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0172 日本語Webは、文字化け情報をばらまいているだけ? 笹山登生 100/11/13(Mon)
18:21:39削除
URL:
先週からシンガポールにいってきましたが、ホテルのテレビが、Web‐TV状のもので、リモートコントロールのキーボードを使って、インターネットにアクセスできるようになっていた。
ためしに、私のHPの英語版にアクセスしたところ、きわめて解像度の悪い映像ではあるが、意外と早い速度で、でてきた。
ところが、同じく私のHPの日本語版にアクセスしてみて、がっかり。
日本語フォントが用意されていないため、文字化けのオンパレードとなってしまった。
昨年、ベトナムのホーチーミン市のホテルでは、ホテルの係りの人が、日本語フォントのインストールされたシステムを用意してくれ、事無きをえた。
このありさまだと、日本からの日本語による情報発信は、ほとんど文字化け情報となっているのではないかと思うと、ぞっとする。
こうなれば、英語情報でしか発信効果はないと確信し、そのような情報発信形態に徹するか、もしくは、日本語フォントのインストールを、Web上で懇願するしかないのであろう。
まことにお寒い限りの、日本のIT革命体験ではあった。
●0171
自営兼業をはじめるには、あまりに、年をとってしまった、とのお気持ちはわかります。 笹山登生 100/11/13(Mon) 18:01:50 No.0169へのコメント
削除
URL:
兼業問題を、農政問題と絡め、話すことは、これまでどちらかというとタブーでした。
「食える農業にすることが先決でしょう」、と言われるのを恐れるあまり、政治家は、いわば地域政策として、農村問題や農家の経済問題を解決することをさけてきました。
あくまで、農業生産の範疇において、問題解決を図ろうと、のはしに、のばしてまいりました。
食える農業にする以前に食える農村地域社会にする戦略の構築を、行政も政治家も怠ってきたのです。
確かに、もう遅いかも知れません。
でも、そこに完全主義をもとめるよりは、多様な戦略の選択肢を、今、用意することが、最低限必要なのではないでしょうか。
●0170
要は、需要とコストとの関係で、過疎の情報インフラを、どのようなものとするかを、早めに決めていかなければなりません。 笹山登生 100/11/13(Mon) 17:44:01 No.0167へのコメント
削除
URL: http://www.e-kasochi.net/kassei/kassei.html
上記「過疎地域の情報インフラのメニュー」に、それらインフラごとのメリット・デメリットがかかれております。
ADSLは、初期投資が少なく、高速化が得られるのはいいのですが、電話局からの距離があまりありすぎると、高速化が著しく低下する。CATVは、人口密集地でないと膨大な初期投資やメンテナンス費用
がかかってしまう。
だから、いずれは光ファイバーになるとしても、「当面は需要の見込める場合にのみ光ファイバーを整備する」というのですから、その間のつなぎとして何を考えるのか、というところに落ち着くのではないでしょうか。
もちろん、光ファイバーであれば、たとえば医療の世界でのリモート診療など、幅広い用途のマルチ・インフラとしても利用できるのですが。
おもいきって、この際そこまでのインフラをそろえてしまうというのも、ひとつの決断だと思います。
●0169 Re『雇われ兼業」ではなくて『自営兼業」 キミヒ 100/11/12(Sun)
15:18:52削除
URL: http://
笹山先生へ
>兼業なしで農家経済が保証できない状況の元では,よりベターな,
>新しい兼業形態を求めることが現実的な選択なのではないかと
>おもいます。
ですが、兼業無しで生活できる農業作りが大事なんでしょう?
片手間農業ですか?
片手間兼業ですか?
>兼業基盤が子孫に残せるよな基盤作りもできるのではないかと
>いう思いがあるのです。
その子孫が凄い勢いで減少しています。
それ以前に、単身男性も増加しています。
>農家民宿は,そのひとつの例で,農村の多様な資源を活用し,
高齢老夫婦世帯に民宿ができるのでしょうか?
過疎農村の平均的な家族構成員を考慮しての提言でしょうか?
核家族化、平均世帯人員は減少しています。
何か先生のご意見は現実離れしています。
喰えない産業に兼業しても続ける居残る人って希ではないで
しょうか?
兼業、起業以前に一般労働者に深刻な失業問題もあり、兼業
で参入できる余地が日本経済にあるのでしょうか?
農業の基礎体力増強が兼業なら、先は無いでしょう。
2ヘクタールを耕す労力の半分で1ヘクタールを営農できる
のでしょうか?逆に0.5ヘクタールも1ヘクタールも労力は機
械化農業では一緒でしょう。
有機農業等で付加価値の高い農作物を思いっきり人手をかけ
てブランド作物化し、日本全国の過疎地に奨励するのも非現実
的ですよね。
みんなが起業するのですか?
それこそ非現実的です。
無公害型の工場でも誘致して雇用先を創造してくれた方が農家
は喜ぶでしょう。
●0168 ADSLとISDN以前に過疎地にとってのIT問題を キミヒ 100/11/12(Sun) 10:00:21 No.0167へのコメント
削除
URL: http://
笹山先生へ
ADSLとISDN以前に接続業者が過疎地にあるのでしょうか?
過疎地で電話回線主体のネット接続を想定する先生の思想
が疑問を感じます。
規制緩和、電信事業の自由競争は過疎地の切り捨て容認と
感じています。
例えADSLが過疎地で優先使用が認められたとして、接続業
者が同一地区になければ、業者までの電話代がかさみます。
むしろ、過疎地域でのケ−ブル・テレビの普及を謀り、高
速ネット接続を安価で普及させる政策が必要です。
事実、ケ−ブル・テレビは農村地域でも施行されています。
ケ−ブル・テレビに在京キ−局の番組も全国の過疎地ケ−ブ
ル局が一括購入する等の方策を行えば、情報面での地域の魅力
が増と思いますが、先生はどう考えますか?
●0167 ADSLとISDNとの関係は? 笹山登生 100/11/10(Fri)
11:59:25削除
URL:
昨日、この掲示板で、過疎地の通信回線の充実のためにはADSLの充実が先決との話題をのせたが、今朝の朝日新聞では、電話番号を変えないと、ISDNからADSLへの乗り換えがむづかしいことが、ADSL普及のネックとの情報を一面トップでのせている。
でも、専門家の話などを聞くと、どうも、それ以前に、日本のISDN回線は、ADSLの回線に対し干渉障害を起こしやすいことが、最大のネックであるようだ。
朝日新聞の記事は、その点をまったく触れていないのは、不思議なことだ。
だから、日本のISDN回線から干渉をうけにくい、日本標準のADSL標準を設けることが必要のようである。
大新聞のトップ記事にも、裏読みが必要だという、ひとつの例ともいえるかも知れない。
●0166 過疎地にとってのIT問題を考えなくては。 笹山登生 100/11/09(Thu)
22:38:00削除
URL:
11月3日のショッキングな新聞記事,わが秋田県のインターネット普及率は,全国最下位の13.8%,全国平均の半分にも満たなかったという。
ついで低かったのが,沖縄の15.4%,
かたや過疎地,かたや離島の多いところだけに,過疎地や離島にとってのIT問題というものを、しっかり見据えていくことが必要である。
政府は,2010年までに,「Fiber to the Home」の合言葉のもとに、全家庭に光ファイバーを設置するとのことだが、NTTは、当初の2010年までに光ファイバー網の設置を過疎地にまで及ぼすこと計画を、断念した。
こうなると、日本列島、光ファイバーと銅線とが、しばらくは、混在していく中で、高速化と低廉化の両方が求められてくるというわけだ。
そこで注目されてくるのが、ADSL,SDSLなど、DSLの名前がつく、銅線を使用したまま、高速化と低廉化が図られるシステムの普及だ。
DSLのシステムによれば、従来の電話加入者線でも、これまでの電話回線の数十倍の高速化がえられるという。
だから、銅線から光ファイバーへの移行が遅れる過疎地なり離島は、幹線までは光ファイバー、その後はDSLというミックス対応を迫られるというわけだ。
または、行きは電話回線、帰りは、衛星配信などの形態も、離島の場合は必要となるかも知れない。
離島の場合、インターネットの使用方法が都会の場合と異なるのは、インターネット・テレビとしての使用が、必要となるので、どうしても、高速化した回線でないと、こまるのである。
IT,IT,と浮かれる前に、このような光のあたらない地域のIT問題を考えることが、必要なのではないだろうか。
●0165 私が主張しているのは『雇われ兼業」ではなくて『自営兼業」です。
笹山登生 100/11/07(Tue) 07:54:32
No.0163へのコメント
削除
URL:
歴史的には,都市の工業化の雇用の調整要因として,出稼ぎが常態化し、農業と工業の生産性の格差が「やむをえざる兼業」を生んできたという認識です。
では、兼業なしで農家経済が保証できない状況の元では,よりベターな,新しい兼業形態を求めることが現実的な選択なのではないかとおもいます。
そこで,私は、ヨーロッパで行われている兼業の多様化として,自営兼業の進捗を日本でもとの主張をしているのです。
農家民宿は,そのひとつの例で,農村の多様な資源を活用し,換金回路を作っていく,そして,兼業基盤が子孫に残せるよな基盤作りもできるのではないかという思いがあるのです。
農村地域における起業化も そのような気持ちから主張しているところです。
●0164 ネット時代の政治と行政の関係は変わるでしょう 笹山登生 100/11/07(Tue) 07:18:51 No.0162へのコメント
削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_13.htm
上記URLで,私は『多用な公共圏の拡大が21世紀日本を変える」とし,ネット時代は,参政権の行使なくとも,市民・住民は,行政を動かすことができる時代になってきている,とのべています。
このごろ,よくIT時代の中間管理職の中抜き現象などといわれていますが,政治と行政の関係も,同じように,政治家が中抜きされても十分機能する時代になってきているような気がしています。
ですから,これからの政治家に求められているのは,調整力や現状打開のための力よりは,構想力であるとおもいます。
●0163 先生の過疎地対策は何故、兼業農家重視なのですか? キミヒ 100/11/06(Mon)
22:31:57削除
URL: http://
笹山先生へ
先生の過疎地対策は何故、兼業農家重視なのですか?
兼業として、農業の主体は「サンチャン農業」でしょうか?
兼業として、非農業の具体的雇用先は?
兼業として、農業と非農業の理想的収入比?
に関し先生の見解を伺いたいと思います。
そもそも、歴史的に兼業化により「出稼ぎ」なる事象が出現
した事に対する先生の歴史観を伺いたいと思います。
私は小学校時代、出稼ぎ中の父に送る手紙や絵をかかせられ
ました。
農業以外では兼業は希です。
兼業から農業の弱体化が始まったのではないでしょうか?
●0162 Re中心のないサテライトもありえます。キミヒ 100/11/06(Mon) 22:21:33削除
URL: http://
笹山先生へ
「ありえます」というご返事に反論する立場では有りません。
しかし、
>どのような行政サービスを求めるかによって、その形態の可否
>が決まってくるのではないでしょうか。
は市町村と都道府県をごっちゃにしていると思います。
県が住民に行うサ−ビスは殆ど無いでしょう?
県立高校&大学等位では?
>「ヘソのない県庁機能」を想定
の究極は、ネットによる直接民主政治になってしまいます。
政治家&議会の否定となってしまいますが、、、、、、
●0161 コモンズの考え方にご共感いただき、ありがとうございます。 笹山登生 100/11/06(Mon) 08:29:22 No.0159へのコメント
削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/policy/S_2_00.htm
コモンズの考えを取り入れた、あたらしい社会資本のあり方については、上記URLの「新しい公共事業は、環境資産構築を中心に」の中に一部述べておりますので、ご一読いただきますればさいわいです。
また、地球的な規模で、身近な社会資本を考え直すスタンスについては、私のホームページの「田園環境図書館」の中の『地球公共財」という新しい考え方があります。
●0160 中心のないサテライトもありえます。 笹山登生 100/11/06(Mon) 08:14:39 No.0158へのコメント
削除
URL:
キミヒさんのおっしゃるように、21世紀の県庁機能は、極度にネット化していることでしょう。
情報化の世界においては、集中化であれ分散化であれ、自由自在であるわけですから、要は、人の機能が、どのような形で、地域に、どのように張り付くか、だけの問題になろうかと想像されます。
それは、どのような行政サービスを求めるかによって、その形態の可否が決まってくるのではないでしょうか。
核のない、サテライトのみの『分散的集中」『集中的分散」、そのような行政機能もでてくるはずです。
私の言うサテライトとは、むしろ、そのような「ヘソのない県庁機能」を想定してのことです。
●0159 100年後に必要な人々の意識 しゅかん 100/11/05(Sun)
22:18:24削除
URL: http://
「100年後」という観点からみれば、先生の過疎に関する考え方
は、真の意味で100年先を見据えたお考えだと感じます。
「都市の住民にとっても、農村の住民にとっても、共有資産
(コモンズ)となりうる、農村地域の新しいインフラ」という発想も、
(たとえ専門的な知識をもたない私のような者にも)新しい視点を
与えてくださいます。人間の視野というのは、狭いもので、地域の
「域」の部分を、市町村単位、あるいはせいぜい都道府県単位で捉
えることはしても、ひとつの国、または世界までにひろげて
問題を捉えようとする柔軟性には、欠けているものだなと、改めて
気付かされます。先生は、このようなインフラの形について、
具体的なご提案や方向性をお持ちのことと思いますが、よろしけれ
ばいつか、お話ください。
●0158 県庁移転について キミヒ 100/11/05(Sun)
19:51:01削除
URL: http://
笹山先生へ
21世紀のお役所のイメ−ジが先生と私ではかなり違うみたいです。
>都市の機能分担ができれば、サテライトとしての県庁機能の
>実質移転は可能になることだと思います。
サテライトなる概念自体が行政改革、財政改革と逆行します。
21世紀には、行政サ−ビスはネット受け付けとなるでしょう。
商都秋田市に県庁がなくても、知事公邸も無くてもかまわない
と思います。
米国の州都同様、地域の中心都市に県庁が無くても良いし、
秋田県北部奥に弘前市が構える現状から、横手or湯沢にでも
県庁が移転(本荘市は海岸線で秋田市に行けますので)し、
県南問題の解決に寄与すると思います。
県庁機能はネット&物流で代替されますよ、きっと。
複眼県庁構想は、効果が半減され、中央官庁の一部が”さいたま
新都心”に移る現行移転のコピ−でしょう?
●0157 新幹線の環状線化という表現は誤解を受けるでしょう キミヒ 100/11/05(Sun)
19:31:21削除
URL: http://
笹山先生へ
山形新幹線の延長という県南地域の要望と私の構想は結果は一緒でも
思想は正反対です。
現実的には大曲−横手延長だと思います。
さらに、県北地域の活性化対策としての青森−秋田ル−トです。
結果としての青森−新庄ル−トであり、先生の環状線構想とは似て
非ですね。
環状線とおっしゃいますが、東北本線と奥羽本線も福島で結合して
いますが環状線とは表現されません。
何でこんな事を書き込むかというと、先生の構想は県南主義的過ぎ
て現実味が感じられません。
在来線から離れて東海道新幹線が建設された歴史に習って、
青森−秋田−大曲−横手−湯沢−仙台ル−トが採算性からみると
夢があるともいえます。
あえて新庄以北を望んでも、戦艦大和予算であり、ミニ新幹線の
延長にしか過ぎず、超長距離ミニ新幹線の意義も不明です。
フル規格で青森−横手−仙台ル−トは宮城県北も含めた過疎地
対策にもなります。
財源は有るのですよね、銀行に何十兆も用意できるのだから。
高速道路で東北道って黒字なんですよね。これは青森ー十和田ー
盛岡も含めて首都圏部分も併せての青森−川口間の採算と理解して
います。
青森−秋田−横手−湯沢−仙台の物流路創造の方がまだ、新庄以北
延長より現実的意味があると思います。
横手−山形ー福島ル−ト創造はコモンズからも離れた地域エゴに感
じます。百歩譲って、秋田ー横手ー湯沢−一関ル−トの新設の方が
仙台経由東京ル−トで、市場経済にも合致しています。
先生は政治家で現実との落としどころとしての新庄以北なのでしょ
うね?でも、それはかつての国鉄赤字ロ−カル線的発想で、国家的視
点から離れているように感じます。
●0156 新幹線の環状化によって囲まれる地域のメリットがあると思います。
笹山登生 100/11/05(Sun) 18:01:30
No.0155へのコメント
削除
URL:
私も、以前から同じような主張をしておりまして、山形新幹線の新庄以北の延伸で大曲と結ぶことによって、福島‐山形‐湯沢‐横手‐大曲‐盛岡‐仙台‐福島の壮大な新幹線の環状線化ができることは、囲まれる地域にとっては、大きなメリットとなるのではないかということです。
県庁移転は、21世紀における論議となりましょうが、都市の機能分担ができれば、サテライトとしての県庁機能の実質移転は可能になることだと思います。
その意味では、複眼県庁所在都市構想の方が、説得力があるかもしれませんね。
●0155 コモンズ&遷都 キミヒ 100/11/05(Sun)
00:45:00削除
URL: http://
笹山先生へ
共有資産(コモンズ)なる概念は賛同いたします。
整備新幹線が代表ではないでしょうか?
新庄〜青森間の新幹線着工が理想であり、この路線が採算性を持ち
得る地域経済の復興が望まれます。
秋田新幹線も秋田−横手−北上ル−トがbetterであったと思います。
現行路線では盛岡経由のヒト・モノの移動しか有りません。
では、日本海新幹線と呼べる山形〜青森新幹線に採算性を待たせる
良策は無いのでしょうか?
一つあると思います。
秋田県庁の横手市移転です。
県都横手、学都&商都秋田構想とでも表現しましょうか。
この施策で山形〜秋田の採算性が期待できます。
青森〜秋田〜盛岡ル−トで秋田以北の採算も期待できるでしょう。
とすれば、現行の秋田〜盛岡ル−トも有効活用されます。
私個人の経験で、宮城県北部に栗駒高原新幹線駅が地域に与えた
恩恵は大きいと感じました。
内需拡大の視点からすれば、県庁移転は検討されて良い政策と
思います。
遷都問題でも、私は札幌に首都移転が良いと思う一人です。
羽田千歳空路は充実し、一気に北海道新幹線も現実的となるでし
ょう。
東京は沢山の大学、株式市場等経済的優位性があり、皇居も残せ
ば地盤沈下は無いと思います。
ここの過疎地政策へのバック・アップにもなると思いますが、
先生はどう考えますか?
●0153 コモンズの考え方が必要だとおもいます。 笹山登生 100/11/03(Fri) 20:49:20 No.0151へのコメント
削除
URL:
都市対農村の 対立図式でもって、インフラ財源の分捕りあいをする時代は、過ぎたとおもいます。
むしろ、都市の住民にとっても、農村の住民にとっても、共有資産(コモンズ)となりうる、農村地域の新しいインフラはなにかを、考えていく時代だとおもいます。
そうであれば、中山間地への 所得保障も 長い目で見れば、生きてくるのではないでしょうか。
●0151 無理にやんなくても、自然に戻すのも良いと思います ごんたろう 100/11/01(Wed)
00:27:46削除
URL: http://
ごんたとうと申します
過疎地の活性化の財源は都市の勤労者の税金が元手なら、
もっと都市政策に使って欲しいです。
過疎になったら、本当の自然に戻るので良いのではない
かと思います。
無理に山とか寒い所に住む必要は無いと思います。
●0150 どなたか、ご意見はありませんか 笹山登生 100/10/31(Tue)
17:41:47削除
URL:
キミヒさんの過疎対策についてのご発言のご趣旨は、次の諸点であろうかとぞんじます。
「今、秋田に住む人の半分が去り、去った分が流入するような政策」
「過疎でも金持ち的政策」
「60分圏内にある程度の都市機能を持った小都市が存在する経済基盤」
「100年後も居住地から最低限、高等学校に通学可能な生活レベルの維持」
「小都市の弱体化が周辺に深刻な過疎をもたらしている」
「地域内人口の移動による第三次産業雇用の創造」
「中間山地の補助金等は未来永劫保証」
「その地域を追われ、その地域を目指す人が出現する政策無くして地方の活性化は難しい」
「結果平等を求める国民性と迎合する政治家達が農漁村地域を沈みゆく大船にしてしまった」
「山を崩して農地開発ではなく、過去に農地として機能していた地域の再活性」
どなたか、このようなお考えに、ご意見をお持ちの方はございませんか。
●0149 Reでは、真の定住圏の確立とは、何を意味するのでしょうか。キミヒ 100/10/31(Tue)
15:54:04削除
URL: http://
笹山先生へ
定住圏の確立とは、100年後も居住地から最低限、高等学校
に通学可能な生活レベルの維持だと思います。
通学の足たる公共交通機関の維持を可能とする地域経済力が必
要でしょう。
高校が存続する背景には複数の中学校が周辺に前提として必要
です。
以上は指標であって目的ではありません。
具体的には一例として衆議院小選挙区である各300地域の
過疎地域では広域合併でもして、地方議会の統合、行政の合理化
を推進を行い、税収減少下の住民サービスの維持、地域内人口の
移動による第三次産業雇用の創造と地域内過疎地域における交通
機関の維持。
例えば、横手平鹿地方において横手市人口が10万で周辺人口
が減少しても、集中による第三次産業雇用効果が周辺に波及し、
地域人口減少下でも周辺地域までの交通機関は維持可能でしょう。
逆に地域人口も横手市も連動して減少してゆけば、地域交通機
関は消滅の道をたどるのではないでしょうか?
筑波研究学園都市の教訓として、研究中心の場であっても都市
機能、例えば飲食店街、商店街、歓楽街等が無ければ人は住まな
いことです。
さらに、カンポジアにPKOが派遣されたら周囲に歓楽街が形成
されました。
60分圏内にある程度の都市機能を持った小都市が存在する経
済基盤がないと医療機関さえ存続できないし、介護保険すら保険
あって介護無しになるでしょう。
●0148 いったい先生は何を見ているのですか? キミヒ 100/10/31(Tue)
14:29:46削除
URL: http://
笹山先生へ
全く論点が合いませんね。
>とにかく人口が増えればいい、それでもって、その地域に活気が
>戻ればよい、というのが、真の定住圏の確立とは、どうも私には
>思えないのですが。
って、何処で私が述べたのでしょうか?
過疎でも金持ち的政策が私の極論です。
また”とにかく人口が増えればよい”って言いますが、それが
難しいのでしょう?勉強嫌いの受験生が「東大なんて〜」って
空威張りしているみたいです。
>その地に、それまで、否応にかかわらず、すんできた住民がいる、
>そして、また、新しくすみたいとい人間がいる。その両者の妥協点
>の元に、新しい定住圏というものが確立されていくと、私は思うの
>ですが。
>私が世界の例といったのは、ヨーロッパの山岳農民政策(ヒル・フ
>ァーミング政策)を念頭においてのことです。また、環境を重んじた
>持続的発展といったのは、同じくヨーロッパのESA(環境に敏感な地
>域指定)を念頭においてのことです。
>いずれの問題も、外科的手法では、長続きしないからです。
ですが、秋田県をみて下さい。県北、県南地域は過疎化傾向です、
これら全てを山岳農民政策で救うのですか?
国政なら国土の何割にもESAを適応するのですね?
政治家なら国家100年を考える責務が有りませんか?
100年後の人口地図をご覧になって考える事は有りませんか?
愛する郷土がこのままではって気持ちは無いのですか?
農家の嫁不足から始まって後継者不足、農村壊滅も空想の話でし
ょうか?
私の中学校でクラス会をやっても、30過ぎの独身男性がやた多
いです。
都市部の女性が選択する能動的独身ではないです、念のため。
産業の高度化で、地方都市でさえ第三次産業が最大の雇用先と
なっている現実もあります。
>それでは、過疎地にテーマパークを作るようなものです。
先生の文脈からすれば、大潟村がテーマパークですか?
横手市には文字通りのテーマパークが有りますね。
>私は沖縄の島巡りが好きで、よく行くのですが、島のあち
>こちで、乱暴な地域作りの残滓が残っているのを見て、こ
>れではいけないと思う気持ちが強いので、あえて、慎重な
>言い回しをしていることをお許しいただきたいとぞんじます。
ですが、先月、私も沖縄に滞在しました。
先生を含め、多くの観光客が訪れる資源が沖縄には有ります。
しかし、沖縄の海と秋田の雪はどうやっても同一視できません
が、先生の文脈では勘違いしてしまうのは僕だけでしょうか?
大規模農業は一般的傾向でしょう?テーマ・パーク視するので
すか?
小規模農業を温存させ、一方で機械化は奨励し、農民を借金漬
けした責任の一旦は先生には全く無いのですね?
農民の預金を住専で無くし、税金で補填させた誰かと全く関係
無いのですね?
では何故、農村でも政権政党が支持を失っているのでしょう?
大蔵大臣もでやって、バブル処理を大幅に遅らせた武村さんの
さきがけは環境宣言で参議院比例区で惨敗し消滅したのは記憶に
新しいところです。
>乱暴な地域作りの残滓
とおっしゃいますが、使われない農道や立派な橋、
意味のない「道の駅」、荒廃した農地等も本質的に
一緒ではないですか?
私の想いが誇大被害妄想である事を信じたいと思
います。
●0147 では、真の定住圏の確立とは、何を意味するのでしょうか。 笹山登生 100/10/31(Tue) 12:45:12 No.0146へのコメント
削除
URL:
とにかく人口が増えればいい、それでもって、その地域に活気が戻ればよい、というのが、真の定住圏の確立とは、どうも私には思えないのですが。
その地に、それまで、否応にかかわらず、すんできた住民がいる、そして、また、新しくすみたいとい人間がいる。その両者の妥協点の元に、新しい定住圏というものが確立されていくと、私は思うのですが。
私が世界の例といったのは、ヨーロッパの山岳農民政策(ヒル・ファーミング政策)を念頭においてのことです。
また、環境を重んじた持続的発展といったのは、同じくヨーロッパのESA(環境に敏感な地域指定)を念頭においてのことです。
いずれの問題も、外科的手法では、長続きしないからです。
それでは、過疎地にテーマパークを作るようなものです。
私は沖縄の島巡りが好きで、よく行くのですが、島のあちこちで、乱暴な地域作りの残滓が残っているのを見て、これではいけないと思う気持ちが強いので、あえて、慎重な言い回しをしていることをお許しいただきたいとぞんじます。
こちらこそ、今後とも、過疎地を思い、よくするために、スタンスの違いは、今の所ややあるようですが、ご指導賜りますよう、お願い申し上げます。
●0146 早く国政に戻って、能力発揮して下さい。 キミヒ 100/10/31(Tue)
11:58:30削除
URL: http://
笹山先生へ
御返事、感謝いたします。
>私自身も、大潟村という言葉に過剰反応してしまった面も
>ありますが、
私が問題とするのは、先生のような政治経験が豊富な方でも
大潟村を、少女趣味的(以前、故渡辺大蔵大臣がリクルート事
件で使っておりましたね)な悪平等を振りかざし論じる姿勢で
す。先生個人の行為ではなく、地域的感情、ひいては国民性と
でも表現しましょうか。結局、結果平等を求める国民性と迎合
する政治家達が農漁村地域を沈みゆく大船にしてしまったと感
じます。
国費を投入した大事業から30年以上経っています。そこか
ら反省点、利点を見出し、とっくに応用しても良い時期ですよ
ね。一医師の私は全容を把握していないし、時間も能力も情報
も有りません。
その意味では
>日本や世界のケースなども調べ、検討してみたいと存じます。
は、絶望感すら感じます。
先進国以外は人口増に悩み、秋田県以上に高齢化に悩む地域は
世界中でも希ではないでしょうか?
島国で外国人労働者受け入れの歴史に乏しい我が国は、フロン
テアではないでしょうか?大潟村的政策が他県で有りましたか?
精々、歴史的には明治の北海道開拓くらいではないでしょうか?
>その場合、いくつかの条件が必要なのではないかとおもいます。
>第一は、「地域住民を措置化してはならない」ということ。第二は、
>政治のおもちゃにしてはならないこと。第三は、あくまで地域の内発
>的発展を促すことを意図すること。第四は、従来のコミュニティーの
>住民との融合が前提であること。第五は、新しい村であっても、ルー
>ル違反は許されないこと。第六は、環境的な意味で持続的発展を意図
>したものであること。等です。
>少し検討のお時間をいただきたいと存じます。今後とも、何かと御指
>導賜りますれば幸いです。
に関しては、殆どお役所的回答で何もしない、できない旨のご披露
に感じます。臓器移植法が臓器禁止法に化けた如くに感じます。
敢えて、反論させて頂くと、
>第一は、「地域住民を措置化してはならない」ということ。
>第三は、あくまで地域の内発的発展を促すことを意図すること。
>第四は、従来のコミュニティーの住民との融合が前提であること。
>第五は、新しい村であっても、ルール違反は許されないこと。
ですが、結果平等を求めての発言なら不可能です。
先住しているアドバンテージがあり、最も有利な立場が地域住民
です。しかし、結果まで保証したら何もできませんし、それこそ政
治のおもちゃでしょう?
徹底的に過疎を放置し、無人となってから始めるにしても、その
頃には全国的に人材は枯渇している事でしょう。
繰り返しますが、結果平等を求めたら、地方活性禁止法になりま
す。
既得権を時限立法で保証し、その後は市場経済に任せるしかない
でしょう?同じ日本人で、僕を含め地方出身者はそんなに能力が低い
のでしょうか?
>第二は、政治のおもちゃにしてはならないこと。
今の補助金農政こそ、おもちゃではありませんか?
二世議員だらけの政界は民主主義をおもちゃにしてませんか?
歴史的にも新産業都市政策もありました。あれも、見方を変え
れば「政治のおもちゃ」、しかし、ある程度成功しました。
企業からの政治献金と、議席の確保を主眼に地方をおもちゃに
して来た政治家or政治にこそ、笹山先生は「おもちゃ」と言って
欲しいですね。
逆説的に財界がいっさい政治献金をしなかったら、農業は飼い
殺しにされなかったのでないでしょうか?
>第六は、環境的な意味で持続的発展を意図したものであること。
は無農薬で農業をやれって意味でしょうか?
私の立場は、中間山地の補助金等は未来永劫保証です。
山を崩して農地開発ではなく、過去に農地として機能していた
地域の再活性を私は提言しています。
よって、先生の意図が不明です。
結局、地方の農業地域を地盤に当選し、東京に居を構え、多額の
企業献金を頂く行為自体が矛盾していると感じます。
逆転の発想なら、農業自体を企業が行う事業として魅力あるもの
に変えて、農民がサラリーマン化するのも一法ですが、地方の経済
連(農協)が黙ってないでしょうね。
企業=環境破壊と感じるのは、行政の責任であって、各企業は法
律の範疇で営利を追求する権利があり、結果として環境破壊なら法
の不整備が原因ではないでしょうか?
少なくとも、一市民と対話して下さる先生の様な政治家は超希で
す。一刻も早く、国政に復帰し、多数派の中で一部でも実現して
下さい。
●0145 キミヒさんのご提言、多角的に検討して 見たいと思います。 笹山登生 100/10/31(Tue) 08:36:02 No.0144へのコメント
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URL: http://
私自身も、大潟村という言葉に過剰反応してしまった面もありますが、要は「平成版新しき村」構想が、キミヒさんの御趣旨であろうかと存じます。
いろいろ、日本や世界のケースなども調べ、検討してみたいと存じます。
ただ、その場合、いくつかの条件が必要なのではないかとおもいます。
第一は、「地域住民を措置化してはならない」ということ。第二は、政治のおもちゃにしてはならないこと。第三は、あくまで地域の内発的発展を促すことを意図すること。第四は、従来のコミュニティーの住民との融合が前提であること。第五は、新しい村であっても、ルール違反は許されないこと。第六は、環境的な意味で持続的発展を意図したものであること。等です。
少し検討のお時間をいただきたいと存じます。今後とも、何かと御指導賜りますれば幸いです。
●0144 ”単なる”大規模化とおっしゃる態度が問題では キミヒ 100/10/30(Mon)
17:41:28 No.0143へのコメント
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URL: http://
笹山先生へ
一市民を真面目に相手して頂き有り難うございます。
私は今、岩手県に出張しています。
私自身、東北の生まれで転勤を10回以上経験し、由利郡の海沿い、
横手市、三陸の町、仙台市、土浦、東京と移り住んでいます。
>今度の中山間地への 直接支払い制度にしても、そこから究極は
>卒業していくシステムが用意されていなければならないというこ
>とを、私は口を酸っぱくして農林水産省にいってまいりました。
>その意味で、究極地域が自立するには、そこに、地域間に公平さ
>が、求められているのだとおもいます。
問題の本質とかなりずれています。
治水等のため、未来永劫、補助金を払っても良いのではないでしょ
うか?変な公共事業、特殊法人等に比べれば国土保全のコストと割り
切っても納税者は納得するでしょう?
問題を先生の地盤である、横手平鹿地区をモデルに考えてみて下
さい。少なくとも、横手平鹿地区の人口減をくい止めるか、出生率
を全国平均並みに維持する政策が必要でしょう?
多分、横手市が活力を取り戻せば、周辺も活性化すると思います。
逆に、周辺地域の活性無しで横手市の活性化もあり得ません。
>農政の混迷の中で、大潟村と県内他の町村の農家とのあいだに、
>結果として公平な対応ができていたのか、疑問に思う農家の皆さん
>方のほうがおおいかと存じます。
>私が逆転の発想が必要だといっているのは、過疎地が、条件に恵ま
>れた平地と同じことをやっていては、永久にらちがあかないという
>ことをいっているのです。
????????????です、先生が言う条件が恵まれた平地も
過疎化に悩んでいませんか?
大都市から遠く離れると、平野、盆地でも過疎傾向が認めらている
のではないでしょうか?それらの小都市の弱体化が周辺に深刻な過疎
をもたらしているのではないでしょうか?(卵と鶏の関係でもありま
す)。
大潟村と周りの小規模農民地域の問題ではなく、もっと広い視野を
持たない限り、地方の活性化は無いと思います。
過疎地の若者が都会に出て行っても、都会のからの流入を計る目的
で大潟村的試みがあっても良いのではないでしょうか?
人の出入りが無い活性化って詭弁だと思います。今、秋田に住む人
の半分が去り、去った分が流入するような政策が必要だと思います。
産業界だって、血を流して活性化を目指しているのに、農業や地方
はぬるま湯の中で、口を開けているだけで再興があるのでしょうか?
第二の農地改革的施策で、志ある若者が農業を目指す環境作りが
必要であり、むしろ現在の農民から支持が得られなくなるかもしれ
ません。
その地域を追われ、その地域を目指す人が出現する政策無くして
地方の活性化は難しいのではないでしょうか。
●0143 大潟村の「過疎版」が必要とのご提言でしょうか。 笹山登生 100/10/29(Sun) 15:20:10 No.0142へのコメント
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URL: http://
大潟村の繁栄が、単なる大規模化のメリットのみで実現したのではないことは、良く御存じのことでしょう。
もちろん、その地に、産業としての農業が定着するまでのあいだ、公的な支援が必要なことはいうまでもありません。
要は、最初は補助輪をつけていても、いつまでも補助輪で走ることはできない、では、補助輪をはずすまでに、どのような政策的なサポートを段階的にしていき 、そして、究極は、その補助輪から卒業し、自立していけるか、ということを考えていかなければならないのではないでしょうか。
今度の中山間地への 直接支払い制度にしても、そこから究極は卒業していくシステムが用意されていなければならないということを、私は口を酸っぱくして農林水産省にいってまいりました。
その意味で、究極地域が自立するには、そこに、地域間に公平さが、求められているのだとおもいます。
農政の混迷の中で、大潟村と県内他の町村の農家とのあいだに、結果として公平な対応ができていたのか、疑問に思う農家の皆さん方のほうがおおいかと存じます。
私が逆転の発想が必要だといっているのは、過疎地が、条件に恵まれた平地と同じことをやっていては、永久にらちがあかないということをいっているのです。
大規模化でなくとも、付加価値の高いみちはないのか、身近な資源をいかしたみちはないのか、それをもっと多面的に見直していこう、という考え方なのです。
さらに御意見を賜りますればさいわいです。
●0142 大潟村がモデルでは? キミヒ 100/10/29(Sun)
12:05:32 No.0141へのコメント
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URL: http://
笹山先生へ
お早い、御返事、有り難うございます。
逆転の発想と簡単に言いますけど、そんな姿勢が過疎問題を深刻
にしているのではないでしょうか?
過疎による経済的打撃を容認するその姿勢が問題だと思います。
むしろ、過疎による大規模農業の確立をはかって、長者地域の創
造、例として大潟村です、秋田銀行大潟村支店の実情を知りびっく
りした記憶があります。
ネット・インフラを整備して現実的に、例えば東成瀬村のご老人が
ネットの恩恵を得る能力をいつまで、どのように身につけるのでし
ょうか?過疎地に物好きな知的レベルの高い脱サラ組が集まる確証
があるのでしょうか?
LAN,宅配便etcみたいな論理ではなく、「過疎地だけど、住民は
金持ち」みたいな状況を確立する事が大事だと思います。
老人力も都市部の方が老人が活発だと思います。若者に囲まれず
に活発な老人って不可能ではないでしょうか?
性善説っぽい論理での過疎地再生は無理です。
現実的には大規模農業による高収入などの付加価値を過疎地に与
え、行政側が法的な援助が大切だと思います。お金があったら住民
が専用線(月4万円もあれば引けます)なんて勝手に引きます。
米国に習って、横手市なんがが光ファイバー網を税金で充実させ
IT企業誘致をはかるなら分かります。
逆転の発想なら、低額で良質の老人施設を多数誘致して、良い意
味での姥捨て山化し、老人産業による雇用創造も一法でしょう。現
実的に横手市内の最大企業は平鹿総合病院ではないでしょうか?そ
こには若い女性の勤労者(=看護婦さん)も多いですよね?
現状追認の農業政策、悪平等の押しつけ減反が過疎問題の本質で
あり、先生も大潟村的ものより減反おしつけ側、既得権側の観点で
政策を提言しても限界があると感じる私は独善家なのでしょうか?
●0141 キミヒさんへ。逆転の発想に基づく過疎対策も必要だとおもいます。
笹山登生 100/10/29(Sun) 11:14:39
No.0140へのコメント
削除
URL: http://www.e-kasochi.net
先日、全国の過疎地の情報ネットワーク化を目指そうとする「いい過疎地ネット」というホームページの主催者の方から、私のホームページの政策提言の中にある「新しい過疎対策についての私の考え方」と
題する小論文を、紹介したいむねの御連絡がありました。
大変光栄なことだと思いましたが、その「いい過疎地ネット」のHPを開いて見ますと、私の考え方と全く同じような考え方をされているのに、二度びっくりしました。
要は、過疎対策について、マイナスからプラスの発想に転換しよう、そして、もっと多角的な視点から、新しい過疎対策を考えようという主旨のものです。
私の小論文でも「過疎は善なり」との発想を、色こく打ち出していたため、「いい過疎地ネット」のみなさんのお目にとまったのだとおもいます。
キミヒさんのいわれるように、「緑の減少以上に、若者の減少の方が深刻ではないか。」という御指摘は、過疎地の現実にたった、真実をついたものであると、私もおもいます。
そして、この二つ(緑と若者)は、過疎地対策の戦略論からすれば、決して矛盾しないものであるとも、私はおもいます。
「いい過疎地ネット」の ご主張も、「若者の過疎と、情報の過疎だけは、さけなければならない」とのスタンスに立たれているようです。
過疎地の持っている資源(すいている。老人力がある。ゆっくり低コストで過ごせる。自然が多い。など)を、いかに総合的・多角的に戦略に組み入れていくかが、これからの過疎対策の基本だと思っております。
また、キミヒさんの貴重なご意見を賜りますれば幸いです。
なお、私の小論文は、上記URLで「いい過疎地ネット」にアクセスし、その中の「過疎地ネットフォーラム」の項の中の私の論文名をクリックしていただきますれば、出てまいります。
もちろん、この私のホームページの政策提言の項からも、アクセスできます。
●0140 水問題以前に キミヒ 100/10/29(Sun)
00:52:27削除
URL: http://
笹山先生へ
水資源に対する提言、興味深く拝見いたしました。
100年後の秋田県or横手市の人口を考えてみて下さい。良くて
今の7割ではないでしょうか?他県も同様でしょう?
私はかつて平鹿総合病院に勤務した経験がありますが、小児病棟の
患者減少が深刻だった記憶があります。
過疎の良い悪い以前に、若年層比率減少のない人口減少があるのか
お伺いしたいと思います。人口7割、若者はもっと減少で緑以前の問
題ではないでしょうか?
むしろ定住圏の確立こそ早急な問題ではないでしょうか?
若者が残る過疎地の確立の方法論が望まれると思います。
一度、離れた若者がそう簡単に戻るでしょうか?
秋田県は日本一の高齢化を達成しています。
今回の衆議院選挙で、先生の落選は大きな悲しみでした。
以前、秋田魁新聞社の総選挙世論調査で雄勝町までアンケート
に向かい、老婆が
「ササヤマさん」と答え、先生のポスターに確か
「燃える農魂」とあったのを見て、先生に興味を持ちました。
当時は社会党の川俣議員も奮闘しており、秋田二区は人材の宝庫
で、先生は若武者で当選でしたね、その後も、新生党に移られ復活
され安心した記憶もあります。
以前、秋田一区も二区も定数4人でした、これは当時の人口に
完全比例の配分です、一票の格差は終戦直後の選挙では無かった
筈です。先生の意見を実行する前提は人口にではなく、最低限現
行の定数に人口(比)を合わせる事から始まると考えます。
●0139
10月26日午前2時から午前5時の間、1時間程度、通信が不安定になることがあります。 笹山登生 100/10/25(Wed)
17:16:09削除
URL:
サーバーの増速工事のためです。御容赦をお願い申し上げます。
●0138 秋田県横手市の笹山事務所が、昨日(10月23日)付で移転しました。
笹山登生 100/10/24(Tue)
20:26:08削除
URL:
何年ぶりかで、笹山事務所発祥の地に、もどってまいりました。
今後ともよろしく。
新しい事務所の住所は、次の通りです。
なお、TEL(0182-32-3810),FAX(0182-33-6381)両番号とも、従来通りと変わりません。
新住所・秋田県横手市前郷二番町7-38 タウニィ横手A-101
●0137 Peter Kamin さんからメールがとどきました。 笹山登生 100/10/21(Sat)
20:18:13削除
URL: http://members.cymes.de/peterhwkamin/Kleingarten/garten.htm
私のHPの「田園リンク」のなかに、ドイツのクラインガルテンにリンク(上記URL)していますが、そのHPのオーナーであるPeter Kamin さんから、昨日メールがとどきました。
それによりますと、彼は、EDPの党員として自然環境のために頑張っているとのこと、また一つ、うれしい田園仲間がふえました。
●0136 「いい過疎地ネット」というHPに、私の論文がリンクされました。
笹山登生 100/10/20(Fri)
20:39:32削除
URL: http://www.e-kasochi.net
「過疎=善」という私の考え方に共鳴された「いい過疎地ネット」というHPのフォーラムに、私の政策提言がリンクされました。
上記のURLにアクセスしてみて下さい。
●0135 田中さん、勝ちましたね。 笹山登生 100/10/16(Mon)
07:28:41削除
URL: http://
長野知事選、田中さん勝ちましたね。
これからも、NGOとの対話を忘れずに、新しい道を拓いて下さい。
●0134 さらに「e-デモクラシー」について 笹山登生 100/10/15(Sun)
10:21:32削除
URL: http://
昨日から始まった、この「e-デモクラシー」なる企画は、どうも、疑似的e化であって、決して、双方向のe化とはなっていないことに気がつく。
まづ、10月14日付で進行役を含む5人の方が、テーマについて、300字程度のコメントをHP上にのせる。
そして、意見のある方は、そのページ下の「あなたの意見を送る」をクリックすると、投稿のフォームにきりかわる。
そのフォームに従って、氏名・年齢・性別・メールアドレス・住所・職業などを記入し、200字程度の意見を書き、送信ボタンをおす。
e-デモクラシーにほど遠いと思うのは、これらの送られた意見の処理である。
「送られた御意見は、アサヒコムのほか朝日新聞でも紹介させていただくことがあります。」とのコメントでおわっている。
要するに、フィードバック回路が封じられた、いわば、リアルタイムの「声」欄の電子化に過ぎないのである。
しかも、「前回は、読者の皆さんから800通を超える投稿をいただきました。」と誇らしげに書いてあるが、e化のなかにおける800通という数字の、相対的な少なさを自覚されてのことなのであろうか。
「e化」という名が、新聞週間の飾り文字としか機能しないようであれば、新聞媒体に明日はない。
●0133 朝日新聞の「e-デモクラシー」は、大丈夫ですか? 笹山登生 100/10/14(Sat)
23:25:44削除
URL: http://
朝日新聞主催の「e-デモクラシー」の第二弾のメンバーが決まった。
国会議員では、民主党の若手論客と、もうおひとかたは、自民党の87才の国会議員である。
お二人とも、御識見豊かな方なので、異存はない。
ただ、気にかかるのは、87才の国会議員の方の「キーポード能力」である。
もちろん、ご高齢でも、ばちばちキーボードをたたける方は多いので、心配はしていないが、このえらばれた87才の国会議員がキーボードをたたけない方だったら、この「e-デモクラシー」なるものは、どのような顛末となるのか、大いに気になるところである。
こんなことになるのだろう。
まづ、ネット上での議論がプリントにおこされ、秘書氏が、先生のところにもって来る。
先生は、それを読み、やわらペンを取り出し、そのコメントを書く。
それを終えると、秘書氏は、キーボードをたたく。---そんな具合となるのであろう。
それが「e-デモクラシー」の名にあたいするのか、もし、それが本当であれば、まことにお寒い限りである。
アナログの代表格の新聞社さんのやることだから、同情はしますが、もっと、もちはもち屋に任せた方がいいんではないでしょうか。
●0132 体裁よりも速報性-追記- 笹山登生 100/10/14(Sat) 08:12:23 No.0131へのコメント
削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/index.html
昨日、「体裁よりも速報性」のなかで書いた「あるHP」の掲示板とは、「開け電網政治の時代」の掲示板です。
政治家のHPの質を高めることに非常に貢献しているHPで、URLは、上記の通りです。
まだ、アクセスしていなかった方は、これを機会に、時々アクセスされてみてはいかがでしょぅか。
また、障害を持つ方とHPの関係についての、いろいろな社会的制約については、私のHP「政策行動」中「障害者に優しく、柔軟な著作権法の適用を訴える」に、書いてあります。
●0131 体裁よりも速報性 笹山登生 100/10/13(Fri)
10:17:33削除
URL: http://
あるHPに、東京都が三宅島の噴火と同時にHPのトップページを三宅島対策速報に即座に切り替えたことを、評価する意見がのっていた。
HPも、いろいろな見せるための技術が発達して、こったものがふえてきた。
しかしそのことが、HPだけにしかない機能を損なってしまっているケースもふえてきている。
例えば、視覚障害者のための文字情報を点字情報にするシステムが、ビジュアル情報がふえてきて、全然機能しないという弊害が指摘されている。
「もっとも無駄な時間を嫌う政治家のHP」のなかにも、「JAVAが起動しています」とのメッセージの後、えんえんと空白のページに待たされた
り、御本人の似顔絵と思われるイラストがえんえんとクルクル回ったまま、なかなか次に進まなかったり、というような例も、多くみられる。
「HPの世界では、人を待たせてはいけないのに」、と思うこともしばしばある。
あるHPづくりの専門家は、「長い文章をフレームで囲むと、表示に遅くなるから」、との配慮すらみせている。私自身も反省しなければならない点は、多くある。
三宅島災害で見せた東京都のHP対応は、HPの持つ機能の原点とは何かを、我々に考えさせてくれる。
●0130 日本クラインガルテン研究会のHPが開設されました。 笹山登生 100/10/10(Tue)
15:59:13削除
URL: http://homepage2.nifty.com/komiken/
日本コミュニティ研究所が主催する「日本クラインガルテン研究会」のHPが、立ち上がったようです。
上記のURLにアクセスしてみて下さい。
私のHPの「リンク・日本の市民農園」にも、リンクしていただいております。
●0129
「費用対効果」という言葉が、あいまいな概念のもとに、濫用されているような気がします。 笹山 登生 100/10/04(Wed)
17:22:55削除
URL: http://
本来、プロジェクト評価の専門用語が、このように一般的に使われるようになったことは、喜ぶべきことなのでしょうが、建設省、運輸省などでつくられているマニュアルなどみても、ごく直接的な費用・効果などが、算定要素の中に入っているに過ぎないのが現状です。
また、環境価値に付いては、CVM評価手法が、試行錯誤的にごく限定した景観などの価値評価に使われることを「推奨」しているにすぎず、「費用対効果分析」を金科玉条とするには、いまだ実態はお寒い限りであることを前提として、この言葉は使われなければならないのではないでしょうか。
むしろ、政策担当者の環境マインドの醸成こそが、先行しなければならないのではないでしようか。
そうでないと「地元企業に恩恵のない公共事業は、費用対効果がない」などといったような、それぞれの発言者の局部的な解釈で、この言葉が使われることは、かえって部ロジェ区との普遍的な評価を混乱させることにつながるのではないかと危惧しております。。
●0128 史上最大の環境再生計画が始まるようです。 笹山登生 100/09/28(Thu)
19:20:56削除
URL: http://www.cnn.co.jp/2000/US/09/26/everglades.ap/
この9月26日のCNNのHPで、米上院が、25日、アメリカ・フロリダ州の大湿原エバー・グレーズの環境再生計画にゴーサインを出した、と報じています。
CNNのURLは、上記記載のものですが、実際の工事中の写真などは、次のURLで見られますので、ご面倒でも手入力で見ていただきますれば幸です。
時代は、着実に変わりつつありますね。
URLは、http://141.232.1.11/org/erd/ecp/3_ecpphotos.html
●0127 長野知事選挙は、おもしろそうですね。 笹山登生 100/09/27(Wed)
19:20:27削除
URL: http://
作家出身の候補者が、NGOとディスカッションしている画面が、放映されていました。
NGOいわく、「これまで知事に陳情したことはあったが、対話をしたことはなかった。」という言葉が、印象的でした。
もはや、NGOは、民の大きな一部分となってきているのだなと、つくづくかんじます。
●0126 こちらこそ、ありがとうございました。 笹山登生 100/09/22(Fri) 13:24:00 No.0125へのコメント
削除
URL: http://
TFさん、これからも、いろいろな面で、問題提起していただくことを期待しています。
こちらこそ、ありがとうございました。
●0125 とても参考になります T.F 100/09/22(Fri)
09:15:36削除
URL:
笹山さん。
さっそくオピニオン拝見しました。
これから21世紀の水政策の考えるにあたり、多面的に考慮された貴重なものと感じました。
私には難しい表現もありますが、多いに参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
●0124 今月のオピニオンは、この掲示板での議論を深めたものにしました。
笹山登生 100/09/21(Thu)
09:24:21削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_24.htm
この一ヶ月、この掲示板で、水循環についての御意見もありましたので、今月(9月)のオピニオンは、それらの議論を深め「循環型社会にふさわしい水利用を実現するために」と題し、まとめてみました。
上記URLでごらんいただきますれば幸です。
これからも、この掲示板でのご意見と連動氏、それを深める様な形で、ホームページのテーマにできればと、おもっております。
今後とも、皆さまのいろいろな問題意識を、この掲示板にお寄せいただきますれば、さいわいです。
●0123 公共事業を、これ以上、景気対策の「しもべ」にしてはならない。
笹山登生 100/09/13(Wed)
10:52:54削除
URL:
公共事業の見直しが終わったと思ったら、それを待っていたかのように、大型補正予算の話がでてきた。
いつの世も、公共事業は、その一時しのぎの、景気対策の「しもべ」としての扱いしか、うけてこなかった。
その結果、日本の社会資本は、質より量の「安手のインフラ」に甘んじてこなければならなかった。
21世紀の社会資本も、安手のインフラで、私たちの孫子も、我慢しなければならないのであろうか。
今こそ、日本の公共事業を、景気対策の「しもべ」からときはなち、21世紀型社会資本にふさわしい高質化を目指さすべきではなかろうか。
●0122 「山紫水明」を支えるもの T.F 100/09/11(Mon)
10:34:43削除
URL:
いろいろありがとうございます。
> 「農村部においても、中水化」とのご主張の様にも見うけられますが、
決してそのようなことを申し上げているつもりでは・・。
実は、この夏実家のある東北の山村で渇水騒ぎがありました。
幸い私の実家は影響なかったのですが、
隣の簡易水道でやっている集落は大変な苦労をされたようです。
山村といえども、夏場は毎日風呂に入りたいし、庭や畑にも水をまいてあげたい。
そんな話を聞き、話題にしてみたわけです。
非常時には、(飲み水+α)の低コストのシステムというものは考えられないものか・・と。
今は、どういうわけか私たちの心の中に「森への回帰」志向が強まってきたようです。
どの山村にもおおむね「森資源」があるわけでしょう?
何かそうした力を生かした水システムというのは無いものでしょうか?
●0121 本当の山紫水明とはなにか。 笹山登生 100/09/08(Fri)
17:53:24削除
URL: http://
「日経ECO21」の9月号に、パナマの米軍基地返還に伴う、環境浄化問題のルポがのっており、興味深く読んだ。
昨年、パナマを公式訪問した節にも、この問題は、深刻だった。
何しろ、基地返還の跡地を利用して、これからエコ・ツーリズムを行おうとするところの至る所に、不発弾や化学兵器の残骸、枯れ葉剤などが埋まっているであろうというのだから、なんとも物騒な話である。
レポートは、この物騒さのおかげで、皮肉にも、世界に稀なる600種の鳥類を中心とした自然環境が守られていると、しめくくっていた。
現地をヘリコプターで見た限りでは、まことに自然いっぱいの山紫水明の地である。
この掲示板でも、TFさんから、農村地域の水質の問題が提起されていた。
平成10年の調査では、クリプトスポリジウム対策の必要な浄水施設が、全国11,501箇所の調査対象のうち618箇所もあったという。
本当の山紫水明とは何か、を、考えるべき時である。
●0120
「水不足」という言葉を、循環型経済社会構築の観点から、今日的に考え直す時代にきているとおもいます。 笹山登生 100/09/08(Fri) 10:33:12 No.0119へのコメント
削除
URL: http://utility.co.pinellas.fl.us/reclaim.html
この言葉は、いわば、「需要先行型、供給追随型」ですが、需給調整を両サイドでどうやってはかっていくかという課題解決に、私どもは、もっと立ち向かっていかなければならないとおもいます。
今年の「水資源白書」では、ようやく、水資源の循環型利用という観点が、色濃く、うちだされました。
良い方向を打ち出したものとおもっています。
TFさんは、「農村部においても、中水化」とのご主張の様にも見うけられますが、まだまだ、水のコストやインフラ整備に膨大な負担がかかる点で、それは、慢性的な水不足状態にある福岡県などの地域はべつとして、正直、むづかしいと存じます。
ただ、住民なり行政が、今から、そのような意識を持って、ことに当たるということは、大切なことだとおもいます。
農村部において、非常事態では、「番水」というかたちで、やむをえざる措置がとられておりますが、では、日常的ななかで、どのような節水対策がとられうるかということも、今後、大きな課題になるかと存じます。
ここで、フロリダ・セントピーターズバーグの、息の長い中水化への取り組みの例は、私どもに教えるものが多くあります。
タンパ湾に流れ込む水質の悪化と、慢性的な水不足を同時に解決しようと、1970年代に、2030年を目標とした中水化への取り組みを始めたものです。
上記URLの写真が、当地の「デュアル・ディストリビューション・システム」ですが、目標年度が終わりに近づいた今、灌漑用水も含めた非飲用水需要の半分が、中水によってまかなわれているということです。
そして、今、議論は、将来の中水の飲用化にまで、及んでいる様です。
ここで、私達が学ぶべきは、これらのプロジェクトの開始にあたって、まづ、市民のみなさんの、中水なり、その安全性や水循環に対する認識の深めかたから始まったという点にあるとおもいます。
まさに、TFさんのいわれるように、住民にとって、水は拒否できものなのですから。
●0119 Refuse-拒否できない水 T.F 100/09/08(Fri)
09:10:47削除
URL:
笹山さん、つたない私の疑問にこだわっていただいてありがとうございました。
ゴミの世界では4Rとも言われていますね。
水の場合は拒否できにくい側面があるだけに、水質の向上維持が望まれるところです。
都市部の中水道の様子はなんとなくわかりましたが、農村部の水道事業の未来というと、
なかなか明確な展望が見えないような気がします。
笹山さんご出身の東北の展望はどんなふうにお考えでしょうか?
●0118 水も3Rの時代にはいったようですね。 笹山登生 100/09/06(Wed)
21:58:15削除
URL: http://
TFさんの問題提起によって、このところ この掲示板も、すっかり、中水利用の話になってまいりました。
それにしても、今や水問題も、3R(Reduce-減量、Reuse-再利用、Recycle-再生利用)の時代に入ったように、つくづく感じます。
そのような観点からのアプローチは、日本では、まだまだ不足しているような気がしました。
TFさん、貴重な問題提起、ありがとうございました。
●0117 サンディエゴの例も、紹介しておきます。 笹山登生 100/09/06(Wed) 18:16:55 No.0114へのコメント
削除
URL: http://www.ci.san-diego.ca.us/mwwd/general/northcity.shtml
サンディエゴは、水の外国依存率が極端に高い国ですので、いわば普通の国が極限状況にあった場合どうなるのかという、あしき将来像としての例になるかとおもいます。
中水をミックスし、飲用につかっている代表的な例として紹介しておきます。
ただ、写真が小さいので、参考にはならないかと存じます。
先に紹介したアーバインと。このサンディエゴの例が、現在行われている中水利用の代表例となります。
●0116 0114に追加しコメント 笹山登生 100/09/06(Wed) 10:24:32 No.0114へのコメント
削除
URL: http://
下記URLにアクセスした後、IRWDのホームページの左側にある項目のなかから、「Reclamation」の項をクリックしていただくと、現場の写真がでてまいります。
●0114 中水道利用のもう一つの外国事例 笹山登生 100/09/06(Wed) 09:43:41 No.0109へのコメント
削除
URL: http://www.irwd.com/index.html
TFさんには、中水道利用事例として、先に、マレーシアの例を御紹介申しあげましたが、これは計画段階の事例ですので、あまりピンとこなかったのではないかと存じます。
そこで、実際稼動している例として、カリフォルニア・オレンジ・カウンティのアーバインの中水道(IRWD)のURLを御紹介もうしあげます。
アーバインは、いまでこそ、シリコン・バレーとして有名ですが、私が30年程前に訪れた時は、まだ出来たての 工業団地でした。
しかし、団地内の建物・施設・オープンスペースの景観設計が、当時としては、完璧になされていることに驚いたものです。
現在、この中水システムは、地域の水需要の20%をまかなっている、とのことです。
●0111 TFさんへ。雑用水道の現状については、次のURLに、詳しくかかれています。
笹山登生 100/08/31(Thu) 20:15:28
No.0110へのコメント
削除
URL: http://www.suga-kogyo.co.jp/j2ur12jz/30494_2.html
上記URLに、日本の雑用水道の現状がかかれております。また、中水道プロセスについては、http://www.kakoki.co.jp/env-con/k12.html
定圧逆浸透下水道高度処理システムについては、http://www.kobelco.co.jp/technobook/p340.htm を参照されたら良いかと存じます。
●0110 切り口の多さが笹山さんの特徴ですね。 T.F 100/08/31(Thu)
14:34:32削除
URL:
いろいろありがとうございます。
たくさんの切り口があって迷うところですが、私なりに調べてみようと思います。
また、何かありましたら教えてください。
ご活躍を期待しております。
●0109 たしかに、もうひとつの意味での社会資本の向上だとおもいます。
笹山登生 100/08/31(Thu) 09:38:31
No.0108へのコメント
削除
URL: http://www.kisho.co.jp/WorksAndProjects/Works/ecomedia/index-j.html
私は、「社会資本の高質化」を、既存のインフラに環境資産的な価値を持たそうということで、これまで主張してきました。
しかし、おっしゃるように、制約された水資源の用途的利用をすすめるためのインフラの充実も、大事な「社会資本の高質化」です。
昭和54年頃より、国や県、自治体で、雑用水の利用、中水道化、雨水の再利用、廃水の中水化等の諸策をすすめてきました。
しかしそれらの諸策は、広域的なインフラの整備という規模ではおこなわれませんでした。
この間に目を見張るべきは、とくに日本の水処理技術の驚くべき進展です。
例えば「低圧逆浸透下水高度処理システム」等は、下水道の水を低コストで、飲料可能な水にかえてしまうというような技術が、どんどんでてまいりました。
おそらく、今後5年も立てば、もっと低コストで大量処理できる水処理技術が、実用可能となってくるに違いありません。
そうなりますと、これまでは、中水道という形で、用途別に、水質をかえた水の供給のためのインフラ整備が叫ばれてまいりましたが、これからは、それを跳び越して、一挙に、すべて 飲用可能な水処理のためのインフラ整備をはかるという方が、効率的な時代となってくるのかもしません。
中水利用を都市にビルトインした外国の例として、マレーシアのEco-Media City 2020の例を上記URLに、かかげておきます。
日本でも、局地的な例はどんどん増えて来ていますが、とくに東京の恵比寿ガーデンプレイスの中水利用システムは、特筆すべき事例といえます。
●0108 社会資本の質の向上の例として T.F 100/08/30(Wed)
17:42:08削除
URL:
いつも拝見しております。
初めて書き込み致します。
笹山さんは「社会資本の質が問われる時代」というようなことを
おっしゃっておられたと思うのですが、
今日のように気象変動が局地的に現れるような時代においては(世界的な規模でも)
水の問題が深刻化してくると思われます。
日本は水の豊富な国としてこれまで、飲料水とその他の生活用水を区別することなく、
いっぱひとからげの水道設備でやってきたと思うのですが、
今後の水需給を考えるとき、両者を分離していくことによって将来的には
「より安全な水」と「トータルコスト」を両立させるような方向にはならないものでしょうか?
このような方向を指向している外国の例などありましたら教えてください。
●0107 変わらないアクセス、ありがとうございます。 笹山登生 100/08/30(Wed)
09:32:35削除
URL:
総選挙後のアクセス数がどうなるのか、この二ヶ月、推移を見守ってきましたが、変わらぬアクセス数に、励まされる思いがしています。
ありがとうございます。
私のホームページは、Webデザインをのぞいては、文章もアップ・ロードも、全部自前です。
これからも、決してスマートではないが、私らしいホームページ発信に徹するつもりです。
今後とも、よろしくお願いします。
●0106 いでよ。茫洋たる政治リーダー。 笹山登生 100/08/27(Sun)
11:58:01削除
URL: http://
自分で作った木製の自動車で、故障しながら、なんとか騙し騙しぼろ車をあやつり、山道をのぼり、橋を渡っていってしまう、外国のお年寄りの話が、放映されていた。
不毛に終わっている政界再編も、こんなおじいちゃんのやり方を見習わなければならないのかな、と思う。
要するに、相手の多少の欠点に目をつぶっても、まとめあげてしまう力のある政治リーダーの不在が、政界の混迷をまねいているのである。
「いえ、私の党・我々の主張だけが正しいのです。」では、組み合わせの歯車は動いていかない。
歯の欠けたものでも、全く歯がすり減ったものでも、歯車と歯車との間に松やにを擦り付けてでも、歯磨き粉をまぶしてでも、噛み合わせていく「まとめ力」のある政党なり政治リーダーが、政界再編には必要なのだと、つくづくおもう。
それには、才をかくした、茫洋な政治リーダーの存在が不可欠だ。
過去の茫洋な政治家の代表格は、大平正芳先生と前尾繁三郎先生だろう。
お二人には、それぞれ、違った意味での茫洋さがあった。、
なかでも、前尾先生は、晩年、漢字の意味・出自にかんする著書の執筆にひたすらはげまれるという、ユニークな一面をもったかたであった。
お二人とも、その茫洋さが、安心して人を引き付け、政治を安定させる大きな要素となっていたことは、まちがいない。
この国際化の時代、あえて東洋的な茫洋たる政治リーダーの出現を願うことが、もっとも政治の安定につながる道であると思っているのは、私だけであろうか。
●0105 朝日新聞(西部版)に私のコメントがのっています。 笹山登生 100/08/23(Wed)
21:19:35削除
URL: http://
2000年8月2日付け朝日新聞(西部版)26面に「NEWS三面鏡」「干潟保護運動、山下氏急死で岐路」との 記事があります。
その中で、山下弘文さんについての私のコメントが、次のように掲載されておりますので、御紹介いたします。
「山下氏は,干拓絶対反対論者ではなかった。(中略)湾の締めきりを止めて海水を入れ、干拓面積を半分程度にすることを提案していた。
この地先干拓なら、残りの干潟は保全され、開発と自然保護の共存がはかれると、考えた。
最近は、干拓事業をすすめる農水省との対話に 乗り出していた。(中略)
有明海沿岸の漁業者や国内外の非政府組織(NGO)、研究者と 人脈づくりに、山下氏は、ずばぬけた力を発揮した。
超党派の 国会議員でつくる 「諫早湾を考える議員の会」の一員として、山下氏と交流があった笹山登生・前衆議院議員は「代替案を提案するNGOという、新しい形をつくった。これからの NGOには、行政との対話も必要だ」と話す。
●0104 再度、高山さんへ。 笹山登生 100/08/20(Sun) 11:22:00 No.0103へのコメント
削除
URL: http://www.euronet.nl/~icu01743/kbr1.html
カッテンブルック住宅団地の全容を見るには、下記URLにアクセスし、ホームページをひらいていただき、そのページの下方に「klik hier voor een fraaie lluchtfoto van Kattenbroek[240KB]」のところをクリックしていただければ、みられます。
田園と調和した、壮大な住宅団地を俯瞰した全貌に 圧倒されます。
●0103 高山さんへ。オランダ・モデルによる都市計画の例を紹介します。
笹山登生 100/08/20(Sun) 11:07:17
No.0101へのコメント
削除
URL: http://www.euronet.nl/~icu01743/kbr1.html
高山さんに、もう一度。
オランダ・モデルによる都市計画の例として、カッテンブルックの4,500戸の住宅建設の例を、紹介いたします。
上記URLに接続していただければ、具体的な建築物の写真がみられます。
この都市計画の特徴としては、「計画の中に、いくつかの意味付けがされている点です。
計画地区について、五つのテーマ(リング、マスク、コートアベニュー、秘密のゾーン、小川)が設定され、そこに五つのランドスケープ(水、森、フィールド、沼、丘)と、五つの都市的意味付け(アベニュー、運河、広場、小道、通り)と、五つの建築的意味付け(閉じた町、農家、橋の家、温室の家))が、重畳的に重なり合うことによって、その地域のどこにも明確なアイデンティティーがうまれてくる」( SD1999/2より)というものです。
●0102 建築・都市・農村・自然・ランドスケープの融合が必要な時です。
笹山登生 100/08/19(Sat) 09:22:49
No.0101へのコメント
削除
URL: http://
日本においても、総合設計制度の充実など、景観を重んじた建築の重要性が叫ばれはじめておりますが、まだまだ、欧米に比し、都市計画・建築諸制度の点で、見劣りがするようです。
私が、いま注目しているのは、ダッチ・モデル(オランダ・モデル)というものです。
高山さんは、神戸の都市計画の例を挙げておられますが、本来、都市と農村・自然の景観は、総合的にとらえられるべきであり、その両方が互いの景観を補い合うべきものです。
日本では、不幸にして、イギリスの様な「都市・農村計画」というものがありませんので、この両者をつなぐものがありません。
オランダ・モデルにおいては、統合されたネットワークとして、都市・農村・自然をとらえ、景観(ランドスケープ)においても、両者をトータルに位置づけようとしております。
その場合、重要視されるのが、(1)市民・都市計画局・政治家との協議、(2)都市・農村・自然の空間計画への参加の保障、(3)公共性の確保 です。
神戸は、大震災によって多くのものを失いましたが、住民参加による町づくりという、貴重な先例を残したことは、評価すべきものとおもいます。
さらに、これを発展させ、日本のオランダ・モデル適用の地域として、海・都市・農村・山の自然一体となった、トータルなランドスケープづくりの実験の地域となるよう、頑張れる様な気がしますし、また、そのための諸制度の充実にも、各方面に訴えていかなければならないものと思っております。
ちなみに、神戸の市長さんと私は同姓ですので、キーワード検索では、いつもバッティングしてしまう間柄です。
●0101 都市景観 高山 100/08/18(Fri)
23:16:29削除
URL: http://
まだホームページ全てを読了しておりませんのでもしかしたらどこかで考えを述べていらっしゃるかもしれませんが、意見をお聞きしたいと思います。
笹山さんは農村をベースに新しい社会の構築を考えていらっしゃるようですが、私のように都市部(神戸)に住むものにとって、日本の大都市の景観のひどさには耐え切れないものがあります。仕事の都合上、神戸(またはせいぜい郊外の市)に住まざるを得ないのですが、現在会社から与えられた、借り上げの社宅(マンション)は阪神高速の真横で夜中の車の音がうるさく、ベランダは三日もするとすすだらけになるというすばらしい環境です。
最寄りの駅とのあいだ一帯は震災でほとんどの家が焼けたところですが、これを機に統一感のある住環境を作るという思想もまったく感じられず、未だ空き地がある一方、ところどころににょきにょきと高層マンションが不統一に建ち、戦後日本人の心の荒廃をみるようで情けなくなります。震災復興に、都市景観の向上を組み入れることはできないのでしょうか。
●0099 堺屋長官の提言に大賛成 笹山登生 100/08/18(Fri)
09:29:35削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/policy/S_2_04.htm
堺屋経済企画庁長官が、昨日、「日本列島くまなく携帯電話が通じるよう、これを新しい公共事業とする」旨の提言をされました。
これは、私のかねてからの持論でもあり、まさに我が意をえたり、の感があります。
私の政策提言「新しい過疎対策についての私の考え方」(上記URL参照)に、提言したように、日本列島くまなく携帯電話が通じるということは、特に若者に、機会均等のコミュニケーションの場を与えるだけでなく、防災上や観光上など、これまで考えられなかった多くの面で、地域にメリットを与えることになります。
ましてや、インターネットのモバイル化の進展によって、特に離島などの情報格差をなくす大きな決め手となる可能性もあります。
このような発想に基づく、インフラのソフト化こそ、新しい公共事業の考え方なのではないでしょうか。
●0098 内田康夫の「秋田殺人事件」 笹山登生 100/08/17(Thu)
18:43:54削除
URL: http://
ベストセラーになったそうで、本屋で立ち読みしてみると、秋田の人間にとっては、登場人物なり問題の会社名などがあれこれ想像出来て、おもしろい。
ただし、女性副知事さんは、本の様な方ではありません(でした)ので、念のため。
巻末に、参考文献として「月刊000」との名が出てきたのには、びっくりしました。
●0097 松山光治さんを悼む 笹山登生 100/08/17(Thu)
16:46:54削除
URL: http://
私が国会議員になりたての頃、松山さんは、すでに農林水産省の中心的存在で、自民党の農林族の猛者を相手に、減反問題、米問題などを、きりまわされていました。
独特の金属的な声で関西弁を使い回されると、不思議と、いやと言えない雰囲気の漂ってしまう、えがたいかたでした。
確か、和歌山県の橋本の御出身と記憶していますが、ゆっくりと紀ノ川の流れに身を任せ、永遠の旅立ちをされてください。
●0096 代替案策定のスキルの用意こそ先決 笹山登生 100/08/11(Fri)
07:17:22削除
URL: http://
いわゆる「止まらない公共事業」の 象徴品目として、中海干拓、吉野川可働堰などについての中止が論議されていますが、やや、ここに至る本質論がみのがされたまま、表面的な論議がなされているように感じられます。
「開発か環境か」の二値的議論の時代は終わった訳で、そこで、どのような主体のもとで、どのような住民参加のもとで、どのような代替案をつくっていくのか、そのための技術的課題は何か、ミティゲーションなどのシステムをどう用意していくか、環境価値の評価をどうやっていくか、などの、具体的な課題を一つ一つ一つ解決していくことが、いま求められているものと思われます。
そうでないと、ポピュリズムの非難を、これまでの、いわゆる賛成派・反対派のいずれも、受けてしまうことになるのではないでしょうか。
●0095 感動的だった秋葉広島市長の言葉 笹山登生 100/08/06(Sun)
09:14:29削除
URL: http://
広島原爆記念日の今日、テレビで流れる秋葉広島市長の追悼の言葉が、すばらしく、ひびきました。
秋葉さんは、衆議院議員時代、環境問題などで、党派を超えて、行動をともにした仲間です。
なぜ素晴らしい挨拶だったか、明らかに自分の考えと価値観を、自分の言葉で語っていたからです。
そんなこと、当たり前でしょう、といわれるかもしれないですが、実際は、そんなに多いことではありません。
今日の秋葉さんの言葉は、原爆犠牲者にたいする、最高の敬いと、追悼の言葉であったとおもいます。
改めて、為政者の言葉の価値というものを感じさせたひとときでした。
●0093 社会資本の「高質化」「複合化」という観点が欲しいのです。 笹山登生 100/08/05(Sat)
13:21:37削除
URL: http://
概算要求シーズーンを前にして、着工から長引いた公共事業の削減縮小論が新聞をにぎわしています。
そのことはそれでどんどんおやりになれば良いのですが、この際、もっと、社会資本の「質」や「複合化」に目を向けていただきたいものです。
私の田園環境図書館のなかで、竹内佐和子さんの「21世紀型社会資本の選択」がありますが、ここでは、欧米の社会資本が、いかに高質化され複合化されているかが、かかれております。
特に、環境資産としてのインフラの形成は、今後、最大の優先順位をもって取り組んで行かなければならないでしょう。
マスコミ・新聞も、一時的な熱病に浮かされることなく、長期の視野をもって、この際、環境的視点に立った日本の社会資本の高質化を考えてみてはいかがでしょう。
●0092 奥州光吉様 三井 裕 100/08/05(Sat)
13:01:57削除
URL: http://
奥州さんのHP、前から拝見しております。かなり大変なようですが頑張ってください。私も長良川河口堰問題にかかわりましたし、今でも釧路湿原塾や釧路森人倶楽部にかかわり、湿原保護のため山に木を植えたり講演会を催したりしています。
成瀬川ダム問題にも興味がありますので奥州さんのHPをずっとウォッチングしていこうとおもっています。
何か皆に知らせたいと思う資料がございましたらお送り下さい。私にも色々資料がありますので、興味がございましたらお送りします。
なお、このボードは笹山さんちのボードですので、もしさしつかえなければ下記のEメールに住所、本名をお送り下さい。とりあえず愛国ニュータウンの資料をお送りします。
yew@marimo.or.jp
笹山さん、ボードをお借りしてすみませんでした。そして有り難うございました。
●0091 三井 裕 様 奥州光吉 100/08/05(Sat)
11:13:07削除
URL: http://www.rnac.ne.jp/~oshu/naruse-dam/
> そこで都市内に自然林(里山)を復元すべきだとの考えで、20年前
> 愛国ニュータウン(面積140ha)の周囲の緑地(面積16.4ha)を
> 自然林樹種の苗木を密植して造成しました。設計と工事監督は私がやり、
> 今では樹高1mだった苗木が20m近くの森(里山)に育ちました。
北海道を訪れることがありましたら、是非拝見したいと存じます。
このような事業を20年も前に先見的にされていたとは本当に驚きです。
> 私は都市とはいったいなんなのかという原点を考え直そうと思っています。
私たちは農村の原点というものを水を中心に考えています。
> 次の衆院選に笹山さんを当選させるのは貴方の肩に掛かっています。
> 死ぬ気でやれよ! 頑張ってください。
お気持ちはわかりますが・・。
まずはこの掲示板の0022,0023以降の発言をお読みいただき
さらにわがホームページの WHAT'S NEW? のなかの速報をお読みください。
それからまたお話しましょう。
●0090 奥州光吉様 三井 裕 100/08/04(Fri)
10:09:49 No.0087へのコメント
削除
URL: http://
東成瀬村にも移住者が現れましたか。ここ釧路地方にも内地の都会から大勢の人たちが移住してきています。
そういう私も実は四国高松生まれ育ちで、大学生活を北海道で過ごし、そのまま居ついてしまいました。北海道は内地に比べ緑が多いと言われていますが、それでも都市では緑が少なくなっています。
そこで都市内に自然林(里山)を復元すべきだとの考えで、20年前
愛国ニュータウン(面積140ha)の周囲の緑地(面積16.4ha)を自然林樹種の苗木を密植して造成しました。設計と工事監督は私がやり、今では樹高1mだった苗木が20m近くの森(里山)に育ちました。
この愛国ニュータウンの緑地は実験としてやったんですが、本番と考えていた襟裳岬から納沙布岬までの海岸線にエゾマツ・トドマツを主体にした自然林を復元するという私の夢はなかなか実現しそうにありません。この夢は若い人に引き継いでもらおうと思っています。
地方の緑を守るのと同時に都市の緑を復元するというのは理想ですが、虫と枯葉がいやだという都市住民のエゴと治安悪化という問題で都市の緑化は非常に難しくなっています。私は都市とはいったいなんなのかという原点を考え直そうと思っています。
笹山さんの田園環境図書館には非常に参考になる論文がそろっているのでおおいに利用させてもらおうと思っています。
それと、私は四国高松と釧路にしか知人はいなく、秋田3区には誰一人知友人はいません(秋田県庁の林務課に同窓生がいたような気がしますが忘れました)。次の衆院選に笹山さんを当選させるのは貴方の肩に掛かっています。死ぬ気でやれよ! 頑張ってください。
●0089 「んだすか。」は、東成瀬を代表するHPになるかも? 笹山登生 100/08/04(Fri) 00:55:14 No.0087へのコメント
削除
URL: http://www2r.biglobe.ne.jp/~yoko-s/
沖縄県久米島に「久米島ちゃんぷる情報』という名のHPがあります。
これは、久米島に嫁にきた、いわゆる『大和嫁」がはじめたHPなのですが、いつのまにやら、久米島の観光情報源として、久米島いや沖縄を代表するHPになってしまったのです。
上記にURLがありますので、試しにアクセスしてみてください。
「んだすか。」の杉山さんご夫妻は、ご両人とも他県の方のようなので、より新鮮な感度でもって、東成瀬の人と自然を伝えてくれるような気がします。
「んだすか。」のご発展をいのります。
●0088 以下ではなく上のURLです。 奥州光吉 100/08/03(Thu)
10:55:47削除
URL: http://hello.to/ndasuka/
> 以下のHPのなかの「日記」をご覧下さい。最近のには私も登場しています (^_^;)
ごめんなさい。以下ではなく上でした。訂正します。
●0087 森が暮らしのフィールドになるような時代は来ないものでしょうか?
奥州光吉
100/08/03(Thu) 10:50:49削除
URL: http://hello.to/ndasuka/
笹山登生 様、三井 裕 様。
> 入会権のもと、地域住民が落ち葉かきや枯れ木、枯れ枝の整理等をやり、
> その落ち葉や枯れ木を家庭燃料、肥料にする。秋にはマッタケをはじめとするキノコ狩り、
> 春の山菜取り、夏や秋のグミやアケビ等の果実取り等、
> 子供からジジババまで受験競争や学歴などほとんど関係のない、
> 幸せな生活を送っていました。
私どものHPの舞台となっております、
秋田県東成瀬村はまさしくそのような所だったし、
今なおそのような暮らし方が出来るところです。
いろいろ難しい問題はあるでしょうが、そのような方向へ向かった政策が必要と感じています。
この村に昨年都会から若い夫婦が移住して来ました。
彼らがここで森と里の恵みで生きていけないか、見守っていきたいです。
以下のHPのなかの「日記」をご覧下さい。最近のには私も登場しています (^_^;) 。
●0086 「木の文化塾」構想、ご理解ありがとうございます。 三井 裕 100/08/03(Thu)
10:10:10 No.0085へのコメント
削除
URL: http://
さっそくの的確な感想・御示唆ありがとうございます。
私も笹山さんと同じく森林の「美と用」のバランスの再構築をやらないと、とんでもないことになると思っています。
笹山さんは私より歳が2つ上なので、よくご存じだろうと思いますが、日本では高度経済成長が始まる昭和35年頃まで「美と用」の絶妙なバランスをうまく取り、古来からの日本の木の文化を連綿と受け継いでいました。そのころは私は高校生でしたので詳しくは理解していなかったけれど、何となくその雰囲気に浸ることはできました。入会権のもと、地域住民が落ち葉かきや枯れ木、枯れ枝の整理等をやり、その落ち葉や枯れ木を家庭燃料、肥料にする。秋にはマッタケをはじめとするキノコ狩り、春の山菜取り、夏や秋のグミやアケビ等の果実取り等、子供からジジババまで受験競争や学歴などほとんど関係のない、幸せな生活を送っていました。
私はほんの片鱗ですがそういった隣近所仲良く暮らしていた生活を覚えています。それに比べて昭和35年以降、急激な石油文化に突入しましたが、たった40年しかたっていない現在のこのざまは一体なんなんでしょう?それまでの数千年にわたる「木の文化」はどうなったのでしょうか?
私はこういった「木の文化」が日本にも連綿と続いていたということを若い人たちに語り継ぎ、わずかでもその技法の一端を伝えることは私の義務だと思っています。
またまた長くなってしまいました。こんな偉そうなこと言っててもどうせやり始めるとまた、どんちゃん騒ぎになると思います。
笹山さん、どうかご自愛下さい。
三井 裕
●0085 「木の文化塾』構想、おもしろそうですね。 笹山登生 100/08/03(Thu) 07:36:45 No.0083へのコメント
削除
URL: http://www.fpri.asahikawa.hokkaido.jp/daikibo/initial.htm
木の文化の再構築は、木と森の『用と美』の再構築から始まると思います。
用のみを追求すれば、いまの間伐政策のごとく、悠久の森は残せません。
美のみを追求すれば、木を育てる側の生活を救えません。
そのバランスの再構築です。
先日、新聞記事で、東京駅前の丸ビルの建て替え跡地から、80年前土台を支えるのにつかったと見られる丸太が、数千本見つかり、これを資源に、リサイクル利用するという話が、でていました。
改めて、木のしたたかさを感じさせる記事でした。
上記URLは、北海道の木造建築と木橋のデータベースのHPですが、さすが、北海道は木の文化の老舗ですね。
森林についても、ザーリッシュの『森林美学』の考え方を、いち早く日本に取り入れたのも、北海道であったと、記憶しています。
やや、遠回りをした観点からの、木の文化、木と森の用と美の再構築が、日本の木と森を、結果として、救うことになるのではないかと思います。
●0083 奥州光吉様 三井 裕 100/08/02(Wed)
15:43:49 No.0082へのコメント
削除
URL: http://
えーと、このボード使っていいのでしょうか?笹山さん済みませんが一回だけ使わせてください。
>どのような活動なのか、さしさわりございませんでしたらお教え
>下さい。
さしさわりもくそもありません。「何でも楽しくやろうぜい」が私のモットーですので、明かすのが恥ずかしいことばかりやっております。それでもよろしければ御笑聞(こんな単語あったかな?)ください。
私、「あやしいおじさん探検隊(通称あお探)」を組織していまして、夏はテントと寝袋を背負って旧国鉄廃線跡、湖一周の旅をやり、冬は釧路湿原の周りを山スキーを履いて彷徨しています。
そして、一年を通して釧路の食材探検を行っています。
旅の方は新しいリクレーションの創造を目指しています。
食材探検の方は、ごく少数の隊員には私の高邁な意図はわかっているはずですが、結局毎回30数名の「もっと楽しいことないかい」隊員によってほとんど「どんちゃんさわぎ」探検になってしまいます。どうにかしなければと思っているのですが・・・
釧根地方は日本有数の酪農地帯です。しかし、酪農民や市民は乳製品を主食にしていません。牛乳を売って味噌、醤油、米(ちなみに釧根地方は米がとれません)を買っています。これはいわゆるプランテーション農業でないでしょうか?従ってこちらの酪農は乳牛100頭以上でないと採算がとれないそうです(ちなみにヨーロッパの酪農業は乳牛20頭で親子4人暮らしていけるそうです)。100頭の乳牛を家族で管理するのは不可能です。機械化に頼らざるを得ず、釧根の酪農家は一家族あたり借金が1億円(!)以上あるそうです。
このことを聞き及び、憤慨した私めは「おーし、それじゃ俺たちでバターやアイスクリーム、チーズを作ってやろうじゃねえか」と発憤して作り始めたのですが、ガットウルグアイラウンドに危機感を抱いた酪農民有志がこれらを作り始めましたので、「あお探」では方々で作られたチーズを買い集めて「試食会」を開いています。
ところが、前に少し触れましたが困った問題があるのです。魚も同じなんですが、道東の魚はすばらしく美味しいですが、それを刺身、焼き、鍋、煮という内地料理しかしていません。それではもったいないと「ニジマスのムニエル・レモンソース添え」等の料理や「鹿のソテー・ブラックベリーソース」なる鹿料理をやっています(鱒も鹿も北海道民はほとんど食べない)。しかし、これらの料理はチーズと同じく、酒の肴に最高なんですなー。従って、始まる前の「地産地消、地方の食文化を作ろう」なる高邁なお説教など100万光年の宇宙の彼方にぶっとばされ、酒池肉林・阿鼻叫喚の世界に直ちに突入してしまいます。困ったもんです・・・
現在では、少なくとも一週に一度でいいからこの地方で取れた物を主食にしょうとそのレシピを作っています。
これからやろうと思っているのは、「木の文化」の再興を目指した仮称「木の文化塾」と「地域通貨」です。
長々とおしゃべりしてしまいました、ご参考になれば幸せです。
三井 裕
●0082 笹山さんを落としてしまった選挙区の有権者です 奥州光吉 100/08/02(Wed)
06:10:19削除
URL: http://www.rnac.ne.jp/~oshu/naruse-dam/
三井 裕 様
> 日本にもこんな議員がいたのかとうれしくなると同時に、
> たった一人しかいないのかー、
> しかも今回落選してしまったのかーと涙がこぼれ落ちました。
秋田3区の有権者です。残念ながら私の1票もむなしく笹山さんを落としてしまいました。
私自身、東京で十数年サラリーマンをしておりましたが、平成元年に帰農しました。
農村は、現象的にはお上の施策にしがみついているように見えますが、それほど悲観してはいません。
農漁山村には今なお、想像以上の環境資産が残っていると思っています。
この日本の山と森と里を守っていきたい。
> これを断ち切るにはどうしたらよいか、
> 庶民段階で何をすればよいかで仲間を集めて日夜奮闘しています。
どのような活動なのか、さしさわりございませんでしたらお教え下さい。
●0081 三井 裕 様、田園環境への御賛同、ありがとうございます。 笹山登生 100/07/31(Mon) 19:39:42 No.0080へのコメント
削除
URL: http://
羽田空港から、地方へ飛び立つと、まづ、黒々とした横浜の住宅街が、蟻の巣のように見えてきます。
それは、エジプトのカイロ空港の眼下でみた密集地帯そっくりです。
こんなにも、都市に緑が少ないのかと、唖然としてしまいます。
では、地方空港に近づいて緑が多いかといえば、緑の表皮が切り取られた無残な残がいが、目に迫ってきます。
おっしゃるように、都市と農村の比率が異常なために、都市の緑も農村部の緑も疲れ果てている、というのが、現状なのではないでしょうか。
その意味で、田園環境図書館で紹介している『都市、、緑と農」という、進士五十八先生の著書は、私たちに、大きなヒントを与えてくれているような気がします。
若い世代に、何はなくとも、緑は残す、そんな日本をつくりたいものです。
今後とも、よろしく、御指導のほど、お願い申し上げます。
●0080 日本にもこんな元議員がいたのか!! 三井 裕 100/07/31(Mon)
11:40:27削除
URL: http://
議員HPコンテストのHPを眺めていたら、このHPが一位でしたのでなにげなく見ましたら、その内容にびっくり仰天しました。イヤー、日本にもこんな議員がいたのかとうれしくなると同時に、たった一人しかいないのかー、しかも今回落選してしまったのかーと涙がこぼれ落ちました。
笹山さんの「田園環境」の考え方に賛同します。現在の世界の人口の都市集中は異常な事態であると思います。確かに近代文明や都市・国家は余剰農産物による非生産者の増大抜きには考えられませんが、しかし、現在のような農村と都市の人口比が3:7とか2:8というのはどんなに考えてもおかしいと思います。膨張した都市はその管理コストが異常に増大し、治安も劣悪になっていく。農村は老人のみ残り、また異常に増大した都市住民に食料を供給するために地力以上の食料生産をしなければならない。その結果、毎年世界の畑地で四国と九州をあわせた面積が砂漠化している。
これを断ち切るにはどうしたらよいか、庶民段階で何をすればよいかで仲間を集めて日夜奮闘しています。
現在日本では17才の少年がどうのこうのとか今時の若い者はとかぐだぐだ言っていますが、私はそう思いません。こういう間違ったシステムを作り、間違ったとわかっているのに直そうとしないのは、全て大人の責任であり、若い人たちの責任は一切ないと思います。
従って私は若い人たちに「済まぬ、済まぬ」と謝りながら一緒に勉強しています。
これからごく近い将来、必ず笹山さんが必要な時代がきます。どこかの、なにかの場面でお会いできるのを楽しみにしています。
●0079 大学院生の方、御指導ありがとうございました。 笹山登生 100/07/31(Mon)
07:49:06削除
URL: http://
私のオピニオン『地域通貨は、地域の内発的発展をうながせるか?』を、検索サーチで目に留められた、地域通貨問題を研究テーマとされる大学院生の方が、「地域通貨に関心をもっている政治家ガいることを知って、うれしい』とのメールをいただき、同時に、いくつかの問題点をあ御指摘いただきました。ありがとうございました。
●0078 CSAのURLがちがっていました。 笹山登生 100/07/27(Thu)
11:37:41削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_23.htm
上記のURLに、お願いします。
●0076 農業の自給化についての新しい動きをまとめてみました。 笹山登生 100/07/26(Wed)
22:43:28削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_23.htm
田園環境図書館の中の「グローバリズムが゜世界を破壊する」の中で紹介されている、CSAの動きを、探って見ました。ご興味のある方はごらんになって下さい。
●0074 山下さん、追悼その後 笹山登生 100/07/25(Tue)
21:08:47削除
URL:
山下弘文さんのご急逝を痛む声は、全国からわき起こっているようです。
今日は、長崎のある新聞社の記者の方から、私の処に電話があり、私が山下さんを評して「代替案提示型の環境NGOの基礎をつくられた方」と述べたことに、共感をしめしていただきました。
改めて、インターネットの伝搬力のすごさがわかりました。
これを機に、環境を守る若い力が全国に育ってくれれば、山下さんの死も無にならないと、おもっております。
●0073 山下弘文さんを悼む。 笹山登生 100/07/22(Sat)
17:18:20削除
URL: http://
諌早干潟問題で活躍され、1998年には、国際的な権威のある環境賞「ゴールドマン賞」をもらわれた山下弘文さんが、7月21日朝、急逝されました。
つつしんで、哀悼の意を表します。
12日から17日までアメリカにおられ、帰国後も、何かとおいそがしいなかで、20日に体の不調をうったえられ、21日の朝、急逝されたとのこと、氏を知る者として、もっと長生きさせたかったものと、残念でなりません。
山下さんと私は、湿地保護の問題で出会う機会をえました。
諌早に行けば、山下さんなじみの酒場で、干潟でとれる魚介類を肴に、いつまでも、環境問題を語り、飲み明かしました。
山下さんは、環境NGOとして、初めて「代替案提示型」のNGOを作り上げた方です。
学者、政治家、オピニオンリーダー一体となって、単なる反対のための反対でない「提案するNGO」の基礎を作り上げた御功績は、今後とも、日本のNGOの歴史に残るものと、確信しております。
山下さんにとってみれば、「ゴールドマン賞」をもらうことなど、どうでも良かったのではないか、水門がひらき、湿地の生態系がみずみずしさを取り戻すことのみが、山下さんの夢だったのではなかったのか、そんな思いがします。
山下さんの死が無駄にならぬためには、諸官庁の環境マインドが、今後、少しでも向上していくことが、何よりの慰めとなるのではないでしょうか。
御冥福を心からお祈りいたします。
●0072 沖縄サミット後も、沖縄の心を思い続けよう。 笹山登生 100/07/22(Sat)
06:20:58削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/column/link_8.htm
前の沖縄海洋博の後もそうでしたが、とかく、お祭りの後は、沖縄はほっとらかし、とならないよう、これを機会に、しっかりと沖縄振興の実があがるような戦略の確定が、今必要なのではないでしょうか。
一過性のサミット沖縄ブームとならないよう、私たちも、沖縄の心を大切にし、アジアの中心地としての環境立県・沖縄の将来を、一緒に見つめていきたいとおもいます。
●0071 風土工学研究所さん,貴重な資料,ありがとうございました。 笹山登生 100/07/17(Mon)
19:47:35削除
URL: http://
「笹山登生の田園環境図書館」で,「風土工学への招待」をとりあげたところ,編集者の風土工学研究所さんから,風土工学に関する貴重な資料をおくっていただきました。
その御好意と風土工学にかける御熱意に、感謝申し上げ,かつ敬意をひょうします。
●0070 フェア・トレードのお話は興味がひかれます。 笹山登生 100/07/17(Mon)
16:39:01削除
URL: http://
発展途上国の生産者達が,商社を利用しないで,自らの生産物を,仲介マージンなしで,外国に売ることのできるシステムが,フェア・トレードまたはオルタナティブ・トレードといわれるものですが,この例のように 身近なところで,フェア・トレードの実際が体験できるようになったのですね。
これの国内版tがCSAというものですが,これについては,次のオピニオンで,詳しく御説明していきたいと存じます。
いずれの例も,グローバリズムの無制限な地域への侵攻を食い止めるのに有力なシステムで,地域の内発的発展をはかるうえでも,今後注目される有力な手法であるといえます。
●0068 儲け主義 熊沢文男 100/07/16(Sun) 23:24:39削除
URL:
農家の民宿のはなし、残念ですが、想像できます。農家ではありませんが、
西馬音内の盆踊り期間中、民宿に近い「にわか宿」の料金が、旅館並みだと聞
いて悲しくなりました。日本人はこの50年で、魂まで悪魔に売ってしまったの
でしょうか。
でも、東京の消費者団体(NGO)で、フィリピンの日雇農民の人々と、バナナ
の栽培を通じて、フェアトレードの活動が進んでいるという話はホッとさせま
す。1ケ月預けられた孫と一緒に届いたバナナはそのひとつでした。親に敵対
して東京に出た娘が、そんなことに関心があるとは想像もできませんでした。
3割減反、米価長期低落の農家に対して、加えられた労力に対して正当な代
価を払うというフェアトレードの考えは、国内の農家・消費者間でも成立しな
いのでしょうか。そのために農家は小さい組織を作り、安心と安全という価値
を補償する食物を生産できたらいいなと思います。株式会社はプラス利潤を要
求しますが、農家はそんなものを要求しないことです。自然の中で、まず生き
る分だけはそれでいく。余裕があったら「もうけること」も御自由に。自然の
中で働くことは、過去のように過重でなければ、それ自体が幸せの報酬だとお
もうから。もっとも現在の借金付け問題は残りますが。
もう1つ。
大王製紙と玉川ダム問題。排水がきれいなら、なぜ大曲仙北に作らないのか
な。ダム設置で犠牲を払った仙北を通り越して、どうして秋田市へ持っていく
の。そうでなくても、黙っていれば経済は秋田市の「一人勝ち」構造はすすむ
ばかりです。
知事は大王製紙を仙北に作れといいたいのですが。
●0067 五百城文哉についての、私の田園コラムがあります。 笹山登生 100/07/16(Sun)
12:11:31削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/column/link_8.htm
上記URLに、五百城文哉についての、私の田園コラムがあります。
●0064 五百城文哉の再評価に感激 笹山登生 100/07/16(Sun)
10:41:57削除
URL: http://
今日(2000.7.16)のNHK「新日曜美術館」は、明治のボタニカル・アーティストといわれた、五百城文哉(いおき・ぶんさい)の特集でした。
五百城文哉については、私の著書「田園環境創造論」209ページにも、紹介されております。
農商務省山林局で標本を書く仕事をしながら、絵を学んだ異色の画家で、植物学者牧野富太郎さんとの交流で、ボタニカル・アートの世界に入ったともいわれております。
その成果として、「日本高山植物写生図」があります。
今日のテレビでも紹介されておりましたが、宇都宮の「栃木県立美術館」に収蔵されている「百花百草図」は、絹の上にかかれた、山の岩にはりつく高山植物の絵で、今も変色しない、数知れず群生する野花の色の鮮やかさなど、圧巻です。
新幹線・宇都宮で途中下車してでも、一見する価値あり、です。
●0062 最近のE-Mailによるお便りから 笹山登生 100/07/13(Thu)
21:53:46削除
URL: http://
私のもとには,この掲示板以外にも,直接E-Mailのかたちで,いろいろな所から,お便りがよせられています。
先日は,フランスに在住する日本人女性のジャーナリストの方から,日本の農家民宿に付いて,次の様な御意が,よせられていました.日本の農家民宿は,どうも金もうけ主義に陥っているのではないか,もっと農家民宿の福祉的な側面をいかした運営はできないものか,という御指摘でした。これにつきましては,私も,やや同感できる点もありましたので,現状の日本の農家民宿の問題点や改善すべきポイントを,5点ほど指摘させていただきました.
もう一つは,私が島嶼問題に興味を持っていると知られた方から,離島の子供たちの総合的学習のツールとして,テレビ会議を主体とした情報発信と,それを契機とした島の子供たちの,総合的な学習の場ができないものか,という御指摘でした.私は,これに付いては,Webツールの方が将来性があるのではと,指摘させていただきました.
今後とも,日本や世界からのE-Mailによるお便りも,お待ちいたしております.
●0061 熊沢さん,循環型自給社会という考え方は,どうでしょう 笹山登生 100/07/11(Tue) 12:46:31 No.0060へのコメント
削除
URL: http://
自給といウ考え方は,どうも窮屈な社会を思い浮かばれるようで,あまり評判がよくないのですが,生産者であり消費者であるという考え方なら,比較的に 抵抗はないのではないでしょうか.いわゆる,プロシュ−マ−といウ考え方です.
農村部でも昔から,地産地消という考え方がありました.生産者が,他の生産者の作ったものをかう,このシステムを作り上げることによって,かなりな社会変革ができるものと思っております.このシステムが環境的考え方と絡まれば,さらによいとおもいます.今後ともよろしく.
●0060 笹山さんへ 熊沢文男 100/07/11(Tue)
07:23:44削除
URL:
選挙結果、とても残念です。何としても反自民の方々の方へ風向きを変えた
かった。
大量生産,大量消費の時代は10年前に終わりました。中学校の社会の教科書
に、日本の国民総生産の成長率の変動が、グラフで示されています。成長率は
90年代以降、次第に下がっていますが、教科書ではそのことに触れていません
。ただバブルがはじけただけではないと思います。日本の産業は成熟期に入り
さらに成長率は全体として下がっていくと思います。
低成長下での生産や産業はいかにあるべきか。みなさんはIT革命に浮かれ
ているけれども、アメリカのそれは正に日本の低金利に支えられたバブルなの
ではないでしょうか。とても恐しい状況ではないでしょうか。経済のボーダー
レス構造が、そこに見えるように思います。
ITを否定しているのではありません。これからの生産構造を、ITも含めて
、笹山さんの努力する循環型省エネ型、そして福祉をも含めた自給型産業の方
向に切り替えることで、あたらしい雇用力も生じ、持続的な生活が保障される
でしょう。ヨーロッパにはその実験例も出てきました。
環境権の主張、あたらしい基本的人権の領域として、みんなで進めたいもの
です。平和憲法を守りながら。
誤った方向に人々は導かれています。惰性の方向に政治はまだ動いています
。わたしは笹山さんの主張が正しいと思うから、今回の選挙の結果をとても残
念に思います。これからの4年間、大変と思いますが何とかがんばってくださ
い。
●0059 掲示板は,民主政治の基本だと,私も思っております 笹山登生 100/07/08(Sat) 13:37:35 No.0058へのコメント
削除
URL: http://
SFさん,貴重な御指摘ありがとうございます.選挙後,この掲示板でも,いろいろな方からのお励ましがありました.また,高校生のモモさんのように,別のHPの掲示板で,私を励ましていただいているのを,たまたま,私が発見した例もあります.ですから,掲示板は,そのHPだけ独立しているのではなく,他のHPの 掲示板とも限りなく連動している所に,大きな意義があるように思えます. ところで,いま,私の心配は,沖縄サミットをまえに,今回の事件が発生し,国は本当に沖縄の心を大事にできるのか,という岐路にたたされている,ということです.昨年の今ころ,私は,沖縄の久高島におりました.「神の島」といわれるこの島は,「会う人毎に,にこやかにとおりすぎ,挨拶が゛交わされる」まさに,トーマス・モアの「ユートピア」の世界でした.しかし,そのような中にも,沈潜した沖縄の心の悲しみを,忘れてはいけないと思うのです. そして,その心を真実知り尽くしたものでなければ,軽々に,沖縄サミットを主催できる資格はないと思うのです.「形だけの思いやりは,もうたくさん」そんな沖縄の地のさけびが,私の訪れた25あまりの沖縄の島々から聞こえてくるような気がする毎日です.
●0058 笹山さんのHPを自由党の手本に。 SF 100/07/08(Sat)
09:54:25削除
URL: http://
選挙お疲れ様でした。休憩だと思っていますので、励ましは致しません。それよりも、自由党幹部として、どしどし、提案させていただきます。まず、全候補者がHPを持つこと。そして、すでに持っている候補者は、自由党とのリンク、ヤフ-で検索できるようにする事。それが出来ている候補は、掲示板を設けること。大げさに言えば、掲示板のないHPは、双方向性が半減し、意味がありません。また、せっかく、掲示板を持っていても、書き込みが少ないため、たまにある貴重な書き込みをそのままにしている。書き込みがなければ、自分の今の心境を書きまくるだけでも良いと思います。書き込みはしないけれども掲示板を覗く人は大勢いることを教えてあげてください。他にも書きたいことがたくさんあるのですが、次回にさせていただきます。
●0057 モモさんという,一高校生のかたからの,メッセージ 笹山登生 100/07/02(Sun)
09:24:26削除
URL: http://iclub.to/bbs/narusedm.html
モモさんという,一高校生のかたからの,笹山登生へのメッセージが,上記のURLの掲示板に載っております.暖かい,御理解のあるメッセージに,感激です.
●0054 奥州光吉さま,ありがとうございました 笹山登生 100/06/30(Fri) 15:36:34 No.0053へのコメント
削除
URL: http://
みんなの広場の掲示板でも,多くの方が,私のことを心配していただいているのを,発見致しました.特に高校生の方で,私の環境問題のテーマのとらえ方に付いて,関心を抱かれているのを知り,本当に心強いものをかんじました.環境派議員の中では,その他,愛知和男先生や,大野百合子先生が残念時しかし,時代は時変わりつつあることを信じ,これからも,インターネットなどでの相互交流を深めていきたいと存じます.今後ともよろしく,御指導のほど願い上げます.
●0053 吉田つとむさん,お励ましありがとうございます 笹山登生 100/06/30(Fri) 15:21:12 No.0051へのコメント
削除
URL: http://
インターネット政治のよいところは,議席を失っても,発言の機会が与えられているということだと思います.これからも,テーマを絞りながら,きっちり発言していきたいと存じますので,今後ともよろしく御指導の程願いあげます.
●0052 木を守り、左遷されたお父様 奥州光吉 100/06/29(Thu)
08:51:07削除
URL: http://www.rnac.ne.jp/~oshu/naruse-dam/
選挙中は差し支えがあろうかと思い、投稿を遠慮しておりました。
本当にご苦労様でした。
秋田県選管の選挙広報読ませていただきました。
「憲法に環境権を」・・私も勉強してみたいと思いました。
「田園マンガ」にはお父様茂太郎様のエピソードが出ていましたね。
「人間の都合で自然の木を勝手に切っていいものですか!」
北ノ俣沢には素晴らしい自然の造詣があふれております。
拙者のホームページに沢山の「木」の風景を載せました。
木を守りませんか!
●0051 政局はアクション劇を見るがごとき 吉田 つとむ(町田市議)
100/06/28(Wed) 23:28:45削除
URL: http://www2k.biglobe.ne.jp/~expert/
大変お疲れさまでした。
ある選挙では幸運に恵まれた候補者もあれば、その逆の現象も起きました。
政策とその遂行過程を明白にしたとしても、今回の選挙のプラスとは成らな
かったのでしょう。単にインターネットを選挙に利用した人は大勢いました
が、笹山先生ほどにきちんと政策を明示した衆議院議員候補はいなかったで
しょう。
せっかく、政治家が自分の活動を自分の手によって、ホームページに書き記
す時代がそこまで来ているのではないでしょうか。
インターネット世界も含めて、開かれた政治をご追求ください。
国政・市政4回も落選した、吉田 つとむより。
●0050 (無題) 俵谷 100/06/28(Wed)
20:56:38削除
URL: http://
波騒は世の常。雑魚は謳い、雑魚は踊る、だが誰か知ろう百尺下の水の
深さを、水の清さを。 券度従来を期して頑張ってください。
俵谷。
●0049 俵谷さん,ありがとうございました. 笹山登生 100/06/25(Sun) 08:05:49 No.0045へのコメント
削除
URL: http://
ようやく終わりました.新しい出合いが あったみたいです.若い奥さんが,,私の子育て政策に「共鳴したから,支持します」と,街頭でいってくれたり,秋田も確実に時代は変わりつつあると思いました.その一方で,旧態依然とした「しめつけ」も,これ迄,そのような政治風土をもたなかった地域をねらって,侵食しつつあることも事実ですが,そんなものは,いずれは,健全な住民の力で吹き飛んでしまうことでしょう.ありがとうございました.
●0047 塚越さんへ 笹山登生 100/06/25(Sun) 07:22:31 No.0046へのコメント
削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/evaluate/index.html
政治家のHPを評価しているホームページ羽,「開け 電網政治の時代」で,URLは 上記の通りです
●0046 どこにあるの? 塚越 100/06/25(Sun)
04:27:51削除
URL: http://
政治家のHPを評価しているHPアドレスはどこでしょうか?
できれば教えてほしいのですが。
●0045 明日は投票日。 俵谷 100/06/24(Sat)
20:22:01削除
URL: http://
短かった選挙戦もいよいよ明日が投票日になりました。
選挙の洗礼は選民として避けられないこととはいえ、素晴らしい結果が
出ることを祈っています。 地元の一有権者として応援いたします。
●0044 かしわさん,おはげまし,ありがとうございます. 笹山登生 100/06/23(Fri) 06:16:27 No.0042へのコメント
削除
URL: http://
「アルゼンチンよ,泣かないで」の歌やストーリーを思い浮かべ,民の力を信じ,がんばっています.
●0042 がんばって下さい かしわ 100/06/22(Thu)
21:10:40削除
URL: http://
政治家の宿命としての選挙、がんばって下さい。応援しています。
●0041 内から外への環境共生領域の連なりを 笹山登生 100/06/05(Mon) 19:12:43 No.0039へのコメント
削除
URL: http://
吉良浩明様,お励まし,ありがとうございます.又,環境共生の町づくりのお話,興味深く承りました.10数年前,ドイツのビオトープを視察した際,関係者のことばで印象的だったのは,「森と森,緑と緑をつなげることで,共生の領域を広げる」という言葉でした.
環境共生の町づくりも,各々の 家なり庭を,コモンズのあるスペースにつなげることによって,社会ヘの環境共生の領域を広げることにあるとおもいます.
今後ともよろしく御指導のほどお願い申し上げます.
●0039 環境を考える政治家に拍手 吉良浩明
100/06/04(Sun) 23:24:53削除
URL: http://
はじめまして。
私は個人的に地球環境財団の会員ですが、笹山さんのように
環境問題を真剣に考える政治家がもっと日本で増えて欲しい
と思います。
ドイツの近自然工法とは、ビオトープのことでしょうか。
私の友人の建築関係者のグループでは、最近はやりの環境
共生住宅を拡大した環境共生の町作りを目指しています。
「経済を環境の犠牲にはしない」などと時代錯誤な事を平然
と語り、日本に恥をかかせた福田赳夫元首相のような政治家
をこれ以上出さないよう、笹山さんに頑張って欲しいと
思っています。
●0038 ありがとうございます モリモト
100/05/08(Mon) 20:55:16削除
URL: http://
早速のご親切な回答大変恐縮です。
早速お教えいただいたHPを見て勉強したいと思います。
また、分からないことや意見等ありましたらお伺いするかも知れませんが
よろしくお願いいたします。
●0037 再び、モリモトさんへ 笹山登生 100/05/03(Wed) 12:10:11 No.0035へのコメント
削除
URL: http://www.eic.or.jp/eig/d00df8.htm
前回、お答えしなかった2.3.4のご質問については、次のURLに詳しくかかれておりますので、ご参照賜りますれば幸いです。
2については、『日本の環境対策は進んでいるか」( http://www.eic.or.jp/eig/d00df8.htm )
3.4については、『環境保全経費」( http://www.eic.or.jp/eig/d0038a.htm )
いずれも国立環境研究所環境情報センターのデータベースによるものです。
●0036 モリモトさん.はじめまして 笹山登生 100/04/30(Sun) 10:11:04 No.0035へのコメント
削除
URL: http://
それぞれ重要なご指摘ですので,正確を期すため,ご回答できることから,一つ一つお答えしていきたいと存じます.第一の,ミティゲーションの最小化は,究極はゼロ(事業の廃止という意味でしょうか)に行き着くのではないか,ということですが,これは あくまで,生態系に対してのプロジェクトの規模の最小化ということですから,ゼロは,すなわち,1の回避の段階に立ち戻 るということになります.5の生態系の 価値評価(クレジット)には,土地評価もふくむか--- ついては,「日本にミティゲーション・バンキングは可能か」のなかの「メリット論とデメリット論」で,まさに,オーデュボン協会が第一に 指摘している点です.クレジットはあくまで,その土地の生態系の価値ですから,その土地の商業的価値は,評価されません.したがって,商業的に 価値のある土地の開発行為の代償として,商業的に価値のない農村部の生態系が,ミティゲーション・バンキングの 対象地として,ともすれば選ばれてしまう,という欠点があります.
●0035 質問 モリモト 100/04/29(Sat)
17:05:22削除
URL: http://
初めまして
下記の投稿でも、話題になっているミチゲーションについて
いくつかお伺いしたいことがあります。
1.ミチゲーションの第二の概念にある最小化を行っていくと
極論では最終的に0に収束するのでは?
2.日本での環境に対する法制度は現在どうなっているか?
3.コスト面でのでの、政府の環境事業費(?)はどういう
状況なのか?
4.現在の環境事業費はどのように運用されているのか?
5.ミチゲーションバンキングにおいて土地価値の確定基準は
どのようになっているのか?
以上が質問事項なのですが、素人の考えで申し訳ないのですが
お答えいただければと思います。
●0034 「日本にミティゲーション・バンキングは可能か」のURLが違っていました。
笹山登生 100/04/29(Sat) 05:24:34
No.0031へのコメント
削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_19.htm
ただしいURLは,上記のとおりです。
http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_19.htm
●0033
巻機山の自然環境を守るホームページに、笹山登生の「田園環境図書館」がリンクされました。 笹山登生 100/04/27(Thu)
19:18:57削除
URL: http://
「よみがえれ、巻機山の自然』という、日本百名山のひとつ、巻機山の自然環境を守る団体のホームページに、笹山登生の「田園環境図書館」がリンクされましたので、アクセスしていただきますれば幸いです。
URL: http://www1.odn.ne.jp/makihata
●0031 ミティゲーションについて 笹山登生 100/04/24(Mon) 17:17:18 No.0030へのコメント
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URL: http://
耳慣れない用語を使って、もうしわけありませんでした。でも、この概念は、環境と開発の相克を緩和する上で、ぜひともこの際ご理解いただきたい概念です。私のHPの 別のページに詳しく書いておりますので、ご参照していただきますれば幸いです。
詳しく説明しておりますので、ご参照いただきますれば幸いです。ご参考--オピニオン1999/11「日本にミティゲーション・バンキングは、可能か」 http://www.sasayama.or.jp/S_19.htm 政策提言「新しい公共事業は環境資産構築を中心に 」 http://www.sasayama.or.jp/policy/S_2_00.htm
●0030 日本の例では? 奥州光吉 100/04/24(Mon)
10:54:47削除
URL: http://www.rnac.ne.jp/~oshu/naruse-dam/
笹山登生様。
わが家では、先週土曜日に種まきを行いました。豊作とは言わないから平年作を、と期待するような天気です。
ミティゲーション(mitigation):私には耳慣れない言葉でしたのでカタカナ辞典(学研)で調べてみました。
「環境に対する影響を回避したり、その代償措置などをして開発を行うこと」とありました。
この言葉はまだ一般的ではないと思います。もっと平易な言葉でご説明していただきたいと存じます。
日本の場合、たとえば、ダムから出る水の水質保全のために「選択取水」などいくつかの方法が採られているようですが、そういった措置を言っているのでしょうか?
私が調べましたら以下のところに説明がありました。(また、わがホームページの「くさい魚・・・隣の皆瀬ダム下流では・・」のところからも行けます。)
http://www.qs.moc.go.jp/kawabe/siry1_10.html
さて、この私達のやりとりに対して話がかみ合っていないじゃないかという苦言が私どもの掲示板に寄せられております。どうぞ参考になられて先のご質問にもお答えいただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。
●0029 ミティゲーションの手法について述べたのです. 笹山登生 100/04/19(Wed) 19:13:51 No.0028へのコメント
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URL: http://
「政治家の言葉はわかりづらい」といわれてしまいましたが、環境保全と開発との相克を和らげるには、どこで妥協点を見出せるか、見極めることが必要です。私がドイツの近自然工法による河川の例を持ち出したのは、表舞台では、自然と調和した河川作りをしても、それだけでは、防災機能は果たせない、その妥協策として、裏舞台では、しっかりりとした構築物によって、水収支の安定を図ろうとするミティゲーションの試みを、例に引いたつもりです。ダム開発について(回避-縮小-代償)の措置がとられるようになれば、かなりの妥協点が見出されるのではないかとおもいます。残念ながら、日本のミティゲーションに関する技術は、まだそこまで行っていないのですが、ごく早い時期に、そのような手法の駆使により、かなりの成果を上げられうるものと、確信しております。
●0028 世界の流れは? 奥州光吉 100/04/19(Wed)
14:10:59削除
URL: http://www.rnac.ne.jp/~oshu/naruse-dam/
笹山登生様。
秋田は不順な天候が続いており、春作業が気がかりな毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?
わが家では、今週末の種まきを予定しているところです。
政治家の言葉というのは、なかなか私どもには理解しがたいところがあるように思われます。ヨーロッパにおけるダム政策の変化について率直にお聞きしたかったのですが、その点については明確にはお答えいただけなかったように感じております。
先生も出席された地球環境国際議員連盟第15回世界総会では、『「気候変動」、「地球温暖化防止のための具体的スキルとしての燃料電池の可能性」、「地球と貿易」などが中心となった』とご報告されており、そのなかでインドの国会議員より次のような意見が出された、とあります。
「インドやその周辺諸国の電力事情は、近年、とみに悪化している。燃料電池の開発による、分散化発電体系が、いち早く、これら発展途上国に技術移転されれば、ダムなどによる生態系損傷を防ぎうる。これら、新技術を、先進国のみのテーマとすることなく、水力など旧エネルギーの段階を飛び超え、新エネルギー技術が発展途上国に適用できうる方途(環境ODAのあり方、技術移転の方途など)を、模索することが、地球温暖化防止の大きな決め手となるのではないか。」
この発言に見られるように、「ダムが生態系の損傷の原因の一つになっている」というのは今や世界(先進国、発展途上国を問わず)の常識になりつつあるのではないですか?アメリカがダム開発をやめたのもそこに最大の理由があるのでしょう?
もちろん、私も何がなんでもダムはいけない、というような短絡的な発想はしていないつもりで、それ(ダム建設)は万策なくやむを得ない場合に限られるべき、と考えているものです。国内の何百とあるダム計画がこのような観点から検討されているとはとうてい思われません。政治家と行政の役割は、生態系の損傷をきたすダム建設の代替え案を真剣に検討することにあるのでは、と思うのですが、いかがでしょうか?
●0027 奥州さんに、もう一度 笹山登生 100/04/10(Mon) 18:54:11 No.0025へのコメント
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URL: http://
私へのご質問,三点ありました。それぞれ お答えいたします。(1)この本は,いっしょにアメリカに行かれた議員の方からいただき、よませていただきました。ひとつ言えることは,地球温暖化に対するスタンス同様、代替エネルギーのインフラが すでに備わっている国と、そうでない国とでは、ダム開発に関する評価もかなり、異なったものとなるように感じます。ましてや、これからキャッチアップしていこうという発展途上国に、代替エネルギーによる方途も 指し示さず、一律的な対応を取ることは、やや乱暴な議論であると思います。(2)近時の議員の会の 対応は、代替案を模索し提案する方向に定着してきているようで、建設的で、よいことだと思います。(3)ドイツなどの近自然型小河川の 例などをみますと表面的には、近自然型の 河川の 形状ですが、その 裏舞台には、しっかりとした水収支を 確保しうる調整水位漕が 設けられているという例もあるようです。
●0026 杏さん、いつも、見ていただきまして、ありがとうございます。
笹山登生 100/04/10(Mon) 18:33:22
No.0024へのコメント
削除
URL: http://
今回は、思いがけない「政治家ホームページ評価」一位でしたが、これからもご期待に応えられるよう、内容を充実していきたいと思っております。今後ともよろしく。
●0025 「公共事業チェック機構を実現する議員の会」 奥州光吉 100/04/10(Mon)
12:31:55削除
URL: http://www.rnac.ne.jp/~oshu/naruse-dam/
笹山登生様
大変お忙しい時期でございますでしょうに、早速のご返事をいただき恐縮です。
雄物川筋土地改良区理事長としてのスタンスと同じ地区の農民としての私のそれは基本的に同じであると理解しております。
この点に関しましてはまたの機会に譲ると致しまして、ある一冊の本から出発してご意見をうかがいたく存じます。
今から5,6年ほど前に「公共事業チェック機構を実現する議員の会」という超党派(自民党から社民党まで)の組織が出来まして、勉強会などを重ねたり、アメリカの現地視察を行うなどして「アメリカはなぜダム開発をやめたのか」という本をまとめられました。わがホームページでもその要旨を紹介しておりますが、私も今これを読みながらこうした試みがなぜ日本の議会で根付いていかないのか、誠に残念な気持ちです。実際、「さきがけ」を中心としたこの組織が今どのような状態かわかりませんが、事実としては多くの方々が落選してしまわれたようですね。環境を論じても選挙では勝てないという日本の後進性を現しているのでしょうか。この「会」の事務局長であった?高見裕一(元)議員は東京時代からの知り合いで、ともにタイ農村へスタディツアーした経験があります。今度、わがホームページにもご登場いただいて、当時の試みと最近の情報などもインタビューしてみたいものだと考えております。
そこで、以下についてご意見をお聞かせいただければ幸いです。
(1)「アメリカはなぜダム開発をやめたのか」のご感想は?
(2)こうした「議員の会」のような活動をどのように評価されていらっしゃるのでしょうか?
(3)ヨーロッパにおけるダム政策もまた変化しつつあるのではないかと想像しますが、ヨーロッパの田園に詳しい先生にその辺の実情を教えていただきたいのですが・・。
よろしくお願いいたします。
●0024 (無題) 杏 100/04/10(Mon) 02:14:06削除
URL: http://
「政治家ホームページの評価」、一位、おめでとうございます!
いつも楽しみに拝見させていただいています。
●0023 奥州さん、こんにちは 笹山登生 100/04/08(Sat) 18:33:57 No.0022へのコメント
削除
URL: http://
本当に、お久しぶりです。地域から環境を考える真摯なご態度に、敬意を表します。
ダムの問題については、私も、水のユーザーである雄物川筋土地改良区の理事長という立場にありますので、奥州さんとは、スタンスを異にしております。
しかし 奥州さんがいわれるように、「ダム開発是か非か」という問い掛けに至る前に、地域の人々が、地域の目で、地域の環境を考える機会を、もっともって良いと思います。
それが、ローカル・アジェンダ21の原点なのですから。
実は、今日は、滋賀県大津市て゛ GLOBEという名の、地球環境を考える議員の会の 世界総会が開かれ、そこからかえったばかりの所なのですが、そこでの インドの国会議員
の発言が印象的でした。
「インドや バングラディシュでは 極端な電力事情の悪化に見舞われている。もし、いま開発中の燃料電池によって、分散型の発電方式が可能となれば、生態系を犠牲にせずと
も、自国の電力事情は、かなり改善されるのだか。」
もちろんこの発言は、願望に近い、近時には実現性のうすいものですが、やむにやまれぬ、せっぱ詰まったお国の事情が、よくわかります。
これからも、皆さまの掲示版-みんなの広場 のご意見などを、おりにふれ、のぞかせていただきながら、参考にさせていただきたいと存じます。
●0022 お久しぶりでございます 奥州光吉 100/04/07(Fri)
23:55:45削除
URL: http://www.rnac.ne.jp/~oshu/naruse-dam/
お久しぶりでございます。
私、秋田県十文字町の奥州光吉です。
何年か前、私が農作業しているところに先生がおいでになり、気さくに声をおかけ下さいました。
先生の充実したホームページに接し、こうしてキーをたたいております。
さて、自由党が小渕連立政権から離脱し、小渕首相が倒れ、森内閣が誕生しました。世の中が急展開しているこの時代、何かが私達に「転換せよ!」とメッセージを
発しているようにも思われます。自由党が野党にまわられたこの機会に是非先生にインタビューしてみたいことがあります。
正直申し上げて、先生がこれほど環境問題に心を砕いていらっしゃるとは存じませんでした。田園、環境、里山、・・・。気に掛かっている言葉達です。
そして、私どもは現在焦点となっております、「成瀬ダム」建設を考えるホームページを開設しました。
http://www.rnac.ne.jp/~oshu/naruse-dam/
ご覧なっていただければわかりますように私達はこの開発に批判的立場をとっています。しかし、問題なことはこの件に関し県民の議論が非常に低調だということです。もっともっと議論がまきおこっていいはずです。そのためにわがホームページでは専門家の方々にご登場願ってさまざまな角度からわかりやすく問題を掘り下げていく企画をしています。最初は地質の問題をわかりやすく取り上げました。さらに、水、魚、森林、ジャーナリズム、政治などの専門家に登場していただこうと考えております。
そこで、環境問題にも詳しい政治家ということで先生にご登場いただきたいのですが、いかがでしょうか?
断っておきますが、「成瀬ダムは良い、悪い」というような結論的な答えをお聞きするつもりはありません。世界の潮流、その中での日本の進路、遅れていると言われる秋田県南部の価値、私達の考えるべき視点などをお話ししていただければ幸いです。お返事をお待ちしております。
●0021 このHPにアクセス・カウンタがついていないのは,なぜ? 管理者 100/03/23(Thu)
19:16:18削除
URL: http://
「ほかの政治家のHPには,よくあるのに,なぜ?」そんなメールが,よ
せられています.
そのわけは,
アクセス・カウンタといっても,それはTOPページ(表紙)へのアクセ
ス数を示す意味しか,ありません.
検索エンジンなどで,キーワード・サーチされ,直接該当のページに
アクセスしてきている数の方が,圧倒的に多いのですから,TOPページ
のアクセス・カウンタの実質的な意味は,ほとんどないように思われ
ます.
もっとも,強制的にTOPページから入るようにし,カウントされるよう
にしているHPの場合や,自ページ群内のすべてのページに,隠しカウン
タが仕込まれ,どのページにアクセスしても,カウントされるようにし
てあるHPの場合は,別ですが,
そんなわけで,このHPには,ほとんど意味のないということで,アクセス
・カウンタが,つけられていません.
●0018 農地としての費用対効果分析では,意味がないとおもいます. 笹山登生 99/12/15(Wed) 17:28:08 No.0017へのコメント
削除
URL: http://
国営土地改良事業等再評価実施要領にもとづく,いわゆる時のアセ
スをおこなったとしても,干潟としての環境資産評価でなく,農地とし
ての評価であるのなら,再評価は,なんの環境的意味がありません.
しかも,環境価値評価はCVM評価方法にもとづくのでしょうから.その
手法の精度にも,議論のあるところです.
事業縮小による開発インパクトの減少という発想は,残念ながら,期待薄
と見ざるをえません.この際,ミティゲーション的な考え方を,開発当事者が
おこなうとすれば,画期的なことなのですが,いまだ,日本の行政の
環境マインドの成熟度は,そこまでいっていないのは,残念なことです.
●0017 諫早はどうなる? ひいちゃん 99/12/15(Wed)
01:11:24削除
URL: http://
農水省が諫早湾干拓事業の計画変更を正式決定したとの報道がありました。
諫早問題に、熱心に取り組んでおられた立場から、今回の件について、どのように見ていらっしゃいますか?
●0013 英語版専用URLの開設について 笹山 登生 99/12/07(Tue)
20:10:45削除
URL: http://www.sasayama.com
このたび,英語版ホーム・ページ専用のURL(http://www.sasayama.com)を開設いたしました.
●0012 田園環境図書館「百名山パノラマ案内」について 笹山 登生 99/12/05(Sun)
06:20:35削除
URL: http://
田園環境図書館の「百名山パノラマ案内」の書評で,「この本のデー
タをコンピュータソフト化すれば」と提案したところ,Mさんから,次
のような情報がよせられましたので,ご紹介します.
Mさんによれば「あらゆる山から,どんな山がみえるのか,たちどころ
にわかる,無料ソフトがある」とのことです.
その名は,「カシミール」(http://www.kt.rim.or.jp/~sugi)です.
サイトをひらいてみましたが,日本の等高線だけでなく,ドイツなど
海外の等高線のデータもあり,いながらにして,アルプス旅行もできる
ようで,無限のたのしさがあります.
Mさん,情報ありがとうございました.
●0011 リンク「日本の市民農園」の新設について(お知らせ) 笹山登生 99/10/27(Wed)
19:21:04削除
URL: http://
このたび,当HPの「田園リンク」のなかに,市民農園に関しては,日本
最大128サイトにリンクした,「リンク-日本の市民農園」を,新設
しました.これまで,日本の市民農園に関するリンクは,東さんのご
指導によるとみられる,英国QEDの英語版リンクしかなかったのです
が,つながらないサイトもだいぶでてきましたので,このたび,わた
くしどもの方で,数もふやし,新バージョンをつくらせていただき
ました.このなかには,やや,市民農園の概念からはずれるものも,
若干まざっておりますが,広い意味で採用させていただきました.
皆さまのご利用を,お待ちしております.
●0010 「ツマラナイカラヤメロトイヒ」 ポーセ 99/10/25(Mon)
09:30:57 No.0009へのコメント
削除
URL: http://
お返事早急にありがとうございました。
自然エネルギーへの新しい可能性に期待したいと
思いました。
「オピニオン」や「田園コラム」などこれからも
こちらのホームページを楽しみに拝見したく
思っています。
●0009 自然エネルギーを可能とするソフトの充実 笹山登生 99/10/24(Sun) 07:00:26 No.0008へのコメント
削除
URL: http://
いま,NAS(ナトリウム硫黄)電池など,優れた蓄電池の開発が急ですが,
これらの開発によって,自然エネルギーの弱点である時系列的な電力
供給の不安定性を,克服することができるようになってきました.
タイム・シェアリングをはかりながら,自然エネルギーの供給ができる
ようになれば,また,新しい可能性もうまれてくるでしょうね.
今後ともよろしく.
●0008 自然エネルギーの島 ポーセ 99/10/24(Sun)
02:21:26 No.0006へのコメント
削除
URL: http://
わかりやすく丁寧なお返事をありがとうございました。
自然エネルギーの重要性ということと、地域の「内発的」
発展ということを、結び付けられて考えられていることに
新鮮な思いと共感を覚えました。
私は原子力発電について専門的な知識を持ってはいません
が、私たちの土地から自然界には存在しないはずの物質が
検出され、それが永遠に大地を蝕むことの恐ろしさは感じ
ることができます。そして、中性子を吸収する手段として、
ほぼひと月たった今も対策があげられないところをみると、
(「むつ」事件のように)被爆覚悟の部隊がボロン団子を
投げるという原始的なやりかたしかいまだ方法がないのか
という予感に怒りがわきます。
日本中のすべての屋根にソーラーシステムをとりつける
ことで、夏のたった1週間をのぞけば、原子力エネルギ
ーを使わずともエネルギーの供給は成り立つと聞きます。
原子力開発に費やされている費用がどれほどのものかは
わかりませんが、ソーラーシステムの開発を容易に上回
ることは予想できます。
美しく新しい島を作るために、正しいことを正しいと
いう、そして間違えていることを間違えているといえる
祖国愛を持ったリーダーが、ひとりでも多く立ち上がっ
てくれることを願っています。
●0006 一つのエネルギーへの,過度の依存はさけなければならないと思います。
笹山登生
99/10/23(Sat) 12:20:52 No.0005へのコメント
削除
URL: http://
私はいま風力や太陽光など、自然エネルギーの社会的認知のために
取り組んでいますが、それは、地域の内発的な発展のためには,自前
のエネルギーが,幾らかでもあることが必要であるという考えからです。
川勝平太さんが、昨年の島嶼学会設立の時,はなされた言葉が印象的な
のですが,「日本人すべてアイランダーズ」というかんがえかたからす
れば,島国日本としての,幾らかでも自立しうるエネルギーの確保が,こ
の際,必要なのではないかということを,痛切に思います。
火力、水力、原発それぞれトレード・オフとなるべき(マイナスとなる
べき)要素があるのですから、そのマイナスの要素をいかに最小化する
か,そのための最適な組み合わせ比率はどうあるべきか,コスト的に不利
であっても、環境負荷の少ないエネルギーに対しては、どのようなイン
センティブを与えることにより、総合的な社会費用を最小限に押さえら
れうるか,等を考慮した環境新時代のエネルギー政策が模索されるべき
時代になったと,私はかんがえています。
安全を無視した,グローバルスタンダードへの追随という,日本の近時の
社会風潮が、今回の事故をひき起す,背景にあったのかもしれません。
今後とも,よろしく,御意見をお聞かせいただきますれば幸いです。
●0005 原発のこと ポーセ 99/10/23(Sat)
04:04:01削除
URL: http://
掲示板新設おめでとうございます。
ホームページを、いつも興味深く拝見しています。
こちらの掲示板での題材からはずれてしまうかも
しれませんが、「環境」の観点から、私が今強い
関心を持っているのは、原発の問題です。
今回の東海村の核事故では、本来その観測に何万
トンもの水を必要とするチェレンコフ光を、作業
員の目の水晶体が捉えた、ということ。いったい
どれだけの放射線が出されたのか、そういうこと
を思うと、このような事件は、ただたんに一作業
員のミス、一会社による過ち、というだけでは、
とうていすまない、なにかどす黒い背景が、社会,
政界にひそんでいる予感がしてなりません。
原発問題に対する笹山登生さんのお考えを、教え
ていただけたらありがたく思います。
●0003 柏市の市民農園には,思い出があります. 笹山登生
99/10/16(Sat) 18:45:12 No.0002へのコメント
削除
URL: http://
ちょうど,10数年前,市民農園法をつくろうとしたとき,市民農園の
実践者のみなさまがたが,東京の新橋にあつまって,現場のご苦労話
をうかがったことがありました.
その時,柏の皆さんもきていただき,これから,素晴らしい市民農園を
つくるんだと,はりきっておられたことが,昨日のことのように思い
出されます.その当時の皆さんのご苦労が,いま,市民の皆さんをた
のしませているのですね.いいおはなし,ありがとうございました.
●0002 市民農園 柏の伊藤 99/10/16(Sat) 11:42:15削除
URL: http://
市民農園について調べていて、このページを発見。
私の住む柏市にも、市民農園があります。
あけぼの農業公園に、子供づれで遊びに行くと、近くの市民農園で、楽しんでいる家族の姿をよく見かけます。
私も、いつか挑戦してみたいな、と密かに思っているのですが…。
●0001 掲示板をはじめました。 笹山登生
99/10/14(Thu) 18:47:53削除
URL: http://www.sasayama.or.jp
環境のこと,田園のこと,市民農園のこと,グリーン・ツーリズムのこと,いろいろ現地の事情などをお知らせいただきますれば幸いです。