笹山登生の掲示板-過去ログ集 その6-
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[2000] Re:[1999]「 安全の費用」の議論はデタラメだと思う 投稿者:真名  投稿日:2005/06/14(Tue) 16:16  

「全頭検査廃止」については、あちこちのブログでも混乱が見られますので、ここで片づけておきます。 面倒くさいし、当たり前のことを書く作業はつらいです(笑)。
唐木英明氏ですね。
リスク僅少という計算を行った論文「安全の費用」
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/23679100.html
こういう論文は、「都合の悪い情報」を無視すれば、誰でも書けます。
私は、「都合の悪い情報」を集めています。

唐木氏の言うように、「検査は安全のためというよりサーベイランスのために行うべき」という考え方も、これはリスク管理の考え方ですから、試行してみる価値はあります。
この観点から見た、唐木氏の議論は、要するに以下のとおりです。
(a)検査はサーベイランスと研究のためにやるべき。 全部やるなんて、お金がもったいないだろ? 検査で陰性でも安全とはかぎらないんだよ。
(b)現在の感度では20月齢以下の牛からの異常プリオン検出は困難だから、やってもムダ。

(a)のリスクについては、これ、唐木氏が無視した医学的情報を見ていただくしかありません。私は、このリスクを読めるという人を信用しません。 「分からない」と正直に言いましょう。

(a) のお金については、どの程度止めるかということがあります。日本で20月齢以下での屠殺比率は12%だそうです。そしてこの牛を検査しないとしたら、分別 管理が必要になるので、それだけ余分な費用がかかるそうです。 このため、正味での費用削減比率は、ごく僅かなものにとどまります。

(a) の損害については、全頭検査をやめるというアナウンス効果によって、唐木氏の言うところの、私たちゼロリスクを求める愚民が消費を減らすでしょうから、畜 産農家が倒産したり、それを税金で別のところで助けたり? (唐木氏の言うリスクコミュニケーションは、真理を所有する者による、知識のない民衆の教導で す。 こういう意味なんですか 平川先生?)。

(b)は、私も同意します。 誰もこれに反対していません。 その次が間違っているんです。
 全頭検査を止めるとして、なぜ「30カ月以上だけ検査」すれば良いという考え方になるのか?  21、23カ月齢での異常プリオン検出を無視する理由がありません。
    唐木氏は、プリオン専門家でも研究者でもないんだから、プリオン専門家が強硬に反対している事実を勝手に無視してはいけません。 長年プリオン一筋の研究者と、突然出てきたリスク専門家とどっちが信用できるのか? 私は危険を警告する研究者を信用します。

(b) 唐木氏の議論からは、「検査方法を改善」するという選択肢が無視されています。
これは意図的な無視といわれても反論はできないはずです。 なぜなら、プリオン専門調査会の諮問事項1において、「検査月齢の見直し」と「検査方法の改善」は、同一項目内にあるからです。
    検査方法を改善すれば、20月齢以下でも異常プリオン検出が可能となるであろう、というのは、プリオン専門家たちのコンセンサスに近いことは、議事録を見れば明らかです。
    20月齢以下の牛から陽性が発見されれば、感染経路や病気の動態などの研究が進み、その結果、牛肉の安全性が将来的に高まることは明らかです。
    
    もし全頭検査を止めて、サーベイランス、研究に徹するならば、そして検査頭数を例えば10分の1とかに減らすなら、次の選択肢をとるべきです。
     ○ 検査方法の改善と効率化に注力する。
     ○ バイオチップの利用、世界標準の確立(量産)によって、検査費用の低減を図る。
     ○ 全月齢で検査を行う必要があります。 月齢で足切りしては絶対にいけません。 
     ○ 体の(脳以外)の複数部位で検査を行う必要があります。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1999] 全頭検査反対・米国牛安全論の学者さんの動向 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/14(Tue) 14:18  

初めて見る雑誌ですが、こちらと
http://www.worldtimes.co.jp/book/vp/view.htm
↑雑誌社についての説明がWikipediaにありましたのでUPします
http://dic-ja.we-love.to/%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%97%A5%E5%A0%B1_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)

「BSE全頭検査は非常識」 対策済みの牛肉を再検査する無駄を世界は許さない http://www.fujisan.co.jp/Product/5761/

下 段の方はちょっと読んでみましたが、数々の現実の問題点をここまで無視できるのもすごすぎです。問題点は氏の中で「見なかったこと」とか、「なかったこ と」になっているのかな???氏は輸入再開にどのような影響をお持ちなのかは知りませんが、日本の食や危機管理を考える上で本当に心配になってきました。


[1998] 行いが正しくとも悪しくとも、病は遠ざかっていく 投稿者:とき 投稿日:2005/06/14(Tue) 12:46  

行いが正しければ、病は遠ざかっていく【大紀元日本6月14日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d50793.html

「天下の万事、運命を逃がれることは出来ず、命には長さがあり、薬で救うことができるわけではない」

 全く、「馴致」の考え方そのもの。仏教では、「諦観」。

 「行いが正しければ、病は遠ざかっていく」のような人類普遍の心象を見るにつけ、疫病が(世界)宗教のきっかけになっているのではないかと思うほどです。

 現在の公衆衛生学、疫学やウイルス学の知識知見が、従来の偏見や思い込みを超えていけるか、これから試されることになるのだと予期いたします。

  「疫病」は、起こることを制御するのは不可能。人間がやれるのは、「大流行」をいかに小さくするかそれだけ。「サーベイランス」とは、そのための手法であ るはずなのですが、それを「政治」体制が阻みます。覇権主義とウイルス、絶妙にマッチしてしまうことが、16世紀以降の南北アメリカ大陸で起こっているの ですが・・・。

銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794210051
人類vs感染症
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4005004911
疫病は警告する―人間の歴史を動かす感染症の魔力
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489691841X


[1997] 前回のアメリカ初BSE牛の年齢について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/14(Tue) 10:53  

今回のBSE疑惑牛が、飼料規制前の牛であるとのUSDAの発表であるが、そうとなると、今度は、カナダ生まれか、アメリカ生まれかが焦点になってくる。
ここで、前回のアメリカ初のBSE牛の年齢確定の推移を改めて、見てみると、次のようになる。

「当 初は4歳半とされた牛が、12月27日になって、カナダ側の記録では、1997年4月生まれの6歳半とわかったことで、理論的には1997年8月4日施行 の反芻動物関係飼料混入規制規則施行(the 1997 Animal Feed Rule)以前に、汚染飼料に曝露されていたことにはなる。しかし、当局は、この当初発表の年齢との食い違いを重視し、DNA鑑定の上、当該牛であるかど うかの確認を、これまで急いでいた。2004年1月6日、アメリカ・カナダ両当局は、アメリカのBSE牛は,カナダ産のものであるとのDNA鑑定結果を発 表した。」

ということですから、今回の牛が前回の牛と同じコホート群にいた可能性も、出生地しだいでは、出てきうる。


[1996] 鳥インフルエンザの遺伝子型とリジンの欠落について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/14(Tue) 10:42  

ここで、ちょっと整理のために、各地でのこれまで発見された、H5N1鳥インフルエンザの遺伝子型を比較してみますと。

中国広東省で2003年分離された遺伝子型 はgenotype Vでした。

タイやベトナムで2003年暮れから2004年初頭にかけて分離された遺伝子型 はgenotype Zでした。

2003年暮れから2004年初頭にかけて広東で分離された遺伝子型も、genotype Zのようです。

また、2004年の上海・汕頭・渾南でのH5N1には、高病原性株にあるリジン( lysine)が欠落(毒性が低下)していたのですが、広東のH5N1も、リジン( lysine)が欠落しているようです。

2004年の雲南・香港・日本、そして、2005年のタイ・北ヴェトナムでのH5N1にも、リジン( lysine)が欠落しているようです。

となりますと、 今回、中国での青海省と、新疆ウイグル自治区塔城市でのH5N1の遺伝子型が、
genotype Vなのか、genotype Zなのか、
また、リジン( lysine)が欠落しているのか、いないのか、
が、今後の鳥インフルエンザ対策を考える上で、非常に重要な焦点になるということです。
http://www.recombinomics.com/News/06130501/H5N1_Qinghai_SE_China.html
http://www.recombinomics.com/News/10070401/indonesia_h5n1.html
参照


[1995] Re:[1992] 米国2頭目の出生日について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/14(Tue) 08:01  

まりちゃんさん。
今日のロイターhttp://www.reuters.com/newsArticle.jhtml;jsessionid=ESN2EGMRPDYPWCRBAEKSFFA?type=domesticNews&storyID=8777307&pageNumber=0は、まったく同じような指摘をしていますね。
すなわち、USDAのリスク管理の欠点として、ヨーロッパと比較して、次の点を上げています。
1.ヨーロッパは、牛以外の動物についても、リサイクルを禁止する方向できたのに対して、アメリカの1997年の規制では、牛に関してのリサイクル禁止にとどまったこと。
2.ヨーロッパは、死亡牛や病気の牛、ダウナー牛など、ハイリスクの牛に対して、強制検査をしたのに対して、アメリカは、昨年になってBSE検査の対象拡大をしたものの、病気牛やダウナー牛にまで、対象の拡大をしなかったこと。
3.ヨーロッパは、月齢12ヶ月以上の牛の危険部位を取り除いたのに対して、アメリカは、月齢30ヶ月以上の牛の危険部位除去にとどまたこと。

以上の指摘をしています。
また、このサイトhttp://www.webpronews.com/business/topbusiness/wpでは、この牛の耳タグが、一年前の拡大サーベイランスプログラムの実施でつけられたものとしています。
となると、この耳タグの信憑性も問題になってくるでしょうね。
( The cow was tagged under the enhanced surveillance program which was established a year ago. )
さらに、このサイトhttp://www.newscientist.com/article.ns?id=dn7513では、なぜカナダの牛のBSE発見数が多いかについて、アメリカの迅速検査がELISA法を採用しているのに対して、カナダでは、WB法を採用しているからだとしています。

http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml;jsessionid=ESN2EGMRPDYPWCRBAEKSFFA?type=domesticNews&storyID=8777307&pageNumber=0


[1994] 「ともぐい」の安全性についての疑問 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/14(Tue) 06:29  

6月11日に行われたBSEと代用乳の問題についてのシンポに参加したんですが、そのときに会場から出た意見で印象深いものがありましたので、ご報告まで。

獣医学の先生からの、
>「マスコミがともぐい、ともぐい、と、おどろおどろしく報道してしまうから覚えが悪くなった。しかし肉骨粉は飼料として貴重なリサイクル資源なんです。」
というような内容の熱いご意見だったんですけれども、私は「飼料」として使う場合に、上記に3つの疑問を持ちました。

1. 同じ種のものを食べさせることについて→種の壁がないので、病気が感染しやすいのでは?
2. 大量の個体を混ぜるので、ひとたび汚染されたら病気が伝播しやすいのでは?(例・雪印牛乳食中毒事件・牛乳テロ論文不掲載事件)
3. 汚染物質の生体濃縮は?
 ※その他、家畜の糞の飼料もあるわけですが、糞はそもそも毒素を排泄する行為でもあり。。。



[1993] 国産牛の全頭検査見直し、反対が9割…厚労省への意見 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/14(Tue) 06:16  

国産牛の全頭検査見直し、反対が9割…厚労省への意見(読売)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050614-00000201-yom-soci
百件が集まったという報道ありませんでしたっけ?450件だそうです。

しかし、農場や、今後行われる休耕田放牧などの土壌汚染リスクにも触れておらず、舌扁桃の除去が出来ていないことほか、高感度検査の開発状況の現実にも一切触れない、いろいろ、「中途半端な科学による計算」なわけですが、

>「同省食品安全部は「見直しは、食品安全委員会の科学的な評価に基づくもの。意見交換会などを通して国民の理解を得たい」としている。」

厚生労働省「食品安全部」のメンバー表ってないんですかね。役所の各部を構成しているのも「個人」なわけで。


[1992] 米国2頭目の出生日について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/14(Tue) 06:07  

疑惑の牛は97年8月以前の誕生=BSE検査確定に2週間−米農務省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050614-00000454-jij-bus_all
>「この牛が飼料規制の実施される1997年8月以前に生まれたことを明らかにした。同省による飼料規制は世界的なBSEの発生に対応して行われており」
時事通信もよくもまぁ、注釈もなく「そのまま垂れ流し」ますね。牛の肉骨粉を食べた鶏の鶏糞を与えることは今も禁止されてないし、血液を飲ませることやレストランの残渣も禁止していないわけでしょう?

時事は米国会計検査院の飼料管理報告のニュースは報道してなかったでしょうか?


[1991] 「ワクチンの躊躇」というコラム 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/13(Mon) 21:18  

今日のワシントンタイムズ紙にGilbert Rossさんが書いた「ワクチンの躊躇」(Vaccine vacillation)という題のコラム
http://washingtontimes.com/commentary/20050612-100444-6844r.htm
は、現代のワクチン生産事情を的確に示している。
Gilbert Rossさんがいうに、現代は、いろいろな病気に効くワクチンがたくさん開発されているのに、なぜか、生産されない状況にあるという。
効 くワクチンの例として、水痘・帯状疱疹ウィルスに効くワクチン、ヒト乳頭腫ウィルスに効くワクチン、百日咳に効くワクチン、エボラウィルス・マーブルグ ウィルスに効くワクチン、マラリアに効くワクチンが、すでに開発されていて、これが、生産され、使用されるようになれば、世界中の多くの人々を救うことに なるという。
鳥インフルエンザのワクチンにしてもそうである。
しかし、これらのワクチンは、さまざまな理由で生産されえないと、Gilbert Rossさんは、いう。
その理由は、政治的・経済的・規制的要素が、メーカーをして、ワクチン生産をすることを、ますます困難にさせているのだという。
一言で言えば、ワクチン開発生産には、膨大な金がかかるのに対して、ワクチンのユーザーはあまりに少ないからだという。
ポリオワクチンを例に取ってみれば、かつては、26社のワクチンメーカーがあったのに、現在では、5つのメーカーがワクチンを作っているに過ぎない。
小児用に適した12のワクチンの種類のうち、7種類については、一つのメーカーがそれぞれ作っているに過ぎない。
1998年には、小児向けワクチンの12種類のうち、9種類に供給不足の状態が発生した。
大人向けのワクチン市場はと見ると、ワクチン接種が任意であるがために、生産予測がつかないという問題がある。
2004年のインフルエンザ危機の場合には、それにもかかわらず、何百万個もの未使用のワクチンが残ってしまった。
しかし、もっとも、問題なのは、ワクチンの買い手が、政府という単一の買い手であるということだ。
したがって、単一の買い手による価格支配が、ワクチンの生産市場では、続いているということだ。
そして、メーカーは、収益をあげ得ない価格設定に甘んじている。
もう一つは、ワクチンの副作用による訴訟の増加だ。
ワクチンの価格設定は自ら出来ず、おまけに、ワクチンの副作用による訴訟費用は、メーカー側が持つということであれば、ワクチン生産が慈善事業でない限り、メーカーは、ワクチン製造から手を引くということになる。
そして、一つの種類のワクチンの生産会社が結果一つになり、やむを得ざる寡占状況の下で、政府からの強い価格支配を受けるという、硬直的な状況が、ウィルスの発生如何にかかわらず続くという異常な事態となるのだという。

http://washingtontimes.com/commentary/20050612-100444-6844r.htm


[1990] ヒト用鳥インフルエンザ・ワクチン開発ではダークホースのヴェトナムだが。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/13(Mon) 18:38  

世界的なH5N1ヒト用鳥インフルエンザワクチン開発競争の中で、ダークホース的な存在なのが、ヴェトナムで、この八月には、H5N1用プロトタイプワクチンの人体試験をアメリカについで行うという。
しかし、ここにきて、WHOが懸念を示しているのが、このワクチン製造が、オーソドックスでない方法のために、ワクチン接種によってガンを併発しかねないという点である。
サイトhttp://www.vov.org.vn/2005_06_13/english/xahoi.htm によれば、これまでマウスと鶏へのワクチン接種実験を済ませ、今度は、8月から12月にかけて、第一段階では、ボランタリーの10人から20人の小グループに人体実験を開始し、第二段階では、感染地域での200人から300人の人々への接種実験を始めるという。
こうなると、感染地域というのが、弱みなのか強みなのか、わからないですね。
「鉄格子なきアウシュビッツ」にならなければいいのだが。

http://www.time.com/time/asia/magazine/article/0,13673,501050620-1071330,00.html


[1989] オーストラリアで、ヒト感染鳥インフルエンザ迅速検査開発 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/13(Mon) 18:25  

開発したのは、オーストラリアのVictorian Department of Primary Industries (DPI)社http://www.dpi.vic.gov.au/dpi/で、これまで、3週間かかっていたものを一日で検査できるリアルタイムPCR検査だという。
15種類のヒト感染鳥インフルエンザの検出が可能という。

http://www.news.com.au/story/0,10117,15600249-2,00.html


[1988] Re:[1987] [1986] [1982] [1979] 垂直感染について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/13(Mon) 17:26  

食品安全情報 No. 4 / 2005 (2005. 02.16)
国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部

11ページより、垂直感染とミルクについての英国海綿状脳症専門委員会(SEAC)の今年2月のコメントが日本語で紹介されてます。
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2005/foodinfo-4_2005.pdf
● Spongiform Encephalopathy Advisory Committee (SEAC) UK
http://www.seac.gov.uk/
This position statement on SEAC's consideration of the potential for transmission of vCJD from mother to child.



[1987] Re:[1986] [1982] [1979] 垂直感染について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/13(Mon) 17:07  

親牛から子牛への垂直感染(vertical transmission from cow-to-calf)または、母子感染(maternal transmission)については、かねてから論議がありますが、http://www.mad-cow.org/~tom/vertical.html などによれば、「軽微な垂直感染」は、オックスフォード大学の研究チームのコンピュータ・モデルによって確認されたが、感染の圧倒的な部分は、汚染物質への暴露によるものであるということのようだったですね。
しかし、飼料規制後のBSE(BARB)問題の一つの考えられる原因として、この垂直感染問題が想定されているようです。
BSEの母子感染についてのSSCの見解は、ちょっと古いですが、このサイトhttp://europa.eu.int/comm/food/fs/sc/ssc/out43_en.htmlに書いてありますね。
ここでは、垂直感染と母子感染との定義を分けて考えているようですね。
http://bse.airtime.co.uk/seac.htmもご参照


[1986] Re:[1982] [1979] 繁殖雌肉用牛ではないか? 投稿者:真名  投稿日:2005/06/13(Mon) 16:56  

陽性牛が種雌牛かどうかはまだ不明なんですが。
種雌牛の感染がなぜ気になるか?
この記事があったからなんですが。
クロイツフェルト・ヤコブ病患者の初乳は感染性
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/24296681.html
▲ 第2 世代では発症までの期間も短くなり、発症頻度も上がりました。患者の初乳による第1 世代マウスは、異常プリオンが検出されなかったとしても、感染性を維持していたことは明らかであり、母乳(真名注: ここのは初乳です)に感染リスクがあ ると考えるのが科学的です。▼

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1985] Re:[1974] [1973] 全国食健連によるBSE米国視察団が緊急報告会 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/13(Mon) 16:33  

> ちょっと政党色の強い団体
>http://www.shokkenren.jp/shokkenrentoha.html
> のようですので、私としては関知しません。

笹山さんすみません、政治的なことにはうとくて(^^;


[1984] Re:[1983] 農水省は米国のBSE発生を織り込み済で食安委に諮問しているんだとか。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/13(Mon) 16:32  

1944で紹介したR-CALFの指摘がポイントをついていますね。
「USDAは、検査手続きについて、方向転換(flip-flopping)をしたように見える。」
ここが、日米でも、問題になる焦点です。
つまり、検査のプロトコルが変わったという点ですね。
ですから、石原事務次官の言われるようなことにはならないと思われます。


[1983] 農水省は米国のBSE発生を織り込み済で食安委に諮問しているんだとか。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/13(Mon) 16:16  

農水次官「米で2例目でも驚かない」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye1209085.html
 アメリカでBSE感染の疑いがある2例目の牛が見つかったことについて、農林水産省の石原事務次官は「牛肉の輸入再開交渉には影響しない」という見方を示しました。
 石原葵次官は、記者会見で先週見つかったBSE感染の疑いがある牛についてアメリカ農務省に情報を提供するよう要請したことを明らかにしました。 
 感染が確認されればアメリカでは2例目になりますが、石原次官は「アメリカにはBSEリスクがあるという前提でこれまで協議しており、2例目の陽性が見つかっても驚かない」と述べました。 
 さらに、アメリカとの交渉では「そういうことを織り込んだ上で輸入再開条件を協議し食品安全委員会に諮問している」として、今後の交渉には影響しないという見方を示しています。(13日 15:44)
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/index.html



[1982] Re:[1979] 繁殖雌肉用牛ではないか? 投稿者:真名  投稿日:2005/06/13(Mon) 15:40  

http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai11/160618_dai11kai_prion_gijiroku.pdf
これ、豚肉骨粉解禁時のプリオン専門調査会議事録です。
9頁ですが、山内委員、金子委員が、種豚については肉骨粉に回さないなどの配慮が必要と述べています。普通の豚はかりに感染しても早期に屠殺されますが、種豚は長生きします。 種豚に病気が発症すると危険なので、気をつけないといけないということなんですね。
今回の牛のお話も もし種雌牛だったら問題が大きいでしょうから、公表するべきでしょうね。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1981] 6月10日号のVoiceという雑誌に 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/13(Mon) 14:49  

唐木氏がなにやら書いておられるようですよ。立ち読みしましょう(笑)


[1980] Re:[1978] 本当に正しいサンプルがイギリスにつくのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/13(Mon) 14:27  

真名さん。虹屋さん。
USDAがいうに、
「older Texas cow」であって、「輸入されたものかどうかについてはわからない。」としていますね。

"USDA says the possible second US case of mad cow disease was in an older Texas cow that couldn't walk, but they don't know if it was imported, as was a cow of Canadian origin in Washington state confirmed positive for mad cow disease in 2003.
http://www.abc.net.au/rural/content/2005/s1390719.htm

で、別のサイトで、
「 beef cow」であって、「それ以上の詳細について示すことは断った。」(declined to give any more specifics)としていますね。

He said the Texas animal was a beef cow and was older but declined to give any more specifics.
http://www.contracostatimes.com/mld/cctimes/news/nation/11871659.htm

また、おっしゃるロイターの一報(午前8時39分発信、
Charles Abbott and Sophie Walker記者による)の記事のほうでは、「牛の出生地やと畜地などについて明らかにすることを拒否した。」(The government refused to disclose any information about the suspect animal's origin or where it was slaughtered.)と書いていますね。
http://today.reuters.co.uk/news/newsArticle.aspx?type=worldNews&storyID=2005-06-11T073915Z_01_HO109496_RTRUKOC_0_MADCOW-USA.xml

も う一つのロイターの記事(同じ記者による午前10時7分の二報)のほうでは、この牛は「肉用種  beef breed」であって、「それ以上の詳細については、提供しなかった。」(He offered no other details about location or age.)としていますね。
http://www.reuters.com/financeNewsArticle.jhtml?type=businessNews&storyID=8761414


[1979] 繁殖雌肉用牛ではないか? 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/13(Mon) 14:06  

笹山さん、真名さん。
外れてほしい、私の予想。
the Texas animal was a beef cattle ですから、肉用牛。
老齢牛ということは、肥育牛のほとんどが30ヶ月齢以下でと殺されるから多分、繁殖牛。
繁殖用にはオスは極少数でよいから、メス。
繁殖雌牛の飼養では,テキサス州が圧倒的に多い。(1998年全米の16%、550万頭)

カナダからの生体牛の輸入は、ほとんどが、肥育用の子牛、または乳牛の子牛ではなかったでしょうか。その辺、裁判や何かでデータはありましたっけ? それで多分アメリカ生まれ。

それで、繁殖用では子牛は200日位まで母牛と一緒に育てられます。現在は、牛の母子感染は無いとされていますが、真名さんのところを見るとどうもそれは怪しい。また親子とも同じ餌を食べているだろう。この牛が産んだ子が感染している可能性がある。

厚生労働省関係牛海綿状脳症対策特別措置法施行規則の一部改正(案)に関するパブコミの結果発表が、新聞では13日とありましたが、14時現在ありません。これも影響されているのかしら?


[1978] 本当に正しいサンプルがイギリスにつくのか? 投稿者:真名  投稿日:2005/06/13(Mon) 13:20  

ってところまで疑いたくなります。
検査関係でサンプルの処理のごまかしとか、おかしな取り扱いとか、本当に多いんですね。
これじゃ英国で陰性の結果が出ても信じて良いものかどうか(笑)。
NPDPSC、米国2件目のヒト変異性CJD疑惑の解明を故意に遅延?
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/24949525.html
米国には脳神経障害の牛はたくさんいる
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21467917.html
米国には脳神経障害の牛はたくさんいる PART2
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21470925.html
民主党BSE視察団団長「米国の検査方法、あまりにもずさん」
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/17601569.html

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1977] Re1975、1976  投稿者:真名  投稿日:2005/06/13(Mon) 13:09  

笹山さん、虹屋さん。
それから長官は「老齢牛」という点も強調していましたね。
また、ロイター記事原文では「USDA refuse」という強い表現でした。つまり、産地履歴情報を開示することを「拒否」したという報道でした。 もちろん産地、履歴を把握していると思います。 今はどうやってごまかすかに全知全能を傾けているはずです(笑)。

http://blog.livedoor.jp/manasan/

[1976] Re:[1975] [1972] ケース3 どこの生まれかわからない 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/13(Mon) 13:05  

虹屋さん。
ありえるでしょうね。
ただ、すでにUSDAは、この牛の由来を把握しているはずですから、これまでのUSDAの口ぶりからすれば、ないとも、思われますが。
そういえば、アメリカ第一頭目の場合には、耳タグが付け替えられたなどのうわさも飛びましたね。
R-CALFつぶしだけを狙ったものではないことを祈るばかりです。


[1975] Re:[1972] ケース3 どこの生まれかわからない 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/13(Mon) 12:59  

笹山さん。
もう一つ、カナダかアメリカ生まれかわからない場合もあるのでは?アメリカには、牛のID制度が完備されていません し、7ヶ月前に死んだ牛ですし、農業情報研究所の北林さんの、「こんな牛がタグを付けているはずがない。何時、どこで生まれ、どこで育てられた牛なのか、 皆目分からないだろう。「データの分析」と言うが、これで何が分かるのだろうか。」という事態もありうるのでは?

米国のBSE検査、飼料管理などもろもろへの疑念噴出。
米国は、SRM完全除去=絶対安全神話で強行突破をはかるのでは?


[1974] Re:[1973] 全国食健連によるBSE米国視察団が緊急報告会 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/13(Mon) 12:22  

ちょっと政党色の強い団体
http://www.shokkenren.jp/shokkenrentoha.html
のようですので、私としては関知しません。


[1973] 全国食健連によるBSE米国視察団が緊急報告会 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/13(Mon) 12:15  

タイムリーに視察団報告会が行われるそうです。取り急ぎお知らせまで。なお、今週号?のエコノミストにも、BSEの記事が出ているようです。要チェックですね。

BSEアメリカ視察団 緊急報告会のお知らせ
===============
  BSE検査を緩和し、アメリカ産牛肉の輸入再開を迫る動きが強まる中、全国食健連は5月21日「大丈夫なの?BSE検査緩和・アメリカ産牛肉の輸入再開」 (緊急フォーラム)を開催するとともに、5月30日〜6月6日まで、アメリカに視察団を派遣し、精力的な調査活動を展開しました。
 アメリカの検査体制は? 生産者、消費者はどうとらえているのか? 政府の対応は?… 興味深い内容がはじめて語られます。 
 緊急の報告会ですが、ぜひ多くの皆さんの参加をお待ちしています。 
― 記 ―
日 時  6月17日(金) 15時〜17時 
場 所  衆議院 第二議員会館 第四会議室 
報告者  佐々木健三(農民連会長・酪農家)
     坂口正明(全国食健連事務局長)
     石黒昌孝(農民連食品分析センター所長)
主 催  全国食健連(電話 03-3372-6112) 
     * ロビーで入場券を受け取ってください。
http://www.shokkenren.jp/



[1972] アメリカのBSE疑惑牛問題−ちょっと整理してみましょうか。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/13(Mon) 12:11  

イギリスの研究所の結果がわかるのが、二週間後ということですので、それまで、ちょっと、問題点を整理してみましょうか。

ケース1-アメリカ生まれのBSE牛であった場合

すでに、カナダの一部から意見が出ているように、R-CALFの「カナダからのBSE牛のアメリカ牛汚染論」が通用しなくなってきます。
ということは、せっかくアメリカが苦労して作ってきた「ファイナルルール」なりOIE基準の改正努力も、価値半減ということになりますね。
その一方で、アメリカの検査体制についての疑惑が、より増してきます。
す なわち、これまで「IHC検査は、最初の検査が陰性であった場合の確認検査に用いられるゴールドスタンダードの検査である。」といってきたUSDAの主張 が、果たして正しかったのか、これまで、IHC検査を確定検査としてシロとしてきたケースは、果たして、本当にシロだったのか、などなどについての疑念で すね。
また、IHC陰性で、ウェスタンブロットでのみ陽性となった日本の二つのケース(8例目(23 ヶ月齢)及び9例目(21 ヶ月齢)を日本側が陽性と発表したことに対して、アメリカが批判してきたことも、無になりますね。

ケース2-カナダ生まれのBSEであった場合

3月7日のアメリカ・カナダの生体牛輸入再開について差し止め命令を出した、米連邦地裁判事Richard F. Cebull 氏が述べた、カナダにおける飼料管理の危険性について、実証されることになりますね。
また、この場合、このカナダ生まれのBSE牛が、例のアルバータ州のレンダリング工場と同じ飼料を給与されていたかどうかが、問題となりますね。
すなわち、同種の牛がアメリカ内にいる危険性がより高まるというわけです。
またR-CALFの主張の正当性がより強まるというわけです。

いずれのケースとなっても、すでに台湾も韓国も、BSE確定の場合は、輸入再開を見直すと言明しておりますし、日本のアメリカ牛輸入再開問題も、振り出しに戻る公算が強いですね。
また、日本の食品安全委員会も、アメリカのリスク管理に及び得ない諮問であれば、答申不能と、早期の段階で、農林水産省・厚生労働省に諮問をつき返すことも出来るはずです。


[1971] Re:[1968] [1966] [1955]BSEとマフィア問題 投稿者:真名  投稿日:2005/06/13(Mon) 10:12  

> 笹山さん。
ああ、こういうサイトもあるんですねえ。
私には無理のようです。
私は、業界に詳しいわけではないし、もともとそっちにたいした興味も持っていませんし、情報ルートもありません。
しかし物騒なお話ですね。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1970] 読売に掲載された米国牛の広告 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/13(Mon) 08:50  

10日か11日あたりの読売新聞に、米国牛輸出関連の協会が広告を出したそうです。「牛には肉骨粉を食べさせていない」などというような記載があったとか。

日本の今までのBSE牛も、「肉骨粉は食べていない」ということになっておりませんでしたっけ?
感染源は何なのでしょうね。

しかし「肉骨粉は食べていないけれど、肉骨粉を食べたニワトリの糞は?」とか、「交差汚染は?」「血液は?」「油脂は?」「レストラン残飯は?」なんていわれないように、飼料の製造過程や、その内容の全公開を行っていただきたいものですね。


[1969] 韓国も、アメリカとの牛肉貿易再開方針を見直しの予定 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/13(Mon) 08:38  

http://english.chosun.com/w21data/html/news/200506/200506120017.html
によれば、韓国は、現在、6月6日から10日まで、ワシントンで、アメリカ側と第三回の牛肉貿易再開についての協議に入っているが、もし、今回の牛がBSEと診断されれば、アメリカとの牛肉再開方針を見直すことになるとしている。

http://english.chosun.com/w21data/html/news/200506/200506120017.html


[1968] Re:[1966] [1955]BSEとマフィア問題 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/13(Mon) 08:18  

真名さん。ときさん。
話がおどろおどろしくなってきましたが、確かに、アメリカではこのサイトhttp://uuhome.de/global/english/resistance.htmlなどのように、ミート・マフィアとの関係を取りざたする向きもありますね。
ビーフ・ゲート事件に発展する要素はあるというわけです。
下記で検索すると、いろいろ出てきますね。
BSE問題を問題視するということは、社会の浄化にも役立つというわけでしょうかね。
このサイトhttp://www.cieh.org/news/press/cpr2003/cpr2003025.htmは、イギリスのミート・マフィアに対抗する組織「 the Chartered Institute of Environmental Health (CIEH)」のサイトです。
真名さん。
これの日本版でも作られたらいかがですか?

(ご紹介の中にあったこのサイトhttp://www.cieh.org/news/press/cpr2003/cpr2003025.htm、まとまって使いやすいですね。)

http://www.google.co.jp/search?le=en&ie=UTF-8&oe=utf-8&q=meat+mafia%E3%80%80%E3%80%80%E3%80%80BSE&btnG=Google+Search&num=20&sourceid=Mozilla-search&client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP:official


[1967] 食肉利権は生易しくないです。 投稿者:とき 投稿日:2005/06/13(Mon) 01:45  

牛肉と政治不安の構図  中村 靖彦 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166604376

ハンナン浅田満「食肉利権」の闇―同和利権の真相スペシャル!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479664394X

同和利権の真相 2
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796640282
 (肉骨粉の焼却処分もうやむやのよう。)

 無闇矢鱈な殺生をする業界で生きていますので、ゼニのためなら一寸のことはためらいません。ブルブルブル。
 昔から、博労衆といっております。肉食(主食)の人間は、いざとなったら躊躇なく人も食うと思っています。偏見かもしれませんが。
 日本人は極限状態になっても、人肉食はかなり躊躇し良心の呵責があるようです。(南方戦線の体験者から聞いたことがあります。)
 アメリカの食肉処理場では、どうやら、完全に絶命していない生きたウシも、ラインで処理することもあるそうですが。

「だから、アメリカの牛肉は危ない! 北米精肉産業恐怖の実態」
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf158.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309251838

  BSE問題は本当に、米国のあるいは世界の農林水産業の雄である牛畜産業牛肉関連産業の死活問題です。あらゆる手をつくして、無理やりでも道を通そうとす るでしょう。下手すると政治・行政も命がけになるでしょう。当事者であればあるほど、差しさわりなく、やり過ごしてしまいたいと思っているはずだと思いま す。そうやってみれば、先日の農水省職員処分もなにやら、やらせ臭いような。あの情報でなにやら他のニュースがうやむやにされた気がします。マグロの産地 表示ニュースとセットで。
 国内BSE確認もニュースにならなくなってきたような。


[1966] Re:[1955]狂牛病問題で謀殺か 投稿者:真名 投稿日:2005/06/13(Mon) 00:15  

笹山さん。 こんばんは。 これはスターゲイサーさんの投稿で私もいま始めてみました。 ギョッとしますね。
【「BSE(狂牛病=牛海綿状脳症)問題で謀殺か」−アメリカで発生した一つの殺人事件が不穏な噂を呼んでいる。】
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/24930697.html
http://www.asyura2.com/0505/gm11/msg/159.html

そろそろ止めた方がいいかなあ(笑)。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1965] 言論報道の自由も、思想信条宗教の自由も 投稿者:とき 投稿日:2005/06/12(Sun) 23:12  

吉林省、キリスト教信者多数逮捕【大紀元日本6月12日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d24041.html

中国各地で突発大事故が相次いで発生【大紀元日本6月12日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d36015.html
 反体制テロ?

黒龍江省で大洪水、児童多数死亡【大紀元日本6月11日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d68624.html

【中国】広東:雷州半島が深刻な旱魃、農業に大被害(サーチナ・中国情報局) (12日18時11分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050612-00000002-scn-int
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/china/

 家畜の伝染病と、鶏のインフルエンザ、洪水旱魃などの天災。食糧確保もおぼつかなくなるのでは?

 それと、

中国バブルが崩壊する!?
2005年 06月 10日
http://kuyou.exblog.jp/2009971/

新政策初日 上海の住宅価格が大幅に下落【大紀元日本6月7日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d11464.html
8年以来の最安値  市場価値60%下落【大紀元日本6月6日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d98525.html

  いっきに軍政下にならなければいいですが・・・。なんか危なっかしい雰囲気が。あの鳥インフルエンザ騒ぎの時の、青海省の120人ほどの死者の、本当の原 因は何だったのでしょうか? 人民のフラストレーションは、どこへ向かうのでしょう。各地でどのくらい農民暴動がおこっているのか、一切情報は『国家機 密』。情報開示ができる言論報道の自由と民主化は、かの地では、かなわない夢なのでしょうか。

『私の家は山の向こう テレサ・テン十年目の真実』
http://www.web-arita.com/index.html

 あまり気持ちのいい話題ではありませんが・・・。

2005年06月11日
日本軍残虐の嘘。胎児を食べるのは支那人。
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/4290183.html

 あまりにも、日本経済はいま、中国に依存していますが、平時平常をいつまで持続できるのか正直、疑問です。

台副総統が呼びかけ 民主太平洋連盟準備会議東京で開催【大紀元日本6月12日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d14025.html
台湾副総統、民主太平洋連盟を呼び掛け・都内で準備会議〔共同 6/10〕日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050610STXKF058010062005.html
isa訳『福澤諭吉の「脱亜論」』
http://plaza.rakuten.co.jp/isanotiratira/diary/200506100000/
■【正論】評論家 屋山太郎 日本外交を「海洋国家連合」に転換せよ (05/23 )
http://ez.st37.arena.ne.jp/cgi-bin/search/namazu.cgi?query=%90%B3%98_&whence=0&max=20&sort=date%3Alate&idxname=seiron

 日本の未来は、どちらにあるのでしょうか。


[1964] なるほど、こんなカナダの言い分も、あるんですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 21:34  

「もし、アメリカにカナダから輸入された牛でない牛にBSEが確認できたなら、現在、アメリカが、安全上の意味で、カナダからの生体牛 輸入を禁止していることについては、論争を引き起こすであろう」といっているのは、カナダのthe Alberta Cattle Feeders Associationの Ron Axelson氏だ。
つまり、R-CALFの「カナダのBSE汚染牛輸入危険論」を基にした訴訟の前提が崩れてしまうからだという。
「アメリカの検査体制が怪しい」とは、カナダの牛肉産業の誰しも、以前から疑っていたことなのだという。
カナダの獣医主任のGerald Ollis氏は、「もはや、この問題は、科学の問題なのではなく、法律の問題なのだ。これによって、カナダの若い牛は、何の障害もなく、アメリカに入れるのだ。」という。
まあ、わかりやすくいえば、今回、もし、カナダから来た牛でない牛が、BSEになれば、これまでのカナダ牛によるアメリカでのBSE発生論が成り立たなくなり、アメリカもカナダも、「目くそ、鼻くそを笑う。」状態になるからだ。
しかし、こうなると、目くそも鼻くそも買わされる立場になってしまう日本は、どうなるの?っていいたいのだが。

http://www.edmontonsun.com/News/Canada/2005/06/12/1083387-sun.html


[1963] ヒト用鳥インフルエンザワクチン獲得に必死のタイの事情 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 21:11  

タイが、ヒト用鳥インフルエンザワクチン確保のために、必死の模様である。
その理由の一つとして、アメリカでのヒト用鳥インフルエンザワクチンの人体実験が、うまくいかなかったというニュースが漏れ伝えられているからだ。
その最初の人体試験結果報告では、そのワクチンにより作られる免疫体の力が弱かったということである。
そこで、タイは、自国内に、ジョイントベンチャーでワクチン工場を建設しようと、フランス・日本・中国のワクチンメーカーと交渉しているという。
先月は、フランスのSanofi Pasteurとの交渉に代表団を派遣したが、Sanofi Pasteur社は、タイ国内でのジョイントベンチャー工場の建設には、難色を示し、包装済みのバルク・ワクチンの販売提供を提案したという。
日本のメーカーにも、ジョイントベンチャーでの工場建設を持ちかけているというが、その相手の名前は明かしていない。
Siriraj 病院のPrasert Thongcharoen博士によれば、タイの自国内でのワクチン製造計画には、経験が不足しているため、WHOの厳しい規制を乗り越えるには無理があるという。
同様に、ヴェトナムでのワクチン工場建設計画にも、疑問を投げかけている。

http://mathaba.net/x.htm?http://mathaba.net/0_index.shtml?x=240074


[1962] アメリカからの牛肉輸入再開を決定したばかりの台湾は、当惑気味 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 19:35  

台湾当局は、月齢30カ月以下の牛を対象に、米国産牛肉の輸入再開を4月16日から開始し、4月24日に第1陣として約2トン分の牛肉が台湾へ到着したのを皮切りに、本格輸入再開となった矢先に、今回のアメリカのBSE発生で当惑しているようだ。
当面、イギリスでの検査結果を待って、もし、BSEとなれば、いったん再開したアメリカ牛肉の輸入をストップする考えのようだ。
なお、台湾の輸入再開のリストには、ひき肉は、入っていないようだ。
台湾の吉野家全45店は、この6月1日から、1年4カ月ぶりに牛丼販売を再開したが、今後の事態の推移が気になるところだろう。
http://www.etaiwannews.com/Taiwan/Society/2005/06/13/1118626136.htmもご参照

http://english.www.gov.tw/index.jsp?action=cna&cnaid=10591


[1961] Re:[1960] [1954]サンプルは、金を出して集めているのが実情 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 18:09  

虹屋さん
アメリカのサンプル集め事情については、かつて、この掲示板http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog3.htmで「ガバメント・アカウンタビリティ・プロジェクト」の調査結果として、昨年2月18日あたりに紹介したのですが、再掲しますと、次のように、金次第というのが実情のようですね。

再掲 5820 -5824

内 部告発者を支援するワシントンの団体「ガバメント・アカウンタビリティ・プロジェクト」は、米国初のBSE感染牛が見つかった経緯について、工場従業員の 証言や他の文書を引用し、感染牛は工場到着当時、歩行が可能で、当初、歩行困難牛とは考えられていなかった、と、農務省とは異なる主張をしている。
中略
感染牛は、ダウナー・カウとして、検査されたものではなかった。
USDAは、当初、感染牛を出したと畜場に対して、2003年6月のサーベイランス・プログラムに参加してくれるよう、要請した。
そのときは、総計千サンプルをあつめ、一サンプルあたり、十ドルの提供を申し出た。
と畜場では、この申出を「これは、ダウナーカウの検査のためのものであり、歩行可能な牛には、適用されないものだ」として、このと畜場では、ダウナー・カウを扱わない方針であったことから、この申出を断った。
その後、USDAは、予定した脳由来サンプルが集まらないということで、これまでの方針をチェンジし、ダウナーカウに限定しない、サンプル購入オーダーを出した。
それには、「BSEサーベイランスのサンプルについて、十ドルを支払う」との、オーダーを出した。
2003年10月から12月にかけて、と畜場では、250以上のサンプルをBSE検査のためUSDAに提出した。
と畜場では、どのサンプルをUSDAに提出するかを選び、その中には、運ぶ途中に損傷を受けた牛とか、特に健康上問題のない牛などが、まじっていた。
以上のことから、このUSDAがおこなったBSEサーベイランス検査は、サンプル収集時の趣旨からいって、ダウナー・カウに限定した検査ではないといえる。
http://www.house.gov/reform/min/pdfs_108_2/pdfs_inves/pdf_health_usda_mad_cow_feb_12_let.pdf参照

http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog3.htm


[1960] Re:[1954]投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/12(Sun) 17:58  

笹山さん、有難うございました。
農業情報研究所の040715「米国農務省監査局、省のBSE検査を批判 省専門家は過去のことと一蹴」にOIGの調査報告書草案が紹介されています。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04071501.htm
その中に、ディヘイブン獣医主任の発言として、「6月に収集されたサンプルの70%が死亡牛からのものもので、大部分はレンダリング工場、廃品回収所から収集されたという。死亡牛の大部分は農場外から集められたもの。」とあります。
  農業情報研究所の北林さんは、「死亡牛の大部分が農場外から集められたということ自体が大問題だ。レンダリング工場に出てくるのを待ち構え、あるいはゴミ 棄てをあさる以外に収集の方法がないということだ。・・こんな牛がタグを付けているはずがない。何時、どこで生まれ、どこで育てられた牛なのか、皆目分か らないだろう。「データの分析」と言うが、これで何が分かるのだろうか。」とコメントされています。

5ヵ月後の今回の11月の牛は、どこでサンプルがとられたのでしょう。
> USDA chief veterinarian John Clifford said last night that the agency had "no information" that the possible second case was "an imported animal." He said the Texas animal was a beef cattle and was older but declined to give any more specifics.
 の記事の調子からは、タグも何もついていなくて、現在出ている比較的高齢のダウナー牛以外の情報は"no information"??


[1959] Re:[1950] 『人の命がかかってるんやでえ』 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 17:36  

ときさん。
朝日新聞の今日の天声人語は、間が悪いというか、運が悪いとしかいいようがありませんね。
原稿がまとまったところで、急に、アメリカBSEのニュースが飛び込んできて、予定していた24字を削って、急遽、おしまいのほうに、「米国でBSEの疑いのある2頭目の牛が見つかった。」を付け足したのでしょう。
それにしても、人のことは言えませんが、このところの天声人語は、引用が多いようですね。
しかも、リンクできない紙媒体での引用なのですから、余計、始末が悪いといえます。
昔は、天声人語から引用だったのに、このごろは、天声人語へ引用ですからね。
しかも「盗用疑惑裁判」があってからは、著作権切れのものからの引用が多いようで、どうしても、古めかしく訓詁学的なものからの引用になっている嫌いがありますね。
だいぶ、字数を埋めるのに苦吟されているというか、ご同情申し上げます。
その点インターネットは、字数制限なしで、引用・リンクのしたい放題ですから、天国ですね。

http://www.google.co.jp/search?le=en&ie=UTF-8&oe=utf-8&q=%E5%A4%A9%E5%A3%B0%E4%BA%BA%E8%AA%9E%E3%80%80%E3%80%80%E5%BC%95%E7%94%A8&btnG=Google+Search&num=20&sourceid=Mozilla-search&client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP:official


[1958] Re:[1952] ポルトガルとフランスで、vCJDですか。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 17:15  

まりちゃんさん。
このうち、ポルトガルhttp://actualidad.terra.es/nacional/articulo/caso_vacas_locas_no_peligro_347432.htmは、若い男性で、ポルトガルでは、vCJD((MCJ))は、初めてだそうですね。
フランスhttp://www.tsr.ch/tsr/index.html?siteSect=370909&fid=050610193607.kdfxmkxn.xml&typeNews=medecineは、 vCJD(nvMCJ)13人目ということですね。



[1957] 倉塚かおりさんが毎日新聞に登場 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 15:25  

この掲示板でも、学校給食の問題や、農薬の空中散布の問題などで、ご登場いただいたことのある倉塚かおりさん
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4672/index.html
が、今日の毎日新聞で紹介されていますね。

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shimane/news/20050612ddlk32040281000c.html


[1956] 改めて、昨年11月のアメリカ・テキサス州のBSE検査関連記事を追ってみると。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 15:21  

以下のサイトですが、この最初のIHC検査にごまかしがあったのではないかと、疑っていますね。
すなわち、IHC検査の結果が陰性になるまで、何回も、検査を繰り返したのではないのかということについての疑念です。

http://www.vegsource.com/talk/madcow/messages/93989.html


[1955] Re:[1943] Re1942新たなBSE殺人事件? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 15:05  

真名さん。
真名さんのサイトを見て、ギョッとしましたよ。
ご紹介のRobert Lull博士の殺人事件http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2005/05/20/SFSLAY.TMPですが、Robert Lull氏は、このサイトhttp://sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?file=/chronicle/archive/2004/05/14/EDG8Q6L1OH1.DTLのように、昨年の今頃、全頭検査をこのように主張されていたのですね。
なんとも、奇奇怪怪ですね。

http://www.google.com/search?hl=en&lr=&q=Robert+Lull%E3%80%80+%E3%80%80%E3%80%80BSE&btnG=Search


[1954] Re:[1953] [1949] テキサス産?ワシントンポスト、11日電子版 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 14:43  

虹屋さん。
ここの部分ですね。
それをいうには、耳タグはつけていたのか確認してのことなのか、何歳なのか、この前のカナダ生まれとおなじ集団なのか、明らかにされていませんので、なんともいえませんね。
カナダ産であっても、アメリカにとってマイナス、自国産であると、なお、マイナス、という構図でしょうか。

USDA chief veterinarian John Clifford said last night that the agency had "no information" that the possible second case was "an imported animal." He said the Texas animal was a beef cattle and was older but declined to give any more specifics.

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2005/06/10/AR2005061002303.html


[1953] Re:[1949] テキサス産?ワシントンポスト、11日電子版 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/12(Sun) 14:09  

笹山さん。
12日の日本農業新聞に以下の記事がありました。このサイトでは日曜日の記事はアップされませんから、要約しておきます。
米国ワシントンポスト紙11日電子版によると、昨年11月に死んだテキサス州の牛で「輸入されたという情報はない」と農務省の責任者が説明している。1997年の飼料規制前に生まれた牛なのかどうかは同省は明らかにしていない。



[1952] Two European countries report two more human cases of mad-cow diseases 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/12(Sun) 13:58  

http://news.yahoo.com/s/afp/20050610/hl_afp/europehealthmadcow_050610171711;_ylt=ArnmB0HaoRKOTpdoKPf9rNcl2y8C;_ylu=X3oDMTBiMW04NW9mBHNlYwMlJVRPUCUl

米国の報道の影に隠れてしまっていましたが。


[1951] Re:[1871] 厚労省のBSE月齢改正に関するパブコメ締め切りは6月9日まで 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/12(Sun) 13:45  

> 厚生労働省関係牛海綿状脳症対策特別措置法施行規則の一部改正(案)に関するご意見の募集について
日本農業新聞6月11日(ここのサイトは、日付が変わると過去の記事がたどれませんので、以下に要約)
 意見募集は9日まで4週間行い、約100件寄せられた。4月に食品安全委員会が行った国内対策見直し答申案への意見募集でも、反対論が7割を占めた。同省は今回も「ほぼ同様の結果」とし、検査緩和への不信が、収まっていない結果になった。同省は13日に詳細を発表する。


[1950] 『人の命がかかってるんやでえ』 投稿者:とき 投稿日:2005/06/12(Sun) 13:21  

 例のJR福知山線列車転覆脱線事故のとき、『人が死んでんねんで!』
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200504261446.html
と声を荒げ顰蹙をかっていた某Y紙の若手記者さんがおられましたが、なんかそれもわかるような気分にさせられました、今朝の、看板コラム。やれやれです。
http://www.asahi.com/paper/column20050612.html
 実感としては『アメリカではBSEは「蔓延している」』
http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&log=20050612
は、 本当だと思いますし、さらには、人間でもすでに蔓延していると思います。各種精神疾患とそれの軽度のときに発生させてしまうだろう、事件・事故が頻発して います。もちろん、生まれつき犯罪者傾向の人間も、確実にいるかもしれませんが。(高速道路などの車線逆送や、オートマチック車の操作ミスによる暴走もそ れに含まれる場合があると見ています。)

 日本では、うつなどの原因による自殺も確実に増加しています。40代50代のなくなった人(特 に男性)がいれば、その原因として、まず一番最初に自殺が頭をよぎりますし、実際その場合が多いです。事故や病気はほとんど少数です。しかも、本当に経済 的に追い詰められた結果というのも多くはありません。非常に漠然と、生きていく意欲がなくなっての結果です。通常それを「うつ」というようですが。不思議 です。さまざまな職場や家族関係のストレスが原因といっても、ストレスのない社会なんてありません。人類史を見渡しても、古代から生き延びるためのストレ スはつきものです。ストレスだけに「うつ」の原因をもっていこうとするのは、学者研究者や、医師であっても、否、それだからこそなおさら、その学識を疑い ます。かつてのピロリ菌性胃潰瘍の例もありますしね。

 原因因子に対する感受性には確実に個体差があると思いますが、どう考えても、明ら かに脳機能に障害が生じているとして見なければ理解できない場合が多いように感じます。その原因は? それが、何らかの「化学合成物質」ではないかと、に らんでおります。当たってるか外れてるかは今のところなんともいえませんが。まあ、ギリシャ悲劇の時代から、大概、悲劇といわれるものは、人間が決めたも のや行なったことが元で、人間が苦しむという構図になっているようです。おそらく、いまのBSEの場合も全く同じでないかと疑っていますが、結局、個人個 人の思いや力では、この人間社会(組織)はなかなかすぐには動き出せませんし変わっていきません。個人の無力感を感じることも多いです。やはり、いけにえ としての犠牲者が、あるまとまった人数でないうちは、社会システム(統合体)としては、つぎのフェーズへ移行していかないようです。

 精 神疾患がらみの研究者には、その原因物質解明に、全力を注いでいただくよう願っています。しかしながら、なかなか当事者意識がなく(他人事)、身内に実 際、病人を抱えないうちは、ぐっと自分に引き寄せて考えることがなく、あまり大きな期待もいだけないようです。みんな稼ぐことや日々のルーチンワークや、 快楽安逸を求めることに追われすぎて、事実を探求する、とくに人間自らが惹き起こしている「負の部分」を明らかにすることからは逃避する傾向があるようで す。自分らの醜さを曝すということは見たくない暴きたくもないし、やったら、人に嫌われるという怖れが強いのでしょう。いままで良くてやってきた経済活動 を持続することにも支障がでますしね。

 いつまでたっても、同じ繰り返しです。なかなか、科学的思考や知識が、人そのものを変えるというのは、難しいようです。まさに、それが、哲学の問題です。

現代語訳『アンチクリスト』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062723123
 あまり、過激急進的になる必要もありませんが、科学的思考の障害が何かということについて、考えさせられます。日本の場合は、「キリスト教」を「マルキシズム」に言い換えて読んでもいいかもしれません。


[1949] Re:[1947] [1946]肉骨粉? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 12:52  

虹屋さん。
> テキサス生まれですか?>>
まだ、そうとは断定できませんでしょうね。
テキサスから来たとしても、カナダからのケースも大いにありうるからです。



[1948] 中国の遼陽市で、ヒト感染鳥インフルエンザ疑い発生 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 12:48  

http://newsls.lnd.com.cn/bgw/lsnews/200506/41928020050612.htm
によると、時代商報
http://www.btimesnet.com/newssystem/ReadNews.asp?NewsID=92974
の 伝えるところでは、中国の遼寧省遼陽県藍地区の食品会社で、6月9日、鳥の解体・冷凍に当たっていた、工員7人が発熱し、地元の病院で診察を受け、そのう ちの4人は、症状が軽くなって帰宅したが、3人が、鳥インフルエンザのヒト感染疑いで、遼陽市の病院に入院したという。
3人の症状は、熱が上がり続けていたという。
その後、昨日午後の回診では、三人のエックス線診断では、異常がなく、また、白血球の数も正常の範囲内にあり、体温も、正常に向かっているところから、鳥インフルエンザ感染疑いは、晴れつつあるという。

http://newsls.lnd.com.cn/bgw/lsnews/200506/41928020050612.htm


[1947] Re:[1946]肉骨粉? 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/12(Sun) 12:38  

笹山さん、有難うございます。
テキサス生まれですか?地理的に見て一頭目のようなカナダ生まれの可能性は低いのでしょうか?詳しいことが判らないから、なんとも判りませんね。
 ところで、このダウナー牛は、動物飼料への利用(肉骨粉製造)はまだ禁止されていませんよね。2004年7月9日にFADが禁止を提案したまま、それっきり。以前話題になった、血漿タンパクとおなじですよね?
 農務長官は、人の食用にはなっていないと言っているだけだから、病原プリオン入りの肉骨粉に化けてしまった、飼料に使われていると考えた方が妥当ですね。病原プリオンの「巡る因果の糸車」が廻っている!?



[1946] Re:[1945] [1944] [1943] 擬似患畜は? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 11:44  

虹屋さん。
Cattle Buyers Weeklyによれば、この牛は、テキサスから来た牛であるとしていますね。
たしかに、昨年11月の牛は、テキサスの牛でしたからね。
この記事http://washingtontimes.com/business/20041123-095128-7581r.htmは、私の掲示板にリンクしてあった当時のワシントンタイムズの記事ですが、ここでは、三頭とは書いていませんね。
ただ、昨年6月の牛も
http://www.calcattlemen.org/pdf/LegBulletin/2004/November_19.pdf
にみるとおり、‘inconclusive’でしたから、この分も、三頭の中に入っているのかどうか、わかりませんね。


[1945] Re:[1944] [1943] 擬似患畜は? 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/12(Sun) 11:22  

笹山さん、真名さん。有難うございます。

この3頭は、昨年6月25日の一頭、29日の一頭、11月18日の一頭の合わせて3頭なんでしょうか。それとも11月に3頭見つかっていたのか?
6月の例
農業情報研究所の
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04070101.htm
11月
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04112001.htm
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04112401.htm

米消費者同盟(CU)の再検査の要求を、「農務省は再検査は無用とはねつけている。」

今回、WB法で陽性とでたのは、どの牛なんでしょう。?
同じ農場で同じ餌を食べた牛など「擬似患畜」は、全て、お肉に変わっているのでしょうね。





[1944] Re:[1942] [1938] R-CALFがまったく同じ指摘をしていますね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/12(Sun) 10:13  

虹屋さん。
> A、米国が散々文句をつけてくる、日本の8例目(23 ヶ月齢)及び9例目(21 ヶ月齢)は、WB のみが陽性であり、IHC は陰性。>>
ですが、R-CALFが昨日のコメントで、まったく同じ指摘を下記サイトで、していますね。
R-CALFの昨日のBSE疑牛発生についてのコメントは次の通りです。

USDAの昨日の発表は、昨年11月の検査結果が、「弱陽性」であったことを示している。
再検査がOIGの要請で実施されたとのことであるが、OIGのもうひとつの要請として、ウェスタンブロット検査をすべしとの要請もしていた。
アメリカはBSEに対して、二つのファイアウォールを築く必要がある。
昨年、三頭の牛が「結論でず(inconclusives)」との報道で、生体牛の価格は、著しく下がってしまった。
どうして、USDAは、7ヶ月前に、再検査をしなかったのか?
皮肉にも、昨日のBSE発表の前日、ジョハンズ農務長官は、ミネソタ大学でのラウンドテーブルで、BSEの科学について話をしたが、出席したどの科学者たちも、再検査の必要性なりプロトコルについて、討論をしたものはいなかった。
われわれから見れば、USDAは、検査手続きについて、方向転換(flip-flopping)をしたように見える。
以前、USDAは、われわれに対して、IHC検査は、最初の検査が陰性であった場合の確認検査に用いられるゴールドスタンダードの検査であると、いってきた。
そ して、IHC陰性で、ウェスタンブロットでのみ陽性となった日本の二つのケース(8例目(23 ヶ月齢)及び9例目(21 ヶ月齢)を日本側が陽性と発表したことに対して、アメリカは批判したが、今回アメリカが「弱陽性」としたケースは、アメリカが批判した日本のケースとまっ たく同じであり、いまとなっては、むしろ、アメリカサイドの方が、BSEを支える、より完全な科学的分析が必要である。

http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=5244


[1943] Re1942 投稿者:真名 投稿日:2005/06/11(Sat) 22:36  

笹山さん「まず、迅速検査では、3頭とも、陽性であったこと。次のIHC検査では、3頭とも、陰性であったこと。そこで、inconclusivesと結論付けたこと。」
ということになりますね。 結果的に。 コメントの不要点は適当に修正します。

やっぱり読売新聞記事の表現は事実報道としてはヘンすぎます。
▼2回の検査で疑いが晴れなかったため、3回目の追加検査と、イギリスの専門機関へも検査を依頼するとしており▼
これを読んで、もとがロイター記事やUSDA声明のことだと分かる方はおられませんよね(笑)。
毎日新聞記事には、笹山さんのおっしゃる欠点がありますが、読売記事を読んだあとだったものですから(笑)。 それに私にはこれほどの記事は書けませんです。

検査について日本のレベルが高いらしいんですが。 この方面のトップ北本先生のご発言です。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22464488.html
http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/gijiroku.htm
北 本委員   ▲人の場合WHOではポジティブリファレンスを作ってる。私もCJDのサンプルを送った。M1の典型を送ってくれといわれ。マウスの感受性、 タイピングなど、全て人の場合は作っている。日本はものすごい労力をかけている。日本はこれこそ世界貢献すべき。いかに immunohistchemistryの感度がWBより低かったのかということが2例でわかった。repidテストの感度というものが低く、ちょっとで も引っかかるとWB競合する。我々のサンプルを世界貢献のために使わないといけない。OIEのゴールデンスタンダードを変えていくデータがある。▲
これは日本バージョンのウエスタンブロット法なので、英国バージョンのとどの程度違うのか?私にはわかりませんです。
日本での検査例は、異常型プリオンの存在は疑義はないのでは? それだけで私には十分(笑)。
一応、いま品川先生がその感染確認試験をやっているはずなんですが。 この結果はでていないと思います。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1942] Re:[1938] 免疫組織化学法 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/11(Sat) 22:18  

A、米国が散々文句をつけてくる、日本の8例目(23 ヶ月齢)及び9例目(21 ヶ月齢)は、WB のみが陽性であり、IHC は陰性。
B、2004 年7月22 日付けのBSE に関する専門家及び実務担当者会合(WG)報告書
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bse/pdfs/3_hokoku_j.pdf
の4ページには
「日本は、日米両国はBSE の発生頻度が低く、発生頻度の高い国で用いられている検査方法よりもより感度の高い検査方法(WB をIHC と並行して用いること)が用いられる必要があると主張している。」

今回の牛をBSEと判定すると、Aのような主張は難しくなるし、Bの日本の言い分を認めることになりますよね。



[1940] 米国は検査能力が無いのか?? 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/11(Sat) 21:40  

2004 年7月22 日付けのBSE に関する専門家及び実務担当者会合(WG)報告書
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bse/pdfs/3_hokoku_j.pdf
の3ページには
「米国はBSE の検査診断手順について説明した。それによると、BSE の定義は、次の基準のいずれかが満たされた場合である。
A. ラピッドテスト(迅速検査)及びIHC で陽性
B. ラピッドテスト及びWB(英国バージョン)で陽性(サンプルがIHC に適さない、又は脳幹部が外観上特定できない場合)
又は
C. IHC のみ陽性(ラピッドテスト又はWB に使用できる新鮮な脳の組織がない場合)」とあります。
 報道やここでのやりとりを見ると、Bのケースに当たるのではないでしょうか。
 なぜ、英国まで検査に出して確定診断を求めるのでしょう??


[1939] Re:[1937] RE1933: 念のため確認を 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/11(Sat) 19:35  

真名さんの掲示板は、修正が効かないので、そのままになっていますが。
USDAの記者会見−下記サイト−の下の方まで読んでいくと、いろいろ、書いていますね。
まず、迅速検査では、3頭とも、陽性であったこと。次のIHC検査では、3頭とも、陰性であったこと。
そこで、inconclusivesと結論付けたこと。
今週になって、Inspector General(OIG)の要請で、WB検査をして、3頭のうち1頭が陽性であったこと。
IHC検査のメリットとしては、ホモジェネートしていないために、汚染部が明確にわかること。
ということですね。
で、おっしゃるように、「しばしば、ウエスタンブロット法といわれている(often referred to as )SAFイムノブロット法」でした。
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0206.xml

http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0207.xmlUSDA


[1938] Re:[1936] [1935] 免疫組織化学法 投稿者:真名  投稿日:2005/06/11(Sat) 17:47  

どうもありがとうございます。
免疫組織化学法単独ではBSEを見逃すおそれがあるということは、以前から欧州側では言っていたそうです。いずれにせよ単独ではダメなんじゃないかということは動かないのでは?

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1937] RE1933: 念のため確認を 投稿者:真名  投稿日:2005/06/11(Sat) 17:39  

▲「三頭が、簡易検査とIHCで 結論の出ない検査結果となった。Inspector General(OIG) が再検査を要求し、ウエスタンブロット検査(SAFイムノブロットであるウエスタンブロット)で 、それらのサンプルの中の2頭については、陰性、 1頭が陽性であった。」▲
ということですが、
▲Three of these animals tested inconclusive and were subsequently subjected to immunohistochemistry, or IHC, testing. The IHC is an internationally recognized confirmatory test for BSE. All three inconclusive samples tested negative using IHC. ▲
従って、3頭は、「迅速検査で不明」「免疫組織化学法で陰性」です。
▲ all three of these samples be subjected to a second internationally recognized confirmatory test, the OIE-recognized SAF immunoblot test, often referred to as the Western blot test. We received final results a short time ago. Of the three samples, two were negative, but the third came back reactive. ▲
ですから、「3頭をウエスタンブロット法で試験し、2頭は陰性、1頭が陽性」です。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1936] Re:[1935] 免疫組織化学法 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/11(Sat) 17:24  

星の数ほどというのは大げさですが、いろいろな検査方法があるわけですからね。
なんとも、いえないのでは?
こういう話がありますね。
EUでのスクレイピーの簡易検査としては、
indirect ELISA (cELISA)
colorimetric sandwich ELISA(sELISA I)
chemiluminescent sandwich ELISA (sELISA II)
Western blot (WB)
などがあるのですが、サンプルのスクリーン検査としては
ドイツでは、 sELISA I が優勢で、フランスでは、 WBが優勢ということなので、ドイツとフランスのスクレイピーの簡易検査と確定検査とでは、いつも、数の不一致が大きいというのですね。
48のドイツの羊と、209のフランスの羊と、19のフランスのヤギのTSE検査を、確定検査はSAFイムノブロットかimmunohistochemistry検査でしたところ、フランスでは、29、ドイツでは、24のスクレイピーの見落としがあったということですね。
http://www.agobservatory.org/library.cfm?refID=30422 参照
まあ、こうしてみると、いずれの検査方法の裏には、各検査メーカーさんの熱い商戦が隠されているわけですから、不本意にも広告塔とならないためには、「どの検査方法でも、完全なるものはない。」といっておいたほうがいいのではないでしょうか。

http://www.agobservatory.org/library.cfm?refID=30422


[1935] 免疫組織化学法 投稿者:真名  投稿日:2005/06/11(Sat) 16:46  

米国では免疫組織化学法で確定診断なんだそうですが。 以前から問題になっていたとか。実際のところどうなんでしょうか?
http://www.jc-press.com/kaigai/200502/022501.htm
▲  2004年11月に米国で見つかった牛海綿状脳症(BSE、狂牛病)に感染の疑いのある牛をめぐって、米国の消費者団体、米消費者同盟(CU)は2月 24日、米農務省(USDA)が国際的に認められている重要なBSE確定検査「ウエスタンブロット」を怠ったと非難し、USDAに対し再検査の実施を要請 した。感染の疑いが持ち上がった後、USDAは別の検査方法に基づき、陰性と発表していた。
 日本や欧州の検査当局は、高感度で異常プリオンを検 出する「ウエスタンブロット」を用いて、一次検査で陽性の疑われた牛のBSE感染を最終的に確認しているが、USDAはそれを怠った。日本が米国産牛肉の 輸入を停止するきっかけとなった米国初のBSE感染牛発生時、USDAは「ウエスタンブロット」を用いていた。▲
昔は米国もウエスタンブロット法だったんですね。

http://www.americanmeat.jp/safety_trd/bse_04.html
▲ アメリカで行われるBSEサーベイランスでの検査はエライザ法を使った迅速テストと免疫組織化学検査を利用している。▲

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1934] Re:[1933] [1932] 読売新聞の記事は事実報道とはいえない 投稿者:真名  投稿日:2005/06/11(Sat) 15:57  

確かに毎日新聞もそこには触れておられません。
まあ不足分については続報があるかもしれませんので、とりあえず静観したいと思います。
読売新聞は、「疑いが晴れなかった」で済ましているのは偏向的ではないかと思います。間違いとは言いませんけどね。


http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1933] Re:[1932] 読売新聞の記事は事実報道とはいえない 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/11(Sat) 15:32  

USDAの報道のみ正解ということですね。
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0206.xml
真名さんが正解といわれる毎日新聞さんの記事でも、このUSDAの発表の中の「Three of these animals tested inconclusive 」の部分は、触れていませんね。
で、これに触れているのは、朝日新聞さんなんですけれども、http://www.asahi.com/international/update/0611/008.htmlでは、「米農務省によると、簡易検査で3頭の陽性牛が見つかった。確認のための別の検査では3頭とも陰性となったが、今週行ったウエスタンブロット法による検査で1頭が陽性となった。」と解釈していますね。
し かし、正確にいえば、「(2004年6月から始まったアグレッシブ・サーベイランスプログラムで対象となった375,360 のサンプルの中で、)三頭が、簡易検査とIHCで 結論の出ない検査結果となった。Inspector General(OIG) が再検査を要求し、ウエスタンブロット検査(SAFイムノブロットであるウエスタンブロット)で 、それらのサンプルの中の2頭については、陰性、 1頭が陽性であった。」ということなのでしょう。
参照
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0207.xml
During that surveillance process we have had three inconclusives on rapid tests. It's a rapid test that is done, and there were three inconclusives.

"Each was then followed up with an IHC test. Each confirmatory IHC test was negative. The Inspector General, in reviewing our surveillance system that we have in place, decided to retest with a second confirmatory test which is called the Western Blot. We have received test results showing a positive on one animal for the Western Blot.

http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0206.xml


[1932] 読売新聞の記事は事実報道とはいえない 投稿者:真名  投稿日:2005/06/11(Sat) 13:53  

笹山さん。 こんにちは。
私モロイター等のモト記事を見てみたんですが、まだ確定診断待ではあるようですね。
ついでにマスコミ報道も見てみたのですが、モトは同じ米国政府発表なのに、なんでこんなにも違うのか?
特に読売新聞。 他の分野でもこんなことをやっていないか心配。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/24886142.html

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1931] アメリカでBSE発生 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/11(Sat) 12:14  

アメリカでBSEが発生した。
老齢の牛で、と畜場まで歩いてこられなかったダウナー牛であるとしている。
昨年11月にいったん簡易検査をした時に陽性となり、他の検査( IHC)では陰性となった。
今週になって、USDAのInspector General(OIG) が再検査を要求し、違う種類の検査(SAFイムノブロット法であるウエスタンブロット)をしたが、ウエスタンブロットで陽性と判明した。
なお、イギリスのウェイブリッジ研究所で、詳細検査のため、検体は送られた。
今後の日米牛肉交渉に与える影響について、USDAは「老齢の牛でもあり、影響はないであろう。」としている。
し かし、USDAは、この牛の出生地などをまだ明らかにしていないため、来月7月27日に迫ったモンタナ地裁とのカナダ生体牛貿易再開差し止めに関する最終 ヒアリングに対しては、今回のBSEがもし、カナダ産であった場合には、大きな影響を与えることになるものと思われ、また、そのことは、日本との牛肉貿易 再開に対しても大きな影響を与えることになる。
参照http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0206.xml

http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?storyID=8761418&type=worldNews


[1930] Re:[1928] ベトナムの顕性感染は何割なのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/11(Sat) 08:32  

ときさん。
おっしゃるヴェトナムでのH5N1の顕性感染と
不顕性感染( inapparent infection または  asymptomatic infection または latent infection または  subclinical infection )との割合は、しらべましたが、今のところわかっていませんが、重要な指摘だと思います。


[1929] この際、髄膜炎発症患者にもH5N1ウィルスがなかったかを検証すべしとのRecombinomicsの主張 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/11(Sat) 07:30  

Recombinomicsでは、昨日のWHOの尾身茂氏のコメントについて触れ、WHOとFAOは、中国から発生した鳥インフルエン ザのウィルスのサンプルを共有し、そのウィルスが人感染の変異をしていないかを、早急に確かめるとともに、それにとどまらず、北インドでの西ナイルウィル スによるものとも思われるカラスの死や、髄膜炎と思われる感染例についても、ウィルスのサンプルの収集を急ぎ、これらも、H5N1の変異によるものである のかないのかを確かめる必要があるとしている。
そして、「WHOは、いまや、電話により現地の状況を把握することをやめ、感染現地に立って、中国とインドでの真のデータ把握に努めるべきときである。」としている。

http://www.recombinomics.com/News/06100502/H5N1_Genes_China_India.html


[1928] ベトナムの顕性感染は何割なのか? 投稿者:とき 投稿日:2005/06/10(Fri) 23:47  

 発生地域は、ヒトヒト間感染が成立しているわけですので、問題は、全住民の抗体保有調査をして、正確な感染数と、発症数、死亡数を出 して、そのウイルスに感染したときの、不顕性感染と顕性感染と死亡数(致死数)の概算のデータを出して欲しいと思います。意外と、発症数ならびに致死数 は、感染者全体から見たら小さいのかもしれません。ただし、初度の感染で死者が出るのは確かですので、それに対しては充分配慮する必要があります。

  それから、もうひとつ気をつけたいのは、発症する人(顕性感染者)は、目に見え、移動をとどめておけるので、感染を拡げることでは制御できますが、もっと も注意しなければならないのは、不顕性感染で、さしたる発症もせず、すこし体調を崩す程度で、ほぼ元気に動き回れる人が必ずいるはずだということです。実 はこれが、もっとも感染源であり感染経路の最たるものです。発生地の移動を制限するということの一番大きな目的は、そのような人の移動を制限することだと 思います。これが一番厄介。見るからに具合の悪い人は移動の制限ができても、感染してても平気で動き回れる人に限って、回りで奇病がおこると逃げ出そうと するわけですから。

 おそらく、中国の奇病大流行地において、暴動がおこったりしているのも、このような逃げ出したい不顕性感染者の移動を制限したためでおこっても不思議はないなと思っています。中国のばあいは、こうしたばあい、軍の出動と戒厳令発令でしょうから。

  日本に、新型強毒性ウイルスが入ってくるのも、おそらくそのようなキャリアで入ってくるものと思われます。発症者が目に付いたときは、もう、なるがままこ れといって、まん延を防ぐ手はないと思われます。疫病は、かなり、大きい被害は出ますが全部は死にません。しかし、死に至るほどの感受性であるかそうでな いかは、罹ってみないうちはわかりません。もはやヒトで発生し、ということはヒトヒト間感染が成立しているのですから、できるだけ早く、それに適合したワ クチンを処方できるよう、今秋まで間に合うようにつくって確保したいものです。(H5N1型は強毒タイプで、孵化鶏卵での製造も充分なウイルス量に達する 前に、鶏胎児を殺してしまうと聞いたことがあります。実際は人用のワクチン、製法が確立されていないのでは?)

 100年に一度あるかな いかの、巨大津波や巨大地震、巨大台風(ハリケーン)、大洪水などに、ぼちぼち、「疫病」も現実化する覚悟が必要なようです。中国が『伝染病は国家機密』 であるという姿勢をやめて、いちはやく事実を公表することにならなければ、不安のベールを薄くすることはかなわない。あらゆる「疫病の病原の巣」であるこ とは間違いないのだから。

 何事も感染源・感染経路を隠蔽したら、なかなか、それから被るものの克服と対処は困難になる。予測予想予期して向かうことができないのだから。

 他国に疫病を撒き散らすことも、国家戦略にしようとするための「国家機密事項」であるならば、それは未必のテロ国家ともいわねばなるまい。とにかく、伝染病の情報の透明性を願うばかりだ。


[1927] 世界保健機関(WHO)の尾身茂・西太平洋地域事務局長の警告 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/10(Fri) 22:39  

ときさん。
いよいよ、中国は、赤信号のようですね。
WHOも、動き出しました。

今日の尾身さんの記者会見の概要は次のとおりです。

中国での二つの感染例から見る限り、今回のウィルスは、より多くの種に対して、高い病原性を持ったものになっている。
このウィルスは、不安定であり、予測不能であり、神出鬼没であり続けている。
中国とヴェトナムとでは、H5N1は、それぞれ異なった働きをしており、中国では、ヒト感染が報告されていないのに対して、ヴェトナムでは、アジア全体のH5N1の死者54人のうち、38人を占めている。
しかし、ヴェトナムでのウィルスは、それほど致命的毒性を持たなくなっているようにみえる。
ちなみに、死亡率は、昨年の60パーセントから70パーセントであったのに対して、今年は、10パーセントから20パーセントにダウンしている。
ヴェトナムでは、H5N1に感染するヒトは増えてはいるが、症状の進行は見られない。
今の状態は、何でもありの状態と見て取れる。
ウィルスの活動状態の様子から見ると、新らしい不愉快な状態があるかもしれない。
これ以上の感染から身をまもるためには、ウィルスがヒト感染に適した変異をしているかどうかを見届けなければならいし、そのために警戒を高めなければならない。
WHOにとっては、緊急状態が依然続く。
そのためには、各国が情報や研究や、ウィルスのサンプルを共有し、国際的にこの病気と闘うことが必要である。
同時に各国は、ワクチンの開発と、利用可能な抗ウィルス薬の製造を含む、備えをしなければならない。
北京は過去において、自国において発生した鳥インフルエンザの情報開示に乗り気でなかった。
WHOとしては、サンプルの共有が非常に重要であるとの観点から、中国からウィルスのサンプルを取り寄せることができるように期待している。
また、WHO当局としては、WHOが中国の衛生当局者とともに、多数の野鳥が死んだ青海地区に行くことを、中国当局が許可してくれるのを待っている。

これに対して、中国の保健相は、WHOチームが、感染地域にいくことができるようになるであろうと、報道に語ったという。

http://www.usatoday.com/news/health/2005-06-10-who-birdflu_x.htm


[1926] ここにきて 投稿者:とき 投稿日:2005/06/10(Fri) 21:41  

 いよいよ、日本のウインドウレス鶏舎養鶏体制が、威力を発揮しているかのようです。(冗談)

 とはいっても、本当に 日本の自然界(の野鳥)に入れば、いかにウインドウレス鶏舎といえども、完全密閉は不可能(ネズミ、ハエなどで侵入、ヒトも感染源になりうる)ですから、 おそらくひとたまりもありません。迅速的確な対応をとれば、養鶏舎からの急激な感染拡大を防止することはさほど困難ではないでしょう。(本当の問題は、実 は、ウイルスがあることではなく、ウイルスに対する免疫を有していないことのほうにあるのですが。人間はまだ、ウイルスに対する認識のファシズムから脱す ることができないでいます。)
 
 しかし、ウイルスも自然界のものですから、その地域の野鳥が生き残って抗体をもっているということは、 もはやそのウイルスは常在化したものとみなし、通常のワクチネーションの体制に組み入れることが常識です。そうなったときは、感染を受けない発症させない は、もはや非現実的です。

 もうそろそろ、日本の野鳥の抗体保有検査の定期的な調査が必要な頃でしょう。どこか、大量に被害を受けてか ら、対策を進めるのではなく、被害が出る前に、対策をつくっておいたほうが、被害額(あるいはコスト)は最小で済みます。清浄国を堅持などという、キチガ イ理念は、もうそろそろ止めにして欲しいものです。侵入が認められたら、即、ワクチンの体制を整備する必要があるでしょう。

 それは、人 間の場合も全く同じです。このままでは、ワクチン未整備の時のサーズパニックとまず同等のことがおこるものと思われます。今年は(特に夏以降は)、ヒトの 疫病も大流行してしまうことは、充分予想の範囲内になってきました。地震疫病戦争、ひょっとして、全部いっしょになるのか? (第一次世界大戦のころのよ うだ。)

 正直、家畜の疫病は、中国の経済に相当の打撃を与えているのではないだろうか? おまけに、食糧問題にもなっているので は・・・。しかも、農民暴動も激しいようで。食糧問題の点で北朝鮮はもうすでに破綻しているようですね。政治体制は維持したいし、経済支援・援助は欲しい し、なかなか難しいところにいるようです。とりとめもなくてすみません。

WHO、鳥インフルエンザウイルスへの警戒を呼びかけ(ロイター) (10日20時3分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050610-00000241-reu-int
ヤフーニュース 鳥インフルエンザ
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/bird_flu/?1108544184
[1925] ジョハンズ農務長官自ら、ダブルスタンダードを認めたくだり 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/10(Fri) 19:43  

昨日のミネソタ大学での牛肉に関するラウンドテーブル・ディスカッションの模様は、1916で概略紹介したが、中でも、特筆すべきは、ジョハンズ農務長官自ら、日本や韓国などの輸出国と、カナダとのダブルスタンダードぶりを認めたくだりだ。
このことについては、日本のマスコミは、まったく取り上げていない。
USDA長官自らダブルスタンダードを恥じているのに、なぜ、日本の食品安全委員会は、この点を無視するのだろうか、わからない。
つまり、アメリカ・カナダの牛肉輸入問題が解決しない限りは、アメリカの牛肉輸入問題自体を、日本は論じることはできないはずなのだが。

以下に概略する。

「もし、われわれが、カナダでの取り扱いと同様の標準を日本に適用しない限り、日本に対して、科学にもとずいて意思決定したと主張することは、むづかしい。
われわれは、日本に対して、アメリカの牛肉は、安全であるといっており、日本が輸入再開をしようとしないことに、いらだっている。
しかし、われわれは、まだ、カナダとの生体牛の輸入再開をしていないのである。
このダブルスタンダードが、われわれを傷つけ、それ以上に、日本と韓国の牛肉市場を失わせているのである。」

It is difficult to insist that Japan make decisions based on science when we are not applying the same standards to our treatment of Canada.

We tell Japan our beef is safe, which it is, and we become impatient when they won't open their borders.

Yet, we have not opened our borders to Canadian beef.

The double standard is hurting us and in more than the lost Japanese and Korean markets.

http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0201.xml


[1924] ブルネイで鳥インフルエンザ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/10(Fri) 19:08  

これまで、鳥インフルエンザが発生していなかったブルネイで、100羽の鶏が、H5N1に感染した。
ブルネイでは、年間15,000メトリックトンの鶏肉と、 5,000 メトリックトンの卵を生産している。

http://www.abc.net.au/ra/news/stories/s1389287.htm


[1923] 日本で高3が爆弾、53人怪我 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/10(Fri) 17:52  

爆発物:教室に投げ込む、53人けが 高3男子逮捕 山口
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050610k0000e040059000c.html
どこの話かと思ったら日本でした!
連続して起こった線路の置石事件もそうだけれど、今後は模倣犯が出ないような報道が求められるような。。。


[1921] 何事も米国はこの調子! 投稿者:とき 投稿日:2005/06/10(Fri) 15:27  

米厚生省、バイオテロ関連論文の出版停止求める
2005.06.07
Web posted at: 19:38 JST
- CNN
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200506070019.html

 つくづく日本(人)なんて、のんきなものだ。

 水と空気と安全はタダみたいなものだと思ってるところから、そろそろ(もうとっくにか)脱皮しないといけないようです。
 いざ、西方で有事になれば、日本国内は、かなり危ないのですがね。(工作員わんさかいます。) オーストラリアどころじゃない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050608-00000046-reu-int
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/australia/



[1920] 口蹄疫により中国産稲わら禁輸 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/10(Fri) 14:37  

中国産稲わら禁輸波紋 代替飼料活用促す/農水省
[2005年06月10日付]
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/
(略) 主に肥育牛の飼料に使われてきた同国産稲わらの代替飼料として、米国産などの粗飼料利用を呼び掛け、稲わら不足の影響を最小限にとどめたい考えだ。飼料流 通業者は代替原料の確保に躍起になっている。既に輸入粗飼料の相場も20%近く上がっており、肥育牛産地に影響が出てきそうだ。
 口蹄疫の国内へ の侵入防止へ、同省は5月28日から中国産稲わらの輸入をストップ。稲わらは、牛肉のさし(脂肪交雑)を入れるのに使われ、同国産も利用されてきた。国内 の飼料用稲わらの年間需要量120万トンのうち、中国産は15%を占め、重さ20キロほどの梱包(こんぽう)状態(農家着1キロ40円前後)で輸入されて きた。…

===========
話はかわりますが、牛タンに関する毎日新聞の記事がありました。値段が上がっているのは禁輸だけの問題ではなく「誰か」が買い占めて高く売れる日を狙っているということもあるみたいですね。といえば米国産牛肉もないない、といわれてから後も、出てきましたね。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shoku/news/20050609dde001040035000c.html


[1919] こっちの方はすばやいですが 投稿者:とき 投稿日:2005/06/10(Fri) 12:29  

<農水省>鳥インフルエンザで米NY州産の鶏肉など輸入停止

 農林水産省は9日、米ニューヨーク州で弱毒性の鳥インフ ルエンザが発生したとして、同日付で同州産の鶏肉など家きん肉の輸入を停止したと発表した。農水省によると、同州からの輸入実績は「ほとんどない」(食肉 鶏卵課)という。米国での輸入停止は、コネティカット、ニュージャージーに次いで3州目。米国、カナダ、メキシコの北米3カ国で弱毒性の鳥インフルエンザ が発生した場合、日本は州単位で輸入を止めている。【望月靖祥】
(毎日新聞) - 6月9日22時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050609-00000136-mai-pol


[1918] 「現役雑誌記者による、ブログ調査分析報道!」というブログ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/10(Fri) 11:09  

このブログには、以前私のサイトなども紹介され、今度は、この掲示板でもおなじみの真名さんのブログも、紹介されているのだが、ここの部分「ボスは「おれは、今、役人と近い立場にいるが、こと、この問題だけは、かえることができるかもしれない」といっています。」http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/24736624.html#commentsは、ちょっと、権威主義的なものを、正直感じましたね。
だったら、本業で、ちゃんとやってくださいっつうの。
これは、ホロニックな世界にピラミッドやエンクロージャーを持ち込もうという魂胆の記者ブログ論に立ち返ることなんですけれども。

http://officematsunaga.livedoor.biz/


[1917] トラックバック魔? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/10(Fri) 10:31  

確かに、このサイトhttp://koni.tea-nifty.com/koni/2005/02/post_3.htmlやこのサイトhttp://blog.goo.ne.jp/simauma_dx/e/515e73096f151a376f1bda34b5672b2cが言われるように、こちらの記事に関連性や言及がないにもかかわらず、トラックバックを送ってくるブログが、結構ある。
こういうのは、トラバ・スパム(あるいは、スパム・トラックバック)とでもいうのかな?
アクセスランキングかなんかあるからなのだろうが、アクセスを増やしたいお気持ちは十分わかるのだが、こちらとしては、なんか、自分の記事に言及しているブログなのかな?と、のぞきにいくと空振りというケースだと、なんとも、腹立たしくなってしまう。
トラバ・スパムに精力を費やすより、ご自分のブログの中身を更新・充実されるほうが先決かとも、思われてくる。
ということで、私自身としては、私の記事に言及している場合に限り、感謝の意味を込めて、コメントを添えて、トラバするということで、自重している。

http://koni.tea-nifty.com/koni/2005/02/post_3.html


[1916] 昨日、ミネソタ大学で行われた牛肉に関するラウンドテーブル・ディスカッションの模様 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/10(Fri) 08:57  

昨日、ミネソタ大学で行われた牛肉に関する公開のラウンドテーブル・ディスカッションの模様は次のとおりであった。
ジョハンズUSDA農務長官は、「カナダからの生体牛の輸入がなければ、アメリカの消費者たちは、他の蛋白資源に移行してしまう。」と、危機感を持ってうったえた。
ジョハンズ農務長官の基調スピーチ全文は、このサイト
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0201.xml
に掲載。
なお、パネリストには、カナダ関係者はいなかった。
また、R-CALFの Bill Bullard氏は、「アメリカの牛肉に関するリスク・ミチゲーションには、欠陥があり、不適当である。」とした。
ラウンドテーブル・ディスカッションへの出席者は、下記のとおり
1.American Farm Bureau Federation, 2.American Meat Institute,3. National Association of State Departments of Agriculture, 4.National Cattlemen's Beef Association, 5.National Farmers Union, 6.National Meat Association, 7.National Milk Producers, 8.National Renderers Association, 9.Ranchers-Cattlemen Action Legal Fund United Stockgrowers of America (R-CALF USA) 、10.the World Organization for Animal Health (OIE)
http://www.allamericanpatriots.com/m-news+article+storyid-11311-PHPSESSID-39c5dca4383eff616b738021efbe9dbb.html
http://www.casperstartribune.net/articles/2005/06/09/news/regional/61874ad93f4ecb528725701b007dab83.txt
参照
当日の他の出席者の発言は、このサイト
http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=webcast_bse.xml
から見られる。
実況ビデオは、下記サイトをクリックしてください。
日本のリスコミよりは、かなり洗練されていますね。

mms://151.121.2.21/content/secy/secy060905a.wmv


[1915] Re:[1914] [1913] ホロコースト修正主義の日本版 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/10(Fri) 08:48  

>「過去に目を閉ざすものは、現在にも盲目である」「残虐行為を思いおこすことをこばむものは、すべて、それに影響された新たな危険にさらされがちである。」

いろいろ難しいですね。私なんかは頭にひまわりが咲いてるほうの部類ですね。
と ころで、私は日本の原発のメンテナンスを反日運動盛んな国の企業にまかせるという話をきいたときに、ちょっと悩みました。(危険な仕事を安くおしつける? というのもそうだけど)、反日というところが引っかかります。でも、事故があったとしたら、それはもはや日本を超えた、近隣どころか世界に影響がある問題 なわけだし、原発だけじゃなくとも、板コ一枚下は地獄だ、の世界に我々は生きてるんだなぁ、と。

先ほどから掲示板汚しすみません。


[1914] Re:[1913] ホロコースト修正主義の日本版 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/10(Fri) 08:39  

みたいな風潮が、政界の一部にあるのかも知れませんね。
残虐の歴史の風化が、新たな、残虐の歴史の始まりというわけですか。
それにしても、ワイツゼッカーさんが「荒れ野の40年」でいった「過去に目を閉ざすものは、現在にも盲目である」「残虐行為を思いおこすことをこばむものは、すべて、それに影響された新たな危険にさらされがちである。」との言葉は含蓄に富んだものでしたね。


[1913] 認めるな 投稿者:ここで一番 投稿日:2005/06/10(Fri) 08:32  

戦争の冤罪を認めてしまえばどんな大変なことになるか、我が国は戦後、身をもって充分に判ったはずだ。
冤罪など絶対に認めてはいけない。今でも良い言うべきことは言わないと、バカ民族か、犯罪国家となり、人類史に残される。

戦争では負けても、人道的に勝てば、『裁判で勝者』になれるのだ。それでこそ偉大な人類の歴史となる。


[1912] Re:[1902] >[1899] 日本の農薬「農協さんが撒けというから撒く」 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/10(Fri) 08:18  

>  日本国内の農産物水産物、使用薬剤には意識が高まり厳しいのは確かですが、貿易摩擦になりかねないとの配慮からか、海外のものには非常に甘いように思われてなりません。それはオレンジや、バナナでもいえるでしょう。

こ れですが、たとえばオレンジなどは米国国内での流通を禁じられている薬剤を塗りたくって日本には送ってるそうですから、「甘い」というより、属国、植民地 扱いを甘んじてるんでしょうし、知ってる人は買いませんよね。知らない人は買うけれど。お菓子の本でもレモンは「国産レモン」とわざわざ表記してるものも あります。

> 問題は、他人が食うものは自分が食うものではないという心根で、いい加減な、どうでも形になればいいという作り方をする民族や国民性のところから入ってくるものです。

民 族性というのはあるでしょうけど、心根とか、こういうのは国境、人種を超えた問題と思います。日本だって、「地頭は倒れてもひらたけを掴め」の時代から浅 ましい人はいるわけだし、今もいるし、三菱自動車も雪印も日本の会社だし、お釈迦様はインド人、キリストは白人、キング牧師は黒人だし、どこでもいい人は いい人で、ただその割合は教育と、礼節前の衣食住が足りているかどうかと、いい指導者がいるかいないかが関係するように思います。鬼畜反日、なんて教育 やってりゃ大戦前の「鬼畜米英」の日本みたいになるだろうし。教育って恐ろしいですね。

ただ、ある程度、民族性はあると思います。私は同 一製品のメキシコ工場と中国工場のを昔扱ってましたけれど、メキシコは工場もレゲエがガンガン流れて、男の子と女の子がくっちゃべって、クリスマス休暇が 明けると帰ってこない人も少なくないというラフさ・陽気さだったけど、中国の、その工場のは、すごくキッチリ、まじめ、みんな必死、一頃言われた 「Made in Japan」みたいに、製品もしっかりしてて、アジアの手仕事?だなぁと思いました。でもやっぱり、農産物など、他の部分では農薬などの問題もあるし、指 導と教育なのでしょうね。教育って大事ですね。。。

それと、日本が海外に安く作ってもらえるのは、人件費もあるけど、日本ならかかるべき 費用、たとえば環境保護にかかる費用が現地ではかからない分もあるとききました。その分例えばアジアだったら黄砂とか、エビだったらエビに使われた薬剤と か、BSEだったらタイソン労組の訴えを見ればわかるように、安価ということで飛びついても、結局、その代償は現地はもちろん自分にも返ってくるんです ねぇ。


[1911] WHOが中国・青海省視察を、中国側に要請 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/10(Fri) 08:00  

水曜日、FAOの北京事務所代表のNoureddin Mona氏は、WHOが、中国・青海省におもむき、現地での鳥インフルエンザに対する発生当初の措置がどのようなものであったかを検証するために、中国を訪問したいということを、中国側に要請した。
その根拠として、FAOやWHOは、最悪の事態に対処するため、としている。

http://www.recombinomics.com/News/06090502/H5N1_WHO_Qinghai_Visit.html


[1910] Re:[1907] [1902] 人のいうことはやっぱり、うのみにするものではないですねぇ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/10(Fri) 06:49  

>  当時、農協で農薬販売にあたっていた人に、話しを聞いたことがありますが、販売現場には発がん性の疑いがあるから販売をやめるなどの連絡は一切無かっ た。メーカーからは製造を中止しますという連絡だけだったそうです。むしろ、問屋さんから在庫限りだからと売込みがあったそうです。 

自 分の身を守るのは自分しかいないことがよくわかる経緯ですね。人のいうことをうのみにすると身を滅ぼします。いい食い物にされているというか。。自分で農 水省?に電話をしたりして理由を聞いたり、使用する製品についてちゃんと調べて確かめないと、やられますね。(BSEでも肉骨粉の使用禁止が通達される 1ヶ月前に飼料製造の場で、通常以上に消費がなされたんですよね。在庫処分か知りませんが月報に記録が残っていて、発生が一番多い年度ですよね)

とにもかくにも、この狭い地表面積の割には世界の半分の金額の農薬を日本は消費しちゃってるようで、いいところは先人に倣えということで、減農薬を推進している人々や、食の安全に厳しくなったドイツや他の国は、きっとそれぞれ創意工夫で乗り切られているんでしょう、
虫 は世界中にいるわけですから、それぞれ、何かきっと工夫されて対策されてるんですよね。対策情報が(地域レベルで)共有されるようになるといいですね。こ ういうのはやっぱり若い人の力で情報収集をすることが多いでしょうし、農業人口に高齢者の多い日本が、そういった意味でいかに農業に力を入れてなかったか がわかりますね。なにやらBSEと同じ構図のような。。

日本でも対策を公開されている方もおられるようです。↓
http://homepage2.nifty.com/noro831/

作 物に虫がわーっと沸いたときの哀しさを思いますが、一方で農家さんが農薬中毒を起こしたり、また、日本は世界に冠たる原因不明のアトピー大国だったりする わけで、因果関係は全然わかりませんけど、世界的に見て、それだけ量的に、念入りに化学物質(にしろ天然由来にしろ)を使ってりゃ、生態系でめぐりめぐっ て、何かしら影響はなくはないだろうというように私には思えます。それから、抗生物質みたいに耐性虫とか出てきそうな。。(^^;なんにしても、薬減らし て凌いでる人たちはどうやって対策しているのか、その工夫点を知りたいですね。宮澤賢治みたいな人の出現を願って(^^

あと、中国、他の、目に見えない国々も、本当に心配ですね。とくに中国は断片的に恐ろしいニュースが聞こえてくるだけに。。


[1909] もう一つ農薬問題の現場から 投稿者:とき 投稿日:2005/06/10(Fri) 00:27  

 登録失効に関して、明らかにいえることは、従来からあった廉価な農薬が消えて、新開発のろくに効果の無い値段の高価な農薬を選択せざるを得ないことが、確実にあります。
  登録失効という制度を利用して、安い農薬をなくして、メーカーの収益向上のための高い農薬を選択するしかなくなっています。農薬には、ジェネリック薬品は ないのです。それがますます農家の経営を逼迫させています。反収をあげるということがますます至上命題になっていきます。ますます、狭い場所に、資金を投 下する悪循環に陥っています。もはや日本では農業生産も成り立ちにくくなっています。
 日本がこんなにもモノづくりを海外依存していいのかどうか・・・。海外のウナギ養殖やエビ養殖によって、環境破壊をしているのは、日本が買うからですね。そのような基盤でいまの日本が成り立っています。話がそれました。
  農薬をふくめた化学薬品メーカーの都合もいろいろありましょうが、農業生産の現場は、私の顔がわかる限りの中では、まじめにこつこつやっている人が多いの が現状です。日本人は法律規則には素直に従いやっている場合が多いと思います。が、海外の農業者が日本人と同じに、そうであるとは到底思えません。モラル の問題です。ましてや、工業製品でも権利関係が滅茶苦茶な隣国の例もありますからね。
 それらに比して、数段上で、日本は法治国家です。他方、どことは言いませんが、あちらはまるで放置国家です。信用できるわけがありません。
 農薬問題も、BSEと同じく、政治から科学へぐっと引き寄せられるようにならない限り、ちょうどいいところの解決は難しいと思います。
 


[1908] [1907] Re:[1902] ざっと読んで 投稿者:とき 投稿日:2005/06/10(Fri) 00:06  

 私が問題にしたのはあくまでも、「防除暦」がいい加減であるかのような記述に対してです。農薬には、私も直接職業として関わっている以上、あまり大雑把なことは見過ごすわけにはいかないと思っただけです。防除暦のミスは大変な問題になります。
 せっかく何ヶ月もかけてつくったものが、たった一度の、まちがった散布で、下手をすれば全部廃棄という憂き目に会います。おまけに隣近所の作物にも影響が及びます。そうそうミスするわけにはいきません。けっしていいかげんなものではないのです。
  ダイホルタンに関しては、きちんと農薬販売業の届出をして都道府県が定める農薬管理指導士や、毒物劇物管理者をおいている販売社では扱いようのなかったも のです。いわゆるモグリ業者が扱ったものでした。けっして正規に流通されたものではありません。それは、農協系列でも同じです。個人的に知った農協職員 が、融通して紹介して、入り込んだものでした。(おそらく個人的にリベートのやりとりはあったでしょう。)
 農薬問題は、それこそ、単純ではあり ません。農薬を悪だとしてしまったら、それを、世界の農業生産地に適用したら、たちまちのうちに、食糧確保は難しくなり、現在のような豊かさを享受するこ とができなくなるでしょう。これは、麻薬と同じで一度使い始めたら、止めることができません。農薬を悪とするのなら、農地を用意して、自分で食べるものは 自分で作ることです。それが一番安全です。農業関係者にじかに関わることが多いので、直接、その苦労を実感しています。100%の安全はありえません。い くばくかの危険を承知しながらやらざるを得ないということは理解しておく必要があるでしょう。すくなくとも、農業生産地において、公設であれ民間であれ、 生果市場出荷のためには、農薬の適正使用はかなり厳しくなりました。残留農薬に関する検査精度も、不必要なくらい精密です。農薬流通も、過剰に在庫するほ ど、あるいは、時期はずれに用いることのないよう、販売する時期も限定されています。登録農薬でさえ入手は期間限定的です。そうそう、大雑把な流通はされ ていません。現在、日本の農薬管理は、かなり厳しいものとなっています。(農薬販売の現場からです。)

 もはや、日本産の食物の農薬問題より、大量に輸入されている農業漁業産品の農薬・化学物質問題のほうがはるかに、重大な危機をはらんでいます。BSEもその一環との認識をもっています。

農薬検査所ホームページ
農薬登録情報検索システム
http://www.acis.go.jp/searchF/index/index.html



[1907] Re:[1902]投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/09(Thu) 23:24  

都道府県が定める病害虫等の防除基準等について、31都道府県で誤記載があったことが判明 平成15年8月20日農水省発表
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20030820press_2.htm
私はかなりいい加減ですが、決して無根拠で行っているわけではないのですよ。その後の農薬取締法による無登録農薬の販売違反を見ても、農協関係がかなりの数あります。専門知識のあるはずの、そして取締法遵守を呼びかける側でも実際は良くわかっていない。

> 従来使われていた農薬の農水省登録期限切れだけのものが記載されて、たまたま使用しても

自 殺者の出た 殺菌剤のダイタルホンは、農薬登録が取り消されたわけではありません。それで無登録農薬になったのではない。厚生省の食品衛生調査会で「動物実験において 発ガン性が認められており、無毒性量(発ガンなどの毒性が顕われない摂取量)を評価しうるデータがないことから」残留基準が5ppmから全作物で検出され てはいけないに変更されました。
 これをうけて農水省が登録更新の際に、発ガン性や催奇形性に関する新たなデータの提出を農薬メーカーに求めました。ところが出されなかった。そのまま更新をせずに89年末までに農薬登録が更新されず失効しました。
  当時、農協で農薬販売にあたっていた人に、話しを聞いたことがありますが、販売現場には発がん性の疑いがあるから販売をやめるなどの連絡は一切無かった。 メーカーからは製造を中止しますという連絡だけだったそうです。むしろ、問屋さんから在庫限りだからと売込みがあったそうです。 
 ダイホルタンを散布すると、特有の香りがして、使用経験者なら直ぐわかるそうです。発がん性が知らされていれば、わざわざ海外から持ちこまれたものを、使用すれば周囲には匂いでわかるのに使うでしょうか。
 農家にとってダイホルタンは、「従来使われていた農薬の農水省登録期限切れだけの農薬」で手に入らなくなった効き目の良い農薬という認識だったとおもいます。
 1989年から99年までに登録が失効した農薬は、約70あります。その登録失効の理由は明らかにされていません。農家などには知らされていません。
 その中には、DNBP・・動物実験で催奇形性が報告されていた除草剤とか、DSMA・・砒素系の除草剤で、動物実験で、生殖毒性や催奇形性が認められたなど毒性の問題と推測できるものもありますが、単に販売不振が理由なのか全く公表されていません。
  あの事件でも、改まっていません。2002年10月にマレイン酸ヒドラジドの農薬登録が失効しました。ニンニク、玉ねぎやジャガイモの発芽抑制に使われて きた農薬です。メーカーの発表では、・ヨーロッパにおけるEU規格(製剤中の遊離ヒドラジンの上限1ppm)に製品が合致するかの検討開始したが、一部製 品で基準を上回ることが判明。云々と遊離ヒドラジンに問題がありそうなのは、わかりますが、本当の理由はわかりません。どうも、遊離ヒドラジンの発がん性 があるらし・・ 2004年3月22日、殺ダニ剤ケルセンが農薬登録取下げられ、販売中止・自主回収が始まりまりました。ケルセンは、1955年に米国で 開発された神経に作用する殺ダニ剤です。世界40カ国以上で使われています。日本では1957年に農薬登録され使われてきました。「殺ダニ剤と言えばケル センと呼ばれ、ミカン農家を中心に広く愛用されていた」、「これほど使い勝手のよい殺ダニ剤はなかった。総合的に見て、代替剤はなかなかないのでは」と評 価されています。
 その50年近く愛用され来た農薬が急に販売中止となる。販売元の説明は新たに環境への影響が懸念される報告が発表されたことを 受けたもの。環境への懸念を払拭するためのデータをうるには、膨大な経費および時間が必要となる。その点の経済性および昨今の農薬を取り巻く厳しい状況を 考慮し事業撤退に踏み切った。現在の農薬の使用基準を遵守する限り安全性は確保されています。」
 これで何が問題なのかわかりますか。
農薬の登録失効の理由が公表されない現行制度では、「従来通り使えば、安全性などには問題がないが、農薬の農水省登録期限切れだけ」という誤認を生じさせるだけです。



[1906] 中国の水不足深刻 投稿者:とき 投稿日:2005/06/09(Thu) 22:38  

中国の水不足深刻、2030年には最悪レベルに
発信:2005/06/09(木) 09:38:01
http://news.searchina.ne.jp/2005/0609/national_0609_002.shtml

《全国的にみれば人口の3分の1を占める華北地域の水保有率は、わずか6%にとどまり》

 長江の洪水は、上流の四川省の森林伐採の影響が大きいという。

 衛生写真で見ると、海への表土の流出も著しいことから、内陸部の農業の環境も、海岸地帯の漁業環境も次第に失われるのは時間の問題である。

 中国は、とにかく、あらゆる資源確保のため、中央アジアやロシアや東シナ海など、進出し続けるほかない。バイカル湖の水資源のパイプライン計画も本気なのだろう。ウズベクにも軍派遣を決定。

上海協力機構:外相会議で反テロ対策強化を確認(毎日新聞 2005年6月4日 22時11分)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050605k0000m030082000c.html
 (中国人民解放軍初の国外活動決定の記事をどこかで見たが、削除されたのか見当たらなくなった。)

 対イスラム教民族(ウイグル族)の弾圧に拍車がかかる。治安が安定することはなく、テロ戦争にも終わりはなく、先も見えない。

中国
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/china/
中国人民解放軍
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/people_s_liberation_army/
ウズベキスタン
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/republic_of_uzbekistan/

  これから中央アジアが、ロシア、中国、インド(とパキスタン)、欧州、米国の覇権争いのステージになりそうだ。火種は尽きない。アフガンもイラクも、 ひょっとすれば、北朝鮮半島も、安定させることは困難なようだ。いまや、もうすでに自立した国家としては困難な模様。電気も満足に供給できないようだ。恫 喝恐喝外交と化している。

 昔の戦争は、水をめぐって、今は、石油とガス。
 食糧と水を含めた資源の問題は、これからも変わらず紛争、戦争の原因でありつづけるのだろう。

 日本列島は、恵まれている。


[1905] Re:[1903] 原因不明の疫病、モンゴルの家畜が大量死亡 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 21:55  

今朝の新疆ウイグル自治区塔城市( XINJIANG TACHENG)でのH5N1鳥インフルエンザ発生で、このモンゴルの羊の大量死も、渡り鳥によるH5N1の疑いも出てきましたね。
ちょうど、ゴビは新疆ウイグル自治区塔城市の真東に当たっていますね。


[1904] Re:[1902] >[1899] 日本の農薬「農協さんが撒けというから撒く」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 21:25  

数年前の無登録農薬問題は、大変な騒ぎとなりましたが、当初、マスコミの報道の仕方にも、「無登録農薬」と「登録失効農薬」とを混同した報道をされたことによる混乱もあったようです。

http://www.maff.go.jp/nouyaku/


[1903] 原因不明の疫病、モンゴルの家畜が大量死亡 投稿者:とき 投稿日:2005/06/09(Thu) 21:23  

 大紀元時報 日本版サイトでも出ました。

原因不明の疫病、モンゴルの家畜が大量死亡【大紀元日本6月9日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d78551.html

ProMED情報
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi
>20050609-0050 ( 2005/06/08 ) PRO>Undiagnosed deaths, sheep - Mongolia (Gobi): RFI
モンゴル
原因不明の死亡、ヒツジ-モンゴル(ゴビGobi地方)

 モンゴル(の家畜)では、いままで経験がなく、初めての感染だということでしょう。現場にいれば、感染源を推定できるはずですが。何らかのウイルスのキャリアが移入されたのでしょう。

  むしろ、中国国内のトリインフルエンザのほうが、将来的には脅威を感じます。おそらく、どんどん変異して、新型がつぎからつぎに発生まん延する状況になっ ています。一つ経験がおわり、耐性系統で繁殖しても、それがまた新たに経験しなければならない状況になっていると思われます。これでは新型に対応するワク チンがいつまでたっても追いつくわけがありません。

 将来、必ずや、ヒトにもおこることを示唆しています。


[1902] >[1899] 日本の農薬「農協さんが撒けというから撒く」 投稿者:とき 投稿日:2005/06/09(Thu) 21:02  

>この暦、専門家が作成しているのですが、結構、その作物には使えない農薬、いわゆる無登録農薬があったりします。

  これは、多大ないいすぎです。無登録農薬問題は、自殺者まででるほど、農産業にとっては大きい問題で、防除暦のほんの間違いで(従来使われていた農薬の農 水省登録期限切れだけのものが記載されて、たまたま使用しても)、できた作物をすべて廃棄という莫迦げたことまでおこりました。

 それほ ど、取締りが厳重になりましたので、記載ミスは滅多にあってはならないことなのです。上記の言は、現場にいるものには聞き捨てならない、愚弄したコトバの なにものでもありません。それほど国内では、農薬使用は、現場にいるものにとって、重大な問題という意識があります。そうであるからこそ、海外からの輸入 農産物の農薬使用のいい加減さにはあきれを通り越しています。

 通関の農産物水産物の検査結果統計をみればわかります。しかもそれは氷山 の一角です。(以前どこかの税関のサイト情報で見ましたが、いま見当たりません。) 日本では完全に過去のものである使用禁止になっている農薬が平気で残 留していたりします。ということは、いまだに、普通に製造され使用されているようです。それだけ、日本の農薬取締法は厳しく、日本の農産物は、他国の商品 作物に比べて数段安全であると判断できます。海外のは正直どのように製造されているのか、見てきたものしかわからないでしょう。案外、報道されていない 分、報道できないような環境なのだと思っておいたほうがよいのでしょう。

 日本国内の農産物水産物、使用薬剤には意識が高まり厳しいのは確かですが、貿易摩擦になりかねないとの配慮からか、海外のものには非常に甘いように思われてなりません。それはオレンジや、バナナでもいえるでしょう。

  日本国内の農薬や水産畜産の使用薬剤に意識を向けている他人は、輸入食料のひどさにも少しは思いをいたらせて欲しいものです。日本人のつくるもの、とくに 顔の見える人が消費すると思ってつくっているものは、自分が食べられないものはつくろうとはしません。問題は、他人が食うものは自分が食うものではないと いう心根で、いい加減な、どうでも形になればいいという作り方をする民族や国民性のところから入ってくるものです。そりゃあ、そうとうひどい話を聞くので すがね。

 産地偽装なんて、まだ、かわいいものです。



[1901] Re:[1899] 日本の農薬「農協さんが撒けというから撒く」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 19:40  

虹屋さん。ときさん。まりちゃんさん。
これはこれは、私の地元の果樹の防除暦を取り上げていただきまして、やや、複雑な思いですが。
果樹農家用には、これをカラフルに書いた防除暦が、各農家の玄関脇に張られています。
都会の方が、これを見れば、ぎょっとするでしょうね。
農家としては、このほかに、アメリカシロヒトリ(略してアメシロ)などの共同防除がありますから、そのエネルギーたるや大変なものです。
それでも、以前に比べれば、米作関係の航空防除が少なくなっている傾向にありますので、以前よりは、ましな状況かと思います。
虹屋さん、おっしゃる「病虫害が発生すると責任問題になるので」の要素は、農協の側にあるというよりも、それを守らなくて、病害が発生した場合の当該果樹農家の近隣農家への迷惑責任問題というのが、大きくあると思います。
果樹は単価が高いがために、余計、その迷惑責任問題というのが、大きく、コミュニティからの締め付けとして、あるようですね。
果樹防除にも、セカンド・オピニオンが必要な時代かも?


[1900] 未承認GMコーン問題/米国の管理に不備投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 19:21  

 米国産飼料用トウモロコシから、未承認の遺伝子組み換え(GM)品種が日本の港で見つかった問題は、米国内のGM管理のずさんさを露 呈した。なぜ簡単に未承認品種が入ってくるのか、なぜ日本が求める輸出前検査を拒否しているのか――農家や消費者の間からも米国の流通管理に不信感が高 まっている。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/
「日本が求める輸出前検査を拒否」日本も舐められたものですね。

農薬の件いろいろお教えくださりありがとうございました。


[1899] 日本の農薬「農協さんが撒けというから撒く」 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/09(Thu) 18:35  

防除暦という作物の苗の植え付け時期や各時期の作業、防除の時期や使用農薬などをまとめた暦を、農協や農業改良普及所が作成して、各農家に配布しています。
 下は、秋田県の果樹防除暦です。34ページ以降にりんご、なしなど各種記載されています。
http://www.maff.go.jp/sehikijun/02touhoku/0205akita/020502kaju/02050205chap4_5.pdf
 本当に必要な農薬だけかというと、農協の営農職員や普及所の職員は、暦に農薬使用を記載しないで病虫害が発生すると責任問題になるので、どうしても予防的に農薬の使用が記載される傾向にあります。
 研究熱心な農家は、これを参考にして自分独自に防除=農薬を使用しますが、大概は、この暦通りに散布しましますし、農協によっては注文が無くても、暦通りに農家に農薬を配達するところもあります。納屋などに使わなかった農薬のビンが良くおいてありますよ。
 これが、アメリカの20倍、金額にして全世界の使用量の47%を占めるとまでいわれる農薬漬けの日本農業の背景の一つ。
 この暦、専門家が作成しているのですが、結構、その作物には使えない農薬、いわゆる無登録農薬があったりします。
 中国では、人民公社が解体されて以降、農村の中に農薬や営農技術の指導普及に当たる人たちがいません。農協の営農職員や普及所の職員にあたる人たちがいません。いたからといって、農薬の適正使用が万全かといえばそうではありませんが、いなければ、かなり酷くなります。
 体系的な農薬を取り締まる法律が中国で制定されたのは1997年で、それまでは劇物・毒物を取り締まる法規などで幾つかの農薬が禁止されたり使用制限があるが、原則的には使用、製造は自由(罰せられない)という状態が続きました。
  ところで、防除暦が作られるのはその地方の主要な作物です。こうした特産品を同じ畑で栽培を続けると、例えば嬬恋のキャベツのように特産地化して栽培を続 けると、畑の土壌中にその作物の病害虫、線虫などが増えてしまいます。一番良いのは、輪作、キャベツの次には小麦を作りとい輪作ですが、特産品いがいは価 格が安い、特産地化=ブランドで有利販売ができるといった事情で輪作は現状では採られません。
 薬剤による土壌消毒で、これまで主剤であった臭化メチルがオゾン層破壊ガスという理由で原則使えなくなりました。お湯を使う方法などが開発されていますが、費用、一度にできる面積などの関係で、薬剤、クロルピクリンなどの使用が続いています。
 これらの薬剤は、土壌中に薬剤を注入、混和し揮発するガスが殺菌・殺虫作用を及ぼします。有効濃度を保つために圃場表面をビニールシートなどで覆いますが、薬剤は大部分は大気中に放出されて拡散します。つまり周辺を漂う=周辺地域のガス室化するのです。
 産地間競争が農産物の特産地化=ブランド化を軸に進む限り、このような事故は続くのではないでしょうか。
 


[1898] Re:[1894] 日本の農薬の使用量 投稿者:とき 投稿日:2005/06/09(Thu) 17:34  

 すべてとはいわないまでも、日本人の几帳面さ繊細さが、結果的にこういうレベルに達する原因になっています。

 野菜・果物は、作るものではなく買うものという感覚が当たり前になり、形・色が揃っているもの、傷の無い見た目のいいもの、流通に適した日持ちのするもの、それらの条件をクリアーするための農薬過剰使用です。

 とはいっても、どちらかといえば、末端消費者の都合というよりは、中間流通段階の利益を最大限に求めた結果ともいえますが。

  今の最大限にヒトの側に都合のよい品種改良の結果、農薬なしではまともにつくれない、あるいは、植物として健全に実を結べない生き物になっています。いま や、無農薬では、採算を考えた農業はとてもできません。それこそ、宗教団体が何らかの思想をもってする営農形態でなければ、成り立たないでしょう。(しか しそれは、単純に食料を得るための目的で、あえて採算を度外視し、人件費も見ないでおこなう、ある意味自給自足のつもりで行なうのに近い。)

 狭い国土のなかで、世界一の集約的な(面積あたりの収穫量・額が最大の)農業生産を行なう日本の避けられない姿でもあります。


[1897] 対案が出せなくて、不信任案が出せるのかな? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 16:39  

まことに深刻な郵政民営化法案をめぐる民主党内なのだが、ここにきて、連合さんからハッパをかけられたせいか、わからないが、郵政民営化法案の対案は出さないが、不信任案は出すという、わかりにくい行動をとられるようだ。
連合さんの無責任なハッパに乗って、自縛することもなかろうに。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050609-00000006-san-pol


[1895] ヴェトナムでの鳥インフルエンザの詳細 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 16:27  

1889の続報だが、新たなヴェトナムでの鳥インフルエンザ感染者は、男が一人に女が二人で、いずれも、病気にかかった家禽を通して感染したという。
男の30歳の方はすでに退院したという。
関係者の話によると、最近、感染スピードは遅くなっているという。
昨年12月16日以来、18人が死んでおり、2003年末以来の死者は、38人に達しているという。

http://www.theage.com.au/news/World/Bird-flu-toll-rises-to-52-in-Vietnam/2005/06/09/1118123949624.html?oneclick=true


[1894] 日本の農薬の使用量 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 16:24  

びっくりドンキーという外食チェーンのサイトからなんですが
http://www.aleph-inc.co.jp/act/
「アメリカの20倍、金額にして全世界の使用量の47%を占めるとまでいわれる農薬漬けの日本の農業状況」

統 計などの資料でなくて申し訳ないんですが、本当でしょうか?「金額にして全世界の使用量の47%」この狭い国土で。知らなかった。確かに、必要もないのに 「農協さんが撒けというから撒く」というのは聞いたことがあるような。中国も毒菜が問題になっていますが、農薬の価格でいうと日本よりははるかに安いので しょうが、それにしても日本は相当使ってるんですね。


[1893] スマトラで3度目の地震警告の論文だそうです 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 14:05  

スマトラ地震「3度目」警告 英米グループが科学誌で
http://www.asahi.com/science/news/TKY200506090214.html
http://www.nature.com/nature/journal/v435/n7043/abs/nature435756a.html
http://www.nature.com/nature/journal/v435/n7043/index.html


[1892] 青海湖のH5N1が、渡り鳥を通じて、モンゴルに拡散していったとの見方 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 12:05  

[1879] 「新疆ウイグル自治区塔城市( XINJIANG TACHENG)でH5N1鳥インフルエンザ発生」 のその後だが、http://www.recombinomics.com/News/06080506/H5N1_Migration_Tibet.htmlでは、青海省で感染の渡り鳥が、チベットからさらにモンゴルに、H5N1を拡散させていったとの見方をしている。
渡り鳥のフライウェイで見ると、このようhttp://www.thaiwaterbirds.com/eng/map_ne_waterfowls.htmlになっていて、この地図http://www.wetlands.org/IWC/awc/waterbirdstrategy/docs/Flyway-Website/china.htmの14の上のあたりが青海湖で、そこから、ちょうど左斜めにか進んで、ちょうど、カザフスタンとの国境のあたりのアラコリ湖(ゴビズキンカモメ(Relict Gull)の生息地で有名)の国境超え近くが、今回の発生地ということだから、その懸念もありうる。


[1891] Re:[1890] [1888] (6/9)伊藤ハム、カナダ政府にBSE自主検査申し入れ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 11:10  

> この掲示板でも今年の3月4日にご紹介のありました、25分でBSE診断のできる診断チップhttp://www.nikkei.co.jp/news/main/20050304AT2G0401204032005.html
なるほど。これは確か時間も短縮、感度も10倍、費用も10分の1でしたよね!期待。それとは別に北大の大量検査試作機のほうは感度100倍とのことでしたね。

ところで笹山さん、件の農薬、2002年に30kg紛失事件とかあったみたいですね。



[1890] Re:[1888] (6/9)伊藤ハム、カナダ政府にBSE自主検査申し入れ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 10:59  

この掲示板でも今年の3月4日にご紹介のありました、25分でBSE診断のできる診断チップhttp://www.nikkei.co.jp/news/main/20050304AT2G0401204032005.htmlを開発された伊藤ハムさんですから、そちらのほうでの関係もあるんでしょうね。


[1889] ヴェトナムで新たに3人のH5N1感染 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 10:39  

うち一人は死亡とのこと。
2004年12月中旬以来、52人が感染、このうち12人が死亡し、2人が、なお、病院で治療中。

http://www.ctv.ca/servlet/ArticleNews/story/CTVNews/1118281502129_113690702/?hub=Health


[1888] (6/9)伊藤ハム、カナダ政府にBSE自主検査申し入れ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 10:31  

(6/9)伊藤ハム、カナダ政府にBSE自主検査申し入れ
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0
検査しても完全ベジタリアン牛でなけりゃ。。カナダは飼料の交差汚染が問題になってませんでしたっけ。また、20ヶ月以下は検出限界以下と、日経は主張してませんでしたっけ。


[1887] Re:[1884] [1875] [1873] チャイニーズ・レストラン・シンドローム 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 10:07  

正式名がMSG(Mono-sodium glutamate)
で、
Europe E numbersでは、E620-E625
で、
中国語では、mei-jingまたはwei-jing
ということのようですね。

http://images.google.co.jp/images?q=Mono-sodium%20glutamate&num=20&hl=ja&lr=&client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP:official&sa=N&tab=wi


[1886] 本日のProMEDにはvCJD情報の和訳が多数 その中から献血問題を 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 09:03  

20050608-0050 ( 2005/06/06 )
[2] 英国:vCJD感染者からの献血についての発表の遅れ。情報源:The Mail on Sunday , 2005年5月15日。
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi
18 歳の少年が1997年3月にvCJDで死亡した。この少年は、ヨークシャー州のArmthorpe村でのvCJD患者集団発生での4名中の一人であった。 エジンバラ市にある国立vCJD部は、この18歳の少年の死亡以前から、この少年が登録された献血ドナーであることを認識していたことが、公表されていな い事実であった。この少年の父親は、息子が昏睡に陥った時に医師団に伝えたが、政府の調査官が、市民に恐慌を起こさないで、問題の集団患者発生の調査が行 えるように、事実を公表しないよう命じられた。 1年後、父親は、当局が息子の供血液の輸血を受けた少なくとも7人を追跡していることを知ったが、誰にも事実は伝えられなかった。昨年[2004年]9月 に専門家らが、vCJD患者の血液を輸血された事実を知らせるべきだと決定するまで7年間、この事実は隠された。この際の受血者は、英国内でvCJD患者 の血液を輸血されたことが確認された14人に含まれる。事実を伝えるという決定は、輸血によるvCJD感染によって患者が死亡した可能性のある初の事例が 発生後に行われた。 (以下父親のコメントなど、略)
============
変異型ではないですが、(※変異型と弧発型の診断基準 も怪しくなってきた)日本でも弧発性のヤコブ病患者さんでしたが、その方がご健康なときに献血くださっていて、その血液の行方について、血液製剤の回収な どで97年頃、厚労省が取り上げたことがあります。そのときのことについて、現場の医療従事者が書いたコメントを検索中にどこかで見ました。「国から通知 がきたけれど知らせたところでどうなる?うちでは放置」というような要旨だったと思います。

結局のところ今現在は対策がないのですから、 元からキッチリ発生源を防いでいただくしかないわけで。日本は血液製剤を米国から輸入してるんですから、BSE対策について厳しく追及していただきたい。 それが出来る立場におられる国の担当の方々には責任があります。こないだの日米協議のメンバーとか。(調査に税金も使える立場)
いつもBSE対策について専門調査会で厚労省代表として説明される道野さんもぜひこの点に触れていただきたいと思います。

おまけ
血液製剤調査機構だより 
http://www.bpro.or.jp/publication-new/letter/letters/86/Vol86.html
http://www.bpro.or.jp/index.html
プラセンタのドナーや追跡調査などはかやの外みたいですね。


[1885] vCJDと内視鏡汚染についての審議結果 議事概要 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 08:47  

変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)に係る二次感染について(概要)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/04/s0408-5.html
(1)  消毒後の器具に残った感染力
(2)  プリオン病患者組織の感染力
内視鏡も歯科と同じく、院内感染源としてのニュースを時折目にしますね。医療現場は大変です。


[1884] Re:[1875] [1873] チャイニーズ・レストラン・シンドローム 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 08:34  

> あえて、固有名詞(中国語では、wei jing、日本語では??)は避けられましたので、

↑これ、使う店によっては、おたまでガバっと掬って入れてますね。
時々「化学調味料はつかっておりません」という表示は見るけれど、私はそういや、外食ではエキスや油脂の詳細や産地も表示してもらいたいです。
 以前、米国産の牛肉ばかりが問題とされ報道されていたときに、米国の牛エキスを使い続けていた外食チェーンありましたもの。
 その後ですよね。「危険部位除去ができていない」という告発がされだしたの。

※「表示義務のない添加物」って最近よくあるみたいですが、これもクセモノに感じますね。笹山さんのご紹介くださった動物由来の結着剤などはどうなんでしょうか。


[1883] Re:[1880] 歯科の感染対策改善にようやく厚労省が着手?というか話題に 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 08:13  

朝の、実に余談です。

> じゃあ、ユニバーサルプロポーションがきちんとできているのかどうかという問題に到達しないで、HIV感染者についてはこういう装備が必要である、こうい う体制が確立しないと患者に来てもらっては困るという、科学的に見てもその論理立てがないのではないかなと思うんですね。(略)
プレコーション→ プロポーション、って、なんか麗しい感じがしますね。(^^; 

ユニバーサルプレコーションとスタンダードプレコーションの違いについて笹山さんのご解説
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=218


[1882] Re:[1881] [1878] [1876] [1867] ニワトリ2千羽が死ぬ 青森、土壌消毒剤が原因か 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 08:01  

「窒息剤の吸入毒性はホスゲン>クロルピクリン>塩素の順に強い。」ですか。
「地面を這うようにして緩やかに拡がる。」というのが、なんとも不気味ですね。


[1880] 歯科の感染対策改善にようやく厚労省が着手?というか話題に 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 07:51  

検証:普通の生活で、vCJD=人型BSE(狂牛病)が感染しないとは本当か?その1 歯科編
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/57316d5ea76dd6092e7c843c2e7d6403
で取り上げた、歯科の感染対策のお粗末さですが、ようやく対策改善が話題にされてきたようです。

05/05/13 エイズ予防指針見直し検討会第6回議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/05/txt/s0513-1.txt
http://xn--het32jdvg5uw.com/
一部抜粋してみますね。

「資 料8ページから、歯科診療に際しエア・タービンで歯を削った場合に、どのような飛散状態になるかを、エア・タービンのウォーターラインに歯垢染色剤(赤 色)を入れ、水が飛び散る様子を実験的に行ったものであります。これ等により術者と補助者、さらに患者さんとその周囲への飛沫汚染状態がお分かりいただけ ると思います。この写真の術者の装備は実際の診療(術者の防御マスク等)と違いますのでご理解いただきたいと存じます。
 写真35〜36は、上顎の前歯にエア・タービンを使用した飛沫汚染の状況で、バキューム装置等の吸引を行わない状態です。写真35は、作動30秒後の汚染の状態で、術者の指・患者さんの顔や胸、口腔周囲が汚染されております。

写真36は、作動後1分30秒後の汚染の状態で、いかに広い範囲が汚染されているか、実際は約2m四方に飛散しており大変な汚れであります。これ等の状況から万が一を考えて、患者さんごとにエプロンの交換やブラケット・テーブル等のビニールカバーが必要になります。
 写真37は、同様な実験で口腔内バキュームを使用した場合とさらに口腔外キュームを併用し吸引操作をした状態で、いかに飛散が抑えられているかお分かりのことと思います。
  写真38〜39は、エア・タービン等ウォーターラインへの逆流を示したものであります。ご存知のように、エア・タービンは高速で歯牙等を切削するため、切 削時冷水で冷却する必要があり、切削終了と同時に瞬時に止まるため陰圧がかかる機構になっております。その際に、口の中の唾液や血液を吸引してしまいま す。吸引を防止するため逆流防止装置の付いたエア・タービンの使用と空ぶかしを行うことが感染予防には重要であります。(略)

感染予防対策に関しましても、拠点病院に併設されております歯科診療施設の50%において、エア・タービンを患者ごとに変えられるほどの余裕が無く、設備が整っていない状況でした。拠点病院だからといって安心して患者さんを紹介できない状況であります。(略)

  日本エイズ学会とか、そういうところでも、眼科、歯科の受診の問題で、エイズ患者を特別みたいに言われますけど、実際に感染症にかかっている患者さんとい うのはいっぱいおられまして、B型肝炎の患者さん、C型肝炎の患者さんなど、大変多うございます。そういったところで、じゃあ、ユニバーサルプロポーショ ンがきちんとできているのかどうかという問題に到達しないで、HIV感染者についてはこういう装備が必要である、こういう体制が確立しないと患者に来ても らっては困るという、科学的に見てもその論理立てがないのではないかなと思うんですね。(略)

そういう中でも患者さんの人数分ハンドピースがないために、1日の診療の中でハンドピースを使い回ししなければならない状況があるといった、そのへんの問題点もあって、改善をお願いしているということがございます。(略)

=============
こういう問題に対して、個々の歯医者さんがどう対策をしているのかの情報公開がますます必要となってきますね。というか、歯医者にいけなくなってきてしまうんですが(^^;

しかしこの審議会、写真の公開はないようです。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/kousei.html#aids-yobou


[1879] 新疆ウイグル自治区塔城市でH5N1鳥インフルエンザ発生 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 07:32  

新疆ウイグル自治区塔城市で、飼養している鶏(飼育しているガチョウ?)にH5N1鳥インフルエンザが発生し、飼養羽 2,177羽のうち1042羽がH5N1陽性、460羽が死亡、13457羽を殺処分した。
新疆から香港への鶏の移動は禁じられた。
OIEへの報告は、このサイトhttp://www.oie.int/Messages/050608CHN.htmのとおり。
しかし、いつから発生し始めたかについては、報告されていない。

http://news.bbc.co.uk/chinese/trad/hi/newsid_4070000/newsid_4075300/4075302.stm


[1878] Re:[1876] [1867] ニワトリ2千羽が死ぬ 青森、土壌消毒剤が原因か 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/09(Thu) 07:05  

土壌消毒剤「クロルピクリン」は、結構、近隣住民と問題を起こしている農薬のようですね。
こんなぐあいhttp://www.greenjapan.co.jp/kankyo_crolpicrin.htmに、マルチをかけての土壌消毒に用いられているようです。
横浜市では、こんなガイドラインhttp://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/nousan/fureai/nouyaku1.htmlも作っているようですね。
それにしても、防毒マスクの実験に使われているとは、おそろしいですね。



[1877] 浜岡原発一部、中電が建て替え方針 排気筒に強風でヒビ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 06:49  

浜岡原発一部、中電が建て替え方針 排気筒に強風でヒビ
http://www.asahi.com/national/update/0608/TKY200506080351.html?t
2005年06月08日23時11分



[1876] Re:[1867] ニワトリ2千羽が死ぬ 青森、土壌消毒剤が原因か 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/09(Thu) 06:18  

ニワトリ2千羽が死んでしまった原因はこれのようです。

土壌消毒剤「クロルピクリン」の毒性について
http://www.chloropicrin.jp/chloro/
http://www.greenjapan.co.jp/crolpicrin_t.htm
http://www.tic-co.com/books/99031001.htm
http://www.naracoop.or.jp/syouhin/anzen_05.html

話は変わりますが、春にある地方へ山菜つみにいったときに、ある方が
「(広い広い)庭に除草剤を撒いてもらったんだけどね、量が適当だったみたいで庭木が随分枯れてしまったのよ」なんてことをぼやいていました。田んぼのすぐ側のお庭です。

そのものの毒性の問題ももちろんあるでしょうが、量の基準があるといっても、使うのは人間なんですよね。
食品でも、扱いは劇薬チックな防護服を着て使用する添加物などがあって、それも微量という理由で表示がなされなかったり、「分解されていれば表示義務なし」なんていう物質があったりしますが、そういうことまでちょっと考えてしまう出来事でした。

関連URL追加
http://www.jaish.gr.jp/horei/hor1-46/hor1-46-1-1-3.html
http://www.ecosci.jp/chem10/sg0503.html
↑結構恐ろしいですね。(^^;
http://www.nankai-chem.co.jp/products/msds/chlo-pic80.pdf
http://www.k-eng.co.jp/downfile/e_bio_business.pdf
従来は、塩素系のクロルピクリンで土壌をくん蒸殺菌し、防除していた。しかし、年2回収穫を行う長崎では、クロルピクリンなど農薬の散布で、土壌の酸化や地力の低下を招いた。さらに近隣の家畜への害が懸念されクロルピクリン使用禁止の動きが起こり始めている
http://www.nagoyaseikatsuclub.com/syokuhinnzyouhou/kyuuri_dozyoukunnzyou.html
ドイツでは禁止みたいですね。


[1875] Re:[1873] チャイニーズ・レストラン・シンドローム 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/08(Wed) 23:47  

ときさん。
あえて、固有名詞(中国語では、wei jing、日本語では??)は避けられましたので、こちらも、この問題は、「チャイニーズ・レストラン・シンドローム」(Chinese Restaurant Syndrome )という言葉で取り扱いましょう。
この症状が出始めたのが、1968年のあたりで、グルタミン酸ソーダをふんだんに使う中華レストランで起きた症状から、このように呼ばれているものですね。
症状としては、頭痛、めまい、顔の圧迫感、あごの緊張、体の中のうずくような感じ、胸の痛み、背中の痛み、などなどですね。
これは、大量のグルタミン酸ソーダの摂取が、大動脈の拡張をもたらすためとされています。
「Chinese Restaurant Syndrome」で検索しますと、下記のように、関連サイトが、たくさん出てきますよ。

http://www.google.co.jp/search?num=20&hl=ja&client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP:official&q=chinese+restaurant+syndrome&spell=1


[1874] Re:[1872] Re1869: すいません。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/08(Wed) 23:35  

真名さん。
突っ込みありがとうございます。
ここ「アカデミズムとジャーナリズムの文体に違いがなくなって、当然である。独立自存するアカデミズムが事実上崩壊したからである。」でいっている「アカデミズム」は、「アカデミズム」ではなくて、「スノビズム」なのではないでしょうかね。
http://hpcunknown.hp.infoseek.co.jp/unpublished/postmodern.pdf
で は、「「スノビズム」は、環境を否定する理由がないにもかかわらず、「形式化された価値に基づいて」それを否定する行動様式である。人間が人間的であるた めには、与えられた環境を否定する行動、すなわち自然との闘争を経なければならない。ところが、「スノビズム」は、そうした環境を否定する実質的な理由が ないにもかかわらず、「形式化された価値に基づいて」、すなわち儀礼的に、それを否定する行動様式である。」って定義は、まさに、ジャーナリズムそのもの ではありませんか。


[1873] 化学物質過敏症 投稿者:とき 投稿日:2005/06/08(Wed) 23:34  

 日本では、まだまだ特殊なことと思われているようですが、さまざまの化学物質に関して、死人が出ないものだからほっとかれている感が否めません。

 前々から気になっているのは、日本のマスコミは大スポンサーだからでしょうか、なかなか取り上げませんが、グルタミン曹達のことです。

  聞くところによると、米国では、外食産業、特に中華料理店などでは、その使用があるかないか表示する義務があるというようなことを聞いた記憶があります。 個人差はあるようですが、過剰摂取による障害、むくみや発熱や頭痛などが起こるようです。日本では、とくにラーメンなどに大匙で入れるようなことはごく当 たり前になされています。

 グルソーに限らず化学合成食品添加物は、副作用があるということに関して、もうすこし啓発されてもいいのではないかと思っています。

  外食食材や加工食品類に当然のごとく使用されている添加物に関して、受容していかなくてはいけないとはいえ、情報・報道は少なく、まだまだ認識不足の感が あります。100%安全な食べ物はないのですから、せめて、リスクを選択し受容するための情報は明確であって欲しいものです。

 そのリスクを知らせないで、「安心・安全」ばかり嘯くのは、もう止めにしていただきたいものです。あらゆる分野で。
[1872] Re1869: すいません。 投稿者:真名 投稿日:2005/06/08(Wed) 23:00  

こういうのは腹が立ちます。でしゃばってすいません(笑)。
http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001510.html
「アカデミズムとジャーナリズムの文体に違いがなくなって、当然である。独立自存するアカデミズムが事実上崩壊したからである。」
あはは。 これを書いたのは英語の弱い文系の人と疑われてもシカタガナイです。 日本語のアカデミズム(特に文系)では、やたらに難しい言い回しを使用していましたが、それが普通の日本語になってきただけのことですよ。
サイエンスではアカデミズムでも英語表現は普通の英語ですよ。 昔からね。
▼固有な「理論体系」=理論型をもたず、理論なるものを拒否する。「理論」を意識的に拒否するのは、先例のない事態や最先端の事柄を、つまりは変化する現在と近未来を、常に分析の対象としているからだ。▼
それじゃプリオン単独仮説はどうなんですか? 変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の発現についてはどうなんですかね? ビジネスに都合の悪い「先例のない事態」を分析の対象としないんですね(笑)。
▼理論的なものをもたずに分析したり認識したりすることもまたできないので、動きのとれない「理論体系」なるものは拒否する代わりに、フットワークの軽いアイデア、キーワード、テーゼをとても重要視する。▼
これじゃ、ただのデタラメじゃん。 こんな先生に習う学生が気の毒です。 データ捏造をやりそうだな。 いいかげんにしろよー。 
▼「過去」にはなかった「現在」の新要素が、近未来の傾向を決定する因子である場合、手持ちの理論で分析することは不可能であると考える。▼
狂牛病がヒトに感染したのは、「過去」にはなかった「現在の新要素」であり、それを見逃したのはビジネスのためです。
▼ 「現在」の最も不確定要素に満ちている部分を扱うから、判断や予見は、間違うことを避けて通ることはできない。▼
私はこれをやっているという確信を持てました(笑)。  ビジネスじゃないからそれができるんですよ。 私のブログは「石」なんでしょうねえ。
1980年代から1990年代前半に長谷川慶太郎氏のビジネス予測を信用した資産家は、いま乞食をやっていますよ(笑)。山本七平氏の「日本人とユダヤ人」もデタラメが多いのは周知のことです。
鷲田小彌太氏にどういう業績があるんだい?

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1871] 厚労省のBSE月齢改正に関するパブコメ締め切りは6月9日まで 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/08(Wed) 22:58  

厚生労働省関係牛海綿状脳症対策特別措置法施行規則の一部改正(案)に関するご意見の募集について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495050002&OBJCD
さて、今度は何日で意見や情報をまとめるでしょーか。食安委は1250通を、連休中の4月28日〜5月2日(うち平日2日)で「委員全員が全部に目を通して」、それに対しての意見までまとめて、連休明けの5月6日には本委員会で答申、なんてことしてましたが。


[1870] お魚とメチル水銀 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/08(Wed) 22:41  

メチル水銀:魚介類などからの耐容摂取量、従来の6割に−−食品安全委
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20050608dde001010054000c.html
国連の決めた数値よりは、それでも高いんだそうです。
日本の産婦人科とか母子手帳などには、こういった食の注意とか注意書きは全然ないみたいですね。米国では妊婦さん向けの食の注意や、食由来感染症のパンフレットなどを出しているのを以前検索で見かけましたが。


[1869] Re:[1866] ビジネスジャーナリズムを目指されている方のようなんですが。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/08(Wed) 22:31  

「食情報玉石混交時代」を嘆かれているところを見ると、御自からは、「玉」との自負があるものとも、拝察され。
http://wwwr.kanazawa-it.ac.jp/ACES/2004meeting/abstract.html#Anchor331702
では、「一般報道とは立場の違う、企業人や研究者に向けて専門情報を提供し、産業界の発展を願うビジネスジャーナリズムに身を置くもの」とのことで、産業界の発展は、願っても、決して、消費者の安全を願う方ではないようですね。
で、このビジネスジャーナリズムについては、http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001510.html

http://blog.goo.ne.jp/mailtotaro/e/9564e85fb7a350690f5b7ae0893dfb74
に よれば、1.固有な「理論体系」=理論型をもたず、理論なるものを拒否する。2.「先例」や「経験」に多くを学ぶ、というスタイルを取る。3.現実が変わ れば、当然、依拠すべきアイデア、キーワード、キーフレーズを変える。4.誤ったと分かったら、その誤りを合理化するためにじたばたするのではなく、修正 すること。
ということでした。
何やら、すこぶるいい加減な職種ですね。


[1868] 水道水とフッ素について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/08(Wed) 22:28  

http://www.jc-press.com/kaigai/200506/060702.htm
「論文はすでに査読を経ているが、まだ出版されていない」とありますが、続報が気になるところですね。


[1867] ニワトリ2千羽が死ぬ 青森、土壌消毒剤が原因か 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/08(Wed) 21:52  

ニワトリ2千羽が死ぬ 青森、土壌消毒剤が原因か
http://www.asahi.com/national/update/0608/TKY200506080154.html
県は「鳥インフルエンザによる感染ではなく、近くの畑にまかれた農薬が原因」と見ている。

時期的にどきっとしますね。


[1866] 日経フードサイエンス編集長の中野栄子さんって 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/08(Wed) 21:47  

このサイトの配信メールをされている中野栄子さんは、もう消費者団体を貶めたくって貶めたくってしょうがないって感じですね。きょう配 信したメールを見るに、食品安全委員会などが主催の意見交換会に参加している人たちや消費者団体は「生活者」ではない、というようなことを書いてました ね。以前のメールでも「消費者団体は運動をするのが仕事」とか。
http://biotech.nikkeibp.co.jp/fs/mail_itiran.jsp
BSE の件でも委員2人の辞意表明、1名の遺憾表明、その他の先生方が、「少数の反対意見」とされてしまったのは「少数ではない」などと発言されたり、食品安全 委員会のあり方や存在自体が問われるような出来事が起こっている最中に、この方はどういう「風潮」を作りたいんだろう?と思う、きょうこのごろです。日経 フードサイエンスのサイトに書いてあること自体が信用できなくなってきちゃうんだよなぁ。だいたい、生活者の6割とか、8割の、米国牛輸入再開についての 見解は多くの消費者団体の主張と同じなんだけどなあ。
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news2/1097511211/l50
中野栄子さんには都合が悪いんですかね?(生活者のぼやき)




[1865] モンゴルで、羊が原因不明の大量死 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/08(Wed) 20:54  

中国・モンゴルの中戈壁省の二県(額勒吉特県と古爾班賽汗県)で、6月はじめから、400頭の羊が、原因不明で、相次いで死んでいるという。
人間に異常のあるものは、見当たらないが、当局は、現地に調査員を派遣して、調査中とのことである。
http://www.lsdaily.com/2005-06-08/ca108400.htm
http://news.yninfo.com/guoji/huanqiu/2005/6/1118191428_3/
http://www1.nanfangdaily.com.cn/b5/www.nanfangdaily.com.cn/southnews/dd/nfrb/A09/200506080068.asp
http://www5.chinesenewsnet.com/MainNews/SocDigest/Health/xhw_2005_06_07_19_56_00_194.html



[1864] 中国・青海省の野生の鳥死亡写真に改ざんの跡との説 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/08(Wed) 17:15  

このサイト
http://www.recombinomics.com/News/06070501/H5N1_Qinghai_Bird_Third_Photo_Doctored.html
が、そういっているのだが、このサイト
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/06/200506032331.shtml
の写真の三番目の写真
http://www.peacehall.com/news/images/2005/200506032331china3.jpg
だけが、手前の鳥三羽を立たしているように改ざん(Doctoring)してあるのだという。
また、前の二枚の写真には、小文字でboxum.comと書いてあるのに対して、三枚目の写真だけ、大文字でBoxum.comと書いてあるのも、おかしいという。
正直、私には、わからないのだが、皆様には、どうみえるのであろうか?


[1863] 炭疽菌対策 投稿者:とき 投稿日:2005/06/08(Wed) 16:19  

 炭疽菌は、使用したとわかれば、即、ニューキノロン剤(合成抗菌剤)の服用または処方で、致死率は相当低下するものと思われます。(おそらく、軍の「細菌」兵器対策は抗菌剤(物質)備蓄対策でしょう。)

 問題は、いま日本の医療機関でそれらの薬剤を、すぐ調達できる体制にあるかどうかです。

 天然痘ウイルスに対しては、致死率がどの程度かは不明ですが(選択された株によって異なるため)、ワクチンは過去の型のものも効果はあるでしょう。(新型変異株が存在するとはまだ不聞) 

 かつての予防接種をうけている世代は、おそらく大丈夫でしょう。それよりも、受けていない若い世代が心配です。任意でもいいので、予防接種を受けられる体制をつくっておいていいのかもしれません。


[1862] Re:1861 炭疽菌ワクチン 投稿者:真名  投稿日:2005/06/08(Wed) 15:24  

炭疽菌ワクチンは、戦場使用用途の生物化学兵器(おそらく噴霧状炭疽菌攻撃)への効能は不明らしいです。その上、この種のワクチンプログラムはそうとうに慎重に行わないと効能がないという問題もあります。この在韓米軍へのワクチン接種がどの程度意味があるかは?
Journal of Nutritional & Environmental Medicine 2002; 14(4): 277-286
Anthrax Vaccine: Historical Review and Current Controversies
MERYL NASS MD AND GARTH L. NICOLSON PHD
http://www.immed.org/publications/gulf_war_illness/2JNEM_Nass_Nicolson2002ss.html

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1861] 危機管理とは楽観ではなく悲観・最悪の想定から 投稿者:とき 投稿日:2005/06/08(Wed) 14:51  

 できるだけ多くの情報を収集し、やるべきことを時宜に応じて当然のごとく的確に実行できること。
 たとえば。

在韓米軍、炭疽菌と天然痘の予防接種 JULY 01, 2004 22:18
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=060000&biid=2004070290568

日本では、やおら動いてる? ほとんどの一般国民はほとんど何も知らない。電網浮浪者遊牧民のみのオタク情報?

日、北朝鮮侵攻時のシナリオを準備(中央日報 2005.06.08 11:35:57)
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=64331&servcode=500&sectcode=500
武力攻撃に備え、隠岐全島民の本土避難…島根県が検討(2005年6月7日21時39分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050607i113.htm
対日攻撃の対処策検討 朝鮮半島有事で政府(朝日新聞2005年06月08日06時23分)
http://www.asahi.com/politics/update/0608/001.html
県国民保護協が初会合(島根県)
http://mytown.asahi.com/shimane/news02.asp?kiji=5446
災害時車両移動、JAFと協定 /埼玉(毎日新聞 2005年6月8日)
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/news/20050608ddlk11010034000c.html

どうも、北朝鮮より、中国がキナ臭い。いざとなれば、米国批判ばかりでもダメなようで。かといって、今の段階での牛肉押し付けは勘弁ですが。

大東亜戦争云々の議論よりも今の日本人が大切よ。【6/8(水)10:30】
http://www.nikaidou.com/column02.html

民間防衛 新装版―あらゆる危険から身をまもる
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4562036672
スイス政府「民間防衛」に学ぶ
http://nokan2000.nobody.jp/switz/

戦争も疫病も薬害も有害食糧も、また同じ。


[1860] 病人を作り出して儲け、治療でまた儲ける(笑) 投稿者:真名  投稿日:2005/06/08(Wed) 13:38  

と皮肉を言いたくなるお話。
肉骨粉入りスターターとか、ぜんぜん甘い見通しで狂牛病とかヒト狂牛病を拡大したのは知られていますが、今でも米国等が病気の拡大阻止に熱心に見えないのは、食品メジャーが強いからなんですね。
ところで、治療法というのも、何やら怪しい感じのものがたくさん研究されているみたいです。予防には不熱心ですが、根拠がいま一つ明確に見えない治療には熱心に見えますねー。 みんなで人体をいじくりまわして・・・・・・
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/24560647.html
水溶性で二量体の人工プリオンタンパク質を投与するですって
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/24563063.html
脳内の正常プリオンを減らす治療法が考えられるって、アンタ、危ないよ。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1859] WHOが中国にサンプル提出を要望すれど応ぜず 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/08(Wed) 11:22  

このサイトで、WHOの広報担当官のMaria Cheng氏が言うに、「WHOとしては、中国の鳥インフルエンザにかかわるさまざまな流言が、本当のことでないことを立証するためにも、中国側に、ウィ ルスのサンプルを提供するように、強く求めている。」といっているが、中国側のWHOへのサンプル提出は、まだのようである。

http://www.nature.com/drugdisc/news/articles/435542a.html


[1858] Re:[1852] [1850] 中国のネットサイト規制の詳報 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/08(Wed) 07:47  

ときさんが、1850でご紹介された中国でのネット規制の詳細が、このサイトhttp://www.sciencedaily.com/upi/index.php?feed=Science&article=UPI-1-20050607-17301000-bc-china-web.xmlにのっています。
これによると、6月までに、ブログを含む自らのサイトを当局に登録しないと、その登録されなかったサイトは、閉鎖されるというもののようですね。
規制サイトの対象は、不健康なサイト、または、詐欺まがいのサイトで、この範疇には、反政府的サイト、または、通常と異なる意見のサイトが含まれるようです。
当局によると、すでに、中国の中の74パーセントのサイトが登録済みとのことですね。
当局では、このキャンペーンを「中国の巨大なファイア・ウォール」と名づけているようです。
また、この検閲にかかわるインターネット警察は、三万人にも及ぶということです。
詳細は、こちらのサイトhttp://www.mii.gov.cn/Mii/homepage.nsf/documentview/2005-05-30-22-36EA3DEAF106585E482570120022E538?OpenDocumentご参照

http://www.sciencedaily.com/upi/index.php?feed=Science&article=UPI-1-20050607-17301000-bc-china-web.xml


[1857] Re:[1854] 呉儀さんは、なぜ急に帰られたのか? 投稿者:とき 投稿日:2005/06/08(Wed) 00:39  

> 下記サイトに、真相めいた話が載っています。

少壮軍人が胡錦濤主席に最後通牒 呉儀召還の隠された真実?(05/05/28 12:14)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d74497.html
 やはり、これが近いのではないでしょうか。
 もはや、中国共産党指導部も人民解放軍の意向には逆らえず、傀儡政権化しているようなものでは。
 中国の日本向けの報道も、もはや、日本をねじ伏せようとするプロパガンダにしか見えません。もうそれに日本のマスコミはのせられてもダメだと思うのですが。
 特に朝日や毎日や共同の論調は、日本に基盤をもっている報道には見えなくなっています。困ったものです。政治家の中にも、まるでアチラの政治家のようにも見えてしまう人がいます。もうどうなっているんだか? 情報収集能力(スタッフ)が十分あるのか疑います。
http://www.wafu.ne.jp/~gori/mt/
http://blog.goo.ne.jp/takkie0516/
http://nishimura-voice.seesaa.net/
http://blog.livedoor.jp/mumur/



[1855] RE:1853:これは迷惑な隣人ですねー 投稿者:真名 投稿日:2005/06/07(Tue) 23:30  

ときさん。 ▼化学工場の排水も垂れ流し、工場や火力発電所などの石炭燃焼による二酸化硫黄の脱硫装置も普及せず、大気中に放出されっぱなし。▼
このへんはいろいろな情報源から確実と言えるようです。
このありさまで現在よりも大規模の巨大工業国になったら、日本列島ははげ山になりそうですね。ここに巨大投資しようとしている日本産業界、特に自動車産業は一体何を考えているのでしょう?と疑問しきりです。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1854] 呉儀さんは、なぜ急に帰られたのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 23:13  

下記サイトに、真相めいた話が載っています。

http://big5.ce.cn/xwzx/gnsz/gdxw/200506/07/t20050607_3983102.shtml


[1853] 環境汚染問題は、ほぼ放置 投稿者:とき 投稿日:2005/06/07(Tue) 22:55  

中国、都市の8割で水不足 河川も90%以上が汚染

 【北京7日共同】中国政府は7日、全国の都市の約80%が水不足の上、都市部の河川や湖沼の90%以上が汚染されていると発表、「人口のピークを迎える2030年には、深刻な水不足国家になる」として、強い危機感を表明した。
 中国建設省の仇保興次官は同日の会見で、全国660都市のうち511都市が水不足に陥っており、汚水処理施設の建設の遅れで水質汚染も拡大していると警告した。内陸部では急速な砂漠化も目立っており、水問題は中国にとって国家的な課題に浮上している。
 発表によると、水不足の511都市のうち、110都市は特に深刻。また、全国の上水管の漏水率は約20%に上り、毎年約100億立方メートルの上水が無駄になっている。
(共同通信) - 6月7日18時36分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050607-00000203-kyodo-int


環境保護総局:193都市が生活汚水処理率0% (中国情報局サーチナ2005/06/07(火) 07:18:00)
http://news.searchina.ne.jp/2005/0607/national_0607_001.shtml

『都市における環境インフラが立ち遅れており、調査の対象となった約500都市のうち193都市で生活汚水の集中処理率が0%であることを明らかにした。』

『約500都市のうち、危険物集中処理率が0%だったのは155都市、生活汚水集中処理率が0%だったのは193都市、生活ゴミの無害化処理率が0%だったのは160都市に上っていることが明らかになった。』

 本当にオリンピックを開催できるのだろうか。飲み水も満足に確保できないのでは・・・。

  大気汚染、水質汚染、海洋汚染、土壌汚染の実態は、本当のところは誰もわからない。化学工場の排水も垂れ流し、工場や火力発電所などの石炭燃焼による二酸 化硫黄の脱硫装置も普及せず、大気中に放出されっぱなし。ゴミ問題だけにとどまらず、コストを負担して処理するもののいわゆる公害対策は一向に進まない。 工業も農業も滅茶苦茶ではないだろうか。
http://www.hankyu-com.co.jp/books/_ISBNfolder/ISBN_05200/05208_hinshi/hinshi.html#pagetop
世界の環境危機地帯を往く
http://www.soshisha.com/books/1034.htm
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794210345

 日本だって産廃問題があちこちにくすぶってはいますが、どうも中国は度外れているようです。影響は周辺諸国のみならず、もはや地球レベルの問題になるでしょう。「疫病」も「環境汚染」も。


[1852] Re:[1850] ネットサイトの出島づくりですか。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 22:52  

ときさん。
なるほど、問題サイトを海外サーバーに強制収用させ、中国国内からの接触を絶つという作戦ですか。
日本の鎖国時代の出島のようなもんですかね。
こうなると、中国のサイトは、宅内LANまたは、イントラネットに等しい状況となりますね。


[1851] EFSAが、成形肉の結着財としての酵素製剤を許可 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 22:48  

1847の虹屋さんのEFSAのニュースを探していましたら、こんなニュースが引っかかってまいりました。
成形肉の結着財とし て使う膠原質の酵素製剤は、牛や豚から抽出した血漿からなるトロンビン(セリンプロテアーゼ)やフィブリノゲンからなっていますが、この安全性について、 EFSAは、antithrombin IIIによって不活性化しうるとし、また、調理や胃の中の熱によって、アクティブではなくなるとの理由で、この使用を認める方針を出したようです。

http://www.foodqualitynews.com/news/news-ng.asp?n=60464-eu-scientists-conclude


[1850] 中国、ますます情報規制強化 投稿者:とき 投稿日:2005/06/07(Tue) 22:31  

<中国共産党>メディア管理強化を通知 香港紙報道

 7日付の香港紙「明報」は、中国共産党がメディア管理を強化する 通知を出したと報じた。地方メディアが地域外の問題を批判することを禁じるとともに、中央メディアが地方を批判する場合には当該地域の共産党委員会に通報 することを義務付けた。地方幹部の腐敗や農民らの暴動に関する報道を規制する狙いがあるとみられる。
(毎日新聞) - 6月7日19時11分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050607-00000078-mai-int

中国がサイトの規制を強化、未登録サイトを閉鎖へ=記者団体(ロイター) - 6月7日18時33分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050607-00000947-reu-int
『政府がリアルタイムでサイト監視が可能な新システム導入を公表したことから、同団体は懸念を強めている。
 同団体が中国当局者の発言として伝えたところによると、登録済みのサイトは既に全体の約4分の3に達した。
 政府は数千人を動員してネット上のコンテンツを検閲しているとされるが、一部では自由な意見を掲載するサイトもある
 当局はこうしたサイトを海外に移転させ、中国国内からのアクセスを規制したい考えという。』

 中国の、靖国等、対日強硬姿勢は、中国国内の問題に目を向かわせないための、陽動的な情報操作の趣がある。

中国軍、キルギス駐留検討 独立運動の国内波及阻む(産経新聞) - 6月6日2時33分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050606-00000010-san-int

チベット人数千人「暴動」(産経新聞) - 6月3日2時46分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050603-00000012-san-int

 実際の権力は「中国人民解放軍」が掌握しているのではないだろうか? 何か動き出そうとする計画があるのかもしれない。

 先日、こちらで、中国の医者という方が、カキコミされていた頃、マイPCに下記のサーバーから侵入攻撃の試みがあった。
http://www.fmmu.edu.cn/fmmuhome1.htm
(何を意図してそういうことをするのか不明ですが。)



[1849] 内閣府食品安全委員会が参考人の出席を拒否 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 20:39  

BSE対策をめぐり、7日に集中審議を予定していた参院農林水産委員会は、内閣府食品安全委員会が参考人の出席を拒否したため、異例の流会となった。

というのだが、呼ばれたのは、食品安全委員プリオン調査会の吉川座長と金子座長代理。
ここは、出席しないのが正解。
呼ぶほうも呼ぶほうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050607-00000250-kyodo-pol


[1848] Re:[1847]まさに、ゾンビの世界ですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 20:19  

虹屋さん。
危険部位゛ごとに、それぞれ、リスク到達期間を設けて、層別対応するというもののようですが、ちょっと、こっけいですね。
もっとも、今回の骨なし骨格筋肉も、その考え方の端緒となりえたものなのでしょうが。
「だんな、危険部位のレアものありますぜ。」なんて、ポン引きも現れなくもない。


[1847] ヨーロッパ食品安全局は、特定危険部位(SRM)除外対象のウシの年齢を上げる提案 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/07(Tue) 19:47  

http://sank100.exblog.jp/
6/7付けで
6/2 ヨーロッパ食品安全局生物学危険性委員会は個体が12ヵ月よりかなり年長となるまで、ウシの中枢神経系はBSE感染性を帯びないと認めた。
SRMは中枢神経だけでは無いよね。なぜ、ここまで結論が飛躍してしまうのだろう。??

欧州食品安全庁、中枢神経組織SRMを除去すべき牛の年齢引き上げに慎重意見

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05052701.htm




[1846] Re:[1837] 「びっくりドンキー」のアレフ、米国産食材の輸入を停止投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 19:06  

YOKOHAMAさん。
このびっくりドンキーのもともとの店は、岩手県盛岡市のちいさなハンバーグの店だったんですね。
このサイトhttp://www.aleph-inc.co.jp/に、食にかける信念がうたっています。
目指しているモットーは「カラダに悪影響があるかもしれないものは使わない」こと。だそうです。
外食産業に見放されたアメリカの食とは、情けないですね。


[1845] Re:[1840] 感染症情報隠蔽暗黒国家? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 18:57  

ときさん。
この看中国の記事は、1815の「またまた、大紀元記者の電話突撃取材」での大紀元の記事と同じもののようですね。


[1844] Re:[1843] シャープの「除菌イオン」は2002年から宣伝中 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 18:52  

虹屋さん。
おやおや、この安井至さんの文は、徹底的に、この種の商品の効用否定ですね。
シャープの製品についても、今後の反論出ること、必至のようです。


[1843] シャープの「除菌イオン」は2002年から宣伝中 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/07(Tue) 18:44  

真名さん、有難うございました。
シャープの「除菌イオン」のウイルス殺菌効果は、2002年から宣伝されています。
安井至さんの今月の環境2002年9月5日。
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/Week020901.htm#label09051
その原理については、
http://www.yasuienv.net/MinusIonRika.htm

以前、構造図を見たら、どうみてもオゾンの殺菌効果としか思えませんでしたが。


[1842] Re[1841]投稿者:真名  投稿日:2005/06/07(Tue) 18:10  

http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml;jsessionid=GFTPPZG1J5S54CRBAE0CFEY?type=healthNews&storyID=8198234&pageNumber=1
▲The Food and Drug Administration is still considering whether to ban the use of cattle blood as a protein supplement for calves and the use of chicken litter as cattle feed. ▲
ですから禁止してはいませんよね。
それから、http://www.americanprotein.com/index.html
はまさにその販売会社なんでしょう?

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1841] 血漿タンパク質、米国は禁止していましたっけ? 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/07(Tue) 18:01  

2004年1月26日に米国食品医薬局(FDA)が、哺乳動物の血液・血液製品を他の反芻動物の蛋白源として利用の禁止を提案していましたが、これは、まだ実施されていないですよね??SRMの肉骨粉も製造禁止になっていない。
[1840] 感染症情報隠蔽暗黒国家? 投稿者:とき 投稿日:2005/06/07(Tue) 17:47  

看中国
http://www.secretchina.com/

青海の鳥インフルエンザの情報を公表する人はすでに逮捕された【看中国2005年06月06日報道】
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/6/6/116519.html
ウェブページ翻訳
http://www.excite.co.jp/world/chinese/web/

ProMED-mail
http://www.promedmail.org/pls/askus/f?p=2400:1000:424240::::FSP_LANGUAGE_PREFERENCE:en-US
ProMED情報
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi


[1839] RE[1838]:[1836] 投稿者:真名  投稿日:2005/06/07(Tue) 17:44  

代用乳サンプルがあったら実験できるんじゃないんでしょうか?サンプルがないんでしょうか。どうなってるんでしょう。
全農ホームページには次のように書いてあります。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21854793.html
▲非常に小さい核酸をもつウイルスが、プリオンタンパク質に付着しているとの説は完全に否定されていません。
BSEやvCJDは発生原因、発症メカニズムが完全に解明されていない病気でもあることから、あらゆる可能性を検証する必要があります。▲

核酸の変異による種への適応が生じているとすると、これは怖いです。 代用乳中の血漿の段階で牛への適応が終わっていたとすると、わりあい簡単に感染が拡大するでしょう。
全農は「あらゆる可能性を検証」するべきであると主張していますが、代用乳は別枠なんでしょうね(笑)。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1838] Re:[1836] RE 1821、1835投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 16:23  

真名さん。
1996年に、それまでの「ミルフードAスペシャル」から、「ミルフードAスーパー」に変える際に、成分変更を行ったらしいようですね。
その1996年という時期が、http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=161に書きましたように、ちょうど、ドイツのNordmilch EGで製造されたSundkalvやRod KalvoやGron Kalvoという名の血漿蛋白・代用乳が、デンマークやオランダやEU諸国を経て、全世界に出回った時期と一致してるのですね。
おっしゃるように、これらの経緯のトレースから見ると、血漿タンパク質は、かなりリスキーといえますね。

たとえばこのAmerican Protein Corp.という会社、プラズマ製品を、このようhttp://www.americanprotein.com/index.htmlに、各種販売していますね。


[1837] 「びっくりドンキー」のアレフ、米国産食材の輸入を停止投稿者:YOKOHAMA 投稿日:2005/06/07(Tue) 16:20  

「びっくりドンキー」のアレフ、米国産食材の輸入を停止
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20050606c3c0600w06.html

日本フードサービス協会も、安全性を厳密に追求する企業は分離して新しい協会をつくっていただきたい気もしますね。消費者がレストランを選びやすくなります。


[1836] RE 1821、1835投稿者:真名  投稿日:2005/06/07(Tue) 15:42  

すると、米国で血漿タンパク質補助食品(ウシ用)を使用していることは危ないのでは? 子牛の栄養補助食品になっていませんかねえ。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1835] Re:[1834] 代用乳について福岡先生のコメント 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 15:17  

真名さん。
この福岡さんのご発言のうちの「八頭目以降からは飼料を隠しているし」というのは、誤りで、正確には、1829に書 いたとおり、「これまでのBSEで「ミルフードAスーパー」(1995年以前の商品名は、「ミルフードAスペシャル」)が使われていた例は、 1.2.3.4.6.7.11.14.15.16.17例 であり、以下19例目と20例目の飼料給与状態はまだ不明」というところが正確のようですね。


[1834] 代用乳について福岡先生のコメント 投稿者:真名  投稿日:2005/06/07(Tue) 14:35  

現役雑誌記者による、ブログ調査分析報道!
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/24449324.html
▲福岡教授は
「政 府は「肉骨粉」が原因だと言うが、これまで狂牛病を発生した19頭のなかには肉骨粉を食べさせてない牛も多い。むしろ代用乳の方が疑わしい。発生1−7頭 までは代用乳(血漿タンパク)を生後すぐに飲ませていた。これは全農の子会社「科学飼料研究所高崎工場」(代用乳の製品名はミルフードAスパー、ピュアミ ルク、ピュアミルクH)で作られたものだ。
 全農と政府の関係はつながりが深いので狂牛病の原因は「肉骨粉である」として隠したのではないか。狂 牛病発症8頭目以降は飼料を隠しているし、19頭目まではほとんど代用乳を飲ましていたのではないか。病原菌への耐性もできてない誕生直後こうした代用乳 を飲ませたことに原因があると考えるのは自然だろう。▲

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1832] 訪米調査に反対し行かせないように画策(笑) 投稿者:真名  投稿日:2005/06/07(Tue) 13:15  

現役雑誌記者による、ブログ調査分析報道!
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/24449324.html
の記事。
▲食品安全委員会は今『20ヶ月齢以下の牛は狂牛病の確率が低いというアメリカの個体年齢は信用できるのか』という調査のためにアメリカに行って調査予定している。
 ところが、農水省と厚生省は訪米調査に反対し行かせないように画策している。政府は6月中に結論を出し、8月にも米国産牛肉を輸入する気だ。」
そうです。▲

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1831] Re:[1830] [1828] シャープの「除菌イオン」 鳥インフルエンザに効果 99%死滅 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 10:26  

ときさん。
英文のほうをみますと、このプラズマ・クラスター・イオンは、バクテリアの細胞膜の表面のたんぱく質を損傷する効果があり、細胞表面にたんぱく質を持っている空気感染(エアボーン感染)の細菌除去に効果があるとしていますね。
しかし、おっしゃるような1か0かという二値的なことであれば、その効果に全面的に依存するということもいかないようですね。
http://www.forbes.com/technology/feeds/afx/2005/06/07/afx2078956.html

http://www.news-medical.net/?id=10752


[1830] Re:[1828] シャープの「除菌イオン」 鳥インフルエンザに効果 99%死滅 投稿者:とき 投稿日:2005/06/07(Tue) 10:05  

> 実証実験に使われたのは強い毒性を持ち、東南アジアで死者を出した「H5N1型」。一立方メートルの箱にウイルスを拡散、箱の内部でプラズマクラスターイオンの発生装置を五−十五分間稼働させたところ、ウイルスの99%が死滅したという。

  細菌は減数することで、感染と発症の危険性を減少できますが、ウイルスの場合は、宿主細胞で、抗体を形成できるようになるまで、無限に増殖する性質をもつ ことから、0か1の世界です。99%ではダメなのです。100%でなければ。それは、紫外線殺ウイルス法でも同じです。

 このような、機器の開発に夢を抱いている人々は、ウイルスの本態に関して、きちんと理解していないとしか思えません。無知が、変な妄想を見させるともいえます。そんなイカサマを流布するのは、嘘をばら撒く犯罪にも等しい行為です。

  ウイルスを100%殺す(不活化)するとはどういうことか。それは、宿主をも殺すあるいは、なんらかの障害を起こすまでの消毒滅菌法だということです。ウ イルスは、宿主と共に生きているのですから、基本的には排出されたものはほっとけば数時間〜数十時間で絶えますし、宿主内にあるものは絶やすことが不可能 ということでもあります。


[1829] どうして鹿追町でのBSE二頭発生を問題にしない? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 09:45  

[1811] でも書いたことだが、今回の20頭目のBSE発生の鹿追町は、14頭目のBSE発生地でもある。
しかも、この二つの牛の生年月日は、14頭目が平成12年10月、20頭目が平成12年8月と、ほぼ一致している。
出生コホートからすれば、時間的にも、場所的にも、これほど一致している例は、これまで無かった。
しかも、これだけにとどまらない。
17頭目のBSEは、鹿追町と隣り合わせの音更町で、出生年月日は、おなじ平成12年9月なのである。
つまり、北海道河東郡内で、平成12年の8月9月10月に生まれた牛が、いずれもBSEにかかっているということなのである。
これは、何が原因なのか?
このことを、どうして、国もマスコミも問題にしないのか?

参考 14頭目の鹿追町BSEの飼料給与状況
患畜が1歳になるまでに給与された飼料は、自家産の乾牧草及びサイレージのほか、下表の配合飼料5銘柄、単体飼料7銘柄及び補助飼料4銘柄が確認された。
販売元 ホクレン
商 品名 ミルフードAスーパー(ほ乳期子牛育成用代用乳用配合飼料 製造 (株)科学飼料研究所高崎工場) 新若牛リード24(若齢牛育成用配合飼料 製造 ホクレンくみあい飼料(株) 帯広工場) ニューコンポ75、ニューディアー20、フォワード20(乳用牛飼育用配合飼料 製造 ホクレンくみあい飼料(株) 帯広工場) 
動物用医薬品使用状況:患畜には、鉱塩・ワクチン等の10品目が投与されていた。
http://www.d1.dion.ne.jp/~ckahongs/10BSEkaho16.htm 
http://www.d1.dion.ne.jp/~ckahongs/10BSEkaho.htm参照

参考 17頭目の音更町BSEの飼料給与状況

ミルフードAスーパー、ニューリード20、スーパーリンカル12、キングソルト25

http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050422press_3c.pdf 参照

これまでのBSEで「ミルフードAスーパー」(1995年以前の商品名は、「ミルフードAスペシャル」)が使われていた例は、1.2.3.4.6.7.11.14.15.16.17例 
以下19例目と20例目はまだ不明

http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/ekigaku.pdf 参照

http://www.mhlw.go.jp/topics/0103/tp0308-1.html#22q2


[1828] シャープの「除菌イオン」 鳥インフルエンザに効果 99%死滅 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/07(Tue) 08:20  

実証実験に使われたのは強い毒性を持ち、東南アジアで死者を出した「H5N1型」。一立方メートルの箱にウイルスを拡散、箱の内部でプラズマクラスターイオンの発生装置を五−十五分間稼働させたところ、ウイルスの99%が死滅したという。
このニュースは外電でも広く流れた。
http://www.sharp.co.jp/products/menu/plasma/air_purifier/
http://www.news-medical.net/?id=10752
も参照

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050607-00000016-san-bus_all


[1827] 『 アンゴラで発生したマールブルグ出血熱』 投稿者:とき 投稿日:2005/06/06(Mon) 23:38  

霊長類フォーラム:人獣共通感染症 05/29/2005
「第163回 アンゴラで発生したマールブルグ出血熱 」
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf163.html

牛海綿状脳症(BSE):連続講座 人獣共通感染症 Index
《この講座は山内一也東京大学名誉教授が人獣共通感染症について色々な機会に行ったお話をまとめたものです.》
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/ProfYamauchi.html

ご紹介まで。



[1826] 中国は「ブラックマンデー」 投稿者:とき 投稿日:2005/06/06(Mon) 23:02  

看中国
http://www.secretchina.com/

ブラックマンデー!中国の株式市場は千時の株式市場の何市場崩壊を割る!
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/6/6/116441.html

ウェブページ翻訳
http://www.excite.co.jp/world/chinese/web/


[1825] Re:[1819] エボラ&マールブルグ病対策 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/06(Mon) 22:07  

通りすがりさん。
このエボラ&マールブルグ病に対するワクチンは、人間以外の霊長類に効いたとする発表のようですね。
こ の研究成果は、Nature Medicineに発表されたもので、the Public Health Agency of Canadaが、 the U.S. Army Medical Research Institute of Infectious Diseases の支援の下に、開発したもののようですね。
このワクチンは、樹状細胞http://1kai.dokkyomed.ac.jp/dc.htmlをターゲットにしたもので、この細胞は、エボラ&マールブルグ病共通してあるもので、この細胞は、防御免疫反応を生成するのに、大きな働きをしているものと言われていますね。
この樹状細胞ってのは、賢くて、忍者みたいな働きをするんだそうですね。

http://www.sciencedaily.com/upi/index.php?feed=Science&article=UPI-1-20050605-22395300-bc-canada-ebolavaccine.xml


[1824] Re:[1823] [1790] フィッシング対策 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/06(Mon) 21:44  

Chaosさん。
コンピュータ・ウィルスは、中国語で、「計算機病毒」のようですね。
価格.com へも、以前はリンクしていましたが、残念です。


[1823] Re: [1790] フィッシング対策 投稿者:Chaos 投稿日:2005/06/06(Mon) 21:33  

笹山様

Chaosです。
情報、ありがとうございます。
セキュリティ対策のplug-inやtool-barやアプレットは
いろいろ出ているのですが、アクセス環境のセキュリティ設定を厳しくすると、動かないものが多いのです。
セキュリティツールの脆弱性が穴になったという笑えない
例もいくつかあります。
でも、touchgraphのtoolは、各Web間の関連がわかって
面白そうですね。

IPAやNHKのニュースで報道されていましたが、価格.comへの
侵入事件以来、Webの改竄例が増えているようです。

中国のサイトで「病毒」を検索したらコンピュータウィルスの
情報サイトがウィルス疾患と混ざって出てきてしまいました。




[1822] 韓国の報道から 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/06(Mon) 21:13  

【News Blog】牛肉料理を注文しなかった米貿易担当者ら
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/06/06/20050606000037.html
↑いろいろ解釈があるようですね。そういや、韓国はメキシコから輸入していたような?

そういや私はこんなニュースを思い出しました。
農水省の食堂から牛肉が消えた!!「検査で安全」はどうした
http://www.gendai.net/contents.asp?c=010&id=3277



[1821] RE[1820] 血液由来製品 投稿者:真名  投稿日:2005/06/06(Mon) 20:11  

これですね。 米国の血漿蛋白使用。
島村大臣の珍答弁:米国飼料規制は牛肉安全(BSE防止)に不要
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22324232.html
山 田委員 ▼アメリカにおいては、飼料規制、例えば牛の肉骨粉を豚や鶏にやっている。豚や鶏にやると、これを仮に肉骨粉にするとプリオンが残る。それを牛が 食べて、連鎖は断ち切れない。血漿、血粉、これについては、アメリカはそのまま使用を認めている。東海岸においてはまだ肉骨粉を乳牛にやっている。▼
島村大臣  ▼飼料規制については、BSEの病原体が牛から牛へ伝播することを防止するための措置であって、牛肉そのものの安全性を直接確保するものではない、このため、米国産牛肉の輸入再開の条件として飼料規制までは求めていない▼

米国はへたり牛食肉処理を再開する予定
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21104678.html
▲The Food and Drug Administration is still considering whether to ban the use of cattle blood as a protein supplement for calves and the use of chicken litter as cattle feed.▲

みなさん、血液を甘くみているわけです。
これはどうですかねー。
クロイツフェルト・ヤコブ病患者の初乳は感染性
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/24296681.html

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1820] Re:[1817] RE 1816 代用乳について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/06(Mon) 19:27  

といえば、血漿蛋白(血粉)についてですけれど、米国では今でも牛に与えてますよね?(禁止されてませんよね?)。あれは、まず、汚染の問題なしに血液を回収できるものですかね?疑問なんですが。

と ころで話は変わりますが、「今更」ですがね、これらBSE20頭と同じ飼料を食べた牛は何頭くらい、われわれの口に入ってしまったんでしょうね。英国での 感染、なんて白々しく思えてきたんですが。ま、過去のことはともかく、これからは「素埋め」などが絶対行われないように見張っていただきたいものです。地 下水の汚染やら土壌の汚染につながるという話もありますから。


[1819] エボラ&マールブルグ病対策 投稿者:通りすがり 投稿日:2005/06/06(Mon) 18:26  

New York Timesによると、エボラとマールブルグ病に有効なワクチ
ンが開発されたようです。朗報ですね。

>New Vaccines Prevent Ebola and Marburg in Monkeys
>(中略)
>Two new vaccines, one for Marburg and one for Ebola, were
>100 percent effective in a study of 12 macaques being
>published today in the journal Nature Medicine. Monkeys
>given just one shot of vaccine and later injected with a
>high dose of virus did not even get sick. Normally, all the
>animals would be expected to die.
>(後略)

http://www.nytimes.com/2005/06/06/health/06virus.html
(閲覧には登録が必要です)


[1818] Re:[1817] RE 1816 代用乳について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/06(Mon) 18:19  

真名さん。
これについては、広島大学の三谷さんなどが、ご熱心に追求されていますね。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/yiwa/BSEkai2F.pdf
とか、
http://home.hiroshima-u.ac.jp/yiwa/milk-tallow.html
とかありますね。
近々、このサイトhttp://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/19tikusansisutemusinpo.htmの日程で、シンポジウムも、開かれるようです。
私も、こんなことhttp://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=161書いたことありますが。


[1817] RE 1816 代用乳について 投稿者:真名  投稿日:2005/06/06(Mon) 18:09  

代用乳仮説については、どの程度根拠があるとお考えでしょうか?
代用乳が怪しいという説は以前からありますね。ちょっと読んだことがありますが゛詳細はまだ存じません。
肉骨粉は与えていないんですから、まず何らかのスターターを疑うのは当然です。
英国でも肉骨粉をスターターとして使用したことが蔓延の原因といわれていますね。
このへんについて何かお書きになっておられますか?
教えて頂けますと幸いです。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1816] Re:[1813] Re:[1811] 肉骨粉BSE主因説で利得を得たものはなになのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/06(Mon) 18:02  

真名さん。
肉骨粉BSE主因説で利得を得たものは何かということから、考えていったほうがいいようですね。
黒船外因説で、少なからず、イギリス以外の政府は、利得を得たともいえますね。
それと、牛脂や代用乳が、副次的な要因にぼかされてしまったという効果もあったでしょう。
なんか、ますます、奇奇怪怪に思えてくる昨今です。


[1815] またまた、大紀元記者の電話突撃取材 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/06(Mon) 17:38  

大紀元の記者が、以下のように、野生鳥の死亡の写真を公表して、逮捕されたという事件について、電話突撃取材をしている。

記者-6月2日に、駱淡宏という名の若い人が逮捕されたということ、あなた、きかれておられますか?
剛察県公安局スタッフ-6月2日に、逮捕されたですって?いったいどこで逮捕されたんですか?
記者-剛察県でです。
剛察県公安局スタッフ-剛察県? で、逮捕された人の名前は、だれですって?
記者-駱淡宏という人です。
剛察県公安局スタッフ-そんな名前の人、いませんね。
記者-旦青海という名前の人はどうですか?
剛察県公安局スタッフ-そんな人も、おりませんね。
記者-そんな名前の人もいませんか。
剛察県公安局スタッフ-われわれは、逮捕してはいません。

その後、西寧市の考案局にも電話したが、誰も電話に出てこなかった。

http://www.epochtimes.com/b5/5/6/6/n945811.htm


[1814] この中国記事は本当か? 投稿者:とき 投稿日:2005/06/06(Mon) 17:38  

中国株市場1000ポイントまで下落  崩壊間近?
8年以来の最安値  市場価値60%下落

 【大紀元日本6月6日】大陸深滬(深セン・上海)株市場は続落し、6月3日に指数は1063.96に落ち、1997年2月27日以来の最安値を記録。総市場価値は既に60%以上の損失で、中国株市場崩壊が迫っていると見られている。

 株市場の続落も大陸の基金市場に影響を及ぼす、各基金において純価と市価の損失は大きく、5月1日連休明け後の十数日の取引で、基金の多くは、2003年と2004の収益をすべて食いつぶした。

 上層部は、株式市場を救うため、5月31日と6月1日に国有上場企業の株権を放出する改革実験プログラムを組み入れたが、市場からは歓迎されず下落を依然止められなかった。

 政府の統計によると、大陸株式市場がこの4年来連続下落、1兆4千2百億人民元(USD1750億)もの資金が消えた。

(05/06/06 11:50)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d98525.html

 もう、バブルはじけてる?


[1813] Re:[1811] 感染経路について 投稿者:真名  投稿日:2005/06/06(Mon) 17:28  

笹山様
全頭検査を行う意義を整理 2
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22507220.html
▼これまでに発見された感染例で肉骨粉が与えられたと確認できたケースはない。むしろん、ほとんどのケースで肉骨粉を与えてはない、とされているのだ。▼
▼1999年と2000年に生まれた牛で発生が見つかり(12、14例目)、さらに肉骨粉禁止が徹底されたはずの2001年秋以降に生まれた牛(8、9例目)からも発生がある▼

ワイルスミス説は根拠のあるものなんでしょうか?


http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1812] 病原体や発症機序も解明されていない段階で 投稿者:とき 投稿日:2005/06/06(Mon) 17:19  

 BSEやヤコブ病に関して、ワクチンやら抗体やら治療方法、感染発症逓減技術の開発ができる可能性があるという発表は全部眉唾と思っておいていいと思います。感染源・感染経路・発症機序がわからなくて、どうしてそんなことができましょうか。

 もし本当にできているのなら、この病理病態の核心を隠蔽したまま、現実対応していると思われますから、真相を明らかにしたら経済的にマイナスになる、核心に関わっている産業や研究機関の提灯持ちか、同じ穴の狢連中でしょう。

 まずは、わかっているのなら、変な小手先の技術情報公表ではなく、核心(プリオン病の原因と病理と発症機序)を明らかにしてからやって欲しいものです。



[1811] Re:[1807] [1789] 鹿追町は、確か二頭目だったはずですが。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/06(Mon) 17:09  

14頭目の死亡牛が、鹿追町でしたね。
で、今回の生年月日は平成12年8月、14頭目の生年月日が、平成12年10月8日。
ピッタンコではあーりませんか。
そろそろ、原因について、仮説でもいいから、農林水産省は、出しておく必要がありそうですね。

http://www.mhlw.go.jp/topics/0103/tp0308-1.html#22q2


[1810] [1808] 対プリオン粘膜ワクチンの開発という論文 投稿者:真名  投稿日:2005/06/06(Mon) 16:59  

▲ A limited number of active immunization approaches have been shown to slightly prolong the incubation period of prion infection. Active immunization in wild-type animals is hampered by auto-tolerance to PrP and potential toxicity. ▲ プリオンを使用した免疫化はこれまでうまくいってクロイツフェルト・ヤコブ病の弱毒株でワクチン効果いないと。
▲we report that mucosal vaccination with an attenuated Salmonella vaccine strain expressing the mouse PrP, is effective at overcoming tolerance to PrP and leads to a significant delay or prevention of prion disease in mice later exposed orally to the 139A scrapie strain.▲ 弱毒化サルモネラ株でマウスPrPを粘膜で発現させた後でスクレーピー株に曝露ですか。
粘膜でPrP発現というのは、メカニズムの理解もかなり難しいですね。
粘膜で異常プリオンの取り込みを阻害しているということでは?

私の見た範囲ですが、ウイルス学的アプローチでは、かなり前にオーソドックスな弱毒株による免疫化に成功しているようです。 どうなっているのでしょう?

クロイツフェルト・ヤコブ病の弱毒株でワクチン効果
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/23212651.html
▲ 米国で最も一般的なクロイツフェルト・ヤコブ病のスローで無毒性の株が、日本で単離されたはるかに毒性で急性のクロイツフェルト・ヤコブ病株の増殖を阻害 することを示すことができました。こうして「ワクチン接種」されたマウスは、この毒性の強い株によって引き起こされるべき鮮紅色の病変やプラークからも保 護されていました。これら各株においてプリオンタンパク質バンドパターンは区別できませんでした。このデータは、プリオンタンパク質や抗体がこの干渉作用 に主要や役割を果たしていないことを示しています。▲

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1808] 対プリオン粘膜ワクチンの開発という論文 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/06(Mon) 16:26  

経口ルートのプリオン感染を予防または遅らせる粘膜ワクチンの開発
Mucosal vaccination delays or prevents prion infection via an oral route
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=15878645&query_hl=2
F. Goñi, E. Knudsen, F. Schreiber, H. Scholtzova, J. Pankiewicz, R. Carp, H.C. Meeker, R. Rubenstein, D.R. Brown, M.-S. Sy, J.A. Chabalgoityh, E.M. Sigurdsson and T. Wisniewsk
Neuroscience, Volume 133, Issue 2 Pages 413-421

「食品安全情報」からですが↑こんな論文が発表されたそうです。
その他も気になる論文がたくさんあります。
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2005/foodinfo-11_2005.pdf
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html



[1807] Re:[1789] 北海道でBSE20頭目確定 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/06(Mon) 15:42  

20頭目も確定だそうです。症状牛だとかそうでなかったとか、その辺りの情報がわかりませんね。

牛海綿状脳症(BSE)確定診断の結果について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/06/h0606-1.html

処理年月日 : 平成17年6月3日
 性別  : 雌
 品種  : ホルスタイン
 月齢  : 57ヶ月
 飼育地  : 北海道河東(かとう)郡鹿追(しかおい)町

http://www.mhlw.go.jp/topics/0103/tp0308-1.html#22q2
20頭中14頭が北海道関連です。


[1806] 中国は大変なことになってますね 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/06(Mon) 14:19  

亡命求める中国外交官、「豪州にスパイ1000人」
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200506060003.html
中国が否定=豪州内の大規模スパイ網と拉致活動説
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20050606/050605070726.eny8oobp.html

鳥インフルエンザでも報道した記者が逮捕されたそうですし、全然体質変わってないみたいですね。
SARSのときに内部告発した医師も一時期は英雄扱いされたけれど、結局その後中国政府に拘束されたんじゃなかったでしたっけ。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2004/07/sars.html
SARS事件のときもメディアの編集長の拘束やら首切りやらもありましたね。残念ながら信用できませんね。


[1804] Re:[1803] 環境ホルモン(内分泌攪乱様物質)の動態 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/06(Mon) 07:33  

ときさん。
昨晩は、中途半端に検索結果をお知らせしただけだったのですが、油脂の酸化防止剤としては、BHA、BHT、エトキ シキン(Ethoxyquin)とがあって、このうち、家畜用飼料の抗酸化剤としては、エトキシキンがつかわれていて、その酸化防止の対象は、牛脂(タ ロー Tallow)ということになりますね。
で、BSEとの因果関係から見ると、牛脂とBSEとの関係は、限りなく灰色というわけであるし、エ トキシキン(Ethoxyquin)とBSEとの関係は、わからない、というようなことですから、では、牛脂とエトキシキン(Ethoxyquin)との 関係で、BSEと、どういう関係にあるのか、ということが、問題になってきますね。
エトキシキン(Ethoxyquin)の商品名としては、真名さんのサイトでときさんご紹介の、「飼料添加物 抗酸化剤エトキシキン「コーキン」100」http://www.kohkin.co.jp/ja/seihin/67.htmlのほかに、ペットフード用として、Performance Foods社http://www.performance-foods.com/のTotally Ferret http://www.totallyferret.com/ Pro Plan Adult Pro Plan Performanceなどが有名のようですね。
エトキシキン(Ethoxyquin)の有害説は、いろいろあって、http://www.avianweb.com/ethoxyquin.htmなどがありますね。
化学分析結果などは、http://www.inchem.org/documents/jmpr/jmpmono/v098pr09.htmに載っているようです。

http://www.dogplace.co.jp/new/dogplace/concept/conc2.htm


[1803] 環境ホルモン(内分泌攪乱様物質)の動態 投稿者:とき 投稿日:2005/06/06(Mon) 01:21  

 三つの生物生体のシステムと、環境ホルモン様物質の作用

1.代謝系(栄養代謝・内分泌・ホルモン)
2.神経系(運動神経、自律神経ー交感・副交感)
3.免疫系(異物認識排除)

 代謝系がもっとも原始的なままで、微生物から高等動物まで、そのシステムを発展させることなく、ほぼ同じシステムである。ホルモン様内分泌物質もほぼ共通。
 神経系は、発展はあるものの、脊索動物でほぼ同じシステム。
 免疫系は、そのシステムにかなり進化発展段階があり、シンプルなものから複雑巧緻なものまである。

 さて、環境ホルモン様物質(内分泌攪乱作用化学合成物質)が、

1.代謝系にもぐりこんだときは、栄養成分にまぎれこみ、タンパク合成に割って入り込む。ときには発ガン物質として作用する。
2.神経系には、蓄積濃度によって、神経障害をもたらす。
3.免疫系には、体成分と紛らわしいため、異物として認識されにくく、そのため排除されず、体内にとどまりやすい。そのために生体濃縮が問題になる。

  しかしいまだ、長期に暴露した場合の人体に対する影響は不明である。生殖繁殖能力の低下ばかり脚光を浴びている感が否めない。ほかの影響のほうが大きいの ではないのか。たとえば、栄養成分に紛れ込みアミノ酸タンパク質合成に齟齬をきたすとか、遺伝子の複製に変異を起こさせるとか。

 プリオンとは、異種タンパク単独説や、ウイルス説など、いまだ諸説紛々である。仮説の域を出るものではない。

 いずれにしても、未知のプリオン病感染因子は、破壊に驚異的なほど強靭であり、熱にもホルマリンにも、各種消毒滅菌法にも影響されない。従来の感染物体の概念からはかけ離れている。

  消去法で残るのは、結果、上の三つの生体システムに関与できるのは、環境ホルモン様物質(内分泌攪乱作用物質)のみである。どうしても、熱で壊れない性質 は、天然由来の生物のものには思えないのであります。何らかの微生物が合成できるものでるなら、生物で分解できるものと思われます。分離生成したものの感 染性の残存からいって、質量をもった何らかの化学物質の存在がうかがわれます。しかも、急性毒ではなく慢性毒、あるいは、長期にわたる暴露によって細胞の 代謝に何らかの変性(または作用)を与えるもので。

 原因因子としての(仮称)「プリオン」は、代謝系にも免疫系にも神経系にも、巧妙に作用し関わっている。ウイルスは代謝系を利用することはあれども、生合成にマッチしてしまうことはない。あくまでも細胞機構を利用するだけだ。
  免疫系にはウイルスであれば、必ず異物認識がなされ、抗体を産生できるシステムが成立する。ただし、免疫システムをつかさどる細胞に取り付くものもある が。しかし、それは、感染性が限定され、なおかつ不活化しやすいもろいウイルスである。その点で「プリオン」は体成分と同じに看做されるのか全く捕捉され ない。感染伝達初期の免疫力低下はみられず、かなり後期になってから現れるようだ。
 そして、神経系の異常(これが、プリオン病ではもっとも顕著 である)は、牛ではへたりなど歩行困難、人では、うつ、いらいら、物忘れ、痴呆など、症状の進行は、感染伝達の時期からみればかなり緩慢である。非常に年 数がかかり、何が感染原因なのか特定されにくいほどである。

 発症にあたっては、なんらかのレセプター(受容体)の感度(感受性)による個体差もあるのだろう。

 私には確認のすべはないが、諸条件を考慮すれば、何らかの化合物(化学合成物質)の関与が、プリオン病の原因因子として、いまのところ一番可能性が高いように思われます。(異端的な考えかもしれませんが。)

奪われし未来
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881359851
  化学物質のホルモン様作用による繁殖能力低下は、この問題のアジテーションとしては、非常にわかりやすい題材なのかもしれないが、それによって、免疫系や 神経系の長期にわたる暴露の影響がすこし軽んじられているような気がします。むしろ、ヤコブ病やアルツハイマー病や、広義の認知症(うつやその他の精神疾 患を含む)のほうが、生殖能力より、いま生きている人にとっては、大問題なのですが。


[1802] Re:[1801] プリオンと「エトキシキン」の関連はないか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 23:20  

ときさん。
ざっと調べましたが、ETHOXYQUINとBSEとの直の関係は無いようですが、ETHOXYQUINと、タローとの関係がくさいといえばくさいですね。
下記参照

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=ETHOXYQUIN%E3%80%80%E3%80%80tallow&lr=


[1801] プリオンと「エトキシキン」の関連はないか? 投稿者:とき 投稿日:2005/06/05(Sun) 23:01  

 真名さんのところに書き込みながら、ふと思いついてしまいました。飼料添加物「エトキシキン」のことを。
http://blog.livedoor.jp/manasan/comment.cgi/24241557#errors
 これは、ごくごく広く一般的に用いられています。
「飼料添加物 抗酸化剤エトキシキン「コーキン」100」
http://www.kohkin.co.jp/ja/seihin/67.html
 「レンダリング」は究極の生物濃縮システムです。常に廃物がリサイクルされてくるのですから。同じものが同じところをぐるぐる回っているようなものです。
  骨や骨の周辺やレンダリングに向けられる部位に生物濃縮で蓄積するするものは、つねにレンダリングシステムの中においても蓄積し濃縮されていきます。いわ ば閉じられたシステムで外部からどんどん新たに蓄積物質が入ってくることはあれ、なかなか出ていくことはありません。その意味で、食物連鎖上の生物濃縮物 の集塵機のような役割を果たしています。
 「エトキシキン」でググって見てください。かなり怪しい化学物質です。他の化学合成物質(特に有機塩素 系)について、プリオン病の原因因子(物質)ではないかと疑っていましたが、「エトキシキン」の用いられ方はモロ飼料添加ですから、ほかのかつて大量に生 産使用された農薬に比較して、直接作用する可能性があり、もし化学合成物質がその原因であるならば第一候補と思われます。こんなのもヒットしてます。(関 係ないかもしれません。)

公 表 飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律
http://www.ffis.go.jp/sub8/obj/kohyo1703.pdf

 「エトキシキン」、レンダリング・プロセスで、積年にわたっているうちに、生物濃縮ならびにレンダリング集塵機作用で、相当蓄積しているのではないだろうか。そのほかの、ダイオキシン類やDDT、PCBなどもですが。

 思い過ごしでしたら、申し訳ございません。デンパです。


[1800] OIEから、新基準について、非公式発表資料 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 22:53  

OIEから、新基準について、非公式発表資料http://www.oie.int/downld/SC/2005/bse_2005.pdfとして、次のように記載されています。

g) deboned skeletal muscle meat (excluding mechanically separated meat) from cattle 30 months of age or less, which were not subjected to a stunning process, prior to slaughter, with a device injecting compressed air or gas into the cranial cavity, or to a pithing process, and which were subject to ante- and post-mortem inspection and were not suspect or confirmed BSE cases; and which has been prepared in a manner to avoid contamination with tissues listed in Article 2.3.13.13.;

仮訳
「月 齢30ヶ月以下の牛からとったMRMを除く骨なし骨格筋肉であって、頭蓋腔に圧縮空気やガスを注入する方法でのプロセスやピッシングのプロセスでと畜され たものでない肉であること。また、それらの肉は、生前・死後の検査を受けたものであって、BSEのケースが疑われたり確認されたりしたものでないもの。そ して、Article2.3.13.13にリストアップされた組織による汚染を回避するようにされたもの。」

参考
Article 2.3.13.13.

1) From cattle of any age originating from a country, zone or compartment defined in Articles 2.3.13.4. and 2.3.13.5., the following commodities, and any commodity contaminated by them, should not be traded for the preparation of food, feed, fertilisers, cosmetics, pharmaceuticals including biologicals, or medical devices: tonsils and distal ileum, and protein products derived thereof. Food, feed, fertilisers, cosmetics, pharmaceuticals or medical devices prepared using these commodities should also not be traded.

2) From cattle that were at the time of slaughter over 30 months of age originating from a country, zone or compartment defined in Article 2.3.13.4., the following commodities, and any commodity contaminated by them, should not be traded for the preparation of food, feed, fertilisers, cosmetics, pharmaceuticals including biologicals, or medical devices: brains, eyes, spinal cord, skull, vertebral column and derived protein products. Food, feed, fertilisers, cosmetics, pharmaceuticals or medical devices prepared using these commodities should also not be traded.

3) From cattle that were at the time of slaughter over 12 months of age originating from a country, zone or compartment defined in Article 2.3.13.5., the following commodities, and any commodity contaminated by them, should not be traded for the preparation of food, feed, fertilisers, cosmetics, pharmaceuticals including biologicals, or medical devices: brains, eyes, spinal cord, skull, vertebral column and derived protein products. Food, feed, fertilisers, cosmetics, pharmaceuticals or medical devices prepared using these commodities should also not be traded.

http://www.oie.int/downld/SC/2005/bse_2005.pdf


[1799] 中国情報のWHO発表? 投稿者:外岡立人 投稿日:2005/06/05(Sun) 21:51  

 Recombinomics研究所のDR.NimanはCDCやWHOなどとも通じているようで、この研究所のサイトで発表される、または主張されることは、後からWHOやCDCから公式発表されることが多いように感じています。
 逆の言い方をするなら、WHOなどの非公式声明に近いものがあると思っています。

 DR.Nimanの略歴を見ても研究者として世界的ですから、彼の意見は相当な重みを持つはずだと考えています。

 でも研究の世界と政治の世界では力関係が話にならないくらい後者が強いですから、WHOなども相当苦労しているはずですね。



[1798] Re:[1797] [1791] [1790] フィッシング対策協議会 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 21:27  

Chaosさん。
私のトップページからリンクしている「Touch Graph」も、一部、そのような機能があるようですが。

http://www.touchgraph.com/TGGoogleBrowser.html


[1797] Re:[1791] [1790] フィッシング対策協議会 投稿者:Chaos 投稿日:2005/06/05(Sun) 21:16  

笹山様

Chaosです。
追跡できるのはいいですね。
フィッシングも日本語のフィシングメールが出回るまで
国内のマスコミには出ませんでした。

3年前くらいから、海外では出ていたようです。
citibank, VISAをターゲットにしたメールを
何度か受け取りました。
こういう攻撃を、解析するツールを作るのは
米国は速いですねぇ。
最近は、検疫、漏洩防止、フィッシング等を
トータルで管理するイントラネット用の「ソリューション」が
流行っているようですが、個人ユーザーはほとんど置き去り
プロ用の機材やソフトは、とても高価なので、手が出ません。
オープンソースのツールは、技術的なハードルが高くて
まだ、手が出せません。




[1796] Re:[1795] でも、何か変ですね 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 20:57  

外岡さん。
recombinomicsでの続報http://www.recombinomics.com/News/06050502/H5N1_Qinghai_Arrests_Alarm.html
では、H5N1で、このように大量の水鳥が死ぬことはない、ということと、写真で見るかぎりでは、前の数字の八千羽では数が少ないのではないかと、いっていますね。
いよいよ、WHOの真相発表が近いものとみこまれますが。

http://www.recombinomics.com/News/06050502/H5N1_Qinghai_Arrests_Alarm.html


[1795] でも、何か変ですね 投稿者:外岡立人 投稿日:2005/06/05(Sun) 19:02  

 写真でも感じるのですが、何か変ですね。

 何かって?
 あんなに大量の野鳥が一気に短時間に死ぬことがH5N1感染で起こりえるのか?、ということ。
 H5N1が自然宿主となりえる水鳥も死亡??
 他に哺乳動物も、それも犬なども。

 変ですね。
 さらに人も。
 ますます変ですね??

 インドから飛来してきた野鳥がH5N1ウイルスを持っていたとしても、それほど驚く事実ではなく、それが死因と決定づけることは現在の状況では言えないと思います。

 じゃ、何が原因でこれだけの生物が短期間に死亡したのか?

 ・H5N1の変異した強力な毒性をもったウイルス
  でも、種を越えて色々な鳥に感染死を起こさせ、ほ乳類にも同時に同じような結果をもたらすことが考えづらいですね。
 ・湖水の水に原因
  考えられなくもないですが、人まで100人以上死亡するのは?
 ・原因不明の毒性をもった気体が充満
  人々は発熱と嘔吐を呈していた由。呼吸困難はなし。
  どうでしょうか??

 いずれにしても詳細を中国当局が公開してくれない限り、結論は出ませんね。
 H5N1で何種類もの野鳥がバタバタ死ぬこと自体科学的に不可思議な現象なのですから、WHOは責任を持って問いただす義務がありますね。
 どうなることか…


[1794] 中国語サイトを機械邦訳しましたが… 投稿者:外岡立人 投稿日:2005/06/05(Sun) 18:48  

 Boxun Newsのサイトを機械翻訳にかけてみました。
 青海省関連の多くの記事がまとめられています。

 何とか雰囲気だけでもとらえることが出来ます。

http://www5.j-server.com/KODENSHA/c3/hm.cgi/http%3a//www.peacehall.com/news/gb/china/2005/06/200506051303.shtml?SLANG=zh&TLANG=ja&XTYPE=1


[1793] Re:[1792] 中国青海省で情報公開の8人が逮捕 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 18:45  

外岡立人先生
ご尊名はかねがね、承っております。
おいでいただきありがとうございました。
1768の写真公開で、ついに逮捕者ですか。
住民宅のインターネット状況も臨検との報道もありましたので、そんなこともありうべし、とは、思っていましたが。
逆に見れば、もう、当局が、覆い隠しきれない、ぎりぎりのところまでに、状況は、悪化していることを、この事実は指すのでしょう。
それにしても、各国が、防御体制を敷く中で、発覚後の日本の対応が心配です。

http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/06/200506051303.shtml


[1792] 中国青海省で情報公開の8人が逮捕 投稿者:外岡立人 投稿日:2005/06/05(Sun) 18:21  

 本日米国サイトで青海省での大量の野鳥の死亡写真が公開されましたが、その情報公開者達が逮捕されたとのニュース。

 今後中国はかたくなに情報公開をしないのでしょう。

 WHOの動きが気になります。
 SARSのときも2〜3月にかけ、WHOは中国当局とかなりのせめぎ合いをしていたということですが、今回はどうなのでしょうか。

http://www.asahi-net.or.jp/~ie3t-tnok/jyouhou/BIRDFLU/tyokkinninfo6.html


[1791] Re:[1790] フィッシング対策協議会 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 18:00  

Chaosさん。
日本のフィッシング詐欺も、アメリカのものにくらべたら、まだ、かわいいものですね。
PayPalやMLMが普及していないせいもあるのでしょうか。
このサイトhttp://www.prweb.com/releases/2005/5/prweb243759.htmのA Faked Domainの流れは、興味深いものでした。


[1790] フィッシング対策協議会 投稿者:Chaos 投稿日:2005/06/05(Sun) 15:39  

笹山様

フィッシング対策協議会
http://www.antiphishing.jp/

フィッシングの被害を防止するために設立された
フィッシング対策協議会のサイトが6/1に正式オープンしました。事例が紹介されています。

海外の老舗のサイトは
米国 Anti-Phishing.org
http://www.antiphishing.org/

以上


[1789] 北海道でBSE20頭目か? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 10:21  

6月2日の19頭目に続いて、6月4日に、北海道内の食肉処理場で3日に行ったBSEの一次検査の結果、牛1頭が疑陽性だった。

北海道は確認検査のため、検体を帯広畜産大(帯広市)と北海道大(札幌市)に送った。検査結果は6日ごろ出る見通し。

http://www.sankei.co.jp/news/050604/sha059.htm


[1788] Re:[1787] AIのニュースサイト 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 10:01  

Chaosさん。
おっ。
これは便利ですね。
早速活用させていただきます。
ありがとうございました。

http://www.sars.com.sg/birdflu/bfindex.php

[1787] AIのニュースサイト 投稿者:Chaos 投稿日:2005/06/05(Sun) 08:49  

笹山様

AIのニュースサイト
http://www.sars.com.sg/birdflu/bfindex.php

SARSのニュースを収集しているsars.com.sgが
AIのニュースサイトを開いていました。
主要なニュースが分野別、時系列で収集されています。



[1786] 例によっての大紀元記者の突撃電話取材 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 08:15  

http://www.epochtimes.com/b5/5/6/4/n944460.htm より

剛察県医院の案内係との電話

記者−鳥インフルエンザで、病人は出ていますか?
案内係-えっ?
記者-状況はどうですか?熱が出ている人いますか?
案内係-あなた、どこから電話かけているんですか?
記者-熱の出ている人いますか?
案内係-あなた、どこから電話かけているんですか?

剛察防疫ステーションのスタッフとの電話
記者-そちらは剛察防疫ステーションですね。あなたは、そちらで野鳥や家禽がたくさん死んだこと、きいていますか ?
スタッフ−ハイ。
記者-青海剛察県でですか?
スタッフ-えっ?
記者-人は感染していますか?
スタッフ-感染していません。

http://www.epochtimes.com/b5/5/6/4/n944460.htm


[1785] 花薄荷がウィルスを殺すって? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 07:45  

本当かどうかはわからないが、このサイトhttp://archives.moneyplans.net/frontend205-verify-9183.htmlによると、オレガノ(日本で言う花薄荷)http://archives.moneyplans.net/frontend205-verify-9183.htmlが、ウイルス除去に卓効を示すという。
こんな商品http://www.oreganol.com/まで出ているらしい。

http://archives.moneyplans.net/frontend205-verify-9183.html


[1784] H5N1対応のワクチンがそろうのは、来年春とWHOが見通し 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/05(Sun) 07:35  

WHOのKlaus Stohr博士は、ヒト用のH5N1対応のワクチンがそろうのは、来年春との見通しを示し、問題は、ワクチンの用意が出来ていない状態で、ウィルスの活動 が、もっとも盛んになる今年の冬から来年の春にかけての時期を、どのようにしのぐか、が問題であるとした。

http://archives.moneyplans.net/frontend205-verify-8920.html


[1783] Re:[1781] H5N1型インフルエンザ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 21:11  

確かに、誤解を招く書き方かもしれませんね。
以後、書き方を変えましよう。


[1782] Re:[1780] インドでカラスの死亡例多発 ウエストナイルか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 21:08  

Chaosさん。
インドばかりでなく、下記サイトのように、アメリカ・カリフォルニア州などでも、今年は、西ナイル・ウィルス(WNV)にかかったカラスの死が目立つようですね。
降雨量が多いことが関係しているようです。
症状が、インフルエンザと似ているだけに心配です。
ご紹介のProMEDの記事http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:3187042556118813609::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,29183
によりますと、死んだカラスは、いずれも脱水症状を示していて、体が硬くなり、飛べなくなっていたとかいてありますね。

http://www.lbreport.com/news/may05/wnv90815.htm


[1781] H5N1型インフルエンザ 投稿者:とき 投稿日:2005/06/04(Sat) 21:04  

 H5N1型といっても、ヒトインフルエンザと鳥インフルエンザは同じものではありません。鳥に感染できていたものが変異し、家畜動物 などに感染できるようになり、それも変異して、ヒト間感染できるようになったものが、ヒトインフルエンザで、ヒトが罹ると理解しておいたほうが良いでしょ う。H5N1型といっても変異株は多様で、強毒のものもあれば、弱毒のものや全く人畜無害のものもあります。ヒトが感染したものは××型インフルエンザ で、トリインフルエンザではないと思うのですが。何も知らない人がニュースや記事をみたら、いきなり、鶏からうつったと勘違いするような紛らわしいことに なっています。


[1780] インドでカラスの死亡例多発 ウエストナイルか? 投稿者:Chaos 投稿日:2005/06/04(Sat) 20:46  

Chaosです。

Pro-Medで気になるニュースが。
CROW DIE-OFF - INDIA (MUMBAI, KHAR-BANDRA): REQUEST FOR INFORMATION
投稿者はウエストナイルではないかと言っています。
検査結果はまだ出ていないようです。

なお、H5N1が、カラスに感染することは日本の動物衛生研究所で確認されています。
紛らわしいですね。




[1779] ヴェトナムで、新たに人感染の鳥インフルエンザ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 20:24  

ヴェトナムで、先週火曜日に、35歳の女性が、H5N1鳥インフルエンザにかかったことを発表し、これで、昨年12月21日以来の患者は、21人に達した。
http://archives.moneyplans.net/frontend206-verify-7159.html参照

http://www.conscience.net/campaigns.htm


[1778] まことしやかなウワサ(デンパ)? 投稿者:とき 投稿日:2005/06/04(Sat) 19:10  

原子力発電所に北の工作員迫る。【6/4(土)10:00】

◎防衛庁筋によれば、先月末、東京電力柏崎刈羽原子力発電 所の沿岸で、不審人物が目撃されたという。海上保安庁の巡視艇等が捜索するも人影は見つからず、翌日未明までの捜索で、防波堤に小型ボートを係留するアン カーボルトが打ち込まれていたことが判明しているとか。警察庁では、北朝鮮の工作員、あるいは北朝鮮の工作に見せかけたシナの工作員の可能性も含め、証拠 関係を含め捜査を指示した模様。

↑これはマスコミには報じられていない(要するに記者クラブで発表されなかった)情報だ。役人が記者クラ ブで発表しなければニュースを書けないマスコミというのは存在価値がない。誰かが発表せずに隠し通そうとしたフシもあるが、防衛庁サイドは発表して一向に 構わないというのでここに記す。

 本来、原子力発電所は自衛隊が重要警備対象として、重火器武装の上部隊を配置すべき場所である。それが 配置できない日本の情けなさ。制服も着ていけないので観光客を装って有事の部隊配置について検討したり・・・自衛隊の皆さん、ご苦労様です。本サイトは、 自衛隊を差別する左翼勢力を許しません。国防、教育、治安維持、外交は国の責務。防衛庁にはぜひ、防衛省昇格の上「日本軍」を一日も早く名乗れるように なっていただきたいと思っております。
【nikaidou.com】
http://www.nikaidou.com/column01.html


[1776] Re:[1771] ネイチャーの6月1日号で、中国の鳥インフルエンザの変異を警告 投稿者:とき 投稿日:2005/06/04(Sat) 16:09  

 ウイルスが宿主に限りなく依存する究極の寄生体ということからいえば、その種の維持継続の最大の功利的戦略からいって、この地球上のいちばん有利に繁殖増殖しているものを最終的な宿主にしようと目指すことは当然である。
 その点からいって、自ずとヒトを目指すことも、理にかなっているだろう。
 あらゆる、動物(脊索生物)を宿主とするウイルスは、ひたすらヒトを宿主にするべく日夜進化に励んでいる。というのも言い過ぎではないだろう。(でも、いい過ぎです。科学者はもう少し慎重に発言するでしょう。まだそれは、オカルトの分野でしょう。)

  鳥のインフルエンザの進んだものがもうすでに現存するということは、もはやヒトにいたるものも進化を果たしていて、今ヒトが体験しているものの二波三波あ るいはその先をいっていることにもなり、鳥から他の家畜へ、そしてやがてヒトへ、確実に感染できるように種の壁を越えて進化するということでもありましょ う。

 過密集約的な養鶏産業が、世界各地で、ウイルスの変異に拍車をかけているように見えないこともありません。

 結果 的に人間の産業的行為によって病気を起こしていることでもあり、因果応報、自業自得そのままのような気がするのは、私だけではないと思います。それがま た、人間の業でもあるということでしょう。(宗教家とはとんとご縁がございませんが、疫病一つを考えても自ずとそう思えてきます。)



[1775] “風太ビジネス”に異論 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 14:58  

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000004-yom-soci
によれば、風太を飼育する千葉市動物公園http://www.city.chiba.jp/zoo/が「商標登録は風太のイメージを守るため」としているのに対し、アザラシなどの「行動展示」で有名になった旭山動物園(北海道旭川市)はホームページhttp://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/asahiyamazoo/index.htmlに「『見せ物』にしないで」と緊急メッセージを掲載、“商業利用”を痛烈に批判したているという。

問題は、人間と同じ動作を動物に強いることは、アニマルライツまたは、アニマル・ウェルフェアに反するかどうかの問題なのだろう。
サーカスの呼び物の多くは、動物が、人間と同じような動作をすることで、客を集めているのであり、動物園が、それと同じ発想で、観客を満足させるのは、邪道であるとも言える。
http://www.conscience.net/campaigns.htmはサーカスにおけるアニマルウェルフェアとアニマルライツを扱ったサイトだ。
タマちゃん的エゴイズムから脱しきれない日本の動物感なのであろう。

http://www.conscience.net/campaigns.htm


[1774] 人間の勝手な理念や思い込み 投稿者:とき 投稿日:2005/06/04(Sat) 14:57  

 これまでの、人間の勝手な理念や思い込みから脱却、捨て去る時期が来ているときだと思うのですが。

6月3日付・読売社説(1)
[出生率1・29]「低下傾向をどう反転させる」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20050602ig90.htm

 これも、疫病とおなじで、現実にそくして考えざるを得ない段階になっているのに、いまだに人口増加に肯定的価値がある前提を疑うことがないかのようです。

『少子化が進めば、労働力の減少や消費の低迷など、経済活動に深刻な影響をもたらしかねない。年金をはじめとする社会保障制度の持続可能性も揺らぐ。』 

 こんな印象操作で、一般大衆に脅しでもかけているかのようです。減ったら減ったなりに、回っていくようプランニングすればいいだけです。無限に際限なく増えることを前提にした経済理論が、結局は机上の空論だったということです。

『仕事と子育てを両立しやすい環境を作るためだ。』

 全く的外れの見当ですね。余計な公的事業でますます逼迫するか、その新規事業に関わるだれかさんの懐を潤すだけでしょう。

『少子化の進行をできるだけ抑えると同時に、出生率は急に上向かないと覚悟して、制度を見直すことも必要だ。
 消費税の活用など、少子化が進んでも揺らぐことのない社会保障制度の構築が急務である。』

 成熟した国家は、自ずと小さい政府を目指さざるを得なくなっていくものと思います。あとは、いかに、生活水準を下げないか、社会資本を縮めながらも、不便のないようにするのか。それに英知を傾注することが急務と思います。

 真剣に社会的ダウンサイジングを考えなければならない時代がすぐそこです。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B0&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
ダウンサイジング―官僚化し、肥大化した組織を、スリム化する
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447837080X
日本縮小―ダウンサイジング社会への挑戦
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022579099

 そんなに、ネガティブに思うこともないと思うが。際限のない金儲けの欲がみなぎっている人にとってはお先真っ暗かもしれないが。

サイズつながりで。『スーパーサイズ・ミー 』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00067HDY8
 こういうネタは、日本のマスコミ・マスメディアは大変及び腰です。このような点からいって、まだ米国は日本よりマシと思います。

 それにしても、読売社説、先日の米産牛肉社説といい、ちょくちょく的が外れるようになっていませんか?


[1773] Re:[1765] [1762] 災害でのし上がった会社ともみえなくもない。 投稿者:とき 投稿日:2005/06/04(Sat) 11:39  

> オンラインショップもあるところから、純粋なNPO活動の分野が果たすべきところに、換金回路を持ち込んだような感じが、正直しましたね。

 なるほど、極端に言えば、セキュリティ会社が、ひそかにウイルスばら撒くような感じともいえますね。(件の団体がそうだとはいいませんが。勘繰れば、内容を詳しく知っているとなれば、そう思っておく必要もありますね。)


[1772] Re:[1768] 中国・青海省での野生鳥大量死亡の現状 投稿者:とき 投稿日:2005/06/04(Sat) 11:33  

http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/06/200506032331.shtml
>http://news.sina.com.cn/c/2005-05-08/19085832001s.shtml
> は、野生鳥の死骸累々たる有様だ。
> また、このサイトhttp://soundofhope.org/programs/162/20232-1.aspは、6月2日現在の鳥インフルエンザによる鳥獣の種類別死亡数の内訳だ。
> ガン (Anser indicus) 5412 オオズグロカモメ(Larus brunnicephalus) 641 カワウ(Phalacrocorax carbo) 1151 ニシセグロカモメ( Larus ichthyaetus) 1064
> アカハシハジロ(Netta rufina Pallas) 121 アカアシシギ(Tringa totanus) 34 コチドリ(Charadrius dubius) 23 アジサシ(Sterna hirundo) 12 オオバン(Fulica atra) 6 カンムリオオタカ(Accipiter trivirgatus) 11 ユリカモメ(Larus ridibundus) 2  アネハヅル(Anthropoides virgo) 1
> (中国の鳥名と学名との対照表は、このサイトhttp://www.cwca.org.cn/law/sanyou.htm参照)
> 牛 153 羊 84 鶏 413 犬 68
> 以上である。

 ヒトは?

 本当に鳥インフルエンザや、他の自然の「疫病」「伝染病」の類なのか?

 軍による、地域制圧のための、化学兵器でも用いたかのような惨状だ。

> なお、現地は、依然として報道管制が敷かれているとのこと。
> また、家庭内のインターネットにも、臨検が入っているとのこと。
> 最近になって、北京よりの高官が、現地を訪れたとのこと。
> また、軍の獣医なども、現地入りしているとのこと。

 酷い。近辺に原子力施設はなかったでしょうか? そうであれば大規模な事故の可能性もある。スリーマイルやチェルノブイリ以上の。(すいませんデンパ飛ばしです。)


[1771] ネイチャーの6月1日号で、中国の鳥インフルエンザの変異を警告 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 10:25  

Flu in wild birds sparks fears of mutating virus
http://www.nature.com/news/2005/050531/full/435542a.html
という文だが、登録が必要だ。

これは、ウィスコンシン大学の河岡 義裕教授によって発表されたもので、これによると、鳥インフルエンザ感染の鍵となる二つの遺伝子があるという。
そのうちのひとつの遺伝子は、血球凝集素(HA)の生産を調節する遺伝子で、HAは、ウィルスによって、目的とする細胞に取り付くと考えられている。
1918年のウィルスは、このHAのために致命的なものになったとしている。
河岡博士の研究チームが、感染したマウスを調べたところ、ウィルスが、非常に急速にマウスの肺にはいり、腫脹と出血を招いたという。
このHAの働きは、人間の場合にも、同じ働きをするものと見ている。
河岡博士の言うに、この研究は、新しいインフルエンザ・ウィルスの出現の場゜合いに、非常に役立つ研究であるとする。
河岡博士の言われるに、1918年の遺伝子の性質がわかれば、これからの世界的インフルエンザの蔓延を防ぐための、効果的なコントロール措置が採りうるであろうとしている。

http://archives.moneyplans.net/frontend203-verify-6613.html


[1770] 自治体の鳥インフルエンザ対策は殆どしてないみたいですね・・・・・ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/04(Sat) 09:49  

進まぬ新型インフルエンザ対策 「指針」宮崎・広島のみ
http://www.asahi.com/life/update/0604/001.html

SARS事件では、中国は数万人単位で隔離を行って、やっと鎮圧させており、
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7663/CHAINAhoudou.html
鳥インフルエンザはそれ以上に感染力が強いわけなのですが。。。

>策定していない自治体には「治療薬の備蓄も決まっていない。財政的な裏付けがない計画をつくっても意味がない」(栃木)、「県レベルでつくっても意味がない」(三重)、「他県の様子を見ながら考える」(沖縄)といった理由が多い。

>抗ウイルス薬で治療薬のオセルタミビル(商品名・タミフル)は、人口の3.7%分の備蓄を求められているが、予算化している自治体はなかった。

抜粋してみましたが、これでは本当に山に籠るしかなかったりして(^^;

===指針を作成している2県===
■宮崎県 新型インフルエンザ対応指針
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/fukushi/kenko/influenza/
■広島県 高病原性鳥インフルエンザについて
http://www.pref.hiroshima.jp/nourin/chikushin/tori/index.html
他の県はなし。



[1769] Re:[1767] [1707] [1702] 経済産業省情報セキュリティ監査企業台帳 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 08:37  

金運大吉さん。
まったくそうですね。
当の法の番人の法務局ですら、つい最近までは、不動産登記簿の台帳貸し出し閲覧でしたから、対象の不動産だけでなく、その台帳一冊分の範囲のご近所の借金担保状況は、すべて丸見えという状況でしたからね。
ひどいものです。


[1768] 中国・青海省での野生鳥大量死亡の現状 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 08:28  

まず、このサイトの写真
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/06/200506032331.shtml
http://news.sina.com.cn/c/2005-05-08/19085832001s.shtml
は、野生鳥の死骸累々たる有様だ。

また、このサイトhttp://soundofhope.org/programs/162/20232-1.aspは、6月2日現在の鳥インフルエンザによる鳥獣の種類別死亡数の内訳だ。

ガン (Anser indicus) 5412 オオズグロカモメ(Larus brunnicephalus) 641 カワウ(Phalacrocorax carbo) 1151 ニシセグロカモメ( Larus ichthyaetus) 1064
ア カハシハジロ(Netta rufina Pallas) 121 アカアシシギ(Tringa totanus) 34 コチドリ(Charadrius dubius) 23 アジサシ(Sterna hirundo) 12 オオバン(Fulica atra) 6 カンムリオオタカ(Accipiter trivirgatus) 11 ユリカモメ(Larus ridibundus) 2  アネハヅル(Anthropoides virgo) 1

(中国の鳥名と学名との対照表は、このサイトhttp://www.cwca.org.cn/law/sanyou.htm参照)
 
牛 153 羊 84 鶏 413 犬 68

以上である。
なお、現地は、依然として報道管制が敷かれているとのこと。
また、家庭内のインターネットにも、臨検が入っているとのこと。
最近になって、北京よりの高官が、現地を訪れたとのこと。
また、軍の獣医なども、現地入りしているとのこと。



[1767] Re:[1707] [1702] 経済産業省情報セキュリティ監査企業台帳 投稿者:金運大吉 投稿日:2005/06/04(Sat) 08:18  

> 金運大吉さん。
> 各面での国際規格(ISO)化が進行して、それらの国際規格の国内翻訳規格としてのJIS規格が整備されてきているという状況ですね。
> 「品質に関するISO9000シリーズ」と、「環境に関するISO14000 」と、「安全に関するOHSAS18000」とがあって、これらの統合化を図るマネジメントシステムのガイドラインとして、ISO10006があるという状況でしょうか。
> このうち、リスク管理の部分について見れば、日本の省庁では、経済産業省にわたる面(リスク評価)と、厚生労働省にわたる面(労働安全対策)との二つがあって、「安全に関するOHSAS18000」は、そのようなショバ争いで、ISO化が遅れているようですね。
> その中で、情報セキュリティマネジメントシステムの審査規格としては、BS7799(BSI(英国規格協会)の規格で、これは、パート1とパート2に分か れていて、パート1のほうは、ISO化されてISO17799となっている。)、JISx5080をベースに、進められているというもののようです。
> 情報セキュリティの第三者認証を受けたいという企業は、顧客の安心感の獲得を動機としたものでしょう。
> また、プライバシーマーク認定制度も、今後、急速に普及していくことでしょうが、確かに、おっしゃるように、経済産業省や情報セキュリティ監査企業が、ISOを盾にとって、情報のヒェラルキーを作っていくことには、懸念があるともいえますね。
> 「地方自治情報センターのサイトに脆弱性」というのは、そういえば、最近のことでありました。

笹山様、貴重な情報提供、深く感謝申し上げます。
経済産業省他国の官公庁が、官民挙げて全国に情報ネットワーク構築することは、行政事務効率の向上に大きく貢献する反面、全国の官公庁及び企業他関係団体が全てネットワークとして回線がつながっているので、次のことが心配されるのです。
1 国の官公庁や企業が国民の個人情報を把握できることによって、国民監視の道具に利用される懸念。
2 ネットワーク回線に侵入して、官公庁や企業から個人情報流出される可能性も有り。

実際に最近、ある地方自治体職員の自宅に、ある金融商品の勧誘がありました。
「新型のライフプランの勧誘ですが、あなたの役所の職員名簿を見て電話差し上げているのですが、財形貯蓄に加入している方にお勧めの金融商品なのでいかがでしょうか?」
ここで不思議なのは、なぜ部外秘の地方自治体の職員名簿しかも財形貯蓄の加入状況までも、金融関連企業が情報を入手できているのかです。

それで、今回の経済産業省情報セキュリティ監査システムによる官公庁と企業の情報ネットワークに興味持ったのです。


[1766] Re:[1764] 偽装事件のその後 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 07:14  

当時、コンプライアンス(法令順守)に問題があった会社は、今裁判沙汰になった会社以外にたくさんあったと思いますね。
結局、今、裁判沙汰になっている会社は、トカゲの尻尾きりの役割を、率先して、になったということでしょう。
逆に言えば、それだけ、業界内での信用力は、あつくなるという構図でしょう。
もう一度、当時の新聞を引っ張り出して、早めに肉を焼却処分した会社を当たってみると、よくわかりますよ。


[1765] Re:[1762] 災害でのし上がった会社ともみえなくもない。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/04(Sat) 07:07  

レスキューナウ・ドット・ネット
のこの会社概要http://www.rescuenow.net/about_resq/enkaku/enkaku.htmlをみますと、この掲示板でも取り上げたことのある有珠山ネットから三宅島噴火後のネット立ち上げの情報支援http://www.sasayama.or.jp/diary/2000dec03.htmが原点のようですが。
オンラインショップhttp://shop.rescuenow.net/top.htmlもあるところから、純粋なNPO活動の分野が果たすべきところに、換金回路を持ち込んだような感じが、正直しましたね。



[1764] 偽装事件のその後 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/04(Sat) 07:02  

食肉の全同連に業務改善命令へ 農水省、偽装牛肉事件で
http://www.asahi.com/national/update/0604/TKY200506030321.html
「農 水省は事件発覚後の04年6月、国家公務員倫理規定違反の疑いがあるとして人事院に報告。省内の調査委員会が、ほかにも同様の行為がなかったかどうか、職 員約60人から事情を聴いた。が、結果はまだ出ていない。 生産局の幹部は「利害関係者からの接待はあってはならないこと。人事院と協議のうえ、できるだ け速やかに結論を出したい」としている。」 (抜粋)
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200505270025.html

フジチク脱税 豚肉「仕入れ書」偽装 安い肉も高級部位
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/050603_2.html


[1763] ■炭疽菌特集 投稿者:とき 投稿日:2005/06/04(Sat) 00:58  

rescuenow:炭疽菌特集
http://www.rescuenow.net/today_line/topnews/0110/tansokin.html

 現在、バイオテロで、一番使用の可能性の高いもの。
 日本国内にある「反日」勢力では、組織的に保有の噂あり。
 予備知識を仕入れておくのも決して無駄にはならないと思われる、というより必要である。


[1762] 「鳥インフルエンザ直近情報」 投稿者:とき 投稿日:2005/06/04(Sat) 00:36  

危機管理情報:レスキューナウ・ドット・ネット
http://www.rescuenow.net/
海外で報道規制? 鳥インフルエンザの実態は・・・
ワンポイントレスキュー「Vol.62 ■突然変異もある鳥インフルエンザ」

鳥インフルエンザ危機
http://www.asahi-net.or.jp/~ie3t-tnok/birdflu.htm
鳥インフルエンザ直近情報
http://www.asahi-net.or.jp/~ie3t-tnok/jyouhou/BIRDFLU/tyokkinninfo6.html



[1761] 出生率低下と少子化 投稿者:とき 投稿日:2005/06/03(Fri) 23:33  

 ニュースにはなるが、その原因まで突っ込んだものにはなかなか目にしない。

04年の出生率1・28台後半、少子化止まらず(読売新聞) - 6月1日12時12分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050601-00000003-yom-pol
Yahoo!ニュース-少子化
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/decrease_of_children/

  安心して生んで育てる環境作りとは言うものの、原因は環境だけではないようで。実感としては、結婚しなかったり、結婚していても欲しくないというのももち ろんあるが、それ以上に、結婚していて、欲しくてもできないという人もかなりあるようで。二人目三人目がなかなかできない人もいますし。

適齢期の不妊率が10%に、環境汚染等指摘
発信:2005/06/03(金) 16:32:00
http://news.searchina.ne.jp/2005/0603/national_0603_002.shtml

  環境汚染で、不妊になる? 科学的に実証されていない面もあり、信憑性に足るものとはいえないにしても、可能性はあるかも。一時、内分泌攪乱物質、いわゆ る環境ホルモンによる繁殖力低下の可能性は言われていたが、まだまだデータ数がすくなくて、確実なことはいえない。何が原因かも特定できない。

『不 妊にはさまざまな原因があるが、環境汚染によって男性の無精子症が増加していると考えられている。また、中国でもダイオキシンによる環境汚染が進行してお り、産業廃棄物だけでなく、プラスチックや殺虫剤、さらに家畜類の飼料に含まれていたダイオキシンを、結果として人間が食べることの危険も指摘されてい る。』

 この点に関しては、もっと突っ込んだ研究が必要。まだ確実ではない。生物の繁殖力は、人為の及ばぬ領域のような気がする。戦争や 疫病や気候変動などで、急激に人口の減少が起こったとき、生物の平衡力によるものか、急激に繁殖する時期がある。厳しさに曝されたとき、植物はより多く花 がさき、虫や魚や鳥は、より多く卵を産み、殖えようとするように見える。強い淘汰圧がかからなくなれば、自ずと繁殖力は一時的に弱まるものに見える。日本 で人口が増えていかないのは、急激に減る心配がないからだとも思える。人間も動物、生物である以上、滅多に死ぬ心配がなくなれば、増える必要もなくなる。

  生物は限られた資源の中で、それをいっきに食いつぶしてしまわないよう微妙なバランスをとりながら生存していて、人間もまたその摂理からはまだ完全に逸脱 してはいないのだと思えます。無闇に人口が増えることで成り立つ経済をやめて、8千万人あるいは、6千万人でも成り立つ経済での国家をプランニングしてお くことも必要かもしれない。

 あらゆる危機管理を万全にし、国防磐石堅固であるならば、平和であり続けることができ、ますます人口は減ることはあれども、地球資源の限界から言っても、増加することにあまり期待はできないし、その必要もなくなるのだから。

  詳しい世界人口あるいは日本の人口のデータを、今もちあわせてはいないが、おそらく、明治初期(1870年頃)の日本は3300万人程度だったと記憶す る。末期(1920年頃)でも5200万人。人口爆発は世界的に見ても、20世紀の一大イベントだったのだろう。二度の大きな世界戦争が、強い淘汰圧とな り、人口増加を促進させたともいえる。大きい戦争がなければ、局地的地域的には増加するところがあっても、全体で見たとき、増える傾向にはないのかもしれ ない。大きく増加する地域は、なかなか生き残るのに困難な地域の現われとも言えるのではないだろうか。


[1759] USDAのメモは、BSEリスクの科学的根拠を無視とダウジョーンズ紙などが警告 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/03(Fri) 22:14  

今週火曜日のダウジョーンズ紙と水曜日のウォールストリートジャーナル紙とが、USDAがBSEに関しての食品安全上と健康上のリスクと、輸入されるカナダ牛肉のリスクについての警告を無視していたと報じた。
これらの記事は、ともにBill Tomson氏が書いたものだが、この中で、Bill Tomson氏は、2003年10月にUSDAが書いた ‘decision memorandum'を暴露した。
この ‘decision memorandum'には、2003年5月にカナダで最初のBSEが発生したことによる2003年5月20日からのカナダからの牛肉製品・ひき肉などの輸入規制を覆す行為をUSDAのトップがしたということについてのメモである。
このメモでは、カナダからの牛肉製品輸入禁止措置の政策変更についての賛否両意見メモがつけられている。

賛 −ある産業にとって見ると、今回の輸入制限は厳しすぎる。ひき肉関係業界にとって見れば、月齢にかかわらず、ひき肉が非常にリスクのあるものとなってしま う。処理にかかわらず月齢30ヶ月未満については、輸入可能となるように、一貫性を保ってほしい。CFIAを信頼してほしい。

否-消費者団体が、この輸入緩和措置に寛大であるだろろうか。パブリックコメントなしに、この政策変更が可能であろうか。ラベルのミスで、月齢30ヶ月以上の牛のMRMが輸入してくる危険性がある。
参照
http://www.foodconsumer.org/777/8/USDA_Memos_Show_Pattern_of_Ignoring_Science_on_BSE_Risks.shtml
http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=5128

このメモ暴露は、日本のアメリカ牛肉輸入再開問題にも、相当大きな影を落としそうな気配である。


[1758] 「無症状キャリア」って何? 投稿者:真名 投稿日:2005/06/03(Fri) 21:59  

「不活性の潜伏期間」は、「異常プリオンが検出されない」期間だというのがポイントだと思います。異常プリオンが検出されなくても感染 性があるということです。「無症状キャリア」とか「不顕性」というのは、「症状がない」と意味ではないでしょうか? しかし、この場合には「症状」ではなく、「感染因子」つまり異常プリオンが検出されないわけです。異常プリオンは決して「症状」ではありません。感染因子 そのものです。
▼BSEに感染した牛の脳組織のホモジェネート(訳注:ミキサーで破砕した細胞のジュース)を接種したマウスはすべて神経症状を起 こし、神経死に至ったが、そのうち55%以上のマウスで異常プリオン蛋白質は検出されなかった。継代接種を続ける間に、この感染因子は新しい宿主に適応 し、異常プリオンが現れるようになった。従って、異常プリオン発生には種間適応現象が関わっているかも知れないが、実際には何か未知の因子がBSEの感染 に関与しているかもしれない。▼

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1757] Re:[1753]「プリオン病」の無症状キャリアの可能性 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/03(Fri) 21:19  

真名さん。まりちゃんさん。
この中の「不活性の潜伏期間のあとには、感染性因子の活発な増殖とマウスを死に至らしめうる新たな感染性因子への適応が続いた」という部分が、ポイントですね。
「プリオン病」の無症状キャリアの可能性を強く示唆したものです。
それと、牛の人工授精によるプリオン病の伝染については、BSE Inquiry  http://www.bseinquiry.gov.uk/report/volume5/chapter6.htmでは、今後の精査に待つと、確たる結論付けをしていませんが、疑問の残るところです。
垂直伝染の可能性は残されていると見るべきですね。

http://www.bseinquiry.gov.uk/report/volume5/chapter6.htm


[1756] プリオン関係のニュース 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/03(Fri) 20:33  

Scientists uncover secret in brain-wasting diseases
http://www.montanastandard.com/articles/2005/06/03/newsstate/hjjejdjgjjibgj.txt
http://www.sciencemag.org/
Variant prion protein causes infection but no symptoms - Could have implications for Alzheimer's disease
http://www.medicalnewstoday.com/medicalnews.php?newsid=25544

Testing of human mad cow suspect delayed
http://www.wpherald.com/storyview.php?StoryID=20050602-012435-5694r
↑検体をフランスに送るのに異常にぐずぐずしていますね。
疑いを増しますね。DNA鑑定なども視野に入れたくなりそう。。




[1755] 韓国の資源保護意識? 投稿者:とき 投稿日:2005/06/03(Fri) 19:25  

June 3, 2005
密漁と資源保護、韓国側は必死である
http://plaza.rakuten.co.jp/isanotiratira/diary/200506030000/

『漁 民には海洋資源の保護という発想が無く、禁漁期を設けても守らない。そのため、韓国の排他的経済水域ではすでに資源が枯渇して漁に出ても採算の合わない状 態になっている。こうして日韓の暫定水域に韓国の漁船が大量に出てくることになったのだが、これがまた日本では禁じられた漁法で後先考えずゴッソリ捕って いく。もともとルールが違うのだから仕方ないと言えば仕方ないが、当然、暫定水域内の資源も枯渇していく。で、その次は、ということで、日本側の排他的経 済水域でも韓国漁船が違法に漁をすることになる。しかもこれを韓国当局が黙認しているものだから、ちょっとでも日本側がまともな対応に出れば今回のような 大騒ぎになってしまうというわけだ。
 この問題の根は深い。同様の事件は、韓国側に漁業資源保護という考えが根付くまで、何度も何度も起こるだろう。韓国側は必死なのだ。こちらも必死で取り締まらなければ日本側の資源まで枯渇してしまう。』



[1754] 青海省チベット族自治区 投稿者:とき 投稿日:2005/06/03(Fri) 19:09  

■青海省チベット族自治区で大規模な暴動が発生の模様
 牧畜農民から入山税までまきあげていた地元共産党幹部への不満

 本当に中国は「反日」なんぞ、やってる場合か。
 「ラジオ自由アジア」に依ると、青海省玉樹チベット族自治州で5月20日から21日にかけ住民数千人が治安当局と衝突した。
 暴動の原因は地元共産党幹部のあまりの不正と農民からの税金ぼったくりの苛斂誅求である。チベット人農民が薬草を採る際に入山税を徴集し、それを私物化しているため。
 この類いの民族衝突は河南省、新彊ウィグル自治区など方々で報告されているが、青海省の暴動では日頃おとなしいチベット族が止むに止まれず暴れたのだ。自治州政府の庁舎が焼かれ、軍が駆けつけて発砲、死傷者の有無は不明という。
 チベット人の多い玉樹県は7万人の98%が「蔵族」(チベット族)。
 標高4000メートル、牧畜以外にこれという産業はなく、ちなみにこの土地は外国人に開放されてはいるが、省都・西寧から西南へ820キロ(バスで25時間かかります)。
 第二の都市ゴルムトから東南へ500キロ、殆ど山奥で四川省とチベット自治区に近い。
 このあたりは毛沢東や胡錦濤の名前はしらなくともダライラマ猊下の名前は知っている。

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)6月3日(金曜日)
通巻第1141号 より
http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
http://www.melma.com/mag/06/m00045206/a00000060.html


[1753] いわゆる「プリオン病」?の奥深さ 投稿者:真名  投稿日:2005/06/03(Fri) 14:05  

論文1:プリオンが検出できなくても、BSEは感染する?
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/puriongakensyutudekinakutemo.htm
論文2:スクレーピーの増殖と適応に先行する長期の潜在的キャリア状態が存在
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/sukureipinozousyokutotekiou.htm
論文3:クロイツフェルト・ヤコブ病の妊婦の組織中に伝達性因子を証明
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/cjdnoninpunososikini.htm
BSEの論文1〜3の訳注と解説:河田昌東
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/bseronbunnoyakutyuutokaisetu.htm
のあたりに興味を感じます。いずれも日本農業新聞:河田 昌東先生の訳注があります。
論文3は、下で取り上げた日本の玉井先生の業績「 New Engl J Med, 327; 649, 1992.」「CJDの妊婦での成績。胎盤や初乳、臍帯血の白血球をマウス脳に接種すると感染成立。垂直感染が起こるのではないかとの報告。」です。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22144535.html
これは エリアス・マニュエリディスの先駆的研究:Neurology. 1989 May;39(5):615-21.(乳幼児にクロイツフェルトヤコブ病が広がっている?)と明らかに関連しています。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19230589.html

たった3件でこの病気の奥深さの一端がかいま見えてくるようなラインアップで、河田先生のセンスに感心いたしました。 近いうちにブログでも取り上げたいと思っています。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1752] 埼玉県が危機対応のツボ資料作成 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/03(Fri) 12:13  

隠さず事実公表、ウソつかない 県、危機対応の“ツボ”作成
http://www.saitama-np.co.jp/news06/01/19x.htm
尼崎JR脱線事故で批判を浴びたJR西日本の対応を「反面教師」にしようと、県危機管理防災部は三十一日、危機発生時の被害者対応やマスコミ対策の要点をまとめた資料(A4判、二枚)を作成した。各部への徹底を図るため県幹部が出席した同日の庁議で配った。(略)

これですぐさま公開して情報共有してくれたらさらに感動
http://www.pref.saitama.lg.jp/A05/BB00/top.htm


[1751] Re:[1750] [1749] 5月31日のプリオン専門調査会といえば 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/03(Fri) 11:36  

> 「国内のあらゆる年齢の牛と、米国から入ってくる20ヶ月以下の牛からとった牛肉のリスクとの比較」でしょうが。

笹山さん、そうです。「国内のあらゆる年齢の牛と、20ヶ月以下の牛からSRMを除いた上でのリスクの比較」をする、ということのようです。農水・厚労省は、牛肉&内臓に関して諮問をしてますから、牛タンや腸も含めてなのでしょう。

最 近傍聴していてつくづく感じるのは、もう国の方向性は、食に関しては米国属日本州、らしいわけだから、自衛するしかないな、ということです。傍聴もアホら しくなってきました。日本の食の安全を守るのに、税金であのような危機管理感覚をお持ちの方々に給料払っていることを考えると、アホくさいどころの話では ござりません。まともな意見は「少数」扱いだし。EUのGBR評価メンバーを呼んだほうがいいのではないでしょうか。

私は、山本委員の発言に、「日本の老廃牛と、何食べてるんだかわからない米国の20ヶ月以下の牛を同一に考えさせて、リスクは似たようなもの」という結論に持ち込むつもりではないのか、という不安を感じました。だったら困りますよね。本当に。

しかし先日米国の消費者運動をされている方のお話を伺いましたけれど、米国でも心配されている消費者は少なくないそうです。あとは「Mad Cow? 焼けば大丈夫でしょ」という人もいるし。どうなることやらです。


[1750] Re:[1749] 5月31日のプリオン専門調査会といえば 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/03(Fri) 11:27  

「国内のあらゆる年齢の牛と、米国から入ってくる20ヶ月以下の牛のリスクとの比較」ですって?????
それをいうなら、
「国内のあらゆる年齢の牛と、米国から入ってくる20ヶ月以下の牛からとった牛肉のリスクとの比較」でしょうが。
さ らにいえば、牛のBSE感染価 cattle oral ID50と、人のvCJD感染価 human oral ID50とは、連動し得ないから、それは出来ないから、結局は、「米国から入ってくる20ヶ月以下の牛からとった牛肉のリスク評価」をするためには、アメ リカの牛のBSE感染価を検証しなければならないから、アメリカ・カナダの飼料管理までも含むリスク管理にまで、日本の食品安全委員会が踏み込まなければ ならないという理屈になりますね。

http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=268


[1749] 5月31日のプリオン専門調査会といえば 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/03(Fri) 11:16  

消費者に説明不足 プリオン調査委員会 強い懸念を表明
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/syouhisyanisetumeihusoku.htm
日本農業新聞さんの記事をUPいただいてましたのでご紹介を。

傍聴して、印象に残った発言要旨をいくつかご紹介します。

寺田委員「中間とりまとめ案までの月齢見直しは、プリオン専門調査会から”ボランタリー”に評価を始めたもの」

本間委員「ある程度の(審議の)スピード感があってしかるべきではないか」

見上委員「このさいはっきり言っておきたいんですけれども、我々本委員会において、食品安全委員会において中間とりまとめ案などについて、一度たりとも、アメリカありき、という話もなかったし、そんなことなど思ったこともないです。(略)」

山本委員「諮問に関しては、わが国と同等の安全性ということで、国内のあらゆる年齢の牛と、米国から入ってくる20ヶ月以下の牛のリスクとの比較ということでいいのか?」(吉川委員「私もそう思います」)

小 泉委員「行政資料で、「食安委の承認手続きを経て」という表現だが、何を承認するのか、と思う。国内ですらあれだけ時間がかかった。今度の米国、カナダ牛 の評価については、管理問題は全部(行政に責任を)もっていただく、そういう条件のもとに、科学的事実に基づいて、それだけに限定して、評価をするならし ましょう、という認識で私はいる。最短的???(この単語が聞き取れず)に見て議論していただくということにしていただきたい。(以下、金子委員への反 論)」

全般的な感想ですが、私はポカーンとして、顎が外れそうになりました。日本の食の安全は彼らにまかされております。危機管理感覚のある先生方に頑張っていただかねば。。

議事録をお楽しみに。。。
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai25/index.html




[1748] Re:[1742] ヤコブ病の診断基準変更へ  診断基準に合致しない例から 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/03(Fri) 11:07  

国際診断基準の脳波の部分が変わるということなのですね。
クロイツフェルト診断マニュアルhttp://www.nanbyou.or.jp/pdf/cjd_manual.pdf
では、脳波については、次のようになっていますね。

A.発病初期の脳波。いまだ同期性の放電は認めら
れていないが、基礎律動は障害されており、徐
波化が著明である。
B.典型的な、PSD。基礎律動は制御され、周期的
に、全ての部位で同期的に放電が認められる。
C.末期の脳波。規則的に認められていたPSDの振幅
が低くなり、また頻度も減少している。

(2) 脳波は発症初期には基礎律動の不規則化と徐波化がみられるが、ミオクローヌスが出
現するようになるとPSD がみられるようになる。PSD の出現率は82.2%である。末期に
なるとPSD は消失し、脳波は平坦化する

ところで、診断基準が変わると、日本でもvCJDの発表が、続々ということになるのかしら?

http://www.nanbyou.or.jp/pdf/cjd_manual.pdf


[1747] 中国・青海省で、死んだ野鳥持参者に対して、報奨金 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/03(Fri) 10:53  

http://www.xinminweekly.com.cn/xwzx/shxw/t20050603_526004.htm
によると、持参した野鳥の大きさによって、10元から20元の報奨金を与えることにしたという。
まさか、生きている野鳥まで、絞めて差し出して、報奨金稼ぎをするということにならなければいいが。

http://www.xinminweekly.com.cn/xwzx/shxw/t20050603_526004.htm


[1746] 自動車向け鋼板値上げ決着後に注目 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/03(Fri) 10:25  

「新日鉄」が、自動車用の鋼板の価格をおよそ20%値上げ(1トン当たり1万円程度、自動車一台あたり約一万円程度)することでトヨタ自動車などと合意したことで、今後は、他の鋼材価格への波及や、自動車価格への転嫁の方向などに焦点が移行する。
既に造船や電機業界とは、ほぼ同じ値上げ率で決着している。
ま た、日本鉄鋼連盟は、2005/05/30に、4月の普通鋼鋼材在庫速報を発表したが、これによると、生産は、659.8万トンで、前年同月(685.6 万トン)比25.8万トン、3.8%減と2カ月振りの減少となったのに対し、メーカー在庫が、前月末(462.3万トン)比9.5万トン、2.1%増の 471.8万トンと3カ月振りの増加となり、問屋在庫は前月末(160.4万トン)比0.4万トン、0.3%減の160.0万トンと2カ月連続の減少と なっている。
いわば、値上げ交渉前に、メーカー在庫増で、4月以降の値上げ交渉を有利にしようとするメーカー側の思惑が、これによっても、垣間見られる。
また、ひも付き( 大口需要家への直接販売)と、店売り市場への供給量のアンバランス、ひも付きの値上がり幅と一般流通向けの値上がり幅のアンバランスも、今後、問題になってくるだろう。

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=101540&lindID=4


[1745] Re:[1744] 5/26の食品安全委員会の議事録 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/03(Fri) 10:07  

「昨年10月は、輸入の際の管理措置について「合意」したものではなく、食品安全委員会にリスク評価を要請することを前提に、「認識を共有した」だけである。」とは、よくいいますね。
農林水産省さんの言われる、昨年10月の「認識を共有した」ものには、次のようなものもふくまれていますね。

5.BEVプログラム概説
2で述べたBEVプログラムは、2005年7月に、適用可能なように、修正が検討されるであろう。
日米両国の当局者による共同の再検討では、OIEやWHOの専門家により行われる、科学的見地からの検討を考慮に入れることになるであろう。
この再検討の結果については、なさるべき行動を含め、日米両国政府の合意・判断によりなされるであろう。
日本の場合、これは、食品安全委員会の検討にゆだねられる。
OIEやWHOの専門家には、BEVプログラム実施中において蓄積しうる情報を再検討してもらい、適切におこなわれ、日米両国の牛肉貿易において、消費者に安全を保証しうる修正を行うためのガイダンスを用意してもらう。

再検討されるべき情報には、次のものが含まれる。

-上記4で述べた両国共同の科学的協議によって利用可能な情報
-再検討すべきOIE基準にもとづいた、アメリカのBSEの状態
-アメリカの拡大サーベイランスプログラムの結果
-アメリカの飼料規制
-アメリカで実施中のBSE改良施策の範囲
-BSE検査のカットオフ月齢



[1744] 5/26の食品安全委員会の議事録 投稿者:虹屋 投稿日:2005/06/03(Fri) 09:02  

正式な議事録ではありませんが、5/31のプリオン専門調査会に出された資料
資料4:食品安全委員会第96回会合議事概要メモ(米国・カナダ産牛肉諮問関係)[PDF]

http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai25/prion25-siryou4.pdf


[1743] Re:[1741] [1738] 「タミフルは、われわれを、鳥インフルエンザから救えるのか?」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/03(Fri) 08:32  

ときさん。 まりちゃんさん。
Amantadine hydrochlorideは、中国語で、鹽酸金剛烷胺
Amantadine sulphate は、中国語で、硫酸金剛烷氨
で、
たとえば、济南鲁田经贸有限公司 http://mmt.pharmacy.hc360.com/provider/show/585/047000000585/cjj.htm
では、飼料添加剤として売られていますね。
この一覧表http://www.jnltjm.com/product/cpzs-ss.aspの中にあるはず。
これhttp://www.jnltjm.com/product/cpzs-xx.asp?id=148かな?

タミフルは、中国語で、奥司他韦(商品名达菲Tamiflu)のようですね。

http://mmt.pharmacy.hc360.com/provider/show/585/047000000585/cjj.htm


[1742] ヤコブ病の診断基準変更へ  診断基準に合致しない例から 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/03(Fri) 08:12  

ヤコブ病の診断基準変更へ  変異型、国際会議で合意
http://www.iwate-np.co.jp/newspack/cgi-bin/newspack.cgi?science+CN2005060301000178_1
約30カ国による共同CJD監視会議、というのがあるそうですが、OIEには口出ししないのかな?
そもそもの発生源を根絶させないことには、と思うのですが。


[1741] Re:[1738] 「タミフルは、われわれを、鳥インフルエンザから救えるのか?」 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/03(Fri) 08:04  

笹山さん、ときさん、おはようございます。

> 今日のニューサイエンティストの記事「Can Tamiflu save us from bird flu?」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=285
> 「中国は、amantadineを鶏の飼料に組み込んでいる。だから、われわれは、amantadineを処置方法として、使えなくなっている。」と、テ ネシー州メンフィスにあるSt Jude Children’s Research HospitalのRobert Webster氏は、言う。

なんかすごいことになってますね。まさかタミフルは使ってないですよね(^^;


[1740] Re:[1738] 「タミフルは、われわれを、鳥インフルエンザから救えるのか?」 投稿者:とき 投稿日:2005/06/02(Thu) 23:55  

 かつての日本もそうでしたが、抗生物質や合成抗菌剤づけの畜産業が、いまやかの地では抗ウイルス剤である「アマンタジン」まで与えて飼養しているとは。これでは、薬剤耐性ウイルスをどんどん積極的に作り出しているようなものです。
  ひとにさえ、めったに使わないものを、普段から恒常的に使用している。しかも、かかってから使うのではなく、かかる前に使用している。少なくとも国際的に 見たとき、当地ではどうあれ、人間とともに家畜の病原菌や病原ウイルスが変異の度を高めているようなものです。まさに新病原体の坩堝と化している。産業が 活発になればなるほど。
 一部地域(国家)のみが、ウイルス感染症の耐化馴化政策をとってしまったら、国際基準も右習えしなければ、とても対応しきれない。それはすなわち、もうすでに「まん延防止措置」ではなく、全く逆の対処方法だからだ。それは、こうもいえる。
 世界の中における、あらゆる新興病原体の発祥地となるに等しいと。


[1739] Re:[1735] [1733] [1727] [1619] [1617] 渡り鳥、海岸で大量死 餌捕れずに衰弱か 千葉〜福島 投稿者:とき 投稿日:2005/06/02(Thu) 23:27  

> 1997年の夏に、ベーリング海南東において、数十万羽が、死んだという例がありますね。

 新しい感染症が流行るときはいつもそうです。アザラシやイルカなども同じです。群れが遺伝子の多様性を減じて累代したとき起こりやすくなります。

> 著しい体重の減少が特徴だったそうで、この年の春から夏の間に、ベーリング海にどのような環境上の異変があったかが議論されましたが、このときは、長期にわたる異常気象が原因との結論だったようです。
 
 体重減少は、それが原因なのではなく、あくまでも発症発病の結果であると見たほうがよいでしょう。感染し新たなウイルスに曝されて、生き残れるものでまた繁殖していく。それが自然の摂理。

  ウイルスや微生物がなぜ変異するのか、ただの偶然の産物なのか、それとも、それを促進する環境要因があるのか。それは、今後の科学の研究課題です。しかし ながら、人工的な化学物質と、それが及ぼす環境汚染の研究は、産業政策にも関わり、むしろそれを阻害する結果がでる可能性や予想もあり、おいそれと進めら れるようには思えません。

 科学と政治のせめぎあいと限界が、今あらゆる分野で露呈しつつあるようです。BSE、プリオン病、ヤコブ病、アルツハイマー病、痴呆症なども。うつ病や乳幼児突然死にまでつながる問題ではないかと思っています。環境汚染と難破壊性化学合成物質の問題は。

 鳥の不審死も、最後はめぐりめぐって、ヒトに起こるようになるのだと、直観いたします。


[1738] 「タミフルは、われわれを、鳥インフルエンザから救えるのか?」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/02(Thu) 23:16  

今日のニューサイエンティストの記事「Can Tamiflu save us from bird flu?」を、ブログの記事http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=285に概訳してあります。

http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=285


[1737] Re:[1732] [1730] [1729] 拳銃などいくつか見つかったようですが 投稿者:スナフキン 投稿日:2005/06/02(Thu) 22:42  

はじめまして。

>青海省、なんか物騒なことになってます(^^;?

青海省といえば、ダライ・ラマ14世と故パンチェン・ラマ10世の生誕の地ですよね。
 
チベット弾圧絡みって事はないですかね。





[1735] Re:[1733] [1727] [1619] [1617] 渡り鳥、海岸で大量死 餌捕れずに衰弱か 千葉〜福島 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/02(Thu) 21:24  

「ハシボソミズナギドリ」Puffinus tenuirostris の大量死の例としては、このサイトhttp://www.jsd.claremont.edu/Faculty/abstract.asp?PublicationsID=40にありますように、1997年の夏に、ベーリング海南東において、数十万羽が、死んだという例がありますね。
著しい体重の減少が特徴だったそうで、この年の春から夏の間に、ベーリング海にどのような環境上の異変があったかが議論されましたが、このときは、長期にわたる異常気象が原因との結論だったようです。
[1733] Re:[1727] [1619] [1617] 渡り鳥、海岸で大量死 餌捕れずに衰弱か 千葉〜福島 投稿者:とき 投稿日:2005/06/02(Thu) 20:08  

> 千葉・九十九里浜などで大量の渡り鳥が死んでいるのが確認された。見つかったのは今年生まれた若い鳥ばかりだという。

  ウイルス感染症疫学的に解釈すれば、生まれてから初めて感染を受けたウイルスが、生得的な免疫より、強いものに初めて感染を受けたということになりますの で、死亡している地域に近いところで感染を受けたものと思われます。本来であれば、瀕死の状態のとき、解剖して、ウイルス分離ならびに同定を行なえば、わ かる問題です。意外と、鳥インフルエンザかもしれません。しかもH5N1型とか。といいますのも、なぜ、日本の養鶏現場がウインドウレスでなければならな いのかをよくかんがえればわかることです。本来、周囲周辺に、それを保持しているものがない、いわゆる【清浄】だと自信をもっていえるなら、わざわざ、密 閉型の養鶏舎は必要のないものです。しかし現実は、半強制的にそうせざるを得なくなっているわけです。行政のやっていることはほとんど偽装工作に加担して いるようなものです。

 件の渡り鳥も、わざわざはるばるやってきて、やっとたどり着いた先には、今まで経験したことのない、強烈なウイルスがその抱えていても平気に生きている宿主とともに待ち構えているということだったのです。

>  財団法人・山階鳥類研究所資料室長・主任研究員の岡奈理子氏は「(大量死の原因は)日本沿岸海域の問題ではなく、オーストラリアの繁殖地周辺海域の問題 と思います。渡りというのは、大きなイベントですから、親は何も食べなくても生き残れる状況。ヒナの場合は出発する時のエネルギー蓄積状態が今年は悪かっ たので、(渡りの)ゴール直前に多くの鳥が死んでしまったのではないか」と話している。

 鳥の、いわゆる専門家といわれる 人々には、どうやら、獣医師や、人の医師・看護士のような、いわゆる感染症に対する知識や、公衆衛生学の知識はないようだ。同じ生物を相手しているのに、 生き物の死や病気の知識はないのですね。本来、生き物を相手するなら、一番必要な知識なのですがね。


[1732] Re:[1730] [1729] 拳銃などいくつか見つかったようですが 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/02(Thu) 19:43  

青海省の警察側はいっしょに特に小銃事件を検挙する いくつかの弾丸を分捕る(図)
http://news.sina.com.cn/c/2005-06-02/16216062436s.shtml
笹山さん、冬虫夏草とは別件?麻薬が云々と書いてありますが、導火線や雷管などともありますし、青海省、なんか物騒なことになってます(^^;?


[1730] Re:[1729] 冬虫夏草をめぐるごたごたのようですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/02(Thu) 19:10  

http://www.qh.xinhuanet.com/2005-06/02/content_4360745.htm
の写真では、冬虫夏草(とうちゅうかそう)をめぐるごたごたのようですね。
私も飲んだことがありましたが、いっぺんに腹がゆるくなって参ったことがありましたっけ。
ひょっとして、鳥インフルエンザに効いたりして。



[1729] 注目の青海省で大きな事件があったようです。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/02(Thu) 18:49  

中国・青海省で数千人衝突か 米政府系放送局
http://www.sankei.co.jp/news/050602/kok055.htm
米 政府系放送局「ラジオ自由アジア」は2日、中国青海省玉樹チベット族自治州で先月20日から21日にかけ地元当局の不正に怒ったチベット住民数千人が治安 当局と衝突、政府庁舎が焼かれるなどしたと伝えた。発砲もあったが、死傷者の有無などは不明としている。(略 原文URLをどうぞ)




[1728] Re:[1726] なぜ北海道ばっかりなのかを示すとき 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/02(Thu) 18:48  

「厚労省は現在進めている一連のBSE対策に影響はない」なんて書いていますが、もうそろそろ、「なぜ、北海道ばっかりなのか?」を、国は示すべき時なのではないでしょうかね。


[1727] Re:[1619] [1617] 渡り鳥、海岸で大量死 餌捕れずに衰弱か 千葉〜福島 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/02(Thu) 18:06  

「若い鳥ばかり」という続報がありますね。

千葉・九十九里浜 渡り鳥が大量死 繁殖地周辺の海域が問題
http://www.nnn24.com/36636.html (動画があります)
千 葉・九十九里浜などで大量の渡り鳥が死んでいるのが確認された。見つかったのは今年生まれた若い鳥ばかりだという。 大量死した渡り鳥の名前は「ハシボソ ミズナギドリ」で、オーストラリア・タスマニア島沖で繁殖し、4月下旬になるとシベリアやアラスカ沿岸に渡る。千葉県によると、これまでに約400羽が死 んでいるとの報告があり、ほかの地域で見つかったものを合わせると約1000羽に上る。
 財団法人・山階鳥類研究所資料室長・主任研究員の岡奈理 子氏は「(大量死の原因は)日本沿岸海域の問題ではなく、オーストラリアの繁殖地周辺海域の問題と思います。渡りというのは、大きなイベントですから、親 は何も食べなくても生き残れる状況。ヒナの場合は出発する時のエネルギー蓄積状態が今年は悪かったので、(渡りの)ゴール直前に多くの鳥が死んでしまった のではないか」と話している。
 専門家などによると、ハシボソミズナギドリの漂着は今月上旬まで続くという。



[1726] 北海道でBSE19頭目 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/02(Thu) 17:09  

BSE19頭目を確定診断 北海道の9歳の雌牛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050602-00000171-kyodo-soci
厚労省プレスリリース
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/06/h0602-2.html

「生きたままレンダリング」事件、食安委は事実確認をしっかりするべきではないだろうか。



[1725] 毎日新聞の小島正美さんの講演 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/02(Thu) 16:58  

NPO法人くらしとバイオプラザ21というところが主催のバイオカフェなる講演会みたいなのがあるようですが、小島正美さんがご講演なさられるようです。

第5回 6月17日(金)「何が危ないかを見抜くリスク眼力」
毎日新聞 小島正美氏
http://www.life-bio.or.jp/topics/index.html
http://www.life-bio.or.jp/topics/topics140.html

http://www.life-bio.or.jp/school/material.html
NPO法人くらしとバイオプラザ21、ってなんだろう、と思ったら、食品科学広報センターとか、 (財)バイオインダストリー協会 とか、日本モンサントとか、バイテク情報普及会など、紹介しているとこみたいですね。ここ。


[1724] Re:[1722] 郵政民営化反対派に都合悪いニュースはスルー? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/02(Thu) 15:52  

かつては、割引債と郵便貯金は、脱税の温床とされていたのですが、今では、その神話も失せたようです。
しかし、かねてから、名寄せの必要性が叫ばれながらも、ようやく、ここに来て、実現してきたという状況のようですね。
おそらく、一軒の家で郵便局の通帳をいくつも持っている家がほとんどだと思いますが、今年に入ってからは、一本の通帳にまとめてくださいというような要請が、郵便局のほうからされているようですね。
ということは、名寄せが進んでいるということなのでしょう。
日本郵政公社からの口座数などについての説明は、このサイトhttp://www.japanpost.jp/whatsnew/oshiにあるようです。


[1723] 無許可遺伝子組み換え飼料が輸入 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/02(Thu) 15:20  

今の食安委に諮問したらなんでもOKとか出そうな気がしますが(^^; BSEの対応および本会議やその他の委員とプリオン専門調査会の委員の意見の食い違いを見ていたら、もはや信用なんてとても。

安全性未確認GM検出/米国産飼料用トウモロコシ
[2005年06月02日付]
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/
 農水省は1日、名古屋港に入った米国産飼料用トウモロコシから、安全性未確認の遺伝子組み換え(GM)トウモロコシ「Bt10」が検出されたと発表した。5月26日に肥飼料検査所が立ち入り検査して発覚した。このトウモロコシは通関前のため国内に流通しない。
 
 米国で2001〜04年に「Bt10」が誤って栽培されたと、米国大使館が3月に農水省と厚生労働省に報告した。農水省は米国のトウモロコシ輸送船について9月まで検査することにしており、初回の検査で「Bt10」が検出された。
 
 農水省は「安全性は問題ない」(衛生管理課)とみているものの、念のため食品安全委員会などに安全性確認を諮問する考えだ。



[1722] 郵政民営化反対派に都合悪いニュースはスルー? 投稿者:とき 投稿日:2005/06/02(Thu) 14:42  

郵貯限度額230万人超過、違反が常態化

 郵便貯金で1人あたり1000万円となっている預け入れ限度額を超えている貯金者が、最大で約230万人にのぼっていることが31日、日本郵政公社の調査で明らかになった。

 限度額を超えた貯金の残高は、超過分だけで合計約2兆5000億円に達する。郵政公社は、複数の口座に分散している貯金者の貯金を集めて残高を確定させる「名寄せ」の作業を進め、来年3月末までに超過を一掃する方針だ。

 「小口金融」が建前の郵貯で限度額オーバーが横行していたことは、郵政民営化に伴う郵貯の業務拡大などと絡み、民業圧迫批判の火種ともなりそうだ。

 公社は当初、定額貯金、定期貯金、大口の通常貯金の貯金者に限って貯金残高を調べ、2004年2月末現在で、限度額を超えた貯金者を約11万7000人、超過額の合計は3178億円と把握した。

 その後、全口座で限度額のチェックが可能な新システムを稼働させて調べたところ、貯金者数で20倍近く、超過額も8倍近くに膨らんだ。超過分は郵貯残高(213兆円、4月末)の1%程度だが、限度額の違反が常態化していることが裏付けられた形だ。

  郵政公社によると、これまでの名寄せで実際の残高が確定した貯金者約41万人(超過額計約1兆3700億円)を対象に、戸別訪問で減額要請を始めている。 超過が疑わしい貯金者約189万人(同1兆1200億円)については、同姓同名の別人ではないかなど、引き続き調査している。

 郵貯は民業圧迫を避ける狙いで、民間金融機関にはない預け入れ限度額が設けられている。限度額の超過は、貯金を複数の口座に分散させることで起きるが、郵政公社が確認システムを導入した2004年2月より前は、限度額の確認は年に数回しか行われなかったのが実情だ。

 郵便貯金法は、限度額の超過に対する罰則はないが、貯金者に減額を求め、それでも応じない場合には、超過分で国債を強制的に購入・保管すると定めている。これまでに国債の強制購入の対象となった貯金者は107人、国債購入額は計約31億円に上っているという。
(2005年6月1日3時3分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20050601it01.htm

 「230万人超過」といっても、おそらく延べ人数でしょうから、実数はもっと絞られますね。どんな方々がご利用なさっているものやら。一般庶民にはとんと縁がございません。意外と、一所懸命、民営化を反対されている方々も上得意様だったりして。

 ニュースとして、ほとんど取り上げるところがない。共同通信が配信しなければ、各地の新聞には載らない。テレビも二子山親方逝去のニュースにはあっても、韓国違法操業漁船のニュースはあっても、これはない。

 やはり、「民は知らしむべからず、依らしむべし」なのでしょうか? 


[1721] 中国の疫病隠蔽と米国の歩行困難牛 投稿者:とき 投稿日:2005/06/02(Thu) 14:24  

 どっちも、つぶすのはもったいないから、何とか経済循環の中に組み入れたいと強く願っているのですね。
 結局、この地球上で一番有利に繁殖している人間が、多少減ってもたいしたことがないという(しかも自国民以外ならどうでもいい)心魂が、通底しているとしか思えませんね。自分でよければ他人(ひと)のことなんかどうでもいいということですね。

  いろいろ見てくると、日本人(民族)は、人類の歴史がアフリカに起源があるとすれば、ユーラシア大陸をどんどん東へ東へ、もめごとや、いさかいや、争いご とや、喧嘩や、殺し合いから避けるため、正面から向かっていくこともせず、逃げて来た民族なのかなと思えてしまいます。

 運良く(良いかどうかはその後の歴史を見るにつけわからなくなりますが)、アラスカをこえて、南北アメリカへ渡った人々もいましたが。あるいは、オーストラリアへ、ミクロネシアからイースター島までたどりついた人々もいましたが。

 この列島に住み着いた人間は、あと逃げていくところがありません。ここをできれば死守しなければならないと思います。

  露西亜に対峙した時代、欧米列強に対峙した時代、それと同じくらいの、あるいはそれ以上の覚悟を持って、向かう必要がある時期に入ったのではないかと痛感 させられるこのごろです。あの、二つの時代、日本人はもっと必死だったのではないか? いまの日本のサイレントマジョリティーは、いよいよ、
沈黙 は美徳を、ほんの一時、捨てることが必要かもしれません。そうしなければ、やがて、30年、50年、100年経た後、この国はなくなっていることにもなり ましょう。朝鮮半島や台湾のように(今のままであればやがてそうなりかねない)、軍事大国に飲み込まれることになる、もっとわかりやすく云えば、他の民 族、政治体制の下で、隷従させられることにもなるということです。

 そうならないために、われわれの父祖は、まだ存在してもいない子々孫々のことにまで想いを致し、がんばってきたのだと思います。私はけっして、右翼思想を持つものではありません。それでもそう思えてしまいます。

 永世中立国民の覚悟にはただならぬものを常々感じております。フランスやオランダの、EU憲法制定に関する国民投票にも、それぞれの国の健全さを感じます。

民間防衛 新装版―あらゆる危険から身をまもる
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4562036672
 ぜひ、これの日本版も必要でしょう。
関連ブログ http://blog.livedoor.jp/nokan2000/


[1720] 1709にレス:プラセンタ:垂直感染 投稿者:真名  投稿日:2005/06/02(Thu) 12:41  

これですね。 プラセンタ接種−それからクロイツフェルトヤコブ病の垂直感染
お医者さんがこれを不思議がっていました。
狂牛病は感染ルートが不明(肉骨粉非接触で発病)が多いんですが、垂直感染の可能性は?

Tamai, Y, Kojima, H, Kitajima, R, Taguchi, F, Ohtani, Y, Kawaguchi, T, Miura, S, Sato, M, Ishihara, Y: Demonstration of the transmissible agent in tissue from a pregnant woman with Creutzfeldt-Jakob disease. New Engl J Med, 327; 649, 1992.
CJDの妊婦での成績。胎盤や初乳、臍帯血の白血球をマウス脳に接種すると感染成立。垂直感染が起こるのではないかとの報告。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22144535.html

Neurology. 1989 May;39(5):615-21.
Transmission of Alpers' disease (chronic progressive encephalopathy) produces experimental Creutzfeldt-Jakob disease in hamsters.
(アルパース病(慢性進行性脳症)をハムスターに感染させると、実験的感染させたクロイツフェルト・ヤコブ病が発生した)
Manuelidis EE, Rorke LB.
(乳幼児にクロイツフェルトヤコブ病が広がっている?)
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19230589.html

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1719] 1717にレス 投稿者:真名  投稿日:2005/06/02(Thu) 12:25  

いつもながらの分析力に敬服しました。
メキシコ−カナダ、米国で歩行困難牛由来牛肉を売りさばけない状態で、これはすぐには変わらないと。
そうしたら歩行困難牛は、獣医が直ちに発見できるような?明らかな既知の伝染病で無い限り、日本へ行くしかないわけですね。日本にへたり牛の大群襲来ということになるわけ。これはブログに記録しておいた方がよいかな。 

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1717] Re:[1716] 1715にレス 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/02(Thu) 11:31  

真名さん。
アメリカでは、これから、搬送途中で、飼い主が、わざと、牛の足を折ったり、なんてケースが増えてくるかもしれませんね。
「牛のアタリヤ」とでもいうんでしょうか。
ハハ。


[1716] 1715にレス 投稿者:真名  投稿日:2005/06/02(Thu) 11:20  

どうもありがとうございます。 やっぱりそういう結論になりますかー。 えへへへ。 私が以前からこれに照準を合わせていたのは当たりだったかな。 なんでそんなにへたり牛を人に食べさ せたいんでしょうねえ。 友好国、同盟国?と貿易紛争を起こすような金額じゃないですからね。 不思議です。 何かウラがあるような気がしてなりません。
米国はへたり牛食肉処理を再開する予定
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21104678.html
▲「へたり牛」は45万頭=米農務省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050506-00000996-jij-bus_all
米国には脳神経障害の牛はたくさんいる
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21467917.html
MAD COW USA 第8回:へたり牛が45万頭に増えた理由は?
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22102531.html

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1715] Re:[1714] 1713にレス 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/02(Thu) 11:14  

真名さん。
USDAが、単に一般論で、OIEをたきつけるはずはありません。
裏に、しっかりした意図と、規制緩和させるべき明確な対象を持っているはずです。
そこは、過去のUSDAのいろいろな働きかけをトレースしていけば、明確にわかるはずです。
そこから逆類推したほうが、手っ取り早いというわけですね。
で、日本の農林水産省も、そのUSDAの意図を知っていながら、国内向けには、オボコ娘めいた言動を採るというわけなのでしょう。
あとで、「だましたアイツがにくい。」なんてことを白々しく日本の消費者に対して言うんでしょうかね。
まさに、ポイントは、形を変えたダウナー牛処理対策なのでしょう。
「食べられる牛を捨てるのはもったいない。牛肉換算すれば、相当の金額の損だ」なんてことをおっしゃっていたアメリカの関係者の方もいたようでした。


[1714] 1713にレス 投稿者:真名  投稿日:2005/06/02(Thu) 11:06  

これは例の「怪我牛」に関する規制緩和の件ですよね。
けっきょく、輸出国(例えば米国)の屠ちく場での「検視」でスルーしたも のは、実質無条件?に輸入を迫れるという結論なんじゃないでしょうか? どうもそのように読めると思うんですけど。報道で見かけような、一般論として BSE感染疑惑牛や陽性牛を除くという趣旨ではないようです。 何か輸入国が検視に文句をいえるような規定ならいいんですが。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1713] Re:[1712] 1711にレス 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/02(Thu) 10:59  

真名さん。
悲しいことに、改訂OIE基準の先行指標は、先にもあげた、「北米三国(カナダ・メキシコ・アメリカ)の統一BSE対策」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=255と見ることができますね。
逆に、この北米(カナダ・メキシコ・アメリカ)の統一BSE対策に、どのようなことが盛り込まれたのかを見れば、今回のOIE基準の改定のポイントがわかるというわけです。
こ の中で、もうひとつくさいのは「同じように、老齢の牛で、明らかな理由で障害を持っている牛-たとえば、「と蓄場」への輸送の途中で傷ついたような場合に は、獣医は、BSEの症状とは一致しないものとの決定を下すことが出来る。」という表現が織り込まれているということです。
つまり、このばあいですと、獣医の判断で、歩行困難牛が、そのときの状況判断をもって、BSEではないと判断されますが、その後の経路はどうなっていくんでしょうか。
これについて、おってBSE検査がされるかどうか?、されないと見たほうがいいのではないでしょうか。
このあたりが、非常にくさいのです。
ちょっと、日本人は、お人よしですね。


[1712] 1711にレス 投稿者:真名  投稿日:2005/06/02(Thu) 10:34  

笹山様が最も詳しいと思うので、むしろ教えて頂きたいのですが。
▲各論として、次のBSE陽性かどうかの判定が加わるという意味▲
▲ 「骨なし肉が由来する牛は、義務としての生前・死後の検視で発見されたBSE を疑われる牛、またはそこで検査に回されて(あるいは、その他たまたま検査に回されて)BSE 陽性が確認された牛を含んではいけない」と」という解釈ではなく、「または」を「であって」に変えた解釈であると思うんですけれども。▲

ここは、「骨なし肉が由来する牛は、義務としての生前・死後の検視で発見されたBSE を疑われる牛、およびそこから検査に回されてBSE 陽性が確認された牛を含んではいけない」で良いと思いました。


▲この規定で、「疑われる牛」や「感染牛」で削除されない部分というのは、たとえば、どのようなケースなのでしょうか。▲

生前および死後の検視で発見された「BSEが疑われる牛」や「BSE感染牛」で削除されない部分はないのでは? 私は公文書は弱いんで推測です。
農業情報研究所さんが言いたいのは、農水省の説明とかマスコミ報道が「誘導的」ではないかということでしょう。
「(輸出国の?)と畜場で行う検視で」という文言を消して報道発表したのが誘導的であると。

http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/23856854.html
大臣発言 ▲BSE規約の改正については、無条件物品に骨なし牛肉を追加する事務局提案に対して、我が国は「BSE感染牛又は感染の疑いのある牛由来でないこと」及び「SRMによる汚染防止がなされること」を強く主張してきたところであります。
   この結果、昨日の規約委員会において、我が国の主張が受け入れられ、その他の規約の改正と一括して採択されたと聞いております。▲
記 事  ▲  このうち、最低月齢は、従来の「生後12カ月以下」から「30カ月以下」へと大幅に緩和された。しかし、最大の焦点だった「骨なし肉」は「無 条件で貿易できるリスト」に入ったものの、「BSE感染牛と感染の疑いがある牛を除く」など、実質的には条件が付いた。▲
文言修正のために努力されたのはよく理解できるんですが。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1711] Re:[1708] 農水省と厚労省はまた同じ過ちを繰り返そうとしているんですかね 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/02(Thu) 10:06  

まりちゃんさん。
この農業情報研究所さんの解釈には、ちょっと、わからない点も、正直あるのですが。
私なりに、問題点を指摘すれば、次のような点です。
ここでいう、ante and post mortem inspection は、何のためにするのかといえば、http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/vphupostmorteminspection.pdfに 書いてあるように、いかなる月齢のものでも「接触伝染性の病気または、感染性の病気」(contagious and infectious disease)を持った牛をと畜場に入れないために行うものであって、その対象は、単にBSEだけでなく、microbiological criteriaにも従うというものでしょうね。
で、各論として、次のBSE陽性かどうかの判定が加わるという意味に、私は、捉えているのですが。
農 業情報研究所さんがいわれる解釈「骨なし肉が由来する牛は、義務としての生前・死後の検視で発見されたBSE を疑われる牛、またはそこで検査に回されて(あるいは、その他たまたま検査に回されて)BSE 陽性が確認された牛を含んではいけない」という解釈ではなく、この解釈中の「または」を「であって」に変え、「検体・検視の対象は、BSE疑いだけでない 疾病を含む。」という、解釈であると思うんですけれども。
そこで、問題なりグレーゾーンになりうるのは、「歩行困難牛問題」なのでしょうね。
「歩行困難牛も、と畜場には、入れない」のか、「歩行困難牛であって、BSE検査が陰性になった場合は、どうなのか」のか、という二点についてなのでしょう。
アメリカUSDAは、「北米三国(カナダ・メキシコ・アメリカ)の統一BSE対策」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=255
においては、「 歩行困難牛を「と蓄」したものは輸出禁止
現在、メキシコとカナダは、歩行困難牛をアメリカへの輸出用工場への「と畜」に向けることを禁止する政策を実行中である。
アメリカとしては、「と蓄場」に現れた、すべての歩行困難牛と、障害牛を、廃棄する政策を採る。
CVO(Chief Veterinary Officers)としては、ダウナー牛を「と蓄」から排除するのは、BSEとは、関係のない理由にもとづくものであるとの立場をとる。」と、明記してい ますが、その後に、「歩行困難牛であって、BSE検査が陰性になった場合には、EUや日本では、その肉を食用ルートに入れることは、排除されていない。」 と、わざわざ追記しているのは、いかにもくさいですね。
つまり、BSE陰性の歩行困難牛が食用ルートに入る道は、のこされているとも解釈されるからです。


[1710] Re:[1709] 献血規制に関する厚生労働省のお達し 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/02(Thu) 09:37  

> (照会先)
> 厚生労働省医薬食品局血液対策課 担当:中山、佐藤
> 03−5253−1111(内線2905、2907)

中山さまという方は、ここに出てくる中山さまですかね。

厚生労働省交渉(2004年8月24日)交渉内容全文
(全国薬害被害者団体連絡協議会)
http://homepage1.nifty.com/hkr/yakugai/kouseisyou/kousei-youbou0408.htm
中山 鋼さま 厚生労働省 医薬食品局血液対策課
http://www.the-convention.co.jp/jsbt05/program.html

佐藤さまのほうはちょっとわからないですが。



[1709] 献血規制に関する厚生労働省のお達し 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/02(Thu) 09:06  

1980年から1996年の間に英国に1日以上滞在された方からの
献血見合わせ措置に関するQ&A
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/iyaku/kenketsugo/7m3.html
(照会先)
厚生労働省医薬食品局血液対策課 担当:中山、佐藤
03−5253−1111(内線2905、2907)

美容外科のヒトプラセンタ問題は放置ですかね。対策に整合性が感じられないんですが。
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/seikei/1114833596/
あと、vCJD患者発生の計算はどうでしょうね?何を根拠にしてるのでしょうか。


[1708] 農水省と厚労省はまた同じ過ちを繰り返そうとしているんですかね 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/02(Thu) 08:59  

Speak Easyさんの解説にわかりやすい指摘がございましたので、ご紹介まで。

外国向けと国内向けの説明が違う、という愚民欺瞞統治
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/23856854.html

口先だけでなだめるな!
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/23818728.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1707] Re:[1702] 経済産業省情報セキュリティ監査企業台帳 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/02(Thu) 07:53  

金運大吉さん。
各面での国際規格(ISO)化が進行して、それらの国際規格の国内翻訳規格としてのJIS規格が整備されてきているという状況ですね。
「品質に関するISO9000シリーズ」と、「環境に関するISO14000 」と、「安全に関するOHSAS18000」とがあって、これらの統合化を図るマネジメントシステムのガイドラインとして、ISO10006があるという状況でしょうか。
このうち、リスク管理の部分について見れば、日本の省庁では、経済産業省にわたる面(リスク評価)と、厚生労働省にわたる面(労働安全対策)との二つがあって、「安全に関するOHSAS18000」は、そのようなショバ争いで、ISO化が遅れているようですね。
そ の中で、情報セキュリティマネジメントシステムの審査規格としては、BS7799(BSI(英国規格協会)の規格で、これは、パート1とパート2に分かれ ていて、パート1のほうは、ISO化されてISO17799となっている。)、JISx5080をベースに、進められているというもののようです。
情報セキュリティの第三者認証を受けたいという企業は、顧客の安心感の獲得を動機としたものでしょう。
また、プライバシーマーク認定制度も、今後、急速に普及していくことでしょうが、確かに、おっしゃるように、経済産業省や情報セキュリティ監査企業が、ISOを盾にとって、情報のヒェラルキーを作っていくことには、懸念があるともいえますね。
「地方自治情報センターのサイトに脆弱性」というのは、そういえば、最近のことでありました。


[1706] 韓国の米国牛輸入再開の攻防 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/02(Thu) 07:30  

米国産牛肉、年内にも輸入再開か(韓国)という報道
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=64104&servcode=300&sectcode=300

「多くの人々が、203年12月、米国全域を強打したBSEの波紋をはっきりと記憶しており、いまだに米国産牛肉に対する安全性が立証されてもいない状態で、米国産牛肉の輸入再開は有り得ないことだ。」
韓国:APEC反対国民行動(準)発足
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/issue/globalism/20050601antiapec

韓国の攻防も大変みたいですね。しかし韓国にも、米国の提灯持ちみたいな報道するメディアはあるのかな?

ところで。。。
ビール会社も便乗する「ジンギスカン」人気の不思議
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/flash/377174
こんなニュースもあるけれど、根本がズレているというか、「プリオン病にかからないような育て方をしている畜産品」を開発するのが企業としての一番の危機管理じゃないかと私は思うんですが。。

ところで牛の疑陽性のニュースがあったようです。陰性ならいいのですが。
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-050601-0006.html


[1705] Re:[1700] 地震雲、あたったのでしょうか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/02(Thu) 07:30  

ときさん。
どうだったのでしょうね。
昨日の東京湾の地震は、東京都区内では、意外と、感じなかったという方が多かったようですね。
まあ、東京都区内は、ヘドロの豆腐の上に乗っかっているようなもんですから、豆腐の中の地震のようだったせいなのでしょうか。
いろいろな予知情報の中で、おもしろかったのは、人口衛星から見た、赤外線写真や水蒸気写真から、予知するという方法でした。
わかったようなわからないような感じでしたが、もしねこれで、大体の感触をつかめたら、いいですね。
いずれにしても、騒ぎは当分続きそうです。


[1704] 歯科の院内感染対策問題について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/02(Thu) 07:14  

おはようございます。BSE、vCJDを調べているうちに、それら病気以前に、歯科の全般的な感染対策自体に、まだまだ問題があるということを感じていたのですが、
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/57316d5ea76dd6092e7c843c2e7d6403
また、一つ気付いたことがありますので、ご報告を。。

ライオンの歯磨き粉のCMなのですが、歯科医が患者の口を覗くシーンがあって、マスクはしているんですが、目を守るアイガードをしていないのです。

歯を削るシーンではないものの、多くの人が見る(ある意味お手本の)テレビのCMなので、感染予防対策としてこれでいいのか?と思いました。お医者さんや歯医者さんにHBVなどの抗体保有者が多いというのは
http://api-net.jfap.or.jp/siryou/dental_manual/05.pdf
http://api-net.jfap.or.jp/
http://www.moraine.co.jp/medical/dentist_cdc.html
http://medical.radionikkei.jp/shikai/pdf/040511.pdf
割と有名な話ですよね。
一般の病院と比較して、歯科って個人開業が多いですし、感染対策において取り残されているようなことはないだろうか、と最近感じています。感染対策ばっちりの歯医者さんがありましたらお教えください(^^;


[1702] 経済産業省情報セキュリティ監査企業台帳 投稿者:金運大吉 投稿日:2005/06/02(Thu) 03:37  

Google等において「経済産業省」と「情報セキュリティ監査企業台帳」で検索すると次のHPを検索できます。
http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/is-kansa/index.html

さらに情報セキュリティ監査企業概要については、詳しい企業概要・監査概要は登録申告書(HTML形式、PDF形式)をご覧ください。なおリストの企業名をクリックすると、その企業のホームページに繋がります。

※ある企業の企業概要・監査概要
所属団体
社団法人 情報サービス産業協会、社団法人 テレコムサービス協会、財団法人 地方自治情報センター、社団法人 九州テレコム振興センター、日本保健医療情報システム工業会、社団法人 県情報サービス産業協会

情報セキュリティ監査を得意とする分野
自治体、ISP、医療福祉、メディア、農畜産、流通サービスなどの公共及び一般企業への情報サービス、システム開発、システム運用サポート、ネットワークシステムの実績多数。
これら豊富な業務知識を基に、ISMS及びプライバシーマークの基準による技術面、運用面へのセキュリティ監査を実施
情報セキュリティ監査実施の実績 
年 企業内? 回 企業外?回 合計 ?回

監査対象・テーマ
情報資産監査
個人情報保護内部監査
ISMS情報セキュリティ内部監査

その他 (情報セキュリティ監査の特色等)
ISMS、プライバシーマーク、ISO9001及びISO14001のマネジメントシステムを認証取得。これらマネジメントシステムの総合的な視点からのセキュリティ監査、幅広い助言また、マネジメントシステムの研修・教育及びポリシーの策定

でも、経済産業省及び上記の情報セキュリティ監査企業に、全国の企業及び個人情報を監査され保存されていると思うと、怖い気がします。
経済産業省及び上記の情報セキュリティ監査企業には、厳重に全国の企業及び個人情報を守って頂きたいです。



[1700] 地震雲、あたったのでしょうか? 投稿者:とき 投稿日:2005/06/01(Wed) 23:15  

 ニュースにならない小地震は以前から頻発しておりますが。
 日本列島、地震の巣の状態で、かなり沢山おこっています。
 むしろ、起こっていないところが非常に不気味だったりします。(茨城県、千葉県あたりまでは結構おこっていましたが、東京、神奈川はやはり少ないようです。)

Yahoo!-地震情報
http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/



[1699] 伝染病が「国家機密」なら 投稿者:とき 投稿日:2005/06/01(Wed) 23:01  

 中国国内で、昨年から今年の前半期にかけて流行した、流行性脳脊髄膜炎の原因も、ウイルス性、とくにインフルエンザ(脳症)を疑わざるを得ない。細菌性にしてはあまりにも感染発症の度合いが地域的に非限定的である。細菌性なら、食中毒のように発生地域が限定される。

<中国、髄膜炎で16人死亡 感染者258人>
 【北京1日共同】中国衛生省は1月31日、安徽省を中心に髄膜炎の感染者が続出、同月中の患者数が中国全土で計258人に達し、16人が死亡したと発表した。2004年1月に比べて、94人の増加。
 衛生省は2月の春節(旧正月)休暇で人の移動が増える時期を控えていることから、関係機関に予防強化を求める緊急通達を出すなど警戒を強めている。
 衛生省によると、中国では01年以降毎年2000人以上の感染が報告されており、04年も2698人が感染。05年に入って感染が拡大し、福建省など三省・自治区を除く全国で患者が確認された。
(共同通信) - 2月1日1時20分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050201-00000002-kyodo-int
(削除、リンク切れ)

↓このとき、もう様子が変だ。しかもインフルエンザといっている。

1月インフルエンザ脳炎258人発症、16人死亡
発信:2005/02/01(火) 12:10:46
http://news.searchina.ne.jp/2005/0201/national_0201_004.shtml

脳脊髄膜炎:北京市民、流行のC型に免疫なし
発信:2005/02/02(水) 15:53:41
http://news.searchina.ne.jp/2005/0202/national_0202_003.shtml

中国衛生部:髄膜炎「大流行」報道を否定
発信:2005/02/06(日) 19:45:27
http://news.searchina.ne.jp/2005/0206/national_0206_002.shtml

【中国】北京:流行性髄膜炎で建設現場へ出張予防接種
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050401-00000001-scn-int
 ウイルス感染症対策のワクチンではないのか? もっといえば、インフルエンザの。

Sasayama’s Weblog
流行性脳脊髄膜炎ってなんだ?
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=204

  発生流行地は、もうすでに、新型インフルエンザのまん延常在地域になっている疑いがある。感染経験した人間はキャリアの可能性も非常に高い。一度感染発症 し、抗体システムを獲得したものは、通常、健康なときはウイルスを放散させることはないだろうが、季節の変わり目の体調を崩しやすい時期に、軽くせきをす るなどして、ウイルスを放散排出することになる。

 実際に何のウイルスなのか、明確にされない限り、周辺国は対処のしようがない。南アジア地域で発生しているH5N1亜型なのであれば、緊急の対策が必要である。

 疫病が「国家機密」だと、表明する国があるなどとは、正気の沙汰ではない。非常に恐ろしいことである。

検査所:口蹄疫は「国家機密」のため口外できない【大紀元日本6月1日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d73872.html
中国青海省: 鳥インフルエンザで121人死亡 家族集団失踪【大紀元日本5月27日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d37714.html

 シナ大陸そのものが、あらゆる新興感染症の坩堝と化していると見ておかなければならない。人の移動は制限できない。感染症に国境はない。

ProMED-mail
http://www.promedmail.org/pls/askus/f?p=2400:1000:424240::::FSP_LANGUAGE_PREFERENCE:en-US



[1698] 地震雲騒動再燃か? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/01(Wed) 21:23  

1681で書いた地震雲騒動の後、小規模の地震が今日は相次いでおり、また、地震雲騒動再燃の気配である。
で、以下にデムパにならない程度に、各種地震予知サイトを紹介しておきます。
でも、これらのサイトが、いま、いずれもつながりにくくなっているのは、なぜ?
このサイトhttp://www.jma.go.jp/JMA_HP/jp/gms/asia/gms-l.htmlが、現在の気象衛星から見た雲の状態なんだそうで。
房総沖を東西にかすっている細い雲に注目http://storage.msn.com/x1pNWjjkHJ3o_z6g1hBEjCv1bU9_-1CakvCd0aIw_O6GeASJB27PABkrS7Ko-P89Cj2grQ3-6ZpdH5ywoRcIWQDxY7gnyAxKgeYcCikD58aXRiHj3-r8IQtFtGpYAsOMFhKとのこと。

東海アマ地震予知情報
http://www1.odn.ne.jp/~cam22440/yoti01.htm
地震加速度情報
http://www.adep.or.jp/shindo/Screen/JFlash.html
宏観異常情報
http://www.e-pisco.jp/koukan/index.html
地震予知リンク集
http://www.hir-net.com/link/quake/predict.html
地震直前予知システム
http://www.viste.com/EarthquakePrediction/
八ヶ岳南麓天文台地震前兆観測研究センター公開WEB
http://epio.jpinfo.ne.jp/
週間地震予知情報
http://www.interq.or.jp/earth/eqc/weeklyinfo.htm
地震予知協会の掲示板
http://6601.teacup.com/eqc/bbs
あなたも簡単にできる100パーセント地震予知
http://spaces.msn.com/members/hiroyama/
速報:宏観前兆写真画像掲示板
http://www.toukai-ama.net/p-bank2/bbs39.cgi
重要警戒情報のお知らせ
http://www.progoo.com/rental/normal_bbs/bbs.php?pid=21179
宏観現象画像掲示板
http://www3.ezbbs.net/10/0011798/
地震の「前兆現象掲示板」と「地震雲かな?写真」
http://www.bekkoame.ne.jp/i/ge6968/
地震があったので臨時@2ch掲示板
http://live18.2ch.net/eq/
串田情報
http://epio.jpinfo.ne.jp/05news/1397.gif


これまでの地震

発生時刻 2005年6月1日 10時1分ごろ
震源地 千葉県北東部
緯度 北緯35.7度
経度 東経140.7度
深さ 60km
規模 マグニチュード 3.9
震度1 千葉県 千葉県北東部 

発生時刻 2005年6月1日 19時6分ごろ
震源地 東京湾
緯度 北緯35.5度
経度 東経139.8度
深さ 50km
規模 マグニチュード 3.9
震度2 東京都 東京都23区 東京都多摩東部 東京千代田区

発生時刻 2005年6月1日 19時40分ごろ
震源地 東京湾
緯度 北緯35.5度
経度 東経139.8度
深さ 50km
規模 マグニチュード 3.7
震度2 東京都 東京都23区 東京千代田区

発生時刻 2005年6月1日 20時44分ごろ
震源地 東京湾
緯度 北緯35.5度
経度 東経139.8度
深さ 50km
規模 マグニチュード 4.2

追記
2005年6月1日
22時2分0秒
震源地:
 東京湾
 北緯35.5度
 東経139.8度
マグニチュード:
 3.3
震源の深さ:
 約40km


[1696] Re:[1692] [1690] 中国製鳥インフルエンザ特効薬「金絲桃素」とは? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/01(Wed) 21:05  

Chaosさん。
どうもありがとうございました。
なるほど
薬用植物一覧表 http://www.e-yakusou.com/sou/
で見ますと、
オトギリソウ 金絲桃 (Hypericum erectum) http://www.e-yakusou.com/yakusou/090.htm

サンザシ 山楂 (Crataegus cuneata )
http://www.e-yakusou.com/sou/sou228.htm
も、薬用植物としては、ポピュラーなんですね。
でも、ちょっと、正直、頼りない感じがしますが。

http://www.e-yakusou.com/sou/


[1695] 伝染病情報が国家機密なら 投稿者:とき 投稿日:2005/06/01(Wed) 19:48  

 やはり、取材や調査も、スパイ行為になってしまいますね。
 シンガポールの新聞記者と同じ運命になります。



[1694] 「中国で嘘でないのは詐欺師だけ」と朱鎔基は嘆く 投稿者:とき 投稿日:2005/06/01(Wed) 19:46  

 第6章 世界を脅かすニセモノと仮面の中国(p.159〜)

『華禍―こんなに中華主義が怖いわけ黄 文雄 (著)』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898310788

《医師も薬局も売りつけるニセ薬の恐怖
 いつ死んでも不思議はない有毒食品生活の実態
 東洋医学の神秘に踊らされる日本人の深刻度
 虚言の自家中毒現象、チャイナ・ドリーム
 中国に言論統制される日本
 日本はいつまで虚言に振り回されるのか》


『瀕死の中国』宮崎正弘
第五章 はてしない環境破壊、水不足
 深刻な水不足、そして水質汚染
 農作物が枯れ、民族大移動の恐怖
 水がなくなれば土地は砂漠に
 運河掘削で乾坤一擲の博打
 ついには隣国との水争いも
 上海は逆に沈没の危機
 環境汚染の凄まじさ
 ピンクイルカも死滅した
 排ガスは地球的規模の大気汚染の元凶
 三峡ダムは世界最大の“肥溜め”に
 日中間では「さかな戦争」も併発
第六章 中国農業の崩壊
 『中国農民調査』の衝撃
 直訴は党幹部の耳に届いたが……
 頻発する農民暴動は「黄巾党の乱」
 イスラム教徒vs漢族の乱闘
 共産党への不満は憤怒の爆発へ
 建設現場の悲惨、炭坑事故の無惨
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484052083


『中国製鳥インフルエンザ特効薬「金絲桃素」』
  こういうものほど、向こうの報道を真に受けてはいけません。判断は、日本のしかるべきそれなりの専門家の意見を必ず聞いてからにしましょう。たいていは全 く信憑性がありません。『特効薬』の99%はインチキか眉唾です。先日のダイエット用健康食品の例をあげるまでもなく。



[1692] Re:[1690] 中国製鳥インフルエンザ特効薬「金絲桃素」とは? 投稿者:Chaos 投稿日:2005/06/01(Wed) 18:54  


http://www.chuui.com/specially_report/contents.asp?id=48
SARSに有効という漢方薬という記述がありました。
抗ウィルス作用が期待されてるんでしょうか

オトギリソウ科 トモエソウ Hypericum ascyron



[1691] 毎日新聞の記事から 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/01(Wed) 18:41  

「北海道でエゾジカが増えてるんですよ。それを市民ハンターが撃つんですね。その仕留めたエゾジカ、どうしてると思います? シカス テーションってところで山のようになっているんですよ。シカはヨーロッパでは最高の肉、シカステーキなんてうまいですよ。食習慣がないから、日本じゃ捨て る。(略)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shoku/news/20050601dde012100022000c.html

CWD(狂鹿病)の出ていない日本ならではに見えます。堆肥場にそのままもってくるという話もきいたことありますが。


[1690] 中国製鳥インフルエンザ特効薬「金絲桃素」とは? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/01(Wed) 17:45  

何でも、下記のサイトによると、中国製鳥インフルエンザ特効薬「金絲桃素」が、青海省に投下されたという。
これは、鳥に対するものらしいが、どのような使い方をするのか、このサイトではよくわからない。
また、このサイトhttp://www.takungpao.com/news/2005-4-14/ZM-388914.htm
によると、これは、H 5 N 1 と H 9 N 2 亞型に効くものだそうで、使い方としては、家禽の飼料に添加して使うのだという。

http://www.takungpao.com/news/2005-4-14/ZM-388914.htm


[1689] 口蹄疫は「国家機密」、ではインフルエンザは? 投稿者:とき 投稿日:2005/06/01(Wed) 17:22  

検査所:口蹄疫は「国家機密」のため口外できない【大紀元日本6月1日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/06/html/d73872.html

《中 国共産党政府はいくつかの地区で口蹄疫が発生したことを発表したが、中国国内記者が取材した農民らによれば、まだ発生しているにもかかわらず、公表されて いない地域もある。また、中国の記者らには口蹄疫関連ニュースの報道は許されないため、大陸では報道されてない。海外から中共政府機関に口蹄疫関連につい て取材したが、「国家規定」により口外できないという。》

 伝染病が国家機密、凄い話だ。



[1688] 昨日のプリオン専門調査会の感想 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/01(Wed) 12:11  

昨日は、誰がどういう目的で質問などをしているのか、を考えながら聞いていたら面白かったですよ。また、ブログのほうにまとめようと思いますが。

一つ気になることを。。。

科学者の良心をお持ちだと思う先生方のご発言で、「今回の(国内の)答申案はおのおのの科学者の意見や疑問がちゃんと記載された納得のいくものだった」というようなご意見がいくつかありました。
確かによく読めばそうだし、SRM除去などの問題点なども白日の下に出てきて、進展はあったと思うのですが、でも、それが行政側によってどう「利用」されるのか、今後どう扱われるのかまで、「先を見越した」答申案にしていただかないと、意味ないですよね。

答申案の「結論」と「おわりに」を分けたことだって、
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/2364c0b9046c5e63aed236944b9a9e33
出席されていた先生方から反対の意見が出ていたのに、結局
それら主張を最後まで通さなかったから、20ヶ月齢云々の「結論部」だけ、いいように利用されてしまったわけで。

今回の審議では金子清俊先生がたくさんご発言されて、ありがたく思いましたが、でもまだまだtoo sweetです, 表現やんわりでもいいから、今度は、「最後まで主張を押し通して」ほしい、応援してます先生、と思うきょうこのごろでございました。



[1687] 「一緒に井戸を掘り、一人で飲む。」投稿者:とき 投稿日:2005/06/01(Wed) 12:06  

韓国人の民族性を表すことわざ一覧
http://blog.livedoor.jp/lancer1/archives/10733752.html
事実凶悪犯はほぼ朝鮮の血である!【6/1(水)5:40】
http://www.nikaidou.com/column02.html

 アジビラもどき刺激的な文章ですが・・・・。中国は違う?

2005年05月31日
このままでは日本の資源が中国に横取りされてしまう
http://blog.livedoor.jp/nokan2000/archives/23742544.html

『「A級戦犯」をめぐる私の発言の真意と波紋』
http://www.m-morioka.com/kinkyo/kinkyo561.htm

 時には、毅然と対峙することも必要ではないだろうか。

『連日、絶え間なく不逞朝鮮人、支那人が日本で犯罪を犯している。さんざん扱き下ろされている日本人はこの現代において、朝鮮や支那で彼らと同じように凶悪犯罪を犯しているのか?一度、きっちりと比較検討してみる必要があるな。』
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=331246&log=20050601



[1686] Re:[1685] イギリス・西ウェールズで、飼料規制以後出生BSE牛の集団発生 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/01(Wed) 11:55  

> このところ、BSE発生件数が、昨年309頭と漸減傾向にあったイギリスで、

笹山さん、こんにちは。漸減傾向とありますけれど、英国は30ヶ月以上は症状があるもの以外、無検査で全部殺してきましたから、実際どれだけ減ったかはわかりませんよね。(もちろん、減っているのは確かなんでしょうが。)

しかし飼料管理以後に集団発生というのはどういうことでしょう?

昨日は、食安委で、「にかわカス」などの肥料解禁で、
「清浄国になるためには厳しくしたほうがいい」(吉川委員。山内委員)
「なんでそんな、牧場には禁止されているような肥料について、取り立ててこだわって、禁止する必要があるのか?植物が吸収、感染するわけでないのに」(見上委員)
「アイスランドの例で、スクレイピーが発生した農場ではずいぶん経ってまたスクレイピーが発生している」(山内委員)
「アイスランドは砂地でプリオンが残留しやすい、微生物の多い土地だとプリオンが失活しやすいみたいだ。」(小野寺委員)
「輸入牛と国産牛のにかわかすなどの分離については、これから考える云々」(農水省藤井氏)

などと、最後のほうで討論があったのですが、今後、農水省が、休耕田に牛を放牧するという案を推進しようとしているわけですが、その点について全然、だーれも触れないので、何いってるんだろうなぁ、と思いながら聞いてました。

今、 農水省と過去のプリオン土壌汚染の疑問についてやりとりしていますけれど、休耕田に牛を放す件で、大丈夫か?とメールしたら、「肉骨粉や骨粉は畑の野菜と 果樹に使用されているから田んぼは大丈夫、果樹園も骨粉を使用するときは穴掘って埋めるから大丈夫」という返事がきました。?と思って、田んぼと肉骨粉、 骨粉などで検索したら過去の使用例がゴロゴロ出てきたものですから、それも農水省に送っておきました。

しかし休耕田といったって、休耕畑と休耕田をどうやってわけるのか?その辺、何も考えていないように見えます。

昨日の委員会では、「牛は草を土ごと食べる」という話も出てましたよ。

牛の放牧という考え方には私は賛成なのですが、それらからの曝露リスクがどれだけあるんだか不明ですし、それだけに、全頭検査廃止にはまだまだ早いんじゃないかなぁと思う今日このごろです。新しい検査、感度100倍の大量検査試作機もできたそうですし。


[1685] イギリス・西ウェールズで、飼料規制以後出生BSE牛の集団発生 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/01(Wed) 11:16  

このところ、BSE発生件数が、昨年309頭と漸減傾向にあったイギリスで、今回、飼料規制以後に出生したBSE牛が集団発生したことに、当局は、ショックを受けている。
これらの牛は、西ウェールズの Dyfed地区で発生したもので、月齢は、36ヶ月から43ヶ月と、いずれも、飼料規制以後に出生したものであるという。

http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,3604,1495212,00.html


[1684] アメリカのR-CALFが、新OIE基準を批判 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/01(Wed) 11:04  

下記サイトで、R-CALFは、今回の新OIE基準について、これは、低開発国が国際貿易の枠組みの中に参加しやすくするための措置であり、「下方水準でのハーモナイゼーション」であるとしている。
また、カナダを除くBSE基準をより厳しくする傾向にあるところから、今後、アメリカ主導型のOIE機構そのものの形骸化が進み、また、アメリカの消費者も、原産国表示制度の施行によって、どこの国から来た牛肉かを選別する傾向が強まるとしている。

http://www.cattlenetwork.com/content.asp?contentid=5098


[1683] インドガンの渡り鳥ルートについて 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/01(Wed) 10:07  

例のインドでの鳥インフルエンザが心配されていますが、インドガンの渡り鳥ルート(Flyway)は、次のサイトのようです。
これでいくと、日本はセーフのようですが、ただ、どこが感染源かによって、その解釈は異なってくるのではないでしょうか。

http://www.tasweb.com.au/awsg/eafw.htm
http://www.wetlands.org/IWC/awc/waterbirdstrategy/Intro.htm
http://homepage2.nifty.com/wetland/starthp/subpage09.html
http://www.wetlands.org/IWC/awc/waterbirdstrategy/docs/Flyway-Website/main.htm
http://www.awabakal-e.schools.nsw.edu.au/shorebirds/find_your_way_on_the_flyway.htm


[1682] 埋却地に大量貯留液 丹波・鳥インフルエンザ 府が調査へ投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/01(Wed) 08:46  

鶏の巨大な墓地のその後です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000006-kyt-l26

過去の京都新聞に以下の記事があります。
2004/04/30 鶏の最終処理で覚書を交わす 丹波町と地元住民
2004/04/27 防疫措置費用、府と国が折半で負担 鳥インフルエンザ問題(この時点で約4億円)
http://www.google.com/search?q=cache:0fFqXBo18ZIJ:search.fresheye.com/%3Fkw%3D%25B2%25C8%25C3%25DC%25C5%25C1%25C0%25F7%25C9%25C2%25CD%25BD%25CB%25C9%25CB%25A1%26pg%3D3%26rt%3Dnfnews+%E9%B6%8F%E3%81%AE%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%87%A6%E7%90%86%E3%81%A7%E8%A6%9A%E6%9B%B8%E3%82%92%E4%BA%A4%E3%82%8F%E3%81%99%E3%80%80%E4%B8%B9%E6%B3%A2%E7%94%BA%E3%81%A8%E5%9C%B0%E5%85%83%E4%BD%8F%E6%B0%91&hl=ja&start=4

自治体も、うかうかしてられません。



[1681] 知らないでいましたら、結構、また、地震雲騒動あったみたいですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/01(Wed) 08:45  

知らないでいましたら、5月31日までに地震があるなどとのうわさが、結構町に広がっていたみたいですね。
なんか、防災袋一式を持って、会社に出勤した、などの方もあったようです。

http://2ch.skr.jp/imgboard_aozora/index.cgi


[1680] Re:[1676] 赤潮をもって、赤潮を制す 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/06/01(Wed) 08:02  

この東亜日報の最後の方にある「コルディア・アルジシダ(Kordia algicida)」は、昨年、赤潮を殺す赤潮として注目されたものですね。
このサイトhttp://chunlab.snu.ac.kr/pdfs/IJSEM54_675.pdfに論文があります。
このコルディア・アルジシダ(Kordia algicida)は、他の赤潮の原因となる藻類であるタラシオシラ(Thalassiosira) ヘテロシグマアカシオ( Heterosigma)の活動を制御する働きがあるようですね. 
まさに、毒をもって、毒を制すというわけです。
で、今回発見という、「ステッカーリア・ルジシダ」(stoeckeria algicida)は、これとはまた、別のものなんでしょうかね。
http://plaza.snu.ac.kr/~hjjeong/JEM%20Stoeckeria%20Taxo.pdf
http://plaza.snu.ac.kr/~hjjeong/MEPS%20Sroeckeria%20feeding.pdf
http://english.donga.com/srv/service.php3?bicode=040000&biid=2005053110328

http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2005053110328


[1679] イラク戦争のその後 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/06/01(Wed) 07:00  

「フレンチフライ禁止」提唱の共和党議員、反省してイラクからの撤退を呼びかけ
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/05/post_0840.html
French fries protester regrets war jibe
http://www.guardian.co.uk/usa/story/0,12271,1491567,00.html
先日のナントカ作戦でまた600人以上の方が殺されたという報道を見ました。


[1678] 中国人 職質警官に発砲 岡山で未明 投稿者:とき 投稿日:2005/06/01(Wed) 00:33  

職質警官に発砲 岡山で未明

 30日午前2時10分ごろ、岡山市東古松の飲食店駐車場で、パトロール中の岡山西署員2 人が不審なワゴン車を発見。車内にいた男たちに職務質問しようとしたところ、男たちはバール(長さ約60センチ)で、巡査部長(33)の右肩を殴打した 上、巡査部長に向かって拳銃を1発発砲した。別の巡査部長(30)が逃げる男たちに向かって5発発砲、うち1発が1人の左太ももに命中し、男を公務執行妨 害、傷害の現行犯で逮捕した。
(2005年5月30日掲載)
http://www.sanyo.oni.co.jp/34news/2005/05/30/20050530145818.html

 ニュースを故意にセーブしているのでしょうか?
 きちんと事実を報道したら、とても、どんどん中国人が日本へ入ってくることを現状より容易にするということは、国民のコンセンサスが得られにくいのではないでしょうか?

外登証偽造で中国人6人逮捕 背後に大規模な組織か(共同)(05/31 18:30)
http://www.sankei.co.jp/news/050531/sha087.htm

 ますます、確実に、治安が悪くなっていきます。

平成15年警察白書:
http://www.pdc.npa.go.jp/hakusyo/h15/html/E1101016.html
平成05年警察白書:
http://www.pdc.npa.go.jp/hakusyo/h05/h050300.html

ビザ問題関連情報
http://www.geocities.jp/eastasia_634/topics.html
[1676] 間接的な海洋汚染の証左 投稿者:とき 投稿日:2005/05/31(Tue) 22:38  

南海岸で赤潮主犯の新しい生物を発見(東亜日報 MAY 31, 2005 06:45)
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2005053110328

 参考図書
川が死で満ちるとき―環境汚染が生んだ猛毒プランクトン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794208529
 紹介サイト
川が死で満ちるとき
http://www.ywad.com/books/249.html

何らかの化学物質による海洋汚染がすすんでいるようです。


[1675] 本日のプリオン専門調査会 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/31(Tue) 22:26  

リスク評価機関の役割でも議論 食安委プリオン専門調査会
http://www.nissyoku.co.jp/
今日も面白い発言がいくつか飛び交いましたが、まずは日本食糧新聞さんの記事を↑
「限定諮問」を厚労省釈明 実質審議は次回持ち越し (共同)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000253-kyodo-pol

品川先生はご欠席でした。
しかしほんとに、本会議委員は「BSEなんてたいした病気じゃない」と思っている方が多いようですね。結構ギョッとするような発言がいくつかございました。土壌汚染とか、考えたことがないようです?

ところで今日の行政側のご説明は、いつもの、
厚生労働省医薬食品局. 食品安全部監視安全課 道野英司さま、
農林水産省消費・安全局 衛生管理課 国際衛生対策室長 釘田博文さま、

にかわかすなどの肥料解禁の件では、
消費・安全局農産安全管理課(肥料原料担当) 藤井さまでした。いつも資料には行政担当者の名前がないので、挙げてみました。
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/index.html

http://www.nissyoku.co.jp/


[1674] インフルエンザ情報も 投稿者:とき 投稿日:2005/05/31(Tue) 21:48  

 当局の公式見解と異なる情報を知ってしまった場合、どうなるのでしょうか?

 実際に発生地とみなされたところに行けといわれても、ほんとうにウイルスが蔓延していた場合はもちろんのこと、感染をうけないでいきて帰ってくるまえに、スパイ容疑で拘束、最悪の場合、死刑なんですね。それでは、やはり確認しにおいそれとは行けませんね。

 報道・取材の自由が、どんなことであれ、認められていない国は、そもそもの始めから、大本営発表しかないのであればこそなおさら、信用できるわけがない。

  まずは、個人的に情報をつかまえるアンテナを張り巡らせ、日本国内で怪しい原因不明の感冒症状発生につねに注視し、いちはやく抗インフルエンザ薬の入手、 人ごみに用もないのに無闇に出入りしない、外出から帰ったら、手洗いうがいを励行するなど、まずは、自分でできることからやっておくということしかないで すね。高温多湿の時期は、まだほとんどあばれることはないでしょう。今秋以降ですね。

 ヒトヒト間感染の流行情報がもたらされていれば、おそらく、今すぐワクチンの生産へ向かうのでしょうが。ないことになってしまえば、来期になりますので、今年は間に合いませんね。さて、どうなりますやら。

 危機管理は、予想が外れることを厭んではすすめられない。むしろ、予想できずに起こってしまい、準備できていないことを厭わなければならない。いまの日本に、それができるであろうか? あらゆる可能性をできるかぎり想定しておくことが。


[1673] 取材もスパイ活動といわれれば 投稿者:とき 投稿日:2005/05/31(Tue) 21:29  

拘束の記者、スパイ活動していたと発表 中国外務省(Sankei Web 05/31 20:27)

『香港記者協会の張炳玲会長は「記者の通常の仕事である情報収集をスパイ行為とするなら、記者活動は大きな危険に見舞われる」と述べ、程氏の即時釈放を要求した。』

http://www.sankei.co.jp/news/050531/kok097.htm

 結局、中国ってそういうところですか?



[1672] Re.[1664]投稿者:とき 投稿日:2005/05/31(Tue) 20:08  

 疫病に情報のコントロールは、無用どころではなく害悪ですらある。

 しかも、「感染」を「コントロール」できるとおもっていれば、なおさらタチが悪い。まさに、隠蔽できると思っているのであるから。
 口蹄疫の場合は、まず通常は人間に影響がないため、隠す必要がない。(対策のマニュアルも確立している。発症群の殺処分。)

 しかし、ヒトのウイルス感染症の場合はそうはいかない。発症群の殺処分をするわけにはいかないから。であれば、情報を隠蔽することが、もっともやってはいけないことである。

 もう出てしまった間違った情報なら、必ず訂正記事が出るでしょうね。

【中国の鳥インフルエンザ】北京大使館が「注意事項」を掲載 【121人死亡説に全世界注目?】
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/0ad73b18def598ab00ad1f7d824bd3fd
ヒト感染の鳥インフルエンザは、本格的に世界流行の段階へ突入
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=281



[1671] Re:[1670] [1667] 一般人が中国から日本のサイトが見れるか? 投稿者:TJN 投稿日:2005/05/31(Tue) 19:48  

ネモトです。先の書き込みの一番下のURL、ずいぶん前に書き込んだものの一部が入り込んだみたいです。お許しを

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050528k0000e040059000c.html


[1670] Re:[1667] 一般人が中国から日本のサイトが見れるか? 投稿者:TJN 投稿日:2005/05/31(Tue) 19:46  

中国の検閲はかなり巧妙なようです。以下の記事が100%正しいかどうかは分かりませんが、このような記事があります。

http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20050420202.html

他に最近の著作としては
扶桑社から「中国の嘘」という本が出されています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/-/books/4594048765/reviews/ref=ed_er_dp_1_1/250-4509244-8949052

中国発の記事はかなり割り引いてみる必要があると考えます。特に新華社や人民日報などのオフィシャルなものは。その方が中国は理解しやすいように思います

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050528k0000e040059000c.html


[1669] 中国のネット・メディア事情 投稿者:とき 投稿日:2005/05/31(Tue) 19:43  

 いかがわしい『大紀元』より
http://www.epochtimes.jp/

中共は専門家を雇用、インターネット世論動向に統制を図る(写真)(05/05/23)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d58049.html
目に余る中共の海外メディアへの干渉と妨害(05/05/20)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d73205.html
【社説】メディアよ 悪党の手先となり時代の勇者を弾劾することなかれ(写真)(05/05/17)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d76361.html

シンガポール記者の逮捕、趙紫陽のインタビュー原稿が原因か(05/05/31 07:46)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d93836.html

中共崩壊後、 政権を握るのは誰か?(写真)(05/05/25)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d56942.html
『「95%の中国人が血と汗で5%の中国人を養っている。中国経済の発展は生態環境を犠牲にして、子孫の利益を犠牲にしたもので、破壊的なである」』

  全部うそですか? なかなかアジビラ的で、なんか日本にもそんな反体制の新聞あるような・・・。このような扇動にそのまま乗ると、確かに中国も半島の北側 とあまり大して違わないようにも思えてきますね。さて、どうなりますやら。確実にいえるのは、30年前の世界地図がもういまや使えないということと、そし て、今使っている世界地図も、このまま10年20年使えるものではないということです。

 ゆく河の流れは絶えずして・・・(くだらない板汚しをお許しくださいませ。謝)


[1668] Re:[1650] [1649] [1645] [1643] [1640] 隔靴掻痒の状態 投稿者:中国の医者 投稿日:2005/05/31(Tue) 19:41  

> すなわち、中国側の「隠蔽をしていない」との否定に
> ついての根拠の説明が中国側から十分になされていない、
> ということについての苛立ちです

5月26日に中国衛生部、5月27日には中国農業部が公式発表を行っていますね。

今 回、事態の意味も、対応の規模も、ともに小さくはないわけですから、本当に、起きている問題が制御可能であってそうしており、当局が正しい情報の開示に積 極的なのであれば、数日のうちに、調査や対応の進展についてより分かりやすいアップデートが再度、公式発表されるべきでしょう。

無ければ、怪しい。

今週から来週初めにかけて、衛生部と農業部が、今度はどのような公式発表の仕方をし、何を話すのかを注視しましょう。


[1667] 一般人が中国から日本のサイトが見れるか? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/31(Tue) 17:17  

 たとえば、エキサイトのブログは見れないことが多いようです。
 中国の匿名プロクシを使ってみるとよくわかります。
http://www.cybersyndrome.net/
 ましてや、日本の掲示板やブログのカキコミはできないところが多いです。

 つまり、日本のサイトへ自由に書き込めるということは、それだけで、一般の人間ではないということを意味してるのではないでしょうか。まあ、俗に言う、諜報工作員かもしれない(笑)と疑ってみたりします。都合の悪い情報を必死に打ち消しにいったりとか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050418-00000004-inet-sci

  日本は、自分の国や政治体制を悪く言われるのは、マスコミマスメディアが日常茶飯事でやっていますので、国民は慣れっこになっていますが、中国の支配階級 の方々は、あまりなれていないようです。どうしても人間の階級というものがあるため、上からはやられても下や一般から言われるということには、めっぽう免 疫がないようです。中国からのカキコミとのことですが(本当にそうかは、掲示板管理人様が、アクセスログ解析をみれば一目瞭然でしょう。)、そうであれば なおさら、中国とはモノサシが違うことはご理解くださったほうがよろしいかと存じます。日本は、ガセでもなんでも垂れ流しです。大手マスコミマスメディア でさえたまにありますから。新華社・人民日報は100%真実しか書かれていないでしょうけれども。

2005年05月30日
支那の恫喝を解消する方法。朝日新聞の反日ファシズム。
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/4027967.html
呉儀事件で始まった新たな物語。(上)
http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/edc58a0555a264873fc7c79de3bafce2

ぺきん日記 / 中国・北京より
http://beijing.exblog.jp/


[1666] EUのCDC 投稿者:Chaos 投稿日:2005/05/31(Tue) 17:16  

Chaosです。

EU版のCDCがスタートしました。
http://www.ecdc.eu.int/
まだ、コンテンツは少ないのですが、
リンク集に加盟国の保健機関へのリンクがあります。
探す手間が省けました。

Googleの中国語検索にはまっています。
禽流感随時爆発とか禽流感経済災難とか
じっと見ているとなんとか意味がわかってきます。
捲土重来SARS? (台湾のSARS擬似陽性騒ぎ)
中国版より香港版の方がフォントの関係でわかりやすいようです。

ちょっと変わった中国資本系のサーチエンジンを
ご紹介しておきます。
すべてgoogle頼りというのも困るので。

Accoona: SuperTarget
http://www.accoona.com/

ご参考まで


[1664] Re:[1661] [1660] [1656] コアは受容する側のリテラシーの問題である 投稿者:中国の医者 投稿日:2005/05/31(Tue) 15:10  

> 中国の医者さま。
> 「中国発」ということですので、それを信じて、
> 今しばらくは、
> 現地の状況を、引き続き、ウォッチングしていきたいと
> おもいます。
> ただし、私どものこの掲示板のスタンスは、変えないで
> いきたいと存じますので、お気に触る面もあるかもしれ
> ませんが、できますれば、今後とも、よろしく情報交換
> できますれば幸いです。

こちらでは内外の関係機関やマスコミが、かなり注意深いアンテナを張り、相互に、公式、非公式の情報をやり取りしながら、“事実”を把握しようとしています。

こちらの政府の姿勢も皆知っているので、そのあたりも加味した上で、みな独自のアンテナを持つようにしているようです。

青海省の民間人からの情報もいくつかありますが、どれも、これまでの政府の公式見解を覆すようなものではありません。

だからといって安全視しているわけではありません。こういった様子は、「感染」がコントロールされていても、「情報」がコントロールされていても、どちらでも同様に見られる現象でしょうから。

今回の件は、もちろん人の健康や命に、また環境に関わる重大問題ですが、同時にこの国の経済や政治にも深刻に関わる問題ですから、皆、情報への感度は最大限引き上げながらも、その真偽については慎重を期しています。

今回の件では、今のところ、精査するに足る情報があれば、かなり素早く、外部に提供される(あるいはスクープされる)ような体制にはなっているように思えます。





[1663] 私が見てる今日本で最もマコトしやかなサイト 投稿者:とき 投稿日:2005/05/31(Tue) 15:06  

 ご参考まで。いかがわしいですから(笑)、面白半分にみてください。

二階堂ドットコム
http://www.nikaidou.com/index.html
貴様ら!俺の言うことを聞いてみませんか。
http://www.nikaidou.com/column01.html
貴様ら!他の人のいうことも聞いてくださいよ。
http://www.nikaidou.com/column02.html
経済犯科帳
http://www.nikaidou.com/column04.html
悪徳役人斬捨御免
http://www.nikaidou.com/column05.html
 以上は、大手掲示板サイトでは削除対象になっているようです。日本のネット環境もけっして自由ではないということの証左です。

論談
http://www.rondan.co.jp/html/home/index.html
記者倶楽部
目安箱

草野洋 噂の仕置人
http://www.uwasanoshiokinin.com/index.html

など。

ちなみに、貴様ら!他の人のいうことも聞いてくださいよ。
http://www.nikaidou.com/column02.html
には、いま、『シナのババァはともかく、インフルエンザは本当。【5/30(月)9:00】』が出ています。

 結局は、受け取る側が惑わされなければよい、あるいは、判断や認識の自己責任でつきあうという個々のモノサシを獲得しておかなければならないということです。

  「大紀元」も、新華社、人民日報よろしく、反共の側のアジビラだなくらいの認識で見ております。ましてや看中國は、のつもりです。けして、すべてを真に受 けているわけではありません。みなさんそうだと思います。言論がウソであれホントであれ「存在する」ことは誰にも否定できません。それをどのように捉える かは、あくまでも個々のモノサシです。掲示板とは、あるいは、ネットメディアとはそのようなものだというスタンスが肝心ではないでしょうか。

 プロパガンダやアジテーションによってしても、揺るがない、判断力・認識力が必須であるように思います。そのように思うことができない方々こそが、その意に沿わぬ言論言動の存在を否定し、抹殺したいと強く願うのではないでしょうか。

その点で、今、検討されている「人権擁護法案」には多大な危惧をしております。ネット言論規制がそれによって、堂々とやれてしまうからです。法による、言論弾圧が、まかり通ってしまう可能性が大です。

人権擁護法が可決される公算が強まっています(法案全文)
http://f48.aaa.livedoor.jp/~charge/
まとめサイト:人権擁護(言論弾圧)法案反対!
        サルでも分かる?人権擁護法案
        人権擁護法案BLOG(臨時)
人権擁護法案
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/protection_of_human_rights/

『九評』(共産党についての九つの論評)
http://www.epochtimes.jp/editorial/9ping.html
(韓国はもう飲み込まれてしまったようですが、共産主義国にはなりたくないと思います。)



[1662] けちつけはやめて二次でも三次でも 投稿者:とき 投稿日:2005/05/31(Tue) 14:14  

 情報をください。あとはおのおのが考えます。それだけです。
 否定するなら、否定するに足る、情報をください。
 相手の思念、思考をいたずらに非難しても仕様のないことです。それこそ、板の無駄遣いになりますからよしましょう。以上です。



[1661] Re:[1660] [1656] コアは受容する側のリテラシーの問題である 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/31(Tue) 14:10  

中国の医者さま。
「中国発」
ということですので、それを信じて、今しばらくは、現地の状況を、引き続き、ウォッチングしていきたいとおもいます。
ただし、私どものこの掲示板のスタンスは、変えないでいきたいと存じますので、お気に触る面もあるかもしれませんが、できますれば、今後とも、よろしく情報交換できますれば幸いです。


[1660] Re:[1656] コアは受容する側のリテラシーの問題である 投稿者:中国の医者 投稿日:2005/05/31(Tue) 14:04  

ネットに流布される情報は所詮二次情報、三次情報です(もちろん正しいものもありますが...)。問題は、それに憶測、邪推、ほら、妄 想がいとも簡単に混入し、現実と空想とがごっちゃになり、自ら、現実と空想の「トワイライトゾーンやグレーゾーン」を作り出してしまうことでしょう。

「ネット言論、云々」と言った、一般論をとやかく論じるつもりは毛頭ありません。

こ の掲示板に流れていた、青海省の鳥インフルエンザとそれにまつわる話題には、少しの二次情報(どこそこがどう言っていたといった類の情報)のほかに、たく さんの「たぶん...気がします...おそらく...あやしいもの...」といった、憶測や邪推、空想(しかも的外れなもの)が混入していた、と指摘した までです。

二次情報や三次情報が集められて掲載されることは有難いことですが、根拠の無い憶測や、理に適っていない推論、空想が幅を利かせ始めると、“「知」の探求”どころではありますまい。

これこそ、まさに“結局、歴史(経験)の事実を軽んじるという、...性格...が、今回...ガセネタに飛びつく結果”に陥る原因となるのではないでしょうか?

中国発






[1659] Re:[1657] [1656] コアは受容する側のリテラシーの問題である 投稿者:とき 投稿日:2005/05/31(Tue) 12:19  

 結局、歴史(経験)の事実を軽んじるという、過去を水に流す日本人の民族性あるいは大方の性格(戦前からそうなのか戦後そうなってしまったのかは不明)が、今回のフィリピン日本兵ガセネタに飛びつく結果となったのでしょう。
 大手マスコミでさえこうです。↓これは一理も二理もあるでしょう。
http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&log=20050531
 みな乗り遅れまいと、船上から走り出るネズミよろしく、いっせいに自滅したようです。まあせいぜいこんなものでしょう。一社でも、大勢とは違う冷静な判断ができたでしょうか?
 情けない姿をさらしたマスコミは、一層その信頼を失いましたね。これもまた、水に流して忘却の彼方に沈めてしまうのでしょうか?

 


[1658] 朝日新聞が11億8600万申告漏れ、3億8千万追徴 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/31(Tue) 11:53  

うひゃーーーーー。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000404-yom-soci
日本国中の金満メディアの終末的予感がしますね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000404-yom-soci


[1657] Re:[1656] コアは受容する側のリテラシーの問題である 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/31(Tue) 11:47  

ときさん。
お話の中の、
「ネット言論が大きく監視規制されている」で思い出しましたが、今朝、ウォッチしていましたら、こんな記事がありました。
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/05/200505302242.shtml
ですが、告発的サイトがつながりにくくなっていて非常に遅いという記事ですね。
また、ここhttp://www.peacehall.com/news/gb/pubvp/2005/05/200505310034.shtml
では、中国駐在の大手メディアの鳥インフルフルエンザ取材の限界を指摘しているようです。

http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/05/200505302242.shtml


[1656] コアは受容する側のリテラシーの問題である 投稿者:とき 投稿日:2005/05/31(Tue) 11:16  

 いろいろな、情報に関する手法・技法の問題に話題がすりかえられている(自ずとそうなっているのかもしれませんが)ように見受けられますが、故意にガセを拾って流布しているつもりも、いたずらに不安を煽るつもりも毛頭ありません。そのことはご理解ください。
 ネット言論が大きく監視規制されているどこぞやの国とは違い、日本のように、いまだその言論表現の自由がまだ担保されている中において、マスコミ・マスメディアの言論表現に満足できれば、電網を浮浪渉猟する気は起きないでしょう。

 もはや、既成の『権威ある』マスコミマスメディアに、どちらかといえばうんざりしている方々が、このような掲示板をROMしたり、思い余って書き込んだりしている状況になっているのだと思います。

  どの道、素人情報ですから、信憑性が100%というのはありえないことです。その中から、おのおのが選び取る能力が新たに求められているということでしょ う。そしてそれは、ネット時代になったからこそ、一般にも求められるようになり、身に付けておくべき能力になったと思います。

 権威や確 からしさを、真に求めるのであれば、既存の確立した即時性のないツールでよいはずです。いまやそれには気持ちを満たすこともできなければ、切迫した問題意 識を埋めてくれる役割もなくなりました。今、求めているのは、トワイライトゾーンやグレーゾーンをいち早く知りたいという願望です。

  「知」の探求こそが、永遠に渇望して満たされることのない人間の欲求の根源であるように思います。それがなければ、いちいちPCに引っ付いてはいません ね。情報の取捨選択に完璧であることや間違いをおそれては、やっていけません。あらゆることに失敗はつきものです。騙されることもありましょう。しかし、 その中の一部であれ、隠れているあるいは隠された事実があるはずだ、という思いが私を突き動かします。

 なぜ、書き込むか、私の考えが明 らかに、間違いであるなら徹底的に叩く人間が必ずいて、自分ではできない思い込みや間違いを、修正できるからです。いまや、「考える脳」は電網では、集合 的な電脳であると思っています。個人で考えるということが、おそらくこれからは、過去のものとなるでしょうし、もうすでにそうなっていると思います。

 かつて「柔らかい個人主義」という概念がありましたが、いまや「溶解する個人主義」とでもいえましょう。それを理解できない方々は、すでに旧人類と化しているのかもしれません。まことに、量子論的な時代状況がどんどん進行しているという感慨を抱かざるを得ません。

 ここに考える(気付きの)ヒントを掲示しておきます。いかに国の行政手腕が稚拙かの。

農林水産省HP 施策情報(消費)
http://www.maff.go.jp/syohi.html
コイヘルペスウイルス病に関する情報
http://www.maff.go.jp/koi/index.html
PCR検査結果(平成17年5月30日更新)
http://www.maff.go.jp/koi/pcr_kensa.html
 たかが、コイだけの病気で、まん延防止も失敗(最初から成功できるわけもありませんが)、いまだに「まん延防止対策」、「根絶」の方法でやっているようです。もはや各地の行政は、パニックです。ある意味、どうでもいい余計な仕事に追いやられています。
 まあ、おそらく、たかが「コイ」だけの病気ですらこうですから、トリやウシも、推して知るべしです。

 まずは、世の中を疑ってかかる、これがネット社会に生きる人間のコモンセンスでしょう。
[1655] Recombinomics にリンクしていただいております。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/31(Tue) 10:41  

Recombinomicsのリンク集
http://www.recombinomics.com/news_links.html
なんですが、ここに、この掲示板と、「過去ログ集その6」
http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog6.htm
がリンクされています。
光栄なことです。

http://www.recombinomics.com/news_links.html


[1654] Re:[1650] [1649] [1645] [1643] [1640] 隔靴掻痒の状態 投稿者:中国の医者 投稿日:2005/05/31(Tue) 09:21  

> ただ肝心のWHOなりFAOが、本当のところは、どのような感触を
> もたれているのか、今ひとつ、わかりかねますね。

国連機関の株主は加盟国政府、各機関はまさに「事務局」であり、従って、情報源は相手国政府が公式に「無い」と言えば、「無い」とせざるを得ないでしょう。

> その翌日のWHO記者会見で「国際社会は中国の報道をまったく
> 信用していない」といわれて...

ということがあったのであれば、別の情報源からのかなり確度の高い情報があったからでしょうが、そうであったとしてもこのような公式の場での物言いは、「事務局」としても、相当の覚悟があったことは想像に難くない。

中 国政府の情報の操作や隠蔽の体質は益々著しいものになっているようですが、より面倒なのは、「何も起こってないだろう」と高をくくって何時までも轟然と構 える体質も、あの政府にはそのまま残っていることで、そのため、情報の操作や隠蔽のまえに、何も事実を把握していないこと、そういったことが大いにあるの も、これまた大きな問題です。

国際機関、国家機関、民間、個人から得られる情報には、アクセスできる情報源に違いがあり、従ってそれぞれの情報には、量の違いよりも、質が決定的に違う。

国家や国民のセキュリティに関わる場合には、多数の異なる階層に情報源を持ち、質の異なる情報をつき合わせることで、事実に肉薄し、対策を事前に講じることが必要でしょう。

情 報の操作や隠蔽、あるいはその前段階としての情報の迅速な収集能力のない中央政府を要する国の事情を詳細に掴むためには、国際機関や国家機関、公的機関に はあまり期待できない、と見るのが良いでしょう。むしろ国家機関、公的機関と協力できる、民間や個人が不可欠なのです。

情報収集においては国家機関、公的機関は民間や個人を大切にしなくてはならない。

青海省の場合は、「旅人」を一人、現地に送り込めばよいのです。


[1653] 自己情報コントロール権 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/31(Tue) 07:44  

「自己情報コントロール権」とは、他人のところにある自分の情報がどう扱われているかを知り、内容に間違いがあれば訂正できる権利だ が、昨日、金沢地裁は、県と地方自治情報センターに原告住民の個人情報を削除するよう命じる根拠として、「憲法一三条が保障するプライバシー権には自己情 報コントロール権が重要な一内容として含まれる」と指摘し、自己情報コントロール権に含まれるとした本人確認情報のうち、「氏名、住所、生年月日、性別の 四情報は秘匿を要する程度は高くないが、住民票コードとその変更情報は、各種の個人情報を集めることができるため、秘匿を要する程度が相当高い」と指摘し た。
同種の指摘は、昨年11月の簡易裁判所での東京海上日動火災保険(10月に合併で名称変更)の個人情報漏洩問題でも、なされた。
今回の判決について、住基ネットに離脱や不参加などの対応をとっている自治体でも、横浜市の反応と、国立市・杉並区の反応とは分かれている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20050531/lcl_____kgw_____003.shtml参照
す なわち、横浜市では、現在は暫定措置であり、究極の落着するところは「市民選択制」では無く、「将来の全員参加を前提」としつつ、「現段階では個人情報保 護の総合的な安全性を確認できないため」、限定的に個人が不参加を申し立てることができる、との論理にたっているとして、今回の判決の趣旨とは違うとして いる。
国立市と杉並区とは、今回の判決に賛意を示している。
結局、横浜市の言いたいのは、個人離脱で、虫食いだらけのデータベースを元にでは、効率的な行政をすることは不可能という立場なのだろう。
横浜市の見解は、良心的で、住民サービスの基本にたった、堅実な考え方であると、私も思う。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000009-san-pol


[1652] Re:[1649] [1645] [1643] [1640] ProMED情報 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/31(Tue) 07:16  

中国のお医者さん、これは2003年のSARSのときですけれども、当時の中国の政治背景がわかる記事と思いますので、抜粋いたしますね。

>(中国政府は医療従事者に「この件(肺炎の蔓延の件)は話すな」と緘口令を敷いていました。(タイム誌)
>香港紙、中国政府を批判 SARS情報非公開で(4月2日の記事)
> 中国・広東省で大流行した新型肺炎(SARS)とみられる疾病情報を迅速に公開しなかったとして、香港紙の一部が、中国政府への批判を強めている。 香港 でも猛威を振るうSARSの感染源が同省とみられているため、大きな被害に遭った市民の怒りを代弁した形だ。 2日付の香港紙サウスチャイナ・モーニン グ・ポストは社説で、中国政府の情報提供の遅れで「流行が世界的に広まった」と批判。「国際社会が求める中国の重要性を理解すべきで、国家イメージを損な うといった時代遅れの考えを捨てるべきだ」と訴えた。 日刊紙、信報の論評記事も「北京政府は肺炎の警告を出さなかったばかりか、感染状況についてもぐず ぐずして発表しなかった」と指摘。「報喜不報憂(不愉快なことを伏せて、良いことだけを知らせる)はもともと一党支配政治の特色で、情報の抱え込みが常態 化している」と断じた。 (共同)ttp://www.sankei.co.jp/news/030402/0402kok135.htm
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7663/gaimushou.html#nihonjinshinu
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7663/ChinaSEIJI.html
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7663/CHAINAhoudou.html

> 二次情報、三次情報、憶測をもとに、あれやこれやを、つべこべ言っている暇があるのであれば、現場にひとり、信頼のできる「情報収集員」を送り込めばよいのです。今なら、現場へのアクセスもある程度までは可能なはずです。

国 家の危機管理としてここまで出来たらすごいですね。同意いたします。SARSのときは、Time誌がすっぱ抜きをしてくれたのですが、今回は本当のところ はどうでしょう。新しい情報を待ってるんですよ。ここで。ネット上では、この問題の続報に「注意」して、watchして、関する情報を提供くださる方々が 集うところは、今のところこの掲示板しかありませんから。


[1651] Re:[1648] [1641] [1639] [1615] [1613] [1611] 全部よそのせいにしてしまう? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/31(Tue) 07:02  

わーい!本当に中国在住のお医者さまのご登場なんですね?

> 問題は感度の高い有効な情報源を世界中の各所に配置しようとしない、永田町や霞ヶ関にあるのです。

これはホントですね。

北京大使館の、電話番号
> 在中国日本人に対する呼掛けを加えたのは、注目に値しますね。

こ れも進歩だと思いました。SARSのときは、米国などが自国民を撤退させているのに、在中邦人を守る立場の北京大使館の大使は「権威ある中国政府の数字を 信じてやっている」と発言し、その翌日のWHO記者会見で「国際社会は中国の報道をまったく信用していない」といわれて恥かいてましたからね。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7663/gaimushou.html
恥 かくだけならいいけど、日本人の安全確保を放棄していたと私は思いました。「公式情報」を信じていたら「病原体の性質」によっては殺されるかも、と私は思 いましたね。それと、中国の隠蔽体質。そういう背景があるからこそ、こうした未確認情報を注意してwatchしているんです。

> いずれにしても、こちらでお答えできることなら、お返事致します。

現地での情報はどうですか?青海の様子などの情報は入らないのでしょうか?ここはみんなが情報を持ち寄るところなので、ぜひご提供をお待ちしております。(^^


[1650] Re:[1649] [1645] [1643] [1640] 隔靴掻痒の状態 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/31(Tue) 06:58  

中国のお医者さん。
おっしゃることもわかります。
ただ肝心のWHOなりFAOが、本当のところは、どのような感触をもたれているのか、今ひとつ、わかりかねますね。
中国での鳥インフルエンザの人感染を本当に無いと思われているのか、それとも、限りなく、うたがっているのか、ですね。
昨年のインドネシアの例を見ても、インドネシアは、最後まで隠蔽路線でした。
その理由のひとつには、パンデミック露呈後の経済的な打撃を恐れたというのが、主な理由でしょう。
同じような政府としての隠蔽への動機が、中国に無いといえばうそになるでしょう。
ProMED情報の最後の一言の意味は、おっしゃられることとしても、Recombinomicsのサイトでの同種の言葉での呼びかけには、内部告発に頼らざるを得ないとの悲観面でのニュアンスが感じられますね。
すなわち、中国側の「隠蔽をしていない」との否定についての根拠の説明が中国側から十分になされていない、ということについての苛立ちです
ここhttp://www.recombinomics.com/News/05300501/H5N1_China_Fails.htmlでは、こう書いていますね。
「Blanket denials are not sufficient. 」

http://www.recombinomics.com/News/05300501/H5N1_China_Fails.html


[1649] Re:[1645] [1643] [1640] ProMED情報 投稿者:中国の医者 投稿日:2005/05/31(Tue) 02:16  

> 中国のお医者さん。
> このProMED情報のこの最後の一言は、「むしろ、ここまで来れ
> ば、積極的な whistle-blower( 内部告発者)を歓迎する。」と> いう意味に、私は捉えているんですけれどもね。

というのは深読みし過ぎ、捉え過ぎでしょう。「ここまで来れば」の「ここまで」とはどのような具体的事実を指して仰っているのですか?

言 葉通り、実証の必要な非公式情報(その中にはこの掲示板の中に散見される“情緒的憶測”の類も或いは含まれるのかも知れません)が横行しつつある、ついて はそれを実証する必要がある、でなければ憶測が憶測を呼び、何が事実で、何が憶測かわからなくなり、憶測が間違った判断や行動を惹起することもあり得る、 だからこそ「あらゆる入手可能な情報を歓迎する」、そうProMEDのモデレーターは注意喚起しているのではないですか?

感度の高いアンテナを張り巡らせて何が事実かを分析しいざというときに備えることと、憶測でもって右往左往し、自分は危機に敏感なのだと思い込むことは、全く別のような気がします。

二次情報、三次情報、憶測をもとに、あれやこれやを、つべこべ言っている暇があるのであれば、現場にひとり、信頼のできる「情報収集員」を送り込めばよいのです。今なら、現場へのアクセスもある程度までは可能なはずです。


[1648] Re:[1641] [1639] [1615] [1613] [1611] 全部よそのせいにしてしまう? 投稿者:中国の医者 投稿日:2005/05/31(Tue) 01:57  

> しかし、それを否定する根拠も無いのが現実です。

という理由でもって、根拠のない、情緒的な憶測を野放しにしていると、否定する根拠が無いというただそれだけで、「おれの発言は重要だ」、等という連中が跋扈し、結果、この掲示板の“情報源”としての質は落ちてしまうのではないですか。

フェイルセーフとやらを大切にするのはある意味で同感ですが、行き過ぎると、セーフを重視しているとの言い訳でもって、節操の無いフェイルの横行を許すことにもなりましょう。

問題は感度の高い有効な情報源を世界中の各所に配置しようとしない、永田町や霞ヶ関にあるのです。

在北京日本大使館のこれまでの振る舞いは不恰好でみっともないと思いますが、今回のホームページでの領事情報として、最後に

「なお、青海省等に滞在されている方で、高病原性鳥インフルエンザについて特段の情報がありましたら、日本大使館(010−6410−6972)までご連絡をお願い致します」

との在中国日本人に対する呼掛けを加えたのは、注目に値しますね。

いずれにしても、こちらでお答えできることなら、お返事致します。


> 要は、これら情報に対する対応をどのレベルにあわせたら、日本にとって、中期的に、リスクレスなのかということにつきるのでしょう。
> ここに、フェイルセーフの考え方が、どう発揮されるかが問われているわけです。
> ところで、本当の中国のお医者さんですか?
> であれば、いろいろ、お伺いしたいこともあるんですけれども。
>


[1646] 鼠が大増殖? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/30(Mon) 21:59  

看中國
http://www.secretchina.com/

内モンゴルのネズミの害は驚異的だ 空腹なせっかちになったネズミは仕事の羊をかむ
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/29/115505.html
(ほかの関連情報)
新疆のネズミの害は爆発するピークに入る 2003年07月31日
内モンゴル赤峰は草原のネズミの害が発生する 2003年06月01日
イナゴによる農作物の被害の以外 ネズミの害の深刻な脅しの新疆の3千5百万ムーの牧場 2002年06月15日

ウェブページ翻訳
http://www.excite.co.jp/world/chinese/web/

 このへんの情報もガセなのでしょうか?

 鼠が異常に増えるのも、「疫病」が危惧される状況です。
生態系が全般に破綻し、元に戻ろうとする恒常性が働いている過程のように思います。餌と天敵のバランスが崩れているようです。
 農業・畜産業の無秩序な膨張が背景にあるのでは? 環境汚染問題に対する意識と知識はどうなっているだろうか?
 人間もまた生物・動物であることを考慮すれば、自然環境の過度な酷使は、結局、人間の生存を脅かすことにもなるでしょう。

環境汚染による天然漁業の損失が36億元
http://news.searchina.ne.jp/2005/0524/general_0524_001.shtml
淮河:漁民「魚を食べる勇気ない」、深刻度増す
http://news.searchina.ne.jp/2004/1006/national_1006_007.shtml
特集 中国環境問題
http://news.searchina.ne.jp/topic/040.html

  海も河川湖沼も、もちろん、陸地も収奪し尽くして、やがて砂漠になる。ここ近年の急速な砂漠化は激しく、黄砂も以前にもまして大量に飛散している。無秩序 な大規模開発が何をもたらすのか、まさに一大実験場の様相を呈しているように思われる。情報が公開されていない分、なおさら疑心暗鬼にかられる。隠してし まって、ないことにする「実績」がある以上、騙された側がことさら余計に疑うのは当然である。

ましてや、人命・人権を軽視するお国柄のようですからね。
感染症も大した問題とは捉えていないのでしょう。あくまでも、実利優先で、それに不都合なことは、いつものようにないことにしてしまうのですね。


[1645] Re:[1643] [1640] ProMED情報 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/30(Mon) 21:40  

中国のお医者さん。
このProMED情報のこの最後の一言は、「むしろ、ここまで来れば、積極的な whistle-blower( 内部告発者)を歓迎する。」という意味に、私は捉えているんですけれどもね。


[1644] 中国の医者さん、これだという事実を教えてください。 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/30(Mon) 21:25  

口蹄疫(FMD)がヒトや馬に感染しないからといって、報告に透明性を欠けば、ヒトや他の動物疾患の報告にまで疑問を広げることになる。
北京近郊の口蹄疫の発生時期は?
中国農業部の27日午後、記者会見では
「5月上旬には新疆ウイグル族自治区と北京市・延慶(えんけい)県でも流行。北京で252頭の牛が感染したため、屠殺、消毒などの措置」
http://news.searchina.ne.jp/2005/0527/national_0527_001.shtml
ProMed-mail 国際感染症学会メーリングリストのでは、http://sank100.exblog.jp/
27日付けで
The Australian、5月26日を情報源に
「万里の長城の北方田園地帯にあるDabailou村の住民によると、2005年4月末の疾病確認以来ウシ2000頭が処分されたという」
「疾病コントロールの国際協定に加盟しているからには、中国当局はFMDのいかなる発生についても国連食糧農業機関(FAO)に報告することが求められている。
FAO 中国代表であるNoureddin Mona氏は、北京近郊での流行について耳にしてはいるが「公式情報によるものではない」と述べ、「私が受けた(中国農業)省からの最新の連絡は昨朝で、 北京近郊のいかなるところでもそういった事象は無い、というものであった」と加えた。」
30日付け記載の
2005年5月26日、北京農業省獣医局長官Jia Youling氏よりのOIE国際獣疫事務局への報告では
場所. 北京Beijing自治体Yanqing郡/感染集団ウシ/臨床兆候の初検知日 5月5日/検査室診断結果判明日 5月25日
曝露 2464頭/発症患畜 252頭/死亡 0/処分 2464頭/屠殺 0





[1643] Re:[1640] ProMED情報 投稿者:中国の医者 投稿日:2005/05/30(Mon) 21:15  

最後の一言が重要なのです。

Moderator注:この非公式情報は実証する必要がある;あらゆる入手可能な情報を歓迎する。

マッチポンプでも火は出るし、煙も出るのです。


[1642] Re:[1639] [1615] [1613] [1611] 全部よそのせいにしてしまう? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/30(Mon) 21:10  

中国の隠蔽は、つい最近のSARS事件でも強烈な前歴がございますから、一般的に疑われるのは仕方のないことではございませんでしょう か。というか、今SARSの情報源サイトを読み返すと改めて唖然とする。。。これだけ隠蔽されて、うそつかれて(^^;、今回、危機管理感覚、警戒意識を 持たないほうが私は心配です。

SARSのときはこんなんでした。
========
258 名前: ■■広東省:先月までに792件/31名死亡してました実は■■投稿日: 2003/03/26(水) 15:46(番朝掲示板から)
RTHK2003-03-26 14:35 中国・広東省政府は、2月末までに、省内では792件の正体不明の肺炎症例があり、そのうち31名の患者が死亡していたことをとうとう告白した。
スポークスマンによれば、症例の殆どは広州市で起きていた、という。 死者がいつ死んだのかについては説明を拒否した。
数日前の時点で、当局は昨年11月以来、広東省では305件の肺炎症例があり、5名が死んでいた、という内容を発表したばかり。これがSARSであるかどうかは説明がない。

===========
SARSの情報源
中国当局の情報公開の状況 の履歴から。ほかにもたくさん。http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7663/CHAINAhoudou.html
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7663/
ごちゃごちゃ読みにくいけど、当時はすごく情報が集まりましたね。
===========

話変わってBSE情報です。

米産牛肉解禁に影響ない OIE基準で農水次官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050530-00000120-kyodo-bus_all
大臣等記者会見(議事録はまだですが)
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/index.html

こういうのも、他の公開審議会も、全部即日Web放送になったらいいなぁ。


[1641] Re:[1639] [1615] [1613] [1611] 全部よそのせいにしてしまう? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/30(Mon) 21:09  

中国の医者さん。
まあ、そういわれてしまえばそうですがねぇ。
大紀元の報道も、根拠が無いといえば無いのは事実ですが。
しかし、それを否定する根拠も無いのが現実です。
要は、これら情報に対する対応をどのレベルにあわせたら、日本にとって、中期的に、リスクレスなのかということにつきるのでしょう。
ここに、フェイルセーフの考え方が、どう発揮されるかが問われているわけです。
ところで、本当の中国のお医者さんですか?
であれば、いろいろ、お伺いしたいこともあるんですけれども。



[1640] ProMED情報 投稿者:とき 投稿日:2005/05/30(Mon) 20:59  

ProMED
http://www.fas.org/promed/

ProMED情報
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi

20050526-0010 ( 2005/05/25 ) PRO>Avian influenza, human - China: susp., RFI
中国 - トリインフルエンザ
鳥 インフルエンザ、ヒト患者-中国:疑い、情報提供の依頼# 重症鳥インフルエンザにより患者数名が死亡、当局が疾患感染制御対策を開始。情報源:Boxun.com、5月23日。最近青海省で多数の人々が鳥インフ ルエンザのため死亡した。2005年4月上旬現在、感染発生地域では数件の渡り鳥死亡が確認されている。4月末までにヒト患者数件が発生し始めた。5月1 日以降、この地域を訪れた観光客数名が感染後重症化し、うち6名が死亡した。 2005年4月には、ヒトと家畜の両方を巻き込む大規模な感染播種が発生した。感染地域は広大であるが、人口は極めて低密度な地域である。そのためヒト患 者と飼育動物双方を巻き込む大規模感染は比較的気づかれにくい。野生の鳥類は自由に渡りをするため、感染伝播地域を拡大させる。中国当局は流行を認め、感 染地域の封鎖を開始した。この問題のために、中国保健相(副首相) 呉儀Yi Wu女史は訪日予定を短縮し、中国に帰国した。感染地域の地方ニュースによれば、死亡患者数は6名以上に上る。死亡患者全員が省外からの渡航者である(地 域住民ではない):2名は四川省成都Chengdu市から(男性1名、女性1名)、男性1名は重慶 Chongqing市からの観光客である。残りの死亡患者の出身地は不明である。この情報は流行地域を訪問した人から寄せられた。 [Moderator注:この非公式情報は実証する必要がある;あらゆる入手可能な情報を歓迎する。]

 火のないところに煙はたたない。



[1639] Re:[1615] [1613] [1611] 全部よそのせいにしてしまう? 投稿者:中国の医者 投稿日:2005/05/30(Mon) 20:40  

たぶん...気がします...おそらく...あやしいもの...。

下のような憶測ばかりで構成された投稿があまりにも多いですね。

青海省の青海湖の周辺については、個人的な旅行は先週の時点では規制されてはいないので、現場に行って、状況をご自分の目でご覧になられてはどうですかねぇ。

何 とかという記者の方と、青海剛察縣の疾病モニター・センター(疾病監控中心)...正しくは青海省剛察県疾病預防控制中心です...とのやりとりを取り上 げたところで、だからどうなのか、という気もします...(中国の田舎の公的機関に電話での突撃取材をしても彼らにはまともな対応できませんよ...慣れ てないのだから)。

これだという事実を見つけ出しそれを示すことで、その事実そのものに事実を語らせる、そういうことは無理ですかねぇ。




>  たぶん、ヒトが感染したインフルエンザがA型であるのかB型であるのか確認する検査キットが普及しているのは、日本と韓国だけではないでしょうか。中国 ではそれすらなく、ましてや、特別なところでないかぎり、インフルエンザウイルスの型を同定するなんてやってないような気がします。
>  今回はたまたま、外部から入ってきた野鳥(渡り鳥)が大量死したから、たまたま騒いでいるだけでしょう。H5N1型を確認したのは、どこの機関でしょう か? おそらく、海外から入った調査機関ではないでしょうか。鳥インフルエンザワクチンもあやしいものです。なんたって罹ってしまって生き残っているもの に、いくらワクチンをやったって全く意味がないのですから。
>  人のインフルエンザだって、適当な処置をして終わりでしょう。結局は、生きるものが生きて、死ぬものは死ぬということしかやってないでしょう。もう鳥インフルエンザが人に感染しているという考えは捨てましょう。
>  中国では、何の型かはわかりませんが、まだ諸外国では経験のない新型が人のなかでもう発生しているとおもって向き合う必要があるでしょう。意外と周辺諸 国(タイ・ベトナム・カンボジア)のH5N1型ヒトインフルエンザは、中国からのヒトヒト感染の疑いが非常に高いのではないかと思います。
>  いきなり、鳥からヒトへ、種を飛び越えて感染できるようになるとは思えません。
>


[1638] Re:[1627] OIE新基準と20ヶ月除外 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/30(Mon) 17:55  

虹屋さん。
これについては、ブログ「「適切な保護の水準」と「OIE基準」との乖離の幅」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=279のほうで書いたことがあるのですが、OIE基準とSPS協定とは、相対的な関係にあるということですね。
上 記プログでは、跳び箱にたとえたのですが、今度のOIE総会で、牛肉の安全性について、OIE基準がゆるめに設定されるならば、このSPS協定での「適切 な保護の水準」と「OIE基準」との間の乖離は、広がるのであって、もし、輸入国が、現在の国内安全基準を守ろうとすれば、広がったSPS協定での「適切 な保護の水準」と「OIE基準」との間の乖離についての科学的証拠を用意しなければならないということになりますね。
跳び箱にたとえれば、跳び越 してくる側(輸入国側)から見れば適切な高さ(国内安全基準)の跳び箱だと思っていると、いつの間にか、飛び出し地点(OIE 基準)が深く掘り下げられていて、飛び出す側(輸出国側)の方から、「何でこんな高い跳び箱を作ったんだ。もっと低くセイ。」とイチャモンをつけられてい るようなのが、現在の日本の立場で、そのイチャモンに対して、従順に、唯々諾々と、せっせせっせと、跳び箱の高さを、低くしているのが、日本の食品安全委 員会ということになりますね。

http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=279


[1637] 血液製剤によるHIV感染問題調査研究委員会サイト 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/30(Mon) 15:47  

血液製剤によるHIV感染問題調査研究委員会サイトhttp://133.70.21.55/yakugai-hiv/index.html
WebにUPくださっているようです。
第2次報告書は、「HIV 感染問題に関わった医師の聞き取り調査報告書」という内容なのかな?まだWebにはUPいただいていないようですが。。薬害はHIVしかりHCVしかりヤコブ病しかり、人災的側面が大きすぎるような。。


[1636] Re:[1634] 感染症流行前に治療薬可能に、というニュース 投稿者:とき 投稿日:2005/05/30(Mon) 15:21  

 しいていえば、赤ちゃんが、母親の抗体で、一時的にしのいでるようなものです。それを用いるということは、緊急的措置で死に至らしめないというだけの方法にすぎず、結局は、獲得抗体でない限り、再び感染の危機を拭い去ることができません。
  本物(野生株)であれ、偽物(人工株すなわちワクチン)であれ、確実に一度感染を被ることが安心できる方法です。そのための「ワクチン」です。ウイルス感 染は、「経験する」ことにまさるものはありません。いかに発症しても死なないで快復するか、あるいは不顕性感染で抗体システムを獲得するか、それにかかっ ています。
 誤解なきよう。ご存知であれば申し訳ございません。
 根絶、制圧なんて勘違いもはなはだしい。それは学者の弁ではなく、素人が言うことです。せいぜい、「克服する」(という名の順応・馴致ですが)といえる位でしょうか。

 根本的な危機管理は、あくまでもワクチンを処方できる体制を流行前に整えておく、あるいは、処方してしまう(ほかの予防接種のように)しかありません。その意味では、ウイルスを用いたバイオテロとほぼ同じです。

  この国には、実際機動するべき「危機管理」体制がないと、つくづく痛感いたします。炭疽菌や天然痘に対するワクチンや薬剤もごく一部の人のための備蓄で しょう。とても間に合いませんね。ましてや、自然に存在するウイルスが引き起こす感染症にすら満足に対応できない。これでは、ほとんど、中世ヨーロッパの 時代から進歩がないようなものです。

 渡航者の検疫期間をもうけていたり、駅(外来者)や病院(病人)を町や村から離して設置していたり、住宅では訪問者を通す部屋と普段生活している部屋を分けていたり離れをつくっていた時代のほうが、数段「疫病」対策がしっかりしていたように思います。

  「疫病」は、大地震や大津波と同じ自然災害(天災)です。が、たぶん、怖ろしさはそれらとは比較にならないでしょう。じわじわ進行していくのを見せつけら れるのですから。地震や津波は、気がついたときは事後です。本当によく想像力を働かさないと「疫病」の怖ろしさは理解できないのかもしれません。あまりに も日本人はそれを忘れてしまってるように見えます。せめて、何十年もまえの津波経験地帯が、いまだに語り継いでいるように、すこし「疫病」についても考え ておいたほうが良いでしょう。けっして、完全に克服されたわけではなく、今後も繰り返し繰り返し何度でも襲来するのだと考えておかなければなりません。そ のための「危機管理」はぜひ必要でしょう。それもまた「国防」の大きな一分野と思います。



[1635] 愛媛新聞さんの社説 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/30(Mon) 14:41  

2005.05.30(月)  牛肉偽装判決 農水省の責任も問われている
http://www.ehime-np.co.jp/shasetsu/shtsu20050530.html
か ら抜粋→ 判決について農水省は、「不正を防止するチェック体制が甘く、税金をだまし取られる制度になったことは反省すべきだ」とコメントした。まるで、 よそごとのようではないか。今からでも決して遅くはない。事件を再検証して、ずさんな制度を作った経緯を国民に詳しく説明する責任がある。
 今回の判決は、業界偏重の農水省の姿勢に根本的な転換を迫っている。BSE対策で失墜した信頼を取り戻すには、国民の側に目を向ける行政の原点に帰るしかない。


[1634] 感染症流行前に治療薬可能に、というニュース 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/30(Mon) 14:10  

理研:抗体作成、約1週間 感染症流行前に治療薬可能に
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20050530k0000m040119000c.html
病 原体から体を守る「抗体」を試験管内で1週間程度で作れる新手法を、理化学研究所の研究チームが開発した。鳥インフルエンザなど人に感染して大流行を起こ すような新しい感染症に対し、迅速に治療薬を開発する道を開いた。29日付の米科学誌「ネイチャー・バイオテクノロジー」に掲載される。(略)

http://www.nature.com/nbt/index.html


[1633] 流行性脳脊髄膜炎 投稿者:とき 投稿日:2005/05/30(Mon) 13:20  

 それが、ウイルス感染症であるとしたら(中国は一切、ウイルス性とは発表していない。細菌性と発表。ウイルス分離試験もやっているかどうか疑わしい。米国のBSEと同じかもしれない。疑わしきは検査せず。)、
もう、アジア全域に散発地域があって、流行地は、ウイルスと共生している可能性があります。
 今後、自ずと証明されることになるでしょう。非常に厄介です。


[1632] BSE&vCJD問題と献血のニュース 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/30(Mon) 13:20  

<献血>80〜96年英国に1日以上滞在者は禁止に(毎日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050530-00000044-mai-soci
献血禁止は6月1日から 80−96年の英国滞在者(共同)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/bovine_spongiform_encephalopathy/
大規模病院の30%「輸血後検査せず」 国通知後にも(産経)
http://www.sankei.co.jp/news/050529/sha045.htm
[解説]救済第1号 輸血感染の追跡、現状は不十分(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news_i/20050225so13.htm
(5/30)献血禁止は6月1日から、80―96年の英国滞在者対象
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0

「対象となるのは364万人」とのことです。

話変わりますが、こんなニュースがありました。
「予防原則」の考え方をわかりやすく解説=市民団体が入門書を作成
http://www.jc-press.com/news/200505/053004.htm


[1631] 食品安全委員会プリオン専門調査会(第25回)の開催について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/30(Mon) 13:16  

http://www.fsc.go.jp/osirase/prion_annai25.html
1. 開催日時
平成17年5月31日(火)15:00〜17:00

3. 議事
(1) 肉骨粉の焼却灰及び炭化物、並びに蒸製骨粉の製造過程で生ずるにかわかすの肥料利用について
(2) 米国及びカナダから輸入される牛肉及び牛の内臓について
(3) その他
========
輸入再開が決定しているような表現ですね。


[1630] Re:[1626] 今年2月に猛威をふるった流行性脳脊髄膜炎と、鳥インフルエンザとの関係 投稿者:とき 投稿日:2005/05/30(Mon) 13:02  

>流行性脳脊髄膜炎は、実は、鳥インフルエンザの人感染なのではなかったのかと、言っている。

 もう、「『鳥』インフ ルエンザが感染」でなく、それが、変異したものがヒトヒト間感染している、ヒトインフルエンザの可能性が非常に高い。『新型』と思われる「インフルエン ザ」と認識しておいたほうがいいでしょう。もう、「鳥インフルエンザがヒトに感染した」という言い回しは、紛らわしい誤解を与える表現のように思います。 鳥インフルエンザ起源の「新型」インフルエンザかもしれないというところでしょうか。

 ウイルスを分離同定する設備機具・施設は、そんな にあっちこっち普及しているわけではないでしょう。日本だってよほど大きい病院でない限り、そんな設備はもちあわせていません。しかも、ウイルスが分離で きるのは宿主が発症流行中は可能でも、快復してしまったり、死亡して数日経過してしまえば、検出は不可能になります。

 罹ってもほとんど 死なない程度のウイルス感染症の流行はあまり、気付かれることがないままかもしれませんが、死亡者が出ているとなれば別です。今年の春節期の「流行性脳脊 髄膜炎」は、非常に気になります。一番、人の移動の激しい行事の時期でもありましたし。中国国内で流行したということは、そのなかで、新たに感染を受けた ところと、もう「古漬け」になっているところがあるということです。

 結局、ウイルス感染症も、早いもの勝ちならぬ、早く罹った者勝ちのようなものです。情報を隠蔽しているとなれば、中国はある意味タチがわるく、自分たちがいちはやく済ましてしまった感染症を、ほっかむりで平気で世界にばら撒くようなことをやっているようなものです。

  さて、季節的に体が冷える時期になれば、人間の移動に制限をかけれない以上、日本も流行する覚悟を決めておいたほうがいいでしょう。(おそらく、もう入っ てきていても、タミフル等で、ほかのインフルエンザ同様、なんとか対処してしまった可能性もあります。思いがけないタイミングで公式発表になるかもしれま せんね。)



[1629] Re:[1628] [1618] [1615] [1613] [1611] 報道といえば。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/30(Mon) 12:40  

選択的になりがちな報道もそうなんですが、あの、例えば日テレなどの、人の不幸を仰々しい効果音とナレーションともにしつこく報道する ワイドショー、その場凌ぎのテキトーな発言をするコメンテーター、あれを、もっともなんとかすべきですよね。TVは影響が大きいです。特にワイドショー。 よく引き合いに出される「牛のガクブル映像?」もそういう所が煽り音楽とともに流していたんだろうか?
専門家の発言にしても何かに都合のいい切り貼りの報道ではなく、その専門家がいいたい「前提」や「注意事項」まできちんと報道してほしいです。

こういう話題は掲示板汚しですね。失礼いたしました。


[1628] Re:[1618] [1615] [1613] [1611] 危機管理について思ふ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/30(Mon) 12:25  

笹山さん、
「メディアは、常に微妙な問題を報道する際に選択的になりがちであるが、そのことが、政府をして、世界の疾病を無視させることにつながらせる。」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=284
拝見させていただきました。ご紹介、翻訳をありがとうございました。

最近私は「プロフェッショナル」という言葉についてよく考えます。その「職」についてお金もらっている以上、その部門におけるプロフェッショナル意識を持つ必要があるのではないかと。

以 前、意見交換会かな?そこに行ったときに、行政の方より「みんな(行政・国)が一生懸命やっているんです」というような話が出たことを記憶しています。確 かにそうだと思います。ありがたいことです。でもね、税金もらって働いている以上、情報収集にしても何にしても、もうちょっとプロフェッショナルになって くれ、と。せめて、多くの国民が提供している「情報」の分析くらい、ちゃんとやってくれよ、と思うのです。意見交換会での情報提供や、パブコメの扱いなど にしても。あれはいったいなんだったんでしょう。

私のいいたい「プロフェッショナル意識」というのは、特権階級意識でもない、倣岸不遜でもない、職人気質というのか、職業倫理というのか、うまくいえませんが、うーん。

最近、ちょっとあほらしくなってきた、私が感じることです。



[1627] OIE新基準と20ヶ月除外 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/30(Mon) 12:04  

笹山様
28日に決議されたOIE新基準の詳細は、不明ですが報道によれば、@BSE牛や疑わしい牛由来でないA特定危険部位 SRMによる汚染防止が行われているB30ヵ月齢以下の牛由来であることの条件に牛肉は、BSE発生の有無や程度などとは無視して、生産国のBSEリスク ステータスとは無関係に貿易する品目に入れられました。
 「BSE牛や疑わしい牛由来でない」ことを満たすために日本に輸出される牛肉はBSE検査で陰性の牛の肉であることを求めることは、SPS協定での「適切な保護の水準」にあたり、そのような上乗せ規制は可能なのでしょうか。
  もし可能なら、牛海綿状脳症対策特別措置法第7条第1項の厚生労働省令で定める、と畜場における牛海綿状脳症に係る検査の対象となる牛の月齢を21月とす る改正が行われてしまうと、どのような国であれ、米国やBSE多発の英国であれ、輸出国にBSE検査を求める上乗せ規制を要求する法的根拠を失ってしまう のでしょうか。それとも、個別の2国間交渉で、上乗せ規制は可能になるのでしょうか。笹山さんの5/17のWeblogをみると、個別交渉では無理のよう に思えますが・・
 仮に、原則全頭検査ただし日本の飼料規制や検査技術を理由に20ヶ月以下は検査除外という除外規定の新設なら、どうでしょう?
 この21ヶ月の一部改正(案)についてのパブコミの締切りは、6月9日です。


[1626] 今年2月に猛威をふるった流行性脳脊髄膜炎と、鳥インフルエンザとの関係 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/30(Mon) 10:59  

いつも参考にしているRecombinomicsのサイトに、今年2月、こんな記事が載った。
この記事http://www.recombinomics.com/News/02160505/Meningo_Meningitis_H5N1.htmlな のだが、今年、フィリピンのBaguio市周辺で発生した流行性脳脊髄膜炎 の患者のクラスターの数が、通常クラスターの数が4以内といわれる流行性脳脊髄膜炎にしては、4以上のクラスターがあったということと、流行性脳脊髄膜炎 は、相当密度の濃い接触が無ければ感染しないのだが、このケースの場合は、接触が希薄だったにもかかわらず、感染してしまったことに対して、疑義を呈した 記事である。
この記事を改めて読んでみると、死につながった5人の例をみてみると、一人が流行性脳脊髄膜炎で亡くなって、その方の葬儀に来ていた4人が、その10日後に亡くなったというものである。
過度の濃厚な接触はしていないのに感染してしまった。
そこで、この時の記事では、これは、流行性脳脊髄膜炎では無く、鳥インフルエンザの人感染なのではなかったのか、といっていた。
その同じRecombinomicsが、今日には、こんな記事http://www.recombinomics.com/News/05290501/H5N1_India_China_Deaths.htmlを載せている。
すなわち、インド北部ののニューデリーで、今月5月のはじめ、流行性脳脊髄膜炎が発生し、当初の死亡率は、10パーセントであったが、その後、ニューデリーと近い、インド平原で、第二回目の流行性脳脊髄膜炎の発生があったということだ。
そして、最近になって、インド政府は、2002年に家禽従事者から採取した血清から H5N1抗体があったことを発表した。
そこで、Recombinomicsでは、この北インドで発生の流行性脳脊髄膜炎は、実は、鳥インフルエンザの人感染なのではなかったのかと、言っている。


[1625] 日中記者交換協定(1964年) 投稿者:とき 投稿日:2005/05/30(Mon) 09:33  

 今も生きているはずです。これがいまや害を及ぼす以外の何物でもありません。日本だけが中国に関する報道でゆがんでいるのは、まさにこれに源があります。見直しが必要ではないでしょうか。
  当時とは明らかに情勢が違い、人もモノも、往来の度合いが比較にならないわけで、爆発的な膨張ともいえるくらいです。なぜに情報だけが当時のまま、制限さ れるのか不思議でなりません。いわば中国と同じ、情報統制されているに等しいのではないですか。日本のマスコミは、国営新華社通信あるいは、中国共産党機 関紙人民日報の公式発表がないうちは、中国に関する情報を報道できない体制になっていますね。
 いまや、もうそれでは、日本国民が様々の危機を避 けるには、非常に不都合になっています。せめて、国民一人一人が正しい情報を知り、正確に判断できるようにしていただきたいものです。マスコミ・マスメ ディアさん。(日本のそれは、共産主義の工作諜報機関ではないのだとしたら。)



[1624] これもたしか、初期に情報規制されたことが問題になってましたね。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/30(Mon) 07:54  

9カ月間、気付かず 英核施設の放射性溶液漏れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050529-00000068-kyodo-int
こういう事故のほか、いつものひび割れとか放射能漏れがあったときに、現実に修理にあたる現場の方々の声をきいてみたいです。安全なところにいる人の発表じゃなくて。

と ころで、テレビ朝日の、「日本がストップしてから米国の精肉企業の景気が悪くなり何千人をレイオフした」とかいう「日本が輸入をストップしているせいだ」 的、報道を見ました。それを発表した団体の会長はお給料いくらもらってるんでしょうか。タイソンの社長は年収2090万ドル、っていうのを見ましたが、本 当かしら。
http://www.labornetjp.org/labornet/worldnews/namerica/usnews/20040720local556fact
「輸出止まり9000人失職、米食肉業界が再開求める 」ANN 2005/05/25(18:15


[1623] 「終わったな」と思われている(かつての)人気ブログ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/30(Mon) 07:52  

このサイトhttp://d.hatena.ne.jp/hasenka/20050520/p3で いわれている「やっぱり。環境が変わるというか状況が変わると終わってしまうものがある。苦しい境遇の芸術家が恵まれた環境になったら作品の質が変わった り、貧しい暮らしの作家が暮らしが良くなったら書けなくなったりとか、とにかく今まで多くの人に読まれていたブログが一つ無くなったのは事実のようであ る。」とのブログとは、ある地方新聞社の現役記者が、ひょんなことで有名になり、退社してからの、その方の人気ブログの内容が変質してしまったことに対す る嘆きである。
このブログのタイトルには、「へなちょこメディア周辺者による脊髄反射系ブログ」と書かれているのだが、この方からすれば、「ご自身が、すでに、へなちょこになってしまったんでいないのかな?」といいたいところなのだろう。
これと同じようなことは、数年前にもあった。
ま だ、ブログの無いときに個人サイトで、面白いサイトを運営していた某信託銀行調査部門の方が、アメリカのグリーンスパンの話などを興味深く伝えていたので あるが、ひょんなことで、既成メディアのキャスター的存在に抜擢されて、本物のお姿をブラウン管で拝見することになったときの、カルチャーショック。
何か、「ネットを踏み台にして」という独特の目にこれらの方は、さらされるのが宿命のようである。
やはり、人気ブログのサイト主というものは、孤独に耐えながら、必死にキーボードを生命線確保のモールス信号として、たたき続けているという岩窟王的シチュエーションが必要なようだ。
てな時に、今度は、「ライブドアが、宿命の敵の弾頭さんの「ブログ時評」に接近」なんて話が飛び込んできた。
こっちのほうは、乳母日傘の記者ブログだけに、岩窟王的シチュエーションは、ゼロに近い。


[1622] Re:[1621] [1618] [1615] [1613] [1611] 全部よそのせいにしてしまう? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/30(Mon) 07:30  

まりちゃんさん。
専門家が「論文になっていないから、まだ、いえない。」「公式情報で無いから、まだ、いえない。」のだとしたら、そのようなかたがたの疫病対策での社会的価値はゼロですね。
ましてや、専門家でない人々の発する非公式情報を、けん制しうる立場には、もはや、無いはずです。
このサイトhttp://plaza.rakuten.co.jp/alex99/diary/200504240001/の阪神大震災発生直後での村山総理の行動は、まさに大罪に値するノー天気ぶりを示していますね。
国家危急のときに、いかに、傀儡政権の存在というものが、国民にとってマイナスに作用するかを示すものです。
ところで、中国の鳥インフラ情報ですが、この記事http://ntdtv.com/xtr/big5/aReadArticle.jsp?id=28945では、記者が現地の居住民24人に電話したところ、事態の深刻さを知っている人が、そのうちのたった二人しかいなかった、と報道していますね。



[1621] Re:[1618] [1615] [1613] [1611] 全部よそのせいにしてしまう? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/30(Mon) 06:44  

> いくら正確・慎重であっても、パンデミックに乗り遅れては、まったくその情報は、意味をなさないと思います。

笹山さんおはようございます。

私は、京都の鳥フル事件のときの知事の言葉が印象に残っています。

「法律論の段階ではなく、応援に来ていただけるかがすべて」
「スピードがすべて。マニュアル(通常の手順)通りにやっていては対応できない」

http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/c/74143e7ea9885cc3dc7b86eeb956183e

危 機管理で印象に残っているのは、阪神の震災のときに村山首相が自衛隊をすぐさま派遣させなかったことと、初動が生死を分けるその時、生存者を探すために緊 急に申し出てくれた海外の犬捜索隊を断ってしまったこと(在駐米軍の救助申し出も断ったんですね)、HIVになるのは「宝くじより低い」確率だとして注射 を打ち続けた薬害HIVの医師の言葉、それらでしょうか。歯科の感染対策問題もプラセンタも大幅改善される様子はないし、国が雇っている研究の第一人者た ちが最新研究の情報を食の安全のためにと提供してくれても、行政担当者の中には「論文になっていない」として論文なるまでの間予防原則なんて考えない人も いるようだし、情報入手にしても何にしても、所詮、一般庶民は自衛しかないのかも、と思うきょうこのごろです。

しかしSARSの時からずっと思っていましたが、海外で普通に報道されていることが日本でされないのはなんでだろう。

事 実を事実として正確に報道してほしい、そのくらいはしてほしい、いやまじで。余計な憶測はいらないから、と、食安委の傍聴から帰ってきて報道を目にするた びに感じることが多かったです。でもその中で事実を淡々と正確に伝えてくれる報道機関をいくつか知ったのは大収穫でしたが。


[1619] Re:[1617] 渡り鳥、海岸で大量死 餌捕れずに衰弱か 千葉〜福島 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/29(Sun) 23:32  

まりちゃんさん。
1557で書きましたように、オーストラリアからのフライウェイは、この図http://yaleglobal.yale.edu/display.image?id=2228の通りですが、現実はどうなんでしょうね。
疑ってかかる面もあるのではないでしょうか。
この鳥の学名は、Puffinus tenuirostris だそうで。
これからは、報道も、学名で書いてほしいものですね。


[1618] Re:[1615] [1613] [1611] 全部よそのせいにしてしまう? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/29(Sun) 22:57  

ときさん。
マスコミなり医療関係機関の疫病情報についての流布の仕方が間違っているように思えます。
すなわち、疫病情報についてのフェイルセーフの考え方が不足しているということですね。
いくら正確・慎重であっても、パンデミックに乗り遅れては、まったくその情報は、意味をなさないと思います。
あるかたは、中国で人感染が出ているかもしれないという、この掲示板の情報を「確認情報でない」、「WHOがまだ認めていない」などと、けん制されていわれるかたもいます。
しかし、それが不正確か正確か、わかった時点では遅いのです。
いわば、医療関係者や官庁の方にとっては、それでも、コンプライアンス(法遵守)を守れたと胸をはれるでしょうが、それによる犠牲者の数は、大きくなるばかりです。。
サ イト「The media has always been selective in reporting sensitive issues, but now it risks letting governments ignore world disease」http://www.sundayherald.com/49958は、今日のサンデー・ヘラルドに掲載されたコラムですが、この点をよく書いています。
私のブログのほうhttp://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=284に概訳途中ですが、一部掲載しておりますので、ご覧ください。

http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=284


[1617] 渡り鳥、海岸で大量死 餌捕れずに衰弱か 千葉〜福島 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/29(Sun) 22:15  

http://www.asahi.com/national/update/0528/TKY200505280182.html
時期的にちょっと気になりますね。ただの衰弱ならいいのですが、検査はしたのかな?


[1615] Re:[1613] [1611] 全部よそのせいにしてしまう? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/29(Sun) 21:01  

 たぶん、ヒトが感染したインフルエンザがA型であるのかB型であるのか確認する検査キットが普及しているのは、日本と韓国だけではな いでしょうか。中国ではそれすらなく、ましてや、特別なところでないかぎり、インフルエンザウイルスの型を同定するなんてやってないような気がします。
  今回はたまたま、外部から入ってきた野鳥(渡り鳥)が大量死したから、たまたま騒いでいるだけでしょう。H5N1型を確認したのは、どこの機関でしょう か? おそらく、海外から入った調査機関ではないでしょうか。鳥インフルエンザワクチンもあやしいものです。なんたって罹ってしまって生き残っているもの に、いくらワクチンをやったって全く意味がないのですから。
 人のインフルエンザだって、適当な処置をして終わりでしょう。結局は、生きるものが生きて、死ぬものは死ぬということしかやってないでしょう。もう鳥インフルエンザが人に感染しているという考えは捨てましょう。
  中国では、何の型かはわかりませんが、まだ諸外国では経験のない新型が人のなかでもう発生しているとおもって向き合う必要があるでしょう。意外と周辺諸国 (タイ・ベトナム・カンボジア)のH5N1型ヒトインフルエンザは、中国からのヒトヒト感染の疑いが非常に高いのではないかと思います。
 いきなり、鳥からヒトへ、種を飛び越えて感染できるようになるとは思えません。



[1614] 私の掲示板が紹介されていました。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/29(Sun) 18:16  

こちらhttp://www.shikinomori.net/memo.htmに私の掲示板の紹介がありました。
光栄なことです。

http://www.shikinomori.net/memo.htm


[1613] Re:[1611] 全部よそのせいにしてしまう? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/29(Sun) 18:12  

ときさん。
英語圏の情報も、このサイトhttp://www.medicalnewstoday.com/medicalnews.php?newsid=25264のように、「そろそろ、中国は、本当のことを言ってもらわないと、取り返しのつかないことになる。」との苛立ちを見せてきましたね。
もっとも、今の時点では、すでに手遅れですけれども。
昨日今日と、ご紹介した大紀元の記者の現地との一問一答で気になっているのは、すでに鳥インフルエンザにかかって、治癒して自宅に帰った人がいるらしきことをいっていたことです。
もちろん、その人が鳥インフルエンザであるとは、病院側は、確答してはいなかったのですが。


[1612] Re:[1610] 国内のインフルエンザ流行情報 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/29(Sun) 17:52  

ときさん。
なるほど、これで行くと、香港のインフルエンザが日本に入ってきた場合、上海型は、抗体があるが、加州型と福建型は、まだ無いということになりますね。


[1611] 全部よそのせいにしてしまう? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/29(Sun) 17:30  

ProMED情報(詳細)
トリインフルエンザ 2005/05/29 中国
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20050529%2D0060
 ヒトでは、起こっていない?

口蹄疫と鳥インフルエンザの感染状況 農業部
「人民網日本語版」2005年5月27日
http://www.people.ne.jp/2005/05/27/jp20050527_50416.html

『感染地区を厳重に封鎖して消毒を行い、家きん、人、野鳥への接触を防いでいる。感染地区周辺や渡り鳥の飛来ルートの、感染の危険性が高い家きんに対して緊急の免疫措置を行った。』

 死んでる側がうつされたんですけどね。いまだに「渡り鳥からうつされる」と判断しているのでしょうか? 感染の方向が逆です。これじゃあ、感染症対策、間違ってしまう。ウイルス感染症の疫学、公衆衛生学、大丈夫なのでしょうか? 
 本来は、ウイルス感染症に、加害者も被害者もないのですが、正確な判断を誤ると、加害者(感染源)の自覚のないまま、被害者(被感染)を徒に増加させてしまいます。まさに今、中国はそれにはまっていっているような気がします。
 春節時分の髄膜炎、日本で、ずるずるはやってるインフルエンザと関連があるのではないでしょうか? 結局は、昨年のワクチンプログラムの想定外のものがはやっているということではないでしょうか。



[1610] 国内のインフルエンザ流行情報 投稿者:とき 投稿日:2005/05/29(Sun) 16:56  

国立感染症研究所 感染症情報センター
疾患別情報 > インフルエンザ
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/index.html

 「ウイルス国内分離状況」で、2月以降の分離状況が公開されていないのは気になります。やはり例年に比べて多いですね。

過去10年間との比較グラフ(週報)
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/weeklygraph/01flu.html
インフルエンザ様疾患発生報告(IDWR)
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kanja/infreport/report.html

「抗体保有状況」インフルエンザHI抗体保有状況(速報)
http://idsc.nih.go.jp/yosoku/Flumenu.html
 抗体を保有していないのがキケンというわけです。

 鳥インフルエンザはこちら。
疾患別情報 > 高病原性鳥インフルエンザ
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
WHO 感染確定症例数
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/toriinf-case.html
 おそらく、ヒトから鳥というわけではなさそうですから、ヒトヒト感染が、地域によっては、確実に、もう起こっていると考えなくてはならないでしょう。

インフルエンザパンデミック対策
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/05pandemic.html

 (これまでの情報と重複あるかもしれませんが、ご容赦くださいませ。)



[1608] ワクチンを的確に用いると 投稿者:とき 投稿日:2005/05/29(Sun) 14:54  

 タミフルや、リレンザの売れ行きに影響するというのはいえます。これがいやなのかな。むしろ、ワクチン株がはずれてくれたり、予測想定外のウイルスが暴れてくれれば、製薬メーカーやそれにつらなる流通企業は御の字ですね。


[1607] 「鳥」インフルエンザ、名前に誤魔化されていないか 投稿者:とき 投稿日:2005/05/29(Sun) 14:50  

ベトナムでまた1人死亡 鳥インフルエンザ(共同通信) - 3月26日18時43分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000132-kyodo-int

  少し前の記事ですが。まず、このニュースで誤解しやすいのは、即トリからヒトへの感染で、死亡しているととりがちになることです。まったくないとはいえま せんが、まず考えておくことは、おそらく、同じウイルスに感染を受けても、激しく症状がでて亡くなる人と、軽い症状だけですんでしまう人、あるいは、全く 症状の出ない人、ウイルスに対する感受性の個体差によって激しく差が出るということです。
 感染経路は、まず、ヒトからヒトへと考えておかなければならないことです。となれば、その地域ではすでにまん延常在化が進行していると考えておかなければなりません。
 抗体保有検査は、どこの行政体もあまり積極的はやりたがりません。まだまだ、ウイルスがまん延していると看做されたくないからです。ウイルスは根絶制圧されるべきものとの考えが主流でもあることにもあります。

 日本ですらまだこんなです。↓

人獣共通感染症の制圧狙う 4月1日、北大にセンター発足(共同通信) - 3月30日7時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050330-00000015-kyodo-soci

 笑うしかないです。トホホ。

 これでは、感染をうけても死なないで生き延びるという考えにはなかなか立てないでしょう。むしろ、かかって死ぬのは死んで生き延びるのはいきると開き直って放置しているほうがまだマシかもしれません。

 ウイルス感染症対策に有効なのは、的確なサーベイランスを行ない、迅速にウイルスの解析を行い情報を公開する、そして確実にワクチンを生産し、必要であれば処方するということです。ワクチンで擬似感染をあらかじめ経験しておく、これしかない。

 まだまだ、ウイルス学の「常識」が、一般には非常識のようです。いくら備蓄しておいても、発生して拡がりだしてからは、もう手遅れです。ワクチンによる抗体産生まではおよそ2〜3週間かかるのですから。

【中国】北朝鮮で鳥インフルエンザ、中国は感染報告なし(サーチナ・中国情報局) - 3月30日10時19分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050330-00000003-scn-int

  これも、どのように考えるかといえば、感染経験のない鶏が大量にいる場所に、キャリアである渡り鳥(ウイルス共生状態)によって、初めて感染発症を経験し ているととらえなければならない。表向きの建前である「根絶」にこだわるのであれば、全量殺処分ですが、生き物の摂理からいえば、生き残るものは残し、そ れを繁殖させていったほうが、今後は、いまのウイルスにたいしては怖くないということです。(変異して現在の抗体で対処できなければまた大量死がおこりま すが。)
 では、その渡り鳥がどこからきたか、それが感染源の方角です。そして、今の中国。渡り鳥がたくさん死んで、おそらく、その地域の野鳥、 あるいは飼育鳥はあまり死んでないのではないか。つまり、もうすでに、生き延びる耐性のもっているもの、感染を受けてもへっちゃらなもので、やれてしまっ てるのではないかと思います。
 病気が起こらないとは、ウイルスがいない、罹っていないということではなく、もうすでに経験してしまったからだと みたほうが正確だと思います。死なないで安心できるのは、生まれてから早い段階で、一度感染を経験してしまったものの方です。それが、ウイルス感染症のい わゆる『二度なし』ということです。
 ウイルス感染の疫学的状況をみるときは、これを十分に心してみないとだめです。出てないとか、罹らないというのは、実はもうとっくの昔に(以前に)済ましてしまっていることが多いのです。その実、そこがキャリアの巣と化しているのですが。
 これがために、ウイルス感染症を隠蔽するということが、
『透明な情報 みんなの生命を確保する』に反していることにもなるのです。



[1605] バイオテロ対策同様感染症対策 投稿者:とき 投稿日:2005/05/29(Sun) 14:05  

感染渡航者の隔離可能に 鳥インフルエンザで米

 【ワシントン1日共同】ブッシュ米大統領は1日、アジア各地で発生が確認されている鳥インフルエンザの米国への感染拡大を防ぐため、感染の恐れがある米国への入国者を隔離、拘束できる権限を保健当局に与える大統領令を出した。
 米国では、鳥インフルエンザの家禽(かきん)類への感染は見つかっているが、人への発症例は確認されておらず、発生の予防が狙い。
 鳥インフルエンザは今年に入り、ベトナムで発生が相次いでいるほか、北朝鮮の朝鮮中央通信も3月下旬、同国内での発生を報じている。
(共同通信) - 4月2日10時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050402-00000035-kyodo-int

 とりあえず阻止後に、できるだけすみやかに、ワクチン処方という手続きか。

 しかし、結果的には、ウイルスと共生できる、本来の生得の遺伝子形質を持つ(耐性を持つ)系統がいきのこって繁殖していく(種を維持継続していく)ということになるのですが。

 新型がアウトブレイクしてしまった場合、今の日本の危機管理対策では、病気を前にしてしまったとき、なすすべはほとんどないでしょう。

 迅速に見つける(検査する)体制と、かかる前にワクチンを処方しておく体制が、すぐ機動できる体制があるかどうかにかかっています。



[1603] 三種類のインフルエンザに見舞われている香港 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/29(Sun) 10:47  

この掲示板でも、今年は、まだ、インフルエンザが続いているとの指摘があったが、香港でも、今年は、三種類のインフルエンザがまだ続いているようだ。
第 一種類は、上海型といわめるH1N1乙型(B/Shanghai/361/2002)、第二種類は、加州型といわれる“甲型H3N2カリフォルニア型” (A/California(H3N2) )、第三種類は、福建型といわれる甲型H3N2タイプ(A/Fujian(H3N2) )のようだ。
去年は、福建型が多かったが、今年の加州型が多いといわれる。

http://www.wenweipo.com/news.phtml?news_id=HK0505290023&cat=003HK


[1602] 審議拒否で一番得をするのは? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/29(Sun) 08:04  

この審議拒否という手法は、55年体制の手法の中で、唯一生き残ったものなのだが、この手法が「行きはよいよい。帰りは怖い」手法であることには、昔も今も変わらないようだ。
つまり、寝るのは簡単なのだが、起きるタイミングと大義名分がむづかしいというわけだ。
「本気であることが分かれば(審議拒否で)寝ていてけしからんなんて誰も言わない」なんて寝ぼけたことをいったのは、連合の笹森会長だが、第一、笹森会長ご自身が、民主党が「本気であると思っておられる」のかどうなのか、あやしい。
民主党の審議拒否で、一番利得を得るのは、これで、都議選まで、党内矛盾が露呈しなくてすむ与党に他ならないのだが。
旧社会党出身の民主党国対委員長では、その微妙なあやが、お分かりにならないらしいが。


[1601] 青海省剛察縣の疾病モニター・センターなどと記者との一問一答。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/29(Sun) 07:41  

1595に続いて、大紀元の記者が、今度は、青海剛察縣の疾病モニター・センター(疾病監控中心)などに電話での一問一答を試みた。
以下は、そのやり取りである。
http://www.epochtimes.com/b5/5/5/28/n936762.htm より

記者-鳥インフルエンザが発生していると聞きましたが、人への感染は無いのですか?
センター-ありません。
記者-感染した人が死んだと聞いているんですが。
センター-それは、うわさです。
記者-鳥は死んでいますか?
センター-このことについては、私どもは知りません。

ここで、相手は、獣医ステーションの人と、代わる。

記者-これは、鳥感染の鳥インフルエンザなのですか?
獣医ステーション-それについては、明らかではありません。
記者-そちらは、獣医ステーションではないのですか?
獣医ステーション-この問題については、われわれは、まったく明らかではないのです。
記者-前の方が、獣医ステーションに聞いてくれといったのですが。
獣医ステーション-私どもは知らないのです。
記者-中央政府機関は、疾病阻止に十分な薬品を送ってきていないのですか?
獣医ステーション-これらの点については、私どもは、明らかではないのです。

ここで、今度は地元住民との会話

記者-今度の鳥インフルエンザで、人に感染したと聞いていますか?
住民-現在は感染していないようです。
記者-どのくらいの数の野生の鳥が死んでいると聞いていますか?
住民-何羽死んでいるか、よくわかりません。
記者-中央政府のほうで、鳥や人の感染阻止のためには十分な薬品を送っていないと聞いていますが、本当ですか?
住民-そのようですね。

記者は祈連縣の衛生防疫センターに電話

記者-あなたの管轄内で、鳥インフルエンザが発生していると聞いたのですが、人は感染していないのですか ?
センター-ここまでは、鳥インフルエンザは着ていません。それは、青海湖周辺のことで、ここではありませんので、コメントできません。




[1600] Re:[1599] 新疆ウイグル自治区のサイト 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/29(Sun) 06:37  

こちらhttp://www.xinjiang.gov.cn/ で、英文サイトもありますね。
以下のようなサイトから手探りで情報を収集するしかないようですね。

西藏自治区
http://www.china.org.cn/chinese/zhuanti/166235.htm
新疆維吾爾自治区
http://www.china.org.cn/chinese/zhuanti/166324.htm
内蒙古自治区
http://www.china.org.cn/chinese/zhuanti/166208.htm
寧夏回族自治区
http://www.china.org.cn/chinese/zhuanti/166597.htm
広西壮族自治区
http://www.china.org.cn/chinese/zhuanti/166595.htm
[1599] 資源豊富なウイグル自治区 投稿者:とき 投稿日:2005/05/28(Sat) 22:17  

 口蹄疫が発生しているとされている地域になっている新タンウイグル自治区。ウイグル民族でイスラム教徒の住む地域です。

 なにか嫌なことが頭をよぎります。

ウイグル(ぐぐる)
http://news.google.co.jp/news?hl=ja&ned=jp&q=%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB&ie=UTF-8&scoring=d

 チベットの情報は何とか知ることができますが、
http://www.tibethouse.jp/home.html
ウイグルや他の自治区のことは、いまどうなっているのか、ほとんど知ることができません。(内蒙古、寧夏回族、広西壮族、西蔵(チベット)、新疆維吾爾(ウイグル)の5自治区)
 一説には、民族浄化と称して、とんでもない弾圧やジェノサイドが行なわれているという情報も時よりみかけますが。
 実際のところは不明です。

 この日本に住んでいることがいかに幸せかということを痛感させられます。(多くの課題、難題が確かにありますが。)



[1598] Re:[1596] ネチケットさえ守っていればここ、何言っても良いのですよね? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 22:05  

根本さん。
いえてます。いえてます。
日勤教育のドミノ現象ですね。
もっと、歴史的に見れば、国鉄分割当時、それにそわなかった労働組合を徹底的に分断、弱体化する手法としての日勤教育の原初形態が、すでにあったと見るべきでしょうね。
さらにいえば、民営化のとどのつまりは、経営には、民営化を標榜させておいて、いざという場合においては、監督官庁は民をスケープゴートに出来るという、官にとつて、おいしい手法であることも、今回の事件でよくわかりましたね。
官は民を「難信難解(なんしんなんげ)」の心を持って、もっと辛抱強く見ていかなければならないのではないでしょうか。


[1597] バイアグラ服用で、視覚障害が発生することをFDAが警告 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 21:31  

このサイトhttp://www.bergen.com/page.php?qstr=eXJpcnk3ZjczN2Y3dnFlZUVFeXk2MTAmZmdiZWw3Zjd2cWVlRUV5eTY3MDAxMjQmeXJpcnk3ZjcxN2Y3dnFlZUVFeXk1
によると、FDAは、昨日、バイアグラや同様の効果を示す薬を服用すると、視覚障害を起こすというレポートを発表した。
しかし、FDAは、このバイアグラと視覚障害の関係は、まだ、確立された因果関係にはいたっていないとも、した。
バイアグラは、1998年に、ファイザーが開発したものであるが、そのユーザーから、38ケースもの視覚障害発生の報告を受けているという。
また、バイアグラと同様の薬であるCialisや Levitraについても同様の報告があるという。
この視覚障害の程度はさまざまで、 一部の視覚欠損から、全盲に至るまであるという。
これらの薬の商社は、全世界で二千八百万人もいるといわれるが、ファイザーでは、今後販売される薬のパッケージには、その旨の注意書きを書き入れるという。
この症状は、虚血性視神経症として知られるもので、NAION(「非動脈炎性前部虚血性視神経症」)ともいわれるもののようだ。
NAIONの症状は、老人によく見られるものだが、急に一過性の視覚障害が出て、それが、永遠の障害につながるものであるようだ。
NAISONの原因として、視神経の上の毛細血管を流れる血流が不十分なことに起こると考えられている。
もし、バイアグラが視覚障害の原因であるとするなら、この視神経上の毛細血管に何らかの作用を及ぼすためと、思われている。
ミネソタ大学の研究によると、小グループの中で、50歳から69歳までのNAIONの症状を持つ男性で36時間以内にバイアグラを服用した人は、7人いたという。
臨床実験では、バイアグラを服用し一万三千人がNAIONの症状を示したという。
Cialisや Levitraの服用者についても、同様の傾向にあるようだ。

http://www.bergen.com/page.php?qstr=eXJpcnk3ZjczN2Y3dnFlZUVFeXk2MTAmZmdiZWw3Zjd2cWVlRUV5eTY3MDAxMjQmeXJpcnk3ZjcxN2Y3dnFlZUVFeXk1


[1596] ネチケットさえ守っていればここ、何言っても良いのですよね? 投稿者:TJN 投稿日:2005/05/28(Sat) 21:28  

社会保険滋賀病院 根本 正です。毎日新聞の記事によれば、北側一雄国土交通相がJR社長に対して書かせていた反省文に書き直しを要求したとのことです。反省文で十分反省の意図が伝わってこないからと言うのが理由のようです。
しかしこれって、思いっきり日勤教育ですよね?

日勤教育は、多分日本人の心に根ざしている文化なのだからいつまでも続きますよ。キット

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050528k0000e040059000c.html


[1595] Re:[1593] 青海省剛察縣の人民醫院と記者との一問一答。 投稿者:とき 投稿日:2005/05/28(Sat) 20:53  

 本当に何が起こっているのでしょうか?
 たとえば、家畜の感染症、ヒトの感染症、目の前で激しく起こった場合、大抵人間はそ こを離れて逃げたいと思うことはないでしょうか? 人間の疫病の場合はどうか? その地域から離れたい思っても、公衆衛生対策の基本は、地域を封鎖しあら ゆる生き物の移動を禁止する、それが常套的な手続き。
 下手をすると、感染症対策が、さらに当局に対する農民暴動のきっかけを与えかねないのでは ないかと思います。暴動鎮圧に生物兵器を使用するという「妄想」(笑)よりは、はるかに現実的な推測です。農民の疫病流行地域からの避難を、感染症対策の ために、禁止あるいは阻止、理解できなければ、再び暴動、そして軍による封鎖鎮圧。
 地方での疫病が原因による「天安門」的、人民弾圧。もし実際にそれがおこっているなら、これもまた「疫病」にたいする人の無知による、悲劇がおこったと見なければならないでしょう。
 いつの時代も、自然の災害の悲惨以上に、それに対する人間の側の無知から生じる不手際や無為無策によって引き起こされる悲劇のほうがかなしみが深く、悔悟の念を強く抱かせる。
 何とか歴史から学び、科学的知を学び、同じ過ちを繰り返さない意思が必要であると思うのですが・・・。

  ヒトが死ぬのは、トリヒト感染ではなく、ヒトヒト感染のほうがはるかに可能性が高い。鳥インフルエンザ(H5N1)の騒ぎにカムフラージュされて、ヒトの 感染症がおこっているのか、それともまったく別のことが(たとえば農民暴動と軍による、その鎮圧・弾圧とか)、起こっているのかもしれません。

 国内騒乱の情報は、かつての文革の時でさえ、なかなか表面化しなかったようですから。外に激しく何らかの動きを見せているときほど、その内部では何かが起こっているのだと考えなければならないのでしょうか。

  正直他国の、政情不安には、特別感慨はないのですが、こと「疫病」にかんしては、敏感にならざるを得ません。いまは、中世のペストの時とちがい、人の移 動、モノの移動がそのころとは比較にならないくらい、フリーです。地球の裏側で起こった感染症が、飛行機に乗って移動するヒトによって、またたくまのうち に拡がります。ヒトが移動する限り、地域も国境もないに等しいです。昔のように、検疫期間を設けるという観念も希薄になりました。あらゆる面で感染症危機 管理の技術・手法が、対症療法に頼りすぎている面もあり、非常に劣化しているようにも思います。これもまた、「国防」の確固とした一分野と思うのですが。

 せめて、なにがおこっているのか、感染症なのかそうでない何かなのか、はっきりさせて欲しいものです。

口蹄疫(ヤフー検索)
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%B8%FD%C4%FD%B1%D6&st=n
鳥インフルエンザ(ヤフー検索)
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?p=%C4%BB%A5%A4%A5%F3%A5%D5%A5%EB%A5%A8%A5%F3%A5%B6&st=n



[1594] 一箱一千五百円也のトマト「アメーラ」の正体 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 20:34  

八百屋の店先を通りがかると、一箱一千五百円のトマトがあるではないか。
産地は静岡県で名は「アメーラ」、何でも、静岡県の方言で「あまいでしょ!」を発音すると、「アメーラ」になるんだそうだ。「アメーズラ」なんてのも、将来できるのかな?
生産者は、「アメーラ会」なるものを作って、日々、研鑽を積んでいるんだそうだ。
この作り方は、養液栽培というもので、地元の静岡県農業試験場との共同研究の賜物なのだそうだ。
糖度は、普通のトマトの1.5倍から2倍。
こんなにhttp://www.amela.jp/saibaihou.html手間をかけて作るんだそうだ。
箱セットでなくて、バラ売りもあるんだそうで。
ところで、熊本県八代市には、「妻せつこ」http://www.tokyo-seika.co.jp/products/vege/3440_43_setsuko.htmlって名前のトマトがあるそうだ。
何でも、社長の奥さんの名前なんだそうで。
ちょっと、完熟トマトの場合は、逆効果のネーミングかもしれませんね。
たかかトマト、されどトマト、の時代である。

http://www.amela.jp/saibaihou.html


[1593] 青海省剛察縣の人民醫院と記者との一問一答。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 19:06  

この大紀元のサイトhttp://www.epochtimes.com/b5/5/5/28/n936634.htmでは、大紀元の記者が、剛察縣の人民醫院に電話して、青海省での鳥インフルエンザの人感染疑惑について、一問一答を試みている。

記者-もしもし、剛察縣人民醫院ですか?
病院-そうです。
記者-あなたの病院の規模などを伺いたいのですが。
もし、伝染性の患者が来た場合、どのくらいの人数を収容できるのですか?
病院-どのくらいの人数を収容できるですって?
私どもの病院は、再編成されていて、10人程度の患者しか収容できません。
記者-10人の患者収容ですか。
では最近では、何人くらいの患者が来ましたか? 
なぜなら、鳥インフルエンザがひどいと聴いたもんですから。
病院-今は、一時的には、患者はいませんよ。
記者-一時的に患者はいないですって?
病院-そうです。
記者-でも、すでに何人か、人が死んだと聞きましたが。
病院-鳥が死んだのですか?
記者-人がです。
病院-人が死んだ?そんなことはありえませんよ。絶対に。
記者-人が死んだなんてありえない?

そして、この病院が記者に言うには、病院では、これまでに、鳥インフルエンザにかかった人を扱ったが、すでに治して帰宅させてあげたという。

さらに病院側がいうには、「私どもの病院は、設備も限られていて、せいぜい10人、最大でも20人の鳥インフルエンザ患者を扱うことは出来ないのです。
現在は、鳥インフルエンザ感染患者は、ありません。
鳥島のほうは、鳥インフルエンザ感染の人はいるようですが。
私どもも、はっきりしたことはわからないのですが、警戒態勢にあることは確かです。
でも、現在は、鳥インフルエンザに感染した人は、発見されていません。
詳しいことは、青海省剛察縣のほうに聴かれたらいかがでしょう。」といった。

http://www.epochtimes.com/b5/5/5/28/n936634.htm


[1591] Re:[1590] 呉儀召還の隠された真実 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 15:52  

なるほど、これは、うがった見方ですね。
これも例の看中国(シークレットチャイナ)ですか。
確かに、尋常でない何ものかが感じられますね。

http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/25/115047.html


[1590] 中国の環境汚染 投稿者:とき 投稿日:2005/05/28(Sat) 14:57  

環境汚染による天然漁業の損失が36億元  2005/05/24(火)
http://news.searchina.ne.jp/2005/0524/general_0524_001.shtml
淮河:漁民「魚を食べる勇気ない」、深刻度増す 2004/10/06(水)
http://news.searchina.ne.jp/2004/1006/national_1006_007.shtml

 漁業だけではないような。これはこれとして。
 農民暴動もあったという情報が、反日デモに前後してあった。
 そして、今日、軍関連のこの記事。

少壮軍人が胡錦濤主席に最後通牒 呉儀召還の隠された真実?(05/05/28 12:14)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d11115.html

 口蹄疫と外交問題で、「何か」から目をそらさせられていないだろうか? H5N1型鳥インフルエンザはあくまでも鳥から検出。人間から確認されたとの情報は?
 農民暴動鎮圧のための、軍による、生物兵器の使用の可能性をいまのところ否定できない。以下の記事はあまりにも異様さを感じます。

中国青海省:鳥インフルエンザで121人死亡 家族集団失踪(05/05/27 23:14)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d37714.html

 こっちは、普通のニュース。
農業部:口蹄疫と鳥インフルエンザの状況発表
発信:2005/05/27(金) 17:30:14
http://news.searchina.ne.jp/2005/0527/national_0527_001.shtml

 中国国内、何かが起こっている?



[1589] 「アンサール・アルスンナ」が斉藤昭彦さん死亡を、この映像を流し、暗示。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 14:17  

イラクのイスラム教スンニ派の武装勢力「アンサール・アルスンナ」(Ansar al-Sunna)が「斉藤昭彦」さんがすでに死亡していることを、5月28日、サイトに画像を流し、暗示した。
これ 
http://www.infovlad.net/terror_videos/0528200501.wmv
http://www.putfile.com/media.php?n=Akihiko-Saito 
がその映像。
映像の中の時刻が正しいとすれば、第一段階は、5時38分で、第二段階は18時45分となっており、その映像の変わり目に一瞬銃声らしき音が聞こえているのだが。
関連サイトは、
http://www.infovlad.net/?p=124
のなかの「Hart Security: News」にある。
また、こちらのサイト
http://www.diggersrealm.com/mt/archives/001069.html

http://www.inthebullpen.com/も、情報が多い。
また、「アンサール・アルスンナ」サイトのミラー版は、こちらのサイトhttp://www.infovlad.net/mirror_alansar_alsunnah/ご参照。ただし、ここでは、映像はないようだ。
本物のサイトは、一時間毎にサイトが変わっているとのことだ。
このサイトhttp://www.infovlad.net/terror_videos/0515200501.wmvは、襲撃があったときの6分間にわたる映像だ。

http://www.putfile.com/media.php?n=Akihiko-Saito


[1588] 「インドで人感染 バベシア症で子供が死亡」とのProMEDの記事 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 12:12  

アカデミズムがお好きの方には、ProMEDの記事からどうぞ。
この記事http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20050528%2D0060は、インドのTiruchyちかくのRamakrishnaで、4月半ばに、66人の子供が、マラリアの疑いの熱を出した。
数日後、9歳の子が死亡し、6人の子供が重態となった。
最初のマラリアの検査では、陽性を示したが、次の抗原抗体反応検査では、陰性を示した。
そこで、地区の300人の子供の血と、家畜の血を採取すると、 バベシア症(Babesiosis)の疑いが出てきた。
このバべシア症は、犬や家畜に多い病気ではあるが、たまに人にも感染する人畜共通の病気のようだ。
このサイトhttp://www.dpd.cdc.gov/dpdx/HTML/Babesiosis.asp?body=Frames/A-F/Babesiosis/body_Babesiosis_page1.htmのサイクル図示を見ますと、マウスとマダニの二つが絡んでいるようですね。
ま ず、ダニがマウスを刺すとマダニの胃に寄生する「バベシア」という原虫が、スポロゾイト(Sporozoite)という種虫を、マウスに注入し、マウスの 赤血球の中で無性生殖をはじめ、それをさらにダニが吸って、これを今度は、人間をさすと、人間の赤血球の中でも増殖をし始め、今度は、人間同士の輸血の過 程で、人間間に伝染していくというもののようですね。
ご用心。

http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20050528%2D0060


[1587] 昨日発行の「ネイチャー」は、鳥インフルエンザ特集 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 10:20  

今回に限り全部、フリーで、以下のサイトで見られます。

「 Avian flu: Are we ready?」
http://www.nature.com/news/2005/050523/full/435399a.html
「The flu pandemic: were we ready?」
http://www.nature.com/news/2005/050523/full/435400a.html
「Is this our best shot?」
http://www.nature.com/news/2005/050523/full/435404a.html
「What's in the medicine cabinet? 」
http://www.nature.com/news/2005/050523/full/435407a.html
「On a wing and a prayer」
http://www.nature.com/nature/journal/v435/n7041/full/435385a.html
「Controlling avian flu at the source」
http://www.nature.com/nature/journal/v435/n7041/full/435415a.html
「Bird flu spreads among Java's pigs」
http://www.nature.com/nature/journal/v435/n7041/full/435390a.html
「Avian flu timeline」
http://www.nature.com/nature/focus/avianflu/timeline.html



[1586] 読売新聞のBSE問題の伝え方 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/28(Sat) 08:31  

食安委の専門委員の先生方がご覧になったら絶句・感涙?するではないかと思う位の記念碑的社説を発見しましたので、ご紹介することにしました。

[米国産牛肉]「輸入再開の条件は整っている」 by読売新聞社説
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/5a09792b2ed183075997f40b417a6658


[1585] 中国・青海省で防疫関係者と家族が隔離との情報 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/28(Sat) 08:08  

ときさん。通りすがりさん。Chaosさん。
情報提供ありがとうございます。
日本の大使館も対応遅いですね。
こんなときこそ、中国側を厳しく問いたださなければならないのに。
小泉問題になどにかまっている暇なんか、無いですよね。
で、このサイトhttp://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/05/200505280240.shtmlは、例の「博迅」情報で、「青海省で、鳥インフルエンザの防疫に当たっていた三人が、突然いなくなったとの情報です。
、5月23日から27日まで、防疫に当たっていたようですが、その後、突然、隔離されてしまったようですね。
これら三人の家族や親戚も隔離されているようです。

隔 離者の名前は、(1) 尕旺姆(23歳、女性)と従妹(家は、コ令哈市にある。)その父母、(2)コ令哈曲珍(29歳、女性)と、従妹の同僚(家は、茶汗 河にある。)その夫と弟、(3)仁布多吉(33歳 男性))と従妹の同僚(家は、乌兰县希里沟& #38215;にある。)その妻、

ということで、いよいよ、人感染の疑い、きな臭いですね。

http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/05/200505280240.shtml


[1584] 外務省情報 投稿者:Chaos 投稿日:2005/05/28(Sat) 05:18  

通りすがりさん

Chaosです。
在中国日本国大使館のHPに載っていました。
「青海省における高病原性鳥インフルエンザの発生について」
これがソースと思われます。


http://www.cn.emb-japan.go.jp/jp/01top.htm


[1583] 外務省がアラート出したようです 投稿者:通りすがり 投稿日:2005/05/28(Sat) 01:06  

2ちゃんねるの世界情勢/東アジアnews+板の鳥インフルエンザスレッドに、中国在留邦人向けに外務省がメールを出したという書き込みがありました。ソースがソースだけに信頼性はやや?ですが、以下、その内容をコピペしておきます。

>青海省における高病原性鳥インフルエンザの発生について
>
> 1.今次発生の状況
>  中国衛生部は26日、次の通り発表しました。
> ・青海省の青海湖内にある鳥島にて死んだ渡り鳥から、鳥インフルエンザ(H5N1型)ウイルスが確認された。
> ・5月14日専門家を現地に派遣し、疫病の監視・予防措置を実施。
> ・5月25日時点で、人への感染は確認されていない。
>
> 2.これまでの状況
>  2004年1月から7月までに、中国において高病原性鳥インフルエンザは16省(自治区・直轄市)50カ所の発生が確認されました。家禽における感染が確認されており、人への感染は確認されていないとのことです。
>  また、昨夏以降ベトナム、カンボジア、タイで死者が発生しているものの、人から人への感染は確認されていません。
>
> 3.日常生活上のご注意
>  中国に滞在される方におかれましては、日常生活上次のようなご注意をされるようお願いいたします。
> (1)手洗い、うがいなど通常の感染症予防対策を励行すること。
> (2)鶏舎等への立ち寄りを避けること。
> (3)生きた鳥(鶏等に限らず、鳥類一般)やその内臓への接触、生きた鳥を扱う市場への不用意、無警戒な立ち寄りを避けること。ウイルスに汚染された糞尿などから感染する可能性もありますので、生きた鳥を扱う場所にはなるべく近寄らないようにすること。
> (4)インフルエンザウイルスは加熱(70度で1分間)により死滅しますので、調理の際は十分な加熱、卵や調理道具は十分洗浄すること。


[1582] 既出情報ですが。 投稿者:とき 投稿日:2005/05/28(Sat) 00:31  

中国青海省:鳥インフルエンザで121人死亡 家族集団失踪
【大紀元日本5月27日】(05/05/27 23:14)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d37714.html

 どこまで明らかになるかまだ疑問。

 口蹄疫も急激な頭数増加による、未経験家畜の初度感染による発生でしょうから、もともとその地域にはウイルスが常在しているとみなければならない。



[1581] 農民暴動鎮圧に生物兵器もあり? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/27(Fri) 23:49  

中国の鳥インフルエンザは深刻だ 新型肺炎の影は再現する
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/27/115285.html
エキサイト翻訳
http://www.excite.co.jp/world/chinese/web/

『透明な情報 みんなの生命を確保する』

 まず、流行がおこるとすれば、それはまず最初は中国国内なのですが。
口蹄疫もよほどいままで隠蔽していたようです。変異株がいくつも存在しているかもしれない。ワクチンの備蓄は、諸外国には無理です。株が同定できないのですから。

あとひとつ、あまり現実的でない想像ですが、オウムの地下鉄サリンというテロを経験した日本ですから、考えておくのも賢明かと。
 それは、中国国内の農民暴動がかなり活発であったことはさまざまのメディアで報道されていましたが、可能性として、暴動鎮圧に、BC(生物化学)兵器もありかなということです。すこし考えすぎかもしれませんが。
 しかし、特に生物兵器にいえるのは、それが、あきらかに武力鎮圧に見えない巧妙にしてまことに静かな手段になりえるということだからです。しかもだれがやったかもわからない。静かに弱体化を図ることが可能です。
 しかし、それでも耐性があり抗体をつくって生き延びる個体がかならず残ります。(天然痘テロにしてもそうでしょう。) それがまた、次の感染源になってしまいます。
 生物兵器としてばら撒かれたものに感染し生き残り、キャリアになった人間の存在。現実とならなければいいとひたすら願うばかりです。
 国内情報の隠蔽体質があるところは、国が大きいところほど、人口が多いところほど、それが危惧されます。サーズやエイズがそれだとは思いたくありませんが、全く否定もできないようで。
 正直、共産党一党独裁政権というのは、ソ連や東欧やカンボジアなどなど、過去暴かれた横暴な、人類に対する残虐な仕打ちを知るにつけ、恐ろしいことを苦もなく実行しかねないと思っています。
  ともかく、隠蔽される以上、常に最悪を想定しておかなければならないと思います。いまはもう人の交通に制限もできず、キャリアを確実に見つけることもかな わず、終戦後の引揚者を検疫期間を設けて様子をみたようにすることもできず、自由往来が原則ですから、「風土病」はほとんどすぐ「疫病」になると思ってお く必要もあります。たちまちのうちに、うんと重い症状が出るようであれば、すぐわかり、気付かぬうちの広範囲のまん延をわりと早い段階で防げるのですが。 潜伏期間が長いものは、それだけ気付くまでの間に感染を拡げてしまうことにもなります。さて、100年に1、2回は流行するはずですから、そろそろ覚悟が 必要と思います。



[1579] やっと、人民日報 投稿者:とき 投稿日:2005/05/27(Fri) 22:41  

グーグルニュース
http://news.google.co.jp/nwshp?hl=ja&gl=jp
口蹄疫と鳥インフルエンザの感染状況 農業部
人民網日本語版 - 1時間前
農業部獣医局の賈幼陵局長(中国国家首席獣医官)は27日午後、国務院新聞弁公室が開いた記者会見で、中国大陸部でアジア1型口蹄疫が、青海省で鳥インフルエンザがそれぞれ確認された問題について、関連状況を説明し ...
鳥インフルエンザで渡り鳥1000羽以上死ぬ=中国当局者 ロイター
北京郊外で口蹄疫、青海省で鳥インフルエンザ・中国 日本経済新聞
朝日新聞 - 中国情勢24 - 読売新聞 - nikkeibp.jp - 関連記事 8 件 »

口蹄疫と鳥インフルエンザの感染状況 農業部 
「人民網日本語版」2005年05月27日
http://www.people.ne.jp/2005/05/27/jp20050527_50416.html
中国の3地域で新たに口蹄疫感染牛を発見=農業省
2005年 05月 27日 金曜日 18:47 JST
http://www.reuters.co.jp/newsArticle.jhtml?type=worldNews&storyID=8626409
鳥インフルエンザで渡り鳥1000羽以上死ぬ=中国当局者
2005年 05月 27日 金曜日 20:09 JST
http://www.reuters.co.jp/newsArticle.jhtml?type=worldNews&storyID=8626799
Yahoo!ニュース-中国
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/china/

ProMED情報
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb214.cgi
中国 - トリインフルエンザ( 2005/05/26 )
中国 - 口蹄疫 ( 2005/05/26 )

オ リンピックを本気で開催したいなら、感染症情報をすべて公開して、危険度の高いもののワクチン接種後に、訪中するという手続きをとらなければ、命がけのこ とになるともいえなくはない。あまり、部外者が立ち入らない地方へは行かないほうが良いだろう。どんどん新参者が入り込んでも、何事もないところはまだ大 丈夫そうだが。

おそらく、サーズもまん延常在地域があるはずだ。(新参者が入って罹患する。その段階ではいわゆる「風土病」。)



[1578] 狂犬病の放置状態から類推するに 投稿者:とき 投稿日:2005/05/27(Fri) 21:58  

 ほかのウイルス感染症もおそらくいっしょだと思います。
 たいていの病原ウイルスは、ヒトも家畜も愛玩動物も、おそらく自然放置状態になっているのだと、考えておかなければならないと思います。感染症は常に最悪を想定しておいて、そこからレベルを調整しなければ、想定外のことがおこったとき、もはや対策が無理になるからです。
  しかし、バイオハザードであると同時に、モラルハザードでもあるのに、それの自覚のない国は、正直、国といえるのかどうか、良識を疑います。ほかのことに 関してどうこう言うつもりはありません。戦争と疫病、両方とも、人類にとって歴史的に同等の重大な事柄という認識にかけているのでは? 
 まあ、歴史を平気で捏造する、あるいはニセモノが堂々と横行する国に、何を言ってもムダなのでしょう。大変な隣人をもったものです。(大変でないということも、あらゆる国際社会をみたとき、ありえないのでしょうが。)

中国:狂犬病に注意〜咬まれたらすぐ医療機関へ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2005C107
外務省が提供する感染症(SARS・鳥インフルエンザ等)関連情報について
http://www.anzen.mofa.go.jp/sars/sars.html
(ゆっくりとしたもんです。邦人の被害者死者がでないうちは、次のステップへ移れないのでしょうか。旅行者、観光客はほとんど楽観的で、ろくに情報を収集しない。人任せで、だれかが知らせてくれると思い込んでいますね。)



[1577] Re:[1575] [1572] [1571] [1568] 「外部から入った人がバッタバッタ死んでいる。」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 21:35  

ときさん。
なるほど、この「外部から入った人がバッタバッタ死んでいる。」が、この前のProMED-Mailで報じられた6人というわけですか。
となると、フェーズが一巡すると、ひどいことになりそうですね。


[1576] 北京の口蹄疫の発生時期? 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/27(Fri) 21:33  

中国農業部は27日午後、記者会見では5月上旬には新疆ウイグル族自治区と北京市・延慶(えんけい)県でも流行。
http://news.searchina.ne.jp/2005/0527/national_0527_001.shtml
ProMed-mail 国際感染症学会メーリングリストでは、「万里の長城の北方田園地帯にあるDabailou村の住民によると、2005年4月末の疾病確認以来ウシ2000頭が処分されたという」
http://sank100.exblog.jp/

[Moderator JW注:FMDがヒトや馬に感染しないからといって、報告に透明性を欠けば、ヒトや他の動物疾患の報告にまで疑問を広げることになる。]



[1575] Re:[1572] [1571] [1568] 鳥インフルエンザ感染の渡り鳥は、インドと中央アジアから飛来と発表 投稿者:とき 投稿日:2005/05/27(Fri) 21:18  

 外から入った鳥(それまで未経験)が、ある地域に入り、ばたばた死ぬ。それが目立つ。ということは、外から未経験鳥が入らなかったら 目立たないということです。そこにはもうすでに、ウイルスと共生した鳥しかいないということです。全部キャリアとみなしておかなければなりません。じゃ あ、そこの人ではどうか。普通はなかなか種の壁を越えません。ところが、人でもそれが起こっている。外部から入った人がバッタバッタ死んでいる。
 トリヒト感染ではなく、ヒトヒト感染の可能性のほうがはるかに高い。野鳥の現象と同じことが、ヒトでもおこっていると考えざるを得ません。
 今後は、そのような地域の住民の移動をいかに規制把握していくか、そのような地域に外部からどのように入っていくか、それの検討が必要です。
  しかし、ウイルスを地域に限定させておくということは、現実不可能です。そのためには、とにかく、どのようなウイルスがどの地域に存在しているのか、きち んと調査し迅速な公表が必要です。エボラやマールブルクはわりと人口の希薄なところでヒトの移動が把握しやすいのだと思いますが、中国は基本的に、公衆衛 生学に関しては信用してはならないと思います。
 人権意識が薄い分、なおさらタチが悪い。



[1574] Re:[1573] ここでは、フェイズ5から最終段階のフェイズ6段階に来ているといっていますね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 20:47  

なんせ、人が死んでいるのかどうか公式発表が無いのですが、死んでいるのは、渡り鳥であって家禽ではないというのも、腑に落ちないし。
このサイト「Final Phase 6 Bird Flu Pandemic in Qinghai China?」http://www.recombinomics.com/News/05260504/H5N1_Qinghai_Phase_6.html
では、すでに、フェイズ5からフェイズ6の段階にまで来ているといっていますね。


[1573] 三桁の死者が出ているのなら、新型インフルエンザでは? 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/27(Fri) 20:40  

笹山さん、ときさん
すでに死者が130人余りも出ているなら、鳥インフルエンザのトリ→ヒトへの感染だけでなく、ヒト→ヒトの感染が主になっているのではないでしょうか。
 既に、新型インフルエンザというべき段階、フェーズ2=新ウィルスが、ヒトからヒトへと広がり、少なくとも、ひとつの国または、ひとつの地域で、いくつかの感染拡大が認められた時期ではないでしょうか?


[1572] Re:[1571] [1568] 鳥インフルエンザ感染の渡り鳥は、インドと中央アジアから飛来と発表 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 20:16  

ときさん。
「どこで死んでるかが問題」ということなんですね。
なんか、あらゆる中国情報が信じられなくなってきましたね。
あれほど否定していた北京郊外の口てい疫が、今日は、いつの間にか、認められていたり。
この分では、鳥インフルエンザの人感染発表も間近いのではないでしょうか。
そのときは、すでに遅し、といった状態でしょう。


[1571] Re:[1568] 鳥インフルエンザ感染の渡り鳥は、インドと中央アジアから飛来と発表 投稿者:とき 投稿日:2005/05/27(Fri) 20:06  

 渡り鳥がどこから飛来したかは問題ではないと思います。どこで死んでるかが問題です。死んでいる地域の周辺で初めて感染をうけて死亡 したのですから。むしろ、生き残りが、どこへ渡っていくかが重大問題です。飛来先で感染を拡大させるのですから。(春と秋は方角が逆になりますね。)
  つまり、中国国内で死んでいるのなら、そこが感染源の宿主が存在するところでもあり、おそらく、もはや死ぬこともなく、その「初めて」かかったとき強烈な 感受性反応を起こすウイルスとすでに共生している地域があるということにもなります。それがいわゆる「風土病」のレベルですが、急速に拡大流行しはじめた とき「疫病」なるということは公衆衛生学の教科書の定番です。
 中国は誤った情報や、よそへすり替えするような紛らわしい情報を平気で出すようです。やはり問題は、中国国内の感染症原因ウイルスのまん延が、ウイルスの種類や広がりが明確になっていないことにあります。
 本当に、ちょっと過激に考えたら、中国は封鎖して、ヒトを含め、あらゆる動物の徹底的な疫学調査が必要だと思います。(まず、無理ですね。)
  サーベイランスもまともに機能しないところに、総括的な感染症対策などあるはずもない。まず放置したまま、罹っても、生きるものは生きて死ぬものは死ぬと いうまま放っておかれてるようなものだと思います。疫病に関しては、「万人の万人に対する自然状態」のままでしょう。対策するのはおそらく実利に差しつか えるときだけでしょう。
 だから、おそろしいのです。罹ったことのない渡り鳥が、その地域にはいっただけで、そこにいる鳥はもうへっちゃらになっているのに、ばたばた死ぬようになっている。渡り鳥は全部死ぬわけではなく、生き残ったのがウイルスを運んでいく。そして国境を越えて拡大。
 人間の場合も理屈は同じ。ウイルス感染症は、隠す国は、うつされる側からみたら、まさに未必の犯罪国家です。



[1570] Re:[1569] カメイ、北欧からの牛タン輸入を検討 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 19:29  

北欧諸国の1987年以来のBSE発生状況は、http://home.hetnet.nl/~mad.cow/BSE1.htmでは、スウェーデン--0、 デンマーク--14、フィンランド--1、ノルウェー--0、アイスランド--0 ということで、パーフェクトというわけでは、必ずしもないようですね。


[1569] カメイ、北欧からの牛タン輸入を検討 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/27(Fri) 18:59  

http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20050519c3b1904w19.html
「ノルウェーなど北欧諸国からの牛タン輸入」って、あとどこでしょうね。
http://birdview.exblog.jp/i2
↑のブログに商社の卸し先などありますね。


[1568] 鳥インフルエンザ感染の渡り鳥は、インドと中央アジアから飛来と発表 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 18:59  

http://pshweb02.881903.com/apps/news/html/news/20050527/2005052717060538500.htm
によると、中国当局の農業部獸醫局局長賈幼陵氏によれば、青海地区で鳥インフルエンザに感染し死亡した渡り鳥は、インドと中央アジアから飛来したものであると発表した。
また、山東省と江蘇省の後、新疆,北京及び河北で発生した口てい疫については、すでに、四千三百頭の牛を殺処分したと発表した。
中国の農業省農業部獸醫局局長賈幼陵氏と記者団との一問一答はhttp://big5.ce.cn/xwzx/gnsz/gdxw/200505/27/t20050527_3927315.shtmlをご参照

http://pshweb02.881903.com/apps/news/html/news/20050527/2005052717060538500.htm


[1567] アメリカBSE問題で、あのR-CALFが。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/27(Fri) 18:38  

海外食肉情報さんというブログ
R-CALF、モンタナ州米連邦地裁の 略式判決に異議申し立てhttp://www.doblog.com/weblog/myblog/33998/1411359#1411359
いろいろと米国の面白い情報が書いてありますので。
※注)私自身はまだ内容のソースを確認しておりません

虹屋さんこんにちは。
米国の勝利として押し売りされても、その安全性に関していえば、消費者には、農務長官の言い分がしらじら〜、と、虚しく聞こえるということです(^^


[1566] 中国の鳥インフルエンザによる死亡の鳥の数は、一千羽をこえた!!! 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 17:39  

今日の中國國家首席獸醫官、農業部獸醫局局長賈幼陵氏の発表によると、青海省地区での鳥インフルエンザによる渡り鳥の死亡数は、一千羽を超過した。
http://pshweb02.881903.com/apps/news/html/news/20050527/2005052715205818600.htm参照
また、このサイトhttp://news.sina.com.cn/c/2005-05-27/15586768584.shtmlによると、中国当局獣医責任者は、近い将来に、中国内地において、口てい疫病が蔓延する可能性が高いと警告し、すでに、新疆で75頭、北京で252頭、河北省で512頭の感染を確認しているという。



[1565] Re:[1558] OIE:実質的には検査を求めることが可能とも解釈できる内容 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/27(Fri) 17:01  

> OIE決定に「勝利宣言」=米農務長官
>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050527-00000125-jij-bus_all
> ジョハンズさんの声が、日本の消費者には虚しく響きますね。
 アメリカ側から見れば、去年35万頭を検査して一頭も見つけなかったやり方を続ければ、「患畜や疑わしい牛」は今後も一頭も出ないから、何の影響も無いということではないでしょうか。
 BSE 感染牛の牛肉は食用にすべきではないという立場なら、ステータスと無関係な品目に牛肉を入れること自体が無理。SRM除去、汚染防止さえ完璧に行えば、 BSE感染牛の牛肉も食用にできるという米国の考えに沿って、飼料規制の実態=BSEの感染拡大、発生などリスクステータスがどうであれ、無関係に無条件 に貿易できる品目に牛肉が入ったのだから、米国から見れば勝利ではないでしょうか。
 20ヶ月齢除外は日本の飼料規制の状況から「20ヶ月齢以下 で検査陽性例が見いだされるとしたら、その(病原プリオン)蓄積量は検出限界に近いと考えられる。」という事が根拠ですから、飼料規制の実態=プリオンの 蓄積可能量などと無関係に牛肉の貿易が可能なら無意味です。この規制は粉砕できるから、その点でも米国の勝利ではないでしょうか。


[1563] Re:[1546] [1542] インフルエンザの迅速簡易診断キット 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/27(Fri) 16:22  

根本先生、
03-5253-1111 厚生労働省結核感染課にお電話して伺ってみました。(ご回答 田村さま)

タ ミフルのほうは中外と詰めて、1000万人分?だかの在庫をもってもらい、その他は各自治体などで備蓄を、という形でやってきましたが、簡易診断キットの ほうはそういった形態がまだ出来ていない。新型インフルエンザはいつどこで勃発するかわからないので、シーズンに関係なく、確かに考えなければならない。 国のほうから、メーカーのほうにすぐ増産しろとか、(有効期限などもあり)病院に買えとはいえないので、何がしか対策を考えなければならない、とのことで した。

ということで、キットのほうも、これから考えなければなりませんね。

なお、121人の件は耳にはされておられるようです。



[1562] アメリカさん、牛肉の代わりの食材出して! 投稿者:プリオン嫌い 投稿日:2005/05/27(Fri) 15:11  

 BSEの元凶、牛肉の異常プリオンたん白質は今までの病原体O−157やビブリオ菌よりも
危険です、脳がスポンジ状態になるヤコブ病(BSE)はこのプリオンたん白質によるものだけど、

 O−157やビブリオ菌は60〜70℃で滅菌できますが、プリオンは150℃でもタンパク質だから分解しません。
とてもタフな病原体なのです。

 理科の実験を覚えていますか?、水の最高温度は100℃、つまりプリオンは普通の調理方法では
その性質を失わないんですよ。食材のターミネターといっても過言ではありません。
シュワちゃんゴメンなさい・・・m(_ _)m

 ちなみに厚さ1.5cmのステーキを横に2枚に切って真ん中に温度計をはさんでこんがりウエルダンで焼いてみました。
138.6℃・・・プリオンは元気です・・・。

 だから・・・牛肉は危険なんですよー、子供も孫も美人のおネーさんもBSEで頭スポンジに
なってしまう困った食材なんです!。

 牛肉の代わりになるの食材を輸入しないとみんなBSEで頭スポンジになります。
アメリカの意見聞かせてください!。


[1561] 看中國続報5/26 投稿者:とき 投稿日:2005/05/27(Fri) 14:01  

アジア時報:中国は疫病発生の情況の新型肺炎の後で鳥インフルエンザの最大で衛生的な挑戦が発生する
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/26/115197.html

↓これも気になるニュース。在中国の邦人も人質でしょうかね。

大陸の家族は人質だ!郭国の水辺の平地の出国の前でかつて反対にひっくり返って脅しを受ける
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/25/115151.html

これも。
米国は15のステルスの戦機を派遣して韓国に行く
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/26/115241.html

エキサイト翻訳
http://www.excite.co.jp/world/chinese/web/
(なかなか奇怪な翻訳で、読み取るのに骨が折れます。もう少し優れたのがあれば助かりますが。)



[1560] 日本食糧新聞が一番詳しいですね。(OIE) 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/27(Fri) 13:45  

 農水省は27日、パリで開かれているOIEの総会について概要を公表した。無条件に貿易できる品目に骨なし肉を追加したが、「ピッシ ングなどを行わない」ほかに@患畜や疑わしい牛由来でないASRMによる汚染防止が行われていないB30ヵ月齢以下の牛由来である、を必須条件として加え た。日本は当初、肉自体を品目に追加することに反対していたが、WHOの勧告である「BSEの患畜をフードチェーンに入れない」との整合性をとりながら、 3つの条件をつけることを主張、韓国、インドネシア、ロシアなどの支持を得た。米国などは3条件を加えることに反対したという。
(略)
農 水省の関係者によると、患畜や疑わしい牛由来でない点を明確にしてあるので、現在、食安委に諮問している「20ヵ月齢以下の牛肉を輸入」の考えを変える必 要はないという。疑わしい牛の定義は同居牛、同じ飼料の摂取などが想定されているだけで明確になっておらず、当事で決めていくという。
http://www.nissyoku.co.jp/


[1559] Re:[1557] 楽観論と悲観論とが交差するオーストラリアの人感染・鳥インフルエンザ対策 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/27(Fri) 12:59  

笹山さん
>三ヶ月でオーストラリア・ニュージーランド全国民ワクチン供給可能のようです。
 日本の対策報告書では「ワクチンの生産には最短でも半年程度必要」とあります。製造方法がちがうのでしょうか、新型インフルエンザのウイルスを弱毒化などしてワクチン株を選び出す期間を含めると半年程度ということなのでしょうか。
 WHOでは3ヶ月ほどで世界中に拡がると見ていますから、当初はワクチンなしで対処しなけばならないということですね。


[1558] OIE:実質的には検査を求めることが可能とも解釈できる内容 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/27(Fri) 12:13  

NHKの報道です。

BSEの国際安全基準 改正へ(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/knews/news/2005/05/27/t20050527000044.html
BSE の国際的な安全基準の改正で、「牛肉は安全だ」として無条件で輸出入できる品目に指定されることになりました。しかし、日本などの主張を受けて「BSEに 感染した牛を除く」などといった条件が付けられ、実質的には検査を求めることが可能とも解釈できる内容になっています。(05/27 08:37)

OIE決定に「勝利宣言」=米農務長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050527-00000125-jij-bus_all
ジョハンズさんの声が、日本の消費者には虚しく響きますね。


[1557] 楽観論と悲観論とが交差するオーストラリアの人感染・鳥インフルエンザ対策 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 11:50  

虹屋さん。
オーストラリア・ニュージーランドへのこの時期の渡り鳥ルートは、このサイトhttp://www.deh.gov.au/water/wetlands/publications/wa11/year.html
http://yaleglobal.yale.edu/display.image?id=2228
のようですが、一部、タイ・ヴェトナムを掠める帰還ルートがあるのが気がかりですね。
一方、人用感染ワクチン対策ですが、三週間から3ヶ月以内完備という記事が多いようですね。
この記事http://www.theage.com.au/news/National/Melbourne-hatches-flufight-strategy/2005/05/12/1115843310706.htmlのメルボルンのCSLという会社http://www.csl.com.au/では、三種混合ワクチンの製造に大童ということですが、ここでも、いったん敷いた増産体制を、フランスからのワクチン供給に支障が生じたために、更なる増産体制を敷いたとしていますね。
ここでも、三ヶ月でオーストラリア・ニュージーランド全国民ワクチン供給可能のようです。


[1556] Re:[1536] [1529] 青海省では4月にヤクの大量死 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/27(Fri) 11:15  

笹山さん。ご教示有難うございます。
カモ類の腸管に常在するインフルエンザ・ウイルスが、宿主を拡大することで、インドガンや 人での発症、新型ウイルスというわけで、青海省で渡り鳥で死亡が発見された時期に大型哺乳類でも同様の大量死が見られた。渡り鳥も、最初は環境破壊とかい われウイルスは否定されていたので、何か続報はないかと・・
 今回、青海省で発見されているカモ類以外の鳥への宿主拡大、起きているかもしれないヒトへの拡大というインフルエンザ・ウイルスの変異を推進しているのは何なのか?ときさんのいう「ウイルスが悲鳴」の背景は??
  ところで、インフルエンザのワクチン、2005/6の冬のワクチンはこれまでどおりなら、「3月下旬〜4月上旬に次シーズンのワクチン株を選定する。感染 研はこれを厚労省健康局長に報告し、 それに基づいて厚労省医薬局長(現医薬食品局長)が決定して6〜7月に公布」。そろそろ、タイムリミットのはずですが、新型インフルエンザらしきものが出 現したらワクチン製造能力をどう割り振るのか、新型インフルエンザ対策報告書(平成16年8月)では触れられていませんね。
 また、南半球がインフルエンザシーズンですが、あちらの状況は?


[1555] Re:[1554] OIE基準緩和と、EUのホルモン牛肉問題からの教訓 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 11:12  

OIE基準と、国内基準との乖離の問題では、アメリカとEUとのホルモン牛肉をめぐる紛争事例が、大いに参考になりますね。
この問題が勃発したのは、1985年12月で、EUは、消費者の不安等を理由にホルモンを使用した食肉の輸入を1988年1月から禁止することを決定したのですね。
こ れに対して、米国は、EUの決定は、科学的根拠がなく、旧TBT協定第7.2条違反であるとしてガット第23条協議を要請したのですが、EUは、1989 年1月から肥育ホルモン剤を使用した食肉の輸入を全面禁止したので、米国は、同年1月より通商法301条に基づく制裁措置(牛肉、トマト調整品、コー ヒー、アルコール飲料、ペットフード等に対する100%の関税引き上げ発動したことで、アメリカとEUとの間のホルモン牛肉戦争が始またということです ね。
で、ここでいう、旧TBT協定というのは、いまのTBT協定(貿易の技術的障害に関する協定)とSPS協定(衛生植物検疫措置の適用に関する協定)とが、ウルグアイラウンドで分離する前の段階のもので、この中に、今のSPS協定であつかう問題も入っていたということです。
これらの二つの協定は、もともと、旧TBT協定だったという意味で、シスター・アグリーメント(姉妹協定)とよばれているようですね。
こ のTBT協定違反で槍玉に挙げられるのは、ISO基準を守っていない工業製品ということで、このISO基準は、厳し目で、むしろ、輸出国にとっては、厳し いハードルであるのに対して、SPS協定違反は、OIE基準のように、ゆるめになれば、輸出国にとって、イチャモンをつけやすい状況になるというわけです ね。
で、本来、コーデックス基準というのは、このTBT協定ともSPS協定とも、両方にわたるべきものなんですが、コーデックス規格のTBT協定 にかかわる部分は、「一般の食品表示」「品質に関する条項」「栄養に関する条項」「上記に関する分析サンプリング法」の部分ということで、ほとんど、影が 薄いという感じですね。
こんなわけで、結局、農産物輸入大国であり工業品輸出大国の日本にとっては、このシスター・アグリーメント(姉妹協定)は、TBTもSPSも、どちらも厳しいものになってしまうという運命にあるようですね。
ですから、ひょっとして、アメリカ牛肉問題がこじれて、アメリカからの経済制裁の槍玉にあがりそうな工業製品業界であって、TBT協定違反に引っかかりそうな業界は、意外と、このアメリカ牛肉輸入問題に、畑違いでも、ご関心が強いかも知れませんね。
いったい、どの業界ですって?




[1554] OIEのBSEコード改正会議 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/27(Fri) 09:20  

BSE基準一部改正で基本合意、日本などの主張通る(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050526i216.htm
読売の社説[米国産牛肉]「輸入再開の条件は整っている」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20050526ig90.htm
社 説を書こうともあろう方がGAOの告発とか検査官組合の告発、EUのGBR評価とか、タイソン労組の告発とか、米国の数々の問題点において情報不足なのか しら、恥ずかしくないんですかね。新聞読まないのかしら。。「(OIE)は、骨を取り除いた牛肉について、無条件で輸出入を認めることを、週内に決める見 通しだ。」適当なこと書いてるし。社説は、新聞の顔なんですよね。他の記者さんがお気の毒ですね。

「骨なし肉は安全」 国際機関がBSE基準緩和へ(朝日)
http://www.asahi.com/special/bse/TKY200505260307.html
「BSE感染牛でなく、脳や脊髄(せきずい)などの特定危険部位に触れていない、などの条件」(朝日)
「<1>BSEへの感染や感染のおそれのある牛は除く
<2>危険部位への接触防止措置を取る――などの条件」(読売)
さぁ、この重要な証明、どうするんでしょうか。

新基準は実質先送り OIE、BSE対策で(共同)
http://kumanichi.com/news/kyodo/international/200505/20050526000455.htm

牛肉輸入基準、緩和で大筋合意(日経)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20050527AT1F2601Q26052005.html
「感染牛でない」という重要要件を書いてないですね。

毎日はこれから報道の模様です。期待。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/disease/
食品安全委:輸入牛肉のBSE安全チェックは議論の対象外
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20050527k0000m020083000c.html

BSE新基準決議しOIE総会閉幕へ 日本は反対票(産経)
http://www.sankei.co.jp/news/050527/kei059.htm



[1553] 中国・青海省の人感染鳥インフルエンザについての情報管制について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 09:16  

このところ、中国・青海地区での鳥インフルエンザに夜人間死亡情報をネット上に流している「博迅」だが、その現地取材者が書いたのが、以下のサイトだ。
このサイトhttp://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/05/200505261520.shtmlによると、青海地区で発生しているものと思われる鳥インフルエンザの人感染・死亡については、中国当局の情報管制が敷かれていて、マスコミなどの伝える公式情報は、すべてコントロールされたもので、真実を表していないという。
電話によるインタビューも、具体的な情報を得ることはできないとしている。
メディアは、わずかな情報しか公開していないという。
ただひとつの方法は、現地に足を踏み入れることであるとしている。
博迅の情報は、9人のスタッフで現地に入り込み、つたえている。
検問で没収されるのに備えて、二台のカメラを携行して入るという。
現地の状況はというと、住民は、ばらばらに隔離されているという。
もし、現在の青海の真の状況を知りたいと思うなら、公式発表の情報は信じないで、青海地区に入って、住民の話に耳を傾ければ、その住民の親戚が今どのような状態になっているかがわかるという。


http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/05/200505261520.shtml


[1552] 文化庁さんのサイトが「著作権侵害」だそうで。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/27(Fri) 07:50  

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0505/26/news031.html
によりますと、文化庁さんの著作権関連サイト「著作権契約書作成支援システム」のトップページ上下に表示されていたイラスト。Mac OS Xに標準で付属する「テキストエディット」のアイコンhttp://images.apple.com/jp/articles/dtp/panther/images/dtp_p07.gifにそっくりだったというのだ。
肝心のところhttp://www.bunka.go.jp/1tyosaku/c-system/img/top_image.gifは、すでに文化庁さんのサイトからは、削除されているので、今は見ることはできないのだが、このようなアイコンhttp://image.itmedia.co.jp/news/articles/0505/25/sk_bunka.jpg
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0505/25/news087.htmlなんだそうである.
左がアップルのPanther製品情報ページで紹介されているテキストエディットのアイコン、右が文化庁サイトのイラストだ。
「著作権契約書作成支援システム」ならぬ「著作権侵害支援システム」となったようで。
だから、業者任せにするなっつうの!!
文化庁さん。

と思ったら、文化庁さんのトップページにこんな文言が。
「文化庁ホームページについて
このホームページに掲載されているすべての情報は,文化庁が著作権を有しています。法律で認められたものを除き,無断で転用・引用することを禁じます。
文化財の紹介のページに掲載されている情報のうち,写真資料については,それぞれ併記された提供元の協力により掲載されています。」

http://66.102.7.104/search?q=cache:PysoCZ1gVi4J:www.bunka.go.jp/1tyosaku/c-system/+%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E5%A5%91%E7%B4%84%E6%9B%B8%E4%BD%9C%E6%88%90%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0&hl=ja&client=firefox-a


[1551] Re:[1550] [1543] やっと読売新聞が反応 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/27(Fri) 06:41  

おはようございます。
マスコミには「あおるな」という不文律があって、記事かいてもキョクチョーとかに止められてしまうことが あるようですが、ネットでこれだけ情報が飛び交い、言葉の壁がなくなる現在、その不文律によって、かえってますます事態を悪くするように思えますね。それ から、パニックは「情報統制されている」と感じることでも生まれますね。憶測を呼びますから。

それと、「あおるな」というのと「まるっき り情報を報道しない」というのはやはり違うと思います。また、「情報を入手している」割には、報道しないというのはどうだろうか?「国が発表しなければ報 道できない」のであるならば、例えば、SARS事件の場合、他国が自国民を撤退させているときに、国は、中国を立てて、「信用する」とかいって、「現地日 本人の安全確保を放棄」してましたが、あの轍を再度踏むということでしょうか。http://www.geocities.co.jp/Technopolis/7663/gaimushou.html

BSE報道からして多くのマスコミへの信頼感がなくなりましたが、ぜひ名誉挽回していただきたいところです。
。。報道しないところは、もしかして体質がNHKみたいなのかしら。だったら中の記者さんも本当に大変ですね。


[1550] Re:[1543] やっと読売新聞が反応 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 23:59  

まりちゃんさん。
今回も読売新聞さんですか。
この前の北京口てい疫疑惑報道も、読売さんだったから、他の新聞社に比べれば、いいほうなんでしょう。
それにしても、灯台もと暗しですね。


[1549] Re:[1548] バイオテロはヒトばかりでなく 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 23:56  

ときさん。
サイトhttp://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/26/115185.htmlの紹介ありがとうございました。
青海省の通行止め写真を見るのは、このサイトが初めてですね。
これが5月22日と書いていますから、このあとは、もっと切迫した映像なのかもしれません。
第一、カメラマンが帰れたかどうか、すら、よくわかりませんものね。

http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/26/115185.html


[1548] バイオテロはヒトばかりでなく 投稿者:とき 投稿日:2005/05/26(Thu) 23:49  

 時として、敵側の食料としての家畜を狙うときもある。
 予備知識として。感染症の隠蔽や放置は、消極的なバイオテロに等しい。

忍び寄るバイオテロ NHKブックス 山内 一也 (著), 三瀬 勝利 (著)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf141.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140019611

人獣共通感染症 第123回 アグロテロリズム(農業テロ)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf123.html

牛海綿状脳症(BSE):連続講座 人獣共通感染症 Index
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/ProfYamauchi.html



[1547] Re:[1542] このサイトのほうがお気楽そうで 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 23:42  

根本 正 さま。
はじめまして。
まずは、お気楽にどうぞ。
1と2についてはどなたかお答えいただきますれば幸いです。
トリアージタッグhttp://www.city.inuyama.aichi.jp/fire/amb/tri.htmlというのは、尼崎鉄道事故のときにやっていた、紙の色わけで、患者を分類していくあれですよね。

で、3と4についてなんですが、これは、ブログの「鳥インフルエンザ・ワクチン皆接種構想(universal vaccination plan)の再浮上」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=199のほうで書いたことなんですが、この構想では、「供給側が、フルの需要に備える供給体制をとっても、必ずしも、それに見合う需要が、以後も継続的に発生してくるとは限らないので、供給側に過大のリスクが生じる」から、政治が何とかせいという話だったのですね。
で、むしろ、皆接種制にすれば、パンデミックであろうと無かろうと、定常的なワクチン需要が発生するので、社会的なリスクは、かえって減るのではないのかというご主張で、私個人としては、一理あるなと思いました。
で、そのブログでの結論は、まず介護関係者の鳥インフルエンザ・ワクチン皆接種から始めれば、その効果は大きいのではないか、という提案にとどめました。
ただ、その場合も、では、皆接種をインフォームドコンセントなしでやれるものなのかどうなのか、というのが、大いなる疑問でした。
ですから、ここの部分は、超法規的に許されるようにしなければならないものと思われます。
「サマリア人法的救済規定」というものが必要なのではないでしょうか。
Global Immunization Strategy http://www.paho.org/English/DD/PIN/pr050525.htm
という考え方もあるようですね。
http://www.vaccinationnews.com/Opening.htm のサイトが詳しいようで。
タミフル耐性というものは、このサイトhttp://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/H5N1Assessment-JPN.pdfの5ページあたりでは、やはりあるような話ですね。
「オセルタミビルに対して耐性のウイルス株が、地域社会内に出現し、広がって行くことがもしあるとすれば、それは、A/H5N1 亜型インフルエンザの予防および感染制御に対して、重大な意味を持つことになる。」と書いてあります。
これは、一番恐ろしいことであると思いますね。
おっしゃるように、「これは全て「カネ」で解決できる問題です。」とは、真実ですね。
しかし、高度成長国中国では、できていない。

http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/H5N1Assessment-JPN.pdf

[1546] Re:[1542] このサイトのほうがお気楽そうで 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 23:35  

根本先生、こんばんは、

>3,インフルエンザの迅速簡易診断キッ トは「季節もの」であり、現在ほとんど国内に「在庫」はないはずです。当院においても残りは50検体分くらいしかなくそれ以上は次のシーズンまで入ってき ません。このキットがないと迅速な診断は不可能です。誰かが検査キット製造会社に「作れ」と指示してくれるのでしょうか?

明日、厚生労働省に電話して状況をきいてみまーす(^^

笹山さん、MassGraveのサイト、ありがとうございました。
言葉にできないです。



[1545] 传中国发生多种疫情 外界关注(组图) 投稿者:とき 投稿日:2005/05/26(Thu) 23:33  

传中国发生多种疫情 外界关注(组图)【看中国2005年05月26日报道】
http://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/26/115185.html

ウェブページ翻訳
http://www.excite.co.jp/world/chinese/web/

食料問題にもなるか? 羊毛は?カシミヤは?



[1543] やっと読売新聞が反応 投稿者:とき 投稿日:2005/05/26(Thu) 23:23  

鳥インフルエンザで121人死亡?…中国当局は否定

 【北京=末続哲也】渡り鳥の鳥インフルエンザウイルス(H5N1 型)感染が確認されていた中国内陸部の青海省で、「4月以降、渡り鳥のH5N1型ウイルスが人に感染し、121人が死亡した」との未確認情報が26日、海 外の一部ウェブサイトに流れ、中国当局が急きょ、この情報を全面否定する一幕があった。

 この情報は、青海省の関係者が明らかにしたとさ れるものだが、信ぴょう性は不明。これに対し中国衛生省は同日、25日現在で鳥インフルエンザや新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)などの感染例 はないと発表、現地で感染の早期発見や予防の措置を徹底していることを強調した。

 ただ、中国は一昨年、新型肺炎の感染拡大を隠そうとした前例があり、今回も当局が情報統制を敷いている可能性が指摘されている。
(2005年5月26日21時28分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050526i414.htm



[1542] このサイトのほうがお気楽そうで 投稿者:TJN 投稿日:2005/05/26(Thu) 22:40  

PHNに書いたことなのですが、どうしてもあっちはofficialな話になりがちで。新参者がいきなりここに登場致します。
社会保険滋賀病院 根本 正です。

トリフルが「いまそこにある危機」になりつつあるようですが...

一般市中病院医師の立場として、以下の点が気になります。
当院では発熱患者に対して海外渡航歴などを聞く問診票でトリアージを行っています。


さて、
1,SARSの場合は「中国」、「肺炎」、「発熱」をキーワードとすれば、ほとんど問題なく発熱患者を区別できました。トリフルの場合、「肺炎」は必発でしょうか?ご存じの先生がいらっしゃれば教えて下さい。
2,重症の中国帰りのAインフルエンザ患者が来院したとき、H5N1であることの鑑別体制は保健所ですでにとられているのでしょうか?これが確認できなかったら話した次に進みません。
3, インフルエンザの迅速簡易診断キットは「季節もの」であり、現在ほとんど国内に「在庫」はないはずです。当院においても残りは50検体分くらいしかなくそ れ以上は次のシーズンまで入ってきません。このキットがないと迅速な診断は不可能です。誰かが検査キット製造会社に「作れ」と指示してくれるのでしょう か?
4,私は接触者へのタミフル予防投与は「重要」と考えます。広範にoutbreakした際にもこの大量生産可能な「化学物質」がトリフル封じ 込めのキーワードになると思います。予防投与に関しては以前このMLでウィルスの耐性化の観点から余り推奨できないようなニュアンスの議論がなされました が、予防投与に関しての見解はいまでも変わらないのでしょうか?

以上4点が当面のトリフル対策の問題点になると考えます。お教え頂けたら幸いです。ただ、これは全て「カネ」で解決できる問題です。誰かが金をくれたら 封じ込めることは可能だと思うのですが。



[1541] ウイルスが悲鳴をあげている? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/26(Thu) 21:53  

 従来の宿主に静かに納まって共生(潜伏)している安定状況からすれば、いまはどういう理由によるのかは定かではありませんが、安定ではなく活動状態になりつつあるといったところでしょうか。
  あらゆるウイルスが、非常に活発に拡散あるいは感染を始めている傾向に見えます。大概は、気候変動がおこり、その地域の生物が適応してきた環境が、従来に 比較して変化を始め、宿主の生存条件に変化の兆しがあるときにそのようになりがちです。中世のペスト流行もそのような気候変動があったような。
 それと、生物の大量移動に伴って、従来の共生地帯に、いきなり未経験の宿主となりうるものが入り込んだときも大流行します。さて、今起こっているのは、どう解釈したらよいでしょうか。もうすこし情報が欲しいところです。

 ウイルス感染は、まだまだ、難題が多い。

提供者のペットが感染源か 米で移植患者3人死亡(共同通信) - 5月26日17時43分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000171-kyodo-int

  人間は一生のあいだに、顕性不顕性にかかわらず、数え切れないほどのウイルス感染を受けています。とにかく初めてかかるときに、ときとして症状が出ること もあります。重く出るときもあれば軽く済んだり、なにも症状がでないときもあります。それをよく理解すれば、臓器移植やクローンなんてのは、よしておけば いいのになと思うこともあります。免疫の異物認識システムはあまりにも巧緻で、人間が制御できるようには到底思うことができません。シェーンハイマー「動 的平衡論」からいっても。(それでも医学はそれを克服しようとしていますが。)

 ウイルス感染症の難題でわき道にそれましたが、活発である時期において、誰しもが感染の危機にこれから見舞われる可能性が高くなることを予期しつつ、次のようにも考えます。
 人の新規の感染症の場合、早くに罹って経験してしまった側がその病気に対して非常に有利です。ある意味、生物兵器を作らなくとも、より強いウイルスに早くかかり克服してしまうと、その個体自身が何事もないまま、強烈なウイルスの拡散体となります。
 感染症発生を隠されてしまうと、結局、あらかじめワクチンを備蓄あるいは処方するなどの対処ができません。新型ウイルス発生は、人類にとって、真に緊急に対処しなければならない課題のはずなのです。
  悪意をもってするならば、相手国を混乱に貶めるためのバイオテロは、発生を隠してしまった地域の感染症を経験した人間を、敵国に観光旅行させるだけで、目 的を果たすことができます。大都会の電車や地下鉄に一日乗って帰るだけで、誰がやったかわからないまま、やがて変な病気がはやり混乱させることができてし まいます。新型ウイルスは、人の移動がある限り、いつかかならず、風土病からアウトブレイクし「疫病」になって目の前に現れます。大流行して感染を経験す るのは、最初の一度だけで、抗体を獲得すればそれで済んでしまいます。
 いま、生存しているほとんどのヒトが経験のない新型のウイルスに初めて感 染を受けた場合、さて、何割のヒトが感受性を有して激しい症状がでるでしょうか? (起こってみなければ、本当のところはわからない。中世のペストはヨー ロッパの人口を2/3にしたといわれています。)

 いま怖れているのは、下記の書物に書かれてあるように、南北アメリカ大陸の原住民が、いとも簡単に、ヨーロッパ人とともに渡来の、家畜に由来するウイルスにやられてしまったことと同様なことが、今後、アジア発で起こるかもしれないということです。

銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794210051
《 第3部 銃・病原菌・鉄の謎(家畜がくれた死の贈り物)》

 新型感染症発生の隠蔽によるその後のウイルスのまん延拡大と大流行は、未必の故意あるいは、未必のバイオテロのようなもので、いわば人類に対する反逆にも相当するとも思うのですが。
 今回の中国の情報隠蔽は、非常に残念です。



[1540] Re:[1539] [1537] ベルゲンーベルゼンの集団墓地 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 21:48  

まりちゃんさん。
「アンネの日記」のアンネ・フランクが15歳の生涯を終えたベルゲンーベルゼン強制収容所の跡地は、このサイトhttp://fcit.usf.edu/holocaust/RESOURCE/GALLERY/BERGEN.HTM#BERGEN01のように、数々のモニュメントの立つ場所となっていますね。
MassGraveと書いてある6つの写真の場所が、集団墓地ですね。
Auschwitzなど、他の収容所の現在の写真は、こちらのサイトhttp://fcit.usf.edu/holocaust/resource/gallery/gallery3.htmにあります。
このサイトのほかにも、集団墓地 Mass grave  と  Holocaust で検索すると、いろいろな写真が出てまいりますね。
アステルダムに行くと、アンネ・フランク一家の隠れ家は、観光コースになっていますね。
小さい屋根裏のある家のようでした。

http://fcit.usf.edu/holocaust/GALL37R/BERGEN01.HTM


[1539] Re:[1537] ヒトラーの墓はあるのか? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 20:52  

笹山さん、ふと思いましたが(話変わってすみません)、ナチスに虐殺された600万人の人のお墓(遺族のおられない方)は、どうなっているのでしょうか。。


[1538] インフルエンザの迅速簡易診断キット 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 20:29  

このキットがないと迅速な診断は不可能とのことですが、これは季節もので、今現在、日本に在庫は殆どないのではないか、という重要なご指摘をあるMLで頂戴しました。これは実にまずいのでは???
http://www.jarmam.gr.jp/situmon/tori_influenza.html


[1537] ヒトラーの墓はあるのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 20:11  

小泉首相の靖国神社参拝に関し「ヨーロッパでヒトラーの墓に参るようなものではないか」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050520-00000153-kyodo-pol
と発言した議員(福本潤一参議院議員)がいたそうだが、そのかたは、ヒトラー家の墓が、きれいに飾られて現存されているのをご存知で言われたのであろうか。
このサイト「Adolf Hitler Visits His Homeland」
http://www.thirdreichruins.com/austria.htm
に、ヒトラー家の墓がきれいに花で飾られている現在の写真
http://www.thirdreichruins.com/Leondinggrab2n1a.jpg
があり、その左には、ヒトラーが生前、この墓をお参りした写真
http://www.thirdreichruins.com/Leondinggrab2.jpg
がこのように載っている。
ヒトラーの生地は、オーストリアのBraunauというところで、1889年4月20日にこの家
http://www.thirdreichruins.com/Braunauhaus.jpg
で生まれた。
この家は、今もこのように
http://www.thirdreichruins.com/braunaumay05k.jpg
現存していている。
1938年5月13日、ヒトラーは、Leondingにある両親の家を訪ねた際、上記の写真のように墓参りをしたという。
あらゆる死者は、死ねば平等であり、この写真のように、花で飾ることは、認められることなのだろう。
いかなる死者への愚弄は許されない。


[1536] Re:[1529] 青海省では4月にヤクの大量死 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 19:50  

虹屋さん。
古い論文http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=4549482&dopt=Abstractで すが、「Susceptibility of a yak to influenza A viruses and presence of H3N2 antibodies in animals in Nepal and India.」では、ネパールとインドのヤクには、H3N2抗体があるということのようですね。
http://www.ingentaconnect.com/content/bva/vet/2002/00000150/00000007/art01248
で は、レプトスピラ症 (ワイル病) Leptospirosis (Weil's disease)というのが、人畜共通感染症としてあって、その原因となるのが、hardjoという血清型であって、これが人間に出る場合は、急性の熱性 疾患となり、牛に出る場合には、Milk drop syndromeという症状を起こすようで、これらには、H3N2抗体があるということのようですね。




[1535] Re:[1533] [1531] 本委員会でも波乱があったみたいですね。早く議事録できないかな 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 19:25  

これでは、アメリカの牛肉を食すことによる日本人へのvCJDの感染価がわからないことには、答申不能ですね。



[1534] Re:[1526] 予期していたこととはいえ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 19:16  

ときさん。
プロメド・メールで、今度は、北京郊外の口てい疫の現場写真配信http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:11909364628460782557::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,29041ですが、会員制限で見られないのが残念です。
いくら隠しても、無理というこことですね。

http://www.promedmail.org/pls/promed/f?p=2400:1001:11909364628460782557::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,29041


[1533] Re:[1531] 本委員会でも波乱があったみたいですね。早く議事録できないかな 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 19:14  

共同の配信ですが
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000185-kyodo-bus_all
「両 省は「米国とカナダのBSEのリスク管理全体を評価するのではなく、限定された条件下での牛の肉について安全性を評価してもらいたい」と説明。月齢が正し く判定されているかや、危険部位が適切に取り除かれているか、飼料規制が順守されているかといった点についての判断は、食品安全委員会ではなく両省の責任 で行うという認識を示した。」

うーん
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/2364c0b9046c5e63aed236944b9a9e33

「このため、諮問を受けて評価を行う食品安全委プリオン専門調査会の委員の中には「(政府は)結論を誘導している」との反発が広がっている。」
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_05/t2005052536.html
とのことです。


[1532] アメリカ・フロリダで、犬が H3N8 感染死 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 18:53  

http://www.recombinomics.com/News/05260502/H3N8_Greyhounds_US.htmlによれば、アメリカの、フロリダ州では、今年の1月に死んだ犬から、また、テキサス州では、昨年6月に死んだ犬から、 H3N8 ウィルスが検出されたという。
この H3N8 ウィルスは、馬のウィルスだそうで、上記のいずれのケースも、当初は、呼吸器系の病気と誤診断されていたもののようである。
ちなみに、馬のウィルスとしては、H3N8のほかに、H7N7 があり、
豚のウィルスとしては、H1N1 H1N2 H1N7 H3N2 H4N6 があり、人間のウィルスとしては、H1N1 H1N2 H2N2 H3N2 H2N8 H3N8 H5N1 H7N7 H9N2がある。
となると、人と共通のウィルスとしては、豚はH1N1 H1N2 H3N2があり、馬は、H3N8 H7N7 があり、そして、今回、犬もH3N8 という共通項を有していることになる。
タイでH5N1が発見された犬には、H5N1の多型も発見されたという。
http://discuss.agonist.org/yabbse/index.php?board=6;action=display;threadid=20492参照
ということは、豚と同じく、犬も、H5N1媒介のもとになるということなのだろうか?
豚よりも、人間と一緒に生活している犬だけに、気になるニュースではある。

http://www.recombinomics.com/News/05260502/H3N8_Greyhounds_US.html


[1531] 本委員会でも波乱があったみたいですね。早く議事録できないかな 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 17:50  

波乱含みでスタート 北米産牛肉再開の諮問を正式受理 −食品安全委員会−
http://www.nissyoku.co.jp/
  厚労省と農水省は26日、食品安全委員会に米国産、カナダ産の牛肉と内臓について国産と同等のリスクかどうかで諮問した。両国が日本向けに政府が認証した 工場で製品化した20ヵ月齢以下で、SRMを適正に除去したものだけを輸入できるようにする。食安委は正式に受理、プリオン専門調査会での検討となるが、 委員から「諮問内容がわかりにくい」「昨年11月の日米協議の結果でここまで制限しているのだから、諮問する理由がわからない」などの意見や質問が矢継ぎ 早に出て、激しい議論が予想されるプリオン専門調査会が開かれる前から波乱含みとなった。専門調査会の日程は一部の委員が国際獣疫事務局(OIE)の総会 でフランス・パリへ参加しているため帰国後に調整という。
 今回の会合で委員からは「今回の諮問内容では何を議論するのか、わかりにくい。北米の 感染状況なのか、骨や肉の成熟度を使った月齢判別方法なのか、21ヵ月齢以上が混入する可能性をみて評価するのか」「飼料規制は全ての工場で運用されてい るのか」「国産と同等とは何を意味するのか」などの質問が出た。関係者によると、委員のなかには「食安委は厚労省、農水省の追認機関ではない」といった反 発もあるという。
 寺田雅明委員長はプリオン専門調査会では内容を整理して説明するよう両省に求めた。会合終了後のインタビューで寺田委員長は日本向け製品がきちんとルールを守るかどうかまで審議しないだろうと述べている。(5月26日17:30)
http://www.fsc.go.jp/osirase/annai96.html
議事録掲載予定サイト
http://www.fsc.go.jp/iinkai/jisseki.html
「寺田委員長は日本向け製品がきちんとルールを守るかどうかまで審議しないだろうと述べている。」うーん。責任回避のように見える。。


[1530] 香港大紀元という新聞の印刷差し止めだそうです。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 17:19  

国際組織が香港大紀元の印刷差し止め事件を調査
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d23553.html

14日の記事ですが、難しいことはよくわかりませんが、これでまた情報が地下に潜ってしまいそうな。。。。


[1529] 青海省では4月にヤクの大量死 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/26(Thu) 16:10  

国際感染症学会メーリングリスト
野生ヤクの死亡原因調査。情報源:新華社ネット
、4月7日。青海省の狭い範囲の地域で一群の野生のヤクが大量死したことにより、地方当局は懸念を強めている。(以下、過去2日間に10頭以上のヤクが死亡しているのが崑崙山脈の
Golmud森で発見され、当局による調査が開始されたことを報じる中国中央テレビ)
「原因不明の大量死、野生ヤク-中国(青海省):情報提供依頼」への応答。
中国中央部の複数のメディアは、野生のヤク9頭の死は自然死であり、予備的な調査では、それらの個体の死亡は高齢と食糧(牧草)不足が原因と指摘した。
報道では、全個体がオスで銃創は確認されなかったとしている。死骸の一部は1,2ヵ月前のものであり、一部はつい最近死亡したものであった。一頭のみが他のヤクとの格闘で死亡し、死亡した全個体で体脂肪の減少が確認された。
[Moderator注:今回の記事と前の記事には複数の内容の相違が認められる。当時者による1次情報と現地当局が実施したとされる調査結果の提供を期待する。]

http://sank100.exblog.jp/


[1528] 台湾の件 そういえば 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 15:47  

台灣:在大陸探兒子染禽流感
男子非死於沙斯
http://www.sinchew.com.my/content.phtml?sec=4&artid=200505251932
一名老年男性的沙斯病毒測試呈陽性反應

SARSの陽性反応は出ていたとはあるんですが、これも否定されたんでしょうかね。いまいちわかりませんね。

日本語報道が出ていました。
台湾企業家が感染死亡の疑い
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d41062.html


[1527] 英科学誌ネイチャー 投稿者:とき 投稿日:2005/05/26(Thu) 15:19  

 報道は真にとってもいけませんが。以下引用。

常設の国際チームで対策を 鳥インフルエンザで提言

  25日付の英科学誌ネイチャーは、アジアで感染が広がる鳥インフルエンザに関する特集を組み、鳥インフルエンザが人間の間で流行すれば、世界人口の20% が感染、数カ月以内に3000万人の治療が必要になり、うち4分の1が死亡すると指摘した。専門家は、世界的なプロジェクトチームを常設して対応すること などを呼び掛けた。
 特集中でオランダ・エラスムス医療センターの専門家は、予防接種の効果を確かなものにするため、世界中の保健機関と農業専門家が協力し、国際的な標準となるワクチンを開発することを提案した。
(共同通信) - 5月26日2時54分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000008-kyodo-soci





[1526] 予期していたこととはいえ 投稿者:とき 投稿日:2005/05/26(Thu) 15:12  

 プロメドのメール情報には正直驚いています。
 現地の人ではなく、外部から入った人が亡くなったと。
 つまり、その地域はもうすでに、初めての感染者を死に至らしめる(致死率は不明)ほどの病毒性を持った何らかのウイルスのまん延常在(共生)地帯になっているということです。(あくまでもヒトヒト間感染が成立していれば。)
  そこの住民はもうすでに抗体を獲得していてウイルスと共存しているとみなさなければなりません。ウイルス「根絶」が前提であれば、ウイルスのキャリアも一 生移動禁止でゆくゆくは、隔離後に根絶やしということです(寿命まで封鎖するか、殺処分かということです)。非現実的です。しかも病気のでてない症状のな い人は、抗体検査をあえて強制的に実施しないかぎり区別できませんし、移動の制限も厳密には不可能ですし、人から逆にブタなどの家畜へ、そして鶏へ、そし て渡り鳥へと考えれば、もはやウイルスの拡大はとめようがありません。
 早急に、ウイルスの型を同定して、ワクチン製造に着手する必要がありま す。大流行を食い止めねばなりません。そのためには、まだ感染を受けていない地域で、まずは常在地域からの人の移動のあるところのワクチン処方です。本物 に感染する前に、あらかじめ擬似的に感染しておくということです。
 どうも今生きてる人々は『疫病』の怖さ、悲惨さをあまりにも知らな過ぎる。やはり、それこそ『歴史』は繰り返されると同時に、『歴史』からほとんど学ぶことを知らない。再び愚かなネグレクトを繰り返すのか。

華禍―こんなに中華主義が怖いわけ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898310788
『第7章 世界を襲う中国発の疫病と地球汚染』



[1525] 靖国神社御参拝 投稿者:ここで一番 投稿日:2005/05/26(Thu) 14:14  

私は『靖国神社御参拝』に毎年行ってます。
行くと気になるのは『欧米人』特に『女性』が多いことです。

それを目当てに行っている訳でもないですが、
『欧米人女性』の『肌は非常に綺麗』だということに気がつきます。

特に十代の『欧米人女性』の肌はとても綺麗で見ているだけで、
何かただで見るのは悪いような気持ちになります(笑

はい?ですから貴方も『靖国神社』の『新年初詣』には是非行ってください。
年始から儲かった気分になれるかも知れません。

『欧米人』はさすがです。『宗教的』にも進歩しています。
『他民族』の『宗教』の存在をも何ら問題なく認めているのです。

正に『悪を憎んで、人を憎まず』の精神ですね。


[1524] 新潟の研究所が2001年にGMイネをコッソリ野外栽培 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 13:05  

GMイネ栽培の中止求める9146名の署名を提出=新潟のコメ農家、01年の栽培に驚きの声
http://www.jc-press.com/news/200505/052604.htm
  独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センターの北陸研究センター(新潟県上越市)が複合耐病性遺伝子組換え(GM)イネの野外 栽培実験を5月下旬に予定している問題で、新潟遺伝子組み換えイネいらない連絡会と日本有機農業研究会は5月24日、参議院議員会館で野外栽培中止を求め る集会を開き、9146名分の反対署名を同中央農業総合研究センターに手渡した。新潟県の農家や小売業、消費者団体、地元選出の国会議員は地元の理解を得 られないままでの栽培実施に対し中止を強く求めたが、同センターは譲らなかった。また、北陸研究センターは集会で、2001年に隔離圃場でコシヒカリなど 3種類のGMイネを野外栽培実験していたことも明らかにした。地元の農家らは「知らされていない」と驚きの声をあげた。詳細は2005年6月1日付「ニッ ポン消費者新聞」に掲載予定。

栽培してたのは食べたんですかね?イネはどのくらい花粉が飛ぶんでしょう



[1523] 手術中の大量出血防止指針作り着手 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 09:27  

手術中の大量出血、45%外科医に問題…麻酔学会調査http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000101-yom-soci
日本麻酔学会は、日本輸血学会と共同で大量出血防止の指針作りに着手するとともに、外科系の学会にも指針作成への協力を求める方針 だそうです。

プラセンタの乱用と献血問題も早く対策してもらいたいです。。。
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/seikei/1114833596/


[1522] ブラジル牛肉界が動き出しているようです 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 09:22  

ロドリゲス農相は十七日、輸出用肉牛の全頭制追跡調査システムの設定を提案した。狂牛病(BSE)対策で米国が不可能だとした全頭制検 査を、ブラジルが先取りする考えだ。リベイロン・プレット市で開催されたアグリショウに出席した十七州の農務長官が具体策について話し合った。詳細は六 月、ブリュッセルで行われる畜産衛生会議で発表予定。(抜粋)
http://www.nikkeyshimbun.com.br/050525-36brasil.html

これはトレーサビリティーでしょうか。検査も入っているのかな?


[1521] EUの見解だそうです。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 09:15  

EU OIE/BSE基準に関する立場を発表 骨なし肉無条件物品化を条件つき支持
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05052501.htm

EUが合成ホルモン剤使用肉が問題だ、として使用や輸入をストップしているという前提も、日本の消費者はこのついでに考える必要もありそうですね。


[1520] 「北の家族」で食材偽装 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 07:46  

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=NGK&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2005052501002392
「「知床地鶏のサラダ仕立て」に、ブラジルや中国産の鶏肉を使用したり「十勝牛の火山噴火焼」に米国産牛肉を使っていた。」

輸入が再開した暁にはどうなりますことやら。


[1519] Re:[1518] [1504] ProMED-mailにも投稿されたようですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/26(Thu) 07:21  

中国・青海省の鳥インフルエンザのヒト死亡説ですが、英語情報でも、このようにhttp://www.recombinomics.com/News/05250505/H5N1_Qinghai_Human.html出始めましたね。
このサイトhttp://www.recombinomics.com/News/05250507/H5N1_Qinghai_Human_11.htmlの情報は、一番最初のboxun.comの中国語情報を翻訳したもののようです。
ProMED-mailにも、このようにhttp://www.promedmail.org/pls/askus/f?p=2400:1001:5023659350400870385::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,29040掲載されたようですね。
このProMED-mailの投稿「AVIAN INFLUENZA, HUMAN - CHINA: SUSPECTED, REQUEST
FOR INFORMATION」によりますと、先月4月の終わりから、人への感染が始まり、少なくとも、6人が鳥インフルエンザに感染死していて、これらは、すべて、地元の人ではなく、よそから来た人としていますね。
二人は、成都から来た男女一組、もう一人は、 重慶から来た男の人で、残りの三人はどこから来た人か、わからないとしています。
また、中国副首相は、鳥インフルエンザの人感染死が発生したために、この対策のために、日本から急遽帰国したと書いていますね。
また、この記事「HEALTH Back to Health Main China denies reports of human cases of H5N1 flu infection, WHO says」http://www.canada.com/health/story.html?id=5bfe46cf-d4ff-447d-9a84-45841694f54bでは、このProMED-mailの記事をめぐって、WHO側が中国側に確認したところ、その事実を否定したと書いています。
さらに、このサイトhttp://www.recombinomics.com/News/05250507/H5N1_Qinghai_Human_11.htmlでは、死亡者数が6人から11人に増え、感染者数は、51人から121人に増えたとしています。

http://www.promedmail.org/pls/askus/f?p=2400:1001:5023659350400870385::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE


[1518] Re:[1504] 中国・青海省の鳥インフルエンザのヒト死亡説−新たに地区別感染死亡数リストまで出てまいりました。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/26(Thu) 06:37  

投書;青海禽流感死者家屬因泄露疫情集體失蹤
http://www.epochtimes.com/b5/5/5/25/n933943.htm
【大紀元5月25日訊】
笹山さん、大紀元という報道も、ご紹介の内容を「投書」という形で掲載したようです。

その前の報道ではお名前?
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/05/200505232206.shtml

台湾の報道ですが「大陸と香港のインフルエンザが多い」みたいなこと書いてますね。「但大陸與香港的流感病例數仍不斷攀升」その他A型肝炎やデング熱なども報告が多いそうです。
http://www.appledaily.com.tw/News/index.cfm?Fuseaction=Article&NewsType=twapple&Loc=TP&showdate=20050526&Sec_ID=5&Art_ID=1802738

その他情報源です。
RTHK(中文) 香港のラジオ局
http://www.rthk.org.hk/rthk/news/expressnews/


[1517] Re:[1516] 戒厳令、(情報)封鎖 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/25(Wed) 23:27  

ときさん。
ほんとに、いやになってしまいますね。
SARSと口てい疫と、鳥インフルエンザの大合しようというわけですね。
http://renminbao.com/rmb/articles/2005/5/24/36052b.html
では、中国副首相突然の帰国は、北京大規模の口蹄疫発生によるものではないと、否定していますが。

http://renminbao.com/rmb/articles/2005/5/24/36052b.html


[1516] 戒厳令、(情報)封鎖 投稿者:とき 投稿日:2005/05/25(Wed) 22:19  

昨日ご紹介いただいたサイトに、口蹄疫と鳥インフルエンザに関する新しい記事が出ています。

SecretChina
http://www.secretchina.com/

エキサイトウェブページ翻訳
http://www.excite.co.jp/world/chinese/web/

マレーシアは、緊急に生きた鶏と鶏肉の輸入を禁止したようです。
村ごとヒトを含めて焼き払うなんていうムチャやってなければいいですが。(やりかねない。)



[1514] Re:[1512] [1510] [1506] [1505] 台湾で気になる患者さんが出たようですが。。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/25(Wed) 21:18  

ときさん、まりちゃんさん。
いろいろ出てきますね。
香港タイプのようですが、たしかなのでしょうね。
広東へは、青海から、家禽の出荷がなされていたようですし。。
口蹄疫のほうは、人的被害は出てないようですが、原因は、どちらなのでしょうか。
外務省では、今日の夜になって、中国からは、「緊急公務」はあったとの連絡があったようですね。

http://www.vetscite.org/publish/articles/000041/img0006.jpg


[1513] 今朝の大紀元時報の記事 投稿者:とき 投稿日:2005/05/25(Wed) 21:05  

中国副首相突然の帰国、北京大規模の口蹄疫発生か?(05/05/25 07:33)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d73977.html

『中 国農業部は疫病の発生10日後に初めて、国際獣疫事務局(OIE)に対して、中国江蘇省や山東省で口蹄疫の発生を報告したが、北京郊外でも同様な疫病の発 生があったことに触れなかった。しかし、北京郊外で発生した口蹄疫の情報が少ないため、中国政府側は再び大規模の疫病発生事実を隠す疑いが出ている。』



[1512] Re:[1510] [1506] [1505] 台湾で気になる患者さんが出たようですが。。 投稿者:とき 投稿日:2005/05/25(Wed) 20:59  

 問題は、A型のうちのN?H?型かということですね。
 A型はすべて、鳥インフルエンザ起源です。


[1510] Re:[1506] [1505] 台湾で気になる患者さんが出たようですが。。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/25(Wed) 20:39  

台湾のヤフーから別報道です。
SARSじゃなくてインフルエンザのA型に確定とか
書いてあるようですが?匿名電話でわかったみたいですね?

確定是A型流感病毒,並非SARS
http://tw.news.yahoo.com/050525/39/1vinj.html
台湾ヤフーでは現在トップに報道されてますね。
http://tw.news.yahoo.com/

台灣確定父子染A型流感
5月 25日 星期三 18:40 更新
http://hk.news.yahoo.com/050525/12/1cv4b.html
ちょっと前の詳細 広東から出る飛行機で帰国?の五十七才の方とのことでした。
http://hk.news.yahoo.com/050525/12/1cuyv.html
香港ヤフー
http://hk.news.yahoo.com/
http://hk.news.yahoo.com/china/general/all/index.html


[1509] 農水・厚労省から意見とりまとめだそうですが 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/25(Wed) 20:23  

食品に関するリスクコミュニケーション(米国産牛肉等の
リスク管理措置に関する意見交換会)(5月13〜20日)の概要
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050525press_7b.pdf

あの意見交換会の意見や情報がなんでこれだけになっちゃうかな、という気もしますが。委員は「今回は」議事録とアンケート結果「全部」に目を通していただきたいものですね。

と きさん、疾病対策についてはもう一つ、「大本営発表」にご注意、ということでしょうか。SARSのときは、米国などがどんどん本国に自国人を撤退させてい るときに、日本大使館は「中国政府の言うことを信じる」でしたっけ。それを発表した翌日に中国政府はSARS蔓延を認めたんですよね。


[1508] 疾病対策も内政干渉になる? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/25(Wed) 19:44  

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成17年(2005年)5月26日(木曜日)
通巻第1132号 より

(読者の声1)貴誌1131号「鳥インフルエンザ」の件ですが、ベトナムや北朝鮮で流行したわけですから、科学的にも中国で流行しない方がおかしいのです。
 また昨年から懸念されていたことですが、従来は鳥から鳥、鳥から人、鳥から哺乳類への感染が確認されていますが、人から人への感染は稀でした。しかしウイルスの変異により人から人への感染の可能性が濃厚になってきました。
 一般にインフルエンザのウイルスは中国中南西部などで野鳥から豚に感染し、豚の体内でウイルスが変異し、新しい型のウイルスになり、それが人に感染します。このウイルスが人から人への感染が可能な変異を遂げていれば、爆発的流行になります。
 新しいウイルスは症状が激しい傾向にあり、かつ人には免疫がありませんから、かつてのスペイン風邪のように大流行になる可能性があります。
日本でもワクチン開発が進められていますが、確か、既存のインフルエンザの坑ウイルス薬が効くはずです。
 WHOも警戒を強めています。
昨年は日本でも一部の医師は大流行を想定して、治療薬の備蓄をすべきだといっていました。
もし中国で人から人への感染が確認されたら、世界的大流行の危険があるということになります。これを封じ込めるには中国政府の情報公開が必要ですし、WHOが現地に乗り込む必要があります。
SARSの防疫に関しては日本の医療チームがベトナムでの封じ込めに成功しています。中国は日本の協力が必要なはずです。(KY、医事評論家)

(宮崎正弘のコメント)まことに中国こそ日本の協力を必要としており、日本なくして存在できないのですが、日本ではあべこべのことを言い募る輩がいますね。ウィルス対策、万全を期せるのでしょうか?

(以上引用おわり。)

 ウイルスには国境はないのですが、発生源国が、国家の姿勢として、自国がよければそれでいいということであれば、もうすでに国際的なウイルス対策は破綻しているだろう。
 まん延防止も図ることができなければ、拡大も阻止できない。不顕性感染のキャリアが必ず出現し、本人が自覚のないまま、ウイルスのまん延を促進することが必ず起こる。
 おそらく、今回のが新型であれば、ほぼ対策は失敗し、なるようにしかならない状況になることを覚悟しなければならない。ワクチンができるまで。こればっかりは、自分の生来のウイルス感受性まかせだ。金持ちも貧乏人もない。



[1507] 対策 投稿者:とき 投稿日:2005/05/25(Wed) 19:01  

 日本に入ってきたら(もうきてるかもしれない)、むやみに人ごみの中へ出て行かない、建物(閉鎖空間)のなかでの集会などにいかない、それしかさける手立てはないでしょう。電車もアウトですね。(あまり神経質になってもいけませんが。)
 基本的には感染症のブレイクから、公は身を守ってくれませんし、とはいっても、法令では明確な対策を今の段階では示すことができません。丹念に情報を個人的に気を配り、それこそ『自己責任』で守るしかありません。




[1506] Re:[1505] 台湾で気になる患者さんが出たようですが。。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/25(Wed) 18:47  

死んだ方の息子さんのガールフレンドが、スチュワーデスで、勤務停止になったと書いてありますね。
なんだか、わけがわからなくなってきました。
台湾情報と、香港情報のほうが、リークは大きいとは思いますが、どこまで、本当にしたらいいものか---。


[1505] 台湾で気になる患者さんが出たようですが。。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/25(Wed) 18:13  

大陸からきた方がSARSを疑われて、お父さまの方は亡くなられ、息子さんが高熱を出して、しかし云々(^^;
http://www.excite.co.jp/world/chinese/

台灣‧大陸經商染沙斯病逝?衛生局:沒有這回事

http://www.sinchew.com.my/content.phtml?sec=4&artid=200505251009


[1504] 中国・青海省の鳥インフルエンザのヒト死亡説−新たに地区別感染死亡数リストまで出てまいりました。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/25(Wed) 16:49  

奇怪なことに、中国・青海省での鳥インフルエンザによるヒトの感染情報で、新たに、地区別死亡者リストが、漏洩されました。
簡体文字ですので、ブログの記事「ヒト感染の鳥インフルエンザは、本格的に世界流行の段階へ突入」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=281のほうに掲載しておきますので、そちらのほうをご覧ください。
原文http://www.peacehall.com/news/gb/china/2005/05/200505251456.shtmlでは、各地区ごとの感染者数と死亡者数が明記されています。
感染者総数は、78名、死亡者数は、121名とのことです。。
リスト以外に、感染者・死亡者とも、続々増えているといいます。
死体は、すでに、早急に火葬に付されているといいます。
うわさを聞きつけて、各地区から集まってきた被害者の親戚が、確認した情報であるといいます。

でも、本当なんだろうか、というのが、まだ、率直な私の感想ですが、地区別の感染者・死亡者リストもあるところから、信憑性が高くなってきているものとも、かんじられます。

http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=281


[1503] 「ウイルスを根絶、制圧」 投稿者:とき 投稿日:2005/05/25(Wed) 14:33  

 それは、人間の一方的な妄想・幻想の類です。
 なかなかそれを理解できない。でもそれを理解しなければ、ウイルス感染症は克服できない。
 自然に順応していくという、一番シンプルで素直な対処が、人間の英知と思う。
 ワクチンという擬似感染ではやく経験するか、感染をうけても、ウイルスの増殖条件をあらかじめ知っておき、最も軽度の病状ですまして死なないようにする、それしかない。それは人間のみならず、経済動物も同じだ。
 無知が、あらゆる精神の貧困から生じる歴史上の悲惨を生じせしめたと思う。近くは、らい予防法、薬害エイズ、水俣病、遠くは、中世の魔女狩りや、ユダヤ人大虐殺や、いまもかの国である、民族浄化やジェノサイド。



[1502] 鳥インフルエンザのパニックとヒステリー 投稿者:とき 投稿日:2005/05/25(Wed) 14:11  

フィリピンでオウム500羽処分、鳥インフルエンザ懸念で
2005年 05月 24日 火曜日 19:36 JST
http://www.reuters.co.jp/newsArticle.jhtml?type=worldNews&storyID=8586597

ベトナム政府、鳥インフルエンザ防止対策を強化
http://www.thewatch.com/news/t/0301-523.htm

 もはや、「ウイルス」という「幽霊(概念)」は、国境を超えて飛び始めた? 
 排除、根絶、駆逐、制圧ではなく、順応、馴致、未経験よりはあえて経験するさせる、という考えになるのはいつの時代になるのか。かつては、そうやって、生物はこれまで、生き延びてきたのであるが。
 人類の叡智は、自然を征服できるという思い上がった認識から、自然(環境)といかに共生していくかに認識を転換しなければならないのだが、なかなか理解できないようだ。

環境と文明の世界史―人類史20万年の興亡を環境史から学ぶ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896915364



[1501] Re:[1498] OIEの会議には誰が出席してるんでしょうね? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/25(Wed) 13:29  

小澤さんは、合意が成立しなければ、7月中までに専門家会議で、レビューをするといっていますね。
7月中といえば、アメリカ−カナダの国境差止め命令のモンタナ地裁の最終ヒアリングがあるし、日米プログラム合意の見直し期限でもあるし、なんか、押せ押せムードですね。

He also said that the basic direction of the draft is likely to be approved but that if an agreement is not reached during the meeting, specialists will have to review the revisions in detail around July.


[1500] Re:[1497] 中国の口蹄疫 英語の報道 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/25(Wed) 13:22  

Chaosさん。
ありましたか。
略称で「FMD」ということがおおいようですね。
前の山東省と江蘇省の分は認めても、北京の分は、認めないというのは、どういうことなんでしょうかね。
国としては、すでにバッドマークがついているのだから、同じようもんでしょうが。
それとも、法輪功関連とうわさされるサイトからの暴露だったからでしょうか?



[1499] 議案毎に政党を選択する政治 投稿者:ミネ 投稿日:2005/05/25(Wed) 12:56  

首相の郵政民営化に賛同、しかし靖国参拝については民主党を支持したいという人々はかなりおられるでしょう。投票でたったのT票しか与えられていない現在の間接政治は主権侵害と見られなくもありません
重要5議案程度には政党を選択できる制度を提唱しています
ホームページをご覧下さい

http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/


[1498] OIEの会議には誰が出席してるんでしょうね? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/25(Wed) 12:55  

笹山さん、OIEの小澤義博氏が何か発言されてますよ。
Japan needs scientific basis to oppose int'l BSE rule: OIE official
http://asia.news.yahoo.com/050525/kyodo/d8a9sa1g1.html
私は、OIEが、BSE検査の見直しを4年に1回しかしない、という、まるでオリンピックな話をきいて仰天しましたが。


[1497] 中国の口蹄疫 英語の報道 投稿者:Chaos 投稿日:2005/05/25(Wed) 12:19  

Chaosです。

口蹄疫は英語でも報道されていました
http://www.cbc.ca/storyview/MSN/world/national/2005/05/23/footandmouth050523.html

BEIJING - Chinese authorities are reported to have slaughtered at least 2,000 cows as they try to stop the spread of foot-and-mouth disease.

英語表記が人間の手足口病と似てるので、混乱します。(^_^;)


[1496] 日本のマスコミ 投稿者:とき 投稿日:2005/05/25(Wed) 11:33  

 今回の疫病猛威の中国関連の事実をほとんど報道しない。
 類推するに、それを報道することによって不利益を被るのは、中国より、日本の貿易にたずさわる企業であるからなのだろう。はたして事実を報道しないことが『国益』といえるのだろうか。

 疫病(ウイルス)には国境はない。セキュリティーコントロール(危機管理)や広い意味での国防を考えたとき、この問題を少し甘く考えてはいないだろうか。

 目先の銭儲けのために、人間とそれをとりまく経済動物の安全は後回しのようだ。BSE問題と同じく。



[1495] Re:[1482] 中国の口蹄疫隠蔽事情 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/25(Wed) 09:56  

1482と1490でときさんから、「中国で口蹄疫牛数千頭を処分、香港紙が報道」との読売新聞の報道をご紹介いただきましたが、以下のサイトによると、どうも、そのようなことのようですね。

このサイトhttp://www.secretchina.com/news/gb/articles/5/5/24/115015.html
は、香港の「自由時報」の記事として、次のように書いています。
北京当局は、口蹄疫蔓延阻止対策に有効な処置策をとっていないばかりか、メディアに対して、その事実を隠しているといっています。
5月24日付けの香港文匯報と南貨早報は、北京北部郊外の延 慶 区で、二週間前から亞洲一型の口蹄疫(中国語では「五號病」)が発生し、二千頭以上の牛が、口蹄疫にかかったと報じたが北京市農業局は、その事実を否定したといっています。
これらの牛は、地中に埋められ、その後、報道管制が敷かれたといいます。
また、中央日報によると、このサイトhttp://www.cdn.com.tw/daily/2005/05/25/text/940525g7.htmのように、 この付近は、戒厳令(マーシャルロー)のもと、通行立ち入り禁止になっており、近所の慶河食品公司の話によると、9日間も警官がガードしていて、地区内の住民も、地区外との横行を禁じられている状態であるといいます。
処理した牛一頭に対して、六千元の補償費が出たといいます。
下記サイトもご参照
http://www.appledaily.com.tw/News/index.cfm?Fuseaction=Article&NewsType=twapple&Loc=TP&showdate=20050525&Sec_ID=7&Art_ID=1799017
http://www5.chinesenewsnet.com/MainNews/SocDigest/Health/2005_5_24_16_1_13_521.html
http://ny.libertytimes.com.tw/2005/NEW/May/25/today-ch1.htm
http://news.yam.com/cna/healthy/200505/20050524161544.html
http://www.wenweipo.com/news.phtml?news_id=CH0505240027&cat=002CH

http://www.cdn.com.tw/daily/2005/05/25/text/940525g7.htm


[1494] Re:[1492] [1491] [1489] 中国衛生部当局は、「青海地区鳥インフルエンザでヒトも死亡説」報道を否定 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/25(Wed) 08:02  

下記のようですが、一部、報道管制が敷かれているような節が見られますね。

「青海地区鳥インフルエンザでヒトも死亡説」報道を、中国衛生部当局副主任の毛群安氏は、否定した。
これに対して、香港中文大学微生物学副教授の陳基湘氏は、「その可能性は大いにある。われわれは、今、大規模での流行を懸念している。」といっている。
http://www.voanews.com/chinese/2005-05-24-voa45.cfm
http://www.epochtimes.com/gb/5/5/24/n932731.htm

この中国当局が否定しているニュースというのは、1489で書いた次のニュースです。

http://www.secretchina.com/
http://www.secretchina.com/news/articles/5/5/24/114948.html
http://www.kanzhongguo.com/news/articles/5/5/24/114948.html

「青海省の鳥インフルエンザで、5月24日になって、鳥インフルエンザで、121人が死亡し、消毒作業などに従事していた医療関係者11人も死亡した。現在千三百人以上の住民が隔離されている。」

http://www.voanews.com/chinese/2005-05-24-voa45.cfm

[1493] 共同通信の記事ですが 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/25(Wed) 07:39  

夏に向け輸入条件を審議 一部委員に不満、曲折も
http://c11om4bv.securesites.net/newspack/modules/news/224146012.html
い つも「一部委員」とか「少数の委員」とか書かれるんですが、食品安全委員会を傍聴していると、吉川座長、山本委員+αの一部を除いて?殆ど全員が「不満」 を持っているように見受けられますが。だいたい、「月齢で区切るのは科学ではない」というのは吉川座長も同内容を発言してましたがねぇ。共同通信配信で。
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/bse/news/0907-479.html


[1492] Re:[1491] [1489] 鳥インフルエンザで、人も死んでいるって?これ、誤報であればいいのだが。  投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/25(Wed) 06:27  

笹山さん、政府は否定しているという報道がありました。
http://www.voanews.com/chinese/2005-05-24-voa45.cfm
翻訳ソフト
http://www.excite.co.jp/world/chinese/web/

SARSのときも当初は、断固として否定してませんでしたっけ。



[1491] Re:[1489] 鳥インフルエンザで、人も死んでいるって?これ、誤報であればいいのだが。  投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 23:44  

>http://www.secretchina.com/
>http://www.secretchina.com/news/articles/5/5/24/114948.html
>http://www.kanzhongguo.com/news/articles/5/5/24/114948.html
笹山さん、このニュース気になりますね。


[1490] Re:[1487] [1481] こんな説もありますね。 投稿者:とき 投稿日:2005/05/24(Tue) 22:02  

 中国関連ニュースを眺めておりましたら、やはり、どんどん削られているのは、口蹄疫のニュースです。今回は鳥インフルエンザの対策で はなくて、口蹄疫対策を急いだと考えたほうが無難ではないでしょうか。というのも、いまやモンゴルは中国向けの一大カシミア供給地となっているようですか ら。陸続きであるモンゴルの経済材の感染症からの防疫対策とその後の貿易のつながりを考えれば、まずは中国国内の感染症対策と情報統制対策の諸々の緊急の 機密連絡を大連でとる必要があったものと思われます。
 それとおそらく、まともな口蹄疫対策をとっていれば、相当の家畜を消費せずに焼却あるいは 埋却処分しなければなりません。(あとあとの感染発覚の怖れを考えればやらざるを得ない。) となれば、食糧としての牛、豚、羊、ヤギも不足する事態もあ りえます。となれば、モンゴルからの供給も考えておかないとダメでしょう。そのためには、モンゴルの防疫体性にも気配りしておかないとダメなのではないか と思います。すべて中国の国益優先の緊急的な行動だったと解釈いたします。
 しかし、さすが外交巧者中国だと思います。これまでを、靖国問題やそ の他の日中間交渉問題にすり替えてしまいましたね。ネット内でも『疫病』問題だと強く認識する人はごくごく少数のようです。ほとんどが、マスコミの論調と か映像にどんどん煽られたような発言ばかりです。これでほぼ中国内の『疫病』問題からは意識をそらさせることに成功しています。
 議論になっているのは、おそらく、ココだけですね。やれやれです。日本人は、『疫病』の恐怖もすっかり忘れた、平和ボケそのものです。この国は、このまま憲法9条を改正あるいは破棄なんてとてもできる国民ではありません。
 なんたって、「危機管理」の意識がない国民性ですから。実際コトが起こって、犠牲者が相当数出てからでないと、動き始めることはないでしょう。残念です。



[1489] 鳥インフルエンザで、人も死んでいるって?これ、誤報であればいいのだが。  投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/24(Tue) 22:02  

この数時間のうちに、大変なニュースが入ってきた。
誤報であればいいのだが。
このニュース
http://www.secretchina.com/
http://www.secretchina.com/news/articles/5/5/24/114948.html
http://www.kanzhongguo.com/news/articles/5/5/24/114948.htmlなのだが、「青海省の鳥インフルエンザで、5月24日になって、鳥インフルエンザで、121人が死亡し、消毒作業などに従事していた医療関係者11人も死亡した。現在千三百人以上の住民が隔離されている」というのだが。
本当なのでしょうかね?
下記検索では、このニュースだけが、そのことを伝えているのだが、まだ、真偽のほどはわからない。
中国語なので、間違っていたら、ごめんなさいね。

また、このサイトの終わりのほうには、中国は、公式発表していないが、中国副首相が、日本から急遽帰国したのは、、鳥インフルエンザ対策のためであったと書いていますね。

http://news.google.com/news?hl=zh-CN&ned=cn&ie=UTF-8&scoring=d&q=%E7%A6%BD%E6%B5%81%E6%84%9F%E3%80%80%E3%80%80%E9%9D%92%E6%B5%B7%E3%80%80&btnG=%E6%90%9C%E7%B4%A2%E6%96%B0%E9%97%BB


[1488] Re:[1479] インターネット上の医学の情報源 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/24(Tue) 21:38  

まりちゃんさん。
これはいいサイトhttp://www.llrx.com/features/medical2005.htmのご紹介、ありがとうございました。
早速リンクさせていただきます。
ところで、今日の夕方の12チャンネルのニュースで、金子先生のインタビューが出ていましたね。
ようやく、マスコミも、無視できなくなってきたということでしょう。



[1487] Re:[1481] こんな説もありますね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/24(Tue) 21:31  

ときさん。
日本のマスコミでは、中国副首相のドタキャンが、靖国問題ということで、統一されていますが、このサイトhttp://www.recombinomics.com/News/05240501/H5N1_Qinghai_Evolution.htmlのように、このようにうがった見方を、まだしているところもありますね。
つまり、中国副首相が、モンゴルに飛んだのは、インドから青海湖を経て、渡り鳥のフライウェイは、その真北のモンゴルを経て、ロシア南部のバイカル湖に向かうとして、それで、ちょうどそのフライウェイの線がクロスhttp://www.thaiwaterbirds.com/eng/map_ne_waterfowls.htmlするモンゴルに向かったのだとしていますが。
中国の渡り鳥のフライウェイは、このサイトにありますが、このサイトの図http://www.wetlands.org/IWC/awc/waterbirdstrategy/docs/Flyway-Website/china.htmの中の14の数字のあたりが青海湖で、そのちようど真北の緑色の点が二つあるあたりが、モンゴルで、さらに北にある赤点あたりがバイカル湖です。
http://www.recombinomics.com/News/05240502/H5N1_Qinghai_Overlap_Flyways.htmlに よれば、このフライウェイは、 the East Asia Flyway とthe Central-South Asian Flywayとちょうど間にあって、しかも、その発信点は、津波で消毒の行き届かない、スリランカ・バングラディッシュであるところから、渡り鳥は、この 二つのフライウェイを、忠実に、H5N1ウィルスを運んで北上してきているというわけです。



[1486] Re:[1484] [1472]イースト・ブリオンと、哺乳類ブリオン 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/24(Tue) 20:17  

虹屋さん。
EDEMたんぱく質の働きについては、このページには書かれていませんね。
このページhttp://www.glycoforum.gr.jp/science/glycogenes/04/04E.html
http://www.fhcrc.org/labs/stoddard/Conj544/Glycosylation/hosokawa_2001.pdf
が永田さんの研究のページのようです。
日本語版はこれhttp://www.frontier.kyoto-u.ac.jp/bf01/project/pro_edem.htmlなのでしょうか?
holdとmisholdの違いがわかりませんでした。
奥の深い研究のようですね。
ご紹介のサイトの中に、プリオンとシャペロンとを結び付けようと研究されている学者として、Susan Lindquist(シカゴ大学)氏を上げていました。
このサイトhttp://chronicle.uchicago.edu/980108/madcow.shtmlでは、「イースト・プリオンとバクテリア・シャペロンと哺乳類プリオンには、驚くべき類似性がある。」と書いてありますね。
また、このサイトhttp://www.mad-cow.org/chaperones.htmlで は、「哺乳類プリオンは、PrPScを決定し、イースト・プリオンは、Sup35を決定し、相互の関係は無いが、この両者は、たんぱく質の適合過程におけ る自己増殖的変化において、共通の伝送モードを共有している。PrPScとSup35の適合過程においては、共通の生化学的類似性が見られ、その共通項が バクテリア・シャペロンである。」というようなことが書いてありますね。
この酵母の中のプリオン(Yeast Prion)と、哺乳類のプリオン(Mammal Prion)との関係というのは、面白いですね。
ひょっとして、われわれは、プリオンについて、何か、重大な勘違いをしているのかもしれませんね。




[1485] 毎日新聞の小島正美さんの記事 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 19:12  

食の安全:海外で徹底 国内メーカー、原料から管理
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shoku/news/20050524ddm013100054000c.html
読んでいて思いましたが、SPF豚はある「指定された」病原体がいないというだけで、そのなかには例えば問題になったE型肝炎ウイルスとか、その他の病気は入っていないんですよ。「無菌豚」という表現で時々いわれていますけど、「無菌豚」の場合は誤解を招く表現ですね。
 企業の、飼料から管理の動き、というのはとてもありがたいことですが、問題はそれらを詳細にわたって公開していないということでしょうか。これからますます期待したいですね。

味の素さんは、「製造工程中で分解されれば表示義務なし」というお豆腐や麺、肉や魚、菓子の加工につかう添加物、トランスグルタミナーゼなども製造されてますが、そういうのも表示してもらいたいなぁと私は思ったりします。


[1484] Re:[1472]投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/24(Tue) 17:57  

> ところで、『マイクロシン』という名の「超酸化水」が、細菌やウイルス、また死滅しにくい胞子も食いつぶしてしまうという興味深い記事がありました。
これは、食品添加物の電解水ではないかと思うのですが。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1106-2.html
こ の酸性水は既に病院などで器具の消毒などに使われています。原理は、塩素殺菌。日常的なところでは、アルカリイオン浄水器で+側にでてくる飲用にしないほ うの水が一番近い。アルカリイオン浄水器も万病に効くといって販売しているので、これもその手の記事ではないでしょうか。

シャペロンで笹山さんの取り上げているページの内容は、
http://www.jst.go.jp/pr/report/report296/
「細胞内におけるタンパク質の品質管理の主役が明らかに」
とほぼ同じですか?なにせ日本語しか使えませんので、お尋ねします。

特定領域研究(A)「タンパク質の一生:細胞における成熟、移動、品質管理」オフィシャルサイト
http://www.res.titech.ac.jp/~seibutu/lifeofproteins/home.html
のニューズレター2に「プリオンと分子シャペロン」という記事があります。
http://www.res.titech.ac.jp/~seibutu/lifeofproteins/netscape/topics/cpn_no2.pdf



[1482] どうやらトリよりもこっちのほうを隠蔽したい? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/24(Tue) 16:10  

中国で口蹄疫牛数千頭を処分、香港紙が報道

 【香港=関泰晴】23日付の香港英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」は、中国・北京郊外で家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫が発生して、数千頭の牛が処分されたと報じた。

 感染拡大防止策として、警察当局が現場区域の道路を封鎖する措置を取っているとしている。

 同紙に対して、中国政府は、北京郊外での口蹄疫の発生を否定した。だが、中国メディアの記者は発生状況を報道しないように警告を受けているといい、牛肉や豚肉などの輸出に影響が出ることを恐れ、中国当局が情報を隠している疑いも出ている。
(2005年5月23日22時34分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050523id25.htm

口蹄疫の影響は、貿易上、トリよりも桁違いに大きい額です。



[1481] 情報操作(すり替え)でしょう 投稿者:とき 投稿日:2005/05/24(Tue) 13:25  

どちらの側からの操作かは判断しかねますが。

副首相会談キャンセル理由に「靖国」、中国が示唆(読売新聞) - 5月24日12時55分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050524-00000004-yom-int

疫病がまん延しているとみなされると、今後明らかに国家運営には支障が生じます。畜産業、貿易、観光、イベント、などなど。

人の都合で事実を捻じ曲げようとしても、それははかない抵抗となるような気がします。自然の力、とくに『疫病』には克てない。疫病は戦争と同様、歴史を変えてきたのですから。戦争以上かもしれないとも思います。

『さ て呉儀の急な帰国については私はひとつの可能性を指摘しておきたい。靖国問題についての嫌がらせとしてはあまりに稚拙であるという点だ。むしろそれがらみ ではないというニュアンスが支那からは伝わってくる。とすれば何か。呉儀は衛生部門を担当する副首相だ。不潔大国支那では衛生部門は重要なポジション。そ の担当部署で何かがあったのではないか。SARSかあるいは私たちの想像を絶した病気があの汚穢国家では発生しても不思議ではない。呉儀は大連までだけ 戻って外遊を続ける。その理由は「通信」だ。たとえ大使館であっても盗聴されたくない国家機密事項が衛生部門で発生した。しかし動揺を見せることはできな い。だから日本側にも笑顔を見せつつ帰国という無礼をやってのけるという奇妙な行動に出た。それだけ衛生部門での突発事は重大なことなのだ。』
http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&log=20050524
 当たってる。ただし、細菌兵器ははずれです。




[1480] 鳥インフルエンザとヒトインフルエンザ 投稿者:とき 投稿日:2005/05/24(Tue) 12:09  

 佐賀の情報と全国流行の情報、有難うございます。
 A型といってもそれは正確ではありませんね。
推奨インフルエンザワクチンの構成(抄訳)
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/vaccinerecommendations.html
  A型は起源がトリインフルエンザです。(H1〜15、N1〜9の順列組み合わせで135通りの組み合わせが想定されます。)ヒトでおこっている強毒型はご く一部です。今起こっているH5N1はヒトにとって明らかに新型です。ヒトヒト感染も確実に起こっていますが、今のところまだ大流行に至っていないだけ で、非常に危惧されてきますた。これからです。
 H5N1型(まさにA型インフルエンザ)は鳥インフルエンザであると同時に、ヒトインフルエンザでもあります。それが人獣共通感染症ということです。
  中国の鳥の感染状況をみたとき言えることは、外から入ったものがそこで感染死が起こっているということは、ウイルスは、そこに居るものが持っていて、外か らその地域に入った鳥が感染を受けているということでもあり、ワクチンを用いなければならない方は実は(厳密に言えば抗体保有検査が必要ですが)、周辺地 帯や周辺国のほうです。

 おそらく中国は、このウイルスに関しては感染経験済みで、抗体をつくり耐性を獲得した生き残りが当たり前に生存 している状況になってしまっていると考えなければならないと思います。つまり、ワクチンはほとんど実質は意味を成さないということです。本当に用いなけれ ばならないのは、まだ耐性を獲得していない周辺国の方でしょう。

 口蹄疫も、牛はおろか、カシミアの原料であるヤギにも影響があります。 日本向けのカシミアをここ近年、無謀なくらいの増産体制をやっていましたね。無理やりの反自然の人間の行為に対する、自然からの反撃を受けているようで、 考えさせられます。ともかく産業的には大ダメージでもあり、モンゴルに拡大したらなおさら、ダメージが大きいでしょう。末端の生産者の苦しみはいかばかり か・・・。今の対策では、罹っても生かす死なさないという対策ではなく、生き残れるものも全部殺処分という方法ですから。いわば、中世の魔女狩りと同等の ことをしています。

 人間は、産業を守る、種を超えて人間にやってくる病原体を0にするという妄信のおかげで、ずいぶん莫迦な気違いじみた行為をやっているということにまだ気付けないようだ。




[1479] インターネット上の医学の情報源 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 11:21  

Researching Medical Literature on the Internet -- 2005 Update
http://www.llrx.com/features/medical2005.htm
面白いリンク集ができてますよ。診断マニュアルや視覚的な資料、ヤブ医者リストから医者ブログまで。でも情報最速のProMEDの紹介はなかったかな?

翻訳ソフト
http://babelfish.altavista.com/

お、真名さんありがとうございます。3月には報道してたんですね。今回の決算では報道なし?これだけ国民の注目を集めていることなんですがね。


[1478] 1475: 3月の報道ですが 投稿者:真名  投稿日:2005/05/24(Tue) 11:09  

http://www.yomiuri.co.jp/wine/news_g/20050303uj13.htm
▲ゼンショー・社長、「米国産牛も全頭検査必要」
牛丼チェーン大手「すき家」を展開するゼンショーの小川賢太郎社長は、読売新聞のインタビューに応じ、米国産牛肉の輸入再開の安全基準について「米国産牛も全頭検査をすべきだ」と述べ、骨や肉の質をもとにした月齢判別などによる輸入再開に批判的な考えを示した。
  外食産業の業界団体「日本フードサービス協会」などは、基準緩和による早期の輸入再開を政府に求めているが、「すき家」は昨年9月、豪州産牛肉を使って牛 丼の販売を再開して業績が上向いており、発言の背景には、米国産牛肉の輸入再開が遅れても、経営に影響が少ない事情もあるとみられる。
 小川社長は、「国内でBSE(牛海綿状脳症)が発生したとき、全頭検査をすることで落ち着き、翌年から消費が回復した。全頭検査は日本以外でやってないとの議論があるが、消費者の安心を優先すべきだ」と述べた。
 ゼンショーは2月28日、業績が悪化していた牛丼チェーン「なか卯」の株式33%の買収を発表し、「すき家」との合計店舗数で牛丼業界2位となった。
 小川社長は「規模の拡大で原料調達費を削減できる。それぞれのブランドを生かし、なか卯で牛丼の通常販売を再開するときは、味も価格もすき家とは違う牛丼にしたい」と話した。
(2005年3月3日 読売新聞)

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1477] おや?予測があたったのかな? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/24(Tue) 11:06  

【中国】呉儀の「重要公務」、鳥インフルエンザの可能性も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050524-00000003-scn-int
米AP通信は、中国政府が発表した「重要公務」について、「衛生部部長だった呉・副首相が、青海(せいかい)省で発生した鳥インフルエンザ問題を処理する必要が生じたため」と分析している。

と のことだが、これが本当だとすると、当初の「外務省首脳」から一転、実名を明かして、早とちりで、中国を「一国の首相が会う日程を組んでいるのに、理由も よく分からずに土壇場でキャンセルする。ちゃんと説明すべきだ。国際的、外交的マナーをどう考えているのか」と非難した町村外務大臣の先見力の無さが、今 度は問われる番ですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050524-00000003-scn-int


[1476] Re:[1465] やはり変だ。 投稿者:kazu 投稿日:2005/05/24(Tue) 11:05  

> インフルエンザ:4年生の1クラスが学級閉鎖−−伊万里 /佐賀(毎日新聞) - 5月19日17時40分更新
現在まで流行している原因は不明ですが、
ウイルスの型は、A香港型です
児童の5名/7名中から検出されています。

下記HPに記載があります。
佐賀県感染症情報センター
http://www.kansen.pref.saga.jp/report/IH100000.htm
http://www.kansen.pref.saga.jp/doukou/kako/1700/1719.pdf


[1475] すき家さんは全頭検査廃止に反対する 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 10:48  

Sukiya opposes relaxing BSE testing
http://www.japantimes.co.jp/cgi-bin/getarticle.pl5?nb20050524a6.htm
Sukiya restaurant chain opposes plan to ease test for BSE
http://www.japantoday.com/e/?content=news&cat=3&id=338121

日本フードサービス協会の中でも意見がわかれているんですね。しかしこういうことは日本のマスコミは報道しないんですね。国民が注目している件で、なぜ報道されないんですかねー。


[1474] 中国・青海省の鳥インフルエンザ発生は、4月半ばであった!!!! 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/24(Tue) 10:25  

サイトhttp://www.recombinomics.com/News/05230503/H5N1_Qinghai_519.html
によれば、中国・青海省での鳥インフルエンザ死数は、当初発表の178羽から519羽に修正されたという。
また、死んだ鳥の種類は、
bar-headed goose (Anser indicus)(インドガン) http://www.maudoc.com/maudocbirding/photos/anser/oca_in.htm
great black-headed gull (Larus ichthyaetus)(オオズグロカモメ) http://www.biol.uni.wroc.pl/komfaun/07_foto_ichthyaetus.htm
brown-headed gull (Larus brunnicephalus)(チャガシラカモメ)http://www.mangoverde.com/birdsound/picpages/pic67-28-1.html
ruddy shelduck (Tadorna ferruginea)(アカツクシガモ) http://www.oiseaux.net/photos/didier.collin/tadorne.casarca.4.html
great cormorant (Phalacrocorax carbo)(カワウ)http://pdubois.free.fr/espece.php?MyEspece=PHACAR
と、多種類にわたるものとわかった。
また、当初の発表では、5月はじめに、the Qinghai Lake Nature Reserveで、178羽のインドガンが死んでいたと発表していたが、5月21日になされた中国からOIEへの報告http://www.oie.int/Messages/050523CHN.htmでは、大量死は、4月15日から始まっていて、検査をしたのが5月18日、しかも、その鳥の種類は、インドガン一種類ではなく、少なくとも上記の5種類に及び、死んだ数は、178羽でなく、519羽であることが、わかったとしている。
また、三百万分ものワクチンが供与されたということは、さらに多くの鳥インフルエンザの拡大があることをあらわしているという。
これらの渡り鳥は、一日に千マイルの飛行をするという。
ということは、4月の半ばに大量死が発生しているとすれば、かなりの範囲で、すでに、鳥インフルエンザは、渡り鳥によって広まってしまっていることになる。
この記事http://www.cbc.ca/cp/world/050523/w052358.htmlでは、呉儀中国副首相が、突如帰られたのは鳥フル対策のためのように、最後ににおわせていますね。

http://www.recombinomics.com/News/05230503/H5N1_Qinghai_519.html


[1473] アジアの反日運動のその後はどうなっているのでしょうか 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 08:55  

いくつか気にかかる記事を拾いましたが
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=63345&servcode=300&sectcode=300
http://web.archive.org/web/20021114132234/www.asahi.com/national/update/1112/021.html
(下段は2002年のです)


[1472] Re:[1465] やはり変だ。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/24(Tue) 08:27  

ときさん。
ご紹介の佐賀県だけではないようですね。
インフルエンザで岡山市の小学校が学年閉鎖(岡山)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/20050520wm03.htm
季節はずれインフルエンザ流行(広島)
「初夏を思わせる陽気の中5月になってもインフルエンザの流行がおさまっていません。これは、例年にない異常な状況です。」
初夏なのにインフルエンザ(滋賀)
http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?kiji=5149
春になったが患者数横ばい 流行続くインフルエンザ(北海道)
「今冬猛威を振るったインフルエンザが四月下旬になった今も札幌市内でじわりと流行している。市が市内の五十六医療機関で一週間ごとに調査する患者数は、十八−二十四日の一週間で百五十七人と前週に比べ十七人増えた」
島根県内で季節外れのインフルエンザ(島根)
「島根県内で季節外れのインフルエンザで学年・学級閉鎖する学校が相次いでいる。先週から今週にかけて四校の三学年、四学級に上っており、県がうがいや手洗いの励行を呼び掛けている。」
http://c11om4bv.securesites.net/news/modules/news/article.php?storyid=101753004
紋別小インフルエンザで、きょう学校閉鎖に(北海道)
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/050422_2.htm

なんかきな臭いですね。
ところで、『マイクロシン』という名の「超酸化水」が、細菌やウイルス、また死滅しにくい胞子も食いつぶしてしまうという興味深い記事がありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050518-00000001-wir-sci


[1471] 農水省大丈夫ですかね(^^; 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 08:24  

フジチク長男の披露宴 農水・国税幹部ずらり
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-05-18/14_01_0.html

フジチク会長ら逮捕 豚肉関税脱税容疑で名古屋地検
http://www.asahi.com/special/bse/NGY200505120003.html

まるで農水省外郭団体 ダム工事処分のコンサル会社
局長クラス天下り、受注3年で300件
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-05-18/15_01_0.html

他の報道では見ない記事のようですが?



[1470] 国会での山内一也教授と沖谷明紘教授の発言 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 08:17  

BSE 全頭検査で安全確保 専門委員が緩和の動き批判
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-05-21/02_02_0.html
山内教授は
>「専門調査会の審議では、米国でのBSE汚染度、病原体の蓄積量、食肉の汚染度などとともに、飼料規制もはいってくる」と発言。
また、東京の意見交換会でも「色と骨」による月齢判別を根拠に農水・厚労省は説明していましたが、沖谷教授が、以下、発言してますねー。
> 『米国式格付けと月齢とを結びつける問題点をめぐって、高橋議員は「米国ではさまざまな交配種があり、肉質も違うのにアメリカが示したサンプルのデータ が、どの牛の種類でも成り立つのか」と質問。牛の月齢判別に関する検討会座長の沖谷明紘日本獣医畜産大学教授は、年間約三千五百万頭という「全部の母集団 を完全に反映しているとはいえない。それは不可能だ」と答えました。』


[1469] 全国食健連が招致した消費者運動活動家さんによる、米国の実態報告 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 08:08  

米検査体制に不備:緊急集会で米活動家 人への感染あいまい
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-05-22/15_02_0.html
ラルフ・ネーダーさんの片腕の方のようですね。

> 『BSE安全検査や特定危険部位の除去については、「日本の検査は政府が責任をもっているが、アメリカは政府の食肉検査官が直接、検査をしていない。食肉 企業が安全基準を満たしているとの前提で検査体制を見ているだけだ」と実態を明らかにしました。感染源の牛肉骨粉の規制措置は予算措置が不十分だと報告。 人への感染(変異型ヤコブ病)については、疑われる症例が複数報道されているとし、「米連邦政府があいまいにしようとしているため、不信をもった医者団が 病死した検体をイギリスに送って調べている」との実情を紹介しました。「アメリカの消費者も安心して牛肉を食べたいと思っている」とのべました。』(抜 粋)

お医者さんも不信に思っているんですね。


[1468] Re:[1463] このサイトは、金子清俊先生の「独り言」ですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/24(Tue) 07:57  

真名さん。
このサイトの「独り言再開」http://www.asahi-net.or.jp/~zd8k-knk/Prion/Director/Director.htmは、金子清俊先生の独り言ですね。
「最 後に、一言付け加えさせていただきます。米国産牛肉輸入再開問題に関連し、私の辞意が報道されております。その真偽の程云々の前に、今回の経緯、私の真意 を、次回の調査会で適切な場面があればお話したいと思います。食の安全、安心確保に向けて、建設的な方向を目指すことこそが、第一義的に重要です。その点 は決して忘れておりません。」
うわー。感動ものですね。
ところで、漫画週刊誌『ビッグコミックスピリッツ』( 小学館)http://spi-net.jp/index.htmlの今週号「美味しんぼ」に「牛肉の未来」と題して、アメリカ牛肉輸入問題やBSE問題が、よくまとまって書かれていました。
GAO報告なんてのも掲載されていて、ずいぶん勉強されてかかれたものと思われます。
ぜひ、ご一覧を。

http://www.asahi-net.or.jp/~zd8k-knk/Prion/Director/Director.htm


[1467] ◎北米産牛肉のリスク諮問(05/24 06:03:35) 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/24(Tue) 06:58  

http://www.minyu-net.com/news/2005052401000072.html
諮問対象は生後20カ月以下で、脳などの特定危険部位を取り除いた牛。同委や専門調査会の審議で、国産牛肉と同等のリスク(危険性)かそれ以下と答申された場合、早ければ夏にも輸入再開の可能性がある。 (←共同曰く)

特定危険部位を完全に取り除けるわけがないことを農水・厚労省は東京のリスコミでも、「はっきりと」認めたわけですが。
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/2364c0b9046c5e63aed236944b9a9e33
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/0a2e4459558beb8d921eb79753e6c8fa



[1466] 中国、口蹄疫もか? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/24(Tue) 01:33  

口蹄疫で数千頭処分=北京郊外、道路封鎖も−香港紙(時事通信) - 5月23日13時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050523-00000201-jij-bus_all

Yahoo!ニュース-感染症と衛生
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/infectious/?1101290639

疫病対策で大忙し。深刻だ。

口蹄疫Q&A
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/KouteiekiQ%26A.html
極東における口蹄疫の発生状況(第一報)(2000年4月末現在)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/Kouteieki-Ozawa.html



[1465] やはり変だ。 投稿者:とき 投稿日:2005/05/24(Tue) 01:17  

 なぜ今頃流行するのでしょうか?
インフルエンザ:4年生の1クラスが学級閉鎖−−伊万里 /佐賀(毎日新聞) - 5月19日17時40分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050519-00000216-mailo-l41
 まずは、本当にインフルエンザなのかと、そうであれば何型かという正確な情報が必要ですね。マスコミの情報も非常に中途半端で、もう少しきちんとした情報が欲しいものです。

佐賀県庁HP
http://www.pref.saga.lg.jp/portal/public/WH/FWHM0000Action.do
佐賀県感染症情報センター
http://www.kansen.pref.saga.jp/influenza/influenza.html



[1464] 今の日本のトリフル対策は 投稿者:とき 投稿日:2005/05/23(Mon) 23:56  

強いて言えば、胃がんになるからといって、健康な胃まで取ってしまうやり方です。

いくら小規模でも1、2羽でも、検査 によって感染が確認されると、耐性をもっていようがいまいが、半径50キロ圏内の鶏の移動禁止です。1ヶ月もそれをやられたんじゃあコストがかさんで、立 ち行かなくなります。しかも加熱(ボイルでもいい)したら食える程度のウイルス感染症です。卵も全然問題ないのにもかかわらずです。自分のところ一軒のお かげでまわりの養鶏家に迷惑がかかると思えば、小規模なところほどヤミ処分でしょう。飼養数を増やせるわけがない。

種種のウイルスに感染 経験あり(抗体保有でキャリア)の野鳥・渡り鳥をコントロールできない以上、渡りのルートにある国で発生して存在しているウイルスのワクチンをあらかじめ 処方しておくというのは常識です。それを禁じている日本は対策を何もしていないに等しい。出たらひたすら殺せということを続けるしかないのですから。バカ じゃないかとつくづく思う。
罹っても軽症ですます、死なないこと、それがいちばん大切なことではないでしょうか。

繰り返しますが、ウイルスを根絶、制圧という思い上がりをやめることです。

戦争と疫病は、人類永遠の課題です。(いまやそれがいっしょになったような、バイオテロもありえますが。)



[1463] 無題 投稿者:真名 投稿日:2005/05/23(Mon) 23:52  

http://www.asahi-net.or.jp/~zd8k-knk/
こ のページにある「高分解能蛍光イメージング」のなんと美しいこと!ため息が出そうです。 シャペロン類はカスケード反応の中流にある分子ではないかと思わ れます。 それから正常プリオンタンパク質の機能が信号伝達への関与というのは素晴らしい発見みたいですね。記事には具体的なことを書いていないのでわか りませんけど。 しかし、カスケード反応の「起動因子」の解明につながるという論理はどうなんでしょうか?直接にはつながらないような気もするんですけ ど。
なお、ローラ・マニュリエディスの論文は1997年のものです。 これ、今読んでも新鮮なんですよ。 普通レビューでそんなことはあんりまないんですけどね。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1462] Re:[1461] 「シャペロン」とは、おいしそうな名前ですが。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 23:40  

真名さん。
どうも出番ありがとうございます。。
「シャペロン」ってのは、「付添い人」って意味なんですね。
このサイトhttp://www.stressgenbioreagents.com/familylist.lasso?-Token.Z=&F=F09&more=yesを見ると、細胞の機能は、温度とかに敏感で、ストレスで、細胞たんぱく質に変質をきたしてしまうために、その「付添い人」として、この「シャペロン」さんが活躍するようなんですね。
で、細胞自体が持つ、「防御用たんぱく質」が、この「シャペロン」さんというわけ。
異常な折り畳み構造のタンパク質をブロックしたり保護したりして、細胞をストレスから守ってくれるものらしいですね。
その防護効果に加えて、「シャペロン」さんは、新陳代謝とかアポトーシスとかの機能にも関係しているらしい。
それにくわえて、細胞からの信号の伝達機能をはたしていることがわかってきたのだといっていますね。
たのもしい「シャペロン」さんですね。
いや、闇取引-Trafficking-と書いてあるから、悪いものも運んでしまうというわけですか。

http://www.stressgenbioreagents.com/familylist.lasso?-Token.Z=&F=F09&more=yes


[1461] 無題 投稿者:真名 投稿日:2005/05/23(Mon) 23:10  

笹山様、お聞きになる相手を間違えておられます(笑)。
日頃の活動には敬意を払っておりますので一応でてきましたけど。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050523-00000122-kyodo-soci
▼生体内の正常型プリオンタンパク質が、神経細胞の間の情報伝達にかかわっているらしいことを東京医科大の八谷如美助手(機能生理学)らの研究チームが23日までに突き止めた。▼

これと関係あるのでは?
http://www.asahi-net.or.jp/~zd8k-knk/
▼正常型プリオン蛋白質の生理機能解明: 

主 に高分解能蛍光イメージングやリアルタイムイメージング等による正常型プリオン蛋白質の細胞内代謝の検討を通じ、プリオン蛋白質の生理機能を研究していま す。また、最近になってプリオン蛋白質による細胞死の分子機構が解明されました。 この発見は、一般的な細胞の生存と死の運命の振り分けにも関わる重要な 発見と考えております。▼

シャペロンはこれですね。
http://www.asahi-net.or.jp/~zd8k-knk/
▼感染型プリオン蛋白の生成に関与する分子シャペロン様の補助因子の同定に関する研究を展開しています。▼

いずれもこの論文に予告されていることのようですが。

Beneath the emperor's clothes: The body of data on scrapie and CJD

http://info.med.yale.edu/bbs/media/faculty/Manuelidis.pdf

▼ シャペロン類は、「折り畳み」に対する「タンパク質記憶」の安定な源であろう。また、安定化されたあるいは鋳込まれた形のプリオンタンパク質は、病理の進 行を助け、多様な細胞死関連分子を発生させる。最終的には、この一連の流(カスケード反応)は、脳変性と可視的な神経喪失とをもたらす▼
(314頁右欄中段)

感 染についての不明点は、このような変化が、最初に、プリオンタンパク質と何との相互作用によって生ずるかではないからしいですが。起動因子ですね。朝日の 記事は、カスケード反応の起動因子が異常型ブリオンとの接触みたいに書いてありますが。どうなんでしょうか?わかりません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050523-00000122-kyodo-soci

▼立体構造の違う異常型に接すると異常型に“変身”して蓄積し、BSEなどを発症する。▼

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1460] Re:[1459] 農水省と頭の固い御用学者先生によって 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 23:09  

いえてますね。
ウィルスの変異に追いついていけない行政と学会ってことですか。
まあ、こちらのほうも、ウインドウレスみたいなモンですから。
ウィルスを極端にお嫌いなるんでしょう。
ところで、もしかして、呉儀中国副首相が、突如帰られたのは鳥フル対策のためだったりして。
そうであれば、小泉さんも、救われますね。


[1459] 農水省と頭の固い御用学者先生によって 投稿者:とき 投稿日:2005/05/23(Mon) 22:59  

 養鶏現場は混乱しています。それこそ、愛玩用鶏でさえ、ウインドウレス鶏舎に入れたほうが良いといわんばかりです。
 各地の放し飼い地鶏も、お天道様の下でミミズを食い、虫を食い、土を食う、そんな「健康的」な飼育が、規則に従ってやるとなると不可能になっています。本来ならそのように育って生む卵や、鶏肉をいただきたいものですが。
 いまや日光を浴びることもなければ、土をほじくったこともない、建物の中で外の空気を吸うこともなく、経済効率のためにぎゅうぎゅうずめで過密に飼養された、いわば不健康に育った鶏の卵や肉を食べないといけなくなっています。
 本来、ウイルス感染症は、遺伝子の多様性によって十分対応していける、あるいは行かなくてはいけないものです。
 トリにしたって、ウイルスを「制圧」という考え方が馬鹿げているのは、ウイルス学の常識があったら当たり前のことです。自然環境に馴致していくのが「生物」です。
 それは、トリもブタもウシもヒトも同じことです。
  トリの学者の人たちは、ちょっとどころでなく変だ。マトモの(ヒトをも含めた)ウイルス感染症の病理病態を理解し、実際の公衆衛生学を理解しているとは到 底思えないことを、平気で発言する。人間のウイルス学の常識からみたらキチガイじみている。もうすこし何とかならないものか。



[1458] この掲示板では、「ヒト感染鳥インフルエンザ・ワクチン」問題を中心にしてあつかっていますので。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 22:37  

この掲示板で、ヒトへの鳥インフルエンザワクチンの問題を論じていたのを、家禽用鳥インフルエンザワクチンの問題と思われて、「鳥フルの家禽用ワクチンは以前からあります。」などと、他のところで指摘されていらっしゃるような具合のところがあるようですね。
お間違いのないように。


[1457] これはわかりやすい見出し「呉儀突然取消会小泉不快」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 22:13  

この中国のサイトhttp://gb.udn.com/gb/udn.com/NEWS/WORLD/WOR1/2691370.shtmlを見ても、呉儀中国副首相の小泉総理との突然の会談取り消しの真相は書いていないが、小泉さんが、思わず漏らしたという「会いたくないのを会う必要はない。」は、中国語にバッチリこのように訳されている。
「但若呉儀不想見面則没有必要見面。」
まったく、輪をかけて、余計なことを言ったものです。

http://gb.udn.com/gb/udn.com/NEWS/WORLD/WOR1/2691370.shtml


[1456] Re:[1454] 情報伝達にプリオン関与か 正常型の機能解明に前進 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 21:41  

これは、真名さんのご見解に待たなければならないようですが、なんとなく、virino仮説に似ているような似ていないような−−ですね。
virino仮説では、遺伝子が実質感染因子となっており、たんぱく質は、その伝達補助材となっているというような位置づけになっているとの説でした。

virino(ビリノ)仮説--防護的宿主蛋白(PrP)と複製可能情報分子の間の雑種で、宿主に依存し、翻訳されていない核酸か、あるいは新しい類似体のどちらかで、これが伝達補助材となっているというような仮説。



[1455] 青海省青島湖鳥島が十日 以上閉鎖 投稿者:とき 投稿日:2005/05/23(Mon) 19:02  

鳥インフルエンザで 青海省青島湖鳥島が十日 以上閉鎖(大紀元時報05/05/23 10:32)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d85128.html




[1454] 情報伝達にプリオン関与か 正常型の機能解明に前進 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/23(Mon) 18:34  

情報伝達にプリオン関与か 正常型の機能解明に前進
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050523-00000122-kyodo-soci
http://www.asahi-net.or.jp/~zd8k-knk/
といえば、プリオンを持たない牛の研究がさらに進んでいるようですね。


[1453] 鳥インフルエンザの流行段階について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 18:06  

鳥インフルエンザのヒトへの感染の段階を示すものとして、フェーズ1からフェーズ5までの段階がある。
フェーズ1=ヒトへの鳥インフルエンザ感染が初めて確認された時期。
フェーズ2=新ウィルスが、ヒトからヒトへと広がり、少なくとも、ひとつの国または、ひとつの地域で、いくつかの感染拡大が認められた時期。
フェーズ3=世界での複数の国または地方において、新ウィルスが、感染拡大を引き起こしている時期。
フェーズ4=最初に感染した国のインフルエンザが拡大をやめたが、他の場所で感染拡大をしている状態の時期。
フェーズ5=最初に感染が認められた国や地方において、新しいウィルスによる第二の感染拡大の波が押し寄せ、最初に感染が認められた時期よりも、三ヶ月から九ヶ月後に、感染が認められる時期。
これが感染拡大の終わりでもあり、新たなフェーズ0の時期でもある。
http://sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2005/03/07/MNGOTBLIIP1.DTL&type=science参照

そこで、このサイトhttp://www.recombinomics.com/News/05220503/H5N1_Phase_5_6.html
によると、現在の世界のヒト感染鳥インフルエンザの状態が、フェーズ4段階なのか、フェーズ5段階なのか?ということを問題にしている。
すなわち、今年のヒト感染鳥インフルエンザのクラスターは、2004年に比べて、非常に大きく、フェーズ5の段階にまで達しているという。
現在、判断に迷うのは、検査結果の欠如と報告の欠如によって、フェーズ6の段階にすでに達しているのかどうかの判断ができないことであるという。
北ベトナムでは、新たな変異が始まっていると報告されている。
過去の歴史における流行は、血球凝集素中の遺伝子配列の変化によって引き起こされた。
1918年の流行はH1ウィルスによって引き起こされ、1957年の流行は、H7ウィルスによって引き起こされ、1968年の流行は、H3ウィルスによって引き起こされた。



[1452] 「日本政府相当錯愕」だそうで。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 17:00  

急に中止になった小泉首相と呉儀中国副首相との会談だが、中国の報道では、「日本政府相当錯愕」とかいてある。

http://gb.ettoday.com.tw:6060/2005/05/23/334-1794152.htm


[1451] 『免疫措置』 投稿者:とき 投稿日:2005/05/23(Mon) 12:00  

 という言葉を滅多に見かけることがないものですから。というより、はじめて意識して目にしたコトバと思います。
また、武富士記事問題http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050330-00000268-kyodo-soci
のときの、コトバのすり替えみたいなものかとつい思い出してしまったものですから。(『編集協力費』=『裏金』、『不手際』=『不祥事』のような。)




[1450] Re:[1448] 朝日新聞の記事 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 11:01  

ときさん。
中国語で、「ワクチン」は、「疫苗」で、鳥インフルエンザは、「禽流感」で、今回の型は「H5N1亞型」だそうです。

http://www.ccaj.net/text.aspx?nox=108879


[1449] Re:[1446] [1445] [1439] [1437]鳥の渡りルートに関してのサイトをいくつか 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/23(Mon) 10:58  

http://www.bekkoame.ne.jp/~miyakodori/ikimono/yatyou.html
http://www.city.narashino.chiba.jp/~yatsu-tf/international/
http://www.tasweb.com.au/awsg/eafw.htm
http://www.tasweb.com.au/awsg/
http://images.google.com/images?q=flyway&hl=ja&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2


[1448] 朝日新聞の記事 投稿者:とき 投稿日:2005/05/23(Mon) 10:53  

 朝日新聞では面白い表現になっています。

青海省で渡り鳥が死亡 鳥インフルエンザと確認(2005年05月22日)
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200505220124.html
『同時に、周辺地域や渡り鳥の移動経路では、感染の危険の高い家禽への免疫措置を実施。』

 ワクチンとは書いていません。


[1447] 春節の頃の髄膜炎? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/23(Mon) 10:37  

 猛威を奮っていましたね。あれの内容・事実に関しても、中国の公式発表に疑問をもっています。髄膜炎というのは症状・病状を現してい るだけであって、原因が明確な名前ではありません。いわゆる「感冒(かぜ)」(いろいろな原因の総称)みたいなものです。外から入ってきたと考えるより は、そこから出ている(拡げている)と考えたほうがより確からしいと判断いたします。感染症はそこを見誤ると、感染源・感染経路を誤ったことにもなり、感 染症対策そのものを破綻させます。


[1446] Re:[1445] [1439] [1437]これはまた、早手回しですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 10:14  

bar-headed geese(インドガン)
http://magazine.audubon.org/birds/birds0011.html
または
brown-headed gull (Larus brunnicephalus)(チャガシラカモメ)http://www.mangoverde.com/birdsound/picpages/pic67-28-1.html
または
Barnacle Goose( カオジロガン)
http://www.saka-consul.com/CrazyBrd3/4Euro2/BarnacleGoose.htm
のようです。
この湖には、このほか、
白鳥、
オグロヅル(black-necked crane)
http://www.chhundu.com.bt/Phobjikha.htm
カワウ(cormorants)http://www.scientificillustrator.com/illustration/bird/cormorants.htmlbrown-headed などがわたってくるようです。
よく鳥の世界はわかりませんが。
インドの鳥の一覧表はこちらのサイトhttp://www.kolkatabirds.com/birdsind.htmご参照


[1445] Re:[1439] [1437]これはまた、早手回しですね。 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/23(Mon) 09:23  

笹山さん。ときさん。
中国は、青海省・剛察県で発見された渡り鳥の種類は何でしょうか。日本語以外使えない私はさっぱり判らないので、情報をお持ちでしたら教えてください。
 「実験室でワクチンの有効率がほぼ100%」「300万のワクチンを家禽類に接種」というから、かなり以前からこのウイルスを予測しワクチン生産を進めていたのでしょうね。2月にはH5N1亜型鳥インフルエンザウイルス混合ワクチンの開発に成功と伝えられています。
  読売新聞は「中国で10か月ぶり感染を確認」と見出しをつけていますが、中国側の発表に「10か月ぶり」とは無いようだから、10か月ぶりに公表ではない のでしょうか。そして準備も整ったことだから、手回しよくワクチン接種と「中国はがんばっています」とアッピールしたのでは?


[1444] インドの鳥インフルエンザ状況が気がかりとの説 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 08:49  

http://www.recombinomics.com/News/05220502/H5N1_India_Bar_Headed_Geese.html
によれば、中国で発見された鳥インフルエンザは、インド北平原からの渡り鳥によるものとの見方をしており、今年の2月、インドの Uttar Pradesh地域での豚、ヒト、孔雀の感染や、ニューデリーでのヒトの髄膜炎の流行と関連があるとしている。
また、2002年には、インドで、家禽や家禽従事者から集めた血清が陽性であったことも、関係しているのではないかとみている。

http://www.recombinomics.com/News/05220502/H5N1_India_Bar_Headed_Geese.html


[1443] ニューヨーク市は、ヒト感染鳥フル厳戒体制に 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/23(Mon) 07:40  

日曜日のthe New York Daily Newsによれば、ニューヨーク市は、ヒト感染H5N1ウィルスの世界的蔓延に備えて、厳戒体制に入ったとしている。
この体制は今年以内に整う見通しで、その内容は、隔離体制、変異ウィルス検査サンプルの用意、病院受け入れ態勢、緊急ワクチンなどの割り当て、などのようである。
ヒト用ワクチンについては、国立衛生研究所で臨床実験中であるが、流行が始まってしまうと、生産はすくなくとも、六ヶ月かかってしまうという。

なお、WHOが発表した2005年5月13日までのヒト感染確定症例数は、このサイトhttp://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/case050519.htmlに書かれています。

http://washingtontimes.com/upi-breaking/20050522-041553-1600r.htm

[1442] 日本は論外、しかしかの国の「詐」の質は? 投稿者:とき 投稿日:2005/05/22(Sun) 22:38  

『「各国政府によるハッキングがそれほど多く行われているとは思わない。全く馬鹿げた話であり、大人はそのようなことはしない。しか し、イスラエル、中国、(米国)といった国々の政府がハッキングを専門に行う軍事組織に資金を投じていることは周知の事実だ」(Schneier)』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050427-00000010-cnet-sci

中国、ネットで世論導く「地下評論員」育成…香港紙(読売新聞) - 5月22日18時42分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050522-00000211-yom-int

2005年05月22日
中国政府、ネットで市民装い世論誘導・香港紙報道
http://blog.livedoor.jp/nokan2000/archives/22742397.html

  まずは、政治・外交の「詐」と、ウイルス感染症に対する対「策」とは分けて考えましょうか。政治をからめると、右や左、宗教、イデオロギーなどの見解の相 違が出て、結局、相容れないことで余計な言論に時間を費やすことにもなってしまいます。これは、人間の思念では解決できない問題です。時間の経過によって 持続できるものと、立ち行かなくなるものが自ずとでてきてわかることです。

 ここでは、人間が自然界に出現してしまったウイルスにどう対処していくのかの情報交換と現実に起こっていることのデータ・情報のやりとりに意識を向けたいと思います。ある国の批判や援護ではなく、事実がどうであるのかそれをよく考えたいと思います。

 知りたいのは、具体的な情報です。たとえば、中国が用いたワクチンは、何の型に対応したものなのか、わからないのであれば、それはわからないのだと確認するだけでいいではありませんか。

 国家や公が、間違ったことをやらない、いつも正しいことをやっている、という思い込みをとりあえず捨てて考えて見ましょう。



[1441] Re:[1440] 形ばっかり対処したふりしても 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/22(Sun) 22:12  

日本もBSEでは、この4月まで死亡牛を検査能力が足りないという理由で検査せずに闇に葬ってきました。米国のBSE検査がおざなりなのはご承知の通りだし、イラク戦争の口実であった核兵器やBC兵器はどこにあるのでしょう。中国だけではありませんよ。
 政治家の笹山さんの掲示板に書くのは不躾だけれども、権力者は情報操作体質で「詐」なんです。



[1440] 形ばっかり対処したふりしても 投稿者:とき 投稿日:2005/05/22(Sun) 21:15  

中国のやっていることは基本的には信用できません。
きちんとした公衆衛生学の技術があるとはおもっていませし、正確な情報・事 実が公表されるとも思っていません(サーズのときも隠蔽していましたね)。似非ワクチンや、的が外れたワクチンをさもさもきちんとした対策をやっているよ うに見せかけているだけかもしれませんし。情報のプラシーボの可能性が大と思っていたほうがよいでしょう。なんたってもうすでに抗体保有国(まん延常在地 域に未経験鳥が入って感染死亡の公算が大)であれば、そのなかではとっくに感染発症は過去のものですから。もともと「詐」の国ですしね。

華禍―こんなに中華主義が怖いわけ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898310788
(いやはや凄いプロパガンダトンデモ本だと思って読んだものなのですが、いまでは、当然ありえるなと思ってしまいました。感染症対策や公衆衛生についてもふれられています。)



[1439] Re:[1437]これはまた、早手回しですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/22(Sun) 20:54  

ときさん。虹屋さん。
中国は、青海省・剛察県で発見された渡り鳥の死骸に関して、青海省は緊急に300万のワクチンを家禽類に接種したと発表しましたね。
http://focus.scol.com.cn/jzzh/20050522/2005522191409.htm
なんとも、迅速な対応です。
このサイトhttp://news.163.com/special/b/birdflu040203.htmlが、鳥フル専門ニュースサイトのようです。

http://news.searchina.ne.jp/2005/0522/national_0522_003.shtml

1438] Re:[1437] パニックになる必要はないにしても 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/22(Sun) 20:27  

>  新型インフルエンザで、鳥にしろ人間にしろ、全滅するわけではありませんし、体力や個体の生まれつきの感受性や栄養状態にも左右されるわけですから、きちんとした知識と対処方法をあらかじめ学んでおけばいいだけです。

煎 じ詰めると、そうなると思いますが、今の日本の社会は極端に異物・他者を排除する傾向が強く、政府はBSEで国民の健康よりも大事なものが政府にはある、 専門家は政府に逆らったことは言わないと教示したので国民の信用を失っている状況だから、国・厚生労働省や専門家がそういっても国民は信用しないのではな いでしょうか。



[1437] パニックになる必要はないにしても 投稿者:とき 投稿日:2005/05/22(Sun) 19:52  

 新型インフルエンザで、鳥にしろ人間にしろ、全滅するわけではありませんし、体力や個体の生まれつきの感受性や栄養状態にも左右されるわけですから、きちんとした知識と対処方法をあらかじめ学んでおけばいいだけです。

 まずは、流行地帯からの移動を制限するということが一番確実な拡大防止策です。そのためには発生情報(サーベイランス情報)の迅速な共有化です。

 発病は、治るあるいは快復する過程です。発病中は移動しないが原則ですし、流行中の場所にむやみに出入りしないということも大切です。

 あとは、毎年やっている、流行前のインフルエンザ予防接種のプログラムにいれて、いままでどおり実施すればいいだけです。

  特別新型だからといってそれを特別に恐れる必要はありません。これは、BSEのように原因が未知のものではありませんから、いたって対処は簡単(でもない か)で、マニュアルどおりです。通常型のワクチンでも6ヶ月、DNAワクチン(実用化されていたかは疑問)であれば最短2週間でつくれるという記事もあり ましたね。(実際はまだ使用できないようですが。)

(4/26)デンカ生研、新たなインフルエンザワクチン量産技術
http://health.nikkei.co.jp/news/gyo/gyoCh.cfm?id=20050425d1d220a925
これはまだ間に合わない。
西ナイル・ウイルスが米国に再来、まずは虫よけ対策を
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20030718307.html



[1436] Re:[1435] [1433] ヒトへの鳥インフルエンザワクチン接種が先決のような状況になってきました。 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/22(Sun) 18:13  

笹山様、とき様
これは「国際協力の下での、ワクチン接種体制」の一環ではないですか。日本は確かDNAワクチンを担当しているはずですが・・
  人用ワクチンやマスクなどの使用優先順位を、「普通の人」が、「納得づく」で決める論議を、先のBSE20ヶ月齢除外で専門的に見るべき意見がないと一般 の考えを排除する形ではなく、「普通の人」が、「納得づく」で決めるやり方での論議をはじめないといけないのではないでしょうか。
 おにぎりとワ クチンを一緒にしてはどうかと思いますが、中越地震のとき避難所に届いたおにぎりの数が避難民の数より少ないとき、ある避難所では老人と子供に割り当てて 余ったら大人に回したところ、町内会ごとに割り当てて町内会内部で調整したところ、1家族何個で割り当てたところ、外の車で避難した人は除外して内部だけ でわけたところと様々で、こうしたことには絶対という正解は無いから、あらかじめ議論して普通の人が、納得できるルールを形成しておかないと、その時に なって行政権力を振りかざしは混乱すだけではないでしょうか。


[1435] Re:[1433] ヒトへの鳥インフルエンザワクチン接種が先決のような状況になってきました。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/22(Sun) 17:21  

虹屋さん。ときさん。
どうやら、ヒトへの鳥インフルエンザワクチン接種の問題のほうが、急がれるような情勢になったきたようですね。
ベ トナムでは、新たしいヒト用鳥インフルエンザワクチンの試験が、サルを手始めにして始まったようですし、また、アメリカでは、the University of Marylandと、 the University of Rochester と UCLA との共同研究で、ヒト用鳥インフルエンザワクチンの実用化テストが始まったようです。
それほど、今回のタイ・ベトナム北部を中心とした「殺傷力は弱いが、ヒトからヒトへの伝搬性に優れたH5N1鳥インフルエンザの世界的蔓延」が確実なものになってきたとの判断によるものなのでしょう。

http://cbs2chicago.com/health/local_story_140144821.html


[1434] 中国のH5N1型感染死について 投稿者:とき 投稿日:2005/05/22(Sun) 15:27  

鳥インフルエンザ、中国で10か月ぶり感染を確認(2005年5月21日20時33分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050521i413.htm
中国青海省の剛察県で、渡り鳥のH5N1鳥インフルエンザ発生(CRI2005-05-21 20:48:45 )
http://jp.chinabroadcast.cn/1/2005/05/21/1@41377.htm

これも、感染源・感染経路に関しては非常に慎重に考えなければならないのですが、渡り鳥だからといって、渡ってきた先で感染し運んできたと考えるのではなくて、感染して死んだ側はそれまで感染経験がなかったと考えなければなりません。

つまり、感染を受けたのは、死んでいるその場所・地域です。すなわち、その地域がもうすでにそのウイルスのまん延常在地域であると想定しておくことも必要ですし、大概は疫学的にみて、それが常識です。

他から、経験のない鳥が入ってきて、そこで感染をうけておこっていると考えておくことが重要です。

はたして、中国は、先日、鶏にどのようなワクチンを用いたのでしょうか。病気の発生しているところは、新たなウイルスの感染源であることも事実ですが、そのまえにウイルスをうつされている側であるということも認識しておかなければなりません。

今回の「渡り鳥」の場合は不幸にも、そこでもらってしまったと考えるのが当然でしょう。(中国はそれを認めないと思いますが。)




[1433] Re1431、1430 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/22(Sun) 13:30  

とき様、Chaos様、笹山様 ご教示有難うございます。
異常死として発生を確認できない低病原性鳥インフルエンザが侵入した 場合、卵を産み続ける数十万羽単位の感染鶏の体内で増殖しランダムに変異するウイルスから人への感染力を持ったものが出現することが起こりうる。そのウイ ルスが鶏に低病原性であっても人では高病原性でありうるから、問題なのは人への感染力を獲得したか、その程度となる。
 鶏にワクチンを接種して も、しなくても、低病原性なら感染、増殖、変異は阻止し得ないから、人への新型インフルエンザ発生には鶏へのワクチン接種は余り関係が無い。むしろ、鶏で の大流行、感染数を減らすことが期待できる。したがって、鶏の大量死を予防するために、ワクチン接種が望ましいということでしょうか。
 現代の貿易や人の移動や渡り鳥などウイルスの侵入経路考えると、清浄国・非清浄国という区分けは無意味で、発生が見出され公表されている顕在国と非顕在国という区分が適切なのでしょうか。
  人での発生が見出された場合、それを局所化して、ワクチンなどの製造、接種で大流行をふせぐ手段を整える時間稼ぎをすることが大切になる、その観点で対策 報告書を見ると、切実感がないというか、事故等による実験室感染や外部への漏出を侵入経路に上げておきなが、感先研の移転を取り上げないのは、官僚のよく 書けた作文というか、


[1432] Re:[1431] 日本の緊急対応は 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/22(Sun) 12:42  

Chaosさん。
ありがとうございます。
このうちの
http://park5.wakwak.com/~hacsw/siryou/influ_040902-02.html#t1104
がひとまとめにした表ですね。
細かく見ていきますと、果たして、感染力の強いウィルス汚染に、このマニュアルは耐えうるんだろうかと心配です。
Model State Health Emergency Powers Acts(MSEHPA) http://www.publichealthlaw.net/Reader/docs/MSEHPA.pdfでは、セクション607の(b)(4)で、緊急時のワクチン投与について、インフォームドコンセントの除外規定を設けていますね。

http://park5.wakwak.com/~hacsw/siryou/influ_040902-02.html#t1104


[1431] 日本の緊急対応は 投稿者:Chaos 投稿日:2005/05/22(Sun) 10:51  

対策は公開されています。

新型インフルエンザ対策報告書
http://park5.wakwak.com/~hacsw/siryou/influ_040902-01.html

以前にもpdfを紹介しましたが、HTMLでも公開されました。
探すときに、「新型インフルエンザ」で検索すると出てきます。
その他 日本医師会にも
http://www.med.or.jp/kansen/
高病原性鳥インフルエンザの国内発生時の措置について

どうしようもなくなった場合は
国民の保護に関する基本指針のBC兵器による攻撃を受けた場合に準拠でしょうか?
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/hogohousei/hourei/050325shishin.pdf



[1430] ウイルス感染症について 投稿者:とき 投稿日:2005/05/22(Sun) 10:33  

虹屋様
『しかしワクチンを使用すると、数十万羽単位の未発症感染鶏ということになりませんか?卵を産み続ける数十万羽単位の未発症感染鶏の体内で増殖しランダムに変異するウイルスから、人への感染力を持ったものが出現する確率のほうが殺処分よりも高いのではないでしょうか?』

  この考え方そのものが「清浄国」神話信仰そのものです。ワクチネーションの考え方ではありません。いまや、畜産業の種苗生産段階で様々なワクチンのお世話 になっています。その中に組み込んでおくだけの話です。脅威になりワクチン等の対策を講じなければならないのは、あくまでも「新型」といわれている間だけ のことです。10年も20年も「新型」であり続けるわけがないではありませんか。生物は、すべからく環境に馴致しながらやってきたわけですから。あらゆる ワクチンは、感染を防ぐためではなく、感染しても大量に死なないためのものです。もう最初から、感染することが前提になっているわけです。それを受け入れ る覚悟がないということは、自然の科学・学問知識に対するいわゆる人間の無智から生じているものと思います。けして誹謗中傷するものではないことをご理解 ください。

 この地球上に、いったん出現してしまったウイルスが、風土病的な一地域にとどまっているうちはまだ脅威はないのですが、やが て、宿主と共に旅に出て拡大し始めたときは、危機管理の対象になるということです。どこからが危機と認識するかが問題ですが。今回のH5N1をどう判断す るかですね。

 ウイルス対策はワクチンを施すか、あとはいつか必ず実際に罹って経験してしまうかしかありません。根絶信奉なんてもってのほかです。

ウイルスと人間 [新装版] 岩波科学ライブラリー (104)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf162.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400007444X



[1429] Re:[1428] [1427]  日本の緊急対応は? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/22(Sun) 10:17  

虹屋さん。
昨年12月に京都府がつくった「京都府高病原性鳥インフルエンザ防疫対策要領」http://www.pref.kyoto.jp/toriinf/bouekitaisaku-youryou.htmlが、緊急マニュアルのひとつのたたき台になるかと思いますが、これにしても、ヒト→ヒト感染を想定したものでない限り、今回の北ベトナムとタイの「低殺傷力ではあるが、ヒト→ヒト感染しやすいH5N1の感染拡大」に対しては、無力なのでしょう。
すでに、ヒト→ヒト感染は、現実のものとなっているのですから、それに対応した鳥インフルエンザ対策が、緊急に求められるところです。
特に、これは、前にも話しましたが、タミフル耐性のH5N1出現となりますと、世界も日本も、手も足も出ないのが現状かと思います。
これについては、国際協力の下での、ワクチン接種体制が、早急に望まれるところです。
その場合、ワクチン接種拒否者に対するインフォームドコンセントのあり方などについても、見当すべきときです。
これぞ、まさに、「普通の人」が、「納得づく」で、ことにあたることの典型的な事例となるでしょう。

http://www.pref.kyoto.jp/toriinf/bouekitaisaku-youryou.html


[1428] Re:[1427]  日本の緊急対応は? 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/22(Sun) 09:55  

笹山さん。ときさん。
本当にきな臭くなってなってきました。
ところで、日本の緊急対応策は練り上げられているのでしょうか。中国など海外で発生とか、国内で複数地点で発生とかいろいろな場合を想定して緊急対応策は策定されているのでしょうか?
  昨年の中越地震の際に、こうした緊急対応策は、事前に自治体や県や自衛隊や住民を巻き込んで、参加した形で計画し周知しておかないと、もたもたしてしまい ます。今日、ジーコジャパンが試合をするビッグスワンの駐車場で自衛隊の方が飯を炊き、県職員がおにぎりをつくり、10キロほど離れた空港でヘリに積み込 み被災地に空輸していましたが、県職員は他にやることがあるだろうし、周囲にはヘリポートにできる場所が多数あるのにと強く感じました。事前に、様々な知 恵を出し合って練り上げておく、こうした意味で笹山さんが以前書かれていた=一つのプロジェクトについて、賛成でも反対でもない「普通の人」の意見がどこ にあるかを知り、その意見を分析し、プロジェクトへのフィードバックを繰り返しながら、「普通の人」が、「納得づく」で、計画を理解し、高め、参加し、時 には代替案まで検討し、最後は、共同で事業実施の意思決定をしていくということに、パブリックコメントの意義があるのですね =という手法が生きると思うんですが、法制度とかはどうなっているのでしょう?
 ワクチン一つを取ってみても、どういう順番で誰から接種するのか事前に決めておかないと、大混乱がおきますよ。


[1427] Re:[1425] Re,1420「中国の渡り鳥H5N1感染死」情報に、「もっと裏があるのでは」との憶測情報 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/22(Sun) 08:31  

ときさん。虹屋さん。
1414で「青海省海北チベット族自治州剛察県で、渡り鳥が、H5N1型鳥インフルエンザにかかり、死んでいた。」との情報http://news.nen.com.cn/72340168526266368/20050522/1684321.shtmlを知らせましたが、その後、中国は、渡り鳥感染警戒情報を関係各国に出したのですが、サイトhttp://www.recombinomics.com/News/05210501/H5N1_China_India.htmlでは、これほど、中国が過剰反応とも言える反応を示したことについて、もっと深い裏があるのではないのかと、逆に警戒を強めていますね。
このサイトによると、死んだ渡り鳥が発見されたのが、5月4日とあるだけで、どれほどの数の渡り鳥が死んでいたのかとか、この渡り鳥が、どこから来たものなのか、とかいう点について一切触れられていないことに、疑義を抱いています。
すなわち、これほどの反応をするからには、死んだ渡り鳥の数は、膨大な数だったのではなかったのか、また、この渡り鳥は、インドからわたってきたものなのではないのかとしています。
また、この渡り鳥のH5N1感染死報道と前後して、5月6日に、青島湖での百七十八羽のガチョウの死が報じられ、これは、H5N1陰性であると報じられたが、その他のガチョウについての検査がなされたのかについても不明とのことです。
この湖のガチョウは、冬にインド高原で過ごしていて、5月か6月に青島にくるのだといいます。
インドでは、2002年に、3人の家禽従事者の血清から、H5N1抗体が見つかったことを、最近になって認めています。
これらの人は、当初髄膜炎の疑いで、診断を受けたものとのことです。
こうなると、今年2月、中国などで猛威を振るった髄膜炎とH5N1のヒト→ヒト感染との関係も疑われるのですが、WHOでは、その可能性を否定しています。
また、さらに注目されるのが、ハノイにある衛生疫学協会が、アメリカ・アトランタのCDCに先月送ったサンプル一千個のうち、どのくらいの数が、陽性反応を示したかという点ですが、これについても、このサイトで見る限り、http://www.recombinomics.com/News/05190504/H5N1_Pandemic_Signal.htmlまだあきらかでないようです。
EUでは、鳥インフルエンザのヒト感染への早期警戒警報システムを立ち上げたようです。http://news.ft.com/cms/s/fd74358e-c7bd-11d9-9765-00000e2511c8,dwp_uuid=d4f2ab60-c98e-11d7-81c6-0820abe49a01.html

http://www.recombinomics.com/News/05210501/H5N1_China_India.html


[1426] Re:[1423] カラス対策 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/22(Sun) 07:09  

Chaosさん。
カラス対策については、過去ログ3でのhttp://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog3.htm
の5992あたりから、平和屋さんなどから、問題提起がされていましたね。
西ナイルウィルス対策で、横浜市などがやっていたようでした。

http://www.sasayama.or.jp/kakolog/kakolog3.htm


[1425] Re,1420 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/22(Sun) 00:12  

この正月頃まで鶏卵が高値で安定していました。この前の鶏インフルエンザをキッカケに中小の養鶏業者が次々と廃業しています。これまで卵価格が高いとき は、これらの中小業者が増産して相場を冷やしてきましたが、廃業で市場から退場したため大業者が価格をコントロールすることができるようになり、高値安定 がつづきました。つまり、現状では数十万羽単位でウインドレス鶏舎での養鶏が主流です。
 ウインドレス鶏舎にしたからといってインフルエンザの侵 入を完全に防ぐことはできません。ワクチンを使用しなければ、数十羽死んだところで、数十万羽単位の殺処分。とても悲しい。しかしワクチンを使用すると、 数十万羽単位の未発症感染鶏ということになりませんか?卵を産み続ける数十万羽単位の未発症感染鶏の体内で増殖しランダムに変異するウイルスから、人への 感染力を持ったものが出現する確率のほうが殺処分よりも高いのではないでしょうか?
 >ウイルスの変異はウイルスの勝手です。ヒトが制御できるとできるという思い上がりはやめて欲しいものです。
 まさにその通り。BSEは人にCJDがあるように牛にある病気かもしれませんが、それを拡大してたのは人間ですから、コントロール可能でしょうが、ウイルスの変異は人智が及ぶところではない。
  梅毒の拡大を見ても判るように、より人の移動が高速な現代なら一旦発生したらワクチンを全国民に、バンデミーを防げるほどの比率で接種可能なほど生産する 前に侵入してくるのではないでしょうか。治療・看護にあたる医療従事者にワクチンが投与できて、医療体制が崩壊しなければ良しとしなけば・・
 しかし、子供たちが始めてインフルエンザにかかるときには免疫が無いわけで、それでも治っているわけです。病原性にもよるでしょうけで、ワクチンよりも体力では?
 感染拡大を防ぐには、人の移動などをかなり制限しなくてはならないでしょうが、この国の行政は考えてあるのでしょうか?新宿の早稲田大学のそばにP4?施設を平気で設置する国だから心配です。
 


[1423] Dr. Niman のラジオ放送 投稿者:Chaos 投稿日:2005/05/21(Sat) 23:12  

笹山様

Chaosです。 私が聞いたのは、かなり古い方です。
その後も、2度くらい別の放送があったようです。
下記のインタビューはファイルをダウンロードできます。
http://mytharc.com/index.php?name=portletradio
http://discuss.agonist.org/yabbse/index.php?board=6;action=display;threadid=21288

青海省の今後も心配ですね。
ベトナムと日本の共同研究が始まるようです。

昨年の京都の感染時に、カラスにも感染という記事が
出ていたのですが、どこかに残ったりしてないんでしょうか。





[1421] Re:[1418] [1417] [1416]殺処分に対するインセンティブが必要なのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/21(Sat) 22:41  

虹屋さん。
しばらくです。
いよいよ、またまた、鳥インフルエンザ問題が、今度は、やや、ねじれた形で出てきたようです。
この殺処分に対するインセンティブは、それが無い場合のトータルな社会的コストからすれば、許容できるものなのではないでしょうか。
もっとも、このスキームでは、この前のBSE対策のように、悪用して、インセンティブのみ、ただ乗りということになりかねませんが。



[1420] ウイルス感染症 投稿者:とき 投稿日:2005/05/21(Sat) 22:37  

ウイルス感染症はパンデミックを起こさないということが最も大切なことです。ただただウイルスの感染に対して無防備なままに、病気を起 こしてしまう(そして無闇に殺生をしてしまう)ということではなくて、病気にならないようにしておくことが大切です。そのためのワクチンです。大規模に発 症してしまった場合、それだけヒトに感染する確立、可能性も高くなります。ましてや、ウイルスに国境やパスポートはないのです。どこからでも入ってきま す。
 知らず知らずのうちに感染経験をしてしまった地域は抗体をつくり、ウイルスと共存してしまっています。いったんそのような地域ができてしま えば、あとは宿主体(トリやヒト)の移動を厳密に制限禁止するほか防ぐ手立てはありません。それこそ非現実的です。インフルエンザの場合、いったんヒトヒ ト間の感染が現実化した場合は、ワクチンを用いておくしかてだてがありません。それはもちろんトリも同じです。

ウイルスの変異はウイルス の勝手です。ヒトが制御できるという思い上がりはやめて欲しいものです。ウイルスの居る環境になんとかして馴致していく、根絶などという絵空事を妄想する のは勝ってですが、それは不可能であり現実の話ではありません。ウイルスを制圧するなどという思い上がった観念は捨てることです。封じ込めれるわけがな い。(あるとすれば、根気強くワクチンを使った天然痘のみである。ただし200年かかりましたが。)




[1419] ワクチンの使用条件 投稿者:とき 投稿日:2005/05/21(Sat) 22:23  

 「「清浄国」という主張をしているかぎり、ワクチンを使用することができない」というのは、もはやウイルスが蔓延していつどこで感染 してもおかしくない環境であるということを認めてしまうことが、その使用の大前提です。よって、あくまでも(いつまでも)「清浄」を主張し続ける限りにお いては、ワクチンは使用したくとも「清浄」であるという前提ですから、そうそうめったに罹る環境にはないということにもなり使用できないのです。

 この「清浄国」理念(思い込み)が、今の日本の農水省のあらゆる政策を誤らせている諸悪の根源のように思います。

 おそらく、農水省の現場・現実ばなれした、ゆがんだ施策は、トリもウシも、おそらくコイ(これはヒトに関係ないのですけどね。)も同じだと思います。

農林水産省 食品の安全・安心に関する情報
http://www.maff.go.jp/syohi.html



[1418] Re:[1417] [1416] 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/21(Sat) 22:22  

鶏にワクチンを接種しても、発症は抑えられても、感染・増殖=ウイルスの変異は変異は防げません。家畜である鶏と人の健康と命と、どち らが人間にとって大切なのか?悪いけれど、鶏には死んで、侵入を警告してもらうことが、まだ大発生していない現状では仕方ないのではないでしょうか。
 人の健康命を護るために、飼育している全ての鶏を処分しなければならない養鶏業者には、適切な補償を講ずる必要はあります。浅田農産には何の補償も無かった。

http://vetweb.agri.kagoshima-u.ac.jp/vetpub/Dr_Okamoto/Forum2/Vaccin.html


[1417] Re:[1416]この「浅田農産だけを責められるのか」には、説得力がありますね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/21(Sat) 22:05  

まことに、忘れやすい日本人ですが、ご紹介のサイトの中にあった「浅田農産だけを責められるのか」http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza77.htm
には、説得力がありますね。
「「清浄国」という主張をしているかぎり、ワクチンを使用することができない」というのは、フェイルセーフの観点からすれば、バックアップ構造(肩代わり構造)ではあっても、リダンダント構造(多経路荷重構造)の安全構造にはなっていないということでしょうかね。


[1416] AIも所詮ウイルスですから、 投稿者:とき 投稿日:2005/05/21(Sat) 21:51  

きちんとした公衆衛生学的な対策をとりつつ、迅速なサーベイランス情報を公開していれば、被害は最小限にとどめられるはずですが・・・。
 ただし、今の日本の「清浄国」的対策には疑問です。「清浄国」という主張をしているかぎり、ワクチンを使用することができないわけですから。現場の憤りを知るにつけ、非常に心の痛む思いをしております。

篠原養鶏場『鳥インフルエンザ(AI)について』
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/ai.htm

Yahoo!ニュース-鳥インフルエンザ
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/bird_flu/?1108544184



[1415] 石見銀山・富岡製糸場が世界遺産登録へ大きく前進 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/21(Sat) 21:33  

文化審議会が、今回、石見銀山遺跡の全区域を、文化財保護法に基づく国の史跡または重伝建に指定されることになり、9月に予定されるユネスコへの世界遺産登録の申請に向け、大きく前進した。
私は、かねてから、日本の産業遺産の世界遺産登録を働きかけてきた。
また、今回、群馬県の富岡製糸場の土地についても、国の史跡指定にするよう答申されたことで、こちらのほうも、世界遺産登録に向けて、大きな一歩を踏み出したことになる。。

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shimane/news/20050521ddlk32040447000c.html


[1414] 中国で、再び、鳥インフルエンザ発生 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/21(Sat) 21:22  

発見されたのは、青海省海北チベット族自治州剛察県で、渡り鳥が、H5N1型鳥インフルエンザにかかり、死んでいた。
今後の情報については下記サイト参照。

http://news.google.com/news?hl=zh-CN&ned=cn&ie=UTF-8&scoring=d&q=%E7%A6%BD%E6%B5%81%E6%84%9F&btnG=%E6%90%9C%E7%B4%A2%E6%96%B0%E9%97%BB


[1413] Re:[1412] 「もっと、私たちにも、提言を書かせてください。」 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/21(Sat) 21:06  

同じような話があるようですね。
以前、「21世紀型社会資本の選択 - ヨーロッパの挑戦」の書評http://www.sasayama.or.jp/library/tosyo-27.htmで書いたことなんですが、ある省庁のある審議会の議事録を見ていましたら、次のような発言が、審議会の委員からありました。
「そちら(役所)サイドが書かれた文章に意見をいうだけでなく、もっと、私たちにも、提言を書かせてください。」  ですって。


[1412] 遺伝子操作食品意味がない都の検討会 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/21(Sat) 19:44  

いやはやどれもこれも・・・・「座長にまかせる」というのがツボですかね。

委員を無視した検討会
http://www.tabemono.info/chosa/comments/2005_4_27.html
検討会は、1〜3月に3回行われ、委員は自然科学者2名、社会科学者1名、農業者1名、農業団体1名、そして消費者団体1名の合計6名でした。事務局は都の職員がつとめています。

たびたび、検討会の日程が変更されたことにも驚きましたが、一番驚いたのは、3月23日の最終回です。

事前にメールで配布されていた報告書案を検討して臨んだところ、当日、その報告書案は回収され、箇条書きの骨子が配り直されたのです。理由も明確にされないまま、事務局が話し合いを進めようとするので、尋ねると「文章化するといろいろな意見が出るため」とのこと。

この骨子は、委員が過去2回話し合ってきた内容の多くが織り込まれておらず、委員会設置前に作られたものではと、思うほどでした。

結 局、最終回では、骨子を修正しただけで、最終的な報告書は事務局と座長に任せるということで終わりました。私は、報告書案で修正して欲しい点を、検討会後 にメールで送付しましたが、どこまで反映されるかは全くわかりません。この検討会って、いったいなんだったのだろうと、頭をひねるばかりでした。

http://purelox.sakura.ne.jp/sb/log/eid27.html


[1411] Re:[1405] プリオンの浄化技術の昨今 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/21(Sat) 17:35  

この掲示板でも、これまで、いくつかの世界のプリオン浄化技術を紹介してきました。
主なものとしては、昨年8月10日に、7335で、STERIS社の、HAMO 100 PID -プリオン不活性化洗剤-http://www.drugresearcher.com/news/news-NG.asp?id=54058というものとか、今年の2月9日に352で紹介した、ポールコーポレーション(Pall Corporation) http://www.pall.com/の、プリオン除去フィルターとか、今年2月28日にまりちゃんさんから紹介のあった、http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/4296467.stmの記事とかですね。
おそらく、今年中に、類似の技術が続々発表されてくるとおもいます。



[1410] 英セラフィールド核施設 投稿者:とき 投稿日:2005/05/21(Sat) 12:15  

これは、配信されたようです。

英核施設で放射性溶液漏れ 4月に異常発見、汚染なし

 【ロンドン10日共同】9日の英科学誌ニューサイエンティスト(電子版)などによると、英中西部セラフィールドにある使用済み核燃料の再処理施設「ソープ」の無人区域内で放射性の液体が漏れる事故があり、作業が無期限に停止された。
 同誌によると、英国内で原子力の安全を監視する機関の当局者は「従業員は無事で、放射能による大気汚染もない」と確認している。
 英紙ガーディアンによると、異常が発見されたのは先月中旬で、遠隔操作のカメラで調べたところ、パイプから液が漏れているのが発見された。
 ニューサイエンティストによると、漏れた放射性溶液は約83立方メートルで、大量のプルトニウムやウランを含んでいた。
(共同通信) - 5月11日1時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050511-00000007-kyodo-int



[1408] Re:[1404] 英核燃料再処理施設で事故 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/21(Sat) 08:48  

通りすがりさん。
ご紹介のブログでは、「イギリス本国でも報道され出したのは、5月に入ってからのよう」と書かれていますが、実際には、
事故発生が4月18日、
イギリスのNews & Star紙やCumbria Onlineなどに報道されたのが4月23日、イギリスの選挙が5月6日、明らかに、ブレア再選のために、当初、情報を隠匿しようとしたようですね。

http://news.google.com/news?hl=en&ned=uk&ie=UTF-8&scoring=d&q=Sellafield%E3%80%80%E3%80%80nuclear%E3%80%80leak&sa=N&start=60


[1407] Re:[1403] H5N1 亜型ウイルスのタミフル耐性について 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/21(Sat) 08:31  

Chaosさん。
さんくすです。
ご紹介の記事の中にも、タミフル耐性のことが出ていますね。
「2005 年にベトナムでヒトから分離されたH5N1 亜型ウイルスは、、オセルタミビルに対するIC50 値(50%阻害濃度)が上昇しており、したがってこのウイルスは、検査を実施した他のH5N1 分離株に比べてオセルタミビルに低感受性である。このウイルスが分離された患者は、オセルタミビルで治療された。オセルタミビルに対して耐性のウイルス株 が、地域社会内に出現し、広がって行くことがもしあるとすれば、それは、A/H5N1 亜型インフルエンザの予防および感染制御に対して、重大な意味を持つことになる」
どうなりましょうか。
かなりWHOにとっては、深刻な事態のはずです。
「アメリカ・アトランタのCDCに先月送ったサンプルの結果の公表をマニラ会議以後に伸ばしたのは、結果が、あまりにショッキングだったため」などという、うがった見方もあるようですね。
おっしゃるDr. Nimanさんのラジオインタビューは、このサイトhttp://discuss.agonist.org/yabbse/index.php?board=6;action=display;threadid=21429のことでしようか?

http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/H5N1Assessment-JPN.pdf


[1406] Re:[1404] 英核燃料再処理施設で事故 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/21(Sat) 06:41  

事故から3日間隠して黙ってたみたいですね。
http://www.altavista.com/news/results?q=sellafield%E3%80%80uranium&nc=0&nr=0&nd=2&sort=date
http://www.altavista.com/news/results?q=sellafield&nc=0&nr=0&nd=2&sort=date



[1405] SRM除去の問題点を食肉処理場の検査ご担当の方が指摘 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/21(Sat) 06:21  

おはようございます。昨日のリスコミでもう一点現場からの重要な指摘がありました。農水・厚労省は「米国はSRMを厳正に処理している」という報告書を先日出したようですが、

「背割り後に脊髄を吸引し、その後高圧洗浄をするとあるが、それだと汚染が広がるのでは?」といわれていました。

こういうことでしょうか。参考までに内視鏡洗浄に関する
「目に見える汚れ」「目に見えない汚れ」のわかりやすい写真を。
http://www.d1.dion.ne.jp/~jamec/photo1.html
http://www.d1.dion.ne.jp/~jamec/

通りすがりさん、英国の事故気になりますね。「あるはずのない事故」が起こったということでしょうか。


[1404] 英核燃料再処理施設で事故 投稿者:通りすがり 投稿日:2005/05/21(Sat) 03:53  

気になる情報があったのでお知らせします

>英セラフィールドの核処理施設で重大事故
http://blog.livedoor.jp/memorylab/archives/22610523.html

>英セラフィールド再処理施設から漏れ出る放射能汚染
http://eritokyo.jp/independent/nagano-pref/aoyama--col3008.html

現在のところ、日本の主要報道機関では一切取り上げていないようです。


[1403] H%N! WHO マニラ会議の報告書 和文 投稿者:Chaos 投稿日:2005/05/21(Sat) 00:34  

笹山様

ご無沙汰しています。Chaosです。

感染症情報センターに和訳がアップされました。
WHO 国家間会議
アジアでのヒトにおけるA/H5N1 亜型インフルエンザ
(2005 年5 月6 日〜7 日,マニラにて)
その他 WHOの更新の和訳のアップされました。

この他にも、インドネシアの無症状感染の豚というのも
気になります。初期サンプルは日本で再検査して確認さ
れたようです。

MSのゲイツ氏は、かなり前からリアルウイルス対策に
多額の寄付をしているようですが、今回のWHOの総会で
各国はbird flu対策に怠慢だと、コメントしたそうです。

日本は、一応、普通のインフルエンザの時期は終わった
様ですが、東南アジアで流行するような株は、日本の夏
なんか、障害にならないような気がします。

Dr. Nimanの声や写真を見ました。
米国のラジオ番組に出演されているようです。
ちょっと太目の、お髭のおじさんでした。

それにしても、国内報道は少ないですねぇ

http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/H5N1Assessment-JPN.pdf


[1402] 科学はエライ人の味方です 投稿者:真名 投稿日:2005/05/21(Sat) 00:28  

▼この「科学」の曲解、ねじまげ、過ちを指摘しようと思って挙手しましたが、言わせてもらえませんでした。間違いも指摘できない「意見 交換会」なんて、最高ですね。こんな風に「科学をねじまげられる」んではたまりませんね。あまりにもひどかったので、その後のご発言、こういっていたよう に私の耳には聞こえました。

「みなさまの食の暗然を守る」▼

山内先生には怒られますけど。
責任ある立場にある方々の「科学」
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/18817472.html

彼らの名前は粘土板に刻みました。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22599446.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22598016.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22413450.html

後は20年くらい推移を観察するかな。



[1401] カナダ議会での告発について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/20(Fri) 23:27  

笹山さん、こんばんは、厚生労働省の外口さんがいわれていたんですが、97年からBSE存在のけん、アメリカ大使館に米国の調査結果が掲載されているそうです。「記憶違い」だったか、「情報が少なすぎて間違い」とかなんとか。それを信用しろと(^^;

最初のBSEがダウナー牛じゃなかった、という嘘をついた点でも問題になってましたよね。USDAさん。


[1400] Re:[1396] 最近のRodney E. Leonardさんの活動 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/20(Fri) 22:53  

この食品活動家のRodney E. Leonardさんは、必ずしも、BSE問題に強いかたではないようですね。
パブリックシチズンとも近い方のようです、。
以前は、クリントン大統領に、遺伝子組み換え食品について、意見書を出したこともあるようです。
昨年に書かれた一文が、下記サイトにあります。

http://www.recombinomics.com/News/05190503/H5N1_H2H_Transmission_Thailand.html


[1399] Re:[1393] いつか来た道、ふたたびか 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/20(Fri) 22:29  

ときさん。
どうも、地域的に二つのクラスターに分かれたようで、このことが、今年の鳥インフルエンザ問題を複雑にしているようですね。
下記サイトによると、昨年はひとつだったクラスターが、今年は、「北ベトナム・タイ」グループと、「南ベトナム・カンボジア」グループとの二つの分かれているようです。
前者のクラスターは、2004年から 2005年にかけて、カンボジアとタイで発見されたclade1分類の鳥インフルエンザの一部から発見されたH5N1とは、異なる遺伝子変異多型を示していたというものですね。
この多型は、哺乳類に見られるもので、これが人へのH5N1感染に関係しているのではないかと、言われていますね。
おそらく、昨年のカンボジアとタイで発見されたH5N1が、「中国と日本の、あまり致死的でないタイプ」と組み換え結合し、「致死的ではないが、人間に感染しやすいタイプのH5N1に変わった」ものと、想定されています。
となりますと、一見風邪のような軽い症状のH5N1が、すでに、北ベトナム・タイ地域では、人から人へ感染を繰り返しているとも考えられるわけです。
ハ ノイにある衛生疫学協会が、サンプル一千個をアメリカ・アトランタのCDCに先月送ったが、いまだに、その分析結果についての公式の発表が無いことから、 メディアの一部では、これらサンプルは、H5N1の人への感染を示す陽性だったのではなかったのではないかと、疑っているようです。
また、昨年北ベトナムでタミフルが大量使用されたところから、タミフル耐性ができてしまっているのではないかと疑う声もあるようです。
いずれにしても、これほどの中で、タイと北ベトナムだけが、さして、鳥インフルエンザの被害が無いというのも、不自然でもあるところから、「ごく軽度の症状ではあるが、人から人への感染力が強いH5N1の存在」を疑ったほうがよいようですね。

http://www.recombinomics.com/News/05190503/H5N1_H2H_Transmission_Thailand.html


[1398] 近江牛偽装/データ膨大チェック困難投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/20(Fri) 21:20  

牛肉履歴管理システム制度の「穴」突かれるhttp://mytown.asahi.com/shiga/news02.asp?kiji=5184
↑偽装の報告について詳細な報告があります。
さて、日本でこの状態で、さらに、米国牛が入ってきたら消費者はどう反応いたしますでしょうか。


[1397] 全頭検査緩和で利用された/食品安全委の山内専門委員 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/20(Fri) 21:12  

今日の東京のリスコミに山内先生が参加されてたらブチキレですかね?(^^;全頭検査緩和どころか米国牛輸入再開に答申の回答がねじまげられて利用されてるんですから。

http://www.shikoku-np.co.jp/news/news.aspx?id=20050520000194
衆 議院農林水産委員会は20日、牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しについて審議。参考人として出席した内閣府食品安全委員会プリオン専門調査会委員の山内 一也東大名誉教授は「(行政に)ある意味で利用された」と述べ、同調査会が全頭検査緩和にお墨付きを与える形になったことに遺憾の意を表明した。 山内委 員は、全頭検査の緩和によってリスクは増えるが、増え方が極めて小さいという科学的な評価をしただけだとし、全頭検査の有効性を強調した。岡本充功議員 (民主)の質問に答えた。 同委員会では、米国産牛肉の肉質や骨格形成で生後20カ月以下と判定する方法についても、与野党双方から「6秒程度の目視で確 認できるのか」「サンプルが片寄っており無理がある」などと批判的な意見が出た。


[1396] 明日豊島区で勉強会 「現在のリスク分析手法の問題点・危険性を指摘」 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/20(Fri) 20:26  

リスク分析手法に問題提起した米国の食品安全運動家・レオナルド氏来日へ
http://www.jc-press.com/news/200505/052002.htm

5月21日にBSE緊急フォーラムを開催 −全国食健連 http://www.jacom.or.jp/moyosi2005/moyo101s05051802.html
全 国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は5月21日、「BSE問題緊急フォーラム−大丈夫なの? BSE検査緩和・アメリカ産牛肉の輸入再開 −」を開く。 同連絡会では、食の安全・安心を確保しBSEを世界から根絶するという観点から、今、全頭検査を緩和し米国産牛肉の輸入再開に突き進もうと するのは疑問だとして、消費者、生産者の率直な議論の場をつくることにしたもの。 当日は米国の消費者運動家のロドニー・レオナルド氏と食品安全委員会プ リオン専門調査会委員の山内一也東大名誉教授が報告する。 会場は豊島区民センター・文化ホール。午後1時から4時まで。参加費1000円。問い合わせ先 /全国食健連03(3372)6112。


[1395] 本日の米国牛のリスコミには暗然といたしました 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/20(Fri) 19:59  

笹山さん、真名さん、みなさんこんばんは。本日東京でリスコミがあったのですが、まぁ、驚いちゃいましたよ。
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050427press_6.html

「食品安全委員会が20ヶ月以下は検査をしなくとも、リスクが変わらないとしているから米国牛も20ヶ月以下はよいのだ」と「科学の曲解」、ねじまげを、早速、以下の方々が回答されてましたよ。
農林水産省 島村宜伸 大臣
厚生労働省 西博義 副大臣
農水省 消費・安全局長 中川坦氏
ほかにも誰か答えていたと思いますが、少々頭に血が上って忘れました。

食安委の西郷リスクコミュニケーション事務官に結論部分を読み上げさせる念の入れ方でした。

答申案の「おわりに」の部分に明記された、この答申における「大前提」を、さっそく無視したのです。(注)「結論」と「おわりに」の各委員の位置付けの経緯については、議事録にてご判断ください。)
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai22/170328_dai22kai_prion_gijiroku.pdf
結論だけ振り回して、この「おわりに」の部分はすっかり無視です。国民をヴァカにするのも程がありますね。日本語読めないと思ってるんですかね?

==プリオン専門調査会の答申案「おわりに」から==
本 評価報告は、我が国における過去の集積データ及び評価を行うに足る関連データに基づき、基本的には背景に予想されるBSE の汚染度、と畜場における検査でのBSE 陽性牛の排除、安全なと畜解体法とSRM の除去などの効率について評価し、2005 年3 月の時点での若齢牛のリスク等を総合的に評価したものである。このような様々な背景リスクから切り離して年齢のみによる評価を行ったものではない。従っ て、今後諸外国におけるBSE感染リスクの評価を行う際には、総合的な評価を行うための多様なデータの存在が必須になるものと考える。
http://www.fsc.go.jp/bse_hyouka_kekka_170509.pdf
===============

こ の「科学」の曲解、ねじまげ、過ちを指摘しようと思って挙手しましたが、言わせてもらえませんでした。間違いも指摘できない「意見交換会」なんて、最高で すね。こんな風に「科学をねじまげられる」んではたまりませんね。あまりにもひどかったので、その後のご発言、こういっていたように私の耳には聞こえまし た。

「みなさまの食の暗然を守る」

実際、米国牛は、飼料管理が何よりも、どれだけきっちりなされているのかを確認すべきなのですが。若牛だろうとなんだろうと、怪しい飼料を食べている感染牛かも知れない牛を日本に入れるというのはヒトと家畜の防疫上、冗談じゃないですよ。

===ところで1つ、収穫もありました。====
食 肉処理場の検査をされている方がご指摘くださったのですが、肉類の脳神経組織の混入、汚染は、アズマックスという企業が、96セット(90頭分)8万円で 簡易キットを販売しているそうです。これはその場でチェックできて、2時間後に判定がでるとのことです。やり方さえちゃんと確認すれば消費者でもその場で できるとのことです。
http://www.azmax.co.jp/idx02_product/kensa/index_01.htm
http://www.azmax.co.jp/idx02_product/kensa/field_04_index.htm
枝肉に使用するのでしょうが、消費者団体や生協、その他流通でもどんどん活用いただきたいですね。

追 伸:国はSRM除去が完全にできないことをはっきり言いましたよ。「検査、SRM、飼料」全部、「完全」なんて無理です。」と外口氏がいわれました。誰か さんが主張してた「ゼロリスク信仰」なんかそもそもありっこないわけで。あとは「どうやってできる限りリスクを下げていくかということが大事」といわれて ましたよ。努力していないところの食品なんか食べられないということですね。


[1394] Re:行政サイトの使い勝手 投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/05/20(Fri) 18:45  

>台東区さんのサイトhttp://www.city.taito.tokyo.jp/の「深い階層」というのには、困ってしまいますね。

検索サイトでは、どんな階層であっても拾ってくれるでしょうが、開けたとたんに「次のページへどうぞ」では怒りたくなりますよね。
でもこれは台東区内の業者が一般に販売しているシステムを使っているのです。
公開する側には便利なのでしょうが、見るほうはちょっとなぁ、ですよね。
これならブログのほうがましかもしれません。

今年度から台東区商店連合会に青年部が出来ます。
商店街の会長さんたちで構成する理事会では若手の意見が反映されないからです。
青年部にIT事業が委託されますから、区の職員と話す機会を作ることも出来るでしょう。
いろいろと話を聞いてみたいと思います。

http://www.hytn.net/netdekansi/


[1393] いつか来た道、ふたたびか 投稿者:とき 投稿日:2005/05/20(Fri) 15:24  

北朝鮮の鳥インフルエンザ終息(?)宣言が出ていましたが、南アジアのH5N1のヒト感染と中国の流行は気になっておりました。やはり静かに終息するとは考えられない状況になってきたのでしょうか? 

鳥インフルエンザ ヒト感染、危険性拡大 東南アジアで続発
産経新聞【2005/05/20 東京朝刊から】
http://www.sankei.co.jp/news/050520/kok020.htm
「鳥インフルエンザ、人から人に感染」 英BBC(中央日報 2005.05.19 19:42:55)
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=63691&servcode=400&sectcode=400
鳥インフルエンザ、人間同士の感染可能性 WHOが警告 (東亜日報MAY 19, 2005 23:13)
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=060000&biid=2005052023188



[1392] 1388にレス 投稿者:真名  投稿日:2005/05/20(Fri) 11:37  

いや、一回だけ出てきました(笑)。

http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/18028842.html
専門委員の意見書はブーイングの嵐

▲資料1- 3:専門委員からの意見(記述に関する意見)[PDF] 」
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai19/prion19-siryou1-3.pdf

▼ 今回は20カ月となっているが、次は24カ月または30カ月以下とするための伏線?▼

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1391] 米国及びカナダにおけるBSE対策に関する現地調査について(報告) 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/20(Fri) 09:39  

米国及びカナダにおけるBSE対策に関する現地調査について(報告)(農水・厚労省)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050519press_9.html
出張者
外務省、厚生労働省及び農林水産省の担当者 ←誰が派遣されたか、どこを見たらわかるんでしょう?報告書の責任担当者名くらい必要ですよね。
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050506press_2.html
【問い合わせ先】
厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課
担当:道野、蟹江(内線2473,2455)
TEL:03-5253-1111(代表),03-3595-2337(直通)
農林水産省消費・安全局衛生管理課
担当:吉田、元村(内線3194,3171)
TEL:03-3502-8111(代表),03-3502-8295(直通)





[1390] Re:[1384] 角川の「NPO」「ボランティア」商標取り消し 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/20(Fri) 07:55  

聞きかじりさん。
ドメインのほうは、co.jpもor.jpも、本来のNPO関連サイトのようですね。
もっとも、NPOという略称のつかわれかたは、もちろん、nonprofit organization  NPO ではありますが、日本固有のものでしょうから、comですと、みょうなサイトになってしまうようですが。
ところで、聞きかじりさんのブログhttp://hytn.way-nifty.com/netdekansi/にあった台東区さんのサイトhttp://www.city.taito.tokyo.jp/の「深い階層」というのには、困ってしまいますね。
検索ロボットが、どの程度の深い階層にまで及ぶのかはわかりませんが。
ユーザビリティーの点からいくと、利用者が、区のサイト運営者の考えるシソーラスを類推して、たどり着かなければならないことになりますね。
http://premium.nikkeibp.co.jp/e-gov/special/2004/sp041210a1.shtml
でいきますと、東京都区内では、文京区のサイトが一番のようですね。
これhttp://www.city.bunkyo.lg.jp/ですが。
トップは新潟県http://www.pref.niigata.jp/のようです。
トップページのユーザビリティの一番は、柏崎市http://www.city.kashiwazaki.niigata.jp/のようです。
こうして、文京区と新潟県と柏崎市のサイトを続けて見ますと、同じような感じにとらわれます。


[1389] 最近 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/20(Fri) 06:51  

http://www.ikkokudou.com/
いっこく堂さんを思い出してしまいました。


[1388] Re:[1284] プリオン専門調査会は吉川教授のワンマン・ショーでしょうか? 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/20(Fri) 06:49  

笹山さん、おはようございます。
吉川教授の、検査月齢を30ヶ月齢に引き上げるという産経新聞の報道ですけど、いままで傍聴してきたけれども、そんな話はプリオン専門調査会ではいっさい出てきてなかったと思います。

調査会の最近の評価結果を見ていただければわかりますが、今後の技術革新で、検査感度が改良されれば、より若い牛で検出できるのだ、というのが「調査会の多くの先生方の意見」だったんですよ。

だから、30ヶ月云々というのは、プリオン専門調査会としての意見ではなく、吉川委員個人の見解ですよね。あと事務局?

こ ういうのが調査会の名前を出して報道されると、プリオン専門調査会が吉川泰弘教授のワンマン・ショー、吉川泰弘教授オンステージ、に見えてしまいますね。 これは正しい事実を伝えない産経新聞にも責任がありますね。だから余計、品川先生や金子先生や、その他の大勢の先生方が嫌気がさしちゃうんではないでしょ うか。

http://www.fsc.go.jp/bse_hyouka_kekka_170509.pdf
(2)BSE に限らず感染症において検査感度を改良するための技術開発促進は当然のことである。しかし、21 ヵ月齢以上を検査対象とした場合、混乱回避措置とされている自主的全頭検査がなければ、若齢牛での検査成績の評価はできなくなる。



[1387] Re:[1386] さて、どこ見てきたんでしょうかね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/19(Thu) 16:17  

そうですね。
私のお勧め疑惑視察コースとしては、アメリカ Texas州San AngeloのLone Star Beef社と、カナダのAlbertaにあったレンダリング工場Edmonton rendering plantの跡地でしょうか。
あと、アメリカ・ニューヨークのOriskany Fallsにある「と畜場」でしたっけ?




[1386] さて、どこ見てきたんでしょうかね。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/19(Thu) 14:32  

同じところを一般消費者にも公開するとか、してくれるんですかね。

飼料規制も管理され、宣誓書も提出 米・カナダ調査団報告
http://www.nissyoku.co.jp/
 農水省と厚労省は19日、米国、カナダにおける現地調査報告を公表した。米国のカリフォルニア州のと畜場、飼料関連施設、ネブラスカ州のと畜場、カナダのアルバータ州の飼料関連施設、オンタリオ州のと畜場を調べた。
  報告では、と畜場の衛生管理、月齢判別、飼料規制の順守状況を述べている。と畜場の衛生管理はHACCP(重要管理点による衛生管理方式)や、SSOP (衛星標準作業手順書)で衛生管理されていた。SRMの除去、30ヵ月齢の月齢判別が行われ、30ヵ月齢未満の牛の脳、せき髄もフードチェーンに入らない ようになっていた。生理学的成熟度による月齢判別では、格付検査官が標準写真サンプルをもつことや、対日専用ラインでは通常のラインでの確認に加えて再 度、確認する考えが示されている。大手の業者の調査はこれで一巡した。
 また、レンダリング、飼料製造では反すう動物由来の原料を使う非専用の工 場が一部の残っているが、飼料の交差汚染の防止のため、製造工程の分離または洗浄、製品への表示では、それぞれの法制度に従った管理が行われていた。さら に飼料の適正使用を担保するため、飼料などの出荷に際して禁止物質が含まれていないことや、牛に禁止物質が使われていないことについて明記した宣誓書を求 めることを確認している。
 農水省と厚労省は、今回の調査結果などを含めて、詳細なデータを加えて食安委に提出する考え。(5月19日13:50)

少なくとも、北部じゃないみたいですね
米国北部に高度のBSE暴露リスク、米国農務省報告
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05050901.htm
[1385] 米産牛肉の輸入審議難航も 食品安全委から内部批判 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/19(Thu) 12:42  

残るのは吉川委員と山本委員と見上委員と小泉委員ですか。はあ。おっと、Kさん忘れてましたね!

まだまだ、「ちょっとトイレに・・・」といって辞めちゃう先生も出てくるかも知れませんね。以前食安委で、委員会が成り立つには過半数が必要だ、といったときに半数程度の人数だということで、そんなシーンもありましたから。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050518-00000233-kyodo-bus_all
米 国産牛肉の輸入条件について、政府は来週にも内閣府の食品安全委員会に諮問するが、一部委員が政府方針に疑問を表明、審議が難航する恐れが出てきた。国内 の牛海綿状脳症(BSE)対策として決めた全頭検査の緩和を、政府が米国産牛肉の輸入解禁への足掛かりにしようとすることへ強く反発、輸入再開時期にも影 響しそうだ。
 18日の衆院農林水産委員会で、食品安全委の寺田雅昭委員長は「品川先生は、6カ月ぐらい前に辞意を表されたが、残って下さいよ (とお願いした)」と述べ、プリオン専門調査会の品川森一委員が辞任する意向を示していたことを明らかにした。品川委員は、動物衛生研究所プリオン病研究 センター所長を兼任、BSE研究の第一人者で、全頭検査の緩和には慎重だった。
(共同通信) - 5月18日19時49分更新




[1384] 角川の「NPO」「ボランティア」商標取り消し 投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/05/19(Thu) 09:06  

NPOなどは広く知られた用語で、同社の雑誌などを想定できないと判断した。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20050518AT1F1800718052005.html

一安心と言うところでしょうか。

http://www.hytn.net/netdekansi/


[1383] Re:[1382] 今日の野党の質問を聞いてあきれましたが。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/18(Wed) 21:46  

今日は、「金子清俊さんを参考人招致しろ」なんてことを野党が言っていましたが、こんなことこそ、金子清俊さんを苦しめることなんだということが、わかっていないんでしょうかね。
本当にあきれはててしまいました。
野党は、ポイント稼ぎしか考えていない。
本人は応じるといっていたと、質問者は言っていましたが、ほんとうなんでしょうか? 
金子清俊さんにとって見れば、迷惑な話です。
佐々江さんは、昨年春からの日米ワーキンググループの最初から参加されていますね。
http://tokyo.usembassy.gov/e/p/tp-20040430-38.html 参照
もっとも、こんなに長引くとは、そのときは、思われていなかったんでしょうけれども。
下記のとおり有名人です。
ところで、いつもご活躍の、このヒゲのオブザーバーのかたは、本来のオブザーバーとしての役割に甘んじていただければいいんですけれども。
「緊急時対応」の意味が異なるようですね。

http://www.google.co.jp/search?num=20&hl=ja&c2coff=1&client=firefox-a&rls=org.mozilla%3Aja-JP%3Aofficial&q=Kenichiro+Sasae&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=


[1382] 2004年10月21日ー23日に行われた日米高級事務レベル会合 参加者について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/18(Wed) 21:07  

「内臓肉等を含む牛肉品目は、20か月齢以下と証明される牛由来でなければならない。」などという日米取り決めを勝手にされたときの会議出席者名が、農水省のほうには掲載されていなかったんですが、外務省のページにありました。
外務省の佐々江賢一郎氏の名前は、いままであんまり話題に出てきませんでしたね。

第4回日米BSE協議の開催について 
平成16年10月19日 北米第二課
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/bse/yunyu/dl/041019-1a.pdf
1.日米両政府は、10月21日(木)、22日(金)の両日、東京(外務省)にて第4回日米BSE協議を開催する。
2.今回の協議においては、前回会合(4月24日)以降の進展を踏まえ、米国産および日本産牛肉の貿易再開につき協議を行う予定である。
3.今回の協議の主たる参加予定者は以下のとおりである。

日本側:佐々江賢一郎外務省経済局長
中川坦農林水産省消費・安全局長
外口崇厚生労働省食品安全部長
(オブザーバー)
杉浦勝明食品安全委員会事務局情報・緊急時対応課長他

米側:ペン農務次官(農業・海外農業担当)
ランバート農務副次官(マーケティング・規制担当)
ピアソン農務副次官(食品安全担当)
サンドロフ保健福祉省食品医薬品局獣医学センター所長他

日本政府及び米国政府による牛肉及び牛肉製品の貿易の再開に関する共同記者発表【骨子】 【日本語版】 【英語版】 (16.10.23)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20041023/kossi.htm
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20041023/jp.htm
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20041023/eng.htm

外 口氏は、8月18日と9月21日のリスコミで以下のように、米国の危険性を認識されているように私は感じました。とすると、この会合の場で、どういう経緯 で飼料を問わずに「内臓肉等を含む牛肉品目は、20か月齢以下と証明される牛由来でなければならない。」などという話になったんでしょうかね。

、と思ったら、会合の翻訳のほうには「米国の飼料規制 」という言葉も入ってますね。米国に対して国会などで「飼料を問わない」といっているのは誰でしたっけ?

リスコミの議事録から
○外口(厚生労働省)
  アメリカから輸入する場合には、リスク評価が当然、前提となるわけですが、それを早くした方がいいのではないかと、そういうご意見だと思います。実際輸入 再開するかどうかは、それは国内と同等の安全性が確保されているということが大前提であるわけです。で、それがどうかというと、今ワーキンググループで事 実関係の整理をしたところですが、そこを見てわかりますように例えばSRM一つとっても全然違うわけです。日本は全部必要と、米国は30カ月以上。これは 米国は自分たちの汚染度は少ないからという理解なのでそうなっているわけです。そのほか検査にしろ飼料規制にせよ、大分隔たりがあります。
 今のこの段階で、そのまま輸入再開というのは、まずあり得ないわけでして、まだ我々としてはやるときはちゃんと食品安全委員会にリスク評価を依頼することになると思いますが、まだとてもその段階ではないと認識しております。 
http://www.maff.go.jp/syoku_anzen/20040818/gaiyo.htm

  それから、輸入再開の問題は、輸入再開するかどうかは別に入ってくるときの条件が国内で流通するものと同じ安全性が保てるのかどうかを確認して決める話だ から、それは全然別の話です。もっと言えば、食の安全というものは科学的根拠に基づいて決めるものだから、ほかの要因で決めるものではない。これをはっき り言っておきたいと思います。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/iken/txt/040921-1.txt

ちなみに金子プリオン専門調査会座長代理のご発言です。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05051601.htm
・米国はBSEの感染拡大を防ぐ飼料規制に抜け穴がある。課題は山積み。
それでも政府が「特定部位さえ除去すれば検査をしなくても生後20ヵ月齢以下の牛の牛肉は日本と同等の安全性といえるか」と諮問するなら、「この前提がそもそも成り立つのかを審議する必要があるだろう」。



[1381] 無題 投稿者:真名  投稿日:2005/05/18(Wed) 21:00  

なるほど。
しかし、この記事ではほとんど何も分からない、というか、何も書いていないに等しいと思います。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1380] Re:[1378] 物語になりそうなカップルのようですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/18(Wed) 20:48  

真名さん。
ありがとうございました。
このサイト「Mad cow sleuths at odds over cause」http://www.organicconsumers.org/madcow/yale41301.cfmをみますと、 Lauraさんは、Yale大学で、Dr. Elias Manuelidisさんと、恋に落ち、結婚したが、 Elias さんのほうは、1992年に74歳でなくなったと書いていますね。
なんか、物語になりそうなカップルのようですね。



[1378] すいません。原典でしたね 投稿者:真名  投稿日:2005/05/18(Wed) 20:12  

一連の流れを追っていくのが、信頼性評価の点から一番良いと思うのですが。今のところしいて挙げると(エリアス参加分のみ)、
クロイツフェルトヤコブ病にウイルス様感染因子がある。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19221607.html
クロイツフェルトヤコブ病因子をヌクレアーゼ処理で精製
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19333426.html
レトロウイルス様転写物を同定
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19530807.html
ポリメラーゼ連鎖反応法で核酸を増殖し、ポリアデニル酸化配列を検出
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19630069.html

ローラ・マニュエリディス説の原典はとりあえずこれの方が良いかもしれません。

王様は裸だ−スクレーピーおよびクロイツフェルトヤコブ病のデータの本体

Beneath the emperor's clothes: The body of data on scrapie and CJD

http://info.med.yale.edu/bbs/media/faculty/Manuelidis.pdf

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1376] 結婚くさい?分かりませんが 投稿者:真名  投稿日:2005/05/18(Wed) 19:42  

これが最後の論文みたいなんです。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/20039259.html
伝達性クロイツフェルト・ヤコブ病様因子が人間集団中で蔓延

これが最初の論文らしいです。1950年です。
ローラさんが登場するのはこのあたりからです(1970〜71年)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list _uids=5105494                             インビトロでグリア細胞の増殖と分化−いかにもエリアスの指導下で研究しているという感じの主題ですね。結婚くさい(笑)。子供ってことありますかねえ。分かりません。
福岡伸一先生ならお詳しいんでしょうけど。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1375] エリアス氏は途中から消えますね 投稿者:真名  投稿日:2005/05/18(Wed) 19:32  

これで良いです。
エリアス氏は、このへんまではローラ・マニュエリディス氏と共同研究なんですが。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19333426.html
1995年くらいには名前が記事から消えるんですよね。
エリアス氏の研究歴は長いので、おそらく結婚したのだと思うんですけど。この後どうなさったたんでしょうか?私も知らないのです。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1374] Re:[1372] [1365」マニュエリディス説の原典は? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/18(Wed) 19:13  

真名さん。
ローラ・マニュエリディス説の原典は、このサイトでいいのでしょうか?
Manuelidis L, Sklaviadis T, Akowitz A, Fritch W. Viral particles are required for infection in neurodegenerative Creutzfeldt-Jakob disease.
http://www.pnas.org/cgi/content/abstract/92/11/5124
エリアス・マニュエリディス説の原典はどれなのでしょうか?



[1373] 日銀の見解と財務省の見解と、どちらがただしいのだろう? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/18(Wed) 17:39  

日銀が、金融の量的緩和策の目安としている当座預金残高の目標を、現状の「30〜35兆円程度」から引き下げようとしているのに対し て、財務大臣は、「デフレ克服に向けて、緩和的な金融環境の維持のため力を尽くしていただきたい」と述べ、日銀に当座預金残高の目標を維持するよう求めた という。
どちらが正しいのだろう?
私は、かねてから、非負制約とデフレの罠によって、実質、金融政策の手足を封じられている状況を脱するためには、隙あらば、日銀は、ゼロ金利政策脱出の行動に出るべきであるといってきた。
だから、日銀の方針を支持する。
しかし、財務省は、アメリカの意向を受け、相変わらず、低金利政策をとり続けているのは、日本の国益に沿ったものなのだろうか?
日米の金利差が広がって、得をするのは、アメリカと、なりふりかまわぬ巨額な為替介入の結果として、米国債をもってニッチもサッチも身動き取れない、財務省なのである。
日米の金利格差が続く限り、アメリカが、双子の赤字を放置しておいても、ビルトインで機能すべき、ドル暴落へのスタビライザー機能が機能しないので、一安心なのである。
いったい、これで、日本は、独立国なんだろうか?


[1372] [1365」にレスです。 投稿者:真名  投稿日:2005/05/18(Wed) 11:08  

すいません。この投稿を見落としていたので、ご返事が遅くなりました。
私は何が正しいのか分かりません(専門家にすら謎であるものが、私に分かるわけがありません)。
ウイリノ説があるようですが、(検証は別として)その粒子が発見されているわけではないんでしょう?スゴク小さいんですね。
(ローラおよびエリアス)マニュエリディス説について、現時点でアップしている関連投稿を参考までに列挙させて下さい(まだ一部しかアップしていませんが)。
この病気の底知れなさを暗示する一例ということで情報を収集中です。
具体的で直接的な成果が挙がっていますね。いわゆる「ブツ」があるらしい。
つまり「検証可能な段階」に入っているように見えます。
ほぼ時系列に並べてあります。

http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19039690.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19039690.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19043256.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19045322.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19047189.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19051068.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19052086.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19054788.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19056499.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19214123.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19221607.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19225857.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19230589.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19333426.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19530807.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19630069.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19632242.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/20712743.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/20717072.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/20955489.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/20978596.html

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1371] 人獣共通感染症であることが前提 投稿者:真名  投稿日:2005/05/18(Wed) 10:43  

▲輸入牛肉の安全性を計る「みなし感染価」としてcattle oral ID50(CoID)の問題を、飼料規制の点からも検証する必要があるのではないのか▲

もぢろんそういうことになると思います。
しかし、ヒトへの経口感染のID50が明らかになることはまずないでしょう。
実験できませんから。

狂牛病が一般にヒト−ウシの人牛共通感染症であることは確定しているわけです(米国牛について確定しているわけではありませんが)。
「人牛共通感染症」であるということは、ウシ間の感染防止政策も、ある重みづけをもってヒト間の感染防止政策と同等に扱われるという論理が成立します。
それが不要であるという論理は理解できません。
「重みづけ」が圧倒的に小さい場合は別ですが、分からないわけですからね。
これは自明の前提だと思いますが。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1370] USDAが6月9日に計画しているラウンドテーブルの意図は? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/18(Wed) 10:17  

モンタナ地裁によるR-CALF訴訟での、アメリカとカナダとの生体牛国境再開差し止め命令に関する最終ヒアリングが行われるのが、7月27日である。
その間に、日本との問題もあるし、USDAとしては、7月27日前に、何らかのアクションを起こしておきたいとのことなのだろう。
この「roundtable discussion」(one-day meeting)は、ミネソタ大学で、6月9日 9:30-2:30まで、公衆のために行われるもののようだ。
http://www.agweb.com/get_article.asp?pageid=117836 参照
このイベントには、生産者、パッカー、オピニオンリーダーなどが参加する予定だという。
ジョハンズ農務長官は、このラウンドテーブル開催の発表とともに、「カナダとの国境再開遅延は、長期的に、北アメリカの畜産業に壊滅的な打撃を与えることになる。」と、R-CALFをけん制した。
日本の食品安全委員会をたぶらかすよりも、カナダ問題を解決するのが、先決ですね。
ジョハンズ農務長官さん。

http://news.ft.com/cms/s/7a0cc4ee-c72d-11d9-a700-00000e2511c8.html


[1369] Re:[1368] 牛肉から人への感染価がわかれば、この答弁でもいいのでしょうが。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/18(Wed) 07:33  

真名さん。
この問題は、私のパブリックコメントでも取り上げたことです。
同じ日の農林水産委員会で、山本喜代宏委員の質問に対して、中川坦政府参考人が答えているところのほうが大臣答弁よりも体系的なので以下に紹介しますと。
「飼料規制というのは、BSEの病原体が牛から牛に伝播するところを防止するという意味では、極めて大事な、また、それぞれの国で牛のBSEを根絶するという意味でも大変大事な措置ではありますけれども、牛肉そのものの安全性を直接確保する措置ではない」
この答弁は、理論的にいえば、これで正しいと思います。
すなわち、飼料から牛への感染価であるcattle oral ID50(CoID)の問題と、感染した牛肉から人への感染価であるhuman oral ID50(HoID50)とを、セパレートして考えるという考え方ですね。
ただし、問題は、感染した牛肉から人への感染価であるhuman oral ID50(HoID50)を検証する手段を、牛肉の輸入国である日本は持っていないという点にあるのですね。
であれば、輸入牛肉の安全性を計る「みなし感染価」としてcattle oral ID50(CoID)の問題を、飼料規制の点からも検証する必要があるのではないのか、というのが、私の考えです。
いずれの質問者も、その点を突かなければならなかったのではないのかと、思っています。


[1368] 政治家のお話なのでこちらに紹介させて頂きます 投稿者:真名 投稿日:2005/05/18(Wed) 00:46  

もしかすると政治家である笹山先生にはご迷惑かもわかりませんが、もちろん純粋に私見ということですので。

島村大臣の珍答弁:米国飼料規制は牛肉安全(BSE防止)に不要
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22324232.html

うーん。これはちょっとひどくないですかねえ。
呆れてしまいました。
お役人の方の準備不足だったのでしょうから、大臣を責めるのは気の毒なのかもしれませんが、しかしレッキとした答弁なわけですから。もうちょっとまともな答えをしてほしかったです。


西副大臣の答弁:クロイツフェルト・ヤコブ病の確定診断不要
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/22307793.html
こちらは上の暴走的答弁とは違い、見解の別れるところもあると思いますが、しかし変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に関する最近の情報からすれば、広く病理解剖で確定診断を進めることは必要だと思います。


[1366] 毎日、夜になると「勝手に稼いでくれるパソコンが欲しい」と書き込まれる asigamiさんへ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/17(Tue) 23:03  

深夜に書き込めば、はてなアンテナが拾ってくれて、明日の書き込みまでの間、宣伝になるからとの思惑なのでしょうが、この掲示板では、宣伝に関する書き込みは、扱っておりません。
私のほうも、毎晩、asigamiさんの書き込みを消すのもしんどいので、もうそろそろにしてはいただけませんでしょうか。
私の掲示板に書いても、asigamiさんに、申し込む人は皆無だとおもいますので。
asigamiさんのIPの一部ご紹介
60.34.19.215  219.165.151.42 218.47.237.38 219.164.142.16 60.34.134.202 60.34.216.164  220.99.179.249 60.34.216.65 220.99.180.163 219.165.144.168  218.47.206.107
PLALA ネットワークなどをお使いのようですね。


[1365] プリオン仮説以外の仮説を検証する必要はないのか? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/17(Tue) 22:56  

この掲示板にもご登場いただく真名さんのブログの最近号に、「非常に小さい核酸をもつウイルスがプリオンに付着しているとの説は否定されてない」http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21854793.htmlという記事があって、興味をひかれた。
このブログのコメント欄にも書かせていただいたのだが、Chris Bostockの「The nature of TSEs」http://www.socgenmicrobiol.org.uk/pubs/micro_today/pdf/110002.pdf
によると、BSEの原因仮説には、大きく三つあるという。
第 一は、今、もっとも主流のプリオン仮説( protein-only hypothesis)であり、他のひとつは、真名さんが紹介されている「非常に小さい核酸をもつウイルスがプリオンに付着している」(1954年に Sigurdssonが提唱)との仮説であり、もうひとつは、virino仮説(virino hypothesis)(1959年に、Hadlowが提唱)というものだ。
その他、Nemavirus hypothesis、Virino and replication site hypothesis などがある。
http://www.bseinquiry.gov.uk/report/volume2/chapterg.htm参照
http://w3.aces.uiuc.edu/AnSci/BSE/Prion_vs_Virino.htm参照
このvirino仮説は、第一のプリオン仮説と第二の「非常に小さい核酸をもつウイルスがプリオンに付着している」との仮説とのハイブリッド仮説ともいうべきものであり、たんぱく質にコーティングされた非常に小さな遺伝子物質が感染因子となるという説である。
プリオン仮説とvirino仮説との違いは、プリオン仮説が、たんぱく質単独での感染因子となるというのに対して、virino仮説では、遺伝子が実質感染因子となっており、たんぱく質は、その伝達補助材となっているというような位置づけになっている。
しかし、このサイト「The Prion Theory」http://www.portfolio.mvm.ed.ac.uk/studentwebs/session2/group4/evidence.htm
に見られるように、virino仮説での因子を実際見ることができない以上、仮説の域を出ないとして、否定されている。
しかし、Prusinerさんが1982年に命名した、このプリオンというものも、"proteinaceous infectious particle"(タンパク質に関係する感染微粒子)を略して、「Prion」(PREE-on)と名づけたまでのことである。
ここらで、改めて、真名さんの言われるように、プリオン仮説以外の仮説の検証を試みることも必要なことと思われる。



[1363] 「適切な保護の水準」と「OIE基準」との乖離の幅 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/17(Tue) 08:09  

どうも日本のマスコミは、OIE基準のことは書いても、SPS協定のことは書かないものだから、やや、バイアスのかかった記事が書かれ るのだけれども、実際、たとえば、アメリカと日本とのリンゴの火傷病についての、紛争パネルなどの例をみると、輸入国の農産物の検疫措置が過剰かどうかの 判断は、OIE基準と国内安全基準との乖離の幅が「適切な保護の水準」(ALOP(Appropriate Level of Protection))の範囲内にあるかどうかで決まってしまうのである。
だから、このSPS協定での「適切な保護の水準」と「OIE基準」とは、相対的な関係にあるのである。
今 度のOIE総会で、牛肉の安全性について、OIE基準がゆるめに設定されるならば、このSPS協定での「適切な保護の水準」と「OIE基準」との間の乖離 は、広がるのであって、もし、輸入国が、現在の国内安全基準を守ろうとすれば、広がったSPS協定での「適切な保護の水準」と「OIE基準」との間の乖離 についての科学的証拠を用意しなければならないのである。
跳び箱にたとえれば、跳び越してくる側(輸入国側)から見れば適切な高さ(国内安全基 準)の跳び箱だと思っていると、いつの間にか、飛び出し地点(OIE基準)が深く掘り下げられていて、飛び出す側(輸出国側)の方から、「何でこんな高い 跳び箱を作ったんだ。もっと低くセイ。」とイチャモンをつけられているようなもんだ。
いわば、今回の食品安全委員会の答申のように、国際紛争になる前に、国内安全基準のバリアーを下げてしまうということは、輸出国にとっては、願ってもない「腰抜け輸入国誕生」ということになるわけである。


[1362] 久しぶりに福田前官房長官の重厚なアジア感を聞いた思い。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 21:38  

今日の予算委員会で、前官房長官の福田康夫さんが、小泉首相に対して、「首相が国際社会との協調を重視するというのであれば、足元の東アジアの中国、韓国との関係は早急に改善しておく必要がある」と諭されたというのだが、久しぶりに重厚な政治家のアジア感を聞いた思いだ。
ちなみに、福田さんは、フィリピン残留日本人問題にも、熱心なかただ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050516-00000174-kyodo-pol


[1361] Re:[1357] リコールされた汚染肉を売ってもいいとの契約を、USDAとしている秘密の小売店があるという話ですね。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 21:23  

「掲示板から」さん。
これによると、 リコールされた汚染肉を売ってもいいとの契約を、USDAと契約している秘密の小売店があるという話ですね。
こ れは以前からある公然の秘密のようで、「California Lawmakers Target Secrecy of Contaminated Meat Recalls - Legislation Targets State’s Secrecy Agreement With USDA That Kept Consumers In the Dark About Mad Cow Disease Infected Beef」http://www.commondreams.org/cgi-bin/newsprint.cgi?file=/news2004/0331-09.htmによりますと、2002年に, the California Department of Health Services (DHS) がUSDAと「Memorandum of Understanding」(MOU)についての署名をしたとしていますね。


[1360] Re:[1358] 台帳段階でこれでは、トレーサビリティーは、ザルも同然 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 20:47  

「掲示板から」さん。
台帳段階では、
「生産者概況台帳(生産者のプロフィール、牧場敷地内の見取り図、給餌飼料の内容など)、乳牛および肉牛のすべての牛の個体管理台帳(耳標番号、生年月日、導入日、出生地などの履歴)、飼料管理台帳(エサすべての把握)の調査を行い、生産者ごとにID番号を付ける。 」
というようになっているようですが、肝心のこの台帳段階で、不正記述をチェックする毛けん制システムが無いことには、考え方によれば、何でもありの世界になってしまいますね。

http://cali.lin.go.jp/cali/manage/159/k-semina/159ks1.htm


[1358] 偽装発覚と最高値 馬鹿を見る消費者も出てくるようです。 投稿者:掲示板から 投稿日:2005/05/16(Mon) 17:42  

近江牛ブランド利用で逮捕 牛の個体情報を虚偽登録
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050515-00000131-kyodo-soci

国産牛肉700円台、最高値 農水省の小売価格調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050516-00000087-kyodo-soci


[1357] 回収された汚染肉を販売、「もう食べちゃった?」=米消費者団体、規則遵守を要請 投稿者:掲示板から 投稿日:2005/05/16(Mon) 17:29  

 1936 年に設立された世界最大の消費者団体、米消費者同盟(CU)は5月13日、大腸菌や リステリア菌、BSE(牛海綿状脳症)に汚染された回収(リコール)対象の肉や家禽類の情報公開を定めた米農務省(USDA)食品安全検査局 (FSIS)の規則を遵守するよう米政府に求める声明を発表した。「回収された肉のほとんどが実際に販売され、食べられているのを知っているか?」と題す るキャンペーンも開始した。

 畜肉や家禽肉、鶏卵の安全性や適正な表示を確保するたの検査や加工工場の安全性基準の設定、リスク評価を行うFSISに対し、CUは「汚染された肉や家禽類がどのような小売店で販売されたかを消費者に知らせる提案(規則)を遵守するべきだ」と強調している。

(2005年5月16日発信)

USDA needs to pursue meat disclosure rule
Most recalled meat and poultry is actually sold and eaten 5-13-05
http://www.consumersunion.org/pub/campaignnotinmyfood/002224.html

Support end to USDA meat recall secrecy!
https://secure2.convio.net/cu/site/Advocacy?JServSessionIdr003=5bdil1d3f1.app14b&page=UserAction&cmd=display&id=521

http://www.jc-press.com/kaigai/200505/051602.htm


[1356] 「農業情報研究所」さんサイトに、私の掲示板での金子先生辞任に関するやり取りご紹介 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 12:18  

「農業情報研究所(WAPIC)」さんサイトhttp://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05051601.htmに、私の掲示板での金子先生辞任に関するやり取りが紹介されています。
光栄なことです。

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05051601.htm


[1355] Re:[1354] どこかおかしい 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 12:03  

聞きかじりさん。
この「藤沢生活」ブログ
http://from.blockblog.jp/791/183116
でのおかしさの視点は、私のおかしさの視点とは、180度違ったおかしさについてですね。
私の視点は、このニューズウィーク以前にこれについての情報が飛び交っていたということで、ニューズウィークは、それをなぞったのだが、"knowledgeable government source"の扱いに、問題があったというだけのことなのでしょう。
それをあたかも、ニューズウイークだけが、問題の発端だと見るのは、あまりに浅薄すぎる考えであると思うんですけれども。


[1354] Re:どこかおかしい 投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/05/16(Mon) 11:36  

> 聞きかじりさん。
> どうも、この共同の報道はおかしいですね。

「藤沢生活」ブログでも取り上げられていました。
http://from.blockblog.jp/791/183116

どこかおかしいので、コメントは出来ませんが、見つけた記事だけは貼っておきます。

http://www.hytn.net/netdekansi/


[1353] 「Blogs of War」にリンクされています。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 11:05  

以下のサイトの中の「Japanese message board - In Japanese but with lots of good links.」(訳しますと、「日本の掲示板−日本語ですが、多くのいいリンクがされています。」とでも訳すんでしょうか。)
と書いてある部分に、リンクされていますね。
意外と細かいところにまで、目をはりめぐらせているのですね。
びっくりしました。

http://www.blogsofwar.com/archives/2005/05/09/ansar-al-sunnah-army-claims-japanese-akihito-saito-hostage/


[1352] Re:[1350] [1335] わらぁってぇ、ゆるぅしてぇ 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 09:44  

聞きかじりさん。
どうも、この共同の報道はおかしいですね。
5月13日の私のブログ「宗教戦争に発展しかねない米兵のコーラン・トイレ流し事件」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=278
にも書きましたように、確かに、5月9日のNewsweekの記事「Gitmo: SouthCom Showdown」http://www.msnbc.msn.com/id/7693014/site/newsweek/
は、ひとつの暴動のきっかけにはなりましたが、すでに、この問題につきましては、今年の2月にアルジャジーラが報道しています。
何か、姑息な事態収拾にNewsweekが、利用されたという感じがしています。
Newsweek5月23日号の「 How a Fire Broke Out」
http://www.msnbc.msn.com/id/7857407/site/newsweek/
では、事態に火をつけたのは、5月6日のImran Khan氏の記者会見であったとしています。
Imran Khan氏は、記者会見の時に、Newsweek5月9日号の「 SouthCom Showdown」を読みあげながら、「これが、アメリカのしていることだ。コーランを冒涜している。」と、甲高く叫んだとしています。

Newsweekの編集者Mark Whitaker氏は、「CORRECTED: Newsweek: Koran desecration report wrong 」
http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=topNews&storyID=8495126で、ロイター記者に対して、次のように言っていますね。

「このようなことがあったかどうかについては、私は知りません。われわれは、それが絶対に起こったとも断定できませんし、絶対に起こっていなかったとも断言できません。」といっています。

すなわち、アメリカ軍からの直の事実の確認はできなかったといっているだけなのです。

"As to whether anything like this happened, we just don't know," "We're not saying it absolutely happened but we can't say that it absolutely didn't happen either."


[1351] Re:[1349] 金子清俊さんが辞意表明 食品安全委員会 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 08:58  

金子清俊先生のお気持ちは、よく、わかります。
現在の食品安全委員会が、消費者の立場に立っていない、とのお考えの下での、覚悟の辞任でしょう。
やはり、昨年9月6日から9月9日の間のたたき台の書き換え(http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=76 ご参照)が、そもそもの原因なのでしょう。
それを明確にしないまま、さらに輪をかけて、今回の答申です。
政治に翻弄される食品安全委員会の現状に、科学者としての良心が許さなかったといえます。
これを契機にして、品川森一先生など、まだまだ、辞任は続くでしょう。
「そして、誰もいなくなった。」(“And Then There Were None”)http://www.dramsoc.org/posters/attwn_poster.jpg−−
まさに、これからは「鳥無き里のコウモリ」の状態が続くわけで、日本の食の安全にとっては恐ろしいことです。


[1350] Re:[1335] わらぁってぇ、ゆるぅしてぇ 投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/05/16(Mon) 08:49  

> アメリカのライス国務著官は、火消しに躍起だが、各地での暴動は収まる気配を見せていない。

コーラン冒涜は「誤報」 米誌編集者が謝罪
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=SMT&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2005051601000094

どうやって収束させるのでしょうね。



[1349] 金子清俊さんが辞意表明 食品安全委員会 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/16(Mon) 07:18  

辞めるべき人間が間違っています。責任を痛感されておられるのならば、金子さんはこれからこそ戦うべきです。

専門調査会座長代理が辞意 米国産牛肉諮問案に疑問
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050515-00000128-kyodo-soci
米 国産牛肉の輸入再開問題で、厚生労働省と農水省が「生後20カ月以下で脳などの危険部位を取り除いた米国産と国産のリスクは同等か」との安全性評価を食品 安全委員会に諮問予定であることに対し、同委員会専門調査会座長代理の金子清俊東京医大教授は15日、東京農大で開かれたシンポジウムで「国内対策の見直 しを利用された責任を痛感している」と述べ、専門委員を辞任する意向を示した。
 食品安全委は今月6日、国内の牛海綿状脳症(BSE)対策で生後20カ月以下の牛を対象から外す全頭検査緩和容認を決め、両省に答申した。
(共同通信) - 5月15日21時52分更新




[1348] 皆さん、今朝から掲示板がトラブって、申し訳ありませんでした。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/16(Mon) 00:11  

今朝、地方の出先で、掲示板に書き込まれた広告書き込みを消したうえで、該当IPを拒否設定にしたところ、全体が、おかしくなってしまいました。
これの修復は、FTPから、いったん掲示板のこれまでの書き込みdataをファィルに落とし保存してから、datのみをこれまでのトラブルのないもので上書きするという作業が必要なため、出先ではできず、自宅に帰った今、修復したしだいです。
今朝から、ときさん、桜の花さん、大変ご迷惑をおかけしました。
ところで、ときさんのご意見に対しては、政府系金融機関の大統合で、実現できる面もあるでしょうが、実際、それほど、政治家が、この面では関与してはいないようです。
桜の花さんのご意見のように、官僚性悪説に立てば、政治サイドからの、もっと思い切った権限委譲を官僚に迫るべきなのでしょうが、残念ながら、それに代替しうる政策形成力を、政治家サイドは有していないのが、現状です。
政治の推進力を利用して、官僚自らの主張を通す、という、持合の関係にあるからです。


[1347] 1345関連 議会制民主主義の中で 投稿者:桜の花 投稿日:2005/05/15(Sun) 01:46  

笹山さん、ときさん 小泉総理大臣の英断と思う私から言わせて
ください。

まず明治以来の人事院制度を骨格とした官僚制度を例外的に
内閣府職員という範囲に於いて断行したことは正しいと思います。郵政民営化法案に関して 彼ら官僚がしようとしたことが 自民党の族議員と内閣府の調整・仲介をしようとした点にあります。

この『調整・仲介』のやり方こそ 戦後の伝統的な官僚の仕事(人事院公認or方針)であり 法律に書かれていない裏支配そのものだからです。ここに官僚の権力が隠されているのです。

時代と共に官僚の腐敗は国の財政を圧迫する仕組みを増殖させています。同時に自浄作用の効かない仕組みが出来上がりました。

結局 この様に見ると郵政民営化も改革の末端に思えます。
真の改革とは 官僚から『法案作成から局長通達』までの権限を取り上げる事=人事を政治任用に切り替えることだと思います。
それで初めて議会制民主主義の国体と言えます。

私は 小泉総理大臣の別な意思を見た思いがしました。
郵 政民営化に本気で取り組んでいると同時に、ご自身の後継者を育てる強い愛情です。そして日本国家に対する愛情です。本当の議会制民主主義を自らの権限の人 事権を発揮したことが、若い有能な政治家に 積極的に総理大臣を目指せさせる勇気をあたえたからです。数々の利権に絡む老齢政治家の支配からの脱皮を意味 するからです。示した方向に いま述べた様なそれがあります。悪しき側面を持つ補助金行政さえも健全な補助金行政に変えることさえ可能になります。とにか く政策に優秀な若手政治家の台頭を可能にします。

私は 上記の意味合いに発展すると思っています。小泉純一郎さんの総理大臣としての非凡さと存在意義が大いにあると思っています。当初 彼に 多くの日本国民が感じた奇跡が 違う形になって実現してしまうかもしれませんね。 


[1345] Re.[1341] Re:[1340] Re.[1338] 古来、官僚いじめをして、得をした政治家はいない。 投稿者:とき 投稿日:2005/05/14(Sat) 19:55  

>民営化なるものの功罪をすでに見極めているということですか。

ではなく、いままで郵貯資金というものがどのようなと ころに回り回って使われていたかということです。いままでタブーの領域ではなかったかと思います。ちょうど、かの住専のときのように。あるいは、いまでこ そサラ金業界と銀行業界とは提携をしていますが。民営化すると、特に外資が参入した場合はなおさら、その財務内容の透明性が求められるわけですから。要 は、いままでの使われ方が明らかになると困る勢力の方々も相当いるのだなと思っています。そういう方々が、表向きは非常にもっともらしいことを言って反対 しているのではないかとも思っています。反対派の全員とは言いませんが。最もな意見で反対するまじめな方々は、ある意味、体よく利用されてしまっているの かなとも思います。
郵政民営化とは、とある勢力の資金源を断つという意味もあるのでしょうね。道路族の資金源を道路公団民営化で断ったように。



[1343] LOHAS_CLUB(CapiのLOHAS LIFE)さんに、私のブログが紹介 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/14(Sat) 15:37  

下記サイトです。
LOHAS_CLUB(CapiのLOHAS LIFE)さん、ご紹介ありがとうございました。
1245で、「「LOHASコンシューマー」とは、何じゃ?」なんていってしまいましたが、どうしてどうして、至極健全なお考えのようです。
失礼いたしました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

http://blog.livedoor.jp/lohas_club/archives/cat_1167093.html


[1341] Re:[1340] Re.[1338] 古来、官僚いじめをして、得をした政治家はいない。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/14(Sat) 15:19  

ときさん。
なるほど、そのような見方もできますね。
民営化なるものの功罪をすでに見極めているということですか。
民営化の功罪の罪として、私は、シャドウ・プライスに当たる費用対効果の面が、無視されることを上げています。
すなわち、超長期にわたる費用対効果、社会費用と私的費用とのハザマにかかるコストについての捨象、非使用価値に当たる面の費用対効果の無視、などが上げられます。
ユニバーサルサービスの費用対効果算定に当たっては、むしろ、地球公共財の費用対効果を考えるくらいの深謀遠慮が必要な感じがしています。


[1340] Re.[1338] 古来、官僚いじめをして、得をした政治家はいない。 投稿者:とき 投稿日:2005/05/14(Sat) 14:05  

 これまでの郵貯の内容を鑑みたとき、民営化の暁(もし実現されたとして)に、過去から今までの郵貯の使途の経緯が白日の下に晒されて しまうことによって批判の矢面に立たなければならなくなるひとが必ず出ます(このたびのJR西日本社長のように批判の矢面に立たされる人が必ず必要であ る)。
 それを想定して、まずは有為の人材の一時避難を考えたともいえるのではないかと見ています。




[1338] 古来、官僚いじめをして、得をした政治家はいない。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/13(Fri) 23:59  

郵政民営化問題に慎重姿勢と目された総務省幹部2人(松井浩総務審議官、清水英雄郵政行政局長)を、小泉総理が、事実上更迭し、「見せしめ人事」をしたというのだが。
古来、官僚いじめをして、その後、苦労した政治家は多いようだ。
私の記憶しているケースでは、中曽根内閣時代、K農林水産大臣が、農林水産省人事に介入したり、T科学技術庁長官が、官房長を更迭したり、K通産大臣が、局長を更迭したりした例が浮かんでくるが、いずれも、その後、いい結果を見ていないようだ。
今回のケースも、どうも、弱いものいじめというか、肝心の足元の政治家への見せしめ人事ならともかく、やりやすいところからやったとの印象が強い。
それにしても、部下の人事に総理から口を出されて黙っている担当大臣も大臣だが。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050513-00000131-mai-pol


[1337] Re:[1336] RE(1334)日本唯一のBASEサイトとして注目 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/13(Fri) 23:12  

真名さん。
ますます、サイト内容充実ですね。
日本唯一のBASE(Bovine Amyloidotic Spongiform Encephalopathy 牛アミロイド型海綿状脳症)専門サイトとして、これから、いろいろな面で注目されていくことでしょう。
考えてみれば、この領域は、隣接諸科学が共同して当たらなければならない面がおおいような気がしています。


[1336] RE(1334)手前味噌ですみません。 投稿者:真名 投稿日:2005/05/13(Fri) 18:34  

我ながらしつこいですよね。
米合衆国CJD審査への懸念 1
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19085875.html
米合衆国CJD検査への懸念 2
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19130830.html
米国CJD検査への懸念 3
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19135294.html
米国CJD検査への懸念 4
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19140387.html
痴呆症診断患者中に多数の海綿状脳症が埋もれている
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/20997523.html
ヒト狂牛病が孤発性クロイツフェルト・ヤコブ病として片づけられている
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21019332.html
1990年以前の英国でも海綿状脳症は痴呆症中に埋もれていた
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21136480.html
アルツハイマーや痴呆症をクロイツフェルト・ヤコブ病と誤診
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21139340.html
「痴呆症診断間違い多発」論文をちょっと紹介
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19225857.html




[1335] 宗教戦争に発展しかねない米兵のコーラン・トイレ流し事件 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/13(Fri) 18:28  

キューバのグァンタナモ米軍基地で、尋問中、イスラムの聖書に当たるコーラン(Quran)を破り捨て、トイレに流した事件に怒った世界のイスラム教徒が、世界各地で、デモを繰り広げ、アフガニスタンでは、二日間で、7人が死亡した。
http://www.plenglish.com/article.asp?ID=%7B46F5386C-512D-4E2D-9414-285F4DD57BC9%7D&language=EN参照
Jogyaniでは、3人が死亡した。
アメリカのライス国務著官は、火消しに躍起だが、各地での暴動は収まる気配を見せていない。
今年の二月に、同様の報道がされたが、今月5月1日にになって、この記事http://seattletimes.nwsource.com/html/nationworld/2002259097_gitmo01.htmlが掲載され、5月9日に、 Newsweekに同様の記事「Gitmo: SouthCom Showdown」http://www.msnbc.msn.com/id/7693014/site/newsweek/が掲載されるに及び、アフガニスタンのイスラム教徒による抗議デモがアフガニスタン各地で発生した。
そして、これは、パキスタンにも、この記事http://icwales.icnetwork.co.uk/0100news/0700world/tm_objectid=15511992&method=full&siteid=50082&headline=pakistani-muslims-to-stage-anti-us-rallies-name_page.htmlのように、飛び火してきた。




[1334] CJDの診断ですが、米国もまだまだ遅れていますね。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/13(Fri) 18:25  

月刊現代「5月号」に掲載されたBSE特集で、食安委の中村雅彦さんが、米国でCJDの報告義務がある州は26州しかない、と報告されてましたが。

Killer Brain Disease Baffles Doctors
http://news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/ibsys/20050507/lo_kprc/2707794
米国のヒューストンの話ですが、ぼちぼち米国でもCJDが話題になってきたということですかね。テキサスがCJD追跡を始めたのは2年前からとか。

”研究者は、年間250人がCJDで死ぬと推測します。しかし、容易にCJDを誤診することができるので、医学界はその数で完全に自信満々ではありません。”

”それは、アルツハイマー病、痴呆および精神病のような他の疾病を模倣します。実際、ミーンズさんがCJDを持っていたと医者が理解する前に、偏執病の厳しい状態に陥ったので、彼女は精神病院に入れられました。”

”「神経外科医と同様にヒューストン・エリアの病院の大部分も、これらの生体組織検査を行うのを切望しません」とドクターマーチン・シュタイナー(神経学者)は言いました。 ”



[1332] Re:[1329] ワンチャンのインフォームド・コンセント 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/13(Fri) 17:08  

聞きかじりさん。まりちゃんさん。
聞きかじりさんの「家族が呼ばれて、家族の質問にも良く答えてくれていたと感じました。」というお話を聞いて、犬にもインフォームドコンセントってあるのかしら?と調べてみましたら、
ありました。
「アニマル・オーナー・インフォームド・コンセント」(animal owner’ informed consent)http://www.upenn.edu/regulatoryaffairs/animal/gen-owner-consent.doc
というのだそうで、この様式を見ますと、いくつかの同意事項があるようですね。
日本でも、このサイトhttp://www.tanaka-ah.jp/outline/のように、やられているようですね。
しかし、アニマル・ライツの観点から言うと、野良犬も飼い犬も、同等にしてくれ、と、野良犬の立場に立てば、いいたいです。


[1331] Re:[1330] [1329] 適用外使用  投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/13(Fri) 16:18  

適用外使用といえば、ヒトのプラセンタ(胎盤)の適用外使用も問題ですね。
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/seikei/1114833596/l50

昨年7月から献血問題も含め、国に問題提起していますが、何の改善もされてませんね。


[1330] Re:[1329] 適用外使用  投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/13(Fri) 16:15  

聞きかじりさん、こんにちは、

> 餌に混ぜる抗生物質は、培地に畜産物の一部をおきますと、細菌の増殖が阻止されるという簡単な試験でばれますから、休薬期間は厳密に守られています。
> 抗生物質については、医師の濫用の方が大きいと思いますよ。

休薬期間があるとのことですが、そもそも結構使っているみたいですね。たとえば日本で年間1000tとして、排泄物に残留するものでしょうか?分解されちゃうのでしょうか。

ついでに、こんなのがあります。
【畜産】抗生物質を投与せずとも太る【コスト不変】
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/agri/1069458669/

家畜ではそういえば、タイ産鶏肉の1割からVREを検出なんていうニュースを過去に見ましたが、人間の病院での濫用も問題になってますね。

といえば、先日、食安委で耐性菌の意見交換会があったそうです。
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk170511/risk-tokyo170511.html


[1329] Re:適用外使用  投稿者:聞きかじり 投稿日:2005/05/13(Fri) 14:39  

獣医の世界では治して何ぼですので、畜主の合意の元にいろんな治療をしていると思います。
その基礎となる資料の収集や、説明の時間をかなり割いていると聞いています。

人間の世界でも乗り物酔いの薬で、「乗り物酔いによる」と注釈付のめまいや嘔吐に、乗り物酔いではなくても使うことがあります。

餌に混ぜる抗生物質は、培地に畜産物の一部をおきますと、細菌の増殖が阻止されるという簡単な試験でばれますから、休薬期間は厳密に守られています。
抗生物質については、医師の濫用の方が大きいと思いますよ。

副作用の強い薬を使うときなど、最近は医師による説明が良くなされていると思います。
家族が呼ばれて、家族の質問にも良く答えてくれていたと感じました。

急ぎ、乱雑なレスで失礼しました。

http://www.hytn.net/netdekansi/


[1328] Re:[1327] USDA自らアメリカ北西部でのBSEの危険性を報告 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/13(Fri) 11:47  

笹山さん、いつも貴重な情報をありがとうございます。
農場情報研究所ご紹介の
「米国北部に高度のBSE暴露リスク、米国農務省報告」
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05050901.htm
と併せまして、食品安全委員会の「食の安全ダイヤル」http://www.fsc.go.jp/dial/index.html に情報として、(過去に送った数々の米国の安全性に関する情報と併せて)、委員のみなさまにも情報を提供くださいますよう、お願いして、投稿させていただきました。 ご報告まで(^^



[1327] USDA自らアメリカ北西部でのBSEの危険性を報告 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/13(Fri) 10:41  

この27ページにわたる「USDA Summary of Epidemiological Findings of North American BSE Positive Cattle 」
http://www.aphis.usda.gov/lpa/issues/bse/bse_epi_report_4-29-05.doc
というレポートは、先月4月29日に、USDAから発表されたものである。
これによると、アメリカ北西部は、以前からカナダ西部との牛の交流が激しい地帯であり、カナダで発生の4頭のBSE牛と同じコホート群にいた牛も、アメリカ北西部に出荷されたものと見込んでいる。
1997年から1998年にかけて、一万八千頭のカナダ・アルバータ州の牛が、アメリカ北西部に出荷されたものと見ており、そのことから、アメリカ北西部は、BSEリスク因子に曝露されたものとみている。
また、この報告書では、アルバータ州でのBSE感染経路を、名指しは避けながらも、4頭のうち3頭が、1997年2月28日に出荷されたアルバータ州のレンダリング工場からの飼料を食していたと見ている。
したがって、これと同じコホート群にあった牛一万八千頭が1997年から1998年にかけてアメリカに出荷されたということは、確実だが、カナダのCFIAによれば、現在、生存しているのは、そのうちの540頭−3パーセント−であるという。

こうしてみてくると、USDA自体すら、このように、カナダならびにアメリカ北西部のBSEの危険性を認めた報告書として、注目される。
なお、ここで言われているカナダのレンダリング工場とは、おそらく、かねてからうわさのあったAlbertaにあるEdmonton rendering plantであろうと思われる。

http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/other/bse/news/may1105bse.html


[1326] Re:[1325] 獣医さんのブログから  投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/13(Fri) 08:06  

輸入飼料添加剤(additive feed )については、
http://www.nval.go.jp/hourei/kisoku/15-69.htm
等のように、いろいろな規制があるようですが、実際はどうなんでしょう?
要指示医薬品(獣医の指示が必要な医薬品)リストhttp://www.lablovedan.net/kusuri/page1.html
以外のものの個人輸入については、なんか、闇の中のような感じがしますが。
また、要指示医薬品であっても、動物用と人体用との交差汚染も、ありえますね。
たとえば、このゾメタ(「ゾレドロネート」有効成分:ゾレドロン酸水和物)http://www.novartis.co.jp/product/zom/ka/ka_zom.pdfという名の骨吸収抑制剤なんてのは、どうなんでしょう。
ちょっと恐ろしくなってきました。
[1325] 獣医さんのブログから  投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/12(Thu) 21:50  

未承認薬や適用外使用が行われる理由http://lovely.sub.jp/blog/archives/cat_lovely_pet_park.php?page=18

獣医さんの世界、いろいろあるようですね。


[1324] 画像掲示板は閉鎖 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/12(Thu) 18:35  

「デジカメ・コラム」という名の画像掲示板を今日閉鎖しました。
実は、この画像掲示板、先月も、あらぬ画像をパスワード゛を潜り抜け貼り付けられ、削除したのですが、今日、ある方から、「変な画像が、ありますよ。」と、教えていただいて、また、悪さをされたことに気がつきました。
これほどまでに悪さをされるのであれば、次は、もっとセキュリティのいいもので出直すしかないと、今日付けで、デジタルコラムを廃止しました。
それにしても、こういう点を指摘して下さる方は、ありがたいものです。
ご指摘ありがとうございました。
E様。


[1323] 自民党小委員会、米国産牛肉再開の諮問の考え方を了承 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/12(Thu) 11:15  

「飼料規制など直接的な諮問事項ではないものについても、食安委に提出する。」というところが、”最終責任”のなすりつけ合いに見えますが。

http://www.nissyoku.co.jp/
  厚労省と農水省は12日、自民党の動植物検疫及び消費安全に関する小委員会(委員長=宮路和明衆院議員)に米国産牛肉の輸入再開について食品安全委員会へ の諮問の考え方を説明、了承を得た。昨年10月の日米局長会合の結果にそって、@日本側の同じ定義のSRMの除去A20ヵ月齢以下の牛肉、内臓B成熟度に よる月齢証明などで米国農務省(USDA)が認証する仕組み。この仕組みに則した牛肉と内臓について国産のリスクと同じかどうかで諮問する。飼料規制など 直接的な諮問事項ではないものについても、食安委に提出する。諮問案は早ければ5月中にも食安委に提出。輸入再開の時期について、宮路委員長は輸入再開時 期を明確にしていない。(5月12日11:02)



[1322] 北海道で18頭目のBSE感染牛 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/12(Thu) 07:36  

北海道砂川市の農場から出荷された5歳の雌のホルスタイン牛で、1999年8月生まれ。

出生コホートからいくと、
第一グループの1995年から1996年グループ、第二グループは、2001年から2002年生まれのグループ、第三グループの1999年生まれ、第四グループの、2000年生まれ
のうち、第三グループ。
第三グループでは、これまで、12頭目の熊本県泗水町生まれで、1999年7月3日生まれの一頭の例がある。第三グループが、北海道に出たことで、第四グループの2000年生まれの14頭目、17頭目の北海道生まれが、出生コホートでつながってきた。

ま た、農林水産省の飼料規制通達(平成8年4月16日農林水産省畜産局流通飼料課長通達「反すう動物の組織を用いた飼料原料の取扱いについて」)以後出生の BSE牛は、8頭目(平成13/10/13)、9頭目(平成14/1/13)、12頭目(平成11/7/3)、14頭目(平成12/10/8)、17頭目 (平成12/9/11)に引き続き、今回の18頭目(平成11/8/31)の発生で、日本版BARBの数は、総数6頭となり、日本の飼料規制が、如何に形 骸化されたものであったことが、証明されつつある。

http://www.mhlw.go.jp/topics/0103/tp0308-1.html


[1321] 「メールを分類するためにトウィニーを使用していた」だって??? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/12(Thu) 00:28  

1068で「秋田県湯沢市でとんでもない個人情報流出が。」と報じた一件が、当の湯沢市から言わせると「落着」したらしい。
しかし、この記事http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news002.htm
を見る限り、とても落着したといえた代物ではない。
まさに、個人情報保護法違反である。
もともとこの事件が発覚したのは、1068でも書いたように、このサイト
http://66.102.7.104/search?q=cache:NNsQyp11g0IJ:pc8.2ch.net/test/read.cgi/sns/1114054945/l50+%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A3%E3%81%AB%E6%8B%9B%E5%BE%85%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%80%81%E3%81%82%E3%81%A4%E3%81%BE%E3%82%8C%EF%BC%81&hl=ja&client=firefox-a
の前スレで、表ざたになるかなり以前の段階で、バラされたというわけだ。
それにしても、「メールを分類するためにトウィニーを使用していた」とは、よく言いますね。

http://66.102.7.104/search?q=cache:NNsQyp11g0IJ:pc8.2ch.net/test/read.cgi/sns/1114054945/l50+%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A3%E3%81%AB%E6%8B%9B%E5%BE%85%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%80%81%E3%81%82%E3%81%A4%E3%81%BE%E3%82%8C%EF%BC%81&hl=ja&client=firefox-a


[1320] オーストラリアのイラク人質の家族が、救済のためのブログを開始 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/12(Thu) 00:12  

このサイトhttp://mypetjawa.mu.nu/archives/081415.php
の報じるところによると、、イラクで人質になっているダグラス・ウッド(Douglas Wood)さんの家族が、ブログをはじめた。
ブログのサイトは、「 Douglas Wood Family Website」http://www.thewoodfamily.info/
で、内容は、ごらんのように、家族との団欒の日のダグラス・ウッドさんの写真を載せながら、犯人と世界に向かって、解放を切々と訴えている。

http://www.thewoodfamily.info/


[1319] ダウナー牛の分類はこういう感じでしょうか 投稿者:真名 投稿日:2005/05/11(Wed) 22:31  

(1) とにかくへたって歩けない牛−多くは関節炎とか、産後良くあるカルシウム欠乏症とか。
これは日本にもたくさんいるでしょう?
(1a) そのなかで一見では原因がはっきりしないもの−あるいは脳神経疾患を疑わせるもの
  (ミルク熱とかの病気、恐水病はちょっと症状が違いますが。それからへたり牛脳症)
(1aa) 歩行困難、起立困難、見当識失調、昏睡−原因不明−これだけ揃ってへたり牛脳症でしょう。
(0)歩行困難牛は、(1)広義?のダウナー牛に(2)怪我牛を加えたものらしいです。
BSEに関係ありそうなのは(1a)以下のカテゴリーです。
もともと広すぎる定義の(1)に無関係な(2)を加えて話を混乱させようとしているのです。
これにひっかかっているらしきブログも見受けられるのはちょっと困ります。

斎藤さん銃撃事件は、当時週刊新潮が「疑惑の銃弾」2番煎じみたいなストーリーでおっかけていました(笑)。
もっと大事なことを追求してくれないと困りますね。




[1318] いつの間にか「ダウナー牛」が「歩行困難牛」へとは??? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/11(Wed) 21:53  

真名さん。
真名さんから、「ダウナー牛の概念が広くなりましたね。」と指摘されてハットきずいたのですが、そういえば、いつの 間にか、USDAは、「ダウナー牛」(Downer Cattle)という用語から、「歩行困難牛」(non-ambulatory Cattle)という用語にシフトしているようですね。
これを魚にたとえてみれば、斃死魚(fish mortality)を遊泳困難魚(non-natatorial fish)として、店頭に並べるようなもんでしょう。
ついでで恐縮ですが、この前ご紹介あったSaitoh Tsunaoさんの日本語読み、当時の新聞見てみましたら、「斉藤」さんではなくて、「斎藤」さんだったのですね。
道理で、「斉藤綱男」さんでは、あまり、ひっかかってこないはずでした。


[1317] OIE/BSEコード改正案に対するコメントを日本が提出 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/11(Wed) 20:51  

OIE/BSEコード改正案に対するコメントについて
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050511press_1.html
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050511press_1b.pdf
ざっと見て気になる部分はここです。

============================
特に、
@ S R Mとして腸全体ではなく回腸遠位部のみを指定する提案を支持する。
( 理由)
○ 提案は、感染性が回腸遠位部のみで確認されており、それ以外の腸では確認されていないという科学的根拠を踏まえたものである。
============================

あれーーーーーーーー????、OIEの専門家会議ではこんな意見を聞いたはずなんだけどなぁ↓↓↓。。。???どういうことだろう?

★「腸のSRM指定については、”科学的にはリンパ組織があり全腸が危ない”、ということなのに、SRM除去の方法の違いやら、EUが食べない云々などの問題によりコードが改定されることが、大きな問題だ。」
http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/908c7deb10e4ca1f6f086f7208273d2f

「フランス食品衛生安全庁(AFSSA)が2000年、回腸遠位部以外の感染性も否定はできないとする意見書を出した」ともありますが。http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04062101.htm



[1316] Re:[1315] 光栄にも、掲載されておりませんでした。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/11(Wed) 20:44  

廃棄されたかもしれませんが、このシステムでは、確認のしようがありません。
廃棄されなかったことが、意見提出者が確認できるシステムが必要かと思います。
文化庁の場合には、層別分類されて、いかなる「以下同文」コメントでも、載っていましたね。
文化庁さんのほうが、パブコメ対応としては、ましといえましょう。

舌扁桃(lingual tonsil)については、USDAさんのわかりやすい写真があったのですが、いつの間にか消えてしまいましたね。
で、写真がもぬけの殻になったキャッシュだけを以下に掲げておきます。
http://66.102.7.104/search?q=cache:V8IdSJQrzoUJ:www.fsis.usda.gov/OFO/TSC/removal_of_tonsils.htm+&hl=ja&client=firefox-a
昨年11月20日の議論と、今年1月29日のこの掲示板の258.259でのおさらいになりますが。

「舌扁桃から舌の食べられる部分を切り離す場合は、有郭乳頭のちょうど後ろにあるところを、横にカットすることで、果たすことができる。」
と のUSDAの見解だったのですが、そもそも、舌扁桃とは、リンパ組織の集まりなのですから、これをカットしたとしても、舌扁桃を構成する、リンパ液の詰 まった小さな筋子のごとき小胞をつぶしてカットするわけですから、その際にSRMは飛び散るというわけで、舌全体を危険部位指定しなければならないことに なりますね。

http://66.102.7.104/search?q=cache:V8IdSJQrzoUJ:www.fsis.usda.gov/OFO/TSC/removal_of_tonsils.htm+&hl=ja&client=firefox-a


[1315] パブコメの事務局によるまとめ 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/11(Wed) 20:12  

笹山さん、この66ページの資料の最後に、食安委本会議とプリオン専門調査会で配られた、事務局によるパブコメのまとめがあるんですが、笹山さんのご提案は掲載されておりましたか?
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai93/dai93kai-siryou2-3.pdf

私は、最終日の締め切り5分前に(^^;メールで送りました。いくつかは掲載はされていたんですが、資料のほうは掲載なかったです。「リスク管理部門」に伝えるときは、原文で送られるんですかね。

ところで、舌扁桃に関する事務局の回答が間違っているそうで、改善がありそうです。

謎工さん、情報開示の方法をお教えくださいましてありがとうございます。とても払える金額ではないですね(^^; 食安委は透明性がウリなんですから、事務局で取捨選択せず、原文も公開いただきたいところですね。
そういえば、昨年の農水省の意見交換会申込に750通ものファクスを送りつけた、外食産業とそのマーケティング企業の情報開示をしてもらいたいものですが。


[1313] Re:[1310] 人間行動科学という、科学 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/11(Wed) 11:20  

笹山さんご紹介のサイトhttp://www.t3.rim.or.jp/~aids/essay10.html
をたどっていきましたら、こんな文章が出てきました。

「WHO等は人間行動科学重視の感染症対策へ 」
http://www.lap.jp/lap1/sakuin/dlkusa.html

「人間行動科学」の定義を調べていませんが、その響きから察するに、今の食品安全委員会の「科学」からすっぽりと抜けてしまった、何よりもリスク評価にかかわる重要な「科学」ではないでしょうか。


[1312] 「全農あきた」架空取引問題についての石原農林水産事務次官の見解は正論 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/11(Wed) 11:13  

全農あきたの架空コメ取引問題については、私のブログhttp://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=276でも述べたとおりだが、ここにきて、全農全国本部とパール秋田が、コメ横流しにかかわったとされる全農あきたの本部長(62)ら計3人の告訴状(背任容疑)を県警に提出した
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050510p
というのだが、どうも、これは、筋があわない告訴だ。
いわば、今回の問題を、個人の犯罪に矮小化してしまおうとの狙いなのだろうが、どう見ても、これは、組織としての犯罪であるとしか思えない。
それとも、まだ、「全農秋田」ではなく、「秋田経済連」だとの感覚が強いのだろうか。
ましてや、寺田秋田県知事が、この問題について、農林水産省に陳情に赴く
http://www.pref.akita.jp/tiji/17year/050509.html
などというのは、常軌を逸した行動だと思う。
県産米の価格形成検証と、価格形成トレースは、秋田県政の責任でもあるという意味では、架空取引の責任の一端を県も担う必要があるという点においては、秋田県当局も知事も、一蓮托生の立場にあるからだ。
いみじくも、石原農林水産事務次官は、5月9日の記者会見で、次のように言っている。
「そ れで、一番大事なことは、今回、全農の方があくまで個人の問題ということで考えておられるようでございますけれども、我々はこの全農の問題につきまして は、組織全体の問題として受け止めることが重要なのではないかというふうに考えているところでございまして、我が方はご案内のとおり、今一斉点検をやって いるところでございます。こういう一斉点検等の結果、正すべき所があれば、我が方からもしかるべき告発等を行っていきたいというふうに考えているところで ございます。」
まあ、これが、正論だろう。

http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/050509jimujikan.htm


[1311] Re[1301] 新聞社は記事リンク切れを止めてほしい 投稿者:真名  投稿日:2005/05/11(Wed) 11:05  

http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21472611.html
なんですが、
1年も経過していないのにリンク切れはひどいと思います。
もし公的な報道機関を自認するのであれば、記事をネット上に保存する責務はあると思います。
それから外電記事ですから、ネタモトの英文を添付してほしいですね。せめてリンクくらいは示してほしい。
そうしないと、日本人向けにどう改変されているのかがわかりません(笑)。
この記事も、肝心な言葉「脳」が抜けているために、一般人から見ますと記事の印象がずいぶん変わってしまっています。

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1310] 献血問題には、タブーなしの議論が必要 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/11(Wed) 10:40  

今朝のNHKの「生活ほっとモーニング」では、「▽血液が足りない!危機に直面する献血▽占いで献血?▽海外旅行・花粉症…献血できない人が急増」との特集で期待させたが、結局は、問題点の指摘に終わっていた。
次のサイトhttp://www.t3.rim.or.jp/~aids/blood.html は、現在の血液行政に関するサイトだが、かなり突っ込んだ問題点が指摘されている。
そもそも、現在の血液行政の根拠法はhttp://www.t3.rim.or.jp/~aids/essay10.html
に指摘されているように、
1956年に制定された「採血及び供血あっせん業取締法」
http://www.normanet.ne.jp/~hourei/h160dR/s310625h160.htm

「薬事法」
http://www.houko.com/00/01/S35/145.HTM
(薬事法第一条第二条に規定されている医薬品としての血液製剤)
と、
1964年8月の「献血推進の閣議決定」
であるという。
この問題については、もっとタブーなしの国民的議論が必要な感じがする。
つまり、安全確保と、必要量達成と、インセンティブの多様化と、血液提供形式の多様化、等のマトリックスで、考える必要があるように思える。
売血という過剰なインセンティブに立ち戻ることができないとすれば、それに替わりうる何らかの血液供給サイドに対するインセンティブの強化が必要なのだろう。
それにしても、これは、日本の赤十字の体制は、この前、寄付制度のシステム化の必要性について、「クリック募金の透明性を確保するためには、寄付のシステム化が必要」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=142に書いたように、他の面でも、相当、旧態以前のところが見受けられるようである。
宮様商売的感覚経営の弊害といったら言い過ぎであろうが。



[1309] 厚生労働省が全頭検査廃止についてのパブコメ募集 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/11(Wed) 09:05  

厚生労働省関係牛海綿状脳症対策特別措置法施行規則の一部改正(案)に関するご意見の募集について

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495050002&OBJCD=&GROUP=

締め切りは2005年6月9日だそうです。


[1308] Re:[1307] [1306] [1304] [1300] 有機物による土壌汚染問題 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/11(Wed) 07:35  

この問題を、やや、幅広く捉えれば、有機物による土壌汚染の問題と、とらえることができるでしょう。
現在の土壌汚染対策法の主 たる領域は、化学物質による土壌汚染問題であり、これを解決するために、微生物の散布等による バイオレメディエーション(下記サイト参照)という手法が用いられることがあるようですが、この微生物等有機物の散布自体が、更なる別の意味での有機物に よる二次的土壌汚染を招いているという例もあるようです。
これらの問題と一括して、有機肥料による土壌汚染があるとするなら、このテリトリーで考えられるべきものでしょう。
また、現行土壌汚染対策法またはガイドラインの見直しも考えられるべきでしょう。

http://www.niaes.affrc.go.jp/envchemi/body/bioremediation/bireme.html


[1307] Re:[1306] [1304] [1300] 「田んぼ牧場」は、山地酪農の考え方の現代版 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/10(Tue) 21:03  

笹山さん、私も里山で牛を飼うのは大賛成です。でも、「過去に肉骨粉肥料を使った(かもしれない)農地」で牛を飼ったりするのは、スクレイピーが汚染農場で再発生したりすることを考えると、消費者として心配な点であります。鴨とか、鳥系ならまだ安心な気もしますが。。

どこでどう感染するかわからない、だからこそ、高感度な検査、感染後まもなくでも検出できる検査の早急な開発が必要だなぁ、と思います。

====3年前の、金子清俊先生の見解です。===
 植物そのものへの影響は、卵と同じ理由でまず大丈夫と考えます。土壌が汚染された場合の問題は、その土壌で家畜が飼育される場合です。その心配ゆえに、汚染された可能性のある肉骨粉は使用されるべきでないと考えます。
  当初の目的が牛以外ということであったとしても、それが牛に転用されるケースも後を絶ちません。ましてや、土壌が汚染されてしまったら、いつか忘れ去られ た後に、再度牛が飼育され、狂牛病が再出現する恐れもないわけではありません。もとから絶つ、という姿勢が重要だと思います。
 実は、これと同じ事がヒツジでは過去に起きています。スクレイピーというヒツジのプリオン病が出現した農場で、何年か経った後に再度ヒツジを飼育したところ、再びスクレイピーが出現しています。



[1306] Re:[1304] [1300] 「田んぼ牧場」は、山地酪農の考え方の現代版 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/10(Tue) 20:58  

昔から、荒れた林地と、耕作不適地の間を草地化して、ここで酪農をするという、山地酪農の考え方がありました。
この考え方を、もう少し里のほうに下ろしてきたのが、この「田んぼ牧場」の考え方なのでしょう。
山沿いの耕作放棄地は、いずれは、林地に遷移していくのでしょうから、この「田んぼ牧場」の考えかたは、むしろ、エコロジカルな考え方だと、私は思います。

http://www.sc-kamui.co.jp/saitou-houkoku1.html


[1305] Re:[1303] OIEは、すでに2003年に名前は変わっています。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/10(Tue) 19:43  

それまで、OIEは、 the Office International des Epizootiesだったわけですが、2003年に、 the World Organization for Animal Health に名前を変えましたが、頭字語だけは、従来どおり、OIEのままにしたというわけですね。
で、今度は、その頭字語も変えるということなのでしょうね。
WOAHというところでしょうか。
下記サイト参照

http://www.rendermagazine.com/Decemer2004/InternationalReport.html


[1304] Re:[1300] 昨日の食品安全委員会 肥料解禁問題について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/10(Tue) 19:01  

田んぼ牧場 耕作放棄地や休耕田に肉牛放牧 農水省推進
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050508-00000007-maip-bus_all
http://d.hatena.ne.jp/kamoshika_tkb/20050508#p3
笹山さん、肥料解禁と、こういうのと、食品安全委員会と農水省は、どうするつもりなんでしょう。また、誰が肥料製造現場を監督し、責任を持つのか。。。といえば、BSE発覚前、買っていた野菜の肥料に(ぼかし肥料(肉骨粉)と書いてありましたが。
追伸:里山に放すというのならわかります。

肥料は1000℃焼却、という話が出てますが、800℃焼却も現状は700℃でどうのこうの、という指摘がリスコミでされているんですが。。


[1303] 鶏肉屋さんのブログから OIEを監視する会発足の模様です。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/10(Tue) 17:45  

OIE(国際獣疫事務局)動向調査会 設立趣意書
http://ishiipiyo.exblog.jp/
「問題は、近い将来、事務局の本部がフランスからアメリカに移され、同時に名称を変更することが予定されていることに示されるように、OIEの性格がよりアメリカ色の濃いものに変えられようとしていることです。(抜粋)」
 
OIE事務局が米国に移転ですか。なんというかまぁ。。。
ぜひぜひ監視いただきたいですね。

ところで[1302]へのレスですが、
「現 場を見ていないことが誇り」なんて考える役人がいるんですか?ずいぶんな履き違え方、仰天ですね。だから過去にいろいろ問題が起こってるんですね。今もも し居るのなら、さっさと我が国のために引退してほしいです。民間企業でも「現場(営業)を知らないで何ができるものか」と教えてますよ。

しかし、笹山さんのご紹介くださるような、気骨溢れる方がおられるかと思うと、ほっとします。



[1302] Re:[1300] 現場を見ていないことが誇りなのでは? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/10(Tue) 17:08  

まりちゃんさん。
だいぶ以前でしたが、農林水産省出身の佐竹五六さんが『体験的官僚論』有斐閣,1998年 という本を書かれて、それについて、私が「ファクト・ファインディングのすすめ」http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_01.htm
というコラムを書いたことがありました。
私も佐竹さんには、お世話になった者の一人ですが、ご自身、戦後の官僚であるにもかかわらず、戦前の農林官僚にあったような、骨っぽさが感じられかたでした。
今の現役の農林官僚の中にも、このようなタイプのかたは、いらっしゃいます。
その中で、佐竹さんは、農商務省大書記官、前田正名氏の例を引かれ、前田さんが、農林水産業や商工業の現状の徹底的な調査分析に基づき、明治14年『興業意見』としてまとめ、その後の政策展開に、逐次反映させた事に、見習うべしと書かれています。
ぜひ、在庫がありましたらご一読を。
農林官僚は、そんなヤワばっかしではいないと、再認識されること、必至です。


[1301] Re:[1298] 昨年2月の国際レビューパネルの方針を一歩も出ないUSDA 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/10(Tue) 16:54  

真名さん。
ご紹介ありがとうございました。
改めて、一年近くたつ自分のこの記事を見ますと、いかにUSDAの方針が 昨年2月の国際レビューパネルの方針を一歩も出ていないことがわかりますね。
で、ご指摘の数字は、Audit Report
http://www.house.gov/reform/min/pdfs_108_2/pdfs_inves/pdf_food_usda_mad_cow_july_13_ig_rep.pdf
の13ページの下部の表ですね。
ここでの162頭というのは、と畜場から持ち込まれたサンプルの数であって、農場からの持込サンプルと、レンダリング工場からの持込サンプルは、含まれていないと、下記の注に書いていますね。
それにしても、外国のサイトは、かなり日数が立っても、リンクが切れないのが助かりますね。

http://www.house.gov/reform/min/pdfs_108_2/pdfs_inves/pdf_food_usda_mad_cow_july_13_ig_rep.pdf


[1300] 昨日の食品安全委員会 肥料解禁問題について 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/10(Tue) 16:54  

牛肉骨粉の肥料使用を容認 食品安全委、夏ごろ解禁へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050509-00000225-kyodo-pol
という報道が流れていますが、私が傍聴していてぎょっとしたのは、農水省?の説明者担当者が「私は直接現場を見たことがないんですが」と言ったことでした。
そしたら、そこにいる誰もが、今回の件で「製造現場を見たことがない」みたいなんですよ。

現場を知らぬ先生方やお役所の方が、その解禁云々について討議しているわけです。
「原骨というのは、どういう状態なんでしょうか」
「○○という状態だと、”思います”」
「・・・と、”推測されます”」
こんなんばっかりです。

なんだか私、本当に、恐ろしくなってきてしまいました。
他のことの、他の分野の安全性なんかについても、みんなこんな感じで審議されているんでしょうか??

食品安全委員会:肉骨粉の焼却灰及び炭化物、並びに蒸製骨粉の製造過程で生ずるにかわかすの肥料利用について
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/index.html


[1298] 無題 投稿者:真名  投稿日:2005/05/10(Tue) 15:11  

笹山様。 こちらがモトネタの記事なんですが引用させて頂きました。記事は古いですがソースが公的なものなので、わりあい重要だと思います。
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=30
遅れに遅れたアメリカのBSE関連対策

http://www.house.gov/reform/min/pdfs_108_2/pdfs_inves/pdf_food_usda_mad_cow_july_13_ig_let.pdf

ついでにPDF文書の重要(独断です)部分を訳してアップしました。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21467917.html
▲2002から2004会計年度の間には、680頭のウシが中枢神経系症状を指摘されたが(357頭の成牛を含む)、しかし162頭しかBSE試験を受けていない。▼

「中枢神経系症状(つまり脳疾患)を指摘されているのに不検査」というのは論外ですが、
BSE陰性の162頭は、それでは何なんでしょうか? ご存じないでしょうか?

この検査に回っている牛自体がごく僅かの割合です。
従って、米国では脳疾患でも普通に食べているんですね? 輸出も?

▲恐水病陰性の試料がどの程度の割合でBSE試験に回されるかを測定した。
このレポートによると、試料のうち僅か16%(586個のうち94個)しかBSE試験に送付されていなかった▲

恐水病の症状は外見上スクレーピー類似です。
ということは、BSE検査しないで良いのでしょうか?
監査プログラムにも入っていたはずなんですが。不思議です。ものすごいおおざっぱさです。

厚生省や吉川座長は、こういうことはリスクとして考慮しないんでしょうか?

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1297] これがイラクで拘束された斎藤昭彦さんのパスポート 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/10(Tue) 07:15  

イラクのイスラム教スンニ派の武装勢力「アンサール・アルスンナ」(Ansar al-Sunna)が9日、イラク西部ヒートで日本人を拘束したと犯行声明。
これ
http://www.infovlad.net/?p=124が、Ansar al-Sunnなどへのサイトへのリンク集

このサイト
http://www.infovlad.net/mirror_alansar_alsunnah/Bayan%2021.htm
http://www.infovlad.net/mirror_alansar_alsunnah/
が「アンサール・アルスンナ」サイトのミラー版。

拘束した日本人の名前は「さいとう・あきひこ」さんで、銃撃の末、武装勢力に拘束され、重傷を負っている。
パスポートには、こう
http://www.middle-east-online.com/pictures/big/_13448_japanese_hostage-9-5-2005.jpg
と、こう
http://mypetjawa.mu.nu/archives/Akihiko_other_ids-thumb.jpg
書かれている。
また、今回の犯行グループであるAnsar al-Sunna の過去の残虐性については、このサイト「In the Bullpen」
http://www.inthebullpen.com/archives/2004/09/16/ansar-al-sunnah-executed-three-iraqis/
のなかの
http://www.globalterroralert.com/
からえられるビデオ映像
http://www.globalterroralert.com/ansarsunnah-drivers.wmv

http://video.homelandsecurityus.com/ibrahim.wmv
でわかる。
以後の情報は、
こちらのサイト「"Blogs of War"」
http://www.blogsofwar.com/
か、
こちらのサイト「 Northeast Intelligence Network.」
http://www.homelandsecurityus.com/
あるいは、こちらのサイト「Backcountry Conservative」
http://www.jquinton.com/archives/001875.html
の下のほうにリンクされている「Beheading Video」等のサイト
のほうが早いかも?

http://www.middle-east-online.com/english/?id=13448


[1296] Re:[1295] こんな時こそ情報開示請求 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/10(Tue) 07:03  

謎工さん。
しばらくです。
落ち着かれましたでしょうか。
近くなりましたので、そのうち。
情報開示請求のオンラインは、これ
http://www.shinsei.cao.go.jp/tetuduki/32/01.html
でいいのでしょうか?
なんか、文化庁さんの方が、今思えば、良心的でしたね。
もっとも消費者に近いはずの食品安全委員会がこれでは思いやられます。

http://www.shinsei.cao.go.jp/tetuduki/32/01.html


[1295] こんな時こそ情報開示請求 投稿者:謎工 投稿日:2005/05/09(Mon) 23:37  

 ご無沙汰しております。

> 残念ながら配布されたのは「事務局のまとめとその回答」だけでしたが。。原本を見てみたいですね。

 こんな時こそ情報開示請求手続きを活用すべきです。ただ、どう言う訳か
食品安全委員会のサイトを見ても情報開示請求の案内が載ってないので
内閣府のサイトより。

http://www8.cao.go.jp/koukai/

 請求先は「食品安全委員会事務局長 殿」。1件につき手数料300円。
「請求する行政文書の名称等」に今回のパブコメの正式名称「寄せられた意見(全部)」と
記載すれば、個人情報の部分を除き開示されるはずです。ただ、コピー代が1枚20円のため
意見1000通と仮定した場合、2〜3万円を見積もる必要があるので注意。


[1294] Re:[1293] 藤原邦達さんのお怒りは当然でしょう。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/09(Mon) 23:01  

通過儀礼であるならば、私なら、もっと、もっともらしく、パブコメを扱ったでしょうね。
そこが、正直というか、スノビズム丸だしというか、「素人に、わかるか一」といった、おごりが、感じられますね。
尼崎の事故のときに書きましたように、パブコメについても、「Better Late Than Never 」なのでしょう。

http://homepage2.nifty.com/safety-food-forum/7p.html#5/7


[1293] 食品安全委員会のパブコメの扱い 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/09(Mon) 22:14  

本日、プリオン専門調査会を傍聴しに行きました。肥料の話と、答申の話が出たんですがね、食安委の梅田課長補佐が以下のように説明していました。

パ ブコメですが、4月27日に締め切り、それから委員全員に原本を3度に分けて???送付して、5月2日に事務局が意見をまとめ、回答案を作成し、それを委 員全員に送付し、見ていただき、問題がないかの回答を委員全員からもらい、「調査会の会合必要なし」ということで5月6日に答申になったとのことです。

※これは郵送による意見書もあったことを考えると郵便で送られたんですかね?またここで時間がかかると思いますが。

報道はこんな感じですね。

5月2日20時43分更新(共同)
> 内閣府の食品安全委員会は2日、全頭検査の緩和容認を含む牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しについて、6日に最終審議すると発表した。(略)同委員会に は、全頭検査の緩和に対する反論など約1000件の意見が寄せられているが、科学的な検討を要するような指摘は少ないという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050502-00000166-kyodo-bus_all

5月3日3時7分更新(毎日)
>同委は先月27日までの4週間、答申案に対する国民の意見を募集していた。寄せられた約1000通の意見をプリオン調査会の吉川泰弘座長が検討した結果、同調査会としては答申案の修正は必要ないと判断した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050503-00000009-mai-bus_all

藤原邦達さんが以下、分析されていました。
■BSE問題・パブリックコメント・意見書制度は完全に無視された
■BSE問題・食品安全委員会とは何をする組織なのか
http://homepage2.nifty.com/safety-food-forum/index.html

「意見書の綴りはほとんど手つかずに5月6日の食品安全委員会の席上に持ち込まれたものと推察する。」と藤原さまは書かれていたのですが、残念ながら配布されたのは「事務局のまとめとその回答」だけでしたが。。原本を見てみたいですね。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai93/dai93kai-siryou2-3.pdf

「即刻解体すべき」とありますが、気持ちわかります。私はとにかく罷免制度を作ってほしいです。よく他の委員がおとなしくしていると思いますが、そこも不思議に思います。国民の代表の義務として、主義主張を丸め込まれないで、最後まで貫き通していただきたいものです。



[1292] Re:[1291] 何でもRSS 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/09(Mon) 21:02  

garyoさん。
これは、ブログ以前のHTMLベースのものであって、しかも、ブログ的内容のものも、ウォッチ収集できるというもののようですね。
これでのブログのみを対象としてRSS出力に加えて、これらのものが、データベースに加わってくるというものですね。
ありがとうございました。


[1291] 何でもRSS 投稿者:garyo 投稿日:2005/05/09(Mon) 19:11  

面白いサイトをこちらのサイト(
http://naoya.dyndns.org/~naoya/mt/archives/001686.html)で知りました。

日付情報があれば何でもRSS出力してくれるそうです。

↓こちらの掲示板のRSS出力
http://blogwatcher.pi.titech.ac.jp/nandemorss/index.cgi?url=http%3A%2F%2Fwww.sasayama.or.jp%2Fsaboard%2Fb_board.cgi

↓こちらを登録すればRSSリーダーで掲示板が読めます。
http://blogwatcher.pi.titech.ac.jp/nandemorss/index.cgi?url=http%3A%2F%2Fwww.sasayama.or.jp%2Fsaboard%2Fb_board.cgi&key=body%2Fdl%2Fdd%2Ftable%2Ftr%2Ftd

http://blogwatcher.pi.titech.ac.jp/nandemorss/index.cgi


[1290] 牡蠣の大敵「マルテイリア症(QX病)」とはなんじゃ? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/09(Mon) 18:31  

オーストラリアやカナダを中心として、名物の牡蠣を、次々と全滅させているのが、この「マルテイリア症  Marteilia sydneyi (QX disease)」」という名の寄生虫だ。
図示すると、こんな形(時計回りが成長の過程で、成虫から幼虫の段階へのつながりが、よく、わからないらしい。)
http://www.pac.dfo-mpo.gc.ca/sci/shelldis/images/marsdoy1.jpg
で、見るからに、気持ち悪いですね。
オーストラリアの秋にあたる3月から4月が、この寄生虫の繁殖期のようだ。
「 マルテイリア症 Marteilia sydneyi」による牡蠣の奇病が最初に発見されたのが、1994年だ。
オーストラリア・ジョージ川の牡蠣生産地では、1993−1994年では、百十万ダースあったものが、1999−2000年には、二十二万ダースにまで落ち込んだという。
今では、この寄生虫は、オーストラリア全土に広がっているという。
これの対策は、至極単純で、この寄生虫の繁殖期の間は、牡蠣を、「マルテイリア症 Marteilia sydneyi 」のないところに移して、流行がおわったら、元のところに戻してやるという方法しかないようだ。
日本の牡蠣生産地においては、まだ、マルテイリア症は発生していないが、原因が今ひとつわからないだけに、ご用心といったところだ。

http://www.fisheries.nsw.gov.au/aquaculture/oysters/oysters_-_diseases_of_sydney_rock_oystersも参照

http://www.pac.dfo-mpo.gc.ca/sci/shelldis/pages/marsydoy_e.htm


[1289] インドでも流行しだしたらしい髄膜炎菌性髄膜炎(Meningococcal meningitis) 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/09(Mon) 17:46  

私のブログ「流行性脳脊髄膜炎ってなんだ?」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=204
で、髄膜炎菌性髄膜炎(Meningococcal meningitis)について書いたのが、今年の2月であるが、アジア諸国では、まだ、流行している国があるらしい。
このサイト「「Indo.to 」http://www.indo.to/は、インドの日本人向けサイトであるが、この中にも、私のブログが紹介されていた。
それにしても、このインドのブログ、新聞ではわからないインドの日常がわかって面白いですね。

http://www.indo.to/


[1288] Re:[1286] BARBの原因も、実は、まだよくわかっていない。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/09(Mon) 14:52  

虹屋さん、真名さん。
BARBの原因は、一応、ジョン・ワイルスミス教授の説を根拠にして、飼料規制のループ・ホールが有力視はされていますが、本当の所は、まだ、よく、わかっていないのですね。
母子感染説、スクレイピー感染説、など、いろいろ、あるようですね。
その意味では、できるだけ、多くの世代にわたったBSE検出が、原因究明のためにも望ましいのですが。
その究明をふたをするような方向に進んでいるのは、残念なことです。


[1287] 検査方法の改善と月齢足切りは同一項目内です 投稿者:真名  投稿日:2005/05/09(Mon) 11:38  

虹屋さん。
これが諮問事項1です。
「と畜場におけるBSE検査について、・・・・・検査対象となる牛の月齢の改正および検査技術に係る研究開発の推進」
「月齢改正」と「検査技術研究開発推進」とは、同一項目にあります(笑)。
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai18/prion18-sankousiryou1.pdf

検査技術が向上すると?
▲北本委員 「今後、感度を上げていったら、あらゆる臓器で陽性になるはずでしょう。今は、この感度で、この臓器でということですね。・・・
「BSEを発症した場合は、ありとあらゆる臓器が危ないんだと(真名の注: 感染性を持つという意味です)いうことは、恐らくみなさんのコンセンサスだと思うんです」
「感度を上げていけば、ありとあらるところに異常プリオンを検出できるだろうと」▲
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/17871042.html

筋肉からも異常プリオンが検出されていますからね。

クロイツフェルト・ヤコブ病因子は血管を通して胃腸へ感染し、その後で脳脊髄へ
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/20717072.html
脳はリンパが少ないので因子の摂取が遅く、発症が後になるということらしい。

感染因子を持っている牛の場合、検査技術が上がると、リンパがある臓器はみんな陽性になると考えるのは、むしろ当たり前なのでは?
若い牛で脳以外で異常プリオンが検出されるのも当然のような・・・・

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1286] BARBを忘れてませんか、吉川さん 投稿者:虹屋 投稿日:2005/05/09(Mon) 11:20  

BARB、肉骨粉使用を完全禁止措置後に生まれた牛ででBSE 陽性例が多数見つかっているのに、日本だけは出ないと考えているのでしょうか。答申では2001 年10 月生(23 ヵ月齢)と2002 年1 月生(21ヵ月齢)の感染源が「市場に残存している肉骨粉が使用されたか、牛の肉骨粉に汚染された他の畜種の肉骨粉が使用された可能性がある。」とありま すが、それを裏付けるものは何もないのでは?
 ところで、現在よりも感度の良い検査法が開発されたとき、それを採用する権限は、農水省が持つっているのでしょうか。食品安全委員会や専門調査会が、採用を指示、勧告できるのでしょうか。法律的にはどうなんでしょうか?そういったことも、諮問待ちなのでしょうか。


[1285] [1282]にレス 投稿者:真名  投稿日:2005/05/09(Mon) 10:17  

笹山さん。
▲外国への旅行者献血制限などの献血方針の変更にしても、なんか、思いつきの過剰反応のようにも、見えたりして。▲

私には、「イギリスで感染した」と考えるべき根拠が分かりません。
「どこで感染したのかわからない」というのが正解でしょう。


▲「感染は、血管を通じて最初に消化管へと広がるわけです。それから後で脳脊髄に広がる」ということなんですね。
まるで、火を積んだ列車のようで、どこの停車場で火事になるかわからない、反対に、通過しても、火が出ない通過駅もある、ということでしょうか。▲

違うようです。
「クロイツフェルトヤコブ病因子の脳への感染は後期」であるというのが要点です。
脳での異常プリオン発生には何か別の因子も加わっていて、少し発生が後れるということのようです。
もし狂牛病もそうだとすると、「脳で異常プリオンを検出可能となっている段階は既に後期だ」ということを意味しているのでは?

http://blog.livedoor.jp/manasan/


[1284] ほらほら、化けの皮がはがれだしましたよ!!! 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/09(Mon) 08:45  

国産牛肉の輸入再開条件について審議する食品安全委員会プリオン専門調査会の吉川泰弘座長が産経新聞のインタビューに応じ、平成十九年 度末までのBSE(牛海綿状脳症)検査で若い牛の感染が見つからなければ、二十年度から国産牛の検査除外の生後月数(月齢)を政府が諮問した生後二十カ月 以下から、国際基準とされる三十カ月以下まで緩和できるとの見解を示した。米国牛肉については、一定の幅を持たせた安全性評価となる見通しで、最終的な是 非は政府が判断すべきだとの認識を示した。

ということで、吉川座長さんとしては、予定の行動のようでしょうが、そうはトンヤがおろしますでしょうか?
第一、日本で、現に発生した8例目の月齢23ヶ月、9例目の月齢21ヶ月のBSE牛発見の事実を、食品安全委員会の責任者が、論議もせずに無視する見解を示すというのですから、これは、やめてもらうしかないのではないでしょうか。
「外国からロビーイングされている日本の食品安全委員会」の実態をよく示すご見解です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050509-00000013-san-bus_all


[1283] Re:[1282] [1281] 食品安全委員会と厚生労働省の方針には消費者として不安と不信を感じます。 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/09(Mon) 08:25  

> 本当に、このごろの厚生労働省の方針には、不安を感じますね。

私も非常に不安を感じます。
科 学者ではないが「食品安全」委員会のご担当の方でも、「論文が出ていなければ最新の知見としてみとめられない、というスタンスをお持ちの方もおられるよう で、まるでHIVの帝京の学者を彷彿としてしまいます。あくまでも予防の原則でいっていただきたいものですし、歯科や剃刀や医療行為で「潜伏期間中」に他 者に感染させるものと、煙草や砒素を一緒に考えるようなことを、「国民を守る」「国の食品安全担当者」がしてはならないことと、つくづく不安に思います。

追 伸:日本という国の食品安全委員会が雇った学者の最新の知見、しかも、世界の食の安全や対外貿易にかかわる緊急の知見を「国の食品安全の担当者」が「信用 されない」、というのであれば、至急翻訳なり費用なりをバックアップして、国として「科学論文」を提出すべきではないでしょうか?月に1度しか開催できな いくらい研究がお忙しい先生方を集めているのですから。


[1282] Re:[1281] わからないところからリスクを減じる 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/09(Mon) 08:16  

真名さん、まりちゃんさん。
本当に、このごろの厚生労働省の方針には、不安を感じますね。
外国への旅行者献血制限などの献血方針の変更にしても、なんか、思いつきの過剰反応のようにも、見えたりして。
その方針が出されるまでの「よって来たるところ」の道筋が
よく見えないということなんですね。
黒船原因説に問題を集約したがっている。
ここは、プリオンの人感染を防ぐプロトコルを徹底するしか、手はないように思えます。
真名さん。
「感染は、血管を通じて最初に消化管へと広がるわけです。それから後で脳脊髄に広がる」ということなんですね。
まるで、火を積んだ列車のようで、どこの停車場で火事になるかわからない、反対に、通過しても、火が出ない通過駅もある、ということでしょうか。


[1281] 私はちんぷんかんぷんです 投稿者:真名 投稿日:2005/05/08(Sun) 19:30  

[1277][1278][1279][1280]にレスです。

私はこの分野はただの通行人なんですが、それでも謎だらけに見えます。

(経口接種)
笹山様
▼human oral ID50 については、何もわかっていないとするなら、逆解析的対応も必要でしょうね。▼

真名
もちろんヒトではありませんが、経口接種で感染成立と異常プリオン接種量との間に段階希釈が成立しないとか(特に微量の場合)。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/18028842.html
資料1- 3:専門委員からの意見(記述に関する意見)[PDF] 」
http://www.fsc.go.jp/senmon/prion/p-dai19/prion19-siryou1-3.pdf
○ 経口摂取量と感染成立との関係を示すグラフに対する批判
▼ プリオンは段階希釈しても感染率は減衰しにくい▼
経口曝露と感染成立との間に「段階希釈」の関係も成立しないとか、極微量で感染例があるとか。▼

これも脳ホモジネートの経口投与実験でしょう。
それからウシ脳内接種でしたか、異常プリオン1mgでも感染成立というのも妙ではないでしょうか?
また、以下は異常プリオンが免疫組織化学法およびイムノブロッティングで検出されないのに感染という。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/cat_1063671.html


(ヒトに感染した場合のリスク評価)
笹山様
▼ハーバード大学のリスクアナリシス(the Harvard-Tuskegee  Risk Model Study) の考え方も、もとはといえば、そのような方向にもとずいていたのでしょうが、違う方向に利用されしまっているようですね。▼
真名
現状の日本でヒト狂牛病の発生が始まると始末におえないでしょう。
○ 痴呆症中に埋もれて見つからない
○ 血液、つまり輸血で感染しないか?だからと言って輸血を止めると多数の人がそれだけで死んでしまいます。
○ 医療機具で感染しないか?


(体内での挙動?)
Mariko様
▼ 「体内にプリオンが入った後のことは詳しく分かっていない」と品川森一センター長は指摘する。 >プリオンは感染後、半年から一年は腸の一部で見つかる。だが、その後、検出できなくなるため、どういう経路で異常プリオンが脳などの危険部位に集 まるのかわかっていない。▼
▼扁桃にも確か初期(10ヵ月)に発現するけれど、その後消えてしまいましたよね。▼

真名
第一人者がわからないと言っている。これは大事なことですよね。
みんな、わかったような議論は止めるべきだと思います。
ところで、クロイツフェルト・ヤコブ病ですけど、これは?
ぜんぜん新しい文献なんかじゃないですよ。
もともと脳での発症時期は遅い、後期だというのが常識的なんじゃないかなあ?脳内接種でも最初の発症は胃腸リンパだそうです。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/20717072.html
▼クロイツフェルト・ヤコブ病因子をマウスへと脳内接種および血管内接種しました。
いずれの場合も、接種28日または32日後に、胃腸のリンパ細網組織に異常プリオンが検出されました。この病変は死亡まで続きました。
脳や脊髄には、脳内接種後80−120 日に異常プリオンが検出されました。
血管内接種の場合には、170 日後に脳、脊髄に異常プリオンが検出されました。
脳は、脳内接種の場合ですらも、40日後まではほとんど感染性がありませんでした。
つまり、感染は、血管を通じて最初に消化管へと広がるわけです。それから後で脳脊髄に広がると。▼
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19047189.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19056499.html


( 接種時期と感染)
Mariko様
▼つくばの感染実験ですが、動物衛研が接種したのは「6ヶ月」の牛で、もし代用乳が原因としたら生後すぐ感染しているでしょうから、感染時期に誤差があるということを、福岡伸一先生の勉強会でどなたかが指摘されてました。▼

真名
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/cat_1063671.html
ウエルズによる豚への経口接種実験もそうですね。
牛乳内には異常プリオンがないから大丈夫? そう言い切れる段階とは思えないんですが。
そもそも肉骨粉禁止してたら後で生まれた牛に感染というのが不思議なんでは?


( クロイツフェルト・ヤコブ病診断マニュアル等)
笹山様
▼ご紹介の厚労省通知( 「分類の診断、除外の診断について注意」との通知) を見ると、これらの診断マニュアルも感染予防ガイドラインも、すでに用をなさないものと、自ら認めているわけですよね。
では何を基準にして、現場は、「分類の診断、除外の診断についての再考」をすればいいのでしょうか?
何か、日本のvCJD対策は、「厚労省が通知はすれど空回り」ということで、総合的な対策の見直しが必要な感じがしています。▼

真名
これを見ますと、そもそも両者をどの程度有効に区別できるのか疑問です。
まだわからないんだ、というところに踏みとどまることが大事なのでは。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21019332.html

対策ですかあ。少なくとも米国政府は史上最大規模の「大規模人体実験」をやるつもりですよね。


( 怪事件)
笹山様
▼ 例の2ch で、1996年5 月7 日(奇しくも、9 年前の昨日ですね!!!)に、アメリカのカリフォルニア州サンジェゴの近く、 Loullieで、プロの手によるものと思われる方法で、射殺された日本人Tsunao Saitoh 氏の話が取り上げられていた。▼

真名
ブログで取り上げました。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/19683064.html



[1280] 狂牛病殺人事件??? 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/08(Sun) 18:50  

例の2chで、1996年5月7日(奇しくも、9年前の昨日ですね!!!)に、アメリカのカリフォルニア州サンジェゴの近く、 Loullieで、プロの手によるものと思われる方法で、射殺された日本人Tsunao Saitoh氏の話が取り上げられていた。
2chでは、実名も紹介されていない簡単なものであったので、以下に、その詳細を記しておく。
Tsunao Saitoh氏は、車の側面から銃で撃たれており、また、、13歳の娘Louilleさんも、車から逃げる途中、殺人者の車に轢かれて殺された。
Tsunao Saitoh氏は、当時、46歳で、UCSD(University of California, San Diego -- Department of Physics)の病理学者で、アルツハイマー病の世界的権威であった。
当日、Tsunao Saitoh氏は、学会で、アルツハイマー病とCJDとの関係についての新説(アルツハイマーにおけるリン酸化された、異常なtauと呼ばれる微小管会合タンパク質の存在)を発表する予定であったという。
http://www.stevequayle.com/dead_scientists/UpdatedDeadScientists.html
参照
奇妙なことに、時をおかず、BSEに詳しいMark Purdey氏の家が全焼し、また、彼の顧問弁護士二人と、CJDの権威であるC. Bruton博士が、交通事故でなくなった。
このC. Bruton博士も、近々、新しい学説を発表する予定であったという。
これらの共通の接点として、the Howard Hughes Medical Institute(ハワードヒューズ医学研究所) http://www.hhmi.org/の存在とCIAとの関係などを指摘する向きもある。
この9年前の出来事は、BSEとCJDとアルツハイマーとのつながりをめぐる黒いうわさとして、今でも語り継がれているという。
参照
http://www.whale.to/m/bse5.html
http://www.warmwell.com/purdeyseac.html
http://www.mercola.com/2000/dec/17/bovine_spongiform_disease.htm
http://www.zmag.org/Japanwatch/0109-BSE.html
http://archives.foodsafetynetwork.ca/fsnet/1997/7-1997/fs-07-18-97-01.txt

Tsunao Saitoh氏のご生前の論文については、下記サイトをクリックしてください。
な お、この論文「Defective neurite extension is caused by a mutation in amyloid /A4 (A) protein precursor found in Familial Alzheimer's Disease」(Received: 9 May 1996; Accepted: 5 January 1997)
http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/abstract/45344/ABSTRACTは、tau proteinに関するTsunao Saitoh氏の最後の共同研究成果とも見受けられます。

http://scholar.google.com/scholar?q=Tsunao+Saitoh&ie=UTF-8&oe=UTF-8&hl=en&btnG=Search


[1279] Re:[1278] human oral ID50 については、何もわかっていないとするなら。 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/08(Sun) 11:46  

human oral ID50 については、何もわかっていないとするなら、逆解析的対応も必要でしょうね。
しかし、「わからない、わからない。」といいながら時の経過がいたずらにたってしまうというわけにもいきません。
つまり、飼料から牛、牛から人、人から人への感染についての謎めいた神学論争から脱して、もっと、実用的で、効果のある防止策というものができるかどうかということです。
ある意味、減災のミチゲーション手法の応用による対策となりましょうが。
すなわち、「回避→最小化→代償」の三段階の順序(Sequencingという)に従って、実効ある対策を採るということですね。
もっとも、この最後の「代償」の概念は、人の命にかかわることですので、問題かと思いますが。
ハーバード大学のリスクアナリシス(the Harvard-Tuskegee Risk Model Study)の考え方も、もとはといえば、そのような方向にもとずいていたのでしょうが、違う方向に利用されしまっているようですね。
このスキームの始末が悪いのは、リスク評価とリスク管理とが、ひとつのスキームの中にビルトインされてしまっていることです。
リスクのバンドル商品とでも言うのでしようかね。
それによって、恣意的・いいとこ取りの使われ方がされてしまうのが、欠点であると思われます。
いつの間にか、土俵の形が変わってしまう。
あれれっ?と思ったときにはすでに遅し−−−といったところです。
日本の食品安全委員会のようにですね。


[1278] 二つのブログから。。品川森一先生と横山隆先生のお話 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/08(Sun) 11:13  

笹山さん、真名さんこんにちは、

Webにない4月24日版の新聞記事をUPされているというブログがあり、品川森一先 生の談話がありましたので、ご紹介まで。。WebのBSE特集に、こういう記事こそUPすべきだと思いますが。。なお私は原文を確認はしてないですが、内 容は、食安委などでも先生方がいわれていたことです(全然報道されてなかったけど)

★BSE国内で本格研究・・・多い不明な部分、検出方法を改良
http://blogs.yahoo.co.jp/bynfh827/1988981.html
> 「体内にプリオンが入った後のことは詳しく分かっていない」と品川森一センター長は指摘する。 >プリオンは感染後、半年から一年は腸の一部で見つかる。だが、その後、検出できなくなるため、どういう経路で異常プリオンが脳などの危険部位に集 まるのかわかっていない。(ほんの一部だけ抜粋)

扁桃にも確か初期(10ヵ月)に発現するけれど、その後消えてしまいましたよね。異常プリオン蛋白質は体のどこをどう泳いで移動するんでしょうねぇ。

さて、つくばの感染実験ですが、動物衛研が接種したのは「6ヶ月」の牛で、もし代用乳が原因としたら生後すぐ感染しているでしょうから、感染時期に誤差があるということを、福岡伸一先生の勉強会でどなたかが指摘されてました。

もう一つ
★つくばの動物衛生研究所の一般公開に参加しての感想:ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/tomochan_dotcom/1827435.html
これはご自身で足を運ばれたという方が書かれていて、プリオン専門委の横山隆先生の談話が掲載されてます。



[1277] Re:[1276] 日本人変異型クロイツフェルト・ヤコブ病について厚生省が通知 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/08(Sun) 08:06  

真名さん
この掲示板の2月10日の363でも書いたのですが、
「クロイツフェルト・ヤコブ病 診療マニュアル」 (厚生労働省遅発性ウイルス感染調査研究班)http://www.nanbyou.or.jp/pdf/cjd_manual.pdf
または
「クロイツフェルト・ヤコブ病感染予防ガイドライン」(厚生労働科学研究費補助金特別研究事業)
http://www.ncnp.go.jp/nin/guide/r7/pdf/CJDGuideline-9.pdf
でみる限りでは、vCJDとsCJDとの境目は、確とはわからないようですね。

以下引用
「遺伝子検索で臨床的に診断が可能なのは家族性プリオン病に限られている。しかし、遺伝子変異の存在しない孤発性プリオン病においても、プリオン蛋白のコ ドン 129 とコドン219 の解析は重要な意味をもつ。コドン129Met/Met で脳波でPSD がみられると古典的CJD として経過し、PSD が認められないと視床型CJD を考えなくてはならない。また、コドン129 がVal/Met またはVal/Val であった症例では、脳波でPSD が認められなくてもプリオン病として取り扱う必要性があることなど、コドン129 の解析はプリオン病の臨床診断にとって非常に重要である。またコドン219 の解析は、コドン219Lys が検出されると、孤発性プリオン病としての診断の可能性が低くなり、その他の疾患を考慮しなければならない。ただし、コドン219Lys が認められても、硬膜移植後のCJD や家族性プリオン病のなかでコドン102 のGSS、コドン200 の家族性CJD ではプリオン病を発病した症例が存在するので、コドン219Lys に関しては、孤発性CJD の診断の際の考慮とするのが適当である」

で、ご紹介の厚労省通知(「分類の診断、除外の診断について注意」との通知)を見ると、これらの診断マニュアルも感染予防ガイドラインも、すでに用をなさないものと、自ら認めているわけですよね。
では何を基準にして、現場は、「分類の診断、除外の診断についての再考」をすればいいのでしょうか?
何か、日本のvCJD対策は、「厚労省が通知はすれど空回り」ということで、総合的な対策の見直しが必要な感じがしています。

今必要なのは、日本としての「vCJDセーフガード総合対策」の確立でしょう。

http://www.nanbyou.or.jp/pdf/cjd_manual.pdf


[1276] 日本人変異型クロイツフェルト・ヤコブ病について厚生省が通知 投稿者:真名 投稿日:2005/05/08(Sun) 01:21  

最近見つかった日本人変異型クロイツフェルト・ヤコブ病について、
厚生省が通知を出していたようです。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0418-2.html
変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の診断及び
二次感染の防止に係る留意事項等の周知について(依頼)

これに関連して手前味噌ですが、ブログに記事をアップしました。
私の記事などもちろんここにコピーするほどの内容でもないんですが、URLの紹介だけお許し下さい。

私 は、クロイツフェルト・ヤコブ病が痴呆症診断の中に埋もれていく様子、変異型と孤発性との境界線が良くわからないこと、そして特にManuelidieの 実験でクロイツフェルト・ヤコブ病がどんどん血液感染する様にゾッとしています( 苦笑) 。医療器具の洗浄方法は妥当なんでしょうかね。こういうことは専門外でわかりませんが。

http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21232284.html
うげっ、これが国内のヒト狂牛病診断対策

http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/21254538.html
厚生省が変異型クロイツフェルトヤコブ病の診断、二次感染について通知




[1275] 「Shall We ダンス?」でのソローの言葉 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/07(Sat) 23:46  

アメリカ版 「Shall We ダンス?」を見た。
その中で、夫が、ダンスに夢中になっているとも知らない妻が探偵に尾行さ せて、その事実を知ったときに、探偵事務所の助手Scottyが吐いた言葉が、ヘンリー・D・ソロー(Henry David Thoreau)の「ウォールデン森の生活」("Walden", 1854)の中の次の言葉だった。
「多くの男たちは、静かな絶望のなかで、生活を送っている。」( The mass of men lead lives of quiet desperation.)

これは、Waldenの中の「1-A. Economy」のなかの[9] にあるもので、以下のようにつながっている。
http://eserver.org/thoreau/walden1a.html 参照

「多くの男たちは、静かな絶望のなかで、生活を送っている。
いわゆる隠居は、はっきりした絶望である。
絶望の都市から出でて、絶望の農村に入るのである。
そして、自らを、勇敢なミンクやジャコウネズミで、慰めるのである。
型どおりの、しかし、自分では気がつかない絶望が、いわゆる人間のゲームや娯楽によって、隠されるのである。
その後には、遊びはない。
しかし、そこには、絶望的なことをしないで済む英知の特性を持っている。」

The mass of men lead lives of quiet desperation. What is called resignation is confirmed desperation. From the desperate city you go into the desperate country, and have to console yourself with the bravery of minks and muskrats. A stereotyped but unconscious despair is concealed even under what are called the games and amusements of mankind. There is no play in them, for this comes after work. But it is a characteristic of wisdom not to do desperate things.




[1274] 自衛隊年内にもイラクから撤退か? 投稿者:怪人22面相 投稿日:2005/05/07(Sat) 17:55  

ロシアの日本語放送「ロシアの声」の報道によると、
イラク派遣の自衛隊は今年の12月14日までに撤退する可能性があると報道した。
[1272] 米加のBSE対策を調査=8日から1週間−政府 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/07(Sat) 11:19  

平川秀幸先生のブログより
http://hideyukihirakawa.com/blog/archives/200505/070141.php
実務担当者が米国に見学に行くそうですよ。
私としては実際、現場で働いて、現状をよく知っている日本の生産農家さんや、飼料製造企業の社員(経営者ではない)、精肉加工をナイフを持って、毎日担当しておられる方にも見ていただかなくて平気なのかと思いますが。。

以 前、牛にコンビニの残渣を与える問題で、コンビニのパンに「動物油脂」が入っている指摘を農水省に連絡したときに、飼料ご担当の方がそのことをご存じな かったんですね。目に見える肉類を除けば大丈夫、というご判断だったんでしょうか。。ポテトの揚げ油に牛の骨油が入っていたりとか、今は、どの加工品に何 が入っているかわからない時代ですから、調べるのもたいへんだとは思いますが、どの方が行かれたのか、そして調査箇所をセッティングするのは「米国農務 省」なのか、その点が心配ではありますね。。。
調査をするなら、現場で実際に働かれている方(移民の方が多いとききましたが)への聞き取り調査をしないと意味がないように思いますが。政府と現場の言っていることが全然異なるのですから。。

ところで話がかわりますが、思い出しましたので。。
家 畜に対して与える医薬品は、人間の(安い)医薬品を転用してもかまわず、個人輸入している獣医もいる、ということを書いた獣医さんのブログを見つけまし た。(URL失念)そういった感染源の可能性に対しては注意警告はなされていないと書いてありましたが。。今は対策されているのでしょうか。どこに穴があ るか、わかりませんね。。


[1271] Re:[1266] Mad Cow USAはネットで全文読めます 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/07(Sat) 07:46  

真名さん。
貴重なサイトのご紹介ありがとうございました。
もはや、古典的ともいえるですが、この本の冒頭に「リチャード・マーシュ博士に、感謝を込めて、ささげる」(This book is dedicated with gratitudeto Richard F. Marsh)と書いてあるのですね。
一番最後の索引から見ますと、Karl Langheinrich氏については、214ページに書かれているようですね。
「リチャード・マーシュの天国からの反逆」なんて本、出版されないですかね。




[1270] Re:[1267] そもそも、同床異夢の外食・原産地表示検討会 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/07(Sat) 07:34  

このサイト
http://www.maff.go.jp/www/counsil/counsil_cont/sougou_syokuryou/gaisyoku/2/shiryou1.pdfを見ますと、その同床異夢ぶりよくわかりますね。
つまり、何のために原産地表示をするかの、そもそもの時点で、すれ違っているわけですね。
おそらく、委員の中の多くが、輸入食材の危険ぶりの実態をよくご存知ないためと思われます。
中には、ふるさと食材の感覚から、原産地表示を主張されているおめでたい方もいらっゃいますね。
これに比べると、アメリカのCOOL制度のほうが徹底しているようにも見えてきます。



[1269] Re:[1268] 通達はすれど手段なし--という状況なのでしょう 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/07(Sat) 07:24  

プリオン汚染をスタンダード・プレコーションの対象にするにしても、除去手段がないというのが現状なのでしょう。
私のブログで「ポールコーポレーションが、画期的な、プリオン除去フィルターを開発、今春よりヨーロッパで発売」http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=214
として「Leukotrap @ Affinity Prion Reduction Filter」というのを、昨年紹介したのですが、徐々にご関心をいただいているようです。
その後の動きについては、サイト
http://www.pall.com/news.asp
にありますね。
「Leukotrap @ Affinity Prion Reduction Filter」の紹介ビデオは、ここ
http://www.pall.com/misc/AFFINALPROGRAM.mpg
をクリックしてください。


[1268] 変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の診断及び二次感染の防止に係る留意事項等の周知について(依頼) 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/07(Sat) 01:37  

4月18日にお達しが出ていました。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0418-2.html
「臨床経過中に、世界保健機関が示している変異型CJDの診断基準に合致しない検査所見が確認されたことから、今後、CJDの診断に際してはこの点に留意した対応が必要」
「医療行為に伴い医療用具等が異常プリオンに汚染される危険性があることから、医療用具等を介した二次感染防止の対策についても、引き続き推進していく必要がある」
云々あります。

ところで、これは末端の病院には伝わっているんだろうか。私の参加している院内感染関連のMLなどではまだ、話題は出ていませんが。。


[1267] 外食・原産地表示検討会、「対象を限定的にすべき」投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/07(Sat) 00:36  

日本食糧新聞 4月27日号の記事から。。http://www.nissyoku.co.jp/news/20050427/4f.html
農 水省の「外食における原産地表示等の表示に関する検討会」は25日の会合で表示すべき対象などを議論した。牛丼の牛肉などのメニューの代表的な食材、業者 がこだわっている食材、消費者の関心が高い食材など、対象を限定的にすべきとする考えが業界関係者だけでなく、消費者団体、学識経験者からも示された。外 食における原産地表示の方向が見え始めた。5月に開く次回会合でさらに細部を詰め、6月に報告を取りまとめる。
==========
と のニュースがありましたが、「限定的にすべき」って、どういうことでしょうね?たとえば、米国でBSEが発見された後、「牛肉」ばかりが問題にされ、報道 されていたので、しばらく経ってから、ある牛丼屋に電話で問い合わせたら、そこは米国産在庫牛肉のほか、米国産の在庫牛エキスを使用していました。

限定的というのは、たとえばマスコミが何故か大騒ぎ報道している牛肉の産地だけ表示して、全然触れない牛エキスは表示しなくてもいい、とか、そういう都合のいいことになりやしませんかね?なんだか、議事録が見もののような。。。
==========

この委員会のメンバー、再掲いたしますね。
http://www.maff.go.jp/www/counsil/counsil_cont/sougou_syokuryou/gaisyoku/top.htm
↑3月の議事録、配布資料なども出てますね。
構 成(構成委員メンバー)
   姉 歯  暁   大妻女子大学社会情報学部助教授
   大 木 美智子  消費科学連合会会
   沖 谷 明 紘  日本獣医畜産大学教授
   小 田 勝 己  財団法人外食産業総合調査研究センター主任研究員
   加 藤 一 隆  社団法人日本フードサービス協会専務理事
   小 城 哲 郎  全国飲食業生活衛生同業協同組合連合会専務理事
   野 村 一 正  時事通信社解説委員
   深 谷  徹   社団法人日本給食サービス協会専務理事
   森 田 満 樹  消費生活アドバイザー
            (株式会社食品科学広報センター主任研究員)


[1266] Mad Cow USAはネットで全文読めます 投稿者:真名 投稿日:2005/05/07(Sat) 00:23  

PDFファイルですが。

http://www.prwatch.org/pdfs/mcusa.pdf?q=books/mcusa.pdf


[1265] Re:[1263] OIGがフリードランダー博士から事情聴取 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/06(Fri) 23:54  

> 参考記事はいずれもUPIの記事で、固有名詞が、これまでの登場人物である Lester Friedlande、Masuo Doi などに加えて、Pat McCaskey氏や、McCaskey氏や、Karl Langheinrich氏や、Joe Oziano氏など、ごろごろ出てきた。

笹山さん、MAD COW USAという本に、上記、お名前の出ている方の調査内容について記載があり、名前に見覚えがありましたので。。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4944154666/qid=1115390825/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/250-0722012-0163459

1979年、獣医学者の土井博士が「米国農務省」の依頼でスクレイピーやミンク脳症と同じ症状を見せる豚106頭を調べたとのこと。(P.230〜)脳検査はしなかったとのことです。
ま た、米国農務省の臨床生理学者のカール・ランゲインリッチさんがその奇妙な症状を示す60匹の豚を調べたら、そのうちの1つに、神経細胞の破壊、グリア細 胞の肥大化が見られ、神経細胞の空胞化がおきていたそうです。結局、資金不足のために研究は中断されてしまったとのことでした。
http://www.google.com/search?hl=ja&q=Karl+Langheinrich%E3%80%80brain&lr=
名前などで検索すると英文が出てきますね。

豚の感染についてはSpeak Easyブログさんがまとめてくださっていますね。
http://blog.livedoor.jp/manasan/archives/cat_1063671.html
http://blog.livedoor.jp/manasan/




[1264] オランダ初のvCJD患者死亡 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/06(Fri) 21:54  

4月22日に1135でお伝えした、オランダ初のvCJD患者は、5月3日に死亡したとのことである。

http://www.foodconsumer.org/777/8/First_Dutch_mad_cow_disease_patient_dies.shtml


[1263] OIGがフリードランダー博士から事情聴取 投稿者:笹山登生 投稿日:2005/05/06(Fri) 21:36  

カナダ議会で、アメリカのBSE検査隠蔽疑惑事件を証言したもとUSDA検査官のフリードランダー博士だが、このほど、OIG(Office of Inspector General)http://www.usda.gov/oig/の Keith Arnold氏やWilliam Busby氏から事情聴取を受けたようだ。
OIGに調査を命じたのは、USDAのPhyllis Fong氏であるとされる。
今後の展開が注目される。
なお、これをUPI通信(United Press International )が執拗に追っている。
下手をすれば、ビーフ・ゲート事件に進展する気配すらある。
参 考記事はいずれもUPIの記事で、固有名詞が、これまでの登場人物である Lester Friedlande、Masuo Doi などに加えて、Pat McCaskey氏や、Karl Langheinrich氏や、Joe Oziano氏など、ごろごろ出てきた。
参考記事
「Feds probing alleged mad cow cover-up」
http://www.upi.com/view.cfm?StoryID=20050429-020831-9428r
「No sign of mad cow in 1997 cows」
http://www.upi.com/view.cfm?StoryID=20050415-124715-6918r
「Experts: First 1997 mad cow false alarm」
http://www.upi.com/view.cfm?StoryID=20050415-025007-7820r
「Experts: No mad cow in second 1997 animal」
http://www.upi.com/view.cfm?StoryID=20050415-032421-7972r


[1262] Re:[1261] 本日の食品安全委員会傍聴 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/06(Fri) 20:39  

追伸です。
今回の食安委の一連の動きで、まず、食安委、国の信用が落ちますでしょう。そうしたら、国が指導している、現場の農 家の方々への影響も当然でてきますよね。食の問題は、まず、扱う人間への信用の問題でもありますし、一生懸命に改善をなさってきた農家の方々に影響がでる ことを考えると、気の毒に思いました。


[1261] 本日の食品安全委員会傍聴 投稿者:まりちゃん 投稿日:2005/05/06(Fri) 20:22  

本日、BSEの答申にかかわる会議があったので傍聴して参りました。
http://www.fsc.go.jp/osirase/annai.html
議事録や資料は以下に発表されると思いますが、BSEの資料には事務局が1250件のパブリックコメントを152に分類した資料が添付されていました。事務局でまとめちゃって原文自体は公表されないつもりでしょうか。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/jisseki.html
パ ブコメは7割が全頭検査継続希望とのことで、吉川座長曰く「すべて議論済み、またはリスク管理にかかわることばかり」とかなんとか。(縦割りの責任押し付 けにしか思えない)感度1000倍のリンタングステン酸法やら北大の大量検査試作機開発は、食安委にとっては「科学」という扱いじゃないようですよ。リン タングステン酸などの話題がプリオン専門調査会で出ているのも見たことないし。
ということで、失礼ですが、私には、食品安全委員会が税金の無駄遣い&科学の名をかたった非科学、政治委員会に見えてしまいました。政治に添った、現実を見ない優等生的判断、とでもいうのか。

し かし、とりまとめ案にしても、プリオン専門調査会の委員が13人、うち、全頭検査廃止を推進しているのは吉川座長と山本委員のお二人+α(小野寺委員?) で、その他の委員は慎重派で、多数決の原則をとっても「慎重派」のほうが多い