- 昨日アメリカ上院で可決した「カナダよりの生体牛輸入禁止法案」だが、これに対して、ブッシュ大統領は、拒否権を発動する見込みである。
その理由として、「もし、カナダ産生体牛の輸入をアメリカが拒否しつづけると、アメリカ産の牛肉を買う他の国々を説得する努力が、無になる」としている。
大統領の拒否権を崩すには、三分の二の賛成が必要だが、昨日の採決は、賛成52反対46であったので、拒否権を崩すことはできない。
ホワイトハウスのスポークスマンであるScott McClellan氏は「今回、カナダとの生体牛貿易再開に失敗したことは、日本をはじめとする海外市場の牛肉貿易再開に大きな障害となるであろう。」といっている。
http://www.suntimes.com/output/business/cst-fin-cow04.html
[612] Re:[611] 国会議員ウェブサイトの選定基準など 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/03/04(Fri) 20:01 |
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- garyoさんご紹介のブログ、
訪問!国会議員ウェブサイト 第二回 島村宜伸 http://blog.goo.ne.jp/einichi/e/4e3508a8981cb88b2e4079fc81576dd8
haiken
拝見しました。
トップページのメッセージは「子供たちに確かな未来を残そう」。 と書いてあるんですか・・・・・・(^^;
[611] 国会議員ウェブサイトの選定基準など 投稿者:garyo 投稿日:2005/03/04(Fri) 19:48 |
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- >この数字はどこから持ってきたものなのでしょうかね。
Alexa.comというサイトのサービスを使ったようですね。
>でも、これが実態なのだとすると、あまりにも、すくなくて、うそら寒い感じがします。
そうですね。もっと活発に議論や意見を述べて欲しいですね。
>炎上の燃料不足かしら?
少し読んでみましたが、上位でも月に数回の更新であまり見ようとは思いませんでした。キャラが立ってないというか・・・どういう主義主張の人か今ひとつつかめなかったです。奇麗事は書いてあるけど心に響かないとか。
>このところ、私のサイトには、どういうわけか、「隊長」サイトからのアクセスが、かなり増えているようですが。
小倉先生の投稿を読みにこられているのでは。
http://blog.goo.ne.jp/einichi/c/2dddd914d38d22aba62822067d78a39d
[610] 牛肉貿易で新ルール提案へ 米、国際獣疫事務局総会で 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/03/04(Fri) 19:35 |
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- http://www.topics.or.jp/Gnews/news.php?id=CN2005030401003264&gid=G03
BSEはもはや動物だけの病気ではないんですから、臨床の人間の研究者と、院内感染対策の研究者など、入ってほしいですね。
日本の食品安全委員会のプリオン調査会にも院内感染対策の専門家を入れていただきたいのですが。。
また、日本の給食に関する武部氏の「消費者は非常識」発言ですが、以前武部氏は検査前、背割り改善前に「安全だ、食べろ」と国民に言いながら、ご自身の孫に食べさせることについてはこんなことを言っていたそうですね。今はどうされてるんでしょう。
■10/5 http://www.takebe.ne.jp/kisya1005.htm
私のところにメールで、「お前のかわいい孫に食べさせろ」と、 「それが出来るか」と、そういう、私からすれば非情な意見が来てるわけです。
けれども、これはやはり娘や孫達の意志を、 気持ちを確認しなければなりませんし、 これは食べさせるということではないんです。
[609] Re:[604] 給食の話に引き続き 70年代のベビーフードの話 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/04(Fri) 16:44 |
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- まりちゃんさん。
この問題は、前にもこの掲示板においでいただいていた倉塚かおりさんのご専門ですね。
学校給食コホートなんてのが形成されたら、大変なことになりますね。
給食食材の安全度についての検証システムは、どうなっているのでしょう?
日本の場合もしりたいものです。
なんて話をしているうちに、またもや、こんな失言が。
「「全頭検査をしているのに、(全国の)700、800の小中学校の給食で牛肉を使わないのは非常識という認識を持ってもらうことも必要。常識を逸脱した消費者の対応も改めるべきだ」と注文を付けた。」とは、どなたのご発言?
[608] Re:[603] [583] 前代未聞の作詞作曲者名詐称事件 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/04(Fri) 16:37 |
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- 小倉秀夫先生。
落ち着かれたようで、なによりです。
これは、謎工さんに、ご解明いただくとして、どうも、今回の件、私も、よくわかりませんでした。
ひょっとして、私がJASRACのデータベースから引っ張り出してきたのは、まったくちがうものだったのかしら?
[607] Re:[605] 国会議員ウェブサイトと政党ウェブサイトのアクセスランキング投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/04(Fri) 16:32 |
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- garyoさん。
ここでのアクセス数/日は、どのようなカウントをしているのでしょうかね?
たとえ、メインページへの訪問数に限ったとしても、あまりに少なすぎますね。
アクセス数/日の概念規定をはっきりさせないと。
たとえば、
1日当たりのファイル数 1日当たりのページ数 1日当たりの訪問数 1日当たりのキロバイト数
といった具合にですね。
また、どのように計測したのかも、ですね。
第三者が、他人のサイトにタグを貼ることができない限りは、例の「忍び」でも、アクセス数のカウントはできないはずですよね。
となると、この数字はどこから持ってきたものなのでしょうかね。
それとも、自己申告の数字?
でも、これが実態なのだとすると、あまりにも、すくなくて、うそら寒い感じがします。
炎上の燃料不足かしら?
このところ、私のサイトには、どういうわけか、「隊長」サイトからのアクセスが、かなり増えているようですが。
[605] 国会議員ウェブサイトと政党ウェブサイトのアクセスランキング投稿者:garyo 投稿日:2005/03/04(Fri) 15:31 |
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- やじうまwatchで紹介されていました。
http://blog.goo.ne.jp/einichi/e/d3610b83850d0981047a92cc58627f2d
[604] 給食の話に引き続き 70年代のベビーフードの話 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/03/04(Fri) 14:21 |
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- ガーディアンにこんなニュースがありました。
BSE 'may have entered baby food in 70s'
http://society.guardian.co.uk/health/story/0,7890,1430268,00.html
> CJD deaths linked to school meathttp://icwales.icnetwork.co.uk/0100news/0200wales/tm_objectid=15251493&method=full&siteid=50082&headline=cjd-deaths-linked-to-school-meat-name_page.html
[603] Re:[583] 前代未聞の作詞作曲者名詐称事件 投稿者:小倉秀夫 投稿日:2005/03/04(Fri) 12:16 |
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- >
映画館での隠し撮り海賊版DVD摘発に続く兵庫県警の(京都府警とは至って対照的に)「基本に忠実」な姿勢とか、野球興行の裏で暗躍する暴力団関係者の
影とか色々と論点はありそうな事件ですが、これと言い「記念樹」訴訟と言い著作権登録も特許並みに審査を厳しくしないといけない時代が近付いているので
しょうか。
この問題に関しては、ゲームラボの方に原稿を送っておきました。
ただ、気になったのは、マ
スコミが安易に「著作権登録」という用語を使っている点です。文化庁が管理する著作権原簿への登録とは全く別物であるJASRACの作品データベースに登
録しただけであり、JASRACによるライセンス料の配分にしか影響を及ぼさないものなのですが、その辺のところは、一般の人が新聞記事を読んで誤解しか
ねないかなあと心配になりました。
[602] アメリカ議会での動きがややこしくなってきましたので、ブログのほうにまとめておきました。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/04(Fri) 11:51 |
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- 「米牛肉交渉、対日制裁の裏舞台をのぞけば?」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=236
との題です。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=236
[601] カナダとの生体牛貿易再開に反対する議案は、可決 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/04(Fri) 10:18 |
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- かねてから超党派議員によって提出されていた「カナダとの生体牛貿易再開に反対する議案(Providing for
congressional disapproval of the rule submitted by the Department of
Agriculture under chapter 8 of title 5, United States Code, relating to
risk zones for introduction of bovine spongiform
encephalopathy.」は、3月3日、上院で、賛成52.反対46で、可決された。
http://www.reuters.ca/locales/c_newsArticle.jsp;:4227ae4e:1fcda9bb5e32566a?type=topNews&localeKey=en_CA&storyID=7803064
によれば、当初、ブッシュ政権は、カナダとの国境再開を先例にして、日本側に牛肉貿易再開を迫ろうとのプランを持っていたが、今回の「カナダとの生体牛貿易再開に反対する議案」可決によって、米議会議員の日本に対する苛立ちは、より増してくるとのことである。
こ
の議案の可決について、ジョハンズUSDA長官は、「今回の議案可決は、これまで、USDAが日本側に対して、科学的根拠にもとづいた牛肉貿易再開を呼び
かけてきた努力を無きがものにするものであり、アメリカの牛肉産業の経済的混乱は、これからもつづくであろう。」とのコメントを出した。
また、この法案可決のとばっちりは、対日本に及び、ペン農務省次官は、「もはや、この問題は、農業問題ではなく、政治問題に変質した。」とのコメントを述べている。
以
上がアメリカ議会での「カナダとの生体牛貿易再開に反対する法案」可決の反応であるが、要するに、一昨日、モンタナ地裁の差し止め命令が出たことで、法廷
の場における決着は長引くと見たアメリカ議会の議員たちが、カナダ国境再開反対論に雪崩をうって傾いたというのが真相なのだろう。
世の東西を問わず、議員というものは、「機を見るに敏」というか、逃げ足の速いものだと、つくづく思う。
[600] 牛肉輸入再開問題、米が追加データの提出拒否 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/03/04(Fri) 08:59 |
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- 米国産牛肉の輸入再開を巡り、米国が求めていた肉質と骨の成熟度による月齢判別方法採用の条件として、日本側が要求した追加データの
提出を、「輸入再開の遅れにつながる」として、米国が拒否する意向を示していることが3日、明らかになった。
米国の強硬姿勢は、今後、輸入再開条件を検証する食品安全委員会の審議に影響を与える可能性もある。 (略)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050304i201.htm
ますます米国、胡散臭い話になって参りました。
[599] アメリカ下院議員が米政府に対日制裁の発動を求めるとの決議案を提出 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/04(Fri) 07:52 |
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- アメリカ下院議員が米政府に報復的(retaliation)な対日制裁の発動を求めるとの決議案を提出した。
提出者は、Jerry Moranほか、36名近くの議員である。
Jerry Moran議員は、その提出趣旨を、次のサイト
http://www.house.gov/apps/list/press/ks01_moran/JapanResolution.htmlで、述べている。。
これによると、
今回の対日経済制裁は、先に在米日本大使館の加藤大使に対して、アメリカの議員団が、書簡を提出した際に、日本政府が、この牛肉貿易再開問題について、行動が欠如した場合には、経済制裁をも辞さないとの示唆をしたことにもとずくものである。
Jerry Moran議員は、日本に対して、2003年10月23日の日米合意事項の早急な履行をすることを求めている。
もし、日本がこの履行をすることができないのなら、アメリカ通商代表部は、直ちに、日本に対して、報復的な経済措置を開始すべきであるとしている。
参照
http://www.casperstartribune.net/articles/2005/03/03/news/regional/3d99e12fa0f4387787256fb90058aec0.txt
http://www.guardian.co.uk/uslatest/story/0,1282,-4839371,00.html
ちなみに、このJerry Moran議員というかた、前にキューバに対しても、経済制裁法案を下記のように提出されていますね。
今回の日本へのも、これと同じスタイルなのでしょうかね。
ここでの「the Trade Sanctions Reform and Export Enhancement Act」については、こちらhttp://www.law.cornell.edu/uscode/html/uscode22/usc_sup_01_22_10_79.htmlをご参照。
H.R.719
Title:
To facilitate the sale of United States agricultural products to Cuba,
as authorized by the Trade Sanctions Reform and Export Enhancement Act
of 2000.
http://www.house.gov/apps/list/press/ks01_moran/JapanResolution.html
[598] モロッコでヤコブ病死者か 北アフリカで初 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/03/04(Fri) 00:29 |
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- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050303-00000225-kyodo-int
変異型とは書かれていませんが、気になりますね。
なお、ウェールズではこんなニュースがありました。。
CJD deaths linked to school meat http://icwales.icnetwork.co.uk/0100news/0200wales/tm_objectid=15251493&method=full&siteid=50082&headline=cjd-deaths-linked-to-school-meat-name_page.html
[597] モンタナ地裁のカナダ産牛の輸入再開一時差し止め命令に対するUSDA長官のコメント 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/03(Thu) 19:12 |
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- モンタナ地裁のカナダ産牛の輸入再開一時差し止め命令に対して以下のようなジョハンズUSDA長官のコメントが出された。
「私は、本日のモンタナ地裁が、カナダから月齢30ヶ月未満の生体牛貿易の再開となるであろう、USDAの「最小リスク規則」の実施について一時的遅延命令を出したことに対して、非常に失望しております。
USDAは、最小リスク規則が、すでにアメリカでもカナダでも始まっている、動物衛生と公衆衛生との共同によって、アメリカの消費者にとっても、牛にとっても、最大の保護を可能とするものであることを、確信し続けております。
われわれは、また、カナダを最小リスク地域とするOIEガイドラインにしたがって、開発してきたリスクアセスメントについても、絶対の自信を、依然、持っています。
今日の裁判所命令は、最小リスク規則についての考慮に基づくものではなく、むしろ、裁判官が、今回の訴訟例の(双方の)比較利益秤量をするための手続き的な遅れであります。
われわれは、科学的根拠の上に立った牛肉の国際貿易が、早急に再びなされるべきであると、信じ続けております。」
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/03/0072.xml
[596] 島村農水相が「全頭検査は世界の非常識」発言を事実上撤回 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/03(Thu) 17:39 |
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- 島村宜伸農水相は3日午後の参院予算委員会で、「全頭検査は世界の非常識」との発言を、事実上、撤回。
「全頭検査を実施しているのは日本だけで、世界の常識にあらず」との意味で言ったとし、「この言葉にこだわる気は毛頭ない。(撤回と)受け取っていただいて結構だ」といった。
なお、この趣旨は、一昨日の大臣記者会見でも、述べられていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050303-00000810-jij-pol
[595] Re:[594] 日本にとっては痛し痒しの「米連邦地裁、カナダ産牛の輸入再開一時差し止め」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/03(Thu) 11:50 |
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- これは、「アメリカ上院のヒアリングで、 R-CALF USA CEOのBill Bullard氏が、痛烈なUSDA批判を展開」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=211
でも紹介したブッシュ政権に対して批判的な R-CALF USA が今年の1月に提訴していたものが、タイミングよくというか、悪くというか、3月7日予定のカナダとの生体牛輸入再開直前に、モンタナ地裁より、一時差し止めの決定がされたということですね。
しかし、3月7日のカナダとの生体牛貿易再開がこのモンタナ地裁決定によってある程度遅れるということは、今後の日本への牛肉貿易再開問題に対して、どのような影響を与えるかは、予測がつきません。
589にも書いたように、日本の新聞ではまったく書かないが、カナダとの国境再開問題と、日本との国境再開問題とは、双子の玉突き衝突関係にあるからです。
カナダとの国境再開が今回のモンタナ地裁決定によって、長引けば、日本への開国圧力の必要性は、当分なくなるわけで、一見有利とも見て取れますが、要は、アメリカ議会の超党派の動きです。
カナダ国境再開までに、この際、まづ出口のほうを地ならししておこうということで、日本への開国圧力を強めてくることも考えられます。
今回のモンタナ地裁決定について、上院議員たちは、このサイトhttp://www.startribune.com/stories/535/5270201.html
http://www.reuters.ca/locales/c_newsArticle.jsp;:4226b0f0:462012b1cf8d1c87?type=topNews&localeKey=en_CA&storyID=7789551
などに見るように、「モンタナ地裁は、すでに、カナダとすすめているボックスミート取引まで、USDAルールを見直させる気か」などと、いきり立っているようです。
また、このサイト
http://www.macleans.ca/topstories/politics/news/shownews.jsp?content=n0302105Aによれば、カナダ農民は、「今日は最悪の日だ。ロビー活動は無駄だった。」と嘆き、USDAは、上告については、現在白紙だとしながらも、今回の一時差し止めは、単なる手続き上での遅れであり、本質的な問題の解釈によるものではないとの解釈を示しています。
R-CALF
USAのかねてからの主張点とは、「カナダの体制が、あまりにも、世界標準からおとっているため、このまま、カナダとの牛の国境再開に踏み切った場合、長
期的には、アメリカは被害をこうむり、結果、アメリカは、カナダの不良な牛肉製品のゴミ捨て場と化すであろうとしている。」ということに尽きます。
日本は、この際、敵の混乱振りにつけ込んでということでもありませんが、R-CALF USAがいっているような「カナダの牛の安全性」如何にまで踏み込んだ対応を、国内議論の場でもするべきです。
http://www.startribune.com/stories/535/5270201.html
[594] (05/03/02)米連邦地裁、カナダ産牛の輸入再開差し止め 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/03/03(Thu) 11:08 |
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- http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0
ニュースが配信されてました。今まで年間170万頭輸入してきたのですからリスク的にはカナダと一緒と思うけども、国際調査団もカナダ=米国はリスク一緒、と評価してましたよね。
あっと、「すべての措置とる」については皮肉を交えて指摘したまでです(^^;
[593] Re:[591] 感染症ネットワーク URL変更 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/03(Thu) 11:04 |
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- Chaosさん。
了解しました。
このサイト情報も、このごろは、アメリカ議会の情報の方がやや、多くなりつつありまして、保健関係者の方には、やや、ノイズの多い話題かと存じますが、時節柄お許しください。
[592] Re:[590] 牛肉輸出再開 「すべての措置取る」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/03(Thu) 10:45 |
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- 牛肉輸出再開 「すべての措置取る」の言葉は、[575] で紹介した3月1日発表の2005年版 米通商年次報告(The
2005 Trade Policy Agenda and 2004 Annual Report
)での「アメリカ政府は、この再開がなるように、あらゆる方法をとる予定である。」(The United States will take
all appropriate steps to ensure that this
occurs.)の言葉をそのまま、日本の新聞社が見出しに使ったまでのことです。。
http://www.ustr.gov/assets/Document_Library/Reports_Publications/2005/2005_Trade_Policy_Agenda/asset_upload_file454_7319.pdf
[591] 感染症ネットワーク URL変更 投稿者:Chaos 投稿日:2005/03/03(Thu) 10:28 |
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- 笹山様
Chaosです。
先日、ご紹介いただいた感染症ネットワーク 小樽は
保健行政感染症ネットワークin 北海道 にパワーアップして
URLが変わっています。
このサイトの海外直近情報は参考になります。
BSE関連の情報もありますね。
http://www.asahi-net.or.jp/~ie3t-tnok/
[590] 牛肉輸出再開 「すべての措置取る」 米政府、対日強硬論が続出 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/03/03(Thu) 10:04 |
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- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050303-00000015-san-bus_all
産経の報道ですが、「すべての措置取る」というからには肉骨粉などの動物由来飼料の全面禁止、血液飼料禁止、SRM除去の徹底改善をするのかと思ったら違うんですね〜。
日本の報道はただ言い分を垂れ流してるだけで、問題点を指摘するとか、ジャーナリズムを感じる報道を見ることが少ないと思いました。スポンサーの問題とかあるんですかね。
[589] 右往左往するアメリカの上院議員 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/03(Thu) 08:18 |
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- [572] Re:[571] 米牛肉交渉、対日制裁 でご紹介したように、今、アメリカ議会では、牛肉貿易をめぐって、二つの動きがある。
ひとつは、もちろん、日本との牛肉貿易再開についての動きであるが、もうひとつは、3月7日にひかえたカナダとの生体牛の輸入再開問題である。
572で紹介したように、これらの二つの動きをめぐって、アメリカの上院議員が、右往左往しているわけで、次のサイトhttp://www.greeleytrib.com/article/20050301/TRIBEDIT/103010073は、その右往左往振りを的確に伝えている。
この記事の中で、励まされているというか、その右往左往振りを指摘されているのが、民主党のKen Salazar上院議員http://www.salazarforcolorado.com/で、このかたは、572にも書いたように、「在米日本大使館に、貿易再開をもとめた書簡」にも、「カナダとの生体牛貿易再開反対決議案」にも、両方、署名していることで、責められているというわけだ。
ちなみに、このダブリ署名組は、このKen Salazar氏のほかに、Pete Domenici. Max Baucus の二上院議員がいる。
この記事で、「Ken Salazar上院議員は、彼を見習うべき」とされている、その「彼」とは、「対日経済制裁をも辞さない」との在米日本大使館への書簡http://allard.senate.gov/press/releases/022405.pdfの火付け役でもある共和党のWayne Allard上院議員http://allard.senate.gov/だ。
こ
のサイトの論調は、カナダの肉が入ってきても、アメリカの肉市場は、(日本という巨大な肉市場が開放されれば)肉であふれかえることはないのだから、
Ken Salazar上院議員さんは、カナダよりの生体牛輸入反対などといわないで、共和党のWayne
Allard上院議員を見習って、日本への圧力だけをかけていればいいのだ、というのが趣旨のようである。
まあ、日本の新聞では、このこ
とについては一切触れていないが、今回のアメリカの日本への牛肉貿易再開圧力は、ひとえに、カナダからの生体牛の輸入再開でアメリカに牛があふれかえるの
をどうしたらよいのか、そのはけ口として、なんとしても、日本市場を開放させなければ、というのが、そもそものアメリカの発想であることを忘れてはいけな
いであろう。
また、その後ろには、NCBAとR-CALFをめぐっての、共和党と民主党との温度差があることも、忘れてはならないであろう。
参考
在米日本大使館に対する書簡に署名した上院議員名一覧−20名-
Pat
Roberts,Kit Bond 、Jim Talent,Ben Nelson, Pat Roberts , Ken Salazar,
Larry Craig , John Cornyn, Johnny Isakson, Chuck Hagel, Mike Crapo,Mike
DeWine, Gordon Smith, George Voinovich , Mitch McConnell, John Thune,
Kay Bailey Hutchison, Max Baucus , James Inhofe 、 Pete Domenici
(なお、このうち、Mitch McConnell氏は、農業団体 The American Farm Bureau Federationより、このたび、功績を認められ「金の鍬“Golden Plow” 」賞http://wwwc.house.gov/camp/24seven/supportingfiles/photo13.gif
をもらったという。
参照)
カ
ナダとの生体牛貿易再開に反対する議案(Providing for congressional disapproval of the rule
submitted by the Department of Agriculture under chapter 8 of title 5,
United States Code, relating to risk zones for introduction of bovine
spongiform encephalopathy.)
http://thomas.loc.gov/cgi-bin/query/z?c109:S.J.RES.4.IS:
(http://thomas.loc.gov/home/search.html で、109thを選択して、Bill Numberとして「S.J. Res. 4」を入力すると現物が検索されて出てくる。)
に署名した上院議員名一覧
Kent CONRAD, THOMAS, BAUCUS, SALAZAR, JOHNSON, DORGAN,Harry REID, BINGAMAN, Pete DOMENICI
http://www.greeleytrib.com/article/20050301/TRIBEDIT/103010073
[588] 「米国産牛も全頭検査を」再開問題でゼンショー社長 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/03/03(Thu) 00:03 |
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- http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20050302ib26.htm
牛丼やさんが真っ向から対立されてますね。すき家さんは、すぐ豪州産に切り替えて、危機管理の出来ている企業だなぁと思いました。(比較論ですが。本当に危機管理が出来ているところは最初から危険な国を使ったり仕入先を一箇所に絞ることはしないか)
[587] Re:[586] 外務省首脳が食品安全委を批判 だとか。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/02(Wed) 23:52 |
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- 町村大臣だとわかっているのに、いまさら、何で「首脳」なんて、勿体らしく書くんでしょうかね。
対日経済制裁(retaliatory economic actions against Japan)についての新しいニュースは、入ってきていません。
http://www.khaleejtimes.com/DisplayArticle.asp?xfile=data/theworld/2005/March/theworld_March42.xml§ion=theworld
http://www.truthabouttrade.org/article.asp?id=3419
参照
[586] 外務省首脳が食品安全委を批判 だとか。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/03/02(Wed) 23:35 |
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- 名前を出してどぞ〜、という感じですが。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050302-00000131-mai-pol
外務省はEUの評価のほか、米国食肉加工企業の情報など、機密費を使ってでも?手に入れられると思うんですが、何やってるんですかね?食肉加工企業の告発のその後とか、調べてほしいものですね。
外務省首脳といえば
町村信孝大臣
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/gaisho/index.html
谷川秀善副大臣
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/fuku/tanigawa/index.html
河井克行大臣政務官
小野寺五典大臣政務官
福島啓史郎大臣政務官
http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/seimu/index.html
の皆様だと思うけど、誰だろ〜。
[585] Re:[583] 前代未聞の作詞作曲者名詐称事件 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/02(Wed) 22:25 |
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- 謎工さん。
こういう時こそ、JASRACデータベース。
「阪神タイガース」で検索したらあることあること。記念にコピペしときましたよ。
今回の事件分は、以下のとおりです。
JASRACさんには、ご愁傷様でした。
作品名・副題
北川博敏選手のテーマ
俺の阪神タイガース〜野村監督のテーマ〜
沖原佳典選手ヒッティング・マーチ
ペレス選手ヒッティング・マーチ
塩谷和彦選手ヒッティング・マーチ
クルーズ選手ヒッティング・マーチ
上坂太一郎選手ヒッティング・マーチ
赤星憲広選手ヒッティング・マーチ
カツノリ選手のテーマ
ハンセル選手のテーマ
藤田太陽選手のテーマ
井川慶選手のテーマ
成本年秀選手のテーマ
伊達昌司選手のテーマ
バルデス選手のテーマ
権利者名
虎三 皆上半次 品川隆二 たちばな けんじ 虎之嬢 高橋キヨシ 野村勝彦 面影太郎 平本渉 コロムビアソングス株式会社
アーチスト
若虎吹奏楽団
[583] 前代未聞の作詞作曲者名詐称事件 投稿者:謎工 投稿日:2005/03/02(Wed) 21:16 |
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- 映画館での隠し撮り海賊版DVD摘発に続く兵庫県警の(京都府警とは至って対照的に)「基本に忠実」な姿勢とか、野球興行の裏で暗躍
する暴力団関係者の影とか色々と論点はありそうな事件ですが、これと言い「記念樹」訴訟と言い著作権登録も特許並みに審査を厳しくしないといけない時代が
近付いているのでしょうか。
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou05/0302ke80590.html
[582] 相変わらず民主党は、一本調子の攻め方ですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/02(Wed) 20:58 |
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- 与党と政府との質疑の間に出た島村農林水産大臣の失言なのだから、野党が、いくら罷免要求しても、何の効果もないのに。
もっと、じんわり、やらなくては、威勢のいい割には、何の対価もつかめませんね。
ましてや、予算が、あがったいまでは、なんの意味もありません。
これでは。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050302-00000102-mai-pol
[581] Re:[580] イギリスの食の安全は大揺れ:スーダン1のニュースに隠れてしまいそうな農薬問題 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/02(Wed) 20:45 |
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- このニュース、あまり広がりを見せていないので、ちょっと、その重要性が確認できていないのですが。
Pesticide Action Networkの英国支部http://www.pan-uk.org/default.htmが、昨年12月に実施したサーベイによると、
実験は2002年に行われ、りんご、ナス、バター、パン、チョコレート、チキン、ナゲットについて、80種類の殺虫剤が見つかったというものですね。
その殺虫剤の明細などは、この記事ではわかりませんね。
ちょっと、題名の割には、中身がぼんやりした記事でした。
[580] イギリスの食の安全は大揺れ:スーダン1のニュースに隠れてしまいそうな農薬問題 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/03/02(Wed) 17:41 |
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- 公式検査でイギリスの食品が50以上の危険な農薬で汚染されていることが分かったようです。。
http://www.healthsentinel.com/news.php?event=news_print_list_item&id=642
[579] Re:[578] 英国の鳥インフルエンザ緊急対応計画 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/02(Wed) 15:15 |
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- Chaosさん。
情報ありがとうございました。
ざっと読ませていただきましたが、いよいよ、鳥インフルエンザ問題が、これまでの「もし?」から「いつ?」の時代に入ったとして、その実践的な対策が求められており、そのための「英国 緊急対応計画」ということのように見受けられました。
中に、H5N1の伝染効率はかなり悪いので、その点、いろいろな対策によって、防げる面が多いという点が書かれており、そのへん、救われる点でした。
翻って、日本においては、まだ、このような網羅的な対策はないのですが、そろそろ、その準備が必要なものと思われます。
ありがとうございました。
[578] 英国の鳥インフルエンザ緊急対応計画 投稿者:Chaos 投稿日:2005/03/02(Wed) 15:02 |
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- 笹山様
Chaosです。
英国の鳥インフルエンザ緊急対応計画の最新版が出ました。
かなり大部(133ページ)です。
ファイナンシャル・タイムズの論説は、最近の鳥フルへの
各国の政府の認識の変化に注目した記事です。
ファイナンシャル・タイムズの論説
http://news.ft.com/cms/s/3bedc03e-8ac2-11d9-9059-00000e2511c8.html
Preparing for a pandemic: concern rises over the threat of a global flu outbreak
英国 緊急対応計画 最新版
UK Influenza Pandemic Contingency Plan
http://www.dh.gov.uk/Home/fs/en
http://www.dh.gov.uk/PolicyAndGuidance/EmergencyPlanning/PandemicFlu/fs/en
http://www.dh.gov.uk/PublicationsAndStatistics/Publications/PublicationsPolicyAndGuidance/PublicationsPolicyAndGuidanceArticle/fs/en?CONTENT_ID=4104861&chk=KLK6/h
[577] Re:[570] ビル炎上、災害時の汚染について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/03/02(Wed) 13:15 |
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- 笹山さん、災害時に必要なのは水、食糧のほか、マスクだなぁと思い、阪神の震災のときのアスベスト対策などを検索してたら下記ページを見つけたのですが、
被災地のアスベスト対策を考える
http://www1m.mesh.ne.jp/~asbestos/index.htm
オーストラリアからアスベスト対策のマスクが送られていたのに、配布を要請した労働省からは、「日本の国家検定を受けていないマスクを配布するわけにはいかない」と拒否されたとか。
http://www1m.mesh.ne.jp/~asbestos/report/australi.htm
日本の役所の危機管理感覚って恐ろしいですね。
[576] 昨日の島村農林水産大臣の会見内容 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/02(Wed) 12:58 |
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- 下記のサイトにあります。
支離滅裂振りが、うかがわれます。
もっとも、これは、与党対政府の質疑の間に出た失言ですので、決して、野党のポイントにはならないのが、なんとも、皮肉ですね。
この記者会見での記者さんの質問の中では、これなんかが秀逸でしたね。
「大臣。いわゆるプリオンの専門家なりが全頭検査は非常識だとおっしゃっている方がおられるんですか。専門家の中で全頭検査が非常識だと、常識ではないとおっしゃっている方はおられるんですか。」
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/050301daijin.htm
[575] 2005年版 米通商年次報告での日本の米国産牛肉輸入問題対応批判の部分は、ここ。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/02(Wed) 12:28 |
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- 米政府が3月1日に発表した2005年版の「通商年次報告」で、日本の米国産牛肉輸入再開問題での対応を「昨年10月に輸入再開で基本合意したにもかかわらず、その後の進展がないため米牛肉産業が深刻な損害を受けている」として、次のように批判している。
該当箇所は、下記サイトの本文ページ222ページ(pdfのページ数字ではありません。)にある。
概要は次のとおり。
「日本は、アメリカにとって、カナダに続いての第二の食糧・農業生産物の輸出市場国であるにもかかわらず、日本は、多くの貿易障壁をこれら農産品に対して維持している。
日本への牛肉輸出再開問題は、ブッシュ政権にとって、2004年の双務貿易の最優先課題であったが、日本は、2003年12月のアメリカでのBSE発生以後、禁輸措置を継続している。
この禁輸措置以前の日本との牛肉貿易量はおよそ十三億ドルであった。
2004年4月より、アメリカ政府は、ハイレベルでの努力をすることを日本政府と約束し、牛肉貿易再開についての諸条件を決定するまでに、長い時間をかけて、2004年10月23日に、両国政府は、包括協定締結に達した。
この包括協定では、両国の牛肉貿易再開への道が、示されていた。
特に、特別マーケティングプログラムの元に、アメリカの牛肉貿易が再開できるように、この合意はなっていた。
また、このプログラムは、より正常なパターンでの見返り取引をもデザインされたものであった。
然るに、この10月の合意にもかかわらず、その後、牛肉貿易再開に向けてのさしたる前進が見られないことは、アメリカの牛肉産業に対して、深刻な損害を与える原因となっている。
アメリカは、これまで、日本に対して、最大限の牛肉供給の安全性を示してきた。
その中には、拡大サーベイランスプログラムや、と畜システムの改善、飼料プロセスの改善なども含まれていて、潜在的に感染した物質が食物連鎖に入りこまないことをさらに保障しうるプロセスの改善を提示してきた。
最高位の政府レベルで、アメリカ政府は、日本に対して、この日本の重要な市場をアメリカ牛肉のために再開するよう促している。
アメリカ政府は、この再開がなるように、あらゆる適切な段階を踏む予定である。」
以上が概訳ですが、なんとも、アメリカ政府の焦りが見える文面ではあります。
http://www.ustr.gov/assets/Document_Library/Reports_Publications/2005/2005_Trade_Policy_Agenda/asset_upload_file454_7319.pdf
[572] Re:[571] 米牛肉交渉、対日制裁 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/02(Wed) 07:57 |
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- これが、511で紹介した、アメリカ上院議員が、在アメリカ合衆国日本大使館に渡した書簡の中の、経済制裁措置に関する文言ですね。
「もし、日本政府が、これらの制裁措置を早急に解除しないのなら、アメリカ議会は、報復的な行動をとるであろう。このような事態が避けられうるというのが、私の希望である。」
“If
the government of Japan does not act soon to lift these sanctions, then
the U.S. Congress may pursue retaliatory actions. It is my hope this
situation can be avoided.”
その経済制裁措置の中身が、「タイヤ」とは、言いえて妙ですね。
昔、アメリカのステーキを食べた人が一様に言ったのは、「まるで、タイヤをかんでいるみたい。」でしたからね。
トレードオフとしては最適の品目なのかも知れません。
と
ころで、上院議員が、超党派で、米議会に提出しようとしている「カナダとの牛肉貿易再開反対決議案」(a Joint Resolution of
disapproval (上院提出両院共同決議案 S.J.Res.
4)発動)の行方はどうなったのでしょう。(アメリカ議会上院立法手続きについては、次のサイトhttp://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200406_640/64001.pdfをご参照)
3月7日も間近だというのに。
ボーカスさんの話では、ファストトラック扱いになるとは言うものの、今のところ10人で、まだ、21名の署名が集まっていないようですね。
今のところは、次のかた Kent Conrad, Harry Reid 、 Pete Domenici.が主導しているみたいです。
そのほかは、Thomas, Baucus, Salazar, Johnson, Dorgan 、Bingaman )などです。
http://www.greatfallstribune.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20050216/BUSINESS/502160331/1046
http://www.reuters.ca/locales/c_newsArticle.jsp;:420c4db7:57b4a163263945f?type=topNews&localeKey=en_CA&storyID=7599638
http://www.aberdeennews.com/mld/aberdeennews/news/10833194.htm
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=3941 参照
で、在米日本大使館に経済制裁予告の書簡に署名した上院議員と、カナダ牛貿易再開反対に署名している上院議員とで、ダブっているのは、次の三氏です。
Pete Domenici. Max Baucus 、 Ken Salazar の三上院議員ですね。
こちらのほうがもたもたしていて、日本への制裁決議案が通るはずがないでしょうが。
まず、牛の入り口(カナダ)のほうの戸締りをしっかりして、それから、はけ口(日本)のほうをせき立てなければ、順序が逆というものです。
日本政府も、アメリカ議会でのカナダ国境再開問題の事情関係をすかしてみれば、このような対日制裁の脅し文句のはかなさが透けて見えるというのにですね。
おっと、私のサイトには、時々、USDAさんも、お見えになるんでしたっけ。
http://allard.senate.gov/press/releases/022405.pdf
[571] 米牛肉交渉、対日制裁 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/03/02(Wed) 06:32 |
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- 笹山さんおはようございます、産経が下記、報道してますが、マー、本当にやることジャイアンですね〜。議会メンバーにEUの評価等の情報や苦情を消費者が送るようなシステム、考えたいですね。
制裁が起こったら、日本も例えば(米国では禁止されている?農薬を塗った)オレンジの輸入をストップするとか?(^^;難しいことはよくわからないですが、自給率を上げることの大切さと、一国依存はいかん、ということの典型的な結果なのかな?と思いました。
しかし、BSEが急速に拡大するという評価を受けている国からの輸入はできない、ここを改善してくれ、と毅然たる態度でどうしていえないんでしょう? 事実は事実だと思うんだけどなぁ。。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050302-00000000-san-pol
[570] ビル炎上、災害時の汚染について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/03/02(Wed) 06:25 |
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- 9.11のテロでビルが炎上、崩壊したときに、環境中にどんな汚染物質が放出し、その場にいた人を直撃したかを書いた本がありました。
フォールアウト フアン・ゴンザレス著
http://www.yomiuri.co.jp/bookstand/syohyou/20030608ii09.htm
http://homepage3.nifty.com/net-forum/honnne/honnelink/20030903.htm
[569] 「言っていいことと悪いことがある」-「日本一ダーティー」訴訟- 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/01(Tue) 21:08 |
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- 「日本一ダーティー」と言われ名誉を傷つけられたとして、鈴木宗男・前衆院議員(57)が、民主党の峰崎直樹参院議員(60)に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(金谷利広裁判長)は1日、峰崎議員の上告を退ける決定をした。
100万円の賠償を命じた2審・札幌高裁判決が確定した。
峰崎議員は2000年7月、札幌市内で開かれた支援労組の集会で約290人を前に、「最も政界でダーティーと言われている鈴木宗男氏」などと発言。同様の内容を自分のホームページにも載せた。
1審判決は請求を棄却したが、2審判決は「日本一ダーティーと言われていた証拠はない」と、鈴木前議員の逆転勝訴を言い渡した。
鈴木前議員の話「主張が認められ良かった。言っていいことと悪いことがある」
との記事だが、マスコミが特定の人間をたたき始めると、便乗して、コメント・スクラムに似た集団リンチ状況が展開される。
人権重視のためには、いい先例を作った判決だったと、私は思う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050301-00000212-yom-soci
[568] Re:[567] [565] 農業団体からも消費者団体からも、失言への抗議を受ける東京生まれの農林水産大臣 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/01(Tue) 20:50 |
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- まあ、この食品安全担当大臣の発言は、内閣内での毒消し発言と見たほうがいいですよ。
まともにとられないほうがよろしいかも???
あまりにひどすぎる失言でしたから、毒消しが必要だったのでしよう。
石原農林水産事務次官記者会見概要http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/050228jimujikan.htm
には、例の熊沢大使問題も、質問にあがっていますね。
「全頭検査は、世界の非常識」発言については、今日の大臣記者会見で弁明があったようです。
何やら、省全体が、春一番に迷走気味といったところですね。
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/050228jimujikan.htm
[567] Re:[565] 農業団体からも消費者団体からも、失言への抗議を受ける東京生まれの農林水産大臣 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/03/01(Tue) 20:24 |
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- 棚橋科学技術担当大臣がコメント出してました。
BSE対策検討“問題ない”
http://www3.nhk.or.jp/knews/news/2005/03/01/t20050301000087.html
アメリカ産牛肉の輸入再開の条件となっている国内のBSE対策の見直しをめぐって、内閣府の食品安全委員会に対して結論を早く出すべきだという指摘があることについて、食品安全を担当する棚橋科学技術担当大臣は、今の議論の進め方に問題はないとする見解を示しました。
[566] 世界に戦慄と波紋を呼ぶ日本の鉄鋼大手の鉄鉱石7割値上げ合意 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/01(Tue) 19:17 |
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- 2月22日に、日本の鉄鋼大手が、ブラジルのリオドゼとの、2005年度の鉄鉱石価格交渉で、前年比7割増で決着したことが、世界の鉄鋼関係者の間に恐怖に近い戦慄を振りまいている。
以下のBBCの記事
http://news.bbc.co.uk/1/hi/business/4303915.stm
では、MEPSのPeter Fish氏が、そのへんの事情をリアルに伝えている。
Peter Fish氏によれば、今の鉄鋼価格は、この50年以来なかった高値状況にあるという。
今
回の日本の鉄鋼メーカー新日鉄が、ブラジルの鉄鉱石メーカー大手二社のBrazilian miner Companhia Vale do Rio
Doce (CVRD)と、 the Anglo Australian firm Rio
Tintoとの間で妥結した値上げ額は、71.5パーセントであった。
また、韓国の鉄鋼メーカーも、CVRDと、同じ71.5パーセントで妥結した。
この71.5パーセントという数字は、近代にもない値上げ率であり、昨年の平均値上げ率は、19パーセントであり、一昨年の値上げ率は、9パーセントであった。
ヨーロッパと、アメリカの鉄鋼メーカーと、鉄鉱石メーカーとの価格交渉はこれからのようであるが、Peter Fish氏の見通しでは、この日本の作った価格水準が基準になるであろうとし、せいぜい、下がっても、5パーセント以下の小幅なものとなるであろうとしている。
なぜ鉄鉱石メーカーは、これほどまでに、強気な価格交渉をしているのかについて、Peter Fish氏は、「それは、簡単な理由で、鉄鉱石メーカーは、過去二年間にわたる三分の二以上の鉄鋼価格の上昇分のパイの分け前を狙っているに過ぎない。」としている。
また、Peter Fish氏は、これほどの鉄鉱石の値上がり分を、鉄鋼メーカーが吸収しうるかとの点については、「ドミノ現象による鉄鋼ユーザーへの価格転嫁によって、容易に吸収しうる。」としている。
また、鉄鉱石メーカーは、これまで、鉄鋼価格が最高度に値上がりするのを横目に見ていて、これまで、機会を逸していたのだともいう。
鉄鋼価格の値上がりは、ひとえに、中国経済のバブル現象によるものとする。
日本の鉄鋼メーカーがブラジルの鉄鉱石メーカーと71.5パーセントもの値上げを決めるまでは、Peter Fish氏は、鉄鋼価格のピークを、せいぜい、今年の夏までと見ていたという。
しかし、今回の日本の鉄鋼メーカーの値決めで、鉄鋼価格の上昇は、今年2005年いっぱいは続くのではないかと、見方を修正したという。
なぜなら、鉄鉱石価格は、前年までの鉄鋼価格に連動する傾向があり、翌年の鉄鋼価格見通しに連動することはないからだという。
Peter Fish氏のいうに、「このことが何を意味するかといえば、鉄鉱石メーカーは、常に追いつけ競争をしているのであり、いかなる不景気のときでも、利益の一定のシェアは確保できることを意味する。」といっている。
アナリストの見るに、鉄鉱石価格の値上がりは、鉄鋼最終価格に10パーセントの上乗せをもたらすが、この値上がり分は、ユーザーに価格上昇分受け入れの余裕があるとないとにかかわらず、ドミノ的に転嫁されると見ている。
ただ、これが、直ちに自動車の価格上昇につながるかといえば、そうではなく、翌年度の価格は、すでに決まっているという。
では、この鉄鋼価格上昇がどこまで続くかということなのだが、結局は、中国の加熱経済成長が一段落するまでは、続くものと見なければならないという。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/business/4303915.stm
[565] 農業団体からも消費者団体からも、失言への抗議を受ける東京生まれの農林水産大臣 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/01(Tue) 17:17 |
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- 528で、ビデオ付で紹介した島村農林水産大臣の「全頭検査は、世界の非常識」発言だが、案の定、ここに来て、消費者団体ばかりでなく、農業団体も、この島村発言に対して、猛反発を強めている。
従来には無い、図らずもの共闘体制だが、これも、農業団体が、時代の流れを敏感に嗅ぎ取ってのものであろう。
孤立無援の東京生まれの農林水産大臣は、どこに、自らの発言への支援をもとめるのであろうか?
参考
1.島村宜伸農相が「BSE(牛海綿状脳症)の全頭検査は世界の非常識」と発言したことについて、JA北海道中央会の宮田勇会長は28日の定例記者会見で、「国産の牛肉は全頭検査によって消費者の信頼を回復した。大臣の発言こそ非常識だ」と強く反発した。
2.
衆院予算委員会で島村宜伸農水相がBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策をめぐり「全頭検査は世界の非常識」と発言した問題について、全国消費者団体連絡会
は28日、島村農水相に対し「BSE国内対策を議論する食品安全委員会への圧力であり独立性を否定するもの」などとする抗議文を提出、発言の撤回と謝罪を
求めた。
[564] BSEリスコミで出た意見より・・・問題点その1 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/03/01(Tue) 15:57 |
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- 2月24日にプリオン専門調査会で委員に配布(傍聴者は希望者のみ配布)された、リスコミの意見や情報で問題と思われる点をいくつか、ブログにピックアップしてみました。
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/
[563] Re:[562] この問題をどういう視点からとらえるのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/01(Tue) 12:40 |
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- ということなんですけど、「この製品がだめ、あの製品がだめ」というとらえ方というよりは、規制以前の在庫の着色料が、ループホールで流出したという点を捉えたほうがいいんじゃないかと、私は、思っています。
これは、BSE飼料問題でも、同じことが言えるのかと思います。
参考
輸入食品監視業務ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/tp0130-1.html
指定外添加物・指定外着色料の代表的な違反事例
http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/tp0130-1t.html
スーダンT、U、V、Wの正式名称
それぞれの色見本は、このサイト
http://www.saujanya.com/solventdyes.htm
http://www.enplanet.com/Company/00000129/Ja/Data/p003.html
参照
Kode Parameter CAS-Kode S
3512055 Sudan I CI 12055 Solvent yellow 14
3512140 Sudan II CI 12140 Solvent orange 7
3526100 Sudan III CI 26100 Solvent red 23
3526105 Sudan IV CI 26105 Solvent red 24
[562] 唐辛子といえば・・・韓国でも昨年工業用着色料が唐辛子に 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/03/01(Tue) 11:57 |
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- >発ガン物質の入った工業用の着色料できれいに着色した唐辛子の粉を、ソウルと京
畿道(キョンギド)一帯に10万2400kgも販売した一味6人が警察に摘発された。これは大人2万人が1年間食べられる量だった。この唐辛子の粉を長期
間食べたなら、嘔吐や顔面麻痺をもたらす可能性があると国立科学捜査研究所は明らかにした。
笹山さん、韓国でもそういえば上記ニュースがあり、日本に該当製品が輸入されていないか国に問い合わせたことがあります。調査する、という回答をもらいましたけど、その後は知りません。
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?bicode=040000&biid=2004061108058
[561] スーダン1(SudanT)という名の有害食品着色料についてのQ&A 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/03/01(Tue) 11:30 |
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- イギリス食品衛生上の歴史の中で、最大のリコール騒動となった有害着色料「スーダン T」問題だが、http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/4305547.stm
などによると、サプライヤーの全容を、FSAは、まだ、つかみきれていないようだ。
以下は、「スーダン T」に関してのQ&Aですので、ご参考まで。
なお、最近の「スーダン T」関連ニュースについては、次のサイト
http://news.scotsman.com/latest.cfm?id=4190236
http://today.reuters.co.uk/news/newsArticle.aspx?type=businessNews&storyID=2005-02-28T145534Z_01_CAS853658_RTRUKOC_0_FOOD-PREMIER-FOODS.xml
http://www.medicalnewstoday.com/medicalnews.php?newsid=20418
もご参照。
問 スーダンTとはなんですか?
答 これは、通常は、溶媒やオイルやワックスやガソリンや靴磨きやフロアの艶出し剤の色付けに使われるものです。
2003年7月から、EUに入ってくるチリ唐辛子(乾燥させたもの、つぶしたもの、丸のままのものを問わず)には、「スーダンTの混入が無いことを検査確認済み」の証明書の添付が必要になりました。
問 どのようにして、食品に混入してしまったのですか?
答 この着色剤は、Premier Foods社が作るウースターソースのチリパウダーの中に含まれていました。
これらのソースは、それから、スープやソースやインスタント食品などのいろいろな食品に加えられてしまいました。
Premier Foods社は、このチリパウダーを、エセックスにあるスパイスとハーブの専門会社であるUnbar Rothon社から納入されたものです。
また、Unbar Rothon社は、これを、同じエセックスにあるEast Anglian Food Ingredients(EAFI)社から、仕入れたものです。
考えられるのは、EAFI社が、このチリパウダーをインドから、2003年のEU規制前に輸入していたものと思われます。
問 どうして、食品検査をしないのですか?
答 FSAは、ランダム検査はしましたが、「食品にスーダンTが混入しないことを確認するのは、サプライヤーしだいである」と、FDAはいっています。
Premier Foods社は、「チリパウダーは、使っても安全である」と、かねてから、いっていました。
問 発がん性の危険性はあるのですか?
答 FSAは、このチリパウダーを使うことによる発がんの危険性は、「非常に少ない」といっています。
当局は、この物質の曝露は、人間に癌を進行させるものではなく、これらの含まれた製品を食しても、パニックになる必要は無いといっています。
ラットでのテストでは、この物質は、膀胱がんや肝臓がんを惹き起こす可能性があるとしています。
問 今後、どのような対策がとられるのですか?
答 数百の食料品がスーパーマーケットや小売店の棚から取り除かれました。
消費者は、リストに載っている食品は食べないように、また、すでに買った人は、買った場所を知らせれば、取り替えると、言われています。
レストランや持ち帰りショップでは、使った製品をチェックするようにアドバイスされています。
FSAでは、企業や地方官庁と協力して、残っている該当食品の除去を進めています。
問 最初に汚染食品が見つかったのは、いつなのですか?
答 二週間前にイタリアで最初に警告が出されましたが、イギリスのFSAでは、2月12日から13日になるまで、この問題の規模の深刻さについて、十分には、気がついていませんでした。
ことの詳細を公表する前に、どの食品が汚染されているかを識別するのに時間がかかったためだと言われています。
以上
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/4285285.stm
[560] アムネスティの創設者であるピーター・べネンソンさん、ご逝去 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/28(Mon) 21:14 |
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- アムネスティの創設者であるピーター・べネンソンさんが2月25日夜に、ロンドンのジョン・ラドクリフ病院で、ご逝去された。83歳であった。
ピーター・べネンソンさんは、1961年に、6人の政治犯を釈放することを目的として、アムネスティ・インターナショナルを創設した。
その後、世界的に人権擁護の動きが高まり、ピーター・べネンソンさんの創設したアムネスティ・インターナショナルは、世界の中心となっていった。
ピーター・べネンソンさんは、世界の刑務所に光を差し込み、拷問の恐怖をなくし、死の収容所の悲劇をなくしてきた。
ピーター・べネンソンさんの言葉から、
「ろうそくは、われわれのために燃えているのではない。刑務所から救われることのない、刑務所に向かわされ、拷問にかけられ、誘拐され、生死不明になった人々のために、ろうそくは、燃えているのだ。ろうそくは、そのためにあるのだ。」
"The
candle burns not for us, but for all those whom we failed to rescue
from prison, who were shot on the way to prison, who were tortured, who
were kidnapped, who ‘disappeared’. That is what the candle is for."
ちなみに、アムネスティ・インターナショナル創立25周年記念セレモニーで、アムネスティ・インターナショナルのロゴマークは、この図
http://www.ku.edu/~amnesty/logo.jpg
のような「鉄条網の中で燃えるろうそく」に決定した。
http://news.amnesty.org/index/ENGORG100012005
[559] だんだん見えてきた、スーダンT食品着色使用禁止令の欠陥 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/28(Mon) 17:37 |
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- センセーショナルに報じられているイギリスやEUでの着色料スーダンTの食品添加の問題だが、下記資料に見るとおり、2003年5月9日に、フランスが、インドから輸入したホット・チリにスーダンTが混入していたとの情報をEUに送ってきた。
このときは、EU内の製品については、そのような事実は発見できなかった。
スーダンTについては、発がん性を持つであろうとの実験データは有していた。
したがって、その時点では、耐用一日あたり摂取量を確定することはできなかった。
また、スーダンTは、皮膚経由や吸入経由で、感作効果を発揮するという特質を持っている。
このことによって、カテゴリー3の発がん性を持つと判断された。
フランスは、2003年6月5日に、スーダンT問題の深刻性を考慮して、国内保護対策を作成し、これをEUに報告した。
これを受けて、EUは、2003年6月20日に、2003/460/EC指令を発令した。
しかし、この時点では、この指令に二つの欠陥があった。
ひ
とつは、対象製品が、ホット・チリと、ホット・チリ製品のみにとどまり、今回問題となった、チリ唐辛子、カレーを含む加工食品までは、含まれなかったとい
うこと、第二は、スーダンTの規制のみにとどまり、同様の発がん性を持つとされるスーダンU、スーダンV、スーダンWの規制にまでにはいたらなかったとい
うものだ。
http://www.edubourse.com/finance/actualites.php?idActus=19424参照
http://www.ipfsaph.org/servlet/CDSServlet?status=ND1jdGh0dHB3d3dmYW9vcmdhb3NpcGZzYXBoaW5mb3JtYXRpb25zb3VyY2VldS5FVVJMRVgzMjAwM0QwNDYwJjY9ZW4mMzM9Zm9ybWFsX3RleHQmMzc9aW5mbw~~
[558] Re:[557] [528] 失言は答弁者にのみありますので。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/28(Mon) 15:51 |
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- ポイント・ゲットの後は、質問者については、ご自由にお話をさせておけばよろしいのです。
[557] Re:[528] 島村農林水産大臣の失言の場面は、ここ。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/28(Mon) 14:26 |
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- > 赤羽 一嘉衆議院議員に対する島村農林水産大臣の答弁であるが。
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=25795&media_type=rn&time=01:08:27.9
拝
見しましたが赤羽氏も、なんと国会で中間とりまとめの数値と唐木英明氏の数値(200兆分の1)を一人歩きさせてますね。21ヶ月と23ヶ月のBSE感染
牛の量もまたもや「ごく微量だ」と強調されてますが、だったら微量に蓄積した感染牛召し上がったら。。といいたいところですが。食品安全委員会の議事録も
ご覧になっていると発言されてますが、それなら、アンケート結果などのリスク管理の心配な点もご覧いただきたいですね。
その後の答弁も牛丼屋のセールスマンのように見えましたが(^^;国際社会の常識を言うならEUの評価や、世界が米国の牛を輸入禁止していることを国会で論じていただきたいですね〜
赤羽氏は、6分台で、中間とりまとめについても、「21ヶ月以上の牛についてはBSEのプリオンの存在があることがわかった」と言われてしまってるし。
↑
プリオンは、何ヶ月であろうと感染したときからずっと存在しているわけで、体内の動向もどうかもわかっていないので問題なのですが。まぁ、生まれたときに感染させた感染牛を13ヶ月で食べる会、とか、今回政治家はやらないだろ〜な〜
と
ころで、12分台で、米国BSE発生後に在庫が回収されなかったことについて、「食品衛生法においては(SRMが除去されていれば)云々」という外口さん
の回答に赤羽氏曰く「これがまともなサイエンティフィカリーな発言だと思って、この判断は正しかったと思っております」はないですよね。。
米国の危険部位入り食材は800トン以上が消費されちゃったというニュースもあるような状況なんですが。。
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/bse/news/0605-425.html
23分台では、A40の肉質判断も食安委で審議させずに農水省とアメリカに話させろ、と言ってますね〜。学者によっては色で判別なんかできるか、という人もいるのに、うわ〜。びっくり。
国民としてはTVチャンピオンなどで肉質判別選手権を試みて欲しいところですね〜。もちろん米国の処理場のスピードで。。
[556] Re:[555] [542] スーダン1(Sudan 1)という名の有害食品着色料 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/28(Mon) 12:50 |
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- このスーダン着色料問題は、静かなパニックになりつつありますね。
これhttp://blog3.fc2.com/tempest/blog-entry-142.htmlは、ウェールズ在住の日本人のかたの日記。
「Crosse & Blackwell 社製のカレー粉を使っていましたが大丈夫でしょうか。」なんて声もあがっています。
イギリスのFSAがリコール宣言をするのが、あまりに遅かったという声も、上がってきています。
それゆえに、「第二のBSE」問題なんでしょう。
日本での対応は、例によってこれからなんでしょう。
スーダンには、スーダン・ファミリーとして、ローマ数字のT、U、V、Wなどがあるようですね。
もっ
とも、スーダン・ファミリーなどのキーワードで検索してしまいますと、スーダンの国の王族の名前(もっとも、現代では、スーダン共和国になっています
が。)がでてきてしまいますので、必ず「Sudan dyes」というように、「dyes」を入れてくださいね。(そういえば、「ダイ」が「アイ」に聞こ
えてしまいますね。)
詳しくは、こちら
http://europa.eu.int/comm/food/food/chemicalsafety/fraudulent/sudan_background_en.htmをご参照。
http://europa.eu.int/comm/food/food/chemicalsafety/fraudulent/sudan_background_en.htm
[555] Re:[542] スーダン1(Sudan 1)という名の有害食品着色料 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/28(Mon) 12:34 |
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- スーダン・アイ(1?)だと思っていたのですが、メーカー名を見ると、ハインツとか日本でおなじみのメーカーも入ってますね。英国から日本にも調味料が輸入されてますし、調査はされているんでしょうかね?
http://www.google.com/search?q=cache:5L_fSLiPpYUJ:www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/1-4/0309.html+%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%B3%E3%80%80%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%80%80%E7%9D%80%E8%89%B2%E6%96%99&hl=ja
15年9月にはイタリア産のアラビアータソースが回収されているようです。
[554] Re:[552] 農水省の中川坦消費・安全局長さんのご発言は、正しい。が...。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/28(Mon) 12:20 |
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- この発言は、牛の飼料の経口摂取によるBSE発生(cattle oral ID50(CoID))と人の牛肉の経口摂取によるvCJD発生(human oral ID50(HoID50))とは、別物であるという理論的な意味では、正確ですね。
なんら、それ自体、間違っていません。
ただ、「何ゆえに、飼料管理をしているか」との大儀名分であり、まさに合言葉の「農場から食卓へ」を標榜する場合には、適切ではない言葉となりえますね。
こ
の中川坦さんのお言葉(とのことのようですが、ご質問された方が、ご紹介の記事の方であったとするならば、答弁されたのは、中川さんではなく、「(部下か
らの)報告を了とした」という言葉で内容を紹された大臣だったように思うのですが。)ですと、「農場から食卓までの間には、種の壁がある。」という見解と
なってしまいますからね。
まあ、この掲示板では、かなり科学的に正確な議論をしているつもりですから、時節柄での野党のあおり的質問のご見解とは、ちょっとずれる場合もありますので、その点、ご容赦を。
(この答弁をしたのは、中川さんでなく、大臣なんじゃなかったのではないでしょうかね。いずれにしても、この答弁は、理論的には、正しい。)
[553] Re:[550] BHI(Brain Heart Infusion)のBSEの危険性についての質問がありますね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/28(Mon) 12:13 |
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- ご紹介の http://www.fsc.go.jp/senmon/risk/r-dai12/risk12-sankousiryou2_2.pdf
のナンバー9に、細菌培養で使われる BHI(Brain Heart Infusion)のBSEの危険性についての質問がありますね。
これについては、http://www.bseinquiry.gov.uk/report/volume7/chaptec5.htm
にありますが、Coopers-Pitman Moore 社が独占ライセンスを持っているようですが、イギリス由来のものは使っていないようですね。
また、Coopers-Pitman Moore 社に対して、代替物の開発を薦めていたようですが、その後は、どうなったのでしょう。。
また、Bovulinという製品も、牛の脳を使ったものでしたが、今は、生産中止になっているようですね。
この質問に対しては、○印がついていないのですが、ちゃんと、こたえたのでしょうかね?
http://www.bseinquiry.gov.uk/report/volume7/chaptec5.htm
[552] 農水省の中川坦消費・安全局長のトンデモ発言? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/28(Mon) 11:56 |
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- 「飼料規制は牛から牛へのBSEの伝播を防止する上で重要だが、牛肉の安全性を確保する措置ではない」???????
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05022501.htm
これが事実だとしたら、飼料管理の怪しい米国の牛を月齢だけで区切って(SRMはおいといて)輸入再開させるための布石としか聞き取れませんが。。。
議事録が出るのが待ち遠しいですね(案外遅いんですね)
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kaigiroku.htm
日本は大丈夫でしょうか(^^; 「消費・安全局長」さんの談話だそうですが。。
こえださん、農水省や食安委には食の安全に向けて頑張ってくださっている方がいるからこそ、こうして輸入再開も遅れているようですが?でも、珍妙な方もいるようですね。農相も珍妙な発言をしているし。。。珍妙な方は早く引退いただきたく思います。(^^;
[551] 熊沢英昭・元事務次官を、同省出身者で初めての大使に???はぁ? 投稿者:こえだ 投稿日:2005/02/28(Mon) 11:51 |
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- まりちゃんさん
これも、ひどいニュースでしたね。
読めば読むほど腹の立つ国民を馬鹿にしたニュースだ、と一読後は思いましたが、朝日新聞のこの書き方があまりに煽動的先すぎる気がします。
朝日新聞は、官僚総悪人論、性悪説を過剰に書きたてているようにも見えます。
深読みしすぎでしょうか
笹山さん宜しかったらご意見をお聞かせ下い
[550] プリオン専門調査会の資料がUPされました。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/28(Mon) 11:37 |
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- 笹山さん、こんにちは。24日の資料、全国50ヶ所で行われたアンケートの(抜けもある)まとめがウエブにUPされました。
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai20/index.html
情報の宝庫なので気になったものをBSEのブログに本日まとめることを考えておりますが1点だけ。。
http://www.fsc.go.jp/senmon/risk/r-dai12/risk12-sankousiryou2_2.pdf
大津でのリスコミですが、
4
飼料規制について、実際の現場への周知徹底はなされているのでしょうか?10月に枚方市の飼料業者さんへの電話で聞き取り調査したところ「危険部位は
入っていないけれど牛の足は入っていますよ」との返答がありました。厚生省、農水省の規制強化の部分の説明を再度お願いします。
===============
なんでしょうこれは(^^;大津の議事録はまだUPされてませんが、たいへんな話ですね。その後確認はされたのでしょうかね? 流通での背根神経節の扱いの話といい。。。
[549] 異常プリオン破壊に効果的な洗剤のニュース 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/28(Mon) 11:33 |
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- Breakthrough in cutting CJD risk
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/4296467.stm
外科手術用具でも1時間つけておけばいいようです。
[548] Re:[545] 熊沢英昭・元事務次官を、同省出身者で初めての大使に???はぁ? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/28(Mon) 10:35 |
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- 熊沢さんの場合、決定的なのは、
ずっと以前、このサイトhttp://www.sasayama.or.jp/opinion/S_28.htm
に
も、書きましたように、
2001年4月2日、EUのSSCが、第三国のBSEのGBRのアセスをした時に、日本がレベル3となったことにたいし、ファイナルレポートの作成を延期
するよう、SSCに要請し、5月11日、SSCは、日本についての発表をとりやめ、その後、外国紙の記者Richard Lloyd
Parry氏が6月11日に、「Japan Puts Pressure On Brussels To Keep BSE Warning
Under Wraps」http://www.rense.com/general11/bse.htmと題する内情曝露の記事を出したことに対して、6月18日の記者会見で、熊沢事務次官が、相変わらず、安全性を強調していたことによって、その後3ヶ月で起こった日本の初のBSE対策で、大きく遅れをとったことに責任があるのでしょうね。
参考−当時の記者会見の模様−日本経済新聞の記事-
(6/18)「日本でも狂牛病の恐れ、欧州委が通知、農水省「安全性高い」」(日経)
農水省の熊沢事務次官は18日の記者会見で、欧州委員会が日本で狂牛病が発生する可能性があると通知してきたことを明らかにした。
過去に英国から感染牛の骨粉を飼料用として輸入した恐れがあるとの指摘だが、同次官は「日本の安全性は高い」と述べ、欧州委の見方に反論した。
欧州委は日本で狂牛病が発生する可能性を評価したところ、5段階のうち3番目に相当する「客観的にありうる」という結果になったと指摘している。
熊沢次官はこれについて「評価方法が疑問だ」と指摘。今後、欧州側と協議する考えを示した。
家畜の伝染病である狂牛病は人間に感染する恐れもある。
熊沢次官は「これまで日本では発生していない」と述べた。
http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_28.htm
[547] 「平成17年度食品安全委員会運営計画(案)」に対する意見の募集(3月23日まで) 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/28(Mon) 09:31 |
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- こんなのがありました。
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_h17keikaku170224.html
[546] Re:[543] ブログ主を見下すコメンテーター 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/28(Mon) 05:55 |
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- 小倉さん。Hさん。
私が、「多様な公共圏の拡大が21世紀日本を変える」http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_13.htm
を書いた時点での公共圏は、「公共圏性善説」にもとづく観点からのものでした。
したがって、コメントなどによるフィードバックも、良質の公共圏形成による良質の昇華物の生成に寄与すると見ていました。
今回の小倉さんのいわれるコメントスクラムは、いわば「バルクのコメント・スクラム」とも言うべきもので、むしろ、そのバルクをリファインして、「対峙する公共圏」生成に寄与できるかどうかが問われるものであると思います。
この「対峙する公共圏」生成を良誘導するも悪誘導するも、フィードバックのコントロールで、かなりのことができるものと思います。
最悪の場合、もし、その良誘導に失敗が予想されるのであれば、そのフィードバック回路を遮断すれば、いいわけですから。
あるいは、出入り不自由のクラブ化、サロン化を図ればいいのですから。
しかし、それで、新しい意味での公共圏あるいは「対峙する公共圏」が生成できるかどうかは、疑問に思います。
終戦の詔勅ではないが、「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」の過程を経て、一定の対価物を得るような気がします。
http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_13.htm
[545] 熊沢英昭・元事務次官を、同省出身者で初めての大使に???はぁ? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/28(Mon) 00:15 |
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- そういう構想があるという朝日新聞のニュースを読み仰天しましたが。。。
http://www.asahi.com/special/bse/TKY200502270066.html
私が牛生産農家だったら集団提訴を考えるかも。
http://www.google.com/search?hl=ja&q=%E7%86%8A%E6%B2%A2%E8%8B%B1%E6%98%AD+BSE&lr=
http://www.asyura2.com/0403/gm10/msg/361.html
「WHO勧告を農水省が無視した当時に畜産局長であった熊沢英昭事務次官」
今回の米国BSEに関するEUの報告書も無視させる気だったりして??
[544] Re:[543] ブログ主を見下すコメンテーター 投稿者:H 投稿日:2005/02/28(Mon) 00:07 |
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- > コメントスクラムとして押し寄せるネガティブ・コメンテーターには、メディア・スクラムとして押し寄せるマスメディアの人間と同じように、なんだかとても偉ぶっている人が多いところなども面白いです。
それは単にそのブログ主が、実際に多くの人に見下されてるってだけでは。。。(汗)
ちなみに小倉氏引用のコメント主は
> Posted by それにしても at 2005年02月27日 17:25
の人。で、こんな風に突っ込まれてます。
> Posted by それにしても at 2005年02月27日 17:25
> ↑
> 貴方の発言、そっくりそのままお返しします。
> Posted by ガッツくん at 2005年02月27日 23:33
[543] ブログ主を見下すコメンテーター 投稿者:小倉秀夫 投稿日:2005/02/27(Sun) 23:14 |
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コメントスクラムとして押し寄せるネガティブ・コメンテーターには、メディア・スクラムとして押し寄せるマスメディアの人間と同じように、なんだかとても偉ぶっている人が多いところなども面白いです。
http://blog.livedoor.jp/firstlove2/archives/14332644.html#comments
なんかでもその傾向は見て取れますね。
このブログのコメント欄の最後の方の「それにしても」氏の下記コメントが彼らに対する本質的な批判ではないかという気がします。
>匿名の批判ってらくちんだよねー。
>批判するなら身分さらせば?
>そもそもおかね払ってブログ読んでるわけじゃなし、そんなところで
>なにをだまされたといって、駄々をこねているんですかね?お母さん
>置いて帰りますよ!まったく。こんな閉じた場所で批判に夢中になっ
>てる背中を想像するとかなり痛いものがあるね・・・。
[542] スーダン1(Sudan T)という名の有害食品着色料 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/27(Sun) 21:52 |
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- BSEを上回る食品への恐怖として、今、イギリスで話題なのが、「スーダン 1」(Sudan T)という名の有害着色料である。
この「スーダン1」という着色剤は、赤色の着色剤で、通常は、溶媒やオイルやワックスやガソリンや、床や靴の艶出しなどに使われるものである。
19世紀にドイツの化学者によって発明されたもののようだ。
正確には、「CL Solvent14」という溶媒のようだ。
カテゴリー3レベルの発がん性があるものとされ、スーダンT.スーダンU.−ダンV.スーダンWとも、食品添加物としては、適当ではないとされている。
三週間前に、イタリアで、イギリスの Crosse and Blackwell製のウスターソースの発がん性について検査したところ、スーダン1が検出されたと言う。
今回、イギリスのFSAが有害な「スーダン 1」着色剤の混入があると認めたのは、このウスターソースのほかチリパウダーなど470製品に及んだ。
対象製品リストは、このサイト
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2005/feb/sudanlist#h_4
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2005/feb/sudan2402
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2005/feb/update#update3
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2005/feb/update#update2
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2005/feb/update#listup
http://www.food.gov.uk/safereating/sudani/sudanlist#list
参照。
なお、これらの製品について、FSAは、リコールを勧告した。
あまりにも多くの対象品目なので、とりあえず、製品メーカーならびにサプライヤー一覧を以下に記しておく。
◎Alembic
◎Aldi ◎Asda ◎Birds Eye ◎Brakes ◎Branston ◎Booker ◎Bramwell ◎Canterbury
Foods ◎Colman’s ◎Crosse & Blackwell ◎Co-op ◎Cooks Bakery ◎CWS ◎Dawn
Fresh Foods Ltd. ◎GW Padley Ltd ◎Happy Shopper ◎Heinz ◎Iceland ◎J
Sainsbury ◎Jugg Foods ◎Kwik Save ◎KK Finefoods ◎Loxtons ◎Marks &
Spencer ◎Makro ◎McDonalds ◎McDonalds Restaurants ◎Morrisons ◎MPP
Holdings ◎McCormick ◎Netto ◎Northern Foods ◎Oak Farm Foods ◎Paramount
21 ◎Padley ◎Premier Foods ◎Pret a Manger ◎Princes ◎Sainsburys
◎Somerfield ◎Spar ◎Safeway ◎Schwans ◎Schweppes/Coca Cola Enterprises
◎Suffolk Foods ◎Sandwich Factory ◎Sainsburys ◎Tesco ◎Tryton Foods
◎Thresher ◎Universe Foods ◎Unilever ◎Waitrose ◎Walkers Snack Foods
◎Woodward Foodservice
http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2005/02/27/nfood27.xml&sSheet=/news/2005/02/27/ixhome.html
[541] 私も同じく、了解しています 投稿者:JSF 投稿日:2005/02/27(Sun) 20:08 |
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- 先生に迷惑をお掛けする積りはありません。過去ログを回収し終えたら撤収します。
[540] 管理人さんへ、了解しております 投稿者:あかひげ 投稿日:2005/02/27(Sun) 20:01 |
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- 了解しております、お目汚しいたしました。
こちらにご迷惑をおかけするつもりは一切ありません、ご容赦を。
[539] 他のブログなどでのご議論は、その当該ブログで、お願いしますね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/27(Sun) 19:56 |
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- あかひげさん。 JSFさん。
相次いで、おいでいただき、ありがとうございます。
ご承知のこととは存じますが、他のブログなり掲示板での議論やご質問は、当該掲示板やブログで、お願いしますね。
それ以外の問題提起でありますれば、ご自由にどうぞ。
[538] これは・・・一体どう言う事ですか? 投稿者:JSF 投稿日:2005/02/27(Sun) 18:05 |
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- 小倉弁護士・・・この掲示板での貴方の主張と、貴方のブログでの主張に、大きな食い違いがあるのはどう言う事ですか・・・
とりあえず過去ログを回収中です。ここは宝の山ですね。
[537] 無題 投稿者:あかひげ 投稿日:2005/02/27(Sun) 17:23 |
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- 前後しますが、はじめまして
目障りであれば消していただいて結構ですので>管理人さん
[536] 小倉先生? 投稿者:あかひげ 投稿日:2005/02/27(Sun) 16:53 |
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- >昨今のコメントスクラムにより自分たちの気に入らない発言を載せるblogを押しつぶしていこうという動きに
>対しては、IT方の専門家としては声を上げていかないといけないのではないかということで、Hotwiredには
>申し訳ないのですが、一連の発言をしています。
ご本人であると信じましょう、ところで先生、隔離掲示板なるものをご自分でつくられたわけですが、あちらには登場する気はあるのでしょうか?
[535] Re:[533] 従来のメディアの「徒党を組む」という悪しき面を継承という意味ですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/27(Sun) 15:19 |
|
- 小倉さん。
大阪大学の小野善康さんが、かつて、現代の売れっ子のオピニオンリーダーなるものは、実は、「みんなでわたれば怖く
ない」体制迎合型の「オピニオン・フォローワー」に過ぎないとの指摘をされたことがありますが、そのような傾向が、ネットの世界をも毒しつつあるというご
指摘ですね。
たしかに、ネットの世界に、健全な形での拮抗力が育たないことは、残念なことです。
しかし、いずれは、健全な拮抗力が育って、「良貨が悪貨を駆逐」しうる事態になるものと、私は、楽観視しています。
http://www.sasayama.or.jp/diary/2001apr06.htm
[534] Re:[532] 一日遅れの共同通信の記事でした。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/27(Sun) 15:18 |
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- こえださん。
地方に行っていまして、レス遅れました。
そうですね。
この記事を紹介したのが、2月24日の朝8時でしたが、日本の共同通信で紹介されたのが、下記サイトのように、翌日の25日の朝9時でした。
何か、いやいやながら流したような感じもしましたが。
それに対する島村農林水産大臣の、その対外圧力を是認するかのごとき失言です。
全く、この国どうなってんの?って感じですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050225-00000037-kyodo-bus_all
[533] 無題 投稿者:小倉秀夫 投稿日:2005/02/27(Sun) 10:01 |
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- 「パブリック・ジャーナリズム」という言い方と関連させて話を続けると、コメントスクラム参加者というのは、従来のマスメディアの悪しき部分を引き摺っている(というか、悪い部分がどんどん機能強化している)ように思います。
[532] 無題 投稿者:こえだ 投稿日:2005/02/26(Sat) 22:23 |
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- 511のニュースに関して
久しぶりにえらく頭に来たニュースでした。
一部議員の声明とはいえ日本の議員たちはこれに対して反応無しなんでしょうか・・・
輸入再開の運びとなっても米牛肉なんて絶対買いたくないですね
[531] 北海道本別町で国内15頭目のBSE発生 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/26(Sat) 06:19 |
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- 北海道本別町の牧場で死んだ雌の乳牛が25日、動物衛生研究所(茨城県つくば市)のBSE(牛海綿状脳症)検査で陽性と診断された。国内15頭目の感染牛で、死んだ牛では3例目。
感染牛は96年8月生まれ。牧場内で死に、「死亡牛検査」に回されていた。農水省は26日、プリオン病小委員会に結果を報告し、確定診断する。
出生コホートには、第一グループの1995年から1996年グループ、第二グループは、2001年から2002年生まれのグループ、第三グループの1999年7月生まれの、第四グループの、2000年10月生まれとがあるが、今回のは、、第一グループのようだ。
代用乳疑惑グループとでも言うんだろうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050226-00000007-mai-soci
[530] Re:[529] 重要なBSE検査怠る」と米農務省を批判=米消費者団体 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/26(Sat) 06:05 |
|
- 下記サイトがConsumers Unionの主張の原文です。
この昨年のBSE疑惑牛発生の場合、IHC検査では、陰性だったが、ウエスタンブロット検査を行わなかったとする抗議ですね。
ジョハンズ農務長官にあてた書簡は、ここhttp://www.consumersunion.org/campaigns/Dear%20Secretary%20Johanns.pdfを、ご参照。
http://www.consumersunion.org/pub/campaignnotinmyfood/001897.html
[529] 重要なBSE検査怠る」と米農務省を批判=米消費者団体 投稿者:投稿日:2005/02/26(Sat) 01:00 |
|
- 重要なBSE検査怠る」と米農務省を批判=米消費者団体
2004年11月に米国で見つかった牛海綿状脳症(BSE、
狂牛病)に感染の疑いのある牛をめぐって、米国の消費者団体、米消費者同盟(CU)は2月24日、米農務省(USDA)が国際的に認められている重要な
BSE確定検査「ウエスタンブロット」を怠ったと非難し、USDAに対し再検査の実施を要請した。感染の疑いが持ち上がった後、USDAは別の検査方法に
基づき、陰性と発表していた。
日本や欧州の検査当局は、高感度で異常プリオンを検出する「ウエスタンブロット」を用いて、一次検査で陽
性の疑われた牛のBSE感染を最終的に確認しているが、USDAはそれを怠った。日本が米国産牛肉の輸入を停止するきっかけとなった米国初のBSE感染牛
発生時、USDAは「ウエスタンブロット」を用いていた。
(2005年2月25日発信)
[528] 島村農林水産大臣の失言の場面は、ここ。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/25(Fri) 22:14 |
|
- 下記のサイトのビデオテープをご参照。
赤羽 一嘉衆議院議員に対する島村農林水産大臣の答弁であるが。
このビデオテープの18分39秒くらいから、意味不明の脱線と迷走が始まる。
18
分39秒では「いつまで、(BSEに)臆病なのかという声がある。」との紹介をした上で、19分6秒では、ヨーロッパに行って、牛肉を食ってきた話、19
分38秒では、こうして、30ヶ月以上の牛をヨーロッパで食ってきたあとに、日本に帰ってみれば、21月以上の論議をしている情けなさをのべ、20分13
秒からは、食品安全委員会に対する恫喝とも思える言葉が続き、20分48秒には、アメリカの経済制裁の気持ちもわかるとの意味ともとれる言葉が続き、21
分43秒には、ベーカー退任大使の気持ちを配慮との言葉があり、22分09秒には、吉野家現象の評価をしたうえで、22分25秒には、マスコミ報道への苦
情が続いた後、、22分38秒の時点で、「日本人はおびえているが」「前頭検査は、世界の非常識」という、決定的な失言がとびだす。
この方は、いったい、日本の農林水産大臣なんだろうか?
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=25795&media_type=rn&time=01:08:27.9
[527] 寺田秋田県知事は、ことの真相を明確にして後、選挙に臨むべし。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/25(Fri) 21:20 |
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- なんとも、不透明な、例によつての、秋田空港ターミナルビルの交際費問題なのだが、2月の県議会が終われば、このまま、不透明なままで、ずるずると、今年4月の知事選挙にもつれ込み、現職の強みで三選を果たすと言う筋書きには、なんともはや、という感じがしてならない。
私も、最初の選挙では、寺田さんを応援したのだが、今回の一件では、なんとも、すっきりしない後味のみ残る。
何よりも、寺田さん、初心忘れるべからず、だ。
それは、佐々木前知事時代の食糧費問題を争点にして、初当選した、あなたの、県民に対する、義務であり、責務であり、宿命であると、私は思う。
[526] 車椅子でゴミ拾い 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/25(Fri) 20:45 |
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- これは、決して、美談として取り上げては、逆に、いけないことなのだが、東京の多磨霊園の近くの西武多摩川線 多摩駅周辺で、車椅子に乗りながら、ゴミ拾いをしている方を見かけた。
その事実のみを、心に刻むべきものなのだろう。
[525] Re:522と523と524ネットの『プライベート・マス・メディア』化 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/25(Fri) 20:01 |
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- 小倉さん。桜の花さん。
コメントありがとうございました。
このスーフリの件は、ネットがイェロー・ジャーナリズム的な吊るし上げをやっているということに対して異論を唱えたことに対する反応ということですね。
ブログ主は、問題のレベルを、少し上げて問題提起されたほうが、よかったのかもしれませんね。
桜の花さんの言われるネットの『プライベート・マス・メディア』化についてですが、http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=222
で、「パブリック・ジャーナリズム」という言葉で、同様な問題意識を書いています。
決
して「パブリック・ジャーナリズム」が、「イエロージャーナリズム」になってはいけないわけで、Abbott Joseph Liebling
が言った「新聞の自由は、ただ、その新聞を持っているものによってのみ、保障される。」という言葉は、その保障の裏には、プライベートであっても、ホロ
ニックな公器としての社会的責任が伴うということなのだと思います。
[524] 522と523関連『コメントスクラム』は優れた新造語と思います 投稿者:桜の花 投稿日:2005/02/25(Fri) 11:02 |
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- 『コメントスクラム』と言う言葉はネットに馴染んでいる私と妻に 言葉の概念としてすぐにイメージできました。多分私達だけではないと思っていますが、これから発達するネット社会に於いて、状況を簡単に表現する新造語は数多く必要になると持っています。
笹山さん、小倉さん、plummetさんの皆さんのお考えに触れながら私が考えていたネット社会で起こりえる諸問題の捉え方の中で、『炎上レベル』も含めてイメージできることだからなのです。
何故ならばあたりまえの事ですが、ネットは個人個人が自分の意思を不特定多数の人に伝えるマス・メディア機能を持つていると認識しているからです。
故に、ネットを『プライベート・マス・メディア』と言わせてください。ラジオ・テレビ・新聞等を『オフィシャル・マス・メディア』と区別させてください。
社会性や文化の発展に対する影響等にこの区別は意義を持つものとおもっていますし『コメントスクラム』や『炎上・・』の言葉も意味と役割を持つと思いました。
『オフィシャル・マス・メディア』は情報発信にさいて『企業倫理もしくは国家倫理』の範囲を逸脱しない処に最大の特徴があります。
ここを無視しできる『可能性』か、もしくは『まったく自由』な意思からのものが・・
『プライベート・マス・メディア』=『ネットの特質』だと思います。
個人の意識は本来ばらばらですが、極論すると統一された常識的世論に対しても矛盾を感じします。違うように思う事が通例としてあると思っています。
ネッ
トでのHPやブログは情報発信をするにあたって『社会的倫理規定』の検閲を受けない故に、『発信者』は自分の思うままに発信できます。『読者』との『心の
摩擦』が自由にあちこちで起って当然のことだと思っています。このような場面を想起したとき、個人対個人の間のこととして使える言葉だと思います。
要するに簡単に述べさせていただきましたが・・
笹山さんが触れています『自制心』が社会的教育のなかで本当に必要になるのだと思います。
これは封建時代・絶対主義的『自制心・道徳教育』では決してありません。『自由主義的』環境の下での個人の自発的自覚の中での『自制心』だとかんがえています。特に『自我の確立した大人たちの人間として成長した証としての自制心』だと考えています。
話がそれましたが・・
お二人の言葉は素直にこれから発展していくネット社会で使われていくと思っています。
[523] 無題 投稿者:小倉秀夫 投稿日:2005/02/25(Fri) 09:02 |
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- コメントスクラム現象において注目されるのは、自己の言動を正当化することを指向するコメントが多いということです。
それがもっとも先鋭に現れるのが、第三者を複数人で「バッシング」する現象に異を唱えたブログがコメントスクラムに襲われる現象です。
(たとえば、http://murai.livedoor.biz/archives/14681407.html#commentsなどは、その意味で興味深いです。)
[522] Re:[520] 「コメントスクラム」は、仮想空間での「コモンズの悲劇」か? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/25(Fri) 06:51 |
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- 小倉秀夫さん。
ハーディン(Hardin,G)が、共有牧草地で、多くの人の共有であるがために、共有するすべての人が、自ら
の羊に草を食ませて、結果、牧草地が荒れ果ててしまうことを「コモンズの悲劇」としましたが、バーチャルな空間においても、一定の参加のプロトコルが無い
と、同様な「コモンズの悲劇」が生じてしまうことを、この「コメント・スクラム」現象は示唆しているのかもしれません。
もっとも、レッシグの「クリエイティブ・コモンズ」の概念は、共有の状態を生み出すこと自体が、一定の昇華物を生むという考えなのでしょうが。
「コメント・スクラム」というのは、517にも書きましたように、それが神経症的であるかどうかは別にして、ひとつの、オーバー・モニタリング(Overmonitoring、または、マイクロマネージング-Micromanaging-)の状態にあるのだと思います。
おっしゃるように、そのオーバー・モニタリングの状態をもたらしたのは、単にブログ主であるとは断定できず、群れとしてのコメンティターの場合もありうるとおもいます。
それは、コメントのためにコメントをする場合もあるでしょうし、当初から一定のバイアスを持ってコメントする場合もあるでしょうし、記者ブログの炎上の場合のように、「実名をさらす」という恐怖感に訴えてのものもあるでしょう。
必要なのは、参加のプロトコルであり、オーバー・モニタリングを避けうる遮断回路の設定です。
理想的には、前にも書きましたように、正反あっても止揚しうる道筋があり、その対価としての昇華物があれば、いいのですが、まじめな議論ほど、「電車男」のまじめ版のような昇華物は得られていないような気がしています。
私は、今は過渡期の状態なので、これが、ブログ・スクラムの段階に遷移すれば、そのブログに結集するコメントは、敵対的というよりは、そのブログ路線に合った、まさに、ブログ・スクラムを組むためのコメンテーターの結集になると思うのですが。
「孤立国ブログ」から、「開国ブログ」にいたるまでの、遷移過程での摩擦的な問題が、今のコメント・スクラム現象なのだとおもいます。
[521] 食品安全委員会と消費者の声の反映について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/25(Fri) 06:37 |
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- 笹山さん、おはようございます。
食品安全委員会、こうして傍聴に行ってまいりまして、注目していたのは消費者の声がどう扱われるか、その行方でした。委員への伝え方など、今回のリスコミの意見がどうフィードバックするかを見てきました。
昨日配られた資料(いずれUPされる)を見ていただければわかりますが、
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/index.html
東京で同時期に行われた数回のリスコミの意見やアンケート結果が抜けています。
【意見交換会議事録やアンケート結果】
http://www.fsc.go.jp/koukan/dantai_jisseki.html
(なぜか、つい先日まで半年間も!議事録がUPされなかった、『注目の』9月16日分
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk160916/risk-koukan160916.html
もそうですし、海外で招致した学者の(食安委主催の)会議の3回分も抜かれてます。
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk161019/risk-aoyama161019.html
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk161029/risk-mita161029.html
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk161207/risk-aoyama161207.html
また、中間とりまとめ案でヒートアップした8〜10月には、農水や厚労省主催の会議もありましたが、
http://www.fsc.go.jp/koukan/dantai_jisseki.html
主
催がどこであるか、消費者には関係ない、消費者はただ国のBSEのリスコミに参加しただけです。食品安全委員会メンバーも出てきて同じスタイルで説明して
るわけで、消費者からみたら同じリスクコミュニケーションなのに、それらは主催が違う、ということで決定機関にフィードバックされていません)
特に東京で開催された分は注目されていましたから、全国各地から人が集まっているんです。その方々の意見は委員には届いてないということです。
ま
た、海外学者招聘時の3回のリスコミをなんで特別に考え、アンケート結果などを委員に伝えないのか?と事務局に質問したら、「50回分のリスコミとは性質
が違う」「専門家と直接やりとりしたので先生方の頭の中がごちゃごちゃされちゃうから」との回答でした。しかし昨日、「あのとき参加した消費者には関係な
いし、専門家の意見をきいてどう感じたかは消費者の意見としてフィードバックすべきだ」とお願いしたら「ではメールで配信するように手配します」と仰って
くださいましたが、「公式に残るように印刷物を配布ください」ともお願いしておきました。
でも、こうして意見が事務局で取捨選択される余地にあって、委員まで行かないっておかしくありませんか?
食
の安全ダイヤルへ送った意見も一緒です。私はここで教えていただいたり話題になった重要な問題は、食安委にずっと送ってきました。肉骨粉を過去に与えたこ
とによるプリオンの農場、土壌汚染の問題や、プリオンが蓄積する腎臓の周りの食用油脂を未だに牛に与えていることなども、リスク評価に関しても勘案すべき
重要な問題のはずです。でもそれらは事務局の人は回覧するそうですが、委員には「今月受け取った質問・意見件数 ○件」としか伝わりません。当然プリオン
専門調査会で話題にもなりません。
【例】
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai77/dai77kai-siryou2.pdf
1月に、生協が「舌扁桃の処理」など多数の問題についてリスク評価要請書を提出したとHPにあり、それにはかなりするどい点が指摘されていて
http://www.co-op.or.jp/jccu/news/syoku/syo_050127_01.htm
ここでも紹介しましたが、それだってプリオン専門調査会では話題にもなりませんし議事録見る限りは配布もされてないようです。おかしくありませんか?大きな問題のはずなんですが。
私は全国各地で行った意見交換会の議事録も、全部印刷して委員に配るべきだと思ってます。大変だと思われるかも知れませんが、後半時間の意見交換の部分だけ抜粋すれば半分以下になりますし、それらは「全国各地でわざわざ参加された方の声」なんです。
私が発言[519]で抜粋したように、こうした、リスク評価にかかわる重要な声が、当日意見交換会の議事録にも当然入っているわけです。ないがしろにされてはたまりません。
リスコミは意見交換会と訳されてますが、食安委にとっても
「情報収集の場」でもあるわけです。このままのスタイルだと、不透明で、どうにも納得いきやせんね。
(ところで、笹山さんにも壇上にご出席いただき、重要な問題を指摘いただいた8月4日の【意見陳述会】の「議事録」もやっぱり配られてないと思いますよ。「資料」のほうは配布された記憶もありますが、議事録やアンケート結果のほうは公式記録にはありません)
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk160804/risk-koukan160804.html
[520] 「コメントスクラム」という語 投稿者:小倉秀夫 投稿日:2005/02/25(Fri) 02:14 |
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- 「ブログが炎上するのはブログ主に問題があるのだ」という、実証されていない命題を信じて疑わない人にとって、「コメントスクラム」
という新語は耳障りがよくなかったかもしれません。逆に、自分に問題がないのに、自分に敵対的なコメントが大量に投稿された経験をもつブロガーは、「コメ
ントスクラム」という新語を受け入れたわけです。
私などは、「ブログ主に落ち度がなくとも、コメンテーターの側に問題があればブログは
『炎上』する」という立場に立ちます(批判をする前に批判の対象となる文章をきちんと読むことができていないのに、自分の「感性」によって得た結論を「絶
対善」と規定し、これに反する言動を行うブログ主を糾弾し自己批判を迫るという作業を繰り返す人が少なからずいます。「コメントスクラム」参加者は、そう
いう意味で言えば、自己を客観視ないし相対化できていないわけで、「絶対に正しい我々が期待している言動を相手が行うまでは、執拗に、ネガティブな、攻撃
的な言説をぶつけてもかまわない」という「悪しきマスコミ人」と同じような行為を行ってしまっているということができます。)。したがって、「コメントス
クラム」という新語の適否についていくら私のブログのコメント欄で罵られても、私は「コメントスクラム」という新語を撤回しないわけです。
[519] 本日のプリオン専門調査会の資料 参考4より問題指摘 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/24(Thu) 23:19 |
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- こんばんは、
本日傍聴行ってまいりました。傍聴には配られなかった(申請すればもらえる)資料の参考4の意見交換会のアンケー
ト結果で問題指摘がありましたので抜粋します。東京のアンケート結果については掲載ないものがありましたので、委員に配布くださるようお願いしました。本
当なら議事録の意見交換部分を全部ご覧いただきたいところですが。
ちなみに下記は委員会のリスク評価には入っていなかったと思います。
参考4−2 東京 平成17年1月17日 P=75 21
○SRM
除去について、と畜場において除去されているものについては、専門的な場所での除去ということで信頼しています。しかしながら、食肉販売業者などでせき柱
を分別している業者について、背根神経節が完全に分別されているのか、甚だ疑問である。ある肉店店主に聞くと「せき柱(せきずい)はと畜場で除去している
から、うちの肉は大丈夫。背根神経節は知らない。保健所からの指導もないよ。」と聞いた。この話は決して作り話ではない。しかも複数店で確認しています。
BSE検査を20ヶ月齢にしてもSRM除去が完全だからリスクは増えないというが、信じられない。現場での「背根神経節の除去」の実態調査を是非行ってい
ただきたい。いづれ公開されることもあると思うから、その前に是非調査を!
参考4−3 神戸 P=24 10
1. SRM除去において、EUのように腸をすべて除去すべき。「日本が最も厳しい・・・」との説明は事実に反する。
2. EUよりの動物性油脂を原料にした「脂肪酸カルシウム」が大量に輸入され乳牛に与えられた。これについて一言も触れないのは何故か。
3.ミーボンの農家段階での給与がなかったとして話を進めるのはどうか。北海道では常識
4.相変わらず「くさいものにフタ」をする姿勢が変わらないのは残念。
==========
笹山さん、HP作りたいところですが私がつくるには時間かかります(^^;
米農務長官、輸入再開の期限を要求
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline1139210.html
なんてニュースもあるのですぐさまやりたいところですが。。神様の到来を願いたい(笑)情報ありがとうございました。
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/index.html
[518] 良い買収か、悪い買収か 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/24(Thu) 19:52 |
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- ライブドア対フジテレビ間の抗争をめぐって、「敵対的買収」(Hostile Take Over または、 Hostile
Bidsで、その反対語がFriendly
Bids)という言葉が、一躍クローズアップされているが、その定義ならびに、その判断の基準については、まだ、勉強の段階というのが実情のようだ。
「良い買収か、悪い買収かを決めるのは誰か。裁判所が決めるのか、株主総会か、取締役会かという点を整理すべきだ。」なんて論議が交わされている段階だ、
http://www.meti.go.jp/policy/economic_industrial/gather/0000608/
は、経済産業省の「企業価値研究会」の平成16年9月16日
の議事概要だが、まだ、言葉の定義すら、ままならない状態のようだ。
また、GMDコーポレートファイナンスのサイトhttp://www.kpmg.or.jp/resources/newsletter/financial/cf/200412/01.html
は、敵対的買収についてのわかりやすいサイトだが、「日本的な意味で株主や各ステーク・ホルダーに対して、有利な買収」という定義の確立にまではいたっていない。
要するに、「良い買収か、悪い買収か」についての判断基準は、いまだ、日本においては、未成熟といった段階のようである。
日本における過去の敵対的買収の事例として、このGMDコーポレートファイナンスのサイトでは、株式会社ソトー http://www.sotoh.co.jp/とユシロ化学工業株式会社 http://www.yushiro.co.jp/への2事例を挙げているが、この二つとも、あまりに規模の小さい会社の買収例で、今回のケースの判断基準には、なじまない例なのかもしれない。
敵対的買収と、友好的買収の違いについては、海外サイトのほうがわかりやすい。
たとえば、
Defences and Obstacles: Hostile and friendly bids
http://www.tob-eur-opa.com/takeoverbids/defences/defences.html
An American Perspective on the New German Anti-takeover Law
http://www.law.columbia.edu/center_program/law_economics/wp_listing_1/wp_author?exclusive=filemgr.download&file_id=6992&rtcontentdisposition=filename%3DWP209.pdf
などがある。
http://www.meti.go.jp/policy/economic_industrial/gather/0000608/
[517] Re:[516] 「炎上レベル表」に関する蛇足 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/24(Thu) 18:35 |
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- plummetさん。
おいでいただきありがとうございました。
この「炎上レベル表」なるもの、ひとつのサイト運営の危機管理表として、非常に興味があったもので、勝手に引用させていただいた次第です。
確かに、この反対の「鎮火レベル表」は、おっしゃるように、第一段階のレベルで、サイト運営主が気づかれたならば、そこで、ストップしてしまうものであります。
その点、火事とは違うものであると思います。
ただ、サイト主が、事態の深刻さを気づくのが遅すぎた、事態を甘く見た、燃料を放り込みすぎた、などの、何らかの理由で、炎上レベルが、上位の段階に進みすぎた場合には、その段階での、鎮火プロトコルは、必要なものと思います。
あ
る程度の炎上も無ければ、面白くなく、かといって、炎上しつつくすのも、生産的でない、ということで、目的とされているであろうような「炎上プロトコル」
「鎮火プロトコル」のいっそうの精緻化を図られると、意外と、社会的に有効なツールとなるのではないかな、と、まじめに思います。
特に、まじめな議論において、ひとつの結晶が生まれうる議論展開というものは、必要なことではないのかな、と、これまた、「まじめ」に思います。
サイトなりブログは、いくらでも、独善的になりえ、また、いくら長い文章を書いても、それこそ、素っ頓狂な視点から書いても、第三者からチェックされえない世界です。
「ミラーはあるが、鏡の無い世界」なんて、しゃれにもなりませんが。
そのフィードバック回路として、コメントがあり、レスのもみ合いがありといったところなのでしょう。
しかし、そのフィードバック回路には、オーバー・モニタリングを避けうる自動遮断回路が無いもんですから、時として、刹那的に、炎上というか、小爆発を繰り返すのでしょう。
それだけに、インターネット社会の生み出すコモンズが、ののしり合いのみ残る荒涼たるものになるのは、誰しも好まないものでありますので、抑制の効いた、そして、客観性のあるプロトコルと、「インタープリター・イタコ」的介在者が必要なものと思われます。
[516] 「炎上レベル表」に関する蛇足 投稿者:plummet 投稿日:2005/02/24(Thu) 13:58 |
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- はじめて書き込みさせていただきます。「[477] 「炎上レベル表」なるもの」で引用されている「炎上レベル表」なるものを作りました、ハンドルplummetを名乗るものです。思いつきで、表にある語句を検索してみたところ、こちらを知りました(笑
作った当人があえて無粋にも書き込みさせていただくのは、そのレベル表について補足させていただきたく思ったためです。
炎上レベル表は、私の過去の見聞(笑)から、「炎上したところとは、ほぼこのような形であった」という、実は帰納的な具合でひねくりだしたものなのです。演繹的に、時系列に沿って適応できるものかどうかは、実のところ不安があります(笑)。
むしろあの表は「そこに書かれてある現象が順に起きたら、炎上する」という、外から見た時の判定基準なのかもしれません。当然、「中の人」は自分の見識を
頓狂だなどと思っていませんから(そう思えるような人はレベル2で勝手に踏みとどまります)、前提からしてその表を適用不可能なのです。
ですので、「鎮火」のためのガイドライン作りに、もし本当に(笑)役立てようとお考えでしたら、そのあたりをご考慮に入れていただければより効果的かと存じます。これをお伝えしたく書き込みさせていただきました。
付け足しのようになりますが、私は「コメントスクラム」なる造語は、その現象を「切り取ろうとする人」が、「切る取る行為」の中で使う分にはまだ構わない
のですが、「切り取られる人」たちに面と向かって突きつける性質のものではなかったと考えます。この言葉は一般のブログ主・サイト主にとって、容易に「仮
想的」を作り出し、彼らの言説にありもしない「正当性」を与え、かえって炎上を招きやすくなると、「切り取られる側」にいる者として危惧するためです。
レベル表を自作した際には、あんまりにも小難しくなるので端折りましたが、小倉氏ブログでの今回の騒動、根本的な原因は「切る取る側」と「切り取られる
側」にある断絶への、相互の無理解が原因であったと考えております。その意味で「「ホロニックな常識」の時代−小倉秀夫弁護士の言われる「常識」の再解釈
-
」において笹山様がおっしゃる「インタープリター・イタコの不在」について、首が折れるほど首肯するものであります。なにしろインターネットの世界は、そ
のような「知的階級制」における棲み分けがまったくなされていない、混沌とした世界なのですから。
駄文にてお目汚し失礼いたしました。
http://d.hatena.ne.jp/plummet
[515] ちょっと、題名の紹介ははばかりますが。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/24(Thu) 13:27 |
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- http://s03.2log.net/home/singbrain/archives/blog168.html
に、2chをハブにした、個人ニュースサイトと、孫ニュースサイトとの関係を図にしたものがあったので、ご紹介。
下記のサイトが、そのまとめ図。
なるほどといえないことも無い。
http://s03.2log.net/home/singbrain/designthema/img/168/kichigai.jpg
[514] 「インフルエンザ脳症」の定義を正確にしないと。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/24(Thu) 11:26 |
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- 今日の新聞http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050224-00000301-yom-sociで
は、「インフルエンザ脳症」との言葉が踊っているが、この「インフルエンザ脳症」の定義を正確に記した新聞報道がなされていないのは、残念でもあるし、誤
診を招いたり、髄膜炎(インフルエンザ髄膜炎-ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)(Haemophilus influenza
meningitis )や、ウィルス性髄膜炎(Viral
meningitis))と混同されたりして、妙な不安を与えたりするなど、危険なことでもある。
先に、私のブログ「流行性脳脊髄膜炎ってなんだ?」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=204
に
記したように、インフルエンザ脳症・脳炎は、正確には、Influenza-Associated
Encephalitis-Encephalopathy(インフルエンザ関連急性脳炎・脳症)ということで、インフルエンザ(特にA香港型によって惹き
起こされるものが多いといわれる。)や水痘、はしか、おたふく風邪、単核症、口辺疱疹などのウィルス感染の後に発症するものであり、これには、蚊の伝播に
よる脳炎も含まれる。
これらの記事の書き方であるが、英語名などを併記しないと、髄膜炎と同一視されたりして、混乱を招くことがある。
インフルエンザ脳症については、キーワード「Influenza-Associated Encephalitis-Encephalopathy」で検索すると、正確な情報が得られる。
なお、非ステロイド系消炎剤(ジクロフェナクナトリウム製剤。商品名は、内服剤のボルタレン、アデフロニック、イリナトロンなど。座薬のボルタレンサポ、アデフロニックズポなど)との併用が、脳症を悪化させるとの説がある。
https://www.iyaku-j.com/MDJOURNA/anti/doc/1999-11/042tokusyuu.htmなどをご参照。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=204
[513] Re:[512] 米国消費者団体コンシューマーズユニオンの消費者参加型・陳情送信サイト 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/24(Thu) 10:17 |
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- なるほど。
このメッセージは、雛形で送ってもいいし、また、自分なりに陳情文を変えてもいいというわけですね。
「メッセージ付フォームメール」ですから、仕組み的には、簡単ですので、まりちゃんサイトあたりで、試験的にやられてみてはいかがですか。
先にあげた上院議員には、下記のサイトで、フォームメールがありますので、ご自由にどうぞ。
意外と、日本の場合以上に、丁重な返事が返ってくることもありますよ!!!
Googleの日本語⇒英語翻訳 http://216.239.39.104/translate_t
や、ライブドア http://translate.livedoor.com/でも、変な英訳が出てきますが、大体相手がわかればかまわないので、ほとんど、これでオッケーですよ。
こ
んな文章「アメリカの上院議員の一部が、日本がアメリカとの牛肉の貿易を早期に再開するように、在米日本大使館に対して圧力をかけました。
このことに対して、私は、日本の消費者の一人として、抗議します。」で試してみましたが、ライブドアのほうが出来がいいみたいです。
ライブドアの翻訳結果
「Some
American senators pressured the Japan embassy in the U.S. for Japan to
resume trade of beef with the United States at an early stage. I
protest as one of Japanese consumers to this.」
こんなんで、大体いいでしょう。
別に煽動しているわけではありませんので、念のため。
アメリカの上院議員に対しても、日本の市民から直接メッセージが送れるという見本のために書いてありますので、誤解の無いように。
Pat Roberts議員
http://roberts.senate.gov/e-mail_pat.html
Kit Bond 議員
http://bond.senate.gov/contact/contactme.cfm
Jim Talent議員
http://talent.senate.gov/Contact/default.cfm
[512] 米国消費者団体コンシューマーズユニオンの消費者参加型・陳情送信サイト 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/24(Thu) 10:01 |
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- 圧力ですか。圧力かける前に、BSE対策状況を改善するとか、至急にやること沢山だと思うのですが。EUの報告書は米国の状況を「極度に不安定、BSEが急速に拡大する状態」と評価しているのですから、本当に自国のためを思っている人のすることではありませんね。
ところでですが、下記、日本の消費者団体もぜひ作っていただきたいです。https://secure2.convio.net/cu/site/Advocacy?JServSessionIdr001=jksbf32e82.app5a&page=UserAction&cmd=display&id=329
陳情先メールアドレスや文章が追加・変更できたり、陳情件数も把握(後でまとめて文面署名として提出)できるようなサイトがあれば協力しちゃいますが。
「日
本政府に圧力をかけないで下さい」と、日本の消費者から直接、上院議員に陳情というか苦情をしたいところですね(^^;苦情というより、きっと情報をお持
ちでないから?圧力をかけたりができるわけで?、情報提供のほうが先なのでしょうか。駐米日本大使館は正しい情報をしっかり伝えられるような仕事をして欲
しいですね。太鼓持ちじゃなくて。
[511] アメリカ上院議員が、在アメリカ合衆国日本大使館に「牛肉貿易再開」圧力 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/24(Thu) 08:42 |
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- http://www.sanluisobispo.com/mld/sanluisobispo/news/politics/10973462.htm
によれば、アメリカの畜産地帯選出の上院議員数名が、在アメリカ合衆国日本大使館に対して、「日本が早期に、アメリカとの牛肉貿易再開に応じるよう」要求した書簡を手渡した。
書
簡の中には、「もし、日本政府が、早急に、貿易再開に踏み切らない場合、私どもが懸念しているのは、アメリカ議会が、日本に対して、公平で、報復的な経済
(制裁)措置を進めるであろうということである。」("If the Japanese government fails to lift the
ban expeditiously, we are afraid that the U.S. Congress may pursue
equitable, retaliatory economic actions against Japan," )とも書いてある。
この書簡に署名した上院議員の名前は、
Pat Roberts,
http://www.senate.gov/~roberts/
Kit Bond
http://bond.senate.gov/
Jim Talent,
http://talent.senate.gov/default.cfm?CFID=10190784&CFTOKEN=62658127
などで、そのほか、次の上院議員も名をつらねている。
U.S. Senators Ben Nelson (D-Nebraska), Pat Roberts (R-Kansas), Ken Salazar (DColorado),
Jim Talent (R-Missouri), Larry Craig (R-Idaho), Kit Bond (R-Missouri), John Cornyn
(R-Texas), Johnny Isakson (R-Georgia), Chuck Hagel (R-Nebraska), Mike Crapo (R-Idaho),
Mike DeWine (R-Ohio), Gordon Smith (R-Oregon), George Voinovich (R-Ohio), Mitch
McConnell (R-Kentucky), John Thune (R-South Dakota), Kay Bailey Hutchison (R-Texas), Max
Baucus (D-Montana), James Inhofe (R-Oklahoma) and Pete Domenici (R-New Mexico)
3月7日から、カナダからの月齢30ヶ月未満の生体牛の輸入が始まるので、これら畜産地帯選出議員は、はけ口の見つからない牛の過剰状態到来に、危機感を抱いてのものと見られる。
玉突き状態の最終の落着点は、日本の消費者の口というわけか?
http://www.sanluisobispo.com/mld/sanluisobispo/news/politics/10973462.htm
[510] Re:[509] 木宮憲市氏 ですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/23(Wed) 19:22 |
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- 「官と民の月例意見交換会とか開催されていた方だそうですが、BSEの意見交換会の意見も反映してほしいですね〜。」
本当です。
この時点では、無神経な発言と言えるでしょう。
おや?「月例」が「月齢」に。さすがでした。
[509] 木宮憲市氏 ですね。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/23(Wed) 17:53 |
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- 以前はフィリピンにおられたようで。
http://www.asahi.ph/jbcp/ngo-festa-photo.htm
http://www.asahi.ph/manila_no_kaze_aug-dec04.htm
↑フィリピンでは官と民の月齢意見交換会とか開催されていた方だそうですが、BSEの意見交換会の意見も反映してほしいですね〜。
「米国牛再開は国内の措置決定後、さらに食安委への米国牛リスク評価を諮問云々」、という厚労省と農水省の手続き発表、&全国50ヶ所でのBSE意見交換会の意見をコケにしているように見えちゃいますが。(^^;
http://www.ph.emb-japan.go.jp/pressreleases/2004photo-07.htm
http://www.jascolorado.org/committee.htm
http://www.iatssforum.jp/committees/
http://www.ph.emb-japan.go.jp/pressreleases/2004photo-21.htm
木宮憲市氏は、「国際保健フェローシップ」なるものの選考委員なるものもされておられるようですよ〜
http://www.google.com/search?q=cache:yCkEWUvs5WIJ:www.hands.or.jp/pagesj/08_publicity_pdf/2001Annual
[508] またもや、Kenichi Kimiya なる日本国総領事館の方の「日本人のアメリカ牛肉待望論」発言 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/23(Wed) 17:39 |
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- このKenichi Kimiya氏なるかた、今は、在デンバー日本国総領事館http://www.denver.us.emb-japan.go.jp/の次席にあるかたのようだが、どういうわけか、デンバーなどの畜産関係者の席などで、「日本の消費者は、アメリカの牛肉の輸入を熱望している。」などの発言を、このところ、繰り返している。
まだ、国内手続きもされていないのに、まるで、アメリカに成り代わっての「肉のセールスマン」ぶりを発揮されているというのだが。
その真意はなーに?
2月15日 Casper のCasper CollegeでのMako Miller氏(ジャパン・アート・デイ開催などにご尽力のかたの模様)招待の席での発言「"Many Japanese people are expecting U.S. beef." 」
(このCasper Collegeでは、2月16日に、Rancher's night http://www.caspercollege.edu/relations/releases/default.asp?Date=2/1/2005#350453444などというものを開催したらしい。その前夜祭での発言ということになるのでしょうかね?
また、地元紙のThe Casper Star-Tribune 紙http://www.trib.com/CST/index.shtmlとのインタビューでも、同趣旨の発言をされたらしい。)
http://www.helenair.com/articles/2005/02/17/montana/a07021705_01.txt
http://www.casperstartribune.net/articles/2005/02/16/news/casper/237b1f03a7f65cdc87256fa9006addac.txt
http://www.dfa.gov.ph/protocol/embassies/japan.htm
も、ご参照
http://www.truthabouttrade.org/article.asp?id=3402
[507] 水銀を吸収する植物も研究中のようです。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/23(Wed) 17:36 |
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- http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050217306.html
http://www.melma.com/mag/15/m00090715/a00000254.html
http://www.kankyoubio.net/bioremediation/phytoremediation.html
[506] 土の中のセレンを吸収する遺伝子組み換えのカラシナが開発 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/23(Wed) 16:41 |
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- リンクいただいている群馬大学の中沢さんのホームページ「日記」http://phi.med.gunma-u.ac.jp/wiki/pukiwiki.php?%C6%FC%B5%AD4
に紹介されてあった記事だが、土の中のセレンを吸収する遺伝子組み換えのカラシナが開発されたということで、注目されているという。
これは、カリフォルニア大学バークリー校のノーマン・テリー氏が、Environmental Science & Technology紙に研究発表したもので、アブラナ科の植物であるインドカラシナ(学名 Brassica juncea http://www.mobot.org/gardeninghelp/plantfinder/Plant.asp?code=A669)を遺伝子組み換えし、土中にセレンの多いカリフォルニアの農場で実験したところ、野生のインドカラシナよりも4.3倍も多い、セレンの蓄積が可能となったという。
今回は、植えてから45日後に収穫した結果にもとづいているが、長く植えておけば、それだけ、セレン吸収効果は高まるという。
最高では、25センチメートルの厚さの土で、4.4パーセントの除去率であったという。
これまで、汚染土壌対策としては、除去か洗浄しかなかったが、今回の方法で、効果的でしかも安い方法が開発されたということだ。
こ
れらの方法は、ファイトレメディエーション (Phytoremediation)と呼ばれる植物の環境汚染物質を蓄積・
分解する能力を利用したレメディエーション法(汚染浄化・修復法)で、同様の植物としては、土中の砒素の除去に効果的な、モエジマシダ(Pteris
vittata、イノモトソウ科イノモトソウ属http://www.kepu.com.cn/gb/lives/plant/class/fljl008.html)があるという。
http://www.nature.com/news/2005/050207/full/050207-17.html
[505] 東海地震:浜岡原発、国会で警告 石橋・神戸大教授 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/23(Wed) 13:26 |
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- http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050223k0000e040067000c.html
とのニュースがありました。
[504] パブコメの件 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/23(Wed) 10:12 |
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- 笹山さんありがとうございます。やはり見逃したということですね。お騒がせしました。 機会はまた来年ですかね。。
[503] Re:[502] パブコメの件 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/23(Wed) 10:04 |
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- おそらく、「募集」と、「結果」との谷間の状態に、今あるものと思われます。
つまり、募集は終わったが、結果の公表はまだという段階とかですね。
省庁によっては、結果の公表の有無・仕方などは、ばらばらのようです。
[501] Re:[500] [499] [498] [497] パブリックコメントのあり方について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/23(Wed) 09:20 |
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- ありゃ、どうもありがとうございます。(^^;
笹山さん、検索の単語ですが何でひっかかりましたか?うまく検索することできませんでした。
2つとも、年末から今年にかけての最新の募集なのですが、最近のパブコメ募集と結果一覧には載ってませんし。。。やっぱり納得が(^^; プラセンタの件書きたかったです。。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Pcm1010#%E5%85%88%E9%A0%AD
しかも、17年度結果のPDFファイルをクリックしても「ファイルが見つかりません」でした。。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495040142
[500] Re:[499] [498] [497] パブリックコメントのあり方について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/23(Wed) 09:08 |
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- 今年分は、ここ
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495040142
にありますね。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495040142
[499] Re:[498] [497] パブリックコメントのあり方について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/23(Wed) 08:38 |
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- あらら、失礼しました。(^^;しかしながら下記は2003年の募集です。「献血の推進に関わる計画」については、16年度のものは発見しましたが、
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/01/s0126-6d.html
17年度の、今年の募集は発見できませんでした。。見落としてますでしょうか(^^;
> 「平成17年度の献血の推進に関わる計画」は、正式には、「安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律第9条に基づく基本方針(案)」に関する意見の募集」でした。
>http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1020&KID=495030065&cmbKENSU=10&rdoSEARCH1=1&txtKeyword=%8C%A3%8C%8C%82%CC%90%84%90%69&rdoSEARCH2=0&rdoSEARCH3=0&rdoSEARCH4=0&cmbYERST=&txtMonST=&txtDayST=&cmbYERED=&txtMonED=&txtDayED=&hdnParentsCLS=Pc1020&hdnBsSort=0&hdnKsSort=0&hdnDispST=1
[498] Re:[497] パブリックコメントのあり方について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/23(Wed) 08:16 |
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- 「血液製剤等に係る遡及調査ガイドライン」については、
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495040137
にありますね。
「平成17年度の献血の推進に関わる計画」は、正式には、「安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律第9条に基づく基本方針(案)」に関する意見の募集」でした。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1020&KID=495030065&cmbKENSU=10&rdoSEARCH1=1&txtKeyword=%8C%A3%8C%8C%82%CC%90%84%90%69&rdoSEARCH2=0&rdoSEARCH3=0&rdoSEARCH4=0&cmbYERST=&txtMonST=&txtDayST=&cmbYERED=&txtMonED=&txtDayED=&hdnParentsCLS=Pc1020&hdnBsSort=0&hdnKsSort=0&hdnDispST=1
にありました。
厚生労働省さんに対して、しいて物申すとすれば、「平易な語彙での意見募集、あるいは、意見募集についてのサブタイトルをつけて、意見募集の目的・意義を、表題を見てもわかるようにする。」と言うことなんでしょうかね。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public#%E7%B5%90%E6%9E%9C%E5%85%AC%E8%A1%A8%E6%A1%88%E4%BB%B6
[497] パブリックコメントのあり方について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/23(Wed) 07:30 |
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- 笹山さんおはようございます。先日、21日に乃木坂で行われた、
薬事・食品衛生審議会 血液事業部会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/02/s0221-2.html
vCJDと献血や血液製剤などの安全についても審議がありましたので傍聴してきました。そこで3cm厚さの資料をいただいて、プラセンタ問題なども掲載があって、いずれWebにもUPされると思いますが、気になる点がありましたので、ご報告いたします。
◆「平成17年度の献血の推進に関わる計画」について、厚生労働省のホームページで「広く」一般からご意見を募集した(1月24日〜2月10日)(意見数4件)
◆「血液製剤等に係る遡及調査ガイドライン」云々について、厚生労働省のホームページを通じて意見募集
(昨年12月28日〜1月14日)(3通の意見あり)
私これ知らなかった(見過ごした?)んですよ。もし知ってたら、プラセンタのこととかガンガン送った筈なんですが。
しかも、上記、電子政府のパブコメ案内にも掲載がない。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public
厚生労働省のHPで文章や単語で検索してもヒットしない。(^^;
新着情報サービスも履歴を見たけど、どうもそのころのメールにも掲載がないみたい。。
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/index.html
どうも、なんか納得できませんでした。厚生労働省に改善依頼をすることにします。
ところで笹山さん、9月16日の意見交換会の議事録、ついに出ました。
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk160916/160916_tokyo_gijiroku.pdf
しかし、私この近辺のリスコミで、アンケートで例の電通PRに事務局がある会の発起人がリスコミ部門の委員をされている点、公平に審議できるものなのか、質問を書いたのに、アンケート結果にUPされてなかったのはなんでかな。(ぼやき)
[496] Re:[495] RE: 英国レコード協会が、オンライン音楽配信サービス奨励 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/23(Wed) 07:20 |
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- wmsさん。
ご指摘ありがとうございました。
こんなサイトがありました。
http://www.bemuso.com/resources/independents.html
イギリスのインディペンデント・ラベルの一覧表ですが。
中
で、「Nobody really knows what will happen, but my guess is the
independent labels, communities and music sites will play a major role,
and CDs still have a
future.」(誰も、次に何が起こるのかわかっていない。しかし、私の推測では、インディペンデント・グループやコミュニティ、そして、インディペン
デント・サイトが重要な役割を持つであろうし、また、CDは、依然、存続しうるであろう。)と、意気軒昂です。
Independent music sitesなんてのも、結構あるんですね。
イギリス国内の音楽をノンパッケージの音楽配信にして、結果、国内音楽振興を果たそうとする考えなのでしょうかね。
いずれにしても、興味のあるイギリスレコード協会の考えです。
Singingfishで、できるだけ長い時間の無料音楽配信を探している私としては、日本でも、せめて、サンプルミュージックを2分半程度、MP3で聞かせてくれれば、売り上げ増大に寄与すると思うんですけれども。
ちょっと時間長いでしょうかね。
http://www.bemuso.com/resources/independents.html
[495] RE: 英国レコード協会が、オンライン音楽配信サービス奨励 投稿者:wms 投稿日:2005/02/23(Wed) 00:41 |
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- この話ですが、日本のいわゆる「インディーズレーベル」と同じ状況を想像していると話がちょっと違いすぎるような気がします。EMI、
Universal、BMG-Sony、Warnerのメジャーレベール以外は全部インディーズなので、結局はイギリス地元の音楽産業を支えようという話
に思われます。逆に言えば、世界レベルから見れば、日本のAvexやビクター、ポニキャン、コロムビア辺りは全部インディーズの範疇かもしれません。
[494] :警官は逃げて悪いのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/23(Wed) 00:01 |
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- 小泉首相は22日の閣議後の閣僚懇談会で、路上でバットを手にした男に警官が追いかけられて逃げる場面がテレビで報じられたことについて、「あれはみっともない。しっかりしてほしい」と村田国家公安委員長をしっ責した。
というのだが。
確かに、私も、あの場面をテレビで見ていたが、ちょうど、カメラがセッティングしてある方向に警官が向かってきたので、逃げ足の速いのが、目立ってしまったという運の悪さはあるようだ。
しかし、このような首相の発言で、警官の殉職が増えても、また、困るのである。
東京都千代田区の弥生慰霊堂には、警視庁の805人、東京消防庁や皇宮警察本部などの計2510人が合祀(ごうし)されている。
近年の事件の凶悪化によって、殉職警官の数は、増えつつある。
総理の一言が、警官の勇ましくも、無理な行動を喚起させ、結果、更なる殉職警官の増加を招くことだけは、避けたいものだ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050222i406.htm
[493] 東京農大の「農大市場」は、学内起業 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/22(Tue) 21:28 |
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- 下記のサイトで、東京農大の学生が開発した食品を、インターネットで購入することができる。
将来は、一千億円市場ということだが、くれぐれも、遺伝子組み換え食品はつかわないでね。
http://www.ichiba-n.co.jp/index.html
[492] Re:[491内分泌かく乱化学物質の問題をどういう視点で捉えるのがいいのでしょうかね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/22(Tue) 19:48 |
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- 結局は、急がば回れ。で、若干俯瞰した視点から、この種の問題は捉えないと、袋小路に入ってしまう恐れがありますね。
http://www.nihs.go.jp/edc/edc.html
[491] シャチのPCBなどの汚染 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/22(Tue) 16:47 |
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- 笹山さん、ドーモイ酸の情報をありがとうございます。
シャチ、PCBでも、調べてみたらいろいろ出てきましたが、取り合えずいくつか。。酷い汚染報告がありますね。びっくりしました。
http://www.t-komazawa.ac.jp/gakujyutsu/ronbun/pdf/tandai33.pdf (表あり)
http://www.jica.go.jp/jicapark/kokusai/0211/kokusai0211_01.pdf
1038:新種の環境ホルモン:シャチ、アザラシにTCPメタノールが蓄積
http://www.id.yamagata-u.ac.jp/EPC/11wadai/wadai01.html#1038
「シャチの皮下脂肪中のTCPメタノールの濃度は約1600ppb(一ppbは千億分の一)と過去に報告例がないほど高く」
現行の法律だとくじら類があがった場合、残渣は堆肥(魚粉?)などの処理しかないようですが、全国で年間にすると結構な量でしょうし、販売鯨の種類も偽装が問題になりましたし、堆肥については、そうもいってられなくなりそうですね。対策が必要に思えますが。。
[490] 北海道羅臼のシャチの調査 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/22(Tue) 15:20 |
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- ある研究者の方から伺ったお話です。
シャチ9頭の調査ですが、処理は役場が国立科学博物館に依頼されたとはいえ、科学博物館の許可なしには他の研究機関も、誰も触れられず、しかも、死体は1週間、港につなぎっぱなしだったそうです。野生動物の感染症の問題などを考えると環境的に問題ですよね。
地元の漁師さんも、救助活動もちろん、ボランティアで内臓の処理なども協力出来たのにできなかったと聞きました。
他の研究機関がサンプリング検体を手に入れるのも全部国立科学博物館を通してだそうですが、迅速に出来るのならともかくも(^^; こういうことが起こった場合は速さが勝負だと思うのですが、うまくいきませんね。
日本のBSE牛も、発見されても検体がなかなか研究者の手に渡らず、昨年のプリオン専門調査会で先生方が頭を抱えてしまっておられましたが。。。
笹山さん、すみません、ブログ更新遅れております(^^;
[489] 「日本との牛肉貿易再開が本格化するまでは、カナダからの生体牛輸入は控えるべき」とのアメリカ畜産農家の声 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/22(Tue) 07:57 |
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- 来月7日に控えたカナダからアメリカへの月齢30ヶ月以下の生体牛の輸入再開だが、ここに来て、アメリカの畜産農家から「日本との牛肉貿易再開が本格化するまでは、カナダからの生体牛の輸入は差し控えるべき」との強い意見も出てきた。
その疑惑の根底には、先日、アメリカの調査団がカナダで、1月に発生したBSEの原因調査で、カナダの豚・鶏・ペット用飼料の牛用飼料との交差汚染を指摘する報告書がまとまったことに原因している。
また、原産国表示制度(COOL)の発足を待ったほうがいいのではないのかという意見も出ている。
さらに、家畜のID−個体認識−システムも、ウォルマートなどの大手スーパー関係を中心として、急速にすすんでいるのだから、それらの制度の定着を待ってから、カナダの生体牛の輸入再開をしても、遅くはないのではないのかという声も、聞こえている。
かつて、カナダのBSE対策は完璧なものであるとされてきたが、こうして、ぼろが出始めると、とどまりを知らぬ状況となってきた。
アメリカの畜産農家のカナダへの不信感は、想像以上に大きいものがあるようだ。
実
際、カナダとの国境再開によって、カナダからアメリカに流れ込んでくる生体牛の数は、九十万頭よりはるかに多いものになるものと見込まれるのだが、規則ど
おりにいけば、そのうちの月齢20ヶ月以下が、日本などに牛肉になって輸出され、残りの月齢20ヶ月以上30ヶ月未満の牛が、アメリカ国内で消費され、カ
ナダに残留の30ヶ月以上の牛は、カナダで牛肉として消費されるということになるのかだが、そんなにうまく仕訳できるのかという疑問が付きまとう。
こうして、カナダ・アメリカ・日本の牛肉貿易三極構造を見てくると、カナダの余剰生体牛の押し付けどころを巡って、アメリカと日本とが、月齢30ヶ月ラインで攻防を繰り広げてきたという三すくみ構造が、透けて見えてくるだが。
http://news.mywebpal.com/partners/865/public/news612370.html
[488] Re:[486] ストランディングとドーモイ酸 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/21(Mon) 21:52 |
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- 鯨やイルカが沿岸に打ち上げられる(ストランディング Stranding)原因のひとつとして、有毒珪藻類が作るドーモイ酸(Domoic Acid(ASP) )が上げられています。
珪藻がつくる毒を貝や小魚が蓄積し、それを、いわしなどが食べ、そのいわしを鯨やイルカやシャチが食べるという食物連鎖によって、鯨、シャチ、イルカなどの大量死が生まれているという図式ですね。
この有害珪藻については、「 生態学的な仮説にもとづく有明海の調査を」http://www.sasayama.or.jp/diary/2001feb3.htm
に書いたことがあるのですが、HAB(Harmful Algal Blooms)対策というのが、世界的に重要な課題になってきています。
Algal Bloomは、日本では「水の華」なんて優雅な名前で淡水赤潮をさす場合が多いようですが、Algal Bloomは、淡水・海水かかわらずのようです。
次のサイトにいろいろな例が出てますね。
ですから、問題の所在は、飼料問題というよりは、有害珪藻による海洋汚染の問題ということが言えますね。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/~hubol/biosphere/enclosed_sea/hab3.htm
http://www.cinms.nos.noaa.gov/focus/dom.html
http://www.wrongdiagnosis.com/artic/marine_toxins_dbmd.htm
http://www.dialog.741.com/domoic_acid_v2(1).htm
http://www.doh.wa.gov/ehp/sf/Pubs/DomoicAcid.htm
ところで、まりちゃんさんのブログの更新、楽しみにしているのですが。
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/02/16/002.html
[487] 英国レコード協会が、オンライン音楽配信サービス奨励 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/21(Mon) 20:42 |
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- 英国レコード協会(BPI: British Phonographic
Industry)は、インディーズレーベルに対して、オンライン音楽配信サービスに向けた、積極的な楽曲提供を奨励するキャンペーンをスタートした。今
後の週間シングルチャートを、インディーズ系アーティストが盛り上げていくことにも期待がかけられている。
という記事だが、なかなかやるじゃないですか。
英国レコード協会さん。
昨年の10月には、「違法ダウンロード者一斉提訴」だったのにね。
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/10/12/015.html
これhttp://www.bpi.co.uk/news/press/news_content_file_895.shtml
が元記事ですね。
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/02/16/002.html
[486] 北海道の集団座礁シャチ9頭が肥料になることについて 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/21(Mon) 19:45 |
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- 毎日新聞が報道しておりましたが、
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/travel/green/doubutsunews/news/20050210ddr041040003000c.html
汚
染が指摘されがちな大型海洋哺乳類であるシャチ、アザラシやお魚を食べるシャチが、どうも堆肥、肥料として使用されることにきまったそうです。(魚粉?)
海洋哺乳類にお詳しい先生が重金属、PCB,水銀、サルモネラ、ドーモイ酸などについて心配されてますが、安全性はどうなのでしょうか?
シャチは一週間漁港に放置後、堆肥場にもっていかれたそうです。
また詳しい情報を頂戴しましたら書き込みさせていただきます。
[485] Re:[481] この掲示板では、「朝日新聞問題」と、「コメントスクラム問題」とは、連動しないで、論議することにしましょう。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/21(Mon) 10:15 |
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- hnさん、小倉さん。
前にも記しましたように、この掲示板でのそもそもの「コメントスラム問題」への問題意識は、CNNのイーソン・ジョーダン氏の「マスコミ対ブログスクラム」の問題から派生して、コメントスクラム問題を扱っています。
私自身も、それ以前の朝日新聞問題をウォッチしていませんでしたので、この問題にまでさかのぼると、対応ができません。
したがって、この掲示板での対応なり言及は、「朝日新聞問題」と、「コメントスクラム問題」と切り離した形しかできませんので、あらかじめ、お知らせ申し上げます。
[484] 津波災害に遭われた日本人の方々のブログ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/21(Mon) 09:10 |
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- http://blog.livedoor.jp/meitetsu3500/
がありました。リンク先のカオラックの方のブログには、http://dagashi.txt-nifty.com/weblog/200412/index.html
ダイビング時の海の中の津波の様子なども語られています。
在外公館についてのブログなども発見
http://now.ohah.net/sameera/tsunami.shtml
[483] マータイさんと、「モッタイナイ」は、駄洒落的派生? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/21(Mon) 08:32 |
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- マータイ(Wangari Muta
Maathai)さんが、日本語の「勿体ない」に大いに関心を示して、これを国際語にと、張り切られているというのだが、どうも、この発端、
Wangari Muta Maathaiさんの名前の「Muta
Maathai」の部分が、「モッタイナイ」(Mottainhai)にも聞こえるというような、日本側からの駄洒落的な知恵付けから始まったのではない
のでしようかね。
それにしても、植林運動家としてのWangari Muta Maathaiさんを伝えることも大切だが、女性解放・平和主義者としてのWangari Muta Maathaiさんも、伝えて欲しかったような気がする。
ちなみに、
http://www2s.biglobe.ne.jp/~kuribou/onnanoisshou2.htm
によれば、「勿体ない」には、「惜しい」のほかに、「おそれおおい」または「神にたいして不届きである」との意味もあるとのことで、「勿」は「物」であるところから、「勿体ない」とは、「物事の本来あるべき姿では無い。」という意味となる。
http://nobelprize.org/peace/laureates/2004/maathai-bio.html
[482] 北海道岩見沢などで水にジクロロメタンが検出された件について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/21(Mon) 07:37 |
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- 笹山さんおはようございます。
16日に混入が発覚し、19日の16時に公表されたそうですが。。。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050220k0000m040117000c.html
感受性の高い立場におられる方や、リスクを可能な限り排除されたい時期におられる方もいるわけですから、このタイムラグは非常に痛く感じます。どうしてこう速やかに公表ができないんでしょう。
http://news.google.com/news?hl=ja&ned=jp&q=%E5%B2%A9%E8%A6%8B%E6%B2%A2&ie=UTF-8&scoring=d
[481] 無題 投稿者:小倉秀夫 投稿日:2005/02/21(Mon) 00:45 |
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- hnさんへ
>次に、小倉秀夫弁護士についてです。
>彼は、朝日新聞記者の弁護に失敗した。
>それを隠すために、神学論争のような話を長々と続けているだけです。
>全ては、自身に都合の悪い事実を隠すためです。
あなた自身が「若隠居」氏なのか、「若隠居」氏のブログを軽信したのかはわかりませんが、そのような根拠のない決め付けで他人を批判するのは間違っています。
私には、朝日新聞記者を積極的に弁護する理由はないし、現段階で公開されている資料では、朝日新聞記者捏造説を裏付ける資料など、信用性が疑わしい松尾氏
の証言(彼には、後に証言を覆す動機があり、かつ、後の記者会見での証言内容が正しいことを示す客観的な証拠は提出されていない。)しかないのですから、
客観的にいうと、朝日新聞記者捏造説の方が自説を立証し得ていませんから、私が「朝日新聞記者の弁護」に深い関心を持っていたのだとすれば、何もごまかす
ことはありません。
ただ、朝日新聞社をとても嫌悪されている方々にとってはその話題はとても重要で、いつまでもその話題を論じていたい
のかも知れないのですが、私はそんなに朝日新聞社を好きでも嫌いでもないので、ネット社会における現象として関心があった「コメントスクラム」や「ネット
右翼」の話題に移行しただけのことです。
[480] 「百年前のカラー写真」これホントなんですかね!! 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/20(Sun) 21:23 |
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- サイトでの説明によれば、
「ロシアの写真家である Sergei Mikhailovich Prokudin-Gorskii (1863-1944)が1900〜1910年代に撮影したカラー写真。
白黒写真を、後から着色したものではない。
赤・緑・青の3色で撮影した物を組み合わせて、一枚の写真とする撮影技術により、数千枚撮影したようだ。
今、撮影したように見える程、鮮明で美しい写真ばかりで、驚くしかない。」
とのことだが、以下のサイトをまづ、ごらんあれ。
それ以外の写真は、こちらのサイト
http://images.google.com/images?q=Sergei%20Mikhailovich%20Prokudin-Gorskii%20&hl=xx-hacker&lr=&c2coff=1&sa=N&tab=wi
をご参照。
http://bbs.enjoykorea.naver.co.jp/jphoto/read.php?id=enjoyjapan_12&nid=49755&work=list&st=&sw=&cp=3
[479] Re:[478] 「メディア・スクラム」に対する拮抗力形成 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/20(Sun) 20:11 |
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- hnさん。
どうも、おいでいただきありがとうございました。
381で「「記者ブログはなぜ潰されやすいのか」との論評」について書き、「ブログ 炎上」というキーワードで、探しているうちに、昨年、レコード輸入権問題で、この掲示板にも、いらっしゃったことのある小倉先生のサイトでの論争を知ったという次第です。
記者ブログというものに関心がいった経緯につきましては、私のブログ「増えているという「記者ブログ」は、単なる「つぶやき」なのか、掲載されない情報の「オーバーフロー」なのか? 」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=216
「「コメント・スクラム」か、「ブログ・スクラム」か?」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=221
「「 パブリック・ジャーナリズム」の原点とはなになのか? 」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=222
などをご参照ください。
特にご指摘の、「TV局・新聞社・電通の、金と権力を使ったコメントスクラム」への対抗については、「「コメント・スクラム」か、「ブログ・スクラム」か?」のなかで、
「CNN
のイーソン・ジョーダン氏の場合は、「コメント・スクラム」ではなく、まづ、「ブログ・スクラム」があって、それを、ぎりぎりまで静観していたニューヨー
クタイムズなど大手マスコミが、旧メディアの同志を裏切った形で、暫定「メディア・スクラム」を組み、書き始めた時点で、CNNの上層部が動き始めたとい
う展開のようだ。日本の場合は、コメントスクラムで「祭り」が始まるのだが、ブログスクラムで、「メディア・スクラム」を組む既成のマスコミへの「祭り」
が始まるという展開には、まだ、なっていないようだ。」との見解を述べています。
本来は、メディアスクラムに対する拮抗力として、ブログスクラムが形成されなければならないのに、その力が、このような形で分散されているのは、残念な感じがしています。
もっ
とも、「本来は、ブログスクラムが形成されるはずが、コメントスクラム問題に矮小化され、その対決構造の形成がそらされたのも、メディア側の深謀遠慮
だ。」と、hnさんが解釈されておられるのでしたら、それはそれで、ひとつの解釈になりうるものでしょうが、その証拠を私は、見つけることは、まだできて
いません。
ただ、「記者ブログ」については、なんとなく、既成メディア側からの「すりより作戦」「取り込み作戦」「同質化作戦」のようなにおいは、感じられるのですが。
それは、メディアの経営主体というよりは、記者本体の本能的な自己保身欲求にもとづくものなのかもしれません。
[478] 無題 投稿者:hn 投稿日:2005/02/20(Sun) 19:52 |
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- 笹山先生の掲示板に、欺瞞が幾つか見受けられたので、書き込ませて頂きます。
先ず、ホリエモンのような人物については、
http://nikaidou.com/column01.html
上記リンク先をご覧頂ければ解るように、既にメッキが剥がれつつあります。
元々ネットベンチャーといわれる業種には、まともな人物は少ない。
次に、小倉秀夫弁護士についてです。
彼は、朝日新聞記者の弁護に失敗した。
それを隠すために、神学論争のような話を長々と続けているだけです。
全ては、自身に都合の悪い事実を隠すためです。
それについての謝罪が行われない限り、失われた彼のステイタスは戻りません。
笹山先生さえも、枝葉の部分にだけ言及し、騒動の元となった事実から、目を反らしています。
>個としての常識形成と、そのマニフェストの機会を、あたかも、
>「すでに常識の多数派形成済みですよ、あなたの常識は、異端ですよ。」
>とのメッセージを含んだコメントスクラムという決め付けによって、
>抹殺することに対しては、対抗していかなくてはならないという、小倉弁護士の意見には、賛成である。
ネットの個人による自発的な「コメントスクラム状態の自然形成」より、遥かに大きな危険である
「TV局・新聞社・電通の、金と権力を使ったコメントスクラム」への対抗の方が、
リベラルの維持にとって、急務だと思います。
[477] 「炎上レベル表」なるもの 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/20(Sun) 18:56 |
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- http://blog.goo.ne.jp/wakainkyo/e/4d6f16bc50e5a1dc8029cd4332d37a00
に、「炎上レベル表」なるものが掲載されているので、再引用させていただきます。
なお、ここに記されている対象サイトは、炎上はしていないし、すでに、鎮火状態にあるもののように感じられます。
ですから、この逆に「鎮火レベル表」というのも、作成可能のように感じられますね。
(引用)
1:頓狂な見識をばらまく(燃料仕込み)
2:善意の第三者からツッコミが入る(マッチが擦られる)
3:ツッコミに罵倒・嘲笑・威圧・不誠実で返す(着火&燃料投下)
4:議論を求めて侃々諤々/野次馬流入(炎上第一段階)
5:根拠なき勝利宣言/呆れてまじめな発言者去る(崩落開始)
6:残るのは厨・粘着/野次馬流入(炎上第二段階)
7:状況悪化にうろたえて思わず燃料投下(爆発)
8:荒れ果てるor寂れきる(炎上最終段階)
9:逃亡(焼失)
10:現場検証(まとめサイトや記念館建立、たまに自己批判)
(引用終わり)
で、「鎮火レベル表」の例としては、
3の段階で、丁重かつ、長大な建設的返答を、各種の膨大なリンクを交え、差し上げる。
4.の段階で野次馬が乱入してきた際には、すでに議論のレベルが、高度の段階にあることを丁重に知っていただく。
5の段階で、ほぼ鎮火を確信しながらも、なおも散発する、各種意見の消尽を待つ。
6の段階で、新たな話題や、同じ話題でも、レベルの違う、または角度を違えた話題提供で、新規参入のみなさまと、固定の皆様との交流を図る。
7の段階で、再度、当初の問題提起をして、すでに、その話題が、トートロジーの段階に達していることを、訪問された方々とともに、了解づくで、確認する。
8の段階で、問題の総括をして、反応を待つ。
9の段階で、長大なまとめ文と、建設的な提案を掲載し、今後のシミュレーションの素材とする。
なんてことを考えましたが、さて、実際はどうでしょうかね。
ともかく「炎上」を避けるためには、結局は、あふれるごとき文章と、阿修羅のごとき、マシンガンのごとき、タイプの放水で、鎮火が決まるように思えます。
[476] Re:[475] 「ホリエモン」の経済活動に注目 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/20(Sun) 15:54 |
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- 桜の花さん。
しばらくです。
どうも、お気に触る格言を引いてしまって申し訳ありません。
これには、前段があっ
て、あるサイトで、
「ホリエモン」さんが、年上にかわいがられないのは、ネクタイをしていないなどの外見的な要素が作用していて、結果「出る杭は、打たれる。」現象になって
いるんじゃないのかということになり、この日本的な「出る杭は、打たれる。」というような意味の格言は、日本以外にもあるんじゃないとかということで、論
議が発展していまして、
英語では、
"The squeaky wheel gets the grease"(ギシギシ音を立てる車輪ほど、油を塗ってもらえる。)とか、
"A tall tree catches much wind."(高い木ほど、強い風を受ける。)とか
「出頭的椽子先爛」(頭を出している垂木は先に腐る)とか、
「樹大招風」(木が大きいと風を招く)とか、
「人怕出名猪怕壮」(人は有名になるのを恐れ、豚は太るのを恐れる)とか、
いろいろ、海外でも、同じようなものがあるんではないかということになっていたんですね。
で、最後の「人怕出名猪怕壮」の日本版の格言では、「桂馬の高上がり(桂馬の高飛び)、歩のえじき」ってのがあると、私がこう思ってしまったということです。
ですが、おっしゃるように、今の「ホリエモン」バッシングには、いろいろな無理があることは、「国際的に見た株式の時間外取引」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=227
でも、触れさせていただいたとおりです。
桜
の花さんのおっしゃっている中で、注目すべきなのは、「デジタル放送のウエーブのインフラを緊急時の国や地方自治体の防災ネットワークに利用するだけでも
有線回線切断を考えると好ましいことではないでしょうか」とのご発言の中でご示唆されているように、「ネット社会と、既成インフラとのハイブリッド化に
よって、生まれうる新しい日本社会の構築」ということなのではないでしょうか。
これらの融合インフラを、ネット社会からのアプローチによって実現できる方途が開けつつあるということなのでしょう。
今日の堀江社長の会見の中でも、何ゆえにニッポン放送なのかとの問いに対して、そのようなハイブリッド化への展望を示されています。
そのようなスキームこそが、閉塞した日本経済の進路を切り開く大きな力になるものとも思われます。
ただし、障害のより少ない形でのプレゼンテーションであれば、その実現への道は、かなりスムーズに行くとは思うのですが。
世の改革者たちの歩んできた「鼻息荒く、効少ない」道は、「ホリエモン」さんには、歩ませたくないものです。
いえ、野党で暇をかこっている、かつての政治改革者のことを言っているのではありませんが。
[475] 「ホリエモン」の経済活動に注目 投稿者:桜の花 投稿日:2005/02/20(Sun) 13:59 |
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- 笹山さん
474に対しては反対に思える意見をもっています。
私は彼の今までの経済活動からネット社会こそが 今の政治の中で話題の「地方の時代」を演出できると思っていますし、且つ政治家も経済界も教育界も真剣に考えるべき時代に突入したのだと思っています。
彼
は「ネット社会の優れた経営者の一人」だと考えるべきですし、日本社会は日本経済活性化の為に「多くの新しい経営者」が出現できる社会環境こそ推進すべき
だと思っています。彼の関心の多くは免許事業に興味を持っていも様ですね。ある面では既存の国に依存する経営者の体質と変わりません。そこに事業の旨味と
確実性を感じているのだと思います。
簡単に言いますと・・
・デジタル放送のウエーブのインフラを緊急時の国や地方自治体の防災ネットワークに利用するだけでも有線回線切断を考えると好ましいことてはないでしょうか。多分裏に政治家が付けば簡単に地方自治体は予算化してしまうと思いませんか。
ネット社会だからこその・・私のこの件の背景的考え。
・ネット社会は 政治家・官僚・経営者の非社会的な日常行動を即時的に明るみに出します。社会生活の中でも新しいタイプの犯罪すら増加しています。
昨今政治家は「愛国心教育・・」と嘯いています。
私
は「愛国心教育」を教えるならば同時に「自己愛教育」も教えるべき事のようにおもいます。この「自己愛」に満ち満ちて偏った性格の持ち主が「政治家の一
部・官僚の一部・経営者の一部」に存在して社会悪になっているようにすら今の社会では思えないでしょうか。現実に国民の不満にもなっています。これらの事
もネットの持つ意思伝達の即時性が今まで隠蔽できていたものを顕現したにすぎないと思ってもいます。
そこで・・
教育界にあっては『新しい時代に則した道徳規範』さえ必要になると考えています。それは古典や宗教で語られる『道徳』とも違います。
ネット社会では従来の社会規範よりもそれ以上に『個人個人の自制心(封建制社会とは違った)』が求められる社会になると思います。且つ『人間の尊厳を尊重した中での自由な意思表示・闊達な行動』を求める社会作りが『地方の時代を語る政治家の使命』だと思っています。
・地方の時代のネット社会が演出するものとは・・
即時的な意思伝達、膨大なデーターベースを生かした生活、大資本に頼らない小資本でもできる経済活動への回帰、強い精神力と生活や仕事の智恵への回帰、高齢者が精神的成長を満喫できて且つ地域や社会生活に積極的に参加しているその様な社会・・・だと思います。
「ホリエモンについての」結論ですが・・
従来の株式市場で暗躍した仕手筋・昔の糸山英太郎氏を代表とする個人資産を背景とする乗っ取り屋とは完全に異質なタイプです。
今の時代の全ての意味で日本は『過渡期』という認識にたつのであれば、そして彼の若さと人生経験のないところを補完するならば、
政治・経済で代表する人達は プロ野球界に投じた一石を見て、彼が示唆する中で意味する『ネット社会』を汲み取る事ができれば 日本は大きく変化できるのではないでしょうか。
今の政治家・経営者に欠けている「気力・精神力」を彼に感じます。
[474] 「ホリエモン」バッシングをことわざにたとえると。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/20(Sun) 11:58 |
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- 「出る杭は打たれる」とたとえる人もいるけど、「桂馬の高上がり、歩のえじき」ってのが、本当なのかもしれない。
[473] Re:[472] [471] [470] 抗鬱剤を飲んだら自殺者2倍? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/20(Sun) 11:25 |
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- ご紹介のサイト
http://bmj.bmjjournals.com/cgi/content/full/330/7488/389?ehom
の
なかでは、「抗うつ剤の中で、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(Selective Serotonin Reuptake
Inhibitor:SSRI)と三環系抗欝薬( tricyclic
antidepressant )を比較した場合、特に、SSRIのほうが危険だったという確たる証拠は見られなかったが、SSRIの危険性を排除すると
いうまでにはいたらなかった。」と書いてありますね。
ここら辺の実証は、あおりではなく、科学的にいきたいものですね。
http://bmj.bmjjournals.com/cgi/content/full/330/7488/389?ehom
[472] Re:[471] [470] 抗鬱剤を飲んだら自殺者2倍? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/20(Sun) 10:57 |
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- 笹山さん、こんにちは(^^
BMJが特集みたいになってます。
SSRIs and suicide updated 19 February 2005
http://bmj.bmjjournals.com/
[471] Re:[470] 抗鬱剤を飲んだら自殺者2倍? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/20(Sun) 10:49 |
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- これについては、昨年10月17日の私のブログ「「子供や青年の抗うつ剤服用が、自殺への引き金に」と、FDAが警告」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=118
で紹介したように、FDAが警告したことですね。
こ
のEli Lillyのプロザックのほかに、Pfizerのゾロフト(Zoloft)、Forest
Laboratoriesのセレクサ(Celexa) とレクサプロ(Lexapro)、Eli
Lillyのシンバルタ(Cymbalta 一般名duloxetine)、Wyethのエフェキソー(Effexor)、Bristol-Myers
Squibbのサーゾーン(Serzone) などがあるよですね。
厚生労働省は、「パキシル」(塩酸パロキセチン水和物)については規制したようですが、ほかの上記の薬については、規制は、どうなのでしょう。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=118
[470] 抗鬱剤を飲んだら自殺者2倍?&アドバスターズ(広告退治屋)という雑誌 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/20(Sun) 09:53 |
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- 日本はもちろん、世界中で使用されているSSRI型抗鬱剤なるもので、治療の為に飲むのに、飲んだら自殺者が2倍云々、という報告が出てきたそうで、あるMLでBMJの論文とともに話題になっているんですが、検索していたらこんなサイトを見つけました。
Adbusters(広告退治屋) アドバスターズという雑誌からの紹介なんですが
プロザックの秘密
http://adbusters.cool.ne.jp/prozac.htm
アドバスターとは ←なかなか面白そうです
http://adbusters.cool.ne.jp/info1.htm
http://adbusters.cool.ne.jp/
http://adbusters.org/home/
ワシントンポストの記事
Clinical Trials Find Increased Suicide Risk with Antidepressants
http://www.thedaily.washington.edu/worldnation.lasso
[469] ブラジル、牛肉ブームで殺人が多発 米国生まれシスター惨殺で漸く政府が対策に本腰 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/20(Sun) 08:44 |
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- 本当に考え直す時期にきていますね。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/forest/news/05021901.htm
[468] 「ホロニックな常識」の時代−小倉弁護士の言われる「常識」の再解釈- 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/20(Sun) 08:29 |
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- 例の小倉弁護士の「まとめコメント(コメントスクラムと「常識」の押し付け)」http://blog.goo.ne.jp/hwj-ogura/d/20050219
で、小倉さんが言わんとする「常識」の意味が、まだ、理解できないでいる人が多いように見受けられたが、こういうことなんじゃないのかな、と、思う。
つ
まり、これまでのマスコミ主導型の「護送船団型」常識形成過程が、IT時代になり、「ホロニックな」常識形成過程に変わってきているにもかかわらず、あい
も変わらず、ネット社会においても、「ウヨ」「サヨ」などの層別ツールでもって、多数は形成をしたがり、挙句の果ては、多数は形成のツールとしての「コメ
ント・スクラム」を組みたがる。
で、この「常識」なる言葉を、釣りの「浮き」にたとえれば、
これまでは、マスコミ主導型の巨大な浮きが、
海面に数個浮いているだけで、その浮き沈みを見ていれば、「常識にたがう行為」はしなくてすんだものが、海面に、ホロニックな幾万もの浮きが、絶えず、ち
らちら、浮き沈みしている状態になって、それらの浮きを指差して、「あれはウヨ、あれはサヨ」といっていること自体が、滑稽な事象である。ということなの
だろう。
相変わらず、浮きの沈み具合によって、小さな生簀に、浮きを囲い分けることのおろかさとでもいうんだろうか。
もっとも、ホロニック化した浮き自体にも、自らで考える常識の形成力に、まだ、自信が無く、隣の浮きの上下を見て、右往左往している面も、まだあるのだろう。
つまりは、「IT時代の常識形成のプロトコル不在」の中で、旧来社会の決めつけと、その層別基準にもとづくバッシングのみが生きているという、過渡期の段階なのだろう。
小
倉さんのいわれる「自分の考えが「常識」に合致しているという認識によってのみその言動が主観的に正当化されている以上、やむを得ないのかも知れません。
(中略)そのコメンテーターの「常識」はその
blog主の「常識」とは合致していないため、1対1ないし1対少数だと、そのコメンテーターのコメントは無視されるかはねつけられるかで終わることが多
いといえます。」ということで、コメントスクラムへの誘引が強く働くということなのだろう。
個としての常識形成と、そのマニフェストの機会を、あ
たかも、「すでに常識の多数派形成済みですよ、あなたの常識は、異端ですよ。」とのメッセージを含んだコメントスクラムという決め付けによって、抹殺する
ことに対しては、対抗していかなくてはならないという、小倉弁護士の意見には、賛成である。
ブログ主も「唯我独尊」、コメント主も「唯我独尊」であれば、ブログ主と、コメント主との間の、「プロトコル摩擦」は起きないはずだ。
サイトhttp://www.ucl.ac.uk/sts/sm/sciencec.htmは、科学と公衆とのプロトコルの必要性を述べたサイトだ。
弁護士など、社会科学のオピニオンリーダーにとっても、科学者の公衆への伝達同様、イタコ(霊媒介者)的存在としての役割が必要な時代なのかもしれない。
http://blog.goo.ne.jp/hwj-ogura/d/20050219
[467] 「食材からノロウイルス出ず 「なぜ食中毒」」という記事 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/19(Sat) 19:58 |
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- http://www.373news.com/2000picup/2005/02/picup_20050213_3.htm
によれば、
「鹿
児島県から昨年末、ノロウイルスによる食中毒として処分を受けた飲食店、福祉施設の関係者に、不満と不信がくすぶっている。食材からウイルスは検出されて
いないのに食中毒と断定されたからだ。「総合的に判断した結果」とする県に、業者は「ほかに感染源の可能性はないのか。断定理由や説明があいまい」と納得
していない。」
というのだが、これは、これまでのノロフィルスと、今回のノロウィルスの決定的な違いに、行政側が対応できていないためではなかろうかと思う。
http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200501.html#20050116
に
も書いたように、ノロウィルスの感染経路としては、従来型のコモンソース(common source ourbreak または、point
source outbreak
)(共通感染源、発生のルートが、食や水関連の点的なもの)と、新らしい人から人への感染(蔓延性(継続的)感染源、person-to-person
outbreak または、propagated
outbreak)とがあるのだが、これまでは、ノロウィルスといえば、必ず、食中毒と連動して感染様式が考えられてきた。
その名残りが、行政を含めた公衆衛生関係者の間に、今回、見られたように、私自身は感じている。
つまりは、本来は、蔓延性(継続的)感染源への追求も含めて、されなければならなかったものが、従来どおりの共通感染源のみの追求がされたがために、食堂・レストラン関係が、槍玉に上がってしまったという構図である。
なお、私の上記記事の中には、ノロウィルスが発生した、全国数多くの食堂、福祉施設、レストラン、ホテルなどの固有名詞が出ているのだが、これは、報道なり行政によって公表されたものばかりである。
ただし、新聞報道の固有名詞は、サイトの進行とともに検索から消えてしまうのだが、私のサイトだけが、固有名詞が消えずに残ってしまうので、それで、いまだに、検索頼りにアクセスされてこられるかたも多いようだ。
検索されてきたかたの中には、「明日家族なり友人と行く食堂やレストランやホテル、大丈夫なんだろうか?」と、たまたま、検索されて、私のサイトにぶち当たってしまったという方もあるのかもしれない。
当該施設にとっては、迷惑千万な話なのだが、利用者にとっては、周知してもいい事実なので、そのまま、記載してある。
http://www.373news.com/2000picup/2005/02/picup_20050213_3.htm
[466] 小倉秀夫弁護士の「総括・コメント・スクラム」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/19(Sat) 17:00 |
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- 4日ぶりに更新された、小倉秀夫弁護士の「総括・コメント・スクラム」論が、今日掲載されました。
早々と、小倉弁護士、余裕の総括でした。
「コメント・スクラム」という、自ら造語されたひとつのキーワードで、ネット社会でのいろいろな問題点を総括されたと思います。
http://blog.goo.ne.jp/hwj-ogura/d/20050219
[465] 私のブログには、外国のお客さんもあります。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/19(Sat) 14:48 |
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- で、一例を挙げますと、
このごろでは、ずいぶん精巧な、「日本語⇒英語」自動翻訳ソフトがあるようで、
と思ったら、なんだ、Googleのサイト翻訳ソフト
http://216.239.39.104/translate_t
でしたね。
私のサイト「Tim Johnson 上院議員のカナダとの牛肉輸入再開反対論」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=223
を、Googleの自動翻訳で英語に変換され、
このように
http://216.239.39.104/translate_c?hl=en&sl=ja&u=http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php%3Fm%3D20050214&prev=/search%3Fq%3Dsasayama%2Btim%26hl%3Den%26lr%3D%26sa%3DG
読んでいらっしゃる方もおられるようだ。
もっとも、以下はお笑いだが、もともと、この「Tim Johnson 上院議員のカナダとの牛肉輸入再開反対論」のネタは、英語のサイトなんだから、これが私の拙訳で、日本語に訳されたものを、さらに、この方は、英語に変換して読まれているというわけ。
なんだか、申し訳ないなぁ。
[464] 「IT時代のジョハリの窓」から見た「コメント・スクラム」現象 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/19(Sat) 14:13 |
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- http://d.hatena.ne.jp/hizzz/20040716
のなかの、「「われ」と「われわれ」」のなかに引用されている小原信さんの「iモード社会のジョハリの窓」は、ちょっと、面白かったです。
ついでに「IT時代のRD レインの結ぼれ」なんてのも、書いて欲しかったです。
若いときに、この「結ぼれ」KNOTS(Laing, RD.)
http://www.neth.de/Interact/Sprachspiele/Autopoetry/Knots.html
を読んでいるうちに、「ここはどこ?」「アタシッテだあれ?}てな、サイケな気持ちにさせられてしまったことがある。
映画「カッコウの巣の上で」
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=4572#COMMENT
ってのは、これを元にした映画でしたっけ?
こういうのは、「過剰なフィードバック」とでもいうんでしょうか?
となると、小倉秀夫弁護士が言われる「コメント・スクラム」現象というのは、「過剰なフィードバック」により発生する社会現象とでも言うんでしょうかね。
「IT時代の神経症的症候群」そんな感じもいたします。
http://d.hatena.ne.jp/hizzz/20040716
[461] 98年〜の牛について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/19(Sat) 12:00 |
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- 今週の週刊ポストに掲載されていた内容から抜粋です。http://www.weeklypost.com/050225jp/index.html
畜産関係者の証言には背筋が寒くなる。
「98
年頃から原因不明の病気で死ぬ牛が増えた。当時はBSEの知識もないし、病気の牛は早目に処分して肉にした。格安国産牛のバーゲンセールや牛肉食べ放題の
店なんかに回されたケースが多い。全頭検査までは全国でやっていたから、35頭なんてとんでもない。2ケタ違う」
96年生まれはBSE発生が多いですが、98年ごろはそれらの同世代の牛が、ちょうど出荷されはじめる頃になりませんでしょうか。
96年3月20日、英国の「BSEがヒトに感染する」発表を受けての、日本の96年4月の肉骨粉禁止を目前に、96年3月には肉骨粉の使用量がピークに達した(飼料月報より)ということなど、「狂牛病は終わらない」という本で指摘されておりましたので、気になりました。
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog4.htm#7909
食品安全委員会に、事実関係を確認してもらえないか、とメールしてみました。
しかし98年頃なんて、皆知らないで、モリモリ食べてましたよね。(^^;まったく腹の立つことです。
[460] Re:[458] 呼吸器症状のない鳥インフルエンザ患者が死亡 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/19(Sat) 11:43 |
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- まりちゃんさん。
下記サイトが元ネタのようですね。
鳥インフルエンザの症状として、これまでの呼吸器系統の症
状を見せるものとはちがった、肺炎や下痢の症状を見せる致命的なものがあるということが、昨日、ホーチミン市病院など、ヴェトナム各地病院や、イギリスの
オックスフォード大学などの国際共同研究チームの研究でわかったという報道ですね。
これによると、一年前に南ヴェトナムで、9歳の少女と、4歳の
男の子の姉弟が、脳炎の症状で死亡したケースについて、研究者が、その姉弟から検出した鳥インフルエンザ・ウィルスを精密に検査した結果、「これらのケー
スによると、H5N1インフルエンザの臨床スペクトルムに属する疾患について、これまで考えられていた範囲よりも、より広い範囲にわたるものであるという
ことがわかったものであり、したがって、このことは、鳥インフルエンザに対応する臨床的ならびに公衆衛生上の対応について、重要な影響を与える研究成果で
ある。」としていますね。
これまでは、鳥インフルエンザウィルスは、一般的に、脳炎を惹き起こし、呼吸器系、神経系、消火器系を損傷し、心臓・陣腎臓・肝臓疾患に至るというのが、常識でしたが、最近鳥インフルエンザで死んだ患者には、脳炎は見られなかったとしています。
このケースでの鳥インフルエンザで死んだ子供の場合は、その家で、健康なシャモを飼っていて、また、その周囲の村や周辺の小池なり川でも、鶏やアヒルはいたが、それらには、病気が無かったということは明らかなのだといいます。
もし、その姉弟が病気に巻き込まれたのだとしたら、潜伏期間が異常に長かったためと見られるということです。
そ
れでも、彼らの直腸から取り出したウィルスがどのような属のものであったかが、主な関心事で、これによって、込み合った生活形態や、下痢などによって、人
から人への鳥インフルエンザウィルスの伝染が起こったかどうかがわかるのだといっていますが、それらの詳細についての記述は、この記事ではないですね。。
http://today.reuters.co.uk/news/newsArticle.aspx?type=healthNews&storyID=2005-02-18T173527Z_01_B86434_RTRIDST_0_HEALTH-BIRDFLU-DC.XML
[459] ブログのコメント欄をオフにするかしないか、についての論争 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/19(Sat) 08:44 |
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- http://blog.goo.ne.jp/misirin/e/23c1a8e11f575615430877088065f180
ですが、なるほど、ごく普通の感想としては、このような意見は貴重ですね。
私の場合は、海外からの多量のコメントスパム-これは、ポーカーだの何だのという、ギャンブルなどのサイト宣伝のためのコメントが紛れ込むのがわずらわしくて、ブログのコメント欄を閉鎖してあります。
ですから、ブログの機能の半分しか利用していないというわけですね。
[458] 呼吸器症状のない鳥インフルエンザ患者が死亡 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/19(Sat) 00:01 |
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- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050218-00000173-kyodo-soci
http://content.nejm.org/cgi/content/short/352/7/686
[457] Re:[456] はてなブックマーク注目記事ポータル 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/18(Fri) 20:12 |
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- garyoさん。ありがとうございました。
カリスマブックマーカーなんてあるんですね。
そこのサイトから、引用させていただきますと。
2004 年11 月 (単位:千人)
ウェブサイト名 利用者数 ドメイン名
livedoor.jp ライブドアブログ 7,385
hatena.ne.jp はてな (人力検索、ブログ等)4,847
exblog.jp エキサイトブログ 2,819
jugem.jp JUGEM (ブログ)2,609
cocolog-nifty.com ココログ (ブログ)2,452
seesaa.net Seesaa ブログ 1,402
ecnavi.jp EC ナビ (価格比較)1,350
yaplog.jp ヤプログ (ブログ)1,121
9199.jp クイック (一括検索)1,095
okweb.jp OK ウェブ (Q &A コミュニティ)888
yongjoon.jp ぺ・ヨンジュン公式サイト 626
恐るべし、ですね。この数。
ついでに、さらにリンク伝いに行くと、
「「ブログの大半は過去2カ月更新無し,平均の更新頻度は2週間に1回」,米調査」http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/USNEWS/20031007/10/ですって。
これは意外ですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/m_t_379/81955.html
[456] はてなブックマーク注目記事ポータル 投稿者:garyo 投稿日:2005/02/18(Fri) 20:00 |
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- はてなの新サービス「はてなブックマーク」を使って作ってみました。各サイト毎にどの記事が注目(ブックマーク)されているか調べて注目の多い順に表示します。
インターネットは情報がたくさんあるので、どうやって面白い情報があるか探す方法が今後重要になる気がします。
http://f58.aaa.livedoor.jp/~garyo/RSS/pukiwiki.php?FrontPage
[455] 秋田空港ターミナルビルの交際費問題・新たな火種 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/18(Fri) 18:56 |
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- http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050218a
によれば、
「県
出資の第三セクター・秋田空港ターミナルビルの交際費問題で、15年6月に離任した同社の中村舜一元社長が自民党県議団の調査に対し、寺田典城知事(空港
ビル代表取締役会長)や県幹部らが参加した自身の送別会について、「寺田知事から(送別会の)費用を空港ビルで負担するよう求められた」と述べていたこと
が17日、分かった。県議会建設委員会で同日行われた同社前部長の参考人質疑で同党の平山晴彦氏が明らかにし、前部長も「そのように記憶している」と証言
した。」との記事。
奇奇怪怪ですね。
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050218a
[454] すっかり和製英語化した「カミングアウト」が、海外で誤解を生まないように。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/18(Fri) 18:29 |
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- 女性タレントが、テレビ番組「カミングダウト」(日本テレビ系)http://www.ntv.co.jp/doubt/で、「集団強盗でお店をつぶしたことがある」と衝撃告白し、話題を呼んでいるが、、この「カミングダウト」がもじった、「カミングアウト」という言葉も、すっかり流行語化している。
しかし、この「カミングアウト」という言葉を英語検索してみると、出てくるのは、ほとんどというか、ほぼ、全部が「同**告白」のサイトである。
日本では、どうしたわけか、「カミングアウト」=「告白」という意味になってしまっているが。
この言葉がすっかり和製英語化してしまって、海外に出たときに、うっかり、普通の告白の意味のつもりで使ってしまうと、とんでもない誤解を生む可能性が、大いにありそうだ。
テレビ報道も、この意味をわきまえて放送しないと、世界からの反発を食らう可能性もある。
[453] Re:[452] 中西準子氏のサイト 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/18(Fri) 18:12 |
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- 中西さんのサイトの記事拝見しました。
これでは、ちょっとわかりにくいんじゃないでしょうかね。
一言で言えば、SSCが言っているように、「cattle oral ID50と、human oral ID50との混用は注意すべし」の一言に尽きるのではないでしょうかね。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/04/dl/s0417-4c.pdf
[452] 中西準子氏のサイト 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/18(Fri) 17:27 |
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- 中西準子氏がBSEでコメントだされてますね。vCJDの総感染者数や潜伏期間など、かっきり判明してるなら、言わんとすることも理解できるんですが。
「データの読みに気をつけよう」もわかるんですが、「恣意的に「データ」にされていないことにも気をつけよう」と私は思いました。SARSの時の中国の数字なんかいい例で。(^^;
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/
[451] Re:[450] 「 スポラディック」という概念は、病理学的なものでない。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/18(Fri) 09:25 |
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- かんがえてみれば、「スポラディック」という概念は、なんら病理学的には、縁の無い概念に見受けられますね。
同類の病気のクラスターが見つからない、特定のコホートが形成されない、nonfamilialである、という、地理学的・社会学的要素の強い概念ですね。
曝露の実態がどうなのか、感染様式が何なのか、潜伏期間がどうなのか、わからない状態の中で、「 スポラディック」かどうか、判断する基準すらないのですから。
現在、一見「 スポラディック」に見えていても、実は、長期的潜伏期間の元に、じわじわと、一定のコホートが形成されつつある、そんな事態も、想定できるのですから。
ですから、何かわからないから、とりあえず「 スポラディック」にしてしまおう、というようなものですね。
まあ、病気の「未整理箱」のようなもんでしょう。
[450] 議事録から 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/18(Fri) 09:10 |
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- これは96年(H8年)6月の議事録ですが、診断の難しい病気ですね。
○小坂委員
(略) それからもう一つ、人間でクロイツフェルト・ヤコブ病という診断はついていない症例の脳を調べたら今、問題のたん白が証明された症例はあるんでしょうか。これは、日本でもイギリスでもどこでもいいんですけれども。
○立石先生
(略) それから、あとの御質問ですが、それはかなりあります。ほかの病気と診断されておったケースもあります。
○小坂委員
それは、振り返ってヤコブと診断すべきであったのでしょうか。
○立石先生
スポラディックなケースは割合典型的な臨床症状及び病理所見ですから、これはまず普通の神経内科のお医者さんの診断がほぼ的中しておりますが、特に遺伝子
異常を持つタイプで若く発症する、あるいは非常に小脳症状が中心になって小脳変性症的な症状を出すケース、そういうものは非常に誤診されております。むし
ろそういうケースは剖検でも誤診されています。剖検でも診断がつきませんので、そうなるとプリオンたん白の染色で決まります。
そのメリットの一つは、古いケースでもそういう疑問のケースがあれば、もし病理のブロックが残っておれば今でも確定診断出来る訳ですし、むしろ今、問題の
バリアントタイプCJDはそれで簡単に鑑別出来る訳ですから、これは是非この際、洗ってすべて明らかにする必要があると思います。
http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s0603-1.html
最近のは「議事概要」ということで議事録がないので、こういう詳細がわかりません。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/kousei.html#k-situbyo
[449] グリーンスパン氏の発言で、連邦準備金利の再利上げ近しとの見方広まる。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/18(Fri) 08:10 |
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- 今月の2日に、米連邦準備制度理事会(FRB)は、フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を現行の年2・25%から0・25%引
き上げて年2・5%とすることを決めたばっかりであるが、昨日、グリーンスパン氏が、米議会の金融サービス委員会で、「現在の金利水準は、かなり低い。」
と、重ねて発言したことで、当初、次の利上げは5月とみられていたのが、早まるのではないかとの観測が、市場に流れている。
グリーンスパン氏は、「米経済は、かなりのペースで拡大し続けているが、インフレ懸念があり、政策当局者は、警戒すべきである。」と発言した。
しかし、市場では、次の利上げがどの程度のものであり、インフレがどの程度のものであるかについての確証がつかめないようだ。
特
に、失業保険需給申請件数が、この4年間で、最低水準を記録するなど、労働市場の驚くべき改善が見られている一方で、1月の輸入製品価格の0.9パーセン
トの上昇が、石油価格の上昇に伴って、見られたということなど、相反する事象が、アメリカ経済の先行き見通しを困難にさせているようだ。
http://www.sbpost.ie/breakingnews/breaking_story.asp?j=2847795&p=z8478yx&n=2847887&x=
[448] 国際的に見た時間外取引 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/18(Fri) 07:30 |
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- 例のライブドアの件で、規制が強まりそうな株式の時間外取引だが、国際的にみると、やや、逆行しているのかな、という、疑念がわいてくる。
時
間外取引には証券取引所自体で開かれる場合とECN(Electronic Communications
Network/電子商取引ネットワーク)などの私設ネットワークで開かれる場合があり、取引時間前に行われる場合をPre Market
tradingといい、取引時間後に行われる場合をafter hours tradingという。
ちなみに、ニューヨークの場合は、つぎのように、マーケット開催時間と前後のECNによる時間外取引をあわせると実質12時間の取引が可能である。
朝のECN時間外取引 日本時間21:00−22:30
マーケット開催時間 日本時間22:30−05:00 (NY時間9:30−16:00)
夕方のECN時間外取引 日本時間05:00−09:00
一方、韓国では、2001年12月末に株式の時間外取引が開始され、2002年4月1日より取り扱い銘柄数を大幅に拡大している。
韓国には韓国証券取引所が運営する証券取引所市場、韓国証券業協会が運営するKOSDAQ市場の2つの株式市場があり、時間外取引はこれら2つの市場の銘柄を対象に、午後4時30分から午後9時までの間、それぞれの市場での終値による一本値取引で行われている。
このように、株式市場の国際競争という点から見れば、今回のライブドアがらみの時間外取引規制は、やや、姑息で、短期的な視野に立った規制と見られても、仕方がないであろう。
あらゆるマーケットが、オンライン・トレードの通常化により、24時間取引へと移行する中で、身内の狭いTOB問題で、世界の趨勢に、日本のマーケットが遅れをとることは、あってはならないと思うのだが。
[447] Re:[446] 安全の両論併記はあるのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/17(Thu) 22:46 |
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- フェイルセーフの観点からすれば、安全の両論併記をした場合は、安全対策に、より慎重な意見が珍重されるべきなのでしょうがね。
普通のフェイルセーフを考えた構造としては、次の四つがあります。http://www.jal.co.jp/jiten/dict/g_page/g078_2.html参照
1.リダンダント(冗長)(redundant)構造−一つの構造が壊れても、もうひとつの構造が働き続ける。
2.二重(double)構造-同じ働きをする二つの構造が、並列して働き続ける。
3.バックアップ(back up)構造−ひとつの構造が壊れた時点で、予備の構造が働き出す。
4.ロード・ドロッピング(荷重軽減)(load dropping )構造-構造のどこかが壊れると,もうその種の荷重がかからないようにする構造。
そこで、ここでの「構造」という言葉を「安全のためのシナリオ」という言葉に置きかえて見ると、次のようなことが言えるのではないでしょうか。
両論併記ということは、「安全のためのシナリオ」が二つあるということになりますね。
ひとつの「安全のためのシナリオ」が、「安全でないシナリオ」にかわった場合、もうひとつの「安全のためのシナリオ」が、それまでのシナリオにかわって、その機能をまっとうできるためには、どのような条件を備えていなければならないか、ということになります。
ひとつのシナリオの安全神話が崩れた場合のフェイルセーフとしては、同じシナリオでは、だめなわけで、4のロード・ドロッピング(荷重軽減)構造での、同じシナリオを排除した上でのシナリオ構築が必要となるのではないでしょうか。
つまり、両論併記といえども、どちらをメインとし、どちらをサブとしたシナリオ作りが必要かということが問題とされるべきだとおもいます。
時系列的な両論併記とでも言うんでしょうか。
[446] BSE対策で近く答申へ 多数意見重視と食品安全委 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/17(Thu) 21:49 |
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- 「寺田委員長は「対立する意見については、(答申に)少数意見として付記する」と述べ、すべての委員が賛成しなくても、多数意見を重視する形で答申をまとめる考えを示した。」
とのことですが、傍聴していると、構図としては、吉川座長&(時に)小野寺氏vsその他の委員全員(10人?)、に見えるんですが。(^^;
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000200-kyodo-bus_all
[445] BIGLOBE、時代を彩った「往年の名車特集」の配信を開始 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/17(Thu) 21:32 |
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- ということで、名車のサーキット走行映像などの動画を、同ポータル内の「クルマチャンネル」で配信する。配信期間は3月31日まで。
第1弾として取り上げるクルマは、日産「フェアレディ240Z」「スカイラインGT-R」、マツダ「R360クーペ」、アルファロメオ「1938 8C 2900B ルマン」など。
以下のサイトをクリック
http://car.biglobe.ne.jp/former/movie/car-fiarladyz.asx
[444] まだわからない「プログレ鍋」の中身 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/17(Thu) 19:08 |
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- 私のこの掲示板もリンクしていただいている「くらやみのスキャナー A Scanner Darkly」さんの記事で、またもや、「プログレ鍋」の話が。
1
月22日のこの掲示板では、「プログレ鍋はプログレを聴きながらプログレッシブな鍋をプログレッシブに食うイベントです。そーなのです。」と、この「くら
やみのスキャナー」での定義を引用させていただいたのだが、その時点では、「多国籍料理的な鍋かなっ?」と類推したのだが、今回の下記サイトでも、鍋の具
までは、わからなかった。
でも、酒は、安酒というところまでは、わかった。
例の、宝焼酎の「純」くらいをグイッグイッというところなのだろうか。
近頃は、焼酎の量り売り
http://www.dragonmall.jp/okano/shohin_hakari-takaratank.html
なんてのもあるらしいから。
話は飛ぶが、以前、鹿児島の離島の喜界島のホテルに泊まったら、「焼酎のバイキング」というのがあって、ずらっと並んだビンがさかさまに、蛇口がついていて、各種銘柄飲み放題というのがあった。
なんか、得した気持ちに、このときばかりはなりましたね。
http://d.hatena.ne.jp/kataru2000/20050212
[443] 全国知事会会長は、麻生渡福岡県知事 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/17(Thu) 18:30 |
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- うーん。
増田寛也さんのお兄さんと知り合いなんで、複雑なんですが、やはり、この二三日の、民主党などを巻き込んだ地方分権がらみの動きが、かえって足をひっばったような形ですね。
もっと、上手にやらないと。
いうなれば「昼行灯改革派」とでも言うんですかね。
前にも、この掲示板で書いたが、もはや、地方にとっても、スローガンは、「改革」ではなくて、「改革から変化へ」(D to C )( Devolution to Change) の時代なのかもしれない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000011-yom-pol
[442] カナダからアメリカへ疑惑の牛肉輸入が発覚 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/17(Thu) 17:21 |
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- カナダからの牛肉輸入規制下にもかかわらず、42,000ポンド(約19トン。1ポンド=0.453 キロ)の牛肉製品が、カナダからアメリカに持ち込まれていたことが、昨日、わかった。
この牛肉製品は、「パーミット・クリープ」(Permit Creep )という偽装輸入の形で入ってくるもので、このほかにも、同様のケースはあるのではないかと、検査員は、農業担当部門を非難している。
http://www.journalnow.com/servlet/Satellite?pagename=WSJ%2FMGArticle%2FWSJ_BasicArticle&c=MGArticle&cid=1031780874147&path=!nationworld&s=1037645509161&tacodalogin=no
[441] な〜るほど 投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/02/17(Thu) 17:17 |
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- 道路拡張のためだけにヤマギワが取り壊されるのが不思議に感じていましたが、こういう理由なら納得です。
ここの道路だけ拡張されても、その先のガード下は拡張のしようが無いし、昭和通りまでだけを拡張しても意味がありません。
つまり、新しいビル群まで拡張できれば良い訳です。
しかも「都市計画」ではなく「警備上の理由」ですね。
なお、ヤマギワのコンピューター部門が石丸に吸収されたように聞いています。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[440] Re:[439] RE:見事バリアフリー化なった秋葉原駅 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/17(Thu) 15:07 |
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- garyoさん。
どんなにハイソな場所かと思ったら、ここって、ヤマギワの後ろの駐車場跡じゃあ-りませんか。
この駐車場にも、何度となくお世話になりました。
ところどころ金網が破れていて、そこが、近道になっていました。
なんせ、万世橋警察署は駐車違反に厳しかったもんですから。
で、この横に、レーザーディスクの安売り場があって、たしか、ここの大通側が、アウトレットのコンピュータ売り場だったはず。
MIDI専門の店もならんでたかな?
このうわさが本当なら、ちょっと、私も、以後、アキバは敬遠かな?
http://www.t-t-t.jp/information/mr/index.html#map
[439] RE:見事バリアフリー化なった秋葉原駅 投稿者:garyo 投稿日:2005/02/17(Thu) 12:34 |
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- >秋葉原はインターナショナルな街?紀宮さま、黒田さんのご新居は「アキバが目玉候補」
こちらの噂とは関係があるのでしょうか?
秋葉原の職務質問も強化されているそうですね。
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/13861615.html
[438] Re:[437] 秋葉原 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/17(Thu) 11:58 |
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- 「抵抗値を色で見分ける」って、例の抵抗についている縞々ですね。
私の時代は、色で見分けなくても抵抗自体に、何オームと書ける太さのものでした。
こんなサイト
http://cai.cs.shinshu-u.ac.jp/sugsi/Lecture/circuit/f_02-01.html
も、まだ、ありました。
ヤマギワさんは、取り壊しですか。
言い方が不遜になりますが、道路拡張に当たったのは、ラッキーともいえるのかも知れませんね。
世田谷のヤマギワが不振で、石丸電気に継承されたものが、それも、今年の1月に店じまい、ということで、電気店のドミノ不況現象というのは、感じていましたが、これほどとは。
コンピュータもコネクター結束だけでは、面白くないし。
車も今は、あんまりいじるところがないし。
もっと大型の自作ばやりってのも、あるかもしれませんね。
自作支援大工さんなんて発想は、どうでしょうかね。
[437] Re:秋葉原 投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/02/17(Thu) 11:43 |
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- > 区は違っても、聞きかじりさんのお膝元でしたね。
1時間くらい掛かりますが、歩いていったこともある距離です。
以前は店内の一部で喫煙できたのですが、今は日通ビルの1階だけになりました。
喫煙者が充分に気配りすべきとは思いますが、行き過ぎの感は否めません。
浅草も禁煙の動きがありますが、現区長の姿勢を見ていると、形だけのものに終わると思っています。
今では抵抗値を色で読み取る人なんていなくなったでしょうね。
一日中歩き回っても飽きない町でした。
ヤマギワの本館が道路拡張のため取り壊されます。
「電気街」ではなくなっても「アキバ」ブランドをどのような形で残してくれるのか、それはそれで楽しみです。
(上野・浅草のブランドは、是非私たちで残していきたいと微力を尽くしていますが、なかなか前に進まないものですね。)
http://www.hytn.net/netdekansi/
[436] Re:[434] ヤコブ病の交流室 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/17(Thu) 10:15 |
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- まりちゃんさん。
この方のこれまでをみますと、
「★海外にでかけたのは10年前、ハワイとサイパンだけ、それ以来海外
には出ていない。★ここ何年も風邪ひとつひかず、ここ10年市販の風邪薬すらも飲んでいなかった。★M社健康食品を10数年使用していた。カルシウムを補
充する製品に96年まで牛骨粉が使われていた。★発毛促進剤を昨年より使用。
★仕事で20年ほどトリクロールエチレンなどの有機溶剤を使用していた。★結婚して10年、妻である私は牛肉といえば外国産は恐い気がして和牛ばかりを生活協同組合で購入していた。」
というのですが、M社健康食品というのが、ちょっとですね。
http://ppiyoko.hp.infoseek.co.jp/seikatu.htm
[435] Re:[433] [427] 見事バリアフリー化なった秋葉原駅 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/17(Thu) 10:10 |
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- おや、これはうっかりしていました。
区は違っても、聞きかじりさんのお膝元でしたね。
しかも、千代田区の路上禁煙地区には秋葉原(駅近辺および、外神田1丁目、3丁目など)が、ばっちり入っていますね。
首長さんの行き過ぎた保身術の余波か、一種の潔癖行政のようなものが流行のようですが、これでは、なかなか、キッチュな面白みのある街づくりは、生まれないのではないでしょうかね。
キッチュな町を、即、犯罪性のある町とみなして、監視カメラなどの強化策をとってしまう。
(杉並区は、安全パトロール隊という名の私兵ならぬ区兵と、監視カメラによって、区民は「安全に」保たれています。まあ、もともと、キッチュには縁のない区だからこれでもいいんでしょうけれども。)
確かに、昔懐かしい思い出が、電気機械ファンの誰しも、アキバにはあるのでしょうね。
なけなしの金を持って、抵抗やケミコンや、穴なしシャシーなどを買った思い出が、私自身あります。
この前、ボリュームを売っていたので、店の親父さんに、「今でも、ボリューム、A型・B型ってあるんですか?」って聞いたら、懐かしそうに答えてくれました。
(音の変化が、A型が、徐々に大きくなるタイプで、B型が直線変化するタイプでしたっけ?)
そのうち、新幹線も、止まるんでしょうね。
そうなると、上野の地位が脅かされることになるのかも?
私にとっては、「たかがアキバ、されどアキバ」です。
[434] ヤコブ病の交流室 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/17(Thu) 09:43 |
|
- ご家族の方の手記がございました。
http://ppiyoko.hp.infoseek.co.jp/index.html
[433] Re:[427] 見事バリアフリー化なった秋葉原駅 投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/02/17(Thu) 09:01 |
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- > このように、新しい息吹に満ち溢れた秋葉原のはずなのだが、いざ、商店街に入ると、まことに、元気ないことおびただしい。
私は昔からの秋葉ファンでしたが、禁煙となってから行く機会が減りました。(^ ^;)
これは冗談としても、ラジオ会館やカード下などの部品屋には行くことがなくなりました。
専らパソコンの部品を求めているので、中央通り沿線で事が足ります。
また消耗品・小物類は近隣の事務用品店や松屋浅草のベスト電器で用を足すようになりました。
http://www.matsuya.com/mashop.html
アキバには、もうひとつ同人関係の顔がありますので、そちらの商品が増えているのではないでしょうか。
なお、常磐新線は「つくばエキスプレス」と正式に決定され、今年の8月に営業開始となるそうです。
http://www.mir.co.jp/
http://www.hytn.net/netdekansi/
[432] 「科目存置」という名の幽霊予算 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/17(Thu) 08:19 |
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- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000005-san-pol
の記事では、「参議院で警備を担当する衛視を対象とした「衛視特別手当」が、実際に支給されていないのに、少なくとも過去十年にわたり毎年一万五千円を予算計上していた。」
というのだが、これは、「科目存置」という名の幽霊予算だ。
普通は、予算の改廃によって、いったんは、必要でなくなる科目ではあるが、将来、また、必要になりそうな科目でもあるので、千円かそこらを計上していて、科目を存置させるやり方で、国・県・市長村だけでなく、公的団体でも行われているやり方だ。
ところによっては、「存置項目」などとも言われている。
しかし、記事が言うように、科目が必要なら、その時点で設置すればいいので、何も、幽霊予算をおいておく必要もない。
もっとも、実際は、完全にゼロにしてしまうと、施策項目そのものが消え、後になって、復活が困難になるという思惑も、このサイト
http://www.jca.apc.org/fem/news/alerts/85.html
にあるように、現実としてはあるが。
全国、これら存置科目に計上されている予算をかき集めれば、相当な金額になることは、明らかである。
会計検査院さん、この「科目存置」予算撲滅キャンペーンでも、やられてみられたら?。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000005-san-pol
[431] 牛胎児血清を含まない組織培養添加剤開発 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/17(Thu) 07:48 |
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- Cellianceという会社が、牛胎児血清を添加に使わなくても、組織培養ができる方法を考え出した。
従来は、組織培養のための培地を作るのに、牛胎児血清を添加していたが、Cellianceという会社が開発した組織培養添加剤であるHybri-CYTEを使うと、牛胎児血清を使わなくても、組織培養ができるという。
特にこの方法は、BSEフリーであると同時に血清フリーであるがために、、無血清培地で組織培養が必要な、モノクローナル抗体を精製することを目的としたハイブリドーマ培養に適したものであるという。
http://www.in-pharmatechnologist.com/news/news-NG.asp?n=58118-safer-cell-culture
[430] 食品安全委員会 意見交換会の議事録 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/16(Wed) 18:44 |
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- 10月19日 ブラッドレー氏来日のときとhttp://www.fsc.go.jp/koukan/risk161019/161019_aoyama_gijiroku.pdf
12月7日 プルシナー氏来日のときの議事録が出ました。http://www.fsc.go.jp/koukan/risk161207/161207_aoyama_gijiroku.pdf
アンケート結果はまだですが。
笹山さんが問題を指摘くださったときの議事録、これより前の日に行われたのですが、遅いですね。
[429] ベトナム・ホーチミン市、全ての家きん類の処分命じる 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/16(Wed) 18:24 |
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- 笹山さん、たいへんなことになってきました。。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050216-00000024-reu-int
[428] 構造依存性免疫試検査の有効性を実証 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/16(Wed) 17:51 |
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- スタンリー・プルシナー博士( Stanley B. Prusiner)などが、1998年に共同開発した構造依存性免疫検査(ダイレクトCDI または、サンドウィッチCDI、Conformation Dependent Immunoassay http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=66参照)の有効性が、このたび、vCJDで亡くなった方への死後の検査で、立証された。
こ
れによると、the National Institutes of Health (NIH)とthe National Institute of
Neurological Disorders and Stroke (NINDS)と the National Institute on
Aging (NIA)などに、プルジナー教授などがくわわっての共同研究によるもので、vCJDで亡くなった28人の脳組織を取り出して、これまでの
免疫組織化学的検査(immunohistochemistry (IHC))と、構造依存性免疫検査(CDI 、Conformation
Dependent
Immunoassay)とを比較してみたところ、これまでのIHC検査では、全体の25パーセント未満でしか、異常プリオンの存在を検出できなかったの
に対して、CDIでは、すべての検査体から異常プリオンを検出できたという。
この一連の実験によって、CDI検査の有効性が確認できたほか、将来は、生体での異常プリオン検査の可能性も、大きく前進したという。
また、vCJD以外のアルツハイマーやパーキンソン氏病の検査にも、有効であるという。
http://www.medicalnewstoday.com/medicalnews.php?newsid=20065
[427] 見事バリアフリー化なった秋葉原駅 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/16(Wed) 16:34 |
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- かねてから、JR各駅のバリアフリー化で、一番難航しそうな駅として、私は、秋葉原駅と吉祥寺駅と自由が丘駅を予想していた。
いずれも、2線が交差する駅であるからだ。
しかし、今回、新装成った秋葉原駅では、見事に、その難題を解決してあった。
つまり、思えばコロンブスの卵なのだが、これまでの
---+--- 状の交差を、ずらして、-+-----状の交差に替え、その長い辺の部分にエスカレーターを設置したようである。
その代わり、総武線から山手線、京浜東北線への乗り換えは、これまでよりも、長い道のりが必要になったようである。
(御茶ノ水駅で、総武線から中央線に乗りかえそこなう性癖のあるかたは、私自身も含めて、要ご注意。)
長いこと空き地で、スケボーやローラースケートの練習場と化していた貨物駅跡も、新ビルが建ち、今年は、常磐新線も乗り入れるようである。
さらに、「ヨドバシAKIBAビル」が、近接して建つ。
また、長いことおなじみだった万世橋警察署も、取り壊し、新庁舎に移ったらしい。
このように、新しい息吹に満ち溢れた秋葉原のはずなのだが、いざ、商店街に入ると、まことに、元気ないことおびただしい。
かつての元気のある掛け声あふれる道並みは、せきとして声なしである。
また、かつては賑わいを見せたラジオ館も、中の店は、電気関係でなく、フィギアなどのおもちゃ・模型の類の店が、閑散と立ち並ぶだけである。
「AKIHABARA CROSSFIELD(アキハバラ クロスフィールド)」
http://www.akiba-cross.jp/crossfield/index.html
再開発計画は、キッチュな面白さのあるかつての町を、どんどん崩し、進もうとしている。
http://www.shiosai.squares.net/akihabara-TX.html
[426] 「刻み胎盤」を販売、製薬会社を業務停止処分 刑事告発も検討 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/16(Wed) 14:59 |
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- 例の、ヤコブ病や未知の感染症の感染源の心配があるプラセンタ(胎盤)の美容外科やクリニックでの美容目的などでの濫用問題ですが、刻み胎盤のほうで業務停止になったそうです。90日間ですが。原料入手ルートなどを考えても心配ですね。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20050216/eve_____sei_____001.shtml
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20050216AT1G1600U16022005.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050216-00000207-yom-soci
[425] 異常プリオン反応の抗体発見/鹿大・杉村教授ら 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/16(Wed) 13:17 |
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- 異常プリオン反応の抗体発見/鹿大・杉村教授ら BSE検査利用に道
http://www.373news.com/2000picup/2005/02/picup_20050216_1.htm
(抜
粋。全文お読みください(^^)「異常プリオンにだけ特異的に取り付く完全ヒト抗体の発見は世界初」、「これまでは、正常プリオンにだけ反応するものや、
正、異常の両方に反応するマウス抗体がBSE検査などに利用され、異常プリオンだけに反応するものはなかった。 見つかった抗体に標識をつけるなどすれ
ば、これまで困難だった生体検査が理論的には可能になる。ヒト抗体のため、人に投与しても悪影響はなくヤコブ病の診断などにも利用しやすいという。」
[424] Re:[423] [422] 地震 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/16(Wed) 10:30 |
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- 地震、どうなんでしょう。私としては、例の雲観察サイトで、三重のほうで怪しげな雲が報告されているのがちょっとひっかかってます。
例の「「Horst Geyer:Uber die Dummheit」なるもののコメントですか? 私もどうしてこの流れで、それを引用するのかさっぱりわからなかったんですが、要するに、
”BSEについては勉強不足なので、反論のための調査と引用も面倒だし、この辺の難しい格言を引用して、茶を濁しとけ”、ということにしたかったのかな、と私は思いましたが(^^;
[423] Re:[422] 地震 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/16(Wed) 09:54 |
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- 293と295で「2月2日から、2月23日の間に、長野・岐阜を中心として、石川・福井・新潟を含む地域に、マグニチュード7程度の地震が起こると、八ヶ岳南麓天文台は、予測している」「御前崎も」
と書いたのですが、ちょっと、位置的には、ずれていましたね。
しかし、日時的には、ぴったりというところでしょう。
例の理系白書については、記者ブログとして、ブログの別のところに書いておきました。
それにしても、まりちゃんさんのコメントの下のコメント
http://spaces.msn.com/members/rikei/Blog/cns!1pqciTw8cEc9bQRgc8cCtTYg!1112.entry#comment
は、どういう意味なんでしょうかね。
この言葉は、北杜夫さんが、「ストレスを喜びたまえ」(「マンボウ遺言状」)などの文中に、好んで引用したもので、原語では、「Horst Geyer:Uber die Dummheit」
http://www.fiasko-online.de/buchtipps/dummheit.html
というもののようです。
しかし、ホルスト・ガイヤー自身は、この言葉を、諧謔的な意味でつかったものではないとされていますが。
このコメントでの場合は、なんとなく、「お前ら、細かいことは、突くな。」と、体制側から牽制しているような感じを、、受けるのですが、どうなんでしょう?
http://spaces.msn.com/members/rikei/Blog/cns!1pqciTw8cEc9bQRgc8cCtTYg!1112.entry#comment
[422] 地震 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/16(Wed) 09:34 |
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- 笹山さん、おはようございます。今日の地震は大きかったですね。私のところは棚からおやつが全部落ちる位で済んでよかったですが、皆様はご無事でしょうか、
新潟⇔銚子に構造線があるとのことですが、それ沿いに地震が少なくないように見えるのもちょっと不気味ですね。(いつものことなのかは知りませんが)
http://eoc.eri.u-tokyo.ac.jp/harvest/eqmap/tkyMAP30.html
雲との関係はどうなんでしょう。
http://2ch.skr.jp/imgboard_aozora/index.cgi
http://www3.ezbbs.net/10/0011798/
http://kuroshio.eorc.jaxa.jp/ADEOS/mod_nrt_new/index.html
ところでですが、プリオン専門調査会の審議内容がきちんと正しく報道されないことによる誤解の種まきは結構大きく成長してるんだなと思いました。例の理系白書から続く、私のBSEブログでのやりとりですが↓マスコミさん、罪ですわね。
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/34fb575469e98d72622810bdaa0b688d
[421] 中央フリーウェイからは、歌の文句のようには競馬場はみえない??? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/15(Tue) 22:48 |
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- 国立府中まで久しぶりに、中央高速に乗ってみたのだが。
あのユーミンが、名作「中央フリーウェイ 」を作ったのが、1976年。
http://www.hi-ho.ne.jp/momose/mu_title/cyuuou_freeway.htm
の
歌詞で見れば、調布から八王子方面にむかった光景を歌にしたのだろうが、確かに、調布から八王子方面は、真西だから、「調布基地を追い越し 山に向かって
行けば 黄昏(タソガレ)が フロントグラスを染めて広がる」なのだし、八王子に近づくと、「町の灯がやがてまたたき出す」のだが。
さらに、「左はビール工場」というのは、今でもばっちり見えるが、しかし、次の「右に見える競馬場」というのは、普通の乗用車の高さでは、それらしき塔が見えるだけで、「右に競馬場らしきものが見えそうで見えない。」といった感じなのである。
マイクロバスならちょっと違うのだろうが。
中央高速道の防音壁というのは、1976年当時は、低かったのだろうか?
ちなみに、高速道路の防音壁の高さは、三メートルというのが標準のようだが、沿線の住民の騒音公害反対によって、年々、その高さは増す傾向にあるという。
なるほど、この中央高速道は、あのセンシティブな国立を谷保周辺でカスっているから、そんなことも影響しているのでしょうかね?
しかし、3メートル以上高くしても、防音効果はないとする研究成果もある。
こうなると、防音壁の高さは、近隣住民慰撫のためだけのものなのか?
http://assess.eic.or.jp/kento/souon14_1/gsiryou/siryou2/siryou2_2.html
http://joho.densi.kansai-u.ac.jp/anc/image/meisin.jpg参照
一方で、高速道路からの視界が、防音壁によってさえぎられるという不満に対応して、「低層防音壁」
http://www.furukawa.co.jp/jiho/fj110/fj110_23.pdf
の開発や、外景可視型山形防音壁
http://www.kobelco.co.jp/technology-review/pdf/49_2/074-077.pdf
の開発も進んでいるようである。
しかし、この山形防音壁も、高速道路でのモバイル受信には、シールドや電波の乱反射などによる障害が出るようで、痛し痒しのようである。
外景可視型山形防音壁
http://www.acrysunday.co.jp/products/example/03_img/pic01.jpg
の設置で、再び、中央高速も、ユーミンの歌詞そのままの光景を取り戻して欲しいものだ。
http://www.kobelco.co.jp/technology-review/pdf/49_2/074-077.pdf
[420] 匿名性の健全性と非健全性 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/15(Tue) 16:35 |
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- 小倉さん、聞きかじりさん、garyoさん、こえださん。
まとめてのレス、すみません。
匿名性が、健全的に作用しているか、非健全的に作用しているか、その判断は、管理人の価値観にゆだねられていると思います。
私の経験では、複雑なことがありました。
その掲示板で、「成りすまし」と、「自称成りすましの本物」とが現れて、その「自称成りすましの本物」のほうから、「成りすましが、自称成りすましの本物の記事を、無断で、私の掲示板のほうに転載した」として、私の元に削除依頼があったという経験があります。
ここで複雑になったのは、その掲示板の管理人氏が、無条件に、その「自称成りすましの本物」氏を真正とみなしてしまったがために、私の立場が、微妙なものとなってしまったという経験があります。
そのとき感じましたのは、匿名には、本物という名の偽者もあるし、偽者という名の本物もあるし、本物という名の本物もあり、偽者という名の偽者もある、ということでした。
ですから、ある程度の論議の進行の経過によっては、メールで実名を明かすなどの、真正性確認の補助手段が伴わないと、徒労ばっかりの苦い経験のみ残るということが、私のそのときの経験からもわかります。
また、管理者は、議論がもつれたら、断固として、削除すべきは削除しないと、二次災害が生じかねないということもわかりました。
一方健全な匿名性というのは、どういう点に現れるのでしょう。
私は、「議論の揮発性」という妙な言葉を、この際、つかいたいと思います。
volatileな議論というのは、ある意味、試し切りの議論ですから、それだけ、創造性の増す議論展開だと思います。
「作家は、ペンネームによって、創造性の放出を助けられている。」とまでは言いませんが、自由闊達な、仮面舞踏会的な創造性を作り出す、ツールのように思えます。
[419] 追記 投稿者:こえだ 投稿日:2005/02/15(Tue) 15:55 |
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- たまにのぞかせて貰っている笹山さんの掲示板にお気に入りの小倉さんのブログが取り上げられているばかりじゃなくて、ご本人が投稿までされているので思わずコメントしてしまいました。
聞きかじりさんとは既にネット友達(なんて言っても良かったかな?)ですし・・
私もエールをおくりたくなってしまったのです。
突然の横入りスミマセンでした。
[418] 無題 投稿者:こえだ 投稿日:2005/02/15(Tue) 15:47 |
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- 笹山さんのところでレスをするのは場違いなのは承知ですが、
小倉さんのブログは笹山さんのブログで取り上げられる前からずっとROMしてました。
コメントスクラムの件については、随分考えさせられましたし、私自身も実は経験者でもありまして、小倉さんの仰りたいことはよく理解しているつもりです。
『どんなに誠実に的確に対応しても暖簾に腕押し』はその通りだと思います。そして、自分が的確に誠実にすればするほど、倍になって帰って来る徒労感は、経験した人間でないとわからないのでは、とも思います。
このブログにリンクしている『開け伝網政治』でも投稿の削除を巡って議論が交わされたことがありました。
小倉さんも仰っていますが、不適切な投稿についてはさくさくと削除すればいいし、何が不適切かは管理人の判断でいいはずです。
コメントはしませんが、小倉さんのブログは私の好きなブログの一つです。頑張ってくださいね。よく読んでます!
笹山さま 場所汚し失礼しました。
[417] 更紗姫の所は 投稿者:garyo 投稿日:2005/02/15(Tue) 14:09 |
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- >その経緯については、トレースしていませんでしたので、なんともいえませんが。
彼氏に辞めて欲しいと言われたからだそうです。面白かったのですが。残念です。
>結局、更紗姫には「すごく大好きな人」がいて、その男性は更紗姫のネット上での活動を嫌がっている。その男性がこれ以上精神的に苦しむのを見ていられないので、「ネットを止める」とのことでした。
http://blog-yamasaki.com/archives/000980.html
[416] RE:「常識」の対立 投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/02/15(Tue) 13:29 |
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- 小倉さん、ご丁寧なレスをありがとうございます。
「ガ島通信」さんにも言われてしまいましたが、小倉さんの主張は理解しているつもりです。
そしてブログをさらっと拝見しましたが、一つの方向を切り開こうとされているように見えています。
「ブログ主がそのとき考えていることをストレートに表明するのは本来的な用法です。」という運用方針を否定するものでは有りません。
ですから、小倉さんに荷担することも批判することも、そしてコメントスクラムを擁護するものでもないことをご理解ください。
私の場合は「意見交換」がメインと考えていますので、かような注意を払っていることをお伝えしたかっただけです。
ブログのRSSを登録させていただきました。
今後の動向を静かに拝見したいと考えています。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[415] 「常識」の対立 投稿者:小倉秀夫 投稿日:2005/02/15(Tue) 12:44 |
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- 「聞きかじり」さんへ
「自分の考えを書かれるのは構わないのですが、一部知識人といわれる人たちに見られるのが、ご自分の考えを「常識」のように書かれたり、読者に「押し付け」たりすることです。」という批判は、コメントスクラムを正当化しようとする方々からよく聞かれる話です。
しかし、ブログというのは、本来「ウェブ日記」から派生したものなのですから、ブログ主がそのとき考えていることをストレートに表明するのは本来的な用法です。そして、それはブログ主が知識人であるか否かを問わないはずです。
コメントスクラムは、むしろ自分の考えを「常識」としてブログ主に押しつけようとすることによって行われます。コメントスクラムに参加する人々が、「普
通」とか「一般人」とか「市民感覚」とか「常識」とかという語を多用しがちだという事実はこのことを反映しるように思います。
したがって、彼らの考えに屈服すること(彼らの側から見ると、彼らの「常識」に従って言動を改めること)以外には、コメントスクラムを行う者たちからは「誠実に対処」したと評価されることは難しいのではないかと思います。
ネット上で匿名で表明している考えを、思想を共通しない人が集まる現実空間でも表明していれば、家族や友人、知人等から、それは常識ではないことを告げら
れる機会はあるのでしょうが、「2ちゃんねる」以来の匿名発言の伝統になれてしまった人々には、その機会は非常に少なくなってしまっているし、「2ちゃん
ねる」では、自分の考えを批判する人々を、「左翼」「サヨク」「ブサヨク」「反日」「売国奴」「在日」などとレッテル張りをしてその批判を反芻しないとい
うことになれてしまいました(今回の件で、私も「左翼」認定されてしまったようです。)。したがって、ブログ主がいくら的確にコメントに対して反論を行っ
ても、のれんに腕押し状態というのが、現在の日本のコメントスクラムの実情です。
このような中では実りある議論は難しくなりますので、私は、表現の自由を実質化するために、表現の匿名性を制限する方向でシステムを変えていくしかないのではないかとの思いを日々強くしています。
。
[414] ブログの情報ハブ化とウォッチドッグ化 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/15(Tue) 10:23 |
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- 小倉さん、聞きかじりさん、garyoさん。
こうして、ブログが一巡化し普及してきますと、そこに、どうしても、情報ハブ的なものが必要になってきますし、また、その情報ハブをけん制しうるウォッチドッグ的なアンチ・ブログの存在が必要になってきます。
それをブログの階層化とみるかは、別の話ですが。
2chは、どちらかといえば、これまで、既成のマスコミに対する牽制ウォッチドッグ的な役割を果たしてきて、そして、今、その役割を終えるところに来ているのだと思います。
それは、やはり、2chの情報収集力なり質の劣化が、原因だと思います。
情報ハブ機能としては、もはや、限界ということですね。
で、それに替わりうる情報ハブ的存在のブログ、または、それを牽制しうるウォッチドッグ的存在のブログが、形成半ばなのが、現時点なのだと思います。
その隙間に、記者ブログなどが入り込み、試練を受けているのだと思います。
小倉さんのブログに対しても、本来は、アンチ・ブログが、ひとつのオピニオンリーターの元に形成され、反小倉の主張が形成されるのが理想なのでしょう。
しかし、その場合は、「何ゆえにアンチ小倉なのか?」との反論の根拠の明確性と透明性が求められてくるのだと思います。
今までのコメントスクラムでは、寸評による「ヒット・エンド・ラン」での応酬ですんだものが、そうはいかなくなるのではないでしょうか。
現在の小倉さんのブログでのコメントを見ても、「何ゆえに、アンチ小倉なのか?」については、やや、不明確さを感じます。
2chの匿名性ということは、もともと、この2chが、アンチ・メディアの権化であったことに由来しているのだと思います。
ウォッチドッグ的ブログであっても、匿名性は、継続しうるでしょう。
しかし、このアンチの程度は、これまでのジャブの応酬から、倒すか倒されるかの、度胸をすえた匿名性にかわるでしょう。
このサイト
http://guardian.blogdrive.com/archive/cm-09_cy-2004_m-09_d-16_y-2004_o-0.html
は、カーディアン紙のウォッチドッグサイトですが、既成のマスメディアに対して、いわゆる「ウヨ」「サヨ」いずれからのサイドからも、このようなウォッチドッグ・サイトが、絡み付けば、一定の拮抗力は実現できるのではないかとも思います。
garyoさんのいわれている更紗姫サイト(「バーチャルネットアイドル 更紗姫11歳のイチゴ畑日記!」http://sarasa.itigo.jp/)も、炎上ブログのようですね。
その経緯については、トレースしていませんでしたので、なんともいえませんが。
http://guardian.blogdrive.com/archive/cm-09_cy-2004_m-09_d-16_y-2004_o-0.html
[413] 2ちゃんねる 投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/02/15(Tue) 10:01 |
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- 小倉さん、始めまして。
>「ネット上では普通の人々が知識人をこてんぱんにやっつけることができる」という幻想に浸ることができる
2ちゃんねるのそのような側面は否定できませんが、その悲劇はひとつの側面ではないでしょうか。
私の場合は一参加者だったせいかもしれませんが、スルーの仕方や、きちっと書くべき時にきちっと書くことを学びました。
ただ、自分の考えを書かれるのは構わないのですが、一部知識人といわれる人たちに見られるのが、ご自分の考えを「常識」のように書かれたり、読者に「押し付け」たりすることです。
いわゆる「記事」として書かれる分にはそれなりに読めるのですが、「意見交換」の場に持ち込まれると不愉快になります。
マスゴミとか、記者のブログとか、「叩かれるエントリ」にはそのバランスのとり方を失敗しているように感じます。
ご自分の正当性をかたくなに主張されるより、ある程度「聞く耳」を持っていないとネットでの意見交換は難しいと思っています。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[412] 無題 投稿者:小倉秀夫 投稿日:2005/02/15(Tue) 08:55 |
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- 日本の場合、「2ちゃんねる」という文化を経てから、blog文化に突入してしまったのが一種の悲劇ですね。
「匿名の陰に隠れれてしまえば怖くない」という意識と「みんなでやれば怖くない」という意識とが重なって、端から見れば醜悪な行動を平然ととる人々が少なからず生まれてしまったということです。
加えて、ネット上の議論は、裁判とは異なり、どちらがより正しいかを判別する判断権者が明確にはいないため、「意図的または無意識に誤読した上で相手を非
難する→相手から反論されても同じ主張を繰り返す→相手が次第に反論しなくなる→相手をこてんぱんにやっつけたと思いこむ」ということで「ネット上では普
通の人々が知識人をこてんぱんにやっつけることができる」という幻想に浸ることができるので、コメントスクラムというのは彼らにとって夢を与えてくれる現
象になってしまっているようです。
[411] Re:[409] コメントスクラムには反対していく必要がある 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/15(Tue) 07:18 |
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- 小倉秀夫さま。
しばらくです。そして、今回は、お疲れ様です。
私のブログのほうで、「「コメント・スクラム」か、「ブログ・スクラム」か?」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=221
と
して書いたのですけれども、本来は、メディア・スクラムに対して、ブログ・スクラムがあって、発言の拮抗力が果たしうるのが、日本の場合には、ブログの戦
国時代であるがために、ブログ・スクラムが形成されえず、矛先が、小倉先生のおっしゃるコメント・スクラムという矮小化された「同士討ち」という形でしか
果たされていないのは、残念な感じがしますね。
今回の一件も、既成のマスメディア同志の対立の延長戦が、ネットの世界にも持ち込まれ、ブログ・スクラムを組めず、モグラたたきをしている、そんな感じがしています。
本来は、ブログ・スクラムを組んで、既成メディアに対決しうる、認知されたネット社会の構築を果たす好機なのでしょうが。
でも、コメント・スクラムへの拮抗力をみつけようとされる小倉先生のご趣旨は、わかりました。
コメントされるかたが、それぞれご自身のブログで、応酬する事態となれば、また、違った拮抗力が生まれるとおもいます。
しかし、「「 パブリック・ジャーナリズム」の原点とはなになのか?」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=222
で
のAbbott Joseph Liebling
さんの言葉をもじって言えば、「ブログの自由は、ただ、そのブログを持っているものによってのみ、保障される。」なはずなのですが、独立自尊が失われかね
ないレンタル・ブログは使わないことを前提にしても、現実は、いまだ、その保障すら難しいことがあるということなのでしょう。
次のサイト
http://www.jimpoz.com/quotes/category.asp?categoryid=37
はマスメディアについてのアフォリズム特集です。
そのまま、ネット社会にも通用しそうなのがいくつかありますね。
[410] 小倉先生だ 投稿者:garyo 投稿日:2005/02/15(Tue) 03:45 |
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- 更紗姫の所で良く話に聞いていた小倉先生のコメントを拝見してちょっとびっくり。すみませんそれだけです。
[409] コメントスクラムには反対していく必要がある 投稿者:小倉秀夫 投稿日:2005/02/15(Tue) 02:25 |
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- 笹山先生
ご心配をおかけして申し訳ありません。
昨今のコメントスクラムにより自分たちの気に入らない発言を載せるblogを押しつぶしていこうという動きに対しては、IT方の専門家としては声を上げていかないといけないのではないかということで、Hotwiredには申し訳ないのですが、一連の発言をしています。
[408] ネットの世界にも、ひょっとして、象牙の塔は必要かも? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/14(Mon) 21:30 |
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- このところ、小倉弁護士のサイトhttp://blog.goo.ne.jp/hwj-ogura/の動向が気になってしょうがない。
今日のサイトアップはまだのようだが、依然として、氏のブログのコメント欄http://blog.goo.ne.jp/hwj-ogura/cmt/8da3e502a5982e7ac28d2c6bf53ec979は、二百を超える来客で盛況のようである。
ちなみに、「小倉秀夫」の近頃の言及数の推移は、http://d.hatena.ne.jp/keywordstats/%be%ae%c1%d2%bd%a8%c9%d7のとおりである。
その割には、もうひとつの彼のサイトbenliのほうはhttp://benli.cocolog-nifty.com/benli/もhttp://d.hatena.ne.jp/OguraHideo/も、静かなものである。
小
倉先生が、これほどまでに、2ch的存在に対して、挑戦的であることについて、時間がもったいない、ご本業に帰れという人もいるし、いや、小倉先生は、
ひょっとして、ネット社会のプロトコルのあり方をめぐっての壮大な実験をしているのではないのか、などと、過大にかんぐる人もいて騒がしい。
コメントを削除しない、コメントに対しては、抜かさず答える、それで、ある結晶が生まれればいいのだが。
私も、他の掲示板で、おもわぬとばっちりにあって、不快な経験をしたこともある。
あの小倉先生が、これほど、泥まみれ、いや、コメントまみれになる必要は果たしてあるのだろうかとも、思える。
そのブログのアクセス数が増えることは、必ずしも、そのブログの社会性が増していることではない。
「ネットの世界にも、ひょっとして、象牙の塔は必要かも?」そんなことを考えるこのごろだ。
http://blog.goo.ne.jp/hwj-ogura/
[407] バレンタインデーと伊藤宗一郎先生 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/14(Mon) 18:16 |
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- バレンタインデーになると、いつも、今は亡き宮城県選出の伊藤宗一郎先生を思い出す。
伊藤先生とは、同じ、議員会館だったので、よく、階段で、お会いした。
いつの年の2月14日だったか、伊藤先生が、階段から下りてこられ、後ろから、お見送りの事務所の女子職員さんが、ついてこられている。
振り向きながら、「わしは、絶対、チョコレートみたいなものは、受けとらんからな。」というような意味のことを、その女子職員さんの方に、手を横に振られながら、いわれている。
女子職員さんも、困っておられるようだ。
まあ、照れ隠し半分といったところなのだろうが、その純情そうな伊藤先生の一面を垣間見た思いで、今でも、バレンタインデーになると、そのことを妙に思い出してしまう。
[406] 「三宅島緑化プロジェクト」スタート 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/14(Mon) 16:50 |
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- 三宅島に緑を取り戻そうと、都立園芸高校(世田谷区)のOBたちが、植林事業を進めるためのNPO法人(特定非営利活動法人)を結成。
財団法人「日本さくらの会」から大島桜300本を譲ってもらい、来年の春に花を咲かせる計画。
ここでの大島桜というのは、こんなものhttp://www2.cnc.ne.jp/~kinkoban/march0/gallery3002.htmlらしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050214-00000102-yom-soci
[405] チェルノブイリ汚染の鉄材、モスクワなどに大量販売?投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/14(Mon) 13:34 |
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- 「疑惑は、ウクライナなどの業者が同原発の汚染地区から鉄の廃材を回収、再加工して年間280万トンもロシアへ売っている、と言うもの。」だそうです。
過去、台湾でも汚染鉄鋼を使ったビルが1000件建てられて健康被害続出という信じがたい事件がありましたが、本当だったら恐ろしいことです。
http://news.fs.biglobe.ne.jp/international/ym20050211id26.html
[404] 3月10日BSEのリスコミでOIEの学者がいらっしゃるそうです。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/14(Mon) 13:16 |
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- 「食品に関するリスクコミュニケーション(東京)−世界のBSEを巡る状況とOIEの役割(仮題)−」の開催と参加者の募集について(お知らせ)
http://www.fsc.go.jp/koukan/tokyo_riskoie170210.html
どうせならEUとWHOの方も呼んでいただきたいですね。
[403] Re:[402] 週刊文春のBSEの記事 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/14(Mon) 13:13 |
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- 椎名さんの記事についてのコメントは、勝手ながら、パスさせていただきます。
[402] 週刊文春のBSEの記事 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/14(Mon) 12:57 |
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- 笹山さん、文春の今週号ですが、ヤコブ病に関して、
”CDCは95年までは届出義務があり、病理解剖のデータもとっていたが、その後データ収集を停止している”、とありました。
[401] Re:[370] [368] EFSAのGBR評価 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/14(Mon) 12:29 |
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- > 14ページの表には、「EFSAが7カ国(再)評価」とわざわざ書いてるのに、その7カ国(アメリカ、スウェーデン、南アフリカ、ノルウェー、メキシコ、カナダ、オーストラリア)の評価内容を省いている。 意識的にEFSA評価をパスしたとしか思えませんが。
http://www.efsa.eu.int/science/efsa_scientific_reports/gbr_assessments/gbr_annexes/catindex_en.html
>
笹山さん、日本食糧新聞の記事を読むと、
「。今回の調査は寺田委員長が各国のBSEリスクの把握を要望したので、事務局が第一弾としてまとめた。今後は厚労省や農水省と共同して輸入先のBSEリスクなどを調べていくみこみ。」
http://www.nissyoku.co.jp/
とあります。EUから「極度に不安定」「非常に急速に」「システムはBSEの感染性を増大させる」という結果につながる【3つ星”NOT OK”評価】を受けてしまったアメリカを除いたのは現時点での「政治的配慮」からなんでしょうか。
http://www.efsa.eu.int/science/efsa_scientific_reports/gbr_assessments/gbr_annexes/574/sr03_biohaz02_usa_report_annex_en1.pdf (P=13参照)
評価の見方は食安委資料のP=9あたり参照↓
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai81/dai81kai-siryou4.pdf
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai81/index.html
ところで、多くのメディアは、牛丼屋騒ぎは報道して、輸入再開に向けて真に必要な改善点、結局は避けては通れないEUの評価などを無視してますが、期待ばかり持たせるやり方は、どうなんでしょうね。株価にはいいんだろうけど。
[400] Tim Johnson 上院議員のカナダとの牛肉輸入再開反対論 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/14(Mon) 11:54 |
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- アメリカのサウスダコダ州選出の上院議員であるTim Johnsonさんは、先週土曜日にラピッドシティで行われた農業フォーラム・パネルの席で、 カナダから生体牛と牛肉の輸入再開を3月7日にしようとしているUSDAに対して、反対の意思表示をした。
Tim Johnsonさんによると、カナダからの生体牛の輸入再開によって、日本のアメリカからの牛肉輸入は、さらに遅れるであろうとしている。
また、日本国内の事情についても触れ、日本政府は、アメリカ牛肉輸入再開を強く望んでいるが、日本の消費者は、それを望んでいないとしている。
ま
た、日本政府は、アメリカの牛肉を輸入したいと思っていても、われわれは、日本に輸出する牛肉が、本当にアメリカの牛肉であることを、日本に保障すること
はできないとして、南部選出議員の反対によって、施行が2006年にまでずれ込んだCOOL制度−原産国表示制度-の遅れが、その原因であるとした。
さらにTim Johnson上院議員は、カナダとの生体牛の国境再開によって、「大きな牛の津波が、カナダから押し寄せてくるであろう。」としている。
一説には、国境再開によって、九十万頭の牛がカナダから押し寄せるとの見方もあるが、実際は、はるかにそれ以上の頭数であろうという。
また、同じパネルに出席したMargaret Nachtigall さんは、「今回のUSDAがとった国境再開措置は、非BSE国が、世界で始めて、BSE国に対して、国境を開いた例になる。」と、非難した。
これに加えて、Tim Johnson上院議員は、アメリカがカナダに適用するような基準を受け入れるような国は、他の世界各国どこにもない。」と、USDA を非難した。
さらに氏は、「アメリカの国内の牛肉加工業者が工場閉鎖に追い込まれるのは見るに忍びないが、消費者信頼を損ねてまでも、ミートパッカーを維持することには、異議がある。消費者からの信頼を損ねることこそ、アメリカにとっての真の危機であるからだ。」としている。
氏
は、また、「アメリカのカナダとの国境再開は、いつかはあるであろうが、カナダの牛の安全性を証明できるまでは、国境再開を遅らせることはできる。それを
現実的にできる場は、アメリカ議会の場である。」と、今回、超党派で、アメリカ議会に提出のカナダ牛肉輸入再開反対決議案の有効性を確信している。
http://www.rapidcityjournal.com/articles/2005/02/13/news/local/top/news01.txt
[399] こちらにリンクいただいております。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/14(Mon) 09:56 |
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- Resonanced Skyさんです。
http://resonance.s76.xrea.com/blog/
「「コメント・スクラム」か、「ブログ・スクラム」か?」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=221
へのリンクをいただいております。
光栄です。
http://resonance.s76.xrea.com/blog/
[398] 「高校生ブログ・ランキング」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/14(Mon) 08:40 |
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- このごろは、高校生といえども、侮れません。
特に、このランキング二位の「カレーとご飯の神隠し」は、結構ハードな内容ですね。
このランキングサイトの一番下のほうには、高校生以外のいろんなブログがリンクされていますね。
大学生 就活生 美大生 音大生 医学生 薬学生 看護学生 大学院 中学生 高校生 受験生 浪人生 専門生 短大生 帰国子女 留学生 小学生 の各ブログだそうで。
今度は、「高齢者ブログ・ランキング」ってやつも、欲しい感じ。
http://www.student-blog.com/high/rank/index.html
[397] 今話題の小倉秀夫弁護士の「IT法のトップ・フロント」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/14(Mon) 08:20 |
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- http://blog.goo.ne.jp/hwj-ogura/d/20050213
なのだが、いかめしい表題とは別に、そのコメント欄は、氏の言われる「コメント・スクラム」是非問題で、わきかえっている。
小倉弁護士は、昨年のレコード輸入権問題の時に、私の掲示板でも、あつい議論を展開された熱血漢である。
私自身も、お会いしたこともある。
正直、ちょっと相手にされると、手ごわいという感じはある。
その小倉弁護士は、それ以上に、「ウヨ」「サヨ」というような、2ch用語まで挑発的にか駆使しながら、見えぬ相手と、コメント欄で戦っている。
外野では、「小倉弁護士のサイト炎上」なんていわれているが、実際のコメント欄は、もう、すでに消耗戦の段階で、コメントも、せいぜい、120程度というから、コメントスパムの多さに比べたらたいしたことはない。
でも、私は、これらの一見不毛のやり取りの中から、何かが生まれてきそうな感じがしているのである。
追いつくものと追いつかれるもの、ブログと既成の紙媒体マスコミ、その間の力関係の逆転の萌芽が、見えるかも知れないと。
でも、小倉さんの言われる「カミングアウトして下さる「ネット右翼」の方々がおられれば、雑誌やシンポジウムなどでいろいろ面白そうな企画が組めそうですし、結構社会の注目を浴びそうなので、期待して待っています。」というのは、ちょっと挑発的かな、とも、思うのだが。
http://blog.goo.ne.jp/hwj-ogura/d/20050213
[396] 「Movable Type 日本語版サイト: Movable Type 3.15の提供を開始」というんですが。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/14(Mon) 07:24 |
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- 「Movable Type
3.15日本語版は、1月25日に発見されたセキュリティ脆弱性や、大量のスパムを受信したときのサーバー負荷を軽減するための変更などを実施しました。
詳しい変更点・修正点は、更新履歴 をご参照ください。」というんですが、スパム防止策はとられているんでしょうかね。
とにかく、ブログもいいけど、スパムはいやですね。
小倉弁護士造語のコメント・スクラムはしょうがないけれども。
私もMovable Type β版までは、ダウンロードしてたんですけど。
小倉弁護士に見習って、もうひとつ、ブログを、Movable Type で、開設してみたいな、と思っていますが。
http://www.movabletype.jp/archives/2005/01/movable_type_31_4.html
[395] Re:[394] Firefoxまとめサイト 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/13(Sun) 23:53 |
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- Voltaireさん。
これは便利ですね。
ありがとうございました。
いつもの癖で、検索サイト、欲張りすぎてしまいました。
Googleは、国別になる前のほうがよかったような気がしています。
USもUKも、結果は同じなのに、どうして分けたんでしょうね。
外国語別の分け方なら話はわかるんですが。
それと、津波の時に感じたのですが、東南アジアの情報は、一種エアポケットの状態ですね。
シンガポール情報も中途半端、インド情報も中途半端、中国情報も中途半端、ましてや、日本の東南アジア情報は、無きに等しく、東南アジアの情報ハブとしての役割を果たしていません。
[394] Firefoxまとめサイト 投稿者:Voltaire 投稿日:2005/02/13(Sun) 23:34 |
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- サーチエンジンの追加でしたら、Firefoxの検索アイコンのメニューからも辿れるこちらのページ
http://mycroft.mozdev.org/download.html
で目的に応じた検索エンジンを選んでクリックするだけで追加できます。googleだと
http://mycroft.mozdev.org/quick/google.html
ここで分野別組織別各国別と80種ほどでてきてしまいますが、普通のgoogle.comは4. General以下のGoogle.comでよいと思います。
Firefox全般の日本語情報は
http://firefox.geckodev.org/
にまとまっています。
mozccは日本語化された方がいるようです。
http://highfreq.net/r/?date=20050114#p01
の
http://highfreq.net/app/mozcc_jp.xpi
http://firefox.geckodev.org/
[393] Re:[391] 鶏卵やペットとQ熱の問題 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/13(Sun) 23:25 |
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- 切明義孝さん。
Q熱についての情報、ありがとうございます。
これについては、長年、激しい論争が続いていますが、私の素人考えですが、やや、鶏とQ熱との因果関係追究にとどまらずに、多角的な検討が必要な気がしています。
http://virology-online.com/Bacteria/Coxiella.htm
などによれば、Q熱の原因となるCoxiella burnettiは、50年以上も前に、ブリスベーンの食肉工場の労働者たちから、検出されたもので、C. burnettiの伝播でおきるようですね。
感染する動物は、牛、羊、ヤギ、鳥など、多岐に渡るようです。
そして、昆虫からも発見されるなどされており、感染経路には、まだ、謎の部分があるようですね。
人間への感染は、主に、家畜などから舞い上がる空気感染によるもののほか、感染牛のミルクが関係しているということも言われていますね。
http://virology-online.com/Bacteria/Coxiella.htm
[392] Re:[390] Firefoxとクリエイティブ・コモンズ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/13(Sun) 22:52 |
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- Voltaireさん。
早速ダウンロードしてみましたが、ずいぶんいろいろな機能があるようですね。
1. Auto Copy,2.ChatZilla, 3. ConQuery, 4. DictionarySearch, 5. Disable Targets For Downloads,
1. FlashGot, 2. Tabbrowser Preferences, 3. Adblock, 4. Bandwidth Tester, 5. ForecastFox,
どれがなにやら、今のところは、さっぱりわかりませんが、徐々に慣れていきたいと思います。
ありがとうございました。
そうですね。
Firefoxへのちょっとした不満といえば、Googleのツールバーが、日本語対応固定のようなんですが、これは、ユニバーサル対応へ設定変更可能なんでしょうね。
[391] 鶏卵やペットとQ熱の問題 投稿者:切明義孝 投稿日:2005/02/13(Sun) 22:33 |
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- 数年まえから週刊誌で騒がれていた鶏卵とQ熱の問題について
菌の検出を巡って週刊誌的な非学術的論争が延々と続いていたため、
国などにリスクアセスメントを求めておりましたが、
ようやく、ファクトシート(科学的知見に基づく概要書)が
公表されたようです。
一部の研究者から、「Q熱患者が年間数十万人発生している」、
あるいは「ペットからQ熱に感染する」、「子供がQ熱で死亡」
などと、Q熱の怖さを強調するような発表が繰り返されてきましたが、
実際の患者はH15年では9人と少なく、鶏卵やペットのQ熱菌の
有無がどうあれ、現実にはそれらの影響は非常に小さく、
国のリスクアセスメントに従って良いと思います。
(引用)
我が国において、近年、鶏卵や関連食品の一部がコクシエラに汚染されてい
る可能性があるとの指摘が一部のグループからなされ、厚生労働省においても鶏卵に
ついての調査を実施しましたが、その結果、調査を行った市販鶏卵の卵黄からはコク
シエラが検出されなかったとの報告がされています。また、他機関においても市販10)
鶏卵とマヨネーズについて汚染調査を行った結果が最近報告されましたが、すべて陰
性でした。なお、諸外国においてはコクシエラによる鶏卵汚染の有無についての検11)
討成績はなく、鶏卵や鶏卵関連食品のコクシエラ汚染が確実に証明された報告もあり
ません。また、現在まで、鶏卵を原因としたQ熱の感染事例も報告されていません。
http://www.fsc.go.jp/sonota/54kai-factsheets-qnetu.pdf
http://www.fsc.go.jp/sonota/54kai-factsheets-qnetu.pdf
[390] Firefoxとクリエイティブ・コモンズ 投稿者:Voltaire 投稿日:2005/02/13(Sun) 22:03 |
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- Firefoxを導入されたのでしたら、mozcc
http://yergler.net/projects/mozcc/install
と
いう機能拡張があります。現在見ているページにクリエイティブ・コモンズ(CC)のライセンスが使われているかどうか調べて、ライセンス条件をステータス
バーにアイコン表示してくれるものです。制作日時や権利者といった書誌情報がページに埋め込まれている場合はそれも確認できます。
最近は
MovableTypeのようにいろいろなツールやサービスで手軽に設定できるようになったこともあって、CCライセンスを選ぶ人も増えているのですが、
スクロールして探さないとCCライセンスの表示が見つからなかったり、CCのどの条件なのか分かりづらかったりすることもあるので、ブラウザの決まった位
置にアイコンで表示されるとなかなか便利です。
[389] 「 パブリック・ジャーナリズム」の原点とはなになのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/13(Sun) 20:17 |
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- パブリック・ジャーナリズムについての試行錯誤が、日本でも、海外でも続いている。
ライブドアの市民記者(パブリックジャーナリスト)執筆なる記事
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__977023/detail
をみると、これは、名前は同じでも、「似て非なるもの」で、そうではないんじゃなかろうかと思うのだが。
そこで、パブリックジャーナリズムの原点を何に、世界は求めているのかと、 the Public Journalism Network (PJNet)
http://pjnet.org/weblogs/pjnettoday/archives/000091.html
のサイトにたずねてみると。
ひとつの言葉が原点であるという。
その言葉とは、Abbott Joseph Liebling (1904-1963) http://www.jimpoz.com/quotes/speaker.asp?speakerid=160 の次の言葉だという。
"Freedom of the press is guaranteed only to those who own one"
「新聞の自由は、ただ、その新聞を持っているものによってのみ、保障される。」
http://www.failureisimpossible.com/secondterm/media2.htm
つまり、このAbbott Joseph Lieblingさんが、半世紀以上も前に発した報道の自由の原点の言葉を、今のインターネット時代に置き換えてみれば、誰でも、新聞に変わるウェブサイトももてるじゃないか、ウェブログももてるじゃないか、ということなのだ。
このことを、PJNet http://www.pjnet.org/ を主催するLeonard Witt氏は、「Abbott Joseph LieblingさんのDNAが、インターネット時代を迎えて、現代によみがえった。」といっている。
http://www.pjnet.org/
[388] 下関市が、中核市すれすれ条件確保へ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/13(Sun) 17:48 |
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- 山口県下関市が周辺4町と合併した新「下関市」が13日、発足する。菊川、豊浦、豊田、豊北の4町を編入合併し、人口は約4万8000人増の29万7423人となり、これまでと同じ県内第1位。面積は3倍強に広がり約716平方キロになる。
政令指定都市に準じた権限を持つ中核市への10月移行を目指しており、事務権限と財政基盤の強化を通じて住民サービスを拡充する方針。
とのことだが、こういう市町村合併なら、やりがいはある。
現在の中核市の要件は、●人口30万人以上●人口50万未満の市は100km2 以上
で、全国で35市しかない。
北から順に、旭川、秋田、郡山、いわき、宇都宮、川越、船橋、横須賀、相模原、新潟、富山、金沢、長野、岐阜、静岡、浜松、豊橋、岡崎、高槻、姫路、奈良、和歌山、岡山、倉敷、福山、高松、松山、高知、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島である。
また、政令指定都市は、人口50万人以上が指定要件で、
具体的には、
札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、川崎市、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、北九州市、福岡市の13市である。
県庁所在都市で、上記のいずれにも入っていないのは、
青
森(中核市まで、あと6,000人、人口特例市未指定)、盛岡(同、あと、人口12,000必要、特例市)、山形(同、あと、人口45,000必要、特例
市)、福島(同、あと10,000人、特例市未指定)、水戸(同、あと、人口36,000必要、特例市)、前橋(人口321,219、同要件は、すでに達
成、特例市)、甲府(同、あと、人口110,000必要、特例市)、福井(同、あと、人口48,000必要、特例市)、津(同、あと、140,000
人、)
大津(同、あと、人口1,000必要、特例市)、鳥取(同、あと、150,000人、特例市未指定)、松江(同、あと、150,000人)、山口(同、あ
と、160,000人)、徳島(同、あと、33,000人、特例市未指定)、佐賀(同、あと、140,000人)、那覇(人口 310,476、指定条件
達成済み、特例市未指定)、
といったところですね。
参照 http://neo-luna.cside.tv/population/pop_shosai2.html
特例市は、人口が20万人以上で、指定されたもの、特例市未指定は、人口が20万人以上ではあるが、指定されていないもの。
特に、津、松江、山口、佐賀、の四市は、県庁所在都市としての帰趨を問われている、といったところか。
まんべんない平成の市町村大合併もいいけれども、例のABC分析の応用で、まづ、この大所を、格上げしていく努力のほうが、効率的なんじゃないでしょうかね。
また、県庁所在都市も、山口は、下関市へ、福島は、郡山市または、いわき市へ、成り代わりということでしょうかね。
そんな中、福島では、百貨店「さくら野」が3月21日閉店という。
これは、例の倒産したマイカルの生まれ変わりだったが、無理があったようで。
周辺町村との合併の話もあるというが、市庁舎の移転先が、「さくら野」跡地というのも、なんだか元気が出ないですね。
でも、映画館だけ残してくれれば、映画館付市庁舎なんて、いいかも。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050213-00000008-mai-soci
[387] Re:[386] クリエイティブ・コモンズ・サーチ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/13(Sun) 14:34 |
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- Voltaireさん。
ご指摘ありがとうございました。
そうでしたね。
このサイトのミソは、右横にかかれているマークで、
* 帰属 * 帰属 - 同一条件許諾 * 帰属 - 派生禁止 * 帰属 - 非営利 * 帰属 - 非営利 - 同一条件許諾 * 帰属 - 非営利 - 派生禁止
のどちらなのかが、一目瞭然というのが特色ということですね。
ありがとうございました。
日本版http://www.creativecommons.jp/もあるんですね。
http://search.creativecommons.org/index.jsp
[386] クリエイティブ・コモンズ・サーチ 投稿者:Voltaire 投稿日:2005/02/13(Sun) 14:00 |
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- たしかに便利物ですが「著作権関連サイト」がサーチできるというのは激しくいかがなものかと。
(クリエイティブ・コモンズの使用許諾条件で公開されている)文章や写真・音楽・映像等を、「改変可・不可」や「商用可・不可」などの条件とキーワードでサーチできる、ではどうでしょう。
http://search.creativecommons.org/index.jsp
[385] クリエイティブ・コモンズ・サーチという便利物 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/13(Sun) 13:02 |
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- これまで使っていたブラウザ「インターネット・エクスプローラー」(IE)が、あまりに、妙な常駐ソフトを巣食わせるので、「こればっかりが、ブラウザじゃない」ということで、ブラウザを「Mozilla Firefox」http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/に変えてみた。
前は、英語版だけだった気がしたけど、今は、日本版で使えるので、なじみやすい。
検索機能が充実していて、Google Yahoo のほか、数種類が、そのまま、使えるのが便利。
その中にあったのが、クリエイティブ・コモンズ・サーチ(Creative Commons Search) http://search.creativecommons.org/index.jspという物で、著作権関連サイトが、日本語、英語文献にかかわらずサーチできる。
IE以外のブラウザとしては、そのほかにMac専用の「Safari」や、日本国内販売代理店をトランスウエアから例のライブドアさんに移管した「Opera」があるが、いずれも、「Mozilla Firefox」には、かなわない気がする。
http://search.creativecommons.org/index.jsp
[384] CNNのイーソン・ジョーダン氏が、ブログの追求に負けて辞任 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/12(Sat) 23:15 |
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- http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=industryNews&storyID=7609041
に
よれば、CNNのイーソン・ジョーダン氏(Eason Jordan
)が、スイスのダボスで先月27日開かれた世界経済フォーラムの討論会の席上で「イラクでのジャーナリストの死亡者の中には、米軍のターゲットにされて死
んだものもある。」との趣旨の発言をしたとのことで、これに抗議する「easongate.com」http://www.easongate.com/
という名のブログが、他のブログと連携して、氏に対する抗議キャンペーンを繰り広げた。
ジョー
ダン氏は、「発言の意味するところは、ジャーナリストが、危険な場所で、危険な時間にいるので、爆発が起こった場合に、米軍が、彼らを敵とおもって、誤射
撃をしてしまうことによって、死者が増えている。との意味で発言したのだ。」と弁解したのだが、これが、かえって、ブログでの論争に火をつけてしまったよ
うだ。
結果、ジョーダン氏は、1982年にアシスタントから出発し、最高位にまで上り詰めたCNNを去ることになった。
恐るべし、ブログの力。
いかがですか?
平和な日本で「記者ブログ」をはじめられた皆さん。
ところで381にも書いた小倉弁護士と、それにコメントする皆さんとの壮絶なやり取り、うかつにして知りませんでした。
そもそもの発端は、1月3日の「取材源の秘匿」如何の問題
http://blog.goo.ne.jp/hwj-ogura/d/20050103
のようですね。
取材源の秘匿が認められるのは、公共性を対価としてのものなのかどうかということなのかな?
あんまり、コメントが多すぎて、議論の流れがつかめないでいるんですけど。
で、小倉先生のブログでのコメントスラムの対応方針は、ここhttp://blog.goo.ne.jp/hwj-ogura/d/20050110
にかかれている。
私のブログのように、あまりにコメントスパムの多さに辟易して、コメント機能をfalseにしてしまった分には、あまり、関係ない話ですけど。
確かに、コメントの管理は、ブログの場合、いちいち、そのコメントを受けたブログのところまで立ち返ってコメントしなければならないんで、大変ですね。
上
記のCNNのイーソン・ジョーダン氏の場合は、「コメント・スクラム」ではなく、まづ、「ブログ・スクラム」があって、それを、ぎりぎりまで静観していた
ニューヨークタイムズなどが、書き始めた時点で、CNNの上層部が動き始めたという展開のようだから、ちょっと、次元が違うような気がしますね。
日本の場合は、コメントスクラムで「祭り」が始まるのだが、ブログスクラムで、既成のマスコミでの「祭り」が始まるという展開には、まだ、ならないようだ。
となると、マスコミの記者ブログというのは、CNNに似た祭りの始まる前の「ワクチン注射」的役割を意図してのものにもなりかねませんね。
http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=industryNews&storyID=7609041
[383] カナダの三頭目のBSE牛の飼料は、四種類と判明 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/12(Sat) 20:56 |
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- 今年の1月11日にカナダで発見されたカナダ三頭目のBSE牛の飼料の調査結果が、2月11日に発表された。
それによると、BSE牛に与えられた飼料は四種類あって、
@calf ration http://www.ourcoop.com/goods/progpdfs/calfprimerpro.pdf
Acreep feed http://www.iowabeefcenter.org/pdfs/bch/05476.pdf
BC二種類のミネラル・サプリメント
で
あり、そのいずれにも、牛由来の汚染または、肉骨粉による汚染は見られず、推測として、これらの飼料メーカーが、飼料規制直後の短い間も、非反芻動物用飼
料に反芻動物の肉骨粉を扱っていたことから、これが、交差汚染したものと見ているが、これを示す生産記録がなく、製造年月日も確認できないという。
http://www.cnw.ca/fr/releases/archive/February2005/11/c3353.html
[382] 「疑似科学批評」というサイト 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/12(Sat) 19:05 |
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- このサイトhttp://esp2003.hp.infoseek.co.jp/ですが、いろいろ、あるんですね。
結構、テレビの通販で扱っているのに、こんなの多そうですね。
あれ? 例のEM菌も入っているじゃありませんか。
こちらの掲示板http://bbs.infoseek.co.jp/Board01?user=turugi2998では、垂れ込み情報も。
http://esp2003.hp.infoseek.co.jp/
[381] 「記者ブログはなぜ潰されやすいのか」との論評 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/12(Sat) 10:34 |
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- http://blog.goo.ne.jp/wakainkyo/e/3413a8456386744c636e4434ee53527d
ですが、なるほどなって感じはあります。
記者が記者である間は、報道各社の冠を、いやなりおうなり、背負わされているのですから、それが、よくもあり、悪くもあり、ってことなのでしょう。
http://kusanone.exblog.jp/1536894/
でも、記者ブログの功罪論が語られていますね。
ですから、私個人の考え方としては、記者ブログのあり方は、既成の紙媒体では、詳細に報道できないことを、ネットの詳細性をとことん利用して、事実のみを、データベース的に、淡々と書き連ねることが必要なことだと思います。
それで、意外と、知識の浅薄性に自ら気づき、化けの皮がはがれることを自覚することも、本来の報道の真正性を高めるためには、いいことなのかもしれません。
本来、ネットの社会は、アンチの社会行動に適した社会なのかもしれません。
知らずにブログ記者さんのかむっている冠は、アンチにとっての、格好の標的なのです。
ですから、記者さんが、本来の社会の木鐸としてのアンチ精神を取り戻さない限り、「マス**が、ネットの世界に擦り寄ってきた。」としか、思われないのかもしれませんね。
どうも、今の「記者ブログ」には、一方で、ネットの世界に、自らの所属する報道各社の冠を利用して、アクセスを増やそうとする魂胆が感じられて、素直に受け取れませんね。
http://spaces.msn.com/members/rikei/のことを言っているわけでは決してありませんが。
なんとなく、臭気紛々と言った感じです。
記者ブログを始める前に、まづは、みづからの「アンチ精神」を高めることを、お勧めしたいですね。
参考までに、祭りに挙げられ、炎上消失してしまった「しがない記者日記」のキャッシュは、下記にありました。
また、同じく閉鎖されてしまった記者ブログ「素晴らしき世界」のキャッシュは、これhttp://66.102.7.104/search?q=cache:auPWKdnWzJwJ:blog.livedoor.jp/midnightpax/+%E7%B4%A0%E6%99%B4%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%8D%E4%B8%96%E7%95%8C&hl=ja&lr=lang_ja&client=firefox-a
です。
これら閉鎖してしまった記者ブログの特性として、記者魂があまりブログの世界にもほとばしり出てしまった「律儀さ」によるもののように、私には、思えますが。
あれー?ここhttp://planet-d.hp.infoseek.co.jp/matome/2005/ogura.htmlで言っている「小倉弁護士」って、例のレコード輸入権の時の小倉秀夫先生?
多方面にわたって、ご活躍ですね。http://blog.goo.ne.jp/hwj-ogura/e/384288ae54160a762d31ef49999a3c34
おっしゃる「コメントスクラム」って感じ、なんとなくわかりますね。
これは、決して無差別に流し込むコメントスパムとは違う、意図的・計画的なものですから。
http://216.239.63.104/search?q=cache:ipnAthv3UmIJ:blog.goo.ne.jp/okumagoro/+%E3%81%97%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E8%A8%98%E8%80%85%E6%97%A5%E8%A8%98&hl=ja
[380] ちょっと便利な家庭での救急医療対応サイト 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/12(Sat) 07:38 |
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- このサイト
http://www.geocities.jp/asamitadashi/RoadtoEMT/RoadtoEMT.htm
なんですが、家庭で、救急医療が必要な場合などに便利なサイトです。
たとえば、出血した場合の、その種類ごとの対応などが、チャートで、すぐさま、わかります。
本職の救急救命士さんなどでも利用されているサイトのようですね。
アクセスした途端に音楽が鳴り出すので、ウザイのが玉に傷ですが。
http://www.geocities.jp/asamitadashi/RoadtoEMT/RoadtoEMT.htm
[379] Re:[378] [377] [375] フィッシングです 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/12(Sat) 07:12 |
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- Chaosさん。
フィッシングのサーバー先のベストスリーが、中国・台湾・韓国であるというのは、意外でした。
日本は、フィッシングサーバに取り囲まれているといった感じですね。
とくに、オフショアバンクのデビットカードなんてのが、ねらい目なんでしようね。
もっとも、この種のカードは、タックスへイブンにも利用されている可能性があるから、持ちつ持たれつといった感じなんでしょうね。
[378] Re:[377] [375] フィッシングです 投稿者:Chaos 投稿日:2005/02/11(Fri) 23:40 |
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- 笹山様
怪しいメールは、Anti-Phishing.org で探せば、たいてい
登録されています。
米国の通報先 cybercrime US
http://www.cybercrime.gov/indextxt.html
ここに報告のためのリンクがあります。
日本の通報先 警察庁
http://www.npa.go.jp/cyber/warning/chuikanki/kakuu.htm
各県警の窓口のリストがあります。
メールは、送信元が詐称されているので
怪しいドメインはここで検索できます
米国の携帯メールのリスト
http://www.fcc.gov/cgb/policy/DomainNameDownload.html
フィッシングを行っている国別のサーバーの統計
http://toolbar.netcraft.com/stats/countries
[377] Re:[375] フィッシングです 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/11(Fri) 22:01 |
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- Chaosさん。
あっ。やっぱりでしたか。
こうして、実際受け取ってみると、わからない、巧妙なもんですね。
リンク先は本物サイトなんですから、始末が悪いです。
こんなの、日本でまねするのが出てくるような気がします。
以下のこの部分ですね。
12-01-05 - Citizens Bank - 'Important Online Banking Alert'
http://www.antiphishing.org/phishing_archive/01-12-05_Citizens/01-12-05_Citizens.html
[376] 10の超党派主義 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/11(Fri) 21:58 |
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- このところ、アメリカのニュースに、超党派(Bipartisan)という言葉が頻繁に出てくる。
先に紹介した、集団訴訟改革法案も、超党派議員提出によるものであったし、カナダからの牛肉輸入に反対する決議案も、超党派上院議員によるものであった。
次のサイトhttp://www.ndol.org/ndol_ci.cfm?kaid=131&subid=192&contentid=253007 では、ブッシュ大統領が目指す超党派主義の欺瞞性を、10のBipartisanship (超党派主義)に分けて、分析している。
1.土台を元にしての連立
これは、ロナルド・レーガン大統領時代の1981年度当初予算通過に際して志向されたもので、まづ、一党内を固め、その上で、他政党を狙い撃ちして、多数を形成するやり方。
2.選び抜いていく連立
両方の政党の穏健派を選び出して、コアを形成した上で、両方の政党から徐々に賛同者を加えていくやり方。
3.外部からの人材取り込みによる連立
政党の壁が少ない外部からの人材登用によって、大衆迎合を図るやり方
4.馴れ合い連立
議員間での切り崩し取引によって、連立を果たすやり方。
5.政党間馴れ合い取引連立
4よりも、大きい問題で、政党間の馴れ合い取引をおこなうもの。
6.非常事態連立
軍事行動や経済の非常事態背減などにおいて、火急を理由としての連立。
7.イデオロギー連立
リベラルな共和党員と、保守的な民主党員とが、国家の一台目標のためを大義として連立するもの。
8.地方連立
農業問題などの地方独自の要素による政策連合を図るもの。
9.立ち往生連立
政党が行き詰まりを見せ、次の選挙までの暫定連立をはたすもの。
10.政党内超党派主義
大衆に、自党の政策が、超党派主義を超えて、真に国民にとって有用なことであることを知らしめて、相手党を連立に至らしめる方法。
以上が、超党派主義の10の形だが、何やら、このそれぞれは、日本でも同じパターンが、これまで、いろいろな形で、試行錯誤されてきたことに気づく。
何処も同じ、というわけか?
http://www.ndol.org/ndol_ci.cfm?cp=2&kaid=131&subid=192&contentid=253007
[375] フィッシングです 投稿者:Chaos 投稿日:2005/02/11(Fri) 21:12 |
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- 笹山様
http://www.antiphishing.org/index.html
ここの下の方に、1月12日に登録されています。
詐称された画像もあるので、確認できます。
[374] これは例のフィッシング詐欺なのではないのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/11(Fri) 17:23 |
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- 私のところに次のようなメールが来たのだが。
Important Online Banking Alert
と題して。
「Dear
valued Citizensョ Bank member, Due to concerns, for the safety and
integrity of the online banking community we have issued the following
warning message.
It has come to our attention that your Citizensョ
account information needs to be updated as part of our continuing
commitment to protect your account and to reduce the instance of fraud
on our website. If you could please take 5-10 minutes out of your
online experience and renew your records you will not run into any
future problems with the online service. However, failure to confirm
your records may result in your account suspension.
Once you have confirmed your account records your internet banking service will not be interrupted and will continue as normal.
To confirm your bank account record please click here. 」
と書いてあって、
次のURL
https://www.citizensbankonline.com/default.asp
をクリックすると、
こちらのサイトhttp://218.104.100.73/CitizensBank/OnlineBanking/に自動的に変わり
Log in to Citizens Bank Online
Helpful logon information for former Charter One Bank customers.
Use a saved Citizens ATM/Debit Card or User ID :
Citizens ATM/Debit Card or User ID:
Help me with logging on
Save this User ID on my computer.
となって、IDナンバーやパスワードを記入するようになっているのだが。
で、本当のCitizensBankのサイトはこちらhttp://www.citizensbank.com/なのだが、citizensbankonlineサイトのHOMEをクリックすると、やはりこのサイトに変わるのだ。
[373] 「集団訴訟改革法案」をめぐる消費者と企業と弁護士の思惑 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/11(Fri) 15:34 |
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- 米上院本会議は10日、企業などを相手にした多額の損害賠償請求訴訟を起こしにくくさせる「集団訴訟改革法案」を72対26の賛成多数で可決したが、早くも、この法案をめぐって、消費者や企業側からの賛否両論が起こっている。
この法案成立で、もっとも大きな変化は、これからの消費者からの企業への訴えの場が、これまでの州立裁判所から、連邦裁判所の場に移るということである。
このことは、州立裁判所に近い消費者側の弁護士の声が弱くなるということを示している。
また、消費者にとっても、弁護士にとっても、マイレージやクーポンで弁護士費用を支払うというcoupon settlement という方式(http://www.keystonetitle.com/form1.htm参照)が通用しなくなるという。
このように、集団訴訟改革は、これまでの訴訟社会の換金回路にまでも、いろいろな面で影響を及ぼしてきそうな雲行きである。
http://news.ft.com/cms/s/e27763cc-7bd3-11d9-9af4-00000e2511c8.html
[372] カナダとの牛肉貿易再開に対して超党派反対決議案提出の動き 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/11(Fri) 08:34 |
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- http://abcnews.go.com/Business/wireStory?id=489397
によれば、アメリカのカナダとの牛肉貿易再開に反対して、民主党のKent Conrad、Harry Reid、共和党のPete Domeniciなど10人の議員が、超党派決議 (bipartisan resolution )案を提出した。
提出理由としては、「近時カナダで新たなBSEが続発しているところから、カナダのBSE防御体制には、疑問があるからだ。」としている。
決議に賛同した他の7人は次のとおりで、あの有名なボーカス議員も加わっている。
Pete Domenici,Max Baucus, Ken Salazar, Tim Johnson, Byron Dorgan,Harry Reid, Jeff Bingaman,
また、R-CALFやNational Farmers Union の構成メンバーもこれら議員の活動への全面支援を約束している。
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=3876
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=3869
参照
http://abcnews.go.com/Business/wireStory?id=489397
[371] 「闘う知事会」というスローガンのトリック性 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/11(Fri) 08:04 |
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- (市町村からの国・県に対する不満をかわすために)知事が国に対してダンビラをかざして、見栄を切る。
小泉さんは、役所にダンビラをかざして、見栄を切る。
まさに、ダンビラのドミノ現象とでもいえるのだが。
トータルでドミノが一周してしまうと、国民への責任不在のみが残るというのが、このドミノの特徴。
どうも、この数年、そのパフォーマンスで、全国の知事さんは、一定の「ねずみ小僧次郎吉」的効果を、大衆からの支持という形で受けてきた。
しかし、この「戦う知事会」というスローガンは、三位一体の今では、やや、色あせてきたのではなかろうか?
まさに、野村監督ではないが「敵はわれにあり。」である。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050211-00000101-yom-pol
[370] Re:[368] EFSAのGBR評価 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/11(Fri) 07:36 |
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- EFSAのGBR評価の最新は、昨年8月20日におこなれたもので、このサイトhttp://www.efsa.eu.int/press_room/press_release/575_en.htmlのようなものですね。
ここにおいては、この掲示板の昨年8月23日あたりに書いたように、アメリカは、レベル3に格下げになったはす゜ですね。
これまでの科学運営委員会(SSC)の評価が、欧州食品安全庁(EFSA)評価に引き継がれた形になっているので、GBR評価がダブルスタンダードのような形に実質なっているという混乱ぶりが、ここでも見られますね。
ありゃ?ご紹介の食品安全委員会の表では、4段階になっていますから、これは、SSC時代の評価ランクであって、5段階評価のEFSAの評価ランクではありませんね。
本来は、SSC評価とEFSA評価とを併記すべきなのでしょうに。
14ページの表には、「EFSAが7カ国(再)評価」とわざわざ書いてるのに、その7カ国(アメリカ、スウェーデン、南アフリカ、ノルウェー、メキシコ、カナダ、オーストラリア)の評価内容を省いている。
意識的にEFSA評価
http://www.efsa.eu.int/science/efsa_scientific_reports/gbr_assessments/gbr_annexes/catindex_en.html
をパスしたとしか思えませんが。
http://www.efsa.eu.int/press_room/press_release/575_en.html
[369] 食品安全委員会に寄せられた意見と情報のまとめ 1月分 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/11(Fri) 00:25 |
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- 笹山さん、プリオンの土壌汚染に関する疑問(リスクに触れるべき)とか、炎症部位蓄積と乳房炎なんかの質問もしてみましたけど、下記、まとめになってました。こういう疑問は委員には伝わらないみたいですね。だから時々???なこと、言われるのかな?
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai81/dai81kai-siryou5.pdf
[368] 本日の食品安全委員会本会議BSEの話題 EUのGBR評価について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/11(Fri) 00:18 |
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- 笹山さん、やっと公式にEUのGBR評価が食安委のテーブルに載ったようですよ。あれ?でも、Not OKだらけのアメリカが載ってない?
(4) EUによるGBR評価(地理的BSEリスク評価)について(調査報告)
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai81/dai81kai-siryou4.pdf
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai81/index.html
農業情報研究所さんのまとめ
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/document/gbrus04.htm
[367] BSE対策をめぐる最近の議論と変異型CJDキャリアーの問題投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/10(Thu) 23:36 |
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- 山内一也先生の講義が更新されてます。
BSE対策をめぐる最近の議論と変異型CJDキャリアーの問題
http://www.anex.med.tokushima-u.ac.jp/topics/index.html
余談ですが、NHK人間講座でも山内先生の講義が始まりました。テキストも書店で売ってます。
「ウイルス 究極の寄生生命体」
http://www.nhk.or.jp/ningenkoza/
(一回目の再放送は来週水曜日のAM5:05〜5:30。とっても面白かったですよ。)あと、月曜日は美輪明宏さんですね。
[366] 東京都食薬eマガジンのvCJD解説から抜粋 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/10(Thu) 23:01 |
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- 2005年2月4日、この変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の発生が国内で初めて確認されたとして、厚生労働省から発表がありまし
た。当該患者は、平成元年頃、1ヶ月間の英国渡航歴があり、発症原因としては、英国滞在時の曝露の可能性が現時点では有力と考えられています。 この疾患
は、輸血などを除いて、通常の生活で、人から人へは感染するものではないとされています。欧州では、現在のところ、伝達性があると認められる特定の危険部
位(牛の脳、脊髄、眼、回腸遠位部)を、国民が食べないようにすれば充分とされており、脳ステーキ等、特別なものを食べない限り問題ないと思われます。
なお、日本では、月齢を問わず、全ての牛の特定危険部位は2001年10月18日以降、と畜場で全て除去されていますので食用に向けられることがありま
せん。 また、食用に向けられる牛については、全頭、BSEにかかっているかどうかの検査が行われ、検査で陰性の牛肉のみが食用として流通しています。
(抜粋)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/other/magazine.html
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/index.html
===========
うー
ん、背割り問題が改善されたのって、確か、10月18日以降ですよね。吸引装置とかボランティアで開発くださって。。私は、「全頭検査をするから安全で
す」と、一部の学者や政府が検査前に叫ぶなか、背割り問題がまだまだ改善されてないし、全頭検査もしてないし、なにより、牛エキスや牛脂の入ったカップ
ラーメンなど、回収されずに在庫流通してるじゃん!と思った記憶がありましたが。。背根神経節も、取り除きはじめたのは昨年4月位から。。。こうやって、
話が少しずつ変わって、「なかったこと」になっていくんですかね。
ちなみに、12月22日のプリオン専門調査会で報告された、最近の危険部位除去についてのと畜場アンケート結果は下記の4ページ〜にあります。
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai18/prion18-sankousiryou3-2.pdf
[365] Re:[362] ユニバーサルプレコーションとスタンダードプレコーション 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/10(Thu) 20:00 |
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- ある日本のサイトによりますと、「ユニバーサルプレコーション」(Universal Precautions )というのが、「すべての患者の(感染の有無に関わらず)血液、体液、排泄物は、感染の疑いのあるものとして取り扱う。」ということで、
「スタンダードプレコーション」(Standard Precautions )というのが、「救急医療や初期医療において、湿性生体物質を全て感染陽性として扱い、その予防策として一定の防護具を使用することをいう。」ということのようですね。
どうも、これでは、この二つの違い、わかりにくいですね。
そこで、もうひとつの日本のサイトですと。
「universal
precautionsは、普遍的予防策と呼びます。主に医療従事者の血中ウイルス感染を防ぐ目的で用いられた対策です。standard
precautionsは、標準予防策と呼びます。Universal
precautionsに対象微生物や防御対象物を広げた対策です。」と、書いています。
これでも、よくわかりませんね。
で、このOSHA(Occupational Safety & Health Administration)のサイト
http://www.osha.gov/SLTC/etools/hospital/hazards/univprec/univ.html
で見てみると、ちょっとわかってきました。
以下のとおりです。
医療現場従事者は、人間の血や体液に触れることで、HIV、A型・B型・C型肝炎、腸炎サルモネラ菌(SE)、赤痢菌、肺炎、梅毒、結核、マラリア、はしか、水痘、ヘルペス、尿路感染症、血液感染症などにかかる恐れがあるということ。
ユニバーサル・プレコーションというのは、血液・体液に、血液媒介病原菌基準(Bloodborne Pathogen Standard )
http://www.osha.gov/pls/oshaweb/owadisp.show_document?p_table=STANDARDS&p_id=10051
に定義されている病気があるものとして、事前対策として、感染コントロールを行おうというもの。
具体的には、医療現場従業員は、血液への接触や、潜在的に伝染性のある物質(OPM)(other potentially infectious materials)への接触を避ける。
しかし、実際上は、体液間の見分けがつかないため、すべての体液に感染性があるとみなす。
しかし、これでは、次のようなグレーゾーンができてしまう。
すなわち、脳脊髄液、胸膜液、腹膜液、羊水、精液、膣分泌液、歯科の唾液、血で汚れた液、などなどである。
また、剥離した組織や器官もある。
サイトhttp://www.the-farm.org/inserts03march.html
では、これらをOPMとみなしているが、糞便、鼻水、汗、痰、涙、尿、嘔吐物は、OPMとみなしていない。
そこで、スタンダード・プレコーションというのは、上記における血液や体液の概念を拡張して、1.血液 2.血が見られるかどうかは関係なく、汗を除く、すべての体液と排泄物、3.傷ついていない皮膚、4.粘膜 を含むものに拡張されているようですね。
http://www.osha.gov/SLTC/etools/hospital/hazards/univprec/univ.html
[364] アメリカのカナダからの生体牛・牛製品輸入の新規則固まる 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/10(Thu) 19:12 |
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- 難航していた、アメリカのカナダからの生体牛と牛肉製品の輸入に関する新規則だが、どうやら次の線で関係業界と合意を見る模様だ。
1.カナダとの国境再開日は、来月3月7日とする。
2.当初予定されていた月齢30ヶ月以上の牛からの牛肉製品の輸入は、遅らせて実施する。
3.月齢30ヶ月以上の生体牛の輸入は、予定通り実施する。
これは、カナダとの輸入禁止措置継続を求める国内農場経営者と、生体牛の輸入を求めるミートパッカーとの、二つの国内圧力を考慮し、このような中途半端な貿易再開となったもののようだ。
http://www.thestar.com/NASApp/cs/ContentServer?pagename=thestar/Layout/Article_Type1&c=Article&cid=1107989413635&call_pageid=970599119419
[363] クロイツフェルト・ヤコブ病 診療マニュアル (厚生労働省遅発性ウイルス感染調査研究班) 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/10(Thu) 10:33 |
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- 第5 章 プリオン病の検査
@臨床検査
1.髄液検査
2.脳 波
3.脳の画像検査
4.プリオン蛋白遺伝子検索
A特殊検査(異常プリオン蛋白の検出)
1.異常プリオン蛋白の検出法 (Western blot 法)
2.異常プリオン蛋白の検出法(切片の免疫染色)
1)切片のオートクレーブ処理
2)プリオン蛋白抗体
3.扁桃のバイオプシー(vCJD を疑った場合)
との過程において診断されるようであるが、どうも、この中に見た限りでは、vCJDとsCJDとの境目は、確とはわからないようである。
以下引用
「遺
伝子検索で臨床的に診断が可能なのは家族性プリオン病に限られている。しかし、遺伝子変異の存在しない孤発性プリオン病においても、プリオン蛋白のコドン
129 とコドン219 の解析は重要な意味をもつ。コドン129Met/Met で脳波でPSD がみられると古典的CJD として経過し、PSD
が認められないと視床型CJD を考えなくてはならない。また、コドン129 がVal/Met またはVal/Val
であった症例では、脳波でPSD が認められなくてもプリオン病として取り扱う必要性があることなど、コドン129
の解析はプリオン病の臨床診断にとって非常に重要である。またコドン219 の解析は、コドン219Lys
が検出されると、孤発性プリオン病としての診断の可能性が低くなり、その他の疾患を考慮しなければならない。ただし、コドン219Lys
が認められても、硬膜移植後のCJD や家族性プリオン病のなかでコドン102 のGSS、コドン200 の家族性CJD
ではプリオン病を発病した症例が存在するので、コドン219Lys に関しては、孤発性CJD の診断の際の考慮とするのが適当である」
http://www.nanbyou.or.jp/pdf/cjd_manual.pdf
[362] vCJDでもクローズアップされるであろう歯医者さんの院内感染対策 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/10(Thu) 09:19 |
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- あるブログでやりとり中の話からですが、歯医者さんの院内感染対策の向上と、患者が医院を選ぶための目安になる感染対策に関する情報公開、どんどんしてほしいですね。
「HIV感染者の歯科診療でユニバーサルプレコーションが浸透 」
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/349779
という報道から抜粋
◆「その結果、回答した全施設で診療時に手袋が使用され、80%以上の施設で常時使用し患者ごとに交換していた。」
→20%未満が手袋を患者さん毎に交換していないということですよね。
◆「宇佐美氏らは1993年にも、今回と同様の調査を実施している(対象72施設、回答48施設)。当時の「診療時の手袋使用」は70%で、この10年で10ポイントの増加となった。」
◆「課題も浮かび上がった。その一つは、歯を削る際に使うタービンハンドピース。「患者ごとに交換」が14施設(35%)だったのに対し、「観血的処置時交換」は20施設(50%)で、交換頻度が十分とは言えない状態だった。」
◆「また、半数の施設で歯科医師数より衛生士の数が少なく、歯科治療時の介助における適切な人員という面では不安な面も浮き彫りになった。」
ちなみにユニバーサルプレコーションから、今はスタンダードプレコーションという概念に変化していて、詳細は博多インフェクションコントロールフォーラムのサイトがわかりやすいです。
http://hica.jp/sp/index.html
下記翻訳もUPされてます
(スコットランドにおける 歯科器材の汚染除去に関する 作業部会の報告)
http://www.ncnp.go.jp/nin/guide/r7/pdf/Scotland.pdf
http://www.ncnp.go.jp/nin/guide/r7/
[361] Re:[359] 「潜伏期は、長ければ長いほど良い」という発想があったのにびっくり。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/10(Thu) 08:25 |
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- > 潜伏期間がながいということは、見えざる感染のピラミッドが、その間、着々築かれていることを意味する。
> しかし、その見えざるピラミッドは、いつかは、その巨大な全貌を、後世代のどこかであらわすのだ。
> あるいは、その間に、何らかの理由で、潜伏期間が短縮することだってありうるのだ。
↑そうですよね。掲示板に下記サイトが紹介されていました。
http://www.microbes.jp/aimai/kurashi/fl354.htm
http://www.microbes.jp/
”バード博士は、変異型ヤコブ病の感染リスクがあると思われる感染経路は、 輸血だけでなく、母親から胎児あるいは性的関係にあるパートナー間、外科医や歯科医の手術器具まであると述べています(BMJ 328:118-119,2004)”
Recipients of blood or blood products "at vCJD risk"
http://bmj.bmjjournals.com/cgi/content/full/328/7432/118
BMJ 2004;328:118-119 (17 January), doi:10.1136/bmj.328.7432.118
[360] 農水次官、日米実務者協議開催へ・米産牛輸入条件で 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/10(Thu) 08:19 |
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- 笹山さん、おはようございます。クールーの件ありがとうございます。日経のこんな報道が出て参りました。
http://health.nikkei.co.jp/bse/
[359] 「潜伏期は、長ければ長いほど良い」という発想があったのにびっくり。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/10(Thu) 07:26 |
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- あるブログのコメントの応酬を見ていたら、「潜伏期は、長ければ長いほど良い」というコメントがあって、どっきりした。
このかたは、「潜伏期が80年から100年なら、事実上発症しないことになる。」とも言われているのだが、実際どうなのだろうか?
潜伏期間がながいということは、見えざる感染のピラミッドが、その間、着々築かれていることを意味する。
しかし、その見えざるピラミッドは、いつかは、その巨大な全貌を、後世代のどこかであらわすのだ。
あるいは、その間に、何らかの理由で、潜伏期間が短縮することだってありうるのだ。
水俣問題をあつかっているときに、平均残存余命という概念にひっかったことがある。
国賠法訴訟が長期化すれば、原告の平均残存余命は少なくなる。
現世代でのみ、疾病に対して対処するのであれば、、「潜伏期は、長ければ長いほど良い」という概念は成り立つのかもしれない。
また、127歳以上の原告は存在しないというのであれば、そこにいたるまでの補償を考えるだけで、ことたれるという考えも成り立つかもしれない。
しかし、これは、あまりに乱暴な考えであるように、私には、思われた。
[358] Re:[357] クールーの曝露年齢と発症年齢の関係 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/09(Wed) 22:08 |
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- 「The incubation period of kuru.」
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&dopt=Abstract&list_uids=12094094
は、パリのHopital de la SalpetriereのHuillard d'Aignaux JN らによる2002年の研究です。
逆解析にもとずいた計算だそうで、これによると、平均の潜伏期間は、10.3年から、13.2年ということのようです。
女性の潜伏期間は、男性よりも短く、また、若い人のクールー病は、年齢如何よりも、若い人のほうが曝露量が多かったためと推定されるそうです。
原因は、カニバリズムの風習による脳を含む組織の摂取と考えられています。
ご自分で検索される場合には、キーワードを「Kuru incubation period」「Kuru infectious agent」などで検索しますと、いろいろ出てまいりますよ。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&dopt=Abstract&list_uids=12094094
[357] クールーの曝露年齢と発症年齢の関係 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/09(Wed) 21:26 |
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- 笹山さん、こんばんは。理系白書ブログ、ちょっと熱くなってしまいました(^^
http://spaces.msn.com/members/rikei/
笹山さん、潜伏期間が最長50年、最近もまだ年数名発症しているという、クールー病なのですが、発症年齢の推移などに、何か特徴のようなものはないのでしょうか。
性別や、病原体曝露推定年齢と、発症年齢の統計のようなものがあったらと思って探していますが見つかりません。もしご存じでしたらお教えくださいませ。。
女性と子供、男性の食する部位が異なると聞いているので、そこで、男性の潜伏期間と発症年齢が知りたく思いました。
ちょっと検索してみましたが、75年の古い論文位しか見つけられませんでした。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=1066878&dopt=Abstract
[356] Re:[353] [351] レバーとカンピロバクター 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/09(Wed) 18:41 |
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- 厚生労働省が通知出しました。
牛レバーによるカンピロバクター食中毒予防について(Q&A)
http://www.mhlw.go.jp/qa/syokuhin/campylo/index.html
カンピロバクターは鳥の生で患者が多発しているため東京都もサイトを作ってます。ギランバレー症候群の原因ともされているようです。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/hyouka/campylo/index.html
ちなみにトンレバですが、E型肝炎の感染率は100%(自治医大調べ)だそうです。肉類は、よく加熱がお勧めの模様ですね。
http://www.eiken.city.yokohama.jp/infection_inf/campylo1.htm
[355] 肉質と月齢、「科学的検証は不十分」と批判も 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/09(Wed) 18:27 |
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- 毎日新聞の記事です。
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20050209k0000m020101000c.html
[354] 増えているという「記者ブログ」は、単なる「つぶやき」なのか、掲載されない情報の「オーバーフロー」なのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/09(Wed) 12:57 |
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- 以下のサイトのように、「記者ブログ」というものが増えているそうな。
それはそれで、情報の多元化ということで、ありがたいことなのだが、そのブログの意図するところは、単なる「つぶやき」なのか、掲載されない情報の「オーバーフロー」なのか、はたまた、「個としての意見をいえない報道社内体制批判のツール」としてのものなのか。
よく、わかりませんね。
まあ、ブログの振興で、せっかく、情報の素人集団が、プロ集団に対抗できると思ったのに、こうして、プロ集団の滲み出しエリアが広がって行くことは歓迎すべきものなのか、されないべきものなのか?
微妙ですね。
これは、以前、「言論NPO」についていったことと、同じことなのだが。
こちらのブログ
http://spaces.msn.com/members/rikei/PersonalSpace.aspx?_c=
では、「毎日新聞「理系白書」の記者が作るページ」なのだそうです。
このなかでは、「一日あたり2000以上のアクセスがあることを伝えたら、A記者はとても驚いてくれた。論より証拠。明日中に、総アクセス数が20万を突破します」と、誇らしげですね。
確かに、巨大な地方紙が支配している地方に行くと、中央紙の購読者数が、千単位なんて県もあるくらいだから、個人ブログのほうが効率的ってこともあるかもしれない。
なにしろ、支局の記者さんなんかと話していると、自分が書いた記事が出るのは、年間、かなり低い確率だって言うから、その辺の飢餓感なんてものが、根底にあるのかもしれない。
でも、ブログ記者のブログに、既成新聞社の記者が取材なんて、ちょっとですね。
下記サイトでの「記者ブログ」騒動は、自前のドメインでのブログサイトを作れば、「独立自尊」だったのに、ちょっとせこかったために、こんな問題を生んでしまったということでしょうかね。
http://blog.goo.ne.jp/ccproducer/e/ce565d360692b74837803ea256cf06ef
[353] Re:[351] トンレバは、病気の巣 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/09(Wed) 11:58 |
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- まみ夜さん。
同様の報告は、北アイルランドでもされていますね。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=9709202&dopt=Abstract
がそうですが、これによると、豚のレバーのカンピロバクター菌汚染率は、6パーセントで、そのうち、菌別の内訳では、C. coli が、カンピロバクター属汚染の67パーセント、C. jejuni菌が、30パーセント、C. lari菌が、3パーセントとのことです。
このニュースをもうひとつの、動物内の耐性菌の増殖という点から考えると、飼料に混ざる抗菌性物質の投与によって、豚の体内に耐性菌が蔓延しつつあるとの見方もできますね。
「平成15年度家畜由来細菌の抗菌性物質感受性実態調査 」
http://www.nval.go.jp/taisei/15taisei/%EF%BC%A815.htm
では、深刻な日本の畜産業の実態を示しております。
[352] ポールコーポレーションが、画期的な、プリオン除去フィルターを開発、今春よりヨーロッパで発売 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/09(Wed) 11:36 |
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- ポールコーポレーション(Pall Corporation) http://www.pall.com/
は、このたび、vCJDの血液感染対策などに有効な悪玉ぶり恩除去フィルターであるThe LeukotrapR Affinity Prion Reduction Filter を開発し、今年の春から、ヨーロッパを中心にして売り出すことにした。
また、カナダやアメリカについても、認可次第、販売の予定であるという。
こ
のフィルターの実験結果としては、300日間にわたるハムスターによるスクレーピー感染実験として、このフィルターをとおしたハムスターと、とおさなかっ
たハムスタートを比較したところ、フィルターを通さなかった18匹のハムスターのうち、三匹が感染したが、フィルターを通したハムスターの感染はゼロで
あったという。
このようなことから、このフィルターによる感染因子の除去率は、99パーセントになるという。
http://www.mydna.com/resources/resources/news/200502/news_20050208_removprions.html
[351] レバ刺し食中毒の恐れ 投稿者:まみ夜 投稿日:2005/02/09(Wed) 11:18 |
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- 体調がよくない時に、レバ刺しを食べると、負けてお腹が痛くなる、なんて言ってましたが食中毒だったようです。
レバ刺し、大好物なんですよね・・・
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/science/sanitation.html?d=09yomiuri20050209i101&cat=35&typ=t
[350] Re:[345] アメリカの牛肉検査体制の問題点 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/09(Wed) 09:08 |
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- アメリカの牛肉検査体制は、長いこと、従来の伝統的な方式によっていましたが、1990年に、IOM(Institute of
Medicine)がUSDAのFSISに対して、「流れ作業型検査体制」(Stream−lined Inspection
System SIS-C またはStreamlined (Meat) Inspection System (SIS))を提案しました。
http://www4.nationalacademies.org/news.nsf/isbn/030904345X?OpenDocument
http://www.haccpalliance.org/alliance/haccp.pdf
参照
1992年に、USDAは、このシステムの導入について、基本的な合意をしました。
この実際的な導入方向にUSDAが大きく傾くきっかけになったのは、Harding社製ハンバーガーの腸管出血性大腸菌(Escherichia coli 0157:H7)集団感染事件です。
http://www.eco.utexas.edu/facstaff/Cleaver/whatsinthemeat.html
参照
USDAは、これを機会に、「流れ作業型検査体制」の導入を決意し、1998年にHACCP対応型SIS-C システム導入を提案しました。
http://www.fsis.usda.gov/OA/haccp/himp.htm
参照。
しかし、このSIS-Cの意図は、国の検査員削減を目的としての検査の民間委託が、主な狙いであったわけです。
http://www.texasobserver.org/showArticle.asp?ArticleID=97
参照
このような検査体制の変遷の延長戦上で、今回のアメリカでのBSE発生となっているわけですから、このSIS-Cの欠陥が、日本の食のリスクにも、直接影響する事態となっているということを、われわれは、もっと認識しなければならないのではないでしょうか。
日本のHACCP信者さんには、申し訳ないのですが、HACCPというものが、アメリカの財政事情の産物でもあったという側面は、見逃してはならないものと思います。
以下、参考までに、オクラハマでの、生体取引までの検査の流れが、次のサイト
http://okcattlemen.org/OQBN_Pages/timeline.htm
に示されております。
http://www.worldincrisis.org/Harvestime-Books/International-Meat-Crisis.pdf
[349] Re:[348] [347] [346] [345] データの信憑性 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/09(Wed) 07:56 |
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- 笹山さん、昨日の月齢会議の傍聴、統計学の話をきいていて非常に難しいんですが、一つ、気になる点をあげます。
いずれ農水省に資料がUPされると思うんですが、
http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/geturei_kentokai.htm
「米国農務省の最終報告書」の34ページに表があるんですが、「A40ランク評価」という肉や骨の成長具合規定に該当する牛の頭数だけ抜き出すと、こうなっています。
12ヶ月齢 2頭
13ヶ月齢 19頭
14ヶ月齢 12頭
15ヶ月齢 92頭→このうちの90頭が同一環境の1ロット、およびたった一人の格付け員が目視評価
16ヶ月齢 69頭
17ヶ月齢 2頭
以上 0頭
=============
A40
のグレードと評価された牛の中で15ヶ月齢の牛が92頭いるんですが、その92頭中、90頭もが、ロットが171という同一環境の集団で育った牛で、しか
も格付け員のNo.9さんが、一人で目視した結果なんです。。(A40グレードの総数は192頭ですから約半分を一人の人間だけで目視分類したことにな
る)
別の検査員による確認追加作業を、やってないと広津先生が指摘されてたんです。
もし、その格付け員のNo.9さん
が、間違えたり、恋をしていて世の中薔薇色に見えてたりしたら(^^;、どうなることやら、ですし、個体差、ホルモンバランス、雌雄、飼料、環境の違いは
成長の違いを生む要因として大きいでしょうに、こんなのを追試もせず「評価できる」とは、いやはや。
[348] Re:[347] [346] [345] べーカー大使の感想 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/09(Wed) 07:13 |
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- ここhttp://www.680news.com/news/international/article.jsp?content=w020845A
にベーカー大使の感想が載っていますね。
私としては、この問題に影でご活躍されたベーカー大使の奥さん(Nancy Kassebaum Baker (R-Kan.) 前上院議員)のご見解の方がききたかったのですが。
「(日
本側が、アメリカ側の要求するthe "A Maturity" grading system
を受け入れたことで、)いまや、この牛肉貿易再開問題の技術的な主要部分については、完成に至った。これで、私は、日本政府に対して、われわれと共同し
て、残された政策課題の進行を促進するよう、日本政府に働きかけることができる。そうなって、われわれは、再び、日本でアメリカ産牛肉が食べられるという
楽しみが生まれる。」
日本にも、アメリカ並みのずさんな「オンライン検査員」(on-line Inspectors)」が生まれるのでしょうかね。
http://www.680news.com/news/international/article.jsp?content=w020845A
[347] Re:[346] [345] 沖谷明紘(日本獣医畜産大学)さんの観測のみを取り上げて、決着近しとする外電 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/08(Tue) 22:12 |
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- 笹山さん、すごいですね。アメリカの言い分をそのまま聞いて、確認試験もされないんですね。私としては、テレビ東京あたりに、「格付け
検査員選手権」でもしていただいて、目視による肉質判定を競技してもらいたいくらいです。もちろんヤラセなしで。。本日頂戴した資料によると、160人が
年間2700万頭を見ているそうですからもちろんその速度での目視選手権です。
”沖谷氏は、「グレードA40の肉が、BSEフリーである確率が高い。」”
沖谷氏、どうしちゃったのでしょうか? 異常プリオンの感染を目で確認できる特殊技能をお持ちなのでしょうか。(^^;
[346] Re:[345] 沖谷明紘(日本獣医畜産大学)さんの観測のみを取り上げて、決着近しとする外電 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/08(Tue) 20:57 |
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- http://www.thestate.com/mld/thestate/business/10845629.htm
では、沖谷明紘(日本獣医畜産大学)(「月齢判別に関する検討会」座長)さんの観測のみを取り上げて、決着近しとする 記事が掲載されていますね。
これによると沖谷氏は、「グレードA40の肉が、BSEフリーである確率が高い。」と、海外紙記者に話し、さらに、、アメリカの研究者たちがパネルに用意した日本側の意思決定を助けるような情報を、賞賛したとしています。
沖谷氏は、「アメリカの研究者たちは、高く信頼しうるデータをみつけてくれた。」といったそうです。
さらに、沖谷氏は、付け加えて、「いまや、日本政府は、アメリカからの牛肉輸入禁止措置を解除を決定するときを迎えた。」といったとしていますね。
食品安全委員会の結論がまだでていないこの時期に、なんか、出すぎたまねの発言のような気がしますけれども。
http://www.thestate.com/mld/thestate/business/10845629.htm
[345] また珍妙な日経の経済の記事がありました。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/08(Tue) 10:17 |
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- 輸入再開条件は「日本と同一条件」でしたよね。
飼料管理と危険部位除去、さっさと改善してほしいですね。
現在の日本の牛は米国のように血粉は与えられておらず、真の?フィードバン後、3年以上経った牛と思いますが、輸入再開はそれら全面禁止後に生まれた牛からということでしょうか。
日経の記事から
>検討会で(月齢判別の)結論が得られれば、農水省などは輸入再開に向けた手続きに入る。BSE(牛海綿状脳症)の安全基準を見直す食品安全委員会の答申を受け日米両国で輸入再開の条件や時期を詰める。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20050208AT1F0702207022005.html
[344] Re:[335] [329] どちらの視点に立つべきなのでしょうかね。。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/08(Tue) 07:34 |
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- >
「英国滞在歴がリスキーであったことを前提にして、脊髄が1p食べたかもしれないこと」を問題にしたらいいのか、「脊髄が1p食べたことはありえない。」
として、「英国滞在歴をリスク要因からはずして考えたほうがいい。」のか、どちらの視点がいいのでしょうかね。
> 私は、後者の視点に立つべきだ゛と思っているのですが。
笹
山さん、私は2001年9月にBSEが発生した当初、少なからずの学者が「日本人は危険部位を食べないから安全です」とのたまったのが腹立たしいのです。
(今も一部、そういう学者がいますが)あの当時、どの民放か忘れてしまいましたけれど、「牛エキスは脊髄が入るからあのうまみが出るんです」という内部告
発を報道してました。それを止めたとしても背根神経節は昨年4月まで混入OKでしたし。(危険なのは前からわかっていたようですが)
それでなくとも、ホルモンは一つの日本の文化だと思いますし、肉エキススープ系の料理大好き、それからたとえば、ファーストフードのそもそもの基本は世界同一標準ですよね。しかも、グローバル調達です。だから一昨年末、骨油問題でフライドポテトも回収されたわけで。
日
本は輸入大国です。今までの検査体制での発見頭数が14頭の日本の牛のリスクは少ないという計算をされても(死亡牛検査開始は昨年4月からでしたっ
け?)、その他にも輸入された牛関連製品で感染した可能性などだってあるわけですよ。食安委の中間とりまとめの計算には輸入食品や健康食品からのリスクと
いう概念も、すっぽり抜けていて、それは意見交換会でも寺田雅昭委員長にしっかり指摘したのに馬耳東風。今回の談話は馬耳東風、数値の一人歩きの総仕上げ
に感じました。
私、他の食品の安全評価についても、心配になってきました。。(^^;
[343] Re:[342] [340] 合成牛成長ホルモン(rBST)と乳房炎との関係 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/07(Mon) 22:38 |
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- まりちゃんさん。
かなりきわどいところに目をつけられましたね。
モンサント開発の合成牛成長ホルモン(rBST)の乳牛への投与が、乳房炎(udder infection またはmastitis)を増加させているということは、海外では、常識になりつつあると思います。
では、合成牛成長ホルモン(rBST)が、BSEを誘発しているか、という疑問についてですが、
このサイト「Potential Public Health Impacts Of The Use Of Recombinant Bovine Somatotropin In Dairy Production」 http://www.consumersunion.org/food/bgh-codex.htm
では、Michael Hansen氏などが、「rbST の使用が潜在的にBSEをもたらすか?」(3.Does rbST use potentially exacerbate BSE risks?)との疑問を投げかけています。
ここにおいては、IGF-1(インシュリン成長因子-1) がプリオンの合成を早め、潜伏期間を早くする大きな要因になっているといっています。
ですから、乳房炎とBSEとの直接的な関係はないとしても、合成牛成長ホルモン(rBST)と、BSEとの関係は、大いにありうるということになりますね。
したがって、現象面では、乳房炎とBSEとの因果関係が見られるということになるのではないでしょうか。
こ
れに先月のAdriano Aguzzi さんの、「慢性リンパ球炎症(Chronic Lymphocytic Inflammation
)を持ったBSE罹患動物は、感染を拡大させやすい」という研究がからまってくると、「rbST
⇔慢性炎症⇔BSE⇔rbST」のトライアングルが形成され、厄介なことになりますね。
日本においては、まだ認可申請が出されていないので、rbSTが使用されたことはないようですが---。
上記の論文では、人に対するIGF-1(インシュリン成長因子-1) とプリオンとの関係も、同じように考えられるのではないかとしていますね。
また、バイパス飼料にどのような添加物が加えられているかはわかりませんが、ホルモンが人工のものであろうと、天然のものであろうと、ホルモンのプリオン活動に与える影響というのは、かなりグレーゾーンということが言えるのではないでしょうか。
日本でも、乳量増加のために、インヒビン (Inhibin)、妊馬血清性性腺刺激ホルモン(Pregnant mare serum gonadotropin, PMSG)などを投入する動きもあるようです。
日本においても、従来からある「へたり牛」が、産後の時期に多いというのも、ちょっと、気になりますね。
http://www.consumersunion.org/food/bgh-codex.htm
[342] Re:[340] 「悪玉プリオンは、脳以外の臓器にも蓄積」とのチューリッヒ大学などの研究 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/07(Mon) 20:54 |
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- 笹山さん、こんばんは。
炎症部位にプリオンの件、食品安全委員会に質問してみました。
【質問】先
日、炎症臓器にプリオンが蓄積というニュースを拝見いたしました。
そこで気が付いたのですが、酪農、とくに乳量UPのためにバイパス飼料などを食べさせたりして、無理をさせた牛には、割と乳腺炎はポピュラーな病気と伺っ
たことがあります。 乳腺が炎症を起こした場合は乳腺にもプリオンが蓄積される可能性があるのでしょうか?
米国の畜産はかなり牛に負担をかけたもので、禁止された合成成長ホルモンを投与し続けていてバレたなどという告発の新聞記事があったりしますが、それら乳
製品についての安全性はどうでしょうか、 お教えいただきたく、お願い申し上げます。
【回答】@乳腺に異常プリオンが蓄積するか
現在、現時点で乳腺に異常プリオンが蓄積する報告はありません。
A合成成長ホルモン投与された牛からの乳製品の安全性について
使用が認められている合成成長ホルモンが適正に使われている限りにおいて、人の健康に影響を及ぼす可能性はないと考えています。
===========
炎症については、歩行障害などで割とありがちな関節の炎症も、気になってきますね。
[341] Re:[330] R-CALF USA の批判に対して、USDAが詳細な反論を行った。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/07(Mon) 11:04 |
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- 330で紹介したR-CALF USA の批判に対して、2月6日、USDAのAnimal and Plant Health Inspection Service (APHIS) は、下記のような詳細な反論を行った。
この中で、USDAは日本の全頭検査について、
「日本では、消費者からの信頼を取り戻そうと望んで、その手段として、その検査プログラムの中に、と畜される健康な牛までをも、検査対象に入れた。これらの国は、その検査を、食品安全を目的として行っているものではない。」
(Europe
and Japan have included testing healthy cattle at slaughter in their
testing programs as a measure which they hope will restore consumer
confidence. These countries do not conduct these tests for food safety
purposes.)
との、許しがたい見解まで述べている。
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=3821
参照
01.OIEのガイドラインが、最小リスク範囲についてのガイドラインであるかどうかについてであるが、これは、特に国際的な指令ではない。
この点をR-CALFは、誤解している。
むしろ。このガイドラインは、貿易相手国のリスクアセスメントを行うに際しての各国向けのガイドラインとでもいったほうがいい。
USDAのリスク基準は、個々の国の特定な状況を考慮に入れて設計されている。
また、BSEの進入や広がりを避けるための国が取るべき行動の全体的な有効性について、分析されている。
02.OIEの危険部位除去についての意見に関しては、OIEコードをR-CALFは完全に誤解している。
カナダのように、最小のリスク状態を目指す国にとって、OIE意見によれば、脳と脊髄と頭蓋と脊柱の除去だけでいいことになっている。
しかも、それは、月齢30ヶ月以上で、と畜にかけられる場合である。
03.カナダのサーベイランステストについて、USDAとしては、BSE検査が、食品安全検査としては、十分ではないことを強調しておきたい。
これらの検査は、サーベイランスシステムの下での統計上でのみ、有効なものである。
ヨーロッパと日本では、消費者からの信頼を取り戻そうと望んで、その手段として、その検査プログラムの中に、と畜される健康な牛までをも、検査対象に入れた。
これらの国は、その検査を、食品安全を目的として行っているものではない。
OIEは、その点、牛の中でのBSE検出の可能性は、牛の亜母集団についての広大なものにわたるものとなり、と畜される健康な牛の検査は、陽性反応が生じる可能性がもっとも少ないものであるとの、明確な見解を述べている。
04.
国際貿易関係についてであるが、もしUSDAが先頭に立って、動物の疾病感染リスクアナリシスにもとずく最小リスク領域の概念を確立しないなら、アメリカ
は、疾病の多い他の諸国と同類に扱われるのではないかとの点については、OIEコードは、BSEハイリスクの国からの生体牛や牛肉製品の貿易取引であって
も、それを禁止するという意見をOIEは述べることはできないとしている。
05.アメリカの飼料禁止措置についてであるが、USDAとしても、これらの禁止措置が、アメリカにおいても、カナダにおいても、完璧に働いているものとは思っていない。
しかし、両国における科学的リスク分析にもとづけば、このシステムの下で、BSE因子が増幅しうる危険性は、無視しうるものであると考えている。
また、R-CALFは、カナダのように最小のリスク国からの若い牛からの危険部位除去についてのOIE見解を、2で述べたように、誤解している。
06.BSE曝露の可能性のある月齢について、R-CALFの仮定は、間違っている。
すなわち、R-CALFの仮定においては、BSE陽性と判定されたカナダの老齢牛において、BSE因子の曝露がどの程度の時間あったかのについて、それを、潜伏期間の平均値を適用し決定しているのは、仮定の誤りであり、また、科学的根拠のないものである。
もちろん、飼料禁止措置を重視する見解は必要ではあるが、カナダからアメリカに持ち込まれるBSEを防ぐためには、幾つかの遠回りした軽減手法と連動して行われる必要があると考える。
07.
消費者にとってのBSEリスクについてであるが、BSEについての不確実性がある中で、USDAと国際科学社会が、これらの疾患の広がりの一時的経路であ
り、その分散を防ぐための方策が適宜にとられたヨーロッパから学ぶべきであるという点についてであるが、USDAとしては、国際的に受け入れられている原
則やOIE基準のガイドラインも活用して、アメリカは、これまで、最小リスクの下にある国々からの一定の製品の貿易取引を可能にする最終規則を公表してき
たところである。
以上
http://www.meatami.com/Content/FoodSafety_Inspection/AnimalHealth_Biotech/r-calfstatement2-05.pdf
[340] 「悪玉プリオンは、脳以外の臓器にも蓄積」とのチューリッヒ大学などの研究 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/07(Mon) 07:39 |
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- http://a2gay.org.uk/portal/article.php/20050206002356457
によれば、イェールならびにチューリッヒ大学の研究チームは、Science で、プリオンの蓄積は、これまで考えられてきた脳や脊髄、脾臓、リンパ節、扁桃腺以外の臓器にも蓄積するとの研究成果を発表した。
これによると、これまで、プリオン蓄積には無縁とおもわれていた肝臓、すい臓、腎臓についても、慢性炎症を起こしている5匹のマウス実験によって、炎症を起こしている器官でのプリオン蓄積を確認した。
研究チームは、臓器のプリオン蓄積分布は、慢性炎症の状況によって、かなりの程度、増加するとしている。
この研究結果は、現在の危険部位管理の再評価が必要なことを示しており、特に、細菌感染や自己免疫疾患によって炎症を起こしている動物についてのリスク管理が必要なことを示しているという。
こ
の研究と同様、炎症を起こしている動物へのプリオン感染の危険性については、先月、Adriano
Aguzzi氏の研究成果が、先月1月20日のthe journal
Science に発表されたばっかりであるが、ここでは、リンパ球のひとつであるB細胞が、脳よりも他の臓器への広がりに寄与しているものとされてい
る。
B細胞は、健康な人間や動物のリンパ器官に見られ、炎症状態の下では、他のリンパ器官に入り込むものとされている。
http://www.medicalnewstoday.com/medicalnews.php?newsid=19660
[339] Re:[338] 掘るまいか 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/07(Mon) 06:44 |
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- リョウ さん。お知らせ、ありがとうございました。
昨年11月8日に、私のブログ「山古志村の映画「掘るまいか 手掘り中山隧道の記録」をチャリティ上映のうごき」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=137
で、これらの動きを紹介しましたが、その後確実に、チャリティ上映の動きが広がっているようですね。
私からも、お薦めです。
http://www005.upp.so-net.ne.jp/zuidou/
[338] 掘るまいか 投稿者:リョウ 投稿日:2005/02/07(Mon) 00:52 |
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- 奈良県大和郡山市のやまと郡山城ホールにて来たる3月28日(月)に映画「掘るまいか 手掘り中山隧道の記録」のチャリティー上映会が開催されます。当日新潟県の物産品のちょっとした即売会も行われる模様です。近畿地区にお住まいの方は是非!お薦めです
[337] NCBAが、アメリカ政府に対して、「牛肉貿易再開がかなわぬ場合は、日本などへの経済制裁をすること」を要求。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/06(Sun) 21:58 |
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- 本日、NCBA(全米肉牛生産者・牛肉協会)は、牛肉貿易再開に当たっての、以下11項目にわたる決議を採択した。
01.(カナダからの)月齢30ヶ月以上の生体牛と牛肉製品の輸入禁止
02.カナダにおけるBSE防止措置が、特に飼料規制措置について、適切に機能するように保障すること。
03.特に、ブルータング病やアナプラズマ病 についての動物健康基準についての、(カナダとの)一致した合意がなされるまでは、肥育牛の輸入はできない。
04.カナダからアメリカへの生体牛の移動は、市場の混乱をできるだけ少なくするように管理する。
05.国が緊急のと畜のため輸入した牛は、輸入の時点で、月齢30ヶ月未満でなければならない。
06.国が緊急のと畜用に輸入したメス牛からの牛胎児血清の使用禁止
07.USDAのグレードならびにスタンプは、カナダの牛には使用してはならない。
08.カナダ産肥育牛には、「CAN」との焼印を押し、個々に、と畜の時点で月齢30ヶ月未満であることを証明する耳標を確認しなければならない。
また、出荷にあたっては、封印されたトラックで、カナダ−アメリカの国境から、直接に、飼育場に出荷され、さらに、それから、封印されたトラックで、直接、と畜場に移動しなければならない。
09.カナダからアメリカへ輸入される肥育メス牛については、卵巣の除去をしなければらない。
10.USDAは、カナダからの生体牛や牛肉の輸入が増えることによって、アメリカからの牛肉輸出が、いかなることがあっても、危険にさらされることのないように、保証しなければならない。
11.ブッシュ政権は、日本、韓国、メキシコと、牛肉や、その他の牛肉副産物の貿易が再開されるよう、そして、必要ならば、経済制裁をそれらの国に対して取るよう、われわれと協定を結ばなければならない。
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=3815参照。
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=3815
[336] ブッシュ大統領が、農業部門補助の大幅カットを明言 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/06(Sun) 19:13 |
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- 今日のニューヨークタイムズは、「Bush Is Said to Seek Sharp Cuts in Subsidy Payments to Farmers」と題したROBERT PEAR氏の論説を載せている。
これによると、ブッシュ大統領は、アメリカの来年度予算において、農場経営者に対する補助金の上限を設けることを提案したという。
このブッシュ提案に対して上院歳出委員会委員長のThad Cochran氏は、このホワイトハウスの提案に対して、戦う姿勢を強めている。
しかし、これらの反対にもかかわらず、ブッシュ政権は、これを強行しようとしているという。
この背景には、社会保障費の増嵩に伴う、アメリカの膨大な財政赤字がある。
ブッシュ大統領は、この農業補助金のカットにより、その批判を免れようとする思惑を持っているようだ。
同時に、国際的に貧困国などから批判の多い、アメリカの農産物価格支持政策への批判をかわそうとする狙いもあるようだ。
これらの補助金は、米栽培や綿栽培の大規模農場経営者に対するものが多く、続いて、とうもろこし、大豆、小麦の農場経営者に支払われる順になっているようだ。
ブッシュ提案では、農場全体の補助金支払い上限を二十五万ドルに設定しようとするものである。
現在では、いくつかのケースでは、百万ドルを超えるケースもあるという。
このブッシュ提案は、意外なことに、これまで、ブッシュ批判を強めていた環境グループなどにとっては、好評のようだ。
たとえば、そのようなグループの一人であるKenneth Cook氏は、「これまでになかった、たいした提案を、ブッシュさんはしたものだ。」と歓迎している。
すなわち、彼に言わせれば、「納税者たちは、もはや、農業への補助金や、家族農業存続のための補助金を負担する必要はない。」と明言している。
また、Cook氏の言うに、これまでにも、農業補助金案が出たことはあったが、議会が二十七万五千ドルの上限案を認めたにもかかわらず、ホワイトハウスは、その金額を減らしてしまったことがあるという。
このブッシュ案によると、来年度予算において、五パーセント削減の五億八千七百万ドルのカットを果たし、今後十年間において、五十七億ドルを節約するものだという。
ブッシュ提案は、これにとどまらない農業部門における財源削減案を持っているようだが、それらの詳細については、公表をはばかっているという。
また、補助金対象の厳格な選別もするとのことであり、「積極的に農業活動に従事する意欲のあるもの」を対象に絞るという。
このブッシュ提案は、日本にも飛び火する可能性が十分にあるものと思われる。
なお、原文は、登録しないと閲覧できませんが、対象記事のURLは、http://www.nytimes.com/2005/02/06/politics/06budget.html?oref=loginです。
http://www.nytimes.com/2005/02/06/politics/06budget.html?oref=login
[335] Re:[329] どちらの視点に立つべきなのでしょうかね。。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/06(Sun) 18:50 |
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- まりちゃんさん。
「英国滞在歴がリスキーであったことを前提にして、脊髄が1p食べたかもしれないこと」を問題にしたらいいのか、「脊髄が1p食べたことはありえない。」として、「英国滞在歴をリスク要因からはずして考えたほうがいい。」のか、どちらの視点がいいのでしょうかね。
私は、後者の視点に立つべきだ゛と思っているのですが。
[334] 便利ページリンク集 投稿者:cctv 投稿日:2005/02/06(Sun) 18:08 |
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- 日常使うサイトを集まり、インタネットを便利に簡単に利用できること
ニュース、スポーツ、天気予報、育児、株、出会い満杯
http://www.uudoor.com
[333] Re:[319] [318] 食用牛脂が牛飼料に許可されている件 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/06(Sun) 15:13 |
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- 笹山さん、腎臓の周囲の油脂の情報をありがとうございます。昨日食品安全委員会と農水省に投稿いたしました。ご報告まで。。
[332] 意外とあっけなかったマザーボード交換 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/06(Sun) 14:35 |
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- 昨年暮れに、これまで使っていたコンピュータが不調になり、パソコン工房に診断してもらったところ、CPUもマザーボードも、ビデオカードもイカレているというので、前と同じ、自作用パソコンを組み立て済みの4万円台のものに、買い換えた。
で、残った古いのを何とか生かそうと、イカレたマザーボードをビデオ機能のつきのオンボードというものに換え、CPUも 1.75GHzのCPUファンつきのものに替えた。
これで、予算は、マザーボードが7千円強(MSI KM4AM-V)と、ファン付CPUが8千円強(最近出た格安CPUだそうで、AMD Sempron2500)、しめて一万五千円なりの投資である。
一番面倒だったのがCPUへのCPUファンの取り付けで、こんなに力を入れて、マザーボードが割れはしまいかと心配したか、相当な力を込めて、無事、納まった。
後は、配線のみだから、要は、収まるソケット同士、線をつなげばそれでいいわけである。
BIOSの設定も、前は、いちいち、手動で、Y/Nを選択していった記憶があるのだが、今は、自動設定らしく、すぐに、次のOSのインストール段階に入れたので、びっくり。
こんなことができるのも、最初から、メーカー製でないタワー型ケースを使用してのことである。
メーカー製の場合は、使用できるマザーボードも限られてくるらしい。
コンピュータの部品コーナーを見ると、やれ、静音型ファンだ何だと、いろいろ、オプションをつけたくなる気をさそるようにできているらしい。
なんといっても、バルクのハードディスクや記録型DVDドライブが、安くなっているのに驚く。
数年前は、一ギガHZ千円が相場のようだったが、今では、120ギガHZで、バルクのハードディスクだと、7千円程度ということだから、一ギガHZなんと六十円弱という安さだ。
記録型DVDドライブも、以前は、三万円以上したのが、今では、一万円を切るものもあるようだ。
このせちがらい世の中、パソコンも自作の時代に入ったようだ。
手先の器用な主婦の皆さんによる、パソコン組み立てアルバイトなんて、いいかもしれませんね。
それにしても、硬くて透明な包装のブリスターパックってやつで手を傷つける人って、相当、この世の中にいるんじゃないでしょうかね。
こういうのは、製造物責任法に問えないもんだろうか?
アメリカでは、訴訟の対象になるってんで、包装の一部をやわらかいものにしているものもあるってんですが、ほんとうでしょうかね?
すし弁当についてくるパック醤油で、「横からなら、どこからでも切れます。」と書いてあるにもかかわらず、切れなくて、えいっと力を入れたとたん、ビューと顔にはねかかるのも腹立たしいけど、こういう生産者本位の包装ってのは、いやですね。
[331] 「Eyes on the Prize」著作権問題で公開できない映像をフェアユース適用とみなし、サイトで公開 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/06(Sun) 12:32 |
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- 「Eyes on the
Prize」は、アメリカの黒人の公民権運動の貴重な映像を映したものであるが、著作権問題で、公開できないでいたのを、アメリカのNPO
「Downhill Battle」が、この映像の公開はフェアユースに値するとして、サイト公開に踏み切ったもの。
http://www.downhillbattle.org/eyes/
にアクセスして、@のなかの「Watch a trailer 」をクリックして、次の画面の「Preview」をクリックすると、ダイジェスト版が見られる。
http://www.videodetective.com/?customerid=20009&PublishedID=3101&jh=1
[330] アメリカ上院のヒアリングで、 R-CALF USA CEOのBill Bullard氏が、痛烈なUSDA批判を展開 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/06(Sun) 06:43 |
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- 先週木曜日に行われたアメリカ上院の農業,食品及び林業委員会のヒアリングの席で、 R-CALF USA CEOのBill Bullard氏が、痛烈なUSDA批判を展開した。
氏は、アメリカがこだわっている「科学的知見にもとずくBSE検証」には、ひとつも、科学的なものはないとした上で、ジョハンス新農務長官の証言内容は、これまでのBSEに関する記録とは、相反するものだとした。
氏は、さらに、今回のアメリカでのBSE発生で、本来は、アメリカは、世界のリーターシップを取りうる保護計画を策定すべきなのに、OIEの世界標準にまで達しないような保護計画で、希望的観測にいたらない、きわめて楽観的な計画をたててお茶を濁しているとしている。
以下、氏は、アメリカの現在の計画の問題点を三点列挙した。
1.SRM除去対象の牛を月齢30ヶ月以上としているが、月例12ヶ月以上に改めるべきである。
2.OIE推奨のサーベイセンスプログラムをアメリカに適用しようとしても、失敗に終わるであろう。
3.同じく、OIE推奨のMBM−肉骨粉-禁止措置をアメリカに適用しようとしても、それは、失敗に終わるであろう。
そして、氏は、カナダの体制が、あまりにも、世界標準からおとっているため、このまま、カナダとの生体牛の国境再開に踏み切った場合、長期的には、アメリカは被害をこうむり、結果、アメリカは、カナダの不良な牛肉製品のゴミ捨て場と化すであろうとしている。
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=3812
[329] 日本学術会議 公開討論会 BSE対策の科学 平成16年10月30日 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/05(Sat) 23:17 |
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- 日本学術会議 公開討論会 BSE対策の科学 平成16年10月30日
http://www.scj.go.jp/ja/scj/kennrenn_sennmonn/zyuui/kagaku/index.pdf
英国、アメリカとスイスとニュージーランドの学者さんを招聘して意見交換会した後に行われた、唐木教授司会の公開討論会の議事録がUPされてました。
↓プリオン専門調査会傍聴を続けている私は、この討論会はうのみにはしていないのですが、その中でマシューズ氏のこの発言がきにかかっています。
「しかし、脊髄が1p残っていて、それを誰かがうっかり食べてしまったら、あるいは肉製品に混入してしまったとしたら、それだけでも数名が感染する可能性がある。」
[328] イギリスといえば香港 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/05(Sat) 23:06 |
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- 私はイギリスに行ったことがないんですが、そういえば香港には思春期に行ってました。英国から香港への輸入状況、どうだったんでしょう(^^;
[327] Re:[325] こういう場合は、食品安全委員会は、「リスク管理」については言及しないことだったのではなかったでしょうか。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/05(Sat) 22:34 |
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- まりちゃんさん。
これはまた、面白い論理展開ですね。
「食品安全委員会は、リスク管理については、立ち入らない。」と、ことあるごとにいっていたのに、こういう場合には、真っ先に、リスク管理を持ち出してしまうんですね。
「火事場の鑑識官が、火消しにまわってしまっている。」そういう構図ですね。
そういえば、この前のたたき台での計算では、外的要因による要素は、抜かれていましたっけ。
となると、vCJDがもう一人出ても、たたき台試算の面子は立つわけってわけですか。
それに、このところ、当サイトへのイギリスからのアクセスが激しいんですが、これって、イギリス駐在の邦人の方からのアクセスかも?
なまじっか、vCJDの原因を全部「英国滞在」におっかぶせてしまったがために、いらぬ不安を、国民なり邦人に、逆に与えてしまったようですね。
特
に、「今回の日本人vCJDは、イギリスで、危険部位を食したことによるものであるから、日本では安全である。」というメッセージと、「イギリスに過去に
行ったことのある人でも、vCJDにかかる確率は低いのだから、安心してください。」というメッセージを、相互矛盾した論理にもかかわらず、同時に発して
いるのですから、混乱するのは、当たり前ですね。
もし、この食品安全委員長の論理の延長ですと、
「我が国初vCJD患者は、英国滞在時に感染した可能性が現時点では有力と考えられている。−食品安全委員長談話-」
→「現在の我が国のBSE対策によって、「vCJDが発生するリスクは、そのほとんどが排除されている」−食品安全委員長談話」
→「1989年前後にイギリスに1ヶ月以内滞在した日本人にとっては、vCJDリスクはあるともいえ、ないともいえる。」
ということになるのではないでしょうかね。
その点、今日の午後10時過ぎからの6ch系テレビでの金子先生の答えも、明確ではなかった様に思えます。
ちょっと、おつかれかな?
「いったい、過去にイギリスに一ヶ月でも行った人は、安全なのか、安全でないのか、はっきりしてほしい。」といったところでしょう。
それと、今回の犠牲者の方が、もし、イギリス滞在中に、異常な量の危険部位を食していたという事実がつかめなかったら、一ヶ月で危険なものは、半月でも危険ということになってしまうでしょうね。
1989年を前後して、一二週間イギリスに行ったことのある日本人なんて、ざらにいるんですから、いかに、今回の「英国滞在歴一ヶ月vCJD感染論」が、無謀な論理構成の元にたっているかが、これでもわかりますね。
[326] 「細菌の広がりは、偶然の所産」というPNAS発表の論文 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/05(Sat) 21:59 |
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- 今週のProceedings of the National Academy of Sciences(PNAS) http://www.pnas.org/ のオンライン版で、インペリアル・ロンドン大学の研究チームの発表「Bacterial spread all down to chance: some strains ‘just the lucky ones’」http://www.ic.ac.uk/P6037.htm によると、細菌の広がりにとって、人間の免疫性とか、薬剤耐性とかは、これまで考えられていたよりは、あまり影響がなく、むしろ、細菌の広がりは、偶然の所産によるものだという。
そ
の研究例のひとつとして、この研究チームは、髄膜炎の原因菌であるNeisseria
meningitidisや、毎年百八十万人の死者を出している肺炎レンサ球菌や、院内感染で問題となるMARSAの原因菌である黄色ブドウ球菌の広がり
について、調べたところ、次のようなことがわかったという。
すなわち、細菌のコミュニティは、それらに関連する人間の社会生活を反映しているという。
たとえば、親しい家族や友達、同級生、託児所の友達などは、人間同士の接触が多いため、細菌を共有しがちであるという。
人から人への感染にしても、その際には、細菌の感染力による広がりの差はほとんどないことに、研究者たちは、驚いたという。
これについて、Christophe Fraser博士は、「微生物学者たちは、ともすれば、細菌の変異が、感染を広げると推測しがちだが、実際は、細菌のコミュニティにおける変異は、偶然に起こっているものである。」としている。
このように、ひとつの細菌が広がるということは、その細菌にとっては、ラッキーチャンスに当たったようなもので、すべての細菌の感染は、偶然によって広がるものであるとしている。
何か、あまりに当たり前の研究のようで、拍子抜けしてしまうが、自然体の細菌学といった感じの研究成果だ。
http://www.medicalnewstoday.com/medicalnews.php?newsid=19593
[325] 「日本初のvCJD症例が確定したことについての食品安全委員会委員長談話(平成17年2月4日)」について投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/05(Sat) 21:52 |
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- 笹山さん、こんばんは、
食品安全委員会のページに下記を発見いたしました。
「日本初のvCJD症例が確定したことについての食品安全委員会委員長談話(平成17年2月4日)」について
http://www.fsc.go.jp/sonota/creutzfeltjakob170204.html
だから、中間とりまとめには、この、輸入大国に日本において、「海外からの輸入牛食品や健康食品のリスク計算が含まれていない」と何度言ったら。。。って感じなんですが。
この談話は、BSEと食の安全に関して、全然、「科学的」に「正しい情報」じゃないと思うんですが。
この程度で、「消費者、主婦は納得、うん、安全、安心ね!子供にも安心して食べさせるわ」とか、思うだろうという考えからなのかしらん。あまりにも馬鹿にしてないかなぁ。
あんまりリスクを過小評価すると、医療現場の二次感染の対策まで誤らせることにつながると思います。
追伸:TBSのブロードキャスターで金子清俊先生が、「今の日本の状況は安全です」といわれてましたが、確実に増加しているメキシコ、中国産の牛食品の安全はどうなっているんでしょうか。危険部位除去等についてのチェックを始めたのは最近だと思いましたが。
ところでCJDの発生動向を考える掲示板があり、笹山さんのご紹介くださった内容を抜粋させていただきました。
http://www.hyper-net.ne.jp/bbs/patio/patio.cgi?id=SANK&mode=view&no=10
[324] 畜産システム研究会さんにリンクされています。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/05(Sat) 20:24 |
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- 広島大学の畜産システム研究会さんのサイトhttp://home.hiroshima-u.ac.jp/yiwa/milk-tallow.htmlに、私のブログの記事「改めて、日本のBSEの原因を考える」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=161がリンクされています。
光栄なことです。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/yiwa/milk-tallow.html
[323] 「what's my scene?」さんで、私のブログを紹介いただいております。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/05(Sat) 12:53 |
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- まえにもご紹介いただいた「what's my scene?」http://whatsmyscene.blogspot.com/
さんで、私のブログの記事「わずか一ヶ月のイギリス滞在でvCJDにかかるものかは? 」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=209をご紹介いただいております。
光栄なことです。
こ
こでの「ものかは」は、高校時代の古文で、おなつかしの徒然草「花はさかりに、月はくまなきをのみ、見るものかは」(桜の花は、必ずしも満開の花だけを、
月は影もなく、照りわたっているのだけを見るものであろうか。そうではない。)をまねたもので、「本当にそうだろうか?
いや、決して、そのようなことはありえない。」との意味で使いました。
ところで、ついでで申し訳ないのですが、この同じ「what's my scene?」さんのサイトで、「荏原実業は2月3日、小型風力発電システムの新モデル「ループフェザー」を2月7日より販売開始」との記事がhttp://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/eco/357787
へのリンクであり、大いに興味が惹かれました。
しかし、この写真では、どうも、その構造がわからない。
ということで、別のサイトの写真を見ましたら、http://biztech.nikkeibp.co.jp/jp/shared/20050204furyoku-top.jpg
のとおり。
つまり、羽の縁が、メビウスの輪のように、そのまま、テープをひねったようになっていて、プロペラ自体の面体がないという構造でした。
いわば「羽の入れ子構造」とでも言うんでしょうか。
「羽の中に、羽がある」という考えですね。
これだと、プロペラ自体の抵抗がなく、また、羽が一枚につき、実質二枚羽の効果があり、三枚で合計6枚分の羽の役割をするという構造ですね。
ダリウス形
http://www.uchihashi.jp/masaya/wind/0810_alta18.jpg
の変形とも見て取れます。
なるほど考えたものでした。
お値段もお手ごろ、導入してみたい気がしますね。
http://whatsmyscene.blogspot.com/
[322] 三重苦にたたされているアメリカUSDA新長官 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/05(Sat) 12:27 |
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- 三重苦のひとつとは、カナダとの生体牛輸入国境再開問題。
来月3月7日が予定されているのだが、ここに来て、30ヶ月以上の牛も対象にするかどうかで、もめている。
マイク・ジョハンズUSDA新長官は、全国肉牛生産者・牛肉協会(NCBA)のジャン・リヨン総裁と6500人のNCBA会員の前でカナダとの国境規制緩和を確約したが、30ヶ月以上の牛もその対象にするかどうかについては、明言しなかった。。
この規制緩和は、米国食肉協会が、先月、カナダから31ヶ月以下の牛のみ輸入を認めることに対して、最高裁に提訴したことも、視野に入れているものだ。
しかし、ここにきて、NCBA国際市場委員会は、「アメリカが日本や韓国などへの輸出再開にこぎつけるまでは、カナダとの国境再開に反対する。」との決議を、昨日午後に採択した。
「隣人ががけから落下しようとしていることと、自分自身ががけを飛び越えることとは、違う。でも、もし、隣人が生き延びていたなら、そのときは、助ければいいのだ。」と、NCBAの幹部の一人は言ったという。
(If
my neighbor falls off a cliff, that doesn't mean I have to jump
over,But you see if he survived the fall, and if he is still alive, you
help your neighbor)
「カナダの苦境はわかるが、まずは、アメリカの御身大切に」という意味か?
そのほか、アメリカ上院では、例の検査抜け穴問題の証言が行われるし、これに加えて、日本のvCJD発生問題があり、まさに、マイク・ジョハンスUSDA新長官は、「がまの油のかえる」のような心境なのだろう。
参照
http://www.napanews.com/templates/index.cfm?template=story_full&id=10D63339-4047-4573-BE55-74F0390F4477
http://www.agriculture.com/ag/story.jhtml?storyid=/templatedata/ag/story/data/agNews_050204crCHECKOFF.xml&catref=ag1001
http://www.capitalpress.info/Main.asp?SectionID=94&SubSectionID=801&ArticleID=15133
[321] Re:[320] 日本の報道では無視された北本哲之クロイツフェルト・ヤコブ病等委員会委員長の発言 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/05(Sat) 10:02 |
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- これには、日本の報道も加担していますね。
昨日の「クロイツフェルト・ヤコブ病等委員会」の委員長の北本哲之(東北大医学部教
授)氏の発言「この男性が日本で感染した可能性を排除するものではない。なぜなら、医学的根拠にたてば、排除しうる可能性は何もないからだ。」は、外電で
は、取り上げられていますが、日本の報道では、完全に無視されていますね。
Kitamoto said he could not
rule out the possibility that the man had contracted the disease in
Japan because, on a medical basis, nothing could be entirely ruled out.
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20050205/mng_____kakushin001.shtml
[320] 東京新聞より 「農相経験者は、〜「英国滞在歴あり」という点を強調することも指示した。」 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/05(Sat) 09:47 |
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- 東京新聞より、抜粋です。本日NHKのBSE報道があるそうですが、今回も政治介入あるんですかね?
■遠のく米国産牛肉解禁
日本人患者の確認は、決着に向かっていた米国産牛肉の輸入再開の流れをせき止めるには十分すぎるインパクトを持っていた。
「国内初の変異型の事例が出そうです。大きな影響が予想され、助言いただきたい。ただ、この件は絶対内密に」。数日前、ある農相経験者の元には、政府高官から極秘情報が届けられた。
農相経験者は「全頭検査見直しも米牛肉輸入もいったんは棚上げ。騒ぎを最小限にするのが最速の道だ」と指摘。風評被害が国内産牛肉に及ばないよう、「英国滞在歴あり」という点を強調することも指示した。
確定診断が出ると、食品安全委員会が大きく揺れた。
輸入再開のためには、同委が国内のBSE検査の見直しを了承し、日米両政府が具体的な輸入条件で合意。消費者との意見交換会開催と合わせて、同委が輸入条件を了承することが不可欠となる。当初は六月ごろにも再開の見通しだった。
今回の初感染例により、同委プリオン専門調査会の専門委員の間で意見対立が激化。焦点である全頭検査を緩和した場合の感染リスクの変化や、生後二十カ月で検査の有無を線引きする是非について、意見集約できる状態ではなくなった。
「数字の独り歩きは危険と言ったはずだ。BSE基準見直しのリスクを無理に数値化したら、この結果だ」。ある会合で慎重派の一人が中間的な委員に詰め寄った。調査会の“座礁”を象徴する瞬間だった。
有力な専門委員も「当面、冷静な議論はできない。調査会を開いても対立の溝が深まるだけだ」と指摘した。
輸入再開の前提でもあるBSE国内基準の見直し手続きが、一、二カ月は延びたことに伴い、日米局長級協議などの日程も先延ばしとなった。人命に対する
BSEの危険性があらためて認識され、世論の反発が高まれば、輸入再開はさらに遠くなる可能性もある。 (経済部・山川剛史)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20050205/mng_____kakushin001.shtml
[319] Re:[318] 食用牛脂が牛飼料に許可されている件 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/05(Sat) 09:30 |
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- このサイトhttp://www.cvmbs.colostate.edu/ilm/outreach/necropsy/_notes/normalkidney.htm
に写されているKidney Fatといわれる部分ですね。
確かに、グレーゾーンといえます。
このサイトhttp://www.cvmbs.colostate.edu/ilm/outreach/necropsy/_notes/commonlesions.htmでは、ほかの部分も見られる貴重なサイトです。
それにしても、このケンネ脂のケンネって、日本語なんでしょうね。
http://www.cvmbs.colostate.edu/ilm/outreach/necropsy/_notes/normalkidney.htm
[318] 食用牛脂が牛飼料に許可されている件 投稿者:掲示板から 投稿日:2005/02/05(Sat) 07:42 |
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- 腎臓は炎症を起こしている場合にプリオンが蓄積すると判明したと思いましたが。
http://kodawari.lin.go.jp/ryori/karada/print/gf4097.pdf
網
脂、ケンネ脂、ヘット:網脂は牛や豚の内臓(牛の胃、牛と豚の脾臓・腎臓)を包んでいる網状の脂。脂肪の少ない部位の肉をソテーやローストするときに、脂
を補充する目的で使う。ケンネ脂は牛の腎臓を包んでいる脂肪、ヘットは広い意味で牛の脂肪全体を指すことが多い。ケンネ脂は、ミンスミートパイ、ヘットは
すき焼きなどに。網脂は網状の特製を利用し、野菜や香草などをローストチキンに詰めて包むと中の詰めものがこぼれ落ちない。大きな食肉店に注文して入手す
る。
[317] Re:[313] ロイターの報道で気に掛かる内容 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/04(Fri) 23:44 |
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- まりちゃんさん。
そうですね。
ご紹介の農業情報研究所さんのサイトにも書かれていましたように、ここでは、個別ケースに入り込むのをちょっと我慢して、やや、骨太というか、もっと危機的なシナリオを考えたほうがいいのかもしれません。
すなわち、今回のvCJDリスクは、国外にあったのか、それとも、国内にすでに存在していたのか、というシナリオですね。
イギリスでは、すでに、Sporadic CJD分類やアルツハイマー症分類を見直す動きも一部あるようですね。
vCJDとsCJDとは、実は、シームレスに近接化していたという、恐るべきシナリオも考えられなくはないのです。
こちらのサイトhttp://www.organicconsumers.org/madcow/morgan11304.cfmに、「sCJDは、単にクラスターの問題なのか?」との興味深い記事があります。
ここでは、「vCJDとsCJDとが、違うクラスターであるとしても、地理的にも、時間的にも、両者が重なり合うことが多いのは、なぜか?」という、根幹に触れる疑問を突きつけています。
[316] 食肉処理は米国で一番危険な労働ー人権団体リポート 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/04(Fri) 23:06 |
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- たいへんなリポートが出ましたね。。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/agrifood/namerica/news/05020401.htm
[315] フィナンシャルタイムズ紙も、vCJD死亡者のイギリス渡航歴の短さを指摘 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/04(Fri) 23:03 |
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- 日本の報道では、このvCJDでなくなったかたが、イギリス渡航0歴わずか1ヶ月という点について、無条件に報道しているが、下記のフィナンシャルタイムズなどは、私と同様、この男性のイギリス渡航歴の短さを問題にしている。
「北本氏は、「この男性が日本で感染した可能性を排除するものではない。なぜなら、医学的根拠にたてば、排除しうる可能性は何もないからだ。」といっている。」
Kitamoto
said he could not rule out the possibility that the man had contracted
the disease in Japan because, on a medical basis, nothing could be
entirely ruled out.
http://news.ft.com/cms/s/e9fe9e9e-7683-11d9-b897-00000e2511c8.html
[314] ハードコンタクトレンズ購入時のテストレンズ使いまわしについて 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/04(Fri) 21:11 |
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- そろそろ真剣にコンタクト会社は使いまわしテストレンズを廃止し、使い捨てハードレンズを用いての度数合わせを考えていってもらいたいです。
角膜は危険部位で、コンタクトの蛋白汚れは結構頑固ですし、どういうシステムで誰が消毒しているかも公表されていない。問題ではないでしょうか。
[313] ロイターの報道で気に掛かる内容 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/04(Fri) 18:41 |
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- 「今後、同省では、発症原因及び2次感染の可能性についてさらなる調査を行う」とのことです。献血や歯科や健康診断、医療機関の受診履歴を調査するのでしょうか。
ご冥福をお祈りいたします。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050204-00000071-reu-bus_all
[312] わずか一ヶ月のイギリス滞在でvCJDにかかるものかは? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/04(Fri) 15:43 |
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- 各紙ともこれには触れていないのだが、わずか一ヶ月の滞在で、vCJDにかかる確率というものはどの程度のものなのか。
一日、300グラムのステーキを毎日食べても、9キロの曝露量である。
牛一頭の枝肉は、骨が付いている状態で、平均重量350kg〜400kg、骨を取り除くと、肉の重さは約240〜250kgということだから、この方が、最大限英国でステーキを食したとしても、1頭分の枝肉の4パーセントに過ぎない。
しかも、これらの部位は、危険部位ではないことの方が圧倒的に多い。
これが本当なら、宝くじ的運の悪さとしか、いえないのではなかろうか。
その辺は「英国滞在」のみを、原因と見ることは、早急なのではなかろうか。
それこそ、今食品安全委員会で話題となっている人間のvCJDの経口感染価(human oral ID50)の問題なのだが。
もっとも、アメリカでの疑惑vCJD患者発生の時にも、その人の英国滞在歴が、声高く報道されたのだが。
ちなみに、アメリカ最初のvCJD死者のフロリダの Charlene Singhさんhttp://news.bbc.co.uk/2/hi/health/3735891.stmの場合は、イギリスに12年間もいたというから、プリオン曝露歴から言えば、比較はできないが。
以下は、BBCの日本患者についての報道だが、特に目新しい報道はない。
なお、SSCの「人間の経口によるvCJD感染価」については、サイトhttp://europa.eu.int/comm/food/fs/sc/ssc/out71_en.pdfで、「最悪の場合は以下のようにいえるが、種の壁があるので、そのとおりにはいえないであろう。」といっている。
概訳
「最悪のケースを想定すると、BSE罹患牛の中枢神経組織の脳内摂取の場合は、108頭分の中枢神経組織一グラムづつを食して、50パーセントの感染となりうる。
また、脳内摂取を経口摂取にした場合では、ひとつの種の間では、後者は、前者の105分の一減衰すると、見込まれる。
このことから、人間が、BSE罹患牛の中枢神経組織一グラムづつを食してvCJDにかかる感染確率は、最悪のシナリオでは、103頭分のBSE罹患牛の中枢神経組織一グラムづつを食すると、50パーセントの確率で、人間がvCJDにかかることになる。
しかし、通常は、種の壁によって、その規模は、かなり小さくなるものと思われる。」
A worst case assumes a value of 108cow i.c.ID50per gram of CNS tissue.
It
is estimated that there is a 105fold reduction inefficiency from i.c.
to oral BSE transmission within one species, thus resulting in aworst
case scenario of 103cow oral ID50/g CNS tissue.
However this order of magnitude is usually lower when a species barrier is crossed.
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/4235181.stm
[311] vCJD確定診断後の各紙の報道 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/04(Fri) 14:53 |
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- 朝日新聞http://www.asahi.com/national/update/0204/021.html
国内初の変異型ヤコブ病 厚労省がサーベイランス委
牛
海綿状脳症(BSE、いわゆる狂牛病)にかかった牛の脳や脊髄(せきずい)などを食べると感染するとされる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)
の患者が見つかったことが4日、わかった。患者は日本人の男性で、すでに死亡している。厚生労働省は同日午前から専門家によるサーベイランス委員会を開
き、感染の最終的な確定作業を急いでいる。変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の患者は国内では初めて。
この男性は、すでに多数の同患者が出ている英国に80年代後半に滞在したことがあるという。これまで患者の発生が確認されたのは95年以降のため、この患者の帰国時期によっては、日本国内で感染した可能性もある。
世界保健機関(WHO)によると、世界で確認された変異型ヤコブ病の患者は、最も多い英国の148人を始め、フランス、米国、カナダなどでも確認されている。
変異型ヤコブ病の感染経路として考えられているのは、BSEの病原体がたまった牛の脳やへんとう、脊髄など神経組織を食べた場合だと考えられている。このため、日本や欧米では、こうした部分は「危険部位」として流通しないように規制している。
このほか、03年には英国で輸血による感染の疑いも報告されている。また、感染者の治療に使った脳外科の手術器具を介したものや、感染者の角膜や硬膜を移植して広がる可能性もある。
輸入で大きな割合を占める米国で03年12月でBSEの発生が確認されて止まっている米国産牛肉の輸入再開交渉にも、大きな影響を与える可能性もある。
〈変
異型クロイツフェルト・ヤコブ病〉 老人の病気として知られていたヤコブ病の新しい型で96年に初めて確認された。脳にスポンジ状の空胞ができ、知覚障害
や歩行困難などの症状を示し、発症から約1年で死に至る。ほかのヤコブ病にくらべ、発症年齢が若いのが特徴。BSEの病原体である異常プリオンに汚染され
た牛肉や牛製品を食べたことが原因で起こると考えられているが、これまで見つかった患者で何をどれだけ食べたことで感染したかはよくわかっていない。
(02/04 14:00)
毎日新聞http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050204k0000e040062000c.html
変異型ヤコブ病:
英渡航歴ある男性、国内初の確認
専門家が出席し開かれた新型ヤコブ病に関する会議.。中央は北本委員長=厚労省で4日午後1時15分、小林努写す
国内で昨年死亡した男性(当時51歳)が牛海綿状脳症(BSE)が原因とされる変異型(新型)クロイツフェルト・ヤコブ病と疑われるとして厚生労働省は4日、緊急の専門委員会を開催、専門家による確認作業で変異型ヤコブ病と確認された。国内で初めてとなる。
患者は英国への渡航歴があることが確認されている。
変
異型ヤコブ病は、BSEを起こす牛の異常プリオン(たんぱく質の一種)が原因とされ、昨年6月までに世界で157人の患者が確認されている。そのうち
147人は英国で確認され、英国以外ではフランス、イタリア、アイルランド、カナダ、米国で見つかっている。このうち4人は英国への渡航歴があった。
ヤ
コブ病には「変異型」のほか、原因不明の「孤発型」、乾燥硬膜移植などで感染する「医原型」、親から子へ遺伝する「遺伝型」の4種類がある。孤発型と遺伝
型は主に40〜80歳にみられ症状が急速に進展する。変異型は30歳未満で亡くなるケースが多く、孤発型や遺伝型に比べ、進行が遅いとされる。これまで国
内では医原型、孤発型、遺伝型は確認されているが、変異型は確認されていない。
専門家によると、変異型は病理検査や臨床症状で判断するが、診断は難しいという。
変異型ヤコブ病の原因とされるBSE感染牛は、国内では01年9月に初めて発生が分かった。これまでに食用牛の全頭検査などで14頭(うち1頭は死亡牛)がBSEと確認されている。
厚生労働省健康局は「変異型ヤコブ病と確定されれば、原因究明と可能な対応に取り組みたい」と話している。
国
内で初めてBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認されたのは、01年9月。北海道佐呂間町の牧場で生まれ、千葉県白井市の牧場で育った5歳の乳牛が食肉処理
される直前に、自分で立つことができない起立不能を起こしたため、検査して判明した。国は同10月から食肉処理する牛の全頭検査を始め、これまで全国で
14例が確認されている。感染原因は特定されていないが、食肉処理した牛の残さを加工した肉骨粉を、牛のえさとして与えることで感染した可能性が指摘され
ているため、同省は肉骨粉の使用を禁止している。【早川健人】
読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050204it05.htm
国内初、変異型ヤコブ病確認…英滞在歴の男性死亡
BSE(牛海綿状脳症)に感染した牛を食べて発症する「変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)」の患者が国内で初めて発生していたことが4日、厚生労働省に入った連絡で分かった。
患者は、同病が多く発生している英国に滞在歴がある男性で、すでに死亡しているが、ヤコブ病の症状を示したため脳の組織などを診断した結果、変異型と確認された。
同省などによると、2004年6月現在、変異型ヤコブ病の患者は、世界で157人報告されており、このうち英国が147人を占めている。英国以外にはフランスやアイルランド、イタリア、米国、カナダで発症例があり、フランスとイタリアの6人を除き、英国滞在歴がある。
英国では、1989年以降、食肉処理される牛について、病原体の異常プリオンが蓄積する脳や脊髄(せきずい)など特定危険部位を除去するなどのBSE対策が取られていたが、この男性は、これより以前、同国に1年未満の滞在歴があったという。
日本国内では、ヤコブ病の症例は医療機関からすべて国に報告することが義務づけられ、毎年100人前後の患者が出ているが、変異型の発生報告はこれまでなかった。
男性には、ヤコブ病の感染原因の一つである硬膜の移植歴はなく、遺伝的な要因も薄いという。このため、同省は「男性が英国に滞在している間に感染した可能性がある」としている。
vCJDは、BSEに感染した牛を食べることにより、病原体の異常プリオンたんぱくが人体に入り、感染・発症する。有効な治療法は確立されていない。
(2005/2/4/14:33 読売新聞 無断転載禁止)
日本経済新聞http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050204AT1G0401E04022005.html
変異型ヤコブ病、国内で発症・英国への渡航歴
国
内の病院で死亡した50歳代の男性が、BSE(牛海綿状脳症)が人に感染する「変異型クロイツフェルト・ヤコブ病」(vCJD)を発症していたことが4
日、明らかになった。厚生労働省が同日、専門家会議を開いて確定診断した。英国で初めて報告された変異型ヤコブ病患者は世界で150人以上に上るが、日本
では初めて。男性は英国への渡航歴があるという。
関係者によると、この男性は精神症状などヤコブ病に特徴的な症状があり、ヤコブ病と診断され
た。厚労省は4日「クロイツフェルト・ヤコブ病等委員会」(委員長・北本哲之東北大医学部教授)などを緊急に招集。男性の脳組織の画像などを慎重に検証
し、BSEによる「変異型」と判定した。
ヤコブ病には変異型のほか原因不明の「孤発性」、乾燥硬膜などの移植で感染する「医原型」、さらに遺伝による「家族性」の計4種類がある。今回の男性患者には家族性の可能性はなく、移植手術歴もない。 (13:49)
産経新聞・共同通信http://www.sankei.co.jp/news/050204/sha067.htm
国内初の変異型ヤコブ病と確認 厚労省
厚生労働省は4日、牛海綿状脳症(BSE)がヒトに感染して起きるとされている変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の患者が、国内で初めて確認されたと発表した。
この患者は50代の男性で、昨年12月に死亡した。牛のBSEが猛威を振るっていた1989年に英国に1カ月程度の渡航歴があったという。輸血歴はなく、厚労省は英国滞在時に感染した可能性が高いとみている。
男性は2001年12月、40代で発症、昨年9月、専門家を集めた厚労省のサーベイランス委員会で英国の専門家とも相談しながら、いったんはBSEと無関係の孤発型CJDと判断された。しかし変異型の可能性も残るとの意見があり、経過を見ていた。
亡くなった後の今月3日、ウエスタンブロット法や病理検査で変異型の疑いが強まり、厚労省に報告。4日、厚生科学審議会疾病対策部会のCJD等委員会が確定診断した。
変異型CJDは、BSEにかかった牛の脳など特定危険部位や、汚染された肉を食べて感染したとされる。英国ではこれまで約150人が死亡したほか、フランスやイタリアなどでも発症が報告された。
国内では2001年に初のBSE牛が確認されて以降、食用牛を全頭検査し、特定危険部位は除去しているため、現在は国内の牛肉を食べて感染することはない。(共同)
(02/04 14:15)
NHK
日本初の変異型ヤコブ病 確認
BSE
の病原体から感染すると見られている変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病の患者が国内で初めて確認されました。厚生労働省は、間もなく発表しますが、患者
はBSEが多発したイギリスへの渡航歴があって、すでに死亡しており、ほかに感染が広がる危険性はまったくないとしています。
[310] 感染症情報への掲載は? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/04(Fri) 14:41 |
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- 下記サイトの2005年第3週(第3号)に掲載されるのではないでしょうか。
http://idsc.nih.go.jp/idwr/pdf-j.html
[309] 日本初のvCJD発生確認 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/04(Fri) 13:55 |
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- 以下に記載のロイター報道では、このvCJD疑い日本男性の英国滞在歴が1990年だとすると、2002年発症として、潜伏期間12年となり、これらに注目している。
こ
の方のプリオンたん白質発現遺伝子のコドン129のタイプが、MM型なのか、VV型なのか、MV型なのか、よくわからないが、もし、日本人に多いMM型で
あるにせよ、日本人では少ないVV型であるにせよ、潜伏期間や、変異型と孤発型との関係など、いろいろな問題が、これによって提起されそうな気配だ。
あっと。
確定診断でたようですね。
国内初の変異型ヤコブ病 厚労省、専門家確定診断
牛海綿状脳症(BSE)がヒトに感染して起きたとされる変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の疑いが強い患者が見つかり、厚生労働省は4日、厚生科学審議会疾病対策部会のCJD等委員会を開催、政府関係者によると変異型のCJDと確認した。
国内で変異型CJD患者が見つかったのは初めて。
関係者によると、この患者は50代の男性で、既に死亡している。牛のBSEが猛威を振るっていた1990年前後の英国に、1カ月程度の渡航歴があったという。
変異型CJDは、BSEにかかった牛の脳など特定危険部位や、汚染された肉を食べて感染したとされる。英国ではこれまで約150人が死亡したほか、フランスやイタリアなどでも発症が報告された。
国内では2001年に初のBSE牛が確認されて以降、食用牛を全頭検査し、特定危険部位は除去しているため、現在は国内の牛肉を食べて感染することはない。
(共同通信) - 2月4日13時56分更新
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/T38429.htm
[308] vCJD情報、各新聞で出ましたね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/04(Fri) 12:24 |
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- 発信の順です。
毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050204k0000e040062000c.html
<ヤコブ病>日本初の新型患者?専門家が確認作業
日本で初めての新型ヤコブ病と疑われる患者が見つかったとして厚生労働省は4日午前、緊急のサーベイランス委員会を開催。専門家による確認作業を始めた。
患者は英国への渡航歴があり、既に症状を発症しているという。
これまで国内でヤコブ病は、脳の硬膜移植を受けた人に発症例があるが、牛海綿状脳症(BSE)が原因とされる新型ヤコブ病が確認されれば日本で初めてとなる。(12:00)
日経新聞 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050204AT1G0400R04022005.html
変異型ヤコブ病国内第1号か、厚労省が確定診断へ
国
内の病院で死亡した男性が、BSE(牛海綿状脳症)が人に感染して発症する「変異型クロイツフェルト・ヤコブ病」(vCDJ)の疑いを持たれていることが
4日、分かった。厚生労働省は同日、専門家会議を開いて確定診断する。英国で初めて報告された変異型ヤコブ病患者は現在、世界で150人以上に上るが、確
定すれば日本では初めて。この男性は英国への渡航歴があるという。
関係者によると、この男性は神経症状などヤコブ病に特徴的な症状があり、ヤ
コブ病と診断された。厚労省は4日午前、クロイツフェルト・ヤコブ病等委員会(委員長・北本哲之東北大医学部教授)などを緊急に招集。確定診断のため、男
性の脳組織の画像などを慎重に検証、BSEによるとされる「変異型」かどうかを検討している。
ヤコブ病には「変異型」のほか原因不明の「孤発型」、乾燥硬膜などの移植で感染する「医原型」、親から子に遺伝する「遺伝型」の計4種類がある。今回の男性患者には遺伝型の可能性はなく、移植手術歴がないことから医原型でもないという。(12:06)
朝日新聞 http://www.asahi.com/national/update/0204/021.html
国内初の変異型ヤコブ病か 厚労省がサーベイランス委
牛
海綿状脳症(BSE、いわゆる狂牛病)にかかった牛の脳や脊髄(せきずい)などを食べると感染するとされる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)と
疑われる患者が見つかったことが4日、わかった。患者は日本人の男性で、すでに多数の同患者が出ている英国に80年代後半に滞在したことがあるという。厚
生労働省は同日午前から専門家によるサーベイランス委員会を開き、感染の確認を急いでいる。同日夕には結論が出る見込みで、確認されれば国内で初めての患
者となる。
変異型CJDは96年に英国で初めて報告されたが、保健省の発表によると、今年1月までに同国で148人の患者が報告されている。
変異型CJDの感染経路は、狂牛病に侵された牛の脳やへんとう、脊髄など神経組織を食べた場合などに限られると考えられている。輸血による感染を指摘する報告もある。 (02/04 12:28)
産経新聞・共同
http://www.sankei.co.jp/news/050204/sha056.htm
国内初の変異型ヤコブ病の疑い 英渡航の男性
厚生労働省は4日、英国渡航歴がある男性が、牛海綿状脳症(BSE)がヒトに感染して起きたとされる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)の疑いがあるとして、専門家の会議を開いて判定を始めた。vCJDと診断されれば国内で初めて。
関係者によると、この男性は牛のBSEが猛威を振るっていた1990年前後の英国に、数カ月間の渡航歴があるという。(共同)(02/04 12:31)
とのことです。
読売とNHKがまだのようですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050204-00000040-mai-soci
[307] Re:[304] イギリス:美容整形に狂牛病感染のリスク? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/04(Fri) 12:07 |
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- garyo さん。
下記サイトのように、SSCでは、2001年10月に、コラーゲンについては、一応安全であるとのレポートを出したのですが、small ruminant hides については、なお、安全確認をするとの指摘も、同時にしています。
また、第三国から、イギリスへのコラーゲンの輸入については警戒をしているようですね。
日本とても、それは、同じことだと思います。
http://64.233.161.104/search?q=cache:UDT2ocUtXD0J:europa.eu.int/comm/food/fs/sc/ssc/out204_en.pdf+TSE+risks+of+collagen+produced+from+ruminant+hides%E3%80%80%EF%BD%93%EF%BD%93%EF%BD%83&hl=ja
[306] 美容整形や美容的処置での感染 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/04(Fri) 12:05 |
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- しわとりのボトックスとかも話題になってますよ。
http://www.rense.com/general62/coy.htm
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/seikei/1090896937/
先日日赤が献血者に関する調査を始めたのはプラセンタだけですが、プラセンタのほか、ヒトコラーゲンも、どうも日本で美容目的で使用されているみたいです。
[305] Re:[303] vCJD可能性患者が国内で発生?という報道 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/04(Fri) 11:54 |
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- フジテレビでも出たようですね。
前にも、北海道の某病院で、などとの情報が流れましたが、いつあっても、おかしくはない状態でしょう。
と
にかく、孤発性CJD(sCJD)(sporadic CJD)は、毎年相当数出ているし、sCJDとvCJD(variant CJD)とは、紙一重と
いうか、プリオンたん白質発現遺伝子のコドン129の3タイプであるメチオニン(MM)型か、バリン/バリン(VV)型か、
メチオニン/バリン(MV)型かによって、sCJDかvCJDかのどちらかになるという説http://www.seac.gov.uk/papers/seac77_3.pdfもあるんですから。
[304] イギリス:美容整形に狂牛病感染のリスク? 投稿者:garyo 投稿日:2005/02/04(Fri) 11:50 |
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- 食物以外でも感染の可能性はあるのでしょうか
-----------------------------------------------------
英タイムズ紙2005/01/29付け記事によれば、美容整形で使われるコラーゲンを媒介とした狂牛病感染の危険性について、政府が調査を開始したという。
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/02/post.html
[303] vCJD可能性患者が国内で発生?という報道 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/04(Fri) 11:19 |
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- 「国内で初めてのクロイツフェルト・ヤコブ(狂牛)病の可能性高い患者が判明」との速報がTBSで流れたようですが、どうなんでしょう?続報が待たれますが。
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1107482056/
[302] 米国食肉加工企業従事者の離職率と教育・経験について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/04(Fri) 11:14 |
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- 笹山さん、昨年末の意見交換会で「危険部位を実際に除去する方の教育・経験」について質問をしましたが、日本のと畜場については厚生労働省の方は把握されてなかったようで、調べる、という話になりました。
米国のは過去借りて読んだ本に、離職率が年200%だかを超える、という話があってびっくりしたんですが、検索してみるともっとすごい話があるようです。
http://www.bbele.com/library/books/book049.html
↑ほんとかな?
http://www.google.com/search?hl=ja&q=%E9%9B%A2%E8%81%B7%E7%8E%87%E3%80%80%E9%A3%9F%E8%82%89&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
[301] 米農務長官、農相に書簡・米牛肉の輸入再開時期設定を 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/04(Fri) 10:50 |
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- 輸入再開時期設定をしろ、といわれているそうです。
こういういう件、日経新聞さん、嬉々として報道されてるように見えますが、BSE牛を食物連鎖からできる限り排除するならば、
・肉骨粉や血粉など再生飼料の全面禁止
・SRM除去の徹底(SRMも増えそうな勢いですが)
その管理サイクルがしばらく回ってからで、話はそれからでしょうが、ジャイアンにのび太は耐えられるでしょうか。ドラエもんの登場を願いたいですが。
http://health.nikkei.co.jp/bse/
[300] 日米牛肉輸入再開協議にも影を落としかねないペインターvsUSDAのBSE検査抜け穴論争 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/04(Fri) 10:26 |
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- ことの発端は、昨年12月8日に、NJC(the National Joint Council of Food
Inspection Locals 全米食品地方検査協議会)のペインター(Charles
Painter)氏が、USDAの食品安全検査サービス(Food Safety Inspection
Service)のウィリアム・スミス(William Smith)氏に対し、内部告発者保護法(Whistleblower Protection
Act)にもとずいて、現在のアメリカのBSE検査現場におけるBSE危険部位(SRM)の検査体制のずさんさを告発した書簡を送ったことから始まった。
ペ
インター氏は、その書簡の中で、一昨年のBSE後に、USDAが昨年7月に危険部位の新たな取り決めをしたにもかかわらず、BSEの検査現場では、依然と
して、もとのままの検査体制が続けられており、現場の検査員が、しらぬままに、違法検査行為を続けているということを指摘している。
また、30ヶ月の月齢確認も、ほとんどされていないとの実態を告発している
そして、氏は、これは、検査員の訓練が行き届いていないためであると指摘している。
これに対して、USDAは、この告発は、事実にもとづいていない点があるとして、逆に、ペインター氏を尋問し、告発する構えを見せるという妙な展開になっている。
また、消費者団体のパブリック・シチズンは、このUSDAのペインター氏に対する扱いは、内部告発者保護法(Whistleblower Protection Act)の趣旨に反する扱いであるとして、USDAに対して、公開質問し、回答を迫っている。
http://www.citizen.org/cmep/foodsafety/madcow/articles.cfm?ID=12883 参照。
のような中で、ペインター氏は、議会証言を求められている。
特に、このピーター氏の証言の中で気になるのは、30ヶ月の月齢確認さえも、現地検査体制では、おぼつかない状態という点についてである。
これは、いくら、日米協議で、詳細な月齢確認手法を確立しても、アメリカの現地検査体制では、ほとんど、守られないということを意味している。
また、個体認識票にもとづかない月齢確認を、その他の方法での確認へ日本側が譲歩する最前提としては、SRMの除去があったはずであるが、これさえも守られていないとなると、果たして、大丈夫なのかとの疑念が、ますます、わいてくる。
私は、この論争の中で気になったのが、経験未熟な「オンライン・インスペクター(on-line Inspectors)」が、近年多数雇用されているという言葉である。
これは、http://www.avma.org/onlnews/javma/nov01/s110101d.asp
に書いてあるように、このサイトhttp://www.fda.gov/cvm/forms/forms.html
のチェックリストに従って、検査の予備審査ができるシステムである。
このオンライン検査員は、月齢を決定できる権限はないが、このサイトhttp://msnbc.msn.com/id/6738982/のように、このシステムの限界を指摘する声もある。
http://www.ens-newswire.com/ens/jan2005/2005-01-05-03.asp
もご参照。
http://news.ft.com/cms/s/a22a5788-758a-11d9-9608-00000e2511c8.html
[299] Re:[296] BSE問題で、食品安全委員会からの回答がありました。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/03(Thu) 18:01 |
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- まりちゃんさん。
これは、結局、何にも答えていないということですね。
これでは「食の不安ダイヤル」になってしまいますね。
[298] アメリカは、原油高にもかかわらず、インフレ懸念し、利上げ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/03(Thu) 08:50 |
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- 米連邦準備制度理事会(FRB)は2日、フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を現行の年2・25%から0・25%引き上げて年2・5%とすることを決めた。
昨年6月のFOMC以来、利上げは6回連続。公定歩合も同率引き上げ、年3・5%とした。
また、http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=10000101&sid=aq462NhuCZVQ&refer=japan
によると、ヨーロッパ中央銀行金利に対し、0.5パーセント高になったのは、2001年3月以来のことだそうで、利上げを前に、ドルは、円に対しても、ユーロに対しても、ドル高になっているようだ。
まさに、変化が、市場の投機欲を生み出しているといった感じだが、これは、グリーンスパンさんにとっては、思うつぼなのかもしれない。
し
かし、一方の見方では、来年早々引退するグリーンスパンさんにとっては、原油高であるにもかかわらず、昨年来の利上げ計画を淡々とこなしているといった感
じのあり方に対しては、アメリカ議会内では、そろそろ、次期のポスト・グリーンスパンの元でも、今のあり方でいいのかとの声が出ている。
今年の5月には、また、更なる利上げがあるものと予想されている。
そこで、グリースパンさんは、どこまで利上げをするのか−言い換えれば、中立的な金利水準はどこなのか? ということなのだが、
http://www.nytimes.com/2005/02/03/business/03fed.html
では、3.5パーセントから4パーセントまで上げるつもりだといわれている。
低
利による非負制約によって、身動きもできない日本の金融政策にとっては、利上げによって、金融政策の裁量の幅を広げられうるアメリカの立場は、うらやまし
い限りであろうが、果たして、アメリカ経済の実態に、それほどのインフレ懸念があるのかというと、どうも、そこがわからない。
グリーンスパンさんが、任期最後まで、神格性を保つために、グリーンスパンさん自らが作った金利引き上げストーリーに、アメリカの金融政策がつき合わせられているような感じもするのだが。
ここらで、日本も「変化が市場の投機欲を生み出す。」とのグリーンスパン戦略を借用して、死に体の金融政策の大転換を図ったらどうなのだろうか。
「改
革から変化へ」(D to C )( Devolution to Change) (もっとも、イギリスの「改革」では、Devolution
and Constitutional Change とは言っているが。)これこそが、市場を活性化させる魔法の言葉なのかもしれない。
究極の市場主義にもとづく経済の活性化は、ここから始まる。
市場を欲望の眼にぎらつかせないと、真の、活性化は果たせない。
「改革」の美名の下に、ちんまりしていては、国民は、「馬券のない競馬場」の観客に過ぎないのだ。
すると、小泉改革は、「入場料を取って、馬券を買わせてくれない競馬場」ってこと?
いえいえ、そこまでは言いませんが。
劇場型政治というのは、えてしてこういうんだということを言いたいだけでして。
http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=businessNews&storyID=7518793
[297] Re:[291] [290]『子どもが減って何が悪いか!』 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/03(Thu) 08:09 |
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- garyo さん。
今話題の赤川学さんの『子どもが減って何が悪いか!』を引用しながら、次のサイトhttp://allabout.co.jp/children/kindergarten/closeup/CU20041215A/では、なにか逆転した、現在の日本の少子化論争を皮肉っていますね。
何のために出生率を上昇させなければならないのか。という基本的な問いに誰も答えていないのですね。
「国力を増強させるために。国際競争に打ち勝つために。」というおどろおどろしい目的に、なにも、若い世代が付き合う必要もないでしょうしね。
むしろ、社会保障の内部化を果たすためのスキームをつくれば、右肩下がりの人口構造に耐えうる社会構造はできうるはずです。
地球全体のマクロとしては、人口爆発、ミクロの一国としては、少子化、その矛盾の解決策が、男女共同参画型社会????、なんか判じ物の論理展開のような気がしています。
http://allabout.co.jp/children/kindergarten/closeup/CU20041215A/
[296] BSE問題で、食品安全委員会からの回答がありました。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/03(Thu) 07:05 |
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- 「先日よりお寄せいただいたご質問に関して、委員会の見解をお伝えいたします。」
1. BSE問題でプリオンの土壌汚染に関する質問
>
過去、酪農雑誌で一日350g肉骨粉100g血粉食べさせろ、などと推奨したり、国の飼養標準という指導書でもバイパス蛋白を食べさせろ、と推奨していた
わけですから、糞を考えると、堆肥化してもプリオンがすぐ無くなるわけでなし、農場の地点によっては残留している可能性もあるのではないでしょうか?そう
いう観点からも、検査を止めるのは時期早々だと思いましたが。食品安全委員会の見解をお教えくださいませ。よろしくお願いいたします。
【回
答】BSEに関する検査等のリスク管理措置に関しては、基本的には恐れ入りますが、リスク管理機関にお問い合わせいただくようお願い申し上げます。なお、
(この)お問い合わせについては、プリオン専門調査会の専門委員に情報提供させていただきますので、今後の審議の中で、必要に応じて検討されるものと考え
ています。
2. 豚肉骨粉について
>米国(やカナダ等)のBSE牛を食べた
可能性がある豚(=不自然な環境で育った豚)の肉骨粉が、偽装、および輸入2ヶ月後=国産豚表示ルールにより、「国産豚肉骨粉」として解禁されるというこ
とになりますが、その点についてプリオン専門調査会の議事録を見ても「了承」とある文章がないのですが、リスク管理部門から「規制管理変更」の確認がくる
ことが理解できません。理由をお教えくださいますよう、お願いいたします。お返事をお待ちしております。
【回答】豚肉骨粉
に関しましては、昨年6月に委員会のリスク評価を農林水産省に通知していますが、リスク評価結果を踏まえて、農林水産省がリスク管理措置を見直すにあたっ
ては、施行前にプリオン専門調査会に報告を行うこととされました。詳細な内容に関しましては、農林水産省にお問い合わせいただきますようお願い申し上げま
す。
3. BSEに関して提供された情報の行方について
>また、いつも議
事録や資料を見て思うのですが、BSEに関する「情報」をお送りしても、事務局で整理され専門委員会の先生に届いておりません。ある先生に伺ったところ、
「その情報は知らなかった」という内容もございます。事務局の方がまとめて食安委に報告された内容以外の質問や情報は、HPのどこを拝見すれば閲覧できま
すでしょうか。お教えいただけましたら幸いです。
【回答】「食の安全ダイヤル」にお寄せいただいたご質問、ご意見等は、必要に応じて専門委員に情報提供させていただく所存であります。
4. 糞からの感染リスクについて
>
過去に肉骨粉を使用していたことによる土壌汚染についてのリスク評価も、ぜひとりまとめ案で盛り込んでいただきますようお願いいたします。一つの曝露ルー
トの可能性があると思います。「糞からのリスクはない」と、農水省消費者相談室から返答をいただきましたが、牛に毎日350gの肉骨粉を与えていたとし
て、それがすべて牛に吸収されるものでしょうか?吸収されなければ排泄される筈です。異常プリオンは相当に分解されにくいということ科学だとのことですの
で、疑問に感じております。
【回答】私ども事務局において、現時点では詳細な科学的知見を得ていません。
「食の安全ダイヤル」 http://www.fsc.go.jp/dial/index.html
2番目に関しては、本日、農水省に質問をしてみます。また、4番目に関しては、発言208で笹山さんがお調べくださったサイトを、回答を頂戴したその日に農水省に情報としてお知らせいたしました。
[295] Re:[293] [287] 八ヶ岳南麓天文台地震前兆観測研究センター公開WEB 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/02(Wed) 23:12 |
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- 笹山さん、図によると、御前崎も入ってるみたいですね。
予測云々にかかわらず、地震大国日本で、しかも震源域では、まずかろう、ですよね。スマトラのM9の地震も、地震学者の間では「M9なんて起こる筈はなかった」という感じのようですし。
http://epio.jpinfo.ne.jp/05news/index.html
[294] BSE対策で20ヵ月と月齢を区切るのは科学ではないという話 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/02(Wed) 22:47 |
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- 笹山さん、こんばんは、
1月21日のプリオン専門調査会でも、けちょんけちょんに指摘されている”20ヵ月区切り”と輸入再開を結びつけて、共同通信が相変わらずのミスリードをしていますが、
月齢判定方法、来週決着へ 米国産牛肉で専門家検討会
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=GIF&PG=STORY&NGID=econ&NWID=2005020201003261
21日の調査会を見るに、
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai19/index.html
↓これ、「不正確な科学に基づいて」話を進めてしまったわけですが、どうなることやらですね。
日本政府及び米国政府による牛肉及び牛肉製品の貿易の再開に係る共同記者発表(仮 訳)平成16 年10 月23 日
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/bse/yunyu/dl/041025-1a.pdf
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/bse/yunyu/041025-1.html
感染潜伏牛を日本に入れないという、BSE防疫の基本に立ち戻り、また、米国のBSE対策がまともになるように、早急に改善いただきたいものですね。
[293] Re:[287] 八ヶ岳南麓天文台地震前兆観測研究センター公開WEB 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/02(Wed) 18:30 |
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- まりちゃんさん。
遅レスですみません。
これで行くと、2月2日から、2月23日の間に、長野・岐阜を中心として、石川・福井・新潟を含む地域に、マグニチュード7程度の地震が起こると、八ヶ岳南麓天文台は、予測しているのですね。
さて、どうなりましょうか。
[292] Re:[289] [286] 「流行性脳脊髄膜炎ってなんだ? 」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/02(Wed) 16:02 |
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- Chaoさん。
ありがとうございました。
同様の趣旨の記事がいっぱい流れていますね。
SARSの時に中国は、カバーアップ(隠蔽)して、社会的非難を受けたので、今回は、報告をマメにしているのだ。というような説ですね。
でも、これほど、いろんな名前の病名のあるのも珍らしいですね。
私自身、こんがらがってきました。
[291] Re:[290] 「非婚・少子化で何が悪い」との論説 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/02(Wed) 15:55 |
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- garyo さん。
「経済セミナー」1998年1月号に掲載されたのが、下記URLの「非婚・少子化で何が悪い」との論説ですが。
まあ、非婚は、ともかくとして、少子化というのは、ある意味相対的な概念ですから、出生の最適化というのは、特定の人口学者の研究の範疇なのでしょう。
昔、ライベンスタインという学者が、人口と経済成長の問題を研究していましたっけ。
なかで、「低開発国の人口を左右するのは、子供の人口で、病気の子供に、種痘なりワクチンをちょっと与えるだけで、低開発国の人口は、飛躍的にのびてしまう。」というところがあったのを、今でも覚えています。
もっとも、これは、人口爆発状態の低開発国の経済成長との関係でしたが。
少子化を最適化する指数というものがあるとすれば、人口一人当たりの社会資本(パーキャピタの社会資本)ということなのでしょう。
ですから、少子化を別の指標から見ると、人口一人当たりの社会資本の大きい社会ということになるわけですね。
社会が成熟段階に到達して、社会資本の整備も、成熟段階に達した段階では、まんざら、少子化も、悪くはないというわけです。
少子化を罪悪視するのは、右肩上がりの経済成長の元に、社会のあらゆる面に組み込まれた、スキームが、うまく作動しないことに対する、ある意味ためにする議論であるともいえます。
いま用意すべきは、コンパクトソサエティーへの新たなパラダイム作りなのだと、私は、思っています。
http://www.rivo.mediatti.net/~morinaga/hikons.html
[290] 少子化対策は「票」にならない? 投稿者:garyo 投稿日:2005/02/02(Wed) 14:55 |
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- 日本でもこんな制度をドンと作ったらどうなるんでしょうね。
-------------------------------------------------
ア
ンティークの勉強でイギリスの大学に留学している30歳の女性が、クリスマス休暇で帰国した時、「ロンドンはおなかの大きい女性でいっぱい」と報告してく
れた。英国は出産費用がタダである。パリは「出産費タダ、教育費タダ、育児休暇最長3年」でベビーブーム。少子化にストップを掛けた。少子化を放置してい
るのは、日本と韓国ぐらいだ。(サンデー毎日のコラム「牧太郎の青い空 白い雲」で、ここ2週「少子長寿化」について書いた。読んでほしい)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050201k0000e070082000c.html
[289] Re:[286] 「流行性脳脊髄膜炎ってなんだ? 」 投稿者:Chaos 投稿日:2005/02/02(Wed) 13:50 |
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- 笹山様
仮訳 ありがとうございました。
今日のローターによると(超意訳ですが)
WHOの担当官によると、今回の流行は例年より少し多い程度で
異常ではない。
新興感染症ではないので、薬もワクチンもある。
SARSや鳥フル対策で、サーベイランス体制ができたので
報告数が増えた。(皆、この手の情報に過敏になっている)
パニックになる必要はない
以上
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/PEK334836.htm
[288] 議員年金制度のもうひとつの側面-税控除が青天井- 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/02(Wed) 10:47 |
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- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050202-00000006-san-pol
に
よれば、「衆参両院議長の諮問機関の答申を受け、参院の与野党幹部で構成する「参院改革協議会」が来週中に議員年金改革をめぐる各党間の協議をスタートさ
せるが、与野党には若手を中心に答申が示した「大幅な負担増・支給減」に対し「不公平感がある」と反発は強い。」とのことであるが。
この中で、「大幅な負担増」ということには、ちょっと異論がある。
「表面的には、大幅な負担増」というのならわかるが、「実質的にも、大幅な負担増」なのかは、??である。
なぜなら、この国会議員互助年金の毎年百二十七万円もの掛け金は、そっくりそのまま、青天井で、所得控除できるからである。
毎年の国会議員の払う所得税は、控除なしで九百万円程度だから、毎月十万以上に上るこの掛け金分のほとんどは、還付税で返ってくる。
いわば、負担増分は、そっくりそのまま、本来は、税金に回る分が若干減る程度で、実質負担なしで、済んでしまうということになる。
議
員歳費のみで、源泉徴収、控除も決められた扶養控除程度という場合は、すでに、社会保険料の控除が織り込み済みで、源泉徴収額四百万円程度であるから、目
に見えにくいが、たいていは、他にいくばくかの収入がある場合が多いのだから、白色申告で計算して見れば、一目瞭然であろう。
場合によっては、むしろ、この所得控除分が多くなれば、所得税階層適用ランクが下がって、全体的に、低税率ランク適用ってことにもなりかねないからだ。
自営業の場合、いくら、所得控除を増やそうと思って、国民年金基金を何口も、限度一倍かけても、社会保険料控除額は、知れたものである。
確定拠出年金と国民年金基金の掛金と合わせて掛金の拠出限度額は、81万6,000円(月額6万8,000円)で頭打ちである。
このようなところにも、社会保険料の不公平感を、自営のかたは、感じるのではないでしょうかね。
だったら、「負担増」を嘆くのであったら、この国会議員互助年金の保険料の所得税控除額の最高限度額設定まで言い出さなければ、平仄があわないのではなかろうか?
物事は、よくよく、吟味してみないと、国民にとっての真相はわからないのだから、その点の説明責任は、する必要があるのだろう。
ましてや、いまや、税金の申告シーズンを迎えているのだから、なおさらだろう。
そういえば、もう亡くなった中国地方選出の某大富豪の参議院の先生が、いつも、関連会社の損金をどういう具合にしてか、繰り入れて、マイナス申告していたのを思い出した。
ちょっと商売間違えられたのかな?って、感じでしたけど。
[287] 八ヶ岳南麓天文台地震前兆観測研究センター公開WEB 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/02(Wed) 08:52 |
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- 笹山さんおはようございます。
http://epio.jpinfo.ne.jp/
観測情報が公開されているようです。
http://epio.jpinfo.ne.jp/05news/index.html
[286] 「流行性脳脊髄膜炎ってなんだ? 」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/01(Tue) 22:12 |
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- Chaos
さんや、まりちゃんさんから、情報提供がありました、中国で流行中の流行性脳脊髄膜炎について、イギリスのGrimsby Institute of
Further & Higher Educationのサイトにわかりやすいものがありましたので、下記ブログサイトに、仮訳しておきました。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=204
[285] あらためて、「リアルオプション手法」の必要性について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/01(Tue) 11:42 |
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- 昨年8月25日に、4935で、リアルオプションという手法http://www.kogures.com/hitoshi/webtext/dcf-real-option/
について、言及したのだが、ここで、再掲してみると、
たとえば、現時点において、
1.得する見通しがはっきりしているプロジェクトと、
2.損する見通しがはっきりしているプロジェクトと、
3.得するか損するか不確実なプロジェクトに付いて、
それぞれの層別対応をして、
1に付いては、積極推進、
2に付いては、早期見送り決定、
3に付いては、当面部分対応とし、判断の時期を待つ、
といった手法によって、費用対効果の時系列的な実現を図るという手法という説明をした。
もちろん、この考え方は、おおくは、一般企業経営に、適用できるものであるが、これを政策科学に適用しようとする動きが盛んになってきた。
リアルオプション研究会http://www.realoptionsjapan.com/なるものも、発足しているらしい。
昨年ノーベル経済学賞を受賞したのは、フィン・キドランド(Finn E. Kydland )さんや、エドワード・プレスコット(Edward C. Prescott)さんhttp://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=108
のいわれる政策の時間不整合性(the time consistency of economic policy) という考えとも、一脈相通じる考えであるといえる。
ところで、郵政改革って、このうちのどちらに当たるんでしょうかね。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=108
[284] USDAの新任長官Mike Johanns 氏と、記者団との、日本との牛肉貿易再開についての一問一答 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/01(Tue) 11:21 |
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- 下記サイトだが、1月27日に、加藤大使との会見を終えての、記者会見での一問一答。
この中で、「これまで、ネブラスカ知事時代には、日本のカワサキさんには、お世話になった。」などといっている。
米Kawasaki Motorsports http://www.kawasaki.com/ のネブラスカ工場のことを言っているらしい。
で、肝心の牛肉貿易再開日時について聞かれると、「加藤大使も、具体的に、それが、2月1日とも2月15日とも、言える立場にはないことはわかる。」と、しょんぼりの体。
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/01/0031.xml
[283] Re:[280]ますますふえる中国・香港の 流行性脳脊髄膜炎 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/01(Tue) 10:57 |
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- まりちゃんさん。
この流行性脳脊髄膜炎、バクテリアだけでなく、ウィルスでも感染すると、下記のサイトには書いていますね。
昨年12月中旬から、258ケースがあり、これは、昨年同期より94ケース多いようですね。
これまで、死亡者は少なくとも16人。
うち、安徽省では、12月20日から、61人が発症し、うち、49人は回復したものの、6人が死亡し、7人が隔離中ということのようですね。(数が一人合いませんが。)
学生に死亡者が多く、感染が、咳やキスなどの接触で起きるというから、厄介ですね。
症状としては、発熱、ひどい頭痛、吐き気、肩こり、といったところです。
中国当局は、この蔓延が、単なる流行によるものか、新種のバクテリアによるものなのかを検査中とのことです。
http://english.eastday.com/eastday/englishedition/nation/userobject1ai840065.html
[282] Re:[281] [279] [277] BSE: 食安委 寺田雅昭委員長インタビュー(日本食糧新聞) 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/01(Tue) 09:59 |
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- あっと、注意しなければならないのは、寺田委員長のインタビューは昨年12月21日で、その後の「大幅訂正が行われた」熱血、プリオン専門調査会、以前のもの、ということですね。
12月22日
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai18/index.html
1月19日
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai19/index.html
19日の資料1−3「月齢区切りは科学ではない」資料は、今もまだ文字がつぶれて、読みにくいのですが、軽くて見やすい資料に改善くださるそうです。(事務局よりご回答)
[281] Re:[279] [277] BSE: 食安委 寺田雅昭委員長インタビュー(日本食糧新聞) 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/01(Tue) 09:43 |
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- 寺田委員長には、(まだ議事録のUPされていない5ヶ月前の)意見交換会で、「この輸入大国日本において”国産牛”からだけの曝露リス
ク計算だけで(輸入食品等に言及せず)ナンセンスで意味のないvCJD感染者予測数を算出し、数字を一人歩きさせるのは勘弁してください」という趣旨を申
し上げましたが、「この数字を削除する気はありません」と回答いただいたのが印象的でした。意図されるところが、私にはよくわからなかったです。(^^;
OIEくだりのところは有難いことなのでしょうが、それでもあの20ヵ月云々の文面で、主眼が危険部位除去と飼料管理に置かれず、日米協議に強引にこじつけられつつあることを考えると????です。http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/
[280] 外務省の中国渡航情報にはまだ何もなし 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/01(Tue) 09:24 |
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- http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=009#header
流行性脳脊髄膜炎についてはまだ触れてませんね。
[279] Re:[277] BSE: 食安委 寺田雅昭委員長インタビュー(日本食糧新聞) 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/01(Tue) 09:16 |
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- まりちゃんさん。
寺田委員長のご見解は、「イエス−バット」の論理ですね。
「予定調和的であるとしかみえず、疑問が出てくるのは当然である。」と、ここまではいいのですが、『しかし』と来ている。
お人柄だけに、損な役回りをさせられているといった感じですね。
[278] アメリカのエパさんから、アクセスあったようなんですけど。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/02/01(Tue) 09:05 |
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- アメリカのEPA(環境保護庁)さんから、この掲示板にアクセスあったみたいなんですけど、何事でしょうかね?
さっぱり、心当たり、ありません。
渡り鳥関係でしょうかね?
オオグチバス規制は、あまり興味ありませんしね。
こういう問題は、人間さまがいくらチカラコブを振り上げて、規制規制と叫んでも、うまくいく試しがないようで。
むしろ、魚でも、このサイトhttp://www.noastec.jp/kinouindex/data2001/18.htmlのように、リリーサーフェロモンがあるようなんで、環境省さんは、魚類におけるフェロモン研究にでも、力を入れたほうが効果的なんじゃないのでしょうかね。
沖縄におけるウリミバエ根絶の魚類版といったところでしょうか。
そうそう、一昨日の各紙トップで官房長官も言及の「水俣病認定基準見直しなし」問題、いまのところ、無反応にしていますが。
まさか、オオグチバス規制問題と、水俣基準見直し無し問題とが、トレードオフの関係になっていたりはしないでしょうね。
環境大臣が政治家主導といわれるならば、オオグチバス規制ごとき問題でなく、もっと、大きな舞台でしていただかないと。
[277] BSE: 食安委 寺田雅昭委員長インタビュー(日本食糧新聞) 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/02/01(Tue) 07:47 |
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- 笹山さんおはようございます。中国も怪しげなことになっていますね。。
日本食糧新聞社さんが、BSE問題について、食品安全委員会の寺田雅昭委員長のインタビューを公開されているそうです。(閲覧には簡単な無料登録が必要)
http://www.nissyoku.co.jp/bse/mail0501.htm
[276] Re:[275] [274] 流行性脳脊髄膜炎 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/31(Mon) 21:58 |
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- Chaos さん。
これも謎の病気のようですね。
潜伏期間三-四日ということで、直接感染によるようですね。
流行性脳脊髄膜炎のなかのW135というのは、イスラムの巡礼月にはやるんだそうで。−来月のハジ巡礼までは要警戒ということのようで。
今中国ではやっているのは、これとは違うタイプのようですね。
インフルエンザ脳症(influenza encephalitis)と、流行性脳脊髄膜炎(Epidemic Cerebrospinal Meningitis)との見分け方は、なかなか、難しいようですね。
http://www.meningitis-abcwy.com/にも書いてありますように、片方は、ウイルス感染で、片方は、バクテリア感染の違いがあり、その初期の診断を間違えると、バクテリア感染である流行性脳脊髄膜炎のほうが、厄介だと書いてありますね。
アメリカFDAが、 Sanofi Pasteur社開発の流行性脳脊髄膜炎用ワクチンを承認したというニュースが入ってきました。
http://www.elitestv.com/pub/2005/Jan/EEN41ed2ae7d38b6.html
です。
年齢対応や、タイプ対応で、汎用型のようです。
日本人も、香港への渡航者は、要警戒ですね。
http://www.news.gov.hk/en/category/healthandcommunity/050131/html/050131en05009.htm
[275] Re:[274] 流行性脳脊髄膜炎 投稿者:Chaos 投稿日:2005/01/31(Mon) 20:57 |
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- Anhweiで検索したら1件も出ないので、しょうがなく
香港版のGoogleを見ていました。
脳髄膜炎と書いてあったので、Meningitisで引いたら、
たくさん出てきました。
どこで、インフルエンザC型脳炎になったんでしょうねぇ
中国情報局の記事
インフルエンザ菌(細菌 誤ってついた名前)もMeningitisの
原因になるそうです。 紛らわしいですね。
中国版は、なんとなく雰囲気で意味がわかります
ちなみに鳥フルは禽流感病毒
ワクチンは疫苗
フランスで山羊のBSEというニュースも出ています。
http://www.medicalnewstoday.com/medicalnews.php?newsid=19430
[274] 流行性脳脊髄膜炎 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/31(Mon) 19:10 |
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- Chaosさん。
おっ。流行性脳脊髄膜炎(Epidemic Cerebrospinal Meningitis)だと、いっぱい入ってきますね。
http://news.xinhuanet.com/english/2005-01/30/content_2524897.htm
によると、少なくとも5人が死亡。7人が隔離中ということですね。
死亡者のほとんどが、13歳から18歳までの学生で、学校から流行が始まったということで、現在、11の都市で流行中ということですね。
2003年にも流行したそうですが、その時は、A型だったようです。
ワクチンには、A,C,W,Y の四タイプあるようですね。
使用上の注意は、このサイトhttp://www.tiscali.co.uk/lifestyle/healthfitness/health_advice/netdoctor/archive/100004552.htmlに詳しいみたいです。
[273] 脳髄膜炎 投稿者:Chaos 投稿日:2005/01/31(Mon) 18:20 |
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- 笹山様
中国語を拾い読みしてみると「脳脊髄膜炎」のようです。
これにも、A型とC型があって、ワクチンが存在するようです。
[272] Re:[271] [268] 東南アジアは、大パニックの始まりの様相へ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/31(Mon) 17:33 |
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- Chaos さん。まりちゃんさん。
東南アジアは、C型インフルエンザ脳症と鳥インフルエンザとで、ダブルパンチの様相を呈してきましたね。
260で紹介しましたヴェトナムの10歳の少女のほうも、なくなったようですね。
http://www.brunei-online.com/bb/mon/jan31w12.htm
によると、12番目の犠牲者は、カンボジアから来て、ヴェトナムで死んだもので、この人の弟で、14歳になる少年も、10日前に原因不明の熱と咳で死んでいるようです。
C型インフルエンザは、ヒトには感染するが、大きな流行は起こさないというのが通説のようですが、本当なのでしょうかね。
英語圏の情報には、あまり入ってきていませんね。
何しろ、インフルエンザ混合ワクチンには、A 型のH3N2 とH1N1 およびB 型の3種しか入っていないようですから、心配です。
[271] Re:[268] 中国ではC型インフルエンザ脳症で13〜18才の未成年8人死亡 投稿者:Chaos 投稿日:2005/01/31(Mon) 12:07 |
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- まりちゃんさん
なんか気になりますね
中国語は、フォントが合わないので、うまく見えないのですが
香港版のgoogleで引くと、たくさん出ます。
http://news.google.com.hk/news?hl=zh-TW&ned=hk&ie=Big5&q=%A6w%C0%B2%AC%D9+%ACy%A6%E6%A9%CA%B8%A3%BD%A4%AA%A2&btnG=%B7j%B4M%B7s%BBD
安徽省 流行性腦膜炎 で検索しました。
SARSのときにクラミジア肺炎だと言った前科があるので、
インフルエンザのC型で脳炎を起こして死亡するものって
ありましたっけ?
[270] Re:[269] 「自治体のコールセンター」-上手なお金の使い方ですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/31(Mon) 08:43 |
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- 民間でのコールセンターは、自前の職員ではなく、沖縄などにコールセンターを設け、アウトソーシングでやられているケースが多いのですが、この京都市の場合はどうなのでしょう。
「午前8時−午後9時の間』というのが、ちょっと気になりますね。
京都のコールセンター機能を、過疎地のコールセンターが受け持てば、過疎地振興にも役立ちそうだし。
そのような発想で、都市自治体のコールセンター機能を位置づけると、下手な交付金論争よりも、実利ある展開が期待できそうですね。
http://kitnet.info/xoops/modules/news/
等、いろいろな動き
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GGLC,GGLC:1970-01,GGLC:ja&q=%E8%87%AA%E6%B2%BB%E4%BD%93%E3%80%80%E3%80%80%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC
があるようですね。
しかし、督促センターなど、アウトソーシングされると、自治体の守秘義務違反に問われるケースも出てくるかもしれないというのか、痛し痒しですね。
http://www.nri.co.jp/opinion/region/2002/pdf/ck20020702.pdf
[269] 災害発生など緊急時24時間体制 京都市、コールセンター計画 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/31(Mon) 08:00 |
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- http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005013000147&genre=A2&area=K10
↑ありがたい話です。
外国語対応の24時間ホットラインは国でも検討いただきたいものです。
[268] 中国ではC型インフルエンザ脳症で13〜18才の未成年8人死亡 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/31(Mon) 07:59 |
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- 安徽省:インフルエンザ脳炎の感染拡大を懸念
http://news.searchina.ne.jp/2005/0130/national_0130_002.shtml
[267] モーゼスおばさんと、アイゼンハワー 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/30(Sun) 19:57 |
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- グランマ・モーゼス展が、今日でおしまいというので、でかけてみると、気のせいか、夢見がちな女性と思しきかたがたで、いっぱいであった。
作品数60数点というから、かなりの規模のものを集めたようだ。
個人所蔵というのが、全体の過半数以上を占めているというのも、特色だ。
さすがのジャパンマネーも、損保ジャパンさんを除いては、手を出すのが、おそかったのかな?
モーゼスおばさんの作品を、春・夏・秋・冬に分けて展示してあるのだが、その中に、ぽつんと、全く景色もかかれていない、星条旗の絵が、掲げられていた。
何でも、モーゼスおばさん(Grandma Moses )95歳の時に、時のアイゼンハワー大統領の側近から、アイゼンハワーさんが持っているアイゼンハワー農場を書いてくれと頼まれ、翌年、書いたのがきっかけで、大統領記念出版の何かに、この星条旗も書いたらしい。
このサイトhttp://gseart.com/exh/exh_invt.asp?ExhID=480
の中に、モーゼスおばさんが書いた「アイゼンハワー農場」の絵が収録されている。(下から12枚目)
「Eisenhower Home, 1956 Oil on pressed wood 16" x 24" (40.6 x 61 cm)』というもののようだ。
このモーゼスおばさんの場合、いくつかの田園風景なり、農民生活の民俗を代表する写真や挿絵などを、切り抜いて、絵の形にして、それを題材にして、田園風景を描いたようだ。
このアイゼンハワー農場の場合も、ホワイトハウスから、アイゼンハワー農場や周囲の風景の写真が送られてきて、それを元に書いたものらしい。
だから、モーゼスおばさんの絵は、「どこかで見たことのある」風景の絵が多いのと同時に、モーゼスおばさんの郷里に行っても、絵とそっくりの風景には出会えないというわけだ。
「田園風景のプレパラート画集」とでもいうんでしょうかね。
その辺が、同じ田園風景でも、イギリスの湖水地方の田園を描き、実際にあるHill Top農場
http://www.hanover.k12.va.us/ahs/jrbailey/poets.htm
を題材にしたベアトリクス・ポターの場合とはちがうようだ。
このアイゼンハワー同様、「農業を大事にしている。」とのメッセージを、いろいろな国の権力者たちは、これまで、いろいろな形で表してきた。
イタリアのムッソリーニも、「柔らかなファシズム」のひとつの形として、ポー川沿岸の田園文化を大切にしていることを誇示してきた。
あるサイトhttp://www.opednews.com/goodenVanHorn_100304_republican_general.htm
で、こんな事が書いてあった。
「もし、モーゼスおばさんが今、健在なら、モーゼスおばさんは、ブッシュ大統領を支持していただろうか?」
うーん。難しい質問ですね。これは。
こんなことをいったのは、元空軍の幹部のMcPeak氏で、彼は、今回のケリー陣営に加わって、昨年9月27日にロズゥエルで開かれた退役軍人の会(Veterans of Foreign Wars (VFW) )で、反ブッシュの演説をおこなった時に、言ったものだ。
http://www.mailtribune.com/archive/2004/1016/local/stories/07local.htm
参照。
彼
は、「私は、これまで、長いこと、グランマ・モーゼスのために(共和党に)投票してきた。もし、ブッシュ大統領が、グランマ・モーゼス(が望んだような社
会)にそむくような(政治姿勢)になったとしたなら、私は、ブッシュには投票しない。」と、言って、ケリー候補への応援演説を展開した。
このグランマ・モーゼス展、今回、お見逃しの方は、この後、「巡回」(この言葉、妙な言葉ですね。)で、3月17日から29日まで、京都の大丸で、そして、札幌の大丸で5月11日から23日まで開かれる予定らしいので、そちらのほうでどうぞ。
ご参考
McPeak氏のケリー候補支援演説
"I’m an anybody-but-Bush-guy."
"I’d vote for Grandma Moses and she’s been dead for two decades."
"Many of them regard me as a lost cause, a black sheep kind of guy."
"But it’s my conservatism that causes me to oppose Bush.
"It’s not that I’m a left-wing, raving lunatic liberal Democrat."
"I
am not. I’m just a conservative guy who doesn’t like to see somebody
waste our sons and daughters or our money, and our allies, by the way."
http://gseart.com/exh/exh_invt.asp?ExhID=480
[266] Re:[263] 酵母のプリオン仮説 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/30(Sun) 13:37 |
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- まりちゃんさん。
これは、1995年のMasison と Wickner のいう、「酵母プリオン仮説」(the Prion Hypothesis in Yeast)の実証ということですね。
(Masison,
D. C. & Wickner, R. B. 「Prion-inducing domain of yeast Ure2p and
protease resistance of Ure2p in prion-containing cells.」 )
http://www.cyber-dyne.com/~tom/yeast.html#Yeast
http://www.bio.davidson.edu/Courses/Molbio/MolStudents/spring2003/WilsonE/prionproteinbuttons.html
http://www.nif.co.jp/adv/adv0201.html
等に詳しいようです。
Ure2Pという酵母の蛋白質は、プリオン様の伝播をすることで蛋白質の機能発現を抑制しているということのようなんですが。
http://www.bio.davidson.edu/Courses/Molbio/MolStudents/spring2003/WilsonE/prionproteinbuttons.html
[265] Re:[264] 「著作者の死後または公表後、 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/30(Sun) 13:20 |
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- 謎工さん。
この問題は、世界文化遺産にそれらの著作物をなぞらえてみるとわかりやすいのではないでしょうか。
レッシグ教授の言われるコピーライトのコモンズ化(クリエイティブ・ コモンズ)という発想ですね。
その利用の仕方には、一定のルールが必要になるのではないでしょうか。
世界遺産の利用については、きびしい取り決めがあるように、「著作者の死後または公表後、相当年数が経ち権利継承者が不在もしくは所在不明の著作物の取り扱い」についても、一定のルール化が必要でしょう。
これまでの図書館なり博物館が著作権失効情報の静態的保存であるのに対して、動態的保存として、どのようなあり方が考えられるのか、という点が、知恵の出しどころだと思います。
もともと、コモンズというのは、「使いながら守る」ということなので、なおさら、「創造力の芽が生えている入会地のようなもの(クリエイティブ・ コモンズ)を、世代にわたって、動態的に、上手に使う。」というような考え方が求められるのでしょうね。
ただ、すでに一部に見られるように、アーカイブ化によって、新たな権利関係が生じないようにしないと、別の権利主体が、幅を利かすことになりかねないので、この点での知恵の出し方が必要な気がしています。
この問題は、「コモンズの悲劇」ならぬ「パブリック・ドメインの悲劇」と、されていますね。
[264] 米、これまでの無軌道な著作権延長路線を反省か 投稿者:謎工 投稿日:2005/01/30(Sun) 07:24 |
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- L.LessigのBLOGによると、米国議会図書館著作権局が「著作者の死後または公表後、
相当年数が経ち権利継承者が不在もしくは所在不明の著作物の取り扱い」について
パブリックコメントを開始したそうです。
http://lessig.org/blog/archives/002401.shtml
パブコメの募集は始まったばかりなので結果がどうなるかは(日本と同じように、
主にハリウッドからのコピペ票攻撃で埋め尽くされたりするのか)不明ですが、
いずれにせよ昨年7月に「商業用レコードの著作隣接権延長を行うべきではない」と
答申したEUに続く変化の兆しであることは明白で、何が何でも著作権延長だと
血眼になっている日本の文化庁だけがまたも取り残されることにならないだろうかと
思ったり。青空文庫を活動困難に陥れることが「文化の発展に寄与」することだとは
とても考えられないのですが。
http://www.copyright.gov/fedreg/2005/70fr3739.html
[263] 酵母のプリオン 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/29(Sat) 22:49 |
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- 笹山さん、こんばんは。
最近物忘れが激しくって(^^;、この話3年前に出たかも知れないんですが、酵母にもプリオンってあるんですね。最近牛エキスを酵母エキスに切り替えて、動物由来のものを使わない食品を出す企業もぼちぼち出てきているんですが、培地はどうなっているんでしょう。
http://www-db.ccr.u-tokyo.ac.jp/ccr_usr/data/484.html
[262] これは面白いサイト「内科開業医のお勉強日記」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/29(Sat) 22:39 |
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- http://intmed.exblog.jp/
ですが、情報が早いですね。
例の『Risk of oral infection with bovine spongiform encephalopathy agent in primates』も、早速、取り上げられています。
このサイトの中では、「肺癌と家庭内のラドン濃度の関係」という話題が、不気味ですね。
「わざわざ温泉に行かなくても自宅で十分ラドンは吸えます」というブラックユーモアまでついていますね。
また、「COX2阻害剤・・・日本への影響は・・・ 」は、アメリカで昨年秋に問題になったCelebrex 問題ですね。
この掲示板でも、2004/10/15にとりあげました。
しかし、日本では、どういう理由か、ほとんど記事にならなかった問題です。
この種の問題についての、報道管制が強いのでしょうかね。
ならば、風穴を開けてあげましょう。
http://intmed.exblog.jp/
[261] 『片務的信用創造』という視点から、郵貯問題を捉えると 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/29(Sat) 22:16 |
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- 「日本標準産業分類」
による「大分類K−金融・保険業」http://www.pref.ibaraki.jp/tokei/mame/bunrui/k-kinyu.htmのなかの「中分類63−郵便貯金取扱機関,政府関係金融機関」によれば
当たり前の話ではあるが、
郵便貯金・為替・振替業務取扱機関は、預金取扱機関であり、
公庫,事業団等の政府関係金融機関は、非預金信用機関である。
つまり、この両者は、車の両輪といえばカッコはいいが、単独では、片務的信用創造しかなしえないものである。
一方、郵便事業,郵便貯金事業,郵便為替事業,郵便振替事業,簡易生命保険事業等を複合的に行う郵便局は,大分類P−複合サービス事業(781)http://www.pref.ibaraki.jp/tokei/mame/bunrui/p-hukugo.htmに分類されている。
また、信書の送達を行う事業所は,大分類H−情報通信業(3711)http://www.pref.ibaraki.jp/tokei/mame/bunrui/h-joho.htmに分類されている。
これらのことからいえるのは、なにも、入り口の郵貯改革だけでは、産業連関のインプットと、アウトプットとの整合性がとれないということである。
その視点から言うと、アウトプットである公庫,事業団等の政府関係金融機関の総合機能付与という視点も必要になってくるのではなかろうか。
そこで初めて、片務的信用創造機能から、双務的信用創造機能の付与へのパラダイムが構築されるというわけだ。
これまでにも、いくつかの財投機関の改革展望案が出されたが、1996年の経済同友会の「「公的金融・財政投融資」の改革に向けて」http://www.doyukai.or.jp/database/teigen/960723.htm
などを見ても、その機能の矮小化を目指したビジョンのみで、勇壮なビジョンというものがないのは、残念である。
財投機関の一元化とあわせて、総合機能付与というビジョンも、必要なものと思われる。
http://www.doyukai.or.jp/database/teigen/960723.htm
[260] Re:[252] ヴェトナムでの鳥インフルエンザのヒト→ヒト家族内感染の詳細 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/29(Sat) 21:23 |
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- 252で紹介した、ヴェトナムで鳥インフルエンザH5N1にかかった二人の少女のうち、13歳の少女のほうが、死亡したという。
また、10歳の少女のほうも、危篤状態であるという。
これで、ヴェトナムでは、今月に入って11人目の鳥インフルエンザによる犠牲者となった。
http://www.nst.com.my/Current_News/NST/AfpNews/200501292006071107000367.38/indexb_html
[259] Re:[258]舌扁桃について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/29(Sat) 10:01 |
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- まりちゃんさん。
これについては、昨年11月20日の0078と0079とでのこの掲示板での議論を、下記に再掲しておきます。
ここの部位は、カットの仕方によって、危険部位が周辺部位である舌に飛び散るというリスキーな面がありますね。
この点については、日本の政治家サイドも追求が甘く、舌扁桃(lingual tonsil)の問題と、口蓋扁桃(palatine tonsil
http://www.fsis.usda.gov/OFO/TSC/remova3.jpg
の問題と舌の問題とを、いっしょくたにして、かたずけてきたという責任がありますね。
舌扁桃のカットの仕方によって、舌自体も、危険になるうるという議論の展開がなされてこなかったという、弱さがあります。
ちなみに、この図http://www.fsis.usda.gov/OFO/TSC/remova5.jpgの黄色い線で囲んだ部分がSRMということのようですね。
以下文中より、
Isolation
of the edible portion of the tongue from the lingual tonsil will be
accomplished by making a transverse cut just behind the last (most
rear) vallate papilla. 舌扁桃から舌の食べられる部分http://www.fsis.usda.gov/OFO/TSC/remova6.jpg
を切り離す場合は、有郭乳頭http://www.fsis.usda.gov/OFO/TSC/remova4.jpg
のちょうど後ろにあるところを、横にカットすることで、果たすことができる。)
(な
お、ここでいっている有郭乳頭というのは、舌にある味覚や知覚の関する神経のひとつで、赤い小さなぽちぽちが茸状乳頭、その奥にV字上溝の前に並ぶ少し大
きな二重丸様のものが、有郭乳頭、舌の側縁の奥にあるのが葉状乳頭と言うことのようです。これは人間の場合なので、牛の場合は、ちょっと、ちがうかも?
11月20日の議論の再掲
0079 舌扁桃とは、どこにあるのか?
サイトhttp://www.fsis.usda.gov/OFO/TSC/removal_of_tonsils.htmで、舌扁桃は、上から4段目の写真の上の方ですね。
そ
れで、カットの仕方が、その下の写真のようにカットすれば、ということなのですが、そもそも、舌扁桃とは、リンパ組織の集まりなのですから、これをカット
したとしても、舌扁桃を構成する、リンパ液の詰まった小さな筋子のごとき小胞をつぶしてカットするわけですから、その際にSRMは飛び散るというわけです
ね。
http://www.fsis.usda.gov/OFO/TSC/removal_of_tonsils.htm
[258] 日本のSRM除去の問題点 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/29(Sat) 07:28 |
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- 生協が食品安全委員会に意見書を提出されたようです。
舌扁桃って、除去されていなかったんですね(^^;
http://www.co-op.or.jp/jccu/news/syoku/syo_050127_01.htm
北米の狂牛病の状況についてのコラム翻訳がありました。
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/01/post_8.html
[257] Re:[255] 鳥フル厳戒態勢に入ったアジア諸国 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/28(Fri) 20:44 |
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- まりちゃんさん。
ヴェトナムを取り巻くアジア諸国は、鳥フル厳戒態勢に入ったようですね。
まず、フィリビンでは、海港や空港や養鶏場に、消毒用の足洗い機を設置したり、渡り鳥を捕らえたり殺したりすることを禁じたり、養鶏場を、渡り鳥の集まる湖や池や沼などから離させたりしていますね。
さらに、20の危険地区を設定して、監視体制に入ったようです。
もし、鳥の感染が見つかったら、そこを中心にして、半径3キロメートル内にある養鶏場の鶏は、殺処分にするとの事です。
http://www.sunstar.com.ph/static/net/2005/01/28/manila.heightens.precautions.vs.entry.of.bird.flu.(6.20.p.m.).html 参照。
また、マレーシアでも、医療関係職員を24時間警戒態勢に張り付かせました。
135ある国立病院と、四千ある診療所に対して、鳥インフルエンザの症状に似た兆候を示す患者に対して、すぐさま、検査体制に入れるように、警戒態勢をしきました。
http://www.nst.com.my/Current_News/NST/Friday/NewsBreak/20050128181257/Article/indexb_html 参照。
目が離せない状況になりつつあるようですね。
[256] Re:[254] [253] [251] 昨日の「 マカクザルを使った、BSEの経口感染実験結果」をめぐって、早速論議沸騰 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/28(Fri) 17:56 |
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- 笹山さん、情報ありがとうございます。
やっぱり、”5gの脳”を食べるだけで猿も感染することが判明した、という事実のほうが私には大きいです。(^^;
[255] 鳥インフルエンザの現在の状況が「スペイン風邪」発生前の状況に似ている、とWHO 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/28(Fri) 15:03 |
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- http://www.newstarget.com/003781.html
http://homepage3.nifty.com/sank/jyouhou/BIRDFLU/tyokkinninfo.html
適正に対処されなければ、大変なことになる、とのことですが。
[254] Re:[253] [251] 昨日の「 マカクザルを使った、BSEの経口感染実験結果」をめぐって、早速論議沸騰 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/28(Fri) 11:55 |
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- まりちゃんさん。
そのへんはちょっと分かりませんが、おそらく、サルとヒトと牛とのなんらかの単純比例計算で、macaques oral ID50、human oral ID50(HoID50)、cattle oral ID50(CoID)を計算したのではないでしょうかね。
マカクザルの体重は、種類や性別によって異なるようですが、8ポンドから35ポンドといいますから、1ポンド=0.453 キロ として、4キロから16キロということで、人間の3割の体重といったところでしょうか。
ですから、体重比ということでもなさそうですね。
別のサイトhttp://www.theglobeandmail.com/servlet/ArticleNews/TPStory/LAC/20050127/HMADCOW27/TPHealth/
では、マカクザルで5グラム、人間で、1.5キログラム、ということで、一匹のBSE牛の脳や危険部位で、餌に混ぜて他の牛に食わせた場合、490頭から1400頭の牛を感染させうる、とも言っていますね。
これに対して、例のアイアンサイド教授は、人間の場合は、感染物質に継続的に曝露されており、このように危険部位を一挙に接種することはありえない、としています。
http://www.planetark.com/dailynewsstory.cfm/newsid/29239/story.htm
[253] Re:[251] 昨日の「 マカクザルを使った、BSEの経口感染実験結果」をめぐって、早速論議沸騰 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/28(Fri) 11:16 |
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- うーん、私にはこの話、よくわかりません。事実は、5gの脳を食べた2匹の猿のうち5年後に1匹が発症した、ということだと思うのですが、ここからなぜ、「人間は1500gのSRMを食べなければ発症しない」となるのでしょう?
・2匹のマカクザルが、5グラムの脳の細胞ジュース様のものを食べた。
・一匹のマカクザルは、投与後、60ヶ月後に脳症のようなものを発症。
・一方のマカクザルは、投与後、76ヶ月間の今も生存中。
[252] ヴェトナムでの鳥インフルエンザのヒト→ヒト家族内感染の詳細 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/28(Fri) 10:59 |
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- ヴェトナムでの、ヒト→ヒトの鳥インフルエンザ感染の状態が、昨日発表された。
これによると、Long An 県から来た10歳の少女と、Dong Thap 県から来た13歳の少女が、ともに、H5N1陽性の反応が出た。
この二人は、ホーチミン市の小児病院におり、現在、危篤状態にある。
13歳の少女の母親は、二羽のアヒルを殺した後、病にかかり、1月21日に死亡した。
10歳の少女の家族は、一ヶ月前、家で、病気にかかったトリやアヒルを埋めたという。
昨年12月28日以来、ヴェトナムでは、9人が死亡し、昨年一年では、死亡者は29人にのぼった。
この間において、七十万二千羽の鶏が殺処分された。
来月の旧正月を控え、人や家禽の往来か激しくなるにつれ、呼吸器感染の患者たちが、病院に検査を受けに来る数が増してきているという。
このように、タイ・ヴェトナムをはじめとして、WHOを先頭にして、鳥インフルエンザの人→人拡大阻止に乗り出した、アジア各国だが、次のような、「時 既に遅し」との見解もあるようだ。
「Asia Acts But Helpless if Deadly Bird Flu Occurs 」http://www.planetark.com/dailynewsstory.cfm/newsid/29239/story.htmとの香港からの論説では、香港大学の専門家の話として、次のように伝えている。
香
港大学のLeo
Poon教授によれば、「もし、ウィルスが、ヒトに適応してしまったら、誰も、どこでも、それに対抗することはできなくなる。なぜなら、そのように変異し
てしまったウィルスはねあまりに毒性が強く、伝染性が強く、死亡率が高いからである。」といっている。
ここで、各国の鳥インフルエンザ対策を見ると、中国では、鳥へのワクチン接種を促進したり、生体鶏の市場や輸送を監視したり、している。
うち、被害が大きいと見込まれる香港では、タミフルのストックを二倍にしたが、それは人口七百万人のたった5パーセント分にしか過ぎないという。
また、日本では、タミフルを二千万人分備蓄しているが、この量は、日本の人口一億二千七百万人のうちの一部にしか過ぎない。日本では、そのほかの対策として、海外渡航の自粛、学級閉鎖などを考えている。
タイでは、三年間にわたって、一億二千万ドルの世損措置をとり、鳥インフルエンザの研究開発などに当たっている。
また、鶏の販売業者は鶏の死体の運搬に当たっては、ビニールパックを使用させるなどの措置を取らせている。
このような各国の対策は、本格的なヒト→ヒト感染が始まっては、ほとんど、役に立たないと、専門家は見ている。
同じく香港大学のLo Wing-lok氏によれば、鳥インフルエンザH5N1は、SARSよりも、伝染力は、はるかに勝るといっている。
それは、H5N1にかかっていても、発症までの潜伏期間が6日あるために、感染者の隔離や、トレースも、ままならないということが、感染力を高めているとしている。
そして、発症後も、発症期間が、SARSに比して長いため、感染力は、より高まってしまうのだという。
また、アジア各国においては、感染診断のための施設や器具が圧倒的に不足していることも、大きな障害であるとしている。
たとえ検査にいたっても、検査結果が出るまでに、4日も要するということで、その間に感染がひろまってしまうのだという。
香港大学のLo Wing-lok氏によれば、最初の患者クラスターを確認して、その後に三日の間に、そのクラスターを隔離できれば、鳥インフルエンザの拡大を防ぐことができるという。
しかし、多くの国では、それができない。
となれば、すべての鳥へのワクチン接種か、全部の鳥の殺処分しか、手がなくなると、氏はいっている。
http://english.eastday.com/eastday/englishedition/world/userobject1ai831457.html
[251] 昨日の「 マカクザルを使った、BSEの経口感染実験結果」をめぐって、早速論議沸騰 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/28(Fri) 10:30 |
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- 248でご紹介したフランスでの「 マカクザルを使った、BSEの経口感染実験」結果をめぐって、http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/4210003.stmのように早速、論議が沸騰している。
イギリスの専門家は、「経口感染にいたる量については以前謎のままであり、引き続きサーベイランスが必要だ。」と、述べている。
このフランスの研究では、少なくとも、1.5キログラムのBSE罹患牛の脳組織を人間が食べなければ、vCJDに罹ることはないとしている。
Jean-Philippe Deslys博士は、このことについて、イギリスが、30ヶ月以上の牛について、他のヨーロッパ諸国と同じように、スクリーニングにかけても、これまでの30ヶ月以上の牛の食用販売禁止措置と同等の安全策となりうる、としている。
また、氏によれば、牛→牛間の感染リスクに比して、牛→ヒト間の感染リスクは、7倍から20倍、リスクが少ないものだとしている。
また、牛→ヒトへのBSE感染の潜伏期間については、ヒト→ヒトへの感染に比して、三分の一長いとしている。
今回の研究データは、牛→ヒトへの最小感染量を決定しうるものではなく、現在のヒトへの食供給にあたって、BSE感染リスクを阻止しうるに十分な方法なのかどうかを検証しうるに過ぎないものであるとしている。
そのためには、引き続き、サーベイランスが必要なものであるとしている。
Deslys博士の言うに、人間がvCJDに感染するためには、不可能なくらい大量の脳を食さなければならない、としている。
また、現在BSE対策のために採られている施策は、食の安全と将来のリスク回避のためには、十分なものである、としている。
これについて、the National CJD Surveillance UnitのJames Ironside教授は、今回の小さい規模での実験結果と、サルによる実験結果では、まだ、未知の部分が多いとしている。
また、教授は、新しいvCJD患者発生数が減少してきているからといて、vCJDの終焉を仮定することは、間違いであるとしている。
確たる結論を得るまでには、かなり長い期間のサーベイランスが必要になると、している。
、
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/4210003.stm
[250] いろんなネタが詰まっている「青空メーリングリスト」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/28(Fri) 08:22 |
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- http://sv2.humeco.m.u-tokyo.ac.jp/bluesky2.html
がそうですが、いろいろなトピックスやネタが詰まっていて、非常におもしろい。
検索にNamazuを使っているのも、いかにも学究的という感じでした。
このNamazu、私もかつて使おうとしましたが、難しすぎて設置を断念した経緯があります。
http://sv2.humeco.m.u-tokyo.ac.jp/bluesky2.html
[249] the New England Journal of Medicineの日本語版がありますね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/28(Fri) 08:08 |
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- http://www.so-net.ne.jp/medipro/nankodo/xforeign/nejm/xf2hmn.htm
がそうで、「多忙な医師の方々にも,必要な論文に簡単にアクセスできるよう,1996年1月初号より主要論文の日本語アブストラクトを,また1997年1月初号からは,日本語目次をそれぞれ掲載しています.」との事です。
早速、当サイトでも話題になった鳥インフルエンザのヒトヒト感染論文もこのようにhttp://www.so-net.ne.jp/medipro/nankodo/xforeign/nejm/352/352jan/35204tw.htm載っていますね。
http://europa.eu.int/comm/food/fs/sc/ssc/out228_en.pdf
[248] マカクザルを使った、BSEの経口感染実験 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/28(Fri) 00:02 |
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- 今日発表された「Risk of oral infection with bovine spongiform
encephalopathy agent in primates
」という名のフランス原子力庁BSE研究チームの論文で、種の壁がどのようなものかを、人間と同じ霊長類であるマカクザルを使って実験したものである。
それによると、ここでは、二匹のマカクザル
http://www.med.hokudai.ac.jp/~neubio-w/figs/macaca.jpg
に対して、BSE感染牛からとった5グラムの脳のホモジェネート(ミキサーで破砕した細胞のジュース)を経口で投与したところ、一匹のマカクザルは、投与後、60ヶ月後に、vCJDに似た発症を示した。
しかし、もう一方のマカクザルは、投与後、76ヶ月たっても発症しなかった。
これらの研究によって、人間に対して食品を曝露することによるリスクを仮定することができたし、また、現在のBSEの人間への伝達経路などについても、公衆衛生上で、有力な手段があることが分かってきたと、研究者たちは言っている。
ちなみに、この種の実験は、マウスによるものは、これまでにも
http://vir.sgmjournals.org/cgi/content/full/80/11/3035
のようにあった。
http://europa.eu.int/comm/food/fs/sc/ssc/out228_en.pdf
[247] Re:[241] 動物性油脂成分規格違反が発覚 改めて問われるBSE感染リスク 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/27(Thu) 20:49 |
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- まりちゃんさん。
牛脂(タロー)についは、次のようになっていますね。
http://europa.eu.int/comm/food/fs/sc/ssc/out228_en.pdf
の7ページにコンパクトに表にまとめられていますが。
SSCの地理的BSEリスク評価であるGBRによって、対応が異なります。
まず、GBR1の場合は、牛脂(タロー)は、あらゆる用途に使えます。
食品、ペットフード、飼料、代用乳、工業用、タロー派生商品、コスメティックス等などです。
次に、GBR2.GBR3.GBR4 の場合は、対応が三つに分かれます。
@まず、危険部位SRMが除去されていて、人間の食用を意図し、選ばれた脂肪組織を集め、所定の方法で、抽出されたもの、
または、人間の食用を意図しないで集められたものであっても、その収集過程で、交差汚染がなく、専用の製造ラインの元でつくられたもの
この二つのいずれかの条件を満たすものであって、不溶性不純物(Insoluble Impurities)含有率0.02パーセント以下のものについては、GBR1の場合と同じく、牛脂(タロー)は、あらゆる用途に使える。
A
危険部位SRMが除去されていて、不溶性不純物(Insoluble
Impurities)含有率0.15パーセント以下で、専用製造ラインがない場合には、前処理で熱処理基準133度、3気圧、20分間前処理すれば、限
定的に牛脂(タロー)は、以下の使用ができる。すなわち、ペットフード、飼料(ただし、子牛用と、ラム用とを除く。)専用の食品 である。
B危険部位SRMが取り除かれていて、1999年6月25日の「と畜場の廃棄物など(fallen stock )に関する意見」http://europa.eu.int/comm/food/fs/sc/ssc/out359_en.pdf
を評価することを前提として、不溶性不純物(Insoluble Impurities)含有率0.15パーセント以下の場合は、牛脂(タロー)の使途は、工業用に限られる。
ということですから、今回の日本での違反は、かなり国際的に見ても、悪質なものといえます。
http://europa.eu.int/comm/food/fs/sc/ssc/out228_en.pdf
[246] 石原新太郎さんのプライベートサイト(なのかな?)「宣戦布告」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/27(Thu) 19:07 |
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- というのが下記サイトなのだが、副題として「NETで発信石原慎太郎」と書いてある。
興味しんしんだったが、さっと眺めて、やっぱり何か物足りない。
スタッフか、代理作成業なのか、わからないが、やはり、周りのよそ者がサイトではやし立てている感じが、プンプンなのである。
石原さんのタイブ速度がどの程度なのかは存じ上げないが、
石原さんとて、デジタルデバイドの遅れからは、キャッチアップできないという証左か?
そういえば、週刊文春のコラムニストのどなたかが、mixiに日記を開設したものの、寄り付きが悪いのに唖然。紙媒体ならこんなはずではないのに。と、嘆いていたのと、ダブって感じられた。
http://www.sensenfukoku.net/main.html
[245] 「Movable Type の脆弱性」だそうです。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/27(Thu) 17:46 |
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- 「Movable Type の開発元である シックスアパート社にてMovable Type の脆弱性により、スパムメールの送信を幇助してしまう現象が発生することが分かりました。
出荷済みのすべての Movable Type 日本語版に、この脆弱性があることが確認されました。」
ということで、
修正プログラムを含むプラグインの導入の詳細は下記 URL ご参照
参考URL Movable Type 日本語版サイト > 【重要】 Movable Typeの脆弱性と対策について
http://www.movabletype.jp/archives/2005/01/_movable_type_1.html
うーんブログも、コメントスパムってのがありますからね。
本当に蛆虫みたいなものです。このコメントスパムってやつは。
私のブログモ、不本意ながら、コメント機能を承認経由にしました。
Movable Type もご同様ってわけですか。
http://www.movabletype.jp/archives/2005/01/_movable_type_1.html
[244] Re:[243] [221] ノロウイルス関連の転載連絡 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/27(Thu) 16:47 |
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- 山梨評論さん。
どうぞお使いください。
そうですね。
たとえば、小さな町の役場の場合、補助金動向とか、県・中
央官庁の動向、そして、住民の要望、これらのうち、前者のほうは中央省庁がどの位の情報の量と密度を省庁サイトに乗せるか、そして、それらを受けての町な
り村としてのフィードバック回路をどう設けていくか、ということと、そのウォッチサイトをどう活用するかによって、かなりの開きが出て来るように思われま
すね。
先日クローズアップ現代で放映された佐賀市の例では、自前の人材能力では無理と思われた自動決済システムの構築を、やり遂げたことが、大きな自身につながっているように思えました。
その意味では、アウトソーシングというのは、当座の合理化にはなっても、長い目から見れば、マイナスの帳尻になるのかもしれませんね。
[243] Re:[221] ノロウイルス関連の転載連絡 投稿者:山梨評論 投稿日:2005/01/27(Thu) 15:21 |
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- 事後承諾で申し訳ないですが、221のご投稿を転載させていただきました。
http://www.geocities.jp/yyreview/norovirus.htm
東京を後にしてから都のホームページをめったに見なくなった事をちょっと後悔しています(^_^;)
ヒト・モノ・カネが潤沢にある自治体ならではのホームページのように思えました。
みじめなホームページしかない地方公共団体の言い訳としては「人がいなくて・・」ではないかと思うのですが、役所の中にはいなくても、外にはゴロゴロしているネットワーク社会だ、それを使えない役所のシステムであるに過ぎないと、いつも思っています(^_^)
http://www.geocities.jp/yyreview/norovirus.htm
[242] 宇宙ステーションに謎の付着物、相次ぐ異常の原因か宇宙ステーションに謎の付着物、相次ぐ異常の原因か 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/27(Thu) 14:42 |
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- http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050127i502.htm
興味津々なニュースがありました。
[241] 動物性油脂成分規格違反が発覚 改めて問われるBSE感染リスク 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/27(Thu) 14:14 |
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- http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05012701.htm
今
現在も日本で行われている、”牛に(食用)牛脂を与えることの危険性”が、食品安全委員会等のリスクコミュニケーションでも指摘されて、農水省の姫田様が
「蛋白質混入濃度が低く設定されているから大丈夫だ」と返答されておられた件で、違反が出ていました。現実のリスク管理抜きでリスク評価はできませんね。
危険な飼料を1g与えたうちの牛の10頭中7頭までがBSEで死亡、0.001gで15頭中1頭が感染するのですから、予防の原則で禁止していただきたいですね。
どの位の企業が使用しているかはわかりませんが、私が先年購入を考えていた企業から取り寄せた搾乳牛の飼料内訳書には、「生後12ヶ月まで食用牛脂を使用」とありました。食の安全に力を入れているという企業ではありましたが。。
[240] 渡辺好明さんの「濱口梧陵と前島密」論 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/27(Thu) 10:53 |
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- まだ続いていた例の小泉メルマガに、渡辺好明(郵政民営化準備室長)さんが、「濱口梧陵と前島密」論を展開されている。
趣旨は、濱口梧陵さんを民営化推進派、前島密さんを、官営化派になぞらえ、「現在の郵政民営化は、濱口梧陵さん時代への先祖がえり」であることを強調されたいようなのだが。
で、渡辺さんが引用されている「濱口は、「郵便のごときは、これまで飛脚屋が営んできた仕事であるから、"将来は"民間の経営にゆだねるがよい」と(いった。)」との言をとらえて、平成の今が、濱口の言った「将来」なのだ、と、言いたいのだろう。
しかし、その次の「郵政百年史」からの引用として、明治
4年(1871)に濱口が駅逓頭に就任して、わずか2ヶ月で、前島に駅逓頭を譲った後のことについて、(その濱口の言に慨嘆した前島が、濱口に替わって駅逓頭に任じられ)「濱口はわずか2ヶ月で和歌山県知事に転じた」とあるが、これは、本当のことなのだろうか。
濱口関係サイトを見ても、濱口は、和歌山県の大参事になったとは書いてあっても、知事になったとは、書いていないのだが。
そこで、調べてみると、こういうことだった。
明治3年12月に濱口梧陵は、紀伊国和歌山藩の大参事になり、明治4年8月17日から、明治5年2月13日まで、和歌山県の大参事を務めたということだ。
つまり、廃藩置県以前に、大参事になっていた浜口梧陵は、和歌山県発足と同時に、これまでの和歌山藩の大参事から、新生なった和歌山県の大参事に、そのままなったということのようだ。
ちなみに、版籍奉還後も藩主が藩知事をかねていて、廃藩置県当時の和歌山藩知事は、徳川茂承であった。
「廃藩置県により藩知事廃官、大参事以下を以て県知事事務取扱被命」ということで、大参事は、県知事の事務取り扱いを命じられたのだが、決して、知事ではなかったのである。
和歌山県についてみると、明治4年(1871)年11月の第1次府県統合で、それまでの紀伊国のうち、牟婁郡が三重県に分離したほかは、移動がなく、明治4年11月22日に和歌山県が誕生した。
ちょうど、その端境期に、濱口梧陵は、和歌山藩と、和歌山県の大参事になっていたというわけである。
したがって、渡辺さんが引用された「郵政百年史」の「濱口はわずか2ヶ月で和歌山県知事に転じた。」というのは、間違いであった。
まあ、農林水産省時代に大変お世話になった渡辺さんには、ケチはつけたくなかったのだが、小泉メルマガにも、たまには、間違いがあるということだけを記しておく。
それにしても、最後の言葉、CHANGE TO REMAIN THE SAME
って、なんか聞き覚えあると思ったら、某大野党解散のときのある方のお言葉でもありました。
http://www.mmz.kantei.go.jp/add_ya.html
[239] 「鳥インフルエンザ・ワクチン皆接種構想」の再浮上 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/27(Thu) 08:16 |
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- これまでは、鳥インフルエンザ・ワクチンの接種については、特定のハイリスク地域をターゲットにすすめられてきたが、ヒト→ヒト感染が
現実のものになりつつある中で、かねてから取りざたされてきた鳥インフルエンザ・ワクチン皆接種構想(universal vaccination
plan)が、再浮上してきた。
http://toledoblade.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20050125/NEWS32/501250381/0/NEWS
では、ミシガン大学のMonto博士が、その構想を主張されている。
しかし、問題も多いようだ。
http://www.ama-assn.org/amednews/2004/05/17/hlsc0517.htm
では、「ワクチンの供給と需要の不安定性」をあげている。
現在の特定地域へのワクチン接種であっても、ワクチン量は、必要分を満たしていない。
というか、供給側が、フルの需要に備える供給体制をとっても、必ずしも、それに見合う需要が、以後も継続的に発生してくるとは限らないので、供給側に過大のリスクが生じるからである。
これは、シャレではないが、卵が先か、鳥が先か、の問題である。
であれば、ワクチン皆接種方式にして、ある程度の安定したワクチン需要が、流行の如何にかかわらず、毎年発生するようにすれば、供給サイドも、それにあった生産体制を組めるからである。
特に、介護関係者の鳥インフルエンザ・ワクチン皆接種から始めれば、その効果は大きいと見ている。
この場合には、国際的な協調体制というものが必要になるだろう。
[238] Re:[237]「プロ消費者」と「プロ主婦」のすすめ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/27(Thu) 07:22 |
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- まりちゃんさん。
これまでの食品安全委員会での陳述でも、かなりバイアスのかかった「消費者」「主婦」の意見が、市民一般の声として、時に、意識的に珍重されたというケースがありましたね。
「一般の主婦は、そんなに危険視していないよ。」という説得材料に、「主婦」「消費者」の意見が珍重されるというわけですね。
一方、「消費者団体」なるものにも、結構バイアスのかかったのがあって。この両者の中間項として、何かが必要な気が、以前からしていました。
そのひとつの形が、227でいった「フォーカスグループ」の日本型の創設ということなのだと思います。
まだ、日本型としての存在はないようですが、「プロ消費者」と「プロ主婦」の出現と言うものが、ひとつの形になるでしょう。
これらは、ウォッチドッグ(WatchDog)的役割を果たすことになります。
「プロ消費者」と「プロ主婦」が、コラボレーションを実現できるプラットフォームというか舞台というか、そういうものの必要性ですね。
それは、まりちゃんさんのようなサイトでも実現できるはずです。
このフォーカスグループが、行政との橋渡しをしうるNPOらと組めば、いい働きができると思います。
もちろん、これらへの行政側の取り込みに対する牽制措置は必要ですが。
[237] ”日経フードサイエンス”の傍聴報告 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/26(Wed) 22:36 |
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- 中野栄子氏編集長の”日経フードサイエンス”の”食品科学広報センター”による食安委親委員会の傍聴報告ですが、
http://biotech.nikkeibp.co.jp/fs/kiji.jsp?kiji=320
”事務局や委員から、「消費者団体の人ではなく、本当に一般の消費者の意見を聞くことができない」「3時間という時間は短すぎる」といった意見が出された。”
とのことですが、外食産業とそのマーケティング企業が不正なファックスを750通送りつけたことや、某外食企業の元会長が立場を明らかにせず「消費者ですが、輸入再開すべき」と発言したことは、審議報告には出なかったようですね。
それから、「会社経営者ですが、税金の無駄遣いだ!」の会社経営者が実は米国系の牛輸入会社社長、というのもあったような。
http://money3.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1094081257/
[236] Re:[232] [229] [223] [218] 厚生省の対応 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/26(Wed) 21:55 |
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- Chaosさん。
ありがとうございました。
タミフルは十分確保のようですね。
ワクチンについては、何処の国も、すぐには間に合わないようです。
これは、急ぎます。
[235] Re:[231] 「月齢区切りは科学ではない」 1月21日のプリオン専門調査会の資料がUPされました。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/26(Wed) 21:52 |
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- まりちやんさん。
ありがとうございました。
こんなpdfあったんですね。
消しこみが激しいのは、うっすらと分かりましけど。それにしても、食品安全委員会のドタバタぶりが、伺われますね。
[234] やっぱりトランペット、間違ってたんだ。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/26(Wed) 21:11 |
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- 1月2日のブログ「ラデツキー行進曲のないニューイヤーコンサート」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=181
で、「それにしても、「ウイーンの森の物語」のところで、テレビ画面が、オーストリアの秋の山の光景を映したところで、トランペットの一人が、一歩早く、「タタタン」と、早とちりしたように聞こえたのは、私の気のせいか?」と書いたのだが。
同様の指摘をしているサイトが、あったんで、やっぱりそうだったんですね。
たとえば、下記のサイトでは、次のように書いている。
「ウィー
ンの森の物語」でのマゼールのヴァイオリン・ソロのとき、団員の表情が固かったように見えたのは、やはりツィターの方がいいという、私の個人的な感情によ
るものでしょうか。また、この曲ではトランペットがワンフレーズ早く出るという事故もありました。ラデツキー行進曲の「自粛」は、うーん、やっぱり残念で
すね。」
だそうだ。
そして、このサイトにも。
「ウィーンの森の物語では、トランペットがリピート間違ってたりして、なんかちょっと「ほっ」とした瞬間。何故か幸せに思うのは、やっぱり殺伐としていた日々の中でほんわかとした瞬間だったから、だろうかなぁ。」
だって。
http://216.239.63.104/search?q=cache:0HkrISkC8hcJ:air.ap.teacup.com/gijin/+%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC+2005+%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88+%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%A3%AE&hl=ja
さらに、このサイトでは
「。「ウィーンの森の物語」のツィター独奏部は今回は弦楽四重奏で演奏、またこの曲の途中で繰り返しを間違えて(?)トランペットが飛び出しました。」
http://66.102.7.104/search?q=cache:pr_NG0cYcsoJ:6406.teacup.com/marchworld/bbs+++%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%A3%AE%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E+++%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88++%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88&hl=ja
やれやれ、大変ですね。
マゼールさん。
http://216.239.63.104/search?q=cache:sq_ejmtQ3DcJ:cgi.kapelle.jp/yybbs/yybbs.cgi+%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC+2005+%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88+%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%A3%AE&hl=ja
[233] 私のブログの記事が、リンクされていました。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/26(Wed) 20:47 |
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- http://d.hatena.ne.jp/moleskin/
です。
光栄なことです。
この記事は、Chaos さんご紹介のthe New England Journal of Medicine についてかいたのですが、http://d.hatena.ne.jp/moleskin/
で紹介の共同通信の「H5N1型ウイルスが変異して、人から人へ感染しやすい能力を獲得すると、世界的な大流行につながる恐れがあるが、今回のウイルスの遺伝子には、そういう変異は見つからなかったという」との記事の部分については、http://newpaper.asia1.com.sg/top/story/0,4136,81784,00.html
で
は、「発症者が、この三人以上に広がっていないということは、ウィルスがヒト→ヒト間の効率的な感染拡大に適応していなかったことをさすものだが、この論
文を書いたthe Ungchusak
teamは「しかし、このことは、決して、自己満足のための理論的根拠になりうるものではない。」と、しっかり釘を刺していますね。
http://d.hatena.ne.jp/moleskin/
[232] Re:[229] [223] [218] 厚生省の対応 投稿者:Chaos投稿日:2005/01/26(Wed) 20:02 |
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- 笹山様
議事録を探していたら、すでに、新型インフルエンザ対策報告書というのが出ていました。2004年8月に発行
地方自治体にも知らせてあるようです。
概要:http://idsc.nih.go.jp/iasr/25/297/dj2974.html
岡山県の文書 www.pref.okayama.jp/hoken/kentai/hofuku.pd
自治体では、訓練等の実施を行っているようです。
治療薬は、今シーズンは1500万人分はあるようです。
2500万人分を5年計画で備蓄 17年度分の予算を計上
ワクチン開発の開発費を計上
担当部署は、かなり迅速に準備しているように思います。
だめなのは、マスコミ.....
報告書の本体 ↓
http://www.mhlw.go.jp/topics/2004/09/tp0903-1.html
[231] 「月齢区切りは科学ではない」 1月21日のプリオン専門調査会の資料がUPされました。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/26(Wed) 19:40 |
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- 資料1−1、資料1−3は本当に、快刀乱麻、一刀両断、という感じでした。分割されて見にくいかも知れませんが、ぜひご覧ください。
http://www.fsc.go.jp/sonota/prion-shiryou.html
しかしコピーがすごく読みにくくなってますね!というか文章が読めないかも(^^;今、改善を食安委にお願いするメールを送っておきました。
[230] Re:[227] [226] パブリックコメントの扱いと、行方について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/26(Wed) 19:37 |
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- お返事ありがとうございます。
企業及びそのマーケティング会社による大量投書事件はBSEのリスコミでもございましたね。
食安委に関しては、コメントの公開をしてくれる方向ならいいと思うのですが、どうにも食安委事務局による「意見まとめ」は、20ヶ月齢文言記載事件からして、うさんくさ〜く感じております。バイアスをかけないで下さいね、といいたい。
[229] Re:[223] [218] ワクチンのテストは4月頃? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/26(Wed) 17:55 |
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- Chaos さん。
またまた、情報ありがとうございます。
これで見ますと、アメリカは、ワクチンとタミフルとの二本立て体制で乗り切るということのようですね。
ワクチンの認可までには、時間がかかるので、その間は、タミフルで対応ということのようですね。
しかしタミフルは、鳥インフルエンザが発症してから、二日間しかきかないのが難点だといっていますね。
各国のタミフル手当て競争は激しく、フランスは、一千三百万服用分、アメリカは、タミフル備蓄量をこれまでの二百万から一千万服用分に引き上げたようですね。
日本も、この戦略で行くしかないようですね。
また、このサイトhttp://www.brunei-online.com/bb/wed/jan26w10.htmによると、タイでは、今日、非常事態プランを発表し、この中で、タミフルを十五万服準備することに取り掛かったとい言います。
また、間に合わせの病院として、学校の校舎などを転用する計画も出されたようですね。
なんか、現地の厳しさが伝わってきます。
[227] Re:[226] パブリックコメントの扱いと、行方について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/26(Wed) 17:36 |
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- まりちゃんさん。
これは、昨年のレコード輸入権のときに、6804で書いたのですが、あの時点では、下記のようになっていました。
た
だ、例の孫さんが、スパム的パブリックコメントを出したり、業界筋が、陳情はがき手法をパブコメにも流用したような「同じ文書を提出者を変えて大量に出
す」ような、パブコメの出して側の勘違いも、このパブコメの「悪貨は、良貨を駆逐する。」現象に輪をかけているようです。
本来は、省庁側が、フォーカスグループを結成させ、そこで、実の入った議論を戦わすべきなのに、そうはいっていないのが、残念ながらの、日本のパブコメの現状のようです。
参考
文化庁
御提出いただいた御意見については,個人情報を識別できる情報を除いて公表させていただく可能性があることを御承知おきください。
総務省
いただいたご意見については、お名前、ご所属等を含めて公表することがあります(匿名を希望する場合は、意見提出時にその旨お書き添え願います。)。
農林水産省
これらは、公表する場合がありますので、御了承願います(公表する際に匿名を希望される場合は、意見提出時にその旨書き添えて下さい)。
法務省
提出された方の氏名(法人又は団体の場合は,名称),ご意見の内容等を公開する可能性があることをあらかじめご了承ください。
[226] パブリックコメントの扱いと、行方について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/26(Wed) 17:23 |
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- 米国の(牛の肉骨粉食べて育っている)黒豚が偽装されて販売されているというニュースもございましたが、豚の肉骨粉解禁(ともぐい再
開)問題の審議を通して、パブリックコメントがどういう扱いをされているのか? ちょっと調べてみました。議事録上では委員にパブコメの投書が渡された記
録もないようなんですが、「プリオン専門調査会からの回答」が出ています。なんとなく謎、です。
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/
他の審議については、パブリックコメントの意見や情報の扱いはどうなっているのやら?
[225] Re:[224] [202] [198] また「特報首都圏」のアフィリエイト・カリスマ主婦特集で、NHKがチョンボ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/26(Wed) 17:14 |
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- 井手よしひろ さま。
わざわざ、お越しいただき、恐縮いたしております。
また、井手様のサイトの引用が、不適切だった様で、ご迷惑をおかけしました。
本文は、ご指摘にしたがって、直しましたので、ご確認ください。
この問題は、いくつかの要素を複合的に含んでいるように思えます。
ひ
とつは、アフィリエイト商法の位置づけが、まだ、日本では、不十分であり、ひょっとして、MLM(Multi Level
Marketing(マルチ・レベル・マーケティング)もちろん、MLMすべてが悪だなどということは、決して言っていませんが。)的な商法によって、被
害者を生んでいるかも知れないということに、まだ、社会的な認識がないように思えます。
もうひとつは、NHKさんが、メディアミックスのような状態で、これらのカリスマ的事例を紹介することが、社会的な意義にかなっているのか堂なのか、ということです。
おそらく、主婦向け番組のひとつの事例として取り上げたに過ぎないのでしょうが、もうひとつのインターネットというメディアによって、オオバケすることもありうるからです。
海外のサイトには、MLMについてのウォッチドッグサイト(下記サイトご参照)があり、かなりの牽制力をこの種の業界に対して、発揮しているようですが、それでも消費者被害は、後を絶たない状況のようです。
も
ちろん、日本のアフィリエイト業界からすれば、「日本のアフィルエイトは、アメリカのそれとは違い、決してMLMでない、ままごとみたいなもの」との反論
もあるでしょうが、何か、最近の状況を見ると、特定のサイトにたいして、関心を注目させるには、手段を選ばず、のような風が流れているように思います。
http://www.mlmwatchdog.com/
[224] Re:[202] [198] また「特報首都圏」のアフィリエイト・カリスマ主婦特集で、NHKがチョンボ 投稿者:井手よしひろ 投稿日:2005/01/26(Wed) 15:32 |
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- 茨城の井手よしひろです。
私のブログを引用いただきありがとうございます。
ブログにおけるトラックバック・スパムまたはコメント・スパムが一体どういうものなのか、良いもの悪いものかといった基本が特報首都圏の制作者にはわかっていないような気がしてなりません。
この基本をこうした機会に明確にする必要があると思っています。
>この放送中にNHKが示したこの図
>http://www.jsdi.or.jp/~y_ide/050121tb.gif
と紹介していただいていますが、NHKの放送をキャプチャーして掲載することは、著作権の問題もありますので、このイラストは「テレビを見た印象を元に、井手が作成したものです」。その旨は本文中に明示してありますので、ご了解ください。
なお、どなたがアップしたかは存じませんが、キャプチャーした画像はこちらにありますので、ごらんになりたい方は、ご一見ください。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/52/3a1eabc2e4c8634c6db27ce8a7fbb68e.jpg
http://blog.hitachi-net.jp/archives/12747739.html
[223] Re:[218] ワクチンのテストは4月頃? 投稿者:Chaos 投稿日:2005/01/26(Wed) 14:09 |
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- 笹山様
the New England Journal of Medicineの内容のご紹介
ありがとうございました。
危機意識が低いのはSARSのときに痛感しました。
鳥インフルエンザに関しては、少しはましになったような気がします。
厚生省 新型インフルエンザの審議会 これも議事録が出ていないような。
ワクチンについて米国のニュースです。
長いですが、1行です
http://www.news-journal.com/news/content/shared/news/nation/stories/BIRD_FLU_0125_COX.html;COXnetJSessionID=B3O03jc1w4MVANI8sfWaA2OK7DPdMgIhZIMRRF6XoVXH9TgR6ixj!1039795971?urac=n&urvf=11067100688760.1969656452061379
米国NIHはChiron Corp. と Aventis PasteurとH5N1のワクチンの製造を契約している。
3月頃にできる。テストは四月からの予定。
一般に使えるようになるにはかなり時間がかかるだろう。
Google Newsを英語モードにして
http://news.google.com/news?ned=us&hl=en
ここで、bird flu または avian flu で検索すると出ます。
上記のワクチンの情報は「bird flu vaccine」で出ます。
日本語版のGoogle Newsで「鳥インフルエンザ」や「H5N1」で検索しても数が少ないようです。
http://news.google.co.jp/
その他のサイト
bird flu の最新ニュースサイト
http://sarsnewswire.com/birdflu/default.asp
中国のインフルエンザサイト
http://www.flu.org.cn/
いくつか、コアになる情報サイトを見つけて、定点観測していると効率がいいようです。
ここを読んでいる皆さんはご存知だと思いますが
お勧めの本です。
崩壊の予兆〈上)(下)―迫りくる大規模感染の恐怖
出版社: 河出書房新社 ; ISBN: 4309251722
四千万人を殺したインフルエンザ
―スペイン風邪の正体を追って
出版社: 文芸春秋 ; ISBN: 4163557903 ; (1999/11)
[222] 「白神市」名があだとなり、ついに、能代山本合併協が解散へ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/26(Wed) 12:34 |
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- このサイトでも、「白神市」に反対する意見を述べてきたが、
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050126a
のように、ついに、能代山本合併協議会(7市町村で構成)の解散が確実になったようだ。
合併の新市名が元で、合併協議会が解散となった例は、「平泉市」等がある。
名前によるイメージのみ先行し、新市のビジョンなき合併は、所詮、淡雪の如し、といったところか。
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050126a
[221] 肝心のポイントがすっぽり抜け落ちている東京都の「社会福祉施設等におけるノロウイルス対応標準マニュアル(第1版)」」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/26(Wed) 11:18 |
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- 以下のサイトが昨日発表された東京都の「社会福祉施設等におけるノロウイルス対応標準マニュアル(第1版)」の原文であるが、迅速に社会福祉施設などでのノロウィルス対応マニュアルを作られたご努力に対しては敬意を表するものの、私が、「ノロウィルスってなんだ? 」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=190でご紹介したアメリカのコロラド公衆衛生環境局作成の、「長期滞在型施設でのノロウィルス集団感染についての調査と管理のマニュアル」http://www.cdphe.state.co.us/hf/download/Norovirus_guidelines.pdf
と比べると、肝心なポイントがそっくり抜け落ちているようにみられる。
す
なわち、この東京都のマニュアルでは、第4章に「 感染症発生時の対応 」とあって、「1 感染の拡大防止 」 「2 終息後の対応
」とあるのだが、「1 感染の拡大防止 」
での、「集団感染が疑われる場合の対応」としては、単に、施設管理者への連絡や保健所への連絡で終わっていて、施設内感染拡大のための具体的な方法につい
ては、明示していない。
特に、感染者が二人以上出た場合の集団感染の認定方法と、その拡大防止のための具体的手法が、そっくり抜け落ちたまま、突然「2 終息後の対応 」に移ってしまっているところに、決定的な、リスク管理の漏れがある。
つまり、施設内での流行曲線が徐じょに上昇していく過程での対応方法が、そっくり抜け落ちているのである。
ポイントは、患者なり職員の発症者が出て、症状が治まっても、そのかたがたは、その後24時間以内はウィルスを発散し続けているのだから、他の入所者や職員に接触させないことが、それ以上の集団感染を防ぐことのポイントであるにもかかわらず、その点の記載がない。
また、食品経由感染なのか、ヒト→ヒト感染なのかについての、認定の仕方も書いていない。
何か、従来どおりの食中毒としてのノロウィルス対策の寄せ集めのような感じで、失礼ながら、感染症としてのノロウィルス対策マニュアルには、なっていない感じを受けた。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/micro/image/noro20050125.pdf
[220] ヒト→ヒト感染への危機意識がない日本 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/26(Wed) 10:30 |
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- 昨日の閣議では、小池環境大臣からスギ花粉症到来への警告が出されそうだが、この掲示板でも話題の鳥インフルエンザのヒト→ヒト感染の脅威についての警告は成されなかったようである。
もちろん、スギ花粉症も大きい問題ではあろうが、今は、アレルギー性鼻炎レーザー治療が進化していて、10分程度のレーザーを一回片側三千円程度で済ませれば、入院なしで、回復に向かうという時代だ。
スギ花粉を予算獲得などのネタにしている方々には、やや、残念な話だが、
つまり、ヒトの生死にかかわる問題とは、いえなくなってきたのである。
それに比して、鳥インフルエンザのヒト→ヒト感染問題は、いまから手をうっておかないと、とんでもないことになる。
欧米諸国は、昨日のThe New England Journal of Medicineの情報で、早速、対策を練り始めている。
これとても、遅きに失している側面もあろうというのに、日本の閣議では、スギ花粉では、これからが、思いやられる。
[219] 宇田進一さんの言われる「さざなみ雲」衛星画像を自宅で見ている人がいた。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/26(Wed) 08:54 |
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- 145で、まりちゃんさんからご紹介をいたただいた、宇田進一さんの言われる「さざなみ雲」が衛星画像に現れると、地震というのだが、
http://park7.wakwak.com/~gigast/SAT/Sat.html
のサイトのかたは、このように、ご自宅で、気象衛星を見られる装置を作ってしまっているのだから、すごい。
で、どれが、宇田さん言われる「さざなみ雲」なのか?
これhttp://park7.wakwak.com/~gigast/SAT/NEW/NEW-2.jpgなのかな?
結局、よく分かりませんでした。
http://park7.wakwak.com/~gigast/SAT/Sat.html
[218] 各国とも、鳥インフルエンザのヒト-ヒト感染対策に本格的に乗り出した模様。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/25(Tue) 23:41 |
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- 今日、Chaos さんから、205でご紹介いただいたThe New England Journal of Medicineの情報は、世界を駆け巡り、各国とも、ヒト-ヒト伝播の場合の鳥インフルエンザ対策に、本格的に乗り出したようだ。
http://dailytelegraph.news.com.au/story.jsp?sectionid=1268&storyid=2564995
では、その模様を伝えている。
特に、アメリカやイギリスの科学者たちは、今回のタイ・ヴェトナムでの家族感染にみるヒト-ヒト感染の鳥インフルエンザは、世界の二千万人以上の発症者を出す前触れであると警戒している。
英国政府は、手回しよく、英国でのヒトヒト感染に備えた、「最後の審判のためのシナリオ」を作ったようである。
それには、感染者の死体を隔離するための膨らまして使うポータブルな霊安室まで用意されているという。
WHOのクラウス・ストール博士が言うに、今回の鳥インフルエンザウィルスは、ローカルな範囲では起こらずに、世界的な範囲で起こるであろうと予測している。
イギリスの見方では、1918年から1919年にかけて発生した、イギリスでの死亡者の二十二万八千人を、今回は上回るのではないかとみている。
そして、世界的には、二千五百万人以上の死亡者が出ると見ている。
このよう英国の過剰とまでいえる今回の鳥インフルエンザ対策に医学界は驚いているようだ。
また、ワクチンのストックも不足していることから、もし、このような事態になった場合は、手の打ちようがないとしている。
さらに、今回のウィルスは、変異によって、相当の毒性があるようなので、新しいワクチンの開発が急がれるとしている。
ところで、日本は大丈夫?
http://dailytelegraph.news.com.au/story.jsp?sectionid=1268&storyid=2564995
[217] Re:[213] 無題 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/25(Tue) 22:23 |
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- しんでん さん。
どうもです。
親が一字違いの名前をつけてしまったもんで、新聞沙汰?になるたびに、兄弟同士、お互い迷惑しあっています。ハイ。
この問題については、ノーコメントということで、ご勘弁ください。
[216] Re:[212] [203] つぶやきブログ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/25(Tue) 22:21 |
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- 聞きかじりさん。
そうですね。
まりちゃんさんの「つぶやきブログ」は、情報満載で、しかも、現場記者なみの取材力も活かされていますので、これから、大いに注目ですね。
[215] Re:[211] 長岡市の地震見舞金について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/25(Tue) 22:19 |
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- まみ夜さん。
今日のNHK「クローズアップ現代では、新潟小千谷で、蔵にしまわれていた先祖代々の骨董品が、売られているという話が特集でしたね。
なんとも、手放すほうにとっては、心中複雑なものがあるでしょう。
天災は民の歴史までも破壊する、という感じがしました。
資金源が市会議員でさえも不明というのは気になりましたが、やはり、予想通り一律五万円でしたか。
新しいスキームがないのが残念ですね。
[214] Re:[210] 「知的財産推進計画」のパブリックコメントは昨日からスタート 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/25(Tue) 22:12 |
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- 謎工さん。
今回の見直しは、知的財産基本法
附 則(検討)第二条 政府は、この法律の施行後三年以内に、この法律の施行の状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする。
にもとずくもので、制定の平成14年から、3年を経過したことによる「検討」ということのためのものですね。
2005
年春には知的財産高等裁判所の設立となるわけですが、あくまで、下級審ということで、当初は、最高裁判所と並立してという構想が、ここにとどまらざるを得
なかったのは、憲法においても知的財産権の保護に関する規定が盛り込まれいないこともあるのではないでしょうか。
[213] 無題 投稿者:しんでん 投稿日:2005/01/25(Tue) 22:07 |
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- 「皇室典範に関する有識者会議」に笹山晴生お兄様がメンバーにおなりですね。おめでとうございます。
佐々木毅東大学長も、秋田出身者。
同会議メンバーに秋田関係者が二人も入っているとは、奇遇ですね。
[212] Re:[203] つぶやきブログ 投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/01/25(Tue) 18:03 |
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- > URLが自動リンクされなかったり、見づらいですが、よろしくお願いします。
わーい、わーい、仲間が増えたぞぅー
リンクは、記事を書く欄の右上に「ボタン」があることが多いです。
リンクするアドレスをコピーして、リンスを貼る言葉を選択した後ボタンを押すと、アドレスを記入するボックスが開きます。
ところがパソコンのOSやブラウザによってボタンが表示されないものもあります。
いろいろとチャレンジなさってください。
早速RSSリーダーに登録させていただきました。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[211] 長岡市の地震見舞金について 投稿者:まみ夜 投稿日:2005/01/25(Tue) 15:09 |
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- おひさしぶり、です。
首記につきまして、確認がとれましたので、ご報告いたします。
とはいえ、タライ回しの挙句、誰が全容を把握しているんだという感じで、不明な点が多い報告です。
本当に見舞金自体が存在するのか、とても不透明です。
・見舞金として五万円の配布。
・資金源は不明(市議もはっきり分かっていない?)。
・被災地域(定義が不明、長岡市のほぼ全域?)に配布される。
・二月には配布される予定(方法不明)。
[210] 「知的財産推進計画」のパブリックコメントは昨日からスタート 投稿者:謎工 投稿日:2005/01/25(Tue) 12:42 |
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- 消費者基本法第5条2項の怪条項「知的財産権等の尊重」(要するに、将来的に「輸入品や中古品を買うな」と言う義務を負わせたいらしい)と関係している話題でひとつ。
政府・知的財産戦略本部は昨日から知的財産推進計画改訂のパブリックコメントを開始しました。
去年は著作権法改悪案の国会審議と時期的にバッティングしたこともあり、寄せられた全意見の85%が「輸入権反対」だったそうですが今年はどうなるのか。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/pc/050124comment.html
[209] 「消費者基本計画」のパブリックコメント、〆切迫る 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/25(Tue) 12:26 |
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- http://www.jc-press.com/news/200501/012503.htm
1月31日迄だそうです。
「誤った事実や論文、報告書を用いて業界とロビー活動をする学者を委員にしないこと」
「議事録はすぐさま公開すること」
「公明正大を保つために会議はWebで映像中継すべき」
「しつこく繰り返される誤った報道に関しては公的に文面で訂正、否定すべき」
「罷免制度を作るべき」
「報告書や決定事項には必ず”文責”を入れるべき」
とか、そういう細かいことも、投稿してみますね(^^
http://www.iijnet.or.jp/cao/seikatsu/opinion-keikaku.html
[208] Re:[207] [144] ずいぶんのんきな対応ですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/25(Tue) 12:20 |
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- http://www.cnr.it/istituti/FocusByN_eng.html?cds=094&nfocus=2
では、プリオンの土壌のエコシステムに与える影響をコンパクトにまとめてあります。
これによると、まだ、未知の部分が多く、農林水産省さんのご見解のように、ノー天気で安全と言い切ることはできないようです。
詳しい資料としては、"Biotic and Abiotic mechanisms of TSE infectivity Retention and Dissemination in soil". という名のプロジェクトに詳しいようですね。
そのほか、SSCによれば、こんなにたくさんの関連研究
http://www.lille.inra.fr/communication/lillelistofprojectsr_d.pdf
があるようですね。
http://www.cnr.it/istituti/FocusByN_eng.html?cds=094&nfocus=2
[207] Re:[144] 土壌汚染の観点から見たBSE 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/25(Tue) 11:54 |
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- 農水省より、お返事頂戴しました。例えば過去の酪農雑誌のいうように肉骨粉を与えていたとして、【吸収】、【分解】されない異常プリオン蛋白質は、どこにいってしまうのでしょう?与えれば与えるだけ牛が吸収すると言われたいのでしょうか?(^^;
===========
何時も情報をありがとうございます。
回答が遅くなりまして申し訳ございません。担当部局より、以下のとおり回答がありましたので、ご連絡致します。
なお、ご意見については、担当部署他に伝えさせて頂きます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
「牛の糞尿中には、異常プリオンは蓄積・残留しないものとされており、牛の糞尿を原料としたたい肥の施用が異常プリオンにより土壌を汚染し、さらにBSE感染源となることはないものと考えている」
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/
[206] Re:[205] [193] [192] [190] [189] Avian Flu 2004 タイの事例 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/25(Tue) 11:20 |
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- Chaosさん。情報ありがとうございました。
ご紹介のthe New England Journal of Medicine
http://content.nejm.org/cgi/content/abstract/NEJMoa044021
によれば、タイの家族のなかで、人から人への鳥インフルエンザH5N1が伝播したかの検証をしており、
家族の中の一人の女性が発症したのは、その家の鶏に触れた三-四日後であったこと。
彼女の母親が、離れた場所から、病気になった彼女を看病に来て、何の防護服等もなくて、16時間から18時間看病した後、肺炎で死んでしまったこと。
また、彼女の 叔母さんも、その死んだ母親が発症してから5日後に、発熱し、その一週間後に、肺炎にかかった(「死んだ」かどうか?)ということ。
この母親からの組織と、叔母さんからの鼻咽頭とのどから、綿棒で採取したものからは、A型H5N1の陽性反応が、RT-PCR法によって検出されたということ。
これらのことから、人から人へのH5N1伝播が疑われているということのようですね。
[205] Re:[193] [192] [190] [189] Avian Flu 2004 タイの事例 投稿者:Chaos 投稿日:2005/01/25(Tue) 10:38 |
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- 笹山様
The New England Journal of Medicineに2004のタイのケースの
研究結果が公開されました。
Probable Person-to-Person Transmission of Avian Influenza A (H5N1)
アブストラクトのURLです。本文もpdfで読めます。
ヒト-ヒト感染もありうるようです。
ご参考まで
http://content.nejm.org/cgi/content/abstract/NEJMoa044021
[204] Re:[203] 待望のブログですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/25(Tue) 10:24 |
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- まりちゃんさん。
待望のブログ誕生ですね。
ご自分のサイトですと、詳しいところは、どこまでも詳しく書けるというのが、魅力ですね。
貴重な情報源として、これからも活用させていただきます。
今日の8ch系で、アメリカ牛肉に替わってメキシコ牛肉を導入した外食レストランの社長の奮戦記が放映されていましたけれども、メキシコも、アメリカ・カナダと、運命共同体の関係なのですから、早晩、BSEリスクは到来するものとも思われます。
いえ、既に到来しているのも知れませんね。
「ママさん安心協会」は、あくまで、安心と思い込ませるためのものであって、決して、「ママさん安全協会」ではないことが、よく、わかりました。
下記サイト記載の「企業の皆さまから見た協会のスキーム」を見ますと、なんだか、タカリっぽいですね。
http:
//www.5012.jp/mamasan/disp.asp?kno=3&cno=2&mode=GKEY&dorder=1&
keyword=&dkeyword=【企業の皆さまへ:ママ協とは】&keyarea=&dno=2
[203] BSEなど食の安全や医療、感染症に関するつぶやきブログ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/25(Tue) 09:35 |
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- 食品安全委員会などの傍聴&それを取り巻く企業・学者さん・メディア・諸団体?の観察日記
笹山さん、ついに、未だにブログがよくわかっていない私も試しに作ってみました。URLが自動リンクされなかったり、見づらいですが、よろしくお願いします。
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/
[202] Re:[198] また「特報首都圏」のアフィリエイト・カリスマ主婦特集で、NHKがチョンボ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/25(Tue) 08:16 |
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- “犬にかぶらせろ!”http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/20050125#nhk
で、私の198の発言を紹介してくださっている。
また、茨城の井手よしひろさんのサイト
http://blog.hitachi-net.jp/archives/12747739.html
では、この放送中にNHKが示した図について、
「ブログの威力はトラックバックにあることは事実ですが、NHKが言うところの管理者が意図して「トラックバック」を活用して、トラックバックからトラックバックを広げて、その内容を広めることは、果たして、できるのでしょうか」との疑問を呈されているのだが。
この場合、コメントの標的をNHKに向けるのか、カリスマ主婦に向けるのか、(突如として矛先が回転してしまった昨今のNH*対朝*新聞のような例もあるので、) ちょっと、難しいところだが。
でも、トラックバックを活用してのマルチ商法というのは、ある集団が組めば、できるのではないでしょうか。
いまブログで問題となっているコメントスパムは、ブログのコメント欄にスパムメールを押し付けるのですが、これのトラックバック版というのも、できるわけです。
も
ちろん、コメントスパムのように自動的に送りつけることは難しいでしょうが、丹念に、手作業で、関係のありそうなブログサイトの記事を探し出して、そのク
ラックバックURLを把握し、そこにトラックバックを打ち、同時に、後々のために、そのブログのRSSも把握していれば、組織的展開は可能なはずです。
今は停止しているアメブロのランキング稼ぎにしても、それと似たような手法が駆使されているようだ。
本来、トラックバックは、相手のサイトの引用をした場合に、「引用しましたよ」と、知らせるためにトラックバックをおくるはずなのだが、自分が書いた記事と関係ありそうなブログに対して、一方的にトラックバックしてくるようなケースが増えてきているような気がする。
それはそれで、ご親切でいいのだが、これがアフィリエイトだと、どういうことになるのか。
どうも外国の、アフィエイトと日本のアフィリエイトとが違うのは、その胴元が、見えるようで見えない、一見こぎれいで、欲の皮を隠した影の存在的なのが、事態をややこしくしているようだ。
ところで、服役中のアメリカのアフィリエイト主婦マーサ・スチュワート女史は、暮れに刑務所で行われたデコレーションコンテストで負けてしまったそうですね。
http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/20050125
[201] 主婦、といえば。このNPO ママさん安心協会って何でしょうね? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/25(Tue) 08:14 |
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- こんなセミナーもされているようです。
「賢いママさんの食の基礎知識セミナー牛肉編」開催しました!」 〜安心できる牛肉を子どもにたべさせたいママさんの勉強会〜
〜 主婦達は、BSE問題について情報に乏しく、輸入再開に関しては半数近くが望んでいる 〜
http://www.5012.jp/mamasan/disp.asp?kno=3&cno=3&mode=GLIST&dorder=1&keyword=&dkeyword=&keyarea=&dno=16
http://www.5012.jp/mamasan/index.asp
↑見てギョッとしたんですが、
実際のアンケート結果は「安全性が確認できれば再開すべき」61%〜50%、「まだ再開すべきではない」30%とありましたのでほっとしました。
「安全性が確認できれば」が抜けて、すごいタイトルに変換されてますね。まずくないですか?そこが一番重要な点なのですが。
「情報に乏しいから、再開を希望しているのだ」という風に言いたかったのかな?
副理事 二松まゆみさんのBSEに関する記事
http://www.google.com/search?q=%E4%BA%8C%E6%9D%BE%E3%81%BE%E3%82%86%E3%81%BF%E3%80%80BSE&hl=ja
8月18日のリスコミにも参加されておられるようです。
事務局は潟Rスモピアというところにあるようですね。
BSEに関しては、新しい知見や、内外のリスク管理の現状の情報がどんどん出てきているので、わかりやすい言葉でそれらも継続してきちんと主婦に伝えていただきたいですね。でないと古い誤った知識を伝えたままになりますから。
[200] Re:[171] 全農により米国黒豚が輸入されていた件と偽装流用と豚肉骨粉解禁と 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/25(Tue) 06:09 |
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- 黒豚偽装で揺れていた全農のニュースです。
ところでこれは、米国のBSE牛を食べたかも知れない豚(不自然な環境)の肉骨粉も結果的に「国産豚肉骨粉」として解禁されるということになりますが、プリオン専門調査会の委員は了承しているのかな?
全農に輸入事業の再検討指示 (NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/01/25/d20050125000021.html
農林水産省によりますと、全国農業協同組合連合会(全農)は、平成11年度から15年度までの5年間に、アメリカから輸入された黒豚、計5200トンを仕
入れ、食品メーカーなどに販売していました。これについて、農林水産省は同じように黒豚を生産する鹿児島県内などの農家と競合するもので、国内農家を支援
するという農協の役割を定めた農協法に触れるおそれがあるとして、25日、全農の幹部を呼び、国産の農産物と競合する輸入品の事業について、撤退を含めた
再検討を指示することになりました。全農では、このほか、全農本体や子会社が鶏肉やお茶の表示を偽って販売したり、子会社が輸入した黒豚が別の業者による
偽装に流用されたりするなどの問題が相次ぎ、農林水産省は、去年までの3年間で、6回の業務改善命令を出し事業を総点検するよう求めてきましたが、十分な
改善は見られないとしています。さらに、今回新たな問題が明らかになったことから、厳しい措置に踏み切ることにしたもので、農林水産省が全農に対して、一
部の事業とはいえ撤退を含めた再検討を指示するのは、極めて異例なことです。
<BSE問題>豚・鶏肉骨粉の利用解禁へ 処理は牛から分離
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050125-00000011-mai-soci
===
米国のFDA(食品安全局?)の声明
テキサスのBSE感染可能性の牛の肉骨粉は、豚に与えることは許可
http://www.fda.gov/bbs/topics/news/2004/NEW01061.html
19日のプリオン専門調査会の資料、以下はまだUPされてませんね。
第19回食品安全委員会プリオン専門調査会
平成17年1月21日(金) 9:30〜12:00
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai19/index.html
資料1-3:専門委員からの意見(記述に関する意見)(準備中)
資料2:豚由来たん白質等の飼料利用に係る食品健康影響評価の結果に基づくリスク管理措置の報告について(平成17年1月17日付け16消安第8044号)(準備中)
豚肉骨粉解禁の根拠になったと思われる平成16年6月18日のプリオン専門調査会の議事録
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai11/index.html
[199] 代表質問での審議拒否は、いただけませんね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/24(Mon) 22:21 |
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- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050124-00000013-yom-pol
によれば、代表質問の最中に野党側が退席したのは現行憲法下では初めてとのことである。
あまりいただけせんね。
このような前代未聞は。
http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/
[198] また「特報首都圏」のアフィリエイト・カリスマ主婦特集で、NHKがチョンボ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/24(Mon) 21:05 |
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- “犬にかぶらせろ!”
http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/
で
知ったことなのだが、前にも、新潟震災直後に、『首都圏ネットワーク』で、カリスマ主婦アフィリエイター特集をして、物議をかもしていたNHKが、今度
は、「特報首都圏」で、特定の映画会社と組んでのアフィリエイターの活動の裏話を放映してしまって、騒動を起こしている模様。
どうも、この番組担当には、私生活に戻ると、アフィリエイター主婦になるという二重の顔の人がいるのではないのか?と、かんぐりたくなるような。
こういうのは、インサイダー放送とでもいうのかな?
で、これhttp://www.wmstyle.jp/archives/2004/12/19_044029.php
が、ブログ主婦たちに、いかにも素人っぽく書かせた映画批評で、NHKの「特報首都圏」で、このサイトのひも付き振りを知ってしまったブログの読者たちが、コメントで怒りまくっているって言うわけ。
中には、こんな意見も。
「ここに書いてある事が信じられなくなりました。ショックです。最悪です。お金儲けのツールに使われていたんですね。メルマガも解約します。」
まさに「あららー。やっちゃった。」っていう感じなのだが。
トラバの欄の皆様は、お仲間ってわけかな?
テレビ通販でも、後ろのほうで、「へぇー」とか、「いいわね」って言っていますよね。あの役割でしょう。
このカリスマ・アフィリエイト主婦のご本業は、「らむね的通販生活」らしい。
ウェブサイト版の催眠商法って感じだし、ひょっと間違えば、フィッシング詐欺にもなりうる危険な綱渡りをされているようですね。
この番組で放映された、ブログ主婦の役割分担が、それぞれのブログの映画評にどう反映されたかを検証している方が、このサイトhttp://overlasting.hn.org/ (1月23日分)におられるのだから、恐ろしい。
この方、
「アナウンサーが登場。ブログを「ブ」にアクセントを付けて発音している。この発音だと英語表記との整合性が取れない。私はブログの発音はギャル発音のカレシと同じで良いと思う。」なんて書いてある。
なるほど。そういうの「渋谷系」っていうんでしたっけ?
その後が細かい。
「その瞬間、青山直美さんが記述するホワイトボードには以下のような記述がなされていた。
湯河原→主婦目線
あかね→クリエイター目線
村山→全体的
樋賀→クリエイター目線
まお→見ていない人の立場
田村→グィネス・パルトロウ
→TV 雑誌
検証してみようか。」
で、検証の結果は、ずばり、それぞれ、ホワイトボードの役割を忠実にこなしていた。
IT時代のサクラもつらいもんですね。
この方も、この問題について、ここ
http://nais.to/~yto/clog/2005-01-22-2.html
で論じている。
まぁ、日本では「アフィリエイト」なんてこぎれいな言葉で言っているが、内容は、まさに、MLM的あこぎな手法であることを、もっと社会は、厳しく見ていかなければならないんじゃないんだろうか。
http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/
[197] Re:[196] [176] [174] 食品安全委員会の議事録やアンケート結果が滞っている件について問い合わせご報告 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/24(Mon) 19:00 |
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- そうですか。
異常事態ですね。
特定の方が出席された会の議事録だけが遅れていると解釈したほうがいいですかね。
体のいい、ストライキです。
こんな方法もあったのですね。
文責は、事務局にして、議事の後は、委員の方の訂正は認めなければいいのです。
つまり、食品安全委員会の皆さんのご発言は、 「綸言、汗の如し」 なのです。
その点、アメリカは、早いですね。
http://www.financialexpress.com/fe_full_story.php?content_id=80504
[196] Re:[176] [174] 食品安全委員会の議事録やアンケート結果が滞っている件について問い合わせご報告 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/24(Mon) 15:36 |
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- 笹山さん、こんにちは、4ヶ月間、議事録やアンケート結果公開が滞っている件について、食品安全委員会に本日電話して理由を伺ってみました。
理由は、「(食安委の他、省庁にも)出席者に議事録確認を依頼しているが、まだ回答が返ってこないから」ということでした。
(食安委は【○月○日までに提出、と期限を区切り、変更があれば期日までにお願いします】というスタイルでされていると思うので、回答なければそのままUPされるべき、というかそれが通常だと思うのですが。)
そして、「アンケート集計結果」については誰に了承を取る必要があるんでしょうか?
要
望として、「中立公正で透明な食品安全委員会なのですから、早急な議事録UPをお願いします。再度出席者に期限を区切り通知してください。そして掲載が遅
れた理由と、再通知した場合そのことを国民にも公開してください」、と伝えたら、食品安全ダイヤルご担当の方も「私達も早くUPしたいと考えて困っている
のです、(出席者への再通知云々を公開することは無理だと思いますが)要望として担当部局に伝えておきます」とのことでした。ご担当の方には誠にお気の毒
ですが、公開意見交換会なのですから、こういうことはきっちりしていただかないと、困りますよね。
ちなみに「誰から返答がこないのか?」は教えてもらえませんでした。
もう4ヶ月。アンケート結果もUPされていないことを考えると、ただ「忙しい」だけには見えませんが。
> 平成16年9月16日議事録準備中
> 平成16年9月18日議事録準備中
> 平成16年9月27日議事録あり
> 平成16年9月28日議事録あり
> 平成16年10月6日議事録準備中
> 平成16年10月8日議事録準備中
> 平成16年10月19日議事録準備中
> 平成16年10月29日議事録準備中
> 平成16年12月7日議事録準備中
> 平成17年1月17日議事録準備中
>
> 特にこのうちの平成16年9月16日と平成16年9月18日とですかね。
> アラマ!!、当日の主催者側の出席者は、いずれも強硬派のみなさんが多かったようで。
> ひょっとして、その関係?
http://www.fsc.go.jp/koukan/dantai_jisseki.html
[195] 「IT大国インドは、国内のITの可能性に目をむけなかった。」との反省 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/24(Mon) 08:28 |
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- http://www.financialexpress.com/fe_full_story.php?content_id=80504
は、長い間CMC Ltdの幹部であったS S Ghosh氏
http://www.india-today.com/ctoday/01081999/grfx/15a.jpg
のIT
大国インドに対する苦言であるが、この中で、Ghosh氏は、インドのIT産業がインド国内のローカル市場を開拓しなかったら、インドは、決して、「IT
に習熟・精通した国」(IT-savvy nation)にはなりえず、他の諸国と同じ、単なる「ITに優れた国々の中の一員」(a country
with islands of IT excellence)にとどまるであろう、といっている。
ITも、単なる輸出産業のためのIT化ではなく、自らの国の生活の足元からのIT化を果たすことが、ほんもののIT大国であるということを、Ghosh氏は言いたかったのかもしれない。
今回のスマトラ沖地震津波で、インドは、カルパカムの原子力施設は守りえても、多くの沿岸国民を守りえなかった。
ごく簡単なIT技術の国民へのおすそ分けで、多くのインド国民を津波から守ることができたはずである。
「国にとっての技術」と「民にとっての技術」との乖離を感じる。
IT技術が産業的には浸透しえても、生活面では浸透しえなかつたという跛行性(はこうせい)が、今回の惨事を生んだとも見て取れるからだ。
http://www.financialexpress.com/fe_full_story.php?content_id=80504
[194] 「加藤の乱」今度は成功 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/24(Mon) 07:40 |
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- http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20050124AT1E2300R23012005.html
では
「山
形県知事選は、加藤紘一氏ら3人の自民党衆院議員が党内を分裂させてまで擁立した新人候補が現職との大接戦を制した。知事への権限集中に国会議員の警戒心
が強まっており、地方版「加藤の乱」はこの流れに乗り、勝利を収めた。これまで知事選は与野党相乗りが大勢だったが、他の知事選でも山形と同じような波乱
が生じる可能性がある。」
との見方だが、私もそんな感じがする。
「現職推薦」「勝ち馬に乗る」という与野党問わない姑息な政党の方針に、今回の「加藤の乱」は、匕首を突きつけた形だ。
政党の形骸化と、民意との隔たり、これに終焉を告げるのは、これから始まるであろう全国各地での「ミニ加藤の乱」なのかもしれない。
加藤さんは、今回「首長や社長の声で住民や社員が動かない時代になった。一人ひとりの判断で投票するとき。県民にじかに問い掛けたい」と主張されたそうだ。
ポピュリズムを駆使して、「われこそは、民意の代表なり」と錯覚されているような知事さん(が、おられましたら)、明日はわが身と思い知れ。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20050124AT1E2300R23012005.html
- Chaos
さん。
なるほど、損保関係の会社とつながっているのかと、調べましたら、日本では、安田火災さんと提携されていますね。
これらのセキュリティ情報が、早く入るほうが、保険会社にとっても、保険をかけた人にとっても、ベストなはずでしょうから、共存共栄の関係なのでしょうね。
いいサイトのご紹介、またまた、ありがとうございました。
ところで、ここでのSARSとは、Severe
Acute Respiratory Syndrome の意味だったんですね。
[192] Re:[190] [189]
InternationalSOS 投稿者:Chaos 投稿日:2005/01/23(Sun) 12:11 |
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- 笹山様
recombinomicsの記事は、報道に対して、解説がついているところが、異色です。社名に使っているだけあって、組替え(変異)に関する、見方が独特ですね。
災害、災厄の専門サイトというのがありました。
http://www.internationalsos.com/members_home/SARS/index.cfm
http://www.internationalsos.com/members_home/AvianFlu/
http://www.internationalsos.com/members_home/Tsunami/
ここも情報がある程度早い感じです。災害別に時系列になっているので、経過を見るのに便利です。
[191] 国際戦略センタの「国際戦略リンク集」に、この掲示板がリンクされています。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/23(Sun) 10:16 |
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- 「情報収集サイト」
http://www.geocities.jp/tsumih0422/link21.html
に、リンクいただいております。
光栄なことです。
http://www.geocities.jp/tsumih0422/link21.html
[190] Re:[189]
気になるニュースが入っていますね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/23(Sun) 06:06 |
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- Chaos
さん。
そうですね。
当方も、津波やBSEやノロウィルス問題にかまけて、やや、鳥インフルエンザ問題に、手薄の状態が続いていました。
ただ、68にも紹介しておきましたように、WHOは、かねてから、東南アジアの旧正月-ベトナムでのテト-がちかづくにつれ、ヴェトナムを起点にした、鳥インフルエンザの大ブレークを警戒してきました。
ご紹介のサイトhttp://www.recombinomics.com/whats_new.html
のなかに、気になるニュースがありますね。
http://www.recombinomics.com/News/01220504/Vietnam_Recombinants.html
ですが、ヴェトナムでの二人の死者について、昨年型のH5N1
が検出されなかったということは、今年の血清型インフルエンザA型
http://homepage3.nifty.com/takakis2/virus-name.jpg
は、ヴェトナムの南地方と北地方で、昨年のものから、変異を見せているのではないかということを書いていますね。
しかも、人間をレセプターにしての変異は、昨年より猛毒の鳥からヒトへのインフルエンザ流行の脅威を秘めているといっていますね。
貴重な情報源のご紹介、ありがとうございました。
http://www.recombinomics.com/News/01220504/Vietnam_Recombinants.html
http://homepage3.nifty.com/takakis2/ai.htm
[189] Avian flu のニュースが早いサイト
投稿者:Chaos 投稿日:2005/01/23(Sun) 01:04 |
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- 最近、津波の陰に隠れて鳥インフルエンザニュースが少ないようですが、ベトナムの状況が悪化しているようです。
妙に、情報が早くて、詳しいサイトがGoogle
Newsでヒットしたので、ご参考まで。抗体検査のベンチャーのようです。
WHOのサイトも、ここ数日、頻繁に更新されています。
http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/en/
http://www.recombinomics.com/whats_new.html
[188] 「風、疎竹に来たる、風過ぎて竹に声を留めず」
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/22(Sat) 18:12 |
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- 16で「梶山静六死に顔に笑みをたたえて」という本を紹介したところ、結構反響があるようだ。
もちろん、本の題名の奇抜さも、手伝ってはいるのだろうが、16で紹介した「梶山静六再評価論」http://red.ap.teacup.com/sunvister/56.html
は、もしかして、ほんものなのかも?とも思える昨今だ。
で、またも、この本を、失礼ながら本屋で立ち読み(なんせ、リナックス型オープンソース利用の読書スタイルなもんで、買わないで、すみませんね。)したのだが、巻末に梶山静六さんの好きな言葉として、菜根譚八十二にある、次の言葉を紹介してあった。
「風来疎竹、風過而竹不留声、雁度寒潭、雁去而潭不留影、故君子事来而心始現、事去而心随空」
(風がまばらな竹やぶに吹くと、ひとときは風に鳴るが、吹き過ぎてしまうと元の静けさに立ち返って、竹やぶは、何の声も留めない。雁がねが澄んだ淵の上を飛ぶと、ひと時は水面に影を落とすが、飛び去ってしまうと元の静けさに立ち返って、淵は、何の影も留めない。それゆえに君子というものは、事が生じて初めてそれに対応する心が現れ、事が去ればそれとともに、心は空になるものであって、後々まで執着するものではない。)
で、政治家に当てはめてみた場合、政治家が、「風や雁がね」なのか?「竹やぶや淵」なのか? によって、解釈に、大分、違いが出てくるにせよ(大方のひとは、「風や雁がね」だというでしょうね。つまり、ノイジーな存在という意味で。逆に市民や国民は、「風や雁がね」なのか「竹やぶや淵」なのか、どっちなんでしょうね。ホピュリズム論から言えば、「風や雁がね」なんでしょうし、市民性善説から言えば、「竹やぶや淵」なんでしょうし。意味深な言葉です。)、なるほど、いい言葉ですね。
政治家の覚悟というものが感じられる言葉です。
そして、同時に、政治家の持つ寂寥というものも、感じられますね。
で、もうひとつの梶山さんがお好きだったことば「愛郷無限」については、ちょっと、リップサービス的な感覚があって、私としては、どうも、という感じであったが、この言葉も、「ミクロを通して、マクロの問題を突き詰める」という意味であるのなら、意義はあるだろう。
ドイツ的に言えば、die
Unbegrenztheit der Liebe fur Heimat(the infinity of the love for
homeland)
とでもいうんかな?
http://www.google.co.jp/search?q=cache:GJtv5LGNpboJ:vip.sina.com.cn/cgi-bin/mydocument/share_down.cgi/C48ERfjPc4fOyJfOjKfLnPfLj2fOk2qouItBhItAuLu5d-8Pg/:%255E%255EY0FoZ0VtcGFt:/%255E%255EY0FoZ0VtcGFtXyEtZG7i/caigentan_1.doc+%E8%8F%9C%E6%A0%B9%E8%AD%9A&hl=ja&lr=lang_zh-CN|lang_zh-TW
[187] 「プログレ鍋」って、なんじゃ?
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/22(Sat) 17:34 |
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- http://d.hatena.ne.jp/kataru2000/?of=15
での定義によると
「プログレ鍋はプログレを聴きながらプログレッシブな鍋をプログレッシブに食うイベントです。そーなのです。」
これじゃわかんないですね。
で、プログレの音楽とは、プログレッシブ・ロックということで、このサイト
http://www.gepr.net/
の下のほうに、ずらずらーッと書いてあるような曲なんだそうだ。
具体的には、下記のサイトのMP3で、ご確認ください。
で、まだ、わかんないのが、「プログレッシブな鍋」ってのだが、おそらく、「それまで誰も聴いたことの無いような音楽を大衆音楽のレベルで生み出そうとした音楽」というような意味から連想すれば、熊谷喜八流無国籍料理的または、多国籍料理的な鍋って言う意味かな?
最後の「プログレッシブに食う」ってのも、わかりませせんね。
「作法かまわず」って意味に捉えましたけど、どうでしょうかね?
http://search.singingfish.com/sfw/search?query=Progressive+Rock+&a_submit=1&aw=1&sfor=av&dur=a&fmp3=1&freal=1&fwin=1&fqt=1&cmus=1&cmov=1&crad=1&ctv=1&cnews=1&cspt=1&cfin=1&coth=1&rpp=10&persist=1&x=28&y=21
[186] 「ゆうくんの日記」に、私のブログの記事が紹介されています。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/22(Sat) 17:11 |
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- http://mikilab.doshisha.ac.jp/~yu-kiqn/nikki/archives/2005/01/post_94.html#more
に、例の国連アナン事務総長が津波援助の各国のせり上げぶりを「美人コンテスト」と発言したという読売新聞の記事の間違い振りを指摘した記事「「津波被災国への援助競争は、美人コンテストに似たり」との発言の詳細。」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=186
を紹介していただいてあります。
ありがとうございました。
http://mikilab.doshisha.ac.jp/~yu-kiqn/nikki/archives/2005/01/post_94.html#more
[185] 社会保障の内部化の時代なのか?
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/22(Sat) 17:03 |
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- garyo
さん。
社会保障があてにならない、政策があてにならない、企業社会があてにならない、そんな時代を反映したアンケートの結果ですね。
社会保障の内部化の時代到来といえるかも知れません。
いろいろな形での社会保障の内部化が考えられるでしょう。
大家族化による、社会保障の内部化なんてのも、ひとつのスキームになるかもしれませんね。
家計の内部化と外部化、社会費用(保障)の外部化と内部化、そのマトリックスで考えると、面白い考え方ができるのかもしれません。
家計も社会費用も内部化すると、自給自足経済。家計も社会費用も外部化すると、社用族ってとこですかね。
[184] 望む将来は「安定した生活」「結婚」
投稿者:garyo 投稿日:2005/01/22(Sat)
13:41 |
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- −1986年以降に生まれた10代女の子の実態
−
博報堂生活総合研究所による調査だそうです。
大変そうだなと思いました。
--------------------------------------------------
1番多く挙げられた理由は「年金がもらえない」。「どれだけ働いてお金を納めても、どうせ年金は少ない」「年金問題、政治関連のツケは私たちの世代にくると思う」といった声が聞かれました。2番目に多く挙げられた理由は「仕事がない、不景気だ」という理由。「不景気で上の世代の尻拭いをしているように感じる」「景気が悪いのに年寄りの面倒も見なくてはならないし、税金も多い」との声が聞かれます。その他、多く挙げられたのは「教育制度がコロコロ変わる」など、受験・教育・勉強で損をしているという回答
http://www.athill.com/INFO/NEWS/main_050114.html
[183] 寺田雅昭委員長のコメント(日本農業新聞)
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/22(Sat) 11:02 |
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- BSE国内対策見直し 「意見交換会」で議論 [2005年01月21日付]
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/flash/index.html?7
から抜粋です。
「寺田雅昭委員長は「中間とりまとめ自体の理解は広がっているようだ。消費者が不安に思う点も分かった。参加人数を増やす議論が必要だ」と評価した。」
中間とりまとめを作成したプリオン専門調査会委員メンバーも理解不能なものを、消費者が理解できるものでしょうか。
食品安全委員会への不信を生む発言ですねー(^^;
[182] Re:[181] [172] [171]
若齢かどうかによって、牛の感染価をディスカウントするという考え方も邪道ですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/22(Sat)
10:03 |
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- まりちゃんさん。
そうですか。
まだ、食品安全委員会のなかにも、良識はあったということですね。
でも、12月22日第18回会議の議論の中で、「牛の若齢度によって、牛の感染価を割り引く」という考え方が示されていたのも、おかしい考えかたですね。
本来は、仮の指標をステロタイプ化して、あらゆる理屈付けに適用・応用してしまうという、けしからぬ考え方です。
SSCが言っているように、あくまで、この感染価というのは、ひとつの指標であって、これが一人歩きして、改ざんされるというのは、本来あるべきではないのでしょうね。
「SSCとしては、cattle
oral ID50(CoID)を、単なるひとつの指標として、ここでは使っているということ、そして、いまだ分かっていないhuman oral
ID50(HoID50)の概念と混用して使われるべきではないということを、強調しておきたい。」と、SSCは、言っています。
(3.3.2.
Exposure
Exposure of humans to the BSE-agent depends on the source and the
route by which it reaches the consumer.
As the dose response relationship for
humans is not known, it is proposed to present the level of exposure in terms of
consumption of defined amounts of the BSE agent, measured in Cattle Oral
Infective Doses (CoID). However, the SSC wishes to emphasise that the CoID50 is
used in this opinion only as an indicator and should not be confused with the
Human Oral Infective Dose (HoID50),which is not known.
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/04/dl/s0417-4c.pdf
の10ページより転載)
どうも、このような感染価のミスユースの流れは、USDAお気に入りのハーバードリスク分析センターあたり-http://cattlefeeder.ab.ca/herd/bse011201-1.shtml や、下記サイト参照-から、始まっているように感じられます。
参考 12月22日の感染価についての事務局の説明と吉川座長の説明
事務局
「Cの20ケ月齢以下の牛の感染価についてでございます。Bまでは、どれぐらいの感染の牛が何頭出てくるかという、頻度がどのくらいかということが論じられていたわけですけれども、Cにおいては、では、そういう牛がどのくらいの感染価を持っているかということが論じられてございます。3つの仮定を置いてございます。成牛の脳1g当たりの感染価を10ID50と仮定しますと、1頭当たり8,000
総感染価になるということでございますけれども、それの20ケ月齢以下の牛については、その500 〜1,000
分の1の感染価であると仮定を置いたと。」
吉川座長の説明
「今回のリスク評価が若齢牛だからそこで感染価の重み付けをしないと、フルの牛の感染価を使ったら、これは全く科学的にばかげたことになるんで、それで感染価の重み付けに戻ってきているんで、ちょっとわかりにくいかもしれませんけれども、そういう意味では最初に書いたように、2003年半ば生まれ後の若齢牛のリスク評価をするというのは、今回の最終目標ですから、それに関して必要な要素は何と何であって、それをどういうふうに上積みして、最終リスクの評価に持ってきたか。私はそんなにわかりにくいとは自分では思っていなかったんですけれども、自分の頭からワープしているということがあるのかもしれません。
」
「Cのところは人への感染価ではなくて、その感染価で来て、
21Dの「従って」以降のところで、牛で測ったものを人に外挿すればどうなるかというけれども、今回はやりません。そこに種の壁はあると、それはこの前議論したんです。この前、中間とりまとめのときに、そこを幾ら議論してもわからないから、人への感染価という表現は今回取らないで、牛ので取っていて、そこから人に外挿するということは、この4番のところでおしまいにしてしまおうというこの前の方針だったので。」
「このCのところでは、人への感染価という表現は出てこない。これは計算上のものですから、上から順次その感染価がおりてきて、Dのところで始めて人を対象に、ここで評価できた牛での感染価をどう考えるかということを述べるというふうな筋立てになっていたんですけれども、どこかで文言がずれました。」
ちょっと、ワープしすぎですね。(笑)
その後、北本専門委員から「
これは、はなからおかしい。」とのジャブがあった後、
金子座長代理からのとどめの一突き
金子座長代理の指摘
「
それは私も後で申し上げようと思ったんですが、今の感染価の(1)成牛の500 〜1,000
分の1、そこが一番私も引っかかっていて、これはたたき台ですから、たたかれるために皆さんの前で議論すべき点だと思って、あえて何も申し上げませんでしたけれども、まさにそのとおりだと思うんです。だれも感染価が成牛の500
分の1、1,000
分の1というのは科学的にデータがないという点は、もしもデータがこれしかないから、これを採用するんであれば、そういうきちんとしたただし書きというか、誤解を招かないようなことをすべきだし、そんなことはするべきじゃないというのであれば、それは各専門委員の御意見に従って検討し直すべきだろうと思います。
」
「要するにBSEの感染牛がどのくらいいるか。ここはディスカッションしていけばいいと思うんですけれども、Cのところが、感染価が、これが果たして本当に国際的な批判に耐えるかどうかという、今の500
分の1、1,000
分の1がウエスタン・ブロットの値だけであって、感染価をそれで推定する点もそうですし、以下の仮定で数字が出たことをどのくらいライアブルと思っていただけるかというのが、少なくともAB、最大推定BSE感染牛
25の頭数に比べると、ちょっと違うんじゃないか。」
http://www.hcra.harvard.edu/pdf/March2002.pdf
[181] Re:[172] [171]
プリオン調査会は、混沌としていますね。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/22(Sat) 09:32 |
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- >
それと、12月18日に議論があった「牛の感染価と人の感染価とを混同している」という議論は修正されたのでしょうかね。
笹山さん、上記については資料1−3に大幅に修正が入っています。赤や緑で修正されてるんですが、頂戴した資料がモノクロのため間違いがあるかも知れないので、原文がUPされるまでお待ちください。(UP資料がモノクロだったら泣けますが)
一つだけ、その側に記載されていたコメントをUPします。
「いい加減な推測で数字を出さないこと!科学でもなんでもなくなる。」「数値を仮定した根拠が不明」「この部分は不確実性が大きく、書くのは不適当と思われる」
以上です。
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/index.html
[180] 農水省に「消費者の部屋」という素晴らしいサイトが 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/01/22(Sat) 08:11 |
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- 月曜日になったら、「概要」だけでなく「議事録」もUPくださいますようお願いの電話をしてみます。速さの点では「概要」も必要ですが、正確さを期す点では「議事録」は重要ですよね。そして「概要」や「まとめ」を作られた担当者の記名も欲しいところですね。
特に、食安委のほうは「透明さを保つために」作られたんですから、中間とりまとめ案を作った事務局の方や、リスコミ意見をまとめられた方の署名も頂きたいところです。
http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/HEYA.html
[179] Re:[177] [175] [155]
アメリカ大使館のサイトを見たほうが、早いし詳しいというのは、どうもですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/22(Sat)
08:09 |
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- アメリカ大使館のサイト
http://japan.usembassy.gov/
のほうが、詳しいし、早く、資料を公開していますね。
本当に、こまったものです。日本側の対応は。
http://japan.usembassy.gov/pdfs/wwwf-bse20041112.pdf
[178] Re:[175] [155]
グレーダーが犯す興味深い誤差の研究 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/22(Sat) 08:04 |
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- まりちゃんさん。http://www.agmrc.org/beef/info/graderbiasinmarkets.pdf
に、興味深い記述がありますね。
HTMLバージョンは、
http://www.google.co.jp/search?q=cache:iRKAs5AlCKMJ:www.agmrc.org/beef/info/graderbiasinmarkets.pdf+GRADER+++cattle&hl=ja
ですが、ここで、実際の格付けが「1」の場合、多くのグレーダーは、「2」か「3」というそうです。
何しろ、グレーダーは、1日に何百頭の格付けをしなければならないのですから、1頭当たりの格付けにかける時間は、わずか2-3秒、このような神業の格付けに、日本の食の安全は、これからゆだねられるというわけですね。
それと、統計学者さんのご意見なんですが、どうも分からないのは、デファクトスタンダードであるアメリカの格付けについて、精緻な統計学的観点から物もうしても、ザルを顕微鏡で見るようなもので、見えるのは、隙間だらけということではないんでしょうかね。
http://www.google.co.jp/search?q=cache:iRKAs5AlCKMJ:www.agmrc.org/beef/info/graderbiasinmarkets.pdf+GRADER+++cattle&hl=ja
[177] Re:[175] [155]
牛の月齢の検討会農水省のHPに概要がUP 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/22(Sat) 07:46 |
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- 農水省のHPに牛の月齢の検討会概要が出ていました。資料はまだですね。
http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/geturei_kentokai.htm
やはり議事録はちゃんと出していただきたいですよね。
とくに公開されているものに関しては。
[176] Re:[174]
議事録掲載がストップしているリスコミは?投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/22(Sat) 07:34 |
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- まりちゃんさん。
逆に言えば、議事録掲載がストップしているリスコミに、公表をはばかりたい部分の意見が合ったということなのでしょうね。
平成16年8月4日議事録あり
平成16年8月24日議事録あり
平成16年9月16日議事録準備中
平成16年9月18日議事録準備中
平成16年9月27日議事録あり
平成16年9月28日議事録あり
平成16年10月6日議事録準備中
平成16年10月8日議事録準備中
平成16年10月19日議事録準備中
平成16年10月29日議事録準備中
平成16年12月7日議事録準備中
平成17年1月17日議事録準備中
特にこのうちの平成16年9月16日と平成16年9月18日とですかね。
アラマ!!、当日の主催者側の出席者は、いずれも強硬派のみなさんが多かったようで。
ひょっとして、その関係?
[175] Re:[155]
牛の月齢の検討会傍聴で特筆すべきこと 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/22(Sat) 07:03 |
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- 遅くなりましたが、報道されている以外で、委員の発言要旨で印象的だったものをUPします。
◆明星大学 理工学部教授 広津千尋委員(統計学)
「今回米国が出したデータサンプルは私が要望していたものと違う。要望していたものは、”こういうサンプルを何度も続けて調査したときのデータ”であり、統計学的議論がなく、期待されるものではなかった」
「最後のコメントとして、これで検討することになるが、このデータに基づいて、探索的なものとなる。(こういうものは)クリニカルトライアル(臨床試験?)を経て、検証試験をしてから、ベリファイズするのが常識であり、検証試験が必要だと考えています。」
「A40についての月齢のカットポイント(一番数値が高く徐々に数値が減る分岐点)から急激にゼロになる(18ヶ月以上に数字が出てこない)ことについて不自然さを少々感じています。」(他のA50やA60はカットポイントからも数字がだらだら続いています)
◆社団法人日本食肉格付協会 規格専門委員長 中井博康委員
「(これらデータについて)”文章化する必要があると思います」←(論文にすべきということか)
「骨格についてはある程度の相関関係があるのはわかりましたが、肉色は違いがでるので難しい。品種、運動量、ストレスなどによって色は変わります。」
アメリカの研究者からの情報
「年間3500万頭と畜。USDA
GRADER(格付け員)は160人」
そこで私の疑問です。1頭あたりのチェック時間は何分?何秒?
最後に、百歩譲って、月齢と肉質についてだけの会議をしていると考えても、米国の言い分だけを聞き、論文にもなっていないものを、広津先生のいうように「検証試験」なしで判断されたらたまったものではないと思いました。
[174] 本日のプリオン調査会の様子の続き リスコミの意見の扱いについて 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/01/22(Sat) 07:01 |
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- おはようございます。
山内一也委員から、リスクコミュニケーションで出た意見や質問を取り上げるべきだ、という意見が出されました。しかし、小野寺委員から、「私が出席したリスコミ(50回の間の1回?)では、8割がリスク管理部門への意見であったので、そのまま受け止めるのはどうかと思う」という意見が出されました。
結局、「こういった意見が出た、それに対するプリオン専門調査会の回答はどうだ」といった例を載せるべきだ、という話になったと思うんですが、しかし、その「リスコミで出た意見のまとめ」がこれに毛が生えたようなものなのです。(12月22日時点!の資料)
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai18/prion18-sankousiryou5.pdf
↓昨日配られた資料はまだUPされてません
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/index.html
事務局の西郷さまが、「つい最近リスコミが終わったばかりなのでまだ追加点はある」といわれておりましたが、このまとめが、「消費者の意見」とされたら、たまったものではないと思いますし、中間とりまとめ案の科学的でない部分や数値のおかしさについても、下記意見交換会の発言者提出資料や議事録、アンケート結果などで十分、指摘されています。
http://www.fsc.go.jp/koukan/dantai_jisseki.html
小野寺先生曰く、「8割方がリスク管理部門に関する意見」というならば、残り2割の、評価部門に対する意見を事務局は拾い上げてプリオン専門調査会にあげるべきではないでしょうか?この部分は聞き捨てならないと思いました。食安委にも申し出ようと思っています。
しかも、例の、笹山さんが、【中間とりまとめ案の不可思議な文言作成経緯】について指摘された、9月16日のリスコミの時点で、アンケートや議事録の更新はストップしたままなのです。その次の2つの議事録は先にUPされてるようですが。(^^; なんかへんに見えちゃいますよね〜。
議事録が50ヶ所全国行脚されている事務局スタッフの皆様の机の上に溜まっており、対応が遅れている、というのはご尤もで、お疲れ様です、とも思うのですが、これら議事録やアンケート結果が揃う前に、あのような、(ちと恣意的にも見える)「意見まとめ」をされ、それをもってプリオン専門調査会で「リスコミでの意見」とされるのはいかがなものかと思う私でございました。
[173] 「理想論に焦点をあわせ、具体論を回避したブッシュの就任演説」とのニューヨークタイムズ紙の評
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/21(Fri) 22:37 |
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- 今日のニューヨークタイムズ紙http://www.nytimes.com/2005/01/21/national/nationalspecial2/21assess.html?pagewanted=1&th&oref=login
ブッシュ大統領の就任演説について、「理想論に焦点を置き、具体論については回避した演説」(The
President's Speech Focuses on Ideals, Not the
Details)との評をしている。
特に、演説の中から、「イラク」「アフガニスタン」「セプテンバー11」「テロリズム」の言葉が消えたのは、何よりも、ブッシュの最初の任期の4年間が、いかにそれらのキーワードの示す危機と論争に忙殺された4年間であったかを、そのまま、示しているという。
そして、二期目のブッシュは、アメリカという国の自由という信条を構築するための切れ目のない戦いと奮闘をするということを、そのまま、示しているとしている。
演説の中には、ウイルソンから始まって、ケネディにいたる自由に関する就任演説を引き合いに出し、「世界中の圧政に終止符をうたせることが最終目的」との誓いをしたが、それが、成し遂げられたか、成し遂げられなかったかは、歴史家の評価に任せるしかないと、ニューヨークタイムズ紙は、突き放している。
そして、ブッシュ大統領の雄弁さと地球の現実とのあまりの乖離、アメリカ議会と中東とのあまりの乖離は、残されたままであり、ブッシュの理想を実現化することは、国内でも国外でも、簡単ではないとしている。
また、ブッシュ大統領の演説における高邁さと、伝道師的熱意さ、それ自体が、図らずも、「イラク侵入と、イランや北朝鮮の独裁主義体制への脅しに見るブッシュの行動が、世界や市民から誤解されているのだ」ということを、ブッシュ自ら暗黙に認めていることを示しているにほかならないとしている。
ブッシュ大統領は、わずか20分程度の今日の就任演説で、自由という言葉を25回も使ったという。
そして、「もし、アメリカ国民が(世界の圧政打破のために)立ち向かうなら、われわれも、立ち向かうであろう。」といったという。
しかし、ニューヨークタイムズ紙は、「どうやって、いつ、どこで、立ち向かうのか?」といっている。
圧政かどうかの恣意的判断は、避けるべきであるからだ。
http://www.nytimes.com/2005/01/21/national/nationalspecial2/21assess.html?pagewanted=1&th&oref=login
[172] Re:[171]
プリオン調査会は、混沌としていますね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/21(Fri) 19:39 |
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- まりちゃんさん。
この中での「20ヶ月齢以下のみならず、」以下論は、小野寺氏対品川氏のバトル戦の材料ですね。
ここでの「なお、---のみならず」は、あくまで、非定型BSE
をBSEではないとする小野寺さんの論拠を補強するものにしか過ぎないのでしょう。
それと、12月22日第18回会議に議論があった「牛の感染価と人の感染価とを混同している」という議論は修正されたのでしょうかね。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=43
にも書きましたように、SSCは、その混用を戒めていますね。
カナダの例を見ても分かるように、飼料規制のリーケージは、牛以外への豚・鳥・ペット向け飼料の末端段階での混用・交差汚染から始まっているということを、もっと認識すべきでしょうね。
[171] 本日のプリオン調査会の様子
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/21(Fri) 18:39 |
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- 笹山さんこんばんは。本日のプリオン調査会の資料は興味深かったですよ〜。まだHPに掲載されてませんが、たぶん多くのメディアが報道しないと思うんで、いくつかトピックをピックアップしますね。
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/index.html
まず、資料1−1 専門委員からの意見から。。
・(中間とりまとめ案について)委員会からの依頼・論議もないまま作製されたものであり、また、内容には独断と誤りも見られたので指摘したが、中立ではなく何か”ある種の意図”のようなものを感じる。白紙から作り直したほうがよいのでは?
・第18回プリオン専門調査会で議論されたように、書き方を修正すべき。
そして、
資料1−3「専門委員からの意見」の修正案では、以下の文章を削除すべき、と、訂正線が。
「なお、本調査会は、20ヶ月齢以下のみならず、延髄閂部の異常プリオンたん白質が現在のBSE検査の検出限界量に達していない場合には、21ヶ月齢以上のBSE感染牛においても検出することができない点を指摘しておきたい。」←これに訂正線が入ってます。
また、上記の5ページ目にはこんな文言も。
・なぜ年齢(月齢)にこんなに拘るのか?汚染飼料の性格から多くの場合、生後まもなく感染すると推定され、見かけ上年齢に関連して見えるに過ぎない。厳密には年齢とは無関係で、感染量と感染時期によって検出量に達する時期が決まるのである故にこんな指摘は不見識である何を目的として「なおーーー」(第18回プリオン専門調査会におけるたたき台中の記述)を記入したか理由が知りたい。
・今回は20ヶ月が対象にとなっているが、次は24または30ヶ月で線引きするための伏線?
=====
ところで、その他議題として、豚の肉骨粉を豚と鶏に食べさせることは解禁ということになったようです。輸入ものについても国内と同一の条件を満たせば輸入再開、ということになるそうですが、例えば、米国の、BSE牛の肉骨粉でも豚であれば食べさせてよし、なんてお達しが過去にでてましたが、そういう飼料を食べた豚の肉骨粉も輸入OKなんてことになってしまうのか?そこが疑問でした。
しかし、食安委が招待した英国の学者さんは、「豚と鶏も感染する」とリスコミで発言し、また、プルシナー氏は、「プリオンを持つ動物は孤発性のプリオン病を発生させる可能性がある」なんて言われていたわけですが、ともぐい再開させて果たして大丈夫なのか、私は大いなる疑問を持ちました。
本日の会議について、日本食糧新聞さんが以下のように伝えています。
http://www.nissyoku.co.jp/
[170] Re:[169]
BSE起こす異常プリオン、肝臓などにも蓄積 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/21(Fri) 09:22 |
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- まりちゃんさん。
読売新聞にしては珍しい記事ですね。
下記のAPの記事がネタもとのようですが、読売の記事は、この元記事の後半部分の紹介にのみとどまっているというのが、残念ですね。
木曜日発信のthe
journal Science
http://www.sciencemag.org/
のScience Express Reportsに「Chronic
Lymphocytic Inflammation Specifies the Organ Tropism of
Prions」(「慢性リンパ球性炎症が臓器のプリオン選択性をたかめる原因になる」とでも訳すんでしょうか?)の題名で、のっているようですね。
スイスのチューリッヒのthe
University Hospital のAdriano Aguzzi さんをはじめとする共同研究ということのようですね。
げっ歯類動物
http://pet-star.net/yomi.cgi?mode=kt&kt=21
による実験では、肝臓、腎臓、脾臓にも、プリオン蓄積が見られたということですね。
このことは、農場内の異種の動物間で、同じプロテインが動く可能性があるということが、重要な問題であると、Adriano
Aguzzi
さんは、指摘していますね。
たとえば、スクレイピーに罹っている羊が、農場内を移動すると、炎症時に、農場内の他の種類の動物にプリオン病を拡散させる、といった具合にですね。
そのことから、これまでの危険部位管理でよいのか、その見直しをしなればならないのではないかと、Adriano
Aguzzi
さんは、言っています。
つまりプリオン・リスク管理についての再検討が必要だというのですね。
また、肝炎の発症など,腫脹の症状を示す場合には、これまでのプリオンの危険部位を脳やリンパ組織に限定して考えることは、もはや、正当性を欠くと、言っています。
このことについて、007ではありませんが、「you
never say never」(「決してない」ということは、決していえない。) と、William Hueston博士は言っているようですね。
http://www.miami.com/mld/miamiherald/living/health/10692109.htm
[169] BSE起こす異常プリオン、肝臓などにも蓄積
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/21(Fri) 07:00 |
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- 【ワシントン=笹沢教一】BSE(牛海綿状脳症)を引き起こす異常プリオンは、特定危険部位と呼ばれる脳や脊髄(せきずい)などの組織だけでなく、炎症が起きた時に活動する免疫細胞を通じて肝臓や腎臓、すい臓などにも多く蓄積されることが米エール大などの共同研究でわかった。
炎症を起こしたマウスでの結果だが、家畜の肝臓は食用になるだけに、研究チームは「家畜の感染症や自己免疫疾患などの病歴に注目して検査を行う必要がある」と指摘している。21日付の米科学誌サイエンスに掲載される。
研究チームは自己免疫疾患など5種類の慢性病で腎炎や肝炎、すい炎を引き起こすように遺伝子を改変したマウスの脳や腹部にプリオンを注射し、正常なマウスに注射した場合と比較した。その結果、炎症の有無などで違いはあるものの、腎、肝、すい臓とも、特定危険部位の脾臓(ひぞう)と同程度の濃度のプリオンが集まることが確認された。
牛の場合、特定危険部位以外では、筋肉中の末梢(まっしょう)神経や副腎から微量のプリオンが発見された例がある。
(読売新聞)
- 1月21日4時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050121-00000302-yom-int
[168] 17ヶ月以下検査なしには、タンや腸は、はいらない? 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/20(Thu) 22:54 |
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- 今日の記者会見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000215-kyodo-bus_allで、石原農林事務次官は、「たとえ、17ヶ月以下の牛が検査除外で輸入されても、タン等の輸入が急に増えることはない。」と、仙台の牛タン業界をがっかりさせるような発言をされたという。
確かに、158で書いた骨格による成熟度判定は、既に切り離してしまった部位については、当てはまらない。
で、そのタン自体についても、かねてからVeterinary Molecular
Biology LaboratoryのRichard Bessen教授http://vmb.montana.edu/bessen.htm
などは、
http://www.rense.com/general34/madcow.htm
等で、タンのBSE危険性を指摘している。
http://www.rense.com/general34/madcow.htm
[167] お医者さんのサイトリンクに、私の「ノロウィルス」ブログが!! 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/20(Thu) 22:05 |
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- http://homepage2.nifty.com/yoshidaj/link2.html
の左の欄の「Webお勧め」の一番上の「ノロウィルス」サイトリンクに、私のブログをリンクいただいております。
本当に、光栄なことです。
ありがとうございました。
http://homepage2.nifty.com/yoshidaj/link2.html
[166] ブログをはじめてから半年目の私なりの功罪論
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/20(Thu) 21:58 |
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- 聞きかじりさんのお勧めもあり、遅ればせながら、掲示板と並列する形で、ブログをはじめたのが、昨年の6月末。
はじめてみて、分かったこと、いろいろありました。
功罪論で見てみますと。
功としては、まず、、どういうわけか、圧倒的にブログのほうが、アクセス数が圧倒的に多いということですね。
どういうわけなんでしょうか。
検索サイトに拾われやすいということです。
現在のブログのアクセス数は、掲示板の約二倍にまで、あがってしまいました。
しかし、罪もあります。
なんといっても、厄介なのは、コメントスパムの増加ですね。
最初のうちは、この虫退治に精出していたのですが、使っているのがWorldPressのせいかどうか分かりませんけれども、スパムの数が半端じゃないんですね。
ですから、放置のサイトもあります。
で、最近は、コメントを承諾制にして、コメントスパムを、まとめて、削除ができる体制にしています。
それにしても、このコメントスパムを出す人ってのは、何の意図があるんでしょうかね。
で、功罪相半ばするのが、トラックバック機能ってやつです。
最初のうちは、これぞブログならではの機能だと思っていましたが、どうも、本来の機能でないトラックバック機能を使ってくるかたが多いのですね。
すなわち、「あなたの記事を、私のブログに引用したから、見てね」って知らせるのが本来のトラックバック機能なんでしょうが、そうでなくて、自分のサイトへのアクセス稼ぎのために、こちらの記事の引用をしていないのに、やたらに、トラックバック機能を使うかたが実際多いのですよね。
なんか、片務的のような感じがしました。
私の場合は、ほとんど、自らトラックバック機能を打つことはありません。
ですから、ブログ本来の特徴機能をほとんど活かしていない使いかたをしているんですね。
これからも、この掲示板とブログ、それぞれ役割分担して、続けていくことでしょうが、今後とも、どちらもよろしくお願い申し上げます。
[165] MEDIA LINKS
資料集に、例のチェーンメール考察 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/20(Thu) 21:37 |
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- http://homepage2.nifty.com/221b/media/ess003.html
ですが、かなり丹念に考察されていますね。
http://homepage2.nifty.com/221b/media/ess003.html
[164] これは、ちょっといただけませんね。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/20(Thu) 21:30 |
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- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000103-mai-pol
によれば、昨年11月に元公設秘書らの公選法違反事件の責任を取り議員辞職した都築譲氏を岡田代表の秘書に採用というのだが、ちょっと、いただけませんね。
一口に言えば、覚悟がない、ということでしょうかね。
野田佳彦さんもたしか、平成8年から12年までの浪人の期間、どなたかの秘書を勤められ、当時「元代議士が秘書になった」ということで、話題になったように記憶していますが、それと、これとは、大違いのような気がしますね。
[163] 埼玉県庁庁舎のあまりの老朽振りに唖然。でも、イッカ。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/20(Thu) 19:56 |
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- 初めて、埼玉県庁
http://j-area2.ddnn.jp/p/kanto/kencho.JPG
なるものに足を踏み入れた。
私の父も、若いときに、農林省から出向して経済部長を勤めたことのある埼玉県庁だけに、外から見ると、おもおもしさと懐かしさとが、つたわってくる。
私も、浦和市常磐町1丁目に生まれ、三歳くらいまで、この地にすごしていたはずである。
だから、県庁から別所沼の近辺へと下る現風景など、なんとなく、記憶に残っているような、いないような、懐かしい気がする。
しかし、一歩、埼玉県庁庁内に足を踏み入れて、びっくり。
一体、この手狭さで、どうやって、電子行政実現なんてできるんでしょうかね?っていう感じである。
LANケーブルがこんがらがっているような感じである。
昭和28年建設というから、これまでに建替えのチャンスは、いくらでもあったんでしょうが、その肝心な時、1972年から20年間も革新県政だったことも、影響しているのかしら?
今年の正月に、上田知事は、20年計画として、埼玉県庁庁舎建替え問題に言及したとのことである。
同じようなケースは、横浜市にも見られる。
横浜市庁舎
http://www.asahi-net.or.jp/~zj2m-ktmr/yokohama/1Y020016_18.jpg
は、1959年の建設で、あの有名な村野藤吾さんの設計になる。
この横浜市は、あの飛鳥田市政に代表される革新市政以後は、この24年間は、中央官僚出身者が市長をつとめていて、それなりの建替えのチャンスは、あったはずなのだが。
もっとも、パーキンソンの法則によれば、建物が立派になると、そのとたんに、組織の停滞が始まっているというから、古い庁舎はそれなりに、県民にとっては、いいことなのかもしれない。
たとえば、http://www.wholeearthmag.com/ArticleBin/121.html
に、このパーキンソンの法則にぴったりかなう例として、パリのアメリカンセンターの例が持ち出されている。
このアメリカンセンターは、著名なFrank
Gehry 氏によって設計され、多くの賞を勝ち得た、この写真
http://www.viennaslide.com/p/0530-paris/Viennaslide-05322411.jpg
に見るように、豪華な建築物である。
しかし、完成後、数ヶ月も、テナントが入らず、結果、その建物は、売りに出されたという。
http://www.pref.saitama.lg.jp/s-gikai/gaiyou/h1606/1606f010.html
[162] 仮設風呂はいかが?
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/20(Thu) 18:56 |
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- 仮設風呂はないものかと検索しましたら、ありました。
これhttp://www.hamanetsu.co.jp/kasetu/bath/bath02.html#fs2-25なんか、脱衣所つきですね。
震災時は、まだ秋だったので、ましでしたが、やはり、このような施設も必要なのかも。
ただし、これも、お値段が高いですね。
ところで、新潟の仮設住宅が、果たして積雪に耐えられるのか、不安が広がっているようですね。
何でも、この仮設住宅は、積雪地帯仕様なそうで、2メートルの積雪にも耐えられるようになっているのだという。
問題は、住宅でなく、その下を歩く住民の不安なんだろう。
屋根から、分厚い氷を含んだ雪が落ちてくる。
これでやられる人もいないでもない。
http://www.hamanetsu.co.jp/kasetu/bath/bath02.html#fs2-25
[161] アメリカは、来週、9人の検査員をカナダに派遣の意向 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/20(Thu) 18:45 |
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- まりちゃさん。
カナダのマーティン首相は、日本で小泉さんとご機嫌ですが、お留守のお国では、これまでのカナダのBSEに対策の非難ごうごうといったところですね。
やはり、飼料規制以後の牛がBSEになってしまったというのがイタイようです。
http://www.yankton.net/stories/012005/news_20050120031.shtml
のように、アメリカは、来週、9人の検査員をカナダに派遣して、アメリカに輸出されたという、BSE罹患牛と、一年以内に同じ群れにいて、アメリカに輸出されてしまった6頭のトレースをするようです。
でも、なんやら、これで幕引きくさい感じもします。
ここにきて、アメリカとカナダの生体牛輸入再開を中止すべきだとの意見や、もっとBSE牛はいるのではないか、との意見が、http://www.theindependent.com/stories/011905/new_osbornebeef19.shtml
や http://www.brandonsun.com/displayad.cgi?adnum=941のように出ていますね。
http://www.theindependent.com/stories/011905/new_osbornebeef19.shtml
[160] Re:[136] [135]
過去に騒がれた地震雲の話 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/20(Thu) 14:25 |
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- 笹山さん、昨日、関東東方沖で、M6.8の地震あったんですね。地上は青森、新潟、東京、千葉、埼玉、恥城島、長野、静岡と広範囲で震度1程度の揺れ、津波注意報は出たようで。大きいのが続きますね。
http://www.tenki.jp/qua/quake_11.html
[159] BSEと報道について
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/20(Thu) 13:28 |
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- 今まで、”政府筋によると”の、8月再開説とか、12月再開説とか、輸入再開の記事が何度かあり、そのたびに株価が上下するわけですが、こくいうのは株をやっている人には堪えられず、相当儲けた人もいるでしょうね。
ところでですが、
読売新聞のBSE特集が3ヶ月ぶりに更新されてました。
http://www.yomiuri.co.jp/features/kgbs/
その間、いろいろ問題はあった筈ですが、すっとばしてますね。
[158] Re:[156]
256分の0はゼロではない 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/20(Thu) 07:39 |
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- まりちゃんさん。
これらのベースになった資料が次のサイトhttp://japan.usembassy.gov/pdfs/wwwf-bse20041112.pdf
ですが、そもそもの議論の土俵が、アメリカがこれまでやってきているグレーディングのシステムから一歩も抜け出していないところに、このような奇妙な珍問答が繰り返されているというわけですね。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=114にも書きましたように、アメリカでの成熟度判定が、骨格による成熟度判定(Skeletal
Maturity )+ 赤身の肉質による成熟度判定(Lean Maturity) = 総合的成熟度判定(Overall
Maturity)となっており、この総合的成熟度判定にさらにマーベル度(Marbling Score)が足されて、USDAの品質グレード(Quality
Grade)が決定されるということのようですね。
で、アメリカ側の主張は、このうちの骨格による成熟度判定(Skeletal Maturity
)について、A50 - A70の範囲にある90.5パーセントが、月齢15ヶ月から20ヶ月の間にあるので、本来は、A50 -
A70を採用すれば、日本側の主張の月齢20ヶ月以下の基準は満たすのだけれども、この際、ハードルを一段階高くして、A40 以下にして、確率的には、A40
以下は、全体の牛の1.7パーセントしか9ヶ月から14ヶ月のものには該当しないのだけれども、もっと厳しくして、このA40
以下の基準をアメリカ側は採用しますが、どうですか?といってきているということのようですね。
それに対して、ご紹介の記事では、統計学の専門家が指摘されているのは、それは、あくまで確率論で、絶対基準ではないと主張されているということなんではないでしょうか。
で、そもそもの、この調査対象の牛の月齢をどう確定したのかということです。
アメリカ側は、この基準は、デ・ファクトな基準(de
facto age marker)といっているようですが、上記の資料では、「An estimation of months of age based on
the production system and the population frequency
distribution」とあり、個体認識票で確認した月齢ではないようですね。
つまり、そもそも、不確かな月齢の元に、それとグレーディングとの因果関係を論じているということのようですね。
まるで、戸籍制度の整っていない南の島で、「ここの島の子供の体格は、わが国の同じ年齢の子供の体格に比して、ずいぶん背が高いですね。」といっているようなものです。
日本側は、どうして、この点を突かないのでしょうかね?
一方、この記事http://www.signonsandiego.com/news/business/20050119-0409-japan-us-beef.html
のように、既に、日本との国境再開は近いなどとの記事も、外電で飛び交っているようですね。
(「Lambert氏が言うに、日本当局は、今回のアメリカ側の提案を検討すると言った。もし、この提案が日本側に受け入れられると、貿易再開となるだろう。日本当局が、いつその決断をするのかは、明確ではない。」Lambert
said Japanese officials would consider the latest proposal and, if they accepted
the method, "trade should resume." It was not clear when Japanese officials
would make their decision. )
http://japan.usembassy.gov/pdfs/wwwf-bse20041112.pdf
[157] 共同がまた珍妙な記事を。。。
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/19(Wed) 23:21 |
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- 夏にも3割輸入再開へ BSE問題の日米協議
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/01/2005011901004946.htm
「政府筋は19日、日米政府協議を来月にも開き、牛肉貿易の再開に必要な具体的な手続きに入る方針を明らかにした」の政府筋って誰なんですかね。いい加減実名だして欲しいですね。
厚生労働省の担当の外口さまは、米国牛の輸入に関しては、日本の問題のかたがついてから、改めて食安委に米国牛のリスク評価を諮問する、話はそれからだ、と、意見交換会の場で口をすっぱくして何度もいわれてるんですが、そういうのは報道されませんしね。
今流行りの、政治的(経済的?)圧力ってやつですかね。
[156] 各紙が伝える月齢判定会議結果
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/19(Wed) 23:13 |
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- ”BSEの対策”としての観点から見たら、実にナンセンスな会議だと思いますが、どういう話が出たかの報道をいくつか引っ張ってきました。
256分の0はゼロではない 成熟度と月齢の関係を検討 米国の報告書で(日本食糧新聞)
http://www.nissyoku.co.jp/
牛の月齢判別法、採用判断は先送り BSE専門家会合(朝日)
http://www.asahi.com/special/bse/
(05/01/19)牛月齢判別の日米協議、決着へ前進・米側新提案を評価
http://health.nikkei.co.jp/bse/
[155] 牛の月齢の検討会
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/19(Wed) 23:00 |
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- 本日、傍聴にいって参りました。感想は後ほど。。九郎丸正道先生と柴田秀史先生がご都合が悪く欠席でした。
アメリカの方が、35ヶ月以下の牛でBSEが出る確率は16億分の1とか、50年に1回とか力説してましたが、どういう根拠からそういう話が出るのだか・・・(^^;
何ヶ月の牛であろうと、「感染した牛」を輸出されたらたまたものじゃありません。意味のない月齢云々の話をするなら、一番大切な飼料管理と危険部位除去の改善についてどうして話し合いの場を持たないのか。そして、米国に改善を求めなければ、血液製剤を輸入している日本もこれまた対岸の火事ではないわけです。まぁ、ナンセンスな会議でした。
ところでですが、電波時計の不受信については、宇宙嵐も関係しておりませんでしょうか。
1月14日から太陽面上の一部分(活動領域720)の活動が活発化したので、一部の人工衛星に支障がでているそうです。http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0501/19/news031.html
[154] 電波時計の不受信状況
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/19(Wed) 18:49 |
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- まりちゃんさん。
鉄蛋白を作る遺伝子を持った牛ですが。
151の理論からすれば、これでは、種の壁ゼロですね。
ところで、それこそ、デムパな話でなければいいのですが、
例の
http://kobe.cool.ne.jp/promises/index.htm
の掲示板では、電波時計の不受信状態が続いていると書いてありますね。
うちの時計では大丈夫だったのですが。
なんか、いろいろ、続きますね。
http://kobe.cool.ne.jp/promises/index.htm
[153] 鉄といえば 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/01/19(Wed) 07:55 |
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- ちょっと違いますけれど、中国が遺伝子組み換えで”ヒトの母乳に含まれる 鉄タンパク質をつくる遺伝子を持った乳牛”を作ったそうですね。
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200501/sha2005010903.html
[152] カナダのBSE牛と同居の6頭の牛は、アメリカに輸出されたとの報道 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/19(Wed) 07:54 |
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- 日本への牛肉輸出再開を目指すアメリカにとっては、まことに都合の悪いニュースであるが、先ごろ発見されたカナダのBSE牛と同居していた6頭の牛は、アメリカに、既に出荷されていたのではないか、と、カナダのthe
Canadian Food Inspection Agencyがトレース中、とのニュースが入ってきた。
こちらのサイト
http://www.hpj.com/dtnnewstable.cfm?type=story&sid=13443
もご参照
今回発見のBSE牛は、142にも書いたように、1998年3月生まれの6歳10カ月ということで、1997年の飼料規制よりも後に生まれた牛であるということが、事態をややこしく、深刻化させている。
アメリカは、実態調査のための調査団をカナダに派遣するとのことである。
日本のマスコミは、ぜんぜん、「1997年の飼料規制よりも後に生まれた牛」(BARBの牛)であることの深刻さについては書かないが、まさに、アメリカ牛肉輸入の話どころではない事態になっているのである。
サイトhttp://www.communitypress-online.com/template.php?id=19399&RECORD_KEY(Ag)=id&id(Ag)=19399 では、2004年は、カナダの農業にとって、annus
horribilus(ラテン語で「恐ろしい年」という意味)な年であったとしている。
この言葉は、1992年にイギリスのクイーンエリザベス二世が、その年のウィンザー城の火災や、ダイアナ妃とチャールズ皇太子の別居等、たてつづいたイギリスのロイヤルファミリーの不祥事を嘆いて使った言葉だが、この反対な言葉は、annus
mirabilis「すばらしい年」というのだそうだ。
しかし、今の調子では、今年もカナダの農業にとって、annus
mirabilis な年となるのは、難しいようだ。
http://edmonton.cbc.ca/regionalnews/caches/ed-mad-cow20050118.html
[151] 「プリオンはフェリチンをヒッチハイクして、人間に忍び込む」という説。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/19(Wed) 07:34 |
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- これは、昨年暮れのJournal of Neuroscience の12月15日号に紹介された、「Protease-Resistant Human
Prion Protein and Ferritin Are Cotransported across Caco-2 Epithelial Cells:
Implications for Species Barrier in Prion Uptake from the Intestine 」
http://www.jneurosci.org/cgi/content/abstract/24/50/11280
という名のオハイオのInstitute
of Pathology, Case Western Reserve UniversityのRavi Shankar
Mishraさんなどが書いた論文。
要は、どうして牛のプリオンが、種の壁を乗り越えて、人間の腸壁から入り込むのかという謎を解明したもの。
そこで重要な役割を果たすのが、フェリチンという、鉄を運ぶのに得意な蛋白質。
それに目をつけた異常プリオン蛋白質であるプリオンは、自らにセッセセッセとフェリチンが好きな鉄分を溜め込んで、フェリチンにヒッチハイクして、人間の腸壁を乗り越えて進入してくるというわけだ。
http://www.jneurosci.org/cgi/content/abstract/24/50/11280
[150] 北海道厚岸で震度5強の地震とか
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/19(Wed) 06:49 |
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- 136で「赤線方向が集中した地点(これでいくと、北海道・岩見沢市周辺)がヤバイという意味なのでしょうかね」なんて書いてしまいましたが、方向的には大分それていましたが、
http://www3.ezbbs.net/cgi/bbs?id=0011798&dd=10&p=1
でのkukku@札幌
さんとか、北の旅人さんの予測は、総合的には、当たってしまったようですね。
まりちゃん、ご紹介の掲示板
http://2ch.skr.jp/imgboard_aozora/index.cgi
での「札幌近郊」さんの写した昨日午前10時の写真は、これhttp://2ch.skr.jp/imgboard_aozora/img-box/img20050118233452.jpg
でした。
http://www.kaigo-web.info/kouza/hokuou/index.html
[149] 「福祉は北欧に学べ」の今
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/19(Wed) 06:34 |
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- 「福祉は北欧に学べ」といわれてから久しいが、その北欧も、「施設ケア」から「自宅ケア」へ
「大型」から「小型」への新しい流れが始まり、それに伴っての新しいスキームも生まれているようだ。
http://www.kaigo-web.info/kouza/hokuou/index.html
は、その変化を知る上で参考になる。
http://www.kaigo-web.info/kouza/hokuou/index.html
[148] 面白かった「自治体 vs ITゼネコン」
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/18(Tue) 20:15 |
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- 今日のNHK「クローズアップ現代 自治体 vs ITゼネコン」
http://www.nhk.or.jp/gendai/index.html
は、業者が、行政を絡めとる構図を、目の当たりに見た感じで、興味あるものであった。
私も、昔、職場時代にシステム開発の部門にいたことがあるが、その頃は、電算機も大鑑巨砲主義の時代で、広大な電算機センターへの納入をめぐっての、各メーカーのつばぜり合いの様子を目の当たりに見て来た。
今はなき外資系のOli*****などの「まづ端末機をただで売り込めば、後はこっちのもの」というような戦略が通用していた時代でもあった。
この企業戦略は、「破格の値段で、まず入り込み、あとは、ロック・イン」という形で、今も健在のようですね。
これら悪女の深情け的戦略に対抗する行政のシステム担当者のご奮闘を心から、期待している。
ところで、「政治家vsホームページ作成代行業者」なんて構図もかんがえられない?
電子投票システムの売込みにもいえるのかも知れない。
こんなこというと、また、「シッタカ」なんていわれかねないけど。
でも、たとえ、そういわれても、日頃から、それらの勢力に対する牽制力は、磨いておかなければならないものだと思う。
今回話題となった佐賀市の取り組みについては、http://www.city.saga.saga.jp/doc/87dafef6e059c67e49256f8a00080915.htmlをご参照。
http://www.nhk.or.jp/gendai/index.html
[147] Re:[145] 人工衛星による地震予知
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/18(Tue) 13:25 |
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- まりちゃんさん。
いずれも興味深い情報ですね。
特に、人工衛星からの地震予測というのは、かなりできるんではないでしょうかね。
サイトhttp://www.seismo.unr.edu/ftp/pub/louie/class/100/plate-tectonics.html
では、白枠で囲まれた地域が地震発生の可能性が高いと、このサイトではしていますね。
http://www.seismo.unr.edu/ftp/pub/louie/class/100/plate-tectonics.html
[146] BSE意見交換会が終了 消費者の不信残る(日本農業新聞)投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/01/18(Tue) 12:53 |
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- 斎藤登事務局長の見解には唖然としちゃうんですが。BSE問題が浮上したことでますます問題が明らかにされてきたと私は認識しています。
危険部位除去に関してはピッシングやスタニングの問題、除去をしてくださる従業者の教育や経験、資格制度やマニュアルなどの問題、そこを厚労省が把握していなかったということ、(話題の政治家曰く、「伝聞を鵜呑みにするのか」という問題もあるし)、月齢等履歴を誤魔化す、耳標付け替え事件が単発事例でないこと、海外で輸入植物飼料から動物蛋白が検出されているにもかかわらず日本ではDNA検査もしていないこと等など・・・・・。とても全頭検査を止める状況にはないと思うんですがね。
BSE意見交換会が終了 消費者の不信残る
[2005年01月18日付]
牛海綿状脳症(BSE)国内対策を見直すために、食品安全委員会と厚労・農水両省が全国約50カ所で行ってきたリスクコミュニケーション(意見交換会)が17日の東京会場で終了した。延べ5000人を上回る人が参加したが、最大の焦点である全頭検査の緩和では、消費者側の不安・不信がぬぐわれたとはいえず、課題を残した。BSE問題は今後、米国産牛肉の輸入再開条件で、日米協議が19日に本格化する。
意見交換会の“全国行脚”は、与党から「消費者の理解が不十分」との批判を受け、昨年10月以降3カ月にわたり行ってきた。BSE検査の検出限界を踏まえ、20カ月齢以下の牛を全頭検査から外すことの是非が論議の中心になった。
同委は「各県に出向いて直接説明した分、科学的な知見に対する理解は深まった」(斎藤登事務局長)としているが、「立場の違う人の間でコミュニケーションができていない」と課題を挙げる。消費者側と食品事業者側で感情論的なやりとりも相次ぎ、対立する課題で共通認識をつくる難しさを浮き彫りにした。
この続きは日本農業新聞でどうぞ
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/news/index2.html
[145] 地震と電磁波の関係と、横須賀の原子力関係施設と、米軍基地と 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/01/18(Tue) 11:19 |
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- 地震と電磁波の研究についてですが、1月16日、19時、テレビ朝日の地震特集で、興味深い発表がありました。ロシアの宇宙基地、ミールで生活していた宇宙飛行士のインタビューなのですが、
過去のカザフスタンとロサンゼルスの大地震の前日、宇宙から見ていると、上空に、普段見たことがない銀色の雲(二酸化珪素といっていた)がかかっており、後者のときにはロシア基地に異常を報告したが、やはり大地震があった、という話です。阪神のときも(前日かは?)出現したとか。何でも、電磁波を測定したら強くなっていた、とのことでした。
その宇宙飛行士が、今の日本の上空を飛ぶと、強い電磁波が測定される、というのも報道されてました。
あと、もう一つは、東大地震研におられた宇田進一さんという方の、衛星天気図に移る雲の様子(1本が10kmの幅で出るさざなみ状の雲)による予知の研究というのもありました。
話はかわりますが、来るべき東南海地震では浜岡原発問題がクローズアップされつつありますが、活断層のある横須賀にも小さな原子力施設があるみたいです。また、世情に疎くて申し訳ないんですが、横須賀米軍基地には原潜や原子力空母の寄航ってないんでしょうか?日本政府は地震と津波の際の対策など、米軍と取り決めをしているのかな?
どかーん、と押し寄せる津波で、武器を積んだ船や潜水艦の座礁、なんてどうなるのか想像がつかないですが(^^;
http://www.google.com/search?hl=ja&q=%E6%A8%AA%E9%A0%88%E8%B3%80%E3%80%80%E6%B4%A5%E6%B3%A2%E3%80%80%E9%96%A2%E6%9D%B1&lr=
[144] 土壌汚染の観点から見たBSE
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/18(Tue) 10:50 |
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- 笹山さん、おはようございます。
ネットサーフィンをしていたら、こんなのを見つました。
ダイオキシン類環境調査結果(土壌)
http://www.env.go.jp/air/report/h14-06/06.pdf
ゼネコンの人に、土壌汚染はスポットだから数m離れたり、深さが違うところの数値は全然違うんだ、ということを聞いて、思ったんですが、
プリオンって、分解の点ではダイオキシンみたいなものですよね。
過去、酪農雑誌で一日350g肉骨粉100g血粉食べさせろ、などと推奨したり、国の飼養標準という指導書でもバイパス蛋白を食べさせろ、と推奨していたわけですから、糞を考えると、堆肥化してもプリオンがすぐ無くなるわけでなし、農場の地点によっては残留している可能性もあるのではないでしょうか?
そういう観点からも、検査を止めるのは時期早々だと思いましたが。
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog4.htm#7909
糞処理で検索してみました。
http://www.google.com/search?hl=ja&q=%E6%94%BE%E7%89%A7+%E7%B3%9E+%E5%87%A6%E7%90%86&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
http://science3.2ch.net/test/read.cgi/nougaku/979309895/l100
[143] 「Sasayama's
Weblog」の「ノロウィルスってなんだ? 」が大ブレイク 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/18(Tue) 08:12
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- おかげさまで、私のウェブログ「Sasayama's Weblog」の「ノロウィルスってなんだ? 」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=190
が、このところ、大ブレークしている。
理由はいろいろ考えられるのだが。
第一は、各地の発症事例を昨年暮れから、できるだけもらさず、列記してあること。「自分の県は、町は、どうなんだ」ということで、検索しにくるかたも、結構あるようだ。
しかし、一方、公的に公表されたものとはいえ、発症した場所の固有名詞が、ニュースなどでは、ニ-三日で消えてしまうのだが、こちらのサイトは、残ってしまうのが、問題といえば問題ではあるが。
第二は、単にノロウィルスを、食中毒の観点からだけでなく、人から人への感染症の観点から、解説してあること。
全国の都道府県、市町村、保健所などから満遍なく、アクセスがあるようだ。
これについては、現場に混乱があるようだ。
まだ、保健所などの現場では、食中毒の観点からのみ捉えていることが、感染拡大を助長しているようだ。
厚生労働省のこれまでの指導の観点にも、誤解や問題があるのかもしれない。
(これについては、特に、平成15年8月29日付け厚生労働省医薬品食品局長通達(薬食発第0829002号)http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/dl/040829-1.pdfで、「5-(2)-A」で、「最近の学会の状況などを踏まえ、「小型球形ウィルス」を「ノロウィルス」に改めるとともに、保健所設置市及び特別区から直接に厚生労働大臣に報告することとされたことを踏まえ、「都道府県事件番号を「都道府県等事件番号」に改めた。(規則様式第十四号)(以下省略)」の内容が、ノロウィルスについての総合的な観点からの言及にいたっていなかったために、「ノロウィルスは、食中毒の観点からのみ捉えればいいのだ。」というような、誤解を生んでいるように思えます。「ノロウィルス病」という病気がないことでの混乱ですね。)
第三は、特にこれまでみのがされがちな、高齢者長期ケア施設での感染管理の手法について、外国のマニュアルを例に、具体的に紹介してあること。
海外事例を見ると、既に、ノロウィルスの高齢者長期ケア施設での管理手法も確立していたのに、日本では、どうして、この点がこれまで見逃されていたのか、不思議でならない。
厚生労働省は、3月までにマニュアル整備というが、あまりにも遅すぎる。
今回は、グループホームなどでも、発症者がいた。
介護施設での感染症問題は、もっと、大きく取り上げられてもいいはずだ。
第四は、G1型・G2型など、ノロウィルスの遺伝子型についての基礎的な知識について、解説してあること。
これについては、日本のサイトでは、まだ十分な説明のなされているサイトは少なかったようだ。
特に、それぞれの遺伝子型におけるクラスターなどについては、ほとんど解説が、これまでなされていなかった。
これも、食中毒の観点からのみこの問題を捉えてきていたことの弊害だろう。
今後、ワクチン開発が進むだろうから、今のうちに、クラスター別の詳しいデータベースを整えていくことがいいのではないだろうか。
以上が、ブレイクの主な理由であろう。
それに、YahooやMSNなどの検索サイトのノロウィルス関係サイトの十位以内に引っかかっていたのも、影響しているだろう。
どうやら、昨日の午後あたりから、ブレイクも収まりつつある。--ということは、ノロウィルス問題も、山を越しつつあるということなのかもしれない。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=190
[142] 飼料規制後生まれの四番目のBSE牛発見で、動揺するカナダの畜産業界 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/17(Mon) 22:54 |
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- 「ホントにどこまで気が狂ってんだ」とも訳せる題名の下記サイトのカナダの記事では、今回の第4番目(アメリカでの発見分も含む)のBSE牛発見で、予想以上の動揺をカナダ畜産業界が示していることが記されている。
特に、アメリカとの生体牛輸出国境再開目前にして、降って沸いた災難だとしている。
その動揺のとばっちりは、カナダの農業大臣ミッチェル氏に向けられる。
1月2日発見分については、1996年生まれで、1997年からの飼料規制以前生まれだったから、申し開きができるが、今回の1月11日分は1998年3月生まれの6歳10カ月の雌牛だったから、1997年の飼料規制よりも、明らかに後であることが、カナダ政府への不満を大きくさせている。
下記サイトでは、「この飼料規制のループホールを放置しておいた責任は誰にあるのか?飼料規制の段階で、ストックしてある汚染飼料分も、全面廃棄させなかった政府に責任があるのではないのか?また、カナダ政府が、BSEの危険部位をと畜場の段階で、規制したのは、2003年になってからではなかったのか?鳥や豚の飼料を、同じプラントで、今でも作っているということの危険性について、政府は認識しているのか?今でさえ、牛由来の血液製品を、牛要の飼料と同じ設備で作っているではないか。」
等と、怒り心頭である。
ようやく、昨年の7月になって、カナダ政府は、すべての動物用飼料やペットフード、化学肥料とBSEとのリンクを遮断する措置に出たことについても、官僚的対応が遅く、その規制は2月下旬までかかるみとおしであると、不満を述べている。
また、その場合でも、現在のストックをすべて廃棄させるかどうかについての方針は不透明であるという。
そのような中での、今回のアメリカとの生体牛の輸出再開は、カナダが自分で自分の首を絞める結果となるであろうとしている。
このアメリカ・カナダとの生体牛輸出入国境再開は、アメリカの畜産業にとってリスキーなばかりでなく、アメリカ牛肉の日本への輸出問題に対しても、決定的な危機的状態をもたらすであろうと警告している。
http://www.timecanada.com/story.adp?storyid=004
[141] 「歌会始」のデータベースに見る悲田の精神
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/16(Sun) 14:08 |
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- かつての職場の先輩で、毎年、歌会始に応募されては、選にもれているかたがいるので、今年はどうかと、探して出てきたのが、http://www.kunaicho.go.jp/12/d12-02.html という、歌会始のデータベース。
昭和22年から今年までのものがギッチリ詰まっている。
お題をクリックすると、その年の入選者や佳作に選ばれたかたの名前や、その方の歌が一覧できるというわけだ。
で、そのかたの今年のご成績は?と見たら、やっぱり----であった。
このデータベースは、約60年近くの変遷も見られておもしろい。
細かく言えば、語弊があるので差し控えるが、なんとなく、内容が、私小説化していっているな、とは感じる。
「民のかまどは」的な感覚が徐々に失われつつあるとでも、いおうか。
ただ、弱者を歌っても、ノーマライゼーションの観点からは、どうかな、とも、思うものも、あった。
難しい世の中ではある。
中で、昨年の新潟中越大地震の皆様へのメッセージとしてピッタリなのがあった。
「庭のおもにつもるゆきみてさむからむ人をいとどもおもふけさかな
」
ただし、昭和24年の「朝雪」という題でのものである。
ちなみに、三福田として、敬田、恩田、悲田 とがあって、このうちの、悲田というのが、いつくしみの心をもって恵まれない周囲の人々施しをすることなんだそうだ。全国にある三田の地名の由来は、これにあるんだそうだ。
昭和22年(1947)、昭和天皇が岡山県にご巡幸された時に、国立長島愛生園の初代園長の光田健輔さんに「50年間も、よく事業に尽くしてくれました」「プロミンの効果は間違いないのか」「プロミンが早く皆に行き渡るといいね」等と、語りかけられたそうだ。
これぞ、悲田施薬の精神、脈々たるものがある話ではある。
その後、昭和24年(1949)に、プロミン使用が予算化された。
しかし、その光田さんも、国策に沿った強制隔離政策の功罪を問われる立場にあった。
そしてハンセン氏病問題の全面解決は、その後なお半世紀後の、平成13年(2001)であった。
http://www.kunaicho.go.jp/12/d12-02.html
[140] 「月齢確認の厳密運用打診 米、牛肉貿易再開で打開案」 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/16(Sun) 06:06 |
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- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050115-00000102-kyodo-bus_all
によれば、「BSEの発生で輸入が禁止されている米国産牛肉の貿易再開条件について、米側が若い牛の範囲を肉質で認定する方法を、より厳密に運用する打開案を打診してきたことが15日、明らかになった。
この提案に基づいて牛肉の対日輸出を再開しても、禁輸前の実績の2割弱しか回復できないが、貿易再開を急ぐ狙いがあるとみられる。」
ということなのだが、これは、今月6日に行われた上院農業委員会での激しい突き上げhttp://tokyo.usembassy.gov/e/p/tp-20050111-35.html
も影響しているのだろう。
そういえば、私のサイトにも、ニ-三日前、USDAさん(NetRange:
199.128.0.0 - 199.159.255.255 )から、アクセスありましたっけ。
でも、http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=114にも書いたように、肉質による鑑定(Quality
GradingのなかのMaturity Age を判断するためのcartilage
ossificationというもので、各部位の軟骨の硬さによって、牛の成熟度を測るもの。詳しくは、http://ianrpubs.unl.edu/beef/rp357.htmをご参照)は、日米もっとも隔たりの多い方法なのに、どうして、これにこだわるんでしょうね。
http://www.arkcity.net/stories/011505/com_0002.shtmlは、カンサス州知事のKathleen
Sebeliusさんが、新しく農務長官になられる元ネブラスカ州知事のMike
Johannsさんに当てた手紙ですが、この中でシベリウスさんは、次のように言っています。
「今、カナダとの生体牛輸入を国境解放するのと、そのことで、日本へのアメリカ牛肉輸出再開が遅れるのとを、長期的バランスで考えてみれば、性急にカナダとの生体牛輸入再開に踏み切ることは、アメリカにとって、得策ではないのではないか?
」
そして、日本向けの牛肉のために自主検査をUSDAに要求し、拒絶されているクリークストーン社が、従業員150人をレイオフしなければならない状態になっていることにも触れ、マーケットを失って雇用の継続ができなくなりつつある牛肉産業を救うためにも、クリークストーン社提案の自主全頭検査を認めるように、USDAに要請していますね。
[139] Re:[138]
中越地震前に強い電磁波観測 福山大教授 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/15(Sat) 21:21 |
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- まりちゃんさん。
これhttp://www.tecnoao-asia.com/top30/25.html見ますと、動物には、超低周波を予知できるセンサーを持っているので、地震予知ができるんだとしていますね。
135でご紹介の掲示板の中のこの写真
http://2ch.skr.jp/imgboard_aozora/img-box/img20050114234330.jpg
がプロペラのごとく回転すると、あの長野県のような写真になるわけですね。
[138] 中越地震前に強い電磁波観測 福山大教授
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/15(Sat) 18:06 |
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- http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn05011538.html
笹山さん、電磁波のほうでこんなニュースがありました。
[137] 「行革パン屋の都政日記」のNHK放送ストップ体験 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/15(Sat) 11:53 |
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- 99でご紹介のhttp://www.gyoukaku110ban.jp/diary/nikki-index.html の「行革パン屋の都政日記」の主人公さんも、NHKでの放送が見送りになった経緯が、今日の日記に書かれている。
以下引用
「 1998.2.19.NHK教育テレビ ETV特集
「特集・税金のムダ使いを見張れ・パン屋後藤雄一の闘い」
8年前に、行革110番のオンブズマン活動が、今回と同じ「ETV特集」(45分の
トギメンタリー)で放映された。
放送された翌日から、パン屋に激励の電話・手紙が多く寄せられた。
担当ディレクターもあまりの反響が大きかったので、「再放送が決まった」と
スケジュールまで教えてくれた。
しかし、「上から圧力がかかって再放送がストップ! そのかわり、アジアで放送する
事になった!」と教えてくれた。
数週間後、シンガポールにいる友人から電話があり、「テレビ見たよ!」という。」
以上引用終わり
[136] Re:[135] 過去に騒がれた地震雲の話
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/15(Sat) 09:43 |
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- なるほど。
下記サイトのように、震源地を中心にして、震災の4-5日前に、地震雲が、時計回りに回っていたというわけですか。
そういえば、1月15日あたり、ヤバイなんて情報流れていましたね。
http://www3.ezbbs.net/10/0011798/
なんか見ますと、それらしき雲も見えるようで。
この図http://www3.ezbbs.net/10/0011798/img/1105777629_1.GIF
は、赤線方向が集中した地点(これでいくと、北海道・岩見沢市周辺)がヤバイという意味なのでしょうかね。
デムパにならないように、気をつけますが。
http://nagano-city.ddo.jp/hist/2004年10月16日回転する放射状の雲.gif
[135] 過去に騒がれた地震雲の話
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/15(Sat) 09:34 |
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- 笹山さん、おはようございます。
面白い画像を発見いたしました。善光寺平ライブカメラサイトの、「注目画像」にあるんですが、
http://nagano-city.ddo.jp/
「10月16日 12:30〜14:00(GIFアニメ)
プロペラの様に回転する放射状の雲、中心は茨城?14時間後茨城にM5.6クラスが2発」
ちょうど、関東周辺で地震雲が出た、と写真がたくさん出て騒ぎになっていた日辺りだと思います。
ついでですが。
http://2ch.skr.jp/imgboard_aozora/index.cgi
[134] ダブルスタンダード容認機関と化した食品安全委員会 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/15(Sat) 09:25 |
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- まりちゃんさん。
思い出しました。
あの頃は、サイト上にアップされていたものについても、削除要請が来ていましたね。
番組自体はいいものでした。
たしか、日本初のBSEが公表される数日前に報道されたんじゃなかっでしょうか。
ところで、ノロウィルスに気を取られている間に、カナダで、第三番目のBSE牛発生ですね。http://www.newscientist.com/article.ns?id=dn6875
またまた、同じアルバータ州ということで。
上記サイトでは、これで、アルバータ州では、1993年のイギリスからの輸入牛から数えると、アメリカにわたった昨年の牛も含め、4頭目ということになるようです。
で、このサイトhttp://www.ctv.ca/servlet/ArticleNews/story/CTVNews/1105721873899_32では、「何で、カナダが4なのに、アメリカはゼロなんだ?検査方法が、おかしいんじゃないのか?
」なんて、恨み節も出ているようですね。
また、例によって、アメリカの上院議員のMaria Cantwell
さんがFDAに対して、飼料規制にループホールがあることについて、噛み付いていますね。
カナダ当局では、今回のBSEの原因を飼料の交差汚染だとしているようです。
これでも、アメリカ・カナダ間の生体牛輸入の国境はオーブンになるのでしょうかね。
また、ますます、日本のアメリカ牛肉輸入も、難題を抱えることになりました。
一方の日本の食品安全委員会は、今度は、特区ドクなしふぐの安全性の検討とかで、これでは、ダブルスタンダード容認機関と化した食品安全委員会との感じですね。
http://www.newscientist.com/article.ns?id=dn6875
[133] NHKといえば狂牛病報道も政治的に中止されたとか? 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/01/15(Sat) 08:02 |
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- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050114-00000010-mai-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000515-yom-soci
すっかり影に隠れていますが、NHKスペシャル「狂牛病感染はなぜ拡大したのか」(01年9月16日)の期待されていた再放送も「決定、公表、視聴者通知後」の再放送が潰されたとありますね。当時を覚えていますが、確かに不自然でした。
といえばそれ以前、80年代終わりか90年代初期?忘れましたが、英国でBSEが大流行している時の取材報道で、動物園で肉骨粉を食べさせた多種に渡る動物が皆病気になっているという映像(NHK特集?)を見て、私は畜産に大変な事態が起こっている、と思ったんですが、当時、あれを農水省の人が見ていなかったから、今のツケがあるんでしょうかね? 報道関係の方はぜひ、ああいった問題提起報道のビデオを担当官庁の方にも配ってお知らせして欲しいと思いました。
[132] 日本放送労働組合のサイトでは?
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/15(Sat) 07:19 |
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- 昨年12月13日に謎工さんが0364で見つけていただいた、NHKの労働組合のサイトで、今回の従軍慰安婦問題特集「ETV2001 問われる戦時性暴力」への政治的圧力をどう報道しているかというと、
http://nipporo.com/activity/comment/comment114.htm
にある。
小泉さんは、「この問題は、NHKにある。」とさすが巧みなかわし方をされたようだが、このような現象は、組織の末期には、よくあることだ。
なんか、形を変えた会長サイドの官邸へのブラフ?--それほど手は込んでいないか。
http://nipporo.com/activity/comment/comment114.htm
[131] メダンからの声
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/15(Sat) 06:02 |
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- この掲示板でも何度か登場された高橋健太郎さんのブログ
http://www.ceres.dti.ne.jp/~donidoni/memorylab/column/column.html
に紹介されていた、メダン(地震で最大の被害を受けたアッチェに近い、北スマトラ州の州都)在住の日本人のかたからの、メールである。
何か、国自体が、津波災害を利用して、国内紛争解決の手立てにしようとしていたり、債務軽減を目的として、外国に対して、不幸競争をしているかのような実態?が、ひしひしと伝わってくる、リアルで生々しい内容だ。
このようなのをみていると、「そういえば、ある日突如として、インドネシアの副大統領が、津波災害実数を、ポンと、一桁跳ね上げたのは、なぜ?」なんて疑問もわいてくるのだが。
しかし、12月28日にインドネシア副大統領が、明言したのは、「最終二万五千人の死者に達するものとの見解」だったのだが、現実の死者数は、それを数倍上回っているのだ。
だから、現地の「ためにする政治的なうわさ」被害も、相当広がっているものとも見られる。
http://www.ceres.dti.ne.jp/~donidoni/memorylab/column/column.html
[130] 古田選手がブログをはじめたら、トラックバッグが919
もついたそうな。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/14(Fri) 22:59 |
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- http://blog.so-net.ne.jp/atsuya-furuta/2005-01-07
がそうだが、ブログ界の脅威となりそうな気配ですね。
1月7日からだそうです。
http://blog.so-net.ne.jp/atsuya-furuta/2005-01-07
[129] 秋田空港ターミナルビルの後任社長人事で、県庁天下り人事に不評 さくさく 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/14(Fri) 21:06 |
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- http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050114m
によれば、秋田空港ターミナルビルの交際費問題を審議した今日の秋田県議会総務企画委員会では、同社代表取締役社長の山本正氏が12日付で引責辞任したのを受け、後任の社長や新設の代表取締役専務に県幹部が選任されたことに批判が集中したという。
「知事や県職員との私的な飲食に、同社の交際費が充てられていたのが問題の発端。知事を取り巻く県幹部を社長や専務として送り出すことに、県民の理解が得られると思うか」と、県議会議員の間からは、新人事に対する不評
さくさくだった模様。
私の政治の師である伊東正義先生は、かって、「表紙を変えても、中身を変えなければだめだ」といわれて、竹下首相退陣後、後継総裁になることを拒否されましたっけ。
http://www.google.co.jp/search?q=cache:e2Ntmv3I-zIJ:mmmax.net/d/005/328/+%E8%A1%A8%E7%B4%99%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%81%A6%E3%82%82%E3%80%81%E4%B8%AD%E8%BA%AB%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%91%E3%82%8C%E3%81%B0%E3%81%A0%E3%82%81%E3%81%A0&hl=ja
[128] 「土佐の高校教育と教育改革を考える」サイトから、トラバありました。投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/14(Fri) 19:16 |
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- 私のブログにhttp://plaza.rakuten.co.jp/tosahito/diaryall
から、トラバがあったのですが、どうも、このサイトでは、今回、高知県高校冬季サッカー大会ノロウィルス食中毒事件への学校の対応について、問題があるとする意見が交差しているようなんですね。
12月30日に新聞報道があってから1月11日になってようやく高知県教育委員会高等学校課から事件説明のメールが着たということで、対応の遅さを指摘されていますね。
私のサイトでも、この高知でのノロウィルス発生は、発生リストに紹介してあったので、トラバがきたものと思われます。
その中で、ちょっと不思議なメールが紹介されていました。
高知県特別職知事秘書というかたからのメールで。
「知事秘書です。メールを拝読しました。子どもさんの体調はいかがでしょうか?
県立高校の管理職になる人材に問題が多いこと、管理職になってほしい教員に管理職になる気持ちが少ないことなどが年末の話題に県庁のなかではなっていました。
僕自身の経験として、少年野球チームの役職をしていたことがあって、勝負そのものよりも子どもたちの成長や健康に配慮しながら、強いチームを作ってきたことがあるので、お気持ちはよく分かります。
今後、僕がお話を直接におうかがいするほうがいいことがあれば、ご連絡ください。」
というのですけれども。
県としての組織責任は、二の次にして、何か、「問題教師がいたら、ぼくに言ってみて」見たいな感じが見えてくるのだが。
問題は、ウィルス感染の県全体の総合セキュリティ対策なのですが、何か、このメールは、その趣旨にはそぐわない感じでした。
本当に、秘書ご本人のメールなんでしようかね。
http://plaza.rakuten.co.jp/tosahito/diaryall
[127] Re:[125]
アメリカのコロラド公衆衛生環境局作成の、長期滞在型施設でのノロウィルス集団感染についての調査と管理のマニュアル概要 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/14(Fri) 18:55 |
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- 聞きかじりさん。
私も、地域の保健衛生関係者さんたちのグループメールに参加させていただいているのですが、これらの現場の皆様方にも、戸惑いがあるようですね。
すなわち、下痢と吐き気だけの症状だったら、日常茶飯事なので、そこに、どのような基準で、ノロウィルスによるものだとの判断をするのかというのが、非常に難しいというのですね。
それと、これまで、ノロウィルスについては、食中毒の観点からのみのトレースでよかったのが、吐寫物のエアゾール化などによる空気感染なども含んだ感染症のトレースとなると、一体、ノロウィルスは、食中毒なのか感染症なのか、との境目がつきにくいという、戸惑いもあるようですね。
これだけ、世間が、ノロウィルスに過敏になっていますと、ちょっと下痢をしても、吐き気をしても、これは、ノロウィルスではないかと、関係機関に駆け込んでくるということもあるようです。
下記のサイトは、「ノロウィルスってなんだ?
」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=190でもご紹介したのですが、アメリカのコロラド公衆衛生環境局作成の、長期滞在型施設でのノロウィルス集団感染についての調査と管理のマニュアルですが、
その手順としては、
1.まず施設に、感染性胃炎患者はいないかとたずねる。
2.いた場合、それは、集団感染かどうか-報告された患者数によって判断。
3.集団感染と判断される場合、予備的調査を開始-
調査内容は、入所者の発症者数、職員の発症者数、施設内発症開始の日時、症状、発症期間、施設内での発症の分布、入院者と死者の数。流行曲線(Epi−curve)
これらの調査を元に
コモンソース(発生のルートが、食や水関連の点的なもの)か、
人から人への感染なのか。
を判断。
4.コモンソース(発生のルートが、食や水関連の点的なもの)の場合
感染拡大が、急上昇だったか?
発症原因となる水や食物が特定できたか?
出血を伴う下痢であったり、高熱であったり、2-3日以上、症状改善が見られなかったり、複数の病院に入院していた患者死者であったり、するなど、ノロウィルスの症状とは異なる症状をみせていたか?
を確認したうえで、総合的な疫学的調査を要請
5.人から人への感染の場合
個々の患者の発症開始日時が、ここ数日にわたっていたか?
症状が、ノロウィルスの症状(血を伴わない下痢、嘔吐、低熱、症状が1-2日でおさまる。)と一致していたか?
を確認したうえで、発症者一覧(ラインリスト)を作成し、新発症者が出たら、これに加えていく。
施設側が、コントロール手段を徹底的に実施するように、監視し、同時に、集団感染の広がり状況を追跡。
集団感染が広がらず、終局した場合に、施設側から報告書提出要求。
というものです。
コントロール手段については、後ほど、また書きますが、発症して症状が治まっても、その後二日間は、入所者も職員も、施設内には入れない、というのが、ポイントのようですね。
http://www.cdphe.state.co.us/hf/download/Norovirus_guidelines.pdf
[125] 検査の結果感染者数が増える
投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/01/14(Fri)
17:51 |
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- 医療現場では、強烈な下痢と嘔吐に遭遇した場合、点滴や投薬によって治癒してしまえば、何の感染であっても構わないでしょう。
死因についても、脳梗塞患者等がすでに本人にも回復の気力がなく、家族もそれを受け入れていれば、感染症に気を遣わないものと察します。
医療現場に衛生処置の徹底を願うことには変わり有りませんが、少し騒がれすぎじゃないかと言う気がします。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[124] ラクトフェリンとBSE
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/14(Fri) 08:14 |
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- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050114-00000301-yom-soci
は、横浜市立大学市民総合医療センターの田中克明教授らの臨床試験で、インターフェロンなどの治療薬が効きにくいC型肝炎患者に、母乳や牛乳に含まれるたんぱく質「ラクトフェリン」の錠剤を投与したところ、患者の4人に1人はウイルスが消える効果があったという記事なのだが。
このラクトフェリン(lactoferrinまたはlaktoferrin)http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~e12984/lf-what.html
は、牛の初乳などに含まれる鉄と結合しやすい糖タンパク質ということなのだが、果たして、BSEの懸念はないのだろうか。
イタリアのIstituto
Superiore di SanitaのMaurizio Pocchiari 氏などは、その点を研究しているらしい。
また、アメリカでは、aLF
Venturesが開発したラクトフェリンのスプレー液を生の肉にかけて、E:コレラ菌などの発生抑制に使っていることに対して、FDAが安全性を確認したというのだが。
http://www.techmonitor.net/techmon/03sep_oct/fpr/fpr_meat.htm
参照。
いろいろ、今後、その安全性については、議論が出てくるだろう。
http://www.google.co.jp/search?q=cache:2CfooQG6qW0J:lactoferrin.biox.com/Capri-Page3.html+lactoferrin%E3%80%80%E3%80%80%E3%80%80BSE&hl=ja
[123] Re:[122] [121] [120]
ノロウイルスの死亡者って 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/13(Thu) 20:36 |
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- まりちゃんさん。
そうですね。
交通事故の直接的死亡原因で、お医者さんに、この欄に、どのようにかかれるかによって、保険金査定が異なるように、もし、これが、国家賠償法にかかわる死因だったとしたら、この死亡原因記載如何が、非常に大きな意味を持つというわけですね。
ご紹介の例は、死亡診断書でなくて、死体検案書ということで、医師が現場にいない場合の死亡とか、医師が死亡診断書に書いた死因について、死亡者家族が納得しないような場合に、火葬前に、警察が立ち会って、医師法第21条の規定(医師は、死体又は妊娠四月以上の死産児を検案して異状があると認めたときは、二十四時間以内に所轄警察署に届け出なければならない。)にもとずいて、書かれたものですね。
http://forensic.iwate-med.ac.jp/lectures/2002/notes_node17.html ご参照
このように、遺族が、納得しない死亡診断書記載死亡原因について、医師にクレームをつけることは、形の上ではできるのですが、多くの場合、警察は取り合わないので、遺族が医師に直談判して、結果、妥協策として、医師が括弧付きで死亡原因をしぶしぶ訂正して落着ということがあるようですね。
何か、この辺、遺族が納得できるような、うまいシステムが考えられないものでしょうかね。
新年早々ちょっと物騒な話でしたが。
[122] Re:[121] [120]
ノロウイルスの死亡者って 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/13(Thu) 20:18 |
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- 笹山さん、
直接の死因、「感染症」にかかって死亡したとしても、匿名電話がなかったら、原因が究明されることなく、別の診断名がついて、そのままだったんだろうな、ということに、私は「エー!」と思いました。
なお、死亡診断書例がありました。
http://kc.med.okayama-u.ac.jp/~guide/work/houi/houi.1998.02.JPG
スギヒラタケで死亡された方も、後から判明した人はどういう病名がついていたんだろうかと思うし、素人考えからすると、感染症で死んでしまったのに、脳溢血後遺症が死因となるならば、アルツハイマーとCJDだって果たしてどうか、とか考えちゃいます。
[121] Re:[120] ノロウイルスの死亡者って
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/13(Thu) 19:25 |
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- 死亡診断書の「死亡の原因」欄には、TとU(直接には死因に関係しないが、T欄の傷病経過に影響を及ぼした傷病名等)と手術と解剖の項があって、Tは、さらにアイウエオの欄に分かれていて、アは、直接死因 イは、アの原因 ウは、イの原因 エは、ウの原因 オはエの原因 となっているようですから、感染性胃腸炎がアの直接死因とはならないのではないでしょうか。
また、ウイルスが間接死因とも書けないのではないでしょうか。
今日の朝日新聞の天声人語http://www.asahi.com/paper/column.html
に書いてありましたように、たいていの病名にウィルスをつければ、その病気の病原菌になるのだが、ノロウィルス病というのはないというわけですね。
残念ながら。
[120] ノロウイルスの死亡者って
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/13(Thu) 18:36 |
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- ノロウイルスによる死亡者って、いままでどのくらいいらしたんでしょうか。私がびっくりしたのは、今回の広島の老人ホームで、匿名電話で問題が発覚する前の死亡診断書は以下のように書いてあったそうです。
「同保健所によると、6人の死亡診断書は、5人が「脳こうそく後遺症」、1人が「小脳出血後遺症」だった」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050108-00000000-maip-soci
こういう例はたくさんあるのでしょうかね?
笹山さん、クラスター番号はわかりません、すみません。。
[119] 「自民党夢づくり道場」開設
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/13(Thu) 18:31 |
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- 自民党は結党50年の今年、派閥に代わって若手議員や将来の政治家を育成する「自民党夢づくり道場」(仮称)開設とのこと。
ありゃ、パクられたかな?
私の「笹山政策道場」という、このサイトの名前。
もっとも、私のサイトに、「笹山 同情」というキーワードでアクセスされてくるかたが相当数おられて、そんなに同情されているのかな?
などと、最初のうちは思い込んでいましたが、何のことはない、このサイトの名前「笹山政策道場」を伝え聞いたかたが、「道場」を「同情」と、同音異義語で間違えて、検索されていたのでした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000160-kyodo-pol
[118] Re:[116]
ノロウィルス、異常発生ではない? 投稿者:聞きかじり
投稿日:2005/01/13(Thu) 17:25 |
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- チョットググって見ましたが、このサイトに患者数や感染症の説明などが書いてあります。
http://maruyamakai.ailesys.co.jp/kusuri_20.html
突然変異による病原性の変化には注意が必要なんでしょうが、それ以外は通常の衛生対策を注意喚起するだけのものだと感じていますがいかがなんでしょうか。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[117] Re:[116] ノロウィルスの統計
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/13(Thu) 17:24 |
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- 聞きかじりさん。
ノロウィルスの統計は、三つあります。
1)食中毒統計
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/index.html
医師の届出によって保健所が検査し、厚生労働省にウイルス性
食中毒として報告され集計
ノロウィルスは「小型球形ウイルスによる食中毒」分類に入る。
ノロウィルスによる集団食中毒実績は、
平成10年
平成11年 平成12年 平成13年 平成14年
事件数(件) 123 116 245 269 268
患者数(名)
5,213 5,217 8,080 7,358 7,961
2)感染症発生動向調査(週報)
http://idsc.nih.go.jp/idwr/
冬季の感染性胃腸炎関連ウイルスとして集計。主に散発の感染性
胃腸炎患者数
3)病原微生物検出情報(月報)
http://idsc.nih.go.jp/iasr/index-j.html
地方衛生研究所で検査され、
ノロウイルスであることが確認されたものが集計。
ということで、いずれの統計も痛し痒しのようですね。
同じ症状を示していても、感染か食中毒かを判断するということになれば、統計が、そこで、二つに分かれてしまいますね。
で、これhttp://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/kanshi/031105-1.htmlを見ますと、「電子顕微鏡による検査で、小型球形ウイルスの形態は示すもののノロウイルスと同定できない場合、又はPCR法あるいは細胞培養法等でサポウイルス(サッポロウイルス)及びアストロウイルスが検出された場合には、食中毒事件票の病因物質欄には「ノロウイルス以外の小型球形ウイルス」と記載するか、又は同定されたウイルス名を記載し、病因物質の種別欄では「その他のウイルス」に分類してください。」とかかれていて、サポウイルス、アストロウイルスは、どちらの分類にも入ってしまうようにも見えるんですがね。
[116] ノロウィルス、異常発生ではない?
投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/01/13(Thu)
16:54 |
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- 今朝のNHK(?)で放送していましたが、「ノロウィルス感染患者は毎年7000人ほどいて、今年異常発生しているわけではない」そうです。
専門家の談話としてですが、対策としてはお決まりの「清潔・消毒・殺菌」でした。
もしそうであるならば、挿管などからの感染で死者が多かったのかもしれませんが、それ以上の騒ぎじゃないような気もします。
NHKなどを溜め撮りできるようになりましたので、そこにソースが残っているかもしれませんので、今晩漁ってみます。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[115] Re:[114] [112] [109]
各県なり保健所は、どの程度、ウィルスの遺伝子特定をされているのでしょうね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/13(Thu)
13:16 |
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- まりちゃんさん。
で、新聞報道などでは、ノロウィルスの遺伝子タイブをG1かG2か程度にしか書いていませんが、各県なり保健所の方では、どの程度、遺伝子タイプの確定がすすんでいるのでしょうか?
もし、お分かりでしたら、お知らせいただけませんでしょうか。
広島管轄では、全部G2とのことですが、クラスター番号が公開されていません。
ちなみに、クラスター番号は、http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=190にも書いておきましたが、次の一覧の通りです
G1型
GT/1=Norwalk(NV) GT/2=Southampton(SOV),
GT/3=Desert Shield(DSV), GT/4=Cruise
ship(CSV) GT/5=(378)
G2型
GU/1=Hawaii(HV) GU/2=Snow Mountain(SMV),
GU/3=Toronto(TV) GU/4=Bristol(BV) Lordsdale,GU/5=White River(WR) GU/6=(269)
GU/7=Gwynedd(GV) GU/8=(539) GU/9=(378) GU/10=(Yav94/UK)
[114] Re:[112] [109]
新しい観点からのノロウィルス対策が、考えられなければならないのかもしれませんね。 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/01/13(Thu) 13:07 |
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- >
ひょっとして、人-人感染に重大な影響を及ぼすノロウィルスの多様な変異というものについて、もっと厳密に、そして、総合的に追求しなければならないのかもしれません。
本当ですね。急激に拡大しましたし、亡くなる方が続きましたし、変です。人の腸の中でも増えるし、空気感染もするし、厄介です。
[113] プラセンタと献血問題が一歩前進(”実態調査”だそうですが) 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/01/13(Thu) 12:48 |
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- ちょっと検索すると、芸能関係の方など、ヒトと知らないでニンニク注射に混ぜて使用している人が少なからずおられるようですね。
肝障害問題の胎盤エキス、献血時には使用の有無調査
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050108i506.htm
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/seikei/1090896937/
[112] Re:[109]
新しい観点からのノロウィルス対策が、考えられなければならないのかもしれませんね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/13(Thu)
12:35 |
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- まりちゃんさん。
その点、ちょっと疑問なんですね。
従来パターンのノロウィルスの感染ルートのトレースですと、食中毒的観点からが、オーソドックスですし、厚生労働省も、「小型球形ウイルス食中毒をノロウイルス食中毒」として把握ということなんですが、ノロウィルスを取り巻く世界の研究者たちの関心は、食ルート・水ルート感染では、追及できない要素が、近年多くなり過ぎているということのようですね。
ひょっとして、人-人感染に重大な影響を及ぼすノロウィルスの多様な変異というものについて、もっと厳密に、そして、総合的に追求しなければならないのかもしれません。
[111] 東京・横浜圏が被害最大 地震や津波でと再保険会社 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/01/13(Thu) 12:27 |
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- 海外の保険企業が、世界で一番地震と津波の被害が大きいと予測されるのは東京と横浜、という試算を出したそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050112-00000016-kyodo-int
先日TVで、国が「東京湾の津波を50cmと予測した」、なんていう報道を見たんですが、過去の津波の履歴がありましたのでご紹介まで。自分の身は自分で守らねば、ですね。浜岡原発は100%大丈夫、なんて、中部電力の社員の方がTVで力説してましたが、海砂コンクリートなど多数問題が隠せなくなってきているのに、いい加減にしてもらいたいなぁ、と新年早々思ってしまいました。
津波年表など
http://www.city.ichikawa.chiba.jp/gyotoku/rekishi/nenpyo.htm
建仁1 1201 葛西の海辺、津波によって人家が流され千余人が溺死する。
永仁1 1293 津波のため当代島が全滅する (浦安?)
慶安4 1651 津波により、行徳・葛西で民家数千戸流失。
延宝8 1680 津波のため行徳領内で死者百余人を出す。
元禄16 1703
地震のため津波が起こり、浦安・行徳・船橋の被害甚大。
天明6 1786 古来稀なる大出水により江戸周辺大洪水。大津波起こる。
寛政3 1791
大津波 原木の溺死者百三十余人にのぼる。
文化4 1807 徳願寺に永代橋溺死者の供養搭が建つ。
大正6 1917 大津波、被害甚大。
安政 1.11.4 1854 安政東海地震 小田原潰家あり、箱根宿九分潰れ、江戸城石垣崩れ、長屋潰れる。津波江戸で1m
http://www3.airnet.ne.jp/okazaki/turezure/jisin/higai/kanagawa.html
http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/daishu/council/c_js07.html
1703.12.31 (元禄16)(元禄地震) 7.9〜8.2 地震動、津波により甚大な被害。江戸本所
付近で被害が大きく、死者340、家屋全壊22。東京品川で2mの津波。
応長元年(1311) 5月18日、突如大津波に襲われて長浜千軒は
一夜にして海中へ呑込まれた、という伝承がある。(横浜市金沢区)
http://www1.seaple.icc.ne.jp/kusuyama/3burakana/51/51.htm
最後にこんな記事も。
四国西部で「スロースリップ」現象 スマトラ沖地震影響か
http://www.sankei.co.jp/news/050112/sha100.htm
地球はつながってますね。人事ではない。
[110] 寿司ついでに、日本食の基本、米に添加物の問題
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/13(Thu) 12:09 |
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- 精米改良剤にメス、厚生労働省が指導徹底を通知
http://www.jc-press.com/news/200412/121304.htm
日本消費者新聞にあった記事ですが、精米の時点で米にプロピレングリコールその他添加物を放り込んで、古米の食感をよくすることが結構横行しており、農水省もようやく事実を知り、動き出したという記事がありました。規制がないものですから、どのくらい添加されているかも不明のようです。
問屋の時点で行われているみたいだから消費者や流通では対処しようもないようで。
以前、添加物の展示会を冷やかしにいって知りましたが、麺や和菓子、豆腐の食感をよくしたり、肉や魚を結着させるトランスグルタミナーゼ主成分の酵素薬剤も、表示義務がないようで相当に使われつつあるみたいですね。
添加物ついでに言えば、アルミの鍋が時折話題になりますけど、アルミの鍋よりは、焼菓子の起泡などによく使われるベイキングパウダーのほうが問題のようですね。アルミ(みょうばん)フリーのベイキングパウダーを見つけました。
http://news15.2ch.net/test/read.cgi/femnewsplus/1102926730/
[109] ノロウイルスといえば人⇔人のほか食中毒も
投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/01/13(Thu) 11:56 |
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- 韓国でも大発生して問題になっているという記事が過去にありましたが、牡蠣がまた広島や宮城で偽装されているのではないか、という記事が昨年末、いくつかございましたね。はやくきっちり追及してもらいたいです。私は牡蠣は、加熱しておいしく食べてます。
もひとつ気になるのはこれです。いまや産地偽装だけじゃなく、寿司などでも、淡水魚のティラピアを鯛の寿司と偽装したりとか、どこで何を食べさせられているのか、わかりゃしませんね。
三重の男性からコレラ菌検出 輸入食品から感染か
http://www.sankei.co.jp/news/050108/sha001.htm
カキ産地 宮城のレッテル流用か 韓国産偽装の疑い
(河北新報 2004年12月2日)
韓国カキ、広島産に偽装? 出荷組合が調査要請
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04120402.html
[108] Re:[107] [103]
老人ホームの職員が感染を広めているのではないのでしようか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/12(Wed) 22:02
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- 山梨評論さん。
先日は、せっかくのご投稿を、お告げするまもなく消去してしまい、申し訳ありませんでした。
トラブルに巻き込まれる可能性があったために、緊急にしたもので、お許し願いたいと存じます。
ご紹介の山梨の地元紙にも書かれているように、感染拡大は、ノロウィルスの特性を承知していないために、職員などが、人から人への感染媒介をした可能性がありますね。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=190
にも書きましたように、ノロウィルスの特徴として、症状が治まっても、48時間は、ウィルスを撒き散らしているということなのです。
最近の説では、それが3週間も続くという報告もなされているようです。
http://www.journals.uchicago.edu/cgi-bin/embpcgi.pl/cgi-bin/res-page.epl?objid=341408
の例では、患者の26パーセントに、発症後、三週間後にも、ウィルスが発見された。」としております。
つまり、症状がおさまって、入所者は、相部屋の部屋に帰っていく、職員も、症状が納まって、現場復帰して、また、介護作業を続けていくうちに、入所者も職員も、施設内に新たなウィルスを撒き散らしていく、ということです。
アメリカでは、過去の経験に懲りて、「入所者は症状が治まっても、個室には帰らせない。職員は、48時間経過しないと、現場復帰させない。」ということで、ウィルスの拡大をコントロールしているようです。
読売さんの記事のように「意識が低い」と一刀両断するのは、まだ早いと思います。
すなわち、現在の日本で蔓延しているノロウィルスの遺伝子タイプの解明が、済んでいないからです。
例の福山福寿園など、福山市内のウイルスは「G2」と確定したようですが、クラスター・ナンバーは明らかにされていませんね。
従来型の遺伝子でない、微妙に、多様のタイブに変異したGU/4型のものであると、同時多発的に感染が、人から人へと、違ったウィルスのタイプで、それぞれ感染拡大していくことでしょう。
そうなると、手に負えなくなります。
現在は、ワクチン開発はまだですが、遺伝子解明が進めば、ワクチン開発も可能と、専門家は言っているようですね。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=190
[107] Re:[103]
県庁と報道各社とノロウィルス危機管理 投稿者:山梨評論 投稿日:2005/01/12(Wed) 16:03 |
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- 笹山さんの記事のお蔭で、ノロウィルスについて知りました、
当方はどうもこういう話に基礎知識が無いのです。(^_^;)
当地、山梨県でも報道されたのですが、この掲示板でもご紹介の各地情報などは山梨県庁関係者もとっくに読んで理解していると思っています。
しかし、事実はこうなります(^_^;)
記事見出しで痛烈な皮肉−意識の低さで感染拡大、(読売新聞
2005年1月12日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/
ちょっと見には、『県は「意識の低さが感染拡大につながった」として施設側を口頭で指導。再発防止に向け、十四日には関係施設への研修会を開く。』から「意識の低さ」という記事の見出しがあるように思えます。しかし、他紙を合わせ読むと、これは12月20日に白樺荘での患者発生を把握していた県庁−福祉保健部に対する痛烈な批判を意味していますね。読売新聞さんとしても県庁との関係上明示的な批判記事として書けない事情がある、だからこのような記事になったのでしょう。「ノロウイルス」は全国で話題の事です、危機管理など意識にない県庁も地域振興局も必要無い事が、またまた立証されたと思いました。各紙の記事は以下の通り・・・
*
山梨日日新聞 http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news.php?y=2005&m=01&d=12&s=1
*
産経新聞 http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/yamanashi/050112/kiji01.html
*
毎日新聞 http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20050112ddlk19040065000c.html
*
朝日新聞 http://mytown.asahi.com/yamanashi/news01.asp?kiji=8300
『集団感染の判明から20日以上たってからの公表となった理由について、県は「公表の義務がないため控えていたが、他県の事例をみて、ほかの施設に注意喚起したいと思った」と釈明している。』(朝日新聞)
http://www.geocities.jp/yyreview/
[106] 海洋投棄と漁礁問題
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/12(Wed) 11:07 |
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- 99でご照会した東京都議の後藤雄一さんの「行革パン屋の都政日記」http://www.gyoukaku110ban.jp/diary/nikki-index.htmlの中で、次のような興味深い論争が展開されていた。
野伏漁港の浚渫の岩骸を地元の要望で、東京都が下田海上保安部に海上投棄の許可を申請したのだが、この申請の文言に「投棄」という言葉を使ったのでクレームが付き「海中に魚礁として・・・。」と書き直し、9月15日に許可がおり、作業したのだという。
ご承知の通り、海洋投棄については、ロンドン海洋投棄条約の1996年議定書で、海洋投棄および洋上焼却を原則禁止とし、海洋投棄を検討できるものを限定列挙するという方法(ポジティブリスト方式)が採用され、今日に至っている。
この東京都と同様の例で、次にあげるサイトhttp://www.georgiastrait.org/Articles/art2.php
の文書は、カナダのジョージア海峡同盟が、カナダの環境省に対して、古くなった軍艦HMCS
Saskatchewan号http://gwardnet.d2g.com/mac/maccdale/TN_262cf.GIF
を海中に沈めて、魚の人口漁礁にするという政府の方針に対して、「これは、ロンドン海洋投棄条約に違反する。」との見解から、反対の声明を出したものだ。
この中で、人工漁礁の問題について、次のように言っている。
「人工漁礁については、科学的なコンセンサスは何もない。実際、多くの科学者は、人口漁礁について、それが、古い船で作られたもののような場合は、海洋に有害であると考えられている。海洋環境に有益な漁礁とは、特定の海洋の地形にそって設計されたものでなくてはならず、また、魚のための多くの小部屋の数、そのサイズ、デザイン、基質、海上距離に応じた深さ、空間構成、構造、材質等など、さまざまな要素を考慮することで、特定の魚種の繁殖強化に資するものでなければならない。廃船や他の廃棄物による漁礁は、(魚の繁殖にとって)不要なばかりでなく、かえって、自然の生息地が、そのような効果のない人工物にとって替わられることで、有害となる。」と、いっている。
これらのカナダなどの例からすれば、この東京都の方針とは、まさに乱暴な、ロンドン海洋投棄条約の精神に対する冒涜行為とも見てとられるだろう。
ロンドン海洋投棄条約の現物は
「CONVENTION
ON THE PREVENTION OF MARINE POLLUTION BY DUMPING OF WASTES AND OTHER MATTER
(LONDON CONVENTION 1972)」http://www.imo.org/Circulars/mainframe.asp?topic_id=617ご参照。
なお、
「Stop
Ocean Dumping」
http://archive.greenpeace.org/comms/97/oceandump/oceanmain.html
というサイトもある。
http://www.imo.org/Circulars/mainframe.asp?topic_id=617
[105] 篠原ちづるさんがスリランカで遭遇した津波の手記 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/12(Wed) 09:27 |
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- garyo さん。
感動的な篠原ちづるさんの手記http://now.ohah.net/sameera/tsunami.shtml
のご紹介、ありがとうございました。
このウナワトナビーチ(Unawatuna)は、ヤラ国立公園(Yala
National Park)南方の海岸で、今回、外国人を含め、多数の死者を出したところですね。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=173 にも、書いてありますように、肝心の野生動物は、危険を察知したのか、ほとんど、死骸が見つからなかったそうです。
また、「タミール・イーラム解放の虎」支配の影響もあって、スリランカでの救援は、難航を極めているようですね。
その意味では、篠原ちづるさんの危機脱出は、奇跡に近いものがあったと思います。
手記の中で、日本大使館の対応の変化振りがうかがわれて、「意外と、はじめは、邦人救出に不親切だったんだなあ。」と感じさせられました。
このサイトhttp://now.ohah.net/setu/diary/20041228.htmlでも、篠原さんのお友達が、篠原さん(愛称「ぷにちゃん」なんだそうで)の自力生還を、喜んでいました。
http://now.ohah.net/sameera/tsunami.shtml
[104] 津波被害者の手記 投稿者:garyo 投稿日:2005/01/12(Wed) 08:02 |
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- こんな記事を見つけました。
http://now.ohah.net/sameera/tsunami.shtml
[103] 報道各社バラバラのノロウィルス感染者数
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/12(Wed) 06:42 |
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- 朝日と読売と時事通信(ただし、このほかの数字である3900人も併記)が、厚生労働省の調査を引用。日経・産経・東京が、共同通信の調査を引用。
独自調査が、毎日とNHK。 ということになる。
厚生労働省調査では、感染者2214人
共同通信調査では、感染者4114人
毎日新聞調査では、感染者8280人
NHK調査では、感染者3600人
感染時期のカウント開始時期の差や、胃腸炎とノロウィルス感染との間の線引きの判断の違いが、この数字の差なのだろうが、それにしても、独自調査の数字が、もっと、各紙あっていいのではなかろうか。
毎日とNHKを除いては、各紙、厚生労働省・共同通信の数字頼みというのには、がっかり。
この中では、ちょっと、数字が多めなのが気にはなるが、毎日新聞の緻密な調査振りを褒め称えよう。
以下は、各紙の報道数字
朝日新聞
厚生労働省が感染が疑われるケースを調査した結果、今冬に少なくとも17都道府県の58施設で、2214人の感染が疑われ、うち1652人からノロウイルスが検出
日本経済新聞
昨年12月以降で4114人に達し、関連が疑われる死者は14人に上っていることが11日、共同通信のまとめで分かった。発症者の一部からはノロウイルスが検出されている。高齢者施設だけでなく学校や幼稚園、病院などの施設でも1735人が発症、うち1人が死亡しており、ノロウイルスの流行シーズンが始まった昨年11月以降だと数字はさらに増える。
読売新聞
厚生労働省は11日、昨年11月以降の主な集団発生事例について、緊急に全国調査を行い、同日午後4時現在で結果をまとめた。
それによると、17都道府県の58施設で計2214人が感染性胃腸炎を発症、うち13都道府県の1652人からノロウイルスが検出された。
毎日新聞
今冬は38都道府県で約8280人が感染(疑いも含む)し、うち男女14人が死亡していることが11日、毎日新聞の調べで分かった。
産経新聞
昨年12月以降で4114人に達し、関連が疑われる死者は14人に上っていることが11日、共同通信のまとめで分かった。
NHK
高齢者の介護施設などでノロウイルスが原因と見られる急性の胃腸炎の症状を訴えた人が、NHKのまとめで全国の35の都道府県で3600人あまりに上り、急性の胃腸炎で亡くなったと見られる人は15人となりました。
時事通信
厚生労働省の同日午後4時現在のまとめによると、今冬の感染性胃腸炎の集団発生は17都道府県に広がり、計2214人が感染(うちノロウイルスが検出された人は1652人)。このほか各県の集計を加えると、感染者は30都道府県で3900人を超えた。
共同通信-東京新聞-
全国の高齢者施設で相次いで発生している感染性胃腸炎とみられる発症者は昨年12月以降で4114人に達し、関連が疑われる死者は14人に上っていることが11日、共同通信のまとめで分かった。高齢者施設だけでなく学校や幼稚園、病院などの施設でも1735人が発症、うち1人が死亡しており、ノロウイルスの流行シーズンが始まった昨年11月以降だと数字はさらに増える。
[102] こちらに私の記事をリンクしていただいております。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/11(Tue) 17:23 |
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- こちら「池谷石黒ウェブログ」の「津波に群がる火事場泥棒」
http://blog2.fc2.com/ikegayaishiguro/?no=96
に、私のブログ記事「津波詐欺師にご用心」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=189
をリンクいただいております。
光栄なことです。
http://blog2.fc2.com/ikegayaishiguro/?no=96
[101] いまもっとも話題のアーカイブ・ビデオ「Eve of
Destruction」(破滅の前夜) 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/11(Tue) 14:39 |
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- この話題のアーカイブビデオは、カリフォルニアに本拠地を置く「KUBICAL XPHERE」
http://xpheresongx.tripod.com/kubicalxphere/index.htm
というバンドのミュージックビデオである。
いろいろな地球の破滅を暗示させるビデオクリップが、約7分間のビデオの中に、次々と、織りこまれている。
これらのビデオクリップは、Prelinger
Archiveshttp://www.archive.org/movies/prelinger.php
の中から取ったきたものだ。
ビデオを見るには、
http://www.archive.org/movies/movies-details-db.php?collection=opensource_movies&collectionid=Eve_of_Destruction&from=BA
のなかの左端にある
Download
256Kb MPEG4 18.1M MPEG1 72.3M XML 8.6K 64KbMPEG4 8.1M Unknown 9.7K Metadata
のいずれかをクリップすればいい。
そのほかの人気アーカイブビデオをごらんになりたい方は、ここhttp://www.archive.org/search.php?query=mediatype%3Amovies&sort=-%2Fadditional%2Fitem%2Fndbaをクリックしてください。
http://www.archive.org/movies/movies-details-db.php?collection=opensource_movies&collectionid=Eve_of_Destruction&from=BA
[100] 日本全国のノロウィルス感染状況一覧
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/11(Tue) 10:28 |
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- ますます拡大する老人施設などでのノロウィルス感染だが、ここで、整理のため、昨年の年末から、今年の年始にかけての、日本全国のノロウィルス感染状況を、以下にまとめてみた。
なお、下記の文中における固有名詞は、いずれも、報道機関によって、公開されたものである。
ノロウィルスについては、私のブログの記事「ノロウィルスってなんだ?」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=190をご参照ください。
12月23日 大阪市のホテル(「ザ・リッツ・カールトン大阪」)で、兵庫県西宮市の病院職員37人が12月18-20日にかけて、発症。うち7人からノロウィルス検出
12月27日 和歌山県由良町の菓子店(「錦花堂」)のショートケーキを12月16日から20日にかけ食べた子供会・介護老人保健施設ら92人が発症。患者の一部からノロウィルス検出
12月27日 秋田県西部の施設で、職員1人が発症。その後拡大し、入所者38人職員10人が発症。
12月29日 兵庫県尼崎市の結婚式場(「ロイヤルパレス阪神」)で、27人が発症、2人からノロウィルス検出
12月29日 高知県宿毛市で、12月25-26日にかけて、高校生35人が発症
12月29日 香川県観音寺市の「観音寺競輪場選手宿舎」で、12月25-27日にかけて11人が発症。患者の一部からノロウィルス検出
12月30日 大阪府泉大津市の社会福祉施設で、入所者と職員12人が発症。その後発症者は67人に拡大。患者の一部からノロウィルス検出。
01月04日 広島県福山市の特別養護老人施設(「福山福寿園」)で、12月30日に、12人の患者発生との通知があり、その後、年末年始を経過して、1月4日になり、感染拡大が、判明。64人(入所者44人職員20人)が発症。うち7人が死亡。当初、地元の医師は、1月7日時点までは、ロタウィルスによるものとの見解をしめしていたが、入所者23人と職員2人から、ノロウィルスが検出。
01月04日 波崎町の宿舎で、12月25-28日にかけて、高校生22人が発症。うち4人と調理従事者1人からノロウィルス検出。
01月06日 京都府伊根町の特別養護老人ホーム(「長寿苑」)で、入所者19人と職員2人が発症。うち、3人からノロウィルス検出。
01月06日 秋田県が、県内5箇所の老人ホームで、合計147人が発症と、発表。
内訳 西部の施設で12月27日から 49人(うち職員12人)発症、河辺郡施設で、12月28日から48人(うち職員10人)発症、南秋田県の施設で21人(うち職員6人)発症、秋田市東部の施設で、16人(うち、職員3人)、平鹿郡の施設で、13人(すべて入所者)が発症。いずれも患者の一部から、ノロウィルス検出。
01月07日 滋賀県大津市の旅館(「びわ湖花街道」)で、12月12月30日に宿泊の17人が発症。患者の一部から、ノロウィルスを検出。
01月08日 神奈川県大和市の介護老人施設(「大地」)で、年末年始にかけて、46人(うち職員16人)が発症。うち、一人が死亡。患者の一部から、ノロウィルス検出。
01月09日 大阪府が、岸和田市や吹田市の社会福祉施設で昨年12月25日以降、計47人が同様の症状を訴えたと発表
01月09日 北海道千歳管内の特別養護老人ホームで、1月5日から9日にかけて、51人(うち職員14人)が発症。患者の一部から、ノロウィルス検出。
01月09日 秋田県が、昨年12月中旬以来の県内の発症数が297人、発生場所が、幼稚園・高齢者福祉施設など、10箇所に及んだと発表。
01月09日 和歌山県和歌山市の特別養護老人ホームで、35人(うち職員12人)が発症。うち患者の一部からノロウィルス検出。
01月10日 宮崎県宮崎市の特別養護老人ホーム(「住之江」)で、39人が発症。うち、4人(うち、職員2人)から、ノロウィルス検出。
01月10日 宮崎県東郷町の町立養護老人ホーム(「鈴峰園」)で、15人(うち、職員3人)が発症。7人から、ノロウィルス検出。
01月10日 千葉県鋸南町の特別養護老人ホーム(「鋸南苑」)で、50人が発症。
01月10日 大阪府枚方市の障害者施設で、16人が発症。患者の一部からノロウィルス検出。
01月10日 山口県が、県内3施設75人が発症と発表。
01月10日 福岡県北九州市小倉の特別養護老人ホームで、30人が発症。
01月10日 奈良県明日香村の特別養護老人ホームで、今月5日から10日までに入所者と職員合わせて20人が発症。6人から、ノロウィルス検出
01月11日 沖縄県南部の老人ホームと併設の幼稚園で、48人(職員も含む)が昨年12月中旬以降発症。15人からノロウィルス検出。
01月11日 岐阜県岐阜市の養護老人ホームで、昨年末、入所者ら49人が発症。患者からノロウィルスを検出
01月11日 三重県亀山市の老人保健施設で、先月28日から今月5日までに、入所者15人が発症。うち2人から、ノロウィルスを検出。
01月11日 福岡県朝倉郡の老人ホームで、13人が発症。
01月11日 愛媛県伊予市の介護老人保健施設(「伊予ヶ丘」)で、48人(うち、職員15人)が発症し、1人が死亡。患者の一部からノロウィルス検出。
01月11日 山形県山形市の国立病院機構山形病院で27人が発症。一人が死亡。5人から、ノロウィルスが検出。
01月11日 山梨県富士吉田市の介護老人保健施設(「白樺荘」)で78人(うち、職員23人)が、発症。一人が死亡。症状がでている44人と、症状が出ていない9人からノロウイルス検出。
01月11日 京都府長岡京市の特別養護老人ホーム(「天神の杜」)で、23人(うち職員10人)が発症。患者の一部から、ノロウィルスを検出。
01月11日 京都府宇治市の「宇治明星園養護老人ホーム」で昨年12月に集団胃腸炎発症。9人からノロウィルス検出と、本日発表。
01月11日 愛知県豊川市のケアハウスで、入所者23人が、先月25日から今月4日にかけて、発症。
01月11日 石川県辰口町の介護老人保健施設(「陽翠の里(ひすいのさと)」)で32人が発症。うち一人が死亡。
01月11日 静岡県東部御殿場健康福祉センター管内の障害者施設で16人が発症。
01月11日 茨城県下館市の市立養護老人ホーム「ことぶき荘」で19人(うち職員1人)が、発症。
01月11日 京都府が、昨年暮れから11日までに宮津市や宇治市、長岡京市、伊根町の高齢者施設4カ所で131人が発症、うち計21人からノロウイルスを検出と、発表
01月12日 福岡県福岡市の医療法人経営病院で昨年十二月末より、12人発症。うち4人からノロウイルス検出。
01月12日 秋田県秋田市(旧河辺郡)の特別養護老人ホーム(「河辺荘」)で、48人が発症。2人が死亡。3人からノロウィルス検出。
01月12日 岩手県前沢町の特別養護老人ホーム(「まえさわ苑」)で、20人が発症。
01月12日 北海道・札幌市の居酒屋「食然美源 有き家」で、43人が発症。患者の一部からのノロウィルス検出。
01月12日 福島県会津と県中の高齢者福祉施設2カ所で計60人が発症。ノロウィルスの有無を検査中。
01月12日 群馬県で11日午後3時現在、計14施設計357人で感染性胃腸炎の疑い。内訳は特別養護老人ホーム5カ所、介護老人保健施設9カ所で、患者数は入通所者300人、職員57人。
01月12日 埼玉県で、高齢者福祉施設6カ所で、274人発症。うち4施設の39人からノロウイルスが検出。
▽特別養護老人ホーム「さくらぎ苑」(小川町)61人▽介護老人保健施設「みどうの杜」(東秩父村)78人▽養護老人ホーム「長楽園」(熊谷市)36人▽特別養護老人ホーム「春輝園」(川口市)41人▽同「きりしき」(さいたま市)36人▽介護老人保健施設「あすか」22人(同)――の6施設274人。
01月12日 神奈川県の「ノロウイルス」の集団感染例は、昨年末から県内で11件起き、計439人が発症。
01月12日 長野県松本市の特別養護老人ホーム「つつじ園」で、ノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎の集団感染が発生。入所者や職員が発症。
01月12日 三重県内の老人福祉施設8施設で昨年12月中旬から今月初めにかけて計350人(うち職員82人)が発症。14人からノロウイルスが検出。
01月12日 鳥取県内4施設の利用者16人と職員2人の計18人が発症。
01月12日 岡山県津山保健所(津山市)管内の保健福祉施設で先月末から今月初めにかけ、入所者や職員計55人が発症。うち3人からノロウィルス検出。
01月12日 鹿児島県曽於郡内のグループホームの入所者10人が発症。ノロウイルスは調査中。
01月12日 京都府京都市右京区の総合病院で今月1日ごろから37人発症。発3人からノロウイルス検出。
01月12日 広島県広島市南区の特別養護老人ホーム「広島平和養老館」で、16人発症。1人死亡。患者の一部から、ノロウィルス検出。
01月12日 東京都港区の「コマツ」本社社員食堂で今月5日と6日に昼食を取った社員ら238人が発症。一部患者からノロウイルス検出。
01月12日 京都府岩滝町の府立与謝の海病院で8人発症。うち6人からノロウイルス検出。
01月12日 千葉県安房郡内の施設で行われた木更津市内の私立高校剣道部の合宿で、4〜7日に、38人が発症。ノロウイルス検出。
01月13日 北海道北見保健所管内の介護保険施設で、35人発症。8人からノロウイルス検出。
01月13日 宮城県仙台市と大崎保健所管内の高齢者施設2カ所で、19人が発症。ノロウィルスの疑いで検査中。
01月13日 秋田県北秋田郡の高齢者施設で先月28日、17人が発症。雄勝郡の高齢者施設でも、3日、25人が発症。
01月13日 山形県で、昨年11月以降、高齢者施設や小学校など7カ所で計296人が発症。
01月13日 福島県郡山市内の高齢者施設で30人発症。
01月13日 沖縄県で昨年12月から今年1月初旬にかけて、高齢者施設など計11施設の入所者や職員ら376人が発症。
01月13日 沖縄県宮古の一高齢者施設で、昨年末から今月初旬にかけて、入所者23人、職員2人が発症。
01月13日 栃木県内で今冬に県内7カ所の社会福祉施設や小学校などで計156人が発症。
01月13日 新潟県内県内の福祉施設3カ所の入所者と職員計57人が発症。うち1施設の3人からノロウイルスが検出。
新津保健所管内の介護老人保健施設35人(入所者25人、職員10人)▽新発田保健所管内の特別養護老人ホーム5人(入所者2人、職員3人)▽上越保健所管内の救護施設の入所者17人。このうち、介護老人保健施設の3人からノロウイルスが検出。
01月13日 富山県西部の介護保険2施設で昨年末から今月初めにかけて、利用者33人、職員8人の計41人発症。
01月13日 山梨県内県内の12高齢者福施設で60人(入所者54人、職員6人)が発症。
01月13日 長野市内の介護老人保健施設で、今月1日から11日にかけ、21〜97歳の入所者13人と職員8人の男女計21人発症。一部患者から、ノロウイルス検出。
01月13日 岐阜県岐阜市のグループホーム「長森いきいき倶楽部」で今月4〜9日に入所者と職員計14人が発症。
01月13日 三重県伊賀市の市立上野総合市民病院で11人発症。熊野保健所管内の特別養護老人ホームの入所者ら12人発症。ノロウィルス検出
01月13日 愛知県名古屋市で、▽特別養護老人ホーム3施設で計112人▽軽費老人ホーム1施設で計44人▽介護老人保健施設3施設で計89人――の計245人 発症。
01月13日 奈良県菟田野町の特別養護老人ホーム「やまびこ」で35人発症。橿原市の県立高校総合寄宿舎「畝傍寮」で18人発症。
01月13日京都府山城北、丹後(2件)、乙訓の各保健所管内の高齢者施設で、計131人が発症。21人からノロウイルス検出。また、京都府立与謝の海病院で8日から入院患者8人発症。6人からノロウイルス検出
01月13日 島根県出雲市内の高齢者福祉施設で、入所者21人と職員12人の計33人発症。
01月13日 岡山県倉敷市の特別養護老人ホーム ニ施設で入所者と職員計67人が発症。うち、1施設の入所者6人からノロウイルス検出。
01月13日 大阪府大阪狭山市の高齢者福祉施設で、入所者や職員計12人か発症。ノロウィルス検出。
01月13日 東京都港区の仕出し店「やまと家」の仕出し弁当を今月2、3両日に日本テレビ放送網(本社・東京都港区)の社員と関連会社員、アルバイト学生計96人が、食べて、発症。「やまと家」の従業員2人と患者21人の便からノロウイルスが検出。
01月13日 京都府城陽市の特別養護老人ホーム「梅林園」で、入所者20人と職員10人が発症。うち10人からノロウイルス検出。
同じく城陽市の知的障害者入所施設「南山城学園」で、14人が発症。うち7人からノロウイルス検出
01月13日 沖縄県で、障害者、障害児が入所する県内の3施設で昨年11月から今年1月にかけて、入所者や職員合わせて108人が発症と、発表。
01月14日 山梨県東部の宿泊施設で先月28日、合宿中の高校生40人が発症。9人からノロウイルス検出。
01月14日 沖縄県で、昨年11月から今月13日までに、県内の福祉施設などの入所者から寄せられた検体94人のうち、40人でノロウイルスが確認。 40人の内訳は南部の老人ホームで、職員、園児、入所者合わせて15人、八重山福祉保健所管内で8人、中部福祉保健所管内で1人、中央保健所で16人が陽性。
01月14日 秋田県南秋田郡内の総合病院で13日までに、入院中の高齢患者と看護師ら計32人が発症。うち2人からノロウイルス検出
01月14日 群馬県で7施設から新たに集団感染とみられる胃腸炎症状の届け出があり、県内の患者数は計21施設延べ452人(他に職員112人)となった。新たに報告があったのは▽特別養護老人ホーム4▽介護老人保健施設1▽知的障害者施設1▽グループホーム1――の計7施設。
また、伊勢崎市の特別養護老人ホーム「ロータスヴィレッジ」で患者4人からノロウイルスが検出。ー
01月14日 埼玉県児玉町の障害者授産施設「児玉身体障害者更生館」▽鶴ケ島市の介護老人施設「鶴ケ島ケアホーム」▽川口市の高齢者グループホーム「アビリティーズ 気まま館」の3施設で、入所者49人、職員15人が発症。14人からノロウイルス検出。埼玉県内の患者数は13日現在、累計390人。
01月14日 岐阜県恵那市の特別養護老人ホーム「福寿苑」(西尾道保苑長)で、入所者70人のうち18人と職員4人の計22人が発症。ノロウィルス検出。
高山市の「松喜すし」で29人発症。うち12人からノロウイルス検出。
01月14日 静岡県静岡市の特別養護老人ホーム「竜爪園」で年末年始にかけて、入所者44人と職員21人が発症。、入所者13人と職員1人からノロウイルス検出。
01月14日 大阪府和泉市の病院の入院患者計31人が発症。1人からノロウイルス検出。
大阪市港区内の特別養護老人ホームで昨年12月27日から入所者36人と職員8人の計44人発症。うち3人からノロウイルス検出。
01月14日 徳島県勝浦町の特別養護老人ホーム「喜楽苑(きらくえん)」で、61人発症。と、脇町の知的障害者入所更正施設「ルキーナうだつ」で15人発症。。計76人が発症。これらに施設のうち5人からノロウイルス検出。
01月14日 香川県内の児童養護施設で15人、知的障害児・者施設で18人、特別養護老人ホームで22人の計55人発症。ノロウイルスは確認されていない。
01月14日 香川県東かがわ市内の機械メーカーで5日から11日にかけて、88人が発症。5人からノロウイルスが検出。
01月14日 山口県東部の特別養護老人ホームで3人発症。北部の障害者福祉施設で7人発症。
01月14日 鳥取県倉吉市の知的障害者施設「希望の家」で、20人が発症。うち1人からノロウイルス検出。
01月14日 高知県中村市の知的障害者福祉施設で、入所者と職員42人が発症。患者らからノロウイルス検出。
01月14日 鹿児島県曽於郡のグループホームの感染性胃腸炎集団発生で、13日までに、発症者10人のうち3人からノロウイルスを検出。
また、鹿児島市内の高齢者施設でも5〜13日に入所者20人と職員11人31人が発症し、うち3人からノロウイルスを検出。
姶良郡の特別養護老人ホームで昨年12月23日から9日までの間、30人が発症。
など2施設で同日、感染性胃腸炎の集団発生を確認。
同じく、姶良郡の知的障害者施設で、昨年12月30日から11日までの間、29人(うち入所者21人)が発症。
01月14日 京都府・京都市・右京区の高齢者施設で、今月4日から11日にかけて入所者26人と職員8人の計34人が発症。6人からノロウィルス検出。
01月14日 福井県は、県内の病院や高齢者施設で計38人の発症を発表。うち、敦賀市の「泉ケ丘病院」に入院していた一人が死亡。
01月14日 千葉県の鴨川市と八千代市の高齢者福祉施設の入所者と、柏市の市立中学校の陸上部員の計75人が発症。、
01月14日 長野県松本市原の特別養護老人ホーム「浅間つつじ荘」に入所していた男性(82)がノロウイルスに感染、死亡した。
01月14日 京都府山城北保健所管内の高齢者施設で今月8日から入所者20人と職員10人の計30人が発症。10人からノロウイルス検出。同管内の障害者施設でも入所者14人が発症。7人からノロウイルス検出。
01月15日 大分県大分市の特別養護老人ホームで、ノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎で1人が死亡。
01月15日 北海道の釧路保健所管内の介護保険施設の入所者ら50人発症。深川保健所管内の老人福祉施設の入所者ら23人発症。岩見沢保健所管内の老人福祉施設の入所者、職員計20人発症。北見保健所管内の老人福祉施設の利用者ら12人発症。以上の4施設各6人計24人からノロウイルス検出。
01月15日 岩手県前沢町の特別養護老人ホーム「まえさわ苑」で24人発症。4人からノロウィルス検出。
01月15日 秋田県秋田市西部の高齢者施設で昨年12月28日から同日までに入所者、職員ら25人発症。雄和地区の高齢者施設でも6日以降6人が発症。同じ雄和地区障害者施設で8日から50〜70代の入所者と職員42人発症。
秋田県全体では、発生は15カ所、414人発症。
01月15日 福島県いわき市の2病院で入院者45人、職員14人計59人発症。同市の特別養護老人ホームで入所者29人、職員24人計53人発症。同市の老人保健施設で入所者20人、職員11人計31人発症。発症者21人からノロウイルスが検出。
郡山市内の特別養護老人ホームで入所者と職員計30人発症。5人からノロウイルス検出。さらに同施設のショートステイ利用者1人が発症。
01月15日 茨城県土浦市の知的障害者更生施設「尚恵厚生園」と「尚恵学園成人寮」の入所者と職員計34人が発症。
01月15日 群馬県新里村の介護老人保健施設「さくら苑」に入所する90代の男性からノロウイルスを検出。
01月15日 神奈川県横浜市内の6施設で計253人発症。うち22人からノロウイルス検出。
先月16日以降の横浜市発症者数は、11施設463人(ウイルス検出者98人)。
うち、横浜市神奈川区の特別養護老人ホームでは、70〜100歳代の入所者や職員計84人が発症。
01月15日 新潟県新発田保健所管内の保育園の園児14人が発症。
昨年11月1日から12月末までの2カ月間に、新潟県内の保育園や特別養護老人ホーム、病院など5施設で入所者・患者ら計86人、職員計20人が発症。
うち、三条保健所管内の保育園児4人、新発田保健所管内の患者やその家族と職員12人、上越保健所管内の病院の患者1人からノロウイルス検出。
01月15日 山梨県富士吉田保健所管内の宿泊施設で昨年12月28日朝から同30日夜にかけて、合宿中だった県内外の高校16校の男子生徒計40人発症。うち、9人からノロウイルス検出。
大月保健所管内の介護保険施設で10日以降、入所者8人と職員3人の計11人が発症。
01月15日 長野県松本市の特別養護老人ホーム「浅間つつじ荘」で、1人死亡。男性の便からノロウイルス検出。
長野市市の特別養護老人ホーム2施設で、計26人(入所者13人、職員13人)発症。
01月15日 岐阜県岐阜市の特別養護老人ホーム「大洞岐協苑」と、グループホーム「長森いきいき倶楽部」の入所者や職員計11人の検体からノロウイルスが検出。「大洞岐協苑」5人、「長森いきいき倶楽部」6人。
01月15日 山口県小野田市の2小学校で18人発症。宇部市の5小中学校の発症者37人と合わせ計55人。宇部市東吉部の仕出し店「柳屋」が、7校に販売した昼食弁当が原因。
01月15日 福岡県で、新たに3人からノロウイルスを検出。ウイルス検出例は6施設14人となった。
01月15日 長崎県の県央保健所管内の児童養護施設の入所者と職員計42人が発症。入所者4人からノロウイルス検出。
01月15日 大分県大分市の特別養護老人ホーム入所者5人の便からノロウイルスを検出。。ノロウイルス検出者は県内で19人となった。
01月15日 熊本県天草地方の高齢者施設の入所者と職員計18人が発症。3人からウイルス検出。
01月15日 大分県大分市の特別養護老人ホーム「アイリスおおいた」の92歳の女性がノロウイルスに感染、14日午後10時半ごろに死亡。
01月15日 宮崎県宮崎市の知的障害者授産施設「あすなろの里」で6人(入所者4人、職員2人)発症。2人からノロウイルス検出。
日向市立養護老人ホームひまわり寮で新たに2人(入所者1人、職員1人)発症。
東郷町立養護老人ホーム鈴峰園で新たに入所者1人発症。
日南市の結婚式場で、36人(男19人、女17人)発症。うち5人からノロウイルス検出。1月15日朝刊 01月15日 広島県福山市の特別養護老人ホーム「福山福寿園」で、新たに入所者1人が症状を訴え、発症者は累計67人。ノロウイルス検出者は、累計51人
01月15日 大分県大分市の介護老人福祉施設「アイリスおおいた」で今月3日以降、入所者21人と職員12人が発症。うち、一人が死亡。全員からノロウイルス検出。
01月15日 島根県出雲市の高齢者福祉施設の有症者はさらに2人増え41人。一部患者からノロウィルス検出。
01月15日 愛媛県伊予市の介護老人保健施設「伊予ヶ丘」での入所者・職員計49人発症の原因は、おしぼりを介しての集団感染と、県発表。
また愛媛県内の高齢者入所施設1カ所で、入所者・職員計19人が発症。
01月15日 岡山県の昨年11月から今月13日までの集団感染状況は、老人福祉施設や医療機関など計12施設で計335人発症。うち8人からノロウイルス検出。
新たに、老人福祉施設では真庭保健所管内の1施設39人、岡山市の1施設37人。医療機関では高梁保健所管内で1施設25人、真庭保健所管内で1施設15人発症。
01月15日 福井県福井市と敦賀市の計3施設で、20人発症。うち1人が死亡。
敦賀市の「泉ケ丘病院」で、20人発症。福井県全体では、病院など3施設で計38人が発症。うち1人が死亡。
01月15日 富山県富山市の医療機関で昨年12月下旬、入院患者41人と職員計4人の計45人が発症。県西部の介護保健2施設で46人が発症。ノロウイルス検出。
01月15日 京都府の府南丹保健所管内の高齢者施設(入所者、職員計約50人)で今月1日から入所者19人と職員6人の計25人が発症。、2人からノロウイルス検出。
01月15日 広島県福山市の特別養護老人ホーム「福山福寿園」で今月4日に亡くなった80代の男性の検体からノロウイルスが検出。
01月16日 東京都東村山市の特別養護老人ホーム「はるびの郷」で、8日から女性を含め計36人が発症。うち6人からノロウイルス検出。1人死亡。
01月16日 石川県寺井町の特別養護老人ホーム「湯寿園」で、入所者や職員ら9人が発症。うち1人からノロウイルス検出。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=190
[99] 「行革パン屋の都政日記」
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/11(Tue) 00:11 |
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- http://www.gyoukaku110ban.jp/diary/nikki-index.html
だが、例の「開け!!電網政治の時代」http://www.hirake.org/
で、このたび、高得点をマークした、政治家日記だ。
「普通のパン屋さんが東京都の行革に挑戦しています。日記を読むと、都財政の支出抑制、行革に取り組んでいることがよくわかります。他の議員もこのように活動報告して欲しいし、市民はこのような議員がいることを認識してほしい。政治家はドラマに出てくるような悪人ばかりではない。」
というのが、電網さんの推薦の辞。
フレームなんで、ちょっと読みにくいが。
この日記の書き手である後藤雄一さんは、もともと、本当のパン屋さんで、1978年に ベーカリー「ウッドペッカー」を作ったんだそうだ。
今は、無所属の都議会議員で、行革問題などに専念されているという。
このパン屋の後藤雄一さんと俳優の中村敦夫さんと作家の田中康夫さんとが、タッグを組んで、ということらしい.
例の三井物産問題なんかも、てがけておられるらしい。
考えてみれば、パン屋さんというのは、イースト菌を巧みに発酵させて、おいしいパンをつくるんだろう。
有権者の声を、うまく発酵させて、ひとつの政策に仕上げる、という点では、相共通するものがあるのかもしれない。
[98] Re:[97] 定時制の給食費問題
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/10(Mon) 23:04 |
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- garyoさん。
ご紹介のサイトでは、「都教育庁は、4月から給食費を前払い方式とし、未納者には原則として給食を提供しない方針を決めた。」とあるんですが、
都道府県によって、いろいろ、方式が違うのかもしれませんね。
http://www.otaru-chs.hokkaido-c.ed.jp/hp/tei/tokusyoku1.htm
は、北海道・小樽商業高等学校の例ですが、
ここでは、毎月納入する金額4月〜9月
6,350円 10月〜3月 5,850円
となっていて、
毎月納入する金額は、給食費を含んだ金額であり、給食を希望しない場合はその分減額になるとありますね。
で、給食費として、月額3,300円となっていますね。
また、東京都立葛西南高校の例http://www.kasaiminami-h.metro.tokyo.jp/tei/kyusyoku.html
では、
給食費納入方法 として、毎月給食費を授業料とともに納入する
とありますね。
クーポン制にするなど、給食費が滞らない方法なども考えられると思いますが。
[97] 給食費を前払いに、未納なら打ち切り…定時制都立高 投稿者:garyo 投稿日:2005/01/10(Mon) 22:43 |
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- >「母子家庭など経済的に苦しい家庭の生徒が滞納者の多くを占めている」
不景気だから仕方ないのかも知れませんが、こういうところに予算が回るといいのになという気もします。
出世払い制とかね
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050110it03.htm
[96] ノロウィルスと、突然変異との関係-新変異ノロウィルスGII4- 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/10(Mon) 21:30 |
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- ますます、広がるノロウィルスだが、この蔓延化には、ノロウィルスの突然変異が、大きく関係しているようである。
http://www.hpaconference.org.uk/session_abstract.asp?abstractNo=391
が、その論文だが、オックスフォード大学とジョン・ラドクリフ病院との共同研究によると、ノロウィルスの遺伝子の蛋白質のアミノ酸配列を規定するヌクレオチド配列は、全部で、3255個あるが、そのうち、第三番目のアミノ酸によって遺伝子が決定されるウィルスが、49あるという。
ゲノグループUのノロウィルスが感染を引き起こす例が圧倒的であるが、これは、ごく一般的に存在するLordsdale
virus (GII
4)と、関係しているという。
ノロウィルスの突然変異率というものは、相当に高く、17日間にわたって、免疫力がない患者によってノロウィルスがばら撒かれると、3255のヌクレオチド配列の中で、4つの突然変異と、3つの微小不均一性が生じるという。
このことは、病院や施設などで、多種類のウィルスが進入してきて、たまさかの伝染等によって、大規模な環境汚染のきっかけを生み出すのだという。
これらの突然変異が繰りかえされたりしているうちに、一定の感染ルートが固定してくるのだという。
[93] 福祉施設感染 9道府県469人発症
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/10(Mon) 07:15 |
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- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050110-00000001-san-soci
によれば、社会福祉施設で、入所者や職員が嘔吐(おうと)や下痢など感染性胃腸炎とみられる症状を訴えるケースが全国で相次ぎ、公表されただけで九道府県で計四百六十九人に上ることが九日、分かった。
ノロウィルスか検出されたのは、
北海道千歳保健所管内の施設
秋田県由利郡と鹿角市の社会福祉施設
大阪府内では二社会福祉施設
広島県福山市の特別養護老人ホーム「福山福寿園」 とのことである。
[89] ノロウィルスってなんだ?
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/09(Sun) 23:54 |
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- 広島県福山市の特別養護老人ホーム「福山福寿園」で入所者7人が死亡した問題で、市保健所は9日、ウイルス検査を行った入所者ら12人のうちの9人の検体からノロウイルスを検出したと発表した。
また、神奈川県の大和市下鶴間の介護老人保健施設「大地」で昨年12月28日以降、入所者と職員の計46人が下痢や吐き気などの症状を訴え、このうち入所者の女性(87)が5日に死亡していたと発表した。
後者の場合は、まだ、ノロウィルスとは確定されていないが、ほぼ、ノロウィルスによるものなのではなかろうか?
ところで、このノロウィルスという妙な名前はどこからきたのだろうか?
http://www.urban.ne.jp/home/takao/EM/SRSV.html
によれば、1968年に米国オハイオ州ノーウオークの小学校において胃腸炎の集団発生があった際に,患者の便から電子顕微鏡を使って見つかった直径27nm
の粒子を、発見された地名にちなんで、ノーウオークウイルス(Norwalk virus)と呼ぶのだそうだ。
2002
年8月にパリで開かれた国際ウイルス学会の分類委員会 でこのノーウオークウイルス(Norwalk virus)を、ノロウイルス(Noro
VirusまたはNorovirus)という新たな属名で呼ぶことが決定された。
イギリスでは、これをsmall round structured virus
(SRSV)
と呼んでいるようである。
このノーウオークウイルス(または、ノロウイルス)は、世界中で発生している非細菌性の流行性胃腸炎の90%以上を引き起こしているといわれている。
しかし、ノロウイルス感染の発症過程に関してはほとんど分かっていないようだ。
http://web.sapmed.ac.jp/viralge/calici/bunrui.html
に見るように、このノロウィルスは、カリシウイルス科ウイルスのなかの一つの属とみられている。
このカリシウイルス科ウイルスには、(1)Noroウイルス属
(2)Sapoウイルス属 (3)Lagoウイルス属、Vesiウイルス属
等があるとされる。
奇妙なことに、このノロウィルスは、このウイルスは、これまで、腸管内のみで増殖するとされ細胞培養が不可能であるとされてきたが、近年、菌株の遺伝子配列が解明され、逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)法での検出が可能になったという。
ノロウィルスの遺伝子型として、G1型(Genogroup1)とG2型(Genogroup2)とがある。
感染の原因が、今ひとつ未解明だが、これまでのところ、泳ぐプールや地下水・井戸水の汚染によるもの、海水温度10度以下の場合の牡蠣を食した場合などに発生している。
牡蠣を食してノロウィルスに罹る例は海外にも見られるが、このサイトhttp://www.bcfpa.net/Attachments/Newsletters/BCFPA%20Grapevine%20Vol.%202%20Issue%203%20MAY%2004.pdf の8-9ページにあるように、牡蠣が、水をろ過する性質を持つために、ノロウィルスに汚染された海水を牡蠣がフィルタリングすることで、牡蠣事態が、ノロウィルスに汚染されるためではないかと言われている。
ウイルスは、http://www.virology.net/Big_Virology/EM/norwalk.jpg
のような形状をしており、簡単に遺伝子が変異するのが特色であるとされる。
外国でも、老人ホームでの感染のケースが圧倒的に多いのだが、この理由として、http://images.google.co.jp/imgres?imgurl=http://www.infectiousdiseasenews.com/200208/nlv.jpg&imgrefurl=http://www.infectiousdiseasenews.com/200208/nlv.asp&h=188&w=200&sz=8&tbnid=I0bbu-nz7kwJ:&tbnh=93&tbnw=98&start=6&prev=/images%3Fq%3DNorwalk-like%2Bvirus%2B%2B%26hl%3Dja%26lr%3D%26c2coff%3D1%26sa%3DN
等では、老人は、これらのウィルスの変異に影響を受けやすいためとしている。
厄介なことに、このノロウィルスには、即効的な治療薬がなく、休養と整腸による体外排出しか方法が無いようである。
http://images.google.co.jp/imgres?imgurl=http://www.infectiousdiseasenews.com/200208/nlv.jpg&imgrefurl=http://www.infectiousdiseasenews.com/200208/nlv.asp&h=188&w=200&sz=8&tbnid=I0bbu-nz7kwJ:&tbnh=93&tbnw=98&start=6&prev=/images%3Fq%3DNorwalk-like%2Bvirus%2B%2B%26hl%3Dja%26lr%3D%26c2coff%3D1%26sa%3DN
[88] Re:[87] 国は憎んでも民は憎まない。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/09(Sun) 23:10 |
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- この種の感覚のご意見は、どうも、私の掲示板では、なじまないんですね。
まあ、せっかくですから、しばらくのせておきましょう。
「国は憎んでも民は憎まない。」こういう精神でいっているもんですから。
80の「政治的な思惑が、アナン事務総長の津波被災地の視察計画を変えてしまったとのロイターの記事」というのも、本質的には、同様のメッセージがそこにあるのでしょうね。
[87] 北朝鮮のものを買わない
投稿者:弘子 投稿日:2005/01/09(Sun) 23:05 |
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- 北朝鮮不買運動にご協力ください。
北朝鮮から物を買うのを止めましょう。
アサリの5割は、北朝鮮産、鳥取県は特に境港市が、大量にカニを輸入しております。
飢餓に苦しむ北朝鮮から、食料を買う「べきではありません。→
拉致を認め5人とその家族を帰した独裁者金ユーラ「ロシア名」は、拉致は13名しかしておらず、8名は死亡したとする、虚偽の報告をし、日本人に核の脅威を振り翳し、偽者の遺骨を突き出し、私利私欲のために日本から金を毟り取ろうとしている。
この卑劣な犯罪は国家的であり、今や独裁体制転覆をさせなければ、日本の多くの若者、400名に上るとも言われる日本人を取り戻すことは困難なのではないかとさえ、思われる。
人権弾圧、拉致、麻薬密輸出、大韓航空機爆破、朝銀不正送金、朝鮮総連による破壊暴力活動は、キムジョンイル「金ユーラ」この人の指示によるものです。
われわれ日本人は、このような独裁国家の犯罪に対して怒りを表すべきです。
政府に毅然とした態度でのぞむよう、声を上げなければなりません。
30年にもなる拉致被害者の北朝鮮の生活を思うと、心のやり場がありません。
北朝鮮は被害者死亡と嘘を言ってきますが、もし死亡したというなら、日本はもっと強く北朝鮮に制裁をかせなければならないのではないでしょうか?
北で死亡したならば、拉致事件ではなく、拉致監禁殺人事件です。
>救う会全国協議会
→http://www.sukuukai.jp/
また、北朝鮮国内で行われている人権弾圧は、極悪非道であります。独裁者とその支持者ばかりが裕福な生活をし、何百万人もの餓死者が出ているのです。そんな国に拉致被害者や、何千人もの日本人妻が不遇の生活をしいられていることを、無視してはなりません。
中国は脱北者を、強制送還し、創刊された人々は強制収容所に送られているのです。
北朝鮮難民救援基金の活動に、ご理解とご協力をください。
http://www.asahi-net.or.jp/~fe6h-ktu/toppage.htm
北朝鮮難民救援基金
[86] hotmailとスパムとの戦い
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/09(Sun) 21:00 |
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- 世界中で一番ポピュラーなフリーメールといえば、「Yahoo!メール」と「MSN Hotmail」なのだが、そのHotmailの創始者、Sabeer
Bhatia氏が、MicrosoftにHotmailを売却して4億ドルを手にした後、スパム対策のための新事業に乗り出しているという。
Hotmailといえば、スパムという言葉を思い出すほど、一時は、Hotmailの8割はスパムと思われていたほど、印象が悪かった。
今でも、Hotmailというだけで、受信ボックスが、スパム専用のボックスに入ってしまうというものもあるようだ。
創始者Sabeer
Bhatia氏としては、自らが生み出した鬼っ子の罪滅ぼしのために、スパム対策に乗り出しているのか知れない。
それでも、hotmail自身も、下記サイトのように、いろいろな名誉挽回策を着々講じているらしい。
私も、一時、hotmailを試してみたことがあるが、@hotmail.comの前の部分を簡単に替えることができるという点が、スパムの原因であるように思えた。
いわば、ヤマタノオロチ的感覚でですね。
まあ、言いたいのは、メールアドレスで、本人真正性確定なんてできっこないってことですね。
まさに、千変万化の世界です。
それに踊らされているほうも、いるほう。
ってとこですか。
ありゃ?これってなんのこと?
http://search.yahoo.co.jp/bin/query?p=Hotmail&hc=&hs=&domain=japan.internet.com&h=p
[84] 津波詐欺師にご用心
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/09(Sun) 19:51 |
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- いずこも同じで、地震・津波などがおこると、寄付金目当ての詐欺師がうごめきだすのは、世の東西共通のようだ。
下記のサイトは、その見分け方について述べている。
これはアメリカの場合だが、このサイトhttp://www.usaid.gov/locations/asia_near_east/tsunami/ngolist.html
や
http://www.cidi.org/incident/tsunami/
で、献金できる団体を確かめることができる。
詐欺の手口としては、合法的な援助組織と見せかけたウェブサイトを立ち上げて、寄付を募るものである。
これらのサイトの中には、アクセスすると、ウィルスに感染してしまうように仕組まれているものもあるという。
もうひとつは、メールによって、寄付を募るものである。
それには、海外の銀行に寄付金を振り込ませるものや、「最愛の人をなくした」などの同情を惹いて、寄付を集めるものがあるという。
そのようなメールを受けた場合は、インターネット犯罪苦情センターhttp://www.ic3.gov/に知らせることを勧めている。
寄付をする前に、BBB Wise Giving
Alliance http://www.give.org/ などで確かめることも、勧めている。
また、小切手や郵便為替を送る場合は、慈善団体の個人あてではなく、団体宛に送ることも勧めている。
注意しなければらないのは、テレビショッピングでの寄付呼びかけであり、ここへの寄付の多くは、テレビショッピング業者のもとにいってしまうので、要注意とのことである。
この場合には、どの程度の割合が被災者に行くのか、業者にきくのがいいとしている。
このような間接的な支援よりは、直接的な支援のほうが安全であるとしている。
オンラインで寄付する場合も、要注意であるとのことである。
寄付する人を惑わすために、著名な慈善団体の名前やスタイルを模している場合が多いからである。
オンラインで寄付する場合は、そのブラウザをよく確かめる必要がある。
ドメイン名が隠されていたり、よく知られていない名前だったり、リンクしてあるテキストの名前と違った名前であったりした場合には、要注意だ。
たとえ、合法的な慈善団体の名前で、電話がかかってきても、即座に寄付を承諾してはいけない。
その代わりに、その慈善団体の電話番号を聞いて、本当の慈善団体かどうか確かめてから、寄付をするようにしたほうがいい。
一回限りの寄付だと強調して、すぐに小切手を切ってくれと、家や会社に寄付を迫ってくる場合には、気をつけたほうがいい。
そのようなものは、多くは、詐欺であるからだ。
津波後に結成されたような慈善団体には、気ををつけたほうがいい。
これらの団体は、意図はいいのだが、被災者に直接サービスを提供しうるインフラにかけている場合が多いからだ。
タックス番号を団体認証の手立てとしている団体は、気をつけたほうがいい。
タックス番号があるからといって、その団体が、合法的なものであるとは、限らないからだ。
その団体が免税団体であるかどうかは、次のサイトhttp://www.irs.gov/で確かめることができる。
今回、慈善団体に寄付できなくても、今後、数週間から数ヶ月にわたって寄付を受け付けているので、あせって寄付をする必要はないとしている。
以上が、アメリカの津波寄付詐欺への注意事項だが、日本にも、その多くは当てはまるポイントのように思える。
日本でも、このような津波詐欺を見分けるサイトがあればいいのだが。
http://www.heraldnet.com/stories/05/01/09/100bus_singletary001.cfm
[83] 津波援助の与える経済的インパクトは、少ないとの論説 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/09(Sun) 11:02 |
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- http://www.dw-world.de/dw/article/0,1564,1451118,00.html
によれば、
津波被災国に巨額の援助を申し入れた国は、いずれも国内的には、巨額の財政赤字をかかえている。
アメリカは、2004年には、4.5パーセントの財政赤字であるし、ヨーロッパでも、たとえばドイツ・フランスでは、国内総生産(GDP)に対する財政赤字の割合を3%以下に抑えることを定めた欧州連合(EU)の財政安定成長協定にたいし、ただでさえ、協定違反しないように躍起になっているような財政状態である。
the
University of GießenのIvo
Bischoffさんが言うに、援助国で、その援助を可能にできる財政豊かな国は、スゥエーデンとフィンランドくらいしかないという。
また、実際の援助額は、小数点にまでダウンしてくるであろうとも言う。
援助の供与国のおおくが関心があるのは、その金がどこから来るのかということよりも、いかに、それらの金が使われるかということにある。
ドイツもその例外ではないようだ。
「原則として、特定支援団体に対して、プロジェクトひも付きの援助を申し出ている。そのほうが、必要なことを早く決定することができる。」と、ドイツの外務省筋は言う。
多くの場合、緊急の資金援助は、直接、被災国のローカルパートナー組織や国際援助団体に供与され、そこで、みずから、食料や水や衣類を運んだりすることになる。
スポークスマンの言うに、そこには二つの人的基準があり、そのひとつは、輸送コストの増高を避けるために、食料は、被災地で調達するということ、もうひとつは、配達の中身が透明なグループに限り、それをまかせられるということである。
各国の援助申し出額が、そのまま、現実のものになるかどうか、誰も確かなことはいえない状態だと、関係筋は言っているとのことである。
http://www.dw-world.de/dw/article/0,1564,1451118,00.html
[82] Re:[81]
農水省:食品総合研究所の山田友紀子・国際食品研究官 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/09(Sun) 10:18 |
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- >>
例の、「議事録なんかいらない」といっていた人が農水省の食の安全を考えるトップになられたそうです。(^^;
まりちゃんさん。
こちらのご本人の方の議事録
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk151216/koukan151216-gijiroku.pdf
は、12月分にもかかわらず、超スピードで出来上がっているんですね。
それに比べて、9月16日のリスコミの議事録は、年を越しても、まだアップされない。
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk160916/risk-koukan160916.html
私が余計な質問をしたせいなんでしょうかね?
この方の議事録での発言の中で、気になる部分がありました。
「リスクコミュニケーションにはいろいろ問題点がありますが、あとで説明します。対象によって、理解しやすい用語や適切なコミュニケーションの手法を選ぶ。一つを出しておいて、「皆さん、これで分かりなさいよ」というのは、だめなわけです。
それから、リスクコミュニケーションといっても、コミュニケーションであるからには、コミュニケーションでしなければいけないことは全部しなければいけないことになります。
そして最後、報道関係者のニーズに合った形で情報を提供しなければいけないことも、重要なことになるかと思います。」
これって、共**信さんや日**聞さんのニーズに合わせたってことになるんでしようかね。
[81] 農水省:食品総合研究所の山田友紀子・国際食品研究官が消費・安全政策課長に 投稿者:まりちゃん
投稿日:2005/01/09(Sun) 09:47 |
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- 笹山さん、おはようございます。今年もよろしくお願いします。
例の、「議事録なんかいらない」といっていた人が農水省の食の安全を考えるトップになられたそうです。(^^;
http://www.google.com/search?hl=ja&q=%E5%B1%B1%E7%94%B0%E5%8F%8B%E7%B4%80%E5%AD%90&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
アメリカの食の管理方法をかなり押していたと思ったんですが、いいところだけ押してくれるんならいいんだけど。
議事録なくなったらどうしよう・・・
課長になる研究者は、独立行政法人食品総合研究所の山田友紀子・国際食品研究官(53)。
食の安全・安心を高めるための政策を企画・立案する消費・安全政策課長に11日付で就任する。
http://www.asahi.com/politics/update/0107/003.html
http://www.sasayama.or.jp/saboard_old/b_board.cgi#0462
[80] 政治的な思惑が、アナン事務総長の津波被災地の視察計画を変えてしまったとのロイターの記事
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/09(Sun) 08:15 |
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- http://www.abc.net.au/news/newsitems/200501/s1278837.htm
によると、国連のアナン事務総長が、津波被災地であるインドネシアのナングロアチェ州を訪れ、その一日後に、スリランカのリゾート地であるHambantotaを訪れたのはいいのだが、タミール・イーラム解放の虎(LTTE/The
Liberation Tigers of Tamil
Eelam)から、視察するように請われていたスリランカ北東部の視察は、スリランカ政府の思惑などから、除外された。
アナン事務総長は、このことについて、「私は、人道的な使命のために訪問したのであって、(政治的な思惑にかかわらず)多くの地域を視察したかったのだが、残念ながら、私は、スリランカ政府から招かれた客としてきたのであり、そのスケジュールは、スリランカ政府がきめたものである。」といったという。
国連の事務局が言うに、国連事務局は、スリランカ政府に、「タミール・イーラム解放の虎」支配地域も、視察先に入れるよう懇願したが、スリランカ政府は、安全上の問題を理由にして、取り合わなかったという。
[79] 広告映像からサーフィンの映像をはずしたニュージーランドのテレビ局と、関連映像を流し続けた水難委員会
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/09(Sun) 07:43 |
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- http://www.stuff.co.nz/stuff/0,2106,3151052a1860,00.html
によると、ニュージーランドのテレビ局のTVNZは、広告映像から、サーフィンの映像など、津波を感じさせる映像の広告をはずしたという。
一方、ニュージーランドの水難安全委員会(Water
Safety Council
)では、逆に、水難事故の映像を啓蒙のためにオンエアしつづけている。
この意図として、関係者は、「今回の津波では、3人の犠牲者があったが、昨年一年だけでも、水でおぼれて死んだ人が100人以上もいるという現実を踏まえたもの」としている。
この映像を、津波後、オンエアし続けていても、視聴者からの苦情は、たった一件だったという。
http://www.stuff.co.nz/stuff/0,2106,3151052a1860,00.html
[78] なんとも遅い「インドの原子力施設津波被害」報道
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/09(Sun) 07:14 |
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- これについては、私のブログhttp://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=183でお知らせしたとおりであるが、
日本の新聞で、1月9日付で、さもニュースのようにhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050109-00000006-mai-int
のように報道されたのには、びっくりした。
遅すぎますね。
[77] いつまで「ふるさと再生」なんかな?
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/09(Sun) 00:57 |
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- NHK教育テレビで、遠野市での「ふるさと再生」シンポジウムの様子をやっていましたけど、話題は、規制改革特区と、ふるさと再生がテーマってとこですけど、相変わらずの農業問題ご専門の旧NHK解説委員さんの司会では、なんとも、新しいパラダイムには、そぐわない古くささを感じましたね。
締めくくりの言葉で、「近頃、地方の時代といわれてまいりましたが--」なんて話されていましたけど、「それって、いつの話じゃ-」って、突っ込みを入れたくなりましたね。
ちなみに、「地方の時代」って言葉は、1979年に長洲一ニ神奈川県知事が首都圏地方自治研究会で提唱してはやりだした言葉なんで、もう、25年以上が経過した古語なんだぞ。
新しいパラダイムを論じるには、やはり、これまで、農業関係で飯を食ってきた評論家なりオピニオンリーダーなりの一掃が必要なようで。
それにしても、どうして、日本のグリーンツーリズムって、こんなにまで、理屈っぽく、そして、教育っぽくなってしまったんだろう?
もしかして、仕事がなくなっちまった農業経済学の学者さんの飯の種になっているんと、ちがうんだろうか?
もっと、楽しくやりましょうや。
「たかがグリーンツーリズム」っ程度のノリで、生き生きとね。
ふるさと再生を英語で言えば、rural renewalなんだが、これで検索してひっかかってくるのは、クルセイダーズのrural
renewal
http://info.hmv.co.jp/p/t/591/061.html
ばっかりだ。
どうも、とっかえひっかえ、ふるさとの文字のみ踊るのが、日本の農村政策のような感じがするのは、わたくしだけであろうか?
もっと、緻密で高度な戦略が必要な気がしている。
[76] Re:[75] 島根の冶金歴史
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/09(Sun) 00:47 |
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- >
いいですね〜。石見地方の銀山、安来地方の製鉄、出雲の銅鐸、島根県って冶金歴史の宝庫ですなあ。
戦国和牛さん。
私も、http://www.sasayama.or.jp/action/indstry.htm
などで、石見銀山の世界遺産登録を強く訴えてきましたが、これhttp://www2.pref.shimane.jp/ginzan/wheritage/schedule.html
みますと、いよいよ、今年と来年が山場になりそうですね。
産業遺産の世界遺産としては、日本初めてっていうとこですかね。
[75] 島根の冶金歴史 投稿者:戦国和牛
投稿日:2005/01/08(Sat) 23:38 |
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- いいですね〜。石見地方の銀山、安来地方の製鉄、出雲の銅鐸、島根県って冶金歴史の宝庫ですなあ。
[74] Re:[73] だれからも丸見えのYahoo!..投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/08(Sat) 21:41 |
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- 昨年6月でしたか、6750と6751で書いたことがありますように、あるグループのYahoo!.のグループメールが丸見えになったことがありましたが、それとなく、注意しましたら、アクセス制限をかけていなかったようで、その後、無事、見えなくなったことがあります。
こういう場合は、ズボンのチャック全開指摘と同じ感覚で、率直に、「見えていますよ」、と知らせてあげるのが一番ですね。
で、具体的に、この場合、どうだったかといいますと、Yahoo!.のグループメールの上に、私のサイトがリンクされていて、どなたかが、そのリンクをクリックして、私のサイトにアクセスしてきたために、その生ログが、私の手元に残ってしまったということなのですね。
ですから、おそらく、行政のサイトにリンクしてあるようなYahoo!.のグループメールからアクセスし、しかも、そのクループメールにアクセス制限がされていなかった場合は、生ログが行政側に残ることになりますね。
その生ログに元ずいて、逆アクセスすれば、セキュリティ措置のなされていないグループメールは、丸見えになってしまうというわけです。ご用心。
また、2chなら、プロキシ経由なので、自分のIPが見えないのかといえば、そうではなく、IPが一定の幅をもって、確定されるというように解釈すればいいんじゃないでしょうか。
IPが何番から何番まで、という具合にですね。
ですから、特定されにくいということなのだと思います。
しかし、これとて、事件になれば、その幅を詰めていけばいいのですから、完全に特定できないというわけではないでしょう。
非常にたとえが悪いのですが、公衆便所で用足ししても、すぐには、分からないのですが、綿密にDNA鑑定し、調べれば、分かることもありうる、というぐらいに考えたらいいのではないでしょうかね。
でも、IPが確定できたとしても、そのような場合は、http://www.mse.co.jp/ip_domain/などで、IPドメインSEARCH 検索をしても、公衆便所の名前しか出てこないのですから、よっぽど、ヒマでないと、この特定は無理ですね。
ましてや、今では、プロキシを二段にかけてくるのもあるようですから、そうなると、普通の場合は、特定をあきらめるでしよう。
しかし、それとても、特定が不可能というわけではないのです。
プロキシ・サーバーなどについては、このサイトhttp://www5.plala.or.jp/vaio0630/proxy/proxy.htmが詳しいですね。
で、さらに、今では、プロキシチェッカーなんてのもあるようです。
これhttp://www.cybersyndrome.net/pc.htmlですね。
自分が、今、どんな情報を発しているかは、私のトップのサイトからもリンクしている確認君http://www.ugtop.com/spill.shtml
等で、確認することができます。
この中で、「現在接続している場所(現IP)」というのが、上で例えた公衆便所のIPですね。
その下の、「現在接続している場所(元IP)」という欄が、noneになっていれば、あなたのIPは、漏れていないので、まづ安心ですね。
前にも申し上げましたように、この問題は、行政でなくても、会社でも個人でも、アクセス解析し、生ログを有しているものが、どの範囲で、その生ログを公開しうるのか、それにもとずく権限行使をするのか、その範囲問題如何なのだと思います。
前にも申し上げましたように、地域IXの場合は、もろに県政に近い立場にありますので、特にご用心ということですね。
このような問題は、あまりきれい事を言わないで、論じたほうがいいというのが、私の意見です。
「見えるものは見える。」「見えないものはみえない。」「時間がかかって、見えるものもある。」「時間がかかって、見えないものもある。」
要はこれだけの話なんですから。
桜井0子さん流に、あんまり、話をおどろおどろしくする必要もないわけって事です。
[72] 消雪パイプの特許をもつ今井与三郎さんというかた
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/08(Sat) 17:18 |
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- まみ夜さんのお話で、新潟中越地震で、長岡市の消雪パイプの機能が、うまくいかないというお話がありました。
で、この消雪パイプに、特許があるという話を、長岡のかたからお聞きしまして、調べてみましたら。
ありました。
今井与三郎さんというかたでした。
この方のご本業は、コメの粉で作った米菓業で浪花屋製菓というものだったそうな。
で、皆さん、ビールのおつまみでお世話になる柿の種なるものは、なんと、1924年に、この今井与三郎さんの発明になるものだというから、びっくりですね。
もともとあられを作っていた今井さんは、薄くスライスしたおもちを小判型の金型で抜いてあられを作っていたのですが、ある日、奥さんが、その小判型の金型を足で踏み潰してしまった。
つぶれて三日月型になった金型であられを作ってみたら、柿の種みたいなかたちになったというわけ。
その今井さんが、長岡市袋町の地下道で地下水が漏れている地面には雪が積もらないことをヒントに、「路面の除雪装置」として実用新案権を得たのが、消雪パイプの始まりなんだそうです。
昭和36年8月、その年の冬にいわゆる三六豪雪を経験した長岡市は、坂之上と東坂之上を結ぶ市道を舗装する際、試験的に消雪パイプを55m敷設して地下水による道路の消雪を初めて試みました。
その後、急速に敷設が進んで、その距離は三八豪雪のときには延長3,685m、40年度には市道、県道、国道を合わせて35.6kmになったということです。
[71] garyo さんのサイトにあったモナー神社
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/08(Sat) 16:22 |
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- http://www.dawgsdk.org/monashrine/main.php
です。
ちょっと、初詣には遅れましたけど。
よくできていますね。
このごろは、モナー雪だるまなんてあるようですね。
2ch文化きわまれり。というところでしょうか。
おみくじを引いたら、モナー神社は大吉でした。
お賽銭を沢山いれたからでしようかね?
[70] 「角館」という全国ブランドが残る方向も残されてはいるのだが。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/08(Sat) 13:52 |
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- http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050107n
によると、武家屋敷と春の桜で全国から観光客を集めている秋田県仙北郡角館町の角館町長が、角館町議会の市町村合併特別委員会で、田沢湖・角館・西木合併協議会から離脱する意向を表明した。
これに対して、特別委は判断を留保したとのことだ。
これには、合併地域に、角館と田沢湖という二大観光地を包含しているところから、命名が甲乙つけがたい様相となり、結果、合併後の新市名が仙北市となり、全国ブランドの角館の名前が消えてしまうという所に、最大の不満があるようだ。
同様の問題は、全国ブランドの大分県の「湯布院」にもあったようだが、こちらのほうは先月12月19日に合併調印し、今年10月1日から、由布市になるようだ。
そのほかの全国ブランドの観光地の新市名としては、「伊豆市」「十和田市」「平泉市」「飛騨市」「喜多方市」等は、すんなりいったようだ。
角館町議会特別委の意向は、まだ不明だが、私としては、小京都のブランドイメージは、何ものにもかえがたいので、離脱には、賛成である。
しかし、町長さんの命運は、町議会の意向如何によっては、最悪の場合は、腹切りということになるのかもしれない。
結果、腹きりとなっても、以って瞑すべし、ミスター・コンパクト・シティの名は、末代に残るのかもしれない。
http://www.town.kakunodate.akita.jp/PO/YAKUBA/SOMU/koho/koho.HTM もご参照
[69] Re:[67] 国際税
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/08(Sat) 12:16 |
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- > 国際税ですか。すごいことを考えますね。
garyo
さん。
この構想の前提として、「地球公共財」http://www.sasayama.or.jp/library/tosyo-20.htm
にも書きましたが、1940年代に設立された現存の国際機関のシステムによっていては、地球公共財は、守りえないとする挫折感があるようですね。
その限界を破りうるスキームとして、国際間排出権取引などの新しいスキームが考えられたのですが、これも、アメリカの京都議定書不参加によって、腑抜けのスキームと化しているという現実があります。
また、以前から為替取引に1パーセントの税金を課すというトービン税構想というものもあるのですが、実現にまでは至っておりません。
この「地球公共財」の著者であるインゲ・カール氏は「国家、地域、市民社会、企業、NGOなど、あらゆる主体の参加を可能とする、「地球参加基金の設置」が必要である。」と提言しています。
日本政府のポジションとしては、微妙な点があるでしょうね。
[68] WHOが、鳥インフルエンザと津波被災地の疫病蔓延との累乗的被害拡大を警告 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/08(Sat) 12:03 |
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- http://www.earthtimes.org/articles/show/1141.html
によると、
WHOは、最近のヴェトナムなどでの鳥インフルエンザの人への感染が、津波被災国への、新たな負担と化すであろうことを警告した。
ヴェトナムでは、現在、18歳の少女について、鳥インフルエンザに感染したかについて、調査中であるが、これが確認されると、ヴェトナムでは、この数週間で4番目の患者となる。
今週に入って、12月31日に、6歳の男の子が、死亡し、この火曜日に9歳の男の子が死亡している。
この16歳の女の子は、現在、病院で危篤状態のようである。
WHOでは、今後数ヶ月間で、アジア諸国の旧正月に鳥料理が使われることも影響し、さらに、気温が、鳥インフルエンザ拡大に適した低温状態を迎えることも手伝って、急速に蔓延するものと見込んでいる。
[67] 国際税 投稿者:garyo 投稿日:2005/01/08(Sat) 12:02 |
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- 国際税ですか。すごいことを考えますね。
[66] ますます熱を帯びるフランス・シラク大統領の「インターナショナル・タックス」(国際税)構想
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/08(Sat) 09:06 |
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- 「津波被災国に対しての持続的援助のファンド造成のためにインターナショナルタックス(国際税 なお、日本のニュースでは、どういうわけか、「国際災害税」と訳されている)を創設すべし」との、フランスシラク大統領の主張は、ますます、熱を帯びつつある。
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/L06684540.htm
によれば、シラク大統領は、今年のG8での構想実現に向けて、G8各国首脳に働きかけるという。
同時に、フランスは、そのための仲間作りとして、イギリスをターゲットとして、イギリスの提案する第三世界への援助を現在の二倍にするというInternational
Finance
Facility構想を支援するという。
もともと、フランスは、新しい税制の発明の源的存在で、現在の日本の消費税が雛形としているヨーロッパの付加価値税(VAT)は、もともとは、フランスで発明?されたものだ。
http://www.sjk.co.jp/c/w.exe?y=www.noguchi.co.jp/archive/tax/tx030227.php3参照
今回のフランス提案のインターナショナル税の発想は、ひょっとして、地球公共財を守る財源のスキームの原点になりうるかもしれない。
同時に、この考え方が、進行すると、現在の環境税の分野に属する京都議定書にも織り込まれた国際間排出権取引のスキームが、吸収され、より広い概念でのものに変わりうる可能性もある。
このシラク構想の原点は、ランダウ・レポート(Landau
report) http://www.diplomatie.gouv.fr/actual/pdf/resueng.pdf
等で見ることができる。
http://www.ambafrance-ca.org/article.php3?id_article=526http://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/~hirakawa/diary/archives/200409/260241.php
もご参照
[65] 「ここがだめだよ、****グループ」ってのはないですかね。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/08(Sat) 08:32 |
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- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050108-00000005-san-pol
によれば、民主党内のあるグループが、読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長を講師に招き、「ここがだめだよ、民主党」と題して講演してもらう予定というのだが。
どうも、渡辺恒雄会長と民主党というのは、いかにも、ミスマッチですね。
「指摘するほうもするほう、されるほうもされるほう」っていう感じですが、これは、結局は、「民の心、政党知らず」ってことですかね。
この際、プロ野球ファン主催で、古田さんを招いて、「ここがだめだよ、****グループ」ってのを、自民党さん後援で開催したら、面白いと思うんですけどね。
[64] Re:[63]
点字図書館の役割を根本的に転換できるための著作権法改正を、初夢にしたいですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/08(Sat)
07:31 |
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- 謎工さん。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2000年の著作権法改正によって、点字情報の通信回線上での配布可能となったのですが、録音情報については、従来どおり、点字図書館などの公的施設での頒布にとどまってしまったことで、アメリカの1996年の著作権法改正(The
Chafee amendment http://www.rit.edu/~easi/itd/itdv09n1/lingane.htm)と、大きく異なったものとなり、今後に課題を残したという点については、当時の中曽根文部大臣等に、http://www.sasayama.or.jp/action/cpyrght.htm
のような指摘をさせていただいた次第です。
今回のポイントサービス還元という形は、楽天など、他のアフィリエイトなどでも可能なスキームですので、大いにやってほしいと思いますが、現在の点字図書館の抱える必然的な高コスト構造を解決するためには、そのための著作権法の改正が必要なものと思われます。
上記サイトでも指摘したのですが、中央の点字図書館で、全国分のデータベースを作り、それを地方に配布でき、録音物の閲覧も自宅でできるようにするための著作権法の改正、各県の点字図書館は、その県独自の地方情報の点字情報なり録音物提供に専念できる体制作りが必要なものと思われます。
同時に、日本版のADA法http://www32.ocn.ne.jp/~everydayimpress/New_Folder/explain4.htm
も検討されておるようですので、そちらのほうからのバックアップも必要な感じがしています。
おっしゃるP2Pによる障害を持つ方と、点字や録音物に転換できるかたとの、情報のサーバベースでの交流ができれば、点字情報や録音物情報の障害を持つ方への提供量は、飛躍的に伸びるのですが、残念ながら、現状では、上記のような制約があります。
しかし、その相互情報交流のハブ作りができれば、新たな展開が可能になるものと思われます。
ファイル・シェアリング・プロトコル技術を障害者福祉に利用しているアメリカの現状については、次のサイトhttp://www.fullerton.edu/it/publications/itdownload/archive/May03/
を、英文ですが、ご参照ください。
たとえば、このBraille
Lite M40 notetaker
http://www.freedomscientific.com/fs_news/july01.asp
という製品は、点字情報と、WinDisk
http://www.geitei.de/windiske.htmというファイルシェアリングソフトとがドッキングした製品です。
このような、点字情報をファイル共有できる製品などが、既に生まれています。
日本での問い合わせは、こちら
http://www.kokoroweb.org/cgi-bin/kokoro/exec.cgi?file=item&id=1343
や、こちら
http://www.askktenten.jp/staff-link.htmlで可能のようですね。
http://www.sasayama.or.jp/action/cpyrght.htm
[63] 「ポイントカードってなんだ?
点字図書づくりに一役」 投稿者:謎工 投稿日:2005/01/08(Sat) 00:01 |
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- 録音図書の分野はP2P技術が非常に大きな力を発揮し得ると考えていますがいかがでしょう?
しかし、現在の著作権法で公衆送信(可能化)権が制限されているのは点字情報のみ。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/thatu/20050107/mng_____thatu___000.shtml
[62] Re:[60]
遡上できないサケは、どこへ行く? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/07(Fri) 18:34 |
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- まみ夜さん。
日本海側では、ただでさえ、毎年放流したサケが、その分だけ遡上して来ず、他の県の川へ遡上してしまうということで、ひと悶着あるのに、今回、新潟のかたは、まったく、それを見過ごさざるを得ないのは、内水面の皆様にとっては、残念なことでしょうね。
でも、きっと、その分は、他の県なり他の川に、必ず遡上するわけですから、隣接県同士のなんらかの助け合いは、必ずできると思いますよ。
[61] Re:[59] 津波関連
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/07(Fri) 18:27 |
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- garyo
さん。
この津波から地域の人々を救ったのは、ティリー・スミスさんという10歳の女の子のようですね。
ティリーさんの家族は、イギリスのサリーというところから休暇を楽しみに、マイカオ・ビーチにきていたところ、海の水がドッと出てきて、泡だって来たのを見て、ティリーさんは、学校で地理学の先生のケアネイ先生から学んだ、津波のことを思い出し、両親に、津波が来ると教えたようですね。
彼女の警告は、瞬く間に浜辺中にひろまり、浜辺からは、誰もいなくなったということです。
彼女や家族たちが、安全と思われるホテルの一階に駆け込んで、数分して、津波が、砂浜を越して押し寄せてきたということです。
災害教育の重要性を感じさせられる話ですね。
http://www.nypost.com/news/worldnews/37579.htm
[60] <新潟中越地震>サケ遡上できず 台風と地震で魚道ふさぐ 投稿者:まみ夜
投稿日:2005/01/07(Fri) 17:18 |
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- こういう被害もあるのですね。
五万円の見舞金については、今確認をとっております。
義援金の配分として、一部損壊として、一律五万円とのコトのようですが、検討中なのか、決定なのか、配布予定なのか、配布済みなのか、その辺を詳しく調べてみます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050107-00000011-mai-soci
[59] 津波関連 投稿者:garyo 投稿日:2005/01/07(Fri) 14:41 |
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- お詫びに津波関連ニュースを(間違ってたらすみません)
巨大津波の天使
http://www5.big.or.jp/~hellcat/news/0501/04a.html
タイのリゾート地プーケット島は今回の津波で大変な被害を受けたけど、同島のマイカオ・ビーチは死者がまったく出なかった。なんと、津波が襲った2週間前に学校で津波に関して習ったイギリスの小学生の女の子が、津波の前兆を察知、母親に知らせ、ホテルの従業員が緊急に客を退避させたからだ。
被災の子供たちに人身売買の危険 インドネシアが防止措置
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200501050007.html
震源地に最も近かったナングロアチェ州では、少なくとも1万3000人の子供が孤児になったとされるが、実態はまだ把握できていない。
国連児童基金(ユニセフ)のバッド報道官によると、被災地の現場で活動している複数の援助団体から、ナングロアチェ州内で犯罪組織のメンバーがボランティアや子供を探す親のふりをして、子供をさらおうとしているとの報告が寄せられている。
インド洋大津波 感染症、波状流行も 500万人罹患の恐れ WHO警告
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050106-00000000-san-int
WHOは津波発生直後から水の汚染や衛生状態の悪化による感染症発生を警告。「津波の死者と同規模の死者が出る可能性がある」と最大級の表現で注意を喚起した。
[58] すみません 投稿者:garyo 投稿日:2005/01/07(Fri) 14:31 |
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- HIKOさん、こんにちは。ご指摘ありがとうございます。
1枚目もネタですか。騙されてしまいました。
[57] フランスのシラク大統領が「被災国の対外債務返済猶予よりも、対外債務カットを」と、一歩踏み込んで提案
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/07(Fri) 10:42 |
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- http://www.ipsnews.net/interna.asp?idnews=26930
によれば、
イギリスを本拠地とするJubilee
Debt Campaign
http://www.jubileedebtcampaign.org.uk/
とthe World Development
Movement
http://www.wdm.org.uk/
との二つのグループは、昨日のインド洋大津波を受けてインドネシアで開かれた緊急首脳会議(津波サミット)での結論である津波被災国の対外債務返済猶予案を紹介しながら、「歓迎すべきことなのだろうが、これでは不十分だ。」とのコメントを出した。
このグループが言うに、被災国は、債務のカットを望んでいるのであり、一時的な債務の返済猶予を望んでいるわけではないとしている。
また、フランスのシラク大統領は、http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/L06142977.htm
に見るとおり、一歩踏み込んだ提案をしている
ひとつは、被災した貧困国を助けるファンドを造成するための「インターナショナル・タックス」(国際税)の創設である。
これは、武器の売買や金融取引、企業収益、航空・船舶料金にまで課すものと想定されている。
しかし、外国為替取引に課すトービン税構想http://www.jiten.com/dicmi/docs/k20/24336.htm
とは、一線を画すものであるとしている。
もうひとつは、1月12日の債権国会議(パリクラブ)で、被災国の債権カットの提案をする模様である。
同時に、シラク大統領は、
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=10000085&sid=ael41K9lqnKY&refer=europe
にあるように、イラク選挙終了後の2月に、2001年ぶりにブッシュ大統領と会談する予定であり、この席で、ブッシュ氏と和解を結んだ上で、対被災地債務のカットを改めて提言する予定であるとされている。
[56] 「津波被災国への援助競争は、美人コンテストに似たり」との発言の詳細。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/07(Fri) 08:11 |
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- http://www.euractiv.com/Article?tcmuri=tcm:29-133776-16&type=News
によると、EUの開発援助委員のLouis
Michel氏は、津波被災国に対する援助が、援助金額にのみ焦点が当たってしまい、長期的なプロジェクトに焦点が当たっていないことに対して、警告した。
(日本の読売新聞など一部の新聞に、この美人コンテスト発言が、国連総長Annan氏によってなされたとの報道があるが、これは、誤りで、そもそもは、1月3日に、EU委員会の広報担当官のGregor
Kreuzhuber氏が述べたもので、それをLouis
Michel氏が引用して、発言したのが真相である。)
1月7日に、アジアの津波発生に伴う対外協力について、EUの外相・開発相会議が開催されるが、既にEUとEU加盟国によって、記録的な十五億ユーロの対外援助が約束されているので、資金不足が緊急の課題とはならない。
しかし、フォローアップと、協力体制の構築が、今後の課題である。
Louis
Michel氏は、被災地を視察して、次のように言った。
「われわれが今注意しなければならないのは、だれが大きな金額の援助を言いだすのか競争する美人コンテストのようなものに入り込まないようにすることである。私が関心があるのは、実際の支出の伴った約束である。」
さらに、Louis
Michel氏は、各国の誓約したものの真正性について、挑戦するつもりはないとも、言った。
同様の見解は、NGO団体のOxfamのオーストラリア支局の見解にも、反響していった。
Oxfamは、被災国援助について、欺瞞的な約束がなされないように警告し、「約束した援助がなされなかった、過去の過ちを繰り返すことがないようにし、その代わりに、包括的な援助パッケージの構築と、被災国への債務免除、貿易優遇などの措置をとるべきだ。」としている。
[55] Re:[53] [46] 津波の写真
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/07(Fri) 00:19 |
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- HIKOさん。
おやおや、これもですか。
ちょっと雄大すぎましたものね。
Falseと解釈する理由として、次のように書いていますね。
1.タイでの津波の高さは、4メートルとされているのに、この写真では、数階建ての高さになっている。
2.地平線の形が、プーケットの形と異なる。
3.車の流れが、左側交通のタイのものとことなる。
[54] ベトナムで、今シーズン二人目の鳥インフルエンザ死亡例の詳細 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/07(Fri) 00:00 |
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- 今シーズン二人目の死亡者がヴェトナムで発生した。
http://www.channelnewsasia.com/stories/afp_asiapacific/view/126046/1/.htmlによれば、死亡したのは、南部Dong
Thap郡の6歳になる男の子で、昨年12月30日、高熱と呼吸不全で、処置後三時間もたつかたたないうちに死亡してしまったという。
死亡後2-3日後に、この患者が、H5N1型鳥インフルエンザにかかっていたことが分かったという。
しかし、この男の子が、家禽類に接触した証拠がないことから、ウィルスの伝達経路については不明であるという。
このほか、今年にはいって、ヴェトナムで初めての鳥インフルエンザ感染者は、Tra
Vinh郡のThach Phungという名の9才の男の子で、この子は、家禽類に直接触った証拠があるという。
もう一人は、Tay
Ninh郡の16歳の少女で、危篤状態にあるといわれている。
しかし、当局は、二人の死亡は、まだ否定しているようだ。
[53] Re:[46] 津波の写真
投稿者:HIKO 投稿日:2005/01/06(Thu) 23:58 |
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- >garyoさん、
1枚目もネタのようですよ。Status: False
になってます。
波が大きすぎる、風景が違う、タイは左側通行なのに車が右を走っているなどの理由が挙げられています。
掲示板でこの写真の元ネタ探しが行われていますが、写真の右側に黒い影があることから、本か雑誌からスキャンしたのではないかという意見が出ています。
2番目の写真がここが元のようですね。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/4668/gallery/gallery.html
↑音が出ます。
[52] Re:[51] タイの津波被害近況
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/06(Thu) 23:31 |
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- あきあき さん。
>
プーケットはもう復興したの?
ですが、そんなことはありません。
ご紹介のサイトは、このうち「タイ国内宿泊施設等被害・復興状況」と「カオラックからの情報」とについては、http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=173にも紹介しているものです。
1月5日、タイのタクシン首相は、タイの津波被害の近況を次のように報告http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/BKK198762.htmしております。
最終のタイでの死者数は、これまでの五千名という数字から、大幅に増えて、八千名にのぼるであろうということ、また、多くの行方不明者は既に死亡しているものと見られ、現在、行方不明者の数を4499名としているが、その数は、三分の一に減るであろうということ、
カオラックでの死者が、圧倒的に多いこと、
また、捜索の地域を、海とマングローブ地帯に絞って捜索すること
という内容でした。
http://www.abc.net.au/ra/news/stories/s1277834.htm も、ご参照
[51] ほんと? 投稿者:あきあき
投稿日:2005/01/06(Thu) 23:16 |
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- プーケットはもう復興したの?
http://ime.nu/www.bluemarine.info/topsab/phuket-now/phuket-info-now.htm
[50] 豊橋市の電線の地中化と、路面電車との両立
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/06(Thu) 23:04 |
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- 愛知県の豊橋市に行く機会があり、かねてから、都市景観形成モデル都市として話題の豊橋市の駅前を見ることができた。
なるほど、電線の地中化によって、電信柱のない、さっぱりした町並みが大通りにはできている。
その一歩裏側は、商店街の続く界隈が形成されている。
路面電車の電線は、写真
http://www2.tokai.or.jp/ozora/yoto-image41.jpg
に見るように、ボンボリ状の装飾を施したセンターポールで支えられていた。
タクシーの運転手さんは、「電柱を地中化したものだから、あとで、電車のセンターポールに、何億という余計な金がかかってしまった。」との、別な見方をしていた。
この路面電車の架線柱のセンターポール化は、この豊橋市のほかに、鹿児島市、熊本市、長崎市、岡山市、札幌市等でも、導入されている。
しかし、豊橋市の美化対応したセンターポールのコストアップ差額分については、国・県の補助対象とならず、豊橋市が負担せざるを得ないことになったそうだ。
これについては、http://home4.highway.ne.jp/m-takuya/LRT/L1997C09.htm 参照
豊橋市の都市景観形成については、こちらのサイトhttp://www.mlit.go.jp/road/koka4/8/8-7.htmlもご参照。
[49] Re:[45]
新潟県中越地震災害義援金配配分委員会配分 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/06(Thu) 21:19 |
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- 長岡市民さま
新潟県中越地震災害義援金配配分委員会 第一回分については、
http://www.pref.niigata.jp/content/jishin/suitou/gienkin_shingi.pdf
によると、次の通りのようですが、その後変動があったのかも知れません。
また、このほかに、一律配布分があったのか、第二回配分があったのか、分かりません。
しかし、以下の中に、山古志村特例分として、「一部損壊の金額を一時金(内金)として配分」とありますので、まみ夜さんのおっしゃっている一律5万円というのは、山古志村分の一時金(内金)=5万円をさすものと思われます。
第一回配分
人的被害
死者20万円/
人 7・13水害時と同額
重傷者10万円/ 人
7・13水害時と同額
住家被害
全壊200万円/世帯
大規模半壊100万円/世帯
半壊25万円/世帯
一部損壊5万円/世帯
*山古志村の特例について
山古志村は現在、離村を強いられている上に、被害状況の把握が困難な状態にありますので、全世帯を一部損壊以上と見なし、一部損壊の金額を一時金(内金)としてお届けし、住家の被害状況確定後、被害区分に応じ一時金を除いた金額をお届けします。
[48] Re:[47] 地球全滅の日
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/06(Thu) 21:08 |
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- garyo さん。
>
2番目の写真はネタだそうです。
道理で。
笑って逃げていた人がうつっていたので、おかしいなとは思ったのですが。
ポロロッカ現象http://images.google.co.jp/images?q=pororoca&hl=ja&lr=&c2coff=1&sa=N&tab=wiの中国版でしたか。
銭塘江逆流の写真は、
http://images.google.co.jp/images?q=%E9%8A%AD%E5%A1%98%E6%B1%9F&hl=ja&lr=&c2coff=1&sa=N&tab=wi
にもありますね。
一枚目の写真は、何か、地球全滅の日の特殊撮影のように、迫力ありますね。
[47] すみません 投稿者:garyo 投稿日:2005/01/06(Thu) 20:30 |
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- 2番目の写真はネタだそうです。
>あと、津波写真の2件目はネタみたいですね。これは中国の銭塘江という川が氾濫した時の写真のようで、これを放映した局が謝罪をするという事態に発展したモノのようです。
[46] 津波の写真 投稿者:garyo 投稿日:2005/01/06(Thu) 19:44 |
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- 津波の写真です。タイトルが「fakeではない」となっていますが、まるで特撮のようです。
http://www.snopes.com/photos/natural/tsunami2.asp#photo
http://www.snopes.com/photos/natural/tsunami.asp
[45] 無題 投稿者:長岡市民
投稿日:2005/01/06(Thu) 18:08 |
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- >>義援金を(長岡市全域?)一世帯五万円、見舞金として配布。まったく被害がでていない家にも配布されるので、無審査か?
完全なガセですよw。私の家は家具、家電、食器はほぼ全滅、瓦が吹っ飛んで、ガラスも何枚か割れましたが一円ももらえません。ってゆうかこのくらいの被害で金くれなんて言いに行ったら笑われちゃいますわw。
[44] ブッシュ提案の津波支援コアグループの結成ならず。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/06(Thu) 16:17 |
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- 当初、ブッシュ大統領が、12月29日に、津波支援のために、インド、オーストラリア、アメリカ、日本が中心になり、中核グループを作るという構想は、その後の欧州などからの反発によって、今日のパウエル国務長官の撤回発言http://www.reuters.co.uk/newsArticle.jhtml?type=worldNews&storyID=649295によって、事実上、構想白紙の状態になった。
色々、アジアをめぐる、津波支援にことよせた、実質上の覇権争いは、漸く、国連中心という、本来の姿を取り戻したようだ。
それにしても、「津波支援を、テロ拡大の障壁に」という、アメリカの考え方http://www.nydailynews.com/news/local/story/267345p-229030c.htmlには、ちょっとお門違いの面を感じるのだが。
また、小泉総理ご執心の、被災国の対外債務返済猶予構想は、オーストラリアの反対http://abcasiapacific.com/news/stories/asiapacific_stories_1277177.htmによって、いまのところは、広がりを見せていない。
ご参考
Why
is Bush dismantling the tsunami core group?
http://timesofindia.indiatimes.com/articleshow/msid-981792,curpg-1.cms
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/SP208172.htm
[43] 塩野七生さんの提言
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/06(Thu) 10:35 |
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- 今日の朝日新聞の四面での、塩野七生さんの「政略を磨こう】という提言
http://www.asahi.com/paper/politics.html
の中には、いくつか、考えさせられるポイントがあったようだ。
かいつまんで、この提言の中身を言えば、次のようになるだろう。
1.国家の滅亡は、戦略能力という、持てる力の活用を知らなかったために起こる。
2.戦略すなわち政略であり、これは、悪い意味ではなく、困難な状況を前に、それへの打開策を考えて行動する事を指す。
3.政治への注文は、単に政治家への注文に終わるのではなく、政治家・メディア・有権者の三者へのそれぞれの注文によって、初めて生かされる。
4.政治家への注文は、メディアと有権者に向かって、語りかける事である。そのためには、【話す事で考える】というスキルを身につける必要がある。
5.メディアへの注文としては、政策に顔をつける役割を担うことである。
例えば、人の名前を冠に付けた00法というようなことで、政策に人間味をつけると同時に、官僚お仕着せの立法イメージから逃れる事ができる。
6.有権者への注文としては、政治家性悪説から脱し、信頼だけでなく、いい意味での緊張関係を相互に持つ事が必要である。
というものだが、いずれも、考えさせれるご提案である。
このうち、5の法案提出者の名前の冠をつけた法案の奨励という提案には、賛成したい。
このような法律の例として、アメリカの大気浄化法改正案第二章を、通称マスキー法案(Muskie
Act)という例がある。
これは、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E6%B3%95 に説明があるように、アメリカの上院議員、E.S.マスキー(Edmund
S. Muskie )http://abacus.bates.edu/muskie_archives/bio.htmlの提案によるためこの通称で呼ばれるものである。
また、4の「話すことで考える」というのは正に、このような掲示板など、インターネットでの双方向の場で、政策のニーズとヒント、そして、実現への道筋が、やり取りの中で、次第に、政治家自身明確化してくるというものであろう。
[42] Re:[40]
新潟中越地震問題が、津波にかき消されてきつつある感じ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/06(Thu) 10:22 |
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- まみ夜さん。
被災地の消雪構造は、この際、抜本的な見直しが必要かもしれませんね。
時間がかかっても、災いを福に転じうるスキームの用意が必要な気がしています。
山古志村では、既に雪の重みで、倒壊家屋が増えているという報道もありました。
義捐金の一律配布については、阪神淡路大震災の時の教訓が生かされていない感じですね。
コミュニティファンドのようなシステムの用意が必要な感じがします。
神社仏閣については、何処の被災地に行っても、これらは、比較的安全な地盤に立っていることが多いのですが、今回は、そうもいかなかったというわけですね。
それぞれの総代なり檀家の負担となるわけですが、長期的には、そうなるとしても、当面、つなぎ的措置が必要な気がします。
雪下ろしと、土建業者の冬場の労賃稼ぎについてですが、やむをえない面もありそうです。
世間の関心がスマトラ沖地震のほうにいってしまって、新潟中越地震問題への関心が、風化しないことを祈りたいと思います。
[41] Re:[38] 貧困の中の換金回路
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/06(Thu) 10:10 |
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- garyoさん。
貧困の中での換金回路が観光というわけですから、再建も、この換金回路の再構築から始めなければならないのでょうね。
持続的被災国再建のスキームが問われるところです。
そのためには、早期警報システムなどの観光地としての安全の保証が、まづ、優先されなければならないですね。
日本などの再建スキームとは、一味ちがった視点が必要な気がしています。
早期警報システムでも、それを使いこなせる人材がいるかどうか、そのへんのヒューマン・インターフェースを考えたスキームの用意が必要な感じがしています。
つまり、日本版の直接的導入でなくて、その現地版への焼き直しが必要という事ですね。
[40] 長岡の現状のまとめ
投稿者:まみ夜 投稿日:2005/01/05(Wed) 16:46 |
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- 長岡で聞いてきた話をマトメてみました。
全てに裏が取れているワケではないのを、お詫びしておきます。
・消雪パイプの補修が間に合わなかった。物流はもとより、除雪費用の増加、除雪車による道路破損の修繕費の捻出が問題。道路の修復が終わっていない地域がある点を考えると、来年度も消雪パイプに手がまわるか不明。
・山古志村など、かなりの雪が降っている(元旦のみで90cm)。雪下ろし作業のボランティアが必要。しかし、県外者では危険な上、無料で雪下ろし作業を行うと、これを冬季の収入源としている建築業者の経営に影響が出る。
・義援金を(長岡市全域?)一世帯五万円、見舞金として配布。まったく被害がでていない家にも配布されるので、無審査か?
(このお金を除雪作業員を雇うのに使ってほしかった・・・)
・仮設住宅に入る条件として、国と自治体から出る自宅再建の補助金の権利放棄があるが、見直しが検討されている。一部損壊は、補助金がもらえるように、ほぼ決定。半壊、全壊についても前向きに検討中。ただし、所得による減額は検討対象になっていない模様。
(農業を行っていれば前年所得が八百万円以上は多いので支給になってももらえる世帯は僅かと推測)
・報道されている以上に神社仏閣の損壊が酷い。氏子や檀家にかなりの費用負担がかかる。中小企業(総代や幹部をやらされている社長は多い)の体力を奪う原因になりそう。
まとめといいつつ、だらだらと書いてしまって、申し訳ありません。
被災地はなんとかなってきたぞ、といった報道にワリには、厳しい状況は続いています。
「雪」で注目が集まる冬は、乗り切れそうですが、経済的な体力も、建材的な耐久力も減少した春が、とても危なそうです。
http://plaza.rakuten.co.jp/blueseafish/diary/200501010000/
[38] 津波の被害の一部は人災 投稿者:garyo 投稿日:2005/01/05(Wed) 14:36 |
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- 観光への影響の懸念と専門家の不在が津波の被害を大きくしたようです。
あれほど津波の可能性を警告していたのに −
無視されたタイ人専門家が味わった究極の歯がゆさ
http://rate.livedoor.biz/archives/11752379.html
YOMIURI
ON-LINE / 国際 - タイ津波警報出さず、観光業への影響懸念…地元紙
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041228id21.htm
http://rate.livedoor.biz/archives/11752379.html
[37] 、「平成の大合併」では初の越県合併が実現
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/05(Wed) 11:47 |
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- http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20050105/lcl_____gif_____000.shtml
では、田中長野県知事が、「信州が信州でなくなった日、信濃が信濃でなくなった日」と、嘆いたというが、ちょっと偏狭すぎるのではないのかな?
いわば、これは、信州の政治経済的中心・信濃の政治経済的中心から、嘆いて見せた、裏返しの中心都の傲慢ぶりである。
辺境に対する考え方は、どこを中心にして、辺境なのか、が、問題だ。
信州という概念も、信濃という概念も、その中心があり、その中心からもっとも離れた辺境がある。
しかし、一方、辺境には、辺境の論理がある。
村上春樹の「辺境・近況」ではないが、辺境にとって、よりコンビニエントな隣接地域を持つ辺境にとっては、そこは、もはや、既に、辺境ではないのである。
与那国島の人に、台湾のテレビ放送を禁止する権限は、日本の首都東京には、残念ながらないのである。
[36] これは、日本の災害時についても、そのまま、言えることかもしれない。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/05(Wed) 05:44 |
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- http://www.nindja.com/gempa.html より
(引用開始)
<役人のみなさん>
もうアチェに出発するのはたくさんです。わたしたちの大統領は、すでに国民福祉担当調整相にアチェで任務に就かせました。これ以上の役人が来る必要はありません。役人は勝手な見方をするだけですし、出発しようとするボランティアの席を奪っています。-以下略
<メディアのみなさん>
アチェを、ドラマの舞台にしないでください。本当に起きていることを伝えてください。アチェは広いです。まだまだ報じなくてはならないことがあります。アチェの人びとを客体としてではなく、主体として伝えてください-以下略
<産業界のみなさん>
この災害が貧困を生み出さないために、一時、ビジネスをするのをやめてください。彼らの必需品を売りつけ、彼らをより沈めてはなりません。社長さんたちの訪問は必要ありません。どうか、彼らがいっそう崩壊しないよう施設を準備してください。以下略(Tim
AirPutih,
05/01/02)
(引用終わり)
というものだが。
これは、そのまま、日本の災害時の支援・報道体制にも、言えることかもしれない。
この災害時にも、スリランカでは、武装勢力が、救助活動と摩擦を起こしているようだし、インドのアンダマン諸島などでは、先住民族が、救助隊に火付き矢を放っているようだし。
なかなか、複雑な問題が、あるようだ。
[35] Re:[34]ニートバッシングと、少子化バッシング 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/05(Wed) 05:19 |
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- garyo
さん。
出入り不自由な日本型終身雇用制度とは、昔から言われていることですが、それでも、現実は、大分様変わりしてきました。
しかし、経済も人口も社会保障政策も、生産人口(15〜64歳)減少という右肩下がりの状態に耐えうる制度設計がされていないことに対する、社会不安というものが、ニートバッシングと、少子化バッシングを生んでいるようにも見えますね。
この社長日記http://blog.livedoor.jp/hirox1492/archives/10732223.htmlを書かれているかたは、ニートが、それらの端境期にある摩擦的失業の状態にあり、バッファーの役割を果たしているのだから、玉突き衝突を避けるためには、ニートはニートのままに、違う形での社会参加を考えたほうがいい、というお考えのようですね。
ひとつのご見解だと思いますが、では、どのような形で、ニートを生産人口の中に加えていくか、そのスキームとなると、まだ、答えを見出されているようには、思えませんでしたが。
むしろ、生産人口という概念自体が、産業に従属した社会価値観を表しているようで、もう、時代遅れなのかもしれません。
世代間の相互扶助を、生産人口と非生産人口とに対峙して考えない、新しいパラダイムの創出なんて考えはできないものでしょうかね。
そういえば、以前「生産人口の間引き政策」http://www.sasayama.or.jp/diary/2002jul09.htmなんてのを言ってたことがありました。
この考えは、現世代をリストラでいじめつくしたことが、社会全体の雇用に対する挫折感、産業社会に対する挫折感を生み、それがひいては、ニートの増加につながったという視点ですね。
産業感・労働価値観は、ブーメランのごとく、社会に跳ね返ってくるというわけです。
リストラ・リバウンド現象が、ニートの増加というわけですかね。
[34] ニートを生んでいるのは労働法では?
投稿者:garyo 投稿日:2005/01/05(Wed)
03:31 |
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- ひろゆきさんの社長日記に反応して、日頃思ってる事を書いて見ました。労働組合の支部で書記長をしているのでこんなことを言うのはおかしいかも知れませんが、社員の指名解雇ができない→新規採用の停止→若年労働者の失業となっていると思います。
http://d.hatena.ne.jp/garyo/20050104/1104803820
[33] そして、インドのカルパカムにある原子力複合施設は、津波の力に耐えられたのであろうか。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/04(Tue) 23:51 |
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- 台湾の原発の話が出たついでに、今度は、インドのカルパカム(Kalpakkam)郊外にあるインディラ・ガンジー原子力研究センター(IGCAR)のMadras
Atomic Power Station (MAPS)の原子力施設は、今回の津波の力に耐えられたのであろうか?
http://www.hindustantimes.com/news/181_1181321,001301540005.htm
によると、この町では、二つの教会が破壊され、108人が死んだとのことである。
また、http://timesofindia.indiatimes.com/articleshow/978551.cms
によると、Madras
Atomic Power Station
(MAPS)の中を、レポーターが案内された様子が書かれているが、海水導入のパイプの破損などが目立っていたという。
http://news.newkerala.com/india-news/?action=fullnews&id=54400
では、ここには、二つの加圧型重水炉と、テスト・リアクターそして、再処理工場があり、また、高速増殖炉が建設中とのことである。
このうち、MAPS
IIと呼ばれるUnit-II
が、津波による海水の浸入時にストップし、12月30日に、点検の後に、運転再開をしたという。
もうひとつの重水炉のほうは、昨年10月に、閉鎖していたという。
http://www.chennaionline.com/colnews/newsitem.asp?NEWSID=%7B7DD85E0E-79BF-46ED-B1BF-CD150B655303%7D&CATEGORYNAME=National
によると、1月4日の夜から、正常運転に戻るという。
この発電所は、1985年に建設されたもので、250MW
の発電量を有す。
以上見たところでは、インド政府も安全宣言を12月28日に出しているhttp://www.expressindia.com/fullstory.php?newsid=40097し、それを信じるしかないのだが、
http://www.truthout.org/docs_05/printer_010305W.shtml
等を見ると、従業員の中の技術者が、教会でお祈りをしている最中に犠牲になったとされ、原子力施設内での人的損失は多きいようだ。
その後の経緯は、放射能汚染があったかどうかについて、注意深く見守っていく必要があるのではなかろうか?
[32] 台湾で、海岸端の原発建設見直し要請の動き
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/04(Tue) 23:04 |
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- http://english.www.gov.tw/index.jsp?action=cna&cnaid=5837
によると、台湾で、今回のインドネシア津波の破壊力の海岸端立地の原子力発電所に及ぼす影響を考慮し、その立地を阻止する要求が、民主進歩党が主催する公聴会の席上で、地方の環境保護活動家から出された。
これに対して、国立台湾海洋大学の学部長であるLee
Chao-hsing氏は、台湾は、非常に不安定な地形の下にあり、多くの障害があると述べた。
台湾の北島岸に立地しようとしいる四番目の原子力発電所のある位置は、フィリピンとユーラシア地殻構造プレートの間にあり、Lee
Chao-hsing氏がいうに、1867年におきた津波は、この地域に多大な損害を与えたとしている。
また、同じ席で、台湾環境保護ユニオンの理事長は、台湾北東部の海岸沖にある亀山島周辺海底には、活火山帯があると述べた。
「この第四原子力発電所が、海中の火山噴火や海中の地震によって引き起こされた津波の破壊力に耐えうるものなのか、懸念する」と、述べ、さらに、「政府が、この第四原子力発電所の建設を、この際、ストップすることを望む。」との見解を示した。
[31] 確かに、日本のマスコミは津波報道に積極的ではなかった。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/04(Tue) 18:30 |
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- garyo
さん。
あけましておめでとうございます。
そうですね。
今回ほど、日本のマスコミのノー天気ぶりを思い知らされたことはありません。
やはり、ご紹介のサイトの一番最後の方に書かれていた理由が強かったのかも知れませんね。
それにしても、27のアマチュアが取ったビデオ映像は、悲惨なものですね。
アメリカのメディアでは、津波の映像を流さないように決めたところもあるようです。
しかし、この事実をしっかり見つめておくことが、次にイツ来るか分からない人類への災危の最大の予防線となるはずです。
サイトhttp://www.turnto10.com/news/4029499/detail.htmlは、津波の後の惨憺たる現状についてのスライドショーです。
[30] なぜ日本のマスコミは津波報道に積極的でないのか? 投稿者:garyo 投稿日:2005/01/04(Tue) 18:14 |
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- あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
興味深い記事を見つけたので投稿します。
http://nullpo.2log.net/home/tsunami/archives/blog/main/2005/01/03_201744.html
[29] 消雪パイプの元祖がダウンとは!!
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/04(Tue) 18:04 |
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- まみ夜さん。
あけましておめでとうございます。
そうですか。
長岡の消雪パイプ
http://images.google.co.jp/images?q=tbn:08rN69aOqNsJ:www.hrr.mlit.go.jp/yuzawa/shizenmap/photo/yuzawa/yuzawa18.jpg
は、38豪雪の時の経験から、全国初めて始まった、歴史あるものですね。
それが、機能しないとは。
40年ぶりのストップですね。
それと、流雪溝
http://images.google.co.jp/images?q=tbn:AgB8eVZAJQoJ:www.lalanet.gr.jp/shisetsu/08av/uonuma-fuyu/P1120150.jpg
も、うまく機能していないと聞きました。
いずれも途中から、水が漏れていては、どうしようもありませんものね。
特に、お年寄りや弱者にとっては、厳しい冬となりそうです。
雪下ろしボランティアや、雪かきボランティアが必要になってくるかも知れませんね。
[28] あけまして、おめでとうございます
投稿者:まみ夜 投稿日:2005/01/04(Tue) 16:43 |
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- 昨年は、お世話になりました。
今年も、よろしくお願い申し上げます。
長岡に行ってまいりました。
いろいろと話をしてまいりまして、特に気になったのは二点。
・消雪パイプ(井戸水によって雪を溶かす主要道路に埋め込まれたパイプ)の修理が間に合わなかった地域多数
・義援金、一世帯五万円、ほぼ無審査で配布
メモをまとめている段階なので、まとまりましたら、またご報告いたします。
取り急ぎ、ご挨拶まで・・・
[27] 津波報道についての世界のブロガーたちの活躍ぶり
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/04(Tue) 11:52 |
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- サイトhttp://www.nbr.co.nz/home/column_article.asp?id=11035&cid=3&cname=Technology
に、その紹介がある。
たとえば、津波の映像を撮ったアマチュアカメラマンの活躍として、
http://www.nbr.co.nz/Images/tsunami.wmv
http://www.nbr.co.nz/Images/penang.wmv
http://www.nbr.co.nz/Images/sri-lanka-tsunami.wmv
http://www.nbr.co.nz/Images/patong-beach.wmv
http://www.nbr.co.nz/Images/Tsunami_Sri_Lanka_by_Camiseta.wmv
http://www.nbr.co.nz/Images/british-tourist.wmv
http://www.nbr.co.nz/Images/patong_beach3.wmv
http://www.nbr.co.nz/Images/sea-spills.mp4
http://www.nbr.co.nz/Images/kenya.asx
http://www.nbr.co.nz/Images/kenya.asx
等があげられている。
また、津波報道のブログとして、
http://jlgolson.blogspot.com/2004/12/tsunami-video.html
http://online.wsj.com/public/article/0,,SB110470611254614746,00.html
http://waveofdestruction.org/
http://www.nypost.com/news/worldnews/37579.htm
http://www.downhillbattle.org/
http://www.blogtorrent.com/
http://www.wired.com/wired/archive/13.01/bittorrent.html
http://themoderatevoice.typepad.com/blog/2004/12/castrophe_in_as.html
http://desimediabitch.blogspot.com/
http://tsunamihelp.blogspot.com/
http://www.siliconvalley.com/mld/siliconvalley/10538681.htm
http://www.thestar.com/NASApp/cs/ContentServer?pagename=thestar/Layout/Article_Type1&c=Article&cid=1104707409544&call_pageid=968
http://www.dagbladet.no/nyheter/2004/12/27/418679.html
http://homepage.mac.com/jlgolson/ruumiita4ft.jpg
などがあげられている。
[26] SMS(Short Message Service
)を津波情報伝達システムに活用を、という提案 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/04(Tue) 09:18 |
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- http://www.iht.com/articles/2005/01/03/business/text.html
では、スリランカの23歳のテレビプロデューサーSanjaya
Senanayakeさんの例を上げ、津波急襲時、携帯電話の音声は使えなかったが、携帯電話のショートメッセージサービスは、使えたという経験談を取り上げている。
彼は、ショートメッセージで、インドのミュンバイの友人に安否をさらせることができたという。
Senanayakeさんのいうに、誰もに津波警報電話連絡がつく必要はない、その地域のだれか一人に連絡がつく体制で、事態は、相当変わるはずだ、としている。
携帯電話のショートメッセージサービスを活用した津波警報システムの整備が、期待できるようだ。
この場合、どうして、通話ができないのに、文字メッセージはやり取りできたのかということだが、GSM(Global
System for Mobile Communications 汎欧州デジタル移動体通信)同士のSMS(Short Message Service
)の場合、メッセージはセンターを経由して、送信先の携帯端末に送られる。送信先が圏外にいるなどして送信できなかった場合は、送信できるようになった時に再度送信されるというシステムなので、電波状態がまだらの場合でも、一瞬間でも、電波が通じる状態が確保できれば、メッセージ送信ができたというわけなのではなかろうか?
SMSについては、次のサイトhttp://www.jiten.com/dicmi/docs/s/10814.htmがよく分かる。
また、テキストだけでなく、映像を伴ったサービスが、MMS(Mobile
Multimedia Service)というものだ。
これについては、http://www.jiten.com/dicmi/docs/m/7649.htmをご参照
GSM(Global
System for Mobile Communications)については、http://e-words.jp/w/GSM.html をご参照
[25] スリランカの津波の死者数は、三万人に膨れ上がる。 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/03(Mon) 22:38 |
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- http://canadaeast.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20050103/CPW/72612034
によれば、月曜日に、スリランカの津波による死者数は、三万人となった。
さらに、三万五千人になるであろうと、当局ではいっている。
昨日までのスリランカの公式発表の津波による死者数に加えて、この24時間のうちに1,467
増加して、30,196人となった。
その理由として、スリランカ北東部のトリンコマリー(Trincomalee)での大量の死者の発見によるものである。
しかし、依然として、4,000人が、行方不明とされている。
[24] 再掲--掲示板のスタイルの変更について
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/03(Mon) 20:50 |
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- 再掲
かねてから、これまで使っていた掲示板の過去ログが一万近くとなり、カウンターもそれ以上動かず、ゼロに返ってしまうという満タン状態となり、どうしようかと、思っていたのですが、この新年を期に、新しいスタイルに変えることにしました。
いま、ご覧になっているのが、新しい掲示板です。
ほとんど、同じですが、前より、使いやすくなっている点もあります。
修正は、この画面一番下の「処理
修正削除 記事No 暗証キー
」の欄で、修正か削除を選ばれ、該当の記事番号を入力され、投稿されたときの暗証番号を入力し、送信ボタンを押してください。
該当記事に対しレスポンスされる場合は、「返信」ボタンを押され、記入後、「投稿する」ボタンを押してください。
そのほか、記事中のURLが自動リンクされるようになりました。
なお、1月1日から3日までの、皆様のご投稿分は、今日付けで、こちらの新しい掲示板のほうに移記してありますので、ご了承願います。
サイトのURLは、以前とまったく同じです。
よろしく、お願い申し上げます。
また、これまでの過去ログにつきましては、引き続き、
http://www.sasayama.or.jp/saboard_old/b_board.cgi
で見ることができるほか、
次のサイトでも見ることができますので、こちらのほうをお使いください。
掲示板過去ログ集-その1
(0001から2000)
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog1.htm
掲示板過去ログ集-その2
(2001から4000)
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog2.htm
掲示板過去ログ集-その3
(4001から6000)
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog3.htm
掲示板過去ログ集-その4
(6001から8000)
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog4.htm
掲示板過去ログ集-その5
(8001から8472.そして新0001から今日2005/01/03の分の新0589まで)
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog5.htm
[23] スリランカ東北部の地区別死亡者数・行方不明者数一覧 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/03(Mon) 19:07 |
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死亡者行方不明者
Amparai 11225 5300
Batticaloa 2040 6000
Jaffna &
Vadamaradchi
East 778 2000
Mullaitivu 1666 2750
Trincomalee 947 2431
Total 16656 18481
サイトhttp://www.tamilnet.com/ による。
http://www.tamilnet.com/
[22] カナダのBSE疑惑牛はクロと判明
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/03(Mon) 19:06 |
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- 1月2日に、カナダのThe Canadian Food Inspection Agency (CFIA)
が発表したところによると、昨年暮れ、BSE疑惑とされ、精密検査に持ち込まれていたカナダ・アルバータの10歳の乳牛-ダウナー牛-は、検査の結果、クロと判定された。
この牛は、1996年生まれで、1997年のフィードバン以前に生まれた牛である。
昨年カナダでは、二万二千頭の牛を検査した。
当局は、次の二つのポイントに絞って調査を続ける意向である。
ひとつは、一年以内に、同じ農場で、BSE牛が生まれた可能性について。
もうひとつは、感染牛の飼料調査について。
である。
http://press.arrivenet.com/bus/article.php/549886.html
[21] スリランカのヤラ国立公園での津波被害者の近況投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/03(Mon) 19:05 |
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スリランカのYala National
Parkでは、日本人、英国人、ドイツ人、フランス人の外国旅行者が、津波の犠牲になったものと見られている。
スリランカ全体では、既に104の外国旅行者の死が確認されているが、その他行方不明とされる二千の外国旅行者のほかに、67名の外国人旅行者がいるものと思われ、その多くが、このヤラ国立公園南方のUnawatunaの海岸で、津波に遭遇したものと推測されている。
既に、ここでは、数人のアメリカ人の死が確認されており、スリランカには、各国から、死体確認のための法医学者たちが、現地にはいっている。
日本人の死体は、これまで8人が確認されているが、残りの4人については、依然として、不明である。
ここ、ヤラ国立公園は、野生動物の宝庫であるが、サイトhttp://economictimes.indiatimes.com/articleshow/978534.cmsに見るように、不思議なことに、人間の死骸は見つかっても、野生動物の死骸が、まったく見当たらないとのことである。
関係者の話では、おそらく野生動物は、本能探知で、津波の襲来を知って、避難したのではないかといっている。
海中のイルカや鯨は、いち早く方向転換して、難を免れたようだし、
陸上動物も、「六感」を働かせて、避難したものと、国立公園の野生動物担当官は、言っているという。
[20] タイの津波死亡者の地区別状況
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/03(Mon) 19:04 |
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- サイトhttp://www.channelnewsasia.com/stories/afp_asiapacific/view/125357/1/.html
によると、
02 January 2005 2006 hrs
現在で、
タイでの津波による死亡者数は、5,000人近く。
このうちには、2,400人の外国人旅行者を含む。
タイ南部のPhang
Nga郡の漁業町のBaan Nam Khemで、数千人が行方不明または、死亡の可能性と、いわれている。
かつての南国の楽園Phi
Phiは、いまや地獄絵と化している。
600の死体が発見されており、なお、新しい死体が発見されつつある。
Phang NgaのKhao
Lakでは、3,943人の死亡が確認されており、このうち、2,203人が、外国人であるとされている。
政府では、タイ南西部での死者数4,985人とし、そのうち2,457人が外国人であり、2,252人がタイ人であり、276人が判別不能であるという。
政府では、最終の死者数が、7,000-8,000人に上るものと予測している。
外国人旅行者の消息であるが、ノルウェー人が1,000人死亡、デンマーク・フィンランド・スゥエーデン人が91人死亡、4,700人の北欧人が行方不明。
スゥエーデンだけで、3,500人が行方不明、34人のドイツ人が、死亡、1,000人が行方不明、イギリス人35人が死亡、数百人が行方不明。
21カ国にわたる欧州人の旅行者のほとんどが、主にタイで遭難したものと思われている。
[19] インドの津波死者数が、14,488人へ、急増。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/03(Mon) 19:03 |
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- サイトhttp://www.rediff.com/news/2005/jan/02toll.htmによれば、インドでの津波による死者が、この日曜日に、14,488人へと、急増した。
これは、Andaman
and Nicobar
Islandsでの死者数が、これまでの、3,754から5,421人へと急増したためである。
土曜日の公式発表の数字では、インド全体の死者数は、8,955であった。
金曜日には、7,763であったが、これは、Nagapattinamで、1,100の死体が見つかったためであった。
Andaman
and Nicobar Islandsでの行方不明者は、3,850から3,754であると見られ、また、Andhra
Pradeshでは、109人、Keralaでは、2人と見られている。
Andaman諸島の中部や南部にいる先住民のJarawa族は、無事とのことである。
[18] 長手磁気記録方式と垂直磁気記録方式
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/03(Mon) 19:03 |
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- このところ、垂直磁気記録方式が開発されたとの記事が相次ぐのだが、一体どういうこと?
ということで、調べたのだが、平たく言えばこんなことらしい。
8畳の部屋に、たくさんのお客さんに寝てもらうためには、頭(N)と足(S)がぶつからないように、畳と平行に布団を敷いたのでは、せいぜい、6人ぐらいしか寝られない。
これが、これまでの長手磁気記録方式というわけだ。
これを、布団を縦に敷いたらどうなんだろう?
っていうような発想が、垂直磁気記録方式なんだろう。
もちろん、実際は、縦に布団が敷けるわけではないし、それで、眠れるわけはないのだが、磁気記録の場合は、これができる。
しかも、できるだけ細い布団を縦に敷くことによって、8畳間にどんどん人を詰め込め、高密度にすることができる。
ってわけ。
しかも、頭(N)と足(S)が向かい合わせにならないから、高率的というわけ。
こんな話を前提にして、サイトhttp://spin.pe.titech.ac.jp/Lab_hp/research/mr/mr-w.html
の説明を見ていただくと、よく分かる。かも?
ちょっと、たとえが、悪かったかな。
[17] 津波からカンボジアを救ったのは、占星術師?投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/03(Mon) 19:02 |
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- http://xtramsn.co.nz/news/0,,11965-3986762,00.html によれば
カンボジアの前国王のシアヌークさんが、自らのウェブサイトで語ったところによると、占星術師が、シアヌークさんに「超破壊的な激変が近いうちに起こるが、適切な儀式を執り行っていれば、カンボジアは、その激変から、免れるであろう。」と、警告したという。
そこで、シアヌークさんは、「私と私の妻は、その儀式のために数千ドルを費やすことを決意し、その結果、カンボジアは、これらの津波の激変から免れた。」といったという。
というのだが、紹介されているウェブサイトhttp://www.sihanouknorodom.info/にアクセスしても、つながらないのは、どういうわけ?
[16] 影絵さんのブログ「気韻頭日記
」がんばっていますね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/03(Mon) 19:00 |
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- http://blog.with2.net/rank1510-0.html
のランキングで
hブログ「気韻頭日記
」ttp://kagee.blogtribe.org/第37位だそうです。
近頃、ちょっと、ご無沙汰ですが。
「竹中・小泉コンビが、小沢・岡田民主党が、古典派理論に基ずく、競争至上主義、市場競争原理主義を恣意的に用いているのは、この「合目的性」から見て「国」や間違っても「国民」のインセンティブを持つとは、私には思えない理由なのです。」というのは、いい点突いていますね。
このランキングの中では、第18位の「ぷち総研
」http://priestk.exblog.jp/なんてのを、このところ、ちょっとした話題の関係で、見ていますが。
あと、7位の「太陽に集いしもの」http://red.ap.teacup.com/sunvister/で、梶山静六再評価論が出ていまして、ちょっと興味惹かれました。
なんか、書店に、本も出ているようですね。
「梶山静六死に顔に笑みをたたえて」
講談社 田崎
史郎 という不気味な題でしたけど、立ち読みさせていただきました。
自社さ政権の功罪論なんてのもあったみたいです。
梶山先生と、予算委員会で、席がお隣のとき、さかんにご持論の平将門論を拝聴させていただきました。
ちなみに、平将門は、いまの石下町出身、梶山先生は、常陸太田市。
[15] 台帳閲覧拒否の条例に反響 熊本市、個人情報に配慮 投稿者:笹山登生
投稿日:2005/01/03(Mon) 18:57 |
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不特定多数の個人情報を集めるための住民基本台帳閲覧を拒否する−。熊本市が昨年6月に制定した全国初の条例が、住民のプライバシー保護の訴えに頭を痛める自治体の注目を集めている。1月から同様の条例を施行する自治体も出てきた。
という話題。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050102-00000039-kyodo-pol
世の中には、公簿収集という、薄暗い業者がいて、
http://www.secret-r.com/sonota.htm
のように、不動産登記簿・商業登記簿・戸籍、住民票・自動車登録事項証明書 などの閲覧制度を利用して、顧客から委託されてプライバシーをのぞく専門の業者がいるようだ。
特に、問題なのは、バインダー式の公簿の閲覧。
明治以来の大福帳式が昭和27年頃からバインダー式になり、現在では、徐々に、磁気ディスク方式に変わっているので、このへんの改善はなされているようではあるが、まだ、不十分である。
調べたい公簿の該当箇所だけでなく、それこそ、隣接する公簿情報を丸ごと写し取られてしまうという問題も、まだある。
この辺のセキュリティは、何にもないのが、今の公簿閲覧の最大の欠点だ。
せめて、誰が自分の情報を調べたのか、その調べた人の情報が、調べられた人に通知されるようなシステムにしないと、住民に対抗手段は保たれない。
[14] 津波災害に威力を発揮したハムラジオ
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/03(Mon) 18:56 |
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- サイトhttp://athens-olympics-2004.newkerala.com/?action=fullnews&id=53736にみるように、今回の津波で、すべての通信回線が遮断されたインドの離島との災害通信に威力を発揮したのは、ハムラジオだったという話だ。
インドのハム無線技師の資格をもつBharati
Prasadさんは、インドにいる二万人のハム無線技師たちと連携して、Port
Blairの人たちに情報提供と、情報連絡を手伝った。
特に、チェンマイ、デリー、などにいる被災者の親戚に対して、無線で受け取った被災地からの電話番号を元に、安否の連絡を取ったという。
衛星電話もあるが、このような場合には、ハム無線が一番だという。
そういえば、Bharati
PrasadさんのコールサインVU2RBIを日本で傍受したことが、この掲示板http://cgi.www5f.biglobe.ne.jp/~ja1qxy/cgi-bin/joyful.cgi?page=30に出ている。
恐るべし。ハム無線の威力。
このハム無線のネットワークと、インターネットのネットワークとがうまく連携すると、途方もない力を発揮するかも知れませんね。
[13] 「インドの形が変わってしまった」との論説
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/03(Mon) 18:55 |
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- サイトhttp://www.telegraphindia.com/1041230/asp/frontpage/story_4191663.aspは、今回のインドネシアスマトラ沖地震・津波で、インドの地図そのものが塗り替えられてしまったとの論説である。
概訳
「インドの形が変わった-津波が南極光を消してしまった。-」
Campbell
Bay, Dec. 29:発
灯台の一部分のみが、海面から突き出している。
Indira
Pointは、おそらく、永久に海中の中だろう。
そして、インドの地図は、必然的に変更しなければならないだろう。
「インドにとっての国境として非常に重要で、勝、なくてはならない部分が、完全に海中に沈んでしまったのです。」と、インド沿岸警備幹部のMilind
Patil氏は、いう。
Indira Pointは、今は亡きラディブ・ガンジーさんが、母親がAndaman and Nicobar
Islandsを訪れた後、命名したもので、ここは、今回の津波に飲まれるまでは、インドの最南端であった。
国境防衛隊の職員は、今回、Indira
Pointが津波に飲まれたことを、パキスタンとの1999年5月のカシミール州でのカーギル(Kargil)紛争での、国境突端の紛失になぞらえた。
インドの地図から、抜け落ちたのは、そこばかりではなかった。
ましてや、Nicobar
Islandsの地形の変化だけではなかった。
Nicobar
Islandsの沿岸警備隊指揮官のPatil氏は、これらの諸島全体が、上下に動いてしまっていると話している。
しかし、アメリカの地質調査部門の地球物理学者のKen
Hudnut氏は、衛星画像では、スマトラと同じように、Nicobar
Islandsは、地震の衝撃で、どのくらいの移動かはわからないが、海面から出た可能性もあるとしている。
ロイター通信は、このKen
Hudnut氏の説を引用して、海面に出ている大陸が、移動したかどうかを確定するために、携帯用の衛星位置決定システムを使う必要があると、している。
スマトラのインドネシア島を、地震が、移動させたり上下移動させたのかについては、科学者間でも、論争がある。
Nicobar
Islandsを熟知している軍隊や、沿岸警備隊は、地震が、島を上下移動させることになったという見解で一致している。
インド沿岸警備幹部のMilind
Patil氏がいうに、Andaman and Nicobar Islandsの最南端のIndira PointがあったGreat
Nicobarは、いくらか、上下移動しているという。
他の島、たとえば、Trinkat島は、二つに分割されてしまったと、Andaman and
Nicobarの検査長のS.B.
Deol氏は、いう。
「分割されたTrinkat島の一方は、海中に沈んでしまっており、もう一方は、見える状態である。」と、彼は言う。
Deol氏のいうに、島の移動や上下移動現象は、Great
Nicobarに限らず、もっと、広範囲にわたっている可能性があるとしている。
「スマトラのように、二つの島の領域からなる陸地では、それらの移動は、ごくわずかのものである。調査や救助活動をおえてみて私が感じたことなのだが、地図の改訂は必要だろう。」と、Deol氏は、いう。
Indira
Pointの灯台で、16人から20人の家族で、ヒメウミガメ(Olive ridley )や、オサガメ(leatherback
)の研究をしていた四人の科学者の、津波後の消息については、何もなされていない。
「これらの科学者や家族の消息については、努力しているが、調査不能の状態である。なぜなら、Indira
Pointは、スマトラから、140キロの距離にあり、おそらく絶望的であるからである。」と、Milind
Patil氏はいう。
彼は、これも津波で破壊されたCampbell
Bayの沿岸警備隊兵器庫の最後を見届けた生き証人でもある。
津波が諸島を襲撃した一日後、Car
Nicobarの修復の地の滑走路から偵察任務機が飛び立った。
「私は、そのパイロットに、破壊の状況を見てるように、頼んだのです。帰ってきたパイロットは、ぞっとしたような顔をして、Indira
Pointに残っていたのは、半分海面から顔をのぞかせた灯台だけだったと、報告したのです。」と、Milind Patil氏は、いった。
[12] 大分、議論が錯綜しているようですね。
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/03(Mon) 18:54 |
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- 吉田さん。
あけましておめでとうございます。
サイトのほうも何度かお邪魔させていただいておりますが、大分、議論が錯綜しているようですね。
私の掲示板では、ちょっと、ですね。
議論を簡単にするためには、まず、生ログの公開は、どの権限でするのか、ということに尽きるのではないでしょうか。
生ログを把握することは、何も、行政でなくたって、普通のかたでも、アクセス解析をつければ、手に入るのですから、個人でも、行政でも、同じことでしよう。
そして、分かる範囲にしても、固定IPであれば、一発でわかるし、幅を持ったIP群であれば、IP集団が特定できるということでしょう。
そのIP集団を分解していけば、ある程度の幅での推測はつくはずです。
ネットカフェから発信しても、その時間帯の生ログを見れば、どのブースで発信されたかは、すぐ分かることでしょう。
しかし、事件でもないのに、そこまでやるのか、ということだと思います。
つまり、生ログは、どこでも手に入りますが、それを、どう利用するかということが、論議のポイントなのだと思います。
[11] 私の掲示板の議論紹介に感謝
投稿者:吉田 つとむ投稿日:2005/01/03(Mon) 18:54 |
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- 笹山さん あけましておめでとうございます。
笹山さんが、掲示板でご紹介いただいた、下記の「●0498
「行政庁から丸見えのYahoo!掲示板
」だそうで」の件に関する続きの状況ですが、私の掲示板ではとても長くレスが続いており、ネットの人材が幾人も集合していただいております。もとより、私にそうした専門的な知識があるわけではないのですが、ネット上の議論をどのような形で展開していくかについては、ともかく小さなことでもきちんと対応していくと言う方針で臨んできています。あわせて、私のサイトで議論されていることにも注目していただいている笹山さんのような存在が、広範な皆さんをひきつけ、真剣な議論につながっているのだと思っています。
どうか、今年もよろしくお願いいたします。
http://j-expert.com/
[10] ラデッキー行進曲のないニューイヤーコンサート
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/03(Mon) 18:52 |
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- 今年のニューイヤーコンサートは、80年から86年間で、連続7年間登場した、苦虫をかみつぶした例のマゼールさんの久方ぶりのご登場。
バイオリンをもっての指揮という以外は、いかにもウイーンという感じはしないのだが、しょうがない。
私としてはクライバーさんが好きなのだが、そのクライバーさんも、今年なくなってしまった。
インドネシア・スマトラ沖地震・津波の犠牲者のために、今回は、ラデッキー行進曲を省略ということだった。
意外と知られていないのが、このラデッキーなる人物。
サイトhttp://www.geocities.com/bondiband/radetzky.htmlによれば、このラデッキーさんというかた、1766年、ボヘミア生まれの、かなりの戦争好きのかたのようだ。
1788年には、トルコと戦い、後には、ナポレオン率いるフランスとも戦ったようだ。
その後も、後にイタリアとなる国々と、彼は最高司令官として戦ってきた。
イタリアとは、苦戦を強いられ、いくつかの負け戦もあった。
特に、ミラノでの敗北が多かったが、1848年に、終に、ミラノに侵入することに成功し、その地域を、1858年になくなるまで治めたという。
このラデッキー行進曲は、ヨハン・シュトラウス兄が、1848年に作ったもので、いわば、ラデッキー最高司令官の宿願であったミラノ進入を祝って作られたもののようだ。
このいわれを見れば、かなり好戦的な曲のようなので、津波被害者への喪に服すには、省いてもいい曲なのだったのかもしれない。
[9] えっ!! そうだったんですか^^
投稿者:Mr やまちゃん投稿日:2005/01/03(Mon) 18:51 |
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- なるほど・・・そうだったんですか・・・ちょっと迂闊にそういうものを
信じてしまいました^^; なんかやたらノニの商品が健康に効くとか大手の
食品関連企業との業務提携ができるてるだとか言ってましたが・・・日本では
まだそういった問題が明るみに出てないんですね、マルチ商法というのが危ないと
は思っていたんですが・・・ということは将来的に問題になりかねないですね。
[8] 各国で問題を起こしているノニジュース
投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/03(Mon) 18:50 |
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- Mr やまちゃん さん。
おめでとうございます。
昨年11月以来ですね。
ところで、せっかくご紹介の、このノニhttp://noniweb.jp/image/tahiti-image/farm8.jpgのジュースなんですが、各国で、問題を起こしていること、ご存じでした?
サイトhttp://www.quackwatch.org/04ConsumerEducation/News/noni.htmlは、その一例ですが、アメリカのFDAとフィンランドの食品衛生局とのトラブルですね。
どちらも、効能に、あらゆる病気に効くということが、実証されないというものです。
日本では、マルチ商法的なシステムで出回っているようですが。
まだ、日本では甘いんでしょうかね。
この点。
[7] 笹山さんお久しぶりです^^ 投稿者:
Mr やまちゃん 投稿日:2005/01/03(Mon) 18:49 |
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- 新年明けましておめでとうございますm(_
_)m
笹山さん昨年はいろいろとありがとうございました。
昨年は天変地異やら何やら異常気象が目立っていましたね^^; これからの地球と自然と人間の関係を
ふと考えせられました。 今実家に帰ってきましたが、周りは農家ばっかりで牛もいっぱいいます(笑)
実家で無農薬の果物や野菜を栽培していまして、非常においしいですね。
最近友人でタヒチアンノニジュースと言うのを販売している荘司エリコさんと言う方にお会いしましたが、
非常に面白い事を言っていましたが、ノニの成分を生かしたノニジュースと言うのを通じて石油マネーにも
勝てると言う話を聞きました。 そういう意味では新しいクリーンなエネルギーと言うものが必要なのかな?
と思いますが、今後の地球環境問題を考えての日本政府の対応もぜひ活発にやって欲しいですね^^
今度笹山さんお時間会ったらぜひ無農薬栽培で取れた食べ物でバーベキューパーティーでもしましょう^^/~
[6] ニュースレリースにも、著作権あるのでしょうかね?投稿者:笹山登生 投稿日:2005/01/03(Mon) 18:48 |
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- 聞きかじりさん。
今年もよろしくお願いします。
この四国新聞社のようなニュースレリースの使われ方が、各新聞社、もっとされればいいと思うのですが、著作権の関係では、微妙なところがあるものと思われます。
あまり、話題になっても、四国新聞社さんが、同業他社さんの槍玉に上げられても、こっちが不便になりますので。
痛し痒しですね。
このほか、佐賀新聞社さんの佐賀新聞記事データベースも、役立っていましたが、昨年4月から、パスワードが必要になってしまいました。
[5] 四国新聞のサイト
投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/01/03(Mon) 18:47 |
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- あけましておめでとうございます。
http://www.shikoku-np.co.jp/sitemap/
「ニュースの詳報」はサイトマップにも載っていないページですね。
マスメディアがネットを使う効用は、このような情報をもたらしてくれることだと考えています。
新年早々貴重な情報をありがとうございました。
今年は地域で連携した情報発信に取り組めそうです。
本年もよろしくお願いいたします。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[4] 四国新聞の「ニュースの詳報」
投稿者:笹山登生投稿日:2005/01/03(Mon) 18:46 |
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- http://www.shikoku-np.co.jp/news/kyodo_detail.aspx
このサイトは、非常に役立つ。
新聞社にまわされてくるニュース・レリースのそのままの掲載であるからだ。
今日の詳細では、早速、「天皇陛下の感想全文」なんてのが記載されている。
その後に、「人の営みの中で作られた鶏/秋篠宮さまが寄稿
」なんてのもあるが、さすがに、記者団も、宮内庁の記者団では、鳥インフルエンザ問題については、聞きあぐねたようだ。
そこで、勝手に私のほうで捕捉すると、この中で述べられている赤色野鶏(RedJungle
Fowl、Gallus gallus)は、すべての鶏の原型なんだそうで、これには、20,000-23,000
のDNAがあるんだそうだ。
重要なのは、この赤色野鶏のDNAの60パーセントの蛋白遺伝子が、人間の蛋白遺伝子と同じものだということだ。
つまり、赤色野鶏と、人間の先祖は、三億一千年前は、共通ということだ。
これが、現在の鶏になると、人間の遺伝子と同じ遺伝子が、大分、減ってしまっているということだ。
しかし、http://www.abc.net.au/science/news/scitech/SciTechRepublish_1261101.htm によると、鳥と人間とが、共通の先祖を持つがゆえに、鳥の遺伝子が、人間の遺伝子に変異しやすい環境にあることは事実のようだ。
この点が、鳥インフルエンザの人間感染問題に重要な課題を提供しているようだ。
つまり、今の家禽化した鳥のどのゲノムが、インフルエンザにもっとも影響されやすいのかを検証し、それに当たる人間のゲノムは何番目なのかを解明すれば、鳥から人間へのインフルエンザの変異阻止ができるというわけだ。
[3] まっ二つに割れてしまったインド・アンダマン諸島のなかのTrinkat島の衛星映像投稿者:笹山登生投稿日:2005/01/03(Mon) 18:44 |
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- http://sifyimg.speedera.net/sify.com/cmsimages/13639827_satim7.jpg
上記サイトです。
左が、津波前、右が、津波後です。
島の真ん中部分が、すっぽり、海に沈んでいることが、この映像から分かりますね。
[2] 明けまして、おめでとうございます。
投稿者:笹山登生投稿日:2005/01/03(Mon) 18:44 |
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- みなさま、本年もよろしくお願い申し上げます。
新年のご挨拶をする前に、0001で、書いてしまいましたが、スマトラ沖津波援助問題については、新年抜きで、日本政府は対応してほしいものです。
[1] 掲示板のスタイルの変更について
投稿者:笹山登生投稿日:2005/01/03(Mon) 18:26 |
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- かねてから、これまで使っていた掲示板の過去ログが一万近くとなり、カウンターもそれ以上動かず、ゼロに返ってしまうという満タン状態となり、どうしようかと、思っていたのですが、この新年を期に、新しいスタイルに変えることにしました。
いま、ご覧になっているのが、新しい掲示板です。
ほとんど、同じですが、前より、使いやすくなっている点もあります。
修正は、この画面一番下の「処理
修正削除 記事No 暗証キー
」の欄で、修正か削除を選ばれ、該当の記事番号を入力され、投稿されたときの暗証番号を入力し、送信ボタンを押してください。
該当記事に対しレスポンスされる場合は、「返信」ボタンを押され、記入後、「投稿する」ボタンを押してください。
そのほか、記事中のURLが自動リンクされるようになりました。
なお、1月1日から3日までの、皆様のご投稿分は、今日付けで、こちらの新しい掲示板のほうに移記してありますので、ご了承願います。
サイトのURLは、以前とまったく同じです。
よろしく、お願い申し上げます。
また、これまでの過去ログにつきましては、引き続き、
http://www.sasayama.or.jp/saboard_old/b_board.cgi
で見ることができるほか、
次のサイトでも見ることができますので、こちらのほうをお使いください。
掲示板過去ログ集-その1
(0001から2000)
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog1.htm
掲示板過去ログ集-その2
(2001から4000)
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog2.htm
掲示板過去ログ集-その3
(4001から6000)
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog3.htm
掲示板過去ログ集-その4
(6001から8000)
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog4.htm
掲示板過去ログ集-その5
(8001から8472.そして新0001から今日2005/01/03の分の新0589まで)
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog5.htm