞 1940.11.21(昭和15)
「農林省では二十日農相官邸で木炭の切符制を実施する府県の経済部長会議を開き、本省から田中木炭第一、久保木炭第二、早尾業務課長、平岡大阪営林局長、各木炭事務所長、並川東京、渡辺神奈川、松原京都、菊池大阪、武政兵庫、笹山埼玉の各経済部長らが出席、政府木炭の配給に関する打合せをなした。」
私の生まれる二ヵ月半前の話で、当時、私の父は、農林省から、埼玉県経済部長に出向していた。
ちなみに、この記事にある「平岡大阪営林局長」とは、作家の三島由紀夫(本名 平岡公威)のご尊父である平岡梓氏のことだ。
太平洋戦争開戦直前で、この後、当時配給制であった木炭資源は枯渇をみせ、都市の公園など、平地林の伐採にまで突き進む。
父は、この平地林伐採に反対した故をもって、農林省山林局長から、熊本営林局長へと左遷される。
中国からの木炭輸出停止に焼き鳥屋さんがオタオタする今の日本の状況とは違って、まだ、国内資源に余裕のある話ではある。

みなさまも、この昔懐かしい記事が出てくる検索サイトを利用されて、レトロな雰囲気に浸られて見られてはいかが?梓


●7932 (投稿者削除)


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●7930 (投稿者削除)


●7929 昨日のNHK-BS1 ディベートアワー)「BSE対策 安全は守れるか」は、どんなんだったの? 笹山登生 104/10/12(Tue) 09:58:00 削除
URL: http://www.nhk.or.jp/bsdebate/0410_1/guest.html

私は、もう寝ていましたので、見なかったのですが、2chロムしてましたら、以下のような簡潔な総括が出ていました。
表現が悪いのは、私のせいではありませんので、あしからず。


2chより引用

唐木東大 検査不要危険部位除去のみでおk はずれ引いた奴は運が悪い
山内東大 全頭検査+危険部位除去
加藤日本フード リスクが少なければドンドン入れろ はずれ引いた奴は運が悪い
穴見畜産農家 全頭検査国内外問わず
本間東大 政府説明責任、消費者責任、表示のみやっとけ。表示を見ない奴はそいつが悪い
和田主婦 全頭検査国内外問わず


●7928 イギリスのBSE検査にも、ループホールがみつかった 笹山登生 104/10/12(Tue) 08:34:41 削除
URL: http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,3604,1324886,00.html

イギリスのThe Food Standards Agencyが、今年6月から調査をしたところによると、今年4月にスコットランドで、病気や怪我で死亡した牛261頭が、BSE検査をすり抜けて、食物連鎖に入っていたことが分かった。
その数は、133頭にまで増える可能性があるという。
イギリスでは、今、これまでの30ヶ月ルールゅ月齢30ヶ月以上の牛を食物市場に回さないルール OTMルール)の見直しに入っているが、今回のこの一件は、これにも影響を与えそうだ。


●7927 原油価格はさらに高騰し、1バーレル53.64ドルへ 笹山登生 104/10/12(Tue) 08:18:12 削除
URL: http://www.newsday.com/business/ny-bzoil12,0,4814858.story?coll=ny-business-headlines

一時は、53.8ドルラインにまで到達したが、これらの高騰要因としては、ナイジェリアで11日からストライキに入ったこと、ロシアの石油会社YUKOSに対し、十三億四千万ドルの罰金が科せられることが決定したこと、メキシコ湾にあるパイプラインのうち、10本が、依然として、ハリケーンの後遺症のために、閉鎖されていること、等の、これまでと変わらない要因に加え、今回新たに、OPECが増産を意図しているサウジアラビアの石油の質が、硫黄分の高い質の悪いものとなるのではないかという懸念が広まっているためである。
OPECは、サウジアラビアもふくめ、日産二百五十万バーレル上げているのだが、その増産分が、高硫黄分の質の悪いものである可能性が広まっている。
このような事情から、Barclays Capital名と一部アナリスト筋からは、原油価格は、1バーレル75ドルにまで上昇するのではないかという観測も流れ始めてきた。
http://www.dailytimes.com.pk/default.asp?page=story_12-10-2004_pg5_20 参照


●7926 (投稿者削除)


●7924 8000到達は、10月18日ころ? 笹山登生 104/10/11(Mon) 20:24:59 削除
URL:
8000 まで、あと、カウント、77となりましたが、果たして、8000到達はいつごろなのでしょう?
当方としては、10月18日ころと予想しておりますが。
ちなみに、6000到達は6月11日でした。

●7923 「『人間の安全保障』対応部隊」構想の詳細 笹山登生 104/10/11(Mon) 18:29:26 削除
URL: http://www.lse.ac.uk/Depts/global/Human%20Security%20Report%20Full.pdf
ロンドン大政治経済学院(LSE)のマリー・カルド教授を主査とするグループが、紛争地域の住民の安全など「人間の安全保障」を実現するための軍民混成部隊の創設が必要だとする報告書をまとめたことが話題となっている。
上記サイトが、その現物で、「欧州のための人間の安全保障ドクトリン」(A Human Security Doctrine for Europe)と題するものだ。
内容は、軍事的行動や多国籍軍の活動の限界を検証した後、「『人間の安全保障』対応部隊」(‘Human Security Response Force’)と名づけた混成部隊の創設を提言している。
規模は1万5000人程度を想定し、警察官や、法制度再建、人道援助を担う専門家ら5000人が軍部隊と行動を共にしながら、民族対立、失業、人々の暮らしを立て直すとしている。

この構想のエッセンスを以下に記すと、次のようになる。

1.15000人の部隊は、男女からなり、その三分の一は、民間人で、その内訳は、警察、人権監視員、開発や人道的活動の専門家、管理者などからなる。
2.部隊は、加盟国からの流用可能な軍や民間の人材から集められる。
3.同時に、「人間の安全保障ボランティアサービス」(‘Human Security Volunteer Service’)の創設も提案されている。
4.行動の範囲は、その地方で受け入れられうる法律上の範囲内のものとなる。
5.行動の範囲は、多国間条約と義務の枠組みの範囲内でのものとなる。
6.暴力や不安定な状態にある人々の基本的な要求を考慮して、ボトムアップ・アプローチ を重視し、NGOとの協力体制を敷く。
7.対象地域の地方の政治的環境のなかで、いつでも、行動する。
8.一次的な段階での脅威に対しては、法的な対応をする。
9.最後の手段として、武力対応するときは、人間の安全保障部隊として、死への極限の状態にある場合に限る。
10.部隊の構成は、三段階からなる。第一は、戦略計画者であり、情報などの分析能力を持ったものである。また、民間軍事リスクマネジメント専門家で、軍や民間の能力の評価をする。
第二段階は、数日以内に配置につける五千人規模の部隊である。これは、軍・民間混合部隊からなり、コマンド・コントロール本部からの指令に待ち、常に、スタンドバイの状態でいて、トレーニングも常に行う。
三段階は、残りの一万人からなり、予備兵的な存在ではあるが、配置につく可能性は大いにあり、そのためのトレーニングも欠かさない。
11.NGOは、『人間の安全保障ボランティア・サービス』の一部として、個人として登録される。
この参加に当たっては、そのNGOが信頼にたる、または、効果的活動をしているかなどが、審査され、契約が結ばれる。
この契約によって、トレーニングや、演習に参加できることになる。
そして、実地に配置されることになる。
民間会社は、これに登録し、物流や通信などの非軍事的業務を提供することができるが、部隊の中核をなしてはいけない。
12.部隊への物質的供与は、ある程度、軍との共用なり流用が許される。

●7922 大気圏内VHF電磁波散乱体探査法(改良串田式)による地震予測を北大研究チームが実証 笹山登生 104/10/11(Mon) 13:47:04 削除
URL: http://www.yatsugatake-eorc.org/yochi/gaku/index.html
地震の前には、本来聞こえないはずの遠くのFM放送が受信できることが、北海道大学大学院の研究チームの観測でわかり、福岡市で開会中の日本地震学会で10日、報告された。
この大気圏内VHF電磁波散乱体探査法(改良串田式)による地震予測派、山梨県八ヶ岳南麓天文台の串田嘉男氏が1995年、経験的法則として発表したものを、今回北大研究チームが裏付けたもの。
この研究は、既成の学会からは、相手にされない嫌いがあったが、前の文部大臣の有馬朗人さんなど、有志の方々が、長年氏の研究の信用性を支えてきた。
ある意味、既成のアカデミズムへの反乱の成果ともいえる側面がある。
ニュースは、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041011-00000302-yom-sociの読売新聞ニュースから。
ここ http://www.asyura.com/0306/jisin7/msg/283.html にも串田式についての串田氏自身のメッセージが掲載されている。
http://www.hokudai.ac.jp/science/science/H15_11/tibutu/fm.htm もご参照

●7921 (投稿者削除)
●7920 CT自らが、自らのお客を作っている? 笹山登生 104/10/11(Mon) 11:29:17 No.7915へのコメント 削除
URL: http://www.medicinenet.com/script/main/art.asp?articlekey
まりちゃんさん。
CTのスキャンが、がん発生の誘発となりうるということは、上記サイトのように海外でも問題になっているようですね。
上記サイトでは、「スキャンから発生した放射線が、がんのリスクをたかめ、がんの原因となる。」といっていますね。
コロンビア大学のデビッド・ブレンナー博士によると、全身CTスキャンから発生する放射線量は、広島・長崎の原爆被爆者の生存者が受けた量に匹敵するとし、それによる癌発生の証拠もあるとしています。
また、イェ−ル大学のデビッド・カッツ博士によると、このブレンナー博士の論文は、CTが持つ潜在的な危険性を強調したことで、意味あるもので、全身スキャンCTを受けることは、長期的には、益はないということだとしています。
このCTスキャンによる危険性は、一回受けることにはリスクはないようで、たびたび、スクリーニングのために全身CTスキャンを受けることにリスクがあるものとしています。
危険の確率としては、1200人に一人とも見られています。
だから、毎年一回とか、2−3年に一回という場合には、リスクはないといわれています。
ある45歳の患者は、全身CTスキャンを年一回30年間受けて、癌になったといいます。
このCTの危険性はねダイオキシンによる発ガンの危険性よりも、一万倍高いものとしています。
そういえば、なんかの小話に、似た話がありましたね。
それで、いつまでもお客がたえない−なんて話が。

●7919 (投稿者削除)
●7918 仙台の牛タン屋さんの二重苦 笹山登生 104/10/11(Mon) 11:01:40 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041011-00000001-khk-toh
牛タンの確保に四苦八苦の仙台の牛タン屋産に、新たな難題が、というのが、上記サイトの記事。
今度は、この10月からの中国からの炭の輸入ストップで、焼く炭の在庫が払底しつつあるというのだ。
代替品はいくらでもあるようだが、問題は、コストと火力。
現在、仙台市内向けの中国産備長炭の相場は1キロ約370円。国内産は1000円超で3倍以上なんだそうだ。
炭までも他国任せにしてしまった旧農業国日本へのツケは大きいようだ。

●7917 インフラ分類を違った角度からみてみると? 笹山登生 104/10/11(Mon) 10:49:44 No.7913へのコメント 削除
URL:
7913で、インフラストラクチャーをハードとソフトに分けて見ましたが、これとは違った分類で、インフラのバランスを見る場合があるようですね。
特に、地球環境のためのインフラという場合、次のような考え方があるようです。
地球圏(GeosphereまたはLITASFERAまたは、Lithosphere)のインフラ、
生物圏(Biosphere -V.I. Vernadsky が言い出した概念)のインフラ、
精神圏(Noösphere-P. Teilhard de Chardin が言い出した概念) のインフラ、
まあ、このうちの地球圏のインフラというのは、地球公共財の保全のために、みんなが金を出し合って守っていこうという概念でしょうし、生物圏のインフラというのは、人間も含めての、生息可能なためのインフラという意味でしょうが、三番目の精神圏のインフラというのが、分かりにくいですね。
サイバー空間が、すでに地球を覆いつくして、ひとつの圏を作っている、そのためのインフラということのようですね。

ハードとソフトのインフラ配分の適正化とともに、地球圏と生物圏と精神圏とのインフラ間の適正配分が必要になってくるという主張のようです。
ちなみに、ソフト・インフラは、どのようなものを指しているかについては、定義が種々あるようですが、人間の健康や教育や文化的水準を維持するためのインフラという意味で使われているようですね。
また、企業にとってのソフトインフラというのは、人的資本投資、技術教育、R&D、資本、アドバイザリーサービス、犯罪予防、自治体からのサービス などがあるようですね。

●7916 美容や更年期障害改善として病院で使用されている「ヒトプラセンタ(胎盤)」の件 まりちゃん 104/10/11(Mon) 09:30:52 削除
URL: http://life5.2ch.net/test/read.cgi/seikei/1090896937/
輸血や移植用臓器と同じく「特定生物由来製品」として慎重な扱いを指定されているヒトの「プラセンタ」(胎盤)ですが、輸血や臓器移植をされた方には「献血」が禁止されているのに、ヒトプラセンタは厚労省が放置している件、数ヶ月前から、厚労省に情報を送っているんですがね、まだ規制されないですね。
だいたい、「特定生物由来製品」であるプラセンタを「副作用がない」とHPに表示して、保険外適用で治療に使用している医院やクリニックは「プラセンタ」「副作用」で検索するとゴロゴロ出てくるわけですが、それも放置。これって薬事法違反にはならないんでしょうか?

・・・まさか、在庫処分の猶予を与えているわけ、ないでしょうね。。(^^;

●7915 全身CTで1200人に1人がんに という読売新聞の報道 まりちゃん 104/10/11(Mon) 09:15:09 削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041004so14.htm
CTに関して、論文が出てきたようです。メリットもありますが、デメリットも少ないとはいえないようですので慎重な使用と照射記録保存が望まれますね。
私も今年、年1回の検診案内に同封されてきた「胸部CT(肺がん検査)の勧め・今なら4000円」というチラシ見て、受けてしまいましたよ。(^^;他の先生に伺ったら、その年で煙草も吸わんし、必要ないのでは?といわれちゃいました。

◆全身CTで1200人に1人がんに(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20041004so14.htm

◆Estimated Radiation Risks Potentially Associated with Full-Body CT Screening
David J. Brenner, PhD, DSc and Carl D. Elliston, MA Radiology 2004 232: 735-738.
http://radiology.rsnajnls.org/cgi/content/abstract/232/3/735

◆(09/10)度重なる全身CTで癌リスクが上昇(日経)
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20040910hj000hj

●7914 訂正「日本飼養基準」→「日本飼養標準」の間違い まりちゃん 104/10/11(Mon) 09:08:21 No.7909へのコメント 削除
URL: http://nagano.lin.go.jp/tosyoannai/standart.htm
農水省の畜産のバイブル、指導書の名前を間違えました。(^^;
すみません、「日本飼養標準」が正しいです。

笹山さん、学者の責任は大きいですよね。とくにBSE問題は、病院や検診などでヒト→ヒトの院内感染が問題になるっていうことを無視しちゃってる学者が多すぎます。
これはBSEだけの問題じゃないですが、これだけ簡単に食が手に入るご時世、小学生が塾帰りに外食、夜食を食べる時代、「ソフトの社会インフラ」、本当に必要ですよ。

コンビニで、小学生の誰が「この弁当に入っているビーフエキスと動物性油脂とゼラチンの由来と産地と製造方法はどうなのか?」なんて自己責任、自己選択で確かめる子がいるのか???(^^; という話ですよね。まったく。

ところで、
◆日本飼養標準シリーズ−農林水産省農林水産技術会議事務局編− 乳牛の最新版は99年?なんでしょうか。
http://nagano.lin.go.jp/tosyoannai/standart.htm
こんなのもありました。94年度版は問題があったようですが、改善されているんだろうか。。
◆「簡単で手軽な乳牛の飼料計算ソフト」
http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se097054.html?y
「日本飼養標準「乳牛」94年版に準拠した乳牛の飼料計算プログラムです。乳牛の飼料計算を簡単にできます。」


●7913 「食の安全」は、「ソフトの社会インフラ」と考えるべき 笹山登生 104/10/11(Mon) 08:34:24 No.7909へのコメント 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041011-00000006-san-pol
まりちゃんさん。
今日の産経新聞は、今後の日程をえらい詳しく報じていますね。
おそらく、この通りには、いかないでしょうけれども。
まあ、これらお二人の教授は、どこかで、大局観を見失ってしまって、別の意味での大局観に摩り替えてしまっているのでしょうね。
この一週間というもの、アメリカでは、鎮痛剤やサプリメントなど、医薬品などの安全性をめぐって、株価が大きく揺れました。
日本でも、これらの危ない薬の治験までされている方もあったようで、改めて、安全の危うさを認識させた一週間でした。
私は、「食の安全」は、「ソフトの社会インフラ」だと考えております。
もし、自己責任を言い出すのであれば、ガードレールのない高速道路や、手すりのない橋や、地盤の危うい住宅での『自己責任論』は、言うべきではないと思います。
これらの欠陥インフラも、ゼロリスクではあるが、ただのゼロリスクではなく、『未必(みひつ)の故意のゼロリスク』といえます。
6374 で「公共経済学的に見た「自己責任論」」ということで、書いたことがあるのですが、一時、ある政界のが、「グランドキャニオンに、落下防止の柵がなく、「Walk at Your Own Risk 」と書いてあることで、それが、アメリカの自己責任を重んじる証拠だ』などという意味のことを言われて以来、狭義の意味での自己責任論が、学会でもまかり通っているようです。
なんかあった場合、公共施設の管理者が、自らの責任に及ばないようにするための単なる免責条項にすぎないと、私なんか思うんですがね。
それと同じように、今回のBSEについての自己責任論も、自らに責任が降りかからないための免責条項をばら撒いていることのないように、じっくり監視したいものです。

●7912 7909の訂正です。 まりちゃん 104/10/11(Mon) 08:19:41 削除
URL: http://www.esbooks.co.jp/books/detail?accd=31187066
★北海道の農業改良普及センター農業改良普及員らによる共同執筆(誤)

★北海道○○地区の「農業改良普及員」らによる共同執筆(正) です。失礼しました。

とにもかくにも、日本はこの3年で、飼料管理の改善、と畜する食用牛に関しての全頭検査、危険部位除去方法も徐々にですが改善され、トレーサビリティも進めてます。他の対策が遅れている国と一緒にされたら、日本の牛農家はつぶれてしまいますよね。

●7911 (投稿者削除)
●7910 もうひとつ重要な点「乳牛に肉骨粉など動物性タンパク飼料を与える理論を提供したのは80年代に発表された英国と米国の使用基準と書いてある まりちゃん 104/10/11(Mon) 07:44:25 No.7909へのコメント 削除
URL: http://www.esbooks.co.jp/books/detail?accd
おっと、もう一つ重要な点を忘れてました。「狂牛病は終わらない」P-153-154 から抜粋です。

「乳牛に肉骨粉などの動物性タンパク質飼料を与える理論を提供したのは、1980年代に発表されたイギリスとアメリカの飼養基準だった。それぞれの標準を策定した機関の名前をとって、
 ARC(The Agricultural Research Council<<イギリス>>)
 NRC(The National Research Council<<アメリカ>>
と通称されている。両方とも、(略)英米両国の飼養基準は翻訳され、官民の研究所や研究者、コンサルタントたちによって「バイパスタンパク理論」は広められていった。(以上抜粋」

詳細は本をどうぞ。

●7909 20ヶ月以下だから輸入できるというイメージは誰が作っているんですかね? まりちゃん 104/10/11(Mon) 07:31:11 削除
URL: http://www.esbooks.co.jp/books/detail?accd=31187066
米国の話ですが、月齢認証ばかりが焦点のように報道されていますが、いくら若い牛だろうが、問題はいつ何を食べたか(感染潜伏牛でないか)、危険部位除去されているかが問題なわけです。
危険部位除去にしても、BSE羊が輸血によって他の羊を感染させたという実験もあるように、今後の研究によってまた変更されるかも知れない。人が感染する閾値もわかっていない。だからWHOは感染している牛は排除せよ(どの部位だろうが食べるな)といってるわけで。
そのWHOの勧告を無視される、プリオンとはご専門が違う学者もおられるんですよね。唐木英明氏と本間正義氏は「自己責任」「個人の選択」にまかせよ。という。外食店に行った幼児や子供が牛加工品食べるときに、自己責任、個人の選択でどう牛加工品を選べるっていうんですかね?高校の教科書には「プリオン」さえ載っていないそうですよ。最近唖然とすることが多いです。

ところでですが、「狂牛病は終わらない」という本に、酪農家のための雑誌の過去のバックナンバーが紹介されていました。英国は【88年に牛肉骨粉使用禁止】前提にご覧ください。
◆デーリィ・ジャパン 95年2月臨時増刊号 「ミートボーンミールや血粉、魚粉を使いこなしてますか?」
”一日の推奨量 肉骨粉340g/日 血粉100g/日(略”
★北海道の農業改良普及センター農業改良普及員らによる共同執筆
◆デーリィ・ジャパン 96年2月号「タンパク質飼料とくに動物性副産物の特性」
当時農水省畜産試験場所属○○氏(現酪農学園大学教授・本には実名あり)”…乳牛飼養面からもその利用に関心が高まって(略”

これらの雑誌記事の元になるであろう「日本飼養基準」94年度版(農林水産省 農林水産技術会議事務局 編纂:執筆者=大学や試験研究機関の専門研究者、畜産関係団体の研究者、農水省畜産部課長などがメンバー)では「筋肉や乳のアミノ酸組成に近い非分解性蛋白質」を補え、として、「骨付き肉粉」「血粉」「肉粉」「魚粉」を紹介していたそうです。

別件ですが某肉牛産地の大学教授が、2001年9月にBSEが見つかってからもHPに「畜産において肉骨粉は貴重なリサイクル資源であり家畜に食べさせるべき」等と掲載していました。その人は今BSEに関するリスクアナリシスについてHPに掲載しています。今はどう「指導」されてるんですかね。
最近もBSEの根絶をた易いかのように主張したり、大したリスクでないという学者もいます。英国は過去に600万頭の牛を未検査処分、今も30ヶ月以上は殺処分です。しかし、一部の学者のいうままうのみにしていると、恐ろしいことになるんですね。生産者も消費者も自身で勉強しないとひどい目にあいます。輸入商社も、英国の騒ぎを知らないわけ、あったんですかね〜。

この本に掲載されている問題がもう1つ。96年3月20日、英国で「BSEが人に感染する」という発表があり、日本では翌月に肉骨粉の飼料への使用自粛行政勧告が出ましたが、3月の飼料業界の肉骨粉使用量は通常の倍、その時点から13年遡っての最高値、42トンが使われたそうです。(飼料月報から)
・・・BSEの問題だけではなく、なんでも自分で勉強しとかないと痛い目を見ますね。

●7908 (投稿者削除)
●7907 MITのオープン・コース・ウェア 笹山登生 104/10/10(Sun) 23:22:08 削除
URL: http://ocw.mit.edu/index.html
今日のCNNでやっていたので、面白そうなのでのぞいてみたのが、上記サイト。
これで、通信教育大学なんてのが、過去の存在になるのかも知れない。

●7906 テレフォンテロ 笹山登生 104/10/10(Sun) 23:06:53 No.7905へのコメント 削除
URL: http://www.google.co.jp/search?q=cache:ukZ9JyMWmp4J:www.scenecritique.com/museum/lib/defcon0/faq/winap.htm+WarDialer%E3%80%80%E3%80%80PhoneTag&hl=ja&lr=lang_ja
223さん。
そうですか。
上記サイトなんか見ますと、いたずら電話関連ツールも、年々進化してきているようですね。
中には、このうちのツールを利用して、とりにくいチケットやゴルフ場の予約に使っているなんてのもあるようです。
このうちの、PhoneTag http://www.securityfocus.com/tools/49/scoreit というのが、その類のようですね。
あな、おそろしや。

●7905 サイバーテロならぬテレフォンテロ 223 104/10/10(Sun) 21:27:15 削除
URL: http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-fr/fr-m06.htm
 なにかとお騒がせの我故郷の福岡ですが、このところ爆弾テロが
あいつでおります。

…、と言ってもイタズラ電話ですが。
 
 標的になったのは、西日本シティ銀行、西南学院大学、志免町役場、お隣の山口大学、
戸畑サティ。(銀行にはニセ爆弾も仕掛けられていた)

 支店経済が企業の統廃合でしぼんでいるのも原因かとも思いますが、
何か事件が起きると「また福岡か」って言われるのも悔しいものです。

 いまのところは、空港や公共交通、国の出先機関などは標的になって
いませんが近いうちに標的になるのではと思ったりします。
 
 個人一揆というかお手軽なテロというか。

●7904 アメリカ側が、BSE検査免除について新しい提案 笹山登生 104/10/10(Sun) 20:37:16 削除
URL: http://www.npga-pygmy.com/herdbook/help/searching.asp
読売新聞記事 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041009-00000302-yom-bus_all によれば
「日本がBSE(牛海綿状脳症)が発生した米国産牛肉の輸入を停止している問題で、アメリカ側が再開に向けた新提案をしていることが8日、明らかになった。
日本は月齢20か月以下の若い牛に限ってBSE検査を免除する方針で、新提案は、牛の月齢に関する農場の記録簿を米政府が正確だと保証した牛については、日本に輸入を再開するよう求めている。今月中にも開かれる日米局長級協議で検討される見通しだ。ただ、信頼性の高い記録簿のある牛は全米の1割程度とされ、全面的な輸出再開は、なお障害が多い。」

という記事なのだが、ここで言われている「牛の月齢に関する農場の記録簿」というのは、おそらく「Herdbook 」のことをいっているのではなかろうか?
これは、アメリカに限らず、イギリスやオーストラリアなど各国にあるもので、また、羊やヤギのものもあるようだ。
herd record または herd register ともいわれる。
上記サイトは、ヤギのHerdbookの記載例であるが、所有者の名前、ブリーダーの名前、オス親メス親の登録番号、出生地、出生年月日、毛色、焼き判のしるし、等が記入されている。

http://herdbook.simmental.org/simmapp/servlet/simmapp/template/Timeout.vm 

http://www.beefguru.co.uk/cattle_software_quicktour.htm

http://www.herbstgroup.com/software/userfiles/images/cattle/window.jpg

http://agebb.missouri.edu/commag/ccrms/pg3.htm
http://www.herbstgroup.com/software/cattle/
等もご参照

●7903 (投稿者削除)
●7902 ちなみに、(財)日本複写権センターの場合は? 笹山登生 104/10/10(Sun) 18:10:56 No.7898へのコメント 削除
URL: http://www.jrrc.or.jp/image/contract2.gif
三四郎さんご指摘の複写に関する著作権等管理事業法にもとづく管理事業者としては、(財)日本複写権センター(JRRC) 社団法人情報科学技術協会(INFOSTA) 有限責任中間法人学術著作権協会(JAACC  かつてのACCSから譲渡を受け設立) (株)日本著作出版権管理システム(JCLS) などがあるが、上記のようなスキームになっています。
スキームの上では、包括許諾契約と個別許諾契約とがあるのですが、使用料の違いをめぐって、管理事業者間でいろいろ、しょっちゅうあるようですね。
ここにおいても、http://d.hatena.ne.jp/copyright/20040805 がおっしゃるように、エンドユーザーが口を出す場はないようです。
ちなみに、http://d.hatena.ne.jp/copyright/20040805では、以下のような問題点を提起されております。
「利用者代表との協議の条件をゆるくすること
管理事業者は利用者代表から協議を求められた場合それに応じる義務があるが、利用者代表となるための規定が厳し過ぎる。業界団体のレベルでないと、利用者たりえない。個人などの一般利用者が管理事業者の使用料規定に対して異議を述べたくても、現在の利用者代表の条件を満たすことは非常に難しい。著作物の利用促進を図るためには、利用者代表となる条件を緩和し、個々の利用者が管理事業者と協議を行えるような条項にすべきである。」

●7901 (投稿者削除)
●7900 エンドユーザーが表に出ることのできるスキームはないのか? 笹山登生 104/10/10(Sun) 14:50:20 削除
URL: http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/013/03121001/002/003.pdf
著作権法附則4条の2を廃止する著作権法改正法は平成17年1月1日に施行され、施行日までに、「貸与権管理センター」との著作権集中処理機関が書籍・雑誌等に関する著作権者から貸与権の処理の委託を受けることにより、スムーズに権利処理を行い、ライセンス料さえ払えば書籍等の貸与事業自体は禁止しないことが前提となっている。
で、そのセンター構想が、双方条件の大幅な不一致により決裂したといううわさなのだが。
そこで、このセンターこうそうなるもののスキームを改めて、上記サイトでみてみると。
なるほど、このスキーム上では、権利を委託する側は出版社となっていて、許諾申請をするのが利用者となっていて、品物を取り揃えたり、許諾料を徴収するのが、代行店となっているのだが、実は、この一件すっきり見えるスキームのそれぞれ(出版社・利用者・代行店)に、しっかり、それぞれの団体がはりついているという仕掛けだ。
では、エンドユーザーの声というのは、このスキームでは、どう反映されるのだろうか?
何らかのボードが必要なのではなかろうか?
やはり、団体の思惑も、出版社の思惑も、権利利用者の思惑も、文化庁さんの思惑も、エンドユーザーとしての「利用者」の声を原点に、するべきなのだろう。

●7899 あれあれ、違う概念でしたね。 笹山登生 104/10/10(Sun) 14:45:27 No.7898へのコメント 削除
URL:
三四郎さん。
違う概念でしたね。
トチッて、すみませんでした。
削除して張りなおしますね。

●7898 (無題) 三四郎 104/10/10(Sun) 13:59:21 No.7895へのコメント 削除
URL: http://
> ここで言われている「利用者」という言葉が、レンタル店という意味なのか、レ
> ンタル利用者という意味なのかは、不明だが、後者の意味にとってしまった誤解
> だとしても、

元の記事
http://d.hatena.ne.jp/copyright/20040805
では、「文献複写の分野においては」という前提があります。

●7897 アルビン&ハイディ・トフラー夫妻の「歴史にも時効を」には同感 笹山登生 104/10/10(Sun) 13:45:18 削除
URL: http://www.idlo.int/texts/IDLO/mis6494.pdf
今日の読売新聞掲載の「地球を読む」シリーズで、ハイディ・トフラー夫妻(Alvin Toffler and Heidi Toffler)が、「歴史にも、時効の概念を」と主張されていたのには、同感した。
以前、このサイト(「いまこそ、小国主義に立脚したアジア外交を−靖国問題への再考-」 http://www.sasayama.or.jp/diary/2001aug12.htm)でも、旧西ドイツのワイツゼッカー元大統領の「荒れ野の40年」のなかで、ワイツゼッカーさんがいった言葉「心からの和解 (Versohnung)の前提となるのは、過去の事実を心にきざむ(wird sich immer erinnern)ことである。」との言葉を引用したことがある。
9.11から出発してのアフガニスタン・イラクにわたるブッシュ政権の報復の過程に見るような、憎しみの再生産過程を遮断するためには、トフラーさんの言うような、「歴史の時効」というような概念が必要なのだろう。
しかし、それは、ワイツゼッカーさんがいったように、「過去の事実を心にきざむ」過程が必要なのだろう。
そのためには、和解のための巧みなスキームの導入が必要になる。
前にも、この掲示板のどこかで紹介したが、Complaint Mediation Programという名の和解プログラムが、問題解決の手法として、近時、有力視されている。
それは、国家間にとっても、必要なスキームであろう。
私自身、水俣病問題で痛感したのだが、国家賠償法を争っての国と原告との気の遠くなる訴訟などでも、除斥期間の適用によって、原告側が著しい不利を負わされるケースが多いが、ここにも、和解のスキームの導入が必要な気がしている。
ちなみに、上記サイトによれば、トフラー夫妻は、別のところでも、次のような「歴史にも時効を」説を主張されている。

「私たちが、新しいアイデアを出さなければならないのは、摩擦論だ。戦争と平和に関しては、それが真実であることは事実だが、同時に、国内的にも、その摩擦論は必要だ。国内で最も弱いのは、訴訟方法や銃よりは、摩擦解消方法の欠如である。」
In a recent interview, noted futurist Alvin Toffler, author of Future Shock, The Third Wave, and Powershift, stated: "The place we need really imaginative new ideas is in conflict theory. That’s true with respect to war and peace, but also it’s true domestically. The real weakness throughout the country is the lack of conflict resolution methods other than litigation and guns."

●7896 (投稿者削除)
●7895 (投稿者削除)
●7894 一向に進まないSSCのBSEについての第三国GBR評価 笹山登生 104/10/10(Sun) 09:22:39 No.7889へのコメント 削除
URL: http://europa.eu.int/comm/food/fs/sc/ssc/outcome_en.html
まりちゃんさん。
2001年初頭の時点で、この年の5月11日のSSC会議までには、第三国(third countries)(Bulgaria, Israel, China, Costa Rica, Croatia, El Salvador,Iceland, Japan, Kenya, Macedonia, Mexico, Morocco, Nigeria, Romania,Slovenia, Thailand Zimbabw)でのBSEの地理的リスク評価(GBR)が固まるとのことでしたが、その後発表のGBR評価された国は、Uruguay Paraguay Lithuania Former Yugoslav Republic of Macedonia Estonia Cyprus Costa Rica Chile Brazil Belarus Argentina Singapore New Caledonia Greece the Principality of Andorra New Zealand Israel Malta  Slovenia Vanuatu Turkey the Republic of San Marino Latvia Iceland  Croatia Finland Austria Salvador Nigeria Panama  Costa Rica Kenya Romania Slovenia (評価が新しい順に記載。最も新しいのが2003年4月10日、最も古いのが2001年5月11日。)ということで、第三国のうち、評価が済んでいるのは、Macedonia,Costa Rica Israel Iceland Croatia Salvador Nigeria Kenya Romania Slovenia の10カ国に過ぎず、残りの)Bulgaria, China, Mexico, Morocco, Thailand  Zimbabw の評価は手付かずで、そのうち、日本は、自らコケてBSEになってしまったということですね。
香港を抱えた中国は、以前にも、イギリスから、骨灰をスエーデンの業者が中国に輸入していたなどの危険性が指摘されていますが。

●7893 政策当事者による私案または試案段階における情報ループの形成は重要な過程 笹山登生 104/10/10(Sun) 08:11:42 No.7892へのコメント 削除
URL: http://www.coara.or.jp/BBC/grovaln.html
tami606 さん。意義ある事例のご紹介ありがとうございました。
7873ではありませんが、新薬の治験と同じように、新しいパラダイムに元ずく新政策のフィージビリティを確かめたいという気持ちは、行政の現場の政策立案当局者の場合、多くあるでしょう。
しかし、これまで、そのフィードバック回路というものが、限られていたといえましょう。
結果、ほとんど、ぶっつけ本番で、県や出先機関、そして関連業界との情報収集や根回し的なものによって、新政策の有効性を検証するしかなかったのでしょう。
せいぜい、代議制にもとずいての、いわゆる与党の先生方の部会での議論修正などが、擬似的な現場の声からのフィードバック回路として、代理機能してきたのだと思います。
ましてや、消費者や市民ベースでは、その二の次というのは、ある意味、やむをえなかったといえましょう。
政策立案当局者たちが、現場をみなかった、ファクト・ファインディングをしてこなかったといえば酷になりますが、事実上、それは不可能だったのでしょう。
その意味で、ご紹介のブログによる「新政策治験」の「情報ループ」(上記サイト参照)なり「新政策のインフォームド・コンセント」的機械が設けられるようになったということは、ひとつの前進であると思われます。

●7892 経産省ではこんな試みを始めたようです tami606 104/10/10(Sun) 02:24:17 削除
URL: http://resonance.s76.xrea.com/blog/
e-life Blog
http://www.rieti.go.jp/it/elife/index.html

政策ペーパの執筆者が、”執筆者個人の責任で”書くという性格のもののようですが。
(考えてみればそれも面白い事ですが)
冒頭の”特別インタビュー”内で「”パブリックコメント”に対するオルタネートな対話の手段」として
Blogを選択した事をはっきり述べられていますね。
まだスタートしたばかりで肝心の議論は始まっていないようですが、実りのある議論が展開される事を
期待したいところです。

●7891 米国・ウクライナから輸入した缶ビーフと家禽を回収 まりちゃん 104/10/10(Sun) 00:05:01 削除
URL: http://www.jc-press.com/news/200410/04100806.htm
■ウクライナ産缶ビーフを自主回収、許可ないまま輸入=米2社
米農務省(USDA)は10月6日、イリノイ州の輸入業者USニューワールド・アメイジング・インターナショナル社がウクライナから輸入した缶ビーフや家禽類を自主回収すると発表した。ウクライナが肉、家禽類、タマゴを米国へ輸入する許可資格を持っていないため。本来なら、同省食品安全検査局(FSIS)の検査を受けなければならい。
(2004年10月08日発信)

自国の交差汚染等の飼料対策も徹底出来てないんですがね。

●7890 (投稿者削除)
●7889 松屋も「牛めし」再開へ 半年ぶり、中国産牛を使用 まりちゃん 104/10/09(Sat) 23:56:25 削除
URL: http://kumanichi.com/news/kyodo/life/200410/20041008000427.htm
中国産は、ボイル牛タンも輸入されてサラミやソーセージの原料になっているそうです。
野菜のほうでは何かと話題になる中国産ですが、日本は一度輸入している国全部のリスク評価をすべきではないでしょうか?

●7888 「潜在的市場」を「可能性あるニッチ市場」という言葉に置き換えてみると 笹山登生 104/10/09(Sat) 21:06:35 No.7884へのコメント 削除
URL: http://www.m-m.co.jp/report/report_C232.html
赤田さん。
この際、「潜在的市場」を「可能性あるニッチ市場」という言葉に置き換えてみると分かりやすいかも知れませんね。
私は、よく、静脈産業と動脈産業の間に、どちらにも属し、どちらにも属さないグレーゾーンの産業分類があると主張しているのですが、まさに、中古市場というのは、その類なのかも知れません。
これらのゾーンは、生産市場に対しても、消費市場に対しても、ニュートラルに働きます。
したがって、個々のゾーンにインセンティブを与えすぎると、生産・消費各市場の既得権に負の影響を与えます。
しかし、このゾーンにまったくインセンティブを与えないと、莫大な社会的コストがかかります。
そこのインセンティブのさじ加減がむづかしいといえます。
これらの静脈産業でもあり、動脈産業でもある産業・消費ゾーンが社会的意義を持ちうるのは、バッファーとしての働きだと思います。
そのバッファー機能は、在庫機能であったり、代替機能であったり、コストパフォーマンスを消費者に実現させる有力な手段であったり、新品消費に誘導する市況的存在であったり、そのニッチ機能に注目して市場開拓し、生産機能の緩衝的働きを担うことが必要であろうと思われます。
赤田さんのいわれる(著作権法の与える)「潜在的市場への影響」というのは、そのへんの社会的存在に対するインセンティブの観点からの議論がなされなかったという意味でしょうが、確かに、「オルタナティブへのインセンティブとしての著作権方の活用」という観点からの議論はなかったと思われます。
しかし、この「潜在的市場」を「可能性あるニッチ市場」という切り口からは、いろいろな産業論や消費論やライフスタイル論が生まれる余地があるキーワードだと思います。

●7887 アメリカ大統領候補同士の第二回ディベートのビデオ 笹山登生 104/10/09(Sat) 18:52:22 削除
URL: http://www.washingtonpost.com/wp-srv/mmedia/politics/100804-15v.htm
上記サイトをクリック。
なお、第一回のディベートは、7816にあるように
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/mmedia/politics/093004-15v.htm
から
副大統領候補同士のディベートビデオは、7862にあるように、
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/mmedia/politics/100504-16v.htm
からご覧ください。

●7886 BSE検査のデファクト・スタンダード化 笹山登生 104/10/09(Sat) 16:13:10 No.7885へのコメント 削除
URL:
吉田さん。
しばらくです。
抗して、このままですと、国内には、BSE検査をした月齢20ヶ月以下の牛肉と、BSEをしない月齢20ヶ月以下の牛肉とが、同じ店頭に並ぶわけですが、その意味は、かつてのビデオテープでのVHSかβ化という規格争いに似たものとなりえますね。
もし、全頭検査済みの県が共同して、共通マークを作るとなると、圧倒的に不利となるのは、全頭検査未実施件の牛肉となりますね。
こうして、なし崩しに各県が、やむを得ず、全頭検査実施県になっていくと、今回の全頭検査廃止措置が、何の意味も持たなくなっていきます。
おそらく、アメリカからの牛肉についても、州ごとにばらつきが出てくれば、共通マークを作る動きが出てき、日本の消費者は、そのマークがついた輸入肉しか買わなくなっていくでしようし、牛丼屋さんも、それをうたい文句にせざるを得なくなっていくでしょう。
これは、各県の環境条例などに見られる上乗せ条例・横だし条例に似たものとなります。

●7885 BSE対策の全頭検査を実施する都道府県一覧 吉田つとむ(町田市議) 104/10/09(Sat) 14:38:56 No.7874へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
 こんにちは 笹山さん また台風の来襲です。

 笹山さんの書込みでは、BSE対策のための全頭検査をやる県の資料が次のように書かれています。
これで、検討中の熊本県などを含めると、北海道、岩手、山形、福島、神奈川、三重、岐阜、滋賀、兵庫、山口、佐賀、熊本、長崎 と、続々ふえている。

 としてくると、牛肉を販売する店頭では、次のような製品表示がなされるのではないでしょうか。
全頭検査をやる考えない都道府県一覧(注:全頭検査を実施表明すれば、はずします)

青森、秋田、宮城、栃木、群馬、茨城、埼玉、千葉、東京、新潟、富山、石川、福井、長野、静岡、愛知、三重、京都、大阪、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、大分、鹿児島、沖縄という内容になります。

たとえば、自分の店では国産牛でも、「これらの産地の製品は取り扱っていません」という店内表示が行われるかもしれません。

●7884 「公正」「正当」の使われ方について 赤田和博(ARTS) 104/10/09(Sat) 13:59:47 削除
URL: http://www.arts.or.jp/cgi-bin/bbs_listmessage.cgi?PARAM=2&ID=9030
笹山先生、いつも丁寧なご教示ありがとうございます。
日米の著作権法での「公正」・「正当」の使われ方を見ると、日本の場合は引用、同一性保持、氏名表示等の著作者人格権に関する用法に限定されているように思います。
アメリカは使用料などの経済的権利としての「著作権」として使用されているように思います。
著作権法の成り立ちの違いも有るのでしょうが、私がモチーフとする「潜在的市場への影響」はそれほど論議されずに来たのかな、などと感想を持ったりします。どうしたらより活発に多種類の著作物が流通するのかはこだわっていこうと思っています。(せっかく調べていただいたのに、あまり進歩ない意見で恐縮です。)

特許の方はまだ全然概略もつかんでいません。

ところで還流防止措置の権利期間のパブコメについて「2週間」が相当という意見書を書いてARTS掲示板に載せています。(リンク)時間おいて週明けに出そうと思います。ご意見いただけたら幸いです。
「2週間」はとっぴに聞こえるかも知れませんが、販売への影響を考慮しCDレンタル・アルバムの禁止期間が3週間で実施されていますから、逆輸入は正規品でコピー問題もないので3週間を超える必要はないだろうと考えています。なお販売への影響のデータは謎工さんのページから引っ張っています。

この掲示板での謎工さんとのパブコメの量と質の議論に関しては、今年は法制問題小委員会のメンバーも変わり、質重視のアナウンスも行われていますから、本当なら道理の通るすばらしい事ですが、何せ昨年の輸入権・貸与権審議はとてもひどかったので量を確保したいと言う気持ちもよくわかります。

いずれにせよ、私は言いたい口がある時は、機会を見つけて意見表明して行きたいと思います。

ps.「第15条(法人著作)の廃止」ですか。面白いかもしれない・・・。

●7883 今度来日されるRay Bradleyさんが書かれた論文 笹山登生 104/10/09(Sat) 12:49:00 削除
URL: http://bmb.oupjournals.org/cgi/content/full/66/1/185
Bovine spongiform encephalopathy (BSE) and its epidemiology というもので、ランセットに掲載されたものです。
例の日本の食品安全委員会の中間報告書で、盛んに引用(利用?)されたピータースミスさんとの共著です。
もうリタイアされて、今はBSEコンサルタント(なんて商売あるのかな?)なんだそうです。
私も、講演を聞きにいく予定です。

●7882 吉野家は経常赤字転落 笹山登生 104/10/09(Sat) 12:32:23 削除
URL: http://quote.yahoo.co.jp/q?s=9861.t&d=c&t=1y&l=off&z=b&q=c&k=c3&a=v&h=on&p=m65,m130,s
牛丼チェーン最大手の吉野家ディー・アンド・シー <9861> は8日、2004年8月中間期の連結決算を発表した。売上高は585億円と前年同期比17.5%減少し、看板商品を失った痛手の大きさをうかがわせた。経常損失は23億1300万円で、上場来初の赤字に転落した。

しかし、上記の株価動向を見ると、全頭検査廃止如何で、完全に仕手株化している気配ですね。 

●7881 ついに原油価格は、53.40ドルへ 笹山登生 104/10/09(Sat) 11:56:04 削除
URL: http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=10000085&sid=avPd0y0IVu.4&refer=europe
今日のニューヨーク商品取引所での原油価格は、1バーレル53.40ドルに達した。
新たな原油高の要因として、ルイジァナ沖20マイルにある給油港が、荒波のために封鎖を余儀なくされたことによる。
この港は、これまでにも、9月13−18日間、22−23日間にも、ハリケーンのために閉鎖された。
これで、原油価格は、1983年以来の高値となり、昨年同期に比し、79パーセントの上昇となった。

●7880 カンでものをいってすみませんが、法人著作制度の廃止なのでは? 笹山登生 104/10/09(Sat) 11:03:52 No.7878へのコメント 削除
URL: http://www.cric.or.jp/houkoku/h16_1b/h16_1b_main.html
謎工さん。
コンテンツビジネスの振興に障害があるものという観点から言えば、第15条(法人著作)の廃止なんではないでしょうかね。
その場合に障害になるのは、氏名表示権や同一性保持権であると、逆類推すれば------。
コンテンツビジネスの僕と化した著作権法って観点から見ると、何事も分かりやすい。
ちなみに、この辺と対を成す、特許法については、経済産業省は、特許法の職務発明規定を廃止または改正すると明言されていますね。
このへんの産業界事情については、むしろ、お仲間のソフト***情*センターのTさんにお聞きになったほうがよろしいかも?
フェアユース問題は、やや、旬の過ぎたテーマかも。
でも、障害者関連の規制緩和は、大いにするでしょう。

●7879 (投稿者削除)
●7878 たぶん、この143項目の中には 謎工 104/10/09(Sat) 10:18:10 No.7877へのコメント 削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/
文化庁が既にやろうと思っている物が2、3含まれていると思うんですよ。
いくつかの状況証拠から、たぶん(7)はそれではないだろうとは思うのですが自信は持てず。

●7877 フォーカス・グループの形成の重要性 笹山登生 104/10/09(Sat) 08:29:21 No.7875へのコメント 削除
URL: http://www.fhwa.dot.gov/reports/pittd/surveys.htm
謎工さん。
先にあげた「有効なコミュニケーション型行政を実現するために」 http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_25.htm について、フォーカスグループについて触れ、次のように書きました。
「住民サイドのアドバイザー機能やコンサルタント機能を持つ人々をグループ化し、これをフォーカス・グループとし、そこに特別のフィードバック回路を設けることが、上位のレベルでの双方向化に繋がるものと思われる。」
で、フォーカスグループというのは、その問題に関心を持つかたがたの中から、スキミングして、単なる数合わせの意見以上のものを分離して、コアグループを形成していくという動きです。
いわば、従来型の業者団体でない、しかし、この問題に関心を持つ草の根グループ段階でのオピニオンリーダーの形成という意味ですね。
上記サイトは、英文ですが、そのへんの働きについて、詳しく解説されています。
今回の文化庁のパブリックオピニオンの設問の仕方は、業界の要望先行という形ですから、「コメントする人々へ、十分な情報インプットをする段階があったかどうか」という点では、非常に問題があるやり方だと思います。
いわば、業界要望に尾ひれをつけるだけのパブリックオピニオンという位置づけでしようか。
すでに、フォーカスグループ以上の意見があって、それに尾ひれをつけるだけのパブリックオピニオンでは、何の意味もないことになります。
むしろ、フォーカスグループの形成を目指すならば、もう一度、砂の意見にもどし、そこから、金の砂を見つけるための作業に取り掛かるほうが、有効だと、思います。
食品安全委員会のやりかたは、結論はともかく、その意味では有効に働いているようにも見えます。

●7876 (投稿者削除)
●7875 そして、遂に始まった募集要項を見て 謎工 104/10/09(Sat) 01:39:00 No.7870へのコメント 削除
URL: http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2004/04100601.htm
>  なお、本意見募集の趣旨は、本小委員会における検討を行う際に有益な意見を
> 求めることにあり、個別の要望事項に係る賛否の数を問うものではありません。
> したがって、いただいた御意見については、原則としてそのまま小委員会に付し、
> 個別の要望項目に係る意見提出数の集計・公表は特段いたしませんので、あらかじめ
> 御承知おきください。

とのことですが、過去の経緯やなんやもあってどうにも信じ難いと言うのが正直なところ。
何より、一読しただけでは理解するのが非常に困難な提出要項は(法制問題小委員会の
議論ではその重要性を指摘されながら)Silent Majorityを遠ざけてしまうことにならないかと
言う点が非常に不安です。これに対し、いわゆる「コピペ票」をぶち込みまくる側は
大分類(1〜9)と細目(1〜143)を明記する点を除けば「親」が作ったテンプレートに
乗っかるだけと言う点で今までとほとんど何も変わらないじゃないかとも。

ごく一部の感情論的な要望をブロックするだけに特化出来るならば、その方がどんなに
良いことか。

●7874 長崎と北海道も全頭検査継続を決定 笹山登生 104/10/08(Fri) 11:58:53 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041007-00000184-mailo-l42
これで、検討中の熊本県などを含めると、北海道、岩手、山形、福島、神奈川、三重、岐阜、滋賀、兵庫、山口、佐賀、熊本、長崎 と、続々ふえている。

●7873 7872の問題の薬を治験していたことの体験記 笹山登生 104/10/08(Fri) 11:36:08 削除
URL: http://gyouza.web.infoseek.co.jp/ra/chiken.htm
上記サイトの人は、7872で副作用が問題となった新薬Bextraの治験をしていた。

●7872 関節炎治療用セレブレックス にも、副作用の疑い 笹山登生 104/10/08(Fri) 09:26:06 削除
URL: http://www.nbc10.com/health/3791791/detail.html
メルク社(Merck)による非ステロイド系の抗炎症剤(NSAID)の一種である「バイオックス」の副作用については、先にこの掲示板の7427と7807でも取り上げたが、ここに来て、そのライバル商品ともいえるファイザー社(Merck)がCOX-2抑制剤として開発した関節炎治療薬 セレブレックス Celebrex や、同社の新薬Bextra にも、心臓の働きに悪影響を及ぼす物質による副作用があることが、分かった。

●7871 原油価格は引き続き高騰し、一時は、1バーレル53ドルへ突入 笹山登生 104/10/08(Fri) 08:36:39 削除
URL: http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=10000006&sid=alJ5k1eHZkIg&refer=home
今日のニューヨーク商品取引所では、一時は、53ドルとなったが、結果は1バーレル52.50ドルとなった。
原因は、アメリカの供給体制に対する懸念の高まりだ。
メキシコ湾での石油施設での、ハリケーンの後遺症がひどく、正常時に比して28パーセントダウンし、在庫水準が予想よりも、増えないこと、ナイジェリアの労働組合の日曜日深夜のストライキ決行によって、出荷があやぶまれていること、冬季が迫っての暖房用石油供給への懸念などが、引き続きの懸念材料だ。
一方、中東からアジアに向かう二百万バーレルタンカーの貨物運賃は、一ヶ月前に比し、二倍以上になっていて、これが、末端の原油高に拍車をかけている。

●7870 質の低いコミュニケーション型行政に、自ら身を投げ出すことはないとおもいます。 笹山登生 104/10/08(Fri) 08:11:25 No.7869へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_25.htm
謎工さん。
どうして、いつも、こんなにぶつかってしまうのでしょうね。
そんなに、意図する目的は、変わらないというか、むしろ、ぴったり一致しているというのにですね。
もちろん、謎工産としても、「成果を挙げることを第一に考えている」のでしょうがね。
私が、上記サイトの「有効なコミュニケーション型行政を実現するために 」を書いたのは、もう4年近く前のことですが、その後、各省なり県でのコミュニケーション型行政は、著しく進んでいるようにおもえます。
私自身も、このような機会にできるだけ参加してみて感じるのは、真のコミュニケーション型行政に近づきつつあるが、市民の側にも、行政の側にも、まだ、ある程度の錯覚があるということです。
BSEのリスクコミュニケーションで言えば、今年の8月に農林水産省主催で行われたリスクコミュニケーションの場に、広告代理店や食肉産業の意を受けての大量の参加者があったのですが、そのことを農林水産省は、公表し、さらに、当日の参加者名簿を、インターネット上で公表したのは、賢明な措置であったと思います。
政策的に対立する相手がそのような誤ったロビー感覚で、コミュニケーション行政を利用しようとしているのなら、そのこと自体を間接的に攻める運動を展開すれば、行政自体が、今回の農林水産省のような行動をとらざるを得なくなると思うのですが、それに対して、差別化しない、同質化した「運動」をとるというのは、自らを、結果的には、痛めつける行為となるのではないでしょうか。
私は、今のパブリックコメントによるコミュニケーション型行政は、あくまで過渡的なスキームであって、やはり、本来は、上記のサイトに4年前に書いたように、パブリックインボルブメント型行政に、究極は移行するものと思われます。
現在のパブリックコメント型行政が、もし、おっしゃる「「低クオリティ」の意見もそのような状況下では数が集まれば「中和作用」を発揮するはずであり」というような「悪貨は良貨を駆逐する」状況であるならば、なおさら、自らを、それに同質化することなく、差別化した戦略で、政策主張することのほうが賢明であるとおもいます。
行政性悪説にたつか、行政性善説に立つか、あるいは、その中間に立つかによって、その考えは、変わってくるでしょうが、この際は、正道に立ちながら、行政のポテンシャルを良方向へと向ける知恵が必要な感じがします。
孫氏のメールの功罪は、検証する必要はあるでしょうが。

●7869 おっしゃることはわからなくもないのですが、事実を述べると 謎工 104/10/08(Fri) 03:14:22 No.7867へのコメント 削除
URL:
 2001年には「再販制度絶対護持」と言う「祭り」が新聞・出版業界で起き、
昨年は輸入権も貸与権も業界は「祭り」で勝ち(或いは、掠め)取ったのは
否定のしようもありません。特に、前者は募集をかけた方のスタンスと全く相反する
結果に終わった訳で、真剣に質の高い意見を書く人は誰から言われなくとも
書きますし、提出者全てにそのようなクオリティを要求するのは酷だと思うのです。
「文章表現は上手くないけど、意思表示はしたい」と言う人も潜在的には非常に
多く、前述した2つの「祭り」で関係業界からの膨大なコピー&ペースト票が相反する
立場の意見を、それがどれだけ知識と知恵を総動員して「自分の言葉で」書いた
ものであるか如何を問わず、掻き消すだけの強大な力になってしまっていることは
誰も否定のしようが無いと思うのです。単なる「意思表示」の域を出ない、言葉は
良くありませんが「低クオリティ」の意見もそのような状況下では数が集まれば
「中和作用」を発揮するはずであり、哀しむべきことに両者が50:50になってようやく
仰られるところの「質の高い意見」が存在価値を認められるように思えてならないのです。

●7868 大量破壊兵器(Weapons of Mass Destruction (WMD)は、結局なかったとの報告書 笹山登生 104/10/07(Thu) 21:25:34 削除
URL: http://www.michigandaily.com/vnews/display.v/ART/2004/10/07/41651c73cb996
イラクの大量破壊兵器の捜索を行った米調査団を統括したドルファー団長は六日、「イラクに軍事的に有用な量の大量破壊兵器の隠匿備蓄があったとは考えられない」と結論付けた最終報告書を連邦議会に提出した。ただ、報告書は、その一方で、フセイン政権の大量破壊兵器保有に向けた開発の意図は昨年三月のイラク戦争開戦まで保持され、湾岸戦争(一九九一年)以降の国連制裁下でも、フセイン政権が石油密輸などで得た莫大(ばくだい)な資金でロシアや北朝鮮からの技術供与を受けて長距離ミサイルの開発を続けていた−との脅威の実態を報告した。

それにしても、大統領選挙を間近にひかえて、先日は、ラムズヘルドが、http://www.smh.com.au/articles/2004/10/05/1096949514278.html?oneclick=trueにみるように、アルカイダとフセインとのつながりを否定するなど、ブッシュ政権の足並みが乱れつつある。
また、今回のWMD問題についても、オーストラリアのJohn Howard首相は、http://news.xinhuanet.com/english/2004-10/07/content_2059637.htm に見るように、このレポートにもかかわらず、見解を修正することはないとし、また、イギリスのブレア首相は、http://www.news24.com/News24/World/Iraq/0,,2-10-1460_1600870,00.html に見るように、「今回の報告は、この問題が、国民が思うほど簡単なものではないことを示したという点では、効果のあるものであった。しかし、フセイン一派が、大量破壊兵器を作ることを意図していたことにはまちがいない。」とコメントするなど、これまでブッシュを支持してきた国の首相も、やや、あわて気味である。
しかし、ブッシュ政権は、http://www.cbsnews.com/stories/2004/10/06/iraq/main647743.shtmlに見るように、完全にこの報告書を無視している。

●7867 パブコメで「祭り」を起こしても、何にもならない。 笹山登生 104/10/07(Thu) 21:07:44 削除
URL:
著作権関連でのパブコメ提出運動なるものがいまだに分からない私なのだが、いくら、パブコメで祭りを起こしても何にもならないのは、BSE全頭検査で、一部食品団体関連と、広報PR会社関係が、ロビー的行動を取り、同様なキャンペーンを起こして、あえなく、敗退したことを見ても分かるだろうに。
結局、パブコメで、省庁を説得するにまでいたらなくても、その意見の一部でも取り上げられるためには、省庁にとっても「一理ある」と思われる正論で勝負するしかないのである。

●7866 原油価格はさらに高騰し、1バーレル52.53ドルへ 笹山登生 104/10/07(Thu) 20:57:26 削除
URL: http://servihoo.com/channels/kinews/v3news_details.php?id=56029&CategoryID=47
ニューヨーク商品取引所での電子取引による11月引渡しのライト・スイート原油価格は、終に、1バーレル52.53ドルに達し、この21年間で最も高い水準に達した。
それでも、1979年のイラン革命時に大使、インフレ調整し(インフレ調整し、今日時点で換算すると、1バーレル80ドル以上)比較すると、まだ低い水準である。

●7865 BSE全頭検査、自治体に費用助成 笹山登生 104/10/07(Thu) 08:37:30 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041007-00000201-yom-bus_all
BSE(牛海綿状脳症)の全頭検査見直し問題で、政府が2005年夏までをめどに、自治体に対して全頭検査費用を助成する方向で調整に入ったことが6日、明らかになった。
政府は生後20か月以下の牛を検査対象から外す方針を固めたが、これに反対して独自に全頭検査継続を打ち出す自治体が相次いでおり、二重基準による混乱を避けるため、暫定措置として助成する。

との読売新聞の記事だが、現在、全頭検査継続を決定または表明している県は、岩手、兵庫、福島、山形、岐阜、三重、滋賀、神奈川、佐賀、山口 の10県に加え、熊本など数県もこれに追随する構えを見せている。
なんにしても、アメリカからの牛肉輸入を是認させるために、冷房と暖房とを同時に吹かせるような、珍妙な国の対応ではある。
月齢20ヶ月の牛の検査に対して、国内ではインセンティブを与えながら、輸入肉では、検査除外を認めるというのは、どう見ても、珍妙というしかないだろう。
無駄な国費の使い方の典型と非難されないように祈るばかりである。

●7864 原油価格はさらに高騰し1バーレル52.02ドルへ 笹山登生 104/10/07(Thu) 08:07:11 削除
URL: http://abcnews.go.com/wire/Business/ap20041006_1627.html
ナイジェリアの゛来湯関係労働組合がストライキ参加を決定し、このままだと、来週にもストライキに入ること、ハリケーンの後遺症で、メキシコ湾のパイプラインの復旧に手間取っていること、今年冬の暖房用石油価格の高騰が見込まれること、ロシア・イラクの石油を巡る政情が不安定なこと、などなどの要因が重なっているものと思われる。
ちなみに、暖房用石油価格は、一年前に比し70パーセント増、小売ガソリン価格は、一年前に比し、36.5セント上昇、原油価格は、一年前に比し、64パーセント増加しているが、1981年のオイルショック時よりも、28ドル低い水準にある。

●7863 原油価格はさらにさらに高騰し、51.48ドルへ 笹山登生 104/10/06(Wed) 22:32:11 削除
URL: http://www.maconareaonline.com/news.asp?id=8698
アジア株への影響は、今日はなかったが、今後、じわりじわりと影響していく模様。

●7862 今日のアメリカ副大統領候補同士のディベートをご覧になりたい方は 笹山登生 104/10/06(Wed) 21:25:31 削除
URL: http://www.washingtonpost.com/wp-srv/mmedia/politics/100504-16v.htm
上記サイトからお入りください。

●7861 (投稿者削除)
●7860 障害者福祉、一元化へ新法−日本版ADA法実現か? 笹山登生 104/10/06(Wed) 19:49:40 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041006-00000170-kyodo-pol
厚生労働省は6日、これまで身体、知的、精神の障害別だった福祉政策を改め、各種福祉サービスを一元化するため、新たな法律を制定する方針を固めた。一元化でサービスを効率的に提供し、障害者の自立を支援する。自立で財政負担の抑制も期待できる。
かねてから私も、アメリカにある広義の概念での障害者法(ADA法 Americans with Disabilities Act)を日本にも、と主張してきた http://www.sasayama.or.jp/diary/2001jul23.htm が、ようやくその第一歩が踏み出せそうな環境になってきた。

●7859 今度の食品安全委員会は密室でおこなわれるのでしょうか? 笹山登生 104/10/06(Wed) 16:54:11 削除
URL:
まりちゃんさん。
後は、食品安全委員会の良識に待つしかないんじゃないでしょうかね。

●7858 政府、20ヵ月以下の牛のBSE検査除外を諮問へ 米国牛肉年内輸入再開の報道&カナダで牛肉骨粉交差汚染拡大の報道 まりちゃん 104/10/06(Wed) 14:46:15 No.7827へのコメント 削除
URL: http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/index.html
笹山さん、呆れるばかりの毎日新聞の報道がありましたよ。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04100601.htm
 『この日、相次いで開かれた衆院農林水産委員会と、市民との意見交換会(名古屋市)で「食品安全委の中間報告で生後20ヵ月以下の感染検出は科学的に困難」などと説明したことで、野党と消費者への説明責任は果たしたと判断した。さらに臨時国会(12日召集)前に食品安全委に諮問したいという意向も強く、与党の了承を得たうえで諮問することになった」のだという。』

農業情報研究所さんが、以下のようなコメントを出されておりますので、抜粋いたしますね。
『そもそも、「生後20ヵ月以下の感染検出は科学的に困難」という食品安全委員会の結論自体が間違っている。現在の検査についてのほぼ確かな事実(多くの専門家が認めている事実)は、「発症3ー6ヵ月前」以前の潜伏期感染牛は発見できないという「検出限界」があるということだ。牛の月齢とこの検出限界とは、本来まったく無関係だ。月齢が進むに連れて発症に近づく感染牛の数が増えていくから、検査にひっかかる牛の数も増えるだろう。だが、これは、20ヵ月以上、30ヵ月以上、40ヵ月以上の感染牛ならばすべて見つかるということを意味しない。20ヵ月、30ヵ月、40ヵ月で発症する感染牛がいるとすれば、それぞれ14ー17ヵ月、24ー27ヵ月、34ー37ヵ月になれば見つかるかもしれないというにすぎない。例えば、40ヵ月で発症するはずであった感染牛は33ヵ月のときに検査しても、感染を発見することは「困難」なのだ(消費者が1頭でも発見できる可能性があるかぎり、「全頭検査」を求める気持ちは理解できる。その継続の是非は消費者が決めることだ。だが、消費者も、全頭検査によっても見逃される感染牛があること、というよりも見逃される感染牛の方が多いだろうことは、しっかりと頭に入れねばならない)。それにもかかわらず、「20ヵ月以下では」検出困難としてのは、他意があっての結論の捏造としか考えられない。』

なお、もう一つ重大なニュースの続報?です。
 カナダ農相、豚・鶏飼料への特定危険部位使用の早急な禁止を表明
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04100501.htm
カナダで、豚鶏に与えるはずの牛肉骨粉が以前から、牛に与えられている件が少なからずあって、しかも感染牛の危険部位が入っていた可能性があるという報道だそうです。米国への輸入生体牛はどうなっているのでしょうか。詳細はサイトを。。

●7857 (投稿者削除)
●7856 BSE検査見直し、8日にも決定・20カ月以下の牛除外 淀川長治風まりちゃん 104/10/06(Wed) 10:42:46 削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20041006AT1F0501O05102004.html
日経の記事、いや、これ、怖いですねぇ〜、飼料や危険部位除去の問題には全然触れてないですねぇ〜、恐ろしいですねぇ〜、20ヶ月と区切れば若牛は輸入再開できることになる、なんて言いきってますねぇ〜。報道の倫理観ってお持ちじゃないんですかねぇ〜。もう、感動ですねぇ。

いや、しかし、最近の報道すごいですね。

●7855 セコムが自動除細動器をレンタルサービス 笹山登生 104/10/06(Wed) 10:29:39 削除
URL: http://www.secomtown.com/second/multi_frame.asp?Group=AED
スポーツの現場や家庭にどうぞ。
また、セコムでは、このたび、要介護者自立支援ロボット「セコムリフト」を開発
これについては、http://www.secom.co.jp/news_release/nr_20041005.htmlを参照
のほか、食事支援ロボット『マイスプーン』もある。

●7854 著作権法改正要望の提出があった団体一覧 笹山登生 104/10/06(Wed) 10:16:50 削除
URL: http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/013/04093001/003.htm
上記サイトの通りです。
また、審議内容については http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/013/04093001/004.htm にかかれています。

このうち、次の三田委員の発言には、共感

「録音図書については,点字図書館等の福祉施設に関しては権利制限の中に入っているんですけれども,現在,点字図書館は録音図書のインターネット配信ということを既に実施しております。ところが,これは公衆送信でありますので,従来の権利制限の中には含まれておりませんので,点字図書館に既にできている膨大な録音図書は,今のままですとインターネットでは配信できないということになっております。これについても,あるいは先ほどの一般の図書館における録音図書の作成についても,文芸家協会では,文芸家協会に登録している人については一括許諾を出すと。それもリストをお渡しして,そのリストに載っている人については,自由に録音図書をつくったり,インターネットで配信するのはオーケーですというふうに申し上げているんですけれども,文芸家協会で管理している著作者には限りがありますので,現在のところ,視覚障害者等,学習障害者,識字障害も含めて本来読書権を持っている人の読書環境が,著作権法があるために損なわれているという実情があります。」

●7853 日本の著作権法におけるもうひとつの擬似フェアユース条項の「正当」という言葉の使われ方 笹山登生 104/10/06(Wed) 07:50:06 No.7848へのコメント 削除
URL:
赤田さん。
日本の著作権法において、「公正」とともに、もうひとつの擬似フェアユース条項の言葉となりうる「正当」という言葉の使われ方を見てみますと、次の通りです。
「目的上正当な範囲」として使われているのが、32条と41条、「正当な範囲」と使われているのが、40条と82条、「正当な理由」と使われているのが、114条  ということになりますね。
このうち、最高裁第三小法廷昭和55年3月28日判決や「バーンズ・コレクション展」事件(東京地裁・平成10年2月10日)など、いろいろありますね。

(引用)
第三十二条
 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の◆目的上正当な範囲◆内で行なわれるものでなければならない。
(政治上の演説等の利用)
第四十条
2 国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人において行われた公開の演説又は陳述は、前項の規定によるものを除き、報道の目的上正当と認められる場合には、新聞紙若しくは雑誌に掲載し、又は放送し、若しくは有線放送することができる。
(時事の事件の報道のための利用)
第四十一条
 写真、映画、放送その他の方法によつて時事の事件を報道する場合には、当該事件を構成し、又は当該事件の過程において見られ、若しくは聞かれる著作物は、報道の◆目的上正当な範囲◆内において、複製し、及び当該事件の報道に伴つて利用することができる。
(著作物の修正増減)
第八十二条
 著作者は、その著作物を出版権者があらためて複製する場合には、正当な範囲内において、その著作物に修正又は増減を加えることができる。
2 出版権者は、その出版権の目的である著作物をあらためて複製しようとするときは、そのつど、あらかじめ著作者にその旨を通知しなければならない。
(書類の提出等)
第百十四条の三
 裁判所は、著作権、出版権又は著作隣接権の侵害に係る訴訟においては、当事者の申立てにより、当事者に対し、当該侵害の行為について立証するため、又は当該侵害の行為による損害の計算をするため必要な書類の提出を命ずることができる。ただし、その書類の所持者においてその提出を拒むことについて正当な理由があるときは、この限りでない。

●7852 原油価格はさらに高騰し51.29ドルに 笹山登生 104/10/06(Wed) 07:24:15 削除
URL: http://news.moneycentral.msn.com/breaking/breakingnewsarticle.asp?feed=OBR&Date=20041005&ID=4010807
その後、原油価格はさらに高騰し、一バーレル51.29ドルとなった。
これに影響され、ダウは下がった。

●7851 原油価格が1983年以来の高値に高騰 笹山登生 104/10/05(Tue) 23:26:39 削除
URL: http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=10000102&sid=a7d1Dt3Pan8Y&refer=uk
今日のニューヨーク商品取引所の原油価格は、1バーレル50.91ドルと、1983年以来の高値に高騰した。
これは、メキシコ湾でのハリケーンの後遺症による28パーセント減産と、気候が涼しくなったことによる、この冬の暖房用燃料供給への懸念によるものとされている。



●7850 日米の著作権法における「公平」「公正」の用語の使われ方 笹山登生 104/10/05(Tue) 21:11:28 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200410.html#20041005
赤田さん。
どうも問題点をそらしてしまったようで、申し訳ありません。。
おっしゃる著作権法上に、「著作物の公正な利用」という一行を入れるという問題ですね。
そこで、日米の著作権法上に折れる「公正」「公平」の用語の使われ方を調べてみました。
下記の通り、日本では、「文化的所産の公正な利用」と「公正な慣行」の二点に集約されます。
アメリカでは、「公正な価格・費用分配・手数料水準・見返り・収入」などとして使われています。
この日本の「公正な慣行」が争われた判例としては、最相葉月引用事件(平成14年4月11日 東京高裁 )(サイト http://www.netlaw.co.jp/hanrei/haduki.html 参照)があります。
したがって、もし、著作権法上に、「著作物の公正な利用」の一行を入れるとすると、19条.32条.90条との兼ね合いが問題になるのではないでしょうか。
なお、特許権とソフトウェアとの関係につきましては、上記サイト『工程や、工程とソフトウエアの組み合わせ、または、ソフトウエアについての特許の考え方について 』にまとめてありますので、ご参照ください。

日本の著作権法における「公正」の用語の使われている箇所(「公平」という用語は使われていない。)

(目的)第一条
「この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする。」
(氏名表示権)第十九条
「著作者名の表示は、著作物の利用の目的及び態様に照らし著作者が創作者であることを主張する利益を害するおそれがないと認められるときは、公正な慣行に反しない限り、省略することができる」
(引用)第三十二条
「公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、」
(氏名表示権)第九十条の二
「実演家名の表示は、実演の利用の目的及び態様に照らし実演家がその実演の実演家であることを主張する利益を害するおそれがないと認められるとき又は公正な慣行に反しないと認められるときは、省略することができる。」
(同一性保持権)第九十条の三
「前項の規定は、実演の性質並びにその利用の目的及び態様に照らしやむを得ないと認められる改変又は公正な慣行に反しないと認められる改変については、適用しない。」

アメリカの著作権法における「公平」「公正」の用語が使われている箇所

第108条 排他的権利の制限:図書館および文書資料館による複製
「図書館または文書資料館が、相当な努力の後、公正な価格で未使用の代替物を入手できないと判断し」
第111条 排他的権利の制限:二次送信
「以下の要件を全てみたす場合には、ビデオテープおよびその譲渡にかかる費用の公平な分配を定める書面による非営利の契約に基づき、」
第119条 排排他的権利の制限:私的家庭内視聴のためのスーパーステーションおよびネットワーク局の二次送信
「ネットワーク局およびスーパーステーションの再送信にかかる使用料のうち、二次送信の公正な市場価値を最も明確に表す価格を定めなければならない」
「公正な市場価値を判断するにあたっては」
「二次送信の公正な市場価値を最も明確に表す価格を定めなければならない。」
第512条 オンライン素材に関する責任の制限害
「公開、公平かつ任意の多産業間標準設定手続において、著作権者およびサービス・プロバイダの広範な合意に従って開発されたものであること。」
第708条 著作権局の手数料
「本節に基づき設定された手数料は、公平かつ公正でなければならず、また、著作権制度の目的を十分に配慮したものでなければならない。」
第801条 著作権仲裁使用料審判委員会:設置および目的
「既存の経済的状況において、著作権者にその創造的な著作物からの公平な見返りを与え、かつ、著作権使用者に公平な収入を与えること。」

●7849 (投稿者削除)
●7848 Re.著作権法と特許法とのハザマの問題 赤田和博(ARTS) 104/10/05(Tue) 19:13:19 削除
URL:
笹山先生
フェアユースに関しては私は潜在的市場への影響で掠めておこうと
思っていたのですが、笹山先生はあくまで”フェアユース条項”の
全体としてテーマを振られているように感じます。

せっかくだから、ちんぷんかんぷんな特許法も含め勉強してみます。
時間かかると思いますが、よろしく。

●7847 (投稿者削除)
●7846 (投稿者削除)
●7845 7分で分かる9月のBlog界 笹山登生 104/10/04(Mon) 06:14:04 削除
URL: http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0410/01/news078.html
ということで、いろいろ動きがあるようですね。
どなたでしたっけ。今年の秋までには、今のブログの多くは、停止されてしまうっていってたかたは?
それにしてもJUGEMはどうなっているんでしょう。
メンテナンス終了時間が、当初の昨日午後二時を三度も延長して、今日の8時にまでずれ込んでいます。
ここは、7月にもトラブルがありましね。そういえば。
レンタルブログの宿命は、急激なアクセス過多状態によるトラブルのようです。

●7844 原油価格についてのQ&A 笹山登生 104/10/03(Sun) 20:51:24 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200410.html#20041002
上記サイトにまとめてみました。

●7843 セント・へレンズ噴火の写真 笹山登生 104/10/03(Sun) 16:40:22 削除
URL: ftp://ftpext.usgs.gov/pub/wr/wa/vancouver/MSH_Images/
上記サイトをクリックしますと、写真イメージのたくさん入ったファイルが開きます。
そのうちのひとつをクリックすると、噴火の写真が見られます。

●7842 センと・ヘレンズの噴火状況はこちらのほうが見やすいようで 笹山登生 104/10/03(Sun) 15:13:37 No.7837へのコメント 削除
URL: http://www.katu.com/
7837で紹介したサイトは、アクセス集中のようで、見られないようですね。
こちらのほうがいいようで。

●7841 tami606 さん。一安心しました。 笹山登生 104/10/03(Sun) 14:46:51 No.7840へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/mtbbs2/mtbbs.cgi#8
Movabke Typeでの再開ということですね。
このサイトのhttp://www.sasayama.or.jp/mtbbs2/mtbbs.cgi#8では、聞きかじりサンから、MovableTypewについてのご教授もいただいておりますので、そちらのほうもご活用ください。
トラックバックの県も了解しました。
それにしても、このJugemのサービス停止は、大陸的というか、ずいぶん、のんびりしていますね。
さらに今日の停止時間が延長されたようです。

参考-Jugemよりのお知らせ

下記の通り一時サービスを停止し、メンテナンスを行っております。

【実施日時】
平成16年10月3日(日)午前2:00〜 午後2:00 改め午後8:00

●7840 お騒がせしてしまいどうもすみません。 tami606 104/10/03(Sun) 14:25:19 No.7831へのコメント 削除
URL: http://
お騒がせしております。
”休眠”自体はこのトラックバックの件より前に宣言していて、理由もMovabletype
への移行が主理由なのでお気になさらずにください。”仲間割れ”という事もありません
ですし。(元より「仲間」と言える程の親密な関係という訳ではありませんから(笑)
それでも、情報や目的意識を共有している部分が少なからずある所がBlog感の”緩やか
な連帯”の面白い点です)
 トラックバックの件について説明しますと、比較的短時間の間に複数回受信した事から
「業者によるトラックバックSPAM」がよく使う技術------Blog記事から関連のある語句を
含むエントリーとそのトラックバックURLをサーチしてきて自動送信する−−−−を使ってい
る事も予想されたので(実際はどうなのか分かりませんが)もしそうであったのならそれは
まずいだろうと思い(それ程執拗なトラックバックでは無かったにも関わらず)あえて「SPAM」
という表現で注意を促した、という事です。
サイト主催者の1人からメールが届き、その返信として「ある特定のサイトから多量にTB送信さ
れる事で”SPAMまがいのサイト”として認知されかねない危険があり(最近は国内でも各種スパムは
増加の一途の折、孫氏の件の様な事もあったばかりですし)、その事が『運動』自体の評判を落と
しかねい」危惧を伝えた時点で完結しておりますのでご安心ください。

●7839 ブログアクセスが、掲示板アクセスに近接 笹山登生 104/10/03(Sun) 12:52:07 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/wordpress/
上記ブログを聞きかじりさんなどのご指導を得てはじめてから、三ヶ月になったが、ここにきて、ブログのアクセスと掲示版のアクセスとが、拮抗してきた。
こうして、両方を経験してみると、それぞれのよさがあって一概にどちらがいいとは、いえない。
やはり、応答のレスポンスは、掲示板にまさるものはないし、また、リンク先とのトラックバック機能による連携は、ブログならではできない早業である。

●7838 小澤普照さんの森林塾 笹山登生 104/10/03(Sun) 12:30:29 削除
URL: http://www2.u-netsurf.ne.jp/~s-juku/
白神山地は1990年3月29日に森林生態系保護地域の一つとして、コアエリアにあたる保存地区1万139ヘクタール、バッファーゾーンにあたる保全利用地区6832ヘクタールが指定されたのだが、この決定は、それまでの林野庁の考え方を根本的に変える画期的なものであり、このときの決定が、後の平成4年(1992年)10月1日に、自然遺産として白神山地と屋久島を世界遺産リストへの登録物件として世界遺産委員会に推薦する大きなきっかけとなったことは、論を待たないだろう。
そのときの影の立役者になったのが、元林野庁長官で現在林政総合調査研究所理事長である小澤普照氏である。
その小澤氏が林野庁退職後にはじめたのが、上記の森林塾というものだ。
氏によれば、インターネットを通じてのボランティアなんだそうだが、「国有林にロマンを」との氏のかねてからの熱情は「老いてますます」とは失礼だが、一向にさめる気配はない。
それにしても、小澤さんは、今の「白神市」騒動を、どうとらえてらっしゃるのだろうか?
合併市名にも、コアゾーンが必要な時代になったようである。

●7837 今日にも噴火するか?米ワシントン州南部のセントヘレンズ山のライブカメラ 笹山登生 104/10/03(Sun) 10:56:16 削除
URL: http://www.fs.fed.us/gpnf/volcanocams/msh/
5分ごとに更新されていますので、そのつど、更新ボタンをクリックしてください。

●7836 「市民記者」のすすめ 笹山登生 104/10/03(Sun) 10:30:41 削除
URL: http://www.janjan.jp/journalist/journalist.html
上記サイトのJanJanでは、市民記者が作る新しい新聞だ。
私も、毎日、外電と国内ニュースサイトを見比べているが、外電で、こんなに話題になっているのに日本のニュースサイトでは、知ってかしら図化、まったく無視されている話題が、数多くあることにきずく。
一例を挙げれば、7812 で紹介した「ビタミン・サプリメントが、かえって、胃癌を進行させるというショッキングな説がランセットに発表 」というまさにショッキングなニュースは、その後、今日にいたるまで、日本のニュースサイトでは、まったく一顧だにされていない。
7807 の「ヴィオックスがついにリコール」の問題にしても、取り上げたのは、朝鮮日報の日本語版http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/10/01/20041001000104.htmlだけであった。
今では誰しも問題視しているアメリカのダウナー牛問題にしても、昨年12月のアメリカでのBSE発生前までは、日本のニュースサイトでは、一顧だにされない問題であった。
日本の消費者には、危険食品・薬品に関する情報は、まるで知らされていないと言っていい、状態だ。
こと、国民の健康問題に関する問題については、特にこのような第三のジャーナリズムが、凝り固まった日本の報道体質にループホールをあけることになるのではなかろうか?

●7835 (投稿者削除)
●7834 ペントサンによるvCJD治療に明るい見通し 笹山登生 104/10/03(Sun) 09:59:57 削除
URL: http://www.sundayherald.com/45130
以前、この掲示板でも、5191-5198 で、聞きかじりさんのお助けを得ながら、vCJD治療に効果があるというペントサン(pentosan polysulphate (PPS))について書いたのだが、上記サイトによると、このペントサンによる治療が、これまで不治の病とされたvCJD治療にいよいよ、希望の道筋をつけたとしている。
それによれば、18歳のクリスマスに発症し、現在は20歳になったJonathan Simmsさんについては、2002年12月に英国の裁判所が、vCJD患者に未承認の薬剤(pentosan polysulphate)を脳内に直接注入する治療を許可して以来、これによる治療を、裁判所決定以前の期間も含め、3年近く続けてきたが、昨日の日曜日、主治医のMark McClean博士が発表したところによると、経過良好で、依然、他人に頼った生活は続けているものの、彼の予後は、終末状態から脱しているという。
また、先月の専門家会議でも、このPPSがvCJDの進行を遅らせる効果のあることが発表された。
Jonathan Simmsさんは、今月末から、言語機能回復のためのリハビリに入るものとされている。

●7833 d.e.plusさんの問題意識−リナックス型社会に薄い階層を作ろうとする動きへの反撥- 笹山登生 104/10/03(Sun) 08:16:16 No.7831へのコメント 削除
URL:
7831で紹介したd.e.plusさんの問題意識なのだが、非常に大事な問題提起をしているような気がしてならない。
いわば、リナックス型社会に、薄い階層構造をつくろうとの動きが、このレコード輸入権問題に限らず、いろいろなところにかいま見られているような気がしてならない。
そのひとつの典型的な表れが、いわゆる携帯電話周波数帯の割り当てについてのパブコメをスパムメールで呼びかけた「孫正義氏のスパムメール」であろう。
もっとも、これによってか、総務省は三十日、携帯電話用の新たな周波数帯を割り当てるため、十月にも参入要件や事業者数などを話し合う検討会を設置することを決めたそうだから、一定の効果はあったのだろうが、この総務省の軟化も、本来のパブコメの意見反映のルールから言えば、逸脱した対応ではある。。
まして、この孫氏の動きは、リナックス型社会にとっては、本来、フラットであるべき社会に、顧客データベースを基に、液晶構造に似た、薄い階層的指令構造を持ち込んだというもので、明らかにルール違反である。
もし、d.e.plusさんが言われるような、パブコメに、自分とは異種の意見なりムーブメントを起こすことに対して、自分のムーブメントにリナックス型社会を集約させるがために、スパム・コメントや、スバム・トラックバックを繰り返すような動きがあるとすれば、それは、まさに、唾棄すべき行動といえる。

●7832 前台湾総統李登輝が語る八田與一論 笹山登生 104/10/03(Sun) 07:57:26 削除
URL: http://www.h7.dion.ne.jp/~speed/hatta_story.htm
何度も来日が予定されながら、渡航ビザの関係で来日が延期された前台湾総統李登輝が、代表的な日本人として講演している映像が、今朝の宗教番組であった。
李登輝が賞賛する八田與一さん(上記サイト参照)は、水不足の台湾で、水利事業を起こし、三年輪作という手法で限定された水資源の基での台湾農業を救った。
以下は、李登輝さんが話す、八田與一論の抜粋である。
講演予定原稿の全文は、
http://www.a-eda.net/asia/leelec2002.pdf
で見ることができる。

「台湾で最も愛される日本人の一人、八田與一について説明しましょう。八田與一といっても、日本では誰もピンとこないでしょうが、台湾では嘉義台南平野15万ヘクタールの農地と60万人の農民から神のごとく祭られ、銅像が立てられ、ご夫妻の墓が造られ、毎年の命日は農民によりお祭りが行われています。彼が作った烏山頭ダムとともに永遠に台湾の人民から慕われ、その功績が称たたえられるでしょう。八田與一氏は1886年に石川県金沢市に生まれ、第四高等学校を経て1910年に東大の土木工学科を卒業しました。卒業後まもなく台湾総督府土木局に勤め始めてから、56歳で亡くなるまで、ほぼ全生涯を台湾で過ごし、台湾のために尽くしました。」

●7831 d.e.plusさん。ご休眠? 笹山登生 104/10/02(Sat) 22:40:29 削除
URL: http://tami606.jugem.cc/?eid=416
私のブログの記事「パブコメ提出運動は、量より質の時代」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=93にトラックバックがありましたので、いってみたら、こんなメッセージがありました。
ちょっと、気がかりですね。
以下は、そのご休眠の弁ですので、ご紹介しておきます。
ただの、コメント・スパムならいいんですけど、仲間割れだと心配ですね。

以下d.e.plusさんのブログから引用
「という訳でこのエントリーを最後にこのBlogは本当に”休眠”に入ります。・・次に復活するのは来年の2/13、JUGEM1周年記念の「祭り」の時かな(笑)

コメント
すみません、告知を1つ。
現在この記事は(10数か所にトラックバックを打っておきながら)トラックバック受信不可に只今設定してあります。
これには理由があって”ある特定の「music watch dog」関連のサイト”からトラックバックspamを受けた為です。
”パブリックコメント”のような、政治にコミットしていくような”行動”は、個人個人が自発的な意志によって行うべきであると私は考えています。またそれが(エントリー本文にも書きましたが)”ごくごく当たり前の事として”定着しなければ「日本の政治や社会状況」は良くなってはいかない、とすら考えております。”一部の「運動家」達の強迫的行動”による「運動への参加の半強制」は”権力者の暴走・横暴”と同様に「赦すまじ」行動でしかありません。
 ”彼ら”が、当サイト以外にもこのような「暴走」を多数行っている事がもし分かれば、彼らとそのサイトを「徹底的に批判し叩き潰す」立場に立ちます。
 「音楽の自由を守る」為に、各個人の「行動を起こす・運動に参加する」自由意志を尊重しない等は”本末顛倒”の極みでしょう。(「音楽を愛すなら、何故行動を起こさないの?」等という発言も同様です。・・本来なら”輸入権”のような問題は音楽業界内で解決すべき問題ですから。)」

●7830 「指揮棒はただの木に過ぎない」指揮者のハインツ・ワルベルグさん、ご逝去 笹山登生 104/10/02(Sat) 22:09:56 削除
URL: http://www.pizka.de/KlRuf1947BuenosAires.WMA
N饗を中心として日本に来日し、指揮した回数が1966年以来160回以上というのだから、相当なものだ。
昨年9月に来日したのが最後になった。

http://dradio.de/dlf/sendungen/kulturheute/308322/に早速、下記のような哀悼の言葉が掲載されている。

「偉大な指揮者が逝った。確かに、偉大な指揮者であった。しかし、それにも増して、彼は、偉大な音楽家であった。かれは、大胆で、大きな高みに立ちながら、決して足元の土を忘れることがなかった。ハイドンやブルックナーの作品を得意にしていようと、チャイコフスキーやシベリウスの作品についても、自然に、そのそれぞれの作曲家の生まれでた環境での、音楽の伝統の真髄をストレートに表現するように腐心していた。彼は、次のような言葉を残している。「指揮棒はただの木に過ぎない」」
なお、上記サイトをクリックすると、ハインツ・ワルベルグさん指揮のワーグナーのジーグフリートが聞ける。
Buenos Aires Teatro Colon, Heinz Wallberg conducting 1962 - Long Call & Short Call

●7829 (投稿者削除)
●7828 著作権法と特許法とのハザマの問題 笹山登生 104/10/02(Sat) 20:28:47 No.7826へのコメント 削除
URL: http://homepage2.nifty.com/kujirada/2291soft.htm
赤田さん。
2000年12月に特許庁が「コンピュータ・ソフトウエア関連発明の審査基準」を設定してから、これまで、著作権法でしか保護されてこなかったソフトウェアの特許法による保護範囲が、格段に広まりました。
リバースエンジニアリングの領域についても、特許法においては、アイディアにわたる分野として、これを認める動向になってきています。
すなわち、ソフトウェアに関しては、上記の図で示す限り、オブジェクトプログラムから出発した垂直的方向の権利拡大は、著作権法でまかない、水平的方向の権利拡大は、特許法でまかなうという構図になってきております。
そこで、リバースエンジニアリングを著作権法の領域では認めず、特許法の領域では認めるというのでは、平仄が合わないことになりますね。
まさに、ここが天王山ということになります。
そこは、フェアユースの天王山の領域でもあります。
中古の世界では、特許法の領域はないのですが、この観点からの考察もされてみてはいかがでしょうか。
http://www.aist-nara.ac.jp/~naoki-o/homework/general/aidD_July-16-2001.doc
も、ご参照

●7827 アメリカで発生のBSE牛は、カナダでの豚鶏用飼料の交差汚染で生まれたとするレポート 笹山登生 104/10/02(Sat) 19:33:25 削除
URL: http://www.cbc.ca/news/background/madcow/
上記サイトは、昨日、カナダのテレビCBCで放映された番組についての解説である。
これによると、一昨年、カナダで初ののBSEが発生してから数週間後には、豚や鶏用の牛由来飼料が、牛の飼料として与えられることが許されたことが、情報公開法に基ずく調査で分かったというものだ。

●7826 私にとってのフェアユース体験 赤田和博(ARTS) 104/10/02(Sat) 14:08:38 削除
URL: http://www.arts.or.jp/docs/akada0630.pdf
7803 笹山先生
>URL: http://plaza.rakuten.co.jp/fuyukukan/diary/
>上記サイトに、私のフェアユースに関する観点と、赤田さんの問題意識がリンクされています。
>光栄です。

まったく同感です。
とともに、なんといっても範囲の広い条項なので多くの立場の人に見ていただいた方がいいと思いますので、この掲示板の7487から、条項案だけを下に再度掲載させていただきます。

あれから、レッシグ「フリーカルチャー」読んだり、少しずつですが勉強しているところです。またおいおい相談させてもらいます。

私が公正利用条項に魅力を感じるのは、下記では5番のところです。
私はゲームリサイクル業をやっていて、中古ゲームソフト裁判では中古売買が新品販売を下支えしていると言う趣旨の流通実態論の報告書を裁判所に出しています。
(裁判報告( http://www.arts.or.jp/judgement/judgement_main_3-2.html
 ) )の下段に掲載「テレビゲーム市場の実態」他)

当時は「中古規制なんかすると、ソフトメーカーにとっても自殺行為なんだよ」と言う実感をどう文書にするかしか考えていませんでした。「フェアユース条項」は聞いてはいましたが、アメリカの話と思っていて、法的にはどう対抗するのかわかりませんでした。

大阪高裁判決では私の報告書から「中古売却が新品購入の一部となっている」と言うような記述が有り、最高裁判決は第1条から「自由な商品流通を妨げると、著作者の利益も阻害し、ひいては文化の発展にも反する」と言う趣旨の事が書かれました。
裁判終了後に「中古裁判は法一条の「公正な利用に配慮し」を根拠にしたフェアユース裁判だったんだ。」と私は解釈していますが、おかしいでしょうか。

中古ソフト裁判のACCS・SCE他の主張は極めて理不尽な著作権の濫用と今も考えていますが、私の場合は幸い弁護団が法的位置づけを行ってくれたので、位置づけがわからないなりに励まされて報告書を何本か書く事ができました。

フェアユース条項があれば、普通の人にも著作権の濫用に対してどう対抗するかがわかり、泣き寝入りが減るのではないかと思います。
――――――――――――――――――
3.改正条項及び内容
第50条(著作物の公正な利用)
1.第30条から前条までの規定が適用されない場合であっても、第1条の趣旨に照らし公正な慣行に従って、これらの規定に準ずる程度、態様によ
り著作物を利用することができる。この場合、次の点を考慮しなければならない。
1)著作物の種類及び性質
2)報道、批評、研究その他の利用の目的
3)利用の態様及び量並びに利用した作品中における役割
4)著作物に翻案等が加えられた場合には、その文化の発展への寄与の有無及び程度
5)利用により、著作物の需要が代替的に奪われるか否か、及びその程度
2.この款の規定は、著作者人格権に影響を及ぼすものと解釈してはならない。

●7825 こんなところにリンクが! 笹山登生 104/10/02(Sat) 11:47:54 削除
URL: http://blue.hkisl.net/mutteraway/archives/000008.html
上記サイトですが、この中で、「最後に、ベネマン農務長官のBSE対策に対する米国市民団体からの反論をサイトを下記に紹介します。
私がこのブログを書いたのは、もとはといえばこのサイトを読んだためともいえます。
「米消費者団体パブリック・シチズンがUSDAのBSE対策を批判」http://www.sasayama.or.jp/jouhou/jouhou040223.htm
平易な文章ながら分かりにくく書いてあります。時間のある人は読んで見て下さい。」
とあります。
光栄ですが、中に「平易な文章を分かりにくく書いて」しまったのは、私の責任ってことかな?
ちょっと気がかり。

●7824 怪しい牛の隠蔽の件 まりちゃん 104/10/02(Sat) 10:53:48 削除
URL: http://www.junposha.co.jp/guide/1sya/etc/kyogyu.htm
笹山さん、リスコミで出た北海道の隠蔽についての意見をされた方がおられましたけれど、こんな本が出ていました。

●7823 ここの農場主のかたは? 笹山登生 104/10/02(Sat) 10:34:29 No.7818へのコメント 削除
URL: http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&q=%E5%AE%AE%E4%BA%95%E8%83%BD%E9%9B%85
まりちゃんさん。
その道では、講演活動などで、有名な方のようですね。

●7822 岩手県もBSE全頭検査継続を決定−全国で10県に- 笹山登生 104/10/02(Sat) 09:12:42 削除
URL: http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=6376
これで、全国で、BSE全頭検査継続をきめたり、知事が意向を示した県は、岩手、兵庫、福島、山形、岐阜、三重、滋賀、神奈川、佐賀、山口 の10県となった。

●7821 (投稿者削除)
●7820 アメリカの遺伝子組み換え(勝手に栽培)訴訟問題 まりちゃん 104/10/02(Sat) 07:16:55 削除
URL: http://www.yasudasetsuko.com/gmo/column/030709.htm
米国ではこういう問題が持ち上がっているそうですよ。

「組み換え種子を買っていない農家にモンサント社が突然送りつける、農民が「恐喝状」と呼んでいる手紙です。
汚染した側が汚染を受けた農家に対し、特許侵害で訴訟にするぞと脅し、示談金をとるという内容」
http://www.yasudasetsuko.com/gmo/column/030709.htm

GMO情報サイトをふたつ。。
http://www.yasudasetsuko.com/gmo/index.html
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/index.htm

●7819 GMO大豆追記ですが まりちゃん 104/10/02(Sat) 06:54:15 削除
URL: http://www.asahi.com/national/update/1002/001.html
過去に勝手に栽培してしまった大豆は、「北海道産大豆(国産大豆)」として、組換表記なしにまさか流通してないでしょうか。300kgの種を植えたそうですが。とんでもない話だと思いました。

●7818 北海道で遺伝子組換大豆を勝手に栽培してしまった話 まりちゃん 104/10/02(Sat) 06:45:41 削除
URL: http://www.asahi.com/national/update/1002/001.html
「遺伝子」大豆栽培を準備 北海道農家、初の販売用
http://www.asahi.com/national/update/1002/001.html
というニュースですが、過去にも組換大豆を植えて勝手に栽培してしまったそうです。他の畑に花粉が飛んで交雑したらどう責任を取るんでしょう。
ある日突然、アメリカのモンサント社さんが隣の畑にやってきて、「わが社の種を勝手に植えましたね。種代払ってください。これからもずっと種を買ってください。」と、アメリカの農家の事件みたいな話になるんでしょうか。

この北海道長沼町(夕張郡)の西南農場を検索したら「バイテク情報普及会」にお名前が出てきました。
http://www.cbijapan.com/event/event.html

●7817 (投稿者削除)
●7816 今日の第一回ブッシュ・ケリー討論の全ビデオは。 笹山登生 104/10/01(Fri) 23:32:57 削除
URL: http://www.washingtonpost.com/wp-srv/mmedia/politics/093004-15v.htm
上記サイトからごらんになってください。

●7815 上院選挙がらみの話のようですよ。 笹山登生 104/10/01(Fri) 22:21:46 No.7813へのコメント 削除
URL: http://www.journalnow.com/servlet/Satellite?pagename=WSJ%2FMGArticle%2FWSJ_BasicArticle&c=MGArticle&cid=1031778272850&path=!localnews!elections&s=1037645509113
まりちゃんさん。
大統領選挙とあわせて行われるノースカロライナ州の上院議員選挙に、この共和党のリチャード・ボーア Richard Burr さん、出馬されていて、民主党のErskine Bowlesさんとデッドヒートを演じているらしいですね。
まあ、結局は、選挙がらみの話なんでしょう。

●7814 これが原本ですね。 笹山登生 104/10/01(Fri) 21:02:47 No.7811へのコメント 削除
URL: http://www.efsa.eu.int/science/efsa_scientific_reports/bse_tse/612/bse02_sr09_tests_livecattle_summary_en1.pdf
まりちゃんさん。
SSC公認の検査方法は、在来型の3方式に、新たなラピッド検査5方式、そして、今回の生体検査が数方式加わるというわけですね。
このきっかけとなったEC指令は、2003年1月23日に発令された the Official Journal of the European Union (2003/C15/10 Call for the expression of an interest to participate in a programme for the evaluation of tests for the diagnosis of transmissible spongiform encephalopathies (TSE) in ruminants) というもののようです。
現物サイトは、http://europa.eu.int/eur-lex/pri/en/oj/dat/2003/c_015/c_01520030122en00130014.pdf
です。

●7813 食品安全州法即時無効法案なるものが。。 まりちゃん 104/10/01(Fri) 20:44:46 削除
URL: http://www.jc-press.com/news/200410/04100105.htm
■食品安全州法即時無効法案の撤回を!=州司法長官や消費者団体が反発
http://www.jc-press.com/news/200410/04100105.htm
食品業界の最大の圧力団体、全米食品製造業協会(GMA)の後押しを受けたリチャードMブーアー下院議員が各州独自の食品安全・表示法を即刻無効にする法案を提出しようとしている問題で、多くの州司法長官や消費者団体が反発を強めている。(2004年10月01日発信)

アメリカどうしちゃったんでしょうか。

●7812 ビタミン・サプリメントが、かえって、胃癌を進行させるというショッキングな説がランセットに発表 笹山登生 104/10/01(Fri) 15:54:29 削除
URL: http://www.forbes.com/lifestyle/health/feeds/hscout/2004/09/30/hscout521506.html
上記サイトによると、胃がん防止のために、ビタミンや酸化防止サプリメントをとっている人の方が、サプリメントをとっていない人よりも、癌にかかりやすいとの研究が発表された。
これは、十七万人の参加者を得て、14の実験をしたもので、実験に使ったサプリメントは、ベータカロチンやビタミンA.C.Eなどを含むものであった。
これらの実験のうち、セレンに関連したリスク減少に寄与したものが、4つあった。
偽薬を飲ませたグループに対して、実験の半分は、食道や、胃、脾臓、肝臓、直腸、結腸、での癌によるリスクが、サプリメント摂取によって、6パーセント増加した。
しかし、もっと危険なのは、特定のサプリメントの飲み合わせにあった。
たとえば、ベータカロチンとビタミンAとの飲みあわせでは、リスクが30パーセント高く、ベータカロチンとビタミンAとの飲みあわせでは、10パーセント、リスクが高くなった。
セレンのサプリメントとしての潜在効果はあり、今後研究を深める必要があるとした。
また、酸化防止剤の害については、明らかにできなかったが、おそらく、アポトーシスの形成を妨害し、他の主要の発生を促すのではないかと思われる。
この研究は、セルビアとモンテネグロにあるthe University of NisのGoran Bjelakovic博士らによって行われたもので、研究の成果は、今月10月2日のランセットで発表される。

●7811 EFSA が生前BSE 検査を評価 まりちゃん 104/10/01(Fri) 15:31:08 削除
URL: http://www.efsa.eu.int/science/efsa_scientific_reports/bse_tse/612_en.html
EFSA が生前BSE 検査を評価
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2004/foodinfo-20_2004.pdf
EFSA to evaluate live tests for BSE September 22, 2004
Institute of Food Technologists’ Weekly E-mail Newsletter
欧州食品安全機関European Food Safety Authority(EFSA)が、新しい生前の迅速BSE検査の市販を検討するため、専門家グループを招集した。現在、5 つの迅速BSE 検査キットがEU によって認可され利用可能であるが、すべて死後の検査である。詳細な情報は以下のアドレスから入手できる。
http://www.efsa.eu.int/science/efsa_scientific_reports/bse_tse/612_en.html
http://131.104.74.73:96/fsnet/2004/9-2004/fsnet_sept_23.htm#story4

●7810 アメリカに交差汚染はあるということですね。 笹山登生 104/10/01(Fri) 15:19:58 No.7809へのコメント 削除
URL: http://www.bseinquiry.gov.uk/report/volume3/chapteb4.htm
ハッスル小体さん。
どうも、ご説明ありがとうございました。
アメリカに交差汚染があるということは、明白なのですから、その意味では、ハッスル小体さんの言い分が正鵠を得ていると思います。
この問題は、1987年12月にWilesmithさんが上記サイトのように指摘したことなのですが、昨年のアメリカでのBSE発生以前も、2001年に、アンチ・ミルクで知られる団体the Physicians Committee for Responsible Medicine's (PCRM)から、この点についての指摘があり、また、7545に書いたように、カントウェル上院議員も、今年の2月6日に飼料安全法案における交差汚染などのループホールを指摘し、4月19日にBSE規則におけるループホール改善をブッシュ政権に迫っています。
ですから、その意味では、毎日新聞の社説は、認識不足と言わざるを得ませんね。

●7809 米国牛飼料の牛肉骨粉による交叉汚染の危険について ハッサル小体 104/10/01(Fri) 14:03:55 No.7797へのコメント 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040930-00000208-kyodo-soci
笹山さん、コメント有り難うございます。この掲示板が転載されるのは国民に注目されていることの証拠ですが、一部だけ転載するのはよくありませんね。やはり、全体を見た上で、問題の核心に迫っていくことが大事だと思います。

豪州牛で穀物飼育が増えていることは事実ですが、それは対日輸出向けを中心としており決して多数派ではありません。従って、豪州牛全体で見た場合は米国牛よりも放牧される割合は明らかに高いと思われますし、対日輸出の牛肉だけを対象にするならば穀物肥育の割合はどちらも高いが、米国牛の方がより高いと思われます。

しかし、毎日新聞のK論説委員によれば、彼が書いた9/8の論説は米国牛と日本牛を比較したものであり、米国牛と豪州牛を比較したものではないとの主張でした。従って、米国牛と豪州牛を比較することはこの問題では重要でないと思われます。これはあくまで米国牛と日本牛の問題なのです(と、記事を書いた本人が主張しているのですから)。

重要なのは、牛の飼料に牛の肉骨粉が混入しているかどうか、この点に尽きます。穀物や牧草を牛が食べることでBSEが発生したり、治癒したりすることは現時点で解っている限り、まずありえません。穀物飼育が危険なのであれば、その割合が非常に高く期間も長く高齢で屠畜される和牛にはBSEが大量発生しているはずです。しかし、現実には和牛にはBSE発生報告はなく、20ヶ月前後で屠畜される去勢ホルシュタインに2頭もBSEが報告されています。

日本も欧州も交叉汚染を恐れて牛の肉骨粉の飼料用生産を禁止しています。しかしながら、笹山さんが7545で触れられているように、米国では牛の肉骨粉が鶏や豚などの家畜用の飼料として今も生産され続けており、交叉汚染の危険は高いと予測されています。全頭検査や危険部位除去の前に、BSE感染を根本から断つ為の牛肉骨粉の全面禁止が米国牛輸入解禁の条件として絶対に必要です。

毎日新聞の記事の最大の問題点は、「米国牛は(日本牛に比べて)肉骨粉など飼料の問題が小さい」と主張している点にあります。「放牧が多いので」という理由付けが行われていますが、放牧が多かろうと少なかろうと、牛の肉骨粉飼料自体が存在しない現在の日本が、現在の米国より肉骨粉の問題が大きいことはあり得ないのです。毎日新聞のK論説委員本人も、現在の米国の肉骨粉の危険度は現在の日本より潜在的ではあるが大きいということを認めています。

付け加えておきますが、私は一消費者であり政党とは関係ありません。また、現時点で政党として米国牛輸入反対を主張している党は(米国牛輸入に反対している日本の消費者の大多数にとっては非常に残念なことですが)存在しないのではないかと思います。一部に米国牛輸入再開反対を主張している野党議員もいますが、これは、米国牛輸入禁止で一時的に潤っている牧牛農家の多い選挙区出身であるという事情が最も大きく、それがたまたま消費者の意見と合致しているというだけのことでしょう。

政府の農水相人事を見ても、前大臣は神奈川出身、現大臣は東京都の下町出身で、選挙区で肉牛を飼っている農民はほぼゼロであると思われます。農村部出身の議員の多い自民党で、農民票対策から農村部の議員が希望したがるであろう農水相のポストに農業・水産業と無縁な選挙区の出身者が二代続けて就任するということの異常さが注目されます。与党でも、牧牛農家の多い選挙区出身の議員は有権者からの激しい非難に苦しんでいるのではないでしょうか?

消費者は米国牛が輸入解禁されたら、偽装の危険を考慮して、安全であると確信できない限り牛肉や牛エキス含有食品の消費を減らすか止めることである程度対応可能ですが、国内の牧牛農家はその結果破産等の破滅的なダメージを受ける可能性があります。しかし、マスコミ報道等を見る限り、その事態に向かって政府は着々と進みつつある様に思われます。農水省は、国産牛肉に検査済み・未検査の表示は行わない方針だそうです。

●7808 扁桃腺摘出によるvCJDのスクリーニングの可能性 笹山登生 104/10/01(Fri) 08:20:17 削除
URL: http://www.newswise.com/articles/view/507341/
今週のランセットでは、扁桃腺摘出によるvCJDのスクリーニングの可能性が広がったとの論文を掲載している。
これは、 Adam Frosh, John Collingeの両氏が、2000の扁桃腺の摘出サンプルを基に調査した結果にもとずくものだ。

●7807 ヴィオックスがついにリコール 笹山登生 104/10/01(Fri) 08:01:32 No.7427へのコメント 削除
URL: http://business.newsfactor.com/story.xhtml?story_title=Merck-Recalls-Vioxx-Due-to-Increased-Heart-Attack--Stroke-Risk&story_id=27286&category=business
日本でも、関節炎治療薬などとして広く使われているヴィオックス(Vioxx)の服用による心臓などへの危険性についてはすでに7427でお知らせしていたが、昨日、ついに製造元のMerckがリコールを宣言した。
同時に、同社の株価は大きく下落した。
日本では、次のようなサイトhttp://www.vioxx-123.com/japanese/での通信販売による服用者も多くいるものと思われる。

●7806 ログ分析で社員評価? 笹山登生 104/09/30(Thu) 23:05:50 削除
URL: http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/cbuild/serial/log/01/01.html
上記サイトは、会社の炊くないサーバに残されているログを分析することによって、いろいろなことが分かるという見本。
たとえば、どの社員が、どのようなテーマについて熱心なのか、どれほどコンピュータを活用しているのか、など、社員のIT度が、ログ分析で直ちに分かるという話。


●7805 (投稿者削除)
●7804 牛と豚の違いはありますが--- 笹山登生 104/09/30(Thu) 16:47:32 No.7799へのコメント 削除
URL: http://imozo.leh.kagoshima-u.ac.jp/collaboration/ecopig/
まりちゃんさん。
「豚は生きた生ゴミ処理機と同じ働きをすることになります』なんてキャッチフレーズが上記サイトにありますね。
まあ、豚と牛の違いはあっても、あまり、アメリカを名指しでいえない体質はあります。
最も、沖縄などでは、昔は、「ふーる」といって、人間の便所掃除を実質、豚が行ってきたという歴史もありますし。
http://www.sasayama.or.jp/webalbum-tonaki/disp.cgi?dir=.&cache=5&pid=19
に、私が沖縄の離島で写してきたその残骸の写真が載っています。

●7803 こんなところにリンク 笹山登生 104/09/30(Thu) 16:09:38 削除
URL: http://plaza.rakuten.co.jp/fuyukukan/diary/
上記サイトに、私のフェアユースに関する観点と、赤田さんの問題意識がリンクされています。
光栄です。

●7802 インドからの牛肉にBSEの危険 笹山登生 104/09/30(Thu) 15:50:44 削除
URL: http://www.financialexpress-bd.com/index3.asp?cnd=9/30/2004&section_id=1&newsid=23581&spcl=no
FAOがインドからの牛肉にBSE汚染のリスク隆との報告を出したため、インドを通じて牛肉を得ているバングラディッシュは、戦々恐々の状態のようである。
すでに、エジプトやサウジアラビアは、インドからの牛肉輸入をストップしたし、インドネシアも、ストップの予定であるという。
インドの牛には、口てい疫やブルセラ症が蔓延していて、非常に危険な状態であるとされる。
また、ばんぐラディッシュへは、インドから、毎月、相当数の牛肉が密輸されているという。
これに加えて、先にも述べたイギリスからインドへのvCJD汚染けっえき製剤の輸入が明らかになったことで、いっそう、危機感がつよまっている。

●7801 食品残さの飼料リサイクルで検索すると まりちゃん 104/09/30(Thu) 14:47:48 削除
URL: http://www.google.com/search?hl=ja&ie=UTF-8&q=%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%80%80%E7%89%9B%E3%80%80%E9%A3%BC%E6%96%99&lr=
いろいろ出てきますが、気になったのが古畳を飼料にというニュースです。これは基準以上の農薬が検出されたので禁止になったんですが、エコをうたう企業が使用を勧めるサイトをまだ掲載していたりして。。役所の通知がどこまで徹底されているのか、リスク管理の問題が大きいですね。
http://www.eco-net.co.jp/sizenton/tatami.htm
しかしリサイクル飼料にもいろいろ問題があります。今や納豆のたれなんかにもゼラチンを使っているところもあるし、揚げ物には骨油とか、ビール酵母を濾すのにも牛骨使用とか、グリセリンなどの物質レベルだといろんな食品に入っている可能性がありますから。。コンビニのパンの牛へのリサイクルもあるようですが、大丈夫かな。

●7800 (投稿者削除)


●7799 厚労省の新型インフルエンザ対策報告書&BSEの食品残さリサイクル問題 まりちゃん 104/09/30(Thu) 13:08:59 No.7757へのコメント 削除
URL: http://www.sizennokaze.com/tikusan.htm

厚労省の新型インフルエンザ対策報告書がありました。あんまり具体的ではないようですね。

厚労省の新型インフルエンザ対策報告書
http://www.mhlw.go.jp/topics/2004/09/tp0903-1.html

なお、BSE問題ですが、発言7757 「食品残さを飼料・堆肥に 循環型農業を推進」の件、農水省に送りましたら調査中とのことです。他にも、生ゴミリサイクルの餌を牛に与えていることを書いたサイトが他県でもあるようで。吟味された生ゴミなんでしょうか?前回も農水省に送ったんだけど返事がなかったので調べてもらえなかったのかな?
http://www.sizennokaze.com/tikusan.htm 


●7798 (投稿者削除)


●7797 7758の毎日新聞社説についてのコメントですが 笹山登生 104/09/30(Thu) 11:50:10 No.7758へのコメント 削除
URL:

私は、あえて、この社説の部分の「1.米国では若牛は放牧されている。」については、事実のみを記し、7758ではコメントしていないのですが、後半部分のみ、他の掲示板に、意図的に全般部分を省略して紹介されておりますので誤解のないように、コメントさせていただきますと。

ここでは、次のように、私は書いております。
「1については、アメリカも、オーストラリアも、これまでの季節的な放牧飼養からフィードロット(飼養場)方式を利用した通年での飼養方式に変わりつつあるではないかというご主張ですね。
オーストラリアの場合、近年、フィードロット方式が増える傾向にあります。
2004年6月時点でのオーストラリアでのフィードロット飼養頭数調査の結果では、総飼養頭数は71万頭となっております。
ちなみに、オーストラリアでの、牛の総飼養頭数は、2003年で、二千六百五十万頭となっており、飼料に占める租飼料比率は、90パーセントと高くなっております。
日本のイオンでオーストラリアで展開している飼養方式では、牧草で1年〜1年半ほど放牧飼育された仔牛は選別・買い付けられ、フィーダーの元でフィードロット方式で、200日以上穀物を与えられるということのようです。
アメリカの場合も、上記サイトに吉野家さんの例がありますが、約一年間、放牧のうえ、フィードロット方式に移行するということのようです。」

いいたいことは、この点では、毎日新聞さんの社説も、ハッスル小体三の指摘も、両方正しい(逆に言えば、両方、少しづつ間違っている。)ということになりますね。
なお、政党がらみのご見解と絡められるのは、ご勘弁といったのが、正直、本音ですね。
市民レベルの要望が、政党レベルの要望に摩り替えられて、要求実現が成功したためしがないのは、レコード輸入権の場合を見れば、明白なことです。



●7796 パブコメ提出運動は、量より質の時代 笹山登生 104/09/30(Thu) 09:06:30 削除
URL: http://blog.livedoor.jp/koitaro8/archives/6496575.html

孫正義さんが、携帯電話の割り当て周波数問題にについて、上記サイトのような、総務省に対するパブリックコメントを呼びかけるスパム・メールを乱発したことが話題になっているようだが、どうも、この方は、パブリックコメントの使い方をご存知ないらしい。
パブコメの質を重視するのか、量を重視するのか、担当各省によって、パブリックコメントの扱い方は、異なるであろうが、たとえば、内閣府の食品安全委員会の例で見れば、パブコメと、リスクコミュニケーションを連動させてのもので、かなり、質重視のものになっているようである。
各省の求めるものも、これまでの、どちらかといえば、官僚の主張を正当化・補填する意見の重視というよりは、政策のカウンターバランス的な位置づけを、パブコメに求めているように、変化してきているようにも、思える。
パブコメの出発点が、「官庁は敵」的主張では、かなり、古い感覚ともいえる。
この辺の力関係をパブコメによって、うまくすり抜け、自分の主張を通すスキルを、もっと、市民団体は、身につけたほうが効率的ともいえる。
この孫氏のように、スパムでパブコメを呼びかけたとしても、質のいいコメントは集まらず、結果、効果のないものになってしまうのではなかろうか。
つくづく思うのだが、イギリスのグランドワークのような、末端のパブコメ的レベルに、専門家的英知を付け加え、質の高い要望に仕立て上げるフィルター機能が必要のように思える。
それは、これまでの業界団体のような存在でなく、グランドワーク的NPの存在が、この際、不可欠のように、思える。


●7795 足のにおいを永久に絶つ画期的素材開発 笹山登生 104/09/30(Thu) 08:35:41 削除
URL: http://www.nanohorizons.com/PR09272004.shtml

NanoHorizons(本社:ペンシルベニア州ステートカレッジ)は、標準的なポリマー製造プロセスで加工可能な一連の金属ナノ粒子を発売した。
これにより、靴や運動用具、その他のプラスチックやナイロン製品などに、臭いの元になるバクテリアなどの微生物を殺菌する金や銀などの金属を混ぜ合わせることが可能になる。
同社は、殺菌効果のある化学反応を引き起こす金属の、表面積を大幅に広げる球あるいは棒状の粒子を考案した。
同社の粒子はブロック形状のものと比較して20〜100倍のバクテリア殺菌効果があるとしている。
コンタクトは、上記サイトの下の方にある野で、ご興味のある方は、接触されてみては?
もっとも、これが本当だとすると、影響を受けてしまう既存メーカーがかなりあるはずで、ご同情。


●7794 弧発性CJDも、実は、vCJDだとすると? 笹山登生 104/09/30(Thu) 08:17:32 削除
URL: http://belfast.villagesoup.com/Community/Story.cfm?StoryID=26489

上記サイトでのPenobscot Bay Medical Centerの神経病理学者の Judd Jensen博士によれば、vCJDの感染ルートが、これまで考えられてきた、肉食による直接の感染ルートのほかに、外科手術や輸血などによる他の感染ルートの存在が明らかになりつつある中では、弧発性のCJDもアルツハイマー症も、実はvCJDである可能性も否定できないとしている。
弧発性というのは、感染物質が特定できなく、また、地域的・時間的にも、散発的に発生するという、現象面だけを捉えた分類であるのだから、感染物質が、かなりの範囲で散らばっていれば、それが、二次的なプリオン汚染であっても、弧発性とみなされてしまうからだ。
アルツハイマー症についても、脳の症状自体は、vCJDとなんら変わらないわけだから、これまで、汚染肉への直接的な暴露如何で、vCJDであるかどうかで、判断してきている以上、輸血によるvCJD汚などが明らかになっていることから、vCJD感染物質が、かなりの程度に拡散していると仮定するならば、そのようなこともいえるわけだ。
ちなみに、弧発性vCJDは、全体の85パーセント、家族性が14パーセント、残りが、vCJDということなのだが、もし、上記仮説が有効となれば、これまでのこれらのCJD分類は意味を成さないことになってしまう。


●7793 ゆれる温泉街・揺れる温泉マーク 笹山登生 104/09/29(Wed) 22:35:57 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040929-00000213-yom-soci

温泉の看板に偽りありとの不評さくさくの温泉街だが、このたび、国土交通省が、国際観光ホテル整備法にもとずく全国の旅館・ホテルなど、3124件を調査したところ、2282件からの回答があり、残りの842件は無回答だった。
それによると、回答があった2282軒のうち、「温泉を使っている」とする施設は1310軒あった。
そのうち浴槽水の循環、加水、加温を行っている施設が1146軒(87%)を占め、温泉に手を加えない「源泉かけ流し」の施設は150軒(11%)だけだった。
また、循環などを行っている施設のうち、その事実をパンフレットやインターネットのホームページで、「表示している」とする施設は187軒(16%)だったのに対し、「表示していない」施設が908軒(79%)に達したという。
まさに、ゆれる温泉街といったところだ。
ところで、以下のサイトによると、近頃、地図の温泉マークの湯気の部分が、それまでのゆれない物から、ゆれるものに変わっているのだという。
温泉マークまでも、同様を隠し切れない、近時の偽者温泉騒動なのだろうか。
参考
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kaempfer/otona/chizumame/chizuma-19.htm

●7792 イギリスからのvCJD汚染血液製剤輸出国の製品別明細 笹山登生 104/09/29(Wed) 20:48:27 削除
URL: http://sify.com/news_info/fullstory.php?id=13576635

上記サイトによると、イギリスから輸出されたvCJD汚染血液製剤の製品別内訳は、次のとおり。
インド-アルブミン 953瓶  アイルランド-ポリオワクチン 83,500回分 ブラジル-アルブミン 44,864瓶 免疫グロブリン 80瓶 ドバイ-アルブミン 2,400瓶  トルコ−免疫グロブリン 840瓶 ブルネイ−アルブミン 400瓶 モロッコ−アルブミン 100瓶  オマーン-免疫グロブリン 100瓶 ロシア-第VIII因子(血液凝固因子)23瓶 シンガポール- 免疫グロブリン 3瓶

以上だが、ブラジルは、この輸入を否定、インドは、徹底調査を言明した。 


●7791 ■BSE汚染肉の強制回収など6項目を緊急提言=米主要6消費者団体 まりちゃん 104/09/29(Wed) 13:37:31 削除
URL: http://www.jc-press.com/news/200409/04092906.htm

以下のニュースがありました。
■BSE汚染肉の強制回収など6項目を緊急提言=米主要6消費者団体
消費者保護政策がかつてない危機に瀕しているとして、米消費者同盟(CU)など6つの主要消費者団体は9月28日、人・動物への狂牛病感染防止策や汚染牛肉の強制回収などを盛り込んだ6項目の緊急提言を発表した。6団体が一堂に提言を出すのは初めて。
(2004年9月29日発信 日本消費者新聞)

といえば、米国からオーストラリアに輸入された生体牛は厳重な監視下の元にあり、食用にされることはないそうです。徹底していますね。
http://www.maff.go.jp/kaigai/2004/20040108australia63a.htm



●7790 小泉黒子内閣? 笹山登生 104/09/29(Wed) 08:44:30 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040929-00000012-mai-pol

小泉新内閣についてはいろいろな評がなされているが、一口に言えば、特色として、いろいろな黒子が張り巡らされているといった感じですね。
従来は、まさに、党高政低で、内閣自体が、官僚なり政党なり派閥という黒子に操られていたという関係だったのが、今回の人事では、マンツーマンで、黒子が張り付いているっていうかんじですね。
話題の幹事長などについてみれば、味方によっては、二人も三人も黒子が張り付いていて、その黒子にさらに黒子がついて、といった感じで、黒子同士が、お互いけん制力を発揮しそうな感じですね。
まあ、ご夫婦で、黒子関係というのも、見えなくもないケースもあったりして。
もっとも、オペラ好きの小泉さんのことだから、オペラに欠かせない黒子の役割の大切さは、十分承知の上でのお考えなのでしょう。


●7789 (投稿者削除)


●7788 vCJD汚染血液製剤輸入問題で、インド政府は大揺れ 笹山登生 104/09/29(Wed) 00:09:41 削除
URL: http://www.hindustantimes.com/news/5983_1030194,00430005.htm

7773で問題になったイギリスからvCJD汚染血液製剤が輸出された国のひとつにインドの名前があったところから、上記サイトのように、インド政府は、その事実を確認する作業に着手した。


●7787 <米国産牛肉>島村農相 早期の輸入再開実現に向け意欲 まりちゃん 104/09/28(Tue) 23:34:44 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040928-00000142-mai-bus_all

島村農相は、BSE問題の医療機関での感染という公衆衛生的側面をすっとばして「自己責任」という言葉を使っていますね。
しかし、こういう人事ってアリなんですかね(^^;→「島村農相は今夏、自民党の食品産業振興議員連盟の会長として、外食産業団体とともに政府に早期の輸入再開を陳情していた。」

ところで、外食産業は「感染牛でも特定危険部位を除去すれば安全」というスタンスを主張されているようですが、しつこいタンパク汚れを完全に除去しきれなかったり、新しい知見が出てきたらどうするつもりなのでしょうか。品川森一先生は「新しい危険部位が出てくる可能性も否定できない」といわれていましたが。責任を取るにも、潜伏期間が長いですから、感染源など当然わからず原因不明とされるのがオチですよね。安全という学者は身をもって(略


●7786 (投稿者削除)


●7785 これは、9月9日前の取材ですね。 笹山登生 104/09/28(Tue) 23:19:33 No.7784へのコメント 削除
URL:

まりちゃんさん。
そして、この後、屈辱の9月9日をむかえたというわけですか。
それにしても、以下の発言は重いですね。

「問い-食品安全委報告が輸入再開の“お墨付き”となった場合、BSE問題が再発すれば食品安全委の責任追及も考えられる。」
「金子答え-十分あり得る話だ。だから、国が報告をどう生かすのか、評価するのも自分たちの仕事だと考えている。安全基準づくりには国民合意が絶対に必要だ」


●7784 中日新聞に金子清俊プリオン専門調査会座長代理の見解 まりちゃん 104/09/28(Tue) 22:27:34 削除
URL: http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/bsekensakanwakanekosinikiku.htm

9月8日の中日新聞に金子清俊さんの見解が掲載されているようです。
ソース元でないので、今日図書館で確認しましたら間違いありませんで、お写真付きで掲載されていました。


●7783 中国が炭の全面輸出禁止 笹山登生 104/09/28(Tue) 22:22:06 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040928-00000112-yom-bus_all

かねてから取りざたされていた問題だったが、林野庁は9月28日、中国が森林保護を理由に、10月から木炭の輸出を全面禁止すると発表した。輸出禁止の期間は不明で、再開の可能性は低いとしている。
中国産の木炭は、日本国内の消費量の約3分の1を占め、特にうなぎ店や焼き鳥店などで使われる白炭のシェア(市場占有率)は約8割を占める。

そういえば、この前、東京ビッグサイトの展示会で、移動式炭焼きプラントを150万円程度で展示してありましたっけ。
日本の里山活性化につながるかどうか、大いに興味のもたれるところです。
中国には、http://www.suminoya.com/p/a/take.html のように、優秀な竹炭もあるらしい。
中国からの炭の輸入状況は次のサイトをご参照
http://www.rinya.maff.go.jp/puresu/h15-7gatu/0729mokutan.pdf


●7782 (投稿者削除)


●7781 岩崎賢一さんのご見解は? 笹山登生 104/09/28(Tue) 21:45:36 No.7779へのコメント 削除
URL: http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2003dir/n2562dir/n2562_01.htm

まりちゃんさん。
上記サイトの対談でも、示されていますね。


●7780 魚のゼラチンからソフトカプセル誕生 笹山登生 104/09/28(Tue) 21:38:48 削除
URL: http://www.news-medical.net/?id=5109

BSEやvCJDの恐怖から逃れるために、動物由来のゼラチンでないものからカプセルを作る動きが急だ。
上記サイトは、リバプールにあるthe School of Pharmacy and Chemistry で開発された魚のゼラチンからソフトカプセルが生まれたという話題だ。
これまで、ハードカプセルの動物由来に変わる代替品は、澱粉によるものなど、あったが、ソフトカプセルの代替品はなかった。
急速充填機で、カプセルの中に液体が詰め込まれたあと、急速にシールをすることが、この新素材で可能となった。
このほかにも、植物性の代替品も研究されており、それは、fruit biopolymer といわれるもののようだ。

とかく、BSE問題やvCJD問題は、危機意識をあおる観点から、情報が伝えられがちだが、研究の現場では、このような安全のための研究が日夜なされていることについても、市民や消費者の理解や、企業の熱意が必要だろう。
まあ、これは、決して、決して、7778問題に関連したコメントではないのだが。


●7779 公衆衛生という月刊誌にBSEの特集 まりちゃん 104/09/28(Tue) 21:23:08 削除
URL: http://www.igaku-shoin.co.jp/prd/00131/0013176.html

こんばんは、
「公衆衛生」という雑誌の今月号を図書館で見つけて読んだのですが、
朝日新聞医療班の岩崎賢一氏が「食品のリスクをどう考えるか―BSE対策に見る日米比較」という寄稿をされています。
失礼ですが読んでびっくりしてしまいました。日本より米国のほうがリスクが少ないような感じで書いてありました。(^^;
もし機会がございましたらぜひご覧ください。



●7778 7725を削除します。 笹山登生 104/09/28(Tue) 16:33:59 No.7725へのコメント 削除
URL: http://www.google.co.jp/search?q=cache:dS57gn2d1d8J:www6.big.or.jp/~beyond/bbsnews/j2ch.cgi%3Fbbs%3Dnewsplus%26num%3D1095297305%26sub%3D0+%E4%B8%8D%E5%AE%89%E3%82%92%E5%A3%B2%E3%82%8A%E7%89%A9%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88&hl=ja

7725での「不安を売り物にするジャーナリスト」との項は、7722に対してのレスであり、レスの上では、実名は掲載されていないのですが、該当されるご本人より直接ご抗議がありましたので、削除させていただきます。
ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。
なお、上記サイトの引用記事された部分のほうは、私サイドではなんともなりませんので、あしからず。


●7777 (投稿者削除)


●7776 原油先物が50ドルを突破 笹山登生 104/09/28(Tue) 12:14:56 削除
URL: http://www.reuters.com/financeNewsArticle.jhtml?type=businessNews&storyID=6347877

原因は、ナイジェリアの内戦で、外国人労働者が撤退して、事実上石油生産が不可能になりつつあるのが直接的原因だが、そののほかにも、立て続けのハリケーンによる影響もある。
関係筋では、50ドルライン突破後も、原油価格は、上昇を続けるとの見方が強い。


●7775 コンテンツの定義をしっかりしないと、本筋から外れたコンテンツ論議になるという説 笹山登生 104/09/28(Tue) 07:34:43 削除
URL: http://pcweb.mycom.co.jp/column/itshihonron/044/

上記サイトでは、コンテンツの定義を広義から狭義に分類し、どのレベルで、コンテンツ論議を交わすか、ということを問題にしている。
このサイトで、筆者は、『「無形で目に見えない資産」(隠れた資産)の大半はコンテンツであると考えるので、これをいかに増やし、いかにそのレベルを上げていくかにフォーカスしたい。』といっている。


●7774 小学生もICチップをつけて、トレーサビリティ? 笹山登生 104/09/28(Tue) 00:09:00 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040927-00000314-yom-bus_all

上記サイトによれば、富士通は27日、微弱な電波を発信する小型IC(集積回路)チップを使って、児童の登下校の状況を確認する同社開発のシステムを、私立立教小学校(東京都豊島区、児童720人)が導入したと発表した。
ICチップを使った情報管理は企業の商品管理などに使われているが、児童の安全対策で採用されるのは珍しいという。立教小学校は、4年生1クラス(40人)で半年間、試験運用し、来年4月から全学年に対象を広げたい考えだ。

安全対策といえばそういえるが、ちょっと、BSEの牛並で可愛そうな気もしますね。


●7773 イギリスから、vCJD汚染された血液製剤を輸入しているのは、この国のうちの五つ 笹山登生 104/09/27(Mon) 22:02:39 削除
URL: http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/3693266.stm

7727と7736で話題となったvCJD汚染血液製剤を輸入している五カ国の名前を、イギリス当局は公表していないが、次の国のリストのうちの五カ国であると見られる。
Ireland Brazil Dubai India Turkey Brunei Egypt Morocco Oman Russia Singapore
イギリス当局は、いまだ五カ国の名前を公表しない理由として、上記サイトによれば、その公表は、輸入国の判断に夜と、イギリス当局は言っているとのことである。
しかし、vCJD犠牲者家族会は、イギリス当局からの公表をすべきだと主張している。

これに日本の名前が入っていないのは、ひと安心だが、シンガポールなど、日本人との往来も激しい国が含まれているのは、気になるところだ。


●7772 世界のダチョウに関するニュースリンク 笹山登生 104/09/27(Mon) 18:42:15 No.7770へのコメント 削除
URL: http://www.sirlinksalot.net/ostrich.html

まりちゃんさん。
ダチョウの肉は、アフリカなどの農家にとっては、結構いい収入源のようで。
トリインフルエンザで、大打撃のようですね。


●7771 ブログへのコメントスパムが頻発 笹山登生 104/09/27(Mon) 14:43:42 削除
URL: http://notice.exblog.jp/163/

私のブログに、先週くらいから、コメントに英文でスパムコメントを書いてくるものが、頻繁にあらわれだした。
私だけだと思ったら、どうやら、上記サイトのように、かなり蔓延しているらしいのである。
これを防ぐ方法は、まだ見つからないらしいが、困った現象ではある。
ブログのコメントは、消しようがないので始末が悪い。


●7770 ダチョウは伝染病予防法などで規定する「家畜」にあらず まりちゃん 104/09/27(Mon) 09:41:09 削除
URL: http://www.jsdi.or.jp/~y_ide/ide_day007.htm

ダチョウも鳥インフルエンザに感染しますが法的基準がないんですね。先ほど農水省衛生管理課?の女性の方に電話で至急対策をして頂くよう、お願いしておきました。

ダチョウの飼育に法的な規準を
http://www.jsdi.or.jp/~y_ide/ide_day007.htm
ProMED翻訳から ●09-22(0923-0020)#Ea#鳥インフルエンザ、ダチョウ-南アフリカ(09)#
情報源:Eastern Province Herald、9月21日。新たな鳥インフルエンザ流行の恐れ。
農業当局は、Fort Brown近郊で新たな鳥インフルエンザ感染事例が確認されたことを受けて、9月21日にダチョウ4,000羽以上の処分を開始する予定である。これらの個体での血液検査で、致死的な鳥インフルエンザウイルス感染が確認され、かつ多数の個体が感染症状を呈したと、農業局広報官Segoati Mahlangu氏が説明した。問題のFort Brown農場は、隔離措置が実施される以前に、最初に流行が発生したSomerset East近郊地区の農場と鳥類を交換しており、農業局の追跡調査でも最初に流行が発生した農場との関連が確認された。今回の事例は、鳥インフルエンザが2004年7月下旬に最初に確認されて以来、最初に設定された半径30kmの感染制圧地域外で報告された2例目の流行となる。


●7769 リハビリの方法が変わるかもしれない新説 笹山登生 104/09/27(Mon) 08:09:33 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040927-00000009-mai-soci

歩く、かむという連続的な運動(周期運動)より、物をつかんだり、ボールをける断続的な運動(離散運動)の方が、脳の活動は活発になることを、国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)の脳情報研究所と米・南カリフォルニア大などの共同研究チームが突き止めた。従来の仮説を覆すもので、リハビリの効果を高めることにつなげられるという。米科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」のオンライン版で27日公表された。
チームは、手首を対象に研究。手首の上下運動を休まずに続けた周期運動と、一定間隔を置いて動かす離散運動を比較。MRI(磁気共鳴画像化装置)を使って脳の活動の程度を調べた。
その結果、周期運動の場合、主に大脳皮質のうち、運動に関連した部分が活動。離散運動だと、周期運動よりも広い範囲の大脳皮質が活動し、さらに小脳の活動も確認された。
神経科学分野では、離散運動は周期運動の延長上で、脳の活動も「離散運動は、周期運動で使われる部分の範囲内」との仮説が有力だった。脳情報研究所の大須理英子主任研究員は「脳の機能回復のため、離散運動を積極的に導入することで、効果的なリハビリに応用できる」と話している。

ネイチャーニューロサイエンスは
http://www.nature.com/cgi-taf/DynaPage.taf?file=/neuro/journal/v7/n9/index.html 参照


●7768 国の財政が、いよいよ危ない 笹山登生 104/09/26(Sun) 09:43:33 No.7766へのコメント 削除
URL:

223さん。
財務省保有の現在使えない金貨の放出額は、売れても、せいぜい、数十億程度のもののようですね。
フランスやオランダ・イギリスなどの中央銀行は、金貨ではなく、保有金を放出し、米国債二かえる動きがあるようで、それに比し、日本は、為替介入で、米国債は膨れ上がっているのに、ケチな金貨売却に走るとは、それだけ、財政状況が重症ということなのでしょうね。
その米国債も、国内の実質国債である外国為替資金証券と、両建て勘定なのですから、始末に終えません。
ですから、日本が米国債を売れば、ドル安円高となり、過去の為替介入の意義が、これでパーになってしまうというのも、なんとも、皮肉な構造です。
九州の巨大公共事業は、博多湾人工島、諌早湾干拓、宮崎県フェニックスリゾート、大分県スポーツ公園、熊本県川辺川ダムなどなど、いろいろありますね。
過去の政治力の証として政治家が求めたシンボルの残滓といえます。


●7767 日本経済社会のロックインの解除こそ、活力再生の鍵 笹山登生 104/09/26(Sun) 08:29:35 削除
URL: http://www.eda-jp.com/satsuki/2001/010330.html

桜の花さん。
これは、7565のIBM戦略と中古問題の時にも、また、7759のプロ野球問題の時にも触れたのですが、高度経済成長時代の、日本社会のあらゆるところに張り巡らされたロックインによる生産者・消費者囲い込みの罠が、需要のバイが激減したにもかかわらず、残滓として残され、市場が疲弊の極に達していても、そのロックインを存続させようとするがために、より一層の市場の疲弊化が進んでいるという状態は、日本経済社会のあらゆる面で見られているのが、現状なのではないでしょうか。
と、すれば、渡辺オーナーの寝ぼけた発言も、彼一人の問題意識ではないように思えます。
農業にしても、農地法というあまりにも硬いロックインのもとで、JAが既得権を主張し続けているうちに、市場は、ますます疲弊の極に達していくといた具合にですね。
子供が、カブトムシを欲張って集めて手放さないうちに、秋が来てしまったといった構図によく似ています。
ここに、ロックインを解きほぐしながら、新しい政策スキームとビジネスモデルを用意するという、大きな課題が、いろいろな面であるように思えます。
野球で食えなくなってしまった弁当や山河、序所に生き残れるようなビジネスモデルを模索するといった具合にですね。
7765でおっしゃりたいことは、戦後の日本経済の活力は、財閥解体にあったのだから、高度経済成長時代の終焉を迎えた今も、それに似た、ブレークするーが゛必要だという認識については、私も賛成です。
それは、今日における公正取引委員会の大きな課題でもあります。
そして、解体と同時に、新たなスキーム創生を促す、誘導政策が必要な気がしています。


●7766 ショート・ショート 223 104/09/26(Sun) 00:43:57 削除
URL:

ごぶさたしてます。

ひさしぶりに覗きにきました。。

「国の借金、国民1人当たり571万円」といったニュースを聞いても、もう
だれも驚かないかもしれません。
 しかし、整備新幹線も九州大学の移転も国の財政難で足踏み中、財務省が保有していた
金貨を売って財政の足しにする、と聞くと、にわかにコノ国は大丈夫なのか、と
思ってしまいます。

 九州のふたつの大型公共事業も、この流れで少し足を止めるかもしれないのが
唯一の救いかもしれません。。


●7765 健全に思える経済発展をかんがえると・・ 桜の花 104/09/25(Sat) 23:56:47 No.7763へのコメント 削除
URL:

笹山さん
笹山さんの『デフレ都市』も 政策として健全に誘導できれば それに越した
事は無いと思います。私も 民主主義とか経済は 魚群の塊の様なものとも
思っています。あたかも意志があるように動いてみえます。然し 魚群の動きに
個々の意思は 見えないごとく思える不思議な動きです。

そして魚群が動けるところの プライスメカニズムが働く社会を背景に考えることが
あたりまえですが、日本の現在の財政難を考えたとき 今までが そうでしたが
デフレ経済は 予想される 増税等を考えても 多くの日本国民に 一部のお金持ちを除けば 
かなりのストレスを与えるものと思えます。

現代のように・・
資本主義がこれだけ発展したのも マーケッティング理論無くては 発展しないものと
学んできましたが わたしは 所得政策と車の両輪のように思っています。
それは 企業は商品を沢山売れるように品質の改良と低価格化を思考しました。
それと共に 顧客を増やす為に 自らの従業員の所得を 生産性を上げることに
よつて どんどん増やす姿勢をだしました。

だとしたら この発展した資本主義も 所得政策を駆使する事で 資本の論理で自由に活動する
大企業を 社会的責任という意味からも規制することも 政策として通用するのではないかと
考えました。たぶん 私のオリジナルかもしれません。

この考え方は 国家間の貿易にも応用できると考えています。国際経済を
時流にあわせた 雁行形態論の説明でへんに納得するよりも、為替変動で 不自然な損得を
発生させるよりも 考え方では 健全に思っています。この部分では 十分な説明が必要な事は
解っていますが 簡単に言えば7760で述べたような方法です。
この事によって 経済の南北問題も解決できると思っています。

現状の経済の中で いくらベンチャー企業を育てても 結果として 資本の論理で
大企業に 全てが集約されていくことは だれでも認識していることだと思います。

歴史的には 封建制度の中では 日本も例外ではありませんでしたが 大土地所有
に集約されて やがて滅びの道に進みました。植民地の争奪という争いもありました。
全てこれらは 力の論理が優先した為によると考えられなくもないと思っています。
これは 資本主義も 進歩がしていないのと同じになってしまいます。

私流の考えを述べさせていただきましたが 所得政策で大企業を規制することは 
更なる技術革新を生み 一人当たりの生産性を上げ 且つ 全体的な経済では 
経済の安定成長の道だと思っています。 


●7764 えっ?ホーレンソーの太陽電池だって? 笹山登生 104/09/25(Sat) 22:47:08 削除
URL: http://www.stargeek.com/item/179130.html

植物の光合成は、光のエネルギーを利用して有機物をつくる。この働きを発電に応用するアイデアは以前からあったが、光合成を担うたんぱく質を分離して使うには水分が必要で、固体電池には不向きとされてきた。
MITの研究チームは、ある種の物質を混ぜると、たんぱく質が乾燥状態でも長持ちすることを発見、入手の容易さなどからホウレンソウを材料に選んだ。
完成した電池は、ホウレンソウから抽出したたんぱく質をガラスと特殊な半導体で挟んだサンドイッチ構造。ガラス面に光を当てると、弱い電流が生じた。「電力変換効率は12%くらい。多層構造にするなどの工夫で、実用に耐えうる20%を突破したい」と研究チームは説明している。


●7763 片務的なグローバリズムが地域経済の疲弊化を促す。 笹山登生 104/09/25(Sat) 22:34:15 No.7760へのコメント 削除
URL:

桜の花さん。
確かに、おっしゃるように、地方経済が、大手スーパーに席捲されていく構図は、ビジネスモデルが、グローバルスタンダードであるにもかかわらず、その仕様する資本は、土地にしても、農地の短期借地であり、雇用賃金も、地域の実勢水準に張り付くつ言った具合に、そのミスマッチによって、グローバルスタンダード企業が裨益を得ているといった構図ですね。
地域経済がこれらとイコールフッティングにたつためには、やや、過激な構想ですが、地域進出税なるものを、これら進出企業に課すことも必要なのかも知れませんね。
同時に、ニッチ企業対策として、これらのイコールフッティングに資するインセンティブを、地元企業に与えなければならないでしょう。
もっとも、私なんかは、その市に行けば、周辺市町村よりも、飛びぬけて安い物が買えることで、派生的に地域経済も潤い栄える『デフレ都市』というものを考えているのですが、いかがでしょうか?


●7762 マンチェスター王立付属診療所が、画期的なvCJDのスピード検査方法を開発 笹山登生 104/09/25(Sat) 21:48:03 削除
URL: http://www.manchesteronline.co.uk/news/s/131/131560_new_test_can_spot_human_mad_cow.html

この検査方法は、簡単で、痛みのないテストで、たた十分間で結果が分かるという、画期的なものである。
これまで、二年間、人や家畜について、心拍モニターを使って、試験してきた。
来年早々にも、実用化の運びになるという。
5年内に、vCJDにかかったひとについては、心拍に特有の兆候を示すのだという。
胸の周りを無線のデバイスがついたベルトで縛り、10分間、心拍数を一千回測定する。
その中に、vCJD特有のパターンを発見するのだという。
現在のvCJD判断の医療技術は、患者がその兆候を見せたときに、外科的に扁桃腺や馬内要から組織を取り除き、診断すしかないが、それに比べると、今回の診断方法は、まさに画期的なものと言える。
もし、この診断で、危険な兆候が見られたなら、その後の病気の進行を6−12ヶ月ごとにテストをしていけばいいという。


●7761 タイ、鳥インフルエンザで初の人→人感染の疑い 厳戒体制へ まりちゃん 104/09/25(Sat) 09:12:49 削除
URL: http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/epidemic/04092501.htm

不穏なニュースです。


●7760 シャッター通り商店街は なくせますか? 桜の花 104/09/25(Sat) 00:46:56 削除
URL:

日本中が 諦めている課題です。昨今の発表でも 補助金行政を持ってしても
その効果がなかったとのことです。

私にお任せいただけますでしょうか。
提案です・・
●コンビニエンス・スーパーその他の大店舗の従業員の賃金は 世間水準より高くすることを
義務づけます。バイトの比率をさげさせて 派遣もへらします。通常の社員の比率を高くします。
これで 小規模小売店が 競争する足がかりになると思います。

理由
資本主義経済の中では あたりまえと考えられている大資本の論理を覆すには 小規模小売業者を
トータル的競争力の点で 互角に向き合わせるには これしか手段が無いと思います。
コンビニエンス・スーパー・ファミレス・居酒屋等 今では 全てのサービス業が
あたりまえのように 小規模業者を駆逐しています。さして地場の産業が 衰退してしまいます。
結果として 大企業の従業員は低賃金の横並びです。それどころか バイト中心では 身分保障すら低く 
ベースアップは ほとんど考えられません。
・・・これで 将来にわたって 景気を支える 十分な消費を期待できわけがありません。

産業界も流通業界も 安い賃金をもって 結果として競争を仕掛けてはいないと同時に
大規模企業ほど 賃金は高くすることを義務ずけるべきです。
輸出入商品に関しても それを作る企業を 国内企業の賃金と 外国企業の経済水準で比較勘案して 
輸出入制限の基準とするわけです。 輸出入で考えれば 例外はあっても公平だと思います。

これを持って 色々な経済政策のヒントになればと思ってもいます。


●7759 プロ野球の経済学 笹山登生 104/09/24(Fri) 13:16:09 No.7751へのコメント 削除
URL: http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/0923/

キミヒさん。
確かに、現在のプロ野球市場は、7565で述べたような、ロックインの状態にありますね。
しかも、そのロックインされたはずの市場が、衰退を見せている。
プロ野球の経済学的には、重症ですね。
では、その結ぼれを一つ一つ解きほぐして、ロックアウトの状態を作り出していくということが、この際必要なのでしょうね。
私は、シダックス的な存在が、プロ野球と実業団野球の中間項的存在として存続し得る形というのも、試行錯誤してみる必要があると思います。


●7758 問題点をここで整理しますと。 笹山登生 104/09/24(Fri) 12:49:15 No.7750へのコメント 削除
URL: http://www.yoshinoya-dc.com/about/food/beef/safety1.html

ハッスル小体さん。
お疲れ様でした。
ここで、毎日新聞さんの社説の、問題とされている個所の問題点整理をしますと、次のようになりますね。
アメリカのBSE対策の問題点
1.米国では若牛は放牧されている。
2.月齢が確認しにくい。
3.トレーサビリティー(追跡可能性)が不確実だ。
4.特定危険部位除去の安全性に確信がもてない。
BSE発生が確認されにくい条件
5.放牧が多いため肉骨粉など飼料の問題は小さい。
6.比較的若い段階で解体される。

で、このうちの 1と5の問題意識に意義ありというものですね。
1については、アメリカも、オーストラリアも、これまでの季節的な放牧飼養からフィードロット(飼養場)方式を利用した通年での飼養方式に変わりつつあるではないかというご主張ですね。
オーストラリアの場合、近年、フィードロット方式が増える傾向にあります。
2004年6月時点でのオーストラリアでのフィードロット飼養頭数調査の結果では、総飼養頭数は71万頭となっております。
ちなみに、オーストラリアでの、牛の総飼養頭数は、2003年で、二千六百五十万頭となっており、飼料に占める租飼料比率は、90パーセントと高くなっております。
日本のイオンでオーストラリアで展開している飼養方式では、牧草で1年〜1年半ほど放牧飼育された仔牛は選別・買い付けられ、フィーダーの元でフィードロット方式で、200日以上穀物を与えられるということのようです。
アメリカの場合も、上記サイトに吉野家さんの例がありますが、約一年間、放牧のうえ、フィードロット方式に移行するということのようです。
5について、アメリカにおける飼料の交差汚染の危険性については、7545で紹介しました、カントウェル上院議員が指摘した点が、いまだ改善されていない状況かと思います。


●7757 食品残さを飼料・堆肥に 循環型農業を推進/福島県の肉牛農家 まりちゃん 104/09/24(Fri) 12:25:13 削除
URL: http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/

日本農業新聞 [2004年09月24日付]
「宿泊施設の食品残さと食品工場から出る規格外品を利用して堆肥(たいひ)や飼料をつくり、地元農家と連携して循環型農業を推進」
「同農場は肉用牛を約900頭肥育。規格外の食品の飼料化は、肉用牛の売上に占める飼料代の割合が約50%に上っていたため、飼料代を節減し利益を確保する狙いで始めた。食品工場から出されたパン、うどん、弁当などに酒かすを混ぜて酵母発酵」
「現在、餌の約70%は食品工場の規格外品」

食品残さは、混入の危険性があると以前指摘されていましたが、ちゃんと区分けしてるのでしょうか。
例えばポテトフライなどに骨油(シーズニングオイル)を使用しているファーストフード店もあるわけですが。


●7756 日経サイエンス 10月号 プリシナー氏インタビューから まりちゃん 104/09/24(Fri) 12:17:04 No.7755へのコメント 削除
URL: http://www.nikkei-science.com/

P=25に以下のような記載があります。
「プリオンは自然発生する」 
『BSEを食い止めるためには感染症対策では不十分』から
「ウイルスなどの感染症の場合は、締め出しは禁止措置を取れば病気の拡大を抑えられる。だがプリオンは自然に発生する。これがプリオンとウイルスを分ける極めて重要な特徴だ。実際、どんな哺乳類でもプリオンは自然発生する可能性がある。」
あとは原本をご覧ください。


●7755 豚肉骨粉10月解禁へ 豚・鶏用飼料に限定/農水省 まりちゃん 104/09/24(Fri) 12:06:55 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai11/index.html

6月18日のプリオン専門委会議では新しい豚の感染に関する論文も討議されていましたが。また、豚の弧発性のプリオン病の可能性と、共食いによる伝播の危険性はないんでしょうか。
議事録 http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai11/160618_dai11kai_prion_gijiroku.pdf
論文 http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai11/prion11-siryou1-2.pdf
Joaquin Castilla et al.. Subclinical Bovine Spongiform Encephalopathy Infection in
Transgenic Mice Expressing Porcine Prion Protein. J Neuroscience 2004, 24 (21:) 50 63-5069

日本農業新聞[2004年09月24日付] Web http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/ 
農水省は、牛海綿状脳症(BSE)対策で禁止している豚の肉骨粉の飼料利用を10月にも解禁する方針を決めた。用途を豚と鶏用の飼料
に限り、飼料工場のライン分離で牛の飼料への混入を防ぐことなどが条件。豚肉骨粉の飼料利用は、米国やカナダでは認められているが、欧州連合(EU)では禁止されている。食品安全委員会は今年6月、豚の肉骨粉の飼料利用について牛の飼料への混入を防ぐことができる工場に限って認めた。同省は今後、安全性を検証する仕組みの詳細について同委に報告し、厚労省とも協議の上、10月にも正式に使用を解禁する予定だ。 同省は国内で初めてBSEが発生した2001年10月、BSEの感染源になる牛の肉骨粉の使用を禁止。豚の肉骨粉は感染源にならないが、牛由来のものが混入する可能性があるため飼料利用を禁止していた。 豚の肉骨粉の生産量はBSE発生前の推計で年間約16万トン。 現在、国内で飼料に使える肉骨粉は鶏由来のチキンミールと魚粉に限られ、供給量の不足で価格が上がっている。


●7754 適正報道について。。。 まりちゃん 104/09/24(Fri) 08:31:01 削除
URL:

ハッスル小体さん、こんばんは、
おつかれさまでした。BSEに関する報道は???というものが多いですね。
報道では、JAROみたいなところはないんでしょうかね。海外だとプレスオンブズマン?とかいう制度を持つところもあるようですが。
ところでですが、某報道機関のBSE特集欄には輸入再開を切望する牛丼屋さんの「PR記事」が掲載されていますね。(^^; 公平さを保てるのかしら?


●7753 無料だよ♪(*´▽`*)♪ らら 104/09/24(Fri) 01:38:45 削除
URL: http://www.sgets.com/index2.php

無料だよ♪(*´▽`*)♪合コン恋ゲッツ
http://www.sgets.com/index2.php


●7752 (投稿者削除)


●7751 プロ野球、スト回避 キミヒ 104/09/24(Fri) 01:03:12 削除
URL: http://www.asahi.com/sports/update/0923/123.html

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選手会の古田会長は「非常にいい内容で妥結できたと思っている。12球団が維持され、またそれ以上球団が増えて、たくさんのファンに喜んでもらえる仕組みを確立できたのではないか」と話した。
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実業団野球が大衰退中で、プロ野球だけが12球団を維持し、さらに拡大する前提が不明です。
 実はパリ−グの赤字は、本来、株主に配当、国に税収として還元されるべき性格では?
 ファンの入場料&周辺収入で維持出来ないプロスポ−ツの存在意義がドラフトや戦力均衡の改革で担保されるのでしょうか?
 選手の年俸を「少年の夢」みたいに表現する”おめでたい野球評論家”がいますが、ブラジルのサッカ−リ−グは薄給でも充分、少年の夢です。
 要は日本のプロ野球が自立して高給を担保するのに12球団が必要なのか?
 東都大学リ−グでみられる二部制や野球に天皇杯導入は?
 現在の高給野球選手集団の維持増殖はどうみても不可能では?


●7750 毎日新聞K論説委員の驚くべき主張 ハッサル小体 104/09/23(Thu) 20:47:28 No.7650へのコメント 削除
URL: http://

7650で毎日新聞のBSE関連の社説について書き込んだハッサル小体です。
先週金曜日に毎日新聞に電話して、社説を書いたK論説委員(仮名)と直接話したのですが、驚くべき主張でした。以下にご紹介します。

http://www.mainichi-msn.co.jp/column/shasetsu/archive/news/2004/09/20040908ddm005070147000c.html

「米国では若牛は放牧され月齢が確認しにくい、トレーサビリティー(追跡可能性)が不確実だ、特定危険部位除去の安全性に確信がもてないなどの課題が残る。他方、放牧が多いため肉骨粉など飼料の問題は小さい、比較的若い段階で解体されるなど、BSE発生が確認されにくい条件もある。」


K論説委員はこの部分は日本の肉用牛と米国の肉用牛を比較したものであると主張され、豪州牛の誤りではないかという指摘を否定されました。「放牧が多い」については、6ヶ月前後までの段階で母牛とともに放牧されていること、日本の去勢ホルスタイン等の非和牛系肉用牛に比べて穀物肥育の期間が短く、相対的に放牧されている期間の割合が大きくなり、肥育飼料を食べる肥育期間の割合が20%ないし30%程度小さくなることであるとの主張でした。

「放牧が多い」とは、穀物肥育ではなく豪州牛の様な牧草肥育を指すのが一般論かと思いますし、6ヶ月前後までの牛は若牛ではなく子牛と呼びますので、かなり苦しい主張です。また、日本で発見されているBSE感染牛の多くが牧草飼育中心の乳牛であり、牧草飼育だから肉骨粉の危険が小さいとは言えないのではないかと質問したところ、「牛の年齢の問題もあるのでは」という反論に留まりました。

更に、「肉骨粉など飼料の問題は小さい」との記述について、米国の肉骨粉問題の現状をどのように認識しているかと質問したところ、「米国では肉骨粉を禁止しています」との答えのみでした。そこで、私が米国では鶏や豚用のエサとして牛の肉骨粉の生産が認められていること、それ故に工場や農家での交叉汚染や、肥育コストを下げたい農家が肉骨粉を故意に使用する危険性があること、欧州での経験で肉骨粉の交叉汚染は最も重要な感染経路と見なされていること、日本や欧州では家畜用飼料としての肉骨粉の生産を全面禁止しているので、この観点からみて米国の肉骨粉の問題は潜在的ではあるが日本より明らかに大きいのではないか、と指摘したところ、この問題についての具体的反論はありませんでした。矛盾しているではないか、記事を訂正しないのか、との質問しましたが、記事は訂正するつもりはないとの答えを繰り返すのみでした。

何故矛盾ではないのかと問いつめたところ、K論説委員は驚くべき主張を行いました。

日本は米国でのBSE発生以来輸入を停止しているので、実害は起きていない。だから、現在の日本ではなく、BSEが発見される前の日本の状態と現在の米国の状態を比較する必要がある、と主張するのです。

日本と米国は共にBSE発生国で相互に牛肉輸入を禁止している同じ状況であるから、同じ条件で比較すべきであり、日本のみ不利な条件で比較すべきでない、日本と米国の牛肉輸入再開交渉では現在の日本と米国の牛肉生産・検査態勢を前提に交渉が行われているので、現在の日本と米国の状態を比較するのが正しい、と私は主張しましたが、K論説委員は上記の主張を繰り返すのみでした。

米国は現状の肉骨粉の交叉汚染問題が放置された状態でのBSE検査抜きの対日輸出を主張しており、このままでは交叉汚染したBSE感染牛の肉が日本に輸出される危険があると私が指摘したところ、日本側は日本と同等の肉骨粉規制を要求しており、そんなものを認めるはずがない、そんな危険な牛肉が入ってくるはずがないから問題はないとの答えでした。

日本も米国もBSE発生国であり、発生後に対策が取られて肉骨粉管理体制が改善されるのは当然であるから、BSE発生前の3年以上前の日本と、BSE発生9ヶ月後の現在の米国を比較するのは無意味である、あくまで現在の日本と米国を比較すべきであると主張したところ、「残念です」との一言を残してK論説委員は電話を切ってしまいました。

今週になり再度毎日新聞に電話してK論説委員の主張が支離滅裂であり電話を途中で切られたので、残る疑問点についてK論説委員か紙面審査室の担当者と話し合いたいと話ましたが、読者相談室の窓口の男性は「K論説委員の主張が支離滅裂であるというのは見解の相違であり、電話を切ったのは話し続けることが無意味であると考えたからであろう、質問があれば文書で送れ、電話で質問するのは失礼である、論説室には今人がいない、紙面審査室は常設機関ではなく、そこに電話を廻すことは出来ない」とのことでした。私は自分の名を名乗りましたが、読者相談室の窓口の男性は私が質問しても名を名乗りませんでした。ただ、「K論説委員の主張は毎日新聞の会社としての主張と同一であると考えて良いのか?」との質問には「そうである」旨回答されましたので、

「日本は米国でのBSE発生以来輸入を停止しているので、実害は起きていない。だから、現在の日本ではなく、BSEが発見される前の日本の状態と現在の米国の状態を比較する必要がある」

という主張は毎日新聞の社論であると考えて良いということの様です。実に驚くべきことです。

今週の毎日新聞の読者相談室の対応は恐らくK論説委員が週末の間に手を廻したのではないかと思いますが、本来なら直ちに誤りを認めて訂正記事を出すべきなのになぜ毎日新聞はこれほど強硬なのでしょうか?少なくともweb上では問題の毎日新聞の社説は訂正されておらず、「肉骨粉など飼料の問題は小さい」という部分は現在もそのままです。


●7749 これは面白い。周波数の「証券化」構想 笹山登生 104/09/23(Thu) 19:09:02 削除
URL: http://www.atmarkit.co.jp/fsys/zunouhoudan/052zunou/radio_law.html

微弱電波を中心とした周波数資源が過密化している。
携帯電話の電波をめぐっても、その課金制度をめぐって、バトルが繰り広げられているらしい。
考えてみれば、この周波数資源も、道路と同じ、インフラなのだが、片方は、有体であるのに対して、この周波数のほうは、無体資源であるのが、厄介だ。
そこで、上記サイトでは、周波数を小分けに「証券化」して市場に流通させてはとの構想なのだが、これは面白い。
言ってみれば、不動産で言うモーゲージ証券の電波版なのだが、周波数資源の公平な分配のためには、有効なスキームなのではなかろうか。
また、この証券のキャピタルゲインに対して、課税することによって、新たな財源が生まれるかも知れない。
えっ?それは困るって?


●7748 (投稿者削除)


●7747 アベンティス・パスツール社によれば、次のことのようですね。 笹山登生 104/09/23(Thu) 13:28:33 No.7746へのコメント 削除
URL: http://www.aventis.com/main/page.asp?pageid=0329020040921154713&lang=en

アメリカのNIAID(国立アレルギー伝染病協会)からH5N1のウイルス種菌の供給を受けて、製造するもので、この種のウィルスは、野生型ウィルスの弱いもので、アベンティス社に引き渡す前に、テスト済みのもののようですね。
用途としては、養鶏関係者がトリ−ヒトでのH5N1感染を防ぐためのもののようです。
いよいよこまできたかという感じですね。


●7746 米、人のワクチン大量備蓄 鳥インフルエンザ まりちゃん 104/09/23(Thu) 11:19:08 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040922-00000074-kyodo-int

とのことですがどういうワクチンなのでしょう。
あんまり話題になりませんけど東南アジアでは鳥インフルエンザ治まりませんし、冬に向けて気になりますね。


●7745 アメリカ・カンサス州は、日本への牛肉輸出再開に意欲的だが、。 笹山登生 104/09/23(Thu) 09:38:18 削除
URL: http://www.kansas.com/mld/kansas/news/state/9732922.htm

アメリカ・カンサス州の知事シベリウス氏は、日本が20歳以下の牛の検査除外をしても、十分対応できると、意欲的である。
その理由として、カンサス州のミートパッカーは、プライム・チョイス・セレクトのグレードを持つ牛肉を生産しているからだ。
カンサス州は、牛肉輸出禁止前は、日本に対し、一億七千百十万ドルの牛肉を売り上げていた。
シベリウス知事は、中西部日米協会年次総会に出席し、幾人かの日本側の幹部と会う予定だという。
また、例のクリークストーン社も、日本輸出に対して、引き続き意欲的であるとしている。


●7744 今回の奈良県でのBSE発生と食品安全委員会中間とりまとめの予測の甘さ 笹山登生 104/09/23(Thu) 08:31:21 No.7741へのコメント 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040922-00000262-kyodo-soci

まりちゃんさん。
中間とりまとめの矛盾点は、ほかにも見えつつありますね。
たとえば、今回奈良県で発見されたBSE牛は、これまで発見されたBSE牛の中で最高齢の1996年2月生まれです。
それで、中間とりまとめの13ページでは、どう書いてあるかといえば、次のとおりです。
1996−1996年出生コホートのメス牛については、2004年−2011年までに、10頭が摘発されると見込んでいます。
いかに甘い見通しかが、これからも分かります。


●7743 と畜牛の種類と月齢 まりちゃん 104/09/23(Thu) 07:17:00 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/sonota/chukan_torimatome_bse160913.pdf

中間とりまとめ案の最後のほうに添付されている図2なのですが、20ヶ月前後でと畜される牛のほとんどが、ホルンスタイン種のオスなんですね。
ピークはちょうど20ヶ月辺りですかね。今回20ヶ月で区切ると、これらの殆どが直前かけこみ無検査出荷ということになりそうな気がしますね。

なお、と畜のピークは20ヶ月と、28ヶ月?の二つくらい山があります。
21ヶ月と23ヶ月で検出されたのはホルンスタイン?


●7742 (投稿者削除)


●7741 またまた湧いてきた中間とりまとめ案リスク計算についての疑問 まりちゃん 104/09/23(Thu) 06:48:53 削除
URL: http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/bse/debate/

「日本は危険部位を食べない文化」という意見が食安委の本会議で続出していましたが、回腸が危険部位に指定される前はどうしていたのでしょうね?モツ煮は日本の文化ですが。

それから、中間とりまとめから
http://www.fsc.go.jp/sonota/chukan_torimatome_bse160913.pdf
『投与後6 ヵ月から18 ヵ月経過した回腸遠位部(≦10の3.3乗〜10の5.6乗C.i.c.ID50/g)から感染性が確認されているが、投与後22 ヵ月あるいは26 ヵ月経過した牛については、検査を行ったいずれの組織でも感染性は認められていない(表5)』
上記によると、中期の牛の回腸からいったん検出できなくなる??、ということは、『分解されない異常プリオン蛋白質は一体どこへ』いくのでしょう?それとも、個体差で蓄積量が違うということでしょうか?だったら「月齢」も何もないわけで。

ところで、へんとうの除去の『統一マニュアル』はあるんでしょうか? また、今年に入ってから、初めて中国産ボイルタンの輸入が始まり、サラミやソーセージの原料になっていると毎日新聞の記事にありましたが、へんとうの除去は確実に中国に指導しているのだろうか?疑問一杯です。


●7740 この日本語報道は、CNNジャパンしかされていませんね。 笹山登生 104/09/22(Wed) 21:00:17 No.7737へのコメント 削除
URL: http://www.cnn.co.jp/science/CNN200409220016.html

まりちゃんさん。
早速早手回しにありがとうございました。
それにしても、このニュース報道は、上記のCNNジャパンしか、報道されていませんね。
まったく、日本の報道機関はどうしたんでしょうね。


●7739 (投稿者削除)


●7738 (投稿者削除)


●7737 食安委と厚労省にメール出しました まりちゃん 104/09/22(Wed) 20:55:17 No.7736へのコメント 削除
URL: http://newssearch.bbc.co.uk/cgi-bin/search/results.pl?scope

笹山さん、この問題、もはや「国内」とか「国外」という区分けをする時点でナンセンスな気がします。
食や医療はもはやグローバルな問題になってしまいました。日本は世界に向けて安全管理を発信していかなくてはいけないと思います。

CJDだけの問題じゃなくて、感染症のその他最近のニュースを見るにつけても、危機管理の甘さというのか、すごく感じます。どーすんだろ。


●7736 血液製剤の輸出国に日本が含まれているかは、現時点で不明 笹山登生 104/09/22(Wed) 19:32:18 No.7732へのコメント 削除
URL: http://www.dh.gov.uk/Home/fs/en

まりちゃんさん。
エイズ血液製剤問題に勝るとも劣らない大問題ですね。
この中で、イギリス以外の五カ国に、これらの汚染された可能性のある血液製剤が輸出されたとの報道がありますが、その五カ国中に、日本が含まれているかどうかの発表は、まだされていませんね。
厚生労働省に聞かれてみてはいかがでしょう。
そんな中で、今度は、お隣の韓国で、韓国国内の血液製剤でエイズ感染者発生などという物騒なニュースが飛び込んできました。
こちらの法が、日本にとっては大きな問題でしょうか。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/01/20040901000078.html  参照


●7735 (投稿者削除)


●7734 (投稿者削除)


●7733 (投稿者削除)


●7732 英国のvCJD問題 輸血・血漿・血液製剤の心配の件 まりちゃん 104/09/22(Wed) 12:27:19 No.7727へのコメント 削除
URL: http://newssearch.bbc.co.uk/cgi-bin/search/results.pl?scope=newsukfs&tab=news&q=CJD

BBCニュースです。
Patients warned of vCJD exposure
http://news.bbc.co.uk/1/hi/scotland/3676224.stm
Patients warned about vCJD risk
http://news.bbc.co.uk/1/hi/england/cambridgeshire/3677176.stm
右端にビデオニュースもあります。↓
http://newssearch.bbc.co.uk/cgi-bin/search/results.pl?scope=newsukfs&tab=news&q=CJD
ガーディアンの記事
http://www.guardian.co.uk/bse/


●7731 『白神市』について地元の市議会が、再考を合併協議会に促す決議 笹山登生 104/09/22(Wed) 08:09:21 削除
URL: http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040921s

私も http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=81 で疑問を呈している『白神市』の合併市町村名使用に対して、地元の市議会が、再考を求める決議をしたという。
これ以上は、地元の人が動かなければなんともならない。
良識に期待したい。


●7730 奈良県で発見のBSEは、1996年2月生まれ 笹山登生 104/09/22(Wed) 08:02:41 削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/22228.html

今回の奈良県でのBSEメス牛は、1996年2月生まれということで、出生コホートは、第一グループの1995年から1996年グループに属する。
そのほか、出生コホートとしては、2001年から2002年生まれのグループと、前回の熊本での1999年7月生まれのメス牛のケースとがある。


●7729 (投稿者削除)


●7728 (投稿者削除)


●7727 イギリスの保健省が六千人の血友病患者に問い合わせ 笹山登生 104/09/22(Wed) 07:46:19 削除
URL: http://news.scotsman.com/latest.cfm?id=3528246

非これは、輸血によるvCJD患者が二人発生したことを受けて、イギリスの保健省が、血液製剤によるvCJDの広がりを懸念して、血液製剤を使っていると見られる六千人の 血友病患者などに、手紙を送ったというもの。
なお、vCJDに汚染されている恐れのある血漿歯、イギリス以外の五カ国にも輸出されていると、発表した。


●7726 そうですね。 まりちゃん 104/09/21(Tue) 21:47:36 削除
URL:

正確な情報が欲しいですね。
日本政府は取引する農場・と畜場、精肉加工場、飼料、レンダリング工場を全部再調査すべきですよね。今度は「現場で働く労働者の【直接の】声」を、確認してきてほしいです。


●7725 (投稿者削除)


●7724 (投稿者削除)


●7723 (投稿者削除)


●7722 週刊現代の椎名玲さんという方の記事によると まりちゃん 104/09/21(Tue) 21:15:08 No.7657へのコメント 削除
URL:

今週号の週刊現代にBSE記事が載っていました。
それによると、かつて英国の食品安全委員会も務めたカリフォルニア大助教授のセーファー博士は、BSEの全頭検査取りやめには何の科学的根拠もない、としているそうです。牛の月齢だけで安全ラインを確定できるという考え自体が間違っている、とあります。
米国元農務省検察官のレスター・フリードランダーさんのインタビューも出ていて、FDAが肉骨粉をやるな、と「正式に勧告」したのは今年の6月から、それ以前は平然と肉骨粉を使っていた農場もあり、実のところ東海岸の農場はいまだに肉骨粉を与え続けているところがある、
というようなことが書いてあります。椎名玲さんの記事ですと「現在も」ということですね。あとは直接記事をご覧ください。

こりゃ本当なら大問題ですね。特定危険部位除去、検査どころの問題ではない、(弧発性を考えない場合の)BSE防疫の基本は「飼料管理の徹底」ですから。


●7721 (無題) 東京都民 104/09/21(Tue) 15:41:33 No.7699へのコメント 削除
URL: http://

おそスレですみませんが、民主党に何かを申しても、
無駄ぬ終わることがとても多い、ということは私の実感です。

私も、「民主党が公開をします」と堂々と公約しているモノが
いつまでたっても公開されないので、早く公開してくれと再三言っていますが、
一向にその気配すらありません・・

やる気がないのか、やる人がいないのか不明ですけど・・・
クリーンなイメージをだそうと精一杯なのは認めますが、
これじゃあね って感じです。


●7720 羊の特定危険部位は? 笹山登生 104/09/21(Tue) 09:30:31 No.7717へのコメント 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai9/prion9-siryou1-3.pdf

まりちゃんさん。
日経の記事に、『羊肉−第四の食肉-の輸入が増えている』という記事がありましたが、この辺の特定危険部位の管理が心配です。
http://www.nikkei.co.jp/news/kakaku/column/20040916e1j1600c16.html
上記サイトのイギリスの特定危険部位には、これらも当然入っていますしね。
スクレーピーとの関係もありますし。


●7719 (投稿者削除)


●7718 EUが英国牛輸入再開の条件として挙げた内容 まりちゃん 104/09/21(Tue) 09:06:07 削除
URL: http://www.maff.go.jp/kaigai/1997/19971212eu37a.htm

http://www.maff.go.jp/kaigai/1997/19971212eu37a.htm
97年の古いニュースなので他にも条件があるかも知れませんが、参考になりそうです。
日本もここまで要求するのは当然だと思いますが。


●7717 20カ月以下を暫定容認 米、牛肉輸入再開で譲歩案 まりちゃん 104/09/21(Tue) 08:01:17 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040920-00000155-kyodo-bus_all

共同通信の配信ですが、消費者不在で、どんどん勝手に話を進めてしまっているようですね。

日経サイエンス10月号の現行のテストの、「異常プリオン蛋白質にはプロテアーゼで分解されてしまうものもある」話や、「BSE羊の血液感染実験」の話を考えると、一番大事なことはやはり「危険な飼料を食べた牛を排除する」ということだと私は思います。
報道は、何故そういう大事なことから目を逸らしているんですかねー。

日経サイエンス10月号
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0410/bse.html
プリオン病の生前診断技術の展開 プリオン病研究センター センター長 品川森一さんのお話
http://www.nouminren.ne.jp/dat/200302/2003021704.htm
消費者行政・消費者センターニュースから
http://www.nc-news.com/ind040830.htm#dan
「会場から出された 「現在示されていSRMが増える可能性があるか」 との質問に対し、 農業・生物系特定産業技術研究機構の品川森一氏は 「(感染牛から新たに) 見つかれば 増えるかもしれない。 現段階では分からないのが現状」 との見方を示した。 」


●7716 この日経の記事のハテナ 笹山登生 104/09/21(Tue) 07:18:49 削除
URL: http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/332203

上記サイトの日経の記事中で次のような記述がある。
「しかし、日本が求める20カ月という条件を満たそうとすれば、永久歯が生える前の牛を選抜するといった手はあるものの、推定上2カ月の“誤差”しか許されず、20カ月齢以下であることを米国政府が保証するのも難しくなる。米国が24カ月にこだわるのはそのためだ。」
ちょっと説明不足なんではないのかな?
こういうことなのでは?
1.歯による牛の月齢判定には、6ヶ月の誤差がある。
2.乳歯が欠けるのは、牛の月齢18ヶ月である。
3.乳歯が欠ける牛を全頭検査の対象外にするとして、誤差を勘案すると、最大18+6で24ヶ月になる。
4.したがって、全頭検査の対象外を月齢24ヶ月にすれば、乳歯が欠ける牛を、全頭検査の対象外にすることができる。


●7715 (投稿者削除)


●7714 アメリカの牛の骨の特徴による月齢判定方法 笹山登生 104/09/20(Mon) 22:01:51 削除
URL: http://ianrpubs.unl.edu/beef/rp357.htm

アメリカが要求しているという牛の骨による月齢推定の方法が、上記サイトにある。
これによると、骨の特徴によって、その牛の月齢を判定するもので、分類は、AからEまでの五段階。
Aが月齢9−30ヶ月、Bが月齢30−42ヶ月、Cが月齢42−72ヶ月、Dが72−96ヶ月、Eが月齢96ヶ月以上 というものだ。
判定方法は、牛の仙椎、腰椎、胸椎 における 軟骨の骨化度や、肋骨の形などから判定するもののようだ。


●7713 (投稿者削除)


●7712 根来コミッショナーの再就職先とクラスアクション制度への期待 笹山登生 104/09/20(Mon) 20:48:40 削除
URL: http://www.kantei.go.jp/jp/sihouseido/dai54/54gaiyou.html

お騒がせのプロ野球の根来コミッショナーが辞任を表明したと思ったら、次なる職場でのご活躍が期待されていた。
悪質商法や不当な契約による消費者被害の拡大を防ぐため、日本生活協同組合連合会(日生協)など消費者団体が中心となり17日に発足した新団体「消費者機構日本」の会長に就任したのが、根来泰周・前公正取引委員会委員長である。
この団体は、消費者に代わって消費者団体が企業を相手に訴訟を起こせる団体訴権の創設を、大きな課題にしている。
最も、私の関心事は、この団体訴権の創設を契機にして、日本では、禁止されているクラスアクション制度が創設できる糸口になれないかということである。
クラスアクションというのは、個人または団体が、ある特定の被告に対して同じ状況または類似した状況におかれる他の複数の個人または複数の団体の代わりに訴訟を起こす代理人形式の訴訟のことだ。
今回の団体訴権も、講義の意味では、クラスアクションなのだが、当事者が団体に限られるという制限がある。
上記サイトの司法制度改革審議会では、日本の体質から言えば、団体訴権のほうが、クラスアクションよりも、なじみやすいので、これを優先するという考えのようだが、環境問題訴訟などにおいては、同一の環境問題に対し、数個の訴訟が独自にすすめられること、多くの利害関係者がいるにもかかわらず、訴訟費用や労力が、一部のものの負担となっていること、多数の原告が一律の請求ができず、繁鎖な個別の立証をしなければならないこと、などの問題があるため、クラスアクションの制度が必要になってくるからだ。


●7711 (投稿者削除)


●7710 操り人形が自らにまつわりつく糸をふり解く日はいつ? 笹山登生 104/09/20(Mon) 19:18:03 No.7709へのコメント 削除
URL: http://images.google.co.jp/images?q=puppet&hl=ja&lr=&ie=UTF-8&c2coff=1&start=0&sa=N

桜の花さん。
操り人形師と、操り人形とには、共通の利得があるように見えます。
政策成果のシミュレーションがなされたうえであれば、操り人形師と操り人形とが、それぞれの立場で動けば、一定の成果が上がるはずです。
これは、政策実現の一種の分業なのですから、一概に、操り人形師や操り人形の存在を否定する必要はないかとも思います。
要は、一方の操り人形師と、操り人形の組み合わせに拮抗できる、対峙する操り人形師と、操り人形との組み合わせがあれば、政策実現は、程よいバランスを持って進むのではないのでしょうか。
そのためには、二つの方法があります。
ひとつは、操り人形師を、どちらか一方のサイトにひき寄せるか、それとも、対峙する操り人形師に勝る人形師を確保するか、です。
アメリカの消費者運動の流れを見ますと、対峙する消費者運動から、提案する消費者運動に変質してきているように思えます。
従来型のラルフ・ネーダー型のタイブが変質してきているように思えます。
ある意味うまい、政策当局者の引き寄せ方を、市民は学んできているように思えます。
そして、政党の形骸化は、その傾向をさらに加速させていくものと思われます。
いわゆる代議制の空洞化です。


●7709 責任をあいまいにする知恵 桜の花 104/09/20(Mon) 16:40:37 No.7707へのコメント 削除
URL:

笹山さん
回りまわって 政治家が取るべき責任を取らない その取らなくてもいいように
回りくどくしていると・・解釈になるのでしょうか。

もしそうだとしたら それも官僚政治がなせるわざ ではないでしょうか。
殿様が よきに計らっておけ・・と言う台詞を思い浮かべます。

そもそも この様な習慣は 明治以来 天皇の僕(しもべ)が 戦後は 公僕(こうぼく)と
呼ばれて 主人を変えただけだと思います。 ところが 公僕と言われていますが 
公僕自身は 主人が自分達の行動を『規制』する何物もないことに気が付いて
自動率で動き出した・・ということだと思います。

官僚は 人事院で人事権を握っています。国民ではありません。
官僚は 自らの意思で 法案をつくれます。国会の可決・通過は 一括審議で
何度もやらかしています。事務次官会議が その為の全てなのです。

結局 官僚にまでたどりついて 私の理論では 終わります。

実際 政治家が 全ての行政問題の責任と『目配り』を 怠り無くしていれば
官僚の自由にはならないことだと思いますが、実際は ほとんど違うみたいですね。

ここに 私の言う 四権分立の根拠として『自らの意思で法案を作る』権利が
与えられていると言う 隠れた事実を挙げさせていただきました。

日本は このシステムを変えない以上 政権交代が 今の与野党間であったとしても
国民の意思を尊重した その下で 政治家が自らの意思で活動できる
政治は 不可能であるように思えてなりません。


●7708 たまには、こんな反乱めいた発言もあるようですね。 笹山登生 104/09/20(Mon) 13:08:31 No.7707へのコメント 削除
URL: http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/dai6/06gijiroku.html

桜の花さん。
下記は、知的財産戦略本部での中山信弘委員の発言です。
やや、この発言を英雄ぶって取り上げる向きもあるようですが、むしろ、冷静にしておいてあげたほうが、実質的な改革につながると思います。

○中山本部員 大学問題についてお話をするという話がございましたけれども、大学に関しましては、既に本会議で何回も申し上げております。今日はちょっと違うことですけれども、事務局の在り方について、余りにも独善的であるので、ちょっと異議を申し述べたいと思います。
 私は本部員として、専門調査会でメンバーである必要はないのですが、オブザーバーとして意見を述べたいと申し上げておりましたけれども、一切拒否されております。その理由は官邸の意向であるということでございます。私、まさか総理の意向であるとは考えていないんですけれども、いずれにいたしましても、事務局にはまともに議論をしようという真摯な態度がどうも私には感じられません。 したがって、この報告書には私の意見は反映されておりません。こういうことでは、私は本部員を続けている意義はないと考えております。
 1例を挙げるならば、先ほどから議論になっている知財高等裁判所でございますけれども、独立した知的財産高等裁判所という特別裁判所をつくるということは、職分管轄を始め、うかつにつくりますと、極めて使い勝手の悪い制度になるわけでございます。したがって、十分な議論をしなければいけない。今、議論をされておりますように、侵害まで扱うような特別裁判所につきましては、世界でも類を見ない新しい制度であります。
 したがって、私はどうしても申し上げたいことはたくさんあります。単に知財だけではなくて、これは法務大臣おっしゃったとおり、司法制度・裁判制度全般に関わる問題で、幾らでも意見を申したいことはあるんですけれども、本部員として意見を述べることは、先ほど言いましたように、禁じられております。
 私個人の意見が封じられるなら大した問題にないのですけれども、実は多くの弁護士や裁判官や研究者等々の、知財の専門家に対して議論をする場、あるいは議論をする時間が全く与えられていないということが最大の問題だと考えております。
 今、行われているような世界に例を見ないような大きな知財改革を行うに際しまして、これほど短い時間で行うという例も私は知りません。 例えばアメリカにおきましては、数年をかけて、各界の議論を基にして、特許裁判所は弊害が大きいということで、特許裁判所に代わってCAFCをつくったという経緯がございます。
 そもそも知財の改革というものは、大きな政治問題になるような性質のものではありません。要は裁判が迅速・的確に行われるとか、あるいは質を確保しつつ、迅速な特許審査が行われるか等々といったような非政治的な問題でありまして、これは学界を始め、多くのところで詳細な議論をしなければならない問題であると考えております。
 世界中でも知財の改革というのはありますけれども、その結論は別といたしまして、学界とか法曹界において、多くの徹底した議論がなされて、その議論の後を後世に残す。それが世界の知的な資産になっているわけであります。
 仮に今の改革ができたといたしましても、現実に裁判等々を運営していく知財の専門家から、これほどまでの怨嗟の的になっていて、果たして実効性のある改革ができるかという点を私は非常に危惧しております。
 5月にこの本部会でも申し上げましたけれども、事務局はあくまでも本部の事務局でありまして、事務局自体が特定の見解、特定の案に固執するとか、特定の本部員を排除して、政治家や財界のトップと話しをつけて決着をするというたぐいのものではないと私は考えております。 時間の関係でこれ以上詳しいことは申し上げませんけれども、とにかく急ぐだけが能ではないわけでありまして、各界に十分議論をする機会と時間というものを与えてほしいと思います。
 私にとって、先ほど言いましたように発言の機会は今日しかないわけであります。したがいまして、私としていたしましては、重大な決意を持って申し上げているわけでありまして、総理としても、重みを持って受け止めてもらえれば幸いでございます。
 以上です。


●7707 ありがとうございました。 桜の花 104/09/20(Mon) 12:06:31 No.7704へのコメント 削除
URL:

笹山さん
ありがとうございましたた。この実態の一部だと思いますがわかりました。
官僚組織も進化していたという認識をさせていただきました。
それでも スタッフに問題が残ると思っています。官僚や役人に その結果責任
が伴わないからです。

そして・・
・・と言う事は 委員会事態の委員の選考が 昔のままなのでしょうか。
時として 米粒ぐらいの範囲しか見解を述べない学者もいます。
平賀源内やレオナルド・ダ・ビンチのような 広範囲な知識を持ち合わせる人も
いると思います、複数委員の選考の理由なのでしょう。且つ 意見に客観性を持たせ、且つ 学問的な裏づけ
を持たす事だと理解します。
しかし 違った事ですが・・
 例えば 偏った意見と判断したとき そのスタッフは 委員会を解散して
改めて委員を人選する その勇気とその判断能力と権限があれば それは それで良いですね。

過って 道路問題のとき 纏める力もなく やはり補充もなく なるがままの状態
を 私達国民は 目の前にしています。
そういった 委員会のあり方を 目的を考えて 良い意味で政治的誘導ができる 
その中立性と矛盾しても そのゆとりが 本来は社会の仕組みだと思っています。
その中の 間違えは責任者が 結果責任をとればよいのだと思います。

そういう要素を強くだす為にも 行政判断にからむ問題ならばこそ、
政治家しか 結果責任を取れない事とおもっています。
その様な仕組みが 行政を透明にしていくことにつながると思います。

官僚政治とは そのやった事の結果の良し悪しに責任がないから 反対なのです。
先にも7701で書きましたが 内閣府に置いて 政治判断が入ることが 本来の
政策なのですから、そこを 中立性云々の発言こそ 政策に於いては 
間違えだとおもっています。


●7706 厚生労働省が、『痴呆』という呼び名改正を検討しているというが。 笹山登生 104/09/20(Mon) 11:38:02 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040920-00000005-san-pol

呼び名改正候補としては、「認知症」「認知障害」「もの忘れ症」「記憶症」「記憶障害」「アルツハイマー」などを考えているらしい。
しかし、この分類は、正確ではないのではなかろうか。
「痴呆」は、英語では、Dementiaではあるが、アルツハイマー痴呆は、Alzheimer's Dementia、パーキンソン痴呆症候群 は、Parkinsonism-dementia complex、アルコール痴呆 は、alcoholic dementia 、まだら痴呆 は、lacunar dementia 、エイズ痴呆 は、AIDS dementia complex、ボクサー痴呆は、dementia pugilistica 、精神病を伴う痴呆 は、dementia with psychosis 、脳卒中によって起こる痴呆は、dementia caused by successive small strokes 、などと細分化されている。
厚生労働省が考えているという「痴呆」にかわる代替呼び名候補のいずれも、これら多岐の原因にわたる『痴呆』の症状を網羅して、言い当ているとは思われない。
むしろ、患者を傷つけまいとして、『もの忘れ症』などと、規定すること自体、これらの痴呆の原因究明をかえって遅らせることにもつながりかねない。
つまり、痴呆の原因解明の研究著しい中で、不正確で情緒的な用語を、この段階で無理に規定してしまうと、逆の意味での差別につながりかねないものと思われる。
むしろ、この段階で、名仕様変更をするのであれば、英語読みの、ディメンティアのほうが、正確なような気がするのだが。
ちなみに、「痴呆」の脳の中身には、次のサイトの掲げる写真のように、千差万別あるようだ。
参考サイト http://vp.org/vpftp/All%20Images%20-in%20progress/Small%20Images%20(10-200KB)/


●7705 (投稿者削除)


●7704 確かに、プロジェクト主義なのですが 笹山登生 104/09/20(Mon) 11:02:03 削除
URL:

桜の花さん。
確かにプロジェクト主義なのですが、問題は、それらの人材が、各省からの出向者なのです。
たとえば、まりちゃんさんとの話題になっている食品安全委員会のスタッフも、厚生労働省や農林水産省からの人材で、しっかり占められています。
そこで、中立性が保たれるためには、肝心の委員会の学識経験者が、しっかりしていればいいのですが、残念ながら、一部の気骨あるかたを除き、独立自尊の観点から、物申すという気風には、乏しいような雰囲気が感じられます。
ですから、そこを是正する力が、市民サイドに、むしろあるのではないのかと、考えているこのごろです。
市民が、野党にその拮抗力発揮を期待しすぎると、かえって裏目に出ることが多いのは、レコード輸入権問題にも感じられたことでした。


●7703 イギリスでも、違法肉の闇取引がテレビ放送 笹山登生 104/09/20(Mon) 10:53:29 No.7697へのコメント 削除
URL: http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,3604,1308201,00.html

まりちゃんさん。
イギリスでも、上記サイトのように、違法な肉の闇取引の場面が、チャンネル4という放送で、昨日、放映されて、問題になっているようです。
残念なことですが、この種の取引は、追いかけごっこに終わる危険性も、日本でもあるでしょうね。


●7702 (投稿者削除)


●7701 極論→極一部(一人)の考えの『ごまかし』が 解りにくい文章にする 桜の花 104/09/20(Mon) 10:38:32 No.7699へのコメント 削除
URL:

笹山さん・・
私自身の考えで 勝手な推論を交えて述べますので 間違っていれば 即それを正して
ください。

私は かねがね 官僚中心のような制度から 内閣府主導の政治制度にと考えています。
そこで 事務次官会議と人事院から構成される官僚制度を入れて 四権分立の日本型 民主主義と
考えています。

その中でBSE問題も処理されていると理解しています。その制度の悪い面が ここでの批判の対象に
なっている面もあるのでは・・とおもいました。

この官僚制度の欠点は 担当者が一人しか居ないことだとおもいます。政策の方向を一人の頭で決められる
ということの 縦型組織(課長職から事務次官までの)だと思っています。
その課長が審議会とか諮問委員会とか外部者の意見を聞く組織の意向を取りまとめる、そのときに
方向性まで指示できることもあります。そのような『恣意性があるとき』それを『複雑な解釈をわざと入れる』
官僚というか人の性(さが)だと思います。ぼかして罪の意識を軽くしようとする・・。

官僚組織を 縦型から『プロジェクト』型に変えることが 問題に取り組む為の 近代的形ではないでしょうか。

内閣府主導というのは このような面で最適です。複数の官僚を各省庁から集めて『プロジェクト』を作る
からです。複数の官僚で考える場ができるからです。そして 政治的意味も当然 そこに顕れるからです。

この様に 考えていくと 今よりましな 色々な政策が打ち出されると思えます。
従って BSE問題の多岐にわたる諸問題も 現状の少数者の担当では 実際に処理しきれない
状態なのではないでしょうか。・・そんな感じで 笹山さんとまりちゃんさんのご意見を
長い間 読ましていただいています。


●7700 行政にとっての市民の変質 笹山登生 104/09/20(Mon) 09:15:20 No.7699へのコメント 削除
URL:

まりちゃんさん。
これまでの行政に意見を物申す主婦像というのは、どちらかといえば、例に挙げられました、『私は、よく分からないんですけど』式の、行政にとって可愛げのある『主婦』像でした。
実際、今回のリスクコミュニケーションでも、そのようなタイブが一部見られましたね。
これまでの行政のいう『主婦感覚』というのは、そのようなものの方が、都合がよい存在だったのかも知れません。
しかし、こうして頻繁に、専門的見地からのリスクコミュニケーションがなされる時代になりますと、むしろ省庁側も、それではすまなくなってきたと感じているのではないでしょうか。
いわば、組織化されてはいないが、その問題に対して、相当の知識力と情報収集力と発言力を有した『主婦』の意見を尊重し始めてきたといえます。
むしろ、そのことは、既存の政党なり、既存の消費者団体の力不足の故でもあるのですが。
その意味では、おっしやるBSEオタク−ちょっと言葉がナンですけど-的存在が、行政にとっても必要な時代になってきているような気がしています。
このようなことは、BSE問題だけでなく、このサイトで一時にぎわった『レコード輸入権』問題でも、感じられたことでした。
やり方さえ間違わなければ、市民と行政が直接つながってしまったほうが、妙な政策的葛藤の少ない解決方法が選べる時代になったといえそうです。


●7699 政治というものはよくわかりませんが まりちゃん 104/09/20(Mon) 09:01:04 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/koukan/risk160804/160804_gijiroku.pdf

今回の場合、民主党が記者会見で公開された報告書を、民主党さんに「Webで公開してください」と何度お願いしても結局「民主党」として公開してくれなかったのは、なんだかなぁ、と思いました。記者に公開した以上、「公開資料」ですよねぇ。その辺が私には理解できませんでした。
あと、プロ市民とかプロ主婦というのはよくわかりませんが、主婦でも市民でもBSEオタクとも言える(^^;人たちが国に働きかけていかないといかんのだなぁ、とは思いますね。
なにしろ、食安委のとりまとめ案を「数行読んで理解できなかった」と発言する主婦が「食安委は安全だといっている。安い牛を子供に食べさせたい輸入再開しろ」と国の会議で働きかけるような世界です。しかも輸入再開切望派はマーケティング企業から700人リスコミに申込みさせる。こりゃ酷いもんですよ。

食安委意見交換会33ページから抜粋。
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk160804/160804_gijiroku.pdf
「私たちにとっては、政府などの公的機関が研究した成果を聞き、判断するのが一番安全で現実的です。ただ、大変失礼ながら、今回の食品安全委員会の報告書も、興味を持ってホームページを開いて読んでみたのですが、非常に難しく、ほんの数行しか理解できませんでした。新聞の記事を読んでいなければ、何が書いてあるのかさっぱりわからなかったと思います。」


●7698 (投稿者削除)


●7697 米国からの危険部位混入食品800トンはどこへ消えた? まりちゃん 104/09/20(Mon) 08:40:02 削除
URL: http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/bse.htm

米BSE 危険部位784トン輸入 厚生労働省昨年調査 消費分を追跡
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/bsekikenbuiryuutuu.htm
食品安全委員会・本会議メンバーの見上彪氏、小泉直子氏、本間清一氏は、これら輸入食品の数字を計算にいれないで9月9日の会議で「vCJDの日本人の発症リスク計算は最大値なのだ」といわれてたわけですね。

なお、名古屋大学理学部の河田昌東さまが作成されているという、BSE情報サイトに、BSE関係の論文翻訳が掲載されていました。
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/bse.htm


●7696 お年寄りにセラピー効果が高いといわれる、産業技術総合研究所の『アザラシ・ロボット』 笹山登生 104/09/20(Mon) 08:36:34 削除
URL: http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2004/pr20040917_2/pr20040917_2.html

上記サイトは、産業技術総合研究所が、株式会社知能システムを通じて供給する「アザラシ型ロボット・パロ」
敬老の日のプレゼントにいかが?


●7695 政党がなくても、十分市民レベルからの政策要求ができる時代になったとおもいませんか? 笹山登生 104/09/20(Mon) 08:13:58 No.7694へのコメント 削除
URL:

まりちゃんさん。
資料の紹介ありがとうございました。
ただ、私は、このごろ思うんですけれども、こうして、プロ主婦の皆さんが、積極的に、リスクコミュニケーションに参加されて、直に、内閣府などに物申す時代になってきて、むしろ、このような問題は、下手な政党間対立に持ち込まないほうが、省庁は、市民レベルの要求を反映させてくれるようになったとは、思いませんでしょうか。
私は、ですから、そこら辺の力関係を、プロ市民なり、プロ主婦の方は、うまく、見極めながら、実を取る道を選んだほうが、いいような気がしている、このごろです。


●7694 民主党の米国調査団の報告概要 まりちゃん 104/09/19(Sun) 23:35:58 削除
URL: http://www.yamabiko2000.com/poli_gyuniku-hantai.html

民主党の山田正彦議員のホームページに、米国牛調査団の
報告概要が出ていました。

ニュージャージーの競馬場の件、英国に脳検査の依頼を
出している、とあります。


●7693 為替介入の社会的意義というものをそろそろかんがえるべき時ではかろうか? 笹山登生 104/09/19(Sun) 21:13:39 削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20040917ib27.htm

上記サイトは、退任する溝口前財務官が、在任中の巨額の為替介入が、アメリカも認めた円高阻止のための介入であったとの、回顧録であるが、その意義として、以下のように述べている。
「 米産業界の強い不満にもかかわらず、米通貨当局が円売り介入を容認したのは「日本のデフレ脱却と景気回復が米国経済に必要と判断したため」。3月に介入を停止したのも、「投機が止まり、デフレ脱却の兆しが出たため」で「米国は日本に圧力をかけることで、弱いドル、弱い経済を支えようとしているというのは古い米国観だ」と米国の圧力を否定した。 」というのだが。
たしかに、アメリカの産業界の本音としては、『弱いドル』のほうが、中国などへの雇用の輸出阻止に効果があったと、歓迎されたはずだ。
それにもかかわらず。アメリカが、日本の円安に向けての為替介入を容認したのは、『日本のデフレの進行が、ドミノ的に、アメリカ経済のデフレの罠への落ち込みを加速する。』との見解から、日本の為替介入を容認したという、溝口前財務官の見解は、ちょっとも、お人よし過ぎるんではなかろうか。
アメリカの経済界は、ドル安を望み、日本の経済界は、円安を望んだ。
どちらの国の経済界も、弱いふり競争をしたのである。
溝口氏は、「介入がなければ昨年のうちに相当な円高になっていた」というが、私は、そうは思わない。
介入がなくても、円安になっていただろうし、アメリカは、日本の為替介入なくしても、日本からのデフレのわなのドミノは、免れえたであろう。
勝手な思い込みで、巨額の為替介入を続けたあげく、残ったのは、膨大な外国為替資金証券と、それに見合いの米国債であった。
溝口さんの退任をきっかけに、といってなんだが、そろそろ、為替介入のあり方を、考え直すべきときなのではなかろうか?


●7692 (投稿者削除)


●7691 こんなところにリンクされていました。 笹山登生 104/09/19(Sun) 17:24:13 削除
URL: http://www.st.ryukoku.ac.jp/~kjm/security/memo/?09091949

私のブログのBSE関連記事が、上記サイトでリンクされていました。
光栄なことです。


●7690 (投稿者削除)


●7689 (投稿者削除)


●7688 日経も、読売と同じような報道 笹山登生 104/09/19(Sun) 08:13:14 削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040919AT1F1800B18092004.html

7684で紹介した読売の記事と同様の記事が、日経にも記載。
以下がその記事
「米国産牛輸入再開、月齢判別が焦点に・日米で綱引き
BSE(牛海綿状脳症)の発生で輸入禁止が続く米国産牛肉の問題で、牛の月齢の判別手法が輸入再開の焦点に浮上してきた。日本は検査の対象を生後20カ月超にする方針を決めているが、この月齢について米国は牛の肉質などで判別すると主張。日本は「識別タグなど正確な方法が望ましい」と譲らず、両国の新たな綱引きが続いている。
牛の月齢判別を巡って米国はこれまで歯並びを頼りに30カ月以上の牛を見分けてBSE検査していた。ところが、米国は日本が求める20カ月超については「牛の肉質で判別できる」とする方針を示し、そのうえで輸入の早期解禁を求めてきた。政府関係者によると、米国は筋肉の硬さや骨の太さなどで20カ月かどうか見分けられるとしているという。これに対し、日本は「肉質は牛の個体によってばらつきがあり、月齢の判別は難しい」との構え。米国流の判別手法は受け入れられないとの姿勢だ」


●7687 金利の非負制限が解除にむかうのか? 笹山登生 104/09/18(Sat) 23:33:26 No.7686へのコメント 削除
URL:

桜の花さん。
釈迦に説法ですが、短期金利と長期金利とでは、その金利の決まり方が異なります。
今後も、物価が安定すると見込まれるときは、債券がよく売れて高い値がつき、長期金利は低くなります。
インフレの見通しにあるときには、債券が売れずに、値が低くなり、長期金利は高くなります。
短期金利の決まり方は、日銀の金融政策如何によります。
日銀が、景気過熱を引き締める意図を持てば、短期金利は、上がり、景気をよくしようと意図すれば、短期金利は上がります。
しかし、この後者の日銀の金融政策の実行を妨げてきたのが、非負制限というものです。
このサイトでも、何度か、そのたとえに出したのですが、バスケットボールをドリブルするときに、手をあまり低い位置にしてしまっては、ドリブルできません。
それと同じように、現在の公定歩合の水準を、過去にあまりにも下げすぎてしまったために、日銀がドリブルをすることができなくなっているのが、今の状態です。
すなわち、金融政策を、短期金利の調整という形で、とりにくくしてしまっているのが、非負制限といわれるものです。
そこで、これまで、この非負制限を取っ払うためには、人為的に、インフレ状態にするとかないとして、インフレターゲット論が、一部の学者や知識人、あるいは、一部の政治家から叫ばれてきました。
その代表的な学者が、ポール・クルーグマンです。
しかし、近時、原油高の時代と、世界的な景気の持ち直しを受けて、このインフレターゲット論は、いつの間にか、姿を消しつつあります。
アメリカが、今回、来週にも、金利を引き上げるのではないかとささやかれております。
アメリカが、過去のデフレ時代に金利を必要以上に引き下げなかったのも、日本の非負制限に苦しむ姿を見ていたからとも言われています。
その意味では、今回の原油高は、日本の金融当局にとって見れば、内心、願ってもないチャンスなのでしょう。
しかし、金融機関の再編などを抱えていては、せっかくのチャンスも、生かすことができないのでしょう。
おそらく、日銀が、公定歩合を上げる時期が来れば、相当のランクでの引き上げ方になると思います。
そして、ようやく、これまでの非負制限を逃れて、本来の短期金利変動による金融政策ができる体制になることができるというわけです。
また、まじかに迫った新札切り替えの時期も、ひとつのタイミングであるとも予想する向きもあります。


●7686 金利政策の間違え 桜の花 104/09/18(Sat) 22:48:49 削除
URL:

笹山さん 時々の投稿ですみません。

私は 国民生活を豊かにする為の一つとして 金利政策も正しく行われて
いないところに 政策的意図と 国民の犠牲があって、それを強く主張できる
学者や政治家が居なかったところに 今後の経済政策に 更なる国民の不幸が
内在されるような その様な思いに強くさせられます。

まず 国民にとって デフレ状態の低金利で 当然受けられる預貯金と債券の利息を
大きく損ないました。
大きく得をしたのが 大手銀行と国家です。

私は この異常な状態から物事を考える事がいけないことだと考えています。

本来の基準があるとは思いませんが 過去の金利水準と預貯金と債券の利息に対する
ノーマルな考えから その意味する経済循環の意義を考えると 長期金利10年の国債で
年利5%が最低の水準だと感じています。

でなければ 国民の貯蓄の意味すらなくなり 意味するところの豊かな生活も 現実として
たいへんおぼつかなくなっていると感じているからです。
国民の最後の拠り所の一つだからです。それを 守ることも政治の役割だったのです。

改めて 政策として 金利を高めに誘導する英断が 政治家にひつようです。

実際 今の様な 超低金利の犯罪に等しいせいさくは 国民や企業間の格差を助長しています。
私は 今のままですと 米国よりも 早いスピードで 国民の生活格差を形成して
いくとかんじています。やがては 青少年からはじまる夢のもてない社会でしょうか。
不安定な社会を懸念します。製造業も物流もサービス業も 全て大手の系列にならないと
生き残れない社会と公務員だけの社会です。

適正金利の働く市場では 適正利潤の可能性が 小規模業者にも残るように
私の経験上では 思えてなりません。←これが 私の言いたいところでした。


●7685 大阪でのBSEリスクコミュニケーションでも、全頭検査見直しに異論続出 笹山登生 104/09/18(Sat) 22:09:27 削除
URL: http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004091800173&genre=O1&area=O10

内閣府の食品安全委員会は18日、牛海綿状脳症(BSE)の国内対策で中間検証をまとめたことについて、大阪市で意見交換会を開いた。
主婦や学生ら約100人が参加。検証で「生後20カ月以下の感染牛を発見するのは困難」としたことについて「20カ月以下でも感染があるかもしれない」「もっと若い牛も調べるべきだ」と批判が相次いだ。
プリオン専門調査会の金子清俊座長代理は「幅を持たせるべきだと言われるとそのとおり。これほどの問題になるとは予想できず、慎重に考えるべきだった」と話した。
ただ検証内容の変更については、食品安全委員会の寺田雅昭委員長が「手続き上も認めたもの」と否定した。
また「牛の種類で検査を変えた方がいい」との意見に対し、金子座長代理は「検討する価値は十分にある」と答えた。(共同通信)


●7684 読売新聞の記事への補足 笹山登生 104/09/18(Sat) 20:09:37 削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20040918i103.htm

上記サイトで、読売新聞は、『関係者によると、米国は、骨の密度や肉の成熟度などで判別した生後20か月以下の牛肉を日本に輸出する案を「最終妥協案」として、米国で開かれた日米非公式協議で提示した。米国は、牛肉の品質を5段階に分けるシステムを導入しており、それを応用する考えとみられる。 』と、報じている。
その真偽は別にして、ここに書かれていることを補足すると、次のようになる。
第一に、ここで書かれている『骨の密度で判別』というのは、7638でも述べた「オシフィケーション・システム(ossification system 骨化判定システム)」というものだ。
http://jas.fass.org/cgi/content/abstract/79/7/1683  参照
第二に、ここで書かれている『肉の成熟度によって肉の品質を五段階に分けるシステム」というのは、「Beef Grading」という方法で、肉の品質によって「Prime」「Choice」「Select」「Standard」「Commercial」「Utility」に分類するものだ。
http://meat.tamu.edu/beefgrading.html  参照

ちょっと先走った記事ですが、一応、補足しておきます。


●7683 (投稿者削除)


●7682 原油高で、消費者態度指数にかげり−あらゆる思惑が交差- 笹山登生 104/09/18(Sat) 09:10:27 削除
URL: http://www.channelnewsasia.com/stories/afp_world_business/view/107243/1/.html

アメリカのミシガン大学が、消費者態度指数−消費者センチメント指数−なるものを発表しているが、上記サイトによると、自動車業界の好決算見込みにもかかわらず、消費者泰と指数は、原油高の影響を見せて陰りを見せているという。
8月には、95.9から95.8にダウンした。
それにしても、原油高の今後の見込みには、いろいろな説が乱れ飛んでいるといった感じだ。
http://www.voanews.com/article.cfm?objectID=12A7910D-755D-4C75-94602A26DEF617FB&title=Experts%20Say%20World%20Oil%20Market%20in%20Hard%20to%20Predict%20Transitional%20Period&catOID=45C9C785-88AD-11D4-A57200A0CC5EE46C&categoryname=Business
に見るように、ワシントンで開かれたシンクタンク専門家の会議でも、楽観論・悲観論が、あい交差している感じだ。
短期的には、ハリケーンIvanがガルフ湾の石油基地に与えた影響を重視する傾向があり、中期的には、イラク北部のチグリス川を横断するパイプラインでのサボタージュの与える影響、長期的には、中国とインドでの、根強い原油需要をあげている。
http://news.xinhuanet.com/english/2004-09/15/content_1983203.htm
参照
まあ、言ってみれば、どんな些細な事象も、思惑になってしまうというのが、現実で、逆に言えば、OPECの威厳が失墜し、それにかわるカリスマ的な指標が不在といった感じだ。
その当のOPECは、水曜日、今年の11月1日から、日産百万バーレル増産し、日産二千七百万バーレルにすることにした。
しかし、その割りに、市場の反応は見られない。


●7681 EUが本格的な肥満対策にのりだす 笹山登生 104/09/18(Sat) 08:34:13 削除
URL: http://www.foodnavigator.com/news/news-NG.asp?n=54787-food-policies-to

上記サイトによれば、EU肥満学会の報告で、2008年までに、EUの子供の25パーセントが肥満になるとされたことで、EUは、本格的な肥満対策に乗り出すことになった。
現在、EU内で、肥満対策らしきものは、フィンランドでの、肥満に影響のない食品には緑ラベル、肥満に影響のある食品には、赤ラベルを春という『ライトトラフィック』政策くらいのものだが、食品業界からの反発にあっている。
そこで、注目されているのが、イギリスのサセックス大学のエリック・マイルストーン博士によるPorgrowプロジェクトというもの。
EUでは、このプロジェクトを含む先駆的な研究をNest-Idea プロジェクトとして位置づけている。

http://www.cordis.lu/nest/projects.htm 参照


●7680 市民ビジネスと共生・共益関係を持った企業・行政のアウトソーシング 笹山登生 104/09/18(Sat) 07:57:46 削除
URL: http://www.city.yokohama.jp/me/keizai/keikaku/kondankai/150630_shiryou_1.pdf

アウトソーシングという言葉は、どっちかというと、一方的で、あんまり好きな言葉ではないが、言ってみれば、企業内のレス・プロフィタブル−低収益性−な部門を、その地域の市民ビジネス部門に委託することで、強制・共益関係が生まれれば、というスキームだ。
このレス・プロフィタブルな市民ビジネスの担い手像なのだが、いまだ、定着していないのが現状なのではなかろうか。
思いつくところで言えば、大学内の学生が中心となった起業、企業の廃棄物や未利用資源を原材料にして、その出口を、地元の行政につなげるNPO市民ビジネスなどが浮かび上がる。
その場合のメリットとしては、工場内の未利用資源が、工場外に出て、廃棄物に変わらない前に、出口を見つけてやるというものだろう。
いずれにしても、このスキームには、産・NPO・行政などの三位一体のスキームが必要だし、また、ゼロエミッションの考え方が、基底になければ、ならないだろう。
そして、何よりも、レス・プロフィタブルな企業・ビジネスの存在を可能といるような社会的条件の整備だろう。
かねてから、このサイトでも述べているように、この際、EUなどで志向されているSMEの考えは、参考になるものと思われる。


●7679 三重県も全頭検査継続 笹山登生 104/09/18(Sat) 07:36:47 削除
URL: http://plus1.ctv.co.jp/news/headline.html?sv=LOCAL&id=urn:newsml:ctv.co.jp:20040917:000062:2

岩手県、大阪府も検討中、ほか4県も様子見、明確に国の方針に従うとしているのは、たった6県ということだから、肉牛の産地間競争の激しさからすれば、全部頭検査継続県は、ますます、増えていくだろう。
問題は、ダブルスタンダードに伴い、単県負担をどうするかの問題だろう。
産地を守るために、畜産業者が、とも補償(検査費用)負担をするかどうかだろう。


●7678 (投稿者削除)


●7677 実態におくれた著作権法の改正をキャッチアップさせるためには? 笹山登生 104/09/17(Fri) 22:58:19 No.7676へのコメント 削除
URL:

謎工さん。
そのいい例が、1998年のフィリップス社のDAT(デジタル・オーディオ・テープレコーダー)の発売にあたり、日本国内の著作権法改正が遅れたため、1989年のアテネ合意を前提として、権利関係者に補償金を支払うことで、特定機器の指定に先立って、先行発売に踏み切ったような例がありますね。
著作権法改正が遅延する場合は、このような「つなぎ措置」も必要なのではないでしょうかね。


●7676 あの騒動から何も学ばず、根拠の全く無い自信をふりかざされても。 謎工 104/09/17(Fri) 22:36:12 削除
URL: http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/09/17/4697.html

 しかも、来月決めるはずの運用に関する税関との協議すら
まだ何もやってないことが明らかに。

 なんかもう、こんな自分の発言にも行動にも全く責任を持てず
根拠の無い自信を振りかざすだけの人物が著作権を取り仕切っている
こと自体が不幸だと言う気がして仕方が有りません。


●7675 BSE疫学検討チーム報告書では、九州地区でのBSEリスクをどうかいていたか? 笹山登生 104/09/17(Fri) 19:20:29 削除
URL: http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20030930press_3b.pdf

昨年九月に発表されたBSE疫学検討チーム報告書では、九州地区でのBSEリスクについて、次のように書いてあった。

発生規模予測
2003年から20006年までの九州地区でのBSE発生数は、8−13頭と試算。

このうちの6割は健康畜としてと畜されるので、と畜場や農場サーベイランスで摘発されるのは、5−7頭。
ただし、九州地区では、肉用牛の飼育比重が高いので、肉骨粉の曝露リスク、肉骨粉を解した増幅計数が、理論値よりも、低くなる可能性が高く、汚染が進んでいなかった可能性も考えられる。

このBSE疫学検討チームに携わっていた山之内先生は、今回の熊本でのBSE発生をどうとらえられているかというと、
「九州は(88年に19頭が入った)英国の輸入牛が肉骨粉となり飼料工場などで牛の飼料に入り込む交差汚染の可能性が高いと考えられていた。ただ、輸入牛が95年ごろまでに処分されているので99年生まれでは時期が遅い。しかし、初感染でなく感染が1回転する可能が考えられる。イタリアの肉骨粉も98年以前に入ったものは高圧法での処理導入前で感染の恐れが高かった。オランダの油脂については可能性は低いものの、過去7例目までの代用乳に共通して入っていた事実は無視できない。」
つまり、第二の波が今後も訪れる可能性が高いと見られているようだ。


●7674 ノンパッケージ化へのとうとうたる流れへの危機感とリージョンコードの導入にメリット感? 笹山登生 104/09/17(Fri) 18:55:58 No.7672へのコメント 削除
URL:

謎工さん。
しばらくです。
そうですね。
レコード会社のCCCD離れは、むしろ、米Yahoo!の米Musicmatch買収による音楽配信サービスへの進出とか、iPod売り上げの好調など、ノンパッケージ音楽配信へのとうとうたる流れに危機感を抱いたせいもあるんではないでしょうかね。
そのような構造変化の前では、CCCD問題など小さい問題と化してしまうでしょうから。
すでに、リスナーは、ノンパッケージへと向かいつつある。
その中では、CCCDかいなかの対決構造も、かすんでいくということなのでしょう。
それと、ご紹介のサイトには、「スーパーオーディオCD ではCDとの、DVDオーディオではDVDビデオとのハイブリッド仕様にするほか」と書いてありますが、ノンパッケージとの差別化の活路として、DVDオーディオとDVDとのハイブリッド化に目をつけたということなのでしょう。
これは、いいところに目をつけたと思います。
従来、DVDオーディオは、SACDの影に隠れて目立たない存在でしたし、また、SACDとDVDオーディオとのハイブリッドプレーヤーはあったにせよ、DVDプレーヤーならではの特色を発揮できていなかったわけですから。
もちろん、この分野でも、コピーの問題はついて回りますが。
しかし、リージョンコードも設定できますし、コピープロテクトも、CDのものよりは、はるかに安全なものですから、そこにも、目をつけたのでしょう。
レッドブック仕様は、いよいよ、おさらばです。
ちなみに、DVDのコピープロテクト技術は、次のようなものがあるようですね。
CGMS(Copy Generation Management System)
CSS(Content Scrambling System)
DTCS
マクロビジョン


●7673 (投稿者削除)


●7672 avexがCCCD強制を見直し「現場スタッフの裁量に任せる」と発表 謎工 104/09/17(Fri) 16:22:22 削除
URL: http://www.avex.co.jp/j_site/press/2005/press040917.html

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040917/avex.htm

しかし、プレスリリースを見るとただ退くにしてもああだこうだと
理由を考えなければならない苦渋を感じずにはいられません。


●7671 38-39ページの、食品安全委員会の中立性を守った金子委員の発言 笹山登生 104/09/17(Fri) 16:07:04 No.7668へのコメント 削除
URL: http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/3212.html

「金子専門委員 私はよくわからないんですけれども、これは評価しているわけで、リスク管理というか、日本の過去3年弱のデータを評価しているわけですね。そうすると、ここで言えることは、ですから、20か月齢以下の感染牛は今の検査体制において、1頭もいなかったと、検出できなかったという過去形のことは言えますけれども、それに基づいて今後、将来こうだ云々ということは、この結論のところの入れるわけではないわけですね。ですから、私たちの答申の基本というのは、評価をした結果、350 万頭中2頭が21か月齢以上が出たと。20か月齢以下は検出できなかったというか、存在しなかったということは言えますけれども、ですから、この結論というのは、そういうことなんではないんですかね。それに基づいて、こういうふうな書き方になってしまうと、確かに何も言えませんね」

まりちゃんさん。
以上の発言部分がたしかに流れを変えたかに、そのときみえたのですが。。


●7670 (投稿者削除)


●7669 牛海綿状脳症に関する特定家畜伝染病防疫指針案についての意見・情報の募集 まりちゃん 104/09/17(Fri) 13:01:24 削除
URL: http://www.maff.go.jp/www/public/cont/20040819pb_2.htm

本日締め切りです。


●7668 9月6日の食品安全委員会プリオン専門調査会議事録がUPされていました まりちゃん 104/09/17(Fri) 11:38:13 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai14/160906_dai14kai_prion_gijiroku.pdf

第14回食品安全委員会プリオン専門調査会
平成16年9月6日(月)10:30〜12:30
議 事(1) 我が国のBSE問題全体について
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai14/160906_dai14kai_prion_gijiroku.pdf

20ヶ月という言葉を削除するはずが、何故か復活していた、3日後、9月9日の食品安全委員会本会議の議事録はまだ準備中です。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai61/index.html


●7667 小泉総理がブラジルから売り込みにあったというエタノール燃料 笹山登生 104/09/17(Fri) 09:41:31 削除
URL: http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/3212.html

ブラジルを訪問中の小泉総理が、ブラジル側からの強烈な売り込みにあったというバイオエタノールとは、別名『畑から生まれたガソリン』と呼ばれるものだ。
上記サイトのように、アルコールの一種であるエタノールは、そのほとんどがビールの醸造と似た工程で作られている。トウモロコシのような澱粉を含む農作物を糖に転換し、次にこれを発酵させてエタノールにし、蒸留して最終的な形態にする。専用に栽培された農作物からではなく、廃棄物質から作ったエタノールは、バイオエタノールと呼ばれる。
日本でも、この使用普及に関する研究会などが生まれており、また、普通のガソリンとの混合使用のための研究も進められている。
ネックは、専用のガソリンスタンドを備えなければならない点が、普及を困難にしている。
私も、アルコール燃料の「ガイアックス」とか、「クリアス』とか呼ばれる燃料で走ってみたが、上り坂などを除いては、さして走行に影響はない。
日本のいわゆる『菜の花エンジン』は、ディーゼル使用だが、このエタノール燃料は、普通のガソリン車でも走れるのが魅力だ。


●7666 食安委での傍聴者からの発言 まりちゃん 104/09/17(Fri) 09:31:11 No.7664へのコメント 削除
URL:

「生きたままレンダリング工場へ」の北海道の話ですよね。
あれが本当なら私もとてもショックでした。


●7665 WHOが鳥インフルエンザでヒト−ヒト感染を懸念 まりちゃん 104/09/17(Fri) 09:28:40 削除
URL: http://j1.people.com.cn/2004/09/15/jp20040915_43422.html

ヒトーヒト感染が始まったらSARSの比ではないでしょうから
今年の冬が気になりますね。
http://j1.people.com.cn/2004/09/15/jp20040915_43422.html


●7664 『米国牛のリスク評価は別途行うべし』の意見には賛成 笹山登生 104/09/17(Fri) 09:26:45 No.7663へのコメント 削除
URL: http://www.denverda.org/legalResource/CQ%20DNA%20Database%20Article.pdf

まりちゃんさん。
昨日の意見の中で、『北海道方面では、隠蔽???』との意見がありましたが、本当だとすれば、ショックですね。
ともあれ、アメリカは、もはや『非清浄国』なのですから、輸出再開すること自体異常なことなのです。
ですから、おっしゃるように、アメリカについては、別途にリスク評価することは当然のことといえます。


●7663 食安委のBSEリスクコミュニケーション まりちゃん 104/09/17(Fri) 09:20:08 削除
URL: http://www.fujirebio.co.jp/support/topics07.html

私も行きました。こういう質問をしたかったのですが、半分くらいしかできませんでした。輸入生体牛問題については質問だけで回答がうやむやのうちに終わってしまいました。時間が足りませんよね。

◆日本の20ヶ月齢云々は、日本の飼料管理がきちんとおこなわれていることが前提。英国の20ヶ月齢発症が無視されたのは、「暴露量」が少ないことが前提ですよね、でも、米国などから輸入された生体牛は何を食べているかわからない。暴露量も不明。しかし3ヶ月経てば「国産牛」表示となる。正確な月齢もわからない(出生日記載は任意なため)米国では飼料管理の抜け穴が多く、交差汚染も指摘され、今も?血液を子牛に飲ませている。羊を使って牛のBSEの感染実験をした場合に、輸血で24頭中4頭が感染している。血液に感染因子があるそうである、
http://www.fujirebio.co.jp/support/topics07.html
そのような米国出身の牛など、危険な飼料を食べてきた可能性のある牛が今も日本に存在するのに、その輸入生体牛のリスク評価をしないで、一律に20ヶ月の適用をするのはおかしい。英国では20ヶ月の発症例があり、13ヶ月〜17ヶ月から検出可能。
また、日本のトレーサビリティはどこまで信用できるのか?死亡牛素埋め事件が今年もあったが、死亡届が適当に管理されているということで出生届も疑わしく感じます。

◆EUは「危険な飼料を与えていないこと」「特定危険部位除去」の2つの柱を輸入再開条件にしているのに何故日本は輸入条件に「飼料」の問題を入れないのか。怪しい飼料を食べた感染の可能性のある牛をなぜ輸入しなければいけないのか。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04091301.htm
WHOは感染牛のいかなる部位も食物連鎖から排除すべきと述べている。輸血で感染する以上、当然プリオン病「感染潜伏牛」は食べるべきではないと考える。

◆「米国牛輸入再開は関係なく、国内のリスク評価である」と主張されるが、現実の報道ではそう伝わっておらず利用されているので、「これらの計算と米国牛輸入再開は一切関係がない、米国は米国で別のリスク評価、算出が必要である」くらい明記すべきだと思います。


●7662 アメリカにおける『警察などの団体DNAデータベース構築』に反対する市民団体の動き 笹山登生 104/09/17(Fri) 09:18:18 削除
URL: http://www.denverda.org/legalResource/CQ%20DNA%20Database%20Article.pdf

警察庁は、犯罪捜査で現場から採取した血液や体液などの「DNA型鑑定」の結果をデータベース化する方針を16日までに決めた。令状に基づき容疑者から採取した血液などによる鑑定結果についても同様にデータベース化したい考えだ。
上記のような動きは、アメリカでもあるが、これに対して、アメリカの市民団体は、私的個人情報が悪用される恐れがあるとして反対している。
上記は、その動きを伝えるサイト。
ご興味ある方は、どうぞ。


●7661 (投稿者削除)


●7660 出生コホートの計算に影響するのでは? 笹山登生 104/09/17(Fri) 08:01:56 No.7658へのコメント 削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news004.htm

7658で書いたように、昨日の食品安全委員会のリスクコミュニケーションで、今回の熊本での1999年7月生まれのメス牛がBSEで発見されたことで、食品安全委員会が、中間報告で試算した出生コホート別リスク計算に影響するのではないかと指摘したが、食品安全委員会側は、影響ないとした。
しかし、中間とりまとめでは、1995年出生コホートについて、と畜されるまでの月齢別BSE発生率の試算では、月齢0-11で0、12-23で2,24-35で27,36-47で3、48-59で3頭のBSEが発生するとの試算となっている。
となると、今回の熊本の1997年生まれの牛か新たな出生子ホートを形成しているとすれば、1997年7月から2003年7月間での同一出生コホート群の上記月齢範囲での牛については、BSE感染のリスクがあると見なければならないのではなかろうか?


●7659 『白神』の地名使用に、青森側は、良識ある態度 笹山登生 104/09/17(Fri) 07:11:35 削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news004.htm

青森県の深浦町・岩崎村合併協議会は十六日、新町の名称について協議し、候補に挙がっていた「白神(しらかみ)町」を除外する意見が大勢を占めた。隣接する能代市と山本郡の七市町村が新市名を「白神市」と決めたことに、同県の自然保護団体などが反発していることなどを考慮した。
一時は、秋田側の白神市に対抗して、白神町名を使用するのではないかと懸念されたが、『白神の地名は、世界遺産地共通の資産であり、独占は許されないとする良識的な意見が出されたため、白神町名採用は見送られた。


●7658 今日の食品安全委員会リスクコミュニケーションの模様 笹山登生 104/09/16(Thu) 22:41:31 削除
URL: http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20040917k0000m010073000c.html

上記サイトの記事のように、やはり、全頭検査解除に反対する意見が大半を占めた。
私は次の二点を指摘した。
第一点は、今回の熊本でのBSE発生によって、これまでの平成7年から8年生まれのグループ、平成13年から14年生まれのグループに加え、新たなが出生コホートが生まれ、これによる、リスク評価がことなって来るのではないか、という点について。
第二点は、9月6日に結論から排除されたはずの月齢20ヶ月以下検査限界部分が、9月9日の中間報告の本文部分に復活したことについて、説明責任を求めた点。

それにしても、今日は、畜産関係の方の質問が目立ち、特に、肉牛農家にとって、全頭検査がはずされることのマイナスを肌で感じ取っている意見が多かった。
今後、ますます、県単位で全頭検査を継続する県が多くなっていく間のではなかろうか。


●7657 レスター・フリードランダー博士の証言 笹山登生 104/09/16(Thu) 10:00:23 削除
URL: http://www.animalrights.net/archives/year/2004/000001.html

まりちゃんさん。
この民主党調査団報告書の元USDA検査官というのは、フリードランダー博士(Dr.Lester Friedlander)のことのようですが、上記サイト2ありますように、フリーランダー氏は、1997年禁止措置でのループホール問題を取り上げているようですね。
BSE発生当時の指摘を現在も言っているということなのでしょうか。
その点がよく分かりません。
それとも、別人のフリードランダー氏なのでしょうか。


●7656 (投稿者削除)


●7655 (投稿者削除)


●7654 AMI(the American Meat Institute )が、個体認識プログラムの強制適用をFDAなどに要求 笹山登生 104/09/16(Thu) 08:30:27 削除
URL: http://www.thepigsite.com/LatestNews/Default.asp?AREA=LatestNews&Display=8145

AMIがこの要求をした先は、FDA(the Food and Drug Administration )のほか、APHIS(the Animal and Plant Health Inspection Service )とFSIS(the Food Safety and Inspection Services )とANPR(an advance notice of proposed rulemaking )の4箇所。
USDAが、現在の任意加入の識別システムを廃止し、強制的な識別・トレースバック・システムであるanimal identification and traceback system (AITS)システムを採用すべきであるとしている。
また、FSISに対しては、OIE基準に従うことを要望している。
また、輸出基準と国内基準がダブルスタンダードになることについては、議論を重ねるべきであるとしている。
しかし、FSISは、
独自の評価基準を決定すべきであるともしている。


●7653 恩讐のかなた 吉田つとむ(町田市議) 104/09/15(Wed) 23:29:28 No.7649へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/

恩讐のかなた

 笹山さん こんばんは

 笹山さんがおっしゃるように「恩讐のかなた」となりうるか、大潟村を見つめる秋田県の農家を遠くからですが注目しています。

 他方で、幾多の困難を笑い飛ばしてきた、大潟村入植者の黒瀬正さん(黒瀬農舎)の卓越性に期待しています。なにより、この人はその奥さんが村長に再選されたという政治的な実績を持ったおられます。

 私が自分の新年会で、黒瀬正さんを講師にお願いした時、東京でも大雪となった日、なんと「新幹線」から「飛行機」に乗り換えて、無事町田市に入っていただいた経過があります。

 「闇米作り」と国にたたかれながら、自由米の作付け・自主流通をやり遂げると言う、不可能を可能とさせる大胆な判断力と、人をひきつける話術、そしてなにより、塩分の多い八郎潟干拓地で最初からの入植者として今日の水田を作り上げてきた我慢強さを持たれた人物です。

 必ずや、この苦難を乗り切ってくれると思っています。


●7652 民主党米国BSE調査団の報告書によると肉骨粉をまだ与えているという告発がありますね。 まりちゃん 104/09/15(Wed) 22:28:25 No.7650へのコメント 削除
URL: http://www.jacom.or.jp/news04/nous101s04090604.html

民主党調査団報告書の中の【農務省の元検査官】によると、「また今も牛の肉骨粉が飼料に使われている」なんて告発もありますね。
http://www.jacom.or.jp/news04/nous101s04090604.html
肉骨粉も問題ですが、血液を与えているのが、これまた、問題ですよね。
「(1)スクレピーおよびBSEを経口的に投与した羊の実験で、潜伏期間内の羊から輸血を受けたレシピエント羊が発病した(4匹発病/24匹中)。」という報告があるそうで、大問題だと思います。
http://www.fujirebio.co.jp/support/topics07.html
しかし、毎日新聞の記者は民主党調査団の記者会見にはいかなかったのでしょうか。
民主党も、調査報告書を何故、ホームページなどで公開してくださらないのでしょう。記者に公開されたものなら国民にもぜひ、早急に公開していただきたいものです。だって大手メディアはこの米国の現状を伝える重大なニュース、すべて無視なんですもん。メディアが情報にフィルターをかけているようなものですよね。

●7651 BSE発生で、フィーダーと所有者との契約関係が変化 笹山登生 104/09/15(Wed) 22:10:06 削除
URL: http://www.gov.on.ca/OMAFRA/english/busdev/facts/info_customfdg.htm

ハッサル小体さん。
アメリカで一般的なフィードロット飼育においては、フィーダー−餌をやり肥育する農家−と、所有者とが分離しているのが通常です。
上記サイトでは、BSE発生後、そのフィーダーと所有者との契約関係が変化してきたことを述べています。 
すなわち、従来であれば、それらの関係は、牛が売れるまでは、信用供与の状態であったのが、アメリカでのBSE発生後は、その牛がBSEであった場合を考慮した、ヘッジをかけたものに変化しているといっています。
そのように、フィードロット飼育形態にも、BSE発生による影響が出始めていることを、上記サイトは示しております。


●7650 (無題) ハッサル小体 104/09/15(Wed) 21:53:25 No.7640へのコメント 削除
URL: http://

これまでROMでしたが初めて書き込みます。

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04091301.htm
で触れられていますが、毎日新聞の9/8の論説「全頭検査見直し 新しいリスク評価が始まった」
http://www.mainichi-msn.co.jp/column/shasetsu/news/20040908k0000m070158000c.html
にて、米国牛の飼料問題についての驚くべき一文があります。

「米国では若牛は放牧され月齢が確認しにくい、トレーサビリティー(追跡可能性)が不確実だ、特定危険部位除去の安全性に確信がもてないなどの課題が残る。他方、放牧が多いため肉骨粉など飼料の問題は小さい、比較的若い段階で解体されるなど、BSE発生が確認されにくい条件もある。」
というのがその一文です。「放牧が多いため肉骨粉など飼料の問題は小さい」というのはどう考えてもオーストラリア牛のこととしか思えません。やはり、米国牛輸入再開に向けた情報操作なのでしょうか?

あまりに問題のある記事なので毎日新聞に直接問い合わせたところ、読者相談室?の担当者も「放牧が多いのは米国ではなくオーストラリアの筈なので変ですね」と同意?され、論説室に電話を廻して貰いました。しかし、論説を書いた担当者が外出して捕まらないとのことで、何度か電話して
いますがなかなか責任ある回答をいただけない状態です。

自分も仕事が忙しくなかなか問い合わせる時間もとれないのですが、何とか論説を書いた本人に直接話を聞いてみるつもりです。


●7649 大潟村に対する秋田県内農家の屈折した気持ち 笹山登生 104/09/15(Wed) 21:40:30 No.7648へのコメント 削除
URL: http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040901r

吉田さん。
吉田さんの掲示板でも書かせていただきましたように、これまで生産調整に協力してこなかった大潟村の農家に対する秋田県内農家の屈折した気持ちがあることは事実です。
その恩讐のかなたを乗り越えることができるのかどうか、それが、県内一般農家にとっても、新しい大潟村感の出発だと思っております。


●7648 村八分が適用されるか 吉田 つとむ(町田市議) 104/09/15(Wed) 14:39:26 No.7644へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/

 笹山さん こんにちは

 この問題は、私自身のHP掲示板にも掲載させていただいた問題ですが、大潟村における米作への塩害発生の事態は、秋田県としても大きな問題であるでしょう。

 さらには、笹山さんがご指摘のように、大潟村が農業災害補償制度に入っていなかったことによる、今後の問題発生が起きてくるように思っています。

 2期目の選挙で再選された黒瀬村長の最初の仕事は、この台風被害の補償問題となっています。

 笹山さんの記事では、大潟村農家の災難に関して、県議会から厳しい反応があるようです。それを自立した農業を目指してきた農家のリスクととるか、「村八分」を超したレベルの自然災害かとるか、地方自治体にとってその価値判断分かれ目だろうともっています。


●7647 「市街地活性化、大半が落第」との報道 笹山登生 104/09/15(Wed) 10:25:48 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040915-00000015-kyodo-pol

市街地活性化、大半が落第 補助金の厳正審査など勧告

 郊外の大型店などの影響で空洞化が進む中心市街地の活性化策の大半で成果が出ていないとして、総務省行政評価局は15日、経済産業、国土交通、総務、農林水産の4省に、事業の評価や補助金の審査を厳しくするよう勧告する。
 1998年の中心市街地活性化法施行で、各市町村は基本計画を作って取り組んでおり、総務省は、2000年度までに計画を作成した20都道府県計121市町の中心市街地のその後を調べた。
 その結果、商店数、年間商品販売額、事業所数は90%以上の市町で減り、人口も69%で減少。アンケートでも59%の市町が「活性化していない」と答えるなど、空洞化に歯止めがかかっていないことが分かった。
 国の補助金については「商店街等活性化事業費補助事業」など9種類を抜き出して調査。

との記事なのだが、空洞化対策に従来どおりのありきたりの手法が使われ、結果、補助金の垂れ流しにつなかっさているということなのだろう。
従来の市街地再開発計画にない、新たな政策パラダイムが要求されているようだ。


●7646 USDAの家畜個体識別システム導入に情報公開の壁 笹山登生 104/09/15(Wed) 10:18:16 削除
URL: http://www.mountvernonnews.com/local/091004/privacy.html

USDAが、その導入をめぐってパブリックコメントを聴取しているNAIS(a national animal identification system)−家畜識別システム−については、上記サイトのように、そのシステム情報が、情報公開法-FOIA-の対象になるかどうかについて、意見が分かれているようだ。
現在、州ベースや民間ベースで、個々に識別制度があり、また、データベースもそれぞれ異なるのだが、これでの任意加入と異なって機養成加入となれば、情報公開制度の対象になるかどうかが、大きな問題になる。
この裏には、これらのデータベースが、単に牛の健康状態のデータベースのみに使われれば農家側として依存はないわけだが、税務当局の細くなどと連動されては困るという思惑もあるものと思われる。、


●7645 Jim Wiesemeyer によれば、今回の日米牛肉貿易再開合意は 笹山登生 104/09/15(Wed) 08:55:43 削除
URL: http://www.agweb.com/get_article.asp?pageid=111657

Jim Wiesemeyer によれば、今回の日米牛肉貿易再開に関する暫定合意は、日米双方にとってともに利益のある、ウィン・ウィンゲームに終わるであろうとの観測を述べたという。

なるほど、アメリカは、再び牛丼を食べたい日本人の足元を見透かしているというわけですか。


●7644 一般農政非依存型が裏目に 笹山登生 104/09/15(Wed) 08:06:19 No.7642へのコメント 削除
URL: http://www.maff.go.jp/work/keiei/tokyo.pdf

吉田さん、
今回の台風の進路は、いずれも、従来のコースとは異なり、日本海側を北上したため、その吹き上げる海水交じりの暴風雨が、日本海側の米生産地域に塩害をもたらしたという特徴があります。
JA大潟村の調査では、村内の4割に当たる約3400ヘクタールの稲が枯れ、被害総額は約48億円に上っており、最終的には60億円に達すると予想されています。
大潟村にとっては、40年前に大規模農業のモデルとして村が誕生して以来、最大の被害となっています。
さらに深刻なのは、全国唯一、この村に農業共済組合がないというこです。
これは、この村の生い立ちが原因しています。
入植農家に自立志向が強く、一般農政の範疇外での経営志向をしてきました。
減反非協力というような形で、一般農家からの非難もありました。
そして、ようやく、一般農政が、これまで大潟村の先駆的農家の経営志向二キャッチアップしてきたときに、今度は逆に、大潟村が、一般農家が持っているセーフテーゾーンをもち得なかったことは、なんといっても皮肉なことです。
今回も、生産調整に協力していないとのことで、県単独融資の適用に難色を示す意見が県議会などに見られているほどです。
上記サイトは、昨年農林水産省が主催した、農業災害補償制度研究会の現地検討会−東京会場-での模様ですが、この資料の三ページに、くしくも、なぜ、大潟村が農業災害補償制度に加入しなかったのか、その経緯が紹介されています。


●7643 危険部位管理の再検証は必要でしょうね。 笹山登生 104/09/15(Wed) 07:44:34 No.7641へのコメント 削除
URL:

まりちゃんさん。
これまでの全頭検査が、危険部位管理を徹底させなくても、消費者の安全をすくってきた面はあるわけですから、この点は今後重要な課題になりそうですね。


●7642 「かぜ台風」による特異な被害、残念!喜び半ばの秋。 吉田つとむ(町田市議) 104/09/15(Wed) 01:11:34 削除
URL: http://j-expert.com/

 表題は、秋田県大潟村の黒瀬農舎(黒瀬正さん)のHP(http://www.kurose.com/)にある、提携米通信の最新記事の表題です。

 台風の影響で、この大潟村の米作が大被害にあったというニュースは、8月の下旬のことでした。当地で入植しておられる黒瀬さんらのことが心配でしたが、その台風の被害が、村内全体に広がっていることをうかがわせる記事でした。

 ただし、この黒瀬さんは、その記事に中で次のように書かれています。
 「潮風に痛めつけられ、稔らない粒はダメでも、残った粒が、より太ることにより、被害軽減につながる。とも言われていますので、それを期待しながら最後の草取りを始めました。」・・・こうした文章をさらりと書けるところが、黒瀬さんの不屈の精神を表しているようです。是非、大勢の人にこの記事全文を読んでいただきたいと思っています。
http://www.kurose.com/teikei/teikei.htm


●7641 BSE 食品安全委員会の中間とりまとめ案のまとめ まりちゃん 104/09/14(Tue) 22:40:00 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/sonota/inkai_hyouka_bse160913.pdf

食品安全委員会における牛海綿状脳症(BSE)問題の調査審議について
2 0 0 4 年9 月 食品安全委員会事務局

1)今後、我が国では、さらにBSE 感染牛が確認される可能性があるが、これら
が食物連鎖に入り込み、vCJD が発生するリスクは、現在のBSE 検査及び特定
危険部位(SRM)除去によって、そのほとんどが排除されているものと推測され
る。
http://www.fsc.go.jp/sonota/inkai_hyouka_bse160913.pdf

笹山さん、日本のSRM除去にまだ問題がある、という話は一体どこへ消えてしまったのでしょうか。


●7640 EUの輸入条件は特定危険部位除去のほか、「危険飼料禁止が公的に証明されたもの」 まりちゃん 104/09/14(Tue) 22:03:45 削除
URL: http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04091301.htm

農業情報研究所さんのHPから

「EUは、BSEのリスクがある国(米国もそのような国の一つ)からの牛肉輸入は、特定危険部位の完全な除去(交差汚染もあってはならない)と有効な肉骨粉禁止が公的に証明されたものに限って認めている。」
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04091301.htm
とのことですが、日本は何故飼料管理に言及しないんでしょうか。
まぁ、米国政府の「公的証明」も信用できるものではありませんが。(^^;


●7639 (投稿者削除)


●7638 アメリカUSDAのオシフィケーション・システム(骨化判定システム)と、歯列による月齢判定の比較 笹山登生 104/09/14(Tue) 21:46:57 削除
URL: http://jas.fass.org/cgi/content/abstract/79/7/1683

上記サイトによると、これら両者の関係は次のとおり。
永久門歯ゼロの牛の91.5パーセントから100パーセントが、月齢23.8ヶ月以下
永久門歯二つの牛の89.1パーセントから97.5パーセントが、月齢23.8ヶ月から30.4ヶ月
永久門歯四つの牛の75パーセントから82.2パーセントが、月齢30.4ヶ月から38.0ヶ月
永久門歯六つの牛の64パーセントから、72.5パーセントが、月齢38.0ヶ月から45.3ヶ月
永久門歯八つの牛の40パーセントが月齢45.3ヶ月以上


●7637 「「中間報告」の政治的利用は許されない」−と山之内一也氏 笹山登生 104/09/14(Tue) 19:53:31 削除
URL: http://www.jacom.or.jp/kensyo00/kens101s04091004.html

上記サイトです。
この記事の追記に注目

「(追記:「20か月齢以下の感染牛を現在の検出感度の検査法によって発見することは困難であると考えられる」との記述は、最終修正で本文には残され、9日の食安委で了承された。
 6日の専門調査会後の記者会見で吉川座長は、結論部分から削除することになったことにともない本文からも削除する考えを示していた。
 この記述が残ることになった経過は明確ではなく、やはり政治的な圧力があったのではとの憶測を生むのは避けがたいのではないか。同委員会のあり方に課題を残した。)」


●7636 BSE:またまた意見交換会 まりちゃん 104/09/14(Tue) 14:02:16 削除
URL: http://www.maff.go.jp/trace/beef_trace7.pdf

16日に東京で行われるリスコミのほか、また行われるようです。

食品に関するリスクコミュニケーション(牛海綿状脳症(BSE)対策に関する
  意見交換会)」の開催及び出席者の募集について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20040914press_1.htm

先着250名だそうです。
東京会場 9月21日(火) 三田共用会議所[PDF]
神戸会場 9月22日(水) 兵庫県民会館[PDF]
札幌会場 9月23日(木) 北海道厚生年金会館[PDF]
熊本会場 9月24日(金) くまもと県民交流館パレア[PDF]


●7635 熊本で発見のBSEは、生年月日では、新たな第三グループ 笹山登生 104/09/13(Mon) 23:28:14 削除
URL: http://kumanichi.com/news/kyodo/science/200409/20040913000414.htm

今回、熊本で発見のBSE牛の生年月日は、平成11年(1999年)7月3日生まれ。
これまでのBSEは、平成7年から8年生まれのグループが、9頭、平成13年から14年生まれのグループが2頭であったが、今回、その二つの間の平成11年グループが出現した形。
となると、あらたな感染ルートの可能性も、生まれてきた。


●7634 (投稿者削除)


●7633 8月4日のBSE意見交換会の議事録が出来上がったようです。 笹山登生 104/09/13(Mon) 22:57:44 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/koukan/risk160804/160804_gijiroku.pdf

私の発言部分は、26ページから31ページにかけて、載っています。


●7632 (投稿者削除)


●7631 例のライブドアが、ネットラジオの「ねとらじ」と合体 笹山登生 104/09/12(Sun) 21:08:02 削除
URL: http://www.ladio.net/

上記サイトから、まず、IceCastというソフトをダウンロードして聞いてください。


●7630 (投稿者削除)


●7629 (投稿者削除)


●7628 部分輸入を検討しているというのは、おそらくテキサス州のTBQPプログラム管理下の牛? 笹山登生 104/09/12(Sun) 16:11:22 削除
URL: http://www.thecattlemanmagazine.com/issues/2002/11-02/whatsNext.asp

今日の日経の記事に「米国産牛肉、部分解禁を提案へ・まず民間検査の若い牛』として「民間がBSE(牛海綿状脳症)検査の必要ない牛の月齢であることを調査して示せば、その分については輸入を認める。輸入の全面停止がこれ以上長引くのを避ける狙いがある。」との記事があるが、これは、おそらく、テキサス州のTBQRプログラム(the Texas Beef Quality Producer program )のもとに管理されている牛について、先行輸入させるというものであろう。
このTBQPプログラムは、USDA折り紙つきのプログラムで、高級肉を生産管理するために、beef quality assurance (BQA) training という名の生産者のトレーニングを伴ったシステムだ。
また、TSCRA(Texas and Southwestern Cattle Raisers Association)は、テキサスの牛の優れたレコードキーパーのデータベースと検査システムを持っている。
今のところ、耳標やICタグこそないが、近々、このシステムもとりいれようとしている。
会員を募っての任意加入だが、将来、USDAベースの強制加入システムが稼動した場合の連携も考えているという。
ただ、会員の情報公開には慎重で、情報公開法の適用外となることを望んでいるという。


●7627 現場では問題の多い、アメリカのナショナル・アニマル・IDシステム 笹山登生 104/09/12(Sun) 13:52:11 削除
URL: http://www.aberdeennews.com/mld/aberdeennews/news/9639388.htm

USDAが、サウスダコダで開かれたストックグローワーコンベンションで、全米家畜識別システムを提案した。
しかし、出席者からは、カナダやメキシコから来る生体牛のトレースにも有効かどうかについての質問が相次いだという。
上記サイトによると、通常、カナダから国境を越えてくる生体牛には、耳標が取り付けられてくるが、アメリカに入ると、カナダの牛もアメリカの牛も、混ぜられて飼育され、そのときに、かなが殻つけられてきた耳標は、はずされ、アメリカのUSDAのスタンプが押されるのだという。
さらに厄介なのは、これとは別に『ブランド・システム』という優秀なシステムが、ブランド法と、ブランド委員会の基にあるのに、このシステムと、IDシステムとが融合できズ、さらにIDシステムに余計な費用を払うこになり、屋上屋を重ねる形になっているのだという。
『ブランド・システム』the brand inspection systemについては、
http://www.r-calfusa.com/Animal%20ID/8-17-04,%20House%20Ag.%20Committee,%20Kenny%20Fox.pdf
ご参照


●7626 (投稿者削除)


●7625 (投稿者削除)


●7624 華氏911のネタ元となった「華氏451」という映画は、こんなもの 笹山登生 104/09/12(Sun) 11:00:49 削除
URL: http://videodetective.com/home.asp?PublishedID=177029

1966年の作品「FAHRENHEIT 451 」で、原作は、Ray Bradbury 監督は、Francois Truffaut。
もともと本家筋のMRay Bradbury氏は、自分の作品を勝手に盗用して、Michael Moore 氏がブッシュたたきに「華氏911」を作ってしまったと、怒っている模様。
http://www.worldnetdaily.com/news/article.asp?ARTICLE_ID=38776 参照

ちなみに華氏451度は、紙が燃える温度であるとし、華氏911度は、Michael Moore 氏に言わせれば、自由の燃える温度だとしている。
上記サイトを開き左側の上の方をクリックすると、「華氏451」のトレーラー映像を見ることができる。


●7623 ドメインネームの判断に準拠すれば、『白神』の新市名採用は、許されないものと思われる。 笹山登生 104/09/11(Sat) 22:35:04 削除
URL: http://arbiter.wipo.int/domains/decisions/html/2003/d2003-0141.html

上記サイトは、simscity.com というドメイン名をめぐっての問題である。
sims という地名は、アメリカにはいくつかある名前ではあるが、アメリカの国政調査局の地名辞典では、ミシガン州とインディアナ州に同名の都市があるほか、CIMSタウンと呼ばれる都市も、二つあるという。
したがって、sims という名前だけでは、個々に確認できない地名であるとしている。
そこからが、今回の『白神市』と関係する重大な指摘なのだが、
地名の範疇には、いくつかの種類があって、おおきく、二つに分けられうるとしている。
第一は、世界遺産のリストに載っている地名である。
この地名は、文化的にも、歴史的にも、重要な意味を持つ地名である。
この世界遺産のリストは、ユネスコによって準備されたものであり、文化遺産や自然遺産の一部を形成するこれらの場所は、商標法からも、政策指針からも、双方から、守られるべきものであるとしている。

第二の範疇は、個々に、判定しうる地名である。
こらの地名のドメインネームへの登録は、禁止されないとの判断である。

以上のWIPOの見解からすると、世界遺産の知名をドメインネーム登録することは、許されておらないところから、新市名への登録も、当然制限されるべきものと思われる。


●7622 ブッシュ大統領が、オハイオ州で、昨日、日本とBSE問題について語った演説の内容 笹山登生 104/09/11(Sat) 17:53:15 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=78

上記ウェブログにまとめてあります。


●7621 (投稿者削除)


●7620 (投稿者削除)


●7619 (投稿者削除)


●7618 鳥インフルエンザより怖い西ナイル熱 笹山登生 104/09/11(Sat) 14:32:00 削除
URL: http://www.nytimes.com/2004/09/11/national/11nile.html

渡り鳥によって、世界各地に伝播を続けている西ナイル熱だが、日本では、まだ、さしての危機意識はないようだ。
アメリカにおいては、昨年9.862人が感染し、そのうちの264人が死亡した。
そのうちの四分の一弱がコロラド州であった。
今年は、これまでのところ、1.309人が感染し、そのうちの37人が死亡した。
特に、カリフォルニア州がひどく、約500人が感染し、そのうちの14人が、死亡した。
人間だけでなく、馬の死亡も目立っており、カリフォルニアでは、115頭が、西ナイル熱で死んだとされている。
これらの背景には、農場が西ナイル熱を媒介する蚊の駆除を怠ったことが原因に挙げられている。


●7617 『エコノミスト・ミシュラン」と「奇妙な経済学を語る人々」の共通性 笹山登生 104/09/11(Sat) 13:22:46 削除
URL: http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4872337956.html

右肩下がりの経済の処方箋を出しえない経済学者たちが、苦し紛れに、「トンデモ」な処方箋を出してくるのを、この二つの本は、一刀両断に切り捨てている。
最も、これは、経済学者に限った事ではなく、国の政策も、『トンデモ』政策を出してくることは、同様である。
上記の『奇妙な経済学を語る人々』でも、問題にしているのだが、いわゆる『少子化対策』なる言葉の高慢さぶりである。
信長ではないが、『生まぬなら、生ましてみようホトトギス』的な考えが支配しているのである。
まあ、奇麗事に、『子育てをしやすい環境作り』なんてことを言っているが、一皮はげば、「右肩上がりの経済志向にとっては、少子化は、国の仇」という発想なのである。
ここに共通しているのは、「
従来の社会的与件が変わると、従来の政策パラダイムが成り立たなくなる。
そこで、従来与件の変動をもとに戻させるのが、政策課題だと、錯覚してしまう。」
という間違った志向ですね。
「もし、従来の政策パラダイムが成り立ちなくなる社会的条件の変化があれば、従来の政策パラダイム自体を、変化した社会的条件に合わせるようにする。」
そういう発想はないようですね。
いわば、マルチ商法が成り立ち行かなくなって、食い物にしうるダウンの現象を食い止めるにはどうしたらよいかということだけを、汲々として、考えているというのが、現在の少子化対策の実情なのではないでしょうか。
そして、結果は、児童手当などのばら撒きに終わってしまう。
これらの政策パラダイムシフトを促しうる、コンパクト・シティーやコンパクト・ソサイティーの発想が必要なようだ。
最も、世の中には、いろいろあるもので、『このような本を書く経済学者こそ、トンデモ経済学者だ』などと、ののしる方もいるのであるから、ややこしい。
近時の原油高は、このように右肩下がりに苦しむ在来経済学者たちにとっては、何よりのプレゼントになるのではないのでしょうかね。


●7616 (投稿者削除)


●7615 どこにもいるユビキタスの神と、どこにも楽園を見つけられない人間と 笹山登生 104/09/11(Sat) 11:56:56 No.7614へのコメント 削除
URL: http://pcweb.mycom.co.jp/column/itshihonron/

桜の花さん。
IT論、ありがとうございました。
念のため、このIT資本論をさかのぼって読んでみました。
この方のおっしゃりたいことは、マルクスの資本論以来、経済は「労働」「土地」 「貨幣(資本) 」の三つの要素から成り立っていたということになぞらえて、IT資本論では、IT経済社会は、「組織資本」「関係性資本」「制度資本」の三つの要素からなりたっており、今後、「成長か規模か」「付加価値か効率か」「単体か複合か」の選択を迫られてくるというものですね。
で、今のIT社会が終焉に向かっている証左として、コンテンツ市場の伸びに比して、従来型のIT市場は、成熟・停滞期を迎えているというご見解のようですね。
この方は、これまでにとどまっているのですが、私なら、これを、さらに、『ロストーの経済発展段階説』になぞらえて、『IT社会発展段階説」なるものを言いたいところですが。
すなわち、IT社会にも、ある段階で、テイクオフ−離陸の段階−があるということですね。
何で『神』かということですが、ユビキタスという言葉が、ギリシャ語の『どこにでもいる』という意味であるのを引っ掛けているというわけでしたね。
最も、根いくらIT社会が進んでも、その受容体である人間は、いつまでも生物のままであるのですから、どこにもいるユビキタスの神と、どこにも楽園を見つけられない人間(ユートピアという言葉は、英語では”No Where”)との落差は、ちぢまらないということになるのではないでしょうか。


●7614 ITは 人類の進化・発展の賜物! 桜の花 104/09/11(Sat) 08:34:20 No.7608へのコメント 削除
URL:

笹山さん
IT資本論の面白い 内容のご紹介を 私も興味深く読ませていただきました。
しかし「新しい人的資本の階層図」の頂点に「GOD」に 私も同様の違和感を持つ事でした。
未知の事象の予想であっても 結論をそこに持っていくこと自体、私には 人類の進歩・
発展という 自分達の可能性を 自身を持って見ていない姿勢に思えることが 悲しく
感じるからです。

私も たまたまITの考察をしていました。具体的には ネット社会に触れてから、ネット社会
からの考察です。ですから 文化人類学的考察ですが いささか 自分には珍しく 考え方に
自負を感じています。申し訳ありませんが 簡単に記述させて下さい。

「ITは 人類の進化・発展の賜物!」・・・タイトルです。
●人類の進化・発展は 何によってもたらされているか。
●そして 歴史的な 人類の変遷の中で 何が そこに起こる「人類の滅亡の危機」から救って
きたか。
●人類の社会的な部分と個人的部分そして家族的部分
●人類の融通無碍な心が 本来の心。
●本来の心の探求、ITは 現在その頂点(手段としての役割)
●宗教観は 人類社会の生活上の方便
●皆が求めるものが 人類の真実

これらの項目が 考える分類にしています。
簡単に言うと 自分の「意思の伝達」のことです。
人類は意思伝達の手段と共に 発展してきています。文化や文明になくてはならない
ことだと思っています。
最初に 言葉が生まれました。
言葉→文字→本→新聞→ラジオ→テレビ→IT(ネット)と 発展しています。
頂点は 「以心伝心」でしょうか。その前にテレパシーのようなものが来るかも知れません。

原点は 自分自身でさえ 本心そのものがわからない くるくる変わる・臨機応変な心に
きずかれて 自分自身が 思わず笑ってしまうことがないでしょうか。
次に 他人は 何を考えているのだろうか、自分を理解されているのだめうか。
他人との拘わりの問題です。ここに重要な「意思疎通」の手段の問題が 存在してきます。
その 進歩が 上記矢印(→)です。

私達は 日常的に 気が合う・気が合わない と言う言葉を使いますが、重要な意味になります。
私達は ネットは 居ながらにして 他人の考えに触れることができます。
図書館に行かなくても 居ながらにして 色々な知識・バーチャルな世界を体験できます。
自分の頭脳が あたかも広がった感じさえいたします。

しかし 問題点も含みます。それは 人間は社会性に於いて 人類の滅亡から 何度も救われた
と思いますが、その社会性を 実体験で学ぶのと 学ばないのでは 大違いだと思います。
昨今の残虐な殺人をはじめ 自分勝手な経済手法も IT社会が進めば進ほど増えると
思っています。

まだまだ 人類は 血の通った社会生活の中から 色々なことを感じて・学び取る、
その社会学習法が根底に必要だと思ってもいます。「茶飲み話」的雰囲気なのでしょうか。

長々と記述させていただきました。宜しければ 多くの人に 発展させていただきたいと
思っています。


●7613 鴨川条例については、こちらもご参照 笹山登生 104/09/11(Sat) 08:28:16 削除
URL: http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004091000161&genre=A2&area=K00

上記サイトです。


●7612 (投稿者削除)


●7611 鴨川条例-川を中心にした街づくりに期待- 笹山登生 104/09/11(Sat) 08:25:30 削除
URL: http://www.kahoku.co.jp/news/2004/09/2004091001002742.htm

京阪地区に住んだ方なら、誰でも、鴨川での夏の夕涼みを体験されただろう
どうしてか知らないが、鴨川には、人に安らぎを覚えさせる何者かがある。
その鴨川について条例を制定し、具体的な治水対策や景観保全策のほか、流域の土地の有効利用などを総合的に検討する「鴨川条例」なるものを制定するのだという。
近頃、全国で、川を中心にした街づくりを模索する動きが多くなってきた。
これまでの道を中心にする街づくりとは違って、そこには、共生の観点が、多く求められる。
また、川ばかりでなく、里山や屋敷林などを中心とした街づくりなど、その町の環境構成構造を中心とした街づくりは、そこにすむ人々との協力なしにはなしえない。
鴨川条例の今後に注目したい。


●7610 (投稿者削除)


●7609 どうして、アメリカは、月齢24ヶ月以下の牛の検査除外を主張しているのか? 笹山登生 104/09/11(Sat) 08:03:56 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040911-00000101-yom-bus_all

http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=60
でも話したように、アメリカの歯列による判定のラインは、乳歯の段階の18ヶ月、第一永久門歯一対が生えそろう24ヶ月、第二永久門歯一対が生えそろう30ヶ月としている。
ネブラスカ州とアイオワ州だけは、例外的に、第一永久門歯の二本のうち、一本が生えそろう段階を20ヶ月としている。
だから、USDAが20ヶ月判定のシステムにするには、USDAのシステムを、ネブラスカ州などのシステムに足並みをそろえなければならないわけだ。
そこで、7605に書いたような勘繰りが、私としては、生まれるわけである。


●7608 これは面白い、IT資本論 笹山登生 104/09/10(Fri) 23:10:40 削除
URL: http://pcweb.mycom.co.jp/column/itshihonron/042/

上記サイト2によると、これからのIT社会を支配するのは、何もIT技術に長けたものではなく、IT技術を実際の経済社会に結びつけるナレッジワーカーであり、さらには、それにより生まれた新しいパラダイムを世にひろめる伝道師的存在であり、その究極には、IT社会の終焉を見通す預言者的存在であり、IT社会と死をともにする使徒的存在なのだという。
不遜にも、ITは、現代のキリストなのか?
そして、ITに変わる怪物は、一体何なのだろう?


●7607 本日発表された第五次構造改革特区の概要 笹山登生 104/09/10(Fri) 22:40:14 削除
URL: http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/dai7/7siryou0.pdf

目新しいものとしては、刑務所内業務の一部民間委託ですか。
農家民宿の建築基準法での位置づけも。
なんか、総じて、小役人の知恵っぽく、矮小化してきましたね。
金子大臣は、内容が玄人っぽくなってきたとかおっしゃっていましたけど。
目を見開かせるものが、だんだん少なくなってきたように感じます。


●7606 岐阜県は、県産牛についてBSE全頭検査続行 笹山登生 104/09/10(Fri) 21:22:06 削除
URL: http://plus1.ctv.co.jp/news/headline.html?sv=LOCAL&id=urn:newsml:ctv.co.jp:20040910:000025:2

差別化で乗り切ろうという戦略ですね。
賢いですね。
こうなると、同じような県がふえてくるかも?


●7605 アメリカのUSDAがネブラスカ州のNAVEシステムを国家システムとして認めたという話 笹山登生 104/09/10(Fri) 16:48:53 削除
URL: http://www.google.co.jp/search?q=cache:O0UMSAb4lQkJ:www.nasda.org/members/MY2004documents/NAVEoverviewslides022304.ppt+the+Nebraska+Animal+Verification+Enhancement+(NAVE)&hl=ja

ネブラスカ州のNAVE(the Nebraska Animal Verification Enhancement )システムは、Nebraska Premises System とNebraska AIN System とからなり、これらをUSDAのNational AIN Database とUSDA Premise System にリンクさせようとするものらしい。
全米のトレースバックシステムの雛形にしようとするものらしいが、どうも、奇妙な一致で気になるのが、月齢20ヶ月を歯列で判定しているのが、このネブラスカ州とオハイオ州ということだ。
まさか、関係はあるまいが。

http://www.theindependent.com/stories/091004/new_animalid10.shtml  参照


●7604 厄介な輸入牛のトレーサビリティー 笹山登生 104/09/10(Fri) 16:08:54 No.7603へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_33.htm

まりちゃんさん。
輸入牛のトレーサビリティーが厄介なことは、昨年末のアメリカでのカナダ産生体輸入牛のBSE発症のケースでも明らかです。
上記サイトにもありますように、当初、アメリカ側は、USDAのAPHISがトレースバック調査した上、12月27日に発表したところによると、カナダ側の牛の耳標―耳タグ―をもとにした記録によれば、当該牛は、2001年8月(9月?)にカナダのAlbertaからIdaho州のEastport(Oroville?)に輸入された81頭(82頭?)のうちの一頭であると発表しました。
これに対して、カナダ側は、これらの一連の報道に対して、カナダのthe Canadian Food Inspection Agencyは、「この判断のもととなった耳標は、2001年に導入されたものであり、その時点では、当該牛は、すでにアメリカにいたことになる。おそらく、当該牛は、もともとの耳標をなくし、現在の小さいsilver ear tag が後につけられたものとおもわれる野で、耳標によらないで、一日も早いDNA鑑定をしてもらいたい。」と、要求しました。
また、カナダ・アルバータ州のShirley McClellan農相は、「カナダ産であると結論付けるのは、時期尚早である。」と反論し、カナダ側は、国際鑑定を主張しました。
このように、生体牛のBSE汚染は、国を超えた争いに発展し、結局はうやむやになるケースが多いようです。
最も、この場合は、カナダのほうが、個体識別のシステムが進んでいた例ですが。


●7603 輸入牛のトレーサビリティーの現状 まりちゃん 104/09/10(Fri) 15:54:49 No.7598へのコメント 削除
URL: http://www.maff.go.jp/trace/beef_trace7.pdf

笹山さん資料をありがとうございます。資料にもありましたが輸入生体牛について。
農林水産省 03-3502-8111(代表)消費安全局「衛生管理課」「牛トレーサビリティー監視班」さんに電話してきいてみました。昨年5月までカナダから、昨年末まで米国から、日本は生体牛を輸入していたそうですが(若いのは6ヶ月程度から?)、輸入生体牛に関しては報告義務は「輸入年月日」のみで、出生日を書くところは備考欄で記載義務がない(任意)だそうです。ということは、輸入牛に関しては正確な年齢はわからない模様です。

といえば、食品安全委員会の中間とりまとめには「輸入生体牛を20ヶ月以下でと畜する場合のリスク評価は抜けていそうですね。日本は飼料管理徹底されたから安全だ、といわれていた委員さんもおられましたが、米国牛は日本にくる前に何を食べてきたのでしょうか。肉骨粉を与えているなんていう民主党の報告書もあるわけですが。そこで20ヶ月で検査を区切ってしまうとは、まぁ。


●7602 (投稿者削除)


●7601 (投稿者削除)


●7600 牛トレーサビリティ制度実施の手引き(生産・と畜段階) 笹山登生 104/09/10(Fri) 15:26:24 No.7598へのコメント 削除
URL: http://www.maff.go.jp/trace/beef_trace7.pdf

まりちゃんさん。
上記の手引きどおりに末端までやっていればの話なんですがね。


●7599 (投稿者削除)


●7598 日本のトレーサビリティの現状インタビュー まりちゃん 104/09/10(Fri) 14:26:46 削除
URL: http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0

笹山さん、
気になったので、トレーサビリティについて某県の生産組合さんに電話してきいてみたのですが、措置法ができたのは15年の6月からですが、日本でBSEが発見されてから、その法律ができる前に生産側のほうで耳標を自主的につけていたそうです。
14年の3月には国内の牛は大概つけていたとか。ということは一週間程度の誤差はあるかもしれないけど今の若牛は出生日と登録日に関しては7日間ということで収めてるんですかね? 
日経新聞は「月内にも20カ月以下を検査対象から外す」なんて報道していますが、こういう大事なことは国から国民に発表すべきですよね。
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0
ただし、輸入牛は日本で3ヶ月生育すると表示は国内産の牛になるんだそうです。豚は2ヶ月だそうです。この辺りの出生日ははっきりわかるのかな?
http://www.city.chiba.jp/shouhi/izumi/izumi15-6/syohi.html

あと、ここで疑問なのは先日、某県で牛の素埋め事件が発覚したんですが、死亡届などの管理はどうなっているのか、死亡届がいい加減なら出生も?とか思いますよ。あの時は家畜管理の役所も頭数報告などいい加減なことやっていたし。
こういうことのリスクコミュニケーションも行わないで、報道だけがどんどん先行していきますね。

・・・・・アメリカから生体豚は輸入してないですよね・・・・


●7597 じわじわと不安が広がる原油高 笹山登生 104/09/10(Fri) 13:38:43 削除
URL: http://www.abs-cbnnews.com/FlashNewsStory.aspx?FlashOID=19944

9月9日は、ニューヨーク市場において、久しぶりに原油価格が跳ね上がったが、これは、EIAが週間原油在庫統計を、昨日発表し、原油の在庫水準が、6ヶ月ぶりに低い水準に落ちこんだことを受けてのものらしい。
さらに、家庭用の暖房油の本格需要期を迎え、異常気象による今年の冬の厳しさへの懸念も広がっているようだ。
日本でも、9月10日、日銀が、8月の国内企業物価指数におけるエネルギー関連価格の高騰を発表し、また、04年4〜6月期の国内総生産(GDP、季節調整値)の下方修正などが、今日の株価に影響を与えるなど、原油高による不況感がじわじわと浸透しつつある気配だ。
そんな中でも、谷垣財務相は、市場に広まる景気減速懸念に対し、「先行きは、国内民間需要が着実に増加しており、景気回復は続いていくのではないか」とのノー天気な見通しを述べている。


●7596 日本の牛の月齢が不確実の件、厚労省と農水省に電話してお伝えしました。 まりちゃん 104/09/10(Fri) 11:22:00 No.7591へのコメント 削除
URL:

発言7591の、日本のトレーサビリティがまだ確立せず月齢が不確実な件、大問題ですので厚労省と農水省に電話して連絡しておきました。

お伝えした方は、
厚生労働省 03-5253-1111(代表)医薬食品局 食品安全部 監視安全課 乳肉安全係 小西豊さま
農林水産省 03-3502-8111(代表)消費安全局 消費者の部屋 関さま

農林水産省の実際の担当は、
「衛生管理課」の「牛トレーサビリティー監視班」or「生産安全班」のどちらかですがただいま会議中のため関さまに確実にご伝言をお願いしました。信濃毎日新聞9月7日号の原本も探して、両班に早急にお伝えいただけるとのことでした。
厚労省の小西豊さまには「農水省には伝えたのですか?」といわれたので、農水省にも電話してみましたが、この辺の担当の区分けがややこしいようです。大事なことですので両方にお電話いたしましたので、ご報告まで。


●7595 (投稿者削除)


●7594 スクリーニングとサーベイランスとのマルチ機能を持った全頭検査の強み 笹山登生 104/09/10(Fri) 09:59:59 削除
URL:

まりちゃんさん。
悉皆検査の強みと弱みをともに備える日本の全頭検査方式ですが、こうして一部解除となると、スクリーニング機能も、サーベイランス機能も、どちらも中途半端になってしまうという嫌いがありますね。


●7593 USDAがBSE対策に移動型ディジタル情報管理を取り入れる 笹山登生 104/09/10(Fri) 09:55:56 削除
URL: http://www.mi-corporation.com/

USDAが提携するのはMiCoという会社で、Mi-Formsという名のソフトウェアを使って、ペン型など三種類の移動型入力機を使って、一定のフォーマットにディジタル入力していくというもの。
これを分析し、さらに現場にフィードバックしていくというシステムのようだ。
上記サイトをご参照。


●7592 (投稿者削除)


●7591 我が国の牛の月齢も不確実のようです。 まりちゃん 104/09/10(Fri) 09:31:05 削除
URL: http://www.maff.go.jp/trace/beef_trace5.pdf

牛の月齢については日本でもまだ不確実なようですね。
http://www.shinmai.co.jp/news/2004/09/07/007.htm
「消費者団体の受け止めも厳しい。県消費者団体連絡協議会の桝野金治郎事務局長は「国内ではまだ、牛のトレーサビリティー(生産履歴)が完全に確立しているとは言えず、全頭検査がないと牛肉の安全性が確認できない」と強調、「検査見直しは受け入れられない」とする。」

こうした不確実な現状があるのに、21ヶ月は感染牛で検出、一ヶ月前の20ヶ月は検出限界、と区切るはずいぶん乱暴な話ですね。

平成15年7月2日付け
牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法の運用について
http://www.maff.go.jp/trace/beef_trace5.pdf

余談ですが
牛の誕生日についても、牛の誕生日or登録日なのか、特別措置法が昨年出来る前はその辺りはきちんとされていたんでしょうか。

時々おばあちゃんにおられますよね。
「役所に届けるのが遅かったので86歳ということになってるけど実は88歳なんだよ」とか。



●7590 北本先生の 『プリオン病 最近の話題』とOIE/BSEコード改正に関する専門家会合議事録 まりちゃん 104/09/10(Fri) 08:19:53 削除
URL: http://www.fujirebio.co.jp/support/topics07.html

おはようございます。
北本先生の 『プリオン病 最近の話題』という講義の要旨がございましたのでご紹介いたします。
http://www.fujirebio.co.jp/support/topics07.html
感染潜伏牛の安全性についてはOIEコード改正会議議事録などでも熱く語られているのでご興味ある方はぜひお読みになっていただきたいですが、続々と出てくる新しい知見や、現在の危険部位など、安全の根拠となる感染実験の「手薄さ」を知ると、見上委員の意見には私は賛同いたしかねます。

OIE/BSEコード改正に関する専門家会合議事録
http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/gijiroku.htm

7579の発言の訂正です。
特定危険部位除去を「完璧」「確実」に取り除けるとしたらそれは、”神の手、GOD’S HAND”が、good hands とか滑ってましたね。失礼しました。


●7589 (投稿者削除)


●7588 食品安全委員会での論議の混乱のもとは? 笹山登生 104/09/10(Fri) 07:45:53 削除
URL:

掲示板から さん。
この発言は、見上委員から出たものでした。
『日本では、全頭検査の付随として、危険部位除去があるという考えだが、ヨーロッパでは、危険部位除去が先にあって、その付随として検査があるという考えだ。」との発言でした。
まあ、現在見直し中のイギリスのOTM−月齢30ヶ月以上の牛は食卓に回さない規則−の考えかを言われたのかと思いますが、そのOTMルールも、あまりに費用の高騰に、検査優先体制に見直しを図っているのですから、ちょっとこの発言は、適した発言とは言いがたいものがありますね。
「リスク評価とリスク管理を分離して論議』との、当初の食品安全委員会の討議範疇が、先月から、リスク管理問題を含めてのものに変わってきてしまったことが、この寺田委員長の言われる混乱の基になってしまっているのではないかと思います。
そもそも、この中間報告での日本のvCJD予測の下敷きとなったのは、上記のイギリスでのOTMルールの見直し−OTMルールをはずしたら、イギリスでのvCJDリスクは、どの程度増えるのかを検証するピータースミスらのモデルを、そのまま、日本に当てはめて、下敷きに使ってしまっているところに、おおきな誤りがあるのです。


●7587 「感染した牛を市場に出さないといった考えは世界的に見て奇異」だって。 掲示板から 104/09/10(Fri) 00:06:51 削除
URL: http://www.nissyoku.co.jp/bse/.html

日本食糧新聞の記事から。 「食品安全」委員会のメンバーの発言によると、「奇異」らしいですよ。ハァ・・・

専門調査会報告を了解 −食品安全委員会−
http://www.nissyoku.co.jp/bse/
 食品安全委員会は9日、プリオン専門調査会がまとめた中間報告を原案通り了承した。「全てのSRMの除去と全頭検査の組み合わせで感染した牛を市場に出さないといった考えは世界的に見て奇異」「飼料規制の有効性などにも言及していない」などの厳しい批判も委員から出たが、専門調査会の今後の検討課題となった。食品安全委員会は、厚労省や農水省がまとめる国内対策の見直し策を評価する形になる。
 寺田雅昭委員長は、国内対策の検証と米国産牛肉の輸入再開問題が混ざって理解されてしまい、専門調査会でも全頭検査の部分がメディアなどで強調され、中間報告にも影響が出たと認識を示した。委員会がまとめてきたのはあくまでも国内対策の検証なので「事実の羅列が中心にならざるを得ない」とした。厚労省や農水省の国内対策の見直しに対しては、意見を求められれば、専門調査会での検討となると述べた。厚労省や農水省は日米局長会合についても検討結果をもとに委員会に意見を求める考えだが、寺田委員長は「国内施策の評価が法的に決められていることだが、評価せざるを得ない」との認識だ。(9月9日20:45)


●7586 2004年9月6日現在のイギリスのvCJD状況 笹山登生 104/09/09(Thu) 22:50:30 削除
URL: http://www.dh.gov.uk/assetRoot/04/08/90/22/04089022.pdf

死者 Deaths
vCJDと確認された死者数 Daths from definite vCJD (confirmed): 104
神経病理学的には確認されないが、おそらくvCJDと思われる死者数 Deaths from probable vCJD (without neuropathological confirmation): 38
神経病理学的には、結論がペンディングだが、おそらくvCJDで死んだと思われる死者数 Deaths from probable vCJD (neuropathological confirmation pending): 1
上記の合計死者数 Number of deaths from definite or probable vCJD (as above): 143

生存者 Alive
おそらくvCJDであると思われる生存者数 Number of probable vCJD cases still alive: 4
死者数と生存者数との合計 Total number of definite or probable vCJD (dead and alive): 147

なお、今回の食品安全委員会の中間報告では、神経病理学的に確認されたものもされないものも、一律にvCJD患者の数としている。


●7585 ゼロリスク論 笹山登生 104/09/09(Thu) 20:25:11 No.7583へのコメント 削除
URL: http://gc.sfc.keio.ac.jp/class/2003_14440/slides/02/02_13.ram

上記をクリックしますと、慶応義塾大学総合政策学部の福井弘道さんのビデオ講義につながります。


●7584 (投稿者削除)


●7583 フェイルセーフの思想に欠けた、日本の食品安全委員会 笹山登生 104/09/09(Thu) 20:01:39 No.7579へのコメント 削除
URL: http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/4-7885-0860-5.htm

まりちやんさん。
食品安全委員会での委員の皆様のやり取りを聞いていて、それぞれの委員の発言の端はしに、「確率的に少ないものは排除する。」という姿勢が見えたことは残念なことです。
たとえば、本間委員は、『牛を食べる量の少ない日本の食生活をリスク評価におりこむべきである。」と、発言されていましたし、小泉委員は、「月齢21ヶ月23ヶ月の牛のBSEが見つかったことを強調しすぎである。」との発言をされていましたし、坂本委員は、「中間報告で)かえって不安が大きくなるという印象がもたれる。」との発言がありましたし、見上委員は「日本で発生の月齢21ヶ月23ヶ月のBSEは、本当のBSEか、世界からは確認されていない。」との発言をされていましたね。
これらの発言は、フェイルセーフの考え方からすれば、いずれも失格です。
99パーセントが安全であっても、1パーセントが不安全であれば、その1パーセントの改善に励むことが必要でしょう。
ゼロリスクの意味を「リスクはゼロにはできない。」との面のみを強調しすぎ、その反面の『リスクをゼロに近づける。』という意味でのゼロリスク論を無視する傾向にあるのは、困ったものです。


●7582 民主党米国調査団の報告書と、米国牛の20ヶ月以下月齢の牛の安全性について まりちゃん 104/09/09(Thu) 19:45:53 削除
URL: http://www.jacom.or.jp/news04/nous101s04090604.html

米国のBSE対策はずさん 民主党調査団が報告書 (9/6)
http://www.jacom.or.jp/news04/nous101s04090604.html
上記、あちこちに出回っている農業協同組合新聞の記事ですが、新聞社のまとめに「今も牛の肉骨粉が飼料に使われている。」という元USDAの発言があります。日本とは大分・・大幅に、飼料状況が違うようです。
それからこんな文章も。【5つの市民団体代表】「何らかの症状がある牛は脳を調べるのがルールだが、その前に肉骨粉工場に送ることを農務省が奨励している。」(^^;

飼料管理の観点からも、日本と同じではないんですから、その点をきちんとリスク評価してからでないと輸入再開は難しいでしょうね。
しかし、「感染潜伏牛」、食べられるんでしょうか(^^;検出限界以下というのであれば、「肉骨粉や血液など危険なものを絶対食べてない」牛じゃなきゃ、困りますね。

食品安全委員会中間とりまとめ報告書から抜粋。
http://www.fsc.go.jp/sonota/bse1601.html
『なお、これまでに知られている最も若い牛での発症例は英国で1992 年に見いだされた20 ヶ月齢の牛である。欧州委員会のTSE/BSE 特別委員会報告31)は、英国での感染実験で接種32 ヶ月後に感染性が見いたされ、発症はその3 ヶ月後であったとの結果から、20 ヶ月齢の発症牛の場合、17 ヶ月齢で感染性が検出され得る等の推定を述べている。ただし、英国の症例については、BSE 汚染状況、BSE プリオンの牛への暴露量の状況が我が国と比べ大きく異なっており、直ちに我が国のBSE 対策に当てはまるものではないことに留意すべきである。』


●7581 (投稿者削除)


●7580 「日本における牛海綿状脳症(BSE)対策について−中間とりまとめ(案)−」について まりちゃん 104/09/09(Thu) 19:20:16 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/sonota/bse1601.html

PDFが食品安全委員会のページにあがっていました。
http://www.fsc.go.jp/sonota/bse1601.html


●7579 食品安全委員会の傍聴 まりちゃん 104/09/09(Thu) 19:15:55 削除
URL:

私も傍聴に行きました。印象に残る発言の「要旨」をいくつか。。

■見上彪(元日本大学教授)【食品安全委員会】委員
「全頭検査は、30ヶ月に区切るべきだ。私の計算によると日本でのvCJDの発症は0.00001人?(この数値では定かではないがゼロがいっぱい)である。日本で発見された21ヶ月、23ヶ月の牛はBSEではないだろうという説もあるのに、そんなものを食の安全に関する計算にいれるのはあまりにも科学的でない。ほとんどの学者が検査は30ヶ月以上でいいといっている。イギリスは今年3人しか患者がでていない。vCJDは終息に向かっているのだ」

これに対して
■金子清俊(国立精神・神経センター神経研究所疾病研究第七部長 )
 【プリオン専門委員会座長代理】委員の回答
「21ヶ月と23ヶ月に関しては感染実験の結果がまだでていない。食の安全に疑わしいものははじくべきだ」

■小泉直子(元兵庫医科大学教授)【食品安全委員会】委員 
「今回の数値は危険性の最大数値を出したものである。英国や仏蘭西と日本は肉の摂取量も摂取部位もと殺方法も異なるので実際はもっと低いはず、そういった数値を出すべきだ(という感じだったかと)」

■本間清一(お茶の水女子大学教授)【食品安全委員会】委員
「今回の数値は危険性の最大数値を出したものである。実際はもっと感染率は低いのである」(あと何かいわれてましたが忘れました)

■私の感想:
今回の中間取りまとめのリスク評価の数値には、
・日本人がさんざん食べてきた(脊髄を入れるからうまみが出るのだと内部告発報道が過去にされていた)牛エキス、骨油(マックのポテトフライの油なんかに入っていたシーズニングオイル)、健康食品、美容品等のリスク評価は含まれていないようです。
 →「日本では(脳、脊髄等の混入の可能性を有する)MBMが利用されていないことを考慮すれば、さらにそのリスクは低くなる」とか書いてあるから、考慮していないんでしょう。
・それから、日本の食にもはや欠かすことのできない【輸入食品】、加工品その他からのリスクは一切含まれていません。
・SRMの除去率等も日本全体の管理状態について調査、リスク評価していないで、この結論はないだろう、と思いました。
・日本のBSE発生件数についても、2年近く検査していなかったリスクの高い死亡牛がいったい何頭いたかということが報告書に含まれていませんでした。

あと「危険部位を確実に行えば」という言葉がやたらと出て来ましたが、現行の全頭検査に検出限界があるように、特定危険部位も確実に全部取り除くことがいかに困難か、人間の手術を考えればわかりますよね。どこかの学者も「完璧に取れば」なんていってましたが、完璧に取り除くにはgood handsが必要なわけで。
そういう状態で、今回、はっきりとした検出限界月齢がいえないままに20ヶ月という数値を出して、結果的に検査をそこで区切ってもいい、という方向に話をもっていかせるのは、私にはさっぱりよくわかりませんでした。


●7578 (投稿者削除)


●7577 あくまで「月齢20ヶ月検出限界論』にこだわる食品安全委員会事務局の性懲りのなさ 笹山登生 104/09/09(Thu) 17:23:39 削除
URL: http://news.google.co.jp/news?hl=ja&ned=jp&q=BSE&btnG=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E6%A4%9C%E7%B4%A2

今日の食品安全委員会は、結論めいたものが決まっているせいか、やや、落ち着いたものだった。
それにしても、食品安全委員会事務局は、これほどにまで、性懲りもなく、『たたき台』の中の文言に「月齢20ヶ月以下BSE検出限界』との文言を入れるのに執着するのであろう。
先日9月6日のプリオン専門調査会でのたたき台の結論部分にあった、以下の箇所は、金子清俊プリオン専門調査会座長代理の抵抗によって、削除される予定であった。

9月6日のたたき台の結論部分
4.結論
(3)わが国における約350万頭に及ぶ検査により、21.23箇月齢で発見されたBSE感染牛における異常プリオンたん白質の量が、WB法で調べた結果では、他の感染牛と比較して500分の一から1.000分の一と非常に微量であったことを考慮すると、20ヶ月齢以下の感染牛を現在の検出感度の検査法によって発見することは困難であると考えられる。

確かに、今日のたたき台では、次のような表現に改められていた。

4.結論
(2)−前略−一方、21.23ヶ月齢で発見された2頭のBSE感染牛における延髄閂部に含まれる異常プリオンたんぱく質の量が、WB法で調べた結果では、他の感染牛と比較して500分の一から1.000分の一と微量であったこと、また、わが国における約350万頭に及ぶ検査により、20ヶ月齢以下のBSE感染牛を確認できなかったことは、今後のわが国のBSE対策を検討するうえで十分考慮すべき事実である。

この後半部分については、なぜこのような部分が付け加えられたのか、意味不明ではあったが、もっと驚いたのが、前回9月6日のたたき台で結論(3)に含まれていた以下の部分「(このことから)20ヶ月齢以下の感染牛を現在の検出感度の検査法によって発見することは困難であると考えられる。」の部分が、そっくり、17ページの『3−3−2−2BSE検査におけるリスク提言と検査の限界・検査の意義  ・迅速検査により検出可能な月齢」に移記されて、のこっていたことである。
村上評価課長が、わざわざ、食品安全委員会の席上で、金子さんの発言の後で、この件につき発言していたのも、わざとらしいし、そのことからすれば、あくまで、この部分は、事務局サイドの調整で付け加えられたものを、村上評価課長が強調したものとおもわれる。
この大事なときに、当の吉川泰弘座長が不在で、金子さんに任せるというのも、不自然であるし、なんか、金子さんは、一身に泥をかぶせられたようで気の毒であった。
このように「月齢20ヶ月以下検出限界以下』の表現をたたき台に盛り込むことを宿命付けられた食品委員会の政治的中立性の危うさを、まざまざと感じられた一日であった。


●7576 食品中に含まれる自然ホルモンの含有量と許容量 笹山登生 104/09/09(Thu) 11:12:11 No.7574へのコメント 削除
URL: http://www.vmd.gov.uk/general/publications/finalrep.htm

まりちゃんさん。
ちょっと資料が古いのですが、上記サイトに標記についての表が克明に出ています。


●7575 (投稿者削除)


●7574 自然ホルモンの由来 まりちゃん 104/09/09(Thu) 10:22:33 削除
URL:


笹山さん、

自然ホルモンとして、
oestradiol-17゚-エストラジオール-,
testosterone-テストステロン- 、
progesterone-プロゲステロン- の三種類

があるとのこと、ありがとうございます。
これはやはり牛由来ということですよね。以前ヒトの成長ホルモンに
牛の脳下垂体ホルモンが利用されていたことで問題になりましたが、
牛に与えるホルモンは牛のどの部分を利用したのでしょう。
当然、BSEの感染源としての、対策はされているんですよね。?
以前も調べようと思ったのですが、うやむやのうちに忘れてしまっていました。。


●7573 EUとアメリカとの間のホルモン牛肉戦争の歴史 笹山登生 104/09/09(Thu) 10:08:10 削除
URL: http://www.bsas.org.uk/socinfo/isspaps/isspap04.htm

まりちゃんさん。
EUでの牛へのホルモン投与禁止までの歴史は長かったようですね。
1970年代に、油状のスチルベンの高濃度投与を、直接、子牛の肩の筋肉への注射で行っていましたが、これらで育った肉が、子供のベビーフードに使われていたことから、ホルモンへの懸念が生じてきて、EUの一部の国では禁止措置がなされてきました。
その後、アメリカでも、スチルベンの発がん性についての懸念が、言われるようになってきました。
1981年7月に、EU加盟国内での牛へのホルモン使用禁止の合意がなされましたが、スチルベン以外の五種類のホルモンを禁止対象にするかについては意見が分かれました。
すなわち、自然ホルモンとして、oestradiol-17゚-エストラジオール-, testosterone-テストステロン- 、 progesterone-プロゲステロン- の三種類、合成ホルモンとして、trenbolone-トレボロン- 、 zeranol-ゼラノール- の二種類、合計五種類のホルモンについてです。
このうち、天然型のテストステロンと合成型のトレボロンを除いては、女性ホルモンです。
これらのホルモンは、当時、アメリカでも、オーストラリアでもカナダでもニュージーランドでも使われていたからです。
1981年にラミング教授を中心としての検証委員会が発足し、三種類の自然ホルモンは安全であるが、二種類の合成ホルモンは危険との結論を直ちに出しました。
これらの発表が行われる前に、政治的な圧力によって、禁止措置がなされてしまったという経緯があります。
こうして1988年に、EUは、牛へのホルモン移植を禁止し、翌年の1989年から、アメリカからのホルモン投与牛肉の輸入禁止措置をとりました。
これが、アメリカとEUとのホルモン牛肉戦争の始まりです。
その後、何回かのWTOの提訴を経て、なお、続いています。
なお、最近、モンサント社から、乳牛用に「rBGH」という、遺伝子組換え微生物によって量産できる成長ホルモンが開発され、1993年に使用認可となり、新たな問題を提起しています。
「rBGH」を投与された牛のミルクは、「IGF-1」という「インシュリン様成長因子」が増加することで、問題になっているようです。
これについては、次のサイトをご参照ください。
http://www.preventcancer.com/consumers/general/milk.htm


●7572 (投稿者削除)


●7571 『コスト・ディスクロージャー』の動き 笹山登生 104/09/09(Thu) 08:16:43 No.7566へのコメント 削除
URL: http://www.mnpower.com/customer_service/cost_disclosure/

桜の花さん。
原価公開は、古くて新しい問題ですね。
近年、住宅建設の分野で、原価公開住宅なんてのが増えてきましたが、いろいろな分野で、このような動きは増えてくるのではないでしょうか。
上記サイトは、電力コストの原価公開サイトですが、このような自主的動きも見られてきました。
輸出産業の場合は、為替相場が最大の原価要因となってしまうため、一物二値的価格設定になってしまっているのでしょう。
いわば、輸出価格のヘッジを国内価格でかけているといった具合に。
国内消費者にとっては、非常に無礼な話ではありますが。
輸出産業偏重型でない、新たな日本の産業構造再編成の時期ではあります。
そのためには、各種租税特別措置の見直しを含めた、政策的インセンティブの再編成が同時に求められています。


●7570 注目のグリーンスパン議会証言は、9月21日利上げへの布石 笹山登生 104/09/09(Thu) 08:01:12 削除
URL: http://abcnews.go.com/wire/Business/ap20040908_1577.html

注目のグリーンスパンの議会証言であったが、「アメリカ経済は、牽引力を回復しつつある。』という楽観的な見解にもかかわらず、市場は、それに反応せず、ダウは下落し、ドル安となった。
言ってみれば、今日のグリーンスパンの証言次第で、9月21日の利上げ(1.5から1.75と予測されている)が決まるのであるから、利上げを決めての発言であるから、このような楽観的なものに、逆にならざるを得なかったのかなとも、読める。
どうも、その点、従来の常識と異なるのだが、大統領選挙を控えての利上げは、マイナスとこまで思われていたのだが、今回の場合は、原油高不安もある中で、利上げをすること自体が、経済が回復基調にあることへの証になるという、屈折した思惑があるものと思われる。
グリーンスパン証言によれば、現在は、原油高による経済の一時的停滞−ソフト・パッチ−であり、最近のデータは、アメリカ経済が牽引力を回復していることを、あらわしているという。
議会に対しては、財政赤字の圧縮と、ベビーブーム世代が引退世代に入る時期を迎え、社会保障額の縮小を納得させるべきとの、従来からの発言を繰り返した。
では、今回のグリーンスパン証言の楽観さに対して、なぜ市場が逆の反応をしたかだが、グリーンスパンが、現在の状況をソフトパッチという一時的な停滞としたにもかかわらず、原油高の将来的な見通しについては、確とした自信ある予測を見せなかったことに、市場が不安を抱いたのではないかとしている向きもある。
結局は、熾烈化するブッシュ・ケリーの経済論戦の中で、利上げの地ならしをすることにのみ、今回のグリーンスパン証言の意義があったのかも知れない。


●7569 (投稿者削除)


●7568 欧州環境庁、気候変動の影響で報告書 まりちゃん 104/09/09(Thu) 07:54:49 削除
URL: http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/climatechange/news/04081901.htm

今夏、台風でご災難に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

欧州環境庁が気候変動の報告書を出したとのことです。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/climatechange/news/04081901.htm

桜の花さま、アメリカの賃金格差は本当にすざまじいですね。牛について調べていたら出てきました。
http://www.labornetjp.org/labornet/worldnews/namerica/usnews/20040720local556fact


●7567 成長ホルモン剤についての疑問 まりちゃん 104/09/09(Thu) 06:40:08 削除
URL: http://www.alive-net.net/world-news/47.html

笹山さん、おはようございます。

米国の牛には成長ホルモンが使用されていますが、あれは、いつごろから始まったのでしょうか。
組換ホルモンに切り替える前の、”天然型成長ホルモン剤”がいつごろからどれだけ使用されていたのか、気になっています。

なお、鹿に肉骨粉のサプリメントを与えていたという米国の記事を和訳したサイトがございますので、お知らせまで。。
http://www.alive-net.net/world-news/47.html


●7566 作意を持った価格形成 桜の花 104/09/08(Wed) 22:23:39 No.7556へのコメント 削除
URL:

私達の社会は 生産財=商品、賃金、サービスに於いて 価格が付いていると思います。
笹山さんが熱心な著作権・レコード等、牛肉(あまり詳しくないので)も 多分 米価と同様に
作意を持った価格のように思います。

自動車・家電にいたっても 私は同様の認識をしています。・・というよりも 
その業種については 過去 国策として輸出産業と決めたときからの国内価格と輸出価格の二重価格
の悪弊が今日まで 企業の都合で続いていると言えると思います。

ですから 国内シェアーと輸出量の両方が伴っている企業ほど利益を沢山だしています。
逆に国内専門・輸出専門企業・・特化している企業は 利益が劣ります。

私がここの段階で言いたいことは 国内に於いて 結果として 収入に見合う商品の価格付けが
されていないということです。結果として 水準より高い商品を常に買わされていると言う
ことです。
このマーケッティングの現象が 国民の豊かさの実感を抱かせない所以です。

では 貿易黒字の豊かさは 何処へ行ったのでしょうか。
企業の資産・銀行の資産・その職員の賃金・国のインフラ・公務員の賃金・海外資産等です。

高度成長を提唱した 下村治氏が 国内市場が飽和状態になったとき 逆にゼロ成長を提唱
していました。当時の中曽根内閣は 米国の圧力もあり 日本に過剰流動性をもたらしました。
私が言うまでもない事です。真実 下村治氏のゼロ成長の政策は この現在も亡霊のように
存在する二重価格や その他の管理価格に言及する政策を含んでいたのでは・・と 
今になって その様に思っています。実際の根拠はありません。

では 私達は 国民生活の向上の為に その政策とは・・

笹山さんも述べているように 日本の産業も 韓国の産業も 資本の論理で 中国へ
移転しています。これは まさに貿易商品を含んで 雁行形態的産業の移転であります。
当初は 日本から持っていった産業機械で 通常日本では一人の管理者ですむところ、
中国では 労働者が余っているのと 賃金の安さから 30人の管理者がついて動かすと
言うような 笑い話があったほどでした。

私は 米国のような 地方都市では バーガージョブと言われる仕事しかない社会、
所得格差のある社会は 望みません。その為にも 知恵ある産業政策(農業・酪農・漁業を含む)
こそ必要だと思います。
日本の農産物・和牛(今は?)も 輸出商品になりえることは ヒントだと思います。

 


●7565 改めてIBMのロックイン戦略を整理してみますと。 笹山登生 104/09/08(Wed) 22:08:20 No.7564へのコメント 削除
URL: http://homepage2.nifty.com/minoru-inoue/lock-in.htm

赤田さん。
改めて、前にあげたIBMのロックイン戦略を整理してみますと、次のようになりますね。
1.ソフトウェアのブラックボックス化
2.技術サービス・メンテナンス作業の取り込み
3.他社乗換えを困難にしうる製販一体化
4.初期投資額を低額にしながら、乗換えを困難にする。
5.レンタル販売によって、中古が、サブ市場に流れることを防ぎ、中古市場の形成を阻害。
6.本体付随の周辺機器をすべて提供しながら、本体と周辺機器とのインターフェースを常に変え、周辺機器メーカーの形成を阻害。
7.旧機種から新機種へのデータ移行を、自社内機器間で、自社カードの使用を強制することによって、容易にし、他社への乗換えを阻害。
8.OSによるロックイン
9.共通データベース構築による乗り換え不可。

などなどですね。
しかも、これらのロックインの仕掛けが、時代とともに、いやおうなく開放せざるを得なくなると、また、新たなロックイン戦略を仕掛けるという周到さですね。

ですから、中古戦略は、これらのロックインからの開放戦略でを考えるということに尽きるのではないでしょうか。
先にあげられた、互換ソフト、メーカーにかかわらないアフターサービス、新中古による価格破壊、中古から中古への代替需要を促進するための戦略構築、いろいろ出てくるものと思われます。
私は、この業界の知識はまるでないのですが、新品から中古への代替需要をこなす分野であるとともに、トンピンも中古も抱き合わせ販売しうる補完需要もあるように思えます。
さらに、本来の代替需要でない、擬似的代替需要−価格面ではない別の面での優位性にもとずく代替需要みたいなのもあるような気がなんとなくしております。


●7564 ロックインを解消するのは「市場志向」 赤田和博(ARTS) 104/09/08(Wed) 19:41:27 No.7539へのコメント 削除
URL: http://www.arts.or.jp

笹山先生
91年台風19号のときの広島の被害は笹山先生の方が
よく知ってらっしゃる。
あの時は特に被害が大きかったです。
厳島神社も床板が流れた・・・・

とローカルテーマで書き出すと切りがないので、
この辺にしておきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーー

笹山先生は(7539)「ロックイン(囲い込み)を解消ための
中古市場のあり方というのも中古市場の社会的使命になりますね。」
と書かれています。2点質問されています。
回答になるか、関連して考えた事です。

「解消」の仕方は、二つある気がします。
ひとつは新品市場がフォローできないところを中古市場がになっています。
中古の購買動機を調べると「中古でしか買えない」が
20数%くらいあり、実際セガサターン、PSなど旧機種ソフトは中古で
しか入手できません。実際新品屋より中古屋の方が扱い幅は広くなります。
ソフトメーカーが現行機用に移植・再発売すればかなり解消されます。
ベスト盤で再度新品市場が作られることもあります。
ベスト盤の中古市場もできます。
中古売買の情報は再発売決めるのに有効だと思います。

もうひとつは新品販売されているものを価格的に楽しめる値段にする
という面です。
「新中古」は後者の面が強いと思います。単純に言うと手持ちソフト
を2千円で売って、6千円の新作を買ってかえば、4千円で最新作が
買えます。これが最新作を4千円で下取りだすと、2千円の出費です。
大変新作が買いやすくなります。
車で言えば下取りですね。下取りは新車購入のハードルを下げます。
販売促進を突き詰めると、車のようにディーラーが中古市場に参入する
事になると思います。(私は中古問題を論理的に考えるときは、最も成熟
した車の業界を参考にしてます。)

「ロックインを解消する」と言うのは「市場に向けて開く」と
言うことではないかと思います。開くのは中古屋でもメーカーでも
よいが、競争が市場に開く事を促進します。
「ロックイン」を志向すると中古屋は敵対的に見えますが、
「市場に開こう」とすると相互補完関係になるように思います。

笹山先生の質問にかみ合ってるか自信ありませんが、気にかかって
考えていたところです。

「ジャンク」についてはよくわかりません。中古屋は直してでも
完動品を売るのが基本です。そこから外れたのがジャンクで、
かなりの技術がないと手が出せませんから、技術を持った
人の再生産に関係するような・・・・(?)


●7563 応報的司法から修復的司法への転換 笹山登生 104/09/08(Wed) 19:17:52 削除
URL: http://www006.upp.so-net.ne.jp/Nrs/shohyo1702.html

『修復的司法とは何か』−上記サイト−という本が発売されて話題となっている。
ここでいう修復的司法とは、修復的司法は、発生した事件・紛争(犯罪)を解決するにあたって、懲罰・刑罰という国家的な制裁に頼らずに、関係当事者同士の話し合い等によって、金銭的な損害賠償のみならず、赦しや癒えといった広い意味での事件からの回復・修復がもたらされることを目指すものとのことである。
英語では、Restorative Justice (http://www.restorativejustice.org/参照)というもののようである。
その手法の一つとして、VORP(被害者・加害者和解プログラムvictim-offender reconciliation programs )というものと、VOM(被害者・加害者仲裁プログラム victim-offender mediation programs)というものがあるようだ。
http://www.fresno.edu/pacs/rjp/  参照
私も、水俣病などの国家賠償法がらみの解決に当たってきたが、なんにしても、和解に至るまでの時の長さである。
除斥期間の適用が、それに追い討ちをかける。
このような和解プログラムの適用は、時のアセスの面から見ても、きわめて有用な手法のように思われる。
これは、単に司法の場だけではなく、政治の場でも、応用することはできるのではなかろうか。
対決による硬直的な政策実現の過程から、修復による柔軟な政策実現の過程への、パラダイムシフトである。


●7562 (投稿者削除)


●7561 京都国際文化交流財団k 笹山登生 104/09/08(Wed) 18:46:17 削除
URL: http://www.archives.astem.or.jp/scripts/mgrqispi.dll?appname=kda&PRGNAME=aq-image-l&ARGUMENTS=-N000032

堂本印象が1948年ごろシカを描いたふすま絵が、約10分で4億3000万画素の超高精細画像で保存された。
 約1年かけ、同神宮の祭りや庭園などをデジタル化し、保存した画像は順次、京都国際文化交流財団のホームページで公開する。
 京都府神社庁と同財団が2004年度から3年計画で始めた共同プロジェクトの一環。本年度は、下鴨神社(同市左京区)や石清水八幡宮(八幡市)など18神社を対象に作業を進める。


●7560 広島はご災難でした。 笹山登生 104/09/08(Wed) 16:46:24 削除
URL: http://www.mlit.go.jp/river/saigai/calendar/09.html

赤田さん。
1991年の台風19号は、9月27日でしたが、やはり、九州、広島、青森と、今回のコースと同じようだったようですね。
私も災害対策委員を長くやっていましたが、広島の災害視察は1988年7月15日の広島・島根の豪雨と土石流を視察しただけです。
今の岸田さんのお父さんや、粟屋さんも、ご同道でした。
広島も、県境のほうに行くと、結構危険な土石流発生の場所があるんですね。
宮島も水位があがった上での被害だったようですね。


●7559 台風18号 赤田和博(ARTS) 104/09/08(Wed) 12:54:49 削除
URL: http://www.arts.or.jp

笹山先生Wrote(7554)
>始めに 今までに無い台風の上陸数。その被害にあわれた方々に 
>お見舞い申し上げます。

お見舞いありがとうございます。
私広島で、昨日は一日対応追われ、ようやく片付け済んだところです。
せっかくだから報告です。

当社は幸い致命的な打撃なく、一店はウィンドウガラスの損傷一枚、
看板3枚損傷、雨漏りで対応は忙しかったですが、被害額はたいした事
ありませんでした。
停電による営業中止は1店。
もう一店は天井が2メートル四方で破れ雨漏り、商品を動かすのに人手足りない
というので瞬間最大風速60.2メートルの中、普通車(背が低いから横転
の心配は少ない)で応援連れ移動しました。

テレビで冠水した広島西飛行場が写りましたが、その川の対岸が普段通る道
ですけれど、冠水して通れず、迂回して橋を3つ渡って移動しました。
トラック2台横転していました。橋が一番危ないです。

広島は10数年前、59メートルの台風19号があり、その様子は語り草になってます。
その時も車で移動しました。
風は同程度ですが、被害(トラックの横転台数、倒木)は少なかったようです。
今回はトラックは全然無理せずに、橋の手前の物陰に駐車していました。
宅配便も早めに荷物止めますし、かなり学習しています。

もっと大きな被害にあわれた方がたくさんいると思います。
お見舞い申し上げます。


●7558 ユニバーサルサービスの機能分担 笹山登生 104/09/08(Wed) 11:21:48 削除
URL: http://www.yorozubp.com/0409/040905.htm

桜の花さん。
あっと、つけていた上記サイトについてのコメントもらしました。
過疎地の診療所長さんの嘆き節ですね。
その中で、スエーデンの医療施設の機能分担の話が印象的でした。
地域の中核的入院施設がなくなり、何の施設もない分院に患者が流れ込んでくる。
医療難民の発生ですね。
民営化狂想曲のはてには、このようないろいろな意味でのユニバーサルサービス難民が発生していることを肝に銘じるべきだなと思い、掲載したしだいです。


●7557 (投稿者削除)


●7556 輸出産業が、輸出される産業に 笹山登生 104/09/08(Wed) 11:05:26 No.7554へのコメント 削除
URL: http://www.yorozubp.com/0409/040905.htm

桜の花さん。
雇用の輸出という言葉が、日本でもアメリカでも聞かれます。
工場丸ごと中国に移転、そのような状況の中で、雇用の場が、中国などに移転していく。
それに追い打ちをかけるのが、アメリカにとっては、ドル高であり、日本にとっては、円高です。
中国という巨大生産基地の前に、アメリカも日本も弱いふり競争をしている状態−自国の通貨がより安くなればいい−という傾向が、目立ってまいりました。
輸出産業の基での社会のピラミッド構造は、その意味では、大きく崩れつつあります。
では、内需によって、成り立つ産業活動はなにか、ということでの桜の花さんのご提言なのだと思います。
そこに可能性があるとすれば、利益追求型でない産業というものが成り立ちうるかどうかということなのだと思います。
NPO的企業、市民ビジネス型企業のあり方と育成というものが、もっと、考えられていい時代だと思います。
しかし、そのためには、基底に、しっかりしたユニバーサルサービスの確保がなくてはなりません。
総合的なパラダイムシフトが、そこに必要な感じがしています。


●7555 『アメリカが日本への牛肉輸出を再開したとしても、アメリカは、カナダとの生体牛の取引開始は、2005年以降になるだろう。』との、カナダの嘆き節 笹山登生 104/09/08(Wed) 09:49:36 削除
URL: http://www.canada.com/fortstjohn/story.html?id=1F1B4BDF-8991-4CB2-B221-6D3BC6D85590

カナダの保守党党首のハーパー氏の嘆き節だが、この根底には、アメリカの保護貿易主義に対する強い不信感がある。
また、カナダの自由党の現在の政策に対する強いけん制もある。
ハーバー氏の認識では、アメリカが各国から牛肉をシャットアウトされたために、牛肉の安値が、そのままカナダの農場の経営に響き、カナダの農場主は、十分な牛の肥育をすることができなくなり、カナダの畜産業は、疲弊の一途をたどっているとの認識だ。
たとえ、アメリカが、日本を中心とした牛肉輸出再開にこぎつけたとしても、アメリカは、それによるメリットをまず自国で享受し、自国の畜産業の体力回復に努めるだろうし、カナダとの国境再開問題は、二の次になるだろうとの見通しである。


●7554 各産業とその賃金格差の秘密 桜の花 104/09/08(Wed) 08:52:43 削除
URL:

始めに 今までに無い台風の上陸数。その被害にあわれた方々に お見舞い申し上げます。

高度成長期を担った輸出産業の二重価格の秘密を前に書かせていただきました。
そして 実際は その影に隠れてきましたが 産業構造の中に 大企業その下請企業の関係で
『労働集約的』形態は 面々とつづいていたと言う事です。

ですから 幾ら貿易黒字が増えても 多くの国民は 結果としてそれを享受できなかったのです。

企業はどんどん儲かります。従って税収も増えます。・・理解できますでしょうか。
結局 儲かって収益が増えた輸出関連企業、そこに関連融資した金融機関、税収を財源とする
公務員給与です。

下請け企業を含め 輸出理論の為のしわ寄せが 高度成長期を含め そこに従事する
従業員の賃金として 面々とつづいているのです。

ですから 公務員の賃金を除き 金融→大企業の工業→商業・中小企業・農業と段々と賃金が
低く 大変賃金格差を生む結果となりました。

極端な記述になりましたが、日本国民が 実際豊かさわ体験できる時代を長く維持できる
そのような政治家・政策の出現を願い 過去の『通説』に敢えて 違った認識を語らせて
いただきました。言葉が足りないことは 知っております。
しかし 何処かで 日本の産業構造の意図された秘密をとぎほぐしていかないと
永遠に日本国民は 輸出産業の犠牲者としての立場に置かれると思ったからです。

農業を含めて 工業・商業の公平な発展を語れると良いと思います。


●7553 このサイトがにぎわっています。 笹山登生 104/09/07(Tue) 21:09:50 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=60

アメリカよりの牛肉輸入解禁近しとみたのか、私のブログサイトにある『牛の歯列による月齢判定法』というサイトへのアクセスがにぎわっている。
上記サイト参照
アメリカでは、個体識別のデータがそろっていなく、もし、日本への輸出分が、月齢20ヶ月で切られるとなると、ちょっと困ったことになる。
なぜなら、上記サイトにかいてあるとおり、歯列による判定のラインは、通常、18ヶ月.24ヶ月.30ヶ月の仕切りで、判定がなされているからだ。
20ヶ月の判定は、オハイオやネブラスカに限られているようだ。


●7552 プリオン専門委員会の『たたき台』原案から削除されるであろう部分 笹山登生 104/09/07(Tue) 18:06:17 削除
URL:

金子委員の意見で、昨日のプリオン専門委員会の『たたき台」から削除されるであろう部分は次のとおりである。

4.結論
(3)わが国における約350万頭に及ぶ検査により、21.23箇月齢で発見されたBSE感染牛における異常プリオンたん白質の量が、WB法で調べた結果では、他の感染牛と比較して500分の一から1.000分の一と非常に微量であった(ことを考慮すると、20ヶ月齢以下の感染牛を現在の検出感度の検査法によって発見することは困難であると考えられる。)

上記の括弧内が、削除されるものと思われる。


●7551 (投稿者削除)


●7550 牛角のレインズインターナショナルは 笹山登生 104/09/07(Tue) 17:49:53 削除
URL: http://company.nikkei.co.jp/index.cfm?scode=2688&ba=9

逆に今日は下がりました。


●7549 ウインドウズSP2のインストールは慎重に 笹山登生 104/09/07(Tue) 13:36:58 削除
URL: http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/09/01/006.html

というのが、上記の記事だが、私の場合もいくつかの機能が使えなくなっていることがわかっている。
厳格すぎるファイアウォールで、FFTPとか、インターネットラジオなどにも根影響が出ているようだ。
しないほうがましなのかも?


●7548 (投稿者削除)


●7547 吉野家の株価は上がり始めましたが 笹山登生 104/09/07(Tue) 13:10:43 削除
URL: http://company.nikkei.co.jp/index.cfm?scode=9861&ba=1

それほどではないですね。
やはり、坂口大臣の全頭検査見直し慎重発言や、今後の日米協議の難航ぶり予想を反映しているのかもしれません。


●7546 NGFAは、FDAの新飼料規制を「'Draconian' approach」(過酷なアプローチ)としている。 笹山登生 104/09/07(Tue) 10:47:26 No.7542へのコメント 削除
URL: http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04071001.htm

まりちゃんさん。
先月8月9日に発表されたアメリカFDAの新飼料規制では、ダウナーカウと、特定危険部位以外は、反芻動物由来の飼料は使ってもいいとのループホールがあるにもかかわらず、the National Grain and Feed Association(NGFA)は、過酷なアプローチということで反対していますね。
このような中での、全頭検査廃止には、まだまだ問題があるようです。
http://www.agriculture.com/default.sph/AgNews.class?FNC=goDetail__ANewsindex_html___52360___1
http://www.agriculture.com/default.sph/AgNews.class?FNC=goDetail__ANewsindex_html___52359___1
参照


●7545 カントウェル上院議員の動き 笹山登生 104/09/07(Tue) 10:16:50 削除
URL: http://cantwell.senate.gov/news/index.html

まりちゃんさん。
上記サイトのように、2月6日に飼料安全法案における交差汚染などのループホールを指摘し、4月19日にBSE規則におけるループホール改善をブッシュ政権に迫っています。
その後の動きはありません。
この女史も、なかなか、幅広いテーマでご活躍のようですね。
アメリカ最初のBSE発見の修であるワシントン州選出のようで、本来は、別のご専門なのかも知れませんね。
食品安全委員会での議論も、本来の原点である曝露量のリスク評価からスタートしていないことが致命的な欠陥ですし、そのことが、月齢指標によるBSE対策の限界かといえます。
これから、日本でも、「BSEのループホール(LoopHole)検証」という視点からの問題提起が必要になってくるでしょうね。

前のたたき台の評価でもらしたのですが、結論部分にあった非定型BSEの部分をはずしてもらったのも、成果でした。
小野寺委員にとっては不満だったでしょうけれども。
非定型BSEを強調するということは、若齢牛のBSE発生を例外視してしまう理論的根拠に使われてしまう恐れがあるからです。
幸か不幸か、小野寺委員が連帯を組まれているイタリア・フランス・ベルギーでのいわゆる非定型BSE牛は、日本のものとは異なり、いずれも、若い牛ではないのですが。
とすれば、小野寺委員が退出際に言われた21ヶ月から30ヶ月までのBSE発生ケースの検証というのは、非定型BSE論を補強するためのものかも知れませんね。


●7544 (投稿者削除)


●7543 (投稿者削除)


●7542 英国の20ヶ月の発症牛例を日本のリスク評価からはずしたことについて まりちゃん 104/09/07(Tue) 08:24:50 No.7526へのコメント 削除
URL: http://cantwell.senate.gov/news/releases/2004_04_19_madcow.

巷では、日本が全頭検査を廃止する方向=米国の20ヶ月齢牛を輸入再開! と報道されていますが、下記を読むと、日本の20ヶ月云々の評価が米国にそのまま当てはまらないことがわかりますね。
米国の飼料の抜け穴は、米国議会で議員さんが指摘するように、トンデモな状況です(でした?)から、やはり別途リスク評価が必要です。といえば、米国牛に関しては食安委は別途評価をする、と厚労省の外口さんがいわれていましたがどうしてそういうのは報道しないのかな〜。。

(中間取りまとめ案の10ページから)
『なお、これまでに知られている最も若い牛での発症例は英国で1992 年に見い
だされた20 ヶ月齢の牛である。欧州委員会のTSE/BSE 特別委員会報告31)は、
英国での感染実験で接種32 ヶ月後に感染性が見いたされ、発症はその3 ヶ月後
であったとの結果から、20 ヶ月齢の発症牛の場合、17 ヶ月齢で感染性が検出さ
れ得る等の推定を述べている。ただし、英国の症例については、BSE 汚染状況、
BSE プリオンの牛への暴露量の状況が我が国と比べ大きく異なっており、直ち
に我が国のBSE 対策に当てはまるものではないことに留意すべきである。』
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai14/prion14-siryou.pdf

==========
以前も掲示板でご紹介いただいていたCantwell議員の指摘から

米国でいままで行われていた(?今も?)こと
1.哺乳類の血液・血液製剤を餌として反芻動物に与える
2.鶏を飼料として使う
(羽・床のごみ・糞・死んだ鳥を飼料に使う)
3.交差汚染防止ができていなかった
(反芻動物と非反芻動物を同施設で混ぜて餌を与える)
4.料理残飯を与える

2.の鶏の餌には牛の肉骨粉OK
http://cantwell.senate.gov/news/releases/2004_04_19_madcow.html

なお、上記のCantwellさんのサイトの情報は今朝、農水省、厚労省、食安委に送付しておきました。


●7541 昨日のたたき台の修正点−金子さんの良識が食品安全委員会を救った- 笹山登生 104/09/07(Tue) 07:29:29 No.7538へのコメント 削除
URL:

まりちゃんさん。
そうですね。
昨日のたたき台について、私の意見陳述がどう反映されていたかという点について言えば、80点ぐらいだったと思います。
ひとつは、BARB問題をリスク評価に取り入れたこと、これが、21ヶ月のBSE発生を実験牛の感染に優位して、結論にいれたということ。
もうひとつは、vCJDのMV型発生による今後のリスクの可能性についての一行が入ったこと、
第三は、イギリスのvCJDの患者数の感染者数との概念規定を分けて書き込まれたこと。
この三つでした。
結論部分と各論部分とのロジックのジャンプについてはそのままでしたが、金子先生が、その点を十分意識されていたので、まあ、効果はあったものと思っています。
いろいろあるでしょうが、月齢を明示しなかったことで、食品安全委員会の権威は、逆に、紙一枚で保たれたものと思います。
その意味では、いろいろな圧力の下での、金子先生の良識を讃えるべきでしょう。
冒頭、金子先生は、間接的ながら、唐木リスクコミュニケーション部会を皮肉っていましたしね。


●7540 (投稿者削除)


●7539 中古市場の社会的存在 笹山登生 104/09/07(Tue) 07:17:52 No.7537へのコメント 削除
URL:

赤田さん。
となると、市場のロックインを解消するための中古市場のあり方というのも、社会的使命になりますね。
大げさに言えば。
そこで分からないのは、新中古というような、商品の市場での回転を促進するようなものの取り扱いの増加というのは、上記のロックイン解消に役立つのかどうなのか。
ハードオフのように、ジャンクと再販可能商品とをフィルターにかけるような市場というのは、かえって、本来の中古市場のあり方にバイアスをかけているようにも思えるのですが。
その点、いかがなものでしょう。


●7538 BSE:リスクコミュニケーションや意見交換会の意見が反映されていない模様 まりちゃん 104/09/06(Mon) 23:42:59 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/koukan/dantai_jisseki.html

笹山さん、

食品安全委員会のBSE会議ですけれど、結局、たたき台や中間とりまとめ案に、リスクコミュニケーションや意見交換会の意見が反映されているかというとそうではないみたいですね。
吉川座長が計算した発生数が5頭、とかいう計算やvCJDの発生予想の人数はテータが不足しすぎのため、時期尚早、と、意見交換会で否定されたと思うんですが、そのまま使われていますし。???
http://www.fsc.go.jp/koukan/dantai_jisseki.html


●7537 re. 市場のロックイン問題 赤田和博 104/09/06(Mon) 23:39:25 No.7519へのコメント 削除
URL:

笹山先生Wrote
>大きく、この問題は、『市場のロックイン』問題という観点から
>捉えたほうが、中古ソフト問題にとっては、有利な展開になる
>のではないでしょうかね。
>上記サイトは、IBMの市場ロックイン戦略ですが、レンタル
>による中古市場の形成防御という観点など、赤田様の戦略に、
>反面教師で役に立つ論理展開だと思いますが。

読んでみました。面白い話でした。

ロックインというのは囲い込みですね。
レバースエンジニアリングがフェアユースになるのも技術の
ロックインに対して、開放することで技術発展を促進すると
いう狙いがあるようですね。
紹介の本間さんの文書では「コンピューター
著作権問題は、(略)先発投資者と後発投資者の自由競争を
以下に確保するかという産業組織問題だったのである」と
ありますね

中古規制も情報のロックイン(囲い込み)の面はあります。
直接にはソフトメーカーが囲い込み、顧客としたら金持
ち層(6800円出せる程度の金持ちですが)に囲い込む。
購買動機としたら、お手軽な「ゲームでもするか」という
動機を排除し、「メーカー様にゲームを遊ばせてもらう人」
に囲い込むということですね。

囲い込みのもたらすものは競争阻害と縮小再生産にしか
なりませんね。

逆にゲームの文化水準をレンタル含め、広くユーザーが享受できる
ようにしてこそ、新たな創作性が生まれるということですね。
またリバースエンジニアリングとの関連では、互換ソフトを出すことで、
競争を促進するということですが。

少しリバースエンジニアリングの問題と私のモチーフの接点が
出てきました
技術・文化のロックイン(囲い込み)を防ぐことで、発展可能な
条件を作る。

今日の質問2件についてはご回答ありがとうございました。
やっぱりフェアユースは政府レベルではちゃんと論議されて
ませんね。


●7536 国内のリスク評価について まりちゃん 104/09/06(Mon) 21:13:28 No.7532へのコメント 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai14/index.html

笹山さん、国内のリスク評価だって抜け穴まだありますよ。

だいたい、日本人は危険部位食べないから大丈夫とかいいますが
「牛エキス」「肉エキス」は、2001年にBSEが発見された当時、
「脊髄を入れるからうまみが出るのだ」なんていう内部告発の報道番組を
やっていたんですよ。MRMとどう違うんでしょうか?
脊柱も背根神経節もそのころは「危険部位」じゃないわけですから、
一緒に煮込まれていた可能性も否定できません。

うーん、ですね。


●7535 (投稿者削除)


●7534 ディスアセンブリーで、見てはならないものを見なくてすむクリーンルーム開発手法 笹山登生 104/09/06(Mon) 19:59:31 削除
URL: http://www.nesworld.com/law-0002.htm

赤田さん。
二番目の質問ですが、これは、まさに、クリーンルーム(Clean-Room Reverse-Engineering)という開発方式ですね。
ディスアセンブリーする際に、どうしても、コンピュータプログラムのうちの見てはいけないものを見てしまうのですが、独立して処理することによって、見てはならないものを見ずにすむというものでしょうか。
互換ソフトを開発する場合,製品のリバースエンジニアリングをする部隊と,新商品を開発する部隊の2チームに分け,相互の交流を断ち,解析チームから開発チームへ仕様書のみを渡して開発を進める方式のようです。
また、これによって、フェアユースもクリアーするというもののようです。


●7533 ごめんなさい。 笹山登生 104/09/06(Mon) 19:28:35 No.7530へのコメント 削除
URL: http://www.cric.or.jp/houkoku/houkoku.html

○コンピュータ・プログラムに係る著作権問題に関する調査研究協力者会議報告書
 ─既存プログラムの調査・解析等について─ 平成6年5月 文化庁
これが最後ですね。
赤田さんがご紹介されていたサイトと同じです。
この中で、
(4)著作権法上の問題
として、以下の記述があります。
「このことを前提とすると、1(3)に掲げる既存プログラムの調査・解析の手法のうち、1)〜5)については、一般に著作権法上問題となるような複製又は翻案行為は存在しないが、6)〜8)については、既存プログラムの磁気ディスク等への固定又はプリントアウトなどの著作権法上問題となり得る複製又は翻案行為が存在する場合があると考えられる。」


●7532 輸入肉を含めたリスク評価 笹山登生 104/09/06(Mon) 19:10:18 No.7526へのコメント 削除
URL:

まりちやんさん。
私も、見上委員の意見には、?を感じました。
食のリスクで、国産限定というのは、今の日本人の食ではありえない話なので。
MRMの肉を日本人はあたかも食していないかの発言には、??でした。
最後の土壇場で、金子さんが意地を見せたということですか。
小野寺さんの意見も意図不明でしたね。
北本さん、品川さんご両人のご欠席は、意図的と解釈されても仕方ないでしょうね。
小泉 直子 (元兵庫医科大学教授)委員は、ちょっとちょっとでしたね。


●7531 (投稿者削除)


●7530 フェアユース条項について 赤田和博(ARTS) 104/09/06(Mon) 18:35:30 削除
URL: http://www.arts.or.jp

皆さん
情報提供ありがとうございます。反応遅くてすみません。
紹介された文書など読んでからと思ったりして、そうこうしてると会社の
仕事の方が済まなくって遅れています。

Iroiroさん紹介の「ネット環境下の著作権と公正利用(フェアユース)」弁護士 藤本英介
http://www.nic.ad.jp/ja/materials/iw/1997/proceedings/fujimoto/fairuse.html
改めて読み返しました。

レッシグの「Free Culture」は昨日本屋で買ってきましたが、
まだ読んでません。

セガ対アコレード事件は椙山敬士「ソフトウエアの著作権・特許権」に
書いてあったので読みました。

とりあえずこの件について
アコレードがセガの「メガドライブ」で稼動するゲームカート
リッジを販売したのでセガがアコレードを訴えた事件ですね。
争点は逆コンパイルして、メガドライブのセキュリテイを解析し、
互換プログラムを作った。このときの逆コンパイルが複製権侵害に
当たるかと言う事件のようです。
裁判所はフェアユースの4つの判断要素(商業目的、潜在市場への
影響、著作物の性質、コピーされた部分の実質性)に照らして、
全体としてフェアユースにあたると判断しています。アコレードの勝ち。

最近のフェアユースの判例はこのリバースエンジニアリングの
判例が多いようです。

この件で少し疑問があります。

笹山先生は(7509)「セガ・アコレイド事件では、
(7)の逆アセンブルがフェアユースと認められたわけですから、
ここでは、日本の見解と対立しますね。」と書かれています。
また「技術的保護手段の回避」の報告書を紹介しています。
1、基本的な質問で恐縮ですが、逆アセンブルと技術的保護手段
の回避は同じ事とですか?
日本では逆アセンブルによる解析は違法になるんですか?

2、日本ではテレビゲームソフトは、ハードメーカーに生産委託し、
委託費とOS使用料を払い、なおかつ数社除き、卸流通もハード
メーカーを通すことで
流通マージン払っていますが、アメリカでは互換ソフトがあるという事は
これらのハードメーカーの取り分がないということだろうか?
(もしそうだとすると互換ソフト出す事で日本のゲームソフトは
安くなりますね)

2番目の質問は、笹山先生に聞くのは無理があると思いますから、
私の疑問でとどめていただいてけっこうです。

その他の点についてはもう少し読みこなしてから書かせていただきます。


●7529 (投稿者削除)


●7528 食品安全委員会のうさんくさい話 まりちゃん 104/09/06(Mon) 18:14:08 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai14/index.html

食品安全委員会の最初の「たたき台」は専門委員会で審議される前にマスコミにその内容が流出していて、それに対して事務局がお詫びをしている議事録がありましたが、
今回もまたもや、審議前にその中間取りまとめ案がマスコミに流出して、その内容が報道されていました。

これって許されることなんでしょうか?
きちんと、どこから流出したのか、追っていただきたいですね〜。



●7527 (投稿者削除)


●7526 本日のプリオン専門委員会 まりちゃん 104/09/06(Mon) 18:08:04 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai14/index.html

笹山さんこんばんは、
私もこそっと傍聴にいきました。

金子清俊さんは、「いままでの検査では21ヶ月以上しか発見されないという事実はあった。しかし、これからどうかはわからない」というようなことを言われていましたね。
山内先生も、「20ヶ月以下」という言葉に根拠はない、といわれていたと思います。

中間取りまとめ案では、
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai14/index.html
英国の20ヶ月牛の発症に関しては、「当時の英国の暴露量が多かった」ということで「現在の日本とは状況が違う」というようなことを言っていましたが、そうであるならば、米国牛は米国牛で飼料からの暴露についてのリスク調査、リスク評価が別途、必要ではないかと思いました。日本と飼料管理の状況が違うわけですから。

それにしても、医薬品は、口に入るものもあるにも関わらず、食品でないということでしょうがないのかも知れません?が、輸入牛加工食品のリスクを含めずに、日本人のvCJDの感染率を計算するということに何か意味があるんでしょうか(^^;
見上委員が、「食品安全委員会は食品のリスクを語るところ」「全頭検査がリスクを下げたといえるのか?」みたいなことをやたらと強調されていたのも?という感じでしたが、日本人は輸入食品もあたりまえにたくさん食べているのに、それをリスク計算に含めないで計算し数値を出すのは意味不明なことに思えるのですが。

まぁ、どういう最終案が出るのか、気になるところですね。
しかし、北本先生や品川先生は今回はご欠席、最終といっても全員が出席されるわけではないのですね。



●7525 (投稿者削除)


●7524 今日の食品安全委員会プリオン専門部会の状況 笹山登生 104/09/06(Mon) 17:38:25 削除
URL: http://

満員盛況でしたね。
今日の会で、20ヶ月以下の牛を全頭検査対象からはずすらしいという期待感からでしたでしょうか。
結局、最後の結論になって、金子さんが、「21ヶ月の牛が、日本でBSEとして発見されたのだから、これの書き込みはいいとしても、だからといって、20ヶ月の牛を検査限界にあるとは、私としては、書き込めない。」と、強力に反対して、パーになりました。
例え生後20ヶ月で線を引くにしても、問題は、アメリカで、牛の個体認識ができていない状況では、歯列による月齢判定でやらなければならない。
となると、その誤差6ヶ月をどうするのか、など、いろいろ、問題が残る。
結局、この専門部会では、検査限界が月齢にあるのか、それとも、暴露量が大きければ、月齢二かかわらず発祥しうるのか、という基本的な認識も出来ないまま、21ヶ月の牛を全頭検査で発見したという事実のみをなぞるだけに終わった。


●7523 情報のソムリエ 笹山登生 104/09/06(Mon) 16:56:19 削除
URL: http://

iroiroさん。三四郎さん。manimani さん。
いろいろ、情報ありがとうございました。
フェアユースの功罪を考える上で、大変参考になりました。
iroiroさんご紹介のサイトの中で「情報のソムリエ」という言葉が書いてありましたが、デジタル時代のレファランス機能というので使用かこれなんかは、特にハンディを持った方にとっては、必要な存在ですね。
この範疇も、フェアユースのテリトリーだと思います。
ですから、デジタル時代には、フェアユースの初期の時代よりは、字用法の出して戸受け手との間の介在者は少なくなるにしろ、公の分野が、この両者間になくなるというわけではなさそうです。


●7522 フェユース論文追加 manimani 104/09/06(Mon) 11:53:10 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a

曽我部健「著作権法に関するフェアユースの法理」
著作権研究20号(1993年)97-117頁


●7521 フェアユースの参考資料 三四郎 104/09/06(Mon) 11:25:36 No.7520へのコメント 削除
URL: http://

岡山大学名誉教授・著作権情報センター(CRIC)付属著作権研究所長の阿部浩二先生が
国内の判例・学説の状況についてまとめておられます。

CRIC発行の「著作権研究所研究叢書No.12 著作権法の権利制限規定をめぐる諸問題
権利制限委員会」の第1章「権利制限規定とフェア・ユースの法理」です。

<a href="http://www.cric.or.jp/">著作権情報センター</a>


●7520 フェアユースの悪い面 iroiro 104/09/06(Mon) 10:58:27 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a


例えば本場米国では、かのレッシグ氏が著書「Free Culture」にて以下のようにフェアユースを批判しています。

P223 アメリカにおけるフェアユースは創造する権利を守るのに弁護士を雇う権利があるというだけの話だ。(中略)
フェアユースのような権利を守るアメリカのシステムは驚くほどお粗末(中略)
費用はかさむし進行はひたすら鈍いし出てくる判決はしばしば申立ての正当性とほとんど関係がない。
この司法制度は、大金持ちなら我慢できるかもしれない。その他の人々にとっては、
それは法治を誇る伝統から見て恥でしかない。

本書では他にも、随所でフェアユース批判が展開されています。ご参考まで。

また私が過去受けた著作権法講義では下記のような指摘もありました。
・米国著作権法107条の示す4つの判断基準は基準として機能していない
・訴訟経済の面から問題があるし、訴訟が徒に複雑化する
・著作権法が改正が容易であり対応可能

ちなみにこんな論文もネットで読めます。
「ネット環境下の著作権と公正利用(フェアユース)」弁護士 藤本英介
http://www.nic.ad.jp/ja/materials/iw/1997/proceedings/fujimoto/fairuse.html


●7519 市場のロックイン問題 笹山登生 104/09/06(Mon) 08:17:55 削除
URL: http://homepage2.nifty.com/minoru-inoue/lock-in.htm

赤田さん。
で、次々と申し訳ないんですが、やはり、大きく、この問題は、『市場のロックイン』問題という観点から捉えたほうが、中古ソフト問題にとっては、有利な展開になるのではないでしょうかね。
上記サイトは、IBMの市場ロックイン戦略ですが、レンタルによる中古市場の形成防御という観点など、赤田様の戦略に、反面教師で役に立つ論理展開だと思いますが。


●7518 リバースエンジニアリングがフェアユースであるかどうかについての、もうひとつの微妙な問題-Shrinkwrap 契約とBrowsewrap契約 笹山登生 104/09/06(Mon) 08:00:38 削除
URL: http://www.sethf.com/infothought/blog/archives/000025.html

赤田さん。
追加です。
リバースエンジニアリングとフェアユースの問題を考えられる場合、もうひとつの微妙な問題-Shrinkwrap 契約とBrowsewrap契約の問題-があります。
ご存知のように、この二つの契約形態は、有効性としては、微妙な問題です。
ソフトのパッケージの封を切っただけで、そのパッケージに書いてあるライセンス契約に同意したとみなされるかどうか、インターネットのブラウザ上でアクセプトに丸をつけ、クリックするだけで、インターネット記載の同意事項を受け入れたとみなすかどうかについては、微妙な意見の違いがあるようです。
上記サイトは、パッケージ上の契約事項にリバースエンジニアリングを禁止する条項がある場合に、それを犯したケースです。
こうなると、このリバースエンジニアリングにフェアユースを認めているアメリカでも、いろいろ、微妙な問題が山積していることが分かりますね。


●7517 番外編- アメリカのフェアユースのその後の思わざる歴史 笹山登生 104/09/05(Sun) 23:32:57 削除
URL: http://www.gigalaw.com/articles/2000-all/ghosh-2000-06-all.html

赤田さん。
話のついでに、上記サイトにもとづき、アメリカのフェアユースの思わざる歴史を略述しておきましょう。
1976年-CopyRightAct1976 制定
1977年-フォード大統領と、Harper & Row出版社とが、「フォード回顧録」出版を契約。
1979年-Harper & Row社が、タイムマガジンに『フォード回顧録』の原稿へのアクセスを許し、その抜粋をタイムマガジンが、発行。
同年-ネイション・マガジンが、回顧録の原稿をいずこから手に入れ、2250もどの作品を発表したが、その中には、原稿から直接抜粋した300−400語が含まれていた。
同年−タイムマガジンは、Harper & Row出版社との契約を破棄
同年−Harper & Row出版社は、ネイションマガジンを告訴。
1985年-最高裁でのHarper & Row出版社対ネーション社との裁判が、古典的フェアユースの判例となった。
ここにおいて、ネーション社は、これはフェアユースであると主張した。
しかし、最高裁は、これを退けた。


●7516 (投稿者削除)


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●7512 著作権審議会マルチメディア小委員会ワーキング・グループ(技術的保護・管理関係)中間まとめ(コピープロテクション等技術的保護手段の回避について) (平成10年2月20日 笹山登生 104/09/05(Sun) 21:42:34 No.7507へのコメント 削除
URL: http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/12/chosaku/toushin/980201.htm#07

赤田さん。
リバースエンジニアリングについては、これが一応のまとめのようですね。
包括的に、フェアユース問題が結論付けられたことはないようです。
なお、最初のフェアユース規定は、おっしゃるように1976年AmendmentのSec107
http://www4.law.cornell.edu/uscode/17/107.html
での4項目です。


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●7510 (投稿者削除)


●7509 曖昧ゾーンの多い、リバースエンジニアリングのフェアユース 笹山登生 104/09/05(Sun) 21:13:58 No.7507へのコメント 削除
URL: http://www013.upp.so-net.ne.jp/tadhomma/CompLaw01.htm

赤田さん。
お探しの件については、後ほど。
やはり、この場合の三大の問題は、セガや任天堂が苦しめられた、リバースエンジニアリングの問題なのではないでしょうか。
赤田さん紹介のサイトでも、リバースエンジニアリングの手法のうち次のものは認められるとしていますね。
1)マニュアルの調査
2)テストラン
3)接続テスト
4)回線トレース
5)記憶媒体のダンプ
そして、次のものは、認められがたいとしていますね。
6)メモリダンプ
7)逆アセンブル、逆コンパイル
8)ソース・プログラムの調査

となりますと、セガ・アコレイド事件では、(7)の逆アセンブルがフェアユースと認められたわけですから、ここでは、日本の見解と対立しますね。
上記サイトにもありますように、リバースエンジニアリングをフェアユースと認める社会的土壌としては、先駆技術が、市場をロックインしているということにね社会的マイナスがあるという考えが底辺にあるように思えますね。
ロックインが、技術的進歩を妨げている。
では、その技術的進歩のためには、リバースエンジニアリングによって、より技術の進歩を図るということに正当性を、その国の社会が認めるかどうかということだと思います。
最も、これを拡大解釈すれば、リバースエンジニアリングによって、当該技術の未成熟状態がわかり、それを是正して新製品につなげることも、フェアユースの概念に入るという解釈も成り立ちます。
この辺は、非常に微妙なところでしょう。


●7508 (投稿者削除)


●7507 Re.「フェアユースは一日してならず」 赤田和博 104/09/05(Sun) 18:13:46 No.7488へのコメント 削除
URL:

なるほど「フェアユースは一日してならず」ですか。
アメリカでは1976年フェアユース条項ができたようにどっかで
読んだような。
笹山先生紹介の文書(いつも要約ありがとうございます。)は
1961年ですから15年はかかるということですか。

>すなわち、日本型フェアユースを作り上げるには、日本におけるこれまでのフェアユース
>如何が問題になった判例の集積と、日本文化における共有資産の居人限度の確認、
>慣例的使用状況などを考慮して、構築すべきものと思います。

2,3ネットで調べてみました。フェアユースについては以前から議論あったようで、
日本でも94年に文化庁研究協力者会議で、コンピュータの解析に
ついて、フェアユース条項の議論があったようです。
http://www.cric.or.jp/houkoku/h6_5/h6_5.html 
フェアユース規定の是非についての検討は見つからないので、
もしご存知なら報告書などのサイトを教えてもらえたらありがたいです。
それとも文化庁レベルではまだ論議されてないのでしょうか?
ならこれから15年ですね。

>フェアユースには、よい面と悪い面とがあるのは、ご承知のとおりでしょう。
>その境界線を決めるのは、まさに、その国の文化の節度なんだと思います。

包括的な条項だから、悪い面もありそうな気がしますが、実は悪い面がわかりません。
これから論議になっていけばいいですね。

「(法制度としてのフェアユースの)境界線をきめるのはその
国の文化の節度」については、包括的にはそういえると思いま
すが、利用実態と法制度は、別個であり、かつ相互規定します
から、少し一般化しすぎに思います。法制度のあり方としては
どうなんでしょう。

中古裁判の感想ですが、「法文そのまま読むと中古規制できる」論理に、
対抗するにはとても苦労しました。対抗する条文がないせいで
合法性の主張のほうがはるかに手間がかかりました。
それと業界内部では「商売してるんだから金はらえ。(ただ乗り論)」、
「自粛してお目こぼししてもらおう」なども強力でした。フェア
ユース条項があれば対抗しやすいと思います。
幸い中古問題という大きな問題だったから、裁判になり、立法
趣旨調べたり、経済論を展開したりできまして、第1条の解釈
として中古合法(公正利用)となりましたが、もっと細かな
ところでは通常法律の枠内で自粛していると思います。

私は権利濫用や、過剰な利用自粛を防ぐためにフェアユース条項が
あったほうがよいように思います。いかがでしょうか。


●7506 掲示板の最新の記事は、下記のところをクリックしてください。 笹山登生 104/09/05(Sun) 17:24:17 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi?7001_7200

7001から7200までを過去ログに保管しようとしましたら、最新の分まで、保管されてしまいました。
従いまして、最新の書き込みを見るには、上記サイトをクリックしていただければ、見ることができます。
一瞬、消えたかと思いヒヤッとしましたが、生きていて、一安心でした。
以下の、「最新の書き込み 過去ログ(7001-7200)」をクリックしても見られます。


●7505 (投稿者削除)



●7504 超強力台風の「Frances」 笹山登生 104/09/05(Sun) 16:48:46 削除
URL: http://www.hwn.org/atlantic/nhcww1.html

アメリカのマイアミを襲っているハリケーン「Frances」の瞬間風速は、時速165キロというものだそうだ。
日本の台風の過去最大瞬間風速が、1966(昭和41年)9月5日の沖縄・宮古島での時速85.3キロ、その次が、1961(昭和36年)高知・室戸崎の84.5キロだそうだから、その約倍近くの風速のようだ。
上記サイトのように、ハリケーン・ウォッチサイトもあるようで、リアルタイムで、進路と状況か゜分かるようになっているようだ。


●7503 『ネットは新聞を殺すのか?」 笹山登生 104/09/05(Sun) 12:52:43削除
URL: http://kusanone.exblog.jp/925577/

聞きかじりさんのブログで紹介されていたサイトですが、あまりに興味深い記事なので、上記に引用させていただきました。


●7502 肥満抑制と禁煙抑制に画期的な薬「Acomplia』の話題 笹山登生 104/09/05(Sun) 12:29:46削除
URL: http://www.iht.com/articles/537249.htm

このたび肥満抑制と禁煙抑制に画期的な効果を持つとされる、Acompliaという薬が、Sanofi-Aventis社から発表され、話題になっている。
この薬は、もともと、フランスのSanofi-Synthelabo 社が、昨年開発したものだが、肥満大国アメリカのマーケットに強いドイツのAventis社と、先月8月21日に合併し、新しく世界第三位の製薬会社Sanofi-Aventis社として、発表したものである。
今回、ミュンヘンで発表された効果として、一年間Acompliaを服用した人の平均で、体重が8.6キロ減量し、ウェストが8.5センチメートル縮まったという。
また、毎日20ミリグラムの服用で、禁煙にこぎつける人が二倍に増えたという。
来年、認可を得て、発売は、2006年からだという。
早くも、バイアグラU匹敵する大型商品と騒がれているが、問題は、FDAの認可で、当面は、特定患者の服用に限定されるのではないかとされている。


●7501 個として確立しうる日本人像 笹山登生 104/09/05(Sun) 11:21:22削除
URL:

フリーターを嘆く、少子化を嘆く、それは、集団として行動するこれまでの日本人像のパラダイムを突き崩す要因となるから、嘆きも増えるのでしょう。
であれば、逆に、フリーターであっても、少子化であっても、確立しうる社会手条件というものを錯誤すればいいだけの話ではないでしょうか。
そのへんの『嘆くポイント』がマスコミを含め、遅行しているように思います。
いわば「個としての日本人」成立のための社会的条件確立のための試行錯誤です。
となると、低コスト型の生活条件確立のためのインフラ整備、農業を含めた起業支援のためのハード・ソフトのインフラ整備、などなど、いろいろな政策課題が浮かび上がってくるはずです。
生活大国というのは、まず、個としての自立条件の確保から始まるようにも思えます。
国家的ニッチ政策の用意が、そのためには必要です。


●7500 役割を完璧に果たした政策 桜の花 104/09/05(Sun) 10:34:26 No.7499へのコメント 削除
URL: http://

時代とともに 大きな成果を持って役割を果たし 時代の中で消えた政策でした。
笹山さんの 幅広い知識と見識でフォーローしていただき助かっております。ありがとうございます。

これは 政策の一例としも大変興味深く感じたものです。政策とは この様に役割と社会的意義の中で
時には 国民の意識を鼓舞するもの、そして啓蒙的要素の中で、国民の豊かな自発的意識を旺盛にして
豊かな社会を形成していく事も 時代・時代で必要なときがあると思っています。

民主主義も進化・発展するものとおもっています。
私達の民主主義も 『組織化された 大衆民主主義』と位置づけたとしたら この意味合いも変化させる
べきだと 時代的・経済的転換点のなかで それを強く感じています。

その意味で 私は 小泉潤一郎総理大臣の出現こそ 日本の政治史の転換点の奇跡のようにも 強く思う
ところもあります。試行錯誤しながら『行動』する 若い政治家が 予想通り増えたことからも 変化は
近いようにも思っています。

日本の進む道として 国民生活の向上の道を選択する余裕は まだあると思っています。
残された道が 国民生活の悪化の道だけではないとおもっています。確かに異常な財政状態ですし、
これは 日本にかぎったことではないからです。

若者の仕事として フリーターが増加し 年金未払い問題 年金生活者の増加傾向 これらの事実
を踏まえて 国民こぞって せめて税金を喜んで支払いできる そういう明るい社会の国家が
健全な国家像ではないでしょうか。与野党の政党の主張に その様な明確な趣旨があるでしょうか。

私は 改革の最終目標は 日本国民の所得格差を助長する政策にすべきでないと思います。
歴史を見ても 繁栄から滅亡の道へ進む国家の その道だからです。
その改革に『心を込める』その見識と洞察力を 社会的責任と言う言葉の中に見出していただきたいと
政治家にも企業経営者にも官僚にも社会の風潮としても あれば良いと思っています。


●7499 戦後の農村の食生活を変えた 主婦向けの『生活改善政策』 笹山登生 104/09/05(Sun) 08:40:30 No.7497へのコメント 削除
URL:

桜の花さん。
懐かしい政策に興味をお持ちですね。
これらの政策は、戦後、GHQの指導の下に、行われたものです。
現在の農業政策の中のほとんどの原型は、このGHQ統治の時代に生まれたものです。
その原型をいまだに引きすっているのが、日本のこれまでの農政といえましょう。
生活改善は、農家からのかまど追放運動や、欧米型食生活の普及を目指したものでした。
キッチンカー(栄養指導車)というものを12台作り、各県に貸与し、農村に走らせ、移動しながら、欧米型料理の見本を作り、味あわせ、作り方を教え、という具合に、農村に、浸透させていきました。
そのときには、GHQは、おそらくアメリカの余剰小麦のマーケットとして、日本の市場を想定していたのだと思います。
そしてその思惑通り、日本の食市場には、米離れが進み、海外依存型食マーケットが拡大していったのです。
当時のことについて、アメリカ大使館主席農務官チャールス・M・エルキントンは、次のように話しています。
「栄養指導車は、日本人の食生活改善への目的を達成するために大きな貢献をしてきました。」「小麦と大豆の製品を活用して人体に必要な蛋白と脂肪を安価に摂取しうることを伝授するのがこの指導運動の重要な題目であったのであります。」


●7498 Galaxy Legend 上原多香子 104/09/05(Sun) 04:56:15削除
URL: http://www.avexnet.or.jp/uehara/info/index.htm

Galaxy Legend

目指すはオリコン一位。チャート全部一位。
この愛情の歌です。Galaxy Legend 買って下さい。
http://www.avexnet.or.jp/uehara/info/index.htm
訳すと銀河系の伝説。私の想い描いている夢。
そして私達の愛情。あこがれ。理想。理想郷。

このメッセージを大事な御知り合いにプレゼント
してさしあげて下さい。いつまでも宜しく☆

夫婦の愛情の挨拶です。

聞いて下さい。

☆夫婦の会話☆

愛しています。好きです。

夫婦は一生懸命に頑張っています。

いつまでも宜しく御願い致します。

頑張っていきます。

大事にしています。

以上、上原多香子が考えました。

この挨拶は二人の永遠のテーマです。

http://happytown.orahoo.com/finesense/

この愛情の歌です。 買って下さい。
http://www.avexnet.or.jp/uehara/info/index.htm

新郎田代広義新婦婚姻夫婦家族親族遺族地球文明一同


●7497 夢の持てる職種 桜の花 104/09/04(Sat) 23:12:44 No.7496へのコメント 削除
URL: http://

興味深い政策がありますね。門外漢なので 正直知りませんでした。一般的ニュースからの
情報の積み重ねなんです。

しかし 役所のすること 政治家のすることは 今までと変わらないと思います。
曲がりなりにも 良い方向性があるから 今の世の中で 新政策になれると思います。
ただそれだけかもしれませんね。お金が付いてくる政策だからでしょうか・・。

戦後の農村の食生活を変えた 主婦向けの『生活改善政策』ほど 優れては いないと
私は 感じました。

今の日本で必要な事とは・・
素人なので 暴論になってしまいますが 税金を貰う立場から 税金を払える立場の人を
出せる政策こそ大切だと思います。現状からは なにおしても 多くの特殊法人同様に 
多くの税金を投入することはやめられると良いと思います。
職種に限定しませんが 税金を支払える職種を増やすのが 良い政策です。
税金を払えない人から 無理やり取る政策は 悪い政策に決まっています。

農業従事者の現状に だらだらと引きずられることは その産業の自立を促さないことと
おなじではないでしょうか。

農業従事者の『質と頭』を がらりと変えなければならない時も いつか来るのでは 
ないでしょうか。極論すると やる気のある人達だけの農業の世界です。それこそ 
価値ある補助金行政です。そして 税金を払えるほどの自立した 高所得な農民を
創りだす その農業産業政策です。

それを 私は 明るい農業政策と思っています。


●7496 「農民主体の農地利用」 笹山登生 104/09/04(Sat) 20:46:16 No.7486へのコメント 削除
URL:

桜の花さん。
『農民主体の農地利用』という言葉は奇異に感じられるかも知れませんが、都市計画において、『住民主体の街づくり』が志向されていると同じように、農山村においても、このようなことはいえるかと思います。
農林水産省は、ここ数年、「農山村地域の新たな土地利用の枠組み構築 』を進めてまいりました。
やはり、ここにおいても、キーワードは、
「法律による諸規制から市町村主体の枠組みへの移行 」
であり
「住民参加による地域づくりと里地・里山の適切な保全を進める中で、農業や農地への多様な関わり方が可能となるよう、法律による諸規制から、市町村の土地利用調整条例を基本とした新たな枠組みに移行すること」です。
いわば、共生の母胎作りを、多角的に志向するというものといえましょう。
問題は、その母胎の中核をなす、生産者であり、住民である、農村地域居住民です。
今回の全国各地における平成の市町村合併が、それぞれの地域における土地利用の分担機能をすこしづづ変質化させ、地域内の土地利用の不公平が生じて繰るのではないかと、心配です。
ビジョンなき平成の大合併の後遺症が、弱い産業にいびつに現れてこないよう、地域の土地利用計画の策定に、細心の注意が必要なものと思われます。
●7495 本当に自分で質問主意書をかいているんだろうか? 笹山登生 104/09/04(Sat) 19:06:00 削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/20040903002643
まあ、はっきり言えば邪推で申し訳ないんですが、上記サイトを見る限り、質問主意書の観点が、政治家ベースでは、こなれていない感じがするんで、標題のような疑問点となってしまっているんですが。
この問題意識を平たく言えば、次のようなことを言いたいんじゃないのでしょうかね。
確かに、著作権は法律ではあるが、創造的活動に対するインセンティブ機能を持っていると同時に、経済活動に対するインセンティブ的機能を持っているという、二重のインセンティブ機能を有している。
したがって、著作権の有する両者のインセンティブ機能の最適解-創造的側面と経済的側面との最適なボートフォリオ-を求めることによって、著作権という法律の持つ、社会的価値の総和は、最大値に達しうる。
そのためには、著作権に、ある程度の伸縮自在な裁量の幅を持たせることが必要だ。ということを言いたいのでしょうね。
しかし、この質問主意書では、「法と経済学」という言葉のみ先走っており、真意としているであろう、上記の問題点がかかれていないので、質問されたほうも答えようがないというのが、真相なんではないんでしょうか。
おそらく、まともな政治家なら、このような言葉のみ先走った生硬な問題提起はしないと思われるんで、『本道にご自分で書かれたの?』って言う質問もしたくなったのであります。

●7494 (投稿者削除)
●7493 外国紙も注目の9月6日 笹山登生 104/09/04(Sat) 18:20:41 削除
URL: http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=10000101&sid=a.zXz6bjOjgM&refer=japan
まりちゃんさん。
ここにきて、各紙いっせいに、全頭検査廃止決定報道ですね。
大統領選挙間じかにして、ブッシュ陣営であるThe National Cattlemen's Beef Association (NCBA)の突き上げも激しくなっているようですね。
外圧に動かされている日本の食品安全委員会という構図ですか。

●7492 タイソンという米国No1精肉加工企業労組の農水省亀井大臣への陳情書 まりちゃん 104/09/04(Sat) 17:48:41 削除
URL: http://www.labornetjp.org/labornet/worldnews/namerica/usnews/20040720local556doc
すでにあちこちで目にするサイトですが、

タイソン、米国No1の精肉加工企業、日本に輸出された米国牛の40%を担っていた企業の労働組合が、農水省の大臣に申し入れをしていた内容が以下のサイトに掲載されてました。
従事者の20%が腐敗臭のする肉を扱ったことがあるなど証言、とか、BSEどころではないアメリカの畜産品の問題が記載されています。これ、日本政府は国民の健康を守るために、(現場で働く人たちのためにも)真偽を確認する必要があるんじゃないかしら。

2004年7月20日
農林水産省 大臣亀井善之殿  (ローカル556からの申し入れ)
http://www.labornetjp.org/labornet/worldnews/namerica/usnews/20040720local556doc
その他のタイソン社労組の情報だそうです。
http://www.labornetjp.org/worldnews/namerica/usnews/tslocal556

●7491 (投稿者削除)
●7490 全頭検査廃止=20ヶ月以下輸入再開という報道の論理にはオドロキ。 まりちゃん 104/09/04(Sat) 17:36:27 削除
URL: http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/bovine_spongiform_encephalopathy/
笹山さんこんばんは、
ヤフーのBSE特集などを見ていますと、全頭検査廃止=20ヶ月以下の牛輸入再開と報道されていますが、いったい報道は、どうしたんでしょう。
全頭検査より大切なものは危険部位除去だとか声を大にして叫んでいたのはマスコミだと思うのですが、アメリカのその辺りを、ほとんど無視した報道には、オドロキを隠せません。

アメリカの危険部位除去は過去に出たさまざまな資料を見ても、問題ありありですし、また、マスコミが触れない、飼料問題も改善されたとはいえない状況です。
そういう状況下で、産経のこの記名入りの記事など、わけわかりませんね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040903-00000000-san-bus_all

前回、食品安全委員会の事務局と吉川座長が作成したというたたき台は、他の委員が審議に入り見る前にマスコミ各社に流れ、それが「食品安全委員会の決定事項」として大騒ぎ報道されましたが
結局のところ、その数値も否定されることとなり。。。今回の20ヶ月云々の報道も、6日の審議前のたたき台なのにどうなることやら、という感じですが、ま、胡散臭さが否めません。へーんなの。

●7489 レコード協会会長の会社はCCCDがお好き 笹山登生 104/09/04(Sat) 17:05:17 削除
URL: http://www.musicman-net.com/cgi-bin/public/n-view.cgi?hid=07-05-0094
依田会長退任後の日本レコード協会会長に、ポニーキヤニオンの佐藤修社長が選任された。
というわけで、ポニーキャニオンのCCCD度は如何とね見てみたら、遅ればせながら、CCCD路線をつっぱしられているようである。
こうなると、CCCD化は、業界貢献度の踏み絵化しているようにも見受けられますね。

●7488 フェア・ユースは、一日にして成らず 笹山登生 104/09/04(Sat) 16:50:14 No.7487へのコメント 削除
URL: http://onlinebooks.library.upenn.edu/fairuse-explain.html
赤田和博さん。
しばらくです。
フェアユースには、よい面と悪い面とがあるのは、ご承知のとおりでしょう。
その境界線を決めるのは、まさに、その国の文化の節度なんだと思います。
アメリカのフェアユースの概念が、過去にわたる判例の集積からなっているのも、そのためなのでしょう。
上記サイトにありますように、1961年のReport of the Register of Copyrights on the General Revision of the U.S. Copyright Law に、具体的なフェアユースの概念が列挙されています。
すなわち、
1.実例掲示やコメントを目的としてのレビューや批評における抜粋
2.学術の仕事の中で、著者の見解についての実例や詳細説明をするための短い部分の引用
3.作品内容のパロディ化を目的としてのパロディ使用
4.ニュースレポートにおける短い引用による作品の要約
5.損傷した作品の一部を補うための作品の一部の再生
6.生徒へのイラスト・レッスンの場における先生と生徒による作品の再生
7.法的訴訟手続きや報告の中での作品の再生
8.ニュース映画や放送において、イベントの場面を報告するに際して、偶然に作品が再生されてしまう場合

が基準になっています。
また、何が、フェアで、何が、侵害なのか、その境界ゾーンについては、次のとおりです。
1.商業的利用なのか、非営利的利用なのか、その使用の目的と性格
2.著作権で保護された作品の性質
3.作品全体のうちで、どの程度の割合で使用されたのか、その量と、実態
4.潜在市場いおいて、使用されたことによる効果と、著作権で保護された作品の価値の秤量
となっています。
すなわち、日本型フェアユースを作り上げるには、日本におけるこれまでのフェアユース如何が問題になった判例の集積と、日本文化における共有資産の居人限度の確認、慣例的使用状況などを考慮して、構築すべきものと思います。
大げさに言えば、日本におけるコモンズの概念がどの程度なのかを見る必要があるのではないでしょうか。

●7487 公正利用(フェアユース)条項案 赤田和博(ARTS) 104/09/04(Sat) 14:47:29 削除
URL: http://www.arts.or.jp
笹山先生 ご無沙汰してます。 赤田です。
今回の著作権法改正要望に関連して、下記の「公正利用(フェアユース)条項案」を入手しました。

「公正利用(フェアユース)条項」はアメリカ著作権法の107条に有り、中古裁判のときから、「日本の著作権法にもあれば戦いやすい」と話しには聞いていましたが、今ひとつイメージがつきませんでした。

日本の著作権法ではこのような条文案になると、具体的に提示されるとかなり親密な感じを受けました。「文書は自由に使ってよい」と言うことだったので、特に中古とかレンタルの市場論が関係するのはDと@になると思い、ARTSで、要望趣旨の(2)などわからないところはずして、法改正要望書として出せないかと考えても見ました。しかしあまりに包括的で、私の能力では扱いかねるため見送りました。

もったいないので、笹山先生の掲示板で皆さんに見てもらったり、評価をいただきたく思います。


1.要望の趣旨
  著作権法第50条を改正して、一般的権利制限規定(公正な利用)を設ける。

2.改正を必要とする理由
(1)著作権法は、30条から49条までにおいて、著作権の制限規定を設けているが、これらの条文に該当しない場合であっても、これらの規定と同程度に公正な利用はありうるところである。しかし、本法のような個別的規定では、公正な利用の全ての形態をカバーすることはできないし、また、技術や社会情勢の変化に適切に対応できるとは限らない。
(2)具体例をあげれば、コンピュータープログラムのリバースエンジニアリングの問題や、「書」の事件などで、「複製」概念の技巧的な解釈をせずとも、公正な利用の規定で事案の適切な処理がなされうると考えられる。
(3)米国法、英国法、ドイツ法など、世界の主要国においても一般的な公正利用の規定が、個別的な規定の列挙のほかに設けられている。
(4)本改正により、著作権者の不当な権利行使が適切に抑制され、もって著作権法第1条の目的にかなった保護と利用のバランスをはかることができ、文化の発展に寄与できることになる。

3.改正条項及び内容

第50条(著作物の公正な利用)
1.第30条から前条までの規定が適用されない場合であっても、第1条の趣旨に照らし公正な慣行に従って、これらの規定に準ずる程度、態様により著作物を利用することができる。この場合、次の点を考慮しなければならない。
@著作物の種類及び性質
A報道、批評、研究その他の利用の目的
B利用の態様及び量並びに利用した作品中における役割
C著作物に翻案等が加えられた場合には、その文化の発展への寄与の有無及び程度
D利用により、著作物の需要が代替的に奪われるか否か、及びその程度
2.この款の規定は、著作者人格権に影響を及ぼすものと解釈してはならない。


●7486 農地法 桜の花 104/09/04(Sat) 13:48:56 No.7482へのコメント 削除
URL: http://
笹山さんの意味するところの延長線でぶつかるものが この農地法ですね。

日本でも 戦前に限らず大土地所有がありました。常に 時代時代で 権力なり時代を
支えているものの 一つの本質だと私は思っています。欧米をはじめ諸外国でも同様の真実です。

ですが 本来は 九条を変えることより『農地法』をかえることこそ 本当の自立した日本を考える
ことと言えると思っています。現在の『農地法』を日本人に押し付けた経緯こそ 知る価値があります。
幸か不幸か 戦後の産業発展が そして ささやかな地方経済の発展が 日本から 国体の本質を
覆い隠したのだと思います。そして 技術進歩は それをも乗り越えると思います。

しかし『農地法』を変える事により 笹山さんのおっしゃるように地方経済を安定したもにすると思います。
農業従事者の所得を増大させれば 税制をその分変えてもよくなるでしょうし、地方の財源を増やす結果にも
できると考えます。都市部で過っては 中小企業が税金をせっせと払っていた様にです。

昨今の物流の変わり方は 新しいその様な社会にも適合していくものと思います。
まず小売業者の減少が 従来の市場の機能を縮小しています。大規模店にいたっては
選か場を持ったJA関連企業から 土日を問わず毎日 直納されています。
毎日つくる給食関係・お弁当関係は 国内外から商社が 物流をになっています。

それぞれに適合した流れをつくつていますが だからと言って『農地法』を
いじらなくて良い理由にはなりません。
農業従事者に 沢山稼いでいただいて 財源を考える明るい政策が 今の日本を
救う 一つかもしれません。

●7485 大物の暇なときの過ごし方 笹山登生 104/09/04(Sat) 13:27:22 削除
URL: http://www.gld.mmtr.or.jp/~sumiyosi/tetugaku(jinsei)2.htm
民主党の岡田代表が、小沢さんに、選挙対策本部長をお願いしたという記事を読んで、やや、せせこましい感じにとらわれた。
大物の暇なときの過ごし方というのは、古来いくつかのパターンがあるようだ。
広田弘毅の「風車、風が吹くまで昼寝かな」なんてのは、すがすがしいですね。
広田さんの母校の後輩の山崎拓さんも、一時、この言葉を好んで使われておられました。
また、吉田茂さんが、池田勇人さんと、佐藤栄作さん、田中角栄さんのそれぞれに「呑舟の魚は、支流に遊ばず』(呑舟魚不游枝流)、「燕雀不知天地高」(燕雀は天地の高きを知らず)、「歳如流水去不返 人似草木争春栄」(歳は流水のごとく流れさって返らず、人は草木に似て春栄を争う)という色紙をそれぞれ分けて贈ったというのは、有名な話ですね。
菅さんも、小沢さんも、暇になったことは事実なのだから、願わくば、選挙対策などというものとは、別の観点から、日本国の来し方行く末を、悠久の境地から、再構築していただきたいものです。
その意味では、菅さんの遍路と農村行脚には、一定の理解ができる。
本来、二大政党時代というものが到来するとすれば、片方が忙しいときには、片方は暇なのだから、そのそれぞれの機関をいかに有効にすごすかということが大事になるのではないのだろうか。
もちろん、選挙対策は、次に忙しくなるための必須条件なのだが、それだけでは、政治家として、あまりにわびしい感じがするのは、私だけであろうか。

●7484 『アメリカのアグリビジネスは、USAにハイジャックされた』とのOCNサイトの告発 笹山登生 104/09/04(Sat) 12:42:11 削除
URL: http://www.competitivemarkets.com/pdf/USDAagencyCapture.pdf
OCN(Organization for Competitive Market )が、USDAの政府高官と、特定のアグリビジネスとの癒着ぶりを告発したサイトで、たとえば、ヴェネマン農務長官は、バイオ技術関連産業のカルジーンのメンバーだし、ペン次官は、スパークすカンパニーの幹部であたし、メアリー・ウォーター次官補は、コナグラフードと関係があるとしている。

●7483 (投稿者削除)
●7482 農産物市場の細分化と多角化・差別化が必要 笹山登生 104/09/04(Sat) 12:02:14 No.7480へのコメント 削除
URL: http://www.bio.mie-u.ac.jp/database/doc-abs/otsu18.html
桜の花さん。
おっしゃるように、確かに、日本の農産物市場は、国産シェアが低いのですから、そこに、国内農産物の参入機会がそれだけ多いともいえますが、なぜ、これまで、そうならなかったのかということも、考えなければならないでしょうね。
輸入農産物のメリットである、低コスト化と、食材市場への国内加工用農産物の供給体制が整わなかったこと、この二つが大きいでしょうね。
私も、かねてから、日本農業と食品産業とは、車の両輪との合言葉に、国内農産物の加工適格化を図ろうと、努力してきましたが、遅々として進まずといったところです。
やはり、この分野では、契約農場的な考えを取り込まないと、ここの農家主体の生産母体や、JA経済連対応では、進まないように思えます。
また、輸入農産物に対して、『見えざるバリア』を構築するためには、日本の農産物マーケットの細分化と、それにミートしうる農産物供給体制が必要なものと思われます。
たとえば、花き生産においても、鉢物と生花の差別化などが必要でしょうね。
キーワードは、日本の農産物細分化と差別化、多角化の知恵が必要ということです。
単に、お題目のごとく、『日本農業は国の宝』などと、JAのうたい文句を鸚鵡返しにしているだけでは、だめというわけですね。
ようやく、農林水産省も、農業への企業進出を認めるようになってきました。
農業関連の雇用の場が、地方に増えるようになれば、一石二鳥ということになるのですが。
依然として、既得権の壁は厚いようですねる

●7481 アメリカの雇用統計の明るさを、インテルが打ち消した。 笹山登生 104/09/04(Sat) 11:44:48 削除
URL: http://www.nytimes.com/2004/09/04/business/04stox.html
米労働省が三日発表した八月の米国の雇用統計によると、農業者を除く雇用者数は前月に比べて十四万四千人増え、十二カ月連続の増加となった。
失業率(季節調整済み)は前月から0・1ポイント低下して5・4%となり、二〇〇一年十月以来二年十カ月ぶりの低水準隣、ブッシュ政権にとっては、朗報といえるのだが、ニューヨーク市場は、この朗報よりも、インテルの業績懸念のほうに強く反応した模様。
Intelは2日、第3四半期の売上予測を下方修正しており、その理由として、PC用プロセッサなどの製品に対する需要が予想を下回っていることなどを理由に挙げている。

総じて、PC関連需要が世界的に低下傾向にあることと、原油高への先行き懸念があいまって、投資家のマインドを冷やしているものと思われる。

●7480 産業と商業の必然的変遷と国民生活 桜の花 104/09/04(Sat) 11:22:25 削除
URL: http://
これも 私の主張ですが 本来の言いたいことの前ですが そして遠回り
ですが また 身勝手な記述をさせていただきます。

ここ20〜30年で私達の周りの産業構造・商業構造も大きく変わりました。
注目したいのは この産業と商業の構造変化と国民生活の関係を見る事ができる気がするからです。

産業では 労働集約的産業の時代→機械化・ロボットの導入による『生産性向上』を求め豊かさを
享受する時代→機械・ロボットの品質が向上し 誰が管理しても同水準の商品を生産できる時代。
商業では 個人商店的商法の時代→大規模・チェーン店の乱立の時代(労働集約的商業)
農業では 三ちゃん農業的時代→『生産性向上』を追求する時代(将来に起こりそうな夢の時代)

簡単なタイトル的なものですが この中の『労働集約』が付く時代は 国民生活にとっては 
明るくない時代だとおもっています。
そして 産業技術の発展は 日本の産業の空洞化をまねいています。誰でも簡単に均一な
良い製品が出来る時代です。これでは 資本の特性で 労働力の安い国へ移転してしまいまい。
商業の大店舗化・チェーン店化を『労働集約的』と敢えて言いますのは そこに労働力に対する
意識が 必ずしも生活向上の為の賃金意識と見れないことが理由です。

今は 時代の必然が生んだ時期なのだと思います。
私は 今まで流に考えれば 技術革新を伴った農業の発展を考えるのも一つだと思います。
産業的には 日本にとっては 市場があるのに未開拓な産業だからです。
米国のような金融主義でも 国民生活の向上は 計れないことは解っています。

私は 国民生活向上のヒントは 過去の学問の中には無いようにも思っています。
今までの歴史が それを証明していると思います。『今の時代』が 歴史的変遷の
中のものだと思えるからで。そこに 私は 希望がもてる事のように思えます。
そして 人類の知恵は そこに何かを生み出せるようにも思っています。

●7479 (投稿者削除)
●7478 吉野家ディーアンドシーは、五千円高 笹山登生 104/09/03(Fri) 18:53:53 削除
URL: http://company.nikkei.co.jp/index.cfm?scode=9861&ba=1
こちらほうは、五千円高
それにしても、この二社の6月7月8月の株価推移を見てみますと、7月には、もはや輸入再開近しできたのが、8月になって、ガクンと、ダウンしているのが目に付きますね。
いずれも異常な株価推移です。

●7477 (投稿者削除)
●7476 アメリカ牛肉再開期待株−牛角のレインズインターナショナル 笹山登生 104/09/03(Fri) 17:56:23 削除
URL: http://company.nikkei.co.jp/index.cfm?scode=2688&ba=9
7470で書いた今日の産経新聞の『アメリカからの牛肉輸入近し』との記事で、今日の牛角のレインズインターナショナルの株は、三万円急騰した。
ここの西山社長というのが凄腕のようで、http://www.campuspark.net/shukatsupark/topinterview/reins/ にその猛烈振りが書いてある。
それにしても、例のライブドアの社長とよく似ていますね。
にもかかわらず、今日の石原農林水産事務次官は、記者会見で、食品安全委員会待ちとのそっけない会見ぶりであった。
なお、来週月曜日に、注目の食品安全委員会のプリオン専門調査会が開催される。

●7475 来週原油価格は高騰するであろうとのブルームバーグの予測 笹山登生 104/09/03(Fri) 17:33:15 削除
URL: http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=10000086&sid=aOVtJ6SCst.Y&refer=latin_america
原油高騰予測の理由の第一は、イラクのパイプライン破壊。
昨日、トルコのキルクークにリンクしているイラク北方のパイプラインが破壊されたことが要因。
理由の第二は、ロシアのユーコスの3つの子会社と製油所が差し押さえられ、破産が確実視されてきたこと。
理由の第三は、『フランシス」という名のハリケーンが、製油所が集中しているフロリダの東海岸上陸に向けて動いていること。
ここに立地しているロイヤルダッチシェルは、従業員の避難を開始したという。
理由の第四は、在庫のひっ迫。
アメリカのエネルギー省が、原油の在庫が四百二十万バーレル低下して、二億八千七百十万バーレルになったことで、3月12日以来最低の水準になったと発表したことで、原油価格が跳ね上がった。

なお、opecは依然として、増産体制にあることを強調して、原油価格高騰を防ごうと必死だ。

●7474 合併市町村名『白神市』に青森県側から異論続出 笹山登生 104/09/03(Fri) 15:39:52 削除
URL: http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040903c
能代山本市町村合併協議会(法定協、藤里町を除く能代山本7市町村で構成)が合併後の新市の名称を「白神市」と決めたことに対し、青森県側から異論が相次いでいる問題で、寺田典城知事は2日、「固有の名称を使うというのは勇気のいることだったと思う。(青森県側から抗議もあるが)県として調整、指導というようなことはできない。協議会の決定を尊重し、白神という名にふさわしいまちづくりを進めてもらいたい」と語った。
「白神市」の名称については、同日、青森市で開かれた北海道・北東北知事サミット後の会見で取り上げられた。
青森県の三村申吾知事は「合併協議会で話し合って決められたことであり、私は意見を挟む立場にない」と述べた。
3日には、青森県のNPO法人「白神山地を守る会」(永井雄人代表理事)が名称の撤回を求め、本県の市町村合併支援室を訪れる。

ということで、数年前のNHK「プロジェクトX」での白神山地をめぐる青森・秋田間の本家争い騒動が。今度は、合併市町村名で再燃した形だ。
もともと、この白神という名は、菅江真澄の日記「おがらのたき」(雄賀良能多奇)によれば、もともとは、『白上』という名で、それは、残雪の形を現したものだという。
「北北西に見える上の字が岳は、残雪が上の文字の形をしているところから、白上山と呼ばれるのであろう。」「豊作の豊凶を占い、あるいは田畑の耕作の時季を知るに、富士山の布雪、農男、耕田の岳(八甲田山)の蟹子のはさみ、種蒔法師、この舟が沢山の兎雪、あるいは上文字山、また白上、あるいは白神というのもおなじためしである」とも書いてあるという。
となると、この白神岳は、青森・秋田両県の豊作を、雪形でもって占う象徴ともいえる。
もっと地名は大切にしないとね。
まあ、『南白神市』ぐらいで我慢するしかないのでは?

●7473 13ヶ月では。 笹山登生 104/09/03(Fri) 09:51:30 削除
URL:
まりちゃんさん。
歯列による月齢判定では、13ヶ月月齢というのは、判定不可能のゾーンですね。
では、13ヶ月と18ヶ月とのあいだは、ラピッドテストによるとかのオプション措置を着けるとなると、なお、ややこしくなりますね。
永久歯が一本でも生えていれば、検査というのが、一番わかりやすいのかな?

●7472 ユニバーサルサービス論をそっちのけの国と地方の義務教育費負担金論 笹山登生 104/09/03(Fri) 08:41:27 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040829-00000008-san-pol
知事会が、三位一体改革案で中学校分約八千五百億円の削減を盛り込んだ義務教育費国庫負担金の削減決議をしたということで、異論続出である。
知事さんの中には、決議に賛成して、地元に帰ってから、『あれは、その意味で賛成したのではない』などと、弁明に必死のかたもいらっしゃる。
確かに、中等教育を地方に任せろとの生きがいなのか、義務教育費削減はオーケーだが、ほかのは困るとのメッセージなのか、知事会の意図がよく分からない。
一番明快なのは、森前首相で、「義務教育は、総務省の問題でなく、文部科学省の問題」というのが、すっきり見解。
これは、郵政問題でもそうなのだが、問題の根源を、ユニバーサルサービスのあり方如何から出発しないで、小手先の財源論から出発しているところに、小泉改革論と、自称改革派の地方分権論との、非気宇壮大的・矮小的側面が垣間見られる。
『所詮知事は知事なのかな?』なんて限界をも感じさせる一面ではある。

●7471 BSE:13ヶ月齢から見つかってくると書いてありますが まりちゃん 104/09/03(Fri) 08:41:03 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai13/160806_dai13kai_prion_gijiroku.pdf
8月6日のプリオン専門調査会の会議議事録によると、
『現在の検査、ラピットテストで見つかってくるのは、潜伏期の3分の2以後というのがぎりぎりの時点であろうと。その3分の2というのを最悪のシナリオ考えると、20か月の3分の2というのは13か月になるんです。したがって、英国の20か月の牛は12か月以前であれば問題ないだろうというところまで言って、そういうことを書いた背景は、恐らくEUが2000年にSRMを12か月という線を引いていて、あのときの報告では20か月齢は無視できない、非常に重要であると。』
と書いてありますが、産経新聞の記事によるとそういうのは無視しちゃう意向なんですかね。

また、4月22日:OIE/BSEコード改正に関する専門家会合議事録から抜粋します。ここらへんが現在の本当の「科学」のようで、報道とはずいぶん違うように感じます。
http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/gijiroku.htm
○北本委員 人型マウスを用いて人のプリオンをアッセイする実験系が行われており、10の7乗くらい、それにアダプトしたストレインを用いると10の8乗くらい。それでアッセイするとこれまで感染性がないといわれていた臓器で全て感染性が出てくる。これでアッセイすれば10の3乗くらいが簡単に出てくる。筋肉については、脳で高々10の3乗しか検出できない実験系でやっていたのではないか。
 我々が注意しなければならないのは、そこに感染性がないとは言えないということ。
 私はプリオンの専門家だが、いくら牛肉が好きだからといって、BSEの発病した牛は食べられない。我々の安心は、中枢神経系にないということをアッセイして、感染性が中枢神経系よりも前に蓄積するかもしれない特定危険部位、特に回腸を除けば、潜伏期間があったとしても安全だということで食の安全が確保されている。

○山内委員 そうです。私が言いたかったもう一つは、実験成績というのは、3頭とか1頭とかといった極めて限られた牛についてのデータではまだまだわからないことがたくさんあるということ。

○北本委員 我々の健康に関連して、安全かどうかということを今までのデータで言うのは、困難であることをわかっていただきたい。

○山内委員 そのとおり。食のリスク評価という観点から議論していただければ、いくつかの問題があり、単純にOIEコードのように貿易の観点から言ってしまうと簡単な結論になる。

○品川委員 貿易といっても、食品の安全性という観点からすると、輸入であろうが何であろうが、結局北本先生がおっしゃられたことに行き着く。日本が全頭検査を始めた時の考え方は、BSEが日本にどの程度あるかといったサーベイランスではなく、牛肉の安全性をいかに確保するかということ。まず、BSEの検査を行い、陽性であればまず全部排除する。検出できないレベル以下のものはSRMを除くことによって対処しましょうということ。これが2001年の検査。この結果をサーベイランスとして使うことはいいことだと思うが、現在の議論は、異なる方向に進んでいる。一度原点に戻る必要があるのではないか。

●7470 BSE-歯列により牛の月齢判定の限界 笹山登生 104/09/03(Fri) 07:48:02 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040903-00000000-san-bus_all
上記サイトのように、日米決着の落としどころは、現在、アメリカで適用可能の月齢判定によって、検査限界の線を引くのか、それとも、他の月齢判定の方法をとるのかに、絞れてきた模様。
以前にもこの掲示板で書いたように、個体認識票が整備されていない、アメリカでは、歯列による月齢判定しか、ユニバーサルな方法はない。
となると、生後18ヶ月以下の牛は、第一門歯の乳歯一対がある状態。
生後18ヶ月以上の牛は、第一門歯の乳歯一対が欠けており、第一門歯の永久歯が覗いている状態。
(生後20ヶ月以上の牛は、第一永久門歯のうちのひとつが、歯茎を破って、出ている状態。−オハイオの基準)
生後24ヶ月以上の牛は、第一永久門歯一対が、歯茎を破って出ている状態。
生後30ヶ月未満の牛は、第二永久門歯のうちのひとつが、歯茎を破って出ている状態。
生後30ヶ月以上の牛は、第二永久門歯一対が、歯茎を破って出ている状態。
ということで、生後18ヶ月、20ヶ月、24ヶ月、30ヶ月の区切りしかないわけだが、厄介なのは、このそれぞれのラインが約6ヶ月の誤差を含んでいるということである。
となると、歯列判定で月齢18ヶ月と判定されても、最大誤差があるとなると月齢24ヶ月ということもありうるというとだ。
上記サイトでは、最も若い感染牛の生後二十一カ月齢を下回る「二十カ月齢」、国際的に検査が困難とされる「二十四カ月齢」、米国が危険性がないと主張する「三十カ月齢」の三案が出ているとのことだが、そのいずれも、6ヶ月の誤差があるということをお忘れなく。

●7469 たしかに 笹山登生 104/09/02(Thu) 21:33:15 No.7467へのコメント 削除
URL: http://www.melsmon.co.jp/prd_mel.html
まりちゃんさん。
確かに、このサイトでは、国内の感染していない人胎盤が原料と書いてありますね。

●7468 (投稿者削除)
●7467 ヒトプラセンタ原料の製品 無許可製造 まりちゃん 104/09/02(Thu) 20:53:03 削除
URL: http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/09/h0902-3.html
過去に話題になったヒトプラセンタ製品の企業が薬事法違反で自主回収を指導されました。近く回収命令を出すとともに、
業務停止などの行政処分や刑事告発も検討、とのことです。

輸血や臓器移植などと同じ献血対策をしていただきたいです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040902-00000706-jij-soci
輸血と一緒の危険性として特定生物由来製品に指定されているはずなのですが、扱いが違うようです。

●7466 食品管理に役立つリモートセンサー 笹山登生 104/09/02(Thu) 19:38:48 削除
URL: http://www.sensorwireless.com/products/crackless_egg.html
上記サイトの写真のように、この卵の形をしたセンサーは、温度、圧力などのデータを、離れたハンドヘルドコンピュータに送ることができる。
たとえば、卵が、ラインに乗って、洗浄され、パックされるまでのラインを動く過程の情報を刻々、コンピュータにワイヤレスで伝えてくる。
センサーには、このほかいろいろな種類がある。
りんごのラインであればりんご型に、というようにである。
RFIDテクノロジーの食品安全への応用例だ。

●7465 浅間山の噴火で嬬恋のキャベツが火山灰をかぶるとどうなる? 笹山登生 104/09/02(Thu) 18:47:12 削除
URL: http://www.vegefund.com/yasaijoho/yasai/0404/yasai0404no4.jpg
上記の表は、東京中央卸市場の季節ごとの産地別シェアの推移だ。
季節によって、産地のシェアが変わっていく。
1月から3月までは愛知県産が主流、4月が神奈川県産、5月と6月が千葉県産、7月から10月までが、群馬県産、11月が千葉県産、12月が愛知県産。
大阪卸売市場では、7月から10月までは、群馬県産と長野県産が主流。
今回の浅間山の噴火で、嬬恋キャベツの火山灰による被害が甚大だそうだ。
となると、この9月10月と、千葉県産と愛知県産にタッチするまでが非常に苦しくなる。
輸入物としては、中国が主流。ただし、収穫期は、上海市及び浙江省においては、12月以降
私も、嬬恋キャベツの産地を訪れたことがあるが、キャベツ生産農家は非常に豊かな農家ばかりだ。
ご同情申し上げたい。

●7464 (投稿者削除)
●7463 Googleが日本語ニュース検索を開始 笹山登生 104/09/02(Thu) 10:36:05 削除
URL: http://news.google.co.jp/nwshp?hl=ja&gl=jp
これまで外電に限っていたGoogleのニュース検索が、日本語でも可能のようになった。上記サイトで可能。

●7462 (投稿者削除)
●7461 共和党大会は、新無線技術の品評会 笹山登生 104/09/02(Thu) 09:36:01 削除
URL: http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20071443,00.htm
という記事だが、このなかで、TxtMob http://dailywireless.org/modules.php?name=News&file=article&sid=2884&src=rss09
というのは、一見携帯電話風だが、情報を共有できるのがミソで、ボストンで開催された民主党大会で、抗議運動参加者同士が警察の動きに関する分刻みの情報を共有するのに活用されたという。
また、Moblogger http://moblogger.kaywa.com/ というのは、モバイルのブログ で、このように携帯のカメラから取り込んだ写真をブログに掲載できる。
不振人物の写真データベースを、ブログを見る人が共有できるというわけだ。
Moport.org http://www.moport.org/ は、そのためのツール。

●7460 傍聴報告 笹山登生 104/09/02(Thu) 07:40:52 No.7458へのコメント 削除
URL: http://www.jfic.gr.jp/commission/report/index.html
まりちゃんさん。
あれ、こっちの方ですかね。
大量動員ってのは。
どうも、近頃のロビー活動ってのは、手が込んできましたね。

●7459 BSE意見交換会に特定企業が大量応募 笹山登生 104/09/02(Thu) 07:33:33 削除
URL: http://www3.nhk.or.jp/news/2004/09/02/d20040902000022.html
NHKニュースによれば、BSE意見交換会に特定企業が大量応募していたとのこと。
この意見交換会は、全頭検査の見直しなど国のBSE対策について意見を聞こうと先月18日、農林水産省と厚生労働省が開いたもので、FAXなどによる先着順で275人の参加者が選ばれた。
ところが、様式がよく似たFAXが多数寄せられたため、農林水産省が調べたところ、1350人あまりの応募者のうち、およそ750人が外食産業と取り引きのある東京のマーケティング会社など2つの企業の関係者で、その大半が全頭検査を見直してアメリカ産牛肉の輸入を再開すべきだと記していたことがわかった。
これらの応募は定員に達した後に届いたため、会合に参加はできなかったが、実際に参加した人の中にも女性の名前で応募しながら男性が参加するなど、不適切な事例が確認されたということだ。
農林水産省などは「意見が不正に片寄るおそれがある」として、大量の応募はやめるよう呼びかけるとともに、今後の意見交換会では、▽1つの団体から参加できる人数を制限し、▽代理の応募も認めないことを決めた。

という記事だが、この中での「外食産業と取引のある東京のマーケティング゜会社」というのは、この掲示板でも、6466などで取り上げた、某巨大広告代理店の子会社をFAX番号とする、また、某巨大通信社とも関係のある日本版ロビー会社のかたがたなのではないでしょうかね。
しかも、この会には、食品安全委員会の専門委員の大学教授さんが、発起人となっているという周到さ。

●7458 「食品科学広報センター」とは?(最近の疑問) まりちゃん 104/09/02(Thu) 07:19:33 削除
URL: http://www.fsic.co.jp/
おはようございます。

食品科学広報センターという、
日経フードサイエンスというサイトで「傍聴友の会」として公的機関会議の傍聴を報告している団体があるのですが、
http://biotech.nikkeibp.co.jp/fs/top.jsp

http://www.fsic.co.jp/ 本家サイト
http://www.fsic.co.jp/fruits/ 輸入フルーツの安全性のサイト
http://www.fsic.co.jp/bio/ 遺伝子組み換えの安全性のサイト
http://www.fsic.co.jp/food/pan/ パンの安全性のサイト

どういう団体なのでしょう。

●7457 米サプライ管理協会(ISM)製造業景況指数が予想より低下 笹山登生 104/09/02(Thu) 07:18:47 削除
URL: http://www.forbes.com/infoimaging/feeds/ap/2004/09/01/ap1526751.html
昨日発表の8月のISM製造業景況指数が、当初予想されていた59.8から、0.8ポイント少ない59.0となったところから、当初は、失望感が広がると思われたのに、ニューヨーク市場は、原油高での株価高という、奇妙な展開を見せている。
上記サイトによれば、共和党の全国大会が、指数低下を上回る明るい材料となっているようだが、アナリストも、正確な答えを出していないようである。
これは、日本の市場でもいえることだが、どうも、底流には、デフレの罠を逃れることに必死でこれまで来て、ここになって、原油高という、困ったようで、逆にインフレ期待としてはうれしい要因が発生してきたというのが、真相なのではなかろうか。
インフレ期待は、非負制限に落ちいった金融政策の可動性を大きくするし、決して、マイナスなことではないとの判断なのだろう。
生活サイドと生産サイドの、原油高をめぐる思惑は、日米とも、その乖離を広げているように思われる。

●7456 ある程度の著作権コントロール 笹山登生 104/09/02(Thu) 06:55:08 削除
URL: http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0408/26/news033.html
戸締りを厳重にし過ぎて、そこの住人さえも、家に入るのに苦労している字様態が、現在の著作権コントロールの方向。
これを、『ある程度のコントロール』に切り替えることによって、ユーザーにとっても、居心地のいい、著作権コントロール環境を生み出すという動きが、上記サイトのように出てきた。

●7455 Winny 金子氏支援サイト 笹山登生 104/09/01(Wed) 19:00:44 削除
URL: http://freekaneko.com/ja/index.html
ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」を開発、公開して違法コピーを助けたとされる事件で、著作権法違反(公衆送信)ほう助の罪に問われた開発者の東京大助手金子勇被告(34)の初公判が1日午前、京都地裁(氷室真裁判長)で始まった。金子被告は罪状認否で「ウィニーの開発、公開は技術的な実験として行っていたものであり、著作権侵害行為の手助けをする意図はなかった」と述べ、無罪を主張した。

上記サイトは、金子氏支援サイトだが、私的には、ほう助罪適用というのは、かなりの無理があるように思われる。
P2P技術の社会的正当性如何がとわれる裁判として、今後も注目していきたい。

●7454 日米の牛肉関係者が、両国政府にメール作戦 笹山登生 104/09/01(Wed) 08:29:58 削除
URL: http://www.hpj.com/dtnnewstable.cfm?type=story&sid=12527
アメリカの国際的牛肉輸出会社や、日本のフードサービス会社の関係者らが、任意の寄り集まりをつくり、日米両国の政府関係者に対して、牛肉輸出再開交渉の実現を訴えるメール作戦を始めた。
小泉総理にも出すという。
もう待てないという内容のようだが、果たして、効果はいかに?

●7453 用途混合の街づくり 笹山登生 104/08/30(Mon) 23:23:23 削除
URL: http://web.pref.hyogo.jp/vision/iinkai/s1/siryou2-4.pdf
今日は、名古屋で、循環型環境都市構築のための基盤技術開発のシンポジウムがあった。
そこで、名古屋大学の森川高行酸から提案されていたのが、用途混合型の都市づくりだった。
用途混合は、英語で言えば、ミックスド・ユースだが、日本にこの考え方が取り入れられてきたのは、欧米に比べ、かなり後のことだった。
コンパクトシティの考え方に、日本の都市がなじまなかったせいも、あるかも知れない。
しかし、都市機能の単一用途化は、環境的にいろいろな弊害を生むことが分かってきた。
この夏のヒートアイランド現象も、その一つの現れである。
それにしても、国会議員が、国会内で、うち水をして、話題になったのはいいが、それが、水道水であっては、やや、その趣旨に反するのではなかろうか。
今日のシンポジウムでも、トヨタのどなたかがいっておられたが、この場合の打ち水は、ぜひ中水でできるような体制になることが、前提のような気がしている。

●7452 ,スタンガン多用が気になりますね。 笹山登生 104/08/30(Mon) 23:12:28 No.7449へのコメント 削除
URL:
まりちゃんさん。
これは、一年以上前の数字ですね。
こうしてみますと、スタンガンの多用が気になりますが、その後、改善されたのでしょうかね。

●7451 石原事務次官が関心を示したアメリカの新検査開発技術とは? 笹山登生 104/08/30(Mon) 22:39:58 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040830-00000192-kyodo-bus_all
上記サイトのように、訪米中の民主党BSE調査団に対して、アメリカ・カリフォルニア大学のジリー・セーファー(Jiri Safar)助教授が示した、ラピッドテストとは、次のもののようだ。
このテストは、サイトhttp://www.cbc.ca/stories/2003/09/07/bse_test030907 にもあるとおり、the conformation-dependent immunoassay (CDI)とよばれるもので、5時間で検査結果が分かるというものだ。
この一−二年のうちに、組織検査や血液検査によって、生きたままの牛の検査もできるとしている。
実験室段階では、マウスの筋肉から、プリオンが検出されたという。
しかし、ウィニペグにあるthe national BSE reference laboratory の長であるStefanie Czub博士によれば、実験室のマウスによる実験結果が、必ずしも、牛に当てはまるとはいえないという。
と、牛とは異なるという。
氏のいうに、「牛における潜伏期間がどのくらいなのか,知っているでしょう。そして、マウスに注入した感染物質がどのくらいの量だったか、正確に知っているでしょう。BSEの場合は、その点が完全に異なるのです。」と、氏はいう。

ということで、せっかく、石原事務次官が関心を示されたBSEラピッドテストも、まだ、マウスの段階だったようで。
共同通信さんも、ちょっと早とちりでしたね。
膨大な予算を確保するプルジナー三一派に対しては、別の意味の風あたりも強いようで、そのへんは、バランスをおいて考えなければならないのかもしれない。

●7450 (投稿者削除)
●7449 特定部位の取扱い状況等の調査結果 まりちゃん 104/08/30(Mon) 07:59:37 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai10/index.html
第10回食品安全委員会プリオン専門調査会 6月1日の資料内容だそうですが、特定部位の取り扱い状況の過去の集計結果がありました。配布された資料のコピーを頂戴する機会があったのでUPします。公開の資料なのですが、食品安全委員会のWebページには何故かまだ上がっていないようです。15年2月末時点の資料なのでこれからまた改善されたと思いますが、さらに改善を急いでいただきたいです。

特定部位の取扱い状況等の調査結果(平成15年2月末日現在)

1 牛の特定部位の取扱いについて 調査対象施設         163
(平成15年2月末日現在、牛のとさつを行っていると畜場数)

2 スタンニング方法
 (1)スタンガン                        151
 (2)と畜ハンマー(スタンガンの併用を含む)            13
 (3)圧縮した空気又はガスを頭蓋腔内に注入             0

3 ピッシングの使用
 (1)ピッシングを行っている                  119
 (2)ピッシングを行っていない                  44

4 背割りによる脊髄片の飛散防止措置
 (1)基本的事項
  @鋸の歯を洗浄しながら切断し、脊髄片を回収している     138
  A回収した脊髄片を焼却している               148
  B背割鋸は一頭毎に十分に洗浄消毒している          156
  C背割り後、脊柱中の脊髄を除去し、高圧水により洗浄している 148
  Dと畜検査員が枝肉への脊髄片の付着が無いことを確認している 159

 (2)その他の飛散防止措置
  @背割りを正中線からずらしている               15
  A背割り前に脊髄吸引機等を用いた除去を行っている      107
      背割り前に脊髄除去(吸引方式) 106
      背割り前に脊髄除去(押出方式)   1

5 牛の特定部位の焼却状況(以下の各方法を併用を含む。)
 (1)と畜場内の施設で焼却する                   70
 (2)産業廃棄物として産業廃棄物処理業者に委託し焼却する      53
 (3)市町村等の一般廃棄物処理施設(産業廃棄物処理が可能)で焼却する 32
 (4)専用の化製場で肉骨粉及び油脂等にしてから焼却する       19
   専用の化製場として報告のあった化製場
   ・東京製油協同組合(東京都西多摩郡瑞穂町)
   ・宮崎県畜産残渣処理協同組合(宮崎県北諸県郡高城町)
 (5)専用の化製場以外の化製場で肉骨粉及び油脂等にしてから焼却する 1
 (6)焼却方法が決まっていない                   0
 (7)特定部位を保管中                       2
   ・と畜場内に焼却施設の設置のため(年度内に焼却開始予定) 1
   ・町が一般廃棄物処理施設を建設中のため         1
 
6 めん羊・山羊の特定部位の取り扱いについて
 (1)調査対象施設                        52
   (平成14年4月1目から本年2月末日までに、12ヶ月齢以上
   めん羊及び山羊をとさつしたと畜場数)
 (2)と畜・解体時に12ヶ月齢以上のめん羊及び山羊の頭蓋(舌、   52
   頬肉を除く)、脊髄及び胎盤、並びにすべてのめん羊及び山羊
   の扁桃、脾臓及び小・大腸(付属するリンパ節を含む。)を除
   去し、焼却している                 
 (3)上記の部位を焼却していない                  0



●7448 (投稿者削除)
●7447 (投稿者削除)
●7446 洗濯ヘルパーは、合法 笹山登生 104/08/30(Mon) 06:22:07 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040830-00000017-mai-pol
政府は29日、高齢者の洗濯物を預かって家庭用洗濯機やコインランドリーで洗うボランティア事業の解禁に向け、今年度中にクリーニング業法の規制を緩和する方針を決めた。過疎化に悩む徳島県上勝町が高齢者世帯の生活支援策として「洗濯ヘルパー」を始めようとしたところ、同法で本格的な排水設備などが義務づけられたクリーニング業に当たるとして徳島県からストップがかかった。このため同町は地域限定で規制を緩和する構造改革特区の認定を政府に提案していた。
 上勝町にはクリーニング店が一軒もなく、町役場の隣に大型コインランドリーが設置されている。しかし、高齢者だけの世帯が200を超え「重い洗濯物を自分でコインランドリーまで運ぶのはつらい」などの苦情が寄せられたことから、実費で洗濯を代行する洗濯ヘルパーの派遣事業が企画された。

●7445 日本農業新聞の記事だそうですが 掲示板から 104/08/29(Sun) 21:27:46 No.7444へのコメント 削除
URL: http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000915920040609021.htm
なるほど。
ただ、検査を限定することで以下のような経費もかかってくるようです。
こういうのは、算出が難しいですね。

群馬食肉卸売市場の常務のコメントが日本農業新聞に上がっていたので
抜粋要約。(8月19日)
−若い牛が無検査になったときの影響
※混乱するだろう。
 ・検査牛と未検査牛の区分、解体、加工、流通まで分けて作業する必要あり。
  業務複雑化。
 ・店頭で検査済シール有/無肉が並んだとき消費者がどちらを選ぶか明白
 ・買参人は全頭検査を求める→費用負担が誰かの問題
※群馬のこの工場は対米輸出の認定市場になっている
 ・厳しい衛生管理が求められる(日70〜80頭処理だからできる手作りの世界
 ・米国内で同じ管理はできない(来日した米国と畜場関係者)
 ・米国は日3000〜5000頭を24時間流れ作業
※群馬のこの工場はピッシングはせず。吸引後背割り、枝肉洗浄
・処理方法に国の基準はなく、やっていないと畜場もある。
・整備には費用がかかる。誰が負担するか国、消費者だけでなく農家、
 食肉業者も加わって話し合い納得できる対策を

●7444 検査キットだけの予算ですね。 笹山登生 104/08/29(Sun) 18:32:38 No.7443へのコメント 削除
URL:
これは、検査キットだけの予算ですね。
人件費などの固定費は除かれているわけですか。
費用対効果算定のためには、ちょっと乱暴な検証のように思えますね。

●7443 狂牛病の全頭検査費用に関する農林水産委員会議事録 掲示板から 104/08/29(Sun) 17:58:54 削除
URL: http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000915920040609021.htm
第21号 平成16年6月9日(水曜日) に行われた農林水産委員会の議事録に拠りますと、全頭検査を例えば20ヶ月以上検査に変更しても費用は殆んど変わらないとのことです。

今迄の全頭検査=税金無駄遣い騒ぎは何だったのでしょう。
詳細は議事録をご一読。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000915920040609021.htm

●7442 思いやり予算という言葉のあいまい性 笹山登生 104/08/29(Sun) 14:05:05 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=64
上記サイトにまとめてみました。

●7441 「思いやり予算」を英語で言うと? 笹山登生 104/08/29(Sun) 13:25:14 削除
URL: http://www.gwu.edu/~nsarchiv/japan/smith_wp.htm
近頃、やたらと目につく『思いやり予算』なる言葉だが、「何が思いやりなの?」と子供から真顔で聞かれると、はたと困ってしまう概念の言葉だ。
「思いやり」予算という言葉は、一九七八年六月、金丸信防衛庁長官がブラウン米国防長官との会談で、「日米関係をより強固なものにするために思いやりの精神で駐留費の分担に応じる」と約束したことから、こう呼ばれるようになったのだが、それにしても、アメリカ人にとっては、分かりにくい言葉だろう。
上記サイトは、そのへんのことについて、明快に答えてくれている。
思いやり予算を英語で言えば、『Compassion Budget』(同情予算)または『Generosity Budget』(寛大予算)というのだが、このサイトでは、金丸さんが野党説得のために、「思いいやりの精神で」という、野党の米軍に対する情をほだすような言葉を使ったのだとしている。
なんのことはない、55年体制の残滓として、この言葉が今も使われているというわけだ。

参考
In early 1978 Kanemaru Shin, then Director General of the Defense Agency began a process of consultations with opposition party leaders that appealed for their support to consider expanding budgetary allocations for improving US facilities in the "spirit of generosity" [omoiyari no seishin de].

●7440 どうもわからない原油高と、株価の関係 笹山登生 104/08/29(Sun) 12:43:43 削除
URL: http://money.cnn.com/2004/08/27/markets/sun_lookahead/?cnn=yes
一般的には、原油高が収まれば、株価が上がるという構図なのだろうが。
上記サイトでは、秋以降の株価を決定するのは、次のような要因なのだという。
1.来週の4日あいだたっての共和党大会が、テロなく終了すること。
2.月末の雇用統計にいい結果が出ていること。
3.この結果を引き継いで、来月、FDRが金利引き上げに向かうこと

原油高を心配する声は、むしろアジア諸国に強いようだ。
特に、インド、シンガポール・マレーシア といったところか。
来月2−3日にチリでひらかれるAPEC財務大臣会議では、そのへんが討議されるようだが、当の日本は、ノー天気な見解を用意しているようだ。正直話、日本は、インフレ期待のみ多く、その原因が原油高であろうと何であろうと、インフレになればいいという考え方が強いのではなかろうか。

●7439 円安が高度成長をドライブという構図 笹山登生 104/08/29(Sun) 11:11:22 No.7438へのコメント 削除
URL:
桜の花さん。
円安が高度成長をドライブという構図は、元安の今の中国の高度成長の構図と、基本的には、同じですね。
円安が円高になっていく過程において、そもそも円高を決定するファンダメンタルズとしての日本の国民生活が、真に円高に見合ったものでなかったことを知ったのが、バブル後ということになりますね。
遅蒔きながら、円高に匹敵しうる国民生活の質の向上を目指そうとするのが、おっしゃる国民生活向上本部構想の中核だと思われます。

●7438 いくつかの制約の中の方向(ベクトル的) 桜の花 104/08/29(Sun) 09:32:25 No.7434へのコメント 削除
URL: http://
お汲み取り頂きましてありがとうございます。
私は おっしゃるとおり衣食住が大切だとおもいます。そして 穏(おだ)やかな時間のながれです。
技術進歩と自然の調和の中に 国民生活向上という命題を持ちたいと思っています。
そして それを支える文化がネットであり 高速安全移動であり、色々な価値観の持ち方(※啓蒙)だと思います。
※新しい感覚の啓蒙は 個々の人権尊重の精神から必要なことだと思います。

さて本論は後日に述べさせていただきます。

私の感じている 日本生産性本部の最大の秘密?が 私にとって 経済学者の社会的知恵だと思うところをお話
させてください。価値ある知恵だと思っている事です。
ご存知のように 日本は貿易立国として成り立っています。当時から先進国や貿易黒字があったわけではありません。
結論から話しますと、稼働率と商品価格の秘密です。貿易戦争には役立ちましたが その後の国内経済には 良し悪しが
付きまとっています。それはさて置き 工場の生産設備投資を国内市場を対象するよりも 何割か多めに投資しておきます。
その投資資金は国内市場でカバーできる商品の価格設定にします。例えば 生産ライン稼働率60%での状態で その会社は
楽に維持できるじょうたいです。そこに 輸出用の生産が加わりますが 採算では 別計算にすると国内価格よりも
かなり安い価格で輸出できます。安い価格の商品を大量に輸出できる秘密です。この様な政策を国策として行いました。
ですから 当時は日本の輸出はダンピングと言われた所以です。貿易戦争に勝ち 企業は売り上げをふやします。
パイを大きくすることにより 勤労者の所得(取り分)も増やすという理論で高度成長を形成していきました。
簡単に話しましたが 経済学者の学識を超えた知恵がそこにあります。あたかもダビンチが全能をかたむけて描いた
絵画を見る思いです。

翻(ひるがえ)って、日本の国家財政が破綻に瀕しているときです。世の中は インフレターゲットとか 
増税とか 誰でも考え 結果として 誰でも納得してしまう政策が 知恵のある政策でしょうか。
その進むべき道で 米国型で 国民の生活が苦しくなるのであれば もう一度 知恵を出し合うことこそ
経済を通じて 世界の平和に繋がると思います。いままでの日本の考え方がアジア諸国の経済発展を支えた
ように・・です。 

・・言葉たらずになりました。まだ議論に耐えられるレベルではありませんが、楽しく日本の将来を
語れれば良いとおもっています。

●7437 インドネシアのBSE動向 笹山登生 104/08/29(Sun) 08:43:47 No.7436へのコメント 削除
URL: http://www.fas.usda.gov/gainfiles/200102/65679697.pdf
diveさん。こんにちは。
インドネシアは、上記サイトのように、各国から数年にわたって、大量のMBM−肉骨粉−を輸入しており、英国からもそれは輸入されていたのですが、幸いか不幸か、それは、牛にではなく、養鶏用に使用されていたというものですね。
牛は、草地を飼料としているようです。
ですから、今のところ、BSEは発生していません。
大量に輸入されたMBMは、中国に再輸出されたといわれています。
中国側は、この事実に対して、答えていませんが。
養鶏用とはいっても、交差汚染が発生していることは事実でしょうし、今後、BSEやvCJDの発生は、大いに、予測されるところです。
インドネシアのバダン料理は、牛の脳みそから全部食べてしまうもののようですね。
プリオン蛋白は、目からも感染するといわれ、一時、コンタクトレンズからの感染の危険性が指摘されていましたね。
スープは、脳みそに接触しているわけですから、当然危険性はありますね。
異常プリオン蛋白が、アミノ酸分解しないという説は、バーディー仮説にありますね。
8月10日の7335に書きましたように、これまで、プリオン蛋白の除去は、付着したものを削り取るしかなかったのですが、プリオン消毒液のようなものが、今回、STERIS社から開発されたようです。


●7436 (投稿者削除)
●7435 (無題) dive 104/08/29(Sun) 00:39:28 削除
URL: http://
こんにちは^^/この掲示板はすごい教養があってびっくりしてます。
早速ですが、この前インドネシアのバリ島に行ったのですが、現地の免税店の隣にあるデパートみたいな所に少し大衆向けのfood courtがありそこで食事をしました。そこでは日本語が通じなくガラスケース越しに品物をたのんでいったのですが、ある品がスープか何か膜におおわれていてよく確認せずに注文しました。そしていざ食べようと少し回りにあるスープをのんでから塊にフォークをいれたらそれは脳でした。あとで店員さんに「何の脳?」と英語で聞いたら「Beef」といってました。今思えば脳を直接手でさわって偶然その手で眼をこすったりしていて軽率だったなと反省してます^^;後になって色々自分で考えてしまって・・こんな質問されたことないと思いますが、
1.プリオン蛋白は、眼の粘膜から感染するのでしょうか?
2.脳の周りにあったスープにもプリオン蛋白はとけだすのでしょうか?
3. バリ島では狂牛病やvCJDが発生しているのでしょうか?
4.口から入った蛋白質は消化管の管腔内で蛋白分解酵素によって最小単位のアミノ酸に分解されてから吸収されると思うのですが、そうするとプリオン蛋白もアミノ酸に分解されてから吸収されるのではないのですか?
5. 異常プリオン蛋白は非常に安定性が高く燃やして灰になっても構造は崩れないといわれますが、服とか体に付着しても存在し続けるのでしょうか?
以上とりとめもない質問ですみませんが分かる範囲でおしえてくださいm(__)m

●7434 国民生活向上本部構想 笹山登生 104/08/28(Sat) 22:44:05 No.7431へのコメント 削除
URL: http://www.roumuya.net/divst/rouki3.pdf
桜の花さん。
壮大な構想をいただき、ありがとうございました。
高度成長日本を築き上げた、かつての財団法人日本生産性本部のもともとの発祥は、戦後の世界復興のためのマーシャルプランの資金援助をえて、ヨーロッパに生まれた生産性センターや、ECA(Economic Cooperation Administration  後に、OECDに統合)などの発生を経て、日本では、1955(昭和30)年3月に経営者、労働者、および学識経験者の三者構成で「国民経済の生産性の向上を図る」ことを目的とする日本生産性本部が設立され、1994年 4月 財団法人 日本生産性本部と社団法人 社会経済国民会議が統合され、財団法人 社会経済生産性本部として現在に至っているというものですね。
この生産サイドの向上運動を、逆に、ユーザーオリエンテッドの観点から、国民生活の質改善運動に結びつけるというのが、桜の花さんの構想ですね。
課題はいろいろあると思います。
まず、国民生活のミニマムの再確定をハード・ソフトの点から練り上げる。
低コストで質の高い生活ができるようなインフラのあり方を、ハード・ソフトの面から練り上げる。
などなどですね。
ただし、生活は、生産の現場と異なって、まさか、生活の場で、QC運動などは、できませんね。
NPOと連携した『ダイバーシフィケーション運動」のようなものが必要な気がしています。-上記サイト参照
宮沢内閣の時に、『生活大国5ヵ年計画』構想が打ち出されましたが、不幸なことに、この年は、生活大国どころか、バブル清算大国の始まりでした。
基本的には、低額のランニングコストで、質の高い生活が送れるミニマムを作り上げるということでしょう。
電気代も、光熱費も、ごく低額で、過ごせる生活、これだけでも、たいしたものです。
かねてから、このサイトでも、たびたび言っているように、年金問題を考えるよりも、国民年金だけで生活できる社会的条件を作り上げてしまう、そのような観点も必要になるでしょう。
月6万円で生活できる生活大国作り、面白いではありませんか。

●7433 (投稿者削除)
●7432 アドレスを間違えました。 桜の花 104/08/28(Sat) 19:52:32 No.7431へのコメント 削除
URL: http://www.e-js.jp/center/generalplan/02.html
たいへん すみません。上記アドレス 02.で.←点入れませんでした。
訂正いたします。

●7431 国民生活向上本部的考えが あっても良いのではないでしょうか。 桜の花 104/08/28(Sat) 19:36:44 削除
URL: http://www.e-js.jp/center/generalplan/02html
上記HPは 財団法人「日本生産性本部」設立趣意書です。お詳しいとおもいます。
私は この理念に接するたびに 力づけられる気がします。

しかし 時代は 産業界の進歩・発展がつづき 皮肉な事に技術力の進歩と 企業と資本の
グローバル化は 多くの国民を 豊かさから置き去りにする結果をまねいています。
結果 各地の商店街から商店を消し、地方では 公共事業の減少から地域産業を衰退させて
います。
それを 産業の空洞化というのでしょうか。隣国の韓国でも著しくおこっているそうですね。
もとより 米国に於いては それが更に進んでいます。

にも拘らず 日本に限りませんが 今の日本は 金融機関の再生や産業の再生に目が
向けられています。政策も偏りすぎです。
先日 竹中さん云々で記述させていただきました。私自身も 多分笹山さんと同じよううな
考えだとおもいますが 今の日本だからこそ 国民経済・国民生活の観点を 今までより
強く考えた政策も必要なきがします。 以前に存在しない別な事象、現代だからこそ
色濃く存在し それに対する政策をサイレントマジョリティーである国民は 言葉どおりに
黙って待っているのだと思います。
政治家が その認識と政策を取らない事は 第二のアメリカ経済の道そのものに
なると強く考えていました。

自民党にも民主党にも あるいは官僚にも 産業の再生と国民生活の向上を車の両輪の政策
と言う考えが生まれているのでしょうか。ありましたら お手数かけますが教えてください。

明らかに昭和30年代と 日本経済の仕組みが違います。産業の再生が簡単でないように 
それが雇用の増大に繋がる仕組みでも無いし また労働人口の年齢構成もちがいます。
従って そのことを踏まえた車の両輪的政策が望ましいのではないかと思っています。
 

●7430 『アメリカ経済は、当初予想よりも、より減速』とのAPの記事  笹山登生 104/08/28(Sat) 13:36:08 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200408.html#20040828
上記サイトに、本日のAP通信の記事の仮訳を掲載しました。

●7429 息切れ気味の全米食肉輸出連合会 笹山登生 104/08/27(Fri) 21:43:41 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=60
まりちゃんさん。
7月までは、破竹の勢いだった全米食肉輸出連合会も、このところ、バテ気味ですね。
あまりにも、悪い材料が出てきてしまっているということでしょう。
特に、EFSAの地理的BSE危険度評価のランク落ちが痛かったですね。
上記サイトに、牛の歯による月齢判定法を書いておきました。

●7428 米国食肉輸出連合会がBSEについての小冊子を配布 まりちゃん 104/08/27(Fri) 20:58:32 削除
URL: http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/bse_measure_in_japan/
米国牛の安全性や飼育・加工・出荷されるまでの現地レポート、農学博士の唐木英明先生と料理研究家の赤堀博美先生との対談の掲載などがあり、無料配布だそうです。

日本政府の水面下の主張と、まともに報道されない食安委のプリオン専門調査会の討議内容と、米国の主張する安全(=唐木教授?),
この3つには、ずいぶん食い違いがあるように思えますが。

●7427 リュウマチ治療剤とアスピリンとの飲み合わせにご注意 笹山登生 104/08/27(Fri) 19:02:13 削除
URL: http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=healthNews&storyID=6032573
日本でも、リュウマチ患者などに愛用されているヴィオックス(Vioxx)という薬を、定量のアスピリンと飲み合わせると、胃潰瘍の症状を引き起こすことが分かった。
1615人の50歳以上の人に、偽薬を飲ませたグループと、アスピリンだけを飲ませたグループと、イブプロフェンを飲ませたグループと、アスピリンとヴィオックスの組み合わせを飲ませたグループとで、その後の症状を追跡調査したところ、12週間後に、第一グループは5.83パーセント、第二グループは7.3パーセント、第三グループは17.1パーセント、第四グループは16.1パーセントの人に、胃潰瘍が発生したという。

●7426 牛の歯による月齢判定方法 笹山登生 104/08/27(Fri) 18:26:05 削除
URL: http://www1.agric.gov.ab.ca/$department/newslett.nsf/all/wfbg4240?OpenDocument
訪米中の民主党BSE問題調査団に対して、USDAは、生後何十ヶ月で、全頭検査除外規定を設けるにしても、牛の個体認識票の整備がされていない状態では、歯による牛の月齢鑑別方法しかないといっているようだ。

では、歯による鑑定方法は、実際どうやっているのだろう。
上記サイトに、その説明がある。
このサイトには、四つの写真がある。
そのうちの上の左側の写真は、最初の一対の永久門歯が、歯茎を切って出ている状態の写真である。
上の右側の写真は、最初の一対の永久門歯が存在している状態の写真である。
下側の左側の写真は、三つの永久門歯がある状態の写真である。
下側の右側の写真は、二番目の永久門歯が歯茎を切って出ている状態の写真である。

その牛が生後30ヶ月未満であるときには、第一の永久門歯と、第二永久門歯のうち少なくともひとつの永久門歯が、歯茎を切って出ている状態のときである。
永久歯が歯茎を切って出る状態は、その牛の品種や栄養状態、生まれた季節などの要素によって、変化してくるといわれている。
ある研究によれば、第一の永久歯の両方とも見られる牛の月齢は、品種によって異なり、ショートホーン種では、681.2日、ヘレフォード種では、724.9日、アンガス種では、708.3日といわれ、平均では、704.8日すなわち、月齢23.5ヶ月といわれている。
また、もう一方の研究では、第一第二の永久門歯が現れるのは、23.6ヶ月から30.7ヶ月であるといわれている



●7425 「農水省が不正誘発」=議員へ働き掛け依頼も−牛肉偽装で弁護側・大阪地裁 笹山登生 104/08/27(Fri) 13:49:40 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040827-00000524-jij-soci
国のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策事業を悪用した牛肉偽装事件で、詐欺や補助金適正化法違反などの罪に問われた食肉大手「ハンナン」元会長浅田満被告(65)の第2回公判が27日、大阪地裁(水島和男裁判長)であった。弁護側は冒頭陳述で「農水省の対応は不正請求が行われることを誘発、または黙認するものだった。農水省も共犯だ」と、責任の一端が農水省にあると主張した。
 弁護側は「無罪主張するつもりはない」と争わない方針を示したが、検察側の「牛肉の処分が保管から焼却に変わると確信し偽装をした」とする主張については否定。農水省担当者に「保管処分でいくよう政治家に働き掛けてくれ」と頼まれて、国会議員らと会ったエピソードを挙げて反論した。 
(時事通信)

微妙なところですね。

●7424 宣伝失礼します 自己調製 お薬宅配 薬剤師・ばず 104/08/27(Fri) 12:08:35 削除
URL: http://p54.aaacafe.ne.jp/~tounou/
 この度、薬についてのHPを立ち上げました。
 内容としては、現在の医薬分業についてです。
 固い言い方ではありますが、HPの目的としては現在の医療(特に調剤薬局)についてみなさんの意見を聞かせて頂くためのサイトとなっています。
 処方せんの自己調製、宅配時遠隔服薬指導などについてを取り上げておりますので、興味のある方は一度起こしになってみてください。

●7423 政治家の葬儀と儀杖隊 笹山登生 104/08/27(Fri) 10:11:34 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=59
ちょっと話題になってしまいましたので、改めて、上記サイトのブログに、膨らましてまとめてみました。

●7422 (投稿者削除)
●7421 政治家がほしがるものを自ら封じ込める勇気 笹山登生 104/08/27(Fri) 00:36:53 削除
URL: http://www2.city.morioka.iwate.jp/14kyoiku/harakei/hara/hara_isyo.htm
吉田さん。
しばらくです。
原敬の遺言にはいくつかあるようですが、上記サイトの中で、『 死去の際、位階勳等の陞叙は、余の絶対に好まざる所なれば、死去せば、即刻発表すべし』とあるのは、即刻発表すれば、位階勲等のわずらわしさから逃れられると考えたかららしいですね。
原敬は、遺言によって、政治家が死後の名誉までをもほしがるものすべてを、この遺言によって拒否したというわけです。
お盆のお墓まいりで、時々「陸軍中将何がし」などの墓石を見るたびに、つわものどもが夢の後のはかなさを覚えるのに対し、腹計の生き様は、一種の爽快さを感じさせさえするものといえましょう。

●7420 死してなお、自分を律しようとする姿 吉田つとむ(町田市議) 104/08/26(Thu) 23:57:05 No.7419へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
 笹山さん お久しぶりです。

 総理大臣にあった「原敬」政友会総裁が、刺殺された後に残した葬儀の遺言を始めて知りました。さすがに、昔の政党人は立派なものですね。「党」の本部内で告別式が行われ、本人に希望で、本葬は郷里で行われたという話には感心いたしました。もっと、敬服した話は、その刺殺時間があった東京駅に駆け付けたあさ子夫人が、遺体を首相官邸に帰そうとした閣僚に言った。
「こうなってしまえば、もう首相官邸に用事はありません。自宅へ帰してやりたいと思います」と述べたという話です。

 とかく、トップの政治家の発言がいとも軽くなり、前言撤回など痛くも無いという風潮の中、こうした話題提供は、清涼感をもたらします。

●7419 儀杖兵を附せられることあるもこれを辞し 笹山登生 104/08/26(Thu) 23:00:25 削除
URL: http://www.sousai.com/hp/institut/chomei/japan/harakei.htm
今日は鈴木善幸さんのご葬儀だった。
しめやかな中にも、海を愛された善幸さんのお人柄がしのばれるものであった。
それにしても、総理を極めた方、防衛庁長官や政務次官をされた方のご葬儀には、決まって、静々と儀杖兵が現れるのだが、私は、政治家の葬儀に、儀杖兵というのは、どうも、なじまないような気がする。
もともと、「儀杖兵」というのは、銃剣つきのライフル銃をもって、国際的に標準化された手順に従って行うもののようだが、日本の場合は陸上自衛隊の専門の部隊が担当しているようだ。
アメリカでは海兵隊の仕事になっている。
で、何でそぐわないと思うのかということだが、シビリアンコントロールの証として、政治家の葬儀に立ち会うという意味とすれば、まさに、形骸化したシビリアンコントロールの証ともいえるからだ。
鈴木善幸三とご同郷の原敬さんは、その有名な遺言の中で、次のように言われている。
「葬儀は郷里盛岡に於て執行し、儀杖兵を附せられることあるもこれを辞し、香華の寄贈も辞すべし。 」



●7418 農地を利用した風力発電の実際の写真 笹山登生 104/08/26(Thu) 21:18:33 No.7417へのコメント 削除
URL: http://www.windfarm.fsnet.co.uk/gallery.htm
7417の農地を利用した風力発電の写真は、上記サイトのようです。

●7417 農場を利用しての風力発電 笹山登生 104/08/26(Thu) 21:09:02 削除
URL: http://www.newsandstar.co.uk/news/viewarticle.aspx?id=128250
ただし、これはイギリスでの話。
広大な農場に風力発電機をたてることによって、農場主は、風力発電機一タービンごとに、年間五千ポンド支払われるという。
現在はCumbriaで、テスト段階だが、本格化すれば、200エーカーの農地に5基のタービンがすえつけられるという。
この『あなたのエネルギー』と呼ばれるプランは、農工一体ならぬ、コージェネ型農業のあり方を示唆するものとして注目されている。
ひょっとして、カラス除けにもなるかもね。

●7416 同じような感じを持ちました 笹山登生 104/08/26(Thu) 16:57:53 No.7415へのコメント 削除
URL: http://
謎工さん。
正直、このニュースを聞いたとき、同じような感じを抱きました。
悪いことは続くもんだってことを、エスペックさんに対してですね。
公正取引委員会が文化庁に対する予期、カウンターバランスになるってことですかね。
ついでに、著作権についての、エッセンシャルファシリティードクトリン問題に発展するといいのですが。

●7415 「水に落ちた犬は打て」? 謎工 104/08/26(Thu) 15:39:37 削除
URL: http://www.asahi.com/national/update/0826/012.html
avex社内騒動の余韻覚めやらぬ中、今度はそのavexを含む複数の
大手レコード会社が原盤権を楯に「着うた」のライセンスを拒絶し、
共同出資事業者による寡占を目論んでいた疑惑が浮上。

再販制度やiTunes Music Storeの日本上陸妨害問題も視野に
入っているのかも知れませんが、輸入権騒動が結果的に音楽業界の
積年の膿を一気に噴出させる方向へ作用しているのでしょうか?

●7414 アメリカ・カナダからヨーロッパへの牛由来製品に規制 笹山登生 104/08/26(Thu) 09:26:10 No.7408へのコメント 削除
URL: http://www.inpharma.com/news/news-NG.asp?id=54338
7384と7408に書いたように、今週 the European Food Safety Authority (EFSA)がアメリカとカナダのBSEの地理的危険度(GBR ) をこれまでのUからVに危険評価を上げたために、アメリカとカナダからヨーロッパに輸入される牛の血液由来の製品やゼラチンについては、European Medicines Agency (EMEA )の規制に従うことになる。
メーカーは、輸入されるそれらの製品の原料が、安全確認されたものであることを保証する義務が生じる。
たとえば、生後12ヶ月以上の牛からの由来物であれば、中枢神経系統のものが混じっていないことを要求される。
また、酸抽出工程でのゼラチン原料は、北米産のものは使用できない。

●7413 (投稿者削除)
●7412 AstraZeneca の肺がん治療特効薬イレッサが、特に日本人に肺障害の副作用 笹山登生 104/08/26(Thu) 01:15:08 削除
URL: http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=businessNews&storyID=6067398
かねてから副作用が報告されてきた肺がん特効薬イレッサ Iressa だが、ここにきて、日本人には、アメリカの20倍の効率で拝誦外の副作用を引き起こしていることが分かった。
この特効薬は、2002年7月に開発されたものだが、今年の3月までに、444人の死者を出している。
特に日本での間質性肺炎を引き起こすケースが多く、10ヶ月間の研究において、8週間のイレッサ服用で3322人のうち5.8パーセントが間質性肺炎を引き起こして折、肺炎による死亡率は、2.3パーセントであるという。
2003年3月の研究では、イレッサ服用の152人の日本人のうち、1.9パーセントが間質性肺炎となり、その死亡率は、0.6パーセントであったという。
他の国での死亡率が0.3パーセントであるのに対して、日本の死亡率がその倍も高率である。
日本人の死亡率が高率である理由としては、間質性肺炎が、肺がんそのものと関連しているのみならず、肺がん治療の方法とも関係があるのかもしれないとしている。



●7411 原油が下がると 笹山登生 104/08/25(Wed) 22:09:36 削除
URL: http://www.twincities.com/mld/twincities/business/financial_markets/9486057.htm?1c
原油が下がると、円に対するドルはあがって、ドルに対するユーロはさがる。
しかし、原油高が株価に与える影響は、一律ではないようだ。
むしろ、原油高に対するインフレ期待が、日本では大きいのではないだろうか。
インフレは、非負制約におちいった日本の金融政策の復活を可能にするし、一部の外電では、http://www.iht.com/articles/535662.html にみるように、渡辺喜美さんのバイアグラ論を引用して、原油高は『日本の金融にとってののバイアグラ』と捉える向きもあるようだ。

●7410 例の黒木掲示板はあるようで 笹山登生 104/08/25(Wed) 20:59:42 削除
URL: http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/b.html
のようですね。
例のインフレターゲット論は、どうなったのかしら?
世の経済学者たちは、迫り来る世界的インフレに備え、理論武装を変身中というところでしょうかね。

●7409 木村剛氏の「トンデモ経済学批判派」への批判 笹山登生 104/08/25(Wed) 20:47:16 削除
URL: http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2004/08/post_20.html
そういえば、私と深嶋さんとのやり取りを「トンデモ経済学批判」サイトで批判されたことがありましたっけ。
あのサイトも、今ではブログに変身したみたいですね。

●7408 追加-The European Food Safety Authority (EFSA)によるアメリカのBSE体制評価 笹山登生 104/08/25(Wed) 20:03:55 削除
URL: http://www.efsa.eu.int/science/efsa_scientific_reports/gbr_assessments/573/sr03_biohaz02_usa_report_v2_en1.pdf
まりちゃんさん。追加です。

全般的な安定性-非常に不安定
餌-ノットオーケー
レンダリング−ノットオーケー
危険部位除去−ノットオーケー
サーベイランス体制−改善の必要おおいにあり


●7407 牛肉消費に「国民に選択権」というレトリックの矛盾 笹山登生 104/08/25(Wed) 19:25:10 No.7403へのコメント 削除
URL: http://www.foodproductiondaily.com/news/news-NG.asp?id=54277
まりちゃんさん。
この、牛肉消費に『国民に選択権を』というレトリックは、以前から、一見説得力のある言葉として扱われていましたね。
しかし、二次感染がないと言う意味であれば、これは、ある意味、自由主義の下での消費の自由なのですから、正当なものといえるでしょう。
しかし、問題は、二次感染があるという前提に立てば、二次感染の可能性のある食というものは、ある意味「負の公共財」です。
今回のイギリスにおける輸血によるvCJD患者の発生は、ますます、二次感染の脅威を示してまいりました。
また、今回のThe European Food Safety Authority (EFSA)のアメリカ肉に対する厳しい評価−上記サイト参照-は、当然日米の牛肉交渉にも影を落としていくでしょう。

●7406 日米牛肉貿易再開が悲観的になっていることを伝える外電 笹山登生 104/08/25(Wed) 19:09:54 削除
URL: http://www.agweb.com/news_show_news_article.asp?nodate=Y&file=AgNewsArticle_20048241022_1511&articleid=111095&newscat=WI
このサイトでは、今月に入っての日本の食品安全委員会でのリスクコミュニケーションで、全頭検査継続論の意見が多いことで、日米牛肉交渉が9月以降にずれ込むことを伝えている。
また、このことで、9月上旬にワシントンを訪れ、貿易再開条件の細部について詰めるはずであった中川経済産業大臣との牛肉貿易再開についての会談の見通しが立たないことや、その後に控えての小泉内閣改造で、さらに予定が狂うとしている。
また、USDAのPenn次官は相変わらず楽観的な見解を述べているが、アメリカ内の多くの牛肉業界関係者は、早くも、日本への牛肉輸出再開は、2005年にずれ込むものと、見込んでいるという。

●7405 さびれた良質温泉地を支援=モデル地域を6カ所公募−環境省 笹山登生 104/08/25(Wed) 17:43:38 削除
URL:
環境省は25日、豊富な温泉源や自然環境に恵まれているにもかかわらずさびれた温泉地を対象に来年度から、旅館業組合や住民らが考案した活性化事業を支援する方針を決めた。3年計画でモデル地域6カ所を公募で選定。成功事例を他の温泉地に生かしてもらう。来年度予算概算要求に関連経費を盛り込む。
 公募するモデル地域は(1)温泉の効能などを重視した「泉質重視型」(2)周囲の美しい景観を生かした「自然環境重視型」(3)湯治場として利用する「保健・保養地型」−の3パターン。
 モデル地域では活性化案をまとめるため、地元住民や温泉協会、自治体などが参加する協議会を開く。同省は専門家の派遣やデータ収集などを支援する。 

●7404 (投稿者削除)
●7403 BSE意見交換会のサラリーマン様と会社経営者様の発言について まりちゃん 104/08/25(Wed) 10:41:02 削除
URL: http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/bse/news/0819-467.html

8月19日に行われた
「全頭検査緩和で賛否割れる 政府、BSE意見交換会」
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/bse/news/0819-467.html
の共同通信の報道ですが、その中で発言されている方々のお立場を入手いたしました。

「脳など特定危険部位の除去が最も大事」(サラリーマン)の方は、
PS&Tという生鮮マーケティング会社の部長さん

「効果の無い全頭検査は税金の無駄遣い」(会社経営者)
ファームランド・ナショナル・ビーフ・ジャパンという米国牛輸入会社の社長さんだそうです。お立場も報道していただきたいですね。

「消費者からは「国民に選択権を与えることも大切」といった意見も出された。」
http://biotech.nikkeibp.co.jp/fs/kiji.jsp?kiji=209
と日経フードサイエンスの報道にありますが、どういうお立場の方の発言なのかな?
米国牛はまだその汚染の度合いも不明(隠蔽路線)だし、「個人の選択」の問題ではなく、もはや輸血、血液製剤、手術器具汚染、内視鏡や歯科の消毒にもかかわる問題なので、慎重にしていただきたいと思います。


●7402 (投稿者削除)
●7401 グリーンスパンが原油高の日本経済に与える影響を懸念 笹山登生 104/08/25(Wed) 10:09:26 削除
URL: http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=topNews&storyID=6059697
7400でグリーンスパンさんの悪口を言ったと思ったら、たった今、グリーンスパンさんが、原油高の日本経済に与える影響は深刻とのコメントを出したとのニュースが入ってきた。
グリーンスパンは、世界経済が地から強い回復基調にあるとしながらも、ユーロ、特にドイツにおける回復基調は鈍いとの見解である。
また、不動産などの一部においては、ファンダメンタルを超える価格上昇が見られ、これらは、長い不動産低迷の後の価格時幼少だけに、住宅価格とともに、適正値を見極めがたいが、政策当局者は、そのへんを、わきまえているという。
また、日本経済については、長い間、沈滞状態にあったが、昨年から自律回復基調への歩みを始めたと見ている。
しかし、今回の原油高が、日本経済にとって、新たな危機となる可能性もあるという。

●7400 与件を増やせば経済学者は復権できる。でも、そのときには、経済学者ではない。 笹山登生 104/08/25(Wed) 08:27:48 No.7399へのコメント 削除
URL:
桜の花さん。
何も、これは、竹中さんのことをいっているわけではないのですが、これでの経済危機の家庭において、世の経済学者たちは、無力をされけだしましたね。
唯一、与件を社会学的要素まで拡大した公共経済学者たちのみ、生きながらえたという感じでしょう。
与件を多くモデルに取り入れれば、その無力性は、回避される。
しかし、そのときには、経済学者は経済学者でなくなる。
アメリカのグリーンスパンさんなんかみると、今の社会にとって、良き経済指導者とは、市民にとって快いストーリーを生み出す、良きストーリー・テラーであり、また、自らのご託宣に、あたかも実体経済が追随しているかのように見せかけるために、適時、自らの予測に、周到な修正を加える業師というようにも見えますね。
いつの年であったか、グリーンスパンさんが年頭のアメリカの景気見通しを、わずか3日を空けず、修正してしまったというのは、お見事というしかありませんでしたが。
実態経済は、常に、そのつどの予定調和の基に、彼らを先行している、これが私の、経済観です。

●7399 またぞろ飛び出す・・が、しかし・・だと思います。 桜の花 104/08/24(Tue) 21:36:06 No.7397へのコメント 削除
URL: http://
最近こそ 竹中氏の批判ぽい 色々な角度からの言葉を目にします。
私は 小泉内閣の一番の功労者だと思っています。批判する皆さんと逆なんです。今では 当初よりも
高い評価を 私は 心よりしています。
彼が登場した時 その時は 経済政策の船頭が多く舵取りのさだまらない時でした。
その時日本経済は 沈没が予想されていました。ですから それ以来 彼の元で 何を世間から隠し、何を
詳(つまび)らかにしたら良いかです。 経済安定の方向付けの決断がされました。 彼の能力に委ねられた 
その時期もあったことと想像しています。そこに彼の全能力を使い切ったとしても 私は 彼を批判する
気持ちにはなれません。 
そしていつも経済を壊すのは 政治家の我がままと その政治家のお先棒を担ぐ度胸のない学者だから
でもあります。
そして・・
しかし 彼の責任にできない日本のの危機が まだまだ ごろごろあるように思います。

●7398 安いガソリンスタンドを探せるサイト出現 笹山登生 104/08/24(Tue) 21:07:09 削除
URL: http://www.gasbuddy.com/
といっても、これは、アメリカの話。
原油価格高騰で、にわかに有名になったのが、このGasBuddyのサイト。
日本でもこんなサイトがあると助かるのだが。
私の知っている限りで、最も安いのは、茨城県日立市、最も高いのは、岩手県一関市。
日立市は、ついこの間まで、一リットル80円台をキープしていた。
一関市は、ついこの間まで、一リットル100円以上していた。

●7397 経済をおどろおどろしくしてしまう要因 笹山登生 104/08/24(Tue) 19:14:22 削除
URL: http://mathdays.exblog.jp/102524/
上記サイトによれば、

1.原因と結果を逆に考えてしまう。-「貿易収支を決定するのは、企業努力や労働者の質に根ざした産業競争力である。」という神話
2.システムの中で内生的に決まる変数に因果関係を求めてしまう。−『経常収支が赤字になると、失業率があがる」という神話
3.表面上関連のある変数同士に無条件に因果関係を認めてしまう。−「為替レートか゛低下し、インフレが加速される」という神話

竹中さんには、もっと、レッセ・フェーレの思想が必要かな?
これとは関係のない話で恐縮だが、宮沢喜一元総理がよく言われていたことなんだが、「まあ、人生なんてのは、満員電車にたっていて、たまたま、前の人が、降りて、その座席に座るようなもんですよ。」ってことをよく言われていましたっけ。
まあ、これもある種のレッセ・フェーレの思想なんでしょうね。

●7396 もうひとつの原油問題 笹山登生 104/08/24(Tue) 15:28:06 削除
URL: http://www.weeklystandard.com/Content/Public/Articles/000/000/004/498kufib.asp
上記サイト2よれば、連日、原油の上がり下がりだけを、報道は報じているが、もっと大切なことは、原油をめぐる関係諸国の力関係の変化なのだという。
すなわち、供給をめぐるアメリカと中国との争い、サウジアラビアの発言力の低下、ロシア大統領のYukos放逐への執念をいかに放棄させるか、ロシアの原油輸出国から、モータリゼーションによる国内原油消費国への転換、サウジアラビアの価格支配力の低下と、王政への先行き懸念などなどである。

●7395 食品安全委員会プリオン調査会は、本当に、たたき台でのvCJD試算の基となっている論文を読んでいたのか? 笹山登生 104/08/23(Mon) 18:32:34 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai13/160806_dai13kai_prion_gijiroku.pdf
上記サイトは、8月6日に行われた食品安全委員会プリオン専門調査会の議事録なのだが、ここでは、8月4日に開かれたリスクコミュニケーションの報告もされている。
ところでびっくりしたのだが、このたたき台での日本のvCJD試算の基礎となっている『最大に悲観的な数字5.000人』の基礎となる論文を、専門委員の方は、完全に読んでいない気配なのだ。
以下の部分が、その発言部分だ。
金子専門委員
「スミスさんは、OTMですね、30か月齢以上の牛を食べないのをやめた場合の最も悲観的な予測として5,000人と。つまり、管理措置を変えた場合、SRM除去というか、食べないのを変えた場合の最大数が5,000になるだろうと。では、それを変える前の値がこれ、読みようによっては数百から数千で、変えて5,000というふうに読めるんですね。中略 原文を見ていないのでわからないんですけれども」
吉川座長
「 これは、スミスさんの一番最後のスライドにありました。何か月生まれからOTMを解除したらどうなる、何年生まれからやったらどうなるといって、最大のが5,000というスライドがあったと思うんです。記憶に残っている気がします。」
村上評価課長
「もともとOTMの推計をする際に、ピーター・スミスさんがいろんな試算をしておりまして、その試算の総括がピーター・スミスさんの論文では、several thousandsという数字しか本文中には出てこないんですね。ただ、こういう試算をすると、最大何人になるというのは、表になって出ておりまして、そちらの方を見ると、万の単位になっているような試算もあるということで、ただ、論文の中の散文的に書かれてある部分の結論のところでは、several thousandsとしか書いていないということです。それで、最終的患者累計の5,000人は、ただいま座長がおっしゃいましたように、30か月以上の牛を食用に供するように、だから管理措置を変更した場合のベースになる、今後のvCJD患者数の推計の数字として、最も悲観的な数字を5,000と仮定して、その上でいろいろな管理措置の変更をした場合のリスクの増分といいますか、どれだけ増えるのかと、あるいはどういう措置をすると、それがどれだけ減るかということを解析しているということでございます。」
このやり取りを見る限り、品川委員も吉川座長も、いかに掲げる原文は読まれていないようだ。
唯一、事務型の村上評価課長のみが、目を通した。
後は、スミスさんがら来日し、専門調査会で講演されたときのスライドしか見ていないということになる。
ちなみに、この5.000人という試算は、vCJDの潜伏期間をいろいろ買えて試算してみて、潜伏期間100年の時の数値が、人間の寿命が尽きる数字なので、その意味で、『もっとも悲観的な試算数値』といっているのである。

なお、ここで言われている『ピーター・スミス氏の論文』というのは、ピータースミスだけでなく、ヒュイラード、コーセンス両氏も加わった三氏による共同研究である。
Predictability of the UK Variant Creutzfeldt-Jakob Disease Epidemic
Jerome N. Huillard d&Otilde;Aignaux,* Simon N. Cousens, Peter G. Smith
http://www.dife.de/~mristow/vCJD_UK_epidemic.pdf

●7394 RE卑しい憶測 キミヒ 104/08/23(Mon) 17:25:48 No.7393へのコメント 削除
URL:
 なるほど〜。
 春の選抜甲子園って希望枠、21世紀枠もあり怪しいですよね〜
 選抜=招待と理解すれば、過去における東北2枠は理解出来ます。
 津軽海峡を優勝旗が越えた今、北海道・東北で3枠は球児の希望を奪ってますよね〜

●7393 高校スポーツ ウルトラ ランキング 笹山登生 104/08/23(Mon) 16:55:23 No.7392へのコメント 削除
URL: http://www.kokoulran.com/
キミヒさん。
おあつうございます。
高校スポーツの南北格差も、埋まりつつあるようですね。
上記サイトでみると、東北の高校スポーツも、そんなに見劣りしない成績を残しているようですね。
北海道・東北では、
北海道−宮城−青森-福島−山形−秋田-岩手の順のようですね。
選抜枠については、何背、スポンサーが毎日新聞さんですから、拡販部数とも、関係あるのでは?
これは、あくまで、卑しい憶測です。

●7392 駒大苫小牧優勝! キミヒ 104/08/23(Mon) 13:14:05 削除
URL:
 津軽海峡を優勝旗が越えました!!!
 白河の関ってもう死語でしょう。

 甲子園のスタンドは雪国チ−ムに優しい反面で、
甲子園への道は厳しい現実が有ります。

 現在も春の選抜枠が
北海道・東北(3)、関東・東京(6)、東海・北信越(5)
近畿(6)、中国・四国(6)、九州(4)

 東北枠が6県で2枠しかない!
 秋の東北大会で準優勝でも選考漏れがある一方で、近畿大会
の一回戦負けでも選抜甲子園出場も有りでした。
 北海道代表が優勝した現在、北海道・東北で5つあっても良い
と思います。
 以前は東北枠2でもボロ負けでしたが、、、


●7391 原油高を大統領選挙のメインにすえ始めたブッシュ陣営 笹山登生 104/08/23(Mon) 09:58:50 削除
URL: http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=topNews&storyID=6038032
昨日のニューヨークタイムズでブッシュ政権の経済諮問委員会委員長のGregory Mankiw氏が、「原油高が、いまや、アメリカ経済の障害となっているばかりか、家計にひずみをもたらしている。」と述べたほか、スノー財務長官も、「原油高に直接起因する、いくつかのアメリカ経済力低下の兆候を見ている。」とのコメントを出すなど、ここにきて、ブッシュ陣営は、俄然、原油高の危機を口にし始めた。
表向きは、『これは、大統領選とは関係ない話だ。』とは言うものの、ケリー陣営の高価格エネルギー廃止キャンペーンへの対抗措置のようだ。
アメリカ政府関係筋二寄れば、原油が10ドル上がると、アメリカの経済成長率は、年率で0.5ポイント降下するそうである。

●7390 犬・猫の迷子探しサイト 笹山登生 104/08/23(Mon) 09:38:03 削除
URL: http://planet.cside5.com/ppw/
まりちゃんさん。
畜産関係者からペット関係者までの幅広い情報交換サイトのようですね。
この中のBBSの中に、上記サイトのような迷子探しサイトを見つけました。

●7389 LAVA-net(産業動物獣医療に携わる人のための情報サイト) まりちゃん 104/08/23(Mon) 09:00:36 削除
URL: http://www.lava-net.jp/
BSEやら人獣共通感染症に関して最新情報が入手できるサイトだそうです。
http://www.lava-net.jp/

●7388 森田実さんの「小泉郵政改革論者は、民営化信者のあつまり」論 笹山登生 104/08/23(Mon) 07:35:13 削除
URL: http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C0794.HTML
民営化信者は、ユニバーサルサービスの何たるかを議論のスタートとしていないために、国民のための改革になっていないという視点は、貴重なものだ。
これは、内橋克人さんの視点にもあるのだが、今のマスコミでも、また、与野党の視点にも、欠如しているものだ。
私から言わせれば、郵政改革は、財投問題だけ改革すれば、それで済む話であるとも思っている

●7387 (投稿者削除)
●7386 (投稿者削除)
●7385 オーストラリアが新たなサーベイランス体制に踏み切る 笹山登生 104/08/23(Mon) 06:48:37 削除
URL: http://www.theage.com.au/articles/2004/08/22/1093113052372.html?oneclick=true
今回のイギリスでの新たな輸血によるvCJDの発生と、バイオテロリズムによる天然痘や野兎病の蔓延に対処し、オーストラリアは、新たなサーベイランス体制を敷くことになった模様。

●7384 2004年8月19日OIE発表の各国のBSE発生状況 笹山登生 104/08/23(Mon) 06:27:03 削除
URL: http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/bse/count.html
上記サイトですが、旧東欧を除いては、ほぼ終息状況にありますが、スペインとフランスの発生が飛びぬけて目立ちます。
フランスの数字は、怪しいという説も一部にありますので、この二カ国は、今後も注目でしょう。
また、アイルランドの二次発生と思われる数字の出方が気になります。

●7383 携帯を内線電話にという発想 笹山登生 104/08/22(Sun) 15:17:25 削除
URL: http://www.japan.cnet.com/news/com/story/0%2c2000047668%2c20070300%2c00.htm
これは、考えましたね。
マーケットはありそうです。

●7382 原油価格が上がるのに、ガソリン価格が下がる理由 笹山登生 104/08/22(Sun) 14:54:22 削除
URL: http://usa.mediamonitors.net/content/view/full/9076/
アメリカでは、原油価格が連日上がっているのに、ガソリン価格は、今年の5月をピークとして以降下がっているのが不思議がられているのだが、上記サイトでは、その理由として二つをあげている。
第一は、アメリカの石油会社は、すべてブッシュ政権支持なので、大統領選挙が終わるまでは、ブッシュ再選に不利な要素となるガソリン価格の高騰を避けるため、高騰分は会社の持ち出しでカバーしているという理由。
第二は、もともと、ここ数年、世界の原油生産状況は、ピークに達していたという状況を国民に知らせないように、ガソリン価格を抑えているという理由。
しかし、どうも、この二つの理由、若干不自然である。

●7381 迂回献金は、族議員育成の温床 笹山登生 104/08/22(Sun) 12:31:09 削除
URL: http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040822k0000m040118000c.html
上記サイトに見るように、国民政治協会経由の特定議員へのひも付き献金は、族議員育成の合法的献金システムとなってきた。
表面上は、個人献金でないが、実質上は、国民政治協会を通しての特定族議員へのひも付き個人献金と化している。
有力団体からの献金手法によく見られるのだが、そろそろ、メスを入れる時期なのではなかろうか。

●7380 真夏の夜の夢−新札発行とインフレと預金封鎖 笹山登生 104/08/22(Sun) 11:49:39 削除
URL: http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396611943/250-3343949-6535460
いずれの御時からか存ぜぬが、世に預金封鎖のうわさありけり。
今年11月、新札発行と同時に預金封鎖とのうわさなり。
おりしも、原油高騰のあおりのインフレ懸念とも結びつき、預金封鎖とのもっともらしきうわさとなりけり。
為替介入をやめたのも−ひょっとして−−などなどと、憶測、いよよ、たくましくなりけり。

参照http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040820&j=0024&k=200408207288

●7379 (投稿者削除)
●7378 安全なファイル交換ソフトマニュアル 笹山登生 104/08/22(Sun) 11:29:30 No.7375へのコメント 削除
URL: http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/08/20/010.html
謎工さん。
追加です。
上記サイトのようなマニュアル作りもあるようです。
健全P2Pウォッチ・ドッグ でも作りますかね。

●7377 石油危機のたびに代替エネルギーと騒がれるけれども、 笹山登生 104/08/22(Sun) 09:52:46 削除
URL: http://www.nytimes.com/2004/08/22/business/yourmoney/22alte.html
採算性となると、なかなか、今だしというのが、世界の代替エネルギーの実情のようだ。
上記サイトでは、現下の代替エネルギー環境の問題を列挙しているが、問題は、税制と、高価な代替エネルギー設備費だ。
この記事の中で注目は、原子力エネルギーが、比較的安価になってきているという点だ。
グリーンエネルギーを目指す世界の環境派にとっては、痛し痒しの石油危機のようだ。
そういえば、アメリカ大統領選挙においても、原油高のここにきて、ケリー候補が、グリーンエネルギーを訴え始めているようである。
http://www.noticias.info/Asp/aspComunicados.asp?nid=31169&src=0 参照
いずれにしても、懐妊期間の長い投資なので、付け焼刃の政策では、なんともラチがあかない課題だ。

●7376 ファイル交換ソフトが、たとえ、90パーセント違法に使われようと。 笹山登生 104/08/22(Sun) 07:33:58 No.7375へのコメント 削除
URL: http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040110/ces08.htm
謎工さん。
これまで、アメリカの音楽関係協会は、PPに対して、訴訟合戦にうったたえる作戦に出て、ある程度の効果を挙げてきたようですが、ここにきて、逆転といった具合のようですね。
ファイル交換ソフトが、たとえ90パーセント違法に使われようと、残りの10パーセントが善用されていれば、それは、フェアユースの概念に当たるというのが、今回の司法判断の前提にあるのではないでしょうか。
同時に、iPodや上記サイトのTiVoなどのような、ファイル交換の善用を促すようなP2P周辺システムの登場も、これからの善用としてのP2Pの未来に、可能性を持たせたものだと思います。

●7375 米国でまた「ファイル交換ソフトの配布自体は合法」判決 謎工 104/08/22(Sun) 02:11:36 削除
URL: http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0408/20/news021.html
中立的行為を保護せず、開発者が刑事責任の危険にさらされ続けている
日本とのギャップは拡がるばかり。

http://www.ca9.uscourts.gov/ca9/newopinions.nsf/E9CE41F2E90CC8D788256EF400822372/$file/0355894.pdf

●7374 貿易戦争を引き起こすBSE/vCJD問題 笹山登生 104/08/21(Sat) 18:33:23 削除
URL: http://www.wsws.org/articles/2004/aug2004/bse-a02.shtml
上記サイトがそうですが、今日は訳す暇がありませんので、サイト名だけ載せておきます。
日米牛肉戦争についても書いてありますが。

●7373 2004年8月21日(土) 「今回のオイルショックは、形を変えた景気刺激になりうる」との、今日のニューヨークタイムズの記事 笹山登生 104/08/21(Sat) 14:38:05 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200408.html#20040821
本日のニューヨークタイムズの興味ある記事です。
やや、逆説的ですが、ある意味真実をついている記事であると思い、上記サイトに仮訳してみました。

●7372 どうも、意図がわからない民主党のBSEアメリカ調査団 笹山登生 104/08/21(Sat) 13:05:36 削除
URL: http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20040821k0000m020112000c.html
せっかく、アメリカのUSDA側に玉が投げられているのに、わざわざ、この時期に、玉の投げ返し方を聞きに、アメリカに行くとでも言うのでしょうかね。
米国の牛肉消費者の意識調査とはいうものの、日本側としては、この際は、じっと、相手の玉の投げ返し方を守るというのが、戦略的やり方というものでしょう。
ひょっとして、高まる米国内の批判に困っているUSDAのPennさんが飛びついてくるかもね。

●7371 スクリーニングとサーベイランスとが、全頭検査で一緒になってしまった状態の日本のいびつなBSE防疫体制 笹山登生 104/08/21(Sat) 07:54:07 No.7369へのコメント 削除
URL: http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20040603press_4/siryo1-2.pdf
まりちゃんさん。
上記が指針案ですね。
これは、たたき台意見交換の際にも、ペーパーに書いたのですが、日本では、なまじ、全頭検査というものがあるために、事実上、スクリーニングとサーベイランスの機能分化ができていないというような、非常にいびつな状態にあるといえますね。
オーストラリアが、NTSESPとAUSVETとの有機的組み合わせによって、農民や農民団体をも巻き込んだ体制をしているのと、対照的です。
また、スイスの、能動的サーベイランス体制というのも、参考にすべきときです。
現在の全頭検査見直し議論も、このような観点から、はじめたほうが生産的のようですね。

●7370 EFSAが各国別のBSEリスクを評価 笹山登生 104/08/21(Sat) 07:39:27 削除
URL: http://www.efsa.eu.int/press_room/press_release/575_en.html
8月20日発表の上記サイトや、http://www.ktok.com/script/headline_newsmanager.php?id=341581&pagecontent=nationalnews&feed_id=59
によると、1980年から2003年までのデータを検証する限り、アメリカでは、確実とはいえないが、かなりありうることとして、アメリカにBSE罹患牛が輸入され、1980年代半ばには、アメリカ国内の牛が、BSEに汚染されていたとしている。
また、1990年代初頭には、BSE汚染の肉や肉骨粉がアメリカ国内の牛を汚染していったともしている。
一方、オーストラリアへの評価としては、独自の国内サーベイランス体制によって、BSE汚染の確率はきわめて低いとしている。

●7369 牛海綿状脳症に関する特定家畜伝染病防疫指針案についての意見・情報の募集について まりちゃん 104/08/20(Fri) 21:59:24 削除
URL: http://www.maff.go.jp/
パブリックコメント募集情報です。

牛海綿状脳症に関する特定家畜伝染病防疫指針案についての意見・情報の募集について
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20040819press_2.htm
平成16年9月17日(郵便の場合当日消印有効)

水銀と魚のリスクの見直しが行われてますが、リスクコミュニケーションとして意見交換会があるようです。
http://www.maff.go.jp/

●7368 (無題) 東京都民 104/08/20(Fri) 13:27:57 削除
URL: http://
7363 ご教示深謝いたします。

さっそく調べました。民主党の玄葉氏の岳父が佐藤知事なのですね。
そして民主党は「4期目以上候補者の推薦」を認めていないから、
佐藤知事を推薦はしていないが、福島県連は政策協定を結んでいる、
というところでしょうか・・
う〜ん 根深いモノがありますね

5期目の知事は史上最多だそうで・・

いずれにせよ有難うございました

●7367 「プリオン蛋白遺伝子(PRNP)のコドン129が異型遺伝子の輸血感染vCJD未発症患者」とのLancet論文の仮訳 笹山登生 104/08/20(Fri) 09:37:26 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200408.html#20040807
夏休みの宿題というわけではありませんが、8月7日にランセットに発表された上記論文を、上記サイトで、仮訳してみました。
むずかしい専門用語だらけで、往生しましたが、本邦初の邦訳ではあります。
間違っている点、多々あると思いますので、ご指摘いただきますれば、すぐ訂正します。
よろしく、ご検証ください。

●7366 (投稿者削除)
●7365 (投稿者削除)
●7364 一新されたDefraのサイト 笹山登生 104/08/19(Thu) 20:33:58 削除
URL: http://www.defra.gov.uk/animalh/bse/index.html
イギリスのDepartment for Environment Food and Rural Affairsのサイトは、これまで、BSE情報のシンクタンク的な役割を果たしてきたが、このたび、8月17日を持って、これまでの旧情報を整理し、アップデートな情報に切り替え、また、サイト訪問者との双方向化を図ったサイトを一新した。
上記サイトが゛、その一新なったDefraのサイト。

●7363 ネポティズムは、強し 笹山登生 104/08/19(Thu) 18:09:03 No.7362へのコメント 削除
URL:
東京都民さん。
この構図は、親戚関係をよくごらんになってみないと、分からないでしょうね。
推薦以上のものが、あるということを。
地方分権と、ネポティズムの関係というテーマで、論文を書く学生はいないもんですかね。

●7362 (無題) 東京都民 104/08/19(Thu) 13:52:22 削除
URL: http://
7361 新聞記事を読んだだけですが、
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004081900077&genre=A2&area=Z10
現職には自民・公明・社民の推薦はついているようですが、
民主党も相乗り推薦しているのでしょうか

共産党対オール与野党の対決というのは選挙が一番つまらないパターンと
いえますね。

一体、民主党は何をしているんだか・・

●7361 五選目の知事の名前を目にしたとき 笹山登生 104/08/19(Thu) 13:18:32 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040819-00000036-mai-pol
盆すぎに車で、福島県を通過すると、どうやら、知事選らしきポスター掲示板に出会う。
どうやら、現職のかたは、五選目ということで、思わず、ご苦労さんとも、支持が厚いかたでなにより、とも思うのだが、いかんせん、五選目ということになると、そういえば、この方が、初出馬のころの夏休みで、福島の温泉に行った時、うちの子供は、小学生で、福島の新幹線でリュックを乗客のコーヒーに引っ掛けてこぼしてしまったことがあるなどと、はるか昔の思い出にふけってしまうと、候補者像は、まさにシーラカンスそのものになってしまう。
不幸といえば不幸だが、多選というものは、ご当人の意欲とは裏腹に、かくのごとく、まさに、ご当人にとっても、支持者にとっても、いろんな意味で、ご苦労さんという当たり障りのない言葉でしかいえない、厄介な代物なのである。

●7360 是か非か、海外からの処方薬 笹山登生 104/08/19(Thu) 12:39:54 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040818-00000007-cnet-sci
上記サイトは、アメリカのイリノイ州が、カナダから、医師の仲介で、処方薬を安く、住民が得ることのできる、ウェブサイトを設けることにしたとの記事だ。
住民は、安い薬を得る権利があるとの基で、このようなサイトによる処方薬の販売に踏み切ったというわけだ。
国境を越えた処方薬の販売は、今後、いろいろな論議を呼びそうな気配だ。

●7359 カナダから輸出のジャガイモに輪腐れ病(Bacterial Ring Rot) 笹山登生 104/08/19(Thu) 01:08:11 削除
URL: http://www.columbiabasinherald.com/articles/2004/08/17/business/business01.txt
上記サイト2夜と、カナダから輸出のジャガイモに、輪腐れ病の細菌が見つかったとのことである。
これは、メキシコ向けのジャガイモに見つかったものだが、その種鋳物基をたどった結果、カナダ産のものと、判明したとのことである。
このジャガイモの輪腐れ病は、細菌だけに、向上などの誇りなどに混じってしまうと、取り除くのが困難なことになるらしい。
日本でもおなじみのアイダホ・ポテトとの関連だが、記録が封鎖されて、情報公開されていない。
一日も早いカナダ政府の情報公開が望まれている。

●7358 ヴェネズェラ後もとまらない原油高 笹山登生 104/08/18(Wed) 12:55:03 削除
URL: http://business.scotsman.com/economy.cfm?id=955932004
ヴェネズェラ解決後も、イラクの石油生産不安定事情などを懸念しての原油高画続いている。
もっとも、1980年のイラン革命を懸念しての原油高のピークは、一バーレル80ドルだったから、まだまだ、といった楽観論はあるようだ。
しかし、台湾の報道にもあるように、このまま、数年、この原油高は、固定するのではないのかという懸念が広まりつつある。

●7357 仙台の牛タン応援団 笹山登生 104/08/18(Wed) 12:16:18 削除
URL: http://www.gyutan-ouendan.jp/bbs/mimic2.cgi
例の卓球の愛ちゃんが、大の牛タン好きとのことで、気になる仙台の牛タンの材料事情なのだが。
先日も、いつも行く北上の牛タン屋さんが、どうしたわけか、店を閉めていたのが気になった。
先日、仙台の牛タンの二つの応援団が、日米牛肉輸入再開を求めて農林水産省などに陳情したようだが、この二つの団体は、一つは、事業者主体の応援団で、仙台の「みらい仙台」会派所属の市会議員さんを長とする「仙台名物牛たん焼きを応援する会」(西沢啓文会長)、もうひとつは、消費者・市民を中心とする「仙台牛たん応援団」(宇田川聡男団長、事務局は、仙台名店ドットコム(有限会社マイティー千葉重)にある模様)。
この二つは、今回、「仙台牛たん応援団」に一本化になったようだ。
上記のように、掲示板も熱い。
例の「食の安全・安心を考える会」と異なって、牛タン再開を願う純粋の会のようだ。

●7356 (投稿者削除)
●7355 総論があって各論があるのか?各論の集大成として、総論があるのか? 笹山登生 104/08/17(Tue) 10:09:38 削除
URL: http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/040809jimujikan.htm
この辺については、8月4日の食品安全委員会のリスクコミュニケーションでも、申し上げたのだが、いわゆるたたき台の各論部分と結論部分とが、あまりに遊離しているのである。
突如として、結論部分に、「たとえ、全頭検査を廃止したとしても」などという文言が、前後の脈絡なしに、現れてくる。
こんな状態のもとで「まず、結論部分を確定してから」というのは、どのような仔細あってのことなのだろうか。
ますます、奇奇怪怪の様相を見せ始めたプリオン調査会ではある。

●7354 USDAのJ.B. Penn 氏の日米牛肉交渉についての楽観的見解に対し異論続出 笹山登生 104/08/17(Tue) 03:41:23 削除
URL: http://www.hpj.com/dtnnewstable.cfm?type=story&sid=12404
7349で述べたように、USDAのJ.B. Penn 氏が、日米牛肉交渉に楽観的な見通しを述べていることに対して、米国内から、上記サイトのような異論が続出している。
すなわち、彼の自信は、次の二つの点において、疑わしいというものである。
第一は、日本国内で、消費者からも、有力な地方政治家からも、全頭検査方式廃止に対する反対が強まっていること。
第二は、J.B. Penn 氏は、これまでにも、差し迫った取引の突破口として、過度に楽観的なことを言ってきたこと。
というもののようだ。
J.B. Penn 氏は、昨年12月以来、同様の時期尚早で過度に楽観的な見解を出すのが常であったが、これは、どうも、彼自身の賭けによる損失を防ぐヘッジのように見えるのだという。
このサイトでは、J.B. Penn 氏が、願わくば、日本の政治の内部を熟知した上で、レトリックに終わらない、真の政策意図を持って望むことを期待しているのだが、不幸にして、われわれは、彼が、これまでも、あまりに多くのフライングをしでかしてきたために、彼に対する疑わしさを捨てきることができないでいるのだという。

ずいぶん信用ないんですね。J.B. Penn さん。
ひょっとして、日本国内のまやかしロビー情報源、つかまされているんじゃないんでしょうね。


●7353 (投稿者削除)
●7352 ベネズエラ国民投票、チャベス大統領罷免不成立で原油価格下落 笹山登生 104/08/17(Tue) 03:01:46 削除
URL: http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=10000006&sid=ax6qi0H10W5o&refer=home
上記サイトによれば、注目のヴェネズエラの大統領罷免問題で、罷免不成立になったとたん、原油価格は、21セント下落したという。
また、ロシアのYukosは、破産確定、イラクの政情不安定は、変わりなし。
その他の原油価格に影響を与える問題としては、カリブ海からメキシコ湾にかけての台風Earlの動向だとのこと。

●7351 OPECは、50ドル原油高は、30ドルまで下がるとはいうものの 笹山登生 104/08/16(Mon) 11:08:41 削除
URL: http://news.independent.co.uk/business/news/story.jsp?story=551927
今日の東京株式市場は、先行き原油高減り懸念から、大幅な下げを見せているが、ここにきて、OPECも火消しに躍起である。
OPECが30ドルにまで原油が下がるとしている根拠は、非OPEC国の増産体制と、OPECの非稼動分画生産体制に入ることを理由にししているようである。
現在の原油高の要因としては、
1.ロシアのYukos問題
2.ヴェネズエラの政情不安定問題
3.イラクの政情不安定問題
4.BP精油所の爆発問題
5.中国の輸入増発表
などなどだ。
世界には、第三のオイルショックを懸念する論調も、7350以外に、http://www.themoscowtimes.com/stories/2004/08/16/251.html などにも、懸念が出始めている。

●7350 韓国の政策当局は、第三次オイルショックの可能性を否定 笹山登生 104/08/15(Sun) 20:47:39 削除
URL: http://times.hankooki.com/lpage/biz/200408/kt2004081517531311870.htm
これほどの原油高値になっても、第三次オイルショックの可能性について、勧告の政策当局者は、言及することはないようだ。
理由は定かではないが。
もちろん、過去の備蓄分が、これまで発動されていないということは、パニックにならないひとつの要因なのだが。
そのような、政策当局者の打ち消しにもかかわらず、徐々に、第三次オイルショックのシナリオが見え隠れするこのごろである。
そして、それに伴う、過激なインフレの再来の可能性も、ちらほら、見え隠れしつつあるようだ。
ひるがえって、日本では、いまのところ、せきとして声なしという状況だ。

●7349 USDAのJ.B. Penn 氏が、今月下旬、日米牛肉交渉決着ねらいで、来日予定 笹山登生 104/08/14(Sat) 15:47:39 削除
URL: http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=2709
日米牛肉交渉の見通しつかずで、やや、焦り気味のUSDAだが、ここにきて、USDAのJ.B. Penn 氏が、今月下旬、日米牛肉交渉決着ねらいで、来日氏、日本の食品安全委員会と会談する予定とのことである。
ただし、日程は未定とのことだ。
ねらいは、検査カットオフの若齢牛の年齢を生後30ヶ月以下の線でということのようだが、氏は、表面上は、科学的手判断に基づき、予断は抱かずとのことだ。
氏は、これによって、夏の終わりまでに、より危険の少ない部位についての米国産牛肉の日本市場での部分的受け入れが果たされるであろうとの感触のようだ。

以上が、上記サイトの記事なのだが、USDAが、農林水産省の頭越しに日本の食品安全委員会と会談するというのは、ちょっと出過ぎていはしませんか---というのが、率直な感想だ。
これでは、日本の食品安全委員会の中立性を疑わせることになる。

●7348 「原油需要は、より高まる」とのニューヨークタイムズ記者のレポート 笹山登生 104/08/12(Thu) 11:08:42 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200408.html#20040812
ニューヨークの石油先物取引が開始されて以来の最高の価格相場にある石油市場の先行きに、世界の不安が集まっている。
今日の上記サイトのニューヨークタイムズ記者Mouawad氏の記事は、現下の世界の石油需給体制の状況を的確に伝えている。
上記サイトに仮訳を掲載しておきました。
ご参考まで。

●7347 安全なTボーンステーキのカットの仕方 笹山登生 104/08/11(Wed) 07:43:34 削除
URL: http://home.comcast.net/~maddddcow/steak.htm
上記サイトにありますが、日米微妙なカットの違いがあるようで。

●7346 ひろがるvCJDの波紋 笹山登生 104/08/11(Wed) 07:38:27 削除
URL: http://www.365gay.com/health/health/081004health.htm
輸血によるMV型vCJD死者発生のショックは、ますます、広がっているようだ。
そのショックとは、潜伏期間の前提が、専門家の間でも、分からなくなってきてしまっていること、
今回のvCJDが、死者の脾臓だけから発見されており、脳などのほかの臓器からは、発見されていないこと。
などなどである。
しかも、vCJDにもキャリアが存在する可能性が強まったものの、献血の検査では、それを確かめる方法がないこと
なども、大きな社会問題になりつつある。
下記サイトでは、vCJDキャリアの献血問題について触れている。
http://www.nature.com/news/2004/040809/full/430712b.html

●7345 著作権使用料の種別一覧 笹山登生 104/08/11(Wed) 07:19:42 削除
URL: http://blog.livedoor.jp/jasrac1/archives/5370098.html
というのが、上記サイトにありました。
こうして表にしてみると、なんかリアルに感じられますね。
使用料が固定相場制ってのが気になりますね。
変動相場制とか、大口割引とかって考え方はないのかな?

●7344 くわえタバコなしバージョンのウォッチドッグ 笹山登生 104/08/11(Wed) 07:09:23 No.7336へのコメント 削除
URL: http://www.tcn.zaq.ne.jp/akcch304/ikegayaishiguro/ishiguro.html
7336で書いた、私とおなじ考えの方もいらっしゃったようで、上記サイトは、くわえタバコなしバージョンのウォッチドッグ。
うーん。やっぱり口元に何かあったほうがいいのかな。
棒チョコレートでもなし。

●7343 試験運転中の5号機も、同じ砂利だそうで 笹山登生 104/08/10(Tue) 22:44:33 削除
URL: http://www.janjan.jp/area/0407/0407297388/1.php
まりちゃんさん。
現在試験運転中の5号機も、4号機と同じ業者による砂利だそうで、これについても、偽造記録された疑い濃厚と書いていますね。

http://www.chuden.co.jp/hamaoka/DETAIL/un-unten.html

●7342 浜岡原発の内部告発とアルカリ骨材反応 まりちゃん 104/08/10(Tue) 14:53:05 削除
URL:
美浜原発でたいへんな事故がありました。その影に隠れていますが、浜岡原発の施工についても重大な内部告発がありました。
「砂利の品質を保証するアルカリ骨材反応試験の成績表を偽造した」
とありますが、これはコンクリート強度の劣化にかかわるたいへんな問題だそうで(^^;
どういう問題があるかは以下、千葉工業大学の小林一輔教授の本がわかりやすいそうです。

「コンクリートが危ない」 岩波新書 小林 一輔 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004306167/kubotatekkotu-22/250-7992978-7757015


浜岡原発建設でデータ偽造 納入業者の元社員が告発 保安院が調査を開始
http://www.chunichi.co.jp/00/detail/20040806/fls_____detail__039.shtml 
 中部電力の浜岡原発4号機(静岡県御前崎市)のタービン建屋建設に使われた
コンクリート用の砂利を納入した業者の元従業員(45)が6日までに、「砂利の
品質を保証するアルカリ骨材反応試験の成績表を偽造した」と経済産業省原子力
安全・保安院に内部告発し、同院は調査を始めた。
 アルカリ骨材反応は、コンクリート内のアルカリが砂利などに含まれる成分と
反応し、強度が劣化する現象。中部電力は、コンクリート中のアルカリ量は日本
工業規格(JIS)の規制値を下回っており「コンクリートの健全性は確保されて
いる。有害なひび割れは見つかっていない」としている。
 元従業員は、同県浜岡町(当時)の砂利生産会社の製造管理部門に勤務していた
1987年ごろから数回、浜岡4号機に使われる砂利について、公的試験機関の
検査結果を偽造したり、サンプルをすり替えるなどして改竄、アルカリ骨材反応が
起こる可能性のある材料約100万トンを納入したとしている。納入された材料は、
原子炉本体には使われていないという。
 中部電力は捏造の事実を知らされておらず、内部調査を始めたとしており、
「建設関連業者の記録を信頼して品質管理をしているので、記録が偽造されたと
すれば心外だ」と話している。
http://www.shikoku-np.co.jp/news/news.asp?id=20040806000251
 

●7341 コンピュータがはじき出した、vCJDになっている人、これからなる人の世代別割合 笹山登生 104/08/10(Tue) 14:41:41 削除
URL: http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/3549396.stm
BBCで発表された、コンピュータがはじき出した結果予想なのだが、上記サイトによると、40歳台以上の人で、vCJDにかかっている人は、40歳台人口の48パーセントなのだが、これからvCJDにかかる人は、40歳台以下の人口の90パーセントなんだそうである。
ということは、40歳台以上のイギリスの世代は、後世代の若い人々にとって、罪作り世代というわけですかね。

●7340 (投稿者削除)
●7339 定住のトラウマから農業を解き放すと、どんなパラダイムが創造できるのか? 笹山登生 104/08/10(Tue) 14:19:28 削除
URL: http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou/kouhyou/020906/gaiyou_05.pdf
夏休みなので、ちょっと脱線した考えを述べれば、これまで、農業は、定住化促進のための有力なツールであり、逆に定住化なしの農業なんてのは、考えられなかった。
まあ、これが、農業衰弱の大きな要因でもあるのだが。
これを解き放すパラダイムというものができないものかと、考えている。
今年の盆帰りに、郷里で、それぞれ考えられてみてはいかがでしょうかね。
たとえば、あなたが、農家の長男で、しかも、都会で、サラリーマンをやり続けて、同時に、農家経営できるなんてこと、かんがえてみられたこと、ありますか?
そんなことが可能となるようなパラダイムです。
そうそう、いつか、この掲示板7287で、脳下垂体と書くべきところ誤変換して、農家衰退と書いてしまって、影絵さんに、メールで指摘されたことがありましたっけ。
それにしても、ぴったりの誤変換になってしまって、もうしわけないやらなんやら。

●7338 「煙たがれる存在」という解釈もあるようで 笹山登生 104/08/10(Tue) 11:42:05 削除
URL: http://www.himajin.jp/mt/ei/archives/000310.html
7336で話題のウォッチドッグのアイコンですが、上記サイトのように、「煙たがれる存在を目指す」という解釈もあるようですね。

●7337 全頭検査廃止の大義名分となりつつある「若齢牛のBSE検出限界論」の「検証限界」 笹山登生 104/08/10(Tue) 10:13:21 削除
URL: http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kenko/news/20040808k0000m070103000c.html
上記サイトの毎日新聞の科学環境部の瀬川至朗さんの「不可解な結論」は、十分的を得た指摘だ。
以前の、同じ新聞社の生活家庭部のかたが、2002年10月25日付けの記事で、「全頭検査をみなおせ」という記事を書いたが、この視点とは異なるポイントをついた書きぶりだ。
今回の食品安全委員会のたたき台の最大の矛盾点は次にある。
これは、この前のリスクコミュニケーションの陳述会でも私が指摘したことだが、たたき台では、若齢牛のBSE検出限界論の根拠として、英国での実験牛への経口感染実験で、曝露後、22ヶ月から26ヶ月の牛に感染がなかったことをあげている。
しかし、この、非感染実験牛の頭数は、それぞれ一頭とのことである。
一方、現実のフィールドで、1992年に生後20ヶ月の牛がBSEとして発見され、1989年と、2003年に、生後21ヶ月の牛ガ感染しているのが発見されている。
このうちの後者は、日本で発見のものである。
日本では、同じ2003年に、生後23ヶ月の牛がBSEで発見されている。
となると、生後22ヶ月から26ヶ月の牛については、実験牛の非感染例を尊重するとしてもねでは、それ以下の月齢の牛の実際の現場での感染例のリスク評価はどうしたらいいのだろうか。
22ヶ月以下の月齢で、実際の現場で、BSEが発生しているということは、イギリスでの実験牛の無発症齢の実例の意義すら危うくするものであると思うのは、私だけであろうか。
また、

●7336 高橋健太郎さんたちの「ウォッチ・ドッグ」のキャラクターが決まったみたいで。 笹山登生 104/08/10(Tue) 09:31:32 削除
URL: http://copyrights.livedoor.biz/916ae048.gif
上記サイトで、デザインは、信藤三雄さんによるものだそうです。
なるほど、一見おとなしそうで、実際はこわそうな番犬ですね。
禁煙化の私としては、ちょっと、犬がくわえているタバコの煙が気になりますけれど。
くわえタバコなしのやつもご検討願いますね。高橋さん。
ウォッチドッグサイトは、こちら。http://copyrights.livedoor.biz/

●7335 STERIS社のプリオン浄化技術は、外科手術器具などによるvCJD伝染予防に効果があると期待される 笹山登生 104/08/10(Tue) 07:18:48 削除
URL: http://www.drugresearcher.com/news/news-NG.asp?id=54058
上記サイトによれば、イギリスでの輸血によるvCJD感染死亡者の発生は、医療現場での外科手術器具のプリオン浄化技術の必要性を増さしてきている。
このSTERIS社の技術は、小さいたんぱく質の粒子となったプリオンを不活性化するもので、いわば、プリオン消毒の技術だ。
さらにそれにとどまらず、血液製剤の製造現場などでも、活用できる技術だ。
これまで、プリオン汚染の除去は、汚染箇所の表面を削るしかなかったが、STERIS社のものは、プリオン消毒液のようなもので、その商品名は、HAMO 100 PID -プリオン不活性化洗剤-というものだ。
病院内感染の新たな課題解決として活躍できそうな商品だ。


●7334 (投稿者削除)
●7333 Ahyahyaさん、情報ありがとうございました。 笹山登生 104/08/09(Mon) 08:36:04 No.7331へのコメント 削除
URL:
この問題、ますます、影響が深刻化する気配ですね。
日本のvCJD発生予測も、その前提が、もろくも崩れていくような気がしています。
特にもMV型のvCJD潜伏期間が、MM型よりも長いのではないかという指摘がされているのが、気がかりですね。
この潜伏期間の前提が崩れると、いよいよ、これから、第二期の流行期を迎えるということになるからです。
これからも、よろしくお願いします。

●7332 USDAのサイトに米国初のBSE発生農場主の恨み節をのせたわけは? 笹山登生 104/08/09(Mon) 08:27:01 削除
URL: http://www.aphis.usda.gov/lpa/issues/bse_testing/wavrin.html
上記サイトに、昨年12月、アメリカ初のBSE感染牛が発見されたWevrinさんの恨み節をのせているが、USDAのサイトにUSDA批判とも取れるこのような記事がのるのは、異例のことだとされている。
内容は、発生後、一夜にして、地域全体が、テレビカメラの包囲網にさらされ、政府当局の検査官に尋問に似た追求をされる経過が、恨みがましく記されている。
でも、どうして、この時期に、このような記事がUSDAサイトにのるのか、考えてみれば、これと機を一にするかのごとく、検査の結果、陽性反応となった場合、公表を慎重にとの検査手順の変更が、USDAから提示された。
おそらく、このことと関係あるのかも知れない。

●7331 英国保健省のプレスリリースです。 Ahyahya 104/08/08(Sun) 21:14:22 No.7328へのコメント 削除
URL: http://www.dh.gov.uk/
英国保健省のプレスリリースです。

Update on precautions to protect blood supply
http://www.dh.gov.uk/PublicationsAndStatistics/PressReleases/PressReleasesNotices/fs/en?CONTENT_ID=4086160&chk=9/Ni4w

●7330 The Lancet誌に掲載された論文です。 Ahyahya 104/08/08(Sun) 21:12:59 No.7328へのコメント 削除
URL: http://www.thelancet.com/
The Lancet誌に掲載された論文です。
(サマリーは無料で閲覧可能。登録を要す。)
★Preclinical vCJD after blood transfusion in a PRNP codon 129 heterozygous patient
[Summary] journal/vol364/iss9433/abs/llan.364.9433.primary_research.30432.1
[Full Text] http://www.thelancet.com/journal/vol364/iss9433/full/llan.364.9433.primary_research.30432.1
[PDF] http://pdf.thelancet.com/pdfdownload?uid=llan.364.9433.primary_research.30432.1&x=x.pdf

●7329 「輸血にリンクし発生した第二のvCJD死者が、PRNPのコドン129異結型合を持っていたことは、リスクの恐れのある人口が、より大きくなったことを意味する。」との記事 笹山登生 104/08/08(Sun) 09:30:22 削除
URL: http://www.biomedcentral.com/news/20040806/04
昨日に続いて、輸血による第二のvCJD患者についての上記サイト記事を仮訳します。

イギリスの研究者は、イギリスでの輸血による第二のvCJD死者について、報告している。
この患者は、これまで確認されてきたvCJD死者とは異なるプリオンたんぱく質遺伝子タイプをもっていたところから、これまで想定されていたよりもさらに多くの人々にvcjd感染の可能性があることを意味している。
今週のランセットで報告されていると米によれば、このケースは、後にvCJDに離間していると分かったドナーから、輸血を受けた患者とのことである。
この患者は、多野の原因で死んだものだが、その後、検死によって、脾臓から、vCJDのキャリアであることが分かった。
これまでのvCJDのケースでは、その感染経路が何であれ、プリオン遺伝子タイプが、コドン129のMMタイプであった。
フィンランドの研究によれば、イギリス人口の42パーセントが、このMMタイプであり、47パーセントがMVタイプであり、残りの11パーセントが、VVタイプであるとしている。
後者の二つのグループの合計シェア58パーセントは、これまで、vCJDに対して、抵抗力があるものと考えられてきた。
今回のケースは、コドン129がMV型である最初のケースであり、このことは、イギリスのより多くの人口が、vCJDの危険にさらされていることを意味しており、また、今後20年以内に、このグループの中から、より多くのvCJD患者が発生しうることを意味していると、エジンバラにあるvCJDサーベイランス・ユニットのジェームズアイアンサイドさんは、ランセットの記事の中で、こういっている。
また、ベルリンにあるロバート・コッホ・インスティテュートの、神経病理疾病グループのヘッドであるマイケル・バイエルさんは、ザ・サイエンティストの記者に次のように語った。
このことは、非常に意味を持つ成果です。いかに多く、vCJDのケースがありうるかについて、いまだ、かなりの不確実性があるということを意味します。私は、ですから、このようなケースが今後二-三にとどまるかどうかについては、なんともいえないのです。」
バイエル氏にとって、もっとも深刻なことは、BSEにかかった牛を食べた人がvCJDにかかった後、さらに、輸血による、第二のvCJD感染のルートが拓かれたということが、これで明白になったということだ。
これは、血液検査実施の緊急性が増大したことを意味すると、バイエル氏は言い、これは、現在、氏の研究所で、実施していることである。
さらに、バイエル氏は「この問題に取り組むには、二つの方法がある。」という。
「そのひとつは、プリオンを試験し、直接に検出することであるが、必ずしも、増幅検査は必要ない。第二の戦略は、vCJD患者に変化をきたす一定の事象など、代替標識に注目することである。」と、バイエル氏はいう。
唯一信頼しうるプリオン病の分子マーカーと、これまでされてきたのが、PrP(Sc)である。
これは、中枢神経系統に蓄積されるプリオンたんぱく質の病理学的配座異性体であり、これは、リンパ細網組織にも、少なくではあるが、蓄積する。
輸血によるvCJD感染の危険性について、取りざたされたのは、これが初めてではなく、オックスフォード大学のロドニー・フィリップ教授によっても、外科手術による交差感染の危険性について、平行リスクがあるもの指摘されてきた。
フィリップ教授は、ザ・サイエンティスト誌に対し、次のようにいう。
「このことの詳細について知らないアウトサイダーにとって、このような危険性がありうるとは、大げさなことと、とられる。」と、フィリップス教授は、いう。
フィリップス教授によれば、病院で、vCJDに曝露される危険性のレベルは、抗生物質抵抗性などの問題よりも、軽く見られているという。
メディカル・リサーチ・カウンシル・プリオン・ユニットのジョン・コリンジ氏も、また、潜在的献血氏やが、vCJD罹患に嫌気をしないよう、切望している。
しかし、BBCラジオ4で話したように、彼は、これまで 、人口の多くを占めるMV型やVV型にvCJD罹患のケースがなかったことは、vCJDの潜伏期間が長くなっているためであることを意味しているとの見解を示唆している。

以上が、昨日のランセットの記事を受けての、論評ですが、ますます、この問題は、イギリスだけでなく、世界中に、深刻化していく問題となりつつあります。


●7328 「BSE専門家は、人間へのvCJD感染の第二段階到来を恐れている」との記事゜ 笹山登生 104/08/07(Sat) 11:51:24 削除
URL: http://www.rense.com/general54/ckkw.htm
以下は、上記サイトの仮訳です。

「イギリスでの輸血によるvCJD感染の第二番目のケース発生は、人から人へのvCJDの第二段階の流行を意味している。
さらに厄介なことには、専門家が言うに、第二番目の犠牲者の遺伝子のタイプが、これまでの150人のvCJD犠牲者のタイプとことなっていた点にある。
この患者は、1999年に、後になってvCJDで死亡した人から、輸血を受けた人である。
このことは、この病気がこれまで感染を受けた人々よりも、もっと広いグループの人々に感染するであろうことを意味する。
この第二の犠牲者は、他の病気で死んだ後の検死で、その脾臓からvCJDが検出されたものである。
BSEとvCJDをともに専門とする、イギリス政府のプリオン病専門家委員会のグラエム・リヤン教授は、次のように言う。
「初めて脾臓に感染が発見されたということは、非常に興味深い。しかし、輸血を受けた人が、世界人口の約447パーセントを占める遺伝子グループの遺伝子であったことは、なおさら興味深い。」
この問題は、数週間後、メルボルンで行われるBSE会議会合での最高の話題となるであろう。
昨年7月に、赤十字輸血サービス期間は、1980年から今まで、イギリスに6ヶ月以上滞在した人と、イギリスで献血を受けた人についての献血制限を決めた。
イギリスは、この年献血した人から、BSEが流行した1980年にさかのぼって、輸血を受けた人を除外しただけである。
輸血による最初のvCJD感染者は、6年前に、vCJD患者から献血を受け、昨年12月に死んだ人である。
この病気の潜伏期間は、少なくとも、10年はあるとされる。
リャン教授の言うに、この第二番目の患者のケースは、この病気についての重要な疑問を提起しているという。
すなわち、その疑問のなかには、この人が、何の症状や兆候を示さなかったにもかかわらず、この人が、vCJDをわずらってきた人だったのかどうか、また、この人が、死ぬ前にvCJDのキャリアであったのかどうか、という疑問がふくまれるという。
リャン教授の言うに、「これは、大きな発見であり、同時に、非常に厄介なことである。」という。
1996年に発生したvCJD流行の最初の段階で、英国政府は、これは、vCJDで死んだ最初のグループであると発表した。
そして、その後、BSE汚染の牛肉製品を食べることが、牛から人へのプリオン病のジャンプにつながりうることを否定してきた。
BSE流行のピークの間、イギリスに住んでいた150人以上のイギリス人や外国人が、、それ以来、vCJDで死んだ。
オーストラリアvCJDレジストリーの長であるコリン・マスタース教授は、「これは、人間への感染の第二段階に入ったことを示したものである。」という。
すなわち、「最初は、牛から人への伝染の段階であり、第二段階は、人から人へのvCJD感染のだんかいである。」という。
「オーストラリアでは、われわれは、これまで、リスクを減少させるための方法を再検討してきた。そして、そんなに遠くない将来、その再検討が必要となるであろう。」という。
オーストラリアの専門家は、BSEが発生したフランスや他のヨーロッパ滞在者にまで、献血者制限を拡大することは、考えていない。
これまでは、vCJD患者は、遺伝子のタイプが、人口の39パーセントから40パーセントのグループにのみ発生するとされてきた。
この詳細に関する記事は、まもなくランセットで発表される。」


ということですが、ランセットには、本日、「Preclinical vCJD after blood transfusion in a PRNP codon 129 heterozygous patient  by Alexander H Peden, Mark W Head, Diane L Ritchie, Jeanne E Bell, James W Ironside 」という記事の名の絵で゛発表されました。
ただし、有料の記事です。

●7327 生後20ヶ月 笹山登生 104/08/07(Sat) 07:27:53 No.7324へのコメント 削除
URL:
まりちゃんさん。
昨日のプリオン部会は出たかったのですが、できませんでした。
なんにしても、BARB問題にスポットライトが当たった事は、成功でした。
生後20ヶ月は、1992年の例ですね。
13ヶ月で検出可能の根拠数字は分かりませんでした。

●7326 (投稿者削除)
●7325 (投稿者削除)
●7324 毎日新聞の13ヶ月の牛の話 まりちゃん 104/08/06(Fri) 21:52:00 削除
URL: http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/disease/
再度アクセスしたら訂正があったようです。
以下のようになっていました。

 「この日の会合では、委員から「英国で生後20カ月の発症例がある。感染期間の3分の2が過ぎた生後13カ月でBSEの病原体を検出できる可能性がある、との欧州の報告も記載すべきだ」との意見が出された。」

●7323 BSE 本日のプリオン調査会の結果 まりちゃん 104/08/06(Fri) 21:44:10 削除
URL: http://www.usdoj.gov/usao/cac/text_only/pr2004/009.html
笹山さんこんばんは、

報道機関によってずいぶん異なりますね〜

若い牛除外、大筋で合意 全頭検査「月齢」は未決着@共同
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040806-00000236-kyodo-soci

BSE:「若い牛」除外は先送り プリオン専門調査会@毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/disease/

毎日新聞から、気になる一文です。
「この日の会合では、委員から、欧州で生後13カ月の牛からBSEの病原体である異常プリオンが検出される可能性があるという研究例があることも紹介された。」



●7322 すくなくとも説明責任だけは 笹山登生 104/08/06(Fri) 21:20:17 No.7319へのコメント 削除
URL: http://
Nさま。私は、別に反NHKキャンペーンなどやるつもりはさらさら、ありません。
今回のNさんの提示された事例も、一市民としての事例なんだとおもいます。
でも、大衆の怒りというものは、それとは別次元のものなんでしょう。
不たとえば、今朝のNHKで、大々的に朝日新聞の無断録音問題を長々と解説していました。
目くそ鼻くそを笑うとはこのことかなとおもいました。
国民から受信料を、徴収している団体としては、もっと謙虚であるべきなのではないのかなともおもいました
毎年の国会でのNHK予算審議を長々放映して、所属意委員会の委員の自己満足をお土産にしているだけではすまない問題です。
少なくとも、最小限の説明責任だけは果たしてもらいたいものです.

●7321 (投稿者削除)
●7320 (投稿者削除)
●7319 NHKはひどいぞ N 104/08/06(Fri) 18:31:53 削除
URL: http://
NHKで不正があったとの事で世間を騒がして国民の怒りをかっ
ていますが、私はNHKグループの社員からその何倍もの怒りを
抱かなければならないとても信じられないことをされました。
昨年NHKグループ社員のK氏から依頼を請け自宅の設計・監理
業務を契約しました。所属建築士会からの申し送りもあり契約書
も書面で交わしました。
設計が終わり工事の見積もり段階になりK氏から工事請負もお願
いしたいとの事でこれも書面により契約を交わしました。規模が
小さく建設業登録をしていなくとも請負ができるので本来請ける
べきところではありませんが工事を請け負い着工したのでした。
今年の4月21日に完成し、市役所の完了検査、民間検査機関
の住宅の性能評価検査も終了し、土地家屋調査士による法務
局、市役所への登記も終了しました。
K氏はその後家族4人で新築の住宅で生活を始めたのです。
銀行の住宅ローンが決済になりK氏の口座に振り込まれました。
しかしK氏はそのお金を一切支払おうとしません。性能評価検査
に合格しているにもかかわらず未払い分(設計・監理50万円、
工事代金1750万円、追加工事400万円)の瑕疵があると主張
し始めたのです。どう考えてもこんな多額な瑕疵があるわけはなく、
ましてやそんな瑕疵がある状態ならば居住できるはずがありません。
ねらいは約2200万円の支払を踏み倒すことにあるのは間違い
ありません。しかし銀行がK氏の口座に振り込んだお金は銀行の
管理下に置かれ、K氏が他に流用することはできないとの事。
つまり元請に支払うしかないお金なのです。それでも3ヶ月以上
経った今でも全く支払う意思はありません。
元請に多大な金額を支払わないため実際に工事をした多くの人
にも満足な支払いができない状態です。
その中のひとつ埼玉県飯能市の林業家で作ったF協同組合に
対しては約450万円が未払いです。つい先日このF協同組合
の関係者がギネスに登録する巨大木馬(夢馬、ムーマ)を完成
させ夏休み中の子供たちが集まりお披露目をしました。そこへ
NHKのさいたま放送局が取材に来てその夜放映されました。
工事に関わった人、お金を払ってもらえない林業家の人達の
心を逆撫でするような行為です。この事はNHKさいたま放送局に
抗議をしました。
今回の工事代金を契約書により約束を交わしたにもかかわら
ず踏み倒す行為、これはNHKの中に蔓延した体質そのもの
だと言えます。
私だけでなく工事をした人達(NHK関係の3業者も含む)は
今回の行為は絶対に許しません。
NHKから仕事を請けている3企業への未払いの合計は500万円
近くになります。これはK氏がNHKのお金を着服したこととなんら
かわりの無いことです。
着服が明らかになり、責任を取っている人にも劣る行為です。


●7318 (無題) 東京都民 104/08/06(Fri) 13:09:30 削除
URL: http://
笹山さま

クイックレスポンス有難うございます。
笹山さまが個人攻撃をしているのではない、ということは充分分かっています。
私も今少し調べたのですが、官僚が同氏について嘆いているダイアリーを見つけました。
こちらを読んだ後で投稿すべきだったと、恥じているところです。
すみませんでした。

いずれにせよ大変有意義なご回答有難うございました。

今後も質問させてください。
ただしよく調べてからにします。

参考まで:
霞が関官僚日記
http://d.hatena.ne.jp/kanryo/20030710
http://d.hatena.ne.jp/kanryo/20030711

●7317 問題点の普遍化が必要ということ 笹山登生 104/08/06(Fri) 12:33:15 No.7316へのコメント 削除
URL: http://www.synapse.ne.jp/kinaoru/ikumou_column/mailbest3.htm
東京都民さま
別に個人攻撃しているわけではありません。
問題点の普遍化がもっと必要なのではないのかということです。
たとえば、質問6で医薬品の副作用について、具体的な商品名での安全性を取り上げているようですが、これば、答弁書にありますように、「ミノキシジル系育毛剤」という観点から質問しないと、単なる企業攻撃に終わってしまいます。
問題意識のレベルを一段階上げないと、同一の輸入育毛剤の問題から、個人輸入の問題まで、広がっていかない嫌いがあります。
事件記者敵取り上げ方では、問題の本質を見失ってしまい、政策当局に説得力ある対応を要求できない嫌いがありますね。

●7316 (無題) 東京都民 104/08/06(Fri) 11:35:01 No.7315へのコメント 削除
URL: http://
笹山さま

大変楽しく拝読させて頂いております。
素人発言で恐縮ですが、ご教授いただきたく投稿いたします。

ご指摘されている質問趣意書提出ナンバーワン議員とは、
公務員の不正などを暴くことで有名な、マスコミへの露出度も比較的
高い議員と見受けます。

庶民の目から見たら合格点でも、
プロの目から見たら未だ未だ「甘い」という事象はどこの世界でも
見られることですが、笹山さまから見るとこの議員のどこら辺を
「掘り下げ方が不十分」と感じられるのでしょうか・・

議員には当選後の説明責任のようなものがありますし、
継続して自分をPRすることで次回の選挙にそなえなくてはなりません。
そうした意味においては「質問趣意書提出数No1」というのは
格好のPR材料の一つに思えます。例えそれが内容の伴わないモノであったとしても・・
私たち有権者こそが見る目を養わなければ政治は好転しない、と
考えているので恥じを偲んでお伺いするのですが、
どこら辺をご覧になり「わざ師的な視点が欠如している」と思われるのか
具体的な事例を一つで結構ですからご指摘いただけないでしょうか。

素人質問ですみませんが、ご回答いただけましたら幸甚に存じます。


●7315 議員側が政策要求のフィルター機能を果たしていないことも原因 笹山登生 104/08/06(Fri) 08:29:31 No.7314へのコメント 削除
URL:
謎工さん。
もちろん、そのようなことへの反射現象としての、質問主意書の増加とも見えます。
でも、私は、ちょっと違った観点から、この現象を見ています。
このナンバーワンの方の質問主意書のテーマを見る限り、並みのジャーナリスティックな問題意識の範囲以内の観点からの説明要求のような気もします。
質問の素材が生-なま-過ぎる、そんな感じがします。
政策要求者のレベルでの質問をそのまま流用し、ぶつけた感じもします。
あるいは、政策要求者の質問をそのまま丸写しした感じもします。
少なくとも、議員立法に仕立て上げる素材段階での質問でなければならないのではないでしょうか。
その意味で、素材を元にしての政策要求の掘り下げ方や、止揚の仕方が不十分とも見られます。
市民レベルの要求をいかに政策要求にしたて上げていくかのわざ師的な視点が欠如しているとも見られます。
グランドワーク的な役割を議員が果たすとすれば、もっと、この点でのスキルが必要な気がしています。
議員が、アドボケート・プランナー的役割を果たすための質問主意書とでもいうんでしょうか。

●7314 結局、これも元をたどれば「小泉流」の弊害の一端のような 謎工 104/08/06(Fri) 02:08:53 No.7313へのコメント 削除
URL: http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=pol&NWID=2004080501005431
質問主意書の提出本数と言うのは、基礎データの隠蔽・度重なる強行採決と言った
現政権の手法だったり最近とみに拍車がかかっているように思われる小泉首相の
投げやりな態度の答弁に対する不満のバロメータと言う印象を受けました。共同通信に
よると、細田官房長官は「(答弁書要求が)どんどんエスカレートし、行政に過重な
負担を強いている」「ある議員は『質問主意書発出日本一』と自慢して、選挙公報に
出している」「行政上の阻害要因で、何日も徹夜する行政官も出ている」と批判した
そうですが、国会(特に与党)や行政が本来の役割を自覚し、中身のある審議を
実行すれば良いだけのことであるように思えてなりません。

●7313 これが質問主意書提出ナンバーワン 笹山登生 104/08/05(Thu) 20:20:57 削除
URL: http://www.amy.hi-ho.ne.jp/nagatsuma/situmon.htm
私も、質問主意書なるものの効用を知ったのは、野党になって、初めてのことだった。
しかし、この答弁に当たっては、閣議決定を伴うものだけに、各省庁、相当の神経を使うことも、そのとき知った。
しかし、上記サイトの人のように、やや、マニア的にこの制度を使う人もいるらしく、いよいよ、鑑定も、この質問主意書の提出制限を考え始めたらしい。
通常、与党の場合には、必要を感じない制度だが、しかし、与党の中にも、若い方には、この制度を活用している方も、kさんのようにいらっしゃるようだ。
質問主意書提出クーポン制にでもして、その負担減の分で、国民直接の質問主意書制を作ったほうがよいかも知れない。

●7312 イギリスの輸血によりvCJDに感染した患者の詳報は、今週金曜日のLANCETに発表とのこと。 笹山登生 104/08/05(Thu) 10:03:01 削除
URL: http://www.usatoday.com/news/health/2004-08-04-madcow-usat_x.htm
上記サイトによると、先月、イギリスの輸血によりvCJDに感染・死亡した患者の詳報は、今週金曜日のLANCETに発表とのことです。
また、今回の新しい事態で、学会の関心事は、MV型の遺伝子を持つ人のvCJDの潜伏期間が、MM型の人の潜伏期間よりも長いのではないのかということのようです。
これが、その通りとすると、これから新たなvCJDのブレークが始まるのではないかと、危惧されているようです。
昨日の食品安全委員会の意見陳述の席上でも、私は、「隠されたvCJD-Hidden vCJD-」の可能性についてもふれておきました。

●7311 食品安全委員会で陳述してきました。 笹山登生 104/08/05(Thu) 08:16:53 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=43
内閣府の食品安全委員会で、リスクコミニュケーションということで、昨日、上記際との内容で、陳述してきました。
しかし、このたたき台の日本でのvCJD予測のための資産の基礎数字というのは、どう見ても、おかしいのですね。
イギリスでの今後のvCJD患者予測数字を5.000人としているのですが、ビータースミスさんなどが行ったこの数字の前提は、vCJDの潜伏期間が、人間の寿命ぎりぎりの100年を想定して試算した数字なんです。
また、イギリスでのBSE発生数字を百万頭としているのは、確か、1996年に、イギリスの国会で、科学者がパネルではなしたことが、伝説的に生きながらえているような数字を持ってきているわけですね。
それに、遺伝子タイプのMM型MV型の比例案分というのも、先月、イギリスで、MV型の患者が発生してからというものは、意味をなさなくなってしまった仮定ですね。
主催者のかたは、vCJDについては、わからないことが多すぎるのだが、一定の条件の下に試算する事に意義があると思い、あえて試算したというのですが、わからないことが多すぎるのであれば、試算しないというのも、ある意味賢明なのではないかと思います。
で、このたたき台のスキームは、昨年、イギリスでのOTM−30ヶ月以上の牛を食物連鎖に出さないルール−の見直しの際の手法を下敷きにしているように見受けられました。
OTM見直しの最大の目的は、このルール実施にかかる膨大なコスト削減にあったのですから、日本の全頭検査見直しも、きれい事から入らず、全頭検査の費用対効果分析から始められたらいかがですかとも陳述してきました。
総じて、ちょっと吉川委員長さんには、つらい発言となってしまったようです。ごめんなさい。

●7310 ユニバーサルサービスに民営化手法が適しているのかについての検証が必要 笹山登生 104/08/05(Thu) 07:50:09 No.7301へのコメント 削除
URL:
キミヒさん。
改革のキーワードの支えに、これまであったのが民営化と市場化であったため、この種の改革推進的諮問会議は、その手法さえ唱えていれば、何となく、改革の先頭をいっているような錯覚を抱いているんじゃないでしょうかね。
これからは、公のテリトリーの中で、ユニバーサルサービスの質を高めるための提言をしていかなくてはならないような気がします。

●7309 片務的 momkuma 104/08/05(Thu) 01:19:59 No.7308へのコメント 削除
URL: http://
分かりました。初めて聞く言葉でした。片務性に対して双務性
というのですね。

アクセスはシリコンバレー サンホセからです。

では。

●7308 片務的 笹山登生 104/08/04(Wed) 19:47:45 No.7304へのコメント 削除
URL: http://www.drc-jpn.org/AR-2J/hasegawa-j.htm
momkumaさん。
アレー。この時間、海外からのアクセスはないんですけど。
ま、いっか。
片務的については、上記サイトをご参照。

●7307 (投稿者削除)
●7306 (投稿者削除)
●7305 依田氏、RIAJ会長も辞任 謎工 104/08/04(Wed) 16:51:33 No.7302へのコメント 削除
URL: http://
> 当協会役員の異動について
>
>  社団法人日本レコード協会依田巽会長は、本人の申し出により、8月3日付で当協会会長を辞任いたしました。
>
> 後任の会長が選任されるまでの間は、定款の定めにより、田辺攻専務理事が会長の職務を代行いたします。
>
>                                                以上

●7304 片務的なNHKの受信契約の中身について momkuma 104/08/04(Wed) 13:03:11 No.7280へのコメント 削除
URL: http://
日本を離れて数十年になります。

片務的の読み方と意味(何となく憶測できますが0教えてください。

一般的な使い方でしょうか?

●7303 (投稿者削除)
●7302 「あゆの一刺し」だそうで。 笹山登生 104/08/04(Wed) 07:03:33 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040804-00000020-spn-ent
謎工さん。
日本レコード協会のほうも、辞任なんではないでしょうかね。
不買運動なんてしなくても、アーティストをリスナー側に向けさせれば、目的は達せられるという、いい見本になりましたね。

●7301 混合診療は誰のため? キミヒ 104/08/04(Wed) 00:47:04 削除
URL: http://www.asahi.com/politics/update/0803/011.html
----------------
政府の規制改革・民間開放推進会議(議長・宮内義彦オリックス会長)は3日、年末に小泉首相に提出する答申の中間報告をまとめた。保険診療と保険外の高度医療を併用する「混合診療」の解禁を厚生労働省に迫るなど、医療、福祉、教育など既得権益の壁が厚い分野に絞って開放を求めた。また、政府と民間企業をコストとサービスの質で競わせる「官民競争入札」(市場化テスト)を導入するよう強調した。
-------------

 いい加減、宮内義彦オリックス会長は引退するべきでは?
 現在の健康保険3割負担も形を変えた混合診療です。
 お金持ちは3割負担でもいくらでも受診します。
 一方で低所得者は保険料を払いながら、3割負担で受診抑制!

 混合診療解禁はこの流れを助長するのは自明です。
 混合診療解禁で美容形成に、保険給付なんて馬鹿げた事態も!

----------------
医療法人への出資を通じた株式会社による病院経営への参入を容認することや
----------
 朝日新聞も相当、日本語が危ないですね!
 ”参入”では無く”支配”です。
 現在でも医療費で武田薬品という超優良企業が育成されています。
 結局はオリックスが形を変えて武田薬品になりたいでけでしょう?
 武田の株価が上がって、国民医療に寄与しているのでしょうか?
 コムスンが派手に広告して、福祉の質が向上しているのか?

  

●7300 依田氏がavex会長兼社長を辞任 謎工 104/08/03(Tue) 22:41:06 No.7299へのコメント 削除
URL: http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20040803038.html
2ヶ月前、これだけ音楽ファンの怨嗟の的となってしまったら
会社の命運もそう長くはないだろうと思ってはいたものの、こんなに早く
陥落してしまうとは。取り敢えず、後継の小林氏には全タイトルCCCD化
路線の見直しから着手して欲しいと思います。

なお、依田氏はレコード協会会長の職は続けると思われますが(前任の
富塚氏も会長職専任だった)、業界全体への求心力低下は不可避だと
思われます。

●7299 不可解な浜崎騒動 笹山登生 104/08/03(Tue) 16:47:20 No.7298へのコメント 削除
URL:
iroiroさん。
なんか、仕組まれた騒動劇でしたね。
仕手株でも動いたかな?
リスナー不在のお家騒動は、もう、こりごりです。

●7298 と思ったら iroiro 104/08/03(Tue) 10:22:04 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040803-00000102-rtp-biz
「エイベックス、辞任取締役の復帰発表」だそうですが・・・

●7297 浜崎あゆみのオフィシャルサイト iroiro 104/08/03(Tue) 10:19:43 No.7296へのコメント 削除
URL: http://
行くには行けたのですが、該当するメッセージもないし
それらしいコーナーも見当たりません。
初めて行ったので手を加えられてしまったのかどうかもわからないのですが..

●7296 浜崎あゆみのオフィシャルサイト 笹山登生 104/08/03(Tue) 09:43:12 削除
URL: http://www.avexnet.or.jp/ayu/
Avex騒動で、一部の新聞で、、浜崎あゆみが、ウェブサイトで、Avex離脱宣言をしたというので、早速、上記サイトにアクセスしてみたが、画像の一部が真っ白けなど、どうもおかしい。
でも、考えてみれば、このオフィシャルサイト自身もAvexなんだから、無理もないか。

●7295 (投稿者削除)
●7294 依田氏が、本日の文化審議会著作権分科会を欠席 笹山登生 104/08/02(Mon) 19:27:40 削除
URL: http://charge.biz.yahoo.co.jp/vip/news/kab/040802/040802_mbiz139.html
うーん。
やっぱり、昨日の衝撃、さまやらずといったところでしようか。
株価も、大幅下落といったところで、レコード輸入権のたたりが、出てきたようですね。

●7293 (投稿者削除)
●7292 (投稿者削除)
●7291 至極まともな、岡田さんの憲法改正後武力行使論 笹山登生 104/08/02(Mon) 08:54:23 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040801-00000033-kyodo-pol
この発言の何が批判されるべきなのかわからないが、少なくとも、五十五年体制最後のトラウマに決着をつける意味では、至極まともな論理だ。
五十五年体制の最後の尻尾を味方につける思惑に満ちた、無理な理論構成による国連待機軍構想よりは、よっぽどすっきりしているのだが。

●7290 (投稿者削除)
●7289 エイベックス専務辞任 笹山登生 104/08/01(Sun) 23:07:11 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040801-00000412-yom-soci
何かと、もめたレコード輸入権の依田会長のお膝元だけに、いろいろ、憶測がひろがるだろう。

●7288 「概して」ですね。 石田智幸 104/08/01(Sun) 23:05:04 No.7287へのコメント 削除
URL:
100パーセント植物由来成分というのを売りにしているところもありますよ。
現物の商品名はHGH Releaser(スペル間違ってたらごめんなさい)となっていますし。
とりあえず誤解は解けているようなのでこの辺で失礼します。

●7287 ヒト成長ホルモンサプリメントの成分 笹山登生 104/08/01(Sun) 11:22:30 削除
URL:
石田智幸さん。
ご指摘ありがとうございました。
確かに、以前は、人間の死体の農家衰退から抽出したものを使っていたようですが、今では、次に掲げる成分のように、天然のハープからの抽出液を使っているようですね。
でも、商品の説明では、概して、この点についての説明は、小さく書かれているようですね。

主成分
Herbs:Herba Epimedii, Motherwort, Condurongo Bark, Ginkgo Biloba, Chinese Mugwort, Spiny Jujubee
Amino Acids, L-Arginine, L-Lysine, L-Ornithine, L-Glutamine
Other Ingredients: Flush Free Niacin, Mucopolysaccaride, Homeopathic Pituitarium post. 30x, Rice Vinegar and Soy Seed Oil

●7286 (投稿者削除)
●7285 ヒト成長ホルモンサプリメントについて 石田智幸 104/08/01(Sun) 10:35:32 No.7171へのコメント 削除
URL:
 ずいぶん前にこのBBSでヒト成長ホルモンサプリメントについての発言があったのを発見し、ちょっと誤解されているようなので発言させていただきます。
 宣伝にならないようにお店のURLは伏せておきますが。
 私がアフィリエイトサイトで紹介しているヒト成長ホルモンサプリメントは、あくまでも「成長ホルモンの分泌を促す」ための商品であり、成長ホルモンそのものではありません。この掲示板で「ヒト由来の成分の怖さを知らない」様な記述がありましたが、そもそもヒト由来の成分など入っていないのです。
 かなり誤解を与えてしまったようなので、サイト内の商品説明にもその旨を記載しておきました。
 商品に対する説明が足りなかったのだと反省しております。

●7284 近代建築及び近代建築を見て歩こう びから たいしょう 104/07/31(Sat) 14:07:13 削除
URL: http://
近代建築、古建築及び現代建築巡りをしています。
毎月、第二日曜日、現地に集まり、関西の近代建築物 (駅舎、喫茶店、大学、学校、和風建築、寺院、寺社、産業遺跡、教会、銭湯、醤油醸造会社、酒造会社、を含む)を中心に、日本庭園、水琴窟、町屋、老舗料亭、老舗旅館、寺内町、史跡、資料館、美術館、博物館、企業博物館、石橋、木橋、煉瓦橋、鉄橋、戦争遺跡、廃線跡、廃墟、名水、安藤忠雄の作品、古建築巡りをし、その後飲み会を行っています。ROMも歓迎しています。
入会金、年会費は無料です。
近代建築探検家クラブ関西本部
びから たいしょう
bikara_2@hotmail.com
http://circle.excite.co.jp/club.asp?cid=i2600449
googleでの当サークルの評価は五つ星☆☆☆☆☆です。

●7283 中国国際移植支援ネットワークセンター紹介 金 海蓮 104/07/31(Sat) 09:21:55 削除
URL: http://www.zoukiishoku.com
中国国際移植支援センターは、2003年中国医科大学第一病院移植研究所内に外国人専用の移植支援センターとして発足致しました。 とりわけ日本人と中国人とは身体的特徴が類似しており、人体適合が良い為、この支援センターでは日本人を中心とした体制が組まれております。また、移植研究所内の医師及び婦長を初めとした介護士達が日本語に堪能な上、日本での多くの留学や研修を通して日本文化を熟知していることから、患者たちが安心して診察を受けることができます。術後の診療は中国の高官専用病棟にて特別介護を受けることができ、中国国内では最も先進的なシステムが組まれております。 当センターでは日本人スタッフを始め、日本語に堪能な現地スタッフを用意し、患者の方々に細心のサービスを提供しております。また、現地患者の会との協力により、移植手術を経験した多くの患者本人からの貴重な意見や助言等により、術前、術後共にこれから手術を受ける患者等の不安や疑問等にもスムースな対応ができる体制が組まれており、患者の家族が滞在する場合でも快適な介護ができるよう、提携ホテルや通訳、車等の運転手等もご用意しております。 以上のように当センターは患者の方々が安心して中国での移植手術ができるよう万全を期しております。

●7282 (投稿者削除)
●7281 (投稿者削除)
●7280 片務的なNHKの受信契約の中身 笹山登生 104/07/29(Thu) 11:20:30 削除
URL: http://www.nhk.or.jp/eiso/box3.html
立て続けのNHKのスキャンダルで、受信料不払い運動が、大きくおこる気配だが、放送法上は次のようになる。
放送法32条1項の規定で、
「第三十二条  協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。ただし、放送の受信を目的としない受信設備又はラジオ放送(音声その他の音響を送る放送であつて、テレビジョン放送及び多重放送に該当しないものをいう。)若しくは多重放送に限り受信することのできる受信設備のみを設置した者については、この限りでない。 」
との規定があり、これにもとづき、上記サイトの日本放送協会受信規約が定められている。
その第12条で、放送受信契約者の義務違反が定められ、第13条で、NHKの免責事項および責任事項が定められている。
その責任事項とは、月のうち、半分以上、放送できない場合は、受信料を徴収しないという取り決めである。
放送受信契約者に対しては、第12条で、「放送受信料について不正があった場合」の項目があるのに対して、NHK側の責任事項に、「徴収した受信料の使途に不正があった場合」とは書いていない。
いかにも、時代が型、「受信させてやる。」という意識丸出しの片務的受信契約ではある。


●7279 国土交通省が、地方都市のLRT化を支援 笹山登生 104/07/29(Thu) 07:56:22 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/jouhou/jouhou030916.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040705-00000131-kyodo-pol
によれば、
国土交通省は、来年度予算に、低床式で騒音が少ない次世代型路面電車(LRT)の導入を自治体に促すため、「LRT整備費補助」として約50億円を新規に盛り込む方針を固めた用である。
LRTを導入する自治体や鉄道会社などの新線整備を促進するほか、これまでの新型車両購入費補助も拡充する方針とのことである。
私のサイトでも、上記サイトのように、LRTを地方都市活性化の起爆剤にとの提言をしているが、どうも、日本では、LRTを単なる低床式路面電車というような、矮小化した考え方しかなされていない嫌いがある。
それはそれで、日本型LRTということでいいのも知れないが、むしろ、地方都市活性化のためには、もっと総合的なとらえ方をしなければならないのではないかとも思う。

●7278 (投稿者削除)
●7277 コロンブス的発想ですね。 笹山登生 104/07/28(Wed) 21:18:42 No.7276へのコメント 削除
URL:
キミヒさん。
なるほど、対巨人戦をセパ両方増やすことによる経済的担保確保ですね。
逆の見方をすれば、渡辺オーナー崩し戦法というところでしょうか。
そして、平らになったところで、いよいよ、球界再編成という作戦なんでしょうね。

●7276 阪神・野崎球団社長『ほぼ1リーグ』案 キミヒ 104/07/28(Wed) 13:17:15 削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/hochi/home.htm
--------------------------
セ・リーグは同一リーグの5球団と各17試合、交流戦をパ4球団と各16試合行って合計149試合。対するパは従来のリーグ戦を3球団と各17試合、セ6球団との交流戦を各16試合行って合計147試合。この試案によれば、パの各球団が手にするドル箱の巨人戦は16試合。野崎社長からすれば、巨人戦をちらつかせることで、来季からの1リーグ制で一致団結するパを切り崩せるとの読みもあった。
同社長は「2リーグの伝統を残しながら、日本シリーズもオールスターも視聴率を取れる」と胸を張ったが、パは同一リーグとの51試合の約2倍、実に96試合をセと戦うことになり、セパで雌雄を決する「日本シリーズ」の存在意義は薄れる。また、この方式でパの最高勝率チームを優勝と考えていいかなどの矛盾も消せない。何よりも、これだけ交流戦を組めば、断固反対する1リーグと何ら変わらない。
--------------------------

 こんなアホな案より、以下の方がマシでは。
 まず、パが四球団になる前提で阪神がパリ−グに移籍する。
 セ・パ各5球団になる。リ−グ内で各23試総計92試合。
 交流戦は全てパ球団主催でセ相手に各10試合の合計50試合。
 セ・パ共に各球団年142試合。パ球団は巨人戦10試合を含む96試合主催。セは巨人戦が多い分、主催は46試合。
 
利点
巨人戦の主催分配が1リ−グと同等になり経済的担保により維持出来る。
セ・パ共にリ−グ試合が7割弱でリ−グ優勝、日本シリ−ズの大義が維持される。
巨人対阪神というコンテンツが日本シリ−ズという最高の場に登場して、人気増強が期待できる。

阪神・野崎球団社長『ほぼ1リーグ』案より良いと思うけど、、、


●7275 (投稿者削除)
●7274 4種類のvCJD 笹山登生 104/07/28(Wed) 10:49:55 削除
URL: http://www.medicalnewstoday.com/medicalnews.php?newsid=11337
上記サイトによれば、CJDには、次の4種類があるという。
1.遺伝性CJD  2.医原性CJD  3 孤発性CJD 4.vCJD
このうち、1と2は、きわめてまれで、3と4については、地理的な分布などで、発生の相違が見られる。
また、神経病理学的診断で、「Provable」との診断を受ければ、それは、ほぼ確定的な診断であるが、それで、決定的診断とはいえないという微妙さもあるという。

●7273 アメリカのアレルギー食品ラベル表示法案 笹山登生 104/07/28(Wed) 07:54:28 削除
URL: http://www.shamrockbay.com/FA/FoodAllergenProtection.shtml
http://www.news-journalonline.com/NewsJournalOnline/Opinion/Editorials/03OpOP47072504.htm
によれば、ブッシュ大統領は、食品中に含まれるアレルギー成分をラベルに表示することを義務付けるthe Food Allergen Labeling and Consumer Protection Act に署名することになるであろうとしている。
この法案によれば、アレルギー反応の引き金になるとされる8つの物質の混入如何を、食品上に、子供にも分かる表示で明記するというものだ。
8つの物質とは、小麦、大豆、ミルク、ピーナッツ、ナッツ、魚、貝、卵 だ。
なお、卵については、「卵白」とか「カゼイン」とか、8歳の子供では分かりにくい表示はいけないということだ。
このように、食品上の表示問題は、前回のトランス脂肪酸に次いでの措置だが、一方で、原産国表示法案や、殺虫剤・ホルモン使用表示については、議会筋での反対が依然として強い。

●7272 オーストラリアの希望的観測 笹山登生 104/07/27(Tue) 15:58:11 削除
URL: http://www.abc.net.au/rural/news/stories/s1162802.htm
日本の市場でのアメリカ牛肉の不在を埋めている形のオーストラリアだが、日本駐在オーストラリアのSamantha Jamiesonさんは、次のような希望的観測を、上記サイトで述べている。
「日本は、あくまで、全頭検査でないと、アメリカからの輸入再開に踏み切らないであろう。」「しかし、日本国内においても、特に、アメリカ肉のユーザー筋からの輸入再開に向けての強いプレッシャーがあるのは事実だ。」「それでも、なお、日本側は全頭検査にこだわり、後戻りはしないであろう。」

●7271 「今までの議論を踏まえたたたき台」について 笹山登生 104/07/24(Sat) 06:22:53 No.7268へのコメント 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai12/prion12-siryou.pdf
まりちゃんさん。
このうちの以下の部分については、7262によって、否定されつつあるということになりますね。

参考-「今までの議論を踏まえたたたき台」−上記サイト-より引用

「これまで英国で報告されているvCJD患者の遺伝子型は、いずれもプリオンたん白質発現
遺伝子のコドン129がメチオニンの同型遺伝子型(メチオニン/メチオニン;M/M)であり、
この遺伝子型を有する人は他の型の人に比べ、vCJDの潜伏期間がより短く、かつ感受性が
より強いか、またはそのどちらかであるとの指摘がされている6)。
なお、英国を含むヨーロッパの白人の約40%がM/M 型の遺伝子を持っていて、13%がバ
リンの同型遺伝子型(バリン/バリン;V/V)、残る47%が異型遺伝子型(メチオニン/バ
リン;M/V)を持っているといわれている15−16)。
5
一方、わが国では、全人口に占めるM/M 型の割合は、英国よりも高いとされ17−18)、91.6%
であるとの報告もある19)。」

●7270 日本は、ロジック・ジャンプで、アメリカからの牛肉輸入解禁を正当化してはいけない。 笹山登生 104/07/24(Sat) 06:12:57 No.7267へのコメント 削除
URL: http://www.americaspolicy.org/borderlines/1999/bl53/bl53becc_body.html
まりちゃんさん。
日本政府が、全頭検査論を撤回せずに、牛丼業界などからの要請のあるアメリカ牛肉の輸入解禁をしたいという気持ちは、痛いほどわかります。
しかし、そのために、ロジックジャンプで、アメリカからの牛肉輸入解禁を正当化してはいけないと思います。
ロジカルジャンプとは、今の、小野寺さんなどを主軸とした、「若齢牛については、全頭検査により、プリオン存在の有無を確かめることには、限界がある。」「したがって、全頭検査に例外措置を設けることには、妥当性がある。」という、あぶり出し解釈による若齢牛輸入正当化論ですね。
このあぶり出し解釈の、もうひとつの面-「国内の全頭検査についても、若齢牛については、プリオン存在を確認できていない。」との論理について、では、日本の農林水産省は、消費者に対して、いかなる説明ができるのでしょうか。
さらに、清浄国−オーストラリア・ニュージーランド−に対する検査体制についての解釈はどうなるのでしょうか。
私は、このようなもっともらしいロジック・ジャンプによって、緊急を要するアメリカからの牛肉輸入を実現するよりは、むしろ、超法規的に、あえて、ダブルスタンダードにより、一定の条件のもとに、アメリカからの牛肉輸入を許すというほうが、よっぽど、つじつまがあった政策判断だと思うのですが。
今回の動きは、ポリシー・メーキングとオペレーションズとを、混同した、珍妙な日本の対応のように思えてなりません。

●7269 (投稿者削除)
●7268 食品安全委員会がBSE問題に関する意見陳述人及び傍聴者を募集するそうです。 まりちゃん 104/07/23(Fri) 12:49:43 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/koukan/riskcom160721.html
「食品に関するリスクコミュニケーション(東京)−日本における牛海綿状脳症(BSE)対策の検証に関する意見交換会−」の開催と意見陳述人及び傍聴者の募集について(お知らせ)

食品安全委員会プリオン専門調査会においては、我が国における牛海綿状脳症(BSE)対策について、牛肉等の食品を消費することによる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)のリスクの観点から検証を行っています。この度、これまでの議論を踏まえたたたき台「日本における牛海綿状脳症(BSE)対策について」をとりまとめ、議論を行っているところです。今後、考え方をとりまとめていくに当たり、BSE対策の科学的意義、効果などについて関心をお持ちの方から意見を聴取し、食品安全委員会等における審議の参考とするため、標記意見交換会を開催することとなりましたので、お知らせします。
http://www.fsc.go.jp/koukan/riskcom160721.html
とのことです。


●7267 東京都フォーラムの件 まりちゃん 104/07/23(Fri) 12:23:56 No.7264へのコメント 削除
URL:
笹山さん、そうですよね。
FDAが先日発表した飼料規制もいまだにまともに実行されていないし、米のBSE疑惑牛の4分の3だって未検査なわけです。
そういう現実の情報を抜いた計算の資料をもとに学者が講演をしたら、意識操作とか人心撹乱とか集団催眠に当たりますよね(笑

私は当日参加できないのですが、先に、東京都のフォーラム事務局にも情報と質問を送っておくことにします。




●7266 「起こし太郎」とはなんじゃ? 笹山登生 104/07/23(Fri) 11:42:26 削除
URL: http://www.eki-net.com/ekinet/netstn/train_goods/okoshitaro.asp?mscssid=X456GW2JH5BS8NUUN7544T21AFRP12J1
これがJRの乗務員を定刻に起こしてくれる自動起床装置を、このたび、「駅ねっと」から市販するというもの。
でも、これだけの装置で、九万八千円を支払うかた、いるんでしょうかね。

●7265 「メチオニン・バリン異型接合」"methionine-valine heterozygous" というタイプの遺伝子 笹山登生 104/07/23(Fri) 11:32:47 削除
URL: http://www.primate.or.jp/PF/yamanouchi/43.html
7262に追加ですが、上記サイトにあるように、これまでは、「メチオニン・バリン異型接合」"methionine-valine heterozygous" というタイプの遺伝子があることによって、遺伝子感受性は減殺され、異常プリオンへの変換の効率を妨げるという説明がなされてきたのだが、今回の輸血による二人目のvCJD患者の発生は、これまでの通説を覆すことになる。

●7264 ハーバード大リスク分析センター離れは、本家のアメリカでも、進んでいるというのに。 笹山登生 104/07/23(Fri) 11:15:41 No.7263へのコメント 削除
URL: http://www.hcra.harvard.edu/
まりちゃんさん。
これまで、アメリカが金科玉条としていたハーバード大リスク分析センター依存も、このところ、見直しの傾向にあるというのに、タイムラグをおいて、今度は、日本の学者が、これを今になって振りかざすとは、あまりにお手軽・お粗末な気がしますね。
べーカー夫人の暗躍ロビーぶりは、マークしておいた方がいいですね。

●7263 牛 輸出再開モードですね。 まりちゃん 104/07/23(Fri) 09:21:46 削除
URL:

食品安全委員会には、ここで話題になっているような情報は全て送ってますよ。
唐木英明氏が「安全の医学」で数値の根拠としている、ハーバード大リスク分析センターの計算だとか、そういうのが机上の計算で、実際の調査を元に計算されていないとか、後日、米国が、来年度施行になりそうな飼料管理改善案などを作りましたけれども、それらが計算の数値に反映されてないだろうとか連絡しても、訂正なく、当初から同じ資料を用いて唐木教授はあちこち巡業されてますね。

今度は東京都でフォーラムだそうです。計算が訂正されるかな?

「平成16年度第1回食の安全都民フォーラム」の開催について
安心できていますか? 〜考えてみよう 食の安全と安心の違い〜
平成16年8月4日(水曜日) 午後1時30分から午後4時30分まで
参加を希望される方は、7月23日(金曜日)までに、催し物名、全員のお名前・ご住所・年齢を記入。下記に申込欄あり
http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/anzen/news/2004/pressanzen040628.html




●7262 イギリスで、輸血によるvCJD蔓延への、新たなる恐怖発生 笹山登生 104/07/23(Fri) 09:12:24 削除
URL: http://news.independent.co.uk/uk/health_medical/story.jsp?story=543748
輸血による第一人目のvCJD患者の発生で、イギリスは、1980年1月以来輸血を受けた人に着いては、献血を禁止することによって、人間から人間へのvCJDの伝播を防ぐ措置をとってきた。
ところが、今回、第二の輸血によるvCJD患者が発生し、これまでの対応を大きく変えざるを得ない状況にある。
今回の二人目の患者の遺伝子は、第一人目の患者のものと異なり、「メチオニン・バリン異型接合」"methionine-valine heterozygous" というタイプの遺伝子を有していることが、厄介な原因となっている。
この遺伝子は、イギリス国民の半分以上の国民が有している遺伝子のタイプであり、しかも、これまで、この遺伝子を持つものは、感染に抵抗力を持つものであるとされてきた。
それだけに、今回の第二人目の患者の発生は、こんご、今まで以上に輸血によるvCJD患者が発生する恐怖を残したものといえるからだ。

●7261 外電は、すでに、牛肉輸出再開モードへ 笹山登生 104/07/23(Fri) 08:44:44 削除
URL: http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=2501
日米の専門家によるBSE第三回作業部会が、昨日終わり、全頭検査の限界を指摘したところで、東京発の外電は、いっせいに、米国牛の日本向け輸出再開が規定の事実のように報じられている。
どうも、今回の輸出再開の動きには、アメリカの日本駐在大使ベーカー夫妻をはじめとした組織的ロビーが展開されていて、その中に、例の唐木さんなどを中心とする食品安全委員会の一部の委員も巻き込まれるなど、不順な動きが垣間見られている。
日本の報道各社も、無条件に、輸出再開を願っているような書き出しに、違和感も感じる.
日本人自身が決めるべき食の安全が、他国の強力なロビーの元に左右されている事実は、今後に課題を残すものと思われる。

●7260 竹中は、中田の気持ちが分かったかとの木村剛さんのプログ 笹山登生 104/07/22(Thu) 15:00:32 削除
URL: http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2004/07/post_15.html#more
上記サイトですが、果たして本人が書かれたのかは、若干クエスチョン。
でも、サイトの威力を知らしめるには、中田さんの威力も借りることも必要。
そういえば、会社再生中の東鳩さんが、中田さんからのアドバイスを受けて、会社再建中というテレビをみましたけど、的確なアドバイスのようですね。

●7259 タイミング良くというか悪くというか 笹山登生 104/07/22(Thu) 13:09:52 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040722-00000001-yom-soci
金さん。
ちょっと微妙な時期の書き込みでしたね。
ご存知でしょうが、今日の新聞各紙は、日本脊髄金基金の調査として、脊髄損傷の患者が中国にわたって、移植手術を受けているという記事でした。
上記サイトがそうですが、その問題の前には、横浜で、胎児の死体のごみ扱いについての記事でした。
そして、この掲示板では、マリチャンさんの指摘で、7227以降にヒトプラセンタの問題や7233など手背、臍帯血や胎盤や脊髄の移植問題を扱っていたところでした。
ジャーナリスティック的には、一しょにされがちな問題ですが、ここは、冷静に分けて考えるべき問題でしょう。
まず、中国の技術的問題を挙げる前に、では、日本の体制はどうかということを問題にしなければならないでしょう。
中国にわたる患者さんは、まさに、わらをもつかむ思いでの決断だったのでしょう。
この掲示板では、これらの日本の体制でなすべき課題について論じていきたいと存じます。

●7258 中国国際移植支援ネットワークセンター紹介 金 海蓮 104/07/22(Thu) 11:45:47 削除
URL: http://www.zoukiishoku.com
中国国際移植支援センターは、2003年中国医科大学第一病院移植研究所内に外国人専用の移植支援センターとして発足致しました。 とりわけ日本人と中国人とは身体的特徴が類似しており、人体適合が良い為、この支援センターでは日本人を中心とした体制が組まれております。また、移植研究所内の医師及び婦長を初めとした介護士達が日本語に堪能な上、日本での多くの留学や研修を通して日本文化を熟知していることから、患者たちが安心して診察を受けることができます。術後の診療は中国の高官専用病棟にて特別介護を受けることができ、中国国内では最も先進的なシステムが組まれております。 当センターでは日本人スタッフを始め、日本語に堪能な現地スタッフを用意し、患者の方々に細心のサービスを提供しております。また、現地患者の会との協力により、移植手術を経験した多くの患者本人からの貴重な意見や助言等により、術前、術後共にこれから手術を受ける患者等の不安や疑問等にもスムースな対応ができる体制が組まれており、患者の家族が滞在する場合でも快適な介護ができるよう、提携ホテルや通訳、車等の運転手等もご用意しております。 以上のように当センターは患者の方々が安心して中国での移植手術ができるよう万全を期しております。

●7257 自民大敗を志向した有権者の本音とは? 笹山登生 104/07/22(Thu) 11:17:29 削除
URL:
各種の分析がなされているが、自民党の大敗を志向した有権者の本意とは次のような屈折したもののようだ。
1.改革や年金問題で、国民につらく当たっている小泉政権に、一泡吹かせたい。
2.その具体的方法として、対立政党に、ほどほどの程度で、一票を入れたい。
3.民主党に対しては、政権交代を願ってのものほどの積極的支持ではない。
4.したがって、二大政党時代とはいっても、スムースに政権移行までをも、期待しているものではない。
5.むしろ、いったんの混乱の末での、ガラガラポンを期待している。
というものなのではかなかろうか。

●7256 (投稿者削除)
●7255 二日目のグリーンスパンさんのご託宣 笹山登生 104/07/22(Thu) 07:54:29 削除
URL: http://www.reuters.com/financeNewsArticle.jhtml?type=bondsNews&storyID=5736189
昨日のグリーンスパンさんのアメリカ上院での証言で、ドルは、円に対して、二円近くの上昇を見たが、日本が成長率上方修正したにもかかわらずのドル高となれば、グリーンスパンさんのご託宣効果は、いまだ健在というところなのだろう。
もっとも、この議会証言は、大統領選挙目前での政治的ショー化している面もあり、それぞれの政党の上院議員は、それぞれの政党の思惑から、グリーンスパンさんに言わせようとしている嫌いもある。
そこで、二日目のグリーン巣晩餐の証言は、上院の金融サービス委員会で行われたものだが、上記サイトのように、グリーンスパンさんは、アメリカ経済は、200年株時バブルや企業スキャンダル、そしてテロの影響などを受けて、あえてリスクを犯してまで、積極的企業活動にまい進しようとしていないとしている。
つまり、潜在的成長可能性はもっとあるのだが、生産・在庫投資にフルに向けるにいたっていないということだ。
したがって、漸増的な企業活動の活発化と、漸増的な金利上司用政策とがあいまって、漸増的な成長が期待できるというご託宣のようだ。
そこで、グリーンスパンさんの志向する経済とは、「より低い歳出・より低い税・より低い財政赤字」というような、アクセルを吹かさずとめずの運転をしようというもののようだ。また、減税は確かに効果的だが、その減税のためにかかるコストも馬鹿にならないとしてい手、議会は、それらに代わる方法を見つけるべきであるとしている。

●7254 上記サイトの963のとおり、アメリカは、日本のBSE発生直後の2001年9月18日には、輸入禁止措置を取っています。 笹山登生 104/07/22(Thu) 07:09:10 No.7253へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog1.htm
noeさん。
当時のアメリカは自信満々の様子で、今回は、逆の立場になった感じですね。

参考
9月18日、米農務省(USDA)は、日本で狂牛病感染の疑いのある乳牛が見つかったことを受け、日本産の牛と牛肉輸入を全面的に禁止したことを発表した。
この中で、日本からの生体輸入は、2000年3月から禁止していると、わざわざ触れている。
でも、0962で述べた CEIの警告は、2000年3月以前のことについてである

●7253 神戸牛密輸、米で2邦人が起訴される noe 104/07/21(Wed) 22:59:53 削除
URL: http://news.tbs.co.jp/20040716/headline/tbs_headline999056.html
少し前のニュースで始めて知りましたが、
米国では日本からの牛肉輸入を
完全に禁止していたのですね。

米国牛にBSEが発生した今となっては、
フェアじゃない気もするのですが……。

●7252 アメリカの農林族議員ボーカスさんが、日本との牛肉輸出再開に楽観的見解 笹山登生 104/07/21(Wed) 17:53:11 削除
URL: http://www.grandforks.com/mld/grandforks/news/state/9201014.htm
この方は、日本の牛肉自由化問題のときなどに活躍されたアメリカの族議員さんだ。
そのボーカスさんが、アメリカの日本向け牛肉輸出再開に太鼓判を押したというのが、上記記事。
何でも、日本のアメリカ駐在大使との懇談の後、このような楽観的な見解を示したというのだが、その根拠については触れていないという。
しかし、生後30ヶ月未満の牛については、検査を省略する方向で、まとまりつつあるのだという。


●7251 グリーンスパン米連邦準備制度理事会議長のご託宣 笹山登生 104/07/21(Wed) 07:55:20 削除
URL: http://www.nytimes.com/2004/07/20/business/20CND-FED.html
アメリカ上院議会銀行住宅都市委員会でのグリーンスパンさんの証言が上記サイトだが、テレビで実況を見ていると、何やら、占星術師をアメリカ上院議員が取り囲んで、ご託宣を受けているさまにも、感じられた。
その御託宣によれば、アメリカ経済の回復基調は、持続型のものになったといいながら、今後のインフレの激化が、緩慢な金利引き上げのストーリーを狂わす要素も持っているとのことだ。
当面、来年にかけて、金利引き上げのペースは、慎重なペースで行われるとしている。
また、最近の物価の字幼少は、原油価格の高騰などによる、一時的要因によるものとしている。
企業の利潤水準は、高いものと見られ、物価の高騰なしに、賃金の引き上げが可能な水準にあると見ている。
たとえ、消費者物価が上昇し、成長のテンポが遅くなってきたとしても、中央銀行の利上げテンポが変わることは無いとしている。
また、食料とエネルギーの価格上昇を除いたコア・インフレ率は、来年末までは、1.5パーセントから2パーセントの間での水準を保つであろうとしている。
今のところ、労働賃金単価の上昇が、物価上昇を促すまでには至っていないが、この点に関しての不確実性はあり、今後、要注意の要因であるとしている。労働市場の環境垂涎は進むとしても、失業率の改善は、微々たるものに推移するであろうとしている。、

●7250 カルロス・クライバーさん、ご逝去 笹山登生 104/07/20(Tue) 12:46:24 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2002jan19.htm
上記サイトでも取り上げた、指揮者のカルロス・クライバーさんが、なくなった。
オーストリア通信によると、13日に母親の出身地のスロベニアで死去していたことが19日、分かった。
病死だが、死因は不明。74歳だった。
クライバーさんの母親が明らかにした。
近年、お姿を見ないので、「アルツハイマーではないか」などとのいろいろなご病気のうわさが流れていたが、やっぱり本当だったようで。
私の持っているLDのヨハン・シュトラウスの「こうもり」でのクライバーさんの流れるような指揮ぶりは、なんとも魅力的だ。
ご冥福を祈りたい。

●7249 これについては、パブコメのようですね。 笹山登生 104/07/19(Mon) 15:56:49 No.7245へのコメント 削除
URL: http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_shiryou160708.html
諸関 さん。
この件に関しては、上記のとおり、パブリックコメントを募集していますね。
にぎやかになりそうな状況のようです。
私は、この件に関しては、不勉強なので、パブコメは、バスしますが。

●7248 面白いクラブですね。 笹山登生 104/07/19(Mon) 15:29:54 No.7244へのコメント 削除
URL: http://circle.excite.co.jp/club.asp?cid=i2600449
びからたいしょうさん。
面白そうなクラブですね。
私も、産業遺産の世界遺産登録問題を手がけてきましたが、いつの間にか、消えていく遺産が多いのは、残念なことです。
トラスト的手法がもっと充実しなければならないと思っています。


●7247 (投稿者削除)
●7246 「米国債保有は、日本の財政再建の最後の足かせか」をまとめてみました。 笹山登生 104/07/19(Mon) 15:22:25 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=33
上記サイトですが、昨年アメリカで、「The Hashimoto Fact」というコラムが話題になりました。これは、既に忘れかけていた1997年、当時の橋本竜太郎総理が、コロンビア大学で、発言した、米国債売却論が、今度はね中国の米国債保有増加で、悪夢のごとく、アメリカ人の心によみがえってきているというものです。
今の橋本さんは、あらぬ問題で大変な状況ですが、当時の橋本総理は、今の経済の状況をある意味見通しておられたと思います。

●7245 鶏肉に含まれるQ熱菌が食品安全の評価対象に 諸関 104/07/19(Mon) 15:02:07 削除
URL: http://
内閣府食品安全委員会は安全性を評価する対象に
「家畜から人に感染するとされるQ熱の原因となる
コクシエラ菌(Q熱菌)」を候補に選んだ。

Q熱菌は発熱性疾患「Q熱」の原因菌であり、我が国
では年間数万人が発病しているといわれている。

北里研究所の小宮智義先生は「鶏の1割弱がコクシエラ菌
(Q熱菌)に汚染されている」と例年獣医学会で発表して
おり、これを受けて政府はついに動き始めた。

今年の学会では東京都も獣医学会で卵のQ熱菌検査の結果
を発表したが、これは鶏がQ熱菌に汚染されており、
卵へのQ熱菌汚染を危惧しているためである。

法的にはQ熱菌に汚染された食品は廃棄を義務付けられて
おり、委員会の結論を待つまでもなく、鶏をQ熱菌から保護
するための有効な手段が求められることは間違いない。

鶏肉・鶏卵を生で食べるのは絶対に止めよう。

●7244 近代建築及び古建築を見て歩こう びから たいしょう 104/07/19(Mon) 13:29:49 削除
URL: http://
近代建築及び古建築めぐりをしています。毎月、第二土又は日曜日の午後、現地に集まり、関西の近代建築物 (駅舎、喫茶店、大学、学校、和風建築、寺院、寺社、産業遺跡、教会、銭湯、醤油醸造会社、酒造会社、を含む)を中心に、日本庭園、水琴窟、町屋、老舗料亭、老舗旅館、寺内町、史跡、資料館、美術館、博物館、企業博物館、石橋、木橋、煉瓦橋、鉄橋、戦争遺跡、廃線跡、廃墟、名水、B級グルメ及び古建築巡りをし、その後飲み会を行っています。ROMも歓迎しています。入会金、年会費は無料です。近代建築探検家クラブ関西本部びから たいしょう bikara_2@hotmail.com http://circle.excite.co.jp/club.asp?cid=i2600449 googleでの当サークルの評価は五つ星☆☆☆☆☆です。

●7243 直島の地下美術館が開館 笹山登生 104/07/18(Sun) 16:43:55 削除
URL: http://home.att.ne.jp/sigma/satoh/pictures/japan/naoshima/naoshima.html
安藤忠雄氏設計によるベネッセコーポレーションのベネッセアートサイト直島プロジェクトhttp://www.naoshima-is.co.jp/first.htmlの一環としてのもの。
美術館のほとんどが地下にあるというユニークなものらしい。
ここでは、島丸ごと美術館の構想が進んでいるようで、上記サイトの氏や信州に見るように、古い民家の中が、美術館になっているというユニークな試みもされている。
かって、この島にある三菱直島精錬所では、朝鮮人の強制連行・強制労働という、暗い歴史があり、近くの諸島には、毒ガス製造の島も、例のごみ不法投棄の豊島もある。
このようなプロジェクトが、過去の歴史を拭い去ることが出来れば、幸いなことだ。
私も、若い頃、岡山勤務の時には、日曜といえば、これらの島々を眺めながら、釣りをしたものだ。
すぐにでも、地下美術館を見てみたい気がする。

●7242 (投稿者削除)
●7241 (投稿者削除)
●7240 もうひとつのBSE 笹山登生 104/07/18(Sun) 08:21:32 No.7239へのコメント 削除
URL: http://www.komen.org/bse/
まりちゃんさん。
前にもちょっと話したことがあるんですが、BSEで海外サイトを検索すると、もう二つのBSEが引っかかってしまうんですね。
ひとつは、インドのボンベイの株取引所で、もうひとつが、breast self examination つまり、乳がんの自己検診なんですね。
上記サイトなど、丁寧なサイトがあります。
日本でも自己検診は啓蒙しているようですが、これらの自己検診の普及と、診療体制とが、あいまって効果を発揮するのではないでしょうか。

●7239 23人に1人が罹患する乳がん まりちゃん 104/07/17(Sat) 22:59:49 削除
URL:
笹山さん、こんばんは、

本日、乳がん患者さんの会の勉強会があり、勉強させていただいたのですが、現在、乳がんの罹患率は、欧米で8人に1人、日本ではこの間まで30人に1人といわれていたのが、いまや23人に1人の割合だそうです。

勉強会の中で、医者の告知に関する問題、個々の病院のヒエラルキーが?情報共有を妨げる問題、個人輸入という形で使われている日本では未承認の薬が、海外では行政に登録、治験という形で情報が収集されるのに、日本は行政が追わないので、データが集まらないなど、さまざまな問題を伺ってきました。

進行し、治療法が無くなった方が病院から追い出されたり、個室であるべきホスピスの、高額な差額ベッド代など、問題は山積みです。23人に1人が罹患する病気、もはや他人事ではありませんね。

●7238 (投稿者削除)
●7237 政治家の巡礼行動 笹山登生 104/07/17(Sat) 13:34:25 削除
URL: http://syass.kwansei.ac.jp/kiyou/93/93-ch06.pdf
菅さんが四国のお遍路さんになったということで話題になっているが、上記サイトによると、雇用ナ遍路行動−巡礼行動−の動機というのは、必ずしも、宗教的なものでなく、自己実現的な動機によるものだという。
また、遍路を経ての効果といえば、内観によるものが多いという。
菅さんの動機がどこにあるのかは分からないが、7月15日付の菅さんのサイトでは、次のように書いてある。
「今日からしばらく旅にでる。この3ヶ月間、年金未加入問題、代表辞任、妻の手術(すでに回復)、参院選など個人的にも政治的にも大きな出来事が続いた。今後何をするにしても、その前に一度立ち止まって、自分自身を見つめなおす時間が必要。 」
しかし、政治家を続けままのお遍路さんというのは、どうも、胡散臭くとらえられがちなのは、いたしかたない。
むしろ、内観効果を体験するのであれば、議員を辞めたり、落選したりするのが、一番効果的だと思うのは、私だけであろうか。
ちょっと、熾烈すぎるお遍路さんではあるが。
つまり「帰りなん、いざ、田園まさに、荒れなんとす。」の心境である。
5年前の7月21日に自決された江藤淳さんも、「帰りなん、いざ−小沢一郎君に与う」で、小沢一郎さんに、帰郷を進めたことで、有名だ。
ちなみに、現代のお遍路さんの大半が、奥さんから、携帯電話をわたされての旅なんだそうで。
つまり、俗世間としっかりへその緒がつながっての旅立ちなんだそうだ。
中には、ウェブサイトで、旅の道行きの動画をリアルタイムで載せているお遍路さんもあるようだ。
これについてのウェブサイトを紹介しているのは、次のサイトだ。
http://www8.plala.or.jp/revir/works/2002/henro.pdf


7月21日に自死した文芸評論家の故江藤淳

●7236 (投稿者削除)
●7235 日本では全頭検査解除報道が踊れども、肝心のアメリカでは、足元がふらついているUSDA 笹山登生 104/07/17(Sat) 11:27:30 削除
URL: http://www.usda.gov/Newsroom/0289.04.html
上記サイトは、私のブログ「遅れに遅れたアメリカのBSE関連対策」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=30  でもご紹介した、7月13日に、アメリカ下院議員のHenry Waxman氏が暴露した、USDA監査局の内部報告書であるIG Draft Audit Reportの内容についてのUSDA側の反論であるが、苦しい弁明が続いている。
まず、USDA側は、今回の監査報告書は、今年の三月中旬時点でのものであり、この報告書で指摘の諸点についての多くは、解決済みのものであるとしている。
また、拡大サーベイランスプログラムのサンプルのとり方についての偏向性についての指摘については、これまで一万一千のサンプルをとり、そのうち20パーセントは、と畜場からのものであり、30パーセントは、レンダリング工場からのものであり、40パーセントはサルベージプラントからのものであり、残りは、3D/4Dプラントからのものである、としている。
そして、ハイリスクのグループに属している牛の数を四十四万六千頭とみなし、そのうちの五十六パーセントに当たる二十五万一千頭は死んだ牛であるとみなしている。
この死んだ牛のサンプルの取り方に、非常に難しい問題が潜んでいるとしている。
すなわち、監査報告書でも指摘されているように、通常、農場主としては、死んだ牛のうち、BSEでないと思われる牛のサンプルを、えてして摩り替えて提供し勝ちだからである。
ちなみに、この6月に集められたサンプルのうち、70パーセント近くは、死んだ牛-と畜によらず、農場内で死んだ牛という意味-からのサンプルであり、それは、農場からのものや、レンダリング工場からのものや、と畜場からのものや、サルベージ・プラントからのものや、3D/4Dプラントからのものである。
概して、サンプルの分布は適正なものだとしている。
また、サンプルの地理的な分布が明らかにされていない点については、この点については、分析中であり、現時点で明らかにすることは出来ないとしている。
さらに、昨年12月、ワシントンで発見された牛が、ダウナー牛−歩行困難牛で無いとする報告書の説については、そうでないとするに十分な証拠は何も無いと、している。
検査員の質について、単に検査方法のパンフレットを渡されただけのにわか検査員の存在について、現時点では、改善されているとしている。
さらに、中枢神経障害の牛のサンプル数が少ないことについても、現在は改善されているという。
以上が、7月13日に明らかになった監査報告書についてのUSDA側の説明であるが、日本側が若齢牛の検査除外を模索しているときに、それを疑わせる悪い材料がいっぱい出てきたということだ。
すなわち、これまでのアメリカ側が行った拡大サーベイランスプログラムのサンプルのほとんどが、農場内で死んだ、歩行困難でない牛のサンプルがほとんどだったということについてはねそのサンプルの恣意性を疑わざるを得ない。
このような時点において、日本側が、全頭検査論を引っ込めることは、アメリカ側にとっては、渡りに船の都合のよい機会が生じることになるのではなかろうか。



●7234 FBIにマークされていたアインシュタイン 笹山登生 104/07/17(Sat) 07:52:42 削除
URL: http://foia.fbi.gov/einstein.htm
上記サイトは、アインシュタインに関するのメモ。
なんとも、昔のタイプの汚れ具合が生々しい。
ちなみに、アインシュタインは、コミュニスト支援の疑いで、マークされていたらしい。

●7233 目覚しい臍帯血や胎盤や骨髄の研究 笹山登生 104/07/16(Fri) 09:55:34 No.7230へのコメント 削除
URL: http://www.parentsguidecordblood.com/medmotiv.html
まりちゃんさん。
それらの市販の胎盤関係商品の安全性はともかく、上記サイトなどによると、近年の骨髄や臍帯血や胎盤を巡っての研究の進歩は著しいようですね。
特に、2000年11月に分かったことですが、少量の多能性幹細が骨髄や臍帯血や胎盤から収穫されるようになってきたということ。
さらに驚くべきことには、一定の環境の下では、造血幹細胞が、ほかのタイプの組織に成長していくように誘導していることが分かってきたようですね。
特に、骨髄幹細胞が、脳のニューロンや肝細胞を作ってきたことがわかってきたようです。
この研究については Gretchen Vogel
Cell biology. Stem: cells new excitement, persistent questions
http://employees.csbsju.edu/hjakubowski/classes/SrSemMedEthics/Human%20Genome%20Project/stemcell1201.html
に詳しいようです。
また、組織バンク−Tissue Bank-設立についての可否論議がなされているようです。
これについては、 http://www.tbionline.org/ 参照

●7232 (投稿者削除)
●7231 (投稿者削除)
●7230 特定生物由来製品と、「献血」問題 まりちゃん 104/07/15(Thu) 22:52:04 No.7228へのコメント 削除
URL: http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/03/dl/s0319-4c.pdf
笹山さん、こんばんは、

私が申し上げたいのは、「臍帯血を制限する」ということではなく、命にかかわる治療ではない、「美容目的」で、「特定生物由来製品」のヒトプラセンタがあまりにも安易に使用されている現状があり、
厚労省から、輸血と同等の扱いをされているヒトプラセンタなどのヒト由来製品を使われている方からの輸血受付は果たして安全なのか、ということです。

日赤は「輸血」と「臓器移植」を受けた方からの献血をご遠慮いただいている、とHPにありましたが、その他の「特定生物由来製品」については何も記載しておりませんので、
「輸血と感染症」という観点から疑問に思いました。。

●7229 これは、別の観点からの意見のようですが 笹山登生 104/07/15(Thu) 12:22:44 削除
URL: http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/03/s0319-5c.html
まりちゃんさん。
追加です、
このパブリックコメントは、反対に、規制緩和の意見のようです。

●7228 特定生物由来製品と、「献血」問題 笹山登生 104/07/15(Thu) 11:50:43 No.7227へのコメント 削除
URL: http://mywebpages.comcast.net/donmon1/Clips/SERP/Cord.htm
まりちゃんさん。
これは、臍帯血 Cord Blood との関係があるかもしれませんね。
上記サイトでは、ヒトプラセンタ extract of human placenta と、臍帯血の移植とは、同意義のものと見なされるようですから、医療に著しく役立っている臍帯血を制限するわけには行かないのではないでしようか。 
それとも、 ヒトプラセンタと臍帯血を分離して制限する方法でもあるといいのでしようが。

●7227 ヒトプラセンタなど、特定生物由来製品と、「献血」問題 まりちゃん 104/07/15(Thu) 09:53:08 削除
URL: http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/03/dl/s0319-4c.pdf
笹山さん、おはようございます。

BSEつながりで、「ヒトプラセンタ(胎盤)エキス」なんですが、
現在、美容や、アトピー治療などの名目など、保険対象外で、日本で相当に使われているようです。

厚労省は、ヒトプラセンタを、血液と同じ「特定生物由来製品」と指定、
「感染症伝播の危険性を完全に排除することはできない」としています。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/03/dl/s0319-4c.pdf
日赤では、「献血条件」にて「輸血・臓器移植」をされた方は献血をご遠慮ください、としていますが、「特定生物由来製品」には触れていません。
http://www.jrc.or.jp/sanka/blood/terms/index.html

問診で把握できればいいのですが、ビタミン注射や服薬程度に考えていない方もいらっしゃるでしょうし、これは問題ですね。

●7226 (投稿者削除)
●7225 過疎地での携帯利用地域拡大には,さまざまなメリットがある。 笹山登生 104/07/15(Thu) 09:24:27 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040715-00000162-mai-bus_all
上記サイトによれば,総務省が,過疎地域での携帯利用可能地域の拡大に乗り出すというが,これは,善政だ。
特に,天下の新幹線に乗っていても,過疎地域通過時には,通話不能になるというのは,ある意味アンバランスである。
この,新幹線や高速道路沿いの携帯電話通話可能のためには,JRや道路公団と連携して,現在沿線に設置の光ファイバーとの相互乗り入れなどで,事を進めれば,双方のメリットになりうる。
また,従来防災無線に頼っていた地域での携帯利用に際しては,携帯が,従来の防災無線に代わりうる機能を持たせることが必要だ。


●7224 暫定的措置と言われつづけてから相当の日時がたっていますね。 笹山登生 104/07/15(Thu) 09:14:29 No.7223へのコメント 削除
URL: http://cache.yahoofs.jp/search/cache?u=kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/104/1627/main.html&w=%E5%8F%82%E8%AD%B0%E9%99%A2+%22%E4%BA%8C%E4%BA%BA+%E5%8C%BA%22&d=36DA4B9318&c=465&yc=54330&ou=%2fbin%2fquery%3fp%3d%25bb%25b2%25b5%25c4%25b1%25a1%2b%25c6%25f3%25bf%25cd%25b6%25e8%26hc%3d0%26hs%3d0
キミヒさん。
二人区の問題は,六人区の問題と併せて,かねてから,上記サイトのように,暫定的な措置と言われつづけてきましたが,まだ暫定ですね。
道州制移行暫定区制でもできれば,その中で処理できるんでしょうけれども。

●7223 RE二大政党下での二人区 キミヒ 104/07/14(Wed) 21:37:02 No.7220へのコメント 削除
URL:
>>旧社会党の時代にも、参議院の二人区は、よく、蜜の味がするといわれたものです。

 って言うか、議員年金より悪質では?
 笹山先生がどっかの二人区に居てほしかった!
 行政版二人区が社会保険庁だったり、独立行政法人だったり??
 とにかく参議院複数定員区は3人以上!

●7222 「遅れに遅れたアメリカのBSE関連対策」をまとめています。 笹山登生 104/07/14(Wed) 17:12:35 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=30
上記サイトにBSE対策についての、最近のアメリカの動きをまとめています。

●7221 ジョークが本当になってしまった、秋田県男鹿水族館のシロクマぬいぐるみ騒動 笹山登生 104/07/14(Wed) 09:48:10 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/jouhou/jouhou040128.htm
上記サイト「カナダが,秋田県 の男鹿水族館へのホッキョクグマ寄付を断った背景」の中で紹介した、昨年9月の秋田県議会商工労働委員会の論議で、「クマが来なかったら、知事や観光課長が、ぬいぐるみを着て、代わりに檻の中に入るべきだ。」という話は、昨日、ついに現実のものになってしまった。
http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040714b によれば、 昨日、男鹿水族館「GAO」オープン初日、佐藤一誠男鹿市長はシロクマの着ぐるみ姿で、次々と訪れる入館者を出迎え、高橋清悦県観光課長も“着ぐるみ作戦”に付き合いシロクマに変身したという。
寺田知事は「1度試着したが、やせていてシロクマのイメージが悪くなる」として着用しなかったという。

●7220 二大政党下での二人区 笹山登生 104/07/14(Wed) 09:27:20 No.7219へのコメント 削除
URL: http://
キミヒさん。
しばらくです。
おっしゃるように、マイナスの支持の受け皿として機能したのでしょうね。
確かに、旧社会党の時代にも、参議院の二人区は、よく、蜜の味がするといわれたものです。
一人区選挙区への分離というのも、考えられるでしょうね。
素直に評価すべきですが、あとは、再評価のぶり返しで、ダウンにならないような緻密さが必要でしょうね。

●7219 「民主党が好きだから、投票したわけではない。」 キミヒ 104/07/14(Wed) 00:24:25 No.7217へのコメント 削除
URL:
 「○○党が好きだから、投票したわけではない。」
 以前の○○は唯一、自民でした。
 この意味で、民主党は支持の前提である信頼を勝ち得たのでは?

 二回連続して比例区での自民越えは素直に評価するべきでしょう。

 どのマスコミも警告しませんが、二大政党下での二人区は議席の腐敗と固定化を招きます。政党による議席の私物化が担保されていますよね?

●7218 サプライズパーティーの終わり 笹山登生 104/07/13(Tue) 10:35:03 削除
URL: http://www.party-oz.com.au/party/surprise.htm
昨年のクリスマスイブの日に、極秘にイラクの米軍基地に、訪問したブッシュさんの映像は、サプライズパーティーの代表的な戦術と評された。
そして、それに劣らぬ小泉さんの、国民の意表をつくサプライズパーティーも、これまで、ある程度の効果をあげてきた。
しかし、ここにきて、この日米のサプライズパーティー巧者たちの演技も、それぞれの国民に見透かされ始め、効を失いつつある。
鳩を出すつもりが、からすを出し、美女を出すつもりが、熊を出すといった手品の手違いが生じてきつつある。
ここで、上記サイトによる、サプライズパーティー成功の秘訣を改めて、復習しますと、
1.サプライズパーティーをやる場所は、たとえば、親戚の家でとか、驚かせるご当人が、疑いを持ちにくい場所を選びましょう。
2.サプライズパーティーの日取りは、ご当人の実際の誕生日よりも、数週間ほど、前か後のほうがいい。
3.もし、自宅でサプライズパーティーをやろうとしているのであれば、主賓をいったん夕食に誘い出して、その間に客を歓迎するアシスタントを置いておいて、ご当人が自宅に戻ってきたところで、サプライズをやる。
4.早朝とか深夜とかの、本人が無防備なときに、サプライズパーティーをやって、面食らわせる。
5.特に目立つような車やナンバーなどの車で、感づかれないように、パーティーの場所から離れた場所に駐車するようにする。意外な人が、飛び出てくるような伝統的サブ゜ら伊豆パーティーの時は、驚かす人は、普通の状態で、歩いて、パーティー会場に忍び込む。

●7217 「民主党が好きだから、投票したわけではない。」という、ある有権者の言葉 笹山登生 104/07/12(Mon) 13:51:01 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=12
この言葉ほど、今回の参議院選挙の性格を的確に現した言葉は無いでしょうね。
スキーで回転するときに、「コブを利用して、回れ」という言葉がありますが、まさに、改革の痛みにあって有権者たちは、今回の参議院選挙を格好のコブとして利用したというわけでしょうか。
しかし、終わってみれば、次の参議院選挙が終わっても、まだ、衆議院の任期があるということですから、政権交代というのは、、ただ、待っているだけでは、夢のまた夢になってしまうということを、何人の有権者のかたが、お気づきなのだろうか。
それにしても、先月末の時点で、上記サイトで図らずも書いた「不機嫌な有権者」が、こんなにもいたなんて。

●7216 アメリカのねらいは? 笹山登生 104/07/11(Sun) 11:48:43 No.7213へのコメント 削除
URL:
聞きかじりさん。
かんぐれば、これを材料にして、更なる日本の頭越し外交を狙っているのかも知れませんね。

●7215 「静岡県掛川市の「ホスピス特区」を支援する。」として、まとめてみました。 笹山登生 104/07/11(Sun) 09:43:14 No.7214へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=28
7214の件を上記サイトのブログにまとめてみました。

●7214 静岡県掛川市の「尊厳死特区」 笹山登生 104/07/11(Sun) 07:45:28 削除
URL: http://www8.cao.go.jp/kisei/minkan/siryo/040706/refsiryo1.pdf
ややネタ切れの特区制度申請だが、ここに来て、意表をつくような特区申請が静岡県掛川市から出てきた。
いわゆる「尊厳死」特区-満85歳以上であることや、家族の同意の存在など4つの要件を満たせば、特例的に尊厳死を認めるというものだ。
まあ「ホスピス特区」とでもいうものでしょうが、この掛川市というコミュニティが、尊厳死にいたるまでの、総合的な都市環境を備えているかが問題だ。
この掛川市は、以前からいろいろな話題性のある思索を展開していることでも有名、
住民主体の「街づくり計画」の策定、「五共益五良質」体制(地権者、周辺住民・自治区、開発ゼネコン、誘致企業、掛川市の五者がともに益し、ともに良質である体制)による適正な土地利用、を目的とした「生涯学習まちづくり土地条例」の制定でも有名である。


●7213 アメリカのタイムリーなコメント 聞きかじり 104/07/10(Sat) 21:25:23 No.7212へのコメント 削除
URL: http://
アメリカからのコメントが、凄くタイムリーですね。

後ろ手でお白砂に引っ張って来れば、「遠島、佐渡島」と言い渡すとのサゼスチョン?
でも、アメリカの遣り方を全面的に信頼していないのが日本政府ではないでしょうか。

アメリカが大国の面子を捨てきれずに、「訴追する」と言うのも解ります。
アメリカの本心は別のところにあるのかもしれない。
それを信じ切れない日本がある。
そして、ジェンキンスさんは、何を考える。

これからの世界情勢を考える上で、とても面白い現実の一つかもしれませんね。
東アジアと、中国と日本。そしてシンガポール。
それぞれの立場を強烈に主張しながらも、その妥協点を探り続ける。
それが面白いと思います。

●7212 バウチャー報道官のコメント 笹山登生 104/07/10(Sat) 19:19:11 削除
URL: http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=4587
聞きかじりさん。
バウチャー報道官も、複雑なコメントを出していますね。
上記サイトの映画「コールドマウンテン」は、南北戦争の脱走兵の純愛物語ですが、ちょっと似たようなストーリーですね。
話は違いますが、佐渡島854.6平方キロメートルは、今度、一島一市となり、面積的には、一国であるシンガポール約682.7平方キロメートルを追い越してしまいましたね。

参考
米国務省のバウチャー報道官は九日の記者会見で、北朝鮮による拉致被害者、曽我ひとみさんと夫のジェンキンス氏がジャカルタで再会したことを祝福した。その一方で、ジェンキンス氏が“逃亡兵”だという従来の立場に変化のないことを重ねて強調した。
バウチャー報道官は「われわれは、彼が家族と再会できたことを喜んでいる。テレビで映像を見たが感動的だった。この問題に関心を持っているが、(再会は)人道的な配慮であり、彼が家族と再会できるのは当然のことだと考えている」と述べ、全面的に歓迎しながらも、今回の措置があくまでも人道的な配慮であることを強調した。
バウチャー氏はそのうえで、「米国の法律が適用される場所においては、ジェンキンス氏が深刻な罪に問われるというわれわれの立場には変化がない」とも述べ、ジェンキンス氏を訴追する方針に何ら変更のないことをあらためて鮮明にした。

●7211 ジェンキンスさんの処遇 聞きかじり 104/07/10(Sat) 17:02:41 No.7209へのコメント 削除
URL: http://hytn.kir.jp/netdekansi/
北朝鮮がこれだけの処遇をするということは、アメリカにとってはとてもまずいことだったんでしょうね。
訴追やむなしということが理解できそうです。

佐渡に遠島にしてくれればいいんですけど、そんなしゃれたことしてくれないでしょうね。

●7210 機材熱 笹山登生 104/07/10(Sat) 12:12:06 削除
URL: http://blog.livedoor.jp/memorylab/
例のレコード輸入権の高橋健太郎さんがブログで、外に出られないでも、盛んに「熱い熱い」を連発されているのは、機材熱のせいなのだろう。
私の郷里のステレオシステムは、マルチアンプシステムということで、メインアンプが、高音用、中音用、低音用の三つに、プリアンプ、そして、電源用のレギュレーターがある。
これだけでも、出る熱は相当のものなのだから、おそらく、プロの音作り師さんの場合には、これの数倍の機材があって、そのそれぞれが熱を発しているという状態なのだろう。
これは、パソコンでも同じことがいえるのだろう。
それにしても、それらの機械が熱とともに発するいかにも電気くさいにおいは、山伝などの電車がホームに着くたびに車体の下からにおってくる、あのにおいにも似て、なんとも、いいものである。

●7209 マールボロとジェンキンズさん 笹山登生 104/07/10(Sat) 10:15:28 削除
URL: http://mailnews.cplaza.ne.jp/chosennippo/chosennippo_sample_fri.html
ピョンヤンの空港で、所在げなしにタバコをふかすジェンキンズさん。
そのタバコは、祖国アメリカのマールボロ。
上記サイトによれば、北朝鮮での中央党指導員クラス以上の党幹部には、1ヶ月に30〜35箱のフィルター煙草が供給されるそうで。
また、北朝鮮で最も高価な煙草は外国製煙草で、外貨商店に行けばマールボロ・ダンヒル・マイルドセブン・ロスマンズ・555など世界的に有名な煙草を目にすることができるそうだ。
こういう煙草は普通1箱1ドル以上だが、北朝鮮のお金で計算すると、労働者の平均月給に該当するおよそ100ウォンなんだそうだ。
となると、なんやらジェンキンズさんの北朝鮮での素顔が見えてくるようだ。

●7208 (投稿者削除)
●7207 (投稿者削除)
●7206 カテキンやメリロートなどのサプリ まりちゃん 104/07/10(Sat) 08:43:39 No.7204へのコメント 削除
URL: http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20040604_1.html
笹山さん、とくに、サプリという形だと大量に摂取できますし、気をつけなければいけませんね。メリロートもDHCなどの製品が小さくニュースになっていますが、国民生活という雑誌の今月号には製品の写真付で、含有量の比較が出ていました。図書館などにあると思いますので、サプリがご趣味の方は覗かれるとよろしいかと思います。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20040604_1.html
最近は清涼飲料水の企業が、飲料水にいろいろ添加して機能性飲料なんていうのを流行らせようとしていますが、そこで疑問。「アミノ酸」が結構流行ってますけれど、あれは「何を原料」に、「何の薬品」を用いて?加水分解?して作るんでしょうね。夏休みの宿題にもなりそうなテーマです(笑

ところで、カンピロバクターは大量培養法で国内産鶏肉の61%に検出なんていう文章が議事録がありました。
http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/anzen/hyouka/shiryo/040219shiryo4.pdf
カンピロバクターは食中毒のほか、ギラン・バレー症候群という、怖いマヒ系の病気に関連するのでは、ということが最近いわれていますし、東京都では加熱推奨、二次感染防止について啓蒙活動をしているようです。
http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/anzen/hyouka/houkoku/report2.html

●7205 (投稿者削除)
●7204 カテキン緑茶のDNA損傷 笹山登生 104/07/10(Sat) 08:24:13 No.7201へのコメント 削除
URL: http://www.o-cha.net/japan/association/news/031001.html
まりちゃんさん。
いろいろありますね。
このうち、夏の季節で気になるのが、緑茶カテキンによる、DNA損傷ですね。
DNAを損傷するのは、酸化作用の強いペルオキシ亜硝酸 peroxynitrite のようですが、これとカテキンとの関係で諸説があるようですね。
サイト http://ecsoc2.hcc.ru/DP_TOP2/dp0DNA71/dp071.htm によると、抗酸化作用の強いカテキンがペルオキシ亜硝酸をへらすとしていますが、上記サイトの三重大学の研究では、過剰のカテキンは、有害だとしていますね。

●7203 (投稿者削除)
●7202 (投稿者削除)
●7201 閑話休題: 東京都の食品安全リポート まりちゃん 104/07/09(Fri) 23:31:14 削除
URL: http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/anzen/hyouka/report/vol3.html
笹山さんこんばんは、東京都のサイトでこんなのを見つけました。
東京都の食品安全リポート
http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/anzen/hyouka/report/vol3.html
東京都食品安全情報評価委員会
http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/anzen/hyouka/
報道されていない問題が結構あるようで興味深かったです。

カンピロバクターの鶏の感染率など見るとぞーっとします。
生食がブームのようになっていますが、行政側はリスクをもっと伝えるべきですね。
問題提起のためか、東京都では生食や食の安全についてネットフォーラムを開いていました。
http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/anzen/netforum/b_theme.html

●7000 (投稿者削除)


●6999 (投稿者削除)


●6998 ele-log Kim 104/06/11(Fri) 18:08:52 No.6997へのコメント 削除
URL: http://www.election.co.jp/

そうですね。
本来は各人がBlogを持つのが理想だと思います。

私も存在に気がついただけなので、何とも言えませんが
企画・運営が「選挙情報専門サイト」Election(上記サイト)という
政治、政策ではなく「選挙」の情報サイトなので
このような囲った形態のBlogになったのではないかと推察します。

今では各議員がWebページも持つことはめずらしくありませんが、
Blogも同じように、各議員が持つようになるでしょうか?
それともコメントで一般人からいろいろ返されるのが怖くて
やらないでしょうか?(^-^;


●6997 ele-log笹山登生 104/06/11(Fri) 15:58:53削除
URL:

Kim さん。
せっかくなのですが、ブログを政治家サイト内に囲ってしまう理由が、今ひとつわからないのですが。
それぞれの方が、一つ一つのブログを持てば、それですむことなのではないてしょうか。
政治のブログに近親結婚は必要ないと思うんですがね。


●6996 ニッポン消費者新聞−便利なサイトですね。 笹山登生 104/06/11(Fri) 15:50:31 No.6993へのコメント 削除
URL: http://edmonton.cbc.ca/regional/servlet/View?filename=ed_bse20040610

まりちゃんさん。
6904に書きましたように、アメリカ国内もカナダ国内も、牛肉輸出再開に向かって、いろいろな業界の思惑が交差しているようですね。
ここにきて、カナダ政府は、上記サイトのように、農場で死んだり病気になった牛が、食ルートに入ってこないように、補償制度を設ける方針を決めたようですね。
これは、まりちゃんさんご提供の情報のように、the Canadian Food Inspection Agency が、農場で死んだり病気になった牛について、全頭検査を要求していることにたいしての、政府側からの妥協提案で、生産者が農場内での死亡牛や病気になった牛の処理にかかるコストを相殺しうる負担軽減措置を行おうとするものですね。
ニッポン消費者新聞−便利なサイトですね。これからも使わせいただきます。


●6995 ele-log 政治家Blog OPEN Kim 104/06/11(Fri) 15:25:44削除
URL: http://www.election.ne.jp/

はじめまして。輸入権問題以降からいつも拝見させてもらっています。

上記サイトにて、
政治家専用WEBLOG "ele-log"なるものがOPEN したそうです。

----引用
【目的】
 政治家(議員・立候補予定者含む)の時事に対する意見を発信できる場の提供および有権者(将来有権者を含む)にとって、意見の比較ができるサイトを目指しております。
----
とのことです。

どのくらいの議員の方が参加されるのか?とか、
荒らしにあわないだろうか?とか
いろいろ不安にはなりますが、
数日前「大臣、インターネットをお使いかと思うんですが、ブログというのを御存じですか。」「私、存じません。」
という会話がされたばかりとは思えないこの展開に
少しは国民の声を聞いてくれないかな〜先生方。と期待をしてしまいます。

でも、一番正当なのは、議員にしろ官庁にしろこちらから自分の足で会いに行くことなんでしょうけど。


●6994 ウォッチ・ドッグその後 笹山登生 104/06/11(Fri) 15:14:27削除
URL: http://www.alltheweb.com/search?cat=img&cs=utf8&q=watchdog&rys=0&o=0

6989のウォッチドッグイメージリンクが意外と好評で、
http://blog.livedoor.jp/memorylab/archives/876253.html
http://blog.livedoor.jp/dawn_label/archives/845698.html
http://tami606.jugem.cc/?eid=240#sequel

などで取り上げられました。
alltheweb の場合も同じようなものですが、上記サイトでどうぞ。

なお、余談ですが、検索するキーワードがわかっている場合、お目当てのサイトにたどり着くには、イメージ検索で、絵を出しておいて、ピクチャーサイトから逆探知する方が有効な場合もありますので、なんかの時の参考にしてください。


●6993 BSE検査拒否に怒り心頭=カナダ消費者協会 まりちゃん 104/06/11(Fri) 15:07:44削除
URL: http://www.jc-press.com/news/200406/ntop0406.htm

カナダでも検査したくない実情があるようで。。

カナダ消費者協会(CAC)はこのほど、牛海綿状脳症(BSE)感染を調べるため六万五千頭の牛を検査するべきだと提案したカナダ食品検査庁(CFIA)の獣医の助言をカナダ政府が拒否し、年間わずか八千頭を検査すると発表したことに対し、失望と怒りの声明を発表した。カナダ政府は、検査の徹底による新たな感染症の発覚を恐れたという(詳細は、ニッポン消費者新聞6月1日号に掲載)。
http://www.jc-press.com/news/200405/04053105.htm

他にも大手に報道されていない多数のニュースがありますね。
http://www.jc-press.com/news/200406/ntop0406.htm
http://www.jc-press.com/


●6992 (投稿者削除)


●6991 首脳外交は「家族づきあい外交」笹山登生 104/06/10(Thu) 17:17:46削除
URL: http://www.imdb.com/name/nm0001654/

とは、中曽根さん、いわれるものの、チョンガーの小泉さんにそれを言ったって、ないものねだりにしか聞こえないのでは?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040610-00000006-maip-pol 参照
確かに、ファーストレディー不在の小泉外交は、華と安心感が、今ひとつたりない。
それを、中曽根さんは言われているのであろう。
レーガン・中曽根さんの日の出山荘を舞台の首脳歓談は、今でも、目に焼き付いている。
<俗論は潮騒のごと雲の峰>  中曽根さんが、その日の出山荘で詠んだ句だ。

なお、上記サイトは、レーガン Ronald Reagan さんが、俳優時代に出演した映画の詳細。
ご冥福を祈り、ここに掲載します。


●6990 (投稿者削除)


●6989 ウォッチ・ドッグが、早くも、流行語化かな? 笹山登生 104/06/10(Thu) 15:51:12 No.6983へのコメント 削除
URL: http://images.google.co.jp/images?q=watchdog&ie=UTF-8&hl=ja&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2

6983と6985で述べた、ウォッチドッグという言葉が、早くも、流行語の兆しかな、ということで、高橋健太郎さんの6月8日のブログで「監視機構って英語で何というのか、ピーター・バラカンに聞いたら、 WATCHDOGだそうで」と書かれたあたりが、この言葉の火元のようで。
確かに、監視という言葉よりも、スマートではありますね。
早速、サイト http://tami606.jugem.cc/?eid=240 では、ウォッチドッグ現象について、コラムがかかれています。
で、ウォッチドッグのイメージとしては、上記サイトのように、いろいろな監視犬があるようです。


●6988 (投稿者削除)


●6987 (投稿者削除)


●6986 RE:むしろ、インセンティブ論 笹山登生 104/06/10(Thu) 14:31:57 No.6979へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_01.htm

6979で、小倉さんが提起された「インセンティブ論」について、6981のレスでは、やや、言及が足りなかった点について、あらためて、補足しておきます。
かねてから、国民−政治家−官僚の間には、ジャンケンポンの関係があるとされてきました。
すなわち、グーが国民で、チョキが政治家で、パーが官僚という関係です。
政治家は、選挙があるため、国民に弱くて、官僚は、予算をごり押しして取ってくる族議員の政治家に弱く、国民は、お上たる官僚に弱いという構図です。
しかし、近年、この構図に、第4極として、NPOやNGOの力が、進入してきました。
もちろん、NPOやNGOが、この対局に加わる独自のカードを、まだ持っているに至らないのですが、これまでの三極の力関係に、助っ人として、どの極に加わるかによって、勝敗を決定づける力を持ってきたことは確かでしょう。
ですから、従来の三極のそれぞれが、NPOやNGOの力を借りようと、働きかけを強化しだしてきていることは確かでしよう。
特に、官庁は、これらの力の取り込みといっては言い過ぎですが、力を借りることに積極的です。
新しい局面で、それぞれのインセンティブが、微妙に変化してきているといえましょう。
私は、以前、上記サイトのように、農林水産省を退官された佐竹五六さんの『体験的官僚論』を引き合いに出しながら、「ファクト・ファインディングのすすめ 」という一文を書いたことがあります。
『体験的官僚論』の中で、佐竹さんは、「日本のエリート官僚は、内務・警察官僚を除き、明治以来、問題処理にあたって、ファクト・ファインディングを重視してこなかつたことが、法と実態との乖離を招いているとされている。」と、指摘されています。
なるほど、今の官僚のみなさんに与えられた課題とは、上記サイトにも書きましたように、「徹底した実態調査に基づく、政策立案・立法化」という要素が、これから取り組むべき、おおきな課題となるでしょう。
今回のレコード輸入権問題が、このようにこじれたのも、「徹底した実態調査に基づく、政策立案・立法化」が、希薄だったことも、大いに原因になっていることでしよう。
それ故、私は、小倉さんのいわれる法制定へのそれぞれの局面でのインセンティブを、逆に高度に利用した、新しい形での対話型行政の実現を、これまでのいきさつを捨て、確立する必要があるものと思っております。


●6985 Watchdog(番犬)かLapdog(ペット犬)か 笹山登生 104/06/10(Thu) 05:36:16削除
URL: http://www.poynter.org/column.asp?id=58&aid=59450

6983での追加なのだが、私がこれまでお付き合いのあるNGOのリーダーは、常に、肝心の身内から、ウォッチドッグされているのである。
NGOのリーダーは、常に、所轄官庁と渡り合わなければならない。
しかし、そのためには、コミュニケーションも、交わさねばならない。
ちょっと気心が知れ、官僚と気安い言葉でも掛け合うと、身内から、妙な疑心が生まれるというのは、これまた真実なのである。
前に述べた、諫早湾干拓反対派の山下さんも、ゴールドマン賞受賞後、身内からの、そのような疑心にさらされたのだろう。
こうなると、NGOのリーダーというものは、常に、6983で述べたように、「Watchdog(番犬)かLapdog(ペット犬)か」の更なるウォッチドッグを身内から常にされるという、過酷な状況にあるといえる。


●6984 リンクいただいております。 笹山登生 104/06/10(Thu) 05:26:55削除
URL: http://www.areanine.gr.jp/~mama/

上記サイトです。


●6983 ウォッチ・ドッグ(番犬) 笹山登生 104/06/10(Thu) 05:18:46削除
URL: http://www.poynter.org/column.asp?id=58&aid=59450

レコード輸入権問題についての今後のあり方も、不買運動から監視の方向に傾きつつあるが、この監視という言葉、、日本語ではきつく感じるが、海外サイトでは、ウォッチドッグ−番犬−という名前で、多くのサイトがある。
たとえば、イギリスBBCのウォッチドッグでは、日常商品についての消費者苦情レポートが、商品別にサイトで見られるようになっている。
http://www.bbc.co.uk/watchdog/参照
また、http://www.thecre.com/wdw/20030728_riaa.html

TheTRUSTe Watchdog
http://www.truste.org/users/users_watchdog_intro.html
も、同種の消費者苦情サイトだ。
コンピュータセキュリティのウォッチドッグとしては、
http://shell.deru.com/~gdt/security/watchdog/
などがある。
しかし、このような私的企業に対する苦情サイトだけではなく、たとえば、Environmental Working Group http://www.ewg.org/ など、環境問題についてのウォッチドッグサイトもある。
また、特定企業に対する反企業キャンペーンとしては、タバコ産業の過度なロビー活動をけん制する「フィリップモーリスグループに対するウォッチドッグ」http://ash.org/watchdog.html もある。
著作権問題については、著作権者側が監視するサイトとして、IPWatcing http://www.ipwatchdog.com/copyright.htmlなどがある。
音楽産業に関するウォッチドッグとしては、Stargeek http://www.stargeek.com/item/63054.htmlなどがある。
もっとも、Watchdog(番犬)がいつのまにかLapdog(ペット犬)化してしまう弊害を指摘する向きもある。
http://www.poynter.org/column.asp?id=58&aid=59450  参照

こうしてみると、単なるウォッチドッグサイトでは、パンチ不足という感もみられ、6908で紹介した、「ボイコットRIAA」http://www.boycott-riaa.com/ ぐらいのものでないと、レコード輸入権反対派の鬱憤は収まらないのかもしれない。



●6982 こちらにもリンクいただいております。 笹山登生 104/06/09(Wed) 17:33:02削除
URL:

下記サイトです。
ありがとうございます。
http://crmusic.hp.infoseek.co.jp/
http://park5.wakwak.com/~rung/mt/


●6981 官僚性悪論では? 笹山登生 104/06/09(Wed) 17:06:24 No.6979へのコメント 削除
URL: http://www.slogan.co.jp/cgi-bin/bbs/p_bbs.cgi

小倉さん。
私も、国の官僚−最も、左遷させられたりの反骨官僚で、いいことなかったですが-の家に生まれたもんで、やや、ひいき目になるかも知れませんが、官僚性悪論で、官僚の一挙手一投足を論じるのは、あまりに酷とは、言えそうです。
国会議員には、三すくみ構造とか、グーチョキパー関係があるが、官僚には、ない、というご視点のようですが、すくなくとも、自らの天下り確保というような視点で、法案作りをしているようなことや、関係団体の要望を聞いてやるようなことは、絶対にないと思います。
それに、これらの再就職先の仕事は、第一、現場は関係ない、大臣官房の仕事でしょうから。
国の官僚の皆様とお話していると、確かに人により、差はありますが、国民のために何かをなし遂げたいという、高木としての意気込み−それが自己実現できているかどうかは別の話ですが、-を感じはします。
これまでは、おっしゃるような「無礼な扱い」という事情で機会がなかったのかも知れませんが、私は、その意味でも、というか、政策立案者たる官僚の生の姿なり考え方を知るためにも、じっくり、お話し合いの機会を持つことが必要と感じています。
小倉さんは、言うなれば、公的問題における紛争調停者としての立場の方が色濃い訳ですから、いわば、クライアントたる音楽愛好家の意を呈して、政策担当者にさしで意見をぶつけてもらわないことには、期待しているクライアントとしても困るわけですから。


●6980 リンクしていただいております。 笹山登生 104/06/09(Wed) 16:45:54削除
URL: http://www.slogan.co.jp/cgi-bin/bbs/p_bbs.cgi

上記サイトです。

季節の政治学
「ここしばらく、むき出しの市場主義と資本の論理に対する、党派性のない抵抗手段と論理が切実に求められるように感じています。」とのこと、
今後ともよろしくお願い申し上げます。




●6979 むしろ、インセンティブ論 小倉秀夫 104/06/09(Wed) 16:11:22削除
URL: http://

行政に対する不信なんていう主観的な議論ではなく、天下り先の確保などの実利を提供してくれる業界団体の要望を排除してまで、消費者の要請を聞き入れるインセンティブが官僚の側にあるのだろうかという議論ですね。そこは、選挙で選ばれるが故に大衆を敵に回すことを回避したいというインセンティブを一方では有する国会議員との大きな違いではないかと思います(国会議員ないし政党の場合は、大衆を敵に回すことを回避したいという点と、業界団体から人的・物的な支援を受けたいという点とを、個々の論点ごとに比較考量することが予定されるわけですが、官僚の場合は、大衆を敵に回すことによって何の不都合も生じないですから。)。

なお、私は、官僚の方とお話をしていなかったわけではなく、むしろ比較的早い段階で、HMVの人やタワーの人とともに、吉川著作権課長にあって法案の修正を要請していたりするわけですが、そのときは、メジャーが洋楽について輸入権を行使してくるという前提に立っている人とは議論はできないということで、非常に無礼な扱いは受けているのです。私は、洋楽の並行輸入阻止に及ばないような具体的な対案まで用意していたわけですが、そういう方向で法案を修正することは全く彼らの許容範囲外だったということです。

 今回のような条文で法改正をしておけば、輸入業者の方で勝手に洋楽の並行輸入を自粛してくれるだろうと普通は予測できるわけで(弁護士としては、ペーパーを求められれば、リスクが大きすぎるというペーパーを返さざるを得ないですしね。)、文化庁やメジャーレーベルは直接悪者になることなく、実質的に洋楽CDの並行輸入がなくなって、日本には、価格の高いCCCDしか流通しないという彼らの理想を実現できるはずだということをあの時点で意図していたとしても、何の不思議もないです。


●6978 ワラビを食べさせている牛が、牛パピロマ(乳頭腫)ウイルス 感染症になる? 笹山登生 104/06/09(Wed) 16:00:23 No.6974へのコメント 削除
URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=PubMed&cmd=Retrieve&list_uids=9414951&dopt=Abstract

まりちゃんさん。
なんだか、複雑になってきました。
牛パピロマ(乳頭腫)ウイルス感染症のタイプ4と、ワラビ(bracken fern )とが、共通の発ガン性物質であるとされていますね。
http://science.cancerresearchuk.org/research/loc/glasgow/glasgow_univ/campos/camposover?version=1 参照。
となると、6974の問題とも絡んできますね。
牛のワラビ中毒というのは、日本にも以前からあるようですが。
http://www.d1.dion.ne.jp/~ckahongs/127.htm#ワラビ



●6977 パピロマ(乳頭腫)ウイルス笹山登生 104/06/09(Wed) 14:59:12 No.6976へのコメント 削除
URL: http://www.google.co.jp/search?q=cache:9G-X-Al2iLIJ:www.absa.org/riskgroups/viruses.html+papovavirus++BSE&hl=ja

まりちゃんさん。
追加です。
上記サイトでは、パポバウイルスによる感染症は、Bovine papilloma
virus 牛パピロマ(乳頭腫)ウイルス 感染症に分類されていますね。
このパピロマ.ウイルス感染症は、人では、ヒト乳頭腫ウイルスhttp://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20040302307.htmlとして、世界的に拡大しているようですね。
之が、人畜共通感染症だとすると、驚異ですね。


●6976 パポバウイルス感染症(BFD) 笹山登生 104/06/09(Wed) 14:23:20 No.6974へのコメント 削除
URL: http://www.stanford.edu/group/virus/papova/papovavirus.html

まりちゃんさん。
6974の白質脳症の原因として、パポバウイルス(BFD)が原因とする説もありますが、このパポバウイルス感染症(BFD)は、鳥など人間以外にもあるようですね。
ちょっと、不気味ですね。


●6975 賛否に対する、議員の説明責任 笹山登生 104/06/09(Wed) 14:05:29 No.6973へのコメント 削除
URL:

吉田さん。
「賛否に対する議員の説明責任」とは、いわゆる議員側の、請願に対する診断書ですよね。
単なる診断書の作成だけでなく、請願内容のオルタナティブまでを提示できる体制というものの確立が、必要な気がしています。


●6974 牛の大脳白質損傷症? 笹山登生 104/06/09(Wed) 13:54:02 No.6972へのコメント 削除
URL: http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,3604,1233735,00.html

まりちゃんさん。
情報ありがとうございました。
上記サイトが、ネタ元ですね。
5−6日間、足腰の立たなかった雌子牛で、最初は、ボツリヌス中毒症と思われていたのが、陰性だったので、西ナイル熱や、蚊媒介性熱、跳躍病ウイルス マダニ媒介性感染症などについても調べたが、該当しなかったというものですね。
牛の大脳白質損傷症とでもいうのでしょうか。
人間の病気には、白質脳症などというものがあるようで、これは、フルオロウラシル系抗悪性腫瘍剤の副作用によるものとされていますね。
まあ、牛に抗ガン剤が使われているようなことはないでしょうから、ますます、謎ですね。




●6973 住民意見と団体、そして議会・議員の関係 吉田つとむ(町田市議) 104/06/09(Wed) 13:10:55 No.6970へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/

 笹山さん たびたびすみません。あらしに近く、書き込みをさせていただいています。
 まちだ作業所連絡会のHPの議論掲示板
 http://rain.boo.jp/cgi-bin/machisaren-bbs/c-board.cgi
 町田の福祉の井戸端会議
 http://6602.teacup.com/machisaren/bbs

 上段の掲示板には、このところ、議員でわたしのみが書き込みしていますが、もう一つの掲示板(雑談用)には他の議員も書き込みもあります。ただ、議員にとって、一度掲示板に書き込むと、その批判があったり、反論が出たりでその対応がややこしく、ネット掲示板に登場する機会が増えてこないのが現実でしょう。

 ただし、この分野では、私はその請願を受け賛成する立場より、反対側にたつことも多く、その多数派には「弱いものの立場に立たない議員」との解釈が多いのが実情です。とは言いつつ、可能な議論は行う。「請願が採択されても、本当に行政が実行する(できる)かどうか不明である。いや、決してできないだろう」という判断では、その請願に賛成しなかった理由なども書き添えることにしています。いわゆる賛否に対する、議員の説明責任と思っています。


●6972 未知の牛脳症が英国で発見。新株のBSEの可能性も含め?調査中 まりちゃん 104/06/09(Wed) 12:47:39削除
URL: http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04060901.htm

白熱しているところ申し訳ありません。

未知の牛脳症が英国で発見されたようです。
英国:未知の牛脳症、獣医学当局が緊急調査、BSEの新株の可能性も考慮
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04060901.htm

「牛の脳の白質を損傷するウィルス感染が2ヵ月ほど前のこの死の原因と考えられている」
とのことで、元記事はガーディアンだそうです。
ガーディアン記事
http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,3604,1233735,00.html


●6971 (投稿者削除)


●6970 まちされんHP 笹山登生 104/06/09(Wed) 12:30:27 No.6969へのコメント 削除
URL: http://rain.boo.jp/cgi-bin/machisaren-bbs/c-board.cgi

吉田さん。
このうち、上記サイトの「まちされんHP」に興味を惹かれました。
ただ、吉田さん以外の議員のみなさんが、入ってこられる余地をのこす工夫をされているのか、その点、ちょっとわかりませんでした。
要するにNGO内部での軋轢を回避する回路が出来ているのかということですね。
私も、いろいろなNGO度、おつきあいさせていただき、いつも、この点が、分裂の引き金に成っていることが、気になっております。
紛争調整の当事者がフラットな組織の元で、行政側と渡り合う分は、いいのですが、まさに、「フォーカスグループ」の名の通り、特定の人物に「焦点」が当たりすぎると、そこから、いろいろな軋轢が始まってくるという例を、私は、何度も見ております。
6907で、「もらとり庵」さんがいわれているのは、今回のレコード輸入権問題に関しては、政治(家)不信以上に、行政不信であることをいわれているのですが、せっかく存在している行政側との交流ルートは、大いに活用したほうがいいといわれているのですが、私も、そのように思います。


●6969 政治家への不信に答えて 吉田つとむ(町田市議) 104/06/09(Wed) 10:42:50 No.6907へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/

 笹山さん こんにちは これは6907のレスとしていますが、●6968 「 政治家以上に行政への不信は深いのかなあ」との一文へのレスを通じて、政治(家)不信の皆さんに対する、「ローカル」からのメッセージと受け止めていただければ幸いです。

 個別の自治体議会の全議員が、HPを持つことは必要でしょうが、まだまだそうしたことを現実的な課題とするには、程遠い状況だと考えます。
 
 町田市議会とその関係では、それなりに議員、住民組織の意見交流がなされています。笹山さにも、その一部はご案内させていただいたことがあります。以下は、その現況を示すための参考記事です。

 政治不信一色の皆さんにも、政治と政治家(特に、自由民主党にたいする偏見の是非)を考えていただく、参考になるのではないでしょうか。どうぞ、ご笑覧ください。

● 議員HP(36名中、17名。ただし、一部休止中)一覧表
  http://j-expert.com/lin/lin.html
 このうち4名が、意見書き込みの掲示板を持っていたが、今は2名となっている。一時期、議員の掲示板相互交流が起きたが、今は休止状態である。
 また、現在でも一部の議員は、相互リンクを貼っている。上記のリンク集は全市議会議員サイトを網羅する立場で、吉田が入手情報を元に作成した。(先進佐賀市議会の例に続き、最新情報に更新している)

● まちされんHP(町田市作業所連絡会のサイト)
http://homepage1.nifty.com/machisaren/
 福祉関係の中で、特に作業所関係は未整備事項の改善が課題を抱えているため、活発な意見・提案がなされている。

 ◎ 関係BBS(議論用掲示板)
http://rain.boo.jp/cgi-bin/machisaren-bbs/c-board.cgi
 そうした中で、特に「議論」を求めたのが、このBBSとされている。議会で問題となる議案や請願について、議員を含めたリアルタイムで議論されることがある。
 ここでの議論をきっかけに、議会の審議の流れができることもある。行政も無視できない、情報源となっている。

 ◎ 従来からの掲示板(雑談用)
http://www66.tcup.com/6602/machisaren.html
 上記の議論用掲示板に機能を除いた書き込みが行われている。行政や議会との懇談会情報の予定と経過・結果なども掲載されている。

● 個別の作業所HP例(Cスクヱア あじさい)
http://homepage2.nifty.com/c-ajisai/
 個別の作業所ごとにHPを持っているが、もっとも記事更新が多いサイト

 ◎ (Cスクヱア あじさい) 関係掲示板
http://6629.teacup.com/ajisai/bbs
 町田市の福祉関係の問題では、もっとも早い情報が掲載されるときがある。

● 町田市民情報センター(環境問題に特徴、硬派のサイト)
http://www.tim.hi-ho.ne.jp/u-net/
 市政の動向に関して、硬派の記事が定期的に掲載されている。

● まちだ本舗(http://machida-honpo.jp/)
市政への参画と議員への討論を求めたサイト(ほとんど、休眠状態)
 スタート以来、活性化した例が少なく、ほとんど休眠状態。

 その他にも、マンション建設反対運動のサイトもあり、個々の議員が持ち上げられたり、批判を受けたりしているのが、通常の地方自治体における住民サイトの特徴。


●6968 「 政治家以上に行政への不信は深いのかなあ」との一文 笹山登生 104/06/09(Wed) 09:54:44 No.6945へのコメント 削除
URL: http://www.moratorian.com/

6945の小倉秀夫さんの「戦う民主主義」に対して、「もらとり庵」さんが、上記サイトで、「 政治家以上に行政への不信は深いのかなあ」とのコメントをかかれています。


●6967 レコード輸入権−クラシック編- 笹山登生 104/06/09(Wed) 09:46:40 No.6941へのコメント 削除
URL: http://seeds.whitesnow.jp/blog/archives/000038.html

6941でMALさんご指摘のような問題点が、上記サイトで語られていますね。


●6966 6964のURLが、間違っていました。 笹山登生 104/06/09(Wed) 09:27:20削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2002apr19.htm

私のコピーコントロールCDに関する見解「製造物責任法を問われかねない問題−コピーコントロールCDと2000年問題との関係− 」のURLは、http://www.sasayama.or.jp/diary/2002apr19.htmでした。


●6965 フォーカスグループの役割 笹山登生 104/06/09(Wed) 09:20:46 No.6959へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_25.htm

shimaさん。itabashi さん。
パブリック・インボルブメント方式 にご興味をお持ちいただきありがとうございます。
ご議論は的確にポイントをついているように思えます。
「普通の人」を「傍観者から当事者にかえる。」これは、政策当事者からいえば、両刃の刃であり、やり方にとっては、かえっても反対者を増やすことにつながりかねません。
しかし、それゆえに、政策当事者に危険な賭けをしてもらわねばならない過程です。
その過程においても重要な役割を果たすのが、「フォーカスグループ」です。
卑近な言葉でいえば、オピニオンリーダーとでもいうのでしょうか。
しかし、これまでのこの種のオピニオンリーダーは、どうしても、政策執行者側での発言を繰り返すのみでした。
反対派も含む、多様な立場での、フォーカスグループがぜひとも必要なわけです。
ところが、ここでも、問題が生じてきます。
6903 でご紹介した「もらとり庵」さんが「コンサルタント的発想」 でいみじくも指摘しているように、「音楽家と後方支援グループとの関係なんですが、これがセパレートした形のほうがいいのか、ヒエラルキーの元にあったほうがいいか」という問題です。
フォーカスグループを作ると、反対派の中に、上下関係を生むことになり、これが、反対派の中の不協和音を生み出すことにつながるということ、そして、行政と、フォーカスグループとの意見交流関係の絆を強くしすぎると、既成の代議制−各種議員・政党−との軋轢が増幅しかねない、という二点です。
しかし、これらの問題点があるにせよ、各省が、現在のパブリックコメント方式が形骸化していることは、当事者が百も承知のはずで、必然的に、本来の姿である日本型パブリック・インボルブメント方式を模索しなければならない時期にきていることは、誰しも、感じていることだと思います。


●6964 では、一問一答といきます。 笹山登生 104/06/09(Wed) 09:01:55 No.6957へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_30.htm

6957の蝦夷王さん、
検索、ありがとうございます。
でも、CCCDのキーワードですと、私の場合は、この掲示板よりも、http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_30.htm のほうが引っかかってくるはずですが。
それに、この私の文は、二年以上も前のもので、当時、音楽配信さんなどに取り上げられましたが、今のような反響は少なかったような気がします。
その意味では、ちょっとタイミングが早すぎたのかなとも思います。
ご発言の件、蝦夷王さんが、サントリーないし、業界関係者の方であるとすれば、それが正しいのでしょう。
でも、佐治さんが、私のところにきたのは事実なのですから、いたし方ありません。
業界シェアの高い場合、どうしても、そういう矛盾は感じますね。
BSE発生後のアメリカは、今も牛肉消費は、供給過多による価格の低下も手伝って、牛肉消費は、依然として堅調と言う矛盾に似たものがあります。


●6963 パブリック・インボルブメント方式 shima 104/06/09(Wed) 00:53:12削除
URL: http://

>利害関係のない普通の人に、情報を提供して、それに素直に答えてもらい
>その意見を賛成派と反対派がそれぞ考慮しつつ議論するわけですよね。

それでは普通の人が政策決定をしているとは言えないと思います
云いたいことだけ云って、意志決定は賛成派と反対派に丸投げしてるだけですので


>議論に巻き込んだら普通の人はみんな黙っちゃいますよ。
>ましてや「あなたの発言に責任が取れるのか」なんて凄まれたら
>どちらに凄まれても「あなたの言い分が正しいと思います」と答えるでしょう。
>それじゃ意味ないんじゃないですかね。

議論に巻き込まれて黙っちゃったり、責任が取れるのかなんて凄まれる様では、
パブリック・インボルブメント方式はそもそも機能しないと思います。

他者の意見は意見として受け止め、自分の発言には責任が伴うと云うことを
誰もが当然のこととして認識していることが前提ですね


>文化庁のパブコメもそんなことまでは求めていないわけですし。

ですから、パブリック・コメントなのではないでしょうか


●6962 そうそう itabashi 104/06/09(Wed) 00:25:48削除
URL: http://

利害関係のない普通の人に、情報を提供して、それに素直に答えてもらい
その意見を賛成派と反対派がそれぞ考慮しつつ議論するわけですよね。

議論に巻き込んだら普通の人はみんな黙っちゃいますよ。
ましてや「あなたの発言に責任が取れるのか」なんて凄まれたら
どちらに凄まれても「あなたの言い分が正しいと思います」と答えるでしょう。
それじゃ意味ないんじゃないですかね。

文化庁のパブコメもそんなことまでは求めていないわけですし。


●6961 あ、そうか shima 104/06/09(Wed) 00:02:21削除
URL: http://

>「普通の人」は意見は述べても議論には参加しないんですよ。
>議論に参加するということは、賛成派か反対派かどちらかになるということで
>そのとたんに「普通の人」ではなくなってしまいますから。

しかし、政策の決定や、合意を形成するには議論が必要なのではないかと思いますが。
いつまでも傍観者のままでは、意志決定ができるはずもないのではないでしょうか。

ここまで考えて気が付きました。頭が悪いですね。

パブリック・インボルブメント方式と云うのは、
傍観者を当事者にさせるための手法なのですね。

意見を持っていない中立の人に、情報を提供することで賛成派や反対派に回ってもらう
賛成派と反対派とで議論させ、合意に導かせる。


●6960 普通の人 itabashi 104/06/08(Tue) 23:29:22削除
URL: http://

「普通の人」は意見は述べても議論には参加しないんですよ。
議論に参加するということは、賛成派か反対派かどちらかになるということで
そのとたんに「普通の人」ではなくなってしまいますから。
「普通の人」は中立派ではないのです。

だから「普通の人」の意見を取り入れるとしても、
議論に参加させること(賛成派と反対派とでディベートをしてどちらの意見が正しいか見解を述べさせるようなこと)に意味はないのです。
それは「普通の人」の意見ではなくなってしまいますから。


●6959 いろいろと shima 104/06/08(Tue) 23:09:24削除
URL: http://

>高橋様
>文化庁がこれまで閉鎖的であり、密室での物事の決定を好んできたと
>いう印象は否めないものがありますので、これを機会に、ヒアリングの
>在り方、合意形成の在り方を再考していただければと思います。

物事を決定するのも、合意を形成するのも政治の役割ではないのでしょうか。
ヒアリングのあり方、合意形成のあり方に問題があるとするならば、
それは政治に問題があると思います。

そして、そのような政治を許容し、選択してきた国民に問題があると思います


>笹山様
パブリック・インボルブメント方式は興味深いですね。
ただ、いくつかハードルがあるような気がします。

・「普通の人」が、どこまで自分の意見を持つことが出来るか
・建設的に議論し、合意まで導けるかどうか
・合意されたはずの決定事項に素直に従えるか

国民の選択をある程度受け入れていると言うことは、
それには当然責任が伴うわけですよね。

「普通の人」の責任が問われるようなシステムを
日本人が望んでいるかどうかが鍵になると思います。


●6958 訂正 蝦夷王 104/06/08(Tue) 21:36:37 No.6932へのコメント 削除
URL: http://

佐治は現在まで発言の撤回もしていません。
そのまま死んで誤魔化すつもりでしょう。

佐治は結局発言の撤回もしませんでした。
そのまま死んで誤魔化してしまいました。

それなのに佐治の諜報では「涙を流して謝罪」したことになっていました。
いったいどこまで底意地の悪い卑怯な人間だったのでしょうか。


●6957 腐れ倭人の佐治は謝罪などしていない。 蝦夷王 104/06/08(Tue) 21:29:27 No.6932へのコメント 削除
URL: http://

はじめまして。
CCCDで検索したら、ここの掲示板が引っかかったのでやってきました。

笹山登生さん
>当然、佐治社長さん、東北の各自治体の首長さんにも徹底的に回られたわけですが

笹山さん、それは何かの勘違いではありませんか?
佐治は東北の謝罪行などしていません。
当時の専務と常務が、佐治の命令で仕方なくやってきたのでした。
そして、各県ともその謝罪を拒否しました。
佐治は現在まで発言の撤回もしていません。
そのまま死んで誤魔化すつもりでしょう。
結局、人の良い東北人の方が怒りを維持できず、今じゃサントリーを飲んでいます。
こういう東北の人間の人の良さを私は歯がゆくてなりません。同時に誇らしく思います。


●6956 パブリック・コメント方式から、パブリック・インボルブメント方式への転換 笹山登生 104/06/08(Tue) 19:57:55 No.6954へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_25.htm

高橋健太郎さま
お話のなかにある「これを機会に、ヒアリングの在り方、合意形成の在り方を再考していただければ」という部分は、貴重なご指摘だと思います。
以前、上記サイトに書きましたように、確かに、日本の官庁において、、パブリック・コメント方式は、取り入れられましたが、この手続きは、本来、パブリック・インボルブメント方式の手続きの流れの中の一部の過程ではあるが、全部ではないという、限界性を持ったもののよう思えます。
欧米におけるパブリック・インボルブメント方式は、一つのプロジェクトについて、賛成でも反対でもない「普通の人」の意見がどこにあるかを知り、その意見を分析し、プロジェクトへのフィードバックを繰り返しながら、「普通の人」が、「納得づく」で、計画を理解し、高め、参加し、時には代替案まで検討し、最後は、共同で事業実施の意思決定をしていくという、息の長い一連のプロセスをさしていうものです。
高橋様のご提案されている「ヒアリングの在り方、合意形成の在り方」は、本来、この一連の合意形成の流れの中にビルトインされているべきものであります。
詳しくは、上記サイトをごらんになっていた炊きますればと思いますが、特に、私が重要視しているのは、フォーカスグループとのフィードバック回路の形成です。
たとえば、今回の一連のレコード輸入件の動きの中で、高橋様などのグループをフォーカスグループとして、ここを対象に意見交換などのフィードバック回路を設けることが、必要な感じがしております。

パブリックインボルブメント方式におけるフォーカスグループの役割については、英文ではありますが、http://www.iied.org/docs/pla/pla_fs_8.pdf のような資料があります。


●6955 臓器移植法案の採決の場合 笹山登生 104/06/08(Tue) 19:42:00 No.6953へのコメント 削除
URL: http://www.nichibenren.or.jp/jp/katsudo/sytyou/kaityou/90/1997_9.html

吉田さん。
そうでした。
臓器移植法案の採決の場合は、中山太郎議員らが提案した「脳死を人の死とする臓器移植法案」と、金田誠一議員らが提案した「脳死を人の死としない臓器移植法案」とが提案され、前者が可決、後者が否決となったものでしたが、吉田さん、、おっしゃるとおり、この法案には、党議拘束がかからない形で採決が行われました。
人命倫理についての価値観の議員個々の立場を尊重した形で、そのような党議拘束をしないということが選択されたものと記憶しております。
なぜか、あの時のことは、数ある採決の中でも印象深いということは、議員個人の責任感がいっそう問われた形であったということ、一種の法案へのファン投票的な楽しさも合ったのでと思います。
もうひとつ、スポーツ振興くじ(サッカーくじ)法案のときも、確か、一部政党では、党議拘束をかけなかったと記憶しております。



●6954 森口泰孝さま 高橋健太郎 104/06/08(Tue) 19:12:16削除
URL: http://www.ceres.dti.ne.jp/~donidoni/memorylab/

もちろん、そのように理解しています。
その上で、私の希望は「対話のチャンネル」をより多く、持っていただくことです。
今回の問題については、私などよりももっと、死活問題として不安を抱いている方々がいます。特に団体などを持たない輸入盤ディストリビューターの方々などは、場合によっては廃業、という危機意識さえ持っていると思います。
文化庁がこれまで閉鎖的であり、密室での物事の決定を好んできたという印象は否めないものがありますので、これを機会に、ヒアリングの在り方、合意形成の在り方を再考していただければと思います。
私と森口様のミーティングがそうしたことの契機になれば、とは願っています。


●6953 政治家の態度を知らない人の誤解について 吉田つとむ(町田市議) 104/06/08(Tue) 18:50:02削除
URL: http://j-expert.com/

 笹山さん こんにちは また、笹山さんの掲示板を少しお借りいたします。

 著作権法改正案(レコード輸入権問題)の問題に関して、政治家の議論をあまり知らない人は、政党・会派の中では、議会の採決を必ず同じくし、それをしないと処分されると誤解する場合があります。政党・会派では、議案の採決に当たって賛否を決定する党議拘束の手続きを取ることはあっても、最後は政治家個人の判断が優先されます。少なくとも、自由民主党と民主党においては、そうしたプロセスがいくつも見られます。

 具体的な事例を下記に示しましょう。例えば、自民党内ではイラクへの自衛隊派遣の法案をめぐって、議場を退席した議員がありました。同様に、議場に入り損ねたと称する内閣の重要メンバーもありましたが、そのことで処分をされたとは聞いていません。また、民主党では、衆議院で年金改正法案の採決に関してその会議を欠席した人が処分をされるどころか、代表に就任する直前までいきました。(その方は、別件でその就任を辞退されました)

 さらに、政治家本人にとって、その当該の議案賛否が重要であるのであれば、所属政党・会派の中で自分の信念を貫いた態度をとればよいことです。つまり、自分側の意見に全部の議員の考えを変えるのが、政治家本来が行なうべき行動です。それをやらないで、全体と反対の意思を表明しておきながら、採決の場からは退場するのは、基本的にパフォーマンスです。

 また、臓器移植法案の採決の際には、会派拘束のやり方が適用されなかったと記憶しています。政治家が、今回の著作権法改正案(レコード輸入権問題)の中身が真に重要と考えるのであれば、なにも多数の意見に縛られることないのであり、会派拘束議案の対象からはずす方針を示すことも十分可能だったはずです。

 少なくとも私達、地方議会の議員の中では、そうした取組みを毎回行なっています。その結果、見解があわないことも幾度かあり、同じ会派でも、議員の自由意志が尊重され、賛否が異なる判断をとるケースもあります。要は、政治家の態度と言うものは、どの場合も「自己決定」であるということです。


●6952 6949で、訂正です。 笹山登生 104/06/08(Tue) 18:34:02 No.6949へのコメント 削除
URL: http://

以下の分の中のかぎ括弧の部分が、違う個所をコピペしていました。

訂正前
私も、おっしゃる「昨年7月、政府の知的財産戦略本部が「知的財産の創造、保護及び活用に関する推進計画」の中で「書籍に関する貸与権」「レコード輸入権」「ゲームソフト等の中古品流通の在り方」を取り上げ、著作権強化につながる流れが作られ、今国会にて「雑誌の貸与権」「レコード輸入権」を軸とする著作権法改正へとつながっている。」の前向きの方向を期待するものです。

訂正後
私も、おっしゃる「結果として音楽文化と産業の大崩壊を引き起こさずに、回復へと向かう方向への転換」の前向きの方向を期待するものです。



●6951 健全な拮抗力の存在が、いろいろな場面に備わっている社会こそ健全 笹山登生 104/06/08(Tue) 15:45:12 No.6950へのコメント 削除
URL: http://hayashiland.com/galbraith.pdf

森口審議官、たびたび、おいでいただきありがとうございます。
お言葉を聞いて、ガルブレイスの言葉を連想しました。
上記サイトにあるように、社会のあらゆる場面において、健全な拮抗力が育つことが、社会を健全にするという趣旨の言葉ですが、今の社会についても、同じ事がいえそうな気がします。
政府と対立する意見を止揚し、新たな果実を得るためには、やはり、おっしゃるような、「対話のチャンネルの継続」が必要な気がしています。
皆さん、いかがお感じになられたでしょうか。


●6950 対話の重要性 森口泰孝 104/06/08(Tue) 15:31:15 No.6896へのコメント 削除
URL: http://

 文化庁の森口です。笹山先生のこの掲示板を契機に行われた、高橋健太郎さんとの意見交換は、大変有意義なものでありました。
 なお、高橋さんのサイトで、その際の私の発言が引用されていますので、私の真意を補足させていただきます。この点は、高橋さんもご理解いただけると思います。
 「国家権力は監視していないと必ず腐敗する」と申し上げた趣旨は、「一般論として、政府はその政策を批判する方々と、常に適切な緊張関係にあることが重要である。」ということであり、その意味からも、「このような対話のチャネルを維持していくことが必要です。」と申し上げたものであります。念のため申し添えます。


●6949 こちらにも、この掲示板をリンクしていただいております。 笹山登生 104/06/08(Tue) 15:27:26削除
URL: http://kk.rs2.on.tiki.ne.jp/Audio/cccd/cccdadd.htm

上記サイトです。
光栄です。


●6948 みなさん。レスが遅れ気味で、申し訳ありません。一つ一つ、あたっていますと。 笹山登生 104/06/08(Tue) 15:17:47削除
URL:

まず、6939.6940.6942についてですが、皆様方が問題視されている金子大臣の発言とは、以下の部分のことを指しているのですよね。
○金子行政改革・構造改革特区担当大臣 一言だけ、コンテンツ産業について、今、法律を議論してもらっているんですけれども、この中で、やはりゲームソフトの問題で、中古流通市場がいびつな形なので、産業としてなかなか育っていかないと。これは既存の法律の枠組みでは難しいと思いますので、是非枠を越えて。経産省もこれ受けてくださいよ。経済産業省、おられるかと思いますけれども、是非お願いします。
これと、最高裁判決の解釈というのは、「家庭用テレビゲーム機用ソフトウエアの中古品販売業者による中古品の公衆への譲渡が著作権侵害に当たらないとされた事例。」ということですよね。
で、昨年7月、政府の知的財産戦略本部が「知的財産の創造、保護及び活用に関する推進計画」の中で「書籍に関する貸与権」「レコード輸入権」「ゲームソフト等の中古品流通の在り方」を取り上げたところから、業界関係者は、これらを三点セットで、取り上げられる可能性がある年、今回の前二者の成立で、いよいよ、本丸かとの警戒感を抱いているという構図なんでしょうね。
確かに、その一連の流れの中での発言のようにも見えますが、Shimaさんおっしゃるように、これだけでは、真意がわからない面もあることも確かで、当面、推移を見守るということでよろしいのではないでしょうか。
ところで、今回のレコード輸入権問題には、中古ソフト問題関係の方も多く参加されていたようですが、皆様、やはり、橋頭堡を築くとか、前哨戦とか、そういう意味合いが強かったのでしょうか。
聞きづらい事を聞いてすみません。

6941では、クラシックファンの層特性が、ブログになじまない層であったため、今回の運動では目立たなかったというのは、いえるかも知れませんね。
私も、おっしゃる「昨年7月、政府の知的財産戦略本部が「知的財産の創造、保護及び活用に関する推進計画」の中で「書籍に関する貸与権」「レコード輸入権」「ゲームソフト等の中古品流通の在り方」を取り上げ、著作権強化につながる流れが作られ、今国会にて「雑誌の貸与権」「レコード輸入権」を軸とする著作権法改正へとつながっている。」の前向きの方向を期待するものです。

6943と6944ですが、なるほど、6943のような考えも成り立ちうるのですね。
一物一価の状態にして、所得弾性値のバネの働き具合を強くして、価格破壊に持ち込む−という戦略があるのではないかというご指摘ですね。
そうであると、光明なのですが、6944のように「一物二価のメリットを自分たちは享受したいが、消費者にはさせたくない」のであれば、絶望ですね。

さて、6945の小倉さんのご意見ですが、私も、BSE問題などで、日本の消費者運動の限界とこれからの可能性ということを常に意識してまいりました。
アメリカの消費者運動も、これまでのネーダーが主催するパブリック・シチズンのような戦う消費者運動から、オルタナティブを示すマイルドな消費者運動に変質しつつあるような気がしています。
また、そのパブリックシチズンですら、今では、代替案提示の性格を色濃く持つ団体に変わりつつあります。http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200402.html#20040223 参照
いろいろな理由があるのでしょうが、一言で言えば、「消費者が、戦うことによる費用対効果を考え始めた。」ということなのでしょうか。
小倉さんから見れば、堕落した消費者ということになりそうですが。
また、小倉さんは、文化庁との対話路線に疑問を呈しておられるようですが、これまでの運動路線が成果が得られないのなら、まさに、そのオルタナティブを考えるべき時期なのではないでしょうか。

6947ですが、中古ソフトの問題を、レコード輸入権の問題に継続して位置付けるということが、私も含めて、分かりにくいんじゃないでしょうかね。
もちろん、特許権の消尽問題と著作権の消尽問題との関係ということでは、共通項が生まれるとはいえるんですが。


●6947 正論が通るうちに、脊髄反射的でも。 謎工 104/06/08(Tue) 07:34:57削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/

 去年から明言されていた最高裁判決破棄への対抗手段は、既に準備し始めています。
以前、ご迷惑をおかけした方に対してはここを見ていらっしゃるのでしたら来年は貴殿の
「個人的な見解」が計画に反映されるようご尽力願います。多くの人はこの件に関して
貴殿と同意見のはずですから。

 今後は、法廷闘争で得られた膨大なデータの蓄積を中心に「既に出ている結論を受け入れるか
否か」と言う、全く意味合いの異なる論争になるはずですから輸入権の時みたいに目的を
限定した徒党を組むのとは全く異なるやり方にならざるを得ないでしょう。場合によっては、
一人で昔話をしながら「コメントリーダー」的な役回りをすることになるのかも知れないと
思っています。

「過敏」でいいんですよ。それこそ脊髄反射的に「1の発言をすれば速攻で10のリアクションが
返って来る」ぐらいが理想的。そうでないと、誰も気付きゃしないんですから。


●6946 (投稿者削除)


●6945 戦う民主主義 小倉秀夫 104/06/08(Tue) 02:23:31削除
URL: http://

企業や企業経営者が、消費者に対し、不誠実な言動をとった場合、消費者が当該企業に対しその仕返しをする。このようなことは、アメリカや、西ヨーロッパ社会では当然のことですね。企業と消費者との間でそういう緊張関係がないところでは、しばしば企業は暴走しがちです。今回の著作権法改正では、まさに企業は暴走したわけです。

その場合、消費者としては、どのような対抗手段をとるべきかを考えるにあたっては、実行可能な手段のうちもっとも企業にダメージを与えるにはどうしたらよいのかという観点で考えていけばいいのであって、企業の不正と対抗手段の論理的整合性なんてものに気を配ってみても仕方がありません。

ですから、音楽CD一般の不買運動なんて実行可能性がないからやめようとか、浜崎あゆみの不買運動なんて却ってAvexを喜ばせるだけだからやめようというのは効果的な助言ですが、「正論で押すべき」なんていうのは無意味な助言です。結局の所、立法府は正論が通ずる場所ではなかったわけですから。

それでも、国会議員に対しては「票」という武器が使える可能性がありますが、我々には、官僚の方々に我々の希望を、業界団体の要請に優先させて聞いてもらえる要素というのは全くないわけですしね。

そういう意味では、森口審議官の所に行ってお話をすることは簡単なのですが、それが意味があることなのかというと多分に疑問ですね。


●6944 価格破壊 itabashi 104/06/08(Tue) 00:58:29削除
URL: http://

>>逆に言えば、安いCDを売ろうとするが故の、輸入権なのかも知れません。
レコード会社がやろうとしているのは「競争のない世界での廉売」でしょう。
これだと最低限の廉売で済みます。

輸入権は同じ商品をアジアで廉売しようとするために、日本での価格差が生じ
自分の売っている同じ商品間での価格差が生じてしまうために起こるものですから。
一物二価のメリットを自分たちは享受したいが、消費者にはさせたくない、というのが
レコード会社の変わらぬスタンスであったように思います。
そのために合法であった並行輸入を非合法化したくらいなんですから(^^;


●6943 価格破壊 shima 104/06/07(Mon) 23:04:41 No.6929へのコメント 削除
URL: http://

>itabashiさま
>レコード会社は安いCDなら消費者はどんどん買うということは百も承知ではないですか?
>それでは困るから(そういう商売はしたくないから)こその輸入権でしょ。

この価格破壊の世の中で、もはや高いCDが売れるはずがないと思います。
結果、CDの売れ行きが低迷、DVDや着メロにシフトしているわけです。

高いCDを維持することは自殺行為に繋がります。
会社を維持するためには、レコード会社は選択を迫られていると思いますよ。

逆に言えば、安いCDを売ろうとするが故の、輸入権なのかも知れません。
ま、思いつきですが。いずれにせよ、レコード会社の真意はこれから
明らかになるのは間違いないですね。


●6942 (無題) shima 104/06/07(Mon) 22:54:37削除
URL: http://

金子大臣に関しては、真意を聞いてからでも遅くないとは
思うんですけどね。あの発言だけでは、何が言いたいのか
わかりにくいと思いますが。

ちょっと反応が過敏すぎないでしょうか。


●6941 はじめまして。お邪魔します。 MAL 104/06/07(Mon) 22:43:31 No.6938へのコメント 削除
URL: http://blog.livedoor.jp/anyway.yk/

数日前からコンスタントにチェックし始めたのですが、いきなり自分のサイトが出てきたので大変驚きました。どちらかと言いますと、お礼を申し上げるのはこちらであるように感じています。大変興味深い内容が書かれていますから。

6936に書かれていました、「輸入権反対運動にはクラシックファンが少なかった?」という件ですが、けっしてそんなことはないのではないかと思います。実際クラシックファンのサイトでも、輸入権問題は取り上げられていました。
拍手は指揮者が手を下ろしてから さん http://hayes.cocolog-nifty.com/hakushu/ では4月4日にエントリがあります。

実際、クラシックの場合は輸入盤でしか入手できない音源も大変多く、これは価格の問題ではない面があります。私はどちらかというと現代物中心にクラシックとはつきあっているのですが、現代音楽物では「全世界500枚プレス、内300枚は日本へ輸出」などといった、極めてマイナーでありつつも日本が有力市場であるという、妙な具合になっていたりもするそうです。世界中を相手にしないとプレス枚数がさばけない、というマイナー物もあるわけですね。
クラシック音楽自体、ここ最近では、まるで一般的な小説並みに初回枚数は少ないそうですね。例えば、名の通った指揮者が振る、有名な人気曲、それの初回プレスが2000枚くらいだとか。国内盤の市場がそんな状態ですから、ある意味アジアンポップスファンと同等な市場規模として扱われているのかも知れません。
または、今回の反対運動が、なんとなく「署名を集める」とか「blogの連携」とか「議員にメッセージを」とかといった動きになった点で、クラシックファンの行動パターンと違ったのかも、と想像してみたりします。

ただ私個人の考えとしては、「知ったのが遅かった」方達が実は多かったのではないかと想像しています。ですから、そうした方々の行動が表に現れるのはこれからなのではないかと予想しています。

とりとめのない内容で申し訳ありません。
一度は出来てしまった法律ではありますが、結果として音楽文化と産業の大崩壊を引き起こさずに、回復へと向かう方向への転換を模索したいと考えています。
今後ともよろしくお願いします。



●6940 ここでも EMANON 104/06/07(Mon) 21:51:40削除
URL: http://xtc.bz/cgi-bin/a-news/a-news.cgi?date=2004.06.07http://

金子某の妄言について津田さんが大憤慨。
それにつけてもCCCDの憎さよ(w


●6939 何も申すことはございません EMANON 104/06/07(Mon) 21:47:18削除
URL: http://

http://blog.melma.com/00089025/20040607
最高裁判決すらシカトしようとする大臣のお話です。

>>6919 はい。梶尾真治さんの作品からです。
おぢさんが若い頃、SFにハマっていたころ、「美亜に送る真珠」
「梨湖という名の虚像」…というリリカルな作品が好きでした。
最近はご無沙汰していて、「黄泉がえり」も積んだままです。


●6938 この掲示板を以下のサイトにリンクしていただいております。 笹山登生 104/06/07(Mon) 20:50:33削除
URL: http://noecho.exblog.jp/396202

ありがとうございます。

打てば響かない  CD不買運動の是非
http://noecho.exblog.jp/396202

Fighting MAL Antenna  CD不買現象を予想してみる
http://blog.livedoor.jp/anyway.yk/archives/826829.html


●6937 サントリーの場合、なぜ不買運動というものが永続しなかったかということも。 笹山登生 104/06/07(Mon) 20:43:25 No.6935へのコメント 削除
URL:

itabashi さん。
もちろん、おっしゃるように、「「不買運動」という相手の目に見える形でサントリーにサインを送ったので、サントリーも自らの過ちを認める形で行動を起こした」のでしょう。
けれども、なぜ、その不買運動が長続きしなかったのでしょう。
理由は簡単です。
夜の飲み屋さんやバーにとって、サントリーのダルマは、代替不能の必須のデ・ファクト・スタンダードだったからです。
それは、米生産農家が、かつて、いくら米価が不満で、米出荷ストライキを起こしても、その身内から、スト破りが現れたのと、同じことです。
逆に言えば、限界的商品を不買運動の対象にすれば、不買運動は長続きするでしょうが、そのインパクトは、限定的であるともいえます。


●6936 価格だけでない路線 笹山登生 104/06/07(Mon) 20:30:26 No.6934へのコメント 削除
URL: .http://www.naxos.co.jp/

itabashi さん。
レコード輸入権にご関心のかたには、私のようなクラシックファンというのは、少ないのでしょうが、私は、かねてから、ナクソスのファンです。
依然も、この掲示板6215でナクソス路線の謎を取り上げたのですが、ここで再掲すれば次のとおりです。
1.このレーベルは広範な大衆の間に非常な人気を勝ち得た一方において、質の向上とレパートリーの拡大をなしとげてきた。
2.専ら本格的なクラシック音楽に焦点を絞るとともに、「メジャー・レーベル」をして顔色なからしめるレパートリーの深さを実現せしめた。
3.聴衆の増加に伴ってレコードのレパートリーを拡大することで、ナクソスは自らを益するばかりでなく、クラシック音楽の販売に関わるすべての人々を益してきた。
クラシックファンの場合、安いCDには、正直、食指が動きません。
なぜなら、今でこそ、千円盤も、ディジタルレコーディングのものがほとんどですが、つい、数年前の千円版では、アナログ時代の焼き直しや、ひどいものでは、モノ録音の擬似ステレオ化のものが多かったため、価格には、ほとんど、興味がなかったというのが、正直話でしょう。
輸入版が止まって困るのは、日本には少ないセット物が止まるということでしょう。
ですから、少なくとも、クラシックに関しては、価格要素が排除されても、十分、輸入物が生き残るチャンスはあるものと思っています。


●6935 re:懐かしいですね。サントリーの不買運動 itabashi 104/06/07(Mon) 17:58:58削除
URL: http://

東北地方の方が「不買運動」という相手の目に見える形でサントリーにサインを送ったので
サントリーも自らの過ちを認める形で行動を起こした、のではないでしょうか。

逆に言えば不買運動でなく、ただの抗議行動(署名・集会・デモ)であれば
「サントリーは企業としていかなる圧力にも屈しない」
と開き直ったかもしれません。
社長の一言でいちいちクレームをつけられて、企業が個別にそれに対応していたら
「プロのクレーマー」さん(総会屋さんとか)のいい餌食になってしまいます。
売り上げに直接影響がない種類の運動であったのなら、サントリーさんは「謝罪するかしないか」の、
どちらがより企業にとってメリットであるかを判断して、結局、謝罪はしなかったのではないでしょうか。

今回の件も同様ではないかと思います。
レコード会社にとって直接的なデメリットのない抗議運動であれば
レコード会社はたとえ一億人を敵に回しても痛くも痒くもありません。
その一億人は抗議運動をする裏で3000円のCCCDを黙々と買い続けてくださるわけですから。

商売人にとってこんないい「お客さん」はいませんね。


●6934 一物二価 itabashi 104/06/07(Mon) 17:39:39削除
URL: http://

最近、モダンジャズやクラシックの輸入盤が値上がりしているという噂を耳にします。
理由についても噂の域を出ませんが、並行輸入分ではなくメーカーの直販部の段階で
卸価格を上げているのではないか、と、ちらほらささやかれています。

>>itabashi さんのご指摘も、的を得たものと思います。
>>一物二価の状態であるからこそ、そのうちの相対的に安いものに、
>>より一層の廉価感を感じるものであるとするなら、販売側としては、
>>あえて、自ら、一物一価の状態にして、墓穴を掘るようなことは、まずしないでしょう


国内メーカーが今年から取るこの対策として廉価CDの発売というものがあるようです。
東芝EMIではジャズ1500円シリーズ、クラシック1300円シリーズをはじめます。
これに並行輸入業者が同じアルバムの海外盤を価格で対抗させようとすると…
その価格はメーカー直輸入価格を大幅に下回ることになり輸入権に引っかかります。
2005年からは逮捕の対象になります。

メーカーは自ら墓穴を掘ることなく、一物二価と輸入権を上手く利用して
並行輸入を排除する、その端緒の様な気もします。

気がするだけですが。


●6933 ホテル税と観光対策 笹山登生 104/06/07(Mon) 11:50:28削除
URL: http://www.law.ufl.edu/conservation/pdf/ecotourism.pdf

東京都が法定外目的税の一つとして、ホテル税なるものを導入して、今年で3年目を迎えるが、当初年間の税収15億円と見込んでいたのだが、昨年の実績は、それを下回り、10億円内外というのが実情のようだ。
しかし、私は、各自治体で提案されているいろいろな法定外税のなかで、このホテル税は、実のある税だと思っている。
ホテル税は、別名ベッド・タックスと呼ばれているものであり、特に、中南米など、エコツーリズムの盛んな国では、観光対策の税収として、貴重な財源視されている。
今の10億円内外という東京都のホテル税の税収規模では、なんともならないであろうが、これを、小笠原諸島のエコツーリズム対策の一環として使用できたら、すばらしいものだと思っている。
上記サイトでは、グァテマラでの10パーセントのベッドタックスヲ都っての政策に触れているが、これはとりすぎとしても、生態系を守る対価としてのホテル税の新しい位置づけを模索したいものだ。


●6932 懐かしいですね。サントリーの不買運動 笹山登生 104/06/07(Mon) 10:21:37 No.6931へのコメント 削除
URL: http://www.tfcc.or.jp/culture/sazi.html

小倉さん。
懐かしいですね。サントリーの不買運動。
これは、1988(昭和63)年2月27日、サントリーの佐治敬三社長が、遷都問題討論のテレビ番組で「東北はクマソの地で文化程度が低い」と発言し、その後、東北地方でサントリー製品の不買運動が広がったものですね。
私の地元に関する問題でもあったので、リアルに覚えています。
そもそも、「国にまつろわぬ者」のうち、熊襲は、九州地方のもので、東北は、蝦夷なんですが、佐治氏は、それも混同しての発言でしたね。
その発言以後、東北のバーや飲み屋から、サントリーのウィスキーを中心としての不買運動が広がりましたが、そのあとで佐治さん偉かったのは、徹底的な東北謝罪行脚作戦に出たのですね。
私のところにも、こられました。
まさに、「災い転じて」の作戦となったわけです。
当然、佐治社長さん、東北の各自治体の首長さんにも徹底的に回られたわけですが、中には、ちゃっかりした首長さんもいて、これをチャンスに、地元の特産ワインにサントリーの技術提携をモノにした首長さんもおりました。名前は伏せますけど。
その後、このサントリー不買運動は、一ヶ月もしないうちに終息に向かい、東北の飲み屋さんには、何事もなかったかのように、サントリーのウイスキーのボトルが、再び置かれたというわけです。
不買運動では、その企業の危機管理の度合いが、まさに問われるわけですが、このサントリー不買運動の場合には、佐治社長の徹底した対応で、マイナスを逆にプラスにかえた、よい事例と思われますね。
ところで、余談ですが、この佐治さん、音楽芸術には、とりわけご造詣の深いかたで、また、チェリストの堤剛さんは、佐治さんの娘さんのだんなさんです。
あるとき、花博覧会の控えの部屋での席で、当時の徳仁殿下−現在の皇太子-の前で、佐治さんが「堤は、座頭市のようなことをやっている。」とお話されているのを、私、横で聞いておりました。
なるほど、堤剛さんの瞑想にひたったかの、名演奏ぶりは、まさに、座頭市そのものだと、佐治さんの人をもおくさぬ、そのユーモアぶりに、感銘した次第であります。
上記サイトは、故佐治社長さんのお人柄を良く現したサイトだと思います。


●6931 不買運動 小倉秀夫 104/06/07(Mon) 08:45:20削除
URL: http://

過去の不買運動としては、

東北地方における、熊襲発言後のサントリー製品の不買運動なんてものがありましたね。


●6930 BSE騒動で焼肉屋がつぶれたように、レコード輸入権問題で、レコード会社がつぶれるかな? 笹山登生 104/06/07(Mon) 08:36:37削除
URL:

皆さん、またまた、ありがとうございます。
一つ一つ、私の考えをのべていきますと、
旅烏 さんのおっしゃるのは、不買運動でなく、不買現象ということですね。
それは、まさに、BSE騒動で焼肉屋さんがつぶれたような現象がレコード業界にも起きるかどうかは、天気予報のようなもので、神のみぞ知る、ということで、もし、それを先導するものでないとしたなら、論じる必要のないことでもありますね。
その現象が発生したとして、レコード会社が、どのような対応を取りうるのかは、別問題ですが。
要は、リスナーの皆様が、意識的に、その傾向を助長し、牽制力とするかどうか。
しかし、それによって、対価を得るのは、難しいかもしれませんね。
ディマジオさんの話は、6924で6921に対してのレスの、「CDのオルタナティブ活動」の一変形ですね。
安全良品・産直を求めて、農産物食品の世界に生協やCSAが発生した如く、CDの世界でも、流通ルート変革の動きが出るのかどうなのか、ということですが、すでに、ノンパッケージへの変革著しいときに、パッケージの分野で、動きを生じるエネルギーが、消耗しないで存在しているかといえば、かなり疑わしいものと思います。
k さんのご指摘は、これも、BSEにたとえれば、わかりやすいですね。
日本の牛肉にBSEが発生したから、オーストラリア肉を販売している店に向う。これは、不買でなく、購買のシフトですね。
でも、牛肉の場合は、国産肉でも輸入肉でも、代替性があるのに対して、CDの場合は、邦楽と洋楽とは代替性がないという点が異なりますね。
洋楽ジャンルの一物二価の状態が継続していれば、消費者の代替選択性はありますが、すでにマーケットが、一物一価の状態にある場合には、買うか買わないか、の現象となり、パッケージソフトのマーケットは、総体的に縮小し、ノンパッケージに代替志向選択が向うということになりますね。
shima さんのご指摘は、的確なものだと思います。特定の会社なりアーティストについての不買現象を示唆することは、一種の陶片追放のようなもので、見せしめ行為て、トータルの日本の音楽業界の資産形成に何もならないことですし、実際のそのような示唆が、反対派のオピニオンリーダーによってなされたとしても、空振りに終るでしょう。
私も、リスナーとしては、そのレコード会社がどんなものでも、そのアーティストがどんな人でも、好きなものは好き、買いたいものは買いたい、その一言に尽きるのです。
itabashi さんのご指摘も、的を得たものと思います。一物二価の状態であるからこそ、そのうちの相対的に安いものに、より一層の廉価感を感じるものであるとするなら、販売側としては、あえて、自ら、一物一価の状態にして、墓穴を掘るようなことは、まずしないでしょう。


●6929 でも itabashi 104/06/07(Mon) 06:14:59削除
URL: http://

>>レコード会社に、高いCDは商売にならないけど、安いCDなら商売になると
>>思わせれば良いと思うんですけどね。

輸入権って言うのは、そもそも「安いCDなら買う」と消費者が言うから、
安いCDをなくしてしまえば、消費者は高いCDでも買ってくれるようになる。
という理屈の上で作られたものだと思います。
レコード会社は安いCDなら消費者はどんどん買うということは百も承知ではないですか?
それでは困るから(そういう商売はしたくないから)こその輸入権でしょ。


●6928 不買運動 shima 104/06/07(Mon) 04:53:51削除
URL: http://

はじめまして。

特定の会社だけを対象とした不買運動は全く意味がないと思います。
特定の会社以外のレコード会社を利するだけではないでしょうか。
その結果、CDの値段は高いまま維持されてしまいます。

そもそもなぜCDの値段が高いかというと、高いCDを購入する人が
いるからだと思います。それなら、高いCDを買わなければ良いだけの
話ではないでしょうか。

要するに、少しでも高いと思ったら購入を止め、適切な値段だと思ったら
積極的に購入すればよろしいかと思います。6921さんの仰られる通り、
音楽DVDの購入もいい案だと思います。

また、周りの人にamazon.comやamazon.co.jpの情報を教えて、
少しでも安く買えるルートを積極的に伝える手もありますね。
人間、同じものなら安い方を選択するはずです。

レコード会社に、高いCDは商売にならないけど、安いCDなら商売になると
思わせれば良いと思うんですけどね。


●6927 (無題) k 104/06/07(Mon) 03:28:27削除
URL: http://

割り込み失礼します。毎日のように読ませていただいておりました。

今回の不買運動と呼ばれるものは、笹山先生の想定にあるものとは異なるものとなるでしょう。
音楽ソフトの購入は、その対象が人によってバラバラです。また、今回不買に向かう消費者は、基本的には洋楽リスナーです。たとえばa社の製品を買わないという運動は、もともとa社の製品を買っていないことには意味を成しません。この不買運動は、これまでの不買運動のような形では成立しようがないのです。
実際には、日本盤ではなく輸入盤を選ぶ、購入する小売店をしっかりとした声明を出したところにする、といった対応になるでしょう。日本のレコード会社から見たら不買運動でありますが、消費者としては単に物流と利益の流れを見据えた消費行動となります。個々の作品の売れ行きの減少は目に見えないけれど、総額としては落ち込みが見えるというもの。小売店の選択については、まだ情報が不足しているところもありますが。
ただし、並行輸入盤が規制され始めたら、また別の展開をみせるかもしれません。


●6926 (無題) ディマジオ 104/06/07(Mon) 02:18:17削除
URL: http://

不買運動(現象)の話が出ていますが、今「買いたくない気持ち」は押さえようがありません。
しかしそれでは建設的ではないのは皆さんご指摘の通りでしょう。
この場合アーティストがメジャーから離れられるような運動(NPO設立など)の開始は稚拙で飛躍しすぎしょうか。
制作やプレスのバジェットはアーティスト持ちとなりますが、意思表示のためのポータルサイトへの登録や各販売店(AmazonやHMVやiTMSなど)での扱いは確約される「協同組合」のような物はどうかな、と思いました。
すべてのメジャーの拘束から解き放たれ(過去の物は仕方がないです)著作権の管理なども格安でさらに自由に行えるのです。結果として今までより実入りが多くなることもあり得ます。
レコード会社の宣伝に頼らずとも、リスナーに聴いてもらえればある程度売れるという自信があるアーティストにはいい話ではないのでしょうか(甘い、と言われればそれまでです)。
また、資金ですが、リスナー各自が「こんなCDいらない」と思うものを積極的に購入し、それをドネーション価格で支援団体が買い取り中古販売することで得ることはできないでしょうか。
全くの思いつきで法的且つ経済的な整合性はありませんが、自分がアーティストだったらこんな組織があれば即刻メジャーなんてやめてやる、という気持ちと、そんなアーティストがいて組織があったら応援したいという気持ちです。
要するに買わない騒ぎを大きくするより「これなら買う」という意思表示がしたいのです。


●6925 (無題) 旅烏 104/06/07(Mon) 00:46:46削除
URL: http://

なーんか、笹山先生の想定している「不買運動」ってのが、実際に起こりそうなそれとずれている気がするんですが、私だけでしょうか。

>企業は、規制がかかるものとかからないものとを、自らの経営上のポートフォリオで考えて、自らの裁量の元で、代替選択輸入の決定を下したのです。
>それを、けしからんと企業を責めることは出来ないはずです。

企業が自ら選んだから責めることが出来ないっつーのは、ちょっと理解しにくいのですが。
というか、いったいこの場合、誰が企業を責めることになるのかもよくわからないんですが。
今起こるかもしれないなーと話しているのは、企業を責めることではなく
消費者がそっぽを向くということではないですか?
どうも、組織的な運動という視点からばかり語られているような気がしてならないのですが。
「不買運動」というより「不買現象」といった方がしっくり来るかな、と思うのですが。

協会とレコード会社に資本的なつながりが無いから…というのも、なんか、無学な私には納得しづらいのですが。
レコード会社は、レコード協会の構成員でもあります。
協会の決定に、その構成員は何の責任も負わないというのは、アリなんですか?


個人的には、不買現象は一見わかりにくく、ゆっくりと侵攻していくのではないかなと思っています。
振り返ってみたら、今年はいつもの7割ほどしかCDを買っていなかったとか
気がつくと、国内盤ではなく並行輸入盤購入する割合が増えた、といった形で。


●6924 おやおや、たくさんのレスをいただきまして、ありがとうございます。 笹山登生 104/06/07(Mon) 00:15:52削除
URL: http://

EMANONさん。旅烏さん。noe さん。TeSa さん。itabashi さん、それに遅ればせながら高橋健太郎さん。
おやおや、出先から掲示板に書き込みして、数時間自動車に乗っている間に、だいぶ、レスが増えていましたね。
で、その間も、考えていたのですが、どうも、不買運動される企業側に立って考えてみると、今回の場合、企業側に、不買運動をされる瑕疵責任が、見当たらないのですね。これが。
ごく一般的にどのような場合、不買運動が起こっているのか、いくつかの例を挙げましょう。
ユニマット社製品不買運動−これは、沖縄の西表島の月が浜に、ユニマット社が、地元の反対にもかかわらず、生態系を破壊する恐れのあるリゾート施設を建てていることに対して、抗議の意味での不買運動ですね。
大塚製薬 不買運動-これは、非加熱血液製剤を大塚製薬も売った疑いがあるとの前提での不買運動ですね。
ヨドバシカメラ、ビックカメラ両社への不買運動−これは、例の廃家電横流し事件に対する不買運動ですね。
ベネトン不買運動−これは、ベネトン製品にRFIDタグをつけることに対しての抗議のための不買運動
アイスター不買運動−これは、例のハンセン病患者を系列ホテルが宿泊を拒否したことに抗議する本社製品不買運動です。
というようなことで、いずれも、明らかに、企業または、企業関連会社の社会的責任不履行が明確な事例に対する抗議の意味での不買運動の展開ですね。
ところが、ご提言のCD不買運動の理由として、どのようなものがあるのでしょうか。
まず、第一に、並行輸入品の廉価なものを輸入販売せず、高いものを輸入販売することへの抗議の意味での不買運動というものが考えられますね。
しかし、ちょっと待ってください。
企業は、規制がかかるものとかからないものとを、自らの経営上のポートフォリオで考えて、自らの裁量の元で、代替選択輸入の決定を下したのです。
それを、けしからんと企業を責めることは出来ないはずです。
第二に考えられることは、「日本レコード協会の会長が、過度のロビー活動をしたために、政策決定方向にバイアスが生じ、リスナーに不当な環境をもたらしたことに抗議する意味で、その会長の所属する会社の製品の不買運動にふみきる。」ということが、考えられますね。
上記のユニマット不買運動のケースにやや似ていますが、しかし、日本レコード協会と、不買運動対象会社とは、何の資本系列も、ないことが、ユニマットのケースとは違う点です。
同一人物だからといって、法人は違うわけですから、不買運動は、この場合、お門違いということになります。
もちろん、不買運動は、故意の煽動をしない限り合法的との判例もあるようですが、今夏の場合、その点やや、グレーゾーンのようにも思えます。
ひとつひとつ、私の考えを申し上げれば、
6917ですが、アーティストと、レコード会社の力関係を変え、くびきをはなつのは、アーティストの団結と主張によるしかないでしょう。不買運動は、二十の増すナスをアーティストに与えるはずです。ひいきの引き倒しとでも、いいましょうか。
6919ですが、不買運動が自然発生的なものであるにせよ、その運動をほのめかすこと自身が、脅威のスキームとなりかねませんので、「ご再考を」と、失礼ながら、申し上げました。また、謎工さんのことについては、6903の「コンサルタント的発想」をご覧ください。そこの後方支援グループのあり方と、関係があります。
6920は、まさに、前段私が言いましたと同じことを懸念されているわけで、今回の不買運動には、されるほうに、心当たりがないということです。
6921は、かなり実践的な方と、お見受けしました。指名買いという発想を拡大していけば、良品廉価CDの生協的存在をリスナーで作ってしまうか、または、フェアトレードの発想にもとずくCD版なんてのも、可能なんではないでしょうか。いわば、CDのオルタナティブ活動ですね。そのほうが不毛な不買運動よりも、よっぽど生産的のようにおもえますね。
6922は、やはり運動の正当性から言えば、6908でのべた 「ボイコットRIAA」敵活動をされるほうが、的を得ているように思えますね。あくまで正論での戦いです。
6923は、いいとこついていますね。そもそもレコード輸入権反対運動は、日本のリスナーの多様な選択しを求めるムーブメントなんでしょうから、不買運動で、高い並行輸入品に対して、購買の禁欲を促すこと自身、自己矛盾しているといえますね。



●6923 不買運動 itabashi 104/06/06(Sun) 21:43:01削除
URL: http://

日本の音楽を弱体化に向かわせるように法律を作ったのはレコード会社および小売店なのですから、
それらに打撃を与える趣旨の行動を起こすことに問題があるとは思えませんが。

タワーレコードとHMVについては「こんな法律を作られたら潰れてしまう」という
正常な危機感から反対されたわけですが、残念なことにその法律は
「作られてしまった」のですから不買運動とは全く関係なく潰れるでしょう。
不買運動を起こしてはいけない理由にはまったくなりません。

もちろん不買は個人の自由。だから不買したくない人はしなければ良いと思います。
しかし、不買したい人、不買を呼びかけたい人は勝手にすればいい。

目的は法の再改正で輸入権を速やかに廃止させること。
手段としては、商業用レコード一切の不買(特別な差異をもうけない)
期待される効果としては小売店の倒産、レコード会社の倒産などに至る大規模な不買により
法改正にいたる機運を高める。

べつに不買運動に100万人が参加しなくても、
商業用レコード数100万枚の売り上げ減なんて
一年で達成できます。

年間300枚買ってる人を5万人集めて、
年100枚だけ不買してください
と、呼びかければいいんですから。
何もぜんぶ我慢してくださいとまでいう必要もない。
買いたいCDは買えばいいんです。でも少しだけ我慢してもらう。
呼びかけの内容はそれだけです。

100万人は絶対無理でも5万人位なら賛同してくれる人もいるでしょう。


●6922 ボディーブローのように EMANON 104/06/06(Sun) 21:05:55削除
URL: http://

そうですね。確かに不買運動は選ぶべきではないかもしれません。
もしも大々的に不買運動を行えば、2005年度の決算時に、売上
減少の理由を、嬉々として不買運動に擦り付けることでしょう。

私にもいい案があるわけではありませんが、少しずつ、しかし確実に、
消費者を敵に回したツケを、何らかの形で彼ら(レコ協側)に
思い知らせる必要があると思います。


●6921 (無題) TeSa 104/06/06(Sun) 20:55:26 No.6914へのコメント 削除
URL: http://

示威行為としての不買は選ぶべきではないでしょう。
最大の問題は、リスナー側の分裂を招くことです。

CCCDの時も(ファンBBS等で)分裂はありましたが、
CCCDが余りにもリスナーの利益にならないために、
CCCD反対の声を無力化させるほどの対立には至りませんでした。

しかし不買運動においては、買い手の分裂は
目的のための手段自体を無力化させます。

示威行為をするとしたら、効果的なターゲットは
金額構成比1%未満のDVD-Audioソフトの指名買いでしょう。

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040525/riaj.htm

DVD-Audioソフトの多くはDVD-Video規格部分を持っており、
DVDビデオプレーヤーでも再生できますから、
再生環境だけ言えば、音楽ビデオ(DVD)並です。

しかし金額構成比は極端に低く、
同時に、RIAJのレコード生産実績統計では
「その他」分類に含まれ、
音楽CDとは独立して統計結果が出されます。

つまり、比較的誰でも聴けて、
かつ買ったことが容易に統計数値に表れる媒体です。

これほど効果的なターゲットは無いように思います。


●6920 CD不買運動について noe 104/06/06(Sun) 20:19:38削除
URL:

始めまして。
こちらのBBS、大変興味ぶかく読ませていただいております。
発言は始めてとなりますが、CD不買について一言だけ。

怒りの矛先がレコード会社に向けられるところまでは理解できますが、
個人アーティスト・作家・小売店が損害を被る必要が
どこにあるのか理解できません。
(笹山先生も仰るように、彼らの中にも
反対の意志表明をされている方は多くおられます)。

EMANONさんの発言にもあるように、
アーティストはレコード会社との契約期間満了まで
逃げ出すことができません。そんなこともあって、CD不買運動には
米軍の誤爆によって本来のターゲットではない民間人が死傷している
イラクの現状と通じるものを感じてしまうのです。


●6919 (無題) 旅烏 104/06/06(Sun) 20:12:00削除
URL: http://

ミュージシャンを人柱にすることがいけないことだというのは、よくわかるのですが。
「ご再考ください」というのが、いまひとつよくわかりません。
謎工さんのやろうとなさっていることは、不買運動とは直接は関係ないことですので謎工さん宛とは考えにくいですし。
小倉さんも、自分でなにか積極的にやっていこうというわけではないと明言されています。
小倉さんも指摘なさっていることですが、今回の「不買運動」というのは
誰かが「不買運動しようぜ!」と舵取りをするというよりも、
自然発生的に起こるものではないでしょうか。
笹山先生が、誰にあてて「ご再考ください」とおっしゃっているのか、いまひとつつかめないのですが。


追伸:EMANONさん、HNはカジシンからですか?
本題とはまったく関係なくて申し訳ないんですが(笑)


●6918 補足 EMANON 104/06/06(Sun) 19:52:15削除
URL: http://

原版権というものを自分で持っているアーティストならレコード会社から
逃げ出すこともできる。
しかし大半のアーティストはそれもできない。
鈴木あみは昔歌っていた自分の歌が歌えないのではなかったでしょうか?


●6917 音楽家と消費者とが連携する道は? EMANON 104/06/06(Sun) 19:49:34削除
URL: http://

たしかに、レコード会社に敵対するつもりが、実際に音楽を作り出す
アーティストや、歌い、演奏するプレイヤーと消費者との敵対関係に
繋がってしまってはまずいです。
その意味で、笹山先生の仰ることもわかるような気がします。

しかし、レコード会社にがんじがらめになっているアーティストをその
くびきから解き放ち、我々のほうに引き寄せるにはどうすればいいのでしょうか?

小倉先生の言葉を借りれば、改心するには、さざれ石が巌となって苔が
付着するほど長い年月が必要であるところのレコード業界のくびきから解き放つ
ためには?


●6916 「アーティスト1人を廃業に追い込めれば」とは、何のためのムーブメントなのでしょうか。 笹山登生 104/06/06(Sun) 19:33:17 No.6914へのコメント 削除
URL: http://

小倉さん。謎工さん。
納まらないお気持ちはわかりました。
でも、小倉さんの「アーティスト1人を廃業に追い込めれば」とのお言葉を聞いて、愕然としました。
昔、ある総理が、「貧乏人の一人や二人」という暴言を吐いて問題になりましたが、これまでのムーブメントはいったいなんだったのでしょう。
リスナーの権利を守るために、多少の目先の利害を捨てて、音楽家も一体となって結集したはずです。
それが、あの5月4日の熱気だったんだと思います。
もう少し、マクロに見れば、運命共同体のリスナーと音楽家が連携することで、日本において、多様の音楽資産がインフラとして享受できる、その他の著作権法のあり方を模索する旅だったのではないでしょか。
いかなる音楽家といえども、このムーブメントの人柱にすることは、いけないことなのです。
まさに、これでは、差別的レコード輸入権反対運動ではないですか。
どんなミュージシャンであっても、人柱を作ることが、日本の音楽界の資産を、長期的に食いつぶすことにつながってしまうのです。
どうぞ、ご再考ください。


●6915 不服従の遺産 EMANON 104/06/06(Sun) 18:58:32削除
URL: http://

相手が我々を、折角2,500円から3,000円という大枚を叩いてCDを
買う消費者を、パーフェクトクローンを手許において右から左に
CDを横流しにする「虞犯者」、いや、犯罪を犯すのだから「犯罪者」
と考え、何一つ消費者が喜ぶようなことをしようとしない輩である
以上、「相手が嫌がることをやる」というのはそれなりに説得力の
ある考え方ではないでしょうか?
相手になるべく金を渡すまい、と考えるのはあたりまえではないで
しょうか?

私が、笹山先生、小倉先生、高橋さん、謎工さんほどできた人間では
ないから、チャイルディッシュな考えになるのかもしれませんが。


●6914 不買運動 小倉秀夫 104/06/06(Sun) 18:43:17削除
URL: http://

 元々が組織化されていない反対運動ですから、不買運動をするなといってみたところで不買運動は起こるでしょう。特に、依田さんは、好んで大衆の怒りを買う役を引き受けたのだから、仕方がない面がありますね(私は、真の黒幕はAvexではないと思っていますが。)。まあ、やるならうまくやれということです。音楽CD全体とか、AvexのCD全体の不買運動なんてものは、呼びかけたって付き合いきれないという人が多いだろうというのは容易に予想できるので、ターゲットを効果的に絞れということです。
 示威活動としての効果は、レコード会社1社を倒産に追い込まなくとも、アーティスト1人を廃業に追い込めれば相当大きいわけですし。

 一応、誤解を避けるために付言すると、別に私が積極的に何かやろうということではないです(私は、レコード会社に対する抗議とは全く別の理由で、CCCDは購入していませんから、今更不買運動のしようがありませんし。)。


●6913 次に何をやって来るかわからない相手に対して、何が有効なのか。 謎工 104/06/06(Sun) 16:19:52削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/

結局、未だに結論は出ていない気がするのです。
しかし、審議会の進行がかくも杜撰なものであると言うことが明らかになった時、これからもずっと
同じような方法で著作権が拡大され、利用者の権利や自由が剥奪され続けることにはならないと言う
保障がどこにも無い。むしろ、利用者は自ら望んで権利者を敵視したい訳ではありません。しかし、
審議会や専門調査会に出席している権利者のほとんど全員があからさまに直接的ないし間接的を問わず
利用者を仇敵視し、経済的理由よりも権利に跪かせて悦に浸りたいが故に○○権・××権とたてつづけに
権利を要求しているが如き状況を、どうやって変えていけばいいのか。悠長なことを言っていられない
ほどに物事が早く流れて行く中で、音楽以外の分野では「あれは音楽特有の事情で、我々が権利を拡大
してもあのような反発が起きるはずがない」程度にしか今回の騒動を受け止めていないかも知れない。
降りられるなら降りたいけれど、結果に結びつかなかった以上は何も「次の道筋」を示さずにただ降りる
と言うのは、無責任の最たるものではないかと考え、一つの方法を提示しました。方法は同じでも、
もっと別のソフトなやり方もあるでしょう。ただ、それを上手くやる方法は、残念ながら思い付きません。

元より、結果がどうであったしろ今回の行動で自分が中心人物であったとは思いませんし、今後も運動を
率いるようなことは無いと考えています。ただ、組織立てずとも今回、重い十字架を背負うことになった
ひとりひとりが「知る」「見聞する」「考える」「発言する」ことを、背の十字架に促されるが如く
自発的に続けて行くことが今後、同じ過ちを繰り返さないために必要なことだと言う点に関しては、今後も
事あるごとに主張し続けて行きたいと考えています。

「国民の知的財産意識を向上させる」と言う点に関しては、今回の騒動を通じて具体的にどの程度かまでは
評しかねるものの、明らかに「意識向上」には繋がったと言えるはずです。皮肉なことに、政府がやろうと
している「知財立国」なる政策は、国民の知的財産意識が向上しない方がスムーズに進められそうなものが
ほとんどであろうと言う気がするのですが。


●6912 (投稿者削除)


●6911 不買運動について 高橋健太郎 104/06/06(Sun) 14:24:57削除
URL: http://www.ceres.dti.ne.jp/~donidoni/memorylab/

私は大手レコード会社、さらには大手レコード店からも一定の収入を得ている人間ですから、自身の経済的利益を考えても、不買運動に反対するのは当然、ということがありますが、それをおいても、不買運動の効力には疑問があります。
小倉さんも認めているように、レコード会社が脅威に感じるような不買運動を行うには、ターゲットを絞った不買運動が必要になるでしょう。ターゲットとなった特定のアーティストの売り上げが落ちれば、最も、その影響は認知されやすいかもしれませんが、しかし、そのためには、そのCDを買う気があったファンに対して、好きなアーティストであっても、あえて不買をするだけの動機づけを行わなければなりません。ファンがファンをやめるような言動なり、行動なりがアーティスト自身になければ、それは起こり得ないでしょう。輸入権と特別に関係のないアーティストの不買などを企てれば、かえって、ここまで冷静に進めてきた反対運動に対する信頼を失うことにもなります。
一方、レコード協会加盟の全社のCDを不買する、という広範な不買運動は、もともとCDの売り上げが下がり続けている中では、その効果は認知されにくいでしょう。認知されるほどの効果があれば、レコード会社は倒れますし、たぶん、その前にレコード店が倒れると思われます。
しかし、そのような弱体化が音楽業界の浄化につながるとは思い難いです。より海外資本に支配される構造に向かうと同時に、売れるCDだけをコンビニで売ればいい、というような業態にも向かうのではないでしょうか。
不買運動などということを口にしなくても、今回の法案がレコード会社と音楽ファンの間に作ってしまった溝は深く、より加速度的にレコード業界は破滅への道を歩んでいるように見えます。文化庁からさえも、アジアでの飛躍的市場拡大などという夢見事は、冷ややかな視線を浴びている。実は何の期待も持たれていないのを感じます。
だから、死を望むならば、ただ待っていればいい。しかし、変革を望むならば、そのための力を与えるべきところはどこか、ということを、音楽ファンはしっかり目を凝らして、見出す必要があるように思います。例えば、メジャーのレコード会社の中にも少なからずいる心あるA&Rに力を与えるために、彼らが手掛けている作品を買う、という方法もあるかもしれません。例えば、社の方針と闘ってCCCDを回避している作品を買うことも、そのひとつでしょう。
レコード協会の中にも、レコード会社の中にも様々なポリティクスがあります。音楽ファンの音楽的な判断がそれに好ましい影響を与えるという、非常にまどろっこしいかもしれませんが、しかし、最も根本的なところからもう一度、始めなければ、弱った老人に無用な対症療法ばかりを与えていくような状況は変わらないと思います。


●6910 (投稿者削除)


●6909 敵は誰かも不明確な不買運動では? 笹山登生 104/06/06(Sun) 14:05:05削除
URL:

不買運動の明確なターゲットは、誰なのですか。
私的企業なのですか。
それとも、私的企業の長がされている団体なのですか。
それとも、国策に対してなのですが。
これが明確にされないことには、この運動は、社会性をもち得ないことになります。
ムーブメントが正当性を持つためには、それなりの理論的根拠が必要なのではないでしょうか。
「文化審議会・コンテンツ専門調査会“見張り番”プロジェクト 」なるものがどのようなものか、判然としないのでありますが、いたずらに敵を多くして、今後の成果が上がるのだと思っていたら、ちょっと、問題ですね。
少なくとも、謎工さんは、このプロジェクトから、お手をお引きになることを、私は、お勧めいたします。


●6908 「ボイコットRIAA」の動き 笹山登生 104/06/06(Sun) 12:01:28 No.6907へのコメント 削除
URL: http://www.boycott-riaa.com/

小倉秀夫さま。
不買運動のターゲットを、私的企業にするのか、団体にするのかは、私と公の一致の大義名分が、そこに立ちうるのかということに尽きるのでしょうね。
効果はあっても、敵を間違えては、結果は、効果なきに等しくなります。
どうせなら、むしろアメリカの「ボイコットRIAA」(上記サイト)の動きに見習ったらよいのではないでしょうか。
これなら、国際的連携も、テーマによっては出来ると思います。
まあ、私としては、正直、あまり乗り気ではありません。
この「ボイコットRIAA」の大儀名分としては次のようなものがあります。
共通するものが多くありそうですね。

「ボイコットRIAAは、次のような趣旨から組織された。RIAAとメジャーラベルは、広範なロビー活動と、圧倒的なキャンペーンによって、政治家のミスリードを促し、市民に対し、うそを言うことによって、事実を誤り伝えるなど、わが文化や歴史的遺産を閉じ込めようとしている。著作権方の改正によっては、彼らの経営の拙劣さを糊塗する事は出来ない。 以下略」


●6907 不買運動 小倉秀夫 104/06/06(Sun) 11:41:34削除
URL: http://

ナショナリズムに燃えなくとも不買運動というのはうまくやれば企業等に圧力をかけることができます。もっとも、今回の著作権法改正運動は、普段政治に関心のない人々による、組織化されていないものであるために、効果的な不買運動がなされにくいという問題はあるでしょう(私ならば、放っておいても売上げが減少するもの(例えば、浜崎あゆみのCD等)を不買運動のターゲットにはしません。売上げが落ちた言い訳を与えてしまいますから。AvexのCDをターゲットにするなら、大塚愛あたりを狙います。

とはいえ、組織化されていない運動であるが故にAvex自体をターゲットにした不買運動はしめやかに行われるんだろうなという予測自体は十分可能なので、自分が関与しているアーティストのメジャーデビューに際しては、Avexはやめるようにとのサジェスチョンはしてあります。これは新たにアーティストを売り出そうという側からすると当然のことです。

あるいはAvexを苦しめるのは、しめやかな不買運動がもたらす、新人のAvex離れではないかという予測も成り立ちうるところです。


●6906 佐賀市議会議員相互ネットワーク 笹山登生 104/06/06(Sun) 11:31:39 No.6905へのコメント 削除
URL: http://j-expert.cn1.jp/wforum/wforum.cgi?no=4506&reno=no&oya=4506&mode=msgview&page=0

吉田さん。
ありがとうございました。
吉田さんのサイトにあるもの直リンさせていただきました。
これだと、直に見比べられますので、あしからず。
旅烏さん、いかがでしょうか。
国政レベルの問題でも、地方議会は、十分、そのご要望にこたえられるチャンネルは持っていると思います。
それにしても、全国で、議員全員がサイトを持っているような自治体は、まだないのでしょうか。
なお、6903でも書きましたが、http://banraidou.seesaa.net/article/193251.html で、吉田さんのご意見に対する反応がありました。


●6905 同一自治体議員相互のネットワーク 吉田つとむ(町田市議) 104/06/06(Sun) 11:20:30 No.6889へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/

 笹山さん こんにちは 6889に書かれていた、佐賀市議会議員のHPリンクのネットワークを調べました。旅烏さんも、お時間があります時に、眺めてください。地方議員には、どのような人材が存在しているか、ご理解いただけると思います。
 
 佐賀市議会議員のHP=日本一情報が解放された、同一市議会議員相互のネットワークです。最近は、選挙管理委員会のミスが原因で再選挙があったため、議員相互の政策議論が減少していますが、またいずれ活性化するでしょう。

 以下、佐賀市議会議員のHPを全部点検してみると、下記のようになりました。その氏名掲載順は順不同、私が気づいた議員HPの順番です。(もし、記載に間違いなどありましたら、ご指摘ください)

 氏名のあとの表示で、議員リンク● 掲示板●としているのは、同じ佐賀市議会議員のHPアドレスにリンクしているケースは、●としています。必ずしも、全員分がリンクされているとは限りません。掲示板としたのは、HP内に掲示板が設置さてれ、自由に書き込みができる状態のものをさしています。

本田耕一郎 議員リンク● 掲示板● 
http://www2.saganet.ne.jp/hondak/

福島 龍一 議員リンク● 掲示板●
http://www.ric-f.jp/  

千綿 正明 議員リンク● 掲示板●
http://chiwata1959.3.pro.tok2.com/

傍示 暢昭 議員リンク● 掲示板
http://www2.saganet.ne.jp/nkatami/

亀井 雄治 議員リンク● 掲示板●
http://www2.saganet.ne.jp/kame-san/

持永 安之 議員リンク  掲示板
http://www.bunbun.ne.jp/~yamo/

藤野 靖裕 議員リンク● 掲示板●
http://www.dpj-saga.jp/fujiyan/

山田  明 議員リンク  掲示板
http://www.bunbun.ne.jp/~s-komei/yamada/

井上 雅子 議員リンク  掲示板
http://www2.saganet.ne.jp/inoue-m/

西村 嘉宣 議員リンク  掲示板
http://www.kanaoi.net/

中本 正一 議員リンク  掲示板
http://www.bunbun.ne.jp/~s-komei/nakamoto/

岩尾 幸代 議員リンク  掲示板
http://www2.saganet.ne.jp/s-iwao/


●6904 複雑化するアメリカの国内BSE戦争 笹山登生 104/06/06(Sun) 11:08:31削除
URL: http://www.napanews.com/templates/index.cfm?template=story_full&id=871C7A2C-5D43-4F6B-944A-091128F7E5D4

ここにきて、アメリカの消費者グループと、生体牛生産グループとが結託して、USDAのルーズなBSE検査体制を非難し、さらに、ミートパッカー業者と対立するという、複雑な対決構図となってきた。
アメリカの消費者グループと結託するのは、R-CALF-United Stockgrowers of America という団体。
この団体は、法定闘争で、カナダからの輸入を差し止めた実績のあるグループである。
一方の消費者グループは、The Consumer Federation of America, Consumers Union そしてPublic Citizen の三団体。
これらが結託して、ブッシュ政権に対して、 the National Academy of Sciencesによる調査が終るまでは、カナダからの輸入再開は見送るべきだと主張している。
もっとも、アメリカ国内の生体牛生産業者は、カナダからの輸入ストップによって、かなりの高値の恩恵を受けており、一方、消費者団体は、アメリカ国内での牛肉消費が、BSE発生後も衰えていないという矛盾を、それぞれ抱えている。
そんな事情を知ってか、ミートパッカー業者団体であるthe American Meat Instituteは、「カナダの肉を安全でないといってる人は、自分の双子の妹が醜いといっているようなものだ。」と、揶揄している。
また、生産者側も、6年前、独立系でないミートパッカー業者と提携している業者団体であるthe National Cattleman's Beef Association と、独立系のR-CALF-United Stockgrowers of Americaとが、分かれていることも、微妙に、このカナダからの輸入再開問題の帰趨に影響している。
まさに、バトルロイヤル化して、アメリカ国内のBSE戦争ではある。



●6903 「コンサルタント的発想」 笹山登生 104/06/06(Sun) 08:48:59 No.6880へのコメント 削除
URL: http://www.moratorian.com/

昨日も取り上げた6878の「もらとり庵」さんの意見、これに対して6880で、高橋健太郎さんの間接的反応があったわけですが、それに対する、更なる反応ということで、上記サイトで、「コンサルタント的発想」という題でコラムを書かれています。
この方、どういうお立場の方かわかりませんが、なかなか、ポイントをつかれた書き方をされているので、興味を惹かれます。
で、音楽家と後方支援グループとの関係なんですが、これがセパレートした形のほうがいいのか、ヒエラルキーの元にあったほうがいいかということなんですが、この問題は、やや形骸化しつつある代議制と、行政とNPOをつうじた政策要請市民とのダイレクトな関係構築との相克、という問題に突き当たるような感じがしています。
既存の代議制の元では、当然、住民・市民の要求は、政党・議員を通じて、行政に対し代弁をという、代議制が形骸化しないための願いがあるのだろうし、一方、行政側からすれば、NPO回路側のチャンネルが強まりすぎることで、既存の代議制チャンネル側の反発が強まり、ハザードが出来ることを嫌がるでしょう。
そこで、双方、ウィン・ウィン ゲームとなるには、どうしたらいいのかという問題になります。
「もらとり庵」さんの意見も、このへんの力関係の微妙さを適格に捉えているように思えます。
「もらとり庵」さんのいわれる、「知らないところで勝手に決めるな」との反発は、単に、行政に対するものにとどまらず、NPO内部にヒエラルキーが出来ることからも生じえます。
先にも紹介した諫早問題の過程において、山下弘文さんが孤立したのも、このNGOの中にも、一人の英雄が生まれたことによる相克の結果でした。
私は、「もらとり庵」のいわれる「ロビー活動の実行部隊」と「パブリックな活動をする人たち」との直接的な連携の弊害を避けるには、この両者の間に何らかのバッファーゾーンが必要な気がしています。
それが、コンサルタント的というか、アドボケートプランナー的というか、要するに、NPO OF NPO --NPOのなかのNPO−−的存在なのだと思います。
イギリスのグランドワークは、このNPOのNPO的存在であり、決して行政に対しても住民に対しても攻撃的でなく、成果志向型の存在です。
その意味では、このレコード輸入権問題の今後に関して言えば、NPOが多岐的・有機的に分化した形での再出発という形が望ましい感じがします。
なお、吉田さんの提起された地方議員と国政レベルの問題について、再認識されたかたの発現が http://banraidou.seesaa.net/article/193251.html に出ています。
この視点も、新しい発見でしょう。
また、「文化審議会・コンテンツ専門調査会“見張り番”プロジェクト 」なるものも、発足するようですが、このような攻撃的な視点を継続したままでいることが、ウィン・ウィンゲームにつながるのかどうか、私としては、疑問に思っています。
なぜなら、成果主義にたった政策要求の実が、今度こそ問われているからです。


●6902 (投稿者削除)


●6901 「政も祭も終わらない」 笹山登生 104/06/05(Sat) 19:58:07削除
URL: http://blog.livedoor.jp/mekihigon/archives/803743.html

上記サイトでも、リンクしていただいております。
光栄です。


●6900 こちらも、リンクいただいております。 笹山登生 104/06/05(Sat) 19:50:58削除
URL: http://pararel-key.uraroji.com/html/p5.php

上記サイトです。


●6899 ちょっと、違った考えをする世界ですので。 笹山登生 104/06/05(Sat) 19:23:16 No.6897へのコメント 削除
URL:

旅烏さん。
ちょっと、違った考えをする世界ですので、咀嚼するにはアレルギーでしょうが。
今後とも、お付き合いください。


●6898 リンクいただいております。 笹山登生 104/06/05(Sat) 19:17:31削除
URL: http://d.hatena.ne.jp/hatecha/20040605

上記サイトです。


●6897 (無題) 旅烏 104/06/05(Sat) 18:40:17削除
URL: http://

笹山先生、吉田先生、ご返答いただきましてありがとうございます。
自分の中で租借するまでに、若干時間がかかりそうなんですが(笑)、また違った見方が出来るような予感がしております。
遅くなりましたが、御礼申し上げます。


●6896 高橋健太郎さんが昨日の出来事を書いておられますね。 笹山登生 104/06/05(Sat) 17:15:53削除
URL: http://blog.livedoor.jp/memorylab/archives/2004-06.html

上記サイトです。
「窓口は開きました。すべてはこれから」という文のところが、朝のようにすがすがしく感じられました。


●6895 (投稿者削除)


●6894 アメリカの危険部位管理は、まだ、なんでもありの世界のようですね。 笹山登生 104/06/05(Sat) 17:08:45 No.6892へのコメント 削除
URL: http://www.aamp.com/foodsafety/documents/RemovedBones3.pdf

まりちゃんさん。
上記サイトは、伝統的なカットをしたTボーンなどの肉の写真ですが、ここから、危険部位を除くと、写真の線のような切り方をしなければならないということのようです。
こうなると、伝統的なカットそれ自体を変えなければならないということになりますね。


●6893 こちらに、こんなリンクが。 笹山登生 104/06/05(Sat) 16:54:13削除
URL: http://www.tctv.ne.jp/mahocast/kotoriharuno/kotoridiary/index.html

上記ですが、あれ、聞きかじりさんとも、お知り合いなのかな?


●6892 BSEのニュースをいくつか まりちゃん 104/06/05(Sat) 15:25:21削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040604-00000266-kyodo-soci

BSEは本当に精肉の問題ばかりがメディアに取り上げられていましたが、より危険部位が混入しやすい牛骨エキスや牛骨油がどこで使用されているか、全然報道されなかったところでこのニュースです。

★800トン以上回収できず 危険部位混入恐れの加工品
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040604-00000266-kyodo-soci

牛丼の牛肉も話題にされましたが、「たれに危険部位を含むものを使用しているかいないか」も確認、報道されるべきだと思うのですが。

ところで、消費済みの米国牛の脳31kgは何に使用されたんでしょう。そのままお好きな方がステーキにしたのか、それとも加工品として風味upのために使用され、大量の食品に入ったのか。
今は本当に、食品の中に何が入っているかわかりません。納豆のタレやおせんべいにゼラチン、キムチにビーフエキス、なんでもありですし、揚げ油には牛骨油もあるし、時折「豆腐」の消泡剤にも関連が入ってますね。
http://www.google.com/search?q=cache:FD2gLEbTjIcJ:www.mhlw.go.jp/shingi/2004/01/s0113-5.html+%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%80%80%E5%8D%B1%E9%99%BA%E9%83%A8%E4%BD%8D%E3%80%80%E6%B7%B7%E5%85%A5&hl=ja
まぁ、精製度が高いものは「ちゃんと処理」されていれば問題ないんでしょうけど。まぁ、こんなニュースもあるわけです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040531-00000032-san-soci

その他のニュース
★肉骨粉禁止以後に感染した2頭の牛についてはいまだに感染源不明
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040604&j=0044&k=200406041749
★食用脂身のペットフードへの利用可能−プリオン病小委員会−
http://www.nissyoku.co.jp/
食料・農業農村政策審議会消費・安全分科会プリオン病小委員会は3日、第二回会合を開き、国産の牛からとれた食用脂身のペットフードの原料にすることを了承した。ペットフードは飼料安全法の対象外となっていることから2001年10月の通知で指導。肉骨粉、獣脂カスなどの使用や販売の停止を要請していたが、ペットに食用肉や脂身が給与され、食用脂身をレンダリング(高熱高圧処理)されたものであっても利用可能であるという考えもあって市場が若干混乱していた。小委員会はペットフードとして家畜用の飼料のラインから離れていることなどを条件に認めた。(6月3日17:38)
プリオン病小委員会のプレスリリース
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20040603press_4.htm


●6891 以下のサイトに、私の6842の発言について、掲示板がリンクされています。 笹山登生 104/06/05(Sat) 14:16:44削除
URL: http://banraidou.seesaa.net/

http://banraidou.seesaa.net/
http://www.outdex.net/diary/
http://blog.livedoor.jp/dawn_label/archives/808264.html
http://d.hatena.ne.jp/face_urbansoul/20040605
http://d.hatena.ne.jp/k_turner/
http://www.motocompo.com/geo_bbs/geo.cgi?page=0
http://magick.s24.xrea.com/index_j.html
http://tami606.jugem.cc/?month=200406



●6890 イギリスのFSA(Food Standards Agency)が、ずさんなBSEサーベイランスプログラムの調査を命じる 笹山登生 104/06/05(Sat) 13:32:51削除
URL: http://www.foodstandards.gov.uk/

イギリスのFSA(Food Standards Agency)は、6月5日、5頭の病気や怪我の牛が、BSE検査なしに、食物連鎖系に紛れ込んだことに対し、調査をするよう命じた。
しかし、BSEサーベイランスプログラムを監督しているThe Meat Hygiene Serviceによれば、2003年1月以来、同様に、200頭の病傷害の牛が、BSE検査をすり抜けているものとしている。
これらの牛は、いずれも、危険部位は除いてあり、生後30ヶ月未満であるところから、FSAは、危険性は、ごく少ないとしている。
しかし、FSAのJohn Krebs氏によれば、「危険性は少ないにしても、これらのミスは、受け入れられがたいものだ。」と、いっている。
the Consumers’ Association のアドバイザーであるSue Davies氏は、「FSAは、危険性は少ないといっているが、これらの検査をすり抜けた牛は、いずれも、検査を受ける必要がある、危険性を持った牛であった所から、危険性のある範疇に入るものであったと考えられる。人間のvCJD野発生予測が、当初見込まれるよりも高い確率であることがわかった現在であるにもかかわらず、the Department for Environment, Food and Rural Affairs and the Meat Hygiene Service は、BSEの効果的なコントロールが出来るまでにいたっていない。」といっている。


●6889 なんでかなとおもったら。 笹山登生 104/06/05(Sat) 12:40:41削除
URL: http://xtc.bz/

あれ。
なんでかなとおもったら、この掲示板の記事、私もリンクしている『音楽配信』さんにリンクされてたんですね。
津田さんの例の「ググる」の本、近くの本屋さんにも、ならんでいましたね。
Googleさんも、4月29日、米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)を申請したということで、意気が上がっているようです。
それでも、株式時価総額は200億ドル(約2兆2000億円)と、日本のyahoo 3兆1664億円 以下とのこと。
あらためて、yahooのガリバーぶりに驚かされる。
この笹山のサイトも、近々、Google Adsense モードになる予定です。


●6888 都道府県別地方議会会議録検索サイト  笹山登生 104/06/05(Sat) 11:39:54 No.6886へのコメント 削除
URL: http://www.asahi-net.or.jp/~gb4k-ktr/localgov.htm

吉田さん。
6886で、吉田さんの言われた「佐賀市議会のネット議員』というのを探しているうちに、上記のようなサイトを見つけました。
肝心の佐賀市議会の分は、訪ねあぐねたのですが。
吉田さんのサイトに、http://j-expert.com/ike/017.html がありました。
議会中継のノウハウの交換をされたようですね。


●6887 上記サイトに私の掲示板がリンクされております。 笹山登生 104/06/05(Sat) 11:24:38削除
URL: http://yotablogue.jugem.cc/?eid=179

光栄なことです。


●6886 自由時間が取りにくい方へ(ネット掲示板での議論) 吉田つとむ(町田市議) 104/06/05(Sat) 11:21:22 No.6866へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/

 旅烏さんの問題提起形式では、次のものもありましたので、お答えていたします。

●6866 (無題) 旅烏 104/06/04(Fri) 11:39:47 No.6855へのコメント この二つのご提案は、有意義なものだと思います。

ここから先は私のわがままみたいなものなのですが。
その他にも、何かこうするべきだと言うようなご提案はございませんか?
朝家を出て仕事から戻ると夜の10時過ぎ、風呂に入りメシを食べると残された時間は2時間ほどといった
ごく一般的な社会人も、その限られた時間内で奮闘すればできるようなご提案はございませんか?

● 吉田つとむ
 確かに、一般の方が政治の議論の中に登場することは、時間的に厳しいことです。そこで、今ではネット上の議論が存在します。国政ではまだまだですが、先進的な地方議会では、複数の議員がHP掲示板を持ち、意見の相互交流を行っているケースがあります。(最先端は、佐賀市議会のネット議員)

 そこまでいかなくとも、地方議員は幅広い情報網で、HP掲示板に入ってきた質問には、それぞれにお答えする体制をとろうとしています。いくらかの無駄をご理解いただいた上で、政治家のHP掲示板にお越しください。この笹山ボードほどのレベルと頻度はありませんが、それぞれの政治家は情報受信も待っています。そうして照会があってこそ、政治家ネットの議論も高まっていくものと思います。

 ヤフーやグーグルの検索やその他の方法で、政治家サイトは容易に検索できます。くれぐれも、情報発信だけでなく、情報の受信も求めているサイトを重視してください。


●6885 ますやまさん。この問題の蒸し返しは、生産的でないと思うんですけど。 笹山登生 104/06/05(Sat) 09:38:07 No.6879へのコメント 削除
URL: http://www.mext.go.jp/b_menu/koukai/main_b16.htm

過日の委員会で、文化庁の答弁があったのですから、これ以後の追及をされたい場合には、直に、文化庁への情報開示請求にゆだねてくださいね。
開示請求の仕方は、上記サイトのとおりです。


●6884 (投稿者削除)


●6883 ホロニックな要望が載れるようなプラットフォームが必要 笹山登生 104/06/05(Sat) 08:56:58 No.6880へのコメント 削除
URL:

高橋さん。
確かに、音楽家というのは、仕事をする上では、コラボ的組織体が必要としても、この種の業界要望というのには、そもそも、なじまない職種なんですね。
業界団体などという、おどろおどろしい組織体を形成するには、不向きの業種といえます。
ですから、要望を受け入れる側も、「集まり、散じて」の出入り自由なプラットフォームを、工夫して、作っておく必要があると思います。
あるいは、その間に、NPO的なもので結構ですので、アドボケートプランナーのミュージシャン版的な、任意のものがあって、バーチャル名サイト運営の下で、ネットワークだけは存在させるというやり方でもよろしいかと思います。
これに似た事例は、その他のNPOにも、いくつかあるようです。


●6882 (投稿者削除)


●6881 政治家・政党スタッフへのアプローチが基本です 吉田つとむ(町田市議) 104/06/05(Sat) 07:46:24 No.6866へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/

 旅烏さんの質問で、下記の部分にお答えいたします。

●6866 (無題) 旅烏 104/06/04(Fri) 11:39:47 No.6855へのコメント 削除
URL: http://

吉田先生からは、6861番の発言において、審議する委員会の委員(委員長含む)や、国会対策委員(委員長含む)にアプローチを取るべきだという書き込みがなされました。
これが、今後こうするべきであるとの提案だと受け取りましたが、これでよろしいでしょうか。

● 吉田 つとむ
お問いかけの通りです。ただし、私がご提案いたしたのは、それらの人物に直に話すのでなく、アプローチする人の地元国会議員とその秘書(与野党を問わず)、及び政党の事務局員がその対象としました。再度申し上げますが、大半の国会議員は挨拶周りなどで多忙です。そこで、政治家本人でなく、そのスタッフにアプローチする内容を説明するのが適切かと思っています。そうすれば、そのスタッフは、地元代議士と面会の手はずをとることになりますし、地元の代議士は自分で動くか、その趣旨にふさわしい政治家を紹介するでしょう。
もっと適切な方法は、アプローチする人が地元の地方議員に話すことです。その地方議員は、地元の政治家に話を取り次ぐべきもっとも太いパイプを持っています。
また、笹山さんがおっしゃるように、キーマンはその時々で違ってくるケースがありますが、情報収集の面などでも意外な力を発揮することがあります。


●6880 6878について言わせていただければ 高橋健太郎 104/06/05(Sat) 01:16:02削除
URL: http://www.ceres.dti.ne.jp/~donidoni/memorylab/

音楽メディア関係者は音楽メディア関係者であり、ひとつの業種の人間の集団です。
ミュージック・ペンクラブという私も所属している団体がありますが、今回はその動きが鈍かったので、その前に私達有志が音楽メディア関係者全般に声をかけて、反対声明を出したのでした。
ですから、私達に関していえば、消費者、あるいは音楽ファンを代表していると考えるべきではないです。非常に遅れて反対を唱え出した、いちグループに過ぎません。
それ以前から反対運動をしている方々は他にもたくさんいらっしゃいました。違う業種のグループもいました。私達はただ単に、メディア関係者ゆえに、非常にラウドだったというだけです。
今後の行政側との話し合いについても、いろんなチャンネルが開かれることが重要でしょう。私達には私達のアイデアがあり、それを少しづつ進めていくだけです。
たまたまた、今日はこの掲示板で、ひとつきっかけを作っていただくことになりましたが、それ以前に文化庁へのコンタクトはしていましたし、運用の細則作りを求める多方面の人々との連携も進めつつあります。
6878の「実行部隊」というのは、ひとつの組織的運動があってならば分からない表現でもないですが、今回はそもそも、そういうものはなかった。その限界もあったかもしれないが、それゆえの新しさもあったのではないかと思います。
今後についても、一元化されないことの方を私個人は望んでいます。


●6879 (無題) ますやま 104/06/05(Sat) 00:40:15 No.6867へのコメント 削除
URL: http://

文化庁審議官兼知的財産戦略推進事務局次長の森口様

オープンな文化庁の職員として、浜崎あゆみのコンサートに招待された件について、率直な回答をお願いします。
今回の「著作権法の一部を改正する法律案」において創設が決せられたいわゆる「レコード輸入権」の創設を要望していた社団法人日本レコード協会会長の職にある依田巽氏から同コンサートに招待された経緯、及び、その代金の支払いの方法及び時期、並びに、コンサート後の行動につき、自ら明らかにして頂くことを希望致します。


●6878 「結果につなげるやり方はひとつじゃない」とのコメント 笹山登生 104/06/05(Sat) 00:08:52削除
URL: http://www.moratorian.com/

上記「ふたみ りょう」さんという方の、「もらとり庵」という名のサイトの標題だが、
「立法側があの状態でひとまずの結論を見てしまった今、行政側から伸びてきた手を断ち切らせないためにも並行してロビー活動は進めるべきだろう。ただ、その実行部隊と今回矢面に立った音楽関係者たちとは一線を画する必要があるのではないだろうか。そういう「うまいやりかた」でないと前に進めないところまで追いつめられていることは多分みんなが感じている。」
とのコメントで、私のこの掲示板にリンクがされている。


●6877 こんな場合 笹山登生 104/06/04(Fri) 20:46:17 No.6876へのコメント 削除
URL:

高橋さん。
ハブリック・オピニオン課なんて窓口が、あるといいですね。
フィードバックをどうするかが、問題でしょうけれども。
政治家が陳情団つれてって省内を闊歩する、という構図は古くなったようです。


●6876 付記 高橋健太郎 104/06/04(Fri) 20:25:15削除
URL: http://www.ceres.dti.ne.jp/~donidoni/memorylab/

文化庁には今日の午前中、公開質問書の窓口であった俵氏にメールでコンタクト差し上げていましたが、その直後に、森口審議官の書きこみがありましたので、先にご挨拶を差し上げてきました。


●6875 まずは、一歩前進ですね。 笹山登生 104/06/04(Fri) 20:07:00 No.6854へのコメント 削除
URL:

高橋健太郎さん。
それは、よかったですね。
長い目で見た成果を期待します。


●6874 ご報告 高橋健太郎 104/06/04(Fri) 19:58:40削除
URL: http://www.ceres.dti.ne.jp/~donidoni/memorylab/

文化庁の森口審議官とは書きこみの30分後にはお電話を差し上げ、今日の午後にお会いしました。
とりあえず、そのご報告まで。
皆様のアドバイスも受けとめております。ありがとうございます。


●6873 コミュニケーション型行政への模索 笹山登生 104/06/04(Fri) 19:33:34 No.6872へのコメント 削除
URL: http://www.bunka.go.jp/1aramasi/main.asp%7B0fl=show&id=1000001112&clc=1000000001&cmc=1000000025&cli=1000001108&cmi=1000001110%7B9.html

旅烏さん。
http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_25.htm にも書きましたように、コミュニケーション型行政のツールとしてはいろいろなスキームが考えられているんですが、今回のパブリックコメントも、そのツールの一つですね。
しかし、今回の一件にも見られましたように、このスキームには、限界があることは事実です。
また、地方自治でのコミュニケーション型行政実現には、別のツールが必要かも知れません。
私は、コラボレーション型の市民・行政協働スキームというものを考えているのです。
たとえば、市民が、自分の理想とする地域のプレイスポットを作りたいが、その住民の意図を具体的に設計図に落として、行政にプレゼンテーションすることが、両者の意図の差を大きく縮めることになる場合があります。
そのような場合、行政と、住民との間に立って、住民の意図を具現化する技術を持った媒介者が必要になってくるということです。
これを、6839で言いましたように、アドボケートプランニング−行政サイドと住民サイドの間に立ったへ計画支援−と、言います。
今回、まさに、レコード輸入権問題においても、音楽家と弁護士などの異業種の方が、プラットフォームを作り、コラボレーションの形で、付帯決議などを作ったのも、一種のアドボケートプランニングであったといえます。
ですから、そのためにも、このコラボで出来上がった案が、行政側に正しく伝わるイタコ?のような存在が必要になるというわけです。
おっしゃるバーチャルな世界でのプラットフォーム作りや、コラボづくり、アドボケートプランニング作成も、可能のような気がしています。
ただし、この場合は、リナックス型で、報酬無償が原則でしょう。


●6872 (無題) 旅烏 104/06/04(Fri) 19:05:43 No.6871へのコメント 削除
URL: http://

レスをいただきまして、ありがとうございます。
これは例えばの話なんですが
官庁なり議員なり裏方さんなりに相談するべく、一日の終わり、就寝前に死力を振り絞ってメールしたとして
送ったメールの内容、来た返事の内容、そのやり取りを積極的にネットで公開していったとしたら
それはテーブルとして機能するとお考えでしょうか。
これがテーブルとして機能し得るのなら、大きなことだと思うので。

もうひとつ、できれば(笹山先生に限らず、誰かご存知の方に)お伺いしたいことがあるのですが
私、無学の若造なもので、この掲示板に書き込みされた文化庁審議官の森口さんが
どのような地位にいて、どのような仕事をする方なのか存じ上げません。
「大体、審議官ってなに?」というテイタラクでございます。
どなた様か、無学な私にもわかるようにご教授いただけないでしょうか。


●6871 旅烏さん。レス遅れました。 笹山登生 104/06/04(Fri) 18:50:22 No.6866へのコメント 削除
URL:

すみません。
官庁にしても、議会にしても、『だれだれの紹介がなければ、駄目』などという閉鎖的なとこでは、もはやありません。
6867.6869のように、情報交換・意見交換のできるテーブルの場を、むしろ、官庁側は、積極的に求めています。
吉田さんの言われるように、議会関係では、議員の裏方さんと、日ごろからコンタクトを取り、いざという場合に備えておいたほうがよいかも知れません。
しかし、これとても、キーマンがいつも同じとは限りませんので、本当に聞いてもらいたいことがあれば、事務所は、それを拒否することはないでしょう。


●6870 アメリカ農務省がようやく、生体牛の個体認識票の整備に乗り出す。 笹山登生 104/06/04(Fri) 18:29:08削除
URL: http://www.cnn.com/2004/TECH/science/05/24/animalidentification/

アメリカ農務省は、千八百八十万ドルの予算で、生体牛の個体認識票の整備に乗り出すもので、完成の暁には、BSE発生から48時間以内で、関係牛群の所在を突き止めることができるとされている。
また、生体牛のデータベースには、個体の牛の健康情報・ワクチン接種の履歴・血統などの情報が含まれているという。
個体認識技術としては、RFIDタグが有力視されているが、そのほか、網膜認証(Retinal Scan) DNAトラッキング なども考えられているという。
USDAは、いまのところ、技術的には、白紙の状態とは言うが、RFIDタグは、と畜後のトレースが出来にくく、また、国境を超えた場合の互換性がないこと、農場段階での取り外しや付け替えの恐れがあること、などの欠点もあるという。
このUSDAの個体認識は、将来、牛にとどまらず、羊、野牛、ラマ、アルパカ、豚、11種類の魚にまで採用されるのではないかとされる。
なお、この記事の中には、日本での優秀事例として、消費者が肉のパッケージにスキャナーを当てれば、生産履歴がわかるようになっていると、紹介している。


●6869 文化庁と音楽家との皆様の話し合いのテーブルが出来ました。 笹山登生 104/06/04(Fri) 17:34:59削除
URL:

6867で、文化庁の森口審議官より、「話し合いの場設定 ウェルカム」のレスが参りました。
音楽家の皆様、弁護士の皆様、関連業界の皆様、どうぞ、森口審議官に直にアポイントをとってください。
そして、これから、前向きのテーブルを、一緒に作ってください。

なお、巨大掲示板で、「笹山の掲示板に森口審議官が書き込むはずはない。これは,"釣り"だ。」との発言がありましたが、アクセス履歴からして、この書き込みは、文化庁からの発信であることが、当方で確認されています。
ご安心ください。


●6868 (投稿者削除)


●6867 文化庁審議官の森口です 森口泰孝 104/06/04(Fri) 12:27:06 No.6860へのコメント 削除
URL: http://

文化庁はいつでもオープンです。
話し合いの場の設定大歓迎です。文化庁に来られるのも結構です。
いろいろな御意見をお持ちの方の会合に参加することも喜んでいたします。
公開の場での議論が大事だと思います。


●6866 (無題) 旅烏 104/06/04(Fri) 11:39:47 No.6855へのコメント 削除
URL: http://

おはようございます。
せっかくレスをいただいてあれなんですが、件の書き込みは笹山先生にではなく、吉田先生宛に書いたものです。
私が書き込みをした段階で笹山先生は、高橋さんに「文化庁に政治家、政党を介することなく接触してはどうか。新たなテーブルが作れるかもしれない」と
今後このようにするべきであるというご提案をなさっておりましたので。
吉田先生からは、6861番の発言において、審議する委員会の委員(委員長含む)や、国会対策委員(委員長含む)にアプローチを取るべきだという書き込みがなされました。
これが、今後こうするべきであるとの提案だと受け取りましたが、これでよろしいでしょうか。
この二つのご提案は、有意義なものだと思います。

いや、有意義だとは思いますが。
ここから先は私のわがままみたいなものなのですが。
その他にも、何かこうするべきだと言うようなご提案はございませんか?
朝家を出て仕事から戻ると夜の10時過ぎ、風呂に入りメシを食べると残された時間は2時間ほどといった
ごく一般的な社会人も、その限られた時間内で奮闘すればできるようなご提案はございませんか?


●6865 「その要請内容を説明することと、その実現に関して助言を求めること」 笹山登生 104/06/04(Fri) 10:13:41 No.6864へのコメント 削除
URL:

吉田さん。
まさに、そのようなことであれば、聞く耳を持たない事務所というものは、ないのではないでしょうか。
実務的なアドバイスありがとうございました。
地方議会は、政党色があまりないということで、陳情する側としては、かなりやりやすい面があるかも知れませんね。
国の議会も、だんだん、そのようになってきたようです。
こんなことをいいますと、また、問題になるかもしれませんが、議員の嫉妬心なり警戒心を呼び起こさない陳情形態というものが、ベースとして、必要なような気がします。
政策実現に向かって、あえて障害を作らないという意味ですが。


●6864 政党・政治家へのアプローチについて 吉田つとむ(町田市議) 104/06/04(Fri) 10:03:20 No.6861へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/

 おはようございます。笹山さん ご覧のように笹山さんへのレスとしていますが、この間のレコード輸入権問題にかかわった方々へのレスのつもりです。

 外部から、政府提出法案に対する反対・修正の行動を起こす場合、一般に与党(議員)へのアプローチは欠かせません。一般に、政党や審議する委員会の議員に要請文を送るか、議員会館めぐりをするのが通常と思います。あわせて、メディア的に人気がある議員に、アクションを起こしてもらおうとすることもあると思います。
 きわどい課題の問題においては、これらの手法が成功するためしはほとんどないものと理解してください。地方議会の場合は「行政の長と議会会派の与野党関係が明確でない」ため、会派や委員会の所属議員に要請行動を行うか、その文書を送付する手法で済む場合もありますが、それでもそうしたアプローチでは、要請内容の実現は困難な場合が大半です。
 
 外部からのアプローチで、その要請内容を実現しようと考えるなら、審議する委員会の委員(長)、国会対策委員(長)とコンタクトを取れるルートを開発することです。もっとも常用的なルートは、アプローチをかける人の地元の政治家(代議士や、参議院議員)に、その要請内容を説明することと、その実現に関して助言を求めることです。地元の政治家は、有権者からアドバイスを求められて拒否をすることは、まずありません。この手法は、与野党を問わずにどの議員にも適用するやり方です。さらにベターな事例は、自分をメディアにことさら売り込む必要のなく、他の党の議員にこっそり働きかけができるタイプの議員であることが理想です。

 他に、政党職員、議員秘書に相談するルートを持っているべきです。衆議院選挙で小選挙区制度が導入さて、与野党を問わず、代議士は挨拶周りでこまめな活動を強いられており、極めて多忙です。難しい内容を持った法案に首を突っ込むなど、自分の利害関係によほどのことがないかぎり乗ってこないものと考えるべきです。そうした上で、議員の政策立案や判断に重要な影響を与える、政党職員、議員秘書とパイプを持っていることは、要請行動の実現にとって、欠かすことができない課題と考えます。これが、笹山さんがおっしゃる「インフォームドコンセントなりセカンドオピニオン」とされるものに相当すると考えます。


●6863 不買という脅迫システムの構築は不毛 笹山登生 104/06/04(Fri) 09:47:41 No.6862へのコメント 削除
URL:

小倉さん。
古来、不買運動なるものが、一部のナショナリズムにもとづく民族的不買運動を除いて、効をなさないのは、そもそも、不買運動が、実質的なマーケット支配を狙うものでなく、企業側に対する脅迫システムを構築することに狙いがあるからなのですよね。
まさに、ボールディングのいう「愛と恐怖の経済」の一変形というわけです。
リスナーは、不買という脅迫システムを手にはしていますが、デ・ファクトな動きに対しては、行使できないのではないでしょうか。
私が、小倉さんと初めてお会いしたときに申し上げましたように、このレコード輸入権の問題は、あくまで、正論で押していくべき筋合いの問題だと思っております。


●6862 言うはやすし 小倉秀夫 104/06/04(Fri) 09:12:36削除
URL: http://

笹山さんへ

文化庁と音楽家の対立など、全く期待していませんし、予想もしていません。

鍵は、欧米メジャーとその子会社とは、実際には1つの企業体として全世界的な営業政策を立てているということと、現時点では、不買運動の矛先は主にAvexに向かっているが、何かのきっかけで欧米メジャーとその日本子会社に向かう可能性を秘めており、その鍵が何であるのかを少なくとも日本子会社が本社に報告している可能性は十分にあるということです。
(あと、盛田JrがSMEからソニー本社に移ったということも大きかったりしますね。)


●6861 革命主義者の政治綱領でない、マニフェスト 笹山登生 104/06/04(Fri) 07:48:50 No.6854へのコメント 削除
URL:

吉田さん。
おっしゃるように、マニフェストが、単なる革命主義者の政治綱領のような硬直的なもの終わりかねない要素を持っていますね。
政策実現の成果を出すためには、敵対関係を構築してしまうことで、その実現が、大きく遠のくことがあることは、よくあることです。
6858でも言いましたように、インフォームドコンセントなりセカンドオピニオンを用意した、職人的政策実現技術が用意されなければ、政策実現運動の名とは程遠い、不毛の運動の挫折が続くことになりますね。
もっとも、この世界では、不毛の挫折が続くことで、一定の利得を得る運動家の存在というものも、あるので、厄介です。


●6860 文化庁と音楽家とのテーブルづくり 笹山登生 104/06/04(Fri) 07:40:23 No.6856へのコメント 削除
URL:

小倉秀夫さん。
先生と、2月に初めてお会いしたとき以来ですね。
先生の「情を知って」の解釈など、大変参考になりました。
ただ、反対運動を「沈静化するためにいろいろな空手形を切ったということがのちのち大きな意味を持ってくる。」という、ご認識は、ちょっと、正直、失礼ながら、甘いと思いました。
今回の改正法が通っても、文化庁と音楽家との対立関係など、生じないでしょう。
むしろ、これを機会に、今やるべきことは、文化庁と音楽家との新たしいテーブルを、JASRACさんや、実演家協会さんなどに任せない直の機会を作るために、構築していくことです。
その場合、小倉先生は、実務的な法解釈での、実現如何を、アドバイスしていただけたら、すばらしいルートが出来るのではないかとも、思います。


●6859 どこの部分をさして言われているんでしょうか。 笹山登生 104/06/04(Fri) 07:27:26 No.6855へのコメント 削除
URL:

旅烏さん。
どこの部分をさして言われているんでしょうか。お知らせ賜りますれば幸いです。


●6858 新しいマニフェストのあり方 笹山登生 104/06/04(Fri) 07:24:21 No.6853へのコメント 削除
URL:

cabさん。
はじめまして。
cabさんのサイトは、毎日のように見ています。
大変な情報量のようで、大変参考にしています。
サイトかメールかということですが、私にとっては、ほぼ同じことです。
したがって、「あの内容を書き込むべきではなかった」との意味は、わかりますが、実質、同じことだったと思います。
ムーブメントに棹をさすとか言う気持ちは、5月4日の時点でも、何もなかったので、シンポジウムに出席して、思ったままを、ここに書き綴っただけです。
あのあと、cabさん以外のサイトでも、私の発言に対して、怒りの声が上がり、その日の夜から翌日にかけてのアクセスは、うなぎのぼりでした。
私は、政策実現過程の力関係の働き具合を、そのまま、述べただけです。
それが、けしからんといわれても、現実がそうなのですから、やむを得ません。
以前、政策実現を願うものと、その実現をまかされたものを、患者と医者の関係にたとえ、政策実現の過程においても、医者の世界のインフォームド・コンセントやセカンドオピニオンが必要だといったことがあります。
その場合、診断書に当たるマニフェストのあり方は、政策実現の過程で、現実の状況を知らしめ、その代替案をどう提示するかということだと思います。
「患者がせっかくいい気分になっているんだから、いいこといってくれ」で、すむ場合も、もちろんあるでしょう。
私が、6848で、主導者と支援者との仕分けをしたのは、時として、ムーブメントの過程において、支援者の期待が余りに大きいために、主導者のメンツを重んじなければならないという場合が、往々にしてあるということです。
しかし、それには、安楽死につながるものしかありません。
新しいマニフェストのあり方は、単にマニフェストをだし、その実現如何を検証するだけでなく、その実現の過程において、政策要求者に対して、インフォームドコンセントをすることだと思います。


●6857 もう次のことは始めているので 高橋健太郎 104/06/04(Fri) 02:20:15削除
URL: http://www.ceres.dti.ne.jp/~donidoni/memorylab/

私個人にとっては、負けた原因とか、その責任の所在とかを論じるのはあまり意味のあることではなかったりします。
政治の世界では、来たるべき別の法案において闘いにおいてどうか、ということを考えるためにも検証が必要だと思いますが、私の場合は、輸入権の問題とずっと関わっていかなければならないので、まだまだ頭を切り替えるタイミングでもないですし。

ところで、アマチュアである私が知りたいのは、与党ルートを開拓できなかったにもかかわらず、年金法案とのバッティングがなければ、参議院に戻せそうなところまでいった要因は何だったのか?ということと、最終的にネックになったと思われる民主党内の問題は何かということ。

それから、見直しの付帯条項の価値はどのくらいものであったか、それと見比べて、法的拘束力はないが、内容的にはかなりものが得られた付帯決議の価値はどのくらいのものか、ということだったりします。立法府での闘いですから、条項でなければというのも分かるのですが、見直しのみの付帯条項と、具体的なガイドライン作りのもとにできそうな付帯決議と、使い勝手的にはどうなのでしょう?


●6856 言うはやすし 小倉秀夫 104/06/04(Fri) 01:51:13削除
URL: http://

私も、自民党の部会を通ってしまうとなかなか覆りにくいことくらいは知っていましたから、当初与党の方(例えば、公明党の山口なつおさんとか、自民党の河野太郎さんとか)に、これは洋楽CDの並行輸入を禁止するためのものだから通さないように働きかけはしていたのですが、与党の皆様は全然乗ってこなかったですね。5月4日の集会に与党の誰を呼んだら出席して頂けただろうかと考えると、私にはこれという人物を想定することはできません。野党だってほとんど乗ってこなかったわけですから、与党だけを責めるわけにもいきませんが。

まあ、実践的には(私は弁護士ですから、法がどのように運用されるのかに最も注目します。)、この問題が注目され、反対運動が大きくなったために、これを
沈静化するためにいろいろな空手形を切ったということがのちのち大きな意味を持ってくることをも一つの成果と考えたりして、その意味では、結果的に法案は通ってしまったけれども、この間、多くの人がこの法案を通さないために本気で活動したこと自体は全然無駄になっていないなどとは思ったりします。



●6855 (無題) 旅烏 104/06/04(Fri) 01:37:05 No.6854へのコメント 削除
URL: http://

「〜すべきであった」は、なんかおなかいっぱいなんですが。
どのように「すべきである」とお考えでしょうか。


●6854 政府案に全員賛成で可決ということにたいして 吉田つとむ(町田市議) 104/06/04(Fri) 00:52:40 No.6842へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/

政治家の仕事は、相手の顔を立てるためのリップサービスでなく、やはり「結果」を出すことです。この著作権法改正のレコード輸入権問題で、与党である自民党議員のなかで「修正もやむなし」の感を抱いた議員もあったという話も出ていますが、であるならばなぜその議員が、修正に向けた動きをなぜとらなかったのか、取れなかったのか。そうした事実が存在するのであれば、音楽関係者の皆さんが、レコード輸入権問題に関する議論の成果を生かすため、ぜひとも、与党議員ルートを開拓すべきであったと、改めて主張します。

こうした政府が提案する法案に関して、政治家でない人(失礼ながら)が国会審議の過程において、否決・廃案・修正をもくろむのであれば、過半数を制する議員数の確保のため、十分な努力が振り向けなければならないと考えます。さらに、今回の議論の過程で、笹山さんが当初から言われたように、とりわけ今回は参議院で先議し、全会一致で可決した法案ですので、参議院議員側へのアプローチを欠いた状態で、法案を衆議院で否決することは極めて困難な状態であったと考えるものです。

もとより、済んでしまった個別課題に関して、政治家から、「だから、次の選挙で逆転するために手を貸してくれ」とされたのでは、政府や与党の横暴をあばけばそれが選挙の勝利(につながる)、とする政治家状況に利するのみではないでしょうか。今日では、マニュフェスト時代であるため、野党が掲げる政策には選挙で政権交代がなければ、その主張が通らなくとも「責任は無い」とされる面があります。しかし、それでは、マニュフェストが古き時代の革命主義者の政治綱領のような存在になるのではないでしょうか。→その政党の議席が増えれば、それが勝利であるという見地。


●6853 (無題) cab 104/06/04(Fri) 00:14:17削除
URL: http://openscrap.net/oto/

笹山先生、私はいまだに腹立ってますよ。
「ここ」での示唆に富んだ話は我々にとってとても勉強になりましたが、
結局結果に結びついていないと思っています。

あのとき先生が行うべきだったのはここでぼやくことではなく
動き始めている高橋氏にあの内容を知らせる事であって
ここにあの内容を書き込むべきではなかったと思います。

私の書いた内容が批判と受け止められているようですが、もっともいらだっているのはその点です。
私も高橋氏に知らせたい思いで氏のBBSに書き込みましたが、今思えばmailにしておくべきだったと
反省しています。

以上。


●6852 ありがとうございます 高橋健太郎 104/06/03(Thu) 22:30:23削除
URL: http://www.ceres.dti.ne.jp/~donidoni/memorylab/

そうしてみます。


●6851 一度、政治家を介さないで、文化庁に行かれてみてはいかがでしょう。 笹山登生 104/06/03(Thu) 22:26:34 No.6850へのコメント 削除
URL: http://

高橋さま
鉄は熱いうちに、という意味で、一度、政治家を介さないで、文化庁に行かれてみてはいかがでしょう。
これまでなかった対話が、文化庁との間に生まれたら、すばらしいことであり、今後の、いろいろな意味でのテーブル作りが出来ることと思います。
今の時点であれば、文化庁は、それを拒まないはずです。
ただし、政治家・政党を介さないで、直に、という点がミソです。


●6850 笹山様 高橋健太郎 104/06/03(Thu) 21:29:18削除
URL: http://www.ceres.dti.ne.jp/~donidoni/memorylab/

一度も不快な思いなどはしたことがありません。参考人招致におけるスピーチも、この掲示板なしにはありませんでした。
シンポジウムの後のアクションについてヒントいなったのも、とある記者の「シンポジウムだけでは取り上げられない」という意見と、この笹山様の幾つかの書きこみでした。耳に痛い言葉ほど、本当の意味でのアドバイスになるものです。
主導者としての反省、については、正直なところ、今はまだ実感ができないという状況です。
笹山様の謎工さんへのアドバイスが質問主意書になったのは、今初めて知りました。その主意書の回答について藤川が川内議員に質問に行ったのが、僕がこの問題に深く関わるきっかけでした。きわめて偶発的なことばかりが起こった一カ月間でしたので、私個人の中では、やるべきだったか否か、という問いはあっても、ああするべきだったか、こうするべきだったか、という問いはなかったりします。いずれにしろ、別の偶然にすがっただけだったと思いますので。
もともと、私の中には法案の成立阻止、あるいは修正よりも、法案が出来てしまった後のPOLITICS IN MUSIC BUSINESSの方が、強くイメージされていました。そこは専門ですから。そういう意味では、ようやく自分のフィールドでやるべきことをやる状況になったとも言えます。
昨日の付帯決議には、レコード会社が順守しようとしたら、結構、ハードルが高くなる項目も紛れ込ませました。どうしたら、確実にそう出来るか、これからテーブルの作り方も含めて、学んで行きたいと思います。


●6849 献血者のためのスクリーニング 笹山登生 104/06/03(Thu) 20:29:45 No.6841へのコメント 削除
URL: http://www.michigan.gov/mdch/0,1607,7-132-8347-75365--M_2003_9,00.html

まりちゃんさん。
献血者についてのウィルスのスクリーニングは、上記サイトのように、近年、西ナイル熱の蔓延に対応して、各地でやられているようですね。
また、HIVについては、PCR法によるスクリーニングかなされているようです。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=9950441&itool=iconabstr
参照


●6848 反省は、なあなあであってはいけないと思います。 笹山登生 104/06/03(Thu) 19:55:21 No.6847へのコメント 削除
URL:

謎工さん。
質問主意書を皮ぎりにしたらと、謎工さんに勧めたのは、ほかならぬ私ですから、私も、運命共同体です。
ただ、昨日の採決後、『これだけやったのだから、よかった。』との言葉が、支援者から出ているのはいいが、主導者から出ていることは、よくない、結果は、ゼロサムなのですから、主導者の反省は厳格であってほしいものです。


●6847 未完成の、全く新しい政治参加手法 謎工 104/06/03(Thu) 19:43:46削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/

 政府答弁書をいち早く公表し、ネット上で最初に火を付けてから意図せずして
この問題の中心人物になってしまった者として「拙劣」とのお言葉、厳粛に
受け止めます。
 しかしながら、笹山先生と同様に早くからこの問題に警鐘を鳴らしていた
身としては、結果的に敗退したとは言え後に繋がる成果も少なからず
得られたと思いますし、敢えて言うなれば「拙劣」と言うよりも「未完成」と
言う表現の方が当たっているのではないかと思いました。実際、先日までの
上京時に議員会館を徘徊している際に与党のとある若手議員と二、三言話す
機会がありましたが、流石に文化庁と業界が結託してのデタラメな前提に
基づいて提出された経緯が審議で次々に暴かれる中で、この若手議員は
法案に無理があることや反対署名の集まり具合をかなり気にかけている様子
でした。与党側の誰もが世論の猛反対を全く歯牙にもかけていない訳では
ないと言うことは最初から承知していましたし、推進派の中心人物であった
甘利明・元労相ですらニュースで「見直し規定がある」と発言してしまった
ことに責任を感じて自民党の国対にかけ合ったそうです(逆に、野党側でも
採決が近づくにつれて本性を顕し修正案通過を妨害するような人物も多々
おりました。敢えて名前は挙げませんが……)。それに、文化庁の爛れた
惨状や審議会の前時代的秘密主義についても衆議院での法案審議では
明らかになり、議事録に明記されました。次の審議会でも状況が全く改善
されないようであれば、もはや絶望的でしょうがこの「未完成の、全く
新しい政治参加手法」が確立されれば知的財産政策だけでなくあらゆる
問題提起に活用することが可能ではないかと感じました。結局、敗因は
「自分は騙されていた」と言うことに気付いていながらそれを認めるのを
恥だと思い込み、意固地になってしまったごく少数の人物に最後の一声が
届かなかったことでした。中村敦夫参院議員のように「文化庁に騙されて
しまった」と正直に非を詫びる議員は、本当に少数しかいないようです。
紙一重の差でこの法案が成立してしまったのはそれ以上の理由ではないうえ、
法案の中身すら理由では無かったのでした。

かく言う自分は最初から「与野党を問わず」と再三、強調し続けて来ましたし
2月に議員会館を回った際も特にアテがあった訳でも無く与野党の議員事務所を
元議員秘書の友人に案内されるままに巡回しました。昨日のBLOG更新でも
「与野党を問わず」を強調しています。とは言え、官僚との接点はさらに遠く
何より今回の法案作成の前提となっていた審議では官僚が反対しそうな相手を
片っ端から排除していた実態も明らかになりました。公正取引委員会は独禁法
改正案(結局、潰された)を抱えて思うように動けず。こうした悪条件に
悪条件がこれ以上は考えられないと言うぐらいに重なり尽くして成立したのが、
今回の著作権法制史上「最悪」と言っても過言ではない法案だったのであろうと
認識しています。


●6846 (投稿者削除)


●6845 「テーブルを壊してはならない」というのが真意でした。 笹山登生 104/06/03(Thu) 19:01:23 No.6844へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2002jun11.htm

高橋健太郎 さま、ますやま さま、
お疲れのところ、マタ、お気をいらだたせるようなことを書いて申し訳ありませんでした。
参考人質疑における高橋さまの論点は、鋭いものがありました。
改めて、敬意を表します。
また、ますやまさまは、以前も、この掲示板で、著作権とエッセンシャル・ファシリティの問題で、有意義な問題提起をいただき、大変参考になりました。
もう少し、早い機会に高橋さまとも、ご連絡が出来たらと、悔やまれはしますが、私も、会場に行き、あれだけの盛り上がりを見せたことは、ひとえに、あの会の主催者を取り巻く人脈の厚さであると、敬服した次第であります。
今回のケースを見て、パブリックオピニオンの形成の道筋が、これまでのマスコミ喚起-政策当局者へのプレッシャーという道筋から、かなり変化を見せてきたのではなかろうかということです。
と、いうことは、文化庁関係者も、与党関係者も、従来とは、異なり、聞く耳をかなり持ち始めてきているという現実です。
ですから、公共圏の形成をいかにうまくやるかが、勝負であるともいえます。
私も、川内先生も、長崎の諫早問題で、ともに苦労した経験があります。
あの時は、NGO対農林水産省でしたが、当時のNGOの代表の今は亡き山下弘文さん と、運動方法をめぐって、私と大喧嘩になったことがありました。
後に、長崎で、ムツゴロウをつまみに酒を飲み交わしながら、山下さんが、「あの時なぜ笹山が怒ったか、あとでよくわかった」と、言いました。
http://www.sasayama.or.jp/diary/2002jun11.htm 参照
結局、反対運動も、結果を出さなければならないという、ゼロサムゲームであることを、認識し、それからの山下さんは、代替案作りに精を出しました。
やはり、そのためには、本来交渉しうる相手とのテーブルを壊してはならないということです。
どうすれば、代替案にまで歩み寄れるテーブルが出来るか、それを考えての、私の今回の懸念だったのです。
きつい言い方に聞こえ、大変ご不快なお思いをされましたでしょうが、以上のような経緯の元での、今回の発言であったことをお許しください。


●6844 笹山様 高橋健太郎 104/06/03(Thu) 17:35:01削除
URL: http://www.ceres.dti.ne.jp/~donidoni/memorylab/

高橋健太郎と申します。この掲示板は5/6頃からしばしば覗かせていただいています。多くの点で学ばせていただくことがあり、非常に感謝しております。
5/4に笹山様が書かれたことについては、私のサイトの掲示板に批判的な書きこみがあり、それで私はここを知ったわけですが、私自身はある種、定点観測的に専門家して言葉を投げてくださるこのサイトを常に貴重なものと受け止めてきました。理論的な部分でも、運動方法においても学ばせていただき、起動修正に生かした部分も少なからずあったと思います。
最初に指摘された特定政党への偏りについては、シンポジウムを開く時点で私も気がかりではありました。しかし、シンポジウムを開くにあたっての最大の目的はマスコミの喚起でした。また、シンポジウムの準備期間が一週間しかなく、連休中ということもあって、
レコード協会、文化庁などからの出席者も得ることが出来ず、後になって、これが痛かったことが判明したのですが、大手レコード店からも出席者を得ることが出来ませんでした。
そういう中、民主党川内議員だけが、偶然にも協力者であった私の旧友、藤川毅と同郷、同窓で、たやすく連絡が取れたのでした。もっとも、川内議員も来てみるまでは、あのような盛り上がりになるイヴェントとは思っていなかったようです。それは私も同じでした。また、その時点で私達はバラカン、高橋、藤川の3人だけでしたので、笹山様が2月にコンタクトされた音楽関係者とは接点がなかったと思います。
あの時点で、一般の音楽ファンが政治的状況を聞きうるのは、川内さんか小倉弁護士という状況だと私は理解していて、どちらをパネラーとしてお呼びするか、二者択一とも思っていました。後者の方が特定政党色が出ないという認識もありましたが、マスコミを喚起するという意味では、前者の方が効果がある、と考えました。
音楽関係者の中には政界のパイプを持つ者がほとんどいなかったのは事実で、その後、有志が河野太郎氏とコンタクトはしたものの、奇妙な展開になってしまいました。
ただ、シンポジウムから声明発表にかけての時点では、私は自分が永田町に足を運ぶことになるとは夢に思っておらず、役割としては、広告代理店業のようなものと考えていました。
また、その一方では昨年から水面下で、大手レコード店は協力して、特定政党に寄らない形でのレコ協、文化庁、各党議員への働きかけをしていました。しかし、与党側の文化科学委員会理事については、最後まで面会すらかなわなかった方もいたと聞いています。
最終的に特定政党色が強まる一方になっていったのは、そうした流れの中でした。私自身についていあば、そもそもがフリーランスの文筆家ですので、コンタクトしてきた相手に、持っている知識やアイデアを投げるというコミニュケーションにしか慣れていなかったということもあります。もうひとつは、非常に遅いタイミングで入ってきた私達3人のアイデア一発が、結果的にこうも運動の中心のようになるとは夢にも思っていなかったということもあります。
おおざっぱには言えば、マスコミを喚起し、一般の目を向けさせることについては、私達はその道のプロでもありますし、打つ手がすべて当たったといっても良かったですが、政治を動かすことについてはまったくアマチュアでした。しかし、後者のためには水面下で動く時間が必要であり、それ以前に違う人材が必要だったでしょう。私が後者に取り組んでも、一カ月間で何が出来たかといえば、何も出来なかったはずです。この一ヶ月間で、初めて、国会の仕組みを学んだといってもいいぐらいですから。
以上、私の思うところを率直に綴らせていただきましたが、最初にも書きましたように笹山様には非常に感謝しております。ニュートラルな立ち位置からの理論派の意見というものをお聞きしたかったので、これまで書きこみをしたり、メールを差し上げるなどをしたすることは避けておりましたが、この機に一度、お礼させて頂きます。


●6843 (無題) ますやま 104/06/03(Thu) 17:34:05削除
URL: http://

「政党の出席者が、野党一人−今日は民主党ひとりだったが-
という場合、ほとんど、この時点で、政策実現性は、ゼロに
なってしまうということなのだが、なかなか、その点が、関
係者には、わかっていただけないんじゃなかろうか」


笹山先生は当初「野党の案に与党が乗るわけがない」という
理由で「政策実現性はゼロ」とおっしゃっていたと記憶して
います。今回について言えば、自民党は修正もやむなしとい
うところまでいったが、しかし、民主党の党内事情でつぶれ
た、という経緯のようですから、結果として「実現しなかっ
た」というのはその通りですが、それは笹山先生が予測され
た理由によるものではなかった、と言えるのではないでしょ
うか。


●6842 いま、おもえば、やはり拙劣だったレコード輸入権反対運動 笹山登生 104/06/03(Thu) 15:15:40削除
URL: http://openscrap.net/oto/log/000760.html

5月4日の掲示板で、私は以下のようなことを書いた。
「今日のレコード輸入権のシンポを聞いて感じたことなのだが、政党の出席者が、野党一人−今日は民主党ひとりだったが-という場合、ほとんど、この時点で、政策実現性は、ゼロになってしまうということなのだが、なかなか、その点が、関係者には、わかっていただけないんじゃなかろうか。」
この話題は、吉田つとむさんの掲示板でも取り上げられて、ある程度話題になったのだが、そのあとがひどかった。
上記サイトのように、いわゆる反対派のブログでは、私の上記の意見は、コテンパンにたたかれた。
本当のことを言ってしまうと、こうなってしまうのである。
もともと、このレコード輸入権反対問題については、私も火付け役の一人であった。
だから、12月の時点で、すでに、文化庁にあてに、パブリックコメントもだしてある。
その後、ブログを通じて知り合った音楽関係者有志で、2月はじめに都内でお会いしたときには、このように政党色が強く出るとは予想もしなかった。
そのときも、ある方から、「参議院選挙のリスナー票をまとめて対抗力にしよう。」といわれたときも、私は、「そんなに甘いもんではありませんよ。」と、軽くいさめておいた。
3月に入って、「どんな運動をとり合えずしたらよいのだろう」という相談があって、そのとき、私は、「誰か窓口になる議員がいたら、とりあえず、質問主意書でも出しておいたらいいんじゃないですか。」と、アドバイスしておいた。
それ以後、音楽関係者と私との連絡は、間遠になり、そして、参議院の審議は、音もなく、スムーズに終わり、衆議院に回ってきた。
そして迎えた5月4日の音楽関係者のシンポジウムであったが、私も、会場にいってみた。
なるほど盛況だったが、これはまずいと思った。
この2ヶ月の間に、いつの間にか、特定政党色が、あまりに強くなってしまっていたからだ。
私の考えとしては、このような政党色が出ない形で、文化庁の担当者などを交えての、問題点をさぐりあう、シンポジウムを望んでいた。
そして、何よりも、与党の方が、リスナーと話し合える場ができれば、前進だと思っていた。
でも、あのような形になってしまえば、このようなリスナーの会を開いても、おそらく、文化庁関係者は、出てこられなくなってしまうだろう。
私は、それを懸念した。
その後の運動は、燃え盛りに燃え盛った。
しかし、結果は、昨日のとおり、民主党は、修正案可決でまわってくると困る参議院国体の思惑で、自民党さえオーケーといっていた修正案を可決できなかったばかりでなく、修正案に賛成して原案賛成という、あまりに矛盾した、成果なく、格好の悪い結末を迎えてしまったというわけである。
一部の業界人なり知識人たちが、無垢のリスナーを、燃え盛りはしたが、特定政党への偏りという、誤った方向に導いた結末が、昨日の結果だったと、私は、今、思っている。
当初から、レコード輸入権問題を手がけてきた私だから、こんなにはっきりしたことがいえるのである。


●6841 ウイルス混入は210本 日赤の献血血液追跡調査 まりちゃん 104/06/03(Thu) 15:05:23削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040601-00000141-kyodo-soci

もう皆様ご存じでしょうが大事なニュースだと思うので。。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040601-00000141-kyodo-soci
日赤は、過去にさかのぼって進めていた献血血液の追跡調査をほぼ終了し、1日開かれた厚生労働省血液事業部会安全技術調査会で結果を報告した。調査した約1万7000本のうちエイズウイルス(HIV)やB、C型肝炎ウイルス混入が確認されたのは計210本で、多くが輸血に使われ6人が感染していた。日赤は併せて、献血血液の追跡調査を確実に行うためのガイドライン案も調査会に報告した。近く全国の血液センターに周知する方針。日赤の報告によると、追跡調査は1999年4月以降の出荷分のうち、献血時にウイルス感染が判明した人の過去の献血血液を対象に実施。保管検体を詳しく再検査した結果、B型肝炎ウイルス(HBV)が207本、C型肝炎(HCV)が2本、HIVは1本に混入していた。献血血液は通常、50人分をまとめて検査するため、感染直後でウイルスが微量だと、検査をすり抜けることがある。(共同通信)[6月1日16時58分更新]共同通信
=======

献血者には事前にスクリーニング検査を受け陰性であることを必須とするようなシステムができればいいなぁと思いました。献血血液検査も含め、二重の防護壁、ですね。まあ、検査更新の必要があるなど、問題は多いでしょうが、
あってはならないことですが、なかには、検査目的で献血を考えている人もいますよね。献血では上記のようにウインドウピリオドの漏れがあるので本当の検査結果はわかりませんし、患者さんの命にかかわる問題です。はやく治療を始めないとご自身の命にも関わりますし。気軽に検査できる環境整備が進むことを願いたいです。といえばドラッグストアでHIV検査キットを販売するという話はどうなったのかな。HBV,HCVキットもできるといいなぁ。薬害などで、HCVの患者さんは日本に300万人いるといわれていますし、早め早めの治療が必要です。


●6840 アドボケイト・プランニング 笹山登生 104/06/03(Thu) 10:29:42 No.6839へのコメント 削除
URL: http://www.geocities.co.jp/WallStreet/6112/Activity/2000/10_05.html

アドボケイト・プランニングについては、上記サイトもご参照


●6839 貴重な提言 笹山登生 104/06/03(Thu) 10:09:36 No.6836へのコメント 削除
URL: http://tami606.jugem.cc/


6836で紹介の上記サイトのブログに追記として、以下の文章が後に書き加えられていたが、傾聴に値する提言と受け止めた。
このサイトでも、良く紹介するイギリスのグランドワークは、行政と市民の間に立って、その摩擦や提案を両者の中間の媒介役として、建設的な提言と実行に移しうる団体であるが、以下の提言は、そのブログ版である。
近年、住民主体の地域づくりで、行政と、住民との間にたつ、プラニング・アドボケート−行政サイドと住民サイドの間に立ったへ計画支援 http://seagrant.gso.uri.edu/41N/Vol2No2/rauh.html のような動きが目立ってきているが、そのサイト版が必要というわけだ。
対立から協調へ、しかも、成果が目に見えるようにというためには、逆説的だが、代議制度の下では、それに頼らず、バイパス的な回路を構築することが、もはや出来る時代になってきたと見るべきである。
このサイトでも、しばしば言う、議会制度の中抜け現象というものが、国政段階でも、実現しうる状況になってきているものと思う。
政党関係者にとっては、非常に腹立たしい現実なのであろうが。

以下、d.e.plus より抜粋
「Blogジャーナリズム」やweb上での”半・直接民主主義”的な活動を実際の政治の場に活かしていく際に「WEBロビースト」「ロビーストBlog」のような役割を担ってくれる人もこれから必要なのでは無いかな、とも感じました。政党の枠に囚われずに、各党や省庁に働きかけが出来るプロがいてこれからは然るべきかな、と。


●6838 奇麗事におわらない日本型エコツーリズムへの模索を 笹山登生 104/06/03(Thu) 08:25:27削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040603-00002058-mai-soci

環境省は、昨日、エコツーリズムのモデル事業13地域を指定した。
もともと、エコツーリズムは、中米などの発展途上国の換金回路として発展してきた。
日本においては、発展途上国のエコツーリズムほどの「いじましさ」はないにしても、関係地域を抱える県などでは、かなりの経済効果を期待しているはず。
しかし、環境省主導で、財源なしで、なんとなく、奇麗事に済ましている感じもなくはない。
唯一期待できるのは、東京都の動きだ。
東京都は、法定外税として、ホテル税を徴収し始めた。
もともと、このベッド・タックスというものの使途は、このようなエコツーリズムに当てられるべきものである。
東京都は、小笠原諸島のエコツーリズムhttp://www.soumu.metro.tokyo.jp/07ogasawara/38.htmに、熱心に取り組み始めている。
もし、これらの財源を充当すれば、奇麗事に終らない、実質 実のあるエコツーリズムの展開やスキームが出来るのだが。


●6837 お通夜モードになってしまったレコード輸入権関係ブログ 笹山登生 104/06/03(Thu) 07:49:35削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/

謎工さんのブログは、昨日の未明から、『敗戦』を知り、上記の灰色画面のお通夜モードに変身。
一方の音楽配信さんのサイトhttp://xtc.bz/も、昨日の法案通過直後より、灰色モードになったが、今朝、のぞいてみたら、復活モードに戻っていた。
皆さん、日ごろ政治とは、比較的無縁の音楽関係者だっただけに、戸惑うことも多かったろうけれども、あまり、敗戦後の政治家の見せ場には、かく乱されないように、祈るばかりである。


●6836 d.e.plusさんのブログに私の掲示板の紹介が。 笹山登生 104/06/03(Thu) 07:29:08削除
URL: http://tami606.jugem.cc/?eid=203#sequel

上記サイトです。
この中で、私のこの掲示板の6829.6833のコメントを取り上げていただきました。
ありがとうございます。
確かに、今回のレコード輸入権は、ブログによる同じ思いのかたとの情報共有が出来た、いわば、新しい公共圏の形成が出来た、新事態だったと思います。
その意味では、法案成立に結果は出なかったが、違う結果が出たムーブメントであったと思います。
以前、「多様な公共圏の拡大が21世紀日本を変える 」http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_13.htm で、阪神淡路大震災のときが、日本で始めて、インターネットによる公共圏が形成されたときだと書きましたが、今回も、それに並ぶ一つのエポックであったと思います。


●6835 課題解決連動型の金融商品 笹山登生 104/06/03(Thu) 07:17:19 No.6832へのコメント 削除
URL:

223さん。
NPOのかたと話していると、話が一段落した後、決まって出るのが、いかに資金調達が出来るかという、セコイ話になってしまいますね。
しかし、このご紹介の課題解決連動型金融商品は、双方がウィン・ウィンになりうるスキームのようですね。
行政機関も、こういう金融機関にだけ公金を預けるようにしたらいかがでしょう。
そうすれば、三方ウィン・ウィン・ウィンになるはずですね。
いい例のご紹介ありがとうございました。


●6834 加齢性黄斑変性症 笹山登生 104/06/03(Thu) 07:11:29 No.6831へのコメント 削除
URL:

まりちゃんさん。
網膜の中心部に黄斑部というものがあり、ここが加齢にともなって色々な異常をきたし、目の中心部が見えなくなる症状のことを加齢黄斑変性症というようで、ご紹介のサイトでは、全体のカロリーの42パーセントを脂肪酸で取るかたに、多くなっているということのようですね。
近年、日本でも、この病気が増えているそうで、50歳以上の型の0.87パーセントの型がかかるという研究もあるようですね。
特に男性がおおく、女性の3倍の方が、これにかかるようです。
また、喫煙者にも多いようです。
原因は、ブルッフ膜の加齢変化によるようです。
こうしてみると、脂肪酸による栄養摂取というものをもう一度考え直さなければならない、いろいろな事態が進行中のようですね。


●6833 EMANONさん、お疲れ様でした。 笹山登生 104/06/02(Wed) 22:52:36 No.6830へのコメント 削除
URL:

一つの政策実現運動形態としては、これからも、一つのあり方として、よい前例なり形をのこしたのではないでしょうか。
ただ、政党とのかかわりについては、課題をのこしたと思います。
官僚と善良な関係を保ちつつ、成果を残す方法をもっと考えなくてはなりません。
これまで、幾多のNGOが侵してきた錯覚に元ずくものではありますが。


●6832 馬の鼻先のニンジンのような定期預金 223 104/06/02(Wed) 22:44:16削除
URL: http://www.tsurushin.co.jp/tsurushin/osusume/recycle.asp

 ごぶさたしています。。
 日経新聞に「敦賀信金、リサイクル定期預金を発売」という話題が出ていました。 地域でのペットボトルなど資源ゴミのリサイクル量が増えた場合、
ごみにちなんで金利が最高5.3倍になる1年物の新種預金「リサイクル定期」だそうです。

 金利上昇という御褒美は一致団結して「世の中良くしよう」というときのインセンティブとして有効だと思われます。
 
 バリエーションとして

 ○○川の水質が良くなったら金利のあがる預金
 地域の交通事故率が下がったら金利のあがる預金
 食料自給率があがったら金利のあがる預金(農協?)

などなど考えられそうです。「阪神が優勝したら」といったような他力型も
いいのですが、少しは努力が反映される課題解決連動型?の金融商品を
でてきたらもうひとがんばりするか、となるかもしれません。


●6831 トランス脂肪酸と目の健康 まりちゃん 104/06/02(Wed) 19:48:46削除
URL: http://www.healthandage.com/Home/gm=0!gc=16!gid2=1137

本日看護師さんと話す機会がありましたので、トランス型脂肪酸の話をしたら、目の健康と関係する話があるということを聞きました。
調べてみたらいくつかサイトが出てきました。

http://www.healthandage.com/Home/gm=0!gc=16!gid2=1137
http://www.mercola.com/2004/jan/7/eyesight.htm

論文もあるようですがまだ検索していません。


●6830 輸入権法案は通過したが EMANON 104/06/02(Wed) 18:43:57削除
URL: http://

We shall overcome someday!
確かに、運動は too late だったかもしれませんが、今日失ったものは
いつか取り戻せばいいのです。

そのための気の遠くなるような、しかし楽しい戦いが、今日始まったばっかり
なのです。


●6829 書籍も、CDも、オンデマンド時代に、「日本最初の販売』でのくくりは無理 笹山登生 104/06/02(Wed) 17:18:24削除
URL: http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/Technology/story/2765.html

今日のレコード輸入権論議の中で、「日本を最初の販売地とするCD」というくくりで、邦楽盤と、洋楽盤とを差別化できるのでは』との提案があったが、上記サイトのように、書籍も、CDも、いまや、国境を越えたオンデマンド時代に突入しつつある。


●6828 政策決定の過程にも、セカンドオピニオンとインフォームドコンセントの概念導入が必要。 笹山登生 104/06/02(Wed) 15:58:29削除
URL: http://www.h5.dion.ne.jp/~life-so/presen/presen.html

レコード輸入権、ただいま可決されました。
まあ、修正案否決で、原案総員賛成ってのが、リスナーの皆様方には、理解不能のことでしょうが、このような整合性のない採決は、よくあることです。
こうなると、政策の世界にも、インフォームドコンセントが必要になりますね。
「現下の力関係では、このような情勢にありますが、皆様、明日の採決をどうしましょうか。」ってやつですね。
私も、かつて、米価運動華やかなりしころ、最後まで、期待を持たしすぎた、後ろめたさを感じたことがよくあります。
でも、今の時代、むしろ、そのような過剰な期待感を持たせるよりも、政策決定のインフォームドコンセントが、必要な気がしている今日この頃です。


●6827 『浜崎あゆみ』問題が国会で取り上げられるとは、びっくりな。 笹山登生 104/06/02(Wed) 10:33:20 No.6222へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#6222

上記サイト6222 「政策実現のための新手の供応行為かな?」で取り上げた『浜崎あゆみコンサート招待』問題が、国会で取り上げられるとは、びっくりな。


●6826 マイルドな21世紀型石油ショックの到来か? 笹山登生 104/06/02(Wed) 07:51:28削除
URL: http://news.scotsman.com/latest.cfm?id=3006147

サウジアラビアへのテロ攻撃で、昨日の7月渡し原油先物価格は、42.33ドルにまで上昇し、21年ぶりの高値となった。
1980年03月〜1983年02月に掛けてが、イラン・イラク戦争による第二次石油ショックといわれたもので、そのときは、それなりに物価が上がったのだが、今度の石油高騰によっても、物価は、鎮静化しているのは、かえって不気味といえば不気味だ。
今朝のCNNなどでは、自然エネルギーや大体ガソリンの開発などの要因を挙げているが、真相は誰しもわからないようだ。
かつて内、マイルドな21世紀型石油ショックの時代到来となれば、デフレから脱出しつつある世界経済に、今後どのような影響を与えるかも、気になるところだ。


●6825 バイパス油脂(脂肪酸カルシウム)について 笹山登生 104/06/01(Tue) 21:46:06削除
URL:

まりちゃんさん。
脂肪酸を水酸化カルシウム(Ca(OH)2)と反応させると、脂肪酸カルシウムを生成し、これを牛などに与えると、
  1.牛乳のカルシウム成分が高くなる
  2.牛乳の乳脂肪分が高くなる
ということなんだそうですね。
脂肪酸カルシウムには、FO:ドコサヘキサエン酸、SFC:リノレン酸、SF:パルミチン酸・オレイン酸、BM:リノ−ル酸・オレイン酸 などがあります。
植物性と動物性のものがあり、植物性としては、パーム油由来のもの、米油由来のもの、アマ二油由来のもの、などがあるようですね。




●6824 国際脂肪酸・脂質学会では成人大人のトランス脂肪摂取量は2gまで(2000年の古い記事ですが) まりちゃん 104/06/01(Tue) 11:04:02削除
URL: http://www.nisshin.com/jpn/news/020515.html

 名古屋市立大学薬学部の奥山治美教授は
「今年4月に米国のワシントンで開かれた国際脂肪酸・脂質学会で
、トランス脂肪酸の摂取に対する摂取上限値が決められた」と話す。
それによると、1日2000kcalの熱量を取る成人では摂取は2gに抑えることになるという。
http://medwave.nikkeibp.co.jp/health/news/200001/2000011201.html

1日2000kcalの熱量を取る成人では摂取は2g

という2000年の古い記事を見つけたので、検索したら、
岐阜大のぺージが出てきました。
http://biomol.gifu-u.ac.jp/~molbio3/jsln/1999WSreport.html


●6823 家畜の飼料中の油脂 まりちゃん 104/06/01(Tue) 09:16:28削除
URL: http://www.nisshin.com/jpn/news/020515.html

いろいろ出てきました。

乳牛用バイパス油脂
http://www.nisshin.com/jpn/news/020515.html
飼料に油脂を使うメリット
http://www.zenrakuren.or.jp/02koubai/02technique/1999.12.htm
バイパス油脂給与が黒毛和種去勢牛の産肉性に及ぼす影響
http://www.pref.iwate.jp/~hp2088/bulletin/youhou_summary_1.html
米から出来たバイパス油脂
http://www.mercian.co.jp/feeds/lives/technical/2001/01.htm
バイパス油脂の給与と育成牛の発育の図(放牧牛)
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/sintoku/consultancy/technology/kuroge/1/newpage20.htm
http://www.kyodo-shiryo.co.jp/seihin/gu024.html#MALTIP

夏に濃い牛乳は飲みたいとは思わないな。


●6822 (投稿者削除)


●6821 マグドナルドのトランス脂肪酸削減宣言は、訴訟問題に発展 笹山登生 104/06/01(Tue) 08:12:08 No.6817へのコメント 削除
URL: http://www.bantransfats.com/mcdonalds.htm

まりちゃんさん。
追加です。ご紹介のマグドナルドのトランス脂肪酸削減宣言は、上記サイトによると、BanTransFats.com, Inc. (“BTF”)からの訴訟問題に発展していたようですね。


●6820 5月の、この掲示板へのアクセスは、4月の2.5倍でした。 笹山登生 104/06/01(Tue) 08:00:26削除
URL:

過去最高といったところです。
要因としては、やはり、イラク関係とレコード輸入権関係といったところです。
皆さん、アクセスありがとうございました。


●6819 外資系のほうが、ディスクロージャーが進んでいますね。 笹山登生 104/06/01(Tue) 07:57:10 No.6817へのコメント 削除
URL:

まりちゃんさん。
いいサイトのご紹介ありがとうございました。
しかし、このサイトのリンク先の表示を見ると、日本のメーカーの場合、カロリー計算程度で、消費者の観点にたった、まともな成分表示は、これからというところですね。
かつての生協さんの鋭さも、このところは、衰え気味で、この辺のオルタナティブが必要な時代のようにも思えました。


●6818 faceさま。重宝しています。 笹山登生 104/06/01(Tue) 07:52:49 No.6814へのコメント 削除
URL: http://d.hatena.ne.jp/face_urbansoul/

レコード輸入権についての動向が、瞬時にしてわかるサイトで、重宝しています。
いよいよ、ヤマ場ですね。


●6817 外食の中の脂質量がわかるサイト まりちゃん 104/06/01(Tue) 07:12:58 No.6802へのコメント 削除
URL: http://www24.big.or.jp/~mack/index.42.htm

マーガリンなどの加工油脂は、食べていないつもりでも、外食をすれば揚げ物や油脂を含むもの、おやつを買ってくればその中に知らず知らずのうちに入っているもので、パンの中にもショートニングが入っているものが多いし、どこでどう摂取しているかわかりませんね。

ということで、
「外食、食品栄養成分分析マップ」 というリンク集がありました。
「脂質」のところをご覧になるとよろしいのですが、トランス型脂肪酸については記載がありませんので、普段召し上がっているものにはメーカーにお問い合わせをどうぞ。(^^ (リンク切れはHP表紙から辿ってください)
http://www24.big.or.jp/~mack/index.42.htm

なお、パンを常食にされている方、ものによっては、食パンに分類されるものでも、パン自体に100gあたり10g油脂を含むものもありました。さらに何かスプレッドを塗って召し上がるとかなりの量になります。

日本人の米消費量は年間1俵を切ったとのことですから、その分、主食が油脂を使いやすいパンや麺類に移行したということでしょうから、やはり注意が必要でしょう。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040526/mng_____sya_____007.shtml

余談ですがこのマクドナルドのカロリー計算表サイト、なかなかうまく出来ています。面白いです(笑
サイトの右にある「商品基本情報」の中にあります。
http://www.mcdonalds.co.jp/quality/quality_f.html
マクドナルドは今パテはオーストラリア産のようですが、動物油脂などは世界ナントカ調達ですから仕入先は変わる可能性があるのでしょうか、私が以前問い合わせたときは、揚げ油のシーズニングオイル(牛骨油)は「国産」と回答をいただいたのですが、その数ヵ月後に米国でBSEが発生したとき「米国産」として回収報道がありました。

海外のマクドナルドでは以下のニュースが過去にありましたが、日本の対策はどうなってるかな?
McDonald's gambles, cuts "trans fat" in french fries
http://www.usatoday.com/money/industries/food/2002-09-02-mcdonalds-fries_x.htm

ところで、 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#6796
上記でご指摘の無添加ナタネサラダ油、なんと家にありました。
早速購入先の、食の安全でがんばっている大地を守る会さんに確認いただいております。
他にも周囲の人間が使用している油について、いくつかメーカーに確認を取ってみようかと思っています。


●6816 (投稿者削除)


●6815 (投稿者削除)


●6814 笹山登生様 face 104/06/01(Tue) 01:07:33 No.6813へのコメント 削除
URL: http://d.hatena.ne.jp/face_urbansoul/

facethemusicを書いてます、faceと言います。

事後報告になってしまい本当に申し訳ありませんでした。
6804番の記載内容を自分なりに考え、書かせていただきました。
いつも此処の掲示板の記載内容の多彩さ・深さに圧倒されています。

記載内容や抜粋等で何かございましたら仰っていただければ
きちんと記載内容を変更させていただきます。

いつも為になる情報をありがとうございます。
今後も拝見させていただきますので、宜しくお願い致します。


●6813 リンクしていただいております。 笹山登生 104/05/31(Mon) 21:30:20削除
URL: http://d.hatena.ne.jp/face_urbansoul/

上記サイトです。
光栄なことです。


●6812 沖縄が長寿県から脱落した要因を考えれば。 笹山登生 104/05/31(Mon) 20:52:14削除
URL: http://www.okinawaprogram.com/study.html

キミヒさん。
「沖縄100歳研究」The Okinawa Centenarian Study いわゆる The Okinawa Program  への、アメリカ人たちの関心の深まりは、人間を取り巻くあらゆる風土が、長寿に導く謎を、アメリカ人たちがしりたがった故だと思います。
しかし、その沖縄地方も、最近の発表では、男性65歳以上の平均余命は全国1位だが、それ以下の世代で肝疾患、脳血管疾患、糖尿病などで亡くなる人が多く、平均寿命(零歳児の平均余命)を引き下げているようです。
女性の平均寿命は全国1位を保っていますが、平均寿命の延びはワースト2にとどまっているようです。
このような、沖縄の長寿県からの脱落がわれわれに教えてくれることは、社会的総合条件の改善も、予防医学の範疇に入れるとしたなら、病院へのアクセスは、ミニマムな条件としても、長いスパンを見据えた、総合的なインフラの改善や一定の方向を持った社会ムーブメントが必要な気がしています。


●6811 目的と手段 キミヒ 104/05/31(Mon) 19:51:24 No.6810へのコメント 削除
URL: http://

 あの〜
 米国医療って世界一の高額で多くの国民を医療から疎外されています。

 米国は医学では最先端ですが、医療の目的である国民の健康増進と
平均寿命延長では日本の彼方後方ですよね?

「膨張医療費抑える近道 先手必勝は予防医療」
 でも勘違いも甚だしいです。早期発見こそが予防ですヨ。
 老化に傷病名が現代です。老化を予防するには平均寿命を短縮する
のが一番です。
 笹山先生の大きな誤解として、予防医学とは独立したものでは無く、
職業癌の研究、小児癌の研究、老年病学の研究等の知見の寄せ集めで
あり、結局は臨床医学の研究知見の還元です。
 国家として肥満撲滅はかなりの予防医療でしょう!でも実現の課程
で多くの飲食店を倒産に導くでしょう〜
 早期発見の方がより現実的では?
 


●6810 概念の広いアメリカの予防医学(Preventive Medicine) 笹山登生 104/05/31(Mon) 19:21:18 No.6809へのコメント 削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/iryou/ansin/an071801.htm

キミヒさん。
アメリカの予防医学の領域は、
職業病医学 社会予防医学 航空医学、宇宙医学、小児予防医学 公衆衛生学  環境衛生学 分子予防医学
など、かなり広い領域をカバーしていますね。
医業の社会インフラの領域と見ました。


●6809 これ以上、一体何を予防するのでしょう? キミヒ 104/05/31(Mon) 13:22:39 No.6808へのコメント 削除
URL: http://www.med.or.jp/nichinews/n130620m.html

 予防医学の目的も国民健康の増進・発展の筈です。

 世界一長寿の日本。
 先進国中、国民総生産比最低クラスの医療費。
 で、何を予防するのでしょう?
 
 医療機関にかかり易さ(=フリ−アクセス)を担保
する以上の予防は無いと思います。
 敢えて予防医療を持ち出す思想と受診抑制継続する行
動は論理的に破綻しています。
 大臣発言は予防医学に高点数を付ける代わりに、医療
機関受診を抑制する思想でしょう。
 英国のように、家庭医制度の導入や,人頭割による総
予算制の医療費抑制策は、見方を変えると、家庭医によ
る予防医学の推進ですから。


>>「3時間待ち、3分間診療」「世界一長い入院日数」。
>>日本の医療制度の非効率さを示す事例には事欠かない。

 以上はマスコミの常套文句ですが、イギリスでは数ヶ月待ち
もざらです。3時間待てば、どんな有名病院でも診察を受けれ
るのは日本だけです。
 「世界一長い入院日数」ですが、韓国や中国より安い入院治
療費で、医療機関より患者に福音です。米国なんか直ぐに病院
から追い出され、病院前のビジネスホテルに自費で滞在です。
 


●6808 (投稿者削除)


●6807 予防医療へのインセンティブのあり方 笹山登生 104/05/31(Mon) 08:04:17 No.6805へのコメント 削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/iryou/ansin/an071801.htm

キミヒさん。
http://www.med.or.jp/nichikara/iryokento14.html なんかを見ますと、医療の量的要素に対する報酬と、医療の質的要素に対する報酬をどうするのかに加え、出来高払いという観念が通用しにくい予防治療に対するコスト評価をどうするのかというような問題があるようですね。
おっしゅるように、この問題は、そもそも、医道というものが何たるかという原点に立ち返らないと。
予防医療に対し、インセンティブを設けなければ、予防医療が完結し得ない事態になっているのかということになりますね。
私は、予防医療については、インフラ−ソフトハードの地域医療体制-のバックアップあってこそ完結しうるもので、個としての医業に、診療報酬のインセンティブを与え、これを完結させることは、医者にとっても、患者にとっても、不幸な事態であると思うものです。
特に、地域的な条件によって、この問題は、極端に、医者への負担と、矛盾点の露呈となって現れるものと思われます。
診療室の横にタクシーメーターがおいてあるような事態だけは、避けたいものですね。


●6806 北風より太陽 笹山登生 104/05/31(Mon) 07:41:46削除
URL: http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0428/high37.htm

上記サイトの「5年くらい後の日本と米国では、デジタルコンテンツの環境に大きな差ができている可能性がある。」との警告は、一聴に値する。


●6805 坂口力厚生労働相は医師出身なの?? キミヒ 104/05/31(Mon) 00:17:50削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040530AT1F3000430052004.html

>厚労相、診療報酬は抜本見直しへ
>坂口力厚生労働相は30日、都内で講演し、医師に対する診療報酬について「2年に一度、初めから点数の評価をやり直すようなことを、しなくていいようにしようと思っている」と述べ、2006年度の次期改定までに抜本的に見直す意向を改めて表明した。具体的な検討項目として、病気が深刻になる前に医師が患者を指導した場合を挙げ「指導には点数はついてこなかったが、ここを評価せずにどこを評価するのか」と述べた。
>患者に対する早期治療や指導を評価する根拠として「病気が重くなるかどうかは、医師の早い段階での指導で違ってくる」と指摘。「3分でも30分でも(報酬が)同じではいけない。(患者の)人数をこなさないとやっていけないような診療報酬体系は改めなければならない」とも述べ、医師が診療にかける時間に対する評価も必要と強調した。

 自己負担を3割にして、受診抑制をする以上に病状悪化を招く事は有りません。
 健康診断の充実&医療機関へのフリ−アクセスを担保する事が、早期発見早期治療の前提で診療報酬と無関係では?



●6804 パブリックコメントの公開についての各省庁の対応 笹山登生 104/05/30(Sun) 18:23:04削除
URL: http://www.soumu.go.jp/gyoukan/kanri/a_07_01.htm

パブリックコメントの公開についての主要官庁の対応は下記のとおりであり、また、上記サイトでは、「規制の設定又は改廃に係る意見提出手続」(平成11年 3月23日閣議決定)において、 詳細な取り決めを行っている。
しかし、今回の文化庁におけるレコード輸入権について公募したパブリックコメントの扱いについては、常軌を逸脱した扱いがなされている。
すなわち、国会議員の国政調査権にもとづき、文化庁が渡したとされる、いわば、パブリックコメントのヤミの横流しが行われており、これが、ネット上で、実質公開されている。
しかし、文化庁そのものでは、いまだ、該当パブリックコメントの公開がされていない。
もし、このまま、文化庁が、正式な公開をしないのであれば、この横流しのパブリックコメントが、ネット上に流れたままになる。
文化庁としては、どのような正式な対応をとるのであろうか。
この現在のイレギュラーな状態は、本来、昨年12月時点で、パブリックコメントを行う際にコメントする側に対し約束した事項と、はなはだしく異なる事態と考えるがどうか。

参考
文化庁
御提出いただいた御意見については,個人情報を識別できる情報を除いて公表させていただく可能性があることを御承知おきください。
総務省
いただいたご意見については、お名前、ご所属等を含めて公表することがあります(匿名を希望する場合は、意見提出時にその旨お書き添え願います。)。
農林水産省
これらは、公表する場合がありますので、御了承願います(公表する際に匿名を希望される場合は、意見提出時にその旨書き添えて下さい)。
法務省
提出された方の氏名(法人又は団体の場合は,名称),ご意見の内容等を公開する可能性があることをあらかじめご了承ください。


●6803 レコード輸入権パブリックコメントのミラーがありました。 笹山登生 104/05/30(Sun) 17:35:55削除
URL: http://pub.idisk-just.com/fview/wDTqxrn6FvnBqoTqGOsmkk7RTG-iscTHt9eED3JZyUK7t3Tl4ycnOSWqUp7giwgpMb6KgOkr4eS2BEOB5ipioQ.pdf

こちらの方が軽いみたいですね。
私のパブリックコメントが載っている分
http://pub.idisk-just.com/fview/wDTqxrn6FvnBqoTqGOsmkk7RTG-iscTHt9eED3JZyUK7t3Tl4ycnOSWqUp7giwgpMb6KgOkr4eS2BEOB5ipioQ.pdf
団体のパブリックコメント
http://pub.idisk-just.com/fview/wDTqxrn6FvnBqoTqGOsmkk7RTG-iscTHt9eED3JZyUK7t3Tl4ycnOSWqUp7giwgpMb6KgOkr4eSKLZh2de1iQg.pdf
貸与権関連、レコード輸入権賛成
http://pub.idisk-just.com/fview/wDTqxrn6FvnBqoTqGOsmkk7RTG-iscTHt9eED3JZyUK7t3Tl4ycnOSWqUp7giwgpMb6KgOkr4eRZfwQjdUjpxg.pdf
その他の意見
http://pub.idisk-just.com/fview/wDTqxrn6FvnBqoTqGOsmkk7RTG-iscTHt9eED3JZyUK7t3Tl4ycnOSWqUp7giwgpMb6KgOkr4eQmTkzvSgQLGw.pdf


●6802 トランス型脂肪酸の定義笹山登生 104/05/30(Sun) 16:02:23削除
URL: http://www.gmabrands.org/publicpolicy/docs/comment.cfm?DocID=1230

まりちゃんさん。
ご紹介のサイトにもありましたように、日本では、まだ、トランス型脂肪酸の定義が、不明確ですね。
上記サイトによれば、
トランス型脂肪酸とは、
『水素が全部または、一部添加された油で、共役二重結合を持たない、トランス型不飽和脂肪酸のみを指し、肉や乳製品に自然に発生する共役リノール酸は、トランス型脂肪酸の定義から除く。』となっているようです。
http://www.cc.rim.or.jp/~yukako/log/20020905/ も、参照


●6801 文化庁審議官森口泰孝さま 笹山登生 104/05/30(Sun) 14:17:31 No.6774へのコメント 削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/20040529122843

6799『お詫び』とのことです

●6800 (投稿者削除)


●6799 お詫び 謎工 104/05/30(Sun) 12:52:51 No.6770へのコメント 削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/20040529122843

 先日の投稿に関するお詫びを掲載しました。なお、この時の
「情報源」とは別の方より氏の「個人的な見解」について説明がありました。
その「個人的な見解」に対しては全面的に支持し、来年の計画改訂に際しては
その「個人的な見解」が明確に反映されるよう強く希望することも
この場で申し上げます。

http://blog.melma.com/00089025/20040529122843

三菱総研データの「完全版」?
http://www.ceres.dti.ne.jp/~donidoni/mitsubishisoken.pdf

審議会資料で配られた「要約版」はこちら
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/013/03092501/003/002.pdf


●6798 官庁のとっての反対派の功罪 笹山登生 104/05/30(Sun) 11:53:05 削除
URL:

これまでにも、いろんな場面での反対派なるものを見てきたが、まさか、著作権の世界にも、反対派なるものが存在してこようとは、あまり、思っていなかった。
で、これまで、お付き合いさせていただいた反対派では、ダムの反対派、環境問題の反対派、いろいろありました。
官庁にとって、これらの反対派が台頭してくることは、あなたがち、困ったことばかりではない。
自らの政策目的に対する仮想敵国が出現してくることですから、むしろ、張り切りだしてくる。
毎日、反対派に関する日報まで作って、われわれから見れば、そんなにしなくてもと思われるぐらい、これら反対派に関する細かな情報収集をしていく。
反対派が明確になることによる官庁側のメリットといえば、政策意図に反する集団を絞り込むことによって、そのプロジェクトに賛成でも反対でもない、多くのグレーゾーンを、取り込むことが出来る。
「有効なコミュニケーション型行政を実現するために」 http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_25.htm でも、述べたように、反対派の側にたってみれば「特定の開発計画ができるまでは、住民は計画実施当事者の態度を快く容認するかに見えるのだが、いざ、その開発計画が提示された途端、彼等の全人格がまるっきり変わったかのごとく、民主的なプロセスを要求し、みづからの要望をきいてくれるよう、求め始めるのだ」というのは、真実だが、逆に、「特定の開発計画ができるまでは、官庁は計画実施対象住民の態度を快く容認するかに見えるのだが、いざ、その開発計画が提示された途端、彼等の全人格がまるっきり変わったかのごとく、非民主的なプロセスを要求し、みづからの要望をきいてくれるよう、求め始めるのだ」というのも、また、真実なのである。
まさに、守るも攻めるも、傍観者が豹変する過程が続くのだが、そこで、うまいロビーの仕方となるのだが、反対派が反対派と決め付けられないための、プラシーボ(偽薬)効果でもって、官庁の人々と渡り合うのである。
ところが、多くの反対派は、その欺瞞性に耐えられずに、ただ、雄たけびを繰り返し、官庁にとって、自ら野政策意図を正当化させるための絶好の餌食となってしまうのである。


●6797 ようやく見つかりましたよ。私が文化庁に提出したパブリックコメントの残骸 笹山登生 104/05/30(Sun) 11:32:46 削除
URL: http://pub.idisk-just.com/fview/e6l3SGtXpwmk4GGRZf6F2rqsUGXbRI59dCCowj9IwfCbI9EHc7_mtw/cHVibGljY29tbWVudDM.pdf

上記サイトのうち、原本のページで言えば、887ページから893ページに掛けて、pdfのページでいえば189から195あたりに掛けて。
もっとも、前後の文章の間にまぎれて、名前も消してあるので、きわめて見にくいですね。
内容的には、当サイトのオピニオン「ファースト・セール・ドクトリンの明確な位置づけなくして、レコード輸入権の創設なし」http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_32.htm と、ほぼ同じです。
笑ってしまったのは、貸与権のパブリックコメントに漫画のコメントがあったこと。
これなんか、文化庁のパブリックコメントらしく、よかったんじゃないでしょうかね。
そのうち、タレントさんのプロモーションビデオによるパブリックコメントだって出てくるかも知れませんね。


●6796 出てくるわ。出てくるわ。 笹山登生 104/05/30(Sun) 10:49:25 No.6793へのコメント 削除
URL: http://www.sunshop.co.jp/shopping/cgi-bin/database2s/database.cgi?equal6=720&print=20

6791でトップの米沢製油 無添加ナタネサラダ油 の場合、製法は、上記サイトによると、「圧搾法一番絞りのみの原油を化学合成食品添加物を使用せず精製した、我国初の無添加製法によるサラダ油。」とありますね。
額面通りであれば、コールド・プレス(低温搾油)による精製油ということで、溶剤抽出法(原材料に化学溶剤ヘキサンをかけて原材料中の脂肪分を溶かし出し、その後高温下で脱臭、精製、漂白など多くの物理・化学的処理を経て食用油にする製法)や、水素添加(飽和脂肪酸の水素が不飽和になっている部分に水素を添加し「飽和」させるために、食用油の中に水素ガスと化学的な触媒を高圧下で注入する方法)ではないのですから、このような高率のトランス型脂肪酸の含有というのは、どうしたわけなのでしょう。
6794では、日本の紀伊国屋スーパーなどで見かけるおなじみのブランド名がいっぱいありますね。


●6795 (投稿者削除)


●6794 アメリカの食品のtrans fat 含有量調査結果 まりちゃん 104/05/30(Sun) 02:11:40 削除
URL: http://www.consumerreports.org/main/content/display_report.jsp?FOLDER%3C%3Efolder_id=341409&bmUID=1085850332107

Bad fats in common foods (March 2003)
http://www.consumerreports.org/main/content/display_report.jsp?FOLDER%3C%3Efolder_id=341409&bmUID=1085850332107
http://www.consumerreports.org/main/content/display_report.jsp?FOLDER%3C%3Efolder_id=341405&ASSORTMENT%3C%3East_id=333139&bmUID=1085850332433
なんだかすごい数値が出ているんですが(^^;

Consumer Reports Ratings and recommendations available at ConsumerReports.org
というサイトのものです。
http://www.consumerreports.org/main/home.jsp?FOLDER%3C%3Efolder_id=341405&ASSORTMENT%3C%3East_id=333139&bmUID=1085850436775&bhfv=6&bhqs=1
なにやら面白そうなサイトです。

あとアメリカのフレンチフライの消費量が書いてあるサイト
http://www.mercola.com/2001/feb/7/french_fries.htm


●6793 議事録とちょっと違いますね。種類によるのでしょうか まりちゃん 104/05/30(Sun) 00:22:57 No.6791へのコメント 削除
URL: http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/06/txt/s0616-1.txt


花王 エコナ揚げ油 1.5% とありますが、

03/06/16 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/06/txt/s0616-1.txt
だと、
花王 エコナクッキングオイル 5.2% とあります。

最新の情報が欲しいですね。


●6792 (投稿者削除)


●6791 トランス脂肪酸の多かった食用油 笹山登生 104/05/29(Sat) 20:57:44 削除
URL: http://www.avis.ne.jp/~torebi/abura.htm

上記サイトによると、

全重量に対するトランス脂肪酸の重量比

米沢製油          無添加なたね油     8.5%
ホーネンコーポレーション  豊年サラダ油      2.4%
ホーネンコーポレーション  白絞油         2.4%
吉原製油          一番しぼり天麩羅油   2.1%
日清            サラダ油        1.6%
花王            エコナ揚げ油      1.5%
日本生協連合会       コーンサラダ油     1.2%
味の素           サラダ油        1.0%
キューピー         マヨネーズ       1.7%


●6790 トランス型脂肪酸に関するFDAのQ&A 笹山登生 104/05/29(Sat) 20:40:43 削除
URL: http://www.cfsan.fda.gov/~dms/qatrans2.html

上記サイトです。


●6789 余談 お菓子作りと油 まりちゃん 104/05/29(Sat) 20:07:16 削除
URL: http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/recipes/sweets/

子供の頃、お菓子作りフリークであった私からしますと、たとえばパウンドケーキなどを作るときに、1本につき100g〜のバターを使います。それをマーガリンで作ったとして、上手にできて一日に半分食べちゃった、としますよね(笑。そうすると、50gの油を消費したことになります。それだけでもまあ、とんでもありませんが(笑)油のトランス型脂肪酸の含有率によってはかなりの量を摂取することになりますね。やはり確認と注意が必要に思います。

ところで以下はヤフーのレシピ特集です。油の使用量の目安になりそうです。
おいしそう
http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/recipes/sweets/


●6788 CODEXのトランスファットのラベリングをめぐる三つの状況 笹山登生 104/05/29(Sat) 20:05:02 No.6786へのコメント 削除
URL:

次の三つの滋養今日から考えていかなければならないようですね。

FDAの状況
http://www.fda.gov/oc/initiatives/transfat/
http://www.fao.org/docrep/meeting/005/w3963e/W3963E04.htm

CODEXのCommittee on Fats and Oil の状況
http://www.fsis.usda.gov/OA/codex/fo.htm
The Grocery Manufacturers of America's (GMA)の状況
http://www.gmabrands.com/news/docs/NewsRelease.cfm?DocID=1175


●6787 これまた、膨大な。 笹山登生 104/05/29(Sat) 19:38:21 No.6781へのコメント 削除
URL:

まりちゃんさん。
これはまた、膨大な。
確かに、本文ページで56ページ-pdf表示ページで言えば66ページあたり−のTable-6に、「含有率について1%以下」と、書いてありますね。
このWHOの文は、国際比較が、主なようですね。


●6786 日本のメーカーにトランス型脂肪酸の含有量を質問したページ?? まりちゃん 104/05/29(Sat) 19:23:28 No.6756へのコメント 削除
URL: http://alter.gr.jp/Preview.aspx?id=856

トランス型脂肪酸の含有率を公表したページが検索にヒットしたのですが、
http://www6.airnet.ne.jp/waka/DMFD/food0051.txt
私は原本は確認しておりません。
http://www6.airnet.ne.jp/waka/DMFD/food0051.txt

下記の本から引用されたものとあります。図書館にあるかな?
タイトル「危険な油が病気を起こしている」
http://www.chuoart.co.jp/m_kenkou.html
http://www.chuoart.co.jp/
初版・初刷  1998年11月16日 著者 ジョン・ティネガン 訳者 今村光一
発行所 オフィス今村、 発売元:中央アート出版
内容:「病気を治し、健康を増進する正しい食用油の選び方、使い方の指針。国内主要製油メーカー油の品質テスト全公開!」

上記の本には1998年発刊の検査結果を掲載しているようですが、一部の製品にかなり量が変わって増えているという話がヒットしました。

http://alter.gr.jp/Preview.aspx?id=856
直接メーカーにご質問された方へのメーカーの回答ということで記載されていましたが、あまりの数値の高さに(^^;

上記のサイトがヒットしたわけですけれども、
私自身が本を確認したわけでもありませんので、真偽のほどは私には判断できません。ので、自分でも直接確認してみようかと思います。文書での回答を拝見したいところですね。
みなさんもご自身がお使いになっているメーカーにご自身でご確認されるのはいかがでしょう?

うーん、コーデックス委員会って誰のためにあるんだろう。


●6785 (投稿者削除)


●6784 (投稿者削除)


●6783 (投稿者削除)


●6782 (投稿者削除)


●6781 油に含まれるトランス型脂肪酸についてのWHOリポート まりちゃん 104/05/29(Sat) 17:53:18 削除
URL: http://www.who.int/hpr/NPH/docs/who_fao_expert_report.pdf

WHOは含有率について1%以下にするように推奨していると
書いてあるリポートがあるようです。(160ページあります(^^;

WHO recommends less than 1% energy.
WHO Technical Report 916: Diet, Nutrition and the Prevention of Chronic Deseases.
http://www.who.int/hpr/NPH/docs/who_fao_expert_report.pdf

ここからひろってきました。
http://humpty.nih.go.jp/MT/rioco/archives/2003_07.html

トランス型脂肪酸は蓄積する、というようなことを書いてあるHPも
ありましたが、畜産で与えられる飼料なども気になりますね。


●6780 動植物性食品の安全性に関するFAO発表の国際的なポータルサイトが完成 笹山登生 104/05/29(Sat) 15:25:26 削除
URL: http://www.ipfsaph.org/Biosec/En/default.jsp?language=en

The Food and Agriculture Organization (FAO) が、今日発表したもので、上記サイトがそうです。
本格稼動は、5月30日からです。
使い方としては、上部の方に、
ホーム-商品-クロスセクション問題-地理区分-情報源-検索−サイトマップ−ヘルプ
の各項目があり、
左側の方に、食べ物の分類があります。
該当の項目を上の部分で選び、調べたい食べ物区分を左側で選べば、該当の情報にたどり着けます。

このポータルサイトについては、http://www.news-medical.net/view_article.asp?id=1900をご参照。


●6779 著作権法以外での「情を知って」条項 笹山登生 104/05/29(Sat) 14:34:23 削除
URL: http://pub.idisk-just.com/fview/e6l3SGtXpwmk4GGRZf6F2rqsUGXbRI59dCCowj9IwfCbI9EHc7_mtw

妙な事で有名になってしまった著作権法第113条3項の「情を知って」との文言は、他のいくつかの法律にもあった。

国税徴収法第187条3項 
情を知つて前2項の行為につき納税者又はその財産を占有する第三者の相手方となつた者は、2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

毒物及び劇物取締法第 二十四条の二 
次の各号の一に該当する者は、二年以下の懲役若しくは五万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
 一  みだりに摂取し、若しくは吸入し、又はこれらの目的で所持することの情を知つて第三条の三に規定する政令で定める物を販売し、又は授与した者
 二  業務その他正当な理由によることなく所持することの情を知つて第三条の四の規定する政令で定める物を販売し、又は授与した者

売春防止法
第11条(場所の提供)
情を知つて、売春を行う場所を提供した者は、三年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。
第13条(資金等の提供)
情を知つて、第十一条第二項の業に要する資金、土地又は建物を提供した者は、五年以下の懲役及び二十万円以下の罰金に処する。
2 情を知つて、前条の業に要する資金、土地又は建物を提供した者は、七年以下の懲役及び三十万円以下の罰金に処する。

児童福祉法
第34条 何人も、次に掲げる行為をしてはならない。
七 前各号に掲げる行為をするおそれのある者その他児童に対し、刑罰法令に触れる行為をなすおそれのある者に、情を知つて、児童を引き渡す行為及び当該引渡し行為のなされるおそれがあるの情を知つて、他人に児童を引き渡す行為
 
民法
第九百三十四条   【 不当弁済の責任 】
第一項 限定承認者が、第九百二十七条に定める公告若しくは催告をすることを怠り、又は同条第一項の期間内にある債権者若しくは受遺者に弁済をしたことによつて他の債権者若しくは受遺者に弁済をすることができなくなつたときは、これによつて生じた損害を賠償する責に任ずる。第九百二十九条乃至第九百三十一条の規定に違反して弁済をしたときも、同様である。
第二項 前項の規定は、情を知つて不当に弁済を受けた債権者又は受遺者に対する他の債権者又は受遺者の求償を妨げない。

出入国管理及び難民認定法
第 七十四条の三 第七十四条第一項若しくは第二項又は前条の罪を犯す目的で、その用に供する船舶等を準備した者は、二年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。情を知つて、その用に供する船舶等を提供した者も、同様とする。

などなど、ありますね。



●6778 レコード輸入権のパブリックコメント全文が、こちらで見れるってんですけど。 笹山登生 104/05/29(Sat) 13:56:51 削除
URL: http://pub.idisk-just.com/fview/e6l3SGtXpwmk4GGRZf6F2rqsUGXbRI59dCCowj9IwfCbI9EHc7_mtw

上記サイトで見れるってんですけど、今のところは、サーバーダウンですね。
私のも、載ってるんだろうか。


●6777 著作権法の輸入権と特許法の並行輸入問題との関係 笹山登生 104/05/29(Sat) 10:21:46 削除
URL: http://d.hatena.ne.jp/shiranui/200405

上記サイトの方、どういう方かはわかりませんが、私の『ファースト・セール・ドクトリンの明確な位置づけなくして、レコード輸入権の創設なし』も引用されていただいて、著作権法と特許権法とでの並行輸入取り扱いの比較を試みられて、その意味で、大変参考になりました。
やはり、このような場合、隣接領域からのアプローチが必要なものと思われます。


●6776 リンクしていただき、ありがとうございます。 笹山登生 104/05/29(Sat) 07:28:47 削除
URL: http://tami606.jugem.cc/?eid=192

上記サイトです。
ところで、このサイト、スクロールすると、コマ送り的になってしまうんですが。


●6775 「開いたままのシャッター」という、開高健さんの序文 笹山登生 104/05/28(Fri) 21:52:52 削除
URL:

また、二人のフリーの日本人ジャーナリストのイラクでの安否が、気遣われている。
それにしても、1973年11月、アンコールワットへ単独潜行してまま、消息を絶った一ノ瀬泰造さんの著書「地雷を踏んだらサヨウナラ」によせた開高健さんの次の序文は、30年以上もたった今でも、フリージャーナリストの生き様をリアルに示している。
「落下傘には、かならず補助パラシュートがついていて、万一、主傘が開かなかったときには、それを使って、危機を避けるように出来ている。しかし、フリーのカメラマン、それも外国で、戦場で、一歩ごとに口をひらいた罠の仕掛けられたジャングルや、水田や、渓谷や、高原で仕事をする人は、補助パラシュートなしで、空中へ飛びすようなものである。たとえ、首都にいて、つつましやかな甘い生活に浸っていても、彼の意識はピアノ線の敏感を持たなければならない。彼の意識も、眼も、耳も、たとえ、ベッドで寝ているときでも、片目はあけておかなければならないのだから、全身がいわば、開きっぱなしのシャッターになっていなければなるまい。そんな曲芸に生きる男たちなのである。いつ、どこで。最後に彼の全身は、何を見たのだろうか。」


●6774 6770での発言削除の経緯 笹山登生 104/05/28(Fri) 20:29:57 No.6770へのコメント 削除
URL:

6770で、突然発言削除の掲載をしたところ、一部の方から、その経緯を知りたいとのメールがありましたので、差しさわりのない程度に、明らかにします。
今朝ほど、文化庁審議官の森口泰孝さんから、突然、私のところにメールが届き、
「私個人への誹謗中傷により名誉が毀損されている投稿がありますので、削除願います。
引用されている私の発言については、そのような発言を行ったことはありません。同様の趣旨の発言も行っていませんこの議論の元になっているURLについては既に管理者が削除しています。
著作権の問題について議論すること自体を否定するものではありませんので、念のため申し添えます。」
として、この掲示板の6661と6664についての削除依頼がありました。
私も、該当箇所を見ましたが、誹謗中傷とまでの判断はいたしかねましたが、ご本人よりの強いご要望でもありましたので、掲示板の管理責任のなさをお詫びし、ご要望どおり、削除させていただきました次第であります。
なお、森口審議官の上記文中、「著作権の問題について議論すること自体を否定するものではありません」の部分は、この法案に関して、文化庁がパブリックコメントを募集し、私自身も、それに応募している状況からして、「あえて、いわずもがなの表現」であったように、私には、思えました


●6773 「大臣、ブログというものをご存知ですか」「知りません」 笹山登生 104/05/28(Fri) 11:09:21 削除
URL:

文部科学委員会でのやり取りだが、答えるほうも答えるほうだが、聞くほうも聞くほうだ。


●6772 汚染生アーモンド−追加です。 笹山登生 104/05/28(Fri) 11:04:37 No.6771へのコメント 削除
URL: http://seattlepi.nwsource.com/national/apus_story.asp?category=1110&slug=Almond%20Recall&from=consumer

マリチャンさんのいわれるGermack Pistachio Co.社は、Paramount Farms のものを、1ポンドパックに再包装されたもののようですね。
コード日付は、http://www.medicalnewstoday.com/index.php?newsid=8748 によれば、040806, 040807, 040819, 040824, 050105, 050421.050422.のようです。
さらに、上記サイトによれば、シアトル拠点のMetropolitan Market も、次の物について、リコールをしたようです。
8オンスと16オンスパックで、透明の角ばった包装のもので、the Metropolitan Market White Scale のララベルが付してあるもののようです。
日付は、2月1日から、5月31日までのものです。


●6771 今度のサルモネラ菌汚染アーモンド販売会社は、次の5会社 笹山登生 104/05/28(Fri) 10:21:23 No.6768へのコメント 削除
URL: http://www.mlive.com/newsflash/business/index.ssf?/newsflash/get_story.ssf?/cgi-free/getstory_ssf.cgi?f0338_BC_AlmondRecall&&news&newsflash-financial

まりちゃんさん。
一難去ってまた、一難ですね。
今度は、次の5会社だそうです。

National Bulk Food Distributors, http://www.nbfdcandy.com/
GKI Foods,
Koeze Co.,
Kar Nut Products Co. http://www.karsnuts.com/
St. Laurent Brothers. http://www.discovernewfoods.com/stlabrnutho.html

なお、このほかにスゥエーデンのHammons Pantry http://www.google.co.jp/search?q=cache:8pEt8aDjTLgJ:www.black-walnuts.com/fundraiser.asp+Hammons+Pantry+&hl=ja も、リコールだそうです。


●6770 発言削除のお知らせ 笹山登生 104/05/28(Fri) 09:13:36 削除
URL:

6661のますやまさんのご発言と6664の謎工さんのご発言は、実名を出されていますが、その実名を出されたご本人より、「名誉毀損の可能性あり削除」のお申出がありましたので、私も、そのように思いますので、投稿者に無断で削除させていただきます。
ご了承願います。
なお、今後、このような本人を誹謗しかねない投稿に対しては、任意にこちらに判断で、削除させていただくこともありますので、ご了承ください。
名前を出されたご本人に対しましては、運営管理者として、管理の不行き届きを、心より、お詫び申し上げます。


●6769 輸出統計品目表のコード表 笹山登生 104/05/28(Fri) 08:24:45 No.6767へのコメント 削除
URL:

まりちゃんさん。
これらのコードは、HSコードと連動しているのですが、これは、2002年4月1日より輸出入関税法を全面改正し、関税コードの上6ケタまでをHSに完全に一致させたためです。
これによって、これまで一致していなかった一部関税コードの品目名が変更されたというわけです。
この中の品目の定義については、それぞれについて、詳しいマニュアルがあるのですが、この中では、まさに、面倒くさい定義がなされています。
これが、市販で手に入るかどうかわかりませんが、私は、米の自由化前夜に、米粉偽装輸入野定義の再に、大いに利用したことがありました。
けっこう面白いですよ。
これは、関税表と連動しているのですから、その食が安全かどうかは、まったく関係ないわけです。
ただ、高関税逃れの偽装輸入についてのみ、目を光らしているというわけです。


●6768 今度はデトロイトの会社がサルモネラ汚染の疑いで生アーモンド回収 まりちゃん 104/05/28(Fri) 07:51:17 削除
URL: http://www.jc-press.com/news/200405/04052706.htm

米食品医薬品局(FDA)は25日、ミシガン州、デトロイトのジャーマック・ピスタチオ社(Germack Pistacio Co.)が生天然アーモンドを自主回収したと発表した。サルモネラ菌(Salmonella Enteritidis)に汚染されている可能性があるため。FDAの発表によると、同社は回収の対象となるアーモンドをミシガン、イリノイ、オハイオ、コネチカットおよびフロリダの各州に卸した。サルモネラ菌汚染によるアーモンドの回収は、21日のパラマウント農場に次いでここ1週間では2例目。
(2004年5月27日発信)日本消費者新聞
http://www.jc-press.com/news/200405/04052706.htm

ついでに。。
サルモネラは適切に加熱すれば問題ないようです。
http://www.n-shokuei.jp/saikin/index5.html

菌が70度で1分〜加熱されれば大丈夫だそうです。
http://sukoyaka.on.arena.ne.jp/syokuhin/sarumonera1.html
但し食品によっては中心までの加熱が長いものがありますので
加熱時間にご注意。
http://www.zennoh.or.jp/bu/chikusan/egg/tisiki/salmonella.html
http://www.iphes.pref.hyogo.jp/kikaku/report/eiken/report26.htm#p2


●6767 貿易統計の件 まりちゃん 104/05/28(Fri) 07:07:24 No.6764へのコメント 削除
URL: http://www.customs.go.jp/news/yusyutu2004/index.htm

おはようございます。統計資料をありがとうございました。

輸出統計品目表のコード表がありました。
http://www.customs.go.jp/news/yusyutu2004/index.htm
開いていただき、一列目、二列目の数字を足した9桁を、以下に入力すると、輸出入についてなんでも検索できちゃうんですね。
http://www.customs.go.jp/toukei/srch/index.htm

気になったのは150300000と150200000あたりの動物性油脂についてです。
http://www.customs.go.jp/news/yusyutu2004/data/15r.htm
以下は2003年11月の資料ですが、施行はされたのかな。。。
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20031112press_8b1.pdf


●6766 CAFTA(中米自由貿易協定)をめぐる論争は、FTAに闇雲に走る日本への善き教訓 笹山登生 104/05/28(Fri) 01:20:52 No.6598へのコメント 削除
URL: http://www.agriculture.com/default.sph/AgNews.class?FNC=goDetail__ANewsindex_html___51817___1

NAFTA(北米自由貿易協定)についで、CAFTA(中米自由貿易協定)をも、と、ブッシュ政権が急ぎ走ることに対して、アメリカ国内世論が、立ちふさがり始めている。
このCAFTA(中米自由貿易協定)は、アメリカと、コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、ドミニカ共和国とが結ぶ、自由貿易協定だが、これらのいずれの国も、砂糖産出国なところから、アメリカの砂糖生産者から、「国内で補助金で守られたこれらの国の砂糖産業とは、到底競争できない。」と、CAFTA(中米自由貿易協定)そのものに反対する意見が強まってきた。
さらに、先輩格のNAFTA(北米自由貿易協定)野果たした功罪に着いても、疑問視する声が相次いでおり、世界が孤立主義に走る名が手の、自由貿易協定そのものの難しさが露呈してきた感じだ。
トヨタさんをはじめとして、日本のFTA礼賛主義者さんたちも、良く、これらの世界の動向をわきまえて、議論すべきときだ。


●6765 私の掲示板をリンクしていただいております。 笹山登生 104/05/28(Fri) 00:30:35 削除
URL: http://plaza.rakuten.co.jp/uranowhere/

上記サイトの「猫と音楽と羅針盤」という名前のサイトです。
光栄です。


●6764 財務省貿易統計で見てください 笹山登生 104/05/28(Fri) 00:08:08 No.6762へのコメント 削除
URL: http://www.customs.go.jp/toukei/srch/

上記サイトです。
ただし、9桁の統計品目番号は、230110090 ですが、この分類は、「肉または、くず肉の粉など」に分類されたものが、入ってきます。
これには、動物や鳥にかかわらず、これらの肉またはくず肉を粉末状にしたものすべてが入ってきてしまいます。
http://www.maff.go.jp/work/011122kanbou/011122-ref.pdf ご参照
また、輸入統計品目番号050690090 は、牛の骨のほか、豚、鶏及び魚の骨等が入ってきます。
これについては http://www.amy.hi-ho.ne.jp/nagatsuma/s20.htm ご参照
牛骨粉は、05069011 骨粉は、 05069090 となっているようです。


●6763 (投稿者削除)


●6762 アメリカの肉骨粉について まりちゃん 104/05/27(Thu) 09:06:11 削除
URL:

笹山さんおはようございます。

2年半前、日本でBSEが発生したときに、肉骨粉輸入の通関統計記録があって、見たら、日本の最大の肉骨輸入国は米国でした。
あの時はアメリカは安全国とされていたわけですが、その後も米国から、輸入はされていたのでしょうか。検索しても見つけることができなくて、もしご存じでいらしたらお教えください。その後も輸入されていたとしたら、何に使われていたのかな?


●6761 サルモネラ菌汚染生アーモンド問題のその後 笹山登生 104/05/26(Wed) 22:11:20 削除
URL: http://www.thesunlink.com/redesign/2004-05-26/local/483141.shtml

カリフォルニアのParamount Farmsがおこしたサルモネラ菌汚染生アーモンド問題は、訴訟問題にまで、発展した。
訴訟を起こしたのは、シアトルの食品安全問題専門の弁護士Attorney William Marlerさんで、今年2月に、Paramount Farmsのアーモンドを食べたかただ。
これまでのところ、18人の感染者が確認されており、そのほとんどが、ワシントン州の人だ。
訴訟の内容は、Paramount Farmsが、低温殺菌を、生アーモンドについて、施さなかった点ヲ問題にしている。
弁護士によると、この三年間で、140のサルモネラ菌汚染のケースがあったという。
オレゴン州の公衆衛生サービス担当者が言うに、『最初のサルモネラ菌汚染は偶然であっても、次の発生は、モーニングコールのようなもので、必ず起きることを覚悟しなければならない。』という。
現在のParamount Farmsの生アーモンドには、サルモネラ菌が検出されていないが、おそらく、サルモネラ菌汚染アーモンドのおおくは、現在は、在庫品になっているものとおもわれ、4月27日以来、汚染の事実は発見されていない。
このことから、すでに、人体への影響は、発症済みだったものと見られている。
Paramount Farmsの汚染生アーモンドは、すでに消費されたか、ローストされたか、加工されたか、されているものと見られるが、アーモンドが、長い貯蔵期間に耐えられる商品であるところから、汚染生アーモンドが、消費者の自宅に貯蔵されていることも考えられうる。

なお、日本においては、約7450キロが販売されていることが25日、厚生労働省の調査で分かった。
輸入業者が自主回収するという。
自主回収するのは食品販売会社「コストコホールセールジャパン」(東京)が販売した約5500袋。一般家庭や飲食店向けの会員制販売のため、購入者はすべて把握しているという。
コストコ社のほかに3業者でも輸入していることが確認された。このうち約110キロ分は調査中で、ほかは加熱加工済みや保管中のため安全が確認された。


●6760 このあたりを中心としていきましょうか。 笹山登生 104/05/26(Wed) 20:08:51 No.6759へのコメント 削除
URL: http://www.bantransfats.com/links.htm

Ban Transfats のリンクを中心として、広げていきましょう。
日本のリンクでは、まだ、http://www.getwell.co.jp/tr.htm 程度のものしか見当たらないようですね。
かえって、やりがいがあるかも。


●6759 健康エコナについて まりちゃん 104/05/26(Wed) 19:10:17 No.6756へのコメント 削除
URL: http://www.oyako-net.com/medicine_info/column_123.html

笹山さん、こんばんは、
トランス型脂肪酸に関するHPも作ったほうがいいかも知れませんね。

スーパーに行ったときにマーガリンを沢山見ましたけれど、その製法などについては一切記載がありませんでした。当然かも知れませんが。
最近はどこかで、水素を添加していないマーガリンも見た気がします。

ところで、トランス型脂肪酸の総含有率が普通の油より5.2%と高いのだが、健康油として売られている合成油、花王のエコナについていくつか検索してみました。

子育ての医療情報「ご存じですか?健康食用油の作用と効用」文・恵志泰成 監修・中原英臣
http://www.oyako-net.com/medicine_info/column_123.html
人間ドック学会のお墨付きとか。
http://www.ningen-dock.jp/
また、厚生労働省が認める「特定保健用食品」だそうです。

「特定保健用食品」とは何か
http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/anzen/hoei/hoei_014/hoei_014.html

エコナマヨネーズのシェアは結構高いみたいですね
http://health.nikkei.co.jp/supple/news.cfm?i=20021106p5001p5
マヨラーさんはとくにご注意、というところでしょうか。

ところで子育て安全情報を監修されている中原英臣さんという方は、よくTVに出られておいでで、SARSのはしり(アモイガーデン騒ぎ)のとき、TVでトンチンカンなことを言っていたので(5%の死亡率なんてインフルエンザと同じでたいしたことないとかなんとか)クレームをしたことがありますが、トランス型脂肪酸のことについてもご存じないようで?

あと、ちょっと面白いコラムを見つけました。業界の攻防について、とでもいうのか(^^;
http://www.google.com/search?q=cache:ujM_9qmWKlwJ:www.parkcity.ne.jp/~sito/note3.2.html+%E8%8A%B1%E7%8E%8B%E3%80%81%E3%83%9E%E3%83%A8%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%80%80%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%83%8A%E3%80%80%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A2&hl=ja

最後に
International Margarine Association of the Countries of Europe
http://www.imace.org/
なるページがありました。各国の法律などにリンクしているようです。
当然言語もいろいろですが(^^;
http://www.worldlingo.com/products_services/worldlingo_translator.html


●6758 トランス型脂肪酸問題は、これから。 笹山登生 104/05/26(Wed) 13:20:47 No.6756へのコメント 削除
URL:

まりちゃんさん。
その後の日本の業界の反応は、まだ鈍いですね。
新聞でも、あまり取り上げないので、たかをくくっている節もあるようですね。
そろそろ、火をつけていきましょうか。
まづ、日本の各種製品に含まれるトランス脂肪酸の含有量の開示からはじめましょう。
関連サイトのリンク作り、巨大掲示板での啓蒙、よろしくお願いします。


●6757 「著作権による市場の独占性」 笹山登生 104/05/26(Wed) 13:13:15 削除
URL: http://www.google.co.jp/search?q=cache:F_C6Z9yxjPoJ:uno.law.seikei.ac.jp/~kfjsrc/0217.pdf+%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%97%E4%BE%B5%E5%AE%B3%E3%80%80%E3%80%80%E6%96%87%E5%8C%96%E5%AF%A9%E8%AD%B0%E4%BC%9A&hl=ja

上記サイトの松田政 行さんの文は、これからの著作権法を考える上で、役に立つものだと思う。
特に、この掲示板でも、6667.6678.6682.6685.6691で述べてきた、「著作権と、エッセンシャル・ファシリティとの関係」という問題を考えるには、最適の一文だ・


●6756 トランス型脂肪酸について まりちゃん 104/05/26(Wed) 11:52:49 No.6701へのコメント 削除
URL: http://www.foodnavigator.com/news/news-NG.asp?id=52042

トランス型脂肪酸について、
欧米の動きがわかるニュースがありました。

Trans fats on the way out?
http://www.foodnavigator.com/news/news-NG.asp?id=52042

上記によると、ネスレ社は、トランス型脂肪酸含有量を、WHOが推奨する1%未満にするという発表をしたそうですが、
日本で健康ブームでもてはやされて(もてはやして?)いる「健康エコナ」には5.2%含まれているとか。

03/06/16 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会会議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/06/txt/s0616-1.txt
(抜粋)
 その次ですが、44ページ、指摘事項の5です。エコナクッキングオイルには、表の3-2、44ページの一番下を見ていただきますとおわかりのように、総トランス脂肪酸が5.2 %と、表の3-1 で示された他の日本で市販されている植物油の0.4 から2.3 %と比べまして、高濃度に含まれております。

コーデックス連絡協議会がいうところの、「含有量表示には時期尚早」
っていうのは業界擁護なんでしょうねー。
http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#6702

以下、マクドナルドのニュースだそうです。
McDonald's gambles, cuts "trans fat" in french fries
http://www.usatoday.com/money/industries/food/2002-09-02-mcdonalds-fries_x.htm


●6755 (投稿者削除)


●6754 アメリカの「寄与侵害」と、日本の「みなし侵害」 笹山登生 104/05/26(Wed) 11:33:11 削除
URL: http://www.asia-links.com/japanese/terasawa/music4.htm#1

もちろん、日本の著作権法には、「寄与侵害」(contributory infringement)(著作権侵害に寄与(幇助)する行為)という概念がないのだが、ここには、日本の『みなし侵害』における「情を知って」とやや似た、知情要件がある。
上記サイトのうち、「侵害行為の認識」(Knowledge of infringing activity)は、寄与侵害と、みなされる。


●6753 原産国表示制度をめぐるアメリカでの賛否両論 笹山登生 104/05/25(Tue) 22:06:15 削除
URL: http://www.agweb.com/news_show_news_article.asp?nodate=Y&file=AgNewsArticle_2004525459_3011&articleid=108740&newscat=WI

Daschle上院議員と Tim Johnson 上院議員は、先週、ワシントンポスト紙が、カナダからのひき肉の輸入をすっぱ抜いたところから、『今こそ、原産国表示制度の前倒し導入が必要』との提案をした。
さらに、Tim Johnson 上院議員は、「アメリカの消費者は、USDAにミスリードされている。」と、憤慨したが、彼は、カナダよりの骨付き牛肉について、検査の充実を早くから要求していた。
The 2002 Farm Bill は、当初は、今年の9月より原産国表示制度実施の予定だったが、皮肉にも、アメリカ初のBSEが発見されるわずか数週間前に、二年間の延期が決まった。
Daschle上院議員らの提案は、この前倒し実施を提案したものである。
今年初頭に、同様の提案が、Mary Bono下院議員とDarlene Hooley下院議員から提出されている。
しかし、現実には、この原産国表示制度については、依然、賛否両論がある。
推進派にいわせれば、これは、食品安全性を高めるものであるというが、非推進派からいわせれば、原産国如何にかかわらず、すべての食料品は、検査を受けるのであるから、二重のものになるのではないとかという意見がある。
また、推進派からいわせれば、消費者が、他の国の食料品から、自国の食料品を差別化できることによって、原産国表示制度そのものが、有力なマーケティング・ツールになるものとする。
なぜなら、アメリカの消費者は、他国の食料品よりも、自国の食料品を好む傾向があるからだとしている。
しかし、非推進派からいわせれば、Daschle上院議員や Tim Johnson 上院議員が提案しているのは、牛肉製品の60パーセントも、義務条項から免れているのだという。
だから、この制度の施行によって、かえって、本来、国の食料の安全を確保しうる、強制的な国別識別システムを、USDAが実施することを妨げてしまう恐れがあるとしている。、



●6752 ポイントをついていない質問主意書と、難解な日本語の答弁書 笹山登生 104/05/25(Tue) 21:00:14 削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/20040525

上記サイトは、レコード輸入権についての質問主意書と、それに対する答弁書だが、これを一読して、どこに問題の所在があるのか、わかる人は、少ないのではないのか。
質問されているご本人も、あるいは、お分かりかどうなのかすら、疑問である。
やはり、ポイントは、並行輸入に、差別的なレコード輸入権を適用することの是非、みなし侵害成立要件に、知情要件という主観的要件を適用することによる、裁量権の増大、行ってみれば、この二点なんじゃないかと、私なんかは、思っている。


●6751 ようやく気づかれたようですね。 笹山登生 104/05/25(Tue) 17:48:35 No.6750へのコメント 削除
URL:

まづは、めでたし。
ひとごとながら、本当にはらはらしました。
同じYahoo!グループ メールでも、アクセス制限がかかるのもあるので、一概には、言えないんですが、この場合は、もろ見えでした。


●6750 Yahoo!グループ メールは、丸見えですよ。 笹山登生 104/05/25(Tue) 10:17:08 削除
URL:

仲間内のメール使用には、便利なんだろうが、このメール上にリンクされたところからアクセスすると、逆に、やりとり内容すべてが、丸見えになってしまうことに、お気をつけあそばせ。
特に、レコード輸入権反対派の皆様方。


●6749 今、私のサイトの中で一番ヒットしているサイトとは? 笹山登生 104/05/25(Tue) 10:01:55 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#6579

上記サイトの「CBSのイラク人虐待映像ライブラリー」
で、このサイトを転載している某掲示板の記事サイトは、掲載後、まだ2週間程度なのに、これだけで、一万二千数のヒットとなっている。
まあ、見方によれば、際物サイトだけに、喜んでいいものか、近頃、ちょっと考えさせられている。


●6748 BSE問題で右往左往するUSDAの滅茶苦茶対応ぶり 笹山登生 104/05/25(Tue) 09:50:31 削除
URL:

日米の牛肉問題が、秋までの輸入再開を視野に入れて、一見平穏に再開されたのにたいして、USDAの近頃の右往左往ぶりは、目を覆いたくなるほどだ。
まず、4月末のテキサスでの疑惑BSE牛の発見にもかかわらず、検査をしなかったことで、USDAは、何度も、その手落ちを謝罪したが、依然、消費者団体は、その顛末を明らかにすべきであるといきまいている。
一方、ワシントンポスト紙のすっぱ抜きで、昨年9月頃から、輸入禁止されているはずのカナダからアメリカへ、ひき肉など大量の肉がアメリカに輸入されていた事実が発覚すると、今度は、5月24日になって、USDAは、USDA自らが設定した輸入禁止措置に自らが違反したことを認めた。
このようなドタバタぶりのなかで、またもや、議会の一部から、原産国表示問題-COOL制度−の、前倒し実施を求める声が、再び、沸き起こってきた。
最大の主張者は、相変わらずのTom Daschle上院議員だが、今度は、これに、大統領選挙がらみと、将来のDaschle氏のライバルとなるうる人が立候補する6月の補欠選挙の思惑が絡み、複雑な展開となっている模様。
こんな、USDAのBSE問題処理の不手際が続く中で、業界では、これらの不手際が、日本などとの牛肉輸出再開をさらに遅らす要因となるのではないかと心配する声が強まっている。


●6747 ハードなアメリカとソフトなアメリカ 笹山登生 104/05/25(Tue) 09:01:18 削除
URL: http://www.randomhouse.ca/catalog/display.pperl?140008119X

今朝のCNNで、「Hard America, Soft America」の著者Michael Barone氏の話を聞いた。
この本の副題は、『競争させるか、甘やかせるか、それが、アメリカの将来への戦いだ。」というものだ。
氏の言うに、アメリカの18歳の学生は、著しく非競争的であるのに対して、30歳の社会人は、著しく競争的であるというように、二分化されているという。
アメリカの学生は、他の諸国の学生に著しく遅れをとっているのに、アメリカの国力は、経済的にも、軍事的にも、科学技術的にも、依然として、世界のトップを走り続けている。
この謎を解き明かす原因として、氏は、6歳から18歳までのアメリカ人が、アメリカのソフトな時代に生まれ育っており、18歳から30歳までのアメリカ人は、アメリカのハードな時代に生まれ育っているからだという。
アメリカをハードとソフトの二面性でとらえようとする動きはこれまて゛にもあった。
たとえば、ハーバード大学の政治部門であるケネディー・スクール学長のジョセフ・ナイ氏は、アメリカの軍事力と経済力と合わせて「ハード・パワー」と呼び、「軍事・経済力を使って他国を自分たちの思うように動かす力」である、と定義するとともに、これと並んでアメリカは「ソフト・パワー」でも超大国だと指摘し、「ソフト・パワーとは、強制によるのではなく、アメリカの魅力によって、私たちアメリカの思うように他国を動かすことである」と指摘した。
まさに、今のイラク情勢は、ハードなアメリカが、その限界を知り、ソフトなアメリカにそれ以後の活路を見出そうとしているように見える。


●6746 収穫逓増の世界では、コモンズの悲劇はない。 笹山登生 104/05/25(Tue) 08:38:17 削除
URL: http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/22/news012.html

上記サイトは、著作権に金縛りにあった世界は、アンチ・コモンズの悲劇だというのだが、私なら、ちょっと違うとららえ方をしたい。
コモンズの悲劇とは、誰もが自由に羊を出し入れできる草地を作ると、限りなく羊をつれた人が出入りして、ついには、その草地は、荒廃してしまう法則を述べたものだが、卑近な例では、出入り自由で、汚くしっぱなしの公園の公衆便所には、ついには、誰しも寄り付かなくなるといったような例がある。
一般の産業が、インプットを多くすればするほど、それに見合った収穫が逓減してしまう、収穫逓減の法則に見まわれるのに対し、ソフトウエアの世界は、投入すればするほど、それ以上のアウトプットを得られるという収穫逓増の法則が働くという。
このような収穫逓増の法則が働くソフトウエアの世界においては、いくら参入を自由にしても、コモンズの悲劇は生じようもないはずだ。
レッシグ教授は、まさしく、このソフトウエアの世界におけるコモンズの特異性に注目され、クリエイティブ・コモンズという概念を提唱されたのだと思う。


●6745 公開質問状について 笹山登生 104/05/24(Mon) 21:44:26 No.6744へのコメント 削除
URL:

謎工さん。
これまでの問題点の集大成と判断しました。
ほぼカバーしていましたが、いわゆる「情を知って」のみなし侵害の主観的要件の妥当性如何に付いての質問が抜けていたように思います。
大事なポイントだと思っていますので、次の何らかの機会には、入れておいてください。


●6744 河村文部科学大臣・依田レコード協会会長への公開質問状 謎工 104/05/24(Mon) 20:17:36 No.6740へのコメント 削除
URL: http://copyrights.livedoor.biz/archives/691283.html

圧倒されました。

音楽を愛し、生業としている彼等でないと出来ない質問ばかりです。


●6743 並行輸入をめぐっての、the British Phonographic Industry (BPI)とCD Wow との訴訟合戦 笹山登生 104/05/24(Mon) 14:16:51 削除
URL: http://www.unlimitednet.co.uk/modules/news/article.php?storyid=697

世界的に見ると、正規CDの並行輸入をめぐってのトラブルは、日常茶飯事のようである。
ここで、代表される典型的な争いとして、上記サイトに、British Phonographic Industry (BPI)とCD Wow(香港のMusic Trading On-Line 社からのCDをインターネットで安売り販売している業者)との訴訟合戦の例を挙げておく。
で、この訴訟のミソは、とばっちりがAmazon.comにいってしまったことで、いわば、「俺が悪いんなら、何で、アマゾンを調査しないんだ」ってことになってしまって、今年の1月、BPIは、アマゾンに調査に入ることになってしまった。
まあ、これと同じ酔うなケースが、今後日本にも出て来るんではないかと、妙な予感を感じている。

http://www.theregister.co.uk/2004/02/04/bpi_forces_cd_wow/
http://www.theregister.co.uk/2004/01/21/cd_wow_backs_down/
http://www.theregister.co.uk/2004/01/07/bpi_down_plays_amazon_com/
http://www.out-law.com/php/page.php?page_id=musicbodyprobesam1073653357&area=news


●6742 6740の「オーストラリア」は、「ニュージーランド」 笹山登生 104/05/24(Mon) 13:02:58 No.6740へのコメント 削除
URL: http://artslaw.com.au/reference/paraimp983/

6740の「上記サイトのオーストラリアでの、著作権改正に際しての並行輸入論議の文章」のうち、「オーストラリア」は、「ニュージーランド」です。
上記サイトのは、オーストラリアですけれども。
入れ違えてしまいました。


●6741 ふたたび、サイクロスポラ感染症について 笹山登生 104/05/24(Mon) 12:45:04 削除
URL: http://www.medicalnewstoday.com/index.php?newsid=8586

6739で、「昨年の2月頃から』というのは、『今年の2月に』と訂正します。
また、発生数については、報道によって、ことなっており、上記サイトでは、『approximately 57 individuals in Wheaton, Ill. 38 people in Irving,  」となっております。


●6740 意図的に日本語訳から省略された、「"by legitimate companies"」の部分 笹山登生 104/05/24(Mon) 11:49:44 削除
URL: http://www.med.govt.nz/buslt/int_prop/parallel/parallel-07.html

日本レコード協会(RIAJ)が5月18日付で「洋楽輸入盤に関するRIAAの考え方について」と題して公表した全米レコード協会担当者からの回答書の訳で、「"by legitimate companies"」の部分が省略されていることに、リスナーの方から、疑義の声が上がっているが、上記サイトのオーストラリアでの、著作権改正に際しての並行輸入論議の文章の中でも、あるように、the legitimate distributor以外は、pirated or parallel imported のものであるとしている。
したがって、日本のレコード輸入権の導入は、「日本のlegitimate companiesには、何の影響も与えないが、並行輸入業者に与える影響については、関知しないよ」といっていると解釈すべきである。
この見解は、アメリカのRIAAの『並行輸入は、海賊版の温床であるから、日本も非差別的なレコード輸入権の導入を』という主張が根底にあるのだから、当然の見解で、これ自体を問題にする必要はまったくない。
むしろ、この部分を当たり障りない表現で和訳した日本レコード協会の意図を、この際責めるべきものであろう。
敵を間違えてはいけません。

If a CD is being imported by someone other than the legitimate distributor, then it is either pirated or parallel imported.

なお、かねてから私が言うように、オーストラリアの著作権改正に当たっての、並行輸入問題と著作権の論争は、http://artslaw.com.au/reference/paraimp983/ などで、今日的に見直してみる価値がありそうだ。


●6739 野菜サラダ好きのかた、サイクロスポラ感染症にご用心 笹山登生 104/05/24(Mon) 10:58:47 削除
URL: http://drkoop.com/template.asp?page=newsdetail&ap=93&id=1504191

サイクロスポラ感染症というのは、聞きなれない名前だが、http://www.eiken.city.yokohama.jp/infection_inf/cyclospora1.htm などによると、サイクロスポラは、顕微鏡で観察しないとわからないような単細胞の小さな寄生生物なんだそうで。
最初に発見されたのが、1870年というから、かなり昔から存在してきたようだ。
それで、どうして、この古い寄生生物が最近注目されてきたかというと、上記サイトで、アメリカのFDAが警告したように、昨年の2月頃から、イリノイ州−16人-とテキサス州−20人-とで、ミックスサラダ(raw basil and mesculin/spring salad mix)を食べたことで、サイクロスポラ感染症にかかった人が激増したためだ。
症状としては、激しい下痢や体重減少、食欲不振、胃痙攣、吐き気、微熱、筋肉痛、疲労感などだが、抗生物質の服用で治るという。
日本でも、東南アジアなどを旅行したあと、日本に帰国後発症した例が、http://www.kansensho.or.jp/journal/full/200206/076060416j.pdfなどで、報告されている。
また、東南アジアや中南米などからの輸入野菜や輸入果実は、要警戒だ。水洗いは入念に。
日本では、水に潜むクリプトスポリジウムのほうが、警戒されているようだが、このサイクロスポラも、クリプトスポリジウムと同じ原虫ということだから、これから、もっと警戒しなければならないようだ。


●6738 vCJDも、扁桃腺や盲腸のサンプル分析で、スクリーニング可能 笹山登生 104/05/24(Mon) 09:06:57 No.6736へのコメント 削除
URL: http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/abstract/108563520/ABSTRACT

まりちゃんさん。
情報提供ありがとうございました。
次のような内容でしたね。
vCJDも、扁桃腺や盲腸のサンプル分析で、スクリーニング可能となれば、画期的な技術だと思いました。

リンパ細網組織に蓄積しているKG9と3F4という名の単クローン抗体のプリオンの存在を、免疫組織化学的に解析するもので、これら解析に使うサンプルは、16703人の患者(14964人分が虫垂炎患者からの盲腸摘出、1739人分が扁桃腺摘出)から、得られた。
そのうちの60パーセントは、年齢20歳から29歳の人のものだった。
これらのサンプルのうち25パーセントは、分析に十分な量がなかったため、サンプルから除外された。
これら解析の結果、3つの虫垂サンプルからは、 3/12 674 のKG9と3F4の単クローン抗体蓄積が見られた。
このうちの二つのサンプルについては、これまでのvCJDのパターンにないvCJDがあった。
これらの患者からの盲腸や扁桃腺摘出によるサンプル分析技術は、これからのvCJDのスクリーニングに役立つものと思われ。特に、血液製剤や外科機器によるvCJD感染予防につながるものと期待されている。


●6737 (投稿者削除)


●6736 英国:異常プリオン、高率で人に感染か、の元論文 まりちゃん まりちゃん 104/05/24(Mon) 07:23:48 No.6720へのコメント 削除
URL: http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/abstract/108563520/ABSTRACT

おはようございます。

the Journal of Pathology の 論文のAbstractを見つけましたのでそのURLを。。
(Rapid Communication)
http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/abstract/108563520/ABSTRACT
http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/jissue/72503895

Prevalence of lymphoreticular prion protein accumulation in UK tissue samples
David A Hilton 1 *, Azra C Ghani 2, Lisa Conyers 1, Philip Edwards 1, Linda McCardle 3, Diane Ritchie 3, Mark Penney 1, Doha Hegazy 1, James W Ironside 3
1Department of Histopathology, Derriford Hospital, Plymouth, UK
2Department of Infectious Disease Epidemiology, Faculty of Medicine, Imperial College, London, UK
3National CJD Surveillance Unit, University of Edinburgh, Edinburgh, UK

*Correspondence to David A Hilton, Department of Histopathology, Derriford Hospital, Plymouth, PL6 8DH, UK.


●6735 (投稿者削除)


●6734 岡山県庁で5月21日より無線LAN開始というんだが 笹山登生 104/05/23(Sun) 19:25:32 削除
URL: http://www.sanyo.oni.co.jp/34news/2004/05/22/20040522082708.html

長野県の例もあるし、ましてや、無線LANなのだから、セキュリティは、大丈夫なんだろうかと、心配したのだが、実は、これは、県庁全体が無線LANというのではなく、NTT西日本が運営する公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」の場として、県庁の県庁県民室ロビーがスポットになり、無線LANのロビーでの使用が可能となったという意味のようだ。
ちょっと記事としては紛らわしいですね。
このフレッツ・スポットは、NTT西日本のエリアで提供されるIEEE 802.11b準拠の公衆無線LANサービスである。


●6733 輸入禁止のはずのカナダから、大量のひき肉やプロセス・ミートがアメリカへ流入 笹山登生 104/05/23(Sun) 14:23:50 削除
URL: http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A46562-2004May21.html

昨年の夏以来、牛肉輸入禁止されているはずのカナダから、七百三十万ポンドものひき肉やプロセス・ミートが、アメリカに輸入されていることが、5月21日、ワシントンポスト記事の曝露でわかった。
しかし、USDA派、これらの牛は、生後30ヶ月未満の牛であり、食しても、危険はないことを強調した。
ついで、ロイターが、一千万ポンドのハンバーガーやカットミートも、カナダから輸入されていることを曝露した。
これらの事態に対して、アメリカ議会からの反発が、早速あり、下院議員のEarl Pomeroy氏は、「これらの事態は、社会的信用を失墜させるものだ。USDAが議会や市民に通告することなく、三千万ポンドもの牛肉をカナダから輸入することは、受容しがたい。」と、述べた。
一方、カナダ側は、5月22日になって、これらのハンバーガーやカットミートは、アメリカからの死骸から剥ぎ取ったものであり、カナダの牛のものではないと言い張っている。

http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/hot/bse/news/may2104beef.html
http://www.theglobeandmail.com/servlet/ArticleNews/TPStory/LAC/20040522/NATS22-2/TPNational/Canada も参照


●6732 訂正-サルモネラ菌汚染生アーモンドのリコールについて 笹山登生 104/05/23(Sun) 10:17:53 No.6729へのコメント 削除
URL: http://www.theflyingpig.com/tfp/shop.asp?SC

6729野分に二箇所訂正がありました。

訂正1
「今回のリコール対象商品は、「raw, natural whole almonds 」であって、「raw, natural whole almonds 」は、リコール対象外である。」
とあるは、
「今回のリコール対象商品は、「raw, natural whole almonds 」であって、「 roasted, blanched, sliced, diced, slivered, flaked or any other manufactured almonds」は、リコール対象外である。」
に訂正してください。

訂正2

「リコール対象商品の賞味(有効)期限-Trader Joe’s ブランドと Sunkistブランドのものは2004年8月21日から2005年3月15日の間のもの。Kirkland Signature ブランドのものは2004年8月21日から2005年2月8日の間のもの。」
とご訂正ください。

カークランドシグネチャーの生アーモンドは、日本でも上記サイトで売っていますね。
なお、関係国は、メキシコ、日本、韓国、台湾、マレーシア、フランス、イギリス、イタリアだそうです。


●6731 (投稿者削除)


●6730 (投稿者削除)


●6729 サルモネラ菌汚染生アーモンドのリコールについて 笹山登生 104/05/23(Sun) 09:34:24 削除
URL: http://www.paramountfarms.com/pr_051904.html

製造元は、PARAMOUNT FARMS 社−カリフォルニア州
対象商品−未加工・生の自然アーモンド
製造会社から卸販売した会社名-Costco社とTrader Joe’s社とサンキスト・ブランドで販売したもの。
消費者へ販売したブランド名-Kirkland SignatureブランドとTrader Joe’sブランドとサンキスト・ブランドで販売したもの
              ほとんどは、Kirkland Signatureブランド名で販売された。このブランドは、Costco Wholesale Inc., 社専用でつかわれているもの。
該当商品のパッケージ外観など-“raw almonds” と書かれている。3ポンドパック。プラスティックの折り箱。
リコール対象商品の賞味(有効)期限-2004年8月21日から2005年3月15日の間のもの

なお、Trader Joe’sに販売されたものは、1ポンドのプラスティック折り箱で、“nonpareil variety raw almonds”と、記載されている。

サンキストに販売されたものは、10オンスのプラスティック折り箱で、 “raw natural whole almonds”と記載され、アイテムナンバーは、#1411353322 である。

今回のリコール対象商品は、「raw, natural whole almonds 」であって、「raw, natural whole almonds 」は、リコール対象外である。
また、「Almond Accents and pistachios」も、調査の対象になっていない。

日本でも、このごろ健康食品として、テレビなどで、生アーモンドが好評のようですが、お気をつけください。


●6728 私の掲示板をリンクしていただいております。 笹山登生 104/05/23(Sun) 08:09:51 削除
URL: http://keibax2.fc2web.com/index.htm

上記サイトです。
光栄なことです。


●6727 著作権者に裁量の巾を持たせすぎているところに問題。 笹山登生 104/05/23(Sun) 07:48:14 No.6726へのコメント 削除
URL: http://www.jetro-pkip.org/dl/lsb/tr05.htm

また逢いましょう さん。
そういう論理の展開でいいのでしょう。
一方、6723.6724に書いてありますように、みなし侵害か否かの判断が、主観的要件によるという、あくまで、著作権者の裁量に多くをゆだねているというところが、みなし侵害適用のグレーゾーンを大きくしてしまっているところも、混乱の元であると考えます。
ちなみに、ベルヌ条約においては、侵害者の主観的過失があるかないかにかかわらず、侵害の事実だけで判断するものとされています。
各国に比し、日本の著作権法が特異な主観的要件による侵害の認定に、今回のレコード輸入権が多くを依存していることは、、時代遅れのそしりを招きかねません。


●6726 (無題) また逢いましょう 104/05/23(Sun) 00:13:56 No.6697へのコメント 削除
URL: http://

初めまして。輸入盤騒動でこちらにたどり着きました。
ご指摘の、
>「差別的-discriminatory-なレコード輸入権を導入するのか、非差別的-indiscriminatory-なレコード輸入権を導入するのか」の一点に尽きる
という点はご慧眼と思います。
ただし、私見では、混乱の元になっているのは、
推進派が、法案上「非差別的な輸入権」なのに「差別的な輸入権」ですよ、運用でなんとかしますよ、と言いくるめようとしているところにあるのではないか、と思います。
そして反対派が、その無理な点を突き、なんだ非差別的輸入権じゃないか、と突っ込んでいる状況。
推進派は賛成を取り付けたくてそうした(参院ではそれが通った)のでしょうが、現状では嘘の上塗りを重ねているようにしか見えません。

私の希望としましては、国会では『まさに非差別的な輸入権の法案であること』を堂々と前面に押し出して審議していただきたいと思っております。
実際の運用では「差別的な適用」は出来ないでしょうし。


●6725 アメリカ初のvCJD患者Charlene Singhさんの近況 笹山登生 104/05/22(Sat) 18:50:00 削除
URL: http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/3735891.stm

アメリカのフロリダに住む彼女は、下剤25歳だが、主治医の話によると、彼女は次の誕生日を迎えられないかもしれないという。
2002年3月にvCJD登診断されたとき、主治医は、彼女は、余命三ヶ月と診断したが、彼女は奇跡的に、その後、生き延びてきた。
彼女は生まれてから12年間イギリスに住んでいたが、このとき、vCJDにかかったのではないかと、家族は言っている。
彼女に特異な症状があらわれたのは、彼女がマイアミの大学を卒業した2001年5月ころからだという。
現在は写真に見るような状況にある。


●6724 再び、「情を知って」という主観的要件について 笹山登生 104/05/22(Sat) 18:05:39 削除
URL: http://www.google.co.jp/search?q=cache:ioMgTQPBwLAJ:www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/012/03092901/004.htm+%E7%9F%A5%E6%83%85%E3%80%80%E3%80%80%E3%80%80%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E3%80%80%E3%80%80%E4%B8%BB%E8%A6%B3%E7%9A%84%E8%A6%81%E4%BB%B6&hl=ja

ドイツ特許法大10条1項は、侵害行為として、日本の「情を知って」(知情要件)とおなじく、次のような主観的要件を規定している。

ドイツ特許法第10条
(1)特許の効力として,更に,すべての第三者には,そのような手段がその性質上発明の実施のために使用されるべきものであって,かつ,そのように用途の定められていることを第三者が知っているか,若しくは,周囲の状況から明らかであるときにおいて,本法の施行領域内における特許権者の同意を得ないで,特許発明を実施すべき権利を有する者以外の者に,発明の本質的要素に関連する手段を発明を実施するために本法の施行領域内に提供し又は供給することは禁止されている。

このうちの「そのように用途の定められていることを第三者が知っているか,若しくは,周囲の状況から明らかであるときにおいて,」というのが、ドイツの特許法における「情を知って」の要件である。
しかし、ドイツの著作権法第96条第1項においては、違法複製物の「頒布」を行為者の主観的要件を問わずに禁止している。

アメリカやフランスにおいては、行為者の主観的要件を問わず、侵害とみなしている。

しかし、ナプスター裁判 http://www.itlaw.jp/napster.pdf において、連邦控裁は、寄与侵害(間接侵害と教唆幇助侵害の二つの類型がある。)の成立要件として、知情(Knowledge)と関与(Contribution)の二つをあげ、「知情の要件」として、直接の著作権侵害の存在を、知り、または、知るべきである理由(擬制的知情)のあることが必要であるとしている。
しかし、世界的には、みなし侵害行為に「情を知る」というような主観的要件を入れることについては、裁判の場においても、きわめてあいまいな定義となっており、現に日本においても、上記サイトのように、みなし侵害を定める著作権法113条1項から、知情要件をはずすべきであるとの主張もなされている。

なお、下記に、ナップスター裁判における寄与侵害成立要件についての原文を記しておく。
Contributory Infringement-
Knowledge- if product is capable of substantial noninfringing use, then knowledge of specific acts needed, not constructive or generic knowledge
Evidence of public domain searches, trailers etc
Need actual knowledge at a time when D contributes


●6723 「情を知って」と「黙示許諾原則(implied consent doctrine)」 笹山登生 104/05/22(Sat) 09:04:58 削除
URL: http://www.google.co.jp/search?q=cache:qcMxYNeh8YQJ:blog.goo.ne.jp/shin-ususio/e/8b6d755ec3d3305aefa370c05b702bac+%E6%83%85%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%80%80&hl=ja

上記サイトは、今回のレコード輸入権の113条にある「情を知って」の解釈をめぐっての、延々たるこんにゃく問答であるが、これをすっきりいえば、「黙示許諾原則(implied consent doctrine)」にもとづくか基づかないかの話になる。
この解釈には、黙示許諾説ないし許諾擬制説があって、その逆解釈で明示的許諾(Expressed Consent)をしめしていれば、−パッケージ上に「日本販売禁止」の文字が明記されていれば、「情を知った」ということになる。
しかし、問題は、逆は真なりかといえば、そうでもない。
いわば、その行為を取り巻く総合的な環境が問われるという、きわめて、ファジーな原則であるといえる。
卑近な例でいえば、「100人の村」という物語は、もともとは、ひとつのメールから始まって、メールの転送につぐ転送で物語ができたものだ。。
では、その著作権は誰のものかというような問題が生じた。。
メールの再送に伴う著作権の解釈について、http://www.ivanhoffman.com/rights.html では、この場合において、黙示許諾原則(implied consent doctrine)が有効となるのは、メールの送り手が、「私のメールは再送されるに違いない。」と思いうる合理的な理由がある場合に限られるとしている。
だから、パッケージ上に何も書いていなくても、「情を知っていた」と解釈されるケースも皆無とはいえないのである。
でも、上記サイトの質問者は、ついに、この点で、文化庁を追い詰めることができないでいるのは、こっけい。


●6722 sub-clinical infectionの訳し方 笹山登生 104/05/22(Sat) 08:34:28 No.6720へのコメント 削除
URL:

6720では、キャリアと訳しましたが、正確には不顕性感染または亜臨床感染と、訳すのが正解のようですね。
つまり、C型肝炎の場合は、一過性感染で、不顕性感染の経路をたどるものや、持続性感染で、無症候性キャリアの経路をたどるものなど、いろいろあるようで、後者をキャリアというようですので、このvCJDの場合のsub-clinical infectionは、どのような感染経路を指すのか、ちょっと、わかりません。



●6721 ワシントンポスト紙のイラク人虐待ビデオクリップ 笹山登生 104/05/22(Sat) 08:14:56 削除
URL: http://www.washingtonpost.com/wp-srv/mmedia/nation/052104-1vv.htm

いつまで、見られるかわかりませんが、一応、上記にURLを掲載しておきます。


●6720 vCJDのキャリア増大の可能性というのが、なんとも不気味ですね。 笹山登生 104/05/22(Sat) 08:01:34 No.6718へのコメント 削除
URL: http://www.itv.com/news/1106774.html

まりちゃんさん。
貴重な情報ありがとうございました。
英紙タイムズの Thousands carrying hidden CJD timebomb という記事で、元ネタは、the Journal of Pathologyからのもので、研究者は、PlymouthにあるDerriford Hospitalの David Hilton博士を中心とした研究グループのようですね。
この研究結果について、上記サイトで、James Ironside教授が「多くの人が、vCJDのキャリア-sub-clinical infection−増大の可能性がある。」と、述べているところが、なんとも気になるところです。

例の「食の安全・安心を考える会」は、予想通り、利害関係のあるスポンサー丸出しのおおらかなもののようだったですね。
このような利害関係のあるものに、国民の安全を語る資格はないでしょう。
様子からすると、黒幕は、ベーカー米駐日大使の夫人で元米上院議員のナンシー・カッセボム・ベイカー氏のようにも思われ。


●6719 (投稿者削除)


●6718 (ヒトから)異常プリオン高率で発見 英国 BSE まりちゃん 104/05/21(Fri) 23:34:12 No.6462へのコメント 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040521-00000085-kyodo-soci

笹山さん、こんなニュースを拾ってきました。

異常プリオン高率で発見 英国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040521-00000085-kyodo-soci
 【ロンドン21日共同】21日付の英紙タイムズによると、英国人約1万2500人を対象にした病理学検査で、牛海綿状脳症(BSE)や変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の病原体となるタンパク質、異常プリオンが3人から発見された。 従来の標準的な予測より高率で、計算では英国全体で3800人前後が異常プリオンを持っていると推定される。異常プリオンが発症に直結するかどうかは不明だが、輸血などを通じて保有者が拡大している恐れがあるという。 研究結果は病理学ジャーナルの最新号が掲載。同紙によると、英国ではヤコブ病が原因とみられる死者が毎年20人前後、累計で計141人に上っている。(共同通信)[5月21日11時24分更新]

ところで、先日の例の電通PRが事務局をしているらしいBSEシンポを機会があり拝見してきたのですが、「ゼロリスクを追求するな、安全と安心は違う、でえじょぶだ、リスク低い低い、シテガラ毒と似たようなもんだ」、という他のコメンテータに対して
最後に、山内一也先生が、
「食中毒とか、ふぐ毒とか、みなさんそういうのと比較をされたり一緒くたにされているが、BSE問題は公衆衛生の問題なのです。vCJDは輸血で感染する。今、英国では血液製剤、輸血は全て輸入に頼っているんです。そういう公衆衛生の問題なのです」 
と、発言していたのが印象的でした。上記のニュースのようなことなんですね。

ちなみに、会場に行ってわかった「食の安全・安心を考える会」発起人は、
唐木英明氏(食品安全委員会でリスク部門担当されている東大名誉教授)、日和佐信子氏(元全国消費者団体連絡会事務局長、雪印代取)横川竟氏(日本フードサービス協会会長)で、協賛は、多くが、米国牛にかかわる食品関係の企業のようでした。
STAFFと書かれたタグを胸に着けたスタッフがやまもり、Press席も当然あって、シャカシャカ写真を取られてました。

なお、会場入口端に小さいパネルがあって、そこに協賛企業が掲載されていましたが、米国食肉輸出連合会、伊藤忠・丸紅などの輸入商社、吉野家、すかいらーくなどの外食産業、日本ハムなどの食品メーカー50社が協賛されていました。
全米No.1のミートパッカーの企業の日本支社長さんもパネルセッションで米国の状況を説明されていましたが、
米国議会で問題になった、4月に入っても罰則が施行されていない、血漿を飲ますとか交差汚染の問題とか、地方管理官が疑惑牛をわざと検査しないで肉骨粉にしちゃった、というニュースとか、「安心」ではなく「安全」を確保するために重要な問題、
http://agriculture.about.com/cs/madcowdisease/a/051004.htm
そういう話は全然出てきませんでした。


●6717 (投稿者削除)


●6716 (投稿者削除)


●6715 (投稿者削除)


●6714 (投稿者削除)


●6713 再-ただいま入ったワシントンポスト紙の新たなイラク人虐待写真 笹山登生 104/05/21(Fri) 17:14:13 No.6712へのコメント 削除
URL: http://www.washingtonpost.com/wp-srv/flash/photo/world/2004-05-20_photos/index_frames.htm?startat=1&indexFile=world_2004-05-20_photos','cwgallery_win','toolbar=no,location=no,directories=no,status=no,menubar=no,scrollbars=no,resizable=no,copyhistory=no,width=740,height=560,left=0,top=0,screenX=0,screenY=0

上記サイトでダイレクトに見られます。


●6712 ただいま入ったワシントンポスト紙の新たなイラク人虐待写真 笹山登生 104/05/21(Fri) 17:00:00 削除
URL: http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A44217-2004May21.html

上記サイトにただいま入りました。
画面右側の Photo Gallery  をクリックしてください。
6枚の新しい写真です。


●6711 RIAAの意見を自分たちに都合良く解釈していますね。 笹山登生 104/05/21(Fri) 15:57:42 No.6709へのコメント 削除
URL: http://homepage3.nifty.com/kreutzer/RIAAIFPI.htm

謎工さん。
J-WAVEの書き起こし拝見しました。
その中で、生野さんが、RIAAの意見書の次の部分『もしもレコード会社が日本のような市場と、その地域の発展途上国との市場との間で、異なる価格設定が出来ない状況がある場合、当該国における状況に見合った、低価格の商品を提供する可能性が制限される』をもって、日本のレコード権は、発展途上国のみを対象とする根拠として強調されていましたが、この部分は、「7. 輸入権は差別なく適用されなければならない」の中の一文ですよね。
何も、日本が差別的なレコード輸入権設定をすることをRIAAが是認したことについて言及されているのではなく、むしろ、反対に、「日本が差別的なレコード輸入権を設定すると、招きかねない事態」について言及している部分ですよね。
これぞまさしく「いいとこ取り」ですね。
RIAAの、この部分での真意は、「国によって差別されたレコード輸入権を持つ國と、無差別的輸入権を持つ国とが、市場に混在する場合、レコード会社が各国おなじ価格設定をしなければならない条件のもとでは、需要に対する価格弾力性がそこなわれ、価格設定がバイアスを持ったものとなる。したがって、差別的なレコード輸入権の導入は、やめてくれ。」といっているのですよね。
とんでもない、自分勝手の解釈をしていることが、よくわかりました。
いわゆる、海外CD輸入禁止反対派のみなさんは、なぜ、その矛盾点を、これまでついてこないのですか。
日本のレコード権の持つ、すべての矛盾点と、その答えは、RIAAのパブリックコメントにあると言っていいのです。


●6710 (投稿者削除)


●6709 「誤解」を連発するしか無くなった? 謎工 104/05/21(Fri) 13:32:51 No.6707へのコメント 削除
URL: http://d.hatena.ne.jp/face_urbansoul/20040521

昨日のJ-WAVE「JAM THE WORLD」書き起こしが提供されましたが
何というかもう、惨めとしか表現のしようが無い状態に推進派が陥っている
感じがしました。

島村元農水相・生野RIAJ事務局長とも「誤解」を連発するだけ、リスナーから
附帯決議に法的拘束力が無い(しかも、附帯決議で「見直し」を謳った法律で
実際に附帯決議に基づく見直しが行われた事例は一度も無い)ことを突っ込まれて
開き直る島村氏の態度に怒りを覚えた人は相当人数にのぼるようでした。

与野党とも一番多いであろう「なんとなく」賛成している議員がこの放送の録音を
聴いたら、どう感じるのでしょうか。


●6708 もうひとつののBSE問題 笹山登生 104/05/21(Fri) 06:02:26 削除
URL: http://www.financialexpress.com/fe_full_story.php?content_id=59643

よくニュース検索でBSEをキーワードにすると、引っかかってくるのが、もうひとつのBSE-すなわち、インドを代表する証券取引所であるThe Bombay Stock Exchange-ボンベイ証券取引所-の動向だ。
過日のインドの下院選挙で、ガンジー率いる国民会議派が、政権を握ってからというもの、選挙翌日の5月17日には、インド・ムンバイのボンベイ証券取引所でのセンセックス(SENSEX)指数株価は、800ポイント急落し、取引が一時中止される羽目にまでいたり、この日は、まさにインドも月曜日だったところから、「インド版ブラックマンデー」と名づけられた。
原因は、国民会議派中心の経済政策に対する不安感が主なものだ。
とくに、国営企業の私有化が、懸念材料となっている。
しかし、一説によると、政権交代の混乱に乗じて、一稼ぎを狙っているものも多いと見られ、月曜日の取引開始早々、幾人かのブローカーが、超低値の取引を浴びせかけ、市場に混乱を誘ったのが原因ともささやかれており、当局は、この日の取引記録の分析を開始した模様である。


●6707 「CD輸入禁止反対」というキャンペーンを裏返してみれば。 笹山登生 104/05/21(Fri) 05:02:40 削除
URL: http://

文化庁が、無差別的レコード輸入権の適用をせず、差別的レコード輸入権の適用をしたため、生じた混乱ですね。
「CD輸入禁止反対」というキャンペーンを裏返しにすれば、無差別的レコード輸入権の創設是か非かの問題になるわけで、その意味では、アメリカのRIAAのスタンスの方が、明快なのです。
私も、オーストラリアでのレコード輸入権と並行輸入との関係を早くから、追跡してきましたが、日本でのレコード輸入権の議論も、その辺からの煮詰め方が、今となっては、足らなかったのではないかと思っております。
文化審議会という性格の元では、まさに産業政策と文化政策のハザマのなかでの著作権のあり方を審議するには、荷が重すぎたとでもいうんでしょうかね。


●6706 トランス脂肪酸問題−カナダのテレビ報道- 笹山登生 104/05/20(Thu) 17:55:51 削除
URL: http://www.ctv.ca/servlet/HTMLTemplate/!ctvVideo/CTVNews///AM/?&video_link_high=mms://ctvbroadcast.ctv.ca/video/2003/12/09/ctvvideologger1_143kbps_2003_12_09_1071026020.wmv&video_link_low=mms://ctvbroadcast.ctv.ca/video/2003/12/09/ctvvideologger1_45kbps_2003_12_09_1071026110.wmv&clip_start=00:00:22.05&clip_end=00:02:24.47&clip_caption=CTVNews%3A%20Avis%20Favaro%20on%20the%20fight%20to%20ban%20the%20use%20of%20trans%20fats%20in%20processed%20food&clip_id=ctvnews.20031209.00046000-00046305-clip1&subhub=video

カナダでは、結構政治問題化していますね。
特に、赤ちゃんの食物に含まれるトランス脂肪酸が問題になっていますね。
カナダのテレビ CTVの番組をいくつか紹介しておきます。
http://www.ctv.ca/servlet/HTMLTemplate/!ctvVideo/CTVNews///AM/?&video_link_high=mms://ctvbroadcast.ctv.ca/video/2003/12/08/ctvvideologger1_143kbps_2003_12_08_1070939399.wmv&video_link_low=mms://ctvbroadcast.ctv.ca/video/2003/12/08/ctvvideologger1_45kbps_2003_12_08_1070939489.wmv&clip_start=00:00:31.93&clip_end=00:02:24.14&clip_caption=CTV%20News%3A%20Avis%20Favaro%20on%20the%20move%20to%20get%20restaurants%20to%20reveal%20trans%20fat%20content%20in%20meals&clip_id=ctvnews.20031208.00046000-00046200-clip1&subhub=video
http://www.ctv.ca/servlet/HTMLTemplate/!ctvVideo/CTVNews///AM/?&video_link_high=mms://ctvbroadcast.ctv.ca/video/2003/12/07/ctvvideologger3_143kbps_2003_12_07_1070853252.wmv&video_link_low=mms://ctvbroadcast.ctv.ca/video/2003/12/07/ctvvideologger3_45kbps_2003_12_07_1070853821.wmv&clip_start=00:08:47.52&clip_end=00:02:31.48&clip_caption=CTV%20News%3A%20Avis%20Favaro%20reports%20Trans%20fat%20isn%27t%20listed%20on%20any%20restaurant%20or%20takeout%20menu%20--%20but%20it%27s%20there&clip_id=ctvnews.20031207.00046000-00046098-clip2&subhub=video


●6705 どっこい Winny は、生き残っていた。 笹山登生 104/05/20(Thu) 14:30:16 削除
URL: http://nynode.info/v2.0b7.2/1/

開発者が逮捕され、それらサイとも閉鎖去れ、もう Winny派、ダウンロードできないのか−と思っていたが、どっこい、上記サイトで、生き残っていた。
ダウンロードも出来る。


●6704 これは面白い河野太郎さんのレコード輸入権Q&A 笹山登生 104/05/20(Thu) 09:16:22 No.6697へのコメント 削除
URL: http://www.taro.org/ml/mailmagazine/index.php?mode

上記サイトですが、「結局、大臣にどの国とどの国とどの国からの輸入は止めませんとはっきり答弁していただくことになります。少なくとも米英仏独加からの輸入は問題ないという答弁になるはずです。」という部分が、なんとも素朴で、面白かった。
いわゆる「確認答弁」という、議会内では、古典的技法による幕引きですね。
この技法は、労働組合などをバックに持つ議員などがよく使う手法で、関係団体に対して、「これだけの大臣答弁をかちとったんだよ。」という、具体的な戦利品として、http://www.jtuc-rengo.or.jp/new/kangaeru/koyou/kijun/data/touben.pdfのように、使われる。
あらかじめ、これこれのトー質問をしますから、これこれの答弁をしてくださいとし、議事録にその答弁を、記録として残す。
私が、ある委員会の委員長の時に、こんな馴れ合いの確認答弁は禁止するといったら、与野党理事から、えらくしかられたことがある。
双方にとって、ある程度のメリットはある技法のようで。

それにしても、オーストラリアとか、イタリアとか、ロシアとかは、どうなんでしょうね。
また、EU内諸国を差別的に扱ってどうなのかという問題もありますね。
6697で書いたように、ともかく、差別的な輸入権を設定したことに、諸悪の根源がありそうです。


●6703 (投稿者削除)


●6702 トランス脂肪酸含有量表示をめぐる日本のコーデックス連絡協議会でのやりとり 笹山登生 104/05/19(Wed) 19:25:07 No.6701へのコメント 削除
URL: http://www.maff.go.jp/sogo_shokuryo/codex/siryo/8/siryo8_gijiroku.pdf

上記サイトのやり取りでは、食品上のトランス脂肪酸の含有量表示をすることは、時期尚早との発言が記載されている。
なんと言う、時代錯誤。
業界重視か。


●6701 トランス脂肪酸が含まれる硬化植物油の使用禁止をアメリカの消費者団体が、FDAに訴える。 笹山登生 104/05/19(Wed) 19:05:04 削除
URL: http://www.mlive.com/newsflash/lateststories/index.ssf?/base/politics-0/1084912144179190.xml

この硬化植物油は、菓子パン類やクッキー、クラッカー、揚げ物などに使われているもので、これには、動脈を詰まらせるコレステロールの発生を促す、トランス脂肪酸が含まれているのだという。
このトランス脂肪酸の摂取が心疾患を呼び起こすことは、ハーバード大学の研究などで明白になりつつあるという。
日常使っているマーガリン、植物性ショートニングなどにも、このトランス脂肪酸は含まれている。
このトランス脂肪酸の使用禁止により、年間1万1000―3万人の生命が救われる可能性があるという。
なお、この記事にはないが、このトランス脂肪酸が痴呆の引き金になるという説もある。
このトランス脂肪酸は、本来自然界には存在しないもので、液状の油脂に水素を添加して不飽和度をさげることで融点を上げ、常温で固形にすると、できる脂肪酸のようです。
本来自然界に存在するのは、バターなどシス型脂肪酸というものだ。
アメリカの消費者団体の間では、早くから、このトランス脂肪酸の危険性が指摘されているが、日本では、まだ、その危機意識が弱いようだ。
しかし、今後、BSEと同じく、このトランス脂肪酸の危険性への認識が急速に高まってくるだろう。
なんとなく、マーガリンなど植物性の油脂なら大丈夫と思っている方は、ご用心。


●6700 イラク人虐待写真で驚異的なトラフィック量を記録したワシントンポスト紙 笹山登生 104/05/19(Wed) 18:37:32 削除
URL: http://www.clickz.com/news/article.php/3355801

上記サイトによれば、5月3日から5月9日までのワシントンポスト紙へのアクセス数は、家庭のコンピュータからのアクセス数が、十九万三千数、仕事場からのアクセス数が、二十三万数に及んだという。
この該当ページには、広告を掲載しなかったというが、これに広告を載せたとしたなら、この広告効果は大変なものだったろうと、不謹慎な分析をしている。


●6699 神話作りは、もう、沢山 笹山登生 104/05/19(Wed) 14:01:13 No.6696へのコメント 削除
URL:

聞きかじりさん。
固有名詞はともかくとして、私がかねてから言っていた、世代交代が紆余曲折ながら、実現できたことは、一つの朗報かもしれませんね。
反面、情の時代の政治の終焉も感じます。
関係ないことですが、政治家のスタンスの過剰補償行為として、左陣営の中の右的存在ほど、極端な右的行動にあこがれる性癖があるし、右陣営の左的存在ほど、極端な左的行動にあこがれる性癖があるような気がしますね。
社会民主主義か民主社会主義か、カレーライスかライスカレーかで、争っていたり、ハトの仲間のなかで、俺のほうが白いなどと争っていると、そんな、過剰な補償行為に走るのかもしれない。
同根の中での差別化に走るあまり、それが極端に出るということでしょう。


●6698 (投稿者削除)


●6697 私の掲示板の記事が紹介されています。 笹山登生 104/05/19(Wed) 13:21:35 削除
URL: http://openscrap.net/oto/

6695の記事が、上記サイトに紹介されています。
「輸入版がなくなる。」っていうキャンペーンの仕方は、わかりやすい故にパンチもあるのですが、ただ、本質論としては、「差別的-discriminatory-なレコード輸入権を導入するのか、非差別的-indiscriminatory-なレコード輸入権を導入するのか」の一点に尽きるのではないでしょうか。
日本が前者の道を選び、アメリカは、後者の道を選んだ。
その結果として、日本には、「輸入版がなくなる。」というキャンペーンが生じる原因ができたということでしょう。
国による差別的対応は、文化政策の領域ではなく、むしろ、産業政策の領域の問題です。
それを、あえて、著作権の領域で処理しようとしたところに、根本の混乱の原因があるものと思われます。
アメリカのように、「並行輸入こそ、海賊版の温床」という認識でわりきり、非差別的なレコード輸入権導入に踏み切れば、そのようなキャンペーンが生じる原因はなくなるはずです。
オーストラリアの場合でも、いろいろ、議論はありましたが、やはり、「並行輸入こそ、海賊版の温床」という認識葉、ベースにあったようです。


●6696 小沢氏の立候補辞退 聞きかじり 104/05/18(Tue) 21:01:26 削除
URL: http://

報道では、小泉首相との刺し違え、なんてタイトルが踊っていますが、小沢さん。
そうなれば御の字と考えていたとしても、その実、岡田さんにすっと譲る方策だとしたら、誠に天晴れだと思います。

また、岡田さんには、これを契機にして、民主党の実務を若手に任せる体制を作ったら、私には期待できる政党の誕生を慶ぶ事が出来るような気がします。

きっと、、、肩透かしを食らうことになるんでしょうね。


●6695 レコード輸入権の発展途上国と先進国との国と市場の差別的待遇こそ問題。 笹山登生 104/05/18(Tue) 17:05:11 No.6692へのコメント 削除
URL:

謎工さん。
英文と日本文との両方の質問・回答を読み比べて見たんですが。
発展地上国と先進国の概念が、日米違っていますね。
発展途上国については、
日本レコード協会の場合は、もろにDeveloping Countries (日本レコード協会の邦訳では『発展途上国」)と、露骨に差別的なのに対し、
RIAAの場合は、Less Developed Markets(日本レコード協会の邦訳では、「発展途上国市場」としていますが、厳密には、『発展途上にある未成熟市場』という意味なんでしょうね。)としていますね。
同様に、先進国についても、RIAAは、More Developed Countriesとしております。
このように、RIAAでは、国と市場をはっきり分けております。
この認識の差が、そもそも、問題なのですがね。
つまり、RIAAは、前段で、並行輸入は海賊版の温床なのだから、レコード輸入のためのコントロール権は、無差別的に適用すべしといった、割り切り方をしているのですから、後段で、アメリカから日本への輸入の是非について日本レコード協会から問われても、「あくまで、無差別対応という前提でイエス」なんでしょう。
当たり前の話ですよね。
ですから、これは一種のトリックなんで、日本のレコード輸入権が、先進国と発展途上国に対して、差別的に適用されるのに対して、レコード輸入権を差別的に適用しない先進国に対して、「日本のレコード輸入権が差別的に作用しますか」と、聞かれても、もちろん、それは、ノーであって、「もし、差別的だったら、それは、輸入国側の判断なんでしょう」と、やり返されるのが、おちでしょう。
結果はどうあっても、差別的なレコード輸入権を設定する国に非があるということでしょう。
つまり、レコード輸入権をめぐる攻防は、あくまで、ゼロサムゲームなんです。
それにしても、一体、発展途上国って、どんな定義なんでしょうね。
「発展途上にある市場」ということであれば、はっきり『海賊版が多く生産されている市場』ということになるんですがね。
このような罪多い、差別的なレコード輸入権を創設しようとする日本には、まず、「なぜ、発展途上国を差別するのか。」「擬似的セーフガードとしてのレコード輸入権ならば、セーフガードの発動要件に準じた発動要件詳細を確定明記する必要があるのではないか。」について答える必要があるのではなかろうか。
ちなみに、通例のセーフガードの発動要件は以下のとおりです。
「発動にあたっては、政府調査により、輸入の増加による国内産業への損害などを立証することが必要。期間については、原則4年以内(延長しても最大8年以内)、政府調査が完了する前でも、十分な証拠により輸入の増加の事実、国内産業に与える重大な損害について推定することができ、国民経済上特に緊急に必要がある場合は、暫定措置(200日以内の関税引き上げのみ)を発動することが認められている。 」
なお、アメリカの回答中、「The protection against importation---』以下の部分は、正確には、次のようになるんでしょうね。
「現在、日本で考えられている輸入に対する保護措置は、レコード会社が、先進国におけるレコード会社のポジションを損なうことなく、発展途上国での市場の需要にミートできるよう、発展途上国において、安価なレコード提供にこたえる余地があるように、設計されたものです。」
このうちの allow-余地がある。考慮する。念頭に置く−という言葉が、日本レコード協会の邦訳では、単に『可能とする』と言い切られていますし、また、また、英文にある「市場の需要にミートできるよう」なんて言葉も、「発展途上国の状況に即して」というあいまいな言葉に摩り替えられていますね。


●6694 (投稿者削除)


●6693 (投稿者削除)


●6692 日本レコード協会が「洋楽輸入盤に関するRIAAの考え方について」と題する文書を公表 謎工 104/05/18(Tue) 13:28:31 削除
URL: http://www.riaj.or.jp/whatsnew/w040518.html

添付されている邦訳は疑ってかかるべきでしょうか。

また、現在の意志は何の拘束力も無く近い将来ないし遠い将来に
「気が変わった」と言うことが起きないと言う保障をこの文書から
見出すことが出来ない点には何も変わりは有りません。


●6691 追加-拡大するミドルウェアやソフトウェアへのエッセンシャル・ファシリティー・ドクトリン 笹山登生 104/05/18(Tue) 11:27:10 No.6685へのコメント 削除
URL: http://www.tildenm.com/cases/Bruce.pdf

上記サイトも参考になります。
ロイアリティーの支払い形態が、使用の度ごとの支払い方式から、一括前払い方式に変化していることも、ソフトウェアにエッセンシャル・ファシリティー・ドクトリンを適用していく原因となっているようですね。


●6690 BSE発生で、必然的に進むアメリカ牛肉業界の構造改革 笹山登生 104/05/18(Tue) 10:43:01 削除
URL: http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=1882

上記サイトは、BSE発生後のアメリカの牛肉業界の体質変化を総合的にまとめた、得がたいレポートだ。
これによれば、ごく短期的には、需要は、価格・量とも堅調に推移する一方、供給のほうは、在庫圧力減につとめる一方、供給、そのものは、やや、及び腰といったところだ。
問題は、この秋にも予想される牛肉輸出再開への思惑なのだが、例年の季節的な変動を度外視して、投機的な動きを見せていることが懸念されるという。
特に、最近の金利上昇の影響が、とうもろこし価格へ転嫁され、飼料コストの相対的な上昇に向うのではないかと、懸念されている。
一方、長期的には、いくつかの顕著な動きが、業界に見られているという。
特に、これまでの伝統的な中小規模の経営規模から離脱を図る動きが見られ、特に、中規模農場の統合化が見られるという。
これは、BSE発生により、今後一層の政府からの干渉が深まることへの懸念から、これによるコスト増加をいかに、統合で吸収するかということなのだという。
また、食の安全志向の高まりから、新しい、食肉生産のビジネスモデルを模索する動きも、活発になっているという。
この新しいビジネスモデルの目的は、究極には、生産過程の短縮化と、コスト削減であるという。
また、消費者が牛肉の安全性に目を向けてきたため、消費者志向の変化にタイミング良くマッチしていくことがもとめられており、このための『サプライ・チェーンの同期化』と、「原材料・在庫の一貫管理」が必要になることに対応するモデルであるという。
さらに、これから一層高まるであろう危機管理コストの上昇に耐えうるモデルである必要があるとしている。
これら川上の変化に対応して、川下においても、変化が予測される。
こうして、アメリカ食肉業界の合併再編気運は、単に農場段階にとどまらず、「農場を超え」て、突き進むことになる。
そのためのキーワードは四つあるとする。
一つは、業界標準化の設定 二つは、巨額の固定費の合併効果による相殺、三つは、政府干渉の増大への対応、四つは、牛肉関連業界を包括した産業統合
であるとする。


●6689 在任特例を使わない合併市町村 笹山登生 104/05/18(Tue) 09:51:16 削除
URL:

なにかと住民には、評判の悪い合併市町村議員の在任特例だが、日本列島の中には、この在任特例を使わない、潔い市町村もある。
京丹後市
岐阜県の飛騨四町村
香川県観音寺市など三豊南部一市五町
上島合併協(愛媛県)
天草合併協(熊本県)
杵島6町合併協議会(佐賀県)
御前崎町・浜岡町合併協(静岡県)
杵島6町合併協議会(佐賀県)
柏原町・氷上町・青垣町・春日町・山南町・市島町合併協(兵庫県)
益田郡合併協(岐阜県)
西伯町・会見町合併協(鳥取県)
高島地域合併協(滋賀県)
南部町・南部川村合併協(和歌山県)
このうち、京丹後市では、在任特例を使えば、合計九十四人となるはずだった町議は、合併後、五十日以内に行われる選挙で三十の議席を争い、これで、年間約二億円の経費節減になったという。
また、飛騨四町村でも、在任特例を使わず、地方自治法が示す議員定数二六を採用し、合併後五十日以内に行われる旧町村ごとの選挙区で選出する。
さらに、三豊南部一市五町でも、在任特例を使えば、計八十九人の議員定数となるところを、合併後の議員定数を地方自治法が定める上限の三〇とし、選挙は、合併から五十日以内に実施される。
なお、このほかに、恵那市・恵南町村合併協(岐阜県)、丹生郡町村合併協(福井県)では継続審議中とのことである。
潔くない合併市町村の皆様方は、これら市町村を見習うべきである。


●6688 「被保険者記録照会回答票」とは? 笹山登生 104/05/18(Tue) 09:21:13 No.6687へのコメント 削除
URL: http://homepage2.nifty.com/SWAVE/kega/kega001.gif

上記サイトのようなものです。
また、年金加入期間確認請求書は、http://www.kkr.or.jp/nennkin/todokede/pdf/9.pdf のようなものです。


●6687 6646の予想が当たってしまった。 笹山登生 104/05/17(Mon) 21:34:01 No.6646へのコメント 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040518-00000056-mai-pol

6646で「 年金未納付を一元的に証明できる証明書はない。」として、「ある党首候補の年金状況についての記事の中で、「未納付はないことを証明する証明書がある。」とのくだりがあって、おやっと思った。自らの年金の状況を公的に証明するには、それぞれの年金ごとに、年金加入期間確認通知書を請求すれば、証明してくれるが、それは、その該当年金のトータルの加入期間であって、未納付期間を証明するものではない。」と書いたのだが、不幸にして、この予測は当たってしまった。
改めていうが、自らの未納付状況を確認できるのは、社会保険事務所などでの、「被保険者記録照会」や「年金相談票」であって、しかも、それらは、証明書ではない。


●6686 (投稿者削除)


●6685 拡大するミドルウェアやソフトウェアへのエッセンシャル・ファシリティー・ドクトリン 笹山登生 104/05/17(Mon) 20:25:10 No.6683へのコメント 削除
URL: http://www.ftc.gov/os/comments/intelpropertycomments/pitofskyrobert.pdf

ますやまさん。
上記サイトに見るように、規模の経済性により発生する費用逓減の結果としての自然独占などについて適用する、古典的なエッセンシャル・ファシリティー・ドクトリン適用に代わって、近年、収穫逓増の知的財産権についても、アメリカの法廷で、適用されるケースが多くなってきました。
たとえば、著作権で保護されたデータベースについて、これにエッセンシャル・ファシリティー・ドクトリンを適用するケースも目立ってきました。
あるケースでは、電話帳のリスト化について、電話帳出版社が、著作権を主張しましたが、エッセンシャル・ファシリティー・ドクトリンの適用を受けたケースなどがあります。
参考 BellSouth Adver. & Publ'g Corp. v. Donnelley Info. Publ'g, Inc.,.,訴訟
また、OSとアプリケーションソフトの中間的な性格を有するミドルウェアについては、エッセンシャル・ファシリティー・ドクトリン適用のケースが多いようです。
ですから、おっしゃる「米国においてエッセンシャル・ファシリティー理論が適用されるための条件」は、その意味で、見直しが必要かもしれません。
「公的標準」と「著作権管理事業者」がどういう関係にあるのか については、後ほど改めて記載させていただきます。


●6684 (投稿者削除)


●6683 (無題) ますやま 104/05/17(Mon) 12:32:59 No.6682へのコメント 削除
URL: http://

笹山さん

> >「カラオケ機器販売競争のために欠くべからざる楽曲がすなわちエッセンシャ
> ル・ファシリティーである」「市場でトップシェアを持っている事実をもってた
> だちに第一興商にハードの側面でのエッセンシャル・ファシリティがあるとはい
> えない」

これは第一興商に対する勧告事件という個別の事件を前提としたお話で、一般論
を述べているつもりはありません。

笹山さんが6667において「エッセンシャル・ファシリティが、著作権にも適用で
きるのか」という問題提起をされたことを受け、すでに日本の競争当局が著作物
に関しても同理論を応用した措置を執っていると思われる事件を参考までにご紹
介した次第です。(関連して、NBL2004年1月1日号掲載の白石忠志教授の論文
「独占寡占規制見直し報告書について」が参考になるかもしれません)

> 中立的に言えば、「楽曲を公共財とみなすには、難があるとも、ないとも言える」
> 「圧倒的なシェアを占めているとはいえ、私的企業のサービスを、ユニバーサル
> サービス的に見ることには、難があるともないとも言える。」「シェア・トップ
> 企業に、エッセンシャル・ファシリティがないともいえない」

の下りは、一般論としてはその通りだと思います。

ただ、米国において「エッセンシャル・ファシリティー」理論が適用されるため
には、

1. 独占者が不可欠な商品を支配していること
2. 当該商品の利用を希望する競争者にとって、同種の商品をもう一つつくるこ
とが現実的合理的にみて不可能であること
3.当該競争者が当該商品を利用することを独占者が拒絶していること
4. 当該商品の利用を認めることが独占者にとって実現可能であること

といった厳格な要件の充足が必要とされる(白石忠志『技術と競争の法的構造』
〔有斐閣、1994年〕88頁)ところ、笹山さんの6678のご発言のように、第一興商
事件という個別の事件に関して、

> 使用制限をしたのは、業界ハードシェアナンバーワンの会社であり、この会社に
> は、ハードの側面でのエッセンシャル・ファシリティがあるといえましょう。

と判断されるのは、ちょっと違うのではないですか?ということを申し上げまし
た。(そもそも、件の事件においては、そのこと自体が問題とされているわけで
はありませんし。)

最初に問題提起された、「エッセンシャル・ファシリティ(理論)が、著作権に
も適用できるのか」という論点そのものは、著作物とは一般的に代替性が低いも
のであることを考えると、議論されるべきおもしろい論点だと思います。

6678では「レコード輸入権についても、同様の問題意識は生じるはずですが、いっ
こうに、この点からの、反対派からの追及はないですね。」との発言もあります
が、もう少し具体的に書いていただけると、今後の議論も盛り上がるのではない
ですかね。

また、「スタンダード」=「標準」というのは言葉ではわかりますが、6678にお
ける「デジュール・スタンダードでもって、市場でのソフト使用に独占力をもつ
著作権管理事業者」という表現になりますと、「公的標準」と「著作権管理事業
者」がどういう関係にあるのか、途端に理解が難しくなります。これもせっかく
ですからもう少し分かりやすく書いていただけると良いのではないでしょうか。


●6682 公共財なりユニバーサルサービスの概念なり範疇が不明確 笹山登生 104/05/17(Mon) 11:38:20 削除
URL: http://www.jftc.go.jp/pressrelease/01.september/010918.pdf

ますやまさん。
「カラオケ機器販売競争のために欠くべからざる楽曲がすなわちエッセンシャル・ファシリティーである」「市場でトップシェアを持っている事実をもってただちに第一興商にハードの側面でのエッセンシャル・ファシリティがあるとはいえない」の二点については、お立場から言えば、そういうことなんでしょうが、ごく中立的に言えば、「楽曲を公共財とみなすには、難があるとも、ないとも言える」「圧倒的なシェアを占めているとはいえ、私的企業のサービスを、ユニバーサルサービス的に見ることには、難があるともないとも言える。」「シェア・トップ企業に、エッセンシャル・ファシリティがないともいえない」のではないでしょうか。
これは、何を持って公共財といい、何を持ってユニバーサルサービスというかによって、微妙に変わってきますね。
カップのいう、「私的企業と社会的費用」の、ハザマの問題というべきなのでしょうか。
いずれにしても、この問題は、知的財産コンテンツ問題において、大いに蒸し返し、論議されうる重要問題ですし、もっと論議されていいはずです。
スタンダードは、標準の意ですが、標準には、定量的標準も、定性的標準もあるはずです。
さらにいえば、デファクト・スタンダードは、定性的標準化が、市場での成功によって、定量的標準化を促した例と見るべきです。


●6681 (投稿者削除)


●6680 世界のロイヤルファミリーのウエブサイト 笹山登生 104/05/17(Mon) 10:46:48 削除
URL: http://www.royalty.nu/worldlinks.html

例のマスコミを通じての間接的アピール発言で、妙に気になったのが、世界の皇室なり王室のインターネット環境はどうなっているのかということ。
もちろん、受信はされているのだろうが、そのIPは、どうなっているのだろうか、などと、余計な事が気になる。
上記サイトは、世界の皇室・王室サイト情報のリンク集だが、お国ぶり、それぞれあって、きわめて、興味深い。
でも、皇室・王室が、直接、掲示板にご登場なんてことにはならないのは、必至。
その意味では、間接的アピールもしょうがないか。


●6679 (無題) ますやま 104/05/17(Mon) 10:38:26 No.6678へのコメント 削除
URL: http://

笹山さん

本件は「ナイト市場」として画定された特定の市場におけるカラオケ機器の販売
競争に関するものであって、レコード会社8社のうち第一興商の子会社たるレコー
ド会社、クラウン及び徳間ジャパンコミュニケーションズの管理楽曲である「城
ヶ崎ブルース」「新潟ブルース」「三百六十五歩のマーチ」「星影のワルツ」
「こまっちゃうナ」(笑)等々、「ナイト市場」でのカラオケ機器販売競争のた
めに欠くべからざる楽曲がすなわち「エッセンシャル・ファシリティー」である
と理解できるのではないですか。

第一興商がカラオケ機器の市場でトップシェアを持っている事実は勧告文にある
とおりですが、だからといってただちに第一興商に「ハードの側面でのエッセン
シャル・ファシリティがある」とはいえないでしょう。

さらにいうと、笹山さんの次の一文は理解困難です。
「スタンダード」の理解が一般的なものではないことが原因かと思います。

> さらにいえば、デファクト・スタンダードでもって、市場でのハード使用に独
> 占力をもつ会社と、デジュール・スタンダードでもって、市場でのソフト使用に
> 独占力をもつ著作権管理事業者と、どちらに、エッセンシャル・ファシリティが
> あるとみなし、どちらに、公共性ゆえの独占力行使制限をさせるか、ということ
> になりますね。


●6678 エッセンシャル・ファシリティと著作権との関係 笹山登生 104/05/17(Mon) 09:18:47 No.6675へのコメント 削除
URL: http://www.meti.go.jp/kohosys/committee/oldsummary/0000857/

ますやまさん。
このケースは、昭和46年1月1日の著作権法施行以前に国内で販売されていた商業用レコードに録音されていた管理楽曲については、JASRACからの使用の許諾や、レコード8社からの使用の承諾を受けるべきところ、これらからの承諾許諾を受けているにもかかわらず、特定競争会社の使用制限をしたことから、独占禁止法第19条15項の競争者の取引妨害に当たるとした事例ですね。
この場合、使用制限をしたのは、業界ハードシェアナンバーワンの会社であり、この会社には、ハードの側面でのエッセンシャル・ファシリティがあるといえましょう。
では、ソフトについても、エッセンシャル・ファシリティがあるかといえば、むしろ、ここでは、著作権等管理事業法にもとずく著作権管理事業者が持っていると言わざるを得ません。
となると、このケースでの、「エッセンシャル・ファシリティがあり、独占性を持つものは、ハードの面では、第一興商ではあるが、ソフトの面では、JASRACなりレコード8社ということになりますね。
その意味では、エッセンシャル・ファシリティを狭義のハードの世界で判断した判決といわざるを得ません。
さらにいえば、デファクト・スタンダードでもって、市場でのハード使用に独占力をもつ会社と、デジュール・スタンダードでもって、市場でのソフト使用に独占力をもつ著作権管理事業者と、どちらに、エッセンシャル・ファシリティがあるとみなし、どちらに、公共性ゆえの独占力行使制限をさせるか、ということになりますね。
ちなみに、上記サイトの産業構造審議会では、エッセンシャル・ファシリティと著作権との関係について、『これは、ハードの世界にとどめるべし』との意見があったことも事実です。
レコード輸入権についても、同様の問題意識は生じるはずですが、いっこうに、この点からの、反対派からの追及はないですね。
こちら、サイト http://www5.cao.go.jp/99/e/kgiji/19990525kouzou-s.html  も、ご参照


●6677 (投稿者削除)


●6676 東奥日報で取り上げられました 謎工 104/05/17(Mon) 04:39:52 削除
URL: http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/0516/nto0516_7.asp

衆議院文部科学委員会に青森県選出の議員が1人もいないのが残念ですが。


●6675 不可欠な著作物 ますやま 104/05/16(Sun) 22:25:15 No.6667へのコメント 削除
URL: http://

笹山さん。

「普通のインフラ同様のエッセンシャル・ファシリティが、著作権にも適用でき
るのか」

これなど素材としては興味深いですね。

http://www2.jftc.go.jp/pressrelease/03.october/03103101.pdf

審判になっているみたいですけど。。

http://www2.jftc.go.jp/pressrelease/03.december/031209.pdf


●6674 カナダの年金福祉制度 笹山登生 104/05/16(Sun) 20:57:37 No.6672へのコメント 削除
URL: http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/oz/519/519-1.pdf

上記サイトもご参考。
カナダの年金制度は、一階部分にSB(高齢者給付)(これまでのOAS(老齢保証年金)とGIS(貧困者対策)を統合)、二階部分にC/QPP(所得比例年金)、三階部分に私的年金制度(RPP−登録年金制度(企業) と RRSP−登録退職貯蓄制度(個人) )制度)からなっている。


●6673 ちょっと冷静になってきたレコード輸入権問題 笹山登生 104/05/16(Sun) 20:20:38 削除
URL: http://qual.tetsuo.morikawa.name/archives/000047.html

上記サイトのような意見も、でてきた。
ちょっと冷静になってきたかなって感じ。
ちなみに、アメリカの著作権法では、
106条(3)で
「著作権を保有する者は、以下に掲げる行為を行いまたこれを許諾する排他的権利を有する。(3) 著作権のある著作物のコピーまたはレコードを、販売その他の所有権の移転または貸与によって公衆に頒布すること。」とあり、
109(a)条で
「第106条(3)の規定にかかわらず、本編に基づき適法に作成された特定の複製物もしくはレコードの所有者またはその所有者の許諾を得た者は、著作権者の許諾なく、その複製物または レコードを売却しその他占有を処分することができる。」とあり、
602条で、
「レコード輸入権」として、「著作権者の権原に基づくことなく、著作物のコピーまたはレコードで合衆国外で取得されたものを合衆国に輸入することは、第106条に基づくコピーまたはレコードを頒布する排他的権利の侵害である。」とある。
 そこで、この三つの条文の力関係なのだが、
109条>106条
106条=602条
とはいえるのだが、
では、
109条>602条 といえるかどうかについては、議論があるということなのだろう。


●6672 カナダのリタイア・ボンドであるRRSP Bond 笹山登生 104/05/16(Sun) 18:59:20 No.6668へのコメント 削除
URL: http://www.fin.gc.ca/news97/97-002e.html

キミヒさん。
年金国債に類似した考えですが、カナダで発行されているRRSP Bond(Registered Retirement Savings Plans (RRSPs) にもとずき発行される国債)は、ちょっと参考になりそうですね。
趣旨は、日本の財形制度みたいなんですが、システムがちょっと違うようですね。
たとえば、前年度の課税対象所得の18%(最高金額13500ドル)の金額が、毎年確定申告したあとに、国から通知され、その金額分で、RRSP Bondなどを買い、その領収書を確定申告時に同時に添付すると、控除金額とみなされ、税金が安くなるというシステムのようですね。
まさに、キミヒさんの言われるインセンティブが、そこに働いているわけです。

http://www.v-shinpo.com/00special/08/special.html
http://www.finpipe.com/rrsp.htm
http://www.articul.com/world/ohnishi/
http://www.ier.hit-u.ac.jp/~takayama/pdf/pension/pensionofcanada.pdf
http://www.jpcanada.com/info/money/money_015.html
もご参照


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●6668 re年金国債構想への大転換 キミヒ 104/05/15(Sat) 20:43:33 No.6666へのコメント 削除
URL: http://

>>社会保険控除を倍額は、賛成ですが、その場合、高額所得者ほど、還付税のチャンスがあるということですから、その辺を、調整する必要があるかと思います。

 その辺は受給時に調整すれば充分です。
 例えば、所得に合わせて受給額を段階的に減額する。
 高齢者で年収1000万円以上は受給ゼロみたいに。
 この場合も年金減額分の半額程度を所得控除すれば、保険料支
払いに対するインセンティブは担保されます。
 高額所得者には年金制度が節税効果が高い所得補償保険みたい
な存在になります。
 


●6667 コピーレフトとエッセンシャル・ファシリティの観点からのレコード輸入権 笹山登生 104/05/15(Sat) 19:19:01 No.6661へのコメント 削除
URL: http://www3.osk.3web.ne.jp/~raito/eidia/ron/ron_07.html

ますやまさん。謎工さん。
レコード輸入権についての、真の著作権者の声が聞こえてこない気がしていますね。。
それは、著作権者が、何による賞賛を求めているかによって、二つの価値観を求めているからなのではないのでしょうか。
いわば、換金回路としての著作権料の増加、もうひとつは、自らの名前が、より、世にひろまり、賞賛を浴びる機会の増加。
前者に対して、後者の賞賛を追い求めるのが、コピー・レフトの考え方といえるでしょう。
もちろん、後者の考えにたったとしても、まるっきり金銭的に損をするわけではありません。
広く、薄く、永続的な、シャドーの意味での換金回路は構築されるでしょう。
いうなれば、コピー・レフトの考え方は、シャドー・コピー・ライトともいえるのかもしれません。
逆にいえば、いくら、業界団体が、著作権を北風政策で守っても、著作権者相対のパイは、増えないのかもしれません。
また、普通のインフラ同様のエッセンシャル・ファシリティ(公共性の高いサービス提供のためには、その存在が、不可欠なため、自然に独占性が高まるので、他の参入事業者のための参入規制緩和が必要との考え。)が、著作権にも適用できるのか−これは、フェアユースの考えともダブってきますが-どうかという問題もあります。
特許権の世界では、産業の振興のために、特許権を守ることが、次なるイノベーションへのインセンティブになるのだが、果たして、著作権も、同様のポジションが与えられるのかどうか。
著作権を守ることが、次なる創造活動へのインセンティブになるべきものが、それが、あまりのハザードになれば、標準遵守の緩和が必要になるかもしれない。
下記のサイトにも書いてあるように、標準には、既成の標準によって成り立っているデ・ジュール・スタンダードと、市場の制覇によって事実上の標準となってしまっているデ・ファクト・スタンダードがあるのだが、そのどちらにウェイトをもって著作権法なり特許権法によって守るかによって、政策スタンスは、大きく変わってくるものとおもわれます。
どうも、近頃のレコード輸入権の動きは、産業政策の僕として、著作権法を、体よく利用しているに過ぎないようにおもえてくるのですが。

これらについては、
http://www.taf.or.jp/publication/kjosei_16/pdf/p109-p115.pdf
などをご参照


●6666 年金国債構想への大転換 笹山登生 104/05/15(Sat) 19:03:41 No.6663へのコメント 削除
URL: http://money2.2ch.net/test/read.cgi/eco/1069251270/l50

キミヒ さん。
今になって、改めて、年金国債構想実現の必要性が増してきたように思えますね。
この場合、年金国債利率は、変動利率にすれば、401(k)的な要素も、加味できるわけです。

社会保険控除を倍額は、賛成ですが、その場合、高額所得者ほど、還付税のチャンスがあるということですから、その辺を、調整する必要があるかと思います。
年金国債購入額に応じて、控除ということにしてもいいわけですね。

上記のようなサイトがありました。
だいぶ、年金国債構想、広まってきているようですね。


●6665 (投稿者削除)


●6664 (管理者削除)


●6663 年金、逆転の発想 キミヒ 104/05/15(Sat) 13:56:11 削除
URL:

政治家の年金未納で馬鹿騒ぎ中です。

いっそのこと、社会保険控除を倍額(使用側にも経費の倍額を認める)にしたらどうでしょう。

利点
給付水準が不変でも、減税による実質的な保険料の減額が達成される。
国庫補助据え置きでも、税収が減少して、行財政改革の推進力となる。
払い損から払い得にイメ−ジが変わる。
財源を探すより、合意が楽。

消費税増税より、国民が争って支払う制度が重要です。


●6662 (投稿者削除)


●6661 (管理者削除)


●6660 1999年の譲渡権創設時には 謎工 104/05/15(Sat) 10:16:21 No.6657へのコメント 削除
URL: http://www.wikiroom.com/copyright/?Save_Local_Exhaustion

「国内消尽は他国の立法例が多数有るのでともかく、国際消尽を
明文で認めたのはかなり思い切ったことをしたんじゃないか」と言う
評価が学界内で多数だったと記憶しています。当時の著作権審議会では
中山信弘教授が明文か如何を問わず消尽原則を支持し、紋谷暢男・
成蹊大学教授が国内・国際を問わず消尽そのものに反対していたそう
ですが結局、前者が勝ったと言うことかと。

> 譲渡権部分については、消尽するが、頒布権部分については消尽しない

と言うよりは「譲渡権部分」(前段頒布)と「貸与権部分」(後段頒布)と
言う表現の方がわかりやすいと思います。なお、米国では貸与権(事実上の
禁止権)が設定されているのは商業用レコードとプログラム(但し、ゲームソフトは
「除外の除外」規定により貸与権は適用されない)のみで映画著作物に関しては
市販のビデオソフトに関してもメーカーの許諾を得ずにレンタルが可能(WIPO著作権
条約では映画著作物に商業的貸与権を設定することを求めていますが「複製被害が
著しく生じていない場合」は権利の設定を留保することが出来るので慣例に従って
権利を与えないことにしていると言うことです。なお、ゲームソフトのレンタルに
関してはNintendo of America v. Blockbuster判決で貸与権が適用されないことに)。
他方、映画フィルムに関しては映画会社と映画館のレンタル契約で処理されており、
この点が日本との大きな違いになっています。現行著作権法の頒布権は、大映映画
(現・角川映画)の中興の祖であり政界にも多大な影響力を持っていた永田雅一が
国会に10年間通い詰めて獲得したことで知られていますが、自身の都合の為に政治へ
働きかけて権利を獲得すると言うことにより後々に想定外の禍根を残すと言う一例と
して永く記憶されるところでしょうか(輸入権に関してもまさしく、同じ構図が
あり反対論者はそれを憂慮しているのですが)。

ところで、旧著作権法によると輸入に関する規定は第31条の

> 帝国ニ於テ発売頒布スルノ目的ヲ以テ偽作物ヲ輸入スル者ハ偽作者ト看倣ス

だけと至ってシンプルなんですね。


●6659 まあ、安全確認されたことに意義ありと 笹山登生 104/05/15(Sat) 10:09:34 No.6658へのコメント 削除
URL:

聞きかじりさん。
要は、聞きかじりさんのメールアドレスと、謎工さんとのメールアドレスが同居した可能性ってことでしょ。
これは、まさに、神のみぞ知るですね。


●6658 このウィルスについて 聞きかじり 104/05/15(Sat) 09:56:23 削除
URL: http://

謎工さん、誤解を与えたようです。ごめんなさい。
このウィルスは、感染したパソコンに蓄えられたアドレスのひとつを発信者とし、他のアドレスへ送信されます。
つまり、発信者とされた人、送られてきた方たちは、そのウィルスメールに関しては感染者ではありません。
「おまえからのメールが感染していた」という指摘が多くあるようですが、逆に発信者はそのことで無実が証明されていると言う厄介なウィルスです。

謎工さんと私のアドレスを別々のページから取り込まれている可能性もありますが、度外視して良いと思います。
この掲示板のページを意図的に保管されているか、キャッシュの可能性もあります。
>メール収集ソフトで収集している疑いがありますね。
無いとは言えませんが、ちょっと勘繰り過ぎじゃないですか?

14日17時10分頃にパソコンを立ち上げた、このページを見たことがある又は保管されている、aichi.ocnを使われている方。
これ以上のことは私にも解りません。


●6657 頒布権と譲渡権 笹山登生 104/05/15(Sat) 09:42:15 No.6656へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200405.html#20040514

謎工さん。
この難解な判例を口語体で言えば、次のようになるんじゃないでしょうか。
「映画の著作物の頒布権については、本来の頒布権部分と、譲渡権部分とが含まれているのだが、このうち、譲渡権部分については、消尽するが、頒布権部分については消尽しない。」ということで、しかし、「映画のフィルムそのものを譲渡権部分と頒布権部分とに、切り分けることもできないんで、結局は、映画の著作権については、頒布権に右ならいして、消尽できない。」ってことでしょうかね。
まあ、いってみれば、子供をおんぶして、空港のセキュリティチェックを通過しようとしたら、まあ、子供がすやすや寝ていたので、おおめに見ましょうってところです。
だから、「この点については、本件のような紛争を防止するためにも、前記の映画の著作物の概念をも含めて、早期に立法的解決が図られるべきである。」というのは、まさにそのとおりなんで、譲渡権の連れ合いが誰かによって、検問を突破できるような、一物二価的著作権では、まずいということなんじゃないでしょうか。


●6656 「譲渡権の国内/国際消尽を認めつつ」と言いながら 謎工 104/05/15(Sat) 09:15:43 No.6654へのコメント 削除
URL: http://www.wikiroom.com/copyright/?Save_Local_Exhaustion

2年前の最高裁判決が立法勧告をした訳でもないのに世界的にも非常識な
「権利の消尽そのものが悪」と言う方向へ舵を切りたくてしょうがない勢力が
暗躍して機を伺っているようですけどね。頒布権の譲渡に係る権利(いわゆる
「前段頒布」)の消尽を認めた大阪高裁は

> また、被控訴人らは、法二六条の二、三の譲渡権及び貸与権の規定の新設に際し、
> 映画の著作物が明文で除外されたことの反対解釈として、映画の著作物の頒布権は
> 例外なく消尽しないと解すべきであると主張する。
>  右の立論は、形式論理としては一理あり、これをむげに否定することはできない
> けれども、立法者としては、消尽しない頒布権が認められる映画の著作物の範囲を
> 明確にすることを避け、これを解釈に委ねて立法的に解決することを留保したものと
> 考えることが可能であって、前記のような解釈が十分成り立つというべきである
> (この点については、本件のような紛争を防止するためにも、前記の映画の著作物の
> 概念をも含めて、早期に立法的解決が図られるべきである。)。

とは述べていますが。当時の報道では、あたかもこの判決の2日前に下された東京高裁
判決が立法勧告を行ったかのような書かれ方をしているものもありましたが実際は

> 中古品販売による利益を何らかの形で著作権者に還元する立法等の措置を講ずる
> 必要性がある,とする議論は,十分合理的に成立し得るものというべきである。しかし,
> だからといって(後略)

と言う「含み」程度で立法勧告なんかではありません(また、この判決を下した東京高裁
民事8部は後日、別件のビデオソフトに関する判決では後述の最高裁判決を引用し「二重
利得論」を明確に否定しています)。この両判決に対し、最高裁は立法勧告そのものを
行っていないばかりか

> 商品を譲渡する場合には,譲渡人は目的物について有する権利を譲受人に移転し,
> 譲受人は譲渡人が有していた権利を取得するものであり,著作物又はその複製物が
> 譲渡の目的物として市場での流通に置かれる場合にも,譲受人が当該目的物につき
> 自由に再譲渡をすることができる権利を取得することを前提として,取引行為が
> 行われるものであって,仮に,著作物又はその複製物について譲渡を行う都度
> 著作権者の許諾を要するということになれば,市場における商品の自由な流通が
> 阻害され,著作物又はその複製物の円滑な流通が妨げられて,かえって著作権者
> 自身の利益を害することになるおそれがあり,ひいては「著作者等の権利の保護を
> 図り,もつて文化の発展に寄与する」(著作権法1条)という著作権法の目的にも
> 反する

> 著作権者は,著作物又はその複製物を自ら譲渡するに当たって譲渡代金を取得し,
> 又はその利用を許諾するに当たって使用料を取得することができるのであるから,
> その代償を確保する機会は保障されているものということができ,著作権者又は
> 許諾を受けた者から譲渡された著作物又はその複製物について,著作権者等が
> 二重に利得を得ることを認める必要性は存在しない

と明確に立法そのものを否定しています。この判決を非難するのであれば、
三権分立の原則から考えてもまずは訴訟手続による「判例変更」を取り付けてから
始めるのが筋ではないかと思うのですが、その手続を踏む気が無いと言うことは
彼等は「日本は法治国家では無い」と証明する実験をやりたいと言うことだったり
するのでしょうか?


●6655 「インド下院選挙で使用された電子投票について 」を「日記」に掲載しました。 笹山登生 104/05/15(Sat) 08:32:49 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200405.html#20040514

上記サイトがそうです。
写真にもリンクできるようにし、わかりやすくしてあります。


●6654 文化庁さんが、譲渡権を気にかけてくださって 笹山登生 104/05/15(Sat) 07:53:12 No.6653へのコメント 削除
URL:

謎工さん。
このインタビューの中で、「譲渡権を認めながらも、著作物については輸入制限を行うべきではないか」との発言が、そもそもの原点ですね。
これは、私のパブリックコメント「ファースト・セール・ドクトリンの明確な位置づけなくして、レコード輸入権の創設なし 」で述べた視点のとおりです。
ですから、産業政策の下部としての著作権論議なのか、文化政策の下部としての著作権論議なのか、そのハザマに立ったのが、このレコード輸入権問題ということなのだと思います。
聞きかじりさん。
ウイルスメール発信者が、レコード輸入権関係掲示板記載のメールアドレスについて、メール収集ソフトで収集している疑いがありますね。


●6653 失礼致しました 謎工 104/05/15(Sat) 06:50:13 No.6652へのコメント 削除
URL:

ウィルス対策ソフトは導入しており、使用しているPCに感染していないことも
確認しましたがこの掲示板に書き込んだメールアドレス(転送用)を通じて
ウィルスが送られている可能性があるのでしばらく、メールアドレスを無記入と
させいただきます。

13日の記者会見、昨日の日経(東京本社版)でも大きく取り上げられるなど
いよいよ文化庁とレコード協会が守勢に回って来ている感じです。
そんな中で文化庁の担当者がインタビューに答えましたが、官僚の認識は
かくも一般庶民と乖離しているのかと呆れてモノが言えませんでした。

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0405/13/news022.html


●6652 ウィルス情報 聞きかじり 104/05/14(Fri) 18:31:24 削除
URL: http://

本日17:21、謎工さんからウィルスメールが届きました。
私と謎工さんの接点はこの掲示板だけです。

この掲示板を保存されている方、又はご覧の方で、このウィルスが届いていない方は、ウィルスに感染している可能性があります。
プロバイダはaichi.ocnと思われます。
ご確認の上、ご対処をお願いいたします。


●6651 「田園からの産業革命」の課題は? 笹山登生 104/05/14(Fri) 15:51:58 削除
URL: http://www.yamazaki-online.jp/nogyo/pdf/diagram.pdf

例の改革派知事や榊原英資さんなどが旗を振って、宮沢喜一さんをトップに、この6月から、「農林水産業から日本を元気にする国民会議 」というのが発足するんだそうだが、今日の日本農業新聞では、榊原さんが、その趣旨を語っていた。
この国民会議の副題が、冒頭の「田園からの産業革命」なんだそうで、ありゃ、この名前、どっかで聞いたことがあると思ったら、高速道路無料化論を唱えた、又、徳島県知事選挙にも出た、元ゴールドマン・サックス投信株式会社社長の山崎養世さんの上記サイトの、中央公論の今年の三月号にも掲載されたビジョンがあり、その関係のスタンスと、宮沢さんのスタンスとが、どこで一致しているのか、ちょっととまどった。
まさか、宏池会の実質農業ブレーンだった、故山崎不二夫東大名誉教授の山崎農業研究所と、勘違いをされているわけでもあるまいに。
榊原さんの話によれば、国内農業の保護策にとどまらず、農産物輸出策、食文化、観光、環境問題にまで、幅広く、そのビジョンを構築するためのもののようで、その意味では、当を得たものなのだが。
さらに、榊原さんによると「農林水産業の投資ファンド」を設けたり、「生産者向けの新しい損害補償」を設けたり、「農産物輸出の際の代金決済機能」を設けたり、「環境共生型農薬の開発」をしたり、「趣味や転職などのニーズに対応した農業研修プログラムの開発」をしたり、「JAの新しいビジネスモデル創出に向けて刺激となるビジネスモデルの開発」をしたり、などと、つづくのだが、これらのメニューを一つ一つ検証していくと、いずれも、いわれる、JAがすでに開発されている旧来型ビジネスモデルと、相克ヤ摩擦をすることに、気づく。
之までにも、一つの思惑を持って、間歇的に、異種の分野から、農業ビジョンが語られた例は、いくらでもある。
しかし、実現した試しは、ほとんど無い。
やはり、あらゆるこの種のビジョンのフィージビリティーを高めるためには、まず、JAなりなんなりの、既存のビジネスモデル所有者との話し合いから始めるのが、近道のようだ。
政策実現性を高めるためには。
ましてや、デリバティブの専門家が農業の世界に入ってくるというだけで、一般の農業関係者は、身をすくめてしまうのではなかろうか。


●6650 (投稿者削除)


●6649 ネットの情報先進性と発信者の評価 吉田つとむ(町田市議) 104/05/14(Fri) 11:52:00 No.6648へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/

 笹山さん こんにちは
笹山さんの「ネットではだれでも論評できる時代」の記事を拝見しました。おっしゃるとおりで、自分のHP、掲示板、あるいは投稿掲示板など、様々の分野でホットな情報が発信されるのが、インターネット時代の特徴といえましょう。

 私なども、地元でインターネット専門の情報発信に専念しています。町田市記者クラブのマスメディア記者とは、ほとんど挨拶すらしない間柄です。私自身が、ひねくれものの範疇に入ると思いますが、それ以上に、記者の顔や名前も知らない間柄です。何も、自分から挨拶することも、そうした記者に説明してみることも不要だとの判断で、ここ7-8年は経過してきました。所詮、相手は「こいつは、自民党は市長与党のイエスマン」と判断しているのでしょう。もっとも、私が地元記者クラブのマスメディア記者と口すらきかない関係であることが、他者の嫉妬にあわないで済むのかも知れません。
 
 それはさておき、このインターネットの特徴は、記事の即効性にあるでしょう。「もっとも早く、自分の判断を示す」ような記事が、増えれば増えるほどに、そうした記事をいくつか見て回るネットの情報収集が行われるでしょうし、価値観や生活様式がまったく違った人の情報発信も知ることが出来ます。

 イラクで発信されている人質の処刑ニュースでは、その真偽自体が二重に、三重に問われていますが、アメリカが独占的に持っていた情報帝国の座を揺るがしているのは、こうしたアラブ世界の衝撃的なニュースです。それも、インターネットを媒介にした情報と、衛星TVを基盤にした情報発信で、アラブの存在価値を発揮し始めています。すなわち、お互いにこの情報戦を、真剣に研究し尽くして争っているようです。それに比べて、日本はあくまで、マスメディアの情報発信がことのすべてを決しています。私は、一つでも自前の記事を準備し、住民に本当に事態の判断を問う状況を作ることが、自分の仕事だと思っています。

 そうした考えで、江川詔子さんを賞賛した次第です。


●6648 「ネットではだれでも論評できる時代」 笹山登生 104/05/14(Fri) 08:31:47 No.6644へのコメント 削除
URL:

聞きかじりさん。
大手メディア以外では、むしろ、「中途半端な議論」こそ、必要な感じがしています。
情報ヒェラルキーに属さない、情報ソースの多様化こそ、今必要な感じがしています。
まあ、今回の人質の安田さんも、もともとはそうでしたが、今は、大手メディアの側になってしまったようなのが、ちょっと残念ですが。
おなじ、日刊ベリタ http://www.nikkanberita.com/ の渡辺さんは、まだ健在のようですが。
話は違うのですが、NPOでも、その中の一人が、マスコミに取り上げられたり、表彰を受けると、それまでの仲間から、厳しい排除にあうという話を、あるNPOの方から聞いたことがあります。
なかなか、難しいですね。


●6647 イラク人虐待映像は、アメリカNBCの人気テレビ番組「FearFactor」そのものという意見 笹山登生 104/05/14(Fri) 08:21:09 削除
URL: http://www.nbc.com/nbc/Fear_Factor/video/sneak_433.shtml

上記サイトの映像のように、アメリカNBCの人気テレビ番組「FearFactor」http://www.nbc.com/Fear_Factor/index.shtml は、美女が、蛇の群れの中に、顔を突っ込むという、奇怪性を売り物にした番組だ。
この番組を好むアメリカ人の風土を、今回のイラク人虐待映像と重ね合わせているのが、http://www.signonsandiego.com/news/features/20040513-9999-1c13prison.html の記事だ。
イラク刑務所での残虐性のルートは、アメリカのテレビにありとの論調。


●6646 年金未納付を一元的に証明できる証明書はない。 笹山登生 104/05/14(Fri) 07:48:32 削除
URL: http://www.shigakukyosai.jp/konna/dl/nenkin/101nenkaku.pdf

ある党首候補の年金状況についての記事の中で、「未納付はないことを証明する証明書がある。」とのくだりがあって、おやっと思った。
自らの年金の状況を公的に証明するには、それぞれの年金ごとに、年金加入期間確認通知書を請求すれば、証明してくれるが、それは、その該当年金のトータルの加入期間であって、未納付期間を証明するものではない。
先にも6488ではなしたように、未納付期間の状況は、社会保険事務所などで、「被保険者記録照会」や「年金相談票」を作ってもらえば、マルバツなどの記号で、未納付期間がわかるのだが、これは、提供資料であって、証明書ではない。
証明書は、あくまで、それぞれの年金ごとのトータル加入期間証明だけなのである。
したがって、その年金の中での未納付期間の証明も、年金から年金への移行空白期間の証明もない。
だから、先の記事の「未納付はないとの証明書がある。」とのくだりには、大いに、??????である。


●6645 インド下院選挙で使用された電子投票について 笹山登生 104/05/14(Fri) 07:11:48 削除
URL: http://www.eci.gov.in/EVM/index.htm

インドでおこなわれた下院選挙投票(Lok Sabha election )は、電子投票で行われましたが、ソニア・ガンジーさん率いる野党の国民会議派が、予想外の勝利を遂げたということです。
ここで、日本でもあまり報道されていない、肝心のインドの電子投票ですが、これまでにも、このシステムは、インドの各種選挙で実績をあげてきたもののようです。
概要は、上記サイトのスライドショーをごらんください。
インドでは、1952年以来、下院選挙では、投票用紙が使われてきましたが、今回は、七十二万五千台の電子投票機械(EVM)を使用して行われました。
この選挙の様子を、マレーシアやイギリスが代表団を送って、視察したようです。
この機械は、the Electronics Corporation of India Limited という会社と、the Bharat Electronics Limited という会社が作ったということです。
この電子投票システムは、コントロールユニットと投票ユニットとがケーブルでつながれているもので、 投票者は、この投票ユニットの青ボタンを、まづ押すと、候補者名と、選択すべきシンボルマークがディスプレーされます。この電子投票に際しては、顔写真つきのIDカード(photo identity cards)が使用されたことも話題になっています。
一方で、今年の二月、Satinath Choudharyさんらから、この電子投票の有効性に疑問を呈しての訴訟がなされています。
また、Ravi Visvesvaraya Prasad氏によると、このシステムには、多くの欠陥があり、また、意図的に改ざんできる裏口があるとしています。
すなわち、複数のキーの組み合わせで、ボタンを押すことによって、特定の候補へのカウントに誘導できる謀議の可能性が、このシステムにあるということのようです。
さらに、インド政府が、すべてのアルゴリズムとソースコードを知っていない限りは、このシステムの公平さを国民に保証することはできないといする意見もあるようです。
詳しくは、下記のサイトも、ご参照ください。
http://www.indian-elections.com/electoralsystem/
http://www.linuxjournal.com/article.php?sid=7561


●6644 良く解りませんが 聞きかじり 104/05/14(Fri) 06:31:25 削除
URL: http://

すみません、動物では経験があるので、思い切って見てみました。
解剖するには関節で切り落とせば家庭用の包丁でも可能です。
つまり、首の後ろのほうではもたつくと思います。

ただ、ご本人の遺体はバグダッドで発見と報道されていますから、殺されたことは間違いないですよね。
それともこの映像が流されたので、保護されたにもかかわらず殺害と報道?
またはこのサイト自体がネタ?
などと下種の勘繰りをしたくなるのが、アメリカのイラク報道です。

中途半端な論評は控えたほうが良いみたいですね。
ネットでは私でも論評できる時代ですから。


●6643 日本のメディアの中途半端さ 笹山登生 104/05/14(Fri) 06:04:05 No.6642へのコメント 削除
URL: http://

聞きかじりさん。山梨評論さん。吉田さん。
ちょっと、どぎつい画像ですみません。
やはり、なんかCGっぽい感じもしますね。
これも、見てみなくては、判断できない話ですから、どぎつさ、ご容赦願います。
しかし、これは、昨年の日本人外交官のときのロイター報道の日本のメディアの扱い方でも感じたのですが、大手メディアが、この種の報道を隠しても、ネット報道がバンバンこの種の報道を流してくる。すると、それを紹介する形で、大手メディアが、報道していくという流れですね。
したがって、その報道の是非が問われても、大手メディアは、それをネット報道のせいにできるという構図ですね。
何か、真の報道とは何かという点からいうと、日本のメディアには、信念がないように思えます。
大阪大学の小野善康さんがいっているように、現代の売れっ子のオピニオンリーダーなるものは、実は、「みんなでわたれば怖くない」体制迎合型の「オピニオン・フォローワー」に過ぎないとの指摘が、大手メディアについてもいえるような気がしているこのごろです。


●6642 アメリカの責任の負い方 吉田つとむ(町田市議) 104/05/14(Fri) 01:19:24 No.6637へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/

アメリカの責任の負い方(自分のサイトの掲示板記事を転用しています)

 戦慄なサイトをご紹介いただきました。

 私は、自由体制を作り上げるため、米軍の出動、進駐は必要だと考えた立場です。しかし、この間の報道を見ていると、そうした判断をするものから見ると、やるせない気持ちになるものです。

 ただし、笹山さんがおっしゃるように、「事実は事実」であり、両者の「報復合戦」がより過激になるばかりの様相です。ここで片方が踏みとどまってくれれば、と毎回にショッキングなニュースの際に思っています。

 アメリカが、ジュネーブ条約遵守の精神に立ち返り、この間の諸問題を全部さらけ出すと言うことはとても期待できませんが、それでも野党の側の言い分で、これらの情報公開が幾分かは進むでしょう。また、「私は貝になりたい」という下級の兵士だけでなく、一定の責任ある幹部も虐待の責任を負わされるプロセスが始まると思います。

 6月には、占領軍が、イラク人に一定の権力委譲を行わないといけません。そうした面に期待を持ちたいと考えます。


●6641 RE:アメリカ人処刑サイトはダマシかと 山梨評論 104/05/14(Fri) 01:04:11 No.6640へのコメント 削除
URL: http://

動画を見ました、聞きかじりさんのコメントが気になったからです(普段は見ません、時間の無駄)
私も聞きかじりさんに同感です。おかしいですね、あんなナイフのようなもので斬首するかな?
ビデオで公開するなら、日本式打ち首の方法を彼等が知らない訳は無い。かの地にも半月刀でしたか、ありますよね。
生体ですから首部分から血が噴き出るはずで脳内の血も滴るのが当然かと、それが無いですね。
蝋細工ではなく、本当に亡くなっておられなら、既に別な方法で殺害したのを生きているかのように見せかけて撮影したのではないか?

こういう投稿はしたくない、でもね、コイズミやイシバが最近のこういう米vsレジスタンスの互いにエスカレートする無様な有り様に、日本武士として何を語るか、しっかり聞きたいと私は思っている事、それを記録しておきたいので投稿します。


●6640 RE:アメリカ人処刑サイト 聞きかじり 104/05/13(Thu) 22:17:46 No.6637へのコメント 削除
URL: http://

静止画を見て疑問に思い、IEの設定を変えてやっとの思いで動画を見ました。

静止画で感じたのは、頭部に「首が無い」事です。そして滴り落ちるであろう血が見えません。
動画で見ると、前のほう、腹側で手間取っていますが、あそこで手間取るような硬いものはありません。
着手するまでの手際のよさに比べて、着手したあとの手際の悪さが、不自然に感じられます。
私が遣るとしたら、このような中途半端なことはしません。
もっと手際よく遣ってしまうか、もっと残忍な遣り方をするでしょう。

きちんと検証すればいろいろな考察があるでしょうが、私が不自然だと感じたことだけをお伝えします。


●6639 市町村長も未納続々のようで。 笹山登生 104/05/13(Thu) 19:11:47 No.6638へのコメント 削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news001.htm

キミヒさん。
4月から地方分権一括法が施行され、保険料の徴収は全国約3200の市町村から、全国312か所の社会保険事務所に移管されましたが、それまでは、市町村長の名前で、滞納者に対して督促や差し押さえをしてきたのですから、これらの旧当事者が、未納とあっては、これまで、督促状に戦々恐々としてきた住民にとってみれば、やり切れませんね。
上記サイトによれば、秋田県の場合は、寺田知事をはじめとして、市長では佐竹敬久・秋田市長、豊沢有兄・能代市長、五十嵐忠悦・横手市長、小畑元・大館市長、柳田弘・本荘市長、佐藤一誠・男鹿市長、栗林次美・大曲市長の七人。町長では佐藤邦夫・五城目町長、斎藤正寧・井川町長、巴徳雄・仁賀保町長、小松隆明・西仙北町長、柿崎幹夫・平鹿町長、遠藤幸次・稲川町長の六人。村長では芹田正嗣・峰浜村長の一人ということです。
また、国会議員は、社民党の比例代議士を除いては、すべて未納という、まさに、未納県秋田の様相を呈しています。


●6638 土井前社民党首も年金未納 キミヒ 104/05/13(Thu) 17:30:29 削除
URL: http://news.goo.ne.jp/news/sankei/shakai/20040510/SHAK-0510-05-15-37.html

 護憲以前の問題ですよね〜
 土井さんって、法律学者でしたよね?

 がんこに滞納(国民年金)、元気にピンハネ(秘書給料)!


●6637 アメリカ人処刑サイト 笹山登生 104/05/13(Thu) 16:01:33 削除
URL: http://www.drudgereport.com/iiraq3.htm

一部には、これはCGじやないかという説まであるんですが、どうなんでしょうね。
だんだん、このような画面に麻痺してきている自分が、恐ろしい感じがします。
でも、まあ、事実は事実ですから。
以下は、その動画で、凄惨そのもの。
時間がかかります。
http://dolby.dyndns.org/foo/movie/american_hostage.wmv


●6636 (投稿者削除)


●6635 今日の午後2時から3時頃までの間、サーバーで故障があったようです。 笹山登生 104/05/13(Thu) 15:41:44 削除
URL: http://

このころ、アクセスされた方には、ご迷惑をおかけしました。
現在は完全復旧したようです。


●6634 ネットの力が、メディアの論調を変化させうる 笹山登生 104/05/13(Thu) 13:04:07 No.6633へのコメント 削除
URL:

吉田さん。
この江川さんは、オーム問題でマスコミに登場し、その後、マスコミオピニオンリーダーへ残留された組の一人ですね。
ですから、マスコミの論調の変わり身の早さというのも、自らのご体験を通して、十分認識されている方と思います。
で、ネットの力というのは、すでに、マスコミの既成の論調を変えうる力までに、すでに成長しているものと思います。
ただ、ネットの世界は、ホロニックなものですから、規制のマスコミのようにヒエラルキー的に、オピニオンリーダーが育っているかといえば、疑問であるし、現実は、玉石こんこうといったところでしょうが、この一年、確実に、力はついてきているものと思われます。
まだ、ネットの世界の竹村健一は、育っていないのではないでしょうか。
要は、ネットの世界で、正論を先取りし、いち早く、その正論をネット配信していく、その質とスピードにかかっているものと思われます。


●6633 江川詔子さんの、いわゆる「自己責任論」についての賞賛 吉田つとむ(町田市議) 104/05/13(Thu) 12:49:37 削除
URL: http://j-expert.com/

 たまたま、江川詔子さんの、いわゆる「自己責任論」についての文を、その江川詔子ジャーナルの記事で拝見しました。
http://www.egawashoko.com/menu4/contents/02_1_data_28.html

 4月の13日に書かれたもので、その見識に敬服するものです。とりわけ、メディアの取材で、危険を承知で現場に臨んだことの問題が論じられていますが、マスメディアとフリージャーナリストの比較があるのも興味を持ちました。

 今回のイラクでの拘束事件発生と、1991年6月に雲仙普賢岳の噴火災害でマスメディアのカメラマンが亡くなった件を中心に論じられているが、この江川さんの推察力には、感嘆するものです。改めて、こうした文章に触れさせてくれるのが、インターネットのすばらしさでしょうか。


●6632 「農香庵」というネーミングの受け取られ方 笹山登生 104/05/13(Thu) 12:46:57 削除
URL: http://www.placelessness.com/press/ots.pdf

私の郷里の隣村の交流センターの名前が、この「農香庵」
おそらく、この名前を考え出されたのは、地元の方なんだろう。
農村で、朝起きて、窓を開けると、いろんなにおいが飛び込んでくる。
それが、農村の活性化の証なのだが。
まさに、「民のかまどは、賑わいけり。」のシーンなのである。
しかし、一方、都会から農村を訪れた方が、このネーミングを見て、イメージされるのは、果たして、芳香なのか、悪臭なのか?
堆肥のにおい、豚のにおいも、汲み取り式のにおいも、野焼きのにおいも、風に運ばれて飛んでくる。
昔、サウンドスケープという言葉を造語された方がいた。
音による造景という意味なのだが、私は、この「農香庵」という言葉を見て、おもわず、スメル・スケープ−においにより造景-という造語をしてしまった。-----と、ほくそえんだのも、つかの間、すでに、香水の世界では、上記サイトのように、スメル・スケープ SmellScape という概念は、すでに存在していた。トホホ。


●6631 野田佳彦さんの「見えないところで、だらだら代表選びをやるべきではない。」は、正当な発言 笹山登生 104/05/13(Thu) 12:33:14 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040513-00000103-yom-pol

なんか、見ていますと、密室での条件闘争は、新進党時代のいつかきた道も思い出され、人様の党の事ながら、不快感をおぼえますね。
この野田氏の発言「見えないところで、だらだら代表選びをやるべきではない。代表選を告示し、両院議員総会で決定すべきだ」と述べ、話し合いでの代表候補一本化ではなく、代表選を実施するよう求めた野は、至極まっとうな発言だと思いますね。
こういうまっとうな考えを言える方が、どんどんが、もっと出てくれば、この党も救いはあるのだが。


●6630 世界の潮流から、チョットずれてきた日本のBSE対策 笹山登生 104/05/13(Thu) 11:48:38 No.6629へのコメント 削除
URL: http://www.just-food.com/news_detail.asp?art=57538

まりちゃんさん。
まあ、このようなリスク論の世論喚起を追い風にして、全頭検査から撤退して、今年の夏から秋へのアメリカからの牛肉輸入解禁にこぎつけたいというのが、日本の農林水産省の描いたストーリーだったんでしょうが、先月末にアメリカ・テキサス州での疑惑牛の検査をUSDAが、ポカしてしまったことで、このストーリーに、狂いが生じてきているようですね。
USDAは、5月9日に正式謝罪しましたが、この大事件が、日本の新聞では、ほとんど取り上げられなかったというのも、奇奇怪怪です。
このような動きの中で、EFSAは、イギリスの牛肉に対するリスク評価を、今年後半には、これまでのHighから、EU並みのModerateにかえるとの見通しのようです。−上記サイト参照-
一方では、日本が、OIEに対して、5月12日、BSEの牛乳、精液、皮革についての安全基準を厳しくするよう求める意見書を提出したという、チグハグぶりが目立ちます。
まあ、まりちゃんさんも、私も、日本のBSE問題のそもそもの火付け役という意味では、日本政府が、世界の先頭に立つような厳しいBSE基準を求めるというのは、好ましいことなのではありましょうが、やはり、その根底に、一部日本の業界の意向を反映したものである限りは、素直に、よいことだとはいえないものを感じます。
特に、英国のリスク評価の見直しというのは、まさに、BSE問題が、初期の騒ぐ段階から、次なる段階に問題が移行しつつあるということを感じざるを得ません。
日本人の、「いざとなると、とことん」という生真面目さが、国際潮流から遅れることにつながらなければと、祈っている次第です。


●6629 今後行われるBSEの勉強会などを検索 まりちゃん 104/05/12(Wed) 14:08:06 No.6456へのコメント 削除
URL: http://www.shodanren.gr.jp/Annai/083.htm



◆日本リスク研究学会「食の安全とリスク研究部会」第5回勉強会ご案内
日時:2004年6月25日(金)
http://www.shodanren.gr.jp/Annai/083.htm
http://dss.sys.eng.shizuoka.ac.jp/srajapan/food20040625.html

◆日本トキシコロジー学会学術年会
講演7 7月20日(日) 11:20〜12:00
http://square.umin.ac.jp/jst2003/
http://square.umin.ac.jp/jst2003/tokubetsu-kikaku.html
    品川森一(動物衛生研究所プリオン病研究センター)
「BSEと食の安全性」
    座長 唐木英明 (東京大学大学院農学生命科学研究科)


◆2004(平成16)年度の日本トキシコロジー学会学術年会
1. 日 時 2004年7月6日(火)〜8日(木)
http://www.jsot.gr.jp/nenkai_31.html
9)市民公開講演会
  「BSEと牛肉の安全」
  オーガナイザー
    唐木 英明(東京大学)
  演 者
    小澤義博(国際獣疫事務局)
    嘉田良平(放送大学)
    山内一也(東京大学)

============
3つあるようです。

といえば、日経新聞朝刊に広告が出ていた、5月18日に恵比寿ガーデンプレイスで行われる
http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#6456
の、「食の安全・安心を考える会」(by事務局が電通子会社さん)のBSE勉強会なんですが、まだWeb上で公開していないようでひっかかりませんでした。


●6628 11知事が保険料未納 笹山登生 104/05/12(Wed) 12:02:35 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040511-00000280-kyodo-pol

秋田県の寺田典城、岐阜県の梶原拓、和歌山県の木村良樹、和歌山県の木村良樹、山梨県の山本栄彦、栃木県の福田昭夫、愛知県の神田真秋、三重県の野呂昭彦、岡山県の石井正弘、長崎県の金子原二郎、宮崎県の安藤忠恕、沖縄県の稲嶺恵一の7知事が国民年金未納と判明。


●6627 地域プラン策定の意気込みに意義ありという評価です。 笹山登生 104/05/12(Wed) 08:39:47 No.6626へのコメント 削除
URL: http://www.kurecci.or.jp/H16_keikaku.html

キミヒさん。山梨評論さん。
このプランの詳細が、ご本人のホームページに公開されていないので、なんとも、評価の仕様がないのですが、それぞれの国会議員が、それぞれの観点からの地域再生ブランを策定されることに、意義なり、評価をみいだしたい気持ちはあるのです。
呉市商工会議所の上記サイトを見た中では、造船クラスター形成というのが、新し目に見えました。
例のクラスター形成による地域活性化方策ですね。
それにしても、呉市などの自治体のホームページというのは、奇麗事ばっかりで、その市町村の抱えている問題点が、よそ者にわかるようには書いていないということに、今回、きずきました。
この寺田さんという方、池田勇人さんのお孫さんのだんなさんのようですね。


●6626 >胡散臭い 山梨評論 104/05/12(Wed) 02:55:45 No.6625へのコメント 削除
URL: http://

毎日新聞Yahoo!版によると、

>戦前は県内最大の都市だった呉市を中心とした芸南地域に、かつてのにぎわいを取り戻したい

このキャッチは軍艦マーチと一緒に参院選応援遊説カーで流せば、地元のお年寄りには受けるかも(^_^)

若手議員だからといって利益誘導型を脱却し日本国のために新鮮な発想を持っているとは言えない事を知りました、この人、もしかして二世?


●6625 胡散臭い事は、、、、、、、、、、 キミヒ 104/05/12(Wed) 02:04:47 No.6624へのコメント 削除
URL: http://

 国会とは唯一の立法府。
 国会議員とは広く国民の代表でしょう?

 利益誘導政治で発展した地域って有りますか?
 
 島根県が全国一の県民当たりの公共事業ですが、所得はどうでしょう?
 一年生議員がプランで、ハイハイでは?
 
 地方発なら、少なくとも雇用ではなく起業でしょう?


●6624 「芸南地域再生プラン」 笹山登生 104/05/11(Tue) 21:34:50 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040511-00000005-mai-l34

この前の池田行彦先生亡き後の補選で当選された、衆院広島5区 自民党の寺田稔・衆院議員(46)が10日、県庁で会見し、「芸南地域再生プラン」を発表したとの報道だ。
このようなプランを議員が発表しても、全国的なニュースになるのはまれだが、今回は、ヤフーで、上記サイトのように流れたのは異例のことで、私としては、善き前例を作られたものと思う。
プランの大きな柱は、1万人の新規雇用創出、交通インフラに重点を置いた効率的社会資本整備▽ものづくり支援・産業再生▽規制緩和・行政事務のアウトソーシングの推進――の4点。
とのことだが、まだご自身のホームページ http://www.geocities.jp/teradaminoru1/ 二乗せていないのは、片手落ちの感も。
こういうときこそ、マルチ効果を狙うべきなのに。


●6623 秋田県は、一人の社民党国会議員を除き、その他全国会議員・知事とも、国民年金未納 笹山登生 104/05/11(Tue) 20:39:48 削除
URL: http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040511c

上記サイトのとおり、未納率85パーセントでした。


●6622 決起 謎工 104/05/11(Tue) 20:01:41 削除
URL: http://copyrights.livedoor.biz/

私たち音楽関係者は、著作権法改定による輸入CD規制に反対します

13日より丸の内・文部科学省記者クラブで会見予定。賛同者は現在、459名。
まだまだ拡大が見込まれているそうです。


●6621 Winny公式サイトの前後 笹山登生 104/05/11(Tue) 19:08:20 削除
URL: http://web.archive.org/web/20030602161140/http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/2949/

前が、上記サイト
で、あとが、下記のサイトです。

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/2949/

なお、前の状況を知る上では、http://web.archive.org/web/20030607021915/http://nan.sakura.ne.jp/winny/ もご参考、

「そろそろノートだけでもいいから返してもらえないと仕事に支障がでるのですがどんなもんなんでしょうか」これが残されたメッセージです。

なお、サイト http://612.zive.net/ には、今回の事件についての関連サイトリンクがあります。


●6620 (投稿者削除)


●6619 (投稿者削除)


●6618 事業主負担のありかたは? 笹山登生 104/05/11(Tue) 17:44:37 No.6612へのコメント 削除
URL: http://www2.ocn.ne.jp/~oshima/syakaihoken.htm

キミヒさん。
上記サイトを見て見ますと、いろんなところに事業主負担というものがありますね。
それぞれ、創設時の理屈があったんでしょうが、日本の社会構造が大きく変わろうとしているとき、これら、事業主負担が、今日的に、必要なのか、それとも、不必要なのか、いっぺん、総ざらいしていく必要があるのではないでしょうかね。
個としての起業社会の本格的到来に備えるためにも。
次のサイト
http://tym-hok.cool.ne.jp/gurafu/gurahu-p49.html
は、やや、恣意的な作り方をされていますが、事業主負担の国際比較です。
「労働者が法令により負担すべき所得税等(健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料等を含む。)を事業主が労働者に代って負担する場合は、これらの労働者が法律上当然生ずる義務を免れるのであるから、この事業主が労働者に代って負担する部分は賃金とみなされる。」(昭63.3.14基発150号)という旧労働省の通達があるようですが、今日的には、ちょっとずれているような感じがします。


●6617 (投稿者削除)


●6616 (投稿者削除)


●6615 (投稿者削除)


●6614 富士山の裾野が広がれば、自然に地下水は集まってくる 笹山登生 104/05/11(Tue) 17:24:53 No.6613へのコメント 削除
URL:

聞きかじりさん。
この中で、「デジタルデータに関してはこれからの時代、流通コストが限りなくゼロになっていく」「クリエイターに直接お金が支払われるなら、ソフトはコピーフリーで構わない」という考え方は、ある意味当たっていますね。
まあ、下手な換金回路を考えるよりも、流通ソフトのテリトリーを、コストレスで広げれば、寄付なりなんなりで、あとは、なんとでも、換金回路は作れるという発想なのでしょう。
逆に、決済システムの完備したソフトは、自然淘汰されていくという考え方ですね。
その意味では、著作権のみに換金回路を見出している産業界は、いつの間に、自然淘汰されていく運命にあるといえましょう。


●6613 Winnyの問題提起 聞きかじり 104/05/11(Tue) 16:24:21 削除
URL: http://

いろいろなサイトを読んでいますと、どうも著作権の侵害を目的にした行為ではなかったようですね。

つまり、ネットではどんな形であれソフト(音楽・映画・ゲームなど)の流通は避けられないんだと。
サイトで堂々と開陳してあれば、それは明確に違法といえるけれど、匿名性を保ったまま流通されれば、法の網の目を潜り抜けてしまう。
このソフトも、個人が明言の上公開されたために、摘発されましたが、これが2ちゃんねるの名無しさんたちによって作られると、もうお手上げでしょう。

つまり、現在の著作権法は、ネット時代から遅れていることを指摘しています。
同時にこの方は、ネット時代におけるコンテンツ製作者が、どのように儲けたら良いのかも提言されているようです。
http://www.google.co.jp/search?q=cache:http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/2949/Digikabu.html
氏がビジネスモデルといっているものらしいです。

音楽や書籍は、ネットで安く入手できるようになっています。
違法性を感じながら、Winnyのウィルスによる不正アクセスにおびえながら使用するのではなく、ネット時代に即したソフトの流通を提唱していたようです。
P2P技術も使われ方によっては、とても便利な道具らしいです。
この摘発をもって、すべてが悪いように言われるのは、心外なんでしょうね。


●6612 堀内総務会長「年金一元化は無理」 キミヒ 104/05/11(Tue) 15:15:13 削除
URL: http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-040511-0018.html

>自民党の堀内光雄総務会長は11日午前の記者会見で、年金制度改革関連法案をめぐる与党と民主党の修正合意に盛り込まれた公的年金一元化の検討について、「国民年金も一本化となると、簡単でない。(自営業者の)所得の捕捉を考えると、国民総背番号制が必要になってくる」と述べた。

>同時に、国民年金を一元化の対象にすれば「中小企業の事業主の負担も非常に重くなる」と指摘した。

 国民総背番号制が無くても、自営業者は所得税も住民税も支払っています。
 国民年金の徴収組織の自治体は住民税も徴収し、国民総背番号制と年金は別問題では?


●6611 イラク人虐待映像写真リンク集 笹山登生 104/05/11(Tue) 12:38:14 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200405.html#20040510

ご好評にこたえて、といってはなんですが、上記サイトで、一挙公開しています。


●6610 イラク人虐待の報復として、イスラエル・ガザ地区のイギリス連邦戦士共同墓地があらされているという話。 笹山登生 104/05/11(Tue) 11:08:24 削除
URL: http://www.thesun.co.uk/article/0,,2-2004212492,00.html

上記サイトのガザ地区の共同墓地は、あらされ、イラク人虐待の写真が、その跡に貼り付けられている。
この墓地には、17カ国のイギリス連邦の戦士で、第一次大戦の三千人、第二次大戦の二百十人が埋葬されており、このような墓アラシは、今回の英軍によるイラク人虐待に対する報復と見られている。


●6609 「笹山登生の雑感&情報の日記」に『地方交付税制度に環境スワップ(DNS)の発想を 』をまとめ掲載消しました。 笹山登生 104/05/11(Tue) 10:46:40 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200405.html#20040511

上記サイトです。


●6608 DNS(the Debt for Nature Swap)についての参考サイト 笹山登生 104/05/11(Tue) 10:05:35 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a

6606の「地方交付税制度に環境スワップ(DNS)の発想を」の参考になるようなサイトを探しているのだが、日本語ではなかなかいいのがないので、とりあえず、英語サイトのご紹介をします。

http://www.globalpolicy.org/socecon/ffd/debt/jordan.htm
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2002-06/ci-hud062602.php
http://www.worldwildlife.org/conservationfinance/swaps.cfm
http://biodiversityeconomics.org/finance/topics-46-00.htm
http://nature.org/success/perudebt.html
http://forests.org/articles/reader.asp?linkid=31165
http://www.oecd.org/dataoecd/44/31/1942877.pdf
http://faspo.denr.gov.ph/article/articlestatic/489/1/122/
http://www.safariweb.com/safarimate/benefit.htm
http://www.conservation.org/xp/news/press_releases/2002/062602.xml
http://www.cowac.org/Debt%20for%20Nature%20Swap.htm
http://usembassy.state.gov/panama/press2.html
http://www.mortgage-online-befree.com/33/debt-for-nature-.html
http://dte.gn.apc.org/Cfdb.htm




●6607 「泥の如く来たりて、泥の如く去る」−菅さん辞任- 笹山登生 104/05/11(Tue) 09:46:01 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040510-00000113-yom-pol

菅さんの退陣の弁を聞いて、福田さんの『風の如く来たりて、風の如く去る」のすがすがしさは、感じられなかった。
奥さんの弁明まで飛び出し、まさに、いうなれば、こっちの方は「泥の如く来たりて、泥の如く去る。」ですね。
もっとも、太平洋プレートが、日本列島の下にもぐりこむような底力が民主党にあれば別だが。


●6606 地方交付税制度に環境スワップ(DNS)の発想を 笹山登生 104/05/11(Tue) 09:31:40 削除
URL: http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=1113

国・地方財政の三位一体改革で、政府の経済財政諮問会議で示した試案について、石原慎太郎東京都知事は30日の記者会見で「自らの省益を守ることしか念頭にない。(両案では)財政的な打撃をこうむって、たぶん東京都は財政再建団体に転落する」と批判し、都の対案を発表することを明らかにした。
石原知事は「肥大化した地方交付税制度を当面の乗り切り策だけで温存しようとし、改革の名に全く値しない」と非難。補助金削減額が3兆円に満たない場合、地方税を国に逆移譲する考えを「大都市から税源を取り上げ、数字合わせをすることにほかならない」と指摘した。
さらに法人事業税の分割基準見直しなどを「(企業の本社が集中する)都を狙い撃ちにした不合理な財源調整」と強調。「分権改革を意図的に、東京対地方の構図にすり替えようとしているのではないか」と述べたという。
5月10日、東京、神奈川、千葉、埼玉の「4都県知事懇談会」が、国と地方の税財政を見直す「三位一体改革」に関して総務、財務両相がそれぞれ示した試案について、4知事は「まやかし」と批判し、4都県が秋までに共同で対案を作ることで合意したという。
私は、この4都県知事の意見は、もっともであり、その対案が出ることを期待したい。
その場合、考えていただきたいのは、これまでの地方交付税のスキームに、スワップの発想を取り入れていただきたいということだ。
スワップの発想は、これまでは、発展途上国の債務削減の手法として使われ、そして、最近では、環境スワップという方とで、貧困国の環境を守る対価としてのオルタナティブとして、何を求めるかについての有力な手法となっている。
たとえば環境スワップ(DNS)は、発展途上国の累積債務の返済負担を軽減する代わりに,保護区の設定など,自然保護政策を確約させ、環境 NGO が金融機関から債権を割引価格で購入し,金融機関は途上国の現地通貨を債務国に提供する,という形をとる。
これを、大都市圏対地方との財源対立調整のスキームとして活用したらどのようになるだろうか。
上記の環境スワップのスキームの中で、発展途上国をより地方交付税の恩恵を受ける過疎県とよみかえ、環境 NGOを、より地方交付金制度の恩恵が少ない大都市圏所在県と、読み替える。
そして、自然保護政策を、大都市圏への人材を含めた、地方の持つ、各種資源−この際、これらの資源は、大都市圏に寄与しうる、または、ひも付きの資源でなければならないが、-と、読み替える。
東京都直轄の地方のリゾート資源とか、出来たってかまわないではないか。そのような実質地方資源支配を、地方の知事さんが好まないのなら、話にならないが。
となると、壮大な、地方も活性化し、大都市圏も活性化しうるスキームが実現しうる。
石原知事さん。いかがですか?この提案。


●6605 Winny開発者逮捕金子氏支援サイトも立ち上がったようで。 笹山登生 104/05/11(Tue) 08:21:41 削除
URL: http://www.moodindigo.org/wiki/cgi?page=%B6%E2%BB%D2%CD%A6%BB%E1%BB%D9%B1%E7

謎工さんのブログからの情報です。
例の山形浩生さんも、加わっていらっしゃるようですね。


●6604 続々増える知事の国民年金未納 笹山登生 104/05/11(Tue) 08:10:43 No.6550へのコメント 削除
URL: http://www.asahi.com/politics/update/0510/014.html

6550で書いたような、各県知事や首長の国民年金未納騒動が広がっている。
前回の宮崎、岐阜、三重、沖縄 各県知事に続いて今回は、愛知、秋田、長崎3県の知事と、長崎市長が、国民年金の未納を認めた。
6550でも書いたのだが、これらの方は、国民年金未納・延滞の市民・住民に対して、自らの名前で、督促状をだし、そして、場合によっては、差し押さえをされる方々であるだけに、国会議員の国民年金未納よりも、はるかに罪は重いんではないだろうか。


●6603 無意識のうち、簡単に犯罪者になってしまう日本の送信可能化権 笹山登生 104/05/11(Tue) 07:53:30 No.6599へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_30.htm

山梨評論さん。謎工さん。
今回の事件について、いろいろな新聞を見ても、日本の送信可能化権の矛盾について触れた記事は少ないですね。
言ってみれば、こういうことなんじゃないでしょうかね。
宅配便システムの元で、個々の家は、宅配便を出したり入れたりする宅配便ボックスがある。そして、それを取りにきたり届けたりする宅配便業者がいる。
その宅配便ボックスの中に違法の麻薬を用意していたとする。その麻薬を、少量ずつ、いろんな時間に分けて、宅配便業者が取りに来て、その一定の時間内にばらばらに、少量ずつ集めたものを、ワンパックにして、ある家に届ける。
そこで、罪に問われたのが、宅配便業者を通じて、ワンパックの麻薬を届けさせた個人と、それを可能とするような宅配便システムを開発した人歯、『罪作りな人』『罪が出ることを助長した人」『幇助した人」、ということで、その後者が、今回逮捕された人、ということになりますね。
では、少量ずつ、宅配便ボックスに麻薬を用意していた個人はというと、これは、送信可能化権違反で、罪に問われるのだが、個人ベースでは、ごく少量、しかも、ごく短時間なので、誰が、どの時間、どのくらいの麻薬を送ったのか、わからない、ということなんでしょうね。
このように、日本の送信可能化権違反を、一個人が問われる条件とは、次のように、ごく簡単なことなのです。
第一条件-Winny,eDonkeyなどのファイル交換ソフトをダウンロードして、使える状態で、ハードディスクの中においてあること。第二条件-違法ファイルが、そのファイル交換ソフトと同じハードディスクの中に、あること。第三条件-そのハードディスクのあるコンピュータが穣二接続の形で、インターネットにつながっていること。
このような条件になっていれば、そのコンピュータの持ち主が、別に、違法ファイルを流そうと意図しないでも、簡単に送信可能化権違反にとわてしまうということですね。
で、問題は、今回の幇助という罪なんですけれど、違法ファイルを集めることが出来るということを、プログラム開発者が宣伝する行為だけで、幇助とみなされたということが、徳川綱吉の『犬公方』と似ていますね。
私なんかも、上記サイトで送信可能権の矛盾について、以前から主張しているんですけど、これなんかも、教唆や幇助とみなされるんじゃ、何が、民主国家なんでしょうかね。


●6602 逮捕でしたね。ごめんなさい。 笹山登生 104/05/10(Mon) 21:54:42 No.6598へのコメント 削除
URL:

キミヒさん。
あっ。そうですね。損害賠償でなく、逮捕でしたね。
今回のケースは、「公衆送信権の侵害」ということですから、著作権法第二十三条 「著作者は、その著作物について、公衆送信(自動公衆送信の場合にあつては、送信可能化を含む。)を行う権利を専有する。』違反ということになります。
で、この罰則規定は、第百十九条 「次の各号のいずれかに該当する者は、三年以下の懲役又は三百万円以下の罰金に処する。 一  著作者人格権、著作権、出版権、実演家人格権又は著作隣接権を侵害した者(第三十条第一項(第百二条第一項において準用する場合を含む。)に定める私的使用の目的をもつて自ら著作物若しくは実演等の複製を行つた者又は第百十三条第三項の規定により著作者人格権、著作権、実演家人格権若しくは著作隣接権(同条第四項の規定により著作隣接権とみなされる権利を含む。第百二十条の二第三号において同じ。)を侵害する行為とみなされる行為を行つた者を除く。)」が適用されます。
幇助については、刑法(共同正犯) 第六十条  二人以上共同して犯罪を実行した者は、すべて正犯とする。 (教唆) 第六十一条  人を教唆して犯罪を実行させた者には、正犯の刑を科する。 2  教唆者を教唆した者についても、前項と同様とする。 (幇助) 第六十二条  正犯を幇助した者は、従犯とする。 2  従犯を教唆した者には、従犯の刑を科する。 の適用ということになります。


●6601 (投稿者削除


●6600 世界中がP2Pを巡って苦悩する中、我が道を行く日本 謎工 104/05/10(Mon) 21:08:16 削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040405AT2M0301205042004.html

> コピー機とWinnyの違いってどこにあるだろう?

3月31日、カナダでまさにこのような指摘を行いP2Pによるファイル交換を
合法とする判決が下されています。

> 「自分で聴くための音楽の複製をパソコン内の無料交換用の場所に
> 置いておいただけで、不正に流通したとはいえない。本棚の横に複写機が
> 置いてあるのと同じ」

オランダ最高裁がKaZaAの配布を合法と判断したことや、韓国で最も
普及している「ソリバダ」を巡る訴訟の二転三転など世界中がP2Pと言う
全く新しい概念の定義を巡って苦悩する中で、日本(と豪州)は
「公衆送信可能化権」で情け容赦無く技術革新を押し潰して行くのが
本当に正しいのかどうか。47氏の公判は、今までのP2P使用による
刑事事件とは全く異なる意味合いを持った法廷闘争になる予感がします。

既に47氏が開発したシェアウェアを購入して裁判費用に充ててもらおうと言う
運動も始まっているとか。


●6599 ハサミは使いよう 山梨評論 104/05/10(Mon) 20:57:08 No.6598へのコメント 削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20040510ij53.htm

Winnyは使う事も無いのでキミヒさんのご投稿で初めて事件を知りました。
上にリンクした読売新聞の記事をはじめ、ネットワーク関連のサイトでは記事満載という感じです。
読売新聞が書いていましたが、
>金子容疑者は、「企業は警察の摘発に頼り、著作権法違反を防ぐようなビジネスモデルを模索しない。現行の体制を崩壊させ、著作権法違反をまん延させるため、ウィニーを作った」と供述しているという。

このスタンスはなかなかのもんだと思いますし、同種の考えは「オカミ」の逆鱗に触れるという事も明かですね。
pingですら不正アクセスのカウントに含めているオカミとしては、とにかく自分たちが管理できない技は全て摘発という方向に進むのかも知れません。
コピー機とWinnyの違いってどこにあるだろう?
デジカメ内蔵のケータイによる店頭雑誌コピーの話題はその後はどうなったのでしょう?
そんなケータイで痴漢的盗撮の事件もあるようですが、そんなことに関係なくメーカーは開発し量産し売りまくる。
バカと鋏は使いようという言葉がこの際マッチするかどうか、私のボキャブラリーから他に思い付かないですが、それをきっちり仕込む教育こそが一番の問題なのだということを文部科学省が音頭を取るべきでしょうね。それが分からない連中は逝ってよし(^_^)


●6598 Re著作権違反幇助とは キミヒ 104/05/10(Mon) 15:55:56 No.6596へのコメント 削除
URL:

 教えて下さい〜

1 何で民事不介入の警察が民法で逮捕出来るのか?

2 カラオケ装置は明らかにカラオケソフトの再生に特化した機器ですが、
Winnyは、著作権フリ−ソフト共有も出来ます。

3 実際に警察や自衛隊の職員がWinnyを使用して情報漏洩して
いる当事者の方が明白に罪では?


●6597 (投稿者削除)


●6596 著作権違反幇助とは 笹山登生 104/05/10(Mon) 14:26:26 No.6593へのコメント 削除
URL: http://www.taf.or.jp/publication/kjosei_17/pdf/p047.pdf

キミヒさん。
日本の著作権法には、二次−間接-侵害についての明確な規定がないために、幇助責任という、もって回った責任が、民報719条の規定を援用して問われるということになっているようですね。
ちなみに、特許権法では、間接侵害の規定があるんですが。
間接侵害の例としては、良く出される例として、業務用カラオケ装置を社交飲食店にリースする業者の行為は、これを客観的にみると、著作権侵害のための道具を提供するという性質の行為であるとして、これを「幇助行為」と見る見解ですね。
判例としては、「カラオケ装置リース業者の注意義務を判断した初の最高裁判決-平成13年3月2日第2小法廷判決- があります。
ちなみに、民法719条によれば、教唆または幇助をすると、共同不法行為として連帯して損害賠償の責任を負うことになります。
著作権上問題のあるコンテンツを利用する事を目的として紹介したり、カスタマイズしたソフトの技術公開をすると、公開自体が著作権法違反行為の幇助になるという解釈です。
このところ、この適用で捕まる方は多いようですね。
また、著作権法にも、間接侵害規定を設けるべしという強い意見もあるようです。
判例などについては、
http://www.isc.meiji.ac.jp/~sumwel_h/junc/Copyright/copyright-1998-1.htmhttp://www.google.co.jp/search?q=cache:r1pZQWslASkJ:www.jasrac.or.jp/release/01/03_2.html+%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E6%B3%95%E3%80%80%E3%80%80%E9%96%93%E6%8E%A5%E4%BE%B5%E5%AE%B3&hl=ja
などをご参照。

参考
第七百十九条  数人カ共同ノ不法行為ニ因リテ他人ニ損害ヲ加ヘタルトキハ各自連帯ニテ其賠償ノ責ニ任ス共同行為者中ノ孰レカ其損害ヲ加ヘタルカヲ知ルコト能ハサルトキ亦同シ
○2 教唆者及ヒ幇助者ハ之ヲ共同行為者ト看做ス


●6595 (投稿者削除)


●6594 オーストラリアの牛肉は、本当に安全なのか? 笹山登生 104/05/10(Mon) 13:46:22 削除
URL: http://www.aahc.com.au/ausvetplan/bsefinal.pdf

アメリカからの牛肉が途絶え、いまや、日本は、オーストラリア牛肉の最大のお得意さんとなっている。
オーストラリアのAFFAが、このたび、http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=1877 で発表した統計によると、日本向けの牛肉輸出は、一年前に比べ、44.1パーセント増加し、十一万五千百八十六メトリックトンに達したという。
オーストラリアの畜産業者さんには、誠にご同慶の至りなのだが、前にも、この掲示板で指摘したのだが、どうも、何ゆえに、オーストラリアの牛肉が安全なのかが、イマイチ、ピント来ない。
ちなみに、オーストラリアが年間に検査する数は400頭である。
この安全な体制の根幹を成すのが、オーストラリア農林水産漁業省 の AUSVETPLAN (the Australian Veterinary Emergency Plan)−上記サイト参照-というのだが。
このプランの根幹は、「BSEは、外国からしか来ないもの」という考え方だ。
そのためにCCEADという委員会−ボード−を作り、これに、あらゆる関係団体がはいるというものだ。また、このCCEADを技術的にサポートするものとして、SCARMやARMCANZというものを設置している。
さらに地方の司令塔として、LDCC、中央の司令塔として、SDCHQというものがある。
畜産経営農場は、このAUSVETPLAN に参加し、資金的なインセンティブを受ける代償として、BSEモニターに協力するというものだ。
このオーストラリアのスキームが、もし、崩れるとすれば、BSEが、自国内の要因によって、発生するという事態だ。
この事態になれば、このAUSVETPLAN の仮説がすべて崩れてしまうことになるからだ。
AUSVETPLAN については、http://www.safemeat.org/uploads/templates/otherpdf/Quarantine-BB2s.pdfも、ご参照。



●6593 交換ソフト「Winny」開発の東大助手を逮捕 キミヒ 104/05/10(Mon) 13:14:33 削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040510it02.htm

 明らかな「表現の自由」の侵害では?
 売春禁止法下での特殊浴場営業を黙認する一方で
「Winny」開発の東大助手を逮捕は法治国家と
して自殺行為では??


●6592 BSE発生で、アメリカの牛は、やせてしまった。トホホ。 笹山登生 104/05/10(Mon) 12:48:33 削除
URL: http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=1881

アメリカ農務省の農業統計サービス部門であるNASSが発表した、今年第一四半期のアメリカのと畜状況によると、昨年末のBSE発生が、アメリカの畜産業に微妙な影を落としている模様だ。
まず、と畜数についてみれば、七百七十三万頭で、これは、前年同期比5.7パーセント減、前四半期比2.7パーセント減になっているという。
また、と畜対象牛の体重についてみれば、三月末時点で、1219ポンドで、これは、昨年よりも、17ポンド軽くなっているという。
これは、各国への輸出ストップにより、飼料環境が悪化したものと見られている。
牛肉生産についてみれば、前年同期比7.1パーセント減、前四半期比2.1パーセント減となっている。
一方、三月末時点での、冷蔵牛肉の在庫状況はと見れば、四億一千八十八万ポンドと、前年同期比3.9パーセント増となっている。
統計の詳細については、http://www.usda.gov/nass/をご参照。


●6591 「酒の秋田」で、タクシー運転手の年収が低いわけ 笹山登生 104/05/10(Mon) 10:41:53 削除
URL: http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040510e

上記サイトによれば、秋田県のタクシー運転手の年収が、東北一低い理由として、自動車運転代行業者が、日本一、数が多いためであるとしている。
平成14年6月1日から「自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律」 が施行されたが、国土交通省の予想に反して、業者の数は、法律施行以前より、かえって増えてしまったという。
車一台ではじめられる、手軽な認可事業として開業・起業できるという点が、不景気な今の日本に、受け入れられているのだうろ。
また、山間部前提の運賃ブロックのタクシー料金に対して、料金的に代行業が優位に立っているようだ。
さらに、ユーザー側のニーズとしては、やはり、酒の秋田ということで、運転代行業は、酒飲みにとって、心強い味方なのかもしれない。
ここで、運転代行業の「タクシー類似行為」というのは、「飲み屋さんから、車を置いてある駐車場まで、乗せていってもらうこと」と「いったん、車を自宅の駐車場に届けてもらってから、今度は、客だけが、次なる飲み屋さんへ、送ってもらうこと」をさすんだそうで、このメリットが、実際はあるというのが、客にとってはメリットなのだろう。
しかし、この行為は、白タク行為とみなされるんだそうだ。
ちなみに、秋田県は、業者数では、日本一だが、車両数では、群馬県が日本一だ。


●6590 (投稿者削除)


●6589 The Newyorkerが、新たなイラク人虐待写真を掲載 笹山登生 104/05/10(Mon) 09:54:08 No.6582へのコメント 削除
URL: http://www.newyorker.com/online/slideshows/pop/?040517onslpo_prison

上記サイトです。なお、本文「CHAIN OF COMMAND」は、http://www.newyorker.com/fact/content/?040517fa_fact2
ご参照。

先の「TORTURE AT ABU GHRAIB」の虐待写真スライドショーは、 http://www.newyorker.com/online/slideshows/pop/?040510onslpo_prison ご参照
スライドの進行は、左上のNextをクリック


●6588 (投稿者削除)


●6587 著作権に寄生する営利団体の巣窟化に対する坂本さんの警告か? 笹山登生 104/05/10(Mon) 08:33:38 No.6584へのコメント 削除
URL: http://www.pns.gr.jp/niy/mf-1.htm

謎工さん。
仲介業務法改正後、数年たちますが、当初の目的である著作権管理団体の多様化促進というところまで、いっていないという気持ちが、坂本さんなどの心のうちにあるのではないでしょうか。
当時、富田勲さんなどと話したのですが、そのころは、「じゃ、おれも、管理団体作るか」なんて勢いでしたけど。
第二JASRACはできたが、データベースを握られている以上、健全な対抗勢力とはなりえていない、また、有力な音楽家による著作権の自主管理が、なされていない、依然として、ガリバー的な硬直的著作権の支配が一部の権利団体によって、支配されているということに対する、坂本さんの警告なのでしょう。
著作権に寄生する関係団体の巣窟と化してしまっている。
それこそ、著作権特区でも作り、流動化する必要があるのではないでしょうか。


●6586 福田康夫さんのヒューマンな一面 笹山登生 104/05/10(Mon) 08:21:22 No.6583へのコメント 削除
URL: http://www.pns.gr.jp/niy/mf-1.htm

ピカソさん。
福田康夫さんのヒューマンな一面をあらわす例として、福田さんが、フィリピン残留に日本人問題にも、ご熱心であるということを申し添えておきましょう。
この問題については、今の広島市長をされている秋葉さんとも、議員連盟を作ってきたのですが、フィリピンのかたが日本に見えられたとき、自民党から、ただ一人、福田さんが出席され、大きな希望を、フィリピンの残留日本人に与えてくれました。
もっとも、このフィリピン残留日本人問題、昨日のニュースでは、戸籍売買とかで、ニュースになってはいますが、本質は、解決を急がれる重要な問題ではあります。


●6585 地域バックボーン非開放による通信回線植民地化支配? 笹山登生 104/05/10(Mon) 08:02:54 No.6582へのコメント 削除
URL: http://www.glocom.ac.jp/project/regional-inf/regional-backbone-map.html

キミヒさん。
確かに、容量不十分の通信回線で、テリトリー支配だけはガッチリというのでは、通信回線の植民地的支配そのものですね。
地域通信回線のユニバーサルサービスのスタンダードは、はっきりすべきでしょう。
こうしてみると、東北も、非開放が多いですね。


●6584 「教授」こと坂本龍一氏が輸入権問題・CCCDを痛烈に批判 謎工 104/05/10(Mon) 06:05:18 No.6571へのコメント 削除
URL: http://diary.nttdata.co.jp/diary2004/05/20040509.html

これは凄まじく強力な援軍の登場です。気になるのは最後の「もう手遅れだよ。」と言う
一言ですが、これは音楽配信に果敢に挑むことも音質・著作権保護を両立した次世代メディアへの
移行に踏み切るでもなく現在のビジネスモデル維持に躍起になっているレコード会社に対して
のみならず、その場しのぎで市場の縮小再生産にしか繋がらない法案を騙したりすかしたりしながら
通そうとしている文化庁に対しても向けられていると感じました。

坂本龍一氏は1996年よりJASRACの独占管理体制の問題点を指摘し、複数の団体がサービスを
競うことによってアーティストと利用者の利便性を高めることを提唱して来ましたが文化庁が国会に
提出し、2000年秋の臨時国会で成立した著作権等管理事業法は特に管理団体が必要ともされていない
分野にも著作権管理団体を作らせ、文化庁からの天下り先大量創設を狙ったような法案になって
しまったことにかなり失望したと言う経緯があります。

今夜は夜10時からJ-WAVEに続いてTOKYO FMの番組でも輸入権問題を取り上げると言うことで、
JASRACを通じて封じていたはずの口が次々に開き始めたことにごく少数の「首謀者」たちはかなり
戦々恐々としているかも知れません。

なお、集められていた請願署名は速報値で1万を突破したそうで、今日の午後にも国会へ提出
されるとのことです。


●6583 福田氏辞任についての雑感 ピカソ 104/05/10(Mon) 03:40:32 削除
URL: http://

 ご自身の年金未納発表までの対応が不適切であったとおっしゃっていますが、
イラク人質になった邦人やその家族に対するご自分の対応に対しても、
内心自己矛盾を感じておられたようにも見受けられます。
 人質事件の際の川口外相のあの極力感情を抑えた苦悩の表情においても、それは同様に感じました。
 優しい見方をすれば、一国の顔としての任務をまっとうしなければならないというプレッシャーの中で
自己との乖離がおきて「苦しかった」のだと思います(任務って責任回避ですかというツッコミはできるけれども)。
 辞任されてせいせいした顔をしてらっしゃいましたが、あれは本音でしょうね。
 小泉政権において、こうやって、辞められる方が、この後ぽろぽろとでてくる予感がします、川口さんも。 


●6582 FTTHのBフレッツまでサービスされるVS600Mbps キミヒ 104/05/10(Mon) 01:56:17 No.6481へのコメント 削除
URL: http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0403/12/news064.html

●NTT東日本によると4000世帯ほどの加入が見込めるのであれば
サービスを行うこともやぶさかではない
●島へ来ている海底ケーブルはNTT東日本所有で、その容量は
600Mbps。しかし、ほかの通信事業者が占有可能な帯域までは
確保していない

 600MbpsでADSL4000世帯とかFTTHのBフレッツまでサービスされる
とか、帯域保証以前の詐欺行為では?




●6581 (投稿者削除)


●6580 進まない、野党の世代交代 笹山登生 104/05/09(Sun) 21:27:05 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040509-00000449-jij-pol

民主党の菅さんの後継問題で、下馬評に上がっている方の古さに唖然としている向きも多いだろう。
このサイトでも、いち早く、党首が若返りを果たした党こそ、未来があると指摘したことがあるが、どうも、民主党は、それとは、逆のタイムトリップをしているようだ。
曲がりなりにも、若手を育てようとしている自民党とは、この点でも、大きな遅れを取っている。
おりしも、イギリスのブレア首相が、身内からも、引退勧告を出されている状況の中で、まさか、日本の野党だけが、「昔の名前で出ています」でもなかろうが。


●6579 CBSのイラク人虐待映像ライブラリー 笹山登生 104/05/09(Sun) 20:22:17 削除
URL: http://www.cbsnews.com/stories/2004/04/27/60II/main614063.shtml

今回のイラク人虐待写真を最初に公開したCBSが、下記サイトに集大成を特集しています。

Abuse At Abu Ghraib
http://www.cbsnews.com/elements/2004/05/05/iraq/interactivehomemenu615771_0_main.shtml

Prisoner Photos
http://www.cbsnews.com/elements/2004/05/06/iraq/photoessay615914_0_1_photo.shtml

Postwar Iraq
http://www.cbsnews.com/htdocs/america_at_war/postwar/home_governing.html

VideoとStory
http://www.cbsnews.com/stories/2004/04/27/60II/main614063.shtml
上記サイトの左下のそれぞれの「Video」「Story」の下の英文をクリック


●6578 掲示板に私の『日記』が引用 笹山登生 104/05/09(Sun) 19:08:44 削除
URL: http://bbs5.otd.co.jp/509240/bbs_plain

上記掲示板の4952に、私の『日記』が引用されています。
光栄です。


●6577 市場には、ブレア辞任記者会見のうわさも流れるが、英政府は否定。 笹山登生 104/05/09(Sun) 18:01:20 No.6575へのコメント 削除
URL: http://www.itv.com/news/2019044.html

イギリス労働党Puttnam氏のITVでのインタビュー は、上記サイトにあります。
また、今日は、「ブレア首相が辞任発表の記者会見を行う」との市場のうわさがでたが、英政府は、これを否定した模様。


●6576 (投稿者削除)


●6575 イギリスの労働党Puttnam氏が、公然とブレア退陣を要求 笹山登生 104/05/09(Sun) 17:29:25 削除
URL: http://www.mirror.co.uk/news/24by7panews/tm_objectid=14224535%26method=full%26siteid=50143%26headline=blair%2dfaces%2dresignation%2dcall-name_page.html

5月7日に、デイリーミラー紙が、英軍によるイラク人虐待を報じたことで、バスラからの英軍撤退を狙ったイスラム教シーア派の反米指導者サドル師の民兵組織マフディ軍と、英軍との激しい交戦が続いており、英軍にとって、最大の危機が訪れているようだ。
一方、5月9日付けのディリーミラー紙によれば、ブレア首相のお膝元の労働党のDavid Puttnam氏は、ITV http://www.itv.com/news/index.html のインタビューで、「もし、私がブレア首相だったら、夏の議会閉会までには、退陣する。」と、ブレア氏の辞任を公然と勧告した。
また、日曜日にメールで行われたYouGov - Understanding People−http://www.yougov.com/ の世論調査によれば、「もし、ブレア首相が、Gordon Brown 氏に後を引き継がない限り、労働党は、次の選挙で、絶対多数を確保できない。」との調査結果を出したことを踏まえ、Lord David Puttnam氏は、このままでは、2005年に予想される選挙は戦えず、今選挙をやったら、40パーセントは、保守党にいってしまうとし、Gordon Brown 氏にあとをゆずるべきだとしている。


●6574 (投稿者削除)


●6573 珍しい与党政治家掲示板でのレコード輸入権論議 笹山登生 104/05/09(Sun) 12:21:47 削除
URL: http://www.katokoichi.org/board/view_board.php?bid=1

上記サイトですが、私の見る限りは、かなり希少性論議のようですね。


●6572 またも巡りくる反戦歌の時代 笹山登生 104/05/09(Sun) 10:36:47 削除
URL: http://www.lexpress.mu/display_article.php?news_id=17879

全米の1170に及ぶラジオ局を所有する「クリア・チャンネル・コミュニケイションズ」Clear Channel Communications, Inc. http://www.clearchannel.com/  が、2001年に、9.11をきっかけにして、約150曲の放送規制の反戦歌リストを公表し、顰蹙を買ったが、このなかには、ジョン・レノンの「イマジン」など、ヴェトナム戦争当時の反戦歌も、相当含まれていた。
しかし、こうして、イラク戦争が、ヴェトナム戦争同様の泥沼化をしてきたのと、呼応するかのように、イラクでも、アメリカでも、ふたたび、反戦歌のアラシが吹き荒れようとしている。
まず、イラクのほうであるが、上記サイトに見るように、サバハ・ハシム・ジャナビ Sabah Hisham al-Janabi さんの歌う、反戦歌「怒り」は、「ブッシュさんよ。あなたは、この混乱の中で、どうしているんだい。」「あなたは、ファルージァで、死人の持っていた水を飲んでいるんじゃないのかい。」というような、痛烈な内容のようで、これは、ソマリアの惨劇を題材にした映画「Black Hawk Down』などのシーンを思わせるものだという。
しかし、このような任期にもかかわらず、彼のCDは、アラブのポップスターのCDの売り上げの半分にも満たないのだという。
一方のアメリカではどうかというと、http://www.theeastcarolinian.com/vnews/display.v/ART/2004/04/27/408d87d7005e9 によれば、Punk VoterというNPOによるオムニバス"Rock Against Bush"というCDが発売されたのだという。
これは、http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001WPSM2/250-6649200-6571441 にみるように、アマゾンでも手に入る。

こうして、反戦歌がはやりだすと、ヴェトナム同様の図式が、予想される。
こんななかで、日本の自衛隊の第二次派遣の儀式の仰々しさを見て、一体、日本は、世界の潮流の尻尾をなぞっているのかと、残念な気がする。
しかも、高遠産の家の近くにまで、総理が来て、このような儀式を盛り上げているのを見ると、良識の底の浅さが目に付いてたまらない。
名の


●6571 レコード協会の火消し 笹山登生 104/05/08(Sat) 19:26:26 No.6557へのコメント 削除
URL: http://bbs3.sekkaku.net/bbs/tongari.html#12

謎工さん。
上記のようなサイトがありましたよ。
日刊ゲンダイのパンチがきいてるみたいですね。
この種の媒体で書いてもらうと、助かるんですが。
私も、ポイントは、「審議会でいつの間にか「レコード輸入権」が「日本販売禁止レコードの還流防止措置」に変貌していたのが、この声明ではさらに「商業用レコードの還流防止措置」へとさらなる変貌を遂げている点。」にありと思うんですがね。
まあ、表示してあろうとなかろうと、思いのままという本音が、つい出たんですかね。


●6570 英軍による虐待写真も、続々 笹山登生 104/05/08(Sat) 19:10:27 削除
URL: http://www.mirror.co.uk/news/allnews/tm_objectid=14221088%26method=full%26siteid=50143%26headline=pic%2dthat%2dproves%2dqlr%2dtook%2dphotos%2dof%2dbeaten%2diraqis-name_page.html

デイリーミラー紙は、その後も、英軍に夜イラク人虐待の写真を掲載している。
上記サイトは、本施設の表紙を飾った写真で、イラク人が英軍に殴打され、歯から血を出しているところを、英軍が、写真を撮っている

http://www.mirror.co.uk/frontpages/ が表紙の写真。


●6569 国に翻弄された二人の対照的な女兵士 笹山登生 104/05/08(Sat) 17:05:18 No.6564へのコメント 削除
URL: http://news.independent.co.uk/world/americas/story.jsp?story=519230

山梨評論さん。
まさに、私は貝になりたいの主人公そのものですね。
上記サイトでは、今回のイラク戦争で、片や、図らずも英雄になってしまったジェシカ・リンチさんと、片や、今回の刑務所虐待事件で、悲劇のヒロインとなってしまったリンディ・イングランドさんを、対照的に取り上げていますね。
どちらも、国によって、運命を翻弄されたかたに違いはないのですが。
どちらも、犠牲者といえますね。


●6568 赤十字国際委員会が、すでに、アメリカに対し、イラクの刑務所の虐待について実態報告書を提出していた。 笹山登生 104/05/08(Sat) 16:48:05 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/jouhou/wallstreet.htm

これは、5月7日付けのウォールストリートジャーナル紙のスクープだが、後に、赤十字国際委員会-ICRC-も記者会見し、この文書の存在を肯定した。
上記サイトがそうだが、ウォールストリートジャーナル紙は、会員制のため、やむなく、コピーさせていただいている。
報告書は、24ページにわたるもので、今年初頭にブッシュ政権に報告されていた。
内容は、次のようなものである。
虐待は、広範囲にわたり、行われており、あるケースでは、拷問同然のものであった。
その中には、裸で、独房に入れられていたケースや、あるケースでは、連合軍に鞭打たれ、死にいたったケース、監視塔から絶えず発砲され、死にいたったケース、ジュネーブ協定違反のケースなどが、報告されている。
赤十字国際委員会は、2003年3月から11月にかけて、この調査を行ったものだが、この報告では、情報機関の尋問においては、自白の強要と、情報収集のため、拷問同然の扱いがおこなわれていたとしている。
ウォールストリートジャーナルが゛今年の2月に、イラクの刑務所におけるイラク人の扱いについてレポートした節の政府関係者の説明としては、虐待は、禁止されており、あるとしても、それは、一握りの下級軍人によるものであるとの見解を出していた。
しかし、赤十字国際委員会の調査では、刑務所におけるイラク人の自由を奪う虐待のやり方は、限度を超えたものであり、これらは、軍によって、黙認されたものであったとしている。
国防省は、この報告書について論じないとする、赤十字国際委員会との密約があったとして、コメントを避けた。
一方、木曜日になって、赤十字国際委員会は、アブグレイブ刑務所で虐待があったことを認め、これらのスキャンダルがもれる前に、軍当局と、これらの刑務所の状況改善のための作業に着手していたと述べた。
赤十字国際委員会のスポークスマンであるNada Doumani氏は、「アメリカは、われわれの指摘を非常に真摯にとらえていた。」と、アンマンのAP通信のJordan氏に、報告書のコピーなしで、こう話している。
金曜日になり、ウォールストリートジャーナル紙で、この報告書の記事に対する声明で、赤十字国際委員会のJakob Kellenberger氏は、この報告書が、赤十字国際委員会の同意なくして公表されたことについて、非常に困惑していると、述べた。
以下略


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●6564 私は貝になりたい 山梨評論 104/05/08(Sat) 12:42:51 削除
URL: http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20040508k0000e030045000c.html

笹山さん、レス感謝です。情報ハイウェイのことは今後も継続して勉強します、山梨県の状況は行政優先で進行中と思えます。
別件のイラク虐待事件で毎日新聞の記事↑を見ました。
>女性上等兵の家族は同日、郷里のウエストバージニア州で記者会見し、「上官らの命令に従っただけ」と主張した。

子供の頃だったような気がしますが、「私は貝になりたい」という映画の記憶が甦りました。
命じられてした事で絞首台にのぼった戦犯の話で、主役がフランキー堺さんだったと思います。
誰が責任をとるべきか、「お詫びの言葉を国王に伝えた」と表現したブッシュ流お詫び術は流行しそうな予感です(^_^)


●6563 過疎の通信回線問題−典型的な八丈島のブロードバンド騒動- 笹山登生 104/05/08(Sat) 11:26:41 No.6562へのコメント 削除
URL: http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0403/12/news064.html

山梨評論さん。
ラスト1マイルでなく、ラスト1市町村というのは、いい得て妙ですね。
CATV回線流用市町村が、予想以上に多いところを見ると、おそらく、この島根県の場合は、農村地域有線放送の先進地で、その流れで、CATV採用の市町村が多く、さらにその流れで、インターネット回線に流用した市町村が多いのではないでしょうか。
その意味では、恵まれた環境にあるとはいえます。
個々で、思い出されるのは、この掲示板でも、いつぞや取り上げてのですが、八丈島のブロードバンド騒動です。
上記サイトによれば、その後、孫さんの肝いりで、急速に通信環境が整ったということですが、いろいろな意味で、ここにいたるまでの八丈島の経験は、全国の過疎地帯に共通する問題を提起しているように思えます。


●6562 情報ハイウェイ−と末端自治体のあり方 山梨評論 104/05/08(Sat) 11:01:16 No.6556へのコメント 削除
URL: http://http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/2142/gov03.htm

http://www.pref.shimane.jp/section/josys/kousoku_net/infra.html
本県における超高速・大容量の光通信カバー率
市町村の100 %(59市町村/59市町村)をカバー(全国第1位)

本県における高速インターネット・カバー率
市町村の95%(56市町村/59市町村)をカバー
全世帯数の97%(25.2万世帯/25.8万世帯)をカバー

http://www.pref.shimane.jp/section/josys/index.html
これが島根の関連ホームページだと思います。
情報ハイウェイの事を記事にした時に島根県も知りました。そしてここも民生用推進のスタンスだと思っていましたし、プロジェクトの進行が早いと感じていました。
ご紹介いただいた掲示板は珍しい逆順表示で一瞬戸惑いました

http://www.pref.shimane.jp/section/josys/it/it_yotei.html
市町村別の高速インターネット接続サービス提供状況
http://www.pref.shimane.jp/section/josys/it/it_yotei_txt.html
実現方策検討中 島根町、
県庁の記事から見ると、ラストワンマイルならぬラスト1町なのですね。

その理由は何か、それを知りたいです。
掲示板の投稿を拝読すると、町当局、行政に問題がありそうですが、全県下で電子自治体化も進んでいるはずですよね、その善し悪しは別にして、この町は取り残される、その危機感を行政は持っていない?
それとも、確信犯として住基ネットは接続していない? それなら拍手です。
それとも道路と箱物重点の公共事業優先?
島根町のホームページを見ている時間がありません、上は思い付きのコメントです(^_^;)


●6561 いまだ未整備の地方の通信回線 笹山登生 104/05/08(Sat) 08:29:54 No.6556へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog1.htm

斉藤さん。
おいでいただいてありがとうございます。
実は、この掲示板でも、ずっと以前、これについての大論争がありました。
具体的には、上記サイトの180番ぐらいからの議論をご覧ください。
そこで問題になったのは、ADSLか光ファイバーか無線かという議論だったかと思います。
斉藤さんの島根県では、地理的な事情もこれあり、なかなか、遠隔地になるとスピードが落ちるADSL方式が不利になっているという状況かと思います。
また、島根県での情報ハイウェイ構想がどうなっているのかわかりませんが、各地でなりもの入りで始めた地域IX構想も、頓挫し始めている県も多いようです。
通信回線の整備は、これまでの道路や橋にかわりうる地域必須のインフラとなっているのですから、ユニバーサルサービスとして、真剣に通信環境の地域格差是正のために、当局はがんばらなくてならないでしょう。
私は、よく、岩手県の湯田町のコミュニティセンターにあるフリーで使えるインターネットコーナーで、掲示板の書き込みなどをやることもあるのですが、このような公共施設での、公的施設としてのインターネットカフェ的なものを、地域に多く設置することも、同時に必要なことだと思っています。


●6560 文化政策の誘導手段としての著作権と、産業政策の誘導手段としての著作権 笹山登生 104/05/08(Sat) 08:06:45 No.6555へのコメント 削除
URL: http://www.aph.gov.au/library/pubs/bd/2000-01/01BD119.htm

yotablogueさん。
>政策誘導手段として、並行輸入が、政策目的に対して、制限的なのか、非制限的なのか
>オーストラリアの並行輸入

の二点についてですが、本来著作権法は、著作権者の権利保護のためにあるわけではありますが、特定の政策誘導の補助材として使われることが多いということです。
文化政策としての著作権法と、産業政策としての著作権法の二面性とでも言いましょうか。
上記サイトは、よく例に出されるオーストラリアの著作権法と並行輸入問題の関係についてのディベート資料ですが、この中では、並行輸入の禁止が、市場の地理的分割に有効に作用するかという観点からも、問題点が提起されています。
まさに、これは、産業政策の補助手段としての、著作権法の位置づけですね。
このオーストラリアのディベート資料を見てもわかるように、オーストラリアにおいても、著作権法と並行輸入との関係については、さまざまな角度からの検証と調整があったことをうかがい知ることが出来ます。


●6559 (投稿者削除)


●6558 (投稿者削除)


●6557 日本レコード協会と「5大メジャー」の日本現地法人が火消しに走り始める 謎工 104/05/08(Sat) 05:43:33 削除
URL: http://www.riaj.or.jp/whatsnew/w040507.html

日本の洋楽ファンの皆様へ

現在、国会で「商業用レコードの還流防止措置」を導入する著作権法一部改正法案が審議されており、
この法案に対し、一部の方々から「欧米諸国からの洋楽直輸入レコードが買えなくなるのではないか」との
不安の声が寄せられております。しかし、私たちは、欧米諸国で製作され、日本に輸入された音楽
レコードを楽しんでいただいている日本の音楽愛好家の方達に何ら不利益、不自由を与えることなく、
今後ともこのような状況を維持し、さらに多くの洋楽レコードを提供してまいりますので、ご安心
いただきますようお願い申し上げます。

社団法人日本レコード協会
ユニバーサル ミュージック株式会社
東芝EMI株式会社
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
株式会社BMGファンハウス
日本レコード商業組合

--

この時期にこんな声明を出したのは「どうせ反対するのは消費者団体ぐらいだろ」と
舐めてかかっていたら思わぬ拡がりを見せて相当、慌てている印象を受けました。

とは言え、この文章からは「本丸」である各社の親会社ないしRIAAの「ご意向」を
読み取ることは出来ませんし「今後ともこのような状況を維持し」の「このような
状況」が何を指すのか意味不明。何より「直輸入」(メーカー・ディストリビュート)に
言及する一方で「並行輸入」には言及せず。そして、最大の注目点は審議会で
いつの間にか「レコード輸入権」が「日本販売禁止レコードの還流防止措置」に
変貌していたのが、この声明ではさらに「商業用レコードの還流防止措置」へと
さらなる変貌を遂げている点。3月30日の政府答弁書で「洋楽の輸入禁止は可能」と
認めてしまったからだと思われますが、内容はともかくこのような声明を推進している
団体から引き出したと言う事実に関しては、反対の声を挙げている全員が誇るべき
ことではあるでしょうか。当然ながら、会期末まではこの声明を引き出させた勢いを
決して削いではならない訳ですが。


●6556 過疎地のIT化について 斉藤 104/05/08(Sat) 04:02:17 削除
URL: http://

こんな議論が繰り広げられていますが、みなさんはどうお考えですか
http://www.town.shimane.shimane.jp/~staff/cgi/bbs1/patio.cgi?mode=view&no=51


●6555 (無題) yotablogue 104/05/08(Sat) 00:16:36 No.6554へのコメント 削除
URL: http://yotablogue.jugem.cc/

笹山先生、ありがとうございます。

>政策誘導手段として、並行輸入が、政策目的に対して、制限的なのか、非制限的なのか
>オーストラリアの並行輸入

この2点についてはよく分かりません。
ただ一口に輸入盤と言ってもいろいろ種類があるわけで、それを一括りに取り締まるのはマズイと思ってます。
あと再三言われているように、日本に再販制度があるにもかかわらず、輸入権を導入しようとするのがマズイわけで。
いろいろな観点から検証が必要、には同意です。

消費者の立場としては、今まで聴いていた音楽が聴けなくなるかもしれないというのが一番の問題です。
ですので、並行輸入に頼らなくとも、今までと同等の金額で音楽が聴ける環境が整うならば問題ありません。
もし法案が通れば、一部においてCD・レコード離れが進み、代わりの環境整備が進むのではないかと思います。
今回の件を見ていると、それすらも規制されかねないという怖ろしさを感じています。


●6554 並行輸入の功罪論 笹山登生 104/05/07(Fri) 23:27:17 No.6552へのコメント 削除
URL:

yotablogueさん。
おいでいただきありがとうございました。
5月4日のシンポジウムや、その後のラジオやエフエムでの論議をじっと聞いていましたが、やや、並行輸入問題については、冷静な議論が必要に思えました。
もちろん、RIAAのパブリックコメントがあったということで、関心が、そこに集中するのはわかるのですが、かといって、並行輸入性善説ですべてが片付けられるかといえば、そうでもないのではないでしょうか。
要は、政策誘導手段として、並行輸入が、政策目的に対して、制限的なのか、非制限的なのか、ということなのではないでしょうか。
良く例に出されるオーストラリアの並行輸入についても、その評価は、分かれているのが現状なのだと思います。
並行輸入の功罪論の判断基準としては、
1.競争制限的か否か。
2.低価格を実現できるのか否か。
3.海賊版防止に効果的か否か、
4.市場分割が必要なのか否か。
5.地方の小売店にとっての功罪はどうか。
6.著作権者にとっての利害と、マーケットにとっての利害について、中立的に働くか否か。

などなどの観点での検証が、まだまだ必要な気がしています。
それ以前に、著作権が、マーケットコントロールの手段として使われること自体が、本来の理念にかなっているのかということも、問題にしなければなりませんね。


●6553 気を取り直して、次の一手を 謎工 104/05/07(Fri) 20:50:55 削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/

半日ほど鬱々としていましたが、色々と希望を持てる材料も出て来たのでどうにか
立ち直れそうな気がして来ました。

委員会の運営は実質、委員長と与野党の筆頭理事の3名によって決定されますが
このうち委員長は採決には加わらないので以下の3名が実質的なキャスティングボートを
握っています。そこで、衆議院文部科学委員会所属の39名にメールないしFAXを送るのは
大変だと思われますので与野党それぞれの代表たる筆頭理事に力点を絞って意見を送って
ください。方法はメール・FAX・郵便など何でも構いません。特に与党側との接触は
まだ十分に持てていない状況なので、与党側の理事2名に対する意見表明は極めて重要です。

【与党筆頭理事】渡海紀三朗(自民党:山崎派/兵庫10区) tokai@tokaikisabro.org
100-8981 衆議院第一議員会館230号室 TEL:(03)3508-7230 FAX:(03)3508-3230

【理事】斉藤鉄夫(公明党/比例・中国) g02110@shugiin.go.jp
100-8981 衆議院第一議員会館308号室 TEL:(03)3508-7308 FAX:(03)3501-5524

【野党筆頭理事】平野博文(民主党/大阪10区) hhirano@hi-ho.ne.jp
100-8982 衆議院第二議員会館330号室 TEL:(03)3508-7080 FAX:(03)3502-5025

必ず明記すべき点は、やはり参議院通過後に明らかとなった全米レコード協会(RIAA)
意見書の存在。特に、斉藤氏は「附帯決議でどうにかなるだろう」と非常に楽観的
姿勢であると伝えられるので「この意見書に拠ると、RIAA傘下の5大メジャーは権利を
行使する気満々で附帯決議などではどうにもならない。最低限の修正を行わなければ
大変なことになる」と言う点を強調してください。

無論のこと、議員本人と直接会う機会が有ればそれに越したことはありませんので、
出来そうな人はアポイントを取って議員と面会することを強く推奨します。

また、渡海・斉藤両氏の地元紙(神戸新聞・中国新聞)への「売り込み」を
強く推奨します。どんどん「取材して欲しい」と売り込んでください!

神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/
投書欄「発言」送信フォーム http://www.kobe-np.co.jp/toko/hatu.html

中国新聞 http://www.chugoku-np.co.jp/
投書欄「広場」宛先 http://www.chugoku-np.co.jp/toukou/

「この法案は元々、与野党対決法案ではない」と言う原則に立ち返ってやれるだけ
採決まではやれるだけのことをやりましょう。個人的には、輸入盤だけの問題でなく
「ごく少数の騙した者勝ち」と言う世の中になってしまうかどうか、と言う政治の
本質的な問題を抱えているのがこの問題だと思います。与野党を問わず大多数の
国会議員がごく少数の業界幹部や官僚に騙されていたことに気が付いて、今は僅かな
可能性しか無い修正を勝ち取ることが出来るかどうかは、一人でも多くの人が声を
挙げ続けてその声が国会に届くかどうかに懸かっていると言っても過言ではありません。


●6552 問題発言だなんて思ってないです yotablogue 104/05/07(Fri) 20:39:56 No.6551へのコメント 削除
URL: http://yotablogue.jugem.cc/

笹山先生、はじめまして。No. 6551にてリンクされているサイトの管理人です。
ここでのやりとりが問題発言であるとは思ってないです。むしろ実際のところを教えて頂いて感謝したいくらいで。皮肉じゃないですよ。
結果はどうあれ、反対の意思を示しておくことは必要だと思っているので、著作権法改正案についても何らかのアクションは続けるつもりです。

あと年金未納については特に言いたいこともないです。冷めた気持ちで見ています。福田さんの辞任はビックリしましたけど。


●6551 ここにも、私の問題発言、リンクされていますね。 笹山登生 104/05/07(Fri) 19:04:14 削除
URL: http://yotablogue.jugem.cc/?eid=139

まあ、でも、今日の福田官房長官の電撃辞任で、政治状況は、大きく変わりましたね。
一件、誰も勝者がいないようで、ちゃんと、しっかり影の勝者がいるというのも、いかにも、永田町的ではありますが。
仕上げが、拉致問題ということなのでしょうか。


●6550 知事にも年金未納者−首長にまで、年金問題が広がる様相 笹山登生 104/05/07(Fri) 18:02:47 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040507-00000071-nnp-kyu

崎県の安藤忠恕知事は七日の定例記者会見で、同県職員を退職後の一九九八年四月から二〇〇一年二月までの二年十一カ月間、国民年金保険料が未納だったことを明らかにし「不注意で恥ずかしい。おわびしたい」と述べた。
ということで、年金未納問題は、国会議員だけでなく、知事や市町村長の未納如何にまで及んできた。
結構、未納対象者は、多いのではなかろうか。
特に知事や市町村長の場合、自らの名前で、地域住民に対し、差し押さえまでやる立場なので、ある意味、その責任は、国会議員以上に重いと思われる。


●6549 FDAがテキサス州のBSE疑惑牛について、苦しい言い訳 笹山登生 104/05/07(Fri) 09:40:32 削除
URL: http://www.agriculture.com/default.sph/AgNews.class?FNC=goDetail__ANewsindex_html___51724___1

なんだかうやむやに終ってしまいそうな、アメリカ・テキサス州のBSE疑惑牛についてのその後だが、FDAは、現地時間5月6日に、次のように語った。
FDAのLester Crawford氏は、神経症状を見せていたにもかかわらず、12歳の疑惑牛の検査をしないまま、レンダリングに回ってしまったことの誤りを認めた上で、この12歳の牛の飼料履歴からいえば、1997年の肉骨粉飼料禁止以前の飼料によって、感染したものではないかとの、見解を示した。
そして、今週中には、なぜこの疑惑牛が、検査を経ずして、レンダリングに回ってしまったか二付いての調査を終えるとしている。
しかし、この疑惑牛について、当該サンアンジェロ農場についての調査をするのか、また、どこから来たのかなどについての調査をするかどうか、the Texas Animal Health Commissionの今後との活動はどうするのか、などについては、言明を避けた。


●6548 (投稿者削除)


●6547 早かった、年金未納付隠しの年金一本化与野党合意 笹山登生 104/05/07(Fri) 08:09:34 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040507-00000101-yom-pol

これで、痛手を負ったのは、野党のほうですね。
なんとだらしない、民主党。
野党頼みとしてしまったレコード輸入権審議も、これで淡々と、進む気配。
ところで、上記サイトにある中で、「民間閣僚にも、国家公務員共済組合加入を」というのは、以下の規定で、現在では、内閣官房副長官のうち、国会議員でないものについての長期給付であったものを、この特例を拡大しようというものだろう。
年金一本化の発想としては、国民年金に手をつけるのではなく、厚生年金保険料負担の企業代払いの発想を変えていくということのほうが、先決なんじゃないかとも思われ。
「サラリーマン社会優遇の年金」発想の視点からの離脱ということなのでしょうかね。

国家公務員共済組合施行令
(長期給付の適用範囲の特例)
第11条の5 法第72条第2項に規定する政令で定める職員は、次に掲げる職員とする。
1.法第72条第2項第1号に掲げる職員のうち、人事官、検査官、公正取引委員会の委員長及び委員並びに国立国会図書館の館長
2.内閣官房副長官のうち、国会議員でない者をもつて充てられたもの


●6546 いったん、政党の対決構造から離れられたらいかがですか。 笹山登生 104/05/06(Thu) 20:59:34 No.6543へのコメント 削除
URL:

謎工さん。
そうであるならば、いったん、政党の対決構造から、離れられたらいかがですか。
参議院選挙には、ミュージシャンが出られるそうだし、何かと、かんぐられなくもないのですから。


●6545 (投稿者削除)


●6544 Anti-War.comサイトでも、ワシントンポスト紙の写真を掲載 笹山登生 104/05/06(Thu) 20:17:11 削除
URL: http://www.antiwar.com/news/?articleid=2444

上記サイトのとおり、Anti-War.comサイトでも、これまでの写真に加え、今回の、ワシントンポスト紙の写真を掲載したようです。


●6543 継続審議になったらなったで 謎工 104/05/06(Thu) 20:15:03 No.6539へのコメント 削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/

反撃の時間がたっぷり出来るのでは?
最低でも、6月下旬から9月末まで3ヶ月もあれば今は時間の制約で出来ない
反撃手段を用意することも出来そうな気がしますけれど。


●6542 ワシントンポスト紙が、新たに、イラク人虐待写真を発表 笹山登生 104/05/06(Thu) 18:56:28 削除
URL: http://www.sky.com/skynews/picture_gallery/picture_gallery/0,,30200-1134221-2,00.html

Sky Newsでは、次の4点の写真が公開されている。
http://www.sky.com/skynews/picture_gallery/picture_gallery/0,,30200-1134221,00.html
http://www.sky.com/skynews/picture_gallery/picture_gallery/0,,30200-1134221-3,00.html
http://www.sky.com/skynews/picture_gallery/picture_gallery/0,,30200-1134221-4,00.html
http://www.sky.com/skynews/picture_gallery/picture_gallery/0,,30200-1134221-2,00.html
上記サイトだが、これまた、衝撃的な写真だ。
イラク人と思しき人の首に縄をつけて、犬のごとく引きずりまわしているのもある。
詳しい文は、次のサイトをご参照。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A5623-2004May5.html
http://www.itv.com/news/1845670.html





●6541 (投稿者削除)


●6540 (投稿者削除)


●6539 tami606さん。ご迷惑をおかけしております。 笹山登生 104/05/06(Thu) 14:46:06 No.6536へのコメント 削除
URL:

法案が、すでに、参議院を通過しているという現実を、まだ、運動に携わっている皆様方は、その重みを、やや、軽視しているように思えますね。
しかも、参議院では、全会派一致賛成なのです。
政党の対応であるのなら、一物ニ価的対応が許されるものではありません。
なすべきことは、限られているのです。
せいぜい、継続審査に持ち込む程度でしょう。
それを前提として、これらの運動は、なされなければならないのです。
もし、政党が、医者であったなら、インフォームド・コンセント的な対応や、セカンドオピニオン的な対応をすべきなのです。
まだまだ、大丈夫などと、患者の体をいじくりまわしている事態ではないのです。


●6538 (投稿者削除)


●6537 追加-虐待写真の当事者が語る虐待した人の実名 笹山登生 104/05/06(Thu) 14:20:51 No.6535へのコメント 削除
URL: http://news.independent.co.uk/world/middle_east/story.jsp?story=518621

追加ですが、Hayder Sabbar Abd さんは、俗名を言ったわけで、Joinerとよばれた男は、Specialist Charles Granerで、 Mayaと呼ばれた女は、 Private Lynndie Englandとのことです。


●6536 はじめまして tami606 104/05/06(Thu) 14:00:24 削除
URL: http://blog.livedoor.jp/tami606/archives/515596.html

http://blog.livedoor.jp/tami606/の運営者のtami606と申します。
http://blog.livedoor.jp/tami606/archives/515596.html中のリンクは外させていただきました。・・・・自分は”客観的な意見”として例示したつもりだったのですが、他ではどうやらネガティブな反応の方が多いようなので(いま以上にそういう声が大きくならない為にも)リンクは外しました。失礼いたしました。


●6535 虐待写真の当事者が語る虐待した人の実名 笹山登生 104/05/06(Thu) 12:59:29 削除
URL: http://sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2004/05/05/MNGUL6FVGK1.DTL

上記サイトによると、虐待写真http://www.thememoryhole.org/war/iraqis_tortured/の中で、
の裸で折り重ねられた中の一人であるHayder Sabbar Abdが証言するに、これらアメリカの男女の実名がわかってきた。
この男女は、フィアンセの仲のようで、男の名前が、Joiner 女の名前が、Mayaとのこと、しかし、もう一人、別の写真に売っている女の名前は知らないという。次のサイトもご参照。
http://news.independent.co.uk/world/middle_east/story.jsp?story=518621


●6534 (投稿者削除)


●6533 国会議員唯一のCD「かいかくの詩」は、CCCDであったそうな。 笹山登生 104/05/06(Thu) 08:03:04 削除
URL: http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00007M8QH/qid%3D1045690840/250-9553882-7981049

http://openscrap.net/oto/log/000761.html
の情報なんですが、
上記サイトが、その「かいかくの詩」のようですが、リッピングされる恐れがありそうもないマイナーなCDを、CCCDにする理由が、イマイチわからないのですが。


●6532 こんな声もありますね。 笹山登生 104/05/06(Thu) 07:47:02 削除
URL: http://blog.livedoor.jp/tami606/archives/515596.html

上記サイトからですが、
「TVやマスコミで報道される際(特定政党の)発言のみがクローズアップされ過ぎてしまうと一部で不安視されている”超党派”による法案阻止が難しくなっていく恐れもあるので、その辺りの取扱いを朝日関係の方は留意していただきたい気がします。」

このなかでの、「一部で不安視されている”超党派”による法案阻止』ヲクリックしますと、私の掲示板に、つながってくるようですね。


●6531 アメリカのBSE疑惑牛について、FDAがなんとも奇妙な声明 笹山登生 104/05/05(Wed) 20:51:15 削除
URL: http://www.fda.gov/bbs/topics/news/2004/NEW01061.html

上記サイトによれば、疑惑の牛は、すでに肉骨粉にレンダリングされており、その所在もわかっているという。
その使用に付いては、豚の餌として使用する事は認めるという。
その理由としては、豚は、BSEの感染媒介とはならないからとしている。

なんとも奇妙なFDAの声明だが、もし、疑惑牛の肉骨粉を確保しているのであれば、なぜ、その全面使用禁止を言わないのであろうか。
当該肉骨粉は、すでに出回っていると憶測せざるを得ない。
おりしも、USDAは、4月30日、香港との家禽肉輸出再開をアナウンスした。
強引に、その時々の理由付けで、原則が曲げられているようなアメリカのBSE対策の現況ではある。


●6530 「女性は、ロバのように馬具をつけさせられた。」とイギリス労働党議員Ann Clwyd女史が語るイラク刑務所・女性受刑囚虐待の実態 笹山登生 104/05/05(Wed) 17:52:29 削除
URL: http://www.thisislondon.co.uk/news/articles/10580785?source=Evening%20Standard

上記サイトによると、イギリスの労働党国会議員Ann Clwyd女史は、イラクの刑務所での女性受刑囚が受けている虐待の実態を次のように語っている。

「これは、アブグレイブ刑務所と他の刑務所についての実態調査であり、当該女性は、反体制派との関係ありとして、昨年7月に拘束されたが、彼女は、その事実を否定し続けてきた。彼女は6週間前に、無罪で釈放された。この間において、彼女は、虐待され続け、『ロバ』とのあだ名でもっていわれていた。彼女は、背中に馬具をつけられ、その背中にうえには、アメリカ人がまたがった。彼女は、物理的な傷害を受けることはなかったが、このような行為を強いられ、精神的に非常な損傷を受けた。」という。女性や年長者に対する虐待を禁じるイスラムのおきてを、これらの行為は破るものであるとAnn Clwyd氏はいう。この虐待行為にかかわった米国軍人は、その後逮捕されたといわれているが、Ann Clwyd氏は、まだ確認していないという。


●6529 まだまだ、波紋は広がっているようですね。 笹山登生 104/05/05(Wed) 13:41:38 削除
URL: http://d.hatena.ne.jp/kreutzer/20040505

上記サイトにも、ありました。


●6528 イラクでの新たなアメリカ軍スキャンダル 笹山登生 104/05/05(Wed) 12:19:05 削除
URL: http://213.41.65.178/canalplus/player/pages/zapping/zappinggauche.html

サイト
http://www.timesofoman.com/newsdetails.asp?newsid=56014
http://www.expatica.com/source/site_article.asp?subchannel_id=58&story_id=7214
で公開されたことだが

フランスのケーブルテレビ、カナル・プリュスは4日夜(日本時間5日未明)、米軍ヘリコプターが負傷者を含む無抵抗のイラク人3人を機関銃で殺害する映像を放映した。
上記サイトで、見られます。
放送担当者によると、イラクの米軍基地で働いていた欧州出身者がビデオを持ち出した。
フランス公共ラジオhttp://www.radiofrance.fr/によると、同様の映像が今年1月に米ABCテレビで放映されているという。
ビデオは03年12月1日の日付入り。場所は不明だが、米軍のヘリから撮影されている。殺害された3人のうち1人はトラックの下に隠れ、狙撃手は「負傷している」と指摘したが、上官が「撃て。トラックも彼も撃て」と命令していた。


●6527 (投稿者削除)


●6526 形骸化した議会運営への警鐘を鳴らしたということですね。 笹山登生 104/05/05(Wed) 10:53:18 No.6524へのコメント 削除
URL:

吉田さん。
請願採択に反対の行動をとったという吉田さんの趣旨は、形骸化した議会運営への警鐘を鳴らしたということですね。
このことは、3月20日の天野さんの次の発言に尽きていますね。
「請願主旨と予算案とが相反する場合、議員としてその責任を果たすために、どんな姿勢を示すかと言うとても大変な問題に、率直なご意見を記していただいたことに感謝申し上げます。」
議会人として結論がわかっていても、『政治としてのガン告知を出来ない医者のような立場」を政治家が迫られることがあります。
その中で、『まだ大丈夫ですよ。』といって、政策要求者を安心させるのがいいのか、現状の政治的力関係の真実を伝えるのがいいのか、議論が分かれるところです。
私の今回のケースも、シビアな現実の政治的力関係の状況を述べたつもりでしたが、このようなリアクションがあるということは、ドリームはドリームのままでという、会主催者の建前もあるようです。
でも、このクリティカルパスを脱出できないと、市民としての政策要求は、常に、結果挫折の味わいをさせることになります。
市民と議会との間に立った、すいも辛いもかぎわけられる、イギリスのグランドワーク的な市民政策要求実現への助っ人が必要な気がします。


●6525 輸入権問題シンポジウム 笹山登生 104/05/05(Wed) 10:36:44 削除
URL: http://blog.livedoor.jp/tami606/archives/515596.html

上記サイトが、良くわかりますね。


●6524 波紋を読みました 吉田つとむ(町田市議) 104/05/05(Wed) 08:48:23 No.6523へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/

 笹山さん おはようございます。

 「●6523 いろいろ、波紋を呼んでいるようですね。」に紹介されたサイト記事を見ると、その一つには私の発言まで論評されていました。総じて、これらの皆さんの意向は、「自前で頑張るんだ」という趣旨ととらえましたので、自分が批判を受ける立場となったとしても、当事者の運動としては前進につながるものと考えました。

 私自身は別として、笹山さんに関しては、<いずれにしても、笹山さんの本旨は、「ある段階まで政党政治家は招かないで、成熟を待って、各党呼んでのシンポジウムというのならいいのだが。」にあると考えています。>と理解してもらえるはずが、全否定的に解釈されたようです。

 以下長文の引用記事ファイルになりますが、当市の障がい者支援施策の請願で、それに賛成できなかったことがありました。大多数の議員は賛成に回りましたが、真にその施策が実現可能なのか、その立場で請願反対の立場を崩さず、関係者のひんしょくを買ったことがあります。
(04/04/04) 請願署名と審査と、採択とそれに反する自分の立場と根拠
http://www.j-expert.com/gik/omo/2004/04.04.html


●6523 いろいろ、波紋を呼んでいるようですね。 笹山登生 104/05/05(Wed) 08:20:25 No.6522へのコメント 削除
URL:

吉田さん。
いろいろ、下記のようなサイトで、波紋を呼んでいるようですね。
政策実現性という点から見ての感想を述べたつもりだったんですが。
まあ、こうなったら、5月半ばの法案審議を見つめるしかありません。
特に、今回の参院選挙では、音楽関係者も出馬されるようですが、政治と音楽との関係ということも、十分、これから考えていかなくてはなりませんね。
リスナーが、政治を利用するつもりで、利用されることのないようにしなければなりません。
http://knwt.or.tv/main.html
http://www2.aaacafe.ne.jp/free/hglo/hglo.bbs?i0=0&refresh=1080404140
http://openscrap.net/oto/log/000760.html
などて、書き込みがあるようです。


●6522 政治家の面子と、運動家の成果 吉田つとむ(町田市議) 104/05/05(Wed) 01:18:00 No.6521へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/

笹山さん こんばんは 私とのやりとりが、関係者に「脱力感を招いた」状態につながったようで、失礼しました。

 「物言えば唇寒し」と書けば、さらに輪をかけて、冷笑されるのでしょうか。日常の仕事でも、自分の発言でたびたびひんしゅくをかうような事態が起きることがあります。自分としては、単に冷静に周りの環境を推測して状況を説明したに過ぎないのですが、「ほっと」な精神を持ち合わせていない、やっぱり「自民党」の血漢と判断されるのでしょう。

いずれにしても、笹山さんの本旨は、「ある段階まで政党政治家は招かないで、成熟を待って、各党呼んでのシンポジウムというのならいいのだが。」にあると考えています。運動を進める当事者にも、そうした発言を冷静に見つめる人もあるはずと考えます。なぜなら、運動とその活動家にとって、必要なのは政治家のように「面子」でなく、「成果」であるはずでしょうから。
(今回の記事、参考で転載します)


●6521 そんな意味ではなかったのですが。 笹山登生 104/05/05(Wed) 00:15:29 No.6519へのコメント 削除
URL: http://6808.teacup.com/kentar/bbs

6517.6518.6519での吉田さんとのやり取りをみて、上記サイトでは、「脱力感を招いた」との評をいただいているようです。
なんか、申し訳ないことを言ったようで、気が引けるのですが。
政策決定の現実を、モロに言い過ぎたのでしょうか。
しかし、このシンポジウムの会場には、マスコミのかたも見えていたようですし、政策環境の逆転を図れる要素は、十分あるのですから、あまり、気を落とさないでくださいね。


●6520 CBSニュースで次々に、アブグレイブ刑務所についての新たな証言 笹山登生 104/05/04(Tue) 23:22:43 削除
URL:

サイトのみ記載しておきます。いずれもビデオサイトです。

POW Abuse Probe
http://www.cbsnews.com/htdocs/videoplayer/newVid/video_display_new.html?/media/2004/05/03/video615333.rm&vidId=500257&title=POW$@$Abuse$@$Probe$@$&hitboxMLC=iraq

http://www.cbsnews.com/htdocs/videoplayer/newVid/video_display_new.html?/media/2004/05/03/video615332.rm&vidId=500257&title=POW$@$Photo$@$Fallout&hitboxMLC=iraq

http://www.cbsnews.com/htdocs/videoplayer/newVid/video_display_new.html?/media/2004/05/02/video615112.rm&vidId=3420&title=Gen$@$Myers$@$On$@$POW$@$Abuse&hitboxMLC=eveningnews

http://www.cbsnews.com/htdocs/videoplayer/newVid/video_display_new.html?/media/2004/04/29/video614704.rm&vidId=3475&title=Army$@$Probes$@$POW$@$Abuse&hitboxMLC=60II


●6519 日本型ロビー 笹山登生 104/05/04(Tue) 22:32:04 No.6518へのコメント 削除
URL:

吉田さん。
やっぱり、同じようなケースがあるんですね。
政策実現が、単なる反対で、進むべくがありません。
だから、もし、真に政策実現を狙うとすれば、まさにアイロニーですが、政治家抜きでの世論の喚起に勤めたほうが、先決だと思われます。
野党政治家にあまり同調されてしまうと、それだけ、政策実現が遠のく、それが現実なように思われます。
こんな風に書いてきて、日本人人質家族の初期の状況を類推してしまいました。


●6518 相談と依頼の違いの事例 吉田つとむ(町田市議) 104/05/04(Tue) 21:03:02 No.6517へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/

 こんばんは 笹山さん レコードの輸入権問題では、当初の話が難しく、議論に入っていく気力がありませんでした。(今も、同様です)

 <●6517 野党にお願いするということの難しさ 笹山登生 104/05/04(Tue) 19:29:47>の記事、ローカルですが当事者の一人として、その通りと言う実感を持っています。

 もとより、私は地元市政の与党会派の1派に所属しており、今年の2月28日からその代表を務めています。自分がいかに寛大な心を持ったとしても、野党会派の推進する施策の「かた」を持つことなどありえません。自分の会派への相談があれば、会派の実績が果たせるように進める立場で、その趣旨が出来るだけ反映されるように、他の会派への依頼なども進めます。他方で、野党会派からの提案事項には、成り行きを見守るのが通例です。

 行きがかり上、私個人に依頼があっても、胸をたたくタイプではありませんので、相談に乗る程度の領域以上の役割は果たません。実績的にも、自分個人への依頼ごとを一般質問で提唱して、首尾よくいった「ためし」がありません。


●6517 野党にお願いするということの難しさ 笹山登生 104/05/04(Tue) 19:29:47 削除
URL:

今日のレコード輸入権のシンポを聞いて感じたことなのだが、政党の出席者が、野党一人−今日は民主党ひとりだったが-という場合、ほとんど、この時点で、政策実現性は、ゼロになってしまうということなのだが、なかなか、その点が、関係者には、わかっていただけないんじゃなかろうか。
スマートにやるとすれば、超党派の議員連盟を作って、当たり障りなくやるか、それとも、野党そっちのけで、与党のみ出席してもらい、シンポをやる。
このどちらしかないのではなかろうか。
ある段階まで政党政治家は招かないで、成熟を待って、各党呼んでのシンポジウムというのならいいのだが。
何しろ、政治家というのは、嫉妬の塊みたいなもんで。
その辺のころあいが、非常に難しい。


●6516 私の記事がリンクされています。 笹山登生 104/05/04(Tue) 17:14:45 削除
URL: http://www.creative.co.jp/top/main1694.html

サイトを拝見しますと、例の今井さんと親しいご存在のようで。
今井さんに、これからもがんばってと、お伝えくださいね。


●6515 音楽プロデューサー・高橋健太郎氏ら有志によるシンポジウム出席開催 笹山登生 104/05/04(Tue) 16:38:47 No.6471へのコメント 削除
URL:

6471で謎工さんご紹介の、標題のシンポジウムに行ってきました。
満員盛況で、人があふれていましてね。
おかげさまで、500円払わないまま、なんとなく、会場内に入ってしまいました。
ごめんなさいね。
質疑などで、業界の取り分云々の話は、ともかくとして、次の点に興味が惹かれました。
一つは、次世代CDに、リージョナルコードが入るということ。これは、確かめて見なくては。
もう一つは、国内で販売されるCDの還流分は、日本国内販売禁止にして、日本で販売されない邦盤の海外生産分は、日本販売オーケーとする、という販売戦略だって考えられるんじゃないか、という質問。
なるほど、任意の販売禁止措置のやりくりで、メーカーの意のまま、いろんな価値転換が出来るというわけですね。
それにしても、リスナーの利害ってのは、なかなか、こういう場合も、表に出てこないモンですね。


●6514 確かにそうですね。 笹山登生 104/05/04(Tue) 11:31:25 No.6510へのコメント 削除
URL: http://www.asyura2.com/0403/war54/msg/590.html

山梨評論さん。
確かに、ジュネーブ協定遵守云々を言うのであれば、おっしゃる内容は厳密に見てかからねばなりませんね。
検問にあって、そのまま刑務所に連れて行かれた人といったのも入っているようですから。
6508のニューヨーカーによれば、昨年の移管答辞は、非常にきれいな刑務所だったそうですね。
また、刑務官も、しろうとばかりだったようで、そのへんのスキルの欠如もあったんではないでしょうか。
上記サイトに同じ問題意識の方がいらっしゃいますね。


●6513 ワシントンポスト紙の「怒れる元収容者が、虐待を語る。」 笹山登生 104/05/04(Tue) 10:33:32 削除
URL: http://www.msnbc.msn.com/id/4886159/

上記サイトです。
新しい事実も出てきたようですね。


●6512 (投稿者削除)


●6511 アメリカ・テキサス州のBSE検査は、レンダリングに回っていて、検査不能と、ロイターが報道 笹山登生 104/05/04(Tue) 08:40:18 削除
URL: http://www.reuters.co.uk/newsArticle.jhtml?type=healthNews&storyID=5021340&section=news

4月27日に、USDAが、アメリカ・テキサス州のSan AngeloのLone Star Beef で、BSE症状を見せた牛がいるということで、検査中との話であったが、なかなか、検査結果が出てこないので、不思議に思っていたが、今入ったロイター報道によると、検査されるべきこの牛は、検査をすり抜け、死骸は、すでにレンダリングに回ってしまっていることがわかったそうだ。
したがって、BSE判定のための脳組織も、採取し得なかったようで、改めて、USDA検査手続きのずさんさが問われることになりそうだ。
USDAの言うに、標準手続きによれば、政府機関が、当該牛の脳組織を集めるまでは、死骸は、手元においておくべきところ、このケースの場合はそうでなかったといっている。
しかし、どうも、この話、計画的のような気がする。
なぜなら先にも書いたように、もし、このテキサスの牛がBSEと判定されたとなれば、これまで、せっかく日米協議の再開によって、この秋までには、何とか日本などへのアメリカ牛肉輸出再開にこぎつけそうなストーリーが崩れてしまうからだ。
今回のテキサスのケースを疑惑隠しと取るかどうかで、今後の日米協議の雲行きも一段と怪しくなりそうな気配ではある。


●6510 捕虜か囚人(犯罪容疑者)かの峻別をしたい 山梨評論 104/05/03(Mon) 23:42:45 削除
URL: http://

メディアを(特に英文のもの)をきちんと確認していません。
その上での発言だということをあらかじめお断りしておきます。
今回のイラク人虐待事件については、イラク人が兵士(あるいはそれに類する人々)として捕虜になっているのか、それともテロ犯罪に関与している容疑者として逮捕されているのかがわかりません。
刑務所が捕虜収容所として使われてるのか、もともとの意味での容疑者の拘置所となっているのか、そのこともわかりません。
捕虜と言ってみたり、囚人と表現してみたり、メディアの言い方がバラバラに思えます。

いったい彼等イラク人の身分は何なのでしょう?
小泉さんに見解を問えば、日本国のスタンスも明確になるはずだと思いますが、メディアのどこかでこんな質問をしているでしょうか?


●6509 『アメリカは、写真戦争に敗北した』とのコラム 笹山登生 104/05/03(Mon) 23:23:54 削除
URL: http://www.motherjones.com/news/dailymojo/2004/05/05_500.html

一年前のフセイン銅像を引きずりまわす映像で、イラクでのアメリカの覇権を誇示したアメリカも、一年たった今では、今回のイラク人拷問写真の流出や、ABCでのアメリカ人死者の名をたんたんと読み上げる放送など、そのイメージ戦争で、もはや、完全な敗北状態になっていると、このコラムでは書いている。


●6508 ●6507 <イラク人虐待>奨励する米軍内部報告書が存在 米誌報道 笹山登生 104/05/03(Mon) 20:58:06 削除
URL: http://www.newyorker.com/fact/content/?040510fa_fact

バグダッドのアブガリブ刑務所に拘束中のイラク人を米兵が虐待していた問題で、米陸軍情報機関や中央情報局(CIA)の担当者が尋問での情報入手を容易にするため虐待を奨励していたとする、イラク駐留米軍による内部報告書の存在が2日、明らかになった。


●6507 (投稿者削除)


●6506 CBSの60 Minutes II で、Brig. Gen. Mark Kimmitt氏が語る真相 笹山登生 104/05/03(Mon) 15:51:18 削除
URL: http://www.cbsnews.com/htdocs/videoplayer/newVid/video_display_new.html?/media/2004/04/29/video614704.rm&vidId=3475&title=Army$@$Probes$@$POW$@$Abuse&hitboxMLC=60II

http://www.cbsnews.com/stories/2004/04/27/60II/main614063.shtml
で、Brig. Gen. Mark Kimmitt氏は、アブグレイブ刑務所でのイラク人捕虜虐待について、次のように語っている。
上記サイトがそのビデオである。

「正直にいって、これら少数の人々によるこのような行為に、私は、失望している。毎日、私は、私達の軍人を愛しているが、正直いって、時として、自分達の軍人達を誇りに思えないこともある。イラク解放後の二-三日後、私は、アブグレイブ刑務所を訪れた。そこで見た光景は、私がこれまで、目にしない恐ろしいものであった。サダムフセインを排除する理由があるとすれば、それは、アブグレイブ刑務所が原因であるとさえ言える。犬に食べられている死体や、壁から突き出している電気仕掛けの拷問器具などがあり、それは、恐ろしい場所であった。われわれは、このようなことをやめさせるためにイラクに入ったのだが、実際は、われわれの統治の下にも、このようなことは起こっているのだ。今回のこのようなアブグレイブ刑務所でのイラク捕虜虐待の写真を見て、私が、まずいいたいのは、びっくりしたことに他ならない。これら拷問しているのは、われわれの軍人仲間なのである。そして、これらの人々は、われわれと一緒に毎日仕事をしている仲間であり、われわれアメリカ人を代表する人々なのである。彼らは、われわれと同じ制服を着、そして、われわれの威信を傷つけたのである。そのうえ、われわれの軍人も、捕虜にされうるのである。そして、敵から、これと同様の扱いをうけうるのである。もしわれわれが、人々を、尊厳と尊敬を重んじるといったようなことを、矜持できないのなら、他の国に対して、われわれの軍人に対して尊厳と尊敬を求めることは出来ないであろう。私は、イラクの人々に対して、なんと言えるのだろうか。拷問は悪いことであり、非難されるべきものである。しかし、これは、イラクに来ている十五万人のアメリカ軍人を代表するものではない。アメリカの人々に対しても、同様のことを言いたい。二-三人のアメリカ軍人の行動で、アメリカ軍隊を判断しないでほしい、と。刑務所の人手不足で、われわれがいかに疲れていようと、個人が犯罪者的行動をすることを許すものではない。いかに、われわれが倒れそうになるくらい働いても、そのことでもって、このような虐待行為をすることを許すものではないし、法を犯す権限は、われわれには、ないのである。人手不足は、その一因ではあるかもしれないが、結局のところは、これは、おそらく、旧態依然とした軍隊的価値志向にもとづいてのリーダーシップや監視の横行、そして、何が正しいのかへの理解不足、何が正しいのかを勇気を持って言うことの欠如が原因なのだろう。このような状況のもとで、写真を撮ることは、だれしも、非難されるべきことである。このような過激で、とんでもないことを引き起こした事実環境を、私は知らない。もし、これが、軍人に対する嫌疑の一つであるとするなら、刑務所におけるアメリカの軍人や刑務員のとった予測不能の、絶対に許しがたい行為である。」


●6505 悪夢のアブグレイブ刑務所 笹山登生 104/05/03(Mon) 13:25:42 削除
URL: http://www.nytimes.com/2004/05/03/opinion/03MON1.html?ex=1084161600&en=47736b20a2ae8d6f&ei=5062&partner=GOOGLE

ニューヨークタイムズの報道です。


●6504 (投稿者削除)


●6503 英軍による捕虜虐待写真もデイリー・ミラー紙に公開 笹山登生 104/05/03(Mon) 10:03:07 削除
URL: http://www.mirror.co.uk/news/allnews/tm_objectid=14199634%26method=full%26siteid=50143%26headline=shame%2dof%2dabuse%2dby%2dbrit%2dtroops-name_page.html

イラク駐留英軍の一部兵士がイラク人捕虜を拷問した現場シーンが1日付の英大衆紙デイリー・ミラーthe Daily Mirrorに掲載された。
上記がそのサイトである。


●6502 気になるアメリカ・テキサス牛のBSE発生疑い 笹山登生 104/05/03(Mon) 09:06:39 No.6495へのコメント 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040429-00000002-kyodo-bus_all

先日、仙台の牛タン屋さんに入ったら、客もまばらだったんで、親父さんと、『今、牛タン、どうやって手当てしてるの?』なんて雑談をしてきたのだが、この業界も、この夏とも言われているアメリカからの牛肉輸入再開には、並々ならぬ関心を持っているらしい。
ところが、この日本の業界の期待に水を掛ける事態が、アメリカ・テキサスから、持ち上がってきた。
6495で書いたように、テキサスのミート・パッキング・プラントの牛が、神経症状を見せ、現在検査中ということである。
これが、もし、陽性ってことになると、日米の牛肉輸入再開ストーリーは、完全に狂ってしまうからだ。
まだ、結果の速報はないが、牛タンファンの私としては、何事もなきよう、祈るばかりである。
ちなみに、この前食べた仙台の牛タンは、何でも、オーストラリアの子牛の牛タンだそうで、確かに、やわらかくはあったが、かみ締めるほどににじみ出る牛タン本来の味わいには乏しいものであった。


●6501 Memory Holeでも、捕虜虐待写真を公開 笹山登生 104/05/03(Mon) 08:41:39 No.6499へのコメント 削除
URL: http://www.thememoryhole.org/war/iraqis_tortured/

Photos of Iraqis Being Abused by US Personnel との題名で、Memory Holeでも、捕虜虐待写真を、上記サイトで、公開しています。
内容的には、同じものですね。


●6500 (投稿者削除)


●6499 Anti-War.comがアブグレイブ刑務所での捕虜虐待写真を、全面公開 笹山登生 104/05/03(Mon) 08:27:00 削除
URL: http://www.antiwar.com/news/?articleid=2444

米兵によるイラク人捕虜虐待の写真は、28日に米CBSテレビが放映したものであるが、この写真をハンセンサイトのAnti-War.comが、上記サイトで全面公開している。


●6498 (投稿者削除)


●6497 (投稿者削除)


●6496 これで、真の目的が、わかりましたね。 笹山登生 104/05/02(Sun) 19:58:00 No.6494へのコメント 削除
URL:

謎工さん。
いろいろな方が、この文書に関心を寄せておられるようですね。
これで、今回の著作権法改正が、本当は、並行輸入全般の規制による、海賊版規制を、国際協調して行うという考えが明確になったような感じがしますね。


●6495 アメリカでBSE発生か? 笹山登生 104/05/02(Sun) 18:25:15 削除
URL: http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/news/archive/2004/04/30/financial1746EDT0355.DTL&type=health

アメリカ西テキサスのミートパッキング・プラントの牛が、BSE特有の神経症状を見せたため、木曜日に、と畜されたと、米農務省のスポークスマンであるEd Ed Loyd 氏が、金曜日に発表した。
現在、この牛は、検査中である。
the Texas Department of AgricultureのAllen Spelce氏によれば、この牛は、ミーパッキング゛プラント野中で、傷ついたため、そのまま、と畜にまわされたもので、この肉が、食肉に回ったということはない。としている。


●6494 RIAA・IFPI意見書の翻訳作業も進んでいるようです 謎工 104/05/02(Sun) 14:05:15 No.6490へのコメント 削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/

全文の対訳
http://openscrap.net/oto/log/000755.html

輸入権に関する部分のみの抄訳
http://homepage3.nifty.com/kreutzer/RIAAIFPI.htm

著作権の延長に関しては、文化庁の集計では「賛成2:反対16:その他1」で
密かに「否決」されて今回の法案では見送りとなった訳ですがそもそも昨年の
改正で映画著作物のみ「公表後70年」に延長した際の叩き台となった審議会
報告書では「個人著作物が死後50年であることとの整合性を取る為で、他の
品目に関しては延長は不要と言う意見で一致した」旨が述べられていて
「朝令暮改」の謗りを免れない(それこそ、アメリカの政財界からの圧力以外に
理由が無いと言っても過言ではない)ものだったので「否決」は当然と言う
べきでしょう(現に、アメリカは米豪FTA締結条件の一つとして著作権を70年に
延長させています。これは1998年のPhonorecords並行輸入解禁の仇を取ったと
言う意味合いも強く含まれているそうです。なお、台湾はベルヌ条約非加盟
地域ですがアメリカの延長要求を拒否しているそうです)。
 日本で著作権延長反対意見が優勢になっているのは、2002年7月放送のNHKスペシャル
「変革の世紀・第3集〜“知”は誰のものか」の影響が大きいと思われます。この
番組の放送以降、L.Lessigの日本での知名度が一気に上昇したのは間違い有りません。

http://www.nhk.or.jp/special/libraly/02/l0007/l0714.html

余談ですが、このシリーズの最終集では富塚勇・日本レコード協会会長(当時)が
「音楽のコピーに使われるパソコンなんか売れなくなってしまえばいいんだ」と
怪気炎を挙げていました(富塚氏は1ヶ月後、体調不良を理由に会長職を現在の
依田巽氏に譲り、現在に至る)。


●6493 ●6492 IFPIとRIAAとが、連名で文化庁に提出したというレコード輸入権に関するパブリックコメントを日本語に訳していただいたかたのサイト 笹山登生 104/05/02(Sun) 14:03:42 削除
URL: http://homepage3.nifty.com/kreutzer/RIAAIFPI.htm

IFPIとRIAAとが、連名で文化庁に提出したというレコード輸入権に関するパブリックコメントを日本語に訳していただいたかたのサイトが上記
にあります。訳者は、この方http://free1.has-u.co.jp/cgi-bin/free/media/u-bbs.cgi?room=Buddies のようで。感謝感謝。


●6492 (投稿者削除)


●6491 (投稿者削除)


●6490 文化庁へのパブリックコメントは、IFPIやRIAAだけではなかった。 笹山登生 104/05/02(Sun) 11:09:07 削除
URL:

IFPIやRIAAが、昨年12月に文化庁が行ったレコード輸入権に関するパブリックコメントに応募していたということで、話題になっているが、なんと、これ以外にも、意外な大物が、このパブリックコメントに応募していたことがわかった。
そのうち、特記すべきは、アメリカ大使館経済部局を窓口とするアメリカ合衆国と、IIPA(国際知的財産権同盟)である。
このうち、アメリカ合衆国のものは、2003年12月18日に送られてきたもので、内容的には、直接には、レコード輸入権については、触れずに、著作権保護期間の延長と、侵害行為に対する法廷損害賠償制度の創設について、述べている。
このアメリカのコメントで笑ってしまったのは、今回、文化庁が、パブリックコメントの価値ある役割を活用したことに賛辞を表しながらも、そのパブリックコメントの期間の短さや、コメントの基礎となる報告書案の短さに対して、苦言を呈していることだ。
また、IIPA(国際知的財産権同盟)のものは、2003年12月23日におくられてきたもので、アメリカのものと同じく、著作権保護期間の延長と、侵害行為に対する法廷損害賠償制度の創設について述べたあと、1996年12月のWIPO著作権新条約に対応したアメリカのDMCA(Digital Millennium Copy Act)並みの対応を、日本の著作権の管理・アクセスについても、求めている。
レコード輸入権の創設については、『並行輸入の規制が、海賊版の輸入規制に効果的である。』としながら、『今回の日本のレコード輸入権の創設は、単に国内盤の規制に限らず、日本の著作権法に守られている適格な生産物すべてに適用されるものであるべき』だとしている。
この主張は、IFPIやRIAAの主張と同じものである。
こうなると、日本の国会において、パブリックコメントにおいて、これらのコメントがあったことを伏せたまま、論議を続けても、実質、今回の日本販売禁止レコードは、日本盤・洋盤に限らず、並行輸入品規制をすることが、海賊版の輸入規制に効果があるとするIFPI RIAA IIPAの主張に沿ったものだとみなされても、致し方ないのではなかろうか。


●6489 (投稿者削除)


●6488 ますます増える秋田の国民年金未払い国会議員 笹山登生 104/05/02(Sun) 08:55:00 削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news001.htm

また、増えたようですね。
今のところ、自称完全なシロのかたは、お一人のようで。
で、自分の年金掛け金状況を確認するには、次の方法があるようで。
1.居住地の市町村役場にいって、年金相談票を作ってもらえば、すぐ掛け金状況がわかります。
2.正式な証明は、社会保険事務所に、社会保険庁長官あてに、『年金加入期間確認請求書』を提出し、『年金加入期間証明』を作ってもらう。
3.近くの社会保健事務所の出先機関にいって、『被保険者記録照会』をし、『被保険者記録照会回答票』をアウトプットしてもらう。
ただし、この場合は、年金をもらうまで、一定の年数近くならないと、照会に応じてもらえない場合がある。
4.年金を受けるために必要な期間が足りないと思われる場合や、年金額を満額に近づけたいと思う場合には、市町村役場の年金資格係に相談すると、60歳から65歳までの間に、未納付分を支払うことが出来るように取り計らってくれる場合もある。

以上のように、年金納付状況なんて、上記のうち、2と3は、多少制限がありますが、1によれば、市町村役場の窓口に行けば、10分もかからないで、簡単にわかるのです。
ですから、全国会議員の納付状況なんて、その方が、ディスクロージャーする紀があるのなら、ゴールデンウイーク明けには、すべてわかるはずです。


●6487 秋田県の国会議員の国民年金納付状況 笹山登生 104/05/01(Sat) 21:09:43 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040501-00000086-kyodo-pol

衆議院議員・参議院議員7人いるうちで、未納者が3人という高率ぶり。
こんなものかと、ちょっと、がっかりしましたねえ。
そのうちの一人は、国民年金を受けるための期間に達成していない。
ちなみに、国民年金を受けるには、25年間−300ヶ月必要で、老齢基礎年金の満額を受け取るためには、39年間−468ヶ月必要です。
やはり、議員になるまでの社会経歴というものが、この場合には、、かなり影響してくるようですね。
着実に一般社会人の経験を積んできている人には、このようなことは、比較的に少ないようだ。


●6486 (投稿者削除)


●6485 こんなところに、リンクされていますね。 笹山登生 104/05/01(Sat) 17:41:35 削除
URL: http://www.indierom.com/kami/bbs/wforum.cgi?no=8223&reno=8080&oya=8080&mode=msgview&page=0

で、ここでいわれているRIAAさんなどからのパブリックコメントの存在なんですけれども、風のうわさに、文化庁さんが、、真正文書を公開したということで、一件落着。
さらにおまけがついて、他のパブリックコメントも公表の運びになるようですね
となると、私のパブリックコメントも公表されるってことですか。
あぁあ。こんなんだったら、パブリックコメントにいらんこと書かなければよかったな。


●6484 4月中のこの掲示板へのアクセスが、過去最高に。 笹山登生 104/05/01(Sat) 14:02:44 削除
URL: http://le-matin.air-nifty.com/asalog/2004/04/post_102.html

4月中のこの掲示板へのアクセスが、3月を抜き、過去最高のアクセス数となりました。
要因としては、イラク関係と、例のレコード輸入権関係がおおかったようです
ありがたいことです。
なお、上記プログに私のサイトが紹介されています。
これも、ありがたいことです。


●6483 台湾の疑い例は陰性だった模様です。 まりちゃん 104/04/30(Fri) 22:57:35 No.6482へのコメント 削除
URL: http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/afp/20040429/hl_afp/health_sars_taiwan&cid=1508&ncid=1626

Taiwan remains SARS-free as suspected case tests negative
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/afp/20040429/hl_afp/health_sars_taiwan&cid=1508&ncid=1626


●6482 発熱の台湾男性を隔離(共同通信) という記事があったのですが まりちゃん 104/04/30(Fri) 21:31:38 No.6481へのコメント 削除
URL: http://newsflash.nifty.com/news/topics/sars/ta__kyodo_20040429ta018.htm

黄金週間の、9000万人大移動ですか。うーむ。

ところでですが、
以下の記事が削除されてしまいました。誤報だったのか、はっきりするまで報道しないのか?

発熱の台湾男性を隔離:[共同通信社:2004年04月29日18時23分]
【台北AP=共同】台湾の保健当局高官は29日、中国旅行から戻った直後に高熱の症状が出た78歳の男性を金門島の病院に隔離し、新型肺炎(SARS)感染の有無を検査していることを明らかにした。
高官によると男性は、北京などを約2週間旅行し、24日に金門の自宅に戻り、直後に高熱と肺炎の症状が出たという。
http://newsflash.nifty.com/news/topics/sars/ta__kyodo_20040429ta018.htm


●6481 ゴールデンウィークは、SARSのカキイレ時のようで。 笹山登生 104/04/30(Fri) 08:45:38 No.6478へのコメント 削除
URL: http://english.peopledaily.com.cn/200404/29/eng20040429_141959.shtml

まりちゃんさん。
今度は、また、SARSですか。
上記サイトに寄れば、中国でも5月1日から、ゴールデンウィークだ差腕、その間に中国を旅行する人は、九千万人に登るようですね。
となると、ゴールデンウィーク後のSARS発生がどうなるのか、心配ですね。
「観光、飲食などサービス産業に打撃を与えかねないとの判断」というのも、掻きいれ時の業者さんにとってみれば、無理からぬ話ではありますかね。
したがって、SARSもカキイレ時になるということのようで。


●6480 イベントのご紹介、ありがとうございました。 笹山登生 104/04/30(Fri) 08:25:26 No.6471へのコメント 削除
URL: http://blog.livedoor.jp/memorylab/

謎工 さん。
イベントのご紹介、ありがとうございました。
ところで、上記サイトのブログ、面白いですね。
「僕はかなりへヴィーな政治家家系に生まれましたが、祖父への反発か、徹底的に非政治的で、旅と酒が大好きなオキラク野郎の父のもとで育ちました。父が政治に近づきたくなかった気持ちも僕は分かる。でも、法律や役人がオレのステレオのところまでやってきたら、政治にも目を向けないわけにはいかなくなるじゃん。なあ、オヤジ。」ですって。
よく分かります。そのオヤジのお気持ち。


●6479 手続き煩瑣論にすり替えがおこなわれている 笹山登生 104/04/30(Fri) 08:17:54 No.6476へのコメント 削除
URL: http://www.city.obihiro.hokkaido.jp/hp/data/page999999600/hpg999999572.htm

キミヒさん。
昨日になって、年金手続き煩瑣論が、小泉発言を中心として、横行し始めていますが、これは、平成9年1月1日の基礎番号設定以後には、関係の無い話でしょう。
上記サイトのように、切り替え申請を個人がしないで、厚生年金当時の会社のほうで、その後の旧社員の動向を知らないで、どうやって、切り替え申請ができるというのでしょうかね。
何か、手続き煩瑣論に、すり替えが行われているような気がしています。
それより、6405で提言させていただいた「過納付分2年時効の延長」が、時効5年まで拡大となるように厚生労働省で検討され始めたようで、これは、実のある解決策だと思いました。


●6478 SARSの独自取材禁止 北京市が地元メディアに まりちゃん 104/04/30(Fri) 07:06:00 削除
URL: http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=MRO&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004042901002412

SARSの独自取材禁止 北京市が地元メディアに(室蘭民報)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=MRO&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004042901002412
【北京29日共同】今年初の新型肺炎(SARS)感染者が4月に確認された北京市で、市当局が地元メディアに対し独自取材を禁止し、市衛生局の配布原稿と国営通信新華社の記事以外は使用しないよう通知を出していることが分かった。中国筋が29日明らかにした。
5月1日からメーデーの大型連休を控え、SARS関連の報道で市民が外出を過度に手控えると、昨年同様に観光、飲食などサービス産業に打撃を与えかねないとの判断があるとみられるが、メディア関係者からは「市民の『知る権利』に応える報道ができない」と批判が出ている。
SARS関連の報道は中国各地で大流行した昨年も厳しく規制されたが、今回の通知は昨年以上に徹底しており、記事に併用写真を付けることも禁止しているという。

なにやらまた中国があやしい雰囲気になって参りました。

これは本年3月22日の日経新聞の記事ですが、
中国当局、広東省の新聞社幹部を汚職容疑で拘束
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040321AT3K2102321032004.html


●6477 (投稿者削除)


●6476 re何やらお笑いになってきましたね キミヒ 104/04/30(Fri) 03:32:31 No.6469へのコメント 削除
URL: http://

 笹山先生の解説では、うっかりと言うより確信犯ですね〜
 ビックリです。


●6475 「日本の人質たちは、母国で、のけ者扱いにされている。」とのタイムズの記事 笹山登生 104/04/29(Thu) 19:10:48 削除
URL: http://www.timesonline.co.uk/newspaper/0,,1-1090286,00.html

上記サイトが5月28日付けタイムズ記事「日本の人質たちは、母国で、のけ者扱いにされている。」(Japan's hostages are pariahs at home)です。
後ほど、訳文は、別途掲載します。
なお、この他、インディペンデント紙が「日本の人質たちが、冷笑と恥辱の中で、いかに日本に帰ってきたか」(Japan's hostages tell how they came home to scorn and shame)という記事を掲載しています。
これについては、http://news.independent.co.uk/world/asia/story.jsp?story=516003  をご参照。


●6474 (投稿者削除)


●6473 (投稿者削除)


●6472 (投稿者削除)


●6471 音楽プロデューサー・高橋健太郎氏ら有志が5月4日にシンポジウム開催 謎工 104/04/29(Thu) 10:32:52 削除
URL: http://benli.cocolog-nifty.com/benli/2004/04/riaa.html

"選択肢を保護しよう!!
 著作権法改正でCDの輸入が規制される?
 実態を知るためのシンポジウム"

期日:5月4日(火曜日 祝日)
場所:新宿ロフトプラスワン
   http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
時間:午後1〜3時
入場無料/ドリンク代500円のみ御負担ください
司会進行:ピーター・バラカン
パネラー:
民主党 川内博史衆議院議員
音楽評論家/HEADZ代表 佐々木敦氏
輸入盤ディストリビューター、リバーブ 石川真一氏
ほか(現在、各方面の音楽関係者に打診中)
発起人:ピーター・バラカン、高橋健太郎
協力:藤川毅

この催しは三人の個人有志のみによって運営されます。いかなる団体とも無関係です。

※情報源・owners's log・2004.4.28
http://blog.livedoor.jp/memorylab/archives/463227.html


●6470 私の記事が、このブログに引用されています。 笹山登生 104/04/29(Thu) 09:36:10 削除
URL: http://iraqhc.jugem.cc/?cid=13

上記サイトに、私の「日記」のロサンゼルスタイムズ記事の翻訳が引用されています。


●6469 大臣・副大臣などが、国家公務員共済組合の長期給付の対象になっていない、法的根拠 笹山登生 104/04/29(Thu) 09:25:10 No.6467へのコメント 削除
URL: http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT

キミヒさん。
もちろん、国会議員の住所地の役所からは、国民年金納付書通知が送られてきますし、延滞すれば、督促状もきます。
それにしても、官房長官もこんなありさまで、何やらお笑いになってきましたね。
菅さんにしたって、特別職の国会議員が、大臣・副大臣などになったからって、国家公務員共済組合の長期給付の対象になったと勘違いするなんて、また、その手続きが誤ったことを官僚のせいにするなんて、正気で言ってるんでしょうかね。
国会議員が大臣や副大臣などになっても、国家公務員共済組合の長期給付の対象にならないことは、以下の法律に、ちゃんと規定されています。

国家公務員共済組合法
(長期給付の種類等)
第72条 この法律による長期給付は、次のとおりとする。
1.退職共済年金
以下略
長期給付に関する規定は、次の各号の一に該当する職員(政令で定める職員を除く。)には適用しない。
2.国会法(昭和22年法律第79号)第39条の規定により国会議員がその職を兼ねることを禁止されていない職にある職員

国家公務員共済組合施行令
(長期給付の適用範囲の特例)
第11条の5 法第72条第2項に規定する政令で定める職員は、次に掲げる職員とする。
1.法第72条第2項第1号に掲げる職員のうち、人事官、検査官、公正取引委員会の委員長及び委員並びに国立国会図書館の館長
2.内閣官房副長官のうち、国会議員でない者をもつて充てられたもの

国会法
第三十九条  議員は、内閣総理大臣その他の国務大臣、内閣官房副長官、内閣総理大臣補佐官、副大臣(法律で国務大臣をもつてその長に充てることと定められている各庁の副長官を含む。以下同じ。)、大臣政務官(長官政務官を含む。以下同じ。)及び別に法律で定めた場合を除いては、その任期中国又は地方公共団体の公務員と兼ねることができない。ただし、両議院一致の議決に基づき、その任期中内閣行政各部における各種の委員、顧問、参与その他これらに準ずる職に就く場合は、この限りでない。

二重否定の、わかりにくい条文ですが、簡単に言えば、国会議員が、兼職可能な職−大臣など-にある場合は、国家公務員共済組合法に基づく長期給付は適用されないという意味ですね。


●6468 (投稿者削除)


●6467 国民年金の件 キミヒ 104/04/28(Wed) 22:43:30 削除
URL: http://

 教えて下さい。

 通常、自治体の国民年金部署が住民税を参照して、加入義務
者に通知出してますよね?
 閣僚達は無視していたのでしょうか?
 それとも通知がされて居なかったのか?


●6466 食の安全・安心を考える会は、全頭検査方式打破委員会? 笹山登生 104/04/28(Wed) 15:02:35 No.6462へのコメント 削除
URL: http://www.dpr.co.jp/profile_01.html

まりちゃんさん。
食の安全・安心を考える会は、全頭検査方式打破委員会のような感じですね。
まあ、ご都合主義で、どうにでも曲げられるのが、この種の別働隊のようで。
そういえば、鳥インフルエンザ・ワクチンの時も、同様の別働隊が活躍したようでしたね。
たしかに、この株式会社 電通パブリックリレーションズ(DPR)という会社、株式会社 共同通信ピー・アール・ワイヤーhttp://prw.kyodonews.jp/ とも関係あるらしく、ある意味の日本版ロビー会社とも見られますね。
過去には、http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=3&i=2002072208101p2 などのBSE関係資料なども出しているし、医薬品業界とも関連が深いらしいですね。
ちなみに、株式会社 共同通信ピー・アール・ワイヤーの会員には、米国ミシシッピ州政府駐日代表事務所 なんてのもありますね。
いろいろな意味で、くさい。くさい。


●6465 (投稿者削除)


●6464 (投稿者削除)


●6463 OIEの示すthe Code Chapter on Bovine Spongiform Encephalopathy のArticle 2.3.13.19.では。 笹山登生 104/04/28(Wed) 14:33:35 No.6459へのコメント 削除
URL: http://www.aphis.usda.gov/vs/ncie/oie/pdf_files/gs71-ahc-jul2002-bse-cmt.pdf

まりちゃんさん。
次のようになっていますね。

Article 2.3.13.19 points 1) and 2a) and b)
Although this section is not one being modified, the United States has found an
inconsistency with it, and asks the AHC Commission to address it at its next meeting.

Article 2.3.13.19.
1) The following commodities, and any commodity contaminated by them, should not be traded
for the preparation of food, feed, fertilisers, cosmetics, pharmaceuticals including biologicals, or
medical devices: brains-脳, eyes−眼, spinal cord−脊髄, tonsils-扁桃, thymus-胸腺, spleen-脾臓, intestines-腸, dorsal root ganglia-背根神経節,
trigeminal ganglia-末梢神経節, skull−頭蓋 and vertebral column-脊柱, and protein products derived therefrom, from
cattle over 6 months of age originating from countries with a high BSE risk. Food, feed,
fertilisers, cosmetics, pharmaceuticals or medical devices prepared using these commodities
should also not be traded.


●6462 BSE シンポジウムについて、このファクス番号は電通関係さんですね まりちゃん 104/04/28(Wed) 13:52:58 No.6456へのコメント 削除
URL: http://www.msn.co.jp/home.armx

http://www.msn.co.jp/home.armx 。MSNのサイトで、
03-3546-2017 で検索してみると、

いろんな会社さんがこのファクス番号を使用されているんですが

米国の輸入問題に関しては、以下の検索の5番目にあるんですが、
米国のお肉を輸出する企業というか団体さんも
このファクス番号を使用されていたようですね。うーむ。

もともとは
株式会社電通パブリックリレーションズ
さんの番号のようですが、Fax:03-3546-2017
http://www.wastec.gr.jp/press/

すごいリッチですね。電通子会社さんが事務局をされているようです。

こういうシンポジウムをされるのはとてもありがたいけれど、
スポンサーとか、公開してもらいたいものです。
別に隠しているつもりはないんでしょうけれども。


●6461 (投稿者削除)


●6460 (投稿者削除)


●6459 脊根神経節という言葉は、日本独自のものという説 笹山登生 104/04/28(Wed) 11:59:15 削除
URL: http://freebbs.around.ne.jp/article/l/lotr/3/vyrgur/frubrb.html

まりちゃんさん。
レスが遅れて済みません。
平成16年2月から、脊柱が使用禁止にしたのですが、真理ちゃん三の引用されている文献でいう脊根神経節というのを英語でいう言葉が、どうもないようなんですね。
上記サイトによれば、OIEが説明に使ったdorsal root ganglia すなわち、脊髄からは左右2本づつ神経束の腹側でなく、背側を指すという説明の直訳をしたのが、脊根神経節という言葉のようなんですが、正式には、脊髄神経節spinal Gangliaの一部とみたほうがいいようですね。 
ちなみに、脊髄神経節には、
Ganglion (Ganglia), celiac|腹腔神経節
Ganglion (Ganglia), cervical, middle|中頚神経節
Ganglion (Ganglia), cervicothoracic|頚胸神経節
Ganglion (Ganglia), cervicothoracic, dorsal root, on thoracic nerve|訳語
Ganglion (Ganglia), splanchnic|(非)内蔵神経神経節
Ganglion (Ganglia), stellate|星状神経節
Ganglion (Ganglia), sympathetic, thoracic|胸部の交感神経節
Ganglion (Ganglia), sympathetic trunk|交感神経幹神経節
等があるようです。
で、実際、危険部位として定義されているのは、たとえばカナダの例を見れば以下の通りです。

SRMs are defined in regulations under both the Food and Drug Act17 and Health of Animals Act18 as skull, brain, trigeminal ganglia, eyes, tonsils, spinal cord and dorsal root ganglia of cattle aged 30 months or older, and the distal ileum of cattle of all ages.
This list of SRMs actually exceeds the OIE Code recommendations for a minimal BSE risk country as it also classifies tonsils, trigeminal ganglia and the distal ileum (末端部小腸)as SRMs.
http://cache.yahoofs.jp/cache?url=http%3a%2f%2fwww.inspection.gc.ca%2fenglish%2fanima%2fheasan%2fdisemala%2fbseesb%2fminrise.shtml&p=dorsal+root+ganglia++OIE&u=%2fbin%2fquery%3Fp%3ddorsal%2broot%2bganglia%2b%2bOIE%26hc%3d0%26hs%3d0 より


●6458 (投稿者削除)


●6457 BSEに関する「食の安全・安心シンポジウム」 まりちゃん 104/04/28(Wed) 11:36:28 No.6456へのコメント 削除
URL: http://www.coop-ishikawa.or.jp/syokuan/topcs6.html

石川県にも「食の安全・安心を考える会」がありますけれど
これとは関係ないみたいですね。


●6456 BSEに関する「食の安全・安心シンポジウム」 5月18日開催 まりちゃん 104/04/28(Wed) 11:23:26 削除
URL:

日本経済新聞 本日4月28日の朝刊 27面に
第一回「食の安全・安心シンポジウム」 テーマ「牛肉の安心・安全を考える」というテーマでシンポジウムがあると掲載されていました。

主催は「食の安全・安心を考える会」 場所は「恵比寿ガーデンルーム」で、
申し込みははがきまたはファクスで住所、氏名、年齢、職業、会社名、電話番号を明記の上、FAX03-3546-2017、先着200名までとのことでした。
(事務局のお問い合わせ電話番号は03-5565-2998)

講師には東京大学名誉教授 唐木英明氏、
パネルディスカッションは 浅井信雄氏、 唐木英明氏、俵隆通氏、日和佐信子氏、山内一也氏、山口廣治氏、司会はアナウンサーの酒井ゆきえ氏です。

「食の安全・安心を考える会」という団体は、唐木英明氏が発起人で現在20〜30人の会員が集まっている団体だそうです。

日経新聞の広告(代理店除いて)だけで400万とかの世界だから、かなりお金がかかってますね。


●6455 「日本の人質が、日本政府とメディアに反撃開始」という外電記事 笹山登生 104/04/27(Tue) 22:58:10 削除
URL: http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=worldNews&storyID=4952272

上記のロイターの記事「Former Japanese Iraq Hostages Criticize Media, Govt」や次の記事「Japanese Ex-Hostage in Iraq Speaks Out」 http://www.timesdaily.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20040427/API/404270638
は、いずれも、人質のうちの安田さんと渡辺さんが、、日本の政府と右傾メディアに対して、反撃を開始したという意味の記事ですね。


●6454 早くも、日本のアメリカからの牛肉輸入再開に期待の声 笹山登生 104/04/27(Tue) 22:39:47 削除
URL: http://www.helenair.com/articles/2004/04/27/montana/a05042704_02.txt

日米のワーキンググループでの協議が順調に行けば、この秋には、日本のアメリカからの牛肉輸入再開が実現できると、早くも期待の声が、上記サイトのように上がっている。
このサイトで発言しているペン米農務次官(J.B. Penn)氏なのだが、彼は、今回の米国産牛肉の輸入再開をめぐる日米協議に、出席した。
日本国内の時事通信報道では、彼は「両国が設置する作業部会の議論は「極めて複雑な要素があり、途中で決裂する可能性もある」と語り、過度の期待にクギを刺した」といったというのだが、メディアによって、えらい使い分けのようですね。
このサイトでは、ペン米農務次官は、佐々江賢一郎・外務省経済局長とで、食品安全委員会の結論を仕切るような大見得を切っているようなんですけどね。

Penn said he and the director-general of the economic affairs bureau of Japan's Foreign Ministry, Kenichiro Sasae, would review their proposals, and pass them along to other officials. Japan's food safety commission would have to decide then whether to support any changes in Japan's BSE rules, he said.


●6453 これでは、官僚は、大臣の「オシモ」の世話までしなければならなくなる? 笹山登生 104/04/27(Tue) 21:38:15 No.6452へのコメント 削除
URL: http://www.age.jp/~rekiken/jhis/jhis_002.html

山梨評論さん。
おっしゃるように、人質事件で、あれほど、自己責任を標榜された方が、今度は、一転して、官僚に私的手続きまでさせるとは、嘆かわしいことです。
このような麻生大臣の発言がある一方で、閣僚の年金保険料の納付状況の公開を拒む福田官房長官は、「個人情報そのものだ」と公表を改めて拒否し、なおも、公表を求める記者に対し「あなたの方がおかしい」と声を荒らげたというのですから、閣内矛盾していますね。
別に部分的に納付していなくても、それは、市民ベースでよくあることだし、特に主婦の場合などは、第3号被保険者であるのに、過納付している場合だってざらなのですから、決して、恥ずかしいことではないはずです。
今日になって、経済同友会の北城恪太郎代表幹事が、閣僚や国会議員は、開示すべきと思う」と述べた野は、きわめて、常識的な発言であると思われます。
5.15事件は、陸軍内部での皇道派と統制派との対立が発端ですが-上記サイト参照-、今回の認識のずれは、何によって生じたものなのでしょうかね。
非常識派が、近い将来の常識になることを心より念じながら。


●6452 麻生大臣は自己責任の放棄でしょう 山梨評論 104/04/27(Tue) 20:22:03 No.6450へのコメント 削除
URL: http://

自分の年金の事を自分で手続きするシステムにする事が自己責任という思想をまっとうするシステムになるはずです。
こんな人が総務大臣をやっている限り、住民基本台帳ネットワークも電子政府も国民個々人に自己責任を放棄させる、すなわちプライバシー権などを忘れさせようとする
方向にどんどん進む事になる、それを意図しているから、このような発言になる。

しかしここまで愚かな人物が政府の要職にいるという日本国の緊急事態に対して軍隊は何をしているのか?
「問答無用」相沢中佐はどこかにいないかと心から願い始めている私もテロリストか(^_^)


●6451 「日本はかならず「ハイ」というはずとの、カナダの団体 笹山登生 104/04/27(Tue) 14:26:53 削除
URL: http://www.dailyheraldtribune.com/Z07_00bjapan0426.lasso

カナダのthe Peace Country Tender Beef Co-opのNeil Peacockさんは、カナダの検査機関であるCFIAが、100パーセント牛肉検査を「ウン」といえば、日本側は「ハイ」と、応えるばかりになっていると、上記サイトの記事で述べている。


●6450 まだおわかりになっていないようで。 笹山登生 104/04/27(Tue) 12:04:19 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040427-00003052-mai-pol

麻生総務相は27日の会見で、本人の国民年金未納問題について「閣僚になった時点でその役所で自動的に国民年金に切り替えるルールにしておけば、騒ぎにならなかった」と発言した。「会社の場合は会社で手続きをやるからいいんだと思う」と述べ、閣僚も閣僚の官庁が年金を切り替える仕組みにすべきだとの認識を示した。

というのだが、大臣になって、これまでの会社の役職を辞することによって、これまで、会社が代払いしている厚生年金から、個人が支払う国民年金に変わるのだから、その手続きを、大臣の管轄官庁がすべしという論理のように見えるが、これって、ちょっとおかしくない?
まかされた役人だって、個人のプライバシーにかかわる国民年金の手続きに触ることは、はばかるのではないのでしょうかね。
だったら、厚生年金の保険料は、どうせ同族会社のなんでしょうから、そこの担当者が、代理手続きしたらいいのでしょうにね、


●6449 日経新聞が、日本人人質の住所を公開してしまったサイト 笹山登生 104/04/27(Tue) 11:48:18 削除
URL: http://dolby.dyndns.org/foo/adress.jpg

上記サイトがそのキャプチャー画像ですが、現在の日経記事では、住所個所が削除されています。
この記事での住所掲載によって、人質家族に対して、全国から、あらぬ中傷が寄せられる原因となってしまったものです。


●6448 (投稿者削除)


●6447 IFPIとRIAAの関係者の横顔 笹山登生 104/04/26(Mon) 16:46:40 No.6446へのコメント 削除
URL:

IFPIのMariaMartin−Prat 氏については、
http://www.ifpi.org/site-content/directory/ifpi_depts_staff_legal.html
をご参照

RIAAのNeil Turkewitz氏の発言については、
http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/2625865.stm
をご参照


●6446 IFPIとRIAAとが、日本の文化庁に対して、レコード輸入権創設による並行輸入規制を、強烈に要求していた。 笹山登生 104/04/26(Mon) 16:28:55 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_32.htm

まぁ、びっくりのこのIFPIと RIAA連名の要求なんですが、2003年12月22日付けで、IFPIのMariaMartin−Prat 氏とRIAAのNell Turkewitz氏が、時あたかも、レコード輸入権に関するパブリックコメント締め切りギリギリの時に、文化庁あてにファックスしているというんですからね。
で、この内容というのが、最初から最後まで、、並行輸入規制のためには、ぜひとも、無差別的なベースでの輸入コントロールが必要ということで、そのためには、レコード輸入権の創設がぜひとも必要との観点なのである。
私が以前、「ファースト・セール・ドクトリンの明確な位置づけなくして、レコード輸入権の創設なし」http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_32.htmで書いたように、「本来、逆輸入品と並行輸入品との差別はできないのであるが、今回、日本においても輸入権が必要との声は、国内邦盤の真正品の逆輸入を規制することを目的としているにもかかわらず、平成15年12月3日に発表された公正取引委員会の見解でも懸念されていたように、洋楽の並行輸入品までをも、結果として対象にしてしまうというところに、難点がある。」ということで、また、「著作権を優位にしての輸入規制は、正当な並行輸入と違法な並行輸入とを、同一視して、スキームを作っているような感じさえ見られる。その結果、あたかも、逆輸入品が、すでに違法の輸入品であるかの誤解を世間に与えつ、輸入権導入の議論が進んでいることは、問題である。」との懸念が、このIFPI と RIAAとの連名の要求を見ると、まさに、このレコード輸入権は、無差別的並行輸入規制を、日米合作で行おうとするという、舞台裏が見えてきた気がするのである。


●6445 ストックとしての緑化から、フローとしての緑花へ 笹山登生 104/04/26(Mon) 11:11:17 削除
URL: http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=1658942

東京農業大学の近藤三雄さんが、このほど「都市緑花」という本を出された。
上記サイトがそうだが、この本のミソは、緑化ではなく緑花になっているというところである。
近藤さんは、あえてこの本の中では言及していないが、私から言わせれば、緑化は、ストックとしての緑の育成であり、緑花は、フローとしての緑と花の育成であるという、違いなのではないかと、思う。
日本の花にとって、不幸だったのは、担当官庁の不在であった。
緑は旧林野庁、花は旧建設省というような、なんとないショバ争いがあったりして、その中にあって、たとえば、農林水産省内での花卉生産の位置づけは、今でこそ、果樹花卉課花卉対策室という位置づけであったが、長いこと、担当課は、室扱いで、なんとなく、邪魔者扱いされていた時代もあった。
昭和天皇の誕生日祝日を、花の日とすべく、私もがんばったこともあったが、かなわなかった。
ドイツには、庭の日というのがあるのだが、日本でも、これにまねて、4月28日が庭の日になっていることは、喜ばしいことだ。
花博覧会を契機に、ようやく、農林水産省内における花卉の位置づけも、しっかりしたのだが、まだ、依然として、ストックとしての緑にこだわっている節も、みられれる。
で、この、近藤さんのお考えを、ストックからフローへの緑と花の増殖という観点から捉えれば適地適作で、いろいろな、緑化戦略が考えられるであろう。
アーバンな地域では、フローを重視した、緑花政策、ルーラルな地域では、ストックを中心として緑化政策、そして、ラーバンな地域では、ストックとしての緑化と、フローとしての政策とがハイブリッドになった政策といった具合にである。
植樹・育樹という概念も、もう一度ここらで、今日的に見直していく必要がありそうだ。
たとえば、生態保全樹といった概念の尊重である。


●6444 BSE危険部位除去: 背根神経節の除去に関する資料 まりちゃん 104/04/26(Mon) 08:30:36 削除
URL: http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/11/dl/s1114-4c.pdf

今年2月から、背根神経節にも感染性が認められたため、「せき柱」も食品に混入しないように規制が変わりましたが、その資料がありました。日本でもたいへんなのに、アメリカの危険部位除去は本当にたいへんですね。一刻も早く生体牛検査が実用化されるといいです。

<「牛せき柱を含む食品等の管理方法」に関するQ&A> 平成16年4月1日更新
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/11/s1120-3.html

<Q&A「背根神経節」ってどこにあるの?>
http://www.pref.toyama.jp/branches/1688/H15.10/eisei0310.html

<研究・写真あり>
厚生労働科学特別研究事業 「伝達性海綿状脳症に係わる牛のせき柱からの背根神経節の除去に関する研究」中間報告
主任研究者 九郎丸 正道(東京大学・獣医解剖) 分担研究者 柴田 秀史(東京農工大学・家畜解剖)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/11/dl/s1114-4c.pdf

<通達&取り除き方のラインの図解など>
http://www.pref.saitama.jp/A04/BB00/seieihomepage/1120dakkotuji.pdf
http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/shokuhin/bse/bse-sekityu.html
http://www.jhnfa.org/tokuhou.html

<現場や消費者の声>
伝達性海綿状脳症に関する牛せき柱を含む食品等の管理方法の試案に対して寄せられた御意見について
平成15年12月 厚生労働省医薬食品局 食品安全部基準審査課
http://www.mhlw.go.jp/public/bosyuu/iken/p1204-1.html


●6443 (投稿者削除)


●6442 金平茂紀さんとパウエル長官との、前後のやり取りを、もっと詳しくみてみると。 笹山登生 104/04/26(Mon) 08:09:25 削除
URL: http://www.scoop.co.nz/mason/stories/WO0404/S00167.htm

日本の人質の行動をパウエル長官が賛美したとして、すっかり有名になってしまった金平茂紀さんとのやりとりだが、私達は、その前後のやり取りを、もっと知る必要があるようにも、思われる。
上記サイトが、そのやり取りの全貌だ。

例の有名になったパウエル長官の発言は、金平記者が、次のような質問をしたあとに出てきた。

金平記者「歴史的に見ても、近代国家では、いかなる政府も、邦人を守る義務があるとされています。日本においては、ある人は、彼等人質は、自ら進んでリスクを負うような行動をしたのだから、自らの行動に対して、自己責任を負うべきではないかという意見があるのですが、長官の、これについてのコメントはいかがですか。」

パウエル長官「そうですね。危険地域に入ることでリスクを負うとは、誰しも、承知しています。しかし、もし、誰も、リスクを負おうとしないならば、われわれ誰しも、前進することは出来ません。われわれは、われわれの世界を前に進めることは、決して出来ないでしょう。ですから、私は、これら日本人市民達が、より大きな善きことのために、そして、より善き目的のために、進んで、自らを危険な状態にさらしたことについて、私は、非常にうれしく思っています。そして、このようなことを進んでするような市民達を持っていることを、日本人は、誇りに思うべきであるし、日本がイラクに派遣した、進んでリスクを負う自衛隊員がいることを誇りに思うべきなのです。しかし、このリスクのゆえに、彼らが捕らえられたとしても、それで、われわれが゛「そうか。あなたが、リスクを負ったのだ。それは、あなたの責任だ。」ということは、出来ないでしょう。そうでないのです。われわれは、彼らを安全な状態に回復してあげるための、あらゆることをする義務があるし、また、彼らのことを、深く心配してあげる義務があるのです。彼らは、私達の友達なのです。彼らは、われわれの隣人なのです。彼らは、われわれ市民の仲間なのです。」


●6441 小さくても輝く自治体フォーラム 笹山登生 104/04/25(Sun) 18:22:39 削除
URL: http://www.vill.hara.nagano.jp/pages/13/879/7402.html

信州・原村で開催されていた第三回小さくても輝く自治体フォーラムが、アピールを採択し、今日閉会した。
一時は、無限の可能性を秘めているものと勘違いした平成の市町村合併狂想曲も、冷静になってみれば、自らの何よりの金に換えがたい資産である風土とアイデンティティの工場には役立たないことがわかるにつれ、このようなコンパクトシティを目指す動きが、全国各地で増えてきたことは、まことに喜ばしい限りだ。
今日の原村のフォーラムには、全国37道府県の125自治体の首長や職員ら約400人が参加、財政面の自立などをテーマに話し合ったという。
自治体問題研究所(東京)の池上洋通主任研究員が冒頭、住民投票で合併反対の意思を示すなど自立を選ぶ自治体が全国で増加していると報告。
来年3月の合併特例法の期限までに、政府が1000自治体に再編するとした目標について「文化、地理的に無理な合併もあり(自治体数が)2000をきるかどうか分からない」と分析した。
新潟県津南町の小林三喜男町長は、2025年までの町の財政シミュレーションを紹介。02年度に比べ地方交付税が約10億円減り、全体の歳入が3割減少すると予想し、職員や議員数を減らすほか事業の見直しを実施する考えを示した。(アピールは、次のとおり。


●6440 (投稿者削除)


●6439 保守系候補は、そんなにリッチではなさそうですね。 笹山登生 104/04/25(Sun) 14:24:13 No.6434へのコメント 削除
URL:

たとえば、労組お抱え候補などは、祝電でも、組合もちとか、いろいろな面で、組織候補としての恩典はあるようですね。
キミヒさんがイメージされるのとは、かなり違って、保守系候補の資金繰り実態は、かなり厳しいものがあるようです。


●6438 コホート調査 笹山登生 104/04/25(Sun) 14:19:51 No.6433へのコメント 削除
URL: http://www.jaeri.go.jp/dresa/dresa/term/br000840.htm

まりちゃんさん。
まさに、どなたかが言われたように、vCJDについてのコホート調査−上記サイト-は、現在、音もなく進行中ってことでしょうかね。
すごい、ブラックユーモアです。
先住民族の風土病を調べるような観点なんでしょうかね。
まあ、検査方法がセンシティブなものになればなるほど、どこかの数値で、アシキリが必要になるのかも知れませんね。


●6437 「「日本人人質は、イラクから、敵意に満ちた、そして、決して英雄視されない日本に帰ってきた。」とのロサンゼルス・タイムズの報道」 笹山登生 104/04/25(Sun) 14:11:19 No.6435へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200404.html#20040424

「雑感&情報の日記」−上記サイト- に、「「日本人人質は、イラクから、敵意に満ちた、そして、決して英雄視されない日本に帰ってきた。」とのロサンゼルス・タイムズの報道」を掲載しております。
ききかじりさんの言われるように、価値観なりとらえ方については、いろいろな国の違いがあるものと思われます。
ただ、日本政府の態度の変化には、常に、失敗に対するエクスキューズを用意しておかなければならない、それはそれとしての苦しさがあったものと思われます。
それが、今回の事件では、結果として、むこの民に向けられてしまったのではないでしょうか。




●6436 BSE 新しい検査方法ほか まりちゃん 104/04/25(Sun) 12:54:52 No.6426へのコメント 削除
URL: http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/syokudou.htm

いくつか資料を拾ってきました。

●プリオン病――[ I ]プリオン病の臨床と病理
2.医原性CJD と変異型CJD 佐藤猛
http://www.med.or.jp/jams/symposium/kiroku/121/pdf/121017.pdf

●プリオン病――[IV]プリオン研究における新展開
1.ヒト・プリオンバイオアッセイ法の新展開
毛利資郎,北本哲之
http://www.med.or.jp/jams/symposium/kiroku/121/pdf/121100.pdf


●6435 ニューヨークの記事 聞きかじり 104/04/25(Sun) 12:08:37 No.6415へのコメント 削除
URL: http://

概訳をありがとうございました。おかげで、アメリカ人の考えがある程度理解できました。

日本でも「24時間以内に解放」の報が流れるまでは、英雄気取りじゃなかったでしょうか。
それが、この報の後、川口外相始め、政府の口調ががらっと変わったように記憶しています。

私は天性の天邪鬼なのか、ニューヨークの論調には全面的に賛同はできません。
日本で実際に起こっていることなので、アメリカに否定されると頭に来ています。
私が感じたのは、「個人と国家を混同している」でした。

解放条件である自衛隊の撤退を国家に強請した事が間違いだった。
その反動として、周囲は「国家の国民保護と自己責任」という大儀を振りかざして、バッシングが始まった。
どちらも個人の立場で居ながら、両極端の「お上意識を振り回した」んだと思います。
それが欧米やアラブの価値観とも違う日本人のとった行動心理だったんじゃないでしょうか。

世界にはいろいろな価値観があって、欧米の価値観の押し付けが紛争の火種になっているし、日本が真に自立できない原因じゃないでしょうか。
ネットを徘徊しながらそんなことを考えています。


●6434 実状は〜 キミヒ 104/04/25(Sun) 11:06:19 No.6429へのコメント 削除
URL:

 通常、議員になる事で所得は実質的に低下するのが、保守政党候
補の一般的姿では?
 6429の文脈では、当選により名誉と年俸アップ獲得です。
 実際問題、法定選挙費用の数倍もの資金を自民党候補が私財を全く
投入しない例は官僚以外では皆無ではないでしょうか?

 


●6433 (無題) まりちゃん 104/04/25(Sun) 07:05:20 削除
URL: http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/syokudou.htm

食品安全委員会のメンバーや、プリオン専門調査会委員のメンバーの話を聞きにいったり、新聞などあちこちから拾ってきたり、自分で伺ったりした印象を見るに、

「新しい検査方法では安全とされる部位以外の部位からも検出されてるんですよ。そんなんであなた、感染牛など食べられますか?」
「(現行の)危険部位を取り除けば感染牛だって食べられますよ。」 という意見があるようです。

感染牛の危険部位を取り除けば安全、という意見に関しては、感染牛は安全だ、という人たちを集めて長期間(潜伏期間は10〜100年という説もありますからその位の長期検査となるでしょうが)感染牛を食べ続けるコホート調査を試みるというのも一つの手かも知れませんね(^^;
先日別の勉強会を見にいったとき、遺伝子組換賛成派といわれる方が、「例えば政府のほうで、組換は安全であり賛成だという方を集めて、まず長期間のコホート調査してみるとか、そういうのが公平だと思うのだが、出来ませんかね」 という質問をされていたのには笑ってしまいました。いい案ですよね。(笑 
でも、その回答として、「その調査に関しては既に壮大な実験が進行中(みんな食べちゃってる)」という回答がありましたが、、

ということで、遺伝子組換食品の最大手のモンサント社が社員食堂で遺伝子組換食品を禁止してる、というのは「ずるい」ですね〜。99年のニュースですが、今も続けているんでしょうか。
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/syokudou.htm


●6432 (投稿者削除)


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●6429 2000万以下の立候補 笹山登生 104/04/24(Sat) 23:06:37 No.6427へのコメント 削除
URL:

キミヒさん。
昔ならいざ知らず、政党中心の選挙となったこの頃では、むしろ、ざらなのではないでしょうか。
もっとも、選挙前に、資金パーティーをやらなくてはならないでしょうが。


●6428 「日本非常識派」宣言が、主流になってきた。 笹山登生 104/04/24(Sat) 22:58:20 No.6425へのコメント 削除
URL:

山梨評論さん。
論調の変化というのも、このごろめまぐるしくなり、今週に入ってというもの、人質をめぐる自己責任論は、潮がひくように、急速に衰えてきました。
だから、日本人の意識も捨てたものではないのです。
保守系マスメディアに拮抗しうる、ネットメディアの拡充こそ、良識ある世論をはぐくむ力となるでしょう。


●6427 屁理屈は結構です キミヒ 104/04/24(Sat) 22:37:33 No.6416へのコメント 削除
URL: http://

あの〜

保守政党から実質的年収が2000万以下の方が立候補する事が出来ますか?
国民はバカですが、そこまで馬鹿ではありません。


●6426 OIE/BSEコード改正に関する専門家会合 笹山登生 104/04/24(Sat) 21:50:33 削除
URL: http://www.mhlw.go.jp/topics/2004/04/tp0413-1.html

まりちゃんさん。
上記サイトがそうですね。
この点では、アメリカと日本とが運命共同体という構図ですね。
二年半前に、東北大大学院の北本哲之教授(病態神経学)と九州大大学院の毛利資郎教授(実験動物学)らの研究グループが開発したのは、現在、欧州や日本で食用牛の全頭検査に採用されている検査法より約1000倍感度が高いものだそうで、実用化に成功すれば従来の検査法では困難だった人間の患者の早期診断や牛を原料とした医薬品などのチェックに役立ちそうとのことですね。この新手法によると、せき髄液などを採取するだけで検査できる可能性があり、牛を死なせないですむようになるとのことです。


●6425 ニューヨークタイムズの記事 山梨評論 104/04/24(Sat) 21:35:15 No.6415へのコメント 削除
URL: http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20040425k0000m040038000c.html

笹山さん、早々と概訳ありがとうございました、でも私は途中まで読んでページを閉じたくなりました。
(毎日新聞が記事↑にしていて、原文を見たいと思っていたのです)
終りまでなんとか読み通しはしましたが、もう何も言いたくないです。
自分の「日本非常識派」宣言はNY Timesの言っている事を漠然と感じていたのだと分かったのが収穫でした。
天邪鬼って精神的にすごいストレスの中にあるものだと、いつも思っていても、天邪鬼からは抜け出せない性分です(^_^;)


●6424 腸とBSEの話 まりちゃん 104/04/24(Sat) 20:12:30 No.6417へのコメント 削除
URL:

腸の話はOIE/BSEのコード改変専門家会議?というので話が出ていました。(傍聴について新聞に出てたので申し込んでみたら聞きにいけました(^^

OIEは腸全体を禁止にしたいとのことですが、日本の農水省は回腸遠位部以外を食用にしたい、という意見を出していました。それに対して、一部の専門家が、OIEに倣うべきでは?と発言していました。

山内一也先生は、回腸遠位部は感染性があるが、その周辺の近位部などは感染性がない、というのではなく、ただ調べていないだけなのです、といわれていました。
感染性のない、安全とされる部位に関しても、たかだかそれぞれ数頭の検査だけで判断されているものにすぎないのです、と強調されていました。

東北大の北本先生が、感染性のない部位、であっても、なにがしの10の5乗云々という検査方法(専門的詳細部が聞き取れませんでした)で調査すると、殆どに感染性があるのだ、といわれていました。(まあ、ヤコブは輸血で感染しますね。あとはいかに感染牛を排除するかということが大切なのでしょうね)

OIEが改変したいというBSE対策についてですが、金子清俊先生が最後に、
「これらを見て、世界のBSEは思った以上に蔓延している、という印象を持ちました。現実的に対処しようということなのでしょう」
といわれていたのが印象的でした。

最後にまとめとして?日本は世界が行っていない対策を2年半行ってきて、新しい知見を沢山得ている、これを世界に還元すべきではないか、という意見が出されていました。

おっと、新しい知見の発表がされていました。
1mgの脳を与えた75ヶ月の牛の感染が見つかった、という発表です。
山内先生と品川先生が、交差汚染の心配をとてもされていました。


●6423 (投稿者削除)


●6422 (投稿者削除)


●6421 アメリカとOIEとでは、まだ、決着がついていないんではないでしょうかね。 笹山登生 104/04/24(Sat) 19:38:35 No.6417へのコメント 削除
URL: http://www.google.co.jp/search?q=cache:jXtLKt4XUL0J:www.aphis.usda.gov/vs/ncie/oie/pdf_files/tahc-bse-dec03_cmt.pdf+%EF%BC%AF%EF%BC%A9%EF%BC%A5++intestine++BSE&hl=ja

Ahyahyaさん。
確かに、上記サイトなどによると、OIEは、これまで、科学的に見てハイリスクと思われた回腸末端部の除去にとどまらず、全部の牛から腸全体の除去を提案しているようですが、アメリカは、これに対して、反対しているようですね。
アメリカの言い分では、これまでの研究によれば、小腸の回腸末端部に集中してあるPeyer’s patchesと呼ばれる、一種のリンパ細網組織画危険であるとの研究はあるが、それ以外の胃腸組織には、危険性はないとのことですね。
また、十二指腸も、小腸の一部分である空腸にも、危険はないとしていますね。
そこで、アメリカ側は、OIEの示すthe Code Chapter on Bovine Spongiform Encephalopathy の変更について、今年の3月12日、文中、Article 2.3.13.19について、「腸」を消して、そこの部分を「回腸末端部」と書き換えることを、OIEに要求していますね。
参考
以下のArticle 2.3.13.19.のうち、()内が該当箇所です。

[2) The following commodities, and any commodity contaminated by them, should not be traded for the preparation of food, feed, fertilisers, cosmetics, pharmaceuticals including biologicals, or medical devices: a) brains, eyes, spinal cord, (distal ileum), skull, vertebral column and protein products derived therefrom, from cattle, originating from a country or zone with a moderate BSE risk, that were at the time of slaughter aged over 6 months


●6420 (投稿者削除)


●6419 (投稿者削除)


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●6417 ホルモンも入手困難に 危険性部位を拡大か Ahyahya 104/04/24(Sat) 17:05:54 削除
URL: http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0423ke25870.html

 牛モツ料理も食べられなくなる? 米国産牛肉の禁輸によって食べるのが難しくなった
牛丼や牛タンに続いて、牛の臓器を使ったホルモン鍋やホルモン焼きも入手難の恐れが
出てきた。牛海綿状脳症(BSE)の国際的な安全基準を策定する国際獣疫事務局
(OIE、本部パリ)が、危険性がある部位をこれまでより広げ、腸全体を指定する方針を
23日までに示したためだ。
 牛がBSEに感染した場合、ほとんどの異常プリオンは脳や小腸の一部など特定危険部位に
蓄積されることが、これまでの研究で分かっている。厚生労働省は、回腸遠位部(小腸のうち
大腸に近い方の約2メートル)を特定危険部位に指定し、すべての食用牛から除去するよう
定めているが、それ以外の腸は牛モツ料理の材料になっている。
 OIEは、これまで回腸遠位部だけを指定していたが、改定原案によるとこれを腸全体に広げ、
しかも若い牛も含め全頭を対象にしている。OIEは五月下旬に開く総会で新基準を決める方針で、
原案通り可決されると、オーストラリアなどBSE未発生国を除くと腸の調達ができなくなる
可能性が高い。

神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0423ke25870.html

共同通信が配信した記事のようで、複数の新聞に上記の記事が掲載されました。
OIEは危険部位の拡大について、まだ正式に発表していないのですが。


●6416 ちょっと勘違い。 笹山登生 104/04/24(Sat) 15:06:08 No.6414へのコメント 削除
URL:

キミヒ さん。
そういえば、そうでしたね。
年収2000万円以上は確定申告が必要ってことでしたね。
もっとも、年度途中で、選挙があって、落選した場合は、年収2000万円以下という場合もあるということです。
それと、「社会保険控除は所得税からではなく、課税所得からの控除」ってことですが、控除額が増えれば、適用税率のランクが下がって、還付税額が多くなるという意味です。
課税される所得金額が、ランクが下がるギリギリのラインのとき、国民年金基金の保険料などによって、控除額が増えることは、自営業者にとっても、有利なはずです。



●6415 『日本の人質にとって、解放は、単に、ストレスを加えるのみであった。』とのニューヨークタイムズの記事 笹山登生 104/04/24(Sat) 14:31:38 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200404.html#20040423

上記サイトに概約を掲載しています。
人質に社会責任論を突きつける日本の特殊な社会土壌について、記しています。


●6414 嘘でしょう??? キミヒ 104/04/24(Sat) 13:17:30 No.6411へのコメント 削除
URL:

 まず、白色、青色、勤労者を問わず社会保険料は課税所得から
全額控除で、白色申告云々は無関係です。

>議員の中には、他に収入がある場合には、白色申告、他に収入
>がない場合には、通常のサラリーマンのごとく、源泉徴収表に
>基づく、年度末調整の申請で済んでいます。

 年収2000万円以上は確定申告が必要な筈ですが?
 議員様は特権で免除という意味でしょうか?
 普通のサラリ−マンって年末調整のみで確定申告しませんが?
 現在、国会議員は年収2400万円の筈です。

#6406
>今回の三大臣は、リッチな方のようで、あまりせこいこと
>はお考えにならなかったのでしょう。
>白色申告なもんですから、社会保険料は、青天井で落とせる
>ことになります。
>ですから、国民年金どころか、国民年金基金を最大限かけて
>も、ほとんど税金還付され、元を取れるわけですから、何の
>経済的支障もなかったはずです。
>逆に言えば、そのようなせこいことを考えなくてもよかったお
>方だから、このような結果になったともいえますね。

 も大変疑問です。
 社会保険控除は所得税からではなく、課税所得からの控除ですから、笹山
先生の論理はメチャクチャです。国民年金を払ったら儲かるなら払っている
でしょう。
 21年間も国民年金を納めないでいたら、相当な高額では有りませ
んか?
 払い損の制度に税控除があっても、利益になりませんよね?
 青天井の控除で有利な年金なら、一般国民も競って掛けますヨ。
 この際、国民年金を未納のセンセイは議員年金をご辞退するのが
一般国民の視線では?


●6413 (投稿者削除)


●6412 (投稿者削除)


●6411 支払金額を証明する証憑は添付 笹山登生 104/04/24(Sat) 12:36:48 削除
URL: http://www.shirakawa.ne.jp/~city2/200401osirase/next2.htm

山梨評論さん。
上記サイトのように、支払金額を証明する証憑の添付は、必要です。
議員の中には、他に収入がある場合には、白色申告、他に収入がない場合には、通常のサラリーマンのごとく、源泉徴収表に基づく、年度末調整の申請で済んでいます。
この方たちは、おそらく、議員互助年金の控除は申請していても、未払いの国民年金保険料の控除申請はしていないと思います。
もっとも、この前の江角さんの意味不明の発言のように、「税務申告書を見て、国民年金にかかっていると思っていた。」などという発言と同じように、それこそ、税務署が、うっかり、証憑書類なしで、社会保険料控除を認めてしまったということは、考えられなくもありませんね。


●6410 社会保険料と確定申告 山梨評論 104/04/24(Sat) 12:14:07 No.6406へのコメント 削除
URL: http://

笹山さん、レスありがとうございます。
すみませんが性分で言葉を正確にしたいので、再質問ですが、社会保険料は「所得から差し引かれる金額」として、
普通の生命保険などのように限度額等が無く、年度内に支払った全額を申告できますね。しかも支払金額を証明する証憑は添付する必要が無い。
それが「青天井」の意味だと思いますが、それだからこそ自分が支払った金額を確認する必要があると思っています。
国民年金は月額が決まっているので12倍しておけばよい、しかし実際に払っていないのにそれを計上していたら脱税行為になるはずです。
このことが、国民年金未払いということより、もっと重大な問題です。
彼等の確定申告を調べる必要があるはずなのです。
この処理方法は白色申告も青色も変わりないと思いますが、私は白色は知りません。


●6409 続-ウェブ・サイト「メモリー・ホール」での、米兵の棺の写真 笹山登生 104/04/24(Sat) 10:37:03 削除
URL: http://www.thememoryhole.org/war/coffin_photos/dover/gallery.htm

361枚すべての写真は、上記サイトから。


●6408 日本の消費者は、全頭検査神話に、すっかり陥っているのだが 笹山登生 104/04/24(Sat) 10:15:40 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040423-00000012-yom-soci

米国のBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)発生で日本政府が米国産牛肉を輸入停止している問題で、輸入再開のためには、国産牛と同じ全頭検査が必要と考える人が90%に上ることが、読売新聞社の全国世論調査(17、18日実施、面接方式)でわかった。

しかし、これらの方がたのうち、同じく買われているであろうオーストラリアの肉のうち、400頭しか、BSE検査をしていないと知っている方が、何人いるのだろうか。
かくまで、世論というものは、時として、不合理にできている。


●6407 ウェブ・サイト「メモリー・ホール」での、米兵の棺の写真 笹山登生 104/04/24(Sat) 09:53:22 削除
URL: http://www.thememoryhole.org/

今朝の日本の各紙にも掲載されている、ウェブ・サイト「メモリー・ホール」での、イラクで死亡した米兵の遺体を納めたひつぎの本国帰還を撮影した写真です。
情報公開法に基づき、米兵の遺体が帰還するデラウェア州ドーバー空軍基地に写真の公開を請求したのは、「メモリー・ホール」というウェブサイトを運営するラス・キック氏ですが、国防総省は22日、361枚の写真公開に応じたものの、これ以上は写真を公表しないよう指示したものです。
真ん中の「Photos of Military Coffins (Casualties From Iraq) at Dover Air Force Base」をクリックすると見られます。


●6406 ふたたび 国会議員と確定申告について 笹山登生 104/04/24(Sat) 08:39:21 No.6401へのコメント 削除
URL:

山梨評論さん。
6402に追加です。
今回の三大臣は、リッチな方のようで、あまりせこいことはお考えにならなかったのでしょう。
白色申告なもんですから、社会保険料は、青天井で落とせることになります。
ですから、国民年金どころか、国民年金基金を最大限かけても、ほとんど税金還付され、元を取れるわけですから、何の経済的支障もなかったはずです。
逆に言えば、そのようなせこいことを考えなくてもよかったお方だから、このような結果になったともいえますね。


●6405 私の場合 笹山登生 104/04/24(Sat) 08:30:38 No.6403へのコメント 削除
URL: http://www.esri.go.jp/jp/archive/sei/sei020/sei013m.pdf

キミヒさん。
私の場合は、国会議員になる前は、厚生年金と厚生年金基金でした。
それで、、国会議員になって、やはり、正直話、国民年金への移行へ、スムーズに行かず、2年金のブランクがありましたが、その後、何とか取り戻せました。
そんな経験があったので、今回の3大臣の話も、人ごとではないように思えたのです。
その後、10年を経て、浪人の機会がありましたので、その時点で、今度は、また、厚生年金に戻りました。
そして、数年を経て、再び、国会議員に戻ったときは、今度は、スムーズに国民年金に戻れました、
また、そのとき、国民年金基金にも加入しました。
今回の麻生大臣のケースで、もう60歳をオーバーしているので、過年度分納付は不可能と報じられていますが、それは、間違いです。
確か、過年度未納付分は、60歳から65歳までの間に、払うことが出来るようになっているはずです。
私は、納めない人を攻めるよりも、納めやすい環境を作ることも大切なことだと思っています。
たとえば、現在、納付期限を2年過ぎると時効になり、過年度分を納めることが出来ないという制度や、経済的な事情で納められなかった人は、10年以内を限度として、後に納めることが出来るという制度などを改善し、もっと、過年度分を納めやすい環境を作るほうが、手っ取り早いのではないかと、思っております。


●6404 (投稿者削除)


●6403 見方を変えて キミヒ 104/04/24(Sat) 02:12:20 No.6399へのコメント 削除
URL:

 笹山先生は議員の時は国民年金は掛けていたのでしょうか?
 年金を論じる資格が無い国務大臣を弁護する姿勢は大変疑問!
 


●6402 国会議員と確定申告 笹山登生 104/04/23(Fri) 22:54:13 No.6401へのコメント 削除
URL:

山梨評論さん。
基本的には、白色申告です。
ただ、中川大臣の場合は、これから納めても、対象外となるでしょう。
ですから、小泉首相の「これから、考えればいいじゃない。」の発言は、意味をなさないことになりそうです。


●6401 国民年金と確定申告 山梨評論 104/04/23(Fri) 19:32:32 No.6399へのコメント 削除
URL: http://

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040423k0000e010047000c.html
>国会議員は「自営業者」扱いになり、国民年金に加入することになる。

議員さんの確定申告なんて恐れ多くてどんな方式か知らないですが、SOHOとしての私は簿記・会計学期末試験のように苦労しています(^_^;)
その時に必ず社会保険支払の全貌を確認する必要があります。
気が付かなかったのは議員さんの経理担当者とか税理士がバカなのかと思いますし、申告書は自分で書いて自分で納税と、確か税務署からの書類に書いてあるような気もするので、言い訳は一切効かないと思います。

●6400 「日本版GI法(The G. I. Bill)の制定で、出入り自由な雇用環境の整備を。」 笹山登生 104/04/23(Fri) 16:30:26 No.6391へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200404.html#20040422
6391に若干つけたし、「雑感&情報の日記」に、上記サイトのとおり、「日本版GI法(The G. I. Bill)の制定で、出入り自由な雇用環境の整備を。」として、まとめて見ました。

●6399 連続当選されている方は、気づかないのかも? 笹山登生 104/04/23(Fri) 15:41:31 No.6398へのコメント 削除
URL:
キミヒさん。
政界に入る道筋にもよるのでしょうが、議員になる前は、厚生年金の掛け金を納めていた方が多いと思います。
となると、そのまま、議員になった場合、議員互助年金の支払いは、国民年金の掛け金の支払いとは関係なく進みますから、その時点で、国民年金の支払いが滞っていることも多いかと思います。
で、次の段階で、たとえば、途中で落選でもしますと、そこで、浪人中の糊口をしのぐため、厚生年金か国民年金科の選択の機会があるかと思います。
ですから、連続当選して、当選の最初の段階で、では、これから国民年金もということに気づかなければ、このような未払いのケースは、十分ありうることだと思います。
もっとも、空白期間を60歳を過ぎても、挽回できるチャンスは、あるのですから。

●6398 国民年金:中川経産相ら3閣僚が保険料を未納 キミヒ 104/04/23(Fri) 14:45:01 削除
URL: http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040423k0000e010047000c.html
中川昭一経済産業相、麻生太郎総務相、石破茂防衛庁長官の3閣僚は23日午前の閣議後会見で、国民年金の保険料を納めていなかったことを明らかにした。国民に保険料支払いを求める政府の閣僚から未納者が発覚し、保険料率の引き上げを盛り込んだ年金改革関連法案に反対する野党側は「21年間払っていない中川氏は悪質。政府は法案を出す資格はない。(未納の)閣僚を辞めさせるか、法案を出し直すかだ」(野田佳彦・民主党国対委員長)と批判。同日午前の衆院厚生労働委員会は、民主党が中川氏らの出席と答弁を求めたため、たびたび中断した。

いかに国民年金制度が払い損か証明して頂いた感じです。
芸能人より悪質では?

●6397 続-牛肉偽装ルートに農水省が関与? 笹山登生 104/04/23(Fri) 13:10:54 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040423-00000090-kyodo-soci
共同通信も報じはじめましたね。
いよいよ、牛肉焼却スキャンダルに発展か?

●6396 本物かも? 笹山登生 104/04/23(Fri) 11:45:14 No.6395へのコメント 削除
URL:
「このように、私ども全米レコード協会(RIAA)は、差別的な立法措置を適用されることに対し、強く、警告するものであります。そして、日本政府に対し、あらゆる音楽分野での輸入規制に関する権利を用意されることを要求します。」
ということですから、中途半端で、いびつな輸入権まがいの規制をするのではなく、レコード輸入権に関しては、アメリカの輸入権とイコール・フッティングのものを用意せよ、という、通告なんでしょうね。

●6395 全米レコード協会意見書(?)がネット上に流出している模様 謎工 104/04/23(Fri) 10:11:58 削除
URL: http://benli.cocolog-nifty.com/benli/2004/04/riaa.html
結局、参議院での審議は「良識」の欠片も見出せないまま191:0の全会一致で
終わってしまいましたが、それに合わせるかのように「全米レコード協会(RIAA)が
昨年12月に文化庁へ提出した意見書」と目される文書がネット上に流出したそうです。
その一部分。

> We thus strongly caution against the adoption of discriminatory legislation,
> and call upon the Government to provide rights to control importation with
> regard to all repertoire.

この文書が本物であるならば、文化庁は当然にRIAAの意向を知っているはずですから
「海外のレコード会社に輸入禁止を実行する理由は無い」と再三、国会で証言したのは
故意の虚偽答弁に当たるのでは? 情報開示請求をすれば文書は出て来るでしょうが、
衆院で可決・成立してしまった後ではどうにもならんのでもっと手っ取り早く出させる
方法は無いものでしょうか。やはり「議員の国政調査権発動」ですかね。

そう言えば、明日は代々木第一体育館で例の浜崎あゆみコンサートですね。

●6394 再び、復員兵援護法 (The G. I. Bill)の日本的適用について 笹山登生 104/04/23(Fri) 09:20:59 No.6391へのコメント 削除
URL:
6391で紹介したアメリカの復員兵援護法 (The G. I. Bill)の日本型適用について、再び述べさせていただきます。
これの日本型適用には、二つの対象があると思います。
ひとつは、休戦を余儀なくされているかつての企業戦士のスキルの再訓練としてのもの、もうひとつは、フリーターを余儀なくされている若年の摩擦的失業者対象のチャンスの場としてのものです。
この問題については、あとで、じっくり述べてみたいと思います。

●6393 神保哲生さんの「地雷処理・ビデオリポート」 笹山登生 104/04/23(Fri) 08:24:54 削除
URL: http://videonews.com/asx/earh/jirai300.asx
山梨評論さんのサイトからリンクされていたものです。
生々しい映像がアンゴラの地雷問題の深刻さを私たちに伝えてきます。
ぜひ、ごらんください。

●6392 牛肉偽装ルートに農水省が関与? 笹山登生 104/04/23(Fri) 08:12:34 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040423-00000145-mai-soci
上記サイトは、毎日新聞さんのスクープですが、当時のきな臭いうわさが、本当なものだったのでしょうか?
6339で述べたように、農林水産省は、もう一度、2002年1月の牛肉の焼却経過を、この際、検証していただきたいものです。

●6391 アメリカのGI法(The G. I. Bill)的なものの制定により、今日の日本の経済活性化の起爆剤にすべしとの提案。 笹山登生 104/04/22(Thu) 23:40:33 削除
URL: http://www.nvr.org/content.php?pro=post&sec=vid&subsec=2
先週、NHKのあるシンポジウム番組で、アメリカのパネリストが、「現代の日本の雇用政策に、世界大戦後アメリカが制定したGI法(The G. I. Bill)的なものを、日本も制定することにより、経済活性化の起爆剤にしたらとの提案があり、大いに興味を引かれた。
このGI法(The G. I. Bill)は、戦後のアメリカを大いに変えたとの評価をもつ。
これは、90日間、戦争に従事したGIに対して、失業給付金の給付と、住宅・教育資金の貸付を行うものである。
このシステムは、第二次世界大戦後のアメリカ経済を支えたといわれる。
また、退役軍人のために、「52/20 Club」というものがあり、多くの退役軍人が、従軍前までは、一部の特権階級しかできなかった大学への進学が可能になったり、アフリカからの移民階級も、その二世も、従軍前は、限定した食にしかつけなかったものが、退役後は、民間サービス業に就職できたり、職業訓練学校に入学できたり、郊外に住宅を手に入れられたり、といった具合に、GI法(The G. I. Bill)は、退役後の従軍者の戦後生活を180度変えてしまったという。
ある退役軍人は、「私にとって、GI法(The G. I. Bill)派、魔法のじゅうたんのようなものでした。」と、その生活の変化ぶりを語る。
このようにして、第二次世界大戦後10年を経たころには、アメリカ人の三分の二が、自己所有住宅を有し、ホワイトカラーの数は、ブルーカラーの数を凌駕したという。
こうして、GI法(The G. I. Bill)の存在こそが、アメリカの中流階級形成の原動力になったのだという。
しからば、なぜ、今の日本に、このGI法(The G. I. Bill)の日本的な適用が必要なのかといえば、GI法(The G. I. Bill)のもつ、商品・雇用面・文化面などにおけるビッグプッシュ効果に学べということだろう。
改革志向による萎縮効果によっては、経済発展の機動力は、当分生まれ得ないことを、このアメリカの経験から、学ぶべきである。

GI法(The G. I. Bill)については、以下のサイトを参照

http://fcis.oise.utoronto.ca/~daniel_schugurensky/assignment1/1944gibill.html
http://college.hmco.com/history/readerscomp/rcah/html/ah_036500_gibill.htm
http://en.wikipedia.org/wiki/G._I._Bill_of_Rights
http://www.pbs.org/newshour/bb/military/july-dec00/gibill_7-4a.html

●6390 (投稿者削除)
●6389 文中の表現について(聞きかじりさんに答える) 吉田つとむ(町田市議) 104/04/22(Thu) 19:46:55 No.6377へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
 私は、次のように記しました。「ましてや、野蛮であるはずのイラクの武装勢力から開放され、粗野であるはずのイスラム団体の手厚い保護を受けて、この3名の日本人(元の誤記:二品陣)は、そのことを世界中にアッピールしてしまいました。これくらい、派遣同盟諸陣営にとって困ることはないものと考えます。それが、日本国内で激しい批判を受ける対象になった、根本的な原因と思います。」ここで、聞きかじりさんが、問題とされているのは、冒頭部分の言い回しのことだと思います。ここでは、文中に主語を書かなかったために、吉田がこのような考え方に立っていると判断(もしくは、見なされる可能性の指摘)されたものと考えます。私自身は、決して西欧と中東の文明的な優劣を分ける立場に立っていませんし、そのことで西洋文明の支持をする側に組するものでもありません。

 なぜなら、そこの用語は、後段の「派遣同盟諸陣営」にとって困る事態、とみなす見地で書いています。表記の見方は、派遣同盟諸陣営の中で、とりわけ「人道支援」の旗の下で兵力派遣国=日本にとって不都合な事態との意味で使用したものです。以上、追加して説明を入れましたが、前回の事態の説明仕方の件ですが、様々の用語を用いた考え方があるものとご理解ください。これでもって、私がこの2者からけしからんやつとの判定を受けるとすれば、これこそは私の「自己責任」と考えています。

●6388 「しき嶋の やまとごころを 人とはば 朝日ににほふ 山ざくら花」 笹山登生 104/04/22(Thu) 15:27:22 削除
URL: http://www.norinagakinenkan.com/norinaga/kaisetsu/shikishima_sonogo.html
小泉さんの最新メルマガに次のような一文があった。
「先週土曜日の朝、新宿御苑の桜を見る会に出席しました。ソメイヨシノは散っていましたが、ちょうど山桜、八重桜が満開でした。江戸時代の国学者本居宣長は、美しい桜をたたえて、「しき嶋の やまとごころを 人とはば 朝日ににほふ 山ざくら花」という歌を詠みました。桜といえば、西行法師の「願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ」という歌も好きな歌です。小泉内閣はもうすぐ満3年。この間、緊張と重圧の毎日の連続ですが、晴れの時も荒天の時も、いつも「朝日ににほふ山ざくら花」の心がけをもって国政に当たっていきたいと思っています。」

というものだが、この本居宣長の歌、上記サイトのように、いろいろな解釈があるようで、そんなに、小泉さんの言うような単純なものではなさそうだ。
特に、太平洋戦争頃は国威高揚のために盛んに使われ、第5期国定国語教科書初等科国語7(昭和18年刊)「御民われ」に載せられ、国民学校初等科6年前期教材として教えられた頃から、国威発揚のシンボル首として、扱われてきた。
「花は佐久良」(山下重民、『国民雑誌』第3巻8号、明治45年4月15日刊(『風俗画報・山下重民文集』収載)にいたっては、 「日本の武士は決して死をおそれませんでした。うまく生きのびようとするよりもどうして立派な死にようをしようかと考えている武士は、死ぬべきときがくると桜の花のようにいさぎよく散っていったのです。だから本居宣長という人は、 敷島の大和心を人とはば朝日ににほふ山桜花  という歌を歌って、日本人の心は朝日に照りかがやいている桜のようだと言ったのです。」とまで日本の武士道にまでからめて、いう始末である。
純粋で素朴な桜が、かくまで、国と絡めて、解釈されてきたことのおぞましさを、小泉さんは、残念ながら、ご存じないようだ。

●6387 Maria Cantwell アメリカ上院議員の提案 笹山登生 104/04/22(Thu) 11:47:34 No.6383へのコメント 削除
URL: http://cantwell.senate.gov/news/releases/2004_04_19_madcow.html
まりちゃんさん。
これについては、もっと早くご紹介しようと思っていましたが、先を越されてしまいましたね。
要約すると、提案の概要は、次のとおりです。−今度は、誤訳のないようにっと。-

1月26日にFDAが発表した新規則には、これまでの抜け穴を封じる4規則があった。
すなわち
1.血の抜け穴の閉鎖−いかなる哺乳類の血液も血液製剤も、餌として、牛・羊・野牛・ヘラジカ・鹿に与えてはならない。

2.鶏の抜け穴の閉鎖-鶏の羽や、床にこぼれ出たごみ、糞、死んだ鳥を、これらの餌に使うことはできない。

3.交差汚染の抜け穴の閉鎖-畜舎や、畜舎の施設について、半数動物と、非半数動物とを、同じ施設で、混ぜて、餌を与えてはいけない。これらは、分離するべきである。

4.料理残さい物の抜け穴の閉鎖-レストランでの料理の残さいを、これらの動物の餌として利用したり、餌に含ませてはいけない。

上記規則を遵守するとともに、Maria Cantwell規則(Animal Feed Protection Act (S.2051))として、以下の点を遵守させる。

危険部位(SRM)の禁止−ペット・豚・鶏などのあらゆる飼料として、これらを使用することを禁止する。

これは、危険部位(SRM)が、牛の餌に含まれる可能性があるからである。
すなわち、ペットフードに見るごとく、これが、合法的に、牛の飼料にリサイクルされる危険性があるためである。

●6386 衆議院功労議員表彰式 笹山登生 104/04/22(Thu) 11:16:33 削除
URL:
昨日は、衆議院で、午前11時より、衆議院功労議員表彰式が行われ、私も、表彰を受けてきました。
まあ、永年勤続表彰に至らない人のための表彰式ですが、懐かしいお顔も拝見できて、楽しいひと時でした。

●6385 「胎児」ではなく、「受精卵」の誤りです。 笹山登生 104/04/22(Thu) 10:36:40 削除
URL: http://fpeng.peopledaily.com.cn/200204/04/eng20020404_93458.shtml
まりちゃんさん。
すみません。
胎児ではなく、受精卵の誤りです。
受精卵移植(Embryo Transfer)に使うというわけでしょうね。
上記サイトのように、凍結受精卵からの子牛誕生も、中国で始まっているようですね。「の略で

●6384 (投稿者削除)
●6383 BSE アメリカ牛の1月に決定された飼料規制強化が3ヶ月後現在も施行されていないという報道 まりちゃん 104/04/22(Thu) 10:15:34 No.6380へのコメント 削除
URL: http://www.tricityherald.com/tch/madcow/story/4985914p-4914103c.html
Cantwell pushes Bush to close mad cow loopholes
This story was published Tuesday, April 20th, 2004
By The Associated Press
http://www.tricityherald.com/tch/madcow/story/4985914p-4914103c.html

さて、話が変わりますが、6380でGMOの話が出たので。。
biotodayさんのニュースから
「感染症予防遺伝子が組み込まれた米がカリフォルニアで承認間近」
カリフォルニア・ライス委員会(California Rice Commission)が、Ventria
Bioscience社による「薬入りの米」の製造申請を6-5の賛成多数で許可されたそうです。
http://www.biotoday.com/view.php?n=3125

ふつーの人が知らないところで、どんどん話が決められていますね。

中国はアメリカの牛の胎児なども輸入されているですが、
何に加工されるんですかね。コラーゲンとかプラセンタ?
中国産の化粧品や医薬品、食品という形で売られるのかしらん??

●6382 Paul Brown 氏の「豚・鶏 BSE感染論」 笹山登生 104/04/22(Thu) 09:59:08 No.6381へのコメント 削除
URL: http://www.mad-cow.org/~tom/pigs_chickens.html
まりちゃんさん。
1996年8月のthe National Institutes of HealthのPaul Brown 氏の「豚・鶏 BSE感染論」ですが、また、復活の兆しを見せているというわけですね。
最近では、Paul Brown 氏は、例の新型BSE論の展開にも、http://www.vegsource.com/talk/madcow/messages/91932.html のように、ご熱心のようです。
まあ、新説展開で、飯の種になっているというわけでもなさそうですが。

●6381 豚由来の飼料について まりちゃん 104/04/22(Thu) 09:39:04 削除
URL: http://www.vegsource.com/talk/madcow/messages/91656.html
笹山さんこんにちは、
豚由来の飼料について、本日10時から食品安全委員会で討論があるようですが、

ちょっと気になるサイトを見つけました。ダチョウについても疑問を呈していますね。

今ダチョウは食の安全の観点から人気があがってきているそうですが、何食べてるんでしょうか。

http://www.vegsource.com/talk/madcow/messages/91656.html
http://www.vegsource.com/talk/madcow/messages/91658.html

●6380 アメリカ・中国間の牛肉輸出再開協議の進捗状況 笹山登生 104/04/22(Thu) 09:30:53 削除
URL: http://www.agweb.com/news_show_news_article.asp?file=AgNewsArticle_2004421150_1336&articleid=107800&newscat=WA
日本とアメリカとの牛肉輸出再開問題にも微妙に影響すると思われる、アメリカ・中国間の牛肉輸出再開協議の概要が、4月21日、明らかになった。
上記サイトによると、次のとおりである。

1.中国は、アメリカからの牛の精液、胎児、牛脂の輸入再開に合意した。
しかし、牛肉、牛肉製品については、引き続き、輸入禁止とする。
アメリカは、この件に関し、中国側に対して、論議を重ねることを要請した。

2.アメリカは、中国に対して、アメリカの家禽の輸入の再開を要請した。
しかし、両国間で、引き続き、この件に関しての論議を重ねる必要があるとし、最終決着までには、情報の更なる交換が必要との認識となった。

3.中国は、7種類のセイヨウカブラナと呼ばれる菜種の遺伝子操作による変種と、さらに4種類のとうもろこしの遺伝子組み換え操作による変種について、認めた。
二種類のとうもろこしの遺伝子組み換え操作による変種については、認可はペンディングとなった。
しかし、中国側は、5月には、これについて再検討をするとした。

●6379 これまで、常に国際世論から遅行してきた日本のイラク戦争に関する世論 笹山登生 104/04/22(Thu) 08:55:38 No.6377へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2003feb09.htm
吉田さん。聞きかじりさん。
上記サイトは、イラク戦争の開始から、一応の終結までの、私の掲示板上でのコメント集です。
今、これを読み返すと、各国のイラク撤退ドミノの発生という、折り返し地点にきたという今のイラク戦争の結末状態が予期できます。
この間にあって、保守系マスメディアと、ネットメディアとの著しい乖離が見られてきました。
おそらく、今回の人質の方は、どちらのメディアを頼みとしながら、オピニオン形成をしてきたかといえば、おそらく、後者のほうでしょう。
そして、行動にも移してきたはずです。
一方の日本の国内世論といえば、相変わらずの、日曜日の政治討論などで、保守系メディアの感化を受け、世論形成をしてきたはずです。
今回の自己責任論の噴出は、イラク戦争からの撤退に向けての国際世論の変化の、のりしろ部分で生じた、あだ花的な、ためにする国内世論の噴出であったともいえましょう。
しかし、彼ら人質は、今は、国内世論のバッシングの対象であっても、「アルゼンチンよ、泣かないで」の映画「エビータ」の主人公のように、最後は、世論の評価を獲得し得る存在だと、私は思っています。

●6378 中東は四大文明発祥の地 聞きかじり 104/04/22(Thu) 07:07:38 No.6377へのコメント 削除
URL: http://
9.11同時多発テロ以降の世界情勢について、貧弱な頭を悩ませて来ました。
そして、産業革命が起きる直前までは、欧州より中東のほうが文化的だったらしいことを知っています。
まして米国は、新開地でした。

昨今の欧米の挙動は、中東の文明に裏づけされたプライドをいたく傷つけていることが原因の一つではないかと考えています。
吉田さんの発言にある「野蛮であるはずのイラクの武装勢力から開放され、粗野であるはずのイスラム団体の手厚い保護を受けて、」との表現には賛同できません。
このような欧米的感覚が、中東の紛争を泥沼化させていると私は考えています。

●6377 なぜ人質が非難されるか、その根幹 吉田 つとむ(町田市議) 104/04/21(Wed) 23:04:53 No.6376へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
 笹山さん こんばんは

 「なぜ人質が多数から非難されるか、その根幹」を問うと、実はそもそもこの最初に拘束された人たちは、まさに派遣同盟国側に意図に沿ってなかった可能性が高かったのではないでしょうか。これが、派遣同盟諸国の軍隊を慰問して回っていた音楽グループであったら、自分たちでかってに行っていた場合でも、多くの人から賞賛されていたかも知れません。今回のボランティア行為が、ストリートチルドレンの救済や、ウラン弾の被害調査などであったから、実は非難されているのではないか、私はそのような側面も否定できないと、理解しています。

 思うに、争いがある場所に行って、その片方で活動すれば、どちらの側からも尊敬と理解を同時にもらうことはなかなか困難であろうと考えます。

 ましてや、野蛮であるはずのイラクの武装勢力から開放され、粗野であるはずのイスラム団体の手厚い保護を受けて、この3名の二品陣は、そのことを世界中にアッピールしてしまいました。これくらい、派遣同盟諸陣営にとって困ることはないものと考えます。それが、日本国内で激しい批判を受ける対象になった、根本的な原因と思います。

 冷静に考えれば、こうした国際的な対立の中にあっては、個人の行為を、片方で絶賛する立場もあり、片方は犯罪者扱いをするということもありうることだと思います。

 当事者が気がつかなかったのは、派遣同盟諸国側の思惑通りに進んでおらず、むしろきわめて厳しい環境にあって、そのフラストレーションがたまっていたという状況を知っておくべきだった、その点の把握がまったくなされていなかったという弱点をさらしてしまいました。しかし、これだけ非難を浴びれば、片方では殉教者のように考えられるかも知れません。

●6376 「日本でのBSEのケースについて、ただいま論争中」という報道 笹山登生 104/04/21(Wed) 16:32:28 削除
URL: http://www.kansas.com/mld/eagle/business/8480698.htm
上記サイトでは、日本でのBSE論争について紹介している。
概要は、次のとおり。

若い牛のBSEのリスクについて、アメリカと日本との間で、意見の不一致の中心となっているのが、日本における二つのケースだ。
何ヶ月もの間、アメリカの消費者は、生後30ヶ月以下の牛については、病気にかかりそうもないということを、確信していた。
これは、農業部門貿易での土台となる核心をなすものであり、ハイリスクな牛に限って検査するという今のサーベイランスプログラムの土台にまで拡大している。
アメリカ政府の厳しい「と畜規制」においても、生後30ヶ月以下を、特別扱いしないでいい、肉の足キリ月齢としている。
しかし、日本の政府は、日本では、生後30ヶ月以下のBSEの例が、これまで、二例発見されているという。
アメリカ側は、この二例の検査の妥当性について、日本側に質問している。
ワシントンの日本大使館の農業担当である佐藤ただし氏は、火曜日、次のように言った。
「生後30ヶ月以下の牛については、、BSEの危険性がないという、アメリカ側の主張について、重大な関心を持っている。」「アメリカ側は、生後30ヶ月以下の牛は安全であるといっているが、日本の経験に照らしていえば、それは、安全なケースではないことを示している。」と、佐藤氏はいう。
日本側のいうに、昨年11月5日に、生後21ヶ月の牛がBSEとして発見され、10月6日には、生後23ヶ月の牛が、BSEとして発見されたという。
この二つのケースは、the World Organization for Animal Healthにリストアップされ、BSEとして、追跡調査の対象となっている11例のうちに、はいっているものである。
この二例以外の9例については、生後30ヶ月以上の牛である。
USDAのAnimal and Plant Health Inspection ServiceのRon DeHaven氏が先週話したところによれば、この二つのケースは、三種類の検査のうちの二つにおいて、陽性反応を示したが、より精緻な免疫組織化学検査においては、陰性を示したという。
Ron DeHaven氏のいうに、これら日本における二例が、BSEであるかどうかについては、国際的にコンセンサスが得られていないとしている。
「われわれは、数千の牛と、この二例を関連付けて、筋道を通す必要がある。私の思うに、国際的には、十八万五千頭内外の牛が、陽性反応を持つ牛である。だから、あきらかに例外的にみえる、この日本の二例に基づいて、国際貿易政策の根拠にしたり、国家プログラムのベースにすることはできない。」と、Ron DeHaven氏は、いう。

●6375 ごく普通の看板を、自己責任徹底の看板と勘違いしてしまった。 笹山登生 104/04/21(Wed) 13:23:08 No.6374へのコメント 削除
URL: http://www.artboundexpress.com/products/SL/b/8066.jpg
6374で述べた標識ですが、上記サイトのように、これは、ごく普通の危険防止の看板ですね。
日本で言えば、川のそばに、『危険、遊泳禁止』などと書かれた看板と思えばいいのであって、自己責任などという深い他意は、ないようだ。
「Walk at Your Own Risk 」「Enter at Your Own Risk 」のほかにも、
Dive at your own risk- プール内 に飛び込んで怪我をされても当方は責任を負えません。
RIDE AT YOUR OWN RISK −遊園地で自己責任にて運転してください
Proceed at your own risk-これより照明のない区域。ご自分の責任にてお進みください
SWIM AT YOUR OWN RISK-水泳は個人の責任の下に!
Use at your own risk-各自の責任で利用すること。
などなど、危険防止サインは、いろいろあるようだ。
このサインは、自己責任などという硬くるっしい概念とは、ほとんど無縁に自動的に使われている用語のようだ、

●6374 公共経済学的に見た「自己責任論」 笹山登生 104/04/21(Wed) 08:37:05 No.6369へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/library/tosyo-20.htm
吉田さん。出張先から、お疲れ様です。
ピカソさん。はじめまして。
どうも、近頃、『自己責任論』という言葉が、情緒的に使われているようですね。
例の「グランドキャニオンに、落下防止の柵がなく、「Walk at Your Own Risk 」「Enter at Your Own Risk 」などの標識がかかげられているのは、自己責任を重んじてのもの」(単なる免責条項だと、私は、思うんですけどね。)などという狭い概念での自己責任論が、いまだに横行しているせいかも知れませんね。
この自己責任論を公共経済学的に見た場合には、上記の「地球公共財」に見るような、『公共財のフリーライダーを防ぐ』ということなのでしょう。
では、今回の人質の場合、確かに、結果としては、公共財のただ乗りをしてしまったとはいえ、それは、意図してのただ乗りとはいえないのではないでしょうか。
むしろ、そのトレードオフとなりうる『ヒューマンな日本人としての価値評価』という、無形のブラスもあったことを考えると、狭義での自己責任論の横行は、イスラム聖職者協会が言っているように、図らずもではあるが、せっかくできたイラク・日本間での結晶を、日本人自ら、足で踏み潰しているようにも見えるんですが。
ビカソさんご紹介のサイトにもあるように、まさに「真実は、いろいろな形でみつめられ伝えられるべき」なのでしょう。

●6373 (投稿者削除)
●6372 はじめまして ピカソ 104/04/21(Wed) 07:54:52 削除
URL: http://www.mpa-garching.mpg.de/~chiaki/diary/040420b.html
 政府の巧妙な責任転嫁に、市民の内在する悪意が煽られました。
 自己責任という言葉は、政府と、そして、その政府を選出した国民に
向けられる言葉です。

 友人のサイトを紹介します。
 文字化けは、エンコードで「日本語」を選択し解消してください。

●6371 (投稿者削除)
●6370 (投稿者削除)
●6369 国家の壁と家族の壁、そして個人が立ち止まること 吉田 つとむ(町田市議) 104/04/20(Tue) 23:04:05 No.6367へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
 国家の壁と家族の壁、そして個人が立ち止まること。

 自分のホームページに書きましたが、今回の3名の人質に立場がもっとも変わったのは、ドバイの病院に入院した後でした。本来であれば、記者会見して、イラクでの拘束がどのようなものであったか、具体的に語る機会を逸しました。おそらく、この後の将来に、この事件を語ったとしても、すべては仮想された状況との間で、記憶を比較しての説明となります。
 この3名は、イラクのモスクから日本大使館に移った時点で、本人の立場、家族がおかれている状況の説明を受けたはずです。その後、ドバイで出会った家族の状況は、自分たちがイラク大使館で説明を受けた状況のままであり、信じがたいことの方が現実と知りました。

 「あなたたちの存在は、日本国に非常に迷惑をかけていることですよ。あなたたちのことを一番に心配している家族の人に、自分の行いが正しいかどうか、よーく聞いてごらなさい」、「テレビだって、見てご覧なさい」、「これでは、あなた方は、二度と国外に出ることはできませんよ」などなどと聞いたでしょう。
 
 こうした国家の壁を3名の個人個人に超えろというのは、そもそのできない相談です。なぜなら、それは3名が、日本人と尊敬される日の丸ボランティア、記者であったからです。

 後の2名は、まったく異質さ有した人物と思われます。しかし、前の3名があまりにもフレームアップされたため、いまさらメディアの好奇心をそそる存在にはなりえないでしょう。またそのように、取材・報道の舞台装置が作れました。笹山さんは、それを「国家の枠組みの中に、そして、家族へのバッシングというゲマインシャフトの世界に、再び、引きずりこまれたのが、今回の日本の人質だった」と表現しました。

●6368 何か、『ネオ』な感じ 笹山登生 104/04/20(Tue) 21:10:18 No.6367へのコメント 削除
URL:
聞きかじりさん。
この一連の「日本の非常識派」論を見て、何か、久しぶりに『ネオ』な感じにとらわれました。
旧来のパラダイムにない、『ネオ』な感じとでもいいましょうか。
まあ、『ネオ』という言葉自体、決して『ネオ』ではないのですが、再生する『ネオ』ってことでしょうか。
国境がないのに、国境を作らざるを得ないのが、政治の世界ですが、NGOの世界観は、それを超えたのに、一連の事件のために、国家の枠組みの中に、そして、家族へのバッシングというゲマインシャフトの世界に、再び、引きずりこまれたのが、今回の日本の人質だったのでしょう。
聞きかじりさんのブログをみて、「日の丸」をNGOのシンボルとして奪還できたのが、今回の事件だったのかなとも思いました。
いささか過激ですが。

●6367 高遠さんの帰宅映像を見て 聞きかじり 104/04/20(Tue) 20:48:48 削除
URL: http://
ブログのほうには書いたんですが、
http://hytn.way-nifty.com/netdekansi/2004/04/post_6.html
高遠さんたちに悪ふざけがあったかもしれない。

でも彼女の態度の変遷を見ていると、実におぞましい日本人の姿が、逆さ富士のように見えてきます。
お二人のフリージャーナリストは、バグダッドに住まいを持っていたはずです。

バグダッドで子供たちが待っているから、バグダッドに戻りたいと言った高遠さん。
彼ら三人に対する非難の言葉を、私は「自分のスタンスが定まらない」と受け止めました。

今井さん、郡山さんには、失礼かもしれませんが、自己責任の覚悟は感じられませんでした。
でも、他の三人には充分感じることができました。

私も喜んで非常識派(と言う派閥^_^)への入会を希望をさせていただきます。

●6366 宮城県の浅野知事も、日本の非常識派の仲間入り 笹山登生 104/04/20(Tue) 19:57:56 No.6364へのコメント 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040420-00000006-mai-l04
山梨評論さん。
当サイトをご紹介いただきましてありがとうございました。
上記サイトのように、宮城県の浅野知事も、人質へのバッシングを『おぞましい』といってくれました。
どんどん、日本の非常識派が増えていっていることは、喜ばしいことです。
なお、6363の中のパウエル氏の言葉中で、『もし、誰も、危険な目にはあいたくないのなら、未視体験を助長することには、ならないだろう』との箇所は、次のように訂正させていただきます。
「もし、誰も、危険な目にはあいたくないのなら、決して、進歩はないであろう。」

●6365 (投稿者削除)
●6364 日本の非常識派として 山梨評論 104/04/20(Tue) 18:24:02 No.6363へのコメント 削除
URL: http://http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/2142/iraq_hostage.htm
ル・モンド記事の要約を拝読し、ナチスに対するレジスタンスの伝統を持つフランス国民の常識が日本の常識とは異なるのだろうな、ということを感じました。
「日本の常識は世界の非常識」だとは思いたくないが、少なくともフランスでは非常識らしいと、「日本の非常識」派としてこの記事を嬉しく感じました。

ご要約なさったテキストをいただき、当方のページに転載させていただく事をお許しください。

●6363 仏紙ルモンドのPhilippe Pons氏が、人質事件で自己責任問う声に皮肉 笹山登生 104/04/20(Tue) 14:13:39 No.6361へのコメント 削除
URL: http://www.lemonde.fr/web/recherche_articleweb/1,13-0,36-361630,0.html?query=japon&query2=&booleen=et&num_page=1&auteur=&dans=dansarticle&periode=30&ordre=pertinence&G_NBARCHIVES=819278&nbpages=10&artparpage=10&nb_art=91
まりちゃんさん。
いい情報ありがとうございました。
上記サイトが、その原文ですね。
概要は、次のとおりです。

「自らの解放費用を払わざるを得ない日本の人質」

解放された日本人人質は、日本に到着しても、彼らは、何のコメントも出さず、押し黙ったままだった。
発表されたPTSD症状は誘拐のみによるものではなかった。
人質たちは、明らかに、家族が世間から「日本の政府を困らせた」との批判を受けたことに対して、ショックを受けていた。
解放後、人質のうちの高遠さんと、郡山さんの二人は、当初、イラクに戻りたいといっていた。
この発言に対して、保守系メディアと政府は、理解のない、激しい怒号の反応を示した。
小泉首相の「人質は、目を覚ますべきである。」とのコメントや、中川経済産業大臣の『自己責任論』や、井上防災担当大臣の「家族謝罪論」などの発言が相次いだ。
また、井上大臣からは、家族に対して、帰国費用の一部を支払うよう、要求された。
一方、バグダードでは、イラク・イスラム聖職者協会は、「小泉首相から人質解放に貢献したことへの感謝の一言がなかったことを残念に思う。」としながら、日本の人質をほめたたえ、「私たちは、これら尊い人類愛にもとづく日本の人質の若者を誇りに思う。彼らの率直で向こう見ずな行動は、死刑制度の存続や難民法の厳しい規制などの点で、決して他国から好意的におもわれてはいない日本のイメージを高めた。然るに、日本の政治指導者や保守的メディアは、人質が無責任であるとの批判を、喜び勇んで、繰り返している。」とのコメントを出した。
(皮肉なことに) アメリカのパウエル氏は、励ましの言葉として『もし、誰も、危険な目にはあいたくないのなら、未視体験を助長することには、ならないだろう。』とのコメントを出した。

●6362 (投稿者削除)
●6361 イラク人質(自己責任なるもの)に関する各社報道の様子をまとめているサイト まりちゃん 104/04/20(Tue) 11:30:15 削除
URL: http://university.main.jp/blog/archives/000804.html
http://university.main.jp/blog/archives/000804.html
がございました。
多数の報道各社の社説や記事全文がリンクされています。

他にこんな記事もありますね。
=========
仏紙ルモンド、人質事件で自己責任問う声に皮肉
http://www.asahi.com/international/update/0420/008.html
19日付の仏紙ルモンドは、イラクでの邦人人質事件で「自己責任」を問う声が日本国内で広がっていることを紹介した。「人道的価値観に駆り立てられた若者たちが、死刑制度や厳しい難民認定など(国際社会で)決して良くない日本のイメージを高めたことを誇るべきなのに、政治家や保守系メディアは逆にこきおろしている」と皮肉った。
同紙は17日、人質事件について「外国まで人助けに行こうとする世代が日本に育っていることを示した」と好意的に論評していた。
19日付の記事では、解放された人質が「今後も活動を続けたい」と発言したのをきっかけに、謝罪や費用弁済を求める「無理解と激高の怒声」が広がっている、と紹介。「社会秩序を乱した者は後悔の念を示さなければならないのが日本の習慣」と説明した。 (04/20 10:14)

●6360 (投稿者削除)
●6359 (投稿者削除)
●6358 追加- オーストラリアのBSE検査体制(NTSESP)関係リンク 笹山登生 104/04/20(Tue) 09:31:17 No.6354へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_25.htm
意外と反響ありましたので、関係リンク追加しておきますね。
「あれ、こんなんだったんだぁ」って、反響ですね。
オーストラリア全土検査数400ってのが、ショックな面もあったりして。
日本からの全頭検査要求に苦しむアメリカUSDAに知恵をつけるとすれば、「非清浄国のアメリカに全頭検査要求をするのなら、清浄国のオーストラリアに対しても、全頭検査要求をすべし」といったらどうなんでしょうね。
何しろ、オーストラリアの検査体制は、自称OIEの優等生なんだそうですから、ここにも、日本の全頭検査要求の抱える矛盾というか、ダブルスタンダードの矛盾がかいま見られます。

http://www.colltech.com.au/QualNTSESP.html
http://www.nt.gov.au/dbird/dpif/pubcat/newsletters/ahnnt/jan_03_web.pdf
http://agspsrv34.agric.wa.gov.au/programs/app/A_health/TSE.htm
http://www.safemeat.org/content.cfm?sid=848
http://www.mla.com.au/content.cfm?sid=983
http://www.affa.gov.au/content/output.cfm?&OBJECTID=D2C48F86-BA1A-11A1-A2200060B0A00646
http://europa.eu.int/comm/food/fs/sc/ssc/out129_en.pdf
http://www.google.co.jp/search?q=cache:z1pj3Ka6p3EJ:www.itadvances.com.au/2002/Keogh/Rob_Keogh.doc+NTSESP%E3%80%80&hl=ja&ie=UTF-8
http://mla.com.au/uploads/templates/otherpdf/Sheepmeat_Safety_BrochureE.pdf
http://www.nt.gov.au/dbird/dpif/pubcat/newsletters/ahnnt/jan_03_web.pdf
http://www.health.gov.au/nhmrc/publications/pdf/ic10.pdf

●6357 パブリック・インボルブメント方式と、パブリック・コメント方式の違い 笹山登生 104/04/20(Tue) 08:56:24 No.6355へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_25.htm
謎工さん。
もっとも、パブリックコメントを重んじるべき文化庁さんの12月のパブリックコメントの、まさに非文化的扱いには、相当失望しましたが、まだまだ、日本の省庁は、パブリックコメントの何たるかを、理解していないようですね。
上記サイト「有効なコミュニケーション型行政を実現するために 」にも書いたことがありましたが、日本では、パブリック・インボルブメント方式と、パブリック・コメント方式の違いについての認識がないため、パブリック・インボルブメント方式が狙いとする、一つのプロジェクトについて、賛成でも反対でもない「普通の人」の意見がどこにあるかを知り、その意見を分析し、プロジェクトへのフィードバックを繰り返しながら、「普通の人」が、「納得づく」で、計画を理解し、高め、参加し、時には代替案まで検討し、最後は、共同で事業実施の意思決定をしていくという、息の長い一連のプロセスをまっとうしていないような気がしています。

●6356 省庁横断や複数年度予算による予算改革 笹山登生 104/04/20(Tue) 07:51:32 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040419-00000195-kyodo-pol
2004年版の「経済財政運営と構造改革に関する基本方針」(骨太の方針第4弾)に、予算改革として、省庁横断的に予算配分する「政策群」や複数年度予算を認める「モデル事業」を拡充して本格化させることや、一般会計と特別会計、特殊法人の省庁別連結財務諸表作成の推進などが盛り込まれることが19日、固まった。
 関係筋によると、21日の経済財政諮問会議で民間議員が、政策群やモデル事業を予算の目玉となるような重要な政策に適用することや、省庁別に一般会計や特別会計などの連結財務諸表作成を進めて、予算の透明性を高めることを提案する見通し。
 政府は省庁縦割りや単年度主義といった硬直性を打破する予算改革の試みとして、長期・若年失業対策など10分野を政策群、植物由来プラスチックの利用推進など10事業をモデル事業として04年度に初めて導入する。

●6355 知的財産戦略本部「知的財産推進計画の見直しに関する意見募集」 謎工 104/04/19(Mon) 22:08:28 削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/
昨年12月の文化庁によるパブリックコメントとは異なり、寄せられた意見は
原則公表。投稿に際しては匿名可。飽くまで本部会合での「参考」とされるものである
為、計画に投書した意見が反映されるかどうかは不透明ですが、今回の輸入権騒動で
「そもそも『知的財産制度』って何?」と疑問を抱かれた方はこの機会に、是非。
このまま暴走を続けた暁には最高裁の中古ゲームソフト合法判決死文化はおろか
「再販価格維持権」創設ぐらいやりかねない事務局を青ざめさせるぐらいの勢いを、
こちらでも見せ付けてやりましょう。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/pc/040417comment.html

●6354 オーストラリアのBSE検査体制について 笹山登生 104/04/19(Mon) 20:58:35 削除
URL: http://www.aahc.com.au/surveillance/ntsesp/ahquart.htm
あまり日本では紹介されていないオーストラリアのBSE検査体制について、ここで紹介しておきたい。
オーストラリアのBSE検査体制は、National Transmissible Spongiform Encephalopathies Surveillence Program(NTSESP)と、いわれるものだ。
このプログラムは、次の三つの意味をもつ。
第一は、開業獣医や、と畜場の獣医が、臨床学的に見て、神経症の兆候を見せ、TSE(transmissible spongiform encephalopathy)が疑われる牛について、政府の獣医がフィールド調査を行うこと。
第二は、そのうち、TSE(transmissible spongiform encephalopathy)でなく、単に、神経症症状を見せるものを摘出するため、過去の臨床学的履歴を提出させ、研究所の獣医によるスクリーニングを行う。
第三は、TSE診断について訓練された獣医の組織病理学者が、二才齢以上のすべての牛の脳について、神経症の履歴を持ったものかどうかについてスクリーニングをし、TSEの障害を持つものを検出し、それ以外の牛については、TSEでない診断を下す。

このスクリーニングの方法によって、たとえ、それが、オーストラリア全土の牛や羊の1パーセントに神経障害が生じたものであっても、90パーセントの確率で、BSEやスクレイピーへの罹患を検出することが出来るという。
このためには、少なくとも、オーストラリア全土で、牛については、400、羊については450の数についてのスクリーニングを行う必要があるとしている。
以上に見たように、オーストラリアのBSE検査体制は、確率論に基づくものであり、日本の検査体制とはまったく異なるものである。
ちなみに、オーストラリアの2003年における  検査数  464 と畜数 9,229,000  これまでのBSE牛総発見数 0である。

National Transmissible Spongiform Encephalopathies Surveillence Program(NTSESP)についての参考サイトは次のとおり。
http://www.aahc.com.au/hot_issues/bse.htm
http://www.aahc.com.au/surveillance/ntsesp/
http://www.aahc.com.au/surveillance/ntsesp/ahquart.htm
http://www.nt.gov.au/dbird/dpif/animals/disease_sur_programs.shtml

●6353 国というものの限界と横暴 笹山登生 104/04/19(Mon) 11:08:15 削除
URL:
吉田さん。
少数派意見にご興味を示していただきありがとうございました。
もう、国境というものがすっかり形骸化しているにもかかわらず、このような場合は、国と国境の存在がことさら際立ってしまうということの証左でしょうね。
おそらく、当の人質達は、そのギャップの巾の広さに息を飲んでいるといった状態なのでしょう。

●6352 Bellaciaoに報道された、日本の人質の友人からの救出嘆願メール 笹山登生 104/04/19(Mon) 11:03:55 削除
URL: http://bellaciao.org/en/article.php3?id_article=682
上記サイトがそうだが、このBellaciaoとは、イタリア語で『さらば恋人』という意味だそうだ。
イブモンタンが歌ったイタリア民謡が
http://www5f.biglobe.ne.jp/~futakoz/versoj/v-gaikokuminyo/bellaciao.htm
にあるような歌のそうな。
なんやら、日本の国際性がここまで来たかと、実感させられるメールの紹介だった。、

●6351 日刊ベリタ記事より「解放後、3人はファルージャ訪問の正式招待を受けていた 」 笹山登生 104/04/19(Mon) 10:45:44 削除
URL: http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200404180732350
日本人人質全員解放について、人質の一人だった今井紀明さんが、メンバーの一人だった「平和のための翻訳家連合」(TUP)の中心メンバーである作家・翻訳家の星川淳さんは「誘拐被害者全員の解放を喜ぶとともに、すべての関係者・支援者に感謝いたします」とのメールを18日、関係者に送った。その中で星川さんは今井さんら3人は「日本政府に拉致されたかのようだ」と政府の対応を批判するとともに、アルジャジーラ放送が「3人は解放後にファルージャ訪問の正式招待を受けていた」「3人は日本政府機による帰国をいったん断った」などの事実を伝えていたことを明らかにしている。...

●6350 人質3名の罪状(?)とされる、日本の背景 吉田つとむ(町田市議) 104/04/19(Mon) 09:51:07 No.6349へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
 笹山さん おはようございます。

 解放されてあれほど喜んでいたのに、イラクでの人質3名は、バクダット→ドバイ→関空・羽田と進むに従って、無口になっている様子がうかがえます。それは、なにやら、「帰国拒否症候群症」とでもいうものを感じさせる光景です。

 国内のメディア・識者・世論なるものや、政府・政党まで一斉のバッシングの行動を取れば、「沈黙」と「お辞儀」は日本人のとりうる唯一つの行動ではないでしょうか。この帰国スケジュールの間に、これらの人質と接した密室での役人の言葉が、さぞかし重く心にのしかかってきたのでしょう。特に、メディアの場合は、これらの3名のイラク出国以前の時点では、その行為に肯定的な取材をして、拘束当時は、その映像をたびたび放映していました。どの時点で、この評価が極端に変わったか、改めて調べなおす機会を見つけて、論及すべきだと思っています。

 思うに、この3名の国際政治的な功績は、世界中の注目の中で、イラクの「イスラム聖職者協会」という組織の存在を知らせ、その「高尚さ」を発現させたことではないでしょうか。また、アルジャジーラなど中東のメディアが持つ、機動性と報道選択の迅速な判断基準を見せ付けさせたこと、さらに、イラクの武装グループの組織性と柔軟性を発揮させたことではないでしょうか。

 翻って、これらの経過は、日本と日本人にとって、この3名の人質に対して、耐え難い「ジェラシー」となってくるのではなかろうか、と考えます。もっと正確に言えば、日本の国内では、あとの2名を含めて、「針のむしろ」の上で過ごさせることで、その仕打ちとさせるのではないでしょうか。

 しかし、それでもなお、これらの5名の人たちの行為を通じて、荒廃した国土の中で、イラク人・グループ・組織の優れた俊敏な判断力と行動力を発揮させる機会を生じさせる結果を産み、本人たちの意識や行動を超えた価値を、イラクと中東世界にもたらしたと思います。これからの、この5名の皆さんの境遇に、時折、目を配りたいと思っています。
 
 なお、これまでの関連記事は、自分のメルマガと掲示板に書き込みしています。

●6349 高遠さん、そんなに頭を下げないで!!!!! 笹山登生 104/04/19(Mon) 08:37:00 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040418-00000033-kyodo-int
帰国した日本人の人質達が、カメラの放列の前でも、何度も、頭を下げているのを見て、ふと、日本ってこんな国なのかなあ、などと、思ってしまった。
高遠さんの家族が、高遠産さんの肩に手を掛けて、お辞儀を促しているようにさえ見える。
それほど、家族の方への心無いバッシングは強かったのだろう。
それは、いつの日だったか、高遠さんのご家族が、朝7時前のインタビューで、アナウンサーの質問に答えることが出来なかったほど、疲労困憊していたときから、始まったように見える。
放映の直後から、北海道千歳市の高遠さんの実家には、ジャンジャン批判の電話がなったという。
そのバッシングのひどさにおびえてしまった家族が、当の帰国した人質に、あのような平身低頭の態度を取らせているのだと思うと、日本って、何てひどい国なんじゃと、思う。
高遠さん。あなたは、いいことをしたのです。
この災禍がきっかけとなって、日本イラク両国の大きなきずなが出来ることさえ、予感できるのです。
世間になんと言われようと、あなたは、イラクのストリートチルドレンの前に、もう一度、元気な姿を見せることが必要なのです。

●6348 EU並みでは? 笹山登生 104/04/19(Mon) 07:51:44 No.6347へのコメント 削除
URL: http://www8.cao.go.jp/shokuhin/koukan/risk160313/kaneko-siryou2.pdf
Chomboさん。
おいでいただきありがとうございます。
EU並みでは、上記サイトのように、特定危険部位の除去12ヶ月以上、検査体制24−30ヶ月以上 ということで、これでも、かなりの開きがありますね。
やはり、OIEを含めた基準の総合的な見直しが必要のようです。
そうなると、非清浄国ばかりでなく、オーストラリア。ニュージーランドなどの清浄国の検査体制も巻き添えにすることになりかねず、こうなると、また、新たな摩擦が生じる懸念もあります。

●6347 アメリカの、日本との牛肉輸出再開は Chombo 104/04/19(Mon) 04:48:53 削除
URL: http://
やはり、最小限、EUレベルの対策実施でしょう。科学的というならば。
実際日本も、全頭検査を中止する方向を探っているところですからね。

●6346 アメリカは、日本以外の国との牛肉輸出再開に、きわめて楽観的という報道 笹山登生 104/04/18(Sun) 10:40:50 削除
URL: http://www.theworldlink.com/articles/2004/04/17/news/news16.txt
ここで、注目されるのは、中国とメキシコの動きのようだ。
中国は、来週、科学的根拠に基づくことを条件にして、アメリカよりの鶏肉・牛肉の輸入再開について、何らかの進展を見るとの声明を出すものとみられ、また、メキシコは、Texas, New Jersey, Connecticut, Delaware 、Californiaの各州以外の州からの牛肉の輸入再開に踏み切ることを声明するものと見られている。
いわば、かたくなに、全頭検査にこだわる日本への包囲作戦といったところだが、日本としても、最大の米国牛肉の輸入国としての発言権は、いまだあるとしても、そろそろ、何らかの落としどころを考えざるを得ない状態に追い込まれてきた形だ。

●6345 人気上昇中Blogトップ10 笹山登生 104/04/18(Sun) 10:12:23 No.6341へのコメント 削除
URL: http://www.blogpeople.net/
聞きかじりさん。
上記サイトがそうですが、このようなBlogに、 pingを受付けてくれれば、アクセスはも飛躍的に伸びるでしょうね。
私の「日記」も、このうちの「はてなアンテナ」あたりは、受け付けてくれているようです。
では、私の2ch版での議論の展開、お待ちしております。

●6344 食の警察と食の検察との違い 笹山登生 104/04/18(Sun) 10:00:09 No.6342へのコメント 削除
URL: http://eco.goo.ne.jp/science/files/index33_2.html
深嶋さん。
上記サイトによれば、群馬県の内山征洋群馬県教育長は、食の警察的なものが必要とのお考えのようですね。
「食品安全会議はまず、今年度の補正予算で1000万円を確保し、「食の安全緊急検査」を始めた。今年度いっぱい、農産物をスーパーなどの店頭で無作為購入して検査し、定期的に結果を公表することを繰り返す。」
まあ、どこの農業県を自負する県でも、これまでは、生産者の政治的発言力が強かったわけですから、その風潮を打破するためには、このような発想も必要だったのかも知れませんね。
しかし、このような官主導型の北風政策が、長続きするはずはないのですから、安全についてのインセンティブを、何らかの形で、生産者に与えていかなければならないし、食品安全NGO的な組織が、これまでの消費者団体的なものを補完するものとして、機能していく必要があるのではないでしょうか。
トレーサビリティーは、むしろ、長期の抑制効果がある政策だと、私は考えます。
何か、あった場合は、必ず、追求されるのだよという、検察的抑制効果ですね。
だから、内山さんの言われるような、生産者の冒すルール違反に対する短期的な抑制効果とは別物だという考え方です。
http://www.ams.usda.gov/cool/coolbeef.pdf は、アメリカでポシャッてしまった原産国表示制度(the Country of Origin Labeling (COOL)の概要ですが、確かに、ここまで、細かくやられると、生産者や業者が悲鳴をあげるのも無理はないとおもいますが。
深嶋さんの言われる「食品検査への民間企業の参入」ですが、補完的な意味であるならば、かんがえられるでしょうね。
いわゆる「マーケティングに資する意味での民間検査」という意味ですね。
今回のアメリカのCreekstone社提案のBSE全頭業界自主検査も、そのねらいのものであると思われます。

●6343 (投稿者削除)
●6342 食の安全性への群馬県の取り組みに共感 深嶋 修 104/04/18(Sun) 00:44:01 削除
URL: http://www.geocities.jp/seikatushahoni/
 笹山さん
朝日新聞(2004.4.17付)の私の視点の「食の安全 履歴管理導入の実効性を問え 内山征洋群馬県教育長(前同県食品安全会議事務局長)」に共感したので,紹介させていただきます。

 流行のトレイサビリティーの実効性に疑問を投げかけ,群馬県で以下の取り組みが紹介されています。
 @農薬使用状況の記録保存
 A農薬残留状況の自主検査
 B行政による抜き取り検査の実施

 私も以下URLで,以下の考え方を主張しています。
・食品の安全性は、産地や製法などではなく、結果で評価すべき
・食品の安全検査の抜き打ち性や民間企業参入の重要性
・トレイサビリティーの実効性への疑問
http://www.geocities.jp/seikatushahoni//news1.htm#sa

 皆さんはどのようにお考えでしょうか。

●6341 pingを受付けてくれるところ 聞きかじり 104/04/17(Sat) 18:46:30 No.6338へのコメント 削除
URL: http://
残るお二人も無事解放されましたね。

http://hytn.kir.jp/mt/mt-tb.cgi/10
実はこれが受付けているアドレスです。
ブログをされている方が、トラックバックpingにこのアドレスを入れて記事を投稿すると、このページに反映されます。
つまり、荒らされる可能性もあるわけですね。

もし、ご興味があるようでしたら、「2ch版」のほうでスレを立てましょうか?

●6340 不明の日本人2人を解放 バグダッドのモスクで「扱いは丁重」と安田さん 笹山登生 104/04/17(Sat) 18:13:05 削除
URL: http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/hostages/news/0417-185.html
イラクの首都バグダッド郊外で行方不明になり、拉致されたフリージャーナリスト安田純平さん(30)=埼玉県入間市=と、NGOメンバー渡辺修孝さん(36)=栃木県足利市=の二人が十七日、バグダッドのモスクで無事、解放された。日本政府も同日、解放を確認した。
カタールの衛星テレビ、アルジャジーラによると、二人が解放されたのは、バグダッドのウムクラ・モスク。イラク・イスラム聖職者協会関係者に引き渡された。その場には日本大使館員も立ち会っていたという。

●6339 農林水産省は、もう一度、2002年1月の牛肉の焼却経過を検証すべし 笹山登生 104/04/17(Sat) 18:05:45 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040417-00000179-mai-soci
上記サイトのように、今回の大阪でのケースは、BSE対策の国産牛肉買い上げ事業を巡って、農水省の買い取り事業で集まった牛肉を処分するため、牛肉の焼却が各地で行われたのだが、ここでも、02年1月、大阪府柏原市の焼却場で、対象外と思われる大量の牛肉が“焼却処分”されたというものだ。
さらに、その後、雪印食品による偽装牛肉事件を受けて、検査を徹底するため、02年2月に国が焼却の一時停止を通知したにもかかわらず、大阪では、停止期間中も、焼却が続けられたことに対する疑惑があったというものだ。
そこで、問題を02年2月の国の焼却一時停止発動前の焼却問題と、焼却一時停止発動後の焼却問題との、二つに分けて考えると、後者については論外としても、前者については、この大阪に限らず、かなり疑わしいとのうわさが、当時は、業界を駆け巡ったということに注目せざるを得ない。
たとえば、横浜では、この年の1月18日に全国一に保管肉の焼却をはじめたのだが、業界団体幹部のお膝元だけに、あまりの手際のよさに、驚いた声もあったほどだ。
当時、「涙の出るようなもったいない話だ。」との当事者のコメントも、なにやら、胡散臭いものに聞こえたほどだ。
そこで、この大阪の例を問題にするのなら、02年2月の国の焼却一時停止措置以前の全国各地の焼却例についても、その実証を、遅まきながら、農林水産省は果たす説明責任があるのではなかろうか。
そうでなければ、今回の大阪の事件と、業界のバランス上で、平仄の合わないことになるのではなかろうか。

●6338 トラックバック機能の活用 笹山登生 104/04/17(Sat) 17:41:39 No.6337へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/magpierss/sasayama.php
聞きかじりさん。
確かに、トラックパック機能は、無限のリンクの連鎖を引き起こすことができますね。
私のサイトからリンクしている上記サイトにおいても、各新聞社から送られてくるpingによって、更新した情報が、リアルタイムで、このサイトに反映されていますね。
問題は、pingを受け付けてくれるところがどのくらいあるかです。
ですから、pingを受け付けてくれるまでに、どのような手法で自らのpingコードを認知させるかが課題だと思っています。

●6337 ブログの将来性 聞きかじり 104/04/17(Sat) 13:23:54 削除
URL: http://hytn.kir.jp/netdekansi/
闖入で失礼します。

ニュースやコラムを配信するとき、他のサイトとの連携が取りやすいのがブログの特徴です。
更に「pingを送る」と言うことが引っ掛かっていました。

http://www.tsr.gr.jp/cgi-bin/mt/user/tsr-mt/
この記事はしたのトラックバックpingを送っています。
http://hytn.kir.jp/mt/mt-tb.cgi/10

これは私の実験用ブログですが、
http://hytn.kir.jp/mt/blog/
ここに「催事」用のpingを受け付けて表示するように設定してみました。
http://hytn.kir.jp/mt/blog/event.html

ブログ上で表示しますので、表現方法はもっと豊かになります。
地域で情報を共有するにはこちらの方が理解されやすいかもしれません。

●6336 平成の市町村大合併と放棄された旧市町村名の商標権登録 笹山登生 104/04/17(Sat) 06:54:02 削除
URL: http://www.google.co.jp/search?q=cache:KwXAVt9KqEgJ:www.ne.jp/asahi/bee.ambit/constitution/chikugo_no_ume_shohyo.htm+%E8%A6%81%E9%83%A8%E6%80%A7&hl=ja&ie=UTF-8
平成の市町村大合併で、合併する市町村同士の偏狭な思惑から、長年なじまれ、全国にそのネームバリューを高からしめた地名が、惜しげ゛もなく捨てられている。
たとえば、夏の花火大会で世界にその名をしられるわが秋田県の大曲市は、このたび、大仙市となり、大曲の地名は、市名としては消えてしまう。
商標法第26条では、次のような条項がある。
「登録商標は、それが地名(自治体名)である場合には、その地域には効力が及ばない。」
ということだから、では、捨てられた、ネームバリューのある旧市町村名を商標登録されてしまったらどうなるのであろう。
また、上記サイトでの判決では、「地名の要部性」という点に注目し、「名称に地名が含まれている場合には、取引者・需要者は、その地名に着目するのであるから、その地名部分は取引者・需要者の注意を惹く部分として要部となり得るものである。」という見解を示している。
最近では、千葉県の人が、「阪神優勝」のロゴを使おうとして、球団阪神タイガースともめたことがありましたっけ。
専門家の意見として
「ある有名な地名(市名)ブランドは、それと異なる新市名になった場合、その新市において特産物や商品にそのブランド名を付けることは違法となるおそれがある。
なお、そのブランド名が商標登録されていても、それが市名である場合にはその市内に商標権が及ばず自由に使用できるが、異なる新市名になった場合にその新市において特産物や商品名に使用することは商標権の不正使用となるおそれがある。
産地名表示の適正化や商標権の尊重は世界的な流れであり、今後、我が国でも厳格に適用されると思われる。新市名の決定にあたっては、これらの事項も踏まえておく必要がある。」
とのこと。
ご用心ご用心。
その他の有力な捨てられる旧市町村名としては、たとえば、福江市.六郷町.修善寺町.川之江市.宇和町.更埴市.徳山市.清水市 などが、めぼしいところですか
今後の展開として注目されるのが、湯布院町。
挾間・庄内・湯布院の合併協議会が設立されているが、合併後の市名候補としては、1位 由 布(ゆふ)2位 豊後富士(ぶんごふじ)3位 湯布院(ゆふいん)なんだそうで、現在の情勢では、湯布院の名が捨てられる確立が高い。
2002年に湯布院町では、すでに「ゆふいん名称使用届出要綱」にもとづいて、湯布院の名を使うことを制限している。
まあ、湯布院の場合は、合併しても、地名は残るらしいが。

●6335 (投稿者削除)
●6334 (投稿者削除)
●6333 アメリカでの牛由来産品禁止の影響 笹山登生 104/04/17(Sat) 05:42:25 No.6331へのコメント 削除
URL: http://seattletimes.nwsource.com/html/dietandfitness/2001858777_madbrains16m0.html
まりちゃんさん。
アメリカのHHS(The Department of Health and Human Services )は、今年の1月27日に、牛由来産品の使用禁止の声明をだしましたが、業界に与える影響は、少ないようです。
その理由としては、すでにサプリメントなどの関係業界は、牛由来産品から、豚由来や鳥由来や魚由来産品へと、原料シフトをしているためといわれています。
もっとも、たとえば、Atrium Inc 社が発売しているピルで、Brain 360は、360ミリグラムの牛の脳をふくんでいるものであり、Pituitary Wholeは、40ミリグラムの牛の脳を含んでいるものです。
これらのサプリメントや、Body Fortressなどという名のサプリメントは、それ自体、牛由来の原料を使っているにもかかわらず、合法的というのが、今のアメリカの現状です。
これらの動向については、上記サイトをご参照ください。

●6332 ベリタ通信--米軍が安田、渡辺両氏を詰問 「陸路での脱出はもう無理だった」 アンマンに抜けた木村記者のレポート 笹山登生 104/04/16(Fri) 18:51:27 削除
URL: http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200404152357304
イラク武装勢力と連合軍との衝突で混乱の続くイラクの現地取材を終えた日刊ベリタの木村哲郎記者が14日、空路隣国ヨルダンのアンマンに戻った。同記者は、同日バグダッド郊外アブグレイブで武装勢力にら致されたとみられる非政府組織(NGO)メンバーの渡辺修孝(のぶたか)さんと、フリージャーナリストの安田純平さんとバグダッドで取材中知り合った。二人の様子、緊迫しているバグダッドでの取材の困難さや治安情勢について木村記者が緊急レポートを寄せた。()...

●6331 日本の牛の成長ホルモンについて まりちゃん 104/04/16(Fri) 15:52:17 No.6328へのコメント 削除
URL: http://www.anzen.metro.tokyo.jp/pdf/report_97.pdf
笹山さん、心配になってきたので、農水省に電話してきいてみました。
日本の「牛」への成長ホルモンなどは食の安全に関する不安から、平成11年から禁止されているそうです。在庫もはけたのではないでしょうか。他の医薬品に関しても牛由来のものはプリオン失活について基準を厳しくしているそうです。
動物への医薬品一覧、といったページが農水省にあればいいのですが、私には見つけることができませんでした。

米国はどうなんでしょう?組換ホルモン剤も嫌ですが(^^; 他の国の状況も知りたいですね。

また、こんな資料がありました。
畜水産業に使用される動物用医薬品等に関する調査報告書の概要
http://www.anzen.metro.tokyo.jp/pdf/report_97.pdf

●6330 (投稿者削除)
●6329 アルジャジーラの日本人人質解放記事 笹山登生 104/04/16(Fri) 11:06:01 削除
URL: http://english.aljazeera.net/NR/exeres/E5C00417-AE4D-470B-B7CD-F3A73945B3B6.htm
上記サイトです。

●6328 牛の成長ホルモン(BST )について 笹山登生 104/04/16(Fri) 10:54:19 削除
URL: http://www.monsantodairy.com/updates/amfarmreview_56.wmv
まりちゃんさん。
自然のBST(Bovine Somatotropin )は、牛の脳下垂体(pituitary glands)から作られるものですが、これについては、EUとアメリカとでは対応が違います。
EUでは、BST(Bovine Somatotropin )を使って乳量をふやした牛乳は、販売が禁止されていますが、アメリカでは、これが禁止されていません。
しかし、アメリカからのアイスクリームなどについては、その原料が、BST(Bovine Somatotropin )を使ったものであっても、輸入されているようです。
BSTには、bST(Bovine Somatotropin ), rbST(recombinant bovine Somatotropin), BGH( bovine growth hormone), rbGH(rconbinant Bovine Growth Hormone」) の四つの呼び方があります。
日本語で言えば、bSTが成長ホルモンで、rbSTが、おっしゃる組換合成ホルモンで、BGHがウシ成長ホルモンで、rbGHが、遺伝子組み換え牛成長ホルモンといった具合です。
上記サイトは、例の悪名高いモンサントの、BST(Bovine Somatotropin )商品紹介に関するビデオクリップです。
今回のアメリカでのBSE発生による金糸措置で、BSTの原料となる脳下垂体をつくる業者(glandulars業者)も、影響を受け、深刻のようです。
これについては、http://www.organicconsumers.org/madcow/glandulars20204.cfmをご参照ください。
これからの畜産を考える場合、三つの視点からとらえる必要があります。
http://www.iaea.org/programmes/nafa/d3/public/kesavan-vienna-oct03.pdf
では、家畜の福祉の視点、家畜の権利の視点、家畜の健全性の視点があげられています。ここでは、遺伝子組み替えなどの各種方法について、それが、上記の三つの視点らに照らし合わせて、「侵害的」であるかどうかの判断をしています。

●6327 (投稿者削除)
●6326 (投稿者削除)
●6325 プリオンが種をこえて感染性を獲得する仕組み&牛の成長ホルモンについて まりちゃん 104/04/16(Fri) 09:45:55 削除
URL: http://www.sciencedaily.com/releases/2004/04/040409092722.htm
BioToday というサイトから4月9日発表の記事についてです。

プリオンが種をこえて感染性を獲得する仕組みについて(日本語)
http://www.biotoday.com/view.php?n=3070 有料会員になると全文読めるそうです→ http://www.biotoday.com/

★Researchers Make Major Gain In Understanding How Prions Jump Species
http://www.sciencedaily.com/releases/2004/04/040409092722.htm

★Molecular basis of barriers for interspecies transmissibility of Mammalian prions.
Vanik DL, Surewicz KA, Surewicz WK.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=15068810

ところで、笹山さん、
先日、米国の食肉用子牛の90%が違法に合成テストステロンを投与され、肉牛の業者によると、子牛への成長ホルモン投与は何十年もやっているのだ、というような告発記事がありました。
★Growth hormones in veal spark debate
http://www.usatoday.com/money/industries/food/2004-04-01-veal_x.htm
それで思い出しましたが、BSTという牛の成長ホルモンはrBSTという組換合成ホルモンの安全性で話題になりましたけれども、以下のページから推察するに、組換えが出来る前は牛の脳下垂体から作っていたんですかね?そして組換のrBSTが米国に流通しだすのは米国では94年からだそうです。
http://lin.lin.go.jp/alic/month/fore/1999/mar/top-us02.htm
ヒトの成長ホルモンについては、以前から言われていたことですが、以下のニュースが最近またありました。
★ヒト成長ホルモン製剤、クロイツフェルト・ヤコブ病の一因と確認
http://www.asyura2.com/0401/health8/msg/391.html 

牛の天然型BSTは今は使われているのでしょうか、また現在は何から作られているのでしょうか。当然、対策、取られていますよね???

●6324 (投稿者削除)
●6323 「安田氏とは12日にバグダッドで会った」とベリタ記者が証言 笹山登生 104/04/16(Fri) 08:59:40 No.6318へのコメント 削除
URL: http://www.jca.apc.org/gi-heisi/page019.html#label9
行方不明の渡辺修孝さんの4月9日のリポートより

「とんでもないニュースが入ってきました。
日本人ボランティアの高遠菜穂子さんと日本人ジャーナリストら男性、計3名が誘拐されたと『アルジャジーラ』から報じられたのです。
詳細については、皆さんもご存知だと思いますので省きます。
ただし、ニュースだけでは不明な点があるので、現在イラクにいる日本人ボランティアたちだけで現状調査をできる限りやってみることにしました。
私は、日本から来ている安田さんというフリー・ジャーナリストや『日刊・ベリタ』のK君と共に、翌日から自分たちで解る範囲の線を調査してみることにしました。」


ここでいわれている『日刊・ベリタ』のK君とは、日刊ベリタ のサイトは、http://www.nikkanberita.com/ のなかでの、http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200404150841134 での、

「安田氏とは12日にバグダッドで会った」 
【東京15日=佐藤裕一】14日午後、バグダッド郊外アブグレイブで何者かに拉致されたとみられる日本人男性2人について日刊ベリタの木村哲郎記者は同日、2人はNGOメンバーの渡辺修孝(のぶたか)さんと、フリージャーナリストの安田純平さんではないかと語った 」
の日刊ベリタの木村哲郎記者であるとおもわれます。

●6322 (投稿者削除)
●6321 (投稿者削除)
●6320 (投稿者削除)
●6319 (投稿者削除)
●6318 行方不明の渡辺修孝さんの4月13日までのリポート 笹山登生 104/04/16(Fri) 08:22:16 No.6316へのコメント 削除
URL: http://www.jca.apc.org/gi-heisi/page019.html#label10
まりちゃんさん。
一難去ってまた、一難、今度は、安田純平さん、渡辺修孝さん、お二人の安否が気になりますね。
上記サイトは、渡辺さんが、イラクからリアルタイムで寄稿されている「米兵・自衛官人権ホットライン」のhttp://www.jca.apc.org/gi-heisi/ サイトの中の一文ですが、この文章の中には、安田さんのこともかかれていますね。
今朝の新聞で、政府の態度が賞賛されている部分が、なんともね気になります。
やはり、ポイントは、イラク・イスラム聖職者協会の働きだと思うんですが。

6312の「米食肉業者が第2の提案」ですが、カンサス州選出の前上院議員で、Howard Baker駐日米国大使の奥さんでもあるNancy Kassebaum Bakerさんの提案がhttp://www.mlive.com/newsflash/lateststories/index.ssf?/base/politics-3/1082059453277860.xml にかかれています。
カンサス州と、日本への牛肉輸出の構図の秘密の一端が、ここに見え隠れしているようにも、見えますが。
また、いったんUSDAから自主検査を拒絶されたCreekstone Farms社は、4月14日、http://www.agweb.com/news_show_news_article.asp?file=AgNewsArticle_20044141040_4411&articleID=107586&newscat=GN のような再提案を、農務長官に提出したようですね。
しかし、私見としては、「牛の脳幹部分の試料を日本へ送り、検査する方法」というスキームには、無理があるのではないかと感じています。

●6317 (投稿者削除)
●6316 人質解放 まりちゃん 104/04/15(Thu) 22:35:32 削除
URL: http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/japanese_detained_in_iraq/
無事に帰ってきて、ほーーっとしました。よかったです。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/japanese_detained_in_iraq/
彼女達のイラク復興に向けての活動、貢献が一番影響したのかと思いますが、


●6315 小澤義博先生の講演録をみつけてきました。 まりちゃん 104/04/15(Thu) 14:22:17 No.6314へのコメント 削除
URL: http://ibaraki.lin.go.jp/summary/pdf/summary03.pdf
平成14年1月31日「牛海綿状脳症(BSE)講演会」(札幌)
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/sakkyo/kairyou/einou/koutei/pri_koen/dr_o_m.htm

牛海綿状脳症(BSE)の現状と問題点
http://ibaraki.lin.go.jp/summary/summary03.html
http://ibaraki.lin.go.jp/summary/pdf/summary03.pdf (資料)

BSEと食の安全性
国際獣疫事務局名誉顧問 小澤義博
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/bse/bse4.html
J. Vet. Med. Sci. 65(1): J9-J15, 2003

ところで、豚の関連。
真ん中の資料から、OIE/FAO/WHO専門家会議 「BSEの人と家畜の健康と貿易上の問題」より
「豚や鶏は経口的にBSEには感染しないことは、実験的に証明されている。しかも、汚染した飼料を与えた後にこれらの動物の体内組織にはBSEのプリオンが動物の組織に残留するという証拠は認められていない。(しかし、豚の脳内にBSEを接種すると感染することがわかっているので、果たして豚に経口的に投与したときに絶対にかからないという保証は、まだ十分とは言えない。牛にBSEに汚染した飼料を与えても発症率は3%を超えることがないので、豚の場合には発症率は、もっと低いのかも知れない。もっと検査する必要がある。)」

弧発性プリオン病もあるし、こんなニュースもあるし、
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/cjdmosenpukukikan50nen.htm
ともぐいは止めてほしいとつくづく。。(^^;

●6314 BSE 全頭検査を巡る構図 まりちゃん 104/04/15(Thu) 09:40:09 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
報道で見る限りは、現在はこんな構図なんでしょうか?

OIE基準を主張する小澤義博教授と日経?(^^; ※小澤義博先生は食品安全委員会のメンバーではないです。
         vs
OIE基準に変更の提言をする農水省(専門家会議を22日開催)

共同通信の記事
全頭検査の役割重視提言へ 農水省、BSE安全基準で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040413-00000175-kyodo-soci
 農水省は13日、牛海綿状脳症(BSE)対策に関する国際ルールを見直すよう、国際獣疫事務局(OIE、本部パリ)に提言することを明らかにした。5月23日から開かれるOIE総会で全頭検査の役割を重視するよう求める方針。 OIEは動物の安全・衛生基準などを策定する国際機関で、約160カ国が加盟している。加盟国で全頭検査を実施しているのは日本だけだが、生後30カ月以下の若い牛でもBSEの発生が確認されたことや、脳など特定危険部位の定義が確立していないことから、農水省は食肉の安全を確保する上で全頭検査が有効だと訴える。 提言に専門家の意見を反映させるため、今月22日に食料・農業・農村政策審議会(農相の諮問機関)や薬事・食品衛生審議会(厚労相の諮問機関)のメンバーで構成する「OIE/BSEコード改正に関する専門家会合」を都内で開く。(共同通信)[4月13日19時43分更新]

日経の本日の記事
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040414AT1F1300X13042004.html

●6313 (投稿者削除)
●6312 BSE続報 米国中小ミートパッカーの動き まりちゃん 104/04/15(Thu) 09:20:40 No.6247へのコメント 削除
URL: http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=econ&NWID=
笹山さんが6247で教えてくださった記事の続報?ですかね、米国農務省に再考を求め、法的措置も考えているそうです。
http://www.miami.com/mld/miamiherald/business/8397131.htm?1c

日本でBSE全頭検査を 米食肉業者が第2の提案
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=econ&NWID=
「牛の脳幹部分の試料を日本へ送り、検査する方法を新たに提案、同省の承認をあらためて求めていることが14日分かった。検査する場所を米国内から日本へ移す形で、日本の要求する全頭検査の条件を満たし、日本向け牛肉輸出の再開を目指す考えだ。(略)農務省へ書簡で意向を伝えた。この中で同社は自主全頭検査の拒否決定を再考するよう農務省へ求めると同時に、法的措置を検討していることをあらためて表明した。」(略・全文をどうぞ)

●6311 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会のサイト 笹山登生 104/04/15(Thu) 08:20:07 No.6307へのコメント 削除
URL: http://www.jvja.net/
今回の安田純平さん、渡辺修孝さん、お二人の安否については、上記の日本ビジュアル・ジャーナリスト協会のサイトのほうが早いかもしれませんね。

●6310 オーストラリア・ニュージーランドの牛 まりちゃん 104/04/15(Thu) 07:53:54 No.6285へのコメント 削除
URL:
そういえば疑問。オーストラリアとニュージーランドの危険部位除去はどうなっているのでしょう。

●6309 厳しくなる分については、ダブルスタンダードでも、一向かまわないとおもうんですけど。 笹山登生 104/04/15(Thu) 07:52:17 No.6308へのコメント 削除
URL:
まりちゃんさん。
条例にも、上乗せ条例・横出し条例があるように、日本が、OIE基準より厳しい検査基準を国内牛肉に対して適用するという点については、一向構わない話であり、むしろ、それは、日本の牛肉についての一種のブランド戦略になるのであれば、安い話ではあります。
ただ、このダブルスタンダードを輸入肉に対しても、適用するということになると、では、私がかねてから言っているように、カナダ・アメリカなどの非清浄国に対しては、全頭検査、オーストラリア・ニュージーランドなどの清浄国似大しては、OIE基準というのでは、トリプルスタンダードになってしまうのではないのですかということです。
もっと、実態を知ったリスク屋さんが必要ですね。

●6308 BSE 今日からプリオン調査専門委員会が始まります。 まりちゃん 104/04/15(Thu) 07:38:07 No.6283へのコメント 削除
URL: http://www.nissyoku.co.jp/bse/
日経新聞が全頭検査の見直し、との飛ばし記事を書いていますが、食品安全委員会が否定していますね。昨日も否定されていました。以下のほうが真実に近い報道のようです。

食品安全委員会は否定、全頭検査の変更の検討(日本食糧新聞)
http://www.nissyoku.co.jp/bse/
 一部の日刊紙などが報じた国内における全頭検査の変更の検討について、食品安全委員会は12日、否定した。一部の委員が合理的な検査方法として20ヵ月以上に限定する考えを持っているが、委員会はプリオン専門調査会で海外の専門家から情報収集している段階だ。食品安全委員会はプリオン専門調査会で農水省や厚労省の海外との交渉結果をヒアリングし、また海外の専門家から情報収集、さらに情報交換会などを開いている。情報収集と科学的に分かっている点、海外各国の取り組みなどを公開している段階.。 食品安全委員会の寺田雅昭委員長は個人的な意見と前置きして、「全頭検査は国内のBSE浸潤状況を把握するのにも適している」と述べている。また、海外の検査体制などについて評価を下している段階ではないとしている。ただ、委員会のメンバーは学識経験者などが多く参加しているが、持論として、20ヵ月以上を検査すれば、浸潤状況も把握でき、消費者の理解も得られるとみている委員もいる。(4月12日15:30)

食品安全委員会が否定していた日経の記事
http://health.nikkei.co.jp/bse/
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040410AT1F0901609042004.html
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?i=2004040911133bs&c=0
日経フードサイエンスのMLタイトル
「明日の食品安全委員会で全頭検査見直しの議論開始」
http://biotech.nikkeibp.co.jp/fs/top.jsp   押しますね(^^;

ちなみにOIEの小澤義博先生のご意見
全頭検査の効果に疑問 半数はすり抜けと専門家
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040414-00000229-kyodo-soci

いずれ見直しは必要かと思いますが、科学のリスク<偽装のリスクで消費者がさらに食品を胡散臭く感じているこの時期に、果たして国民に受け入れられるのでしょうかね。 また、この時期に見直しをすると、アメリカの、検査月齢以下の、鶏を通して牛再生飼料を食べていたり、血液を飲んでいた牛が、そのまま流入する可能性もありますね。 危険部位を取り除けば大丈夫なんて声もありますが、米国のSRM除去はまだまだ確立していませんし、偽装の問題もあわせて、国産牛の消費に影響しなければいいのですが。
英国は大量感染が発覚し400万頭を未検査で処分して今がありますから、米国もまずはサーベイランスをきちんとしていただきたいものです。

ところで、食品安全委員会の唐木先生とBSEご担当の先生方に6283の内容他をお送りしましたが、委員会を通して唐木先生からもお返事を頂戴しました。
唐木先生はBSEのご担当ではなく、リスク管理のほうなんですね。
BSE担当は 以下の12人の先生方です。
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-meibo.html
また、「安全の費用」論文は食品安全委員会とは関係ない個人的発表であり、私のお送りした資料に非常に重要な点があったそうですので、またお答えをいただけると思います。取り急ぎお知らせまで。。

●6307 攻撃招いて安全崩れる−安田純平さん- 笹山登生 104/04/15(Thu) 07:35:00 No.6304へのコメント 削除
URL: http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/iraq/kiji/ren_tou/01.html
とは、安田純平さんの上記サイトでの言葉ですが、安田さん自らの身に降りかかるとは。
ご無事を祈るばかりです。

▼安田純平 (やすだ・じゅんぺい)さんのプロフィール

埼玉県入間市出身。一橋大卒。信濃毎日新聞記者を経てフリーに。イラク取材は2002年末から計4回。29歳。

信濃毎日新聞記者当時は、北アルプスのごみ・環境問題にも取り組まれたようだ。
イラク戦争の開戦前に人間の盾として現地入りした経験もあられる模様。
雑誌「世界」で、「イラク再訪 米軍襲撃者捜索の続く街で 」との記事を書かれた。
昨年12月19日には、イラクで殺害された井ノ上正盛書記官(30)の母校の都城市立上長飯小で、人間の盾としての体験を語った。
その他、書かれた文としては、
http://npopeaceon.org/popupwindows/etc/junpei1.html
http://npopeaceon.org/popupwindows/etc/junpei2.html
などがあるようですね。


●6306 (投稿者削除)
●6305 半分、成功 笹山登生 104/04/15(Thu) 07:13:34 No.6303へのコメント 削除
URL: http://
謎工さん。
半分、成功とは、いえてますね。
どのような形にせよ、立法府が、デジタル著作権に関心を持っていただくことは、いいことです。
今までがひどすぎました。
エイベックス株式会社は、日本で、CCCDに熱心な会社ですが、自らの会社のお立場と、業界の立場とを、混同されないよう、祈るばかりです。
若松さんも、登場されるのですね。
ご活躍を祈ります。
メッセージは、そういうことで、省略させていただきますね。

●6304 日本人2人がまた拘束の情報 外務省など確認急ぐ まりちゃん 104/04/15(Thu) 06:37:52 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040415-00000164-mai-int
 複数の日本のNGOなどに15日、イラク国内で日本人のジャーナリストの男性2人が武装グループに拘束された、との情報が入った。NGOに届いたメールには、2人は「ヤスダ」と「ワタナベ」という。外務省邦人保護課は確認を急いでいる。イラクではボランティア活動家ら3人が人質にされたままで、事実なら5人が拘束されたことになる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040415-00000164-mai-int

●6303 明日より問題の「著作権法の一部を改正する法律案」が参議院で審議入り 謎工 104/04/14(Wed) 19:10:10 削除
URL: http://www.wikiroom.com/copyright/?%CD%CE%B3%DACD%CD%A2%C6%FE%C8%D7%B6%D8%BB%DF%A4%AB
果たして参議院は「良識の府」たり得るのか、真価が問われます。
最近20年「無風」状態が続いていた著作権に関す目議論が、ここまで注目
されているだけでも半分、成功と言えるのでしょうか?

15日・午前10時より文教科学委員会で河村文部科学大臣による法案趣旨説明及び参考人招致。
12時頃に散会予定。

《参考人》(敬称略)

依田 巽 (エイベックス株式会社会長兼社長・日本レコード協会会長)
弘兼憲史(漫画家・貸与権連絡協議会幹事代理)
若松 修 (日本コンパクトディスクビデオレンタル商業組合専務理事)

《質問者》

阿南一成(自民党)http://www.jimin.jp/jimin/giindata/anan-ka.html
鈴木 寛 (民主党)http://www.suzukan.net/
山本香苗(公明党)http://yamamoto-kanae.com/
林 紀子 (共産党)http://www.hayashi-t.gr.jp/
山本正和(無所属の会)http://www.mushozoku.com/independents/nakama/yamamotoM.html

※中継は当日、↓で「文教科学委員会」をクリック
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/today/index.php

終了後はビデオライブラリでも公開。

●6302 日本の政界に今日的な意味での「ハト派の再構築」が必要とも、思われ 笹山登生 104/04/14(Wed) 13:41:26 削除
URL:
まあ、これほど、右を見ても、左を見ても、「イケイケドンドン」の世界になってしまうと、拮抗剤としての、今日的な意味でのハト派の存在が必要になってくるのだが。
過日の日曜の幻の人実解放報道の後で、『毅然とした撤退拒否」で、物分りがよくなってしまった民主党を評して『これなら、政権を任せられる』と、妙な太鼓判を押していた右派オピニオンリーダーがいたが、いかにも、拮抗力がなくなってしまった、今の政界の閉塞状況を端的に示しているように思えた。
まあ、幻に終わっただけに、双方、バツの悪い思いはしただろうに。

●6301 「アメリカは、イラクで計算間違いをしでかしているのではないのか?」というTom Regan氏の論説 笹山登生 104/04/14(Wed) 13:31:17 削除
URL: http://www.csmonitor.com/2004/0412/dailyUpdate.html?s=entt
上記サイト Did the US miscalculate in Iraq? がそうですが、急速にこのような論説が欧米から増えてきましたね。

●6300 国際問題を国内問題へとすりかえる、臈(ろう)たけた 手法 笹山登生 104/04/14(Wed) 12:52:24 No.6299へのコメント 削除
URL:
「国内に手引きしたものがいる。」とか、「渡航禁止なのにイラクにいった。」とか、国際問題を国内問題へと、すりかえる臈(ろう)たけた 手法が、一部マスコミに目立ちますね。
むしろ、今、マスコミに求められているのは、ごく単純に、「小泉さんは、関係家族に、なぜ、面会して、説明責任をはたさないの?」という、素朴な疑問についての、キャンペーンを張ることだと思いますが。
民主党も、例の朝日新聞の支離滅裂の論理を引用しなければならない、内部矛盾にさらされているようですね。
先を読む力、その意味では、昨日の自民党の加藤紘一さんの「自衛隊が交代時期となる5月に撤退を検討すべきだ」との考えを示唆されたのは、勇気ある発言だと思います。
修羅場を超えた政治家の強さを感じましたね。

●6299 報道とはいったい何か? まりちゃん 104/04/14(Wed) 11:25:29 削除
URL: http://www.asyura2.com/0403/war52/msg/388.html
しかし、偏向報道、すごいですね。こんなのを拾ってきました。

産経抄 2004/4/13
http://www.sankei.co.jp/news/column.htm
▼「TOKYO FM」が二十代の若者を対象にしたインターネットのメール調査でアンケートをとったところ、88%が自衛隊は撤退すべきではないと答えたそうだ。“いまどきの若者”はなんと立派にさめていることか。「公」の意識をわきまえているのである。

産経新聞が引用している東京FMのアンケートをWatchしていた掲示板がありますが、どういう方法でされたんでしょうね。
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0404/13/1081484147.html
東京FMのHPのアンケート結果はもう閉鎖してしまい、BBSも閉鎖されてしまったようですが。
http://www.tfm.co.jp/bbs/ http://new.www.tfm.co.jp/mobilebbs/ http://www.tfm.co.jp/bbs/voting/
上記のアンケートを「悪質なアンケート調査」と評していた人もいますね。 
設問が以下の二つだったそうです。http://y3products.main.jp/mt/archives/cat_68.html
「自衛隊を撤退させて三人の命を救う」
「テロに屈せず自衛隊派遣の意志を貫く」

他の各社のアンケートの取り方はどうなってるんでしょうかねえ。
インターネット上では初期のころ、2ちゃんねるで、アンケートがあるたびに撤退反対派が総動員をかけて?投票推奨の書き込みをしていたようですね。今は双方ともに投票をしましょうと呼びかけているようですが、

アンケート主催者側は再度ネットでのアンケート方式と公表方式を考えたほうがよいと思いますね。世論の情報操作に加担することになりますから。

また、以下のような、「身代わり人質申し出」の、気になる文章を見つけました。ソースがなくてすみません、本当ならこれから報道されるのでしょうか、
http://www.asyura2.com/0403/war52/msg/388.html
http://www.asyura2.com/0403/war52/index.html

三人が一刻も早く解放されますように。
ファルージャのイラク人死者は4月4日〜12日の報道までで880人になりました。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2004041201004143
この戦争の目的はなんだったんでしょうか?

●6298 (投稿者削除)
●6297 「日本人人質の危機は、イラクにおける日本の役割を試している。」とのAPの記事 笹山登生 104/04/14(Wed) 08:12:51 削除
URL: http://www.thestate.com/mld/thestate/news/world/8414142.htm
JOSEPH COLEMAN氏による「Hostage Crisis Tests Japan's Role in Iraq」と題した、この記事は、「日本は、国際貢献ヲ熱心に果たそうと野イメージ作りに熱心であったが、今月のイラクでの日本人人質事件発生以後、自衛隊派遣のマイナス面を見せ付けられている。」との論評を寄せている。
また、火曜日のラジオ・フランス Radio France http://www.radiofrance.fr/ は、イラク・イスラム聖職者協会のMuhammad Ayash al-Kubaisi 氏の言葉を引用して、「小泉首相の『テロリストグループ』との発言が、日本人人質の解放を遅らせている。」と伝えている。
なお、6296で述べた読み方は、各社まちまちのようですね。
次のようなさまざまです。
Mujahadeen Brigades
Mujahedeen Brigades
Mujahadeen Brigades
Mujahideen Brigades
al-Mujahidin Brigades

●6296 あのMujahedeen Brigadesが、今度は、イタリア人を人質に 笹山登生 104/04/13(Tue) 22:53:16 削除
URL: http://www.newsday.com/news/nationworld/world/wire/sns-ap-italy-hostages,0,1499838.story?coll=sns-ap-world-headlines
日本人を人質にした、あのMujahedeen Brigades(または、Mujahideen Brigades)が、今度は、4人のイタリア人を人質にした模様。
もっとも、アルジャジーラでは、このスペルが微妙に違っていて、al-Mujahidiin Brigades,となっている。
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/ED255B14-9443-4958-B5F2-3921266D53E9.htm 参照

●6295 (投稿者削除)
●6294 メディアから与えられる情報と、自分で探し取りに行く情報の両方の比較検討 笹山登生 104/04/13(Tue) 21:11:29 削除
URL: http://www.asyura2.com/0403/war51/msg/221.html
山梨評論さん。
確かに、メディアは、独自のフィルターをかけてしまいますね。
今回の人質のビデオの後半部分の、人質がのどにナイフを当てられる場面や「ノー、ジャパン」を強制的に言わせられる人質の姿は、日本の放送では、カットされていました。
これを人道上の配慮というのでしょうが、人道上の配慮としては、そうはいえても、それは、決して、非人質の人権上の配慮とはいえませんね。
メディアの恣意に支配されないためには、自分で探しとりに行く情報が、必要ですね。
特に、日本の新聞での外電は、ごくわずかの分量しか、与えてくれません。
また、時間的にも、ずいぶんゆっくりした配信しかしてくれません。
今回のチェイニーさんの意図も、外電を見たほうが、日本の新聞よりよっぽどよくわかります。
自分の考えを補強しうるニュースは、問題意識さえはっきりしていれば、世界のニュースの中から、いとも簡単に見つけ出せることもあるようです。

●6293 撤退は、決して恥ずかしいことではない。 笹山登生 104/04/13(Tue) 20:35:28 No.6288へのコメント 削除
URL: http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=worldNews&storyID=4811795&section=news
まりちゃんさん。
ロシアが、8人のロシア系のエンジニアリング会社の従業員が人質になったのを機に、4月15日に、イラクから、イラクに働く500人近くの、すべてのロシア人の撤退を決めましたね。
また、自民党の加藤紘一さんは、今日の講演で、自衛隊が交代時期となる5月に撤退を検討すべきだとの考えを示唆しました。
これほど泥沼化したイラクに、何も、こだわる必要はないはずです。

BSEについては、どこかの段階で、OIEとのダブルスタンダードを解消する必要があると思います。
これも、日本の農林水産省に、名誉ある撤退をさせる大儀名分を与える必要があるのかな?



●6292 RE:NGOの情報−感謝 山梨評論 104/04/13(Tue) 19:39:20 No.6289へのコメント 削除
URL: http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/2142/iraq.htm
笹山さん、リンクのリストをありがとうございました。
人質問題は未解決のまま、また一日が過ぎました。
どうしてこういう事になってしまうのか、それを考えていると、メディアに与えられる情報と、自分で探し取りに行く情報の両方を比較検討して自分の頭で考えねばならないことを痛感します。
イラク問題について言えば、インターネットに情報を取りに出かけた副産物で知ったのが劣化ウラン弾のことでした。
派遣された自衛隊員の帰国後については、この問題も忘れずにいるつもりです。その為にWebページに書き残しています。


●6291 食品安全委員会の動き まりちゃん 104/04/13(Tue) 10:44:29 削除
URL:
食品安全委、BSE検査対象限定へ・米牛肉輸入再開へ打開策
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040410AT1F0901609042004.html

笹山さん、勝負はあってほしいのですが、食品安全委員会は全頭検査をやめて20ヶ月以上の牛を検査する方向にしたいという意見を出したみたいです。
これを現状のアメリカに当てはめられたら、18ヶ月以内の牛の出荷が多いききますから、殆どの牛が未検査で日本に出荷されることになりませんか?
アメリカは、危険部位もまだちゃんと取り除けていないそうですし、飼料管理も1月までちゃんとされておらず、今も牛の血漿蛋白を飲ませていますし、

危険な牛は全部農場に埋めて(補償がされませんから)20ヶ月未満で全部出荷してしまう、なんてことも考える人も出てくるかも知れませんし、
(日本は以前、素埋め事件ございましたね、死亡牛も未だ検査されていない県が多い)

英国では今の制度が確立する前の段階で、未検査の怪しい牛を400万頭大虐殺したと思います。
米国がちゃんと対策を取らないままに日本への輸出を再開すると、偽装問題などで大揺れの日本では国産牛までダメージを与える可能性があるということですね(^^;

ところで食品安全委員会の食の安全ダイヤル担当の方に6283の情報をお送りできました。

●6290 (投稿者削除)
●6289 RE:NGOの情報 笹山登生 104/04/13(Tue) 10:10:49 No.6281へのコメント 削除
URL:
山梨評論さん。
そうそう、うっかり、本題を忘れていましたね。
NGOの情報 派、こんなところですかね。



ワールドピースナウ
http://www.worldpeacenow.jp/
ピース ウィンズ・ジャパン(PWJ)
http://www.peace-winds.org/jp/F2/iraq.html
グローバル・ウォッチ
http://www.globalwatchonline.com/flashintro2.htm
http://tolio.oops.jp/archives/000284.html
広島復活教会
http://www.urban.ne.jp/home/fukkatu/action040410.html
ViVa
http://www.viva.ne.jp/news/archives/000023.html
Action Contre la Faim (ACF)
http://www.acf-fr.org/
停戦委員会
http://www.geocities.com/ceasefire_anet/index-j.htm
森住卓
http://www.morizumi-pj.com/
反戦平和アクション
http://peaceact.jca.apc.org/modules/wfsection/index.php?category=1
NO WAR ON IRAQ!
http://www.zenroren.gr.jp/jp/no_war/
イラク国際戦犯民衆法廷
http://www.icti-e.com/

●6288 イラク続報 まりちゃん 104/04/13(Tue) 10:07:28 削除
URL:
大儀、正義のない戦争に何故日本が「自衛隊」を派遣するのか、イラクを復興するのに「レスキュー隊やボランティア団体」ではいけないのか、(その人たちを守るための護衛を自衛隊に依頼するというのであればまだ道理が通っていると思うが)

それから、核の被爆国である日本が放射性物質の粉塵を撒き散らす戦争に加担したことは大変な問題ではないのか、

さらに、日本が何故わざわざ、米国の象徴のビルに飛行機を突っ込んで大量殺戮をしたり、スペインの電車を転覆させることを平気でするような、常識では判断できない、話の通じない、防ぎようのないテロを起こす「敵」を作る真似、刺激するような真似をするのか、

私には、本当に、わからんちんなのですが、

日本の報道は二極化しているようです。いくつかサイトを拾ってきました。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/13iti002.htm
http://www.asahi.com/column/aic/Mon/d_drag/20040412.html
http://hp1.cyberstation.ne.jp/negi/DEMO/

しかしネットを徘徊していると、アメリカ人が未だ、全員カウボーイだったり、中国人が全員辮髪(筋肉マンのラーメンマンみたいな頭)をしている、というように、イラク人も1000年前のイスラム文化のまま、というようなイメージで、まことしやかに説を流している人がいるので、ちょっとびっくりです。
イラク人だってアメリカと敵対する前にはハンバーガーも食べ、スニーカーも履き、アメリカなどの世界の映画も見、その文化を吸収したり、親日である日本の情報も得、語学を習う人もいるだろうし、世界の文化や情報を入手していたと思います。撮影したビデオがSONYだったから陰謀だ、とか、そりゃちょっと違うでしょう。世界では一番SONYが使われているでしょうし、

今はボーダーレス社会ですから、各国文化や情報、政情も入手しやすいでしょう。
そういうことも前提にして、いろいろと情報を収集し、考えてもらいたいとも思います。

それから、絶対、忘れてはならないのは、「アルカイダ」は「自衛隊を撤退させなければ日本もテロの対象である」と発表しています。
今回のテロ団がどういう団体なんだかはわかりませんが、ビルに飛行機を突っ込んだ団体がそう表明しているわけです。
政府は「テロに屈しない」なんて言ってますが、国会議事堂に飛行機突っ込まれたらどうするんでしょう。
屈する前に死んじまいますよ。狂犬に道理と法を諭すようなもんで。

また、日本政府が正義、としてサポートしているブッシュ政権、戦争の大儀を主張した政権は、911事件を事前に予測するというホワイトハウスの報告があったのに対策をとらなかったという告発問題と劣化ウラン弾問題で揺れているそうですね。

海外で報道されているアメリカ兵の劣化ウラン被爆事件について
翻訳しているサイトがありましたので拾ってきました。
http://www.nodu-hiroshima.org/siryou33.htm
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/DU/no_du_report15.htm
http://www.nodu-hiroshima.org/siryou34.htm
http://www.cnn.com/2004/HEALTH/04/05/soldier.testing.ap/index.html



●6287 (投稿者削除)
●6286 (投稿者削除)
●6285 一転潔癖症となってしまった、日本の農林水産省へのとまどい 笹山登生 104/04/13(Tue) 09:00:02 No.6283へのコメント 削除
URL:
まりちゃんさん。
まあ、日本最初のBSE発生時には、思いもよらなかった、日本の農林水産省のBSEへの潔癖症ぶりへの転換ということなんで、日本で最初のBSE発生当初から、アメリカの牛肉の安全性如何を問題視してきたものとしては、当時とは、やや、違ったスタンスに切り替える必要性はあると、かねがね、感じているんですが。
それが、どのような切り口になるかは、判然としないんですが、アメリカへのダブルスタンダード是正は、実質、勝負あったという感じですから、むしろ、感じとしては、オーストラリア・ニュージーランド検査体制のほうを問題にしたい気持ちではあります。

●6284 BBCの捕虜情報 笹山登生 104/04/13(Tue) 08:18:09 No.6281へのコメント 削除
URL: http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/asia-pacific/3616705.stm
山梨評論さん。
サイトにおいでいただきありがとうございます。
とかく、日本中心に捕虜情報を見がちですが、上記BBC捕虜情報のように、日本だけでなく、いまや、捕虜は、世界全般に渡っています。
ですから、アメリカ協力国の捕虜の扱いと絡めて、今後の推移を見るというほうが正解でしょう。。
その中で、唯一、救いとなったのは、中国の捕虜が、解放され、一部の身柄が、6280のスンニ派イスラム聖職者協会に保護されたというニュースです。
私個人としては、ロイター報道にあるような、今日にもなされるであろう残りの人質の解放に期待をかけています。
同じ時期、アメリカのチェイニーさんが、日本で、小泉さんと人質救出の全面協力を約束した後、13日に中国に向かおうとする矢先に、中国と、日本の人質に差別をつけ、チェイニーさんの思惑をかわしたという形ですね。
なにしろ、アルジャジーラでは、日本からとびたったC130が、邦人人質救出のために向かったなどと報道されているのですから、イラクの犯人を刺激するのも無理ないですよね。
一方で、アメリカが、Muqtada al-Sadr 氏を殺害しようとの構えを見せていることは、シーア派との、決定的な亀裂を招くことになり、紛争が慢性化しそうな雲行きです。
まさに、アメリカは、宗教戦争に自らのめり出るという、誤りを犯しつつあるといえるでしょう。
早くも、外務大臣や外務次官は、「渡航禁止令を再三出したにもかかわらず、イラクに行った邦人が悪い。」との責任転嫁をし始めました。
そこで、思うのですが、日本の人質家族は、政府・政党関係者に頼みの綱を託すのでなく、在日イスラム宗教関係者に頼みの綱を託すほうが正解だと思うんですが。




●6283 BSE問題についてのおしらせ まりちゃん 104/04/13(Tue) 08:10:01 削除
URL:
BSE問題で、食品安全委員会宛に、米国政府が発表している内容と、米国の現実が異なるという、ここでも話題になった、米国の市民団体パブリックシチズンが指摘している内容や、インターネット上やTVで指摘されている多くの情報をコピーしてお知らせしようと考えたのですが、食品安全委員会のご意見承りメールが1000文字制限であるため、とりあえずBSEご担当の唐木先生がご発表されている論文発行元の日本予防医学リスクマネージメント協会さんへ、食品安全委員会のBSE対策委員長の唐木先生にご転送くださるようお願いのメールを送りました。日本の食の安全と国策に関わる重大な問題ですから、情報が不足していてはたいへんです。

お知らせしたサイト(URLだけ抜粋します)

米国の危険部位除去の実情(生協HP)
http://www.co-op.or.jp/jccu/Press_Release/Press_040114_01.htm#5 
3月15日にUSDAがさらに追加した勧告とその問題点
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04031701.htm 
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/index.html 
米国農務省がダウナー牛だったと嘘をついていると告発されたデイブローザンさんのHP(背割りの現状も含む)
http://www.davelouthan.org/ 
米国消費者団体パブリックシチズンの指摘
http://www.sasayama.or.jp/jouhou/jouhou040223.htm 
http://www.pbs.org/wgbh/pages/frontline/shows/rollover/interviews/claybrook.html
http://www.citizen.org/publications/release.cfm?ID=7301
AMRにより牛肉サンプル中の3割に危険部位が検出
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/bse/news/1225-30.html
しかし、米国政府は危険部位除去徹底を否定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040316-00000053-mai-bus_all 
牛再生飼料混入とスクリーニングの問題点等
(飼料が正しく使用されているか調査されたのは米国の半数の企業だけ)
http://www.anex.med.tokushima-u.ac.jp/topics/zoonoses/zoonoses04-153.html
http://www.asyura2.com/0311/gm9/msg/363.html
http://www.asyura2.com/0311/gm9/msg/430.html
http://www.asyura2.com/0403/gm10/msg/137.html
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/index.html
http://www.sasayama.or.jp/diary/madcow.htm
http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi
米国で、百万人に一人のはずの弧発性ヤコブ病が、13000人の町で
4年間に12人も発生し、死亡者の共通項からBSEが関連している可能性が
米国議会で問題になりCDCが再調査を要請されているという内容と、他地区でも
百万人に一人のはずの弧発性ヤコブ集団発生が起こっている、という内容
http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#6228
http://lautenberg.senate.gov/~lautenberg/press/2003/01/2004405828.html
http://www.msnbc.msn.com/id/4675115/
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20040203%2D0060 
孤発性のヤコブ病も、BSEのプリオンが原因とする説
http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#6235 
http://www.sasayama.or.jp/diary/2002dec03.htm 
BSE発生ピークの1990年頃を起点に考えれば2015年頃に大発生になると
いう推論
http://www.anex.med.tokushima-u.ac.jp/topics/zoonoses/zoonoses99-90.html
アミロイドぷラークができる新型BSEの出現(今年2月の発表)
http://www.bm-sola.com/bmw/ecowatch/20040305kyougyubyounosingata.html
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=14988534
新型プリオン:伊大研究チームが突き止め 茨城の例に類似? [毎日新聞]
【プリオン蓄積場所が異なる:現在の検査体制で大丈夫?】
http://www.asyura2.com/0311/gm9/msg/409.html
http://www.med.oita-u.ac.jp/infectnet/oitav5n1.pdf
米国農務省検査官(現役) ポール・カーニー氏 インタビュー報道から(NNN)
NNNドキュメント04 2004年4月5日 日本テレビ 0:45
ポール・カーニー氏
「私はBSEの症状を示す牛が食肉用として処理される現場を幾度となく
目撃しました。しかし一頭たりとも検査されませんでした。」

記者
「農務省や業界から圧力を感じたことは?」

ポール・カーニー氏
「検査官として圧力を感じたことですか?そんなことはしょっちゅう
ですよ。検査官の判断が業界の意向に影響されるなんてことは、日常
的になっていましたからね。」

上記お知らせしました。

●6282 (投稿者削除)
●6281 NGOの情報 山梨評論 104/04/13(Tue) 02:15:22 No.6276へのコメント 削除
URL: http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/2142/iraq.htm
イラク人質事件での豊富な情報をありがたく拝読させていただいております。
日本のメディアの情報だけでは内容に偏りが生じると思っていても、英語なら少々読める程度ではアル・ジャジーラの英語版すらおぼつかないです。
そして日本発NGOの情報としては
http://www1.jca.apc.org/jvc/jp/notice/notice20040409_iraq.html
緊急声明:イラクにおける日本人人質事件に関する声明
2004/4/9掲載 2004/4/11追記 日本国際ボランティアセンター
程度しか知りません。

笹山登生さんのサイトの中でどこかにまとまったソースがあればご教示ください。


●6280 注目のイラク・イスラム聖職者協会の発言・行動についてのサイト 笹山登生 104/04/12(Mon) 10:09:24 削除
URL:
注目のイスラム聖職者協会(The Association of Muslim Scholars (AMS))のアルジヤジーラ放送などでの発言や行動についてのサイトは、次のとおり。
なお、この協会のスタンスは、基本的には、反米でありながら、人道的見地から、人質解放に協力的、という限界を、親米路線をとる日本政府としては、わきまえなければならないだろう。
現に、この協会は、今回のファルージァでの米軍との停戦協定にも、密接にかかわっているのである。
だから、人質問題と、ファルージァ停戦問題とは、密接にリンクしているものと見るべきである。
日本としては、人質問題だけの「いいとこ取り」は許されないということか。

http://english.aljazeera.net/NR/exeres/030691E0-2837-4167-9A18-B6FE7E1EC4FA.htm
http://www.matamat.com/fullstory.php?gd=22&cd=2004-04-11
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/9CBB1903-FF67-482A-B756-78970EDD1173.htm
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/9CF470CC-B29E-41DA-8267-A3E114122A31.htm
http://www2.iraqwar.ru/iraq-read_article.php?articleId=37882&lang=en
http://www.almuajaha.com/newswire/display_printable/3839/index.php
http://www.copeam.org/press/php/view_l1.php?id=769
http://www.democraticunderground.com/discuss/duboard.php?az=view_all&address=102x433087
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/B90497BA-C408-4E65-8ED7-5301CBBF841A.htm
http://indybay.org/news/2004/03/1674122.php
http://www.muslimedia.com/irq-constianger.htm
http://www.casi.org.uk/analysis/2004/msg00127.html
http://thevoiceexchange.com/modules.php?name=Forums&file=viewtopic&p=2110
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/030691E0-2837-4167-9A18-B6FE7E1EC4FA.htm

●6279 イラク・イスラム聖職者協会のいろいろな英訳の仕方 笹山登生 104/04/12(Mon) 09:55:53 削除
URL:
Iraq's Muslim Clerics Association
the Association of Muslim Scholars
the Sunni Council of Muslim 'Ulama' of Iraq
The Sunni Board of Muslim ‘Ulama’ in Iraq
the Committee of Muslim Ulama in Iraq

などなど、まだ、英語では、定着していないようだ。

●6278 (投稿者削除)
●6277 (投稿者削除)
●6276 幻の「日本人人質解放」報道後に豹変した、日本のメディアや政界が、民間NGOや家族に見せた冷たい態度 笹山登生 104/04/12(Mon) 08:38:28 削除
URL: http://give-peace-a-chance.jp/118/040412tanaka.html
上記サイトは、このへんの豹変ぶりを、よく観察していますね。
こんなときこそ、権威者の本音が出るということを、よく分析しています。
それにしても、わざわざ川口外相が世界に送ったビデオメッセージの中での「怒り」・「わが国の自衛隊もこのために派遣されているのです。」という表現派、いたずらに、犯人を刺激するだけの、言わずもがなのものであった。

●6275 果たして「ぬか喜び」だった日本人人質解放報道 笹山登生 104/04/12(Mon) 08:17:03 削除
URL:
吉田さん。まりちゃんさん。
果たして「ぬか喜び」だったですね。
結局、日本政府は、確たる交渉ルートも情報ルートも、何も持っていなかったということになります。
イラク・ムスリム・ウラマー協会と、犯人グループとの説得関係も、今ひとつ、しっくりいっていないように見られます。
たのみのアルジャジーラ内部も混乱しているようだし。
昨日の政治番組で、一時の開放ムードで、はしなくも、日本のオピニオンリーダーや政党が、民間NGOに対し、厳しい態度を見せたことが、気になります。
これが、本音だったのでしょう。
今回の問題の根底にあるのは、世界のアメリカ離れということでしょう。
6249で紹介した「必死に救いを求めているのは、いまや、アメリカ自身だ」との、ザ・カーディアン紙の記事の仮訳 http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200404.html#20040410  には、予想を超えるアクセスをいただいております。
劣化ウラン弾については、細菌兵器なみの禁止合意が、国際間でなされるべきでしょう。

吉田さん。サイトの復活おめでとうございました。
このようなこともあるのですね。
ミラーサイトの必要性も実感させられた出来事でした。


●6274 イラク開戦後の民間人死者、最大1万人突破 NGO集計 まりちゃん 104/04/12(Mon) 08:15:27 削除
URL: http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200403240370.html
イラク戦争開始から1年、英米の非政府組織「イラク・ボディーカウント(IBC)」によると、今月22日時点で開戦後の民間人死者は最大1万625人、最小8776人となり、最大見積もりで1万人を突破した。その数は日を追って増え続けている。
オックスフォード大などで心理学の調査活動を行っているジョン・スロボダ博士(53)は昨年1月、仲間と共にイラク人の民間人犠牲者を確認する市民運動としてIBCを立ち上げた。戦闘などの巻き添えで亡くなる市民は米英軍も国際団体も公表せず、散発的に報道されるだけだ。米英当局の発表だけでは戦争と占領の実態はわからないと考え、集計をインターネットのサイトに掲載することにした。 (略)

占領軍はイラクの民間人死者を公表していないそうです。(数えられる状態なのか?)
占領軍って、何のためにいるんでしたっけ?

●6273 (投稿者削除)
●6272 劣化ウラン弾についての広島大学平和科学研究センターの論文 まりちゃん 104/04/12(Mon) 07:11:51 No.6271へのコメント 削除
URL: http://home.hiroshima-u.ac.jp/heiwa/Pub/29.html
「武力紛争における劣化ウラン兵器の使用」
 最終改訂版2002年11月
広島大学平和科学研究センター 篠田英朗氏
http://home.hiroshima-u.ac.jp/heiwa/Pub/29.html

の論文がありますのでご紹介まで。。

●6271 訂正 まりちゃん 104/04/12(Mon) 05:26:13 No.6268へのコメント 削除
URL: http://
今回の拉致で公けになり報道された事実には本当に恐ろしいものを感じます」
ではなく、
情報を知り得、戦争を語る立場のジャーナリストたち、メディアたち、大手TV,新聞、そして、人の健康を守るための機関が、
「何故、今までそれをきちんと報道しなかったのか?」
こっちのほうが恐ろしいです。

これはイラクを助けるための戦争ではない、イラクの人たちの土地を長期に渡り汚染する放射性の粉塵を撒き散らしにいった行為ですね。
たくさんの人を苦しめる大量破壊兵器を破壊するための戦争、といいながらたくさんの人を苦しめる物質を撒き散らしにいった戦争なんですね。これのどこに一体、正義があるんでしょうか?

こんなことに金銭面で加担しながら、何が「復興のための」「自衛隊」なんでしょうかねえ。

政府は放射性物質を撒き散らしたアメリカを援助したことについて、どう言い訳するのでしょうか。

●6270 (投稿者削除)
●6269 (投稿者削除)
●6268 劣化ウラン弾で米兵汚染、昨年サマワに駐留の4人 まりちゃん 104/04/11(Sun) 20:10:32 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040410-00000304-yom-int
笹山さんこんばんは

出先からの投稿です。

自衛隊は被爆しにいってるのでしょうか?
また、その国に生まれ、育った人はどこに避難したらいいのでしょうか?

今回の拉致で公けになり報道された事実には本当に恐ろしいものを感じます。ブッシュは遅効性の人殺しをしているわけじゃないですか。日本は金を援助して人殺しの加担をしたということですよね。
しかも、その土地を長期に渡って汚染する、という。何のための戦争なのか? 読売の今朝の朝刊の社説を読みましたが私には読売の書いていることがさっぱり理解できませんでした。

小泉内閣は何を考えているのか、私にはさっぱり理解できません。

========
【ニューヨーク=河野博子】イラク・サマワで米憲兵隊員としての任務についていたニューヨーク州兵が9日、当地で記者会見し、尿検査で劣化ウランによる放射能汚染がわかり、劣化ウラン弾の健康影響が裏付けられたとして、今後米政府に対し、同地で任務についた兵士全員の尿検査や健康対策などを求めていくことを明らかにした。

 オーギュシティン・マトス軍曹(37)らニューヨーク地区の警官や刑務官ら7人は、予備役の州兵としてイラクに派兵され、昨年4月から8月まで憲兵隊442中隊員としてサマワに駐留。負傷するなどして帰国し、首都ワシントンの陸軍病院に入院した。

 昨年秋から頭痛、吐き気、血尿、聴力や視力の部分的喪失などの症状を訴え、劣化ウラン弾との関連を調べるよう陸軍病院に求めたが聞き入れられず、このほどカナダ・トロントの専門医療機関による検査を受けた。尿中の放射性同位体の比率を調べる検査の結果、7人のうち4人の数値が、高濃度の劣化ウラン汚染を示したという。

 劣化ウラン弾は、核廃棄物の劣化ウランを弾頭に使った爆弾で、がんや白血病などの同弾が原因とみられる深刻な健康被害が指摘されている。日本では、自衛隊のイラク派遣で問題となり、政府は放射能測定器の携行などを約束した。(読売新聞)
[4月10日15時8分更新]




●6267 日本人3名の人質解放予定のニュース 吉田つとむ(町田市議) 104/04/11(Sun) 18:16:12 No.6266へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
 今日段階のニュースで、拘束されている日本人3名が、人質から解放されるとの、現地の衛星TVアルジャジーラの中で報道したとのうれしい知らせです。

 人質家族によるこの間の必死の願いとその活動が通じたのか、はたまた今回のメンバーが現地のボランティア活動を行っていたことが評価されたか、それとも内閣の断固たる方針が功を奏したか、ともかく、3名は解放されることになりました。
 ともかく、無事な段階が確認されて再度の感想を書きたいと思います。

 なお、笹山さんにまでご心配いただいた、私のHPが閲覧できないでいた問題は、おかげさまで解消いたしました。自宅のパソコンからも、HPにアクセスが可能になったことを確認しました。 そのことは、自分のHPを見る前に、(別のプロバイダーに置いた掲示板を)先にを見ると、議論掲示板は聞きかじりさん、こちらには影絵さんと、お二人が吉田のHPにはすでにアクセスできるようになっているよ、との書き込みがありました。こうした友人の支えと、監視の支援でまさに支えられることが実感できました。

 こうやって、関心をお持ちの皆様に、再度感謝を申し上げます。

●6266 人間重視の外交の必要性 笹山登生 104/04/11(Sun) 17:26:12 削除
URL: http://hytn.way-nifty.com/netdekansi/2004/04/post_3.html
聞きかじりさん。
まだ、吉報は届いていないので、ご家族の方々は、現時点では、一段と不安になられているでしょうね。
ぬか喜びということのないよう、祈るばかりです。
イラク・ムスリム・ウラマー協会といい、6248のアマーン(身元保証)といい、イスラム社会では、人間対人間の外交が必要ということ、経済とODAでこれまで来た日本の外交のあり方を試されているようですね。
それにしても、日本の新聞記事でよく思うのですが、外国の人の名前は、無理にカタカナに直さないで、英文のまま記載してほしいものですね。
上記聞きかじりさんのブログからも、結構、レス、あるようですね。
吉田さんのサイトのアクシデント、解決したのでしょうか。
ちょっと心配です。

●6265 開放への立役者 聞きかじり 104/04/11(Sun) 15:03:05 No.6264へのコメント 削除
URL: http://hytn.kir.jp/netdekansi/
私は、イラク・ムスリム・ウラマー協会と言われる宗教指導者をあげたいと思います。
ファルージャの停戦などでも動いているようですし、ますます重みを増して欲しいものです。

日本政府は彼らに感謝し、今後は彼らの発言・行動をサポートしてほしいと思います。
それがイラクの戦後処理の王道だと思います。
日本は奥さんの奔走で、サマーワでは部族長との交流も図られていると聞いています。
胸を張って復興支援、戦後処理していただきたいですね。

●6264 見苦しい人質解放後の功名争い 笹山登生 104/04/11(Sun) 14:14:43 削除
URL:
客観的に見れば、政府ルートが効を奏した気配は見られない。
やはり、最大の功労者は、アルジャジーラと見るのが、妥当なのでしょう。
政府は、残念ながら、蚊帳の外だったようで。
それにしても、「実は、水面下では」などという、つじつまあわせのレトリック報道が目立つようで。

●6263 (投稿者削除)
●6262 山形浩生さんの「ヘンじゃないか輸入権」 笹山登生 104/04/11(Sun) 13:04:19 削除
URL: http://be.asahi.com/20040410/W12/0025.html
例のローレンス レッシグ 教授の「CODE」や「コモンズ」の翻訳者、山形浩生さんが上記サイトで、「ヘンじゃないか輸入権」と題した一文をよせていますね。
強力な援軍現れるってとこですか。

●6261 イラク・ムスリム・ウラマー協会とは? 笹山登生 104/04/11(Sun) 10:39:58 削除
URL:
6256でいう、イラク・ムスリム・ウラマー協会とは、the Sunni Council of Muslim 'Ulama' of Iraq(または、The Sunni Board of Muslim ‘Ulama’ in Iraq )のことで、書記長が、Shaykh Harith ad-Darri 氏である。
このShaykh Harith ad-Darriさんは、1920年にイラクがイギリスに占領されたときの抵抗運動の最前線に立ち、イラク革命を引き起こした宗教指導者Shaykh Darri al-Mahmud さんの孫に当たるのだという。
歴史は繰り返すということか。
Shaykh Harith ad-Darriさんは、バグダード近くのal-KhadraにあるモスクMartyr Ra'd の説教師でもある。
また、兄弟のShaykh Damir ad-Darriさんは、アメリカのイラク占領の際の傷で、亡くなったという。
今年の3月19日、シーア、スンニ両派指導者は、両派法学者を束ねる新組織「イラク統一ムスリム・ウラマー協会」を発足したとの声明を発表した。
この声明は、シーア派聖地カジミヤ地区のジャワール・ハーリシ師と有力スンニ派法学者組織「イラク・ムスリム・ウラマー協会」のアブドッサラーム・クバイシ師の連名によるものであるが、新組織が、実際機能するかどうかは、疑問視されている。

●6260 同業者からも、、「二重基準」の社説と、批判された、昨日の朝日の社説 笹山登生 104/04/11(Sun) 10:07:07 削除
URL: http://www.sankei.co.jp/news/editoria.htm
昨日の6243で「支離滅裂」と批判した昨日の朝日新聞の社説だが、果たして、同業者である産経新聞からも、上記サイトのように、「二重基準」の社説と、批判されている。

●6259 (投稿者削除)
●6258 (投稿者削除)
●6257 (投稿者削除)
●6256 イラク日本人人質家族会からの声明を転載 笹山登生 104/04/11(Sun) 07:47:06 削除
URL:
家族の声明

我々被害者家族は、イラクのアルジャジーラ放送による速報より「拘束者3名の24時間以内の解放」という報道を確認しました。
言葉にできないほどの安堵感を感じています。
我々の家族の解放に尽力いただいたアルジャジーラとイラク・ムスリム・ウラマー協会をはじめとする、世界中の仲間に対して、心からの感謝をささげますと同時に、改めてこのような混乱を招いたことをお詫びいたします。
しかしながら、家族の心境としては無事な姿を確認するまでは不安は依然ぬぐえないのも事実です。
引き続き、我々は自衛隊の即時の撤退と、イラクからの全ての武力の廃絶を訴え続けます。即刻の停戦を求めます。
同時に我々は、継続してイラクを初めとするアラブ諸国の皆様と共に、平和な社会を目指したいと考えております。
また解放の速報以前にワールド・オファーより配信された川口外務大臣のコメントに対して、その文中に使用された「怒り」・「わが国の自衛隊もこのために派遣されているのです。」という表現を、配信以前に削除することを要求しまし
た。
削除することができないなら放映の中止を求めました。
繰り返します。
我々は継続して、イラクを初めとするアラブ諸国の皆様と共に平和な社会を目指したいと考えております。
2004年4月11日 AM4:43

家族一同


●6255 「安心」と「安全」の乖離 笹山登生 104/04/11(Sun) 07:34:33 No.6254へのコメント 削除
URL: http://www.tcat.ne.jp/~domiki/kdinpubmed.htm
まりちゃんさん。
経済学者に安全問題を扱わせると、このような悪しき切り口になってしまうという、ある意味、好見本ですね。
曝露歴という概念が完全に欠落している理論構成です。
「安心」と「安全」の乖離は、一定の曝露歴を経て、究極は、予定調和するものです。
しかし、それは、人間の生命との、ある意味、競争なので、微量の曝露歴であれば、それが、顕在化しないうちに、自然生命が、たたれてしまうことがあるかもしれません。
また、社会的環境によって、曝露歴が、極端に異なることがあります。
水俣病の発覚が、猫の痙攣から始まったというのは、猫が汚染魚を食する度合いが高かったためです。
また、同じ水俣市でも、魚食をする習慣の少なかった家庭においては、水俣病の発生率が低かったことも事実です。
このように、「安心」と「安全」の乖離は、どのようなスパンで、切るかによって、静態的な分析結果は変わってくるのですが、動態的分析の元においては、究極は、「安心」と「安全」は、予定調和するものと私は考えます。

●6254 報道とはいったい何か? まりちゃん 104/04/11(Sun) 07:11:32 No.6165へのコメント 削除
URL: http://www3.diary.ne.jp/user/329372/
以前、食品安全委員会のBSE座長の東大教授がかかれた安全の費用、という論文URLを発言6154でご紹介しましたが、これについて日本経済新聞に以下のような内容が記載されたそうです。

http://www3.diary.ne.jp/user/329372/
2004/04/06 (火) 09:14:01 食の「安心」「安全」の経済学
本日朝刊25面【経済教室】エコノミクスNOW
東大教授 伊藤元重 の欄なのですが。

この伊藤元重先生は、牛丼の本を日経ビジネス人文庫から
吉野家の社長と一緒に出している方だそうです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532191084/motoshigesemi-22/249-1794304-8216325

こういうのが「学者の意見」として政治に反映されていくんでしょうか?

●6253 おや?新潟県湯沢町議会議員高橋ひろゆきさんのインターネットかわら版に、私の掲示板が紹介されていますね。 笹山登生 104/04/11(Sun) 07:06:52 削除
URL: http://www2.azaq.net/diary/yuzawa/
上記サイトがそうですね。
ホームページは、改革通信 http://www10.ocn.ne.jp/~kaikaku/index.html というものですね。
純粋無所属のかたのようです。
光栄なことです。
高橋さん。今後とも、よろしくお願いします。

●6252 アルジャジーラ・ネットが伝える日本人人質解放決定の報 笹山登生 104/04/11(Sun) 06:58:55 削除
URL: http://english.aljazeera.net/NR/exeres/75D2F232-7F1B-4909-9F9E-B8C41B0E93D0.htm
上記サイトによれば、土曜日にアルジャジーラにおくられてきた日本人人質拘束グループSaraya al-Mujahidinからのファックスによれば、Iraq's Muslim Clerics Association唐の呼びかけに応じて、日本人人質を、24時間以内に解放するとのことである。
この中で、犯行グループは、日本人が、日本政府に対し、自衛隊のイラクからの撤退に向け、圧力をかけるよう、要請している。

●6251 ドイツのシュピーゲル・オンラインの日本人人質ビデオクリップ 笹山登生 104/04/10(Sat) 21:11:59 削除
URL: http://www.spiegel.de/video/0,4916,2549,00.html
上記サイトがそうです。
途中から、音声が入ってきます。
日本のテレビでは、なぜか、この部分がカットされています。

真実を伝えることこそ、今の、日本人人質がおかれた立場を理解できるものと思われますので、公開します。

●6250 アルジャジーラのサイトに『日本人からの嘆願−人質を殺さないで』掲載 笹山登生 104/04/10(Sat) 20:39:12 削除
URL: http://www.aljazeera.net/news/arabic/2004/4/4-9-22.htm
上記がそのサイトで、ほかに英語サイトhttp://english.aljazeera.net/NR/exeres/D2F8C568-2363-498B-B45D-2224282CEE90.htmがある。

●6249 「必死に救いを求めているのは、もはや、アメリカ自身だ」との、ザ・カーディアン紙の記事 笹山登生 104/04/10(Sat) 13:36:56 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200404.html#20040410
上記サイトでは、副題「再び、イラクで学びなおされる、粗野な軍事力の限界」と題された、イラク戦争を引き起こしたアメリカに対する4月9日付けのザ・ガーディアン紙の痛烈な批判を概訳して見ました。


●6248 イスラム法での『アマーン(身元保証)』のあるなしが、生死を分ける 笹山登生 104/04/10(Sat) 12:10:26 削除
URL: http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040410/mng_____tokuho__000.shtml
なぜ、韓国の宗教家の拘束が解かれたのか。
イラク人の根強い相手側への説得があったからだという。
この点、上記サイトの中での同志社大の中田考教授の次のご指摘は、注目に値する。

「現地は文字通り戦場。善意の行動にせよ、非常事態下でスパイと誤解された可能性もある。そうした事故を避けるには、自分が現地から『招かれた客』であることを証明することが一番。イスラム法では『アマーン(身元保証)』の規定があり、同じ信徒が招いた客には保護義務が生じる。そうした知識やイラク国内の受け入れ先との連携が十分だったのだろうか」

この『アマーン(身元保証)』については、こちらのサイト http://www.l.u-tokyo.ac.jp/IAS/Japanese/archives/1-han/2001/kenkyukai/010623.htm をご参照

●6247 アメリカの中小ミートパッカーが、USDAを告訴へ 笹山登生 104/04/10(Sat) 10:07:24 削除
URL: http://www.miami.com/mld/miamiherald/business/8397131.htm?1c
昨日、USDAがCreekstone社提案のBSE全頭業界自主検査を拒絶 したことで、中小ミートパッカー社が、業界自主検査を許さないUSDAを告訴する構えを見せている。
上記サイトの中で、Creekstone社のJohn Stewartさんは、「われわれは、今回のUSDAの決定に対して、(司法の場で)挑戦するつもりである。情勢は、われわれに優位に展開している。」という。
消費者グループも、今回にUSDAの決定に疑義を呈している。
the Consumer Federation of AmericaのCarol Tucker Foremanさんは、「実際の貿易よりも貿易協定のほうが重要という考え方にとらわれすぎている。このことは、人々が買いたいと望むものを、生産者は作ってはいけないと、政府が言っているようなものだ。」といい、また、 the watchdog Government Accountability ProjectのFelicia Nestorさんは、「今回のUSDAの決定は、消費者をないがしろにしたばかりでなく、アメリカ国内の生産者や貿易相手に対して、過度にかたくなな態度をとってしまった。」という。
一方で、こんな声もある。
the Missouri Cattlemen's AssociationのBrent Bryantさんは、「今回のCreekstone社提案の失敗は、食の安全上の問題を、マーケッティングの問題に摩り替えてしまったことにある。BSE問題を、マーケティングツールとして使用することは、受け入れがたい。」という。

●6246 直リンですが、 笹山登生 104/04/10(Sat) 09:05:04 No.6242へのコメント 削除
URL: http://us.news2.yimg.com/us.yimg.com/p/ap/20040408/capt.lon80804081316.iraq_japanese_detainees_lon808.jpg
まりちゃんさん。
今後、ヤフーサイトが消滅することもありますので、写真サイトへの直リンURLを、上記のように残しておきました。
これの動画版は
http://www.asyura2.com/0401/up1/source/494.rm
などにあるようです。
こちらは、もっと凄惨です。

●6245 (投稿者削除)
●6244 まりちゃんさんご紹介のヤフーサイトが、吉田さんの掲示板に紹介 笹山登生 104/04/10(Sat) 08:26:17 No.6242へのコメント 削除
URL: http://j-expert.cn1.jp/wforum/wforum.cgi/wforum.cgi?no=4175&reno=4174&oya=4170&mode=msgview&page=0
まりちゃんさん。
ご紹介のヤフーのサイトが、上記サイトのように、吉田さんの掲示板に、転載、ご紹介されましたね。
確かに、吉田さんがいわれるように、日本のヤフーの記事と、海外ヤフーの記事とでは、差があるようです。
でも、この前のイラク日本人外交官殺害のロイターのビデオのように、これらが、公開されると、いち早く躍起になって、その現実を国民に知らしめないというのも、日本の特徴でして。
「よらしむべし、知らしむべからず」の風潮が、色濃く漂っているのが、日本の情報社会の特徴のようです。
こと、人命にかかわる問題については、日本人は、もっと、「現実の真実」を見て、判断する必要があるようです。

●6243 支離滅裂な朝日新聞の今日の社説 笹山登生 104/04/10(Sat) 08:09:41 削除
URL: http://www.asahi.com/paper/editorial.html
今日の朝日新聞の社説は、「イラク人質事件」と題して、前半は、「脅迫では撤退できぬ」、後半は「犯人よ、殺すな」の二段構成となっている。
で、見出しのとおりかと言えば、そうではない。
まず、人質を救う手段として、「(イラク国民に対して、)首相自身がメディアを通じて、呼びかけたり、宗教指導者へ働きかける」ことを提案し、小泉首相が自衛隊のイラク撤退を拒む考えを示したことや、民主党も、同様、脅迫に応じるべきでないという方針を示したことに対して、悩ましい問題であるとして、判断を留保した上で、「衝突の拡大で、自衛隊の撤退に踏み切らざるを得ない時期は遠くないかもしれない」とし、「私たちの主張は、何が何でも自衛隊は撤退させないという単純な「テロに屈するな」論とは異なるということだ」とし、「必要ならば、撤退の決断もためらうべきではない。その意味で、「自衛隊を撤退させればテロに屈したことになる」という小泉首相のいつもの言い方をそのまま認めるわけにはいかない。」といっている。
これらの朝日新聞の主張で、完全に欠落しているのが、時間の壁である。
「3日以内に、自衛隊を撤退させなければ、殺す」ということを、拘束者の家族たちは恐れているのである。
その時間の壁さえなければ、朝日新聞さんの主張される、「撤退に踏み切らざるを得ない時期は遠くないかもしれない」などとした、のんびりとした対応で、すむことである。
では、この主張の流れであれば、「3日以内に自衛隊を撤退させることは不可能なので、その結果、拘束者の人命が損なわれても、やむをえない。」というのが、朝日新聞さんの主張であると解釈していいのだろうか。
どうして、「人命優先で、自衛隊一部撤退の方向に進むべし 」というような、6239での私の主張や、田中真紀子さんのような、メリハリのついた主張を、日本の政党も、ジャーナリズムも、することはできないのだろうか。
世論をリードすべき両者が、世論の風向きや成熟を待ってしか、明確な方向性を指し示さないのは、日本人にとって、大きな不幸でさえある。

●6242 これが戦争 これがテロ まりちゃん 104/04/09(Fri) 20:31:01 削除
URL: http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/040408/481/lon80804081316&e=13&ncid=
日本では流れていない写真のようですが

人質の写真
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/040408/481/lon80804081316&e=13&ncid=

必ず生きて帰ってくることを心から祈ります。


●6241 テロリストと危機管理 まりちゃん 104/04/09(Fri) 19:31:29 No.6239へのコメント 削除
URL: http://
思想や宗教に自分の命を賭け、自爆テロをするような、アチラ側にイってしまっている人間に「テロは汚い、屈しない」というようなお尻の青いことを言って、引き下がると思ってるんだから日本って甘い国ですね。

「自衛隊を撤退させるな」というような、頭のふやけた寝言を言っている人たちは3人を殺すことを前提に言っているわけで、たいしたものです。もし撤退しないで3人が殺されたり、もしくは奪還してテロリスト側に死者が出たら、今度は日本本土決戦でしょう。
3人どころか今度はもっと多くの人が死ぬでしょうね。危機察知能力がなくなってしまったんじゃないでしょうか。

日本はセキュリティーや危機管理が甘ーいですし、地下鉄、都庁、原発、石油化学工場、水源、考えたら簡単ですよね。

私はテロでは死にたくないので、自衛隊撤退を望みます。
アメリカは取り返しのつかない恨みを買いましたが、今ならまだ、日本はまだ取り返せる、そう思います。

「本当に平和への復興のためにイラクに行きたい」のなら、武器を捨てて行け。といいたい。

●6240 (投稿者削除)
●6239 人命優先で、自衛隊一部撤退の方向に進むべし 笹山登生 104/04/09(Fri) 17:50:18 削除
URL:
金目当ての誘拐とは、基本的に拘束の目的が違うのだから、日本の有識者やジャーナリズムは、どうして、自衛隊一部撤退しか、人命を救う方法はないと、オピニオンを統一できないのか?
甘い見方が、まだ横行している、イラク日本人拘束事件の取りあつかい方である。
関係者のご家族の一人が、これは、自衛隊の一部手Zqe tqai関係者のご家族の一人が、『具体的な形で、自衛隊の一部撤退の動きを見せなければ、必ず犠牲者が生まれる。』と語っていたが、私も、まったくそのとおりであると思う。

●6238 在職10年未満の議員 笹山登生 104/04/09(Fri) 17:03:50 No.6236へのコメント 削除
URL:
確かに、おっしゃるような不条理な面があることは確かです。
で、やや、具体的な例で、生々しいのですが、おっしゃる在職10年未満の議員に対する掛け金の返還ですが、もし、この方が、その後ブランクを経て、また、再び議員になられたときはどうなるのかといえば、この一時金を返還するか、または、年金支給後、10年間にわたって、返していけば、10年後からは、通じようベースの年金支給額になるようになっているようです。
まあ、厚生年金の場合でも、年金受領後、一年以内に、一時金返還をすれば通常通りの年金額が確保できるのですが、後者の10年掛けて返還というのが、ちょっと変わっていますね。
議員という職業の特性のアドホック性に配慮したといえば、いえるんですが。

●6237 USDAが、Creekstone社提案のBSE全頭業界自主検査を拒絶 笹山登生 104/04/09(Fri) 16:44:59 削除
URL: http://www.ljworld.com/section/stateregional/story/166741
上記AP者の記事によれば、
これについて、USDAのスポークスマンであるAlisa Harrison さんは、次のように語った。
「われわれは、国際的専門家により、検査の時期や、全頭検査が適当でないことについてのコンセンサスが得られるよう、検討してきた。これが、われわれがなぜ、現段階で、USDAが、Creekstone社提案のBSE全頭業界自主検査を認めることが出来ないかの理由である。私自身は、この問題は、常にオープンに検討されるべきものとかんがえている。しかし、現下のアメリカの牛肉輸出の貿易相手との議論においては、(それが許されない)非常にデリケートで、センシティブな対応を迫られている。そして、それが、われわれの現下の最大の焦点とならざるを得ないのである。」
一方、当のCreekstone社は、AP社からの電話取材に応じてくれなかった。
また、the National Cattlemen's Beef AssnのGary Webber氏は、今回のUSDAの決定を賞賛し、「この問題に関しては、すべての会社にとって、科学的根拠にもとづいての、公正な競争の場が保たれることをのぞんでいる。」といった。
議会側の反応は分かれている。
カンサス州選出の上院議員Pat Roberts氏は、「BSEに関する政策決定に当たっては、カンサス州やアメリカの牛肉生産者にとって、長期の利益がもたらされるような政策決定がなされるべきである。われわれの政策決定は、健全な科学に基づくべきものであり、同時に、現在のわれわれの貿易相手との貿易状態に、もとづくべきものである。」といった。
これに対して、同じくカンサス州選出下院議員Todd Tiahrt氏は、カンサス州にしめるCreekstone社の経済的雇用的な影響力を無視することは出来ないとして、今回、USDAが、Creekstone社提案のBSE全頭業界自主検査を拒絶したことの余波を憂慮している。

●6236 少し乱暴な例えでは? キミヒ 104/04/09(Fri) 16:05:12 No.6234へのコメント 削除
URL: http://
>本来は、退職金でもらうものを、年金の形でいただくということにな
>っているのです。
>そこで、事務次官や会社役員と、生涯運用退職金総額を比較した場合、
>30年在職の国会議員で、事務次官の51パーセント、会社役員の56パーセントの水準に当たるとの試算もあります。

 ですが、国会議員を30年継続している方が何割居るのでしょう?少し乱暴な比較ですよね?
 また在職10年未満の議員には掛け金が返還されています。これって退職金と同じでは?
 普通の年金って、掛け金が基準未満だと払い損ですが?
 逆に議員年金の受給資格を30年にしたら、多分、国庫補助はゼロになると思います。故山中衆議院議員なんか議員年金を貰ってませんよね?
 在籍10年で国庫補助70%の高額年金より退職金の方が合理的でしょう?
 

>そもそもの国会法36条に基づくものとするのか、それとも、基づか
>ないのか、そこから、議論はスタートいなければならないことになり
>ます。

 は悲しいスタンスですよね〜
 立法府が国民の為に国会法を改定する気構えが欲しいものです。
 今の議員年金を国庫負担無しに継続出来れば最良でしょう?
 問題の本質は、財政赤字下で多額の財政援助を受けるシステムであり、
国会法云々では無いと思います。
 議員の世代間で自己完結する高負担高幸福の議員年金を構築するのも一法ですよね?
 国も地方も公務員給与はベ−スダウン中です。

●6235 孤発性のクロイツフェルト・ヤコブ病も、BSEのプリオンが原因とする説 笹山登生 104/04/09(Fri) 15:20:50 No.6231へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2002dec03.htm
まりちゃんさん。
これについては、前にも、上記サイトに書きましたが、孤発性などのsCJDも、BSEと関連があるとするコリンジ教授らの研究が http://www.newscientist.com/hottopics/bse/bse.jsp?id=ns99993122 のように、ありますね。
このテリトリーは、農林水産省では、手に負えない分野であるはずです。
ミネソタ大学のWilliam Hueston博士は、http://www.avma.org/onlnews/javma/apr04/040415h.asp で、「もし、vCJDとsCJDとの間の関係が解明できれば、なぜ弧発性CJDが、世界中で見られるかが説明できる。肉食が制限されている国でも、弧発性CJD患者がみられるし、BSEが多数発生しているヨーロッパの国でも、唯一スイスを除いては、世界の国々よりも、弧発性CJD患者発生率が、極端に高いということはない。」といっています。
まあ、これから、議論沸騰の見解というところですね。
キーワードは、vCJD対sCJDというところです。

●6234 議員年金の沿革 笹山登生 104/04/09(Fri) 14:51:20 No.6229へのコメント 削除
URL: http://www.ron.gr.jp/law/law/kokkai.htm
キミヒさん。
議員年金の沿革は、昭和22年に、議員に対する退職金支給を定めてある国会法36条(第三十六条 議員は、別に定めるところにより、退職金を受けることができる。)に基づくもので、この退職金の制度に変わって、国会議員互助年金法が制定されて、今日に至っているものです。
ですから、本来は、退職金でもらうものを、年金の形でいただくということになっているのです。
そこで、事務次官や会社役員と、生涯運用退職金総額を比較した場合、30年在職の国会議員で、事務次官の51パーセント、会社役員の56パーセントの水準に当たるとの試算もあります。
では、そもそもの国会法36条に基づくものとするのか、それとも、基づかないのか、そこから、議論はスタートいなければならないことになります。

●6233 CJDで米国を注視 中川坦消費・安全局長答弁 まりちゃん 104/04/08(Thu) 22:03:04 No.6228へのコメント 削除
URL: http://www.nissyoku.co.jp/bse/
日本食糧新聞HPのBSE情報に、以下が記載されていました。

CJDで米国を注視 中川坦消費・安全局長答弁
 農水省の中川坦消費・安全局長は8日、参院農林水産委員会で民主党の小川勝也議員の米国のクロイツフェルトヤコブ病(CJD)の発生に関する質問に、BSEとの関連があるのかどうか、変異型か個発型などか、などを厚労省と連動しながら情報収集を図ると答えた。
 米国のニュージャージー州で10人以上のCJDが発生している。CJDとBSEとの因果関係は科学的に完全に立証されていないが、統計上は関係が深いという結論が出ている。 また、米国との交渉については、「特定危険部位の除去」「全頭検査」と同じような措置を求めていることに変化はないと述べた。(4月8日13:54)


●6232 (投稿者削除)
●6231 弧発性プリオン病集団発生 その他の地域 まりちゃん 104/04/08(Thu) 21:43:35 削除
URL: http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key
笹山さん、こんにちは、

DAVE LOUTHANさんですが、私も日本テレビの報道を見ました。
国家権力やら、その他の大きな利害関係と、異なる発表をしていますから、そうですね、私だったら、きっとスーパーマンになったつもりでないと、やっていけないと思います。(^^; 夜など、きっと恐怖だと。。
国の指導者からして誤魔化す「シロモノ」なのですから、BSE問題以外の安全についても、消費者、というか一人間として、訝しく思います。

ところでですが、弧発性プリオン病の集団発生については、
ProMedの翻訳 United Press International、(2003年12月29日)によると他の州にも報告がありますね。
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20040203%2D0060
「Pennsylvania 州では1993年に、 Florida州では1994年、Oregon州では1996年、New York 州では1999-2000年に、そしてTexas 州では1996年に報告」
「エール大学神経病理学科外科部門の研究チームの検討を含め複数の研究で、剖検によりアルツハイマー病あるいは痴呆症と診断されていた患者の3〜13%が実際はクロイツフェルト・ヤコブ病に罹患していたことが判明したとしている。米国では毎年アルツハイマー病と診断される患者が400万人、痴呆症患者は数十万人が発生していることから、最も少なく見積もって12000人以上のクロイツフェルト・ヤコブ病患者が検出されず、公式統計に含まれない可能性がある。実際、アルツハイマー病と診断された死亡患者数は1979年には857例であったものが、2000年には50倍以上の5万例近くとなった。」

週刊文春の3月25日号にも以下のようにあるそうで。
1986〜90年 ペンシルバニア レイアレン地区で18人
1989〜92年 ペンシルバニア アレンタウン地区で15人
1996〜97年 フロリダ タンパ地区で18人
1999〜00年 ニューヨーク州 ナッソー地区で12人
2001〜02年 オレゴン州全体で14人

CDCはどういう結果報告をするのでしょう、
まずは、ニュージャージーの調査の行方が気になりますね。



●6230 (投稿者削除)
●6229 議員年金について キミヒ 104/04/08(Thu) 17:06:08 削除
URL: http://www.npfa.or.jp/a/a_top.html
 最近、話題の議員年金に関して

 現行でも国民年金基金制度が有ります。
 国会議員年金基金制度を創設すれば済む話ですよね〜
 議員様達が反対する根本は、他年金と二重取りが出来なくなる
事と推察されます。
 笹山先生のご意見は?

●6228 ニュージャージー州でのCJD死者の多発 笹山登生 104/04/08(Thu) 13:50:34 削除
URL: http://lautenberg.senate.gov/~lautenberg/press/2003/01/2004405828.html
まりちゃんさん。
上記サイトが、アメリカの民主党の二人の上院議員Frank R. Lautenbergさんと Jon S. Corzineさんが、CDC(Center for Disease Control and Prevention)のtJulie L. Gerberding博士に当てた手紙の現物です。
この中で、二人の上院議員は、ニュージャージー州のCherry HillにあるThe Garden State Race Trackという名の競馬場で、1988年から1992年の間に、12人がCJDで死んだという報道について、その真偽を明らかにせよとの書簡ですね。
これは、Janet Skarbekさんという人の調査結果に基づくもののようです。
CDCのPierluigi Gambetti博士は、これらの犠牲者のうちのごく数人から採取した脳組織を検査したが、その結果は、他の科学者が、おなじ脳組織を検査した結果とは、異なるものであったということです。
その点を明らかにせよと、二人の上院議員は、言っていますね。
また、ご紹介のDaveLouthanさんは、この前、日本の深夜の民放番組でも、出演していましたね。
やや、スター気取りなのが、ちょっと気になりはしましたが。

●6227 米農務省USDAと戦う、BSE牛をと畜したデイブさんのサイト まりちゃん 104/04/07(Wed) 10:51:37 削除
URL: http://www.davelouthan.org/
笹山さんご無沙汰しています。米国でついに公けになってきましたね。

DAVE LOUTHANさんのサイトがあるそうです。
健康に見えるBSE牛をダウナー牛と隠蔽した農務省USDAと
戦っている、米BSE牛をと畜した方のサイトです。
http://www.davelouthan.org/ 

ところで米国もやっと、議会にあがってきました。
日本もメジャーどころがついに報道しましたね。

「ヤコブ病で5年間に13人死亡」 米政府に調査を要求
米北東部ニュージャージー州の一部地域で起きたクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)死者の多発について、BSE(牛海綿状脳症)の牛を食べたことが原因の恐れはないか、同州選出の上院議員2人(民主党)が米疾病対策センター(CDC)に詳しい調査を始めるよう求めた。
地元住民の訴えなどによると、88年から92年にかけ、同州のチェリーヒル地区にある競馬場の従業員や客ら少なくとも13人がCJDで死亡しているという。
CJDの発生率は100万人に1人ほどで、同地区の場合、発生率が高い恐れがある。また、通常のCJDは老年期に発病することが多いが、13人の死者には20代の人も含まれており、一部住民が「BSE感染牛を食べたために変異型CJDになったのでは」と不安の声を上げている。
CDCは対応を明らかにしていない。米国では02年、英国で生まれ育ったフロリダ州在住の女性が変異型CJDと分かったが、国内でかかった例は確認されていない。 (04/07 10:28)
http://www.asahi.com/science/update/0407/001.html


●6226 (投稿者削除)
●6225 サクラは咲いたが、牛肉はまだかいな? 笹山登生 104/04/06(Tue) 17:49:34 削除
URL: http://www.atimes.com/atimes/Japan/FD06Dh03.html
6221で、アメリカ農務長官からの手紙の冒頭に「日本から100年前に贈られたワシントンのサクラが満開です。」とのくだりがあったことをご紹介したが、どうも、このベネマンさんが亀井農林水産大臣にあてた私信が、実は、私信でも何でもなく、その私信のコピーが、財務省にも、厚生労働省にも、食品安全委員会にも、ばら撒かれていたというのが、上記サイトの言い分だ。
ちなみに、先週の木曜日には、石原事務次官の記者会見で、この手紙のことに記者が言及したのだが、私信の中の言葉を記者がなぜ知っていたのか?
その理由として、このサイトによれば、OIE提案に反対する官僚が、提案を拒絶するようなニュアンスを引き出すための質問を、その記者にレクチャーさせたのだと、このサイトでは言っているのだが、これは、ちょっと違うんではないのかな?
私のこの掲示板では、4月2日のhttp://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/hot/bse/news/apr0204bse.html で、すでに、USDAのサイトで、亀井農林水産大臣への書簡の公開を確認しているのだから、この見方はもあまりに、うがちすぎといったような見方のようだ。
それにしても、サクラは咲いたが、牛肉はまだかいな? ということで、アメリカの牛肉輸出再開には、当分冬の時代が続く模様だ。

●6224 イギリスのvCJD患者または死者の現況 笹山登生 104/04/06(Tue) 17:03:01 削除
URL: http://www.medicalnewstoday.com/index.php?newsid=7053
上記サイトによれば、
2004年4月5日現在で、

vCJDの死者
vCJDで死んだと確認された数 104名
神経病理学的には、確認されないが、おそらく、vCJDで死んだとされる数 36名
神経病理学的判断は、ペンディングだが、おそらく、vCJDで死んだとされる数 0名

vCJDの生存者
決定的または、おそらくは、vCJD患者でいまだ生存している数 6名
決定的または、おそらくは、vCJD患者で、死んだものと生きているものの合計数 146名



●6223 BSE全頭検査は、政府ベースの話なのか?商業ベースの話なのか? という素朴な疑問 笹山登生 104/04/06(Tue) 09:31:22 削除
URL: http://www.arkcity.net/stories/040504/com_0003.shtml
上記サイトが、その点を問題にしている。
Creekstone Farms Premium Beef側は、これは、商業ベースの話であり、個々のミートパッカーたちは、それぞれの海外の顧客に対して、そのことを保証すべきものであるとしている。
一方、APHIS (the Animal and Plant Health Inspection Service of USDA)やUSDA側は、われわれだけが、牛肉を検査できるのだとしている。
Creekstoneが、すでに Arkansas City に検査施設を設けたことに対して、「USDA側から、「励まされた」との感触があった」と伝えた一連の報道についても、AFISのEd Curlettさんは、「全頭検査手順についての認可を受けたとの報道が、どこからきたのかわからない。」と、つれない。
これに対して、Creekstone 側は、「全頭検査体制確立は、早ければ早いほどいい。なぜなら、USDAがいくら、日本側を説得しても、日本側の態度が変わるとは、思えないからだ。」という。

●6222 政策実現のための新手の供応行為かな? 笹山登生 104/04/05(Mon) 10:32:22 削除
URL: http://www.avexnet.or.jp/ayu/
4月24日に行われる浜崎あゆみのコンサートに、知的財産戦略推進事務局の職員が大量に招待されているとのうわさがある。
また、「浜崎あゆみとデュエットできる」などと放言していた議員さんもおられたとのうわさもあるようです。
日本販売レコード禁止法案審議の前の、レコード協会ぐるみの、政策実現のための新手の供応行為とも、見て取れます。
浜崎あゆみのコンサートは、4月24日 18:30PM 国立代々木第一競技場 です。
さあ、当日、どなたが来ているか、しっかり監視しましょうね。



●6221 ますます混迷を深める日米間の牛肉輸入再開問題 笹山登生 104/04/05(Mon) 08:58:20 削除
URL: http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/hot/bse/news/apr0204bse.html
米農務省は3月26日、初のBSE発生に伴う行政対応が一段落したことから、日本など75カ国・地域に米国産牛肉の輸入再開を要請する書簡を送った。
日本に対しては、3月29日付けで、http://www.usda.gov/Newsroom/kamei.pdf のような書簡を、日本の亀井農林水産大臣あてに送り、「百年ほど前に日本政府から贈られてきたワシントンの桜が咲き始めました。」とのやわらかい書き出しから始まって、この中で、

1.日本政府とアメリカ政府とが、共同して、OIEに接触し、専門家によるコンサルティングをうけること。これについては、すでにアメリカがOIEと接触し、好感触を受けていること。
2.4月9日までに、諸課題解決に向けてのOIE専門家などによるパネル設置を合意すること。
3.4月14日までに、そのパネルの構成員を決定すること。
4.パネルの初会合は、4月26日までに、両国の都合のよい場所で行うこと。
5.パネルは、4月30日までに、両国の提起した疑問点に対して、回答を用意すること。
6.このパネルの回答は、今後の両国政府の合意のベースとなるものであり、この内容は、OIEのウェブサイト上で公表されること。

を提案してきた。

しかし、これに対して、日本の亀井農林水産大臣は、4月1日の記者会見の席上で、「「安全対策は不十分」とする返事を近日中に送る」ことを明らかにし、この提案を拒絶するとの考えを表明した。

この記者会見の内容を知ったアメリカ側は、4月1日、http://www.usda.gov/Newsroom/0131.04.html に見るように、ベネマン農務長官とゼーリック通商代表との共同声明を発表し、この中で、

1.アメリカは、牛肉貿易問題について、科学的な根拠に基づく解決に腐心している。
2.われわれは、日本の亀井農林水産大臣に対して、OIEに対して技術的なコンサルテーションを受けることを提案した。
3.最近のBSEに関する調査・経験の蓄積や、科学的コンサルテーションは、牛肉輸出再開の可能性を強めるものであり、アメリカ牛肉の輸出相手国とも、国際的な専門家パネルの提案をも含め、われわれの調査結果を分かち合いたいと思っている。
4.日本は依然として、全頭検査と、SRMの除去が輸出再開の条件だと主張しているが、アメリカのシステムに関する国際的科学者パネルの報告では、全頭検査には、科学的な根拠がないとの注目すべき報告をしている。
5.現下の時点でやるべき、もっとも適当なことは、OIEにコンサルティングを依頼し、科学的根拠に基づく合意を生み出すことである。
6.われわれは、一般的に受けられられるBSEの定義の確立や、それにもとづく検査の方法、そして、SRMの一般的定義の確立について、OIEが、再検討に入るため、積極的にタイムテーブルを設ける用意があることを、すでに確認している。
7.アメリカは、自らのBSEシステムを国際的専門家の判断・評価にゆだねる気持ちであるのに、日本側が、どうして、それに対して気乗りがしないのか、その理由がわからない。
8.われわれは、これらのわれわれの提案のメリットに対して、建設的な対話をしようとせず、報道機関を使って米提案に拒否の反応を示したことには失望させられた。
9.われわれは、OIEにコンサルテーションを委託するという、われわれの提案を、日本政府が、早急に受け入れることを促すと同時に、これらの方策が、世界貿易機関(WTO)のメンバーとしての国際的協定と一致するものであることを確信する。

との考えを示した。

4月2日深夜、農林水産省は、亀井善之農相名で米国の提案を拒否する内容の返事を出し、その中で、「OIE事務局に日米共同で専門検討会を設置する」との米提案に対し、「これまでの協議の経緯を考慮せず、まことに残念」などと記した。
一方で、かねてより、自主全頭検査により、日本への輸出再開を目指しているCreekstone社は、この提案に対するUSDAの認可がいまだ得られていない状況に対して、http://www.arkcity.net/stories/040304/com_0002.shtml に見るように、「全頭自主検査による輸出再開が認められるかどうかが、会社存亡を左右する状態にいたってきた。」と危機感を募らせている。

●6220 (投稿者削除)
●6219 日本初の「良心の囚人」(prisoner of conscience)認定 笹山登生 104/04/03(Sat) 19:15:46 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040403-00000120-kyodo-soci
「良心の囚人」(prisoner of conscience)とは、暴力を振るわないのに、基本的人権を行使しただけで投獄された人びとのことをさす。
これらの人々は、60カ国以上で囚えられており,合計8960人にのぼる。
今回、アムネスティが、日本で初めて『良心の囚人』として認定されたのは、東京都立川市の防衛庁宿舎で、ポストに自衛隊イラク派遣反対のビラを入れた市民運動家3人。
世界には、チベットのラサ郊外出身の尼僧であるプンツォク・ニドンさん。インドのカシミール問題に取り組むシャビ・シャーさん。ミャンマーの三歳の良心の囚人タイン・
ウンナ・キンさんなどがいる。
prisoner of conscienceについては、
http://www.uib.no/isf/people/amnesty/whatis01.htm
のサイトに詳しい。

●6218 男鹿水族館のシロクマは、結局は、借りクマへ 笹山登生 104/04/03(Sat) 10:25:23 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200401.html#20040128
このサイトでも、上記のように、2004年1月28日に『カナダが,秋田県 の男鹿水族館へのホッキョクグマ寄付を断った背景 』で話題にしたシロクマ問題だが、結局は、借りクマで、開館をしのぐことになったようだ。

男鹿水族館の呼び物のシロクマ(ホッキョクグマ)入手問題で、県は29日、子グマの譲渡を申し入れていたカナダ・マニトバ州から開館に間に合わせて取得することを断念する意向を明らかにした。開館時には、国内外の動物園などからシロクマを借り受けて展示する方針。7月13日に開館する。
マニトバ州環境保護大臣が3月11日(23日受領)に寺田典城知事に送った書簡では「寄贈要件に合致する子グマは見つからず、その見通しも立たないため、寄贈の可能性や時期について確約することはできない。秋田県が施設のグレードをアップしたことは称賛するが、(男鹿水族館を同州のシロクマ保護法に基づく施設として)事前に承認することはできない」としている。


●6217 (投稿者削除)
●6216 3月中のこの掲示板へのアクセスは、過去最高をマーク 笹山登生 104/04/03(Sat) 10:09:56 削除
URL:
中でも、ピークは、3月8日。
やはり、「カラスに鳥インフルエンザ感染」の話題が、アクセスに影響したようです。

●6215 廉価で高質なレーベルであるナクソスの経営方針に学ぶべきこと 笹山登生 104/04/03(Sat) 09:54:10 No.6214へのコメント 削除
URL: http://www.naxos.co.jp/label.htm
謎工さん。
お疲れ様です。
たとえば、私が持っているナクソスの「コレクション ブリティッシュ・ライト・ミュージック選集」 http://www.naxos.co.jp/title.asp?sno=8.553515&cod=1359 なんてのは、いかにも、ナクソスでなければ選曲しなかったような曲ばかり入ったものですね。
上記サイトでは、カンヌ、クラシカル・アワーズがナクソスを「The Best Label of The Year, 1997」に選んだ理由として、次の三つをあげています。
1.このレーベルは広範な大衆の間に非常な人気を勝ち得た一方において、質の向上とレパートリーの拡大をなしとげてきた。
2.専ら本格的なクラシック音楽に焦点を絞るとともに、「メジャー・レーベル」をして顔色なからしめるレパートリーの深さを実現せしめた。
3.聴衆の増加に伴ってレコードのレパートリーを拡大することで、ナクソスは自らを益するばかりでなく、クラシック音楽の販売に関わるすべての人々を益してきた。

翻って、日本のレーベルに関していえば、価格は高いは、質へのポリシーは一貫していないはで、まだまだ、ナクソスに学ぶべき点は多そうです。

●6214 「日本販売禁止レコード」問題、政府答弁で点火 謎工 104/04/02(Fri) 18:24:02 削除
URL: http://www.wikiroom.com/copyright/?%CD%CE%B3%DACD%CD%A2%C6%FE%C8%D7%B6%D8%BB%DF%A4%AB
2chの各板ででこの問題を扱ったスレッドが乱立状態に。
早晩、2ch外部でも本格的に火が点くのは不可避?

答弁書の全文はまだ衆議院のサイトに掲載されていませんので、
こちらに掲載しています。
http://blog.melma.com/00089025/20040331002604

●6213 米通商代表部(USTR)が日本の牛肉セーフガードを批判 笹山登生 104/04/02(Fri) 14:50:06 削除
URL: http://projects.jrc.cec.eu.int/show.gx?Object.object_id
米通商代表部(USTR)は1日発表した2004年版の貿易障壁報告書で、牛海綿状脳症(BSE)発生に伴い日本が米国産牛肉の輸入を停止した措置を取り上げ、禁輸の早期解除に向け集中的に取り組む方針を示した。
「米国はBSEの国際基準を改定するため国際獣疫事務局(OIE)で作業中」と明記し、OIEの裁定を求めて事態の打開を図る考えを表明。記者会見したUSTR高官は米農務省が輸出再開に向け承認を検討中の民間業者による自主的な全頭検査に関しては「懸念がある」と述べ、「全頭検査には科学的根拠がない」との米政府の見解を繰り返した。

この部分は次のとおり


Beef Safeguard
The United States has worked with like-minded parties to express opposition to this safeguard at the
highest levels of the Japanese government in an effort to remove, or suspend this safeguard. Japan's beef
safeguard was negotiated during the Uruguay Round to afford protection to domestic producers in the
event of an import surge. The safeguard is triggered when imports increase by more than 17 percent from
the previous Japanese Fiscal Year on a cumulative quarterly basis. Once triggered, the safeguard remains
in place for the rest of the fiscal year. If triggered, beef tariffs increase from 38.5 percent to 50 percent.
The safeguard is expected to be lifted in the first half of 2004 due to decreased Japanese beef imports
resulting from Japan’s prohibition on U.S. beef exports due to the discovery of a single case of Bovine
Spongiform Encephalopathy.


●6212 トラブル続きの秋田地域IXから、離脱者続々 笹山登生 104/03/31(Wed) 21:04:32 削除
URL: http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/akita/html/kiji01.html
かねてから、この掲示板でも、その有効性に疑問符を呈してきた各地域のIX構想で、上記サイトのように、秋田地域IXからの離脱者が増えているという、
その理由の中で、目立ったのが、IP電話が使えないというもの。
驚異的な電話代の節約が図れるこの機能がないというのは、大きな弱点だろう。
でも、やっぱり大きな理由は、これまで何度かあったトラブルに対して十分な説明責任を果たしてこなかったことだろう。

●6211 (投稿者削除)
●6210 The Dark Side of Recycling 笹山登生 104/03/31(Wed) 20:31:34 No.6209へのコメント 削除
URL: http://agrinakai.tsukaeru.jp/health/report/render.html
上記サイトが日本語訳ですね。

●6209 カニバリズム的リサイクルからの決別 笹山登生 104/03/31(Wed) 20:27:25 削除
URL: http://www.judyshealthcafe.com/articles/rendering.html
まりちゃんさん。
日本では、まだ、この点についての問題意識は、こうしてみると希薄のようですね。
上記サイトは、この辺の問題意識についての集約サイトのようです。

●6208 (投稿者削除)
●6207 日本でもリサイクルの生ごみ飼料を牛が食べている? まりちゃん 104/03/31(Wed) 12:35:09 削除
URL: http://www.sizennokaze.com/utisirokin.htm
笹山さん、たいへんです。

日本でも未だ、生ごみ飼料を牛が食べているではないですか。
http://www.sizennokaze.com/utisirokin.htm
http://www.sizennokaze.com/tikusan.htm

これで出来た「醗酵飼料」はどう流通しているんでしょう。
この帯広の農家も原料をきちんと掲載してほしいです。

●6206 (投稿者削除)
●6205 家畜へののリサイクル飼料 まりちゃん 104/03/31(Wed) 12:09:41 削除
URL: http://www.science-forum.co.jp/books/0261.htm#2
以下のページを見つけました。糞のほか、何やらいろいろ候補があります。

未利用有機物資源の飼料利用ハンドブック
http://www.science-forum.co.jp/books/0261.htm#2

「油温減圧式乾燥技術による家畜排せつ物再資源化技術の開発」
http://www.prorex.co.jp/news-m01.files/news/news2/nousui/nousui.htm
弊社開発による油温減圧式乾燥技術を用いて、牛・豚・鶏等家畜の各々含水率の異なる
糞尿を単独若しくは一括して短時間且つ均一に乾燥することにより
、乾燥後の固形物が有機肥料、飼料として再資源化できること。


●6204 パーキンソン病と農薬の関係& 家畜の糞便リサイクル飼料 まりちゃん 104/03/31(Wed) 11:43:17 No.6126へのコメント 削除
URL: http://www2.sala.or.jp/~bandaikw/archiv/pesticide/pesdisease/parkinson.htm
笹山さん、こんにちは、

BSEにはプリオン説のほか、農薬原因説がありましたけれども
パーキンソン病についても以下のような報告がありました。

パーキンソン病と農薬の関係
http://www2.sala.or.jp/~bandaikw/archiv/pesticide/pesdisease/parkinson.htm
http://www2.sala.or.jp/~bandaikw/index.htm

パーキンソン病の症状
http://www.saigata-nh.go.jp/nanbyo/pd/pdsyn.htm

肉骨粉のレシピなるものを見ても、
http://www.asyura2.com/0311/gm9/msg/133.html
そういった化学物質やら重金属の入り込む余地は本当にないのか?と、疑問符つきまくりです。

ところで鶏糞などの糞便リサイクルですが、日本でも、(牛の肉骨粉は鶏に与えていないとしても)案外オーガニックをうたっているところも、してたりするようですね。意外でした。加熱しても死滅しない病原体や毒素もありますし、低温処理なんていうのもあるそうですし、少し疑問に感じました。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/net-nouen/topics/topiccs040104/topics040104.html


●6203 年金世代産業構築の勧め 笹山登生 104/03/30(Tue) 12:43:48 削除
URL:
前から、この掲示板でも、いくつかのスキームを提示しているのだが、年金世代でしかできない年金世代産業というべきものを、国家を挙げて構築する必要があるのではなかろうか。
そのスキームの前提となるのは、年金プラス賃金で、一定の生涯取得収入ラインをカバーできるもの。
それぞれのスキルを登録できるもの。
労働時間の点でも、勤労世代と競合せず補完しうるもの。
などなど。

●6202 USDAが、ようやく、生体牛の識別番号制度に着手 笹山登生 104/03/30(Tue) 12:26:33 削除
URL: http://www.ifbf.org/publication/spokesman/story.asp?number=22450&type=Ag
これは、the U.S. Animal Identification Plan (USAIP) というブランに基づくものだが、いつから正式に実施かは、さだかでない。

●6201 USDAが7つの検査機関を選定 笹山登生 104/03/30(Tue) 12:20:08 削除
URL: http://msnbc.msn.com/id/4626203/
6199の情報と若干矛盾するのだが、上記サイトによると、USDAは、このたび、アメリカ全土にわたってバランスよく、次の7つの検査機関をBSE検査機関として指定したという。

Davis−カリフォルニア州,
Fort Collins−コロンビア州,
Athens-ジョージア州
Ithaca−ニューヨーク州
College Station−テキサス州
Pullman−ワシントン州
Madison-ウィスコンシン州,

●6200 「モンテンルパの夜はふけて 気骨の女・渡辺はま子の生涯」出版 笹山登生 104/03/30(Tue) 11:58:10 削除
URL: http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h13/jog180.html
日本放送出版協会から「モンテンルパの夜はふけて 気骨の女・渡辺はま子の生涯」
http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0104248126
 がこのたび出版されたが、そこには、渡辺はま子のモンテンルパ刑務所を巡ってのドラマが、生々しく書かれている。
このモンテンルパ刑務所は、実名は、ニュービリビット刑務所(the New Bilibid Prison)というのだが、ここに、第二次世界大戦後、日本人B・C級戦犯が収監されたものだ。
http://www.settingthecaptivefree.com/muntinlupa1.htm
なんかのサイトを見ると、一見こぎれいそうだが、私が5−6年前に訪問したときは、正直、凶悪犯は、見通しのいい、ふきさらしの房に入れられた、さながら、「人間動物園」的な、過酷な待遇のように見られた。
ここで、渡辺はま子さんは、次の順序で、刑務所コンサートを開いたのだという。
1.荒城の月などの日本の名曲 2.フィリピンの民族音楽 3.渡辺はま子絶唱に、刑務所拘留者全員の合唱を合わせた 「モンテンルパの夜はふけて」 4.君が代
ちなみに、このモンテンルパの刑務所へ向かう沿道には、小店が立ち並んでいて、日本人と知ると、気さくそうな顔で、手を振ってくれる。
結構、観光地化した刑務所門前市化しているのだが、それにひきかえ、近くの日本人墓地の荒廃ぶりはすさまじく、改めて、敗戦国の死者の受ける残酷な取り扱いを、そのまま感じさせるものであった。
その墓地の中には、形ばかりの銃を手にした自称墓守が、われわれに、チッブを迫ってくるというのが、いかにもフィリピンらしい光景であった。

●6199 USDAはBSE簡易検査−ラピッド検査−に二つの方式を採用決定 笹山登生 104/03/29(Mon) 21:57:12 削除
URL: http://pubs.acs.org/cen/news/8213/8213notw9.html
上記サイトによれば、ひとつは、Bio-Rad Laboratories のもので、もうひとつは、Idexx Laboratoriesのものだ。

●6198 オリンピックが近づくと、またもや「ニッポン」か「ニホン」かの論争が 笹山登生 104/03/29(Mon) 21:41:05 削除
URL: http://www.kcn.ne.jp/~tkia/mjf/mjf-61.html
この前のワールドカップの「がんばれ日本」コールで、すっかり日本はニッポン説が有力になった。
上記サイトによれば、日本書紀はニチホンギであり、『続日本紀』に「日本国使」の文字があり、「ニチホン」と読み下しているという。
仏教伝来の538年ごろ、当時の唐人−中国人-は日本をどう読んでいたかといえば、中国語では、日の字を呉音ではニチ、漢音ではジツと読んでいたので、「ニッフォン」か「ジッポン」と読んでいたらしい。
この「ニチホン」の「チ」が促音化し「ッ」となり、それが破裂音を誘い、「ニッポン」となったのだと推測されるという。
では、英語のジャパンはどうしてそうなったかといえば、日本を中国語では、リとイの間の音で、リィーベンと読むが、これがジィーベンと聞こえ、さらにジャパンになったのだとも、解釈されるのだという。


●6197 BSE生体検査(Live Animal BSE Test)関連リンク 笹山登生 104/03/29(Mon) 19:24:39 No.6192へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001jan04.htm
6192記載以外にいくつかリンク先を以下にあげておきます。
http://www.wsutoday.wsu.edu/completestory.asp?StoryID=909
http://www.producer.com/articles/20030529/news/20030529news01f.html
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?file=/news/archive/2003/05/24/national0511EDT0442.DTL
http://www.aphis.usda.gov/lpa/issues/bse/bse-overview.html
http://www.mad-cow.org/~tom/new_test.html
http://www.leg.wa.gov/pub/billinfo/2003-04/Senate/8050-8074/8050_02022004.txt
http://www.google.co.jp/search?q=Live+Animal+Test++BSE&hl=ja&lr=&ie=UTF-8&oe=UTF-8&start=40&sa=N
http://foodhaccp.com/msgboard.mv?parm_func=showmsg+parm_msgnum=1012674
http://foodhaccp.com/msgboard.mv?parm_func=showmsg+parm_msgnum=1007866
http://www.post-gazette.com/pg/04054/276375.stm
http://www.animalagriculture.org/newsarchives/2004/Jan30/Daschle.htm
http://www.google.co.jp/search?q=Live+Animal+Test++BSE&hl=ja&lr=&ie=UTF-8&oe=UTF-8&start=40&sa=N


●6196 なるほど。さすが、P2P関連摘発先進所轄のことだけありますね。 笹山登生 104/03/29(Mon) 18:40:05 No.6195へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001jan04.htm
「一部では、P2Pソフト「Winny」を経由して感染するウイルスが原因とする説もある」とは、まず隗よりはじめよってことですかね。

●6195 「P2P自体が犯罪」論者には頭の痛そうな事件 謎工 104/03/29(Mon) 16:42:01 削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/
京都府警、個人情報11人分が含まれた捜査書類をネットで漏洩
〜Winny経由で感染するウイルスが原因とする説も
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/03/29/2591.html

大半の新聞が夕刊の1面で掲載しているそうです。

●6194 今朝の朝日新聞32面「元気」に「園芸福祉」の特集が 笹山登生 104/03/29(Mon) 12:13:15 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001jan04.htm
このサイトでも、上記サイトとか、掲示板0246や0503や2602や5429でもご紹介した園芸福祉の全国的な展開が、始まったようですね。
ここにいたるまでは、日本園芸福祉普及協会の会長に進士五百八先生をすえられるのに奔走され、その後、突然逝去された金丸三郎さんのご苦労が、実を結んだという形ですね。
また、前の日本コミュニティ研究所に折られた粕谷さんや牟田さんの、その後の働きかけも、大きな力になったことと思います。
もうすぐ、金丸さんのご命日、今日の朝日新聞の記事は、その意味で、いい供養になったことと思います。

●6193 (管理者削除)
●6192 進んできたBSE生体検査の開発 笹山登生 104/03/29(Mon) 11:02:51 No.6191へのコメント 削除
URL: http://projects.jrc.cec.eu.int/show.gx?Object.object_id=PROJECTS000000000001A06D
まりちゃんさん。これまで、生体検査はスクレイピーやCWDの検査に限られ、BSEやTSEの検査には、なかったのですが、ここにきて、上記サイトや
http://www.wapiti.net/news/default2.cfm?articleID=93 
などのいろいろな生体検査の試みが盛んになってきました。
おっつけ、生体のままの検査が主流になるにつれ、もっと、事前のBSE対策がとられる可能性が出てきました。

●6191 生体で検査ができるようになればいいですね。 まりちゃん 104/03/29(Mon) 10:35:08 No.6190へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/kaneko.htm
潜伏期間中の生体からの検査ができるようになれば
どんなにいいかと思いますね。

しかし牛の肉骨粉を家禽に与えても吸収されないプリオンはそのまま
家禽の体内をスルーするわけで、

結局その糞を牛に与えるということも共食いに他ならない、っていうことなんで考えつかないんですかね。家禽の中でプリオンが変質するとでも思ったのかしら。
というか、考えついているであろうけれども、目先の利益優先ということかしら。

糞を食べさせるということからして、まあ、大したものですよ。
私には理解できませんね。健康法じゃないんですからね。まあ、驚きました。

しかし「有機肥育農場」で、牛に糞を食べさせるんですか。たまったもんじゃありませんね。オーガニックっていうのも、よほど情報を公開していないと信じられませんわね。
呆れました。。。

●6190 プリオン病を尿や血液の分析から進める試み 笹山登生 104/03/29(Mon) 10:04:44 No.6189へのコメント 削除
URL: http://www.research-projects.unizh.ch/med/unit43100/area141/p3907.htm
まりちゃんさん。
これまで、プリオン病は、組織検査のみによっていたものを、尿や血液から分析することによって、おっしゃるような、潜伏期間中での排泄( excretion )なり分泌(secretion )によって、どの程度、以上プリオンが減少するのかの解明も、可能とするためのようです。
上記サイトは、その一例ですが、まだ、確たる研究成果は、ないようですね。

●6189 生物のプリオン排出機能について 牛の肉骨粉を食べた家禽の糞を牛に食べさせたら同じことではないですか まりちゃん 104/03/29(Mon) 09:54:56 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/kaneko.htm
プリオン排出について、2年半前ですけれど、金子先生が言われていたことです。

========
また、以下の2点はどなたも言及していないことですので、知っていただく必要があると思います。

(1)我々を含めた動物には、体内に入った異常プリオンを、自然に排泄する機構が生来備わっていると考えられています。異常プリオンが体内にとどまる間に、異常プリオンがどんどん生成された場合にプリオン病を発症すると考えられますが、作る量よりも排出量が多ければ発症を防げるわけです。つまり、どんな少量でもいったん口にしたら蓄積されてしまって二度と体外へ排出されないと言うことではありません。ただし、正確にどの程度の異常プリオンがあれば、排出量を上回るのかはわかっていません。
(抜粋 2年半前の金子先生への質問全文はこちら)
http://www.sasayama.or.jp/diary/kaneko.htm 

===========
アメリカのBSEはそれこそどのくらい蔓延しているのか、
考えるだに、ですね。。。

●6188 (投稿者削除)
●6187 (投稿者削除)
●6186 家禽の糞を牛に食べさせることによるBSEの可能性について 笹山登生 104/03/29(Mon) 09:22:08 No.6184へのコメント 削除
URL: http://www.rense.com/general47/someveryimportant.htm
まりちゃんさん。
上記サイトでは、肉骨粉をたべさせていない有機肥育農場で、なぜ、BSE[が発生するか、その原因として、牛に家禽の糞を食べさせていることが原因だとしていますね。
また、カナダでは、http://www.inspection.gc.ca/english/anima/feebet/quelnew/pd002e.shtml 荷見るように、牛に家禽の糞を食べさせることを禁じています。

●6185 6177のBSEの話 肉骨粉食べた鶏糞を牛に食べさせる話 まりちゃん 104/03/29(Mon) 09:20:01 No.6177へのコメント 削除
URL: http://www.alive-net.net/world-news/47.html
笹山さんおはようございます。
2.1997年施行のthe 1997 Animal Feed Ruleから、馬や豚への飼料の禁止が除外されているため、馬や豚への反芻動物関連飼料の使用がつづいていること。
3.レストランからの残飯という形で、牛肉や肉製品のリサイクルが行われ。それが、動物への飼料に回っていること。
4.反芻動物の遺骸が、家禽や養殖魚への餌となり、今度は、その家禽が出した糞便やごみが、慣習的に、反芻動物の餌になったりすることへの制限がないこと。

上記、
牛の肉骨粉→鶏が食べる→その鶏の糞→米国は牛に食べさせている(先日やっと問題が指摘された)
ということで、よろしいのでしょうか?

2年半前、金子清俊先生と肉骨粉の話をしていたときに「異常プリオンを摂取しても多くが排出される」という話が出たと思いましたが。。。鶏糞を牛に食べさせていたんですか。

ところでですが、レンダリングにいろいろな動物の屍骸を放り込んでいた、というのは下記サイトでも見つけました。
http://www.alive-net.net/world-news/47.html

「匿名希望のあるウィスコンシン食肉取引協会職員は、1991年以前は、すべての動物の死骸や身体部分はいっしょにレンダリング工場に持ち込まれていたという。その後、使用できない羊の身体部分は返却されるようになったが、1997年8月までは、ウシや他の哺乳動物の身体部分は、レンダリング用にすべて同じ収納器で集められていた。」

「1980年代の半ば以降1997年8月4日まで、ウィスコンシンでは、レンダリングされた動物由来の乾燥物-肉粉、骨粉あるい両方を含む-を反芻動物の飼料に混ぜることは合法であり、農協や個人の飼料製造所では日常茶飯事に行なわれていた。」

「レンダリングされた肉骨粉は大豆粕などと比べると廉価だという理由で飼料に使われていた。」

●6184 (投稿者削除)
●6183 リスクの格付け(Risk Rating)とリスクアセスメント(Risk Assessment) 笹山登生 104/03/29(Mon) 09:07:20 削除
URL: http://www.hse.gov.uk/pubns/indg163.pdf
上記サイトは、コンパクトに、この辺の基礎的な考え方をスライド状に示しています。
今回の六本木ヒルズ森タワーの回転ドア事故についても、想定しうるリスクの格付けの考え方が、このような事故が起こる前に、必要だったものと考えられます。

●6182 郵政民営化準備室長に渡辺好明前農水次官 笹山登生 104/03/28(Sun) 19:40:01 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040326-00000213-yom-pol
一見,意外思われる人事だが、昔からお付き合いさせていただいる私としては、『むべなるかな』の感が強い。
農林水産省宏といえども、これほど、頭の柔らかいかたは、みあたらないのではなかろうか。
かって、中山間地対策をまとめるときに、渡辺さんにご苦労いただいて、各省庁の農山村に関係のある部署のかたがたに、それぞれの担当の場面からの、中山間地対策をまとめてもらったことがある。
農林水産省が、生産省から脱して、農林地域省的な地域政策に取り組んだ、大きなきっかけとなったし、これが、ひいては、後の、農業・農村基本法のうちの『農村』政策の雛形にもなった。
中には、当時の労働省のように、何を話して言いかわからないよう省もあったが、ある意味、一つのショック療法だったのかもしれない。
今回の郵政民営化問題についても、おそらく、渡辺さんなら、中国映画の『山の郵便配達」http://www.sasayama.or.jp/diary/2001apr22.htm ヲ原点としたユニバーサルサービスの基本から出発した、新しい郵政のあり方を模索してくれるであろう事を期待している。


●6181 「平和を守れる憲法」と「憲法改正」とは、矛盾しない。 笹山登生 104/03/28(Sun) 18:12:51 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040328-00000969-jij-pol
上記サイトで古賀さんが言われる「平和憲法の基本理念をしっかり織り込んだ新しい憲法」作りということで、言い尽くされているのではなかろうか。
その大道の方針さえ決まれば、何も、6172で、小沢一郎さんや横路孝弘さんが持ち出されるようなトリッキーな「国連待機部隊」創設構想などは、この際、不要なはずである。

●6180 女性の尊厳にとっての「 乗りこなす 」という言葉の二面性 笹山登生 104/03/28(Sun) 16:38:55 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040327-00000142-kyodo-pol
上記サイトは、民主党の菅直人代表が、田中真紀子さんを評して「さすがに真紀子さんを乗りこなす自信がない。なかなか大変だ」といったという記事なのだが、菅代表が何気なく使った、この「乗りこなす」という言葉、女性に取ってみると、二面性を持った言葉ではある。
ひとつは、「あの女性は、オートバイを乗りこなす」とか「自動車を乗りこなす」とか、あたらしい女性の可能性を賞賛した言葉で、これは、ブラスの意味。
もうひとつは、
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1068801596/-11
にあるように、別名「おなごライダー」という、やや、卑猥な意味もあわせ隠れ持つような、女性操縦術の意味。
で、この菅代表の言葉が、やや、後者の意味に受け取られかねないというのは、日本語の持つむずかしさか?
あるいは、思わぬ本音の女性観か?

●6179 業界全頭自主検査をめぐってのUSA Today上でのディベート 笹山登生 104/03/28(Sun) 14:45:30 削除
URL: http://www.usatoday.com/news/opinion/front.htm
これは、3月25日のUSA Today紙の Friday's debateとして、「 Beef safety
」と題して行われたもの。

自主検査賛成意見はUSA Today社としての意見として、
Beef firm faces perplexing resistance to mad cow tests と題して
http://www.usatoday.com/news/opinion/editorials/2004-03-25-our-view-usat_x.htm
に掲載

自主検査反対意見は、the National Cattlemen's Beef Associationの会長Jan Lyons氏の意見として、
「U.S. beef is well tested, safe」と題して
http://www.usatoday.com/news/opinion/editorials/2004-03-25-oppose-usat_x.htm
に掲載

●6178 か細い神話に支えられているBSE清浄国の検査状況 笹山登生 104/03/28(Sun) 13:07:05 削除
URL: http://msnbc.msn.com/id/4586728/
上記サイトによれば
主要各国の2003年のBSE検査状況は、

        検査数  と畜数  これまでのBSE牛総発見数
オーストラリア   464  9,229,000          0
カナダ      5,500  3,700,000          2
フランス   2,900,464  5,800,000         891
ドイツ    2,588,643  4,272,156         305
イギリス    394,685  2,300,000       183,803
アイルランド  700,344  1,800,000        1,377
イタリア    787,540  4,300,000         117
日本        全部  1,160,000         11
ニュージーランド 2,937   2,177,340         0
スイス     179,455    700,000        453
アメリカ     20,453  36,853,000         1

このうち、ニュージーランドの数字は2002年の数字で、BSE牛発見総数は、初回発見時から、2004年3月発生分までの累積数である。
このように見てくると、この中での今までのところのBSE清浄国は、オーストラリアとニュージーランドであるが、その検査数は、わずか3,301に過ぎない。
清浄国と非清浄国との安全性の差は、紙一重であるにすぎないことがわかる。
今回、たとえ、日本政府が、民間業者の全頭自主検査による非清浄国アメリカからの牛肉輸入に踏み切るとしても、清浄国といわれるオーストラリア・ニュージーランドの検査状況が、このような状態で、清浄国といえるのか、そのような検査状況で、これらの国からの輸入を続けていいものかどうなのか、アメリカ同様のスキームの適用−これらの清浄国からの輸入についても、民間主導全頭自主検査での輸入が必要になってくるのではなかろうか、ということを、日本政府は、これから、問われていくのではなかろうか。




●6177 PCRMのUSDAに対する警告の中でも、指摘されていますね。 笹山登生 104/03/28(Sun) 12:25:49 No.6175へのコメント 削除
URL: http://www.republicons.org/view_article.asp?RP_ARTICLE_ID=1066
まりちゃんさん。
先にhttp://www.sasayama.or.jp/opinion/S_33.htm でも書いたのですが、2001年に、アンチ・ミルクで知られる団体the Physicians Committee for Responsible Medicine's (PCRM)がVeneman農務省長官あてに出した、アメリカのBSE体制に対する警告要請が2003年12月29日、明らかになりました。
これによりますと、ここでは、以下の4点を指摘しています。
1.血や血液製剤、ゼラチン、ミルク、乳製品についての飼料への使用制限がないこと。
2.1997年施行のthe 1997 Animal Feed Ruleから、馬や豚への飼料の禁止が除外されているため、馬や豚への反芻動物関連飼料の使用がつづいていること。
3.レストランからの残飯という形で、牛肉や肉製品のリサイクルが行われ。それが、動物への飼料に回っていること。
4.反芻動物の遺骸が、家禽や養殖魚への餌となり、今度は、その家禽が出した糞便やごみが、慣習的に、反芻動物の餌になったりすることへの制限がないこと。

ただ、この団体 http://www.pcrm.org/health/prevmed/madcow.html 、やや、というか、大いに、ヴぇジタリアン風なのが気になりますが。


●6176 安全のための社会的コストの再配分−事前費用か事後費用か- 笹山登生 104/03/28(Sun) 11:23:45 No.6173へのコメント 削除
URL: http://www.iptp.go.jp/reserch/monthly/2002/160-h14.01/160-point.pdf
深嶋さん。
食の安全委員会のその後については、6076をご参照ください。
国民の安全のためのコストをどう、とらえるのか、ある程度、抽象化して、くくりをしないと、個別問題の羅列だけでは、始末に終えないことになります。
上記サイトでも、安全の格付けというものをして、層別対応をしていくということが、必要になります。
そこで、次の段階で、トータルな社会的費用を漸減させるには、事前対応重視の社会的費用支出なのか、事後対応重視の社会的費用支出なのか、それによって、トータルの支払うべき安全のための社会的費用は違ってくるものと思われます。
上記サイトでは、現在の日本のリスク対応が、これまでの事前対応重視から、事後対応重視に変わってきているといっています。
しかし、このいずれの選択を、いかなるリスクに対して適用するかについては、いろいろな考えがあるものと思われます。
リンクの多様化した、リスクの及ぼす層が深いリスク問題については、事前対応重視のコスト配分のほうが、時系列的にみた社会コストの総量は、少ないものになるでしょう。
しかし、その世代の納税者が、そのような、先読みをした社会コスト負担に同意するかどうかは別物なのでしょう。
深嶋さんのご指摘は、いろいろな面での問題点を掻きだしてくるポイントだと思います。

●6175 牛には法律で禁止されているが米国の鶏や豚が今も食べている肉骨粉の製造方法について まりちゃん 104/03/28(Sun) 07:56:34 削除
URL: http://www.asyura2.com/0311/gm9/msg/133.html
笹山さん、おはようございます。

大層気になるページを掲示板から拾ってきました。

肉骨粉のレシピ
http://www.asyura2.com/0311/gm9/msg/133.html

1990年に米国のどこかのレンダリング会社が、肉骨粉をどういう風に製造していたか、スーパーの売れ残りの肉もパックごと放り込んでるとか、殺虫剤がどうのこうのとか、たいへん恐ろしいことが書いてありますが、これは事実なのでしょうか、日本政府は今も、米国の鶏と豚の肉骨粉を輸入しているんですっけ?でしたらすぐこの真偽を確認する必要があると思いますが、とにかくまあ、読んで驚きました。

これを掲載している雑誌社は、まだよく読んでいないのですが、日本でいうとどういう雑誌社なのでしょうね?あまりにもすごいことが書いてあって・・・本当なら大変なことですよね。
http://www.nexusmagazine.com/Petfood.html

横浜国大の中西準子先生も、リサイクル飼料の重金属などの危険性についてどこかで述べられていましたけれど、

ラップして油もののチンはだめよ、なんていってる場合じゃないですよね。

日本政府はBSE問題はもちろんですが、米国の牛や鶏や豚は何を食べているのか、それは何からどうやって作られているのかをも確認する必要があると思います。

しかし、牛さんの餌にはオレンジの皮も食べさせられているところもあるようですが、日本向け輸出オレンジにはいろいろ問題になっている薬が塗りこんでありますよね。
日本子孫基金の調べによるとオレンジにはその、薬剤を塗ってから絞るところがある、と報道されていましたけれども、牛はその皮を食べている可能性もあるということでしょうか。

今までで一番鬱になる情報でございました。。。
そのページに、牛脂、とか書いてありましたけれど、これって食品に使われている、別名、骨油、とかシーズニングオイル、とか言われているやつですよね。。。

●6174 (投稿者削除)
●6173 異質なリスク,リスクに対する総合的な観点 深嶋 修 104/03/27(Sat) 13:23:32 削除
URL: http://www.geocities.jp/seikatushahoni/
>深嶋さんの自殺などの目の前のリスクと、目に見えない間に進行しているリスクとに、優先順位をつけようとの問題意識はわかりますが、本来、この両者は、リスクの性質が違うものなのではないかと思います。

 私の本意をもう少し補足させていただくと,総合性が求められる一般のマスコミや政治は,限られた紙面・時間・財源の制約下で,世の中の異質な問題・事象への対処の優先順位付けを無理やりにでもすることを,事実上迫られていると言えるでしょう。
 その優先順位付けに論理性を求めること自体は,おっしゃる通り無理がありますが,自殺や自己破産の問題が,際立った発生確率の割には,一般のマスコミや政治の場で取り上げられる機会が少な過ぎるのでは,との主張をしたかったまでです。

 蛇足になりますが,例えば,鳥インフルエンザは,ヤコブ病のような潜伏期間のリスクもないし,現状では人への感染事例も確率論的には無視しうるほど極めて少ない。
 しかしだからと言って,健康へのリスクをそれだけを見て無視していいのか。
 それは,明らかに誤りですね。
 一度,人への感染性を持ったときの恐ろしさは,人類はすでに経験済ですし,変異する前にたたいてしまうことは極めて重要なことなんでしょうね。

BSEや鳥インフルエンザのリスクを浅はかな論理で軽視することも,漠然とした不安にあおられて意味の無い対策に大金をつぎ込んだりすることのないようにしてもらいたいものです。

それと,BSEや鳥インフルエンザを心配する前に,成長促進合成ホルモンや抗生物質の乱用を心配すべきとの見方もあるようですが,食品全体のトータルな視点でのリスク評価が不可欠であることは間違いありませんね。
BSE問題後に,そのような食品のリスク評価を行なう委員会が出来たような記憶があるのですが,その後の成果はどうなっているでしょうか・・

●6172 レトロ左派に配慮しただけの、珍なる「国連待機部隊」創設構想 笹山登生 104/03/27(Sat) 10:58:30 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040320-00000087-mai-pol
まあ、護憲にこだわる横路さんを納得させるためなのか知らないが、現行憲法のもとでも、国連決議に基づき武力行使を伴う多国籍軍参加を容認した構想なのだが、やや、このご両人、時代認識を間違えているとしか、思えない。
平成の「警察予備隊」構想とでも、いおうか。
むしろ、国民は、もっとストレートな構想を願っているのではなかろうか。
そういえば、http://www.ok.sfc.keio.ac.jp/2002/lecture/dcg/lecture_08/sanko_Logic.pdf のように、命題の真偽として、こんなのがあった。
「カラスは黒い」「白いカラスもいる。」どちらかが真ならば、もう一方は偽なのだが、どちらが真なのかは、命題だけでは決められない。
安保世代を毒してきたこのような論理の展開は、もう、ごめんですね。

●6171 国の責任を問う場合の「時の壁」 笹山登生 104/03/27(Sat) 10:15:13 No.6168へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2002jul10.htm
深嶋さん。
国の責任を問う場合の除斥期間という名の「時の壁」については、上記サイトをご参考にしてください。

●6170 累積的・多角的暴露分析(Cumulative and Multimedia Exposure Analysis )という考え方 笹山登生 104/03/27(Sat) 10:01:48 No.6169へのコメント 削除
URL: http://www.abtassoc.com/Page.cfm?PageID=1433&FamilyID=1400
深嶋さん。
6169のついてですが、環境影響分析の世界でも、従来の空気・水などの環境要因をそれぞれ独立して分析して、それぞれの法律の元での環境基準を満たしているかどうかについて分析するという、これまでの手法から、一歩前進して、上記サイトのように、累積的・多角的暴露分析(Cumulative and Multimedia Exposure Analysis )という考え方のもとに、時系列的にも、長いスパンを取り、また、影響要因についても、広いスコープをとり、といった具合に、総合的な環境評価をしようという試みが盛んになってきました。
たとえば、http://www.abtassoc.com/Page.cfm?PageID=12301&OWID=451&CSB=1 では、とうもろこしの栽培に関して、ある種類の除草剤の使用を禁止した場合、代替除草剤が使われることによるリスクは増さないか、代替所さう材が使われることによるコスト・ベネフィットはどう変化するか、などの多角的な分析を行っているようです。

●6169 vCJDの潜伏期間は30年以上 笹山登生 104/03/27(Sat) 09:07:21 No.6168へのコメント 削除
URL: http://www.mercola.com/beef/incubation.htm
深嶋さん。
しばらくです。
vCJDの潜伏期間については、上記サイトのように、従来、イギリスのQueniboroughという名の村で、汚染肉の誤った処理のために、5人のvCJD患者が発生したことを受けた調査で、vCJDの潜伏期間は、10年から16年の間というのが定説でした。
しかし、ロンドンのSt. Mary's HospitalのJohn Collinge教授は、これより四のりもっと長い30年であると主張されています。
ですから、1985年以前に、もっと長い間、英国の人々は、vCJDにかかるリスクに暴露されていたことになります。
深嶋さん、すでにご洞察のとおり、この6164のリスク論の欠陥は、私たちが水俣病で貴重な経験をした、リスクへの暴露歴というものを、まったく考慮していない、ノー天気さにあります。
深嶋さんの自殺などの目の前のリスクと、目に見えない間に進行しているリスクとに、優先順位をつけようとの問題意識はわかりますが、本来、この両者は、リスクの性質が違うものなのではないかと思います。
また、リスクの対応の方法も、超長期にわたるリスク対策と、目の前のリスク対策とでは、異なるのでしょう。
また、リスク選択の動機も、自殺などの場合は、そのトレードオフとなりうるものが、異なるものと思われます。
私は、水俣病対策のプロジェクトチームをあづかったことがありますが、そこで、問題となったのは、水俣病患者の平均年齢がだんだん、高齢化していくなかで、患者からの国家賠償法適用を問われるなかでの、早期の対策の必要性でした。
水俣病の暴露歴は、潜伏期間が少ないこともあり、比較的に、単純ですが、vCJDの場合は、潜伏期間30年ともなれば、たとえ、国の責任を国賠法で問おうとしても、あまりの潜伏期間の長さのために、実際上問えないということになります。
やはり、あまりに割り切りすぎた唐木英明氏のようなリスク論の展開は、国民にとっては、百害あって一利なしということになるのではないでしょうか。
もし、唐木氏のこの文が、本当に「まわし読み」されているとしたら、国賠法追求逃れの理論根拠として読まれているとしか。考えられないのですがね。
もっとも、このインターネットの時代、「まわし読み」という言葉自体が、きわめて古風と映るのは、私だけでありましょうか。
私の「まわし読み」の概念とは、自ら買わないで、会社などで、それこそ「まわし読み」で読ませていただいた、「東洋経済」と「ダイヤモンド」と「日経ビジネス」しか、思い当たらないのです。ハハハ。

●6168 新型ヤコブ病の潜伏期間,様々なリスク対処の優先順位 深嶋 修 104/03/26(Fri) 22:59:50 削除
URL: http://www.geocities.jp/seikatushahoni/new0402081.htm
 笹山さん
 お久しぶりです。
 ご投稿いつも興味深く読ませて頂いています。
 
 6164でご紹介の論文。
 新型ヤコブ病の潜伏期間の不確定要因についての考察も欠落しているように思えました。
 仮に,潜伏期間が20年以上ということになれば,1986年の英国における18万頭のBSEの結末はこれからということになり,論文の論理の根底が覆ることになりますね。

 上記リンクで,手前味噌ながら紹介させていただく弊HPでの記事は,極めて確率が低いであろうBSEの健康被害を引き合いに,極めて確率の高い自殺や自己破産への対策を早急に実施する必要があることを訴えるつもりで書き始めました。

 しかし,上記潜伏期間の話がどうしてもひっかかり,中途半端な記事になってしまった次第です。
 この点での新しい知見等あれば教えていただければ幸いです。

●6167 Marshfield Clinic というUSDAのBSEサーベイランス検査に協力的な企業とは? 笹山登生 104/03/26(Fri) 19:12:23 削除
URL: http://www.marshfieldlaboratories.org/
http://www.wisinfo.com/journal/spjlocal/280013258126129.shtml
に見るように、この会社、もともとは、野生鹿のプリオン病であるCWDの検査で実績のある会社だ。
また、ミルクの安全性についての検査にも定評がある。
このたび、USDAの拡大サーベイランスプログラムに協力的に参加するようだ。
この会社、アメリカのミートパッカー各社とも協力的なのだが、検査拡大については、これら検査業界の思惑が多々ありそうだ。

●6166 牛肉安全の内外格差という、アメリカの新たな問題 笹山登生 104/03/26(Fri) 10:29:02 削除
URL: http://www.cropdecisions.com/show_story.php?id=24244
アメリカの下院議員で共和党のBob Goodlatte議員が、日本向け牛肉についてのみ、業界自主検査による全頭検査で輸出するとの案に対して、以下の理由で反対している。
上記サイトによると、Bob Goodlatte議員は、
1.日本への特別措置が、結果としては、アメリカ国内全市場消費者への適用へと発展しかねず、結果として、生産農家に対して、不当で過剰な検査費用負担を課すことになる。
2.牛肉の輸出分は全体の10パーセントであり、残りの90パーセントは、国内市場向けである。
われわれが、アメリカ国内の消費者にたいして望まない特別の検査体制を、日本に対してのみ適用するということは、想像しがたい措置だ。
3.もし、日本に対して、特別の検査体制を敷くというのであれば、それと同様の措置を、アメリカ国内の消費者に対しても、しかないわけにはいかないであろう。
4.これらの検査体制を敷くかいなかの政府の決断は、本来、科学的に合理性のある根拠にもとづき、行われるべきである。
と、主張している。

●6165 全頭検査と禁酒法 笹山登生 104/03/25(Thu) 11:26:00 削除
URL: http://www004.upp.so-net.ne.jp/tsutsui/lecture/criminal/cr02.html
まりちゃんさん。
文献のご紹介ありがとうございました。
文中、全頭検査を禁酒法にたとえた部分に笑ってしまいました。
要は、ゼロリスクとリスク管理の費用対効果とは、別次元で考えなければならないということなんでしょうね。
この論文では、もっと、その点に言及すべきだったと思います。
その点、ちょっと、物足りない。ほんとに、まわし読みなんかされているのかしら???
いわば、安全のコストを考える場合に、安全のコストとして、いくらまでつぎ込めるかという投資基準としては、シヤドウ・コスト-もし、その安全策がなかりせば、いくらの社会的な費用が必要となるのか-の概念が適用されるのでしょう。
もし、現在の全頭検査費用が、もし全頭検査なかりせば、かかるであろう社会的費用を上回ることになれば、それは、過剰安全防衛策ということになります。
しかし、視点を、人間の生きる死ぬに関し、費やしうる社会的費用という視点にスライドすれば、それは、価値観によって、安全コストとして投資しうる金額は、無限大と見る見方もあるであろうし、一定のアシキリが必要との意見もあるでしょうということなんだと思います。
まあ、日本の消費者としては、全頭検査を大儀名分に、安全コストの費用配分が、消費者の知らないところで、おもわぬ名目で配分されることのないように監視する権利は持つのではないでしょうかね。
かつてのアメリカの禁酒法で、思わぬ利得を得たのは、マフィアだとする説もあるくらいですからね。(上記サイト参照)
その辺を明快に分析した学者さんというのは、あまり見かけないようなんですけどね。
唐木さんのご指摘中、アメリカのプルシナー教授が、検査キット会社とつながっているという部分(「数少ない米国内の全頭検査推進派ということで、日本のマスコミでは大きく報じられましたが、全頭検査にかかわる検査試薬ビジネスにかかわっていることには言及されていません。」)がありましたが、これは、ちょっと問題発言ですね。
今回、USDAは、ラピッド検査として、CaliforniaのBio-Rad Laboratories Inc. の検査キットを使うようですが、その裏までかんぐられたら、霧がないということにもなりますね。
ここの部分は、唐木さんは、訂正すべきでしょう。
でなければ、ここの点は、憶測が生まれないように、唐木さんは、ちゃんとした証拠を公表すべきでしょう。

●6164 国会議員に回し読みされている「安全の費用」論文 まりちゃん 104/03/25(Thu) 11:23:56 削除
URL: http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/yakuri/kaizen/PDF/BSE%20anzen.pdf
国会議員に回し読みされている「安全の費用」論文
公開されているようで、検索できましたので、UPさせていただきます。

●6163 リスクアナリシスとリスクコミュニケーション まりちゃん 104/03/25(Thu) 11:18:09 削除
URL:
笹山さん、ご感想をありがとうございます。

私が、かかるBSE騒ぎで一番笑ってしまうことがあります。

2年半前、日本にBSEが発見されたではないですか、
そのときに、某獣医学の教授のHPに、
「肉骨粉ともぐいは日本の貴重なリサイクル資源である」ということを
書いたHPがしばらく掲載されてたんですよ。
日本の畜産を指導すべき立場の人間がですよ?!
すでに、英国では動物再生飼料のリサイクルが問題であるとして
禁止して、ン年前から、世界でもそういうふうに指導されていた
わけなのに、そんなこといってるんですよ。

でもって、最近その教授のHPを見たら、その彼が、BSEの
「リスクアナリシスとリスクコミュニケーション」について
論じているわけですよ。

まあ、私、驚愕いたしました。

●6162 米国牛輸入問題で安全の費用という論文が国会議員の間で回し読みされている まりちゃん 104/03/25(Thu) 11:11:31 削除
URL:
笹山さん、おはようございます。 発言6160の訂正です。

インタビュー●唐木英明氏「科学者もリスク分析手法学ぶべき」
http://biotech.nikkeibp.co.jp/fs/kiji.jsp?kiji=101
「安全の費用」という論文が、
密かに国会議員の間で回し読みされていると、フードサイエンス
というHPに書いてありました。

国の方針を決める国会議員が呼んでいるなら、一般国民にも
公開されるべきですよね。

●6161 (投稿者削除)
●6160 (投稿者削除)
●6159 (投稿者削除)
●6158 USDAが国際専門家委員会の報告内容について否定的見解を表明 笹山登生 104/03/25(Thu) 10:04:18 削除
URL: http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/hot/bse/news/mar2404bse.html
2月4日、アメリカ農務省が調査を委託していた国際専門家委員会(A subcommittee of the US Secretary of Agriculture's Foreign Animal and Poultry Disease Advisory Committee)が出した報告書の内容(http://www.upi.com/view.cfm?StoryID=20040204-040548-5846r)について、3月24日、アメリカ農務省は、否定的な見解を示した。
その内容とは、「今回ワシントン州で見つかった感染牛だけでなく、これまでにもカナダや欧州から感染牛が輸入されながら、発見されなかった可能性がある。」と、指摘した部分である。
すなわち、USDAは、2月4日に出した国債専門委員会の結論に対して、「昨年秋にUSDAが行った分析結果や、ハーバード大学などが行った分析結果なども勘案して、今後、アメリカにBSEが発生する確率は、たとえあったとしても、それは、きわめて低い発生率である。さらにいえば、人間の食供給への危険性を、とるに足らないレベルにまで引き下げうるミチゲーション戦略が、効果を発揮することもあって、動物の飼料による増幅効果歯、ほとんどないとみるべきである。もし、このような増幅効果が見られたとしても、それが、たとえアメリカの牛であったとしても、そのような牛は、臨床学的に顕著なBSEの症状を見せているであろうし、現状では、BSEとは判断されなくとも、病気の牛として、報告されているであろう。」との見解を示したものである。

●6157 (投稿者削除)
●6156 こんなところにも、リンクが。 笹山登生 104/03/24(Wed) 19:48:58 削除
URL: http://www5.plala.or.jp/nijiya231-9288/HATAKE/hatake_04/hatake_0412_BSE-6.htm#畑の便り
上記サイトは、有機八百屋 虹 屋 さんのサイトですが、その中で、「畑の便り」として「反省のない米国の牛肉業界 潜行するBSE拡大」との分の中に、私の「雑感&情報の日記」 の「米消費者団体パブリック・シチズンがUSDAのBSE対策を批判」」がリンクされています。
光栄なことです。

●6155 知事と県会議員との場外乱闘は、あきまへん。 笹山登生 104/03/24(Wed) 16:24:53 削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/area/akita/news/20040319k0000c005004000c.html
上記サイトは、知事が、女性県会議員を、県庁外のセミナーで、誹謗中傷したということで、知事が陳謝という記事なのだが、どうも、この手の話は、長野県でも聞いたことがある。
こちらのほうは、もっと手が込んでいて、知事の記者会見の席で、特定の市町村長を間接的に揶揄するというものらしいが、どうも、感心したやり口ではない。
まあ、県議会というものが、ディベートの形式になっていないので、議会内での、直接意見表明というわけにはいかないのであろうが、だからといって、場外に、その場を求めるというのは、やや女々しいやり口のようにも見える。
その点、石原都知事は、記者会見で、結構、毒舌振りを発揮しているのだが、それが通るのは、ひとえに、一流のレトリックの賜物といえるだろう。
かつて、金丸さんが、「さすっているようで、たたいている。たたいているようでさすっている。」との名言を吐いたが、ここにいたるまでには、相当の鍛錬が必要なようで。
生硬な場外乱闘は、かえって、しらけを誘うばかりのようだ。

●6154 「ハードオフ」なるバブル世代の遺品巨大展示販売場 笹山登生 104/03/24(Wed) 15:52:36 削除
URL: http://www.hardoff.co.jp/
「ハードオフ」(上記サイト参照)という名の、使い古したあらゆるものを、再生販売する巨大スーパーマーケットが、全国各地で出展している。
私も、いくつかの店舗を訪れてみたが、品によっては、当時、よくもこのようないい加減な品を生産したものだなあというような粗悪品もあれば、それこそ、NHKプロジェクトXでの技術者の苦労話に出てきそうな、当時の技術の精緻を極めたような、絶賛に値するメカもある。
ある店で見たのだが、真空管式のマイクアンプなのだが、それこそ、ローテクの持つ機械美を一身に呈しているようなものもあった。
そこで、販売されている品々を見て、どうしても、気になるのが、これほど愛着のある品々を、どうして、持ち主が、売りに出したのかという、素朴な探究心だ。
そこで、やはり考えられるのが、持ち主の死による処分だ。
メカに関していえば、概して大鑑巨砲主義の大ぶりのメカのものが多い。
おそらく、持ち主は、死の直前まで、このメカを愛したことだろう。
そして、死後、古い家の中で、これらの巨大なメカは、まさに無用の長物となってしまった。
持ち主の死とともに、愛用のメカも、生命を絶たれたのだろう。
2001年4月施行の家電リサイクル法なども、これに輪をかけたのかもしれない。
まさに、バブル世代の遺品巨大展示販売場の「ハードオフ」なのであった。

●6153 「自然再生」で、景観素材屋さんのえじきになることなかれ、ですね。 笹山登生 104/03/24(Wed) 12:39:41 No.6152へのコメント 削除
URL: http://www.race.u-tokyo.ac.jp/~chiaki/DAVINCI/keikan/what.html
223さん。
東京農大の進士五十八先生が、偽木を廃する見解を述べられているように、トータルなエコロジカルの意味での配慮のない自然再生ブームは、単なる表面だけの景観素材屋さんのえじきになるだけですね。
どうも、この手の業界が、侵食しているようで、ある意味、田園景観侵食の最大の原因ともなっているものと思われます。
景観素材は、あくまで、地場の素材が優先されるべきです。
ご用心。ご用心。
上記サイトでは、「現代社会においては、景観の大部分が人工物で埋め尽くされていることから、作るべき人工物、作ってはいけない人工物についても学習できることが大切である。」と書いていますが、人工物を作ることへの自然への畏れとか、自然への冒涜の危険性というものが、もっと考えられなければならないのかな友考えています。

●6152 アドボカシィ・プラニング 223 104/03/24(Wed) 12:02:02 削除
URL:
アドボカシィ・プラニングの本紹介ありがとうございます。
どんなところ、どんな条件でも、「自然再生」というわけではなく
やる・やらないも含めて柔軟な計画をつくる必要があるのでしょうね。

 鳥インフルエンザの飛び火で、総合学習で合鴨稲作をやっている学校が
どうしたものか、と頭を悩めているようです。有機農法の方法も
「合鴨農法」という単一の方法では思わぬリスクがあるのですね。

●6151 アメリカの日本向け牛肉輸出再開に向けての、大きな二つの出来事 笹山登生 104/03/24(Wed) 11:24:30 削除
URL: http://msnbc.msn.com/id/4587520/
第一の話題は、http://msnbc.msn.com/id/4587520/ に見るように、昨日、USDAの Animal and Plant Health Inspection Service (APHIS)の責任者であるBobby Acord氏が、辞職したということだ。
辞職の表向きの理由は、家族の介護のためということらしいが、根底には、これからのBSE検査方針をめぐってのUSDAとの意見の食い違いがあると見られる。
これまでにも、Bobby Acord氏は、USDAのBSEの検査方針の変更に対して、強硬に、従来どおりの検査方針の続行を主張してきただけに、今回の突然の辞職の裏には、膠着状態を見せているに日本への牛肉輸出再開問題について、この辞任を機に、何らかの方向展開を図ろうとのUSDAの意図が、かいま見られる。
第二の話題は、3月17日のロイター報道で、USDAのディヘブン首席獣医師が、業界提案の「日本向け牛肉の民間企業による全頭自主検査」について、「民間企業による自主検査は、輸出や市場開拓が目的だが、われわれはこの種の提案を受けており、現時点で結論は出ていないが、評価・検討中だ」と述べた事に対して、http://www.forbes.com/business/newswire/2004/03/23/rtr1309284.html に見るとおり、昨日、Creekstone Farms Premium Beef が、USDAが、この提案を受け入れるかどうかについて、「非常に楽観的にとららえている。」と、コメントしたことだ。
これによると、Creekstoneの副社長のKevin Pentz氏によれば、ロイターに対し、「USDAとの交渉は、非常に早い速度で進んでおり、USDAの最終決断は、かなり早い機会にあるだろう。」と述べたという。
このCreekstoneのコメントにたいして、USDAのスポークスマンのAlisa Harrison氏は、「現在は、イエスともノーとも言える段階ではない。」としながらも、「検討中」との含みのあるコメントをしたという。

この業界提案の「日本向け牛肉の民間企業による全頭自主検査」をUSDAが受け入れる可能性は極めて高いと見られ、これによって、日本政府側の対応が固まれば、アメリカ牛肉の日本向け輸出再開は、大きく前進することになる。
以下は私の私見であるが、この妥協案は、日本が振りかざした「全頭検査論」の落としどころとしては、絶妙なゾーンを狙った案でもあるので、日本政府としては、この際、多少のダブルスタンダードの嫌いはあっても、これを受け入れ、日本の牛肉市場の正常化につとめるのが先決と思っている。
もともと、国内牛肉と輸入牛肉とは、清浄国よりの輸入に関しては、全頭検査と、非全頭検査とでの、ダブルスタンダードなんですから。
さらにいえば、これを、非清浄国に及ぼすのが妥当なのか、あるいは、将来、非清浄国になりうる国にも適用するのが妥当なのかという議論に過ぎないのですから。

●6150 おや?こんなところに、リンクされていますね。 笹山登生 104/03/24(Wed) 09:33:04 削除
URL: http://www.quolaid.com/cgi2/danbbs/yybbs.cgi
ありがたい話です。
鳥インフルエンザ関連で、吉田さんのサイトから、リンクがつながって行ったようですね。
光栄です。

●6149 「米国のCDは複製防止のCCCD加工が大部分されておらず、音質面で良い」といえるのかなあ? 笹山登生 104/03/24(Wed) 09:11:25 No.6148へのコメント 削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20040323ij21.htm
謎工さん。
まあ、なんにしても、この種の議論が、各方面で活発になってきていることは、評価しなければならないでしょう。
ただし、リスナーのパフォーマンスが何にあるかについては、ちょっと、決め付けが過ぎる感じがするんですが。
正直話ですね。
たとえば、ご紹介の読売の記事の、「米国のCDは複製防止のCCCD加工が大部分されておらず、音質面で良い」という部分ですが、6147で私が、何で、輸入盤のセリーヌ・ディオンのA New Day Has Comeを買ったかといえば、コスト・パフォーマンスで言えば、パフォーマンスよりも、コスト重視だったわけですよね。
では、逆に、同じ演奏家のもので、CDよりもSACDを買ったとなれば、コストよりもパフォーマンス重視ってことになるんでしょうね。
で、CDよりもCCCD、あるいはCCCDよりもCDを買った人が、コストとパフォーマンスのどちらを重視したかといえば、そんなに割り切って、購買動機を分析しうるメリハリはないんじゃないのかというのが、私の根底にあるんですね。
これについては、それぞれのスタンスで、その理由付けがわかれてくるんじゃないでしょうかね。
だから、結果は、双方痛み沸けって言う、非生産的な結果に終わるんじゃないかという気持ちがしてるんですよ。
質問主意書を見て、最初に、6122で「 CCCD問題まで入っていたんですね。」といったのは、その意味なんです。
で、

●6148 昨日に続いて読売 謎工 104/03/23(Tue) 22:58:36 No.6147へのコメント 削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/
「逆輸入CD」禁止で洋楽海外盤も消える? 欧米の会社にも適用可能
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20040323ij21.htm

 今回はストレートに「日本販売禁止レコード」問題を取り上げた記事。
恐らく、これまで業界や文化庁の「有り得ない」と言う意見だけを載せ続けて来た
新聞メディアがここまで洋楽輸入盤が潰される可能性に踏み込んだ記事を
載せたのは初めてだと思われますが文化庁・吉川著作権課長(自ら「著作権に
関しては全くの素人」を自認)は相変わらず。それと、

> (米国のアマゾンコムなどから)ネット通販で買うこともできるから、
> 合理的に考えれば洋楽のレコード会社が改正法を“逆手にとって”輸入禁止を
> するメリットはない

と言うのは完全な誤り。6124のリンク先で述べられていたような事例がある限り
(日本のamazon.co.jpでなく)米amazon.comを相手に契約で「米国・カナダ以外へ
発送するな」と言う縛りが法律施工後に契約で強められることも十分、有り得ます
(既にその兆候が見られる)。実際にDVDやゲームソフト(機種によってはリージョン
コードが無い)の大部分は「国外発送出来ません」となっていますし。それに、
英語が不得手な人もいるのに十把一絡げに「これからはamazon.comで買えば
いいだろ」と言うのは「乱暴にもほどが有る」と言う印象を受けました。
そして、昨日の記事に続いて

>  大手のレコード店では、輸入盤と国内盤の洋楽CDがともに売られている。関係者に
> よると、輸入盤は、安いことに加え、「米国のCDは複製防止のCCCD加工が大部分されて
> おらず、音質面で良い」とされることから一定の人気があるという。

との記述が。「米英はCD-DA・日本はCCCD」と言う(主にEMIの)販売戦略の問題点は
CCCDそのものが抱える本質的な問題よりも、業界や文化庁が消費者団体に対して「お前らは
ただ単に『安けりゃいい』って言ってるだけだろ」的な態度を取っているのに対して
「価格“だけ”が輸入盤の選択要因ではない」と言う反証を挙げるとすればこの要素に
他成らないでしょう。CD-DAが既に登場から20余年経過し、前時代的規格となりつつある
ことは否めませんが100年以上を生き抜いたベルリナー式蓄音機に比べて規格の寿命が
短くなっていることにはいささかの違和感を覚えるところもあります(DVDなどは登場から
10年も経っていないのに早くも2種類の次世代規格が火花を散らしている)。要は、昨日の
記事でも指摘されていた通りDVD-AudioなりSACDなりにレコード会社とハードメーカーが
本腰を入れて普及に取り組めば現在の野放図なCCCDバラマキ状態よりはよっぽど業界の
発展にはプラスとなるはずなのですが。

あと、細かい点ですが今日の記事で若干の興味を引いたのが以下の点。

> このため、全国消費者団体連絡会は、「販売価格維持制度で国内の音楽CDの価格が
> 高く維持されているのに、より安価な輸入CDが買えなくなるのは問題だ」と、
> 同法案に反対アピールを出している。

 読売は、新聞メディアへの飛び火を恐れているのか「再販」と言う表現はどうしても
使いたくないんですかね。「販売価格維持制度」は一般では余り使わないと思うのですが。

●6147 CCCD問題と日本販売禁止レコード問題とは別物 笹山登生 104/03/23(Tue) 08:48:40 No.6146へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2002apr19.htm
たとえば、私が持っているセリーヌ・ディオンのA New Day Has Come は、CCCDの輸入盤ですが、この当時、日本では、同じCCCD盤を、これよりも、かなり高い値段で同時に売っていました。
ですから、CCCD問題と日本販売禁止レコード問題とを一緒にしてしまうと、問題の焦点が多角的になりすぎて、ぼけてしまう嫌いがありますね。
上記サイト「製造物責任法を問われかねない問題−コピーコントロールCDと2000年問題との関係−」で「レッドブック規格CD対応プレーヤーでコピーコントロールCDが聞けないことなどについて、CDプレーヤーのメーカー側に製造物責任法が問われることはないのだろうか? 」と、疑問を呈したのは、もう二年前のことですが、以来、CCCDは、音が悪いとの評価が、音のマニアでは、定着しすぎた嫌いがありますね。
このサイトでは、「コピーコントロールCDが「CDのレッドブック」から逸脱しているのかいないのかが、不明確な状態のもとでは、CDプレーヤーのメーカー側にたいし、製造物責任法を問われる可能性が出てくると見るべきだろう。」ということで、私のサイトにも、かなりメーカーの方らしき方からのアクセスがあったみたいです。
実際、私のマルチ3チャンネルアンプのシステムでも、その差は、あまり感じられないのですがね。
もっとも、私から言わせれば、もうふた昔にもなりレッドブック規格が今に永らえていること自体異常と見るべきであり、 フィリップスさんのデファクトスタンダードの耐用年数が過ぎたことによる歪現象と見たほうがいいのでしょう。
むしろ、新しい世界標準が、デファクトになりうるのだとしたら、もっと、著作権も守りうるスタンダードは、いくらでも、出現しうるのですが、いまだに、レッドブック規格の延長線でしか、デファクトになりえないということ自体を、そろそろ、問題にするときなのかも知れません。

●6146 不評CCCD 謎工 104/03/23(Tue) 04:43:50 No.6127へのコメント 削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/
 昨日の読売新聞夕刊に載っていたCCCDの記事がネットでも
掲載されています(画面左・メニュー欄の「不評CCCD」と言う見出しが
なかなかいい感じ)。

http://www.yomiuri.co.jp/net/feature/20040322fe02.htm

 この記事で注目を引くのは、何と言っても

> 大型CD店では、コピー制御化された国内盤を避け、従来通りのCDで出た
> 輸入盤を探す自衛策を取るファンも増えたという。

と言う部分でしょう。これは6118番の質問主意書の問三で言及されている
「消費者は価格だけで輸入盤を選んでいる訳ではない」実態を裏付けるものに
他成らないからです。

●6145 ホエイについて 笹山登生 104/03/22(Mon) 23:14:34 No.6144へのコメント 削除
URL: http://www.nyfarmnet.org/enewsletter/012104.htm
まりちゃんさん。
5970にも書きましたが、animal plasma のうち、70−78パーセントが、原蛋白で、そのうち、23パーセントが 免疫グロブリン IgG 、48パーセントがアルブミンということのようですね。
ですから、アルブミンは、血漿タンパクの一部分ということになりますね。
ホエイに代わって血漿蛋白が使われるのは、ひとえに、コスト上の問題からのようです。
もし、ホエイの中に一部血漿タンパクが使われているとしたら、それも、コスト上からのことでしょう。
ホエイについてのBSEの危険性については、これまで、指摘はされていないようです。
代用乳については、上記サイトご参照。
ホェイの成分などについては、
http://www.pdrhealth.com/drug_info/nmdrugprofiles/nutsupdrugs/whe_0277.shtml
をご参照

●6144 BSE牛の飼料 まりちゃん 104/03/22(Mon) 15:03:53 削除
URL:
感染源にもいろいろあるのでしょうが、
濃縮ホエー蛋白 乾燥ホエー、っていうのも入っていますね。

週刊金曜日2004年3月5日 No498号の記事に、以下のようなことが
書いてありました。

★農水省は2001年1月1日から血漿蛋白輸入禁止
★でも、2003年9月までの4年間で400tの血漿蛋白がドイツ、デンマーク、ベルギー、フランスなどEUの主なBSE感染国からアルブミンとして輸入され続けている(通関統計)
★(記事によると)関係者によるとホエーが、血漿蛋白などとともにアルブミンなどの品目で今も輸入されており代用乳につかわれているとみてる
★ホエーの中に2割くらい血漿蛋白を入れてるのでは?と考えている
★国は知らないだけでは?と指摘
★農水省・衛生管理課の杉崎知己課長補佐は「その指摘が本当なら通達違反なので確かな証拠があれば輸入業者への立入検査を実施したい」といっている

というようなことが書いてありましたが、
ほかにもたくさんいろいろあるので、元記事を読んでください。



●6143 BSE飼料 笹山登生 104/03/22(Mon) 14:23:31 削除
URL:
北海道標茶町の牧場で飼育され、死亡した牛が国内11頭目の牛海綿状脳症(BSE)と確認された問題で北海道は19日、疫学調査の結果として、感染牛が1歳になるまでに使った飼料などを公表した。BSEの感染源とみられる肉骨粉の購入や使用はなかった。
飼料は「ミルフードAスーパー(科学飼料研究所高崎工場)」「ミルフードBフレーク(ホクレンくみあい飼料釧路西港工場)」「サポート70(全酪連釧路飼料工場)」の3種類。ほかに10種類の医薬品と6種類の肥料が使用された。

それぞれの飼料の成分は次のとおり

ミルフードAスーパー脱脂粉乳、濃縮ホエー蛋白、血しょう蛋白(豚由来)、乾 燥ホエー、カゼイン、動物性油脂、ぶどう糖、植物性ガム 物質、フラクトオリゴ糖シロップ、食塩、飼料用酵母、発 酵乳粉末、卵白粉末、ケイ酸、酸化アルミウム

ミルフードB フレーク-穀類、植物性油かす類、魚粉、糟糠類、アルファルファ ミール、飼料用酵母、炭酸カルシウム(鉱物由来)、魚 粉、動物性油脂、食塩、リン酸カルシウム(鉱物由来)、 アルファルファ

サポート70-とうもろこし、ライ麦、えん麦、小麦粉、ふすま、でん粉かす、コーングルテンフィード、米ぬか、大豆油かす、なたね油かす、ポテトプロテイン、糖蜜、炭酸カルシウム(鉱物由来)

●6142 (投稿者削除)
●6141 往生際の悪い在任特例 笹山登生 104/03/21(Sun) 23:50:06 削除
URL: http://www.soumu.go.jp/gapei/d4.html
全国各地で、平成の大合併に伴う合併特例法第6条、第7条にもとずく在任特例(合併前の議員が2年までの期間在任が可能)に対する批判が高まっている。
第7条の2では、合併がなければ退職年金の在職期間の要件(在職12年以上)を満たすこととなる者は、当該要件を満たしているとみなされているのだから、年金の心配はないはずだ。
この往生際の悪さは、何とかできないものだろうか。
すでに、山梨県の南アルプス市では、いったん決めた在任特例を廃止し、自主解散に踏み切っているし、また、「定数特例」(合併市町村の議員定数の2倍まで定数増(最初の任期))適用に切りかえたところもある。
また、秋田県の大仙市や長野県の千曲市では、在任特例制度適用に対しての反対運動も持ち上がっている。

●6140 (投稿者削除)
●6139 アドボカシィ・プラニング(Advocacy Planning)について 笹山登生 104/03/21(Sun) 09:49:41 No.6135へのコメント 削除
URL: http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4773897058.html
223さん。
6135で紹介しました、アドボカシィ・プラニングについては、「まちづくりの方法と技術―コミュニティー・デザイン・プライマー 」現代企画室 (1997-05-30出版)(上記サイト)に詳しいようです。

●6138 カナダ政府が、アメリカとカナダのBSE発生の原因を、カナダの二つの工場に特定 笹山登生 104/03/20(Sat) 22:15:50 削除
URL: http://www.oaklandtribune.com/Stories/0,1413,82~10834~2030658,00.html
Canadian Food Inspection AgencyのBSEワーキンググループのGeorge Luterbach博士によれば、これらの二つのカナダの工場から来た飼料には、イギリスから輸入された牛による汚染たんぱく質が含まれていたという。
カナダの法律によれば、これら二つの工場の名前を公表することは、禁じられているという。
アメリカのBSEも、カナダのBSEも、子牛の時期に、カナダのAlbertaで、汚染された肉骨粉を食べていたという。
しかし、この二匹の牛は、同じ工場の肉骨粉を食べていたのではないという。
また、これらの牛は、肉骨粉使用を全面禁止する1997年以前に、肉骨粉を食べていたという。
カナダの調査班は、1980年から1989年にかけて、イギリスからカナダに輸入された192等について、BSEテストをした。
追跡調査は、1993年まで行ったが、68頭については、すでに死亡していたり、と畜されていたりしていて、追跡不可能であったという。

この記事では、具体的な工場名を明らかにしていないが、先に、「アメリカのBSE発生と今後の課題 」http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_33.htm で名を上げたカナダの AlbertaにあるEdmonton rendering plant が、そのひとつであると推測される。

●6137 沖縄・渡名喜島のミニ高炉(溶融炉) 笹山登生 104/03/20(Sat) 20:38:04 No.6134へのコメント 削除
URL: http://www.vill.tonaki.okinawa.jp/index/mini.html
滑メ元溶融技術研究所 さん。情報ありがとうございました。
この例の中で、沖縄・渡名喜島のミニ高炉(溶融炉)の例、興味深く拝見しました。
私が、渡名喜島に行ったころは、まだ、できていませんでしたが、沖縄の島々では、いずこも、ごみ処理に多大なエネルギーをさいています。
上記サイトの写真のあたりに、旧来型の焼却炉が以前立っていたようでした。
ちょうど、船が渡名喜島に接岸する前に、この場所が見えるので、印象的だったからです。
この方式のメリットとしては、なんといっても、あらゆるごみのスラグ化ということなのでしょう。
焼却後の量が圧倒的に縮小できるというのは、面積が限られた離島にとっては、大きなメリットとなるでしょう。
熱分解ガス化温度800℃以上(約 1,000℃) 溶融温度1400℃以上(約 2,000℃)ということで、ダイオキシン問題は、クリアーしているのでしょう。


●6136 野生鹿の安全性については、グレーゾーン? 笹山登生 104/03/20(Sat) 20:25:20 No.6129へのコメント 削除
URL: http://www.state.me.us/agriculture/ahi/CWDinfo.htm
まりちゃんさん。
エルク Elk とよばれる野生鹿についても、肉骨粉の飼料提供禁止はされてはいるものの、上記サイトによれば、CWD (Chronic Wasting Disease)に感染した野生鹿肉が、レンダリングされて、商業用の半数動物の 飼料に長年組み込まれてきたことは、事実のようですね。
また、それ自体が肉骨粉となって、商業用反芻動物のえさとなってきた可能性もあるとしています。


●6135 市民公共事業 笹山登生 104/03/20(Sat) 20:08:04 No.6133へのコメント 削除
URL: http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20040302/hita.html
223さん。
しばらくです。
3338で述べたように、亡くなられた岩手大学農学部長の石川武男さんなどは、ご生前、土地改良事業は、農民自身発注者となって、施工すべしとのお考えでした。
ですから、市民団体が施工・管理をするまでいかなくとも、発注者となったり、設計者となったりして、実質、農民が公共事業の主体的な役割を果たせるといえるでしょう。
ご紹介の大分の「台霧の瀬づくり」(上記サイト)の例では、トータルなプランの中の一部にシンボリックに、市民の手による浸水公園を作るというのが狙いのようですね。
海外では、アドボカシィ・プラニング(Advocacy Planning 公共的支援計画 http://www.justassociates.org/TipsforPlanningAdvocacy.doc )というような形で、専門家集団が、市民団体の意向を挺した計画立案を計ることも、行われているようです。
この場合は、グランドワーク的な専門家集団が、行政と住民との間にたっての、媒介者となるようですね。

「市民提案型公共事業の育成」
http://www5d.biglobe.ne.jp/~isin/ksjigyou.htm
「市民がつくる公共事業 」
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/8/0092890.html
などの本も、近時出てまいりましたね。

●6134 ごみ処理施設、ミニ高炉(溶融炉)の見学会のお知らせ 滑メ元溶融技術研究所 104/03/20(Sat) 14:34:54 削除
URL: http://shop.commercecity.or.jp/mall/KEK/free/yoyuro/etc_info/gaiyou.htm

ごみ処理施設、ミニ高炉(溶融炉)の見学会のお知らせ
内容 1.コークスベッドタイプのシャフト方溶融炉の操業
   2.ごみ、灰、汚泥、産業廃棄物、その他を溶融処理しスラグ化
   3.最終処分場に埋めない、二次処理施設を使わない施設のご提案
日時 2004年3月29日〜31日
場所 高知県安芸郡北川村長山3−18北川村エネルギーランド
   (モネの庭のそば)
申し込み FAX・TEL(0439−55−4657)担当 三好まで
     お名前、人数、住所、電話、日時をお送り下さい。
北川村に実証炉としてミニ高炉(製鉄所の高炉のミニ版)を導入して
3年がたち現在も村内のごみを処理しています。
皆さまのご理解を頂きましてさらに沖縄県で2件の溶融炉を納入し、
この度見学会を開催する事になりました。
日本で最終処分場が満杯に近い状態となり、各市町村より当社の溶融炉を
使いスラグ化することによる最終処分場への埋めたての軽減について
問い合わせを受けております。
ミニ高炉を使いスラグ化する事を是非にこの機会にご見学頂ければと考えます。
特に一般と産業廃棄物の別が不明確な離島や少人数の市町村などが導入すると
1次処理のみで完結する有効な手段であると思っております。
高知県安芸郡北川村長山3−18北川村エネルギーランド
滑メ元溶融技術研究所 代表取締役 久米正一
Eメール irst-22.kume@nifty.ne.jp
あらゆるごみをスラグ化しリサイクル、ミニ高炉とは
http://shop.commercecity.or.jp/mall/KEK/free/yoyuro/etc_info/gaiyou.htm
沖縄県渡名喜(となき)村のミニ高炉(平成15年完成 6t/24h)
http://www.vill.tonaki.okinawa.jp/index/mini.html
特許について
http://www.chemeng.osakafu-u.ac.jp/group3/akiyama/akitokkyo.html
機能不全の役員会に幻滅 環境ベンチャーにかける 社長久米正一
http://news.kyodo.co.jp/kikaku/yutaka/yutaka3-2.html
「ミニ高炉」でダイオキシンレス
近代高炉の産みの親はただいま廃棄物処理に邁進中
http://nmc.nikkeibp.co.jp/kiji/ch530.html
廃棄物溶融スラグの高精度粘度推算
http://coe.keihanna-plaza.co.jp/coe/an001?pIndexNo=134
大阪府大など,廃棄物処理用「ミニ高炉」を稼働
有機物は炭素化・金属は再資源化・CO2はバイオマス生産
http://nmc.nikkeibp.co.jp/kiji/ts5354.html
北川村HP
http://www.kitagawamura.jp/


●6133 自然再生事業 223 104/03/19(Fri) 22:09:07 削除
URL:
お久し振りです。インフルエンザにかかっていたわけではないのですが
ROMしておりました。

 このところ河川にしろ農業土木にしろ「自然再生」事業が目立つように
なりました。再生する自然像や独特の植生など再生の指標となるものをどうするか
と言った問題もありますが、ある自然再生事業のアンケートでは賛成意見が約50%で
中には「意義はわかるが財政難のときにやらなくても」という生活感ある意見も
ありました。
 
 現代農業の増刊で「土建の帰農」というような本がでる御時世です。公共事業から
大分の「台霧の瀬」のように市民団体が施工・管理をする市民公共事業が増えて
くるのでしょうか。


●6132 (投稿者削除)
●6131 (投稿者削除)
●6130 「日本でテロ準備」と声明 アルカイダ系旅団  2004/03/18 まりちゃん 104/03/19(Fri) 10:18:07 削除
URL: http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040318&j=0026&k=200403184962
【ブリュッセル17日共同】17日のフランス公共ラジオによると、ロンドン発行のアラブ紙アルクドス・アルアラビは、国際テロ組織アルカイダ系の「アブハフス・アルマスリ旅団」が日本やイタリアなど「米国の手下」に対しマドリードの列車同時爆破テロと同じようなテロ攻撃を準備しているとの声明を入手した。18日付の同紙に掲載する。
同旅団が「米国の手下」と名指ししたのは、日本、イタリア、英国、サウジアラビア、オーストラリア、パキスタン。
声明は「死の旅団はすぐ近くにおり、適当な場所で適当な時期に鉄拳を下す。(次の)順番は日本か、米国か、イタリアか…」と警告した。
同旅団は昨年11月にも自衛隊をイラクに派遣すれば東京でテロが起きるなどと警告した。

=========
だそうです。ツケを払う日がくるということでしょうか。

戦争は、したいと思う人に特設リング作って、
そこで勝手にやってもらいたいものです。

●6129 訂正 まりちゃん 104/03/19(Fri) 09:09:25 削除
URL:
野生鹿のプリオン病発生に動物再生飼料が使用されていることを考えると

野生鹿のプリオン病発生に動物再生飼料が関係しているのでは、と示唆する
報道を見るにつけても(に訂正いたします)

なお、農業情報研究所というところが、
今朝発表された米国農務省の「日本向だけ全頭検査」という表明に対し
コメントを出されています。はや。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04031701.htm

原因は本当にプリオンなのか、わかりませんが、とにかく動物をリサイクルして共食いさせるというところにkeyがあるわけで、それをやめないと、汚染がどんどん拡大して収拾がつかないことになるし、現に米国は十二分に胡散臭くなっておりますし、数百、数千、数万の個体をいっぺんに口にするシステムは、もう、ほんとうに勘弁してもらいたいですね。

●6128 BSE まりちゃん 104/03/19(Fri) 08:57:25 No.6126へのコメント 削除
URL: http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key
そうですよね。
エライザによる検査も、20ヶ月の牛は引っ掛けたけれども、
それ以前は検出限界があるようですし。。
金子清俊先生は18ヶ月、という区切りも挙げていらっしゃいますね。
http://www.ncnp.go.jp/nin/guide/r7/

しかし米国の飼料扱いのいい加減さや、野生鹿のプリオン病発生に動物再生飼料が使用されていることを考えると、どこまで蔓延しているかわからなくて、仮に部分検査のみでいくとすると、素埋めやら病気牛隠しが日本より大規模に行われるのではないかと思います。

危険なものから優先的に検査するシステムができればいいとは思いますが、とにかく隠しますでしょう。出荷分だけ優先的に検査といったらより危険な牛が潜伏しますし、危険牛を先に検査、としても、ワシントンで見つかった牛は元気な普通の牛だったという証言がありますし。

消費者の結論といえば、「うさんくさい嘘吐きからは買いたくない」これだと思いますが。食品はその安全性よりも、それを作っている人間が信用できるか否かが大きいです。(少なくとも私の中では(^^; ますます信頼でき勉強している生産者、流通が増えることを願います。

●6127 原価の秘密 笹山登生 104/03/19(Fri) 07:45:06 No.6124へのコメント 削除
URL: http://music.cocolog-nifty.com/001/2004/03/seacret_of_imp_.html
謎工さん。
「輸入業者は 1枚につき 1200円が仕入れ値となるのに対して、レコード会社は 700-800円程度と実に 4割も安く仕入れているらしいです。金額にすると 500円。レコード会社が CCCD しか輸入しないとなると、輸入業者は 500円余計にコストを払って CD を仕入れるしかないわけですね。そしてその分だけ消費者も出費を強いられる、と。 」
なるほど、これでいけば、対輸入業者では、レコード会社は、どっちに転んでも、ウハウハってことですか。
こうなると、文化庁は、一般の輸入業者いじめに加担するという構図になりかねないですね。
貴重な情報、ありがとうございました。

●6126 vCJDの原因をプリオンのみとする仮説に疑問を呈する声もある。 笹山登生 104/03/19(Fri) 07:35:43 No.6125へのコメント 削除
URL: http://www.washtimes.com/upi-breaking/20030701-094458-6348r.htm
まりちゃんさん。
vCJDの原因をプリオンのみとするブリオン仮説を補強するために莫大なかねが投じられていることに疑問を呈する声が急速に増えてきているようですね。
上記サイトのワシントンタイムズの記事がその一例ですが、ここでは、vCJDの原因をプリオンのみに限定せずに、ウィルスやバクテリアの可能性も、オルタナティブとして、予算をつけ、研究すべきだと主張しています。
特に、この中では、プルシナー教授の研究室だけで、一千二百五十万ドルもの、ダントツの資金援助を受けていることに、疑問を呈しています。

●6125 BSEの件 まりちゃん 104/03/18(Thu) 22:20:57 削除
URL: http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20040203%2D0060
笹山さん情報をありがとうございます。

しかし2月3日のProMed情報の【2】のほうですが、
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20040203%2D0060
前から言われていたこととはいえ、米国の感染事情は本当に
大丈夫かと思いますね。

ニュージャージーのvCJDと思われる患者多発事件報道といい。。



●6124 邦盤のCCCDリスト 謎工 104/03/18(Thu) 19:02:43 No.6122へのコメント 削除
URL: http://blog.melma.com/00089025/
「連邦」と言うサイトで、今後発売予定のタイトルを含めて
公開されています。ここと笹山先生が紹介されたリストを照合と言う
ことになりましょうか。

http://renpou.com/cccd/cccd_sale.html
http://renpou.com/cccd/cccd_new.html

質問主意書が念頭に置いているのは当然、昨年11月の『Let IT Be...Naked』と
見て差し支え有りませんが、東芝EMIでは以下のような話もあるので、この質問は
同社の今後の販売戦略にはかなり痛いのではないかと思われます。

http://music.cocolog-nifty.com/001/2004/03/why_cd_expensiv.html
http://music.cocolog-nifty.com/001/2004/03/seacret_of_imp_.html

●6123 OIEの消毒ガイドラインの元記事は 笹山登生 104/03/18(Thu) 17:58:22 No.6120へのコメント 削除
URL: http://www.aahc.com.au/ausvetplan/decfnl2.pdf
まりちゃんさん。
追加です。
OIEの消毒ガイドラインの元記事は、上記サイトです。
これは、かなり詳しいですね。

●6122 CCCD問題まで入っていたんですね。 笹山登生 104/03/18(Thu) 17:28:33 No.6118へのコメント 削除
URL: http://hotbuttereddeath.ubersportingpundit.com/archives/001184.html
謎工さん。
ちょっと、欲張られたかな?
こうなると、洋盤で、コピーコントロールでなくて、邦盤で、コピーコントロールのものがいくらぐらいあるかを把握していなくては、突っ込まれますね。
上記は、海外のコピープロテクトCDのリストの一例ですが。
前に、http://www.sasayama.or.jp/diary/2002apr19.htm で、張っていたリンクは、いずれも切れていました。

●6121 プルシナーさんの最新動向 笹山登生 104/03/18(Thu) 17:12:33 No.6119へのコメント 削除
URL: http://www.medicalnewstoday.com/index.php?newsid=6629
日本の全頭検査論のよき理解者と、日本側から持ち上げられている感まであるプルシナー(Stanley Prusiner)さんですが、今月の18日発行のネイチャーで、またまた、話題の説を披露されているようです。(上記サイト参照)
これは、Stanley Prusinerさんを中心とするカリフォルニア大学の研究グループの発表として、ひだ状のプリオン自身が感染特性を変えることによって、種の壁を飛び越えたりすることができるようになるという研究実証です。
以前から、プルシナーさんは、プリオンには、異常も正常もないというお考えのようでしたが、このように千変万化しうるプリオンの特性が明らかになることで、これまでのプルシナーさんの説が実証されることにつながるのだと思います。
なお、このネイチャーでは、フロリダ州立大学の研究も、これと同じような結論に達したといっています。

●6120 OIEの消毒ガイドライン 笹山登生 104/03/18(Thu) 16:49:02 No.6117へのコメント 削除
URL: http://www.fao.org/ag/againfo/subjects/en/health/diseases-cards/avian_qa.html
まりちゃんさん。
いろいろ、消毒に関する情報、ありがとうございました。
上記サイトの下の方に、消毒に関するガイドラインが書いてありますね。

1. Soaps and detergents−石鹸・合成洗剤
2. Oxidising agents −酸化剤
2a. Sodium hypochlorite-次亜塩素酸ナトリウム
2b. Calcium hypochlorite-次亜塩素酸カルシウム
2c. Virkon-ビルコン
3. Alkalis- アルカリ
3a. Sodium hydroxide (caustic soda)(NaOH)-水酸化ナトリウム
3b. Sodium carbonate anhydrous −無水炭酸ナトリウム
4. Acids−酸
4a. Hydrochloric-塩化水素
4b. Citric-クエン酸
5c. Formaldehyde gas- ホルムアルデヒド ガス

●6119 BSE,筋肉にも増殖するという研究について まりちゃん 104/03/18(Thu) 16:43:24 削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/disease/200203/19-01.html
笹山さん、こんにちは、
以前、2002年3月にPNASに発表されたプルシナーさんの
BSE病原体・異常プリオン、筋肉でも増殖
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/disease/200203/19-01.html
というマウス実験の発表なのですが、上記は世の研究者などには
現在どう受け入れられているのでしょうか。続報はあるのでしょうか、

記事を発見し2004年度の発表だと勘違いしてしまったのですが、
2年前の発表で、しかも今米国のBSE問題が揺れておりますので、
知りたく思いました。続報がございましたらお教えいただけましたら
幸いです。

●6118 川内博史・佐藤謙一郎両衆議院議員の質問主意書 謎工 104/03/18(Thu) 15:58:27 削除
URL: http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a159033.htm
全文が公開されています。

なお、答弁は31日を期限に延期されているそうです。

●6117 鳥インフルエンザ等防疫対策に関するケミカルリスクコミュニケーション まりちゃん 104/03/18(Thu) 12:10:13 削除
URL:
鳥インフルエンザ等防疫対策に関するケミカルリスクコミュニケーション

というページがありまして、消石灰については以下のような見解が
寄せられていました。

消石灰は農業用の土壌改良(酸度矯正)剤としても使用される、水に微溶の強塩基性物質です。
消石灰は細菌などに対する殺菌作用は、多くの場合期待できませんが、鳥インフルエンザウイルスなど、ウイルスの多くは強塩基や酸化剤などには弱い傾向があり、消石灰では接触面における強塩基のタンパク変性作用による失活が期待されます。
http://www.eic.or.jp/forum/details.php3?serial=498&sort=1&pos=0&category=44
JPCCN関西 化学情報技術センター、というところの発言のようです。

●6116 消毒とウインドウレスと まりちゃん 104/03/17(Wed) 23:36:50 削除
URL:
消石灰についてはOIEのHPなどを見たら載っていますかね。。
きょうはばててしまいました。。


ところでですが、鳥フルの発生農場はオランダであれ、山口の
農場、丹波の農場であれ、すべて開放型鶏舎だったのでしょうか?

浅田農産は過去、HPにウインドウレス型鶏舎、とあったのですが
船井農場は違ったのでしょうか。

●6115 養鶏場の消毒について まりちゃん 104/03/17(Wed) 23:06:45 削除
URL: http://www17.big.or.jp/~hatsu/bbs/petit.cgi
笹山さんこんにちは、消毒について書かれているものをいくつか探してみました。
なお、SARSのときから、環境消毒については、ずっと報道で「噴霧」スタイルが放映されていましたが、基本的には噴霧ではだめで、拭けるところは清拭しないといけません。吸ったら体にも影響しますし。
しかしながら、土壌を拭くわけには参りませんよね。。だから厚さ15cmなのでしょうか。


イ 消毒は、その対象物に応じ、次亜塩素酸ナトリウム液、アルカリ液、ホルム
アルデヒド、クレゾール液、逆性石けん液、蒸気等を選定して、少なくとも1
週間間隔で3回以上、反復して実施する。(農水省)
http://www.maff.go.jp/tori/manual.pdf

Q: どんな消毒薬が有効ですか?
A: インフルエンザウイルスは表面がエンベロープと呼ばれる壊れやすい膜で覆われているので、次亜塩素酸ナトリウム液、アルカリ液、ホルムアルデヒド液、クレゾール液などの消毒薬が有効です。発生農場の消毒は、一週間間隔で3回以上消毒することとされています。また、ウイルスの感染性は75℃1分間の加熱によっても失われます。
http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/poultry/toriinfluqa.html#9

ビルコンS - 野外での SHS (頭部腫脹症候群)発症鶏群への消毒効果について
http://www.antecint.co.uk/305/shsj.htm

(鳥フルウイルスに限定してはいないが)農場出入口は最も人や物の出入りが多く、そのためウイルスや病原菌の侵入する機会の多い場所です。ここには、消石灰の散布が有効です。侵入してくるウイルスや菌を最小限に抑えることができます。
執筆・編集 根室支庁南根室地区農業改良普及センター
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/syuppan/hoiku/newpage32.htm
普段の消毒にドロマイト石灰を推奨する岩手県県南家畜保健衛生所
http://www.pref.iwate.jp/~hp2514/kakunou/eiseijouhou/19-2.html

といえば、H5N1に消石灰が有効、と明記したものはまだ見つけていませんね、

学校などの飼育鳥には以下のような対策を出しているところがあります。
http://www.nagano-c.ed.jp/kenkyoi/jouhou/gakkou/toriinf.htm

●6114 イギリス政府が、過去に輸血を受けたものからの献血を禁止 笹山登生 104/03/17(Wed) 19:57:48 削除
URL: http://www.siouxcityjournal.com/articles/2004/03/17/news/breaking_news/437fe90abb1b4bf686256e5a001e6230.txt
献血を禁止されるのは、1980年1月1日以降に、イギリスにおいて、輸血を受けたものが対象になる。
昨年12月に、vCJD感染者から輸血を受けたものが死んだ例が、初めてあったことを受けてのもの。

●6113 (投稿者削除)
●6112 アメリカUSDAが発表した新しいBSE対策の概要 笹山登生 104/03/17(Wed) 10:33:31 削除
URL: http://www.usda.gov/Newsroom/0105.04.html
上記サイトのとおりで、概要は、次のとおり。

1.1年間に国内で食肉処理される3500万頭のうち、BSE検査対象を、これまで予定していた年間四万等から、最大、年間約46万6000頭に拡大する。
2.検査対象の内訳は次のとおり
(1)「危険度が高い牛」(生後30カ月以上で(1)歩行が困難な牛(2)中枢神経障害の兆候を示す牛(3)その他の症状を示す牛(4)死亡した牛)を対象に、年間四十四万六千頭を想定するが、実際の検査規模は、20万1000〜26万8000頭を想定。
(2)政治用名牛から年間二万頭を抽出検査
3.上記措置は、今年6月以降、1年から1年半程度の時限措置として実施され、検査費用は約7000万ドル(約77億円)。

ということなのだが、http://www.sasayama.or.jp/jouhou/jouhou040223.htm 似書いたように、アメリカの消費者団体のパブリックシチズンが指摘しているように、いくら、ダウナー牛の検査対象を広げても、ダウナーの牛も、ダウナーでない牛も、混ぜて検査をしないと、BSEの発見確率の精度はあがらない。

●6111 消石灰は、ウィルスにあまり効かないって本当? 笹山登生 104/03/17(Wed) 09:58:57 No.6109へのコメント 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040316-00000030-kyt-l26
まりちゃんさん。
ご紹介の掲示板で、「消石灰、逆性石鹸(オスバンなど)、「塩化ジデシルジメチルアンモニウム」が成分の「アストップ」などは、あまりウィルスに効かないって書いていますが、本当なんでしょうかね。
上記サイトのように、ワクチン是非論争が、表舞台でも、にぎやかになってきました。

●6110 中国では鶏ワクチンを開発して大量生産に入るとか まりちゃん 104/03/16(Tue) 19:16:00 削除
URL: http://www17.big.or.jp/~hatsu/bbs/petit.cgi

鳥インフルエンザ、中国がワクチン2種の開発に成功
「人民網日本語版」
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/gen/295581

また、こんなニュースもありました。
SARSワクチン、ボランティア30人に接種
http://j.peopledaily.com.cn/2004/03/16/jp20040316_37618.html

●6109 鶏のワクチンについて熱い討論が交わされている掲示板 まりちゃん 104/03/16(Tue) 11:52:50 削除
URL: http://www17.big.or.jp/~hatsu/bbs/petit.cgi
たぶん獣医さんも常駐されていらっしゃるようですが、
以下の発言「2861」から熱い議論がなされていました。

http://www17.big.or.jp/~hatsu/bbs/petit.cgi


●6108 鳥⇔鳥の感染ルート まりちゃん 104/03/16(Tue) 07:40:13 削除
URL: http://idsc.nih.go.jp/others/topics/flu/26who-ani.html
キミヒさん、ちょっとまってください、WHOのページに
以下のようにあります。鳥も気道感染あります。だから、
野鳥などが侵入できないようにするのは大事ですが、ウインドウレス
のように、締め切って暖風ファンをまわすようなところは、
ひとたびウイルスなどの病原体が入ると結構たいへんだという
ことだと思います。例えばサルモネラなどはひとたび入ると群が汚染
されやすいという報告もあります。
===============
ヒト、ブタ、ウマを含むホ乳類では、インフルエンザは主として
気道感染症である一方、

”鳥類においては気道と腸管(大腸)感染として認められる。”



●6107 卵内ワクチネーション 笹山登生 104/03/16(Tue) 04:23:08 No.6103へのコメント 削除
URL: http://homepage3.nifty.com/takakis2/tukuba0306.htm
まりちゃんさん。
ご紹介の例は、Embrex社の「卵内(in ovo)ワクチネーション」(自動卵内接種機)の例ですね。

Embrex社のシステムについては、
http://www.embrex.com/technology/products-index.html
http://www.biospace.com/news_story.cfm?StoryID=10996420&full=1
をご参照

●6106 パンデミックの6段階 笹山登生 104/03/16(Tue) 03:58:12 削除
URL: http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/yakuji/kansi/datudora/gai.html
平和屋さん。キミヒさん。
1999年4月にWHOの感染症サーベイランス・対応部門がまとめた新型インフルエンザ対応プランでは、新型インフルエンザの大流行(パンデミック)の段階をフェーズ1〜5の6段階に分け、各段階でWHOが取るべき行動を規定しています。
お二人の議論も、このどの段階で、どのような対応が必要なのかについてのご議論なのだと思います。
ちなみに、その6段階とは次のようなものです。上記サイト参照

フェーズ0:非流行期。新型ウイルスが報告されていない段階
フェーズ0レベル1:感染者からの新型ウイルス分離の第一報が入った段階。
フェーズ0レベル2:新型ウイルスによる二人以上の感染が確認された段階。
フェーズ0レベル3:ヒト−ヒト感染が確認され、少なくとも一つの国で2週間以上の感染拡大が続いた場合。
フェーズ1:大流行開始。一国内での複数の流行、他国への伝搬などが確認された段階。
フェーズ2:複数国で流行が発生し、世界的に拡大する段階。
フェーズ3:初発の大流行終息期。ただし、流行自体は終息していない。
フェーズ4:第2波以降の大流行期。初発の流行から3〜9カ月後に多くの国で再び流行が見られる状態。
フェーズ5:流行終息期(フェーズ0)。過去の流行ではこの段階までには2〜3年を要する。

●6105 石原都知事が、都議会で、合法・脱法ドラッグの条例による規制を言明 笹山登生 104/03/16(Tue) 03:44:47 削除
URL: http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/yakuji/kansi/datudora/gai.html
「国がいつまでもやらないなら、東京都が先にやる。」として、石原知事が、合法・脱法ドラッグの条例による規制に乗り出す考え方を示した。
これまで、都は、脱法ドラッグ対策検討委員会を設置して、その対策を検討し、この1月30日、「実効性ある脱法ドラッグ対策のあり方について」を提言した。
さすが、石原さん、やることが早い。

●6104 有り難うございました キミヒ 104/03/15(Mon) 22:50:08 No.6102へのコメント 削除
URL:
 平和屋さんへ

 鳥インフルエンザは鳥間では空気感染の気道感染では無い訳ですよね?
 有り難うございました。
 人高病原性鳥インフルエンザが恐ろしいのは、既知インフルエンザ並
の空気感染が予想されるためです。
 同じインフルエンザウイルスでも、宿主により親和臓器が気道、腸と
異なると理解して宜しいですか?

●6103 ワクチンについて まりちゃん 104/03/15(Mon) 20:44:26 削除
URL: http://www.ishii-co-ltd.jp/home.htm
こんばんは、
キミヒさんと平和屋さんの熱い議論のところ、話が変わって
申し訳ございません(^^;

ご存じかも知れませんが、鶏さんへの接種方法として
最近こういうのがあるようです。
http://www.ishii-co-ltd.jp/home.htm

週末立ち読みしたフォーカス?フライデー?では、
ワクチン接種を推進しない農水省を責める口調で書かれていました、

ワクチンは症状を軽減するだけで感染を防止するものではない
死なないので探知が遅れかえって損害を大きくする可能性もある
ウイルスの変異を促進する可能性がある
高感度の監視が必要
感染鶏が流通する可能性もある

というようなデメリットもあるそうですが、そういうことは
一切書かれていなかったのでした。





●6102 キミヒさんの医学認識には敬意を持っています 平和屋 104/03/15(Mon) 18:18:54 No.6101へのコメント 削除
URL:
最後にさせて下さい

SARSはコロナウイルスとはまだ確定していません。
確かにコロナも関与することは間違いないのですが、コロナだけなく
いくつかの病原体の複合感染といわれています。ハクビシンも感染原かどうかわからないのです。

それからくどくなりますが、既知のインフルエンザと未知のインフルエンザは感染・増殖様式は違います。
鳥インフルエンザが人に来るのは、海外から来るのか、日本の鳥からくるのか分からないではないですか?
また、人のインフルエンザも実際どの様にくるのか分からない。
要するに一緒と確定するためのデータが欠如しています。

確かに2月のタイの人の発生を流行というのか、発生というかは別として、暑いときにもウイルスは動くわけです。
また、鳥の間では、2月も大流行したわけです。同じように人に流行しなかったのはたまたま鳥インフルエンザが人親和性でなかったためで
季節(暑さ)は関係ないのです。

また、インフルエンザとSARSとの初期では識別が出来ないありますが、そのとおりです。
しかし、次の
>さらに鳥インフエンザも空気感染で、ウイルスが呼吸器に親和性が高く大量発生しているのではないでしょうか?
これは間違っています。鳥インフルエンザウイルスは、鳥の呼吸器よりも鳥の消化器(腸管)もともとの存在部位です。ですから、くしゃみより糞に大量のウイルスが存在します。

また、
>防御方法が同じって誰が発言しましたか?

とおっしゃていますが

>「史上最悪のインフルエンザ」に関しても、現実的にはSARSと
合わせ技で充分予想されるとするのが私の立場です。
ともおっしゃています。ただ、キミヒさんのこの文の捉え方は、私とキミヒさんは違うのでしょう。ただ私は言われていることは「SARSとインフルエンザの対策は一緒」と受け取りました。この例でも分かるように、過去のログと照らし合わせて、言っていることがくるくる変わるという指摘は
あまり建設的ではありませんね。バックグランドや詳細をはしょって書き込みしていますから、ズレもあるでしょう。この掲示板は、そのずれを指摘しあう場ではないと思います。要はパンデミックになった場合を想定して、いかに被害を少なくするため、今から何を考え、情報を加え、具体的な対策をとるか?ということが
大事ではありませんか?

低レベルというのは、あなたの医学的知識を低レベルといっているわけではなく、
私の今回の書き込みのように人の書き込みについて、あまり本筋でないところで指摘合戦をすることです。
キミヒさんの医学認識には敬意を持っています。
お互い、酒を飲みながらでも顔をつきあわせて議論すればこのようなズレも修正されると思いますが
たった「低レベル」という言葉だけでも、ネット上ではズレることになります。
ですからズレを前提において、あまり小さなところで、指摘しあっても意味があまりないということです。

もうこのようなことは止めにしませんか?

●6101 はぁ〜 キミヒ 104/03/15(Mon) 17:46:35 No.6100へのコメント 削除
URL: http://www.asahi.com/special/sars/TKY200311270382.html
 平和屋さんへ

>しかし、このモデルは、人の既存インフルエンザ(H1〜3)までのモデルで、
>全くこの世に存在しないインフルエンザが発生した場合は、また違うモデルになるということです。

 そうでは無く、既知のインフルエンザと同様な強力な空気感染で、
なおかつ毒性が強い事が予想されますが、感染・増殖様式は同一でしょう?


>タイの2月は日本の春よりはるかに暑いのに、鳥インフルエンザが人に流行しました。

 も違います。濃厚な鳥との接触により発生したのであって、流行はしてません。

>第一、鳥インフルエンザは鳥インフルエンザウイルスという病原体が断定できますが、SARSは原因すらまだ確定していません。ですから
>発生形式や防御方法も鳥インフルエンザとSARSは全く別と考えた方がいいのではないでしょうか?

 ですが、はぁ〜って感じですよ
 SARSはコロナウイルスで、検査キットは4月の健康保険に収載されます。
 防御方法が同じって誰が発言しましたか?
 SARS対策がヒト高病原性鳥インフルエンザ対策の前提と表明して来ました。
 現在でも、インフルエンザワクチン接種を海外渡航の条件にしている企業もあります。
 SARSの流行と、インフルエンザの流行が重なると、初期段階では鑑別不能ですよ。
 さらに鳥インフエンザも空気感染で、ウイルスが呼吸器に親和性が高く大量発生しているのではないでしょうか?

 貴方の#6090と#6100は内容が大分異なります。
 低レベルは貴方の医学認識では有りませんか?

●6100 いい足りない部分もありますが、ホスト側の抵抗力を抗体のみとは言っていません 平和屋 104/03/15(Mon) 16:57:36 No.6100へのコメント 削除
URL:
キミヒさん

私の文章の「人の抵抗性」が上がるというのは、抗体だけでなく何回もいっていますが、人の体力があがり
抵抗力(体力やキミヒさんがおっしゃている上部気道の防御力も入ります)
が増すためです。(くどくなりますが、この中の抗体はOne of them)です。

しかし、このモデルは、人の既存インフルエンザ(H1〜3)までのモデルで、
全くこの世に存在しないインフルエンザが発生した場合は、また違うモデルになるということです。
タイの2月は日本の春よりはるかに暑いのに、鳥インフルエンザが人に流行しました。
また、人インフルエンザと鳥インフルエンザについては第一、病原性が異なります。人のインフルエンザは呼吸器病主体であり、鳥インフルエンザが人に来た場合(東南アジアの例ですが)全身性の出血症候群となります。
それから、なぜキミヒさんがSARSと重ねるのか分かりません。
第一、鳥インフルエンザは鳥インフルエンザウイルスという病原体が断定できますが、SARSは原因すらまだ確定していません。ですから
発生形式や防御方法も鳥インフルエンザとSARSは全く別と考えた方がいいのではないでしょうか?

それから議論がかみ合わないのを、私は否定しているわけではありません。
前提をきちんと併せないとこのようになってしまうということです。

別にキミヒさんと低レベルの言い争いをするつもり(その時間もない)はありませんのでご了知下さい。

●6099 ご自分のご発言を再読されては? キミヒ 104/03/15(Mon) 15:35:38 No.6098へのコメント 削除
URL: http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1112-1d.html
 平和屋さんへ

 議論が噛み合わないのは、貴方がご自分の言葉に責任を持たれないからです。

 貴方は#6090で

>インフルエンザウイルスの感染性は、ウイルスとホスト(宿主)
>の関係できまります。(環境:たとえば、湿度や温度はあまり
>影響を与えません)人のインフルエンザ(H1〜3)が、日本
>で春に収まるのは、日本人に抗体を持っている人が多く、新た
>な流行(冬)で更に抗体を持つ人が増える春になり、人の抵
>抗性が上がる、といったところで収まります。よって、抗体を
>持っていない鳥インフルエンザ(H5)が人型に変わると、季
>節性もなく広がると思います。

 流行の収束が、インフルエンザ流行による集団の免疫獲得と貴方
が表明する事への疑問です。冬季に上気道の防御力が落ちる事でイ
ンフルエンザが流行する背景があると思います。
 平和屋さんの文章ですと、流行により国民の抗体価が上がり、流行
が収束するとしか理解出来ません。季節的な環境因子の方が重要で、
さらに、国民各位への予防啓蒙もさらに重要と思います。
 「史上最悪のインフルエンザ」に関しても、現実的にはSARSと
合わせ技で充分予想されるとするのが私の立場です。

>10%の死亡率ですが、私もそこまではとは思いますが、
>みすず書房の「史上最悪のインフルエンザ」を読むと、
>この高速交通時代と都市の人口増大を考えると、あなが
>ち田代先生の説も誇大ではないのではないかと思います。

 むしろ、外国発の人高病原性鳥インフルエンザ対策重要性の根拠に言えますよね〜







PS あと、平和屋さんが抗体を重視し過ぎと申しましたが、全てとは発言していません。

●6098 私も抗体が全てとは思っていません 平和屋 104/03/15(Mon) 15:03:23 No.6097へのコメント 削除
URL:
キミヒさん

私も6095で述べましたように抗体が全てとは言っていません。
様々な因子が絡まって流行することになります。
特に症状とウイルスについては、そのインフルエンザが人のどの臓器に親和性があるかで大きく違っています。
そのように複雑な因子で流行することになりますが、季節ということは、こと新型のインフルエンザでは影響がないのではと言っています。
また、SARSの流行(感染や発生ではありません)も季節性はあまり関係ないと思っています。
それから10%の死亡率ですが、私もそこまではとは思いますが、みすず書房の「史上最悪のインフルエンザ」を読むと、この高速交通時代と都市の人口増大を考えると、あながち田代先生の説も誇大ではないのではないかと思います。
また、抗ウイルス剤の奪い合いについては、日経BP社編の「食品クライシス」という本の54ページに書かれています。
これまた、そのとおりになるかは、不確実であることは当然です。

●6097 抗体を重視し過ぎですよ〜 キミヒ 104/03/15(Mon) 13:48:17 No.6095へのコメント 削除
URL: http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1112-1d.html
 平和屋さんへ

>これに対して、鳥インフルエンザ(H5)がもし人に流行すると、全く人には抗体を持っていませんし、ワクチンも今のところありませんので、
>さらにもし病原性が強いと、人が抗体を持つ前に死亡することになり、集団としての抗体保有率が上がらず、いつまでも流行が続きます。

 SARSでは抗体保有率なんか無関係に流行が収まりました。
 赤ちゃんは母体より免疫されるため、乳幼児を一例にしました。
 インフルエンザには特効薬があり、発病初期に抗インフルエンザ薬内服を想定して議論するべきです。
 よって、平和屋さんの論調は抗体を重視し過ぎですよ〜。
 事実、ヒトのインフルエンザ流行はIgG抗体価が集団として上昇する前に収束していますヨ。
 

 上記HPでは
−−−−−−−−−−−
かつてスペインかぜ(A/H1N1亜型)が現れたときは、大規模な流行と甚大な数の死者を出しました。新型インフルエンザが流行した場合、これに対して免疫を持っている人はいませんし、また事前に接種された予防接種の効果はほとんど期待できないため、かなりの数の罹患者と死亡者がでることが予想されます(Q13インフルエンザの変異参照)。アメリカでは8〜20万人の死者がでると予測されており、本邦でも3〜4万人の死者が出ることが懸念されます。
−−−−−−−−−−−
 抗体が全くないから1割死亡は極論だと思います。
 全く抗体が無くても日本では最悪4万人程度と私も思っています。
 既知のインフルエンザ対策無くして、人高病原性鳥インフルエンザ対策は無い訳です。
 私も集団的抗体価向上目的に、ワクチン接種支持の立場ではあります!

>>SARSに抗体を持つ人は超希ですが、流行は有ります。
>そうですね。人は抗体がないので、流行しました。

 平和屋さんの理論だと、SARSは鶏のインフルエンザの様に季節性が無くなる筈です。



●6096 (投稿者削除)
●6095 地域の流行を見るためには、個々の抗体よりも集団の抗体保有率が重要です 平和屋 104/03/15(Mon) 12:48:52 No.6094へのコメント 削除
URL:
キミヒさん
ご質問ありがとうございます。
まず、ある集団(人でも動物でも)でウイルスの感染をブロックするために、その集団のメンバーが全て抗体を持っている必要はありません。
ウイルスの感染力によっても違いますが、通常は70〜80%のメンバーが抗体を持っていたら、流行はしません。
ですから、確かに乳幼児は抗体を持っていませんので、感染しやすいグループであることは間違いないのですが、
集団の流行の拡大、消失は、メンバー全体での抗体保有率で決まってきます。
また、蛇足ながら、生まれたばかりの赤ちゃんは、もし母親が、抗体をもっていたら、初乳によって、抗体を持つことができます。(移行抗体)

さて、集団の抗体保有率が低いために生じた流行期についてですが、基本的に、老人も青年も乳幼児も抗体をもっていないとすれば、感染は成立するでしょう。
ただし、感染事例としては、過去の大流行でも報告されていますが、青年が比較的多いとされています。これは、老人や乳幼児に較べて、人混みに居ることが多いため、
感染する機会が多いためと思います。
次に感染後の発症、死亡ですが、今度は逆に、抵抗力が青年より劣る老人や乳幼児、病人によく見られると思います。
ですから、本当に人口の10%も死ぬような状態になれば、キミヒさんが述べてられるとおり、乳幼児に爆発的な発症が起こることになるでしょう。

>SARSに抗体を持つ人は超希ですが、流行は有ります。
そうですね。人は抗体がないので、流行しました。

>よって、鳥インフルエンザが季節性無しは人では大変疑問です。
どうして疑問を持たれるのか分かりませんが、人は鳥インフルエンザの抗体をもっていませんので
季節に関係なく流行が起こる可能性があります。
一方、既存の人のインフルエンザ(H1〜H3)については、過去流行もあり、人はある程度抗体を持っていますし、ワクチンで抗体を人為的に作り出すことができます。
また、流行するとその野外株で抗体を持つ人が増えます。このように集団で抗体を持つ人が、春には増えてきます。
それに、季節が良くなり、人側の体力が上がってきます。このような結果、春頃には人のインフルエンザは流行が収まります。

これに対して、鳥インフルエンザ(H5)がもし人に流行すると、全く人には抗体を持っていませんし、ワクチンも今のところありませんので、
さらにもし病原性が強いと、人が抗体を持つ前に死亡することになり、集団としての抗体保有率が上がらず、いつまでも流行が続きます。
現実に1918年の大流行では、第1波、第2波、第3波と続きました。
また、この時アメリカのフィラデルフィアでは10月に大流行が生じていますので、実際ウイルスが動いたのは9月頃からと言えます。
ですから、人が抗体を持っていないインフルエンザウイルス(鳥インフルエンザも含みます)の流行には、季節は余り重要な因子でなく
宿主(人)の健康状態、集団の抗体保有率、ウイルスの感染力及び病原性、ホスト及び感受性動物の量、及び移動性などがポイントになるかと思います。


●6094 抗体による流行の説明は疑問 キミヒ 104/03/15(Mon) 11:27:00 No.6090へのコメント 削除
URL: http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1112-1e.html#2
 平和屋さんへ

>インフルエンザウイルスの感染性は、ウイルスとホスト(宿主)の関係できまります。(環境:たとえば、湿度や温度はあまり影響を与えません)
>人のインフルエンザ(H1〜3)が、日本で春に収まるのは、日本人に抗体を持っている人が多く、新たな流行(冬)で更に抗体を持つ人が増える 春になり、人の抵抗性が上がる、
>といったところで収まります。よって、抗体を持っていない鳥インフルエンザ(H5)が人型に変わると、季節性もなく広がると思います。

 抗体による流行仮説は無理が有りませんか?
 平和屋さんの理論だと、乳幼児は年中流行期になります。
 さらに、流行期は乳幼児に爆発的な発症が起こるでしょう?
 SARSに抗体を持つ人は超希ですが、流行は有ります。
 よって、鳥インフルエンザが季節性無しは人では大変疑問です。
 
 

●6093 このほかにもあるケミカルドラッグ 笹山登生 104/03/15(Mon) 09:59:40 No.6069へのコメント 削除
URL: http://www.dextromethorphan.ws/coricidinextraction.htm
聞きかじりさん。
日本の塩酸メチルエフェドリン(商品名ブロン)、そして、アメリカのDextromethorphan Hydrobromide(商品名DXM HBr 咳止め)のほかに、塩酸ケタミン Ketamine hydrochloride (商品名"Special K" 動物用の神経安定薬) とか、フェンシクリジン Phencyclidine (商品名PCP 静脈注射用麻酔薬) とかいうのもあるようですね。
ちなみに、バファリンには、この臭化水素酸デキストロメトルファン(Dextromethorphan Hydrobromide)が含まれているようですね。
結構、紙一重の薬もあるようです。
また、ご指摘のトリアゾラムtriazolam(商品名 ハルシオン)は、かんきつ類とくにグレープフルーツとの食べあわせで、重大な薬剤相互作用があることが指摘されていますね。
これらの紙一重の薬が、日本において、どのように使われているのか、厚生労働省さんは、把握されているんでしょうかね。

タミフル問題から、ちょっとそれてしまって申し訳ないんですけどね。

●6092 (投稿者削除)
●6091 (投稿者削除)
●6090 基本的には、季節性はありません 平和屋 104/03/15(Mon) 06:56:00 No.6088へのコメント 削除
URL:
キミヒさん

レスありがとうございます。
鳥インフルエンザの季節性ですが、基本的にはありません。
一部では、温度が上がり、湿度も上がると収まるのではないか?という期待論がありますが、
中国や東南アジアの一部では、高温、高湿度が続く一年中流行を繰り返しています。
ただ、これらかは、日本では紫外線が強くなりますので、若干流行が抑制されることは期待できます。(しかしこれも東南アジアの例を見ると?がつきます)
インフルエンザウイルスの感染性は、ウイルスとホスト(宿主)の関係できまります。(環境:たとえば、湿度や温度はあまり影響を与えません)
人のインフルエンザ(H1〜3)が、日本で春に収まるのは、日本人に抗体を持っている人が多く、新たな流行(冬)で更に抗体を持つ人が増える 春になり、人の抵抗性が上がる、
といったところで収まります。よって、抗体を持っていない鳥インフルエンザ(H5)が人型に変わると、季節性もなく広がると思います。

それから、家畜伝染病との共存ですが、
実は、現在でもいろいろな病気であります。
例えば、牛の結核、ヨーネ病
豚のオーエスキー、豚丹毒
鶏のニューカッスル病
もちろん、被害性や人への感染性等いろいろ病気によって取り扱いが異なります。
また、私の「共存」というのは、鳥インフルエンザをほっとくという意味ではなくて
鳥インフルエンザの罹患鶏を全淘汰しても、例えば船井農場のように大騒ぎしなくてもいいような飼養形態にするということです。


●6089 ケミカルドラッグ問題 笹山登生 104/03/14(Sun) 21:46:30 No.6069へのコメント 削除
URL: http://www.ssp.co.jp/products/cold/esuesubrontab/prod.html
聞きかじりさん。
レスが、遅くなりました。
「ブロン液の販売姿勢」というのは、エスエス製薬のブロン液を2−3本一気飲みをすると、塩酸メチルエフェドリンが効いて、トリップ感を味わえるということで、悪用されているということですね。
本家本元のエスエス製薬のサイトをみますと、塩酸メチルエフェドリンが含まれているのは、今は、液のほうでなくて、錠剤のほうのようですね。
しかし、注意書きには、それらしき注意は何も書いていませんね。
アメリカでも、DXM デキストロメトファン が、ケミカルドラッグとして ラヴ サルビア  という名前で売られているようですね。
これらについては、ほとんど野放図のようで、製薬会社としては、どのような指導体制を敷いているのかわかりません。
アメリカの製品については、
http://www.rhylab.com/top.html
のような形で、販売されているようです。
国会で、これらのケミカルドラッグ問題が論議になって記憶はありませんが。
したがって、これらを指導できるのは、コンビ二ではなく、薬局の誠意ある態度でしか示しえないということですね。

ケミカルドラッグについては、
http://salvia.milkcafe.to/chemical.html
を参照

●6088 Re家畜伝染病との「共存」も選択の一つ キミヒ 104/03/14(Sun) 21:24:11 No.6083へのコメント 削除
URL:
 平和屋さんへ

 牛では国内でBSEの全頭検査の一方で、輸入牛肉の在庫消費
を放置でした。
 吉野屋の国内在庫が安全とする担保も無いのに、マスコミは
在庫消滅をカウントダウン!!

 ”家畜伝染病との「共存」も選択の一つ”ですが、一国の政
策では不可能ですよね〜
 船底に穴があいた現状を認識して、救命ボートをキチンと用
意する時期です。

>H5型インフルエンザによる大流行について、キミヒさんは、暴動になるようなパニックにはならないでしょうとありますが、
>私は、国立感染症研究所の田代さんが言っている最悪の場合(いくらなんでもそこまではと私も思いますが)を前提にして、
>話をしていました。10%が死亡する。つまり、今の日本で1300万人死亡したら医療機関は完全に麻痺をして暴動騒ぎににるのでは、と想定しました。

 ですが、パニックはあり得ます。
 SARS対策が疎かになった時期にSARS散発&H5型インフルエンザが大流行したら、大パニックでしょう。
 SARS患者が受診した一般医療機関は業務中止となります。
 鳥インフルエンザが発生した養鶏場とSARS患者が受診した医療機関は同じ処置です。
 昨年、SARS患者が宿泊したホテルが良い例です。
 
 日本発の人高病原性鳥インフルエンザを出さない事に成功しても、外国発の人高病原性鳥インフルエンザによるパニックが起きたらおしまいでしょう?

 平和屋さんにお聞きしたいですが、鳥のインフエンザって季節性は無いのですか?
 明らかに人と違いますよね? 

●6087 移動で処理可能な方法を考えないと 笹山登生 104/03/14(Sun) 19:19:41 No.6086へのコメント 削除
URL:
平和屋さん。
まあ、現地処理という制限で、このような処分方法しかなかったんでしょうね。
前に、平和屋さんがいわれたような、移動式の焼却炉とか、既存の焼却炉への移動で、ウィルスの伝播の恐れがなく、沿道住民の納得の得られる方法を考えないと、いつまでも、このような古墳−固糞かな?−ができてしまいますね。

●6086 浅田農産船井農場で鶏舎内の鶏ふん消毒始まる 平和屋 104/03/14(Sun) 16:36:50 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040314-00000205-yom-soci
京都府丹波町の鳥インフルエンザ問題で、浅田農産船井農場に残る約1万立方メートルの鶏ふんを鶏舎内に密閉するため、消石灰をまいて消毒する作業が14日午前、始まった。
トラック20台でこの日までに300トンの消石灰を搬入。散布機3台を使い、消石灰を霧状にした水と一緒に、ふんの上に厚さ15センチほどまいた。15日は散布機を2台増やして作業のピッチを上げる。(読売新聞)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
あの狭いところに300トンも消石灰を蒔いて凄いですね。
よく地域の住民は、賛成しましたね。
船井農場は「いきすぎた生産性追求」のモニュメントになり、冗談でなく「観光資源」になるかもしれません。

●6085 淘汰が少ないうえに、鶏糞処理は中途半端 平和屋 104/03/14(Sun) 16:29:48 No.6084へのコメント 削除
URL:
笹山さん

しかも、船井農場の鶏糞は中途半端な処理で終わりますから、
いつ爆発するか分からない時限爆弾を抱えているようなものですね。
養鶏家さんのストレスは溜まるばかりでしょう。

●6084 東南アジアでの鳥インフルエンザ殺処分数は、一億羽 笹山登生 104/03/14(Sun) 10:28:00 削除
URL: http://www.channelnewsasia.com/stories/southeastasia/view/72653/1/.html
平和屋さん。
上記サイトによれば、今回の東南アジアでの鳥インフルエンザによる殺処分数は、トータルで、
一億羽。
うち、タイが三千六百万羽、ヴェトナムが同じく三千六百万羽、インドネシアが、一千五百万
羽、中国が五百万羽、パキスタンが五百万羽、ということらしいですね。
どうも、この数字には、韓国の殺処分数が入っていないようですね。
ちなみに、米国では1700万羽(1983年)、イタリアでは1300万羽(1999)、オランダ・ベルギー・ドイツでは3000万羽(2003)、香港では140万羽(1997)、韓国では185万羽(2003)の鶏、七面鳥、アヒルなどが死亡または処分されたようですね。。
日本は、京都で、浅田農場25万羽、高田養鶏場1万5000羽、山口は、約3万4000羽のうち、
約1万5000羽が病気で死に、約1万9000羽が殺処分、大分は、チャボ六羽とアヒル一羽のみ、というところが主なところです
ね。
中国の殺処分数が異様に少ないというのが気になります。
また、大規模養鶏比率の高い日本としては、殺処分に伴うリスクが、他の東南アジア諸国に比べ
て、格段に高いということがいえます。
少量分散型殺処分に対して、大量集中型殺処分ということになりますね。
また、殺処分後の処理も、他の東南アジア諸国に比べて、格段にむづかしくなりますね

●6083 家畜伝染病との「共存」も選択の一つ 平和屋 104/03/14(Sun) 09:50:34 No.6082へのコメント 削除
URL:
言い忘れました。伝染病を撲滅するということだけが、勝利ではないということです。
人の伝染病と異なり、あくまで「動物、家畜」の伝染病ですから、人への感染を抑えつつ、その伝染病と共存していくというのも
立派な「勝利」だと思います。
鳥インフルエンザとの共存は、「小規模」化だと思います。
いくら、野鳥対策としてカラスを捕まえても、雀はどうするか?やこれからはツバメも問題になってきます。
野鳥は、ウインドレス鶏舎の中にも必ず入ってきます。養鶏家や獣医師はみんなそのことを知っています。知らないのは、大学の先生や霞ヶ関の役人、政治家でしょう。
問題は、そのようなウインドレス鶏舎の中に一度も入ったことのない人が、「ウインドレス」で野鳥を防御しろと決めていることです。

むかし、ある国の高官が、稲穂を食べる雀を指さし「害鳥だ、撲滅しろ」と指示をして、大混乱を生じたことがあります。
わが国では、その話を笑い話としましたが、他国を笑う資格はありませんね。

●6082 縦割りの割には、対応対象が広がる傾向は昔からでしょうか? 平和屋 104/03/14(Sun) 09:42:22 No.6076へのコメント 削除
URL:
笹山さん

おっしゃるとおり、食の安全委員会は、食に関する責任を負う機関で、食品を介さない「動物」と「人」の共通感染症対策の機関でありません。
また、最大のネックは、県や市町村に下部(ヒエラルキー的でいやですが)組織を持っていません。いくらいい対策を机上で考えても、それを実行する組織を持っていないことから、その実効性については「?」がつきます。
今の環境省の野鳥対策がいい例です。
話が異なりますが、
今回の野鳥騒ぎでは、全国の家畜保健衛生所に野鳥の死骸が持ち込まれています。もともと、家畜保健衛生所は家畜が対象で、それに併せて組織、予算等が準備されています。
そこに対象以外を持ち込まれても、現場は混乱するばかりではないでしょうか?
確かに緊急時だから、あれもこれもとりあえず対応するということも一つの選択ですが、投入出来る戦力は決まっていますので、本筋の鶏への対応は、当然薄くなります。

誰かが言っていましたが、OIEリストAクラスの家畜疾病に対する防疫は戦争と同じだそうです。長期的な戦略と効果的な戦術が必要であり、前線職員に明確な目標を明示し、優先順位を決め、志気を高めないと
戦いに勝利(伝染病の撲滅)は難しいでしょう。
私の個人的な意見としては、高病原性鳥インフルエンザが発生した他国(先進国)と較べて、淘汰羽数が極端に少ないと思います。
養鶏業に考慮した、淘汰後の処理が難しいといった面があるのかもしれませんが、それにしても淘汰が少なすぎますね。



●6081 「この掲示板は、「冷静」で「理論」的だと思っています」とは、ありがとうございます。 笹山登生 104/03/14(Sun) 09:36:21 No.6080へのコメント 削除
URL:
平和屋さん。
ありがとうございます。
その道その道のプロなり専門家の方がいらっしゃいます掲示板ですので、仮説や対策を論じる「前提」は、当然異なってくるものと思われますが、特にこの掲示板では、それらの隣接領域-インターディシプリナリー な領域での、意見交換が果たせればと思っております。
ですから、ミクロにもマクロにも、伸縮自在という議論の形でしょうかね。
これからも、ご利用いただきますれば幸いです。

●6080 仮説や対策を論じる「前提」が違っているようです。 平和屋 104/03/14(Sun) 09:22:33 No.6065へのコメント 削除
URL:
キミヒさん

タミフルの価格を教えて下さり、ありがとうございます。とても参考になりました。
意見を述べるときの背景の想いが個々に違うので、このようなネット上での議論の難しさを実感しています。
H5型インフルエンザによる大流行について、キミヒさんは、暴動になるようなパニックにはならないでしょうとありますが、
私は、国立感染症研究所の田代さんが言っている最悪の場合(いくらなんでもそこまではと私も思いますが)を前提にして、
話をしていました。10%が死亡する。つまり、今の日本で1300万人死亡したら医療機関は完全に麻痺をして暴動騒ぎににるのでは、と想定しました。
前提条件がずれているのに、議論はかみ合いませんね。
でも、この掲示板は、他の掲示板と違って、「冷静」で「理論」的だと思っていますので、これからも利用させて下さい。



●6079 浅田農産、船井農場の土地・建物は、府か町に寄付へ 笹山登生 104/03/14(Sun) 09:05:26 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040314-00000100-mai-soci
例の浅田農産の土地が、他の養鶏儀容赦に転売されるのではないかという懸念が、地元住民の間に広がっていたが、上記サイトによれば、浅田農産社長が、船井農場の土地・建物を府か町に寄付する意向を町に伝えていることが13日、分かったということで、一応住民の懸念が収まった。
考えてみれば、現在の土壌汚染対策法における「特定有害物質」とは、鉛、砒素、トリクロロエチレンその他の物質(放射性物質を除く。)であって、今回のようなウィルスは想定されていない。
これらの点も、これから、土壌汚染の概念に入れて、考えていかなければならない要素だろう。

●6078 (投稿者削除)
●6077 (投稿者削除)
●6076 いっちゃ悪いが、食の安全委員会は、食の安全を守れても、人の総合的健康の安全は守れない。 笹山登生 104/03/14(Sun) 08:52:51 削除
URL: http://www8.cao.go.jp/shokuhin/
今朝のフジテレビ系報道2001は、鳥インフルエンザ特集でしたね。
なかで、大槻教授が、「ワクチンを鶏に打っていないと、銀行が養鶏業者に金を貸さないといううわさがある。」といっていましたが、気になる話題ですね。
鶏へのワクチン接種を認めさせる、目に見えない社会的圧力が高まりつつある気配ですね。
で、その中で、何でもかんでも、食の安全委員会に、タスクフォース的な役割を果たさせるとの趣旨の与党の発言がありましたが、これは、現在の農林水産省主導の食の安全委員会の組織では無理というものです。
第一、この組織は、本来は、BSE対応のもので、すでに、この発足時点で、vCJD対応のものではない。
関係法令は、食品安全基本法マターのものに限られざるを得ないのです。
ということは、食品の安全性を確保するための施策についての基本方針に関する範囲でしか、発言権はないということですね。
今回の鳥インフルエンザ問題についても、鶏肉の安全については対応できても、ヒトインフルエンザ対応を含んだ、総合的な対策には、対応できません。
ヒトの総合的な健康問題にまで、農林水産省任せするほどの勇気のある国民はいないはず。
やはり、ここは、WHOの方針とリンクした省庁横断の「パラミクソウィルスParamyxovirusとオルソミクソウイルスOrthomyxovirus 蔓延対応のタスクフォース」を、官邸主導で、作り上げるべきでしょうね。

●6075 (投稿者削除)
●6074 訂正 笹山登生 104/03/13(Sat) 18:05:04 No.6072へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200402.html#20040228
「この事実を補足しうる情報を、」という箇所は、削除させていただきます。
日本の外務省から、カタール通信の報道を否定する手紙が、3月2日づけでアブドル・アミール・アル・リカービ氏に出されたということです。
それにしても、官邸から外務省に一ヶ月以上もたって、たらいまわしにされ、急遽、返信がされたということですかね。
まさか、私のサイトをみて、あわてて出したなんてことないでしょうね。

●6073 REコンビニでタミフル キミヒ 104/03/13(Sat) 17:10:00 No.6069へのコメント 削除
URL: http://
 聞きかじりさんへ

 公立中学校の学区単位で、夜間のタミフル販売を全国的に調剤薬局
が当番で引き受けるより、超法規的コンビニ解禁が現実的ですよね?

 薬価380円のクスリを千円で販売したら、必要以上に購入する事
への牽制になります。翌日に医療機関を受診すれば,130円ちょっと
で購入出来ます。

 必要な国民へ24時間体制で供給するシステムを構築しないと、乱用
による耐性ウイルスが出現してしまいますよね〜

●6072 齊藤力二朗さんから、アブドル・アミール・アル・リカービ氏についての情報をいただきました。 笹山登生 104/03/13(Sat) 16:51:09 削除
URL: http://www.infoseek.livedoor.net/~informant/
笹山登生の雑感&情報の日記で、2004年2月28日「 エコツーリズムによるメソポタミア湿原の共生的復元を 」の中で、アブドル・アミール・アル・リカービ氏と小泉総理とで、百億円の資金提供を、イラク派遣の自衛隊基地保安要員費として提供することを約束したとの外電を紹介したところ、中東問題の専門家である齊藤力二朗さんから、この事実を補足しうる情報を、上記サイトの紹介の形でいただきました。
ありがとうございました。
さらに、ワシントンポストの記事として、次のように紹介されています。

「また、ワシントン・タイムズの記事(27日のUPI情報)では、警護保証は
本隊のサマワ到着まで、
となっています。
http://washingtontimes.com/upi-breaking/20040127-093259-5304r.htm
首相府筋によれば、リカービと小泉は、リカービは金銭(9400万ドル)を
対価として、本体のサマーワ到着まで、200から300人の自衛隊員を警護
する警護員を組織する密約を結んだ。
金は物を言う。リカービは先月「占領能力を有す外国軍隊のイラク駐留は認め
られない」といったばかりだ。」

なんとも、奇奇怪怪な話ですね。

●6071 (投稿者削除)
●6070 危機感のない、小泉総理の「タマゴのはなし」 笹山登生 104/03/13(Sat) 16:13:51 削除
URL: http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2004/0311.html
例の小泉メルマガでの、小泉総理の文と称する一文だが、これって、本当に、小泉総理が書かれた文なんだろうか。
それにしては、あまりに、問題意識の希薄な一文である。
そもそも、「小さなかごに入れられて、一生土の上を歩くこともなく、太陽の光を浴びることもなく、タマゴを産み続けるにわとりのタマゴと、放し飼いのにわとりのタマゴが同じように扱われていることに対する私の疑問」というのは、家禽に対し、小学生のように感情移入する稚拙さが、まずもって、気に障る。
どちらの鶏も、商業主義の下での家禽であって、単なる鶏ではない。
そもそも、そのような鶏に感情移入すること自体、おかしな話ではある。

●6069 コンビニでタミフル 聞きかじり 104/03/13(Sat) 16:05:05 No.6065へのコメント 削除
URL: http://hytn.kir.jp/netdekansi/
なかなか妙案だとは思いつつ、何故か躊躇しています。
コンビニで「うちは10人家族だから」といわれたらどうするか、ならば2カプセル包装を作ってもらったらどうか、それを管理センターから卸すようにすれば薬剤師会が納得するだろうか、いろいろと考えていました。
時期を限って薬局に客一人について10カプセル以下の要指示をはずしてもらったらどうだろうか。
でもブロン液の販売姿勢や、ハルシオンを平気で売っている薬局の話を聞くと、薬局よりはコンビニかなぁなどと考えて悲しくなっています。
薬局の一ランク上を狙ってのことでしょうが、「基準薬局」を東京都薬剤師会では認定していますが、講習会を受けているだけです。
やっぱりコンビニがよりベターなのかと情けない気分です。

●6068 チープ・アンド・セーフティーな社会 笹山登生 104/03/13(Sat) 13:55:59 No.6066へのコメント 削除
URL:
キミヒさん。
「きっちりした、インフルエンザ対策を国家として財政出動する事は結局は安上がりです」という言葉は、目先の改革に追われる小泉さんや、いわゆる改革派に、そのまま、伝えたい言葉ですね。
ユニバーサルサービスの改革というのは、市場主義手法の流用では、解決不可能です。
安全対策へのスピードを速め、範囲をできるだけ広くし、一挙にカバーするということこそ、結果、安上がりの安全策につながるということですね。

●6067 お勧め本「日本型魅惑都市をつくる」 笹山登生 104/03/13(Sat) 13:43:17 削除
URL: http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=35087
このサイトでも、コンパクトシティのあり方を随所で模索してきたが、その方向に、処方箋となりうるのが本書だ。
「小さな単位から始める都市再生」の処方箋として、
 1 敷地規模は小さくてよい
 2 土地の共同化は非常に困難な試みである
 3 地域の合意づくりには長い時間がかかる
 4 敷地や道路はまっすぐでなくていい
 5 密集住宅地は悪ではない
 6 「高規格」イコール「優れたもの」ではない
 7 多様なライフスタイルが実現できる街に
など、従来の区画整理型都市形成とはまったく異なったアプローチの元での都市づくりをめざしている。
私の田園環境図書館でも、「ヨーロッパのアメニティ都市−両側町と都市葉-」という本を紹介しているが、この考え方と一脈相通じる考え方だ。
ビジョンなき平成の市町村合併に猪突猛進する自治体関係者の皆様方には、若干の反省も期待し、ぜひ読んでもらいたいものだ。

●6066 SARS騒動に学ぶ時 キミヒ 104/03/13(Sat) 13:33:33 No.6061へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 SARS騒動に学ぶべき時ですよね〜
 平和屋さんご指摘のように経済活動への大打撃も予想されます。
 きっちりした、インフルエンザ対策を国家として財政出動する事は結局は安上がりです。
 SARS騒動で証明されていると思います。

 尚、インフルエンザワクチン接種は自費医療で2000円〜20000円で平均3500円です。
 実は、価格を医師会で統一するとカルテルになってしまう現実をご存知でしょうか?
 国家として助成する事で、健康保健医療同様に公定価となります。

●6065 ちょっと考え違いしてますよ〜 キミヒ 104/03/13(Sat) 13:19:56 No.6062へのコメント 削除
URL:
 平和屋さんへ

 タミフルカプセル75 75mg/1カプセル 377.7 円です。
 治療に必要な一日二錠x5日分=10錠x人数分の家庭備蓄やコンビニ販売を想定していません。
 発症早期に服用の担保に、精々、2錠程度を家庭備蓄すれば充分です。
 翌日に医療機関を受診する事を想定しています。
 法的問題も考えて
 #6051で”超法規的に抗インフルエンザ薬販売(一人二錠まで)を認めれば〜”です。

 特効薬がある病気で、パニックや暴動を想定するのは行き過ぎでしょう?
 コンビニでは1錠千円くらいの割高の価格設定が必要でしょう。
 発病初期に内服すれば、重症化は防げます。
 国家として、抗インフルエンザ薬へのフリ−アクセスの担保を保証するのが重要で、一案がコンビニでの超法規的販売です。
 コンビニに1錠900円程度で卸す事で、薬剤師会の同意も可能でしょう??

●6064 宇多田ヒカルさんの価格破壊CDを歓迎 笹山登生 104/03/13(Sat) 08:38:18 削除
URL: https://www.hmv.co.jp/news/newsDetail.asp?newsnum=403110067&category=1&genre=100&style=0&pagenum=1
宇多田ヒカルが、 2004/4/21に発売するニューシングルで映画「CASSHERN」のテーマソング「誰かの願いが叶うころ」TOCT-4700 の値段は、タイトル曲+インストで660円という、これまでになかった安い値段だ。
うがって考えれば、高価格に硬直化し、護送船団と化した日本のレコード業界への、価格破壊宣言とも言える。
再販制をそのままに、日本販売禁止レコードの創設に奔走する日本レコード協会さんや文化庁さん。
宇多田ヒカルさんの爪の垢でも、少し煎んじて飲んでみられたら?

●6063 タスクフォース案にご賛成、ありがとうございます。 笹山登生 104/03/13(Sat) 08:24:08 No.6062へのコメント 削除
URL:
平和屋さん。
タスクフォース案にご賛成、ありがとうございます。
石原東京都知事のお考えも、このような考え方のようですね。
タミフルの価格問題や、コンビ二医薬の問題については、かつて、この掲示板でも、キミヒさんなどを中心に、問題提起されていましたので、そちらにお任せします。

●6062 (無題) 平和屋 104/03/13(Sat) 06:53:47 No.6051へのコメント 削除
URL:
笹山さん、キミヒさん、吉田さん、聞きかじりさん、まりちゃんさん
いろいろレスやご議論ありがとうございます。皆さんのお考えとても参考になります。
私が、現在土曜日曜しか書き込みができない状態になっていますので、レスが遅くなり申し訳ありません。

1.地方自治体レベルにおける鳥インフルエンザ対策費について
以前、農家を回るガソリン代も少なくなってきた。とお話ししましたが、野鳥や廃棄鶏の対応が増えてきたのに、人員やガソリン代等の上乗せは無いといった状態だそうです。(全国調べたわけではありませんので、全国レベルで断定はできませんが)さすがに京都や大阪は特別予算がついていると思いますが.....
ちょっと難しくなりますが、家畜伝染病事業というのは、仕事自体は県の獣医師が行いますが、そのお金(予算)は、国が100%支出します。(農政だけでなく他の事業では、多くは国50%、都道府県50%の負担だと思います)国家防疫という視点から、家畜伝染病予防というのは
国の責任において、県職員を使役するという思想です。ですから、国は次から次と(たとえ県がそんなの出来ないよ!と悲鳴を上げても)(絵に画いた)対策を打ち出すことが出来るのです。
ですから、地方議員や地方自治体が節約して、お金を鳥インフルエンザ対策へ使うというほど話は単純ではないのです。(県単独事業を組めば別ですが、)
いずれにしても、何か行政が新たな仕事(例えば野鳥までの対応)をするとなれば、お金と人員は必要ですが、なかなかそれは認められず、精神論で「とにかくやれ!」ということになりますね

2.抗インフルエンザのコンビニ販売について
キミヒさんのご意見、なかなかいいと思いますが、3つ問題があります。
1)薬事法、医師法の壁です。現在では、タミフルの服用は医師の診断が必要です。また、コンビニで仮に薬を販売するためには、店舗毎に「薬剤師」をおいて、一般販売業を取得しないといけません。(このことは
「ドンキホーテ」で少し問題になりましたね)簡易な薬(例えば風邪薬や胃薬)をコンビニに置くかどうかで、日本薬剤師協会等の圧力団体が猛反対しているわけですから、抗ウイスル薬を気軽にコンビニでというためには
いくつも壁を崩す必要があります
2)現在のように、鳥インフルエンザについて、一部を除いて、人があまりパニックになっていないときには、コンビニにタミフルを置いていても問題ないと思いますが、
もし、大流行になって病院機能が落ちてきた時に、もしコンビニにタミフルがあれば、コンビニは修羅場(暴動)になるでしょう。危なくて老人や子供をコンビニにやるわけにはいかなくなります。
つまり、本当に必要なとき(パニック時)には、コンビニというシステムは全く機能しない恐れがあります。
3)タミフルの価格です。確かタミフルは現状では、非常に高価で、もし一家族4人の3日分を購入すると、10万円を越えると聞きました。(間違っていたら指摘して下さい)
このような高価な薬を事前に買う人がどれだけいるのか、疑問です。

引きこもりについて
キミヒさんが、金持ちなら引きこもれるが、貧乏人は働かなくてはいけないとおっしゃっていましたが、
全くそのとおりですね。ただ鳥インフルエンザが人にくると貧乏人も金持ちも(どちらも抗体はないので)同じ感染リスクがあります。
また、病院に人が殺到するようなパニック(たとえば過去にもみられたように棺桶がたりなくなるような事態)になれば、仕事も休業状態ですし、交通やライフラインも機能しなくなるでしょう。
そのような時に敢えて外に出て、人の集まる場所(例えば病院など)に行くほど愚かなことはないと考えました。
そのような事態を想定して、今から少しずつ食糧と水とトイレットペーパーを備蓄していき2ヶ月ぐらい引きこもれることが出来れば、想定している人の鳥インフルエンザ流行も落ち着いてくるのではないかと
「楽観的」に想像しているところです。 今から備えないで「しまった!」と思うか、備えていて実際事が起こらず笑われるか?はリスクと事前対応の永遠のテーマですね。

長くなりましたが
笹山さんの県境を越えたタスクフォース案は大賛成です。
また、県境だけでなく、対象も越える必要があると思います。
つまり現在の「家畜保健衛生所」と「保健所の動物分野」、「農林事務所の野外鳥獣」などを統合して
「動物保健所」を作るべきですね。今のように縦割り組織で野鳥の病気までということは無理があります。

それから、小規模養鶏へのインセンティブの件ですが、私は「卵1個にモア10円」ということがいいと思います。
このことは、ちょっと長くなりますので、またの機会にします。
いずれにしても、ウインドレスやワクチンでの鳥インフルエンザ対応は、決壊しかかっているダムに土嚢で補強しようとするのと同じように
思えます。土嚢を積む前に、そもそも無理なダムを作ったことを問うべきです。対策としては、最小限の被害ですむよう放水をした後、ダムを壊し、もとの自然の流れ(たとえ時々水害は起こるとしても)
を受け入れることではないでしょうか?このことが、持続的な自然との関係を築くことになるのではないかと思います。

●6061 ワクチン接種費用を社会的コストと対価のものと考えていないことにあります。 笹山登生 104/03/12(Fri) 18:14:19 No.6058へのコメント 削除
URL: http://radio.weblogs.com/0114726/2002/10/21.html
今のヒトへのワクチン接種が、個人がインフルエンザにかからないための予防措置という観点からのみかんがえており、この蔓延による社会的コストとトレードオフのものと考えていないことに、自己負担論があるのではないでしょうか。
まさに、これこそ、「範囲の経済」の対象であり、範囲が広がれば広がるほど、社会的コストは低減しうるものです。
安全の経済というものがあるとすれば、この範囲の経済をいかに効率よく達成できるかにかかっているように思えます。

実は、私も、今年、三千円を払って、インフルエンザワクチンを接種した一人ですが、高いといえば高いですね。


●6060 道州制は、州債・州税の実現可能性から論議を開始すべし。 笹山登生 104/03/12(Fri) 13:00:42 削除
URL: http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040312a
上記サイトは、知事サイドで先行する道州制の効果について、県議会議員の間から、疑義が呈せられたという記事であるが、むべなるかな、の感が深い。
現在のニッチもサッチも行かない地方行政の先行きに、明りらしきものをともさせるには、道州制などというビジョンがその小道具に使われざるを得ない点には、同情の感を禁じえない。
しかし、現実問題、道州制が真の効果を持ちうるのは、スケールメリットだけではない。
むしろ、ユニバーサルサービスにスケールメリットを求めるのは、やや、時代錯誤的だと、私自身思っている。
求めるとすれば、範囲の経済−スケールオブスコープ-であろう。
何より、合併の暁に、州債がどの程度売れ、独自の州税が、どの程度確保されうるのか、という観点からほろ苦い道州制論議を進めたほうがいいのではなかろうか。
このままでは、首都圏機能移転騒動に見られた、政治のおもちゃになっておわってしまうのが、せきの山なのではなかろうか。
むしろ、州債の観点から言えば、今知事さんたちが考えるべき着実な構想は、以前この掲示板「3180 ドイツの公共ファンドブリーフ債とはなにか?」でも紹介した、ドイツの「ファンド・ブリーフ債」
http://www.jri.co.jp/JRR/2002/03/op-localbonds.html
の日本型適用を模索した方が、より現実的であるといえる。
まあ、自称改革知事さんの「知恵枯れ」の時代が到来したことで、「道州制」が、アドバルーンに上がっている点については、同情しなければならないが。

●6059 (投稿者削除)
●6058 現状の把握が大切です キミヒ 104/03/12(Fri) 12:53:49 No.6054へのコメント 削除
URL:
現状ではインフルエンザワクチンは自費医療です。
 高齢者には公的助成が有りますが、生活保護世帯でも自費医療には助成無しです。
 抗インフルエンザ薬の国家備蓄以前にインフルエンザ感染に国家として出動する時期です。
 学校や職場に集団健診を義務化しながら、ワクチンは任意の自費医療はおかしくないでしょうか?


>耐性ウィルスの出現も考慮に入れなければならない

 は抗インフルエンザ薬の効率使用が前提で、乱用(=予防内服)を極力避ける事です。
 備蓄は期限切れ薬剤の家畜投与を考えると国主体が最良でしょう。
 備蓄主体より、フリ−アクセスの担保です!
 コンビニ販売解禁が乱用の抑止力になります

PS 実は抗結核薬は昭和時代、全ての細菌に有効な抗菌剤でした。
   しかし、結核に対する唯一のカ−ドが乱用による耐性で無くな
   らないように、適正使用に努めた歴史もあります。
   抗インフルエンザ薬にもこうした視点が大切と思います。

●6057 (投稿者削除)
●6056 隣接県市町村の共同対応が必要 笹山登生 104/03/12(Fri) 10:45:34 No.6049へのコメント 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040311-00003012-mai-soci
吉田さん。
レッドゾーン(感染危険地域)に入っているからといって、やはり、県が違うと、その対応は、かなりゆっくりしてしまうという例が、今回の山口県阿東町での発生で、ごく隣接していた島根での対応に、「出荷停止指示できず対応が遅れる 」などの問題が生じたようですね。
レッドゾーンは、それこそ、県市町村境界線とは無縁ですので、そのへんに対応した体制が組み込まれるべきものです。
また、この掲示板でも、何回も提起しているように、問題対応のために、複数県・複数組織間のタスクフォース的組織が必要のように思えます。
財政的問題については、本来、リスク対応予算は、市町村段階で組み込まれるべきものでしょう。
東京都庁の「鳥インフルエンザ110番」
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2004/03/20e3b200.htm
は、窓口の一本化・重複業務の排除ということで、評判がいいようですね。

●6055 (投稿者削除)
●6054 抗インフルエンザ薬の国家備蓄は48時間以内服用を考慮すると 笹山登生 104/03/12(Fri) 10:18:28 No.6051へのコメント 削除
URL: http://www.japic.or.jp/hilite/hili1583.pdf
キミヒさん。
確かに48時間以内ということを考えると、備蓄は、せいぜい、市町村段階でしょうね。
もっとも、これらの抗ウィルス薬も、幼児への使用には、問題があるようだし、また、上記サイトのように、耐性ウィルスの出現も考慮に入れなければならないというように、万能ではないようですしね。
このサイトで言っているように、ハイリスクグループ、老人施設などから順番に備蓄ということになるのではないでしょうか。

●6053 順序が逆で、出すぎの、ワクチン接種鶏肉の安全宣言 笹山登生 104/03/12(Fri) 10:08:36 No.6052へのコメント 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040312-00002086-mai-soci
まりちゃんさん。
前にも言いましたように、この食品安全委員会のワクチン接種鶏肉安全宣言は、順序が逆ですね。
本来は、ワクチン接種が、ウィルスの潜在化にどうかかわっているのかを検証しなければならないのに、都合のよいときには、人の職への安全性のみ重視する。
おまけに、この答申では、「使用は病気の早期摘発・根絶が困難な場合に限る」など、食品の安全性とは関係のない分野の判断にまで、踏み込んでしまっている。
鳥のワクチン接種禁止に風穴を開けようとの意図の元に、仕組まれた共謀作戦のようにみえますね。

●6052 農水省の鳥フル防疫マニュアルが10日に改訂 まりちゃん 104/03/12(Fri) 08:44:35 削除
URL:
農水省の鳥フル防疫マニュアルが10日に改訂されていました。
http://www.maff.go.jp/tori/index.html

食品安全委員会も、ワクチン接種鳥の安全性について見解を
出したみたいです。
http://www8.cao.go.jp/shokuhin/

●6051 Reそろそろ準備をする頃でしょうか? キミヒ 104/03/11(Thu) 23:41:29 No.6037へのコメント 削除
URL:
 平和屋さんへ

 引きこもりは最高の防御策でしょう!
 でも、貧乏な私は仕事をしないと〜

1 インフルエンザは感染力が強いが経験的に流行期は冬で、
全人口の10%程度しか発症しない。
2 ワクチンがかなり有効である。
3 感冒と明らかに初期症状が異なる。
4 発症48時間以内なら特効薬がある。

 対策
1特効薬も無いSARS対策が優先される。
2既知のインフルエンザ対策が前提として大切である。
3抗インフルエンザ薬の国家備蓄は48時間以内服用を考慮すると
意味が無い!
4抗インフルエンザ薬の備蓄は家庭単位とするべきである。
5出来れば24時間営業のコンビニで超法規的に抗インフルエンザ
薬販売(一人二錠まで)を認めれば家庭備蓄も不要である。

 と言うことで、国会でコンビニで抗インフルエンザ
薬販売(一人二錠まで)を立法するのが準備では???

●6050 すり替えですね キミヒ 104/03/11(Thu) 23:27:38 No.6049へのコメント 削除
URL:
 今回の騒動って都道府県庁があたる問題でしょう?
 平和屋さんが提起したガソリン代だって、県レベルで運営される研究所所属獣医さんの問題と感じます。
 事実、保健所等は都道府県が運営しています。
 政令指定都市は都道府県と同格ですが、、、、

 全国の市町村合併での合併特例債を担保にした浪費を看過し吉田さんがガソリン代をとりあげる行為、言動をプロパガンダと感じるだけで、吉田さがプロパガンダと感じておりりません。

●6049 議員の行動、プロパガンダ 吉田つとむ(町田市議) 104/03/11(Thu) 20:24:36 No.6003へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
 キミヒさんから、ご批判をいただいたのに、レスを打つのがずいぶんと遅れました。

 当方の町田市議会は、今回特に議論になる課題が多く、その対応に要する時間だけで、多忙な毎日となっています。さらに、今日は、町田市議会のネット中継の調子が悪く、音声が出なかったという問題まで起きて、録画ネット放送も混乱しています。議会運営の担当者も忙しそうです。(以前の議運委員長職は、交代しているため、このような表現にしています)

 さて、今回の鳥インフルエンザの問題で該当する地方自治体が、大混乱になっていることはご納得いただくと思います。不幸な目にあった方も大勢いますし、その責任をとわれる人も出ています。そうした状況で、自治体の職員は多忙ですし、該当自治体の議員にしても、その住民から無数の問い合わせが殺到しているでしょう。問題は、財政規模が小さな自治体で起きています。それらの町会議員や首長に、金銭的な負担を強いることでことの解決を図ることは、健全な発想とは申せません。少なくとも、今回の自治体には海外視察の制度もないでしょうし、議員報酬だってごく限られら金額の範囲と考えます。

 新聞・TVで放送する、厚遇の特徴的な「議員」は、少なくとも京都府丹波町議会議員の方々には当てはまらないでしょう。

●6048 ニワトリのプロとタイプのゲノム解析に成功という話題 笹山登生 104/03/11(Thu) 17:30:08 削除
URL: http://www.kansascity.com/mld/kansascity/news/nation/8154039.htm
このほど、セントルイスのthe Washington University School of Medicineで、Richard Wilsonさんが中心となって、現在のニワトリのプロトタイブであるGallus gallus(http://animaldiversity.ummz.umich.edu/site/accounts/pictures/Gallus_gallus.htmlを参照)のゲノム解析に成功したと、先週発表した。
これらの遺伝子配列は、公共のデータベースに置かれ、他の研究者達にも公開されるという。
鳥の遺伝子配列が明らかになったのは、これが初めてだそうだ。
ヒトのゲノムが、三十億ペアであるのに対し、鳥のゲノムは、十億ペアなのだそうだ。
これによって、何が有益になるかといえば、たとえば、現在流行中の鳥インフルエンザ・ウィルスの突然変異に対する抵抗レベルがとりによって異なるのは、何が原因かがわかるものであり、これによって、鳥インフルエンザ対策にも有用となるし、また、人間のゲノム配列と鳥のゲノム配列を比較し、同じ遺伝子配列を見つけ出すことによって、人にとって危険な鳥インフルエンザの解明と対策に寄与しうるとしている。

●6047 ウインドウレス鶏舎の導入 まりちゃん 104/03/11(Thu) 15:23:25 削除
URL:
浅田農場はウインドウレスを導入していましたが、丹波の農場は
どうだったのでしょうか。
http://web.archive.org/web/20021213072916/asada-egg.co.jp/page_1.htm

今はとにかく野鳥や虫の侵入を防がねばなりませんが、長期的に見て
ウインドウレスには以下のような問題もあるのですよね。難しいです。

以下、検索して拾ってきました。

3.ウインドウレス鶏舎のサルモネラ汚染と鶏舎消毒ならびにサルモネラ不活化ワクチンの効果
http://niah.naro.affrc.go.jp/event/kai/keibyou/221s.html

消費者に隠されたサルモネラ保菌卵(2000年当時のサルモネラ保菌鶏事です)の色々な起因についてくわしく記します。
http://www1.ocn.ne.jp/~egg-true/new.htm


●6046 北九州の鶏、感染の疑い まりちゃん 104/03/11(Thu) 14:16:27 削除
URL: http://news.msn.co.jp/newsarticle.armx?id=700398
[鳥インフルエンザ] 北九州の鶏、感染の疑い
2004 年 3 月 11 日
福岡県に11日入った連絡によると、北九州市内の食鳥処理場に
10日搬入された生きた鶏約950羽のうち約150羽が相次い
で死亡した。同県は鳥インフルエンザの疑いがあるとみて、県中央
家畜保健衛生所(福岡市博多区)に運び、簡易検定をする。


●6045 「窓なし鶏舎」に半額補助 野鳥侵入防止で農水省 まりちゃん 104/03/11(Thu) 14:10:51 削除
URL: http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=main&NWID=2004031101000114
京都府と大阪府で鳥インフルエンザウイルスに感染したカラスが相次いで見つかったのを受け、農水省は11日、窓のない「ウインドレス鶏舎」の新設費用を半額補助し、鶏舎をカーテンで覆うなどの「セミウインドレス化」も低利融資で支援する方針を決めた。
 ウイルスを媒介する恐れのある野鳥が鶏舎へ侵入するのを抑え、鳥インフルエンザのまん延を未然に防ぐのが狙い。正式には2004年度からの実施だが、緊急性が高いため今月中の申し込みにも応じる。
 半額補助は、新しい畜産システムの普及を目的とした「畜産経営活性化事業」を活用。複数の農家が共同で規模の大きい鶏舎を建設する場合、ウインドレス鶏舎に限り建設費の半額を補助する。個別の農家は対象にならないが、数人で農業法人をつくれば補助を受けられるようにする。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=main&NWID=2004031101000114

ウインドウレスはウインドウレスでひとたび病原体が入ると
蔓延しやすいとききますが・・・

●6044 どうも、物足りない政党の鳥インフルエンザ対策案 笹山登生 104/03/11(Thu) 13:56:58 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040311-00003049-mai-pol
自民党などの鳥インフルエンザ対策案がまとまったようだが、なんとなく、物足りない印象を持つのは、私だけであろうか。
いわば、人・鶏を含めての総合対策案になっていないという印象を受ける。
家畜伝染病予防法の改正は、周辺の養鶏農家への所得補償や、感染の届け出を怠った業者への罰則強化にとどまっており、高病原性の判定前の殺処分や、死亡率判定の柔軟的な解釈にまで及んでいない。
発生養鶏業者に対して、ムチのみで臨んでも、所期の効果は挙げられないのではなかろうか。
早期発見につながりうるアメ・インセンティブを、もっと用意すべきであろう。
また、野鳥との接触を防止できる鶏舎整備の助成 ということだが、この際留意すべきは、鳥から人への伝染は、豚を中心とする家畜と野鳥の接触が主となるのだから、鶏舎だけやっても、総合対策になるのかどうかも疑問が残るところだ。
農水省の専門家による「感染経路究明チーム」の設置もいいが、ここは、関係各省庁連携のタスクフォース結成のほうがいいだろう。
また6042での、カナダの例に見たように、低病原性から高病原性に長期にわたって進化する例などに対応した早期発見モニターシステムとして、低病原性(LPAT )段階での発生状況を印したハザードマップの作成が必要であると思われる。
そのためには、低病原性発生状況を把握しうるシステムが必要だ。
それにしても、すでに鳥インフルエンザは、鶏から人の問題に移行しつつあるという認識を、農林水産省はどの程度持っているのだろうか。
鳥インフルエンザ問題を一人で抱えている暇はないはずだ
政府の総合対策では、これらの点も、織り込んでもらいたいものだ。

●6043 (投稿者削除)
●6042 カナダの鳥インフルエンザは、一年前からあった?−専門家の指摘- 笹山登生 104/03/11(Thu) 12:45:28 削除
URL: http://www.canada.com/vancouver/vancouversun/news/story.html?id=9de8cdf9-fa78-44b6-9974-eb4f19ee6dbc
上記サイトによれば、今回、カナダで発生した鳥インフルエンザは、実は、一年前から、徐じょに、このAbbotsfordに発生していたのではないかと疑っている。
オタワ大学のウィルス学の権威であるEarl Brown氏は、「この一年間、鶏がまだ死にはじめていなく、人々が、鳥インフルエンザの存在を気づかないうちに、対策なり行動に移すことが出来ただろう。もし、このような状態が、一定期間−おそらく一年間-経過していたのなら、当初、低病原性であったウィルスが、高病原性ウィルスに進化したと見るべきだ。」という。
また、カナダ食品検査機関のCornelius Kiley博士は、先月、低病原性ウィルスを発見したとき、高病原性ウィルスは、見逃されたのだという。

●6041 (投稿者削除)
●6040 相生町町会議員の清水幸助さんのサイトに私のオピニオンが紹介 笹山登生 104/03/11(Thu) 09:19:18 削除
URL: http://www4.ocn.ne.jp/~kouchan/hibi.html
徳島県相生町町会議員の清水幸助さんのサイトの「日々雑感」の2004年2月7日号に、以下のように私のサイトが紹介されています。

(2004・2・07)    食の安全

 笹山登生元衆議院議員さんのHP内オピニオンに鳥インフルエンザの脅威が紹介され、豚が新型ウィルスの媒体として要注意であり、また水滴から感染するSARZの比べ物にならない空気感染が手段だと報告されています。
 今日の新聞には死者が東南アジア方面で続出し始めたとの記事があり、一旦広がり始めたら手の付けられないのがグローバル化した世界の弊害でもあります。まして去年SARZでアレほど大騒ぎしたことが忘れてしまったかのような日本の有事の弱さをまた感じてなりません。

 僕が別な意味で心配になっていることに、保健衛生的に非常に重大な出来事が2〜3年前から中国では確認されており、鳥豚を処分することなくWHOにも報告されず闇に葬られていたことです。
 物流社会において、例えば鶏を全滅させるとなるとその地域や業種への波及効果を考え闇に葬ったのだと思うのですが、日本ですらそうであったように世界の後進国にはより以上隠せることは隠してしまおうとの意識が強いことです。
 これまでもそうでしたが、薬漬け問題といい、食料品の安全基準は信用ならないと思えます。特に共産党支配国中国からの輸入は貿易立国の日本として工業製品の代替として食料品に輸入規制をかけ続けることは絶対に無理なことなのだと思えてなりません。
 ということは知らぬ顔して店頭に並んだ商品の何処も信用できないということにならないでしょうか。

●6039 人だけが入れなくて、野鳥や昆虫は自由に行き来 笹山登生 104/03/11(Thu) 08:47:00 No.6035へのコメント 削除
URL:
平和屋さん。
このような場合、住民と行政との間に介在し、専門的なアドバイスを住民側にたってしうるNPO的アドバイザーが必要になりますね。
この場合は、消費者団体ではありません。
また、地方議員でもないでしょう。
いわば、住民サイドに立って、それこそタスクフォース的に活動しうる母体の存在が必要な気がします。

●6038 ようやく厚生労働省も、人への感染に関する正確な情報について周知 笹山登生 104/03/11(Thu) 08:43:10 No.6036へのコメント 削除
URL: http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1112-1f10.html
キミヒさん。
脱線というよりは、前段と考えたほうがいいでしょう。
本来は、ヴェトナムでの感染死亡時点で、日本政府は、この問題をシリアスに考えるべきだったはずです。
ところが、この問題が、日本では、農林水産省と養鶏業者という、矮小化された問題になってしまった、
この間に、人感染について日本が対応出来たことはといえば、各都道府県でのタミフルの備蓄ぐらいなもんでしょう。
その備蓄すら、おぼつかない状態なんですから。
H5N1対応人ワクチンなどについては、まさに、これからという状態です。


●6037 そろそろ準備をする頃でしょうか? 平和屋 104/03/10(Wed) 23:15:43 No.6036へのコメント 削除
URL:
キミヒさん

おっしゃるとおり、「鳥インフルエンザH5N1」が今以上に人to人の伝染力を獲得するのは、もはや時間の問題なのかもしれませんね。
大流行でパニックになった時、助かる道は、ただ一つ、「人の集まるところに行かない」ということでしょうか。
特に病院が危ないと思います。医師や看護師はいないだろうし、患者は集まっているわけですから、わざわざ感染に行くようなものですね。
2〜3ヶ月m家に鍵をかけで、じっとしているのが一番ですね。読もうと思って買っておいた本を、この際、読みまくるというのはどうでしょう。
ただ、食糧と水と排泄処理を考えておく必要がありますね。
ところで、このような状況が1ヶ月後になるか、10年後になるか、誰にも分からないというのが、不気味と言えば不気味です。
でも、このような書き込みで、風評パニックになっても困りますが。

●6036 脱線中? キミヒ 104/03/10(Wed) 21:56:13 削除
URL: http://
 笹山先生、平和屋さん、まりちゃんさん

 国内の鳥インフルエンザ云々しているうちに、外国で
”鳥由来の人高病原性インフルンエンザ”が発生しますよ〜
 国内で魔女狩りみたいな鶏インフルエンザ騒ぎが防疫の
担保になりますかね〜
 現在、老人のみに公費助成されているインフルエンザワ
クチンを全国民に助成しないと〜
 SARSと違い、国外発生したら侵入防御は不可能です。
 国民的防疫体制の一歩はワクチンの公費助成でしょう。

●6035 コンクリートで密閉するとは 「絶句」しました。 平和屋 104/03/10(Wed) 21:40:35 No.6032へのコメント 削除
URL:
まりちゃんさん

情報ありがとうございました。
消石灰を15p上乗せして、ビニールシートを2重にして、そして隙間をコンクリートで埋めるという話を伺って
絶句しました。
いったい誰がこのようなことを考えたのでしょうか?
(繰り返しになりますが)
コンクリートで締め切ると言うことは、人だけが入れなくて、野鳥や昆虫は自由に行き来するということですね。
あれだけの建物をコンクリートで野鳥が入れないようにするのは「絶対」無理です。
また、日が経てば、屋根は空き、そこから雨が降り込みます。 ビニールシートもいつか破れます。
笹山さんがおっしゃるように、石灰と糞が混じって流出するでしょう。
まあ、とにかく問題を先送りする思想の具象化の典型的なモニュメントになるでしょうね。

●6034 一グラムの鶏糞が百万羽の鳥を殺す力を持つ。 笹山登生 104/03/10(Wed) 20:30:54 No.6032へのコメント 削除
URL: http://hongkong.usconsulate.gov/avian/2004/fs_ahavianflu.htm
まりちゃんさん。
A single gram of contaminated manure can contain enough virus to infect one million birds.
という言葉がありますが、まさに、鶏糞は、ウィルスの塊ですね。

●6033 想像ですが 笹山登生 104/03/10(Wed) 20:15:28 No.6031へのコメント 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040310-00000011-yom-soci
まりちゃんさん。
おそらく、これまでも、低病原性の鳥インフルエンザは、しょっちゅう、浮かんでは消えていたんではないでしょうかね。
それが、人間世界が鳥インフルエンザに敏感になったおかげで、検出率も増えてきたということなんじゃないのでしょうか。
カラスも含めたモニター体制確立に踏み切る必要があるかどうか、検討しなければならないのではないでしょうか。

●6032 鶏糞密封方法詳細と、京都府の情報公開HP まりちゃん 104/03/10(Wed) 19:19:30 削除
URL:
京都府のHPなどでも詳細が公開されればいいんですけれどね。
これからでしょうか。

「終息宣言」は4月13日ごろか 鳥インフルエンザ問題で府
 浅田農産船井農場で防疫作業上の懸案となっている鶏ふん(約3000トン)の処理につ
いて、鶏舎内に残したまま、15センチ程度の消石灰と二重のシートで覆った後、消毒し、
鶏舎のすき間をコンクリートで埋める方法で、地元の理解を得られた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040310-00000019-kyt-l26

また、
京都府のHPに鳥インフルエンザ情報 というページが
できていました。
http://www.pref.kyoto.jp/toriinf/index.html
丹波町のとりくみは以下に公開されています。
http://www.town.tamba.kyoto.jp/

●6031 密閉ニュースはもう既出でしたね まりちゃん 104/03/10(Wed) 19:00:36 削除
URL:
失礼しました。

しかしタイやベトナムのほうがもっと大量の鶏や鶏糞を処理している
わけですから、どのような対策をしているのか、また、埋めた場合
その後はどうなっているのか、そういった情報が入ってきても
いいですよね。 オランダも、数千万羽を処分されたのですから、
それがその後どうなっているのか、何か問題があるのかも知りたいところです。

●6030 大阪茨木のカラスからH5N1検出 まりちゃん 104/03/10(Wed) 18:43:42 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040310-00000001-abc-l26
大阪も出ましたね。。
http://www.fukuishimbun.co.jp/nationaltopics.php?genre=main&newsitemid=2004031001002678&pack=FN

鶏糞については以下のニュースが流れていました、
鶏舎に密閉するようです。しかし、鶏糞、結局5000トンだったのですね。
(抜粋)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040310-00000001-abc-l26
一連の鳥インフルエンザ問題で、京都府丹波町の浅田農産船井農場内にあるおよそ5000トンのニワトリの糞は、消石灰によって消毒処理されることが決まりました。京都府丹波町の浅田農産では、およそ25万羽のニワトリの処理が、きのうまでに終了しましたが約5000トンとみられる糞が手付かずで残されています。この糞の処理方法について京都府は、昨夜鶏舎を密閉したうえで消石灰を使って消毒する案を地元住民に説明し決定しました。


●6029 カナダで、同じ農場から、低病原性と、高病原性の二つの鳥インフルエンザを発見 笹山登生 104/03/10(Wed) 14:54:54 削除
URL: http://www.ctv.ca/servlet/ArticleNews/story/CTVNews/1078876216131_3/?hub=CTVNewsAt11
先月、2月20日にカナダのBritish Columbia の農場で、タイプは、H7型であるが、当初は低病原性の鳥インフルエンザが発見されたとされたが、ここに来て、昨日、同じAbbotsfordの農場で、同時に高病原性のウィルスも同居し、発見されたと、報じられている。
これは、非常に珍しいケースのようで、日本においても、第一発見が低病原性だからといって、必ずしも安心できなくなったということだ。

●6028 発症率を下げたとしても新種ウイルス発生は必定 笹山登生 104/03/10(Wed) 14:35:06 No.6025へのコメント 削除
URL: http://www.nature.com/nsu/031215/031215-6.html
キミヒさん。
ほんと、ウィルスを甘く見てますよね。
6016の根路銘国昭さんのワクチンは、reverse genetics vaccine というもののようですが、これで、ヒトとウィルスの追いかけごっこに勝てるのか、心配です。
「ヒト用に備蓄した抗インフルエンザ薬の期限切れ薬品の投与」これはいけるかも知れませんね。
タイプが違っても、ある程度の効果はあるようですから。

●6027 行政の気持ちも分かるが、敗北を認めることが大切 平和屋 104/03/10(Wed) 14:32:29 No.6026へのコメント 削除
URL:
笹山さん

おっしゃるとおり、安易な鶏糞処理を認めた住民はきっと悔いることになるでしょうね。行政は「鶏糞は発酵するから大丈夫だ」と地元説明したのでしょうか?
しかしながら、鶏糞を発酵させるためには、やはり攪拌機で物理的に好気条件を作って、水分を飛ばさないとなかなか難しいですね。今の船井農場のように鶏糞をそのままにしておくと、表面だけは乾いて、中は生糞状態ということが続くと思います。
そして、石灰がかかっていない糞(大半の糞がそうだと思います)には、インフルエンザウイルスが長期に渡り、生存することになります。
行政としては、1日も早く、処分(?)を終えたことにして、30km以内の鶏卵、鶏肉流通を通常に戻したいのでしょうが、
(その気持ちは本当によく分かります)

しかし、鶏糞をそのままというのはあまりにもまずいですね。当分の間、船井農場には誰も入らない(ということは鶏糞処理を行わない)ということですから
流出はするし、カラスや雀は寄ってくるし、ハエは大発生するでしょう。それもウイルス付きのハエです。
また悪臭も続くと思います。

今回の鶏糞処理は、家畜伝染病予防法が、実情(大量飼育)にそぐわなかった。(もっときつく言えば、敗北したということだと思います)ということを、関係者が認めるべきですね。
そこを認めると、新たな対応が見えてくると思います。

なお、蚊とインフルエンザウイルスの関係は、ハエやネズミに較べると、人や鶏への影響は少ないのではないかと思います。(あくまで想像ですが)

●6026 鶏糞の消石灰封印は、なんの処理もしていないこと 笹山登生 104/03/10(Wed) 13:19:39 No.6023へのコメント 削除
URL: http://www.msdh.state.ms.us/msdhsite/index.cfm/14,510,93,pdf/New%20Mosquito%20Brochure.pdf
平和屋さん。
そういうことですか。
まあ、この養鶏場は、今後、そのまま雨ざらしということでしょうから、住民も、もっと遠くを見ておいたほうがよかったんじゃなかろうかと思いますね。
きっと、今年の梅雨時期には、封印したはずの石灰が流れ出して、後悔する処理方法だったと気づくはずですね。
蚊と西ナイル熱との関係は、ありますが、蚊と鳥インフルエンザとの関係は、今のところは、定説はないようですが、上記サイトの2ページのように、フル・ウィルスを媒介との話もあるようです。

6022は、同音異義の言葉だらけで、失礼しました。
エディターなしの生書きなもんで、お許しください。

●6025 鶏へのワクチン接種 キミヒ 104/03/10(Wed) 13:08:52 削除
URL:
 人のインフルエンザワクチン接種されていますが、発症撲滅は不可能です。
 鶏にワクチン接種して、発症率を下げたとしても新種ウイルス発生は必定
でしょう?
 定説ではインフルエンザの流行期に、全人口の10%が発症します。
 毎年、学級&学校閉鎖が起こっています。
 
 まず、養鶏施設の建築基準を見直して、外部との遮断を徹底する。
 解放型飼育ではワクチン接種を義務化する。
 半径30Kmの養鶏に対して、ヒト用に備蓄した抗インフルエンザ薬
の期限切れ薬品を投与し、鶏肉・鶏卵を出荷し、羽毛は処分する。
 
 1億以上の鶏へのワクチン接種は、素人的には新種ウイルスを誘発して危険な感じがします。

●6024 (投稿者削除)
●6023 全くですね。素人さんが船頭に(国会期間中の悲劇、喜劇) 平和屋 104/03/10(Wed) 12:03:18 No.6022へのコメント 削除
URL:
笹山さん

まったくその通りですですね。専門家の広報官がきちんと説明する必要がありますね。
失礼ながら、鶏も触ったことのない人が鶏の病気のことを言っても説得力がありません。

鶏糞は消石灰で封印ですね。これは専門的に言えば、なんの処理もしていないことです。
現実的に3000トンの鶏糞を埋却するのは無理ということは理解できますが、一方でカラスの検査までする割には、
鶏糞についてお茶を濁すということは、いいのか?と思ってしまいます。
埋めることも、燃やすこともできないなら、コンクリートで固めないと、今からハエの問題も起こります。

ワクチンの件ですが、不活化ワクチンということで、種鶏(親鳥)や採卵鶏で接種することは、可能ですが、
日本に1億3千羽いるブロイラーには物理的に接種することはできません。
日本に飼育されている鶏の1/2に免疫が無いわけですから、いつでも(ブロイラー)に発生する危険性はあります。
一旦ブロイラーに発生した場合、30km以内の採卵鶏農場から卵が出せないわけですから、
結局、採卵鶏に接種したワクチン代(1羽あたり10〜20円)が無駄になるのではないでしょうか?
また、今の鶏卵価格の中で、このワクチン代を捻出するのは至難の業だと思いますが

●6022 「国民の皆様へ」もいいが、改めて、専門報道官の必要性を提言 笹山登生 104/03/10(Wed) 11:04:55 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040309-00000014-yom-soci
5728で、専門報道官の必要性について述べたが、今回の、福田官房長官が、 「国民の皆様へ」と題する政府の鳥インフルエンザ対処法を発表した糊塗二付いて、やはり、このような技術的名問題が伴う貴社発表は、専門報道官を設置して行ったほうがいいのではなかろうか。

●6021 浅田農産船井農場の鶏舎は、密閉へ 笹山登生 104/03/10(Wed) 10:51:23 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040310-00000046-kyodo-soci
このサイトでは、焼却論も出た、例の浅田農産船井農場の鶏舎だが、上記サイトのように、板で囲い密閉する方針が決まった。
また、京都府は9日、鶏ふんの処分方法について地元住民に対する説明会を開催し、鶏舎内に残したまま消石灰で覆う案を提示、住民側はこれを了承した。

●6020 日本バイオロジカルズさんのワクチン接種論 笹山登生 104/03/10(Wed) 08:52:36 削除
URL: http://www.nbi.ne.jp/
上記サイトから、「ALERT トリインフルエンザに即刻対応すべき」「養鶏場におけるAIの緊急対策」「第3回NBI国際シンポジウム、その全貌畜糞のマネージメントを考える」などが見られます。
まあ、会社のお立場上、農林水産省批判が、隋処に見られるのが気になるところですが。
ご主張実現のためには、もっと、うまくやられたほうがいいのではないかとも思います。

●6019 子供たちのうがい水からインフルエンザウィルスを検出 笹山登生 104/03/09(Tue) 21:04:18 No.6017へのコメント 削除
URL: http://idsc.nih.go.jp/yosoku99/Flu.htm
とは、現実的な手法で面白いですね。
上記サイトは、インフルエンザHI抗体保有状況です。
なかなか、ワクチンのタイプを決定するのも大変なようです。
アメリカでも、
http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20031216304.html
のように、すったもんだで、ワクチンタイプが決まるようです。

●6018 (投稿者削除)
●6017 根路銘国昭さん 聞きかじり 104/03/09(Tue) 20:47:24 No.6015へのコメント 削除
URL: http://
沖縄タイムスの記事から
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200403081700.html

毎年秋ごろから子供たちのうがい水からインフルエンザウィルスを検出し、翌年の流行しそうな型を予測されていた方のはずです。
笹山さんの紹介された論文でも一番最後に名前が載っていましたから、監修と権威付けに名前が載ったものと思われます。
学会発表でも司会席によく座られていました。
国家公務員だったからでしょうか、派閥などのどろどろしたものを感じさせない、技術屋を感じさせられたものです。

●6016 根路銘国昭さんの考え方 笹山登生 104/03/09(Tue) 16:53:46 No.6015へのコメント 削除
URL: http://vir.sgmjournals.org/cgi/content/full/81/5/1293
まりちゃんさん。
上記サイトがそのようですが、難しそうなので、サイトだけをご紹介。
まあ、在来種を守りたいというご趣旨はわかるのですが、このように勝手に使われるのも、生態系にとっては、どうなんでしょうかね。

●6015 琉球新報 <鳥インフルエンザ>感染防止にワクチン提供 まりちゃん 104/03/09(Tue) 12:57:20 削除
URL: http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/today/040309c.html
根路銘先生が天然記念物へのワクチン提供を申し出たそうです。
あくまでも、天然記念物が対象ですので、養鶏業界向きという
わけではありません。根路銘先生が開発されたワクチンはどのような
ワクチンなのでしょう、WHOなどと連携して開発研究していただきたいですが。

琉球新報 <鳥インフルエンザ>感染防止にワクチン提供
【名護】名護市の生物資源研究所の根路銘国昭所長は、国内外で感染が広
がっている鳥インフルエンザから、県の天然記念物であるニワトリのチャ
ーンを守ろうと、根路銘所長が開発し、研究所に保管しているワクチンを
提供する考えを8日示した。
 根路銘所長は「貴重な天然記念物などは死んでしまうと復活できないし、
救わなければという気持ちになった」と提供理由を説明し、「今後チャー
ン保存会と相談し、自分の手で接種してあげたい」と話した。
 このワクチンは1997年に香港で鳥インフルエンザによる感染、死亡
者が出た際に開発し、99年に完成した。人を感染から守るために開発さ
れたが、鳥にも効果があり、97年当時は世界中でワクチン開発が行われ
たという。
 米国や日本のほかの研究チームは香港156型ウイルスからのタンパク
質を基にワクチンを開発したが、根路銘所長は唯一香港483型を使い、
遺伝子組み換えで完成させた。根路銘所長は「483型を使った場合、よ
り広範囲の型に高い効果を示す」と説明した。
 97年の鳥インフルエンザは流行せず、開発したワクチンは使用されな
かった。現在、研究所内に約1万人分を保管しているという。根路銘所長
は「トキなどほかの天然記念物の救援もできれば」と話した。

●6014 カラスの生態ページです。 まりちゃん 104/03/09(Tue) 12:49:35 削除
URL: http://www7.plala.or.jp/gm2/crow/
2chなどを見ているとカラスの生態について専門家がいろいろ
TVで述べている内容に不備があるようですので、
カラスの専門家のページをお知らせします。

Crows!!
http://www7.plala.or.jp/gm2/crow/

ワシや猫も感染しますし、
http://kyoto-np.jp/news/flash/2004feb/21/CN2004022001003590H1Z10.html

野鳥は死んだらすぐ共食いやら他の動物に食べられてしまいます。
なんとか感染を食い止めてもらいたいものですが・・・・・

船井農場の死んだ鶏にカラス群がる…京都府、捕獲へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040309-00000101-yom-soci

●6013 一年間で、約2000番進む、この掲示板。 笹山登生 104/03/09(Tue) 12:49:15 削除
URL:
あっという間に六千番を通り越してしまいましたが、昨年3月8日に四千番ということでしたから、一年間に約二千番、進んだことになります。
皆様のご協力ありがとうございます。

●6012 養鶏関係専門用語集 笹山登生 104/03/09(Tue) 12:26:40 削除
URL: http://village.infoweb.ne.jp/~takakis/youkei.htm#debiiku
上記サイトです。

●6011 プライオリティ 笹山登生 104/03/09(Tue) 12:19:37 No.6010へのコメント 削除
URL:
平和屋さん。
ご賛同いただきましてありがとうございます。
「プライオリティ」ですが、今回は、封じ込めに失敗したのですから、その場合のプライオリティは何かを模索すべきだったんでしょう。
その辺のシミュレーションが確立されていなかったのでしょう。
1月の山口での発生時の、政官ともの故意の楽観論が、後に尾を引いていたようです。

●6010 私も同意見です 平和屋 104/03/09(Tue) 10:05:36 No.6007へのコメント 削除
URL:
笹山さん
私も全く同意見です。
「何とってのリスクを今議論して対策をとっているのか?」という視点が今の混乱では抜けていますね。
また、プライオリティ(優先順位)の感覚も抜けていますね。とりあえず、国会で指摘されるから、何か対策を!ということで
「朝令暮改」状態になっています。
くどくなりますが、ノモンハンや中国戦争と同じ構造が見え隠れします。

●6009 日本のワクチンメーカーの見解-「あひるネットワーク掲示板 」からの引用 笹山登生 104/03/09(Tue) 09:26:33 削除
URL: http://www17.big.or.jp/~hatsu/ahiru_net/bbs/honey.cgi
私の掲示板もリンクしていただいている「あひるネットワーク掲示板 」に、日本国内のワクチンメーカーさんからの資料と見解が報告されていましたので、紹介します。

資料1.H5またはH7低病原性トリインフルエンザウイルスの制御 - 不活化ワクチンの役割-
http://www.geocities.jp/ahiru_net/w01.htm
資料2.メキシコにおけるトリインフルエンザに関する最新情報
http://www.geocities.jp/ahiru_net/w02.htm

以下は、上記掲示板記事の中での日本のワクチンメーカーさんからの手紙からの引用

AI(トリインフルエンザ)のワクチンは弊社を含め、日本ではまだその研究開発を含め認められていませんので、日本には存在しません。
(政府が緊急用に備蓄したメキシコのワクチンを除き)
もちろん海外では(メキシコ、グアレマラ)では長年使用されてきており、その効果が確認されています。
添付の資料をご参考にしてください。香港では昨年より使用を開始し、今回のアジアの同時多発でも発生していません。
また、中国では今回の大発生で使用を開始いたしました。
アメリカでは状況に応じ、使用を認めておりますし、イタリアでの使用実績があり、それぞれ効果が認められています。
世界的に利用されているトリのAIワクチンはすべて不活化ワクチンです。
したがって、注射によって接種します。
日本の場合はワクチンが御座いませんので、養鶏場も含め(ペットの場合も)通常の飼育管理をし、野鳥などとの接点をさけ、野外からのウイルス進入を遮断する方法しかありません。
トリのAIワクチンは政府が先月にようやく、日本でも研究開発をしても良いとの通達をだしましたので、各社がその開発に着手したばかりです。
多分、使用可能になるには早くて1年ぐらいの年月はかかります。認めたとしてもワクチンの使用は一般的なトリのワクチンとは違い、行政機関(家畜保険所)の監視のもとの使用となると思います。政府のトリインフルエンザに関する基本的な考え方は”清浄国論”であることから、発生したら”殺処分”して蔓延を防止するとの方針を変えていません。
ワクチンを使用するとしたら、その前にAIが蔓延し、限定した地域で緊急非難的な使用を認める場合だけと思います。




●6008 牛丼チェーンの2月売り上げは、吉野家の一人負け 笹山登生 104/03/09(Tue) 09:07:30 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040309-00000049-mai-bus_all
とのことで、二月の売上高は、吉野家▼20.9 松屋1.9 すき家7.6 なか卯▼3.5 ということで、吉野家の牛丼へのこれまでの強みが、裏目に出た形なんだそうな。
私も、新メニューを一通り、注文してみたが、何よりも、従業員のさびしげな笑いが気になった。
新商品に対する自信というものが、まず回復しなければと思ったしだい。
それにしても、なぜ、これまで、牛丼が、これほど安く出せたのか、についての追求が、マスコミ各社に見られないのは、残念。
その答えは、なぜ、アメリカ牛に替わる牛での牛丼が作れないのかという疑問の解決につながる。
これまで、日本の牛丼がダウナーを使っていなかったという宣言は、聞いたことはなかったのだが。



●6007 「何にとってのリスクなのか」によって、対策の視点は異なってくる。 笹山登生 104/03/09(Tue) 08:45:56 No.6001へのコメント 削除
URL: http://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/~hirakawa/GMO/politicizing_risk.pdf
キミヒさん。吉田さん。平和屋さん。
鳥インフルエンザ対策は、人間を中心とした生態系のピラミッドの元に行われるのか、それとも、純粋生態系のピラミッドの元に行われるのか、それによって、対策視点は異なってきますね。
カラスが問題だというのは、人間の生活との近接性を重視してのリスク論であって、他の野鳥とは、リスクそのものとしては同等のはずです。
まあ、普通は、前者の視点から行われるとすれば、まず、鶏に対するワクチン接種は、一過性の対策としてでなく、永続性のある措置として、行われなければならない。
となると、いろいろ、ウィルスが潜在化して永続してしまうなどの問題がある。
ヒト対策としては、現在の抗ウィルス薬の量が足りるのかという問題と、現在のH5ウィルス対応のワクチンが十分なのかという問題が残るというわけです。
各省庁集まっての省庁会議も、『何にとってのリスクなのか』という視点がばらばらのままでは、無駄なエネルギーのみはらうことになりそうです。

●6006 持ち込まれたカラスは、わずか14検体 笹山登生 104/03/09(Tue) 08:27:19 No.6000へのコメント 削除
URL: http://www.eiken.city.yokohama.jp/infection_inf/2003nen/2003wnvkekka1.pdf
平和屋さん。
リンクのつけ方がまずくて、申し訳ありませんでした。
蚊とカラスの両方の調査でしたが、カラスの法は、半年間で、わずか14検体という低調さでした。
やはり、住民の協力には、ある程度のインセンティブをつけてやる必要があるようですね。
「タダでは、検体もあつまらない。」その事実に目を向けるべきです。

●6005 抗インフルエンザ薬と財政の無駄について 平和屋 104/03/09(Tue) 06:59:25 No.6004へのコメント 削除
URL:
キミヒさん

レスありがとうございます。
そうですね、確かにご指摘のとおり人類はインフルエンザに対して特効薬を開発しました。
しかしながら、私が今議論しているのは鶏・鳥のことで、人のことではありません。
(人の場合でも、ウイルス特効薬:例えばタミフルについて、その副作用や価格、供給体制について問題があるとされています)
いくら効くといっても、鶏にタミフルを飲ませるわけにはいかないと思います。

さて、地方財政の件ですが、おっしゃるとおり、いろいろ行政や議会には無駄があり、そこから捻出したらいいのでは?というご指摘は当を得ているご指摘だと思います。
ただ、無駄をなくし、効果、効率的に再配分することを実際に行うためには、ものすごいエネルギーが必要なのも事実です。
民主主義&法治主義国家であれば、何が無駄か、何が効率か?ということから議論が始まります。その間に鳥は死ぬわ、ガソリン代は枯渇するわといった状態ですね。
つまり、鳥インフルエンザに関しては、今のように、1〜2か所ぐらいで済んでいるなら、何とか対応が可能ですが、これが、数カ所に広がったらお手上げ状態になるということになり
改めてワクチン(コントロールコストを生産者に負担させるということ)という選択が現実化するのではないでしょうか?

●6004 平和屋さんへ キミヒ 104/03/09(Tue) 01:27:06 No.5996へのコメント 削除
URL:
 平和さん、はじめまして

 インフルエンザはヘルペスと並んで、人類が特効薬を手に入れた
数少ない例外ウイルスです。平和屋さんの論調はこの視点が欠落しています。
 大規模養鶏を止めるのではなく、サーベーランスを強制するので充分でしょう。
 人類なんか、日本のように超過密でブロイラーの人口密度です。

●6003 現代のプロパガンダ?? キミヒ 104/03/09(Tue) 01:19:23 No.6001へのコメント 削除
URL:
 鳥インフルエンザに自衛隊は眉唾です。
 SARS&AIDSと違い、特効薬は有ります。
タミフルでも服薬して、人員を短期大量投入で解決出来ます!
 自衛隊より、予防内服です。 

>現実には「ガソリン代」も工面できないのが、疲弊した「地方自治体経営」の姿でしょう。

 ああそうですか、無駄な海外視察をしている地方議会だらけでしょう?
 合併特例債で浪費だらけ&予定が、今の地方自治体でしょう?
 狭義の予算を振り回す、吉田さんは一種のプロパガンダでは??
 道警の問題だって、警察組織って都道府県単位です。
 何でガソリン代が出ないのか、

>また、現地の救援体制ですが、現実には「ガソリン代」も工面できないのが、疲弊した「地方自治体経営」の姿でしょう。ここは、中央政府が思いきって、財政支援をする方法しか、地元にはないでしょう。

 は、違うでしょう。中央政府も地方自治体も同じ税金で運営されています。
 責任のなすり合いですか?
 ガソリン代位、議員様、特別職様の10%減給で、で・ま・す!
 吉田さん程の大人物もプロパガンダは寂しいですネ。

●6002 (投稿者削除)
●6001 対策と、現地の実状 吉田 つとむ(町田市議) 104/03/09(Tue) 00:10:02 削除
URL: http://j-expert.com/
平和屋さん こんばんは
早速、レスをお付けいただきありがとうございました。

 鳥インフルエンザがカラスに伝染したというニュースを聞いた時点で、素人目にも「これは大変なことになった」と思いました。こうしてみると、「病気の発生元はもちろん、関連する近隣の発病例がある養鶏場にもその間の所得保障を行って、焼却処分をする」という判断が迫られていると思います。

 根本的には、ここまで経営として規模拡大した「養鶏」を小規模に戻すしかないとの判断ですが、だれが最初にその方針切替をするのでしょうか.

 また、現地の救援体制ですが、現実には「ガソリン代」も工面できないのが、疲弊した「地方自治体経営」の姿でしょう。ここは、中央政府が思いきって、財政支援をする方法しか、地元にはないでしょう。

 *勝手ですが、平和屋さんのレス、私のHP掲示板にも転載させていただきます