- 虹屋さん。
ありえるでしょうね。
ただ、すでにUSDAは、この牛の由来を把握しているはずですから、これまでのUSDAの口ぶりからすれば、ないとも、思われますが。
そういえば、アメリカ第一頭目の場合には、耳タグが付け替えられたなどのうわさも飛びましたね。
R-CALFつぶしだけを狙ったものではないことを祈るばかりです。
[1975] Re:[1972] ケース3 どこの生まれかわからない 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/13(Mon) 12:59 |
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- 笹山さん。
もう一つ、カナダかアメリカ生まれかわからない場合もあるのでは?アメリカには、牛のID制度が完備されていません
し、7ヶ月前に死んだ牛ですし、農業情報研究所の北林さんの、「こんな牛がタグを付けているはずがない。何時、どこで生まれ、どこで育てられた牛なのか、
皆目分からないだろう。「データの分析」と言うが、これで何が分かるのだろうか。」という事態もありうるのでは?
米国のBSE検査、飼料管理などもろもろへの疑念噴出。
米国は、SRM完全除去=絶対安全神話で強行突破をはかるのでは?
[1974] Re:[1973] 全国食健連によるBSE米国視察団が緊急報告会 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/13(Mon) 12:22 |
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- ちょっと政党色の強い団体
http://www.shokkenren.jp/shokkenrentoha.html
のようですので、私としては関知しません。
[1973] 全国食健連によるBSE米国視察団が緊急報告会 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/13(Mon) 12:15 |
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- タイムリーに視察団報告会が行われるそうです。取り急ぎお知らせまで。なお、今週号?のエコノミストにも、BSEの記事が出ているようです。要チェックですね。
BSEアメリカ視察団 緊急報告会のお知らせ
===============
BSE検査を緩和し、アメリカ産牛肉の輸入再開を迫る動きが強まる中、全国食健連は5月21日「大丈夫なの?BSE検査緩和・アメリカ産牛肉の輸入再開」
(緊急フォーラム)を開催するとともに、5月30日〜6月6日まで、アメリカに視察団を派遣し、精力的な調査活動を展開しました。
アメリカの検査体制は? 生産者、消費者はどうとらえているのか? 政府の対応は?… 興味深い内容がはじめて語られます。
緊急の報告会ですが、ぜひ多くの皆さんの参加をお待ちしています。
― 記 ―
日 時 6月17日(金) 15時〜17時
場 所 衆議院 第二議員会館 第四会議室
報告者 佐々木健三(農民連会長・酪農家)
坂口正明(全国食健連事務局長)
石黒昌孝(農民連食品分析センター所長)
主 催 全国食健連(電話 03-3372-6112)
* ロビーで入場券を受け取ってください。
http://www.shokkenren.jp/
[1972] アメリカのBSE疑惑牛問題−ちょっと整理してみましょうか。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/13(Mon) 12:11 |
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- イギリスの研究所の結果がわかるのが、二週間後ということですので、それまで、ちょっと、問題点を整理してみましょうか。
ケース1-アメリカ生まれのBSE牛であった場合
すでに、カナダの一部から意見が出ているように、R-CALFの「カナダからのBSE牛のアメリカ牛汚染論」が通用しなくなってきます。
ということは、せっかくアメリカが苦労して作ってきた「ファイナルルール」なりOIE基準の改正努力も、価値半減ということになりますね。
その一方で、アメリカの検査体制についての疑惑が、より増してきます。
す
なわち、これまで「IHC検査は、最初の検査が陰性であった場合の確認検査に用いられるゴールドスタンダードの検査である。」といってきたUSDAの主張
が、果たして正しかったのか、これまで、IHC検査を確定検査としてシロとしてきたケースは、果たして、本当にシロだったのか、などなどについての疑念で
すね。
また、IHC陰性で、ウェスタンブロットでのみ陽性となった日本の二つのケース(8例目(23 ヶ月齢)及び9例目(21 ヶ月齢)を日本側が陽性と発表したことに対して、アメリカが批判してきたことも、無になりますね。
ケース2-カナダ生まれのBSEであった場合
3月7日のアメリカ・カナダの生体牛輸入再開について差し止め命令を出した、米連邦地裁判事Richard F. Cebull 氏が述べた、カナダにおける飼料管理の危険性について、実証されることになりますね。
また、この場合、このカナダ生まれのBSE牛が、例のアルバータ州のレンダリング工場と同じ飼料を給与されていたかどうかが、問題となりますね。
すなわち、同種の牛がアメリカ内にいる危険性がより高まるというわけです。
またR-CALFの主張の正当性がより強まるというわけです。
いずれのケースとなっても、すでに台湾も韓国も、BSE確定の場合は、輸入再開を見直すと言明しておりますし、日本のアメリカ牛輸入再開問題も、振り出しに戻る公算が強いですね。
また、日本の食品安全委員会も、アメリカのリスク管理に及び得ない諮問であれば、答申不能と、早期の段階で、農林水産省・厚生労働省に諮問をつき返すことも出来るはずです。
[1971] Re:[1968] [1966] [1955]BSEとマフィア問題 投稿者:真名 投稿日:2005/06/13(Mon) 10:12 |
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- > 笹山さん。
ああ、こういうサイトもあるんですねえ。
私には無理のようです。
私は、業界に詳しいわけではないし、もともとそっちにたいした興味も持っていませんし、情報ルートもありません。
しかし物騒なお話ですね。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1970] 読売に掲載された米国牛の広告 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/13(Mon) 08:50 |
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- 10日か11日あたりの読売新聞に、米国牛輸出関連の協会が広告を出したそうです。「牛には肉骨粉を食べさせていない」などというような記載があったとか。
日本の今までのBSE牛も、「肉骨粉は食べていない」ということになっておりませんでしたっけ?
感染源は何なのでしょうね。
しかし「肉骨粉は食べていないけれど、肉骨粉を食べたニワトリの糞は?」とか、「交差汚染は?」「血液は?」「油脂は?」「レストラン残飯は?」なんていわれないように、飼料の製造過程や、その内容の全公開を行っていただきたいものですね。
[1969] 韓国も、アメリカとの牛肉貿易再開方針を見直しの予定 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/13(Mon) 08:38 |
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- http://english.chosun.com/w21data/html/news/200506/200506120017.html
によれば、韓国は、現在、6月6日から10日まで、ワシントンで、アメリカ側と第三回の牛肉貿易再開についての協議に入っているが、もし、今回の牛がBSEと診断されれば、アメリカとの牛肉再開方針を見直すことになるとしている。
http://english.chosun.com/w21data/html/news/200506/200506120017.html
[1968] Re:[1966] [1955]BSEとマフィア問題 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/13(Mon) 08:18 |
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- 真名さん。ときさん。
話がおどろおどろしくなってきましたが、確かに、アメリカではこのサイトhttp://uuhome.de/global/english/resistance.htmlなどのように、ミート・マフィアとの関係を取りざたする向きもありますね。
ビーフ・ゲート事件に発展する要素はあるというわけです。
下記で検索すると、いろいろ出てきますね。
BSE問題を問題視するということは、社会の浄化にも役立つというわけでしょうかね。
このサイトhttp://www.cieh.org/news/press/cpr2003/cpr2003025.htmは、イギリスのミート・マフィアに対抗する組織「 the Chartered Institute of Environmental Health (CIEH)」のサイトです。
真名さん。
これの日本版でも作られたらいかがですか?
(ご紹介の中にあったこのサイトhttp://www.cieh.org/news/press/cpr2003/cpr2003025.htm、まとまって使いやすいですね。)
http://www.google.co.jp/search?le=en&ie=UTF-8&oe=utf-8&q=meat+mafia%E3%80%80%E3%80%80%E3%80%80BSE&btnG=Google+Search&num=20&sourceid=Mozilla-search&client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP:official
[1967] 食肉利権は生易しくないです。 投稿者:とき 投稿日:2005/06/13(Mon) 01:45 |
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- 牛肉と政治不安の構図 中村 靖彦 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166604376
ハンナン浅田満「食肉利権」の闇―同和利権の真相スペシャル!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479664394X
同和利権の真相 2
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796640282
(肉骨粉の焼却処分もうやむやのよう。)
無闇矢鱈な殺生をする業界で生きていますので、ゼニのためなら一寸のことはためらいません。ブルブルブル。
昔から、博労衆といっております。肉食(主食)の人間は、いざとなったら躊躇なく人も食うと思っています。偏見かもしれませんが。
日本人は極限状態になっても、人肉食はかなり躊躇し良心の呵責があるようです。(南方戦線の体験者から聞いたことがあります。)
アメリカの食肉処理場では、どうやら、完全に絶命していない生きたウシも、ラインで処理することもあるそうですが。
「だから、アメリカの牛肉は危ない! 北米精肉産業恐怖の実態」
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf158.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309251838
BSE問題は本当に、米国のあるいは世界の農林水産業の雄である牛畜産業牛肉関連産業の死活問題です。あらゆる手をつくして、無理やりでも道を通そうとす
るでしょう。下手すると政治・行政も命がけになるでしょう。当事者であればあるほど、差しさわりなく、やり過ごしてしまいたいと思っているはずだと思いま
す。そうやってみれば、先日の農水省職員処分もなにやら、やらせ臭いような。あの情報でなにやら他のニュースがうやむやにされた気がします。マグロの産地
表示ニュースとセットで。
国内BSE確認もニュースにならなくなってきたような。
[1966] Re:[1955]狂牛病問題で謀殺か 投稿者:真名 投稿日:2005/06/13(Mon) 00:15 |
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- 笹山さん。 こんばんは。 これはスターゲイサーさんの投稿で私もいま始めてみました。 ギョッとしますね。
【「BSE(狂牛病=牛海綿状脳症)問題で謀殺か」−アメリカで発生した一つの殺人事件が不穏な噂を呼んでいる。】
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/24930697.html
http://www.asyura2.com/0505/gm11/msg/159.html
そろそろ止めた方がいいかなあ(笑)。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1965] 言論報道の自由も、思想信条宗教の自由も 投稿者:とき 投稿日:2005/06/12(Sun) 23:12 |
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- 吉林省、キリスト教信者多数逮捕【大紀元日本6月12日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d24041.html
中国各地で突発大事故が相次いで発生【大紀元日本6月12日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d36015.html
反体制テロ?
黒龍江省で大洪水、児童多数死亡【大紀元日本6月11日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d68624.html
【中国】広東:雷州半島が深刻な旱魃、農業に大被害(サーチナ・中国情報局) (12日18時11分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050612-00000002-scn-int
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/china/
家畜の伝染病と、鶏のインフルエンザ、洪水旱魃などの天災。食糧確保もおぼつかなくなるのでは?
それと、
中国バブルが崩壊する!?
2005年 06月 10日
http://kuyou.exblog.jp/2009971/
新政策初日 上海の住宅価格が大幅に下落【大紀元日本6月7日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d11464.html
8年以来の最安値 市場価値60%下落【大紀元日本6月6日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d98525.html
いっきに軍政下にならなければいいですが・・・。なんか危なっかしい雰囲気が。あの鳥インフルエンザ騒ぎの時の、青海省の120人ほどの死者の、本当の原
因は何だったのでしょうか? 人民のフラストレーションは、どこへ向かうのでしょう。各地でどのくらい農民暴動がおこっているのか、一切情報は『国家機
密』。情報開示ができる言論報道の自由と民主化は、かの地では、かなわない夢なのでしょうか。
『私の家は山の向こう テレサ・テン十年目の真実』
http://www.web-arita.com/index.html
あまり気持ちのいい話題ではありませんが・・・。
2005年06月11日
日本軍残虐の嘘。胎児を食べるのは支那人。
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/4290183.html
あまりにも、日本経済はいま、中国に依存していますが、平時平常をいつまで持続できるのか正直、疑問です。
台副総統が呼びかけ 民主太平洋連盟準備会議東京で開催【大紀元日本6月12日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d14025.html
台湾副総統、民主太平洋連盟を呼び掛け・都内で準備会議〔共同 6/10〕日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050610STXKF058010062005.html
isa訳『福澤諭吉の「脱亜論」』
http://plaza.rakuten.co.jp/isanotiratira/diary/200506100000/
■【正論】評論家 屋山太郎 日本外交を「海洋国家連合」に転換せよ (05/23 )
http://ez.st37.arena.ne.jp/cgi-bin/search/namazu.cgi?query=%90%B3%98_&whence=0&max=20&sort=date%3Alate&idxname=seiron
日本の未来は、どちらにあるのでしょうか。
[1964] なるほど、こんなカナダの言い分も、あるんですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 21:34 |
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- 「もし、アメリカにカナダから輸入された牛でない牛にBSEが確認できたなら、現在、アメリカが、安全上の意味で、カナダからの生体牛
輸入を禁止していることについては、論争を引き起こすであろう」といっているのは、カナダのthe Alberta Cattle Feeders
Associationの Ron Axelson氏だ。
つまり、R-CALFの「カナダのBSE汚染牛輸入危険論」を基にした訴訟の前提が崩れてしまうからだという。
「アメリカの検査体制が怪しい」とは、カナダの牛肉産業の誰しも、以前から疑っていたことなのだという。
カナダの獣医主任のGerald Ollis氏は、「もはや、この問題は、科学の問題なのではなく、法律の問題なのだ。これによって、カナダの若い牛は、何の障害もなく、アメリカに入れるのだ。」という。
まあ、わかりやすくいえば、今回、もし、カナダから来た牛でない牛が、BSEになれば、これまでのカナダ牛によるアメリカでのBSE発生論が成り立たなくなり、アメリカもカナダも、「目くそ、鼻くそを笑う。」状態になるからだ。
しかし、こうなると、目くそも鼻くそも買わされる立場になってしまう日本は、どうなるの?っていいたいのだが。
http://www.edmontonsun.com/News/Canada/2005/06/12/1083387-sun.html
[1963] ヒト用鳥インフルエンザワクチン獲得に必死のタイの事情 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 21:11 |
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- タイが、ヒト用鳥インフルエンザワクチン確保のために、必死の模様である。
その理由の一つとして、アメリカでのヒト用鳥インフルエンザワクチンの人体実験が、うまくいかなかったというニュースが漏れ伝えられているからだ。
その最初の人体試験結果報告では、そのワクチンにより作られる免疫体の力が弱かったということである。
そこで、タイは、自国内に、ジョイントベンチャーでワクチン工場を建設しようと、フランス・日本・中国のワクチンメーカーと交渉しているという。
先月は、フランスのSanofi Pasteurとの交渉に代表団を派遣したが、Sanofi Pasteur社は、タイ国内でのジョイントベンチャー工場の建設には、難色を示し、包装済みのバルク・ワクチンの販売提供を提案したという。
日本のメーカーにも、ジョイントベンチャーでの工場建設を持ちかけているというが、その相手の名前は明かしていない。
Siriraj 病院のPrasert Thongcharoen博士によれば、タイの自国内でのワクチン製造計画には、経験が不足しているため、WHOの厳しい規制を乗り越えるには無理があるという。
同様に、ヴェトナムでのワクチン工場建設計画にも、疑問を投げかけている。
http://mathaba.net/x.htm?http://mathaba.net/0_index.shtml?x=240074
[1962] アメリカからの牛肉輸入再開を決定したばかりの台湾は、当惑気味 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 19:35 |
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- 台湾当局は、月齢30カ月以下の牛を対象に、米国産牛肉の輸入再開を4月16日から開始し、4月24日に第1陣として約2トン分の牛肉が台湾へ到着したのを皮切りに、本格輸入再開となった矢先に、今回のアメリカのBSE発生で当惑しているようだ。
当面、イギリスでの検査結果を待って、もし、BSEとなれば、いったん再開したアメリカ牛肉の輸入をストップする考えのようだ。
なお、台湾の輸入再開のリストには、ひき肉は、入っていないようだ。
台湾の吉野家全45店は、この6月1日から、1年4カ月ぶりに牛丼販売を再開したが、今後の事態の推移が気になるところだろう。
http://www.etaiwannews.com/Taiwan/Society/2005/06/13/1118626136.htmもご参照
http://english.www.gov.tw/index.jsp?action=cna&cnaid=10591
[1961] Re:[1960] [1954]サンプルは、金を出して集めているのが実情 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 18:09 |
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- 虹屋さん
アメリカのサンプル集め事情については、かつて、この掲示板http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog3.htmで「ガバメント・アカウンタビリティ・プロジェクト」の調査結果として、昨年2月18日あたりに紹介したのですが、再掲しますと、次のように、金次第というのが実情のようですね。
再掲 5820 -5824
内
部告発者を支援するワシントンの団体「ガバメント・アカウンタビリティ・プロジェクト」は、米国初のBSE感染牛が見つかった経緯について、工場従業員の
証言や他の文書を引用し、感染牛は工場到着当時、歩行が可能で、当初、歩行困難牛とは考えられていなかった、と、農務省とは異なる主張をしている。
中略
感染牛は、ダウナー・カウとして、検査されたものではなかった。
USDAは、当初、感染牛を出したと畜場に対して、2003年6月のサーベイランス・プログラムに参加してくれるよう、要請した。
そのときは、総計千サンプルをあつめ、一サンプルあたり、十ドルの提供を申し出た。
と畜場では、この申出を「これは、ダウナーカウの検査のためのものであり、歩行可能な牛には、適用されないものだ」として、このと畜場では、ダウナー・カウを扱わない方針であったことから、この申出を断った。
その後、USDAは、予定した脳由来サンプルが集まらないということで、これまでの方針をチェンジし、ダウナーカウに限定しない、サンプル購入オーダーを出した。
それには、「BSEサーベイランスのサンプルについて、十ドルを支払う」との、オーダーを出した。
2003年10月から12月にかけて、と畜場では、250以上のサンプルをBSE検査のためUSDAに提出した。
と畜場では、どのサンプルをUSDAに提出するかを選び、その中には、運ぶ途中に損傷を受けた牛とか、特に健康上問題のない牛などが、まじっていた。
以上のことから、このUSDAがおこなったBSEサーベイランス検査は、サンプル収集時の趣旨からいって、ダウナー・カウに限定した検査ではないといえる。
http://www.house.gov/reform/min/pdfs_108_2/pdfs_inves/pdf_health_usda_mad_cow_feb_12_let.pdf参照
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog3.htm
[1960] Re:[1954]投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/12(Sun) 17:58 |
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- 笹山さん、有難うございました。
農業情報研究所の040715「米国農務省監査局、省のBSE検査を批判 省専門家は過去のことと一蹴」にOIGの調査報告書草案が紹介されています。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04071501.htm
その中に、ディヘイブン獣医主任の発言として、「6月に収集されたサンプルの70%が死亡牛からのものもので、大部分はレンダリング工場、廃品回収所から収集されたという。死亡牛の大部分は農場外から集められたもの。」とあります。
農業情報研究所の北林さんは、「死亡牛の大部分が農場外から集められたということ自体が大問題だ。レンダリング工場に出てくるのを待ち構え、あるいはゴミ
棄てをあさる以外に収集の方法がないということだ。・・こんな牛がタグを付けているはずがない。何時、どこで生まれ、どこで育てられた牛なのか、皆目分か
らないだろう。「データの分析」と言うが、これで何が分かるのだろうか。」とコメントされています。
5ヵ月後の今回の11月の牛は、どこでサンプルがとられたのでしょう。
>
USDA chief veterinarian John Clifford said last night that the agency
had "no information" that the possible second case was "an imported
animal." He said the Texas animal was a beef cattle and was older but
declined to give any more specifics.
の記事の調子からは、タグも何もついていなくて、現在出ている比較的高齢のダウナー牛以外の情報は"no information"??
[1959] Re:[1950] 『人の命がかかってるんやでえ』 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 17:36 |
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- ときさん。
朝日新聞の今日の天声人語は、間が悪いというか、運が悪いとしかいいようがありませんね。
原稿がまとまったところで、急に、アメリカBSEのニュースが飛び込んできて、予定していた24字を削って、急遽、おしまいのほうに、「米国でBSEの疑いのある2頭目の牛が見つかった。」を付け足したのでしょう。
それにしても、人のことは言えませんが、このところの天声人語は、引用が多いようですね。
しかも、リンクできない紙媒体での引用なのですから、余計、始末が悪いといえます。
昔は、天声人語から引用だったのに、このごろは、天声人語へ引用ですからね。
しかも「盗用疑惑裁判」があってからは、著作権切れのものからの引用が多いようで、どうしても、古めかしく訓詁学的なものからの引用になっている嫌いがありますね。
だいぶ、字数を埋めるのに苦吟されているというか、ご同情申し上げます。
その点インターネットは、字数制限なしで、引用・リンクのしたい放題ですから、天国ですね。
http://www.google.co.jp/search?le=en&ie=UTF-8&oe=utf-8&q=%E5%A4%A9%E5%A3%B0%E4%BA%BA%E8%AA%9E%E3%80%80%E3%80%80%E5%BC%95%E7%94%A8&btnG=Google+Search&num=20&sourceid=Mozilla-search&client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP:official
[1958] Re:[1952] ポルトガルとフランスで、vCJDですか。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 17:15 |
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- まりちゃんさん。
このうち、ポルトガルhttp://actualidad.terra.es/nacional/articulo/caso_vacas_locas_no_peligro_347432.htmは、若い男性で、ポルトガルでは、vCJD((MCJ))は、初めてだそうですね。
フランスhttp://www.tsr.ch/tsr/index.html?siteSect=370909&fid=050610193607.kdfxmkxn.xml&typeNews=medecineは、 vCJD(nvMCJ)13人目ということですね。
[1957] 倉塚かおりさんが毎日新聞に登場 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 15:25 |
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- この掲示板でも、学校給食の問題や、農薬の空中散布の問題などで、ご登場いただいたことのある倉塚かおりさん
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4672/index.html
が、今日の毎日新聞で紹介されていますね。
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shimane/news/20050612ddlk32040281000c.html
[1956] 改めて、昨年11月のアメリカ・テキサス州のBSE検査関連記事を追ってみると。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 15:21 |
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- 以下のサイトですが、この最初のIHC検査にごまかしがあったのではないかと、疑っていますね。
すなわち、IHC検査の結果が陰性になるまで、何回も、検査を繰り返したのではないのかということについての疑念です。
http://www.vegsource.com/talk/madcow/messages/93989.html
[1955] Re:[1943] Re1942新たなBSE殺人事件? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 15:05 |
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- 真名さん。
真名さんのサイトを見て、ギョッとしましたよ。
ご紹介のRobert Lull博士の殺人事件http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2005/05/20/SFSLAY.TMPですが、Robert Lull氏は、このサイトhttp://sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?file=/chronicle/archive/2004/05/14/EDG8Q6L1OH1.DTLのように、昨年の今頃、全頭検査をこのように主張されていたのですね。
なんとも、奇奇怪怪ですね。
http://www.google.com/search?hl=en&lr=&q=Robert+Lull%E3%80%80+%E3%80%80%E3%80%80BSE&btnG=Search
[1954] Re:[1953] [1949] テキサス産?ワシントンポスト、11日電子版 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 14:43 |
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- 虹屋さん。
ここの部分ですね。
それをいうには、耳タグはつけていたのか確認してのことなのか、何歳なのか、この前のカナダ生まれとおなじ集団なのか、明らかにされていませんので、なんともいえませんね。
カナダ産であっても、アメリカにとってマイナス、自国産であると、なお、マイナス、という構図でしょうか。
USDA
chief veterinarian John Clifford said last night that the agency had
"no information" that the possible second case was "an imported
animal." He said the Texas animal was a beef cattle and was older but
declined to give any more specifics.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2005/06/10/AR2005061002303.html
[1953] Re:[1949] テキサス産?ワシントンポスト、11日電子版 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/12(Sun) 14:09 |
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- 笹山さん。
12日の日本農業新聞に以下の記事がありました。このサイトでは日曜日の記事はアップされませんから、要約しておきます。
米国ワシントンポスト紙11日電子版によると、昨年11月に死んだテキサス州の牛で「輸入されたという情報はない」と農務省の責任者が説明している。1997年の飼料規制前に生まれた牛なのかどうかは同省は明らかにしていない。
[1952] Two European countries report two more human cases of mad-cow diseases 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/12(Sun) 13:58 |
|
- http://news.yahoo.com/s/afp/20050610/hl_afp/europehealthmadcow_050610171711;_ylt=ArnmB0HaoRKOTpdoKPf9rNcl2y8C;_ylu=X3oDMTBiMW04NW9mBHNlYwMlJVRPUCUl
米国の報道の影に隠れてしまっていましたが。
[1951] Re:[1871] 厚労省のBSE月齢改正に関するパブコメ締め切りは6月9日まで 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/12(Sun) 13:45 |
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- > 厚生労働省関係牛海綿状脳症対策特別措置法施行規則の一部改正(案)に関するご意見の募集について
日本農業新聞6月11日(ここのサイトは、日付が変わると過去の記事がたどれませんので、以下に要約)
意見募集は9日まで4週間行い、約100件寄せられた。4月に食品安全委員会が行った国内対策見直し答申案への意見募集でも、反対論が7割を占めた。同省は今回も「ほぼ同様の結果」とし、検査緩和への不信が、収まっていない結果になった。同省は13日に詳細を発表する。
[1950] 『人の命がかかってるんやでえ』 投稿者:とき 投稿日:2005/06/12(Sun) 13:21 |
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- 例のJR福知山線列車転覆脱線事故のとき、『人が死んでんねんで!』
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200504261446.html
と声を荒げ顰蹙をかっていた某Y紙の若手記者さんがおられましたが、なんかそれもわかるような気分にさせられました、今朝の、看板コラム。やれやれです。
http://www.asahi.com/paper/column20050612.html
実感としては『アメリカではBSEは「蔓延している」』
http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&log=20050612
は、
本当だと思いますし、さらには、人間でもすでに蔓延していると思います。各種精神疾患とそれの軽度のときに発生させてしまうだろう、事件・事故が頻発して
います。もちろん、生まれつき犯罪者傾向の人間も、確実にいるかもしれませんが。(高速道路などの車線逆送や、オートマチック車の操作ミスによる暴走もそ
れに含まれる場合があると見ています。)
日本では、うつなどの原因による自殺も確実に増加しています。40代50代のなくなった人(特
に男性)がいれば、その原因として、まず一番最初に自殺が頭をよぎりますし、実際その場合が多いです。事故や病気はほとんど少数です。しかも、本当に経済
的に追い詰められた結果というのも多くはありません。非常に漠然と、生きていく意欲がなくなっての結果です。通常それを「うつ」というようですが。不思議
です。さまざまな職場や家族関係のストレスが原因といっても、ストレスのない社会なんてありません。人類史を見渡しても、古代から生き延びるためのストレ
スはつきものです。ストレスだけに「うつ」の原因をもっていこうとするのは、学者研究者や、医師であっても、否、それだからこそなおさら、その学識を疑い
ます。かつてのピロリ菌性胃潰瘍の例もありますしね。
原因因子に対する感受性には確実に個体差があると思いますが、どう考えても、明ら
かに脳機能に障害が生じているとして見なければ理解できない場合が多いように感じます。その原因は? それが、何らかの「化学合成物質」ではないかと、に
らんでおります。当たってるか外れてるかは今のところなんともいえませんが。まあ、ギリシャ悲劇の時代から、大概、悲劇といわれるものは、人間が決めたも
のや行なったことが元で、人間が苦しむという構図になっているようです。おそらく、いまのBSEの場合も全く同じでないかと疑っていますが、結局、個人個
人の思いや力では、この人間社会(組織)はなかなかすぐには動き出せませんし変わっていきません。個人の無力感を感じることも多いです。やはり、いけにえ
としての犠牲者が、あるまとまった人数でないうちは、社会システム(統合体)としては、つぎのフェーズへ移行していかないようです。
精
神疾患がらみの研究者には、その原因物質解明に、全力を注いでいただくよう願っています。しかしながら、なかなか当事者意識がなく(他人事)、身内に実
際、病人を抱えないうちは、ぐっと自分に引き寄せて考えることがなく、あまり大きな期待もいだけないようです。みんな稼ぐことや日々のルーチンワークや、
快楽安逸を求めることに追われすぎて、事実を探求する、とくに人間自らが惹き起こしている「負の部分」を明らかにすることからは逃避する傾向があるようで
す。自分らの醜さを曝すということは見たくない暴きたくもないし、やったら、人に嫌われるという怖れが強いのでしょう。いままで良くてやってきた経済活動
を持続することにも支障がでますしね。
いつまでたっても、同じ繰り返しです。なかなか、科学的思考や知識が、人そのものを変えるというのは、難しいようです。まさに、それが、哲学の問題です。
現代語訳『アンチクリスト』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062723123
あまり、過激急進的になる必要もありませんが、科学的思考の障害が何かということについて、考えさせられます。日本の場合は、「キリスト教」を「マルキシズム」に言い換えて読んでもいいかもしれません。
[1949] Re:[1947] [1946]肉骨粉? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 12:52 |
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- 虹屋さん。
> テキサス生まれですか?>>
まだ、そうとは断定できませんでしょうね。
テキサスから来たとしても、カナダからのケースも大いにありうるからです。
[1948] 中国の遼陽市で、ヒト感染鳥インフルエンザ疑い発生 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 12:48 |
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- http://newsls.lnd.com.cn/bgw/lsnews/200506/41928020050612.htm
によると、時代商報
http://www.btimesnet.com/newssystem/ReadNews.asp?NewsID=92974
の
伝えるところでは、中国の遼寧省遼陽県藍地区の食品会社で、6月9日、鳥の解体・冷凍に当たっていた、工員7人が発熱し、地元の病院で診察を受け、そのう
ちの4人は、症状が軽くなって帰宅したが、3人が、鳥インフルエンザのヒト感染疑いで、遼陽市の病院に入院したという。
3人の症状は、熱が上がり続けていたという。
その後、昨日午後の回診では、三人のエックス線診断では、異常がなく、また、白血球の数も正常の範囲内にあり、体温も、正常に向かっているところから、鳥インフルエンザ感染疑いは、晴れつつあるという。
http://newsls.lnd.com.cn/bgw/lsnews/200506/41928020050612.htm
[1947] Re:[1946]肉骨粉? 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/12(Sun) 12:38 |
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- 笹山さん、有難うございます。
テキサス生まれですか?地理的に見て一頭目のようなカナダ生まれの可能性は低いのでしょうか?詳しいことが判らないから、なんとも判りませんね。
ところで、このダウナー牛は、動物飼料への利用(肉骨粉製造)はまだ禁止されていませんよね。2004年7月9日にFADが禁止を提案したまま、それっきり。以前話題になった、血漿タンパクとおなじですよね?
農務長官は、人の食用にはなっていないと言っているだけだから、病原プリオン入りの肉骨粉に化けてしまった、飼料に使われていると考えた方が妥当ですね。病原プリオンの「巡る因果の糸車」が廻っている!?
[1946] Re:[1945] [1944] [1943] 擬似患畜は? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 11:44 |
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- 虹屋さん。
Cattle Buyers Weeklyによれば、この牛は、テキサスから来た牛であるとしていますね。
たしかに、昨年11月の牛は、テキサスの牛でしたからね。
この記事http://washingtontimes.com/business/20041123-095128-7581r.htmは、私の掲示板にリンクしてあった当時のワシントンタイムズの記事ですが、ここでは、三頭とは書いていませんね。
ただ、昨年6月の牛も
http://www.calcattlemen.org/pdf/LegBulletin/2004/November_19.pdf
にみるとおり、‘inconclusive’でしたから、この分も、三頭の中に入っているのかどうか、わかりませんね。
[1945] Re:[1944] [1943] 擬似患畜は? 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/12(Sun) 11:22 |
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- 笹山さん、真名さん。有難うございます。
この3頭は、昨年6月25日の一頭、29日の一頭、11月18日の一頭の合わせて3頭なんでしょうか。それとも11月に3頭見つかっていたのか?
6月の例
農業情報研究所の
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04070101.htm
11月
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04112001.htm
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04112401.htm
米消費者同盟(CU)の再検査の要求を、「農務省は再検査は無用とはねつけている。」
今回、WB法で陽性とでたのは、どの牛なんでしょう。?
同じ農場で同じ餌を食べた牛など「擬似患畜」は、全て、お肉に変わっているのでしょうね。
[1944] Re:[1942] [1938] R-CALFがまったく同じ指摘をしていますね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 10:13 |
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- 虹屋さん。
> A、米国が散々文句をつけてくる、日本の8例目(23 ヶ月齢)及び9例目(21 ヶ月齢)は、WB のみが陽性であり、IHC は陰性。>>
ですが、R-CALFが昨日のコメントで、まったく同じ指摘を下記サイトで、していますね。
R-CALFの昨日のBSE疑牛発生についてのコメントは次の通りです。
USDAの昨日の発表は、昨年11月の検査結果が、「弱陽性」であったことを示している。
再検査がOIGの要請で実施されたとのことであるが、OIGのもうひとつの要請として、ウェスタンブロット検査をすべしとの要請もしていた。
アメリカはBSEに対して、二つのファイアウォールを築く必要がある。
昨年、三頭の牛が「結論でず(inconclusives)」との報道で、生体牛の価格は、著しく下がってしまった。
どうして、USDAは、7ヶ月前に、再検査をしなかったのか?
皮肉にも、昨日のBSE発表の前日、ジョハンズ農務長官は、ミネソタ大学でのラウンドテーブルで、BSEの科学について話をしたが、出席したどの科学者たちも、再検査の必要性なりプロトコルについて、討論をしたものはいなかった。
われわれから見れば、USDAは、検査手続きについて、方向転換(flip-flopping)をしたように見える。
以前、USDAは、われわれに対して、IHC検査は、最初の検査が陰性であった場合の確認検査に用いられるゴールドスタンダードの検査であると、いってきた。
そ
して、IHC陰性で、ウェスタンブロットでのみ陽性となった日本の二つのケース(8例目(23 ヶ月齢)及び9例目(21
ヶ月齢)を日本側が陽性と発表したことに対して、アメリカは批判したが、今回アメリカが「弱陽性」としたケースは、アメリカが批判した日本のケースとまっ
たく同じであり、いまとなっては、むしろ、アメリカサイドの方が、BSEを支える、より完全な科学的分析が必要である。
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=5244
[1943] Re1942 投稿者:真名 投稿日:2005/06/11(Sat) 22:36 |
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- 笹山さん「まず、迅速検査では、3頭とも、陽性であったこと。次のIHC検査では、3頭とも、陰性であったこと。そこで、inconclusivesと結論付けたこと。」
ということになりますね。 結果的に。 コメントの不要点は適当に修正します。
やっぱり読売新聞記事の表現は事実報道としてはヘンすぎます。
▼2回の検査で疑いが晴れなかったため、3回目の追加検査と、イギリスの専門機関へも検査を依頼するとしており▼
これを読んで、もとがロイター記事やUSDA声明のことだと分かる方はおられませんよね(笑)。
毎日新聞記事には、笹山さんのおっしゃる欠点がありますが、読売記事を読んだあとだったものですから(笑)。 それに私にはこれほどの記事は書けませんです。
検査について日本のレベルが高いらしいんですが。 この方面のトップ北本先生のご発言です。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22464488.html
http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/gijiroku.htm
北
本委員 ▲人の場合WHOではポジティブリファレンスを作ってる。私もCJDのサンプルを送った。M1の典型を送ってくれといわれ。マウスの感受性、
タイピングなど、全て人の場合は作っている。日本はものすごい労力をかけている。日本はこれこそ世界貢献すべき。いかに
immunohistchemistryの感度がWBより低かったのかということが2例でわかった。repidテストの感度というものが低く、ちょっとで
も引っかかるとWB競合する。我々のサンプルを世界貢献のために使わないといけない。OIEのゴールデンスタンダードを変えていくデータがある。▲
これは日本バージョンのウエスタンブロット法なので、英国バージョンのとどの程度違うのか?私にはわかりませんです。
日本での検査例は、異常型プリオンの存在は疑義はないのでは? それだけで私には十分(笑)。
一応、いま品川先生がその感染確認試験をやっているはずなんですが。 この結果はでていないと思います。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1942] Re:[1938] 免疫組織化学法 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/11(Sat) 22:18 |
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- A、米国が散々文句をつけてくる、日本の8例目(23 ヶ月齢)及び9例目(21 ヶ月齢)は、WB のみが陽性であり、IHC は陰性。
B、2004 年7月22 日付けのBSE に関する専門家及び実務担当者会合(WG)報告書
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bse/pdfs/3_hokoku_j.pdf
の4ページには
「日本は、日米両国はBSE の発生頻度が低く、発生頻度の高い国で用いられている検査方法よりもより感度の高い検査方法(WB をIHC と並行して用いること)が用いられる必要があると主張している。」
今回の牛をBSEと判定すると、Aのような主張は難しくなるし、Bの日本の言い分を認めることになりますよね。
[1940] 米国は検査能力が無いのか?? 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/11(Sat) 21:40 |
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- 2004 年7月22 日付けのBSE に関する専門家及び実務担当者会合(WG)報告書
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bse/pdfs/3_hokoku_j.pdf
の3ページには
「米国はBSE の検査診断手順について説明した。それによると、BSE の定義は、次の基準のいずれかが満たされた場合である。
A. ラピッドテスト(迅速検査)及びIHC で陽性
B. ラピッドテスト及びWB(英国バージョン)で陽性(サンプルがIHC に適さない、又は脳幹部が外観上特定できない場合)
又は
C. IHC のみ陽性(ラピッドテスト又はWB に使用できる新鮮な脳の組織がない場合)」とあります。
報道やここでのやりとりを見ると、Bのケースに当たるのではないでしょうか。
なぜ、英国まで検査に出して確定診断を求めるのでしょう??
[1939] Re:[1937] RE1933: 念のため確認を 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/11(Sat) 19:35 |
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- 真名さんの掲示板は、修正が効かないので、そのままになっていますが。
USDAの記者会見−下記サイト−の下の方まで読んでいくと、いろいろ、書いていますね。
まず、迅速検査では、3頭とも、陽性であったこと。次のIHC検査では、3頭とも、陰性であったこと。
そこで、inconclusivesと結論付けたこと。
今週になって、Inspector General(OIG)の要請で、WB検査をして、3頭のうち1頭が陽性であったこと。
IHC検査のメリットとしては、ホモジェネートしていないために、汚染部が明確にわかること。
ということですね。
で、おっしゃるように、「しばしば、ウエスタンブロット法といわれている(often referred to as )SAFイムノブロット法」でした。
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0206.xml
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0207.xmlUSDA
[1938] Re:[1936] [1935] 免疫組織化学法 投稿者:真名 投稿日:2005/06/11(Sat) 17:47 |
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- どうもありがとうございます。
免疫組織化学法単独ではBSEを見逃すおそれがあるということは、以前から欧州側では言っていたそうです。いずれにせよ単独ではダメなんじゃないかということは動かないのでは?
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1937] RE1933: 念のため確認を 投稿者:真名 投稿日:2005/06/11(Sat) 17:39 |
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- ▲「三頭が、簡易検査とIHCで 結論の出ない検査結果となった。Inspector General(OIG)
が再検査を要求し、ウエスタンブロット検査(SAFイムノブロットであるウエスタンブロット)で 、それらのサンプルの中の2頭については、陰性、
1頭が陽性であった。」▲
ということですが、
▲Three of these animals tested
inconclusive and were subsequently subjected to immunohistochemistry,
or IHC, testing. The IHC is an internationally recognized confirmatory
test for BSE. All three inconclusive samples tested negative using IHC.
▲
従って、3頭は、「迅速検査で不明」「免疫組織化学法で陰性」です。
▲ all three of these samples
be subjected to a second internationally recognized confirmatory test,
the OIE-recognized SAF immunoblot test, often referred to as the
Western blot test. We received final results a short time ago. Of the
three samples, two were negative, but the third came back reactive. ▲
ですから、「3頭をウエスタンブロット法で試験し、2頭は陰性、1頭が陽性」です。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1936] Re:[1935] 免疫組織化学法 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/11(Sat) 17:24 |
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- 星の数ほどというのは大げさですが、いろいろな検査方法があるわけですからね。
なんとも、いえないのでは?
こういう話がありますね。
EUでのスクレイピーの簡易検査としては、
indirect ELISA (cELISA)
colorimetric sandwich ELISA(sELISA I)
chemiluminescent sandwich ELISA (sELISA II)
Western blot (WB)
などがあるのですが、サンプルのスクリーン検査としては
ドイツでは、 sELISA I が優勢で、フランスでは、 WBが優勢ということなので、ドイツとフランスのスクレイピーの簡易検査と確定検査とでは、いつも、数の不一致が大きいというのですね。
48のドイツの羊と、209のフランスの羊と、19のフランスのヤギのTSE検査を、確定検査はSAFイムノブロットかimmunohistochemistry検査でしたところ、フランスでは、29、ドイツでは、24のスクレイピーの見落としがあったということですね。
http://www.agobservatory.org/library.cfm?refID=30422 参照
まあ、こうしてみると、いずれの検査方法の裏には、各検査メーカーさんの熱い商戦が隠されているわけですから、不本意にも広告塔とならないためには、「どの検査方法でも、完全なるものはない。」といっておいたほうがいいのではないでしょうか。
http://www.agobservatory.org/library.cfm?refID=30422
[1935] 免疫組織化学法 投稿者:真名 投稿日:2005/06/11(Sat) 16:46 |
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- 米国では免疫組織化学法で確定診断なんだそうですが。 以前から問題になっていたとか。実際のところどうなんでしょうか?
http://www.jc-press.com/kaigai/200502/022501.htm
▲
2004年11月に米国で見つかった牛海綿状脳症(BSE、狂牛病)に感染の疑いのある牛をめぐって、米国の消費者団体、米消費者同盟(CU)は2月
24日、米農務省(USDA)が国際的に認められている重要なBSE確定検査「ウエスタンブロット」を怠ったと非難し、USDAに対し再検査の実施を要請
した。感染の疑いが持ち上がった後、USDAは別の検査方法に基づき、陰性と発表していた。
日本や欧州の検査当局は、高感度で異常プリオンを検
出する「ウエスタンブロット」を用いて、一次検査で陽性の疑われた牛のBSE感染を最終的に確認しているが、USDAはそれを怠った。日本が米国産牛肉の
輸入を停止するきっかけとなった米国初のBSE感染牛発生時、USDAは「ウエスタンブロット」を用いていた。▲
昔は米国もウエスタンブロット法だったんですね。
http://www.americanmeat.jp/safety_trd/bse_04.html
▲ アメリカで行われるBSEサーベイランスでの検査はエライザ法を使った迅速テストと免疫組織化学検査を利用している。▲
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1934] Re:[1933] [1932] 読売新聞の記事は事実報道とはいえない 投稿者:真名 投稿日:2005/06/11(Sat) 15:57 |
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- 確かに毎日新聞もそこには触れておられません。
まあ不足分については続報があるかもしれませんので、とりあえず静観したいと思います。
読売新聞は、「疑いが晴れなかった」で済ましているのは偏向的ではないかと思います。間違いとは言いませんけどね。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1933] Re:[1932] 読売新聞の記事は事実報道とはいえない 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/11(Sat) 15:32 |
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- USDAの報道のみ正解ということですね。
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0206.xml
真名さんが正解といわれる毎日新聞さんの記事でも、このUSDAの発表の中の「Three of these animals tested inconclusive 」の部分は、触れていませんね。
で、これに触れているのは、朝日新聞さんなんですけれども、http://www.asahi.com/international/update/0611/008.htmlでは、「米農務省によると、簡易検査で3頭の陽性牛が見つかった。確認のための別の検査では3頭とも陰性となったが、今週行ったウエスタンブロット法による検査で1頭が陽性となった。」と解釈していますね。
し
かし、正確にいえば、「(2004年6月から始まったアグレッシブ・サーベイランスプログラムで対象となった375,360
のサンプルの中で、)三頭が、簡易検査とIHCで 結論の出ない検査結果となった。Inspector General(OIG)
が再検査を要求し、ウエスタンブロット検査(SAFイムノブロットであるウエスタンブロット)で 、それらのサンプルの中の2頭については、陰性、
1頭が陽性であった。」ということなのでしょう。
参照
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0207.xml
During
that surveillance process we have had three inconclusives on rapid
tests. It's a rapid test that is done, and there were three
inconclusives.
"Each was then followed up with an IHC test. Each
confirmatory IHC test was negative. The Inspector General, in reviewing
our surveillance system that we have in place, decided to retest with a
second confirmatory test which is called the Western Blot. We have
received test results showing a positive on one animal for the Western
Blot.
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0206.xml
[1932] 読売新聞の記事は事実報道とはいえない 投稿者:真名 投稿日:2005/06/11(Sat) 13:53 |
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- 笹山さん。 こんにちは。
私モロイター等のモト記事を見てみたんですが、まだ確定診断待ではあるようですね。
ついでにマスコミ報道も見てみたのですが、モトは同じ米国政府発表なのに、なんでこんなにも違うのか?
特に読売新聞。 他の分野でもこんなことをやっていないか心配。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/24886142.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1931] アメリカでBSE発生 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/11(Sat) 12:14 |
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- アメリカでBSEが発生した。
老齢の牛で、と畜場まで歩いてこられなかったダウナー牛であるとしている。
昨年11月にいったん簡易検査をした時に陽性となり、他の検査( IHC)では陰性となった。
今週になって、USDAのInspector General(OIG) が再検査を要求し、違う種類の検査(SAFイムノブロット法であるウエスタンブロット)をしたが、ウエスタンブロットで陽性と判明した。
なお、イギリスのウェイブリッジ研究所で、詳細検査のため、検体は送られた。
今後の日米牛肉交渉に与える影響について、USDAは「老齢の牛でもあり、影響はないであろう。」としている。
し
かし、USDAは、この牛の出生地などをまだ明らかにしていないため、来月7月27日に迫ったモンタナ地裁とのカナダ生体牛貿易再開差し止めに関する最終
ヒアリングに対しては、今回のBSEがもし、カナダ産であった場合には、大きな影響を与えることになるものと思われ、また、そのことは、日本との牛肉貿易
再開に対しても大きな影響を与えることになる。
参照http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0206.xml
http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?storyID=8761418&type=worldNews
[1930] Re:[1928] ベトナムの顕性感染は何割なのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/11(Sat) 08:32 |
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- ときさん。
おっしゃるヴェトナムでのH5N1の顕性感染と
不顕性感染(
inapparent infection または asymptomatic infection または
latent infection または
subclinical infection )との割合は、しらべましたが、今のところわかっていませんが、重要な指摘だと思います。
[1929] この際、髄膜炎発症患者にもH5N1ウィルスがなかったかを検証すべしとのRecombinomicsの主張 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/11(Sat) 07:30 |
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- Recombinomicsでは、昨日のWHOの尾身茂氏のコメントについて触れ、WHOとFAOは、中国から発生した鳥インフルエン
ザのウィルスのサンプルを共有し、そのウィルスが人感染の変異をしていないかを、早急に確かめるとともに、それにとどまらず、北インドでの西ナイルウィル
スによるものとも思われるカラスの死や、髄膜炎と思われる感染例についても、ウィルスのサンプルの収集を急ぎ、これらも、H5N1の変異によるものである
のかないのかを確かめる必要があるとしている。
そして、「WHOは、いまや、電話により現地の状況を把握することをやめ、感染現地に立って、中国とインドでの真のデータ把握に努めるべきときである。」としている。
http://www.recombinomics.com/News/06100502/H5N1_Genes_China_India.html
[1928] ベトナムの顕性感染は何割なのか? 投稿者:とき 投稿日:2005/06/10(Fri) 23:47 |
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- 発生地域は、ヒトヒト間感染が成立しているわけですので、問題は、全住民の抗体保有調査をして、正確な感染数と、発症数、死亡数を出
して、そのウイルスに感染したときの、不顕性感染と顕性感染と死亡数(致死数)の概算のデータを出して欲しいと思います。意外と、発症数ならびに致死数
は、感染者全体から見たら小さいのかもしれません。ただし、初度の感染で死者が出るのは確かですので、それに対しては充分配慮する必要があります。
それから、もうひとつ気をつけたいのは、発症する人(顕性感染者)は、目に見え、移動をとどめておけるので、感染を拡げることでは制御できますが、もっと
も注意しなければならないのは、不顕性感染で、さしたる発症もせず、すこし体調を崩す程度で、ほぼ元気に動き回れる人が必ずいるはずだということです。実
はこれが、もっとも感染源であり感染経路の最たるものです。発生地の移動を制限するということの一番大きな目的は、そのような人の移動を制限することだと
思います。これが一番厄介。見るからに具合の悪い人は移動の制限ができても、感染してても平気で動き回れる人に限って、回りで奇病がおこると逃げ出そうと
するわけですから。
おそらく、中国の奇病大流行地において、暴動がおこったりしているのも、このような逃げ出したい不顕性感染者の移動を制限したためでおこっても不思議はないなと思っています。中国のばあいは、こうしたばあい、軍の出動と戒厳令発令でしょうから。
日本に、新型強毒性ウイルスが入ってくるのも、おそらくそのようなキャリアで入ってくるものと思われます。発症者が目に付いたときは、もう、なるがままこ
れといって、まん延を防ぐ手はないと思われます。疫病は、かなり、大きい被害は出ますが全部は死にません。しかし、死に至るほどの感受性であるかそうでな
いかは、罹ってみないうちはわかりません。もはやヒトで発生し、ということはヒトヒト間感染が成立しているのですから、できるだけ早く、それに適合したワ
クチンを処方できるよう、今秋まで間に合うようにつくって確保したいものです。(H5N1型は強毒タイプで、孵化鶏卵での製造も充分なウイルス量に達する
前に、鶏胎児を殺してしまうと聞いたことがあります。実際は人用のワクチン、製法が確立されていないのでは?)
100年に一度あるかな
いかの、巨大津波や巨大地震、巨大台風(ハリケーン)、大洪水などに、ぼちぼち、「疫病」も現実化する覚悟が必要なようです。中国が『伝染病は国家機密』
であるという姿勢をやめて、いちはやく事実を公表することにならなければ、不安のベールを薄くすることはかなわない。あらゆる「疫病の病原の巣」であるこ
とは間違いないのだから。
何事も感染源・感染経路を隠蔽したら、なかなか、それから被るものの克服と対処は困難になる。予測予想予期して向かうことができないのだから。
他国に疫病を撒き散らすことも、国家戦略にしようとするための「国家機密事項」であるならば、それは未必のテロ国家ともいわねばなるまい。とにかく、伝染病の情報の透明性を願うばかりだ。
[1927] 世界保健機関(WHO)の尾身茂・西太平洋地域事務局長の警告 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/10(Fri) 22:39 |
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- ときさん。
いよいよ、中国は、赤信号のようですね。
WHOも、動き出しました。
今日の尾身さんの記者会見の概要は次のとおりです。
中国での二つの感染例から見る限り、今回のウィルスは、より多くの種に対して、高い病原性を持ったものになっている。
このウィルスは、不安定であり、予測不能であり、神出鬼没であり続けている。
中国とヴェトナムとでは、H5N1は、それぞれ異なった働きをしており、中国では、ヒト感染が報告されていないのに対して、ヴェトナムでは、アジア全体のH5N1の死者54人のうち、38人を占めている。
しかし、ヴェトナムでのウィルスは、それほど致命的毒性を持たなくなっているようにみえる。
ちなみに、死亡率は、昨年の60パーセントから70パーセントであったのに対して、今年は、10パーセントから20パーセントにダウンしている。
ヴェトナムでは、H5N1に感染するヒトは増えてはいるが、症状の進行は見られない。
今の状態は、何でもありの状態と見て取れる。
ウィルスの活動状態の様子から見ると、新らしい不愉快な状態があるかもしれない。
これ以上の感染から身をまもるためには、ウィルスがヒト感染に適した変異をしているかどうかを見届けなければならいし、そのために警戒を高めなければならない。
WHOにとっては、緊急状態が依然続く。
そのためには、各国が情報や研究や、ウィルスのサンプルを共有し、国際的にこの病気と闘うことが必要である。
同時に各国は、ワクチンの開発と、利用可能な抗ウィルス薬の製造を含む、備えをしなければならない。
北京は過去において、自国において発生した鳥インフルエンザの情報開示に乗り気でなかった。
WHOとしては、サンプルの共有が非常に重要であるとの観点から、中国からウィルスのサンプルを取り寄せることができるように期待している。
また、WHO当局としては、WHOが中国の衛生当局者とともに、多数の野鳥が死んだ青海地区に行くことを、中国当局が許可してくれるのを待っている。
これに対して、中国の保健相は、WHOチームが、感染地域にいくことができるようになるであろうと、報道に語ったという。
http://www.usatoday.com/news/health/2005-06-10-who-birdflu_x.htm
[1926] ここにきて 投稿者:とき 投稿日:2005/06/10(Fri) 21:41 |
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- いよいよ、日本のウインドウレス鶏舎養鶏体制が、威力を発揮しているかのようです。(冗談)
とはいっても、本当に
日本の自然界(の野鳥)に入れば、いかにウインドウレス鶏舎といえども、完全密閉は不可能(ネズミ、ハエなどで侵入、ヒトも感染源になりうる)ですから、
おそらくひとたまりもありません。迅速的確な対応をとれば、養鶏舎からの急激な感染拡大を防止することはさほど困難ではないでしょう。(本当の問題は、実
は、ウイルスがあることではなく、ウイルスに対する免疫を有していないことのほうにあるのですが。人間はまだ、ウイルスに対する認識のファシズムから脱す
ることができないでいます。)
しかし、ウイルスも自然界のものですから、その地域の野鳥が生き残って抗体をもっているということは、
もはやそのウイルスは常在化したものとみなし、通常のワクチネーションの体制に組み入れることが常識です。そうなったときは、感染を受けない発症させない
は、もはや非現実的です。
もうそろそろ、日本の野鳥の抗体保有検査の定期的な調査が必要な頃でしょう。どこか、大量に被害を受けてか
ら、対策を進めるのではなく、被害が出る前に、対策をつくっておいたほうが、被害額(あるいはコスト)は最小で済みます。清浄国を堅持などという、キチガ
イ理念は、もうそろそろ止めにして欲しいものです。侵入が認められたら、即、ワクチンの体制を整備する必要があるでしょう。
それは、人
間の場合も全く同じです。このままでは、ワクチン未整備の時のサーズパニックとまず同等のことがおこるものと思われます。今年は(特に夏以降は)、ヒトの
疫病も大流行してしまうことは、充分予想の範囲内になってきました。地震疫病戦争、ひょっとして、全部いっしょになるのか? (第一次世界大戦のころのよ
うだ。)
正直、家畜の疫病は、中国の経済に相当の打撃を与えているのではないだろうか? おまけに、食糧問題にもなっているので
は・・・。しかも、農民暴動も激しいようで。食糧問題の点で北朝鮮はもうすでに破綻しているようですね。政治体制は維持したいし、経済支援・援助は欲しい
し、なかなか難しいところにいるようです。とりとめもなくてすみません。
WHO、鳥インフルエンザウイルスへの警戒を呼びかけ(ロイター) (10日20時3分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050610-00000241-reu-int
ヤフーニュース 鳥インフルエンザ
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/bird_flu/?1108544184
- 昨日のミネソタ大学での牛肉に関するラウンドテーブル・ディスカッションの模様は、1916で概略紹介したが、中でも、特筆すべきは、ジョハンズ農務長官自ら、日本や韓国などの輸出国と、カナダとのダブルスタンダードぶりを認めたくだりだ。
このことについては、日本のマスコミは、まったく取り上げていない。
USDA長官自らダブルスタンダードを恥じているのに、なぜ、日本の食品安全委員会は、この点を無視するのだろうか、わからない。
つまり、アメリカ・カナダの牛肉輸入問題が解決しない限りは、アメリカの牛肉輸入問題自体を、日本は論じることはできないはずなのだが。
以下に概略する。
「もし、われわれが、カナダでの取り扱いと同様の標準を日本に適用しない限り、日本に対して、科学にもとずいて意思決定したと主張することは、むづかしい。
われわれは、日本に対して、アメリカの牛肉は、安全であるといっており、日本が輸入再開をしようとしないことに、いらだっている。
しかし、われわれは、まだ、カナダとの生体牛の輸入再開をしていないのである。
このダブルスタンダードが、われわれを傷つけ、それ以上に、日本と韓国の牛肉市場を失わせているのである。」
It
is difficult to insist that Japan make decisions based on science when
we are not applying the same standards to our treatment of Canada.
We tell Japan our beef is safe, which it is, and we become impatient when they won't open their borders.
Yet, we have not opened our borders to Canadian beef.
The double standard is hurting us and in more than the lost Japanese and Korean markets.
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0201.xml
[1924] ブルネイで鳥インフルエンザ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/10(Fri) 19:08 |
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- これまで、鳥インフルエンザが発生していなかったブルネイで、100羽の鶏が、H5N1に感染した。
ブルネイでは、年間15,000メトリックトンの鶏肉と、 5,000 メトリックトンの卵を生産している。
http://www.abc.net.au/ra/news/stories/s1389287.htm
[1923] 日本で高3が爆弾、53人怪我 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/10(Fri) 17:52 |
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- 爆発物:教室に投げ込む、53人けが 高3男子逮捕 山口
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050610k0000e040059000c.html
どこの話かと思ったら日本でした!
連続して起こった線路の置石事件もそうだけれど、今後は模倣犯が出ないような報道が求められるような。。。
[1921] 何事も米国はこの調子! 投稿者:とき 投稿日:2005/06/10(Fri) 15:27 |
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- 米厚生省、バイオテロ関連論文の出版停止求める
2005.06.07
Web posted at: 19:38 JST
- CNN
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200506070019.html
つくづく日本(人)なんて、のんきなものだ。
水と空気と安全はタダみたいなものだと思ってるところから、そろそろ(もうとっくにか)脱皮しないといけないようです。
いざ、西方で有事になれば、日本国内は、かなり危ないのですがね。(工作員わんさかいます。) オーストラリアどころじゃない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050608-00000046-reu-int
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/australia/
[1920] 口蹄疫により中国産稲わら禁輸 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/10(Fri) 14:37 |
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- 中国産稲わら禁輸波紋 代替飼料活用促す/農水省
[2005年06月10日付]
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/
(略)
主に肥育牛の飼料に使われてきた同国産稲わらの代替飼料として、米国産などの粗飼料利用を呼び掛け、稲わら不足の影響を最小限にとどめたい考えだ。飼料流
通業者は代替原料の確保に躍起になっている。既に輸入粗飼料の相場も20%近く上がっており、肥育牛産地に影響が出てきそうだ。
口蹄疫の国内へ
の侵入防止へ、同省は5月28日から中国産稲わらの輸入をストップ。稲わらは、牛肉のさし(脂肪交雑)を入れるのに使われ、同国産も利用されてきた。国内
の飼料用稲わらの年間需要量120万トンのうち、中国産は15%を占め、重さ20キロほどの梱包(こんぽう)状態(農家着1キロ40円前後)で輸入されて
きた。…
===========
話はかわりますが、牛タンに関する毎日新聞の記事がありました。値段が上がっているのは禁輸だけの問題ではなく「誰か」が買い占めて高く売れる日を狙っているということもあるみたいですね。といえば米国産牛肉もないない、といわれてから後も、出てきましたね。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shoku/news/20050609dde001040035000c.html
[1919] こっちの方はすばやいですが 投稿者:とき 投稿日:2005/06/10(Fri) 12:29 |
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- <農水省>鳥インフルエンザで米NY州産の鶏肉など輸入停止
農林水産省は9日、米ニューヨーク州で弱毒性の鳥インフ
ルエンザが発生したとして、同日付で同州産の鶏肉など家きん肉の輸入を停止したと発表した。農水省によると、同州からの輸入実績は「ほとんどない」(食肉
鶏卵課)という。米国での輸入停止は、コネティカット、ニュージャージーに次いで3州目。米国、カナダ、メキシコの北米3カ国で弱毒性の鳥インフルエンザ
が発生した場合、日本は州単位で輸入を止めている。【望月靖祥】
(毎日新聞) - 6月9日22時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050609-00000136-mai-pol
[1918] 「現役雑誌記者による、ブログ調査分析報道!」というブログ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/10(Fri) 11:09 |
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- このブログには、以前私のサイトなども紹介され、今度は、この掲示板でもおなじみの真名さんのブログも、紹介されているのだが、ここの部分「ボスは「おれは、今、役人と近い立場にいるが、こと、この問題だけは、かえることができるかもしれない」といっています。」http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/24736624.html#commentsは、ちょっと、権威主義的なものを、正直感じましたね。
だったら、本業で、ちゃんとやってくださいっつうの。
これは、ホロニックな世界にピラミッドやエンクロージャーを持ち込もうという魂胆の記者ブログ論に立ち返ることなんですけれども。
http://officematsunaga.livedoor.biz/
[1917] トラックバック魔? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/10(Fri) 10:31 |
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- 確かに、このサイトhttp://koni.tea-nifty.com/koni/2005/02/post_3.htmlやこのサイトhttp://blog.goo.ne.jp/simauma_dx/e/515e73096f151a376f1bda34b5672b2cが言われるように、こちらの記事に関連性や言及がないにもかかわらず、トラックバックを送ってくるブログが、結構ある。
こういうのは、トラバ・スパム(あるいは、スパム・トラックバック)とでもいうのかな?
アクセスランキングかなんかあるからなのだろうが、アクセスを増やしたいお気持ちは十分わかるのだが、こちらとしては、なんか、自分の記事に言及しているブログなのかな?と、のぞきにいくと空振りというケースだと、なんとも、腹立たしくなってしまう。
トラバ・スパムに精力を費やすより、ご自分のブログの中身を更新・充実されるほうが先決かとも、思われてくる。
ということで、私自身としては、私の記事に言及している場合に限り、感謝の意味を込めて、コメントを添えて、トラバするということで、自重している。
http://koni.tea-nifty.com/koni/2005/02/post_3.html
[1916] 昨日、ミネソタ大学で行われた牛肉に関するラウンドテーブル・ディスカッションの模様 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/10(Fri) 08:57 |
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- 昨日、ミネソタ大学で行われた牛肉に関する公開のラウンドテーブル・ディスカッションの模様は次のとおりであった。
ジョハンズUSDA農務長官は、「カナダからの生体牛の輸入がなければ、アメリカの消費者たちは、他の蛋白資源に移行してしまう。」と、危機感を持ってうったえた。
ジョハンズ農務長官の基調スピーチ全文は、このサイト
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0201.xml
に掲載。
なお、パネリストには、カナダ関係者はいなかった。
また、R-CALFの Bill Bullard氏は、「アメリカの牛肉に関するリスク・ミチゲーションには、欠陥があり、不適当である。」とした。
ラウンドテーブル・ディスカッションへの出席者は、下記のとおり
1.American
Farm Bureau Federation, 2.American Meat Institute,3. National
Association of State Departments of Agriculture, 4.National Cattlemen's
Beef Association, 5.National Farmers Union, 6.National Meat
Association, 7.National Milk Producers, 8.National Renderers
Association, 9.Ranchers-Cattlemen Action Legal Fund United Stockgrowers
of America (R-CALF USA) 、10.the World Organization for Animal Health
(OIE)
http://www.allamericanpatriots.com/m-news+article+storyid-11311-PHPSESSID-39c5dca4383eff616b738021efbe9dbb.html
http://www.casperstartribune.net/articles/2005/06/09/news/regional/61874ad93f4ecb528725701b007dab83.txt
参照
当日の他の出席者の発言は、このサイト
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=webcast_bse.xml
から見られる。
実況ビデオは、下記サイトをクリックしてください。
日本のリスコミよりは、かなり洗練されていますね。
mms://151.121.2.21/content/secy/secy060905a.wmv
[1915] Re:[1914] [1913] ホロコースト修正主義の日本版 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/10(Fri) 08:48 |
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- >「過去に目を閉ざすものは、現在にも盲目である」「残虐行為を思いおこすことをこばむものは、すべて、それに影響された新たな危険にさらされがちである。」
いろいろ難しいですね。私なんかは頭にひまわりが咲いてるほうの部類ですね。
と
ころで、私は日本の原発のメンテナンスを反日運動盛んな国の企業にまかせるという話をきいたときに、ちょっと悩みました。(危険な仕事を安くおしつける?
というのもそうだけど)、反日というところが引っかかります。でも、事故があったとしたら、それはもはや日本を超えた、近隣どころか世界に影響がある問題
なわけだし、原発だけじゃなくとも、板コ一枚下は地獄だ、の世界に我々は生きてるんだなぁ、と。
先ほどから掲示板汚しすみません。
[1914] Re:[1913] ホロコースト修正主義の日本版 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/10(Fri) 08:39 |
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- みたいな風潮が、政界の一部にあるのかも知れませんね。
残虐の歴史の風化が、新たな、残虐の歴史の始まりというわけですか。
それにしても、ワイツゼッカーさんが「荒れ野の40年」でいった「過去に目を閉ざすものは、現在にも盲目である」「残虐行為を思いおこすことをこばむものは、すべて、それに影響された新たな危険にさらされがちである。」との言葉は含蓄に富んだものでしたね。
[1913] 認めるな 投稿者:ここで一番 投稿日:2005/06/10(Fri) 08:32 |
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- 戦争の冤罪を認めてしまえばどんな大変なことになるか、我が国は戦後、身をもって充分に判ったはずだ。
冤罪など絶対に認めてはいけない。今でも良い言うべきことは言わないと、バカ民族か、犯罪国家となり、人類史に残される。
戦争では負けても、人道的に勝てば、『裁判で勝者』になれるのだ。それでこそ偉大な人類の歴史となる。
[1912] Re:[1902] >[1899] 日本の農薬「農協さんが撒けというから撒く」 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/10(Fri) 08:18 |
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- > 日本国内の農産物水産物、使用薬剤には意識が高まり厳しいのは確かですが、貿易摩擦になりかねないとの配慮からか、海外のものには非常に甘いように思われてなりません。それはオレンジや、バナナでもいえるでしょう。
こ
れですが、たとえばオレンジなどは米国国内での流通を禁じられている薬剤を塗りたくって日本には送ってるそうですから、「甘い」というより、属国、植民地
扱いを甘んじてるんでしょうし、知ってる人は買いませんよね。知らない人は買うけれど。お菓子の本でもレモンは「国産レモン」とわざわざ表記してるものも
あります。
> 問題は、他人が食うものは自分が食うものではないという心根で、いい加減な、どうでも形になればいいという作り方をする民族や国民性のところから入ってくるものです。
民
族性というのはあるでしょうけど、心根とか、こういうのは国境、人種を超えた問題と思います。日本だって、「地頭は倒れてもひらたけを掴め」の時代から浅
ましい人はいるわけだし、今もいるし、三菱自動車も雪印も日本の会社だし、お釈迦様はインド人、キリストは白人、キング牧師は黒人だし、どこでもいい人は
いい人で、ただその割合は教育と、礼節前の衣食住が足りているかどうかと、いい指導者がいるかいないかが関係するように思います。鬼畜反日、なんて教育
やってりゃ大戦前の「鬼畜米英」の日本みたいになるだろうし。教育って恐ろしいですね。
ただ、ある程度、民族性はあると思います。私は同
一製品のメキシコ工場と中国工場のを昔扱ってましたけれど、メキシコは工場もレゲエがガンガン流れて、男の子と女の子がくっちゃべって、クリスマス休暇が
明けると帰ってこない人も少なくないというラフさ・陽気さだったけど、中国の、その工場のは、すごくキッチリ、まじめ、みんな必死、一頃言われた
「Made in
Japan」みたいに、製品もしっかりしてて、アジアの手仕事?だなぁと思いました。でもやっぱり、農産物など、他の部分では農薬などの問題もあるし、指
導と教育なのでしょうね。教育って大事ですね。。。
それと、日本が海外に安く作ってもらえるのは、人件費もあるけど、日本ならかかるべき
費用、たとえば環境保護にかかる費用が現地ではかからない分もあるとききました。その分例えばアジアだったら黄砂とか、エビだったらエビに使われた薬剤と
か、BSEだったらタイソン労組の訴えを見ればわかるように、安価ということで飛びついても、結局、その代償は現地はもちろん自分にも返ってくるんです
ねぇ。
[1911] WHOが中国・青海省視察を、中国側に要請 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/10(Fri) 08:00 |
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- 水曜日、FAOの北京事務所代表のNoureddin Mona氏は、WHOが、中国・青海省におもむき、現地での鳥インフルエンザに対する発生当初の措置がどのようなものであったかを検証するために、中国を訪問したいということを、中国側に要請した。
その根拠として、FAOやWHOは、最悪の事態に対処するため、としている。
http://www.recombinomics.com/News/06090502/H5N1_WHO_Qinghai_Visit.html
[1910] Re:[1907] [1902] 人のいうことはやっぱり、うのみにするものではないですねぇ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/10(Fri) 06:49 |
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- >
当時、農協で農薬販売にあたっていた人に、話しを聞いたことがありますが、販売現場には発がん性の疑いがあるから販売をやめるなどの連絡は一切無かっ
た。メーカーからは製造を中止しますという連絡だけだったそうです。むしろ、問屋さんから在庫限りだからと売込みがあったそうです。
自
分の身を守るのは自分しかいないことがよくわかる経緯ですね。人のいうことをうのみにすると身を滅ぼします。いい食い物にされているというか。。自分で農
水省?に電話をしたりして理由を聞いたり、使用する製品についてちゃんと調べて確かめないと、やられますね。(BSEでも肉骨粉の使用禁止が通達される
1ヶ月前に飼料製造の場で、通常以上に消費がなされたんですよね。在庫処分か知りませんが月報に記録が残っていて、発生が一番多い年度ですよね)
とにもかくにも、この狭い地表面積の割には世界の半分の金額の農薬を日本は消費しちゃってるようで、いいところは先人に倣えということで、減農薬を推進している人々や、食の安全に厳しくなったドイツや他の国は、きっとそれぞれ創意工夫で乗り切られているんでしょう、
虫
は世界中にいるわけですから、それぞれ、何かきっと工夫されて対策されてるんですよね。対策情報が(地域レベルで)共有されるようになるといいですね。こ
ういうのはやっぱり若い人の力で情報収集をすることが多いでしょうし、農業人口に高齢者の多い日本が、そういった意味でいかに農業に力を入れてなかったか
がわかりますね。なにやらBSEと同じ構図のような。。
日本でも対策を公開されている方もおられるようです。↓
http://homepage2.nifty.com/noro831/
作
物に虫がわーっと沸いたときの哀しさを思いますが、一方で農家さんが農薬中毒を起こしたり、また、日本は世界に冠たる原因不明のアトピー大国だったりする
わけで、因果関係は全然わかりませんけど、世界的に見て、それだけ量的に、念入りに化学物質(にしろ天然由来にしろ)を使ってりゃ、生態系でめぐりめぐっ
て、何かしら影響はなくはないだろうというように私には思えます。それから、抗生物質みたいに耐性虫とか出てきそうな。。(^^;なんにしても、薬減らし
て凌いでる人たちはどうやって対策しているのか、その工夫点を知りたいですね。宮澤賢治みたいな人の出現を願って(^^
あと、中国、他の、目に見えない国々も、本当に心配ですね。とくに中国は断片的に恐ろしいニュースが聞こえてくるだけに。。
[1909] もう一つ農薬問題の現場から 投稿者:とき 投稿日:2005/06/10(Fri) 00:27 |
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- 登録失効に関して、明らかにいえることは、従来からあった廉価な農薬が消えて、新開発のろくに効果の無い値段の高価な農薬を選択せざるを得ないことが、確実にあります。
登録失効という制度を利用して、安い農薬をなくして、メーカーの収益向上のための高い農薬を選択するしかなくなっています。農薬には、ジェネリック薬品は
ないのです。それがますます農家の経営を逼迫させています。反収をあげるということがますます至上命題になっていきます。ますます、狭い場所に、資金を投
下する悪循環に陥っています。もはや日本では農業生産も成り立ちにくくなっています。
日本がこんなにもモノづくりを海外依存していいのかどうか・・・。海外のウナギ養殖やエビ養殖によって、環境破壊をしているのは、日本が買うからですね。そのような基盤でいまの日本が成り立っています。話がそれました。
農薬をふくめた化学薬品メーカーの都合もいろいろありましょうが、農業生産の現場は、私の顔がわかる限りの中では、まじめにこつこつやっている人が多いの
が現状です。日本人は法律規則には素直に従いやっている場合が多いと思います。が、海外の農業者が日本人と同じに、そうであるとは到底思えません。モラル
の問題です。ましてや、工業製品でも権利関係が滅茶苦茶な隣国の例もありますからね。
それらに比して、数段上で、日本は法治国家です。他方、どことは言いませんが、あちらはまるで放置国家です。信用できるわけがありません。
農薬問題も、BSEと同じく、政治から科学へぐっと引き寄せられるようにならない限り、ちょうどいいところの解決は難しいと思います。
[1908] [1907] Re:[1902] ざっと読んで 投稿者:とき 投稿日:2005/06/10(Fri) 00:06 |
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- 私が問題にしたのはあくまでも、「防除暦」がいい加減であるかのような記述に対してです。農薬には、私も直接職業として関わっている以上、あまり大雑把なことは見過ごすわけにはいかないと思っただけです。防除暦のミスは大変な問題になります。
せっかく何ヶ月もかけてつくったものが、たった一度の、まちがった散布で、下手をすれば全部廃棄という憂き目に会います。おまけに隣近所の作物にも影響が及びます。そうそうミスするわけにはいきません。けっしていいかげんなものではないのです。
ダイホルタンに関しては、きちんと農薬販売業の届出をして都道府県が定める農薬管理指導士や、毒物劇物管理者をおいている販売社では扱いようのなかったも
のです。いわゆるモグリ業者が扱ったものでした。けっして正規に流通されたものではありません。それは、農協系列でも同じです。個人的に知った農協職員
が、融通して紹介して、入り込んだものでした。(おそらく個人的にリベートのやりとりはあったでしょう。)
農薬問題は、それこそ、単純ではあり
ません。農薬を悪だとしてしまったら、それを、世界の農業生産地に適用したら、たちまちのうちに、食糧確保は難しくなり、現在のような豊かさを享受するこ
とができなくなるでしょう。これは、麻薬と同じで一度使い始めたら、止めることができません。農薬を悪とするのなら、農地を用意して、自分で食べるものは
自分で作ることです。それが一番安全です。農業関係者にじかに関わることが多いので、直接、その苦労を実感しています。100%の安全はありえません。い
くばくかの危険を承知しながらやらざるを得ないということは理解しておく必要があるでしょう。すくなくとも、農業生産地において、公設であれ民間であれ、
生果市場出荷のためには、農薬の適正使用はかなり厳しくなりました。残留農薬に関する検査精度も、不必要なくらい精密です。農薬流通も、過剰に在庫するほ
ど、あるいは、時期はずれに用いることのないよう、販売する時期も限定されています。登録農薬でさえ入手は期間限定的です。そうそう、大雑把な流通はされ
ていません。現在、日本の農薬管理は、かなり厳しいものとなっています。(農薬販売の現場からです。)
もはや、日本産の食物の農薬問題より、大量に輸入されている農業漁業産品の農薬・化学物質問題のほうがはるかに、重大な危機をはらんでいます。BSEもその一環との認識をもっています。
農薬検査所ホームページ
農薬登録情報検索システム
http://www.acis.go.jp/searchF/index/index.html
[1907] Re:[1902]投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/09(Thu) 23:24 |
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- 都道府県が定める病害虫等の防除基準等について、31都道府県で誤記載があったことが判明 平成15年8月20日農水省発表
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20030820press_2.htm
私はかなりいい加減ですが、決して無根拠で行っているわけではないのですよ。その後の農薬取締法による無登録農薬の販売違反を見ても、農協関係がかなりの数あります。専門知識のあるはずの、そして取締法遵守を呼びかける側でも実際は良くわかっていない。
> 従来使われていた農薬の農水省登録期限切れだけのものが記載されて、たまたま使用しても
自
殺者の出た
殺菌剤のダイタルホンは、農薬登録が取り消されたわけではありません。それで無登録農薬になったのではない。厚生省の食品衛生調査会で「動物実験において
発ガン性が認められており、無毒性量(発ガンなどの毒性が顕われない摂取量)を評価しうるデータがないことから」残留基準が5ppmから全作物で検出され
てはいけないに変更されました。
これをうけて農水省が登録更新の際に、発ガン性や催奇形性に関する新たなデータの提出を農薬メーカーに求めました。ところが出されなかった。そのまま更新をせずに89年末までに農薬登録が更新されず失効しました。
当時、農協で農薬販売にあたっていた人に、話しを聞いたことがありますが、販売現場には発がん性の疑いがあるから販売をやめるなどの連絡は一切無かった。
メーカーからは製造を中止しますという連絡だけだったそうです。むしろ、問屋さんから在庫限りだからと売込みがあったそうです。
ダイホルタンを散布すると、特有の香りがして、使用経験者なら直ぐわかるそうです。発がん性が知らされていれば、わざわざ海外から持ちこまれたものを、使用すれば周囲には匂いでわかるのに使うでしょうか。
農家にとってダイホルタンは、「従来使われていた農薬の農水省登録期限切れだけの農薬」で手に入らなくなった効き目の良い農薬という認識だったとおもいます。
1989年から99年までに登録が失効した農薬は、約70あります。その登録失効の理由は明らかにされていません。農家などには知らされていません。
その中には、DNBP・・動物実験で催奇形性が報告されていた除草剤とか、DSMA・・砒素系の除草剤で、動物実験で、生殖毒性や催奇形性が認められたなど毒性の問題と推測できるものもありますが、単に販売不振が理由なのか全く公表されていません。
あの事件でも、改まっていません。2002年10月にマレイン酸ヒドラジドの農薬登録が失効しました。ニンニク、玉ねぎやジャガイモの発芽抑制に使われて
きた農薬です。メーカーの発表では、・ヨーロッパにおけるEU規格(製剤中の遊離ヒドラジンの上限1ppm)に製品が合致するかの検討開始したが、一部製
品で基準を上回ることが判明。云々と遊離ヒドラジンに問題がありそうなのは、わかりますが、本当の理由はわかりません。どうも、遊離ヒドラジンの発がん性
があるらし・・ 2004年3月22日、殺ダニ剤ケルセンが農薬登録取下げられ、販売中止・自主回収が始まりまりました。ケルセンは、1955年に米国で
開発された神経に作用する殺ダニ剤です。世界40カ国以上で使われています。日本では1957年に農薬登録され使われてきました。「殺ダニ剤と言えばケル
センと呼ばれ、ミカン農家を中心に広く愛用されていた」、「これほど使い勝手のよい殺ダニ剤はなかった。総合的に見て、代替剤はなかなかないのでは」と評
価されています。
その50年近く愛用され来た農薬が急に販売中止となる。販売元の説明は新たに環境への影響が懸念される報告が発表されたことを
受けたもの。環境への懸念を払拭するためのデータをうるには、膨大な経費および時間が必要となる。その点の経済性および昨今の農薬を取り巻く厳しい状況を
考慮し事業撤退に踏み切った。現在の農薬の使用基準を遵守する限り安全性は確保されています。」
これで何が問題なのかわかりますか。
農薬の登録失効の理由が公表されない現行制度では、「従来通り使えば、安全性などには問題がないが、農薬の農水省登録期限切れだけ」という誤認を生じさせるだけです。
[1906] 中国の水不足深刻 投稿者:とき 投稿日:2005/06/09(Thu) 22:38 |
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- 中国の水不足深刻、2030年には最悪レベルに
発信:2005/06/09(木) 09:38:01
http://news.searchina.ne.jp/2005/0609/national_0609_002.shtml
《全国的にみれば人口の3分の1を占める華北地域の水保有率は、わずか6%にとどまり》
長江の洪水は、上流の四川省の森林伐採の影響が大きいという。
衛生写真で見ると、海への表土の流出も著しいことから、内陸部の農業の環境も、海岸地帯の漁業環境も次第に失われるのは時間の問題である。
中国は、とにかく、あらゆる資源確保のため、中央アジアやロシアや東シナ海など、進出し続けるほかない。バイカル湖の水資源のパイプライン計画も本気なのだろう。ウズベクにも軍派遣を決定。
上海協力機構:外相会議で反テロ対策強化を確認(毎日新聞 2005年6月4日 22時11分)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050605k0000m030082000c.html
(中国人民解放軍初の国外活動決定の記事をどこかで見たが、削除されたのか見当たらなくなった。)
対イスラム教民族(ウイグル族)の弾圧に拍車がかかる。治安が安定することはなく、テロ戦争にも終わりはなく、先も見えない。
中国
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/china/
中国人民解放軍
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/people_s_liberation_army/
ウズベキスタン
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/republic_of_uzbekistan/
これから中央アジアが、ロシア、中国、インド(とパキスタン)、欧州、米国の覇権争いのステージになりそうだ。火種は尽きない。アフガンもイラクも、
ひょっとすれば、北朝鮮半島も、安定させることは困難なようだ。いまや、もうすでに自立した国家としては困難な模様。電気も満足に供給できないようだ。恫
喝恐喝外交と化している。
昔の戦争は、水をめぐって、今は、石油とガス。
食糧と水を含めた資源の問題は、これからも変わらず紛争、戦争の原因でありつづけるのだろう。
日本列島は、恵まれている。
[1905] Re:[1903] 原因不明の疫病、モンゴルの家畜が大量死亡 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 21:55 |
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- 今朝の新疆ウイグル自治区塔城市( XINJIANG TACHENG)でのH5N1鳥インフルエンザ発生で、このモンゴルの羊の大量死も、渡り鳥によるH5N1の疑いも出てきましたね。
ちょうど、ゴビは新疆ウイグル自治区塔城市の真東に当たっていますね。
[1904] Re:[1902] >[1899] 日本の農薬「農協さんが撒けというから撒く」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 21:25 |
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- 数年前の無登録農薬問題は、大変な騒ぎとなりましたが、当初、マスコミの報道の仕方にも、「無登録農薬」と「登録失効農薬」とを混同した報道をされたことによる混乱もあったようです。
http://www.maff.go.jp/nouyaku/
[1903] 原因不明の疫病、モンゴルの家畜が大量死亡 投稿者:とき 投稿日:2005/06/09(Thu) 21:23 |
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- 大紀元時報 日本版サイトでも出ました。
原因不明の疫病、モンゴルの家畜が大量死亡【大紀元日本6月9日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d78551.html
ProMED情報
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi
>20050609-0050 ( 2005/06/08 ) PRO>Undiagnosed deaths, sheep - Mongolia (Gobi): RFI
モンゴル
原因不明の死亡、ヒツジ-モンゴル(ゴビGobi地方)
モンゴル(の家畜)では、いままで経験がなく、初めての感染だということでしょう。現場にいれば、感染源を推定できるはずですが。何らかのウイルスのキャリアが移入されたのでしょう。
むしろ、中国国内のトリインフルエンザのほうが、将来的には脅威を感じます。おそらく、どんどん変異して、新型がつぎからつぎに発生まん延する状況になっ
ています。一つ経験がおわり、耐性系統で繁殖しても、それがまた新たに経験しなければならない状況になっていると思われます。これでは新型に対応するワク
チンがいつまでたっても追いつくわけがありません。
将来、必ずや、ヒトにもおこることを示唆しています。
[1902] >[1899] 日本の農薬「農協さんが撒けというから撒く」 投稿者:とき 投稿日:2005/06/09(Thu) 21:02 |
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- >この暦、専門家が作成しているのですが、結構、その作物には使えない農薬、いわゆる無登録農薬があったりします。
これは、多大ないいすぎです。無登録農薬問題は、自殺者まででるほど、農産業にとっては大きい問題で、防除暦のほんの間違いで(従来使われていた農薬の農
水省登録期限切れだけのものが記載されて、たまたま使用しても)、できた作物をすべて廃棄という莫迦げたことまでおこりました。
それほ
ど、取締りが厳重になりましたので、記載ミスは滅多にあってはならないことなのです。上記の言は、現場にいるものには聞き捨てならない、愚弄したコトバの
なにものでもありません。それほど国内では、農薬使用は、現場にいるものにとって、重大な問題という意識があります。そうであるからこそ、海外からの輸入
農産物の農薬使用のいい加減さにはあきれを通り越しています。
通関の農産物水産物の検査結果統計をみればわかります。しかもそれは氷山
の一角です。(以前どこかの税関のサイト情報で見ましたが、いま見当たりません。) 日本では完全に過去のものである使用禁止になっている農薬が平気で残
留していたりします。ということは、いまだに、普通に製造され使用されているようです。それだけ、日本の農薬取締法は厳しく、日本の農産物は、他国の商品
作物に比べて数段安全であると判断できます。海外のは正直どのように製造されているのか、見てきたものしかわからないでしょう。案外、報道されていない
分、報道できないような環境なのだと思っておいたほうがよいのでしょう。
日本国内の農産物水産物、使用薬剤には意識が高まり厳しいのは確かですが、貿易摩擦になりかねないとの配慮からか、海外のものには非常に甘いように思われてなりません。それはオレンジや、バナナでもいえるでしょう。
日本国内の農薬や水産畜産の使用薬剤に意識を向けている他人は、輸入食料のひどさにも少しは思いをいたらせて欲しいものです。日本人のつくるもの、とくに
顔の見える人が消費すると思ってつくっているものは、自分が食べられないものはつくろうとはしません。問題は、他人が食うものは自分が食うものではないと
いう心根で、いい加減な、どうでも形になればいいという作り方をする民族や国民性のところから入ってくるものです。そりゃあ、そうとうひどい話を聞くので
すがね。
産地偽装なんて、まだ、かわいいものです。
[1901] Re:[1899] 日本の農薬「農協さんが撒けというから撒く」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 19:40 |
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- 虹屋さん。ときさん。まりちゃんさん。
これはこれは、私の地元の果樹の防除暦を取り上げていただきまして、やや、複雑な思いですが。
果樹農家用には、これをカラフルに書いた防除暦が、各農家の玄関脇に張られています。
都会の方が、これを見れば、ぎょっとするでしょうね。
農家としては、このほかに、アメリカシロヒトリ(略してアメシロ)などの共同防除がありますから、そのエネルギーたるや大変なものです。
それでも、以前に比べれば、米作関係の航空防除が少なくなっている傾向にありますので、以前よりは、ましな状況かと思います。
虹屋さん、おっしゃる「病虫害が発生すると責任問題になるので」の要素は、農協の側にあるというよりも、それを守らなくて、病害が発生した場合の当該果樹農家の近隣農家への迷惑責任問題というのが、大きくあると思います。
果樹は単価が高いがために、余計、その迷惑責任問題というのが、大きく、コミュニティからの締め付けとして、あるようですね。
果樹防除にも、セカンド・オピニオンが必要な時代かも?
[1900] 未承認GMコーン問題/米国の管理に不備投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 19:21 |
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- 米国産飼料用トウモロコシから、未承認の遺伝子組み換え(GM)品種が日本の港で見つかった問題は、米国内のGM管理のずさんさを露
呈した。なぜ簡単に未承認品種が入ってくるのか、なぜ日本が求める輸出前検査を拒否しているのか――農家や消費者の間からも米国の流通管理に不信感が高
まっている。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/
「日本が求める輸出前検査を拒否」日本も舐められたものですね。
農薬の件いろいろお教えくださりありがとうございました。
[1899] 日本の農薬「農協さんが撒けというから撒く」 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/09(Thu) 18:35 |
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- 防除暦という作物の苗の植え付け時期や各時期の作業、防除の時期や使用農薬などをまとめた暦を、農協や農業改良普及所が作成して、各農家に配布しています。
下は、秋田県の果樹防除暦です。34ページ以降にりんご、なしなど各種記載されています。
http://www.maff.go.jp/sehikijun/02touhoku/0205akita/020502kaju/02050205chap4_5.pdf
本当に必要な農薬だけかというと、農協の営農職員や普及所の職員は、暦に農薬使用を記載しないで病虫害が発生すると責任問題になるので、どうしても予防的に農薬の使用が記載される傾向にあります。
研究熱心な農家は、これを参考にして自分独自に防除=農薬を使用しますが、大概は、この暦通りに散布しましますし、農協によっては注文が無くても、暦通りに農家に農薬を配達するところもあります。納屋などに使わなかった農薬のビンが良くおいてありますよ。
これが、アメリカの20倍、金額にして全世界の使用量の47%を占めるとまでいわれる農薬漬けの日本農業の背景の一つ。
この暦、専門家が作成しているのですが、結構、その作物には使えない農薬、いわゆる無登録農薬があったりします。
中国では、人民公社が解体されて以降、農村の中に農薬や営農技術の指導普及に当たる人たちがいません。農協の営農職員や普及所の職員にあたる人たちがいません。いたからといって、農薬の適正使用が万全かといえばそうではありませんが、いなければ、かなり酷くなります。
体系的な農薬を取り締まる法律が中国で制定されたのは1997年で、それまでは劇物・毒物を取り締まる法規などで幾つかの農薬が禁止されたり使用制限があるが、原則的には使用、製造は自由(罰せられない)という状態が続きました。
ところで、防除暦が作られるのはその地方の主要な作物です。こうした特産品を同じ畑で栽培を続けると、例えば嬬恋のキャベツのように特産地化して栽培を続
けると、畑の土壌中にその作物の病害虫、線虫などが増えてしまいます。一番良いのは、輪作、キャベツの次には小麦を作りとい輪作ですが、特産品いがいは価
格が安い、特産地化=ブランドで有利販売ができるといった事情で輪作は現状では採られません。
薬剤による土壌消毒で、これまで主剤であった臭化メチルがオゾン層破壊ガスという理由で原則使えなくなりました。お湯を使う方法などが開発されていますが、費用、一度にできる面積などの関係で、薬剤、クロルピクリンなどの使用が続いています。
これらの薬剤は、土壌中に薬剤を注入、混和し揮発するガスが殺菌・殺虫作用を及ぼします。有効濃度を保つために圃場表面をビニールシートなどで覆いますが、薬剤は大部分は大気中に放出されて拡散します。つまり周辺を漂う=周辺地域のガス室化するのです。
産地間競争が農産物の特産地化=ブランド化を軸に進む限り、このような事故は続くのではないでしょうか。
[1898] Re:[1894] 日本の農薬の使用量 投稿者:とき 投稿日:2005/06/09(Thu) 17:34 |
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- すべてとはいわないまでも、日本人の几帳面さ繊細さが、結果的にこういうレベルに達する原因になっています。
野菜・果物は、作るものではなく買うものという感覚が当たり前になり、形・色が揃っているもの、傷の無い見た目のいいもの、流通に適した日持ちのするもの、それらの条件をクリアーするための農薬過剰使用です。
とはいっても、どちらかといえば、末端消費者の都合というよりは、中間流通段階の利益を最大限に求めた結果ともいえますが。
今の最大限にヒトの側に都合のよい品種改良の結果、農薬なしではまともにつくれない、あるいは、植物として健全に実を結べない生き物になっています。いま
や、無農薬では、採算を考えた農業はとてもできません。それこそ、宗教団体が何らかの思想をもってする営農形態でなければ、成り立たないでしょう。(しか
しそれは、単純に食料を得るための目的で、あえて採算を度外視し、人件費も見ないでおこなう、ある意味自給自足のつもりで行なうのに近い。)
狭い国土のなかで、世界一の集約的な(面積あたりの収穫量・額が最大の)農業生産を行なう日本の避けられない姿でもあります。
[1897] 対案が出せなくて、不信任案が出せるのかな? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 16:39 |
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- まことに深刻な郵政民営化法案をめぐる民主党内なのだが、ここにきて、連合さんからハッパをかけられたせいか、わからないが、郵政民営化法案の対案は出さないが、不信任案は出すという、わかりにくい行動をとられるようだ。
連合さんの無責任なハッパに乗って、自縛することもなかろうに。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050609-00000006-san-pol
[1895] ヴェトナムでの鳥インフルエンザの詳細 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 16:27 |
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- 1889の続報だが、新たなヴェトナムでの鳥インフルエンザ感染者は、男が一人に女が二人で、いずれも、病気にかかった家禽を通して感染したという。
男の30歳の方はすでに退院したという。
関係者の話によると、最近、感染スピードは遅くなっているという。
昨年12月16日以来、18人が死んでおり、2003年末以来の死者は、38人に達しているという。
http://www.theage.com.au/news/World/Bird-flu-toll-rises-to-52-in-Vietnam/2005/06/09/1118123949624.html?oneclick=true
[1894] 日本の農薬の使用量 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 16:24 |
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- びっくりドンキーという外食チェーンのサイトからなんですが
http://www.aleph-inc.co.jp/act/
「アメリカの20倍、金額にして全世界の使用量の47%を占めるとまでいわれる農薬漬けの日本の農業状況」
統
計などの資料でなくて申し訳ないんですが、本当でしょうか?「金額にして全世界の使用量の47%」この狭い国土で。知らなかった。確かに、必要もないのに
「農協さんが撒けというから撒く」というのは聞いたことがあるような。中国も毒菜が問題になっていますが、農薬の価格でいうと日本よりははるかに安いので
しょうが、それにしても日本は相当使ってるんですね。
[1893] スマトラで3度目の地震警告の論文だそうです 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 14:05 |
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- スマトラ地震「3度目」警告 英米グループが科学誌で
http://www.asahi.com/science/news/TKY200506090214.html
http://www.nature.com/nature/journal/v435/n7043/abs/nature435756a.html
http://www.nature.com/nature/journal/v435/n7043/index.html
[1892] 青海湖のH5N1が、渡り鳥を通じて、モンゴルに拡散していったとの見方 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 12:05 |
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- [1879] 「新疆ウイグル自治区塔城市( XINJIANG TACHENG)でH5N1鳥インフルエンザ発生」 のその後だが、http://www.recombinomics.com/News/06080506/H5N1_Migration_Tibet.htmlでは、青海省で感染の渡り鳥が、チベットからさらにモンゴルに、H5N1を拡散させていったとの見方をしている。
渡り鳥のフライウェイで見ると、このようhttp://www.thaiwaterbirds.com/eng/map_ne_waterfowls.htmlになっていて、この地図http://www.wetlands.org/IWC/awc/waterbirdstrategy/docs/Flyway-Website/china.htmの14の上のあたりが青海湖で、そこから、ちょうど左斜めにか進んで、ちょうど、カザフスタンとの国境のあたりのアラコリ湖(ゴビズキンカモメ(Relict Gull)の生息地で有名)の国境超え近くが、今回の発生地ということだから、その懸念もありうる。
[1891] Re:[1890] [1888] (6/9)伊藤ハム、カナダ政府にBSE自主検査申し入れ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 11:10 |
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- > この掲示板でも今年の3月4日にご紹介のありました、25分でBSE診断のできる診断チップhttp://www.nikkei.co.jp/news/main/20050304AT2G0401204032005.html
なるほど。これは確か時間も短縮、感度も10倍、費用も10分の1でしたよね!期待。それとは別に北大の大量検査試作機のほうは感度100倍とのことでしたね。
ところで笹山さん、件の農薬、2002年に30kg紛失事件とかあったみたいですね。
[1890] Re:[1888] (6/9)伊藤ハム、カナダ政府にBSE自主検査申し入れ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 10:59 |
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- この掲示板でも今年の3月4日にご紹介のありました、25分でBSE診断のできる診断チップhttp://www.nikkei.co.jp/news/main/20050304AT2G0401204032005.htmlを開発された伊藤ハムさんですから、そちらのほうでの関係もあるんでしょうね。
[1889] ヴェトナムで新たに3人のH5N1感染 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 10:39 |
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- うち一人は死亡とのこと。
2004年12月中旬以来、52人が感染、このうち12人が死亡し、2人が、なお、病院で治療中。
http://www.ctv.ca/servlet/ArticleNews/story/CTVNews/1118281502129_113690702/?hub=Health
[1888] (6/9)伊藤ハム、カナダ政府にBSE自主検査申し入れ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 10:31 |
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- (6/9)伊藤ハム、カナダ政府にBSE自主検査申し入れ
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0
検査しても完全ベジタリアン牛でなけりゃ。。カナダは飼料の交差汚染が問題になってませんでしたっけ。また、20ヶ月以下は検出限界以下と、日経は主張してませんでしたっけ。
[1887] Re:[1884] [1875] [1873] チャイニーズ・レストラン・シンドローム 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 10:07 |
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- 正式名がMSG(Mono-sodium glutamate)
で、
Europe E numbersでは、E620-E625
で、
中国語では、mei-jingまたはwei-jing
ということのようですね。
http://images.google.co.jp/images?q=Mono-sodium%20glutamate&num=20&hl=ja&lr=&client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP:official&sa=N&tab=wi
[1886] 本日のProMEDにはvCJD情報の和訳が多数 その中から献血問題を 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 09:03 |
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- 20050608-0050 ( 2005/06/06 )
[2] 英国:vCJD感染者からの献血についての発表の遅れ。情報源:The Mail on Sunday , 2005年5月15日。
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi
18
歳の少年が1997年3月にvCJDで死亡した。この少年は、ヨークシャー州のArmthorpe村でのvCJD患者集団発生での4名中の一人であった。
エジンバラ市にある国立vCJD部は、この18歳の少年の死亡以前から、この少年が登録された献血ドナーであることを認識していたことが、公表されていな
い事実であった。この少年の父親は、息子が昏睡に陥った時に医師団に伝えたが、政府の調査官が、市民に恐慌を起こさないで、問題の集団患者発生の調査が行
えるように、事実を公表しないよう命じられた。
1年後、父親は、当局が息子の供血液の輸血を受けた少なくとも7人を追跡していることを知ったが、誰にも事実は伝えられなかった。昨年[2004年]9月
に専門家らが、vCJD患者の血液を輸血された事実を知らせるべきだと決定するまで7年間、この事実は隠された。この際の受血者は、英国内でvCJD患者
の血液を輸血されたことが確認された14人に含まれる。事実を伝えるという決定は、輸血によるvCJD感染によって患者が死亡した可能性のある初の事例が
発生後に行われた。 (以下父親のコメントなど、略)
============
変異型ではないですが、(※変異型と弧発型の診断基準
も怪しくなってきた)日本でも弧発性のヤコブ病患者さんでしたが、その方がご健康なときに献血くださっていて、その血液の行方について、血液製剤の回収な
どで97年頃、厚労省が取り上げたことがあります。そのときのことについて、現場の医療従事者が書いたコメントを検索中にどこかで見ました。「国から通知
がきたけれど知らせたところでどうなる?うちでは放置」というような要旨だったと思います。
結局のところ今現在は対策がないのですから、
元からキッチリ発生源を防いでいただくしかないわけで。日本は血液製剤を米国から輸入してるんですから、BSE対策について厳しく追及していただきたい。
それが出来る立場におられる国の担当の方々には責任があります。こないだの日米協議のメンバーとか。(調査に税金も使える立場)
いつもBSE対策について専門調査会で厚労省代表として説明される道野さんもぜひこの点に触れていただきたいと思います。
おまけ
血液製剤調査機構だより
http://www.bpro.or.jp/publication-new/letter/letters/86/Vol86.html
http://www.bpro.or.jp/index.html
プラセンタのドナーや追跡調査などはかやの外みたいですね。
[1885] vCJDと内視鏡汚染についての審議結果 議事概要 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 08:47 |
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- 変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)に係る二次感染について(概要)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/04/s0408-5.html
(1) 消毒後の器具に残った感染力
(2) プリオン病患者組織の感染力
内視鏡も歯科と同じく、院内感染源としてのニュースを時折目にしますね。医療現場は大変です。
[1884] Re:[1875] [1873] チャイニーズ・レストラン・シンドローム 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 08:34 |
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- > あえて、固有名詞(中国語では、wei jing、日本語では??)は避けられましたので、
↑これ、使う店によっては、おたまでガバっと掬って入れてますね。
時々「化学調味料はつかっておりません」という表示は見るけれど、私はそういや、外食ではエキスや油脂の詳細や産地も表示してもらいたいです。
以前、米国産の牛肉ばかりが問題とされ報道されていたときに、米国の牛エキスを使い続けていた外食チェーンありましたもの。
その後ですよね。「危険部位除去ができていない」という告発がされだしたの。
※「表示義務のない添加物」って最近よくあるみたいですが、これもクセモノに感じますね。笹山さんのご紹介くださった動物由来の結着剤などはどうなんでしょうか。
[1883] Re:[1880] 歯科の感染対策改善にようやく厚労省が着手?というか話題に 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 08:13 |
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- 朝の、実に余談です。
>
じゃあ、ユニバーサルプロポーションがきちんとできているのかどうかという問題に到達しないで、HIV感染者についてはこういう装備が必要である、こうい
う体制が確立しないと患者に来てもらっては困るという、科学的に見てもその論理立てがないのではないかなと思うんですね。(略)
プレコーション→ プロポーション、って、なんか麗しい感じがしますね。(^^;
ユニバーサルプレコーションとスタンダードプレコーションの違いについて笹山さんのご解説
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=218
[1882] Re:[1881] [1878] [1876] [1867] ニワトリ2千羽が死ぬ 青森、土壌消毒剤が原因か 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 08:01 |
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- 「窒息剤の吸入毒性はホスゲン>クロルピクリン>塩素の順に強い。」ですか。
「地面を這うようにして緩やかに拡がる。」というのが、なんとも不気味ですね。
[1880] 歯科の感染対策改善にようやく厚労省が着手?というか話題に 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 07:51 |
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- 検証:普通の生活で、vCJD=人型BSE(狂牛病)が感染しないとは本当か?その1 歯科編
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/57316d5ea76dd6092e7c843c2e7d6403
で取り上げた、歯科の感染対策のお粗末さですが、ようやく対策改善が話題にされてきたようです。
05/05/13 エイズ予防指針見直し検討会第6回議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/05/txt/s0513-1.txt
http://xn--het32jdvg5uw.com/
一部抜粋してみますね。
「資
料8ページから、歯科診療に際しエア・タービンで歯を削った場合に、どのような飛散状態になるかを、エア・タービンのウォーターラインに歯垢染色剤(赤
色)を入れ、水が飛び散る様子を実験的に行ったものであります。これ等により術者と補助者、さらに患者さんとその周囲への飛沫汚染状態がお分かりいただけ
ると思います。この写真の術者の装備は実際の診療(術者の防御マスク等)と違いますのでご理解いただきたいと存じます。
写真35〜36は、上顎の前歯にエア・タービンを使用した飛沫汚染の状況で、バキューム装置等の吸引を行わない状態です。写真35は、作動30秒後の汚染の状態で、術者の指・患者さんの顔や胸、口腔周囲が汚染されております。
写真36は、作動後1分30秒後の汚染の状態で、いかに広い範囲が汚染されているか、実際は約2m四方に飛散しており大変な汚れであります。これ等の状況から万が一を考えて、患者さんごとにエプロンの交換やブラケット・テーブル等のビニールカバーが必要になります。
写真37は、同様な実験で口腔内バキュームを使用した場合とさらに口腔外キュームを併用し吸引操作をした状態で、いかに飛散が抑えられているかお分かりのことと思います。
写真38〜39は、エア・タービン等ウォーターラインへの逆流を示したものであります。ご存知のように、エア・タービンは高速で歯牙等を切削するため、切
削時冷水で冷却する必要があり、切削終了と同時に瞬時に止まるため陰圧がかかる機構になっております。その際に、口の中の唾液や血液を吸引してしまいま
す。吸引を防止するため逆流防止装置の付いたエア・タービンの使用と空ぶかしを行うことが感染予防には重要であります。(略)
感染予防対策に関しましても、拠点病院に併設されております歯科診療施設の50%において、エア・タービンを患者ごとに変えられるほどの余裕が無く、設備が整っていない状況でした。拠点病院だからといって安心して患者さんを紹介できない状況であります。(略)
日本エイズ学会とか、そういうところでも、眼科、歯科の受診の問題で、エイズ患者を特別みたいに言われますけど、実際に感染症にかかっている患者さんとい
うのはいっぱいおられまして、B型肝炎の患者さん、C型肝炎の患者さんなど、大変多うございます。そういったところで、じゃあ、ユニバーサルプロポーショ
ンがきちんとできているのかどうかという問題に到達しないで、HIV感染者についてはこういう装備が必要である、こういう体制が確立しないと患者に来ても
らっては困るという、科学的に見てもその論理立てがないのではないかなと思うんですね。(略)
そういう中でも患者さんの人数分ハンドピースがないために、1日の診療の中でハンドピースを使い回ししなければならない状況があるといった、そのへんの問題点もあって、改善をお願いしているということがございます。(略)
=============
こういう問題に対して、個々の歯医者さんがどう対策をしているのかの情報公開がますます必要となってきますね。というか、歯医者にいけなくなってきてしまうんですが(^^;
しかしこの審議会、写真の公開はないようです。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/kousei.html#aids-yobou
[1879] 新疆ウイグル自治区塔城市でH5N1鳥インフルエンザ発生 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 07:32 |
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- 新疆ウイグル自治区塔城市で、飼養している鶏(飼育しているガチョウ?)にH5N1鳥インフルエンザが発生し、飼養羽 2,177羽のうち1042羽がH5N1陽性、460羽が死亡、13457羽を殺処分した。
新疆から香港への鶏の移動は禁じられた。
OIEへの報告は、このサイトhttp://www.oie.int/Messages/050608CHN.htmのとおり。
しかし、いつから発生し始めたかについては、報告されていない。
http://news.bbc.co.uk/chinese/trad/hi/newsid_4070000/newsid_4075300/4075302.stm
[1878] Re:[1876] [1867] ニワトリ2千羽が死ぬ 青森、土壌消毒剤が原因か 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 07:05 |
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- 土壌消毒剤「クロルピクリン」は、結構、近隣住民と問題を起こしている農薬のようですね。
こんなぐあいhttp://www.greenjapan.co.jp/kankyo_crolpicrin.htmに、マルチをかけての土壌消毒に用いられているようです。
横浜市では、こんなガイドラインhttp://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/nousan/fureai/nouyaku1.htmlも作っているようですね。
それにしても、防毒マスクの実験に使われているとは、おそろしいですね。
[1877] 浜岡原発一部、中電が建て替え方針 排気筒に強風でヒビ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 06:49 |
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- 浜岡原発一部、中電が建て替え方針 排気筒に強風でヒビ
http://www.asahi.com/national/update/0608/TKY200506080351.html?t
2005年06月08日23時11分
[1876] Re:[1867] ニワトリ2千羽が死ぬ 青森、土壌消毒剤が原因か 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 06:18 |
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- ニワトリ2千羽が死んでしまった原因はこれのようです。
土壌消毒剤「クロルピクリン」の毒性について
http://www.chloropicrin.jp/chloro/
http://www.greenjapan.co.jp/crolpicrin_t.htm
http://www.tic-co.com/books/99031001.htm
http://www.naracoop.or.jp/syouhin/anzen_05.html
話は変わりますが、春にある地方へ山菜つみにいったときに、ある方が
「(広い広い)庭に除草剤を撒いてもらったんだけどね、量が適当だったみたいで庭木が随分枯れてしまったのよ」なんてことをぼやいていました。田んぼのすぐ側のお庭です。
そのものの毒性の問題ももちろんあるでしょうが、量の基準があるといっても、使うのは人間なんですよね。
食品でも、扱いは劇薬チックな防護服を着て使用する添加物などがあって、それも微量という理由で表示がなされなかったり、「分解されていれば表示義務なし」なんていう物質があったりしますが、そういうことまでちょっと考えてしまう出来事でした。
関連URL追加
http://www.jaish.gr.jp/horei/hor1-46/hor1-46-1-1-3.html
http://www.ecosci.jp/chem10/sg0503.html
↑結構恐ろしいですね。(^^;
http://www.nankai-chem.co.jp/products/msds/chlo-pic80.pdf
http://www.k-eng.co.jp/downfile/e_bio_business.pdf
従来は、塩素系のクロルピクリンで土壌をくん蒸殺菌し、防除していた。しかし、年2回収穫を行う長崎では、クロルピクリンなど農薬の散布で、土壌の酸化や地力の低下を招いた。さらに近隣の家畜への害が懸念されクロルピクリン使用禁止の動きが起こり始めている
http://www.nagoyaseikatsuclub.com/syokuhinnzyouhou/kyuuri_dozyoukunnzyou.html
ドイツでは禁止みたいですね。
[1875] Re:[1873] チャイニーズ・レストラン・シンドローム 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/08(Wed) 23:47 |
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- ときさん。
あえて、固有名詞(中国語では、wei jing、日本語では??)は避けられましたので、こちらも、この問題は、「チャイニーズ・レストラン・シンドローム」(Chinese Restaurant Syndrome )という言葉で取り扱いましょう。
この症状が出始めたのが、1968年のあたりで、グルタミン酸ソーダをふんだんに使う中華レストランで起きた症状から、このように呼ばれているものですね。
症状としては、頭痛、めまい、顔の圧迫感、あごの緊張、体の中のうずくような感じ、胸の痛み、背中の痛み、などなどですね。
これは、大量のグルタミン酸ソーダの摂取が、大動脈の拡張をもたらすためとされています。
「Chinese Restaurant Syndrome」で検索しますと、下記のように、関連サイトが、たくさん出てきますよ。
http://www.google.co.jp/search?num=20&hl=ja&client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP:official&q=chinese+restaurant+syndrome&spell=1
[1874] Re:[1872] Re1869: すいません。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/08(Wed) 23:35 |
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- 真名さん。
突っ込みありがとうございます。
ここ「アカデミズムとジャーナリズムの文体に違いがなくなって、当然である。独立自存するアカデミズムが事実上崩壊したからである。」でいっている「アカデミズム」は、「アカデミズム」ではなくて、「スノビズム」なのではないでしょうかね。
http://hpcunknown.hp.infoseek.co.jp/unpublished/postmodern.pdf
で
は、「「スノビズム」は、環境を否定する理由がないにもかかわらず、「形式化された価値に基づいて」それを否定する行動様式である。人間が人間的であるた
めには、与えられた環境を否定する行動、すなわち自然との闘争を経なければならない。ところが、「スノビズム」は、そうした環境を否定する実質的な理由が
ないにもかかわらず、「形式化された価値に基づいて」、すなわち儀礼的に、それを否定する行動様式である。」って定義は、まさに、ジャーナリズムそのもの
ではありませんか。
[1873] 化学物質過敏症 投稿者:とき 投稿日:2005/06/08(Wed) 23:34 |
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- 日本では、まだまだ特殊なことと思われているようですが、さまざまの化学物質に関して、死人が出ないものだからほっとかれている感が否めません。
前々から気になっているのは、日本のマスコミは大スポンサーだからでしょうか、なかなか取り上げませんが、グルタミン曹達のことです。
聞くところによると、米国では、外食産業、特に中華料理店などでは、その使用があるかないか表示する義務があるというようなことを聞いた記憶があります。
個人差はあるようですが、過剰摂取による障害、むくみや発熱や頭痛などが起こるようです。日本では、とくにラーメンなどに大匙で入れるようなことはごく当
たり前になされています。
グルソーに限らず化学合成食品添加物は、副作用があるということに関して、もうすこし啓発されてもいいのではないかと思っています。
外食食材や加工食品類に当然のごとく使用されている添加物に関して、受容していかなくてはいけないとはいえ、情報・報道は少なく、まだまだ認識不足の感が
あります。100%安全な食べ物はないのですから、せめて、リスクを選択し受容するための情報は明確であって欲しいものです。
そのリスクを知らせないで、「安心・安全」ばかり嘯くのは、もう止めにしていただきたいものです。あらゆる分野で。
- 看中国
http://www.secretchina.com/
青海の鳥インフルエンザの情報を公表する人はすでに逮捕された【看中国2005年06月06日報道】
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/6/6/116519.html
ウェブページ翻訳
http://www.excite.co.jp/world/chinese/web/
ProMED-mail
http://www.promedmail.org/pls/askus/f?p=2400:1000:424240::::FSP_LANGUAGE_PREFERENCE:en-US
ProMED情報
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi
[1839] RE[1838]:[1836] 投稿者:真名 投稿日:2005/06/07(Tue) 17:44 |
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- 代用乳サンプルがあったら実験できるんじゃないんでしょうか?サンプルがないんでしょうか。どうなってるんでしょう。
全農ホームページには次のように書いてあります。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21854793.html
▲非常に小さい核酸をもつウイルスが、プリオンタンパク質に付着しているとの説は完全に否定されていません。
BSEやvCJDは発生原因、発症メカニズムが完全に解明されていない病気でもあることから、あらゆる可能性を検証する必要があります。▲
核酸の変異による種への適応が生じているとすると、これは怖いです。 代用乳中の血漿の段階で牛への適応が終わっていたとすると、わりあい簡単に感染が拡大するでしょう。
全農は「あらゆる可能性を検証」するべきであると主張していますが、代用乳は別枠なんでしょうね(笑)。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1838] Re:[1836] RE 1821、1835投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 16:23 |
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- 真名さん。
1996年に、それまでの「ミルフードAスペシャル」から、「ミルフードAスーパー」に変える際に、成分変更を行ったらしいようですね。
その1996年という時期が、http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=161に書きましたように、ちょうど、ドイツのNordmilch EGで製造されたSundkalvやRod KalvoやGron Kalvoという名の血漿蛋白・代用乳が、デンマークやオランダやEU諸国を経て、全世界に出回った時期と一致してるのですね。
おっしゃるように、これらの経緯のトレースから見ると、血漿タンパク質は、かなりリスキーといえますね。
たとえばこのAmerican Protein Corp.という会社、プラズマ製品を、このようhttp://www.americanprotein.com/index.htmlに、各種販売していますね。
[1837] 「びっくりドンキー」のアレフ、米国産食材の輸入を停止投稿者:YOKOHAMA 投稿日:2005/06/07(Tue) 16:20 |
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- 「びっくりドンキー」のアレフ、米国産食材の輸入を停止
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20050606c3c0600w06.html
日本フードサービス協会も、安全性を厳密に追求する企業は分離して新しい協会をつくっていただきたい気もしますね。消費者がレストランを選びやすくなります。
[1836] RE 1821、1835投稿者:真名 投稿日:2005/06/07(Tue) 15:42 |
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- すると、米国で血漿タンパク質補助食品(ウシ用)を使用していることは危ないのでは? 子牛の栄養補助食品になっていませんかねえ。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1835] Re:[1834] 代用乳について福岡先生のコメント 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 15:17 |
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- 真名さん。
この福岡さんのご発言のうちの「八頭目以降からは飼料を隠しているし」というのは、誤りで、正確には、1829に書
いたとおり、「これまでのBSEで「ミルフードAスーパー」(1995年以前の商品名は、「ミルフードAスペシャル」)が使われていた例は、
1.2.3.4.6.7.11.14.15.16.17例 であり、以下19例目と20例目の飼料給与状態はまだ不明」というところが正確のようですね。
[1834] 代用乳について福岡先生のコメント 投稿者:真名 投稿日:2005/06/07(Tue) 14:35 |
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- 現役雑誌記者による、ブログ調査分析報道!
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/24449324.html
▲福岡教授は
「政
府は「肉骨粉」が原因だと言うが、これまで狂牛病を発生した19頭のなかには肉骨粉を食べさせてない牛も多い。むしろ代用乳の方が疑わしい。発生1−7頭
までは代用乳(血漿タンパク)を生後すぐに飲ませていた。これは全農の子会社「科学飼料研究所高崎工場」(代用乳の製品名はミルフードAスパー、ピュアミ
ルク、ピュアミルクH)で作られたものだ。
全農と政府の関係はつながりが深いので狂牛病の原因は「肉骨粉である」として隠したのではないか。狂
牛病発症8頭目以降は飼料を隠しているし、19頭目まではほとんど代用乳を飲ましていたのではないか。病原菌への耐性もできてない誕生直後こうした代用乳
を飲ませたことに原因があると考えるのは自然だろう。▲
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1832] 訪米調査に反対し行かせないように画策(笑) 投稿者:真名 投稿日:2005/06/07(Tue) 13:15 |
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- 現役雑誌記者による、ブログ調査分析報道!
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/24449324.html
の記事。
▲食品安全委員会は今『20ヶ月齢以下の牛は狂牛病の確率が低いというアメリカの個体年齢は信用できるのか』という調査のためにアメリカに行って調査予定している。
ところが、農水省と厚生省は訪米調査に反対し行かせないように画策している。政府は6月中に結論を出し、8月にも米国産牛肉を輸入する気だ。」
そうです。▲
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1831] Re:[1830] [1828] シャープの「除菌イオン」 鳥インフルエンザに効果 99%死滅 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 10:26 |
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- ときさん。
英文のほうをみますと、このプラズマ・クラスター・イオンは、バクテリアの細胞膜の表面のたんぱく質を損傷する効果があり、細胞表面にたんぱく質を持っている空気感染(エアボーン感染)の細菌除去に効果があるとしていますね。
しかし、おっしゃるような1か0かという二値的なことであれば、その効果に全面的に依存するということもいかないようですね。
http://www.forbes.com/technology/feeds/afx/2005/06/07/afx2078956.html
http://www.news-medical.net/?id=10752
[1830] Re:[1828] シャープの「除菌イオン」 鳥インフルエンザに効果 99%死滅 投稿者:とき 投稿日:2005/06/07(Tue) 10:05 |
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- > 実証実験に使われたのは強い毒性を持ち、東南アジアで死者を出した「H5N1型」。一立方メートルの箱にウイルスを拡散、箱の内部でプラズマクラスターイオンの発生装置を五−十五分間稼働させたところ、ウイルスの99%が死滅したという。
細菌は減数することで、感染と発症の危険性を減少できますが、ウイルスの場合は、宿主細胞で、抗体を形成できるようになるまで、無限に増殖する性質をもつ
ことから、0か1の世界です。99%ではダメなのです。100%でなければ。それは、紫外線殺ウイルス法でも同じです。
このような、機器の開発に夢を抱いている人々は、ウイルスの本態に関して、きちんと理解していないとしか思えません。無知が、変な妄想を見させるともいえます。そんなイカサマを流布するのは、嘘をばら撒く犯罪にも等しい行為です。
ウイルスを100%殺す(不活化)するとはどういうことか。それは、宿主をも殺すあるいは、なんらかの障害を起こすまでの消毒滅菌法だということです。ウ
イルスは、宿主と共に生きているのですから、基本的には排出されたものはほっとけば数時間〜数十時間で絶えますし、宿主内にあるものは絶やすことが不可能
ということでもあります。
[1829] どうして鹿追町でのBSE二頭発生を問題にしない? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 09:45 |
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- [1811] でも書いたことだが、今回の20頭目のBSE発生の鹿追町は、14頭目のBSE発生地でもある。
しかも、この二つの牛の生年月日は、14頭目が平成12年10月、20頭目が平成12年8月と、ほぼ一致している。
出生コホートからすれば、時間的にも、場所的にも、これほど一致している例は、これまで無かった。
しかも、これだけにとどまらない。
17頭目のBSEは、鹿追町と隣り合わせの音更町で、出生年月日は、おなじ平成12年9月なのである。
つまり、北海道河東郡内で、平成12年の8月9月10月に生まれた牛が、いずれもBSEにかかっているということなのである。
これは、何が原因なのか?
このことを、どうして、国もマスコミも問題にしないのか?
参考 14頭目の鹿追町BSEの飼料給与状況
患畜が1歳になるまでに給与された飼料は、自家産の乾牧草及びサイレージのほか、下表の配合飼料5銘柄、単体飼料7銘柄及び補助飼料4銘柄が確認された。
販売元 ホクレン
商
品名 ミルフードAスーパー(ほ乳期子牛育成用代用乳用配合飼料
製造 (株)科学飼料研究所高崎工場) 新若牛リード24(若齢牛育成用配合飼料 製造 ホクレンくみあい飼料(株)
帯広工場) ニューコンポ75、ニューディアー20、フォワード20(乳用牛飼育用配合飼料 製造 ホクレンくみあい飼料(株) 帯広工場)
動物用医薬品使用状況:患畜には、鉱塩・ワクチン等の10品目が投与されていた。
http://www.d1.dion.ne.jp/~ckahongs/10BSEkaho16.htm
http://www.d1.dion.ne.jp/~ckahongs/10BSEkaho.htm参照
参考 17頭目の音更町BSEの飼料給与状況
ミルフードAスーパー、ニューリード20、スーパーリンカル12、キングソルト25
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050422press_3c.pdf 参照
これまでのBSEで「ミルフードAスーパー」(1995年以前の商品名は、「ミルフードAスペシャル」)が使われていた例は、1.2.3.4.6.7.11.14.15.16.17例
以下19例目と20例目はまだ不明
http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/ekigaku.pdf 参照
http://www.mhlw.go.jp/topics/0103/tp0308-1.html#22q2
[1828] シャープの「除菌イオン」 鳥インフルエンザに効果 99%死滅 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 08:20 |
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- 実証実験に使われたのは強い毒性を持ち、東南アジアで死者を出した「H5N1型」。一立方メートルの箱にウイルスを拡散、箱の内部でプラズマクラスターイオンの発生装置を五−十五分間稼働させたところ、ウイルスの99%が死滅したという。
このニュースは外電でも広く流れた。
http://www.sharp.co.jp/products/menu/plasma/air_purifier/
http://www.news-medical.net/?id=10752
も参照
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050607-00000016-san-bus_all
[1827] 『 アンゴラで発生したマールブルグ出血熱』 投稿者:とき 投稿日:2005/06/06(Mon) 23:38 |
|
- 霊長類フォーラム:人獣共通感染症 05/29/2005
「第163回 アンゴラで発生したマールブルグ出血熱 」
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf163.html
牛海綿状脳症(BSE):連続講座 人獣共通感染症 Index
《この講座は山内一也東京大学名誉教授が人獣共通感染症について色々な機会に行ったお話をまとめたものです.》
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/ProfYamauchi.html
ご紹介まで。
[1826] 中国は「ブラックマンデー」 投稿者:とき 投稿日:2005/06/06(Mon) 23:02 |
|
- 看中国
http://www.secretchina.com/
ブラックマンデー!中国の株式市場は千時の株式市場の何市場崩壊を割る!
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/6/6/116441.html
ウェブページ翻訳
http://www.excite.co.jp/world/chinese/web/
[1825] Re:[1819] エボラ&マールブルグ病対策 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/06(Mon) 22:07 |
|
- 通りすがりさん。
このエボラ&マールブルグ病に対するワクチンは、人間以外の霊長類に効いたとする発表のようですね。
こ
の研究成果は、Nature Medicineに発表されたもので、the Public Health Agency of Canadaが、
the U.S. Army Medical Research Institute of Infectious Diseases
の支援の下に、開発したもののようですね。
このワクチンは、樹状細胞http://1kai.dokkyomed.ac.jp/dc.htmlをターゲットにしたもので、この細胞は、エボラ&マールブルグ病共通してあるもので、この細胞は、防御免疫反応を生成するのに、大きな働きをしているものと言われていますね。
この樹状細胞ってのは、賢くて、忍者みたいな働きをするんだそうですね。
http://www.sciencedaily.com/upi/index.php?feed=Science&article=UPI-1-20050605-22395300-bc-canada-ebolavaccine.xml
[1824] Re:[1823] [1790] フィッシング対策 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/06(Mon) 21:44 |
|
- Chaosさん。
コンピュータ・ウィルスは、中国語で、「計算機病毒」のようですね。
価格.com へも、以前はリンクしていましたが、残念です。
[1823] Re: [1790] フィッシング対策 投稿者:Chaos 投稿日:2005/06/06(Mon) 21:33 |
|
- 笹山様
Chaosです。
情報、ありがとうございます。
セキュリティ対策のplug-inやtool-barやアプレットは
いろいろ出ているのですが、アクセス環境のセキュリティ設定を厳しくすると、動かないものが多いのです。
セキュリティツールの脆弱性が穴になったという笑えない
例もいくつかあります。
でも、touchgraphのtoolは、各Web間の関連がわかって
面白そうですね。
IPAやNHKのニュースで報道されていましたが、価格.comへの
侵入事件以来、Webの改竄例が増えているようです。
中国のサイトで「病毒」を検索したらコンピュータウィルスの
情報サイトがウィルス疾患と混ざって出てきてしまいました。
[1822] 韓国の報道から 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/06(Mon) 21:13 |
|
- 【News Blog】牛肉料理を注文しなかった米貿易担当者ら
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/06/06/20050606000037.html
↑いろいろ解釈があるようですね。そういや、韓国はメキシコから輸入していたような?
そういや私はこんなニュースを思い出しました。
農水省の食堂から牛肉が消えた!!「検査で安全」はどうした
http://www.gendai.net/contents.asp?c=010&id=3277
[1821] RE[1820] 血液由来製品 投稿者:真名 投稿日:2005/06/06(Mon) 20:11 |
|
- これですね。 米国の血漿蛋白使用。
島村大臣の珍答弁:米国飼料規制は牛肉安全(BSE防止)に不要
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22324232.html
山
田委員 ▼アメリカにおいては、飼料規制、例えば牛の肉骨粉を豚や鶏にやっている。豚や鶏にやると、これを仮に肉骨粉にするとプリオンが残る。それを牛が
食べて、連鎖は断ち切れない。血漿、血粉、これについては、アメリカはそのまま使用を認めている。東海岸においてはまだ肉骨粉を乳牛にやっている。▼
島村大臣 ▼飼料規制については、BSEの病原体が牛から牛へ伝播することを防止するための措置であって、牛肉そのものの安全性を直接確保するものではない、このため、米国産牛肉の輸入再開の条件として飼料規制までは求めていない▼
米国はへたり牛食肉処理を再開する予定
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21104678.html
▲The
Food and Drug Administration is still considering whether to ban the
use of cattle blood as a protein supplement for calves and the use of
chicken litter as cattle feed.▲
みなさん、血液を甘くみているわけです。
これはどうですかねー。
クロイツフェルト・ヤコブ病患者の初乳は感染性
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/24296681.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1820] Re:[1817] RE 1816 代用乳について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/06(Mon) 19:27 |
|
- といえば、血漿蛋白(血粉)についてですけれど、米国では今でも牛に与えてますよね?(禁止されてませんよね?)。あれは、まず、汚染の問題なしに血液を回収できるものですかね?疑問なんですが。
と
ころで話は変わりますが、「今更」ですがね、これらBSE20頭と同じ飼料を食べた牛は何頭くらい、われわれの口に入ってしまったんでしょうね。英国での
感染、なんて白々しく思えてきたんですが。ま、過去のことはともかく、これからは「素埋め」などが絶対行われないように見張っていただきたいものです。地
下水の汚染やら土壌の汚染につながるという話もありますから。
[1819] エボラ&マールブルグ病対策 投稿者:通りすがり 投稿日:2005/06/06(Mon) 18:26 |
|
- New York Timesによると、エボラとマールブルグ病に有効なワクチ
ンが開発されたようです。朗報ですね。
>New Vaccines Prevent Ebola and Marburg in Monkeys
>(中略)
>Two new vaccines, one for Marburg and one for Ebola, were
>100 percent effective in a study of 12 macaques being
>published today in the journal Nature Medicine. Monkeys
>given just one shot of vaccine and later injected with a
>high dose of virus did not even get sick. Normally, all the
>animals would be expected to die.
>(後略)
http://www.nytimes.com/2005/06/06/health/06virus.html
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[1818] Re:[1817] RE 1816 代用乳について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/06(Mon) 18:19 |
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- 真名さん。
これについては、広島大学の三谷さんなどが、ご熱心に追求されていますね。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/yiwa/BSEkai2F.pdf
とか、
http://home.hiroshima-u.ac.jp/yiwa/milk-tallow.html
とかありますね。
近々、このサイトhttp://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/19tikusansisutemusinpo.htmの日程で、シンポジウムも、開かれるようです。
私も、こんなことhttp://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=161書いたことありますが。
[1817] RE 1816 代用乳について 投稿者:真名 投稿日:2005/06/06(Mon) 18:09 |
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- 代用乳仮説については、どの程度根拠があるとお考えでしょうか?
代用乳が怪しいという説は以前からありますね。ちょっと読んだことがありますが゛詳細はまだ存じません。
肉骨粉は与えていないんですから、まず何らかのスターターを疑うのは当然です。
英国でも肉骨粉をスターターとして使用したことが蔓延の原因といわれていますね。
このへんについて何かお書きになっておられますか?
教えて頂けますと幸いです。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1816] Re:[1813] Re:[1811] 肉骨粉BSE主因説で利得を得たものはなになのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/06(Mon) 18:02 |
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- 真名さん。
肉骨粉BSE主因説で利得を得たものは何かということから、考えていったほうがいいようですね。
黒船外因説で、少なからず、イギリス以外の政府は、利得を得たともいえますね。
それと、牛脂や代用乳が、副次的な要因にぼかされてしまったという効果もあったでしょう。
なんか、ますます、奇奇怪怪に思えてくる昨今です。
[1815] またまた、大紀元記者の電話突撃取材 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/06(Mon) 17:38 |
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- 大紀元の記者が、以下のように、野生鳥の死亡の写真を公表して、逮捕されたという事件について、電話突撃取材をしている。
記者-6月2日に、駱淡宏という名の若い人が逮捕されたということ、あなた、きかれておられますか?
剛察県公安局スタッフ-6月2日に、逮捕されたですって?いったいどこで逮捕されたんですか?
記者-剛察県でです。
剛察県公安局スタッフ-剛察県? で、逮捕された人の名前は、だれですって?
記者-駱淡宏という人です。
剛察県公安局スタッフ-そんな名前の人、いませんね。
記者-旦青海という名前の人はどうですか?
剛察県公安局スタッフ-そんな人も、おりませんね。
記者-そんな名前の人もいませんか。
剛察県公安局スタッフ-われわれは、逮捕してはいません。
その後、西寧市の考案局にも電話したが、誰も電話に出てこなかった。
http://www.epochtimes.com/b5/5/6/6/n945811.htm
[1814] この中国記事は本当か? 投稿者:とき 投稿日:2005/06/06(Mon) 17:38 |
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- 中国株市場1000ポイントまで下落 崩壊間近?
8年以来の最安値 市場価値60%下落
【大紀元日本6月6日】大陸深滬(深セン・上海)株市場は続落し、6月3日に指数は1063.96に落ち、1997年2月27日以来の最安値を記録。総市場価値は既に60%以上の損失で、中国株市場崩壊が迫っていると見られている。
株市場の続落も大陸の基金市場に影響を及ぼす、各基金において純価と市価の損失は大きく、5月1日連休明け後の十数日の取引で、基金の多くは、2003年と2004の収益をすべて食いつぶした。
上層部は、株式市場を救うため、5月31日と6月1日に国有上場企業の株権を放出する改革実験プログラムを組み入れたが、市場からは歓迎されず下落を依然止められなかった。
政府の統計によると、大陸株式市場がこの4年来連続下落、1兆4千2百億人民元(USD1750億)もの資金が消えた。
(05/06/06 11:50)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d98525.html
もう、バブルはじけてる?
[1813] Re:[1811] 感染経路について 投稿者:真名 投稿日:2005/06/06(Mon) 17:28 |
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- 笹山様
全頭検査を行う意義を整理 2
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22507220.html
▼これまでに発見された感染例で肉骨粉が与えられたと確認できたケースはない。むしろん、ほとんどのケースで肉骨粉を与えてはない、とされているのだ。▼
▼1999年と2000年に生まれた牛で発生が見つかり(12、14例目)、さらに肉骨粉禁止が徹底されたはずの2001年秋以降に生まれた牛(8、9例目)からも発生がある▼
ワイルスミス説は根拠のあるものなんでしょうか?
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1812] 病原体や発症機序も解明されていない段階で 投稿者:とき 投稿日:2005/06/06(Mon) 17:19 |
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- BSEやヤコブ病に関して、ワクチンやら抗体やら治療方法、感染発症逓減技術の開発ができる可能性があるという発表は全部眉唾と思っておいていいと思います。感染源・感染経路・発症機序がわからなくて、どうしてそんなことができましょうか。
もし本当にできているのなら、この病理病態の核心を隠蔽したまま、現実対応していると思われますから、真相を明らかにしたら経済的にマイナスになる、核心に関わっている産業や研究機関の提灯持ちか、同じ穴の狢連中でしょう。
まずは、わかっているのなら、変な小手先の技術情報公表ではなく、核心(プリオン病の原因と病理と発症機序)を明らかにしてからやって欲しいものです。
[1811] Re:[1807] [1789] 鹿追町は、確か二頭目だったはずですが。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/06(Mon) 17:09 |
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- 14頭目の死亡牛が、鹿追町でしたね。
で、今回の生年月日は平成12年8月、14頭目の生年月日が、平成12年10月8日。
ピッタンコではあーりませんか。
そろそろ、原因について、仮説でもいいから、農林水産省は、出しておく必要がありそうですね。
http://www.mhlw.go.jp/topics/0103/tp0308-1.html#22q2
[1810] [1808] 対プリオン粘膜ワクチンの開発という論文 投稿者:真名 投稿日:2005/06/06(Mon) 16:59 |
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- ▲ A limited number of active immunization approaches have been
shown to slightly prolong the incubation period of prion infection.
Active immunization in wild-type animals is hampered by auto-tolerance
to PrP and potential toxicity. ▲
プリオンを使用した免疫化はこれまでうまくいってクロイツフェルト・ヤコブ病の弱毒株でワクチン効果いないと。
▲we report that
mucosal vaccination with an attenuated Salmonella vaccine strain
expressing the mouse PrP, is effective at overcoming tolerance to PrP
and leads to a significant delay or prevention of prion disease in mice
later exposed orally to the 139A scrapie strain.▲
弱毒化サルモネラ株でマウスPrPを粘膜で発現させた後でスクレーピー株に曝露ですか。
粘膜でPrP発現というのは、メカニズムの理解もかなり難しいですね。
粘膜で異常プリオンの取り込みを阻害しているということでは?
私の見た範囲ですが、ウイルス学的アプローチでは、かなり前にオーソドックスな弱毒株による免疫化に成功しているようです。 どうなっているのでしょう?
クロイツフェルト・ヤコブ病の弱毒株でワクチン効果
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/23212651.html
▲
米国で最も一般的なクロイツフェルト・ヤコブ病のスローで無毒性の株が、日本で単離されたはるかに毒性で急性のクロイツフェルト・ヤコブ病株の増殖を阻害
することを示すことができました。こうして「ワクチン接種」されたマウスは、この毒性の強い株によって引き起こされるべき鮮紅色の病変やプラークからも保
護されていました。これら各株においてプリオンタンパク質バンドパターンは区別できませんでした。このデータは、プリオンタンパク質や抗体がこの干渉作用
に主要や役割を果たしていないことを示しています。▲
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1808] 対プリオン粘膜ワクチンの開発という論文 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/06(Mon) 16:26 |
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- 経口ルートのプリオン感染を予防または遅らせる粘膜ワクチンの開発
Mucosal vaccination delays or prevents prion infection via an oral route
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=15878645&query_hl=2
F.
Goñi, E. Knudsen, F. Schreiber, H. Scholtzova, J.
Pankiewicz, R. Carp, H.C. Meeker, R. Rubenstein, D.R. Brown, M.-S. Sy,
J.A. Chabalgoityh, E.M. Sigurdsson and T. Wisniewsk
Neuroscience, Volume 133, Issue 2 Pages 413-421
「食品安全情報」からですが↑こんな論文が発表されたそうです。
その他も気になる論文がたくさんあります。
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2005/foodinfo-11_2005.pdf
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
[1807] Re:[1789] 北海道でBSE20頭目確定 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/06(Mon) 15:42 |
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- 20頭目も確定だそうです。症状牛だとかそうでなかったとか、その辺りの情報がわかりませんね。
牛海綿状脳症(BSE)確定診断の結果について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/06/h0606-1.html
処理年月日 : 平成17年6月3日
性別 : 雌
品種 : ホルスタイン
月齢 : 57ヶ月
飼育地 : 北海道河東(かとう)郡鹿追(しかおい)町
http://www.mhlw.go.jp/topics/0103/tp0308-1.html#22q2
20頭中14頭が北海道関連です。
[1806] 中国は大変なことになってますね 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/06(Mon) 14:19 |
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- 亡命求める中国外交官、「豪州にスパイ1000人」
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200506060003.html
中国が否定=豪州内の大規模スパイ網と拉致活動説
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20050606/050605070726.eny8oobp.html
鳥インフルエンザでも報道した記者が逮捕されたそうですし、全然体質変わってないみたいですね。
SARSのときに内部告発した医師も一時期は英雄扱いされたけれど、結局その後中国政府に拘束されたんじゃなかったでしたっけ。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2004/07/sars.html
SARS事件のときもメディアの編集長の拘束やら首切りやらもありましたね。残念ながら信用できませんね。
[1804] Re:[1803] 環境ホルモン(内分泌攪乱様物質)の動態 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/06(Mon) 07:33 |
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- ときさん。
昨晩は、中途半端に検索結果をお知らせしただけだったのですが、油脂の酸化防止剤としては、BHA、BHT、エトキ
シキン(Ethoxyquin)とがあって、このうち、家畜用飼料の抗酸化剤としては、エトキシキンがつかわれていて、その酸化防止の対象は、牛脂(タ
ロー Tallow)ということになりますね。
で、BSEとの因果関係から見ると、牛脂とBSEとの関係は、限りなく灰色というわけであるし、エ
トキシキン(Ethoxyquin)とBSEとの関係は、わからない、というようなことですから、では、牛脂とエトキシキン(Ethoxyquin)との
関係で、BSEと、どういう関係にあるのか、ということが、問題になってきますね。
エトキシキン(Ethoxyquin)の商品名としては、真名さんのサイトでときさんご紹介の、「飼料添加物 抗酸化剤エトキシキン「コーキン」100」http://www.kohkin.co.jp/ja/seihin/67.htmlのほかに、ペットフード用として、Performance Foods社http://www.performance-foods.com/のTotally Ferret http://www.totallyferret.com/ Pro Plan Adult Pro Plan Performanceなどが有名のようですね。
エトキシキン(Ethoxyquin)の有害説は、いろいろあって、http://www.avianweb.com/ethoxyquin.htmなどがありますね。
化学分析結果などは、http://www.inchem.org/documents/jmpr/jmpmono/v098pr09.htmに載っているようです。
http://www.dogplace.co.jp/new/dogplace/concept/conc2.htm
[1803] 環境ホルモン(内分泌攪乱様物質)の動態 投稿者:とき 投稿日:2005/06/06(Mon) 01:21 |
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- 三つの生物生体のシステムと、環境ホルモン様物質の作用
1.代謝系(栄養代謝・内分泌・ホルモン)
2.神経系(運動神経、自律神経ー交感・副交感)
3.免疫系(異物認識排除)
代謝系がもっとも原始的なままで、微生物から高等動物まで、そのシステムを発展させることなく、ほぼ同じシステムである。ホルモン様内分泌物質もほぼ共通。
神経系は、発展はあるものの、脊索動物でほぼ同じシステム。
免疫系は、そのシステムにかなり進化発展段階があり、シンプルなものから複雑巧緻なものまである。
さて、環境ホルモン様物質(内分泌攪乱作用化学合成物質)が、
1.代謝系にもぐりこんだときは、栄養成分にまぎれこみ、タンパク合成に割って入り込む。ときには発ガン物質として作用する。
2.神経系には、蓄積濃度によって、神経障害をもたらす。
3.免疫系には、体成分と紛らわしいため、異物として認識されにくく、そのため排除されず、体内にとどまりやすい。そのために生体濃縮が問題になる。
しかしいまだ、長期に暴露した場合の人体に対する影響は不明である。生殖繁殖能力の低下ばかり脚光を浴びている感が否めない。ほかの影響のほうが大きいの
ではないのか。たとえば、栄養成分に紛れ込みアミノ酸タンパク質合成に齟齬をきたすとか、遺伝子の複製に変異を起こさせるとか。
プリオンとは、異種タンパク単独説や、ウイルス説など、いまだ諸説紛々である。仮説の域を出るものではない。
いずれにしても、未知のプリオン病感染因子は、破壊に驚異的なほど強靭であり、熱にもホルマリンにも、各種消毒滅菌法にも影響されない。従来の感染物体の概念からはかけ離れている。
消去法で残るのは、結果、上の三つの生体システムに関与できるのは、環境ホルモン様物質(内分泌攪乱作用物質)のみである。どうしても、熱で壊れない性質
は、天然由来の生物のものには思えないのであります。何らかの微生物が合成できるものでるなら、生物で分解できるものと思われます。分離生成したものの感
染性の残存からいって、質量をもった何らかの化学物質の存在がうかがわれます。しかも、急性毒ではなく慢性毒、あるいは、長期にわたる暴露によって細胞の
代謝に何らかの変性(または作用)を与えるもので。
原因因子としての(仮称)「プリオン」は、代謝系にも免疫系にも神経系にも、巧妙に作用し関わっている。ウイルスは代謝系を利用することはあれども、生合成にマッチしてしまうことはない。あくまでも細胞機構を利用するだけだ。
免疫系にはウイルスであれば、必ず異物認識がなされ、抗体を産生できるシステムが成立する。ただし、免疫システムをつかさどる細胞に取り付くものもある
が。しかし、それは、感染性が限定され、なおかつ不活化しやすいもろいウイルスである。その点で「プリオン」は体成分と同じに看做されるのか全く捕捉され
ない。感染伝達初期の免疫力低下はみられず、かなり後期になってから現れるようだ。
そして、神経系の異常(これが、プリオン病ではもっとも顕著
である)は、牛ではへたりなど歩行困難、人では、うつ、いらいら、物忘れ、痴呆など、症状の進行は、感染伝達の時期からみればかなり緩慢である。非常に年
数がかかり、何が感染原因なのか特定されにくいほどである。
発症にあたっては、なんらかのレセプター(受容体)の感度(感受性)による個体差もあるのだろう。
私には確認のすべはないが、諸条件を考慮すれば、何らかの化合物(化学合成物質)の関与が、プリオン病の原因因子として、いまのところ一番可能性が高いように思われます。(異端的な考えかもしれませんが。)
奪われし未来
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881359851
化学物質のホルモン様作用による繁殖能力低下は、この問題のアジテーションとしては、非常にわかりやすい題材なのかもしれないが、それによって、免疫系や
神経系の長期にわたる暴露の影響がすこし軽んじられているような気がします。むしろ、ヤコブ病やアルツハイマー病や、広義の認知症(うつやその他の精神疾
患を含む)のほうが、生殖能力より、いま生きている人にとっては、大問題なのですが。
[1802] Re:[1801] プリオンと「エトキシキン」の関連はないか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 23:20 |
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- ときさん。
ざっと調べましたが、ETHOXYQUINとBSEとの直の関係は無いようですが、ETHOXYQUINと、タローとの関係がくさいといえばくさいですね。
下記参照
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=ETHOXYQUIN%E3%80%80%E3%80%80tallow&lr=
[1801] プリオンと「エトキシキン」の関連はないか? 投稿者:とき 投稿日:2005/06/05(Sun) 23:01 |
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- 真名さんのところに書き込みながら、ふと思いついてしまいました。飼料添加物「エトキシキン」のことを。
http://blog.livedoor.jp/manasan/comment.cgi/24241557#errors
これは、ごくごく広く一般的に用いられています。
「飼料添加物 抗酸化剤エトキシキン「コーキン」100」
http://www.kohkin.co.jp/ja/seihin/67.html
「レンダリング」は究極の生物濃縮システムです。常に廃物がリサイクルされてくるのですから。同じものが同じところをぐるぐる回っているようなものです。
骨や骨の周辺やレンダリングに向けられる部位に生物濃縮で蓄積するするものは、つねにレンダリングシステムの中においても蓄積し濃縮されていきます。いわ
ば閉じられたシステムで外部からどんどん新たに蓄積物質が入ってくることはあれ、なかなか出ていくことはありません。その意味で、食物連鎖上の生物濃縮物
の集塵機のような役割を果たしています。
「エトキシキン」でググって見てください。かなり怪しい化学物質です。他の化学合成物質(特に有機塩素
系)について、プリオン病の原因因子(物質)ではないかと疑っていましたが、「エトキシキン」の用いられ方はモロ飼料添加ですから、ほかのかつて大量に生
産使用された農薬に比較して、直接作用する可能性があり、もし化学合成物質がその原因であるならば第一候補と思われます。こんなのもヒットしてます。(関
係ないかもしれません。)
公 表 飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律
http://www.ffis.go.jp/sub8/obj/kohyo1703.pdf
「エトキシキン」、レンダリング・プロセスで、積年にわたっているうちに、生物濃縮ならびにレンダリング集塵機作用で、相当蓄積しているのではないだろうか。そのほかの、ダイオキシン類やDDT、PCBなどもですが。
思い過ごしでしたら、申し訳ございません。デンパです。
[1800] OIEから、新基準について、非公式発表資料 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 22:53 |
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- OIEから、新基準について、非公式発表資料http://www.oie.int/downld/SC/2005/bse_2005.pdfとして、次のように記載されています。
g)
deboned skeletal muscle meat (excluding mechanically separated meat)
from cattle 30 months of age or less, which were not subjected to a
stunning process, prior to slaughter, with a device injecting
compressed air or gas into the cranial cavity, or to a pithing process,
and which were subject to ante- and post-mortem inspection and were not
suspect or confirmed BSE cases; and which has been prepared in a manner
to avoid contamination with tissues listed in Article 2.3.13.13.;
仮訳
「月
齢30ヶ月以下の牛からとったMRMを除く骨なし骨格筋肉であって、頭蓋腔に圧縮空気やガスを注入する方法でのプロセスやピッシングのプロセスでと畜され
たものでない肉であること。また、それらの肉は、生前・死後の検査を受けたものであって、BSEのケースが疑われたり確認されたりしたものでないもの。そ
して、Article2.3.13.13にリストアップされた組織による汚染を回避するようにされたもの。」
参考
Article 2.3.13.13.
1)
From cattle of any age originating from a country, zone or compartment
defined in Articles 2.3.13.4. and 2.3.13.5., the following commodities,
and any commodity contaminated by them, should not be traded for the
preparation of food, feed, fertilisers, cosmetics, pharmaceuticals
including biologicals, or medical devices: tonsils and distal ileum,
and protein products derived thereof. Food, feed, fertilisers,
cosmetics, pharmaceuticals or medical devices prepared using these
commodities should also not be traded.
2) From cattle that
were at the time of slaughter over 30 months of age originating from a
country, zone or compartment defined in Article 2.3.13.4., the
following commodities, and any commodity contaminated by them, should
not be traded for the preparation of food, feed, fertilisers,
cosmetics, pharmaceuticals including biologicals, or medical devices:
brains, eyes, spinal cord, skull, vertebral column and derived protein
products. Food, feed, fertilisers, cosmetics, pharmaceuticals or
medical devices prepared using these commodities should also not be
traded.
3) From cattle that were at the time of slaughter over
12 months of age originating from a country, zone or compartment
defined in Article 2.3.13.5., the following commodities, and any
commodity contaminated by them, should not be traded for the
preparation of food, feed, fertilisers, cosmetics, pharmaceuticals
including biologicals, or medical devices: brains, eyes, spinal cord,
skull, vertebral column and derived protein products. Food, feed,
fertilisers, cosmetics, pharmaceuticals or medical devices prepared
using these commodities should also not be traded.
http://www.oie.int/downld/SC/2005/bse_2005.pdf
[1799] 中国情報のWHO発表? 投稿者:外岡立人 投稿日:2005/06/05(Sun) 21:51 |
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- Recombinomics研究所のDR.NimanはCDCやWHOなどとも通じているようで、この研究所のサイトで発表される、または主張されることは、後からWHOやCDCから公式発表されることが多いように感じています。
逆の言い方をするなら、WHOなどの非公式声明に近いものがあると思っています。
DR.Nimanの略歴を見ても研究者として世界的ですから、彼の意見は相当な重みを持つはずだと考えています。
でも研究の世界と政治の世界では力関係が話にならないくらい後者が強いですから、WHOなども相当苦労しているはずですね。
[1798] Re:[1797] [1791] [1790] フィッシング対策協議会 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 21:27 |
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- Chaosさん。
私のトップページからリンクしている「Touch Graph」も、一部、そのような機能があるようですが。
http://www.touchgraph.com/TGGoogleBrowser.html
[1797] Re:[1791] [1790] フィッシング対策協議会 投稿者:Chaos 投稿日:2005/06/05(Sun) 21:16 |
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- 笹山様
Chaosです。
追跡できるのはいいですね。
フィッシングも日本語のフィシングメールが出回るまで
国内のマスコミには出ませんでした。
3年前くらいから、海外では出ていたようです。
citibank, VISAをターゲットにしたメールを
何度か受け取りました。
こういう攻撃を、解析するツールを作るのは
米国は速いですねぇ。
最近は、検疫、漏洩防止、フィッシング等を
トータルで管理するイントラネット用の「ソリューション」が
流行っているようですが、個人ユーザーはほとんど置き去り
プロ用の機材やソフトは、とても高価なので、手が出ません。
オープンソースのツールは、技術的なハードルが高くて
まだ、手が出せません。
[1796] Re:[1795] でも、何か変ですね 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 20:57 |
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- 外岡さん。
recombinomicsでの続報http://www.recombinomics.com/News/06050502/H5N1_Qinghai_Arrests_Alarm.html
では、H5N1で、このように大量の水鳥が死ぬことはない、ということと、写真で見るかぎりでは、前の数字の八千羽では数が少ないのではないかと、いっていますね。
いよいよ、WHOの真相発表が近いものとみこまれますが。
http://www.recombinomics.com/News/06050502/H5N1_Qinghai_Arrests_Alarm.html
[1795] でも、何か変ですね 投稿者:外岡立人 投稿日:2005/06/05(Sun) 19:02 |
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- 写真でも感じるのですが、何か変ですね。
何かって?
あんなに大量の野鳥が一気に短時間に死ぬことがH5N1感染で起こりえるのか?、ということ。
H5N1が自然宿主となりえる水鳥も死亡??
他に哺乳動物も、それも犬なども。
変ですね。
さらに人も。
ますます変ですね??
インドから飛来してきた野鳥がH5N1ウイルスを持っていたとしても、それほど驚く事実ではなく、それが死因と決定づけることは現在の状況では言えないと思います。
じゃ、何が原因でこれだけの生物が短期間に死亡したのか?
・H5N1の変異した強力な毒性をもったウイルス
でも、種を越えて色々な鳥に感染死を起こさせ、ほ乳類にも同時に同じような結果をもたらすことが考えづらいですね。
・湖水の水に原因
考えられなくもないですが、人まで100人以上死亡するのは?
・原因不明の毒性をもった気体が充満
人々は発熱と嘔吐を呈していた由。呼吸困難はなし。
どうでしょうか??
いずれにしても詳細を中国当局が公開してくれない限り、結論は出ませんね。
H5N1で何種類もの野鳥がバタバタ死ぬこと自体科学的に不可思議な現象なのですから、WHOは責任を持って問いただす義務がありますね。
どうなることか…
[1794] 中国語サイトを機械邦訳しましたが… 投稿者:外岡立人 投稿日:2005/06/05(Sun) 18:48 |
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- Boxun Newsのサイトを機械翻訳にかけてみました。
青海省関連の多くの記事がまとめられています。
何とか雰囲気だけでもとらえることが出来ます。
http://www5.j-server.com/KODENSHA/c3/hm.cgi/http%3a//www.peacehall.com/news/gb/china/2005/06/200506051303.shtml?SLANG=zh&TLANG=ja&XTYPE=1
[1793] Re:[1792] 中国青海省で情報公開の8人が逮捕 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 18:45 |
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- 外岡立人先生
ご尊名はかねがね、承っております。
おいでいただきありがとうございました。
1768の写真公開で、ついに逮捕者ですか。
住民宅のインターネット状況も臨検との報道もありましたので、そんなこともありうべし、とは、思っていましたが。
逆に見れば、もう、当局が、覆い隠しきれない、ぎりぎりのところまでに、状況は、悪化していることを、この事実は指すのでしょう。
それにしても、各国が、防御体制を敷く中で、発覚後の日本の対応が心配です。
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/06/200506051303.shtml
[1792] 中国青海省で情報公開の8人が逮捕 投稿者:外岡立人 投稿日:2005/06/05(Sun) 18:21 |
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- 本日米国サイトで青海省での大量の野鳥の死亡写真が公開されましたが、その情報公開者達が逮捕されたとのニュース。
今後中国はかたくなに情報公開をしないのでしょう。
WHOの動きが気になります。
SARSのときも2〜3月にかけ、WHOは中国当局とかなりのせめぎ合いをしていたということですが、今回はどうなのでしょうか。
http://www.asahi-net.or.jp/~ie3t-tnok/jyouhou/BIRDFLU/tyokkinninfo6.html
[1791] Re:[1790] フィッシング対策協議会 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 18:00 |
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- Chaosさん。
日本のフィッシング詐欺も、アメリカのものにくらべたら、まだ、かわいいものですね。
PayPalやMLMが普及していないせいもあるのでしょうか。
このサイトhttp://www.prweb.com/releases/2005/5/prweb243759.htmのA Faked Domainの流れは、興味深いものでした。
[1790] フィッシング対策協議会 投稿者:Chaos 投稿日:2005/06/05(Sun) 15:39 |
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- 笹山様
フィッシング対策協議会
http://www.antiphishing.jp/
フィッシングの被害を防止するために設立された
フィッシング対策協議会のサイトが6/1に正式オープンしました。事例が紹介されています。
海外の老舗のサイトは
米国 Anti-Phishing.org
http://www.antiphishing.org/
以上
[1789] 北海道でBSE20頭目か? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 10:21 |
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- 6月2日の19頭目に続いて、6月4日に、北海道内の食肉処理場で3日に行ったBSEの一次検査の結果、牛1頭が疑陽性だった。
北海道は確認検査のため、検体を帯広畜産大(帯広市)と北海道大(札幌市)に送った。検査結果は6日ごろ出る見通し。
http://www.sankei.co.jp/news/050604/sha059.htm
[1788] Re:[1787] AIのニュースサイト 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 10:01 |
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- Chaosさん。
おっ。
これは便利ですね。
早速活用させていただきます。
ありがとうございました。
http://www.sars.com.sg/birdflu/bfindex.php
- 笹山様
AIのニュースサイト
http://www.sars.com.sg/birdflu/bfindex.php
SARSのニュースを収集しているsars.com.sgが
AIのニュースサイトを開いていました。
主要なニュースが分野別、時系列で収集されています。
[1786] 例によっての大紀元記者の突撃電話取材 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 08:15 |
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- http://www.epochtimes.com/b5/5/6/4/n944460.htm より
剛察県医院の案内係との電話
記者−鳥インフルエンザで、病人は出ていますか?
案内係-えっ?
記者-状況はどうですか?熱が出ている人いますか?
案内係-あなた、どこから電話かけているんですか?
記者-熱の出ている人いますか?
案内係-あなた、どこから電話かけているんですか?
剛察防疫ステーションのスタッフとの電話
記者-そちらは剛察防疫ステーションですね。あなたは、そちらで野鳥や家禽がたくさん死んだこと、きいていますか ?
スタッフ−ハイ。
記者-青海剛察県でですか?
スタッフ-えっ?
記者-人は感染していますか?
スタッフ-感染していません。
http://www.epochtimes.com/b5/5/6/4/n944460.htm
[1785] 花薄荷がウィルスを殺すって? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 07:45 |
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- 本当かどうかはわからないが、このサイトhttp://archives.moneyplans.net/frontend205-verify-9183.htmlによると、オレガノ(日本で言う花薄荷)http://archives.moneyplans.net/frontend205-verify-9183.htmlが、ウイルス除去に卓効を示すという。
こんな商品http://www.oreganol.com/まで出ているらしい。
http://archives.moneyplans.net/frontend205-verify-9183.html
[1784] H5N1対応のワクチンがそろうのは、来年春とWHOが見通し 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 07:35 |
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- WHOのKlaus
Stohr博士は、ヒト用のH5N1対応のワクチンがそろうのは、来年春との見通しを示し、問題は、ワクチンの用意が出来ていない状態で、ウィルスの活動
が、もっとも盛んになる今年の冬から来年の春にかけての時期を、どのようにしのぐか、が問題であるとした。
http://archives.moneyplans.net/frontend205-verify-8920.html
[1783] Re:[1781] H5N1型インフルエンザ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 21:11 |
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- 確かに、誤解を招く書き方かもしれませんね。
以後、書き方を変えましよう。
[1782] Re:[1780] インドでカラスの死亡例多発 ウエストナイルか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 21:08 |
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- Chaosさん。
インドばかりでなく、下記サイトのように、アメリカ・カリフォルニア州などでも、今年は、西ナイル・ウィルス(WNV)にかかったカラスの死が目立つようですね。
降雨量が多いことが関係しているようです。
症状が、インフルエンザと似ているだけに心配です。
ご紹介のProMEDの記事http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:3187042556118813609::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,29183
によりますと、死んだカラスは、いずれも脱水症状を示していて、体が硬くなり、飛べなくなっていたとかいてありますね。
http://www.lbreport.com/news/may05/wnv90815.htm
[1781] H5N1型インフルエンザ 投稿者:とき 投稿日:2005/06/04(Sat) 21:04 |
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- H5N1型といっても、ヒトインフルエンザと鳥インフルエンザは同じものではありません。鳥に感染できていたものが変異し、家畜動物
などに感染できるようになり、それも変異して、ヒト間感染できるようになったものが、ヒトインフルエンザで、ヒトが罹ると理解しておいたほうが良いでしょ
う。H5N1型といっても変異株は多様で、強毒のものもあれば、弱毒のものや全く人畜無害のものもあります。ヒトが感染したものは××型インフルエンザ
で、トリインフルエンザではないと思うのですが。何も知らない人がニュースや記事をみたら、いきなり、鶏からうつったと勘違いするような紛らわしいことに
なっています。
[1780] インドでカラスの死亡例多発 ウエストナイルか? 投稿者:Chaos 投稿日:2005/06/04(Sat) 20:46 |
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- Chaosです。
Pro-Medで気になるニュースが。
CROW DIE-OFF - INDIA (MUMBAI, KHAR-BANDRA): REQUEST FOR INFORMATION
投稿者はウエストナイルではないかと言っています。
検査結果はまだ出ていないようです。
なお、H5N1が、カラスに感染することは日本の動物衛生研究所で確認されています。
紛らわしいですね。
[1779] ヴェトナムで、新たに人感染の鳥インフルエンザ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 20:24 |
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- ヴェトナムで、先週火曜日に、35歳の女性が、H5N1鳥インフルエンザにかかったことを発表し、これで、昨年12月21日以来の患者は、21人に達した。
http://archives.moneyplans.net/frontend206-verify-7159.html参照
http://www.conscience.net/campaigns.htm
[1778] まことしやかなウワサ(デンパ)? 投稿者:とき 投稿日:2005/06/04(Sat) 19:10 |
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- 原子力発電所に北の工作員迫る。【6/4(土)10:00】
◎防衛庁筋によれば、先月末、東京電力柏崎刈羽原子力発電
所の沿岸で、不審人物が目撃されたという。海上保安庁の巡視艇等が捜索するも人影は見つからず、翌日未明までの捜索で、防波堤に小型ボートを係留するアン
カーボルトが打ち込まれていたことが判明しているとか。警察庁では、北朝鮮の工作員、あるいは北朝鮮の工作に見せかけたシナの工作員の可能性も含め、証拠
関係を含め捜査を指示した模様。
↑これはマスコミには報じられていない(要するに記者クラブで発表されなかった)情報だ。役人が記者クラ
ブで発表しなければニュースを書けないマスコミというのは存在価値がない。誰かが発表せずに隠し通そうとしたフシもあるが、防衛庁サイドは発表して一向に
構わないというのでここに記す。
本来、原子力発電所は自衛隊が重要警備対象として、重火器武装の上部隊を配置すべき場所である。それが
配置できない日本の情けなさ。制服も着ていけないので観光客を装って有事の部隊配置について検討したり・・・自衛隊の皆さん、ご苦労様です。本サイトは、
自衛隊を差別する左翼勢力を許しません。国防、教育、治安維持、外交は国の責務。防衛庁にはぜひ、防衛省昇格の上「日本軍」を一日も早く名乗れるように
なっていただきたいと思っております。
【nikaidou.com】
http://www.nikaidou.com/column01.html
[1776] Re:[1771] ネイチャーの6月1日号で、中国の鳥インフルエンザの変異を警告 投稿者:とき 投稿日:2005/06/04(Sat) 16:09 |
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- ウイルスが宿主に限りなく依存する究極の寄生体ということからいえば、その種の維持継続の最大の功利的戦略からいって、この地球上のいちばん有利に繁殖増殖しているものを最終的な宿主にしようと目指すことは当然である。
その点からいって、自ずとヒトを目指すことも、理にかなっているだろう。
あらゆる、動物(脊索生物)を宿主とするウイルスは、ひたすらヒトを宿主にするべく日夜進化に励んでいる。というのも言い過ぎではないだろう。(でも、いい過ぎです。科学者はもう少し慎重に発言するでしょう。まだそれは、オカルトの分野でしょう。)
鳥のインフルエンザの進んだものがもうすでに現存するということは、もはやヒトにいたるものも進化を果たしていて、今ヒトが体験しているものの二波三波あ
るいはその先をいっていることにもなり、鳥から他の家畜へ、そしてやがてヒトへ、確実に感染できるように種の壁を越えて進化するということでもありましょ
う。
過密集約的な養鶏産業が、世界各地で、ウイルスの変異に拍車をかけているように見えないこともありません。
結果
的に人間の産業的行為によって病気を起こしていることでもあり、因果応報、自業自得そのままのような気がするのは、私だけではないと思います。それがま
た、人間の業でもあるということでしょう。(宗教家とはとんとご縁がございませんが、疫病一つを考えても自ずとそう思えてきます。)
[1775] “風太ビジネス”に異論 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 14:58 |
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- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000004-yom-soci
によれば、風太を飼育する千葉市動物公園http://www.city.chiba.jp/zoo/が「商標登録は風太のイメージを守るため」としているのに対し、アザラシなどの「行動展示」で有名になった旭山動物園(北海道旭川市)はホームページhttp://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/asahiyamazoo/index.htmlに「『見せ物』にしないで」と緊急メッセージを掲載、“商業利用”を痛烈に批判したているという。
問題は、人間と同じ動作を動物に強いることは、アニマルライツまたは、アニマル・ウェルフェアに反するかどうかの問題なのだろう。
サーカスの呼び物の多くは、動物が、人間と同じような動作をすることで、客を集めているのであり、動物園が、それと同じ発想で、観客を満足させるのは、邪道であるとも言える。
http://www.conscience.net/campaigns.htmはサーカスにおけるアニマルウェルフェアとアニマルライツを扱ったサイトだ。
タマちゃん的エゴイズムから脱しきれない日本の動物感なのであろう。
http://www.conscience.net/campaigns.htm
[1774] 人間の勝手な理念や思い込み 投稿者:とき 投稿日:2005/06/04(Sat) 14:57 |
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- これまでの、人間の勝手な理念や思い込みから脱却、捨て去る時期が来ているときだと思うのですが。
6月3日付・読売社説(1)
[出生率1・29]「低下傾向をどう反転させる」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20050602ig90.htm
これも、疫病とおなじで、現実にそくして考えざるを得ない段階になっているのに、いまだに人口増加に肯定的価値がある前提を疑うことがないかのようです。
『少子化が進めば、労働力の減少や消費の低迷など、経済活動に深刻な影響をもたらしかねない。年金をはじめとする社会保障制度の持続可能性も揺らぐ。』
こんな印象操作で、一般大衆に脅しでもかけているかのようです。減ったら減ったなりに、回っていくようプランニングすればいいだけです。無限に際限なく増えることを前提にした経済理論が、結局は机上の空論だったということです。
『仕事と子育てを両立しやすい環境を作るためだ。』
全く的外れの見当ですね。余計な公的事業でますます逼迫するか、その新規事業に関わるだれかさんの懐を潤すだけでしょう。
『少子化の進行をできるだけ抑えると同時に、出生率は急に上向かないと覚悟して、制度を見直すことも必要だ。
消費税の活用など、少子化が進んでも揺らぐことのない社会保障制度の構築が急務である。』
成熟した国家は、自ずと小さい政府を目指さざるを得なくなっていくものと思います。あとは、いかに、生活水準を下げないか、社会資本を縮めながらも、不便のないようにするのか。それに英知を傾注することが急務と思います。
真剣に社会的ダウンサイジングを考えなければならない時代がすぐそこです。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B0&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
ダウンサイジング―官僚化し、肥大化した組織を、スリム化する
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447837080X
日本縮小―ダウンサイジング社会への挑戦
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022579099
そんなに、ネガティブに思うこともないと思うが。際限のない金儲けの欲がみなぎっている人にとってはお先真っ暗かもしれないが。
サイズつながりで。『スーパーサイズ・ミー 』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00067HDY8
こういうネタは、日本のマスコミ・マスメディアは大変及び腰です。このような点からいって、まだ米国は日本よりマシと思います。
それにしても、読売社説、先日の米産牛肉社説といい、ちょくちょく的が外れるようになっていませんか?
[1773] Re:[1765] [1762] 災害でのし上がった会社ともみえなくもない。 投稿者:とき 投稿日:2005/06/04(Sat) 11:39 |
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- > オンラインショップもあるところから、純粋なNPO活動の分野が果たすべきところに、換金回路を持ち込んだような感じが、正直しましたね。
なるほど、極端に言えば、セキュリティ会社が、ひそかにウイルスばら撒くような感じともいえますね。(件の団体がそうだとはいいませんが。勘繰れば、内容を詳しく知っているとなれば、そう思っておく必要もありますね。)
[1772] Re:[1768] 中国・青海省での野生鳥大量死亡の現状 投稿者:とき 投稿日:2005/06/04(Sat) 11:33 |
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- http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/06/200506032331.shtml
>http://news.sina.com.cn/c/2005-05-08/19085832001s.shtml
> は、野生鳥の死骸累々たる有様だ。
> また、このサイトhttp://soundofhope.org/programs/162/20232-1.aspは、6月2日現在の鳥インフルエンザによる鳥獣の種類別死亡数の内訳だ。
> ガン (Anser indicus) 5412 オオズグロカモメ(Larus brunnicephalus) 641 カワウ(Phalacrocorax carbo) 1151 ニシセグロカモメ( Larus ichthyaetus) 1064
>
アカハシハジロ(Netta rufina Pallas) 121 アカアシシギ(Tringa
totanus) 34 コチドリ(Charadrius dubius) 23 アジサシ(Sterna
hirundo) 12 オオバン(Fulica atra) 6 カンムリオオタカ(Accipiter
trivirgatus) 11 ユリカモメ(Larus ridibundus) 2 アネハヅル(Anthropoides virgo) 1
> (中国の鳥名と学名との対照表は、このサイトhttp://www.cwca.org.cn/law/sanyou.htm参照)
> 牛 153 羊 84 鶏 413 犬 68
> 以上である。
ヒトは?
本当に鳥インフルエンザや、他の自然の「疫病」「伝染病」の類なのか?
軍による、地域制圧のための、化学兵器でも用いたかのような惨状だ。
> なお、現地は、依然として報道管制が敷かれているとのこと。
> また、家庭内のインターネットにも、臨検が入っているとのこと。
> 最近になって、北京よりの高官が、現地を訪れたとのこと。
> また、軍の獣医なども、現地入りしているとのこと。
酷い。近辺に原子力施設はなかったでしょうか? そうであれば大規模な事故の可能性もある。スリーマイルやチェルノブイリ以上の。(すいませんデンパ飛ばしです。)
[1771] ネイチャーの6月1日号で、中国の鳥インフルエンザの変異を警告 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 10:25 |
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- Flu in wild birds sparks fears of mutating virus
http://www.nature.com/news/2005/050531/full/435542a.html
という文だが、登録が必要だ。
これは、ウィスコンシン大学の河岡 義裕教授によって発表されたもので、これによると、鳥インフルエンザ感染の鍵となる二つの遺伝子があるという。
そのうちのひとつの遺伝子は、血球凝集素(HA)の生産を調節する遺伝子で、HAは、ウィルスによって、目的とする細胞に取り付くと考えられている。
1918年のウィルスは、このHAのために致命的なものになったとしている。
河岡博士の研究チームが、感染したマウスを調べたところ、ウィルスが、非常に急速にマウスの肺にはいり、腫脹と出血を招いたという。
このHAの働きは、人間の場合にも、同じ働きをするものと見ている。
河岡博士の言うに、この研究は、新しいインフルエンザ・ウィルスの出現の場゜合いに、非常に役立つ研究であるとする。
河岡博士の言われるに、1918年の遺伝子の性質がわかれば、これからの世界的インフルエンザの蔓延を防ぐための、効果的なコントロール措置が採りうるであろうとしている。
http://archives.moneyplans.net/frontend203-verify-6613.html
[1770] 自治体の鳥インフルエンザ対策は殆どしてないみたいですね・・・・・ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/04(Sat) 09:49 |
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- 進まぬ新型インフルエンザ対策 「指針」宮崎・広島のみ
http://www.asahi.com/life/update/0604/001.html
SARS事件では、中国は数万人単位で隔離を行って、やっと鎮圧させており、
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7663/CHAINAhoudou.html
鳥インフルエンザはそれ以上に感染力が強いわけなのですが。。。
>策定していない自治体には「治療薬の備蓄も決まっていない。財政的な裏付けがない計画をつくっても意味がない」(栃木)、「県レベルでつくっても意味がない」(三重)、「他県の様子を見ながら考える」(沖縄)といった理由が多い。
>抗ウイルス薬で治療薬のオセルタミビル(商品名・タミフル)は、人口の3.7%分の備蓄を求められているが、予算化している自治体はなかった。
抜粋してみましたが、これでは本当に山に籠るしかなかったりして(^^;
===指針を作成している2県===
■宮崎県 新型インフルエンザ対応指針
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/fukushi/kenko/influenza/
■広島県 高病原性鳥インフルエンザについて
http://www.pref.hiroshima.jp/nourin/chikushin/tori/index.html
他の県はなし。
[1769] Re:[1767] [1707] [1702] 経済産業省情報セキュリティ監査企業台帳 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 08:37 |
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- 金運大吉さん。
まったくそうですね。
当の法の番人の法務局ですら、つい最近までは、不動産登記簿の台帳貸し出し閲覧でしたから、対象の不動産だけでなく、その台帳一冊分の範囲のご近所の借金担保状況は、すべて丸見えという状況でしたからね。
ひどいものです。
[1768] 中国・青海省での野生鳥大量死亡の現状 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 08:28 |
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- まず、このサイトの写真
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/06/200506032331.shtml
http://news.sina.com.cn/c/2005-05-08/19085832001s.shtml
は、野生鳥の死骸累々たる有様だ。
また、このサイトhttp://soundofhope.org/programs/162/20232-1.aspは、6月2日現在の鳥インフルエンザによる鳥獣の種類別死亡数の内訳だ。
ガン (Anser indicus) 5412 オオズグロカモメ(Larus brunnicephalus) 641 カワウ(Phalacrocorax carbo) 1151 ニシセグロカモメ( Larus ichthyaetus) 1064
ア
カハシハジロ(Netta rufina Pallas) 121 アカアシシギ(Tringa
totanus) 34 コチドリ(Charadrius dubius) 23 アジサシ(Sterna
hirundo) 12 オオバン(Fulica atra) 6 カンムリオオタカ(Accipiter
trivirgatus) 11 ユリカモメ(Larus ridibundus) 2 アネハヅル(Anthropoides virgo) 1
(中国の鳥名と学名との対照表は、このサイトhttp://www.cwca.org.cn/law/sanyou.htm参照)
牛 153 羊 84 鶏 413 犬 68
以上である。
なお、現地は、依然として報道管制が敷かれているとのこと。
また、家庭内のインターネットにも、臨検が入っているとのこと。
最近になって、北京よりの高官が、現地を訪れたとのこと。
また、軍の獣医なども、現地入りしているとのこと。
[1767] Re:[1707] [1702] 経済産業省情報セキュリティ監査企業台帳 投稿者:金運大吉 投稿日:2005/06/04(Sat) 08:18 |
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- > 金運大吉さん。
> 各面での国際規格(ISO)化が進行して、それらの国際規格の国内翻訳規格としてのJIS規格が整備されてきているという状況ですね。
> 「品質に関するISO9000シリーズ」と、「環境に関するISO14000 」と、「安全に関するOHSAS18000」とがあって、これらの統合化を図るマネジメントシステムのガイドラインとして、ISO10006があるという状況でしょうか。
> このうち、リスク管理の部分について見れば、日本の省庁では、経済産業省にわたる面(リスク評価)と、厚生労働省にわたる面(労働安全対策)との二つがあって、「安全に関するOHSAS18000」は、そのようなショバ争いで、ISO化が遅れているようですね。
>
その中で、情報セキュリティマネジメントシステムの審査規格としては、BS7799(BSI(英国規格協会)の規格で、これは、パート1とパート2に分か
れていて、パート1のほうは、ISO化されてISO17799となっている。)、JISx5080をベースに、進められているというもののようです。
> 情報セキュリティの第三者認証を受けたいという企業は、顧客の安心感の獲得を動機としたものでしょう。
> また、プライバシーマーク認定制度も、今後、急速に普及していくことでしょうが、確かに、おっしゃるように、経済産業省や情報セキュリティ監査企業が、ISOを盾にとって、情報のヒェラルキーを作っていくことには、懸念があるともいえますね。
> 「地方自治情報センターのサイトに脆弱性」というのは、そういえば、最近のことでありました。
笹山様、貴重な情報提供、深く感謝申し上げます。
経済産業省他国の官公庁が、官民挙げて全国に情報ネットワーク構築することは、行政事務効率の向上に大きく貢献する反面、全国の官公庁及び企業他関係団体が全てネットワークとして回線がつながっているので、次のことが心配されるのです。
1 国の官公庁や企業が国民の個人情報を把握できることによって、国民監視の道具に利用される懸念。
2 ネットワーク回線に侵入して、官公庁や企業から個人情報流出される可能性も有り。
実際に最近、ある地方自治体職員の自宅に、ある金融商品の勧誘がありました。
「新型のライフプランの勧誘ですが、あなたの役所の職員名簿を見て電話差し上げているのですが、財形貯蓄に加入している方にお勧めの金融商品なのでいかがでしょうか?」
ここで不思議なのは、なぜ部外秘の地方自治体の職員名簿しかも財形貯蓄の加入状況までも、金融関連企業が情報を入手できているのかです。
それで、今回の経済産業省情報セキュリティ監査システムによる官公庁と企業の情報ネットワークに興味持ったのです。
[1766] Re:[1764] 偽装事件のその後 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 07:14 |
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- 当時、コンプライアンス(法令順守)に問題があった会社は、今裁判沙汰になった会社以外にたくさんあったと思いますね。
結局、今、裁判沙汰になっている会社は、トカゲの尻尾きりの役割を、率先して、になったということでしょう。
逆に言えば、それだけ、業界内での信用力は、あつくなるという構図でしょう。
もう一度、当時の新聞を引っ張り出して、早めに肉を焼却処分した会社を当たってみると、よくわかりますよ。
[1765] Re:[1762] 災害でのし上がった会社ともみえなくもない。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 07:07 |
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- レスキューナウ・ドット・ネット
のこの会社概要http://www.rescuenow.net/about_resq/enkaku/enkaku.htmlをみますと、この掲示板でも取り上げたことのある有珠山ネットから三宅島噴火後のネット立ち上げの情報支援http://www.sasayama.or.jp/diary/2000dec03.htmが原点のようですが。
オンラインショップhttp://shop.rescuenow.net/top.htmlもあるところから、純粋なNPO活動の分野が果たすべきところに、換金回路を持ち込んだような感じが、正直しましたね。
[1764] 偽装事件のその後 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/04(Sat) 07:02 |
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- 食肉の全同連に業務改善命令へ 農水省、偽装牛肉事件で
http://www.asahi.com/national/update/0604/TKY200506030321.html
「農
水省は事件発覚後の04年6月、国家公務員倫理規定違反の疑いがあるとして人事院に報告。省内の調査委員会が、ほかにも同様の行為がなかったかどうか、職
員約60人から事情を聴いた。が、結果はまだ出ていない。 生産局の幹部は「利害関係者からの接待はあってはならないこと。人事院と協議のうえ、できるだ
け速やかに結論を出したい」としている。」 (抜粋)
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200505270025.html
フジチク脱税 豚肉「仕入れ書」偽装 安い肉も高級部位
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/050603_2.html
[1763] ■炭疽菌特集 投稿者:とき 投稿日:2005/06/04(Sat) 00:58 |
|
- rescuenow:炭疽菌特集
http://www.rescuenow.net/today_line/topnews/0110/tansokin.html
現在、バイオテロで、一番使用の可能性の高いもの。
日本国内にある「反日」勢力では、組織的に保有の噂あり。
予備知識を仕入れておくのも決して無駄にはならないと思われる、というより必要である。
[1762] 「鳥インフルエンザ直近情報」 投稿者:とき 投稿日:2005/06/04(Sat) 00:36 |
|
- 危機管理情報:レスキューナウ・ドット・ネット
http://www.rescuenow.net/
海外で報道規制? 鳥インフルエンザの実態は・・・
ワンポイントレスキュー「Vol.62 ■突然変異もある鳥インフルエンザ」
鳥インフルエンザ危機
http://www.asahi-net.or.jp/~ie3t-tnok/birdflu.htm
鳥インフルエンザ直近情報
http://www.asahi-net.or.jp/~ie3t-tnok/jyouhou/BIRDFLU/tyokkinninfo6.html
[1761] 出生率低下と少子化 投稿者:とき 投稿日:2005/06/03(Fri) 23:33 |
|
- ニュースにはなるが、その原因まで突っ込んだものにはなかなか目にしない。
04年の出生率1・28台後半、少子化止まらず(読売新聞) - 6月1日12時12分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050601-00000003-yom-pol
Yahoo!ニュース-少子化
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/decrease_of_children/
安心して生んで育てる環境作りとは言うものの、原因は環境だけではないようで。実感としては、結婚しなかったり、結婚していても欲しくないというのももち
ろんあるが、それ以上に、結婚していて、欲しくてもできないという人もかなりあるようで。二人目三人目がなかなかできない人もいますし。
適齢期の不妊率が10%に、環境汚染等指摘
発信:2005/06/03(金) 16:32:00
http://news.searchina.ne.jp/2005/0603/national_0603_002.shtml
環境汚染で、不妊になる? 科学的に実証されていない面もあり、信憑性に足るものとはいえないにしても、可能性はあるかも。一時、内分泌攪乱物質、いわゆ
る環境ホルモンによる繁殖力低下の可能性は言われていたが、まだまだデータ数がすくなくて、確実なことはいえない。何が原因かも特定できない。
『不
妊にはさまざまな原因があるが、環境汚染によって男性の無精子症が増加していると考えられている。また、中国でもダイオキシンによる環境汚染が進行してお
り、産業廃棄物だけでなく、プラスチックや殺虫剤、さらに家畜類の飼料に含まれていたダイオキシンを、結果として人間が食べることの危険も指摘されてい
る。』
この点に関しては、もっと突っ込んだ研究が必要。まだ確実ではない。生物の繁殖力は、人為の及ばぬ領域のような気がする。戦争や
疫病や気候変動などで、急激に人口の減少が起こったとき、生物の平衡力によるものか、急激に繁殖する時期がある。厳しさに曝されたとき、植物はより多く花
がさき、虫や魚や鳥は、より多く卵を産み、殖えようとするように見える。強い淘汰圧がかからなくなれば、自ずと繁殖力は一時的に弱まるものに見える。日本
で人口が増えていかないのは、急激に減る心配がないからだとも思える。人間も動物、生物である以上、滅多に死ぬ心配がなくなれば、増える必要もなくなる。
生物は限られた資源の中で、それをいっきに食いつぶしてしまわないよう微妙なバランスをとりながら生存していて、人間もまたその摂理からはまだ完全に逸脱
してはいないのだと思えます。無闇に人口が増えることで成り立つ経済をやめて、8千万人あるいは、6千万人でも成り立つ経済での国家をプランニングしてお
くことも必要かもしれない。
あらゆる危機管理を万全にし、国防磐石堅固であるならば、平和であり続けることができ、ますます人口は減ることはあれども、地球資源の限界から言っても、増加することにあまり期待はできないし、その必要もなくなるのだから。
詳しい世界人口あるいは日本の人口のデータを、今もちあわせてはいないが、おそらく、明治初期(1870年頃)の日本は3300万人程度だったと記憶す
る。末期(1920年頃)でも5200万人。人口爆発は世界的に見ても、20世紀の一大イベントだったのだろう。二度の大きな世界戦争が、強い淘汰圧とな
り、人口増加を促進させたともいえる。大きい戦争がなければ、局地的地域的には増加するところがあっても、全体で見たとき、増える傾向にはないのかもしれ
ない。大きく増加する地域は、なかなか生き残るのに困難な地域の現われとも言えるのではないだろうか。
[1759] USDAのメモは、BSEリスクの科学的根拠を無視とダウジョーンズ紙などが警告 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/03(Fri) 22:14 |
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- 今週火曜日のダウジョーンズ紙と水曜日のウォールストリートジャーナル紙とが、USDAがBSEに関しての食品安全上と健康上のリスクと、輸入されるカナダ牛肉のリスクについての警告を無視していたと報じた。
これらの記事は、ともにBill Tomson氏が書いたものだが、この中で、Bill Tomson氏は、2003年10月にUSDAが書いた ‘decision memorandum'を暴露した。
この ‘decision memorandum'には、2003年5月にカナダで最初のBSEが発生したことによる2003年5月20日からのカナダからの牛肉製品・ひき肉などの輸入規制を覆す行為をUSDAのトップがしたということについてのメモである。
このメモでは、カナダからの牛肉製品輸入禁止措置の政策変更についての賛否両意見メモがつけられている。
賛
−ある産業にとって見ると、今回の輸入制限は厳しすぎる。ひき肉関係業界にとって見れば、月齢にかかわらず、ひき肉が非常にリスクのあるものとなってしま
う。処理にかかわらず月齢30ヶ月未満については、輸入可能となるように、一貫性を保ってほしい。CFIAを信頼してほしい。
否-消費者団体が、この輸入緩和措置に寛大であるだろろうか。パブリックコメントなしに、この政策変更が可能であろうか。ラベルのミスで、月齢30ヶ月以上の牛のMRMが輸入してくる危険性がある。
参照
http://www.foodconsumer.org/777/8/USDA_Memos_Show_Pattern_of_Ignoring_Science_on_BSE_Risks.shtml
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=5128
このメモ暴露は、日本のアメリカ牛肉輸入再開問題にも、相当大きな影を落としそうな気配である。
[1758] 「無症状キャリア」って何? 投稿者:真名 投稿日:2005/06/03(Fri) 21:59 |
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- 「不活性の潜伏期間」は、「異常プリオンが検出されない」期間だというのがポイントだと思います。異常プリオンが検出されなくても感染
性があるということです。「無症状キャリア」とか「不顕性」というのは、「症状がない」と意味ではないでしょうか?
しかし、この場合には「症状」ではなく、「感染因子」つまり異常プリオンが検出されないわけです。異常プリオンは決して「症状」ではありません。感染因子
そのものです。
▼BSEに感染した牛の脳組織のホモジェネート(訳注:ミキサーで破砕した細胞のジュース)を接種したマウスはすべて神経症状を起
こし、神経死に至ったが、そのうち55%以上のマウスで異常プリオン蛋白質は検出されなかった。継代接種を続ける間に、この感染因子は新しい宿主に適応
し、異常プリオンが現れるようになった。従って、異常プリオン発生には種間適応現象が関わっているかも知れないが、実際には何か未知の因子がBSEの感染
に関与しているかもしれない。▼
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1757] Re:[1753]「プリオン病」の無症状キャリアの可能性 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/03(Fri) 21:19 |
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- 真名さん。まりちゃんさん。
この中の「不活性の潜伏期間のあとには、感染性因子の活発な増殖とマウスを死に至らしめうる新たな感染性因子への適応が続いた」という部分が、ポイントですね。
「プリオン病」の無症状キャリアの可能性を強く示唆したものです。
それと、牛の人工授精によるプリオン病の伝染については、BSE Inquiry http://www.bseinquiry.gov.uk/report/volume5/chapter6.htmでは、今後の精査に待つと、確たる結論付けをしていませんが、疑問の残るところです。
垂直伝染の可能性は残されていると見るべきですね。
http://www.bseinquiry.gov.uk/report/volume5/chapter6.htm
[1756] プリオン関係のニュース 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/03(Fri) 20:33 |
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- Scientists uncover secret in brain-wasting diseases
http://www.montanastandard.com/articles/2005/06/03/newsstate/hjjejdjgjjibgj.txt
http://www.sciencemag.org/
Variant prion protein causes infection but no symptoms - Could have implications for Alzheimer's disease
http://www.medicalnewstoday.com/medicalnews.php?newsid=25544
Testing of human mad cow suspect delayed
http://www.wpherald.com/storyview.php?StoryID=20050602-012435-5694r
↑検体をフランスに送るのに異常にぐずぐずしていますね。
疑いを増しますね。DNA鑑定なども視野に入れたくなりそう。。
[1755] 韓国の資源保護意識? 投稿者:とき 投稿日:2005/06/03(Fri) 19:25 |
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- June 3, 2005
密漁と資源保護、韓国側は必死である
http://plaza.rakuten.co.jp/isanotiratira/diary/200506030000/
『漁
民には海洋資源の保護という発想が無く、禁漁期を設けても守らない。そのため、韓国の排他的経済水域ではすでに資源が枯渇して漁に出ても採算の合わない状
態になっている。こうして日韓の暫定水域に韓国の漁船が大量に出てくることになったのだが、これがまた日本では禁じられた漁法で後先考えずゴッソリ捕って
いく。もともとルールが違うのだから仕方ないと言えば仕方ないが、当然、暫定水域内の資源も枯渇していく。で、その次は、ということで、日本側の排他的経
済水域でも韓国漁船が違法に漁をすることになる。しかもこれを韓国当局が黙認しているものだから、ちょっとでも日本側がまともな対応に出れば今回のような
大騒ぎになってしまうというわけだ。
この問題の根は深い。同様の事件は、韓国側に漁業資源保護という考えが根付くまで、何度も何度も起こるだろう。韓国側は必死なのだ。こちらも必死で取り締まらなければ日本側の資源まで枯渇してしまう。』
[1754] 青海省チベット族自治区 投稿者:とき 投稿日:2005/06/03(Fri) 19:09 |
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- ■青海省チベット族自治区で大規模な暴動が発生の模様
牧畜農民から入山税までまきあげていた地元共産党幹部への不満
本当に中国は「反日」なんぞ、やってる場合か。
「ラジオ自由アジア」に依ると、青海省玉樹チベット族自治州で5月20日から21日にかけ住民数千人が治安当局と衝突した。
暴動の原因は地元共産党幹部のあまりの不正と農民からの税金ぼったくりの苛斂誅求である。チベット人農民が薬草を採る際に入山税を徴集し、それを私物化しているため。
この類いの民族衝突は河南省、新彊ウィグル自治区など方々で報告されているが、青海省の暴動では日頃おとなしいチベット族が止むに止まれず暴れたのだ。自治州政府の庁舎が焼かれ、軍が駆けつけて発砲、死傷者の有無は不明という。
チベット人の多い玉樹県は7万人の98%が「蔵族」(チベット族)。
標高4000メートル、牧畜以外にこれという産業はなく、ちなみにこの土地は外国人に開放されてはいるが、省都・西寧から西南へ820キロ(バスで25時間かかります)。
第二の都市ゴルムトから東南へ500キロ、殆ど山奥で四川省とチベット自治区に近い。
このあたりは毛沢東や胡錦濤の名前はしらなくともダライラマ猊下の名前は知っている。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)6月3日(金曜日)
通巻第1141号 より
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
http://www.melma.com/mag/06/m00045206/a00000060.html
[1753] いわゆる「プリオン病」?の奥深さ 投稿者:真名 投稿日:2005/06/03(Fri) 14:05 |
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- 論文1:プリオンが検出できなくても、BSEは感染する?
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/puriongakensyutudekinakutemo.htm
論文2:スクレーピーの増殖と適応に先行する長期の潜在的キャリア状態が存在
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/sukureipinozousyokutotekiou.htm
論文3:クロイツフェルト・ヤコブ病の妊婦の組織中に伝達性因子を証明
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/cjdnoninpunososikini.htm
BSEの論文1〜3の訳注と解説:河田昌東
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/bseronbunnoyakutyuutokaisetu.htm
のあたりに興味を感じます。いずれも日本農業新聞:河田 昌東先生の訳注があります。
論文3は、下で取り上げた日本の玉井先生の業績「 New Engl J Med, 327; 649, 1992.」「CJDの妊婦での成績。胎盤や初乳、臍帯血の白血球をマウス脳に接種すると感染成立。垂直感染が起こるのではないかとの報告。」です。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22144535.html
これは エリアス・マニュエリディスの先駆的研究:Neurology. 1989 May;39(5):615-21.(乳幼児にクロイツフェルトヤコブ病が広がっている?)と明らかに関連しています。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19230589.html
たった3件でこの病気の奥深さの一端がかいま見えてくるようなラインアップで、河田先生のセンスに感心いたしました。 近いうちにブログでも取り上げたいと思っています。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1752] 埼玉県が危機対応のツボ資料作成 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/03(Fri) 12:13 |
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- 隠さず事実公表、ウソつかない 県、危機対応の“ツボ”作成
http://www.saitama-np.co.jp/news06/01/19x.htm
尼崎JR脱線事故で批判を浴びたJR西日本の対応を「反面教師」にしようと、県危機管理防災部は三十一日、危機発生時の被害者対応やマスコミ対策の要点をまとめた資料(A4判、二枚)を作成した。各部への徹底を図るため県幹部が出席した同日の庁議で配った。(略)
これですぐさま公開して情報共有してくれたらさらに感動
http://www.pref.saitama.lg.jp/A05/BB00/top.htm
[1751] Re:[1750] [1749] 5月31日のプリオン専門調査会といえば 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/03(Fri) 11:36 |
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- > 「国内のあらゆる年齢の牛と、米国から入ってくる20ヶ月以下の牛からとった牛肉のリスクとの比較」でしょうが。
笹山さん、そうです。「国内のあらゆる年齢の牛と、20ヶ月以下の牛からSRMを除いた上でのリスクの比較」をする、ということのようです。農水・厚労省は、牛肉&内臓に関して諮問をしてますから、牛タンや腸も含めてなのでしょう。
最
近傍聴していてつくづく感じるのは、もう国の方向性は、食に関しては米国属日本州、らしいわけだから、自衛するしかないな、ということです。傍聴もアホら
しくなってきました。日本の食の安全を守るのに、税金であのような危機管理感覚をお持ちの方々に給料払っていることを考えると、アホくさいどころの話では
ござりません。まともな意見は「少数」扱いだし。EUのGBR評価メンバーを呼んだほうがいいのではないでしょうか。
私は、山本委員の発言に、「日本の老廃牛と、何食べてるんだかわからない米国の20ヶ月以下の牛を同一に考えさせて、リスクは似たようなもの」という結論に持ち込むつもりではないのか、という不安を感じました。だったら困りますよね。本当に。
しかし先日米国の消費者運動をされている方のお話を伺いましたけれど、米国でも心配されている消費者は少なくないそうです。あとは「Mad Cow? 焼けば大丈夫でしょ」という人もいるし。どうなることやらです。
[1750] Re:[1749] 5月31日のプリオン専門調査会といえば 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/03(Fri) 11:27 |
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- 「国内のあらゆる年齢の牛と、米国から入ってくる20ヶ月以下の牛のリスクとの比較」ですって?????
それをいうなら、
「国内のあらゆる年齢の牛と、米国から入ってくる20ヶ月以下の牛からとった牛肉のリスクとの比較」でしょうが。
さ
らにいえば、牛のBSE感染価 cattle oral ID50と、人のvCJD感染価 human oral
ID50とは、連動し得ないから、それは出来ないから、結局は、「米国から入ってくる20ヶ月以下の牛からとった牛肉のリスク評価」をするためには、アメ
リカの牛のBSE感染価を検証しなければならないから、アメリカ・カナダの飼料管理までも含むリスク管理にまで、日本の食品安全委員会が踏み込まなければ
ならないという理屈になりますね。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=268
[1749] 5月31日のプリオン専門調査会といえば 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/03(Fri) 11:16 |
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- 消費者に説明不足 プリオン調査委員会 強い懸念を表明
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/syouhisyanisetumeihusoku.htm
日本農業新聞さんの記事をUPいただいてましたのでご紹介を。
傍聴して、印象に残った発言要旨をいくつかご紹介します。
寺田委員「中間とりまとめ案までの月齢見直しは、プリオン専門調査会から”ボランタリー”に評価を始めたもの」
本間委員「ある程度の(審議の)スピード感があってしかるべきではないか」
見上委員「このさいはっきり言っておきたいんですけれども、我々本委員会において、食品安全委員会において中間とりまとめ案などについて、一度たりとも、アメリカありき、という話もなかったし、そんなことなど思ったこともないです。(略)」
山本委員「諮問に関しては、わが国と同等の安全性ということで、国内のあらゆる年齢の牛と、米国から入ってくる20ヶ月以下の牛のリスクとの比較ということでいいのか?」(吉川委員「私もそう思います」)
小
泉委員「行政資料で、「食安委の承認手続きを経て」という表現だが、何を承認するのか、と思う。国内ですらあれだけ時間がかかった。今度の米国、カナダ牛
の評価については、管理問題は全部(行政に責任を)もっていただく、そういう条件のもとに、科学的事実に基づいて、それだけに限定して、評価をするならし
ましょう、という認識で私はいる。最短的???(この単語が聞き取れず)に見て議論していただくということにしていただきたい。(以下、金子委員への反
論)」
全般的な感想ですが、私はポカーンとして、顎が外れそうになりました。日本の食の安全は彼らにまかされております。危機管理感覚のある先生方に頑張っていただかねば。。
議事録をお楽しみに。。。
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai25/index.html
[1748] Re:[1742] ヤコブ病の診断基準変更へ 診断基準に合致しない例から 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/03(Fri) 11:07 |
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- 国際診断基準の脳波の部分が変わるということなのですね。
クロイツフェルト診断マニュアルhttp://www.nanbyou.or.jp/pdf/cjd_manual.pdf
では、脳波については、次のようになっていますね。
A.発病初期の脳波。いまだ同期性の放電は認めら
れていないが、基礎律動は障害されており、徐
波化が著明である。
B.典型的な、PSD。基礎律動は制御され、周期的
に、全ての部位で同期的に放電が認められる。
C.末期の脳波。規則的に認められていたPSDの振幅
が低くなり、また頻度も減少している。
(2) 脳波は発症初期には基礎律動の不規則化と徐波化がみられるが、ミオクローヌスが出
現するようになるとPSD がみられるようになる。PSD の出現率は82.2%である。末期に
なるとPSD は消失し、脳波は平坦化する
ところで、診断基準が変わると、日本でもvCJDの発表が、続々ということになるのかしら?
http://www.nanbyou.or.jp/pdf/cjd_manual.pdf
[1747] 中国・青海省で、死んだ野鳥持参者に対して、報奨金 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/03(Fri) 10:53 |
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- http://www.xinminweekly.com.cn/xwzx/shxw/t20050603_526004.htm
によると、持参した野鳥の大きさによって、10元から20元の報奨金を与えることにしたという。
まさか、生きている野鳥まで、絞めて差し出して、報奨金稼ぎをするということにならなければいいが。
http://www.xinminweekly.com.cn/xwzx/shxw/t20050603_526004.htm
[1746] 自動車向け鋼板値上げ決着後に注目 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/03(Fri) 10:25 |
|
- 「新日鉄」が、自動車用の鋼板の価格をおよそ20%値上げ(1トン当たり1万円程度、自動車一台あたり約一万円程度)することでトヨタ自動車などと合意したことで、今後は、他の鋼材価格への波及や、自動車価格への転嫁の方向などに焦点が移行する。
既に造船や電機業界とは、ほぼ同じ値上げ率で決着している。
ま
た、日本鉄鋼連盟は、2005/05/30に、4月の普通鋼鋼材在庫速報を発表したが、これによると、生産は、659.8万トンで、前年同月(685.6
万トン)比25.8万トン、3.8%減と2カ月振りの減少となったのに対し、メーカー在庫が、前月末(462.3万トン)比9.5万トン、2.1%増の
471.8万トンと3カ月振りの増加となり、問屋在庫は前月末(160.4万トン)比0.4万トン、0.3%減の160.0万トンと2カ月連続の減少と
なっている。
いわば、値上げ交渉前に、メーカー在庫増で、4月以降の値上げ交渉を有利にしようとするメーカー側の思惑が、これによっても、垣間見られる。
また、ひも付き( 大口需要家への直接販売)と、店売り市場への供給量のアンバランス、ひも付きの値上がり幅と一般流通向けの値上がり幅のアンバランスも、今後、問題になってくるだろう。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=101540&lindID=4
[1745] Re:[1744] 5/26の食品安全委員会の議事録 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/03(Fri) 10:07 |
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- 「昨年10月は、輸入の際の管理措置について「合意」したものではなく、食品安全委員会にリスク評価を要請することを前提に、「認識を共有した」だけである。」とは、よくいいますね。
農林水産省さんの言われる、昨年10月の「認識を共有した」ものには、次のようなものもふくまれていますね。
5.BEVプログラム概説
2で述べたBEVプログラムは、2005年7月に、適用可能なように、修正が検討されるであろう。
日米両国の当局者による共同の再検討では、OIEやWHOの専門家により行われる、科学的見地からの検討を考慮に入れることになるであろう。
この再検討の結果については、なさるべき行動を含め、日米両国政府の合意・判断によりなされるであろう。
日本の場合、これは、食品安全委員会の検討にゆだねられる。
OIEやWHOの専門家には、BEVプログラム実施中において蓄積しうる情報を再検討してもらい、適切におこなわれ、日米両国の牛肉貿易において、消費者に安全を保証しうる修正を行うためのガイダンスを用意してもらう。
再検討されるべき情報には、次のものが含まれる。
-上記4で述べた両国共同の科学的協議によって利用可能な情報
-再検討すべきOIE基準にもとづいた、アメリカのBSEの状態
-アメリカの拡大サーベイランスプログラムの結果
-アメリカの飼料規制
-アメリカで実施中のBSE改良施策の範囲
-BSE検査のカットオフ月齢
[1744] 5/26の食品安全委員会の議事録 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/03(Fri) 09:02 |
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- 正式な議事録ではありませんが、5/31のプリオン専門調査会に出された資料
資料4:食品安全委員会第96回会合議事概要メモ(米国・カナダ産牛肉諮問関係)[PDF]
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai25/prion25-siryou4.pdf
[1743] Re:[1741] [1738] 「タミフルは、われわれを、鳥インフルエンザから救えるのか?」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/03(Fri) 08:32 |
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- ときさん。 まりちゃんさん。
Amantadine hydrochlorideは、中国語で、鹽酸金剛烷胺
Amantadine sulphate は、中国語で、硫酸金剛烷氨
で、
たとえば、济南鲁田经贸有限公司 http://mmt.pharmacy.hc360.com/provider/show/585/047000000585/cjj.htm
では、飼料添加剤として売られていますね。
この一覧表http://www.jnltjm.com/product/cpzs-ss.aspの中にあるはず。
これhttp://www.jnltjm.com/product/cpzs-xx.asp?id=148かな?
タミフルは、中国語で、奥司他韦(商品名达菲Tamiflu)のようですね。
http://mmt.pharmacy.hc360.com/provider/show/585/047000000585/cjj.htm
[1742] ヤコブ病の診断基準変更へ 診断基準に合致しない例から 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/03(Fri) 08:12 |
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- ヤコブ病の診断基準変更へ 変異型、国際会議で合意
http://www.iwate-np.co.jp/newspack/cgi-bin/newspack.cgi?science+CN2005060301000178_1
約30カ国による共同CJD監視会議、というのがあるそうですが、OIEには口出ししないのかな?
そもそもの発生源を根絶させないことには、と思うのですが。
[1741] Re:[1738] 「タミフルは、われわれを、鳥インフルエンザから救えるのか?」 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/03(Fri) 08:04 |
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- 笹山さん、ときさん、おはようございます。
> 今日のニューサイエンティストの記事「Can Tamiflu save us from bird flu?」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=285
>
「中国は、amantadineを鶏の飼料に組み込んでいる。だから、われわれは、amantadineを処置方法として、使えなくなっている。」と、テ
ネシー州メンフィスにあるSt Jude Children’s Research HospitalのRobert Webster氏は、言う。
なんかすごいことになってますね。まさかタミフルは使ってないですよね(^^;
[1740] Re:[1738] 「タミフルは、われわれを、鳥インフルエンザから救えるのか?」 投稿者:とき 投稿日:2005/06/02(Thu) 23:55 |
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- かつての日本もそうでしたが、抗生物質や合成抗菌剤づけの畜産業が、いまやかの地では抗ウイルス剤である「アマンタジン」まで与えて飼養しているとは。これでは、薬剤耐性ウイルスをどんどん積極的に作り出しているようなものです。
ひとにさえ、めったに使わないものを、普段から恒常的に使用している。しかも、かかってから使うのではなく、かかる前に使用している。少なくとも国際的に
見たとき、当地ではどうあれ、人間とともに家畜の病原菌や病原ウイルスが変異の度を高めているようなものです。まさに新病原体の坩堝と化している。産業が
活発になればなるほど。
一部地域(国家)のみが、ウイルス感染症の耐化馴化政策をとってしまったら、国際基準も右習えしなければ、とても対応しきれない。それはすなわち、もうすでに「まん延防止措置」ではなく、全く逆の対処方法だからだ。それは、こうもいえる。
世界の中における、あらゆる新興病原体の発祥地となるに等しいと。
[1739] Re:[1735] [1733] [1727] [1619] [1617] 渡り鳥、海岸で大量死 餌捕れずに衰弱か 千葉〜福島 投稿者:とき 投稿日:2005/06/02(Thu) 23:27 |
|
- > 1997年の夏に、ベーリング海南東において、数十万羽が、死んだという例がありますね。
新しい感染症が流行るときはいつもそうです。アザラシやイルカなども同じです。群れが遺伝子の多様性を減じて累代したとき起こりやすくなります。
> 著しい体重の減少が特徴だったそうで、この年の春から夏の間に、ベーリング海にどのような環境上の異変があったかが議論されましたが、このときは、長期にわたる異常気象が原因との結論だったようです。
体重減少は、それが原因なのではなく、あくまでも発症発病の結果であると見たほうがよいでしょう。感染し新たなウイルスに曝されて、生き残れるものでまた繁殖していく。それが自然の摂理。
ウイルスや微生物がなぜ変異するのか、ただの偶然の産物なのか、それとも、それを促進する環境要因があるのか。それは、今後の科学の研究課題です。しかし
ながら、人工的な化学物質と、それが及ぼす環境汚染の研究は、産業政策にも関わり、むしろそれを阻害する結果がでる可能性や予想もあり、おいそれと進めら
れるようには思えません。
科学と政治のせめぎあいと限界が、今あらゆる分野で露呈しつつあるようです。BSE、プリオン病、ヤコブ病、アルツハイマー病、痴呆症なども。うつ病や乳幼児突然死にまでつながる問題ではないかと思っています。環境汚染と難破壊性化学合成物質の問題は。
鳥の不審死も、最後はめぐりめぐって、ヒトに起こるようになるのだと、直観いたします。
[1738] 「タミフルは、われわれを、鳥インフルエンザから救えるのか?」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/02(Thu) 23:16 |
|
- 今日のニューサイエンティストの記事「Can Tamiflu save us from bird flu?」を、ブログの記事http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=285に概訳してあります。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=285
[1737] Re:[1732] [1730] [1729] 拳銃などいくつか見つかったようですが 投稿者:スナフキン 投稿日:2005/06/02(Thu) 22:42 |
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- はじめまして。
>青海省、なんか物騒なことになってます(^^;?
青海省といえば、ダライ・ラマ14世と故パンチェン・ラマ10世の生誕の地ですよね。
チベット弾圧絡みって事はないですかね。
[1735] Re:[1733] [1727] [1619] [1617] 渡り鳥、海岸で大量死 餌捕れずに衰弱か 千葉〜福島 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/02(Thu) 21:24 |
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- 「ハシボソミズナギドリ」Puffinus tenuirostris の大量死の例としては、このサイトhttp://www.jsd.claremont.edu/Faculty/abstract.asp?PublicationsID=40にありますように、1997年の夏に、ベーリング海南東において、数十万羽が、死んだという例がありますね。
著しい体重の減少が特徴だったそうで、この年の春から夏の間に、ベーリング海にどのような環境上の異変があったかが議論されましたが、このときは、長期にわたる異常気象が原因との結論だったようです。
- 口蹄疫が発生しているとされている地域になっている新タンウイグル自治区。ウイグル民族でイスラム教徒の住む地域です。
なにか嫌なことが頭をよぎります。
ウイグル(ぐぐる)
http://news.google.co.jp/news?hl=ja&ned=jp&q=%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB&ie=UTF-8&scoring=d
チベットの情報は何とか知ることができますが、
http://www.tibethouse.jp/home.html
ウイグルや他の自治区のことは、いまどうなっているのか、ほとんど知ることができません。(内蒙古、寧夏回族、広西壮族、西蔵(チベット)、新疆維吾爾(ウイグル)の5自治区)
一説には、民族浄化と称して、とんでもない弾圧やジェノサイドが行なわれているという情報も時よりみかけますが。
実際のところは不明です。
この日本に住んでいることがいかに幸せかということを痛感させられます。(多くの課題、難題が確かにありますが。)
[1598] Re:[1596] ネチケットさえ守っていればここ、何言っても良いのですよね? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 22:05 |
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- 根本さん。
いえてます。いえてます。
日勤教育のドミノ現象ですね。
もっと、歴史的に見れば、国鉄分割当時、それにそわなかった労働組合を徹底的に分断、弱体化する手法としての日勤教育の原初形態が、すでにあったと見るべきでしょうね。
さらにいえば、民営化のとどのつまりは、経営には、民営化を標榜させておいて、いざという場合においては、監督官庁は民をスケープゴートに出来るという、官にとつて、おいしい手法であることも、今回の事件でよくわかりましたね。
官は民を「難信難解(なんしんなんげ)」の心を持って、もっと辛抱強く見ていかなければならないのではないでしょうか。
[1597] バイアグラ服用で、視覚障害が発生することをFDAが警告 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 21:31 |
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- このサイトhttp://www.bergen.com/page.php?qstr=eXJpcnk3ZjczN2Y3dnFlZUVFeXk2MTAmZmdiZWw3Zjd2cWVlRUV5eTY3MDAxMjQmeXJpcnk3ZjcxN2Y3dnFlZUVFeXk1
によると、FDAは、昨日、バイアグラや同様の効果を示す薬を服用すると、視覚障害を起こすというレポートを発表した。
しかし、FDAは、このバイアグラと視覚障害の関係は、まだ、確立された因果関係にはいたっていないとも、した。
バイアグラは、1998年に、ファイザーが開発したものであるが、そのユーザーから、38ケースもの視覚障害発生の報告を受けているという。
また、バイアグラと同様の薬であるCialisや Levitraについても同様の報告があるという。
この視覚障害の程度はさまざまで、 一部の視覚欠損から、全盲に至るまであるという。
これらの薬の商社は、全世界で二千八百万人もいるといわれるが、ファイザーでは、今後販売される薬のパッケージには、その旨の注意書きを書き入れるという。
この症状は、虚血性視神経症として知られるもので、NAION(「非動脈炎性前部虚血性視神経症」)ともいわれるもののようだ。
NAIONの症状は、老人によく見られるものだが、急に一過性の視覚障害が出て、それが、永遠の障害につながるものであるようだ。
NAISONの原因として、視神経の上の毛細血管を流れる血流が不十分なことに起こると考えられている。
もし、バイアグラが視覚障害の原因であるとするなら、この視神経上の毛細血管に何らかの作用を及ぼすためと、思われている。
ミネソタ大学の研究によると、小グループの中で、50歳から69歳までのNAIONの症状を持つ男性で36時間以内にバイアグラを服用した人は、7人いたという。
臨床実験では、バイアグラを服用し一万三千人がNAIONの症状を示したという。
Cialisや Levitraの服用者についても、同様の傾向にあるようだ。
http://www.bergen.com/page.php?qstr=eXJpcnk3ZjczN2Y3dnFlZUVFeXk2MTAmZmdiZWw3Zjd2cWVlRUV5eTY3MDAxMjQmeXJpcnk3ZjcxN2Y3dnFlZUVFeXk1
[1596] ネチケットさえ守っていればここ、何言っても良いのですよね? 投稿者:TJN 投稿日:2005/05/28(Sat) 21:28 |
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- 社会保険滋賀病院 根本 正です。毎日新聞の記事によれば、北側一雄国土交通相がJR社長に対して書かせていた反省文に書き直しを要求したとのことです。反省文で十分反省の意図が伝わってこないからと言うのが理由のようです。
しかしこれって、思いっきり日勤教育ですよね?
日勤教育は、多分日本人の心に根ざしている文化なのだからいつまでも続きますよ。キット
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050528k0000e040059000c.html
[1595] Re:[1593] 青海省剛察縣の人民醫院と記者との一問一答。 投稿者:とき 投稿日:2005/05/28(Sat) 20:53 |
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- 本当に何が起こっているのでしょうか?
たとえば、家畜の感染症、ヒトの感染症、目の前で激しく起こった場合、大抵人間はそ
こを離れて逃げたいと思うことはないでしょうか? 人間の疫病の場合はどうか? その地域から離れたい思っても、公衆衛生対策の基本は、地域を封鎖しあら
ゆる生き物の移動を禁止する、それが常套的な手続き。
下手をすると、感染症対策が、さらに当局に対する農民暴動のきっかけを与えかねないのでは
ないかと思います。暴動鎮圧に生物兵器を使用するという「妄想」(笑)よりは、はるかに現実的な推測です。農民の疫病流行地域からの避難を、感染症対策の
ために、禁止あるいは阻止、理解できなければ、再び暴動、そして軍による封鎖鎮圧。
地方での疫病が原因による「天安門」的、人民弾圧。もし実際にそれがおこっているなら、これもまた「疫病」にたいする人の無知による、悲劇がおこったと見なければならないでしょう。
いつの時代も、自然の災害の悲惨以上に、それに対する人間の側の無知から生じる不手際や無為無策によって引き起こされる悲劇のほうがかなしみが深く、悔悟の念を強く抱かせる。
何とか歴史から学び、科学的知を学び、同じ過ちを繰り返さない意思が必要であると思うのですが・・・。
ヒトが死ぬのは、トリヒト感染ではなく、ヒトヒト感染のほうがはるかに可能性が高い。鳥インフルエンザ(H5N1)の騒ぎにカムフラージュされて、ヒトの
感染症がおこっているのか、それともまったく別のことが(たとえば農民暴動と軍による、その鎮圧・弾圧とか)、起こっているのかもしれません。
国内騒乱の情報は、かつての文革の時でさえ、なかなか表面化しなかったようですから。外に激しく何らかの動きを見せているときほど、その内部では何かが起こっているのだと考えなければならないのでしょうか。
正直他国の、政情不安には、特別感慨はないのですが、こと「疫病」にかんしては、敏感にならざるを得ません。いまは、中世のペストの時とちがい、人の移
動、モノの移動がそのころとは比較にならないくらい、フリーです。地球の裏側で起こった感染症が、飛行機に乗って移動するヒトによって、またたくまのうち
に拡がります。ヒトが移動する限り、地域も国境もないに等しいです。昔のように、検疫期間を設けるという観念も希薄になりました。あらゆる面で感染症危機
管理の技術・手法が、対症療法に頼りすぎている面もあり、非常に劣化しているようにも思います。これもまた、「国防」の確固とした一分野と思うのですが。
せめて、なにがおこっているのか、感染症なのかそうでない何かなのか、はっきりさせて欲しいものです。
口蹄疫(ヤフー検索)
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%B8%FD%C4%FD%B1%D6&st=n
鳥インフルエンザ(ヤフー検索)
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%C4%BB%A5%A4%A5%F3%A5%D5%A5%EB%A5%A8%A5%F3%A5%B6&st=n
[1594] 一箱一千五百円也のトマト「アメーラ」の正体 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 20:34 |
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- 八百屋の店先を通りがかると、一箱一千五百円のトマトがあるではないか。
産地は静岡県で名は「アメーラ」、何でも、静岡県の方言で「あまいでしょ!」を発音すると、「アメーラ」になるんだそうだ。「アメーズラ」なんてのも、将来できるのかな?
生産者は、「アメーラ会」なるものを作って、日々、研鑽を積んでいるんだそうだ。
この作り方は、養液栽培というもので、地元の静岡県農業試験場との共同研究の賜物なのだそうだ。
糖度は、普通のトマトの1.5倍から2倍。
こんなにhttp://www.amela.jp/saibaihou.html手間をかけて作るんだそうだ。
箱セットでなくて、バラ売りもあるんだそうで。
ところで、熊本県八代市には、「妻せつこ」http://www.tokyo-seika.co.jp/products/vege/3440_43_setsuko.htmlって名前のトマトがあるそうだ。
何でも、社長の奥さんの名前なんだそうで。
ちょっと、完熟トマトの場合は、逆効果のネーミングかもしれませんね。
たかかトマト、されどトマト、の時代である。
http://www.amela.jp/saibaihou.html
[1593] 青海省剛察縣の人民醫院と記者との一問一答。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 19:06 |
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- この大紀元のサイトhttp://www.epochtimes.com/b5/5/5/28/n936634.htmでは、大紀元の記者が、剛察縣の人民醫院に電話して、青海省での鳥インフルエンザの人感染疑惑について、一問一答を試みている。
記者-もしもし、剛察縣人民醫院ですか?
病院-そうです。
記者-あなたの病院の規模などを伺いたいのですが。
もし、伝染性の患者が来た場合、どのくらいの人数を収容できるのですか?
病院-どのくらいの人数を収容できるですって?
私どもの病院は、再編成されていて、10人程度の患者しか収容できません。
記者-10人の患者収容ですか。
では最近では、何人くらいの患者が来ましたか?
なぜなら、鳥インフルエンザがひどいと聴いたもんですから。
病院-今は、一時的には、患者はいませんよ。
記者-一時的に患者はいないですって?
病院-そうです。
記者-でも、すでに何人か、人が死んだと聞きましたが。
病院-鳥が死んだのですか?
記者-人がです。
病院-人が死んだ?そんなことはありえませんよ。絶対に。
記者-人が死んだなんてありえない?
そして、この病院が記者に言うには、病院では、これまでに、鳥インフルエンザにかかった人を扱ったが、すでに治して帰宅させてあげたという。
さらに病院側がいうには、「私どもの病院は、設備も限られていて、せいぜい10人、最大でも20人の鳥インフルエンザ患者を扱うことは出来ないのです。
現在は、鳥インフルエンザ感染患者は、ありません。
鳥島のほうは、鳥インフルエンザ感染の人はいるようですが。
私どもも、はっきりしたことはわからないのですが、警戒態勢にあることは確かです。
でも、現在は、鳥インフルエンザに感染した人は、発見されていません。
詳しいことは、青海省剛察縣のほうに聴かれたらいかがでしょう。」といった。
http://www.epochtimes.com/b5/5/5/28/n936634.htm
[1591] Re:[1590] 呉儀召還の隠された真実 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 15:52 |
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- なるほど、これは、うがった見方ですね。
これも例の看中国(シークレットチャイナ)ですか。
確かに、尋常でない何ものかが感じられますね。
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/25/115047.html
[1590] 中国の環境汚染 投稿者:とき 投稿日:2005/05/28(Sat) 14:57 |
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- 環境汚染による天然漁業の損失が36億元 2005/05/24(火)
http://news.searchina.ne.jp/2005/0524/general_0524_001.shtml
淮河:漁民「魚を食べる勇気ない」、深刻度増す 2004/10/06(水)
http://news.searchina.ne.jp/2004/1006/national_1006_007.shtml
漁業だけではないような。これはこれとして。
農民暴動もあったという情報が、反日デモに前後してあった。
そして、今日、軍関連のこの記事。
少壮軍人が胡錦濤主席に最後通牒 呉儀召還の隠された真実?(05/05/28 12:14)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d11115.html
口蹄疫と外交問題で、「何か」から目をそらさせられていないだろうか? H5N1型鳥インフルエンザはあくまでも鳥から検出。人間から確認されたとの情報は?
農民暴動鎮圧のための、軍による、生物兵器の使用の可能性をいまのところ否定できない。以下の記事はあまりにも異様さを感じます。
中国青海省:鳥インフルエンザで121人死亡 家族集団失踪(05/05/27 23:14)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d37714.html
こっちは、普通のニュース。
農業部:口蹄疫と鳥インフルエンザの状況発表
発信:2005/05/27(金) 17:30:14
http://news.searchina.ne.jp/2005/0527/national_0527_001.shtml
中国国内、何かが起こっている?
[1589] 「アンサール・アルスンナ」が斉藤昭彦さん死亡を、この映像を流し、暗示。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 14:17 |
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- イラクのイスラム教スンニ派の武装勢力「アンサール・アルスンナ」(Ansar al-Sunna)が「斉藤昭彦」さんがすでに死亡していることを、5月28日、サイトに画像を流し、暗示した。
これ
http://www.infovlad.net/terror_videos/0528200501.wmv
http://www.putfile.com/media.php?n=Akihiko-Saito
がその映像。
映像の中の時刻が正しいとすれば、第一段階は、5時38分で、第二段階は18時45分となっており、その映像の変わり目に一瞬銃声らしき音が聞こえているのだが。
関連サイトは、
http://www.infovlad.net/?p=124
のなかの「Hart Security: News」にある。
また、こちらのサイト
http://www.diggersrealm.com/mt/archives/001069.html
や
http://www.inthebullpen.com/も、情報が多い。
また、「アンサール・アルスンナ」サイトのミラー版は、こちらのサイトhttp://www.infovlad.net/mirror_alansar_alsunnah/ご参照。ただし、ここでは、映像はないようだ。
本物のサイトは、一時間毎にサイトが変わっているとのことだ。
このサイトhttp://www.infovlad.net/terror_videos/0515200501.wmvは、襲撃があったときの6分間にわたる映像だ。
http://www.putfile.com/media.php?n=Akihiko-Saito
[1588] 「インドで人感染 バベシア症で子供が死亡」とのProMEDの記事 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 12:12 |
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- アカデミズムがお好きの方には、ProMEDの記事からどうぞ。
この記事http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20050528%2D0060は、インドのTiruchyちかくのRamakrishnaで、4月半ばに、66人の子供が、マラリアの疑いの熱を出した。
数日後、9歳の子が死亡し、6人の子供が重態となった。
最初のマラリアの検査では、陽性を示したが、次の抗原抗体反応検査では、陰性を示した。
そこで、地区の300人の子供の血と、家畜の血を採取すると、 バベシア症(Babesiosis)の疑いが出てきた。
このバべシア症は、犬や家畜に多い病気ではあるが、たまに人にも感染する人畜共通の病気のようだ。
このサイトhttp://www.dpd.cdc.gov/dpdx/HTML/Babesiosis.asp?body=Frames/A-F/Babesiosis/body_Babesiosis_page1.htmのサイクル図示を見ますと、マウスとマダニの二つが絡んでいるようですね。
ま
ず、ダニがマウスを刺すとマダニの胃に寄生する「バベシア」という原虫が、スポロゾイト(Sporozoite)という種虫を、マウスに注入し、マウスの
赤血球の中で無性生殖をはじめ、それをさらにダニが吸って、これを今度は、人間をさすと、人間の赤血球の中でも増殖をし始め、今度は、人間同士の輸血の過
程で、人間間に伝染していくというもののようですね。
ご用心。
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20050528%2D0060
[1587] 昨日発行の「ネイチャー」は、鳥インフルエンザ特集 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 10:20 |
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- 今回に限り全部、フリーで、以下のサイトで見られます。
「 Avian flu: Are we ready?」
http://www.nature.com/news/2005/050523/full/435399a.html
「The flu pandemic: were we ready?」
http://www.nature.com/news/2005/050523/full/435400a.html
「Is this our best shot?」
http://www.nature.com/news/2005/050523/full/435404a.html
「What's in the medicine cabinet? 」
http://www.nature.com/news/2005/050523/full/435407a.html
「On a wing and a prayer」
http://www.nature.com/nature/journal/v435/n7041/full/435385a.html
「Controlling avian flu at the source」
http://www.nature.com/nature/journal/v435/n7041/full/435415a.html
「Bird flu spreads among Java's pigs」
http://www.nature.com/nature/journal/v435/n7041/full/435390a.html
「Avian flu timeline」
http://www.nature.com/nature/focus/avianflu/timeline.html
[1586] 読売新聞のBSE問題の伝え方 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/28(Sat) 08:31 |
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- 食安委の専門委員の先生方がご覧になったら絶句・感涙?するではないかと思う位の記念碑的社説を発見しましたので、ご紹介することにしました。
[米国産牛肉]「輸入再開の条件は整っている」 by読売新聞社説
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/5a09792b2ed183075997f40b417a6658
[1585] 中国・青海省で防疫関係者と家族が隔離との情報 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 08:08 |
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- ときさん。通りすがりさん。Chaosさん。
情報提供ありがとうございます。
日本の大使館も対応遅いですね。
こんなときこそ、中国側を厳しく問いたださなければならないのに。
小泉問題になどにかまっている暇なんか、無いですよね。
で、このサイトhttp://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/05/200505280240.shtmlは、例の「博迅」情報で、「青海省で、鳥インフルエンザの防疫に当たっていた三人が、突然いなくなったとの情報です。
、5月23日から27日まで、防疫に当たっていたようですが、その後、突然、隔離されてしまったようですね。
これら三人の家族や親戚も隔離されているようです。
隔
離者の名前は、(1)
尕旺姆(23歳、女性)と従妹(家は、コ令哈市にある。)その父母、(2)コ令哈曲珍(29歳、女性)と、従妹の同僚(家は、茶汗
河にある。)その夫と弟、(3)仁布多吉(33歳
男性))と従妹の同僚(家は、乌兰县希里沟&
#38215;にある。)その妻、
ということで、いよいよ、人感染の疑い、きな臭いですね。
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/05/200505280240.shtml
[1584] 外務省情報 投稿者:Chaos 投稿日:2005/05/28(Sat) 05:18 |
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- 通りすがりさん
Chaosです。
在中国日本国大使館のHPに載っていました。
「青海省における高病原性鳥インフルエンザの発生について」
これがソースと思われます。
http://www.cn.emb-japan.go.jp/jp/01top.htm
[1583] 外務省がアラート出したようです 投稿者:通りすがり 投稿日:2005/05/28(Sat) 01:06 |
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- 2ちゃんねるの世界情勢/東アジアnews+板の鳥インフルエンザスレッドに、中国在留邦人向けに外務省がメールを出したという書き込みがありました。ソースがソースだけに信頼性はやや?ですが、以下、その内容をコピペしておきます。
>青海省における高病原性鳥インフルエンザの発生について
>
> 1.今次発生の状況
> 中国衛生部は26日、次の通り発表しました。
> ・青海省の青海湖内にある鳥島にて死んだ渡り鳥から、鳥インフルエンザ(H5N1型)ウイルスが確認された。
> ・5月14日専門家を現地に派遣し、疫病の監視・予防措置を実施。
> ・5月25日時点で、人への感染は確認されていない。
>
> 2.これまでの状況
> 2004年1月から7月までに、中国において高病原性鳥インフルエンザは16省(自治区・直轄市)50カ所の発生が確認されました。家禽における感染が確認されており、人への感染は確認されていないとのことです。
> また、昨夏以降ベトナム、カンボジア、タイで死者が発生しているものの、人から人への感染は確認されていません。
>
> 3.日常生活上のご注意
> 中国に滞在される方におかれましては、日常生活上次のようなご注意をされるようお願いいたします。
> (1)手洗い、うがいなど通常の感染症予防対策を励行すること。
> (2)鶏舎等への立ち寄りを避けること。
> (3)生きた鳥(鶏等に限らず、鳥類一般)やその内臓への接触、生きた鳥を扱う市場への不用意、無警戒な立ち寄りを避けること。ウイルスに汚染された糞尿などから感染する可能性もありますので、生きた鳥を扱う場所にはなるべく近寄らないようにすること。
> (4)インフルエンザウイルスは加熱(70度で1分間)により死滅しますので、調理の際は十分な加熱、卵や調理道具は十分洗浄すること。
[1582] 既出情報ですが。 投稿者:とき 投稿日:2005/05/28(Sat) 00:31 |
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- 中国青海省:鳥インフルエンザで121人死亡 家族集団失踪
【大紀元日本5月27日】(05/05/27 23:14)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d37714.html
どこまで明らかになるかまだ疑問。
口蹄疫も急激な頭数増加による、未経験家畜の初度感染による発生でしょうから、もともとその地域にはウイルスが常在しているとみなければならない。
[1581] 農民暴動鎮圧に生物兵器もあり? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/27(Fri) 23:49 |
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- 中国の鳥インフルエンザは深刻だ 新型肺炎の影は再現する
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/27/115285.html
エキサイト翻訳
http://www.excite.co.jp/world/chinese/web/
『透明な情報 みんなの生命を確保する』
まず、流行がおこるとすれば、それはまず最初は中国国内なのですが。
口蹄疫もよほどいままで隠蔽していたようです。変異株がいくつも存在しているかもしれない。ワクチンの備蓄は、諸外国には無理です。株が同定できないのですから。
あとひとつ、あまり現実的でない想像ですが、オウムの地下鉄サリンというテロを経験した日本ですから、考えておくのも賢明かと。
それは、中国国内の農民暴動がかなり活発であったことはさまざまのメディアで報道されていましたが、可能性として、暴動鎮圧に、BC(生物化学)兵器もありかなということです。すこし考えすぎかもしれませんが。
しかし、特に生物兵器にいえるのは、それが、あきらかに武力鎮圧に見えない巧妙にしてまことに静かな手段になりえるということだからです。しかもだれがやったかもわからない。静かに弱体化を図ることが可能です。
しかし、それでも耐性があり抗体をつくって生き延びる個体がかならず残ります。(天然痘テロにしてもそうでしょう。) それがまた、次の感染源になってしまいます。
生物兵器としてばら撒かれたものに感染し生き残り、キャリアになった人間の存在。現実とならなければいいとひたすら願うばかりです。
国内情報の隠蔽体質があるところは、国が大きいところほど、人口が多いところほど、それが危惧されます。サーズやエイズがそれだとは思いたくありませんが、全く否定もできないようで。
正直、共産党一党独裁政権というのは、ソ連や東欧やカンボジアなどなど、過去暴かれた横暴な、人類に対する残虐な仕打ちを知るにつけ、恐ろしいことを苦もなく実行しかねないと思っています。
ともかく、隠蔽される以上、常に最悪を想定しておかなければならないと思います。いまはもう人の交通に制限もできず、キャリアを確実に見つけることもかな
わず、終戦後の引揚者を検疫期間を設けて様子をみたようにすることもできず、自由往来が原則ですから、「風土病」はほとんどすぐ「疫病」になると思ってお
く必要もあります。たちまちのうちに、うんと重い症状が出るようであれば、すぐわかり、気付かぬうちの広範囲のまん延をわりと早い段階で防げるのですが。
潜伏期間が長いものは、それだけ気付くまでの間に感染を拡げてしまうことにもなります。さて、100年に1、2回は流行するはずですから、そろそろ覚悟が
必要と思います。
[1579] やっと、人民日報 投稿者:とき 投稿日:2005/05/27(Fri) 22:41 |
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- グーグルニュース
http://news.google.co.jp/nwshp?hl=ja&gl=jp
口蹄疫と鳥インフルエンザの感染状況 農業部
人民網日本語版 - 1時間前
農業部獣医局の賈幼陵局長(中国国家首席獣医官)は27日午後、国務院新聞弁公室が開いた記者会見で、中国大陸部でアジア1型口蹄疫が、青海省で鳥インフルエンザがそれぞれ確認された問題について、関連状況を説明し ...
鳥インフルエンザで渡り鳥1000羽以上死ぬ=中国当局者 ロイター
北京郊外で口蹄疫、青海省で鳥インフルエンザ・中国 日本経済新聞
朝日新聞 - 中国情勢24 - 読売新聞 - nikkeibp.jp - 関連記事 8 件 »
口蹄疫と鳥インフルエンザの感染状況 農業部
「人民網日本語版」2005年05月27日
http://www.people.ne.jp/2005/05/27/jp20050527_50416.html
中国の3地域で新たに口蹄疫感染牛を発見=農業省
2005年 05月 27日 金曜日 18:47 JST
http://www.reuters.co.jp/newsArticle.jhtml?type=worldNews&storyID=8626409
鳥インフルエンザで渡り鳥1000羽以上死ぬ=中国当局者
2005年 05月 27日 金曜日 20:09 JST
http://www.reuters.co.jp/newsArticle.jhtml?type=worldNews&storyID=8626799
Yahoo!ニュース-中国
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/china/
ProMED情報
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi
中国 - トリインフルエンザ( 2005/05/26 )
中国 - 口蹄疫 ( 2005/05/26 )
オ
リンピックを本気で開催したいなら、感染症情報をすべて公開して、危険度の高いもののワクチン接種後に、訪中するという手続きをとらなければ、命がけのこ
とになるともいえなくはない。あまり、部外者が立ち入らない地方へは行かないほうが良いだろう。どんどん新参者が入り込んでも、何事もないところはまだ大
丈夫そうだが。
おそらく、サーズもまん延常在地域があるはずだ。(新参者が入って罹患する。その段階ではいわゆる「風土病」。)
[1578] 狂犬病の放置状態から類推するに 投稿者:とき 投稿日:2005/05/27(Fri) 21:58 |
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- ほかのウイルス感染症もおそらくいっしょだと思います。
たいていの病原ウイルスは、ヒトも家畜も愛玩動物も、おそらく自然放置状態になっているのだと、考えておかなければならないと思います。感染症は常に最悪を想定しておいて、そこからレベルを調整しなければ、想定外のことがおこったとき、もはや対策が無理になるからです。
しかし、バイオハザードであると同時に、モラルハザードでもあるのに、それの自覚のない国は、正直、国といえるのかどうか、良識を疑います。ほかのことに
関してどうこう言うつもりはありません。戦争と疫病、両方とも、人類にとって歴史的に同等の重大な事柄という認識にかけているのでは?
まあ、歴史を平気で捏造する、あるいはニセモノが堂々と横行する国に、何を言ってもムダなのでしょう。大変な隣人をもったものです。(大変でないということも、あらゆる国際社会をみたとき、ありえないのでしょうが。)
中国:狂犬病に注意〜咬まれたらすぐ医療機関へ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2005C107
外務省が提供する感染症(SARS・鳥インフルエンザ等)関連情報について
http://www.anzen.mofa.go.jp/sars/sars.html
(ゆっくりとしたもんです。邦人の被害者死者がでないうちは、次のステップへ移れないのでしょうか。旅行者、観光客はほとんど楽観的で、ろくに情報を収集しない。人任せで、だれかが知らせてくれると思い込んでいますね。)
[1577] Re:[1575] [1572] [1571] [1568] 「外部から入った人がバッタバッタ死んでいる。」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 21:35 |
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- ときさん。
なるほど、この「外部から入った人がバッタバッタ死んでいる。」が、この前のProMED-Mailで報じられた6人というわけですか。
となると、フェーズが一巡すると、ひどいことになりそうですね。
[1576] 北京の口蹄疫の発生時期? 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/27(Fri) 21:33 |
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- 中国農業部は27日午後、記者会見では5月上旬には新疆ウイグル族自治区と北京市・延慶(えんけい)県でも流行。
http://news.searchina.ne.jp/2005/0527/national_0527_001.shtml
ProMed-mail 国際感染症学会メーリングリストでは、「万里の長城の北方田園地帯にあるDabailou村の住民によると、2005年4月末の疾病確認以来ウシ2000頭が処分されたという」
http://sank100.exblog.jp/
[Moderator JW注:FMDがヒトや馬に感染しないからといって、報告に透明性を欠けば、ヒトや他の動物疾患の報告にまで疑問を広げることになる。]
[1575] Re:[1572] [1571] [1568] 鳥インフルエンザ感染の渡り鳥は、インドと中央アジアから飛来と発表 投稿者:とき 投稿日:2005/05/27(Fri) 21:18 |
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- 外から入った鳥(それまで未経験)が、ある地域に入り、ばたばた死ぬ。それが目立つ。ということは、外から未経験鳥が入らなかったら
目立たないということです。そこにはもうすでに、ウイルスと共生した鳥しかいないということです。全部キャリアとみなしておかなければなりません。じゃ
あ、そこの人ではどうか。普通はなかなか種の壁を越えません。ところが、人でもそれが起こっている。外部から入った人がバッタバッタ死んでいる。
トリヒト感染ではなく、ヒトヒト感染の可能性のほうがはるかに高い。野鳥の現象と同じことが、ヒトでもおこっていると考えざるを得ません。
今後は、そのような地域の住民の移動をいかに規制把握していくか、そのような地域に外部からどのように入っていくか、それの検討が必要です。
しかし、ウイルスを地域に限定させておくということは、現実不可能です。そのためには、とにかく、どのようなウイルスがどの地域に存在しているのか、きち
んと調査し迅速な公表が必要です。エボラやマールブルクはわりと人口の希薄なところでヒトの移動が把握しやすいのだと思いますが、中国は基本的に、公衆衛
生学に関しては信用してはならないと思います。
人権意識が薄い分、なおさらタチが悪い。
[1574] Re:[1573] ここでは、フェイズ5から最終段階のフェイズ6段階に来ているといっていますね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 20:47 |
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- なんせ、人が死んでいるのかどうか公式発表が無いのですが、死んでいるのは、渡り鳥であって家禽ではないというのも、腑に落ちないし。
このサイト「Final Phase 6 Bird Flu Pandemic in Qinghai China?」http://www.recombinomics.com/News/05260504/H5N1_Qinghai_Phase_6.html
では、すでに、フェイズ5からフェイズ6の段階にまで来ているといっていますね。
[1573] 三桁の死者が出ているのなら、新型インフルエンザでは? 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/27(Fri) 20:40 |
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- 笹山さん、ときさん
すでに死者が130人余りも出ているなら、鳥インフルエンザのトリ→ヒトへの感染だけでなく、ヒト→ヒトの感染が主になっているのではないでしょうか。
既に、新型インフルエンザというべき段階、フェーズ2=新ウィルスが、ヒトからヒトへと広がり、少なくとも、ひとつの国または、ひとつの地域で、いくつかの感染拡大が認められた時期ではないでしょうか?
[1572] Re:[1571] [1568] 鳥インフルエンザ感染の渡り鳥は、インドと中央アジアから飛来と発表 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 20:16 |
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- ときさん。
「どこで死んでるかが問題」ということなんですね。
なんか、あらゆる中国情報が信じられなくなってきましたね。
あれほど否定していた北京郊外の口てい疫が、今日は、いつの間にか、認められていたり。
この分では、鳥インフルエンザの人感染発表も間近いのではないでしょうか。
そのときは、すでに遅し、といった状態でしょう。
[1571] Re:[1568] 鳥インフルエンザ感染の渡り鳥は、インドと中央アジアから飛来と発表 投稿者:とき 投稿日:2005/05/27(Fri) 20:06 |
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- 渡り鳥がどこから飛来したかは問題ではないと思います。どこで死んでるかが問題です。死んでいる地域の周辺で初めて感染をうけて死亡
したのですから。むしろ、生き残りが、どこへ渡っていくかが重大問題です。飛来先で感染を拡大させるのですから。(春と秋は方角が逆になりますね。)
つまり、中国国内で死んでいるのなら、そこが感染源の宿主が存在するところでもあり、おそらく、もはや死ぬこともなく、その「初めて」かかったとき強烈な
感受性反応を起こすウイルスとすでに共生している地域があるということにもなります。それがいわゆる「風土病」のレベルですが、急速に拡大流行しはじめた
とき「疫病」なるということは公衆衛生学の教科書の定番です。
中国は誤った情報や、よそへすり替えするような紛らわしい情報を平気で出すようです。やはり問題は、中国国内の感染症原因ウイルスのまん延が、ウイルスの種類や広がりが明確になっていないことにあります。
本当に、ちょっと過激に考えたら、中国は封鎖して、ヒトを含め、あらゆる動物の徹底的な疫学調査が必要だと思います。(まず、無理ですね。)
サーベイランスもまともに機能しないところに、総括的な感染症対策などあるはずもない。まず放置したまま、罹っても、生きるものは生きて死ぬものは死ぬと
いうまま放っておかれてるようなものだと思います。疫病に関しては、「万人の万人に対する自然状態」のままでしょう。対策するのはおそらく実利に差しつか
えるときだけでしょう。
だから、おそろしいのです。罹ったことのない渡り鳥が、その地域にはいっただけで、そこにいる鳥はもうへっちゃらになっているのに、ばたばた死ぬようになっている。渡り鳥は全部死ぬわけではなく、生き残ったのがウイルスを運んでいく。そして国境を越えて拡大。
人間の場合も理屈は同じ。ウイルス感染症は、隠す国は、うつされる側からみたら、まさに未必の犯罪国家です。
[1570] Re:[1569] カメイ、北欧からの牛タン輸入を検討 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 19:29 |
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- 北欧諸国の1987年以来のBSE発生状況は、http://home.hetnet.nl/~mad.cow/BSE1.htmでは、スウェーデン--0、 デンマーク--14、フィンランド--1、ノルウェー--0、アイスランド--0 ということで、パーフェクトというわけでは、必ずしもないようですね。
[1569] カメイ、北欧からの牛タン輸入を検討 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/27(Fri) 18:59 |
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- http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20050519c3b1904w19.html
「ノルウェーなど北欧諸国からの牛タン輸入」って、あとどこでしょうね。
http://birdview.exblog.jp/i2
↑のブログに商社の卸し先などありますね。
[1568] 鳥インフルエンザ感染の渡り鳥は、インドと中央アジアから飛来と発表 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 18:59 |
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- http://pshweb02.881903.com/apps/news/html/news/20050527/2005052717060538500.htm
によると、中国当局の農業部獸醫局局長賈幼陵氏によれば、青海地区で鳥インフルエンザに感染し死亡した渡り鳥は、インドと中央アジアから飛来したものであると発表した。
また、山東省と江蘇省の後、新疆,北京及び河北で発生した口てい疫については、すでに、四千三百頭の牛を殺処分したと発表した。
中国の農業省農業部獸醫局局長賈幼陵氏と記者団との一問一答はhttp://big5.ce.cn/xwzx/gnsz/gdxw/200505/27/t20050527_3927315.shtmlをご参照
http://pshweb02.881903.com/apps/news/html/news/20050527/2005052717060538500.htm
[1567] アメリカBSE問題で、あのR-CALFが。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/27(Fri) 18:38 |
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- 海外食肉情報さんというブログ
R-CALF、モンタナ州米連邦地裁の 略式判決に異議申し立てhttp://www.doblog.com/weblog/myblog/33998/1411359#1411359
いろいろと米国の面白い情報が書いてありますので。
※注)私自身はまだ内容のソースを確認しておりません
虹屋さんこんにちは。
米国の勝利として押し売りされても、その安全性に関していえば、消費者には、農務長官の言い分がしらじら〜、と、虚しく聞こえるということです(^^
[1566] 中国の鳥インフルエンザによる死亡の鳥の数は、一千羽をこえた!!! 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 17:39 |
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- 今日の中國國家首席獸醫官、農業部獸醫局局長賈幼陵氏の発表によると、青海省地区での鳥インフルエンザによる渡り鳥の死亡数は、一千羽を超過した。
http://pshweb02.881903.com/apps/news/html/news/20050527/2005052715205818600.htm参照
また、このサイトhttp://news.sina.com.cn/c/2005-05-27/15586768584.shtmlによると、中国当局獣医責任者は、近い将来に、中国内地において、口てい疫病が蔓延する可能性が高いと警告し、すでに、新疆で75頭、北京で252頭、河北省で512頭の感染を確認しているという。
[1565] Re:[1558] OIE:実質的には検査を求めることが可能とも解釈できる内容 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/27(Fri) 17:01 |
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- > OIE決定に「勝利宣言」=米農務長官
>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050527-00000125-jij-bus_all
> ジョハンズさんの声が、日本の消費者には虚しく響きますね。
アメリカ側から見れば、去年35万頭を検査して一頭も見つけなかったやり方を続ければ、「患畜や疑わしい牛」は今後も一頭も出ないから、何の影響も無いということではないでしょうか。
BSE
感染牛の牛肉は食用にすべきではないという立場なら、ステータスと無関係な品目に牛肉を入れること自体が無理。SRM除去、汚染防止さえ完璧に行えば、
BSE感染牛の牛肉も食用にできるという米国の考えに沿って、飼料規制の実態=BSEの感染拡大、発生などリスクステータスがどうであれ、無関係に無条件
に貿易できる品目に牛肉が入ったのだから、米国から見れば勝利ではないでしょうか。
20ヶ月齢除外は日本の飼料規制の状況から「20ヶ月齢以下
で検査陽性例が見いだされるとしたら、その(病原プリオン)蓄積量は検出限界に近いと考えられる。」という事が根拠ですから、飼料規制の実態=プリオンの
蓄積可能量などと無関係に牛肉の貿易が可能なら無意味です。この規制は粉砕できるから、その点でも米国の勝利ではないでしょうか。
[1563] Re:[1546] [1542] インフルエンザの迅速簡易診断キット 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/27(Fri) 16:22 |
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- 根本先生、
03-5253-1111 厚生労働省結核感染課にお電話して伺ってみました。(ご回答 田村さま)
タ
ミフルのほうは中外と詰めて、1000万人分?だかの在庫をもってもらい、その他は各自治体などで備蓄を、という形でやってきましたが、簡易診断キットの
ほうはそういった形態がまだ出来ていない。新型インフルエンザはいつどこで勃発するかわからないので、シーズンに関係なく、確かに考えなければならない。
国のほうから、メーカーのほうにすぐ増産しろとか、(有効期限などもあり)病院に買えとはいえないので、何がしか対策を考えなければならない、とのことで
した。
ということで、キットのほうも、これから考えなければなりませんね。
なお、121人の件は耳にはされておられるようです。
[1562] アメリカさん、牛肉の代わりの食材出して! 投稿者:プリオン嫌い 投稿日:2005/05/27(Fri) 15:11 |
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- BSEの元凶、牛肉の異常プリオンたん白質は今までの病原体O−157やビブリオ菌よりも
危険です、脳がスポンジ状態になるヤコブ病(BSE)はこのプリオンたん白質によるものだけど、
O−157やビブリオ菌は60〜70℃で滅菌できますが、プリオンは150℃でもタンパク質だから分解しません。
とてもタフな病原体なのです。
理科の実験を覚えていますか?、水の最高温度は100℃、つまりプリオンは普通の調理方法では
その性質を失わないんですよ。食材のターミネターといっても過言ではありません。
シュワちゃんゴメンなさい・・・m(_ _)m
ちなみに厚さ1.5cmのステーキを横に2枚に切って真ん中に温度計をはさんでこんがりウエルダンで焼いてみました。
138.6℃・・・プリオンは元気です・・・。
だから・・・牛肉は危険なんですよー、子供も孫も美人のおネーさんもBSEで頭スポンジに
なってしまう困った食材なんです!。
牛肉の代わりになるの食材を輸入しないとみんなBSEで頭スポンジになります。
アメリカの意見聞かせてください!。
[1561] 看中國続報5/26 投稿者:とき 投稿日:2005/05/27(Fri) 14:01 |
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- アジア時報:中国は疫病発生の情況の新型肺炎の後で鳥インフルエンザの最大で衛生的な挑戦が発生する
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/26/115197.html
↓これも気になるニュース。在中国の邦人も人質でしょうかね。
大陸の家族は人質だ!郭国の水辺の平地の出国の前でかつて反対にひっくり返って脅しを受ける
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/25/115151.html
これも。
米国は15のステルスの戦機を派遣して韓国に行く
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/26/115241.html
エキサイト翻訳
http://www.excite.co.jp/world/chinese/web/
(なかなか奇怪な翻訳で、読み取るのに骨が折れます。もう少し優れたのがあれば助かりますが。)
[1560] 日本食糧新聞が一番詳しいですね。(OIE) 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/27(Fri) 13:45 |
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- 農水省は27日、パリで開かれているOIEの総会について概要を公表した。無条件に貿易できる品目に骨なし肉を追加したが、「ピッシ
ングなどを行わない」ほかに@患畜や疑わしい牛由来でないASRMによる汚染防止が行われていないB30ヵ月齢以下の牛由来である、を必須条件として加え
た。日本は当初、肉自体を品目に追加することに反対していたが、WHOの勧告である「BSEの患畜をフードチェーンに入れない」との整合性をとりながら、
3つの条件をつけることを主張、韓国、インドネシア、ロシアなどの支持を得た。米国などは3条件を加えることに反対したという。
(略)
農
水省の関係者によると、患畜や疑わしい牛由来でない点を明確にしてあるので、現在、食安委に諮問している「20ヵ月齢以下の牛肉を輸入」の考えを変える必
要はないという。疑わしい牛の定義は同居牛、同じ飼料の摂取などが想定されているだけで明確になっておらず、当事で決めていくという。
http://www.nissyoku.co.jp/
[1559] Re:[1557] 楽観論と悲観論とが交差するオーストラリアの人感染・鳥インフルエンザ対策 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/27(Fri) 12:59 |
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- 笹山さん
>三ヶ月でオーストラリア・ニュージーランド全国民ワクチン供給可能のようです。
日本の対策報告書では「ワクチンの生産には最短でも半年程度必要」とあります。製造方法がちがうのでしょうか、新型インフルエンザのウイルスを弱毒化などしてワクチン株を選び出す期間を含めると半年程度ということなのでしょうか。
WHOでは3ヶ月ほどで世界中に拡がると見ていますから、当初はワクチンなしで対処しなけばならないということですね。
[1558] OIE:実質的には検査を求めることが可能とも解釈できる内容 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/27(Fri) 12:13 |
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- NHKの報道です。
BSEの国際安全基準 改正へ(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/knews/news/2005/05/27/t20050527000044.html
BSE
の国際的な安全基準の改正で、「牛肉は安全だ」として無条件で輸出入できる品目に指定されることになりました。しかし、日本などの主張を受けて「BSEに
感染した牛を除く」などといった条件が付けられ、実質的には検査を求めることが可能とも解釈できる内容になっています。(05/27 08:37)
OIE決定に「勝利宣言」=米農務長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050527-00000125-jij-bus_all
ジョハンズさんの声が、日本の消費者には虚しく響きますね。
[1557] 楽観論と悲観論とが交差するオーストラリアの人感染・鳥インフルエンザ対策 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 11:50 |
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- 虹屋さん。
オーストラリア・ニュージーランドへのこの時期の渡り鳥ルートは、このサイトhttp://www.deh.gov.au/water/wetlands/publications/wa11/year.html
http://yaleglobal.yale.edu/display.image?id=2228
のようですが、一部、タイ・ヴェトナムを掠める帰還ルートがあるのが気がかりですね。
一方、人用感染ワクチン対策ですが、三週間から3ヶ月以内完備という記事が多いようですね。
この記事http://www.theage.com.au/news/National/Melbourne-hatches-flufight-strategy/2005/05/12/1115843310706.htmlのメルボルンのCSLという会社http://www.csl.com.au/では、三種混合ワクチンの製造に大童ということですが、ここでも、いったん敷いた増産体制を、フランスからのワクチン供給に支障が生じたために、更なる増産体制を敷いたとしていますね。
ここでも、三ヶ月でオーストラリア・ニュージーランド全国民ワクチン供給可能のようです。
[1556] Re:[1536] [1529] 青海省では4月にヤクの大量死 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/27(Fri) 11:15 |
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- 笹山さん。ご教示有難うございます。
カモ類の腸管に常在するインフルエンザ・ウイルスが、宿主を拡大することで、インドガンや
人での発症、新型ウイルスというわけで、青海省で渡り鳥で死亡が発見された時期に大型哺乳類でも同様の大量死が見られた。渡り鳥も、最初は環境破壊とかい
われウイルスは否定されていたので、何か続報はないかと・・
今回、青海省で発見されているカモ類以外の鳥への宿主拡大、起きているかもしれないヒトへの拡大というインフルエンザ・ウイルスの変異を推進しているのは何なのか?ときさんのいう「ウイルスが悲鳴」の背景は??
ところで、インフルエンザのワクチン、2005/6の冬のワクチンはこれまでどおりなら、「3月下旬〜4月上旬に次シーズンのワクチン株を選定する。感染
研はこれを厚労省健康局長に報告し、
それに基づいて厚労省医薬局長(現医薬食品局長)が決定して6〜7月に公布」。そろそろ、タイムリミットのはずですが、新型インフルエンザらしきものが出
現したらワクチン製造能力をどう割り振るのか、新型インフルエンザ対策報告書(平成16年8月)では触れられていませんね。
また、南半球がインフルエンザシーズンですが、あちらの状況は?
[1555] Re:[1554] OIE基準緩和と、EUのホルモン牛肉問題からの教訓 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 11:12 |
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- OIE基準と、国内基準との乖離の問題では、アメリカとEUとのホルモン牛肉をめぐる紛争事例が、大いに参考になりますね。
この問題が勃発したのは、1985年12月で、EUは、消費者の不安等を理由にホルモンを使用した食肉の輸入を1988年1月から禁止することを決定したのですね。
こ
れに対して、米国は、EUの決定は、科学的根拠がなく、旧TBT協定第7.2条違反であるとしてガット第23条協議を要請したのですが、EUは、1989
年1月から肥育ホルモン剤を使用した食肉の輸入を全面禁止したので、米国は、同年1月より通商法301条に基づく制裁措置(牛肉、トマト調整品、コー
ヒー、アルコール飲料、ペットフード等に対する100%の関税引き上げ発動したことで、アメリカとEUとの間のホルモン牛肉戦争が始またということです
ね。
で、ここでいう、旧TBT協定というのは、いまのTBT協定(貿易の技術的障害に関する協定)とSPS協定(衛生植物検疫措置の適用に関する協定)とが、ウルグアイラウンドで分離する前の段階のもので、この中に、今のSPS協定であつかう問題も入っていたということです。
これらの二つの協定は、もともと、旧TBT協定だったという意味で、シスター・アグリーメント(姉妹協定)とよばれているようですね。
こ
のTBT協定違反で槍玉に挙げられるのは、ISO基準を守っていない工業製品ということで、このISO基準は、厳し目で、むしろ、輸出国にとっては、厳し
いハードルであるのに対して、SPS協定違反は、OIE基準のように、ゆるめになれば、輸出国にとって、イチャモンをつけやすい状況になるというわけです
ね。
で、本来、コーデックス基準というのは、このTBT協定ともSPS協定とも、両方にわたるべきものなんですが、コーデックス規格のTBT協定
にかかわる部分は、「一般の食品表示」「品質に関する条項」「栄養に関する条項」「上記に関する分析サンプリング法」の部分ということで、ほとんど、影が
薄いという感じですね。
こんなわけで、結局、農産物輸入大国であり工業品輸出大国の日本にとっては、このシスター・アグリーメント(姉妹協定)は、TBTもSPSも、どちらも厳しいものになってしまうという運命にあるようですね。
ですから、ひょっとして、アメリカ牛肉問題がこじれて、アメリカからの経済制裁の槍玉にあがりそうな工業製品業界であって、TBT協定違反に引っかかりそうな業界は、意外と、このアメリカ牛肉輸入問題に、畑違いでも、ご関心が強いかも知れませんね。
いったい、どの業界ですって?
[1554] OIEのBSEコード改正会議 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/27(Fri) 09:20 |
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- BSE基準一部改正で基本合意、日本などの主張通る(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050526i216.htm
読売の社説[米国産牛肉]「輸入再開の条件は整っている」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20050526ig90.htm
社
説を書こうともあろう方がGAOの告発とか検査官組合の告発、EUのGBR評価とか、タイソン労組の告発とか、米国の数々の問題点において情報不足なのか
しら、恥ずかしくないんですかね。新聞読まないのかしら。。「(OIE)は、骨を取り除いた牛肉について、無条件で輸出入を認めることを、週内に決める見
通しだ。」適当なこと書いてるし。社説は、新聞の顔なんですよね。他の記者さんがお気の毒ですね。
「骨なし肉は安全」 国際機関がBSE基準緩和へ(朝日)
http://www.asahi.com/special/bse/TKY200505260307.html
「BSE感染牛でなく、脳や脊髄(せきずい)などの特定危険部位に触れていない、などの条件」(朝日)
「<1>BSEへの感染や感染のおそれのある牛は除く
<2>危険部位への接触防止措置を取る――などの条件」(読売)
さぁ、この重要な証明、どうするんでしょうか。
新基準は実質先送り OIE、BSE対策で(共同)
http://kumanichi.com/news/kyodo/international/200505/20050526000455.htm
牛肉輸入基準、緩和で大筋合意(日経)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20050527AT1F2601Q26052005.html
「感染牛でない」という重要要件を書いてないですね。
毎日はこれから報道の模様です。期待。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/disease/
食品安全委:輸入牛肉のBSE安全チェックは議論の対象外
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20050527k0000m020083000c.html
BSE新基準決議しOIE総会閉幕へ 日本は反対票(産経)
http://www.sankei.co.jp/news/050527/kei059.htm
[1553] 中国・青海省の人感染鳥インフルエンザについての情報管制について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 09:16 |
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- このところ、中国・青海地区での鳥インフルエンザに夜人間死亡情報をネット上に流している「博迅」だが、その現地取材者が書いたのが、以下のサイトだ。
このサイトhttp://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/05/200505261520.shtmlによると、青海地区で発生しているものと思われる鳥インフルエンザの人感染・死亡については、中国当局の情報管制が敷かれていて、マスコミなどの伝える公式情報は、すべてコントロールされたもので、真実を表していないという。
電話によるインタビューも、具体的な情報を得ることはできないとしている。
メディアは、わずかな情報しか公開していないという。
ただひとつの方法は、現地に足を踏み入れることであるとしている。
博迅の情報は、9人のスタッフで現地に入り込み、つたえている。
検問で没収されるのに備えて、二台のカメラを携行して入るという。
現地の状況はというと、住民は、ばらばらに隔離されているという。
もし、現在の青海の真の状況を知りたいと思うなら、公式発表の情報は信じないで、青海地区に入って、住民の話に耳を傾ければ、その住民の親戚が今どのような状態になっているかがわかるという。
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/05/200505261520.shtml
[1552] 文化庁さんのサイトが「著作権侵害」だそうで。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 07:50 |
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- http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0505/26/news031.html
によりますと、文化庁さんの著作権関連サイト「著作権契約書作成支援システム」のトップページ上下に表示されていたイラスト。Mac OS Xに標準で付属する「テキストエディット」のアイコンhttp://images.apple.com/jp/articles/dtp/panther/images/dtp_p07.gifにそっくりだったというのだ。
肝心のところhttp://www.bunka.go.jp/1tyosaku/c-system/img/top_image.gifは、すでに文化庁さんのサイトからは、削除されているので、今は見ることはできないのだが、このようなアイコンhttp://image.itmedia.co.jp/news/articles/0505/25/sk_bunka.jpg
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0505/25/news087.htmlなんだそうである.
左がアップルのPanther製品情報ページで紹介されているテキストエディットのアイコン、右が文化庁サイトのイラストだ。
「著作権契約書作成支援システム」ならぬ「著作権侵害支援システム」となったようで。
だから、業者任せにするなっつうの!!
文化庁さん。
と思ったら、文化庁さんのトップページにこんな文言が。
「文化庁ホームページについて
このホームページに掲載されているすべての情報は,文化庁が著作権を有しています。法律で認められたものを除き,無断で転用・引用することを禁じます。
文化財の紹介のページに掲載されている情報のうち,写真資料については,それぞれ併記された提供元の協力により掲載されています。」
http://66.102.7.104/search?q=cache:PysoCZ1gVi4J:www.bunka.go.jp/1tyosaku/c-system/+%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E5%A5%91%E7%B4%84%E6%9B%B8%E4%BD%9C%E6%88%90%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0&hl=ja&client=firefox-a
[1551] Re:[1550] [1543] やっと読売新聞が反応 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/27(Fri) 06:41 |
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- おはようございます。
マスコミには「あおるな」という不文律があって、記事かいてもキョクチョーとかに止められてしまうことが
あるようですが、ネットでこれだけ情報が飛び交い、言葉の壁がなくなる現在、その不文律によって、かえってますます事態を悪くするように思えますね。それ
から、パニックは「情報統制されている」と感じることでも生まれますね。憶測を呼びますから。
それと、「あおるな」というのと「まるっき
り情報を報道しない」というのはやはり違うと思います。また、「情報を入手している」割には、報道しないというのはどうだろうか?「国が発表しなければ報
道できない」のであるならば、例えば、SARS事件の場合、他国が自国民を撤退させているときに、国は、中国を立てて、「信用する」とかいって、「現地日
本人の安全確保を放棄」してましたが、あの轍を再度踏むということでしょうか。http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7663/gaimushou.html
BSE報道からして多くのマスコミへの信頼感がなくなりましたが、ぜひ名誉挽回していただきたいところです。
。。報道しないところは、もしかして体質がNHKみたいなのかしら。だったら中の記者さんも本当に大変ですね。
[1550] Re:[1543] やっと読売新聞が反応 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 23:59 |
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- まりちゃんさん。
今回も読売新聞さんですか。
この前の北京口てい疫疑惑報道も、読売さんだったから、他の新聞社に比べれば、いいほうなんでしょう。
それにしても、灯台もと暗しですね。
[1549] Re:[1548] バイオテロはヒトばかりでなく 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 23:56 |
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- ときさん。
サイトhttp://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/26/115185.htmlの紹介ありがとうございました。
青海省の通行止め写真を見るのは、このサイトが初めてですね。
これが5月22日と書いていますから、このあとは、もっと切迫した映像なのかもしれません。
第一、カメラマンが帰れたかどうか、すら、よくわかりませんものね。
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/26/115185.html
[1548] バイオテロはヒトばかりでなく 投稿者:とき 投稿日:2005/05/26(Thu) 23:49 |
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- 時として、敵側の食料としての家畜を狙うときもある。
予備知識として。感染症の隠蔽や放置は、消極的なバイオテロに等しい。
忍び寄るバイオテロ NHKブックス 山内 一也 (著), 三瀬 勝利 (著)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf141.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140019611
人獣共通感染症 第123回 アグロテロリズム(農業テロ)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf123.html
牛海綿状脳症(BSE):連続講座 人獣共通感染症 Index
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/ProfYamauchi.html
[1547] Re:[1542] このサイトのほうがお気楽そうで 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 23:42 |
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- 根本 正 さま。
はじめまして。
まずは、お気楽にどうぞ。
1と2についてはどなたかお答えいただきますれば幸いです。
トリアージタッグhttp://www.city.inuyama.aichi.jp/fire/amb/tri.htmlというのは、尼崎鉄道事故のときにやっていた、紙の色わけで、患者を分類していくあれですよね。
で、3と4についてなんですが、これは、ブログの「鳥インフルエンザ・ワクチン皆接種構想(universal vaccination plan)の再浮上」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=199のほうで書いたことなんですが、この構想では、「供給側が、フルの需要に備える供給体制をとっても、必ずしも、それに見合う需要が、以後も継続的に発生してくるとは限らないので、供給側に過大のリスクが生じる」から、政治が何とかせいという話だったのですね。
で、むしろ、皆接種制にすれば、パンデミックであろうと無かろうと、定常的なワクチン需要が発生するので、社会的なリスクは、かえって減るのではないのかというご主張で、私個人としては、一理あるなと思いました。
で、そのブログでの結論は、まず介護関係者の鳥インフルエンザ・ワクチン皆接種から始めれば、その効果は大きいのではないか、という提案にとどめました。
ただ、その場合も、では、皆接種をインフォームドコンセントなしでやれるものなのかどうなのか、というのが、大いなる疑問でした。
ですから、ここの部分は、超法規的に許されるようにしなければならないものと思われます。
「サマリア人法的救済規定」というものが必要なのではないでしょうか。
Global Immunization Strategy http://www.paho.org/English/DD/PIN/pr050525.htm
という考え方もあるようですね。
http://www.vaccinationnews.com/Opening.htm のサイトが詳しいようで。
タミフル耐性というものは、このサイトhttp://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/H5N1Assessment-JPN.pdfの5ページあたりでは、やはりあるような話ですね。
「オセルタミビルに対して耐性のウイルス株が、地域社会内に出現し、広がって行くことがもしあるとすれば、それは、A/H5N1 亜型インフルエンザの予防および感染制御に対して、重大な意味を持つことになる。」と書いてあります。
これは、一番恐ろしいことであると思いますね。
おっしゃるように、「これは全て「カネ」で解決できる問題です。」とは、真実ですね。
しかし、高度成長国中国では、できていない。
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/H5N1Assessment-JPN.pdf
- 根本先生、こんばんは、
>3,インフルエンザの迅速簡易診断キッ
トは「季節もの」であり、現在ほとんど国内に「在庫」はないはずです。当院においても残りは50検体分くらいしかなくそれ以上は次のシーズンまで入ってき
ません。このキットがないと迅速な診断は不可能です。誰かが検査キット製造会社に「作れ」と指示してくれるのでしょうか?
明日、厚生労働省に電話して状況をきいてみまーす(^^
笹山さん、MassGraveのサイト、ありがとうございました。
言葉にできないです。
[1545] 传中国发生多种疫情 外界关注(组图) 投稿者:とき 投稿日:2005/05/26(Thu) 23:33 |
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- 传中国发生多种疫情 外界关注(组图)【看中国2005年05月26日报道】
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/26/115185.html
ウェブページ翻訳
http://www.excite.co.jp/world/chinese/web/
食料問題にもなるか? 羊毛は?カシミヤは?
[1543] やっと読売新聞が反応 投稿者:とき 投稿日:2005/05/26(Thu) 23:23 |
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- 鳥インフルエンザで121人死亡?…中国当局は否定
【北京=末続哲也】渡り鳥の鳥インフルエンザウイルス(H5N1
型)感染が確認されていた中国内陸部の青海省で、「4月以降、渡り鳥のH5N1型ウイルスが人に感染し、121人が死亡した」との未確認情報が26日、海
外の一部ウェブサイトに流れ、中国当局が急きょ、この情報を全面否定する一幕があった。
この情報は、青海省の関係者が明らかにしたとさ
れるものだが、信ぴょう性は不明。これに対し中国衛生省は同日、25日現在で鳥インフルエンザや新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)などの感染例
はないと発表、現地で感染の早期発見や予防の措置を徹底していることを強調した。
ただ、中国は一昨年、新型肺炎の感染拡大を隠そうとした前例があり、今回も当局が情報統制を敷いている可能性が指摘されている。
(2005年5月26日21時28分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050526i414.htm
[1542] このサイトのほうがお気楽そうで 投稿者:TJN 投稿日:2005/05/26(Thu) 22:40 |
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- PHNに書いたことなのですが、どうしてもあっちはofficialな話になりがちで。新参者がいきなりここに登場致します。
社会保険滋賀病院 根本 正です。
トリフルが「いまそこにある危機」になりつつあるようですが...
一般市中病院医師の立場として、以下の点が気になります。
当院では発熱患者に対して海外渡航歴などを聞く問診票でトリアージを行っています。
さて、
1,SARSの場合は「中国」、「肺炎」、「発熱」をキーワードとすれば、ほとんど問題なく発熱患者を区別できました。トリフルの場合、「肺炎」は必発でしょうか?ご存じの先生がいらっしゃれば教えて下さい。
2,重症の中国帰りのAインフルエンザ患者が来院したとき、H5N1であることの鑑別体制は保健所ですでにとられているのでしょうか?これが確認できなかったら話した次に進みません。
3,
インフルエンザの迅速簡易診断キットは「季節もの」であり、現在ほとんど国内に「在庫」はないはずです。当院においても残りは50検体分くらいしかなくそ
れ以上は次のシーズンまで入ってきません。このキットがないと迅速な診断は不可能です。誰かが検査キット製造会社に「作れ」と指示してくれるのでしょう
か?
4,私は接触者へのタミフル予防投与は「重要」と考えます。広範にoutbreakした際にもこの大量生産可能な「化学物質」がトリフル封じ
込めのキーワードになると思います。予防投与に関しては以前このMLでウィルスの耐性化の観点から余り推奨できないようなニュアンスの議論がなされました
が、予防投与に関しての見解はいまでも変わらないのでしょうか?
以上4点が当面のトリフル対策の問題点になると考えます。お教え頂けたら幸いです。ただ、これは全て「カネ」で解決できる問題です。誰かが金をくれたら 封じ込めることは可能だと思うのですが。
[1541] ウイルスが悲鳴をあげている? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/26(Thu) 21:53 |
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- 従来の宿主に静かに納まって共生(潜伏)している安定状況からすれば、いまはどういう理由によるのかは定かではありませんが、安定ではなく活動状態になりつつあるといったところでしょうか。
あらゆるウイルスが、非常に活発に拡散あるいは感染を始めている傾向に見えます。大概は、気候変動がおこり、その地域の生物が適応してきた環境が、従来に
比較して変化を始め、宿主の生存条件に変化の兆しがあるときにそのようになりがちです。中世のペスト流行もそのような気候変動があったような。
それと、生物の大量移動に伴って、従来の共生地帯に、いきなり未経験の宿主となりうるものが入り込んだときも大流行します。さて、今起こっているのは、どう解釈したらよいでしょうか。もうすこし情報が欲しいところです。
ウイルス感染は、まだまだ、難題が多い。
提供者のペットが感染源か 米で移植患者3人死亡(共同通信) - 5月26日17時43分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000171-kyodo-int
人間は一生のあいだに、顕性不顕性にかかわらず、数え切れないほどのウイルス感染を受けています。とにかく初めてかかるときに、ときとして症状が出ること
もあります。重く出るときもあれば軽く済んだり、なにも症状がでないときもあります。それをよく理解すれば、臓器移植やクローンなんてのは、よしておけば
いいのになと思うこともあります。免疫の異物認識システムはあまりにも巧緻で、人間が制御できるようには到底思うことができません。シェーンハイマー「動
的平衡論」からいっても。(それでも医学はそれを克服しようとしていますが。)
ウイルス感染症の難題でわき道にそれましたが、活発である時期において、誰しもが感染の危機にこれから見舞われる可能性が高くなることを予期しつつ、次のようにも考えます。
人の新規の感染症の場合、早くに罹って経験してしまった側がその病気に対して非常に有利です。ある意味、生物兵器を作らなくとも、より強いウイルスに早くかかり克服してしまうと、その個体自身が何事もないまま、強烈なウイルスの拡散体となります。
感染症発生を隠されてしまうと、結局、あらかじめワクチンを備蓄あるいは処方するなどの対処ができません。新型ウイルス発生は、人類にとって、真に緊急に対処しなければならない課題のはずなのです。
悪意をもってするならば、相手国を混乱に貶めるためのバイオテロは、発生を隠してしまった地域の感染症を経験した人間を、敵国に観光旅行させるだけで、目
的を果たすことができます。大都会の電車や地下鉄に一日乗って帰るだけで、誰がやったかわからないまま、やがて変な病気がはやり混乱させることができてし
まいます。新型ウイルスは、人の移動がある限り、いつかかならず、風土病からアウトブレイクし「疫病」になって目の前に現れます。大流行して感染を経験す
るのは、最初の一度だけで、抗体を獲得すればそれで済んでしまいます。
いま、生存しているほとんどのヒトが経験のない新型のウイルスに初めて感
染を受けた場合、さて、何割のヒトが感受性を有して激しい症状がでるでしょうか? (起こってみなければ、本当のところはわからない。中世のペストはヨー
ロッパの人口を2/3にしたといわれています。)
いま怖れているのは、下記の書物に書かれてあるように、南北アメリカ大陸の原住民が、いとも簡単に、ヨーロッパ人とともに渡来の、家畜に由来するウイルスにやられてしまったことと同様なことが、今後、アジア発で起こるかもしれないということです。
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794210051
《 第3部 銃・病原菌・鉄の謎(家畜がくれた死の贈り物)》
新型感染症発生の隠蔽によるその後のウイルスのまん延拡大と大流行は、未必の故意あるいは、未必のバイオテロのようなもので、いわば人類に対する反逆にも相当するとも思うのですが。
今回の中国の情報隠蔽は、非常に残念です。
[1540] Re:[1539] [1537] ベルゲンーベルゼンの集団墓地 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 21:48 |
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- まりちゃんさん。
「アンネの日記」のアンネ・フランクが15歳の生涯を終えたベルゲンーベルゼン強制収容所の跡地は、このサイトhttp://fcit.usf.edu/holocaust/RESOURCE/GALLERY/BERGEN.HTM#BERGEN01のように、数々のモニュメントの立つ場所となっていますね。
MassGraveと書いてある6つの写真の場所が、集団墓地ですね。
Auschwitzなど、他の収容所の現在の写真は、こちらのサイトhttp://fcit.usf.edu/holocaust/resource/gallery/gallery3.htmにあります。
このサイトのほかにも、集団墓地 Mass grave と Holocaust で検索すると、いろいろな写真が出てまいりますね。
アステルダムに行くと、アンネ・フランク一家の隠れ家は、観光コースになっていますね。
小さい屋根裏のある家のようでした。
http://fcit.usf.edu/holocaust/GALL37R/BERGEN01.HTM
[1539] Re:[1537] ヒトラーの墓はあるのか? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 20:52 |
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- 笹山さん、ふと思いましたが(話変わってすみません)、ナチスに虐殺された600万人の人のお墓(遺族のおられない方)は、どうなっているのでしょうか。。
[1538] インフルエンザの迅速簡易診断キット 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 20:29 |
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- このキットがないと迅速な診断は不可能とのことですが、これは季節もので、今現在、日本に在庫は殆どないのではないか、という重要なご指摘をあるMLで頂戴しました。これは実にまずいのでは???
http://www.jarmam.gr.jp/situmon/tori_influenza.html
[1537] ヒトラーの墓はあるのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 20:11 |
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- 小泉首相の靖国神社参拝に関し「ヨーロッパでヒトラーの墓に参るようなものではないか」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050520-00000153-kyodo-pol
と発言した議員(福本潤一参議院議員)がいたそうだが、そのかたは、ヒトラー家の墓が、きれいに飾られて現存されているのをご存知で言われたのであろうか。
このサイト「Adolf Hitler Visits His Homeland」
http://www.thirdreichruins.com/austria.htm
に、ヒトラー家の墓がきれいに花で飾られている現在の写真
http://www.thirdreichruins.com/Leondinggrab2n1a.jpg
があり、その左には、ヒトラーが生前、この墓をお参りした写真
http://www.thirdreichruins.com/Leondinggrab2.jpg
がこのように載っている。
ヒトラーの生地は、オーストリアのBraunauというところで、1889年4月20日にこの家
http://www.thirdreichruins.com/Braunauhaus.jpg
で生まれた。
この家は、今もこのように
http://www.thirdreichruins.com/braunaumay05k.jpg
現存していている。
1938年5月13日、ヒトラーは、Leondingにある両親の家を訪ねた際、上記の写真のように墓参りをしたという。
あらゆる死者は、死ねば平等であり、この写真のように、花で飾ることは、認められることなのだろう。
いかなる死者への愚弄は許されない。
[1536] Re:[1529] 青海省では4月にヤクの大量死 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 19:50 |
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- 虹屋さん。
古い論文http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=4549482&dopt=Abstractで
すが、「Susceptibility of a yak to influenza A viruses and presence of H3N2
antibodies in animals in Nepal and
India.」では、ネパールとインドのヤクには、H3N2抗体があるということのようですね。
http://www.ingentaconnect.com/content/bva/vet/2002/00000150/00000007/art01248
で
は、レプトスピラ症 (ワイル病) Leptospirosis (Weil's
disease)というのが、人畜共通感染症としてあって、その原因となるのが、hardjoという血清型であって、これが人間に出る場合は、急性の熱性
疾患となり、牛に出る場合には、Milk drop
syndromeという症状を起こすようで、これらには、H3N2抗体があるということのようですね。
[1535] Re:[1533] [1531] 本委員会でも波乱があったみたいですね。早く議事録できないかな 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 19:25 |
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- これでは、アメリカの牛肉を食すことによる日本人へのvCJDの感染価がわからないことには、答申不能ですね。
[1534] Re:[1526] 予期していたこととはいえ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 19:16 |
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- ときさん。
プロメド・メールで、今度は、北京郊外の口てい疫の現場写真配信http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:11909364628460782557::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,29041ですが、会員制限で見られないのが残念です。
いくら隠しても、無理というこことですね。
http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:11909364628460782557::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,29041
[1533] Re:[1531] 本委員会でも波乱があったみたいですね。早く議事録できないかな 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 19:14 |
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- 共同の配信ですが
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000185-kyodo-bus_all
「両
省は「米国とカナダのBSEのリスク管理全体を評価するのではなく、限定された条件下での牛の肉について安全性を評価してもらいたい」と説明。月齢が正し
く判定されているかや、危険部位が適切に取り除かれているか、飼料規制が順守されているかといった点についての判断は、食品安全委員会ではなく両省の責任
で行うという認識を示した。」
うーん
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/2364c0b9046c5e63aed236944b9a9e33
「このため、諮問を受けて評価を行う食品安全委プリオン専門調査会の委員の中には「(政府は)結論を誘導している」との反発が広がっている。」
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_05/t2005052536.html
とのことです。
[1532] アメリカ・フロリダで、犬が H3N8 感染死 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 18:53 |
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- http://www.recombinomics.com/News/05260502/H3N8_Greyhounds_US.htmlによれば、アメリカの、フロリダ州では、今年の1月に死んだ犬から、また、テキサス州では、昨年6月に死んだ犬から、 H3N8 ウィルスが検出されたという。
この H3N8 ウィルスは、馬のウィルスだそうで、上記のいずれのケースも、当初は、呼吸器系の病気と誤診断されていたもののようである。
ちなみに、馬のウィルスとしては、H3N8のほかに、H7N7 があり、
豚のウィルスとしては、H1N1 H1N2 H1N7 H3N2 H4N6 があり、人間のウィルスとしては、H1N1 H1N2 H2N2 H3N2 H2N8 H3N8 H5N1 H7N7 H9N2がある。
となると、人と共通のウィルスとしては、豚はH1N1 H1N2 H3N2があり、馬は、H3N8 H7N7 があり、そして、今回、犬もH3N8 という共通項を有していることになる。
タイでH5N1が発見された犬には、H5N1の多型も発見されたという。
http://discuss.agonist.org/yabbse/index.php?board=6;action=display;threadid=20492参照
ということは、豚と同じく、犬も、H5N1媒介のもとになるということなのだろうか?
豚よりも、人間と一緒に生活している犬だけに、気になるニュースではある。
http://www.recombinomics.com/News/05260502/H3N8_Greyhounds_US.html
[1531] 本委員会でも波乱があったみたいですね。早く議事録できないかな 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 17:50 |
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- 波乱含みでスタート 北米産牛肉再開の諮問を正式受理 −食品安全委員会−
http://www.nissyoku.co.jp/
厚労省と農水省は26日、食品安全委員会に米国産、カナダ産の牛肉と内臓について国産と同等のリスクかどうかで諮問した。両国が日本向けに政府が認証した
工場で製品化した20ヵ月齢以下で、SRMを適正に除去したものだけを輸入できるようにする。食安委は正式に受理、プリオン専門調査会での検討となるが、
委員から「諮問内容がわかりにくい」「昨年11月の日米協議の結果でここまで制限しているのだから、諮問する理由がわからない」などの意見や質問が矢継ぎ
早に出て、激しい議論が予想されるプリオン専門調査会が開かれる前から波乱含みとなった。専門調査会の日程は一部の委員が国際獣疫事務局(OIE)の総会
でフランス・パリへ参加しているため帰国後に調整という。
今回の会合で委員からは「今回の諮問内容では何を議論するのか、わかりにくい。北米の
感染状況なのか、骨や肉の成熟度を使った月齢判別方法なのか、21ヵ月齢以上が混入する可能性をみて評価するのか」「飼料規制は全ての工場で運用されてい
るのか」「国産と同等とは何を意味するのか」などの質問が出た。関係者によると、委員のなかには「食安委は厚労省、農水省の追認機関ではない」といった反
発もあるという。
寺田雅明委員長はプリオン専門調査会では内容を整理して説明するよう両省に求めた。会合終了後のインタビューで寺田委員長は日本向け製品がきちんとルールを守るかどうかまで審議しないだろうと述べている。(5月26日17:30)
http://www.fsc.go.jp/osirase/annai96.html
議事録掲載予定サイト
http://www.fsc.go.jp/iinkai/jisseki.html
「寺田委員長は日本向け製品がきちんとルールを守るかどうかまで審議しないだろうと述べている。」うーん。責任回避のように見える。。
[1530] 香港大紀元という新聞の印刷差し止めだそうです。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 17:19 |
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- 国際組織が香港大紀元の印刷差し止め事件を調査
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d23553.html
14日の記事ですが、難しいことはよくわかりませんが、これでまた情報が地下に潜ってしまいそうな。。。。
[1529] 青海省では4月にヤクの大量死 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/26(Thu) 16:10 |
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- 国際感染症学会メーリングリスト
野生ヤクの死亡原因調査。情報源:新華社ネット
、4月7日。青海省の狭い範囲の地域で一群の野生のヤクが大量死したことにより、地方当局は懸念を強めている。(以下、過去2日間に10頭以上のヤクが死亡しているのが崑崙山脈の
Golmud森で発見され、当局による調査が開始されたことを報じる中国中央テレビ)
「原因不明の大量死、野生ヤク-中国(青海省):情報提供依頼」への応答。
中国中央部の複数のメディアは、野生のヤク9頭の死は自然死であり、予備的な調査では、それらの個体の死亡は高齢と食糧(牧草)不足が原因と指摘した。
報道では、全個体がオスで銃創は確認されなかったとしている。死骸の一部は1,2ヵ月前のものであり、一部はつい最近死亡したものであった。一頭のみが他のヤクとの格闘で死亡し、死亡した全個体で体脂肪の減少が確認された。
[Moderator注:今回の記事と前の記事には複数の内容の相違が認められる。当時者による1次情報と現地当局が実施したとされる調査結果の提供を期待する。]
http://sank100.exblog.jp/
[1528] 台湾の件 そういえば 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 15:47 |
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- 台灣:在大陸探兒子染禽流感
男子非死於沙斯
http://www.sinchew.com.my/content.phtml?sec=4&artid=200505251932
一名老年男性的沙斯病毒測試呈陽性反應
SARSの陽性反応は出ていたとはあるんですが、これも否定されたんでしょうかね。いまいちわかりませんね。
日本語報道が出ていました。
台湾企業家が感染死亡の疑い
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d41062.html
[1527] 英科学誌ネイチャー 投稿者:とき 投稿日:2005/05/26(Thu) 15:19 |
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- 報道は真にとってもいけませんが。以下引用。
常設の国際チームで対策を 鳥インフルエンザで提言
25日付の英科学誌ネイチャーは、アジアで感染が広がる鳥インフルエンザに関する特集を組み、鳥インフルエンザが人間の間で流行すれば、世界人口の20%
が感染、数カ月以内に3000万人の治療が必要になり、うち4分の1が死亡すると指摘した。専門家は、世界的なプロジェクトチームを常設して対応すること
などを呼び掛けた。
特集中でオランダ・エラスムス医療センターの専門家は、予防接種の効果を確かなものにするため、世界中の保健機関と農業専門家が協力し、国際的な標準となるワクチンを開発することを提案した。
(共同通信) - 5月26日2時54分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000008-kyodo-soci
[1526] 予期していたこととはいえ 投稿者:とき 投稿日:2005/05/26(Thu) 15:12 |
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- プロメドのメール情報には正直驚いています。
現地の人ではなく、外部から入った人が亡くなったと。
つまり、その地域はもうすでに、初めての感染者を死に至らしめる(致死率は不明)ほどの病毒性を持った何らかのウイルスのまん延常在(共生)地帯になっているということです。(あくまでもヒトヒト間感染が成立していれば。)
そこの住民はもうすでに抗体を獲得していてウイルスと共存しているとみなさなければなりません。ウイルス「根絶」が前提であれば、ウイルスのキャリアも一
生移動禁止でゆくゆくは、隔離後に根絶やしということです(寿命まで封鎖するか、殺処分かということです)。非現実的です。しかも病気のでてない症状のな
い人は、抗体検査をあえて強制的に実施しないかぎり区別できませんし、移動の制限も厳密には不可能ですし、人から逆にブタなどの家畜へ、そして鶏へ、そし
て渡り鳥へと考えれば、もはやウイルスの拡大はとめようがありません。
早急に、ウイルスの型を同定して、ワクチン製造に着手する必要がありま
す。大流行を食い止めねばなりません。そのためには、まだ感染を受けていない地域で、まずは常在地域からの人の移動のあるところのワクチン処方です。本物
に感染する前に、あらかじめ擬似的に感染しておくということです。
どうも今生きてる人々は『疫病』の怖さ、悲惨さをあまりにも知らな過ぎる。やはり、それこそ『歴史』は繰り返されると同時に、『歴史』からほとんど学ぶことを知らない。再び愚かなネグレクトを繰り返すのか。
華禍―こんなに中華主義が怖いわけ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898310788
『第7章 世界を襲う中国発の疫病と地球汚染』
[1525] 靖国神社御参拝 投稿者:ここで一番 投稿日:2005/05/26(Thu) 14:14 |
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- 私は『靖国神社御参拝』に毎年行ってます。
行くと気になるのは『欧米人』特に『女性』が多いことです。
それを目当てに行っている訳でもないですが、
『欧米人女性』の『肌は非常に綺麗』だということに気がつきます。
特に十代の『欧米人女性』の肌はとても綺麗で見ているだけで、
何かただで見るのは悪いような気持ちになります(笑
はい?ですから貴方も『靖国神社』の『新年初詣』には是非行ってください。
年始から儲かった気分になれるかも知れません。
『欧米人』はさすがです。『宗教的』にも進歩しています。
『他民族』の『宗教』の存在をも何ら問題なく認めているのです。
正に『悪を憎んで、人を憎まず』の精神ですね。
[1524] 新潟の研究所が2001年にGMイネをコッソリ野外栽培 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 13:05 |
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- GMイネ栽培の中止求める9146名の署名を提出=新潟のコメ農家、01年の栽培に驚きの声
http://www.jc-press.com/news/200505/052604.htm
独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センターの北陸研究センター(新潟県上越市)が複合耐病性遺伝子組換え(GM)イネの野外
栽培実験を5月下旬に予定している問題で、新潟遺伝子組み換えイネいらない連絡会と日本有機農業研究会は5月24日、参議院議員会館で野外栽培中止を求め
る集会を開き、9146名分の反対署名を同中央農業総合研究センターに手渡した。新潟県の農家や小売業、消費者団体、地元選出の国会議員は地元の理解を得
られないままでの栽培実施に対し中止を強く求めたが、同センターは譲らなかった。また、北陸研究センターは集会で、2001年に隔離圃場でコシヒカリなど
3種類のGMイネを野外栽培実験していたことも明らかにした。地元の農家らは「知らされていない」と驚きの声をあげた。詳細は2005年6月1日付「ニッ
ポン消費者新聞」に掲載予定。
栽培してたのは食べたんですかね?イネはどのくらい花粉が飛ぶんでしょう
[1523] 手術中の大量出血防止指針作り着手 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 09:27 |
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- 手術中の大量出血、45%外科医に問題…麻酔学会調査http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000101-yom-soci
日本麻酔学会は、日本輸血学会と共同で大量出血防止の指針作りに着手するとともに、外科系の学会にも指針作成への協力を求める方針 だそうです。
プラセンタの乱用と献血問題も早く対策してもらいたいです。。。
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/seikei/1114833596/
[1522] ブラジル牛肉界が動き出しているようです 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 09:22 |
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- ロドリゲス農相は十七日、輸出用肉牛の全頭制追跡調査システムの設定を提案した。狂牛病(BSE)対策で米国が不可能だとした全頭制検
査を、ブラジルが先取りする考えだ。リベイロン・プレット市で開催されたアグリショウに出席した十七州の農務長官が具体策について話し合った。詳細は六
月、ブリュッセルで行われる畜産衛生会議で発表予定。(抜粋)
http://www.nikkeyshimbun.com.br/050525-36brasil.html
これはトレーサビリティーでしょうか。検査も入っているのかな?
[1521] EUの見解だそうです。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 09:15 |
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- EU OIE/BSE基準に関する立場を発表 骨なし肉無条件物品化を条件つき支持
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05052501.htm
EUが合成ホルモン剤使用肉が問題だ、として使用や輸入をストップしているという前提も、日本の消費者はこのついでに考える必要もありそうですね。
[1520] 「北の家族」で食材偽装 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 07:46 |
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- http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=NGK&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2005052501002392
「「知床地鶏のサラダ仕立て」に、ブラジルや中国産の鶏肉を使用したり「十勝牛の火山噴火焼」に米国産牛肉を使っていた。」
輸入が再開した暁にはどうなりますことやら。
[1519] Re:[1518] [1504] ProMED-mailにも投稿されたようですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 07:21 |
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- 中国・青海省の鳥インフルエンザのヒト死亡説ですが、英語情報でも、このようにhttp://www.recombinomics.com/News/05250505/H5N1_Qinghai_Human.html出始めましたね。
このサイトhttp://www.recombinomics.com/News/05250507/H5N1_Qinghai_Human_11.htmlの情報は、一番最初のboxun.comの中国語情報を翻訳したもののようです。
ProMED-mailにも、このようにhttp://www.promedmail.org/pls/askus/f?p=2400:1001:5023659350400870385::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,29040掲載されたようですね。
このProMED-mailの投稿「AVIAN INFLUENZA, HUMAN - CHINA: SUSPECTED, REQUEST
FOR INFORMATION」によりますと、先月4月の終わりから、人への感染が始まり、少なくとも、6人が鳥インフルエンザに感染死していて、これらは、すべて、地元の人ではなく、よそから来た人としていますね。
二人は、成都から来た男女一組、もう一人は、 重慶から来た男の人で、残りの三人はどこから来た人か、わからないとしています。
また、中国副首相は、鳥インフルエンザの人感染死が発生したために、この対策のために、日本から急遽帰国したと書いていますね。
また、この記事「HEALTH Back to Health Main China denies reports of human cases of H5N1 flu infection, WHO says」http://www.canada.com/health/story.html?id=5bfe46cf-d4ff-447d-9a84-45841694f54bでは、このProMED-mailの記事をめぐって、WHO側が中国側に確認したところ、その事実を否定したと書いています。
さらに、このサイトhttp://www.recombinomics.com/News/05250507/H5N1_Qinghai_Human_11.htmlでは、死亡者数が6人から11人に増え、感染者数は、51人から121人に増えたとしています。
http://www.promedmail.org/pls/askus/f?p=2400:1001:5023659350400870385::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE
[1518] Re:[1504] 中国・青海省の鳥インフルエンザのヒト死亡説−新たに地区別感染死亡数リストまで出てまいりました。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 06:37 |
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- 投書;青海禽流感死者家屬因泄露疫情集體失蹤
http://www.epochtimes.com/b5/5/5/25/n933943.htm
【大紀元5月25日訊】
笹山さん、大紀元という報道も、ご紹介の内容を「投書」という形で掲載したようです。
その前の報道ではお名前?
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/05/200505232206.shtml
台湾の報道ですが「大陸と香港のインフルエンザが多い」みたいなこと書いてますね。「但大陸與香港的流感病例數仍不斷攀升」その他A型肝炎やデング熱なども報告が多いそうです。
http://www.appledaily.com.tw/News/index.cfm?Fuseaction=Article&NewsType=twapple&Loc=TP&showdate=20050526&Sec_ID=5&Art_ID=1802738
その他情報源です。
RTHK(中文) 香港のラジオ局
http://www.rthk.org.hk/rthk/news/expressnews/
[1517] Re:[1516] 戒厳令、(情報)封鎖 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/25(Wed) 23:27 |
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- ときさん。
ほんとに、いやになってしまいますね。
SARSと口てい疫と、鳥インフルエンザの大合しようというわけですね。
http://renminbao.com/rmb/articles/2005/5/24/36052b.html
では、中国副首相突然の帰国は、北京大規模の口蹄疫発生によるものではないと、否定していますが。
http://renminbao.com/rmb/articles/2005/5/24/36052b.html
[1516] 戒厳令、(情報)封鎖 投稿者:とき 投稿日:2005/05/25(Wed) 22:19 |
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- 昨日ご紹介いただいたサイトに、口蹄疫と鳥インフルエンザに関する新しい記事が出ています。
SecretChina
http://www.secretchina.com/
エキサイトウェブページ翻訳
http://www.excite.co.jp/world/chinese/web/
マレーシアは、緊急に生きた鶏と鶏肉の輸入を禁止したようです。
村ごとヒトを含めて焼き払うなんていうムチャやってなければいいですが。(やりかねない。)
[1514] Re:[1512] [1510] [1506] [1505] 台湾で気になる患者さんが出たようですが。。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/25(Wed) 21:18 |
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- ときさん、まりちゃんさん。
いろいろ出てきますね。
香港タイプのようですが、たしかなのでしょうね。
広東へは、青海から、家禽の出荷がなされていたようですし。。
口蹄疫のほうは、人的被害は出てないようですが、原因は、どちらなのでしょうか。
外務省では、今日の夜になって、中国からは、「緊急公務」はあったとの連絡があったようですね。
http://www.vetscite.org/publish/articles/000041/img0006.jpg
[1513] 今朝の大紀元時報の記事 投稿者:とき 投稿日:2005/05/25(Wed) 21:05 |
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- 中国副首相突然の帰国、北京大規模の口蹄疫発生か?(05/05/25 07:33)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d73977.html
『中
国農業部は疫病の発生10日後に初めて、国際獣疫事務局(OIE)に対して、中国江蘇省や山東省で口蹄疫の発生を報告したが、北京郊外でも同様な疫病の発
生があったことに触れなかった。しかし、北京郊外で発生した口蹄疫の情報が少ないため、中国政府側は再び大規模の疫病発生事実を隠す疑いが出ている。』
[1512] Re:[1510] [1506] [1505] 台湾で気になる患者さんが出たようですが。。 投稿者:とき 投稿日:2005/05/25(Wed) 20:59 |
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- 問題は、A型のうちのN?H?型かということですね。
A型はすべて、鳥インフルエンザ起源です。
[1510] Re:[1506] [1505] 台湾で気になる患者さんが出たようですが。。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/25(Wed) 20:39 |
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- 台湾のヤフーから別報道です。
SARSじゃなくてインフルエンザのA型に確定とか
書いてあるようですが?匿名電話でわかったみたいですね?
確定是A型流感病毒,並非SARS
http://tw.news.yahoo.com/050525/39/1vinj.html
台湾ヤフーでは現在トップに報道されてますね。
http://tw.news.yahoo.com/
台灣確定父子染A型流感
5月 25日 星期三 18:40 更新
http://hk.news.yahoo.com/050525/12/1cv4b.html
ちょっと前の詳細 広東から出る飛行機で帰国?の五十七才の方とのことでした。
http://hk.news.yahoo.com/050525/12/1cuyv.html
香港ヤフー
http://hk.news.yahoo.com/
http://hk.news.yahoo.com/china/general/all/index.html
[1509] 農水・厚労省から意見とりまとめだそうですが 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/25(Wed) 20:23 |
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- 食品に関するリスクコミュニケーション(米国産牛肉等の
リスク管理措置に関する意見交換会)(5月13〜20日)の概要
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050525press_7b.pdf
あの意見交換会の意見や情報がなんでこれだけになっちゃうかな、という気もしますが。委員は「今回は」議事録とアンケート結果「全部」に目を通していただきたいものですね。
と
きさん、疾病対策についてはもう一つ、「大本営発表」にご注意、ということでしょうか。SARSのときは、米国などがどんどん本国に自国人を撤退させてい
るときに、日本大使館は「中国政府の言うことを信じる」でしたっけ。それを発表した翌日に中国政府はSARS蔓延を認めたんですよね。
[1508] 疾病対策も内政干渉になる? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/25(Wed) 19:44 |
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- 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)5月26日(木曜日)
通巻第1132号 より
(読者の声1)貴誌1131号「鳥インフルエンザ」の件ですが、ベトナムや北朝鮮で流行したわけですから、科学的にも中国で流行しない方がおかしいのです。
また昨年から懸念されていたことですが、従来は鳥から鳥、鳥から人、鳥から哺乳類への感染が確認されていますが、人から人への感染は稀でした。しかしウイルスの変異により人から人への感染の可能性が濃厚になってきました。
一般にインフルエンザのウイルスは中国中南西部などで野鳥から豚に感染し、豚の体内でウイルスが変異し、新しい型のウイルスになり、それが人に感染します。このウイルスが人から人への感染が可能な変異を遂げていれば、爆発的流行になります。
新しいウイルスは症状が激しい傾向にあり、かつ人には免疫がありませんから、かつてのスペイン風邪のように大流行になる可能性があります。
日本でもワクチン開発が進められていますが、確か、既存のインフルエンザの坑ウイルス薬が効くはずです。
WHOも警戒を強めています。
昨年は日本でも一部の医師は大流行を想定して、治療薬の備蓄をすべきだといっていました。
もし中国で人から人への感染が確認されたら、世界的大流行の危険があるということになります。これを封じ込めるには中国政府の情報公開が必要ですし、WHOが現地に乗り込む必要があります。
SARSの防疫に関しては日本の医療チームがベトナムでの封じ込めに成功しています。中国は日本の協力が必要なはずです。(KY、医事評論家)
(宮崎正弘のコメント)まことに中国こそ日本の協力を必要としており、日本なくして存在できないのですが、日本ではあべこべのことを言い募る輩がいますね。ウィルス対策、万全を期せるのでしょうか?
(以上引用おわり。)
ウイルスには国境はないのですが、発生源国が、国家の姿勢として、自国がよければそれでいいということであれば、もうすでに国際的なウイルス対策は破綻しているだろう。
まん延防止も図ることができなければ、拡大も阻止できない。不顕性感染のキャリアが必ず出現し、本人が自覚のないまま、ウイルスのまん延を促進することが必ず起こる。
おそらく、今回のが新型であれば、ほぼ対策は失敗し、なるようにしかならない状況になることを覚悟しなければならない。ワクチンができるまで。こればっかりは、自分の生来のウイルス感受性まかせだ。金持ちも貧乏人もない。
[1507] 対策 投稿者:とき 投稿日:2005/05/25(Wed) 19:01 |
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- 日本に入ってきたら(もうきてるかもしれない)、むやみに人ごみの中へ出て行かない、建物(閉鎖空間)のなかでの集会などにいかない、それしかさける手立てはないでしょう。電車もアウトですね。(あまり神経質になってもいけませんが。)
基本的には感染症のブレイクから、公は身を守ってくれませんし、とはいっても、法令では明確な対策を今の段階では示すことができません。丹念に情報を個人的に気を配り、それこそ『自己責任』で守るしかありません。
[1506] Re:[1505] 台湾で気になる患者さんが出たようですが。。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/25(Wed) 18:47 |
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- 死んだ方の息子さんのガールフレンドが、スチュワーデスで、勤務停止になったと書いてありますね。
なんだか、わけがわからなくなってきました。
台湾情報と、香港情報のほうが、リークは大きいとは思いますが、どこまで、本当にしたらいいものか---。
[1505] 台湾で気になる患者さんが出たようですが。。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/25(Wed) 18:13 |
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- 大陸からきた方がSARSを疑われて、お父さまの方は亡くなられ、息子さんが高熱を出して、しかし云々(^^;
http://www.excite.co.jp/world/chinese/
台灣‧大陸經商染沙斯病逝?衛生局:沒有這回事
http://www.sinchew.com.my/content.phtml?sec=4&artid=200505251009
[1504] 中国・青海省の鳥インフルエンザのヒト死亡説−新たに地区別感染死亡数リストまで出てまいりました。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/25(Wed) 16:49 |
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- 奇怪なことに、中国・青海省での鳥インフルエンザによるヒトの感染情報で、新たに、地区別死亡者リストが、漏洩されました。
簡体文字ですので、ブログの記事「ヒト感染の鳥インフルエンザは、本格的に世界流行の段階へ突入」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=281のほうに掲載しておきますので、そちらのほうをご覧ください。
原文http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/05/200505251456.shtmlでは、各地区ごとの感染者数と死亡者数が明記されています。
感染者総数は、78名、死亡者数は、121名とのことです。。
リスト以外に、感染者・死亡者とも、続々増えているといいます。
死体は、すでに、早急に火葬に付されているといいます。
うわさを聞きつけて、各地区から集まってきた被害者の親戚が、確認した情報であるといいます。
でも、本当なんだろうか、というのが、まだ、率直な私の感想ですが、地区別の感染者・死亡者リストもあるところから、信憑性が高くなってきているものとも、かんじられます。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=281
[1503] 「ウイルスを根絶、制圧」 投稿者:とき 投稿日:2005/05/25(Wed) 14:33 |
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- それは、人間の一方的な妄想・幻想の類です。
なかなかそれを理解できない。でもそれを理解しなければ、ウイルス感染症は克服できない。
自然に順応していくという、一番シンプルで素直な対処が、人間の英知と思う。
ワクチンという擬似感染ではやく経験するか、感染をうけても、ウイルスの増殖条件をあらかじめ知っておき、最も軽度の病状ですまして死なないようにする、それしかない。それは人間のみならず、経済動物も同じだ。
無知が、あらゆる精神の貧困から生じる歴史上の悲惨を生じせしめたと思う。近くは、らい予防法、薬害エイズ、水俣病、遠くは、中世の魔女狩りや、ユダヤ人大虐殺や、いまもかの国である、民族浄化やジェノサイド。
[1502] 鳥インフルエンザのパニックとヒステリー 投稿者:とき 投稿日:2005/05/25(Wed) 14:11 |
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- フィリピンでオウム500羽処分、鳥インフルエンザ懸念で
2005年 05月 24日 火曜日 19:36 JST
http://www.reuters.co.jp/newsArticle.jhtml?type=worldNews&storyID=8586597
ベトナム政府、鳥インフルエンザ防止対策を強化
http://www.thewatch.com/news/t/0301-523.htm
もはや、「ウイルス」という「幽霊(概念)」は、国境を超えて飛び始めた?
排除、根絶、駆逐、制圧ではなく、順応、馴致、未経験よりはあえて経験するさせる、という考えになるのはいつの時代になるのか。かつては、そうやって、生物はこれまで、生き延びてきたのであるが。
人類の叡智は、自然を征服できるという思い上がった認識から、自然(環境)といかに共生していくかに認識を転換しなければならないのだが、なかなか理解できないようだ。
環境と文明の世界史―人類史20万年の興亡を環境史から学ぶ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896915364
[1501] Re:[1498] OIEの会議には誰が出席してるんでしょうね? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/25(Wed) 13:29 |
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- 小澤さんは、合意が成立しなければ、7月中までに専門家会議で、レビューをするといっていますね。
7月中といえば、アメリカ−カナダの国境差止め命令のモンタナ地裁の最終ヒアリングがあるし、日米プログラム合意の見直し期限でもあるし、なんか、押せ押せムードですね。
He
also said that the basic direction of the draft is likely to be
approved but that if an agreement is not reached during the meeting,
specialists will have to review the revisions in detail around July.
[1500] Re:[1497] 中国の口蹄疫 英語の報道 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/25(Wed) 13:22 |
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- Chaosさん。
ありましたか。
略称で「FMD」ということがおおいようですね。
前の山東省と江蘇省の分は認めても、北京の分は、認めないというのは、どういうことなんでしょうかね。
国としては、すでにバッドマークがついているのだから、同じようもんでしょうが。
それとも、法輪功関連とうわさされるサイトからの暴露だったからでしょうか?
[1499] 議案毎に政党を選択する政治 投稿者:ミネ 投稿日:2005/05/25(Wed) 12:56 |
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- 首相の郵政民営化に賛同、しかし靖国参拝については民主党を支持したいという人々はかなりおられるでしょう。投票でたったのT票しか与えられていない現在の間接政治は主権侵害と見られなくもありません
重要5議案程度には政党を選択できる制度を提唱しています
ホームページをご覧下さい
http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/
[1498] OIEの会議には誰が出席してるんでしょうね? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/25(Wed) 12:55 |
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- 笹山さん、OIEの小澤義博氏が何か発言されてますよ。
Japan needs scientific basis to oppose int'l BSE rule: OIE official
http://asia.news.yahoo.com/050525/kyodo/d8a9sa1g1.html
私は、OIEが、BSE検査の見直しを4年に1回しかしない、という、まるでオリンピックな話をきいて仰天しましたが。
[1497] 中国の口蹄疫 英語の報道 投稿者:Chaos 投稿日:2005/05/25(Wed) 12:19 |
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- Chaosです。
口蹄疫は英語でも報道されていました
http://www.cbc.ca/storyview/MSN/world/national/2005/05/23/footandmouth050523.html
BEIJING
- Chinese authorities are reported to have slaughtered at least 2,000
cows as they try to stop the spread of foot-and-mouth disease.
英語表記が人間の手足口病と似てるので、混乱します。(^_^;)
[1496] 日本のマスコミ 投稿者:とき 投稿日:2005/05/25(Wed) 11:33 |
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- 今回の疫病猛威の中国関連の事実をほとんど報道しない。
類推するに、それを報道することによって不利益を被るのは、中国より、日本の貿易にたずさわる企業であるからなのだろう。はたして事実を報道しないことが『国益』といえるのだろうか。
疫病(ウイルス)には国境はない。セキュリティーコントロール(危機管理)や広い意味での国防を考えたとき、この問題を少し甘く考えてはいないだろうか。
目先の銭儲けのために、人間とそれをとりまく経済動物の安全は後回しのようだ。BSE問題と同じく。
[1495] Re:[1482] 中国の口蹄疫隠蔽事情 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/25(Wed) 09:56 |
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- 1482と1490でときさんから、「中国で口蹄疫牛数千頭を処分、香港紙が報道」との読売新聞の報道をご紹介いただきましたが、以下のサイトによると、どうも、そのようなことのようですね。
このサイトhttp://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/24/115015.html
は、香港の「自由時報」の記事として、次のように書いています。
北京当局は、口蹄疫蔓延阻止対策に有効な処置策をとっていないばかりか、メディアに対して、その事実を隠しているといっています。
5月24日付けの香港文匯報と南貨早報は、北京北部郊外の延 慶 区で、二週間前から亞洲一型の口蹄疫(中国語では「五號病」)が発生し、二千頭以上の牛が、口蹄疫にかかったと報じたが北京市農業局は、その事実を否定したといっています。
これらの牛は、地中に埋められ、その後、報道管制が敷かれたといいます。
また、中央日報によると、このサイトhttp://www.cdn.com.tw/daily/2005/05/25/text/940525g7.htmのように、 この付近は、戒厳令(マーシャルロー)のもと、通行立ち入り禁止になっており、近所の慶河食品公司の話によると、9日間も警官がガードしていて、地区内の住民も、地区外との横行を禁じられている状態であるといいます。
処理した牛一頭に対して、六千元の補償費が出たといいます。
下記サイトもご参照
http://www.appledaily.com.tw/News/index.cfm?Fuseaction=Article&NewsType=twapple&Loc=TP&showdate=20050525&Sec_ID=7&Art_ID=1799017
http://www5.chinesenewsnet.com/MainNews/SocDigest/Health/2005_5_24_16_1_13_521.html
http://ny.libertytimes.com.tw/2005/NEW/May/25/today-ch1.htm
http://news.yam.com/cna/healthy/200505/20050524161544.html
http://www.wenweipo.com/news.phtml?news_id=CH0505240027&cat=002CH
http://www.cdn.com.tw/daily/2005/05/25/text/940525g7.htm
[1494] Re:[1492] [1491] [1489] 中国衛生部当局は、「青海地区鳥インフルエンザでヒトも死亡説」報道を否定 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/25(Wed) 08:02 |
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- 下記のようですが、一部、報道管制が敷かれているような節が見られますね。
「青海地区鳥インフルエンザでヒトも死亡説」報道を、中国衛生部当局副主任の毛群安氏は、否定した。
これに対して、香港中文大学微生物学副教授の陳基湘氏は、「その可能性は大いにある。われわれは、今、大規模での流行を懸念している。」といっている。
http://www.voanews.com/chinese/2005-05-24-voa45.cfm
http://www.epochtimes.com/gb/5/5/24/n932731.htm
この中国当局が否定しているニュースというのは、1489で書いた次のニュースです。
http://www.secretchina.com/
http://www.secretchina.com/news/articles/5/5/24/114948.html
http://www.kanzhongguo.com/news/articles/5/5/24/114948.html
「青海省の鳥インフルエンザで、5月24日になって、鳥インフルエンザで、121人が死亡し、消毒作業などに従事していた医療関係者11人も死亡した。現在千三百人以上の住民が隔離されている。」
http://www.voanews.com/chinese/2005-05-24-voa45.cfm
- 夏に向け輸入条件を審議 一部委員に不満、曲折も
http://c11om4bv.securesites.net/newspack/modules/news/224146012.html
い
つも「一部委員」とか「少数の委員」とか書かれるんですが、食品安全委員会を傍聴していると、吉川座長、山本委員+αの一部を除いて?殆ど全員が「不満」
を持っているように見受けられますが。だいたい、「月齢で区切るのは科学ではない」というのは吉川座長も同内容を発言してましたがねぇ。共同通信配信で。
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/bse/news/0907-479.html
[1492] Re:[1491] [1489] 鳥インフルエンザで、人も死んでいるって?これ、誤報であればいいのだが。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/25(Wed) 06:27 |
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- 笹山さん、政府は否定しているという報道がありました。
http://www.voanews.com/chinese/2005-05-24-voa45.cfm
翻訳ソフト
http://www.excite.co.jp/world/chinese/web/
SARSのときも当初は、断固として否定してませんでしたっけ。
[1491] Re:[1489] 鳥インフルエンザで、人も死んでいるって?これ、誤報であればいいのだが。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 23:44 |
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- >http://www.secretchina.com/
>http://www.secretchina.com/news/articles/5/5/24/114948.html
>http://www.kanzhongguo.com/news/articles/5/5/24/114948.html
笹山さん、このニュース気になりますね。
[1490] Re:[1487] [1481] こんな説もありますね。 投稿者:とき 投稿日:2005/05/24(Tue) 22:02 |
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- 中国関連ニュースを眺めておりましたら、やはり、どんどん削られているのは、口蹄疫のニュースです。今回は鳥インフルエンザの対策で
はなくて、口蹄疫対策を急いだと考えたほうが無難ではないでしょうか。というのも、いまやモンゴルは中国向けの一大カシミア供給地となっているようですか
ら。陸続きであるモンゴルの経済材の感染症からの防疫対策とその後の貿易のつながりを考えれば、まずは中国国内の感染症対策と情報統制対策の諸々の緊急の
機密連絡を大連でとる必要があったものと思われます。
それとおそらく、まともな口蹄疫対策をとっていれば、相当の家畜を消費せずに焼却あるいは
埋却処分しなければなりません。(あとあとの感染発覚の怖れを考えればやらざるを得ない。) となれば、食糧としての牛、豚、羊、ヤギも不足する事態もあ
りえます。となれば、モンゴルからの供給も考えておかないとダメでしょう。そのためには、モンゴルの防疫体性にも気配りしておかないとダメなのではないか
と思います。すべて中国の国益優先の緊急的な行動だったと解釈いたします。
しかし、さすが外交巧者中国だと思います。これまでを、靖国問題やそ
の他の日中間交渉問題にすり替えてしまいましたね。ネット内でも『疫病』問題だと強く認識する人はごくごく少数のようです。ほとんどが、マスコミの論調と
か映像にどんどん煽られたような発言ばかりです。これでほぼ中国内の『疫病』問題からは意識をそらさせることに成功しています。
議論になっているのは、おそらく、ココだけですね。やれやれです。日本人は、『疫病』の恐怖もすっかり忘れた、平和ボケそのものです。この国は、このまま憲法9条を改正あるいは破棄なんてとてもできる国民ではありません。
なんたって、「危機管理」の意識がない国民性ですから。実際コトが起こって、犠牲者が相当数出てからでないと、動き始めることはないでしょう。残念です。
[1489] 鳥インフルエンザで、人も死んでいるって?これ、誤報であればいいのだが。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/24(Tue) 22:02 |
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- この数時間のうちに、大変なニュースが入ってきた。
誤報であればいいのだが。
このニュース
http://www.secretchina.com/
http://www.secretchina.com/news/articles/5/5/24/114948.html
http://www.kanzhongguo.com/news/articles/5/5/24/114948.htmlなのだが、「青海省の鳥インフルエンザで、5月24日になって、鳥インフルエンザで、121人が死亡し、消毒作業などに従事していた医療関係者11人も死亡した。現在千三百人以上の住民が隔離されている」というのだが。
本当なのでしょうかね?
下記検索では、このニュースだけが、そのことを伝えているのだが、まだ、真偽のほどはわからない。
中国語なので、間違っていたら、ごめんなさいね。
また、このサイトの終わりのほうには、中国は、公式発表していないが、中国副首相が、日本から急遽帰国したのは、、鳥インフルエンザ対策のためであったと書いていますね。
http://news.google.com/news?hl=zh-CN&ned=cn&ie=UTF-8&scoring=d&q=%E7%A6%BD%E6%B5%81%E6%84%9F%E3%80%80%E3%80%80%E9%9D%92%E6%B5%B7%E3%80%80&btnG=%E6%90%9C%E7%B4%A2%E6%96%B0%E9%97%BB
[1488] Re:[1479] インターネット上の医学の情報源 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/24(Tue) 21:38 |
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- まりちゃんさん。
これはいいサイトhttp://www.llrx.com/features/medical2005.htmのご紹介、ありがとうございました。
早速リンクさせていただきます。
ところで、今日の夕方の12チャンネルのニュースで、金子先生のインタビューが出ていましたね。
ようやく、マスコミも、無視できなくなってきたということでしょう。
[1487] Re:[1481] こんな説もありますね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/24(Tue) 21:31 |
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- ときさん。
日本のマスコミでは、中国副首相のドタキャンが、靖国問題ということで、統一されていますが、このサイトhttp://www.recombinomics.com/News/05240501/H5N1_Qinghai_Evolution.htmlのように、このようにうがった見方を、まだしているところもありますね。
つまり、中国副首相が、モンゴルに飛んだのは、インドから青海湖を経て、渡り鳥のフライウェイは、その真北のモンゴルを経て、ロシア南部のバイカル湖に向かうとして、それで、ちょうどそのフライウェイの線がクロスhttp://www.thaiwaterbirds.com/eng/map_ne_waterfowls.htmlするモンゴルに向かったのだとしていますが。
中国の渡り鳥のフライウェイは、このサイトにありますが、このサイトの図http://www.wetlands.org/IWC/awc/waterbirdstrategy/docs/Flyway-Website/china.htmの中の14の数字のあたりが青海湖で、そのちようど真北の緑色の点が二つあるあたりが、モンゴルで、さらに北にある赤点あたりがバイカル湖です。
http://www.recombinomics.com/News/05240502/H5N1_Qinghai_Overlap_Flyways.htmlに
よれば、このフライウェイは、 the East Asia Flyway とthe Central-South Asian
Flywayとちょうど間にあって、しかも、その発信点は、津波で消毒の行き届かない、スリランカ・バングラディッシュであるところから、渡り鳥は、この
二つのフライウェイを、忠実に、H5N1ウィルスを運んで北上してきているというわけです。
[1486] Re:[1484] [1472]イースト・ブリオンと、哺乳類ブリオン 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/24(Tue) 20:17 |
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- 虹屋さん。
EDEMたんぱく質の働きについては、このページには書かれていませんね。
このページhttp://www.glycoforum.gr.jp/science/glycogenes/04/04E.html
http://www.fhcrc.org/labs/stoddard/Conj544/Glycosylation/hosokawa_2001.pdf
が永田さんの研究のページのようです。
日本語版はこれhttp://www.frontier.kyoto-u.ac.jp/bf01/project/pro_edem.htmlなのでしょうか?
holdとmisholdの違いがわかりませんでした。
奥の深い研究のようですね。
ご紹介のサイトの中に、プリオンとシャペロンとを結び付けようと研究されている学者として、Susan Lindquist(シカゴ大学)氏を上げていました。
このサイトhttp://chronicle.uchicago.edu/980108/madcow.shtmlでは、「イースト・プリオンとバクテリア・シャペロンと哺乳類プリオンには、驚くべき類似性がある。」と書いてありますね。
また、このサイトhttp://www.mad-cow.org/chaperones.htmlで
は、「哺乳類プリオンは、PrPScを決定し、イースト・プリオンは、Sup35を決定し、相互の関係は無いが、この両者は、たんぱく質の適合過程におけ
る自己増殖的変化において、共通の伝送モードを共有している。PrPScとSup35の適合過程においては、共通の生化学的類似性が見られ、その共通項が
バクテリア・シャペロンである。」というようなことが書いてありますね。
この酵母の中のプリオン(Yeast Prion)と、哺乳類のプリオン(Mammal Prion)との関係というのは、面白いですね。
ひょっとして、われわれは、プリオンについて、何か、重大な勘違いをしているのかもしれませんね。
[1485] 毎日新聞の小島正美さんの記事 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 19:12 |
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- 食の安全:海外で徹底 国内メーカー、原料から管理
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shoku/news/20050524ddm013100054000c.html
読んでいて思いましたが、SPF豚はある「指定された」病原体がいないというだけで、そのなかには例えば問題になったE型肝炎ウイルスとか、その他の病気は入っていないんですよ。「無菌豚」という表現で時々いわれていますけど、「無菌豚」の場合は誤解を招く表現ですね。
企業の、飼料から管理の動き、というのはとてもありがたいことですが、問題はそれらを詳細にわたって公開していないということでしょうか。これからますます期待したいですね。
味の素さんは、「製造工程中で分解されれば表示義務なし」というお豆腐や麺、肉や魚、菓子の加工につかう添加物、トランスグルタミナーゼなども製造されてますが、そういうのも表示してもらいたいなぁと私は思ったりします。
[1484] Re:[1472]投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/24(Tue) 17:57 |
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- > ところで、『マイクロシン』という名の「超酸化水」が、細菌やウイルス、また死滅しにくい胞子も食いつぶしてしまうという興味深い記事がありました。
これは、食品添加物の電解水ではないかと思うのですが。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1106-2.html
こ
の酸性水は既に病院などで器具の消毒などに使われています。原理は、塩素殺菌。日常的なところでは、アルカリイオン浄水器で+側にでてくる飲用にしないほ
うの水が一番近い。アルカリイオン浄水器も万病に効くといって販売しているので、これもその手の記事ではないでしょうか。
シャペロンで笹山さんの取り上げているページの内容は、
http://www.jst.go.jp/pr/report/report296/
「細胞内におけるタンパク質の品質管理の主役が明らかに」
とほぼ同じですか?なにせ日本語しか使えませんので、お尋ねします。
特定領域研究(A)「タンパク質の一生:細胞における成熟、移動、品質管理」オフィシャルサイト
http://www.res.titech.ac.jp/~seibutu/lifeofproteins/home.html
のニューズレター2に「プリオンと分子シャペロン」という記事があります。
http://www.res.titech.ac.jp/~seibutu/lifeofproteins/netscape/topics/cpn_no2.pdf
[1482] どうやらトリよりもこっちのほうを隠蔽したい? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/24(Tue) 16:10 |
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- 中国で口蹄疫牛数千頭を処分、香港紙が報道
【香港=関泰晴】23日付の香港英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」は、中国・北京郊外で家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫が発生して、数千頭の牛が処分されたと報じた。
感染拡大防止策として、警察当局が現場区域の道路を封鎖する措置を取っているとしている。
同紙に対して、中国政府は、北京郊外での口蹄疫の発生を否定した。だが、中国メディアの記者は発生状況を報道しないように警告を受けているといい、牛肉や豚肉などの輸出に影響が出ることを恐れ、中国当局が情報を隠している疑いも出ている。
(2005年5月23日22時34分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050523id25.htm
口蹄疫の影響は、貿易上、トリよりも桁違いに大きい額です。
[1481] 情報操作(すり替え)でしょう 投稿者:とき 投稿日:2005/05/24(Tue) 13:25 |
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- どちらの側からの操作かは判断しかねますが。
副首相会談キャンセル理由に「靖国」、中国が示唆(読売新聞) - 5月24日12時55分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050524-00000004-yom-int
疫病がまん延しているとみなされると、今後明らかに国家運営には支障が生じます。畜産業、貿易、観光、イベント、などなど。
人の都合で事実を捻じ曲げようとしても、それははかない抵抗となるような気がします。自然の力、とくに『疫病』には克てない。疫病は戦争と同様、歴史を変えてきたのですから。戦争以上かもしれないとも思います。
『さ
て呉儀の急な帰国については私はひとつの可能性を指摘しておきたい。靖国問題についての嫌がらせとしてはあまりに稚拙であるという点だ。むしろそれがらみ
ではないというニュアンスが支那からは伝わってくる。とすれば何か。呉儀は衛生部門を担当する副首相だ。不潔大国支那では衛生部門は重要なポジション。そ
の担当部署で何かがあったのではないか。SARSかあるいは私たちの想像を絶した病気があの汚穢国家では発生しても不思議ではない。呉儀は大連までだけ
戻って外遊を続ける。その理由は「通信」だ。たとえ大使館であっても盗聴されたくない国家機密事項が衛生部門で発生した。しかし動揺を見せることはできな
い。だから日本側にも笑顔を見せつつ帰国という無礼をやってのけるという奇妙な行動に出た。それだけ衛生部門での突発事は重大なことなのだ。』
http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&log=20050524
当たってる。ただし、細菌兵器ははずれです。
[1480] 鳥インフルエンザとヒトインフルエンザ 投稿者:とき 投稿日:2005/05/24(Tue) 12:09 |
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- 佐賀の情報と全国流行の情報、有難うございます。
A型といってもそれは正確ではありませんね。
推奨インフルエンザワクチンの構成(抄訳)
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/vaccinerecommendations.html
A型は起源がトリインフルエンザです。(H1〜15、N1〜9の順列組み合わせで135通りの組み合わせが想定されます。)ヒトでおこっている強毒型はご
く一部です。今起こっているH5N1はヒトにとって明らかに新型です。ヒトヒト感染も確実に起こっていますが、今のところまだ大流行に至っていないだけ
で、非常に危惧されてきますた。これからです。
H5N1型(まさにA型インフルエンザ)は鳥インフルエンザであると同時に、ヒトインフルエンザでもあります。それが人獣共通感染症ということです。
中国の鳥の感染状況をみたとき言えることは、外から入ったものがそこで感染死が起こっているということは、ウイルスは、そこに居るものが持っていて、外か
らその地域に入った鳥が感染を受けているということでもあり、ワクチンを用いなければならない方は実は(厳密に言えば抗体保有検査が必要ですが)、周辺地
帯や周辺国のほうです。
おそらく中国は、このウイルスに関しては感染経験済みで、抗体をつくり耐性を獲得した生き残りが当たり前に生存
している状況になってしまっていると考えなければならないと思います。つまり、ワクチンはほとんど実質は意味を成さないということです。本当に用いなけれ
ばならないのは、まだ耐性を獲得していない周辺国の方でしょう。
口蹄疫も、牛はおろか、カシミアの原料であるヤギにも影響があります。
日本向けのカシミアをここ近年、無謀なくらいの増産体制をやっていましたね。無理やりの反自然の人間の行為に対する、自然からの反撃を受けているようで、
考えさせられます。ともかく産業的には大ダメージでもあり、モンゴルに拡大したらなおさら、ダメージが大きいでしょう。末端の生産者の苦しみはいかばかり
か・・・。今の対策では、罹っても生かす死なさないという対策ではなく、生き残れるものも全部殺処分という方法ですから。いわば、中世の魔女狩りと同等の
ことをしています。
人間は、産業を守る、種を超えて人間にやってくる病原体を0にするという妄信のおかげで、ずいぶん莫迦な気違いじみた行為をやっているということにまだ気付けないようだ。
[1479] インターネット上の医学の情報源 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 11:21 |
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- Researching Medical Literature on the Internet -- 2005 Update
http://www.llrx.com/features/medical2005.htm
面白いリンク集ができてますよ。診断マニュアルや視覚的な資料、ヤブ医者リストから医者ブログまで。でも情報最速のProMEDの紹介はなかったかな?
翻訳ソフト
http://babelfish.altavista.com/
お、真名さんありがとうございます。3月には報道してたんですね。今回の決算では報道なし?これだけ国民の注目を集めていることなんですがね。
[1478] 1475: 3月の報道ですが 投稿者:真名 投稿日:2005/05/24(Tue) 11:09 |
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- http://www.yomiuri.co.jp/wine/news_g/20050303uj13.htm
▲ゼンショー・社長、「米国産牛も全頭検査必要」
牛丼チェーン大手「すき家」を展開するゼンショーの小川賢太郎社長は、読売新聞のインタビューに応じ、米国産牛肉の輸入再開の安全基準について「米国産牛も全頭検査をすべきだ」と述べ、骨や肉の質をもとにした月齢判別などによる輸入再開に批判的な考えを示した。
外食産業の業界団体「日本フードサービス協会」などは、基準緩和による早期の輸入再開を政府に求めているが、「すき家」は昨年9月、豪州産牛肉を使って牛
丼の販売を再開して業績が上向いており、発言の背景には、米国産牛肉の輸入再開が遅れても、経営に影響が少ない事情もあるとみられる。
小川社長は、「国内でBSE(牛海綿状脳症)が発生したとき、全頭検査をすることで落ち着き、翌年から消費が回復した。全頭検査は日本以外でやってないとの議論があるが、消費者の安心を優先すべきだ」と述べた。
ゼンショーは2月28日、業績が悪化していた牛丼チェーン「なか卯」の株式33%の買収を発表し、「すき家」との合計店舗数で牛丼業界2位となった。
小川社長は「規模の拡大で原料調達費を削減できる。それぞれのブランドを生かし、なか卯で牛丼の通常販売を再開するときは、味も価格もすき家とは違う牛丼にしたい」と話した。
(2005年3月3日 読売新聞)
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1477] おや?予測があたったのかな? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/24(Tue) 11:06 |
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- 【中国】呉儀の「重要公務」、鳥インフルエンザの可能性も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050524-00000003-scn-int
米AP通信は、中国政府が発表した「重要公務」について、「衛生部部長だった呉・副首相が、青海(せいかい)省で発生した鳥インフルエンザ問題を処理する必要が生じたため」と分析している。
と
のことだが、これが本当だとすると、当初の「外務省首脳」から一転、実名を明かして、早とちりで、中国を「一国の首相が会う日程を組んでいるのに、理由も
よく分からずに土壇場でキャンセルする。ちゃんと説明すべきだ。国際的、外交的マナーをどう考えているのか」と非難した町村外務大臣の先見力の無さが、今
度は問われる番ですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050524-00000003-scn-int
[1476] Re:[1465] やはり変だ。 投稿者:kazu 投稿日:2005/05/24(Tue) 11:05 |
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- > インフルエンザ:4年生の1クラスが学級閉鎖−−伊万里 /佐賀(毎日新聞) - 5月19日17時40分更新
現在まで流行している原因は不明ですが、
ウイルスの型は、A香港型です
児童の5名/7名中から検出されています。
下記HPに記載があります。
佐賀県感染症情報センター
http://www.kansen.pref.saga.jp/report/IH100000.htm
http://www.kansen.pref.saga.jp/doukou/kako/1700/1719.pdf
[1475] すき家さんは全頭検査廃止に反対する 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 10:48 |
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- Sukiya opposes relaxing BSE testing
http://www.japantimes.co.jp/cgi-bin/getarticle.pl5?nb20050524a6.htm
Sukiya restaurant chain opposes plan to ease test for BSE
http://www.japantoday.com/e/?content=news&cat=3&id=338121
日本フードサービス協会の中でも意見がわかれているんですね。しかしこういうことは日本のマスコミは報道しないんですね。国民が注目している件で、なぜ報道されないんですかねー。
[1474] 中国・青海省の鳥インフルエンザ発生は、4月半ばであった!!!! 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/24(Tue) 10:25 |
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- サイトhttp://www.recombinomics.com/News/05230503/H5N1_Qinghai_519.html
によれば、中国・青海省での鳥インフルエンザ死数は、当初発表の178羽から519羽に修正されたという。
また、死んだ鳥の種類は、
bar-headed goose (Anser indicus)(インドガン) http://www.maudoc.com/maudocbirding/photos/anser/oca_in.htm
great black-headed gull (Larus ichthyaetus)(オオズグロカモメ) http://www.biol.uni.wroc.pl/komfaun/07_foto_ichthyaetus.htm
brown-headed gull (Larus brunnicephalus)(チャガシラカモメ)http://www.mangoverde.com/birdsound/picpages/pic67-28-1.html
ruddy shelduck (Tadorna ferruginea)(アカツクシガモ) http://www.oiseaux.net/photos/didier.collin/tadorne.casarca.4.html
great cormorant (Phalacrocorax carbo)(カワウ)http://pdubois.free.fr/espece.php?MyEspece=PHACAR
と、多種類にわたるものとわかった。
また、当初の発表では、5月はじめに、the Qinghai Lake Nature Reserveで、178羽のインドガンが死んでいたと発表していたが、5月21日になされた中国からOIEへの報告http://www.oie.int/Messages/050523CHN.htmでは、大量死は、4月15日から始まっていて、検査をしたのが5月18日、しかも、その鳥の種類は、インドガン一種類ではなく、少なくとも上記の5種類に及び、死んだ数は、178羽でなく、519羽であることが、わかったとしている。
また、三百万分ものワクチンが供与されたということは、さらに多くの鳥インフルエンザの拡大があることをあらわしているという。
これらの渡り鳥は、一日に千マイルの飛行をするという。
ということは、4月の半ばに大量死が発生しているとすれば、かなりの範囲で、すでに、鳥インフルエンザは、渡り鳥によって広まってしまっていることになる。
この記事http://www.cbc.ca/cp/world/050523/w052358.htmlでは、呉儀中国副首相が、突如帰られたのは鳥フル対策のためのように、最後ににおわせていますね。
http://www.recombinomics.com/News/05230503/H5N1_Qinghai_519.html
[1473] アジアの反日運動のその後はどうなっているのでしょうか 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 08:55 |
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- いくつか気にかかる記事を拾いましたが
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=63345&servcode=300§code=300
http://web.archive.org/web/20021114132234/www.asahi.com/national/update/1112/021.html
(下段は2002年のです)
[1472] Re:[1465] やはり変だ。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/24(Tue) 08:27 |
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- ときさん。
ご紹介の佐賀県だけではないようですね。
インフルエンザで岡山市の小学校が学年閉鎖(岡山)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/20050520wm03.htm
季節はずれインフルエンザ流行(広島)
「初夏を思わせる陽気の中5月になってもインフルエンザの流行がおさまっていません。これは、例年にない異常な状況です。」
初夏なのにインフルエンザ(滋賀)
http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?kiji=5149
春になったが患者数横ばい 流行続くインフルエンザ(北海道)
「今冬猛威を振るったインフルエンザが四月下旬になった今も札幌市内でじわりと流行している。市が市内の五十六医療機関で一週間ごとに調査する患者数は、十八−二十四日の一週間で百五十七人と前週に比べ十七人増えた」
島根県内で季節外れのインフルエンザ(島根)
「島根県内で季節外れのインフルエンザで学年・学級閉鎖する学校が相次いでいる。先週から今週にかけて四校の三学年、四学級に上っており、県がうがいや手洗いの励行を呼び掛けている。」
http://c11om4bv.securesites.net/news/modules/news/article.php?storyid=101753004
紋別小インフルエンザで、きょう学校閉鎖に(北海道)
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/050422_2.htm
なんかきな臭いですね。
ところで、『マイクロシン』という名の「超酸化水」が、細菌やウイルス、また死滅しにくい胞子も食いつぶしてしまうという興味深い記事がありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050518-00000001-wir-sci
[1471] 農水省大丈夫ですかね(^^; 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 08:24 |
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- フジチク長男の披露宴 農水・国税幹部ずらり
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-05-18/14_01_0.html
フジチク会長ら逮捕 豚肉関税脱税容疑で名古屋地検
http://www.asahi.com/special/bse/NGY200505120003.html
まるで農水省外郭団体 ダム工事処分のコンサル会社
局長クラス天下り、受注3年で300件
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-05-18/15_01_0.html
他の報道では見ない記事のようですが?
[1470] 国会での山内一也教授と沖谷明紘教授の発言 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 08:17 |
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- BSE 全頭検査で安全確保 専門委員が緩和の動き批判
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-05-21/02_02_0.html
山内教授は
>「専門調査会の審議では、米国でのBSE汚染度、病原体の蓄積量、食肉の汚染度などとともに、飼料規制もはいってくる」と発言。
また、東京の意見交換会でも「色と骨」による月齢判別を根拠に農水・厚労省は説明していましたが、沖谷教授が、以下、発言してますねー。
>
『米国式格付けと月齢とを結びつける問題点をめぐって、高橋議員は「米国ではさまざまな交配種があり、肉質も違うのにアメリカが示したサンプルのデータ
が、どの牛の種類でも成り立つのか」と質問。牛の月齢判別に関する検討会座長の沖谷明紘日本獣医畜産大学教授は、年間約三千五百万頭という「全部の母集団
を完全に反映しているとはいえない。それは不可能だ」と答えました。』
[1469] 全国食健連が招致した消費者運動活動家さんによる、米国の実態報告 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 08:08 |
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- 米検査体制に不備:緊急集会で米活動家 人への感染あいまい
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-05-22/15_02_0.html
ラルフ・ネーダーさんの片腕の方のようですね。
>
『BSE安全検査や特定危険部位の除去については、「日本の検査は政府が責任をもっているが、アメリカは政府の食肉検査官が直接、検査をしていない。食肉
企業が安全基準を満たしているとの前提で検査体制を見ているだけだ」と実態を明らかにしました。感染源の牛肉骨粉の規制措置は予算措置が不十分だと報告。
人への感染(変異型ヤコブ病)については、疑われる症例が複数報道されているとし、「米連邦政府があいまいにしようとしているため、不信をもった医者団が
病死した検体をイギリスに送って調べている」との実情を紹介しました。「アメリカの消費者も安心して牛肉を食べたいと思っている」とのべました。』(抜
粋)
お医者さんも不信に思っているんですね。
[1468] Re:[1463] このサイトは、金子清俊先生の「独り言」ですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/24(Tue) 07:57 |
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- 真名さん。
このサイトの「独り言再開」http://www.asahi-net.or.jp/~zd8k-knk/Prion/Director/Director.htmは、金子清俊先生の独り言ですね。
「最
後に、一言付け加えさせていただきます。米国産牛肉輸入再開問題に関連し、私の辞意が報道されております。その真偽の程云々の前に、今回の経緯、私の真意
を、次回の調査会で適切な場面があればお話したいと思います。食の安全、安心確保に向けて、建設的な方向を目指すことこそが、第一義的に重要です。その点
は決して忘れておりません。」
うわー。感動ものですね。
ところで、漫画週刊誌『ビッグコミックスピリッツ』( 小学館)http://spi-net.jp/index.htmlの今週号「美味しんぼ」に「牛肉の未来」と題して、アメリカ牛肉輸入問題やBSE問題が、よくまとまって書かれていました。
GAO報告なんてのも掲載されていて、ずいぶん勉強されてかかれたものと思われます。
ぜひ、ご一覧を。
http://www.asahi-net.or.jp/~zd8k-knk/Prion/Director/Director.htm
[1467] ◎北米産牛肉のリスク諮問(05/24 06:03:35) 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 06:58 |
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- http://www.minyu-net.com/news/2005052401000072.html
諮問対象は生後20カ月以下で、脳などの特定危険部位を取り除いた牛。同委や専門調査会の審議で、国産牛肉と同等のリスク(危険性)かそれ以下と答申された場合、早ければ夏にも輸入再開の可能性がある。 (←共同曰く)
特定危険部位を完全に取り除けるわけがないことを農水・厚労省は東京のリスコミでも、「はっきりと」認めたわけですが。
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/2364c0b9046c5e63aed236944b9a9e33
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/0a2e4459558beb8d921eb79753e6c8fa
[1466] 中国、口蹄疫もか? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/24(Tue) 01:33 |
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- 口蹄疫で数千頭処分=北京郊外、道路封鎖も−香港紙(時事通信) - 5月23日13時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050523-00000201-jij-bus_all
Yahoo!ニュース-感染症と衛生
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/infectious/?1101290639
疫病対策で大忙し。深刻だ。
口蹄疫Q&A
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/KouteiekiQ%26A.html
極東における口蹄疫の発生状況(第一報)(2000年4月末現在)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/Kouteieki-Ozawa.html
[1465] やはり変だ。 投稿者:とき 投稿日:2005/05/24(Tue) 01:17 |
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- なぜ今頃流行するのでしょうか?
インフルエンザ:4年生の1クラスが学級閉鎖−−伊万里 /佐賀(毎日新聞) - 5月19日17時40分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050519-00000216-mailo-l41
まずは、本当にインフルエンザなのかと、そうであれば何型かという正確な情報が必要ですね。マスコミの情報も非常に中途半端で、もう少しきちんとした情報が欲しいものです。
佐賀県庁HP
http://www.pref.saga.lg.jp/portal/public/WH/FWHM0000Action.do
佐賀県感染症情報センター
http://www.kansen.pref.saga.jp/influenza/influenza.html
[1464] 今の日本のトリフル対策は 投稿者:とき 投稿日:2005/05/23(Mon) 23:56 |
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- 強いて言えば、胃がんになるからといって、健康な胃まで取ってしまうやり方です。
いくら小規模でも1、2羽でも、検査
によって感染が確認されると、耐性をもっていようがいまいが、半径50キロ圏内の鶏の移動禁止です。1ヶ月もそれをやられたんじゃあコストがかさんで、立
ち行かなくなります。しかも加熱(ボイルでもいい)したら食える程度のウイルス感染症です。卵も全然問題ないのにもかかわらずです。自分のところ一軒のお
かげでまわりの養鶏家に迷惑がかかると思えば、小規模なところほどヤミ処分でしょう。飼養数を増やせるわけがない。
種種のウイルスに感染
経験あり(抗体保有でキャリア)の野鳥・渡り鳥をコントロールできない以上、渡りのルートにある国で発生して存在しているウイルスのワクチンをあらかじめ
処方しておくというのは常識です。それを禁じている日本は対策を何もしていないに等しい。出たらひたすら殺せということを続けるしかないのですから。バカ
じゃないかとつくづく思う。
罹っても軽症ですます、死なないこと、それがいちばん大切なことではないでしょうか。
繰り返しますが、ウイルスを根絶、制圧という思い上がりをやめることです。
戦争と疫病は、人類永遠の課題です。(いまやそれがいっしょになったような、バイオテロもありえますが。)
[1463] 無題 投稿者:真名 投稿日:2005/05/23(Mon) 23:52 |
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- http://www.asahi-net.or.jp/~zd8k-knk/
こ
のページにある「高分解能蛍光イメージング」のなんと美しいこと!ため息が出そうです。 シャペロン類はカスケード反応の中流にある分子ではないかと思わ
れます。 それから正常プリオンタンパク質の機能が信号伝達への関与というのは素晴らしい発見みたいですね。記事には具体的なことを書いていないのでわか
りませんけど。 しかし、カスケード反応の「起動因子」の解明につながるという論理はどうなんでしょうか?直接にはつながらないような気もするんですけ
ど。
なお、ローラ・マニュリエディスの論文は1997年のものです。 これ、今読んでも新鮮なんですよ。 普通レビューでそんなことはあんりまないんですけどね。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1462] Re:[1461] 「シャペロン」とは、おいしそうな名前ですが。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 23:40 |
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- 真名さん。
どうも出番ありがとうございます。。
「シャペロン」ってのは、「付添い人」って意味なんですね。
このサイトhttp://www.stressgenbioreagents.com/familylist.lasso?-Token.Z=&F=F09&more=yesを見ると、細胞の機能は、温度とかに敏感で、ストレスで、細胞たんぱく質に変質をきたしてしまうために、その「付添い人」として、この「シャペロン」さんが活躍するようなんですね。
で、細胞自体が持つ、「防御用たんぱく質」が、この「シャペロン」さんというわけ。
異常な折り畳み構造のタンパク質をブロックしたり保護したりして、細胞をストレスから守ってくれるものらしいですね。
その防護効果に加えて、「シャペロン」さんは、新陳代謝とかアポトーシスとかの機能にも関係しているらしい。
それにくわえて、細胞からの信号の伝達機能をはたしていることがわかってきたのだといっていますね。
たのもしい「シャペロン」さんですね。
いや、闇取引-Trafficking-と書いてあるから、悪いものも運んでしまうというわけですか。
http://www.stressgenbioreagents.com/familylist.lasso?-Token.Z=&F=F09&more=yes
[1461] 無題 投稿者:真名 投稿日:2005/05/23(Mon) 23:10 |
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- 笹山様、お聞きになる相手を間違えておられます(笑)。
日頃の活動には敬意を払っておりますので一応でてきましたけど。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050523-00000122-kyodo-soci
▼生体内の正常型プリオンタンパク質が、神経細胞の間の情報伝達にかかわっているらしいことを東京医科大の八谷如美助手(機能生理学)らの研究チームが23日までに突き止めた。▼
これと関係あるのでは?
http://www.asahi-net.or.jp/~zd8k-knk/
▼正常型プリオン蛋白質の生理機能解明:
主
に高分解能蛍光イメージングやリアルタイムイメージング等による正常型プリオン蛋白質の細胞内代謝の検討を通じ、プリオン蛋白質の生理機能を研究していま
す。また、最近になってプリオン蛋白質による細胞死の分子機構が解明されました。 この発見は、一般的な細胞の生存と死の運命の振り分けにも関わる重要な
発見と考えております。▼
シャペロンはこれですね。
http://www.asahi-net.or.jp/~zd8k-knk/
▼感染型プリオン蛋白の生成に関与する分子シャペロン様の補助因子の同定に関する研究を展開しています。▼
いずれもこの論文に予告されていることのようですが。
Beneath the emperor's clothes: The body of data on scrapie and CJD
http://info.med.yale.edu/bbs/media/faculty/Manuelidis.pdf
▼
シャペロン類は、「折り畳み」に対する「タンパク質記憶」の安定な源であろう。また、安定化されたあるいは鋳込まれた形のプリオンタンパク質は、病理の進
行を助け、多様な細胞死関連分子を発生させる。最終的には、この一連の流(カスケード反応)は、脳変性と可視的な神経喪失とをもたらす▼
(314頁右欄中段)
感
染についての不明点は、このような変化が、最初に、プリオンタンパク質と何との相互作用によって生ずるかではないからしいですが。起動因子ですね。朝日の
記事は、カスケード反応の起動因子が異常型ブリオンとの接触みたいに書いてありますが。どうなんでしょうか?わかりません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050523-00000122-kyodo-soci
▼立体構造の違う異常型に接すると異常型に“変身”して蓄積し、BSEなどを発症する。▼
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1460] Re:[1459] 農水省と頭の固い御用学者先生によって 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 23:09 |
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- いえてますね。
ウィルスの変異に追いついていけない行政と学会ってことですか。
まあ、こちらのほうも、ウインドウレスみたいなモンですから。
ウィルスを極端にお嫌いなるんでしょう。
ところで、もしかして、呉儀中国副首相が、突如帰られたのは鳥フル対策のためだったりして。
そうであれば、小泉さんも、救われますね。
[1459] 農水省と頭の固い御用学者先生によって 投稿者:とき 投稿日:2005/05/23(Mon) 22:59 |
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- 養鶏現場は混乱しています。それこそ、愛玩用鶏でさえ、ウインドウレス鶏舎に入れたほうが良いといわんばかりです。
各地の放し飼い地鶏も、お天道様の下でミミズを食い、虫を食い、土を食う、そんな「健康的」な飼育が、規則に従ってやるとなると不可能になっています。本来ならそのように育って生む卵や、鶏肉をいただきたいものですが。
いまや日光を浴びることもなければ、土をほじくったこともない、建物の中で外の空気を吸うこともなく、経済効率のためにぎゅうぎゅうずめで過密に飼養された、いわば不健康に育った鶏の卵や肉を食べないといけなくなっています。
本来、ウイルス感染症は、遺伝子の多様性によって十分対応していける、あるいは行かなくてはいけないものです。
トリにしたって、ウイルスを「制圧」という考え方が馬鹿げているのは、ウイルス学の常識があったら当たり前のことです。自然環境に馴致していくのが「生物」です。
それは、トリもブタもウシもヒトも同じことです。
トリの学者の人たちは、ちょっとどころでなく変だ。マトモの(ヒトをも含めた)ウイルス感染症の病理病態を理解し、実際の公衆衛生学を理解しているとは到
底思えないことを、平気で発言する。人間のウイルス学の常識からみたらキチガイじみている。もうすこし何とかならないものか。
[1458] この掲示板では、「ヒト感染鳥インフルエンザ・ワクチン」問題を中心にしてあつかっていますので。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 22:37 |
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- この掲示板で、ヒトへの鳥インフルエンザワクチンの問題を論じていたのを、家禽用鳥インフルエンザワクチンの問題と思われて、「鳥フルの家禽用ワクチンは以前からあります。」などと、他のところで指摘されていらっしゃるような具合のところがあるようですね。
お間違いのないように。
[1457] これはわかりやすい見出し「呉儀突然取消会小泉不快」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 22:13 |
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- この中国のサイトhttp://gb.udn.com/gb/udn.com/NEWS/WORLD/WOR1/2691370.shtmlを見ても、呉儀中国副首相の小泉総理との突然の会談取り消しの真相は書いていないが、小泉さんが、思わず漏らしたという「会いたくないのを会う必要はない。」は、中国語にバッチリこのように訳されている。
「但若呉儀不想見面則没有必要見面。」
まったく、輪をかけて、余計なことを言ったものです。
http://gb.udn.com/gb/udn.com/NEWS/WORLD/WOR1/2691370.shtml
[1456] Re:[1454] 情報伝達にプリオン関与か 正常型の機能解明に前進 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 21:41 |
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- これは、真名さんのご見解に待たなければならないようですが、なんとなく、virino仮説に似ているような似ていないような−−ですね。
virino仮説では、遺伝子が実質感染因子となっており、たんぱく質は、その伝達補助材となっているというような位置づけになっているとの説でした。
virino(ビリノ)仮説--防護的宿主蛋白(PrP)と複製可能情報分子の間の雑種で、宿主に依存し、翻訳されていない核酸か、あるいは新しい類似体のどちらかで、これが伝達補助材となっているというような仮説。
[1455] 青海省青島湖鳥島が十日 以上閉鎖 投稿者:とき 投稿日:2005/05/23(Mon) 19:02 |
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- 鳥インフルエンザで 青海省青島湖鳥島が十日 以上閉鎖(大紀元時報05/05/23 10:32)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d85128.html
[1454] 情報伝達にプリオン関与か 正常型の機能解明に前進 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/23(Mon) 18:34 |
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- 情報伝達にプリオン関与か 正常型の機能解明に前進
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050523-00000122-kyodo-soci
http://www.asahi-net.or.jp/~zd8k-knk/
といえば、プリオンを持たない牛の研究がさらに進んでいるようですね。
[1453] 鳥インフルエンザの流行段階について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 18:06 |
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- 鳥インフルエンザのヒトへの感染の段階を示すものとして、フェーズ1からフェーズ5までの段階がある。
フェーズ1=ヒトへの鳥インフルエンザ感染が初めて確認された時期。
フェーズ2=新ウィルスが、ヒトからヒトへと広がり、少なくとも、ひとつの国または、ひとつの地域で、いくつかの感染拡大が認められた時期。
フェーズ3=世界での複数の国または地方において、新ウィルスが、感染拡大を引き起こしている時期。
フェーズ4=最初に感染した国のインフルエンザが拡大をやめたが、他の場所で感染拡大をしている状態の時期。
フェーズ5=最初に感染が認められた国や地方において、新しいウィルスによる第二の感染拡大の波が押し寄せ、最初に感染が認められた時期よりも、三ヶ月から九ヶ月後に、感染が認められる時期。
これが感染拡大の終わりでもあり、新たなフェーズ0の時期でもある。
http://sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2005/03/07/MNGOTBLIIP1.DTL&type=science参照
そこで、このサイトhttp://www.recombinomics.com/News/05220503/H5N1_Phase_5_6.html
によると、現在の世界のヒト感染鳥インフルエンザの状態が、フェーズ4段階なのか、フェーズ5段階なのか?ということを問題にしている。
すなわち、今年のヒト感染鳥インフルエンザのクラスターは、2004年に比べて、非常に大きく、フェーズ5の段階にまで達しているという。
現在、判断に迷うのは、検査結果の欠如と報告の欠如によって、フェーズ6の段階にすでに達しているのかどうかの判断ができないことであるという。
北ベトナムでは、新たな変異が始まっていると報告されている。
過去の歴史における流行は、血球凝集素中の遺伝子配列の変化によって引き起こされた。
1918年の流行はH1ウィルスによって引き起こされ、1957年の流行は、H7ウィルスによって引き起こされ、1968年の流行は、H3ウィルスによって引き起こされた。
[1452] 「日本政府相当錯愕」だそうで。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 17:00 |
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- 急に中止になった小泉首相と呉儀中国副首相との会談だが、中国の報道では、「日本政府相当錯愕」とかいてある。
http://gb.ettoday.com.tw:6060/2005/05/23/334-1794152.htm
[1451] 『免疫措置』 投稿者:とき 投稿日:2005/05/23(Mon) 12:00 |
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- という言葉を滅多に見かけることがないものですから。というより、はじめて意識して目にしたコトバと思います。
また、武富士記事問題http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050330-00000268-kyodo-soci
のときの、コトバのすり替えみたいなものかとつい思い出してしまったものですから。(『編集協力費』=『裏金』、『不手際』=『不祥事』のような。)
[1450] Re:[1448] 朝日新聞の記事 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 11:01 |
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- ときさん。
中国語で、「ワクチン」は、「疫苗」で、鳥インフルエンザは、「禽流感」で、今回の型は「H5N1亞型」だそうです。
http://www.ccaj.net/text.aspx?nox=108879
[1449] Re:[1446] [1445] [1439] [1437]鳥の渡りルートに関してのサイトをいくつか 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/23(Mon) 10:58 |
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- http://www.bekkoame.ne.jp/~miyakodori/ikimono/yatyou.html
http://www.city.narashino.chiba.jp/~yatsu-tf/international/
http://www.tasweb.com.au/awsg/eafw.htm
http://www.tasweb.com.au/awsg/
http://images.google.com/images?q=flyway&hl=ja&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2
[1448] 朝日新聞の記事 投稿者:とき 投稿日:2005/05/23(Mon) 10:53 |
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- 朝日新聞では面白い表現になっています。
青海省で渡り鳥が死亡 鳥インフルエンザと確認(2005年05月22日)
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200505220124.html
『同時に、周辺地域や渡り鳥の移動経路では、感染の危険の高い家禽への免疫措置を実施。』
ワクチンとは書いていません。
[1447] 春節の頃の髄膜炎? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/23(Mon) 10:37 |
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- 猛威を奮っていましたね。あれの内容・事実に関しても、中国の公式発表に疑問をもっています。髄膜炎というのは症状・病状を現してい
るだけであって、原因が明確な名前ではありません。いわゆる「感冒(かぜ)」(いろいろな原因の総称)みたいなものです。外から入ってきたと考えるより
は、そこから出ている(拡げている)と考えたほうがより確からしいと判断いたします。感染症はそこを見誤ると、感染源・感染経路を誤ったことにもなり、感
染症対策そのものを破綻させます。
[1446] Re:[1445] [1439] [1437]これはまた、早手回しですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 10:14 |
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- bar-headed geese(インドガン)
http://magazine.audubon.org/birds/birds0011.html
または
brown-headed gull (Larus brunnicephalus)(チャガシラカモメ)http://www.mangoverde.com/birdsound/picpages/pic67-28-1.html
または
Barnacle Goose( カオジロガン)
http://www.saka-consul.com/CrazyBrd3/4Euro2/BarnacleGoose.htm
のようです。
この湖には、このほか、
白鳥、
オグロヅル(black-necked crane)
http://www.chhundu.com.bt/Phobjikha.htm
カワウ(cormorants)http://www.scientificillustrator.com/illustration/bird/cormorants.htmlbrown-headed などがわたってくるようです。
よく鳥の世界はわかりませんが。
インドの鳥の一覧表はこちらのサイトhttp://www.kolkatabirds.com/birdsind.htmご参照
[1445] Re:[1439] [1437]これはまた、早手回しですね。 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/23(Mon) 09:23 |
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- 笹山さん。ときさん。
中国は、青海省・剛察県で発見された渡り鳥の種類は何でしょうか。日本語以外使えない私はさっぱり判らないので、情報をお持ちでしたら教えてください。
「実験室でワクチンの有効率がほぼ100%」「300万のワクチンを家禽類に接種」というから、かなり以前からこのウイルスを予測しワクチン生産を進めていたのでしょうね。2月にはH5N1亜型鳥インフルエンザウイルス混合ワクチンの開発に成功と伝えられています。
読売新聞は「中国で10か月ぶり感染を確認」と見出しをつけていますが、中国側の発表に「10か月ぶり」とは無いようだから、10か月ぶりに公表ではない
のでしょうか。そして準備も整ったことだから、手回しよくワクチン接種と「中国はがんばっています」とアッピールしたのでは?
[1444] インドの鳥インフルエンザ状況が気がかりとの説 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 08:49 |
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- http://www.recombinomics.com/News/05220502/H5N1_India_Bar_Headed_Geese.html
によれば、中国で発見された鳥インフルエンザは、インド北平原からの渡り鳥によるものとの見方をしており、今年の2月、インドの Uttar Pradesh地域での豚、ヒト、孔雀の感染や、ニューデリーでのヒトの髄膜炎の流行と関連があるとしている。
また、2002年には、インドで、家禽や家禽従事者から集めた血清が陽性であったことも、関係しているのではないかとみている。
http://www.recombinomics.com/News/05220502/H5N1_India_Bar_Headed_Geese.html
[1443] ニューヨーク市は、ヒト感染鳥フル厳戒体制に 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 07:40 |
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- 日曜日のthe New York Daily Newsによれば、ニューヨーク市は、ヒト感染H5N1ウィルスの世界的蔓延に備えて、厳戒体制に入ったとしている。
この体制は今年以内に整う見通しで、その内容は、隔離体制、変異ウィルス検査サンプルの用意、病院受け入れ態勢、緊急ワクチンなどの割り当て、などのようである。
ヒト用ワクチンについては、国立衛生研究所で臨床実験中であるが、流行が始まってしまうと、生産はすくなくとも、六ヶ月かかってしまうという。
なお、WHOが発表した2005年5月13日までのヒト感染確定症例数は、このサイトhttp://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/case050519.htmlに書かれています。
http://washingtontimes.com/upi-breaking/20050522-041553-1600r.htm
- > 新型インフルエンザで、鳥にしろ人間にしろ、全滅するわけではありませんし、体力や個体の生まれつきの感受性や栄養状態にも左右されるわけですから、きちんとした知識と対処方法をあらかじめ学んでおけばいいだけです。
煎
じ詰めると、そうなると思いますが、今の日本の社会は極端に異物・他者を排除する傾向が強く、政府はBSEで国民の健康よりも大事なものが政府にはある、
専門家は政府に逆らったことは言わないと教示したので国民の信用を失っている状況だから、国・厚生労働省や専門家がそういっても国民は信用しないのではな
いでしょうか。
[1437] パニックになる必要はないにしても 投稿者:とき 投稿日:2005/05/22(Sun) 19:52 |
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- 新型インフルエンザで、鳥にしろ人間にしろ、全滅するわけではありませんし、体力や個体の生まれつきの感受性や栄養状態にも左右されるわけですから、きちんとした知識と対処方法をあらかじめ学んでおけばいいだけです。
まずは、流行地帯からの移動を制限するということが一番確実な拡大防止策です。そのためには発生情報(サーベイランス情報)の迅速な共有化です。
発病は、治るあるいは快復する過程です。発病中は移動しないが原則ですし、流行中の場所にむやみに出入りしないということも大切です。
あとは、毎年やっている、流行前のインフルエンザ予防接種のプログラムにいれて、いままでどおり実施すればいいだけです。
特別新型だからといってそれを特別に恐れる必要はありません。これは、BSEのように原因が未知のものではありませんから、いたって対処は簡単(でもない
か)で、マニュアルどおりです。通常型のワクチンでも6ヶ月、DNAワクチン(実用化されていたかは疑問)であれば最短2週間でつくれるという記事もあり
ましたね。(実際はまだ使用できないようですが。)
(4/26)デンカ生研、新たなインフルエンザワクチン量産技術
http://health.nikkei.co.jp/news/gyo/gyoCh.cfm?id=20050425d1d220a925
これはまだ間に合わない。
西ナイル・ウイルスが米国に再来、まずは虫よけ対策を
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20030718307.html
[1436] Re:[1435] [1433] ヒトへの鳥インフルエンザワクチン接種が先決のような状況になってきました。 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/22(Sun) 18:13 |
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- 笹山様、とき様
これは「国際協力の下での、ワクチン接種体制」の一環ではないですか。日本は確かDNAワクチンを担当しているはずですが・・
人用ワクチンやマスクなどの使用優先順位を、「普通の人」が、「納得づく」で決める論議を、先のBSE20ヶ月齢除外で専門的に見るべき意見がないと一般
の考えを排除する形ではなく、「普通の人」が、「納得づく」で決めるやり方での論議をはじめないといけないのではないでしょうか。
おにぎりとワ
クチンを一緒にしてはどうかと思いますが、中越地震のとき避難所に届いたおにぎりの数が避難民の数より少ないとき、ある避難所では老人と子供に割り当てて
余ったら大人に回したところ、町内会ごとに割り当てて町内会内部で調整したところ、1家族何個で割り当てたところ、外の車で避難した人は除外して内部だけ
でわけたところと様々で、こうしたことには絶対という正解は無いから、あらかじめ議論して普通の人が、納得できるルールを形成しておかないと、その時に
なって行政権力を振りかざしは混乱すだけではないでしょうか。
[1435] Re:[1433] ヒトへの鳥インフルエンザワクチン接種が先決のような状況になってきました。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/22(Sun) 17:21 |
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- 虹屋さん。ときさん。
どうやら、ヒトへの鳥インフルエンザワクチン接種の問題のほうが、急がれるような情勢になったきたようですね。
ベ
トナムでは、新たしいヒト用鳥インフルエンザワクチンの試験が、サルを手始めにして始まったようですし、また、アメリカでは、the
University of Marylandと、 the University of Rochester と
UCLA との共同研究で、ヒト用鳥インフルエンザワクチンの実用化テストが始まったようです。
それほど、今回のタイ・ベトナム北部を中心とした「殺傷力は弱いが、ヒトからヒトへの伝搬性に優れたH5N1鳥インフルエンザの世界的蔓延」が確実なものになってきたとの判断によるものなのでしょう。
http://cbs2chicago.com/health/local_story_140144821.html
[1434] 中国のH5N1型感染死について 投稿者:とき 投稿日:2005/05/22(Sun) 15:27 |
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- 鳥インフルエンザ、中国で10か月ぶり感染を確認(2005年5月21日20時33分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050521i413.htm
中国青海省の剛察県で、渡り鳥のH5N1鳥インフルエンザ発生(CRI2005-05-21 20:48:45 )
http://jp.chinabroadcast.cn/1/2005/05/21/1@41377.htm
これも、感染源・感染経路に関しては非常に慎重に考えなければならないのですが、渡り鳥だからといって、渡ってきた先で感染し運んできたと考えるのではなくて、感染して死んだ側はそれまで感染経験がなかったと考えなければなりません。
つまり、感染を受けたのは、死んでいるその場所・地域です。すなわち、その地域がもうすでにそのウイルスのまん延常在地域であると想定しておくことも必要ですし、大概は疫学的にみて、それが常識です。
他から、経験のない鳥が入ってきて、そこで感染をうけておこっていると考えておくことが重要です。
はたして、中国は、先日、鶏にどのようなワクチンを用いたのでしょうか。病気の発生しているところは、新たなウイルスの感染源であることも事実ですが、そのまえにウイルスをうつされている側であるということも認識しておかなければなりません。
今回の「渡り鳥」の場合は不幸にも、そこでもらってしまったと考えるのが当然でしょう。(中国はそれを認めないと思いますが。)
[1433] Re1431、1430 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/22(Sun) 13:30 |
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- とき様、Chaos様、笹山様 ご教示有難うございます。
異常死として発生を確認できない低病原性鳥インフルエンザが侵入した
場合、卵を産み続ける数十万羽単位の感染鶏の体内で増殖しランダムに変異するウイルスから人への感染力を持ったものが出現することが起こりうる。そのウイ
ルスが鶏に低病原性であっても人では高病原性でありうるから、問題なのは人への感染力を獲得したか、その程度となる。
鶏にワクチンを接種して
も、しなくても、低病原性なら感染、増殖、変異は阻止し得ないから、人への新型インフルエンザ発生には鶏へのワクチン接種は余り関係が無い。むしろ、鶏で
の大流行、感染数を減らすことが期待できる。したがって、鶏の大量死を予防するために、ワクチン接種が望ましいということでしょうか。
現代の貿易や人の移動や渡り鳥などウイルスの侵入経路考えると、清浄国・非清浄国という区分けは無意味で、発生が見出され公表されている顕在国と非顕在国という区分が適切なのでしょうか。
人での発生が見出された場合、それを局所化して、ワクチンなどの製造、接種で大流行をふせぐ手段を整える時間稼ぎをすることが大切になる、その観点で対策
報告書を見ると、切実感がないというか、事故等による実験室感染や外部への漏出を侵入経路に上げておきなが、感先研の移転を取り上げないのは、官僚のよく
書けた作文というか、
[1432] Re:[1431] 日本の緊急対応は 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/22(Sun) 12:42 |
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- Chaosさん。
ありがとうございます。
このうちの
http://park5.wakwak.com/~hacsw/siryou/influ_040902-02.html#t1104
がひとまとめにした表ですね。
細かく見ていきますと、果たして、感染力の強いウィルス汚染に、このマニュアルは耐えうるんだろうかと心配です。
Model State Health Emergency Powers Acts(MSEHPA) http://www.publichealthlaw.net/Reader/docs/MSEHPA.pdfでは、セクション607の(b)(4)で、緊急時のワクチン投与について、インフォームドコンセントの除外規定を設けていますね。
http://park5.wakwak.com/~hacsw/siryou/influ_040902-02.html#t1104
[1431] 日本の緊急対応は 投稿者:Chaos 投稿日:2005/05/22(Sun) 10:51 |
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- 対策は公開されています。
新型インフルエンザ対策報告書
http://park5.wakwak.com/~hacsw/siryou/influ_040902-01.html
以前にもpdfを紹介しましたが、HTMLでも公開されました。
探すときに、「新型インフルエンザ」で検索すると出てきます。
その他 日本医師会にも
http://www.med.or.jp/kansen/
高病原性鳥インフルエンザの国内発生時の措置について
どうしようもなくなった場合は
国民の保護に関する基本指針のBC兵器による攻撃を受けた場合に準拠でしょうか?
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/hogohousei/hourei/050325shishin.pdf
[1430] ウイルス感染症について 投稿者:とき 投稿日:2005/05/22(Sun) 10:33 |
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- 虹屋様
『しかしワクチンを使用すると、数十万羽単位の未発症感染鶏ということになりませんか?卵を産み続ける数十万羽単位の未発症感染鶏の体内で増殖しランダムに変異するウイルスから、人への感染力を持ったものが出現する確率のほうが殺処分よりも高いのではないでしょうか?』
この考え方そのものが「清浄国」神話信仰そのものです。ワクチネーションの考え方ではありません。いまや、畜産業の種苗生産段階で様々なワクチンのお世話
になっています。その中に組み込んでおくだけの話です。脅威になりワクチン等の対策を講じなければならないのは、あくまでも「新型」といわれている間だけ
のことです。10年も20年も「新型」であり続けるわけがないではありませんか。生物は、すべからく環境に馴致しながらやってきたわけですから。あらゆる
ワクチンは、感染を防ぐためではなく、感染しても大量に死なないためのものです。もう最初から、感染することが前提になっているわけです。それを受け入れ
る覚悟がないということは、自然の科学・学問知識に対するいわゆる人間の無智から生じているものと思います。けして誹謗中傷するものではないことをご理解
ください。
この地球上に、いったん出現してしまったウイルスが、風土病的な一地域にとどまっているうちはまだ脅威はないのですが、やが
て、宿主と共に旅に出て拡大し始めたときは、危機管理の対象になるということです。どこからが危機と認識するかが問題ですが。今回のH5N1をどう判断す
るかですね。
ウイルス対策はワクチンを施すか、あとはいつか必ず実際に罹って経験してしまうかしかありません。根絶信奉なんてもってのほかです。
ウイルスと人間 [新装版] 岩波科学ライブラリー (104)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf162.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400007444X
[1429] Re:[1428] [1427] 日本の緊急対応は? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/22(Sun) 10:17 |
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- 虹屋さん。
昨年12月に京都府がつくった「京都府高病原性鳥インフルエンザ防疫対策要領」http://www.pref.kyoto.jp/toriinf/bouekitaisaku-youryou.htmlが、緊急マニュアルのひとつのたたき台になるかと思いますが、これにしても、ヒト→ヒト感染を想定したものでない限り、今回の北ベトナムとタイの「低殺傷力ではあるが、ヒト→ヒト感染しやすいH5N1の感染拡大」に対しては、無力なのでしょう。
すでに、ヒト→ヒト感染は、現実のものとなっているのですから、それに対応した鳥インフルエンザ対策が、緊急に求められるところです。
特に、これは、前にも話しましたが、タミフル耐性のH5N1出現となりますと、世界も日本も、手も足も出ないのが現状かと思います。
これについては、国際協力の下での、ワクチン接種体制が、早急に望まれるところです。
その場合、ワクチン接種拒否者に対するインフォームドコンセントのあり方などについても、見当すべきときです。
これぞ、まさに、「普通の人」が、「納得づく」で、ことにあたることの典型的な事例となるでしょう。
http://www.pref.kyoto.jp/toriinf/bouekitaisaku-youryou.html
[1428] Re:[1427] 日本の緊急対応は? 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/22(Sun) 09:55 |
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- 笹山さん。ときさん。
本当にきな臭くなってなってきました。
ところで、日本の緊急対応策は練り上げられているのでしょうか。中国など海外で発生とか、国内で複数地点で発生とかいろいろな場合を想定して緊急対応策は策定されているのでしょうか?
昨年の中越地震の際に、こうした緊急対応策は、事前に自治体や県や自衛隊や住民を巻き込んで、参加した形で計画し周知しておかないと、もたもたしてしまい
ます。今日、ジーコジャパンが試合をするビッグスワンの駐車場で自衛隊の方が飯を炊き、県職員がおにぎりをつくり、10キロほど離れた空港でヘリに積み込
み被災地に空輸していましたが、県職員は他にやることがあるだろうし、周囲にはヘリポートにできる場所が多数あるのにと強く感じました。事前に、様々な知
恵を出し合って練り上げておく、こうした意味で笹山さんが以前書かれていた=一つのプロジェクトについて、賛成でも反対でもない「普通の人」の意見がどこ
にあるかを知り、その意見を分析し、プロジェクトへのフィードバックを繰り返しながら、「普通の人」が、「納得づく」で、計画を理解し、高め、参加し、時
には代替案まで検討し、最後は、共同で事業実施の意思決定をしていくということに、パブリックコメントの意義があるのですね
=という手法が生きると思うんですが、法制度とかはどうなっているのでしょう?
ワクチン一つを取ってみても、どういう順番で誰から接種するのか事前に決めておかないと、大混乱がおきますよ。
[1427] Re:[1425] Re,1420「中国の渡り鳥H5N1感染死」情報に、「もっと裏があるのでは」との憶測情報 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/22(Sun) 08:31 |
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- ときさん。虹屋さん。
1414で「青海省海北チベット族自治州剛察県で、渡り鳥が、H5N1型鳥インフルエンザにかかり、死んでいた。」との情報http://news.nen.com.cn/72340168526266368/20050522/1684321.shtmlを知らせましたが、その後、中国は、渡り鳥感染警戒情報を関係各国に出したのですが、サイトhttp://www.recombinomics.com/News/05210501/H5N1_China_India.htmlでは、これほど、中国が過剰反応とも言える反応を示したことについて、もっと深い裏があるのではないのかと、逆に警戒を強めていますね。
このサイトによると、死んだ渡り鳥が発見されたのが、5月4日とあるだけで、どれほどの数の渡り鳥が死んでいたのかとか、この渡り鳥が、どこから来たものなのか、とかいう点について一切触れられていないことに、疑義を抱いています。
すなわち、これほどの反応をするからには、死んだ渡り鳥の数は、膨大な数だったのではなかったのか、また、この渡り鳥は、インドからわたってきたものなのではないのかとしています。
また、この渡り鳥のH5N1感染死報道と前後して、5月6日に、青島湖での百七十八羽のガチョウの死が報じられ、これは、H5N1陰性であると報じられたが、その他のガチョウについての検査がなされたのかについても不明とのことです。
この湖のガチョウは、冬にインド高原で過ごしていて、5月か6月に青島にくるのだといいます。
インドでは、2002年に、3人の家禽従事者の血清から、H5N1抗体が見つかったことを、最近になって認めています。
これらの人は、当初髄膜炎の疑いで、診断を受けたものとのことです。
こうなると、今年2月、中国などで猛威を振るった髄膜炎とH5N1のヒト→ヒト感染との関係も疑われるのですが、WHOでは、その可能性を否定しています。
また、さらに注目されるのが、ハノイにある衛生疫学協会が、アメリカ・アトランタのCDCに先月送ったサンプル一千個のうち、どのくらいの数が、陽性反応を示したかという点ですが、これについても、このサイトで見る限り、http://www.recombinomics.com/News/05190504/H5N1_Pandemic_Signal.htmlまだあきらかでないようです。
EUでは、鳥インフルエンザのヒト感染への早期警戒警報システムを立ち上げたようです。http://news.ft.com/cms/s/fd74358e-c7bd-11d9-9765-00000e2511c8,dwp_uuid=d4f2ab60-c98e-11d7-81c6-0820abe49a01.html
http://www.recombinomics.com/News/05210501/H5N1_China_India.html
[1426] Re:[1423] カラス対策 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/22(Sun) 07:09 |
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- Chaosさん。
カラス対策については、過去ログ3でのhttp://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog3.htm
の5992あたりから、平和屋さんなどから、問題提起がされていましたね。
西ナイルウィルス対策で、横浜市などがやっていたようでした。
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog3.htm
[1425] Re,1420 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/22(Sun) 00:12 |
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- この正月頃まで鶏卵が高値で安定していました。この前の鶏インフルエンザをキッカケに中小の養鶏業者が次々と廃業しています。これまで卵価格が高いとき
は、これらの中小業者が増産して相場を冷やしてきましたが、廃業で市場から退場したため大業者が価格をコントロールすることができるようになり、高値安定
がつづきました。つまり、現状では数十万羽単位でウインドレス鶏舎での養鶏が主流です。
ウインドレス鶏舎にしたからといってインフルエンザの侵
入を完全に防ぐことはできません。ワクチンを使用しなければ、数十羽死んだところで、数十万羽単位の殺処分。とても悲しい。しかしワクチンを使用すると、
数十万羽単位の未発症感染鶏ということになりませんか?卵を産み続ける数十万羽単位の未発症感染鶏の体内で増殖しランダムに変異するウイルスから、人への
感染力を持ったものが出現する確率のほうが殺処分よりも高いのではないでしょうか?
>ウイルスの変異はウイルスの勝手です。ヒトが制御できるとできるという思い上がりはやめて欲しいものです。
まさにその通り。BSEは人にCJDがあるように牛にある病気かもしれませんが、それを拡大してたのは人間ですから、コントロール可能でしょうが、ウイルスの変異は人智が及ぶところではない。
梅毒の拡大を見ても判るように、より人の移動が高速な現代なら一旦発生したらワクチンを全国民に、バンデミーを防げるほどの比率で接種可能なほど生産する
前に侵入してくるのではないでしょうか。治療・看護にあたる医療従事者にワクチンが投与できて、医療体制が崩壊しなければ良しとしなけば・・
しかし、子供たちが始めてインフルエンザにかかるときには免疫が無いわけで、それでも治っているわけです。病原性にもよるでしょうけで、ワクチンよりも体力では?
感染拡大を防ぐには、人の移動などをかなり制限しなくてはならないでしょうが、この国の行政は考えてあるのでしょうか?新宿の早稲田大学のそばにP4?施設を平気で設置する国だから心配です。
[1423] Dr. Niman のラジオ放送 投稿者:Chaos 投稿日:2005/05/21(Sat) 23:12 |
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- 笹山様
Chaosです。 私が聞いたのは、かなり古い方です。
その後も、2度くらい別の放送があったようです。
下記のインタビューはファイルをダウンロードできます。
http://mytharc.com/index.php?name=portletradio
http://discuss.agonist.org/yabbse/index.php?board=6;action=display;threadid=21288
青海省の今後も心配ですね。
ベトナムと日本の共同研究が始まるようです。
昨年の京都の感染時に、カラスにも感染という記事が
出ていたのですが、どこかに残ったりしてないんでしょうか。
[1421] Re:[1418] [1417] [1416]殺処分に対するインセンティブが必要なのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/21(Sat) 22:41 |
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- 虹屋さん。
しばらくです。
いよいよ、またまた、鳥インフルエンザ問題が、今度は、やや、ねじれた形で出てきたようです。
この殺処分に対するインセンティブは、それが無い場合のトータルな社会的コストからすれば、許容できるものなのではないでしょうか。
もっとも、このスキームでは、この前のBSE対策のように、悪用して、インセンティブのみ、ただ乗りということになりかねませんが。
[1420] ウイルス感染症 投稿者:とき 投稿日:2005/05/21(Sat) 22:37 |
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- ウイルス感染症はパンデミックを起こさないということが最も大切なことです。ただただウイルスの感染に対して無防備なままに、病気を起
こしてしまう(そして無闇に殺生をしてしまう)ということではなくて、病気にならないようにしておくことが大切です。そのためのワクチンです。大規模に発
症してしまった場合、それだけヒトに感染する確立、可能性も高くなります。ましてや、ウイルスに国境やパスポートはないのです。どこからでも入ってきま
す。
知らず知らずのうちに感染経験をしてしまった地域は抗体をつくり、ウイルスと共存してしまっています。いったんそのような地域ができてしま
えば、あとは宿主体(トリやヒト)の移動を厳密に制限禁止するほか防ぐ手立てはありません。それこそ非現実的です。インフルエンザの場合、いったんヒトヒ
ト間の感染が現実化した場合は、ワクチンを用いておくしかてだてがありません。それはもちろんトリも同じです。
ウイルスの変異はウイルス
の勝手です。ヒトが制御できるという思い上がりはやめて欲しいものです。ウイルスの居る環境になんとかして馴致していく、根絶などという絵空事を妄想する
のは勝ってですが、それは不可能であり現実の話ではありません。ウイルスを制圧するなどという思い上がった観念は捨てることです。封じ込めれるわけがな
い。(あるとすれば、根気強くワクチンを使った天然痘のみである。ただし200年かかりましたが。)
[1419] ワクチンの使用条件 投稿者:とき 投稿日:2005/05/21(Sat) 22:23 |
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- 「「清浄国」という主張をしているかぎり、ワクチンを使用することができない」というのは、もはやウイルスが蔓延していつどこで感染
してもおかしくない環境であるということを認めてしまうことが、その使用の大前提です。よって、あくまでも(いつまでも)「清浄」を主張し続ける限りにお
いては、ワクチンは使用したくとも「清浄」であるという前提ですから、そうそうめったに罹る環境にはないということにもなり使用できないのです。
この「清浄国」理念(思い込み)が、今の日本の農水省のあらゆる政策を誤らせている諸悪の根源のように思います。
おそらく、農水省の現場・現実ばなれした、ゆがんだ施策は、トリもウシも、おそらくコイ(これはヒトに関係ないのですけどね。)も同じだと思います。
農林水産省 食品の安全・安心に関する情報
http://www.maff.go.jp/syohi.html
[1418] Re:[1417] [1416] 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/21(Sat) 22:22 |
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- 鶏にワクチンを接種しても、発症は抑えられても、感染・増殖=ウイルスの変異は変異は防げません。家畜である鶏と人の健康と命と、どち
らが人間にとって大切なのか?悪いけれど、鶏には死んで、侵入を警告してもらうことが、まだ大発生していない現状では仕方ないのではないでしょうか。
人の健康命を護るために、飼育している全ての鶏を処分しなければならない養鶏業者には、適切な補償を講ずる必要はあります。浅田農産には何の補償も無かった。
http://vetweb.agri.kagoshima-u.ac.jp/vetpub/Dr_Okamoto/Forum2/Vaccin.html
[1417] Re:[1416]この「浅田農産だけを責められるのか」には、説得力がありますね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/21(Sat) 22:05 |
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- まことに、忘れやすい日本人ですが、ご紹介のサイトの中にあった「浅田農産だけを責められるのか」http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza77.htm
には、説得力がありますね。
「「清浄国」という主張をしているかぎり、ワクチンを使用することができない」というのは、フェイルセーフの観点からすれば、バックアップ構造(肩代わり構造)ではあっても、リダンダント構造(多経路荷重構造)の安全構造にはなっていないということでしょうかね。
[1416] AIも所詮ウイルスですから、 投稿者:とき 投稿日:2005/05/21(Sat) 21:51 |
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- きちんとした公衆衛生学的な対策をとりつつ、迅速なサーベイランス情報を公開していれば、被害は最小限にとどめられるはずですが・・・。
ただし、今の日本の「清浄国」的対策には疑問です。「清浄国」という主張をしているかぎり、ワクチンを使用することができないわけですから。現場の憤りを知るにつけ、非常に心の痛む思いをしております。
篠原養鶏場『鳥インフルエンザ(AI)について』
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm
Yahoo!ニュース-鳥インフルエンザ
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/bird_flu/?1108544184
[1415] 石見銀山・富岡製糸場が世界遺産登録へ大きく前進 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/21(Sat) 21:33 |
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- 文化審議会が、今回、石見銀山遺跡の全区域を、文化財保護法に基づく国の史跡または重伝建に指定されることになり、9月に予定されるユネスコへの世界遺産登録の申請に向け、大きく前進した。
私は、かねてから、日本の産業遺産の世界遺産登録を働きかけてきた。
また、今回、群馬県の富岡製糸場の土地についても、国の史跡指定にするよう答申されたことで、こちらのほうも、世界遺産登録に向けて、大きな一歩を踏み出したことになる。。
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shimane/news/20050521ddlk32040447000c.html
[1414] 中国で、再び、鳥インフルエンザ発生 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/21(Sat) 21:22 |
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- 発見されたのは、青海省海北チベット族自治州剛察県で、渡り鳥が、H5N1型鳥インフルエンザにかかり、死んでいた。
今後の情報については下記サイト参照。
http://news.google.com/news?hl=zh-CN&ned=cn&ie=UTF-8&scoring=d&q=%E7%A6%BD%E6%B5%81%E6%84%9F&btnG=%E6%90%9C%E7%B4%A2%E6%96%B0%E9%97%BB
[1413] Re:[1412] 「もっと、私たちにも、提言を書かせてください。」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/21(Sat) 21:06 |
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- 同じような話があるようですね。
以前、「21世紀型社会資本の選択 - ヨーロッパの挑戦」の書評http://www.sasayama.or.jp/library/tosyo-27.htmで書いたことなんですが、ある省庁のある審議会の議事録を見ていましたら、次のような発言が、審議会の委員からありました。
「そちら(役所)サイドが書かれた文章に意見をいうだけでなく、もっと、私たちにも、提言を書かせてください。」 ですって。
[1412] 遺伝子操作食品意味がない都の検討会 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/21(Sat) 19:44 |
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- いやはやどれもこれも・・・・「座長にまかせる」というのがツボですかね。
委員を無視した検討会
http://www.tabemono.info/chosa/comments/2005_4_27.html
検討会は、1〜3月に3回行われ、委員は自然科学者2名、社会科学者1名、農業者1名、農業団体1名、そして消費者団体1名の合計6名でした。事務局は都の職員がつとめています。
たびたび、検討会の日程が変更されたことにも驚きましたが、一番驚いたのは、3月23日の最終回です。
事前にメールで配布されていた報告書案を検討して臨んだところ、当日、その報告書案は回収され、箇条書きの骨子が配り直されたのです。理由も明確にされないまま、事務局が話し合いを進めようとするので、尋ねると「文章化するといろいろな意見が出るため」とのこと。
この骨子は、委員が過去2回話し合ってきた内容の多くが織り込まれておらず、委員会設置前に作られたものではと、思うほどでした。
結
局、最終回では、骨子を修正しただけで、最終的な報告書は事務局と座長に任せるということで終わりました。私は、報告書案で修正して欲しい点を、検討会後
にメールで送付しましたが、どこまで反映されるかは全くわかりません。この検討会って、いったいなんだったのだろうと、頭をひねるばかりでした。
http://purelox.sakura.ne.jp/sb/log/eid27.html
[1411] Re:[1405] プリオンの浄化技術の昨今 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/21(Sat) 17:35 |
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- この掲示板でも、これまで、いくつかの世界のプリオン浄化技術を紹介してきました。
主なものとしては、昨年8月10日に、7335で、STERIS社の、HAMO 100 PID -プリオン不活性化洗剤-http://www.drugresearcher.com/news/news-NG.asp?id=54058というものとか、今年の2月9日に352で紹介した、ポールコーポレーション(Pall Corporation) http://www.pall.com/の、プリオン除去フィルターとか、今年2月28日にまりちゃんさんから紹介のあった、http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/4296467.stmの記事とかですね。
おそらく、今年中に、類似の技術が続々発表されてくるとおもいます。
[1410] 英セラフィールド核施設 投稿者:とき 投稿日:2005/05/21(Sat) 12:15 |
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- これは、配信されたようです。
英核施設で放射性溶液漏れ 4月に異常発見、汚染なし
【ロンドン10日共同】9日の英科学誌ニューサイエンティスト(電子版)などによると、英中西部セラフィールドにある使用済み核燃料の再処理施設「ソープ」の無人区域内で放射性の液体が漏れる事故があり、作業が無期限に停止された。
同誌によると、英国内で原子力の安全を監視する機関の当局者は「従業員は無事で、放射能による大気汚染もない」と確認している。
英紙ガーディアンによると、異常が発見されたのは先月中旬で、遠隔操作のカメラで調べたところ、パイプから液が漏れているのが発見された。
ニューサイエンティストによると、漏れた放射性溶液は約83立方メートルで、大量のプルトニウムやウランを含んでいた。
(共同通信) - 5月11日1時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050511-00000007-kyodo-int
[1408] Re:[1404] 英核燃料再処理施設で事故 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/21(Sat) 08:48 |
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- 通りすがりさん。
ご紹介のブログでは、「イギリス本国でも報道され出したのは、5月に入ってからのよう」と書かれていますが、実際には、
事故発生が4月18日、
イギリスのNews & Star紙やCumbria Onlineなどに報道されたのが4月23日、イギリスの選挙が5月6日、明らかに、ブレア再選のために、当初、情報を隠匿しようとしたようですね。
http://news.google.com/news?hl=en&ned=uk&ie=UTF-8&scoring=d&q=Sellafield%E3%80%80%E3%80%80nuclear%E3%80%80leak&sa=N&start=60
[1407] Re:[1403] H5N1 亜型ウイルスのタミフル耐性について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/21(Sat) 08:31 |
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- Chaosさん。
さんくすです。
ご紹介の記事の中にも、タミフル耐性のことが出ていますね。
「2005
年にベトナムでヒトから分離されたH5N1 亜型ウイルスは、、オセルタミビルに対するIC50
値(50%阻害濃度)が上昇しており、したがってこのウイルスは、検査を実施した他のH5N1
分離株に比べてオセルタミビルに低感受性である。このウイルスが分離された患者は、オセルタミビルで治療された。オセルタミビルに対して耐性のウイルス株
が、地域社会内に出現し、広がって行くことがもしあるとすれば、それは、A/H5N1
亜型インフルエンザの予防および感染制御に対して、重大な意味を持つことになる」
どうなりましょうか。
かなりWHOにとっては、深刻な事態のはずです。
「アメリカ・アトランタのCDCに先月送ったサンプルの結果の公表をマニラ会議以後に伸ばしたのは、結果が、あまりにショッキングだったため」などという、うがった見方もあるようですね。
おっしゃるDr. Nimanさんのラジオインタビューは、このサイトhttp://discuss.agonist.org/yabbse/index.php?board=6;action=display;threadid=21429のことでしようか?
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/H5N1Assessment-JPN.pdf
[1406] Re:[1404] 英核燃料再処理施設で事故 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/21(Sat) 06:41 |
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- 事故から3日間隠して黙ってたみたいですね。
http://www.altavista.com/news/results?q=sellafield%E3%80%80uranium&nc=0&nr=0&nd=2&sort=date
http://www.altavista.com/news/results?q=sellafield&nc=0&nr=0&nd=2&sort=date
[1405] SRM除去の問題点を食肉処理場の検査ご担当の方が指摘 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/21(Sat) 06:21 |
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- おはようございます。昨日のリスコミでもう一点現場からの重要な指摘がありました。農水・厚労省は「米国はSRMを厳正に処理している」という報告書を先日出したようですが、
「背割り後に脊髄を吸引し、その後高圧洗浄をするとあるが、それだと汚染が広がるのでは?」といわれていました。
こういうことでしょうか。参考までに内視鏡洗浄に関する
「目に見える汚れ」「目に見えない汚れ」のわかりやすい写真を。
http://www.d1.dion.ne.jp/~jamec/photo1.html
http://www.d1.dion.ne.jp/~jamec/
通りすがりさん、英国の事故気になりますね。「あるはずのない事故」が起こったということでしょうか。
[1404] 英核燃料再処理施設で事故 投稿者:通りすがり 投稿日:2005/05/21(Sat) 03:53 |
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- 気になる情報があったのでお知らせします
>英セラフィールドの核処理施設で重大事故
http://blog.livedoor.jp/memorylab/archives/22610523.html
>英セラフィールド再処理施設から漏れ出る放射能汚染
http://eritokyo.jp/independent/nagano-pref/aoyama--col3008.html
現在のところ、日本の主要報道機関では一切取り上げていないようです。
[1403] H%N! WHO マニラ会議の報告書 和文 投稿者:Chaos 投稿日:2005/05/21(Sat) 00:34 |
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- 笹山様
ご無沙汰しています。Chaosです。
感染症情報センターに和訳がアップされました。
WHO 国家間会議
アジアでのヒトにおけるA/H5N1 亜型インフルエンザ
(2005 年5 月6 日〜7 日,マニラにて)
その他 WHOの更新の和訳のアップされました。
この他にも、インドネシアの無症状感染の豚というのも
気になります。初期サンプルは日本で再検査して確認さ
れたようです。
MSのゲイツ氏は、かなり前からリアルウイルス対策に
多額の寄付をしているようですが、今回のWHOの総会で
各国はbird flu対策に怠慢だと、コメントしたそうです。
日本は、一応、普通のインフルエンザの時期は終わった
様ですが、東南アジアで流行するような株は、日本の夏
なんか、障害にならないような気がします。
Dr. Nimanの声や写真を見ました。
米国のラジオ番組に出演されているようです。
ちょっと太目の、お髭のおじさんでした。
それにしても、国内報道は少ないですねぇ
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/H5N1Assessment-JPN.pdf
[1402] 科学はエライ人の味方です 投稿者:真名 投稿日:2005/05/21(Sat) 00:28 |
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- ▼この「科学」の曲解、ねじまげ、過ちを指摘しようと思って挙手しましたが、言わせてもらえませんでした。間違いも指摘できない「意見
交換会」なんて、最高ですね。こんな風に「科学をねじまげられる」んではたまりませんね。あまりにもひどかったので、その後のご発言、こういっていたよう
に私の耳には聞こえました。
「みなさまの食の暗然を守る」▼
山内先生には怒られますけど。
責任ある立場にある方々の「科学」
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/18817472.html
彼らの名前は粘土板に刻みました。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22599446.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22598016.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22413450.html
後は20年くらい推移を観察するかな。
[1401] カナダ議会での告発について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/20(Fri) 23:27 |
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- 笹山さん、こんばんは、厚生労働省の外口さんがいわれていたんですが、97年からBSE存在のけん、アメリカ大使館に米国の調査結果が掲載されているそうです。「記憶違い」だったか、「情報が少なすぎて間違い」とかなんとか。それを信用しろと(^^;
最初のBSEがダウナー牛じゃなかった、という嘘をついた点でも問題になってましたよね。USDAさん。
[1400] Re:[1396] 最近のRodney E. Leonardさんの活動 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/20(Fri) 22:53 |
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- この食品活動家のRodney E. Leonardさんは、必ずしも、BSE問題に強いかたではないようですね。
パブリックシチズンとも近い方のようです、。
以前は、クリントン大統領に、遺伝子組み換え食品について、意見書を出したこともあるようです。
昨年に書かれた一文が、下記サイトにあります。
http://www.recombinomics.com/News/05190503/H5N1_H2H_Transmission_Thailand.html
[1399] Re:[1393] いつか来た道、ふたたびか 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/20(Fri) 22:29 |
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- ときさん。
どうも、地域的に二つのクラスターに分かれたようで、このことが、今年の鳥インフルエンザ問題を複雑にしているようですね。
下記サイトによると、昨年はひとつだったクラスターが、今年は、「北ベトナム・タイ」グループと、「南ベトナム・カンボジア」グループとの二つの分かれているようです。
前者のクラスターは、2004年から 2005年にかけて、カンボジアとタイで発見されたclade1分類の鳥インフルエンザの一部から発見されたH5N1とは、異なる遺伝子変異多型を示していたというものですね。
この多型は、哺乳類に見られるもので、これが人へのH5N1感染に関係しているのではないかと、言われていますね。
おそらく、昨年のカンボジアとタイで発見されたH5N1が、「中国と日本の、あまり致死的でないタイプ」と組み換え結合し、「致死的ではないが、人間に感染しやすいタイプのH5N1に変わった」ものと、想定されています。
となりますと、一見風邪のような軽い症状のH5N1が、すでに、北ベトナム・タイ地域では、人から人へ感染を繰り返しているとも考えられるわけです。
ハ
ノイにある衛生疫学協会が、サンプル一千個をアメリカ・アトランタのCDCに先月送ったが、いまだに、その分析結果についての公式の発表が無いことから、
メディアの一部では、これらサンプルは、H5N1の人への感染を示す陽性だったのではなかったのではないかと、疑っているようです。
また、昨年北ベトナムでタミフルが大量使用されたところから、タミフル耐性ができてしまっているのではないかと疑う声もあるようです。
いずれにしても、これほどの中で、タイと北ベトナムだけが、さして、鳥インフルエンザの被害が無いというのも、不自然でもあるところから、「ごく軽度の症状ではあるが、人から人への感染力が強いH5N1の存在」を疑ったほうがよいようですね。
http://www.recombinomics.com/News/05190503/H5N1_H2H_Transmission_Thailand.html
[1398] 近江牛偽装/データ膨大チェック困難投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/20(Fri) 21:20 |
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- 牛肉履歴管理システム制度の「穴」突かれるhttp://mytown.asahi.com/shiga/news02.asp?kiji=5184
↑偽装の報告について詳細な報告があります。
さて、日本でこの状態で、さらに、米国牛が入ってきたら消費者はどう反応いたしますでしょうか。
[1397] 全頭検査緩和で利用された/食品安全委の山内専門委員 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/20(Fri) 21:12 |
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- 今日の東京のリスコミに山内先生が参加されてたらブチキレですかね?(^^;全頭検査緩和どころか米国牛輸入再開に答申の回答がねじまげられて利用されてるんですから。
http://www.shikoku-np.co.jp/news/news.aspx?id=20050520000194
衆
議院農林水産委員会は20日、牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しについて審議。参考人として出席した内閣府食品安全委員会プリオン専門調査会委員の山内
一也東大名誉教授は「(行政に)ある意味で利用された」と述べ、同調査会が全頭検査緩和にお墨付きを与える形になったことに遺憾の意を表明した。 山内委
員は、全頭検査の緩和によってリスクは増えるが、増え方が極めて小さいという科学的な評価をしただけだとし、全頭検査の有効性を強調した。岡本充功議員
(民主)の質問に答えた。 同委員会では、米国産牛肉の肉質や骨格形成で生後20カ月以下と判定する方法についても、与野党双方から「6秒程度の目視で確
認できるのか」「サンプルが片寄っており無理がある」などと批判的な意見が出た。
[1396] 明日豊島区で勉強会 「現在のリスク分析手法の問題点・危険性を指摘」 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/20(Fri) 20:26 |
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- リスク分析手法に問題提起した米国の食品安全運動家・レオナルド氏来日へ
http://www.jc-press.com/news/200505/052002.htm
5月21日にBSE緊急フォーラムを開催 −全国食健連 http://www.jacom.or.jp/moyosi2005/moyo101s05051802.html
全
国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は5月21日、「BSE問題緊急フォーラム−大丈夫なの? BSE検査緩和・アメリカ産牛肉の輸入再開
−」を開く。 同連絡会では、食の安全・安心を確保しBSEを世界から根絶するという観点から、今、全頭検査を緩和し米国産牛肉の輸入再開に突き進もうと
するのは疑問だとして、消費者、生産者の率直な議論の場をつくることにしたもの。 当日は米国の消費者運動家のロドニー・レオナルド氏と食品安全委員会プ
リオン専門調査会委員の山内一也東大名誉教授が報告する。 会場は豊島区民センター・文化ホール。午後1時から4時まで。参加費1000円。問い合わせ先
/全国食健連03(3372)6112。
[1395] 本日の米国牛のリスコミには暗然といたしました 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/20(Fri) 19:59 |
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- 笹山さん、真名さん、みなさんこんばんは。本日東京でリスコミがあったのですが、まぁ、驚いちゃいましたよ。
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050427press_6.html
「食品安全委員会が20ヶ月以下は検査をしなくとも、リスクが変わらないとしているから米国牛も20ヶ月以下はよいのだ」と「科学の曲解」、ねじまげを、早速、以下の方々が回答されてましたよ。
農林水産省 島村宜伸 大臣
厚生労働省 西博義 副大臣
農水省 消費・安全局長 中川坦氏
ほかにも誰か答えていたと思いますが、少々頭に血が上って忘れました。
食安委の西郷リスクコミュニケーション事務官に結論部分を読み上げさせる念の入れ方でした。
答申案の「おわりに」の部分に明記された、この答申における「大前提」を、さっそく無視したのです。(注)「結論」と「おわりに」の各委員の位置付けの経緯については、議事録にてご判断ください。)
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai22/170328_dai22kai_prion_gijiroku.pdf
結論だけ振り回して、この「おわりに」の部分はすっかり無視です。国民をヴァカにするのも程がありますね。日本語読めないと思ってるんですかね?
==プリオン専門調査会の答申案「おわりに」から==
本
評価報告は、我が国における過去の集積データ及び評価を行うに足る関連データに基づき、基本的には背景に予想されるBSE
の汚染度、と畜場における検査でのBSE 陽性牛の排除、安全なと畜解体法とSRM の除去などの効率について評価し、2005 年3
月の時点での若齢牛のリスク等を総合的に評価したものである。このような様々な背景リスクから切り離して年齢のみによる評価を行ったものではない。従っ
て、今後諸外国におけるBSE感染リスクの評価を行う際には、総合的な評価を行うための多様なデータの存在が必須になるものと考える。
http://www.fsc.go.jp/bse_hyouka_kekka_170509.pdf
===============
こ
の「科学」の曲解、ねじまげ、過ちを指摘しようと思って挙手しましたが、言わせてもらえませんでした。間違いも指摘できない「意見交換会」なんて、最高で
すね。こんな風に「科学をねじまげられる」んではたまりませんね。あまりにもひどかったので、その後のご発言、こういっていたように私の耳には聞こえまし
た。
「みなさまの食の暗然を守る」
実際、米国牛は、飼料管理が何よりも、どれだけきっちりなされているのかを確認すべきなのですが。若牛だろうとなんだろうと、怪しい飼料を食べている感染牛かも知れない牛を日本に入れるというのはヒトと家畜の防疫上、冗談じゃないですよ。
===ところで1つ、収穫もありました。====
食
肉処理場の検査をされている方がご指摘くださったのですが、肉類の脳神経組織の混入、汚染は、アズマックスという企業が、96セット(90頭分)8万円で
簡易キットを販売しているそうです。これはその場でチェックできて、2時間後に判定がでるとのことです。やり方さえちゃんと確認すれば消費者でもその場で
できるとのことです。
http://www.azmax.co.jp/idx02_product/kensa/index_01.htm
http://www.azmax.co.jp/idx02_product/kensa/field_04_index.htm
枝肉に使用するのでしょうが、消費者団体や生協、その他流通でもどんどん活用いただきたいですね。
追
伸:国はSRM除去が完全にできないことをはっきり言いましたよ。「検査、SRM、飼料」全部、「完全」なんて無理です。」と外口氏がいわれました。誰か
さんが主張してた「ゼロリスク信仰」なんかそもそもありっこないわけで。あとは「どうやってできる限りリスクを下げていくかということが大事」といわれて
ましたよ。努力していないところの食品なんか食べられないということですね。
[1394] Re:行政サイトの使い勝手 投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/05/20(Fri) 18:45 |
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- >台東区さんのサイトhttp://www.city.taito.tokyo.jp/の「深い階層」というのには、困ってしまいますね。
検索サイトでは、どんな階層であっても拾ってくれるでしょうが、開けたとたんに「次のページへどうぞ」では怒りたくなりますよね。
でもこれは台東区内の業者が一般に販売しているシステムを使っているのです。
公開する側には便利なのでしょうが、見るほうはちょっとなぁ、ですよね。
これならブログのほうがましかもしれません。
今年度から台東区商店連合会に青年部が出来ます。
商店街の会長さんたちで構成する理事会では若手の意見が反映されないからです。
青年部にIT事業が委託されますから、区の職員と話す機会を作ることも出来るでしょう。
いろいろと話を聞いてみたいと思います。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[1393] いつか来た道、ふたたびか 投稿者:とき 投稿日:2005/05/20(Fri) 15:24 |
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- 北朝鮮の鳥インフルエンザ終息(?)宣言が出ていましたが、南アジアのH5N1のヒト感染と中国の流行は気になっておりました。やはり静かに終息するとは考えられない状況になってきたのでしょうか?
鳥インフルエンザ ヒト感染、危険性拡大 東南アジアで続発
産経新聞【2005/05/20 東京朝刊から】
http://www.sankei.co.jp/news/050520/kok020.htm
「鳥インフルエンザ、人から人に感染」 英BBC(中央日報 2005.05.19 19:42:55)
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=63691&servcode=400§code=400
鳥インフルエンザ、人間同士の感染可能性 WHOが警告 (東亜日報MAY 19, 2005 23:13)
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=060000&biid=2005052023188
[1392] 1388にレス 投稿者:真名 投稿日:2005/05/20(Fri) 11:37 |
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- いや、一回だけ出てきました(笑)。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/18028842.html
専門委員の意見書はブーイングの嵐
▲資料1- 3:専門委員からの意見(記述に関する意見)[PDF] 」
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai19/prion19-siryou1-3.pdf
▼ 今回は20カ月となっているが、次は24カ月または30カ月以下とするための伏線?▼
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1391] 米国及びカナダにおけるBSE対策に関する現地調査について(報告) 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/20(Fri) 09:39 |
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- 米国及びカナダにおけるBSE対策に関する現地調査について(報告)(農水・厚労省)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050519press_9.html
出張者
外務省、厚生労働省及び農林水産省の担当者 ←誰が派遣されたか、どこを見たらわかるんでしょう?報告書の責任担当者名くらい必要ですよね。
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050506press_2.html
【問い合わせ先】
厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課
担当:道野、蟹江(内線2473,2455)
TEL:03-5253-1111(代表),03-3595-2337(直通)
農林水産省消費・安全局衛生管理課
担当:吉田、元村(内線3194,3171)
TEL:03-3502-8111(代表),03-3502-8295(直通)
[1390] Re:[1384] 角川の「NPO」「ボランティア」商標取り消し 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/20(Fri) 07:55 |
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- 聞きかじりさん。
ドメインのほうは、co.jpもor.jpも、本来のNPO関連サイトのようですね。
もっとも、NPOという略称のつかわれかたは、もちろん、nonprofit organization NPO ではありますが、日本固有のものでしょうから、comですと、みょうなサイトになってしまうようですが。
ところで、聞きかじりさんのブログhttp://hytn.way-nifty.com/netdekansi/にあった台東区さんのサイトhttp://www.city.taito.tokyo.jp/の「深い階層」というのには、困ってしまいますね。
検索ロボットが、どの程度の深い階層にまで及ぶのかはわかりませんが。
ユーザビリティーの点からいくと、利用者が、区のサイト運営者の考えるシソーラスを類推して、たどり着かなければならないことになりますね。
http://premium.nikkeibp.co.jp/e-gov/special/2004/sp041210a1.shtml
でいきますと、東京都区内では、文京区のサイトが一番のようですね。
これhttp://www.city.bunkyo.lg.jp/ですが。
トップは新潟県http://www.pref.niigata.jp/のようです。
トップページのユーザビリティの一番は、柏崎市http://www.city.kashiwazaki.niigata.jp/のようです。
こうして、文京区と新潟県と柏崎市のサイトを続けて見ますと、同じような感じにとらわれます。
[1389] 最近 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/20(Fri) 06:51 |
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- http://www.ikkokudou.com/
いっこく堂さんを思い出してしまいました。
[1388] Re:[1284] プリオン専門調査会は吉川教授のワンマン・ショーでしょうか? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/20(Fri) 06:49 |
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- 笹山さん、おはようございます。
吉川教授の、検査月齢を30ヶ月齢に引き上げるという産経新聞の報道ですけど、いままで傍聴してきたけれども、そんな話はプリオン専門調査会ではいっさい出てきてなかったと思います。
調査会の最近の評価結果を見ていただければわかりますが、今後の技術革新で、検査感度が改良されれば、より若い牛で検出できるのだ、というのが「調査会の多くの先生方の意見」だったんですよ。
だから、30ヶ月云々というのは、プリオン専門調査会としての意見ではなく、吉川委員個人の見解ですよね。あと事務局?
こ
ういうのが調査会の名前を出して報道されると、プリオン専門調査会が吉川泰弘教授のワンマン・ショー、吉川泰弘教授オンステージ、に見えてしまいますね。
これは正しい事実を伝えない産経新聞にも責任がありますね。だから余計、品川先生や金子先生や、その他の大勢の先生方が嫌気がさしちゃうんではないでしょ
うか。
http://www.fsc.go.jp/bse_hyouka_kekka_170509.pdf
(2)BSE に限らず感染症において検査感度を改良するための技術開発促進は当然のことである。しかし、21 ヵ月齢以上を検査対象とした場合、混乱回避措置とされている自主的全頭検査がなければ、若齢牛での検査成績の評価はできなくなる。
[1387] Re:[1386] さて、どこ見てきたんでしょうかね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/19(Thu) 16:17 |
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- そうですね。
私のお勧め疑惑視察コースとしては、アメリカ Texas州San AngeloのLone Star Beef社と、カナダのAlbertaにあったレンダリング工場Edmonton rendering plantの跡地でしょうか。
あと、アメリカ・ニューヨークのOriskany Fallsにある「と畜場」でしたっけ?
[1386] さて、どこ見てきたんでしょうかね。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/19(Thu) 14:32 |
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- 同じところを一般消費者にも公開するとか、してくれるんですかね。
飼料規制も管理され、宣誓書も提出 米・カナダ調査団報告
http://www.nissyoku.co.jp/
農水省と厚労省は19日、米国、カナダにおける現地調査報告を公表した。米国のカリフォルニア州のと畜場、飼料関連施設、ネブラスカ州のと畜場、カナダのアルバータ州の飼料関連施設、オンタリオ州のと畜場を調べた。
報告では、と畜場の衛生管理、月齢判別、飼料規制の順守状況を述べている。と畜場の衛生管理はHACCP(重要管理点による衛生管理方式)や、SSOP
(衛星標準作業手順書)で衛生管理されていた。SRMの除去、30ヵ月齢の月齢判別が行われ、30ヵ月齢未満の牛の脳、せき髄もフードチェーンに入らない
ようになっていた。生理学的成熟度による月齢判別では、格付検査官が標準写真サンプルをもつことや、対日専用ラインでは通常のラインでの確認に加えて再
度、確認する考えが示されている。大手の業者の調査はこれで一巡した。
また、レンダリング、飼料製造では反すう動物由来の原料を使う非専用の工
場が一部の残っているが、飼料の交差汚染の防止のため、製造工程の分離または洗浄、製品への表示では、それぞれの法制度に従った管理が行われていた。さら
に飼料の適正使用を担保するため、飼料などの出荷に際して禁止物質が含まれていないことや、牛に禁止物質が使われていないことについて明記した宣誓書を求
めることを確認している。
農水省と厚労省は、今回の調査結果などを含めて、詳細なデータを加えて食安委に提出する考え。(5月19日13:50)
少なくとも、北部じゃないみたいですね
米国北部に高度のBSE暴露リスク、米国農務省報告
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05050901.htm
- 残るのは吉川委員と山本委員と見上委員と小泉委員ですか。はあ。おっと、Kさん忘れてましたね!
まだまだ、「ちょっとトイレに・・・」といって辞めちゃう先生も出てくるかも知れませんね。以前食安委で、委員会が成り立つには過半数が必要だ、といったときに半数程度の人数だということで、そんなシーンもありましたから。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050518-00000233-kyodo-bus_all
米
国産牛肉の輸入条件について、政府は来週にも内閣府の食品安全委員会に諮問するが、一部委員が政府方針に疑問を表明、審議が難航する恐れが出てきた。国内
の牛海綿状脳症(BSE)対策として決めた全頭検査の緩和を、政府が米国産牛肉の輸入解禁への足掛かりにしようとすることへ強く反発、輸入再開時期にも影
響しそうだ。
18日の衆院農林水産委員会で、食品安全委の寺田雅昭委員長は「品川先生は、6カ月ぐらい前に辞意を表されたが、残って下さいよ
(とお願いした)」と述べ、プリオン専門調査会の品川森一委員が辞任する意向を示していたことを明らかにした。品川委員は、動物衛生研究所プリオン病研究
センター所長を兼任、BSE研究の第一人者で、全頭検査の緩和には慎重だった。
(共同通信) - 5月18日19時49分更新
[1384] 角川の「NPO」「ボランティア」商標取り消し 投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/05/19(Thu) 09:06 |
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- NPOなどは広く知られた用語で、同社の雑誌などを想定できないと判断した。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20050518AT1F1800718052005.html
一安心と言うところでしょうか。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[1383] Re:[1382] 今日の野党の質問を聞いてあきれましたが。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/18(Wed) 21:46 |
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- 今日は、「金子清俊さんを参考人招致しろ」なんてことを野党が言っていましたが、こんなことこそ、金子清俊さんを苦しめることなんだということが、わかっていないんでしょうかね。
本当にあきれはててしまいました。
野党は、ポイント稼ぎしか考えていない。
本人は応じるといっていたと、質問者は言っていましたが、ほんとうなんでしょうか?
金子清俊さんにとって見れば、迷惑な話です。
佐々江さんは、昨年春からの日米ワーキンググループの最初から参加されていますね。
http://tokyo.usembassy.gov/e/p/tp-20040430-38.html 参照
もっとも、こんなに長引くとは、そのときは、思われていなかったんでしょうけれども。
下記のとおり有名人です。
ところで、いつもご活躍の、このヒゲのオブザーバーのかたは、本来のオブザーバーとしての役割に甘んじていただければいいんですけれども。
「緊急時対応」の意味が異なるようですね。
http://www.google.co.jp/search?num=20&hl=ja&c2coff=1&client=firefox-a&rls=org.mozilla%3Aja-JP%3Aofficial&q=Kenichiro+Sasae&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
[1382] 2004年10月21日ー23日に行われた日米高級事務レベル会合 参加者について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/18(Wed) 21:07 |
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- 「内臓肉等を含む牛肉品目は、20か月齢以下と証明される牛由来でなければならない。」などという日米取り決めを勝手にされたときの会議出席者名が、農水省のほうには掲載されていなかったんですが、外務省のページにありました。
外務省の佐々江賢一郎氏の名前は、いままであんまり話題に出てきませんでしたね。
第4回日米BSE協議の開催について
平成16年10月19日 北米第二課
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/bse/yunyu/dl/041019-1a.pdf
1.日米両政府は、10月21日(木)、22日(金)の両日、東京(外務省)にて第4回日米BSE協議を開催する。
2.今回の協議においては、前回会合(4月24日)以降の進展を踏まえ、米国産および日本産牛肉の貿易再開につき協議を行う予定である。
3.今回の協議の主たる参加予定者は以下のとおりである。
日本側:佐々江賢一郎外務省経済局長
中川坦農林水産省消費・安全局長
外口崇厚生労働省食品安全部長
(オブザーバー)
杉浦勝明食品安全委員会事務局情報・緊急時対応課長他
米側:ペン農務次官(農業・海外農業担当)
ランバート農務副次官(マーケティング・規制担当)
ピアソン農務副次官(食品安全担当)
サンドロフ保健福祉省食品医薬品局獣医学センター所長他
日本政府及び米国政府による牛肉及び牛肉製品の貿易の再開に関する共同記者発表【骨子】 【日本語版】 【英語版】 (16.10.23)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20041023/kossi.htm
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20041023/jp.htm
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20041023/eng.htm
外
口氏は、8月18日と9月21日のリスコミで以下のように、米国の危険性を認識されているように私は感じました。とすると、この会合の場で、どういう経緯
で飼料を問わずに「内臓肉等を含む牛肉品目は、20か月齢以下と証明される牛由来でなければならない。」などという話になったんでしょうかね。
、と思ったら、会合の翻訳のほうには「米国の飼料規制 」という言葉も入ってますね。米国に対して国会などで「飼料を問わない」といっているのは誰でしたっけ?
リスコミの議事録から
○外口(厚生労働省)
アメリカから輸入する場合には、リスク評価が当然、前提となるわけですが、それを早くした方がいいのではないかと、そういうご意見だと思います。実際輸入
再開するかどうかは、それは国内と同等の安全性が確保されているということが大前提であるわけです。で、それがどうかというと、今ワーキンググループで事
実関係の整理をしたところですが、そこを見てわかりますように例えばSRM一つとっても全然違うわけです。日本は全部必要と、米国は30カ月以上。これは
米国は自分たちの汚染度は少ないからという理解なのでそうなっているわけです。そのほか検査にしろ飼料規制にせよ、大分隔たりがあります。
今のこの段階で、そのまま輸入再開というのは、まずあり得ないわけでして、まだ我々としてはやるときはちゃんと食品安全委員会にリスク評価を依頼することになると思いますが、まだとてもその段階ではないと認識しております。
http://www.maff.go.jp/syoku_anzen/20040818/gaiyo.htm
それから、輸入再開の問題は、輸入再開するかどうかは別に入ってくるときの条件が国内で流通するものと同じ安全性が保てるのかどうかを確認して決める話だ
から、それは全然別の話です。もっと言えば、食の安全というものは科学的根拠に基づいて決めるものだから、ほかの要因で決めるものではない。これをはっき
り言っておきたいと思います。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/iken/txt/040921-1.txt
ちなみに金子プリオン専門調査会座長代理のご発言です。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05051601.htm
・米国はBSEの感染拡大を防ぐ飼料規制に抜け穴がある。課題は山積み。
それでも政府が「特定部位さえ除去すれば検査をしなくても生後20ヵ月齢以下の牛の牛肉は日本と同等の安全性といえるか」と諮問するなら、「この前提がそもそも成り立つのかを審議する必要があるだろう」。
[1381] 無題 投稿者:真名 投稿日:2005/05/18(Wed) 21:00 |
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- なるほど。
しかし、この記事ではほとんど何も分からない、というか、何も書いていないに等しいと思います。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1380] Re:[1378] 物語になりそうなカップルのようですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/18(Wed) 20:48 |
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- 真名さん。
ありがとうございました。
このサイト「Mad cow sleuths at odds over cause」http://www.organicconsumers.org/madcow/yale41301.cfmをみますと、 Lauraさんは、Yale大学で、Dr. Elias Manuelidisさんと、恋に落ち、結婚したが、 Elias さんのほうは、1992年に74歳でなくなったと書いていますね。
なんか、物語になりそうなカップルのようですね。
[1378] すいません。原典でしたね 投稿者:真名 投稿日:2005/05/18(Wed) 20:12 |
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- 一連の流れを追っていくのが、信頼性評価の点から一番良いと思うのですが。今のところしいて挙げると(エリアス参加分のみ)、
クロイツフェルトヤコブ病にウイルス様感染因子がある。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19221607.html
クロイツフェルトヤコブ病因子をヌクレアーゼ処理で精製
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19333426.html
レトロウイルス様転写物を同定
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19530807.html
ポリメラーゼ連鎖反応法で核酸を増殖し、ポリアデニル酸化配列を検出
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19630069.html
ローラ・マニュエリディス説の原典はとりあえずこれの方が良いかもしれません。
王様は裸だ−スクレーピーおよびクロイツフェルトヤコブ病のデータの本体
Beneath the emperor's clothes: The body of data on scrapie and CJD
http://info.med.yale.edu/bbs/media/faculty/Manuelidis.pdf
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1376] 結婚くさい?分かりませんが 投稿者:真名 投稿日:2005/05/18(Wed) 19:42 |
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- これが最後の論文みたいなんです。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/20039259.html
伝達性クロイツフェルト・ヤコブ病様因子が人間集団中で蔓延
これが最初の論文らしいです。1950年です。
ローラさんが登場するのはこのあたりからです(1970〜71年)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list _uids=5105494 インビトロでグリア細胞の増殖と分化−いかにもエリアスの指導下で研究しているという感じの主題ですね。結婚くさい(笑)。子供ってことありますかねえ。分かりません。
福岡伸一先生ならお詳しいんでしょうけど。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1375] エリアス氏は途中から消えますね 投稿者:真名 投稿日:2005/05/18(Wed) 19:32 |
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- これで良いです。
エリアス氏は、このへんまではローラ・マニュエリディス氏と共同研究なんですが。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19333426.html
1995年くらいには名前が記事から消えるんですよね。
エリアス氏の研究歴は長いので、おそらく結婚したのだと思うんですけど。この後どうなさったたんでしょうか?私も知らないのです。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1374] Re:[1372] [1365」マニュエリディス説の原典は? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/18(Wed) 19:13 |
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- 真名さん。
ローラ・マニュエリディス説の原典は、このサイトでいいのでしょうか?
Manuelidis L,
Sklaviadis T, Akowitz A, Fritch W. Viral particles are required for
infection in neurodegenerative Creutzfeldt-Jakob disease.
http://www.pnas.org/cgi/content/abstract/92/11/5124
エリアス・マニュエリディス説の原典はどれなのでしょうか?
[1373] 日銀の見解と財務省の見解と、どちらがただしいのだろう? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/18(Wed) 17:39 |
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- 日銀が、金融の量的緩和策の目安としている当座預金残高の目標を、現状の「30〜35兆円程度」から引き下げようとしているのに対し
て、財務大臣は、「デフレ克服に向けて、緩和的な金融環境の維持のため力を尽くしていただきたい」と述べ、日銀に当座預金残高の目標を維持するよう求めた
という。
どちらが正しいのだろう?
私は、かねてから、非負制約とデフレの罠によって、実質、金融政策の手足を封じられている状況を脱するためには、隙あらば、日銀は、ゼロ金利政策脱出の行動に出るべきであるといってきた。
だから、日銀の方針を支持する。
しかし、財務省は、アメリカの意向を受け、相変わらず、低金利政策をとり続けているのは、日本の国益に沿ったものなのだろうか?
日米の金利差が広がって、得をするのは、アメリカと、なりふりかまわぬ巨額な為替介入の結果として、米国債をもってニッチもサッチも身動き取れない、財務省なのである。
日米の金利格差が続く限り、アメリカが、双子の赤字を放置しておいても、ビルトインで機能すべき、ドル暴落へのスタビライザー機能が機能しないので、一安心なのである。
いったい、これで、日本は、独立国なんだろうか?
[1372] [1365」にレスです。 投稿者:真名 投稿日:2005/05/18(Wed) 11:08 |
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- すいません。この投稿を見落としていたので、ご返事が遅くなりました。
私は何が正しいのか分かりません(専門家にすら謎であるものが、私に分かるわけがありません)。
ウイリノ説があるようですが、(検証は別として)その粒子が発見されているわけではないんでしょう?スゴク小さいんですね。
(ローラおよびエリアス)マニュエリディス説について、現時点でアップしている関連投稿を参考までに列挙させて下さい(まだ一部しかアップしていませんが)。
この病気の底知れなさを暗示する一例ということで情報を収集中です。
具体的で直接的な成果が挙がっていますね。いわゆる「ブツ」があるらしい。
つまり「検証可能な段階」に入っているように見えます。
ほぼ時系列に並べてあります。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19039690.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19039690.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19043256.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19045322.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19047189.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19051068.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19052086.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19054788.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19056499.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19214123.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19221607.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19225857.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19230589.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19333426.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19530807.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19630069.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19632242.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/20712743.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/20717072.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/20955489.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/20978596.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1371] 人獣共通感染症であることが前提 投稿者:真名 投稿日:2005/05/18(Wed) 10:43 |
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- ▲輸入牛肉の安全性を計る「みなし感染価」としてcattle oral ID50(CoID)の問題を、飼料規制の点からも検証する必要があるのではないのか▲
もぢろんそういうことになると思います。
しかし、ヒトへの経口感染のID50が明らかになることはまずないでしょう。
実験できませんから。
狂牛病が一般にヒト−ウシの人牛共通感染症であることは確定しているわけです(米国牛について確定しているわけではありませんが)。
「人牛共通感染症」であるということは、ウシ間の感染防止政策も、ある重みづけをもってヒト間の感染防止政策と同等に扱われるという論理が成立します。
それが不要であるという論理は理解できません。
「重みづけ」が圧倒的に小さい場合は別ですが、分からないわけですからね。
これは自明の前提だと思いますが。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1370] USDAが6月9日に計画しているラウンドテーブルの意図は? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/18(Wed) 10:17 |
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- モンタナ地裁によるR-CALF訴訟での、アメリカとカナダとの生体牛国境再開差し止め命令に関する最終ヒアリングが行われるのが、7月27日である。
その間に、日本との問題もあるし、USDAとしては、7月27日前に、何らかのアクションを起こしておきたいとのことなのだろう。
この「roundtable discussion」(one-day meeting)は、ミネソタ大学で、6月9日 9:30-2:30まで、公衆のために行われるもののようだ。
http://www.agweb.com/get_article.asp?pageid=117836 参照
このイベントには、生産者、パッカー、オピニオンリーダーなどが参加する予定だという。
ジョハンズ農務長官は、このラウンドテーブル開催の発表とともに、「カナダとの国境再開遅延は、長期的に、北アメリカの畜産業に壊滅的な打撃を与えることになる。」と、R-CALFをけん制した。
日本の食品安全委員会をたぶらかすよりも、カナダ問題を解決するのが、先決ですね。
ジョハンズ農務長官さん。
http://news.ft.com/cms/s/7a0cc4ee-c72d-11d9-a700-00000e2511c8.html
[1369] Re:[1368] 牛肉から人への感染価がわかれば、この答弁でもいいのでしょうが。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/18(Wed) 07:33 |
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- 真名さん。
この問題は、私のパブリックコメントでも取り上げたことです。
同じ日の農林水産委員会で、山本喜代宏委員の質問に対して、中川坦政府参考人が答えているところのほうが大臣答弁よりも体系的なので以下に紹介しますと。
「飼料規制というのは、BSEの病原体が牛から牛に伝播するところを防止するという意味では、極めて大事な、また、それぞれの国で牛のBSEを根絶するという意味でも大変大事な措置ではありますけれども、牛肉そのものの安全性を直接確保する措置ではない」
この答弁は、理論的にいえば、これで正しいと思います。
すなわち、飼料から牛への感染価であるcattle oral ID50(CoID)の問題と、感染した牛肉から人への感染価であるhuman oral ID50(HoID50)とを、セパレートして考えるという考え方ですね。
ただし、問題は、感染した牛肉から人への感染価であるhuman oral ID50(HoID50)を検証する手段を、牛肉の輸入国である日本は持っていないという点にあるのですね。
であれば、輸入牛肉の安全性を計る「みなし感染価」としてcattle oral ID50(CoID)の問題を、飼料規制の点からも検証する必要があるのではないのか、というのが、私の考えです。
いずれの質問者も、その点を突かなければならなかったのではないのかと、思っています。
[1368] 政治家のお話なのでこちらに紹介させて頂きます 投稿者:真名 投稿日:2005/05/18(Wed) 00:46 |
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- もしかすると政治家である笹山先生にはご迷惑かもわかりませんが、もちろん純粋に私見ということですので。
島村大臣の珍答弁:米国飼料規制は牛肉安全(BSE防止)に不要
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22324232.html
うーん。これはちょっとひどくないですかねえ。
呆れてしまいました。
お役人の方の準備不足だったのでしょうから、大臣を責めるのは気の毒なのかもしれませんが、しかしレッキとした答弁なわけですから。もうちょっとまともな答えをしてほしかったです。
西副大臣の答弁:クロイツフェルト・ヤコブ病の確定診断不要
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22307793.html
こちらは上の暴走的答弁とは違い、見解の別れるところもあると思いますが、しかし変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に関する最近の情報からすれば、広く病理解剖で確定診断を進めることは必要だと思います。
[1366] 毎日、夜になると「勝手に稼いでくれるパソコンが欲しい」と書き込まれる asigamiさんへ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/17(Tue) 23:03 |
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- 深夜に書き込めば、はてなアンテナが拾ってくれて、明日の書き込みまでの間、宣伝になるからとの思惑なのでしょうが、この掲示板では、宣伝に関する書き込みは、扱っておりません。
私のほうも、毎晩、asigamiさんの書き込みを消すのもしんどいので、もうそろそろにしてはいただけませんでしょうか。
私の掲示板に書いても、asigamiさんに、申し込む人は皆無だとおもいますので。
asigamiさんのIPの一部ご紹介
60.34.19.215
219.165.151.42 218.47.237.38 219.164.142.16 60.34.134.202 60.34.216.164
220.99.179.249 60.34.216.65 220.99.180.163 219.165.144.168
218.47.206.107
PLALA ネットワークなどをお使いのようですね。
[1365] プリオン仮説以外の仮説を検証する必要はないのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/17(Tue) 22:56 |
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- この掲示板にもご登場いただく真名さんのブログの最近号に、「非常に小さい核酸をもつウイルスがプリオンに付着しているとの説は否定されてない」http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21854793.htmlという記事があって、興味をひかれた。
このブログのコメント欄にも書かせていただいたのだが、Chris Bostockの「The nature of TSEs」http://www.socgenmicrobiol.org.uk/pubs/micro_today/pdf/110002.pdf
によると、BSEの原因仮説には、大きく三つあるという。
第
一は、今、もっとも主流のプリオン仮説( protein-only
hypothesis)であり、他のひとつは、真名さんが紹介されている「非常に小さい核酸をもつウイルスがプリオンに付着している」(1954年に
Sigurdssonが提唱)との仮説であり、もうひとつは、virino仮説(virino
hypothesis)(1959年に、Hadlowが提唱)というものだ。
その他、Nemavirus hypothesis、Virino and replication site hypothesis などがある。
http://www.bseinquiry.gov.uk/report/volume2/chapterg.htm参照
http://w3.aces.uiuc.edu/AnSci/BSE/Prion_vs_Virino.htm参照
このvirino仮説は、第一のプリオン仮説と第二の「非常に小さい核酸をもつウイルスがプリオンに付着している」との仮説とのハイブリッド仮説ともいうべきものであり、たんぱく質にコーティングされた非常に小さな遺伝子物質が感染因子となるという説である。
プリオン仮説とvirino仮説との違いは、プリオン仮説が、たんぱく質単独での感染因子となるというのに対して、virino仮説では、遺伝子が実質感染因子となっており、たんぱく質は、その伝達補助材となっているというような位置づけになっている。
しかし、このサイト「The Prion Theory」http://www.portfolio.mvm.ed.ac.uk/studentwebs/session2/group4/evidence.htm
に見られるように、virino仮説での因子を実際見ることができない以上、仮説の域を出ないとして、否定されている。
しかし、Prusinerさんが1982年に命名した、このプリオンというものも、"proteinaceous infectious particle"(タンパク質に関係する感染微粒子)を略して、「Prion」(PREE-on)と名づけたまでのことである。
ここらで、改めて、真名さんの言われるように、プリオン仮説以外の仮説の検証を試みることも必要なことと思われる。
[1363] 「適切な保護の水準」と「OIE基準」との乖離の幅 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/17(Tue) 08:09 |
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- どうも日本のマスコミは、OIE基準のことは書いても、SPS協定のことは書かないものだから、やや、バイアスのかかった記事が書かれ
るのだけれども、実際、たとえば、アメリカと日本とのリンゴの火傷病についての、紛争パネルなどの例をみると、輸入国の農産物の検疫措置が過剰かどうかの
判断は、OIE基準と国内安全基準との乖離の幅が「適切な保護の水準」(ALOP(Appropriate Level of
Protection))の範囲内にあるかどうかで決まってしまうのである。
だから、このSPS協定での「適切な保護の水準」と「OIE基準」とは、相対的な関係にあるのである。
今
度のOIE総会で、牛肉の安全性について、OIE基準がゆるめに設定されるならば、このSPS協定での「適切な保護の水準」と「OIE基準」との間の乖離
は、広がるのであって、もし、輸入国が、現在の国内安全基準を守ろうとすれば、広がったSPS協定での「適切な保護の水準」と「OIE基準」との間の乖離
についての科学的証拠を用意しなければならないのである。
跳び箱にたとえれば、跳び越してくる側(輸入国側)から見れば適切な高さ(国内安全基
準)の跳び箱だと思っていると、いつの間にか、飛び出し地点(OIE基準)が深く掘り下げられていて、飛び出す側(輸出国側)の方から、「何でこんな高い
跳び箱を作ったんだ。もっと低くセイ。」とイチャモンをつけられているようなもんだ。
いわば、今回の食品安全委員会の答申のように、国際紛争になる前に、国内安全基準のバリアーを下げてしまうということは、輸出国にとっては、願ってもない「腰抜け輸入国誕生」ということになるわけである。
[1362] 久しぶりに福田前官房長官の重厚なアジア感を聞いた思い。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 21:38 |
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- 今日の予算委員会で、前官房長官の福田康夫さんが、小泉首相に対して、「首相が国際社会との協調を重視するというのであれば、足元の東アジアの中国、韓国との関係は早急に改善しておく必要がある」と諭されたというのだが、久しぶりに重厚な政治家のアジア感を聞いた思いだ。
ちなみに、福田さんは、フィリピン残留日本人問題にも、熱心なかただ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050516-00000174-kyodo-pol
[1361] Re:[1357] リコールされた汚染肉を売ってもいいとの契約を、USDAとしている秘密の小売店があるという話ですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 21:23 |
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- 「掲示板から」さん。
これによると、 リコールされた汚染肉を売ってもいいとの契約を、USDAと契約している秘密の小売店があるという話ですね。
こ
れは以前からある公然の秘密のようで、「California Lawmakers Target Secrecy of Contaminated
Meat Recalls - Legislation Targets State’s Secrecy Agreement With USDA
That Kept Consumers In the Dark About Mad Cow Disease Infected Beef」http://www.commondreams.org/cgi-bin/newsprint.cgi?file=/news2004/0331-09.htmによりますと、2002年に, the California Department of Health Services (DHS) がUSDAと「Memorandum of Understanding」(MOU)についての署名をしたとしていますね。
[1360] Re:[1358] 台帳段階でこれでは、トレーサビリティーは、ザルも同然 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 20:47 |
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- 「掲示板から」さん。
台帳段階では、
「生産者概況台帳(生産者のプロフィール、牧場敷地内の見取り図、給餌飼料の内容など)、乳牛および肉牛のすべての牛の個体管理台帳(耳標番号、生年月日、導入日、出生地などの履歴)、飼料管理台帳(エサすべての把握)の調査を行い、生産者ごとにID番号を付ける。 」
というようになっているようですが、肝心のこの台帳段階で、不正記述をチェックする毛けん制システムが無いことには、考え方によれば、何でもありの世界になってしまいますね。
http://cali.lin.go.jp/cali/manage/159/k-semina/159ks1.htm
[1358] 偽装発覚と最高値 馬鹿を見る消費者も出てくるようです。 投稿者:掲示板から 投稿日:2005/05/16(Mon) 17:42 |
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- 近江牛ブランド利用で逮捕 牛の個体情報を虚偽登録
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050515-00000131-kyodo-soci
国産牛肉700円台、最高値 農水省の小売価格調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050516-00000087-kyodo-soci
[1357] 回収された汚染肉を販売、「もう食べちゃった?」=米消費者団体、規則遵守を要請 投稿者:掲示板から 投稿日:2005/05/16(Mon) 17:29 |
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- 1936 年に設立された世界最大の消費者団体、米消費者同盟(CU)は5月13日、大腸菌や
リステリア菌、BSE(牛海綿状脳症)に汚染された回収(リコール)対象の肉や家禽類の情報公開を定めた米農務省(USDA)食品安全検査局
(FSIS)の規則を遵守するよう米政府に求める声明を発表した。「回収された肉のほとんどが実際に販売され、食べられているのを知っているか?」と題す
るキャンペーンも開始した。
畜肉や家禽肉、鶏卵の安全性や適正な表示を確保するたの検査や加工工場の安全性基準の設定、リスク評価を行うFSISに対し、CUは「汚染された肉や家禽類がどのような小売店で販売されたかを消費者に知らせる提案(規則)を遵守するべきだ」と強調している。
(2005年5月16日発信)
USDA needs to pursue meat disclosure rule
Most recalled meat and poultry is actually sold and eaten 5-13-05
http://www.consumersunion.org/pub/campaignnotinmyfood/002224.html
Support end to USDA meat recall secrecy!
https://secure2.convio.net/cu/site/Advocacy?JServSessionIdr003=5bdil1d3f1.app14b&page=UserAction&cmd=display&id=521
http://www.jc-press.com/kaigai/200505/051602.htm
[1356] 「農業情報研究所」さんサイトに、私の掲示板での金子先生辞任に関するやり取りご紹介 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 12:18 |
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- 「農業情報研究所(WAPIC)」さんサイトhttp://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05051601.htmに、私の掲示板での金子先生辞任に関するやり取りが紹介されています。
光栄なことです。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05051601.htm
[1355] Re:[1354] どこかおかしい 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 12:03 |
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- 聞きかじりさん。
この「藤沢生活」ブログ
http://from.blockblog.jp/791/183116
でのおかしさの視点は、私のおかしさの視点とは、180度違ったおかしさについてですね。
私の視点は、このニューズウィーク以前にこれについての情報が飛び交っていたということで、ニューズウィークは、それをなぞったのだが、"knowledgeable government source"の扱いに、問題があったというだけのことなのでしょう。
それをあたかも、ニューズウイークだけが、問題の発端だと見るのは、あまりに浅薄すぎる考えであると思うんですけれども。
[1354] Re:どこかおかしい 投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/05/16(Mon) 11:36 |
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- > 聞きかじりさん。
> どうも、この共同の報道はおかしいですね。
「藤沢生活」ブログでも取り上げられていました。
http://from.blockblog.jp/791/183116
どこかおかしいので、コメントは出来ませんが、見つけた記事だけは貼っておきます。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[1353] 「Blogs of War」にリンクされています。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 11:05 |
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- 以下のサイトの中の「Japanese message board - In Japanese but with lots of good links.」(訳しますと、「日本の掲示板−日本語ですが、多くのいいリンクがされています。」とでも訳すんでしょうか。)
と書いてある部分に、リンクされていますね。
意外と細かいところにまで、目をはりめぐらせているのですね。
びっくりしました。
http://www.blogsofwar.com/archives/2005/05/09/ansar-al-sunnah-army-claims-japanese-akihito-saito-hostage/
[1352] Re:[1350] [1335] わらぁってぇ、ゆるぅしてぇ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 09:44 |
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- 聞きかじりさん。
どうも、この共同の報道はおかしいですね。
5月13日の私のブログ「宗教戦争に発展しかねない米兵のコーラン・トイレ流し事件」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=278
にも書きましたように、確かに、5月9日のNewsweekの記事「Gitmo: SouthCom Showdown」http://www.msnbc.msn.com/id/7693014/site/newsweek/
は、ひとつの暴動のきっかけにはなりましたが、すでに、この問題につきましては、今年の2月にアルジャジーラが報道しています。
何か、姑息な事態収拾にNewsweekが、利用されたという感じがしています。
Newsweek5月23日号の「 How a Fire Broke Out」
http://www.msnbc.msn.com/id/7857407/site/newsweek/
では、事態に火をつけたのは、5月6日のImran Khan氏の記者会見であったとしています。
Imran Khan氏は、記者会見の時に、Newsweek5月9日号の「 SouthCom Showdown」を読みあげながら、「これが、アメリカのしていることだ。コーランを冒涜している。」と、甲高く叫んだとしています。
Newsweekの編集者Mark Whitaker氏は、「CORRECTED: Newsweek: Koran desecration report wrong 」
http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=topNews&storyID=8495126で、ロイター記者に対して、次のように言っていますね。
「このようなことがあったかどうかについては、私は知りません。われわれは、それが絶対に起こったとも断定できませんし、絶対に起こっていなかったとも断言できません。」といっています。
すなわち、アメリカ軍からの直の事実の確認はできなかったといっているだけなのです。
"As to whether anything like this happened, we just don't know," "We're
not saying it absolutely happened but we can't say that it absolutely
didn't happen either."
[1351] Re:[1349] 金子清俊さんが辞意表明 食品安全委員会 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 08:58 |
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- 金子清俊先生のお気持ちは、よく、わかります。
現在の食品安全委員会が、消費者の立場に立っていない、とのお考えの下での、覚悟の辞任でしょう。
やはり、昨年9月6日から9月9日の間のたたき台の書き換え(http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=76 ご参照)が、そもそもの原因なのでしょう。
それを明確にしないまま、さらに輪をかけて、今回の答申です。
政治に翻弄される食品安全委員会の現状に、科学者としての良心が許さなかったといえます。
これを契機にして、品川森一先生など、まだまだ、辞任は続くでしょう。
「そして、誰もいなくなった。」(“And Then There Were None”)http://www.dramsoc.org/posters/attwn_poster.jpg−−
まさに、これからは「鳥無き里のコウモリ」の状態が続くわけで、日本の食の安全にとっては恐ろしいことです。
[1350] Re:[1335] わらぁってぇ、ゆるぅしてぇ 投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/05/16(Mon) 08:49 |
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- > アメリカのライス国務著官は、火消しに躍起だが、各地での暴動は収まる気配を見せていない。
コーラン冒涜は「誤報」 米誌編集者が謝罪
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=SMT&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2005051601000094
どうやって収束させるのでしょうね。
[1349] 金子清俊さんが辞意表明 食品安全委員会 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/16(Mon) 07:18 |
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- 辞めるべき人間が間違っています。責任を痛感されておられるのならば、金子さんはこれからこそ戦うべきです。
専門調査会座長代理が辞意 米国産牛肉諮問案に疑問
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050515-00000128-kyodo-soci
米
国産牛肉の輸入再開問題で、厚生労働省と農水省が「生後20カ月以下で脳などの危険部位を取り除いた米国産と国産のリスクは同等か」との安全性評価を食品
安全委員会に諮問予定であることに対し、同委員会専門調査会座長代理の金子清俊東京医大教授は15日、東京農大で開かれたシンポジウムで「国内対策の見直
しを利用された責任を痛感している」と述べ、専門委員を辞任する意向を示した。
食品安全委は今月6日、国内の牛海綿状脳症(BSE)対策で生後20カ月以下の牛を対象から外す全頭検査緩和容認を決め、両省に答申した。
(共同通信) - 5月15日21時52分更新
[1348] 皆さん、今朝から掲示板がトラブって、申し訳ありませんでした。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 00:11 |
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- 今朝、地方の出先で、掲示板に書き込まれた広告書き込みを消したうえで、該当IPを拒否設定にしたところ、全体が、おかしくなってしまいました。
これの修復は、FTPから、いったん掲示板のこれまでの書き込みdataをファィルに落とし保存してから、datのみをこれまでのトラブルのないもので上書きするという作業が必要なため、出先ではできず、自宅に帰った今、修復したしだいです。
今朝から、ときさん、桜の花さん、大変ご迷惑をおかけしました。
ところで、ときさんのご意見に対しては、政府系金融機関の大統合で、実現できる面もあるでしょうが、実際、それほど、政治家が、この面では関与してはいないようです。
桜の花さんのご意見のように、官僚性悪説に立てば、政治サイドからの、もっと思い切った権限委譲を官僚に迫るべきなのでしょうが、残念ながら、それに代替しうる政策形成力を、政治家サイドは有していないのが、現状です。
政治の推進力を利用して、官僚自らの主張を通す、という、持合の関係にあるからです。
[1347] 1345関連 議会制民主主義の中で 投稿者:桜の花 投稿日:2005/05/15(Sun) 01:46 |
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- 笹山さん、ときさん 小泉総理大臣の英断と思う私から言わせて
ください。
まず明治以来の人事院制度を骨格とした官僚制度を例外的に
内閣府職員という範囲に於いて断行したことは正しいと思います。郵政民営化法案に関して 彼ら官僚がしようとしたことが 自民党の族議員と内閣府の調整・仲介をしようとした点にあります。
この『調整・仲介』のやり方こそ 戦後の伝統的な官僚の仕事(人事院公認or方針)であり 法律に書かれていない裏支配そのものだからです。ここに官僚の権力が隠されているのです。
時代と共に官僚の腐敗は国の財政を圧迫する仕組みを増殖させています。同時に自浄作用の効かない仕組みが出来上がりました。
結局 この様に見ると郵政民営化も改革の末端に思えます。
真の改革とは 官僚から『法案作成から局長通達』までの権限を取り上げる事=人事を政治任用に切り替えることだと思います。
それで初めて議会制民主主義の国体と言えます。
私は 小泉総理大臣の別な意思を見た思いがしました。
郵
政民営化に本気で取り組んでいると同時に、ご自身の後継者を育てる強い愛情です。そして日本国家に対する愛情です。本当の議会制民主主義を自らの権限の人
事権を発揮したことが、若い有能な政治家に 積極的に総理大臣を目指せさせる勇気をあたえたからです。数々の利権に絡む老齢政治家の支配からの脱皮を意味
するからです。示した方向に いま述べた様なそれがあります。悪しき側面を持つ補助金行政さえも健全な補助金行政に変えることさえ可能になります。とにか
く政策に優秀な若手政治家の台頭を可能にします。
私は 上記の意味合いに発展すると思っています。小泉純一郎さんの総理大臣としての非凡さと存在意義が大いにあると思っています。当初 彼に 多くの日本国民が感じた奇跡が 違う形になって実現してしまうかもしれませんね。
[1345] Re.[1341] Re:[1340] Re.[1338] 古来、官僚いじめをして、得をした政治家はいない。 投稿者:とき 投稿日:2005/05/14(Sat) 19:55 |
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- >民営化なるものの功罪をすでに見極めているということですか。
ではなく、いままで郵貯資金というものがどのようなと
ころに回り回って使われていたかということです。いままでタブーの領域ではなかったかと思います。ちょうど、かの住専のときのように。あるいは、いまでこ
そサラ金業界と銀行業界とは提携をしていますが。民営化すると、特に外資が参入した場合はなおさら、その財務内容の透明性が求められるわけですから。要
は、いままでの使われ方が明らかになると困る勢力の方々も相当いるのだなと思っています。そういう方々が、表向きは非常にもっともらしいことを言って反対
しているのではないかとも思っています。反対派の全員とは言いませんが。最もな意見で反対するまじめな方々は、ある意味、体よく利用されてしまっているの
かなとも思います。
郵政民営化とは、とある勢力の資金源を断つという意味もあるのでしょうね。道路族の資金源を道路公団民営化で断ったように。
[1343] LOHAS_CLUB(CapiのLOHAS LIFE)さんに、私のブログが紹介 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/14(Sat) 15:37 |
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- 下記サイトです。
LOHAS_CLUB(CapiのLOHAS LIFE)さん、ご紹介ありがとうございました。
1245で、「「LOHASコンシューマー」とは、何じゃ?」なんていってしまいましたが、どうしてどうして、至極健全なお考えのようです。
失礼いたしました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
http://blog.livedoor.jp/lohas_club/archives/cat_1167093.html
[1341] Re:[1340] Re.[1338] 古来、官僚いじめをして、得をした政治家はいない。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/14(Sat) 15:19 |
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- ときさん。
なるほど、そのような見方もできますね。
民営化なるものの功罪をすでに見極めているということですか。
民営化の功罪の罪として、私は、シャドウ・プライスに当たる費用対効果の面が、無視されることを上げています。
すなわち、超長期にわたる費用対効果、社会費用と私的費用とのハザマにかかるコストについての捨象、非使用価値に当たる面の費用対効果の無視、などが上げられます。
ユニバーサルサービスの費用対効果算定に当たっては、むしろ、地球公共財の費用対効果を考えるくらいの深謀遠慮が必要な感じがしています。
[1340] Re.[1338] 古来、官僚いじめをして、得をした政治家はいない。 投稿者:とき 投稿日:2005/05/14(Sat) 14:05 |
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- これまでの郵貯の内容を鑑みたとき、民営化の暁(もし実現されたとして)に、過去から今までの郵貯の使途の経緯が白日の下に晒されて
しまうことによって批判の矢面に立たなければならなくなるひとが必ず出ます(このたびのJR西日本社長のように批判の矢面に立たされる人が必ず必要であ
る)。
それを想定して、まずは有為の人材の一時避難を考えたともいえるのではないかと見ています。
[1338] 古来、官僚いじめをして、得をした政治家はいない。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/13(Fri) 23:59 |
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- 郵政民営化問題に慎重姿勢と目された総務省幹部2人(松井浩総務審議官、清水英雄郵政行政局長)を、小泉総理が、事実上更迭し、「見せしめ人事」をしたというのだが。
古来、官僚いじめをして、その後、苦労した政治家は多いようだ。
私の記憶しているケースでは、中曽根内閣時代、K農林水産大臣が、農林水産省人事に介入したり、T科学技術庁長官が、官房長を更迭したり、K通産大臣が、局長を更迭したりした例が浮かんでくるが、いずれも、その後、いい結果を見ていないようだ。
今回のケースも、どうも、弱いものいじめというか、肝心の足元の政治家への見せしめ人事ならともかく、やりやすいところからやったとの印象が強い。
それにしても、部下の人事に総理から口を出されて黙っている担当大臣も大臣だが。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050513-00000131-mai-pol
[1337] Re:[1336] RE(1334)日本唯一のBASEサイトとして注目 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/13(Fri) 23:12 |
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- 真名さん。
ますます、サイト内容充実ですね。
日本唯一のBASE(Bovine Amyloidotic Spongiform Encephalopathy 牛アミロイド型海綿状脳症)専門サイトとして、これから、いろいろな面で注目されていくことでしょう。
考えてみれば、この領域は、隣接諸科学が共同して当たらなければならない面がおおいような気がしています。
[1336] RE(1334)手前味噌ですみません。 投稿者:真名 投稿日:2005/05/13(Fri) 18:34 |
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- 我ながらしつこいですよね。
米合衆国CJD審査への懸念 1
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19085875.html
米合衆国CJD検査への懸念 2
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19130830.html
米国CJD検査への懸念 3
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19135294.html
米国CJD検査への懸念 4
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19140387.html
痴呆症診断患者中に多数の海綿状脳症が埋もれている
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/20997523.html
ヒト狂牛病が孤発性クロイツフェルト・ヤコブ病として片づけられている
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21019332.html
1990年以前の英国でも海綿状脳症は痴呆症中に埋もれていた
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21136480.html
アルツハイマーや痴呆症をクロイツフェルト・ヤコブ病と誤診
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21139340.html
「痴呆症診断間違い多発」論文をちょっと紹介
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19225857.html
[1335] 宗教戦争に発展しかねない米兵のコーラン・トイレ流し事件 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/13(Fri) 18:28 |
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- キューバのグァンタナモ米軍基地で、尋問中、イスラムの聖書に当たるコーラン(Quran)を破り捨て、トイレに流した事件に怒った世界のイスラム教徒が、世界各地で、デモを繰り広げ、アフガニスタンでは、二日間で、7人が死亡した。
http://www.plenglish.com/article.asp?ID=%7B46F5386C-512D-4E2D-9414-285F4DD57BC9%7D&language=EN参照
Jogyaniでは、3人が死亡した。
アメリカのライス国務著官は、火消しに躍起だが、各地での暴動は収まる気配を見せていない。
今年の二月に、同様の報道がされたが、今月5月1日にになって、この記事http://seattletimes.nwsource.com/html/nationworld/2002259097_gitmo01.htmlが掲載され、5月9日に、 Newsweekに同様の記事「Gitmo: SouthCom Showdown」http://www.msnbc.msn.com/id/7693014/site/newsweek/が掲載されるに及び、アフガニスタンのイスラム教徒による抗議デモがアフガニスタン各地で発生した。
そして、これは、パキスタンにも、この記事http://icwales.icnetwork.co.uk/0100news/0700world/tm_objectid=15511992&method=full&siteid=50082&headline=pakistani-muslims-to-stage-anti-us-rallies-name_page.htmlのように、飛び火してきた。
[1334] CJDの診断ですが、米国もまだまだ遅れていますね。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/13(Fri) 18:25 |
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- 月刊現代「5月号」に掲載されたBSE特集で、食安委の中村雅彦さんが、米国でCJDの報告義務がある州は26州しかない、と報告されてましたが。
Killer Brain Disease Baffles Doctors
http://news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/ibsys/20050507/lo_kprc/2707794
米国のヒューストンの話ですが、ぼちぼち米国でもCJDが話題になってきたということですかね。テキサスがCJD追跡を始めたのは2年前からとか。
”研究者は、年間250人がCJDで死ぬと推測します。しかし、容易にCJDを誤診することができるので、医学界はその数で完全に自信満々ではありません。”
”それは、アルツハイマー病、痴呆および精神病のような他の疾病を模倣します。実際、ミーンズさんがCJDを持っていたと医者が理解する前に、偏執病の厳しい状態に陥ったので、彼女は精神病院に入れられました。”
”「神経外科医と同様にヒューストン・エリアの病院の大部分も、これらの生体組織検査を行うのを切望しません」とドクターマーチン・シュタイナー(神経学者)は言いました。 ”
[1332] Re:[1329] ワンチャンのインフォームド・コンセント 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/13(Fri) 17:08 |
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- 聞きかじりさん。まりちゃんさん。
聞きかじりさんの「家族が呼ばれて、家族の質問にも良く答えてくれていたと感じました。」というお話を聞いて、犬にもインフォームドコンセントってあるのかしら?と調べてみましたら、
ありました。
「アニマル・オーナー・インフォームド・コンセント」(animal owner’ informed consent)http://www.upenn.edu/regulatoryaffairs/animal/gen-owner-consent.doc
というのだそうで、この様式を見ますと、いくつかの同意事項があるようですね。
日本でも、このサイトhttp://www.tanaka-ah.jp/outline/のように、やられているようですね。
しかし、アニマル・ライツの観点から言うと、野良犬も飼い犬も、同等にしてくれ、と、野良犬の立場に立てば、いいたいです。
[1331] Re:[1330] [1329] 適用外使用 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/13(Fri) 16:18 |
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- 適用外使用といえば、ヒトのプラセンタ(胎盤)の適用外使用も問題ですね。
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/seikei/1114833596/l50
昨年7月から献血問題も含め、国に問題提起していますが、何の改善もされてませんね。
[1330] Re:[1329] 適用外使用 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/13(Fri) 16:15 |
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- 聞きかじりさん、こんにちは、
> 餌に混ぜる抗生物質は、培地に畜産物の一部をおきますと、細菌の増殖が阻止されるという簡単な試験でばれますから、休薬期間は厳密に守られています。
> 抗生物質については、医師の濫用の方が大きいと思いますよ。
休薬期間があるとのことですが、そもそも結構使っているみたいですね。たとえば日本で年間1000tとして、排泄物に残留するものでしょうか?分解されちゃうのでしょうか。
ついでに、こんなのがあります。
【畜産】抗生物質を投与せずとも太る【コスト不変】
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/agri/1069458669/
家畜ではそういえば、タイ産鶏肉の1割からVREを検出なんていうニュースを過去に見ましたが、人間の病院での濫用も問題になってますね。
といえば、先日、食安委で耐性菌の意見交換会があったそうです。
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk170511/risk-tokyo170511.html
[1329] Re:適用外使用 投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/05/13(Fri) 14:39 |
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- 獣医の世界では治して何ぼですので、畜主の合意の元にいろんな治療をしていると思います。
その基礎となる資料の収集や、説明の時間をかなり割いていると聞いています。
人間の世界でも乗り物酔いの薬で、「乗り物酔いによる」と注釈付のめまいや嘔吐に、乗り物酔いではなくても使うことがあります。
餌に混ぜる抗生物質は、培地に畜産物の一部をおきますと、細菌の増殖が阻止されるという簡単な試験でばれますから、休薬期間は厳密に守られています。
抗生物質については、医師の濫用の方が大きいと思いますよ。
副作用の強い薬を使うときなど、最近は医師による説明が良くなされていると思います。
家族が呼ばれて、家族の質問にも良く答えてくれていたと感じました。
急ぎ、乱雑なレスで失礼しました。
http://www.hytn.net/netdekansi/
[1328] Re:[1327] USDA自らアメリカ北西部でのBSEの危険性を報告 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/13(Fri) 11:47 |
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- 笹山さん、いつも貴重な情報をありがとうございます。
農場情報研究所ご紹介の
「米国北部に高度のBSE暴露リスク、米国農務省報告」
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05050901.htm
と併せまして、食品安全委員会の「食の安全ダイヤル」http://www.fsc.go.jp/dial/index.html に情報として、(過去に送った数々の米国の安全性に関する情報と併せて)、委員のみなさまにも情報を提供くださいますよう、お願いして、投稿させていただきました。 ご報告まで(^^
[1327] USDA自らアメリカ北西部でのBSEの危険性を報告 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/13(Fri) 10:41 |
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- この27ページにわたる「USDA Summary of Epidemiological Findings of North American BSE Positive Cattle 」
http://www.aphis.usda.gov/lpa/issues/bse/bse_epi_report_4-29-05.doc
というレポートは、先月4月29日に、USDAから発表されたものである。
これによると、アメリカ北西部は、以前からカナダ西部との牛の交流が激しい地帯であり、カナダで発生の4頭のBSE牛と同じコホート群にいた牛も、アメリカ北西部に出荷されたものと見込んでいる。
1997年から1998年にかけて、一万八千頭のカナダ・アルバータ州の牛が、アメリカ北西部に出荷されたものと見ており、そのことから、アメリカ北西部は、BSEリスク因子に曝露されたものとみている。
また、この報告書では、アルバータ州でのBSE感染経路を、名指しは避けながらも、4頭のうち3頭が、1997年2月28日に出荷されたアルバータ州のレンダリング工場からの飼料を食していたと見ている。
したがって、これと同じコホート群にあった牛一万八千頭が1997年から1998年にかけてアメリカに出荷されたということは、確実だが、カナダのCFIAによれば、現在、生存しているのは、そのうちの540頭−3パーセント−であるという。
こうしてみてくると、USDA自体すら、このように、カナダならびにアメリカ北西部のBSEの危険性を認めた報告書として、注目される。
なお、ここで言われているカナダのレンダリング工場とは、おそらく、かねてからうわさのあったAlbertaにあるEdmonton rendering plantであろうと思われる。
http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/other/bse/news/may1105bse.html
[1326] Re:[1325] 獣医さんのブログから 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/13(Fri) 08:06 |
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- 輸入飼料添加剤(additive feed )については、
http://www.nval.go.jp/hourei/kisoku/15-69.htm
等のように、いろいろな規制があるようですが、実際はどうなんでしょう?
要指示医薬品(獣医の指示が必要な医薬品)リストhttp://www.lablovedan.net/kusuri/page1.html
以外のものの個人輸入については、なんか、闇の中のような感じがしますが。
また、要指示医薬品であっても、動物用と人体用との交差汚染も、ありえますね。
たとえば、このゾメタ(「ゾレドロネート」有効成分:ゾレドロン酸水和物)http://www.novartis.co.jp/product/zom/ka/ka_zom.pdfという名の骨吸収抑制剤なんてのは、どうなんでしょう。
ちょっと恐ろしくなってきました。
- 未承認薬や適用外使用が行われる理由http://lovely.sub.jp/blog/archives/cat_lovely_pet_park.php?page=18
獣医さんの世界、いろいろあるようですね。
[1324] 画像掲示板は閉鎖 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/12(Thu) 18:35 |
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- 「デジカメ・コラム」という名の画像掲示板を今日閉鎖しました。
実は、この画像掲示板、先月も、あらぬ画像をパスワード゛を潜り抜け貼り付けられ、削除したのですが、今日、ある方から、「変な画像が、ありますよ。」と、教えていただいて、また、悪さをされたことに気がつきました。
これほどまでに悪さをされるのであれば、次は、もっとセキュリティのいいもので出直すしかないと、今日付けで、デジタルコラムを廃止しました。
それにしても、こういう点を指摘して下さる方は、ありがたいものです。
ご指摘ありがとうございました。
E様。
[1323] 自民党小委員会、米国産牛肉再開の諮問の考え方を了承 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/12(Thu) 11:15 |
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- 「飼料規制など直接的な諮問事項ではないものについても、食安委に提出する。」というところが、”最終責任”のなすりつけ合いに見えますが。
http://www.nissyoku.co.jp/
厚労省と農水省は12日、自民党の動植物検疫及び消費安全に関する小委員会(委員長=宮路和明衆院議員)に米国産牛肉の輸入再開について食品安全委員会へ
の諮問の考え方を説明、了承を得た。昨年10月の日米局長会合の結果にそって、@日本側の同じ定義のSRMの除去A20ヵ月齢以下の牛肉、内臓B成熟度に
よる月齢証明などで米国農務省(USDA)が認証する仕組み。この仕組みに則した牛肉と内臓について国産のリスクと同じかどうかで諮問する。飼料規制など
直接的な諮問事項ではないものについても、食安委に提出する。諮問案は早ければ5月中にも食安委に提出。輸入再開の時期について、宮路委員長は輸入再開時
期を明確にしていない。(5月12日11:02)
[1322] 北海道で18頭目のBSE感染牛 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/12(Thu) 07:36 |
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- 北海道砂川市の農場から出荷された5歳の雌のホルスタイン牛で、1999年8月生まれ。
出生コホートからいくと、
第一グループの1995年から1996年グループ、第二グループは、2001年から2002年生まれのグループ、第三グループの1999年生まれ、第四グループの、2000年生まれ
のうち、第三グループ。
第三グループでは、これまで、12頭目の熊本県泗水町生まれで、1999年7月3日生まれの一頭の例がある。第三グループが、北海道に出たことで、第四グループの2000年生まれの14頭目、17頭目の北海道生まれが、出生コホートでつながってきた。
ま
た、農林水産省の飼料規制通達(平成8年4月16日農林水産省畜産局流通飼料課長通達「反すう動物の組織を用いた飼料原料の取扱いについて」)以後出生の
BSE牛は、8頭目(平成13/10/13)、9頭目(平成14/1/13)、12頭目(平成11/7/3)、14頭目(平成12/10/8)、17頭目
(平成12/9/11)に引き続き、今回の18頭目(平成11/8/31)の発生で、日本版BARBの数は、総数6頭となり、日本の飼料規制が、如何に形
骸化されたものであったことが、証明されつつある。
http://www.mhlw.go.jp/topics/0103/tp0308-1.html
[1321] 「メールを分類するためにトウィニーを使用していた」だって??? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/12(Thu) 00:28 |
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- 1068で「秋田県湯沢市でとんでもない個人情報流出が。」と報じた一件が、当の湯沢市から言わせると「落着」したらしい。
しかし、この記事http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news002.htm
を見る限り、とても落着したといえた代物ではない。
まさに、個人情報保護法違反である。
もともとこの事件が発覚したのは、1068でも書いたように、このサイト
http://66.102.7.104/search?q=cache:NNsQyp11g0IJ:pc8.2ch.net/test/read.cgi/sns/1114054945/l50+%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A3%E3%81%AB%E6%8B%9B%E5%BE%85%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%80%81%E3%81%82%E3%81%A4%E3%81%BE%E3%82%8C%EF%BC%81&hl=ja&client=firefox-a
の前スレで、表ざたになるかなり以前の段階で、バラされたというわけだ。
それにしても、「メールを分類するためにトウィニーを使用していた」とは、よく言いますね。
http://66.102.7.104/search?q=cache:NNsQyp11g0IJ:pc8.2ch.net/test/read.cgi/sns/1114054945/l50+%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A3%E3%81%AB%E6%8B%9B%E5%BE%85%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%80%81%E3%81%82%E3%81%A4%E3%81%BE%E3%82%8C%EF%BC%81&hl=ja&client=firefox-a
[1320] オーストラリアのイラク人質の家族が、救済のためのブログを開始 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/12(Thu) 00:12 |
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- このサイトhttp://mypetjawa.mu.nu/archives/081415.php
の報じるところによると、、イラクで人質になっているダグラス・ウッド(Douglas Wood)さんの家族が、ブログをはじめた。
ブログのサイトは、「 Douglas Wood Family Website」http://www.thewoodfamily.info/
で、内容は、ごらんのように、家族との団欒の日のダグラス・ウッドさんの写真を載せながら、犯人と世界に向かって、解放を切々と訴えている。
http://www.thewoodfamily.info/
[1319] ダウナー牛の分類はこういう感じでしょうか 投稿者:真名 投稿日:2005/05/11(Wed) 22:31 |
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- (1) とにかくへたって歩けない牛−多くは関節炎とか、産後良くあるカルシウム欠乏症とか。
これは日本にもたくさんいるでしょう?
(1a) そのなかで一見では原因がはっきりしないもの−あるいは脳神経疾患を疑わせるもの
(ミルク熱とかの病気、恐水病はちょっと症状が違いますが。それからへたり牛脳症)
(1aa) 歩行困難、起立困難、見当識失調、昏睡−原因不明−これだけ揃ってへたり牛脳症でしょう。
(0)歩行困難牛は、(1)広義?のダウナー牛に(2)怪我牛を加えたものらしいです。
BSEに関係ありそうなのは(1a)以下のカテゴリーです。
もともと広すぎる定義の(1)に無関係な(2)を加えて話を混乱させようとしているのです。
これにひっかかっているらしきブログも見受けられるのはちょっと困ります。
斎藤さん銃撃事件は、当時週刊新潮が「疑惑の銃弾」2番煎じみたいなストーリーでおっかけていました(笑)。
もっと大事なことを追求してくれないと困りますね。
[1318] いつの間にか「ダウナー牛」が「歩行困難牛」へとは??? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/11(Wed) 21:53 |
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- 真名さん。
真名さんから、「ダウナー牛の概念が広くなりましたね。」と指摘されてハットきずいたのですが、そういえば、いつの
間にか、USDAは、「ダウナー牛」(Downer
Cattle)という用語から、「歩行困難牛」(non-ambulatory Cattle)という用語にシフトしているようですね。
これを魚にたとえてみれば、斃死魚(fish mortality)を遊泳困難魚(non-natatorial fish)として、店頭に並べるようなもんでしょう。
ついでで恐縮ですが、この前ご紹介あったSaitoh Tsunaoさんの日本語読み、当時の新聞見てみましたら、「斉藤」さんではなくて、「斎藤」さんだったのですね。
道理で、「斉藤綱男」さんでは、あまり、ひっかかってこないはずでした。
[1317] OIE/BSEコード改正案に対するコメントを日本が提出 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/11(Wed) 20:51 |
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- OIE/BSEコード改正案に対するコメントについて
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050511press_1.html
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050511press_1b.pdf
ざっと見て気になる部分はここです。
============================
特に、
@ S R Mとして腸全体ではなく回腸遠位部のみを指定する提案を支持する。
( 理由)
○ 提案は、感染性が回腸遠位部のみで確認されており、それ以外の腸では確認されていないという科学的根拠を踏まえたものである。
============================
あれーーーーーーーー????、OIEの専門家会議ではこんな意見を聞いたはずなんだけどなぁ↓↓↓。。。???どういうことだろう?
★「腸のSRM指定については、”科学的にはリンパ組織があり全腸が危ない”、ということなのに、SRM除去の方法の違いやら、EUが食べない云々などの問題によりコードが改定されることが、大きな問題だ。」
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/908c7deb10e4ca1f6f086f7208273d2f
「フランス食品衛生安全庁(AFSSA)が2000年、回腸遠位部以外の感染性も否定はできないとする意見書を出した」ともありますが。http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04062101.htm
[1316] Re:[1315] 光栄にも、掲載されておりませんでした。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/11(Wed) 20:44 |
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- 廃棄されたかもしれませんが、このシステムでは、確認のしようがありません。
廃棄されなかったことが、意見提出者が確認できるシステムが必要かと思います。
文化庁の場合には、層別分類されて、いかなる「以下同文」コメントでも、載っていましたね。
文化庁さんのほうが、パブコメ対応としては、ましといえましょう。
舌扁桃(lingual tonsil)については、USDAさんのわかりやすい写真があったのですが、いつの間にか消えてしまいましたね。
で、写真がもぬけの殻になったキャッシュだけを以下に掲げておきます。
http://66.102.7.104/search?q=cache:V8IdSJQrzoUJ:www.fsis.usda.gov/OFO/TSC/removal_of_tonsils.htm+&hl=ja&client=firefox-a
昨年11月20日の議論と、今年1月29日のこの掲示板の258.259でのおさらいになりますが。
「舌扁桃から舌の食べられる部分を切り離す場合は、有郭乳頭のちょうど後ろにあるところを、横にカットすることで、果たすことができる。」
と
のUSDAの見解だったのですが、そもそも、舌扁桃とは、リンパ組織の集まりなのですから、これをカットしたとしても、舌扁桃を構成する、リンパ液の詰
まった小さな筋子のごとき小胞をつぶしてカットするわけですから、その際にSRMは飛び散るというわけで、舌全体を危険部位指定しなければならないことに
なりますね。
http://66.102.7.104/search?q=cache:V8IdSJQrzoUJ:www.fsis.usda.gov/OFO/TSC/removal_of_tonsils.htm+&hl=ja&client=firefox-a
[1315] パブコメの事務局によるまとめ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/11(Wed) 20:12 |
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- 笹山さん、この66ページの資料の最後に、食安委本会議とプリオン専門調査会で配られた、事務局によるパブコメのまとめがあるんですが、笹山さんのご提案は掲載されておりましたか?
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai93/dai93kai-siryou2-3.pdf
私は、最終日の締め切り5分前に(^^;メールで送りました。いくつかは掲載はされていたんですが、資料のほうは掲載なかったです。「リスク管理部門」に伝えるときは、原文で送られるんですかね。
ところで、舌扁桃に関する事務局の回答が間違っているそうで、改善がありそうです。
謎工さん、情報開示の方法をお教えくださいましてありがとうございます。とても払える金額ではないですね(^^; 食安委は透明性がウリなんですから、事務局で取捨選択せず、原文も公開いただきたいところですね。
そういえば、昨年の農水省の意見交換会申込に750通ものファクスを送りつけた、外食産業とそのマーケティング企業の情報開示をしてもらいたいものですが。
[1313] Re:[1310] 人間行動科学という、科学 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/11(Wed) 11:20 |
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- 笹山さんご紹介のサイトhttp://www.t3.rim.or.jp/~aids/essay10.html
をたどっていきましたら、こんな文章が出てきました。
「WHO等は人間行動科学重視の感染症対策へ 」
http://www.lap.jp/lap1/sakuin/dlkusa.html
「人間行動科学」の定義を調べていませんが、その響きから察するに、今の食品安全委員会の「科学」からすっぽりと抜けてしまった、何よりもリスク評価にかかわる重要な「科学」ではないでしょうか。
[1312] 「全農あきた」架空取引問題についての石原農林水産事務次官の見解は正論 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/11(Wed) 11:13 |
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- 全農あきたの架空コメ取引問題については、私のブログhttp://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=276でも述べたとおりだが、ここにきて、全農全国本部とパール秋田が、コメ横流しにかかわったとされる全農あきたの本部長(62)ら計3人の告訴状(背任容疑)を県警に提出した
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050510p
というのだが、どうも、これは、筋があわない告訴だ。
いわば、今回の問題を、個人の犯罪に矮小化してしまおうとの狙いなのだろうが、どう見ても、これは、組織としての犯罪であるとしか思えない。
それとも、まだ、「全農秋田」ではなく、「秋田経済連」だとの感覚が強いのだろうか。
ましてや、寺田秋田県知事が、この問題について、農林水産省に陳情に赴く
http://www.pref.akita.jp/tiji/17year/050509.html
などというのは、常軌を逸した行動だと思う。
県産米の価格形成検証と、価格形成トレースは、秋田県政の責任でもあるという意味では、架空取引の責任の一端を県も担う必要があるという点においては、秋田県当局も知事も、一蓮托生の立場にあるからだ。
いみじくも、石原農林水産事務次官は、5月9日の記者会見で、次のように言っている。
「そ
れで、一番大事なことは、今回、全農の方があくまで個人の問題ということで考えておられるようでございますけれども、我々はこの全農の問題につきまして
は、組織全体の問題として受け止めることが重要なのではないかというふうに考えているところでございまして、我が方はご案内のとおり、今一斉点検をやって
いるところでございます。こういう一斉点検等の結果、正すべき所があれば、我が方からもしかるべき告発等を行っていきたいというふうに考えているところで
ございます。」
まあ、これが、正論だろう。
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/050509jimujikan.htm
[1311] Re[1301] 新聞社は記事リンク切れを止めてほしい 投稿者:真名 投稿日:2005/05/11(Wed) 11:05 |
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- http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21472611.html
なんですが、
1年も経過していないのにリンク切れはひどいと思います。
もし公的な報道機関を自認するのであれば、記事をネット上に保存する責務はあると思います。
それから外電記事ですから、ネタモトの英文を添付してほしいですね。せめてリンクくらいは示してほしい。
そうしないと、日本人向けにどう改変されているのかがわかりません(笑)。
この記事も、肝心な言葉「脳」が抜けているために、一般人から見ますと記事の印象がずいぶん変わってしまっています。
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1310] 献血問題には、タブーなしの議論が必要 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/11(Wed) 10:40 |
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- 今朝のNHKの「生活ほっとモーニング」では、「▽血液が足りない!危機に直面する献血▽占いで献血?▽海外旅行・花粉症…献血できない人が急増」との特集で期待させたが、結局は、問題点の指摘に終わっていた。
次のサイトhttp://www.t3.rim.or.jp/~aids/blood.html は、現在の血液行政に関するサイトだが、かなり突っ込んだ問題点が指摘されている。
そもそも、現在の血液行政の根拠法はhttp://www.t3.rim.or.jp/~aids/essay10.html
に指摘されているように、
1956年に制定された「採血及び供血あっせん業取締法」
http://www.normanet.ne.jp/~hourei/h160dR/s310625h160.htm
と
「薬事法」
http://www.houko.com/00/01/S35/145.HTM
(薬事法第一条第二条に規定されている医薬品としての血液製剤)
と、
1964年8月の「献血推進の閣議決定」
であるという。
この問題については、もっとタブーなしの国民的議論が必要な感じがする。
つまり、安全確保と、必要量達成と、インセンティブの多様化と、血液提供形式の多様化、等のマトリックスで、考える必要があるように思える。
売血という過剰なインセンティブに立ち戻ることができないとすれば、それに替わりうる何らかの血液供給サイドに対するインセンティブの強化が必要なのだろう。
それにしても、これは、日本の赤十字の体制は、この前、寄付制度のシステム化の必要性について、「クリック募金の透明性を確保するためには、寄付のシステム化が必要」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=142に書いたように、他の面でも、相当、旧態以前のところが見受けられるようである。
宮様商売的感覚経営の弊害といったら言い過ぎであろうが。
[1309] 厚生労働省が全頭検査廃止についてのパブコメ募集 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/11(Wed) 09:05 |
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- 厚生労働省関係牛海綿状脳症対策特別措置法施行規則の一部改正(案)に関するご意見の募集について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495050002&OBJCD=&GROUP=
締め切りは2005年6月9日だそうです。
[1308] Re:[1307] [1306] [1304] [1300] 有機物による土壌汚染問題 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/11(Wed) 07:35 |
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- この問題を、やや、幅広く捉えれば、有機物による土壌汚染の問題と、とらえることができるでしょう。
現在の土壌汚染対策法の主
たる領域は、化学物質による土壌汚染問題であり、これを解決するために、微生物の散布等による
バイオレメディエーション(下記サイト参照)という手法が用いられることがあるようですが、この微生物等有機物の散布自体が、更なる別の意味での有機物に
よる二次的土壌汚染を招いているという例もあるようです。
これらの問題と一括して、有機肥料による土壌汚染があるとするなら、このテリトリーで考えられるべきものでしょう。
また、現行土壌汚染対策法またはガイドラインの見直しも考えられるべきでしょう。
http://www.niaes.affrc.go.jp/envchemi/body/bioremediation/bireme.html
[1307] Re:[1306] [1304] [1300] 「田んぼ牧場」は、山地酪農の考え方の現代版 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/10(Tue) 21:03 |
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- 笹山さん、私も里山で牛を飼うのは大賛成です。でも、「過去に肉骨粉肥料を使った(かもしれない)農地」で牛を飼ったりするのは、スクレイピーが汚染農場で再発生したりすることを考えると、消費者として心配な点であります。鴨とか、鳥系ならまだ安心な気もしますが。。
どこでどう感染するかわからない、だからこそ、高感度な検査、感染後まもなくでも検出できる検査の早急な開発が必要だなぁ、と思います。
====3年前の、金子清俊先生の見解です。===
植物そのものへの影響は、卵と同じ理由でまず大丈夫と考えます。土壌が汚染された場合の問題は、その土壌で家畜が飼育される場合です。その心配ゆえに、汚染された可能性のある肉骨粉は使用されるべきでないと考えます。
当初の目的が牛以外ということであったとしても、それが牛に転用されるケースも後を絶ちません。ましてや、土壌が汚染されてしまったら、いつか忘れ去られ
た後に、再度牛が飼育され、狂牛病が再出現する恐れもないわけではありません。もとから絶つ、という姿勢が重要だと思います。
実は、これと同じ事がヒツジでは過去に起きています。スクレイピーというヒツジのプリオン病が出現した農場で、何年か経った後に再度ヒツジを飼育したところ、再びスクレイピーが出現しています。
[1306] Re:[1304] [1300] 「田んぼ牧場」は、山地酪農の考え方の現代版 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/10(Tue) 20:58 |
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- 昔から、荒れた林地と、耕作不適地の間を草地化して、ここで酪農をするという、山地酪農の考え方がありました。
この考え方を、もう少し里のほうに下ろしてきたのが、この「田んぼ牧場」の考え方なのでしょう。
山沿いの耕作放棄地は、いずれは、林地に遷移していくのでしょうから、この「田んぼ牧場」の考えかたは、むしろ、エコロジカルな考え方だと、私は思います。
http://www.sc-kamui.co.jp/saitou-houkoku1.html
[1305] Re:[1303] OIEは、すでに2003年に名前は変わっています。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/10(Tue) 19:43 |
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- それまで、OIEは、 the Office International des
Epizootiesだったわけですが、2003年に、 the World Organization for Animal
Health に名前を変えましたが、頭字語だけは、従来どおり、OIEのままにしたというわけですね。
で、今度は、その頭字語も変えるということなのでしょうね。
WOAHというところでしょうか。
下記サイト参照
http://www.rendermagazine.com/Decemer2004/InternationalReport.html
[1304] Re:[1300] 昨日の食品安全委員会 肥料解禁問題について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/10(Tue) 19:01 |
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- 田んぼ牧場 耕作放棄地や休耕田に肉牛放牧 農水省推進
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050508-00000007-maip-bus_all
http://d.hatena.ne.jp/kamoshika_tkb/20050508#p3
笹山さん、肥料解禁と、こういうのと、食品安全委員会と農水省は、どうするつもりなんでしょう。また、誰が肥料製造現場を監督し、責任を持つのか。。。といえば、BSE発覚前、買っていた野菜の肥料に(ぼかし肥料(肉骨粉)と書いてありましたが。
追伸:里山に放すというのならわかります。
肥料は1000℃焼却、という話が出てますが、800℃焼却も現状は700℃でどうのこうの、という指摘がリスコミでされているんですが。。
[1303] 鶏肉屋さんのブログから OIEを監視する会発足の模様です。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/10(Tue) 17:45 |
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- OIE(国際獣疫事務局)動向調査会 設立趣意書
http://ishiipiyo.exblog.jp/
「問題は、近い将来、事務局の本部がフランスからアメリカに移され、同時に名称を変更することが予定されていることに示されるように、OIEの性格がよりアメリカ色の濃いものに変えられようとしていることです。(抜粋)」
OIE事務局が米国に移転ですか。なんというかまぁ。。。
ぜひぜひ監視いただきたいですね。
ところで[1302]へのレスですが、
「現
場を見ていないことが誇り」なんて考える役人がいるんですか?ずいぶんな履き違え方、仰天ですね。だから過去にいろいろ問題が起こってるんですね。今もも
し居るのなら、さっさと我が国のために引退してほしいです。民間企業でも「現場(営業)を知らないで何ができるものか」と教えてますよ。
しかし、笹山さんのご紹介くださるような、気骨溢れる方がおられるかと思うと、ほっとします。
[1302] Re:[1300] 現場を見ていないことが誇りなのでは? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/10(Tue) 17:08 |
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- まりちゃんさん。
だいぶ以前でしたが、農林水産省出身の佐竹五六さんが『体験的官僚論』有斐閣,1998年 という本を書かれて、それについて、私が「ファクト・ファインディングのすすめ」http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_01.htm
というコラムを書いたことがありました。
私も佐竹さんには、お世話になった者の一人ですが、ご自身、戦後の官僚であるにもかかわらず、戦前の農林官僚にあったような、骨っぽさが感じられかたでした。
今の現役の農林官僚の中にも、このようなタイプのかたは、いらっしゃいます。
その中で、佐竹さんは、農商務省大書記官、前田正名氏の例を引かれ、前田さんが、農林水産業や商工業の現状の徹底的な調査分析に基づき、明治14年『興業意見』としてまとめ、その後の政策展開に、逐次反映させた事に、見習うべしと書かれています。
ぜひ、在庫がありましたらご一読を。
農林官僚は、そんなヤワばっかしではいないと、再認識されること、必至です。
[1301] Re:[1298] 昨年2月の国際レビューパネルの方針を一歩も出ないUSDA 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/10(Tue) 16:54 |
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- 真名さん。
ご紹介ありがとうございました。
改めて、一年近くたつ自分のこの記事を見ますと、いかにUSDAの方針が 昨年2月の国際レビューパネルの方針を一歩も出ていないことがわかりますね。
で、ご指摘の数字は、Audit Report
http://www.house.gov/reform/min/pdfs_108_2/pdfs_inves/pdf_food_usda_mad_cow_july_13_ig_rep.pdf
の13ページの下部の表ですね。
ここでの162頭というのは、と畜場から持ち込まれたサンプルの数であって、農場からの持込サンプルと、レンダリング工場からの持込サンプルは、含まれていないと、下記の注に書いていますね。
それにしても、外国のサイトは、かなり日数が立っても、リンクが切れないのが助かりますね。
http://www.house.gov/reform/min/pdfs_108_2/pdfs_inves/pdf_food_usda_mad_cow_july_13_ig_rep.pdf
[1300] 昨日の食品安全委員会 肥料解禁問題について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/10(Tue) 16:54 |
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- 牛肉骨粉の肥料使用を容認 食品安全委、夏ごろ解禁へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050509-00000225-kyodo-pol
という報道が流れていますが、私が傍聴していてぎょっとしたのは、農水省?の説明者担当者が「私は直接現場を見たことがないんですが」と言ったことでした。
そしたら、そこにいる誰もが、今回の件で「製造現場を見たことがない」みたいなんですよ。
現場を知らぬ先生方やお役所の方が、その解禁云々について討議しているわけです。
「原骨というのは、どういう状態なんでしょうか」
「○○という状態だと、”思います”」
「・・・と、”推測されます”」
こんなんばっかりです。
なんだか私、本当に、恐ろしくなってきてしまいました。
他のことの、他の分野の安全性なんかについても、みんなこんな感じで審議されているんでしょうか??
食品安全委員会:肉骨粉の焼却灰及び炭化物、並びに蒸製骨粉の製造過程で生ずるにかわかすの肥料利用について
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/index.html
[1298] 無題 投稿者:真名 投稿日:2005/05/10(Tue) 15:11 |
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- 笹山様。 こちらがモトネタの記事なんですが引用させて頂きました。記事は古いですがソースが公的なものなので、わりあい重要だと思います。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=30
遅れに遅れたアメリカのBSE関連対策
http://www.house.gov/reform/min/pdfs_108_2/pdfs_inves/pdf_food_usda_mad_cow_july_13_ig_let.pdf
ついでにPDF文書の重要(独断です)部分を訳してアップしました。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21467917.html
▲2002から2004会計年度の間には、680頭のウシが中枢神経系症状を指摘されたが(357頭の成牛を含む)、しかし162頭しかBSE試験を受けていない。▼
「中枢神経系症状(つまり脳疾患)を指摘されているのに不検査」というのは論外ですが、
BSE陰性の162頭は、それでは何なんでしょうか? ご存じないでしょうか?
この検査に回っている牛自体がごく僅かの割合です。
従って、米国では脳疾患でも普通に食べているんですね? 輸出も?
▲恐水病陰性の試料がどの程度の割合でBSE試験に回されるかを測定した。
このレポートによると、試料のうち僅か16%(586個のうち94個)しかBSE試験に送付されていなかった▲
恐水病の症状は外見上スクレーピー類似です。
ということは、BSE検査しないで良いのでしょうか?
監査プログラムにも入っていたはずなんですが。不思議です。ものすごいおおざっぱさです。
厚生省や吉川座長は、こういうことはリスクとして考慮しないんでしょうか?
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1297] これがイラクで拘束された斎藤昭彦さんのパスポート 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/10(Tue) 07:15 |
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- イラクのイスラム教スンニ派の武装勢力「アンサール・アルスンナ」(Ansar al-Sunna)が9日、イラク西部ヒートで日本人を拘束したと犯行声明。
これ
http://www.infovlad.net/?p=124が、Ansar al-Sunnなどへのサイトへのリンク集
このサイト
http://www.infovlad.net/mirror_alansar_alsunnah/Bayan%2021.htm
http://www.infovlad.net/mirror_alansar_alsunnah/
が「アンサール・アルスンナ」サイトのミラー版。
拘束した日本人の名前は「さいとう・あきひこ」さんで、銃撃の末、武装勢力に拘束され、重傷を負っている。
パスポートには、こう
http://www.middle-east-online.com/pictures/big/_13448_japanese_hostage-9-5-2005.jpg
と、こう
http://mypetjawa.mu.nu/archives/Akihiko_other_ids-thumb.jpg
書かれている。
また、今回の犯行グループであるAnsar al-Sunna の過去の残虐性については、このサイト「In the Bullpen」
http://www.inthebullpen.com/archives/2004/09/16/ansar-al-sunnah-executed-three-iraqis/
のなかの
http://www.globalterroralert.com/
からえられるビデオ映像
http://www.globalterroralert.com/ansarsunnah-drivers.wmv
や
http://video.homelandsecurityus.com/ibrahim.wmv
でわかる。
以後の情報は、
こちらのサイト「"Blogs of War"」
http://www.blogsofwar.com/
か、
こちらのサイト「 Northeast Intelligence Network.」
http://www.homelandsecurityus.com/
あるいは、こちらのサイト「Backcountry Conservative」
http://www.jquinton.com/archives/001875.html
の下のほうにリンクされている「Beheading Video」等のサイト
のほうが早いかも?
http://www.middle-east-online.com/english/?id=13448
[1296] Re:[1295] こんな時こそ情報開示請求 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/10(Tue) 07:03 |
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- 謎工さん。
しばらくです。
落ち着かれましたでしょうか。
近くなりましたので、そのうち。
情報開示請求のオンラインは、これ
http://www.shinsei.cao.go.jp/tetuduki/32/01.html
でいいのでしょうか?
なんか、文化庁さんの方が、今思えば、良心的でしたね。
もっとも消費者に近いはずの食品安全委員会がこれでは思いやられます。
http://www.shinsei.cao.go.jp/tetuduki/32/01.html
[1295] こんな時こそ情報開示請求 投稿者:謎工 投稿日:2005/05/09(Mon) 23:37 |
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- ご無沙汰しております。
> 残念ながら配布されたのは「事務局のまとめとその回答」だけでしたが。。原本を見てみたいですね。
こんな時こそ情報開示請求手続きを活用すべきです。ただ、どう言う訳か
食品安全委員会のサイトを見ても情報開示請求の案内が載ってないので
内閣府のサイトより。
http://www8.cao.go.jp/koukai/
請求先は「食品安全委員会事務局長 殿」。1件につき手数料300円。
「請求する行政文書の名称等」に今回のパブコメの正式名称「寄せられた意見(全部)」と
記載すれば、個人情報の部分を除き開示されるはずです。ただ、コピー代が1枚20円のため
意見1000通と仮定した場合、2〜3万円を見積もる必要があるので注意。
[1294] Re:[1293] 藤原邦達さんのお怒りは当然でしょう。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/09(Mon) 23:01 |
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- 通過儀礼であるならば、私なら、もっと、もっともらしく、パブコメを扱ったでしょうね。
そこが、正直というか、スノビズム丸だしというか、「素人に、わかるか一」といった、おごりが、感じられますね。
尼崎の事故のときに書きましたように、パブコメについても、「Better Late Than Never 」なのでしょう。
http://homepage2.nifty.com/safety-food-forum/7p.html#5/7
[1293] 食品安全委員会のパブコメの扱い 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/09(Mon) 22:14 |
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- 本日、プリオン専門調査会を傍聴しに行きました。肥料の話と、答申の話が出たんですがね、食安委の梅田課長補佐が以下のように説明していました。
パ
ブコメですが、4月27日に締め切り、それから委員全員に原本を3度に分けて???送付して、5月2日に事務局が意見をまとめ、回答案を作成し、それを委
員全員に送付し、見ていただき、問題がないかの回答を委員全員からもらい、「調査会の会合必要なし」ということで5月6日に答申になったとのことです。
※これは郵送による意見書もあったことを考えると郵便で送られたんですかね?またここで時間がかかると思いますが。
報道はこんな感じですね。
5月2日20時43分更新(共同)
>
内閣府の食品安全委員会は2日、全頭検査の緩和容認を含む牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しについて、6日に最終審議すると発表した。(略)同委員会に
は、全頭検査の緩和に対する反論など約1000件の意見が寄せられているが、科学的な検討を要するような指摘は少ないという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050502-00000166-kyodo-bus_all
5月3日3時7分更新(毎日)
>同委は先月27日までの4週間、答申案に対する国民の意見を募集していた。寄せられた約1000通の意見をプリオン調査会の吉川泰弘座長が検討した結果、同調査会としては答申案の修正は必要ないと判断した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050503-00000009-mai-bus_all
藤原邦達さんが以下、分析されていました。
■BSE問題・パブリックコメント・意見書制度は完全に無視された
■BSE問題・食品安全委員会とは何をする組織なのか
http://homepage2.nifty.com/safety-food-forum/index.html
「意見書の綴りはほとんど手つかずに5月6日の食品安全委員会の席上に持ち込まれたものと推察する。」と藤原さまは書かれていたのですが、残念ながら配布されたのは「事務局のまとめとその回答」だけでしたが。。原本を見てみたいですね。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai93/dai93kai-siryou2-3.pdf
「即刻解体すべき」とありますが、気持ちわかります。私はとにかく罷免制度を作ってほしいです。よく他の委員がおとなしくしていると思いますが、そこも不思議に思います。国民の代表の義務として、主義主張を丸め込まれないで、最後まで貫き通していただきたいものです。
[1292] Re:[1291] 何でもRSS 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/09(Mon) 21:02 |
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- garyoさん。
これは、ブログ以前のHTMLベースのものであって、しかも、ブログ的内容のものも、ウォッチ収集できるというもののようですね。
これでのブログのみを対象としてRSS出力に加えて、これらのものが、データベースに加わってくるというものですね。
ありがとうございました。
[1291] 何でもRSS 投稿者:garyo 投稿日:2005/05/09(Mon) 19:11 |
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- 面白いサイトをこちらのサイト(
http://naoya.dyndns.org/~naoya/mt/archives/001686.html)で知りました。
日付情報があれば何でもRSS出力してくれるそうです。
↓こちらの掲示板のRSS出力
http://blogwatcher.pi.titech.ac.jp/nandemorss/index.cgi?url=http%3A%2F%2Fwww.sasayama.or.jp%2Fsaboard%2Fb_board.cgi
↓こちらを登録すればRSSリーダーで掲示板が読めます。
http://blogwatcher.pi.titech.ac.jp/nandemorss/index.cgi?url=http%3A%2F%2Fwww.sasayama.or.jp%2Fsaboard%2Fb_board.cgi&key=body%2Fdl%2Fdd%2Ftable%2Ftr%2Ftd
http://blogwatcher.pi.titech.ac.jp/nandemorss/index.cgi
[1290] 牡蠣の大敵「マルテイリア症(QX病)」とはなんじゃ? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/09(Mon) 18:31 |
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- オーストラリアやカナダを中心として、名物の牡蠣を、次々と全滅させているのが、この「マルテイリア症 Marteilia sydneyi (QX disease)」」という名の寄生虫だ。
図示すると、こんな形(時計回りが成長の過程で、成虫から幼虫の段階へのつながりが、よく、わからないらしい。)
http://www.pac.dfo-mpo.gc.ca/sci/shelldis/images/marsdoy1.jpg
で、見るからに、気持ち悪いですね。
オーストラリアの秋にあたる3月から4月が、この寄生虫の繁殖期のようだ。
「 マルテイリア症 Marteilia sydneyi」による牡蠣の奇病が最初に発見されたのが、1994年だ。
オーストラリア・ジョージ川の牡蠣生産地では、1993−1994年では、百十万ダースあったものが、1999−2000年には、二十二万ダースにまで落ち込んだという。
今では、この寄生虫は、オーストラリア全土に広がっているという。
これの対策は、至極単純で、この寄生虫の繁殖期の間は、牡蠣を、「マルテイリア症 Marteilia sydneyi 」のないところに移して、流行がおわったら、元のところに戻してやるという方法しかないようだ。
日本の牡蠣生産地においては、まだ、マルテイリア症は発生していないが、原因が今ひとつわからないだけに、ご用心といったところだ。
http://www.fisheries.nsw.gov.au/aquaculture/oysters/oysters_-_diseases_of_sydney_rock_oystersも参照
http://www.pac.dfo-mpo.gc.ca/sci/shelldis/pages/marsydoy_e.htm
[1289] インドでも流行しだしたらしい髄膜炎菌性髄膜炎(Meningococcal meningitis) 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/09(Mon) 17:46 |
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- 私のブログ「流行性脳脊髄膜炎ってなんだ?」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=204
で、髄膜炎菌性髄膜炎(Meningococcal meningitis)について書いたのが、今年の2月であるが、アジア諸国では、まだ、流行している国があるらしい。
このサイト「「Indo.to 」http://www.indo.to/は、インドの日本人向けサイトであるが、この中にも、私のブログが紹介されていた。
それにしても、このインドのブログ、新聞ではわからないインドの日常がわかって面白いですね。
http://www.indo.to/
[1288] Re:[1286] BARBの原因も、実は、まだよくわかっていない。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/09(Mon) 14:52 |
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- 虹屋さん、真名さん。
BARBの原因は、一応、ジョン・ワイルスミス教授の説を根拠にして、飼料規制のループ・ホールが有力視はされていますが、本当の所は、まだ、よく、わかっていないのですね。
母子感染説、スクレイピー感染説、など、いろいろ、あるようですね。
その意味では、できるだけ、多くの世代にわたったBSE検出が、原因究明のためにも望ましいのですが。
その究明をふたをするような方向に進んでいるのは、残念なことです。
[1287] 検査方法の改善と月齢足切りは同一項目内です 投稿者:真名 投稿日:2005/05/09(Mon) 11:38 |
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- 虹屋さん。
これが諮問事項1です。
「と畜場におけるBSE検査について、・・・・・検査対象となる牛の月齢の改正および検査技術に係る研究開発の推進」
「月齢改正」と「検査技術研究開発推進」とは、同一項目にあります(笑)。
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai18/prion18-sankousiryou1.pdf
検査技術が向上すると?
▲北本委員 「今後、感度を上げていったら、あらゆる臓器で陽性になるはずでしょう。今は、この感度で、この臓器でということですね。・・・
「BSEを発症した場合は、ありとあらゆる臓器が危ないんだと(真名の注: 感染性を持つという意味です)いうことは、恐らくみなさんのコンセンサスだと思うんです」
「感度を上げていけば、ありとあらるところに異常プリオンを検出できるだろうと」▲
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/17871042.html
筋肉からも異常プリオンが検出されていますからね。
クロイツフェルト・ヤコブ病因子は血管を通して胃腸へ感染し、その後で脳脊髄へ
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/20717072.html
脳はリンパが少ないので因子の摂取が遅く、発症が後になるということらしい。
感染因子を持っている牛の場合、検査技術が上がると、リンパがある臓器はみんな陽性になると考えるのは、むしろ当たり前なのでは?
若い牛で脳以外で異常プリオンが検出されるのも当然のような・・・・
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1286] BARBを忘れてませんか、吉川さん 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/09(Mon) 11:20 |
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- BARB、肉骨粉使用を完全禁止措置後に生まれた牛ででBSE
陽性例が多数見つかっているのに、日本だけは出ないと考えているのでしょうか。答申では2001 年10 月生(23 ヵ月齢)と2002 年1
月生(21ヵ月齢)の感染源が「市場に残存している肉骨粉が使用されたか、牛の肉骨粉に汚染された他の畜種の肉骨粉が使用された可能性がある。」とありま
すが、それを裏付けるものは何もないのでは?
ところで、現在よりも感度の良い検査法が開発されたとき、それを採用する権限は、農水省が持つっているのでしょうか。食品安全委員会や専門調査会が、採用を指示、勧告できるのでしょうか。法律的にはどうなんでしょうか?そういったことも、諮問待ちなのでしょうか。
[1285] [1282]にレス 投稿者:真名 投稿日:2005/05/09(Mon) 10:17 |
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- 笹山さん。
▲外国への旅行者献血制限などの献血方針の変更にしても、なんか、思いつきの過剰反応のようにも、見えたりして。▲
私には、「イギリスで感染した」と考えるべき根拠が分かりません。
「どこで感染したのかわからない」というのが正解でしょう。
▲「感染は、血管を通じて最初に消化管へと広がるわけです。それから後で脳脊髄に広がる」ということなんですね。
まるで、火を積んだ列車のようで、どこの停車場で火事になるかわからない、反対に、通過しても、火が出ない通過駅もある、ということでしょうか。▲
違うようです。
「クロイツフェルトヤコブ病因子の脳への感染は後期」であるというのが要点です。
脳での異常プリオン発生には何か別の因子も加わっていて、少し発生が後れるということのようです。
もし狂牛病もそうだとすると、「脳で異常プリオンを検出可能となっている段階は既に後期だ」ということを意味しているのでは?
http://blog.livedoor.jp/manasan/
[1284] ほらほら、化けの皮がはがれだしましたよ!!! 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/09(Mon) 08:45 |
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- 国産牛肉の輸入再開条件について審議する食品安全委員会プリオン専門調査会の吉川泰弘座長が産経新聞のインタビューに応じ、平成十九年
度末までのBSE(牛海綿状脳症)検査で若い牛の感染が見つからなければ、二十年度から国産牛の検査除外の生後月数(月齢)を政府が諮問した生後二十カ月
以下から、国際基準とされる三十カ月以下まで緩和できるとの見解を示した。米国牛肉については、一定の幅を持たせた安全性評価となる見通しで、最終的な是
非は政府が判断すべきだとの認識を示した。
ということで、吉川座長さんとしては、予定の行動のようでしょうが、そうはトンヤがおろしますでしょうか?
第一、日本で、現に発生した8例目の月齢23ヶ月、9例目の月齢21ヶ月のBSE牛発見の事実を、食品安全委員会の責任者が、論議もせずに無視する見解を示すというのですから、これは、やめてもらうしかないのではないでしょうか。
「外国からロビーイングされている日本の食品安全委員会」の実態をよく示すご見解です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050509-00000013-san-bus_all
[1283] Re:[1282] [1281] 食品安全委員会と厚生労働省の方針には消費者として不安と不信を感じます。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/09(Mon) 08:25 |
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- > 本当に、このごろの厚生労働省の方針には、不安を感じますね。
私も非常に不安を感じます。
科
学者ではないが「食品安全」委員会のご担当の方でも、「論文が出ていなければ最新の知見としてみとめられない、というスタンスをお持ちの方もおられるよう
で、まるでHIVの帝京の学者を彷彿としてしまいます。あくまでも予防の原則でいっていただきたいものですし、歯科や剃刀や医療行為で「潜伏期間中」に他
者に感染させるものと、煙草や砒素を一緒に考えるようなことを、「国民を守る」「国の食品安全担当者」がしてはならないことと、つくづく不安に思います。
追
伸:日本という国の食品安全委員会が雇った学者の最新の知見、しかも、世界の食の安全や対外貿易にかかわる緊急の知見を「国の食品安全の担当者」が「信用
されない」、というのであれば、至急翻訳なり費用なりをバックアップして、国として「科学論文」を提出すべきではないでしょうか?月に1度しか開催できな
いくらい研究がお忙しい先生方を集めているのですから。
[1282] Re:[1281] わからないところからリスクを減じる 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/09(Mon) 08:16 |
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- 真名さん、まりちゃんさん。
本当に、このごろの厚生労働省の方針には、不安を感じますね。
外国への旅行者献血制限などの献血方針の変更にしても、なんか、思いつきの過剰反応のようにも、見えたりして。
その方針が出されるまでの「よって来たるところ」の道筋が
よく見えないということなんですね。
黒船原因説に問題を集約したがっている。
ここは、プリオンの人感染を防ぐプロトコルを徹底するしか、手はないように思えます。
真名さん。
「感染は、血管を通じて最初に消化管へと広がるわけです。それから後で脳脊髄に広がる」ということなんですね。
まるで、火を積んだ列車のようで、どこの停車場で火事になるかわからない、反対に、通過しても、火が出ない通過駅もある、ということでしょうか。
[1281] 私はちんぷんかんぷんです 投稿者:真名 投稿日:2005/05/08(Sun) 19:30 |
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- [1277][1278][1279][1280]にレスです。
私はこの分野はただの通行人なんですが、それでも謎だらけに見えます。
(経口接種)
笹山様
▼human oral ID50 については、何もわかっていないとするなら、逆解析的対応も必要でしょうね。▼
真名
もちろんヒトではありませんが、経口接種で感染成立と異常プリオン接種量との間に段階希釈が成立しないとか(特に微量の場合)。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/18028842.html
資料1- 3:専門委員からの意見(記述に関する意見)[PDF] 」
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai19/prion19-siryou1-3.pdf
○ 経口摂取量と感染成立との関係を示すグラフに対する批判
▼ プリオンは段階希釈しても感染率は減衰しにくい▼
経口曝露と感染成立との間に「段階希釈」の関係も成立しないとか、極微量で感染例があるとか。▼
これも脳ホモジネートの経口投与実験でしょう。
それからウシ脳内接種でしたか、異常プリオン1mgでも感染成立というのも妙ではないでしょうか?
また、以下は異常プリオンが免疫組織化学法およびイムノブロッティングで検出されないのに感染という。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/cat_1063671.html
(ヒトに感染した場合のリスク評価)
笹山様
▼ハーバード大学のリスクアナリシス(the Harvard-Tuskegee Risk Model Study) の考え方も、もとはといえば、そのような方向にもとずいていたのでしょうが、違う方向に利用されしまっているようですね。▼
真名
現状の日本でヒト狂牛病の発生が始まると始末におえないでしょう。
○ 痴呆症中に埋もれて見つからない
○ 血液、つまり輸血で感染しないか?だからと言って輸血を止めると多数の人がそれだけで死んでしまいます。
○ 医療機具で感染しないか?
(体内での挙動?)
Mariko様
▼
「体内にプリオンが入った後のことは詳しく分かっていない」と品川森一センター長は指摘する。
>プリオンは感染後、半年から一年は腸の一部で見つかる。だが、その後、検出できなくなるため、どういう経路で異常プリオンが脳などの危険部位に集
まるのかわかっていない。▼
▼扁桃にも確か初期(10ヵ月)に発現するけれど、その後消えてしまいましたよね。▼
真名
第一人者がわからないと言っている。これは大事なことですよね。
みんな、わかったような議論は止めるべきだと思います。
ところで、クロイツフェルト・ヤコブ病ですけど、これは?
ぜんぜん新しい文献なんかじゃないですよ。
もともと脳での発症時期は遅い、後期だというのが常識的なんじゃないかなあ?脳内接種でも最初の発症は胃腸リンパだそうです。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/20717072.html
▼クロイツフェルト・ヤコブ病因子をマウスへと脳内接種および血管内接種しました。
いずれの場合も、接種28日または32日後に、胃腸のリンパ細網組織に異常プリオンが検出されました。この病変は死亡まで続きました。
脳や脊髄には、脳内接種後80−120 日に異常プリオンが検出されました。
血管内接種の場合には、170 日後に脳、脊髄に異常プリオンが検出されました。
脳は、脳内接種の場合ですらも、40日後まではほとんど感染性がありませんでした。
つまり、感染は、血管を通じて最初に消化管へと広がるわけです。それから後で脳脊髄に広がると。▼
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19047189.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19056499.html
( 接種時期と感染)
Mariko様
▼つくばの感染実験ですが、動物衛研が接種したのは「6ヶ月」の牛で、もし代用乳が原因としたら生後すぐ感染しているでしょうから、感染時期に誤差があるということを、福岡伸一先生の勉強会でどなたかが指摘されてました。▼
真名
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/cat_1063671.html
ウエルズによる豚への経口接種実験もそうですね。
牛乳内には異常プリオンがないから大丈夫? そう言い切れる段階とは思えないんですが。
そもそも肉骨粉禁止してたら後で生まれた牛に感染というのが不思議なんでは?
( クロイツフェルト・ヤコブ病診断マニュアル等)
笹山様
▼ご紹介の厚労省通知( 「分類の診断、除外の診断について注意」との通知) を見ると、これらの診断マニュアルも感染予防ガイドラインも、すでに用をなさないものと、自ら認めているわけですよね。
では何を基準にして、現場は、「分類の診断、除外の診断についての再考」をすればいいのでしょうか?
何か、日本のvCJD対策は、「厚労省が通知はすれど空回り」ということで、総合的な対策の見直しが必要な感じがしています。▼
真名
これを見ますと、そもそも両者をどの程度有効に区別できるのか疑問です。
まだわからないんだ、というところに踏みとどまることが大事なのでは。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21019332.html
対策ですかあ。少なくとも米国政府は史上最大規模の「大規模人体実験」をやるつもりですよね。
( 怪事件)
笹山様
▼
例の2ch で、1996年5 月7 日(奇しくも、9 年前の昨日ですね!!!)に、アメリカのカリフォルニア州サンジェゴの近く、
Loullieで、プロの手によるものと思われる方法で、射殺された日本人Tsunao Saitoh 氏の話が取り上げられていた。▼
真名
ブログで取り上げました。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19683064.html
[1280] 狂牛病殺人事件??? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/08(Sun) 18:50 |
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- 例の2chで、1996年5月7日(奇しくも、9年前の昨日ですね!!!)に、アメリカのカリフォルニア州サンジェゴの近く、 Loullieで、プロの手によるものと思われる方法で、射殺された日本人Tsunao Saitoh氏の話が取り上げられていた。
2chでは、実名も紹介されていない簡単なものであったので、以下に、その詳細を記しておく。
Tsunao Saitoh氏は、車の側面から銃で撃たれており、また、、13歳の娘Louilleさんも、車から逃げる途中、殺人者の車に轢かれて殺された。
Tsunao Saitoh氏は、当時、46歳で、UCSD(University of California, San Diego -- Department of Physics)の病理学者で、アルツハイマー病の世界的権威であった。
当日、Tsunao Saitoh氏は、学会で、アルツハイマー病とCJDとの関係についての新説(アルツハイマーにおけるリン酸化された、異常なtauと呼ばれる微小管会合タンパク質の存在)を発表する予定であったという。
http://www.stevequayle.com/dead_scientists/UpdatedDeadScientists.html
参照
奇妙なことに、時をおかず、BSEに詳しいMark Purdey氏の家が全焼し、また、彼の顧問弁護士二人と、CJDの権威であるC. Bruton博士が、交通事故でなくなった。
このC. Bruton博士も、近々、新しい学説を発表する予定であったという。
これらの共通の接点として、the Howard Hughes Medical Institute(ハワードヒューズ医学研究所) http://www.hhmi.org/の存在とCIAとの関係などを指摘する向きもある。
この9年前の出来事は、BSEとCJDとアルツハイマーとのつながりをめぐる黒いうわさとして、今でも語り継がれているという。
参照
http://www.whale.to/m/bse5.html
http://www.warmwell.com/purdeyseac.html
http://www.mercola.com/2000/dec/17/bovine_spongiform_disease.htm
http://www.zmag.org/Japanwatch/0109-BSE.html
http://archives.foodsafetynetwork.ca/fsnet/1997/7-1997/fs-07-18-97-01.txt
Tsunao Saitoh氏のご生前の論文については、下記サイトをクリックしてください。
な
お、この論文「Defective neurite extension is caused by a mutation in amyloid
/A4 (A) protein precursor found in Familial Alzheimer's
Disease」(Received: 9 May 1996; Accepted: 5 January 1997)
http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/abstract/45344/ABSTRACTは、tau proteinに関するTsunao Saitoh氏の最後の共同研究成果とも見受けられます。
http://scholar.google.com/scholar?q=Tsunao+Saitoh&ie=UTF-8&oe=UTF-8&hl=en&btnG=Search
[1279] Re:[1278] human oral ID50 については、何もわかっていないとするなら。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/08(Sun) 11:46 |
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- human oral ID50 については、何もわかっていないとするなら、逆解析的対応も必要でしょうね。
しかし、「わからない、わからない。」といいながら時の経過がいたずらにたってしまうというわけにもいきません。
つまり、飼料から牛、牛から人、人から人への感染についての謎めいた神学論争から脱して、もっと、実用的で、効果のある防止策というものができるかどうかということです。
ある意味、減災のミチゲーション手法の応用による対策となりましょうが。
すなわち、「回避→最小化→代償」の三段階の順序(Sequencingという)に従って、実効ある対策を採るということですね。
もっとも、この最後の「代償」の概念は、人の命にかかわることですので、問題かと思いますが。
ハーバード大学のリスクアナリシス(the Harvard-Tuskegee Risk Model Study)の考え方も、もとはといえば、そのような方向にもとずいていたのでしょうが、違う方向に利用されしまっているようですね。
このスキームの始末が悪いのは、リスク評価とリスク管理とが、ひとつのスキームの中にビルトインされてしまっていることです。
リスクのバンドル商品とでも言うのでしようかね。
それによって、恣意的・いいとこ取りの使われ方がされてしまうのが、欠点であると思われます。
いつの間にか、土俵の形が変わってしまう。
あれれっ?と思ったときにはすでに遅し−−−といったところです。
日本の食品安全委員会のようにですね。
[1278] 二つのブログから。。品川森一先生と横山隆先生のお話 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/08(Sun) 11:13 |
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- 笹山さん、真名さんこんにちは、
Webにない4月24日版の新聞記事をUPされているというブログがあり、品川森一先
生の談話がありましたので、ご紹介まで。。WebのBSE特集に、こういう記事こそUPすべきだと思いますが。。なお私は原文を確認はしてないですが、内
容は、食安委などでも先生方がいわれていたことです(全然報道されてなかったけど)
★BSE国内で本格研究・・・多い不明な部分、検出方法を改良
http://blogs.yahoo.co.jp/bynfh827/1988981.html
>
「体内にプリオンが入った後のことは詳しく分かっていない」と品川森一センター長は指摘する。
>プリオンは感染後、半年から一年は腸の一部で見つかる。だが、その後、検出できなくなるため、どういう経路で異常プリオンが脳などの危険部位に集
まるのかわかっていない。(ほんの一部だけ抜粋)
扁桃にも確か初期(10ヵ月)に発現するけれど、その後消えてしまいましたよね。異常プリオン蛋白質は体のどこをどう泳いで移動するんでしょうねぇ。
さて、つくばの感染実験ですが、動物衛研が接種したのは「6ヶ月」の牛で、もし代用乳が原因としたら生後すぐ感染しているでしょうから、感染時期に誤差があるということを、福岡伸一先生の勉強会でどなたかが指摘されてました。
もう一つ
★つくばの動物衛生研究所の一般公開に参加しての感想:ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/tomochan_dotcom/1827435.html
これはご自身で足を運ばれたという方が書かれていて、プリオン専門委の横山隆先生の談話が掲載されてます。
[1277] Re:[1276] 日本人変異型クロイツフェルト・ヤコブ病について厚生省が通知 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/08(Sun) 08:06 |
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- 真名さん
この掲示板の2月10日の363でも書いたのですが、
「クロイツフェルト・ヤコブ病 診療マニュアル」 (厚生労働省遅発性ウイルス感染調査研究班)http://www.nanbyou.or.jp/pdf/cjd_manual.pdf
または
「クロイツフェルト・ヤコブ病感染予防ガイドライン」(厚生労働科学研究費補助金特別研究事業)
http://www.ncnp.go.jp/nin/guide/r7/pdf/CJDGuideline-9.pdf
でみる限りでは、vCJDとsCJDとの境目は、確とはわからないようですね。
以下引用
「遺伝子検索で臨床的に診断が可能なのは家族性プリオン病に限られている。しかし、遺伝子変異の存在しない孤発性プリオン病においても、プリオン蛋白のコ
ドン 129 とコドン219 の解析は重要な意味をもつ。コドン129Met/Met で脳波でPSD がみられると古典的CJD
として経過し、PSD が認められないと視床型CJD を考えなくてはならない。また、コドン129 がVal/Met またはVal/Val
であった症例では、脳波でPSD が認められなくてもプリオン病として取り扱う必要性があることなど、コドン129
の解析はプリオン病の臨床診断にとって非常に重要である。またコドン219 の解析は、コドン219Lys
が検出されると、孤発性プリオン病としての診断の可能性が低くなり、その他の疾患を考慮しなければならない。ただし、コドン219Lys
が認められても、硬膜移植後のCJD や家族性プリオン病のなかでコドン102 のGSS、コドン200 の家族性CJD
ではプリオン病を発病した症例が存在するので、コドン219Lys に関しては、孤発性CJD の診断の際の考慮とするのが適当である」
で、ご紹介の厚労省通知(「分類の診断、除外の診断について注意」との通知)を見ると、これらの診断マニュアルも感染予防ガイドラインも、すでに用をなさないものと、自ら認めているわけですよね。
では何を基準にして、現場は、「分類の診断、除外の診断についての再考」をすればいいのでしょうか?
何か、日本のvCJD対策は、「厚労省が通知はすれど空回り」ということで、総合的な対策の見直しが必要な感じがしています。
今必要なのは、日本としての「vCJDセーフガード総合対策」の確立でしょう。
http://www.nanbyou.or.jp/pdf/cjd_manual.pdf
[1276] 日本人変異型クロイツフェルト・ヤコブ病について厚生省が通知 投稿者:真名 投稿日:2005/05/08(Sun) 01:21 |
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- 最近見つかった日本人変異型クロイツフェルト・ヤコブ病について、
厚生省が通知を出していたようです。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0418-2.html
変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の診断及び
二次感染の防止に係る留意事項等の周知について(依頼)
これに関連して手前味噌ですが、ブログに記事をアップしました。
私の記事などもちろんここにコピーするほどの内容でもないんですが、URLの紹介だけお許し下さい。
私
は、クロイツフェルト・ヤコブ病が痴呆症診断の中に埋もれていく様子、変異型と孤発性との境界線が良くわからないこと、そして特にManuelidieの
実験でクロイツフェルト・ヤコブ病がどんどん血液感染する様にゾッとしています( 苦笑)
。医療器具の洗浄方法は妥当なんでしょうかね。こういうことは専門外でわかりませんが。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21232284.html
うげっ、これが国内のヒト狂牛病診断対策
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21254538.html
厚生省が変異型クロイツフェルトヤコブ病の診断、二次感染について通知
[1275] 「Shall We ダンス?」でのソローの言葉 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/07(Sat) 23:46 |
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- アメリカ版 「Shall We ダンス?」を見た。
その中で、夫が、ダンスに夢中になっているとも知らない妻が探偵に尾行さ
せて、その事実を知ったときに、探偵事務所の助手Scottyが吐いた言葉が、ヘンリー・D・ソロー(Henry David
Thoreau)の「ウォールデン森の生活」("Walden", 1854)の中の次の言葉だった。
「多くの男たちは、静かな絶望のなかで、生活を送っている。」( The mass of men lead lives of quiet desperation.)
これは、Waldenの中の「1-A. Economy」のなかの[9] にあるもので、以下のようにつながっている。
http://eserver.org/thoreau/walden1a.html 参照
「多くの男たちは、静かな絶望のなかで、生活を送っている。
いわゆる隠居は、はっきりした絶望である。
絶望の都市から出でて、絶望の農村に入るのである。
そして、自らを、勇敢なミンクやジャコウネズミで、慰めるのである。
型どおりの、しかし、自分では気がつかない絶望が、いわゆる人間のゲームや娯楽によって、隠されるのである。
その後には、遊びはない。
しかし、そこには、絶望的なことをしないで済む英知の特性を持っている。」
The
mass of men lead lives of quiet desperation. What is called resignation
is confirmed desperation. From the desperate city you go into the
desperate country, and have to console yourself with the bravery of
minks and muskrats. A stereotyped but unconscious despair is concealed
even under what are called the games and amusements of mankind. There
is no play in them, for this comes after work. But it is a
characteristic of wisdom not to do desperate things.
[1274] 自衛隊年内にもイラクから撤退か? 投稿者:怪人22面相 投稿日:2005/05/07(Sat) 17:55 |
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- ロシアの日本語放送「ロシアの声」の報道によると、
イラク派遣の自衛隊は今年の12月14日までに撤退する可能性があると報道した。