笹山登生の掲示板-過去ログ集 その1-
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●2000 熟成とタイミングも大事 聞きかじり 102/05/19(Sun) 18:34:56 No.1999へのコメント 削除
URL: http://
2000を頂けるようでありがとうございます。
今日は三社祭で早朝よりバタバタしていました。

笹山さんにご指導なんてとんでもありません。
これからも意見交換をお願いできれば、望外の幸せです。

狂牛病に関しては、先輩の厚生技官が詫びていましたが、違和感を持っています。
例えば官僚や技官は狂牛病の危険度を知っていたはずです。資料収集や研究もしていたと思います。
それが事務次官で止まってしまったか、政務次官なり大臣が判断されたのか、私には知る由も有りません。

しかし、政務次官や大臣が事なかれ主義、自分の任期中には事を起こしたくないとの思いは強いと思います。
すると事務次官がそのハザマにたって苦悩する姿が見えてくる思いです。

政治家には強い自己責任下での判断力が必要だと思います。
そのような政治家を選べる有権者も求められています。
また政治家が、課題によって有権者と意見交換ができる道具も得られました。
今は事が起きた後に動くというのであれば、そのときへの備えが必要でしょう。
しかし今後は事が起きる前の備えに動くようになりたいものです。
そのためには政治家の自己研鑽・自己開示が必要で、その上で有権者の主権の付託を受けた議員になることが大事だと思います。

笹山さん個人への好みは別として、その姿勢には敬服しています。
私が理解できる話題になりましたら参加させていただきます。

●1999 法制度の解決には、タイミングを生かすことも必要との教訓を得ました。 笹山登生 102/05/18(Sat) 23:25:57 No.1999へのコメント 削除
URL:
聞きかじりさん。しばらくです。
狂牛病問題と救命救急士の任務拡大問題、この二つに共通しているのは、この何年も言われていることが、内圧・外圧の違いはあるにせよ、一つのきっかけで、急転直下、国が動いたという点でしょう。
水俣病問題や、ハンセン病問題、諌早問題についても、同様な力学が、一つのクリティカルパスを経過した後、はたらき、急速な解決に向かったという意味では、同じでしょう。
問題解決までの長い熟成期間の中で、物を言いつづけることが大切ということは、私も実感しています。
おっしゃるように、マスメディアに流されないで、自分の意見を保つことが、政治家・議員に、今求められているのだとおもいます。
今後とも、よろしく、ご指導願います。

●1998 陰口はいやなので 聞きかじり 102/05/18(Sat) 18:12:27 No.1993へのコメント 削除
URL: http://
ご無沙汰しています。
BSEでは、一端議論が収束したときに書いてしまい、撤回したものです。
笹山さんの現職うんぬんは「電網政治」で救急救命士のときにしたものです。
笹山さんの資料庫もずいぶんと世話になり、陰ながら注目していますので、一層毅然とした態度を期待していました。

>日本は、何年分もの経験と勉強を、この短期間の間 に、やむを得ずではあるが、してきたことに、
一介の区民である私でさえこのような情報に触れることができ、自分の専門分野であるBSEを知ることができます。
またOB会で顔を合わせた仲間に現状を聞き、自己責任で判断しそれを発言することができるようになりました。
マスコミによると官僚が批判されていますが、一番自覚が必要なのは議員・政治家だと思います。
笹山さんや吉田さんは自己開示に努めていらっしゃいますが、もっと多くの政治家に自己開示が必要だと思います。

今後のご活躍を期待しています。

●1997 吉田さん。100円バスのスレッド立てていただき、ありがとうございます。 笹山登生 102/05/18(Sat) 17:21:27 No.1996へのコメント 削除
URL:
地方都市って、意外とお年よりの自転車、少ないんですよね。
家の嫁さんに危ないっていわれてるんですかね。
送ってあげるからっていわれても、ありがたくない面も、お年寄りにはあるんですけどね。
車がないと、一人でコンビニにもいけない。
まず、お年よりの交通機関確保から、スローライフ時代の始まりです。
スローライフ時代のインフラのあり方なんて、問題意識生れるかもしれませんね。

●1996 100円バスのスレッド 吉田 つとむ(町田市議) 102/05/18(Sat) 11:28:00 No.1994へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
 BSE問題で、笹山さんの発言を自分の掲示板で記事にしていました。1993の記事の件です。
 さらに、今日は私の掲示板で話題になっていることを、取り上げていただきました。
 ローカル社会では、これからの住民エリアをどのように作り上げていくかで、なかなか難しい課題ばかりです。
 ですが、各自治体はそうもいっておれず、こうしたコミュニテイ−施策を提起しているのでしょう。「議論掲示板」にスレッドを立ててみました。タイトルは、「転載(笹山 登生さんの掲示板)」としていますが、100円バスのスレッドのつもりです。

●1995 2000カウントまで、あと五つ。 笹山登生 102/05/18(Sat) 10:21:52削除
URL:
2000カウントまで、あと五つ。
2chの2スレッド分となれば、多いような少ないような。
でも、内容的には、2chに、まけないぞぅっ。

●1994 廿日市市のさくらバスとは何じゃ? 笹山登生 102/05/18(Sat) 08:26:13削除
URL: http://www.fcci.or.jp/ftrf/pub-trp/tpc-cbus.htm
吉田さんの掲示板で、「さくらバスにのってみましたか?」との話題がしきりだったので、興味をひかれて調べてみましたら、なるほど、高齢者の懐具合や目線に立った、思いやり深い交通政策のようで。
ひとことでいえば、バス路線からはずれた公共施設を100円で循環にまわっていく、ミニバスのこと。
その他の都市でも、上記URLのように、同様な企画が進んでいることは喜ばしい限りです。
私の知っている方で、温泉付き・ケア付きの地方都市の快適な老人ホームに引越してきたはいいのだが、何しろ元気なお年よりなもんで、毎日出かけまわらないと気がすまない。
ところが、そこには、バスの定期路線がないもんだから、一ヶ月のタクシー代が5万円を越すというかたもいらっしゃる。


●1993 おや?こちらの議論掲示板に、私の話題か゜。 笹山登生 102/05/16(Thu) 22:50:02削除
URL: http://j-expert.com/
たしか、ここで述べられている、わたくしと、聞きかじりさんとの議論は、11月はじめの聞きかじりさんの
http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi?1000_1150#1082
のご意見についてのものだったようですね。
この時点では、まだ、雪印食品の問題も、表ざたにならないときでしたし、業界への影響うんぬんの話が多かっ たようですね。
消費者の反乱が、予想以上に大きかったことに、省庁をはじめきずいたのは、それから のことだったようです。
こうして、狂牛病の議論を振り返りますと、日本は、何年分もの経験と勉強を、この短期間の間 に、やむを得ずではあるが、してきたことに、改めて気づきます。

●1992 (投稿者削除)
●1991 企業誘致から金持ち誘致へ転換? 笹山登生 102/05/16(Thu) 17:28:09削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020516-00000004-yom-soci
こんな話があるんですねぇ。
竹富町は、小浜島だけでなく、竹富島、西表島、黒島、波照間島、鳩間島、新城島にもまたがっていて、しかも、庁舎は、石垣島にあるというところだから、町財政の潤いが、これらの島におよぼすところ大きいね。

●1990 おやおや、イタリア・ショックもあるようで 笹山登生 102/05/16(Thu) 12:43:29 No.1987へのコメント 削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APOMYeyLZg4CBW4Nm
1987で述べた今回のムーディーズのイタリアのソブリン格付けアップに、日本政府もショックの模様ですね。
やはり、ポイントは、国内総生産(GDP) に対する債務 残高の比率にあるようで、日本財務省の主張する日本の高い貯蓄率などの要素は、反映されないようだ。

●1989 植田さんの迷論 笹山登生 102/05/16(Thu) 10:46:05削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APOLePyTFgWiQQZNj
「期待インフレ率は上がっているかもしれ ないが、それ は残存期間(10?X)の期待インフレ率であって、2、3年後ま でにインフレになればモ ノを買おうと思っている家計の消費活動には影響を与 えないかもしれない。両方を合 わせると、長期金利は上昇するが、財・サービ ス購入は増えず、デフレ的という可能 性もある」との植田さんの指摘。
ひらたくいえば、5-10年を考えれば、いつかはインフレになるのだが、では、それが、すぐに、線形にインフレが始まるとはいえず、当面、デフレがつづくかもしれない。ということかな?
うん、なんとなくわかるような気がするね。
ノン・ターゲッティング・インフレ論とでもいうのかしら。
その間、商品品目間で、インフレになるもの、デフレになるものの、価格調整がつくわけだし。
土地とか償却期間の長いものが、償却期間終了に近づくころに、インフレになっていれば、結果オーライというわけかな?

●1988 亡命問題と外務省バッシングとが混同している。 笹山登生 102/05/16(Thu) 10:09:55削除
URL:
テレビの亡命するあの親子の映像は、十分涙を誘うものだが、その対応と、外務省バッシングとが混同していると見るのは私だけであろうか。
島国であるがゆえに、亡命についての確たる対応が、これまでなかったということに焦点をあてれば、この事件を奇貨として、その辺の基本的な考え方を、この際、確立しておくことが必要だ。
もっとも、その問題を詰めていくと、二重国籍をもつ、フジモリ大統領は、亡命にあたるのか否かというも厄介な問題も抱え込むことになるのだが。
国籍法のあり方についても、この際、考えておくべき課題だ。


●1987 イタリアのムーディーズ格付けは、Aa2へと格上げ 笹山登生 102/05/16(Thu) 09:35:11削除
URL: http://www.moodys.com/moodys/cust/displaySummary.asp?busLineId=7&original=1&document_id=1501500000003495
5月15日発表されたイタリアのムーディーズ・ソブリン格付けは、格落ちが懸念される日本を尻目に、長期外貨建て、長期自国通貨建てとも、これまでのAa3からAa2へと、1ノッチ格上げとなった。
Aa2の同格の国としては、長期外貨建てで、オーストラリア、ポルトガルがある。

●1986 北海道が導入しようとしているBSE発見報償制度は、本家のイギリスでは、とんだ金食い虫。 笹山登生 102/05/15(Wed) 18:17:32削除
URL: http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020514&j=0044&k=200205131640
上記URLのように、北海道では、狂牛病の発見を促進するために、イギリスを真似た報償制度を導入しようとしているとのこと。
その趣旨まことに結構なのだが、その参考にされた本家イギリスでは、この制度のあまりの金食い虫ぶりに、見直そうという機運が盛んだというのだから、皮肉な話である。
このモデルは、口てい疫にかかった地区の早期発見のために取り入れたthe foot- and-mouth compensation systemという制度なのだが、家畜の鑑定人と農場経営者とが共謀し、対象の家畜数が急増し、必要経費が高騰しているという。
ブレア首相は、この制度の見直しに着手したという。
詳しくは、http://news.bbc.co.uk/hi/english/uk/newsid_1455000/1455737.stm をご参照あれ。

●1985 沖縄本土復帰と与論島 笹山登生 102/05/15(Wed) 12:21:58削除
URL: http://www.okinawatimes.co.jp/spe/mind20020214.html
今日が、沖縄本土復帰30周年ということで、各メディアも、いろいろな特集を組んでいる。
ところで沖縄本土復帰前は、沖縄北部辺土岬と与論島との間28キロの真中に、北緯27度の国境 線がひかれていた。
与論島の勇気の岬に行くと、本当に沖縄本島が眼前に迫っているのにびっくりする。
復帰前は、沖縄側の辺土岬と与論島側とが、毎月、28日に、かがり火をたいて、本土復帰への励 ましにしたという。
このURLに書いているように、もともと、与論島は、1608年に島津氏が琉球国を攻め、与論島以北 を占領するまでは、琉球国のものであった。だから、言語も民謡も琉球のものであった。
だから、与論島の人々に取ってみれば、30年前のこの日は、沖縄の本土復帰の日ではなくて、与論島の琉球一体化の日 だったともいえる。
つくづく、国境などというものは、政治が人為的に作るものであって、国境とて、その地域の言語・ 文化・民族の一体化までをも侵しえないものであることを感じる。
まさに、辺境ということばは、国や政治が作り出したものであって、その地域の人々にとって、国境などと いうものは、迷惑千万なものであることを実感するものである。
もし、今後、5-10年間、沖縄に基地がなくなる見通しがないのだったら、復帰30年後の、これからの沖縄の人々は、む しろ、基地の存在をしたたかに利用した、琉球国の実質再現を、模索することになるかもしれな い。
本土の政治家は、あたかも実現するかもしれないように思わせるレトリックや迷惑な贖罪心で、もはや、琉球の未来を語ることは、つつしむべきである。
なぜなら、古来、アジアへの国際化の先頭にたってきた琉球は、むしろ、閉塞化し、老朽化した日 本経済の活路を開く、先兵となりうるかも知れないからである。

●1984 (投稿者削除)
●1983 インターネットがつかえる病院 笹山登生 102/05/15(Wed) 07:48:58削除
URL: http://www.saigata-nh.go.jp/saigata/osirase/wirelessLAN.htm
「すべてのベッドにインターネットを」http://www.incubase-japan.com/netside/index_p_net.htmとの掛け声の下に、病院のベッドで無線LANで、インターネットがつかえる病院が増えている。
こうなると、長期療養をされる方も、ただ、ぼんやりテレビを見なくて済むことになる。
お見舞いも、動画メールでできるしね。
私のサイトへも、犀潟病院さんからは、アクセスいただいているようですね。

●1982 新聞報道もちゃんとつたえてくれなければ。 笹山登生 102/05/15(Wed) 07:34:13削除
URL:
キミヒさん。こんにちは。
この記事中「マニュアルでは生体検査でBSEが疑われる場合、食肉処理せずに家畜保健衛生所に送ることになっている。」の点が、原因と見るべきなのでしょう。
「何で、産地の名前が出るような、ことをしてくれたんだ。」という非難が、あったはずです。
新聞報道もちゃんとつたえてくれなければ、おっしゃるように、現場の人は浮かばれませんね。

●1981 本当そうですね キミヒ 102/05/15(Wed) 01:32:20 No.1975へのコメント 削除
URL: http://www.nikkansports.com/news/society/p-so-tp0-020514-09.html
 笹山先生へ

 医療も獣医業も全てしわよせは現場です。
 農水省事務次官は満額の退職金で天下りですよね。

●1980 今日のムーディーズのレーティングアクションは、このURLのみでした。 笹山登生 102/05/14(Tue) 21:03:58削除
URL: http://www.moodys.com/moodys/cust/research/venus/Release/Rating%20Action/423746/2001400000388192.asp?namedEntity=Rating+Action
「5月31日までに、日本国債の格付けをする。」とのみ、ブリーフ。

●1979 今日、午後4時過ぎの、ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると。 笹山登生 102/05/14(Tue) 19:06:04削除
URL:
日本の財務省は、火曜日に、ムーディーズから、先の財務省が出した意見書に対する回答を受け取った。
財務省は、このムーディーズの回答の中身を明らかにしていないが、財務省にとって満足すべき内容のものではないという。
Fitchは、先週、すでに回答書を寄せており、残りのS&Pも、3ないし4通の手紙を財務省に寄せているが、財務省は、この回答が公式のものであるかどうか、確かめているという。
S&Pは、さらに、財務省に対し、この格付け騒動について、討議の場を設けることを、財務省がわに持ちかけており、この2-4週の間に、そのための会合が開かれるであろうとしている。
このムーディーの財務省に対する回答は、あくまで、格付け機関と日本政府との間のプライベート・マターであると位置づけるが、市場の投機的行動を抑えるために、ムーディーズは、この数日間のうちに、格付けを公表するであろう。
実際、今日、ムーディーズ側は、5月31日までに、格付けは、発表されるだろうと語った。
これまで誰しもが、5月13日のムーディーズ格付け発表を確信していたが、この発表の遅れは、更なる格落ちをブロックする日本政府の努力に、アメリカを拠点とするムーディーズが、屈服したとの非難をあおるものである。

●1978 ムーディーズは、「5月31日までに格付け見直し」と、異例の予告発表 笹山登生 102/05/14(Tue) 18:22:53削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APOCk4iHog4CBW4Nm
ある日突然格付け発表のムーディーズとしては、きわめて異例の、予告発表をした。
この半月間、日本の何を見定めようとしているのか、不気味ではある。

●1977 ムーディーズさん。気をもたせますね。 笹山登生 102/05/14(Tue) 10:01:33削除
URL: http://www.bloomberg.com/jp/news/mof.html?s=APOBaXSHck4yLnopP
こうなったら、今日の午後3時直後、格下げ発表といったとこでしょうか?

●1976 蒸し返しになりますけれども-BSEのスクレイピー原因説再考- 笹山登生 102/05/14(Tue) 09:40:51削除
URL: http://www5.hokkaido-np.co.jp/syakai/cow/7/189.html
松井高峯教授ご主張の「スクレイピー原因説にも目を向けるべし。」は、4頭目が出た現在、再び注目してよい意見である。

●1975 私のBSE関連サイトへのアクセスが、再び急増していますが。 笹山登生 102/05/14(Tue) 07:26:40削除
URL:
なんといっても、痛ましいのが、自殺された女の獣医さん。
「事前チェックできず、食肉処理場に、BSEの牛が回ってしまい、ことがあきらかになってしまい、産地に迷惑をかけた。」というのが、プレッシャーの原因であるとするなら、相も変らぬ生産者優位の発想の犠牲者ですね。この方は。
BSEをヤミからヤミへと葬るような体制では、苦しむのは、結果次第で、地域で白い目で見らてしまう、現場のこのような方ですね。
生体チェックの技術もすでに開発されているんだから、このような検査技術も試行錯誤する必要がありますね。

●1974 今度は、またも、日米リンゴ戦争の勃発 笹山登生 102/05/13(Mon) 22:29:47削除
URL: http://www.ustr.gov/releases/2002/05/02-49.htm
上記URLがUSTR発表の本文だ。
USTRは、5月10日、アメリカのりんごの日本への輸入に際しての、日本の不当な輸入制限について、WTOに対し、訴訟をおこすこととした。
かねてから、アメリカ側では、アメリカ産リンゴが「火傷病」にかかっていないかを確認するため、日本が課している検疫制度が世界貿易機関(WTO)協定に違反するとして、4月18日には、2国間協議がWTO本部で行われたが、双方の主張は平行線をどったまま終了した。
5月7日になって、アメリカ政府は、WTOに対し、日本の輸入制限についての紛争処理小委 員会(パネル)の設置を要請した。
このパネル設置要求は、WTO提訴のまえの一つのプロセスである。
アメリカリンゴに関するアメリカのWTOに提訴は、これで2回目で、第一回は、1999年で、このときは、日本が敗訴している。

●1973 ムーディーズのソブリン格付け報道は、このURLで速報されるはず。 笹山登生 102/05/13(Mon) 21:30:55削除
URL: http://www.moodys.com/moodys/cust/qcksearch/qckSearch_research.asp?searchQuery=rating%20actions&startKey=0&frameOfRef=Rating%20Actions&typeSearch=1&busLineId=7
ここ一両日中にあるかもしれない、日本格下げの歴史的瞬間をお見逃しなく。
発表のタイミングは、わかりませんけれども、4月16日のJapan Highway Public Corp.の発表は、EDT-東部夏時間-時刻2時6分(日本時間換算は+13時間)でした。

●1972 (投稿者削除)
●1971 (投稿者削除)
●1970 (投稿者削除)
●1969 (投稿者削除)
●1968 ムーディーズの格下げが、日経平均を恐怖に陥れるとの記事 笹山登生 102/05/13(Mon) 19:53:56削除
URL: http://www.thisislondon.co.uk/dynamic/news/business_story.html?in_review_id=582840&in_review_text_i
この中で、スタンダードアンドプアーズは、財務省と格下げの件についての議論の用意ありと報じている。

●1967 日本の財務省と格付け会社との抗争の引き合いに出され、大迷惑のボツワナ。 笹山登生 102/05/13(Mon) 16:35:08削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/wallstreet2.htm
今日のウォールストリートジャーナル紙は、日本の財務省と格付け会社との抗争の引き合いに出され、大迷惑のボツワナの言い分を載せている。(上記URL参照)

これによれば、

ボツワナは、何でこの混乱に引き込まれるのか、わからないという。
あるボツワナの東京駐在員の話として、「ボツワナは、公的債務が少ないこと、ダイヤモンド産業で栄え、急成長を遂げていることに、誇りを持っている。しかし、日本とボツワナとを比較したり、悪口をいうことは、完全な、おかどちがいだし、悪趣味だ。」

さて、今日の市場は、終日、ムーディーズの格付けが何時に出るのか、待たされた形だが、当初は、11時ごろというのが、今もって出ていない。

●1966 代用乳とBSEの関係 笹山登生 102/05/13(Mon) 09:27:13削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/madcow.htm#10-1
4頭目の関係で、改めて、代用乳とBSEの関係が取りざたとされていますが、これについては、私の狂牛病リンク集の中での上記URLを参考にしてください。

●1965 BSE4頭目が出ましたが、スクレーピーとの関係はどうでしょうか?笹山登生 102/05/12(Sun) 11:00:34削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi?1151_1290#1200
この掲示板1200(上記URL参照)と1212で、これまで、BSEとなった牛の出生時期が奇妙に一致し ていることと、スクレーピー発生時期との、微妙な時期と発生場所との一致を指摘した。
朝日など、今日の各紙も、この点を取り上げている。
私は、当時、スクレイピーにかかった羊の、肉骨粉処理が原因ではないかと、かねてから疑ってい る。
そうなると、輸入肉骨粉原因でなく、国内産肉骨粉原因と、これまでの原因説が、がらっと変わる ことになる。
こうなると、国家賠償法にも触れかねない問題となる。
なお、BSEスクレイピー原因説としては、帯広畜産大学品川教授の意見として
http://www.nanbyou.or.jp/kennkyuu/k_12/13/13-13.html
や、
http://group.lin.go.jp/grand_prix/1998/k50/40-98-1s.html
がある。
士別市のスクレイピーの当時の状況については、
http://www.aurens.or.jp/hp/caution/lamb/lamb_06.html
に、詳しい。
日本における、これまでのスクレイピー発生状況は、下記のURL参照。
http://www.iburi.pref.hokkaido.jp/ib-noumu/kaho/95.html

今回の4頭分も含め、改めて整理してみると次のようになる。

北海道音別町 の乳牛出生-1996/3/23-4頭目
北海道佐呂間町 の乳牛出生-1996/3/26-1頭目
群馬県宮城村 の乳牛出生-1996/3/26-3頭目
北海道猿払村 の乳牛出生-1996/4/04-2頭目
北海道士別市スクレイピー発生-1996/6/10

●1964 (投稿者削除)
●1963 (投稿者削除)
●1962 (投稿者削除)
●1961 「スイス化するニッボン」には、同感。 笹山登生 102/05/12(Sun) 08:49:15削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001aug22.htm
ニューズウイーク日本版5月15日号は、標記の表題で、「世界第二位の経済大国が表舞台から姿を消し、目指すは、そこそこ豊かなアジアのスイス」との一文を掲載している。
先日も、アメリカのオニール長官も、ジャパンクラブでの講演で、「このままでは、日本経済は、世界経済を牽引する機関車でなく貨車になってしまう。何とかここで、3パーセントの経済成長を取り戻せば、中国に抜かれないで済む。」との激励?もいただいたのだが、むしろ、一般国民は、このニューズウイークの記事のように、「もう経済成長は、ほどほどでいいじゃないの?」というのが本音なのかも知れない。
私の上記URLの発言「緩慢なスケールダウンへと向かう日本経済に処方箋はあるか?」は、昨年の参議院選挙直後の小泉人気絶頂の時にかいた記事だが、そのころは、野党の一部ですら、「改革のためなら、小泉さんへの支援をおしまない。」等と、先の見えないことをいう党首もいた時期だったのだが、この記事へのアクセスが妙に多くて、意外と、国民は、このような感じを持っているのじゃないのかな、という感じは、私自身、していた。
「コンパクトシティー」という概念が都市計画の中であるが、私は、今回の日本経済停滞を一つの奇貨として、「コンパクト・ステート」日本の構想だって可能じゃないのかなと思う。
すなわち、その構想のキーワードは、「高質化した生活・環境大国」であり、「ニッチの中での、高技術立国」である。
もちろん、当面の危機から逃れるためには、外国企業よりのテークオーバーもやむをえないが、究極は、新しい日本として、生まれ変わりうる一つの経過に過ぎない。

●1960 Fitchの反論の和訳を掲載しました。 笹山登生 102/05/11(Sat) 14:29:22 No.1956へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/fitch.htm
1956でおしらせしました、日本の財務省のFitchの日本国債格付け批判に対する、Fitch側の反論の全文を、和訳して、上記URLに掲載しました。

●1959 ムーディーズの格下げは、いよいよ5月13日か? 笹山登生 102/05/11(Sat) 08:19:45 No.1934へのコメント 削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APNt6jyBDk4yLnopP
昨日は、ムーディーズの格下げ発表必至との情報が流れたが、見送られ、上記URLのように市場が混乱したようだ。
こうなると、この掲示板の1934で、ウォールストリートジャーナル紙の報道として、格下げ時期は5月13日と、述べたが、そのとおりとなる公算が強くなってきた。

●1958 財務省の抗議は逆効果-ロイター報道- 笹山登生 102/05/10(Fri) 21:32:23削除
URL: http://www.reuters.com/news_article.jhtml?type=search&StoryID=937954
5月9日のロイターは、このたびの日本の財務省の格付け会社への抗議は、逆効果に終わるだろうとしている。

記事概要は次のとおり

アナリスト達は、日本の財務省の格付け抗議にもかかわらず、世界第二の経済大国日本は、ここ数日内には、さらに悲惨な格下げの目にあうと確信している。
抗議を受けた格付け各社のうち、Fetchは、回答をすでに出し、Standard&Poor'sは、回答は用意しているが、まだ、公表は、差し控えているという。
残りのMoody'sは、回答するかどうかわからないが、ボツワナ、マレーシア、ハンガリー、スロバクと同じ、シングルAの格付けをすることは、間違いない。
Lehman Brothers のMatthew Poggiは、次のように言う。
「この期に及んでは、日本の財務省の抗議がMoody'sの気持ちを変えるとは、おもえない。そんなことはありえない。」
他の二社での日本の格付けは、Standard&Poor'sがAAマイナスであり、Fitchが、AAである。
だが、このような公的な圧力によって、Moody'sの格下げ幅が、1ノッチになるのか、2ノッチになるのか、わからない。
ある匿名のアナリストは、こう言う。
「やけどを恐れて、2ノッチ下げは、彼らもしたくないのでいないのか?もちろん、財務省の抗議は、逆効果となるだろう。そして、彼らは、きちんと、彼らの考えを述べるだろう。」
自称改革者の小泉首相率いる日本政府にたいするMoody'sの格下付けがどうなるかは、そのうちわかる。
Moody'sは、日本についてのレビュー作成に3ヶ月を費やし、月曜日にそれが終わる。
アナリストたちは、財務省の主張のなかで、日本が巨大な貯金量を有していることが、国内の資金調達で、低金利で、融資ができることを意味していると主張している点はただしいと認めている。
このように、信用格下げが、当局者にとって厄介で心配の種である限り、格下げは、これまでにも、円や国債に対し、ともに、つかの間のインパクトを与えてきた。
市場において外国投資家のしめる比重の高い国の場合、格下げは、投資家の信頼性に、大きな悪影響を与えてきた。
このことは、その国の通貨を揺り動かし、借り入れコストを変動させたり、というように、順次に、各要因を動かし、ついには、政府のやり方を変えるように、圧力を加えうるのである。
日本は、そのような苦痛から、これまで、逃げてきたが、このような島国根性は、不幸な結果を招くだけだ。
(以下略)




●1957 英国で、狂牛病対策ルールの一部見直しへ 笹山登生 102/05/10(Fri) 08:22:25削除
URL: http://news.ft.com/ft/gx.cgi/ftc?pagename=View&c=Article&cid=FT39OAZ3Y0D&live=true&tagid=ZZZPB7GUA0C&subheading=UK
私の発言「世界の狂牛病問題は、すでに、新たな展開をみせている」 http://www.sasayama.or.jp/diary/2002feb10.htm  で
「Over Thirty Month Scheme (OTMS)」ルールの見直しが検討されていると述べたが、URLのように、5月7日、英国の食料庁は、このことを正式発表した。
OTMSルールとは、原則生後30カ月以上の食肉の販売禁止措置であり、1994年の初の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病発生と、1996年の10人の同病発生をうけて、1996年4月から実施されたものであるが、かねてより、これのみでは、人への変異型クロイツフェルト・ヤコブ病対策としては、はたして十分なのか、ということについての疑義があった。
最近の英国のvCJD発生状況は、2000年28人、2001年20人、今年に入って、今までに7人、1995年以降トータル111人が志望し、10人が生存中である。
残念ながら、その発生のテンポは上がってきているのが実情だ。
したがって、今回のルール見直しは、表面、緩和措置ともとらえられがちであるが、狂牛病からvCJDへの感染リンクの特定の根本的な見直しに入ったと見るべきであろう。
このことは、その他のルールであるDate-Based Export Scheme (DBES)(1997年10月2日 に決定。1996年8月1日以降の牛肉、牛肉製品の輸出禁止措置)の見直しや、肉骨粉がBSEの主原因なのか?についての見直しにまで発展する可能性がある。
このことは、日本や世界の狂牛病対策の根本的な見直しにまで広がる可能性を有したものである。
とにかく、BSEとvCJDとのリンクについては、正直言って、何一つ原因がわかっていないことは、SSCが認めるごとく事実なのだから。





●1956 1955に追加。これがFitchの反論の全文です。 笹山登生 102/05/09(Thu) 12:18:44 No.1955へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/fitch.htm
とりあえず、掲載します。

●1955 日本の格下げ抗議に対するFitchの反論 笹山登生 102/05/09(Thu) 08:44:23削除
URL: http://www.reuters.com/news_article.jhtml?type=search&StoryID=934647
1921で、日本が、格付け3社に対し、日本国債の格付けの不当性について、抗議の意見書を出し たことにふれたが、このほど、その3社の1つFitchが、上記URLのような反論を出してきた。
すなわち、国債の格付けにさいし、国民一人あたりGDPが、日本の三分の一しかない経済新興国 と日本の格付けを同一視するのは、おかしいという日本の反論には、分析に矛盾があるとして、 あくまで、格付け評価は、財政のサステイナビリティー(持続可能性)を重視するものであり、日本と 同格の経済新興国は、公的債務負担も低く、財政の持続可能性はあるとしている。
これに対し、日本の、ここ6の-12ヶ月間の財政展望を見た場合、はっきりはいえないが、更なる 悪化の見通しにある。
Fitchは、デフレ圧力回避のための明確な方針がない中では、日本のソブリン格付けは、さらに、 格下げになると、いっている。
一方、ムーディーズは、5月3日、カナダの格付けを、7年ぶりで、トリプルA(Aaa)に、復帰させた。(下記URL参照)
カナダも、1995年4月に、Aa2に格下げになったとき、ムーディーズに抗議したが、当時抗議したマーティンー財務大臣-今も現職-は、今回のカナダのトリプルA復帰を非常に喜んでいるという。
今回のカナダの格上げは、「日本も、7年間は我慢せよ。」との、ムーディーズの暗黙のメッセージ かもしれないね。

http://money.iwon.com/jsp/nw/nwdt_rt.jsp?cat=USMARKET&src=201&feed=reu&section=news&news_id=reu-n0318113&date=20020503&alias=/alias/money/cm/nw

●1954 (投稿者削除)
●1953 ミスター円のご託宣 笹山登生 102/05/08(Wed) 18:04:52削除
URL: http://www.reuters.com/news_article.jhtml?type=search&StoryID=932184
榊原さんは、5月8日、香港の昼食会で、スピーチで、次のように話した。
ムーディーズの日本国債の格下げは、この2-3週間のうちにおこなわれ、Standard & Poor'の格下げもこれに続くだろう。
ムーディーズの格下げ幅は、2ノッチであり、現在のAa3からA2に下げられる。これは、ボツワナより低くなる。
Standard & Poor'の格下げは、1ノッチの見通しである。


●1952 ここにも、「日本お買い得」説 笹山登生 102/05/08(Wed) 08:56:59 No.1907へのコメント 削除
URL: http://www.pensacolanewsjournal.com/news/050502/Business/ST004.shtml
1907で、日本の国際格下げにも効用があるのではといったが、このURLの記事では、海外の投資家にとって、安売りに入った日本は、お買い得との説を展開している。
その一例として、ウォルマートの西友への経営参画について触れ、ウォルマートはかねてから日本進出を企てていたが、日本に一つの店舗を作ることなしで、日本のマーケットへ侵入できた、としている。
これが出来たのは、これまで日本企業は、海外の投資家によってコントロールされるのを嫌ってきたのが、背に腹を代えられなくなってしまった、今日のにっちもさっちも行かない状態の中で、破産と失業を回避する方策は、海外企業の参画によるしかないという段階にきてしまったことが、要因だとしている。
政府も、これまでの観念をさっぱりと捨て、海外投資家が安全に日本の企業と従業員を庇護してくれるための投資助成措置を考えた方が、近道なんではないのかな。
国民も、リストラで路頭に迷うよりは、その方策のほうを、歓迎してくれると思うよ。

●1951 「極右勢力台頭現象-フランスの次は日本だ。」とのウォールストリート紙の論説 笹山登生 102/05/08(Wed) 00:03:36削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/wallstreet.htm
5月6日付けのウォール・ストリート・ジャーナル紙は、フランス大統領選挙で見た、ルぺン現象は、次は、まもなく日本で現れるであろうと、不気味な予測をしている。
以下、概要は次のとおり。

「テクノクラートの力が衰えると、何が起きるか? フランスは、その問いに一つの答えを出した。それは、第一回大統領選挙でおどりでた、極右の候補者、ジーン・マリー・ルペンだ。そして、おそらく、早い機会に、これと似た現象は、日本でも現れるであろう。
フランスと日本は、いくつかの点で共通のものを持っている。いずれも、第二次世界大戦後の経済の成功者であり、両国とも、重商主義的経済モデルを持って発展してきており、さらに、少数の高い訓練を受けたエリートによって統治されてきたことも、共通の特徴である。
これらのエリートたちは、苦労することなく、公共部門から民間部門に転出してきたものたちであり、グローバリゼーションに対しては、経済的な意味での挑戦というよりは、一国の文化的な自治を守る意味で、守りに徹してきた。
フランスも日本も、依然として、官僚制度は、エリートたちにとってふさわしい場であり、彼らの持つ強力な自由裁量権を抑制することは、難しいとされてきた。
両国の共通点は、それにとどまらない。政治的にも、永久政権であると思われてきた。
1974年、シラクがはじめてフランスの首相になった。そして、昨日の決選投票では、大統領になった。しかし、シラクは、日本の塩川財務大臣や日銀の速見総裁に比べれば、ヒヨッコにすぎない。日本のこの二人の年を足せば、160歳を超してしまうのである。
G7の国のなかで、フランスと日本は、急成長を遂げた、農業保護にあつく、もっとも不透明な金融システムを有し、そして、飼いならされた報道機関に守られ、原子力エネルギープログラムに、最も、攻勢な、国である。
これらのことは、深く根ずいた政治文化の現れのようにみえる。もちろん、両国には、重要な差異点はある。フランスのエリートは、グローバリゼーションに対し、明確なこたえを見出している。一方、日本は、アジア諸国をリードしようと試みはするものの、アメリカへの依存と、中国の台頭によって、妨げられている。
フランスは、その高い失業率にもかかわらず、たゆまぬ成長を遂げている。それに対し、日本経済は、1990年代なかばにして、ブレーキがかかり、エリートたちは、その能力も、欲求も実現することが出来ないでいる。
今回のフランスの大統領選挙におけるルペン氏の台頭の背景に共通するものが、日本にはある。
両国とも、特権階級は、大衆のいだく不安感を無視しつづけてきた。
フランスでは、この不安感が、犯罪発生率の上昇を招いた。ルペン氏は、この点を捕らえ、氏の選挙公約の中心に、法と秩序の確立を据えた。
日本における不安感は、純粋に経済的なものであり、それは、ここ10年の資産デフレの結果によるものである。日本で、ここ12年の間に、40才台から50才台前半の人たちが買った家は、6大都市圏では、60パーセントの価格下落に遭った。それと符丁をあわせるがごとく、自殺率はあがり、その数は年間3万人に達した。
1年前、小泉首相は、不景気から抜け出すことを期待され、大衆からの熱い支持をうけ、総理になった。しかし、当初の支持は、徐々に衰えていった。経済再構築より、政府は、官僚たちが固執する財政原則の遵守と産業の競争力回復を優先させた。
そのよい例は、最近自民党が打ち出した、企業部門への研究開発補助の原資とすることを目的とした、低所得層に対する所得税引き上げの提案である。
それにとどまらず、医療費負担についても、大衆に負担のかかる案を提案した。
(中略)
テクノクラート体制は、大衆のためになるベストの選択を、大衆に代わって、エキスパートによって決定がなされるシステムであったはずである。
しかし、エキスパートたちが、もはや、金融システムの安定も、経済成長も成し遂げ得ない今の状態の下では、何がおこるのであろうか?
そのこたえは、テクノクラートに対する大衆の信頼性は雲散霧消し、後に残る、真空状態のみである。
では、日本人は、その真空状態を埋めうる、フランスのルペン氏の日本版の人物をうみだしうるのか?
もし、それができるとしたなら、それは、フランス版とは違ったものとなるのではなかろうか?
日本の政治学者丸山真男は、日本の戦前の全体主義についての研究の中で、日本とヨーロッパのフアシストには、根本的な違いがあるといっている。
日本においては、ファシストによる革命も、大衆の政治運動も、自分の意志を世界に強要したアドルフ・ヒットラーに相当する人物もいなかった、といっている。
その代わり、日本には、国家総動員体制が、最初は穏健な権威主義から、徐々に、超国家主義へと、形態がつくられていった。
現代の日本においては、ルペンのような、人物が現れるようには思えない。
最もありそうなのは、名門特権階級一族によって、徐々に反リベラルで、国家主義的な政策課題に、全体の国家システムが適応するよう、徐々にリードされていくように見える。
注目してみていないと、これらの動きは、いつ起こってきたかもわからないほど、めだたないものだ。
近頃の風潮では、今回の小泉総理の靖国参拝や、日本の核兵器保有に言及した小沢発言や、塩川財務大臣の国際格付け会社への告発などに、よく現れている。
小泉総理では、日本の政治を変えることは出来ないであろう。
彼のヘアスタイルやエルビスプレスリーや侍映画のせりふなどの小道具で、彼は、個性ある政治の世界を演出しようとした。
田中前外相の罷免や、かつての盟友加藤紘一氏の失脚、ほとんど毎週発生する各種政治スキャンダル、これらのミニドラマが、大衆に歓喜と嫌悪の二重奏を生み出している。
そのいみで、小泉総理の跡に来る総理候補は、演劇的な強い本能を備えていなければならないだろうし、それは、伝統的な舞台裏のフィクサーとはまったく性質を異にするものでなくてはならないであろう。
この役割を最も果たしうると期待されているのが、石原慎太郎氏である。
彼は、根っからのナショナリストであり、彼は、「Noといえる日本」の著者でもある。
弟が日本のジェームスディーンとも称された石原裕次郎であるという、魅力的で、テレビ移りがいいことを別にしても、石原慎太郎は、東京都知事としての彼の現在の役割のなかで、印象的な働きを見せている。
中央官僚制度サイドで常にある難題でもある、経費削減問題についても、強力に進めてきた。
もし、石原知事が、総理の地位についたのなら、大衆の石原人気は、小泉人気さえ、コップの中のあらし程度に見せてしまうだろう。
短期的な経済効果も、おそらくかなりなものがあるだろう。なぜなら、石原氏は、彼の前任者-小泉氏-のおかした誤りを回避するであろうからだ。
大衆の信頼は高まり、株価は、上がるだろう。
しかし、長期的には、また、別の話である。
日本とアメリカ、中国、ロシア、韓国、そのいずれの国との関係も、石原氏の総理就任によって、茨の道となるであろう。
日本のエリートが、大衆の不安にこたえるのに、今からでも遅いことはない。
必要なのは、リフレーションと成長をターゲットにした、政策実行優先順位の徹底的見直しである。
このことがなされない限り、日本は、近隣諸国全体に影響を及ぼすであろう政治騒動の時代を迎えることになるであろう。











●1950 ウェブ管理者が優秀な通訳になれば良いのでは?キミヒ 102/05/07(Tue) 22:02:22 No.1947へのコメント 削除
URL:
 ウェブ管理者が優秀な通訳になれば良いのでは?
 外国語が堪能でなくても外務大臣や外交はできるでしょう。

ーーーーーーーー
政治家、誰でも、みずから、作成運営はできるものです。
ーーーーーー
 で文脈的には政治家=一般社会人です。
 この意味で、ちょっと現実離れしています。
 私の両親や妹にHPが製作出来そうもないし、iMODE世代
にもPCアレルギー集団が存在します。

 広告規制が厳しい医療分野でもネット広告は何の規制もありま
せん。逆に影響力があるようで実は未だそうでもないような気が
します。

 笹山先生は凄い良い意味の例外的存在と存じます。
 

●1949 (投稿者削除)
●1948 いずれ誰かが、第二の創業をやるでしょう 吉田 つとむ(町田市議) 102/05/07(Tue) 19:11:09 No.1416へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
 ご指摘のように、当面の問題は深刻なのかもしれません。
 なにせ、この党支部HPの廃止という事態に対して、同会派の市議会議員がネット上で尋ねてくるというのがあり得ないことです。しかも、現在の役職では、相手の方が「執行部役員」で、当方は「平役員」です。
 そうした問題より、「インターネットなぞは吉田のおもちゃであり、それがあいつの宣伝にはなっても、組織的には何の足しのもならない」と、だれか上のほうで考えている人がいるのかも知れません??
 私がさんざん大多数の幹部を説得して、ようやく組織の承諾を得て開設にこぎつけたものですが、なかにはそうしたことが気に入らない人もいるのでしょう。(そうとしか、考えられません!)
 いずれ誰かが、第二の創業をやるでしょう。いや、そうした人物が「党史の中の創業者」になるのではないでしょうか。

  

●1947 ウェブ管理者任せでは、読者のニーズにこたえられない。 笹山登生 102/05/07(Tue) 07:39:02 No.1945へのコメント 削除
URL:
キミヒさんが。例にあげられたホームページを開きましたら、こんな意見が載っていました。

「ホームページの更新頻度を上げ、これまで以上に世間に対して情報を発信して欲しいです。地方での街頭講演と違い、非常に多くの人が、好きな時間に、何度でも意見を読める、こんなにいいスペースはないと思います。この投稿欄にもあるように、00党が好きになれないという人でも、00さんには期待するとの声が多くあります。こんな時期だからこそ、00党以外のファンも多くつくっていって欲しいものです。」

少なくとも、この意見にたいし、この方のホームページがこたえられるためには、ウェブ管理者と、情報発信者とが、分離している格好では、無理ということになります。



●1946 ご事情、よくわかりました。が、そうであれば、事態は、なお、深刻のようですね。 笹山登生 102/05/07(Tue) 07:17:13 No.1944へのコメント 削除
URL:
>>「HPの存在意義は無い。そうしたものは止めてもらいたい」ということによります。プロバイダーの更新さらも「NO」と言うことですので、何をかいわんや!なのです。>>
これが、本当の事情なのですね。
私の早とちりで、申し訳ありません。
でも、これが理由となると、事態は、もっと深刻ですね。
なぜなら、ホームページ開設の当初の動機が問われるからです。
すくなくとも、発信したい、または、しなければならぬ情報が、想定するクライアントに対してある、からこそ、ホームページは開設されたのだと思います。
それが、「HPの存在意義は無い。そうしたものは止めてもらいたい」となりますと、ホームページ開設による情報のバイパスができることによって、何らかの不都合な体質が浮き彫りになる恐れが背後にある、と、かんぐりたくもなりますよね。
これは、オープンソースを旨とする、情報化社会の動きと真っ向から対立するものです。
キミヒさんのお話を聞いて、ホームページのユーザビリティという言葉を思い出しました。
もちろん、普通に使われている、ホームページのユーザビリティというのは、訪れるクライアントに対して、使いやすいという意味でのユーザビリティですが、どうも、業者に立派にデザインされたホームページというのは、当の情報発信者にとって、改変不可能な、使い勝手の悪いものに仕上がっているのだな、と、逆のユーザビリティの必要性を感じた次第であります。

●1945 HPの制作維持は結構かかるのでは? キミヒ 102/05/07(Tue) 01:15:19 No.1943へのコメント 削除
URL: http://www.katokoichi.org/
 反論では有りません。
 笹山先生のこのHPは結構かかっていませんか?
 先生の自作としても、先生がおかけになる時間を
市場人件費で算出すると多額と思います。
 HPの維持に専従者が必要な位に活発な政治家HPも
あるでしょう。こうなると運営費は数百万円です。
-------------
ホームページの維持費といったって、レンタルサーバー使用料が、月7千円から、高くとも二万円。それ以外にかかる経費といったら、ホームページ作成ソフト2万円と通信接続料が月1万円くらいのもの。
立ち上げのウェブデザイン料といってもたかがしれています。
おそらく、これは、システムに疎い政治家目当ての、ぼろ儲けを狙う業者のふっかけによるものとしか思えません。
ホームページの作成運営にあたって、ウェブ管理者なる仰々しい方は、一切必要ありません。 
政治家、誰でも、みずから、作成運営はできるものです。 
-------------

 はかなり無理な論理です。
 政治家サイトのトップアクセスを誇る加藤議員のHPが素人が
作成、運用できるのでしょうか?

●1944 政党支部HP廃止の理由 吉田 つとむ(町田市議) 102/05/06(Mon) 22:30:10 No.1943へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
 こんにちは 笹山さん 町田市議の吉田つとむです。(以下、長文です)
 今回はこの掲示板において、私のサイトの掲示板に関することが、笹山さんによって記事にされていました。別に、クレームをつけているわけではなく、そうしたことに関心を寄せていただくことに感謝申し上げます。
 さて、私のサイトの掲示板に、政党支部(町田支部のことです)HPの廃止とそれに至る経過に関して、同僚議員から(批判的な)照会の書き込みがありました。そのことに対する私の見解をレスしたものです。笹山さんが、そのやり取りをご覧になって、今回のこの記事になさっているようです。

 この記事が、私自身に関する事柄ですので、記事内容を再点検いたしました。ことの経過に関して、笹山さんの解釈に一部誤解があるようなので、再度ご説明を致しましょう。
 今回の件は、まず自民党町田支部のHP廃止に関するものです。廃止の理由は、その金額にあるものとは思われません。ここで例に出されているものと比べると、町田支部HPの作成で必要とするものはるかに低くなっています。その廃止の理由は、その責任者の方々が、「HPの存在意義は無い。そうしたものは止めてもらいたい」ということによります。プロバイダーの更新さらも「NO」と言うことですので、何をかいわんや!なのです。

 「それでもなお、そのHPを吉田が全部個人的に作成すればよいのではないか?」と言う意見や吉田への批判もあるでしょう。ですが、個人のものならともかく、小なりといえども、政党支部のHPとなると、政党内における公平性を持った記事を作成する必要がありますので、私の任意でと言うわけにはいきません。ましてや、そうしたことをやっていると、またもや「自分のために、HPを利用している」という批判を招くのみになります。

最後になりましたが、今回のHP廃止・金額に関する記載などのことは、HP作成の委託先には一切の責任がないものです。そのことだけは記載しておかないと、そうした業者の方に対する偏見をもたらしかねません。 

●1943 どうして、そんなに維持費がかかるのでしょうか? 笹山登生 102/05/06(Mon) 20:24:40削除
URL: http://j-expert.com/
このURLの掲示板をみますと、ある政党支部のホームページが、予算がないために、廃止されるという、信じられないような記事が載っています。
そういえば、昨年、参議院議員選挙に当選された学者風タレント議員の方も、ホームページの維持費に80万円くらいかかると、あるところでいわれていました。
なんで、そんなにかかるのか、信じられないことです。
それとも、資金集めの大義名分にしようと、過大な経費がかるようにいっているのかもしれません。
ホームページの維持費といったって、レンタルサーバー使用料が、月7千円から、高くとも二万円。それ以外にかかる経費といったら、ホームページ作成ソフト2万円と通信接続料が月1万円くらいのもの。
立ち上げのウェブデザイン料といってもたかがしれています。
おそらく、これは、システムに疎い政治家目当ての、ぼろ儲けを狙う業者のふっかけによるものとしか思えません。
ホームページの作成運営にあたって、ウェブ管理者なる仰々しい方は、一切必要ありません。 
政治家、誰でも、みずから、作成運営はできるものです。
そして、少々のタイピング技術がありさえすれば、どこからでも、情報発信はできるものです。
スキャンダルで議員をやめたかたでも、みずからの疑惑をはらすために、獄中から?「ニイタカヤマノボレ」を発信することもできるのです。
こんな、金がかかるという、妙な神話を取り除き、業者任せにしないところから、真のインターネット公共圏は、うまれうるのではないでしょうか。

●1942 CNNの記事から。 「オニール米財務長官は、日本経済のきびしい先行き見通しに懸念」笹山登生 102/05/06(Mon) 15:47:50削除
URL: http://asia.cnn.com/2002/BUSINESS/asia/05/03/japan.oneill.biz/index.html
連休中にもかかわらず、5月4日付けの日経新聞には、<日米財務相・中銀総裁 米で極秘会談? 不良債権問題 を議論>等との、不穏な情報もつたわってきていますが、上記URLの5月3日付けCNNの記事は、これまた日本にとってきびしい内容のものです。

その概要をご紹介しますと。

「ポール・オニール米財務長官は、5月2日、次のようにいった。
"日本は、ここ10年間のトレンドがつづけば、世界経済のなかで日本の占める位置は、非常に小さいものとなる危険におかれている。”
彼は、こうもいった。
”日本は、もはや世界経済の牽引車ではなくなるだろう。日本経済は、単なる貨車にすぎなくなるだろう。
日本は、アメリカにつぐ、世界第二の経済大国であるが、ここ10年、他の先進国に遅れをとってきた。
経済がそこをついたと思われる兆候を示した時には、すでに、2001年から2002年にかけての3期連続4半期での景気後退を記録していた。
デフレ、高失業率、消費マインド低迷、企業連鎖倒産、数十億ドルもの不良債権を負った金融システム等が、主な原因である。
先週、日本は、昨年12月に国内総生産が1.2パーセント縮小したことを認めた。
一方、その1週間前、IMFは、ことしは、1パーセント下降する可能性について報告書でふれ、日本の短期景気見通しについても深い関心を示した。
オニール長官は、ニューヨークのジャパンソサエティでの話のなかで、日本が、経済成長を取り戻すには、次の3つのステップが必要だとのべた。
その3つのステップとは、1.デフレを終息させる。2.金融部門の問題を克服する。3.経済の規制緩和と撤廃をおこなう。 ことである。
オニール長官によれば、多くの不良債権が、日本の経済成長を妨げている大きな要因であるという。
彼の言によれば、日本の金融機関が、いち早くこれらの問題債権について毅然たる態度をとり、新しい信用創造に取り組むことを切望するとのことである。
彼は、こうもいった。
"もし、日本の金融市場が、適切に機能すれば、債務を払えない企業は、再編成されるか、必要ならば清算されるだろう。
そうなれば、それらの固定資産は、より生産的な投資機会に向かうだろう。"
彼は、日本が、アメリカや急成長を遂げる中国に遅れないためには、日本は、今後25年にわたって、年率3パーセントの経済成長をめざすべきである、ともいった。
もし、日本が、その成長ベースを達成できるなら、2007年には、日本の経済は、アメリカの40パーセントとなり、それは、中国のそれより、33パーセント、うわまわるだろう、とも、彼はいった。
”これは、目標である。世界経済を牽引するには、 自国の国民のためにも、さらには、もっと広く世界中の人々の利益のためにも、あらゆる可能性を ふり絞って成長する必要がある。”
オニール長官は、また、小泉首相の進める改革プランは、正しい方向にあり、これは、支持するに値する、とのべた。」 

●1941 (投稿者削除)
●1940 昨夜、うただてるざねさんのホームページにアクセスできないとおもったら。 笹山登生 102/05/06(Mon) 07:42:57削除
URL: http://www.toshiba-emi.co.jp/hikki/staff_d/index_f.htm
宇多田ヒカルさんのお父さんで、アーティスト側の立場から、 今回のコピーコントロールCDの問題について論及している、うただてるざねさんのホームページに、昨夜、アクセスしようとおもったら、どうにもつながらない。
今朝のニュースで、その訳がわかりました。
ヒカルさんの緊急入院なんだそうで。
有名アーティストのファンというのは、ホームページで、アーティストの一挙手一投足を知ろうと、すごいんですね。
びっくりしました。

●1939 ポーランドは、SSCのレポート通りの結果に。 笹山登生 102/05/05(Sun) 07:56:23 No.1938へのコメント 削除
URL: http://www.europa.eu.int/comm/food/fs/sc/ssc/out200_en.pdf
昨年3月、SSCは、ポーランドについて、上記URLのようなレポートを発表しましたが、そのなかで、 ポーランドがこれまで生体輸入や肉骨粉輸入をしていること、飼料管理や危険部位管理についても、問題が多いことなどを指摘しています。
結果は、このとおりのものとなったのですが、日本についても、ご承知のとおり同じ時期、レポートが作成されそうになり、回避された経緯があります。
今回は、SCのBSE予測の正確さが、 図らずも裏付けされた格好となりましたね。

●1938 ポーランドでもBSE ahyahya 102/05/04(Sat) 22:52:48削除
URL: http://www.reuters.com/news_article.jhtml?type=sciencenews&StoryID=918370
ロイターが配信したニュースです。

Poland Reports First Case of Mad Cow Disease
May 04, 2002 08:31 AM ET Email this article Printer friendly version
By Wojciech Moskwa

●1937 確かに過疎離島のブロードバンド化は、遠隔治療のためにも必要。 笹山登生 102/05/04(Sat) 21:35:53 No.1932へのコメント 削除
URL:
静態的な画像診断のみならず、動態的な画像診断、あるいはさらに進んで、手術ロボットの遠隔操作も視野に入れるとすれば、やはり、おっしゃるように、過疎・離島地におけるブロードバンド化は、必須のインフラとなるでしょうね。

●1936 BSEの原因究明は、遅れるばかり 笹山登生 102/05/04(Sat) 21:30:47 No.1935へのコメント 削除
URL:
ahyahya さん。いつも情報ありがとうございます。
これでは、日本のBSEの原因究明は遅れるばかりですね。
記事中「欧州では、二十四カ月齢未満の牛では感染が確認されていない。」とありますが、今年にはいって、北アイルランドでは、生後31カ月の牛のBSEが発生しており、また、ウェールズでは、生後29カ月の牛がBSEにかかっています。
これまでのBSEについての常識が、徐々にくつがえりつつあるのが、世界の現況です。

●1935 【怠惰】農水省・死亡牛の狂牛病検査は2004年度から ahyahya 102/05/04(Sat) 13:19:26削除
URL: http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02050404.html
■24カ月齢以上の死亡牛の全頭検査開始  2年後にずれ込み(日本農業新聞)

 農水省は三日までに、と畜場以外で、病気や骨折などで死亡した牛(死亡牛)の
牛海綿状脳症(BSE)検査で、二十四カ月齢以上の全頭検査が全国的に始まるの
が予定より一年遅れ、二〇〇四年度にずれ込むとの見通しを明らかにした。焼却施
設の設置などの態勢整備に二年程度かかるためだ。
 農水省は当初、今年度中に態勢を整備する方針だった。しかし、都道府県から状
況を聞いた結果、死亡牛を集めて検査結果が出るまで冷蔵、または冷凍保管する施
設や、検査後、肉骨粉に加工する施設、焼却施設などを今年度中に全国で整備する
のは難しいことが分かった。
 ただ、BSE検査機器は九月には、すべての都道府県の家畜衛生保健所に行き渡
る見込み。与党が今国会への提出を予定しているBSE対策特別措置法案が成立す
れば、死亡牛検査が義務づけられる。このため同省は、検査頭数は段階的に増やせ
るとみる。
 二十四カ月齢以上の全頭検査も、態勢ができた県から取り組んでもらう考え。
 二十四カ月齢以上の死亡牛を全頭検査するのは、BSEの感染状況を正確に把握
するとともに原因究明に役立てるのが狙い。欧州では、BSEの感染率はと畜した
牛よりも死亡牛の方が高い。また、二十四カ月齢未満の牛では感染が確認されてい
ない。
 日本での死亡牛の発生は年間約七万頭と見込まれている。農水省は昨年十月十八
日以降、欧州連合(EU)の基準に合わせて年間四千五百頭を目標に検査を始めた
が、四月二十六日時点で二百五十七頭にとどまっている。

●1934 ムーディーズの日本国債格下げ日は、5月13日。 笹山登生 102/05/04(Sat) 09:05:18削除
URL:
1日づけのウォール・ストリート・ジャーナル紙によれば、注目されるムーディーズの日本国債格下げ日は、5月13日の模様。
はたして、先日の財務省の格下げについての意見書の効果が、凶と出るか吉と出るか?

●1933 野党連合決意の場が、軽井沢の別荘とは? 笹山登生 102/05/04(Sat) 07:16:20削除
URL: http://www.asahi.com/politics/update/0503/004.html
ずいぶん、いただけないシチュエーションですよね。
いま、よってたつべきは、グローバリゼーションの波に翻弄された、リストラされた元会社員や、過疎・離島・僻地の住民でしょ。
ブルジョア貴族的雰囲気では、政権交代によって、これらの人々の側に立つという本気がつたわってこない。
そういえば、野党の花見も、ずいぶん浮世離れした場でのものでしたよね。
庶民のひがみをあえて誘うようなシチュエーションは、よろしくないのではないのかな。
私だったら、町工場ひしめく下町のシティホテルとか、日本列島最端の離島とかを選ぶね。
庶民が何を苦しんでいるのか、わかっているのかね。

●1932 RE遠隔治療の鍵は暗号化にあるようですね キミヒ 102/05/04(Sat) 01:29:29 No.1931へのコメント 削除
URL:
鍵は従来からこのHPで話題になる過疎地のブロ−ドバンド
と思います。

 遠隔治療自体は強固なファイヤ−ウォ−ルがあれば充分
ですよね。

 暗号化の基本理念は常時接続下での漏出デ−タ−保護だと
思いますが、医療自体より権力側の医療費抑制に使用される
危惧が大きいと存じます。
 患者様情報を危険を冒してまで常時公開する必要性は低い
のでは?
 

 

 

●1931 遠隔治療の鍵は暗号化にあるようですね。 笹山登生 102/05/03(Fri) 21:57:31 No.1930へのコメント 削除
URL: http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20001220306.html
このようなことこそ、いま進めなければならないものと、私も、遠隔治療・医療には興味をもっています。
上記URLでは、世界の遠隔治療の過大をコンパクトにまとめてありますが、医者の守秘義務を守るために、データの暗号化技術が第一の課題というのが、意外でしたね。
信州大学病院の取り組みは、先に、この掲示板でも取り上げましたが、海をわたってのベルリーシとの遠隔治療や、長野県内の過疎地を結ぶ遠隔治療の取り組みなど、全国の過疎地の病院が見習うべきケースだとおもいます。
もっとも、秋田においては、皮肉な話ですが、町中にあった病院がとおく郊外に新設されることにより、車が運転できないお年寄りにとっては「人為的遠隔治療」をやむなくされているというのは、患者にとって、迷惑な話ともいえますね。
信州大学病院の取り組みについては、下記のURLに詳しいです。
http://www.google.co.jp/search?q=cache:zL6HdCLihrwC:mytown.asahi.com/nagano/news.as
p%3Fkiji%3D1996+%E4%BF%A1%E5%B7%9E%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%80%80%E3%80%80%E7%9
7%85%E9%99%A2%E3%80%80%E3%80%80%E9%81%A0%E9%9A%94&hl=ja&ie=utf8

●1930 遠隔医療の可能性 キミヒ 102/05/03(Fri) 21:18:34 No.1926へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ
 順調と言えませんが、何とかやっています。

 遠隔医療の可能性は日本が最も大きいです。
 医療を診断と治療に分けて考えると分かりやすいでしょう。
 遠隔医療といっても、診断では名医に聴診器一本で診断を求
めるようなものです。
 日本のように全国にCTが普及している国は有りません。
 しかしCT普及は専門医の診断というより医療機関の増収目的
と思われます。こういった事象にこそ遠隔医療だと思います。

 医療の広告規制緩和はどんどんやるべきです。
 NTTタウンペ−ジをご覧下さい。医療分野の広告制限で一律
の表現になっています。
 個人医院が多数の標榜科を謳うのは自由で、専門医が専門性
を謳うのは禁止って可笑しいし、患者様の利益にもなりません。
 


 
 
 

 

●1929 スマート・プラクティス政府とはなにか? 笹山登生 102/05/03(Fri) 21:12:01削除
URL: http://www.toyokeizai.co.jp/mag/hitotsubashi/2002harunaiyou.html
ベスト・プラクテイスという名の、最優秀の慣行の確立によって、資源のすべてと情報を駆使した、最効率のマネージメントを施行しようという、管理手法がある。
これを地球資源のマネジメントに応用しようという動きが盛んである。
http://www.bestpractices.org/ 
は、そのデータベースであり、ご参考にされたい。
日本では、これを、スマート・プラクティスと名づけ、政府・公共部門サイドでの、賢い公共サービスのあり方を志向するための手法とする動きがある。
いわば、公共部門の高質化達成のための手法である。
スマート・プラクティスもベスト・プラクティスも、グッド・プラクティスも、同じ意味であるが、
http://kuuc.chair.ulaval.ca/english/master.php?url=pratiques.php
では、ベスト・プラクティスやグッド・プラクテイスという言葉より、スマート・プラクティスという言葉の方が、賢いという意味が強調されて、好ましいと述べている。

●1928 アルゼンチンと沖縄の関係 笹山登生 102/05/02(Thu) 08:46:49削除
URL: http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Poplar/1535/genkou/nikkei.html
The BOOMの宮沢和史さん(山梨県うまれ)が作った「島唄」がアルゼンチンで大ブームとのことだが、もともと、アルゼンチンの日系人3万5千人のうちのおおくが、沖縄の人なのだから、無理からぬことなのだろう。
もっとも、この歌詞のなかの「ウージの森」というのは、沖縄の人々には、わかりづらい概念なのだという。
本土の方が作詞して、有名になったものとして、その他に大工さんの歌う「沖縄をかえせ」があるが、これにも、沖縄的でないものを、沖縄の方は感じるらしい。

●1927 (投稿者削除)
●1926 スケールの大きいマレーシアの特区構想「MSC」 笹山登生 102/05/02(Thu) 08:14:18削除
URL: http://www.icot.or.jp/FTS/REPORTS/H11-reports/H1203-AITEC-Report7/AITEC0003-R7-html/AITEC0003R7-ch1-5.htm
キミヒさん。こんにちは。
ご順調の様で、なによりです。
そうですね。医療分野の規制緩和には、いろいろ議論が多いようですね。
今、問題になっているのは、この株式会社参入と、医療の広告規制緩和の様ですが、国民の安全と信頼に関わる問題なので、単なる規制緩和とは、一線を画した慎重さが必要なのでしょうね。
その点、このURLのマレーシアの特区構想「MSC」では、医療分やでの規制緩和として、遠隔治療が取り上げられていますね。
学ぶべき、スケールの大きさを感じます。
このさい、国土ビジョンにたった規制緩和という観点が必要ですね。
たとえば、離島振興の観点にたった場合、この遠隔治療の問題とか、カボタージュ(外国船が沖縄などの港で積み荷をおろした後、日本の本島の港に立ち寄る場合、原則禁止されている積み荷を許すことにより、離島振興の役割を果たしうる、規制緩和)等の、グランドデザインにもとずく、スケールの大きい規制緩和の実験のが必要なのではないでしょうか。

●1925 医療分野への株式会社参入 キミヒ 102/05/02(Thu) 01:59:14 No.1924へのコメント 削除
URL: http://www.asahi.com/life/aged/020418a.html
 お久しぶりです

 医療分野への株式会社参入ですがかなり危険です。
 介護保険では民間企業に開放されています。
 ここでは不良債権化した一般アパ−トを買い上げて
介護保険施設がでっちあげられ、厚生労働省が慌てて
禁止にしました。

 日立製作所病院、三井病院、住友病院と大企業が
運営する病院は今でも沢山あります。これらが卓越
した医療サ−ビスを提供している証左があるので
しょうか?
 今回の診療報酬引き下げ以前から実質引き下げ
がありました。医療機関で消費税は徴収されません
が、医療機関は消費税を薬剤他全てに支払っていま
す。
 

 

●1924 需要サイドの経済特区だって、考えられないことはない。。 笹山登生 102/05/01(Wed) 18:59:21削除
URL:
影絵さん、こんにちわ。
経済・規制改革特区のイメージが、いま一つ明確になってきていないのですが、たとえば、医療分野について、その特区に限って、医療法人ならぬ株式会社参入を認めるとか、 土地の用途規制や容積率などの諸規制を取っ払ったハードを認めれば、どのようなものが可能となるか、とかいったことで、一種の展示効果を狙うというものなのでしょう。
その分野は、医療、福祉、農業、教育、流通、都市再生 等各分野にわたるのでしょう。
影絵さんのいわれる需要サイドの経済特区だって考えられないことはないとおもいます。
地域通貨を使って、プロシューマーとしてのシステムとして、どのようなことが可能なのかということだって、できるとおもいます。
消費税等公租公課のないタックスヘイブンの状態のなかで、どの程度の原価が切り詰められうるのか、といったことも検証可能でしょう。
でも、私は、このような、一時的かつ閉鎖的で、使い古された特区構想よりは、前にも私のオピニオンでのべたドイツのIBA構想のほうが、もっと現実的だとおもうんですが。

●1923 相変わらず供給側重視!。 影絵 102/05/01(Wed) 17:27:56削除
URL: http://www5.cao.go.jp/shimon/2002/0424shimon-s.pdf
経済財政諮問会議に於て 6月を目処に経済・規制改革特区を推進するそうです。 地方の意見を重視し 総論賛成各論反対を封じ込めるため 首相のリーダーシップを発揮すると 此れは此れで良いでしょうが 消費サイドに対する政策は無いんですよね。 

唯一 其れらしきのは 「官官・官民接待」だそうです 厳しくし過ぎて中央との 意思の疎通が悪くなっているそうで 其の影響で「地方の高級料亭が倒産しているので 少し緩和してはどうか?。」 こう云うのを{便乗}と言うのです。

脳味噌の程度としては 私と大差無い様ですね!。 



●1922 なにしてるんだ。 笹山登生 102/05/01(Wed) 12:47:02削除
URL: http://www.asahi.com/national/update/0501/011.html
おいおい。こんな農村不況の節、なにしてんだ。農林水産省。

●1921 財務省がS&Pとムーディーズにたいし、格付けに抗議、意見書提出笹山登生 102/04/30(Tue) 19:45:08削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story.ht&s=APM5K.yV0jeCWsY.I
なんやら、農林水産省が昨年SSCの狂牛病危険レベル3評価に文句をいったのとダブってみえるね。
連休明けのムーディーズの評価がせめて1ランクダウンで納まればとの、ダメもと気分での抗議なのかな?
裏目に出なければいいんだけどね。
ちなみに、この記事に書いてあるように、国がムーディーズの格付けに抗議したのは、これまで、1995年4月12日に、カナダのPaul Martin財務大臣がはじめてであるが、この抗議に対して、ムーディーズが寄せた回答は、「カナダが、近時、政府部門の財政赤字解消に積極的な措置をとっていることは認めるが、ムーディーズが、いま関心を寄せているのは、むしろ 政府部門における中長期的な財政状況が、予測しえない不確実な状況にある点だ。」と、のべたという。
これについては、http://www.fin.gc.ca/news95/95-033e.html 参照
今回の日本の抗議に対しても、同じような回答を寄せてくるんではないのかな?

●1920 (投稿者削除)
●1919 「融資企業が存続することにインセンティブ が働かない、「瑕疵担保特約スキーム」の欠陥 笹山登生 102/04/30(Tue) 17:21:04削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020425-00000318-reu-bus_all
このところ、新生銀行系列の企業の破産が目立つが、上記URLの宝幸水産のケースは、意図的 に傷口を大きくさせられ、瑕疵担保特約条項の適用をうけやすい状態にまで、追い詰められた企 業の悲劇がつたわってくる。
そもそも、民法の瑕疵担保責任とは、物の売買を想定したもので、 金融債権を想定した ものではない。
学説的には、法定責任説と契約責任説とがあり、その対象とすべきものについてなど、違いがある。http://www.law.kyoto-u.ac.jp/matsuoka/lecture/08Sales3.htm参照
物の売買であれば、瑕疵担保責任の対象にしようとして、買った当事者が、物を破損すれば、す ぐにわかってしまうが、金融債権の場合は、企業内外の経済環境によって相対価値は、どうにで も変わりうる。
そもそも、このスキームには、無理があるのだ。
いわば、貸家にしようと買った、家の買い主が、なにげに、シロアリを縁の下に放すは、地下の水 道管を故意に濾水させるはで、「これじゃ、貸家の借り手がいない、さあ、どうしてくれるんだ。預 金保険機構さん、こうなったら、当初の約束なんだから、買い戻してくださいよ。」といっているよう なものではないのか。
「瑕疵担保特約」が、「銀行にとって、融資企業が、いくらかでも長らえてくれなければ、こまる。」と いう必要性を奪い、銀行が無傷で、債権譲渡できるんだから、特約期間内に、早く死んでもらった ほうがいい。」というインセンティブのみ働いているというわけだ。
これじゃ、多額の保険金を 病人にかけて、死を待っているようなものじゃないか。
アングロサクソン的金融行政のとどのつまり、泣くのは、無力な民間企業のみだ。

●1918 (投稿者削除)
●1917 あいかわらず、懲りずに、アジアの燃え草を拾って、燃やしていますね。 笹山登生 102/04/29(Mon) 20:44:57削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020429-00000212-yom-pol
中国が怒るのも無理もない。
これでは、「すみません。すみません。」といいながら、なし崩しに、既成事実を積み上げていく魂胆だとおもわれても、やむを得ない。
「井戸を掘った人のことをわすれない。」中国は、同時に、「井戸をなし崩しに埋めようとする人のこともわすれない。」ということを、肝にめいじるべきだ。 

●1916 個人の視点と業界の視点が錯綜している「個人情報保護法案反対論」 笹山登生 102/04/29(Mon) 16:06:59削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020429-00000614-jij-pol
一体、政治家は、どっちのスタンスを重視したらよいのか。
民の視点からいえば、個人情報を開示される立場が圧倒的に多いのだから、この法案によっても、個人情報が垂れ流しにされる危険性を重視しなければならない。
マスコミなどの視点からいえば、正義を暴く表現の自由や取材の自由が制限されることによる社会不正義の横行を重視しなければならない。
マスコミのキャンベーンの声のほうが当然おおきいためか、それに引きずられ、前者の視点が、ともすればおろそかにされている嫌いがある。
本来、政治家の発言は、その両者の均衡をとったものとなるはずだが、どうも、近頃の政治家の発言には、このふたつの視点の違いをはっきりわきまえて、ものをいっていないような気がする。
自分の恥が全部詰まったICカードを持ち歩く市民の身にもなってみろ!

●1915 ここにも私の発言をリンクしていただいております。  笹山登生 102/04/29(Mon) 13:34:12削除
URL: http://www.toyokasei.co.jp/LYCHEE/index.html#top
上記URLに、CCCDに関する私の発言をリンクしていただいています。

●1914 「小泉さんのバブル崩壊」−ファイナンシャルタイムズの記事から笹山登生 102/04/29(Mon) 09:55:16削除
URL: http://news.ft.com/ft/gx.cgi/ftc?pagename=View&c=Article&cid=FT3UROPYG0D&live=true
前回につづいて、こんな記事がありましたので、ご紹介します。

「旅に病んで 夢は枯野を かけ 廻(めぐ)る」とは、芭蕉の辞世の句だが、これは、大いなる失意の気持をのべた句でもある。
日本の首相、小泉さんも、感じるところがあるに違いない。
白銀の乱れ髪の、オペラ好きの政治家、小泉さんは、一年前、意を凝らしたレトリックと、過大に膨らんだ改革への期待とで、権力をつかんだ。
しかし、彼の就任後、数カ月で、 日本経済、株式相場、そして円は、急激に、奈落のそこに落ちていった。
それからは、一連のスキャンダルや田中外相の更迭で、彼の支持率は落ちていった。
これまでの小泉さんへのバブル人気は、いまや、しぼんでしまった。 
歴史的な改革への挑戦をする小泉さんにとって、これは、驚きである。
国が制度上の改革をさぼっているなかで、改革が遂行できるなど、国民の誰も、おもわない。
一方、小泉さんの改革への意志は、依然として固い。
自由民主党という体制の中からうまれえた政治家にもかかわらず、小泉さんは、彼の髪形からいっても、それらしくない反逆者のように見える。
この一年間、政府は、日本の金融システムを阻害する不良債権問題に取り組んできたが、顕著な前進はみられなかった。
それに、デフレ対策や財政の健全化にも、同様に、顕著な進展がみられなかった。
自由民主党の中にある既得権益が、改革への驚くまでの障害となって、残っている。
いってみれば、改革へのゲームは、おわるどころか、いま、ようやく、はじまったところなのだ。
この数年間、日本の政治家は、主な改革目標を簡単に取り下げてきた。
ついに、小泉さんになって、その最終解答がもとめられているのだ。
閣僚の中でも、もっとも印象的な竹中さんは、もっともらしくも、大仰な答えをしめし始めた。
経済財政諮問会議の設置で、これまでになかった一定の政策協調を果たすことを得ている。
企業破産と失業の増加は、リストラの増加によるものである。
今年にはいっての世界経済の明るい兆しは、日本の改革を容易にするものとなるはずである。
しかし、就任二年目を迎えた小泉さんにとって、総理が、彼のこれまでの公約を果たす意志と、政治的な信頼性を、いまだにもっているかについて、疑わしい面がある。
まがりなりにもきた昨年の経験が、今年も、ふたたび保障されるとは限らないのである。 

●1913 (管理者削除)
●1912 「虚脱感にうちひしがれた日本の(かつての)アイドル、小泉さん。」ファイナンシャル・タイムズの記事から笹山登生 102/04/28(Sun) 23:27:57削除
URL: http://news.ft.com/ft/gx.cgi/ftc?pagename=View&c=Article&cid=FT39TJAJF0D&live=true
こんな記事が、ファイナンシャル・タイムズに載っていましたので、一部、ご紹介します。

数日前、小泉さんは、彼の名前を叫ぶ7万人のサポーターの前で、得意になっていた。 
しかし、これらの群衆は総理を見に来たのでなく、コスタリカと日本とのサッカーを見に来たものであったのだが、群衆の叫びは、彼に、錯覚を起こさせるに十分のものだった。
小泉さんにとって悲しいことに、現実は、小泉さんの人気が、確実に落ちているということだ。
人気の凋落によって、聖域なき改革による経済危機回避の公約履行の必要性は、切迫してきている。
小泉さんの「日本の明日の為に痛みにたえてくれ」との言葉に、一時は、共感をおぼえ、投票した人も、いまでは、「小泉さんには、改革をなし遂げることが、もはやできない。」といっている。
うつろいやすい国民のもとでは、これまでのほとんど崇拝に近い状態が、崩れ落ちていくことは、ある程度、さけられない。
しかし、スキャンダルの続出や田中外相のくび(更迭)、経済危機などが、世論調査での彼の立場を危うくしてきた。
最初は、彼に味方したメディアも、彼を使い古されたボロ雑巾と見なし始めた。
自民党内の有力派閥のボスから支持を受けなかった小泉さんにとって、このような各方面の不満の存在は、深刻な問題である。
自民党員の草の根の支持をうけ、「もし改革が阻害されるのなら、私は自民党を粉砕する。」とまで脅した 小泉さんは、いまや、派閥政治の悪名高き迷宮に飲み込まれる危険におかれている。
ある共産党の国会議員は、こういう。
「小泉さんは、自民党を変えるといったから、国民的人気がでた。でも、彼がやるといったことで、いま、達成されたものは何もないではないか。彼がこれまでいってきたことは、すべて見せ掛けだったというわけだ。」
総理の側近は、「総理は、官僚主導型を排し、トップダウン型の政治をおこなってきた。経済政策においても、強力な会議の場をつくってきた。経済改革においても、公共投資の抑制、特殊法人改革、医療制度改革など、いくつかの重要な実績を積み上げてきた。」
しかし、これら側近の見解は、世間一般のそれとは、かけ離れたものだ。
田中前外相は、「小泉総理こそ、改革に水を差し、抵抗勢力への味方をした。」と非難している。
(後略)


●1911 (管理者削除)
●1910 私の意見が、ここにもリンクしていただいております。。 笹山登生 102/04/28(Sun) 16:44:59削除
URL: http://www.sabimaru.joying.net/neta/2002.html
上記のURLで、私の発言「ピアツーピア時代に、日本の送信可能化権は時代おくれ」をリンクしていただいております。
こんなコメントを着けていただいて。ありがとうございました。 

「ホント、この手の法律ってのァあっという間に時代遅れになっちまいますな。もうちっと長持ちするようにいっそ技術者 (肩書だけでなく正味の) の意見をちゃんと取り入れて作るように心がけたらどないでっしゃろ、とか思ってみたり。 (つーか、すでにそうして作ってるんですかね。あんまりそんな感じには見えないような気はするけど)

●1909 まだまだつづく日本の苛立ち 笹山登生 102/04/27(Sat) 21:57:19削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APMn5aiDTgXWDfYNs
上記URLは、格下げに怒る日本の財務省の皆様方の「怒りの声特集号」だが、没落貴族の誇りは、早く捨てた方が、かえって、魅力ある投資先と、海外の投資家に映るんではないでしょうか。

●1908 ムーディーズの日本国債格下げ時期は5月7日―13日の可能性 笹山登生 102/04/27(Sat) 07:13:10削除
URL:
ダウ・ジョーンズが、米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスの日本国債の担当者が「日本国債は2ノッチ引き下げの可能性残る」としたうえで、発表時期は「5月7日―13日の可能性が高いと示唆した」と報じた。



●1907 総理まで、国債格下げに怒られていますが、格下げにも効用があるのでは? 笹山登生 102/04/26(Fri) 09:25:31削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APMhiMCS6jvGRioFG
格下げの効用というのは、「格の割りには、お買い得」ということで、外国投資家の投資意欲を沸かせ、それがひいては、日本の株式市場の安定につながるというものでしょう。
現に、日本の株式についても、そのようなお買い得の論理で、外国投資家の目が日本株式に向けられ始めているようですし。
格下げ後の日本国債についても、そのような、外国投資家のUターン現象は起きるのではないでしょうか。
まあ「お買い得マンションのような余得」があると考えれば、一時の格下げ謎について、一国の総理が目をつり上げて反論することもなかろうに。
もっと、したたかにいかねばなりません。

●1906 (投稿者削除)
●1905 「円安の進行で新しい日本観がうまれたきた。」とする、今日のウォールストリートジャーナル紙の記事 笹山登生 102/04/24(Wed) 16:30:56削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/wall.htm
今日のウォールストリートジャーナル紙の記事の概要は次のとおり。全文は、上記URL参照

「世界第二の経済大国日本は、いまや、負傷した巨人となってしまい、 それにとどまらず、他国をも、巻き添えにしようとしている。
本来、円安は、日本の輸出産業を元気づけ、ひいては、内需刺激ともなるはずなのだが、 かつての日本の輸出産業のマーケットは、もはや、他のアジア諸国に浸食されてしまっている。
榊原英資氏は、日本のファンダメンタルズからいえば、150円から160円まで円安は進むであろうという。
ブッシュ政策当局者は、改革の結果が円安であるとしたら、それは、必ずしも、不幸なことではないという。

かつて、日本の円安が、日本の企業をして、アメリカ産業を脅かした時代があったが、いまや、日本の企業は、
アメリカや中国のライバルと争うことはない。

いかに円安になろうと、日本の労働賃金が中国の15−40倍である以上は、輸出市場における 中国の優位性は、変わらないからだ。 
日本近隣のアジア諸国は、円安が自国の為替レートに及ぼす脅威を声高にいうが、 実際のところ、それら諸国に与える円安の衝撃はしずかなものだろう。 
逆に円安によって、日本のリーダーたちが、改革への熱意を冷ますことは、おおいにあり得る。
実際、この2月のデフレ対策は、その場凌ぎの時間稼ぎのもののように見えるからだ。」 

●1904 全農の責任は重大 笹山登生 102/04/23(Tue) 11:14:29削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020423-00000010-nnp-l46
生産者を裏切り、消費者を裏切った全農の責任は大きい。
安心・安全システムとよくいえるよ。

●1903 生産性の高い人が日本からいなくなる。 笹山登生 102/04/23(Tue) 09:16:29削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APMSO6yPLgXWDZoN0
上記URLは、このホームページでも度々取り上げさせていただいている、野口悠紀雄さんのご託宣だが、氏の結論にも、真の需要喚起方策はかかれていない。
一億迷える、粗大ゴミと化しつつある日本の経済学者たちよ。奮起せよ。 

●1902 あのボツアナも、日本を叱咤激励したそうで。笹山登生 102/04/22(Mon) 08:43:45 No.1876へのコメント 削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APMMU8CTmg3uDY4OP
1876で、「スタンダードプアーズの格付けで、日本がボツアナとおなじランクになったとを、塩川さんが怒ったそうだけど、ボツアナは、ダイアモンドで栄える立派な工業国」との話をしたが、 そのボツアナの中央銀行総裁が、G7につづく国際通貨金融委員会で、日本を叱咤激励したそうだ。 
塩川さんにとっては、二重の屈辱だろうが、もっと相手のことを調べて発言しないと、後で、いたい目をみるという教訓。
今週は、ムーディーズの格付けがいつになるかが注目される週となりそうだ。

●1901 (投稿者削除)
●1900 IMFは、まるで、「日本が世界経済の足をひっぱっている。」といわんばかりですね。 笹山登生 102/04/21(Sun) 21:22:42削除
URL: http://www.imf.org/external/np/cm/2002/042002.htm
国際通貨基金(IMF)は20日、ワシントンの本部で先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)のメンバー国と途上国など計23カ国で構成する国際通貨金融委員会を開き、共同声明を採択した。
上記URL記載コミュニケにおいて、日本経済について言及した部分は、下記の通り。
「世界の持続的高成長に寄与しうる、柔軟かつ闊達な経済へと高めることを目的として、改革を精力的に進めていかなければならない。
その過程において、日本において、デフレ終息に向けての金融緩和による金融システムと企業部門の断固たる改革をおこなうことが、不可欠となる。」

●1899 諌早湾開門問題は、調査の短期長期の問題ではない。 笹山登生 102/04/20(Sat) 19:29:52削除
URL: http://www.kumanichi.co.jp/nori/kiji/20020418.1.html
議論が短期か長期かの問題に、反対派も、引きずられてしまっているが、ここで重要なのは、淡水化を必要としない、面積縮小後の、干拓地の農地利用のあり方の模索だ。

●1898 「反発こそ、厳しさを物語っている」との見方 笹山登生 102/04/20(Sat) 13:51:48削除
URL: http://markets.ft.com/ft/gx.cgi/ftc?pagename=View&c=Article&cid=FT395V9U70D&live=true&useoverridetemplate=ZZZ6MJPM90C&tagid=ZZZR4COD20C&subheading=asia%20pacific%20equities
1885でのべたIMFの「世界経済見通し」で報告された、 日本経済へのきびしい見方にたいして、日本政府は、猛反発しているが、「その反発の激しさそのものが、いまのおかれた日本経済の苦しさを表わしている。」との、フィナンシャルタイムズの見方。 

●1897 「製造物責任法を問われかねない問題」を、下記URLの発言にまとめておきました。 笹山登生 102/04/20(Sat) 12:03:29削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2002apr19.htm
1895に若干書き足し、「笹山登生の発言アラカルト」(上記URL参照)にまとめておきました。

●1896 みなさん。こんなの、どうおもわれますか? 笹山登生 102/04/19(Fri) 22:27:17削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020419-00000214-yom-soci
先陣争いは、業者への立入検査で、やって貰いたかった。

●1895 製造物責任法を問われかねない問題−コピーコントロールCDと2000年問題との関係−笹山登生 102/04/19(Fri) 22:10:43削除
URL: http://www.joho-nagasaki.or.jp/book/johoc/txt226c.html
コピーコントロール付きのCDで、一部のカーオーディオがかからなくなったりしたり、一部のCDプレーヤーの音がわるくなったりするのだという。
製造物責任法においては、ソフトなどの無体物についての製造物責任法は、ハードの中に組み込まれたROMなどは除いて、一般的にソフトについては、問えないことになっている。
しかし、ハードのなかのOSが、予測されなかった電気的信号を関知しえなかった例として、 今は、もう忘れ去られようとしている「コンピュータの2000年問題」があった。
上記URLは、その辺の事情について書いてあるものだが、 これによると、「プログラムの不具合を含めて,プログラムを組み込んだ機械に欠陥があった場合は、製造物責任法の対象となり、法定減価償却期間内に対応できない場合は、この法律に基づく請求も可能です。
製造物責任法に基づいて請求を行う場合は,「欠陥」の存在の立証さえできれば,メーカーに過失があることの立証は不要ですし,損害賠償の範囲については派生損害の賠償請求もできますので,ユーザーには最も有利であることになります。」とのことである。
これを、今回のコピーコントロールCDに対応できないプレーヤーのケースに置き換えてみた場合、コピーコントロールCDが、「CDのレッドブック」( http://www.e-words.ne.jp/view.asp?word=%83%8C%83b%83h%83u%83b%83N 参照 )から逸脱しているのかいないのかが、不明確な状態のもとでは、CDプレーヤーのメーカー側にたいし、製造物責任法を問われる可能性が出てくると見るべきでしょう。
また、コピーコントロールCDを供給する側としては、「このコピーコントロールCDが、レッドブックにもとずいたCDなのか、または、それとは別の媒体なのか。」を、パッケージ上に明記すべきでしょう。
しかし、今回のCCCDマーク制定にあたっても、この点については、不明確で、「コピーコントロールCDは、CDの技術規格を満たさないケースがあり、厳密にはCDとは言えないものの「CDとする以外に表現方法が無い」(日本レコード協会)」との、無様さである。
一方、プレーヤー側では、たとえば、このパナソニックhttp://www.panasonic.co.jp/customer/audio/faq/cccd.htmlのように、早々と、責任回避をし始めている。





●1894 (投稿者削除)
●1893 (投稿者削除)
●1892 (投稿者削除)
●1891 (投稿者削除)
●1890 あひゃひゃさん。ありがとうございます。 笹山登生 102/04/19(Fri) 17:08:00削除
URL: http://europe.cnn.com/2002/HEALTH/04/18/us.madcow.ap/index.html
私の方も、ご投稿にきずかず、ほぼ同時に、掲示板に掲載したところでした。
それにしても、今日は、フロリダの方は、鉄道脱線など、いろいろニュースの多い日ですね。

●1889 アメリカで、狂牛病による初のvCJD患者発生 笹山登生 102/04/19(Fri) 17:03:03削除
URL: http://europe.cnn.com/2002/HEALTH/04/18/us.madcow.ap/index.html
若い女性で、これまで、イギリスでうまれ、在住していたのだという。
http://abcnews.go.com/sections/us/DailyNews/madcow020418.html
も、参照

●1888 アメリカでも新変異型ヤコブ病患者が見つかる! あひゃひゃ 102/04/19(Fri) 16:48:28削除
URL: http://wire.ap.org/APnews/main.html?PACKAGEID=BIZagriculture-madcowdisease&SLUG=MAD-COW
AP通信の配信した記事
■Fla. Disease May Have Mad Cow Link
By DAVID ROYSE
Associated Press Writer
http://wire.ap.org/APnews/main.html?PACKAGEID=BIZagriculture-madcowdisease&SLUG=MAD-COW

読売新聞
■米でヤコブ病患者?
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020419ic17.htm

ABC NEWS
■First U.S. Resident Diagnosed With Mad Cow
Officials Believe 22-Year-Old Was Infected in Britain
http://abcnews.go.com/sections/us/DailyNews/madcow020418.html

●1887 「日本国債の格付けは、まだ、落ちるとこまで落ちていない。」とは、これまた、きびしい。  笹山登生 102/04/19(Fri) 16:46:35削除
URL: http://news.ft.com/ft/gx.cgi/ftc?pagename=View&c=Article&cid=FT34QVSN20D&live=true&tagid=ZZZNUAMRA0C
上記URLの記事では、「日本国債の格下げが円安を引き起こすというお決まりの展開にも関わらず、今回の格下げによって、これから円安に向かって継続的に市場が動くとは、まだいえないというのが、アナリストたちの見方だ。なぜなら、日本国債を保有している外国投資家は、限られているからだ。外国投資家で、日本国債を保有しているのが、全体の8分の一であるのに対し、米国債を保有しているのは、 三分の一もいるからだ。アナリストたちによれば、ファンド・マネージャーが、日本国債を見限るまでには、日本国債の格下げは、まだ、落ちるところまで落ちていないという。」

●1886 中小企業にとっての規制緩和になっていない。 笹山登生 102/04/19(Fri) 16:17:08削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020419-00000496-jij-pol
確かにこの記事のように、いわゆる規制緩和オピニオンリーターというのは、細川内閣以来、その顔ぶれも、代わりばえしないし、当時の政策パラダイムを、過去10年近く、オウムのごとく、くりかえしてきた連中なんだね。
では、どのような面で規制緩和効果があったかというと、携帯のNTTドコモなどをみればわかるように、 これまでの規制産業の分社化などによって、新産業めいて、新しい装いで出現したというのが、これまでの規制緩和効果の大部分なのじゃないのかな。
もっと、ニッチ産業が、中小企業分野の面で現れるような、新しい考え方がうまれないと、規制緩和を錦の御旗にした、実は、規制産業の衣替わり現象を促進するにすぎないのではないのかしら。

●1885 IMF「世界経済見通し」で、日本経済について、きびしい見解笹山登生 102/04/19(Fri) 08:54:09削除
URL: http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2002/01/pdf/chapter1.pdf
18日、IMFが発表した「世界経済見通し」のなかで、日本経済については、 「いくつかの重要な挑戦がのこっている」(19-21ページ)(上記URL参照)と題する章を設けている。
そのなかで、
「日本経済は、いま、もっともシビアな三番目の景気後退期にはいっている。これは、 内的要因と外的要因との双方の要因によるものである。
とくに、 消費者の自信喪失、世界的景気低迷の影響、過去の構造改革の遅れなどによるところがおおきい。
日本政府は今年の2月に、デフレと戦うことを表明し、そのための政策パッケージを用意した。これには、カラ売り規制なども含んでいる。
しかし、金融システムの再構築については、より一層の、かつ広範囲にわたる不良債権処理をはかる必要があり、これによって、問題債権の処理と規制緩和とあわせ、本来の民間金融機能発揮を図らねばならない。 
そのために、日本には、さらなる、ふたつの挑戦課題が残されている。
第一は、デフレ対策について、いかに金融政策が効果的に発動されるかである。もし、これによってデフレが終焉しないのなら、さらなる金融緩和が必要である。
第二は、いかに、政府債務の累増が、財政政策の効果発揮を妨げないようにするかについてである。日本の景気低迷と、金融緩和は、一層の円安をまねき、それは、周辺アジア各国への為替レートに悪影響を及ぼすだろう。しかし、同時に、円安は、日本の構造改革推進の副産物であるのだから、中期的には、アジア各国へ、便益をもたらすと、プラスに考えるべきである。」

この説明にあたり、IMFのGraham Haccheさんとの間に、日本経済について、つぎのような質疑応答があった。

「質問者−どうして、日本経済の回復は、このようにおそいのですか?あなたは、日本が世界経済を引っ張るエンジンになりうると、まだ、お考えですか?」

「Graham Haccheさん−長期的には、日本の生産力などから意って、まだ世界を引っ張るエンジンになりうるとはおもいます。同時に大事なのは、日本が、デフレを終焉させることです。なぜなら、第二次世界大戦後、OECD各国中、唯一のデフレ経験国が日本であるからです。
デフレを止める特効薬などありません。非負制約のもとで、金融政策をおこなっていくことは容易なことではありません。量的緩和政策をつづけている内に、急にインフレが持ち上がらないとも限りません。これは、危険なことです。
にもかかわらず、 構造改革のためには、このリスクさえも負わなければなりません。」

●1884 (投稿者削除)
●1883 「日本国債がデフォルト−債務不履行−になる危険性はない。」との、物騒なコメント 笹山登生 102/04/18(Thu) 20:07:44削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APL6MjiRKjeCWsY6f
こんなコメントをするくらい、水際に近ずいていると、逆に、おもわれてしまいますよ。

●1882 ムーディーズの格下げは、G7以降となる見通し 笹山登生 102/04/18(Thu) 16:20:07削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story.ht&s=APL5nqiXEk.qWe43C
2段階格下げか一段階格下げかは、 まだわからないが、 いずれ格下げは確実。
1872に書いたように、すでに、今年2月13日、ムーディーズは、日本国債の二段階格下げを示唆している。

●1881 コピープロテクトCDの横行が、 著作権管理に完璧な「データプレイ」の普及を阻むか?笹山登生 102/04/18(Thu) 11:45:47削除
URL: http://www.dataplay.com/jsp_files/index.jsp
今日の報道によれば、世界的にCDの売り上げが減少し、とくに日本では、著しい売り上げ減少との報道である。
そこで、いま、CD後のメディアとして注目されているのが、「データプレイ」である。
何しろ、コイン大の小ささで、5−6時間分の音楽なり映像を詰め込んでしまう、しかも、書き込み自由、値段は安いというのだから、まさに、ポストCDの最有力本命である。
データプレイには、著作権管理機能がついていて、MP3ファイルがデジタル著作権に基づきコピー許容回数を規定していれば、データプレイ・プレーヤーはその範囲内でしか機能しない。
また、デジタル著作権管理がついていないCDからコピーして聴く場合、データプレイ・プレーヤーには著作権がどうなっているかわからない。そこで、そのMP3ファイルをプレーヤーで聴くことはできるが、そこから他に配布されないようになっている。とのことである。
データプレイの特色は、代表的な音楽のほかに、無数のサンプル音楽が蔵置されていて、このなかから、気に入ったサンプル音楽を選ぶと、ウェブ上の音楽本体を引き出し、このデータプレイ上に書き込み出来るというものだ。
こうして、ひとつのデータプレイ媒体が、リスナーお気に入りのメディアに徐々に仕立て上げられてくるところに、特色がある。
4月17日付けのウォールストリートジャーナルでは、過度のコピープロテクトCDの横行が、データプレイの前途を不確かなものにしていると、解説している。 
データプレイについては、上記のほか、次のURLを参照。

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A42176-2002Apr13.html
http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20020322303.html
http://peripherals.about.com/library/weekly/aa072601a.htm
http://www.iht.com/articles/55040.html
http://www.latimes.com/technology/la-000012487feb18.story?coll=la-headlines-technology
http://www.infoworld.com/articles/hn/xml/01/01/09/010109hndataplay.xml
http://www.businessweek.com/bwdaily/dnflash/jul2001/nf2001079_316.htm
http://www.usatoday.com/life/cyber/ccarch/cced000.htm
http://macfannet.mycom.co.jp/news/0010/19/1019dataplay_optDisk.html

●1880 (投稿者削除)
●1879 (投稿者削除)
●1878 (投稿者削除)
●1877 グリーンスパンさんのご託宣 笹山登生 102/04/18(Thu) 08:09:33削除
URL: http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A534-2002Apr17.html
"With the rise in world crude oil prices since the middle of January, higher energy costs are again sapping the purchasing power of households," Greenspan said. If oil prices don't rise beyond the levels of recent weeks, "the negative effects on spending . . . should prove to be small. However, a price hike that drove oil prices well above existing levels for an appreciable period of time would likely have more far-reaching consequences."

ということで、 パレスチナ・イスラエル間の緊張が、中東の原油価格に影響をおよぼすとするならば、 それは、アメリカの家計を直撃するであろうとのこと。
もっとも、この頃のグリーンスパンさんのご託宣も、今年の正月には、弱気見通しから、2日後には、強気見通しに修正したように、やや、確たる見通しとなっていない。
今回の見通しも、見方によって、どうとでも取れる、ずるい見通しとなっているように見えるのは、私ばかりであろうか。



●1876 塩川大臣が「日本の国債格付けが、なんでボツワナなみなのか?」と、怒ったというのだが。笹山登生 102/04/18(Thu) 07:06:45削除
URL: http://www.gov.bw/business/index.html
どうしてどうして、ボツワナは、アフリカのなかで、経済の優等生のようで。
その秘密は、国内に3つあるダイアモンドの産地。
このダイアモンドで、GDPの45パーセントを占めている。
治安もよく、豊かな自然と安定した経済とが巧みに調和しているという、周囲の紛争に囲まれている国々からすれば、まさにパラダイスなのだろう。
ちなみに、1999年のミスユニバースは、ボツワナの目の大きなお嬢さん。
塩川大臣、偏見はいけません。

●1875 (投稿者削除)
●1874 昨日の友は、今日の敵-日本への敵意露わのUSTRレポート 笹山登生 102/04/17(Wed) 21:05:14削除
URL: http://www.ustr.gov/reports/nte/2002/japan.PDF
今月1日に発表された、アメリカUSTRの「諸外国との貿易障壁に関わる評価報告書」(2002 National Trade Estimate Report on Foreign Trade Barriers)の中の、日本についての部分が、上記URLである。
今回の攻撃の対象は、EUと日本が中心であるが、とくに日本に対しては、全460ページのうちの約1割を費やしたという対決モードのものである。
これに対し、今日、政府は詳細な反論をしたとのことである。
アメリカ側は、日本の農産物貿易障壁と、通信市場での競争制限的な通信接続料をやり玉にあげている。
つい先だって、バンコックで、アジアでの貿易振興に協力すると、仲良く腕を組んで写真をとっていたのに、大国の思惑とは、わからないものである。

●1873 G7では、アルゼンチン債問題も、議題となるか? 笹山登生 102/04/17(Wed) 20:21:22削除
URL: http://www.reuters.com/news_article.jhtml?type=search&StoryID=828226
上記ロイターの記事では、19日からはじまるG7では、債務不履行となっているアルゼンチン債似ついても、話しあわれる見通しだという。
というのは、アルゼンチン債の被害者は、このG7各国だけでも、相当の金額になるため、アルゼンチンを救うことが、結果的に自国の被害者を救うという、結果、双務援助的色彩を帯びることになる。
円建てアルゼンチン債−サムライ債−の発行総額は、1,915億円、そのうち日本でひきうけられたのは、 1,340億円程度だといわれている。
それにしても、損した人なり機関がなかなか名乗り出ないでいるのは、日本の情報開示体制の遅れのせいなのか。


●1872 「スタンダード・アンド・プアーズの格下げは、ムーデイ¬ズに追随したものだ。」との、速見総裁の変な論理 笹山登生 102/04/17(Wed) 15:31:19削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20020417CIII028717.html
日銀速見総裁は、今回のスタンダード・アンド・プアーズの日本国債格下げを「昨年12月にムーディーズが(日本国債の格付けを)引き下げたので、それをフォローしたということ」として位置づけた。
ムーデイ¬ズは、今年2月13日すでに、http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APGochCHakvmQszqDに報道されているように、12月に次いで、新たに2段階の日本国債格下げを予告しているから、この速見総裁の発言の論理でいくと、さらなる格下げを否定したものではないと解釈される。
それでいいのですね? 速水さん。


●1871 倉塚さん。こんにちは。 笹山登生 102/04/17(Wed) 14:40:47 No.1869へのコメント 削除
URL:
農場から食卓まで、納得付けで、食材の給食に至るまでの過程を、こどもたちに理解させるということは、総合学習の場としても、重要なこととおもいます。
イギリスの農場では、そのような農場見学会の場が設定されていて、こどもたちの学びの場が用意されているようですね。
ファーム・トレールという名の、農場見学用のコースも、農場に張りめぐらされていて、ここで、「牛乳というものは、スーパーマーケットで作られているのではない。」ということを実感するようです。
「食の川上・川下探検隊」とでもいうのでしようか。
地方経済は、ますます、困窮の度合いを加えているようにおもいます。
今度、兵庫県神戸市で、コミュニティが地域通貨をもって、地域の農林水産物の振興を図るという試みが、いろいろな分野のみなさんの参加を得て、スタートするようです。
もう、グローバリズムの農業からは、おさらばといったところでしょう。


●1870 (投稿者削除)
●1869 学校給食とBSE対策 倉塚 102/04/17(Wed) 09:20:35 No.1852へのコメント 削除
URL: http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4672/
浅野県知事の主張は、ただ単に学校給食の安全の問題だけでなく、
これからの教育を考える上で大事な視点だと思いました。
これに同意した農水政務官は、これからどう動くのでしょうか。

●1868 地元の銀行 倉塚 102/04/17(Wed) 08:11:28削除
URL: http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4672/
地元の銀行でも、2年前に言われた貸し出し限度額が、土地建物の
価値が下がったからという理由で、半額に減らされた例もあります。
しかし、ここは田舎で、それほど土地の価格が、変わってもいないのに
という思いです。たった2年で融資の限度額をそれもいきなり半額に
されるようでは、不安ばかり大きくなり、小さな企業の経営者は、
計画もたたず、新たな設備投資をする意欲もわいてきません。

●1867 リスキーな貸し出しをしない金融機関 笹山登生 102/04/16(Tue) 21:04:33削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20020416CEEI060616.html
民間議員が「資金供給量が増えても貸出金は減っており、金融部門の健全性の確保が必要」と指摘したのに対し、これに対し、柳沢金融相は「貸出金が増えないのは資金の供給側(銀行)が問題なのか資金の需要がないのかを議論して欲しい」と強調したというのだが、これは、卵が先か鶏が先かの議論だろう。
金融機関が、不良債権の新たな発生をビビッているから、リスキーな貸し出しに踏み切れない。
北風のみを吹かす金融庁こそ元凶だと、金融担当大臣はしるべし。
大体、リスキーな貸し出しをしない金融機関は、金融機関と呼べる代物なのかしら。 

●1866 あれあれ。 笹山登生 102/04/16(Tue) 18:07:32削除
URL: http://www.asahi.com/national/update/0416/010.html
「ずぶずぶの関係」とは、このことですか。

●1865 諌早湾干拓反対派は、ここで実績をかためなくては。 笹山登生 102/04/16(Tue) 18:04:23削除
URL: http://www.bekkoame.ne.jp/~signa/kantaku/higata/info/if020416seimei.html
私が山下さんだったら、ここの時点で、先ず、実績をかためますね。
後の話は、これからの展開次第なんだから。
ここで、深追いをしますと、なんにもならないことになります。
みなさん方には、ずるいようには見えるでしょうけれども。
山下さんも、ご健在ならば、そうするとおもいますよ。
その辺の阿吽の呼吸が、反対派のみなさん方には、ちょっと分かりずらいことは、重々、承知のことなのですが。

●1864 ともかく、開門までこぎ着けたことは、偉大なことです。 笹山登生 102/04/16(Tue) 17:41:39削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020416k0000e040044000c.html
山下弘文さんが、どのような採点を下すがどうかは、わからないが、ともかく、開門までこぎ着けたことは、 一定の前進とみなければなるまい。
その後、どのような結果を招くのかは、農林水産省自身の評価につながってくるのだから、後は、同座ご随意に。ということですね。
まあ、時代は、変わったということです。
それにしても、山下さん、ご健在なれば、諌早の飲み屋で、ムツゴロウを魚に、いっぱいやりたい気分ですね。。
でも、事業の完成も保障されているのでしたら、後は、淡水化をしなくとも、やって行ける農業を考えるのが、筋道というものではないでしょうか。
そうなれば、万々歳です。

●1863 北方領土二島先行返還論について 笹山登生 102/04/16(Tue) 09:09:44削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20020416CPPI069515.html
戦略論として、「このこと自体は誤っていない。」という上記URLの安倍さんの見解は、私も、全くその通りだとおもう。
下手に正攻法ぶった外交論が、このごろ、夜陰に乗じて横行しすぎるね。

●1862 円安についてのディーラーの観測 笹山登生 102/04/16(Tue) 09:02:14 No.1861へのコメント 削除
URL: http://www.reuters.com/news_article.jhtml?type=search&StoryID=819396
今回のS&Pの日本国債格下げは予測されていたことなので、急激な円安とはならないであろうが、近々132円50銭まではいくと予測。

●1861 スタンダード・アンド・プアーズが日本国債ワンランク格下げ 笹山登生 102/04/16(Tue) 08:20:02削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20020416CEEI064515.html
ムーディーズは、すでに2月に、さらなる二段階格下げを示唆している。

●1860 クラスター手法による地域振興 笹山登生 102/04/15(Mon) 22:03:18削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020415-00000012-yom-bus_all
かねてから、わたくしの政策提言 http://www.sasayama.or.jp/policy/S_2_12.htm で、主張してきたクラスターの手法による地域振興計画が、上記のURLの地域でスタートする。
長崎県松浦半島については、 佐賀ともども、福岡と一体となってやるようだが、本来は、このクラスターは、この長崎県のように、県の領域を越えてクラスターを形成することに意味があるのだが、今回の地域指定をみると、相変わらずの県単位の狭域のものが多いのは残念だ。
ところで、このクラスターの考え方の先輩格ともいうべき北海道のクラスターはうまくいっているのだろうか。
気がかりである。

●1859 農家の花嫁出会いサイト 笹山登生 102/04/15(Mon) 18:55:50削除
URL: http://www.happy-farm.gr.jp/get_married/index.html
ドイツの花嫁募集サイトについては、依然この掲示板やhttp://www.sasayama.or.jp/diary/2001may05-2.htmでも紹介したが、このURLは、本格的?日本の花嫁募集交際のための掲示板のようだ。
このようなまじめなサイトがどんどんでてきてほしいね。

●1858 マスコミとホームページとの間の力学 笹山登生 102/04/15(Mon) 18:42:32削除
URL:
若い女性議員さんの「ホッと一言」が「あらぬ大ごと」になってしまったが、 テレビでの記者会見はあったが、ホームページのほうの修正は、まだのようである。
おおくの場合、ウェブ管理者と本人の間には、即座に修正できないシステムになっているので、ホームページのもつリアルタイムの優位性が、活かされていない感じがする。
一方の議員辞職された方のホームページも、サイトを訪れる方々の声は載せているが、更新は、お詫びでストップである。
いずれも、ホームページならではの説明責任が果たされていないのは、残念である。
前にも書いたが、ホームページは、現代版巌窟王の持ちうる強力な手段である。
しかし、このように、政治の世界においては、本人とウェブ管理者が遊離しているため、そのような本来の機能を果たしていないのだ。
まさか、ホームページ上の記事についても、「これは、秘書がやったことで。」などということは、あるまいだろうが。
いずれにしても、オープンソースの時代からは、ほど遠い現状である。


●1857 政界の「生物ピラミッド」は?笹山登生 102/04/14(Sun) 13:55:30削除
URL: http://www.ycaster.com/diary/index.html
1855で紹介したホームページに、次のような記事もあった。
確かに、エコロジ−の世界では、生物ピラミッドの頂点の大動物は、残しておいた方がいいというルールがある。
ライオンとマンモスとかですね。
その意味では、このコメントは、正しくない。
もっとも、政界の場合は、それぞれの属のピラミッドの大動物・小動物とで、分けて考えないといけないでしょうね。
えっ?大動物を、わざと残している属があるって?それって、どこ?どこ?

>>>日本の政治があたかも「狩り場」のような状況を呈している。決して良いことではないと思う。確かに狩りの対象となる人々は悪いことをしている。しかし、直さねばならないこと、狩りの対象にしなければならないことは他にもある。狩りは楽しい。観客も大騒ぎする。今まで跳梁跋扈していた生き物を捕らえて動けなくする。人間性の本質はその辺にあると言ってしまえばそれまでだが、もっと直さねばならないもの、今手を染めておかねばならないものはある筈だ。−中略−今は、個々の、分かりやすい狩りに関心が集中している。個々の中型・小型動物の狩りは終えて、動物達が住むジャングルの植物分布を変えたり、川の流れを変えたりすることに注力すべき時だろう。それがなければ、中・小動物に対する狩りの連続だけで終わってしまう。>>>http://www.ycaster.com/diary/index.html


●1856 (投稿者削除)
●1855 つまらないものは、「つまらない。」といおう。 笹山登生 102/04/14(Sun) 13:19:10削除
URL: http://members.fortunecity.com/singaporefolder/wallpaper/lordoftherings/6.htm
ある方のホームページをみていましたら、次のような下りがあって、やっぱり、私と同じように感じた方もいらっしっゃたのだと、意を強くしました。
でも、アカデミー候補だとなかなか、つまらないとはいえないもんですね。
有名人に対して、ものをいう時のようなもんで。

「アカデミー候補になったThe Load of The Ringsを見ましたが、全く私には面白くなかった。あれでは下馬評に上ったこと自体がおかしい。あの映画のメッセージは何でしょうね。見ても何も記憶に残らない。A BEAUTIFUL MIND の方が映画としてはるかに優れているように思いました。人それぞれで考え方があるでしょうが。」http://www.ycaster.com/diary/index.html

●1854 「デジカメ・コラム」も、みてくださいね。 笹山登生 102/04/14(Sun) 11:04:09削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/gazo2/imgboard.cgi
春爛漫、日本のカントリー・サイドの写真やコラムが載っています。
(上記URL参照)

●1853 「プロジェクトX世代」の反乱 笹山登生 102/04/14(Sun) 10:59:20削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020414-00000002-yom-soci
起業家を目指す中高年がふえているというこの記事。
私は、この世代の方を「プロジェクトX世代」と、勝手に名づけている。
会社はリストラされても、この世代の方の組織で培われた技術と執念は、立派な資産だ。
これぞ、アングロ・サクソン的小泉構造改革に対する中高年世代の反逆じゃ−。

●1852 学校給食にもインフォームド・コンセントが必要 笹山登生 102/04/14(Sun) 09:52:54削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020413-00000007-mai-l04
「教師や生徒たちの納得のもとで、学校給食に牛肉を使用すべし」との、浅野知事の主張であるが、この意見は、私の意見と一致している。
「学校給食の児童は、業者たちのモルモットか?」http://www.sasayama.or.jp/diary/2001nov04.htm などの、一連の学校給食に牛肉を使用することについての、昨年の狂牛病発生時の、私の意見をみていただくとありがたい。
ようするに、学校給食の食材にも、インフォームド・コンセントの考え方が取り入れられるべきとの考えである。
まさに、これこそ、総合学習の格好の場ではないのか?

●1851 高橋圭三さんのご冥福を祈ります。 笹山登生 102/04/14(Sun) 09:30:14削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020413-00000003-sks-ent
私の最初の選挙(1979)に、応援にきていただき、街頭車に乗っていただきました。
「車から見えない人にも、ご挨拶をする気持で」との、ご指導をうけたのが、印象的です。
そういえば、この掲示板にも、同じようなことがいえそうですね。
謹んで、ご冥福を祈ります。

●1850 国民は、プロレスの裏舞台をみたような気がするかもしれませんね。 笹山登生 102/04/13(Sat) 20:12:18 No.1849へのコメント 削除
URL:
今日の毎日新聞は売れているらしく、昼過ぎには、もう駅の売店では、売れきれていたようですね。
まだ、続編はあるでしょうね。
そのうち、「内部告発党」なんて、専門党ができるかもしれません。
でも、これじゃ、「イェロー・ジャーナリズム」ならぬ「イエロー・パーティー」ですね。

●1849 あそこには、湯川秘書がいる 吉田 つとむ(町田市議) 102/04/13(Sat) 19:00:55 No.1848へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
江田五月さんのところには、政策秘書として湯川秘書がいるので、しっかりしているのでしょう。
別の問題でもこのことは書いたことです。
あの湯川秘書は、国政調査で大変しっかりした人物です。
その秘書があって、江田さんもあのようにふるまえるのでしょう。

●1848 江田さんはえらい! 笹山登生 102/04/13(Sat) 12:25:23削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020413-00001020-mai-pol
官房機密費のディスクロージャーで、みんな「記憶にない。」とか「単なる私的メモ。」と、シラを切るなかで、江田さんだけが、上記のように認めている。
55年体制と、それに間歇的に続いた自社さ体制の総括検証の意味でも、勇気ある行動だとおもう。

●1847 IMFは、依然、日本経済回復に悲観的。 笹山登生 102/04/13(Sat) 10:14:36削除
URL: http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2002/01/pdf/chapter3.pdf
2002年4月9日のIMFの「World Economic Outlook」(上記URL参照)では、各国の景気後退などについての歴史的な経緯を交えた分析をしている。
このなかで、「日本は、他の工業諸国とは、著しく異なった動きをしており、第二次世界大戦以降、世界工業国のなかで、唯一、デフレーションに直面している国となっている。1993年以降、第三番目の景気後退局面にはいっており、これは、他の景気後退国と同じ様相を示している。とくに、デフレと構造問題のコンビネーションが、深刻化しており、追加的金融措置と構造改革の進展が、急務となっている。」と、分析している。

●1846 ファイルローグ側の反論 笹山登生 102/04/11(Thu) 09:24:32削除
URL: http://www.filerogue.net/20020410.html
リンクさせていただいている「音楽配信メモ」さんに、次のようなファイルローグ側の反論がリンクサれておりましたので、拝借し、掲載しますと、
>>>1 中央サーバを運営する会社がクライアントソフトを提供しており、前記中央サーバにアクセスしてファイルの送受信を行うには上記クライアントソフトを起動させることが不可欠であること 2 上記クライアントソフトは操作が簡単であり、かつ、上記ウェブサイトで使い方の説明をしていること等の事情がある場合には、利用者によるあるレコード複製物の送信可能化は、中央サーバ運営会社による送信可能化と評価されることになるとするものであります。このような基準が裁判例として確定してしまうと、弊社だけでなく、自社提供のクライアントソフトないし端末でしかアクセスできないような情報通信関連サービスを提供している業者全般がサービスの停止に追い込まれることになりかねません。>>>

というものです。
たしかに、クライアントソフトをダウンロードして、楽しむものは、結構多いですね。
例えば、私のページにリンクしているSpinnerなんてのも、その部類だし。
まあ、たとえていえば、タクシーに犯人をのせると、タクシーの運転手さんまで、犯人隠匿罪でつかまってしまうようなものですね。

●1845 個人情報保護法における「本人が容易に知り得る状態」と、「プロバイダ責任法」と、送信可能化権との関係 笹山登生 102/04/10(Wed) 14:54:01削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/digital/houan/01.html
個人情報保護法が、いよいよ、国会審議の場にはいるようだが、関係ないように見える、この「個人情報保護法」と「プロバイダ責任法」そして「著作権法」の中の「送信可能化権」の間には、微妙な関係があるのに気ずく。
「プロバイダ責任法」第2条「特定電気通信」の定義で、不特定の者によって受信されうる状態を生ぜしめれば、 特定電気通信がなされたと解釈される。
これは、著作権法第2条第1項第9号の5にいう 「送信可能化」状態を含む趣旨であると解釈される。
では、「個人情報保護法案」における「本人が容易に知り得る状態」とは、それがデジタル個人情報であれば、「送信可能化の状態におかれたデジタル個人情報」ということになる。
もし「送信可能化権」が、サーバー蓄積情報ばかりでなく、個人のハードディスクに蓄積された情報までふくむとするのなら、個人情報法における「本人が容易に知り得る状態」-すなわち、本人に通知しないでも公開可能な個人情報の範囲-は、とてつもなく広い概念となってしまうのではなかろうか。

●1844 (投稿者削除)
●1843 1842に追加:「個人のハードディスクは、法律的には、業者のサーバと同じ」という文化庁の見解 笹山登生 102/04/10(Wed) 11:59:49削除
URL: http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/008/010601.htm
上記URL参照。
しかし、特定の個人が、特定のハードディスクの占有権を有していると、どうやって、確定できるのか?

●1842 「ツール提供者」への送信可能化権侵害の司法判断のおよぼす影響 笹山登生 102/04/10(Wed) 10:10:21削除
URL: http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0409/mmo.htm
4月9日、東京地裁は、日本のファイル交換サービス「ファイル・ローグ」にたいし、差し止め命令をくだしたが、この問題の焦点である「ツール提供者」についても、送信可能化権侵害が発生するという判断は、今後、いろいろな面で波紋を呼ぶだろう。
とくに、P2P時代においては、クライアントサーバーと異なり、送信者とサーバーとが一体となっているのだから、個人のハードディスクに共有ファイルソフトを有すること自体、「ツール提供者」とみなされるわけだから、コンピュータを持つ個人の多くが、著作権侵害者の可能性をもつことになる。
まして、同じ、ハードディスクを持つ日本人個人が、アメリカに滞在している場合は、送信可能化権侵害から免れるのに、同一人物が、同じコンピュータを、日本国内に持ち込むと、送信可能化権侵害の恐れが生じるという、矛盾が生じる。
機械に弱い司法の判断が、健全なユビキタス時代の到来をさまたげることのないように、しっかりした司法判断を勉強してもらいたいものだ。


●1841 予想以上のペイオフ解禁効果  笹山登生 102/04/10(Wed) 06:48:27削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020410-00000001-yom-bus_all
1月16日の私の発言「ペイオフ解禁を家計サイドでみると」http://www.sasayama.or.jp/diary/2002jan16.htm で、家計決済機能の大手行への移転を予測したが、上記URLでは、それが予想以上の展開となってなっているとのことである。
この傾向が、これからじわじわ、ボデーブローのように効いてくるだろう。
金融危機の本番は、これからだ。

●1840 政治や官邸・金融庁が、みずほ銀行を責める立場にはない。 笹山登生 102/04/09(Tue) 23:23:36削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APLKGlSJUgt2CuILZ
ペイオフ解禁・3月危機・不良債権処理を勢子にされての、やむをえざる4月1日開業。
まず合併先にありきの状況のもとで、システム構築のメーカーも、体系も違う中でのインターフェースを保つのは、容易なことではなかったはずだ。
民間企業としての社会的責任はとわれるにしても、政治や官邸・金融庁が、共同責任を回避し、世間の指弾の尻馬に乗るような言い方をすることは、問題だ。

●1839 (投稿者削除)
●1838 「沖縄島紀行-渡名喜島」に、アクセスが集中 笹山登生 102/04/09(Tue) 14:31:33削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/webalbum-tonaki/disp.cgi?dir=.&cache=5&pid=1
どういうわけですが、このサイト(上記URL参照)にアクセスが、集中しているんです。
でも、このような忘れられがちな島に、関心が集まっているということは、いいことです。
昨年は、この島は、台風が停滞して、大変な被害を受けました。
改めて、離島振興の必要性が実感された年でした。

●1837 地方議員の自立のためにも 笹山登生 102/04/09(Tue) 08:28:28 No.1836へのコメント 削除
URL:
>>地方議員(政治家)が少しでも「自立」していけるように取り計らっていくことに務めています。>>
自立は大切なことですね。00議員系列といった地方議員のあり方をなくすためには、同等の控除制度が必要だとおもいます。
とくに、地方議員の場合は、 政党に属さない方が多いのですから、その点は、十分配慮しなければならないのではないでしょうか。
こうした政界の状況では、ますます、無党派が増えるばかりです。
「政治の浄化のためには、無党派の力をふやすことしかない。」--こんな考えも、これからますます強くなってくるのではないでしょうか。
このことは、反面、新しい政治の可能性を拓くことになると思い、私は、この傾向の加速をよろこんでおります。
その自立のためにも、地方議員の寄付金の控除制度の導入は是認されるべきです。

●1836 地方議員への寄付金にも、控除制度を! 吉田 つとむ(町田市議) 102/04/09(Tue) 08:09:25 No.1835へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
ご存知のように、政令指定都市を除く、市町村会議員(後援会)への個人寄付にたいして、その控除の制度がありません。
すでに、甲府市議の野中一ニ市議の提唱で、その改善を求める意見書を、甲府市議会と町田市議会は送付しました。引き続き、他の自治体議会にも呼びかけているところです。
政治家の政治活動に関して、個人からの寄付がほとんど存在しないのですが、少しでも国民(住民)寄付になじんでもらうための手法です。地方議員(政治家)が少しでも「自立」していけるように取り計らっていくことに務めています。
実際に、国会議員や都道府県議・政令市議と、我々に税制で差別があるのを改善すべきと言う意見にうなづいてくれる人が増えてきました。


●1835 もっと地道な道州制へのステップを 笹山登生 102/04/09(Tue) 07:17:40削除
URL: http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20020408s
道州制というと、決まって、大前氏を思い出してしまうほど、 いわば、短期には実現不可能の問題を持ち出して、当面の課題を先送りする、目くらましに使われた、かなり手あかのついたビジョンとなってしまっているのが現実である。
もし、これに本格的に取り組むのなら、こんな手垢のついたビジョンよりも、具体的に、北東北三県についての総合予算的な統一国政要望なり税制要望を作り、毎年の国への予算要望の重複化をさけ、三県共通の税制要望をするという、身をきることもしないと、切実でリアルなものとなってこないのではないのか。
いま、総合予算化したり、一国二制度となっているのは、北海道や沖縄であるが、その辺のマクロの課題から考えないと、ただ、 好き合っている地方の県があるというだけで、 道州制を考えるのでは、余りに稚拙であるとおもう。

●1834 原則自由 但しオープン! 影絵 102/04/09(Tue) 02:16:12削除
URL: http://
ができるでしょうか?。 企業・団体から見て旨味は無くなりますよねぇ しかし もう如何にかしない事には 無能ゆえに何もせず 従って歳費だけで十分満足する そんな連中ばかりに成るのではないでしょうか。 行動力の有る政治家ほど 政治資金の罠に嵌まり易い事に成って仕舞います。

先日来この件で資料集めたり 悪い頭を捻たり 彼方此方で聴き回ったりしているのですが 私の周りの人達の中には答えは無い様です。 気が無いと言うのでしょうか 非難はするのですが では「貴方は如何するのか?」と 問うと逃げてしまいます。

有権者一億百万人*千円=一千十億円/衆・参議員730名=一億4千万円なのですが 一人として同調しません 何とも一層不思議な位です。 
先日 日経の記者と話す機会が有りましたので こお言うことこそマスコミが音頭を取るべきだ と話してみましたが 声も有りませんでした。


>現在の政党助成金は、政治家を公的な金で措置化することによって、政治家を矮小化させてしまう、措置政治家発生装置とでもいうべき、なんにもならない制度だとおもいます。


そうですね 云われる様な影響も有りそうですね。 私は別の観点から(中途半端)無駄な制度だと思って居りました。 
税での負担は供給主体をぼかしてしまいますので 賛成しかねるのですが この際そんな事も云って居られないのかも知れません。    

●1833 きれいごとの政治改革で、 かえって地下に潜らせてしまった政治資金規制 笹山登生 102/04/08(Mon) 17:08:19削除
URL: http://www.nwj.ne.jp/public/toppage/20020227articles/WA_ugo.html
影絵さん。こんにちは。
政治資金規制については、どうしても、世間の目を気にし、きびしすぎる規制を、政界みずからに課し、結局は抜け穴と不透明さを増してきたようにおもいますね。
もっと、献金は自由にした方がいいのかとおもいます。
それと、現在の政党助成金は、政治家を公的な金で措置化することによって、政治家を矮小化させてしまう、措置政治家発生装置とでもいうべき、なんにもならない制度だとおもいます。
いま、アメリカでも、エンロン問題の余波で、ソフトマネーの全面禁止の動きにあります。(上記URL参照)
アメリカの政治資金では、ハード・マネーとソフト・マネーがあり、ハード・マネーは、政治活動委員会(Political action committee)(PAC)を経由していく金で、ソフト・マネーは、政党に対して無制限で提供することの出来る資金です。
政治資金は自由競争の世界にした方が、かえって、分かりやすいものになるのかもしれません。
でも、こんなこと、正面きっていう政治家は、余りいないかもしれませんね。

●1832 小泉首相に資金疑惑? 影絵 102/04/08(Mon) 14:38:59削除
URL: http://
影絵です。

とうとう小泉首相本人にに迄 資金疑惑が出てきました。 真偽の程は
此れからですが もうどうしょうも無いですね。 政治活動に金が掛か
るのは当たり前だと思うし 何処からか集めるしか無いのです。
真面目に活動すれば するほど経費は増えるのです 自分で組織を動か
してみれば 直ぐ判る事だと思うのです。

企業・団体が出せば見返りに 不当利益を求めるのは当然でしょう。
そうでなければ株主や 構成員に対する背任な訳ですから 我々国民が
出すしか無いのですが 多寡が年間千円か二千円の事で この繰り返さ
れる疑惑を 発生させ無くさせる事が可能なのに 何ともはや!!!。

「日本国民のたかり根性」は これでも変わらないのでしょうね。


●1831 加藤紘一さん、議員辞職表明 笹山登生 102/04/08(Mon) 14:02:40削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#1693
なんとも、複雑な気持だが、私のこの掲示板の1693(上記URL参照)で、図らずも述べた通りの展開となってしまった。
それにしても、ただマスコミに追随し、マスコミの報道をそのまま根拠にして、国会の場を、つぎからつぎへと、血祭りの場と化してしまう、 立法府の無力さよ。

帰去来辞
   陶潜(陶淵明)
帰去来兮 田園将蕪胡不帰 奚惆悵而独悲 悟已往之不諌 知来者之可追 実迷塗其未遠 覚今是而昨非 舟揺揺以軽揚 風飄飄而吹衣 問征夫以前路 恨晨光之熹微


●1830 桜みるとき、桜守もわすれないで笹山登生 102/04/08(Mon) 12:28:56削除
URL: http://www.sanin-chuo.co.jp/column/rashinban/2001/0408.html
福島県三春町の滝桜が満開とのウェブ情報だが、このさくらは、岐阜県根尾村(根尾谷)の淡墨桜、山梨県武川村(実相寺)の神代桜とならんで、日本三代桜と称されるものである。
確か、この桜にも、これを守る代々の桜守の家があったはずだ。
ここには、私が、職場で机を並べた伊藤寛町長さん−いまもそうかな?-も、おられる。
桜守で有名なのは、京の桜守 佐野藤右衛門さんだが、これに限らず、巨木の桜には、それなりの桜守がいる。
上記URLは、全国の桜守の概要だが、いずれも、尊敬すべき方々だと、私は思う。
http://plus-o.co.jp/sakura/s_01/index.htm のサイトも、巨木桜を取り巻く人間模様がわかっておもしろい。 
桜をみながら、それを守ってきた人間像を見るのも、政界のごたごたに厭き厭きしたときの、一服の清涼剤となる。 



●1829 (投稿者削除)
●1828 (投稿者削除)
●1827 Adaptive Design または、Adaptive Fashionについてのリンク集 笹山登生 102/04/08(Mon) 08:49:37 No.1823へのコメント 削除
URL: http://www.msconnection.org/links.htm#AdaptiveFashion
吉田さん。1825に追加ですが、Adaptive Designは、Adaptive Fashion ともいい、上記に詳しいリンク集ガありますので、ご参照ください。
なお、Adaptive Designには、インテリアもはいるようで、これは、ユニバーサル・デザインの領域でもあります。

●1826 ニッチ産業をどう具体化していくか 笹山登生 102/04/08(Mon) 08:28:04 No.1824へのコメント 削除
URL: http://www.niche.tohoku.ac.jp/annai/ics.html
キミヒさんのいわれる「小さな大企業」、いい言葉ですね。
そのために、いろんな動きがあるとおもいます。
上記は、東北大学のなかのニッチの技術的シーズ−種−を、煩わしい教官実務から開放し、産業化への糸口をみいださうとする動きです。
そのほか、ニッチ産業同士をネットワーク化する動きもありますね。北海道でみるクラスター化の動きです。
ニッチの差別化の種類も、1823で吉田さんが提起されたような方向もありましょうし、いろんな切り口があるとおもいますね。
これまで、日本は規制緩和一辺倒を唱えていれば、政治的役割は済んでいるような錯覚を、政治家はもっていた嫌いがありますが、もっと新しいパラダイムでの切り口が、このようにあるはずです。
そして、それへのインセンティブのあり方も考えなければなりません。

●1825 ユニバーサル・ファッションについて 笹山登生 102/04/08(Mon) 08:05:41 No.1823へのコメント 削除
URL: http://www.adaptivedesigns.com/photos.html
吉田さん。こんにちは。
ユニバーサルファッションについて、しらへてみましたが、これは、日本製の英語のようで、英語では、Adaptive Design というようですね。
その一例のサイトを、上記URLで載せておきました。
これには、お年寄りばかりでなく、標準体形と異なる方、または車椅子ファッションなどディスアビリティーの方など、概念が広いようです。
その意味では、まさに、ニーズの面からの、ニッチ産業ですね。

●1824 ニッチ産業の振興 キミヒ 102/04/08(Mon) 01:55:53 No.1822へのコメント 削除
URL: http://
ニッチ産業の振興について

 多分、同じ意見と思いますが、ニッチ産業というより小さな大企業
の創造ですよね。
1.「高くても安全、美味な食材」
2.「特定分野の市場独占力高い中小企業」
 1に関してサッポロビ−ルのエビスビ−ルもあります。

 以外に知られていない事に、精密光学機器は職人芸に支えらています。
 ドイツのメ−カ−は未だ日本を凌駕しています。

  ニッチ産業=隙間産業だと、コンビニが代表ですが大企業ですね。
 比内鶏、鹿児島黒豚みたいな伝統農業
 鋳型等の高度技術
 津軽三味線等伝統芸術
 これらの応用、発展と思います
 

●1823 産業発展に関する質問が増大 吉田 つとむ(町田市議) 102/04/08(Mon) 00:37:26 No.1822へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
当市の議会でも、「産業発展」、「中小企業支援」に関する質問が増えました。
一時の「構造改革」、「民営化」論議では、議員として満足できない様相が見えてきました.

私は、例のファッションの街を創る。「ユニバーサルファッション」の企業化、産業化の可能性を提起していこうと考えています。

●1822 「そろそろ、日本国内で食える中小企業の育成を」との発言 笹山登生 102/04/07(Sun) 11:25:28削除
URL:
今日のNHK野日曜討論会で、愛知中小企業同友会代表理事の(株)エステム社長 鋤柄 修さんだったか、そろそろ、グローバリズムに影響されない、日本国内で食える中小企業の育成をとの趣旨の発言をされていたのが印象的だった。
席上、鋤柄さんは、ヨーロッパの例も持ち出されていたが、これは、SMEプロジェクトを中心とするニッチ産業への支援だろう。
これまで、「世界に羽ばたく日本の中小企業」とのおごった掛け声の基に、グローバリズムに伍そうと、背伸びしている内に、足元の地価は下がり、中小企業の最大の与信基盤が崩れ、マーケットは、いつのまにか世界標準を武器とする海外企業に浸食されていった。
これらの苦い経験と、モノづくり全滅の危機感を、鋤柄さんは訴えたかったのだろう。
「規制緩和による新企業の起業化・ベンチャー支援」のみを金科玉条のごとく振り回す、大企業のお歴々には、分からない中小起業の危機である。
ベンチャーだのみの新産業創出では、そんなに簡単にいかないことを前提とし、いまある中小企業の資源をどう活かしていくかを、もっと国民的に考えていかなくてはならない。
そして、日本の中小企業は、高地価にささえられて今日があるという現実論を直視していかなくてはならない。
いまもとめられているのは、スモール・エンタープライズを核とした、ニッチ産業の振興である。


●1821 いたずらに、アジアの燃え草を拾うことなかれ。笹山登生 102/04/06(Sat) 22:35:21削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/main/20020406CPPI029606.html
小沢一郎さんが、>>軍事力増強を続ける中国を批判して「あまりいい気になると日本人はヒステリーを起こす。核弾頭をつくるのは簡単なんだ。原発でプルトニウムは何千発分もある。本気になれば軍事力では負けない。そうなったらどうするんだ」と述べ,(中略)、日本の核武装の可能性まで持ち出して、中国をけん制する姿勢をしめした。>>との上記URLの日経の報道だ。
この報道が本当だとすれば、一見、勇ましくみえるこのような発言の積み重ねが、石橋湛山先生のいわれる「アジアの燃え草」を拾うことに、結果的に、なってしまう。
日本の政治家こそ、ヒステリックになってはいけない。自重すべし。

小国主義者の石橋湛山先生いわく

「しかるに世人は、この原因と結果とを取り違えておる。謂えらく、台湾・支那・朝鮮・シベリア・樺太は、我が国防の垣であると。安(いずくん)ぞ知らん、その垣こそ最も危険な燃え草であるのである。しかして我が国民はこの垣を守るがために、せっせといわゆる消極的国防を整えつつあるのである。吾輩の説くごとく、その垣を棄つるならば、国防も用はない。」
 


●1820 キミヒさん。本当に私も、これを懸念するんですよ。 笹山登生 102/04/06(Sat) 22:26:44 No.1816へのコメント 削除
URL:
>>バブル崩壊後、企業部門の不況はシ−ルドされ、家計部門の貯蓄は増加していましたが(企業部門から家計部門への)転移は悪魔のシナリオ>>ですよね。
でも、すでに、ペイオフは、企業部門のリスクを家計部門にも分担させようとする意味も、結果的にもっているのですし、企業部門での不良債権をきれいにすることも、家計部門屁の与信を厳格化することによって達成できるのですから、この転移は、もうはじまっていると見ていいでしょうね。
庶民の目からみて、金融担当大臣が悪代官の顔にみてくるのも、もう少しのことでしょうね。
これに対応でき、転移をシールドしうるスキームを、早急に作らねばなりません。

●1819 (投稿者削除)
●1818 (投稿者削除)
●1817 (投稿者削除)
●1816 企業部門から家計部門への不況の転移は阻止すべき キミヒ 102/04/06(Sat) 21:39:45 No.1811へのコメント 削除
URL:
 企業部門から家計部門への不況の転移をしたら、
個人消費が落ち込むので癌の末期でしょうね。
 輸出が回復しても、内需の十数分の一でしょう。

 住宅ロ−ン破産は地価下落の促進因子で不良債権
をさらに増大させる点で、企業の債権整理と事情が
異なります。

 バブル崩壊後、企業部門の不況はシ−ルドされ、
家計部門の貯蓄は増加していましたが転移は悪魔
のシナリオで、不動産の再暴落は株価暴落の引き金
を引き、ペイオフの頻発による社会不安を誘導する
のでしょうか?

●1815 ワイアレス・フアイデリティーは、新しいインフラになりうる。 笹山登生 102/04/06(Sat) 15:11:08削除
URL: http://www.nipc.gov/publications/nipcpub/bestpract.html
このところマグドナルドなどで、一定の店舗で、コンピュータの無線LANが使える店があるよね。
これを、もっと規模を拡大し、ある町のスクエアなどにいくと、無線のLANが使えるようにするというのが、上記URLにみるようなWireless Fidelityの発想だ。
一定範囲の微弱電波で、逆に人をフェロモンのごとく集めようとしようとするものだ。
いってみれば「ユビキタス時代」の「界隈」を、このインフラで作ろうとするものだ。
たとえば、こんな具合にね。
>>国会議事堂の近くの憲政記念館の[広場]あたりにいけば、無線LAN情報が集まり、それに興味を示す人も集まってくるから、人々同士の議論も、その広場で活発になるかもしれない。>>といったスキームだね。
もっとも、不穏分子も集まってくるかもしれないわけだから、その思惑どうりにいくかどうかは分からない。
でも、新しい都市のインフラになりうることは確かだね。

●1814 コピーコントロールつきCDは、消費者の聴く権利を侵すか? 笹山登生 102/04/06(Sat) 14:32:23削除
URL: http://alex.s9.xrea.com/#6
米国民主党のRick Boucher下院議員は、かねてから、「コピー防止機能付きCDは、消費者の聴く権利を侵す。」と、主張しているが、このほど、消費者団体のConsumer Electronics Associationも同議員の見解を支持する姿勢を示した。
上記URLは、コピーコントロールに関する動向のリンクであるが、この一カ月、業界でのコピーコントロールの動きが急速に高まっていることがわかる。

●1813 人権擁護とオープンソースと『ピーカブーティー』との関係 笹山登生 102/04/05(Fri) 11:20:24削除
URL: http://www.zdnet.co.jp/news/0105/14/e_meeks.html
『ピーカブーティー』とは、検閲迂回ソフトウェアで、いくつものプロキシと、匿名ソフト経由で、 発信元の検閲が不可能なソフトのようだ。
これにたいして、なんで人権擁護団体が協力関係をもとめているかといえば、人権侵害の情報が、官製の検閲閲覧ソフトに引っかからないための駆け込み寺の役割を果たすというものらしい。
日本の巨大掲示板では、いま、すでにプロキシ規制がされていて、いざとなれば、発信元はわかってしまうシステムになっているのだから、本当の意味での匿名社会は、まだ、ネット上では完成していない。
ここでは、プロキシが、結すぼれ−リング状−のようになっているのだから、堂々巡りで、特定のプロキシを特定できないようになっているらしい。
このことは、社会的にみて、両刃の刃の働きをする可能性があるので、いちがいに人権擁護団体の立場のみを支持するわけにはいかないのだが、ネット時代の新しい人権運動ともみてとれなくもない。
これが、さらに、オープンソース運動とも結びつくと、もう一つの新たな社会運動ができてくることになる。



●1812 うん。これは正論。 笹山登生 102/04/05(Fri) 08:08:52削除
URL:
いま血祭りにあげられているある政治家の掲示板に、こんな意見があった。
「この状況下でも政策を国民に提示すべきです。とにかく政治家は政策が全てです。政策を出さずにスキャンダルの弁明をするだけなら存在意義は全くありません。」
うん。これは正論とおもうね。
掲示板が、ただの一時の事件の弁明のみだったら、閉鎖した方がいいんだし、「いかなる政治的立場の困難な中にあっても、意見はのべ続ける。」−という「戦前の弾圧下のアナーキスト的感覚」が、この際もとめられるのではないのかな?
それにしても、発言母体と、ウェブ管理者とが遊離していると、このようなチグハグ現象が、ウェブ上でおこる。
防空壕のなかで、無線のキーをたたき続けるような気持で、御自らが、キーボードをたたき続ける執拗さが、この際必要だ。

だって、そのために、インターネットはあるようなものじゃないのかな?

●1811 企業部門から家計部門への不況の転移 笹山登生 102/04/04(Thu) 21:05:17削除
URL:
3月危機を何とか、カラ売り規制で乗り切ったかに見える日本の経済だが、むしろ、これからは、家計部門での不況感が今以上に深刻化してくるであろう。
とくに、金融機関のお化粧を剥がさないための、住宅ローンを中心とする、厳しい選別が、家計部門につらくあたってくる。
小泉さんは、これも、「自己責任」、「ご個人の御判断やお考えによってお決めになること。」という決まり文句で応対するのだろうか。

●1810 今週の「Rhapsody」は、オープンソースの手本 笹山登生 102/04/04(Thu) 20:48:33削除
URL: http://www.listen.com/
リンクしている「音楽配信メモ」さんの紹介で、今週限定のただで音楽聴き放題の企画は、まさに、オープンソースの時代になればかくやとおもわせる快挙である。
もうすぐ、ただで聴ける今週がおわってしまうのは寂しいが、こうして聴いてしまうと、「有料配信でもいいやっ。」となってしまうのだから、不思議である。

●1809 原種を守る動き 笹山登生 102/04/04(Thu) 11:55:06削除
URL: http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20020404j
上記URLは、生きた形で原種を守ろうとする秋田県西木村の動きであるが、 これが本当のふるさとづくりだ。
外来よりの移入・輸入の種と原生の種を峻別し、それを生きた形で保存する。
これこそ、エコ・ミュージアム的発想だとおもう。
これらの動きが、全国の町村に飛び火していけば、真の意味での回廊づくりが、日本列島でなされることになる。

●1808 武部さんの続投、決まりましたね。 笹山登生 102/04/04(Thu) 07:30:44削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/01/20020403it12.htm
私は、かねてからテレビの場などでいっていますように、このBSEの問題は、農政の構造的な政策欠陥の問題なのであって、大臣を交代させても、何の意味も無く、むしろ、消費者対策などやるべきことはいっぱいあるということ、そして、武部さんが、せっかく全箱検査をやるといっているんだから、これだけは、完璧にやらせるべきである、という考え方です。
一時の政局にBSE問題を利用するなど、もっての外です。

●1807 「尾瀬に携帯は必要か?」論争 笹山登生 102/04/04(Thu) 07:11:49削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/04/20020402i206.htm
上記URLのような論争が起こっているようだが、私の沖縄の離島での経験からすれば、 携帯アンテナ設置は賛成。
沖縄の離島は、山が少ないので、ちょっと小高い所にアンテナを設置すれば、全島どんなジャングルの中でも携帯は使える。
これが、ちょっとした異種快感を おぼえるのだ。
辺境から永田町に。ダイレクトに電話がつながるといったぐあいに。 
ある島で、海岸近くに車を寄せすぎて、車輪が砂に埋まってしまって、往生したことがあった。
全く人気のいないところで、途方にくれたが、携帯が通じたおかげで、救援隊を派遣してもらったという経験もある。
そんなこんなで、必ずしも、携帯は、自然環境保護と矛盾するものではないと、私は思っている。

●1806 WHO報告(1996年)当時の責任者は?だと。 笹山登生 102/04/03(Wed) 20:45:50削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20020403CPPI010303.html
おやおや、とうとう、ポイントをついてきましたね。

●1805 デフレ下での現役世代と引退世代との間の所得分配について笹山登生 102/04/03(Wed) 10:20:15削除
URL:
昨日のニュースステーション、ご覧になっていただけましたか?
その後、いろんな所から反応がありまして、いまだオールドメディアのテレビの威力健在と、わかった次第です。

ところで、ちょっと遅れましたが、先月3月30日の日経新聞30面に、国立社会保障人口問題研究室長の大石亜紀子さんが、標題のような興味深い分析をされていましたので、ご紹介します。

それによると、デフレ経済のもとで、現役世代と引退世代との所得分配に影響を与える要素として、次の3つがあるとしています。

第一は、引退世代は、多くの金融資産を有しているのに対し、現役世代は、住宅ローンを多く抱えている。結果、現役世代不利。

第二は、名目賃金は下方硬直的なので、デフレ下では、実質賃金上昇−労働需要減少−失業者増−失業コストは、現役世代負担。結果、現役世代不利。

第三は、公的年金の給付設計において、厚生年金の給付額決定の際、受給者の過去賃金と現役世代の手取り賃金との間の再評価に際し、参照される過去賃金とは、相対的に高賃金な厚生年金加入者の平均賃金となっている。−多数の非正規労働者や失業者の存在はカウントされない。−現役世代全体の所得がふえていないのに、引退世代の年金給付額は、ふえてしまい、現役世代にかかる保険料も増加。結果、現役世代不利。

以上から、デフレ下では、圧倒的に、現役世代は、不利。

この不均衡を解消するものとして、相続税と贈与税の減税が必要。

しかし、一方で、引退世代の3割は、100万以下の金融資産しか持っていない現状をみても、引退世代内部間の格差が広がりつつあるので、同時に、年金課税や資産課税、高所得者層への年金給付見直しなどの措置が必要になる。

●1804 (投稿者削除)
●1803 今日の10チャンネル「ニュースステーション」に、またでます。 笹山登生 102/04/02(Tue) 20:36:30削除
URL:
今日、BSE調査検討委員会の報告書がでた関係で、また出演するのですが、正直いって、今日の報告書には、ふたつの点で不満があります。 
ひとつは、あまりにも、リスク評価の手法論に結論をつかいすぎていること、本来のトレーサビリティ確保のための具体策には、全然触れられていないという、リスク評価偏重報告書であること。
もう一つは、厚生省のこれまで果たしてきた役割で、平成8年4月の当時の厚生大臣への建議で「狂牛病汚染肉が食されることのないような万全の対策」が建議されたにもかかわらず、その後の旧厚生省の動きがほとんど見えなかったことへの評価が、この報告書では抹殺されていることなどです。
当時の厚生大臣は、誰だったでしょう?
そんなこんなで、今日の出演は、みなさんに、やや、過激なものと映るかもしれません。 

●1802 東郷氏の言い分 笹山登生 102/04/01(Mon) 19:45:40削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020401-00000111-yom-pol
このうちの、「北方領土問題は、『四島一括返還』の御旗を掲げるだけでは動かない。」との言い分は、その通りだろう。
棒を飲んだように、『四島一括返還』を言い続けていても、実際の動きはないだろう。
私が、「二島先行返還論」を唱えていたのも、その現実論からだ。
お題目だけの四島返還論だったら、今すぐ政策課題から外すべし。 

●1801 これがYahooのエイプリルフールのニュース笹山登生 102/04/01(Mon) 17:56:36削除
URL: http://event.yahoo.co.jp/docs/event/20020401/20020401.html
この記事の写真を拡大表示させ、しばらく見ていると、エイプリルフールのニュースだとわかるんだそうで。 


●1800 (投稿者削除)
●1799 (投稿者削除)
●1798 大学誘致よりもフリースクール を地方に! 笹山登生 102/04/01(Mon) 09:51:31削除
URL: http://center.ed.kanazawa-u.ac.jp/~wtnabe/study/mapping.html
フリースクールといいますと、日本では、なにか、登校拒否児童のためのスクールのような狭義の概念にとらえられがちですが、海外のフリースクールは、それよりも、硬直化した教育システムを、時代の価値観にあったものにする、公教育の硬直性に対する拮抗力の働きをするものとしてとらえられています。
1758でのべた、なくなった阿波根さんが目指した、デンマークのフォルケホイスコーレも、明確な教育哲学理念を持ったフリースクールといえます。
私は、このフリースクールの概念の導入が、いたずらなサッチャーリズムをまねた教育の民営化よりも、内容的に、日本の硬直化した教育を柔軟にしうる黒船になるものと期待しています。
にもかかわらず、地方において、依然として、大学誘致といった昔ながらの運動がつづいているのは、助成目当てのものが強いのでしょう。
「大学誘致よりもフリースクールを」その言葉を全国のいまも迷える自治体の首長さん達に捧げたいとおもいます。
おっと、私の足元にも、そんな方いましたっけ。


●1797 (投稿者削除)
●1796 (投稿者削除)
●1795 報復が報復を呼ぶことについての世界的責任を感じ、果たすべきとき 笹山登生 102/04/01(Mon) 09:13:52 No.1794へのコメント 削除
URL:
イギリスのブレア首相がいち早くアメリカの主張にたった「テロに対する国際協調」に引きずられた格好で、かねてから、このホームページでもいっているような「爆弾と援助物資とが同時に降って来る。」という、報復戦争へと突入しているのですが、アフガニスタンの地震の被害にあえぐ人々などを映像でみれば、はたしてこの戦いは正義だったのかと、疑いの気持も沸いてきます。
国連も、消火器だけを持ってうろうろしているような、おためごかしの難民救済に走るよりも、これ以上難民が発生しないための発生の予防救済に世界的責任を果たすべきでしょう。
そして、わたくしどもも、 報復が報復を呼ぶことについての世界的責任を 感じなければなりません。

●1794 ナチスと同じ? 影絵 102/04/01(Mon) 08:17:51削除
URL: http://
おはよう御座います。

珍しく5時前に目覚めて仕舞い 朝刊を見て暗い気持ちにさせられました。 中日新聞「ヨーロッパ展望台」で熊田 亨氏が以下の様に書いて居るのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・ 
パリのルモンド紙に依れば イスラエルの軍部を代表する参謀総長が議会の国防外交委員会で 「テロの疑いで一斉逮捕したアラブ人青年の腕に { 数字を刻印 }して追及を強化する。」と表明した。 流石にナチスから逃れ生き残こった数人の議員の反対で 取り消された。
・・・・・・・・・・・・・・・・

自分達が「ナチスの暴虐」の証として 民族的に告発してきた事を自ら他民族に対して行おうとした訳です。
どちらに肩入れする物では有りませんが イスラエルをして其処までの狂気に追い込むこの 報復合戦は本気で止めさせないと民族虐殺を招きかねない所まで来ているのではないでしょうか。

日本では何の役にも立たないのでしょうね 気鬱な日に成りました。

●1793 キミヒさん。レス遅れてすみません。 笹山登生 102/04/01(Mon) 07:25:56 No.1786へのコメント 削除
URL:
すべては、明日のBSE検討委員会の報告まちといったところでしょうが、これまでの所、同じ罪なのに、雪印食品にのみ、世間の非難が集中してしまったということは、いえますね。
雪印関係の皆さんには、つらいことになってしまいました。 
ですから、全箱検査で、せめて、平等のディスクロージャーをすべきというのが私の主張です。 
大阪、横浜など、すでに対象物件を焼却してしまったものについても、内部告発のあったものについては、事実関係について、関係者の精査をすべきでしょう。

●1792 ムーディーズの日本の銀行格下げの元記事 笹山登生 102/04/01(Mon) 07:17:48削除
URL: http://www.moodys.com/moodys/cust/displaySummary.asp?busLineId=6&original=1&document_id=1501400000003205
上記URLが、1787で書いた「ムーディーズ、大手銀行の財務格付けを、おおはば格下げ 」の元記事です。 

●1791 中田宏さん、横浜市長ご当選おめでとうございます。笹山登生 102/04/01(Mon) 06:40:53削除
URL: http://www.sankei.co.jp/news/020401/0401sei003.htm
中田さんとは、無所属の部屋でご一緒で、サロン的な雰囲気のなかで、ご交流いただきました。
これで、交流いただいた、政令都市の市長さんでは、広島の秋葉市長さん、横浜の中田市長さんと、段々ふえてきましたね。
中田さんとは、「捕鯨賛成」のスタンスを除いては、ほぼ同じでした。
御活躍を祈ります。
ところで、昨日の産経の誤報は、結果的に、本当の誤報となってしまいましたね。
上記URLが、産経の今日のニュースです。誤報分は、記念にしっかりHTML化してあります。


●1790 (投稿者削除)
●1789 産経さんから、以下のようなお詫びが出て、リンクが取り消されましたね。でも、15分間てことはないとおもうんだけど。 笹山登生 102/03/31(Sun) 22:54:05 No.1788へのコメント 削除
URL: http://www.sankei.co.jp/news/020331/0331sei105.htm
【お詫び】31日午後9時3分より約15分間、横浜市長選の当選者報道を行いましたが、同選挙は現在集計中で当選者は確定しておりません。ご迷惑をおかけいたしました。


●1788 産経新聞は予言者か? 笹山登生 102/03/31(Sun) 21:30:40削除
URL: http://www.sankei.co.jp/news/020331/0331sei105.htm
上記URLのように、開票前に、横浜市長選挙結果の記事がでているとは。びっくり。

「任期満了に伴う横浜市長選は31日投票、即日開票の結果、無所属で現職の高秀秀信氏(72)=自民、公明、社民、保守推薦=が、前衆院議員(無所属の会、神奈川8区)の中田宏氏(37)に追い上げられ苦戦の末、中田氏ら無所属新人3人を破り、4選を果たした。(03/31 20:15)」だってさ。

●1787 大手銀行の財務格付けを、おおはば格下げ 笹山登生 102/03/31(Sun) 20:50:36削除
URL: http://www.collectors-japan.com/nevada/index.html
上記URLによれば、ムーディーズが、大手行財務格付けを引き下げ方向で見直しとのことである。
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは27日、東京三菱銀行など7行の財務格付けを引き下げ方向で見直すと発表した。東京三菱のほか、第一勧業、富士、日本興業、UFJ、UFJ信託、三井住友が対象。
実際に格下げされれば大半の大手行の格付けは13段階の最低水準になる。 ムーディーズは「大手行の財務基盤が悪化している」うえに政府が公的資金などを活用して必要な支援を実施する能力も「低下の傾向にある」と分析。「事業環境が改善する兆しがまったくみられない」と指摘している。


●1786 全箱検査についてキミヒ 102/03/31(Sun) 14:41:07削除
URL:
 この大不況で食品会社の倒産は残念に思います。

 全箱検査を止めて、業界として受け取り金を返納し
た方が混乱が少ないと思います。

 農水省も買い入れの際、きちんとした契約を結ぶべき
であったと思います。業界代表と「不正があった場合は
業界組合で、公金を弁済し、全箱検査の費用を負担する」
みたいな条文があったのでしょうか?
 この意味で、武部農相は責任重大と思います。
 族議員の影響もあったのでしょう。
 

 

 

●1785 高齢者ファッションの街 吉田 つとむ(町田市議) 102/03/31(Sun) 11:08:16 No.1784へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
笹山さん こんにちは
ご指摘のとおりです。
1 私が、自分の新年行事で中年のファションショーを開催していた。
2 町田市のトップがそれに注目し、高齢者のファションショーを開催し、注目を受けた。
3 町田市には、そうした中高年者の文化を伸ばす環境がある。
4 さらに、その分野をユニバーサルファッションという観点を「産業化」する方向を目指してはどうか。
5 4の製作には、元来大量生産には向いていません。そうした意味で、ここの消費者と向かいあえる産業立地として相応しいのではないかとするものです。
 まだ、議論として展開できるところには至っていません。
 欧米の例の件、お手数をかけますが、よろしくお願い致します。

●1784 1783に追加して−高齢者がファッションのユーザーとなった街という意味ですね。 笹山登生 102/03/31(Sun) 10:35:58 No.1783へのコメント 削除
URL:
その後の吉田さんのホームページをみますと、ユニバーサル・ファッションというキーワードにひかれられているということですから、「高齢者がファッションのユーザーとなった街」 といういみでの、 ファッションの街作りということですね。
欧米にそんな事例がないか調べてみましょう。

●1783 吉田さん。おめでとうございます。笹山登生 102/03/30(Sat) 17:37:06 No.1780へのコメント 削除
URL: http://www.city.machida.tokyo.jp/koho/koho/2001/1211/p1.pdf
いよいよ、新しい町田づくりですね。
ところで、吉田さんのご主張である「町田をファッションの街に」というキーワードにひかれ、今、どんな街が「ファッションの街」と称され、または、自称されているのか、ちょっとあたってみました。
類型的には、およそ、三つのタイプがあるようですね。
ひとつは、かつて「繊維の街」といわれた町の再活性化のためのキーワードとしてです。
桐生市、浜松市、韓国の大邸、新村などですね。
もう一つは、ファッションのユーザーが多くたむろしている街です。
下北沢、吉祥寺、原宿、渋谷、三宮、自由が丘などですね。
さらにひとつは、デザイナーが多く棲息しているであろうと思われる街です。
バリ、ミラノ、ニューヨーク、アントワープ、銀座、赤坂、青山、福岡、大連、上海などですね。
そうなりますと、町田市は、このうちのどれに属しているのかなといえば、学生の多い町という意味では、二番目のタイプなのですかね。
町田市に所在している大学とタイアップした、町づくりを考えてみてはいかがでしょう。
町田市学長懇談会なんてのもあるようですので。


●1782 (投稿者削除)
●1781 (投稿者削除)
●1780 選挙後でも、議会情報を求められた 吉田 つとむ(町田市議) 102/03/30(Sat) 16:02:48 No.1777へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
 お久しぶりです。吉田は、3期目の選挙で再選できました。
 その後、直ぐに3月の市議会に入り、表面上は静かで、水面下では激しい人事抗争があり、「自民党」と言う会派名は無くなり、無所属議員との共同で政党色を一掃した会派名「まちだ新世紀」を形成しました。決してそのことを推進したのが私でなかったのも特徴的なことでした。
 議会が始まるや、隣接市の贈収賄事件で、この3月8日まで町田市議であった元議長が斡旋収賄容疑で逮捕されました。(昨日、起訴されたと新聞にあります)
 掲示板の書き込みで、最近、選挙の記事ばかりだという書き込みもありました。努めて、議会情報・自分の政治的な見解を示していく必要性を感じました。

●1779 ふたたび、牛肉の全箱検査について 笹山登生 102/03/30(Sat) 10:10:35削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/04/20020329i215.htm
>>農林水産省は検査員を全国に派遣して再検査を行い、3月24日までに4310トンの
検査を終えたが、4月以降は、残りの牛肉を1カ所に集めて検査することにした。>>
とのことですが、まさか、1ケ所に集める過程においてのすり替えなんてないでしょうね。
こうなったら、現金輸送なみの厳戒移転輸送体制をとるべし。
それにしても、これほど疑ってかかられてしまう業界は、さみしいね。


●1778 金融危機は去っていない。 笹山登生 102/03/30(Sat) 08:55:00削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APKQiuyTtlZ_TY4qv
3月末の株価が11、000円台をキープしたことで、政府も日銀も、ホットしているようだが、だからといって、金融危機が去ったとはいえない。
月末の株価は、カラ売り規制によるもので、現在の状況はといえば、これまで、日本株を売っていたヘッジファンドが、カラ売りを禁止されたので、仕方なく買いに転換しただけである。
このあと、日本国債2段階格下げは、確実視されているし、ペイオフ解禁の影響もでてくるのだから、サッカーワールドカップがおわれば、ふたたび、日本売りの危機に見舞われることになるのは必至である。
カラ売り規制というのは、割高だとおもっていても、売る人がいなく、割安と思う銘柄だけが、買われるという、規制にたいして市場が、面従腹背的に反応しているだけだから、政権への支持が著しく低下するなどのショックで、その均衡が崩れ、市場の本音がでれば、たちまち、劇的な暴落につながるものであろう。
見せ掛けのファンダメンタルズに、政府も日銀も、こんな呑気によろこんでいるようなコメントをだしているようでは、明日が思いやられる。

●1777 渦中の人となってしまった時の政治家のホームページの対応は? 笹山登生 102/03/30(Sat) 01:52:45削除
URL:
このところ、次から次へと血祭りにあげられた政治家のみなさんのその後のホームページの対応をみると、三者三様で、その意味では興味がひかれる。
マスコミ報道に対する説明一辺倒、お詫び一辺倒、完全無視、そのようなタイプがあるようだ。
でも、お詫びを始めると、そこから、ホームページの内容が、一歩もでなくなる、内容的には、それ以外の更新がストップしてしまうということは、逆に、マスコミ報道にたいして、ホームページが拮抗力の役割を果たし得なくなってしまったことをあらわしている。
事件は事件として、逆境の時ほど、自らの理想を滔々と、ホームページで語った方がいいのではないのだろうか。
何も、一時の事件が、その政治家の全人格なり全政治理想を否定するものではないのだから。 
その方が生産的だと、私はおもうのだが。

●1776 匿名さん。情報ありか゛とうございます。  笹山登生 102/03/30(Sat) 01:11:42削除
URL:
昨日、全箱検査に方向転換、正式表明ですね。
それにしても、早々焼却してしまった大阪なんかは、実際どうだったんでしょうね。
今となっては、疑わしいことだらけです。
こうなると、ことの真相があきらかになってくるにつれ、雪印食品は、段々、業界全体の体質責任をかぶった犠牲者ってことになってきますね。

●1775 BSE:国産牛肉再検査、来月から全箱対象に実施 農水省 匿名 102/03/29(Fri) 20:46:01 No.1774へのコメント 削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020330k0000m040057000c.html
 国が買い上げた国産牛肉の再検査で、農水省は29日、4月から全箱の検査をす
ることを正式に発表した。全国の倉庫にある牛肉を1カ所に集め、集中的な検査態
勢にすることで、02年度いっぱいで終えるめどがたった。再検査をめぐっては、
「全箱」を要求する武部勤農相と、「手間がかかる」ことを理由に、抽出検査にと
どめたい農水省の事務方との間で綱引きが続いていたが、武部農相が押し切った。
 BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)の全頭検査前に出荷され、国が買い上
げた国産牛肉約1万2600トンは、全国259倉庫に保管された。
 同省は検査員を全国に派遣して再検査を行い、3月24日までに4310トンの
検査を終えたが、4月以降は、残りの牛肉を1カ所に集めて検査することにした。
首都圏で候補地を検討している。新たに輸送費用がかかるが、倉庫費用を削減でき、
検査員の旅費もかからないため、予算は増えない見通しだという。
 【BSE取材班】[毎日新聞3月29日] ( 2002-03-29-19:10 )

●1774 とにかく、全箱検査を、武部さんでやらせてみてはどうか。 笹山登生 102/03/28(Thu) 18:31:10削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020327k0000e040052000c.html
とにかく、全箱検査をやらないことには、消費者はすっきりしない。
武部さんは、全箱検査をやるといっているんだから。ともかく、それをやらせてみることが大事だ。
ここで、むやみに辞任論をあおると、逆に、全箱検査阻止論にきこえてくるね。

●1773 BSE問題の責任は、厚生労働省にもある。笹山登生 102/03/28(Thu) 10:13:40削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2002jan29.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020328-00000001-yom-pol に、みるように、農林水産大臣にBSE問題の責任を問う声が高まっているようですが、私の発言(上記URL参照)にすでに書いていますように、BSE問題については、旧厚生省所管の食品衛生調査会においても、おざなりにされてきた経緯からして、ひとり、農林水産大臣のみに責任があるのではなく、それを問うとすれば、厚生労働大臣にも、同等以上の責任があるものとおもわれます。 

●1772 (投稿者削除)
●1771 「音楽配信メモ」さんに、紹介していただきました。 笹山登生 102/03/28(Thu) 07:44:30削除
URL: http://homepage1.nifty.com/kraftwerk/
笹山登生の発言・寸感アラカルト「ピア・ツー・ピア時代に、日本の「送信可能化権」は、時代遅れ。」
http://www.sasayama.or.jp/diary/2002feb12.htm
を、デジタル音楽問題専門リンクの「音楽配信メモ」さんに、紹介していただきました。(上記URL参照)
光栄なことです。

●1770 飯田市での起業支援NPOの動き 笹山登生 102/03/26(Tue) 16:02:09削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020326-00000002-cnc-l20
このようなのが、もっとあっていいと思いますね。
いまや、ニッチ産業の時代なんですから。

●1769 口頭で注意てのは、ずいぶん甘いですね。 笹山登生 102/03/26(Tue) 15:57:31 No.1768へのコメント 削除
URL:
どのくらい不良品まじってたんでしょうね。
検査方法の選定に至るまでには、うよ曲折があったようで、妙なことに発展しなければいいんですがね。

●1768 ▼ BSE検査キットに不良品<3/26 13:00>  NNN24.COMあひゃひゃ Σ( ̄□ ̄;) 102/03/26(Tue) 13:13:07削除
URL: http://www.nnn24.com/26_1300_3.html
 BSEいわゆる狂牛病の検査に使われている検査キットに、陽性の場合にも反応
しない不良品が見つかり、厚生労働省がこの検査キットのメーカーに口頭での注意
を行っていたことが日本テレビの調べでわかった。不良品が混じっていたことがわ
かったのは、フランスで作られた検査キットで去年10月に全国の食肉衛生検査所で
スタートした牛の全頭検査で使われているもの。このうち不良品が見つかったのは
BSE感染の有無を判定する際、牛の検体を入れるのに使われる検査プレート。こ
のプレートには通常陽性や陰性に反応する抗体が塗られているが、この抗体が「塗
られていないのではないか」といったクレームが厚生労働省に報告されたという。
報告されたケースでは、検査中に不良品であることが見つかったため、検査上の問
題はなかったということだが、厚生労働省ではすでにメーカー側に対し口頭での注
意を行うとともに原因を調査するよう指示を出したという。ただし、BSE検査キットに
不良品が出たことについて管轄の自治体に対して厚生労働省から現在まで情報が
伝わっておらず、きょう以降、改めて通達を行うという。

●1767 「サーカス政治」の猛獣づかいは、時として、逆に、ムチうたれてしまうこともある。 笹山登生 102/03/24(Sun) 17:48:26 No.1739へのコメント 削除
URL: http://www.nwj.ne.jp/
「ニューズウィーク日本版」2002/03/27号(上記URL参照)は、日本の政治をワイドショーに持ち込み、 政治の大衆化を 促しているのが、「政界サーカスの演出者たち」であるとし、民主主義が、「国民が多くの情報をえることからはじまる。」とすれば、ワイドショー化下政治は、民主主義に背馳するものではないとしている。
ところが、この雑誌が発行されてからのち、このストーリーが、いささか、ドンデン返しをみせているのだから、発行者もあわてているだろう。
この紙で「テレビに出るのは、責任をはたすため。」と、おっしゃっていた、猛獣づかいのご当人が、急遽、ムチうたれなければならないはめになったのだから。
この掲示板の1739の「政治報道のスタンピード化」で、はからずも、、「メディアで有名になったものは、メディアに滅ぼされる。」といった言葉が、ここでは、現実になりそうな雲行きである。

●1766 地名は風土情報のサイン 笹山登生 102/03/24(Sun) 06:41:08削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/04/20020323i415.htm
上記URLは、地名に関する学識者が最近の市町村合併に伴う安易な市名の着け方に懸念を示したもので、私も、大賛成。
防災上の観点からも、地名には、その地特有な危険情報が潜んでいることがある。
たとえば、鳴滝などという地名には、水位がたかいことをしめしている。
長崎の同名の地に、土石流が発生したことは偶然ではない。
もっとも、地名には、プラスの要素もマイナスの要素もあるで、これに、いかなる情報を盛り込ませるかは、住民意識ともからむ。
少なくとも、あきるの市のような、足して三で割ったような判じ物の地名はご勘弁といったところだろう。

●1765 ストリーミング映像を保存できるソフト 笹山登生 102/03/23(Sat) 19:46:36削除
URL: http://www.gocyberlink.com/english/download/dl_file.jsp?dl_id=6
ストリーミング映像は、普通保存できないものとおもったのに、台湾で、上記URLでフリーソフトがダウンロードできる。
こうなると、ストリーミング映像も著作権の厳しい検証の対象にさらされてくる。

●1764 CBPという、一歩進んだ方式での、市民参加による計画策定 笹山登生 102/03/23(Sat) 17:45:58削除
URL: http://www.co.nobles.mn.us/Srdc/Executive_Summary.pdf
この頃、日本においても、CBP(Community Based Planning)という言葉を目にするようになった。
阪神大震災をひとつの契機として、これまでの形だけの市民参加とは違った、地域の計画づくりに、市民が本当の意味で参加する方式だ。
上記URLは、アメリカにおけるCBPの大まかな理念を書いたものだが、このホームページでも、この問題に、これから取り組んでいきたいとおもっている。

●1763 阿波根昌鴻(あはごん・しょうこう)さん が残した言葉笹山登生 102/03/23(Sat) 14:56:48 No.1758へのコメント 削除
URL: http://www.jca.ax.apc.org/heiwa-sr/jp/ahagon.html
《花は土に咲く。》
アメリカぬ 花ん 真謝原ぬ 花ん 土頼てぃ 咲ちゃる花ぬ美らさ・・・・    

アメリカの花も伊江島の花も土が頼りで咲いている。花の美しさよ。



http://www47.tok2.com/home/dugong/01.12_3.html
をみると、晩年の阿波根さんは、若い人にも、その生き方に感動をあたえたようですね。
このURLにある病床の阿波根さんは、昨年暮れの写真ですから、おそらく最後のお写真となったのかもしれません。


●1762 (投稿者削除)
●1761 匿名さん、そしてArata.Aさん、こんにちは。 笹山登生 102/03/23(Sat) 13:45:09 No.1759へのコメント 削除
URL:
Arata.Aサンには、私の阿波根昌鴻さん の記事、 紹介していただきありがとうございました。
>>今度の、週5日制の導入・教育の簡素化で 今より未成年社会の環境は 必ず悪くなります。>>
ですが、確かに、土曜日に両親が家にいる家庭は、田舎では少ないのですから、それを前提とした対応をとらなければならないでしょうね。
匿名さんのいわれる>>両親とも昼間は外出している家に集まるようになりました。>>というのは、想像されるパターンですね。
先生たちが休むことを前提にしての週5日制の導入であったら、こどもたちは、迷惑な話しですね。
部活を、指導の先生とともに、土曜日におこなうことができるとすれば、理想的なのでしようが、先生たちは、それでは困るといいだすでしょうね。
何年前か、ドイツのクラインガルテンを訪れたとき、クラインガルテンを環境教育の場にする際の一番のネックは、先生方が乗り気でないということでした。
ああ、いずこも同じなんだな、と、その時思いました。
総合学習の時間が設けられても、先生方が、こなせるのか、心配です。
宮沢賢治みたいな、先生としては、やや落ちこぼれぐらいの方が、総合学習の指導としては適しているのでしようけれども、勉強はできるが小才の先生方がどちらかといえばおおい現状では、望み薄ですね。
求められる教師像の変革こそが、先立たなければならないのでしようか。


●1760 田舎の教育環境は、必ず悪くなります Arata.A 102/03/23(Sat) 12:30:27 No.1759へのコメント 削除
URL: http://www.akina.ne.jp/~arata/cgi/nikki/diary.cgi
匿名さん、こんにちわ  文部省の押し進めてきた「ゆとり教育」の弊害ですね。
集まっている 一人一人の子供は、たぶん良い子なのです。 集団になると、悪くなるのです。
ただ、未成年は みんなで集まって悪いことをしていても 迷惑をかけていても
日本の社会では 罰せられない事、義務教育の教育環境で 学んでしまったんですよね。

都会においては「ゆとり教育」を 押し進めた官僚・政治家・評論家の子供・孫は
教育環境の良い(進学に有利な)国立の付属校・私立学校に進学させて(避難させて)
結果として 一般の国民には、より悪い教育環境での教育を 受けさせるようになったのです。

登校拒否をしているのは、子供だけでなく 義務教育の学校の先生もです。
登校拒否をしている先生も、子供の教育に熱心でない先生(一部ですが)も、
同じようにに給料をもらえること 努力しなくても 平等に権利が認められるのが未成年社会だと
今の子供たちは、知らないうちに 反面教育として 学校で 学んでしまっているのです。

未成年であれば、人殺しをしても罰せられない 悪いことをしても リスクを背負わない
そういう社会の仕組みを 知らないうちに学習してしまっているんですよね
難しい事は、学ばなくても 国が(文部省が)簡単にしてくれ 勉強しなくてもよくなる
世間が面倒をみてくれるという甘えが 子供の頃から しみこんでいるのです。
親の責任もあるんですけど・・・でも 立ち直る子は 年齢を重ねると立ち直りますから。

でも そういう子供が、毎年 新しく誕生するんですから 難しい問題ですね。
個人で、注意すると 必ず身内に危険がおよびますから 注意はしないほうが良いと思います。
私は、社会でルールを決めて 未成年でも厳しく罰するという方向に向かわないと
昔のイメージで不良集団に意見すると 必ず怖いことになるケースが 非常に多いです。
本当に怖い世の中になりました  ほんと、どうすれば良いんでしょうね!

今度の、週5日制の導入・教育の簡素化で 今より未成年社会の環境は 必ず悪くなります。
恵まれた一部の都会の子供のみが、恵まれた教育環境で教育され(人間的には欠陥ができると思いますが)
他の子供は、「にはちの論理」により より悪くなる子供が増えると思います。

●1759 教育 匿名 102/03/23(Sat) 02:00:21削除
URL: http://
 3月20日の午後2時頃、ある無人駅周辺で、中学校を卒業したばかりの9人が騒いでいました。
 この集団は、缶蹴り遊びをしていたのですが、それは見せ掛けだけのことで、騒いで嫌がらせをすることが目的です。
 過去に何度も缶蹴り遊びをしていたことがありますが、今までは注意はしませんでした。
 でも20日はあまりにもひどい騒ぎ方だったので注意をしました。
 すると謝罪するどころか開き直り、脅してきました。
 そのショックが今でも続いています。すでに3日が経過していますが、今でも恐怖と怒りと悲しみが続いています。
 この集団は、非常に危険であり、また巧妙であると思います。
 この群れが集まるようになったのは、約1年ほど前からです。
 両親とも昼間は外出している家に集まるようになりました。
 土曜、日曜、祝日、平日でも午後などに集まります。
 その数は、7人程度ですが、もっと多いときもあります。
 いったい何をしているのかよくわかりません。
 別に望んではいないのですが、たまには顔を合わせることがあります。
 そのときに挨拶をすることはまずありません。
 それどころか、悪態をつき、平然と悪口を言います。
 非常に不愉快で、不気味です。
 学校には何度か相談しましたが、何も解決しませんでした。
 野球をしているふりをして棒切れで石を打ってきたこともあります。
 猫を自転車の前籠に入れて走り回っていたこともあります。
 とにかくろくなことはしません。
 子供のことなので無理もないでしょうが、子供といってももう善悪の判断はできるはずです。
 

●1758 もう一面の阿波根昌鴻(あはごん・しょうこう)さん 笹山登生 102/03/22(Fri) 09:59:05削除
URL:
沖縄・伊江島の反戦地主運動で知られる阿波根昌鴻(あはごん・しょうこう)さんが、昨日なくなられたが、もう一面の阿波根さんを知らせる記事のないのが残念である。
阿波根さんが、反戦地主になるきっかけとなったのは、4万坪の敷地に、沖縄戦までに10年かけて作ってきたデンマーク式農民学校(農民が自活しながら無料で学習できる学校)が沖縄戦で失われ、学校建設のあかつきには先生にさせようとしていた息子さんは、戦死してしまうという、強烈な体験のもとにあったのでした。
1953(昭和28)年7月、米軍は真謝区、西崎区の農地の接収を通告。真謝にあった阿波根さんの家と土地も強制接収され、農民学校の構想は、白紙となった時の阿波根さんのお気持ちは、いかばかりだったでしよう。
キリスト教信者でもある阿波根さんが、農民学校を建設しようときめたのは、西田天香や内村鑑三の影響が強かった様ですが、なによりも、「
農民こそ慈悲の心を育てるための宗教や、歴史、政治、哲学など、社会について学ぶべきだ。」との確信にもとずくものでした。
私が、伊江島を訪れたのは、ちょうど米軍が伊江島に上陸した4月16日と同じ日でしたが、なんとも、麗らかな島の様子に、ここで、こんな悲劇があったのだろうかと、疑ったものでした。
そして、一方で上陸2日目にしてなくなった従軍記者アーニー・パイルの整然と整備された記念碑を見た後、阿波根さんが自費で建設された反戦平和資料館「ヌチドゥタカラの家」をみたのですが、攻めるものと守るものとの、あまりの対比にがくぜんとしたものでした。
阿波根昌鴻酸の行動を支えてきたのは、イデオロギーではなく、農民を守る気持ちにあったのだと、私は、思っております。

●1757 Prusiner研究成果の技術的応用の可能性笹山登生 102/03/21(Thu) 12:11:44削除
URL: http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/chronicle/archive/2002/03/19/MN164813.DTL&type=health#sections
上記URLは、SanFranciscoChronicleの3月19日付けの記事であるが、ここでPrusiner研究室の一員であるGiuseppe Legname博士は、「このPrusiner研究成果には、数千の組織のスクリーニングを可能とする技術がふくまれている。これらの技術の集積は、今後、アメリカの鹿の慢性衰弱死(CWD)の解明や、ヒツジの組織のなかのプリオンの解明、牛肉の中のプリオンの解明にまで、寄与しうるであろう。」としている。


●1756 (投稿者削除)
●1755 (投稿者削除)
●1754 ぱぴおんさん。こんにちは。 笹山登生 102/03/21(Thu) 08:08:48削除
URL: http://www.fdma.go.jp/html/data/120909kyujogaiyo.pdf
1752についてでが、全国統計は、消防庁のホームページの上記URLに「救急救助の概要」というPDF資料が毎年だされています。
自治体ごとの数値は、それぞれの自治体のホームページでだされているところはだされています。
厚生労働省が現在検討を始めているとされるのは、気管内挿管、徐細動のようですが、後、薬品についてどうするか課題が残っています。
わすれてならないのは、そのような個別の問題なのではなく、プレホスピタル段階での、バイスタンダーCPRを含めた総合的な対策が必要だということです。
学生さんでしたら、是非、そのようなジャーナリスティックに矮小化しないとらえ方をしていただきたいものとおもっております。
救命士のみなさん方の問題意識がよくわかるのは、愛媛大学の越智先生がウェブ責任者として公表されている「救急救命士の救命活動について」http://plaza.umin.ac.jp/~GHDNet/02/soukan.htm
 
です。
これには、救急救命士さんのメールも公開されていて、本当に、今、行政がもとめられていることは何なのかがわかります。
これには、私の「秋田の救急救命士が行なった気管内挿管はわるいことではない。」の一文もリンクされていますので、是非ごらんください。

●1753 (投稿者削除)
●1752 申し遅れました ぱぴおん 102/03/21(Thu) 01:01:11削除
URL: http://
初めまして。
私は救急救命士に関して調べている大学生です。

日本の救急車の出動件数や救命率のような情報を載せているページ等ご存知ないですか??


●1751 救急救命士のしごと ぱぴおん 102/03/21(Thu) 00:56:11削除
URL: http://
厚生労働省が救急救命士のできる救急処置に関して検討をはじめましたね。
それについて笹山さんはどうお考えですか。

●1750 「全農よ、おまえもか」−おなじタイトルですね。− 笹山登生 102/03/20(Wed) 18:14:24 No.1674へのコメント 削除
URL: http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/medi/174984
1674で「全農系統よ、おまえもか」と書き、1678.1679で、「全農の安全システムは、もはや不安システムと化してしまった。」と書いた私だが、上記URLの日経の記事はねまさしく、それと同じ視点からとらえている。
もっと深刻なのは、安全をうたい文句としてきた生協である。
これは、生協さえをもだましたわるいやつがいたためだから、全農よりは罪が軽い課もしれないが、だまされうる甘いチェックシステムであったことは、間接的に消費者を裏切ったことになる。
今週のニューズ・ウィーク日本版では、このような食品偽装システムは、ある意味で、日本システムだと一刀両断しているが、消費者からのチェックの甘さと生産者への「お百姓さん、ご苦労さん」的体質が、これらの体質を長年にわたって温存させてきたのだともいえる。
この際、消費者に必要なのは、「この不祥事をいつまでもわすれないこと」なのかもしれない。

●1749 ドイツも、筋肉中のプリオン検証へ−ロイター報道のその後− 笹山登生 102/03/20(Wed) 16:28:14削除
URL: http://www.reuters.com/news_article.jhtml?type=search&StoryID=717622
上記URLでは、the German Agriculture and Consumer Protection Ministry は、近い内に、フランス同様の筋肉中のプリオン検査についての検討を始めるとしている。
また、http://www.reuters.com/news_article.jhtml?type=search&StoryID=718231 では、プルジナー教授の研究結果似ついて、ヨーロッパ内で功罪相半ばする評価がされているとしている。
すなわち、功を認める意見としては、この研究の深化が、人間へのvCJD伝染経路解明の有力名手がかりになるとし、罪とする意見としては、人間への影響を断じるには、実験数が不十分である。などなどの意見である。

●1748 Prusiner教授の研究結果が、牛肉禁輸継続裁判の結果を左右する雲行きに。 笹山登生 102/03/20(Wed) 15:37:09削除
URL: http://news.independent.co.uk/world/europe/story.jsp?story=276395
今日のイギリスのインディペンデント紙は、EU加盟国のうちではフランスが唯一イギリス産牛肉の輸入禁止を継続しており、これは、欧州裁判所の判断を待っている状況(これについてはhttp://melma.odn.ne.jp/mag/37/m00035737/a00000009.htmlを参照)であるが、ここにきて、このStanley B Prusiner教授の研究結果が、フランスを、裁判上、有利に導く根拠となりそうな気配となったと、上記URLは、つたえている。
なお、SSC派、マウスの結果と人間の結果とでは異なるとしながらも、このStanley B Prusiner教授の研究結果を、参考にしたいとのべている。
いろいろなところに、影響しそうな雲行きですね。
だから、日本のBSE調査検討委員会も、1734でのべたように、多角的な検討をしないと、時代遅れのものになってしまうのに。

●1747 あれあれ、2chに、コピペされちゃってますね。 笹山登生 102/03/20(Wed) 14:41:40削除
URL: http://choco.2ch.net/test/read.cgi/news/1015380202/
1742.1745.1746の文献が、午前11時30分には、すでにコピペされちゃってますね。
はや!!
まあ、でも、ありがたいことです。

●1746 これがプルジナー教授の論文のAbstractです。 笹山登生 102/03/20(Wed) 07:00:20 No.1745へのコメント 削除
URL: http://www.pnas.org/cgi/content/abstract/99/6/3812?maxtoshow=&HITS=10&hits=10&RESULTFORMAT=&fulltext=Prusiner&searchid=1016574798739_8826&stored_search=&FIRSTINDEX=0&volume=99&issue=6
本文を得るには、Signが必要です。

●1745 これがプルジナー教授の研究結果記事のネタ元のロイターの記事笹山登生 102/03/19(Tue) 22:40:42 No.1741へのコメント 削除
URL: http://www.reuters.com/news_article.jhtml?type=search&StoryID=714019
原文は、まだのっていませんが、http://www.pnas.org/ のEarlyEditionのMarch19でどうぞ。

●1744 (投稿者削除)
●1743 (投稿者削除)
●1742 フランスは早速筋肉のBSEテスト体制へ 笹山登生 102/03/19(Tue) 21:12:32 No.1741へのコメント 削除
URL: http://library.northernlight.com/MD20020318670000017.html?cb=0&dx=1006&sc=0#doc
「あひゃあひゃ」さん。はじめまして。というより、某巨大掲示板では、よく、お名前を存じあげております。
上記URLは、昨日3月18日付のフランスのAFX Newsですが、こんなことを書いていますね。
>>France will carry out "quickly" tests on muscle of bovines (AFSSA) PARIS (AFX) - the French medical authorities will carry out "quickly" tests on consigned carcasses of bovines contaminated on various muscles and in particular on the muscles of the rear limbs of the animals to check if they are... >>
つまり、今日の日本の新聞の夕刊にでている、ノーベル賞受賞者Stanley B Prusiner教授のショッキングなレポート「異常プリオンは、筋肉にも増殖する可能性があるので、危険部位でない部分の肉を食べても、vCJDに感染するおそれがある。」をうけて、フランスでは早速、筋肉のプリオン調査に乗り出したというわけです。
もっとも、このStanley B Prusinerさんは、これまでにも、vCJDとアルツハイマー症やパーキンソン病との因果関係についても、学説をだしている方なので、その基本的な考え方は、別に、目新しいことではありません。
いずれにしても、vCJDの人間への伝染仮定は、依然として未知なわけですから、日本のどんな学者でも、これを安全と言い切ることのできる人は誰もいないとおもいます。
日本も、フランスの早急な対応に見習う必要があるともいます。

●1741 狂牛病検査でも大部分は見逃すと言うし、牛肉は本当に大丈夫なのか? あひゃひゃ 102/03/19(Tue) 16:14:15削除
URL: http://
▽BSE病原体:異常プリオン 筋肉でも増殖 (毎日新聞)
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020319k0000e040088000c.html

▽プリオンは筋肉にも蓄積 米加大で実験(共同通信)
http://www.sankei.co.jp/news/020319/0319sha073.htm

▽BSE引き起こす「プリオン」筋肉にも蓄積…米研究(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020319i103.htm

●1740 新しい著作権の概念−音楽配信メモさんより− 笹山登生 102/03/19(Tue) 10:35:55 No.1657へのコメント 削除
URL: http://manabow.com/words/stemp01.html
リンクしている「音楽配信メモ」さんに次のような、ユニークな見解がでていたので、 コピーさせていただきますね。これは、私が、この掲示板1657でいった、「本来の著作権を守ることと、著作権を利用したビジネスモデルを守ることとは、違うことなのではないか。」と同じ疑問点が提示されているということです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
時代とともに著作権の概念は変わるもの
> Name :業界関係者
> Date :2002/03/17(Sun) 04:25

> フランスのル・モンド・ディプロマティック誌に掲載されたユトレヒト芸術大学研究所長Joost Smiers氏の知的著作権に関する論文の要旨。
>
> ---------------------------------------------------------
> (前略)
> かつては望ましいものだった著作権という概念はこのように、ごく一部の企業が知的・創造的な共有財産を支配する手段に成り果ててしまった。(中略)この独占的支配には恐るべき結末が待ち受けている。エンターテイメント産業を独占するいくつかの企業は自社が権利を所有する芸術作品や娯楽作品しか流通させない。プロモーション活動は数人の大スターに集中し、大々的に 資金が注ぎ込まれて関連商品で収益が上がる。 リスクが高く投資の回収が急務であるために、各消費者に対して 激しい商戦が世界的に繰り広げられて、他の文化活動が人々の目に入らなくなってしまうわけだ。 (中略)著作権という制度によって富を得ているのは大企業だけである。しかし、家庭での音楽やその他の芸術的素材の利用を「民主化」する海賊版が企業を脅かしている。(後略)参考リンクhttp://www.monde-diplomatique.fr/
>


●1739 政治関連報道のスタンピード現象 笹山登生 102/03/19(Tue) 09:37:10削除
URL: http://manabow.com/words/stemp01.html
スタンピードとは、上記URLのように、牛の群れが、一発の銃声のもと、一定方向に暴走するさまを表した言葉だが、お茶の間ワイドショーに代表されるこの頃の一連の政治報道に、マスコミや視聴者や有権者が、ある時はこっちの方向に、そして、その喉が渇くまもなく、今度はこっちの方向へと揺れ動く現象には、危うさを感じる。
もっとも、逆からみれば、依然としてオールドメディアたるテレビの健在さを示す証左ともいえなくもないが、その証左を示すが為に、次から次へと血祭りがおこなわれているのが、いまの現象なのではないのだろうか。
私も、政治家になりはじめたてのころ、「メディアで有名になったものは、メディアに滅ぼされる。」という言葉をよく聞かされたものだが、メディア依存型政治家から脱皮することが、このスタンピード現象から免疫体たりうる唯一の道なのかもしれない。
野党も、真紀子さんやマスコミの後なぞりの、尻馬追求だけでなく、独自のパラダイムを示さなければ、「ほろぼされる。」ことになるのでは?

●1738 農林水産省職員も「ラッシャイマセェーエー−」か。笹山登生 102/03/19(Tue) 08:22:51削除
URL: http://www.asahi.com/national/update/0319/003.html
このURLにあるように、農林水産省職員も、接客の実地研修をおこなうのだという。
伝統的でおとなしい大手Y電器店が、接客研修を取り入れ始めたとおぼしきころから、例のしり上がりの声の調子での「ラッシャイマセェーエー−」を、上も下も、連発するようになった。
どうも、この「ラッシャイマセェーエー−」は、現代の接客マニュアルの重要な位置を占めているらしい。
http://www.kobephil.com/kobe/essei001.htm
にあるように、中には、客の顔もみないで、客の気配を察すると自動的に発声している店員もいる。
これでは、体のいい、人間防犯センサーですね。
心のこもらない、マニュアルどおりの接客態度に、かえって不愉快に思う客もおおいんではないのかな。
ものの売れない今では、どこもかしこも、あらゆる店で、この「ラッシャイマセェーエー−」を聞かされるはめになっているのだが、いささかげんなりしてくる。
むしろ、農林水産省職員のばあいは、コンビニまで商品を運んだり、原材料をパックに小分けするパートのおばさんがたと一緒に仕事する裏方さんのほうが、勉強になるとおもうんだけど。


●1737 (投稿者削除)
●1736 ワークシェアリング+副業のスキーム笹山登生 102/03/18(Mon) 22:19:13削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20020317CAHI488516.html
沖電気は、ワークシェアリングを実施するにあたって、関連会社での副業を認める方針を決めたという。
このスキームは、他の企業にも広がる動きだという。
まあ、関連企業だから、副業も企業秘密を阻害しないのだろうけれども、別の形での、下請け企業雇用圧迫にならないことを祈ります。

●1735 (投稿者削除)
●1734 BSE問題に関する調査検討委員会では、BARB問題を 想定していない。 笹山登生 102/03/18(Mon) 22:02:50削除
URL: http://www.maff.go.jp/work/press020318bse-03.htm
「世界の狂牛病問題は、すでに、新たな展開をみせている」  http://www.sasayama.or.jp/diary/2002feb10.htm で問題提起しているような、牛由来飼料全面禁止後の狂牛病発生の謎の解明−BARB問題解明−については、全く考慮の外にあるようですね。
この調査検討委員会は。
委員の中には、「あくまで原因は肉骨粉に絞るべし。」などと強調する委員もいて、時代遅れも甚だしい議論がつづけられているようですね。
なかには、「農場から食卓まで」なのか「農場からフォーク(箸)まで」なのか?なんて、どうでもいいような議論もあったりして、いささか迷走気味の模様。
あらゆるリスクの可能性を考えるのが、この調査検討委員会の設立の目的だったのではなかったのか。
ご自分の専門のテリトリーに議論をひきとどめようとする学識者の狭量さと思惑がさもしく見える。

●1733 国後島に残してきた、山いっぱいに咲く千島桜の安否を心配する、おじいさんの話 笹山登生 102/03/18(Mon) 15:15:23 No.1732へのコメント 削除
URL: http://travel.nifty.com/sakura/0518/0518.htm
上記URL参照

●1732 再び「北方領土と千島桜」について 笹山登生 102/03/18(Mon) 07:26:24 No.1713へのコメント 削除
URL: http://www.akina.ne.jp/~arata/cgi/nikki/diary.cgi
1713と1720で書いた「北方領土と千島桜」について、「外務官僚はどう思っているのか。」などの観点から、上記URLのメルマガで紹介されています。
光栄なことです。

●1731 ワシントンポスト紙が日本経済の回復に悲観的見解 笹山登生 102/03/18(Mon) 07:04:52削除
URL: http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A41017-2002Mar17.html
3月17日付けのワシントンポスト紙は、世界的な経済復調の中にあっても、日本経済の回復は、遅れるであろうとしている。(上記URL参照)
その理由として、小泉首相の政治的なリーダーーシップが陰りをみせていること、公的資金注入への躊躇によって、不良債権処理が遅れること、これらに対する日本の危機意識がいまだ十分でないこと、等をあげている。
このままでは、日本経済に付いての悲観主義が横行してしまうことを、同紙は、懸念している。

●1730 アメラジアン問題を矮小化してはならない。笹山登生 102/03/17(Sun) 15:31:20削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020316-00000640-jij-pol
アメラジアンとは、沖縄の米軍基地所在地において、米国軍関係の米国人を父親とし、日本人女性との間にうまれた子供たちのことであるが、これは、何も日本だけでなく、米軍基地のある世界各国で共通の問題である。
アメラジアンの教育をうける権利の問題や扶養義務を負う米国人の父親よりの養育費の取立ての問題は、先の沖縄サミット前の森談話でしめされた方針の履行を、上記URLで、昨日、川口外務大臣が再確認した形であるが、根本的な問題は、いまだ未解決である。
第一は、養育費請求に関する二国間協定締結の問題である。
世界で、これに関し、米国政府と協定を結んでいる国が、2カ国、米国各州と協定を結んでいる国は、19カ国あるという。
日本は、そのいずれも結んでおらず、とくに、バージニア州・テキサス州の方から、協定申し入れの話もあったが、日本側は反応を示さなかったという。
第二は、国籍取得の問題である。
国籍法第1条・14条にもとずき、父親の米兵が特定できている限り、日米の二重国籍を取得し、22歳までにいずれかの国籍を選択できる。
しかし、国籍法改正時に国籍の定まらなかったものについての救済措置として、日弁連では、日本国籍取得手続の運用を改め、国籍法に定める国籍留保届出期間経過後の救済措置の運用にあたっては、親権者一方の届出による国籍取得を認めるべきとの主張をしている。
米国籍でも日本籍でもない、米国外の外国籍しかない子どもの簡易帰化、日本国籍再取得の手続きについても、配慮すべきとの主張がある。
これらの根本的な解決なくして、沖縄に対する国の本当の配慮はあり得ない。



●1729 (投稿者削除)
●1728 (投稿者削除)
●1727 (投稿者削除)
●1726 野党も、主役交代しないと、芝居になりませんね。 笹山登生 102/03/17(Sun) 09:52:00削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020317-00000658-jij-int
「ミスター円」の榊原氏の予測だが、大幅円安予測とともに、あたるかどうか。
>>首相は歌舞伎好きの国民性を利用して「改革者対抵抗勢力」のドラマを演じ、大衆を欺いてきたと批判。その上で、「危機が急速に深刻化すると、国民は首相に背を向け、構造改革を実現する真のリーダーシップを求めるだろう」と内閣退陣を予測した。講演後の質疑応答では「ポスト小泉の心配はない。候補者はたくさんいる」と語った。>>
とあるが、この発言では、主役が交代しても、政権交代はないと踏んでいるね。
歌舞伎の舞台では、いまの野党では、対抗軸たり得ないとみているのか。
そろそろ、野党も、主役交代しないと、倒産して泣いた山一の社長や、排除の論理の当事者が、いまだに陣頭指揮しているような構図では、真の国民の期待感はえられないとおもうよ。

●1725 IMFの「Global Financial Stability Report」四半期報告 笹山登生 102/03/16(Sat) 23:10:26削除
URL: http://www.imf.org/external/pubs/ft/gfsr/2002/01/pdf/chp3.pdf
3月14日に発表されたもの。このうち「第三章Stability Implications of Global Financial Market Conditions」(上記URL参照)に、日本経済に付いての詳細な分析がある。
世界経済の景気回復には二つのシナリオが考えられるが、そのいずれも、改革の遅れている日本経済にとっては、不本意な結果をもたらすであろうとしている。

●1724 「胸のつかえ、とれた思い」と話す、秋田の救急救命士 笹山登生 102/03/16(Sat) 16:26:51削除
URL: http://mytown.asahi.com/akita/news01.asp?kiji=1990
一部の心ない報道に、「お前のお父さんはわるいことをしたんだろう。」と、学校で子供さんがいじめられた救急救命士さんもいたという。
何が社会正義かという判断を、地元紙のマスコミ自身が即座にできないようでは困りますね。
それにしても、一歩前進で、秋田の救急救命士さんも、新たな意欲を持って職務に専念できることだろう。
先ずはよかった。よかった。

●1723 バブル時代の発想を引きずった沖縄の泡瀬埋め立て計画 笹山登生 102/03/16(Sat) 12:41:18削除
URL: http://www.ne.jp/asahi/awase/save/syasinkantop.htm
昭和60年代の埋め立て開発計画を引きずった形で、 干潟の埋め立てがまたおこなわれようとしている。
この土地利用計画をみると、その27パーセントが、マスツーリズムによる宿泊観光施設で、エコツーリズム的な発想は微塵もない。
昨年9月のテロ以降、沖縄観光産業自体が見直しをせまられている今日、稀少な干潟を活かせない開発計画は、余りに無謀にすぎる。
近くの津堅、浜比嘉、久高の島と連動したエコツーリズムの拠点として何が必要かとの観点にたった再検討が望まれる。
何年か前、私が津堅島に渡ったとき、島の隠れたところに、廃棄された自動車が多くあるのにびっくりしたことがある。
帰りに、島へわたるフェリーの入り口をよく見ると、「廃棄自動車持ち込み禁止」の看板があるのに、初めてきずいた。
この泡瀬の開発計画実施による商業主義の蔓延が、これらの隣接した島に及ぶと、この隣の「神の島-久高島」の清らかささえも、守れなくなるのではないかと懸念する。
埋め立て先にありとの発想は、もはやこの時代通用しないのではなかろうか。
上記URLは、泡瀬干潟の写真集。

●1722 官庁的修景感覚が日本の原風景を滅ぼしてはいないか? 笹山登生 102/03/16(Sat) 09:41:22削除
URL:
日本全国でも有名な、水辺空間のモデル例をみる機会があった。
箱庭的美しさは確かにあるが、これがかつての日本の原風景だったのかとおもうと、いくつかの点で、ちょっと違和感を覚える。
第一は、擬木の多使用である。経年変化のない擬木は、時とともに変わる景観要素を固定させてしまう。
第二は、法面への吹きつけによるワイルドフラワーの植栽である。法面は、生態学的に貴重なビオトープたりうるが、とくに外来種のワイルドフラワーでは、著しく、そのエコロジー・スポットとしての生態学的価値を損なう。
第三は、構築物への独善的な風土工学的設計の多用である。風土工学適用にあたってはで、その背景としてのストーリーが重要となるが、どうも、そのストーリーがこじつけに近いものだと、わざとらしさばっかり感じてしまうことになる。あの帽子が並んだような長良川河口堰の意味がわかる人が何人いるであろうか。
第四は、真正性(オーセンティシティ)への配慮の欠如である。一目でわかる金属製の水車などは、その真正性確保への努力を疑うものとなってしまう。
これから、自然再生型公共事業が本格化し、法案も用意されるようであるが、もっと多面的で、深い配慮がなされないと、日本の原風景を破壊するラブホテル的な修景のみが跋扈することになるのではないかと、懸念するものである。

●1721 全農は社会的責任をはたせ 笹山登生 102/03/16(Sat) 02:28:06削除
URL: http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/today.html#010
「悪意の意図がなかった」という理由で、全農などは、業者名の公表をこばんでいるが、逆に言えば、「悪意がなかったという前提でのコメントつきの公表」なら、何等やましいことはないのではないのかな?
こんなことで、隠蔽体質が疑われることのほうが社会的にマイナスだということを、全農さんは、まだご存知ない。

●1720 「北方領土の桜と宮部金吾」の反響笹山登生 102/03/16(Sat) 02:08:54削除
URL: http://www.akina.ne.jp/~arata/cgi/nikki/diary.cgi
1713で書いた記事「北方領土の桜と宮部金吾」に、上記URLに代表されるように、いろいろ反響が寄せられています。
「キャリアの外務官僚は、はたして、根室の人の千島桜の里帰りに対する思い入れを本当に理解していたのか。」「こんないい話は、教科書にでも採用して、日本の子供に知らせたい。」などなどの反響です。
ありがとうございました。



●1719 (投稿者削除)
●1718 全箱開封牛肉検査に大賛成 笹山登生 102/03/15(Fri) 18:47:48削除
URL: http://www.asahi.com/national/update/0315/023.html
1712で述べたように、すでにビーフ・スキャンダルが発生しているのだから、大臣の全箱開封検査方針は、当然。

●1717 市町村合併におよび腰なのは、農協合併で得るものがなかったため。 笹山登生 102/03/15(Fri) 18:43:13削除
URL: http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=1986
上記URLの意見のように、農協合併で、組合員サービス向上になにもえるものがなかった、地域住民の失敗経験が、大きく尾を引いている。
合併による規模の経済追求のもたらす功罪論を、もっと県は明示すべし。

●1716 救急救命士による気管内挿管、容認の方向へ 笹山登生 102/03/15(Fri) 17:15:32削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020314-00000213-yom-soci
昨年の11月以来、私が各方面に訴えていました、救急救命士による気管内挿管を容認する方向に、厚生労働省が、大きく方向転換することになりました。
皆様方のバックアップのおかげです。ありがとうございました。

●1715 (投稿者削除)
●1714 ニッチの通貨 影絵 102/03/15(Fri) 03:37:55 No.1711へのコメント 削除
URL: http://
影絵です 今晩は。

了解です。 そお言った意味ではインフレ時より 選り小規模に成りそうですね。 唯 ニッチ通貨としてはその効用は理解できるのですが 通常の経済取引に於ては 我が国の現状の様な 潜在供給力が有り余る状態では 少し疑問が残ります。

今にわかには理解し切れませんので ご紹介頂いた資料で勉強して見ます。 有難う御座いました。

尚 先だっての税制は 梃子摺って居ります。 もう少し時間が掛ると思いますが 自分なりに納得が行くまで追究する積もりです。合わせて 御礼申し上げます。 

●1713 北方領土の桜と宮部金吾 笹山登生 102/03/14(Thu) 09:13:13削除
URL: http://www.city.sapporo.jp/chuo/history/miyabe.html
妙なことで有名になってしまった北方領土の桜の植樹問題だが、実は、桜と北方領土との関係には、ながい歴史がある。
札幌の緑を作った恩人として知られる宮部金吾博士(上記URL参照)は、1883年には札幌農学校の助教授に就任し、それから退官後も、当時学問的に未知の地域であった千島・樺太の植物を採集分類した「千島植物誌」を発行するなど、千島列島や樺太の植物誌を完成させることに、専念された。
その過程において、樺太、千島、北海道の高山に自生している「ミネザクラの変種」に注目され、これを「千島桜Prunus Kurilensis Miyabe」と命名された。
現在、根室市の清隆寺境内にある千島桜は、明治2年田中文七氏が国後島よりもち帰って育てていたものを、明治44年当寺へ馬車に積んで移転したものだそうで、樹齢130年程のものである。
これらの本種が老木化しているため、根室市では、これら千島桜の保存・増殖をはかるめ、平成10年度より「千島桜植栽事業」に取り組んでいる。
このように、北方領土と桜の関係は、きってもきれない関係にあることを、今回の事件とは別に、私どもは心に銘記しなければならないだろう。
同じような植物検疫の問題で、昭和33年、甲子園に初めて出場できたパスポート参加の『沖縄首里高 校』の選手が持ち帰ろうとした「甲子園の土」が、持ち替えれず、帰りの船の上から捨てられた。
事件の背後にある根室の人々の千島桜への思い入れも、この際、心にとめておきたいものである。

●1712 ビーフ・スキャンダルの検査に、国際標準は、もはや関係ない。 笹山登生 102/03/14(Thu) 07:48:39削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020314k0000m040196000c.html
スキャンダルのあった国産牛肉の再検査基準を甘くしていることに対して、「厳しい国際基準をクリアーしている。」との農林水産省のいいぶんだが、これはおかしいのではないのかな?
すでにビーフ・スキャンダルが発生したことをうけての再検査は、ただのルーティンの再検査とは、異なるものである。
いわば、スキャンダルがあることを想定しての再検査に、国際標準も何もないだろう。
このさい、業者の保管経費を肩がわりしてもいいから、徹底した再検査をすることが、長期的には、消費者の信頼を勝ち得ることになる。、

●1711 消費としての地域通貨、労働の対価としての地域通貨 笹山登生 102/03/14(Thu) 07:12:27 No.1710へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_22.htm
地域通貨が不況の時に発生してきたきっかけは、退蔵する貨幣を、ひっぱりだしてくる、実質マイナス金利の働きをさせられてきたといえます。
影絵さんの例でいけば、デフレ下において、労働報酬を法定通貨でうけとった場合は、退蔵され、投資や消費に回りませんが、地域通貨で受け取った場合は、退蔵のメリットはなくなり、やむなく、投資・消費に回らざるを得ません。
もう一つは、地域通貨は、第二通貨であって、第二通貨でない、いわば、ニッチの通貨であるということです。
市場の基準や世界標準の基準からは、労働の対価を得られにくい労働分野にたいしても、対価を提供しうる柔軟性を秘めているということです。
円安によって、地域経済の中でも、世界標準にもとずいた分については、著しい減価が生じるのに対し、それに巻き込まれないニッチの分野を、曲がりなりにも機能させることによって、地域経済の生命線を守るというメリットもあると考えます。
地域通貨と法定通貨との関係については、次のURLに詳しく書かれています。
http://jmm.cogen.co.jp/jmmarchive/m087004.html
また、上記URLの私のオピニオンや、田園リンクの中にリンクされている「地域通貨不完全リンク」も、参考していただきますれば幸いです。

●1710 デフレ下の? 影絵 102/03/14(Thu) 02:10:44 No.1706へのコメント 削除
URL: http://
今晩は 影絵です。

他でも少し話題に成ったのですが エコマネーはデフレ環境ではどんな機能で有効に成るのでしょうか?。

インフレなら解るのですが 詰まり 今日一日の労賃として千円受け取った 翌日には半日分の価値しか無くなっていた。此れでは正規通貨は受け取りたくないので 代わりにエコマネーを受け取る。

此れは正規通貨の価値と切り離されたエコマネーが有効なのは解るのです。

デフレの時には 今日一日の労賃として千円受け取った 翌日は1.5日分の労賃になった。 此れでは正規通貨の方が得な訳です。

エコマネーの出番が無いのでは有りませんでしょうか?。
納得の行かないままなのです ご存知でしたら教えて下さい。 

●1709 世界にも愛されているCrimsonClover 笹山登生 102/03/13(Wed) 14:43:31 No.1708へのコメント 削除
URL: http://progressivefarmer.com/ruralsportsman/wildplants/0200cclover.asp
栄養的にも満点といっていますね。

●1708 クリムゾン・クローバ-こんな美しい牧草がある。- 笹山登生 102/03/13(Wed) 14:30:13削除
URL: http://infofarm.affrc.go.jp/~nishtake/MacHTTP/010515/field.html
わたくしの「狂牛病」のページをリンクしていただいている(独)畜産草地研究所の西田武弘さんのホームページに、上記URLのような、美しいクリムゾン・クローバの写真が掲載れている。
クリムゾン・クローバとは、競馬の馬の名前かと思っていたが、こんな美しい牧草だったとは。
用と美をかねそなえた景観作物として、最高のものなのではないのか。
これが咲き乱れる牧場を見たいものだ。

●1707 常時接続常態のもとでは、なんびとも、クライアントであり、サーバーである。 笹山登生 102/03/13(Wed) 13:45:31削除
URL: http://www.hotwired.co.jp/bitliteracy/iwatani/001003/
これをワイアードの状態にあるというのが、このURLの主張なのだが、では、それが、なぜ「コピーライトという言葉を無力化させるのか。」という点が、やや説明不足である。
すべての情報が送信可能化の状態で、常時、ワイアードのなかにあるとすれば、著作権そのものがワイアードのなかに、吸収消滅してしまうということなのだろう。
底では、情報の送り手も受け手も意識されない、水の流れのごときやり取りが、それこそ1701で書いた「ユビキタス(ubiquitous)」の状態のもとで行われることになる。

●1706 「地域通貨をネットでも」との動き 笹山登生 102/03/13(Wed) 11:12:15削除
URL: http://www.openmoney.org
地域通貨Lettsの 創始者が、-地域通貨をネットでも-との構想を発表している。
もっとも、電子マネーなり電子バンキング自体が、第二貨幣的なものだから、地域通貨とは、馴染みやすい概念とも言える。
秋田市でも、地域通貨構想に関心を示しはじめた。
不況の時代こそ、地域通貨進展の好機。

●1705 全国の学校や過疎地に高速通信回線を 笹山登生 102/03/13(Wed) 10:42:01削除
URL: http://www.asahi.com/tech/person/K2002030801531.html
上記URLは、全国の電柱に無線LANをつけ、どんな過疎地でも、電柱さえあれば、高速通信回線の利用が可能という、遠大な計画だ。
とかく景観上問題視されてきた日本の電柱の存在が、思わぬところで寄与するということになる。
フレッツADSLの普及が過疎地では実際上難しい現状では、これが、過疎地の唯一の救世主となる。

●1704 北方領土返還論は、本音の議論に転換すべき時 笹山登生 102/03/13(Wed) 03:17:50削除
URL: http://www.asahi.com/politics/update/0312/011.html
本音の議論としては、私も二島先行返還論なので、時のアセス的な観点からいえば、中期的に決着をはかるためには、いろいろな妥協策が必要であるし、その過程においては、このような返還交渉無意味論も出て、当然だと思う。べつに、悪いことではない。
日本に経済力があった時代とは、異なった観点も必要だし、経済特区論は、かねてから、一部財界人からもでていた構想だ。
中期の解決を前提としなければ、棒を飲んだように、四島一括返還論を唱えているのが、建て前議論としては、一番無難で楽なのだろうが、解決には、一番程遠いやり方だ。
このような議論を聞いていると、米の自由化への過程において「米は一粒たりとも輸入せず」の建て前議論を 彷佛させるが、この際、中期的解決には無意味な建前論から脱し、返還交渉の功罪論まで踏み込んだ本音の議論が必要だ。

●1703 証人喚問は、魔女狩りの場ではない。 笹山登生 102/03/12(Tue) 06:34:31削除
URL:
もちろん、疑惑は、ただしていかなくてはならないし、証人自身も、真実をもっと明らかにしてほしいが、証人喚問は、司法の場にゆだねず、立法府が、自らの自助努力で事実を明らかにする場であるのだから、相手の反論がないことを前提にした、ワイドショーを味方にした人民裁判的なやりかたは、慎まなければならない。
また、「−−なのではないのですか?」といった誘導質問もさけなければならないだろう。
議員でなく一般市民が、同じ立場に立たされたときの人権への配慮を、院における証人喚問のミニマムとすべきである。

●1702 REなるほど キミヒ 102/03/12(Tue) 01:18:38 No.1700へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 先生が日本一の”気骨ある議員でしょう

●1701 近頃気になる言葉「ユビキタス(ubiquitous)」とは? 笹山登生 102/03/11(Mon) 21:06:37削除
URL: http://www.ubiq.com/hypertext/weiser/NomadicInteractive/Sld001.htm
「ユビキタス(ubiquitous)」という言葉が、最近急に街にあふれてきた。
「どこにでもある。」という意味なんだそうで、「一人の人間を、いくつもの目に見えないコンピューターが取り囲んでいる社会」をいうらしい。
これまで、コンピュータの歴史は、最初は、ひとつのコンピュータを多くの人間が取り囲んで使っていた。
それが、パーソナル・コンピュータ時代となり、一人一台のコンピュータ時代をへて、今度は、一人が多くのコンピュータを、無意識的につかう時代になったということだ。
詳しくは、上記URLのスライドが、分かりやすいが、それを可能とするのは、超小型無線モパイルの進化だ。
ユビキタス時代の到来を予感させるのは、いまでいう、高速道路のETCや、JRのSuicaカードのようなものに取り囲まれた、非接触データ通信の社会だろう。
そのうち携帯がカード化し、それがマルチデータの送受信母体となり、あらゆる社会のリモート機器と、絶え間ない送受信を、ポケットの定期入れから、無意識的に繰り返す時代が、ユビキタス(ubiquitous)時代のひとつの光景としてみてよいだろう。

●1700 なるほど。 笹山登生 102/03/11(Mon) 13:45:08 No.1699へのコメント 削除
URL:
>>現在、総与党志向で保守系無所属の気骨ある議員がいません。こういった、復活もあるような気がします。>>
なるほど。政党助成金をもらった、自己保存志向のみ強い、いまの弱小政党よりも、このような方がいらっしっゃったほうが、日本の政治の資産たり得ますよね。
それも、いいとおもいます。
 

●1699 ”みそぎ”論でしょうか? キミヒ 102/03/11(Mon) 13:17:42 No.1693へのコメント 削除
URL:
 加藤議員が議員辞職して再選すれば、”みそぎ”で全てチャラ
みたいな論理でしょうか?
 この際、無所属議員の重鎮として、論客議員になればよろしい
のでは?
 現実的に、議員を辞職しても強固な地盤で、辞職中に地盤を回
っいれば当選確実と思います。
 現在、総与党志向で保守系無所属の気骨ある議員がいません。
 こういった、復活もあるような気がします。
 離党、辞職して自民党復党は掃いて捨てるくらいいます。
 復党して勲章を頂いた方も、、、、
 

●1698 二世候補立候補制限法は、憲法違反 笹山登生 102/03/10(Sun) 22:44:12削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020311k0000m010050000c.html
自らも、4世議員である鳩山由紀夫さんが、ご熱心だという「二世候補立候補制限法」(上記URL参照)は、憲法44条の「両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。但し、人種、信条、 性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によって差別してはならない。」をどうやってクリアーするおつもりなのだろう。
ちなみに、明治憲法においては、議員の資格については規定があった(34条、35条)が、選挙人の資格については規定が なかった。
現行憲法では、15条3項で普通選挙を定め、14条1項で婦人参政権を可能とする、性による差別の禁止を含む、「人種、信条、性別、社会的身分又は門地」の平等を定めており、44条では、14条で列挙されていない「教育、財産または収入」による差別をも明示的に禁止 している。
また、ここでいう「門地」とは、アメリカ案での「Descent」にあたるものとおもわれ、のちの人種差別撤廃条約で、「門地」か「世系」かで、論議のあった点である。
したがって、「二世」が「門地」にあたるとして、議論をすすめれば、その問題にとどまらず、かねてから議論のある「嫡出子・被嫡出子の相続上の平等問題」にまで、敷衍して、議論を進めていかなければならないという、収拾の付かない議論となるおそれもある。
なお、15条3項では、直接には選挙人資格の平等を定めているのに対し、44条では、被選挙人資格の平等も定めている。

以上にみたように、二世候補立候補制限法の憲法上の疑義をクリアーするためには、人権問題の根本にまで、むしかえし、踏み込まなければならないことになる。
こんな不可能なことを提案するのに、まさか、憲法改正なんてこと、いうのではないでしょうね。
思いつきの法律案では、困りますね。

マッカーサー憲法草案(外務省訳)については、http://www.246.ne.jp/~s-sampei/macken.html参照

●1697 (投稿者削除)
●1696 (投稿者削除)
●1695 (投稿者削除)
●1694 管理水位マイナス1メートルを前提にしての工事再開は無理。 笹山登生 102/03/10(Sun) 18:51:52削除
URL: http://kumanichi.com/news/local/main/200203/20020310000021.htm
諌早干拓事業問題が、また、紛糾しているが、問題は、事業縮小案にもとずいての工事再開をするにしても、管理水位マイナス1メートルを前提としての工事再開であれば、これは、水門非開放のための既成事実を作るだけとなる。
中央干拓地(約千三百ヘクタール)のうち、東工区(約七百ヘクタール)の造成をやめる見直し案に基づき、来年度は西工区(約六百ヘクタール)の畑地化や新たな前面堤防の造成などを進める計画であるとするならば、全面堤防の再設計も、西工区の干拓も、すべて、管理水位ゼロを前提にしての工事再開でなければ、漁民は納得しないだろう。
狂牛病を契機に農林水産省の威信も地に落ちているのだから、この際、目の覚めるようなリカバリーショットの解決策を、諌早湾問題に望みたいものだ。

●1693 嗚呼雲霓 笹山登生 102/03/10(Sun) 15:21:29削除
URL: http://ryuujinn.vis.ne.jp/Ryoukasyuu/Jinnsyouyoka-K/052901.htm
改革を標榜した政治家−加藤さんの身の処し方 についてですが、あくまで、この際の出処進退は、御自分の御判断なのでしょうし、わたくし自身もお世話になってきたかたなので、複雑な心境なのですが、私が同じ立場だったら、バッジを外し、この際、世の判断にゆだねるというのが、結果的には、一番良いやり方であるとおもいます。
これまで落選経験がなく順調にこられた方ほど、バッジのない身を想像するのは、つらいことなのだそうですが、毀誉褒貶の波をくぐり抜けてきた私には、その恐ろしく思う気持が、よく分かりません。
捨てる神あれば拾う神ありで、この際、潔さこそを、世の人の評価にしてもらうべきです。
「田園まさにあれなんとする。なんぞかえらざる。」の気持で、神の与えた、よき野(や)の経験のチャンスとおもえば、何程のことはないでしょう。
上記URLは、「嗚呼雲霓」という、旧神戸商業大予科の校歌です。
奇しくも、今回問題となった政策機関紙の名前と同じですが、そのなかの歌詞に、こんなのがあります。
下界の闇は尚厚く  濁りて暗き世の末に  漂い靡く民草を  理想の岸に茂らせん 人生意気に感じては  運命成否何かせん
暗き世の漂いなびく民草と語り、反映の茂りを彼らにもたらすよう、助けるときです。
もし、改革への熱情が、まだあるのであれば、それくらいの試練は覚悟すべきです。


●1692 (投稿者削除)
●1691 秋田市消防本部の気管内挿入問題についての公式見解 笹山登生 102/03/09(Sat) 23:42:00削除
URL: http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=1951
秋田市消防本部の救命率の算出根拠については、「統計は国で定める救急蘇生指標に基づいて算出したもの」と答弁。「生存率を割り出す際の対象範囲が違っているのではないか」「救命処置の対象とならない患者を搬送から除外している事例が他地域より多い」などと疑義を提示した一部報道を否定した。
さらに同消防長は「心肺停止患者の搬送率が首都圏と比較して低い」との報道に対しても、東北の県庁所在地の搬送率(青森63・5%、盛岡67・0%など)を列挙し「本市の状況は70・5%」と報告。格段に低くはないとの見解を示した。

 

●1690 続々出ます。アルゼンチン債被害。笹山登生 102/03/09(Sat) 23:12:48 No.1687へのコメント 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a
倉塚さん。またまた、でましたね。
アジア教育文化交流協会5億円、岩手農協役職員連盟13億円、とくに前者は、基金の8割がこれで、事業縮小をせまられているといいます。
先にも話しましたように、過去の高金利時代の運用益実績をもって、支出構造が固定化しているため、低金利時代になっても、高金利運用先を見つけないと、事業団運営ができないといった事情で、このようなハイリスクの運用となったんでしようね。
教育文化関係が一律やられているということは、その関係専門のリセーラーがいたということになりますね。


●1689 (投稿者削除)
●1688 遠隔治療の時代へ 笹山登生 102/03/09(Sat) 11:27:02削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020309-00000002-cnc-l20
上記URLのごとく、信州大病院と、ベラルーシ州立病院との間で、遠隔治療の試みが本格化するという。
この実験の成果は、国内における離島での遠隔治療にも応用できる、貴重な材料となるだろう。
現在、離島における遠隔治療・遠隔診断については、研究会やいろいろな試みが始まっているが、解決すべき課題も多い。
その第一は、高速回線の整備である。動画による画像診断のためには、光ファイバーや通信衛星利用によることが必要である。ましてや、手術ロボットによる操作には、安定かつ高速の通信回線整備が必要である。
第二は、コストの問題である。上記の高速通信回線整備には、莫大なコストがかかるし、設備費用も膨大なものとなる。
第三は、これらコストを保険制度や患者個人負担でまかないうるかという問題である。
第四は、患者のプライバシー保護を守りきれるかという問題である。
第五は、遠隔治療中での、停電などのアクシデント発生時のバックアップ体制である。
第六は、治療を指示しうる病理医の不足である。

●1687 アルゼンチン債 倉塚 102/03/08(Fri) 23:07:17削除
URL: http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4672/
情報、ありがとうございます。今、出雲市は、議会中ですが、
この問題について、ひとりの議員が質問しました。
この基金の運用には、転換社債なども買われていてそちらは、
損をしたもの、利益が出たもの両方あったようです。
このやりとりを聞いて何か不安を感じたのは、わたしだけでは
ないのではと思いました。途中では、「市長もいっそのこと
証券マンにでもなったらどうか」という冗談まで出て、時間をさいて
議会を聴いていた者としては、すっきりしませんでした。
また、証券会社側からは、アルゼンチン債を市が購入する際、
「リスクがある」との説明があったようです。

こんな問題やサッカーのワールドカップのキャンプ地になったこと、
市町村合併、学校週5日制などつぎからつぎへと問題が押し寄せ、
今会議では狂牛病について質問する議員もいなくて、ましてや子ども
の給食のことなど気にかける議員もいませんでした。

●1686 倉塚さん。こんにちは。 笹山登生 102/03/08(Fri) 16:13:53 No.1685へのコメント 削除
URL:
おひさしぶりです。
その後、学校給食問題、いかがですか?
今日の日本農業新聞では、学校給食での牛肉利用8割まで回復といった記事ものっていますが、何を信じていいかかわからない時に、学校給食だけ回復が先走りしていいるのは、問題ですね
ところでアルゼンチン債を購入した公益法人の被害者で、新聞ダネになっている限りでも、次のようなものがありますね。
(財)青森県教育厚生会33億円、(財)港北ニュータウン生活対策協会1億5千万円、新潟県文化振興財団1億円、宝塚市文化振興財団1億円、岩手県農業協同組合職員退職金共済会99億円、その他、東京の品川区の外郭団体、東京消防庁所管財団法人などですね。
表面利率6パーセントという高利にひかれてのことでしようが、それ以前に、高金利時代の運用益にあわせて、組織の固定費が、そのまま、高止まりしてしまっていたのではなかったのでしようか。
円建てで3,000億円が売られていたというのですから、まだまだ、氷山の一角といえるでしょう。

●1685 質問です。 倉塚 102/03/08(Fri) 08:11:44削除
URL: http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4672/
昨日のクローズアップ現代で報じられましたが、出雲市教育文化財団は、
基本財産の内、6000万円をアルゼンチン債に投資していました。
結局は、今後の運営は、市が肩代わりすることで処理したようですが、
こういう団体が、ハイリスク、ハイリターンのものに投資することは、
よくあるのでしょうか。

●1684 秋田市の不搬送について 笹山登生 102/03/07(Thu) 18:13:20削除
URL: http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=1947
上記URLでは
>>秋田市消防本部所属の救命士らが総務省消防庁を訪れ、同本部の社会復帰率などについて説明。一部マスコミが、秋田市では死亡した患者を搬送しないケースが多く、社会復帰率を高める結果になっているといった趣旨の報道をしたことについて、うのみにしないよう求めるなどした。>>
とのことで、 私もこの「一部マスコミの報道」には、激怒した一人。
どうして、「救命率を上げるために、不搬送を多くしている。」などという、マイナスのとらえ方をするのだろうね。
そんな悪意に満ちた想像がされないようにするためにも、報告形式を、時系列的な処置の流れがわかるウツタイン様式に変えるべきである。


●1683 山梨県が県有林のFSC認可申請へ笹山登生 102/03/07(Thu) 17:27:29削除
URL: http://www.fscoax.org/principal.htm
FSCとは、The Forest Stewardship Council (上記URL参照)という、メキシコに本部がある国際機関で、経済性と環境面から持続可能な森林を認証する機関。
日本では、すでに、三重県の民有林など4カ所が認証されている。
山梨県は、かつての恩賜林の多いところ。
今から90年前、明治44年3月11日に明治天皇が、山梨県内の皇室財産であった県下の入会御料地、約16万4千haを山梨県に御下賜。
これが、現在の山梨県県有林の大部分を占める恩賜県有財産となっている。
それだけに、この認証が実現される意義はおおい。





●1682 (投稿者削除)
●1681 意図のはっきりしない法定外税が多すぎる。 笹山登生 102/03/07(Thu) 09:54:52削除
URL: http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/file/skmzeian_gaiyo.pdf
たとえば、上記URLの「すぎなみ環境目的税」(通称「レジ袋税」)。
法定外税には、普通税と目的税とがあるが、これは、名前からすれば、使途目的の明確な目的税なのだろう。
新税の創設によって、抑止的な効果を狙う場合と、税の増収によって、その及ぼす対策強化を目指す場合があるとすれば、目的税は、むしろ、抑止効果よりも、そのあがり税収によって、対策を強化するという意味合いが強いであろう。
皮肉な言い方をすれば、環境負荷のかかるレジ袋が、多くつかわれても、結果、税収があがれば、その税収をもとにした対策予算で、レジ袋多消費による環境負荷対策は、解決可能というわけである。
ところが、この「すぎなみ環境目的税条例」をみると、レジ袋使用抑制のための必要な措置としながらも、一方で、廃棄物の減量など環境保全に関わる施策に要する費用を捻出するとしている。
まさに、「二兎を追うものは一途をも得ず」の、構図ではないのか。 
では、所定の税率では、効果があがらなかった場合はどうするのか。
高率にすれば、対策の財源はあつまらず、低率にすれば、抑止効果は中途半端ものとなってしまう。
首長のパフォーマンスとしての法定外税ブームにたいしては、もっと地道な検証が必要だ。

●1680 浄水場と太陽光発電 笹山登生 102/03/06(Wed) 14:18:13削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020306-00000016-cnc-l24
上記URLは、今度稼働する磯部浄水場−150キロワット−の例だが、このほかにも、全国で続々、浄水場の上を、太陽光発電パネルが覆うことによって、藻の発生を防ぎ、発電もするという、一石二鳥の効果をあげつつある。
例を挙げると
村野−枚方市−380キロワット、安威川流域−茨木市−300キロワット、小雀−横浜市−300キロワット、柴川−北九州市−150キロワット、柴島−大阪市−150キロワット、瀬尾−今市市−100キロワット、江戸川−東京都−100キロワット、奥平野−神戸市−100キロワットなど

●1679 何が「安心システム」か 笹山登生 102/03/06(Wed) 11:48:17削除
URL: http://www.zennoh.or.jp/bu/hansui/
全農が展開している「安心システム」(上記URL参照)は、今回の一件で、「不安システム」となってしまった。
トレーサビリティのシステム再構築を図らなければ、消費者・生協の信頼は取り戻せない。

●1678 全農は責任を明確にすべし。 笹山登生 102/03/06(Wed) 08:24:45削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020306-00000010-nnp-l46
生産者の代表が、消費者をこのような形で裏切ったということは、一般の私企業が、消費者を裏切ったのとは、意味がちがう。
いわば、全国の生産者が、消費者を裏切ったという意味となる。
このことの重大さについて、全農は、責任を明確にすべきである。

●1677 名目金利の非負制約をとりはらうには? 笹山登生 102/03/05(Tue) 21:37:09削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APIRtIyWQkFuU9oxj
このURLの提案は、流動性預金に課税することによって、実質、マイナス金利的な状況を生み出そうとする案。
でも、こうすれば、みんな、金や外貨に逃げてしまうよね。
金利がゼロにちかずくにつれ、金融政策が無力化することを、「名目金利の非負制約」というが、そのためのいくつかの知恵のひとつが、この案。
こんな珍案が政権政党の公式の場で披露されるほど、知恵は、すでに枯渇化しているという証拠。

●1676 明日3月6日のNHK「クローズアップ現代」で、気管内挿管問題が取り上げられます。 笹山登生 102/03/05(Tue) 20:36:06削除
URL:
3月6日(水)午後7時半、NHK「クローズアップ現代」で、救急救命士の気管挿管の問題が取り上げられます。
公正な取材と報道を期待しています。

●1675 野党は、敵失に張り切る以前に、アンチ・パラダイムを示せ。 笹山登生 102/03/05(Tue) 18:47:25削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2002jan10.htm
もともとの今回の発端は、田中騒動の副産物で、野党の主体的な追求でうまれたものではない。
ここで、むしろ、単純な攻めに張り切るよりも、正攻法のアンチパラダイム構築に徹した方が、相手方の内部分裂を誘えるのに、いつもながらの予算人質作戦では、国民の共感をえられまい。
私は、この問題が表面化する以前に、上記のURLで見解を示しているのだが、野党は、例によっての子供っぽいやり方で過ごそうとしている。

●1674 全農系統よ。おまえもか。 笹山登生 102/03/05(Tue) 18:22:00削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2002jan29.htm
私は上記URLで、「完璧なトレーサビリティの見本とされる全農などのトレーサビリティも、段ボール・ベースでは、いまとなっては、意味がない。」といったが、はたして、憂慮した通りの事態となった。
全農チキンフーズが昨年11月、タイ産と中国産の鶏肉約7トンを鹿児島くみあいチキンフーズの工場に持ち込み、鹿児島産の「チキンスペアリブ」として商品化。生協でつくる「コープネット事業連合」に販売していた件だが、はたして、鹿児島くみあいチキンフーズの関係者は「偽装に使用した段ボール箱を処分するよう工場側に指示した」と証言しているという。
こうなったら、バーコード管理にもとずく、製品個体管理しかない。

●1673 正味の銀行の自己資本比率は?笹山登生 102/03/05(Tue) 18:09:49削除
URL: http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_020301_5.html
      自己資本比率  繰延税金資産   公的資金    正味自己資本比率
東京三菱   10%    8,660億円     −      6.7%
三井住友   11%   16,000億円  13,000億円    3.5%
第一勧銀   11%    7,190億円   7,990億円    2.0%
富士銀行    9%    7,450億円   8,000億円    2.0%
日本興銀   11%    4,780億円   3,500億円    5.7%
東海銀行   11%    4,000億円   6,000億円    4.4%
三和銀行   11%    6,100億円   6,000億円    3.7%
大和銀行   10%    3,350億円   4,000億円   −1.7%
あさひ銀   10%    3,800億円   4,000億円    1.6%
中央三井    9%    3,900億円   4,300億円   −5.0%

これからさらに生保への劣後ローンなどを差し引くと、さらに数字は悪化するという。
ここではさらに
>>空売り規制をしても、実弾売りが出てくるわけであり、何の効果もないばかりか、却って相場参加者が減ってしまい、相場に厚みがなくなり、一気に株価が下げるという事態に直面する事になってしまうのです。>>
といっているが、私が1665で懸念したと同じ懸念をプロも持っているのだ。


●1672 (投稿者削除)
●1671 (投稿者削除)
●1670 麻酔医と救急救命士との連携笹山登生 102/03/05(Tue) 17:46:43 No.1666へのコメント 削除
URL:
アメリカでは、12人の麻酔医が認めないと、気管挿管の実習がパスしないということだそうです。
研修医も救急救命士も、その意味では、同等の連携の可能性があるといえるかもしれませんね。

●1669 (投稿者削除)
●1668 楽観的な官邸の見方 笹山登生 102/03/05(Tue) 07:31:40削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APIMf8CLbiq_WW5K3
カラ売り規制がもたらした株高を、あたかも、本格的な流れとみる官邸のオッチョコチョイぶり。

●1667 円安はいいことばかりではない。 笹山登生 102/03/05(Tue) 07:26:16削除
URL: http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_020301_2.html
上記URLは、円安が国債格下げにつながり、国債格下げが邦銀海外支店の外貨調達金利の上昇をまねき、外貨調達金利の上昇により邦銀の海外支店撤退をせまられる、というもの。
円安は、ブーメランのごとく、日本の企業収益を、迂回し、影響をもたらす。

●1666 多分誤解があると思います キミヒ 102/03/04(Mon) 20:07:46 No.1661へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 救命救急センタ−の実状を理解されれば分かると思います。
 多くの救命救急センタ−は、外科や内科の研修医によって
成り立っています。
 平鹿総合病院の時間外診療も研修医(トレ−ニングが充実し
2年目なら一人前です)が気管内挿管までこなしていますよ。

 点滴刺しも表面上はベテラン看護婦さんが上手ですが、救命
トレ−ニングを受けた医師はもっと修羅場で経験を積んでいま
す。
 ということで答えは自明と思います。

●1665 カラ売り規制が、3月株式相場をささえているが。 笹山登生 102/03/04(Mon) 09:42:19削除
URL: http://www.ifinance.ne.jp/product/invest/kabus.html
その行き着く先は、どうなるのか。

カラ売り規制−株式相場の短期的高騰−これまで6カ月以内にカラ売りした人は、カラ売りメリットがうけられなくなる−カラ売りするものと、カラ買いするものとが、同一人とすれば、今後、6カ月以内は、カラ買いも減り、信用取り引き全体が収縮してくる

ということで、中期的にみれば、カラ売りへの公的介入は、3月株価対策には役立っても、証券市場の活性化には、余り役立たないのではなかろうか。 

●1664 フレッツISDNが、どうして「世界に冠たるサービス」なのか?笹山登生 102/03/03(Sun) 22:17:16削除
URL: http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0228/ipnet3.htm
ストリーミング番組をコマ送りにしか送信できないフレッツISDNが、どうして、そんなに価値あるサービスなのかわからないが、これでは、暗にフレッツADSLサービスが、将来過疎地に拡大できないことを自ら語っていることなのではないのか。
アメリカにおいても、過疎地への高速回線の導入には、相当苦労しているようである。
そのような意味では、光ファイバーとADSLのカバー率は、最大70パーセントにとどまるという見通しも、うなづける。
後は、最低の社会的ミニマムとしての存在意義として、定額のフレッツISDNがあるじゃないかというのが、ISDN擁護の苦しい理屈付けなのだろう。
しかし、その前に、ストリーミングに耐えうる過疎地の通信回線のあり方と、ニーズの見通しを、論じる必要があるのではないのだろうか。

●1663 (投稿者削除)
●1662 物価下落をうまく利用する方策 笹山登生 102/03/03(Sun) 19:25:44削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APIAawiKfg2aDdIOM
上記URLは、デフレによる物価下落をうまく利用し、この際、日本産業の高コスト構造を是正するという考え方で、わたくしがかねてから主張している緩やかなスケールダウンの考え方にあい通じるものである。
ようやく、このような柔軟な考え方がでてきたことは喜ばしい。 

●1661 中途半端なスキームにならないように。 笹山登生 102/03/03(Sun) 16:09:35 No.1660へのコメント 削除
URL:
1658で公開の救急救命士さんのご感想の中に、こんなのがありました。
「研修医の先生が、気管挿管に手こずっている場面はなんどとなく拝見していますし、過日のあるCPA事例では(1時間ほど?時間がたっていた)、現場処置にてコンビチューブ挿管により換気できていたものが、病院にて医師2人15分がかりで気管挿管できず、死亡診断した事例も経験しました。私たちより何百倍も訓練を受けた医師に失敗する気管挿管が、今の私に全例成功できようはずがありません。」
どっちか、プロにならないと、このスキームは、両方とも、足手まといの中途半端なものになりはしませんでしようか。 

●1660 現場の意見 キミヒ 102/03/03(Sun) 01:58:32 No.1656へのコメント 削除
URL:
------------すべての救急車にお医者さんが乗る体制ができた時点
で、救急救命士制度の存在意義が、著しくなくなってしまうという問
題もあるかもしれません。--------

 ですが、本当に難しい気管内挿管は熟練した介助が必要です。
 この意味で、著しくなくなってしまう事は絶対無いです。

●1659 消費者団体の見解が正しい。 笹山登生 102/03/02(Sat) 11:58:40削除
URL: http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020301KIIASA43610.htm
スターゼン野偽装牛肉発覚後も牛肉を売り続けているスーパーに対して、消費者団体が抗議したというのが、上記URLの記事だか、ここは、消費者団体のほうが正しい。
この掲示板でも、この問題については、キミヒさんが、問題提起し、1553.1554.1556.1562.1564.1566.1569.1570.1571.1573と、延々と議論がつづいた問題である。
そのさい、「善意の第三者」で小売が消費者からの責任を逃れうるのか。「要素の錯誤」で、消費者は、小売にたいし責任を追求できるのか、ということが問題となった。
しかし、こうして、いろいろなところでぼろがでてくると、キミヒさんがいみじくもいったように、卸と小売はグルであり、共同責任を追うべきとの意見も強くなってくるのではないのか。
その前に、今回の牛肉偽装に関する農林水産省調査結果について、農林水産省は、業者名を公表しないというが、これはとんでもない話である。
雪印食品のみをスケープゴートにして、食肉業界全体に蔓延している隠蔽体質を、農林水産省自身が擁護しようとしているしか思えない、措置である。

●1658 ニュースステーションを見られた全国の救急救命士のみなさんがたの反応 笹山登生 102/03/02(Sat) 11:39:12削除
URL: http://plaza.umin.ac.jp/~GHDNet/02/soukan.htm
上記URLに、一昨日のニュースステーションを見られた全国の救急救命士のみなさんの御意見が公開されています。
なお、関連ウェブに私の意見がリンクされております。
専門家のみなさまのリンクにつながっているなんて、光栄なことです。

●1657 国境を超えた国際著作権への動き 笹山登生 102/03/02(Sat) 10:00:39削除
URL: http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20020228205.html
上記URLがそうだが、この頃おもうのは、本来の著作権を守ることと、著作権を利用したビジネスモデルを守ることとは、違うことなのではないかということ。
近頃、ぼちぼち、レコード会社による、独禁法にもとる著作権の過大な行使ということが、問題になってきましたよね。
冷静な議論が必要な時ですね。
メールにまでも著作権がおよぶというのは、 芥川龍之介の手紙じゃあるまいし、どう見ても、異常なことと思われる。

●1656 できるならそれにこしたことはないのですが。笹山登生 102/03/01(Fri) 23:19:59 No.1655へのコメント 削除
URL:
昨日のニュースステーションを見られた全国の救急救命士の皆様方のメールをみていますと、 余りに、際物的にこの問題をとらえていたのではないか、気管内挿管問題のみに矮小化しすぎていたのではないか、消防庁が医師を雇うというのは、アイロニーとしていうのならわかるが、実際できないことをいうのは、不謹慎なのではないのか。などなどのいろいろな反応があったようです。
その後、NHKの解説もあったようで、わたくしはみなかったのですが、 この方が情緒的でなく、ポイントをとらえていたという方もおられたようです。
要は、もし、救急救命士へこれらの医療行為をゆだねることができないのなら、心肺停止の後、5−7分の間に、お医者さんが現場にいるにはどうしたら良いかということなのです。
さらにいえば、すべての救急車にお医者さんが乗る体制ができた時点で、救急救命士制度の存在意義が、著しくなくなってしまうという問題もあるかもしれません。
矛盾している話なのですが。
心肺蘇生に現場でなにができるのか、心肺停止後5−7分以内にお医者さんがこなくとも、許される蘇生技術の範囲はどこまでなのか、ここをポイントに考えれば、技術的には劣っていても、研修医の同乗は、法をかいくぐるという意味では、有効なのかもしれませんが、この問題のそこにある根本的な矛盾の解決にはむずかしいとわたくしはおもいます。 


●1655 発想の転換 キミヒ 102/03/01(Fri) 22:36:09 No.1654へのコメント 削除
URL:
 ドクタ−カ−なる医師同伴救急車があり、私も搭乗経験があります。

-------------------
一方の日本医師会側は「消防庁が医師を雇えばいいんですよ。
それが一番いい方法だ。」と、どう見ても不可能なことを、
平然といいはなつ。
------------------
 ですが、研修医の薄給が問題になっています。
 二年目以降の研修医にドクタ−カ−研修を義務付ける
みたいな発想の転換も有効では?



●1654 「消防庁が医師を雇えばいい。」だと。 笹山登生 102/02/28(Thu) 22:57:03削除
URL:
今夜の久米宏のニュースステーションは、救急救命士の問題。
「命を救うためなら、わたくしどもは、法をおかしたことを問われても、やむをえないと、腹をくくっている。」との悲痛な決意の救急救命士。
一方の日本医師会側は「消防庁が医師を雇えばいいんですよ。それが一番いい方法だ。」と、どう見ても不可能なことを、平然といいはなつ。 
どちらが、人命に対し、真摯な態度で接しているか。
まだまだ、アメリカ並のプレ・ホスピタル体制実現への道のりは遠い。

●1653 こんなとぼけたやり取りがBSE調査検討委員会ではされている。 笹山登生 102/02/28(Thu) 08:56:00削除
URL: http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/02/txt/s0213-1.txt
日本を含む第三国へのMBMの輸出について、具体的な国名について記述した1990年2月15日の、Skilton氏の書簡http://www.bseinquiry.gov.uk/files/yb/1990/02/15003001.pdf について、こんなとぼけたやり取りが、BSE調査検討委員会でされているのには、びっくり。
その後、日本側にあてた書簡は、どっかの倉庫からでてきたらしい。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
第6回BSE問題に関する調査検討委員会議事録より
○岩渕委員 
 最近の報道の中で、1990年に英国政府から日本政府に肉骨粉の使用禁止に関して通知
が来ているという報道がありました。その真偽と、もしあったのなら、その資料も当然
出していただきたいと思います。もう調査なさっているでしょうけれど。

○農林水産省伊地知衛生課長 
 衛生課長でございます。NHKの報道のことをいっておられるかと思います。2月10
日、NHKで報道された内容でございますが、イギリスからの書簡が日本にも来たので
はないかということで、私ども、当時の担当者に確認いたしましたが、受け取った記憶
がないということでございました。それと、翌日は休日でしたが、数名の者が出勤して
衛生課の中と書庫等を探したのですが、現在のところ、そういう書簡自体は確認されて
おりません。引き続きもう少し調べてみたいと思いますが、12年前になりますか、資料
等も探しておりますが、現時点では確認されておりません。

●1652 「日本からの生体輸入牛による、アメリカでの狂牛病発生の恐れ」は、かねてから指摘されていたこと。 笹山登生 102/02/27(Wed) 19:07:01削除
URL: http://www.gao.gov/new.items/d02183.pdf
今日の時事通信の記事では、以下のようにつたえているが、この時事通信の記事のネタもとは、上記URLで、GAOが昨日(2002/02/26)発表の
Mad Cow Disease: Improvements in the Animal Feed Ban and Other Regulatory Areas Would Strengthen U.S. Prevention Efforts. GAO-02-183, January 25.
であり、内容は、次のようなものである。
「アメリカは、1993年から1999年まで日本から242頭の牛を生体輸入してきたが、2001年11月28日に、USDAは、そのうちの214頭の居場所をつきとめた。現時点で、24頭は、すでにと殺あるいはレンダリングされ、40頭は、輸出され、150頭は、まだ生きている。USDAは、これらのモニターを始めるとともに、残りの28頭についても、居場所をつきとめようとしている。ハーバード大学は、これまで、英国よりの生体輸入についてのみ考慮に入れ、リスクのアセスをしており、これら242頭をアセスの考慮に入れていなかった。」
というもの。
このことは、すでに、日本の狂牛病発生時点で、http://www.vegsource.com/talk/lyman/messages/10207.html で指摘されていたことである。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
時事通信の記事
2002/02/27−09:44
狂牛病、米でも発生の恐れ=日本産輸入牛に警戒−会計検査院
【ワシントン26日時事】米会計検査院(GAO)は26日、米国で狂牛病が発生する恐れは消えていないとする報告書を発表した。農務省の委託でハーバード大学が昨年11月にまとめた「発生の危険性は極めて低い」との調査結果についても、「日本から242頭の牛が輸入された点が無視されている」と批判。日本産輸入牛を通じた感染の危険性を強く示唆した。



●1651 (投稿者削除)
●1650 (投稿者削除)
●1649 (投稿者削除)
●1648 これまで、カラ売りされてきた銘柄が問題 笹山登生 102/02/27(Wed) 18:06:35削除
URL:
今日の株価は、カラ売り規制によるものだというが、では、これまでどのような銘柄がカラ売りされてきたのかが問題。
もう、勝負あった、どうしょうもない銘柄がカラ売りされていたのでは、今頃になってのカラ売り規制も意味がないのでは?

●1647 BSE調査委員会の情報ボケは、はなはだしい。 笹山登生 102/02/27(Wed) 07:29:00削除
URL: http://www.bseinquiry.gov.uk/files/yb/1990/02/15003001.pdf
今日の読売新聞の下記の記事は、すでに私の狂牛病リンクや論説でものべている、日本を含む第三国へのMBMの輸出について、具体的な国名について記述した1990年2月15日の、Skilton氏の書簡(上記URL参照)のことであるが、 何も、いまさら調査検討委員会で報告するほどのものではない。
なぜならば、すでに、この書簡については、一昨年イギリスが発表しているBSE-Inquiryの中で公表されている周知の事実のものであり、わたくしも、そのなかで見つけたものだからである。
一体、この調査検討委員会のメンバーは、そのような、すでに公表されているものについて、丹念に目を通しているのか、疑わしい。
いまさら、このようなことを、調査委員会たるものが、事新しく議題としているのでは、先が思いやられるね。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
読売新聞の記事

狂牛病の感染源とされる肉骨粉の危険性を、12年前に英国が農水省に伝えた書簡が、26日に開かれた農水、厚生労働両大臣の私的諮問機関「BSE(狂牛病)問題に関する調査検討委員会」に提出された。日本が牛への肉骨粉使用を行政指導で禁止したのはそれから6年も後で、過去の行政対応の遅れが改めて浮き彫りになった。
書簡は英国獣医局長から同省衛生課長あてに1990年2月に送付され、「牛は肉骨粉を含む牛用の飼料を通じて、スクレイピーの原因物質(病原体の異常プリオン)を摂取した可能性が高い」と指摘。同国が88年7月から肉骨粉の牛への使用を禁止したことなどを伝えていた

●1646 IMFは、日本経済危機シフト体制を組んだと。 笹山登生 102/02/26(Tue) 21:47:55削除
URL:
IMFに危機担当局長新設■□■

国際通貨基金(IMF)は25日、国際通貨危機などに迅速に対応するため、危機の処理を担当する専任局長職を新設した。

新局長職は、深刻な危機が起きた場合、対象となる国の経済状況の把握や、政府関係者との連絡、IMFの対策の検討などを進め、事態の早期収拾を目指す。

初代局長には、アジア通貨危機の収拾などにあたったIMFアジア太平洋局のアヌープ・シン準局長を起用した。

●1645 案の定、市場は冷静でしたね。 笹山登生 102/02/26(Tue) 20:55:24削除
URL:
それにしても、インフレターゲッティングのスキームがうまくいかない要素がいくつもあるように思えるのですけれども、強行していいものでしようかね。
たとえば、すでに十分空洞化した製造業にとって、はたしてプラスに働くのか、所得階層ごとの影響度など、検証すべきことがいくつもあるような気がしてならない。
今日の国債利回りは、上限ラインといわれた1.55パーセントを苦もなく突破してしまった。(10 年もの99.524 利回り1.555 )
いよいよ、日本経済の本格的な漂流が始まる予感。 

●1644 先に円安誘導策あって、インフレターゲッティングあり、だとおもうんだけど。  笹山登生 102/02/26(Tue) 07:23:15削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APHn_zyMWjqmWr4Nm
1643に書いたように、上記自民党案だと、その前提なしに、最初に安定物価目標−普通、物価が上がるときには、安定物価とはいわないよね−先にありきというのは、順序が逆なんではないのかな。
なりふりかまわぬ円安誘導策がともなっていないのは、中途半端。
これでは、今日の株価は、大幅に下がるだろうね。
こんなんだったら、日銀総裁がかわる方が、よっぽど3月決算期の株価対策には、いいとおもうんだけどね。

●1643 インフレターゲッティングのストーリーにたいする危惧 笹山登生 102/02/25(Mon) 21:52:06削除
URL: http://www.imes.boj.or.jp/japanese/jdps/2001/01-J-06.pdf
(1)上昇トレンドを持つ物価水準目標経路(要するに長期的なプラスのインフレ目標に対応)を宣言すること、(2)(a)自国通貨を切り下げ、定常状態に比し実質ベースで自国通貨安の水準に為替レートをペッグすること、そして(b)物価水準目標経路に到達した段階で、物価水準ターゲティング(ないしインフレーション・ターゲティング)に移行し、為替レート・ペッグを放棄すると宣言すること、 そして(3)後はただそれを実行すること、というものである。
この方法は、(a)自国通貨を実質ベースで長期均衡水準以下に引き下げる、(b)長期実質金利を低下させる(いずれ自国通貨が実質ベースで増価するはずであるため、実質ベースでの増価期待が国内の長短実質金利を相対的に低下させる)、そして(c)インフレ期待が上昇する(為替相場がペッグされているため、実質ベースでの増価期待は自国のインフレ期待を発生させる)ことを通じて、景気回復を急起動(jump-start)させるはずである。
GDPギャップは、(a)および(b)により需要超過方向へ転じ、デフレは(a)、(c)のほか、GDPギャップの需要超過方向への動きが加わってインフレに転化する。
経済は、流動性の罠から脱出することになる(信認されたペッグの下では名目短期金利はプラスになる)。物価水準が上昇し、やがて物価水準目標経路に到達するので、その段階で為替レート・ペッグは放棄される。

というものなのだが、ここで気になるのは、「いずれ自国通貨が実質ベースで増価するはずであるため、実質ベースでの増価期待が国内の長短実質金利を相対的に低下させる」
との点である。
アジアにおかれた日本のよわくなってしまった経済的立場からすれば、一端円安にもちこんで、国債も、自国通貨も減価し、本来のファンダメンタルズを表すものに落ち着いた後、この論のように、再びブーメランのごとく増価するのであろうかという点についての危惧である。
なにか、行きっぱなしになってしまうのではないのかというところが、このインフレターゲット論の気になるところだ。


●1642 EUの食品安全法発足 笹山登生 102/02/25(Mon) 21:29:02削除
URL: http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/foodsafe/news/02022301.htm
食品安全のための迅速な警告体制の確保など、日本のこれからの食品安全体制に役立つ点がおおい。

●1641 何の新味もなかった、今日の野党の予算委BSE質疑 笹山登生 102/02/25(Mon) 21:12:54削除
URL: http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=15801
いま論議し提案すべきは、牛肉のトレーサビリティー確保の課題についてであるはずなのに、質疑の論点は、BSE発見直後の問題意識にとどまったままだ。
それに、食品衛生を司る厚生労働大臣への質疑も、ほとんどない。
こんな蒸し返しの議論ばかりしていても、酪農家や、食品産業、消費者の期待を裏切るばかりなのではないのかな。
わずかに、中林委員の「JAS法表示違反業者名の公表」が、光った。
いい加減、BSE問題を政局のダシにするのは、やめてくれ。

●1640 予測しがたいことが、起きるもんで、質問する方も大変ですね。笹山登生 102/02/25(Mon) 11:29:08削除
URL:
かつて、「「箱詰め未開封」牛肉以外の肉についても買い上げを」と、委員会でご主張された方が、雪印食品事件後、どのような質問をされるのか、今日の衆議院質疑は、そのような意味で興味をもたれます。

●1639 (投稿者削除)
●1638 可逆的(reversible)経済政策への知恵が、いま必要だ。 笹山登生 102/02/24(Sun) 16:59:28削除
URL:
政府与党のデフレ対策に新味のあるものが生まれ得ないという。
財政政策発動に禁欲的である政府と、金利の高度ゼロメートルで、操縦しようにもし得ない日銀が、頭をひねっても、新味のあるものは、生まれ得ないであろう。
では、一方の野党といえば、経済危機をあおるばかりで、自らの方策のなさを糊塗しているのみである。
一方学者はといえば、 従来どおりのインフレターゲット論に、唯一の理論的主張の根拠を置くぐらいであり、いかに学者なるものが、デフレ対策に無力であるかを示しているのみである。
N教授など、「いま本当の危機が始まった 」「国まさに滅びんとす」とかいうおどろおどろしい名の著作をものしては、 火事場稼ぎをしているのみである。
要は、与党も野党も、政府も学者も、可逆的(reversible)経済政策への知恵を、全く持ち合わせていないことに、国民の不幸がある。
提案なき危機を叫ぶ輩は、国外に逃げ支度でもすれば良いのである。
先にも、この掲示板で話しているが、いま必要なのは、デフレ阻止対策なのではなく、デフレ共生対策なのである。
そのスタンスに政策の足場を据えれば、新味のある政策は必ず生まれてくる。

●1637 観光都市と環境都市との両立をさぐる報告書笹山登生 102/02/24(Sun) 12:25:42削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020224-00000056-kyt-kin
立命館大学の深井研究室の「京のみちしるべ」という名の報告書ですが、名前だけのエコツーリズムにはない真剣さが感じられる内容です。 
前作は「京の岐路」で
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/select/0012/checkout.html を参照。
京都は、日本の都市の中でも、ローカルアジェンダ21にも熱心な都市(京−みやこ−のアジェンダ21)で、この研究活動も、その成果の一部とみられる。

●1636 (投稿者削除)
●1635 (投稿者削除)
●1634 「いわて牛生産履歴情報システム」(TBC)について 笹山登生 102/02/23(Sat) 16:20:57削除
URL: http://www.pref.iwate.jp/~tbc/1301_1400/1370.html
県単位で、システム開発へのご努力には敬意を表するが、いくつかの問題点もある。
第一は、上記URLの通り、一応部分肉製造年月日の記入欄はあるが、実際上は、枝肉ベースまでのトレーサビリティ確保である。
これを部分肉ベースでのトレーサビリティまで有効に機能させるためには、このような手書きベースの原初的システムでこなせるものかどうか、おおいに疑問である。
第二は、インターネット上での応答で、安全性を識別する消費者が、はたして何人いるのだろうか。しかも、ある程度の時間ロスのもとにおいて。
やはり、ハーコード化と連動しないことには、大量リアルタイム処理は不可能なのではないのだろうか。
第三は、こうして、ご当地それぞれの識別システムが稼働する前に、輸入肉を含めたコードの全国共通化を急がないと、まずいのではないのだろうか。
このシステムは、岩手県内での、しかも他県ものの比率が少ない店舗では通用するが、いろいろな産地と規格が入り乱れる他県店舗では、ほとんど通用できないのではなかろうか。
第四は、表示違反に対する検証システム−コード間の矛盾排除システム−が同時にサブシステムとして用意されていなければ、今回の偽装ラベル付け替えへの消費者疑惑を乗り切ることはできないのではなかろうか。 

●1633 デフレ対策ではなく、正攻法な国家ビジョン キミヒ 102/02/23(Sat) 13:42:40 No.1631へのコメント 削除
URL:
 議論の始まりは、”底をうった”とする前提への疑問です。

 ご質問にたいする私見です

 株価対策は、製造業のコストではなく技術や高価値創造に
よる国際競争力強化。

 不動産対策は、まず少産化対策です。出産・育児環境の整
備が、簿価買い取りより優先すると思います。
 小泉首相が保育所待機児童ゼロ政策はどうなったのでしょう。

 デフレ対策ではなく、正攻法な国家ビジョンが大切と思います。

●1632 底をうっているかと゜うかはべつにして。 笹山登生 102/02/23(Sat) 12:45:08 No.1631へのコメント 削除
URL:
底をうったか打たないかは神のみぞ知るというところでしょうが、少なくとも、底を打たせるための公的資金の発動によって、いまの株式相場なり国債相場がささえられていることは事実でしょう。
では、底無しと仮定した場合、キミヒサンは、どのような対策をこうじればよいとおかんがえなのですか? 

●1631 何を根拠に”底をうった”と言えるのですか? キミヒ 102/02/23(Sat) 12:14:25 No.1627へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 株式や不動産下落が、何を根拠に”底をうった”と言える
のですか?
 逆に明確に、”底をうった”ことを明確に説明できれば、
消費マインドは上昇するでしょう。
 底値なら世界の投資も集まるでしょう。

 為替連動なら、先生の主張は逆です。
 円安が進行するなら、日本売りの結果であり、暴落スパイラル
に陥るでしょう。円売り、日本株離れは連動する筈で、底割れす
るのは自明です。

●1630 問題の本質を理解していない、野党のBSE対策法案笹山登生 102/02/23(Sat) 10:59:10削除
URL:
平成十三年十月十八日前に解体された牛の牛肉の買入れ)
第五条
国は、平成十三年十月十八日前に国内において解体されたことが確認された牛の牛肉(牛肉以外の牛の部位を含む。次項及び次条第一項において同じ。)を買い入れるものとする。

前項の規定による買入れをする場合における牛肉の価格は、国内において感染牛の発生が確認される前の牛肉の価格を基準として定めるものとする。

とあるのだが、今回の一連の偽装牛肉で、牛肉のトレーサビリティそのものの困難さが問われているときに、どうして、このようなザル・スキームで、買い上げ助成をおこなうことができるのだろうか。 
法案の他の部分でも、この点に関する問題意識は皆無である。
雪印問題発生以前であれば通用したかもしれないスキームであろうが、これでは、消費者の猛反発を食うことは必至。
万全なトレーサビリティ体制の構築無くして、牛肉買い上げについての一切の公的資金の投入は凍結すべし。 


●1629 (投稿者削除)
●1628 公共事業は、誰に感謝すべきなのか? 笹山登生 102/02/23(Sat) 00:28:11削除
URL:
近頃話題の「OOハウス」の問題は、 何も、このケースにかぎったことではない。 
国内の各種公共事業の竣工式でも、時々、おゃっとおもうことがある。
たとえば、 上物を建設した業者さんにたいする、感謝状贈呈のセレモニーだ。
ビジネスで営利を与えた相手方にたいして、どうして、改めて感謝状なのか、不思議におもうことがある。
また、申請主義にもとずく事業では、事業申請者の「謝辞」なるものがある。
これにも、「公共事業は、願って、お上からあたえられるもの。」との古くささが、感じられる。
また、インフラの「ユーザー」という言葉にも、ある種の国民卑下の匂いを感じ取る。
このような日本的な公共事業に対する考え方の蓄積が、海外のODAにまで、蔓延しているとすれば、国辱ものですらある。

●1627 日本の新しいファンダメンタルズのもとで、資産価格の相対的なポジションがきまる。 笹山登生 102/02/22(Fri) 14:58:57 No.1626へのコメント 削除
URL:
底をうっても、資産価格があがらない状況が、日本の円安基調が安定的なラインに近づき、新たな日本のファンダメンタルズが確定するまで、続くと言うことなのではないでしようか。
榊原さん流に言えばですね。

●1626 底を打った根拠が不明です キミヒ 102/02/22(Fri) 13:07:22 No.1611へのコメント 削除
URL:
>>不動産と株式を正攻法な政策で底を打たせる。これしかないのでは?
>>両方とも、底はうっているのですが、金融機関が、委縮してしまっ
て、100パーセント担保主義の信用創造しかできない、リスキーな信用
創造ができない

 で、底を打った根拠が不明です。
 底を打ったなら、リスクフリーでRCCが全ての不良債権が買える筈です。
 底を打ったなら、民間が積極的に購入するという需要が喚起される筈です。
 底を打ったなら、不良債権総量が増加しない筈です。
 最後に、底を打ったなら、価格が上昇するのは自明では?

 要するに、底無しを予知しながらも、損切りする体力も枯渇している
だけでしょう?

●1625 インフレ・ターゲット論には、弱者の視点がない。 笹山登生 102/02/21(Thu) 07:27:13削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20020221CPPI024020.html
物価水準目標を設定するなら、マクロの物価水準目標ではなく、所得階層ごとの、高物価寄与率を算定し、特定所得階層へのプラス・マイナスの影響を想定してかからなければ、結果、いびつな消費構造を招くことになる。
第一、このインフレターゲット論をかざす前に、未知の道ではあるにせよ、デフレ共存の道はないかを、模索することが必要なのではないのか。
不良債権のババを、広くあまねく、マイルドなインフレ進行で解決しようとすれば、相対的な負担は、必ず弱者に、目に見えない形で向かうことは、必定だからだ。

●1624 OZRICさん。情報ありがとうございます。 笹山登生 102/02/21(Thu) 05:54:05 No.1622へのコメント 削除
URL: http://eviva.unit.net/
いよいよですか。でも、ちょっと、もめそうですね。
インターネット放送局のいいところは、「ながら作業」ができることですね。
私も、spinnerや上記URLのEviva等をリンクしていますし、また、著作権をおかさない程度に「田園放送局」も開設ました。
いずれは、テレビ局も開設できるわけですから、特に、日本でも、離島などからの発信など、面白い展開が出てくるのではないでしようか。
日本列島、あらゆる方言放送局や民謡放送局ができれば、面白いと思いますよ。
ニッチな文化をグローバルな手段でもって発信と言うわけです。
昔のBCLの時代には、大平洋上やインド洋上に海賊放送局があったりしたのですが、今度は、著作権逃れの海賊放送局が、「コピー・ライト・ヘーブン」を目的として、台湾やベトナムに出てくるかも知れませんね。
日本のJ-POPは、このままでは、どこの放送局でも敬遠ですね。

●1623 角を矯めて、牛を殺す。 笹山登生 102/02/21(Thu) 05:29:14削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20020221k0000m020138000c.html
道路公団や本四公団の財投機関債の発行が危ぶまれていると言う。
特殊法人の改革で槍玉にあがったため、市場での引き受け懸念が広がったためと言われている。
本来、財投依存からの脱却を目指す、健全で多角的な資金調達を目指すはずのスキームが、ヒステリックな改革路線の進行で、思わぬ巻き添えをくった形である。
成熟した改革路線と言うものは、もっと、酸いも辛いもかみ分けた、バランス感覚を持って行わないと、このような、健全なスキームまでも、ころしてしまいかねない、危険性をもっているという見本なのではないのかな。
いでよ、茫洋としつつも、成熟した改革者。

●1622 ネットラジオ料金制定へ OZRIC 102/02/21(Thu) 05:27:40削除
URL: http://homepage1.nifty.com/kraftwerk/
米国ではネット上で放送をする際の著作権料支払いルールを制定するそうです。
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/nm/20020219/media_nm/tech_copyright_dc_2

日本はいつぐらいになるんでしょうかね。あまり期待はしてないですが。

●1621 日銀、外債買い入れは、見送りの模様 笹山登生 102/02/21(Thu) 04:31:51削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20020221k0000m020138000c.html
1616で述べたように、これはこれで正解だとおもいますよ。
結果としての円安ならともかく、日銀が円安誘導ととられる行為をしては、日銀の存在意義が問われます。

●1620 「日本経済は巨大なエンロンだと。 笹山登生 102/02/20(Wed) 20:48:59削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APHNR.hiYlcSMb43P
その共通項は、「不透明性」。公的資金でうやむやにする事勿れ。と言うことか。

●1619 まだ、不良債権簿価買い取り論がくすぶっているようで 笹山登生 102/02/20(Wed) 07:47:04削除
URL: http://www.asahi.com/politics/update/0219/014.html
引当金差引後の実質簿価であろうとなかろうと、簿価は簿価なんで、時価と簿価の差額は、時間的なずれはあるが、いずれ生じることになるね。
だから、時間差攻撃での飛ばしには変わりはないわけだ。
それと気になるのは、引当金なんだけど、大手銀行の実質自己資本比率が、11%あるはずが、実は、0.53パーセントしかないなんて説があるけど、こうなれば、上記の名目簿価も実質簿価も、たいしてかわらないなんてことになるのではないのかな。
株があがらない時点で、時価会計の決算期にはいり、配当原資がでないんで、剰余金を取り崩し、実質簿価で不良債権を買い取ってもらい、帳尻をあわせるってことですか。

●1618 なぁーんだ。こっちも、最後は、公的資金注入ですか。 笹山登生 102/02/20(Wed) 05:17:21削除
URL: http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_020215_1.html
上記URLの主旨は、ペイオフを守るべき預金保険機構は、3兆1,000億円もの【赤字】、農水産業協同組合貯金保険機構は、今年度末時点で、僅か1,050億円しか残高がない。と言うこと。
これも、結局の尻は、公的資金注入と言うことになるね。

●1617 公的資金注入論にもいろにもいろいろな見方があるようで 笹山登生 102/02/20(Wed) 04:49:23削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt32/20020219diii117919.html
薬をのんでいるひとをみて、「この人薬飲んでいるから、健康状態大丈夫そうだね。」とみるのか「薬飲んでいるなんて、やばいんじやないの」とみるかの違いなんでしょうね。
こんな視点からみると、この全銀協会長の発言も、ダウン寸前のボクシングの選手が「まだまだタオルは入れないでくれ。」といつているようにもみえるんだけど。
それにしても、ペイオフ解禁と時価会計導入と言うのは、命とりになりそうな気配になってきましたね。

●1616 日本売り加速の模様 笹山登生 102/02/20(Wed) 04:22:05削除
URL: http://www.bloomberg.com/jp/news/mof.html?s
ブッシュさんが、へたに小泉さんに優しかったんで、これで、日本売り加速の模様ですね。
ロンドン市場円は、134円台前半、10年もの国債価格(99,802利回り1.523)も下がっています。
日銀は「まだやれることはあります。」と言ったそうだが、こうなったら、あとは財政法第5条の「公債の日銀引き受け禁止」解除しか、ないんでは?
それにしても、日銀による外債買い入れなんて、みっともない真似は、止めてほしいね。
猿の浅知恵で、中長期的には、日本なり日銀のステータスにとって、プラスなことはなにもないんだとおもうんだけど。
「日銀も一私企業」といってしまえばそれまでなんだけど、余りに恥さらしだよね。

●1615 (投稿者削除)
●1614 (投稿者削除)
●1613 (投稿者削除)
●1612 (投稿者削除)
●1611 リスキーな信用創造ができないなら、損切りしかない。 笹山登生 102/02/20(Wed) 03:18:15 No.1609へのコメント 削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/eye/tamaki/suikara/2001/0318.html
>>不動産と株式を正攻法な政策で底を打たせる。これしかないのでは?>
>両方とも、底はうっているのですが、金融機関が、委縮してしまって、100パーセント担保主義の信用創造しかできない、リスキーな信用創造ができないというのですから、では、その差額の損切り(上記URL参照)を誰が、何の金でするのか。というのが現在の問題なのではないでしようか。
言い換えれば、ババ回しを、どの段階で、食い止めるのか、と言うことでしよう。
逆に言えば、山崎幹事長のこの前の発言は、金融機関が危険な段階に置かれていることを認識したうえでの、相当の危機感を持った発言と見るべきなんでしょうね。

●1610 本当ですかね?このはなし。 笹山登生 102/02/19(Tue) 17:02:46削除
URL:
こんなシナリオが密かにねられているって言うんだが、ほんとうかね?

かつてGHQが行った「預金封鎖」。
永田町では「日本が再び焼け野原になる前に食い止める」というのだが。
極秘資料によると、金融危機が起きた場合の緊急対策のシナリオはずばり、戦後の日本経済再建で昭和21年2月から8月にかけて行われた金融機関の「預金封鎖」と、「新円切り替え」の通貨対策である。
「預金封鎖」は、顧客が「○○銀行が危ない」という事前情報で取付け騒ぎを起こして破綻を早めたり、早期是正措置の発動で済むのに「風説の流布」による取付け騒ぎで倒産するのを防ぐほか、他の金融機関や融資先に連鎖、拡大するのを防ぐ非常措置である。
普通預金の引き出しと定期解約を事前に停止(モラトリアム)させ、一定額以上は支払わない。
「ウルトラC」ならぬ「ウルトラQ」の強権発動なのだ。
「新円切り替え」は、預金を現金化する際は新紙幣しか許されない通貨制度の改革。
昭和21年当時は悪性のインフレに対するための切り替えだったが、現在はデフレ状態にある。
だが、自民党財務金融部会メンバーは「預金封鎖を機にデフレ対策として円の切り替えを行う選択肢もありうる」と漏らすのだ。
株、円、債権のトリプル安とデフレスパイラルのなか、大手銀の不良債権処理は遅々として進まず、その原資に充てる保有株の含み損で体力低下が著しい。
ペイオフの4月解禁と時を合わせるように、都市銀も含めた大手銀や地銀、信金、信用組の経営が危うくなる事態もあり得る。
破綻前でも債務超過寸前の事態ならば、経済評論家からは「1カ月程度の預金封鎖が発令される可能性がある」との指摘もある。
金融危機に備え、政府・与党は15兆円もの公的資金再注入を検討し、「預金封鎖には至らない」(与党議員)とする。
だが、これも「株価の大幅下落を想定したものではないはず」(野党議員)。
「中小金融機関の半分以上が消滅する可能性が消えたわけではない」(金融評論家)のだ。
金融恐慌を回避するもう1つの非常措置は、昭和21年8月から10月に相次いで出された「金融機関経理応急措置法」「金融機関再建整備法」など、一連の債権カットによる企業や金融機関の再建策という。
軍が戦後補償を約束した設備投資金や海外資産など、回収不能の資産(今でいう不良債権)を強制的にカット、棒引きするというもので、こちらも預金封鎖と並ぶ超法規的政策だ。

●1609 デフレ対応の政策技術とは? キミヒ 102/02/19(Tue) 13:21:16 No.1608へのコメント 削除
URL:
 デフレ対応の政策技術とは?

 今のデフレの本質は、不動産の暴落です。
 不動産の暴落後も全く回復しない原因に対する
対策が必要な筈です。
 日銀が不動産を買い上げるのも問題先送り以外
の意味は有りません。

 結局、デフレ対策云々とは、対処療法ですよね?
 受験テクニックで学力が向上しないと同じと思います。

 不動産や株式と比較して、国民所得が異常に高止まり
している現状はタイタニック号と同じです。

 理想論より、不動産と株式を正攻法な政策で底を打たせ
る。これしかないのでは?

●1608 与野党とも、デフレ対応の政策技術を持ち合わせていない点では同罪。 笹山登生 102/02/18(Mon) 22:06:54削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/01/20020218ia21.htm
1601で「これは、単なる不良債権処理の「飛ばし」ですね。」と、のべた不良債権の簿価買い取り論は、上記URLのように、発言のご本人があっさり発言撤回してしまったが、しかし、だからといって、問題の根本が解決したわけではない。
むしろ、この考えがわるいのだったら、各党の政策当局者独自の考えを、のべないことには、埒があかない。 
これから本格稼働するであろう「銀行保有株式取得機構」でも、同じようなジレンマが生じてきている。
このジレンマ解消策を用意していなければ、批判する野党とて同罪である。
要は、含み損を持った債権・債務を、ゆるやかにデフレートしうる政策技術を、何人も持ち合わせていないことに、最大の原因がある。
今回、ブッシュさんの来日にあわせて発表されたのも、デフレ対策であって、デフレ共存策ではない。
与信とは、インフレを前提にしたスキームであり、金利がゼロにちかずくほど、金融政策の無力化がすすむ、 このジレンマを取り払うパラダイムが提示されないかぎり、デフレとの共存は不可能である。
不良債権のデフレートが不可能であり、マイナス金利が不可能であるなかで、唯一、可能なのは、超超長期の債権と債務とプロジェクトのスキームを築くことによって、デフレのメリットを享受することができる。
現在の超 長 期 利 付 国 債 は、20年と30年ものであるが、これを100年ものにし、それに見合う債務とプロジェクトを起こせば、デフレメリットを、享受できることになる。
実は、こんな夢みたいな説を1999年に論じている岩下有司さんという方がいるのだから、驚きである。正統派と自称する経済学者たちからは、このかた、かなり、アウトサイダー視されてるんではないのかな。
でも、こんな発想が今こそ必要なんだと思います。
この名案も、公共事業ぎらいの構造改革路線には、著しく反してしまうのが、難点なんですね。これが。
今回、一定の歯止めつきとはいうものの、日銀が外債を買うことになるそうだが、円安を誘う、姑息なやり方を、 一国の中央銀行がするというのは、長期的にみて、中央銀行の社会的存在意義をなくすことになるのではなかろうか。
それよりは、百年国債の日銀引受の方が、まだ許されるのではなかろうか。

●1607 (投稿者削除)
●1606 日各紙で話題のニューヨークタイムズの記事とは。笹山登生 102/02/18(Mon) 07:25:07削除
URL: http://www.asahi.com/politics/update/0217/005.html
会員だけ閲覧なんで、全文紹介はできませんが、前のブッシュのオヤジさんの日本訪問時といまのブッシュ大統領訪問時の日本の経済状況のあまりの差をとらえ、それを焦点にした記事。「物覚えの悪い日本」でも、この際、劣等生に徹して、アジアを大事にして生きる道も、日本にはあるんだぜ。

Bush to Encounter a Much Less Formidable Japan
By JAMES BROOKE
The Japan of recession and retrenchment that President Bush will visit on Sunday is vastly different from the Japan that his father visited in 1992.

●1605 飛び地での市町村合併は面白いぞ。 笹山登生 102/02/18(Mon) 07:19:30削除
URL:
東京の世田谷区と群馬のある村とが、合併できたらねという、構想が、あるんだって。
これが許されたら、地方交付税をあめにされて追い込まれる、いまの合併構想よりも、ずっと面白い合併ができるんじゃないのかな。
たとえば、秋田県だって、秋田市と、東成瀬村や阿仁町なんかが合併できたら、双方に知ってメリットのある、すばらしい合併ができるんじゃないのかな。
秋田市の人は、東成瀬村や阿仁町にセカンドハウスを作るだろうし、野菜も、ここから直送だね。
問題は選挙区だけど、 国政・県政レベルは特例ということにすればいいんだし。
いまの市町村合併構想は、いっちゃ悪いが、金を目当ての政略結婚だからね。
水源の村と水の消費地が結婚できれば、水源税構想なんていらなくなるんだし。 

●1604 (投稿者削除)
●1603 生き物によるバリアフリー・インフラの実現笹山登生 102/02/16(Sat) 20:13:05削除
URL: http://www.sign-eg.com/ad-houan.html
懸案の「身体障害者補助犬法案」が、成立の見通しとなっているが、 先日、わたくしも、アイマスクをして、盲導犬に導かれる体験をする機会を得た。
犬は、「タヒチ」といって、先日のNHKの「プロジェクトX」の主人公(財)アイメイト協会の犬だ。
わずか10メートル足らずの、椅子で阻まれ、曲がりくねったコースを、「タヒチ」に導かれて、通った時間の長く思えたことよ。
足がどうしても、爪先立ちになり、つんのめりそうになる。
時々、わたくしの足の膝に触る「タヒチ」の毛の感触が、これほど頼もしく思えたことはない。
日本の盲導犬の数は、約850頭、イギリス約4、000頭、アメリカ約10、000頭、フランス約6、000頭、ドイツ約1、100頭とのことである。
現在、日本には、約34万人の法定盲人がおられて、そのうち約12万人が全盲、そのうち盲導犬の使用を希望しているとみられる方は、法定資格障害者の1−2パーセントということで、そのうち盲導犬を使用されている方は、約0.13パーセントにすぎないという。
アイメイト協会の専務さんの話によれば、盲導犬は、数だけでは、考えられない側面もあるというが、それにしても、数がすくない。
今回の法律の対象は、盲導犬、聴導犬、介助犬ということだが、これらの犬のアクセス権をみとめ、バリアフリー社会のソフト的な役割を果たすことをねがいたいものだ。 
それにしても、盲導犬の育成には、一頭当たり約250万円かかるそうで、 その費用の90パーセントは寄付や募金にささえられており、残り10パーセントが助成金でまかなわれているという。
この辺の財政的な問題克服が、これからの政治の課題だろう。
ハードのバリアフリー・インフラと、これら生き物によるソフトのバリアフリー・インフラの適正な資源再配分を、日本版ADA法の制定とともに、考えるべきときだ。 

●1602 (投稿者削除)
●1601 不良債権処理と株式評価損処理はリンクしていなければ、何の意味もないのに。 笹山登生 102/02/16(Sat) 07:53:12削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/01/20020215ia25.htm
このURLの記事では、「整理回収機構(RCC)が銀行の抱える不良債権を購入する際の評価基準を時価から簿価に改める。」というんだが、そもそも、銀行において株式の含み損がこれほど大きくなった一因は、不良債権処理の原資と称して、クロス取引まがいの益出しを行い、株式の簿価を高くしてしまったことによるとの説もあるんだから、今度は、これを簿価で買い取るとなると、「これまで、有価証券の簿価の中に紛れ込ませて繰り延べていた不良債権処理損を、今度は、公的資金を持って、買い取る。」という、屈折したババ抜けとなってしまうんではないんでしょうかね。
これでは、単なる不良債権処理の「飛ばし」ですね。
雪印の牛肉偽装みたいに、このなかにやっかいな「ヤバイ取引先の債権」などをまぎらせたら、結局は、ババをつかむのは、国民ということになるね。

●1600 経済同友会というのは、どういう会? 笹山登生 102/02/15(Fri) 22:01:35削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/main/20020215CEEI039515.html
先に、金融機関の時価会計の実施については、経団連が延期の見解を示したのに対し、経済同友会は、実施を主張し、公的資金の年度内注入については、これを求めている−−−というのは、かたっぽで、赤字を膨らませておいて、その積立金取り崩し分を公的資金で穴埋め−−という発想なのかね。
口だけの自己責任論の展開じゃ、困るんだけど。

●1599 厚生労働省が、救急救命士に気管内挿管を認めるかどうかの研究班を発足 笹山登生 102/02/15(Fri) 21:38:11削除
URL: http://www.nhk.or.jp/news/2002/02/15/grri84000000a9ik.html
上記URLのとおり、厚生労働省がいよいよ、動きだしました。
わたくしも、このホームページで、この問題について、キャンペーンを張ってきました(http://www.sasayama.or.jp/diary/2001nov21.htm)が、いよいよ、国が動きだしたことで、その甲斐があったとおもっています。
できれば、生産的な方向に持っていきたいですね。
次も参照
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020216k0000m040056000c.html

●1598 (投稿者削除)
●1597 靖国神社に参拝できて、どうして明治神宮に参拝できないの? 笹山登生 102/02/15(Fri) 11:29:47削除
URL:
>>米大統領、訪日時に明治神宮を参拝・首相は同行せず
福田康夫官房長官は15日の閣議後の記者会見で、ブッシュ米大統領の訪日時に明治神宮に参拝する予定があることを明かした。ただ、大統領に付き添って小泉純一郎首相が参拝することについて「大統領と一緒に日本の首相がお参りすることは首相の公式参拝になるとの見方がある。公式参拝だと憲法に抵触する」と慎重な考えを示した。
首相が外国の国家元首とともに参拝すると、公式参拝の色合いが強くなり、憲法20条の政教分離の原則に抵触するとの判断が政府内では強まっている。このため大統領が本殿で参拝している間、首相が外で待機する案が浮かんでいる。>>
だと。

どう考えても、この論理はおかしいね。
明治神宮は、かつては、収穫感謝祭の場でもあったんだけどね。
それに、明治神宮の森は、わたくしのオヤジが、山林局長時代に、薪炭林の供出のために、平地林伐採の対象となるのを、ふせいだために、熊本に飛ばされたという、因縁のある森だけに、あまり、宗教のシンボルとしてとらえてもらいたくないね。 







●1596 (投稿者削除)
●1595 草壁さん。サンクス。 笹山登生 102/02/15(Fri) 11:15:57削除
URL: http://w2222.nsk.ne.jp/~forelle/newmad.html
上記URLで、1565で記載の、NHK情報のおかしさについて、わたくしの意見をご紹介していただきました。

●1594 影絵さん。マーリーズの原著の所在は、次にあるようですよ。笹山登生 102/02/15(Fri) 10:47:36 No.1589へのコメント 削除
URL:
Mirrlees, J.A.(1971)," An Exp1oration in the Theory of Optimal lncomeTaxation",Review of  Economic Studies,31,175-208.
Peter A. Diamond and James A. Mirrlees, 1971, Optimal Taxation and Public Provision 1、2, American Economic Review, 61

邦訳は、どうもないようですね。http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/3841/chap1.PDFで、日本語での概要はつかめます。
なお、このURL http://www.restud.com/combined/display/00346527-di990616-99p0468h.asp?id は、Review of  Economic Studiesでの論文ですが、IDがないと読めませんので、タイトルのみで、ご勘弁を。
マーリーズに準拠したという論文は、http://home.uchicago.edu/~cedacost/varmix16.pdf でもみられます。


●1593 (投稿者削除)
●1592 (投稿者削除)
●1591 (投稿者削除)
●1590 (投稿者削除)
●1589 感謝します!。 影絵 102/02/15(Fri) 05:11:40 No.1587へのコメント 削除
URL: http://
今晩は 影絵です。

読みました!。 ポール・サミュエルソンだの レスター・サローだの出てきますね ソウソウたる名前が でもサローが出てくる所を見ると 若しかしたら付け入る隙が有るかも知れない?。 って 無理でしょうね ノーベル賞を受けた程の人を 相手には出来ませんね。

マーリーズの最適所得税論自体は 未だ見ていないのですが もうめげて来ました。 が 何とか探して読んで見たいと思っています
恐らく生では手に負えないでしょうが 県図書館なら在るのでは無いかと思いますので 行ってみます。 御手数をお掛けしました。
感謝致します。

    

●1588 ワシントンポスト紙が、日本経済の先行きに辛口の懸念 笹山登生 102/02/14(Thu) 18:12:08 No.3380へのコメント 削除
URL: http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A7810-2002Feb13.html
同紙はデフレ対策の中身について「聞いたことのあるものばかり。市場では既に赤信号が点滅。世界の投資家は日本の格付けを『BBB』に落とした」という証券アナリストのコメントを紹介。さらに日本の現状は「1997年から98年の金融危機と同じ兆候を示している」と指摘した。
危機を防ぐべき立場の小泉首相については、国民的人気のあった田中真紀子外相を更迭したことで支持率が急落した事実を紹介。「改革」の具体的成果が上がらないことについて「小泉首相はサッチャー(元英首相)やレーガン(元米大統領)のように日本経済を立て直す救世主と目されたが、その見方は急速に消えている」との米証券会社東京駐在員の意見を伝えた。



●1587 本来望ましい線型の負担カーブを 、間接税で補って、お茶を濁してきたという説ですね。 笹山登生 102/02/14(Thu) 07:27:57 No.1586へのコメント 削除
URL: http://www.stylebuilt.co.jp/konishi/tax/p5-11_02.htm
このURLによれば、「最適所得税論の初期の代表的モデルであるMirrlees(1971)は、数値計算によって最適税率表は線型に近いことを示したが、第4章に述べるように、それは特殊なケースのみであり、最適課税論が常にフラット税率を支持するわけではない。しかし最適課税論は、負担の公平の確保のために望ましいと考えられてきた「超過累進税率表」が、効率性の面からは必ずしも支持されないことを、理論的に証明することで、伝統的租税論の展開に一石を投じた。」としていますね。
限りなま、適用税率の階段を 細かくしていけば、 タックスヘイブンも少なくなることは、確実ですね。しかし同時に、課税コストは高くなるかもしれません。
所得税負担カーブを線型にし、昔の物品税的な考えで、売り上げ税を奢侈品については、高率化するというのであれば、累進税率は適用しないが、奢侈品適用の売上税で補完できるとも、考えられるのですが。  

●1586 見つけました! 影絵 102/02/14(Thu) 06:35:32 No.1585へのコメント 削除
URL: http://
マーリーズの「最適所得税論」と言うのが 有るそうです。
調べて見ます。

●1585 有難う御座いました。 影絵 102/02/14(Thu) 02:24:09 No.1583へのコメント 削除
URL: http://
早速にご教示頂き 有難う御座います。 少し書籍を調べては見たのですが 如何も所得税の累進税率は理論的に 裏付けされては居ない様ですね。 税制理論はどの学部に成るのでしょう。

概ね私の認識で間違い無い様ですね 先の1・2に因ずいて検討を重ねて見たいと思います。 纏まりましたUPしますのでご批判を頂きたいと思います。

高額所得者の高税率を 如何にも不当な負担である ゆえに税率は
均等で有るべきだ 等と我が国に於てもアメリカ他先進国の政府関係者の共通認識の様に成っているのは 納得が行きません。

トンデモ理論に終わるかも知れませんが まぁ頭の体操だと思って
やって見ます。  有難う御座いました。 
  

●1584 いよいよ国債格下げへ 笹山登生 102/02/13(Wed) 20:23:31削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APGochCHakvmQszqD
かねてから、この掲示板でも、再度の国債格下げの時期がいつになるかについて述べてきたが、上記のURLのとおり、ムーディーズ格付けは、2段階格下げのA2になる見通しだと言う。
同格は、キプロス、ギリシャ、イスラエル、ラトビア、ポーランド、南アフリカ並みになると言う。
国内投資家へ影響はないと言うが、今後の国債価格の動向と、時価会計評価のカウント時期に入る金融機関の決算への影響が心配。

●1583 本来の公的部門と私的部門の役割から、税制・財投など、インセンティブの再構築をはかるべきだと思います。 笹山登生 102/02/13(Wed) 10:40:21 No.1582へのコメント 削除
URL: http://www.bloomberg.com/jp/news/mof.html?s

1・ 国民は其の経済活動に伴い政府から便益を受ける。
国民の価値志向と国家の向かうべき方向とが、少なくとも、かなりの点で一致していた時点においては、公的な国民の価値志向と私的な国民の価値志向が一致していたわけですから、個としての国民の属する産業社会に対する、租税特別措置なり、開銀を中心とする業界融資によるインセンティブの用意が、そのまま、個としての国民の利益に繋がったと言えます。2
でも、こと仕手の経済活動が多様化しなければならない今日、業界ぐるみの租税特別措置などの優遇税制は、見直されるべきでしよう。
産業界へのインセンティブは、直接的には、国民の幸福には繋がらないと言う前提での、インセンティブのあり方を模索すべきであると思います。

2・ 国民は基本的に 其の負担額に拘わらず 等しく便益を受けるべきである。
公的部門の外部経済の恩恵と、外部不経済からの遮断を、国民は、負担額に関わらず、等しく便益を受ける権利があると思います。
アングロサクソン的な自己責任論を、公的部問が主張する前に、ミニマムとしての国民の受ける便益を確定する必要があると思います。
公的部門の市場主義移行は、手段であって、あくまで、その目的は、結果、国民への公的サービスの完結にあると思います。
勇ましい行革論や改革論にかけているのは、おっしゃるような、本来公的部門は何を果たし、私的部門は何を果たすべきかと言う原点にたって、では、効率的な観点から、擬似的な公的サービスで代替しうるものは何か、私的部門へのインセンティブによって、結果、公的部門の代替物となるもの何なのか、と言う論議へと進むべき者もの思います。

●1582 少し 教えて下さい。 影絵 102/02/13(Wed) 05:06:05削除
URL: http://
今年も税制の季節に成りましたが 報道に依りますと 縮小均衡
=デフレ推進 を目指した税制を考えている様に思えます。

所で 御願いが有るのですが  先日の「ESRI−経済政策
フォーラム」の 井堀利宏著「日本の財政改革」を読んで見まし
た(小泉改革の原本か?) 中で 税制について思いついた事が
有り 其処で愚考を重ねて居るのですが 少し 教えて頂きたい
点が有ります。
 
後述の2点について笹山さんのご意見と 行政・立法府に於て是
認されるものなのか どうか?。  宜しくお願いします。


1・ 国民は其の経済活動に伴い政府から便益を受ける。

2・ 国民は基本的に 其の負担額に拘わらず 等しく便益を受
   けるべきである。


●1581 (投稿者削除)
●1580 OZRICさん。いつも、有益な情報、ありがとうございます。笹山登生 102/02/12(Tue) 18:53:25 No.1578へのコメント 削除
URL: http://homepage1.nifty.com/kraftwerk/a-news/data/2002/02/filelogue.txt
>>本件サービスにより、特定の電子ファイルの受信を望む者に、その電子ファイルに関する情報(ファイル名、ファイルサイズ、所有者のユーザーID、IPアドレス等)を提供すること、並びに、P2P間の電子ファイルの送受信にも活用できるソフトウェアをアップロードしたこと)自体が、著作権等を侵害するわけではない>>
というのが、結論のようですね。
「電子ファイルの受信」を「結婚」という言葉におきかえてみれば、結婚したい方に、お相手の情報やサイズ?、携帯の電話番号を教えたり、お二人のための自動車を用意するなんてことは、かわいい娘おもいの親御さんの体面をつぶすことにならない。ってことですか。
となると、、「ノーティス・アンド・テイクダウン」は、「お邪魔でしたら、いってください。いつでも、手をひきますよ。」ってことですか。
「送信可能化のための予備行為・準備行為とは何か。」なんて議論が、これから出てくるかもしれませんね。


●1579 (投稿者削除)
●1578 送信可能化権について OZRIC 102/02/12(Tue) 16:06:33 No.1576へのコメント 削除
URL: http://homepage1.nifty.com/kraftwerk/
1576の発言にリンクさせて頂きました。まったくおっしゃる通りだと思います。
ところで、本日ファイルローグの答弁書が公開されました。弊サイトでも
全文を転載しておりますのでよろしければご参照くださいませ。彼らの主張が
全て正しいとは思いませんが、現状の著作権制度に一石を投じる内容だとは思います。

●1577 食品安全管理部門の統一化も検討 笹山登生 102/02/12(Tue) 13:48:28削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2002jan29.htm
今日の予算委員会で、小泉総理は、食品安全管理部門の統一化に言及したが、これは、良いことだ。
わたくしの上記URLでは、食肉のトレーサビリティ対策を怠ってきたのは、厚生労働省にも責任があるのだから、農林水産大臣だけが、責任を問われているのはおかしい。もし、農林水産大臣が責を問われるならば、厚生労働大臣も、同じく、責を問われる立場にあると、主張したが、結構、いろいろなところで、反響があるらしく、びっくりしている。
当たり前のことをいっているのだが、この総理の発言を機会に、「農場から食卓まで」の食品安全行政が実現できる日を待ちたい。

●1576 ストリーミング時代に、日本の「送信可能化権」は、時代遅れ。 笹山登生 102/02/12(Tue) 12:29:22削除
URL:
世界に先駆けてオーストラリアとともに作ったとされる、日本の「送信可能化権」も、いよいよ高まる音や画像のストリーミング時代到来とともに、ますます、やっかいな存在となってきているとおもうのは、わたくしだけであろうか。
アメリカでは、これまで、ラジオ局で音楽を流しても、音楽の宣伝になるとの意味もあり、著作権使用料を払わず、ASCAPやBMIなどの著作権管理団体を通じ、アーティストに著作権使用料を払ってきたが、インターネット放送局の乱立に対応し、このたび、インターネット放送局で配信されるストリーミング音楽について、著作権料を徴収するための団体を設立したという。
今後、これによって、アメリカのインターネット放送局がどうなるのか、予測のむずかしいところだが、いずれにしても、時代の変化に応じた臨機応変の対応が、著作権の世界には、もとめられているといえる。。
一方、日本の「送信可能化権」のもとでは、ダウンロードであろうと、ストリーミングであろうと、ファイル形式がMP3であろうと、WAVであろうと、本放送用であろうと、予備にとりあえずアップロードしたゴミのようなファイルでも、オンデマンドだろうと、ライブだろうと、アップロードしたとたん、著作権者の了解を得ていないものは、「送信可能化権」に触れてしまうのである。
この状態は、まるで「犬くぼう」といわれた徳川綱吉の「生類哀れみの令」をおもいだしてしまうのだが。「著作権あわれみの令」とでも、いうのだろうか。
実は、わたくしのトップぺージのリンクにも、このところ、結構、ストリーミング関係のリンクが増えてきた。
リンクさせていただいている、「音楽配信」さんの情報も、相当、拝借させていただいている。
basic,MP3,MP4,AII,Stream,bb-goo,Live,Spinner,hi-ho,Streambox,Forum,映画1、映画2、映画3、ブロバン  などがそうである。
とくに、「映画3」の台湾の「Movie88」のあけっぴろげぶりには、爽快感すら感じてしまう。
この、時代の変化を率直にとらえ、 ここらで、デジタル時代の著作権料の水準のあり方も含め、デジタル音楽の著作権の根本について、見直す時代がきていると思う。
「送信可能化権」の存在は、 結局は、日本のアーティストの世界への配信を大きく妨げる「鎖国政策」となってしまうのではなかろうか。

 


●1575 周辺医業というべき分野に資格を与えることで、解決は可能。 笹山登生 102/02/12(Tue) 10:45:26 No.1574へのコメント 削除
URL:
介護の分野も、かつては、周辺医業ともいうべき領域だったんですから、プレ・ホスピタルの分野においても、このような資格制度と研修制度を確立させれば、可能です。
残る問題は、インフォームド・コンセントの対象とするかどうかという問題が、残るとおもいます。

●1574 救急救命士と気管確保 キミヒ 102/02/11(Mon) 16:12:10削除
URL:
 救急救命士と気管確保問題に関して

 問題の本質は救急救命士制度の生い立ちにあったと思います。
 事実、救急救命士資格を持つ看護職員は多いです。しかし、救急隊
員の雇用維持が優先され現在に至った経過は全く報道されていません。

 正看職員にすら許されていない医療行為を許可する資格なら、教育
的担保を確立して資格供与を与えるのが筋だったと思います。
 一例として、税務署職員は国家公務員三種試験合格後に税務大学校
で2年の教育を受けています。
 結局は育成教育を充実させて、明確に業務を許可する事が遠回りの
ようで近道ではないでしょうか?

 

●1573 問題は大手のスーパーでは? キミヒ 102/02/11(Mon) 15:50:08 No.1571へのコメント 削除
URL:
 雪印問題以前に

 鹿児島産黒豚
 魚沼産コシヒカリ

 等を大手のスーパーが格安販売していましたよね?
実際問題として零細生鮮食品店で食材を購入する割合
はかなり低いと思います。零細生鮮食品店には卸に責任
転換できる権利を与えれば、逆に卸業の存在意義が生ま
れるのではないでしょうか?
 

●1572 (投稿者削除)
●1571 消費者保護の為に、小売が果たす社会的責任はなにかという問題ですね。 笹山登生 102/02/11(Mon) 08:11:28 No.1570へのコメント 削除
URL:
いやいや、キミヒさん。あまり早く残念がらないでください。 大事な問題提起だとおもいます。
ただ、日本の場合は、業態によって、流通段階別の業態は多様です。
むしろ、最終消費者に接する者なり法人が、「善意の第三者」で、逃げてしまわないための仕組みづくりですね。
今回の狂牛病問題でも、大手のスーパーは、直営牧場も持っているところが、ほとんどでしたから、対応は迅速でした。
問題は、零細生鮮食品店です。
こちらに消費者の刃が向けられても、彼らには、何のすべもありません。
現在ドイツでは、狂牛病問題発生を機会に「予防的消費者保護政策」というのが、成立しようとしています。
その骨子は、以下のとおりです。
1 消費者の健康保護と安全
2 消費者の経済的利益の保護
3 消費者と生産者の機会の平等
4 製品の安全と高品質
5 市場の透明性改善および消費者への情報供与と教育

また、EUでは、PL法の対象に、生鮮食料品を含めようといる動きにあります。
先ず、そのような大枠での消費者保護策をはかりながら、ここの業界対策を進めるしか、手がないのではないでしようか。

●1570 残念です キミヒ 102/02/10(Sun) 23:32:37 No.1569へのコメント 削除
URL:
 法律論ではなく
 消費者保護の問題提起です。
 

●1569 「善意の第三者」とは? 笹山登生 102/02/10(Sun) 22:54:07 No.1566へのコメント 削除
URL: http://www.komei.or.jp/komei_news/contents/horitu/syouhisya/13.htm
実態はともかく、法律上の「善意の第三者」とは、「知らなかった人」のことです。
それが真実かどうかは、別の問題です。

●1568 (投稿者削除)
●1567 (投稿者削除)
●1566 文脈が可笑しいです キミヒ 102/02/10(Sun) 22:24:45 No.1564へのコメント 削除
URL:
 「善意の第三者」って大抵は共犯者ですよ!
 #1564は支離滅裂な論理と思います。

 格安に鹿児島産黒豚表示をする小売りは
真の「善意の第三者」なのでしょうか???
 
 

●1565 NHKも、今頃、こんな報道をしては、わらわれるのでは? 笹山登生 102/02/10(Sun) 19:10:44削除
URL: http://www.bseinquiry.gov.uk/files/yb/1990/02/15003001.pdf
今日のNHKの報道で、1990年2月のイギリスの肉骨粉輸出国への警告書簡(上記URL)のニュースを、さも、いまわかったかのごとく報道していたが、 これは、私の「リンク集・日本の狂牛病対策」にも、すでにリンク(http://www.sasayama.or.jp/diary/madcow.htm#9-5)されている、一昨年のイギリス発表の「BSE Inquiry」の中で、とっくに周知の書簡なのに、なんで、いまさらこと新しく報道しているのか、訳が分からない。
既成メディアの遅れが、このところ目立ちますね。

●1564 「要素の錯誤」で対抗できるのでは?笹山登生 102/02/10(Sun) 17:39:19 No.1562へのコメント 削除
URL: http://www.google.co.jp/search?q=cache:v7phEG72PYoC:www.kyoto-su.ac.jp/~takasima/sousoku21.htm+%E8%A6%81%E7%B4%A0%E3%81%AE%E9%8C%AF%E8%AA%A4%E3%80%80%E3%80%80%E3%80%80%E3%80%80%E5%96%84%E6%84%8F%E3%81%AE%E7%AC%AC%E4%B8%89%E8%80%85%E3%80%80%E3%80%80%E5%B0%8F%E5%A3%B2%E3%80%80%E3%80%80&hl=ja&ie=utf8
消費者が「要素の錯誤」を小売に主張しても、小売が「善意の第三者」であった場合、消費者は、これに対抗できるか。 
ということですね。
もし、小売が、「知らなかった」という意味での善意で、転売してしまったのなら、小売は、卸にたいして、消費者と同じく、「要素の錯誤」を、卸に主張できるんではないんでしょうかね。

●1563 (投稿者削除)
●1562 問題は”善意の第三者” キミヒ 102/02/10(Sun) 15:10:43 No.1556へのコメント 削除
URL:
 小売りが”善意の第三者”となる事で消費者保護は空文化します。
 鹿児島産黒豚にしても、雪印にしても小売りが”善意の第三者”
ですよね?

 シングルチェックよりダブルチェックの方が有効だと思います。

 小売りを含めた厳罰立法が必要では?

●1561 この朝日新聞の狂牛病の記事は、ちょっと勉強不足なのではないのかな?笹山登生 102/02/10(Sun) 13:17:55削除
URL: http://www.asahi.com/national/update/0210/004.html
なぜかというと、この記事では、いま、BSE最大の問題となっているBARB(Born After the Real Ban )問題を、完全にみおとしているからだ。
BARB(Born After the Real Ban )問題(http://www.europa.eu.int/comm/food/fs/sc/ssc/out237_en.pdf参照)というのは、 1996年8月1日の肉骨粉等牛由来飼料全面使用禁止後も、6頭のBSEの牛がでていることの原因について、科学的な立証ができていないことだ。
これについては、これまでの原因とされてきたもの以外に、汚染の原因があるのではないのか、もし、このBARBの牛が55頭以上でてきた場合には、これまでの次のスキームをみなおさなければならないというのが、SSCの見解である。
第一は、Date-Based Export Scheme (DBES)(http://www.defra.gov.uk/animalh/bse/european-issues/level-4-date.html参照)というもので、1997年10月2日に英国が決定した、1996年8月1日以降の牛肉、牛肉製品の輸出禁止 措置で十分でないのではないかということについての疑義である。
第二は、Over Thirty Month Scheme(OTMS)(http://www.defra.gov.uk/animalh/bse/public-health/otms.html参照)というもので、原則30カ月以上の食肉の販売禁止措置のみで、十分なのかということについての疑義である。
SSCは、昨年末に、このBARB問題につき、いくつかの仮説の報告書(http://europa.eu.int/comm/food/fs/sc/ssc/out236_en.pdf参照)を出したが、これには、結局は、狂牛病の原因は、 確率論的には、おおよその検討はできるが、実の原因は、何もわかっていないのが世界の実情という、まさにショッキングな結論なのである。
この報告書では、牛の生体での狂牛病の潜伏期間についてすら、10カ月から15カ月の間とも、2カ月から3カ月の間とも、説はあるが、はっきりしたことは分からないとしている。
ましてや、潜伏期間中の牛肉を人間が食べて、それがvCJD発症の引き金になるかどうかなどは、SSCとても、わからない有様なのである。
このことからすれば、日本のとった全頭検査体制は、皮肉ではないが、いわば、BARBの原因解明に、世界にさきがけて役立つ面もあるわけで、この朝日新聞の記事のように、無駄な検査の金がかかるという観点にたつことは、検討外れもいいところである。
(http://www.cnn.com/2001/WORLD/europe/01/23/bse.eu/も参照)
ジャーナリズムも一部政界も、BSEを政局の具とすることはやめて、世界的にも、どんどん新たな疑義の生まれている狂牛病の諸課題解決に全力投球することが、日本の畜産酪農民や消費者の為になるのではないのだろうか


●1560 (投稿者削除)
●1559 (投稿者削除)
●1558 (投稿者削除)
●1557 (投稿者削除)
●1556 商品ブランドの真正性確保のための技術やチャンネルが必要 笹山登生 102/02/10(Sun) 08:00:54 No.1554へのコメント 削除
URL: http://www.mken.co.jp/product/mark.html
商品ブランドのオーセンティシティ−真正性−確保のためには、電子透かしをブランドタグに埋め込む等のいろいろな技術が会はされてきているようで、これと、EAN国際規格バーコードのシステムと組み合わせること等、いろいろなことがこれから出てくるでしょう。
もっとも、あまり、ブランドのみを保護しすぎると、ニッチな商品が生まれにくくなり、経済社会に活力がなくなるというデメリットもでてきますから、この辺は、バランスをとってといことになるんでしょうね。
今回の雪印がおかしたことは、ブランド力を自ら落とす自殺行為をやったわけですから、これに対しては、消費者サイドの力や機会をもっと増やし、 密室の反抗を暴きうるタレこみの場を 、公取や消費者センター任せにしない、多チャンネルのものとするしかありませんね。

●1555 日本が必要なデフレ対策とは、「デフレ阻止対策」なのではなくて「デフレ共存対策」だとおもうんだけど。 笹山登生 102/02/10(Sun) 07:43:40削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story.ht&s=APGWK1yL.gmaCVpC6
>>>米国のオニール財務長官もG7前の記者会見で、「世界経済のエンジンになるような措置を取ることをなお強く希望している」と述べ、あらためて日本の構造改革の必要性を強調。日本経済を機関車に例えて「日本は、(車掌の乗る)最後の車両になってはならない」とクギを刺した。 これに対し、塩川正十郎財務相は8日夕、「10年前には日本が世界経済の機関車役を務めていた。山あり谷ありがある。日本は谷底にいったん落ちた。これからは上がっていく準備だ。心配ない」と強気の姿勢を表明。不良債権処理の遅れについても、「過去の不良債権処理は相当進んだが、株価や地価の下落など担保の劣化による新たな不良債権が増えている。これを防止する方法が必要だ」とした。>>>
というんだけど、それは、100パーセント担保主義で、リスキーな融資をしない、日本の銀行の悪い体質を、国外に露呈しているとしか思えないね。
「列車の車掌になるな。」といわれるのは、ありがたいんだけど、 その前にG7がG6になってしまうことだって、かんがえられるんだから。
いま、必要なのは、デフレ阻止対策なのではなく、債務デフレを克服しうる、1534でのべたような共存策なのではないのかな。
それにしても、「日銀特融を金融機関にも用意」なんてのをみると、日本の金融も、これでは、転貸債権融資銀行に成り下がってしまったなと、感じるね。

 


●1554 ずれますが、、、 キミヒ 102/02/10(Sun) 00:02:00 No.1553へのコメント 削除
URL:
 PRADA社の生産量より、日本で流通するPRADA社リックが多い
 鹿児島で生産される黒豚より、市場で流通する鹿児島産黒豚
の方が多い。

 以上は昔からの常識ですよね?

●1553 雪印食品におくる言葉 笹山登生 102/02/09(Sat) 09:24:35削除
URL: http://www.securemac.com/article-security.php
It's better safe than sorry.

「安全第一」「あとで悔やむより、安全な方が良い」「石橋をたたいてわたれ」等という意味だが、いまの雪印食品にとっては、「あとですみませんでしたというよりは、 ことがバレル前に、消費者に安全な食品を提供していればよかったのに」ということになるのだろう。 

●1552 食品行政の一本化へ一歩前進 笹山登生 102/02/08(Fri) 13:26:35削除
URL: http://www.asahi.com/politics/update/0208/003.html
http://www.sasayama.or.jp/diary/2002jan29.htmでのべたような、私のかねてからの主張に一歩ちかずいた形。
狂牛病対策としてのトレーサビリティ確保には、両省の連携と消費者サイドの協力がぜひとも必要。
消費者を含めた、この件についての何らかの懇談会設置を目指すべきだ。

●1551 金融機関への公的資金の再注入は、政府のためのタコ配当の原資? 笹山登生 102/02/08(Fri) 12:03:11削除
URL: http://www.collectors-japan.com/nevada/index.html
上記URLの記事によれば、 
日経平均9000円ラインを割った段階で、公的資金の再注入という流れになっていくが、実質的に配当原資確保のために公的資金投入が行われることになるという。
なぜなら、三菱東京フィナンシャルグループ、住友信託銀行の2行を除いた大手行は剰余金−つまり配当原資−枯渇の危機に直面しているからだ。 
これら各行は、剰余金消滅という事態に備えて、資本の一部である“法定準備金”を取り崩し、剰余金に振り替えられる体制をとりつつあるのが現状である。
投入された公的資金の相当部分は、法定準備金に回り、剰余金に振り替えた分の穴埋めに使われることになる。。
この穴埋めによって、 株式配当が可能となるが、 その株式配当の相当部分は、これまで受けてきた公的資金の配当として政府に回ることになる。
つまり、公的資金の際注入は、実質、政府は自らの配当を確保するために、再び公的資金投入に踏み切るという、非常に迂回した、政府のためのタコ配当の原資になるというわけ。

●1550 時価会計導入は、全体的なバランスのもとに、考えるべき。笹山登生 102/02/08(Fri) 11:10:13削除
URL: http://markets.nikkei.co.jp/news/economy/economyCh.cfm?id
経団連と日経連とで、これについての見解が分かれている。
日経連のご見解は、やや、きれいごとかな、という感じがする。
なるほど、銀行や企業含み損の実態を、期末ごとに明確にする意味では、時価会計の導入は、正論である。
しかし、「持ち合い株によって、株式相場がささえられている。」という、日本の企業体質、そして、「持ち合い株が減った分を、個人投資家が埋められない。」という現実のなかでは、一層の株式相場の下落を招き、それが、銀行経営を直撃するという面もある。
これでは、 安定株の持ち合いばっかりになってしまい、 銀行が、ベンチャー株をメンターとしての立場で持ち合う等という、スキームも、考えられなくなってしまう。
(銀行の時価会計については、http://www.hi-ho.ne.jp/yokoyama-a/kinyushohin.htm参照)
また、金融商品についての時価会計と、土地資産についての時価会計の導入が、平仄のあったものとならなければ、バランスシート自体が、企業実態を正しくつたえない、いびつなものとなってしまう。
固定資産の減損会計(http://www.asahi.com/business/news/K2001093001202.html参照)については、2003年3月より導入とのことらしいが、それ以前に、金融商品・土地資産の長期・短期を含めたキャピタル・ゲイン・ロス課税のあり方についても、両者の時価がどん底にある今こそ、総合的に考え直すべきだろう。
それ以前の問題として、私は、長年、企業のバランスシートとにらめっこしてきた経験からいえば、期末だけの静態的な数字で、企業の実態を把握するというのは、果たして意味があるのかと、疑問におもってきた。
わたくし自身は、アブナイ企業については、日繰りの資金繰りをみていなければ、実態は分からないものと、思ってきた。
時価会計についても、期中の時価の移動平均で、時価水準をとらえるような仕組みが、考えられないものか。
すなわち、「「その他有価証券」の決算時の時価は、原則として、期末日の市場価格に基づいて算定された価額とするが、継続して適用することを条件として、期末前一カ月の市場価格の平均に基づいて算定された価額を用いることもできる。 」とされているが、この「期末前一カ月の市場価格の平均」という点について、弾力的な解釈は生まれないものだろうか。



●1549 (投稿者削除)
●1548 (投稿者削除)
●1547 (投稿者削除)
●1546 狂牛病の責任問題は、トレーサビリティの観点からは、 厚生労働大臣にもあるんですよ。 笹山登生 102/02/07(Thu) 21:49:34削除
URL:
狂牛病の責任問題に関して、農林水産大臣ばかりがやり玉に上がっていますけれど、「食肉の生産から食卓までの安全性を確保する」というトレーサビリティーの確保を、これまで怠ってきたという点では、厚生労働大臣も責任があるということを、みなさんお忘れのようですね。
ここで、 このトレーサビリティーのあり方を審議する食品衛生調査会の狂牛病に関する動きを、順を追ってみますと、次のようになります。

平成8年4月11日、この年の3月25.26両日に EUの常設獣医委員会で英国産の牛肉加工品などの輸入禁止措置が採択されたことを受けて、 食品調査会常任委員会・乳肉水産食品部会が開かれました。
この時の議題は、WHOの狂牛病に関する公衆衛生 専門家会議の報告と、狂牛病に関する食品衛生上の対策についてでした。
席上、狂牛病のサーベイランスについての論議があり、サーベイランスの直接の所管は農林水産省ではあるが、食品衛生の立場でできることのひとつに、と畜場において食肉検査で発見された場合の報告システムの整備を行う必要性が、事務局から問題提起されました。
これを受けて、厚生大臣への建議の中には、狂牛病汚染輸入牛肉加工品などが食されることのないような適切な措置をとることの必要性と、狂牛病の人への伝達の可能性、食肉からの病原体の検出方法についての調査研究の必要性がもりこまれました。

平成8年6月28日、牛海綿状脳症等に関する食品衛生調査会がひらかれ、ここでは、4月11日開催の食品衛生調査会の審議概要と、その後厚生省がとった対策などについての報告がありました。
具体的には、5月14日からひらかれたWHO専門家会議および5月31日からひらかれたEU科学者会議の報告と、各国の狂牛病対策の現状などです。さらに、 輸出禁止解除されたゼラチンの安全性については、食品衛生調査会・乳肉水産食品部会で、ひきつづき、慎重に審議する必要があると、されました。

平成10年6月16日に、食品衛生調査会常任委員会において、「今後の食品保険行政の進め方について」との分厚い報告書がまとまりましたが、そのなかで、「生産から食卓までの衛生管理およびその役割分担」「生産から食卓までの全過程における食中毒予防対策の推進−(3)と畜場、食鳥処理場などにおける対策」等において、O-157やサルモネラ菌などについてのトレーサビリティの必要性は、書き込まれましたが、狂牛病のトレーサビリティについては、一言も書き込まれませんでした。

平成10年8月4日に、食品衛生調査会総会が開かれ、狂牛病については、「狂牛病に関しては、平成8年に問題になって、食品調査会でご検討をいただき、今後さらに、イギリスなどの状態を踏まえながら、必要な対策については、ご審議いただければとおもっております。」との、事務局からの簡単な報告があったのみです。

では、その「今後、さらに」 なのですが、 その後10数回の総会や常任委員会が開かれましたが、今日まで、狂牛病のトレーサビリティについて、狂牛病の狂の字すら、記録にのこることはありませんでした。

そして、日本に狂牛病発生後の昨年10月2日に開かれた「牛肉をおおいに食べる会」 なる会に、厚生労働大臣は、農林水産大臣とともに出席され、大口をあけられて、 牛肉を食する映像が、CNNなどのインターネット映像を通じ、世界に配信されました。
私は、食をあずかる責任者が、このような、食肉の安全性を、原因もわからぬ内に肯定するがごとき会に、迂闊にも出席された責任は、むしろ、農林水産大臣以上に、責められるべき行為だったと思います。
今回の雪印食品問題は、煎じ詰めれば、「食肉の安全性を消費者が確かめられない」というトレーサビリティの欠陥を逆に利用された、構造上の問題だと思っています。 
狂牛病問題にかんして、もし農林水産大臣の責任を問うのであれば、厚生労働大臣の責任も、同等に問われるべきものでしょう。            

●1545 異常な国債利回りの変動笹山登生 102/02/07(Thu) 20:28:27削除
URL:
この掲示板でも、かねてから、国債利回りの変動をその都度、掲載してきたが、 このところ、国債利回りは、いっそう上昇、国債価格はいっそう低落。危機的水準となっている。
ちなみに、本日の10年もの国債価格 99.453  利回り1.564
1月25日の利回り1.473 1月24日の利回り1.466 1月23日の利回り 1.441 1月22日の利回り1.440 1月6日の利回り 1.400 という経過だから、いかに、 この利回り変動が異常であるかが分かる。
外国投資家だけでなく、日本の銀行も、手持ち国債を手放し始めているというから、手放すのが遅れた銀行がババをつかむ情勢となってきている。
一方の金相場は上昇の一途をたどっている。
まさに、小野善康さんのいう、「株から国債、国債から国内通貨、国内通貨から海外通貨や金へ」という、日本売りへのサイクルが、ますます激しくなっているというわけだ。


●1544 (投稿者削除)
●1543 酪農民の護送船団方式が、今日の雪印の体質を作ってきてしまったことを忘れている。笹山登生 102/02/07(Thu) 19:52:17削除
URL: http://www.asahi.com/politics/update/0207/005.html
「外資は、パートナーとしてだめ。」と、今頃、監督責任づらしても、遅い。
むしろ、「放っといても、酪農民は、黙ってついてくるさ。」といった意識の元での、暗黙の酪農民護送船団方式が、今日の安易な雪印の体質を作ってしまったことを、農林水産省は、反省すべきなのではないのかな。
これまで放任していた雪印という名の息子にたいし、罪をおかしたら、途端に、青い目の友達とつきあうのはやめろなどと、親父面をふかせているようなものだ。
酪農民が自立しうる、これからのシステムを模索することが、先決だ。 


●1542 (投稿者削除)
●1541 小泉さんの支持率が下がっても、野党の支持率が上がらないわけは?笹山登生 102/02/07(Thu) 07:16:44削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001jul24.htm
野党の党首が、この現象を不思議がっていますけれど、これはある意味で当たり前の現象とみなければ。
これについては、上記のURLで、昨年の参議院選挙直前に、すでに指摘していることだが、「小泉改革に対するアンチパラダイムの構築」という、正攻法での攻め方をこれまでしてこなかった、野党の身からでた錆によるものである。
政局のみ考え、正攻法での攻め方をしてこなかったことが、国民の不信を買っていると見た方がよいだろう。 
ここでいっていた、オランダモデルの日本型適用もいまとなっては、小泉内閣に取り込まれてしまった。
すでに遅しである。
地方の怒りも、取り込むには、もう遅いであろう。
過度に戦闘的になって、政局の思惑だけで、ロスのおおい攻め方をしたり、表面的な改革の美名にめくらしされ、 応援をおくったりしてきたことの愚を自ら悟るべきだ。
それにしても、小泉さんは、まだ「改革」の言葉のマジックを信じているのだろうか。やたら、連発していますね。ますます、「改革」という言葉が、空疎にきこえてくる。
マーケットを左右し、外国投資家を安心させるのは、改革全般なのでなく、「金融機関の不良債権の処理の進捗」なのだから、これのみのメッセージを送っているだけでいいのではないのかな

●1540 (投稿者削除)
●1539 いろいろな方から、メールやらお電話をいただきました。 笹山登生 102/02/06(Wed) 22:46:16削除
URL:
昨日の10chのニュースセンターをみられた方々から、多くのお便りやらお電話をいただきました。
ありがとうございました。
それにしても、テレビという旧メディアも、まだ、ご健在ということですか。

●1538 日本経済は、どうなるのか? 笹山登生 102/02/06(Wed) 18:34:04削除
URL: http://news.ft.com/ft/gx.cgi/ftc?pagename=View&c=Article&cid=FT3X1CBHCXC&live=true&tagid=IXLI0L9Z1BC
この記事では、
>>引き続く経済の低迷や政治不安が、日本のマーケットに重圧を与えている。
小泉人気が、先週下がったことで、彼が改革プランを遂行できないのではないかという恐れが、マーケットに生じている。火曜日にスタンダード・アンド・プアーが7銀行の格付けを下げたことで、日本の金融システムがもはや、不良債権の重圧に耐え得ないのではないのかという恐れも、そこにある。>>
とあるのだが。

●1537 生産地と店舗をつなぐ試み 笹山登生 102/02/06(Wed) 17:56:56削除
URL: http://www.bug.co.jp/topics/eagri.html
この「アグリぶらっと」は、ウェブ上で、農産物の取り引きをここの農家ベースで、やってしまおうという試みだ。
農家もSOHO化してきたということだね。
農協さん、邪魔しないでね。
それにしても、「雪印資本参加に外国資本を認めず」などといきまくお役所の感覚とは、かなり異なるようで。
ご成功をいのります。 

●1536 倫理観を持った政策マインドを、政治家は官僚に提示すべきなのに。 笹山登生 102/02/06(Wed) 07:02:28 No.1535へのコメント 削除
URL:
政治家が細かい政策に頭を突っ込まなくとも、たとえば、消費者志向の農政をするんだとしいう政策倫理観を、政治家は官僚に示せば、ことは足りるんだとおもいますよ。
それを、官僚に負けまいとして、今回のNGOの問題にしても、どうでもいい細かい問題に政治家が顔をつっこむもんだから、おかしなことになるんだとおもいますね。
昨晩の10chのニュースステーション、みていただいてありがとうございます。 何しろ、昨日の夕方での急な話だったもんで、私の真意がうまくつたわったかどうか、本意は、これを奇貨として、「消費者サイドに顔の向いた農政の大転換を」と、いいたかったのです。

●1535 野党ではなく与党 キミヒ 102/02/06(Wed) 01:50:18 No.1533へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 ニュースステーションの先生の勇士、拝見しました。
 野党しか農相不信任案提出は出来ないし、これ以上は
与党でしょう?
 農相交代でも変わらない事実は、他の省庁でも一緒です。
 野党の特権は無責任な批判であり、不信任案提出により
与党内議論も活性化ですよね?
 この意味で、非常に残念です。

●1534 デフレ共存のシステム構築が必要 笹山登生 102/02/05(Tue) 09:28:19削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APF8LpSJkgXWDZoN0
上記URLには、共感できる点がある。
日本の預金は、国民の過度の流動性志向によって、いまや、一億総貸し金庫化している。
だとすれば、預金されたら金を払ってもらうという、マイナス金利の主張も、一理あると言える。
デフレといかに共存できるか、インフレ状態にもデフレ状態にも、可逆的に対応できるシステムが、いま求められている。
とくに、信用創造−与信−は、インフレを前提としてのシステムだから、可逆的に対応できない。つまり、「ゼロ以下のない世界」での上方圧力に束縛されている。
マイナス金利論や、債権にも時のアセスの概念を適用し、債権額のデフレート実施など、これまでにない概念を取り入れなければ、このパズルを解きほぐすことは出来ない。
「金を銀行から借りたら、その銀行の株式の優先配分権をえられる。」なんて発想も生まれるかもしれない。
つまり、金利の世界にも、税の世界にも、マイナス−負−の概念を導入しなければ、ゼロより下のない世界でのみ考えていたのでは、可逆的なシステムは生まれないということだ。
ゼロの世界を下限とすることをやめよ。さらば、デフレ対応への道はひらかれん。ということかな。

●1533 農相不信任案提出より、やることがあるのでは? 笹山登生 102/02/05(Tue) 08:57:35削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20020205CPPI026404.html
否決されることがわかっている農相不信任案の提出よりも、野党は野党なりに、やることがあるのでは?
狂牛病対策にしても、雪印食品問題にしても、とるべき対策に、まだまだ漏れがおおい。
それを提案し、補完し、酪農民の不満に応えることが、いま、すべきことなのに、不信任案提出-否決で一丁上がりでは、職場放棄に等しいのでは?
酪農民の不満をくみ上げることに専念すべし。

●1532 過度の著作権行使乱用は、ユーザーの聴く権利を犯す。 笹山登生 102/02/05(Tue) 07:16:32削除
URL: http://detnews.com/2002/technews/0202/04/b01-406752.htm
このURLでは、アメリカのリック・バーチャー議員の主張をつたえているね。
コピーガードされたCDは、聞く側の権利を奪うという主張だ。
確かに、著作権の過度の行使によって、一部のレコード会社が独占的な利益を得ているのは、フェアな市場を硬直的なものにしていることだとの主張もあるから、今後、このような見解は、どんどん強くなっていくのではないのかな。
著作権がパッケージ側の権利のみ守るためのみにあり、ノンパッケージ側の権利やリスナー側の権利が守られないというのは、片手落ちといえるだろう。 
日本の著作権のあり方も、そろそろ、みなおしていかなくては。

●1531 毎日 拝見しております。 影絵 102/02/05(Tue) 03:20:19 No.1497へのコメント 削除
URL: http://
未だ納得のいく 経済モデルを見付けられませんので 具体策には
手を出せずに居ます。 小野さんのモデルでも 為替の所で今一つ
腑に落ちませんし・・・ 勉強が足らないのですが。
「譲渡・・・」は心掛けてみます でも私の頭は 相当硬く成って
居ますから こう言った発想の転換が必要な事には向かないかも!。
で ネットサーフィンの道すがら 何処かに落ちてないか探して見
ますね。   ではでは

●1530 影絵さん、レス遅くなりました。 笹山登生 102/02/04(Mon) 08:44:20 No.1517へのコメント 削除
URL:
著作権問題に、力がはいってしまったんで。
そうですね。
極端な例はともかくとして、土地の価格がもとに戻る可能性が、ほとんどない以上、多くのサラリーマン層の住宅ローン債務者は、今後の一層のデフレとともに、債務超過状態に陥ることは必至なんですよね。
本来デフレ状態に入ることは、ある面では、生活しやすくなるんだから、悪いことばかりではないのに、この点が、すべての働き手におおいをかぶさってくる、社会問題を引き起こしてくる。−そこに政策の視点がいっていない。
どうして、その点にもっと知恵をださないか、この点を解決すれば、日本経済の可逆的な、ゆるやかなスケールダウンだって可能なのではないのか、というのが、私の問題意識なのです。
今後とも、お知恵が浮かんだら、ご指導、よろしくお願いいたします。

●1529 この記事の意味が分からない。 笹山登生 102/02/04(Mon) 08:30:00削除
URL: http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NNM/NEWS/20020201/2/
健全なファイル交換は阻害しないための方策として、この記事では、
>>>「あらかじめ交換を希望するコンテンツにIDを発行し,その認証を行う仕組みがあれば,こうした問題は抜本的な解決に向かう」との指摘も出ている。>>>
というのだが、 コンテンツの中身が、著作権者のオーケーをえたものかどうかというのを、 第三者機関が検閲して、 オーケーなら、IDを発行するというのでしょうかね。
でも、実際問題、その時点では、すでにコンテンツは、アップロードされているんでしょ。
だったら、その時点で、送信可能化権に反しているかもしれないんだし。
このシステムが可能になるためには、ファイル交換対象ファイルをアップロードする際に、検閲フィルタリング回路を設定し、そこでオーケーなら、IDが自動的に発行されるシステムがなければ、機能しない。
でも、それは、日本だけで済むはなしでもないのでしょうし、 海外のファイル所有者が、この検閲回路をフィルタリングするかといえば、そうはならないでしょうし、送信可能化権があるのは、日本とオーストラリアだけなんだし、やっぱり、机上の空論なのではないのかな。
専門家のみなさん、どうおもわれますか?

●1528 追加−オーストラリアの送信可能化権について 笹山登生 102/02/03(Sun) 14:18:56削除
URL: http://www.law.gov.au/publications/copyfactsheet/copyfactsheet.html
2001年3月4日から有効になった「Degital Agenda Act」についてのURLの紹介を忘れていました。上記のURLの通りです。
ご興味のある方は、参考にされてください。
どなたか、学生さんで、これらについての卒業論文でも書かれれば面白いとおもうんですけどね。
そんな方は、ご連絡くださいね。

●1527 オーストラリアの送信可能化権について笹山登生 102/02/03(Sun) 11:36:06削除
URL: http://www.library.uq.edu.au/iad/copyright/quickguide.html
1525に若干補足しますと、 
オーストラリアの1968年の著作権法でも、著作権のあるもののcopy,adapt,publish,publicityには、強い制限がありましたが、これに加えて、2001年3月4日より、公衆へのコミュニケーションについて、ウェブなどのオンラインにおいて、電気的な送信(これには、メールやFTPもふくむ。)において、著作権物を公衆に送信することを禁じることになったという経緯があります。
上記のURLが、その辺の経過をコンパクトに書いてありますが、そのほか、膨大な議論の過程を知りたければ、
http://www.law.gov.au/publications/digitalsubs.htm

http://www.nla.gov.au/policy/copyright.html
があります。 
でも、メールの転送も著作権を犯すことになるのですから、いま、ベストセラーの「世界がもし100人の村だったら」なんてのは、メールの転送と書き換えによってできた著作物なのだから、膨大な送信可能化権の侵害になるとおもうんですけど、なんだか、それを阻害するというのは、実態にあっていない概念ですね。
ようするに、この送信可能化権には、リナックス型オープンソースで、地球規模の壮大な文化の創造物を作るという発想方法を阻害するものとしか思えないんだけど。



●1526 (投稿者削除)
●1525 オーストラリア版「送信可能化権」 笹山登生 102/02/02(Sat) 23:07:22削除
URL: http://www.anu.edu.au/caul/gov-inqu/doca-971.htm
上記URLが、オーストラリアの「送信可能権」で、「Right of Making Available and Enforcement Measures」というらしい。
ちなみに、日本の「送信可能化権」の英訳は、「Right of Making Transmittable」
こうしてみると、オーストラリアの権利のほうが、人の意志によって、送信されるという意味が強いように見えるね。
日本のこの訳では、「意志があろうとなかろうと、システム的につながる状態にしてあるのが悪い」みたいな感じさえするのだが。
みなさん、どうおもわれますか?

●1524 (投稿者削除)
●1523 米国際経済研究所のフレッド・バーグステン所長は。 笹山登生 102/02/02(Sat) 18:43:04削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt32/20020202ciii029202.html
「日本はバンクホリデーを宣言、金融システムを一時止めて約半分の金融機関を閉鎖。残った銀行に公的資金を注入するべきだ」と荒療治を提案だと。
バンクホリデーとは、きこえがいいが、これは、金融恐慌前夜の話。
金子勝さんによれば、「アメリカは一九三三年に大恐慌が起きたとき、バンクホリデーと言って、一週間銀行を閉めたことがある。そのとき、当局は一斉に銀行検査を実施し、不良債権の引き当てを行い、責任を問い、経営者を辞めさせた。日本政府とは比べようもない大胆かつ明確な政策を実施しても、最終的に不良債権問題が解決したのは、それから二〇年後、第二次大戦のあとまでずれ込んだ。」という。  

●1522 デジタル音楽放送についての日本の裁判所の見解は、まだ、この程度のもの笹山登生 102/02/02(Sat) 10:11:25削除
URL: http://www.venus.dti.ne.jp/~inoue-m/cr_copyrights.htm
下記の判決では、ようするに、「司法の場では、こまかいところは、よくわからないんで、後はよろしく。」とのメッセージしか伝わってこないんだね。
米国では著作権法106条(6)に、デジタルオーディオ送信手段によって公に著作物を演奏することが規定されているが、そろそろ、日本も、他国に先駆けたと称する送信可能化権だけが先走りしないよう、デジタル音楽送信が文化の戦略になるような著作権のあり方を考え直すべき時なのではないのかな。
それにしても、、「ファイル・ローグ」にたいしJASRACが問題にしている送信可能化権というやつは、考えれば考えるほど、実態にあわない権利なのではないかと思う。
だって、サーバー蓄積のファイルも、自分のハードディスク蓄積のファイルも、送信可能化の状態にある点では、変わりない時代なのではないのかな。
それを区別し、一般的に公衆のアクセス可能なサーバー蓄積のファイルについてのみ、違法の是非を問うても、平仄のあわない話というもの。
それを問うなら、個人のハードディスクに音楽ファイルを蓄積することも、JASRACは、訴えなくてはならないことになるのでは?
複製権と送信可能化権とは、実質表裏一体となってしまっている現実を、この送信可能化権は、見落としている。
また、サーバー上のファイルの使い方にしても、わたくし自身もしたこともあるが、海外で、メールではむずかしい図表や楽譜などの修正のやり取りなどは、相手方にURLをおしえあって、サーバー上で、HTML化したソースを修正しながら、やり取りをするなんてことは、別にわるいことではないんだし。
サーバー上のファイルにしたって、jp以下のURLについてみれば、 全部が全部公開しているわけではないし、ファイルのなかには、私的なメモも含まれるわけだから、そんなゴミまでロボットサーチして、「あなた、違反しています。」といわれても、困る面もあるんだよね。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
H12. 5.16 東京地裁 株式会社第一興商 日本デジタル放送サービス株式会社 著作隣接権侵害差止等請求事件
     
本件番組の公衆送信がその実態からみて、著作権法がおよそ想定していない新しい形態のものであるが故に、これに著作権法の規定をそのまま当てはめると、レコード製作者である原告らの利益を不当に侵害し、その犠牲の下で本件番組を運営する被告らに不当な利益をもたらすという実質的な利益の不均衡を生じさせることになるから、このような結果を生じさせないように、著作権法を実質的に解釈すべきであるというものであると思われる。 しかしながら、当裁判所としては、著作権法の解釈論としては、前記のとおりの結論を採るのが相当であると考える。なるほど、原告らが主張するような本件番組の公衆送信の実態を前提とすれば、現状において、原告らと被告第一興商との間に、実質的な利益の不均衡が生じているとの原告らの主張も理解できないではないが、この点を前記のような著作権法の解釈に反映させようとする原告らの本件における主張は、法律の解釈論の枠を超えるものといわざる得ない。

●1521 (投稿者削除)
●1520 原因がわかりました。 笹山登生 102/02/01(Fri) 22:17:12削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001nov21.htm
1509で
>>一昨日から、「秋田の救急救命士がおこなった気管内挿管はわるいことではない。」(上記URL参照)という記事へのアクセスが急増しています。>>
と、かいたのですが、 原因がわかりました。
「救急ML」という、救急専門のメールマガジンに、私の一文のURLが紹介されたためのようです。
今だ、アクセスの余韻がつづいていますが、光栄なことです。

●1519 国債価格大幅安 笹山登生 102/02/01(Fri) 15:41:08削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story.ht&s=APFoxlSBAk.qWe43C
株安−円安−国債安のトリプル安。
2月危機説がいよいよ、現実のものになりそうだ。 

●1518 円は一ドル135円台へ突入 笹山登生 102/02/01(Fri) 09:08:42削除
URL: http://markets.nikkei.co.jp/exchange/exchangenews/exchangenewsCh.cfm?id=ds0i036101&date=20020201&ref=1
1515で書いた日本格付け下方見直し必至、小泉内閣先行き不安、オニール長官ドル高批判を問題にせずなどなどの要因で、いよいよ、本格的な円安へ突入。

●1517 遅く成りました「譲渡性貸し金」について 影絵 102/02/01(Fri) 05:24:15 No.1497へのコメント 削除
URL: http://
借りる立場は経験豊富なのですが 貸すほうは未経験ですので 少し尋ねて見ました。 が 現在の個人住宅ローンの債務不履行の場
合は経済基盤が根こそぎ破壊されるケースが多いのだそうです。
倒産・失業等によると思われますが その後に軽減されるとは言え
債務の継続は難しいケースが殆どでは無いか? との事でした。
社会環境が変わり 破綻後直ちに再就業が出来ある程度 生活資金
を超える所得を得られる状況にならなければ 難しいのでは無いで
しょうか。

何せ貸す立場からの発想は 此れまでした事が有りませんので 私
には荷が重いようです。 建設的な提案が出来ず残念です。

  

●1516 日本版ファイル交換「ファイル・ローグ」が主張する「ノーティス・アンド・テイクダウン」とは? 笹山登生 102/01/31(Thu) 22:51:17削除
URL: http://www.zdnet.co.jp/news/0111/29/mmo.html
サーバーに著作権に抵触するものをファイルをアップロードしていると、送信可能権に抵触するのだが、これにたいして、「ファイル・ローグ」は、「ノーティス・アンド・テイクダウン」を適用するから違法ではないと、いう。
たとえていえば、隣の部屋の人に、「うちのテレビがうるさいときは、すぐいっていね。すぐ、音を小さくするから。」といっているようなもので、「著作権に反しているファイルがあったら、いってね。すぐ、削除するからね。」といっているようなものだ。
日本の著作権法と、アメリカのDMCAとでは、この「ノーティス・アンド・テイクダウン」の扱いは、ちがっていて、プロバイダーにとってみると、日本のほうが、かなりやっかいである。
アメリカの場合は、違法なファイルがあれば、発信者に通知しなくとも、プロバイダーの自主判断で、すぐ削除すればそれでオーケーなのだが、日本の場合は、いちいち、プロバイダーが発信者に、削除していいかどうか、お伺いを立てなくてはならない。
日本は、なんで、こんなプロバイダー泣かせの法律を作ってしまったんでしょうね。
おそらく、 本来は裁判ざたにするのを、「ノーティス・アンド・テイクダウン」の条項で抜け駆けするのは、許さないなんて、妙な正義感があったのかもね。
でも、結果は、もっとも有効な口実の根拠を与えてしまったようで。
著作権は生き物だから、この辺、難しいですね。
サーバーのファイルを、出張の時のメモがわりにしている人なんて、ざらにいるわけだから、いかに、この送信可能権というものが、 偏った考えの基に作られているか、今にしてわかるよね。

●1515 日本の格付け低下を折り込み済みとのこと。 笹山登生 102/01/31(Thu) 20:43:45削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APFkVUCEVk.qWe4LM
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズの上記URL見通しによれば、ソブリン格付け(中央政府(または中央銀行)が長期債務を履行する確実性を示す符号)は、日本の格付けの一層の低下を折り込み済みと報じている。
ソブリン格付けについては、http://www.standardandpoors.com/japan/ratingsactions/rating_list/rating_list_09.html参照。
現在の日本の格付けは、長期 AA   アウトルック−ネガティブ   短期  A-1+

●1514 メディカル・スクール構想について 笹山登生 102/01/31(Thu) 19:50:29削除
URL: http://www.kokudaikyo.gr.jp/katsudo/txt_igaku/h12_11_1.txt
小林さん、現役の歯科医さんのお立場からのご指導、ありがとうございます。
そうですね。おっしゃるような、明治以来の教育の線引きを見直す時期にきているのかもしれませんね。
近頃、ロー・スクール構想がとりざたされていますが、 上記URLでは、メディカルスクール構想がのべられていますね。
共生の面から医というものをみれば、ほとんどそれは、人間のためということを除いては、隣接している領域それぞれに、学際分野があるわけですし、単なる生業としての医という意味づけは、段々希薄になっていく世の中のように思えますね。
技術的には、成熟段階に達した医の世界には、むしろ、倫理的・道徳的な面を必要とされてくるでしょうし、その意味では、あらゆる生命の原点が、この分野に集中してくるでしょう。
そうなれば、いわば技術としての医と、総合的な意味での医とでは、 本来、分業化が図られてもよくなってくるのではないでしようか。
そうなったときには、医も歯も融合した技術分野が確立した、新しい姿が模索されてしかるべきなのではないでしょうか。 

●1513 口腔の領域の定義と医業の範囲について小林 秀樹 102/01/31(Thu) 19:07:48削除
URL: http://www.syuei.com
笹山先生、私のつたない意見にお返事ありがとうございます。
表題の問題は古くて新しい問題だと思います。
歯科医業の範囲と教育の問題。
救急救命士に対する指示の法律の不備。
今まではすべて、なあなあで行われてきたのではないでしょうか?
医科、歯科、一元論か二元論の明治期の教育体制の確立の時まで
さかのぼるのではないでしょうか。
医師の業務独占により不利益を被るのは国民だと思います。
極論を言えば、医学部を修了した後に歯学部を出なければ
人間の体(軟組織)に対する治療を行えないと言うことになるのでしょうか?
私は、報道の仕方も、もっと前向きに行うようにしてほしいと思います。
つたない文をお読みくださってありがとうございます。


●1512 雪印食品問題を違った角度からみてみると 笹山登生 102/01/31(Thu) 13:38:44削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2002jan29.htm
上記URLで、違った観点からまとめてみました。
こうなると、農林水産省も、その責任を負っているとおもわれ。

●1511 口腔の領域の定義と医業の範囲について 笹山登生 102/01/31(Thu) 07:37:16 No.1510へのコメント 削除
URL: http://www1.mhlw.go.jp/shingi/0628-3.html
このURLなんかみますと、そもそも、口腔(口腔外科)の領域とはなんぞや。からはじまっていますね。
医者と連携してとはいいますが、 連携の形態があいまいなのではないのでしようか。
今日のさきがけのホームページでは、秋大の病院での気管内挿管講習陳謝の記事が出ていますが、早く厚生労働省は、はっきりした指針をうちださないと、これまでの現場での人命救助の試みの蓄積が、どんどん後退していくような気がして、気が気でありません。
地元のジャーナリズムも、もっと、前向きの書き方をしていただかないと、この記事では、いたずらにことを荒立てて、現場を萎縮させているだけとも思われてしまいます。

●1510 念のため キミヒ 102/01/31(Thu) 02:23:23 No.1505へのコメント 削除
URL: http://bambi.u-shizuoka-ken.ac.jp/~o-prof3/da.html
 歯科麻酔学という講座もあります。

 基本的に歯科医が気管内挿管をしても良いのでは?
 HPにも気管内挿管が解説されています。

●1509 おとといから、 この記事に、アクセスが急増しています。  笹山登生 102/01/30(Wed) 17:49:22削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001nov21.htm
一昨日から、「秋田の救急救命士がおこなった気管内挿管はわるいことではない。」(上記URL参照)という記事へのアクセスが急増しています。 
これまでも、安定的にアクセスをいただいていたのですが、 ここにきて、この3日間で、爆発的に急増.
もう2カ月も前に掲載した記事なのに、どうしてなのかな?

●1508 長期ペッグ制への試し切りか?笹山登生 102/01/29(Tue) 10:48:48削除
URL: http://www.bloomberg.com/jp/news/mof.html?s=APFXvPB.Tk.qL4ovg
1405で、日銀最後の手段ととしての「長期金利のペッグ制」について述べたが、先程入ってきたニュース(上記URL)は、3か月を限定とした、その試し切りとも見えなくない。

●1507 (投稿者削除)
●1506 市民としての医療行為をかんがえる時代 笹山登生 102/01/29(Tue) 10:36:10削除
URL:
小林さん、御訪問いただき、ありがとうございます。
医業の範囲が裁判ざたとなっている問題には、いろいろありますね。
古くは、はり・按摩・針灸師問題、そして近ごろは、整形手術・レーザー問題、コンタクト問題など、いわば、競合する業界同志の争いが多かったのですが、やはり今日的な問題としては、この気管内挿管問題など、時間との勝負で、医師以外の手に頼った方が、救命率があがる場合ような場あいの問題が、新たな社会問題として出てきているように思います。
シビル・メディカルの問題とでも言いましょうか。
おっしゃるような、業際の利害をのりこえて、「疾病と全身管理と救命救急とのしっかりとしたシステムづくり」に取り組む時代だと、私も思います。
そして、アメリカなみの、そのための市民教育の浸透が、この際必要なことだと思います。

●1505 札幌市立病院の気管内挿管 小林 秀樹 102/01/29(Tue) 10:18:23削除
URL: http://www.syuei.com
札幌では、歯科医師が気管内挿管を行ったとして
札幌保健所が道警に歯科医師を告発しました。
このことは、挿管を行った歯科医師個人の問題に矮小化してはいけないと思うのです。
救命救急士と同じ、医業の範囲の問題を含んでいると思うのです。
医師と歯科医師は同じ教育を受けているのであります。
これからの高齢化時代に向かって歯科医師も全身の責任を負える医療を遂行できる
態勢が国のためになると思うのです。
医師だけが何でも業務の独占をする思想は、国家のデメリットでしかないと思うのです。
疾病と全身管理と救命救急とのしっかりとしたシステムづくりが
マンパワーの活用と教育に求められていると思うのです。

●1504 雪印問題を、一私企業の問題として矮小化してはならない。 笹山登生 102/01/29(Tue) 08:29:29削除
URL: http://news.bbc.co.uk/hi/english/uk/newsid_1234000/1234043.stm
今回の問題は、狂牛病の肉を、消費者サイドから生産者サイドに遡り、原因追求(これをトレーサビリティという。)していく場合、これが、いかに困難であるかと言うことを、一面、この雪印問題は示していることを、忘れてはならない。
生産者段階の生牛が、消費者段階での精肉になるまでには、生牛がと畜され、と体となり、枝肉となり、それが格付けされ、セリにかけられ、卸売り業者にわたる。
ここからが、今回の雪印食品の領域の問題である。
卸売り段階では、枝肉は、正肉から部分肉となり、一部では、最終段階の精肉にまでなる。
一方、輸入肉については、部分肉の形態で、チルド(冷蔵)またはフローズン(冷凍)のいずれかの形態で輸入され、それが市場外取り引き等のかたちで、今回の雪印のような、卸売り・小売り業者の手にわたる。
これらの流通経路を精肉段階からトレースする場合、いくつかのネックがある。
第一は、と体から枝肉、枝肉から部分肉にいたる段階でのトレースである。今回の事件で、買い取り制度の証明として、と畜段階と枝肉段階と部分肉段階でのつながりが証明されにくいために、部分肉後の在庫証明にかえたとされるが、枝肉段階では重量情報のバーコード化がされているのであるから、これを、枝肉の流通段階の前後の、と畜段階と部分肉段階での、他の情報も含めたバーコード化につなげることによって、この問題は解決できる。いかなる流通段階でも、共通の情報を基体とし、偽造されても、その因果関係がつじつまあわないことがわかるようなバーコード化がこの際必要なのである。
むしろ、農林水産省は、今回の事件を教訓に、この流通段階でのシステム化に意をもちいるべきである。
第二は、食肉の商品コード/EDIの標準化についての、国際標準化への取り組みである。
ここでのネックは、国産肉と輸入肉との流通形態の違いである。
輸入肉の規格が統一されているのに対し、国産肉については、日本特有の異種部位のセット販売という、慣行がある。
今後、EUで導入を進めている牛・豚の出生管理システムとそれに関連したEAN協会の標準バーコードラベルのシステムを参考にした、日本の取り組みが必要である。つまり、国産肉と輸入肉とを、まず、部分肉段階で、国際標準に合わせた規格標準にし、それを基準にして、国産肉については、それからさかのぼり、枝肉段階、と体段階での情報化につなげることによって、牛肉流通前段階にわたる情報化が実現できることになる。
第三は、スーパーによる精肉段階でのDNA鑑定によるトレーサビリティの確保への支援である。イギリスのあるスーパーでは、消費者の牛肉への信頼回復のために、このような試みをスイスの研究者と協力し始めた(上記URL参照)が、このように牛肉不信が高まれば、日本においても、スーパーサイドでのこのような取り組みが本格化するであろうし、その取り組みのための支援措置も、国として必要となるのではなかろうか。

以上に見たように、今回の問題は、単に雪印の問題なのではなく、また、単に、狂牛病の問題なのではなく、消費者サイドから見て、牛肉のトレーサビリティができにくい現状のシステムを悪用した、狂牛病発生以前からやっていたであろう事件であることから見れば、農林水産省は、これを一私企業の問題としてかたずけるのではなく、その点の未整備を反省し、システム整備に取り組むことが先決である。

●1503 (投稿者削除)
●1502 雪印は、札幌製酪組合の原点にたちかえれ。 笹山登生 102/01/29(Tue) 05:25:40削除
URL: http://www.hokkaido.mmd.ntt-east.co.jp/tokusyu/bakumatu/233-1870.html
上記URLは、雪印の原点となる札幌製酪組合を立ち上げるまでの、先人達の苦難の歴史である。
これらの先人達への、酪農民の父子いいつたえられた信頼があってはじめて、今日の雪印があったはずだ。
今、北海道の酪農民達は、怒っている。
しかも、よりによって、原点である北海道産の牛肉を熊本産に付け替えるとは。
戦後の失望と混乱の中でも、営々として築き上げられてきた北海道の酪農民の誇りを、一時の狂牛病騒動でわすれてしまったのか?

●1501 雪印グループのメイン銀行は、雪印グループから、融資と出資と人材派遣を引き上げるべし笹山登生 102/01/27(Sun) 12:51:17削除
URL:
業界融資と酪農家保護を、社会的な意義と建前とした、融資と出資と人材派遣であったのなら、業界の秩序を乱し、酪農家の怒りを買い、消費者に多大な迷惑をかけた、今回の雪印食品の狂牛病問題関連在庫不正受領事件であるのなら、前回の中毒事件の時とは違って、再度のグループの不祥事であるとすれば、その親会社に対する融資の意義も、人材派遣の意義も、もはやないはずだ。
メイン銀行−農林中金−も、雪印の岡田常務も、私の育ての親だが、 この際は、金融の社会的な責任を明らかにすることが、必要であると思われる。


●1500 (投稿者削除)
●1499 (投稿者削除)
●1498 ペイオフの逃避先としての郵貯振替口座問題 笹山登生 102/01/27(Sun) 08:52:29削除
URL: http://markets.nikkei.co.jp/news/hot/hotCh.cfm?id=eimi119626&date=20020126&ref=1
上記URLをみると、私が「ペイオフ解禁を家計サイドからみると」 http://www.sasayama.or.jp/diary/2002jan16.htm
で指摘した、郵貯の振替口座をペイオフの逃避先としている問題が、いよいよ、話題になってきた感じですね。

●1497 デフレに耐えうる可逆的なシステムを作ることは必要と思われます。 笹山登生 102/01/27(Sun) 07:29:06 No.1496へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001jul08.htm
なるほど、野口悠紀雄さんは、デフレ容認かつサプライサイド支援でしたか。
私の上記のURLで、野口さんの論に、一部賛成、しかし、その後の具体策がないとのべたのですが、わたくしは、「デマンドサイドの喚起を 図りながら、デフレに耐えうる可逆的なシステムを作る。」というかんがえですから、 野口さんの論の半分と、小野善康さんの論の半分の、いいとこ取りをしたような立場ですね。
インフレにしても、デフレにしても、相対的なものですが、信用創造という、インフレを前提としているものによって、日本経済が成り立っている以上、デフレだと困るシステムが出てくる。そのところを、何とか、インフレにもデフレにも耐えうる可逆的システムにできたら、物価は下がりつつ、デフレスパイラルの恐怖はなくなるのではないかというのが、私の考えです。
そのひとつの信用創造?システムとして、1480で書いた「譲渡性貸し金」の個人版のようなシステムができないものかと思っているところです。

●1496 サプライサイドも しぶといですね! 影絵 102/01/27(Sun) 03:45:33削除
URL: http://www.noguchi.co.jp/else/press/0201polrmize.html
今後の展開を 楽しみにしています。

「スロー・イズ・ビューティフル」のは 確かに憧れなのですが
何か こう 現実からの逃避の様な気もして 今暫くは遠ざけて
居た方が良さそうです。 

凡人の悲しさか 「静に居て動を想う」 事は私には難しい様で
す。 やはり足掻いて居る方がお似合いでしょう。 

●1495 (投稿者削除)
●1494 有事法制なんて、たいした問題じゃないんだけど。 笹山登生 102/01/26(Sat) 20:29:19削除
URL:
なんで、野党第一党の党首が、しかめっつらしく、この問題が片づかなければ、世が世でないような、問題視をするんでしょうね。
有事法制の対象は、防衛出勤に限定、その他の不審船などの問題は、別途対応というとで、何等支障ない。
過去のイデオロギーでの線引きを、これからも維持していこうという、ペつの意味での効用を、有事法制論議に見いだしているからなのではないのでしょうか。 

●1493 1ギガバイトのコンパクトフラッシュカードだと 笹山登生 102/01/26(Sat) 19:50:59削除
URL: http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0125/lexar.htm
ふつうのデジタルカメラで使うコンパクトフラッシュカードにも、1ギガバイトのものが現れるとなると、これは、脅威である。 
しかも、値段が1,100ドルというから、装着する本体の4倍か5倍の値段がすることになる。
ちなみに、私の使っているMP3プレイヤーは、本体4、500円に対し、スマートメディア3、700円である。

●1492 あいまいな「医業」の定義笹山登生 102/01/26(Sat) 11:21:36削除
URL: http://www.law.keio.ac.jp/~hkatoh/kokusaiiji.htm
救急救命士のおこなった気管内挿管の行為が医師法17条の「医師以外の者の医業禁止」に反するとのことで問題となっているが、しからばここでいう「医業」都は、なにかということについての定義は、下記のみる通り諸説紛々あるようである。

上記URLから、その問題点を、下記の通り引用すると

医師法17条(医師以外の者の医業禁止)「医師でなければ,医業をなしてはならない。」に言う「医業」の意義については学説上、(1)常業説,(2)常業意思説,(3)営業目的説,(4)生活資料獲得行為反覆説,(5)常業目的説,(6)反覆継続意思説などの争いがあるが、仙台高裁昭和28(1953)年1月14日判決(高裁刑事判決特報35号3頁)では、「医師でなければ,医業をしてはならない。」、「『医業』とは,医行為を業とすることであり,『医行為』とは,当該行為を行うにあたり,医師の医学的判断および技術をもってするのでなければ人体に危害を及ぼすおそれのある一切の行為である。」と定義しているのが参考になる。


●1491 (投稿者削除)
●1490 円安が、ブーメランのごとく、日本の銀行を襲う。 笹山登生 102/01/26(Sat) 09:34:52削除
URL: http://markets.nikkei.co.jp/news/hot/hotCh.cfm?id=eimi145525&date=20020125&ref=1
私は、かねてから、この掲示板で、円安がもたらす、日本売りの危険を指摘してきたが、上記URLのごとく、事態はその憂慮すべき方向に、着実に展開しているようだ。
とくに、ここでは、海外投資家の国債売りを契機として、今度は、3月決算期を控えた日本の銀行が、手持ちの短期の国債を売る動きを加速させているという。
こうなると、円安から国債安へ、国債安から株安へ、というスパイラルが形成されてきているとみるべきだ。
塩川財務相は、一時期、円安を歓迎すべき野ような発言をし、その後、軌道修正したが、こうなると、日銀を含めた政策当局者は、その見通しの甘さを、糾弾されなければならない事態に突入するかもしれない。
なお、この記事でいわれているバートン・ビッグス発言の元記事は、http://www.morganstanley.com/about/gsb/#x0であると思われる。

●1489 次なるポイントは、国債格下げの時期笹山登生 102/01/25(Fri) 21:36:30削除
URL:
昨年は2月、9月、11月、12月とムーディ ーズまたはスタンダード&プアーズによる国債格下げがあッたが、ことしは、もうソロソロではないかと、噂されている。

●1488 (投稿者削除)
●1487 ますます下がる国債 笹山登生 102/01/25(Fri) 19:46:40削除
URL:
10年物国債  99.365    利回り1.473

●1486 埴谷雄高さんの言葉には、含蓄がある。 笹山登生 102/01/25(Fri) 13:00:17削除
URL:
佐高信さんと猪瀬直樹さんの対話のなかで、猪瀬さんが引用された埴谷雄高さんの言葉。(月刊「世界」2月号より)

「スローガンを与えよ。この獣は、さながら、自分でその思想を考え詰めたかのごとく、そのスローガンをかついで歩いていく。」(「幻視の中の政治」より。)

ここで、獣というのは、政治家。ところが、この獣は、リモコンの電池がなくなっても、このスローガンを叫び続けてしまうものだから、融通がきかないことおびただしい。
小泉政治の掲げる改革スローガンも、まさに糸の切れたタコ。センサーの故障した、しゃべりつづけるロボット。
それにしても、この「改革」というレトリックは、国民を幻想におとしいれる、耐用年数の長いスローガンだ。

●1485 グリーンスパン発言にも、かつてのような神通力はないようで 笹山登生 102/01/25(Fri) 12:32:38削除
URL: http://www.bloomberg.com/jp/news/mof.html?s=APFDEfyTEkK2Ve6WO
上記URLのように、 政府・自民は、発言歓迎のようだが、日本株式市場は、一向に反応せず。 円安のみ反応。

●1484 こんな調子で、消費者向け狂牛病安全対策はだいじようぶなの? 笹山登生 102/01/25(Fri) 09:06:03削除
URL: http://www.asahi.com/national/update/0125/004.html
狂牛病検査済安全シールなどをつける動きがあるが、上記のURLのような状況では、消費者の信頼をえるのは難しい。
ヨーロッパでも、つい先頃まで、国境を超えた汚染肉の横流しが発覚した。 
これから、 アジア各国でも狂牛病は、発生してくるであろうから、 ここらで、本格的な消費者の観点にたった安全対策が確立されなければ、牛肉の消費量は、今後も落ち込んでくるだろう。

●1483 一段と国債価格下落笹山登生 102/01/25(Fri) 08:01:43削除
URL: http://markets.nikkei.co.jp/news/economy/economyCh.cfm?id=eimi228424&date=20020124&ref=1
新発10年物 99.428 利回り1.466
グリーンスパンが、アメリカ景気見通しを11日の悲観から昨日の楽観へと修正したことは、さらに円安を呼ぶ気配。

●1482 (投稿者削除)
●1481 静かに日本売りが始まっているとの観測 笹山登生 102/01/24(Thu) 20:10:08削除
URL: http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_020101_1.html
新発10年物国債の利回りは、1.47にまで上昇し、外国投資家による、日本売りがはじまっているという。
円安、株安、国債安の傾向いっそう顕著に。

●1480 三井住友銀行の「譲渡性貸金」の個人版が必要 笹山登生 102/01/24(Thu) 10:30:21削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20020124CEEI038323.html
デフレスパイラルの最大の脅威は、既往貸付金の相対的肥大化だが、かねてから、私も、これを打開する貸出金システムがないかと模索してきた。
この、上記URLの三井住友BKのシステムの概要については、問い合わせ中だか、ファクタリングの変形であると思われ、これをさらに、法人向けでなく、個人の住宅ローン債務者向けに適用することにより、かなりのデフレの社会的脅威から、逃れさせることができるのではないかと思う。
たとえば、住宅ローン債権額と、値下がりしている融資対象物件価格との差額を、ファクタリング化し、優良信用先の第三者に債権譲渡することにより、融資銀行は、これまでの債権額はデフレートするが、新たな第三者への債権譲渡によって、個人の住宅ローンの不良債権化を防ぐことができるというものだ。
既存の担保物件の後順位に 第三者委譲債権分について、第三者担保提供の抵当権設定をすることによって、形式上ではあるが、債権委譲される第三者は、新たな、担保提供をしなくて、差額分の融資を、銀行からうけることができる。
住宅ローン債務者は、第三者との間に、あらたな、債権債務の関係となるが、これは、銀行保証のもとでの、デフレートし、かつ実質無金利の債権額でのものとなる。
概略このようなことを考えているのだが、果たして、三方両得の可能なシステムとなるものかどうか。
皆様方からのご批判を待つ。

●1479 「実質マイナス金利」論笹山登生 102/01/24(Thu) 09:26:30削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle
上記URLは、「政府が実質的に保証している金融資産、具体的には国債、郵便貯金、簡易保険、預金、現金の額面に2%の課税を行い、これによって、実質マイナス金利を導入する。」との案だが、1998年の円安時代にも出たマイナス金利論が、またゾロでてきた感じがする。
今日の10年物国債価格は、一段と下落し、99.642 利回り1.441と、 円安・株安・債券安のトリプル安の状況。
いよいよ、円安目標かゼロ金利かの、限られた手段しか、日本には残されていない。

●1478 (投稿者削除)
●1477 買い取り制度の拙速かつずさんなスキームも一因笹山登生 102/01/24(Thu) 08:08:02 No.1474へのコメント 削除
URL: http://www.asahi.com/national/update/0124/005.html
確かにおっしゃるように、BSEに汚染されているかどうかという視点からいえば、 輸入肉も国産牛肉も、同じ疑惑度なのですから、同等のスタンスで買い取り制度の対象にすれば、よかったんでしょうけれども、国のほうも、10月18日検査以降は、清浄肉しか市場に回さないというスキームにのみ、こだわってしまったんで、こんなことになってしまったんでしようね。
予算の問題もあったでしようし。
でも、こうなってしまったら、このアリの一穴で、この「10月18日以降の清浄肉スキーム」は、何の意味も持たなくなってしまいましたね。
野党の狂牛病対策法案が、間の悪いときにだしてきたというのは、その意味なんです。
EUやドイツの消費者保護法的な対策を参考にしながら、消費者側にたった、新たにスキームづくりをしなければならない時期だと思います。 


●1476 (投稿者削除)
●1475 (投稿者削除)
●1474 雪印食品の話は、ひどい????? キミヒ 102/01/24(Thu) 00:11:01 No.1471へのコメント 削除
URL:
 消費者から見れば、和牛も輸入牛も同じです。
 輸入牛使用も含めた保障も必要だったのでは?
 

●1473 誤れるワークシェアリング論が横行している。笹山登生 102/01/23(Wed) 22:46:09削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/library/tosyo-36.htm
不況に乗じた「いいとこどりのワークシェアリング論」とでもいうのだろうか。
私の田園環境図書館(上記URL参照)でも取り上げている「オランダモデル」の著者の長坂寿久さんが内橋克人さんと、今月号の月刊「世界」での対談の中でのべられているように、本来のオランダモデルでは、パートタイム労働とフルタイム労働とは、均等処遇の原則のもとに、この両者を組み合わせて、夫婦で1.5倍の賃金をうみだそうとするのが、そもそものオランダモデルの原型である。
ところが、いま、日本でもてはやされている、タイムシェアリング論においては、この均等待遇の原則(均衡を考える指標(モノサシ)づくりのための研究会が設置されたが、その結論は出ていない。)の観点がすっぽり抜け落ちて、ただ、パートを増やせばいいんだろうというような短絡的な議論が横行していることに、私は危惧を抱いている。
秋田県庁では、職員の残業時間を10%削減。それに相当する財源を非常勤嘱託職員の雇用費用に充てるとの計画だが、これはこれで、就職できない子供さんを抱える当面の親御さんの心配を取り除くには、好評のようだが、では、先行き、これらの非常勤嘱託員の将来の生活設計にまで、県庁が責任を持たなければ、当座は良いが、結果として、蛇の生殺しの擬似的失業者を増やすことになってしまう。
ここで認識していただきたいのは、本来目指すべきは、既存の組織対個の雇用契約関係のワークシェアリングなのではなく、既存の組織対NPO組織との契約関係のなかでの、ワークシェアリングの実現が大切なのである。
労働の原単位としての待遇を、フルタイムとパートタイムとをできるだけ均等のものとしつつ、時間的なシェアリングとともに、仕事の中身のシェアリングを果たすことが、望ましいオランダ・モデルのワークシェアリングとなるのだ。
NPOへのアウトソーシングを計りながら、ワークシェアリングを果たしていくことが、この際必要なのだと思う。 

●1472 (投稿者削除)
●1471 福田官房長官も厳しく叱責したというが 笹山登生 102/01/23(Wed) 18:29:04削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APE52PCKRlZ_TY4qv
いや、それにしても、雪印食品の話は、ひどいですね。
西宮冷蔵の社長の正義感でばれちゃったのだから、じゃあ、ほかのは、大丈夫かとは、誰も保証できなくなってしまいましたね。今度の一件で。
後は、タレこみに頼るしかないとは情けない。
こうなれば、真相が明らかになるまで、この買い取り制度に関わる決済は一切ストップしないといけないですね。
それで資金繰りに困るかたがいれば、公的資金でつなぐしかない。このままうやむやではいけません。
それと、この一件で、例のBSE安全シールも、消費者は信じなくなるでしょうね。
ヨーロッパでも、汚染肉の、国境を超えた横流しが、オランダでもノルウェーでもありましたしね。
もう、何でもありの世界であることが、これでよくわかりました。
さあ、農林水産省さん、どうなさりますか。

●1470 株安は見えざる手の仕業と財務相はいうが。 笹山登生 102/01/23(Wed) 18:00:41削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APE50ziZUiZaQ7I3g
「見えざる手」イコール「外国人投資家」といえば、もっと話は分かりやすいのに。
円安になっても、株価があがらないのは、 外国人投資家にとって、もはや日本は、株についても国債についても、すでに魅力ある投資先でなくなっていることを示している。


●1469 オニール長官講演でも、円安進行は止まらず。 笹山登生 102/01/23(Wed) 14:20:56削除
URL: http://markets.nikkei.co.jp/news/hot/hotCh.cfm?id=deei007323&date=20020123&ref=1
昨日、財務相とあんなににこにことした会談模様がテレビに映ったのでは、今日なにいっても、効果はないようだ。
午後は 134.11円と、134円台に安定突入 

●1468 雪印食品だけではないかもしれない。 笹山登生 102/01/23(Wed) 13:06:53削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020123-00000104-yom-soci
この際、この買い上げ制度対象については、その他についても、関係各省は、徹底的な洗い出し調査を、行う必要がある。
このような手口について、業界ヨコの連絡があったかどうかを中心にして。

●1467 どうも雪印食品は認めたようですね。 笹山登生 102/01/23(Wed) 11:53:55削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020123-00000004-yom-soci
こうなると、なんとも格好わるいのが、野党の狂牛病対策法案。
買い上げる対象の情報ディスクロージャーから始めなければなりませんね。
それにしても、夜陰に乗じるけしからぬ行為。
これでまた、牛肉製品に対する、消費者の信用を失うことになる。
政府の監督責任についても、いっそう問われることになる。
もっとも、ヨーロッパでも、BSEスキャンダルというのもあったから、これらの手口も直輸入なのかも。

●1466 油断もすきもないですね。 笹山登生 102/01/23(Wed) 09:11:33削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020123-00000167-mai-soci
狂牛病発生で発生するであろう仕掛品在庫負担を、公金でまかなおうとしたわけですね。
とっさに、逆転の発想をおもいついたんだ。
これが本当なら、由々しき事態ですね。徹底追求すべし。

●1465 オニール長官は、こういったと、FTはつたえているのだが。 笹山登生 102/01/23(Wed) 08:51:48削除
URL: http://news.ft.com/ft/gx.cgi/ftc?pagename=View&c=Article&cid=FT350CE4SWC&live=true&tagid=ZZZC19QUA0C&subheading=asia%20pacific
"The history of economics shows that such policies don't work in the intermediate and longer term."
「中長期的にみれば、円安誘導などという、このような政策は、有効には機能しないことを、歴史はしめしている。」

●1464 アメリカ企業からの反発を恐れたか。オニール長官。 笹山登生 102/01/23(Wed) 08:38:55削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story.ht&s=APE3cxx4agm2CeIpP
上記URLによれば
>>長官は、記者団の質問に対し、「為替相場の修正は巨額の不良債権処理や、生産性の向上に対し、何ら効果を上げることはできないと(塩川財務相に)伝えた」と述べ、日本の財務省高官が1月初めにかけて行っていた口先介入と受け取られかねない発言による相場誘導をけん制した。>>
とは言うものの、本音は、あまりの円安の進行は、アメリカ企業に不協和音をかもしだしかねないことへの懸念ではないのか。  

●1463 難民・地雷など戦争廃棄物後処理機関と化した国連の無力さ 笹山登生 102/01/23(Wed) 06:49:57削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020122-00000255-jij-int
東京でのアフガン復興会議の成功は、それはそれで喜ばしいことなのだが、こうして壇上に並んでいる、アナン事務総長や緒方さんなどをみると、本来国連は、戦争の未然防止にこそ寄与すべきなのに、また、これ以上の難民の発生を防ぐことにこそ寄与すべきものが、このように、後処理的な役割でのみ、 貢献できていない無力さに、哀れさを感じる。

●1462 ロンドン外為一段と円安。134円台で推移。笹山登生 102/01/22(Tue) 20:10:08削除
URL: http://www.bloomberg.com/jp/news/mof.html?s=APE0_hyBDg42Dk4No
午後8時現在国債価格99.653   利回り1.440
もう後戻りは不可能。

●1461 (投稿者削除)
●1460 午後6時過ぎに一ドル134円突破。 笹山登生 102/01/22(Tue) 18:49:05削除
URL: http://markets.nikkei.co.jp/exchange/exchangenews/exchangenewsCh.cfm?id=ds0i152222&date=20020122&ref=1
こうなると、本格的な円安に向かっての加速がついてくる感じですね。

●1459 消防庁が厚生労働省に対し「救急救命士による気管内挿管」を認めるよう要請との記事 笹山登生 102/01/22(Tue) 18:37:28削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/00/20020122i504.htm
昨年末以来、私も、このためのキャンペーンを張ってきたが、もし、これが認められれば、喜ばしいことだ。
もっとも、今日の毎日新聞には、秋田支局の女のかたが、やや検討違いの論説を、全国版に載せてせていましたけれども。

●1458 、「外人の先物売り」VS「官公庁系の10年債買い」という構図だそうで。 笹山登生 102/01/22(Tue) 18:27:53削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story.ht&s=APE0nDyNrk.qWe42R
なるほど、捨てる神あれば、拾う神ありで、これに、ペイオフ逃れも加わり、渾沌とした国債市場となってきたようです。

●1457 金融相は、アメリカにばっかり顔が向いてしまっている。 笹山登生 102/01/22(Tue) 17:49:40削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APE0g3yJ1iuuLQILJ
金融相は「現システムで対応可能、 ペイオフは、粛々と。」といい、自ら経営者でもある、堀内総務会長は、「非常に差し迫った金融危機の状況にある。ペイオフは延期を。」という。
企業の資金繰りの実態を知り尽くしたものでないと、この辺の現場の苦しさはわからないのではないのかな。
私は、堀内さんの見解を支持する。

●1456 水俣病患者 緒方正人さんの言葉 笹山登生 102/01/22(Tue) 17:02:44削除
URL:
「被害者たちは、誰一人、加害者たちを殺していないんです。それがなぜ強い意味をもつかというと、たとえば、いまアフガニスタンで何がおこなわれてますか。テロにたいして、報復が正義のごとく行われている。世界中が、寄ってたかって、貧しい国を攻撃している。我々水俣病患者達は報復をしなかった。チッソから、あるいは国から、これほど毒を飲まされ、半世紀にわたって痛め続けられてきたけれども、こちらから報復をしなかった。」月刊「世界」2月号241ページから

●1455 国債利回り 笹山登生 102/01/22(Tue) 16:20:23削除
URL:
午後4時現在
10年物 価格 99.610   利回り 1.445


●1454 1998年10月6日の円安・ドル高とちがうのは? 笹山登生 102/01/22(Tue) 14:43:05削除
URL:
1998年10月6日の円安・ドル高は、ヘッジファンドの大量円売りによるもので、今回のなし崩し的円安容認によるものとは、原因が異なる。

●1453 (投稿者削除)
●1452 いよいよ国債暴落の予感 笹山登生 102/01/22(Tue) 14:22:45削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story.ht&s=APEztsSRdk.qWe43C
円安容認のマイナス面がでてきた。

●1451 1998年10月6日以来の円安・ドル高水準に。 笹山登生 102/01/22(Tue) 12:55:47削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/market/20020122DS0I086222.html
22日午前の東京外国為替市場で、円は正午前に再び下げ足を速め、1ドル=133円60銭近辺まで下げて昨年来安値を更新した。
これは、1998年10月6日以来の円安・ドル高水準。
オニール長官の円安容認発言がきいた形。

●1450 ムーディーズ、日本の大手10銀行の評価を格下げへ 笹山登生 102/01/22(Tue) 12:50:29削除
URL: http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_020101_1.html
「安定的」から「ネガティブ」に格下げ変更となったのは、東京三菱、三菱信託、三井住友、第一勧業、富士、日本興業、安田信託、UFJ、UFJ信託、中央三井信託の10行。
地方銀行については、現在、最低評価ランクの「E」となっている足利、北海道、紀陽、福岡シティ、北陸の5行の長期預金格付けを、いずれも「Baa3」から「Ba1」に一段階引き下げ。
格下げの理由として、変更理由について、4月からのペイオフ凍結解除で、「邦銀の経営に不安定要因が加わる可能性があるため」と説明

●1449 風が吹いて桶屋が儲かる。 笹山登生 102/01/22(Tue) 12:19:15削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020122-00000201-rtp-biz
三菱マの昨年12月の金の店頭販売量が前年同月比4倍になった。
これは、ペイオフ対応の需要が増えたものと見られる。

●1448 牛の生産調整の時代に対応した政策を講じるべきとき 笹山登生 102/01/22(Tue) 12:11:21削除
URL:
ドイツの友達とのメールて゜、バイオ牛の話があった。
ドイツも、一昨年待つの狂牛病発生から、牛肉の消費量が落ち込み、もとに戻っていない。
ここで、政策当局は、牛肉需要は、量から質の時代に入ったと判断、有機的な飼養方法によるバイオ牛の生産にインセンティブを与えるようになったようだ。
日本においても、有機飼養への転換と、それによる、生産調整を達成する必要に早晩迫られると思う。
生産者にはわるいが、日本の牛肉のマーケットの元通りの回復は、当分難しいと思う。であるとするなら、ここで、畜政の大幅な転換を図ったほうが、生産者の為になるのではないのだろうか。
もうすぐ3月には、畜産価格決定の時期がやってくる。
このままでは、日本の畜産農家の春も明日もない。
野党提出の狂牛病対策法には、そのような中期的な視点が、何もはいっていない。



●1447 市町村合併のアメとムチ 笹山登生 102/01/22(Tue) 09:06:30削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020121-00000069-jij-pol
大前提は、地方の町や村のダイナミズムを回復させるにはどうしたら良いのかということなのではないのか。
そのためのインセンティブを、人口規模だけで割り切っていいのか。
これでは、日本から、明日の人間性回復のよすがとなるムラが、ことごとく消えてしまう。

●1446 ポイントとがズレている野党の狂牛病対策法案 笹山登生 102/01/22(Tue) 07:21:56削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020121-00000126-jij-pol
いま必要なのは、牧場や畜舎にあふれつつある牛の処理。
これからも、狂牛病が発生するたびに、北海道や千葉や群馬の畜産地帯の酪農家の悲劇が始まる。
EUの「Purchase for Destruction」の日本版が必要なのに、それを理解していない。
一体、畜産農家の意見をよく聞いて、法案作成したものか疑わしい。

●1445 1443にくわえて、過度のコピーガードは、このうちの4に抵触するのではないかというのが、 リッピング規制反対派議員の論拠のようです。笹山登生 102/01/21(Mon) 22:48:48 No.1443へのコメント 削除
URL: http://www.law.tohoku.ac.jp/~serizawa/2000/cyberspace/7.html
§1201(c) 他の権利等に影響を与えない
「他の権利等」とは次に掲げるものを指す。

(1) fair useを含む著作権侵害に対する他の抗弁等に影響を与えない
(2) 著作権侵害に関する代位責任、寄与責任に影響を与えない
(3)消費者電子機器、通信機器、コンピュータ製品やその部品のデザインに、それ以上の技術措置を義務づけない
(4)消費者電子機器、通信機器、コンピュータ製品を利用する行為に関し、言論の自由権やプレスの権利に影響を与えない

ただし、(3)については、 §1201(k)で、家庭用アナログビデオ機器の製造者に対し、Macrovision方式のコピー・コントロール技術を入れることが義務づけられている。
 

●1444 (投稿者削除)
●1443 OZRICさん、ご指導ありがとうございました。 笹山登生 102/01/21(Mon) 22:34:31 No.1436へのコメント 削除
URL: http://www4.law.cornell.edu/uscode/17/1201.html
論争の焦点は、上記URLのDMCA法1201項のなかの「その他条項」ですね。
じっくり読んでみます。
ありがとうございました。

●1442 今週中にも円の下値を試す動き 笹山登生 102/01/21(Mon) 19:41:38削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story.ht&s=APEvRBCQxik_I145z
135円を超すす動きが今週中にも出るというのが、このURLの観測。
日本の偽装景気対策いよいよ本格化。邪道なり。

●1441 つぶれたベルギー国営のサベナ航空の債権者リストに日本の全国共済農業協同組合連合会だと。笹山登生 102/01/21(Mon) 18:16:54削除
URL: http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_020101_1.html
>>債権者リストには日本の農協の保険事業を運営している全国共済農業協同組合連合会も含まれている。
ベルギーのメディアは「日本の農協が新生サベナを救った」と伝えている。
SICの債権者は53。関係者によると債権総額は1億ユーロで、半分を債権放棄し、残りの半分をDAT株に転換する。現地の一部報道によると、「農協」は2700万ユーロで大口債権者となっている。>>

>>同社は、子会社のDAT社を受け皿にし、欧州域内での運航を続けるために、英バージンエクスプレス社との出資交渉に望みをつないでいる。しかし、バ社は協議を打ち切る声明を出しており、事業継続のメドは立っていない。サベナ航空は、航空業界の競争激化の中で経営不振にあえぎ、95年、仏エールフランス航空からスイス航空の系列に入ることで体質強化を図り、97年には利益を計上した。しかし、米テロ事件後、スイス航空が経営破たんし、同社からの資金供給が途絶えていた。>>

とのことだが、つぶれかけた会社に恩人扱いされても、資金運用としては先見性がないということだけじゃないかな。
国営という名に、安全性を感じた訳ではあるまいな。 
農協マネーも妙なところで国際化しちゃっているんだね。
それにしても、全債券額の約4分の1の2700万ユーロの債権額とは、切腹ものだね。これは。





●1440 (投稿者削除)
●1439 (投稿者削除)
●1438 「為替は議論しない。」 笹山登生 102/01/21(Mon) 17:18:08削除
URL: http://markets.nikkei.co.jp/exchange/exchangenews/exchangenewsCh.cfm?id=ds0i134121&date=20020121&ref=1
とのオニール長官発言は、アメリカからの円安容認のお墨付きか?

●1437 産業廃棄物に関する法定外税 笹山登生 102/01/21(Mon) 14:38:05削除
URL: http://www.city.kitakyushu.jp/~k1702010/kankyouzei/hyoushi.htm
税収の使途は、「環境未来都市」の創造にあて、具体的には ○ 廃棄物の処理と市民にとって快適な環境を両立させた21世紀型のまちづくり支援○ リサイクル・資源化技術に対する研究開発等の支援成○ 資源循環型産業を基軸とした新環境産業の創造  にあてるというのだが、排出事業者を納税義務者とせず、最終処分業者を納税者としている理由がよくわからない。
PPPの原則からいえば、この仕組みがうまくいくためには、最終処分業者から排出事業者へ、税の前方転嫁−前転−がうまくできなければならないのだが、ようするに、とりやすいところからとるということなのかな。
どうも、法定外税も、理由はもっともらしいが、原則論に照らし合わせてみると、いろいろな面で、自治体のご都合主義が見え隠れするのには、困ったものだ。
知事や市長の一時的なパフォーマンスのために、法定外税が成り下がることのないようにしたいものだ。  


●1436 デジタル演奏権法案 OZRIC 102/01/21(Mon) 09:49:14削除
URL: http://homepage1.nifty.com/kraftwerk/
早速のお返事ありがとうございます。デジタル演奏権法案については
下記URLで解説があります。よろしければご参照ください。
http://www.zdnet.co.jp/magazine/pcmag/0105/tr010509b.html
http://members.tripod.co.jp/haramot/DAIICHI.html
http://www.res.kutc.kansai-u.ac.jp/~noguchi/soturon97/Takashima/Chap2.html
http://www.geocities.com/kubozemi10/rhashimoto.htm


ところで、最近報道を賑わしているデジタルコピー禁止CDですが、
アメリカでは議員がデジタルコピー禁止のCDが法律違反の可能性が
あるということで調査に乗り出しています。
http://www.japan.cnet.com/News/2002/Item/020107-5.html

その一方で、別の議員はデジタルミレニアム著作権法(DMCA)のコピー
阻止条項の削除を求める法案を提出するのだとか。
http://www.zdnet.co.jp/news/reuters/020108/e_dmca.html

“本場”アメリカでまったく別のベクトルの動きが同時に見られる
というのは興味深いですね。

●1435 今週の円安進行のポイントは? 笹山登生 102/01/21(Mon) 09:43:29 No.1434へのコメント 削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APEtTzB8xk4yLnopP
上記URLによれば

今週の注目点としては、アフガニスタン復興支援国際会議出席のため来日中のオニール米財務長官などの要人による日本の金融・為替政策に関する発言が挙げられる。景気回復のために日銀に対して一段の金融緩和を求める声が強まった場合や、その結果としての円安進行を主要国が容認するとの見方が強まった場合は、円売り圧力が強まる可能性もある。


●1434 国債が静かに売られている。−−だと 笹山登生 102/01/21(Mon) 09:27:28削除
URL: http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_020101_1.html
上記URLによれば
>>国債先物が、静かに売られています。国債市場から資金が逃げていっているのです。一体誰が売っているか?売り手は、外人機関投資家なのです。近々に、国債の格下がある危険を察知した外人投資家が、手持ちの国債(約2兆円)を、売ってきているものです。今はまだ、地方の金融機関が、MMFから引き上げた資金を、この国債市場に投入していますから、微妙な均衡を保っていますが、それも、限度があります。現在の137円を割り、135円を下回った時、一斉に資金が逃げ出す騒ぎになると思います。その時には、もはや買い手はおらず、下げが下げを呼ぶ、恐怖の市場になると思います。国債市場は、非常に危険な状態に入ってきています。>>

となると、円安135円ラインが、外国投資家による「日本売り」の突撃開始というわけか。 それにしても、泰平楽の竹中さんよ。そういえば、前に「円安歓迎」なんてこといった日本の政治家もいましたっけ。「木をみて森をみず」の発言ですよね。先日のNHKの景気討論会で、「実際は円安頼みなんではないですか。」なんて誰かいったら、塩川さんを除くコメンテーターが一斉に自嘲的な笑いをしていましたのも、気になりましたね。塩川さんが、無理に話題をそらそうとしているのも、気になりましたけど。

●1433 滔々たるノン・パッケージ化の流れのなかで、これまでとは違った考え方が必要とおもいます。  笹山登生 102/01/21(Mon) 08:38:52 No.1432へのコメント 削除
URL: http://ascii24.com/news/i/topi/article/1999/07/19/603482-000.html
OZRICさん、こんにちは。
このたびは、私のホームページに関心をお持ちいただいてありがとうございました。
数年前に、 上記のURLのように、CPRA主催のシンポジウムに出席させていただいたのですが、 音楽家の方々は、もっと著作権を厳しくといわれたのに対し、私は、「お気持ちはわかりますが、厳しくすればするほど、いまの成り行きでは、皆様方のマーケットが小さくなってしまうのではないですか。これは、角を矯めて、牛を殺すことに、結果的になるのではないですか。」といいましたら、演奏家のかたから、猛反発を受けました。
しかし、その後の流れは、ますます、音楽のノン・パッケージ化は進み、演奏家のみなさまは、腹立たしい思いをされているんだと思います。
だから、演奏家の方々も、ここで、これまでとは異なった換金回路を構築する必要があるのではないか、また、文部科学省も、著作権のあり方を、 見直す必要があるのではないかと、近頃思っています。
私は、アメリカの著作権の考え方の中にフェア・ユースという考え方に共感を持っていますが、デジタル音楽についても、その特性からいって、ある程度の自由南西を持った考え方を取り入れていく必要があるのではないかとおもっています。 
おっしゃる「デジタル演奏権法案」についても、今後、情報をお寄せいただきますれば幸いです。
2000年問題未対応ですが、あまり気にしていませんのでそのままにしております。いつか、お教えいただいたURLにもとずいて、対応したいとぞんじます。 
いろいろ、ありがとうございました。

●1432 消費者と業界が納得できる結論が出ればいいのですが OZRIC 102/01/21(Mon) 07:52:20削除
URL: http://homepage1.nifty.com/kraftwerk/
はじめまして。Referer見てお邪魔しました。
2年前からこのような問題に言及していた先見性、感服致します。
下で発言なされている

> ファイル交換の問題が、新たにでてきましたよ。
> 著作権の問題は、常に、現実に遅れるものと、
> 文部化学省は、覚悟しないといけません

> このような問題は、成熟した文化のなかでの政治課題なのかもね。

という点は、まったく僕もそう思います。消費者と業界が納得できる
方向性をぜひ笹山先生に示して頂ければと思います。一筋縄でいく
問題ではないでしょうが…。

こういう議論は結局のところ「規制するしかないよね」という方向に
行きがちなので、現行著作権法の見直しも含めた新しい提案が立法の
側から出てくることを期待します。

こうした問題にお詳しい笹山先生ならばJASRACの提案したDAWN2001や
米国のレコード業界が提案したSDMIが有名無実化していることもご存じかと
思います。音楽業界の話に限定すれば、アメリカにはネット上で音楽配信を
する際の法規定として「デジタル演奏権法案」というものがあります。
日本にはこうしたものがないので(JASRACがネット上の音楽配信についての
規定も設けましたが、まだまだ不十分です)、画期的な音楽配信サービスが
出てこないという現状もあります。そうした部分もご配慮いただき、
著作権法が柔軟な方向に行くといいな、とは思います。


#ところでこの掲示板、2000年問題の対策がされていないようです。
 以下のURLに対策のための情報がありますのでよろしければご参照ください。
 http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/1999/1220/cgiy2k.htm

●1431 今日の「知ってるつもり?!」の中田正一さんには感動しましたね。 笹山登生 102/01/20(Sun) 22:14:32削除
URL: http://www.e-t.ed.jp/edotori390123/cg-04.htm
カネやモノに頼らない、人による国際協力を実践された中田正一さんのアフガニスタン再建にかけた夢。
イャあ、感動しましたね。
農林省の技術畑のかたのなかには、こういうかたがよくいて、 びっくりすることがあるのですけれども、本当に、このような無私の人生観には、学ぶべきところがありますね。
中田さんの残された言葉として、上記URLの中にもいくつか紹介されていますが、 「玄人はまず不可能な点を数え上げるが、素人は可能なことしか知ろうとしない。」なんてのは、痛烈な言葉ですね。
爆弾と援助物資が同時にふってくる、9月11日以後のアフガニスタンの現状を、中田さんは、草葉の影からどうみているのでしようか。 

 

●1430 小泉ボンド発行案には、賛成。 笹山登生 102/01/20(Sun) 13:12:28削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APEgaTxyqjk_YYZGN&ao=19623957
上記URLの国有財産売却金見合いの小泉ボンド発行案は、当を得ている。
これなら、抵抗派も、一も二もなく賛成なのでは。
ただし、これは、形をかえた日本売りにつながる恐れもある。
その点は、よ−く考えないとね。
だからといって、外国投資家購入制限をすれば、売れない。
結局は、円安に誘導して、買わせるしかないか。

●1429 これが元記事ですね。 笹山登生 102/01/20(Sun) 12:55:51 No.1428へのコメント 削除
URL: http://japan.internet.com/public/pub/20020119/1.html
上記URLが元記事ですね。
これをみると、アメリカには、私のように、このようなことを専門に追求する議員もいるようですね。
このような問題は、成熟した文化のなかでの政治課題なのかもね。

●1428 おやおや、意外なところにリンクされていますね。光栄です。 笹山登生 102/01/20(Sun) 12:41:55削除
URL: http://homepage1.nifty.com/kraftwerk/
>>2年以上前に「リッピング禁止」に言及した国会議員(しかも日本で)いたとは!
笹山センセのサイトはこちら。分かりやすい(?)政策マンガもオススメです。>>
だって。
ちなみに、これは、デジタル音楽の著作権問題について、文部科学省の意見の見解を聴いた件で。
そういわれてみれば、こんな問題に関心を示す政治家は、変人かもね。
ちなみに、ここでいうリッピングとは、「音楽CD(CD-DA)に記録されているデジタル形式の音声データを抽出し、パソコンで処理できるようなファイル形式に変換して保存すること。」
若い人ならどんどんやっているよね。
今は、ファイル交換の問題が、新たにでてきましたよ。
著作権の問題は、常に、現実に遅れるものと、文部化学省は、覚悟しないといけません。

●1427 NHKで紹介された渡名喜島の現状 笹山登生 102/01/20(Sun) 07:31:01削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/webalbum-tonaki/disp.cgi?dir=.&cache=5&pid=1
上記の私のスライドショーで紹介されている渡名喜島の台風後の現状が、今朝のNHKでも紹介された。
敷地が低くなっているいまの保存建物を、高くすることの是非をめぐっての議論だ。
いずれにしても、このような離島に全国の注目がこのように集まることは、よろこばしいことだ。 

●1426 小沢征爾とクライバー 笹山登生 102/01/19(Sat) 11:02:09削除
URL: http://www.music-vienna.com/essay/index.html
なにかと話題を呼んだ小沢征爾さんのニューイヤーコンサート。1月7日には、早くもヨーロッパでCDが発売され、相当な売れ行きだという。
日本発売は今日からだが、それを上回る売れ行き必至だろう。
それにしても、中国生まれ日本人の、このニューイヤーコンサートは、ウイーンの人にどう映ったのだろう。
1992年のクライバーはべつとして、一昨年のムーティー、昨年のアーノンクールと、やや、新年にしてはいかついイメージの指揮者が続いているだけに、小沢さんのやや固いイメージが、ウイーンの人にどうみえたのか?
音楽家に国籍は関係ないとしても、ニューイヤーコンサートの歴史は、まさに、オーストリアの歴史そのものであるからだ。
ニューイヤーコンサートのそもそもは、1873年のヨハン・シユトラウスの祝典コンサートに始まり、1929年より1933年まで、クレメンス・クラウスの「ヨハン・シュトラウス・コンサート」に引き継がれ、1939年よりニューイヤー・コンサートがはじまったとされる。
その間、ナチの支配下でコンサートをやったという理由だけで、第二次世界大戦後、クレメンス・クラウスやフルトベングラーが指揮台に立てなくなり、そのあとをめぐって、 いまのカルロス・クライバーのお父さんのエーリッヒ・クライバーに要請があったが、彼は、これをことわった。
エーリッヒ・クライバーは、ナチと対立し、いまのカルロス・クライバーが幼いころ、ベルリンからヴェノスアイレス等に脱出したという反骨のひとである。
ちなみに、このとき、息子のカールは、ブェノスアイイレス調にカルロスとなったのだという。
この間においても、エーリッヒ・クライバーは、フルトベングラーを擁護しつづけたという。
このように政治的な尾まで引いたニューイヤーコンサートも、衛星放送で、世界各国に中継されるにつれ、徐々に世界化していった。
その後のボスコフスキーやマゼールなど、生粋のドイツ・オーストリアの指揮者によるのは、1986年までで、その後は、アメリカ生まれのカラヤン、イタリア生まれのアバド、ムーティー、インド生まれのメータなど、指揮者も多国籍化していった。
小沢征爾さんのお父さんである開作さんは、歯科医でありながら、 満州共和会のメンバーとして満州国建設を同志とともに願う、異色のかたであったらしい。
ちなみに、征爾の爾は、石原莞爾の爾からとったものだそうだ。
こうなると、太平洋戦争を小沢征爾のお父さんは、征爾をつれて、中国から日本へ敗走し、クライバーのお父さんは、カルロスを連れて、ベルリンからブェノスアイレスへ脱出するという、ある意味で共通の経験をもった指揮者といえる。
今年の秋からウイーン国立歌劇場の音楽監督になるそうだが、やや禅的な雰囲気をかもしだす異質感が、ウイーンの人々にどううけとめられるのであろうか、小沢さんが桐朋に転校する前の高校の後輩としては、気になるところである。
 


●1425 (投稿者削除)
●1424 (投稿者削除)
●1423 沖縄への鉄道復活はエコツーリズムの条件  笹山登生 102/01/18(Fri) 14:52:21削除
URL: http://www.okinawalifestyle.com/ol_style.htm/special/special_keibin/index.html
東京の新宿駅は、発車の合図をメロディーでする「駅メロディー」の元祖的存在のようだが、その中に「おや、これは、沖縄のメロディーだな。」と思うものがある。
「近郊地域47番」というメロディーの様で、このメロディーが、沖縄民謡の「てんさぐの花」そっくりなのである。
沖縄出身の方が新宿でおやっと思われる方も多いであろう。
その沖縄には、残念ながら、今は、鉄道がない。
「今は」といったのは、大平洋戦争以前は、30年以上の歴史を持つ軽便鉄道があったのだ。(上記URL参照)
ちなみに「那覇-嘉手納」間を1時間半で走ったという。
これが、沖縄戦でことごとく破壊され、戦後は、アメリカ軍の占領によって車社会が形成されたため、鉄道が再建されることはなかった。
沖縄の中部・北部へ行くには、いつもラッシュの高速自動車道を利用するしかない。
那覇・泊から本部に1時間でいく高速船ジェット・フォイル「マーリン」も、一昨年2月に、赤字で廃業した。
沖縄都市モノレールも、那覇空港-小禄間の試験運転が始まり、平成15年度には、首里駅までの全線開通の方向だが、これがどこまでのびるのかは、不透明である。
まあ、逆に考えれば、この北部に行くことの不便さが、北部の自然環境を守ったともいえるのだが、ここに来て、沖縄本島一周鉄道構想が、各自治体で決議されるようになった。
一昨年、中米のパナマにいったとき、鉄道を利用したエコ・ツーリズム構想を聞かされ、興味を持った。
まさに、鉄道は、エコ・ツーリズムの交通手段としては、最適である。
ぜひとも、「てぃんさぐの花」の駅メロディーが、御当地の沖縄で聞かれる時代を迎えたいものだ。

●1422 (投稿者削除)
●1421 (投稿者削除)
●1420 こうなれば、自衛策も必要 笹山登生 102/01/18(Fri) 07:51:49 No.1417へのコメント 削除
URL: http://www.yorozubp.com/
そうですね。民間の淘汰の尻馬に乗ってリストラを喜んでいるようでは、公的部門の役割を果たしているとは言えませんね。
こうなれば、日本の中小企業は、積極的な海外進出を果たし、防衛策を講じるしかありませんね。
上記URLでは、意外と簡単そうな、中国進出のマニュアルが出ています。
日本国家が企業人を見捨てるのであれば、その前に、日本から企業人流出を果たしてしまおうと言う考えですね。

その9条件とは、次の通りです。
 1.大手取引先や銀行などから説明を受けておおよその立地を決める。
 2.とにかく現地に飛んで 現地に半年住んで設立準備室を作る。
 3.日本から 金(経理系人材) 人(人事系人材) 時間・物(プロジェクト管理企画屋)管理の3名は落ち着いたら呼び寄せる。
 4.半年経ったら 何で勝負するのか業務内容を決める
 5.お金と係数と時間を入れて事業計画書を作って見る(3年間がお勧め)
 6.村長や地元有力者を訪ねて(半年の間にコネを作るのが大切) 1000人位の会社を作りたいけど誰か設立準備を手伝ってくれる人を紹介してもらう
 7.先行している大手大企業や銀行、知り合いから通訳を紹介してもらう
 8.日本から営業と工事屋と物流担当を呼んで仕事を取り工場を確保し、設備・材料の手配をはじめる
 9.日本から製造と品質管理と生産技術を呼んで設備の受け入れと備品の準備と製造、出荷検査を行い製品を出荷する

●1419 いつの間にか、国民が、ババを掴ませられることのないように笹山登生 102/01/18(Fri) 07:40:49 No.1416へのコメント 削除
URL:
>>情報公開がないままのペイオフ解禁は言語道断でしょうね。
 預金者切り捨てより情報公開が先でしょう?>>
同感です。公的部門によって、国民が、いつの間にかババを掴まされてしまうようなことがない様、しっかりした、情報公開と監視機構が必要ですね。。

●1418 (投稿者削除)
●1417 伊藤忠商事も! 影絵 102/01/18(Fri) 05:23:54 No.1380へのコメント 削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/life/money/kansoku/200101/05.html
こことは 仕事上の繋がりが有りまして はみ出してしまった方とも
お付き合いが有ったのですが・・・。
まァ 衰退業界の担当をして見えまして 年齢が災いしたのでしょう
ね 今は何処においでなのか 消息不明とのことです。
日本列島は こんな悲しみが溢れて 小泉・竹中コンビは 「改革が
進んでいる証拠だ!」なんて 祝杯でも揚げるのでしょうね!。

   

●1416 弱者の視点からのペイオフ解禁 キミヒ 102/01/16(Wed) 23:04:52 No.1414へのコメント 削除
URL:
 弱者の視点からのペイオフ解禁論

 情報公開がないままのペイオフ解禁は言語道断でしょうね。
 預金者切り捨てより情報公開が先でしょう?

 商法を改定して、銀行の経営責任を時効無しに追求させる。
 こうした後にペイオフ解禁でしょう。

●1415 東証株価指数(TOPIX)の安値更新は、わるい予感。 笹山登生 102/01/16(Wed) 20:59:31削除
URL:
今日の東証株価指数(TOPIX)は、一時は1998年10月に付けた終値ベースでのバブル経済崩壊後の最安値(980.11)を下回った。
平均株価は下がっても、TOPIXも同時には下がっていない、というのが、 楽観論の根拠だったが、これが同時に下がるとなると、長銀と日債銀が相次いで破たんした平成10年秋の金融危機の時の状況に似てくる。

●1414 ペイオフ解禁を家計サイドからみると−弱者の視点から再考すべし− 笹山登生 102/01/16(Wed) 16:38:53削除
URL: http://www.weeklypost.com/jp/011116jp/news/news_6.html
アングロサクソン的な自己責任論を振りかざすペイオフ解禁論者には、まことに耳障りなことだろうが、 家計サイドから、このペイオフ問題をみた場合はどうだろう。
「各銀行一律元金一千万円プラス利息保障なんだから、各金融機関平等なんじゃないの。」というのだが、そうではない。
家計にとって、銀行の魅力は、もはや利息ではなく、あるいは、銀行にとって、家計の魅力は、もはや、預金額でなく、双方にとっての共通の魅力もは、 家計の決済機能なのだ。
これを銀行サイドからいわせると、「家計のメイン化」というのだが、 たとえば、各種年金受領の受け皿機関、給与振込、クレジットカードの決済など、あらゆる入りと払いの振込集中決済のメイン化で、家計のあらゆる決済を取り込むことによって、家計を身動きできなくさせ、たえまない入りと払いの繰り返しで、総体としては、 安定的な資金を確保できるというものだ。
これは、大銀行であれば、決済する方もされる方も同一銀行支店間である確率が多くなるから、資金の滞留歩留り率もよくなるというわけだ。
では、ペイオフ解禁となった場合、 解禁前の1996年以前の家計の状況と現在とでは格段に悪化しているし、アブナイ金融機関も格段にふえている状況からいえば、 たとえ、一千万円まで保障されているにしても、家計のメイン銀行は、一行でいいのだから、当然、安全そうな銀行に、一千万円を超える預金も、これらの決済機能も、すべて移してしまうだろう。
これら決済機能の引当となる普通預金・当座預金のペイオフ解禁は、来年の4月以降となってはいるが、 事実上の預金移転は、定期性預金と同時に行われてしまうであろう。
そうなると、元の家計のメイン銀行に残されるのは、既往貸し付けの貸付残高と返済充当分のみで、保障しうる一千万円の預金や流動性預金すら残らないということになりかねない。
だから、弱小銀行にとってみれば、踏んだり蹴ったりの状況となるのは、目に見えている。
だったら、金融機関の総資金量におうじ、逆累進的なペイオフ-資金量の少ない金融機関にたいしては、逆累進で、たとえば、2,000万円などの、安全行よりおおいペイオフ限度の設定を、激変緩和措置として、ある一定期間でも、おこなったらよいではないか。
中小企業の取り引きについては、この家計の場合と全く事情が異なってくる。
ペイオフ解禁となっても、おいそれと、メイン銀行を移すことは、事実上、不可能であろう。
長期貸出金は返済できても、資金繰りは、運転資金の固定資金化−あるいは、棚卸し見合いの増額書き換えになっていて、事実上は、それが長期返済資金に回っているかもしれない。−で帳尻をあわせている以上、分散化できる定期預金も事実上は、見合い化しているであろうし、 それを他行に分散化したとしても、新たな貸し出し取引進化が、すぐにはじまるとは、到底思えないからだ。
したがって、既往貸し出しがある以上、中小金融機関から、ペイオフを理由に、大銀行に鞍替えするメリットは、ほとんどない。
なぜなら、ペイオフを解禁したところで、では、大銀行がよりリスキーな貸し出しに踏み切るかといえば゛、そうでないからだ。
この預金サイドをリスキーなものにしないためのペイオフの論理が、貸し出しサイドのリスキーなリスクを促進することの論理につながっていないという、跛行性が、 中小企業にとっても、また中小金融機関にとっても、ペイオフ解禁を、つらいものにしていることを、政策当局者は、よく理解すべきである。
ましてや、メインあっての他行での与信の前提が、ペイオフによって、メイン切り離しとなるのであれば、他行によるリスキーな融資は、いっそう行われなくなるであろう。
リスキーな融資という社会的な氏名を果たすことができないのなら、いっそのこと、大銀行は、預金者も選別して、余裕を持ってリスキーな融資もできる、高級サロンと化した強者のための銀行をつくれば良いではないか。
このように、この実質恐慌状態にある日本経済のもとでは、ペイオフ解禁は、相乗的な影響を、弱小金融機関にも、弱小企業にも与えることになる。
金融庁がペイオフ解禁を前提として、それに耐えられないであろう中小金融機関に自主的退場をもとめている昨今の動きは、資金の供給サイドのみにたった判断であり、資金の需要サイドのことも考えた判断でない。
金融界の再編のために、中小企業のおかれた産業界の再編も促してしまうという、社会的連鎖を、政策当局は、もっと総合的に考慮に入れなければならないのではなかろうか。
さらに問題となるのは、郵貯と弱小金融機関との、格差、イコール・フッティングの問題だ。
郵貯はもともと、ペイオフ問題とは無縁の存在であり、一千万円の限度管理はコンピュータでされているものの、それ以上の預け入れをする時点では、各郵便局の窓口に原簿がない以上、 複数口座を実質もてるわけだし、また、無利息の『振替口座』については、実質無制限なわけだから、ペイオフ逃れの、もっとも、都合の良い逃避港的存在となる。
公金の預け先としても、格好の逃避港となりつつある。
ペイオフにあたっては、金融機関は、各支店の名寄せが行われ、一行一千万円保障というのに、どうして、郵貯は、預け入れ時点での複数口座チェックが即座に出来ないシステムなのか。 
また、当座預金が来年4月、ペイオフ解禁というのに、同じ無利息の郵貯の振替口座が無制限というのも、バランスを欠いた話しだ。
財界筋は、 ペイオフ解禁とならなければ、国際的な日本の信用はがた落ちとなり、株価低落は必至との見解だが、これだけ、抜け穴のおおいペイオフ解禁をむりに実施するよりも、これらの抜け穴を埋めることが、公平な自己責任論を振りかざす大前提となるのではなかろうか。
もう、そろそろ、マスコミ受けはするが、いさましいアングロサクソン的改革論や自己責任論を、学者や政治家などが振りかざすことの功罪を、検証すべき時なのではなかろうか

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●1409 日本が円安誘導していることに対し、東南アジア各国の批判高まる。笹山登生 102/01/16(Wed) 08:01:15削除
URL: http://news.ft.com/ft/gx.cgi/ftc?pagename=View&c=Article&cid=FT3QW1FMHWC&live=true&tagid=IXLI0L9Z1BC
中国人民銀行の戴相竜総裁は15日、「日本政府がアジア諸国の持つ懸念に留意し、円相場の安定を維持することを望む」と言明。「円安がアジアでドミノ効果を生むこと」を警戒していると述べた。
また陳稔・財政経済相はこの日、「為替レートを武器として使用する日本の政策は北東アジア諸国の景気回復にとって非常に危険だ」と、日本政府の円安誘導を強く非難した。
このような批判の高まりと、グリーンスパンのアメリカ景気立ち直り悲観論と相まって、昨年末からつづいてきた円安傾向は、ここにきてストップをかけられた。
最後の手段を 封じられた形の日本の今後の対応が注目される。


  

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●1407 経済産業省が考える空洞化対策 笹山登生 102/01/15(Tue) 17:25:38削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APEOZGSNQi.OTtIm7
上記の通りのご見解なのだが、 地方経済は、空洞化後の合理化で、崩壊寸前。
産業集積の基幹が崩壊し始めているので、悠長な対策では、 こまるんですが。
産業集積の魅力がなければ、魅力ある人材も帰って来ないでしょうしね。以下は、その抜粋。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 
現在、空洞化の影響を深刻に受けているのは地方経済だと指摘。特に電気部品の生産高が非常に大きかった秋田、山形両県など東北地方は、「情報技術(IT)不況」と「公共事業削減」の2重の意味で直撃を受けているとしている。
このため、まず企業や知的人材を海外から呼び寄せることが空洞化穴埋めの近道だと指摘。日本の産業構造を高度化するために、「東京は海外から、地方は東京から、企業や知的人材を引き付ける努力が必要」と述べ、「中国の上海などのように魅力ある都市づくりが不可欠」と強調した。そのためには、物流コストなど高コスト構造を是正するための一段と踏み込んだ規制緩和が必要と訴えている。

●1406 25年前の福田ドクトリンの、ミクロとしての総括はあったのか? 笹山登生 102/01/15(Tue) 14:15:20削除
URL: http://mcel.pacificu.edu/aspac/scholars/Itoh/itoh1.htm
今回の小泉東南アジア外交でも、ことあるごとに引用された25年前、1977年のASEAN会議で高らかに宣言された、福田ドクトリン。
しかし、東南アジア諸国の評価は厳しい。
上記URLでは、
「福田ドクトリンは、まことに劇的な宣言であったが、その後、実効ある成果が上がっていたかといえば、SEAPCENTREの設置やASEAN CulturalFunds をのぞいては、 さしたる実効あるものはなかった。この25年間に東南アジアに吹き荒れたのは、日本のすさまじいばかりの経済利益の追求であった。」と、のべている。
25年前、ベトナムからのアメリカ軍撤退と、共産主義の台頭、その間隙を縫ってって、経済力を背景にした日の出の勢いの日本への、そのようないろいろの期待もこめ、福田ドクトリンが歓迎されたという、歴史的な背景を忘れてはならないだろう。
いま、経済落日の日本は、中国の東南アジアへの進出にとまどいながらも、底知れぬ経済成長を秘める中国に対し、ある種の期待をもつ東南アジア諸国に対し、日本は、25年間の経済利益追求への贖罪をも込めた、再構築されたドクトリンを示さなければ、東南アジア各国からの信頼は、勝ち得ないであろう。
過去の経済力について、いまだに幻想のもとでの期待感を抱きつづけている東南アジアのいくつかの国も、それが幻想だとわかったとき、どのような態度をとるだろうか。
 

●1405 にわかに現実味を帯びてきた、長期金利のペッグ制笹山登生 102/01/15(Tue) 10:33:43削除
URL: http://www.boj.or.jp/press/99/koen046.htm
行き詰まる日銀の金融政策の最後の禁じ手に近い手法として、デフレスパイラルを逃れうる特効薬として、「長期金利のペッグ制」というものが、ささやかれるようになった。
平成11年6月22日の講演で、日銀総裁自らが、この仕組みを説明されているので、上記URLから抜粋し、掲載しておく。
一口で言えば、『長期金利を上げないと政策当局が明確にアナウンスすることによって、事実上、国債買い入れ上限が撤廃され、世間体のいい、財政法第5条のがれながらも、実質は日銀による国債引き受けと同じ効果をもつ。』というところか。
しかし、これは、劇薬なので、成否は、半々以上のリスキーなもののようだ。
こうなれば、いよいよ、ポール・アインツィッヒのいう「世界恐慌第四段階突入」ですね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
国債買い入れ、つまりオペの増額についても、突き詰めて考えれば、引き受けと同じことがいえます。長期金利は、長い目で見れば、将来の経済や物価情勢に関する市場参加者の見方を反映して決まってくるものです。そうした市場の実勢に対抗して、オペで金利を上げないようにする──つまりペッグしようとすれば、国債をどんどん買っていくしかありません。そうなると、いずれ人々のインフレ期待が高まり、長期金利にはさらに上昇圧力がかかりますから、必要な買い入れ額には際限がなくなってしまいます。そうなれば、結局は、引き受けと同じ結果になります。

 

●1404 (投稿者削除)
●1403 (投稿者削除)
●1402 青森公立大学のカリキュラムをみてみると 笹山登生 102/01/15(Tue) 09:44:05 No.1401へのコメント 削除
URL: http://www.nebuta.ac.jp/
ご指導に従い、青森公立大学のカリキュラムをみてみると
なるほど、よって立つべきアイデンテイティーをしっかり踏まえていらっしゃるようで
ロシアとの交流を踏まえてのロシア語の充実、地域学としてのリンゴ産業概論、三内丸山遺跡概論など、他との差別化をしっかりされていますね。
國際と一口にいっても、地政学的にみた場合、日本海側は、 やはり、対岸の大陸との交流を意識することが、 情報発信母胎としての意義が高まるようですね。
旧秋田大学鉱山学部は、世界に冠たる日本有数の、この分野での情報発信母胎と、私は評価しています。

●1401 悪い冗談かと思いましたキミヒ 102/01/14(Mon) 23:13:05 No.1399へのコメント 削除
URL: http://www.nebuta.ac.jp/
秋田県の國際系単科大学構想

 悪い冗談かと思いました。

 お隣の青森公立大学は敢えて、カタカナ、情報、
国際を避けたそうです。

 大学が国際人養成志向は常識ですもんね。
 旧秋田大学鉱山学部の方がよっぽど国際的です。
 
 先進的と噂の知事さんもメッキが剥げましたね。


●1400 (投稿者削除)
●1399 バブル期の國際イメージを引きずった形での國際系単科大学ではこまる。 笹山登生 102/01/14(Mon) 10:17:02削除
URL: http://mytown.asahi.com/akita/news01.asp?kiji=1701
バブル期のアメリカの大学の日本校誘致合戦の後処理が、この秋田県の國際系単科大学構想の発端だが、いみじくも、上記URLで、代ゼミの方が指摘しているように、國際系なら、いまや既存の大学でも珍しくもなんともないわけで、それで、生徒が集まると考える発想自体、安易で甘いといわざるを得ない。
学校設立の発想の根底に据えるべきは、地方としての情報発信として、何をすべきか、産学協同で何がなしうるか、でなくてはならない。
その検証が不十分のまま、見切り発車という構想自体、その後の破綻が目に見えている。

●1398 シンガポールとの自由貿易協定(FTA)が、うまくいったわけ笹山登生 102/01/14(Mon) 07:43:29削除
URL: http://www.bloomberg.com/jp/news/mof.html?s
小泉首相のシンガポール訪問で、FTA協定がうまくいったのは、ひとえに、シンガポールが工業国であって農業国でなかったからだ。
上記URLにあるように、日本は全9023品目のうち、世界貿易機関(WTO)に対して3000品目余りについて、すでに関税ゼロを約束し、今回の協定で、シンガポールに対してはさらに3851品目で関税ゼロを約束したが、ゼロにできなかった約2000品目のうち農林水産関係が約1500 品目を占めている。
工業国のシンガポールであったからこそ、これら多種の農業品目積み残しにも関わらずFTA協定締結に至ったのだが、これと同じように他の東南アジア諸国でも可能かといえば、そんなに簡単なものではないだろう。
自由貿易と円安とは、正負いずれの影響においても、相乗効果をもたらす場合があることを考えれば、国外にいい顔ができるためには、先ず国内の地方経済の危機的状態を念頭に置いた対応が必要であろう。
 


●1397 (投稿者削除)
●1396 狂牛病対策放置は、「殺牛罪」との抗議 笹山登生 102/01/13(Sun) 11:50:02削除
URL: http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020112&j=0044&k=200201114540
上記URLは、北海道の酪農家の抗議文だが、この方が野党がだそうとしている農相不信任案より、よっぽど迫力と破壊力がありそうだ、 

●1395 確定拠出年金の見直しに入ったアメリカ 笹山登生 102/01/13(Sun) 11:24:24削除
URL: http://www.morningstar.co.jp/dc/use/401k/p_4.htm
日本においても、企業型については昨年10月から、個人型・混合型については、今年から導入がきまった確定拠出年金(日本版401k)だが、先輩格のアメリカでは、近時のエンロンの倒産によって、自社株運用型の確定拠出年金樹利用者が大被害を被ったことが、見直しの動機らしい。
とくに自社株については、上記URLのように、上乗せ拠出へのインセンティブがあり、また、業績把握もしやすいことから、全般的に自社株比率が高いとのことだが、エンロンの従業員にとってみれば、それが裏目にでてしまったというわけだ。
日本においても、自社株についての情報開示など、従業員の自社への思い入れが、仇とならないような仕組みが必要だ。

●1394 長期金利の変動が、購買力刺激に直接つながる仕組みづくり 笹山登生 102/01/13(Sun) 07:32:23削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story.ht&s=APD_eUyFkgmWCcYJh
上記URLの記事のなかで
「米国では、既存住宅市場が有効に機能している。長期金利が低下し、住宅ローン金利の下落につながると、借り換えが急増、個人のローン負担が急減する仕組みになっている。昨年秋には長期金利の低下で、ローン借り換えが急増、消費者の購買力が高まった。」
と書かれている点は、まさに日本も、そのようなシステム造りが必要なのでは、ないか。
サラリーマン住宅ローン負債者が、変動金利によることなく、敏感に 借り換え対応できるシステム造りをすることによって、住宅ローン負担軽減分を、迅速に消費に振り向けるシステム造りをする方が、税制優遇制度よりは、機敏に、景気に敏感に反映させることができる。
もっとも、アメリカの住宅ローンは、モーゲージだから、こうして、敏感に対応できるのかもしれない。

  

●1393 日本の思惑どおりにはいかないようで 笹山登生 102/01/13(Sun) 07:17:32削除
URL: http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story.ht&s=APD98diF2gm2CeIpP
東南アジア各国の円安に対する非難のたかまり、 グリーンスパン発言などを受け、円安傾向は、 歯止めをかけられた格好になった。
円安で日本の経済危機を切り抜けようとする魂胆自体、正当な政策マインドであるとは思えない。
日本経済建て直しの最後の手段をふうじられたことに、さらなる厳しい評価が待っているかもしれない。

●1392 グリーンスパン発言の詳細は 笹山登生 102/01/12(Sat) 22:10:15削除
URL: http://news.ft.com/ft/gx.cgi/ftc?pagename=View&c=Article&cid=FT3RWFQFCWC&live=true&useoverridetemplate=ZZZ99ZVV70C&tagid=ZZZOMSJK30C&subheading=US
上記URLでどうぞ。

●1391 グリーンスパンは、悲観的な見通し 笹山登生 102/01/12(Sat) 22:06:17削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/kaigai/us/20020112df1i013212.html
このところ、中央銀行総裁会議やなにかでも、アメリカの経済見通しに楽観的な発言が多かったが、注目された年頭のグリーンスパン発言は、それらの楽観的な見通しに水を指した模様。(上記URL参照)
これにより株価は大きく下がった。

●1390 レトリックとしての改革を標榜する政治家のむなしさ。 笹山登生 102/01/12(Sat) 21:58:41削除
URL: http://member.nifty.ne.jp/katote/AfterLib.html
ウォーラーステインの「アフターリベラリズム」(上記URL)によれば、保守主義も自由主義も社会主義も、すべてリベラリズムの変形であって、これまで世界システムをかえてきたが、ソ連の社会主義崩壊とともに、一見、勝利したかと見えたこのリベラリズムも、実は、社会主義の崩壊とともに、こちらのほうも崩壊の過程をたどり始めたというものだ。
この割り切った論理に従えば、現在ある日本の政党のほとんどは、その根っこのイデオロギーの終焉を迎えていることになる。
イデオロギーの差別化によっては、分離不能のなかで、イデオロギーに変わる差別化のキーワードとして、「改革」なるレトリックが使われ始めたといっていい。
しかし、これも、政党間の同質化を遮断しうる概念ともいえなくなっている。
このような差別化し得ない日本の政党が、自己保存のためのみで、小集落を形成しているというのが、いまの日本の政党群なのではなかろうか。
そして、改革を標榜しながらも、今日も、そのスローガンとは縁遠いことを原因として、挫折していく政治家を見るのは、薄ら寒い気持がするものだ。 

●1389 午年にちなんでで、ここで伯楽の話を 笹山登生 102/01/12(Sat) 11:08:39削除
URL: http://www07.u-page.so-net.ne.jp/yf6/tohou21/siwa1.htm
秦の穆公が伯楽に向って言った。お前ももう歳をとった。誰かお前の一族に馬を見る名人はおらんか?
彼は答えた。ただ良いと言うだけの馬ならば、形容筋骨で観ることもできますが、天下の馬とも言うべき
名馬になりますと、そんなものでは解りません。然るに一たび走れば空を行くようなものです。
臣の子等は皆下材ですから、ただの良馬を観るぐらいは教えてやれます。然し天下の馬を観るには堪えません。
臣の貧乏朋友に九方皐(列子・淮南子)と言う者がをります。此の者ならば、
馬を観ることにかけては私に劣るものではありません。どうか彼をお召しください。 
そこで穆公は彼を召出して、馬を捜しに行かせた。三ケ月ほどして彼は沙丘と言う処に望みの馬が居ると
復命した。どういう馬か?との公の問に、牡の黄毛だと言う答えだったが、後、引き取りに行った使者の問い
合わせに、彼の指定して置いた馬は牡の驪だと言うて来た。穆公は頗る不機嫌で、早速伯楽を呼び出し、
何の事だ、彼奴は馬の牝牡も毛色も解らん!。そんなことでどうして馬を観ることが出来るか! と詰責した。
ところが白楽は之を聞き大いに感心の体で、彼はそこまで至ってをりますか。
それでは臣など到底及びもつかぬものであります。彼は馬なんぞ観てをるのではありません。
馬よりもっと貴いものを観ているのです。取り寄せて御覧なさい。それはきっと千里の名馬でありましょう。
と言った。果たしてその通りであったと言う。

うん。果たして、いまの政界に伯楽はいるのかな?
茫洋として、しかも、世の道筋を見通せる人が。
やれオスだメスだ。毛色がどうだ。どうでも良い小さな差異に警戒心の強い、偽伯楽の多いことよ。

●1388 税制改革のストーリー 笹山登生 102/01/12(Sat) 10:40:04削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020111-00000212-jij-pol
直間比率の見直し−相続税の見直し−減税先行−公益法人課税の見直し
この2−3日の財務省の発するキーワードから、みなさん、今後の税制の道筋をどう想像されるでしょうか。
円安で、海外資産をデフレートさせ、国内資産をインフレ−トさせ、国内物価のデフレ傾向に歯止めをかけ、そして、次は?
やっぱり、結論は、消費税の引き上げということになるのでしようね。
でも、消費者マインドが、 需要増加に資することのない消費性向をしめしたら、このストーリーはあえなくつぶれてしまいます。
スタグフレーションという魔物にやられてしまうというわけですね。 

●1387 世界的なグラフィックデザイナー田中一光さんのご訃報をきいて 笹山登生 102/01/12(Sat) 09:34:37削除
URL: http://homepage1.nifty.com/sanshiro-photo/makkari.htm
このホームページの田園環境図書館の「和の楽園」でもご紹介した、北海道の真狩村にあるレストランホテル「マッカリーナ」の設計は、この田中一光さんである。
なんにもない北海道のこの一寒村に、すばらしいものを残された、田中さんの心意気を改めてかんじた。 

●1386 案の定、塩川発言に対し、こんなコメントが。 笹山登生 102/01/12(Sat) 08:33:37削除
URL: http://news.ft.com/ft/gx.cgi/ftc?pagename=View&c=Article&cid=FT3O81YXAWC&live=true&tagid=ZZZC19QUA0C&subheading=asia%20pacific
1385で、塩川発言の二面性について触れたが、案の定、上記URLでは、塩川発言には、近隣アジア諸国の日本の円安に対する警戒感を冷ます目的があると報じている。
同時に、 中国公式筋のコメントとして「深く根づいた(日本の)経済問題を、通貨切り下げで解決することは困難である。」との皮肉まじりの見解をも伝えている。
日本が円安を「最後に残された選択すべき一手段」としていることを見透かしての、皮肉である。
今回の円安を日本の政策当局は、「プライベートには」喜んでいるともいっている。
「彼らは、やさしく円安の暴走をたしなめてはいるが、暴走車を止めることはしないであろう。」都は、なんとも皮肉なコメントであることよ。
ある筋では、一ドル140円までにいくとはしているが、 この日本の思惑どおり、円安が、抱える経済問題の解決に資することになるのか、きわめて疑問であるとしている。
その理由として、円安は、輸出を促進させ、同時に輸入価格を押し上げデフレ阻止に寄与するというメリットと同時に、 他のいろいろな面での「日本売り」を誘うであろうとして、日本の株式市場からの外国投資家の引き上げ、中国、韓国など近隣アジア諸国からの、自らの産業競争力が脅かされることへの不満などをあげている。
それでも、アメリカは、日本の経済再建のためであれば、我慢する方向というのは、なんやら、テロ対策でアメリカに恩を売り、経済封鎖を解除させたいキューバの思惑のごとく、日本が見えてきた。


●1385 市場介入の大義名分は、その都度変わる。 笹山登生 102/01/11(Fri) 14:53:39 No.1384へのコメント 削除
URL:
かつては、ドル安阻止、自由主義経済維持、アメリカ発世界不況阻止、など、その都度変わってまいりましたね。
円安阻止にしたって、大義名分は、あることはありますよね。
東南アジアへの日本からの不況輸出阻止なんてね。
でも、今回の円安は、表面は、「図らずも円安になった。」なんて態度ですが、 内心は、これでやれやれと思っているような節が財務省などにも見られますね。
もっとも、今は、小泉さんが東南アジア訪問中なもんですから、昨日の塩川発言のように、「動きが急激すぎる。」なんて発言をわざわざ、東南アジア向けにしたようですがね。
それも、全部、見透かされ済みのことです。
市場介入はないでしょうね。
でも、本当に、このまま、円安進行で、いいのでしょうかね。というのが、私の問題意識です。
ハイパーインフレへの懸念、国債暴落の懸念、縮小均衡への無限ループに日本経済が入ってしまうのではないか、などなど、いろいろ、多角的検討をしなければならないのではないでしょうか。 

●1384 通貨価値とは市場が決める事では? キミヒ 102/01/11(Fri) 12:55:23 No.1383へのコメント 削除
URL:
 これだけの財政赤字国の通貨下落は当然で、
容認も何もないと思います。
 円安阻止の政府介入とは外貨準備高を疲弊
させるだけでは?
 市場介入以外で強い円を復活させる方法論
が欲しいですね。

●1383 円安がデフレ阻止の特効薬となる確たる保障はないのに。 笹山登生 102/01/11(Fri) 09:05:17削除
URL:
言い古された神話にもとずいた見通しがはばをきかせていることが、日本経済の進路を誤らせる恐れがある。
経済界の一部は、今回の円安が、 国内デフレ圧力を弱めるとの楽観的な観測を示しているが、 1380記載のように、冷えきった国内消費者マインドを考慮すれば、 輸入価格の円安による上昇分を、消費者に転嫁できるかどうかは、きわめて疑問であろう。
そうなると、円安は進行するが、国内のデフレ傾向に歯止めはかからず、高コストは、国内の流通業を直撃するということになりかねない。
それと、円安容認が一般化すれば、 国債市場での日本売りは加速し、 国債の暴落は、 3月期を迎える日本の金融機関の決算内容をも直撃しかねないということになる。
昔の神話は今の神話ならずということを、日本の経済界は自覚すべきである。
こうなると、小泉さんの東南アジア訪問は、各国にたいし、円安容認のご了解をいただく行脚と、いまや化してきた。

●1382 今回の竹中大臣のアメリカ訪問についての評価 笹山登生 102/01/11(Fri) 07:16:29削除
URL: http://news.ft.com/ft/gx.cgi/ftc?pagename=View&c=Article&cid=FT3GL0T38WC&live=true
上記URLでは、今回の竹中大臣のアメリカ訪問で、アメリカ側は、円安が、日本の構造改革を早める要因になるとすれば、これを容認する考えであるが、 この日本の経済停滞と円安という二つの要素は、これまで日本の円安について不満を漏らしていた中国や韓国のみならず、アメリカにおいても、政治的課題として、今後問題とされるであろうとし、とくにアメリカ企業にとっては、現在の不況状況を加速しうる要素となりかねないとしている。

●1381 小野善康氏理論以前に キミヒ 102/01/10(Thu) 15:04:06削除
URL:
 小野善康氏理論以前に毎年30兆の国債発行がされています。

 大体、17兆円で歳出の2割を占めています。

 郵貯で500兆円を集めて、5%の運用益を出して7割を国庫に返納
すれば、財政的に安定します。
 郵貯の個人限度額を2200万円に増額して、普通預金の限度額を
1年定期の10%、さらに利子非課税の特典を寄与する。
 こうすると2000万円の定期で200万の普通預金がMAXとなります。

 この不況に5%が可能か?
 多分可能です。
 長期スパンで円安は必定で、円高に振れるリスクは低い。
 現在でも5%程度の外貨預金は可能。
 
 都心部に5%程度の運用益が期待できる物件は多々あります。
 
 全国の公務員官舎を一般賃貸住宅として建設すれば、土地代
無しの投資ですから、5%どころではないでしょう。
 特に都心部には優良不動産が有ります。

 こうした政策を実行する前提として、効率的な郵政。
 政治家が利権対象としない。

 利点として、国債償還を財政からシールドできる。
 国民財産保全目的に為替介入が堂々と強力にできる。

 小野善康氏理論より具体的で実現可能と思います。


●1380 日本は、円安容認という日本経済復活最後の切り札を切ったが、 効果は疑問との論説笹山登生 102/01/10(Thu) 12:21:12削除
URL: http://news.ft.com/ft/gx.cgi/ftc?pagename=View&c=Article&cid=FT382HH58WC&live=true
上記URLの論説では、多少の円安では、輸出ドライブに寄与するとは思えず、1ドル200円以上にならないと、効果は疑問であるとしている。
教科書的には、円安は、輸出振興とデフレ阻止の二つの効果をもつはずだか、 このいずれも期待できないと、この論説はいっている。
円安による輸入価格増大を、商社などは、消費者価格に転嫁できる状況になく、過去にも、そのような経験があったと同様に、輸入コスト増大にも関わらず、卸売物価は、横ばいをつづけるであろうとの見解。
円安によるメリットは、海外生産拠点の日本企業の海外法人の利益をささえるだけともいっている。
さらに、国債価格の下落は、銀行の与信能力を著しく阻害することになるであろうとしている。
また、韓国などから懸念されている、日本の円安が他の東南アジア各国通貨へ与えるかもしれない連動安の影響については、いまやこれら通貨はドルに影響されることのほうがおおいため、円安の影響は軽微に終わるであろうとしている。
こうなると、最後の切り札、円安容認は、凶と出るか吉と出るか、微妙な情勢であることが分かる。
総じて、東南アジア各国経済における日本経済の威力・威信は、極端に低下していることを前提にしての論評といえる。
そのような意味で、今回の小泉東南アジア歴訪は、WTO加盟で意気軒昂の中国を十分意識した、日本経済への東南アジアの信頼をつなぎとめる苦しい旅となりそうだ。  



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●1375 正攻法のアンチパラダイム構築が必要-政局の為にアンチを唱えるだけであれば、それは単なるゴネ-笹山登生 102/01/10(Thu) 10:45:25削除
URL: http://dw.diamond.ne.jp/contents.html
ある党首が、「私たちは、同期当選組がおおいから、野党共闘がやりやすい。」との趣旨の発言をされているのには、唖然とした。
小泉改革路線に対抗しうる明確なパラダイムが不在の証拠である
政局の為にアンチを唱えるだけであれば、それは単なるゴネである。
どうして、グローバリズムの浸透にあえぐ地方の苦吟に焦点をあわせたアンチパラダイムを構築できないのか。
今週の週刊ダイアモンド(上記URL参照)は、産業空洞化にあえぐ地方の誘致企業の撤退マップが乗っているが、まさに、これまで、地方活性化の推進力を果たしてきた誘致企業が、全国各地で、一夜にして撤退してしまう状況が、そこに示されている。
とくにひどいのが、岩手県で、マイカル、アイワ、アルプス電気、日立ME、雪印乳業と、矢継ぎ早の工場閉鎖なり倒産の状況だ。
このうち、アイワは、90年代、いち早く、生産主体をアジアにシフトしたが、その後のアジアメーカーとの競争にあえなく破れ、今度は、マレーシア、インドネシア、岩手を一つに統合するということになり、そのなかで効率のわるい岩手工場がババをつかんだというわけだ。
他の県の誘致企業にも、これから、同様の試練が待っている。
このような地方誘致企業の「夜逃げ」現象続出に、各県も対策放棄の状況である。
それに追い討ちをかけるような、今回の円安。
かつての円安は、輸出依存型日本企業に追い風となったが、このように産業空洞化後のいまとなっては、円安は、日本企業に、逆の匕首を突きつけることになる。
すなわち、産業集積が日本になければ、円安となっても、輸出は伸びず、輸入は減らない、その結果、一層の円安と空洞化がすすみ、この「負のスパイラル」が、空洞化による国内生産の縮小と雇用不安を加速させるというものだ。
地方の雇用環境や産業構造の再構築に新たなパラダイムを示し、政治が瞬時に行動すべき時である。


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●1371 (投稿者削除)
●1370 1月7日の異常アクセス増加の謎がとけました。 笹山登生 102/01/10(Thu) 09:37:06 No.1353へのコメント 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020107-00000001-yom-pol
1353で、このことを書きましたが、 原因は、この日の「ヤフー」のニュースに、「04年からネット選挙運動解禁?!」との報道が、読売新聞記事の転載の形であり、 その関連サイトに、「政治家のホームページの採点をするサイト」http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/index_hyouka.htmlがリンク掲載され、その高得点に私のホームページがのっていたためのようです。
それにしても、嵐のごときアクセスで、一瞬、「なにか私めがよからぬことをやったため?」などと、疑ってしまいました。
原因がわかって、先ずはひと安心。

●1369 影絵さんへ キミヒ 102/01/10(Thu) 01:32:56 No.1366へのコメント 削除
URL:
 影絵さんへ

 ご指摘最もですね。
 私も、笹山先生のプラマイゼロ論理に過剰反応して
しまいました。

 昨今のリストラで、真っ当な割り増しをしている企業
もあります。
 
 今後もご教授下さい。

●1368 PKOってやっぱり外資に餌をやっているのですね? キミヒ 102/01/10(Thu) 01:27:13 No.1367へのコメント 削除
URL:
-------------
信託銀行分は、ほぼ公的資金の一手買いになっていたもので、
現在、市場では、物凄い買いを入れ、株式市場を支えている、
即ち、≪PKO≫が発動されているのです。
-----------
 この公的資金の出所は?

●1367 国際的世間体のみを考えた日本経済 笹山登生 102/01/09(Wed) 10:12:44削除
URL: http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_020101_1.html
IMFの目を恐れ、ひたすら、国際的世間体を取り繕う。
一国の中で、日銀総裁は、円安をけしからぬといい、竹中大臣は、これが現在の日本経済のファンダメンタルズそのものだという、チグハグさ。
以下のネバダ経済報告は、取り繕われた日本の株価の現状を興味深く伝えている。
すなわち、現在の日本の株価を買いささえしているのは、年金資金運用などの公的資金であり、外人投資家、売り越しにはいっているという。
つまりは、日の丸のサクラが、ひたすら、日本経済を、国際的に良く見せようと、御苦労されているということか。

-------------------------------------------------------------

-----------------------------
誰が買っている株式
-----------------------------
先般来、【投資情報】にて、現在、株式市場で猛烈に公的資金が買っていると述べてきましたが、以下の発表をご覧下さい。
2001年12月第3週(12月17−21日)
≪買い越し≫
信託銀行   +1,797億円
投信     +  23億円
≪売り越し≫
外人      −277億円
個人      −247億円(現金)
        −192億円(信用)
生保/損保   −157億円
銀行      −750億円
事業法人     − 25億円
この週を見ますと、ほぼ信託銀行の一手買いになっているのが、わかります。
また、外人が買っているとコメントしているマスコミもありましたが、統計上は“売り越して”います。
この外人売り越し額ですが、日本の公的資金の「SPC分」を勘案すれば、実質1,000億円を越える外人売りになっていた筈です。
信託銀行分は、ほぼ公的資金の一手買いになっていたもので、現在、市場では、物凄い買いを入れ、株式市場を支えている、即ち、≪PKO≫が発動されているのです。

●1366 RE:キミヒさんへ 影絵 102/01/09(Wed) 06:12:08 No.1365へのコメント 削除
URL: http://
今晩は 影絵@名古屋です。

いえいえ 私こそ 貴方の”暴言”と言う 言葉に過剰反応して
仕舞いました。

私達は通常 HNを使い実体を出すことなく ネット生活を送り
ますが 目的上実名で活動せざるを得ない方達がいます。

私としては 特に政治家の方達には 積極的に露出して貰いたい
と思って居ります。 この方達は立場上 ゲストの非難・中傷・
罵倒 等には対抗し難いですよね。

今の段階で堂々と 自分で掲示板を運用されている方は 希少価
値が有るのです。 私のような一市民が 直接 意見交換出来る
のは貴重だと思って居ります。

こお言う方達に恐怖感を 抱かせるような投稿は 避けていただ
きたいと お願いします。 笹山さんの様に対処できる方ばかり
では有りませんので ROMされている 政治関係者への影響が
心配でした。

途中から実名を使いましたのも ご理解頂ければとの 想いから
でした。

 
論中の多々 失礼の段は 重ねてお詫び申し上げます。

今後とも宜しくお付き合い頂きます様 お願い致します。

                       影絵@名古屋

 

●1365 影絵 さんへ キミヒ 102/01/09(Wed) 01:51:18 No.1358へのコメント 削除
URL:
影絵 さんへ

 言い過ぎでした。
 笹山ボ−ドを宜しくお願いします!

●1364 久々に聞く楽観的世界経済展望 笹山登生 102/01/08(Tue) 08:48:11削除
URL: http://news.ft.com/ft/gx.cgi/ftc?pagename=View&c=Article&cid=FT3ZMJ1R6WC&live=true&tagid=FTDO9DHMZJC
スイスのバーゼルでひらかれている国際決済銀行(BIS)の定例中央銀行総裁会議で行った、イングランド銀行のジョージ総裁のスピーチが、上記のURL。
ここで、総裁は、9月11日以降の世界経済は、ここにきて、ようやく明るい兆しを見せ始めたとし、きわめて楽観的な世界経済への見通しを語った。
とくに、アジアにおける韓国のハイテク中心の好況、中国の昨年以上の躍進への期待が高まっており、アルゼンチンの経済破綻の影響も、世界的には、軽微にとどまるとの見通しをしめしている。
ただし、日本経済については、グルーミング-憂慮すべき-な状態に依然としてあるとのコメントには、出席している速見日銀総裁も、さぞかし居心地がわるかっただろう。

●1363 「アメリカ程 極端で無い社会。 働きたい人が 働けて 働けば生活の出来る社会」 笹山登生 102/01/08(Tue) 08:10:29 No.1392へのコメント 削除
URL:
このような価値観にそった「スロー・イズ・ビューティフル」の書評を、近々、田園環境図書館に掲載します。
乞う、ご期待。 

●1362 RE:キミヒさんに言われて仕舞った!。 影絵 102/01/08(Tue) 06:01:36 No.1358へのコメント 削除
URL: http://
キミヒさん 今晩は 影絵@名古屋です。

”頭の痛い論理” と言われては 何ともはや ゴメンナサイ!。

此れにて 終了とします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私が主張は透明公正な市場形成と、社会福祉の充実です。
 この二つが背反するのでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

了解です。 実現は難儀でしょうが 何時か出来ると良いですね。

私は主張と言える物は 未だ 模索中なのですが 強いて言うなら

アメリカ程 極端で無い社会。 働きたい人が 働けて 働けば

生活の出来る社会が良いのかな と思って居ります。

長々と有難う御座いました。 

                   影絵@名古屋

●1361 環境的視点からも、「法定外税」のルールづくりは必要。 笹山登生 102/01/07(Mon) 22:07:32削除
URL: http://www.asahi.com/politics/update/0107/007.html
ホテル税などの、都道府県独自の「法定外税」について、一定の要件を満たさないものについては、不同意のルールづくりをすべきという、この考えに、賛成である。
アメリカの州税にかわるべきものとして、「法定外税」をみたばあい、課税対象者が一定の範囲なり固まりを持ったものでないと、地方間のタックスヘイブン的産業体の移動などを生じかねないし、また、それが、新たな報復的法定外税をうむ危険性もあるからだ。
水源税的なものが川上に比重を置く県から課せられれば、 その尾根越しの県も、同様の追従を迫られる。
だとすれば、道州制の規模での各県合意の有る「法定外税」については、これを認めるとしても、税のインセンティブもディスインセンティブも考えない、税収目当てのみで法定外税が乱立した場合は、たとえば、環境保全的にも、生態的にも、一体と見なされる複数県で、ばらつきの有る法定外税が課せられた場合などを想定してみると、決して好ましいことではないからだ。 
今回の東京都のホテル税が是認されるのは、東京圏という規模的にまとまりのある圏域での「法定外税」であるからだ。 

●1360 「あわよくば」の心理が消費を刺激するということですか。笹山登生 102/01/07(Mon) 21:12:30削除
URL:
私はその本を読んでいないのでなんともいえないのですが、 「あわよくば」の心理が消費を 刺激するということなのでしょうかね。
決して実現することのない改革に「あわよくば、これで私たちの景気もよくなるかもしれない。」とのレトリックを与えつづけるのが、消費刺激のポイントだとしたら、日本の消費者を、酔眼朦朧とした客としてしか見ていないことになりますよね。
読んでから、また、お答えしましょう。 

●1359 小野善康氏より説得力がありますよ キミヒ 102/01/07(Mon) 19:48:15 No.1357へのコメント 削除
URL: http://www.esbooks.co.jp/bks.svl?CID=BKS503&product_cd=30514563&pg_from=030101_01&
 笹山先生へ

 この本はご存知でしょうか?
 論旨は小野善康氏と似ています。

 キャバクラがいかに需要を喚起し、マクロ経済に貢献
するかが説かれています。
 小野善康氏より説得力がありますよ。

 財政出動で失業を減らすのも一法です。
 税金がネオン街で浪費されても国内経済にもかなり貢献
していました。事実、地方自治体の食料費問題以前は地域
歓楽街では景気に左右されないお役所需要はバッファーで
した。

 小野善康理論の根本は、とにかくお金を循環させて失業
防止ですよね。
 大風呂敷を広げるより、歓楽街から資金を回した方がより
地域経済に限定して資金が回る事でしょう。


 

 

●1358 追加Resです キミヒ 102/01/07(Mon) 19:15:19 No.1348へのコメント 削除
URL:
 影絵さんへ

--------------
従来雇用と言う話は 出てないと思いましたが 
何ページでしたか?。
----------------

 逆に新型雇用を提案されているでしょうか?
 財政による雇用創造は結局は従来雇用でしょう。
 反論されるなら、具体的な政策担保が小野理論に
現時的にあるのでしょうか?

●1357 小野善康の論理を論破するのは、同業者でも手ごわいと見えて笹山登生 102/01/07(Mon) 19:13:54削除
URL: http://search.fresheye.com/?go=http://sat.nucba.ac.jp/~imryoichi/today.htm
上記のURLのように、書評を後に控えようという慎重派もあるようですね。
ところで、かねてからこの掲示板でおすすめの小野善康さんの「誤解だらけの構造改革」(日本経済新聞社)が、このところ本屋の店頭に見当たらないというメールで、確かめにいくつかの本屋を回りましたが、確かに、見えない。
重版中なのか、それとも、守旧派がバイブルとして買い占めているのか、それとも、構造改革派が、あわてて、かくしているのか、まあ、そんな大げさな話しではないとは思いますけどね。
でも、年明けのマスコミの論調が、やや、構造改革派につらくあたり始めていると見るのは、私だけでしょうかね。
私が、小野さんに興味を持ったのは、廃刊寸前の東洋経済発行「論争」で、言論不況の原因について、「現代の売れっ子のオピニオンリーダーなるものは、実は、「みんなでわたれば怖くない」体制迎合型の「オピニオン・フォローワー」に過ぎない。」と、一刀両断したのに、快哉を 感じたからです。
そういえば、 本屋の店頭には、長谷川某などの「オピニオン・フォローワー」達の、改革翼賛派の本の多いことよ。

●1356 (投稿者削除)
●1355 雇用のミスマッチ以前に キミヒ 102/01/07(Mon) 18:12:44 No.1348へのコメント 削除
URL:
影絵さんへ

 私が主張は透明公正な市場形成と、社会福祉の充実です。
 この二つが背反するのでしょうか?

 問題企業の存続は、一部政治家・官僚の既得権擁護とリンク
していますよね。
 長銀が破綻して、瑕疵担保条項も、政治家擁護でしょう。
 青木建設が破綻しましたが、あれは民事再生法適用で、経営者
も保護されています。
 
 橋本行革、小泉改革も政治力が強いものが保護される弱肉強食
であり、市場でみられる競争原理と別次元でしょう?
 市場から退場でも社会保障で救済されるシステムが重要ですよね、
今の亡国的国家債務膨張路線、既得権益優先国民負担増大路線では
市場も社会保障もパンクですよね?


ーーーーーー
福祉の充実はすべきでしょうが、其れが直接消費拡大に繋がるか 
疑わしいのです。
ーーーーーー
 福祉は切り下げの一途です。
 この切り下げが高齢者を含む、国民全体を貯蓄志向にさせて
いませんか?
 40歳未満では公的年金がアテにならないが常識でしょう?
 以前の福祉すら充実していたのでしょうか? 
 先進国で常に最低レベルでは?


ーーーーーーーーーーー
貴方の強調された”問題企業は消滅すべし”は そのまま 弱者は去れ
と言う事です。
ーーーーーーーー
 何回も同じ事を言いますが、傷口が深くならない内に再出発という意味です。
 問題企業の存続で、弱者救済の原資すらマクロ的に疲弊しませんか?
 総体再雇用は無理ですが、消滅ではなく再生です。
 ゼネコンでも、法的整理会社の方はスッキリ再生です、再建棒引き会社
も青木建設のようにヌクヌク民事再生ですよ。
 人の意見を曲解しないで頂けますか?この事は以前もupしていますし、
”消滅”でもない事を指摘しましたよね。この意味で曲解と感じます。
 ”そごう”の全店が消滅しましたか?
 山一の全社員が業界から去りましたか?
 膿みを抱えた市場に再生は無いでしょう。
 牛丼の吉野屋も倒産後に復活しています。 



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     
 国債が世代間とかの閉鎖モデルですね?
 とんでもない話です。
 多くを輸入に頼る国で、株式の3割が外資所有の
国でそんな閉鎖モデルは説得力を持ちません。
 
 円安傾向に振れようと、そんなもんで中国と競争
できないのだから、国内の世代間のみで需要供給を
論じるのはナンセスでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここは もう少し詳しく お話頂けますか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 国民金融資産が1400兆円あっても、リスクヘッジで、政府の
操作できない資産かもしれませんよね。この一点でも大教授様の
理屈は破綻しています。一国の富を固定して論じる矛盾が有ります。
 今、国債で現世代に需要創造しても、外国に需要が食われ、世代
間トランスファーは目くらましで、外国に大きな債務を次世代が為
替含みで負う可能性もあります。
 要するに、大学教授様の理論は眉唾でしょう?
 資産をリスクヘッジできない大多数の国民が、膨大な負債を抱え、
その負債の果実はリスクヘッジできる富める層が預かるだけでは?
 
 分かりやすく言えば、国債増発で株式が上昇して、外資が売り抜け
して、次世代に何の利益が残るのでしょう?
 国債増発で景気が一時的回復は、株式市場にも流入するのが常識
でしょう?株式市況で個人投資家は1割強ですよね。
 米国は貿易赤字大国ですが、世界から投資を受けて好況でした。
日本も世界から投資を受けてバブルでしたね。
 一時の国債乱発で、国内サービス業でお金が回っても競争力
は不変で、もっと大きな痛みがくるだけでしょう。
 貿易科学立国を立て直すのが筋でしょう。


-----------
其れと 今失業の大量発生が予想されているのは 流通・建設等ですよね
これらから出てくる 失業者の職種から見てどんな訓練が適していると
思われますか? 例えば 左官職人にIT教育ですか? 介護ですか。
だからこそ”ミスマッチ”だと言われているのです。
-----------

 大変失礼ですが、その理屈が国際的に通ると本気でお思いでしょうか?
 本気でやれば、できるでしょう。
 日本人の外国移民も昔はありました。
 貴方を含め日本人は精神の構造改革が必要と思います。
 貴方が言う建設とは、農業土木関連従事者です。農業から建設は超容易
みたいですね。
 貴方が言う、建設とは公共事業ですよね、それはもう無理でしょう。
 ”左官職人にIT教育”も良いじゃないですか。外国で左官職人も良い
でしょう。
 流通だって、有楽町そごう百貨店が今や、ビックカメラですが毎日、盛況
ですよ。流通に付加価値で再生もあるでしょう。外国語に堪能な左官職人な
ら新需要を掘り起こせるでしょう。
 ”どんな訓練が〜”で、いい大人が何言っているのか?
 その個人が失業給付を受けながら、考えればいいでしょう、違いますか?
 百歩譲って、失業中に司法試験でも受かれば万事解決ですよね。でも、万人
に勧められませんよね。
 これは影絵さん個人ではなく、”ミスマッチ”という言葉を平気で吐く
御仁様への意見です。
 そんなマスコミ用語で何か解決しますか?
 私は還暦を超えた両親に、仕送りするのと同時にホームヘルパー養成講
座受講を義務付けました。知識や技能は邪魔にならず、何かに使えるでしょう。
 開き直って、同じ仕事をって言われても無理でしょう。
 JRの社員だって、異業種で雇用されています。”ミスマッチ”と言ってたら
退職でしょうね。
 頭痛のする論理は沢山です。
 もっと、前向きにお願いします。

 例えば、電脳国家プロジェクトと称して、全国の図書館や博物館等の電子情報化
を一大公共事業としたらどうでしょう。
 キーボード入力が苦手な人には、音声入力で勤務してもらう方法もあります。
 これなら左官職人さんも可能でしょう。ITも泥臭い分野も多々有りますよね。
 次世代に残すべき情報でアナログ情報も多々あるのでは?

 弱者保護と既得権益擁護をシールドして、効率的に弱者保護を行うべきでしょう。
 行政の効率化で、サービスをさげないで、税金を効率運用すべきでしょう。
 特に後者は企業経営に似ていますよね。


●1354 (投稿者削除)
●1353 けさから、あるサイトを経由しての、おびただしい数のアクセスがあるのですが。 笹山登生 102/01/07(Mon) 12:28:53削除
URL:
ナンなのでしようね。
さっぱり心当たりがないのですが。
ひょっとして、今朝の読売一面の記事のせいなのかな?
何にしても、全国満遍なく、このような異常な数のアクセスがあるということは、狂牛病問題以来のことで、ありがたいことです。
感謝感謝。
それにしても、なんなのかな?

●1352 再び−日本国債の価格動向笹山登生 102/01/07(Mon) 08:59:22 No.1350へのコメント 削除
URL: http://www.skc.or.jp/qa/hight.html
1350で「イールド」とあるのは利回りのことです。
金利水準が高くなれば、国債価格は下落、金利水準が低くなれば国債価格は上昇というのが一般的。
詳しくは、上記URL参照。 

●1351 (投稿者削除)
●1350 日本国債の価格動向 笹山登生 102/01/07(Mon) 08:25:26削除
URL: http://www.bloomberg.com/jp/markets/japan.html
1341.1342で書いたように、新年から3月にかけての日本国債の価格動向が、日本経済の最大不安材料となってまいりました。
上記URLでどうぞ。

●1349 RE:纏めを有難う御座いました!。 影絵 102/01/07(Mon) 03:38:54 No.1335へのコメント 削除
URL: http://
笹山さん 今晩は 景山@名古屋です。

御手数をお掛けしました。 クルーグマンの件も有難う御座います。
手持ちの書の訳者は 別人でしたの一安心です 専門家でも論旨を取り
違える事が有るのですね!。 私も一読では不安に成ってきましたので
読み直して見ます。

●1348 RE:キミヒさんへ! 影絵 102/01/07(Mon) 03:35:17 No.1333へのコメント 削除
URL: http://
キミヒさん  景山@名古屋です。
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  無茶苦茶だと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

此れはまた 大胆な発言ですね! ドキッ としました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ”橋本行革が完全雇用なら全て正しい”とあります
  小泉改革も橋本行革も弱肉強食が問題でしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

此れは どお言う観点から述べられて居るのでしょうか?。

例えば 日産のリストラに依る失業者は 企業内に於ける弱肉強食の結果
ですし 貴方が先に述べられた輸出競争力の強化も 国際間に於ける弱肉
強食の推進に他なりません。 

又そもそも この議論の発端である問題企業の整理・消滅も弱肉強食の結
果な訳です。 
貴方の強調された ”問題企業は消滅すべし”は そのまま 弱者は去れ
と言う事です。
 

私には貴方の拠って立つ位置が解らなく成りました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 この国は高齢者に資産が集中しています。
 福祉政策の充実なくして、年寄りは消費しません。
 先行き不安では、壮年層も同様でしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

高齢者に資産蓄積が集中しているのは 何れの国でも同じでしょう。 基本的には稼いだ時間に比例しますから 唯 日本は人口
構成が逆ピラミッドに成って仕舞いましたので 弊害が大きいの
だと思います。

福祉の充実はすべきでしょうが 其れが 直接消費拡大に繋がるか 疑わ
しいのです。 金持ち願望があるでしょう 我が国は過去に於ても アメ
リカ等と比較して 貯蓄性向が高かったのです。 其れが 成長過程には
幸いして 投資資金を潤沢にし 戦争特需も有りまして 短期の高度成長
を可能にしたと これは余談ですね。 

                              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     
 国債が世代間とかの閉鎖モデルですね?
 とんでもない話です。
 多くを輸入に頼る国で、株式の3割が外資所有の
国でそんな閉鎖モデルは説得力を持ちません。
 
 円安傾向に振れようと、そんなもんで中国と競争
できないのだから、国内の世代間のみで需要供給を
論じるのはナンセスでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここは もう少し詳しく お話頂けますか。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 労働資源の有効活用の鍵は教育であり、明治維新
が証明しています。
 国債で従来雇用を維持しても、大先生ご指摘の効果
は一時的で長期的には暴論ですよ。 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

教育が重要である事に 異論は有りません が 中長期の政策に
なり この1・2年では間に合いません。

従来雇用と言う話は 出てないと思いましたが 何ページでしたか?。



●1347 (投稿者削除)
●1346 RE:キミヒさんへ! 影絵 102/01/07(Mon) 02:32:24 No.1332へのコメント 削除
URL: http://
今晩は キミヒさん 景山@名古屋です。

昨晩は 新年会で飲み過ぎまして 早く切り上げたので 2時位には帰宅したのですが
ダウンして仕舞いました。 遅レスでごめんなさい。

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.ゴ-ン氏の日産再建は国民経済でマクロ的にプラマイゼロか?

 笹山先生が表明したこの評論に対する見解の相違。
 失業が悪なら、失業の連鎖をくい止める再建はプラスでは?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

”合成の誤謬”が起きる事は 理解されているのですよね!。
なら後は その人個人の見解と言う事ですから 此れ以上は必要ありま
せんね。 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 貴方は実証できない、失業はマイナスと言います。
 議論がかみ合いません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今の私の能力では 貴方に納得して頂ける 説明が出来ない と言う
事です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
--------
此れは 失業中は何も生産しない と言うか 出来ません
よね 其の事が国のマイナスだと言う事です。
------
 自体が事実誤認です。
 失業中だからこそ、再就職に向けた職業訓練が受講でき
ますよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

う〜ん ちょと違うのですが 失業を発生させる事 そお言う政策自体が
不味いのだと言う事で 失業してしまった人に 何かをしてもらうと言う
のは 別の話です。 

其れと 今失業の大量発生が予想されているのは 流通・建設等ですよね
これらから出てくる 失業者の職種から見て どんな訓練が適していると
思われますか? 例えば 左官職人にIT教育ですか? 介護ですか。
だからこそ”ミスマッチ”だと言われているのです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 民間企業には、取りあえず国際競争に耐えうるように復活
してもらい、納税してもらい、雇用を縮小維持でも頑張って
もらい、日本の投資価値を維持発展してもらう。
 国は失業者に給付と再教育を行うのが筋でしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

此れはその通りだと思います。 企業サイドとしては正解だと申し上げて
来ました。 今の様に 唯でさえ失業者の多い時期に 国として失業者が 
発生するような政策は 採るべきでないのだ とも申し上げてきました。

しかし 不幸にして失業してしまった人達に 唯 給付をするよりは 貴
方も述べておいでの様に スキルアップの為の訓練を受けて貰うとか 同
じお金を出すならば 何か仕事をして貰った上で報酬として 出す方が選
り良いのでは有りませんか?。
  

私はここで貴方を説得しょうとか 言い負かそうとか 思っている訳では
有りません。 意見の交換をして見たかったと言う事で WEB上のやり
取りだけで 一個の人格に裏付けされた主張を どうこう出来るなどとは
思って居りませんし バーチャルだからと言って 不真面目に適当
な事を
言うつもりも有りません。 真摯に意見交換をさせて頂きたいと思って居りますので 今後とも宜しくお願い致します。

 


●1345 100円ショップの威力はなにか。 笹山登生 102/01/06(Sun) 18:44:03削除
URL: http://www.daiso-sangyo.co.jp/
100円ショップの大手ザ・ダイソーが2,020億円の売り上げを達成したというので、その店舗のうちの一つによってみる。
一日来店数100万人、全国店舗数2、000点、オリジナル商品80パーセント、60、000アイテム、なんとも、すごい数字である。
まさに、失業時代の救世主か。
店を詳しく見ると、品揃えにやはり向き不向きがあるように見られる。
もっとも得意なのは、なんといってもステーショナリー(文具)それに、鍋釜食器のたぐいか。
食品の100円ショップもあるようだが、 食い物だけはちょっとという人はおおいだろう。
でも、この分野とて、うかうかしていられない。
電気製品は、チャチさがめだって、あまり有利な商品とは思えない。
近頃は、100円商品情報のホームページや掲示板もあり、また、100円ショップ評論家なるものも出現しているようである。
また、専門店化も進んでいるようで、花の100円ショップなど、分野を特化した店もでているらしい。
100円食堂なるものも、すでにあるらしい。 
決め手はなんといっても集客数だろう。 
私のいった店は、一階がマグドナルドの店になっており、集客では相乗効果を狙っているようだった。
100円ショップ・デフレ現象は決してわるいことではない。
年金が減らされる時代であれば、お年寄りは、このような店の出現を歓迎するだろう。
そして、これらの店も、成熟し、それなりに段々高品質のものを取り揃えてくるに違いない。
物価や原価の秘密と神話が、こうして徐々に崩れていくことが、消費者の新たな購買意欲を掘り起こす鍵となるだろう。
ちなみに、私の買い物は、民俗音楽のCD、2個入り白熱電球、クリアーホルダー、4個入り単三電池、レンチドライバー、ビデオテープ、4個入りCDケース、シャチハタ風印鑑、合計804円なりでした。


●1344 三木派ファン倶楽部だって。 笹山登生 102/01/06(Sun) 16:14:43削除
URL: http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/giin/1010152452/l50
私のオヤジの名前もあったりして。懐かしいですね。
しかし、なんで、この正月に、しかも、2CHという若い人の集まる場で、このようなレトロっぽいスレがたったんでしょうね。
いまの与野党の政治リーダーへの幻滅もあるのかな。
不思議ですね。
政界の一服の清涼剤は、レトロでしか、味わえない時代になったということですか。
何度も、恐縮ですが、それにしても、懐かしいですね。  

●1343 山形浩生さんと、小野善康さんとの対話。 笹山登生 102/01/06(Sun) 12:04:38削除
URL: http://www.post1.com/home/hiyori13/ono2.html
上記URLがそうですが、 山形さんは、クルーグマンの著書を翻訳された方ですね。
ですから、猛烈インフレ加速派と見てよいのですかね。
そのなかで、山形さんは、小野さんの言う「需要創造型の良い公共投資」とは一体何なのかを、小野さんは指し示していない、と指摘していますね。
確かに、例の小野さんの近著「誤解だらけの構造改革」でも、その点は、ちょっと弱いかな、という気はしています。
私は、このホームページのいくつかでのべているのですが、小野さんのいわれる、これまでの「モノからカネ・国債、カネ・国債から外貨・金」への国民の資産保有志向を、今度は逆に歩ませるとすれば、単にいつか来た道を逆戻りさせるのではない、ニュー・パラダイムが、そこに必要であると思います。
私が、そのキーワードとしているのが「高質化」です。
「高質化した消費、高質化した公共事業とは何か。」を「高質化」というキーワードを基に、再構築していく必要があると思っております。
一部学者グループの中に、「国民に40万円ずつ与え、需要喚起を図ろう。」などという珍案を売り歩く方々もあるようです。
前回の総選挙の前にも、「これをうったえれば、大躍進ですよ」などといわれて、 お話をうかがった説に、失礼ながら、私が、その学者の方々に申し上げたのは、「消費にビッグプッシュ政策が必要なことはわかりますが、 これでは、いつか来た大量消費の道を国民に、また、たどらせることになるのではないですか。また、それに伴う外部不経済を発生させようとするのですか。」
その方々は、非常に不満げなお顔をされていましたが、また、この頃になって、他の掲示板で、この説を売り込んでおられるのを知り、唖然としました。
まさに、クルーグマンのいわれる「経済政策を売り歩く人々」ですね。これは。
カネからモノへの回帰は、単なる回帰ではない、 ブーメランのごとく、新しいパラダイムにもとずく、非常に迂回した回帰でなければ、消費そのもの、投資そのものに絶望・挫折した国民を振りかえさせることはできないでしょう。
小野善康さんの、例の「誤解だらけの構造改革」で、 小野さんは、構造改革と景気対策とは、全く別物であり、前者は、過去の損失の配分問題であり、後者は、カネからモノへの回帰問題だとしておられますが、 私は、この点、ちょっと違う見方をしております。 
「モノからカネ・国債へ、カネ・国債から外貨・金へ」の国民の資産保有選択のポートフォリオのシフトを加速させた、あるいは、いまも加速させつつある原因としては、構造改革の遅れがあることは事実です。
では、構造改革をなしえたとしても、その時点では、事態はすでに異なったものになっているわけですから、構造改革そのものが、景気回復の決め手になるわけでは、決してなく、まさに小野さんのいわれる、失業者をなくすことに公的資金を使った方が、国富の回復には役立つというわけです。
小野さんの論理も、小泉さんの論理も、片方向だけは正しいが、もう一方の方向は正しくない認識であるとでもいいましょうか。 
そこに、 この「改革」という言葉の政治的レトリックとしてのごまかしがあるようですね。
ここに、「改革」といわれれば、野党といえども、寂として声のない「めくらまし」があるように見えますね。
国民の痛みとは、過去の損失の配分にあずかってくれという意味での痛みであって、この痛みを通り越せば、 痛みがなくなるという意味での痛みの我慢ではないということです。
構造改革すれば、景気がよくなるという保障は、ないわけですから。今は、「国民の痛み損の政策」しか用意されていないわけですよ。
新たなパラダイムの基に、 小野さんのいわれる「外貨・金から、国内通貨・国債、国内通貨・国債からモノ」への回帰を果たしうる、新しいパラダイムが用意されないかぎり。 
でも、1341から1342をみますと、新年を迎えての日本経済は、まだ、その逆の過程をひた走りに走っているという感じですね。




●1342 日本経済「5つの大不安」−同じくネバダ経済速報から− 笹山登生 102/01/06(Sun) 09:43:39削除
URL: http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_020101_1.html
●倒産激増
「今年の倒産件数は昨年から倍増し4万件に達してもおかしくない」
帝国データバンク情報部の中森貴和課長はこう警告する。

不況型倒産の増勢が一段と加速することに加え、昨年の青木建設の倒産を皮切りに始まった大口問題企業の処理が、金融庁による特別検査の終了を受けていよいよ本格化するためだ。

東証一部で倒産ラインとされる株価100円を割り込んでいる“危ない会社”は約200社。

中でも、『問題企業30社リスト』に名を連ねている会社の行方に注目が集まっている。
「リストには債権放棄組ゼネコンが青木以外にも7社あり、うち2、3社が倒産処理される可能性が高い。焦点は大手流通や大手商社に波及するかどうか」(金融アナリスト)だ。

連鎖倒産や失業など社会的な影響に加え、債務が巨額すぎて銀行経営に与える影響も大きく、「大口処理はあと1、2社でお茶を濁す」(銀行業界筋)との見方もある。

だが、「株価暴落をきっかけに信用不安は広がり業務継続が困難になるなど、銀行や金融当局の想定外の企業は倒産に追い込まれる可能性は否定できない」(大手銀幹部)と懸念されている。

●失業率急上昇
「今年は倒産に加え、民間企業部門の構造改革が本格化し、リストラの嵐が吹き荒れる。失業率はジリジリと上がり続け、6%台に乗せる」
住友生命総合研究所の霧島和孝主席研究員はこう予測する。

昨年11月の完全失業者は350万人、失業率は5.5%に達したが、失業の恐怖は増すばかりだ。

今年は倒産激増に加え、リストラ加速による失業も懸念されている。

「バブル崩壊以降、民間企業は度重なるリストラで人件費の削減を続けてきたが、デフレ不況により売上高がそれ以上に減少、人件費比率は高止まりしたままで、構造改革が進んでいない」(霧島氏)ためだ。

民間企業部門が内部に抱える過剰雇用者は「300万人以上」(民間エコノミスト)と指摘されている。会社分割による不採算部門の切り捨てなど、よりドラスティックなリストラが進むことで、潜在的失業者が一気に吐き出されかねない。

そうなれば、“失業者600万人、失業率2ケタ時代”の到来だ。

●銀行破たん
「大手銀が破たんしたり、国有化される可能性は否定できない」明治大学の高木勝教授はこう懸念する。
日本の銀行が抱える最大の問題点は、引当金不足と過小資本だ。
大手各行は今年3月期決算で引当金の積み増しなどで、総額6兆4000億円の不良債権処理を実施すると表明している。

だが、「大口問題企業を含めた抜本処理にはまだまだ十分な引当金を積んだといえない」(高木教授)のが実情だ。

しかも、すでに虎の子の法定準備金の取り崩しを予定するなど資本金は枯渇しており、これ以上の積み増しは不可能だ。

昨年末に小泉純一郎首相は「危機は起こさない」と、大手銀への公的資金の再注入を示唆したが、もはや残された道はこれしかない。

だが、大口問題企業の倒産で自前の資本金がついに底を付いた状態で、再注入を受ければ、たちまち国有化銀行に転落、実質的な破たん状態となる。

「金融再生には国有化による不良債権の抜本処理と大規模なリストラしかない」(金融アナリスト)との指摘もあるが、国有化が貸し渋りやさらなる大型倒産を招き、金融機能がマヒ状態に陥る危険性もある。

●株価暴落
「東証平均株価は、米中枢同時テロ事件直後に付けた昨年の最安値(9504円)を割り込むのはすでに織り込み済みで、8500円の安値は覚悟しておくべきだ」(外資系証券ストラテジスト)

市場では年明け以降の相場について、圧倒的に悲観的な見方が多い。
大型倒産、金融破たんといった1月危機の懸念はもちろんのこと、3月の決算期末に向け、「数兆円規模」(市場筋)の持ち合い解消売りが待ち構えており、需給の悪化は避けられないためだ。

市場は「夏場以降、米国経済の回復に伴い国内景気も上向き始める」という年後半の株価高シナリオに期待を託している。

だが、「不良債権処理が3月期でも先送りされ、抵抗勢力によって小泉構造改革もとん挫し、夏場にさらなる暴落が起きる」との悪魔のシナリオもささやかれている。

●国債暴落
「火薬庫の上でたき火をして、どんどん薪をくべているようなものだ」(大手銀行役員)今年の日本経済にとって最大の爆弾となりかねないのが、国債価格の暴落(金利の暴騰)だ。

財政赤字による大量発行や格付け会社による格下げで信頼性が低下しているにもかかわらず、日本国債の価格は低値(金利は超低金利)で安定してきた。

これは、日銀の超・金融緩和策によって、お金が銀行にジャブジャブと注ぎ込まれ、運用先のない銀行が国債を大量に購入しているためだ。

この結果、国内銀行が保有する国債残高は「80兆−90兆円」(日銀筋)にも達している。

だが、ひとたび国債価格が下落すると、銀行には巨額の損失が発生する。
損失回避のために銀行が保有国債を売り始めれば、たちまち需給関係が一気に崩れ、暴落に歯止めがかからなくなるという極めて危うい状態にあるのだ。

米有力格付け会社がさらなる格下げを検討しているほか、「政府が4月のペイオフ解禁を再延期する可能性が高く、これをきっかけに、日本の金融システムに対する国際的な信頼が失墜、日本国債売りが始まる」(民間エコノミスト)との指摘もある。

国債暴落は巨額損失による銀行破たんに加え、不況下の金利上昇により企業の投資や消費を急激に冷え込ませ、日本経済にとどめを刺すことになりかねないのだ。


●1341 昨日のネバダ経済速報から 笹山登生 102/01/06(Sun) 09:18:40削除
URL: http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_020101_1.html
>>忍びよる金利高
...2002/01/04(Fri) 19:34:36...


-----------------------------
忍びよる金利高
-----------------------------

国債価格が、下落傾向に拍車をかけ、今日は、1.4%に乗せてきました。

現在、世界で最もバルブとなっているのは何度も述べてきています【日本国債市場】ですが、これが、もし、バブル崩壊となれば、国債価格は一気に暴落し、金利は3%を大きく越えるような状態になります。

このとき、都市銀行が持っています【国債】は、凡60兆円ですから、20%の値下がりになった場合には、10兆円を越える損を抱え込むことになり、自己資本が22兆円しかない都銀にとり、株式含み損(約5兆円)も考えれば、まさに、後が無い状態に追込まれます。

なんとしても、株式を支え、そして、国債市場を支えている日本政府・銀行業界ですが、いつ、この均衡が切れるか。

<魔の12月>を先送り・買支えで何とか過ごしましたが、このつけは、2月・3月に物凄い反動となって戻ってきます。

この際に、国債の格下げ=国債市場の暴落を伴えば、金融市場は、一気に崩壊することになります。

今、ぎりぎりの段階にきているという事を、理解しておいて頂ければと思います。

>>

ということで、例の小野善康著「誤解だらけの構造改革」の論理からいくと、これまでは、 モノからカネ(国内通貨と国債 )にシフトしてきたものが、国債がこのような状況になると、円安放置とも相まって、国民の資産保有志向は、外貨と金保有に向かうという状況になってきたといえますね。
国民が自国の通貨を信用しなくなる。という、危機的状況に突入したということです。 
こんな中でも、日本の政治は、与野党とも、「改革」という、つかいふるした政治的なレトリックに幻惑されて、モノの言えない状況がつづくのでしょうかね。

●1340 民力再興 キミヒ 102/01/05(Sat) 22:26:38削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt20/20020104eimi112404.html
 影絵さんへ

 法的整理の例です。

●1339 訂正-「国富の低下」ではなく「国富の向上」でした。 笹山登生 102/01/05(Sat) 21:43:47 No.1335へのコメント 削除
URL:
ここで、名古屋の影絵−影山−さんが登場され
「民間の場合と政府部門の場合とでは、合理化の意味が異なるのではないか。 労働力が無駄に遊んでいることを阻止することこそ、国富の向上につながるのではないか。

●1338 お疲れさまキミヒ 102/01/05(Sat) 21:14:47 No.1335へのコメント 削除
URL:
笹山先生、まとめお疲れさま。

 別に私は、ゴ−ンさん信者ではありません。

 マクロでみた場合、日産があのまま傾いて第二
のダイエ−みたいになっても、雇用は維持されな
かったし、国民経済全体の不安要因に大きくはた
らいたと思います。
 商社の伊藤忠は前もって精算し、回復傾向で、
丸紅は先送りのツケを払っていますが、雇用面
では丸紅に軍配でしょう。しかし、丸紅社員に
はもっと大きなツケが来るでしょう。

 公共事業と医療を比較して下さい。
 医療費は先進国でも最低額で皆保険が維持
されています。
 一方で公共事業は丸投げでも利益が出るく
らいですね。
 医療でも公立病院は多くは大赤字です。
 さらに、公立病院は職員組合が強く、患者
より、勤務者優先です。
公立病院ゼロ地域の医療レベル低下は聞い
た事がないです。
 秋田県は県立総合病院が無い地域ですね。
 公立病院を持つ横手市が、本荘市や湯沢市
より医療事情が良い話も聞きません。
 多くの救急救命施設は民間が採算を犠牲に
して行われています。今までの公共サ−ビス
に無駄が多すぎた事から議論するべきでしょう?
 その医療界でも、病院経営に企業解放が謳われ
ています。

●1337 (投稿者削除)
●1336 (投稿者削除)
●1335 ここで、議論の中間とりまとめをさせていただきます。 笹山登生 102/01/05(Sat) 19:31:37削除
URL:
議論が沸騰してきましたので、ここで、ちょっと長くなりますが、 これまでの議論のポイントを整理してみましょう。要約ですので、間違って要約することもありますので、その点はご勘弁願います。

そもそもは、12月30日の私のこの発言にありました。

「今朝のテレビで、日産のゴーンさんが、改革の成功者呼ばわりをされていましたけれども、リストラによって、私的企業の負担から、失業手当という公的負担へと、シフトさせ、はじき出した意味での成功者というにすぎないのですから、マクロの国民経済では、何のプラスにもなっていないのですよね。
1291で書きましたように、やはり、改革の功罪の検証をしなければならない時期にきていると思います。
グローバリズムの地方への浸透が、地方経済の落ち込みをいっそう深刻化させている、そんな感じて私は見ています。でも、与党も野党も、改革翼賛会のような体たらくですから、このような視点での地方経済再建論は、今のところは、声が小さいですね。一定のエントロピーに達した後は、爆発的な雪崩現象が起きるのかもしれません。そうなれば、まさに「After Argentina」ですよ。 」

これにたいして、キミヒさんから次のような反論がありました。
「これは、抵抗勢力もまっさおの暴論であり、自動車産業という国家利益に資する企業が雇用維持できたという社会的な利益を評価すべき。」

これに対して、笹山は、 
「私的部門はリストラの損失を公的負担に転嫁できるが、公的部門はできない。不況の場合は、公的部門がバッファーの役割を果たす。不況の時は、私的部門と公的部門とは異なった役割を果たすべき。ミクロで正しいこともマクロでは正しくないこともある。公的部門がワークシェアリング似により雇用創出を図る方が、起業に待つより即効性がある。」などとのべました。 

これに対し、キミヒさんは、 
「ミクロとして私企業の収益が改善しても、マクロとしての国民経済ベースでは、リストラによる公的負担増大によって帳尻はゼロとなるという笹山の考えはおかしい。雇用吸収できないのは、政治のせいであり、私的企業が、そこまで配慮すべきという考えはおかしいのではないか。むしろ、リストラによって、日本の企業の国際競争力が増すことを評価すべき。」といわれました。 

これに対し、笹山は、
「需要サイドが長期的に縮小するなかで、供給サイドの合理化が先行しても、意味がない。需要サイトにおける何らかのビッグプッシュが、この際必要なのではないか。」と、述べました。

これにたいし、キミヒさんは、
「公的部門のワークシェアリングによる雇用は、社会保障水準より少ない収入を認知することになり、そのことは、結果として、セーフティーネットの水準低下を招くのではないか。また、 外資企業の跋扈は、日本人の企業心の劣化を招き、さらには、開発情報の外国への流出を招きかねない。」と、いわれました。

これに対し、笹山は
「日本に於いては、外国人労働者雇用の歴史が浅く、また、日本農業の衰退によって。景気後退時のバッファーとなるものが、今は何もないことが、外国とことなることである。このバッファー不在を念頭に置いたリストラでなければならない。」といいました。

これに対し、キミヒさんは、
「バッファーが少ないのは、政治責任で、一私企業のせいではない。リストラによって日本の企業の国際競争力が向上し、問題企業の退場によって株価の上昇につながれば、マクロとしては貢献できるのではないか。」と述べられました。

これに対し、笹山は
「一私企業としてのリストラの成功は認めるにしても、この成功例がステロタイプ化し、私的部門のみでなく、公的部門に於いてもこれを見習うべしとの風潮ができることを懸念する。」とのべました。

ここで、年が変わり新年に入ったのですが、

ここで、名古屋の影絵−影山−さんが登場され
「民間の場合と政府部門の場合とでは、合理化の意味が異なるのではないか。 労働力が無駄に遊んでいることを阻止することこそ、国富の低下につながるのではないか。また、GDP対比2割の輸出額では、需要総量の低下が即国際競争力の低下を意味するものではないと思う。株価が下がりきった問題企業が退場しても、株価への影響は軽微なのでは。」と述べられました。

これに対し、キミヒさんは、
「問題企業の退場で総需要が減少するのではなく、残った同業種の健全な企業の株価が上がることになるではないか。また、遊休労働力の増加を阻止する手立てがないではないか。高賃金のもとでは、遊んでもらっている方が国富に有効なのではないのか。また、金額ベースでの輸出額で物事をとらえてはおかしい。一国が輸出能力をたかめることが、他国にとって魅力的な投資先となる。国は国民を解雇できないのであるのなら、 より多くの個人や法人の納税能力を回復させ、社会保障の原資を築きあげることが必要なのではないのか。効率行政を行い公平な国民への還元をすることこそ、 構造改革の主たる目的だ。景気回復に10年以上もかかっていること自体、問題だ。失業より何らかの雇用の場を用意することがよいことはわかるが、では、今の公共事業以上のものが用意できるのか。」と、述べました。

これに対し、影絵さんは、
「これまでの経済政策が、拡大策と縮小策の繰り返しに終始したことが、今日の不況をまねいてしまった。リストラによる大量の失業者の創出は、マクロ的には大きなマイナスだ。問題企業の退場で株価が上昇に転じるとはとても思えない。 」と述べました。

これに対し、キミヒさんは
「これまでの公的資金の注入を問題企業の退場や有望企業への債務切り離しなどに使っていれば、このようなことはなかった。マクロの軸に時間の軸をいれて考えれば、 消滅なき法的整理によって雇用を維持することはできる。問題企業の延命は、公的資金と失業手当てとの二重の公的負担を生じさせる。補完する民が出現するのであれば、政府は動く必要がない。」と、述べました。

これに対し景山さんは、
「すべてを企業責任におしつけるのは、一種の魔女狩りに似ている。これには、政府の責任もあるのだから、 政治主導による問題企業の清算処理は、まさに政府の責任転嫁で 卑怯の一語につきる。これをあおったマスコミも問題。これと同じことを、今度は公共部門でやること自体問題だ。」と、のべました。

これに対し、キミヒさんは
「政治は市場に余計なお世話をすることをやめて、社会保障の維持発展に尽くすべき。米国では多くの経営者が牢獄に入った。日本は、 それに比べて甘い。笹山が、このプラマイゼロの根拠を話さないのはおかしい。企業年金や企業健保の報が政府部門のセーフティネットより額がおおいのだから、 リストラしても、私企業が生き残る方が、マクロではプラスなのではないのか。社会資本の維持費用が後世代に負担となることも考慮すべき。」と述べました。

これに対し、景山さんは、
「政官の都合やマスコミの煽りで、破綻に追い込まれた企業もあった。プラマイの問題は、金銭感情で無く、失業者の存在自体がもんだいなのである。郵貯の効率化にしても、ユニバーサルサービスとしての無形の有用性を考慮に入れなければならない。いろいろ問題はあるにせよ、 公共投資は将来的に有用であるという観点にたつべき。」とのべました。 

これに対し、キミヒさんは
「世代間負担問題などを閉鎖モデルで考えるのは、言語道断。また失業だからこそ、研修が必要」と、述べたところにまできています。 

そろそろ、私が話さなければならない番になっているのですが、このまとめにやや精力を費やしてしまったので、ちょっと休ませてくださいね。







●1334 (投稿者削除)
●1333 景山さんへ2 キミヒ 102/01/05(Sat) 15:49:43 No.1331へのコメント 削除
URL: http://
-------
例の議事録の中身についての ご意見を少し伺いたいのですが
如何でしょうか?。
--------

 無茶苦茶だと思いました。
 
 ”橋本行革が完全雇用なら全て正しい”とあります
 小泉改革も橋本行革も弱肉強食が問題でしょう。
 
 この国は高齢者に資産が集中しています。
 福祉政策の充実なくして、年寄りは消費しません。
 先行き不安では、壮年層も同様でしょう。


 国債が世代間とかの閉鎖モデルですね?
 とんでもない話です。
 多くを輸入に頼る国で、株式の3割が外資所有の
国でそんな閉鎖モデルは説得力を持ちません。
 
 円安傾向に振れようと、そんなもんで中国と競争
できないのだから、国内の世代間のみで需要供給を
論じるのはナンセスでしょう。

 労働資源の有効活用の鍵は教育であり、明治維新
が証明しています。
 国債で従来雇用を維持しても、大先生ご指摘の効果
は一時的で長期的には暴論ですよ。 
 

●1332 景山さんへ1 キミヒ 102/01/05(Sat) 15:27:48 No.1331へのコメント 削除
URL: http://
 話を戻しましょう

1.ゴ-ン氏の日産再建は国民経済でマクロ的にプラマイゼロか?

 笹山先生が表明したこの評論に対する見解の相違。
 失業が悪なら、失業の連鎖をくい止める再建はプラスでは?

 貴方は実証できない、失業はマイナスと言います。
 議論がかみ合いません。

--------
此れは 失業中は何も生産しない と言うか 出来ません
よね 其の事が国のマイナスだと言う事です。
------
 自体が事実誤認です。
 失業中だからこそ、再就職に向けた職業訓練が受講でき
ますよ。
 民間企業には、取りあえず国際競争に耐えうるように復活
してもらい、納税してもらい、雇用を縮小維持でも頑張って
もらい、日本の投資価値を維持発展してもらう。
 国は失業者に給付と再教育を行うのが筋でしょう。
 
 

 

●1331 RE:キミヒさんへ! 影絵 102/01/05(Sat) 05:27:11 No.1330へのコメント 削除
URL: http://
キミヒさん 今晩は 景山@名古屋です。

また明日も雪に成るそうです 当地は雪に不慣れなので また大混乱でしょう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 一部上場会社の経営者で、まともに責任をとった方が
 いらっしゃるのでしょうか?精々、ざるみたいな現行法
 規での処罰くらいで、魔女狩りと表現される動機が不明
 です。誰が狩られたのか?????
 これだけ公金で補填されています。都銀への資本注入
 では減資さえされていません(=株主保護)。
 米国では多くの経営者が牢屋に入りました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

”取らされた人がいる” とは言っていませんよ 世論の傾向を言った迄です.

日本の法律の根底 ”人 性善説に基ずく” と 世界に法治を謳う国は多いとはいえ じつに”珍”成る国です。 
市場主義・自由競争となれば 変えて行かなければ成らないでしょう。  

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 政治が市場に余計なお世話をするのをやめて、
 社会保障の維持発展に尽くすのが筋と思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

此れは 其の通りだと思います。  


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 主導というより、無駄な公金注入をやめただけ
 でしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうとばかりは言えませんよ ご存知とは思いますが「山一證券」等の例も
在りますから政 或いは 官 の都合で破綻に追い込まれた企業も 無いと
は言いきれないと思います。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ーーーー
当時はその企業行動を挙げて奨励しこそすれ政・官・学共今の
ような批判的発言は少なく共私は聞きませんでした。
ーーーーーーーー
 そうでしょうか?
 少なくとも、あの時に旧国鉄の資産売却をしていれば、国鉄
 債務はチャラでしたが、バブルに遠慮して売却にブレーキがあ
 りました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

国鉄跡地の件は 当時の世論に叩かれたからではなかったですか?。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 暴力で立ち退きを迫られた事例を影絵さんはご存知
 なかったのですか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

此れは問題が別だと思います。 ここでお話しているのは企業戦略ですよね!”暴力云々・・・”は戦術ですから 其れと 私はバブルを良かったとか 
正しかった 等とは思って居りません。 逆に 早い時期から批判的でした
お陰で組織からはみ出してしまいましたが。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 バブルで東北の山村の土地が暴騰したのでしょうか?
 日本の株式市場における個人占有率は精々一割です。
 この文脈で↓は疑問です。
ーーーーーー
バブルに踊ったのは ほぼ全国民でした
ーーーーー
 住む国が違うのでしょうか?
 踊ったというより金権主義が跋扈したのでは?
 都内の普通の私大が旧帝大より難関化したり、
 狂気じみていましたが、、、、
 健康保険はバブル時も薬価改定で引き下げ
 でした。今回は本体も引き下げです。
 現在、株価が安定している企業はバブルに踊って
 なかったのでは?
 
 貸した銀行と、借りた企業のみならず、ペイオフで
 無垢の国民もツケを払う未来も間近でしょう?
 問題企業群も、公正な市場原理で整理されるのが平等
 というもので、政府は市場の公正性を創造するべきと存
 じます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ほぼ 全国民と言ったのですが 全部とは言いませんよ 幾ら私の世間が狭
くても 少なく共 私は違っていましたしね!。
其れでも 私の身の回りや 私の見たマスコミでは 末期になるまでは 貴
方の言われる”金権主義の跋扈”に対する 批判や警鐘は殆ど見ませんでし
た。 ましてや 財界や 企業中枢に於ては 行け行けだったでしょう。
当時の風潮に乗らなかった企業の多くは 人材 或いは 資金に問題が有っ
ただけで 戦略的な選択による物では無いでしょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ーーーーーーー
これは実証の方策も在りませんので・・・ キミヒさんの御考えも
解るのですが?。
ーーーーーーー
 まず、実証できないなら、ゼロと表明するのは暴論でしょう。
 次に、間接的に実証されています。
 一つは企業年金です。二つ目は企業健保ですこれらは公的扶養より
 保証が大きく、単純にプラマイゼロとカウントするなら見識を疑いま
 す。さらに、こうした企業年金や健保を運用しながら、黒字なら法人
 税も納税するのですよ。
 さらに、失業給付は現役より水準が低いし、期間限定です。
 マクロでプラマイゼロはあり得ませんよ。
 逆に問題企業の存続は、公的に高い失業給付を維持するようなもの
 で、利子付きで公的負担に跳ね返るだけでなく、優良企業の体力も削
 ぎ、オーバープレイヤーへの個別攻撃は外資にも容易でしょう。さら
 に、債務が大きい程、法的整理時における再建が難しくなり、多くの
 失業を生みやすいのは自明では有りませんか?
 ”実証できない”とする根拠が失礼ながら大変疑問です。
 ここまで説明しても実証が必要でしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

此れは 失業中は何も生産しない と言うか 出来ませんよね 其の事が国
のマイナスだと言う事です。 単に一企業の一時点に拘った話では無いと思
います。 一企業の選択としては最良です しかし 此れを全企業が真似た
ら ましてや 小泉政権が同じ事を 公共部門でやろうとして居ますから
一国全体で同じ事をしたら 其の国の経済は壊滅状態に成るのです。
例の 議事録の中で 小野氏は ”此れを 合成の誤謬だ”と言はれていま
す。 「角を矯めて 牛を殺す」 事に成ると・・・「あれっ 違うかな?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
ーーーーーーーー 
お教え頂いたアドレスの議事録は読まれましたか? あの中の井堀
氏・小野氏・八田氏の発言にマクロ経済の問題とミクロの問題 双
方の影響の違いが説明されて居ると思いますが どう読まれたで
しょうか?。
ーーーーーー

 #1321,1322が感想です。
 マクロ的にいって、国債で維持費が必要な低利用の施設建設は
 次世代に維持費というツケが残る事が考察されているでしょうか?
 学者がなんといおうと、予算施行の意志は現実的に官僚と政権
 政党にあるのだから、美味しいところをつまみ食いされて、国債
 乱発が関の山でしょう?であるなら、緊縮財政の方が無駄な事を
 されない分、国民の為でしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

小野氏の言われる公共投資は ”将来的にも有用な施設”とされています。
笹山さんご紹介の”誤解だらけ・・・”と一緒に共に小野氏による”景気と
経済政策””景気と国際金融”を読んで見ましたが 同じ指摘が有りました。

政・官・業の癒着ですか! 此れは我々国民がきちんと見張るしか有りませ
んね。 ”寄生虫を太らせるのは嫌だから 何も食べない” では死んでし
まいます。 法整備も必要でしょうね!。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  
 親が子の小遣いを減らしても、子がサラ金から借りたら一緒です
 よね?特殊法人債発行を許可しなくても、国の保証で隠れ借金は可
 能であり、この場合、財政投融資で郵貯起源の資本金等が焦げ付く
 でしょう。
 予算から直接補填されなくても、特殊法人存続自体がリスクが
 あると思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この6行の繋がりが 理解できなかったのです。 御手数掛けて済みません。


> 高度経済成長以降に政府が企業会計を厳密に守った現業は
> 民営化以外で皆無であった筈ですが、、、、
> 小泉さんは何もしていませんよね。
> 社会保障切り下げはここ十年の流行です。
> 特殊法人に国費が投入されなくても、財投が焦げつけば結局
> は税金で補填です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ーーーーーー
補完する民が出現すれば 政府が動く必要は有りませんね。
そうでない場合に限るのだと思います。
ーーーーーーーー
 役所の規制で民が進出できない事例は山ほどあるでしょう。
 郵政が一番の例でしょう。郵便局以外の金融機関がない地域
 は一桁だそうですよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その通りだと思いますね 唯 郵政には金融だけでは無く 本来の郵便事業
も有りますので 単に民営化と言っても難しいでしょう。 守秘義務等の法
整備をしっかり してもらわないと怖いですね。
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ーーーーーーー
農業は我が国の場合 地勢的に高効率には出来にくいですよね。
アメリカ・オーストラリア等と比べて競争力を持つのは無理だと
思います。極一部の地域では集約化で対応できるでしょうが
基本的には比較優位は持ち様も無いと思います。
ーーーーーー
 それでも、環境保全に農業は絶対に必要ですよね。
 保護・育成コスト軽減は是非必要と存じます。
 しかし、今までの農政族は農業保護育成より、票田保護が第一
 であったと思います。
 外国との競争というより、食糧自給を安全に効率的に向上させる
 手段はいくらでもあったのに、公共事業による兼業先提供や補助金
 による票田保護で農業の競争力は疲弊したと思います。
 生産者の努力も農協の流通体制に吸収され、それを見てみない振
 りをした政治家は、公共事業でお茶を濁した。
 国産牛肉が高いうえに危険にしたのも、官僚と政治家の協同作業
 であったと思います。地勢云々より、統治機構の構造疲労では?
 比較優位は安全性で可能でしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

此れまでの農政については 本当にその通りです が 過去の農業従事者
にも その責任の一端は有ったと思います。 人と言うのは 弱い者で目
の前に蜜を ぶら下げられると ついつい乗せられて 増して農村と言う
共同体の中では 異を唱える事は難しかったとは思います。
最近は 少し違った動きも 出てきて居ると聞きますので 変わって来る
でしょう。

高いのは兎も角 狂牛病の問題は 当に政・官・業(輸入業者か?)の癒着
の所為でしょうね。

比較優位は 国内の他産業との 競争力の事です。 国内の高効率産業が
輸出優勢ですから 低効率産業は輸出力を 弱められると言うか 輸入圧
力が強くなる事になります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ”極一部の地域では集約化で対応できるが〜”ですが、例えば
 県民所得下位三分の一の県群では、いまでも農業が一大産業で、
 中小都市郊外は農地で平野ですよ。極一部でしょうか?
 先祖代々の土地意識や票田保護思想等で、食える農業志向者は
 土地を追われた歴史でどうにもならないのも事実でしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

はい 比較優位を獲得出来る範囲は やはり 極一部の地域ではないかと思
います。 高度に効率化の進んでいる 我が国の工業製品すら 片っ端から
輸入圧力に 押しつぶされつつ有るのですから 狭く細分化された土地で
これらと対抗するのは 困難だと思います。
唯 私は農業経営に疎いので 裏付ける程の知識は有りません。


この件での キミヒさんの御考えは大体伺えたと思うのですが 如何でしょ
うか?。
宜しければ 例の議事録の中身についての ご意見を少し伺いたいのですが
如何でしょうか?。  

                 明日の雪に怯えつつ 景山@名古屋


●1330 影絵さんへ キミヒ 102/01/04(Fri) 18:17:05 No.1329へのコメント 削除
URL:
 影絵さんへ

 名古屋は雪で大変みたいですね。
 
 私は給与を貰いながら、人様に源泉も切る立場です。


ーーーーーーーー
一概に経営者責任だけに押し付ける、今の世論は魔女狩
りに近いのでは無いでしょうか?。
ーーーーーー
 一部上場会社の経営者で、まともに責任をとった方が
いらっしゃるのでしょうか?精々、ざるみたいな現行法
規での処罰くらいで、魔女狩りと表現される動機が不明
です。誰が狩られたのか?????
 これだけ公金で補填されています。都銀への資本注入
では減資さえされていません(=株主保護)。
 米国では多くの経営者が牢屋に入りました。

ーーーーー
政治主導による問題企業の清算処理は 
卑怯の一語に尽きる。 
ーーーーー
 政治が市場に余計なお世話をするのをやめて、
社会保障の維持発展に尽くすのが筋と思います。
 主導というより、無駄な公金注入をやめただけ
でしょう。

ーーーー
当時はその企業行動を挙げて奨励しこそすれ政・官・学共今の
ような批判的発言は少なく共私は聞きませんでした。
ーーーーーーーー
 そうでしょうか?
 少なくとも、あの時に旧国鉄の資産売却をしていれば、国鉄
債務はチャラでしたが、バブルに遠慮して売却にブレーキがあ
りました。暴力で立ち退きを迫られた事例を影絵さんはご存知
なかったのですか?
 バブルで東北の山村の土地が暴騰したのでしょうか?
 日本の株式市場における個人占有率は精々一割です。
 この文脈で↓は疑問です。
ーーーーーー
バブルに踊ったのは ほぼ全国民でした
ーーーーー
 住む国が違うのでしょうか?
 踊ったというより金権主義が跋扈したのでは?
 都内の普通の私大が旧帝大より難関化したり、
狂気じみていましたが、、、、
 健康保険はバブル時も薬価改定で引き下げ
でした。今回は本体も引き下げです。
 現在、株価が安定している企業はバブルに踊って
なかったのでは?
 
 貸した銀行と、借りた企業のみならず、ペイオフで
無垢の国民もツケを払う未来も間近でしょう?
 問題企業群も、公正な市場原理で整理されるのが平等
というもので、政府は市場の公正性を創造するべきと存
じます。

ーーーーーーー
これは実証の方策も在りませんので・・・ キミヒさんの御考えも
解るのですが?。
ーーーーーーー
 まず、実証できないなら、ゼロと表明するのは暴論でしょう。
 次に、間接的に実証されています。
 一つは企業年金です。二つ目は企業健保ですこれらは公的扶養より
保証が大きく、単純にプラマイゼロとカウントするなら見識を疑いま
す。さらに、こうした企業年金や健保を運用しながら、黒字なら法人
税も納税するのですよ。
 さらに、失業給付は現役より水準が低いし、期間限定です。
 マクロでプラマイゼロはあり得ませんよ。
 逆に問題企業の存続は、公的に高い失業給付を維持するようなもの
で、利子付きで公的負担に跳ね返るだけでなく、優良企業の体力も削
ぎ、オーバープレイヤーへの個別攻撃は外資にも容易でしょう。さら
に、債務が大きい程、法的整理時における再建が難しくなり、多くの
失業を生みやすいのは自明では有りませんか?
 ”実証できない”とする根拠が失礼ながら大変疑問です。
 ここまで説明しても実証が必要でしょうか?
 笹山先生自体がプラマイゼロと言明しながら、全く説明がないのも
大きな疑問です。

ーーーーーーーー 
お教え頂いたアドレスの議事録は読まれましたか? あの中の井堀
氏・小野氏・八田氏の発言にマクロ経済の問題とミクロの問題 双
方の影響の違いが説明されて居ると思いますが どう読まれたで
しょうか?。
ーーーーーー

 #1321,1322が感想です。
 マクロ的にいって、国債で維持費が必要な低利用の施設建設は
次世代に維持費というツケが残る事が考察されているでしょうか?
 学者がなんといおうと、予算施行の意志は現実的に官僚と政権
政党にあるのだから、美味しいところをつまみ食いされて、国債
乱発が関の山でしょう?であるなら、緊縮財政の方が無駄な事を
されない分、国民の為でしょう。

ーーーーーーーーーーー
特殊法人に国費が投入されなくても、財投が焦げつけば結局
 は税金で補填です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この部分の論旨がよく解りません いま少し詳しくお願いします。
ーーーーーーーーーーーー
 
 親が子の小遣いを減らしても、子がサラ金から借りたら一緒です
よね?特殊法人債発行を許可しなくても、国の保証で隠れ借金は可
能であり、この場合、財政投融資で郵貯起源の資本金等が焦げ付く
でしょう。
 予算から直接補填されなくても、特殊法人存続自体がリスクが
あると思います。

ーーーーーー
補完する民が出現すれば 政府が動く必要は有りませんね。
そうでない場合に限るのだと思います。
ーーーーーーーー
 役所の規制で民が進出できない事例は山ほどあるでしょう。
 郵政が一番の例でしょう。郵便局以外の金融機関がない地域
は一桁だそうですよ。

ーーーーーーー
農業は我が国の場合 地勢的に高効率には出来にくいですよね。
アメリカ・オーストラリア等と比べて競争力を持つのは無理だと
思います。極一部の地域では集約化で対応できるでしょうが
基本的には比較優位は持ち様も無いと思います。
ーーーーーー
 それでも、環境保全に農業は絶対に必要ですよね。
 保護・育成コスト軽減は是非必要と存じます。
 しかし、今までの農政族は農業保護育成より、票田保護が第一
であったと思います。
 外国との競争というより、食糧自給を安全に効率的に向上させる
手段はいくらでもあったのに、公共事業による兼業先提供や補助金
による票田保護で農業の競争力は疲弊したと思います。
 生産者の努力も農協の流通体制に吸収され、それを見てみない振
りをした政治家は、公共事業でお茶を濁した。
 国産牛肉が高いうえに危険にしたのも、官僚と政治家の協同作業
であったと思います。地勢云々より、統治機構の構造疲労では?
 比較優位は安全性で可能でしょう。

 ”極一部の地域では集約化で対応できるが〜”ですが、例えば
県民所得下位三分の一の県群では、いまでも農業が一大産業で、
中小都市郊外は農地で平野ですよ。極一部でしょうか?
 先祖代々の土地意識や票田保護思想等で、食える農業志向者は
土地を追われた歴史でどうにもならないのも事実でしょう。

 

●1329 (投稿者削除)
●1328 RE:キミヒさんへ! 影絵 102/01/04(Fri) 05:34:33 No.1325へのコメント 削除
URL: http://
キミヒさん 今晩は! 
窓越しに 雪見酒と洒落込んで 一人グラスを傾けながら!
                     景山@名古屋です。
丁寧なレスを有難う御座います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 都心は人がまばらで静かです。

-----------
問題企業の消滅 だけでどれほどの上昇が期待できると御思
いでしょうか。又、消滅企業から放り出される、大量の失業
者の長期に渡るであろう労働力の無駄 其の事から当然引き
起こされるであろうメンタルに与える打撃又其の失業者を養
う為に費やされる税金等を考慮しますとマクロ経済に与える
影響はマイナスでこそあれとてもプラスには成り得ないと思
われます。
-----------------
 問題先送りの方が、債務が増大して取り返しがつかないと
思います。小渕内閣以降で130兆円が景気対策として使われ
ています。
 100兆円なりを注入して、問題企業の退場や、有望企業に
債務切り離しを行っていればどうであったのでしょう?
 法的整理と消滅は違います。民事再生法、会社更生法と
雇用維持のしくみはあります。民事再生法とは経営者まで保
護される便利なモノもありますよ。
 マクロの軸に時間も必要かと存じます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

問題の先送りをすべきとは思って居りません。
建設業界に限らず 銀行にしても 流通にしても 問題業界の企業
全体を 一括りに論ずるのは 無理が有るでしょう。 
問題には一概に 企業責任とするのは 的外れな物も在ります。

バブルに踊ったのは ほぼ全国民でしたし 当時はその企業行動を挙げて奨励しこそすれ 政・官・学共 今のような批判的発言は
少なく共私は聞きませんでした。 当時の資産構成の主力で有った土地・株共此れだけ其の価値を 消滅されてしまう等とは 誰も予
想出来なかったのです。 

其れを一概に経営者責任だけに押し付ける 今の世論は魔女狩りに近いのでは無いでしょうか?。
無論 その後 10年以上に渡って 改革を怠って来た政治の責任は問うべきだと思いますが 追究の方策が在りませんね。  
にも拘わらず これらの企業の従業員にまで 責任を押し付ける様
な ”消滅”或いは ”首切り”と言う解決策を 私は如何しても
認めたく無いのです。 

なんとか他の方法を模索すべきだと 特に追究されるべきにも拘わらず 免れている政治にこそ その役割を果たさせる必要があると思って居ります。 
従って 政治主導による問題企業の清算処理は 卑怯の一語に尽きる。 これが私をして 小泉政治を評価できない原因です。

ん〜 少し感傷的な話に成りましたか?。
しかし 今の私の根底に在る 正直な想いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
------------------
ご指摘の部分を再読して見ましたが 私には マクロ経済面にはプ
ラスは無いと 述べられて居るように思えますが?。
--------------

 それが暴論と思います。

 笹山先生も
---------
リストラによって、ミクロとしての私企業の収益が改善された
としても、マクロとしては、失業手当など公的負担の増大とな
り、国民経済ベースでのリストラ効果の帳尻は、差し引きゼロ
になってしまうのです。
----
 とおっしゃいますが、ゼロではないでしょう。
 問題企業の延命は結局はゼロ以下で、結局は公的資金と失業
 給付がより多くかかる筈です。
 日産が復活しても、マクロでゼロと言い張る根拠が全く不明
 です。ご存知のように自動車産業は裾野が広く、外貨の稼ぎ手
 です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは実証の方策も在りませんので・・・ キミヒさんの御考えも
解るのですが?。 
お教え頂いたアドレスの議事録は読まれましたか? あの中の井堀
氏・小野氏・八田氏の発言にマクロ経済の問題とミクロの問題 双
方の影響の違いが説明されて居ると思いますが どう読まれたで
しょうか?。
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
--------------
企業経営と国家経営では全く別ものですからにも拘わらず
過去には少なからず其の混乱・錯覚により政策を誤った事
がありますから。
-----------
 具体的に指摘して下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

これも例の議事録に 述べられて居ますのでご参照頂きたいと思い
ます。 (私の拙い説明よりは解り易いでしょうから)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 高度経済成長以降に政府が企業会計を厳密に守った現業は
 民営化以外で皆無であった筈ですが、、、、
 小泉さんは何もしていませんよね。
 社会保障切り下げはここ十年の流行です。
 特殊法人に国費が投入されなくても、財投が焦げつけば結局
 は税金で補填です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この部分の論旨がよく解りません いま少し詳しくお願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 簡単に差し引きゼロと表明したり、民が引っ込めば官という
 論理はおかしいと思います。
 一企業が撤退しても、補完する民が規制緩和で出現して良い
 筈です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

補完する民が出現すれば 政府が動く必要は有りませんね。
そうでない場合に限るのだと思います。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 農業は変な補助金で衰退しましたが、自動車業界は関税
 保護で育成されました。
 補助金だって使いようと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

農業は我が国の場合 地勢的に高効率には出来にくいですよね。
アメリカ・オーストラリア等と比べて 競争力を持つのは無理だと
思います。 極一部の地域では 集約化で対応できるでしょうが
基本的には 比較優位は持ち様も無いと思います。
 
全てを独りで賄って居ります 個人事業者ですので 遅レスの連続
に成りますが お見捨てなき様 宜しく御願い致します。


●1327 景気の気 キミヒ 102/01/04(Fri) 00:18:22 No.1324へのコメント 削除
URL:
 景山さんへ

 追加RESです
-----------
問題企業の消滅 だけでどれほどの上昇が期待できると御思
いでしょうか。
--------
 で、日経平均自体が時価総額では有りません。
 オ−バ−プレイヤ−の退場で、適正性プレイヤ−のみとなれば
日経平均は相当上昇しますよ〜。景気の気の意味で。”メンタル
に与える打撃”は景山さんの危惧の逆でしょう。
 失業云々は、更正法、再生法、吸収、合併でかなり緩和される
でしょう。
 





●1326 同名の論評があったりして 笹山登生 102/01/03(Thu) 23:12:29削除
URL: http://www.yorozubp.com/
半年前に、「物価が下がることは、果たしてわるいことなのだろうか」という寸評をhttp://www.sasayama.or.jp/diary/2001jul08.htmでしたのだが、 それと全く同名の論評が、上記URLにある。
内容については、なるほど同感。といった感じ。
こうなると、どこか狂っている、日本の経済学者たち、そんな感じが、ますますしてきましたね。
先ず、グローバリズムの呪縛から、日本の経済学者たちが、逃れるのが、課題ですね。

●1325 景山さんへ キミヒ 102/01/03(Thu) 20:25:12 No.1324へのコメント 削除
URL:
 景山さんへ
 都心は人がまばらで静かです。

-----------
問題企業の消滅 だけでどれほどの上昇が期待できると御思
いでしょうか。又、消滅企業から放り出される、大量の失業
者の長期に渡るであろう労働力の無駄 其の事から当然引き
起こされるであろうメンタルに与える打撃又其の失業者を養
う為に費やされる税金等を考慮しますとマクロ経済に与える
影響はマイナスでこそあれとてもプラスには成り得ないと思
われます。
-----------------
 問題先送りの方が、債務が増大して取り返しがつかないと
思います。小渕内閣以降で130兆円が景気対策として使われ
ています。
 100兆円なりを注入して、問題企業の退場や、有望企業に
債務切り離しを行っていればどうであったのでしょう?
 法的整理と消滅は違います。民事再生法、会社更生法と
雇用維持のしくみはあります。民事再生法とは経営者まで保
護される便利なモノもありますよ。
 マクロの軸に時間も必要かと存じます。

------------------
ご指摘の部分を再読して見ましたが 私には マクロ経済面にはプ
ラスは無いと 述べられて居るように思えますが?。
--------------

 それが暴論と思います。

 笹山先生も
---------
リストラによって、ミクロとしての私企業の収益が改善された
としても、マクロとしては、失業手当など公的負担の増大とな
り、国民経済ベースでのリストラ効果の帳尻は、差し引きゼロ
になってしまうのです。
----
 とおっしゃいますが、ゼロではないでしょう。
 問題企業の延命は結局はゼロ以下で、結局は公的資金と失業
給付がより多くかかる筈です。
 日産が復活しても、マクロでゼロと言い張る根拠が全く不明
です。ご存知のように自動車産業は裾野が広く、外貨の稼ぎ手
です。

--------------
企業経営と国家経営では全く別ものですからにも拘わらず
過去には少なからず其の混乱・錯覚により政策を誤った事
がありますから。
-----------
 具体的に指摘して下さい。
 高度経済成長以降に政府が企業会計を厳密に守った現業は
民営化以外で皆無であった筈ですが、、、、
 小泉さんは何もしていませんよね。
 社会保障切り下げはここ十年の流行です。
 特殊法人に国費が投入されなくても、財投が焦げつけば結局
は税金で補填です。

 簡単に差し引きゼロと表明したり、民が引っ込めば官という
論理はおかしいと思います。
 一企業が撤退しても、補完する民が規制緩和で出現して良い
筈です。農業は変な補助金で衰退しましたが、自動車業界は関税
保護で育成されました。
 補助金だって使いようと思います。
 
 今後も宜しくお願いいたします。

●1324 RE:キミヒさんへ! 影絵 102/01/03(Thu) 05:13:51 No.1318へのコメント 削除
URL: http://

キミヒさん 今晩は 景山@名古屋です。

レスを有難う御座いました。 今夜の名古屋は雪に成りました 窓から覗いても車が殆ど走っておりません 静かな夜です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 各業界でオ−バ−プレイヤ−でしょう?
 分かり易く、ゼネコンでお話しましょう。
 問題ゼネコンの倒産で、建設需要が減少するでしょうか?
 残った健全ゼネコンの株価は上昇すると思います。
 現在は、債権棒引きという間接的公的資金注入企業が、健全
 企業と入札受注を争っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

成るほど しかし株価低迷の原因は ゼネコン問題に限った物なのでしょうか? 銀行の問題は絡んで居ないのでしょうか 公共投資
の減少の問題は如何でしょう?。
この様な環境の中で 問題企業の消滅 だけでどれほどの上昇が期待できると御思いでしょうか。
又 消滅企業から放り出される 大量の失業者の長期に渡るであろう労働力の無駄 其の事から当然引き起こされるであろう メンタルに与える打撃 又 其の失業者を養う為に費やされる 税金等を
考慮しますと マクロ経済に与える影響はマイナスでこそあれ とてもプラスには成り得ないと思われます。
  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
--------
笹山さんの発言の中に このような部分は認められませんが?
--------
 ですが1295番がお答えです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ご指摘の部分を再読して見ましたが 私には マクロ経済面にはプ
ラスは無いと 述べられて居るように思えますが?。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
----
「企業の成功例を捕らえて 政府が同じように倣ったので
は大きな間違いだ」と言われて居る様に思います。
----
 それはあとからつけた理屈で、誰も模倣しろとは言って
いません。少なくともリダ−シップは見習う価値はあるで
しょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一企業の経営者としては 当然の努力をされたのであり 其のリーダーシップは 企業経営者としては 見習うべき方も居るでしょう

唯 成功例として持て囃す余り 政界に迄 此れを倣うべきだと言
う風潮が生まれるのは 戒めるべきかと思います。
企業経営と 国家経営では全く別ものですから にも拘わらず 過去には少なからず 其の混乱・錯覚により政策を誤った事がありますから。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
----------
>バラマキ行政により、悪平等を推進しすぎて需要サイドが求める
 価格で提供できない事を

此れは 具体的にはどんなケースを想定されて居るのですか?。
---------------
 直接指摘するのは気が引けます。
 日本全国で、地価は10倍以上の開きがあるのに、所得は精々2倍
 程度を維持して来た何かでしょう。
-----------------
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ごめんなさい 此れは尚 理解不能です。 私が鈍いのでしょうか?。 何か 言い難い事の様ですので今は止めましょう。
何時か又 機会が在りましたら 教えて下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
------------------
>日本企業の生産設備は輸出向けであり、”長期的に需要の総量が
 縮小”とは国際競争力が低下と同値です。

此れは少し乱暴では有りませんか? 今手元に正確な統計は有りま
せんが 輸出額はGDP比2割位だと思います。
総生産額の大半はやはり国内で消費されていますよ。
それに 日本が此れ以上経常黒字を増やす事は 国際的にも許容さ
れないでしょう。 為替レートで調整されて仕舞い 競争力を削が
れて仕舞うでしょう。
---------------

 で、特に”総生産額の大半はやはり国内で消費されていまよ。”
は大きな誤解だと思います。タクシ−自動車を”生産設備”と言っているようなモノです。地方都市でも生産額最大が三次産業であるのが現実です。
タクシ−でちょっと長距離移動したら、中国の一般労働者の月給が生産・消費していますので、金額ベ−スで論じると意味がおかしいですよ。
 GDP比や生産額云々を論じても意味がないでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

成るほど 工業生産額だけに限定しろ と言う事ですね。
尚 
笹山さん ご紹介のURL: N・Eレポートに拠りますと輸出額は現在では GDP比10%位に落ち込んでいるそうです。



●1323 有難う御座います:ネバダ・エコノミック・レポート 影絵 102/01/03(Thu) 02:20:05 No.1317へのコメント 削除
URL: http://
笹山さん 今晩は 影絵@名古屋です。

当地では3が日に積雪を見ることは珍しいのですが 今外は白銀の世界です。  


早速にレスと情報を頂きまして 有難う御座います。
N.Eレポートは以前から チェックして居たのですが この所手抜きをしておりまして 迂闊な事でした。

此れは確認を取らなければ成りませんね。 何処まで進行するのか
が それに拠っては本当に限界点を超えかねませんから。
何とも 新年早々とんでもない話では有りませんか!。

バブル崩壊後の歴代政権が 経済政策としては 拡大策と縮小策を
多少の時間差は有るにしても セットで実施して来た為に 景気の
下降を留められ無かったのですが。

”国貧しくて 孝子現る”と言いますから ソロソロ日本の何処か
に現れて居ても良い頃だと思うのです。 非凡な人が
少なく共 小泉氏で無い事は確かでしょう 私には未だ見付けられませんが 如何ですか?。
   
其れはさて置き 今後ともご意見を御聞かせ頂きたいと思います 御邪魔しなくとも 殆ど毎日ROMには伺って居ります。 勉強さ
せて頂きますので 宜しく御願い致します。

              雪の中より 景山@名古屋
  

●1322 小野善康氏の論理に関して キミヒ 102/01/02(Wed) 22:44:43削除
URL: http://www.kier.kyoto-u.ac.jp/~iwamoto/Docs/2001/ono.html
 上記に小野善康の主張が手短に掲載されています。

 氏の主張は”労働資源の有効活用”である。
 施行主体が政府である事は自明であるが、それでは
「八百屋で魚」であろう。
 
 失業より何らかの雇用を用意する事は良い、しかし
旧来型の公共事業以上のモノが縄張り行政から創造され
る担保や方法論が皆無である。日産のゴン氏を引用する
以前に、行政の今までの意志決定の歴史をきちんと考察
するのが優先である。

 氏の国債負担論で大きな誤解、100兆の国債で事業を
すれば、その建設物の維持費が利子以上にかかってくる事
が挙げられる。
 氏はゴミ焼却施設を例に論じているが、少子高齢化で
適切規模の焼却施設でさえ、小規模自治体のお荷物とな
る可能性さえある。

 実現不可能な政策を政府に求める態度を賞賛しても、絵に
描いた餅ではないだろうか?

 

●1321 「国は国民を解雇できない」?キミヒ 102/01/02(Wed) 14:09:18削除
URL: http://ueno.cool.ne.jp/gakuten/network/fin.html
社会保障の切り下げと
 「国による国民解雇」は同値ではないでしょうか?
 この意味で、笹山先生の理論は破綻しています。

 より多くの個人、法人の納税能力を回復させて、社会
保障の原資を維持するのが本筋だと思います。

-------------
構造改革という懐妊期間の長い問題を、どうして景気回復という
懐妊期間の短い問題と同列に、トレードオフの関係で論じ、政策
実施しようとしてているのか、そこが小泉改革なり、それをもて
はやすジャーナリズムや政界の改革翼賛派への疑問です。
-----------------
 我が国は、石炭→石油、一次産業→三次産業と構造改革の連続
でした。
 英国サッチャ−首相並の改革無くして、景気回復があるので
しょうか?
 構造改革を”懐妊期間の長い問題”化する事は危険が大きい
と思います。
 構造改革ではなく、効率行政として税金が一部の既得権者では
なく、一般国民に還元されるしくみが大切だと思います。
 
 青森県住宅公団での巨額横領事件に見られた事は氷山の一角で、
外務省は省ぐるみで横領していました。

 ”景気回復という懐妊期間の短い問題”とおっしゃいますが、10
年も続いて来ました。小手先で抜け出せないのは自明であり、この
間に財政赤字は数百兆単位で増加しました。
 そろそろ気がつく時期ではないでしょうか?
面白いHPが有りました。

●1320 (投稿者削除)
●1319 (投稿者削除)
●1318 影絵さんへのres キミヒ 102/01/02(Wed) 12:42:19 No.1316へのコメント 削除
URL:
 影絵さん、笹山先生明けましておめでとうございます。

 影絵さんへのresです。

-----
”問題企業の退場”と他の企業の株価が 如何連動するので
しょうか?。 当然問題企業の株価は下がり切って居るでし
ょう 其の企業が消えて僅かとは言え 更に投資資金を失い
何故他の企業の株が高くなるのですか?。   
-----
 各業界でオ−バ−プレイヤ−でしょう?
 分かり易く、ゼネコンでお話しましょう。
 問題ゼネコンの倒産で、建設需要が減少するでしょうか?
 残った健全ゼネコンの株価は上昇すると思います。
 現在は、債権棒引きという間接的公的資金注入企業が、健全
企業と入札受注を争っています。

--------
笹山さんの発言の中に このような部分は認められませんが?
--------
 ですが1295番がお答えです。

----
「企業の成功例を捕らえて 政府が同じように倣ったので
は大きな間違いだ」と言われて居る様に思います。
----
 それはあとからつけた理屈で、誰も模倣しろとは言って
いません。少なくともリダ−シップは見習う価値はあるで
しょう。

----------
>バラマキ行政により、悪平等を推進しすぎて需要サイドが求める
 価格で提供できない事を

此れは 具体的にはどんなケースを想定されて居るのですか?。
---------------
 直接指摘するのは気が引けます。
 日本全国で、地価は10倍以上の開きがあるのに、所得は精々2倍
程度を維持して来た何かでしょう。

-----------------
現在のような不況期には 折角の生産力(労働力)が無駄に遊んで
しまうのを 防止する様にしなければ 国富力の低下になります。 
------------
 防止する方法論で財政出動も限界です。
 高賃金体系下では”無駄に遊んで”いる方が国富に有効なんで
しょう。

------------------
>日本企業の生産設備は輸出向けであり、”長期的に需要の総量が
 縮小”とは国際競争力が低下と同値です。
此れは少し乱暴では有りませんか? 今手元に正確な統計は有りま
せんが 輸出額はGDP比2割位だと思います。
総生産額の大半はやはり国内で消費されていますよ。
それに 日本が此れ以上経常黒字を増やす事は 国際的にも許容さ
れないでしょう。 為替レートで調整されて仕舞い 競争力を削が
れて仕舞うでしょう。
---------------

 で、特に”総生産額の大半はやはり国内で消費されていますよ。”
は大きな誤解だと思います。タクシ−自動車を”生産設備”と言って
いるようなモノです。地方都市でも生産額最大が三次産業であるのが
現実です。タクシ−でちょっと長距離移動したら、中国の一般労働者
の月給が生産・消費していますので、金額ベ−スで論じると意味がお
かしいですよ。
 GDP比や生産額云々を論じても意味がないでしょう。
 輸出能力が高い国は投資対象国として有望です。
 我が国は多くを輸入に頼る前提です。見かけ上の資金動態は国内
サ−ビス業が大きいですが、その前提は投資先としての国力、輸入
の見返りに世界に貢献しうる何らかの輸出能力が大切と思います。
 


 

●1317 金融非常事態宣言か? 笹山登生 102/01/02(Wed) 09:04:28 No.1315へのコメント 削除
URL: http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_020101_1.html
影絵さん、おめでとうございます。
他の掲示板でも、ご意見を拝見しております。
私からのレスはキミヒさんのレスに待つとして、上記URLは、昨年早い時点で、IMF調査官の日本来訪を伝えたものですが、 ここでは、 年初そうそう、URL記載の事態が予想されるとしています。 
まさに、この3月にかけて大荒れの日本経済最終局面?が予想される展開となってきたようですね。
構造改革という懐妊期間の長い問題を、どうして景気回復という懐妊期間の短い問題と同列に、トレードオフの関係で論じ、政策実施しようとしてているのか、そこが小泉改革なり、それをもてはやすジャーナリズムや政界の改革翼賛派への疑問です。
これを機会に、今年も、私の掲示板の方でも、よろしくご指導ください。   

●1316 RE.”需要”とは国際競争力では? 影絵 102/01/02(Wed) 02:57:34 No.1307へのコメント 削除
URL: http://
キミヒさん  影絵です。

> リストラにより、日本株式会社の国際競争力が上がり、問題企
>業の退場で東証の時価総額が上昇するれば、マクロ経済にも貢献
>すると思います。

”問題企業の退場”と他の企業の株価が 如何連動するのでしょうか?。 当然問題企業の株価は下がり切って居るでしょう 其の
企業が消えて僅かとは言え 更に投資資金を失い 何故他の企業の株が高くなるのですか?。   
 
>政治家が己のを責任を、私企業経営者の成功批判にすりかえる
>態度は如何なものでしょうか。

笹山さんの発言の中に このような部分は認められませんが?
「企業の成功例を捕らえて 政府が同じように倣ったのでは大きな
間違いだ」と 言われて居る様に思います。
この点は私も同感ですが!。



●1315 RE.”需要”とは国際競争力では? 影絵 102/01/02(Wed) 02:26:13 No.1301へのコメント 削除
URL: http://

キミヒさん 笹山さん 明けまして おめでとう御座います。
                     影絵@ROM専す。

レスするのは 初めてですね。 横遅レスでごめんなさい。

キミヒさん

>”供給サイドの合理化”は産業の空洞化で進行しています。

産業の空洞化に依り進行するのは”供給の消滅”なのですが。

>バラマキ行政により、悪平等を推進しすぎて需要サイドが求める
 価格で提供できない事を

此れは 具体的にはどんなケースを想定されて居るのですか?。


> <<需要サイドが長期的に縮小する中で、
 供給サイドの合理化だけ先行しても、意味がない>>と強弁して
 も何の解決にもなりません。

民間企業が合理化を進めるのは 何時でも当然の事です。 そうで
なくては市場から葬られてしまいます。
但し 政府の立場からは 時により 其の意味が変わってきます。現在のような不況期には 折角の生産力(労働力)が無駄に遊んで
しまうのを 防止する様にしなければ 国富力の低下になります。 
>日本企業の生産設備は輸出向けであり、”長期的に需要の総量が
 縮小”とは国際競争力が低下と同値です。

此れは少し乱暴では有りませんか? 今手元に正確な統計は有りま
せんが 輸出額はGDP比2割位だと思います。
総生産額の大半はやはり国内で消費されていますよ。
それに 日本が此れ以上経常黒字を増やす事は 国際的にも許容さ
れないでしょう。 為替レートで調整されて仕舞い 競争力を削が
れて仕舞うでしょう。

 

●1314 訂正「めくらまかし」ではなく「めくらまし」 笹山登生 102/01/01(Tue) 15:51:25 No.1313へのコメント 削除
URL: http://www.mars.dti.ne.jp/~maki-k/top/magic/dream/history/history.htm
幻戯ともいう

●1313 おやおや。同じことを書いてますね。 笹山登生 102/01/01(Tue) 15:42:30削除
URL:
元旦に管直人さんからのメルマガが届いたが、そのなかに次のような一節があった。
おやおや、これは、この笹山の掲示板で、散々議論していたことではないか。
でも、野党が、もっと早くこの小野善康理論を活用されていたら、小泉改革のめくらまかしにあわずにすんだものを。
党首が応援歌を歌った後では、 時すでに遅し----か。

次が、メルマガの内容の一部
「私は数年前から経済学者、小野善康氏(大阪大学社会経済研究所教授)に注目している。初めて会った雑誌の対談で「減税をしても貯蓄に回るだけで内需拡大にはつながらない」と、私の減税政策をこっぴどく批判。その彼が「民間企業は従業員を解雇できるし、その後の責任もないが、国は国民を解雇できない」と近著で述べている。つまり、民間企業は従業員をリストラして経営効率を上げて立て直すことができるが、国の単位で考える場合はリストラにより失業した人も含めて考えなくてはならず、カルロス・ゴーン氏と同じやり方では企業は立て直せても日本経済は立て直せないとの意見だ。「国は国民を解雇できない」とは、いろいろな意味で至言である。」

●1312 インパクWayback版をどうぞ 笹山登生 101/12/31(Mon) 23:41:42削除
URL: http://web.archive.org/web/*/http://www.inpaku.go.jp/
インパクは、今日の午後6時ごろで、各パビリオンとも、終わりましたが、 Waybackの方は、しっかり記憶しています。
ただし、画像が飛んでいることが多いので、あんまり役に立たないかも。
上記URLでどうぞ。

●1311 re議論は来年持ち越しとしましょう。 キミヒ 101/12/31(Mon) 23:40:05削除
URL:
--------
企業一家主義的お考え
--------
 ?????
 特定企業を言っていません。
 健全な市場育成指向の披露です。
 正攻法な日本株式会社の存続発展は企業一家
と正反対ですよ!

揚げ足取りでは?
 有識者が読んでも暴論であったとあった思います。

 では、よいお年を。 




 

 

●1310 議論は来年持ち越しとしましょう。 笹山登生 101/12/31(Mon) 23:28:44 No.1309へのコメント 削除
URL:
>>政治家も国民も正攻法で日本株式会社の存続発展に努力する
ことが本筋であり>>
との企業一家主義的お考えには、やや時代錯誤の感じがしますが、もう新年まじかですので、この議論は、来年に持ち越しましよう。
では、よいお年を。 

●1309 政治家にとってって言葉は重要 キミヒ 101/12/31(Mon) 23:21:16 No.1308へのコメント 削除
URL:
---------
今朝のテレビで、日産のゴーンさんが、改革の成功者呼ばわり
をされていましたけれども、リストラによって、私的企業の負
担から、失業手当という公的負担へと、シフトさせ、はじき出
した意味での成功者というにすぎないのですから、マクロの国
民経済では、何のプラスにもなっていないのですよね。
---------------
 この失言を認めることが大切と思います。
 余計なお世話なら、今までの議論は無駄ですね。

 ここまで、議論にお付き合い頂いた意味では感謝いたします。
 政治家も国民も正攻法で日本株式会社の存続発展に努力する
ことが本筋であり、ジェラシ−的論理は疑問です。

 良いお年を!

●1308 改革の功罪をマクロでみることの必要性をいいたかったのです。 笹山登生 101/12/31(Mon) 18:21:01 No.1307へのコメント 削除
URL:
一私企業のトップとしても卓越した手腕を発揮したことに異論はありません。
ただ、これをステロタイプ化して、すべての改革手法についても、これを踏襲すべしとの世論になることを懸念するものです。
私的部門の改革と公的部門の改革とは、その役割が違うということ、ミクロの改革とマクロの改革とは違うということを、公的部門の改革にあっては考えていかなくてはならないでしょう。 

●1307 ”バッファーが少ない”とゴンさんの評価は別次元 キミヒ 101/12/31(Mon) 15:35:25 No.1304へのコメント 削除
URL:
 結局は
 バッファーが少ないは政治責任で、ゴンさんは私企業の優秀な
経営者である事に政治責任も負わせる思想が始まりでした。
 個々の企業は株主と消費者に責任を果たせば充分でしょう?
 
 リストラにより、日本株式会社の国際競争力が上がり、問題企
業の退場で東証の時価総額が上昇するれば、マクロ経済にも貢献
すると思います。

--------
リストラは、企業外にたいしては、一種の外部不経済を招いてい
るわけですね。
-------
 問題企業の存続の方が、不況の固定化を招いています。
 国際競争力向上、東証時価総額増加指向のリストラは外部不経
済を招きません。
 政商がらみの問題企業に対する、債権棒引き等と味噌糞一緒の
論理はおかしいと思います。

 政治家が己のを責任を、私企業経営者の成功批判にすりかえる
態度は如何なものでしょうか。

 1295から始まった議論で、自動車産業という裾野が広い大企業
の大型倒産防止した功績はマクロ的にも大きいと受け取るのが、
妥当と感じます。
 豪州なんか、地元資本の自動車メ−カ−がありません。

 


 


●1306 両側町-アメニティ都市-の典型ですね。 笹山登生 101/12/31(Mon) 13:07:55 No.1305へのコメント 削除
URL: http://yamacho.takaoka.net/sub19-2opinion2.htm
私の田園環境図書館に「ヨーロッパのアメニティ都市」http://www.sasayama.or.jp/library/tosyo-42.htmがありますが、まさにこの町は、その典型ですね。
でも、上記URLで志浦さんは、有力な商店の団地への移転による空洞化など、いろいろお悩みを告白されていて、興味をもちました。
蔵の町再生のお悩みは喜多方市も同じだと思います。
開発と保全の調和をどうするか、歴史的建造物の真正性(オーセンティシティ)にどの程度、こだわるのか、など、いろいろな課題がありますね。
でも、そのハンディを逆手に活かせれば、近代化した商店街にない活力再生が図られるものと思います。 

●1305 街おこし情報・・・・ Arata.A 101/12/31(Mon) 12:11:58削除
URL: http://www.townnet.com/tsunagu/
笹山さん、こんにちわ
富山県高岡市の山町筋の志甫さんから おもしろいサイト紹介していただきましたので・・
笹山さん、ご存じかも知れませんけど・・・

高岡市の山町筋は、昨年60番目に文化庁から伝統建造物保存地区に指定され
今年度から土蔵の修復が始まり、10年後くらいには すばらしい地区になるはずです。
北陸を代表する国の有形無形文化財「御車山祭」のある地区で 古くからの地域住民は 
本当に誇りをもっていて一生懸命です。 一度、招待されてファンになりました。

紹介されたのは、
メールマガジン「地域・まちづくり情報&コラム」を発行している名倉弘二さんのサイト
   http://www.townnet.com/tsunagu/  です。

農業なんですけど、私の友人たちが規模拡大・共同経営による農業生産を行い
都会の牛乳屋さんなどを使った直売などで、成果をあげつつあります。
補助金なんかいらないから 全ての分野で、もっと規制緩和が行われれば 
もっと成果があがるはずだと言っています。  

努力をしない人を助ける政策から、努力した人が儲かるシステムに転換できれば
本当に努力をしている地方は 必ず他の市町村と区別化の中で輝くはずです。
残念ながら 私の住む喜多方市・福島県は全国レベルから かなり遅れてますけどね!

●1304 景気後退時のバッファーが少ない。笹山登生 101/12/31(Mon) 09:36:50 No.1301へのコメント 削除
URL:
1970年代の石油ショック時、ヨーロッパの外国人労働者たちは、定住か、さもなくば本国送還かの選択に迫られたといいます。
日本より30年以上の外国人労働者雇用の歴史を持つヨーロッパでは、こうして、景気後退時には、外国人労働者が、雇用調整のバッファーに使われたのです。
日本国内の農業についても、同じことがいえます。
好況時には、限界的労働力として、不況時には、農業を最後のよりどころとして、雇用調整のバッファー的な役割を担ってきました。
ところが、現在の日本の景気後退時においては、このいずれのバッファー・カードというものを有しておりません。
キミヒさんのいわれるように、社会保障水準以下の日本農業の実収手取りにしてしまったことが、バッファー機能を有し得ない一つの要因としてあるでしょう。
失業者のオルターナティブを多岐のものにすることが、この際必要です。
公的支給をただ消費に横流ししても、生産と消費を繰り返しても、消費の総量は変わりませんが、後者のほうが、生産に伴う消費の総量を高める意味では、はるかによい選択でしょう。
完全雇用は予定調和により達成されるという考え方で、リストラされた後のことは市場に任せるというかんがえかたでは、 需要総量の増加というダイナミズムは生まれないものと思います。
  

●1303 (投稿者削除)
●1302 お金より大切なもの キミヒ 101/12/31(Mon) 01:37:28 No.1301へのコメント 削除
URL:
--------
企業の多国籍化の今日、植民地化であるかどうかというのは、
収奪の企業行動がない限り、問題にならないものと思えます。
----------
 モノより情報が富を産む現在において、経営意志を奪われ
る事は収奪以上の痛手です。
 開発情報の筒抜け等は重大です。
 ”問題にならない”と断言する根拠が不明です。
 

●1301 先生のいう”需要”とは国際競争力では? キミヒ 101/12/31(Mon) 01:25:51 No.1300へのコメント 削除
URL:
 需要総量減少を傍観者的に語る前に政治家の総括が聞きたいもの
です。

-----
てっとり早いのは、ワークシェアリングの進行で、たとえ疑似就業者
であっても、失業者をなくしていくこと、少ない収入の生計の中での
インプットとアウトプットとを繰り返させながら、徐々にそのむすぼ
れをほどいていくことが必要なのだと思います。
----
 耳障りは良いですが、大問題があります。
 ”少ない収入”と言われますが、社旗保障の給付水準より低い収入
だと、日本国籍取得者には職業足り得ないのが現実です。食料需要は
減少しなくても、一次産業は衰退していますが、一次産業所得が生活
保護以下に悪平等強要行政により陥ったのが元凶でしょう?
 よって、社会保障水準の大幅引き下げを間接的に訴える論理と受け
取られてしまいますよ?

-----
需要サイドが長期的に縮小する中で、供給サイドの合理化だけ先行
しても、意味がない
−−−−−
 その合理化すらしていないから日産は賞賛され、株価は続落で
あり、特殊法人や財政改革も骨抜きです。
 需要総量減少を固定化させた元凶を正しく考察し、改善の途につく。
効率行政で社会保障水準を保つ方が優先です。
 ”供給サイドの合理化”は産業の空洞化で進行しています。
 食料需要は減少しなくても、一次産業は衰退しています。

 バラマキ行政により、悪平等を推進しすぎて需要サイドが求める
価格で提供できない事を<<需要サイドが長期的に縮小する中で、供
給サイドの合理化だけ先行しても、意味がない>>と強弁しても何の
解決にもなりません。
 日本企業の生産設備は輸出向けであり、”長期的に需要の総量が
縮小”とは国際競争力が低下と同値です。
 財政破綻回避の増税は国際競争力や内需を削ぎます。

-------
手っとり早いのは、ワークシェアリングの進行
------
 ではなく、長期的視点に立った食料自給率の向上を
指向した、一次産業の振興だと思います。
 

 
 





 

●1300 需要サイドが長期的に縮小する中で、供給サイドの合理化だけ先行しても、意味がない 笹山登生 101/12/31(Mon) 00:14:23 No.1298へのコメント 削除
URL:
リストラは、企業外にたいしては、一種の外部不経済を招いているわけですね。
その外部不経済を、企業は内部化できないし、またしようとしないでしょう。 
現在のリストラは、供給サイドの合理化を狙いにしているのではありません。
需要の絶対量が枯渇しつつあるのです。 
「日本企業は立派な生産設備と技術を持っているのだから」というひともいますが、長期的に需要の総量が縮小するという前提に立てば、どんな立派な設備でも、過剰な生産設備であり、どんな立派な人材であっても、過剰要員となってしまうのです。
したがって、十分に合理化された生産設備を持つ企業でさえ、それ以上の合理化リストラを迫られているのです。
そのリストラは、さらなるマクロとしての需要を枯渇させていく。
このむすぼれをほぐすためには、需要サイドにおける何らかのビッグプッシュが必要なのだと思います。
手っとり早いのは、ワークシェアリングの進行で、たとえ疑似就業者であっても、失業者をなくしていくこと、少ない収入の生計の中でのインプットとアウトプットとを繰り返させながら、徐々にそのむすぼれをほどいていくことが必要なのだと思います。
企業の多国籍化の今日、植民地化であるかどうかというのは、収奪の企業行動がない限り、問題にならないものと思えます。
不況下において、そうそう「過剰雇用を吸収しうる新産業」を出現させる意欲が、産業界に出るとは思えません。
先ずババを他に回すことで精一杯だからです。

●1299 ようは国際競争力でしょう? キミヒ 101/12/31(Mon) 00:01:31 No.1297へのコメント 削除
URL:
--------
オランダモデルによる公的部門でのワークシェアリングこそ、
公的部門の効率は下がるが、 民間サイドでの起業による雇用
効果に待つ悠長なやり方でない、手っとり早い景気回復の手始
めになるはずです。
--------
 それで国際競争力が増加するのでしょうか?
 学校5日制を延期した方がましと思います。
 昔と違って、今は学童保育流行で小学校低学年の「鍵っ子」は
おりません。こういう保護者負担が増大する政策は再生産労働の
市場商品化推進です。
 官民問わず、ワークシェアリングとは勤労者のモチベ−ション
を一律削減する悪平等強要で諸刃の剣です。
 日本においてワークシェアリングが財政健全度を含む国際競争
力を削ぐ可能性をシ−ルドする根拠が必要です。
 ”給与水準が高くない公的部門”でのワークシェアリング”で
行政サ−ビス荒廃の危惧もないでしょうか?

 

 
 

●1298 小野善康さんがどういわれようと、、、 キミヒ 101/12/30(Sun) 23:41:20 No.1297へのコメント 削除
URL:
---------
リストラによって、ミクロとしての私企業の収益が改善された
としても、マクロとしては、失業手当など公的負担の増大とな
り、国民経済ベースでのリストラ効果の帳尻は、差し引きゼロ
になってしまうのです。
----
 で、ゼロになる根拠を教えてください。
 日産等はマイカルと違って、外貨を稼ぐ世界企業です。
 日系の国際企業がどんどん弱体化しても国内雇用を守って
いる方がゼロ以下のマイナスでしょう?
 この意味で、笹山先生の経済論は暴論ではないでしょうか?
 マイカルの倒産等で、国内流通が外資支配となって、見かけ
上日本人の雇用が縮小維持されても経済植民地です。

 多くの企業はリストラによっても収益が改善されず
に、もっと状態が悪いのではないですか?
 株価100円割れの企業は全部リストラ策を出してい
ます。

 1294,1295,1297番を再読して感じる事として
 日産単体が民間総体ごとくの論理です。
 世界的に自動車生産国が増える自動車業界での雇用
吸収を強要する論理が暴論でしょう。
 自動車産業、流通業で吐き出される雇用を受け入れる
民業を創造できない、規制社会が問題で、先生ほどの
政治家が「日産のゴーンさん」を批判する態度は理解に
苦しみます。

 淘汰にあう産業で立て直す経営者は宝でしょう。

−−−−−−−−−
不況の場合は、公的部門がバッファーの役割を果たすのです。
----------
 という呑気な思想が問題であり、この不況は10年続いて
います。
 政治が規制緩和なり、官僚主導なりで過剰雇用を吸収しう
る新産業を創造・誘致することが必要でしょう。
 個々の私企業は自己責任で生き残り、法人税を安定的に
納税していれば充分でしょう。
 国民の4割が所得税非課税、多くの法人も赤字ですよね?
 小野善康さんがどういわれようと、こういう現実が有ります。



 



●1297 大暴論ではありません。笹山登生 101/12/30(Sun) 21:44:17 No.1295へのコメント 削除
URL:
私的部門と公的部門とは、クラウディング・アウト-私的部門が引っ込めば、公的部門が肥大化するといった具合に-の関係にあるのです。
リストラによって、ミクロとしての私企業の収益が改善されたとしても、マクロとしては、失業手当など公的負担の増大となり、国民経済ベースでのリストラ効果の帳尻は、差し引きゼロになってしまうのです。
失業者を出さないリストラであれば、その企業のリストラは、社会的に意義のあるものになるでしょう。
もちろん、そのようなリストラでなくても、おっしゃるように、大企業が全部従業員を投げ出してしまうよりは、まだましなのかもしれません。
ですが、リストラ後の、その企業単体の収益のみで、その効果を判断することは、おかしいと思います。
私的部門は、このように、リストラの帳尻を公的負担に転嫁することができますが、では公的部門でのリストラはどうでしょう。
公的部門への支出間のすり替えにすぎなくなってしまいます。
つまり、無駄は省けたが、失業者は増える・公的支出は増える-という具合にです。
私的部門が好況の時と、不況の時とでは、公的部門の果たす役割がかわってくるのです。
不況の場合は、公的部門がバッファーの役割を果たすのです。  
また、ミクロで正しいことでも、それと同じことを私的部門も公的部門も同じやり方で同時にやれば、それは、マクロでは、誤ったやり方になるのです。
完全雇用を前提とした経済学では、この辺のことが、どうも説明できない状態になっているのが、今の失業率5パーセント以上の日本経済の実態です。 
とにかく、やせてもかれても、低賃金でも、いいから、失業者を出さない政策が、今一番の日本経済建て直しの特効薬なのです。
妙な正義感にもとずく構造改革は、マクロでは、何の効果もないともいえるかもしれません。  
オランダモデルによる公的部門でのワークシェアリングこそ、公的部門の効率は下がるが、 民間サイドでの起業による雇用効果に待つ悠長なやり方でない、手っとり早い景気回復の手始めになるはずです。
前掲の小野善康著「誤解だらけの構造改革」は、まさにこの構造改革の持つ「合成の誤謬」をついた本ですので、一読をおすすめします。



●1296 (投稿者削除)
●1295 大暴論では? キミヒ 101/12/30(Sun) 20:44:10 No.1294へのコメント 削除
URL:
-----
日産のゴーンさんが、改革の成功者呼ばわりをされていましたけ
れども、リストラによって、私的企業の負担から、失業手当とい
う公的負担へと、シフトさせ、はじき出した意味での成功者とい
うにすぎないのですから、マクロの国民経済では、何のプラスに
もなっていないのですよね。
-----
 は、所謂、抵抗勢力も真っ青な大暴論では?
 日産がマイカルや”そごう”のような大型倒産した時は、自動車
産業という裾野の広さから言って大問題でしょう。
 マクロの国民経済でも日産の回復は安定した雇用環境の縮小維持
と法人税納税という面で大きいのでは?
 大型倒産されるより、リストラ再建+赤字法人脱却の方が”マク
ロの国民経済”でも絶対プラスでは無いでしょうか?
 笹山経済学では全く逆ですね?

---------
グローバリズムの地方への浸透が、地方経済の落ち込みをいっそう
深刻化させている、そんな感じて私は見ています。
-------
 産業の空洞化は”グローバリズムの地方への浸透”が無くても、
中国等の経済発展で不可避であると思います。
 キャノンという会社は、カメラ→コピ−→コンピュ−タ−周辺器
と内なる構造改革をしてきました。
 小泉首相が言う以前に産業界は構造改革の連続でした。
 地方が自由な発想で自己改革する芽を摘んだのは補助金、公共事
業であったと思います。


●1294 キーワードは友を呼ぶ 笹山登生 101/12/30(Sun) 19:44:51削除
URL:
安達さん、今年は、ひょんなことから、お近づきになれて光栄です。
これも、ひとえに「一流の田舎」というキーワードのおかげですよね。
でも、キーワードの影に隠された共通の思い入れが、友を呼んだのだと思います。
地方経済は、困窮の極みに入りましたね。
今朝のテレビで、日産のゴーンさんが、改革の成功者呼ばわりをされていましたけれども、リストラによって、私的企業の負担から、失業手当という公的負担へと、シフトさせ、はじき出した意味での成功者というにすぎないのですから、マクロの国民経済では、何のプラスにもなっていないのですよね。
1291で書きましたように、やはり、改革の功罪の検証をしなければならない時期にきていると思います。
グローバリズムの地方への浸透が、地方経済の落ち込みをいっそう深刻化させている、そんな感じて私は見ています。
でも、与党も野党も、改革翼賛会のような体たらくですから、このような視点での地方経済再建論は、今のところは、声が小さいですね。
一定のエントロピーに達した後は、爆発的な雪崩現象が起きるのかもしれません。
そうなれば、まさに「After Argentina」ですよ。 
でも、それも、安達さんのいわれるように、日本人の再出発点になるのかもしれません。
地方が力付く、大きな転換点にしたいものですね。
まさに、そのときは、「一流の田舎」のパラダイムが生きるときではないでしょうか。
ゆるやかなスケールダウンをした、高質化社会のモデルとして、地方や農村がいきがえる時代がくるでしょう。
では、来年もよろしく。いい新年をお迎えください。 

●1293 お世話になりました・・・・ Arata.A 101/12/30(Sun) 18:14:25削除
URL:
喜多方の安達です。 少し早いですが、本当にお世話になりました。
昨年の今頃は、笹山さんのHPも こんな素晴らしい掲示板も知らなかったんですよね。
本当に「一流の田舎!」様々です。 来年も宜しく、お願いします。

不況は、どんどん田舎まで蔓延してくると思います。 私は良いことだと思っています。
一度、日本人・日本全体で 原点に帰る・考えてみる本当に良い機会だと思っています。
夜遅くまで働くのは嫌だ・汚い&しんどい仕事は嫌だなど 
働くこと、仕事を見つけること、勉強すること忘れてしまった日本人にとって
2002年は、本当に苦しい年になると思いますが 反面努力を続けてきた人間にはチャンスです。

地方の学校教育も、文部省の教育制度改革によって 楽を教えて、どんどん水準が下がってくるし
ハローワーク頼りの他人の力を借りた仕事探しも 何か疑問ですよね。
私の店も、新潟県から食うや食わずで会津に流れてきて 水商売を一から始めましたそうです。
本当に、御飯さえ食べられればという感じで 苦労して現在の店を築きあげました。

アフガンの子供の話をTVで見ると、本当に教育を受けたいと言っています。
日本では、したくない子・努力をしない子に焦点をあてて 教育問題考えています。
世間では、仕事がないと言っていますが 働くという事であれば 無いことはないのです。
現在の給料で、十分な休暇をとって 汚くない・しんどくない仕事がないだけなのです。

私は、終戦直後の混乱は全然知りませんが 父・母などから話を聞くと
本当に 食べられれば良いという環境で 一人一人が真剣だったと思います。
私は、東京の同級生とよく話をするんですけど 私たち経営者は本当に仕事しているよな
24時間仕事の事考え、自分で努力してパソコンなども 覚えたしな・・と話をします。
仕事が無いと言っているの甘いよなと 俺たちだったら 見つけられるよなと 話しています。
現在の楽な仕事が無くなるのであって 仕事は努力して本気で探せば 見つけられるんですよね。

本気で仕事をしていた人=何か特技を身につけていた人にとっては すばらしい時代になったと思います。
企業でも、技術力のある企業は伸びていますし 能力のある人は40代以上でも仕事はあります。
中国などのように、ハングリー精神を持てば 生きていけると思います

実際、70代以上の人の話を聞くと 今の若い者 努力足りないよなと言われます。
ぜひ、来年は、コネ採用・コネ昇進の地方公務員改革に 力いれて欲しいですね。
きつい言い方かも知れませんが、本当に仕事のできる・やる気のある公務員と
やる気のない公務員を区別して、どんどんリストラして欲しいと思っています。
民間でリストラされている人で、役所のこのポストにつけたいなという人 たくさんいますもんね

愚痴っぽくなってすみません。  来年も宜しくお願いします。

●1292 円安は、日本からアジア諸国への不況の輸出につながる 笹山登生 101/12/30(Sun) 14:41:08削除
URL: http://news.ft.com/ft/gx.cgi/ftc?pagename=View&c=Article&cid=FT30QSK8PVC&live=true&useoverridetemplate=ZZZ99ZVV70C&tagid=ZZZC19QUA0C&subheading=asia%20pacific
上記URLは、日本が円安容認どころか円安放置に踏み切ったことで、韓国をはじめとしたアジア諸国に、第二の通貨危機が再来するのではないかという懸念が広がっているというもの。
そういえば、ひと頃、日銀や何かが、決まって「日本のファンダメンタルズは変わらず」と、ことあるごとにいっていたのが、近頃、この言葉は、さっぱり聞かれなくなってきたようだ。
「日本のファンダメンタルズは、ごらんの円相場のとおりでありまして」と、開き直っているのだろう。
しかし、従来の常識、現在必ずしも常識ならずであり、これだけ日本の製造業が、東南アジア各地に拠点をうつしている現在では、円安の影響は、国内メーカーをまわりまわって直撃することになる。
円安による「ブーメラン不況」とでもいうべきものが、国内産業を襲うことは確かであろう。
かつての輸出産業で、円安メリットをえられるのは、ほんの一握りといったところで、円安容認は、結局のところ、日本の不況の上塗りにつながるのではなかろうか。

●1291 まだ一日早いですが、この掲示板での今年一年を振り返りますと 笹山登生 101/12/30(Sun) 11:05:15削除
URL:
今年の元旦は、八ヶ岳あおぞら農園のインターネット利用型市民農園の明るい話題から始まりましたね。
1月は、有明海の海苔不作問題が発生し、このサイトのリンク集やオピニオンも結構賑わいました。
リンク集へのアクセスは、まだまだつづいていますよ。
年末ののり委員会の結論で、問題解決までに、後半歩にまで迫りました。
3月から5月にかけては、水俣病関西訴訟とハンセン病控訴問題など相次ぎましたが、ハンセン病の方は、控訴回避となり、このたび非入所者との和解もうまくいったのですが、水俣病のほうがうまくいかず残念でした。
私は、この二つの問題は、同等の政治判断で、控訴回避の動きをしてもらいたかったと、今でも思っています。
6月から7月にかけては、青森市でのタウンミーティングでの青空アッ子さんの「一流の田舎」発言で、この掲示板も賑わいました。
一流の田舎元祖の福島県喜多方市のみなさんとも、交流がふかまりました。
7月は、また、NHKプロジェクトXの「白神山地」番組で、青森側の立場が軽視されていることについて、異議 の意見展開をさせていただきましたが、早速青森県側の自然保護団体の方からの反響もいただきました。
先日、これについては、NHKで、その点を配慮した番組が報道された様で、まずはめでたしといったところでしょう。 
8月は、小泉総理の靖国参拝問題で、小国主義の立場から、意見を申させていただきました。
9月はいろいろありましたね。
ニューヨークのテロで、私のホームページにリンクしているニューヨークのライブカメラが見えなくなりました。
その後、復旧しましたけれども、リアルな体験でした。
なんといっても、この掲示板での今年最大の話題は、9月10日発表の日本の狂牛病第一号発生の話題でしたね。
私の方でも、早速、論陣をはらせていただきましたけれども、まあ、そのあとは怒濤のごときアクセスで、今なお、その余韻がつづいています。
まあ、本当にネットの威力を、この問題では感じましたね。
11月に入って、ややマイナーと思われた「秋田県の救急救命士の気管内挿入問題」を、やや、大きな視点で論じてみましたが、 これも、全国的な反響につながっているようです。 
ところで、暮れから正月にかけて、ちょっと念入りに構造改革の功罪について、まとめてみたいと思います。
1272でご紹介した小野善康著「誤解だらけの構造改革」を中心にしてですね。
別に私は、守旧派というのではなくて、もっと成熟した観点から、この構造改革問題を見直すという視点ですね。
改革ヒステリーでは、ことは、うまくいきませんよ。
私が、昨年の今頃、その意義に疑義を唱えたインパクも、あれから一年、音もなく終わろうとしています。
私事ですが、これも記念のために書いておきましょう。
私自身、この一年意見集約に明け暮れた、事業規模390億円の国営灌漑排水事業の事業申請が、暮れの12月27日、ようやくなされました。
今年一年、この掲示板に訪れていただき、また、活発なご意見の展開をされていただいた、多くの方に「来年も、よろしくね。」と申し上げ、一応、今年の総括としたいと思います。
みなさん、では、ちょっと早いですが、 よいお年を。


●1290 リンクいただいている草壁さんの記事にこんなのがありました。 笹山登生 101/12/30(Sun) 09:43:38削除
URL: http://w2222.nsk.ne.jp/%7Eforelle/
ドイツdie taz紙の記事「恐竜の調教師」によればドイツの農業組合の会長Sonnenleiter氏が引退することになった。
この人はドイツ連邦消費者兼農林大臣が押し進める「農業の転換」に悉く反対してきた人である。
彼は農業の転換とは過去へ戻ると言うことであるとして反対してきたのである。
彼が辞めるのでドイツの自然保護団体NabuがこのSonnenleiter会長に賞を与えた。
それはドイツ最悪環境賞と言うもので、氏を今年の恐竜に選んだ。
時代錯誤的人物、あるいは現代の化石と言う意味だ。

という記事ですが、さて日本最悪環境賞の受賞者はどなたでしよう。 

●1289 縦書き横スクロールは、開発中 笹山登生 101/12/29(Sat) 09:34:17 No.1288へのコメント 削除
URL: http://www.voyager.co.jp/news/991222/release_dnpplg.html
1288で述べた縦書き横スクロールは、上記のURLのように、すでに、大日本印刷株式会社と株式会社ボイジャーによって共同開発され、Windows 用と Macintosh 用が無償でダウンロード可能ということです。
絵巻物のデジタル美術館などには最適ですね。
後は、詳細な日本歴史表など、画期的な発明と期待されている模様。

●1288 更新履歴が逆ですよ 笹山登生 101/12/29(Sat) 09:15:19削除
URL:
ある政治家のホームページの更新履歴を見たら、平成13年度の新年のご挨拶が先頭にきていたのにはびっくりしました。
いや、印刷媒体の世界ではこれが正解なのですが、なんせ、ホームページの世界はスクロールというのがあるもんですから、突然タイムトラベルした気になってしまうんですね。
日本的なスクロールとしては、縦書き横スクロールというのがあれば、超長編のデジタル絵巻物なんてのができるんですがね。
そうなれば、 更新履歴は、どうなるんでしょうね。
右定位置で、左へ無限にスクロールということになるんでしょうね。
私は、このスクロール機能を利用して、ある掲示板を目一杯の速度でスクロールして、速読の練習(スロットマシーンの練習ではありません)に使っています。
ちょっと、その掲示板の持ち主にとっては失礼な使い方になるのかな。

●1287 捨て牛対策はないか? 笹山登生 101/12/29(Sat) 08:42:03削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/madcow.htm#11
埼玉県で、乳牛三頭が「捨て牛」されていたという。http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20011229k0000m040118000c.html参照
ヨーロッパでも、狂牛病発生以来、牧場に出荷できない居候の牛がいっぱいという状態になり、その対策として、牛の買い上げ制度が発足した。
上記URL参照のように、Purchase for Destructionという制度で、狂牛病撲滅のための牛の国や州による買い上げ制度だ。
もっとも、この買い上げ単価は異常に低く、それが生産者の不満となっているが、まあ、この埼玉のように捨てられてお荷物になるよりは、ましといったところだろう。
日本においても、早急な、そのための対策が必要になるだろう。

●1286 市町村合併についての佐竹秋田市長の識見は評価すべき 笹山登生 101/12/28(Fri) 21:21:23削除
URL: http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=1649
猫も杓子も県主導の市町村合併の流れに棹させない中で、上記の佐竹秋田市長の市町村合併に対する疑義には、耳を傾けるものがある。
特に、広域圏の中心都市主体型の合併構想には、地域形成のダイナミズムを奪う危険性のあることを、私自身も懸念している。
田園環境図書館の「ヨーロッパのアメニティ都市」http://www.sasayama.or.jp/library/tosyo-42.htmで、いくつもの都市葉の形成が都市のダイナミズムを生むことを指摘したが、今の市町村合併構想には、いかにして、地域のダイナミズムを生み出すかという視点が抜け落ちている。
いわば、地域住民を社員と見なしたような、ドライな「規模の経済追求オンリーの視点」のみであり、これは、都市形成を生態的にとらえ、その構成要素としての地域の住民、地域資源、歴史、文化をどう活かしていくかの視点に欠ける。
その大義名分たる規模の経済の発揮すら、不況の状況では、そのメリットがえられなくなってしまっている。
この構想を活かすとすれば、むしろ、中規模の個性あふれる都市葉を、県庁所在地周辺に、バランスよく形成させることが、必要なのではないのだろうか。 
国の考えについては、http://www.soumu.go.jp/gapei/gapei.htmlを参照のこと。


●1285 大臣発言-その二 笹山登生 101/12/28(Fri) 20:53:01削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011227-00003051-mai-soci
大臣発言「感染源が解明されなければ、牛肉が安全でないというのは、違うのではないか。」
これを意訳すれば
「感染源が解明されなければ、牛肉が安全な場合もあるし、安全でない場合もあるのではないか。」
ひっくり返せば
「感染源が解明されないと、牛肉が安全であるか安全でないかがわからないのではないか。」
ということになりますね。
1284のフェイルセーフ(FailSafe)の考え方では、この場合、ちょっとでもリスクの可能性があれば、そのための対応をしなければならないということになります。 

●1284 この大臣発言には、食のリスク管理の観点がすっぽり抜け落ちている。 笹山登生 101/12/27(Thu) 08:44:49削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20011227k0000m040129001c.html
上記URLの大臣発言だが、まえからこの掲示板でいっているように、こと食の安全性については、フェイルセーフ(FailSafe)(危険が起こることを想定し、被害を最小限にとどめるよう工夫しておくという安全思想)の観点が欠かせないのだが、この大臣発言には、その微塵も見られない。
この生産者サイドにたったつもりの強がりが、消費者の反逆を招き、結果、かえって生産者を不利・不幸にしているのを、まだお気づきでない。

●1283 第7回農林水産省有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会議事録-2001/12/21- 笹山登生 101/12/24(Mon) 21:16:28削除
URL: http://www.jfa.maff.go.jp/ariakenori/07gijiroku(zan).htm
水門開門についての委員長見解は下記の通り

現実的な第一段階としては2カ月程度の開門調査をまず考えたい。
短期の開門調査では得られる知見はきわめて限られたものとなろうが、潮受け堤防内外の詳細な水質分布や浅海域を含めた干潟の浄化能力の現地での測定データは貴重なものとなろう。
次の段階として半年程度の開門調査を行い、さらにそれらの結果の検討を踏まえて数年の開門調査へと進むことが望まれる。
自然環境にしても生物の働きにしても季節による変動があり、干潟の浄化機能なども夏季と冬季で大きく異なることが知られている。
こうしたことを考えればある一時期だけの短期間の調査では不十分であろう。
なお3月に想定していたような水位変動を実現できるよう、できるだけ速やかにそのための条件が整えられることを期待するが、完全にそれが整うまでの間も洪水・灌漑期以外はできれば水位管理の制約条件をゆるめ、できるだけ毎日の水位変動を大きくし、できる干潟面積を増やすことが望ましい。
もちろんその間に得られるシミュレーション結果等も勘案することが必要で、調査を段階を追って進めることが重要である。
 

●1282 ウーン。でも速さそうですね。 笹山登生 101/12/24(Mon) 18:13:22 No.1281へのコメント 削除
URL: http://www2.justnet.ne.jp/~sonic883/shiryo/681kei/
特急「はくたか」681系というのだそうで、時速160キロメートル。
お値段は相当はるらしいが、ミニ新幹線に比べればどうってことないよう。 
このあたりのコスト・パフォーマンスを狙った方がよいのかも。
性能は、 http://www.nsknet.or.jp/~tsukano/681c.html#3 に書いてあります。

●1281 RE:秋田新幹線より早い在来線出現 キミヒ 101/12/24(Mon) 13:18:20 No.1280へのコメント 削除
URL:
秋田新幹線はミニ新幹線であり、毎日新聞の発想が字面のみ
を追いかけた誤解です。
 田沢湖線の高速化では、直線部分を多くする構想を現民主党
議員の佐藤氏が発表していた過去があります。

 結局は 
---
所要時間は3分短縮に。
---
 がキ−ワ−ドであり、盛岡乗り換えが無い
秋田ミニ新幹線の方が実質的に大きな高速化
を達成しています。
 速度より所用時間と利便性でしょう。
 事実、飛行機は速いですが出発空港まで、
到着空港から市街地までの乗り換え、時間
があります。
 

●1280 秋田新幹線より早い在来線出現 笹山登生 101/12/24(Mon) 08:40:42削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20011224k0000m040113001c.html
ということで、これまでの発想をかえる必要がありそうですね。
私も一度乗ってみたいと思います。

●1279 課題は下り速度の高速化 笹山登生 101/12/24(Mon) 08:04:14削除
URL:
都会では、光ファイバー普及に対抗し、ケーブルテレビの増速が進んでいるようです。
それによれば、速度を、いずれもベストエフォートで、下り速度を『最大2Mbps』から『最大8Mbps』に、上り速度を『最大128Kbps』から『最大2Mbps』にそれぞれ引き上げるというもので、これをみる限り、下りの速度が確保できれば、光ファイバーに十分対抗できるという戦略のようですね。
その辺の対抗策をADSLが考えれば、そんなに悲観することもないのかなと、キミヒさんのご意見を聞いて感じたしだいです。 

●1278 文系学部の機能特化の方法 笹山登生 101/12/24(Mon) 07:51:32 No.1277へのコメント 削除
URL:
確かに機能合併した場合、特色のない学部は消滅という危機に見舞われることになるかもしれませんね。
逆に、医系・理系などは、地域密着のメリットと総合化のメリットがともに働けば、新しい方向が見いだされるかもしれませんね。
北東北で、世界に情報発信しうるものは何なのか、地域学として何が可能なのか、ということから、文系の機能特化を考えた方がよいかもしれません。
今後の課題です。

●1277 大学医学部と地域社会 キミヒ 101/12/24(Mon) 03:19:17 No.1274へのコメント 削除
URL:
----------
医学部だけは、それぞれ、これまでの社会的なつながりも
あろうことなので、、抵抗はいくらかあるだろうが。
-------
 はむしろ逆です。
 私大医学部は多くの分院を持ち、本院より講座単位では
業績を上げている所も多いです。さらに、本院にない講座
が分院のみにある事もあります。
 逆に他学部の方が、医学部分院のような代替手段がとれ
ず、学部ごと実質消滅の危険があるでしょう。
 

●1276 ブロ−ド・バンドへの誤解 キミヒ 101/12/24(Mon) 03:08:10 No.1269へのコメント 削除
URL: http://speed.on.arena.ne.jp/stat2.html
ADSLにおいて2Kmを越えると大減速は誤解です。
4Kmを越えても400Kbpsが下限値で確保されている会社
も有ります。
 公称100Mbpsの光通信でも中央値が8Mbps程度です。

 ”下り公称回線容量”が8MのADSL自体、中央値が2M強です。
 一方で無線サ−ビスは公称1.5Mで430K程度は確保されています。
無線LANが100M時代も近いです。

-----------
NTT交換局から2キロメートル以上のところでは、ほとんど、ADSL
の高速通信回線のメリットを享受できないことを、この数字はあ
らわしている。
---------
 モデムが56K程度ですが、フレッツADSLは1.5Mの公称で4.5Km
で600Kなる結果もあります。
 キャリアの問題を全て距離にする論理はブロ−ド・バンドへの
誤解でしょう。
 ADSLに関して言えば、距離が2Kmを越えると8Mも1.5MのADSLも
速度が変わらない事が言える。
 よって、光、無線等の代替が必要であるがADSLでもそれなりの
効果が期待できる。

●1275 (投稿者削除)
●1274 北東北三大学の再編統合構想には、うなづけるものがある。  笹山登生 101/12/22(Sat) 09:31:45削除
URL:
東北北三県の国立大学を再編統合し、より各大学のそれぞれのよさを継承した、総合大学を設立しようとする構想であれば、これは、よいことなのではないか。
将来は、キャンパスを一つにするであろうが、当面は、機能合併で、これまでのそれぞれの大学のよい点は、生かせるであろうから。
ただ、医学部だけは、それぞれ、これまでの社会的なつながりもあろうことなので、、抵抗はいくらかあるだろうが。
しかし、北の東北大学を作ろうという気概は、これらの大学に対する魅力を増すことになるのではなかろうか。 
秋田県は、国際系新設大学構想に夢中のようであるが、それよりは、この構想の方が、東北の知的資産の構築としては、魅力的な構想のように思えるのは、私だけであろうか。



●1273 日本側の狂牛病レベル3評価拒否までの流れ 笹山登生 101/12/21(Fri) 08:49:17削除
URL: http://www.asahi.com/national/update/1221/002.html
今日の朝日新聞では、EUと日本との間に交わされた9通の書簡についての報道をしているが、 これと、SSC側の流れをつなぎ合わせてみると次のようになる。
3月1日 日本側より書簡 3月16日 日本側はレベル1-2に該当と書簡 4月2日 SSCは、第三国のアセスをし、日本はGBRアセスレベル3に該当と発表 4月27日 日本はSSCの評価基準の不当性を訴える  5月8日 EUは、狂牛病の日本潜在化を警告  5月10日EUは、さらに警告 5月11日 ルーマニア・スロバキアについて、SSCはオピニオン発表  5月16日 SSCは、コスタリカ・チェコ・ルーマニア・スロバキアについて、オピニオン発表  6月15日 日本側はEUに対し、SSCのGBRアセスを拒否との書簡おくる 6月17日 フランス「AFP」のレジス・アーノルド記者、日本側の抵抗をすっぱ抜く 6月18日 熊沢次官、記者会見で「EUより、レベル3との警告のあったこと、日本側はその評価を不当のものとしていること」を明らかにする 7月4日 SSCは、エルサルバドル・ナイジェリアのオピニオン発表 7月6日 EUは、再度 日本へレベル3との警告    

●1272 抵抗勢力のバイブルになるか? 笹山登生 101/12/20(Thu) 23:02:13削除
URL: http://www.iser.osaka-u.ac.jp/~ono/index_j.html
今週、日本経済新聞社からでた小野善康さん(上記URL参照)著「誤解だらけの構造改革」は、ぜひ小泉さんにも読んでもらいたい本だ。
私は、かねてから、改革には、功罪があるものであり、一概に、改革を妨げるものを、悪と決めつけるわけにはいかないとの立場で意見を展開してきたが、まさにこの本は、そのようなスタンスの理論的な立場を補強するにふさわしい本だ。
いや、むしろ、小泉さんよりも、改革といわれれば、寂として声のでない野党のみなさんにこそ、おすすめしたい本だ。 

●1271 (管理者削除)
●1270 (管理者削除)
●1269 ADSLの課題 笹山登生 101/12/19(Wed) 21:19:57削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2000nov25.htm
今週発売の「週刊アスキー」に、ADSLについての興味深い記事が出ていたので、引用したい。
この問題については、昨年の今頃、この掲示板でも、侃々諤々の議論をし、また、上記URLでも、園問題点を私的士たのだが、果たして、現実は、そのような方向となっているようである。
NTT交換局から「2キロメートル以下のところでの通信速度」

      「2キロメートル以上のところでの通信速度」
との比較

6Mbps--77.9%--2.8% 4.5-6Mbps--14.2%-9.5% 3-4.5Mbps--6.3%-22.4% 1.5-3Mbps--1.3%-34.7% 1.5Mbps以下--0.3%-30.6%

ということで、NTT交換局から2キロメートル以上のところでは、ほとんど、ADSLの高速通信回線のメリットを享受できないことを、この数字はあらわしている。
もう一つの問題点も。上記URLで指摘したところだが、ISDNのADSLへの干渉問題も、解決されていないという。
では、過疎地での高速通信回線は、どうしたら良いのか、依然として、多くの問題点をはらんでいる。

●1268 コミュニティビジネスやBPO方式としての民営化について 笹山登生 101/12/18(Tue) 21:35:29 No.1267へのコメント 削除
URL: http://www.gpc.pref.gifu.jp/infomag/gifu/100/9-hashimoto.html
これは、新しいキー・パラダイムになり得ますよ。
公的部門のアウトソーシングをコミュニティビジネス二よって果たすということですね。
一方で、ヨーロッパではじまった、SMEの考え方で、地域のマイクロビジネスを起こすという発想が、今やアジア格国にも伝搬していますね。
いくつか、私と同じような観点からの考え方も出ていますので、その代表的なURLをあげておきます。
でも、どうして、このような発想が、野党側から出てこないのかな。
何も、野党連合などと、戦闘好きの発想で意気込まなくとも、このような対峙するパラダイムをポッと提示するだけで、野党の存在感は示せるはずなのに。
http://www.janbo.gr.jp/research/vision.pdf
http://www.softcre.co.jp/think/com_biz10.html
http://www.netlaputa.ne.jp/~akahoshi/backnumber/diary00/diary0101.htm

●1267 ヒモツキ民営化こそ悪という考えには同感です。 笹山登生 101/12/18(Tue) 18:57:16 No.1266へのコメント 削除
URL: http://www.kantei.go.jp/jp/gyokaku/report-final/IV.html
公営企業や特殊法人の生い立ち時点では、立派な大義名分が゛あったはずです。
そして、アウトソーシングの意義も多分にあったはずです。
ところが、 早口言葉ではないですが、「親亀の上に子、子亀の上に孫亀」というように、近親結婚の中での分家化というような形で、これまで進み、おそらく、今回の改革で民営化したとしても、そのような形でのアウトソーシングであれば、いくら、その過程を繰り返しても、何の改革にもならないということになってしまいます。
キミヒさんが、当初問題提起された医療費の指導監査体制にしても、同じことですよね。
ですから、権限委譲すべき「民」とは、何なのかということから議論を始めないと、当初は慎ましく民の格好して親亀の上にちょこんと乗っかっただけの民営化が、さも、改革のごとく大手を振って歩く、といったことになりかねないのではないか、というのが、私の懸念するところです。
ですから、「民」がNPOのような「新しい民の概念での民営化」というのを、この際、考えた方が、21世紀の民営化のモデルになるのではないかとも考えています。
つまり、コミュニティビジネスという形でですね。
吉田さんの町田市の取り組みは、 どのようなものかわかりませんが、天下りした法人については、行政が逆に相手にしないということができれば、それにこしたことはないのですが。
市民のオンブズマン的監視機関が、そうなると必要になりますね。


●1266 民営化と開放・自由化 キミヒ 101/12/18(Tue) 01:32:03 No.1264へのコメント 削除
URL: http://
 笹山先生へ

 民営化と開放・自由化は別次元です。
 農業は民営されていますが、補助金漬け、輸入・流通規
制で競争力が削がれました。
 NTTは事業の開放による競争で価格破壊が起こりましたが、
JRは民営化しても独占事業が多いです。
 JRで言える事は、道路公団分割民営化しても北海道と首都
圏の道路公団の競争はあり得ない事でしょう。

 特殊法人改革がアウトソーシングでしょうか?
 あと
--------
民間サービスというものは、せいぜい続いて10年
------
 は甚だ疑問です。
 赤字で民間委譲された国公立病院の姿はどうで
しょうか?
 私立大学の顔をして、実質自治体設立大学も多々
あります。
 安易に公務員で組織される団体の方が採算性に
劣って長期的に地域のユニバーサルサービス低下
すらもたらします。

 僻地金融を郵政維持派が言いますが、農協に補
助金でも良いでしょう?
 少数の権利をしっかり保護する事と、不効率行政
是正は両立するのではないでしょうか?
 

●1265 福祉関係事情所への天下り 吉田 つとむ(町田市議) 101/12/17(Mon) 22:36:47 No.1262へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
<福祉関係事業所への天下り>
そもそも「市」の職員が天下れないような事業所は、行政は相手にしない。
そんなところは,補助金の対象でも,支援措置の対象でもないというのが、行政の
率直なところでしょう。
わが市は、小泉内閣の改革を、こうした面でも先取りしている気がします。

●1264 アウトソーシングの効率化という課題 笹山登生 101/12/17(Mon) 19:18:36削除
URL: http://www.pwcbpojp.com/japanese/pages/tozai/toyokeizai1.html
1,261.1262についてですが、上記URLでみるイギリスの事例は、企業を超えた間接部門の分社化によって、分社化した組織自体が、大き区効率的な組織に育つという例ですね。
間接部門の独立独歩を促す、このことによって、アウトソーシング自体が経済効果雇用効果を持つという例ですね。
こんな観点から、日本の改革において何が生まれ得るかを考えてみた方がよいかと思います。
確かにやっかい者ばらいを目的としたアウトソーシングでは、社会的なオリを生み出すだけですね。
連結バランスの元での、民営化の功罪、合併効果の真偽を確かめるときです。


●1263 SSCがだしかけた古証文の分析はもういらない。 笹山登生 101/12/17(Mon) 19:02:23削除
URL: http://www.europa.eu.int/comm/food/fs/sc/ssc/out237_en.pdf
連日、新聞は、SSCがレポートしかけた日本の狂牛病分析レポ¬トの報道に血眼になっている。
野党も責任追及の材料にというためか、躍起になっている。
でも、私にいわせれば、この幻のSSCレポートには、今や何の価値もない。 
むしろ、1,251に書いた新しいBARBの問題や、上記URLに掲げた狂牛病の新しい仮説についての分析をすることが、今求められている。
世界のキ狂牛病問題も日々進化しているのである。

●1262 特殊法人改革がそのものでは? キミヒ 101/12/17(Mon) 13:13:19 No.1261へのコメント 削除
URL:
 吉田さんへ
--------
市の「人件費比率」は低くなるのでしょうが、その公的な
管理を含めて、関係事業費が更に増額する傾向が出ている
のではないでしょうか。この種のことを専門的に分析する
研究家がそろそろ出てきてもおかしく無いと思います。
--------
 それって、現在の特殊法人の問題と同値では?
 行政が特殊法人という半官の組織で肥大化。
 特殊法人のファミリー企業にいたっては立派な民間企業
です。
 行政事業の外注化における業者選定の不透明性と、公共
受業の談合も次元が一緒です。
 以前から批判の的と存じます。

●1261 市町村合併と地方交付税 吉田 つとむ(町田市議) 101/12/16(Sun) 23:25:57 No.1260へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
さっそく、最近の「民営化全能主義」への疑問に対してご返事頂き、ありがとうございます。
当市では、福祉事業などの民営施設にお役所の人が天下りして、委託事業を拡大しています。
市の「人件費比率」は低くなるのでしょうが、その公的な管理を含めて、関係事業費が更に増額する傾向が出ているのではないでしょうか。この種のことを専門的に分析する研究家がそろそろ出てきてもおかしく無いと思います。

さて、市町村合併と地方交付税制度の兼ね合いですが,地方の「地方自治体議員」の皆さんは,市町村合併は不可避として考えているようです。
それは、
1、政治家としてもっと大きな事業規模の中でものごとを考えたい。
2、国から合併を強いられるのは不可避である。それでは、進んでその事態を考える。
 もののようです。
当市の場合は,人口38万人の都市であり、特に市町村合併の対象になっているわけではありません。
私が考えるのは、人口38万人の都市でありながら,「東京都」の周辺にあるためか、都市的なサービスが皆無であるということです。東京都が「都道府県レベル」のサービスをやらないのであれば、「東京都」の影響下から抜け出すことが必要です。
そうした一環として、「政令指定都市」となって、できるだけ「東京都」から独立することが必要だと考えています。こんな風に考えているのは,今のところ,東京都でわたし一人でしょう!
町田市は,東京都の植民地みたいな扱いから抜け出したい、と願っています。

●1260 民営化の功罪にも目を向けるべき 笹山登生 101/12/16(Sun) 18:35:33 No.1259へのコメント 削除
URL: http://www.gns.ne.jp/eng/g-ken/doukan/agr_40.htm
一昔前の、中曽根さん時代の日本経済がうまくいっていた時代の民営化成功神話を今でもひきずって、ユニバーサルサービスにも民営化をと唱える御仁の多いことよ。というのか、率直な感想ですね。
別に、小泉さんのことを言っているわけではありませんけれども。
しかし、今の日本経済の失敗は、その多くが、規模の経済がうまくいかなくなってきた、人によっては、いまや規模の経済でなく範囲の経済という人もあるようですね。
このメリットがなくなると、民営化のメリットのほとんどがなくなってしまうということですよね。
それと、ユニバーサルサービスを民間に託す場合のデメリットとして、非永続性ということがありますね。
民間サービスというものは、せいぜい続いて10年というものでしょう。
これからは、その陳腐化のテンポは、もっと早くなってくるかもしれませんね。
今年、岩波ホールで見た中国の映画「山の郵便配達」は、親子二代の郵便配達の一生をえがいたものですが、私は、ここに、息の長い地域密着のユニバーサルサービスの原点を思い知らされた気がしました。
政府なり政策の適切な介入がない方が、活性化するというのも、ほとんど神話ですよね。
上記のURLにあるように、むしろ、適切な政府部門の介入が、公的なセクターであっても、効率的に機能する場合もあるという説もあります。
私は、この民営化至上主義に対しては、前から疑問をもっていたのです>
ただし、NPO部門と組み合わせた民営化論には賛成です。
市町村合併問題については、交付税制度とかみ合わせた、合併推進論には、ちょっと疑問をもっているこのごろです。
吉田さんのお考えはいかがですか。



●1259 民間委託は全能の神か? 吉田 つとむ(町田市議) 101/12/16(Sun) 15:08:50 No.1257へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
最近の議会では、「民間委託」話が全盛です。
市が直轄し、市の職員をその業務にあてるものを、民間に委託したほうが良いではないかとする意見がありますすし、別にそれ自体を否定する気にはなりません。
ただし、そうした一方で、公的なスポーツ&生涯学習関係の拡大・増設する意見もたくさん生じています。
「PFI方式」の建設・運営が、魔法の方式であるかのような考えも広まっていますが、市民サービスの向上の前に、自分の自治体の身の丈と言うもんがあるような気がしています。
たまたま、私が住む自治体は、地方交付税の不交付団体です。

●1258 豆を煮るに豆がらをもってす。」 笹山登生 101/12/15(Sat) 15:08:07 No.1257へのコメント 削除
URL: http://www.honda.or.jp/oosakahu-jouhoukoukai-7.htm
キミヒさん。しばらくぶりです。
上記URLのような、全国一律の指導大綱ではなく、医療資源の浪費度に応じて、適正指導というご趣旨なのですかね。
医療費の削減を目指した完璧な指導監査体制が、マクロとしては、間接コストの累増をまねいている。という皮肉な話ですね。
しかも、個別指導という、コストの高い体制で、ということなのでしょう。
交通違反の多い地域でも少ない地域でも、同じ警官の配置をしていては、間接コストがかかりすぎる。
その辺の最適な人的資源配分をということなのでしょう。
そんなことを考えてみると、小泉さんは、「三方一両損」というのは、例えが違って、「豆を煮るに豆がらをもってす。」国が間接コストを減らす努力をしなければ、苦しむのは、国民ばかりということなのでしょうか。

●1257 三方一両損前に キミヒ 101/12/15(Sat) 11:12:40削除
URL: http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hoken/iryomap/99/1page.html
笹山先生へ

 最近、小泉首相に大幻滅した事に三方一両損があります。
 あんな事をしなくても、負担増無しに医療費抑制はできます。

 一人当りの医療費は地域格差が大きく、これを是正する事で
2000億円位は簡単に削減できます。
 年齢構成で補正しても、最高の北海道は長野県の5割増しです。
医療資源浪費地域に徹底的な監査指導を行い、節約県の監査指導人
員を削減するみたいな方策をとれば現行の保険料、出来高制でも充
分維持可能と思います。
 監査指導には法改正も不要です。行政指導ですから、、、、

 厚生大臣を2回もやった小泉氏はこういった現状を十分承知の筈
です。
 一律負担増の思想は構造改革と正反対の改悪思想でしょう。

●1256 (投稿者削除)
●1255 (投稿者削除)
●1254 今週のニューズウイーク-日本版-「食品連鎖汚染」 笹山登生 101/12/14(Fri) 12:16:13削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/madcow.htm#3-8
この記事は、ロンドン・ニューヨーク・ワシントン・ロサンゼルス・ベルリン・バンコクそして東京の各地特派員が組んだ特集だけに、日本の記事にないリアルさがある。
この記事の中で気になったのが、「空を飛ぶ牛」の話。
和牛の精液を輸出し、アメリカで人工授精交配-生れた1/2和牛の精液を、オーストラリア牛に種つけ-完成した4/1和牛を日本に逆輸入。3ヶ月後に国産牛として表示。」
との一連のながれなのだが、これにBSE問題が絡むと厄介なことになる。
上記URLの私のリンク集でも、人工受精での精液のBSE伝達性については、諸説があるのだが、決して、完全なシロというわけではない。
牛乳と同じレベルの疑い度だ。
しかし、中には、積極的な関連性を指摘する意見もあり、今後、要注意だ。
もっとも、日本のBSE汚染で、このシステム自体が崩れてしまったことは事実なのだが。


●1253 地方自治体のIT浸透度県別ランキング-ベスト10位笹山登生 101/12/14(Fri) 10:34:54削除
URL: http://www.gartner.co.jp/
1位富山 2位鳥取 3位高知 4位石川 5位福井 6位岩手 7位三重 8位新潟 9位岐阜 10位岡山
(出典:ぎょうせい総合研究所、価値総合研究所、ガートナー(2001年12月))

とのことで、わが秋田県が見当たらないのは残念。
そういえば、これらのprefさんは、私のHPにも、よくアクセスしてくださっているようです。
ベストテン入りおめでとうございます。

●1252 (投稿者削除)
●1251 イギリスでも、狂牛病原因見直し説が出る 笹山登生 101/12/14(Fri) 09:03:20削除
URL: http://www.europa.eu.int/comm/food/fs/sc/ssc/out237_en.pdf
依然として原因不明の日本の狂牛病問題だが、狂牛病の本家?のイギリスでも、ここにきて、従来の肉骨粉の原因説では解明できない6頭の狂牛病の発生原因に首をひねっている模様。
これは、BARB-Born After the Real Ban - 問題といわれるもので、1996年の牛由来飼料の全面禁止以後に生れてきた狂牛病の原因についてだ。
肉骨粉以外の何らかの原因が、この発生につながったものと見られるが、これが、何によるのか、はっきりしなし。
SSCでは、これが55頭を上回ることがあれば、これまでの原因説を全面見直しする必要にあるとしている。
ところで、昨日になって、日本の農林水産省は、今年の5-6月にSSCから発表することになり、取りやめさせたSSCのまぼろしの「日本の狂牛病についての報告書」を、12月21日のBSE会議で公表すると発表した。
SSCの了解を取ってからとのことだが、私がSSCだったら、「いや、そんなまだるっこいことしなくとも、私どもの方で改めて公表させていただきますよ。」とでもいうでしょうね。

●1250 政治的なツールとしてステロタイプ化した改革の概念笹山登生 101/12/14(Fri) 07:24:50削除
URL:
まあ「改革」ということばは、国民の政治への関心を発作的にひきつけるレトリックのようなもんだから、こうして間歇的に、政治的なツールとして使われてきたということを、その政治史の重複は、あらわしているんじゃないですか。
ステロタイプ化した、世代交代で自分が脚光を浴びるための政治的なツールとしての改革とでもいいますかね。
政治家を黙らせる魔法の言葉とでも言いましょうか。
現に、改革という言葉を乱発する総理に、野党は、せきとして声がないでしょう。
中には、めくらまかされて、応援歌を歌いだすやつもいる。
だけど、国民の方も、そのことは先刻ご承知済みのことで、あんまり、その意味では、政治的に効果的なレトリックでなくなってきている。
まあ、二番煎じの「改革を錦の御旗にした政治ストーリー」には、国民は、もう踊らないんじゃないですか
私自身は、オピニオンで述べているように、「改革のための改革」に足を突っ込むことは、そろそろいい加減して、実のあるニューパラダイムにもとずく政治をやった方がいいと思っている。
つまり、グローバリズムに対する新たなニューパラダイム作りですね。
地方経済の現在の疲弊は、改革必ずしも善ならずということを、示しているんじゃないですか。
政治的なつーるとしてステロタイプ化した改革の概念 さいごの「メールマガジン不要」ってのは、私はFuniさんには、メルマガ出していないんで、どなたか、別の方へのメッセージなのかな。
小泉メルマガについては、「官邸はメルマガよりもスパム対策を」という主張をしています。


●1249 (投稿者削除)
●1248 政治史の重複 Funi 101/12/14(Fri) 05:44:14削除
URL: http://boat.zero.ad.jp/~zaw16047/index.htm/
 最近気づいたことだが、橋本首相から小泉首相までの政治史の内容が、中曽根〜海部とよく似ている。
 中曽根:行政改革,ブレーン / 橋本:六大改革,行革会議
 竹下:ふるさと創生,堺屋 / 小渕:沖縄サミット,堺屋
 宇野:密室で誕生,不人気 / 森:密室で誕生,不人気
 海部:基盤弱い,人気,戦争 / 小泉:基盤弱い,人気,戦争
 詳しくは、http://boat.zero.ad.jp/~zaw16047/index.htm/00p-0-8-8.htm
 したがって、宮沢で終わったのと同じく今回の連立政権も次で終わる可能性が高い。しかも、細川&岩国みたいな地方の人気首長は石原&田中のようにいるし、野党に小沢はいるし、海部みたいに小泉が「改革」を掲げて飛び出す気配だってある。

メールマガジン不要

●1247 諌早湾の水門の長期開放を提言 笹山登生 101/12/13(Thu) 17:08:01削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011213-00001077-mai-soci
有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会(第三者委員会・清水誠委員長)は、諌早湾水門開放について、「2カ月程度の第1段階に続けて、第2段階として約半年間、さらにその結果を踏まえて数年間と3段階にわたる開門調査の実施が望ましい。」と提言。
今年の有明海は、最近やや持ち直したものの、昨年の「リゾソレニア」とは異なり、今年は、「キートセロス」が発生とのことである。
年明け、問題化しなければと願う。

●1246 救急救命士問題は、全国化へ 笹山登生 101/12/13(Thu) 09:24:05削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001nov21.htm
上記URLの私の意見に対する全国各地からの反響は大きく、意を強くしているところです。
中には、違法だから、「悪いことではない」というのはおかしいのではないのかというご意見もありましたが、まさに、これは、サマリア人法の精神にもと図ク、人名救助のためには、あえて法を犯すことも許されるべきというのが、私の考えです。
今日の朝日新聞では、山形県でも同様の問題があると報じられています。
この際、問題を矮小化せず、日本のプレ・ホスピタル問題の解決になればと願っています。

●1245 今日の毎日新聞の社説は、スクレイピー原因説に言及 笹山登生 101/12/12(Wed) 15:36:29削除
URL:
いろいろな仮説を立ててみることが、この際、必要ですね。
その前に、1996年前後の日本国内のスクレイピー発症の実態を、農林水産省は、ディスクロージャーすべ氏。

●1244 インパクの受賞サイト一覧は 笹山登生 101/12/12(Wed) 10:42:05削除
URL: http://www.inpaku.go.jp/gate/ranking/quarter/01/index.html
上記URLサイト

●1243 もうすぐインパクが終わりますが 笹山登生 101/12/12(Wed) 08:56:15削除
URL: http://www.sankei.co.jp/advertising/itnews-labo/watch/31/31_01.html
いろいろな賞も発表されているようですが、結局、これは、何を残そうとしたのでしょうかね。
いわば、インターネットの大海の中に、一年間限定のいけすを作ったということです。
その中で、電子商取引の実験をしたり、限定ネット間の共同ウェブ構築をしたりといったことがあってもよかったはずです。
唯一、フジテレビさんが、地域通貨のデジタル版の発想をしたのが目立っていましたが、後は、重くて、プラグイン多様のサイトばっかり、インタラクティブな発想がない、ということで、いわば今の日本の多くの通信回線環境では、このようなものは見られないということを示しただけのものも多かったのではなかったでしょうか。
みずからデジタルツールを駆使していないアナログ親父的な発想で始まったイベントの結末ですね。
それに、何で一年で終わるのかも、わかりませんね。
一年間いけすで育てたのなら、大海の中で泳がせるべきです。
とても、デジタル的な発想では理解しきれない。
企業を超え世界を越え、公共知を構築するという崇高さがない。
それに、膨大な宣伝にアナログ媒体を使う等など、わからないことだらけのインパクではありました。
ただ、インバク開始のカウントダウンの明石会場が、花火大会での事故の現場となったことは、ざんねんでした。

●1242 ドイツの牛脂もだそうで、一層ヤバイのでは? 笹山登生 101/12/11(Tue) 07:21:52削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/04/20011211ic01.htm
昨日、オランダとドイツの牛脂は、やバイと書いたが、今日の報道では、そのドイツもだったのこと。
当時の牛脂市場は、狂牛病の余波、1997年7月のSRM禁止措置の影響などで、国際市場は大荒れとなっていた。
牛脂と競合する植物性油脂パームステアリンの価格が上がれば牛脂蛾下がるといった乱高下を繰り返していた。
また、EUの牛脂消費は、イギリス・スペインをはじめとして、大幅に落ち込んでいた。
EU市場をお得意とするアメリカのレンダリング会社が、SRM禁止措置に対し、訴訟がらみの反発をしていた。
その中で、アジア市場は、肉骨粉同様、牛脂市場としても、魅力的な存在だったのではないか。
この間の事情については、
http://www.fas.usda.gov/dlp2/circular/1998/98-10LP/tallow.htm
の関連ページに詳しい。

●1241 オランダの牛脂だとするとちょっとヤバイ 笹山登生 101/12/10(Mon) 16:48:38削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/00/20011210i405.htm
上記URLのように、高崎市の科学飼料の代用乳に、オランダの動物性油脂が含まれていたとする報道。
下記のURLのように、ドイツとオランダの牛脂は、要注意というのが定説だそうだから、ちょっと、不安。
http://www.mad-cow.org/~tom/tallow_docs.html

●1240 気になるニュース 笹山登生 101/12/07(Fri) 20:54:35削除
URL: http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011207&j=0044&k=200112072903
前から、この掲示板でも、スクレイピーにかかった羊の処理を追跡すべしとの主張をしてきたが、どうやら、適切な処理をしていなかったようだ。
では、1996年発生の士別市の分、または、当時潜在的に発生していたかもしれない分は、どうだったかが、気になるところ。

●1239 これがGoogleのアドバンスド・サーチ 笹山登生 101/12/07(Fri) 11:58:30削除
URL: http://www.google.com/advanced_search
この中のファイル・タイプを指定することで、『Adobe PostScript』、『Lotus 1-2-3』、『WordPro』、『MacWrite』、米マイクロソフトの『Excel』、『PowerPoint』、『Word』、『Works』、『Write』、そしてリッチテキスト形式(RTF)のファイルが、検索できるようになった。
ただし、日本語対応Googleでは、まだのようですね。

●1238 見え過ぎてしまう新Google 笹山登生 101/12/06(Thu) 16:03:17 No.1237へのコメント 削除
URL: http://japan.cnet.com/News/2001/Item/011127-3.html
1237で述べた「見え過ぎてしまう新Google」については、上記URLを参照。

●1237 天網恢恢疎而不漏笹山登生 101/12/06(Thu) 09:44:38削除
URL: http://www.archive.org/index.html
あるタレントの脱税事件にたいしてコメントを求められた、かねてからのライバルタレントが、やおら筆を持ち、この言葉を書き上げたのはいいのだが、「恢恢」が、「快快」となっていたのは、御愛嬌であった。
もっとも、せっかくなので、この「天網」を「電網」とし、「恢恢」を「快恢」とし、「疎」を「密」にすると、「世の理非をただすために張られたインターネットの早くして広い網は、世の不正をことごとく漏らさず暴く。」という意味になる。
とくに、上記URLのWaybackは、過去のHP発信の履歴も、全部ストックしてしまうのだから、まさに、恐るべしである。
さらに、新Googleは、パスワード情報も拾ってしまうとか。
まさに「電網快恢密而不漏」ですね。
もっとも、今回の事件のカギは、「身内の告発と、アナログのテープ」という、デジタルとは程遠い世界の話ではありましたが。
まさに、「敵は我にあり」でした。

●1236 (投稿者削除)
●1235 各県それぞれの特性に応じた新税構想創設のきっかけになると思います。笹山登生 101/12/05(Wed) 22:00:08 No.1233へのコメント 削除
URL:
「開け電網政治の時代」さん、さっそくのレス、ありがとうございます。
東京都のホテル需要が、今のままであれば、ホテル側は、税込み宿泊代を現状課税水準にまで、押さえ込むでしょう。
神奈川県が、ホテル課税に反対しているのは、その思惑がみえみえで、可愛いぐらいですが、果たして、その思惑通りになるかは、疑問です。
むしろ、この際は、ホテル税の実効性うんぬんを問題にするよりは、この税の背後にある税の精神に賛意を示すべきでしょう。
ホテル税の変型が、その県の特性にあった新税創設の可能性に繋がるのですから。
過疎県は過疎県で、かつての水源税構想の復活に繋がる新税構想もうまれてくるかも知れません。
地方の反乱は、このような具体的な形で起きると、強いですよ。キット。
でも、賛成・反対どちらでもないと答えた多くの知事さんは、そのことに気ずいていないのには、がっかりです。

●1234 (投稿者削除)
●1233 ホテル税 なぜ反対? 開け電網政治の時代 101/12/05(Wed) 21:30:36削除
URL: http://www.hirake.org/
なぜ地方知事が東京都のホテル税に反対するのでしょうね。

「東京はホテルが高いから、どうぞ、我が県に宿泊してください」
と喜びそうなものですが。

●1232 石原東京都知事提唱のホテル税構想から連想したこと 笹山登生 101/12/05(Wed) 21:26:27削除
URL: http://www.billtotten.com/japanese/ow1/00498.html
エコツーリズムが拡大するにつれ、その国の生態系にかかる負荷が増大することに対し、Bed-Tax(宿泊税)や空港税が検討されているが、今回の石原東京都知事提唱のホテル税は、その大都市版ということなのだろう。
いわば、大都市のインフラにかかる環境負荷を軽減するための、防衛策である。
確かに、東京都のインフラの多くの部分が、他県人口によってただ乗りされている面が多いのだろう。
それにしても、上記URLで、この構想に賛意を示している知事さんのうち、大阪、愛知、福岡の大都市圏の知事さんはともかくも、富山、山梨、静岡、愛媛など、過疎県で賛意を示している知事さんは、かなりの広い視野で物事を見ておられる方と見受けられた。

●1231 (投稿者削除)
●1230 人的移動距離という意味ではそうでしょうが 笹山登生 101/12/05(Wed) 17:24:19 No.1229へのコメント 削除
URL:
生態学的距離という意味ではどうでしょうか。
いろいろな仮説のもとで、因果関係を追求することが、このさい、必要だと思います
BSE汚染ピラミッドの形成が、どのような形になっているのかを、まず、推定すき時です。

●1229 1200への疑問 質問君 101/12/05(Wed) 11:04:15 No.1200へのコメント 削除
URL: http://
士別と猿払村は地図上で、近くにあるように見えるのでしょうか?

JRの時刻表では士別から名寄までが22km。
名寄から音威子府までが53km。
そこからバスに乗り換えて浜頓別までが、やはり50km近く。
実際には百数十キロ離れていて、結構な距離があるのですが…

●1228 宮沢賢治とソローについて クラムボン 101/12/04(Tue) 09:51:51 No.1205へのコメント 削除
URL: http://
笹山様
宮沢賢治とソローについてご返答ありがとうございました。
とてもうれしかったです。
パソコンを持っていないためお返事が遅れ申し訳ありません。
教えていただいた本を早速探してみたいと思います。
賢治やソローのシンプルライフについてはとても興味があります。
その関係の本をもっと読んでみたいと思っています。




●1227 う〜ん・・・おかしくないかな  そのU Arata.A 101/12/03(Mon) 22:02:21削除
URL: http://www.akina.ne.jp/~arata/
笹山さん、こんにちわ
私も 笹山さんの注目している日付の一致が すごく気になります

本当に、全ての潜在意識・隠し事なしで 原因究明して欲しいですね
代用乳説しかり、1996年近辺で急に輸入が増えたイタリア経由肉骨粉のゆくえ
全ての情報 出して欲しいですね

外務省の田中大臣問題もそうですけど、自分に有利になる官僚の情報リーク
しかも、腰巾着のように いかにも官僚べったりの新聞報道など
最近、インターネット情報をみていると なんか 報道姿勢おかしいなと思います

例えば、共同通信のネット情報などでも 朝あったのが 夜無くなっています
本当に おかしいと思います  報道そのものが、おかしくなっているんじゃないですか
う〜ん ほんと おかしいですよね

●1226 羊の肉骨粉 笹山登生 101/12/03(Mon) 20:09:52削除
URL: http://www.bseinquiry.gov.uk/report/volume3/chapterd.htm
前にも、この掲示板で書いたが、私は、次の日付の奇妙な一致が、今でも気になっている。

佐呂間町の  乳牛出生-1996/03/26
猿払村 の  乳牛出生-1996/04/04
宮城村 の  乳牛出生-1996/03/26
士別市スクレイピー発生-1996/06/10

BSEとスクレイピーとは、ごく特殊なものを除いては、関係ないというのが、これまでの定説であるが、上記URLのRichardsonの見解のように、いや、そうでもないという見解も、近年になってちらほらでている。
帯広畜産大学の松井高峰教授も、この説にちかい。
1996年のスクレイピー感染羊の処理がどうだったかの検証も、この際、しておくべきなのではないのか。
輸入肉骨粉でなく、自国製の「羊の肉骨粉」であったとしたら、これまでのBSE対策は、すべて崩壊してしまう。


●1225 (投稿者削除)
●1224 (投稿者削除)
●1223 (投稿者削除)
●1222 (投稿者削除)
●1221 隠してもボロの出る時代となったことへの認識不足 笹山登生 101/12/03(Mon) 10:37:03 No.1220へのコメント 削除
URL:
Arataさん。新ドメインでの「一流の田舎」サイト出発おめでとうございます。
そうですね。
いろいろな配慮から、行政が情報を隠す、または、小出しにすることは、ある意味なり状況のもとでは、やむをえない場合も多いでしょうね。
でも、これからは、今以上の情報公開が進むでしょうし、ネットでの匿名社会の拡大で、一層、天知る、地知るの時代となってくれば、隠すことのメリットというものは、隠しとおすエネルギーに比べれば、相対的に無意味のものとなっていくでしょうね。
私のこのホームページでの発言に対し、時々、関係団体の方から、情報をいただくのですが、そのなかで、「私どものホームページには書いていなかったのですが、電話でご紹介いただいたら、もっとご説明させていただいたんですけど。」なんてのが結構多いですね。
で、その団体さんのホームページはとみれば、印刷媒体のパンフをPDFで焼き付けた程度のお粗末なものが結構多いんですね。
ですから、そのような団体さんに対しては、「ホームページで、説明責任を果たすことの方が先決でしょう。」と、ちょっと厳しいことを言っているんです。
このようなデジタルデバイドの業界団体って、結構多いみたいですね。
そんな点の改革も、特殊法人改革でやってもらいたいですね。

●1220 う〜ん・・・おかしくないかな Arata.A 101/12/02(Sun) 22:53:18削除
URL: http://www.akina.ne.jp/~arata/
笹山さん、こんにちわ
今度、e−inaka.infoの独自ドメイン 取りました
上記のドメインで、一流の田舎=E−田舎のサイト 構築していくつもりです。

狂牛病の件ですけど、
国会議員の方が、狂牛病の確率の少ない「和牛の霜降り牛肉」を食べて
和牛と乳牛の区別を わかりずらくして 狂牛病の危険性を 曖昧にしました。

今度は、汚染肉骨粉が イタリア・香港経由で輸入されていた事実隠しに向かっています
原因特定は、難しいですけど 平等に あらゆる方法で 事実解明してもらいたいと思います。
なんか、最近の政府の姿勢 道路公団もそうですけど 「闇」隠しすぎるとおもいませんか

●1219 多角的な検証が必要ですね。 笹山登生 101/12/02(Sun) 22:32:29 No.1216へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/virtualvillage.htm
吉田様。
ネット商店街の話、掲示板で盛り上がっていますね。
興味を持って拝見しています。
フリマでも、ネットで紹介される時代ですから、当然、商店街も、HP作戦に意欲を持つのでしょうね。
これと地域通貨を組み合わせると、面白いシステムができるかも知れませんね。
上記URLは、バーチャルビレッジのリンク集ですが、これの都市版を考えると面白いですね。
狂牛病問題は、ますます、混迷の度を極めつつありますね。
肉骨粉以外に、どんな原因があるかについても、追求するときです。

●1218 韓国にもいろいろなご意見があるようで 笹山登生 101/12/02(Sun) 22:20:21 No.1217へのコメント 削除
URL: http://japanese.joins.com/php/article.php?sv=jnews&src=opi&cont=opi0&aid=20011129223408100
松田さま、カールスルーエの冬の到来はいかがですか。
4−5日前に、ドイツの南部の方で、もう雪が降ったなんてお便りを下さった方もありますが、松田様の地方はいかがでしょうか。
そうですね。
韓国の日本語版サイトを見ると、今回の犬食問題については、韓国の新聞でもいろいろな意見があるようですね。
ヨーロッパでも日本でも、昔は犬を食っていたとか、今では、犬を食べる人は少数派だとか、他国の食文化にとやかく言われる必要はないとか、日本の親子どんぶりこそ、おかしいとか。
親子どんぶりの発想は、カニバリズムにつながると見られているのかもしれませんね。
私は、やはり、社会的な害がある場合を除いては、他国の食文化には、あまり口ださないという考えに賛成です。
今、私は、スローフードという考えに興味を持っています。
いわば、地域の食文化を尊重するという立場をですね。
これに対するファストフードが、食文化にいろいろなひずみをおこしているという考えです。

http://japanese.joins.com/php/article.php?sv=jnews&src=opi&cont=opi0&aid=20011122145023100

●1217 犬肉 松田雅央 101/12/02(Sun) 18:53:40削除
URL: http://www.tiara.cc/~germany/
こんにちは笹山さま。ドイツの松田です。
狂牛病の話題と直接関係はないけれど、ドイツの食肉文化に関する話題です。

先程ニュース番組を見ていたら、韓国・日本で開催されるサッカーのワールドカップにからみ、韓国での犬肉食について短いレポートがありました。
ニュースの論調は、はっきりと「犬食反対!」です。
レポートの内容は:
* 約6000件の店が犬肉の料理を出している。
* 韓国では犬肉は夏の暑さ除けにいいといわれている。
* 韓国では男性の精力増強に効果があるといわれている。
* 食肉用の犬は劣悪な環境で飼育されている。
* 不必要な苦痛を与える屠殺方法。
* 食肉用とは別に、愛玩用の犬も飼われていて、“犬の美容院”まである。
* ある市民の声:
「国際サッカー連盟は韓国の食文化に口を出すべきではない。」
などでした。

ドイツ人にとって、犬は“かわいくて、かわいくてしょうがないもの”。
犬食はけしからん!というのが、一般的な市民の感情です。

ドイツ人が犬食に反対するときは、主に2つの論点があります。
1) 劣悪な飼育環境と、非人間的(?)な屠殺方法。
2) 知能が高く、人間とコミュニケーションをとる“かわいい”犬を食べることへの嫌悪感。
私の意見としては、1の点は事実ならば改善されるべきだと思います。
2の点ですが、ドイツだって“飼育した家畜”を食べているわけですから、なぜ犬だけ別扱いしなければならないのか説得力に欠けます。
絶滅の危機に瀕している野生動物ではないわけですから。
こういう事情なので、知識階層の人は声高に犬食反対を叫ぶことはないようです。
ドイツでも、まだまだ劣悪な環境で家畜を飼育する農家がいます。

先日、70代の女性と話をしていて犬食の話題になりました。
犬食には賛成できないという彼女に、
「でもドイツでは飼育した牛やブタを食べるけど、それと犬は別なの?」
と聞いてみました。
「それは分っている。頭では分っても感情的には受け入れられないのよ。」
と言ってました。
犬食に対するドイツ人の感情を端的に表していると思います。

●1216 笹山さんのご指摘 吉田 つとむ(町田市議) 101/12/02(Sun) 16:47:35削除
URL: http://j-expert.com/
笹山さんがご指摘のように、
狂牛病の原因説として、当初の「輸入骨肉粉説」はどうなったのか、それらの製品や取扱業者の皆さんがどうなったかも、気になることです。
さらに、笹山さんがご指摘のように、まだ真の原因特定が出来ていませんが、今後の研究成果に注目したいと思います。

●1215 狂牛病原因として、代用乳説が濃厚となる 笹山登生 101/12/02(Sun) 06:36:08削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/00/20011202i301.htm
今朝の新聞は、上記URLのように、狂牛病原因代用乳説を唱えていますね。
当初から、代用乳説をとなえていた私としては、やや複雑な心境です。
ただ、原因が代用乳としても、その成分のうち、牛脂なのか、血漿なのか、あるいは、その他の成分なのか、これがわかりませんと、真の原因確定とはいきません。
また、当時国内発生のスクレイピー由来の成分ということになりますと、これまでの輸入肉骨粉説の根拠が一ぺんにふきとんでしまいます。
従来の説にとらわれない、多角的な検討が必要なときです。
なお、1213記載の「代用乳とBSEとの関係」のURLは、「リンク集−日本の狂牛病対策」にリンクしてありますので、ご利用ください。

●1214 (投稿者削除)
●1213 代用乳とBSEの関係についてのURL 笹山登生 101/12/01(Sat) 18:46:31削除
URL:
次のようなものがあります。山内一也先生のものを除いてはいずれも英文。

http://www.anex.med.tokushima-u.ac.jp/topics/zoonoses/zoonoses96-39.html
http://www.anex.med.tokushima-u.ac.jp/topics/zoonoses/zoonoses96-42.html
http://www.google.co.jp/search?q=cache:_rWZpZM6r3w:wwwsoc.nacsis.ac.jp/jsvs/prion/pf39.html+%E5%B1%B1%E5%86%85%E3%80%80%E3%80%80%E4%BB%A3%E7%94%A8%E4%B9%B3&hl=ja&ie=utf8
http://www.google.co.jp/search?q=cache:TCSJ0CRSieQ:wwwsoc.nacsis.ac.jp/jsvs/prion/pf42.html+%E5%B1%B1%E5%86%85%E3%80%80%E3%80%80%E4%BB%A3%E7%94%A8%E4%B9%B3&hl=ja&ie=utf8
http://mfg07.nikkei.co.jp/sp2/nt15/20010930eimi149030.html
いずれも山内一也先生の説

http://www.bseinquiry.gov.uk/report/volume12/chapte63.htm
代用乳のBSEにあたえた影響

http://www.thetimes.co.uk/article/0,,348-103210,00.html
クェニボロウの牛は代用乳で育てられた

http://www.praguepost.cz/news061301c.html
チェコの狂牛病第一号の原因は代用乳

http://ipn.intelihealth.com/IPN/ihtIPNS/WSIPN000/11182/11141/323274.html
チェコの狂牛病第一号の原因は代用乳

http://www.bsereview.org.uk/data/final/f_annex_e14.htm
牛脂使用完全禁止でないことが代用乳を通じBSEの原因へ

●1212 三頭のもう一つの共通点 笹山登生 101/12/01(Sat) 17:44:25削除
URL:
佐呂間町の  乳牛出生-1996/03/26
猿払村 の  乳牛出生-1996/04/04
宮城村 の  乳牛出生-1996/03/26
と、これも奇妙な一致

●1211 (投稿者削除)
●1210 (投稿者削除)
●1209 (投稿者削除)
●1208 群馬県勢多郡宮城村で、三頭目の狂牛病発見笹山登生 101/12/01(Sat) 09:37:06削除
URL: http://www.doitsumura.com/index2.html
1187で、二頭目が出た時点で、私は次のようなことを述べました。
「二頭目が出たということは、これから毎日の様に、続々狂牛病が発見されるという事態が、年末以降つづくであろうことを示しています。従って、おっしゃるような生産者対策を緊急にとることが、差し迫った課題となるでしょう。」
悪い予測があたりまして、今度は、群馬県勢多郡宮城村柏倉で、三頭目が出ました。
宮城村といえば、上記URLのように、リゾート牧場のある風光明媚なところです。
これからも、当分は、全国ベースで、どんどん発見されるでしょう。
ただでさえ、環境厳しい畜産地帯を、狂牛病が直撃するのは、見るに忍びない状況です。
一日も早い、原因究明と生産者対策が必要なときです。


●1207 (投稿者削除)
●1206 (投稿者削除)
●1205 宮沢賢治とソローとの関係 笹山登生 101/11/30(Fri) 20:43:30 No.1204へのコメント 削除
URL:
クラムボンさん。こんにちは。
そうですね。宮沢賢治がソローに影響され、羅須地人協会をつくったとか、いう類似性をとらえる方は多いですね。
いわば、シンプルライフの原型を、賢治はソローに求めたというのでしょうか。
私も直接原文にあたったことはないのですが、そのテーマを真正面に捉えたものとして、
次のものがあります。
「宮沢賢治研究―1―賢治とソロー(1)」 関口敬二「英米言語文化研究」(大阪府立大)No.47 87-98頁 3・31
大阪府立大学の図書館にお確かめいただければ、うまくいけば、コピーを送ってもらえるかもしれません。
また、花巻の宮沢賢治記念館に行けば、資料室があって、その点、相談に乗ってくれますよ。
愛読書に「森の生活」があったか、確か、賢治の愛読書一覧の資料が、賢治全集のどこかに出ていたはずですが。
私も、調べて、後でわかりましたらお知らせしたいと思います。
上記の関口さんの資料に、多分、そのことについてものっているはずです。

●1204 お伺いしたいことがあるのですが クラムボン 101/11/30(Fri) 10:30:21削除
URL: http://
はじめまして
宮沢賢治とソローについてこちらのホームページにありましたので
この場をおかりしてお伺いしたいことがあります。
宮沢賢治とソローについて前々から興味があって
少し本などを読んでいました。
ある本でソローの「森の生活」は賢治の愛読書であったと
書かれているのを目にしましたが
愛読書であったというその証拠となる文章などが
あるのか知りたいのですが
ご存知の方いらっしゃいませんか。
もしご存知の方いらっしゃいましたら
載っている文献など教えていただけませんか。
よろしくお願いいたします。

●1203 『持てるものと持たざるもの』は、ショッキングなレポートですね。 笹山登生 101/11/26(Mon) 17:35:45 No.1202へのコメント 削除
URL: http://
H-Iさん、ありがとうございました。
今日の日経新聞のトップは、日本中の工場が消えていく事態をとらえたものでした。
私の身近な地方経済を見ても、その事態は日々一刻とリアルに迫っている状況です。
もっとも、地方の首長さんたちが、その事態をどの程度深刻にとらえているかは、やや疑問のところもありますが。
とにかく深刻な状況です。
マーケットが伸びつつある状況で、そこに賃金がマーケットの伸張にやや列後して伸びていく状態であれば、工場は、マーケットの近くに立地するのが当然でしょう。
ですから、日本の空洞化の原因は、単に賃金格差の問題なのではなく、日本の国内マーケット規模が成熟化から沈滞化に移りつつあることも、原因として大いにあるのではないでしょうか。
そうなれば、負の再生産の結果として、工場が逃げていく−地域の賃金所得の総額が減衰していく−マーケットの規模がより衰退していく−さらに工場が逃げていく−−という構図になってしまうのでしょう。
この縮小均衡過程を打ち破るためには、この掲示板でもいくつかの提案があったような、ブレークスルーを図るためのビッグプッシュ政策が、生産・消費各面で必要となってくるのではないのでしょうか。
小泉構造改革が、それに資するものとは到底思えませんけれども。

●1202 お返事頂きまして感謝します H・I 101/11/25(Sun) 23:57:30 No.1191へのコメント 削除
URL: http://
そこで、
No1165
日本の産業空洞化を招いたのは、ーーーがお分かりだとして、次のファイルを出します。
仕事が無くなるーーーー21世紀は大失業時代か(グローバリゼーション)
NHKBSより
http://www2.ocn.ne.jp/~chikyuu/mekishiko.htm

No1164
コード社会の問題
次のファイルを出しますが、30年前からの資料になりますので3ページ分あります。

http://www2.ocn.ne.jp/~chikyuu/ciamaind.htm

危険な話(常識とは違う)なので、削除されても結構です。

●1201 代用乳という説が出ましたね。 笹山登生 101/11/24(Sat) 07:36:43削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/04/20011124ic01.htm
これは、当初から牛脂原因説をとなえてきたこのサイトとしては、やっぱりという感じですね。
ただ、代用乳のどの部分が原因かは、まだなぞです。
進展を見守りましょう。

●1200 不気味な予感 笹山登生 101/11/23(Fri) 21:59:46 No.1196へのコメント 削除
URL:
佐呂間町の  乳牛出生-1996/03/26
猿払村 の  乳牛出生-1996/04/04
士別市スクレイピー発生-1996/06/10
スクレイピーとBSEとの連鎖論があるとすれば、不気味な一致ですね。
しかも、士別市と佐呂間町・猿払村とは、ほぼ等距離にある。

●1199 スクレイピーとBSEの関係笹山登生 101/11/23(Fri) 21:24:24 No.1196へのコメント 削除
URL: http://www.nanbyou.or.jp/kennkyuu/k_12/13/13-13.html
上記URLの品川教授の意見や
http://group.lin.go.jp/grand_prix/1998/k50/40-98-1s.html
もご参考に。
なお1196で「肉骨粉」とあるのは、「輸入肉骨粉」の意味です。
日本におけるスクレイピー発生状況は、下記のURL参照。
http://www.iburi.pref.hokkaido.jp/ib-noumu/kaho/95.html

●1198 (投稿者削除)
●1197 (投稿者削除)
●1196 「原因究明は多岐にわたるべし」という考えです。 笹山登生 101/11/23(Fri) 19:36:07 No.1195へのコメント 削除
URL: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/prion/pf121.html
Akinaさん、どうも。
こうなれば、関係者がうそをついていない限り、必ずしも、肉骨粉のみが原因とは断定できない状況にあるのではないでしょうか。
上記URLの山内教授の文にもあるように、羊のスクレーピーとBSEとの関係は、これまでないとされてはいたものの、そうではないとする説も現れてきました。
北海道にはスクレーピーが過去に発生したということが事実なら、そのことを、農林水産省は、この際、はっきり明らかにしなければならないでしょうね。
当該羊を焼却していたにしても、見えない連鎖のピラミッドは築かれていたかも知れませんしね。
それと、疑うべきは、私のホームページでもかねてから指摘していたように、粉末牛脂添加飼料や牛脂配合のコンフリート・フィード(TMR)の原因の可能性についても探ってみるべきです。
もちろん、ホクレンさんのラインの交差についても原因追求はすべきですが、肉骨粉のみ原因として、こだわってしまうと、問題の本質を誤ると思います。
羊をかいしての日本型BSEが原因となったら、9月以来現在までとられた日本のBSE対策の多くが、パーとなってしまいかねませんね。

●1195 なんか 変ですね ・・・  Arata.A 101/11/23(Fri) 18:50:42削除
URL: http://www.akina.ne.jp/~arata/
笹山さん、いろいろ調べていただいてありがとうございます
今、ニュースでやっていたんですけど
北海道の、狂牛病の牛の餌 同じ工場で製造したものだったらしいですけど
メーカーは 肉骨粉は使っていないって言っているって やっていました
これって、日本の狂牛病は EUなどのと違うって事なのかな
本当に英国から汚染肉骨粉 輸入してないのかな なんか国民バカにしてません
バカの一つ覚えみたいに「安全」「安全」 信じろっていって・・・・ 

●1194 抗生物質耐性菌と牛肉の関係について 笹山登生 101/11/23(Fri) 01:03:04 No.1188へのコメント 削除
URL: http://www.oag-bvg.gc.ca/domino/reports.nsf/html/0025ce.html#0.2.MI3V39.I3SAEI.7RAY4G.73
Arataさんのご指摘の抗生物質耐性菌と牛肉の関係については、上記URLでも指摘されていますね。
まるで、病院の院内感染が食卓に及びつつあるという恐怖ですね。
URLでは、この事態に対応するためには、国内的には、HACCPの検査のやり方をこれに対応させる。国外的には、CODEX国際規格に加え、これについての各国間合意をする。などのことがかかれていますね。
もっともこれはカナダの資料ですが、皮肉にも狂牛病第二頭目発生前日の一昨昨日の日本の新聞には、「カナダの牛肉は安全です。」との新聞広告がのっていましたっけ。

●1193 吉田さん、御喧伝ありがとうございます。 笹山登生 101/11/22(Thu) 12:41:41 No.1189へのコメント 削除
URL:
第二号が東京でなくて、ひとまず安心といったところでしょうが、消費者サイドとしては、深刻な事態となりましたね。
暮れの食品関連業界は大打撃となるでしょう。
もっと農政は、消費者サイド、食品産業サイドに立った安全策と対策を講じなければ゛なりませんね。

●1192 ダウナー牛は、狂牛病か? 笹山登生 101/11/22(Thu) 12:37:46 No.1188へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/madcow.htm#9-1
上記URLでも、アメリカのダウナー牛は、狂犬牛病かについての疑義を呈していま巣の出、詳しくは、そちらを見てください。
日本においてもダウナー症候群を持った牛‐いわゆるへたり牛-がいるわけですから、その検査が必要になるでしょう。
そうなると、今まで以上に疑いの幅は広くなることになりますね。
この際、死亡牛を含めた悉皆的な検査をすることが、長い目で見て、狂犬牛病撲滅の近道になるのではないでしょうか。

●1191 牛に番号‐は、二つの段階で必要 笹山登生 101/11/22(Thu) 12:29:18 No.1190へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/madcow.htm#9-1
狂牛病の発生源を追求する「追跡性確保」(トレーサビリティ確保)には、牛の解体までの段階の追跡性確保と、その後の肉が食卓に上るまでの追跡性の確保との二段階がともに必要です。
現在、第一段階の追跡性については、農林水産省でも、全牛の総背番号制の前倒し実施の予算を組んでいますが、後者の、肉にその牛の由来を表示するまでには至っていないのが現実です。
上記のURLは、フランスにおける肉につけられたラベルの例ですが、この肉の牛のもとについてのあらゆる情報が、このラベルに表示されています。
その意味では、日本でも一部実施されているラベルでの情報とは、格段に多岐の情報が記されています。
日本も、実施は各県がするとしても、統一フォーマットのもとに、これに似たラベル表示が実現される必要があると思います。

●1190 牛に番号をーーー動物(人間)を管理するシステム H・I 101/11/22(Thu) 04:19:26削除
URL: http://
はじめまして
IDカード・電子マネー・インプラントチップ
人間を監視・管理するシステム作りが進んでますね。
最初に動物実験それが成功すれば、その次に人間

●1189 わたしも掲示板で言及、狂牛病発生! 吉田 つとむ(町田市議) 101/11/21(Wed) 23:15:23 No.1185へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
わたしも、自分の掲示板で言及、2頭目の狂牛病発生!
参考記事として、わたしのバックナンバー記事と、
笹山掲示板のアドレスを書いておきました。(事後承認)

●1188 米国産牛肉は、本当に 安全なんですかね Arata.A 101/11/21(Wed) 16:05:50削除
URL: http://www.akina.ne.jp/~arata/
笹山さん、この情報どう思いますか

「輸入牛は安全です!」を売りにしてるお店には
脅威な情報かもしれません。

日本と違って、抗生物質の肉畜への使用が、
飼い主の都合でどうとでもなる(規制が無い)米国産牛肉では、
今静かに抗生物質耐性菌の問題が持ちあがりつつあるそうです。
 
院内感染で一躍有名になった黄色ブドウ球菌に、
勝るとも劣らないサルモネラ菌属。これの耐性菌が牛の体内で増殖。
輸入牛の検査は残留抗生物質はやるけども、
この耐性菌については未検査らしいです。

今現在問題になってる菌自体は、毒性を持たないそうなんですが、
突然変異というのも無くはないでしょうし、
交配によって、、、というのもありそうです。
 
輸入牛は安全。
この言葉はひっくり返されるのも遠い先ではないかもしれません
外国からの、輸入素材の検査方法 そのものを 考える時期かも知れませんね

●1187 緊急生産者対策が必要 笹山登生 101/11/21(Wed) 15:51:12削除
URL: http://www.maff.go.jp/soshiki/keizai/kokusai/kikaku/2001/20010216eu45d.htm
Arataさん、新しいホームページができたようで、おめでとうございます。
二頭目が出たということは、これから毎日の様に、続々狂牛病が発見されるという事態が、年末以降つづくであろうことを示しています。
従って、おっしゃるような生産者対策を緊急にとることが、差し迫った課題となるでしょう。
私の狂牛病リンクや上記URLにあるように、EUでは、狂牛病買い上げ制度(Purchase for Destruction)が施行されつつありますが、それに似た買い上げ制度の早急な創設が必要になると思います。それにしても、原因がわからないというのは、不思議ですね。
どっかで嘘をいっているかいないかの厳しい検証が必要でしようし、また、あるいは、代用乳への牛脂の使用のほうも疑ってみる必要があるのではないですかね。

●1186 ショックは、何もできない 生育農家ですよね Arata.A 101/11/21(Wed) 14:39:01削除
URL: http://www.akina.ne.jp/~arata/
笹山さん、こんにちわ
また北海道で出てしまいましたよね
しかも、肉骨粉は使ってないと 農家は言っている  
でも、また 多分同じ所から餌を買っていて ホルスですよね

政府の農家いじめ 情報隠し いつまで続くんですかね
思い切って 踏み込んで欲しいですね


●1185 二頭とも北海道での飼育歴があったことにショックの模様 笹山登生 101/11/21(Wed) 12:22:09削除
URL: http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j
二頭目の狂牛病が見つかったことで、上記地元紙「北海道新聞」は、二頭とも、北海道で飼育歴があったことにショックを受けている模様です。
ちなみに、一頭目は、常呂郡佐呂間町、今回は最北端の村、宗谷郡猿払(さるふつ)村。
郡は違うとはいえ、距離的に近いのが気になるところ。

●1184 (投稿者削除)
●1183 秋田の救命救急士がおこなった気管内挿管は、悪いことではない。 笹山登生 101/11/21(Wed) 08:10:41削除
URL: http://plaza.umin.ac.jp/~GHDNet/01/l1-3801.htm#02
どうして、報道地方支局は、問題を矮小化して伝えてしまうのであろう。
上記URLで、この問題の国際的な背景を御理解いただければ有り難いが、この問題は、大きくいえば、病院前のケアとして、何が可能かという、国際的な課題に繋がっているのである。
1992年、AHA(America Heart Association)のガイドラインが合意されて以来、世界標準制定の気運が高まり、1997年、心肺蘇生法にかんするILCOR勧告がなされ、2000年8月新しいAHAガイドラインである「AHA-G2000」が制定された。
これが、今後、実質的な心肺蘇生法の世界標準になるものとおもわれ、日本に於いても、これに日本的な独自の修正がなされるにしても、ほぼ、これに準拠したガイドラインが制定されるものと思われる。
その前夜における、今回の槍玉にあげられている秋田市の病院は、早くから愛媛大学医学部などと協力し、いわば、患者と病院を繋ぐ「救命の鎖」としてのあり方を模索してきた。
http://www.oita-med.ac.jp/mincs/ghdnet/highgrade/hatanaka/hatanaka12.htm ニよれば、病院に運び込まれる前の措置として、気管内挿管を行った場合の生存率は26%、バックマウスを行った場合の生存率30%とのことであり、何もしなかった場合よりは、かなりの命を防げるとのデ-タもある。
「私達は何もできない。」となげく救命救急士のテリトリーを、AHA-G2000という世界標準の採用によって、広げることが、患者のニーズにそった救命のあり方だろう。
あえていえば、秋田のジャーナリズムは、この問題を、上記のような広い視点からとらえることによって、この問題にひそむ国際的課題に迫った情報発信を中央に向かって発信し得たはずだ。
ひとりでも命を救おうと善意で気管内挿管を試みた秋田の救命救急士の心意気を、むしろ、ジャーナリズムはたたえるべきだったのではないのか。

●1182 総理。内閣政策決定一元化より、総総分離を言い出す方が先では? 笹山登生 101/11/20(Tue) 10:11:37削除
URL:
内閣提出法案(閣法)の審議を与党野党時期を同じにし、内閣で政策決定をするという案を、小泉総理は考えておられるようだ。
それはそれでいいが、総理と総裁とをかねる小泉さんの頭が一つなのでは、意味をなさない。
これを言い出すならば、その前に、総総分離が前提になければならない。

●1181 知事自ら矢面に立たされる住民投票の投票率に置き換えてみると。笹山登生 101/11/19(Mon) 16:48:46削除
URL: http://www.pref.akita.jp/koho/tijie1112.htm
ある県の知事さんが、県議補選について、記者会見で、「そんなに定数は必要ないのではないのかという有権者の気持ちが、低投票率につながった。」との趣旨のコメントを出した。
これを、知事自らが矢面に立たされる住民投票の低投票率に置き換えてみると、どのような見解になるのだろう。
吉野川可動堰の住民投票では、「50%条項」。投票率が50%に達しなければ開票もせず投票用紙も焼却してしまうというこの条項は、投票率55パーセントで、無意味のものとなった。
静岡空港建設をめぐっての住民投票について、当初石川知事さんは、いかに低投票率であっても、住民投票の結果は尊重するとのコメントを出していたが、その後、低投票率制限知事付帯意見つきとなり、9月21日に住民投票条例案は否決された。
冒頭の県議補選の低投票率にコメントした知事さんがいわんとすることを住民投票に当てはめていえば、「ある問題を住民投票の対象とすること自体が間違っていたという意識が有権者にあったから、低投票率になってしまった。」と、実質いっているに等しいことになってしまう。
為政者たるもの、あらゆる言動を、自らの立場に置き換え、しなければならないということか。
私自身も教訓とすべきケースである。
故松村謙三先生が「一輪咲いても花は花」といわれたような、小粋なコメントは出来なかったものかね。



●1180 (投稿者削除)
●1179 (投稿者削除)
●1178 ドイツのカミンさんのクラインガルテン笹山登生 101/11/18(Sun) 15:38:07削除
URL: http://www.peterkamin.de/Kleingarten/garten.htm
私のホームページの田園リンクでリンクさせていただいているドイツのカミンさんから、今日、カミンさんの庭の近況を写真で知らせるメールが届きました。
上記のURLです。
ガルテン・フェストなるものを開いて、ご馳走が出ているみたいですね。
サイトの下の方に、私のリンクも張っていただいているようです。

●1177 (投稿者削除)
●1176 日本は、アインツィヒのデフレ四段階説の三段階目に突入した模様 笹山登生 101/11/18(Sun) 12:52:16削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001jul08.htm
上記URLでも紹介したアインツィヒの名著「ワールドファイナンス1914-1935」がいうデフレの4段階説は、第一段階-従来の政策発動の効果なく、状況悪化。第二段階-従来の政策の否定、構造改革の提唱、強力なデフレ策の実施。第三段階-デフレのスパイラル現象発生、企業・金融機関の整理進捗、倒産・失業の大量発生、構造改革批判の台頭。為替変動(円急落)発生、資本流出激化。第4段階-中央銀行出動。流動性確保。のちリフレへ反転。
小泉改革は、忠実にこの第三段階目に、いまや突入した模様。
ただ、国民の批判の刃は、まだ構造改革に向いていない。これも時間の問題か。
この批判の刃の転換が、小泉さんの正念場。
私のスタンスは、従来パターンの改革路線は、変更すべきとのかねてからの主張。
野党は、いまだ改革の呪縛から逃れえていない状況。

●1175 ソフトウェアを人間の判読可能の状態にすることは、フェア・ユースである。との判決 笹山登生 101/11/18(Sun) 12:01:14 No.1175へのコメント 削除
URL: http://www.softic.or.jp/YWG/reports/dsc_v_pu.htm#low2
ソフトウェアを人間の判読可能な状態にすることをリヴァース・エンジニアリングといいますが、この行為は、公益のために許される行為だとしたのが、1174でのべた、「例の任天堂ソフト問題」というやつです。
となると、ホームページのコンテンツのソース丸見えの状態にし、結果IPアドレスが丸見えになることも、リヴァース・エンジニアリングの一変形ということになるのかなぁ。

●1174 日本の著作権法にもフェア・ユースの概念が必要との考えです。 笹山登生 101/11/18(Sun) 07:28:38 No.1173へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/action/cpyrght.htm
とかく、日本では、例の任天堂ソフト問題など、フェア・ユースが逃げ口に使われたという経験から、被害者意識が強いのですが、私は、上記URLでも述べているように、生い立ちが違う日本の著作権法にも、このような考えたは、特に障害者のための著作権法を考える際、もっと取り入れるべきだという考え方を持っています。
もっとも、でじたるの著作権に関心を持っても、一向浮かばれないのが、土建国家日本の政治家の宿命なのですが。
そろそろ、時代は、違ってきているかもしれませんがね。
今後とも、ゴマメさん、この件に関しても、よろしくご指導をお願いします。

●1173 フェア・ユース ゴマメ 101/11/18(Sun) 04:08:14 No.1172へのコメント 削除
URL: http://www1.masterweb.ne.jp/users/annext/
忘れていた大事な単語に気が付きました、笹山さん、感謝です。
この「フェア・ユース」という概念は重要なんですよね、もっと勉強しなくちゃ(^_^;)
ご指摘のように、困ったWebページまで収録されちゃうと困りますね。
作者としては消したくて改訂してしまったものが残っているのは、どうも弱ったな、という気持ちにもなります。

●1172 おやおや、ゴマメさんも100億ページの仲間でしたか。 笹山登生 101/11/17(Sat) 21:29:34削除
URL: http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2001/1029/wayback.htm
1996年以来のホームページ100億ページの結晶だそうですね。(上記URL参照)
ほんとに勝手に収集するな。公開するな。って感じですけれども、その反面、こんなつたない私のページでも、100億ページの中に入っているという、妙な感動もありますよね。
その意味では、この収集を決意されたかたは、先見の明があった。
問題は、著作権法違反で載せたページが、二次情報として復活してしまうことです。
ためしに、この前問題になった、NHKの狂牛病特集の復活ビデオのリンク先あたってみましたが、乗っていないようですね。
LycosやAltavista等で拾われていないと無理なみたいですね。
もっとも、著作権の解釈でも、Web図書館という公器に寄与するという意味で、フェア・ユースの範疇に入ってしまわなくないではありませんが。
とにかく、いろいろな意味で、ショッキングなWebの登場でした。

●1171 >Waybackの威力 ゴマメ 101/11/17(Sat) 19:12:58 No.1170へのコメント 削除
URL: http://www1.masterweb.ne.jp/users/annext/
笹山登生さん、こんにちは
いや、私もこれを見た時にびっくりしました。非常に大きな問題を含んでいますね。
googleのキャッシュシステムも問題を感じていたのですが、今度はそれを上まわる事になったですね。

国会で文化庁著作権担当官の意見を尋ねるべき国際的な問題なると感じています。
試してはいませんが、旧省庁時代の各ホームページは取り込まれたかどうか?
とにかく著作物がどんどん取り込まれるのです、国立国会図書館の納本制度と似たようなものが、世界規模で。

素晴らしい情報資産の保存という意味では、誰かがどこかでやるべきことではあります。しかし勝手にやるなよ!って気持ち。
私自身は、昔の拙いページが見えることに恥ずかしく、だからこそ研鑽を積まねばならない、と改めて思ってはいますが。

●1170 Waybackの威力 笹山登生 101/11/17(Sat) 12:32:26削除
URL: http://web.archive.org/web/*/http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi
私の掲示板の過去ログまで出てきちゃいますね。
これこのとおり。

●1169 やっぱり出てきました。 笹山登生 101/11/17(Sat) 10:47:31 No.1168へのコメント 削除
URL: http://web.archive.org/web/*/http://ourworld.cs.com/_ht_a/j1braakman/june/tokyo.htm
某出版社さんが、「官憲の圧力で消された。」とさわいでいたフランスの記者が最初に日本のBSEレベル3問題を世界に発信したURLも、URLのように、Waybackでは消されないで残っていました。
これまではGoogleCashに頼っていましたが、これも、次のクローリングが来ると置き換わってしまい不便でしたが、今度はだいじょうぶのようですね。



●1168 Wayback Machine へリンク笹山登生 101/11/17(Sat) 10:22:05削除
URL: http://www.archive.org/index.html
WebSiteの図書館としていま話題のWayback Machine のニュース版に私のトップベージもリンクしましたが、ずいぶん重いページですね。
光ケーブル地帯でないと、使い物にならないかも。
ブロードバンド前提でのサイトが多くなると、通信回線の違いの差が、歴然としてきてしまいますね。
でも、サイトとしては、まさに何でもありの世界のようです。
お試しを。
Wayback Machine 本体へのアクセスは、上記URLへどうぞ。
ちなみに、ここに、私のURLを入力しますと、私のサイトのWeb開設以来の更新歴が、年月ごとに出てきてしまいます。
例の狂牛病問題で、問題サイトが故意に消されたと文句をいっていたどなたか、お試しになったら、出てくるかもしれませんよ。
ネットの世界も、「綸言汗の如し」。知らなかったと、これまでのように口をぬぐうことは出来なくなってまいりました。
ああ、おそろしや。

●1167 (投稿者削除)
●1166 訂正「水のシナリオ」ではなく「氷のシナリオ」でした。 笹山登生 101/11/16(Fri) 22:16:04 No.1165へのコメント 削除
URL:
>>小泉改革も、既存の利得をあぶり出し、締め付ける「水のシナリオ」から、上記のような、新たなパラダイムの構築によって、知らず知らずのうちに経済構造の再編と換骨脱体が可能となる、大人の「火のシナリオ」へと転換されたら良いのに、と思う。>>
のなかの「水のシナリオ」は、「氷のシナリオ」の間違いでした。訂正します。

●1165 既存のパラダイムの経済政策論争でなく 笹山登生 101/11/16(Fri) 10:40:31削除
URL:
内橋克人さんが、「浪費なき成長」という観点を打ち出されていますよね。
新書本も同名であります。
その内橋さんが、「テロ後の世界経済」について、「テロによって世界の構造があぶり出された。」といわれている。
世界の市場一元主義の矛盾が臨界点にたっしようとする寸前にテロがぼっ発したということでしょう。
その意味では、9月10日以後の世界経済は、新たなパラダイムの元での出発点に立たされているということなのでしょう。
新たな世界経済の出発とは、経済を構成する、消費-投資などの中身を新たなパラダイムのもとに、再編成・再構築するということなのでしょう。
消費-投資でいえば、「浪費なき成長」という言葉の様に、循環型経済社会の元での、高質化した消費−投資として、何を模索するかということでしょう。
公共事業にしても、すでに早くから私のホームページで提言しているように、高質化したインフラのあり方を考えなければならないし、高質化した消費ということであれば、消費者と生産者とが一体化したプロシューマーとしてのあり方を模索する必要が有るでしょう。
ですから、これからの経済政策は、単なる既存の項目の差し引き計算の遊びでは出てこない、新たなパラダイムの元での、予想もしなかった需要・供給の出現のための政策パラダイムの構築ということになるのでしよう。
先日、朝日新聞の「私の視点」欄で、早稲田大学アジア太平洋研究センター教授の小林英夫さんが「アジアから日本に生産基地を取り戻すにはどうしたら良いか。」について書かれた一文には、示唆されるが多かった。
小林さんのいわれるに、日本の産業空洞化を招いたのは、ほかならぬ、中国などに産業基地を求めた日本の企業行動の結果だというのである。
「盗人を捕らえてみればわが子なり」というわけである。
畢竟、日本の産業空洞化を招いたのは、お門違いの日本の産業インセンティブの的はずれぶりだったということになる。
小泉改革も、既存の利得をあぶり出し、締め付ける「水のシナリオ」から、上記のような、新たなパラダイムの構築によって、知らず知らずのうちに経済構造の再編と換骨脱体が可能となる、大人の「火のシナリオ」へと転換されたら良いのに、と思う。

●1164 コード社会の問題 笹山登生 101/11/16(Fri) 08:20:16削除
URL: http://www.asahi.com/tech/feature/K2001102601257.html
この掲示板にも、御登場いただいているゴマメさんが、他の掲示板で、上記URLのような、レッシグ教授の興味深い対談を紹介しているので、この掲示板にも引用したい。
教授によれば、本来は、匿名の気楽なネットの社会が、コード化技術が進んだ結果、非常にすみづらい社会になりつつあると指摘しているのが興味深い。
例えば、免許証がICカード化された場合、本人確認のための気軽な免許証の提出が、それに付帯する諸々の情報のディスクロージャーをも、付帯的になされてしまうということへの警告である。
例えは悪いが、本人確認の為に、知らずのうちに、パンツまでをも実質脱いでしまうはめになるというわけである
今回、この掲示板でもゴマめさんが問題提起された、「知らずの内にIPアドレスが公開されてしまっている。」ということも、その一例となるだろう。

●1163 きくがわ考房さんへ! 影絵 101/11/16(Fri) 04:59:22 No.1159へのコメント 削除
URL: http://
レスを有難う御座いました。
言葉足らずの横レスに 丁寧なお答えを頂きまして恐縮です。

 
> これが意味する所がよくわからないのですが、私なりの考えでは、
> この提示された原因結果と言うものは、経済がゼロから出し
> たと仮定した時の理論ではないかと思うのですが。

> その人なりの理解し易いもので説明しても良いのではないかと考えます。

物価と収入の上下でインフレ・デフレを想定されていましたので、
少し違うかなと思ったのですが 議論が噛み合っていれば枝葉の部分でしょうから 本当の横レスに成ってしまいました。
相済みません。

> しかし、これは全く経済学に無知な私のトンチンカンなお答えかもしれませんね。

いえいえ 私の方こそ「今の状況を変えて呉れそうな人は居ないものか」 と 思い放浪(Net上)の合間に聞きかじりでドジばかり遣ってます。


> それから、この提案は至極単純な話しだと思っています。頭を
> 悩ますほどの問題は含んでないと楽天的(ほとんど極楽トンボ
> 状態です)に考えています。

はい No,1126の内容は私も基本的には賛成です。
財政負担は現状 国債・詰まり借金に成るのですが 国内で完了する物ですし 唯 為替レートに如何影響するのかが 判然としませんが。
将来負担を嫌われる論調も多いようですが 此の侭 財政再建に走り スタグフレーションとして将来世代に引き継ぐか 借金の形で引き継ぐかの違いでしか有りません。
我々世代が現状に陥らせた事からは もう逃れ様が無いのですから 誰が彼がと言って見ても戻りませんし。
基準通貨が ドル で有る現状は変えようも無いですし 円安に持ち込む方策が欲しいですね。

> ついでに、「必要な政策」の前提条件とはこうあるべきものだ
> という私なりの雑な考えを申し上げれば、


> @、その政策が世の条理に反していないこと。
> A、その政策が大多数の人々の利益に叶うこと。または、大多
>   数の人々が寛容できること。
> B、その政策により、損害を蒙る人々が少ないこと。
> C、その損害を蒙る人々に決定的な損害をもたらすなら、それ
>   を政策当局がカバーできること。
> D、その政策による(決定的な)後遺症が残らないこと。

ご教示有難う御座います。 スッキリ纏めて有りますね 解りやすくて 先の提案はこの5項目に則る物だと思います。



●1162 不毛な論争は止めて下さい キミヒ 101/11/16(Fri) 00:06:55 No.1159へのコメント 削除
URL:
 きくがわ考房さんへ

>>>>>>一番の問題はゆとりのない者が多数出てきた
ことです。<<<<<<

 その通りです。
 しかし、そのことを前面に出して、多数に通用する政策論議
はできないでしょう?
 
 一方で日本の生活保護世帯の生活は世界的視野で劣悪
でしょうか?
 古典的エンゲル係数でみてそんなに危機的状況でしょ
うか?
 貴方の収集雇用で失業者全体が吸収されるのですか?
その一方で貴方は、他者の意見には失業者全体が吸収を
求めています。

 この国で真にゆとりのある生活とは、一説では標準世帯
で年収2000万円だそうです。

 不毛な論争は止めて下さい
 

●1161 RE中小企業こそ日本の基盤 キミヒ 101/11/15(Thu) 23:52:50 No.1150へのコメント 削除
URL:
ゴマメさんへ

 私の意見は#1132に対する反論が前提です。

----キミヒさんのおっしゃる企業は大企業の
事ですね。------

 というか、5人以上位を常時雇用する立場
ならネット接続費は人件費との比較でぶっ飛ぶ
と思いますよ。これが大企業でしょうか?


ーーーーーでも地方の中小企業を考えたら、IT導入
にネックは人材と回線コスト、品質。----

 その企業が32K環境を使いこなす人材に溢れて
いる前提なら、専用線等を引いてITを有効活用する
と思います。
 地方大学の立派なサ−バ−が証左です。
 消費者に近い個人企業でゴマメさんの言う通りで
しょう。でも、都内でも個人は集合住宅居住で地方
と変わらない場合も多いですよ。集合住宅も精々ADSL
のみです。過疎地同様、無線ネット待ちです。

 レスになっていなかったらお詫びします。

●1160 (投稿者削除)
●1159 影絵さんへのレス きくがわ考房 101/11/15(Thu) 11:17:54 No.1157へのコメント 削除
URL: http://homepage1.nifty.com/kikugawa_koubo/
>デフレの状況設定が 少し違って居るように思います。
>供給100 消費100 から出発して頂かないと 混乱するのではないかと思います。
>供給=原因 物価=結果 ですし 収入=原因 消費=結果 だと

これが意味する所がよくわからないのですが、私なりの考えでは、
この提示された原因結果と言うものは、経済がゼロから出発したと仮定した時の理論ではないかと思うのですが。
現在は、これらの原因も結果も既に存在するわけです。
ですから、現在の状況は(示され言葉を使わせて頂くと)
消費と言う結果が物価と言う結果をもたらし、
物価と言う結果が供給と言う結果をもたらす。
そして、供給と言う結果が(それにかかわりあう人々の)収入と言う結果をもたらしている。
このようなループが既に存在するわけですから、このレープを切りはなして説明出来ないように思います。それぞれの意見の違いは、このループの中のどの要因に光りを中てるかの違いだけではないでしょうか。
とすれば、このループのどれを前提条件にするかをこだわる必要はないと思いますが。その人なりの理解し易いもので説明しても良いのではないかと考えます。
しかし、これは全く経済学に無知な私のトンチンカンなお答えかもしれませんね。

>収入が全て消費に廻るとは限りません 貯蓄や投資にも廻りますので  

それはそうでしょうと言いたいところですが、こう決めつけられますとゆとりのある人とゆとりのない人を同時に論じなければならなくなります。今、一番の問題はゆとりのない者が多数出てきたことです。この一文を前提条件にいれてしまうと、論旨が混乱して私の能力では無理ですね。

>余りレスが付かなかったとの事ですが この件は考慮しなければならない範囲が
>非常に広範に渡り 複雑過ぎる所為では無いでしょうか。

私が先に申し上げておりますように、やはりマスコミで取上げているキーワードを含まないものには、応答すべき言葉のサンプルがないので、反応出来ないのではないかと解釈しております。
それから、この提案は至極単純な話しだと思っています。頭を悩ますほどの問題は含んでないと楽天的(ほとんど極楽トンボ状態です)に考えています。

ついでに、「必要な政策」の前提条件とはこうあるべきものだという私なりの雑な考えを申し上げれば、

@、その政策が世の条理に反していないこと。
A、その政策が大多数の人々の利益に叶うこと。または、大多数の人々が寛容できること。
B、その政策により、損害を蒙る人々が少ないこと。
C、その損害を蒙る人々に決定的な損害をもたらすなら、それを政策当局がカバーできること。
D、その政策による(決定的な)後遺症が残らないこと。

これでお答えになりましたでしょうか。もしならなければ、読み捨てて頂ければ幸いです。

●1158 経済は素人に限る キミヒ 101/11/15(Thu) 11:14:50削除
URL:
 素人からみれば、物価下落で税込み価格が下がれば、
実質的な消費税減税。
 消費税減税下でも物価上昇で税込み価格が上がれば
実質的な消費税増税効果では?

 インフレもデフレも所得ではなく貨幣価値の問題で、
収入と消費を論じるのは無理がある。
 収入が減ってデフレ日本をインフレ云々という論理が
あるが、収入が減っていない年金生活者の消費が増加し
ているだろうか?

 消費税が10%となっても、国が信頼される福祉・医療・
年金制度を構築すれば消費はむしろ活性化されると思われ
る。素人はむしろ税の使われ方を問題にしている。

 右肩上がりの経済成長時代でもないのに夢のようなバラ
マキを論じるのは素人には理解不能である。
 日本全体を所謂、新潟県や島根県にできる筈もない。

●1157 (投稿者削除)
●1156 「経済は素人に限る」名文句ですね。 笹山登生 101/11/14(Wed) 17:54:07 No.1152へのコメント 削除
URL: http://www.morganstanley.co.jp/im/institutional/research/pdf/010403_Biggs.pdf
きくがわさん。いえいえ、決して不快感なぞ言うものは、これっぽっちも持っていませんので、そんなことイワンといてください。
それよりも、この「経済は素人に限る。」という言葉は、真実なのではないでしょうか。
これまでの経済学者は、竹中さんを含めて、自らの論理を実態経済でまっとうできずに、葬り去られようとしています。
スタグフレーションへの懸念というものがあるとすれば、これは、不況になれば物価が下がるという教科書どおりに実態経済が動かないことを示すものです。
まさに、きくがわさんのいわれる
>>ある時点の物価を100として、収入を100とした時、物価が98になり、収入が100以上であれば、デフレであると言えるでしょう。しかし、物価が98になったが収入が90になったとすればインフレと考えるのは当然ではないでしょうか。>>
という始末の悪い状態が起これば、正統と称する経済政策は、すべて通用しなくなるでしょう。
そのようなときに、きくがわさんが提案されているような「ブレークスルー経済政策」なるものが必要になってくるのだと思います。
これが、上記URLにあるような、「氷のシナリオ」から「火のシナリオ」への転換というわけです。


●1155 1152の笹山さんのレスに対する、言い訳とお詫びきくがわ考房 101/11/14(Wed) 15:50:54 No.1152へのコメント 削除
URL: http://homepage1.nifty.com/kikugawa_koubo/
誤解されているような気がしますので、いい訳致します。

○キミヒさんのレスに対して

 私もいくつかの掲示板でいろいろなテーマに対して、論争した経験がありますが、テーマそのもの以外を問題にする議論はすべて単なる論争の勝ち負けを争うだけとなってしまいます。ですからそのような指摘のある議論は忌避するのが懸命なことだと考えております。
 
 こう考えておりますが、それが不快な様ですから、1141に対する反論は以下の通りです。

> 消費税2%減税で、どれだけ消費が増加するのでしょうか?

これは最初に申し上げてあると思いますが、「シンクタンク」にお任せすると。素人である私が推量しても中てにはならないでしょうから。しかし、3%から5%へ変った時、掛け込み需要が発生したのは確かなことですから、逆の時には需要が発生しないと決めつけられるでしょうか。

> 現在の大不況は需要不足です。

それを十二分に承知していますから、このような提案をしているのです。この提案は雇用確保と需要喚起の一石二鳥を狙ったものです。(あくまでも一時凌ぎの時間稼ぎであることは、既に申し上げた通りです)

> 貴方が言っているのは可処分所得の減少でしょう?

その通りです。

> 消費税ゼロでも改善できません。

この決め付けは納得出来ません。それでは財源難の今、5%の税率を7%にしても、需要は変らないでしょうか。多いに減ると思います。上述したように増税時の逆をお考えいただきたいと思います。

> それと、自分で勝手に経済用語に意味付けする態度は議論する上で大きな疑問です。

これが私の論争意欲を削ぐものなのです。
わずらわしいのですが、
一応、デフレかインフレかについてお答え致しますと。ある時点の物価を100として、収入を100とした時、物価が98になり、収入が100以上であれば、デフレであると言えるでしょう。しかし、物価が98になったが収入が90になったとすればインフレと考えるのは当然ではないでしょうか。私が自分勝手に経済用語に意味付けしているでしょうか。それともインフレかデフレかを購買者の感覚で決めるのはけしからんと言うことでしょうか。
また、統計上では収入の目減りが顕著になっていないかも知れませんが、それは少数者の(大幅)収入増と多数者の収入減がそのような統計をはじき出しているものと考えております。

> 歳入より30兆も多い予算を毎年組む事に賛成するのですね?

そのようなことに賛成するとは一言も言っておりません。しかし、今の時点で収支のバランスとればどのような事態が起こるか、恐ろしいことの一言に尽きると思います。なりふりかまわず収支を合わせることにどんな「利」が見出せるのでしょうか。もし、そこに「国民的な利益」が生まれると考えておられるなら、その方策こそ発表なさるべきでしょう。(収支バランスをとって、自殺者もホームレスも解消できるような、政策があるなら是非伺いたい)

> で、雇用・福祉・医療・年金に今より多くの資源を配分する
> 方が良いバラマキ行政ではないでしょうか?

バラマキに付いては、私の言っていることと同じではないでしょうか。「国民の大多数が納得できるバラマキ」とは「雇用・福祉・医療・年金」などを含むのではないでしょうか。私の提案は数十兆の歳出を求めるものではありません。この提案の中では、そのほとんどが雇用経費となるわけです。その雇用規模によりこの事業の歳出額が決まると言って過言ではないでしょう。この事業の雇用はキミヒさんの言われている本筋の政策に含まれませんか。永久就職でない雇用はすべて無意味でしょうか。

> 今まで通りの公共事業で、福祉大幅切り下げでは将来不安で
> 需要喚起は難しいでしょう?

私の提案のどこが今まで通りの公共事業なのでしょうか。もし、同じところを無理に見つけるとすれば「公共事業」と言う、言葉以外には見出せないのですが。政府がかき集めた税金の一部はいつの時代もなんらかの「公共事業」に費やしておりますが、一切の「公共事業」を止めろとでも仰るのでしょうか。
公共事業をすべて切り捨てて、キミヒさんの言われる本筋の政策の中ですべての失業者の「雇用」を確保することが可能であるなら、それをより具体的に発表なさるべきでしょう(私の提案などは無視されて)。公共事業は直接の従事者だけではなく、そこで使用するモノを造りだす人達も食わせております。とすればそれらの者達も失業するのではないでしょうか。なんの受け皿も考えずに公共事業切り捨て論に組することは私には出来ません。現在は輸出がすべてを解決してくれるような時代ではないのですから。

○笹山さんのレスにたいして

>きくがわさんがほかの政治家の掲示板に同様の文書を投稿されても、私の掲示板以外では、議論が進んでいないのは、残念ですね。
>ですから、キミヒさんの厳しい反論も、いい機会だと思ってください。

これは笹山さんの不快感の表明であると思いまして、上記の一文を掲げました。

それから、この提案と同様なものを、一般の掲示板のいくつかに投稿(数ヶ月前)しております。そこでも二三のレスしかつきませんでした。マスコミで囃さない話題はそのようなものであると承知しております。
ついでに申し上げれば、それらのレスで反対を示す者は「公共事業である」と言う所に集約されます。また、賛同者の中には「経済は素人に限る」と仰った方もございました。また、同様の趣旨は週間エコノミスト紙(毎日新聞発行98/11/17号)に掲載されました。ですからこの提案が全く評価に値しないとは考えておりません。(この大不況時にあって)これが政治家の掲示板に投稿した理由です。

私の投稿が笹山さんに不快感をもたらしたことをお詫び申し上げます。また、不快感を持たれてすべての皆様にも、未熟で愚鈍な私の所業をお詫び申し上げます。お許し下さい。
 

●1154 >掲示板をかえた人もいたようで ゴマメ 101/11/14(Wed) 05:12:54 No.1153へのコメント 削除
URL: http://www1.masterweb.ne.jp/users/annext/
笹山さん、どうもです。
私が見たのは「開け電網政治の時代 」さんに掲載されていたサイトだけなんで、
政治家さんのBBSって実は今回初めてなので(^_^;)

13日夕方からの総務委員会のネット中継は見られなかったのですが、
BBSを設置されておられる政治家さん達が、おれんとこはどうかな?と
Webマスターさんと相談してくれるなら、余計なお節介は要らないんですけどね。

しかし、teacupさんの所はレンタルBBSで利用者も多いから、大変ですね。
おそらくサーバー毎に同じCGIプログラムを共用しているのだと思いますから、
マスターさえ修正すれば済むとは思いますけど。

IPアドレスが分かってしまう事が、現時点で違法かOKなのか、
6か月先なんて言わずに、今すぐにでもきちんとしたその筋の見解を
マスコミも報じるべきだと思うのですが。

●1153 ゴマメさんの指摘で、掲示板をかえた人もいたようで。 笹山登生 101/11/13(Tue) 18:03:54削除
URL:
すごい威力でしたね。
2ch用語で「漏れ」というのがあるようですが、IPアドレスの漏れの指摘が政界を揺るがしたといては大げさかな。
おせっかいでしたが、Tea Cupさんにも、私の方からメールやっときましたよ。

●1152 きくがわさんへ 笹山登生 101/11/13(Tue) 17:46:45 No.1148へのコメント 削除
URL:
>>提案に対して議論が為されるのは当然であり、反論も歓迎する所です。>>
きくがわさんがほかの政治家の掲示板に同様の文書を投稿されても、私の掲示板以外では、議論が進んでいないのは、残念ですね。
ですから、キミヒさんの厳しい反論も、いい機会だと思ってください。



●1151 ブレークスルーが必要なことは同感です。 笹山登生 101/11/13(Tue) 17:32:58 No.1149へのコメント 削除
URL:
昔、後進地域開発論に、アンバランスド・グロース論とか、ビッグプッシュ論とかいうものがありました。
三すくみ・四すくみの今の日本経済にも、そのようなブレークスルーを切り開くシステムが必要なのでしょう。
きくがわさんの、今回のご提案は、消費サイドのブレークスルーです。
改革は、いくつかのすくみを生じさせます。
総理がいくら、ひるまず、すくまずといっても、各論の改革はすくみを伴うものであると思います。
今にも。寝たきりになんなんとしている日本経済を立ち上げさせるビッグプッシュの仕掛けは、きくがわさんのご提言をはじめ、いろいろな角度から検討されてしかるべきですね。


●1150 中小企業こそ日本の基盤 ゴマメ 101/11/13(Tue) 14:17:11 No.1132へのコメント 削除
URL: http://www1.masterweb.ne.jp/users/annext/
キミヒさん>企業にとって常時接続が4万円であってもルーターで共用できれば

キミヒさんのおっしゃる企業は大企業の事ですね。
でも地方の中小企業を考えたら、IT導入にネックは人材と回線コスト、品質。
大企業がBtoBシステムを進めていく中で取り残されていくのではないでしょうか。
私は地方在住のSOHOですが、ADSLすら使えずフレッツISDNです。
中継回線には既に光が使われているから、だそうです。

笹山さん>人材と通信回線環境は、同等に、企業立地の与件
を拝読した時に、我が意を得たりと思いました。
ADSL程度じゃビジネスの役には立たない、出張なしには打合せも出来ない。
NTTはテンポが遅過ぎるんですよ、光はまず地方から敷け!
それが一局集中の日本を救うひとつの方法だと思っております。

キミヒさん>人材投資を怠り、目先の雇用や補助金に走った・・政治
これは同感です。
そして確か一年ほど前ですよね、都下の中小企業の社長さん達が一緒の自殺された、
あの出来事を私は終生忘れないようにしよう、と思っています。

●1149 (無題) きくがわ考房 101/11/13(Tue) 11:38:18 No.1145へのコメント 削除
URL: http://homepage1.nifty.com/kikugawa_koubo/
笹山登生さんへ

>>>、「衣食足りて礼節を知る」の内、「衣食足り」ないが現在の緊急課題なのですから。>>
>ですが、高度成長時代の反省として、「衣食足りてゴミを知る。」であったとすれば、やはり、賢明な消費行動の保証がぜひとも必要ですね。

なにか、私の危機意識が過剰なのかも知れませんが、今までの流れの中で思考したものに縛られてはこの危機は乗越えられないと考えています。
ここ十年来、オピニオンリーダーの方々が示されたものは悉く、外れてしまったと言っても過言ではないでしょう。
緩やかな世界恐慌を一番恐れています。と言いますのは、その緩やかさが危機意識を鈍化させるからです。数ある常識的不況克服策を並べるより、非常識と思われるような施策の方が国民にインパクトを与えるのではないでしょうか。そんなインパクトが今の世情には必要だと思います。
もっとも、他にインパクトのある不況克服策があれば、私はこれに固執するものではありません。


●1148 (無題) きくがわ考房 101/11/13(Tue) 11:21:54 No.1141へのコメント 削除
URL: http://homepage1.nifty.com/kikugawa_koubo/
キミヒさんへ

>それと、自分で勝手に経済用語に意味付けする態度は議論
>する上で大きな疑問です。

提案に対して議論が為されるのは当然であり、反論も歓迎する所です。
しかし、私なりの常識から発する言葉自体が議論の前提として忌避されるなら、発すべき言葉を失います。
よって、以後貴方へのレスは遠慮致します。



●1147 1146の訂正 笹山登生 101/11/13(Tue) 10:02:12 No.1146へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/library/tosyo-36.htm
>>小刻みの時間と小刻みの時間>>
でなく
>>小刻みの時間と小刻みの資源>>
でした。

●1146 分散型インフラの時代が、オランダモデルを可能とする。 笹山登生 101/11/13(Tue) 09:09:39 No.1143へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/library/tosyo-36.htm
もちろんキミヒさんのいわれるような巨艦巨砲時代のインフラ充実を目指そうとするのではありません。
小刻みの時間と小刻みの時間で、コストパフォーマンスが達成できる社会モデルが今必要なのです。
それが私の言う日本型オランダモデルの構想なのですが。
では、小刻みの時間と小刻みの時間で、コストパフォーマンスが達成できるためには、分散しながらも、各地域単位では、少々の能力と少々の時間の消費で、総体としての生産活動が達成出来るインフラが必要、それを可能とするのは、やはり、通信回線の充実しかないと思うのです。

●1145 いつか来た道の、大量消費時代の再現では、社会的コストが膨らむだけです。 笹山登生 101/11/13(Tue) 09:01:25 No.1139へのコメント 削除
URL:
きくがわさん。
>>、「衣食足りて礼節を知る」の内、「衣食足り」ないが現在の緊急課題なのですから。>>
ですが、高度成長時代の反省として、「衣食足りてゴミを知る。」であったとすれば、やはり、賢明な消費行動の保証がぜひとも必要ですね。


●1144 「狂牛」とは、文明・文化へのアイロニーの化身 笹山登生 101/11/13(Tue) 08:45:46削除
URL: http://www.iz2.or.jp/fukusyoku/kosode/29new.htm
今朝の新聞を見ていたら、ある党の代表が、「「狂」という言葉は日本では禁止されている。人間にだめなものを使うのは、牛の権利を侵害している。」とのご発言。
なんと浅薄な解釈よ。これでは、狂牛病になった牛は浮かばれまい。
では、狂言の「狂」はどうなのよ。といいたい。
上記URLのとおり、狂言の「狂」という言葉には、笑いに紛らわせた、権力に対する庶民のレジスタンスやアイロニーが潜んでいる。
笑いに紛らわせた権力批判が、この狂という言葉に潜んでいるのだ。
狂牛病をおこしたのは、草食動物が動物性飼料を食べさせられたことによる、自然の摂理の反乱である。
いわば、「狂牛」とは、現代文明・文化へのアイロニーの化身なのである。
「狂牛病」という言葉を使うことが、まさに、人間蛾自然の摂理に対し侵した責を贖罪しうるすべとなるのだ。

●1143 そろそろインフラ迷信から脱却が必要では? キミヒ 101/11/13(Tue) 01:56:04 No.1132へのコメント 削除
URL:
笹山先生へ

 そろそろインフラ迷信から脱却が必要では?
 県庁所在地レベルでは高速交通やIT格差は余りないです。
 NTTも県庁所在地では光を謳っています。
 インフラではなく、人材投資を怠り、目先の雇用や補助金に
走った企業で言えば経営責任が政治にないでしょうか?

>>>ストリーミングのできない通信回線環境では、立地を諦める企業も
出てくる<<<<<<

 ですが、供給側と需要側で話を整理するべきでしょう。ペンション経営
とかは消費者側です。
 供給側では、地方の飲み屋さんでも有線放送が流れています。ラスト1
マイルとは消費者側の話であって、企業立地では大きな問題ではないでし
ょう。企業にとって常時接続が4万円であってもルーターで共用できれば
問題有りませんが、各家庭に4万円では商業ベースに成り得ません。
 現実的に日本のADSLは先進国で最も安価な常時接続が可能になりつつあり
ます。一ヶ月で4000円弱でしょう。
 一方、企業にとって回線料が4000円とか8000円である事より人件費の占め
る割合が大きいのではないでしょうか?
 その意味で
>>>>人材と通信回線環境は、同等に、企業立地の与件<<<<<
 は大いに疑問です。
 一例として運送業で大昔は自動車が高価で運転手の給料が相対的に低い時代
が有りましたが、現在の日本ではモノではなく人が超高価です。
 大不況の原因の一つに、産業の大空洞化がありますが、これも人件費が最大
の要件であり、相手国のインフラ不足さえ吸収してしまいました。
 ITインフラが問題で、徳島の大塚製薬や秋田のTDK工場が困っているのでしょ
うか?私の予想では専用回線を苦もなく引いているように思いますよ。地方大学
だって立派なサーバーを運営していますよね?

 供給側に置いては、日本の高い人件費の前ではITインフラを強調するには無理
があるように感じます。常時接続4000円弱が4万円に高騰しても電話と違い共用で
きるデバイスです。

 ラスト1マイルの認識で、各家庭に電気、水道、電話、ガス管にさらにもう一
つの情報ラインを配置する方法論である思います。
 電話とその他を比較すると分かり易いですが、物理的施設が絶対条件ではなく、
むしろ電波利用の方が利便が良いので、携帯電話が固定電話並料金なら、とっくに
消滅しています。
 電話銅線がxDSL止まりなら、光が無理な地域は広域無線バンドに収束するのが自
明であると考えます。過疎地において、上りを電話回線、下りを無線にして安価に
広域通信が自治体補助下で達成されたら良いですね。
 余談ですが、今から5年前に所属大学で学内でネット共用の為に大規模な配線工
事が行われていました総額ウン千万円でした。今から思うと、家庭用の無線LANでも
使用して小規模有線併用なら工事コストは十分の一以下だったと思います。

●1142 >IPアドレス掲載の問題 ゴマメ 101/11/13(Tue) 01:06:35 No.1138へのコメント 削除
URL: http://www1.masterweb.ne.jp/users/annext/mes/
笹山登生さん、レス感謝です。
トップページの「IP」、「確」、をテストさせていただきました。
JPNICへのリンクを仲介するサイトと、HTTP HEADERを処理して表示するサイトですね。
失礼ながら、政治家の方でここまでご存じの方がおいでになるとは、驚きました。
「開け電網政治の時代 」http://www.yk.rim.or.jp/%7Esousou/politic/ 
から初めてこちらにお邪魔した時に、「ん?只者ではないぞ」とは感じたのですが(^_^)

で、政治がらみの事ですが、私自身は提言したり後援会に入ったり、という
政治活動には縁の無い人間という立場に自分を置いています。面倒ですしね。
むしろ自分の持っている知識をインフラとして提供する気持ち、
だから、それが使えるものならお使いください、使えないなら無視してください、
という感じの「ゴマメの歯ぎしり」がご案内したWebページなのです。

ご活躍をお祈りしております。




●1141 消費税2%減税で、どれだけ消費が増加するのでしょうか? キミヒ 101/11/13(Tue) 00:42:55 No.1140へのコメント 削除
URL:
 きくがわさんへ

 消費税2%減税で、どれだけ消費が増加するのでしょうか?
 現在の大不況は需要不足です。

---------デフレと言うよりインフレと言うべきではないか、
と言うのが私の考えです。---------

 貴方が言っているのは可処分所得の減少でしょう?
 消費税ゼロでも改善できません。
 それと、自分で勝手に経済用語に意味付けする態度は議論
する上で大きな疑問です。

--------従来通りの公共事業費を優先的に振り向ければよい
考えております。----------

 歳入より30兆も多い予算を毎年組む事に賛成するのですね?

---バラマキ行政が一概に悪いとは言えない-----

 で、雇用・福祉・医療・年金に今より多くの資源を配分する
方が良いバラマキ行政ではないでしょうか?
 今まで通りの公共事業で、福祉大幅切り下げでは将来不安で
需要喚起は難しいでしょう?

 



 

●1140 (無題) きくがわ考房 101/11/12(Mon) 23:10:41 No.1135へのコメント 削除
URL: http://homepage1.nifty.com/kikugawa_koubo/
キミヒさんへ

話しがこんがらがって来たように思いますので、最初のレスの要点だけをお答えしなおします。

>>>>消費税を軽減(3%に戻す)すれば、確実に
>消費需要を生むことになる<<<<<
> はどうでしょう。
> 現在のデフレは実質的な消費税減税ですよ!
> 消費税減税でも消費を刺激しません。

物価の下落率より、収入の下落率のほうが大きい現在は、デフレと言うよりインフレと言うべきではないか、と言うのが私の考えです。
ですから、消費税の減税は消費を刺激すると考えます。

> >>>回収要員の雇用を生み出す<<<自体が財政出動
>での雇用創造思想で結局は財政破綻を招く時間稼ぎで
>本筋の政策ではないでしょう。

回収要員の雇用は一時的なもので、不況対策として公共部門の恒常的な雇用と違います。この私の提案自体が緊急避難的なものです。それと財政は既に破綻していると思います。その弊害が今現れているのではないでしょうか。従来通りの公共事業費を優先的に振り向ければよい考えております。
この前のレスで「小さな政府」と言う言葉を使ったのは誤りでした。地方自治体が教員や監視員などを雇用対策の一環として、雇用するという報道を勘違いした結果でした。お詫びします。

[ 上記以外の二度目のレスに対して ]

>>>>>構造改革をすると、どんなニュービジネスが生まれるので
>しょう。<<<<<<<<<

> 効率行政により、雇用・福祉・医療・年金に今より多くの資源
>が向けられる筈ですが、小泉構造改革は道路、財務省系金融機関
>を守って前者を縮小するようですね。
> 小泉構造改革と本筋は違うでしょう。

「小泉構造改革」というものは、学者の机上の空論のではないかと思っています。それから効率行政(行政改革だと思いますが)はいつになったらできるのでしょうか、私には見当がつきません。
一時、「ベンチャービジネス」という言葉が持て囃されましたが、今では廃れたのかどうか知りませんが耳にしなくなりました。あれと同じような運命を辿るような気がします。

>>>>>>>ゆとりのある者はそれらの者たちに深い理解を示すべきでは
ないでしょうか。<<<<<<<<<

> 高福祉を実現する事と、一時的財政的雇用創造は別次元でしょう?
> 真の意味での基本的人権の尊重と、幸福追求の機会平等を政治は志向
>するべきで、バラマキ行政では無いと思います。

バラマキ行政が一概に悪いとは言えないと思います。バラマク対象が問題なのではないでしょうか。国民が許容する範囲でより多数にバラマク分には差し支えないと思います。
理想は国民大多数が納得できる、バラマキが政治の本質ではないでしょうか。

> 少なくとも納税以上の義務は貴方のご指摘の累進性でゆとりある者は
>果たしているのでは?
> 私はゆとりは有りませんが、、、、、

私の一文は「ゆとりのある者」に「ゆとりのない者が税金を使う」ことに対して、寛容性を発揮して欲しいと言ったわけです。

●1139 (無題) きくがわ考房 101/11/12(Mon) 21:10:24 No.1131へのコメント 削除
URL: http://homepage1.nifty.com/kikugawa_koubo/
笹山登生さん、レスありがとうございます。

>公的なインセンティブによる、買い換え需要の強制

買い替えは個人の自由なのですから「公的なインセンティブによる、買い換え需要の勧奨」といったほうが適当かとおもいます。

それから、この構想は特定の業種業界を想定してません。すべてのモノを対象にします。出来るだけ広く活性化を目指そうとするものです。メーカー、流通販売だけではなく、個人営業者(例えば、畳や建具の職人なども)も恩恵に与れるものであると考えております。
ですから、処理費用は公費とすべきです。当然、従来型の公共事業費から流用すべきだと思います。どちらが国民に歓迎されるかは言うまでもないでしょう。

>私のいう、賢明な消費行動を、一新後、とれるかどうかにまで付言したご提言は、これまでありませんでした。

今の段階で此れを議論している時間はないと思います。リストラによる均衡縮小の無限ループの入口に立っている現在、そのループに落ち込むのを防ぐ方策を優先すべきだと考えております。
しかし、「賢明な消費行動」がこの政策をすすめる上で、避けて通れないと仰るなら、この事業期間の中(二年間)に結論を出すと言うことで宜しいのではないでしょうか。
適当なたとえではないかも知れませんが、「衣食足りて礼節を知る」の内、「衣食足り」ないが現在の緊急課題なのですから。

●1138 具体的に、IPアドレスが公開されてしまう掲示板の例を見ましょう。 笹山登生 101/11/12(Mon) 18:47:21 No.1137へのコメント 削除
URL:

まず、安全に、匿名性が確保されている私の掲示板のソースです。

-----------------------------------------------------------
<A NAME="1129"></A><HR NOSHADE>
<B><FONT COLOR="#EC0000">●1129 発信者情報の開示法案について</FONT></B>
<B><FONT COLOR="#EC0000"><SMALL>
<A HREF="mailto:annext@www1.masterweb.ne.jp">ゴマメ</A> 101/11/12(Mon) 04:48:01
</SMALL></FONT></B>
<SMALL><INPUT TYPE=checkbox NAME=del VALUE=1129>削除<BR>
<B>URL:</B> <A HREF="http://www1.masterweb.ne.jp/users/annext/mes/d011109.htm" TARGET=_top>http://www1.masterweb.ne.jp/users/annext/mes/d011109.htm</A></SMALL>
<BLOCKQUOTE>参議院総務委員会の議事録を閲覧しながら考えた。

----------------------------------------------------------
いうように、ゴマメさんのアドレスは、第三者に公開されていません。
安全です。

次は、ある議員さんの掲示板のソースです。
---------------------------------------------------------
<table border="0" width="100%" cellspacing="0" cellpadding="0"><tr><td nowrap><b><small>
発信者情報の開示法案</small></b></td><td nowrap align="right"><small>【<a href="mailto:annext@www1.masterweb.ne.jp">
ゴマメ</a>様】&nbsp;削除<input type="checkbox" name="200111120439362056"></small> <small>
<!--2001年-->11月12日04時39分<!--36秒--><!--211.133.21.157--></small></td></tr><tr><td width="100%" colspan=2><hr>
<small><a href=http://www1.masterweb.ne.jp/users/annext/mes/d011109.htm target=_blank>
http://www1.masterweb.ne.jp/users/annext/mes/d011109.htm</a><br>参議院総務委員会の議事録を閲覧しながら考えた。
--------------------------------------------------------------
のうちの
<!--2001年-->11月12日04時39分<!--36秒--><!--211.133.21.157-->
部分で、IPアドレスが公開されてしまうと、ゴマメさんは、指摘しているのですね。
確かに、これは、問題です。
そのような掲示板を使われている政治家の方は、即刻、掲示板をかえるべきでしょう。

これがどのような意味を持つかわからない方は、私のホームページのトップページのリンクに、「IP」というのと「確」というのが有りますので御参照ください。
IPアドレスを入れれば、規則外のものを除いて、発信元がわかってしまいます。
また、自分のコンピュータが、どのような情報を発信しているかは、「確」でわかります。
私のホームページは、以上に見たように、安心して匿名投稿ができるように配慮しておりますので、どうぞ御安心して、これからも投稿してください。

●1137 (投稿者削除)
●1136 確かにIPが公開されてしまう掲示板は、問題ですね。 笹山登生 101/11/12(Mon) 17:52:19 No.1134へのコメント 削除
URL:
他の政治家さんの掲示板には、IPアドレスが公開されてしまうことについて、警告を発しておられる様ですが、警告を受けられた議員なりスタッフの方々のおおくは、何のことかわからないのではないでしょうか。
私のトップページのリンク欄の中に「IP」というのと「確」というのが有りますが、例えば、IPアドレスがわかっている場合、この「IP」というリンクを開いて、このナンバーを入力すれば、会社名が分かってしまうことを、ゴマメさんは、いっているのですよね。
そんな時の為に、「確」をクリックすれば、どの程度の情報がもれているかがわかるようになっています。
だから、この私のホームページへは、安心して投稿できるというわけです。
これだけ配慮しているホームページは、ちょっとすくないと自負しております。
匿名性を確保することが、信頼の源ですよね。
その意味では、圧倒的な部数を誇る「小泉メルマガ」のアドレスが、妙なスパムに使われないことを祈っています。 

●1135 物価上昇時の消費税減税も考慮して下さい キミヒ 101/11/12(Mon) 17:12:43 No.1130へのコメント 削除
URL:
きくがわさんへ

 残念ですが、レスが理解できません。

 >>>消費税を軽減(3%に戻す)すれば、確実に
消費需要を生むことになる<<<<<

 の根拠がご返事でも理解できません。
 >>>>消費税を減税と受け取れる方は、従来から収入
を維持出来ている方<<<<
 と言われますが、消費者物価が減少しています。
 消費税減税下でも物価がそれ以上に増加したら、国の
税収は増加しますよ?
 今の議論は消費税減税が消費需要を刺激するか否かで
あり、貴方のRES自体が景気回復指向ですよね、その意味で
は同感です。


 >>>それに比べ、私の提案は一時雇用であり、小さな政府を
目指せと言う世論に逆らうものではない<<<<

 大抵の公共事業も一時雇用であり、公務員総定数抑制政策下
で公務員は減少傾向にあります。
 財政出動で税金で雇用は持続性に欠けて本筋ではないという事
です。

>>>>構造改革をすると、どんなニュービジネスが生まれるので
しょう。<<<<<<<<<

 効率行政により、雇用・福祉・医療・年金に今より多くの資源
が向けられる筈ですが、小泉構造改革は道路、財務省系金融機関
を守って前者を縮小するようですね。
 小泉構造改革と本筋は違うでしょう。


>>>>>>>ゆとりのある者はそれらの者たちに深い理解を示すべきでは
ないでしょうか。<<<<<<<<<

 高福祉を実現する事と、一時的財政的雇用創造は別次元でしょう?
 真の意味での基本的人権の尊重と、幸福追求の機会平等を政治は志向
するべきで、バラマキ行政では無いと思います。
 少なくとも納税以上の義務は貴方のご指摘の累進性でゆとりある者は
果たしているのでは?
 私はゆとりは有りませんが、、、、、

●1134 RE>1133 形骸化したパブリックコメントからの脱出 ゴマメ 101/11/12(Mon) 14:52:27 No.1133へのコメント 削除
URL: http://www1.masterweb.ne.jp/users/annext/mes/
笹山登生さん、さっそくのレスありがとうございます。
パブリックコメントって、交通安全運動旬間の時の警察の行動みたいなもんですね。
形だけ、実効は関係ない。私はそう思ってきました。
しかし愚かな行為にこれ以上金を使わないで欲しい、使うなら実のある事を!
だから例え極端でも発言したのです。
今回、初めていくつかの政治家さんのBBSに同文を投稿しました。
そして、その掲示板に重大な欠陥がある事も見つけて、警告を投稿しました。
インターネットの事はプロにご相談される事、
自分たちだけで決められると思うのは政治家の奢りです。
衆議院での参考人の意見聴取と実のある討論を期待しています。

●1133 形骸化したパブリックコメントからの脱出 笹山登生 101/11/12(Mon) 11:14:08 No.1129へのコメント 削除
URL:
ゴマメさん。こんにちは。
私のオピニオンなどでも、触れているのですが、確かに、近年、各省庁も、パブリックコ面となる者を、いろいろな場合に使ってくるようになりました。
しかし、その実態-すなわち、それに対する国民のレスポンス-は、驚くべく少ない、全くレスポンスのないのも多い様ですね。
私も、その気持ちわかりますが、やはり、お上に、名を明かしてもの申すということは、かなりヤバッチイというのが、いつわらざらないない庶民の感覚なのではないでしょうか。
それと対照的に、たとえば、2chの場合はどうでしょうか。
これは、プロキシ規制がない限りは、実質匿名なのですから、盛況著しいというわけです。
でも、2chとて、プロキシ規制をかけると、がくんとアクセスが減るというのが現状です。
私は、匿名性悪論というのは、そろそろ捨てるべきだと思います。
匿名だから、ひぼう中傷がまかり通るという面も確かに有りますが、近時の2ch等みると、匿名の中に、健全な公共圏が形成されてきていると思います。
まさに、パブリックコメントが現代版目付け箱とすれば、非匿名性にこだわりアクセスがないよりは、匿名でアクセスがどんどんあった方が、より生産的であると思います。
プロバイダー規制を金科玉条にし、言論統制をはかろうとしても、海外の自由圏のプロバイダーを使えば良い話ですから、アナログ時代の手法は通用しないでしょう。
ゴマメさんの御意見には、同感です。

●1132 人材と通信回線環境とが相伴って地域の発展がある。 笹山登生 101/11/12(Mon) 10:48:30 No.1128へのコメント 削除
URL:
>>インフラ優先論よりインフラ完成後の競争に備えた人材
養成が先ではないでしょうか?>>
沖縄に全国の予約センターなり、リモートセンターの受付なり解析を集中しようという、プランがありました。
それは、人件費に対し、英語をしゃべれる人の雇用が楽である。ということが、一つのメリットだったと思います。
インド的要素が沖縄にあるのですね。
リモート診断の解析センターであれば、医療経験のある人材の必要があるでしょう。
では、今の沖縄の通信回線環境がどうかといえば、改善されたとは言え、依然きびしいものがある様です。
人材と通信回線環境は、同等に、企業立地の与件になっていくものと思われます。
ストリーミングのできない通信回線環境では、立地を諦める企業も出てくるのではと、懸念しております。
キミヒ酸は、昨年の大論争でもわかりましたが、かねてからのラストワンマイル無線論者でした。
私も、今回の自らのフレッツADSL引き込み失敗体験で、その点では、まさに、同感です。

●1131 デポジット制度の粗大ゴミ版と受け止めました。 笹山登生 101/11/12(Mon) 10:31:34 No.1126へのコメント 削除
URL:
ペットボトルのデポジット版が可能とすれば、理論的には、きくがわさんのいわれる粗大ゴミのデポジットも可能とは言えます。
また、公的なインセンティブによる、買い換え需要の強制とも見ることができます。
一旦公的な負担のもとにおいて、既存消費財をリセットした後、賢明な環境負荷のない消費行動を消費者がとれれば、それはそれで、社会コストの低減に繋がりますが、現実はどうでしょう。
さらに、今行われる家電と、同じように、特定の業種がその制度への名乗りをあげれば、家電同様のリサイクルは可能でしょう。
後は処理費用を消費者でもつのか、メーカーでもつのか、佐額を行政負担でうめるのか、丸まる行政負担になるのか、ということなのでしょう。
それと、処理費用が、消費者価格織り込み済みで、ある程度転嫁できるのか、考えてみるといろいろな問題が多くあります。
これまでにも、消費拡大のいろいろな名案があったのですが、私のいう、賢明な消費行動を、一新後、とれるかどうかにまで付言したご提言は、これまでありませんでした。
これが、すべてを決めるキーワードだと思います。
その点、きくがわさんは、いかがおかんがえでしょうか。

●1130 私はこう考えます きくがわ考房 101/11/12(Mon) 10:26:08 No.1127へのコメント 削除
URL: http://homepage1.nifty.com/kikugawa_koubo/
キミヒさん、レスありがとうございます。

> 維持費が必要な利用率が低い道路やハコモノに
>公共事業を行うより良い提案です。
> しかし、
>>>>消費税を軽減(3%に戻す)すれば、確実に
>消費需要を生むことになる<<<<<
> はどうでしょう。
> 現在のデフレは実質的な消費税減税ですよ!
> 消費税減税でも消費を刺激しません。

これは、全く逆ではないでしょうか?
消費税を減税と受け取れる方は、従来から収入を維持出来ている方だけが言えることではないでしょうか。
現在、多くの方々が残業のカットや賃金そのもの引き下げにあっている様に思います。
まして、リストラに遭われた中高年は幸いにも再就職できたとしても、以前の1/3ぐらいしか収入が得られません。
また、中小の企業経営者・個人営業者にしても、収入の目減りは避けられていないでしょう。
その結果、累進税率でない消費税の負担を重いと感じる国民の方が、はるかに多いと思いますが、如何でしょうか?

> >>>回収要員の雇用を生み出す<<<自体が財政出動
>での雇用創造思想で結局は財政破綻を招く時間稼ぎで
>本筋の政策ではないでしょう。

現在、政府が考えている雇用対策のほとんどが財政出動を伴うのではないでしょうか。それも、恒常的雇用が多く含まれているのではないでしょう。
それに比べ、私の提案は一時雇用であり、小さな政府を目指せと言う世論に逆らうものではないと考えております。

それから、「本筋の政策」とはどのようなものを指すのかわかりませんが、今政府が進めている構造改革で景気の回復を図ると言う考えには甚だ疑問を持ちます。
構造改革をすると、どんなニュービジネスが生まれるのでしょう。
どなたも、こんなビジネスが生まれる、或いはこんなビジネスが活性化する言いきれないのが現状ではないでしょうか。
ITがらみのビジネスは生む雇用よりも、減らす雇用の方がはるかに多いです。私もコンピュータ関係の仕事を二十数年してきましたが、そこで生み出すのもは省力化でした。

それから「財政破綻を招く」とお考えようですが、私は既に財政は破綻しているとおもいます。ここで構造改革一本槍で突き進むのは、均衡縮小の無限ループに陥るようにみえます。
この路線だけでは、かっての朝鮮戦争やベトナム戦争のような、外からの神風に期待するしかないのではないでしょうか。

言うまでもありませんが、人間を急き立てるものは時間です。ゆとりのない者にとって、今のこの時間が命なのです。ゆとりのある者はそれらの者たちに深い理解を示すべきではないでしょうか。

本題から、少々脱線してしまった事をお詫びいたします。
 

●1129 発信者情報の開示法案について ゴマメ 101/11/12(Mon) 04:48:01削除
URL: http://www1.masterweb.ne.jp/users/annext/mes/d011109.htm
参議院総務委員会の議事録を閲覧しながら考えた。ここで審議している人々は実際にB
BSの運用をした事が無い人ばかりだと思う。それも当然だ。そこで省令を決める作業
に際して、総務省なりの担当部局がBBSを開設し運用して欲しい、それを省令制定過
程のパブリック・ヒアリングにする。出来上がればまさにこの法律の普及啓蒙を果たし
ながら、国民が理解した法律となるだろう。
トップ・ドメインはgo.jpではダメだ、一般人と同じ適当なプロバイダーを使い、
****.netあるいは****.jpにする、匿名投稿をもちろん許す、そのような掲示板を運用
して何がどのように書き込まれるか、身をもって体験し、ログを整理し、現実を知りな
がら省令を決めていく。このプロセスを是非とも実行して欲しい。さらに一般市民は政
治家が開設しているBBSに自分の意見をどしどし書き込もう、メールを出そう。
政治家のサイトから閑古鳥を追い払おう。
『四、本法が、国民の権利義務に深くかかわることにかんがみ、その内容について国民
への周知徹底を図ること。』参議院法務委員会議決に際しての附帯決議より

●1128 REストリーミング可能なインフラ優先論 キミヒ 101/11/12(Mon) 00:45:31 No.1122へのコメント 削除
URL:
 現実的にはこの狭い国土で、光は無理でも無線による
ブロ−ド・バンドが実現するでしょう。
 宅配業者は過疎地も含め普及しています。
 その時、ビジネスチャンスが過疎地で逆に働き中央大
資本に地域経済が大打撃を受けないでしょうか?
 インフラ優先論よりインフラ完成後の競争に備えた人材
養成が先ではないでしょうか?
 付加価値を創造できない地域はより厳しい選別にあうで
しょう。
 全国が商圏と成りうる業種は全て激しい競争時代となり
ますよ。インフラ成って所得減少の危惧も有ります。

 都内においても、光の普及に集合住宅は抑止力となって
います。ケ−ブル・テレビの受信は地上波の延長的に配給
されネット接続できない住宅が多いのはご存知でしょうか?
 無線ネットは都市でもモバイルだけでは有りません。

●1127 結局は財政破綻を招く時間稼ぎでは? キミヒ 101/11/12(Mon) 00:28:35 No.1126へのコメント 削除
URL:
きくがわさんへ

 維持費が必要な利用率が低い道路やハコモノに
公共事業を行うより良い提案です。
 しかし、
>>>消費税を軽減(3%に戻す)すれば、確実に
消費需要を生むことになる<<<<<
 はどうでしょう。
 現在のデフレは実質的な消費税減税ですよ!
 消費税減税でも消費を刺激しません。

 >>>回収要員の雇用を生み出す<<<自体が財政出動
での雇用創造思想で結局は財政破綻を招く時間稼ぎで
本筋の政策ではないでしょう。

●1126 このような不況対策事業は如何でしょうか! きくがわ考房 101/11/11(Sun) 21:59:20削除
URL: http://homepage1.nifty.com/kikugawa_koubo/
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
★    雇用の創出、消費活性化を同時に生む、即効性のあるの一施策
★             《 転載自由 》
★ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 それは家庭の不用品を国家事業として無料で回収することです。いわゆるタンスのゴミの無料回収です。現代の各家庭には溢れるほどのモノが詰まっております。それらを無料で回収すれば、たいへん喜ばれると思います。どの家庭にもこの際、モノを処分しようとしたり、新しいモノに買い換えようとするきっかけを与えることになります。

 対象とするモノは個人家庭内にあるすべてのモノとします。衣類寝具、家具、電化製品、ジュウタンや畳建具、バス・トイレ器具、車両等です。つまり家屋本体以外のすべてのモノを対象とするわけです。(一応、個人所有の非営業物を対象とします)

 この事業の狙いは、回収要員の雇用を生み出すことと、買い替え需要を掘り起こすところにあります。二年間ぐらいの期間でこれを行ない、その間消費税を軽減(3%に戻す)すれば、確実に消費需要を生むことになるでしょう。その経済効果はシンクタンクの計算にお任せしますが、雇用と消費需要の活性化に大きく貢献すると思います。

 回収物は出来る限り資源再生に役立てることは言うまでもありません。これは資源再生のシステム作りに大いに貢献することになるとおもいます。また、この際、河川敷や山間地に散在する放置された廃棄物も回収することにより、国土の美化(清掃)という大義名分もついて来るでしょう。

 廃棄物の有料化の方向とは正反対になりますが、現状の経済不安を払拭することの方を優先させるのは許されることではないでしょうか。この事業は予算(補正予算でも)を付ければ、即座にとりかかれます。回収要員と回収運搬具と集荷場の三つを用意すれば良いのですから。この事業を大きく阻むような利益の衝突は発生しないとおもいます(細事の利害対立が生まれるのは仕方がないでしょう)。

 この施策はあくまでも一時凌ぎではありますが、(景気回復のきっかけとして)本格的な景気軌道に乗せるまでの時間稼ぎになります。

●1125 (投稿者削除)
●1124 チャールズ皇太子は、ブレア首相のとばっちりを受けた。 笹山登生 101/11/11(Sun) 12:32:04削除
URL: http://www.ananova.com/news/story/sm_444422.html
ラトビアの16歳の少女が、訪問中のイギリスのチャールズ皇太子の顔に、バラの花束でパンチを食らわしたのが、上記URLの写真。
にもかかわらず、チャールズ皇太子は、この少女に対し寛大な措置をと、嘆願しているとのことである。
えらいもんだ。
ふりかえってみれば、チャールズ皇太子のアフガン爆撃についての見解は、常に、世界のイスラム圏の人権無視につながらないように配慮すべきとのものであったし、、開戦後も、皇太子自ら、積極的にイスラム関係集会に出かけ、公平な社会的取り扱いを受けるように配慮してきただけに、ちょっとかわいそう。
むしろ、ブレア首相のアフガン爆撃への異常なまでの張り切り方のとばっちりが、ここにきて、チャールズ皇太子にあたってしまったと見るべきなのかもしれない。
イギリス国内におけるブレア首相の威信低下は、近時著しいものがあり、その格好の挽回チャンスが、今回のアフガン攻撃と見て取れなくもない。
これに、日本も引きずられた面も否定できないだろう。
今回の戦争の底には、やはり根強いグローバリズムと反グローバリズムの対立があることは確かだろう。
加えて、日本サイドの事情としては、中国とアメリカの蜜月化と、アジア経済における日本経済力の相対的な沈下のもとで、張り切らざるを得ないという事情もあるのだろう。
日本には、こうしてチャールズ皇太子のような汚れ役を果たしてまでも、真実を訴えうる人間はいないのだろうか。
行動しない日本の皇室に期待出来ないとすれば、そのことは、ちょっぴり残念でもある。
グローバリズムの流れに抗し得ない日本、アジアから見放される日本、過去の経済大国の栄光を捨てきれない日本、いろいろなことを考えさせられる今回のチャールズ皇太子の一件であった。

●1123 諌早干拓縮小案は、水門開放とワンセット 笹山登生 101/11/11(Sun) 11:03:32削除
URL: http://www.saga-s.co.jp/pubt/ShinDB/Data/2001/11/01/140%5f07%2ehtml
水門開放を明示しないまま、地元漁協などとの説明に応じた農林水産省の政務官が、しどろもどろの説明に終始した。との上記URLの報道だが、無理もない。
そもそも、このスキームは、水門開放と一体でなければ説明できない代物なのだから。
あとは、前から、この掲示板でも言っているように、縮小した農地についての水をどうしたらよいのか、あるいは、節水型の農地利用を目指すのか、の一点に尽きる。
狂牛病でお疲れのことと同情はするが、理解不足の中途半端な説明は、かえって地元の疑心暗鬼を招くので、ない方がまし。

●1122 なるほど。デジタルデバイドは、ニーズがないから生じるということなのかなあ。 笹山登生 101/11/11(Sun) 08:22:22 No.1121へのコメント 削除
URL:
使うニーズがない。使ってもメリットが得られない。--そんな地域だからデジタル・デバイドが生じるのか。
それとも、地域自体にニーズがあっても、それを使う人が高齢化しているから、デジタル・デバイドを生じるのか。
まさに、ここでも、過疎と高齢化を切り離して考える必要があるのかもしれませんね。
ただ、単純に、コンピューターがテレビ化することによって、デジタル・デバイド蛾解消する可能性が多くあるとすれば、
>>ADSL以前に、32K環境で使いこなせていれば、情報格差が生じるとは思えません。とにかく高速道路、新幹線、空港等を整
備したがる思想と通じていませんか?>>
の逆の発想も可能なのではないでしょうか。
私のデータベースにある「ブロードバンド・リンク集」にも、結構アクセスが多いことを見ますと、結局コンピュータの世界を楽しくするのは、ブロードバンドであり、そのことが、デジタル・デバイドを、おのずと解消するニーズとなりうると思うんですけれども。
そこで、私のストリーミング可能なインフラ優先論になるのです。


●1121 過疎地でインターネット普及率やブロ−ドバンドもいいですけど、、、 キミヒ 101/11/11(Sun) 04:52:42 No.1114へのコメント 削除
URL: http://www.ddipocket.co.jp/data/i_air.html
 インターネット普及率において、全国一の高齢県である
現実があると思われます。
 インフラより使い手である人的資源の問題の方が大きい
でしょう。
 「過疎地のイントラネットの最先端基地」より過疎と高
齢化を隔離できる施策が重要であると思います。
 通信インフラとしてAirH"みたいな定額無線ネットを構築
すれば充分でしょう。AirH"自体も将来的にはADSL並の速度
が期待できます。インフラを問題にする前に足元でしょう。
 逆に技術的問題は無線インターネットで財政も含めてめど
が近接未来的にはついています。無駄な公共事業等を省いて
民間通信会社に中継基地を無償提供すれば委託可能でしょう?
この国では人件費が最もコスト高で、無人運営可能な中継基
地のランニング・コストは問題にならないと予想されます。
 ブロ−ドバンド以前にITの恩恵を得られる人材育成が優先
ですよね。
 100万円の百科事典を所有するより、数千円の現代用語辞典
程度の教養を身に付けていれば充分でしょう。
 ADSL以前に、32K環境で使いこなせていれば、情報格差が生
じるとは思えません。とにかく高速道路、新幹線、空港等を整
備したがる思想と通じていませんか?


●1120 (投稿者削除)
●1119 (投稿者削除)
●1118 対テロには各国を協調させても、自らは、地球温暖化に協調しないアメリカの身勝手 笹山登生 101/11/10(Sat) 19:28:11削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/main/20011110CTTI007010.html
京都議定書はアメリカ抜きでの発効が、今日のマラケシ会議で、決定した。
そういえば、日本は、最後までアメリカ参加を前提にしての日本提案であったはずだったのに、小泉談話では、そのことについては、まったく触れずに、歓迎の談話のみだしただけである。
何のための日本提案だったのか。
今後、アメリカの批准に道を残したとの言い分をしたとしても、言い訳に聞こえてくるばかりである。
発展途上国とアメリカの対立、建前グローバリズム-内実リージョナリズムのアメリカの自己矛盾は、深まるばかりである。

●1117 動機が不純の秋田県狂牛病シンポジウム笹山登生 101/11/10(Sat) 15:08:19削除
URL: http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=1416
秋田県で行う上記URLの狂牛病シンポジウムでは、シンポジウム終了後、試食会が行われるという。
何じゃ、これは。
ずいぶん動機不純のシンポジウムなことよ。
しかし、これに何のコメントを付け加えずに報道する全国紙の地方支局記者諸君も、牙の抜かれた名士に成り下がっている。
それにしても、O-157なら、試食会のあとに何らかの症状が出るから試食会の意味もそれなりにあるのだが、こればっかりは、どんなえらい人が食べたって、食べてBSE-Freeの安全が示されることが出来ない。
では、何に試食会の意味があるのか。
「みんなで渡れば怖くない。」の論理だけでしょ。
「千と千尋の神隠し」で、千尋のお父さんもお母さんも、千尋にご馳走を食べろと勧めたが、千尋は食べなかった。
何も食べずに豚にならずにすんだ千尋は、豚になったお父さんとお母さんを、元の人間に戻すことが出来た。
となると、この試食会の主催者は、お客さんを豚にする王国の支配者ということになるのか。


●1116 (投稿者削除)
●1115 (投稿者削除)
●1114 秋田県のインターネット普及率は、今年も最下位 笹山登生 101/11/10(Sat) 10:51:15削除
URL: http://www.vrnetcom.co.jp/press/pressdata/200110101b.html
上記URKの千代憂さでは、秋田県は、一昨年の8.8パーセント、昨年の13.8パーセントと同じく、全国最下位の16.6パーセントとの結果が出た。
これに対し秋田県は、独自の調査をした結果、16.6パーセントではなく24.2パーセントと反論。
誤差の原因は、普及率の高い秋田市のカウント率によるものだという。
しかし、同様の修正を各県でやれば、同様のレベルアップとなるのだから、相対的な順位は変わらないはず。
むしろ、何が、このような結果を招いているかを、県が主体となって対策をねるのが先決ではないのか。
過疎地のイントラネットの最先端基地となるための戦略を立てるのが、緊急の課題というものだ。
ちなみに、先日、私の郷里の家にフレッツADSLを引き入れようとしたら、ラストワンマイルをオーバーするということで、断られてしまった。
ブロードバンドの時代は、まだ秋田では、程遠いという、深刻な問題である。

●1113 狂牛病便乗出版物の浅薄さ 笹山登生 101/11/09(Fri) 22:01:40削除
URL:
『狂牛病』(中村靖彦=著/岩波新書)を手にとって見たが、過去の経緯のみにこだわり、今後の農政の展望に触れない内容の浅薄さに、買わずに再び、書架に戻してしまった。
岩波書店さんらしくない、ずさんな編集ぶりである。
それにしても、狂牛病便乗出版の多いこと。
ある本などは20万部になんなんとする勢いとか。
出版は、このように換金回路があるから、便乗すれば、億の売上が見込めるのだろうが、インターネットは、オープンソースだけに、いくらアクセスがあっても、そのようなおこぼれにはあづかれない。
しかし、社会的意義は、果たしてどちらの方があったのだろうか。
狂牛病という一つのキーワードをめぐって、一つの公共圏が出来たことは、書籍というアナログ世界とは異なる、格段にヴィヴィッドな情報共有が出来たのではないのだろうか。
それも、オープンソースの形で。

●1112 吉田さん。レスがあい前後しましたが。 笹山登生 101/11/09(Fri) 20:15:15 No.1110へのコメント 削除
URL:
教育委員会も、今回ばかりは、勝手が違うと思っているのではないでしょうか。
時代は、食の安全性により敏感になっているということの証左ですね。

●1111 農業県秋田でもこのような父兄がいる時代であることをお忘れなく。 笹山登生 101/11/09(Fri) 19:54:15削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011109-00000004-mai-l05
「父兄とよく話し合いながら、給食への牛肉使用を検討すべきであった。」との関係者の発言が印象的。

●1110 まだ、牛肉使用は回避中 吉田 つとむ(町田市議) 101/11/09(Fri) 19:47:45削除
URL: http://j-expert.com/
町田市でも、国と東京との安全宣言が、教育委員会を通じて各学校に配布されましたが、その後の町田市の学校給食では、もうしばらく牛肉使用を見合わせているようです。
以前に書いたことですが、給食をどのようなメニューにするかは、町田市の場合、それぞれの学校単位で決定します。そうしたことによって、町田市の場合、学校によっては、もともと給食に牛肉を用いていない学校もあったくらいです。
 また、ニュースが到着したら書き込みます。

●1109 申しおくれましたけれども 笹山登生 101/11/08(Thu) 22:06:17 No.1108へのコメント 削除
URL: http://www.earthcam.com/usa/newyork/groundzero/
ワールド・トレードセンターの復旧作業の様子も、上記URLライブカメラから見られます。

●1108 平常さが戻ってきたニューヨーク 笹山登生 101/11/08(Thu) 21:19:44削除
URL: http://www.earthcam.com/usa/newyork/timessquare/
私のホームページのトップページのリンクに「街」というのをクリックすると、ニューヨークのタイムズスクエアの様子がライブカメラでうつしだされる。
残念ながら、テロの瞬間に、このライブカメラに映し出された光景がどうであったかを、私は知らない。
当日、私は回線の遅い地域にいたからだ。
その後、警備のためか、このライブカメラは、ストップしていたが、近時ようやく、元通りのポジションでの映像をうつしだしている。
やはり、以前より、賑わいは少ないようだ。
大型の車がカメラ前を横切るのがやけに目立つ。
それでも、このライブカメラの復活によって、世界に、ニューヨークの元気さをあらわすメッセージが、送られつづけることだろう。


●1107 情報をおひろめいただいてありがとうございます。 笹山登生 101/11/08(Thu) 07:35:07 No.1106へのコメント 削除
URL: http://www.taifun.fi/redmeat/spinalcord.htm
牛の解体時に脊髄を吸い取ってしまう技術の紹介は、イギリスの「BSE-Inquiry」で報告され、近時、日本の厚生労働省でも、導入が検討されているシステムです。
スイスやフランスなどでも、導入または、導入の検討がされているようです。
私の概訳でよろしければ、内容次のとおりです。
このシステムの特徴として、六つ上げられます。
1.投資コストが安い 2.設置が簡単 3.操作が簡単 4.掃除が簡単 5.維持費用が簡単 6.壊れにくい
用途としては、豚や羊や牛等の家畜の脊髄を吸いだすことにあります。
ノズルのついたバキューム・エジェクターで脊髄をすいだすため、システムをいちいち動かす必要がなく、それぞれのエジェクターから吸い出された脊髄は、処理工程ラインのパイプに集約され、中間滞留施設なくして、安全に隔離されます。
このため、環境負荷も少なく、水の使用量も少なくなります。
http://www.taifun.fi/redmeat/redmeat4.htmに、各処理工程におけるシステムの使い方が図示されていますのでご参考にしてください。
つまり、血液の吸入など、脊髄以外のBSE危険物質(SBO)の除去にも、各工程で、このシステムにより可能というわけです。
以上、お役に立てば幸いです。

●1106 私もここにリンクさせていただきます 吉田 つとむ(町田市議) 101/11/07(Wed) 22:35:03 No.1105へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
 いつも、最新評論、最新ニュースの引用に注目しています。
 今回は、外国の会社の製品紹介ですね。
 
 農林省でも、精神論の話しでなく、こうした技術導入の話題を、国民に向かって情報提供するべきだと思います。

●1105 これが今話題の狂牛病対策「脊髄液真空吸引システム」です。 笹山登生 101/11/07(Wed) 20:58:18削除
URL: http://www.taifun.fi/redmeat/spinalcord.htm
ちょっとグロテスクですが、上記URLが、オランダ製脊髄液真空吸引システムです。
食肉解体時に、清浄肉に、狂牛病感染の恐れがある脊髄液を、飛び散らないように、そのまま吸引してしまう装置です。

●1104 産経新聞の夕刊廃止は、賢明な措置 笹山登生 101/11/07(Wed) 15:15:38削除
URL: http://www.asahi.com/national/update/1107/013.html
きずいたら、いつのまにか、新聞を読む機会が減っていた。
ニュースレリースのほとんどは、インターネットのニュース情報を活字で再確認するくらいになっていた。
朝刊にしても、そうである。
もし、新聞に求めるとすれば、これまで論争とか論座とかの月刊誌がやっていたような、まとまりのある論説を朝刊で展開してほしいものだ。
読み物中心の朝刊というところか。
したがって、年刊−季刊−月刊-旬刊-日刊-夕刊  の順に、インターネットによって淘汰され、これまでの月刊の内容が日刊へというように、論じたり報道したりするタイムスパンの移動が、媒体から媒体にシフトしていくであろう。
それに対して、顧客が従来どおりの情報対価を払うかどうかは疑問である。
時代の流れは、あくまで、オープンソースの方向に向かっていくであろう。
したがって、情報対価を取る媒体ほど、先に淘汰されていくことになる。

●1103 グレーなリスクの中で生きるには。 笹山登生 101/11/07(Wed) 08:19:46削除
URL:
三菱化学生命科学研究所・神里達博さんのことば

白か黒ではなく『グレー』なリスクの中で我々は生きてゆく時代になった。」

とすれば、グレーなリスクの危機管理とは、安全かどうかわからない段階での、リスク管理。
ということは、グレーな安全宣言とグレーな危機宣言とが同居し、同時進行する時代。
では、国民は、この二つの宣言のどちらを優先するか。
もちろん、グレーな危機宣言の方であろう。

●1102 CGIの調子、完全復旧いたしました。どうぞご安心のほど。 笹山登生 101/11/06(Tue) 22:31:28削除
URL:
実は、今日、サーバーの入れ替えをし、CGIについて、パーミッションの再設定をおこなったものですから、倉塚様をはじめ、皆様に大変ご迷惑をおかけいたしました。
もうだいじょうぶですのでどうぞ。

●1101 私の意見も消えていましたので再現- 「動物由来の飼料を動物に食べさすことの禁止」に至っていないことが問題笹山登生 101/11/06(Tue) 21:57:08 No.1100へのコメント 削除
URL:
この考えが日本には弱く、ただ、豚、鶏はBSEにかからないということを、弱い根拠でもって強調するがために、肉骨粉全面禁止がなされていない。
これは、いつか、自然からのしっぺ返しを受けることになるでしょう。
過去にすさまじい口蹄疫の経験をもつヨーロッパとの違いでしょうね。

●1100 キミヒサンのご意見も消えていましたので再現-骨肉粉全面禁止と狂牛病類似疾患撲滅キミヒ 101/11/06(Tue) 21:55:42削除
URL:
ヒツジやヤギのクレスピ−の撲滅
 骨肉粉全面禁止

この二つを何故、行政はしないのでしょうか?
輸入牛肉により高価な和牛の競争力を削ぐ事に
熱心にしか思えません。
和牛は元々、割高だから、この際、世界一安全な
畜産環境創造こそが、長期的な畜産業界保護と思い
ます。

●1099 ちょっとCGIの調子が悪く、倉塚さんのご発言が消えてしまいました。 笹山登生 101/11/06(Tue) 21:48:01削除
URL:
そこで、倉塚さんのご意見を再現しますと、
「給食にふぐというのを見て、びっくりしました。私のところでも給食にマツタケの献立というのが有り、高価なマツタケを大量の給食にどうやって使うのか、疑問に思いました。
老人ホームに持っていった方が喜ばれるのに。
学校給食の食材は、このような高価なものでなくても、普通の食材で作った方が安全なのでは。
牛肉にしても、そうです。」というような趣旨のご意見でした。
私も、そのように思います。
郷土食は、本来、学校給食のテリトリーでなく、家庭のテリトリーに入るものでしょう。
ところが、近頃の農家は忙しくなりすぎて、その領域区分が崩れてきたのを、給食でカバーしているのでは。
時々、農家の玄関先に、農協の食材配送センターのラックが詰まれているのを見ると、やや、寒寒とした、食卓風景が思われてなりません。

●1098 このような通達を出すための安全宣言だったわけですか。 笹山登生 101/11/05(Mon) 08:14:46 No.1095へのコメント 削除
URL: http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/index.htm
上記URLが通達の原文ですね。
なるほど、この通達は、いくつかの点で矛盾に満ちたものですね。
牛由来の加工品についての解禁はまだだが、精肉については、安全宣言が出たから、元に戻してくださいという懇願調ですね。
そこには、子供の食の安全についてのFail-Safeの考え方は微塵もありませんね。
<<<町田市では、何のコメントもつけずに、それらの文書と資料を市立の小学校宛てに、送付しました。>>>というのが、現場の、せめてもの無言の抵抗ということなのでしょう。

 

●1097 学校給食にふぐ雑炊がはいっていた。 笹山登生 101/11/05(Mon) 06:49:03 No.1096へのコメント 削除
URL: http://www.ntgk.go.jp/kyuusyoku/siryou/yurai.html
冗談交じりで検索してみたら、ありました。
郷土色を活かした学校給食モデル献立に、下関のふぐ雑炊が入っていました。
もっとも、このレシピで、学校給食の献立が作られているかどうかは、未確認ですが。

●1096 牛をフグにしていけませんね キミヒ 101/11/05(Mon) 01:23:51 No.1094へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 牛をフグにしない啓蒙。
 先生のご努力、頭が下がります。
 早く国政に復帰して下さい。

●1095 牛肉の安全宣言と学校給食 吉田 つとむ(町田市議) 101/11/05(Mon) 01:10:02削除
URL: http://j-expert.com/
いつも、記事を参考にしています。
自分のHP掲示板に、「牛肉の安全宣言と学校給食」のタイトルで、意見を求めました。
全文、同じ内容で恐縮です。 <以下、その本文>
 国と東京都から、牛肉の安全宣言が出されました。9月18日のことです。
 同日中に、文部科学省スポーツ・青少年局長は、直ちに「牛海綿状脳症(BSE)の疑いのない安全な食品の供給について」を発表して、「牛肉が安全だとする周知徹底」と、「牛肉使用の復活」を求めました。
 私の考えは、少なくとも小学校の学校給食においては、慎重にその使用を検討し、社会的には最後の段階で導入する、と言う考えがもっとも適していると思います。
 町田市では、何のコメントもつけずに、それらの文書と資料を市立の小学校宛てに、送付しました。

 皆さんは、こうした経過について、どのように思いますか?<以上、記事部分>

●1094 ふぐ調理並みの慎重さが求められているといえます笹山登生 101/11/04(Sun) 23:28:36 No.1084へのコメント 削除
URL: http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1102-1a.html
Arataさん。レスが遅れて申し訳ありません。
上記URLは、先週末、厚生労働省が発表した危険部位を含む22品目の回収状況の一覧表ですが、あまりの多さと具体的商品名のリアルさに、びっくりするほどです。
アメリカのUSTRの対応については、後ほどお知らせしますが、日本がBSE発生国となった以上、厳しい対応がとられるのは、やむを得ません。
解体処理過程におけるBSE汚染の危険性については、英国では、背割りを含め三つの段階で危険性があるとされており、その危険管理コントロール(SBOコントロール)についても、マニュアル化されています。
その点、日本では、背割りのみに関心がいってしまっているのが気がかりです。
清浄な肉が、処理後汚染される確率は、かなり高いことを覚悟すべきでしょう。
キミヒさんの例えを借りれば、ふぐ調理並みの慎重さが求められているといえます。
確かに、おっしゃるように、乳牛と肉牛との生育環境の違いはあるでしょうね。
しかし、これとて、正解がないことには、安全宣言のしようがないのが現実なのです。
フィクションとしての安全宣言は、いくらでも出来るのですが。
政府も、いよいよ、買取制度の検討に入ったようですが、私の「日本の狂牛病対策リンク集」に、EUの狂牛病買取り制度(Purchase for Destruction)についてのリンクを張っておきましたので、ご参考いただきますれば幸いです。


●1093 (投稿者削除)
●1092 言葉遊びに意義が有りますか? キミヒ 101/11/04(Sun) 16:05:52 No.1086へのコメント 削除
URL:
聞きかじりさんへ

 1083を再読すれば分かると思いますが狂牛病と
エイズを同一視していませんよ。
 貴方は食肉供給側の惨状を問題提起しました。
 私の考えとして
--------
 目先の利益より、しっかりした安全対策の確立こそ
結局は供給側の利益
------
 を提示しました。

 さらに貴方の
----
発症する条件がはっきりすれば、それ以外のこ
とは安全です。
----
 とは、極端に言えば肉屋さんに安全に解体して
あれば狂牛病肉を並べても良い訳で、言葉遊びで
はないでしょうか?

 例えば、フグは肝臓を除けば100%安全です、私
は大好物です。しかし、フグを食さない人もいます。
これは各個人の自由ですよね。
 狂牛病もフグのテドロドトキシン並に解明される
必要があるでしょう。また、給食にフグは適さない
でしょう。
 骨肉粉を与えなければ、牛は安全なのだから、狂牛
病撲滅が最優先でしょう?

●1091 (投稿者削除)
●1090 (投稿者削除)
●1089 迷いごとを申し上げ・・・ 聞きかじり 101/11/04(Sun) 15:47:23 No.1088へのコメント 削除
URL: http://
笹山さん、こんにちは。レスをありがとうございます。
日頃おかしいと思うことをつぶやきたくて、あちこちに顔を出すようになってしまいました。

あれからもう一度データベースを拝見して、(仕事の最中に)過去ログを読み返しました。
変な蒸し返しをしてしまい申し訳ありませんでした。
もう一度顔を洗って(過去ログを読み返して)出直してきます。
掲示板をご覧の方々にもお詫びいたします。

●1088 国民を子供扱いにして、情報を小出しにしてきた責任 笹山登生 101/11/04(Sun) 09:54:43削除
URL:
これは、私の言葉ではありません。
さっき、TBS系列テレビで、ロンドン大学のロイ・アンダーソン教授かニュー・サイエンティスト誌のアンディ・コグラン記者か、いずれの方が言った言葉です。
これは、今回の日本の狂牛病騒動にもぴったり当てはまる言葉ですね。
試食会で政治家が牛肉をほうばっている姿は、まさに裸の大様。
今のネット社会では、その姿こそ無知に映ってしまっていることを、ご当人たちはご存知ない、という悲喜劇の構図なのです。

●1087 食の安全のためには「仮説-事実-理論」 笹山登生 101/11/04(Sun) 08:17:06 No.1082へのコメント 削除
URL:
聞きかじりさん、ご訪問いただきありがとうございます。
ほかの掲示板でも、お見かけしたようですね。
1082で「技術の裏付けが無くとも判断を示すのが、政治家なのでしょうか。
笹山さんはそのような政治家を目指しておられるのでしょうか。」
という点についてですが、国民の食の安全という観点に立った場合は、そのとおりです。
それは、先にも話しましたが、私のスタンスは、
>>>>国は、国民の食の安全性確保のため、Fail-Safe(あらかじめアクシデントが起こることを想定し、被害を最小限にとどめるよう工夫しておくという安全思想)の慎重さをいっそう持たねばならない。>>>
という観点に立っているからです。
シロかクロか二値的判断が出来ないまま、時の経過ばかり立ち、被害が大きくなってしまった例としては、水俣病が上げられます。
このような経験からして、国民の健康を守る観点からは、政治家こそ、このFail-Safeの考えに立たなければならないものと思っております。
その観点からすると、まず仮説を立て、事実の裏づけで、識閥値を確定しつつ、理論化するというのが、道筋なのではないのでしょうか。

●1086 事実->仮説->理論 聞きかじり 101/11/04(Sun) 07:53:55 No.1084へのコメント 削除
URL: http://
キミヒさん、ご意見をありがとうございます。
薬害エイズのときは、理論的に明確になっていた事柄を、無理な解釈を
権威で押し付けた構造が有ったと思います。
今回いくつかのサイトを見てきましたが、専門家も悩んでいるようです。
つまり、発症する条件がはっきりすれば、それ以外のことは安全です。
それを指して、理論的裏付けが必要だと申し上げています。

ヒトにとって畜産物の安全を求めることは理解できます。
感染した牛であっても処理方法によっては、ヒトには感染しない部位があります。
ところが感染していない牛についても、あたかも汚染されているいるような扱いを受けています。
それは口蹄疫などのように、屠殺前に診断できないからですよね。

畜産物の危険性だけが叫ばれていて、牛の安全性を考えておられないとすると、
片手落ちであり、そこに私の違和感があるのかもしれません。
千葉県で狂牛病が見つかり、公表されたことも私には驚きでした。
畜産サイドの現状も少しで良いからご理解いただきたいって所かな。

まだまだまとまらずにすみません。

●1085 すり替えでは? キミヒ 101/11/04(Sun) 03:33:32 No.1084へのコメント 削除
URL:
 Arata.A さんへ
----
牛肉・牛乳は、狂牛病にかかっていても 安全です
但し、日本の解体の方法(背割り)が絶対に安全だ
と言えない方法なので全ての牛肉が100%安
全だと言えないのです
----

 ですが、解体法が確立されても100%正確に実行さ
れる担保が無い訳ですよね?ですから”狂牛病にか
かっていても安全”は言えないと思います。
 背割り以前に狂牛病撲滅が必要と感じます。
 

●1084 聞きかじりさんへ・・・私の感じること Arata.A 101/11/03(Sat) 23:00:19削除
URL: http://www.akina.ne.jp/~arata/
こんばんわ、喜多方の安達です
正確な答えは、笹山さんからあると思うんですけど 同じ素人として・・・

牛肉・牛乳は、狂牛病にかかっていても 安全です
但し、日本の解体の方法(背割り)が 絶対に安全だと言えない方法なので 全ての牛肉が100%安全だと言えないのです
本来、牛を太らせてはいけない和牛(松坂牛などのブランド種)と
牛乳を採取した後の ホルスタイン種(肉骨粉を使っていないのもあります)を 同じ土俵で論じるのが間違いなのです

農林水産省が 汚染肉骨粉=狂牛病の可能性大という事から国民をごまかす為に 無理に霜降り牛を政治家に食べさせたり
原因追及を本格的にしない原因には、官僚の関係団体への天下り・複雑な利権構造があると言われています
現在でも、危ない5〜8歳のホルスタイン雌牛の市場への供出 自粛(行政指導)させているとの噂もあります

本来、牛肉は安全なのです。 どんどん食べて 食肉業者助けてください。
それより、アメリカで カップヌードル・化粧品など牛製品輸入禁止になっている事 ご存じでしょうか
アメリカでは、牛肉・乳製品以外の 日本の牛加工品 輸入禁止になっています
共同通信のHPにあった、牛肉加工品の基準比較の記事も 半日で削除になっています
マスコミ・TV・政府も ほとんどとりあげません  企業まかせですよね
現在、危なくないけれど回収になっている牛肉加工品生産業者こそが 安全性を本当に考えている業者かもしれませんね

私は、北海道・千葉の狂牛病の感染原因をはっきりさせ
牛肉の安全性を正面から立ち向かえば 牛肉の消費回復できると 思うんですけど・・・
だって、英国からの汚染肉骨粉輸入についても 明確な政府の回答ないでしょう
やはり、「臭い物にふた」じゃなくて「臭い物は、元から絶たなきゃダメでしょ」そう思います

●1083 薬害エイズの例 キミヒ 101/11/03(Sat) 22:47:42 No.1082へのコメント 削除
URL:
 薬害エイズは欧米で禁止された非加熱製剤でした。
 あのせいで、ミドリ十字は目先の利益を得ましたが、
その後吸収合併され、多くの社員は結局リストラされ
ました。

 目先の利益より、しっかりした安全対策の確立こそ
結局は供給側の利益になりますよね?

----
理論的にありえないことが発生して、そこに仮説が立て
られている状況のようです。
----

 でしょうか、現実に英国で数年前から起こった事実は
理論以上の科学的根拠であり、理論を待つ根拠は不明で
す。
 ニュ−トンが万有引力を発見する前からリンゴは落ち
ていたと思います。
 
 

●1082 狂牛病:中途半端な投稿ですが 聞きかじり 101/11/03(Sat) 21:56:10削除
URL: http://
始めまして。狂牛病対策について、違和感を感じているので、投稿をさせていただきます。
とは言え、自分自身に結論が出ていないので、中途半端な投稿になることを
あらかじめお詫びしておきます。

私はヤコブ病を発症する確率は、私がバイクで事故る確率より低いと
信じていますので、自分自身は気にせずに牛肉を食べています。
確かに給食で強制的に食わせるのはおかしいというご意見も理解できます。
片やこの騒ぎで、肉屋さんが倒産しています。
肉牛農家も今まで以上に存続の危機に立たされているでしょう。

プリオン病は技術者から見ても、定説がありません。
理論的にありえないことが発生して、そこに仮説が立てられている状況のようです。
政を司る方々に判断材料を提供できない状況にあると思います。

そのような状況を少しでもご理解されたご意見なのでしょうか。
それとも技術の裏付けが無くとも判断を示すのが、政治家なのでしょうか。
笹山さんはそのような政治家を目指しておられるのでしょうか。

肉屋さんの倒産に私の微々たる税金を投入するのには、断固反対します。
けれどもこちらの掲示板に投稿されている方々のお考えが、何軒かの肉屋さんを倒産させたわけです。
商売をしている身としては、断腸の思いでしょうね。

プリオン病は、エイズ以上のヒトに対する天罰かもしれません。
まとまりの無い投稿でしたが、異論・反論には誠意を持ってお答えするつもりです。

失礼しました。

●1081 若い人ほどvCJD発症率が高いからこそ、給食に神経質な対応が必要なのです。 笹山登生 101/11/03(Sat) 21:17:20 No.1080へのコメント 削除
URL:
本当に、そのとおりですね。
一応の狂牛病対策は出たが、vCJD対策は、まったく白紙の状態なのですからね。
だからこそ、慎重な対応が必要なのだと思います。

●1080 和牛の安全宣言 キミヒ 101/11/03(Sat) 17:37:56 No.1079へのコメント 削除
URL:
 和牛の安全宣言をしたい方々はご自分のご家族も全員参加で、
「牛の脳を食べる会」を盛大に全国で開く。

 こういう事が安全になってから給食でしょう。

 

●1079 学校給食の児童たちは、業者のモルモットか? 笹山登生 101/11/02(Fri) 12:33:06削除
URL: http://www.nikkansports.com/news/society/p-so-tp0-011102-02.html

業者たちが、給食への牛肉使用再開を求める陳情をしたという、上記URLの記事だが、まったく本末転倒の考え方にあきれ返るばかりである。
子供の食の安全よりも自分たちの利害を優先するやり方には、たとえ牛肉が安全であろうとなかろうと、学校給食の制度の意義自体の根幹に触れる問題である。
文部科学省は、なぜこの問題に毅然とした態度を示さないのか。
もう、給食に子供の食の安全を託すことは出来ない。

●1078 食卓と農場との距離を短くする試み 笹山登生 101/11/01(Thu) 20:21:44削除
URL:
Arataさん、いつぞやは、一流の田舎作りのご指南を受け、ありがとうございました。
給食が、子供たちに食材のあり方を知らずのうちに教える機会となれば幸いですね。
今回の狂牛病問題の発生は、身近な食材ほど安全という神話を、崩してしまったことは、残念ですが、これを機会に、いろいろな地域で、Arataさんが目指されているような試みが始まるといいですね。
このお話の中で、「食器も、会津漆器を使うようになりました」というのが、気に入りました。
食文化は、まさに総合芸術ですからね。
私も、この10年ばかり、グリーンツーリズムの音頭をとっていますが、そこでいつもネックとなるのは、集落レストランやパブのようなものがあれば、農家民宿の主婦の負担は軽くなるのだが、という提案になかなか答えられないことでした。
このArataさんのような構想が発展して、フランスの田舎料理レストラン「オーベルジュ」のような、地域に開かれた食の機会に発展できればすばらしいことだと思った次第です。




●1077 給食・・・そして教育について Arata.A 101/11/01(Thu) 19:52:36削除
URL: http://www.akina.ne.jp/~arata/
笹山さん、お久しぶりです
学校給食の問題ですけど、1ヶ月前の新聞の記事ですけど すごく良い記事がありました。

私は、給食の民営化には賛成なんです。 現在の準公務員の給食関係者 食や子供に対する想い なさすぎます。
ちょうど、地方自治体の公務員が 街づくりに対する想いが無いのと同じように!
自分たちは時間外手当をたくさん貰って、私たちは広告協賛までして 仕事を休んで参加して
企業をまわって寄付集めさせられて 頭をさげて 補助金もらって 何か おかしいですよね

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
喜多方市では、10月1日から 市内の2つの郡部の小学校で「地場野菜給食」が始まりました
地場農業の活性化と安全で安心な食材を 子供たちに食べてもらおうと提案があったからです

「みそ汁のごぼうは、○○さんが作ったゴボウです。大根です・・・・」って
給食の時に放送して、できるだけ朝取り野菜使っているみたいです
郡部から始まったので、地域の○○さんの野菜ということで 評判も良いらしいです

原価は高くなる、安定供給ができるかなど 問題は色々ありそうですけど
何か 食の原点に帰るみたいで 私は できるだけ長く続けてもらいたいと思っています。
食器も、会津漆器を使うようになりました

隣の熱塩加納村では、10年前から 行政と農家が協力して
「まごころ野菜供給者会」という名のもとに、その日取り立ての野菜使っています

給食も、自分の父や母・爺ちゃん・婆ちゃんが 実際に生産したものであれば
子供は自慢できるし、自分の故郷の産物に 誇りを持てるようになると思います。

そういえば、私が子供の頃の 小学校の時の担任の先生は
「おとうさん、おかあさん ありがとう  お百姓さん、ありがとう」と言わせてから
食べていましたよね    そういう食・自然に対する感謝の気持ちって 大切ですよね
時間内労働(労働条件)ばかり気にする、単にカロリー計算に走る人たちでは
子供に 「本当の食」「農産物への想い」教えること出来ないと思います

美味しさ、安全性、生産農家の想い 今こそ 子供にこそ教えるべきだと思います
農業の大変さ・生産活動の大切さを 教育現場でこそ 教えるべきだとおもいます。  
「楽しく感謝して食べる」という習慣こそ 教育の原点だと 私は思っています。
何か、日本って国は 教育姿勢そのものが おかしくなったのではないかと 感じました

●1076 竹中さんは、幻想経済学者なのか? 笹山登生 101/11/01(Thu) 17:41:48削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011021-00002036-mai-pol
竹中さんが、タウンミーティングで、デノミは、やる価値があると発言したと聞いて、唖然とした。
経済学者の竹中さんなら百も承知のはずだが、デノミというのは、消費者の錯覚にもとずき、一時的な消費性向があがるという、薬でいえばプラシーボ(偽薬)効果を狙ったものであり、経済政策では、明らかに邪道である。
もっとも、医学の世界では、このところ、このプラシーボ効果が見直されているようだが、経済政策の世界でのプラシーボ効果はどうだろう。
帰って、消費者軽視の批判を受けることは確実だろう。
狂牛病問題で、牛肉安全PRキャンペーンが、逆に消費者の反発を買ったように。

●1075 もう後、半歩の諫早問題 笹山登生 101/10/31(Wed) 13:58:51削除
URL: http://www.nagasaki-np.co.jp/news/index.html#01
上記URLのように、昨日、農林水産省が長崎県などに提示した、諫早干拓事業縮小案は、水門解放の是非を残し、私がかねてから示してきた代替案-私の案は水門解放と計画農地の三分の一への縮小であったが-に近付いてきている。
おそらく、国は、有明海のり委員会の結論を踏まえ、最終は、水門解放にいたるであろう。
国・県いろいろな面子もあろうが、後は半歩に迫った水門解放にいたるまでの大儀名分づくりである。
管理水位マイナス1メートルを農林水産省が今の時点で譲ずれないのは、計画農地が当初計画の半分となっても、依然、農業用水が必要な計画であるからである。
その問題をクリヤーさせるためには、従来の畑地利用にかわる、施設園芸団地など、新しい農的用地利用のプレゼンテーションがなされなければならないであろう。
もちろん、干潟に接したエコツーリズムと農用地に接したグリーンツーリズムを組み合わせた用地利用形態も考えられてしかるべきである。
締め切り堤防を横断道路にした島原と諫早を結ぶ農業・環境・観光基地の拠点としての再生諫早発展のために、これまでのいきさつを捨て、関係者の知恵が集約されることを祈りたい。

●1074 この写真のほうが分かりやすいですね。 笹山登生 101/10/31(Wed) 08:55:18 No.1073へのコメント 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011030-00961604-jijp-dom.view-001
上記URLが、汗牛充棟の司馬遼太郎記念館の内部の写真です。

●1073 汗牛充棟から楽牛空棟の時代へ 笹山登生 101/10/31(Wed) 08:16:35削除
URL: http://www.shibazaidan.or.jp/kinen.html
2万冊をこえる司馬遼太郎さんの蔵書をおさめた「司馬遼太郎記念館」が昨日オープン。今朝の朝日新聞は3層吹抜けの記念館の上層から俯瞰した写真をのせている。
まさに汗牛充棟はこのことかと、目を見張るばかりの壮観である。
汗牛充棟とは、「牛に(運ばせれば)汗し、(積めば)棟に充つほどの多さの蔵書。」との意味だそうだが、デジタル時代の今日では、その存在感はとぼしい。
私のホームページにもリンクしている平凡社の百科辞典にしても、ブリタニカにしても、私の手許には、何もない。
いわば「見えざる汗牛充棟」ならぬ「楽牛空棟」の時代である。
しかしそれにしても、この司馬遼太郎記念館の蔵書の存在感は物凄い。
おそらく、設計者の安藤忠雄さんは、アナログ時代最後の情報の砦としての「汗牛充棟」の象徴なり鎮魂歌を、この記念館にあらわしたに違いない。


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●1072 (投稿者削除)
●1071 ドイツ・カールスルーエ市の松田様からのお便り 笹山登生 101/10/29(Mon) 07:40:47削除
URL: http://www.tiara.cc/~germany/index_about.html
ドイツの松田さんから次のようなお便りがありましたので、再掲いたします。

2001年10月28日(日)00:31:44
こんにちは笹山さま。
いつも詳しい情報をありがとうございます。
ドイツで新たな動きがあったら、またお知らせします。
教えて頂いたサイトを見てみましたが、自宅にいながら様々な国の情報にアクセスできるのは、考えてみると不思議なことですね。
インターネットを使っていると、政府機関の情報開示についても考えさせられます。
こういう時代ですから、日本政府、役所、議員の情報公開のあり方もよりよく変って欲しいものです。

狂牛病をきっかけにドイツで食生活の見直しがされたかと言うと…、これは大きな疑問です。
騒がれていた頃はいろいろな動きもありましたが、今はすっかり“肉の過剰消費社会”に戻っています。
狂牛病以外にも社会的な大事件が頻繁に起きますから、移り気な一般市民の関心を長く繋ぎ止めておくことも難しい。
日本でも数ヶ月後には「狂牛病ってなんだっけ?」となるのではないでしょうか。
それまでに、状況が大きく改善されているといいのですが。

●1070 すぐに細かい問題に入ってしまう日本の政治の欠陥 笹山登生 101/10/29(Mon) 07:24:41削除
URL:
狂牛病問題が発生してから、いろいろな対策が実現したが、それはそれでよいとして、やや、技術的な細かい問題に入りすぎているようにも思えてならない。
いかにも、日本的な対策とでもいおうか。
やれ背割りがどうとか、肉骨粉のラインが鶏豚用と共用だったとか、それはそれで大事な問題だが、大局の見地からは、末梢の問題に過ぎなく、それらは、その部署部署で詰め、解決していけばすむ問題である。
これは、日本のマスコミの問題のとらえ方の矮小さに、政治家が影響されているせいとも見られる。
問題は、日本の畜産の今後10年をどうするのか、飼料自給率をどうするのか、消費者に目を向けた農政にしていくにはどうしたらよいのか、その大局の問題は、政治家によっても、マスコミによっても、いまだ語られず終いである。
この狂牛病問題は、単なる事件なのではないということ、その点では、O-157問題とは、根本的に違う問題である。
そのことにいち早くきずき、今後5-10年にわたる中期の課題に取り組むことが何よりも大切である。
このままでは、日本全国の畜産農家に、ただでさえも困難となっている経営の代替わりを、この問題を契機に、すべて放棄させることになる。

●1069 地域に開かれたランチルームの試み 笹山登生 101/10/27(Sat) 12:59:59削除
URL: http://www.monbu.go.jp/singi/chosa/00000324/
上記のURLのように、結構ビジョンとしては、取り上げられつつあるようですね。

●1068 福祉と義務教育の融合キミヒ 101/10/27(Sat) 12:38:30 No.1066へのコメント 削除
URL:
少子高齢化で小学校の統廃合ではなく、
福祉サービス拠点として、既存校舎を有効
活用する道があるでしょう。
 民間活力を組み入れる、食材の一定割合
を地産品に義務化するみたいな思想も必要
でしょう。
 
 自校方式でなくても、コミュニティ・ランチ・
ルームは可能と思われます。

 公務員による学童昼食提供に特化した組織維持
容認は結局は財政破綻指向であり、給食の是非以前
に論じられる性質ではないでしょうか?

●1067 (投稿者削除)
●1066 コミュニティ・ランチ・ルームの発想につながる 笹山登生 101/10/27(Sat) 08:07:52 No.1065へのコメント 削除
URL: http://www.henrybros.com/mokena.htm
>>自校方式であれば地域のお年寄りは学校のランチルームまで歩いて行き、食べることができるのでは
と思っています。>>
大変示唆に満ちたご提言だと思います。
こんな発想から、コミュニティ・ランチ・ルームというような発想につながればいいですね。
上記URLは、そのような例ですね。
その前提としては、地域に開かれたオープンスクール的な発想がなければならないでしょうね。


●1065 (無題) 倉塚 101/10/26(Fri) 22:31:58削除
URL: http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4672/


 >学校の設立母体により給食供給が阻害されるのは不幸ですよね?

 私もそう思います。
 国立は、文部省、私立は、県の知事部局、
 市立は、市教委と管轄が違いますから、付属中学の子どもが、給食を
 して欲しいと思えば、文部省にいくのでしょうか。

----学校給食施設で一人暮らしの高齢者へ食事を
提供する事業が、行われています。--------------

 >は多分、昼食だけでしょう?
 お教え下されば幸いです。

昼だけの上、センターですので提供できる範囲が限られていますし、
献立もお年寄りむきでないという意見もあり、まだまだ改善され
なければならないでしょう。私は、自校方式であれば地域のお年寄りは
学校のランチルームまで歩いて行き、食べることができるのでは
と思っています。すでにランチルームがある小学校が、地域の
コミュニティー施設の中に建てられているところもありますので。
地域の学校に給食施設があれば、災害時でもすぐに炊き出しが
できるというメリットもあります。これは、神戸の震災で
学校に避難された方がおっしゃっていました。
また、私の地域では、寝たきりの高齢者への配食は、知的障害者の
グループでしています。

-------------土木費は、ダントツに高いという予算比率で
私は、出雲市に限って言えば教育費の比率をもう少し高くと
って欲しいと思っています。------------

 >ですが、土木予算で学童世帯の収入と無縁なのですか?

もちろん、無縁ではありませんが、大手のゼネコンの工事が多く
地元の下請けは、仕事があっても厳しい状態です。
最近は、国の公共事業削減のあおりで倒産するところも出てきて
います。

 >給食センタ−と地産地消は両立できないのですか?

給食センター長の説明によると米などは、まだしも野菜は、
数をそろえるのがむずかしく、カリフラワーなどだと外国からの
輸入ものを利用しているとのことでした。米は、やっと昨年から
島根米を使うようになりました。
米飯は、民間委託です。おにぎりのときは、
コンビニと同じ型のいれものに入っています。
今、建設が行われている給食センターは、
確か14億円の工事ということでした。
大きいところでないと建物の建設でも、食品の調達でも
できないようになっています。そして、PTAでも今回の狂牛病に
ついても市の連合会がなかなかまとまらないということで動く
ことができなかったのです。遠くにある給食センターということで
保護者の関心も薄くなっているようです。
どこに給食センターがあるのかも知らない保護者が大半ですから。
言われるように、コンビニの朝ごはんの子どもが今後も
ふえつづけるでしょうね。

 



 

 

●1064 学校給食の地産地消を推奨されたら如何でしょう キミヒ 101/10/26(Fri) 19:58:16 No.1063へのコメント 削除
URL:
倉塚さんへ

 学校の設立母体により給食供給が阻害されるのは不幸ですよね?

----学校給食施設で一人暮らしの高齢者へ食事を
提供する事業が、行われています。--------------

 は多分、昼食だけでしょう?
 お教え下されば幸いです。

-------------土木費は、ダントツに高いという予算比率で
私は、出雲市に限って言えば教育費の比率をもう少し高くと
って欲しいと思っています。------------

 ですが、土木予算で学童世帯の収入と無縁なのですか?

 給食センタ−と地産地消は両立できないのですか?

 広い視野で政治を志して下されば幸いです。





 

●1063 (無題) 倉塚 101/10/26(Fri) 18:51:46削除
URL: http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4672/
キミヒさんへ
私の説明がまだまだ足りないのかと反省しています。
学校給食に対して人によっていろいろな意見があって当然です。
私の知っている限りでは、小学校ではほとんど給食があるところが
多いので狭い見識からの意見になっていたとしたら申し訳ありません。
島根県の場合は、私立の中学校(小学校はありませんので)国立大学の
付属中学校では学校給食がありません。付属の小学校では自校方式の
給食です。
農業が大きな産業となっている島根県では、学校給食で
その食材が使われることも大切なことです。過疎地域では学校へ
給食用の農産物をおさめることが、高齢者の方の生き甲斐となっていたり
するので、画一的に議論することは、むずかしいかもしれません。
すでに島根県では、学校給食施設で一人暮らしの高齢者へ食事を
提供する事業が、行われています。
また、出雲市では、これまで教育費にかけられる予算がきわめて低く、
土木費は、ダントツに高いという予算比率で私は、出雲市に限って言えば
教育費の比率をもう少し高くとって欲しいと思っています。
ただし最近は、荒れた中学校対策のために多少、比率があがった
ようですが。

●1062 子供の食はみんなの食 キミヒ 101/10/26(Fri) 18:21:37 No.1061へのコメント 削除
URL:
 労働問題と子供の食の安全問題とは、分けて考えるべきでしょうね。

 学童の昼食を地域利権や労働問題にリンクさせる論理が不明です。

 チケット方式の給食では、集団生活理解の機会が失われます。
 学級崩壊が見られる現状では、給食に一定の価値を認めます。

 #1042で表明しましたが、学童を含めた地域弱者への
安全な食事の提供は、少子高齢化社会では寝たきり一人暮らし
の老人にも有効です。

 何で、長期休暇のある学童の昼食に特化した組織形態に議論が
集中するのか大きな疑問です。文部科学省も大喜びでしょう。


●1061 労働問題と子供の食の安全問題とは、分けて考えるべき 笹山登生 101/10/26(Fri) 15:47:19削除
URL:
「学校給食の民間委託」のキーワードでサーチしてみると、およそ、子供の食の安全の観点から程遠いような、おどろおどろしい、労働問題の観点からのページが、いくつも飛び出してくる。
これでは、親御さんも、どっちに加担したらよいのか、ひいてしまうのではないのかな。
今回の狂牛病問題で、むしろ、子供の食の安全を最優先した正論を、親御さん自身が吐ける土壌が出来ることを期待したい。

●1060 給食実施率 笹山登生 101/10/26(Fri) 14:32:57 No.1059へのコメント 削除
URL: http://www.monbu.go.jp/news/00000387/
上記のURLが、全国の実態のようです。
沖縄の離島に行っても、いまやどこも給食ですね。
定時制の実施率が低いのが目立ちますね。僻地の未統合小学校の実態はどうなのでしょう。
「義務教育でも給食を提供できない地域」がまだある。という問題意識。
一方で、京都府宇治市のように、給食の民間委託をはじめた地域、いろいろな変革の目は、育っている感じですね。
行革の視点から見ると、確かにイギリスのような変革対象になるのでしょうけれども。
イギリスの給食は、食堂のようなもののようですね。
チケットを使っての完全選択性のようです。
日本の社員食堂も、かなり、このごろは自由度を増しているようです。
私も、論じるには、やや、まだ勉強不足です。
倉塚さん、キミヒさんのご意見いかがですか。

●1059 学校って食堂ですか? キミヒ 101/10/26(Fri) 13:15:17 No.1054へのコメント 削除
URL: http://www.nnet.ne.jp/~ofunato/news/news010806.html
倉塚さんへ

 学校って食堂ですか?
 教育予算の大きな部分が給食に向けられて当然ですか?

 給食が有機野菜でも、家庭で朝食抜き、コンビニ食材の
子供もおります。

 あなこそ単純な論法で、庶民を批判されますね。
 義務教育でも給食を提供できない地域があるのがご存知ですか?
 学校給食で地域農業活性化も、ゼネコン誘致も思想は同じです。食
の安全性で言えば、今回は和牛が輸入牛肉に劣る事も証明されていま
す。
 学童の食が自校方式で安全が担保されるなら、地域ボランテア等で
運営するみたいな行財政改革と一致する事を提言するのが筋で、教育
予算を浸食して、税金で公務員様を大量雇用する前提では疑問です。
 口だけの政治家が多い中、センター方式給食を拒否して、安全な食
材で学校炊き出し隊でも組織して、実践されたらどうですか?
 単純な批判より、よっぽど説得力があります。

 

●1058 学校給食にダウナーカーの肉を禁止するという動き笹山登生 101/10/26(Fri) 10:03:20 No.1054へのコメント 削除
URL: http://www.citizen.org/cmep/foodsafety/gsfc/articles.cfm?ID
アメリカ型狂牛病といわれるダウナーカーの肉を、学校給食の食材から追放するというニュースが、上記のURLです。
倉塚さん、ご参考まで。

The USDA added a requirement to the 2000-2001 contracts for their school lunch program that prohibits the processing of downer cows into meat products. This requirement should be extended to the industry as a whole, not just to plants producing school lunch meat, so that this unwholesome product is not in our food supply.

●1057 (投稿者削除)
●1056 NOといえる給食 笹山登生 101/10/26(Fri) 09:35:02 No.1054へのコメント 削除
URL: http://www.tky.3web.ne.jp/~nakaikun/genkou/children.html
ついでにこんなホームページもありましたよ。
NOといえる教育の中での、NOといえる給食、なかなかいいじゃありませんか。
それには、まず、PTA改革が必要なようですね。

●1055 世界の学校給食の事情 笹山登生 101/10/26(Fri) 09:16:24 No.1054へのコメント 削除
URL: http://www.nikonet.or.jp/~kana55go/rekisi/serekisi.html
>>コンビニと変わらない食事しか行政ですら提供できなくなっています>>
いや、深刻ですね。
そこで、世界の学校給食はどうなっているのか、調べてみました。
ここで注目されるのは、イギリスの例です。
1992年イギリスでは、学校給食は政府の手を離れ、民営化されました。
その鋼材が現在どうなっているのか、もっと調べてみたいと思います。
いずれにしても、当初の目的は、貧民救済の一貫として、欠食児童保護の目的で始まったのは、世界共通のようでした。
これを、今日的な意義を持たし、子供の食の安全のためにどうするのか、を考える時代なのでしょう。

●1054 学校給食 倉塚 101/10/26(Fri) 08:20:11削除
URL: http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4672/
私は、こういう単純な計算だけでは、判断できないと考えています。
食品添加物、農薬、環境ホルモン、遺伝子組み替え食品、ダイオキシン
コンビニ、レトルト食品、それに狂牛病と、保護者は、新しい食の問題に
次々と直面しなければならなく、弁当ひとつ作るのも苦労しています。
愛情弁当がどんなものなのかも、よくわかりませんが。
それらは、社会が豊かになるためにもたらされたものですが、それを
保護者と子どもだけが引き受けるには、あまりにも問題が複雑過ぎます。
以前は、自校方式が当たり前だったのに、いつからかセンター方式になり、
コンビニと変わらない食事しか行政ですら提供できなくなっています。
それでいいのでしょうか。
私の県では、自校方式を実践している市町村もあり、
地元の有機農産物や児童の家族がつくったもの、ときには、児童が
収穫にかかわったりして、教育にも経済にも大きな影響があると聞いています。
そういう町に赴任した教師に聞くと、「あの町の学校給食は、
ほんとにおいしい」と言われます。そういう町の中には、有機農業の里として
関西方面の消費者に受け入れられ、町民が生産者として誇りを持って仕事をして
おられるところもあります。
計算だけで考えるのではなく、子どもに何をどうして食べさせるのか
考えることのできる地域、社会になって欲しいと願っています。

●1053 本当ですかぁ 笹山登生 101/10/26(Fri) 07:01:47 No.1052へのコメント 削除
URL:
相当高いもんですね。
>>敢えて、教育予算の大きな部分を給食に振り分ける根拠は今日的
意義は低いと思われます。>>
には、同感。
でも、これに至るまでには、いろいろな要因が絡まりあっているのでしょうね。
改革の大義名分は、やはり食の安全性からのほうがよいのかもしれません。

 

●1052 学校給食のコストキミヒ 101/10/25(Thu) 23:53:23削除
URL: http://www.nnet.ne.jp/~ofunato/news/news010806.html
狂牛病問題総括、お疲れ様です。

 学校給食のコストはやはりセンタ−が割安です。
 大船渡市では一食753円で市の負担だけを見ると
教育費予算総額の約4分の1に相当。

 一方、滋賀県では一食200円台???
http://www.pref.shiga.jp/edu/content/data09/b/b00_04.html

 敢えて、教育予算の大きな部分を給食に振り分ける根拠は今日的
意義は低いと思われます。

 税制面で、扶養者控除を増額し、学校給食費の実費負担を求め、
教育本来に予算を振り向けるのが本筋では。
 
 本質的に学校給食の受益者は保護者であり、親の愛情を手弁当で感
じる事もあるでしょう?
 学校栄養士に至っては、躾も学校任せの親のエゴを感じます。
 一食700円なら、各校単位で民間入札でも行えば栄養士が組む立派
な食事が学校に運ばれると思います。何で学校栄養士なのか理解でき
ません。

●1051 (投稿者削除)
●1050 狂牛病問題総括-安全宣言では決してありませんが- 笹山登生 101/10/25(Thu) 07:56:23削除
URL:
このホームページで、約45日間にわたって取り扱ってきた、狂牛病問題も、政府の対策も、不十分ながらも出揃いましたので、一応の締めくくりといたしたいと存じます。
その間、私のこのホームページには、予想をはるかに越える膨大なアクセスがあり、責任の重大さを感じました。
いまさらながら、ネットの力の大きさを感じた次第です。
また、未知のかたよりのメールも数限りなくあり、新たなネットワークの存在を知りえました。
それにしても、この問題についての政治家の対応の遅さです。
もちろん、その間、テロ法案の問題があったにせよ、今ごろになって、肉骨粉の輸入問題など、狂牛病問題の序論に入っているような方も散見されます。
政治がやるべき課題は、常に未来にあることからすれば、過去の責任問題はともかくも、今やるべきは、ヤコブ病による人への連鎖を想定しての万全の対策を講じることと、安全な国民の食生活を保障しうる農政の転換でしょう。
特に、ドイツが行ったような、この狂牛病問題をきっかけにした、環境重視・消費者重視の農政への転換は、喫緊の課題だとおもいます。
禍転じて福となす気構えが、今後問われるものと思われます。


●1049 学校栄養士制度の流動的な対応は可能なのでしょうか。 笹山登生 101/10/24(Wed) 08:00:46 No.1048へのコメント 削除
URL:
倉塚さん、ご指摘ありがとうございました。
自校方式は、いろいろな意味で、目が行き届くという意味では、いろいろなメリットがあるようですね。
問題は、いろいろ毎年待遇問題が出る学校栄養士さんのテリトリーの広域化なのでは。
一人の学校栄養士さんが、広域的に活動できれば、その面での負担は減りますね。もちろん学校栄養士さん自身のご負担は格段に増えますが。
アドバイザリー制度などによって、補助的な兼務人材を配置できることは可能なのでしようか。
ところで、鳥取県は二十二日までに一次検査で疑陽性が出た場合、その日に処理した牛すべてを出荷停止にするなど、厚生労働省の要領より一段と厳しい対策を講じる方針を決められたようですね。
皆さん方の危機意識が、県の耳にも届いた結果なのではないでしょうか。
今後ともご活躍を祈ります。

●1048 学校給食 倉塚 101/10/23(Tue) 11:47:31削除
URL: http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4672/
こんにちは、
私は、自校方式にしてもそれほどコストは、変わらないのではと
考えています。その上、規模が小さくなれば、地元の生産者からでも
調達できるものがふえ、地域の活性化にもつながると考えています。
出雲市の場合、現在、新しい学校給食センターを
建設中で市内の大型ハコモノの公共事業のひとつとなっています。
その規模は、中国、四国で最も大きい施設となるように聞いています。
当然、大手のゼネコンがその建設を引き受けており、小さい工務店
などは、下請けで入ることになります。また、これまで市の中心に
あった給食センターが、空き地になっている工業団地に移転するの
ですが、西のはずれにあり、配送コストもこれまでより、
高くなることが予想されます。
自校方式になれば各学校に栄養士を
配置しなければならないなどで人件費がかかることも考えられますが、
今の子どもたちの食生活を取り巻く現状では、センターでも各校に
栄養士を配置しなければならない時がくるのではと思っています。

●1047 自校方式基調で弁当持参選択制というご提案 笹山登生 101/10/23(Tue) 08:02:24 No.1046へのコメント 削除
URL:
1040の倉塚さんのご提案によれば、子供の食の安全と親御さんのご負担を考えれば、自校方式をベースにして、オプションとして、弁当の選択性を取り入れるのがベストとのご意見です。
コストの点からいうと、不利でしょうが、どんな食材が使われているかを情報公開できない共同センター方式には、やはり抵抗があるとのご見解ですね。
社員食堂形式で、チケット制にすれば、親御さんにとって見ても、たまに弁当を作れる楽しみも増えるのではないでしょうか。

●1046 深読みお詫びします キミヒ 101/10/21(Sun) 22:14:43 No.1045へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ


 深読みお詫びします。
---------------この種のセンター化というものは、必ずしも、
規模の利益が達成されえないのですね。----------

 一つ言えるのは、学校には長期休暇があり、官業ベ−スでこそ
独立事業に成り得ると思われます。
 学校給食自体が社会の必要コストとしての補助があっても、事業
周辺には官の思惑に沿った利益追求意志が働いていますよね。


 

●1045 コスト削減と食の安全の両立 笹山登生 101/10/21(Sun) 20:03:10削除
URL:
学校給食センターでも、コスト削減がいわれ、それが子供の職の安全を脅かすような食材につながるのでは、たまりません。
そのことをいったつもりなのですけれども。
この種のセンター化というものは、必ずしも、規模の利益が達成されえないのですね。
職域を守るがために、食材のコスト削減と質の低下が優先されてはたまりません。

●1044 まともなコスト キミヒ 101/10/21(Sun) 18:55:21 No.1043へのコメント 削除
URL:
----でも、まともなコストを払っての需要があるのかな。----

10年前、牛丼280円、ハンバ−ガ−65円が予想できたでしょうか?
 介護保険において、家事援助の選択が大きいですよね。
政府が雇用創造で福祉を挙げていますが、まともな所得が提示され
ているでしょうか?
 結局は現在の学校給食事業で既得権益受益者が問題であり、そっち
に費やしているコストを勘案すると、先生のコストへの危惧表明は既
得権擁護発言ではないでしょうか?

 今回の狂牛病問題は国民に対する、官僚の無策によるテロ行為であ
り、参議院の職域団体代表議員も含め、供給側の既得権擁護によって、
結局は農業を含めた産業の衰退を招く事の証左でしょう。

●1043 (無題) 笹山登生 101/10/21(Sun) 17:44:54削除
URL:
>>複数の民間業者による食事供給体制を構築すれば、安全は重要な商品価値であり、愚かな食材
論争は駆逐されるのでは?>>
それも一つの方法ですね。一人暮らしのお年より、子供たち、食事制限自宅静養者などが対象になるのかな。
シビルミニマムの一つに食の安全が加わるとすれば、自己責任によらずとも、食の安全が保障されるシステムが、このような形であっていいですね。
でも、まともなコストを払っての需要があるのかな。



 

●1042 学校給食を広い視野で運営するのも一法では? キミヒ 101/10/21(Sun) 15:15:27 No.1041へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

-----
食の安全の順位は、弁当-自校方式-センター方式の順序に
なるでしょう。あるいは、そこに組み合わせ選択性を取り入
れるというようなオプションも考えられるでしょう。
---

 で、弁当は理想でも、現実的に保護者の大反対に遭うのが
現実でしょう。
 自校方式、センター方式共に競争原理が働きません。
 少子化下で自校方式を進める財源も不明です。

 現在、医療・福祉分野での国民負担増大が予想されていま
すので、センター方式が落とし所なのでしょう。
 在宅老人への食事宅配サ−ビス市場が義務教育給食市場を
越える事態も予想されます。
 補助金を組み合わせた、複数の民間業者による食事供給体
制を構築すれば、安全は重要な商品価値であり、愚かな食材
論争は駆逐されるのでは?


 

●1041 子供の食の安全のための順位は?-弁当-給食自校方式-給食センター方式 笹山登生 101/10/21(Sun) 10:25:55削除
URL:
倉塚さん、ホームページ拝見しました。私のページもリンクしていただいているようで、恐縮しております。
この掲示板でも、992.1012.1013.1014で、給食問題と狂牛病問題との関係を取り上げていますので、ご参照ください。
私は、かねてから、牛肉に限らず、生産県においては、米にしても、牛乳にしても、学校給食の場が、消費拡大という量としての先兵の役割を果たすことを義務付けられてきたことに、ずっといやな感じを抱いていました。
そういえば、倉島さんのところも、生産県ですよね。
子供たちの親御さんも生産者ということになると、食の安全に危機感を抱いても、なかなか、それを現らわしにくい暗黙の雰囲気というものはあるのではないでしょうか。
でも、もともと、学校給食は、先にも書きましたように、山形県鶴岡市のある学校の欠食児童救済のために考え出されたシステムですから、飽食でありながら食の安全がより問われるいまの時代には、当然見直されるべき制度だと思うのです。
もちろん、その場合には、共稼ぎの親御さんのご負担を軽くするような配慮があってしかるべきです。
一方で、給食サイドでは、自校方式か、センター方式かとの論争もあります。
これは、給食制度の従業員待遇・合理化問題とかかわりあってくる問題です。
しかし、これらの問題を、すべて、子供たちの食の安全性確保最優先で、ここらで考え直してみることが必要なのではないでしょうか。
その観点からすれば、何よりも、子供の食を守るのは親御さんしかないという、自己責任論と、いざという場合の総体リスクの低減という観点からの分散処理論が、優先されるべきでしょう。
これらの観点に立てば、食の安全の順位は、弁当-自校方式-センター方式の順序になるでしょう。あるいは、そこに組み合わせ選択性を取り入れるというようなオプションも考えられるでしょう。
今回の狂牛病問題での文部科学省の態度は、常に後手後手であり、言葉は悪いが、都合の悪いことは、現地の教育委員会なり親御さんの判断に任すという、一歩ひいた態度に終始したことは、残念でなりません。
その上、給食への牛肉使用再開については、早めの方針という、矛盾したものでした。
狂牛病は、若い人ほど連鎖を受けやすいというヤコブ病につながるものですから、特に学校給食への牛肉使用には、もっと敏感になってしかるべきなのに、文部科学省の態度には、そのかけらも見られなかったのです。
私は、今回の問題を契機に、親御さんは、危機感を持って立ち上がることを期待しております。
少なくとも、給食センターで使われる食材の由来についての情報公開は、最低限なされるべきです。
そのような意味で、倉塚さんの現地でのご活躍を期待しています。



●1040 狂牛病と学校給食 倉塚 101/10/20(Sat) 23:53:14削除
URL: http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/4672/
笹山さん、こんにちは、
狂牛病問題について、笹山さんのホームページは、とっても役立ちました。
私のホームページでも紹介させていただきました。
私は、以前より、学校給食の問題に取り組んできました。
今の子どもたちにとって学校給食は、食を体験する貴重な場になっているので
これを廃止することは、できないと思っています。
しかし、私の市のように1万食もの学校給食センターともなると
今回のようなことが起こってもまるで対応できないというのが現状です。
市の方に文書で牛肉の使用を中止していただくようお願いしましたが
交通事故に遭う確率を考えれば、ずっと低いし、使用を中止したとき、
風評被害に農家があう、その上、精肉部分には、プリオンが含まれて
いないからたとえ狂牛病の牛がいたとしても大丈夫という返事でした。
保護者や子どもの立場に立っていない回答に(正式な文書での回答は、
まだですが)
がっかりすると同時に政治というのは、こういう危機のときにどう
動けるかだと思うのにその能力が備わっていないことに
改めて気づかされました。
文科省も早々と学校給食での牛肉の使用の再開を通達していますが、
選択の余地のない学校給食は、慎重の上にも慎重を重ねて判断して
欲しかったと思っています。子どもも新聞やテレビを見ていて
不安に思っているのに食べなければならないなんてあんまりですよね。

●1039 地方からの変革には、議員レベルのネットワークで同時多発的に物申すことが必要 笹山登生 101/10/19(Fri) 08:24:17 No.1038へのコメント 削除
URL:
市ペースでの公表方法の一覧表、興味ぶかく拝見しました。
給食問題にしても、この公表時期にしても、議員レベルで同時多発的に物申せば、国の方針に流されない自治体の対応が出来るのではないでしょうか。
分散した意思決定機構の存在こそ、良識を反映しうるというのが、私の持論です。
そのような意味で、吉田様のこれからの役割大とご期待申し上げる次第です。

●1038 狂牛病の検査結果の公表状況 吉田 つとむ(町田市議) 101/10/19(Fri) 01:49:21削除
URL: http://j-expert.com/
新聞記事や、ささやまボードから、「一次検査を実施する全国78自治体のうち23の道県市が、「疑陽性」の牛が出た場合に公表する」(共同通信社のまとめ)と言うニュースを知りました。都道府県の判断は一覧表になっているのですが、市レベルの対応は全部がかかれているようではありませんでした。
そこで、県別のニュースを収録しています。相変わらず、整理された記載ではありませんが、どなたかこうしたものをきちんと整理して見やすくする方はいないでしょうか。
とりあえず、半端な状態ですが、中間報告ということで、ご勘弁ください。

http://j-expert.com/sir/01/sabu/012.04.html

●1037 牛の段階から人の段階の連鎖へと、問題は移った。 笹山登生 101/10/18(Thu) 23:52:18削除
URL:
ssさん、こんばんわ。そうですね。牛肉安全宣言の日、皮肉にも、今日は、ヤコブ病患者第一号の話で持ちきりになってしまったですね。
ヤコブ病の感染ルートは、主に、次のようなものだそうです。
食物によるもの、ホルモン注射によるもの、角膜移植によるもの、硬膜をはじめとした臓器移植によるもの、手術時の医療器具によるもの、遺伝的なものによるもの、そしてグレーゾーンとして、これはまだはっきりしておりませんが、献血によるものがあるといわれています。
従来、狂牛病のプリオンを原因とするヤコブ病は、12歳から55歳までの比較的若い世代にかかるとされ、その前提でのヤコブ病発症数が想定されていました。
ところが昨年、イギリスで74歳の老人がヤコブ病で死んでからというもの、その前提は大きく崩れ、これまで想定していたより、これからヤコブ病を発症する人はもっと多くなるのではないか、と予想されるようになってきました。
また、スタウバーという学者の説によると、これまで痴呆症とされてきた方の6パーセントから8パーセントは、実際はヤコブ病であるとする説もあります。
日本において、今年になってヤコブ病とされた人の数は46人います。
もちろんこれは、狂牛病を原因とするものとはみなされてはいません。
しかし、今回の方が、狂牛病感染によるヤコブ病だとすると、もうすでに、牛から人へのプリオン病の連鎖ピラミッドは、完成しているともみられることになります。
そのような意味では、今日は、安全宣言どころか、新たな人の段階での連鎖の始まりというべき日になりうるのです。
政治も行政も安易な安全宣言をするよりは、今日から始まった、新たなヤコブ病への国民の恐怖に備えうる体制整備をいち早く築くことこそ、国民の不安にこたえうる唯一の道となるでしょう。
なお、今日発売の週刊文春に私のコメントが出ています。

●1036 ヤコブ病 ss 101/10/18(Thu) 23:15:54削除
URL: http://
 新聞記事によると狂牛病に感染したと見られる若い女性が首都圏内で発見されたそうだ。
 東京都内の総合病院で検査を受けたらしいが、ヤコブ病の症状を示しており、それも狂牛病感染の可能性が高いという。
 まだ精密検査結果が出ていないが、このように狂牛病感染患者はすでに出ていると考えたほうがいいだろう。
 千葉で発見された狂牛病はたまたま発見されただけのことであり、以前から狂牛病に感染した牛が存在したと考えたほうが正しい。
 そうであれば感染した人間がいても不思議ではない。
 狂牛病に感染すると人間の場合は、ヤコブ病になって死ぬのだが、これは痴呆症状に似ており、他の病気と紛らわしいため、藪医者の診察では確認はできない。
 それに体制側にしてみれば、責任はとりたくないし、不祥事なのでなんとしても隠そうとするだろう。
 だから闇に葬られた狂牛病感染者がいるはずだ。

●1035 まったく同感です。 笹山登生 101/10/18(Thu) 21:33:52 No.1034へのコメント 削除
URL:
それが1029でいったFail Safeの考え方にもとずく、国民の安全を最優先した検査システムだとおもいます。
ところで、18日から始まった狂牛病の全頭検査で、一次検査を実施する全国78自治体のうち23の道県市が、「疑陽性」の牛が出た場合に公表することが共同通信社のまとめで分かりました。
1027で予測したように、まさに地方自治体の健全な判断が、国の方針を形骸化させつつありますね。
わが秋田県は、残念ながら、その中には入っていないようでしたが。
いずれは、市場の評価が、その結果の明暗を分けることでしょう。

●1034 (無題) AY 101/10/18(Thu) 18:46:51削除
URL: http://
再びありがとうございます。
莫大な費用をかけるわけですから、それが単に安全に見せかけるだけのパフォーマンスで終わらないように、適切な検査方法と共に行き当たりばったりでない理にかなった処理フローチャートについても、もっと論議されてもよいのではないかと思います。

今後とも笹山さんの追求を楽しみにして行きます。

●1033 真相は藪の中 笹山登生 101/10/18(Thu) 17:06:38削除
URL: http://de.bio-rad.com/bsetest.html
http://ss.niah.affrc.go.jp/disease/bse/niahsurvey.html
の説明で見る限り、原因はわかりませんね。
ただ、ここでもかいてあるとおり、4検査方法の評価では、22箇所の組織を均等に取って検査し、100パーセント正解だったわけですから。
CEA法のこれまでの欠点は時間がかかることでしたが、URLのようにオートメ化が進み、現在は短時間で出来るようになり、その欠点は克服されているようですよ。

●1032 (無題) AY 101/10/18(Thu) 15:19:55削除
URL: http://
ご説明いただき、ありがとうございます。
すばらしいリンクですね。

>この報告書によると、4つの方法が比較評価されているのですが、ここでは、陽性の検体300
>について、検査してみたところ、ウエスタン・ブロット法、ELISA法、CEA法も、300検体全
>部正解でした。

千葉の牛がウエスタン・ブロット法で陰性とされたのは、サンプルを採取した部位が
適切でなかったためで、ウエスタン・ブロット法自体の問題ではないということでしょう
か。

前回、イギリスに検体を送って初めて狂牛病だとはっきりしたのにもかかわらず、
今回イギリスに"シロ"だと判定してもらわなかったのは、"クロ"だと判定されることを恐れ
て、わざと避けていたのかと邪推せざるを得ないです。

CEA法が採用されない主な理由は何だとお考えになりますか。

●1031 私も、どんぐりの背比べの検査方法のように思えます。 笹山登生 101/10/18(Thu) 14:28:23 No.1030へのコメント 削除
URL: http://konyvtar.univet.hu/bseevalu.pdf
AYさん、ごらんいただいてありがとうございます。
EUが、1999年7月8日に発表した検査方法ごとの評価書が、上記のURLです。
要約が日本語に訳されたURLもありますので、、ご参照ください。私の「リンク集-日本の狂牛病対策」にも、リンクされています。
この報告書によると、4つの方法が比較評価されているのですが、ここでは、陽性の検体300について、検査してみたところ、ウエスタン・ブロット法、ELISA法、CEA法も、300検体全部正解でした。
次に、陰性の検体1000について検査したところ、ウエスタンブロット法とCEA法は、1000全部正解、ELISA法は、1000のうちの997が正解という結果になったと、報告しております。
3つがFalse-Positive-擬陽性ですね。
これを、さらに希釈レベルを高く-薄くしていくと、もっとも、薄いレベルでも感知できたのは、圧倒的にCEA法で、その次がELISA法、はるかに次がウエスタンブロット法であったと報告されています。
これまでのことでいえるのは、CEA法に比し、ウエスタン・ブロット法、ELISA法ともやや旧式になってきているということはいえると思います。
したがって、擬陽性レベルまで幅広くELISA法でひろうことはよいのですが、確定検査をウエスタンブロット法でというのは、ちょっと解せない点があります。
どんぐりのせいくらべの検査とでもいうのですかね。
http://www.maff.go.jp/soshiki/keizai/kokusai/kikaku/2001/20010110denmark51a.htm
にあるように、デンマークでは、狂牛病第一号が出て一年後に、また、イギリスのCVL(英国獣医研究所)に検体を送っているように、おっしゃるような慎重な検査が、当分なされてよいものとおもわれます。
お隣の中国では、もっと高感度で、早く結果が出、ノイズの少ない検査方法が採用されていると聞いております。
日本も、幸か不幸か、狂牛病アジア先進国となってしまったのですから、この際、もっと完璧な検査方法を採用してしかるべきです。

●1030 狂牛病の判定法が矛盾していませんか。 AY 101/10/18(Thu) 11:26:48削除
URL: http://
初めて書き込ませていただきます。
今回の東京の狂牛病の牛の判定がどうしても
腑に落ちません。
どうして、イギリスに送らなかったのでしょうか。

0999でお書きになった説明によると
ウエスタン・ブロット法、ELISA法ともやや旧式であるものの、
この二つの検査精度を比べるとELISA法の方が上(まし)とのことですよね。

それで、どうして以下のような結論が出せるのか、私にはどうしても
わかりません。

1頭目(千葉の牛)
ウェスタン→シロ
エライザ→クロ
イギリスに検体を送る→クロと判定

2頭目(東京の牛)
エライザ→クロ2回判定
ウェスタン→シロ
政府はシロと発表

笹山さんはどのようにお考えですか。

●1029 食の安全のために、国は、もっとFail-Safeの考え方を持つべき 笹山登生 101/10/18(Thu) 06:47:42削除
URL:
>>「かいわれやほうれん草とは違う。」では無く同じでしょう。>>
といったのは、連鎖の潜伏期間が長いため、被害者は、その因果関係を立証できない。だから、国は、国民の食の安全性確保のため、Fail-Safe(あらかじめアクシデントが起こることを想定し、被害を最小限にとどめるよう工夫しておくという安全思想)の慎重さをいっそう持たねばならない。という意味で言ったのです。
>>省益あって国益無し。政権あって政策無し。>>
については、まったく、おっしゃるとおりの無力感を感じますね。
それに、いまの時代では、生産者第一主義の行政志向が、長期的には、もっとも生産者のためになっていないということを、政治も行政も、まだ理解していないということですね。
そのような意味をこめて、「懲りない連中」といったのです。
 
 

●1028 懲りない連中達 キミヒ 101/10/18(Thu) 00:53:11 No.1019へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 今回、食材が問題でたまたま国民全体が被害者となっただけで、
薬害エイズも、無駄な公共事業も、外務省問題も根っ子は同じで
はないでしょうか?
 「かいわれやほうれん草とは違う。」では無く同じでしょう。

 省益あって国益無し。
 政権あって政策無し。
 
 問題の本質は同じではないでしょうか?
 

●1027 健全な自治体の判断が、国の方針を形骸化させるかもしれない。 笹山登生 101/10/17(Wed) 07:19:08削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011017-00000019-nnp-kyu
吉田さん、メルマガにも私のこの掲示板を取り上げていただいたようで、恐縮しております。
そうですね、吉田さんの町田市は、畜産の生産者も消費者も共にいるという、東京都内でも、この狂牛病問題では、特異な立場にたたれた市ですね。
それだけに舵取りにご苦労されておられるのだと思います。
上記のように、厚生労働省が押し切られた格好で、「中間段階での擬陽性は公表せず」との国の方針がかたまったようですが、もうすでに、神奈川県など、独自の方針を決めたところも続出する気配ですね。
おそらく、どんどん、これにならう動きは出てくると思いますよ。
消費県が、このような動きになれば、生産県としても、うかうかしておられません。
何しろ、中間検査公表をしない県の牛はヤバイとの印象を消費者にもたれては、元も子もないのでから。
「この問題が連鎖を伴う問題であり、かいわれやほうれん草とは違う。」「農場から食卓までの安全性確保こそが、これからの農政の主要課題である」ということを、地方自治体の議員の皆様方が、国政レベルに警告を発しうる、絶好のチャンスだと思っています。

●1026 狂牛病情報と自治体の自己開示 吉田 つとむ(町田市議) 101/10/16(Tue) 23:01:51 No.1025へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
「1025 消費者と情報を共有しようとする気のない知事さんはだれ?」を読みました。いつもながら、鋭い指摘に関心いたします。
わたしが住む東京は、人口も多くて食料(食品)の大消費地です。東京での食料(食品)の消費がどうなるかで、日本の食料(食品)関係の事業の盛衰も大きな影響を受けるものと考えます。
今回の場合、他に食べるものが無いならともかく、牛肉の場合は豚肉や鶏肉に消費が転換していくのは誰の目にも明らかです。行政が、簡単に安全宣言を出したり、狂牛病調査結果の中間発表をやらないと言う事例は、消費者に対して行政を信頼しない対応を強めるだけに過ぎないでしょう。
そうした状況は、結果として畜産産業の需要を減らすことにつながると思います。
わたしは、町田市消費生活センター運営協議会の委員(個人の自主参加によるボランティアとして参加)を務めています。日ごろから生産者よりも消費者との関係が深いせいか、消費者心理の動向に絶えず目が向きます。行政も、消費者視点に立つと言うスタンスを取らないと、消費生活関連産業自体が思わぬ危機に陥る時代ではないでしょうか。

●1025 消費者と情報を共有しようとする気のない知事さんはだれ? 笹山登生 101/10/16(Tue) 10:09:53削除
URL: http://iij.asahi.com/national/update/1015/019.html
ELISA法による狂牛病のスクリーニングの判定が擬陽性になった場合、岐阜の知事さんは、その結果を公表しないという。
これは、消費者と情報を共有しようとする気のない知事さんだ。
「しらしむべからず。よらしむべし。」のこのような態度が、消費者の反乱をよびおこすのだ。
これでは、岐阜の畜産農家にとっては、長期的には、かえってありがた迷惑の応援団なのではないかな。
こんな調子で、各県の知事さんの考え方を一つ一つ問うことも、この際大切だ。



●1024 「言論NPO」への異論 笹山登生 101/10/14(Sun) 22:11:04削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001apr06.htm
今年の4月に、「本当に言論不況なのか」(上記URL)で取り上げた、廃刊となった東洋経済の「論争」の元編集長が、朝日新聞の「論座」11月号で、ウェブサイトによる「言論サイトNPO」を立ち上げたというので、早速アクセスしてみた。
大変なオピニオンリーダーによる、英語版もついた本格的な言論サイトで、そのような意味では、4月に「本当に言論不況なのか」で提言した方向と一致している。
これらのオピニオンリーダーは、ボランティアなのだという。
しかし、実際アクセスしてみ、これはオープンソースのサイトでないことを知り、一気に私のこのサイトへの期待感はうせた。
しかも、相当高いお値段での入会金である。
旧マスメディアの方は、どうして換金回路をこのような旧式のものに求めるのだろうか。
そして、これら高額の運営金額を、なぜ必要とするのだろうか。
私は、このオープンソースでない「旧言論人」の発想を知り、まさに「言論不況」の諸悪の根源は「旧言論人の跋扈にある。」と確信したのである。
「言論NPO」のURLはhttp://www.genron-npo.net/jp/index.htm

●1023 掲示板の縁は異なもの 笹山登生 101/10/14(Sun) 20:48:55削除
URL:
この掲示板で、ある本をとりあげ、若干の訂正個所を指摘したところ、その出版元から、昨日、思いがけなくメールが届き、びっくりした。
重版後はそのとおりにするという文面である。
一個人の掲示板というマイナーな存在が、その一瞬大きく見えた。
そういえば、この掲示板は、大手の検索エンジンに登録されているらしく、その筋から、出版元さんが、訪問されたのだろう。
政治家のホームページでも、掲示板が設置されることが多くなってきているが、なかには荒されっぱなしというようなものも多い。
おかげさまで、私の掲示板は、訪問される皆様のご協力で、上記のような、有力な情報発信源として機能しているみたいで、うれしい限りだ。

●1022 今日の毎日新聞の「狂牛病とヤコブ秒との因果関係は、わからない。」とするイギリス医学誌の原文 笹山登生 101/10/13(Sat) 08:08:38削除
URL: http://www.bmj.com/content/vol323/issue7317/twib.shtml#323/7317/0/f
上記のURLです。
なお、毎日新聞で報道されたのは、次のとおり。
でも、原文を読んでみると、そんなに大々的に報道するほどのものでもなさそう。
やや、意図的な取り上げ方か?

狂牛病と、人間がかかる新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病との関連を結び付ける証拠はないとする英研究者の論文が12日発刊の英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに発表された。仮に関連がないとすると汚染された牛の肉などを人間が食べても心配ないということになり、同論文は議論を呼びそうだ。(共同)(毎日新聞)


●1021 検査結果はシロだったが対応はクロ 笹山登生 101/10/12(Fri) 23:00:57削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011012-00000013-yom-soci
監督大臣への報告の遅れ、出荷停止の遅れ、一部内臓の流出など、いくつもの反省点が目立つ。
これでは安全宣言を出すのは無理。
消費者の信頼も回復までなお時間がかかるだろう。

●1020 いよいよ東京にも狂牛病 笹山登生 101/10/12(Fri) 12:31:29削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011012-00000002-yom-soci
研修会の席でELISA法で発見された模様。ではその他の肉はどうなってしまっているのか、未確認。

●1019 懲りない連中 笹山登生 101/10/11(Thu) 21:20:41削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20011012k0000m040099000c.html
牛以外から作った肉骨粉の使用禁止を近々解禁するのだという。
まったく懲りない連中ですね。
何で、そのようなことを急ぐのだろう。
第一まだ原因究明が終わったわけではないだろう。
今後半年間でも一年間でも、第二の狂牛病が現れないまで、がんばることが、食肉不信を払拭しうる唯一の手段であることをまだわかっていない。
豚やBSEは発生しうるというコリンジ博士の説もあることをお忘れなく。

●1018 爆弾と援助物資が同時に降ってくる戦争とは? 笹山登生 101/10/11(Thu) 17:08:16削除
URL:
貧困がテロを生み、テロが報復を生み、報復が難民を生み、難民が貧困を生む--そして、難民に気慰みの援助物資が与えられ、その間に立って国連がおろおろしている--今回の戦争はこんな「むすぼれ」の構図なのでょうね。
どこかで、誰かが、その結ぼれを断ち切る努力を一方でしないと、世界の難民と貧困の総和を減らす努力をしないと、問題の解決にはならない。
そのような観点に立ったオピニオンを誰かが形成しないと、いけない。

●1017 子供を利用した牛肉キャンペーンはだめ 笹山登生 101/10/11(Thu) 10:00:27削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011010-00000007-mai-l45
上記URLのように、落ち込んだ牛肉の消費拡大に給食を利用とする動きがあるが、安全宣言がまだ出ていない状況のもとで、大人たちは、どうしてこのような無神経なキャンペーンをするのか。
和牛の生産県だけに慎重な配慮が必要だ。

●1016 行政の不作為 笹山登生 101/10/08(Mon) 07:59:13削除
URL:
狂牛病が第二のエイズになりうるとする見解がありますが、エイズ問題と違う点がいくつかあると思います。
エイズの場合は、血液製剤がエイズを発症させたという意味で、原因なり感染経路はすこぶる単純にとらえられます。水俣病のばあいも、同じです。
しかし、狂牛病殻クロイツフェルヤコブ病にいたる感染経路は、複雑かつ不透明です。
また、牛の狂牛病の段階では、食物連鎖。人のクロイツフェルヤコブ病の段階では、食物、血液、組織(tissue)、遺伝転写等の連鎖と、多岐に分かれます。
この因果関係のトレーサビリティを確保していくのは、容易なことではありません。
だから、どこか大元で責任を取ったあとは、対策とトレーサビリティ確保のための諸策の充実に努めることのほうが生産的であると考えます。

●1015 さらにもう一つ キミヒ 101/10/08(Mon) 02:44:51 No.1006へのコメント 削除
URL: http://
 笹山先生へ

 マスコミ誌上で農水事務次官を批判をされておりますが、
歴史的に大臣が事務次官を更迭した事例も多いでしょう。
 薬害エイズ事件でも担当者のみが有罪でした。

 政治家は人事権のみを持ち、行政責任は負わない存在で
しょうか?
 事務次官制度を止めて、官僚トップを副大臣にした方が
分りやすいのでは?
 

●1014 学校給食法に「安全」の二文字はなかった。 笹山登生 101/10/06(Sat) 17:02:48 No.1013へのコメント 削除
URL: http://www.sdp.or.jp/~hiroshima/t1_2.html
同感です。
そもそもの生い立ちが、山形県鶴岡市の欠食児童対策から始まったという生い立ちからして、今日的な意義を見出しにくいものが、多くの点にあります。
なまじっか、組織が完璧なものになったために、組織保持のために、だらだら続いているというかんじですね。
労働問題も絡まっているようです。
それに加えて、近年のコスト重視の考え方の進行から、食材の安全が懸念されます。
私立学校では、親の弁当に、食の安全責任を持たすと言う、考え方をしているところもあります。
親が取り囲まれた社会構造が、給食を不可欠とするものになっているという事情もありますね。
でも、それは本末転倒ですね。
これほど食の混乱が出てきてしまいますと、親は自衛のためにも、給食に安全性が確保できなければ、そのシステムから抜け出し得る選択肢を有する権利が生じますね。
ましてや、米の消費拡大や牛乳の消費拡大のために、子供がモルモット代わりになることは、もはや許されません。
生産者が親であっても、それとこれとは別です。
それは、誤れる郷土愛というものでしょう。
ようやく、昨日になって、文部科学省は、牛加工品の給食への使用制限措置を打ち出しましたが、遅すぎます。
何を、そんなにおびえていたのでしたか。
子供の食安全の最前線に、文部科学省は立つべきです。

●1013 この際、給食を廃止するのも一法では? キミヒ 101/10/06(Sat) 13:13:59 No.1012へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 学校給食で横道にそれます。
 食に対する責任まで義務教育が持つ必要があるのでしょうか?
 学校給食自体が戦後の食糧難から学童を保護する目的であった
と理解しています。
 定期的に学童が会食を行い集団生活の規則を知る機会は必要で
しょうが、学校で毎日給食を提供する今日的根拠が不明です。

 学校給食自体が一大産業となったことも遠因でしょうが、老人
施設への提供等の代替手段もあるようにも感じます。

 行政側も米消費増進に米飯給食を導入したり、牛肉消費と同じ
思想で誘導して来た過去もありましたね。
 最近では修学旅行も廃止される傾向もあります。

●1012 給食だからこそ安易な再開はしてはならない。 笹山登生 101/10/05(Fri) 19:44:36削除
URL: http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=1272
先にも指摘したが、この問題について、文部科学省は、県や現場の選択だとして、一向に公式見解を示していないのは、驚くべき、子供の健康を見下げた態度である。
センシティブな子供であるからこそ、国が食の混乱から守る義務があるはずだ。
それが出来なければ、給食なんぞ止めてしまえといいたくなる。
子供に食べさせて、後から大人たちが、恐る恐るついてくる--これでは、まるで子供たちは毒見役ではないか。
テレビの前で肉和食らう政治家のパフォーマンスと同じ考えで、子供の食が考えられているとしたら、文部科学省の責任重大である。
それとも、この国では、子供の体よりも、商業主義を優先するとでもいうのか。

●1011 グローバリズムの転換点 笹山登生 101/10/05(Fri) 17:12:53削除
URL:
今回のテロが、グローバリズムの転換点になるのではないかという意見は多い。
今日の日経の8面に、「グローバリズムという妄想」という著書で知られるロンドン大学政治経済学院教授のジョン・グレイさんが、このあたりのことについて、的確なコメントをしている。
それによれば、グローバリズムには、1.新しい技術の伝播 2.自由市場が世界に広がるという普遍主義にもとずく考え方  の二種類があり、そのうち、1については、今後も続くであろうが、2については、今回のテロを転機に、終焉にむかうという。
テロ後のここ数年は、建て直しのための危機管理/市場介入が進むという。
これらの調整機関を経て後、これからは、各国とも、現実的/多元的な経済システムを目指す「控えめなグローバル化」が進むという。

これらのトレンドを踏まえるとすれば、日本の構造改革も、いたずらな市場主義依存型の考えは、修正されるべきである。
「控えめなグローバル化」は、日米関係にも、微妙な修正を迫るであろう。

●1010 ありがとうございました。ここがポイントですね。 笹山登生 101/10/05(Fri) 13:48:45 No.1009へのコメント 削除
URL:
>>異常ブリオンは白血球感染が想定されています。>>

 

●1009 Re放射線照射との関係は キミヒ 101/10/05(Fri) 12:57:08 No.1005へのコメント 削除
URL:
ーーーーー
URLをみますと、白血球除去フィルターと放射線照射との併用
というようなことがかかれていますが、大変なことになってき
ましたね。
ーーーーーーーー
 で、CJDの予防には放射線照射はあんまり効果は無いでしょう。
 異常プリオンが放射線で死滅すれば別です。
 放射線はGVHD予防です。異常ブリオンは白血球感染が想定され
ています。
 白血球除去フィルターによりブリオンのキャリアと想定される
血液成分の除去目的です。
 簡単ですがご返事いたします。
 

●1008 世界的な科学雑誌「ネイチャー」9月27日号の「日本の狂牛病対策批判記事」の概要笹山登生 101/10/04(Thu) 17:07:06削除
URL:
日本の新聞でも話題となった記事です。
「Japan's beef scandal」という題名で、概要はつぎのとおり。

今回の狂牛病の発見によって、日本は、確実に、次はvCJDの発生問題に直面することとなる。
日本の政府の対応が遅いのは、この狂牛病問題に限ったことではない。
これまでにも、水俣病問題でも、HIV問題でも、同じだった。
いずれも、初期行動で、問題の多くは、かなり防げたはずだ。
日本政府は、今回の狂牛病問題についても、これまでの水俣問題・HIV問題の対応のパターンを踏襲しようとしている。
1990年代のはじめ、肉骨粉-MBM-は、不本意にも、日本をはじめとしたアジア諸国にばら撒かれた。
特に、インドネシアとタイへは、相当の量のMBMが輸出された。
この時期に、日本は、金はかかったであろうが、厳密な検査と厳格な規制をすべきであった。
この時期、日本は豊富な経済力をもって、狂牛病を防ぐシステムをいち早く確立し、他のアジア諸国にたいし、狂牛病阻止のモデルをしめすべきであった。
だが、それを日本はやらなかった。
実態は、まったく逆だった。
他のアジア諸国が、MBM利用への規制を厳しくしたのに、日本の規制は、相変わらず、ゆるやかなものであった。
今回、最初の狂牛病が発見されて、初めて、日本は、MBMへの規制を厳しくしたに過ぎない。
時すでにおそしであるる
この間において、日本はEUのレポートが示す警告について、「科学的根拠がないこと」を理由として、初期段階にすべき行動を怠った。
これら日本政府の取ったかたくなな態度は、業界癒着の政府の体質にもとずくものであるる
日本政府は、この際、EUがとったような、偏向のない意見をもつべきである。
そうすれば、これから、日本の幾人かの市民に降りかかるであろう不本意な結末-vCJDの感染-を終わらせることが出来るであろう。



●1007 (投稿者削除)
●1006 「週刊文春」にのっています。笹山登生 101/10/04(Thu) 08:16:16削除
URL:
昨日発売の「週刊文春」に、狂牛病についての私のコメントがのっています。

●1005 放射線照射との関係は? 笹山登生 101/10/04(Thu) 07:32:54 No.1004へのコメント 削除
URL: http://www-atm.jst.go.jp/jicst/NC/housya/siryo/housya06/siryo605.htm
URLをみますと、白血球除去フィルターと放射線照射との併用というようなことがかかれていますが、大変なことになってきましたね。
v-CJD問題の観点から、整備しなければならない体制というものが、おおくあることがわかりました。
PCR法は、たしかに、大量スクリーニングには向かない方法ですね。
中国などでは、違う使い方で、その高精度で消費者の信用確保に努めているようですね。


●1004 RE:狂牛病の問題の究極は血液問題キミヒ 101/10/04(Thu) 00:03:10 No.1003へのコメント 削除
URL: http://www.shiga-med.ac.jp/IEA/zoonosis/zoonosis122.html
------
潜伏期中のv-CJD患者が多数存在するかもしれない英国
では、血液製剤の原料はBSE発生のない国から輸入し、
輸血用の血液はフィルターで白血球を除去するという
対策がとられることになった.
-------
を参考にすると、全血輸血の中止、白血球除去血使用と
除去フィルターの保険適用の拡大です。
 現在、白血球除去フィルターは大量輸血以外は健康保険
で非適応です。

 999で検査法に誤解があるようですネ。
 ELISAとPCRですが、PCRは感度に確かに優れます。
 しかし、ウシ海綿状脳で発病後ですから感度云々より定性
的な検討ですので、ELISA法でも精巧な抗体を入手できれば
充分ですよ。
 発症後の死亡脳検体は多量の異常プリオンを含み、高感度
より偽陰性や偽陽性が少ない事が重要と思います。

●1003 まさに狂牛病の問題の究極は血液問題 笹山登生 101/10/03(Wed) 10:45:38 No.0997へのコメント 削除
URL: http://www.bpro.or.jp/contents/japanese/pages/o_news/2001/0103_nature0208_bse.html
キミヒさん。
まさに、おっしゃるように狂牛病の問題の究極は、輸血/献血問題となってしまうのです。
上記URLは、各国の取り組み状態ですが、かなり神経質な取り扱い-たとえば30歳以上の女性の母乳についての検査-をしているところも出ています。
日本の日赤なり厚生労働省は、この点についても、緊急のガイドラインを決めなくてはならないのではないでしょうか。
貴重なご提言、ありがとうございました。

●1002 医薬品/化粧品などで何が危なそうかは、このURLを参照 笹山登生 101/10/03(Wed) 09:57:27削除
URL: http://cali.lin.go.jp/japan/k01/Htm/riyou.htm
厚生労働省は、昨日、医薬品/化粧品についても、日本国内産牛を原料とすることをやめた。
かねてから、私は、ホームページ上で、牛脂-タロー、ゼラチンなどについてもEUのSSCから、ガイドラインが出ていることを警告してきたが、ようやく、厚生労働省も、この分野についても、本格的な取り組みをはじめた。
具体的に、どの医薬品/化粧品などが危なそうかは、上記のURLを参考にしてください。

●1001 小泉総理は、安全宣言、時期尚早のお考え-これが正解- 笹山登生 101/10/02(Tue) 21:23:24削除
URL: http://www.jiji.com/cgi-bin/contents.cgi?content=2001100211125&genre=real&spgenre=eco
下手な安全パフォーマンスをされた担当大臣のお二方よりも、小泉総理の方が、環境マインドは、このURLから
見る限り、上手のようにみえる。
第一、狂牛病の連鎖の元が、まだわかっていないではないか。

●1000 旧態依然の食安全パフォーマンスは、不毛。 笹山登生 101/10/02(Tue) 20:29:14削除
URL: http://news.bbc.co.uk/olmedia/370000/video/_370664_bse2a_movie_vi.ram
大臣たちが大口を開け、牛肉の安全パフォーマンスをしている姿をみて、いまどきこんなパフォーマンスが通じる時代なのかと、消費者軽視の姿勢に逆に腹が立ってきた。
上記URLは、1990/05/15のイギリスの農林大臣John Selwyn Gummer氏の小さい子供を巻き添えにしての牛肉安全パフォーマンスであるが、この画像は、その後、ことあるたびに、氏の先見性のなさを示す、氏にとって忌まわしい画像となってしまった

●0999 狂牛病法の検査方法について、マスコミでも混乱があるようで、整理しておきますと。 笹山登生 101/10/02(Tue) 08:22:59削除
URL: http://news.lycos.co.jp/society/story.html?q=02jijiX269&ct=4&sct=0
上記のURLでは、ELISA法が一番精度の高いようにかかれていますが、正解は下記のとおりです。
EU推奨の検査方法には、次の三つの方法があります。
1.ウエスタン・ブロット法(プリオニクス社)
2.ELISA法(エンファー・テクノロジー社-現エンファーメサイエンティフィック社)
3.CEA法(バイオラッド社)

検査時間が早いのは、2-1-3の順で、1は3-4時間、2は6-8時間、3はそれ以上
検査精度の高いのは、3-2-1の順です。

1の進化した方法がDELFIA法ですが、まだ商業ベースにのっていません。
2は、一度に96検体を検査できますが、肉や血液の検査には対応できていません
3は、精度は格段に高いのですが、時間のかかるのが難点です。

ですから、2が特に優れている方法というわけではありません。
それぞれ一長一短があるのです。
今回、農林水産省が1から2へ検査方法を乗り換えたようですが、積極的な理由が、私にはよくわかりません。
お隣の中国では、先進的なイムノPCR法を採用するなど、世界の動きは、より感度の高い検査方法に移行する動きにあります。
その意味では、1も2も、やや旧式の検査方法と、いまやなっているようにも見えます。
長い目で見て、どのような検査方法を採用するかが、その国のBSE対策の決め手になるでしょう。

●0998 東京で狂牛病発生か? 笹山登生 101/10/02(Tue) 07:00:33 No.0996へのコメント 削除
URL: http://news.2ch.net/test/read.cgi/news/1001914033/l50
吉田様
ご心配でしょう。
昨日、最初、読売がスクープし、ついで、日経-朝日とつづいたのですが、どうしたわけか、最初の読売の記事が、夜になって、消されてしまったのです。
朝日だけは残っているようです。
詳しくは、上記のスレで、ご確認を。

●0997 RE14−3−3蛋白の検出についてキミヒ 101/10/02(Tue) 01:22:26 No.0995へのコメント 削除
URL: http://www.acc.go.jp/2000hiyorimi/20.htm
 笹山先生へ

 AIDS脳症でも脳脊髄液中に14-3-3蛋白質が著明に増加します。
 プリオン由来の抗体検査がないと特異性は低いでしょう。
 HIV抗体陰性と脳脊髄液中に14-3-3蛋白質陽性で生前診断は可能
でしょうね。
 

 先生供覧の
http://idsc.nih.go.jp/kansen/k00-g15/k00_13/k00_13.html
 においても
--------------
また米国、カナダ、ニュージーランド及びわが国では1980年から
1996年に英国に6カ月以上滞在した人の献血はしないことになって
いる。
--------
 とあります。先生が断定する根拠をお持ちなら、今こそ献血中止
なのです。


●0996 記事検索が出来ませんでした。 吉田 つとむ(町田市議) 101/10/02(Tue) 01:08:49 No.0994へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
記事検索が出来ませんでした。
「994」のニュースはどのようなものだったのでしょうか。

笹山様の書き込み
沖縄と東京で、さらに疑惑の牛がみつかる。
特に小さい島での狂牛病の発見となると、及ぼすところ大きい。
これからの推移に注目。
● 吉田
 お知らせしましたように、東京に住んでいるため、特に、東京都のものの記事に関心があります。


●0995 14−3−3蛋白の検出について 笹山登生 101/10/01(Mon) 20:26:22 No.0991へのコメント 削除
URL: http://www.cap.org/html/publications/archive/side2_0301.html
キミヒさんにお聞きしたいのですが、ご専門は異なるかもしれませんが、ヤコブ病の生前診断として、14−3−3蛋白の検出があるそうですが、お医者さんとして、この検査の実用化は、日本では、近い将来とお考えでしょうか。
それによって、大分、連鎖を防ぐことは出来るのでしょうが。
上記URLでは、14−3−3蛋白検出によって9割以上の精度で、ヤコブ病かどうかがわかるとありますが。
いかがなものでしょう。
日本の資料としては、http://idsc.nih.go.jp/kansen/k00-g15/k00_13/k00_13.html
があり、やや将来のことのようにかかれています。

●0994 いよいよ連鎖ピラミッドの露呈か? 笹山登生 101/10/01(Mon) 16:11:13削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011001-00000406-yom-soci
沖縄と東京で、さらに疑惑の牛がみつかる。
特に小さい島での狂牛病の発見となると、及ぼすところ大きい。
これからの推移に注目。

●0993 報復なきトレンドもあっていい。 笹山登生 101/10/01(Mon) 12:10:52削除
URL: http://home8.highway.ne.jp/Knight50/kiji/imajinn.htm
ジョンレノンのイマジンが、世界に再び静かなヒットをもたらしているという。
日本の役割のもう一つがあっていい時代なのではないのかな。
上記URLは、イマジンの歌詞。

●0992 文部科学省は、食の安全も教育の重要分野と心がけよ。 笹山登生 101/10/01(Mon) 09:08:38削除
URL: http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20010929-151.html
「親に言われたから、給食の肉は見合わせます。」などと、今回の狂牛病についての文部科学省の態度は、終始、煮え切らない。
そんなに子供の食に自信がもてないのだったら、給食なんか止めてしまえばいいではないか。
賢明ななら、この際、親の信じる食材の弁当で、子供を守ると思いますよ。

●0991 医師の立場で キミヒ 101/10/01(Mon) 00:23:50 No.0990へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

-----
アメリカでは、一定期間イギリス滞在のものについての献血制限
がなされており、また、それ以外の地域滞在者についても、献血制
限のための新法が用意されようとしています。
----
 ですが、既に日本でも英国滞在者には同様な処置がとられています。

-------------
「肉骨粉−牛の狂牛病-人間のクロイツフェルト・ヤコブ病」という
連鎖のピラミッドは、すでに日本において築かれているとみるべきで
ある。
----------
 と断定したらどうなるでしょう?

●0990 すでにアメリカでは献血制限がされています。 笹山登生 101/09/30(Sun) 07:29:06 No.0989へのコメント 削除
URL: http://cnn.co.jp/2001/US/01/18/mad.cow/
上記のとおり、アメリカでは、一定期間イギリス滞在のものについての献血制限がなされており、また、それ以外の地域滞在者についても、献血制限のための新法が用意されようとしています。
日本のCJD関連の献血対応は、http://www.sam.hi-ho.ne.jp/live/topics/cjd/19990219cjd.htmを参照してください。
ただ、CJDが発症するまでのテストも進んでおり、すでに生体のまま、14−3−3プロテイン・テストが可能になりつつあるようです。
CJD治療にも明るい未来が見えつつあるとだけ申しておきましょう。
狂牛病が第二のエイズと呼ばれているのは、この辺の深刻さにあるのです。
私も、ことをいたずらに大きくとららえているのではなく、ここで、もっとしっかりした対応を取ることが、一番必要なことだと考えているからです。

●0989 断定も危険です キミヒ 101/09/30(Sun) 01:43:24 No.0980へのコメント 削除
URL:
-------------
「肉骨粉−牛の狂牛病-人間のクロイツフェルト・ヤコブ病」という
連鎖のピラミッドは、すでに日本において築かれているとみるべきで
ある。
----------
 
 強い断定調ですね。
 この文脈では献血、骨髄移植や移植医療も中止推奨でしょうか?
 

------------
日本においても、今回の一頭の発生は、今後必ず、数頭発生する予備
軍がすでに存在していることを、しめしていることを、覚悟しなけれ
ばなるまい。
-------------
 逆にこの文脈では発生ではなく発見だと思います。
 一匹のゴキブリ発見は数十匹の証左です。
 CJDの疫学で隔離不要だが家族発症ありは、同一家庭では同じ釜の
飯ですもんね。

 早く食肉安全宣言が出て欲しいものです。
 家畜の脳食が発端だったのでしょうか?

●0988 (投稿者削除)
●0987 海外からの肉骨粉のみを輸入・流通禁止に出来ないわけ 笹山登生 101/09/29(Sat) 15:53:03削除
URL: http://member.nifty.ne.jp/menu/wto/1947/1947j19.htm
WTO協定第19条(上記URL参照)に「特定の産品の輸入に対する緊急措置」または第20条「一般的例外」「 b)人、動物又は植物の生命又は健康の保護のために必要な措置 」があるのですが、これによって海外よりの肉骨粉を輸入禁止にするならば、国内の肉骨粉の安全性を証明できるか、または、国内ものも全面流通禁止にするしかないのではないでしょうか。

●0986 (投稿者削除)
●0985 (投稿者削除)
●0984 (投稿者削除)
●0983 SSCの評価は正しかった 笹山登生 101/09/29(Sat) 07:22:02削除
URL: http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20010928-136.html
上記URLのように、スロバキアに狂牛病がこのたび発生したが、スロバキアは日本と同じ時期にSSCからレベル3のアセスをうけ、公表された国。
ドイツから2,400頭の生体輸入と少量の肉骨粉(MBM)が輸入された故であるという。
このとき、同じレベル3の日本は、公表を延期させたが、こうして両国に狂牛病が発生してしまった今となってみれば、SSCの評価というものは、正確なものだったことが、いまにしてわかる。

●0982 東京の対応は早かったですね。 笹山登生 101/09/28(Fri) 20:39:21 No.0981へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001sep20.htm
さすがだと思いました。
でも東京の数少ない生産者は、たいへんですよね。
圧倒的に、他県のシェアが高いのに、消費者の圧力を、じかに、まともに受けてしまうのですから。
食の世界も、鎖国か、または完全な外国産依存か、そんな時代になってしまうのかも知れません。
前の消費者のイメージとしては、外国産のものには何が入っているかわからないというイメージが強かったのに、今は、逆ですものね。
ちょっとのことで、農林水産省は、大変な国内農産物のイメージダウンをさせてしまいました。
狂牛病以後のドイツの消費者保護政策についても、上記URLでふれさせていただきました。

●0981 狂牛病問題の書き込みに感謝します 吉田 101/09/28(Fri) 15:40:07 No.0978へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/
狂牛病問題の書き込みに感謝します。町田市の吉田つとむです。
身近な問題ですので、気になっていた問題ですが、やはり国会の仕事であろうと考えました。
しかし、自分も消費者であり、個人参加で「町田市消費生活センター運営協議会委員」を長く続けています。そうした立場で、信頼される行政はどうあるべきかということと、情報公開に関心を寄せてきました。
狂牛病の対策措置を調べようとしたら、その担当は市町村でなく,都道府県でした。町田市には、東京都が調べてものを資料にして、送ってきていました。
今回のものは、その資料を眺めていて、現実との相違がきになり、問題と指摘して見たものです。
今後の展開で、引用させていただきますので、よろしくお願いいたします。

●0980 「週刊新潮」にのっています。 笹山登生 101/09/28(Fri) 10:16:34削除
URL:
昨日発売の「週刊新潮」に、狂牛病についての私のコメントがのっています。

●0979 一頭の狂牛病発生の意味−すでに連鎖のピラミッドは築かれている- 笹山登生 101/09/26(Wed) 17:58:55削除
URL:
ベルギー1997年初めて発生1頭、翌1998年6頭、スペイン2000年初めて発生2頭、翌2001年39頭、スイス1990年初めて発生2頭、翌1991年8頭
というように、発生初年度の発生は、いわばその後の年の発生状況の先行指標となっているのが現状。
連鎖ピラミッドはすでに築かれているのです。

●0978 狂牛病の連鎖のおそろしさがわかっていない行政 笹山登生 101/09/26(Wed) 07:47:01削除
URL: http://www.primate.gr.jp/yamanouchi/34.html
狂牛病をめぐって、疑わしい原因物質−肉骨粉など−の一部制限措置葉されるが全面禁止には及び腰という方針は、結局は、問題の本質を何一つ解決しないことになる。
この際は、遠回りのように見える措置が、5年10年たったあとは、結局近道だったということになるのではないか。
O157と異なって、この問題には連鎖がからんでいる。
しかも、その連鎖の確実なところが今まだ見えていないことが、問題なのだ。
それにしても、山内先生がいわれる「英国が肉骨粉を全面禁止したあとの狂牛病発生率の激減ぶりの数字」には説得力がある。
上記URLにその資料がある。

●0977 皆さん、ありがとうございます。 笹山登生 101/09/24(Mon) 20:19:49削除
URL:
0974の一市民さん、ただいま私は、議席をやすんでいますので、十分にはできませんが、いろいろな形で、ご期待にこたえていきたいと存じます。
やはり、日本同様、対応の遅れたドイツがパニック後に行なった措置を、日本も見習うべきだと思います。
すなわち、ミクロ的には、徹底した品質表示の徹底と検査体制、それに、肉骨粉の全面使用禁止、それによって被害をこうむる業界への支援策です。
しかし、これだけでは足りません。マクロ的には、これまでの畜産の大規模飼養形態や大規模農業の弊害のみなおし、消費者重視・環境重視の農政への徹底的展開だと思います。
その前提としては、農林水産省当局の徹底した情報公開が必要です。
0975の一主婦さん、もう一つ必要なのは、あらゆる体制が整うまでは、このパニックを消費者が決して忘れないことであるとおもいます。
0969で、昨年末、狂牛病パニックに陥ったドイツ在住の松田さんがかかれているように、ドイツの消費者が、いま平穏なのは、その後の対策が徹底していたからだと思います。
食品の成分表示には、いろいろEUでのこれまでの知恵が盛りこまれるべきだと思います。
0976のハンバーグ好き さん、今回のパニックの大半は、当初の二転三転した農林水産省の情報公開の誤りにあります。
風評被害があったとすれば、消費者の不信を招いたすべての責任は、この二転三転にあります。
また、原因もわからない、真実もわからない時点で、何が風評で、何が風評でないといえるのか、疑問です。
農林水産省は生産者・業界の立場から、この際徹底した消費者志向の省に方向転換すべきです。
また、マスコミも、すでに外電ヤインターネットで明らかになっている真実を、これまで消費者に正しく伝えてこなかった点を反省するべきでしょう。
でも、このインターネットの時代は、いくら隠しても、情報は漏れてくる時代なのですから、私どもも、そのような視点から、開明的に、真実を明らかにしていく努力と義務があるものと考えます。
皆さん、どうもお励まし、お便りありがとうございました。



ですので、

●0976 役人が信頼出来ない ハンバーグ好き 101/09/24(Mon) 18:00:42削除
URL: http://

 薬害エイズの被害や、輸入人硬膜による被害の発生を考えると
農水省や厚労省のお役人が「安全だ」と力説しても安心して
ハンバーガーを食べられません。安い牛丼だって、これからは
週に1回に控える必要があるのかも・・・。
 今は役人が持っている情報を政治の力で公表し、肉骨粉を
作っている企業や畜産業の方を向いている役人を国民の側に
向けて欲しいと思います。
 人狂牛病(クロイツェフェルト・ヤコブ病)が発生して
から、「あの頃から危険性は認識していました。しかし、
各業界を保護するために仕方なかったんです」なんて
コメントを役人から聞きたくありません。

 頑張ってください。

●0975 狂牛病スペシャリスト議員として 一主婦 101/09/24(Mon) 17:53:11削除
URL: http://
はじめまして。

国会議員のHPで、これほどの狂牛病関連サイトをデータベースとしている方は
笹山さんだけだと思われます。0974の一市民さんもおっしゃるように、一刻も
早い法規制を働きかけていただきたいです。

今のところ、私は自衛策として牛肉は買わない事と、市販されている食品は成
分を確認しつつ買物をする事しか無いのですが、その成分表示もモノによって
まちまちで、大変不安を感じています。食品の成分表示についても、何由来な
のか明示する法規制があって欲しいと思います。

笹山さんにどんどん勉強していただいて、狂牛病スペシャリスト議員として庶
民の活躍される事を願います。

●0974 (無題) 一市民 101/09/24(Mon) 17:15:52削除
URL: http://
狂牛病についてのHPには、賛同するんですが、
あなたは、国会議員なので、すぐに、法律などの
整備について、開始してください。

ドイツの迅速さに対して、日本の遅さが際だってます。

本当にたのみます。消費者と生産者が、一日でも遅れると
両方とも傷つきます。

●0973 食物自給を考察する時期 笹山登生 101/09/24(Mon) 06:49:58削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001sep20.htm
同じようなご指摘をある方からうけました。
上記URLに書いてあるとおり、やはり、単なる対策に終始することなく、この際、日本の農業ヤ食生活の根本を見直すチャンスと考えたほうがよいのでしょう。
O157と根本的に違うのは、この問題が今後10年20年と続く問題であるということ、あるいは、母体感染があるとわかれば、次世代までの問題になるわけですから。
その意味で、第二のエイズと言われている所以です。
実際、プリオンの検査方法とエイズの検査方法とは、一部ダブっているのですから。

●0972 この際、食物自給を考察する時期でしょう キミヒ 101/09/24(Mon) 00:18:31削除
URL: http://www.ktx.or.jp/~kenkou/o157/o157.html
-----------------
やっぱり、目をさますためには、ドイツ並に閣僚辞任しか
手はないのかなあ、ともおもっています
--------------------
 薬害エイズ
 O157食中毒
 狂牛病

 全て原因は同じでしょう。
 官僚組織が既得権益団体保護が国民生命より優先する事。
 薬害エイズでは非加熱製剤という在庫処理を優先して厚生官僚が
黙認した事。
 O157食中毒では食肉加工品の一定割合が汚染されているのが常識
なのに「カイワレ」に焦点を向けていました。

 狂牛病でも畜産業保護が見え見えです。
 輸入飼料で畜産していますから、遺伝子組み替え
トウモウロコシの問題もあります。

 狂牛病で言える事は英国発症例88名は摂取即発症で
はない事の証明でしょう。
 畜産の効率世界一の英国ではこうてい疫も頻発して
いました。

 この際、食物自給を考察する時期でしょう。
 ヒト乾燥硬膜による狂牛病類似疾患は間違いなく狂牛病
より患者が多いでしょう。

 

 
 
 
 

 
 

●0971 読書の秋も「狂牛病」 笹山登生 101/09/23(Sun) 17:09:31削除
URL: http://www.google.com/search?q=cache:zuuxor65Qn4:ourworld.cs.com/_ht_a/j1braakman/june/tokyo.htm+&hl=ja
ずいぶん昔に発行された本も、店頭に並びだした。
「狂牛病と食の安全性」1997発行「狂牛病」1998「ぼくが肉をたべないわけ」1998「死の病原体プリオン」1998
これからが今年に入ってからの発行
「ピーターは死んだ」「地球は売り物じゃない」「悪魔の鍋」「食べ物としての動物」
中でもグッドタイミングなのが以下の書。
「早く肉をやめないか?」これは、2001年10月2日発行。
この137ページに、フランスのRegis Arnaud記者が書いたホームページが突然消えた話が載っているが、どっこい上記URLのようにのこっています。
この二三日http://www.bseinquiry.gov.uk/がForbiddenとなっていましたが、今はつかえるようになったようですね。
私のbseinquiry.gov.ukがらみのリンクも元の体制に戻しました。






●0970 ついに狂牛病襲来確定です。 笹山登生 101/09/22(Sat) 08:04:04削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010922-00000101-yom-soci
MASAさん、ありがとうとございます。
この前、MASAさんの掲示板におじゃました時は、疑惑の牛だったのですが、今日の明け方、正式に確定の結果が出たようです。
でも、上記URLのように、まだ農林水産省は「心配ない。」なんてこといっていますよ。
原因不明のまま、どうしてこんなことがいえるのでしょうかね。
やっぱり、目をさますためには、ドイツ並に閣僚辞任しか手はないのかなあ、ともおもっています。
テロの事件と重なって、このニュースは、比較的に小さく扱われていますが、徐々にパニックはおおきくなっているようですね。
私の「リンク集−日本の狂牛病対策」へのアクセスも、驚異的に伸びています。
これには、ドイツの狂牛病新聞情報を流されている草壁さんのホームページもリンクしてあります。
0962で書いたようにCEIが、アメリカへの影響を懸念しています。
アメリカと東アジアへの波及も時間の問題ですね。
スーパーでは、SSCのGBRアセスレベル1のオーストラリアの肉が好評のようですよ。
また、ドイツの経験もこれからお知らせください。

●0969 ドイツの狂牛病 松田 101/09/22(Sat) 02:59:37削除
URL: http://www.tiara.cc/~germany/
こんにちは笹山さん。久しぶりに書き込みさせていただきます。
ドイツで狂牛病問題が爆発したのは昨年の暮れ。
当時は連日マスコミで大きく取り上げられました。
(当時の様子は私のサイトにも載っています)
“対岸(イギリス)の火事”とたかをくくっていた政府と業界の慌てようはすごかったです。
なんだか、日本も同じですね。
ドイツにしても日本にしても、なぜにして他国の経験を生かせないのでしょうか?

当時は「この肉は検査済み 州衛生局」の紙がスーパーの肉売り場に“これでもか!”というくらい、たくさん張られていました。
その張り紙が無くなったのは、多分発覚した3ヶ月くらいあとだと思います。
9ヶ月ほどたった今は「あの騒ぎはいったいなんだったのか?」と思うほど静か。
食肉の消費量も元に戻ったようです。

ということは…。
日本でも半年後くらいは「あの騒ぎは何だったんだろう?」となるのでしょうね。
それまでに、きちんとした対策がとられればいいのですが。

●0968 一国平和主義の限界 キミヒ 101/09/21(Fri) 13:16:02削除
URL:
 笹山先生へ
 精力的な狂牛病啓蒙、頑張って下さい。

ーーーーーーーー
テロについては、まず、自国の市民を守るにはどうしたら
良いのかを、日本としては、最優先に考えなければならな
いのでは。
ーーーーーーーーー
 遠回りが案外、近道ではないでしょうか?

ーーーーーーーーー
また、拮抗力としては、レトロとしての平和論も、一概
に否定すべきものではないと思います。
ーーーーーーーーーー
 ですが、社民党から首相、衆議院議長を輩出した最近が
全てを証明していませんでしょうか?
 理論であって治世者となった過去は単なる土下座外交で
しか無かったのでは?

 平和論者達が真剣にパレスチナ問題に取り組んだ過去を
知りません。一国平和主義はもう限界であり、中東和平こ
そが近道では?

●0967 昨日の農林水産大臣発言、日本の報道よりも外電に詳しくのっています。 笹山登生 101/09/21(Fri) 07:26:39削除
URL: http://www.vegsource.com/talk/lyman/messages/10148.html
昨日の参議院農林水産委員会で、農林水産大臣が、今年6月のSSCのアセスを受け入れるべきだったと発言したことは、日本の報道よりも、上記URLに詳しく伝えられている。
下記のURLは時事通信の報道。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010920-00000649-jij-pol

上記の国際状況の詳細については、私のホームページ「日本の狂牛病対策-三つの疑念と、とるべき対策」http://www.sasayama.or.jp/diary/2001sep20.htm
にのっています。

●0966 ホロニックな同盟・協調関係を模索すべき時 笹山登生 101/09/21(Fri) 04:30:56 No.0960へのコメント 削除
URL: http://
キミヒさん、すっかり狂牛病問題に夢中になってしまっていた者ですから、レスが遅くなって申し訳ありません。
同盟関係や国債協調関係に、変化が生じているか、または変化を求められている気がしてなりません。
日本は相変わらずの、湾岸戦争時代のレベルの議論ですが。
テロについては、まず、自国の市民を守るにはどうしたら良いのかを、日本としては、最優先に考えなければならないのでは。
それと、問題発生の根底にあるグローバリズムの功罪も考えないと、問題の本質にはせまれないのではないのではないかと思います。
また、拮抗力としては、レトロとしての平和論も、一概に否定すべきものではないと思います。
硬直化した考え方が、一番国を危うくする、そんな気持ちです。
よりホロニックに、よりしなやかに、新しい時代の平和戦略を模索すべき時です。

●0965 これまでの狂牛病のことについて、まとめてみました。 笹山登生 101/09/20(Thu) 21:05:30削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001sep20.htm
上記のURLです。

●0964 狂牛病について、安易な風評対策や安全宣言はすべきではない。 笹山登生 101/09/19(Wed) 18:07:07削除
URL: http://www.sanin-chuo.co.jp/news/2001/09/19/05.html
上記URLのように、狂牛病について、県によっては風評対策課なるものもあるようだが、もっとも有効な風評対策は、すべての情報を遅滞なくすべて公開すること、速やかで徹底した検査体制を敷くこと、これによって被害をこうむる畜産農家や業界に対する補償助成措置を速やかにこうじること、であろう。
二転三転した農林水産省発表が、もっとも消費者の食肉の安全性についての信頼を失わせたことを、反省すべきである。

●0963 アメリカ農務省の日本からの牛肉禁輸措置発表 笹山登生 101/09/19(Wed) 12:53:41削除
URL: http://www.usda.gov/news/releases/2001/09/0179.htm
9月18日、米農務省(USDA)は、日本で狂牛病感染の疑いのある乳牛が見つかったことを受け、日本産の牛と牛肉輸入を全面的に禁止したことを発表した。
上記URLが、それ。
この中で、日本からの生体輸入は、2000年3月から禁止していると、わざわざ触れている。
でも、0962で述べた CEIの警告は、2000年3月以前のことについてである。
 

●0962 日本の狂牛病騒動がアメリカにも飛び火 笹山登生 101/09/19(Wed) 07:32:59削除
URL: http://www.aphis.usda.gov/vs/ceah/cei/bse_japan0901.htm
各国の狂牛病状況の緊急情報を発信するCEIが、以下の英文のように、1998年から2000年3月までに、日本からアメリカに輸出された73頭の家畜と肉が汚染されていないかを懸念するレポートを、9月17日付けで発信している。
日本の疑惑の牛の発症したであろう時期と輸出時期が一致しているため、このような懸念を示しているのだ。
日本の狂牛病が白か黒かになるかが、牛肉の巨大生産地であるアメリカのSSCのGBRレベル2の現在の格付けが、レベル3に転落しかねない、重大な国際状況となってきた。
日本の農林水産省、目を覚ますべし。

上記URLが原文で、以下の英文は該当個所

From 1998 to March 2000, 73 cattle were imported into the US from Japan. Small quantities of boneless, bovine meat, and prepared dairy cattle feed also were imported into the US during the same period. For some of the other products that were imported into the US, it is not clear whether these products contained meat products from any species.

●0961 動物性油脂の中身も公表すべき 笹山登生 101/09/18(Tue) 15:52:54削除
URL: http://www.maff.go.jp/work/press010917-04.htm
上記URLで飼料構成の中身が公表されたが、このうち動物性油脂は規制外との注釈がつけられている。
しかし牛脂(タロー)とBSEの関係についてはEUからの科学的見解が出されているので、この中身についても公表すべきなのではなかろうか。

●0960 法と人権 キミヒ 101/09/18(Tue) 13:10:14削除
URL:
 お久しぶりです。

 米国が戦争モードで怪しい雲行きです。
 日本の軍事行動抑止力として憲法が唯一最大の根拠ですが、
多くの国民が一部改憲の必要性を感じているのも事実でしょう。
 
 国際社会の重要なプレイヤーが流血のない平和を説くなら、
担保する行動が必要でしょう。

 反戦を詠う社民党や民主党の一部勢力は、まず中東和平に
努力するべきです。平和ボケの国から抗議の書状で満足する
共産党も、、、、、

 パレスチナ人民の人権侵害を黙認しながら、戦争反対は
馬鹿げた暴論です。

 20世紀後半からの課題を無視して来たツケだと感じます。
 国連軍をパレスチナ自治区に駐在させる財政負担を日本が行い、
彼等の人権を擁護するのも一法でしょう。

●0959 スーパーは、すでに狂牛病対応済み 笹山登生 101/09/18(Tue) 12:39:39削除
URL:
このような視点でいくつかのスーパーの牛肉売り場をみてまわると、

1.産地表示をしっかりさせている。特に直営牧場の場合は、それを強調。現在の疑いのある産地県は、除外。
2.輸入肉は、オーストラリア産を強調。消費者もSSCのGBRアセスレベルを知っているのかも。
3.産地非表示のものは、大幅ディスカウント。中には、200円引きなどというのも。

こうしてみると、スーパーはすでに完全に狂牛病シフト完了のようだ。
生産者や農林水産省、農業団体も見習うべし。

●0958 狂牛病の疑いのある牛が肉骨粉となったことの発表が2日遅れた理由は? 笹山登生 101/09/17(Mon) 21:05:52 No.0944へのコメント 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010917-00000565-jij-soci
0944で指摘したことだが、上記URLのように、ばたばたしていて、千葉県からのファックスを見る間がなかったということなのらしい。
要するにシステム化された危機管理マニュアルが、農林水産省には、なかったということなのだろう。
それでよくこれまで安全宣言を繰り返してこられたものだ。
ドイツを例にとるわけではないが、これは辞任もの。

●0957 まだ未完成ですが、狂牛病リンクをつくってみました。 笹山登生 101/09/17(Mon) 15:20:54削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/madcow.htm
上記URLです。
まだ未完成ですので、順序やタイトルの付け具合、項目のくくりなど、やっておりません。
日本文英文の区別もばらばらです。
しかし、急を要しますので、体裁構わずアップさせていただきました。
お立ち寄りください。

●0956 とるべき選択肢は両者違っていても、目的は同じ 笹山登生 101/09/17(Mon) 15:09:00 No.0955へのコメント 削除
URL: http://www.asahi.com/international/update/0915/014.html
あなたのメッセージに、このあいだのアメリカ下院議会の武力行使決議にたった一人反対票を投じたバーバラリーさん(上記URL参照) を思い浮かべました。
歴史の長い目で見て、このようなことは、大切なことだとおもいます。
平和を守るためには、何を今すべきかとの観点に立てば、いろいろな選択肢が考えられるでしょう。
これらの孤独な行動は、とるべき選択肢は両者違っていても、目的が同じであれば、
是認されるべきものと考えます。



●0955 戦争反対! かおり 101/09/17(Mon) 13:29:40削除
URL: http://
今朝TBS系の報道番組「エクスプレス」を見ていたところ、私の意見をもっと詳しく理論的に語ってくれたコメンテーターの方が居ました。その方は本業が弁護士でいらっしゃり、小泉氏の発言は日本の憲法を逸脱しているとの見解でした。
本当の世界平和への道は「永久に戦争を放棄する」という国が一つ一つ増えていって世界中が戦争を放棄する事によって初めて開かれるのであり、テロに屈しないと言うのであれば、市民を大量に殺戮されようと貿易センタービルを破壊されようと報復と銘打って同じように市民を巻き込み殺戮を行ったり、世界を戦争に引き込み多くの犠牲者を出す事などは絶対に支持すべきではない。日本は真珠湾攻撃の末、原爆という恐ろしい二発の爆弾による報復を受け多大な犠牲者を出し、水も木々も汚染され惨敗し、利益のための戦争はもちろん、自衛報復いかなる理由が有っても、永久に戦争を放棄すると決めたのであって、日本の憲法にはいかなる理由が有ろうと戦争に参加又は支援するような事はしないとうたってあるとその弁護士さんは言っていました。
ですから“憲法の範囲内での支持支援”など有り得無い、憲法では“支持しない”とされているのだからと。
そして今日本がすべき事は、感情的になって戦争を支持支援することなどではなく、瓦礫の下にまだ残されている救助を待つ人を救い出す手助けをすることだと。
私が怒りすら感じるのは、瓦礫の下の救助を待つ人々の存在を忘れて、自分の支持率を高めることばかりを考え国民の怒りを掻き立てるかのような発言をするために軽軽しく瓦礫に登ったブッシュ大統領。彼の目を覚まさせる助言をすること、世界中が一致団結して戦争へ向かわないように呼びかけることこそが日本の役割では無いのでしょうか?
日本が戦後50年以上の時を経て今尚アメリカに脅かされつづけているように、世界中のどの国も、アメリカという経済軍事大国に恐れをなして右へ習えして媚びへつらっているだけで、本当はみな戦争を支持しない気持ちでいっぱいなのに、このまま世界中が内心戦争反対のまま戦争に突入したら、それは今世界の政治をになっているあなた方みんなの重大な責任です。
湾岸戦争の時に金銭的支援をしたことですら、憲法違反。今度はどんな憲法違反を犯す気ですか?
TVで見ていると、世界中の世論も報復はやむを得ない等と感情的過ぎます。政治家こそ感情的に成らずによく考えて下さい。ガンジーのように無抵抗で抵抗することは本当に不可能なのですか?理想は理想でしかないのでしょうか?綺麗ごとでしょうか?
だれも実現させようと努力しないから実現しないのでは無いでしょうか?!
誰かの意見を聞いて自分の意見を変えること、自分の発言が間違いだったと撤回することは恥ずかしいことでは有りません。自分の非を認められる素直な人こそ、真の指導者だと私は確信しています。一刻も早く撤回し正してください。それが責任ある政治家の成すべき事です。
私は今政府のあらゆるHPへこのメッセージを送っています。何もせずにいられないのです。愛する家族を守るために。

●0954 昨晩のNHKの狂牛病特集について 笹山登生 101/09/17(Mon) 07:45:39削除
URL:
ビデオで改めて確認したのですが、「イギリスよりの肉骨粉の輸入数値が確認できないまま、日本側がGBRアセスを取り下げた。」というニュアンスのナレーションでしたが、0952に書いてあるように、ブルガリア、イスラエル、中国、アイスランド、日本、マケドニア、モロッコ、ルーマニア、スロバキア、タイ、ジンバブェ、の12カ国は、危険度の高いGBRレベル3のアセスとなったが、日本側は、ファイナルレポートの作成を拒んだというのが、真実です。
つまり、灰色のアセスに終わったということではなくて、SSCからは、いったん、GBRレベル3のアセスを受けていたということを、報道しなければならなかったのではないでしょうか。

●0953 先ほどのNHKの狂牛病特集の「イギリスからの肉骨粉輸出状況」の元ネタ 笹山登生 101/09/16(Sun) 22:18:53削除
URL: http://www.bseinquiry.gov.uk/report/volume10/chaptef2.htm
上記URLのようですね。

●0952 日本が、SSCに狂牛病発生の可能性の高いランクにアセスされた経緯 笹山登生 101/09/16(Sun) 21:08:15削除
URL: http://europa.eu.int/comm/dgs/health_consumer/library/press/press138_en.html
2001年4月2日に、EUのSSCは、次の第三国の狂牛病のGBRのアセスをした。
その対象となった国は、ブルガリア、イスラエル、中国、コスタリカ、エルサルバドル、アイスランド、日本、ケニア、マケドニア、モロッコ、ナイジェリア、ルーマニア、スロバキア、タイ、ジンバブェ、の16カ国であった。
アセスの結果、狂牛病の可能性のまったくないレベル1となったのは、コスタリカ、エルサルバドルの二カ国であり、ほとんど狂牛病の可能性のないレベル2となった国は、ケニア、ナイジェリアの二カ国であった。
残りの12カ国は、日本も含め、狂牛病の可能性のあるレベル3となった。
このレベル3となった国のうち、ルーマニアとスロバキアの二カ国については、ファイナルレポートが作成され、GBRレベル適用となった。
ルーマニアは、EUより22,000トンの生体輸入と肉骨粉(MBM)が輸入された故であり、スロバキアは、ドイツから2,400頭の生体輸入と少量の肉骨粉(MBM)が輸入された故である。
日本は、レベル3となったが、ファイナルレポートの作成を延期するよう、要請していた。

●0951 日本の狂牛病問題の最新外国ホームページリンクはこちらからどうぞ笹山登生 101/09/16(Sun) 18:26:26削除
URL: http://www.vegsource.com/talk/lyman/index.html
上記URLで、日本の狂牛病問題のリンクを即時につたえています。

●0950 (投稿者削除)
●0949 外国のホームページにも載りはじめました。 笹山登生 101/09/16(Sun) 18:16:29削除
URL: http://www.vegsource.com/talk/lyman/messages/10122.html
日本の狂牛病問題は、上記URLのように、外国のホームページにものりはじめました。

●0948 (投稿者削除)
●0947 日本は狂牛病の現実を直視せよとの論評 笹山登生 101/09/16(Sun) 16:42:04削除
URL: http://www.vegsource.com/talk/lyman/messages/9535.html
上記URLは0946と同じくSSCのカテゴリーランキングを直視し、対策を練るべきとの論調である。
以下のURLもおなじ。
このとき(2001/06)に、万全の対策を講じていたなら、今日のパニックはかなり軽減されたのに。時すでにおそしか。

http://www.rense.com/general11/bse.htm

●0946 EUのリスクアセスメントは、日本によって、ブロックされた。 笹山登生 101/09/16(Sun) 10:11:17削除
URL: http://www.which.net/campaigns/bse/jun01/sc_news.html
上記URLは、EUが、1990年代に日本がMBM(肉骨粉)を輸入したため、腐乱巣やドイツと同じカテゴリー3のアセスメントを行ったところ、政治的にブロック佐れたと報じている。
この時(2001/06)、農林水産省は、事務次官記者会見で安全性を強調していた。

EC risk assessment of Japan blocked
A report from the scientific Steering Committee of the European Commission on the geographical BSE risk status of Japan appears to have been blocked by Japanese political pressure.21 The report was finished several months ago but has been the subject of intense complaint by Japanese officials. It is believed that Japan may have been given Category III status, making it as risky as France, Germany or
Ireland, despite not having had a single case of BSE. The country imported MBM from Europe throughout the early 1990s, however.

●0945 これでは話にならない。 笹山登生 101/09/16(Sun) 06:39:11削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010916-00000401-yom-soci
後手後手続き、ミス続きの我が国の狂牛病対策。
そのとどめをさすのが、上記URLの農林水産省局長の発言。
本当かと、わが目をうたがった。

●0944 狂牛病を、本当に、隠さずおくれず、報告しているのか? 笹山登生 101/09/15(Sat) 21:52:08削除
URL:
狂牛病の疑いのある牛についての、これまでの報告の日時を整理してみると、次の様になる。

9月10日農林水産省疑惑の牛を「廃棄した。」と発表。
9月12日千葉県は、疑惑の牛が飼料加工業者に渡ったことを把握し、そのことをFAXで農林水産省に報告。
9月13日夕方、徳島県の製造業者が、その事実を徳島県に報告。県は、そのむねを農林水産省に報告。
9月14日夜、農林水産省は、そのむねを公表。

となると、千葉県がその事実を農林水産省に報告してから、2日もたっていることになる。
この遅れはなんだったのかを消費者に説明することなくして、安易に安全性を強調することはできない。

●0943 タローのBSEへの感染性について 笹山登生 101/09/15(Sat) 21:02:01削除
URL: http://sparc.airtime.co.uk/bse//tallow.htm
上記URL参照

●0942 フランスの狂牛病検査プログラム 笹山登生 101/09/15(Sat) 17:17:30削除
URL: http://www.maff.go.jp/soshiki/keizai/kokusai/kikaku/2001/20010105eu39d.htm
フランスの狂牛病検査プログラムの詳細は上記URLのとおり。

●0941 あきれかえる、日本の狂牛病対策 笹山登生 101/09/15(Sat) 08:01:18削除
URL: http://www4.ocn.ne.jp/~ysato/vache.htm
狂牛病の疑いのあった牛を、焼却処分した後、肉骨粉にしていたことを農林水産省が認めた。
このこと一つとってみても、日本には、狂牛病対策についての危機管理マニュアルが、何一つなかったことを示している。
かねてから、日本や韓国・台湾などが極めて狂牛病伝染の可能性が強いと指摘されていたにも関わらず、驚くべき危機管理意識のなさであり、あきれかえるばかりである。
とくに、これまでいくたびか懸念の声があがるたびに、このように、危機管理システムが不備であったにも関わらず、安易に、安全宣言をくり返してきた熊沢事務次官の責任は大である。

フランスでは、狂牛病の疑いがでた場合、次のような対応をしている。(上記URL参照)

家畜に感染が疑われると獣医はBSE症状の有無、病気の進展状況や家畜の年齢などを調べ、判断のつかない場合は他の獣医と連携し判断。
確証あった場合、畜産省はBSE感染の疑いを報告。
県研究所はBSEに感染した牛の頭から脳を採取し、フランス食品厚生安全局の研究所へ送付。
脳組織内に海綿質の存在の有無が確かめられると、農業大臣が公式声明を発表。
BSE感染が確認されれば農場のすべての牛は解体工場で粉末加工される前に屠殺。
飼育者には家畜の交換が補償。売買業者などにも二次的補償。

すなわち、疑いのある牛だけでなく、その固体群の牛についても同様の措置や検査体制をとっていることや、畜産業者などに対する補償措置もあるところに、狂牛病先進国の慎重さと配慮がみられる。

●0940 (投稿者削除)
●0939 (投稿者削除)
●0938 きなくささが金融界を救う? 笹山登生 101/09/14(Fri) 11:09:34削除
URL: http://
いささか不謹慎な言葉だが、証券界には「遠くの戦争は買い」という言葉があるようだ。
きなくささが金融界を救うというのは、皮肉なことだが、現実の株価の動きは、リアルにその格言の真実性を示している。
残念な事態にむかいつつあるが、それが現実でもある。

●0937 サンデータイムズの原記事です。 笹山登生 101/09/14(Fri) 09:09:19削除
URL: http://www.sunday-times.co.uk/news/pages/sti/2001/02/04/stinwenws02022.html
上記URLが原記事です。

●0936 肉骨粉飼料(MBM)は、国境を超えていた。 笹山登生 101/09/14(Fri) 08:54:50削除
URL: http://www.healthcoalition.ca/bse.html
イギリスの「Prosper de Mulder」社が肉骨粉飼料(MBM)を輸出していた主な国は次の通り。
インドネシア、イスラエル、日本、ケニア、レバノン、マルタ、サウジアラビア、シンガポール、韓国、スリランカ、台湾、タイ(この英文にはないがカナダも)
ヨーロッパ市場の穴埋めに、これらの国へ、安く売り込まれたらしい。
Between the years of 1988 and 1992, the European market for Britain's animal protein-enriched fodder evaporated. To fill the gap, a new apartheid was adopted(23) with Prosper de Mulder, Britain's largest rendering company, exporting 80,000 tons of BSE-suspect fodder over the next four years to chiefly Third World countries, Indonesia, Israel, Japan, Kenya, Lebanon, Malta, Saudi Arabia, Singapore, South Korea, Sri Lanka, Taiwan and Thailand. Other European countries
followed suit, with Belgium, the Netherlands, and France offloading their stockpiles of animal fodder imported from Britain into the Middle East and North Africa.

●0935 ちょつと古い記事ですが-イギリスのレンダリング会社の日本への飼料輸出 笹山登生 101/09/14(Fri) 07:42:48削除
URL: http://www.healthcoalition.ca/bse.html
今年の2月にイギリスのサンデータイムズが、次のような報道(以下の英文参照)をした。
イギリス最大のレンダリング会社「Prosper de Mulder」が、1988年7月の肉骨粉使用禁止後も、1996年までに120万トンの飼料を、韓国、日本、イスラエル、台湾などに鶏や豚の飼料用として、輸出していたことが報じられた。

The Sunday Times reported last week that Prosper de Mulder, Britain's largest rendering company, exported potentially contaminated material to as many as 70
countries, including Canada.
U.K. government figures indicate that Canada received 30,000 kilograms of meat and bone meal in 1993; 22,000 in 1994; 31,000 in 1995; and 42,000 in 1996.
In a worldwide alert last week, the UN Food and Agriculture Organization reported that meat and bone meal from Europe was imported by more than 100
countries from 1986 up to today. All those countries are at risk, said the report.
"All countries which have imported cattle or meat and bone meal that originated from Western Europe, during and since the 1980s, can therefore be considered
at risk from the disease."

●0934 ニューヨーク市場のリ・オープンは、来週月曜日から。 笹山登生 101/09/14(Fri) 05:48:41削除
URL: http://uk.news.yahoo.com/010913/80/c3u92.html
感情的には、喜ばしいことだが、投機的には、予測できないことが一杯。というのが本当のところだろう。
しかし、チャートはともかく、開くことに意義があるのだろう。
ここで、週末、日銀が、追加的でなく本格的な金融緩和措置をドーンと決定したならば、週明けの世界の金融市場を救う救世主となるのだが。
そんな肝っ玉は日銀にはないでしょうね。

●0933 「邦人の安否」という概念での報道にとどまっていいのか? 笹山登生 101/09/14(Fri) 05:21:06削除
URL:
助かった邦人のコメントに、ハッと我にかえった。
「外資企業に勤めていた邦人も、結構いたはずです。」
「日本企業に勤めていた外国の友達の安否も心配です。」
海外での事故があるたびに、「日本企業に勤める邦人の安否」のみに焦点がいってしまう、報道のあり方に疑問を感じさせた、「助かった邦人のコメント」だった。

●0932 ようやく日銀、金融緩和へ 笹山登生 101/09/14(Fri) 04:55:12削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010914-00000101-yom-bus_all
やや、遅きに失した感があるが、ともかく日銀が金融緩和に踏み切ったことは、前進。
政治家サイドのインフレ・ターゲット問題に巻き込まれないと、及び腰になっていたのが、タイミングを失した原因かも。

●0931 狂牛病関連リンク集の紹介 笹山登生 101/09/14(Fri) 04:44:58削除
URL: http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/bse/bse-s.html
近々、総合的なリンク集を作成しますが、とりあえず既成のリンク集(上記URL参照)を紹介します。

●0930 牛脂(タロー)混入飼料はシロか? 笹山登生 101/09/13(Thu) 21:18:54削除
URL: http://www.google.com/search?q=cache:lgO3Jzg4PxA:www.purefood.org/madcow/guidelines7401.cfm+&hl=ja
0927の「でも、牛骨粉の飼料でなければセーフなのでしようかね。」についての根拠なのですが。

これまで、タローと狂牛病との関係については、科学的根拠がうすいとのことで、灰色扱いをされてきたが、上記URLのように、EUは、今年の7月4日、牛脂(タロー)ゼラチンなどについても、狂牛病の危険ありとのガイドラインをしめした。
これについては、EUの1997年7月のSRM禁止措置決定に対し、タローのEUへの輸出国アメリカのレンダリング産業が、かねてから訴訟絡みの反発をしていた。
日本国内では、今年の1月、肉骨粉と同じく、タローについても、EUよりの輸入禁止措置を行った。
飼料としてのタローの使われ方としては、粉末牛脂添加飼料があったり、また、コンプリート・フィード(TMR)にタローが配合される場合もあり、さらに、子牛代用乳についても、脱脂粉乳にレシチンなどとともにタローを混入するばあいもある。
従って、肉骨粉についてと同様の、狂牛病のトレースが必要なものとおもわれる。
なお、タローと狂牛病との因果関係の論争については、次のURLを参照して下さい。

http://www.cyber-dyne.com/~tom/tallow_docs.html

●0929 (投稿者削除)
●0928 (投稿者削除)
●0927 千葉県の狂牛病に関するするサイト 笹山登生 101/09/13(Thu) 13:34:21削除
URL: http://www.pref.chiba.jp/dailylife/news/01/kyougyuu-j.html#naviskip
千葉県も大分神経質になっているようです。
でも、牛骨粉の飼料でなければセーフなのでしようかね。
次の表は、EU医薬品審査庁による狂牛病感染の危険度一覧表です。

狂牛病感染の危険度

高度感染性  脳、せき髄、目

中度感染性   回腸、リンパ節、近位結腸、ひ臓、へんとう、硬膜、松果体、胎盤、脳せき髄液、下垂体、副腎

低度感染性  遠位結腸、鼻粘膜、末しょう神経、骨髄、肝臓、肺、すい臓、胸腺

感染性なし  心臓、腎臓、乳腺、牛乳、卵巣、唾液、唾液腺、精のう、血清、骨格筋、こう丸、甲状腺、子宮、胎児組織、胆汁、骨、軟骨組織、結合組織、毛、皮膚

(EU医薬品審査庁による分類)

●0926 ニューヨーク市場再開が世界同時株安を一層誘うという見解 笹山登生 101/09/13(Thu) 07:31:54削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010913-00000003-tcb-biz
上記URLは、中途半端の体制でのニューヨーク市場再開が、ブラックマンデーを再現せるという見解。
テロは単なるテロではなく経済テロでもあった。
深刻な事態である。

●0925 東京市場は、結局、一万円大幅割れ 笹山登生 101/09/12(Wed) 15:12:21削除
URL: http://
日経平均(12日大引,円) 9,610.10 -682.85

●0924 アジア市場も暴落 笹山登生 101/09/12(Wed) 13:28:25削除
URL: http://
香港ハンセン指数 (HSI)     9438.60 -978.76  -9.40%
シンガポールストレイトタイムス指数 (STI)1439.97  -126.79   -8.09%

一過性のパニックなのか。それとも、パニックを契機にして、潜在的なトレンドが顕在化したのか。
後者の可能性大とみる。



●0923 東京市場は一万円割れ笹山登生 101/09/12(Wed) 10:16:18削除
URL: http://
9時59分、9、604円(前日比マイナス688円)と、大幅下落。
1984年8月1日以来初の一万円割れとなった模様。
東証株価指数(TOPIX)も、1000を割り込見、危険水域へ
。1000を割るのは1998年10月以来、約3年ぶり。
テロパニックが経済パニックを誘発。
政府はなんらかの措置とアナウンスをすべき時。

●0922 (投稿者削除)
●0921 (投稿者削除)
●0920 (投稿者削除)
●0919 欧州株は大幅下落 笹山登生 101/09/12(Wed) 08:58:24削除
URL: http://
英フィナンシャルタイムズ(FT)100種総合株価指数は同287.7ポイント安(同5.72%)の4746.0,仏CAC40は323.99ポイント安(同7.39%)の4059.75、独DAXは396,6ポイント安の4、273.53(同8,49%)で取引を終了。
東京市場も波瀾が予想。

●0918 不適切な差別用語を御丁寧にも三つも並べた解説者がいた。 笹山登生 101/09/12(Wed) 00:27:12削除
URL:
日本テレビの「アメリカ同時多発テロ」の解説者が「アメリカの大統領は、移動していても情報源を持って歩いている。」ということをいうのに、御丁寧にも三つの差別用語をくり返したのには、こちらのほうが、あきれかえってしまった。
解説者の資格無し。

●0917 牛海綿状脳症サーベイランスでの検査方法は? 笹山登生 101/09/11(Tue) 22:17:54削除
URL: http://www.primate.gr.jp/yamanouchi/index.html
国内における牛海綿状脳症の清浄性を確認するために平成13年4月から実施されているサーベイランスでは、これまでに161検体が動物衛生研究所に搬入され、うら140検体の険査が終了し、今回の件を除き全て陰性であることが確認、残り21検体は、検査中もしくは24ヵ月齢未満のため、実施せずということだが、これは、プリオニクステスト(ウエスタンプロット法)でやったものか、それとも、病理組織学的検査も併用したものか、不明。
プリオニクステストそのものの信頼性がいま疑われているわけだから、「牛海綿状脳症サーベイランス要領」もゼロベースで見直さなければならないのではないだろうか。
上記URLは、今日になってテレビにちょくちょくお見えになる、ヒゲの山内先生の膨大な講義録。なんだか、これを読んでいると体がむず痒くなるような気持ちがしてきます。


●0916 狂牛病のリスク管理・リスク分析・リスクアセスメント・ガイドラインの設置が先決 笹山登生 101/09/11(Tue) 21:40:00削除
URL: http://www.pheur.org/conferences/tse/html/trouvin/sld002.htm
上記URLは、EUの狂牛病のガイドラインのポイントのスライドだが、ポイントがわかりやすい。
日本は、早急にEUにならった狂牛病のリスク管理、リスク分析、リスク・アセスメント、ガイドラインの制定、をいそぐべきである。
このURL http://senasa.mecon.gov.ar/animal/bseinta1.htm  は、アルゼンチンにおける狂牛病のリスク要素のレポートだが、狂牛病の歴史やアルゼンチンでの狂牛病危機管理の対応のポイントなどが、総合的に記されている。
もっとも、生体輸入しなければ大丈夫などとの楽観的な分析ではあるが。


●0915 (投稿者削除)
●0914 韓国でも狂牛病問題の議論が盛ん 笹山登生 101/09/11(Tue) 20:29:19削除
URL: http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2001/02/07/20010207000022.html
上記URLの社説は韓国のはなし。
でも、日本でも同じことがいえるのでは?

●0913 狂牛病発生発表にいたるまでの時間の空白が問題だ。 笹山登生 101/09/11(Tue) 18:59:13削除
URL: http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/cpress/c-010910.html
上記URLに詳細が記されているが、要約すれば以下の通り

8月6日、食肉処理場でと畜の牛が起立不能、食肉処理場で脳(延髄)を採取し、(独立行政法人)動物衛生研究所で検査実施。
8月15日動衛研でプリオニクステストで陰性を確認
8月24日千葉県 病理組織学的検査で脳の組織に空胞を認める。
9月6日 当該病理組織学的検査用材料を動衛研に送付
9月10日 動衛研、病理組織学的検査で空胞を確認。免疫組織化学的検査で陽性反応確認

簡単にいえば、「当初のプリオニクステストで陰性だったが、空胞確認で 免疫組織化学的検査をしたら陽性反応確認」ということだから、狂牛病への危機管理検査マニュアルがなかったため、疑わしい牛発見から一ヶ月も、時間のロスが発生してしまったということだ。
日本にもいずれは狂牛病気はくるということは、専門家であれば百も承知のはずだったのに。
そのための危機管理マニュアルはなかった。
農林水産省は、まず、危機管理マニュアルを、農業団体と協力し早急に整備すべし。

●0912 戦争責任の本筋 キミヒ 101/09/11(Tue) 12:54:56 No.0909へのコメント 削除
URL:
 戦争責任論を外交カードに使うから混沌をきわめていると感じます。

 国連宣言として、「第二次世界大戦以前の戦争責任を理由とした経済
援助も請求も要望等を含め放棄する。」みたいな宣言が採択されるべき
と感じます。

 日本政府として侵略を認め、謝罪し誤解を受ける公式行事を中止する
旨を宣言すると共に、国内の言論の自由も保証し、一切の内政干渉には
断固として受け付けないとしたら良いのでは?

 経済援助自体がその国の富裕層に益するだけでしょう?
 教育、医療等の援助に限定するべきしょう。

●0911 RE: 新しい国家社会の建設を目指して 笹山登生 101/09/11(Tue) 08:33:45削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/evaluate/frame_bbs.htm
「政治家掲示板リスト」(上記URL参照)に、この掲示板が紹介されたため、このリストにある全部の掲示板に、これと同じ文を投稿されているようですね。
今度は、同じ文章でないやつをおねがいしますね。

●0910 (投稿者削除)
●0909 本筋を論じる時期 笹山登生 101/09/11(Tue) 07:52:53 No.0905へのコメント 削除
URL: http://
そうですね。
政党の議論でも枝葉末節の議論が多いですね。
「靖国参拝を15日といいながら13日にしたのは、公約違反。」だとか、「30兆円を守るといいながら、守らないのは、公約違反。」とか、もっと本筋を論じる時期なのですよね。
靖国参拝なら、「アジア諸国への戦争責任について、やるべきことは、すべてやったのか。」等の基本姿勢を問うべきだし、30兆円問題なら、先にもこの掲示板であったように、「総理がバランスド・バジェットに固執するのは、IMF管理を想定してのものなのか。」というようにですね。
国家危急の時、野党とて、揚げ足取りに一喜一憂しているばあいではないとおもうのですが。
今回、ニューヨーク市場暴落から地球を一周し市場をトレースしてみて感じたことは、アジアの中での東京市場の孤立ぶりです。
ハンセン指数にしても、シンガポールSTIにしても、「われ関せず」ですからね。
その意味では欧州市場もニューヨーク市場も、途中ではあれこれ上げ下げあったが、結局はおなじかな。
東京市場の孤立ぶり、今日の東京市場の動向も、一人相撲におわるのかな。

●0908 公共事業の対象分野を変えれば? キミヒ 101/09/11(Tue) 02:19:06 No.0884へのコメント 削除
URL:
-------------
IT華やかなりしころも、そのような議論があったが、
いずれにしても、公共事業を景気浮揚のシモベとし
てみているに過ぎない。
------------
 確かにそうでしょうね。
 ニュ−デ−ル政策も教科書と違い、実際の効果は
疑問視されています。

 でも、バラマキと既得権益の温床である特殊法人
や一部の地方公共事業は世界史上も日本だけです。

 小泉改革の大問題点は年金・医療等のやりやすい
改悪から始め、実態は橋本行革の21世紀版と思いま
す。

 現実的には規制緩和と弱者保護、次に行政改革で
しょうね。
 小渕内閣以降で130兆円も景気浮揚に無駄使いして
います。国民一人当たり100万円位の額を特定集団中
心に使っています。
 880,886は空想では有りませんよ。
 

●0907 新しい国家社会の建設を目指して 創造開発戦略研究所 101/09/10(Mon) 23:45:14削除
URL: http://www4.ocn.ne.jp/~mukzke98
新しい国家社会の建設を目指して、広範多岐に亘る諸問題を総合的且つ
多角的に検討し解決策を提示し、具体的には、世界最大の未利用資源の
火山灰を活用した新素材技術や新思想を元にして、外交問題、種々の法
制度の整備、行政改革、立法府改革、司法改革、憲法改正、民法改正、
産業構造改革、景気対策、内需拡大、国土開発、省資源・省エネ対策、
放射性・産業廃棄物処理、コンクリート劣化対策、砂漠の緑化、自然と
調和した環境造り、創造立国、創造教育、健全な家庭と生活、真の男女
共同参画社会の在り方、夫婦別姓問題、少子化対策、霊魂と神仏の正し
い概念、真の宗教と信仰の在り方等を提示し、文明史の大転換を図り、
日本のみならず、全世界の窮状を救済していこうとするものです。

参考までに某HPをご紹介します。
http://www4.ocn.ne.jp/~mukzke98

●0906 (投稿者削除)
●0905 日本における株価 キミヒ 101/09/10(Mon) 22:42:53 No.0897へのコメント 削除
URL:
 平均的日本人の資産における株式の比率は大分低いと思われます。
 欧米では個人年金と直接リンクしています。
 
 笹山先生の言う株価も改悪後の日経株式指標で、旧日経では未だ
12000円程度だそうです。

 日本株暴落には構造改革を叫びながら、実現しない失望感売りも
大きいでしょう。

 既得権益擁護政党から”明確なメッセージ”が出でても効果は
刹那的でしょう。

 公的資金で株価維持は外国投資家に餌をやるようなもので、IMF
管理の序説or貧富差の拡大に益するだけです。

 本筋を論じる時期と思います。

●0904 劇的な急反発はあるか。 笹山登生 101/09/10(Mon) 21:20:11削除
URL: http://www.bloomberg.com/jp/markets/wei.html
ニューヨーク市場取引開始まで後1時間あまり。
1997年10月28日のニューヨーク市場は、暴落が予想される中で、劇的な急反発をしめしたが、奇跡は再び起こるだろうか?

●0903 こちらのURLで、推移をおってみましょう。 笹山登生 101/09/10(Mon) 20:13:34削除
URL: http://www.bloomberg.com/jp/markets/wei.html
ロンドン株続落のようです。
日本時間19時49分現在の FT100 は、4,934 で、マイナス 136ポイント

●0902 ロンドン株も激落 笹山登生 101/09/10(Mon) 19:08:06削除
URL: http://markets.nikkei.co.jp/stockwo/euroasia/euroasiaCh.cfm?id=dfli006010&date=20010910&ref=1
FT100(ロンドン) 前日 5070.30  今日午前10時(日本時間午後6時) 4990.3 マイナス80ポイント
地球一周かな?

●0901 「株式の視点から見ると、多くの企業は歩く死体のようなものだ」 笹山登生 101/09/10(Mon) 17:40:33削除
URL:
日本の企業のことではありません。
クレディ・スイス・ファースト・ボストンのハイイールド・キャピタル・マーケットのマネジング・ディレクター兼共同責任者、ジョナサン・エズロウ氏のことば。
この言葉のあとに、氏は、「企業は、緩慢な死よりも、急速な死のほうが、社会的に望ましいる」とも付け加えている。
まさしく、アングロサクソン的。

●0900 どちらが本当? 笹山登生 101/09/10(Mon) 16:17:45削除
URL:
株価が実態経済を反映しているとする幹事長。実態を反映していないという官房長官
市場の現状が、単なるマネーゲームを通り越しているという認識をもっているのは、幹事長の方かも知れない。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/rnews/20010910mr29.htm

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20010910CPPI013010.html

●0899 (投稿者削除)
●0898 次の焦点? 笹山登生 101/09/10(Mon) 15:38:08削除
URL:
ニューヨーク株の急落・円高

●0897 塩川発言も時すでにおそし 笹山登生 101/09/10(Mon) 15:05:18削除
URL:
日経平均 (10日大引,円) 10,195.69 -321.10

「新たな株買い上げ資金」との塩川発言も、ときすでにおそし。
この発言は、先週末にすべきもの。

●0896 日本にもバーチャル・ビレッジ出現笹山登生 101/09/10(Mon) 13:54:26削除
URL: http://www.tonari.jp/yakuba/yakuba.htm
「一流の田舎」を目指す同志の方から、上記URLのような仮想村が出現したとのお知らせがありました。
海外ではよくあることで、すでに多くの仮想村が出現しています。
この村の特色は村長さんが本物の村長さんのほかにいることで、村民も、全国どなたでもいいことになっています。
ご関心のあるかたは、訪れてみてください。
日本には、この他、URLのような仮想村がすでに出現しています。
http://www.abeno.org/ あべの村
http://www5.ocn.ne.jp/~kumano/ 熊野村
http://www.joho-yamaguchi.or.jp/yuzu/friend/vi_01/index.htm 友sVillage
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/togenkyo/virtualworld/areamap-johnny.htmビバ村
http://www.gcoj.com/japanese/index.html本所時代村
なお、海外のバーチャル・ビレッジのURLも、いくつか紹介しておきます。
この中には、本物の村のHPもはいっていますのでお間違いのないように。
http://freespace.virgin.net/village.idiot/index.html
http://www.teaneck.org/virtualvillage/
http://www.interpac.net/village/
http://www.tscnet.com/region/
http://www.crystalbay.net/


●0895 (投稿者削除)
●0894 香港ハンセン指数笹山登生 101/09/10(Mon) 11:29:22削除
URL: http://www.bloomberg.com/jp/markets/asia.html
ハンセン指数(香港)前日10384.20 本日11時 10192.28  マイナス191.92  マイナス1.85%

 

●0893 (投稿者削除)
●0892 10日 9時 日経平均 10,395円 前日比マイナス121円 笹山登生 101/09/10(Mon) 09:04:47削除
URL:
予想された出だし

●0891 構造改革工程表提出のクリティカル・パスは、過ぎた。笹山登生 101/09/10(Mon) 07:02:33削除
URL: http://www.internetclub.ne.jp/TECH/Ztoday/1999/990826.html
構造改革工程表が、PERT(上記URL参照)の概念にもとずく工程表を意味するのだとすれば、その「提出工程そのものの工程表」上のクリティカル・パスは、とうにすぎている。
これは、官の民に対する体のよいサポタージュではないのか。
市場は、この事態にどう反応するのか。


●0890 (投稿者削除)
●0889 この週末に明確なメッセージが東京市場に対しなかったツケは? 笹山登生 101/09/09(Sun) 17:00:12削除
URL:
せいぜいアジア太平洋経済協力会議(APEC)財務相会合で、塩川さんの総論めいたメッセージがあったくらいで、あとは、この大事な週末に何もなかったということ。
日曜の政治番組でも、それらしきものはなかった。
市場は、下げつつも、政策当局・日銀などからの、なんらかのメッセージを期待していたのではないのだろうか。
だとすれば、週明けの、この反動は大きいものと見なければ。

●0888 (投稿者削除)
●0887 背筋も凍るIMF管理下となった場合のシミュレーション−ある見通しです。− 笹山登生 101/09/09(Sun) 14:55:17削除
URL:
今回の柳沢長官のIMF審査受け入れ表明は、出来レース、即ち、はじめから“受け入れ”との結論あり。
金融庁公表の<金融機関が抱える不良債権額(予想額も含め)150兆円>
市場”推計の<特殊法人が抱える不良債権額180兆円>この2つの数字は、ワシントンのIMF関係者も、掴んでいる数字。ただし、この数字は、今年3月末のものであり、現時点では更に悪化
180兆円+150兆円=330兆円 を、大幅に上回400兆円に迫るかもしれない。
格下げ決定の<日本国債>の発行残高は、地方債も入れれば、666兆円を超える。
したがって、現時点で処理しなくはいけない額は、これだけで、1,000兆円を超える。
小泉総理の発言<日本の税収は50兆円ほどしかないのだから、今の85兆円を超える予算は異常なんです>と、【IMFプログラム】は、同じ事。
【IMFプログラム】では、小泉総理が述べた、バランス・バジェット(収支均衡)”が最も重要視される。
日本は50兆円しか収入がないが、85兆円も使っており、毎年30兆円以上の借金を膨らましている。
【IMF管理下】に入れば、この<借金>は、一切認められなくなる。
結果、50兆円で予算を組まなくてはならない。
これを実現するには、以下の事態が考えられる。
1)公務員の総数・給料は、30%以上カット及び、ボーナスは、例外なく全てカット
2)公務員の退職金は、一切認めない >> 100%カット
3)年金は、一律30%以上カット
4)国債の利払いは、5〜10年間停止 >>事実上の紙くずへ
5)消費税を、15%引き上げ20%へ >> 益税等の優遇税制は廃止
6)課税最低限を引き下げ、年収100万円以上から、徴税を行う
7)資産税を導入し、不動産に対しては、公示価格の5%を課税。債券・社債については、5〜15%の課税。株式については、時価を正確に計算出来ないために、取得金額に対して、1%課税。
8)預金については、来年4月を待たずに、一律、ペイオフを実施するとともに、第2段階として預金を30〜40%カットする。

  

●0886 国民主体の構造改革ですキミヒ 101/09/09(Sun) 14:39:19 No.0883へのコメント 削除
URL:
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
0881は、徳政令の一変形の中での議論となりそうですが
ーーーーーーーーーーーーー

 日銀に株式や土地を購入させる暴論も有ります。
 配布された現金を債務にあてるのも、消費するのも、
貯蓄するもの良いと思います。
 それぞれ、信用創造に寄与、景気刺激、プライマリー・
バランス改善の効果が有ります。
 構造改革自体が富みの流動操作思想です。
 徳政令の一変形ではなく国民主体の構造改革です。
 少なくとも現在の不良債権自体が一部の業界における
大企業が抱える負債を指しています。各企業の勤務者へ
現金配布する事で債務負担は軽減されるでしょうか?

●0885 (投稿者削除)
●0884 公共事業の対象分野を変えれば、景気浮揚効果があるというのは、どうも疑問です。 笹山登生 101/09/09(Sun) 13:24:10削除
URL:
IT華やかなりしころも、そのような議論があったが、いずれにしても、公共事業を景気浮揚のシモベとしてみているに過ぎない。
経済波及効果のある産業分野が少しぐらい変わるだけで、では、そのような産業分野に雇用吸収効果があるといえば、そうでない。
だから、解決すべきは、成長ドグマから逃れ得るパラダイムへの転換なのだろう。
「マイナスの信用創造」という観点からいえば、過去債務のデ・バリュエーションのスキームが用意されなければ、問題の本質の解決にはならない。

●0883 いいセンいっていますよね。 笹山登生 101/09/09(Sun) 11:52:16 No.0882へのコメント 削除
URL:
0881は、徳政令の一変形の中での議論となりそうですが、0882は、実現可能なスキームとなりそうですね。
個々の独立行政法人の資金調達、過去の負債のデ・バリューしての凍結化−−このあたりがうまく出来ればとおもうのですが。

●0882 経営と所有の分離の特殊法人版のスキームキミヒ 101/09/09(Sun) 11:35:13 No.0878へのコメント 削除
URL:
 特殊法人の資産全部を郵政公社資産が受け入れる。
 郵貯は国家が元利保証していますから、信用不安増大のリスクは
現在と同じです。

 必要な経営に関して独立行政法人として企業会計の下で行う。
 独立行政法人は郵貯に移行した資産を金利負担相当額で借用運営
する。
 特殊法人への補助金は廃止して、個々の独立行政法人が政府の許
可下で独立行政法人公債を発行する。企業会計を導入しても、国家
保証の債券発行がされ第三セクターの悪夢は有ります。
 過去の負債は郵貯に紛れますので、時間をかけて整理されるでし
ょう。
 最低限、政府系金融機関は郵貯の一部門として存続されるのが適当
と思いますが、省益優先の官僚は大反対でしょう。

●0881 (投稿者削除)
●0880 一時的なマイナス成長が是認されるシステム キミヒ 101/09/09(Sun) 10:08:13 No.0879へのコメント 削除
URL:
 一時的なマイナス成長が是認されるシステムに関して

 経済成長のマイナス化は低所得者に増幅して影響します。
 ゼロサムゲーム下では富の集中が一般的ですよね。

 減税ではなく、日銀券の分配が有効でしょう。全世帯主に
世帯人数を勘案して一律に現金を分配するのが最良と思いま
す。
 例えば一家四人の標準世帯に300万円を支給し所得と合算
し課税する。失業手当、年金とも合算するのです。
 こうすれば、高額所得者では半分が税金として還流します。
 低所得者でも一割程度は課税されるでしょう。

 減税やバラマキ、量的緩和を行うよりよっぽどましだと思
います。消費を刺激し、税収もアップします。デフレスパイ
ラルも回避できます。
 さらに、世帯全員の国民年金延滞無しを支給条件にすれば、
公的年金制度も守られますよ。

●0879 一時的なマイナス成長が是認されるシステムを作ることが必要。 笹山登生 101/09/09(Sun) 09:03:28削除
URL:
経済政策が不可逆的な対応しか取れないことが問題なのであって、信用創造のあり方や資産デフレへの新しいスキームが用意されれば、かなり柔軟な対応がはかれるはず。
マイナス成長なら政権交代などという考え方は、みずから知恵のないことの証拠なのではないのかなあ。
緩慢なるスケールダウンのための英知を結集すべき時。

●0878 傷口を広げない方策−賛成です。 笹山登生 101/09/08(Sat) 15:00:03 No.0877へのコメント 削除
URL:
切開手術ではなく保存的手術によるべし。---ということですね。
たとえば、経営と所有の分離の特殊法人版として、どのようなスキームが考えられるでしょうね。

●0877 グレーな債権をグレーのまま移転することも、必要なこと キミヒ 101/09/08(Sat) 14:32:46 No.0876へのコメント 削除
URL:
ーーーーーーーー
グレーな債権をグレーのまま移転することも、必要なこと
ーーーーーーーーー

 は否定しませんが、現在はブラックホール化しています。
 特殊法人の総裁等の官僚既得権存続も必要なのでしょうか?
 特殊法人の必要な業務を独立行政法人として、傷口を広げない
方策が最低限必要だと思いますが如何なものでしょうか?

●0876 構造改革の効果なるものをはっきり数値化する必要はあるものとおもいます。 笹山登生 101/09/08(Sat) 09:17:16 No.0872へのコメント 削除
URL:
キミヒさんのおっしゃるように、静態的に赤字をゼロにすることは、無意味だと思いますが、このような形で、構造改革の効果なるものをマクロの数字でもいいから、きっちり数値化することが説得力を帯びるものと思います。
したがって、改革の工程表も数値化した目標の元での達成度を測るものでなければならないのではないでしょうか。
また、前にも言いましたように、日本的なやり方ですが、グレーな債権をグレーのまま移転することも、必要なこととおもいます。
要は、今の日本の経済社会の状況が、アングロサクソン的な割り切り方で、切り開ける状況なのか、私は、あまり勇ましいアングロサクソン的改革論に組みすることはできません。

●0875 9月10日ブラックマンデー説は本物か?笹山登生 101/09/08(Sat) 08:29:08削除
URL:
7日ニューヨークダウ終値9,605ドル(前日比マイナス234.59ドル)
かねて、この掲示板でも、9,600ドルラインが危険水域といってきましたが、月曜日の東京市場への影響が一段と心配になってきました。
昨日示した政府の対策も寝ぼけたものだったし、9月10日ブラックマンデー説がいよいよ本物じみてきました。

●0874 (投稿者削除)
●0873 弘前公園の桜の本数ウソでした 不景気でバレる?キミヒ 101/09/08(Sat) 01:58:13削除
URL: http://cnn.co.jp/2001/JAPAN/09/07/asahia7030.asahi/index.html
-----------
豪華さでは日本一と定評のある青森・弘前城の桜。
これまで公称5000本とPRしてきたが、実は約半分の
2600本だったことがわかった。
国の補助金が出る雇用対策事業で、失業者らが桜を1本ずつ
数える調査をしたことから「発覚」。昔は桜と松で計5000本
だったが、観光パンフレットにも桜5000本の数字が躍る。
---------------------------------
維持費が掛かる、道路や箱モノより、こういった雇用対策の方
がマシですね.

●0872 構造改革的政策無くして経済再生が可能なのでしょうか? キミヒ 101/09/07(Fri) 18:33:32 No.0870へのコメント 削除
URL:
”ある見通し-わかりやすい話”とは思えません。

 かなりのプロパガンダです。
 財政赤字を今、ゼロにしなければ行けない根拠が全く不明です。
 一般の家庭でも、年収の数倍のローンを抱えて生活しています。
 
 あと、年金や医療福祉は税方式ではなく保険方式で運営されて
厚生年金基金自体は100兆の積み立てが有ります。

ーーーーーーーーーーーーー
小泉内閣が行おうとしています特殊法人の改革では、推計で、
180兆円もの不良債権が、表面化します。(もっと多額になるか
も知れませんが)
ーーーーーーーーーーーー
 は国の将来に有益な政治行動だと思います。
 キチンとした債務の算出が必要であり、今までの粉砕決算を継続
して何の利益も無いでしょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
公務員の数・給与を30%引き下げ、年金給付を30%引き下げ
社会保障を30%引き下げても、精々10兆円程しか削減出来ません。
ーーーーーーーーーーーーー
 特殊法人への補助金停止、道路特定財源の一般財源化のセットで
12兆の削減となりますがこの事に触れずに、国民生活直撃文脈です。
 公務員人件費を30%削除する方が特殊法人補助金廃止より難しい
でしょう。公務員は法で手厚く守られた存在です。

ーーーーーーーーーー
消費税を、1%引き上げれば、推計2兆円税収が増えます。
15兆円足らないのを埋めるには、7%引き上げて、12%
にすれば、良いことになりますが・・・。
ーーーーーーーー
 消費税12%って世界的に特異なモノではなく、保険方式の
年金・福祉制度の補完財源として福祉目的財源とすれば国民
も納得するのではないでしょうか?

 構造改革的政策無くして経済再生が可能なのでしょうか?

●0871 (投稿者削除)
●0870 ある見通し-わかりやすい話なので、あえて転載します。本当になるかどうかはわかりませんが。-- 笹山登生 101/09/07(Fri) 13:44:59削除
URL: http://
当面のマーケットについて

円が、115円〜118円に持ち込まれ、【日経平均】が、1万円、TOPIXが、1,100ポイント割れを見せて、【日銀】が動くと思っています。
これで、もし、動かなかったら、世界の株式市場は、<<大崩壊>>を起こします。
日経平均で、5,000円〜8,000円、ニューヨークダウで、7,500〜9,500ドルまで下落していきます。
もし、金融緩和に動けば、日経平均は、13,000〜14,000円、ニューヨークダウで11,000ドルまで、上がっていきます。

構造改革の効果について

小泉内閣が行おうとしています特殊法人の改革では、推計で、180兆円もの不良債権が、表面化します。(もっと多額になるかも知れませんが)
また、金融機関が抱えています不良債権額は、最大で、150兆円になります。この2つを足すだけで、330兆円にもなります。
預金を30%カットしても、220兆円しか調達出来ないのです。
40%カットなら、約300兆円になり、これに、資産税(5〜15%)を掛ければ、何とか、間に合うのではないか。と計算しています。
ところが、この計算には、国債・公債の借金が入っていません。   現在、660兆円の<借金>があります。
小泉内閣が取り組んでいますのは、この借金を減らす方策ではなく、新規の借金を30兆円に抑えようというものであり、来年度には、この借金は、700兆円に達するのです。
これは、どのように転んでも返済は出来ません。
小泉総理は、改革をすれば、経済が回復して、問題は無いような事を述べていますが、以下の数字をご覧下さい。
税収(即ち 収入です) 50兆円
予算額(支出ですが)  80兆円
新規借金        30兆円
日本の経済が、驚異的な成長をして(5%成長)も、税収入は、僅か5兆円しか増えません。まだ、25兆円たらないのです。
公務員の数・給与を30%引き下げ、年金給付を30%引き下げ、社会保障を30%引き下げても、精々10兆円程しか削減出来ません。
これだけの<痛み>でも、まだ、15兆円足らないのです。驚異的な、バラ色の経済成長をしても、まだ、15兆円たりません。
消費税を、1%引き上げれば、推計2兆円税収が増えます。15兆円足らないのを埋めるには、7%引き上げて、12%にすれば、良いことになりますが・・・。
公務員の30%削減、年金の30%削減、社会保障の30%カットを行い、国民の預金を40%カットし、消費税を7%引き上げて12%にしても、この<700兆円>の借金は消えないのです。やっと現状維持なのです。
この【ばら色の経済成長】が、達成できても、現状維持であり、実際は、名目成長率は、2%以上の下落をする筈であり、もし、これを、前提に数字を計算しなおしますと、滅茶苦茶な数字になってしまいます。

●0869 RE禁じ手も必要かも キミヒ 101/09/07(Fri) 13:21:13 No.0867へのコメント 削除
URL:
-------------------
お題目としての構造改革は、お好きならそのまま唱えられていてもか
まいませんが、その性格上、速効性がないわけですから、それとは別
の政策対応-禁じ手も必要かも-が必要というわけです。
--------------------
ですが、散々「禁じ手」を行ったのが現在の日本ではないで
しょうか?
 成熟先進国において、郵貯・簡保事業は禁じ手ではないでしょうか?
 市場から隔離された国家予算の3年分のストックが政府の意志で運営
されています。
 
 速効性の有無は改革のスピード次第であり、構造改革自体の速効性
とは無関係と感じます。
 
 先進国人口8億中の1億人を占める国家が破綻したら米国国債すら
安泰では無いでしょう。

 日本国債格下げで国内金融不安が増長されてたら、国内では元利が
保護される郵貯人気が相対的に増大すると思います。こういう矛盾が
起きうる構造自体が問題ではないでしょうか?

 禁じ手なら、経営責任を厳格に審査して公的資金大量投入による、
不良債権の一括処理を断行するのが筋ではないでしょうか?
 日本の政治・経済の不透明さを払拭するのが遠回りのようで一番の
近道であり、株式市場の低迷は外国人投資家の意向が大きいでしょう。
 額面割れゼネコンを延命させる政治圧力がまかり通るのも一種の
「禁じ手」でしょう?

 小泉政権誕生以来、株価続落でも大型倒産無しが実際で、確かに
お題目でしょうネ。

●0868 7日 午前9時8分現在日経平均10,471円 笹山登生 101/09/07(Fri) 09:13:31削除
URL: http://
前日比マイナス178円。悪い予感です。

●0867 RE:ムーディーズの日本国債格下げ 笹山登生 101/09/07(Fri) 09:08:06 No.0864へのコメント 削除
URL: http://
資産デフレはさけられないという見通しの結果なのでしょう。
では、これがどういう結果を招くか。良く見なければいけないでしょうね。
すでに、直後から日本国債から米国債への乗り換えが始まったようです。
「日本経済は土地本位制から国債本位制へ」とのビジョンを発表された方がおられましたが、ポートフォリオの対象からすでに日本株式が見限られ、そして今度は日本国債がその対象から除外されつつある。」という状況にあるということ。
お題目としての構造改革は、お好きならそのまま唱えられていてもかまいませんが、その性格上、速効性がないわけですから、それとは別の政策対応-禁じ手も必要かも-が必要というわけです。

●0866 ニューヨークダウ 終値 9,840ドル(前日比マイナス192ドル) 笹山登生 101/09/07(Fri) 07:52:47削除
URL: http://
昨日、この掲示板で示した9,600ドルラインに、ちかずいてきました。

●0865 この発言は、しない方がよかったかも? 笹山登生 101/09/07(Fri) 06:24:34削除
URL: http://www.asahi.com/politics/update/0906/010.html
関連部門には、収益会社的なものも多いのだから、一概に例外扱いというわけにはいかないのでは?
いち早く表明というのも、タイミングがわるい。

●0864 ムーディーズの日本国債格下げ キミヒ 101/09/07(Fri) 02:09:36 No.0862へのコメント 削除
URL:
 ムーディーズの日本国債格下げが意味するところは長期金利の上昇
であり、金利上昇こそがゾンビ企業(株価100円割れ企業)やバラマ
キ行政の抑止力として最も有効です。
 ムーディーズの日本国債格下げで結果として小泉構造化改革が実現
される予感がします。
 


●0863 このような展開になるとの予測がありますが、果たしてどうなりますか。 笹山登生 101/09/06(Thu) 23:21:33削除
URL: http://
7日GDP統計の発表  年率換算− 3〜4%
週末に、<日銀を含めた緊急政策会合>を開催し、金融緩和を決定
週明けの世界の株式市場は、急騰--【円安 ・ ドル高】へ転換

●0862 今日は日本経済の屈辱の日 笹山登生 101/09/06(Thu) 22:05:39削除
URL: http://
柳沢さんのIMFもうでに、ムーディーズの日本国債格下げ。
まさにかつての「ライジング・サン-日いずる国-経済大国日本」の屈辱の日。
でも、このような過程を踏むことが、これからの柔軟な経済政策実施に必要なプロセスであるような気がしました。

●0861 ムーディーズ、日本の国債格付け、引き下げの方向で見直し 笹山登生 101/09/06(Thu) 14:21:21削除
URL: http://markets.nikkei.co.jp/news/hot/hotCh.cfm?id=diii114606&date=20010906&ref=1
上記URL参照

●0860 オニールさんの二つ目のエンジンさがし 笹山登生 101/09/06(Thu) 12:50:53削除
URL: http://news.ft.com/ft/gx.cgi/ftc?pagename=View&c=Article&cid=FT3QIGZI9RC&live=true&tagid=FTDO9DHMZJC
アメリカだけでは、世界経済成長を引っ張れないンで、頼みのドイツも、経済成長率下方修正なもんだから、日本には、二つ目のエンジンになれるよう、がんばってもらわなければ、というのが、上記URLの主旨。
でも、笛吹けど踊らずとはこのことで、せっかくの柳沢さんのIMFもうでにも、市場はさっぱり反応せず。
コレクターズ・ジャパンさんのいうように、後は、日銀さんの対応しだいしかないか?


●0859 民営化教祖となってしまったイタリア訪問の大臣へ 笹山登生 101/09/06(Thu) 07:48:27削除
URL: http://www.billtotten.com/japanese/ow1/00479.html
「鉄道事業・道路事業の第一目的は、輸送であって、財務ではない。」との上記URLの内容は、示唆をあたえるものがある。
民営でも公営でも、要は、トップ次第。
お荷物を民間に移動したい気持ちは分かるが、それが民営化・市場化至上主義の底意だとしたら、いただけない。
NPOを交えた新しい半公営のパラダイムを構築することも、選択の一つにあっていい。

●0858 地域通貨に人はなぜ惹かれるのか? 笹山登生 101/09/06(Thu) 06:00:39 No.0857へのコメント 削除
URL: http://terakoyapro.net/tiikituukalink.html
どうもとさん。こんにちは。どうもとさんのHPこのまえ、訪問させていただきました。
ネットワークどんどんふえているようですね。
ところで、どうしてこの頃地域通貨に感心を持つ方がふえているのでしょうね。
いろんな動機があるのでしょうが、私は、地域のグローバリズムや市場主義にたいする挫折、そして地域の復権の有力な手法としての地域通貨についての期待、NPO・NGO活動の高まりに伴ったボランティア活動への対価や有力決済手段としての地域通貨の使用への期待などがあるのではないでしょうか。
上記URLのリンクは、どうもとさんもリンクされているものでが、この中には、私のオピニオンもリンクされております。
どうもとさんの掲示板で、オーストラリアかニュージーランドの地域通貨を御紹介の方が、地域通貨決済のためのコンピュータソフトがあると紹介されていたことがありましたね。
あれの日本版ができればと思ったしだいです。
コレクターズ・ジャパンの記事、これが、このところ不思議と良くあたっいるんですね。
独自の感覚なのでしょうかね。
日本の海外支局新聞記者の海外経済記事は、良く見ると、ファイナンシャル・タイムズの引き写しなんてこと、良くありますから、そんなのよりは、ずっと信用できますね。
ニューヨーク市場、9、600ドル台にまで下落なんて書いてありましたが、今日のところは、かつがつ10、000ドルをキープしたようですね。
今後ともよろしく。



●0857 地域通貨の可能性 どうもと 101/09/05(Wed) 21:50:57 No.0855へのコメント 削除
URL: http://www.d5.dion.ne.jp/~y9260
笹山先生、こんばんは。
私もコレクターズ・ジャパンの9月1日号を読みました。このHPのレポートは、割と私の性格に合っているみたいです。執筆者自身が、笹山先生のおっしゃったとおり、「ある面では、極端な意見かもしれません。」と言っています。しかし危機管理というのは、「最悪の状態を想定して、最善のオプションを選択する」べきといいますから、このHPは参考にしています。
話がとびますが、私は株価が最安値を更新し始めた時に、地域通貨のことを考え始めました。混乱期の日本経済のなかで、介護・福祉ニーズの高まりに対応できるのは地域通貨などで、地域生活ではかなりの経済的なクッションになると思いました。地域通貨のことは、先週この掲示板でお話がありましたね。
私のほうでも、仕事の環境がシビアーになってきて、忙しくなってきました。

●0856 グレーのままでの問題解決が先決 笹山登生 101/09/05(Wed) 17:24:26削除
URL: http://news.ft.com/ft/gx.cgi/ftc?pagename=View&c=Article&cid=FT35UKUV0RC&live=true
このファイナンシャルタイムズの一文は、グレーな債権・資産をそのまま優良な買い手にグレーのまま移転することが、日本の最良の道としている。
この論理からすると、グレーをブラックにしてしまう株価対策に、政府は、まず手をつけることが先決という論理となる。

●0855 9月危機は本物か? 笹山登生 101/09/05(Wed) 14:03:18削除
URL: http://www.collectors-japan.com/cgi-bin/sokuhou/pdiary.cgi
9月7日発表のGDPの内容が悪い内容となるとの予想で、今日も株安。
上記のURLによれば、こののちの日銀の対応が、日本経済の大きなターニングポイントとなるとの予想。
いよいよ9月危機は本物になるのか?

●0854 IMF管理とIMF審査は別物では? キミヒ 101/09/04(Tue) 12:59:33 No.0853へのコメント 削除
URL:
 上記HPでも
ーーーーーーーーーーー
主要国ではカナダで実施したほか、英・独も受け入れに前向きな
姿勢を示している。
ーーーーーーー
 と記載されています。
 何で審査が大問題なのでしょうか?

 特殊法人の民営化で民間のビジネスチャンスが拡大しても、
縮小する事は無いと思います。
 例えば高速道路のサービスエリアはファミリー企業の独占で
しょう?
 民間に力がないのではなく、過保護にされた業界に力が無い
のではないでしょうか?構造改革をしないと、潜在力がある民
間も含め共倒れが間近と感じます。
 

●0853 どうもとさんの予想が当たりましたね。-日本がIMFの不良債券審査受け入れ- 笹山登生 101/09/04(Tue) 08:41:45削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010904-00000160-mai-pol
0821でどうもとさんが予測していたIMF審査、いよいよきましたね。
今日のニュースです。上記URL参照

●0852 市場化・民営化が金科玉条の時代ではない環境にあると、いいたかったのです。 笹山登生 101/09/04(Tue) 07:44:22 No.0851へのコメント 削除
URL: http://
民間が元気のある時代は、市場化が、効率性達成のためのオールマイティーでありました。
だから、中曽根さんの時代は、NTT株運用資金で、予算の特別わくもくめたのです。
でも、今はどうでしょう。
言い方は悪いですが、民間は、力がなえ、そこに、特殊法人改革で、消費財市場も労働市場も、そのあおりでかき回されたくないと思っている方も多いのではないのでしょうか。
このような時だから、ゴミ溜はしばらくゴミ溜のままで、そっとしてほしい、からすに突かれたくないというような気持ちが強いのではないのかな。
もちろん、これでマーケットチャンスが大幅に、しかもすぐに出るというのならべつですよ。
そのあても、残念ながらないのですから。
経済は、歴史には学べません。多くの場合、過去の成功例の踏襲が失敗の原因となるのですから。
今日の民営化は、たんなる市場化を目指すのではなく、NPOという第4のセクターを交えた、新しい公営企業・経営参加のスキームを作ることにあるのだと思います。

●0851 レーション・ターゲットで何が解決するのでしょう? キミヒ 101/09/04(Tue) 00:44:42削除
URL:
 845,847,850へ

 通貨量調節で不況が解決される証左があるのでしょうか?
 デフレ=低金利と決めつける根拠が不明です。
 ○○レーション・ターゲットで何が解決するのでしょう?

 現在の不況が構造不況である事は自明だと思います。

------------
それと、どうも政府の改革の工程表は、「短期で効果が発揮
できること。できないこと。」「すぐに着手できること。
できないこと。」「直接的に景気浮揚効果があるもの。な
いもの。」ごちゃ混ぜで、むやみに鉄砲を闇夜に撃ちまくっ
ているようにしか思えないのです。
-------------
 特殊法人を原則廃止みたいな一律廃止を唱えないと、抵抗
勢力に潰されてしまいます。
 存続と廃止の厳格な基準と判断をする主体を創設できるで
きる担保を示さない限り、先生の論理は難しいのではないで
しょうか?


----------
大体、特殊法人改革を、景気の悪いときにやっても、それこそ、
民間への雇用の「クラウディングアウト効果」(公が民を市場
からおしだしてしまう。)しか及ぼさないのではないのかな。
--------------
 先生は戦争責任は歴史に学ぶのに、経済は無視するのですね?
 現在の構造改革自体が「前川リポ−ト」の焼き直しです。好況
で潰されましたよね。
 橋本行革は官のスリム化ではなく、負担の増大でした。
 官僚の既得権温存が橋本行革でした。
 ピンチのチャンス化が歴史でした。


--------------
国鉄民営化ができた当時の上潮の経済状況と今のどん底の状態
を比較してみなくては。
--------------
 今までの官業民営化は国会承認が必要な組織の民営化でした。
 特殊法人は、官僚の官僚による官僚のための組織で、国会の監視
外の組織であり、郵貯を原資にした隠れ負債であり、比較できませ
んよ!


-------------
いってみれば、役人のお下がりが、優先的に労働市場に
なだれ込むというわけです。住宅公庫の民営化よりも
根庶民が願っているのは、自由宅公庫資金の既往貸し出
し金利の改定をしてくれるほうが、よっぽどたすかるの
に。
------------------
 それって、地域振興券のばらまきと一緒ですよね。
 それって、税金を原資とした郵貯預金の優位性維持と
一緒ですよね。
 政治家は大乗的見地で発言されるべきではないでしょ
うか?

 例えば、住居環境の向上なら
 相続税増税と優良賃貸物件供給減税をセットで実施。
 さらに、定期借地権物件の減税を行う。
 
 先生の文脈だと公共性を錦の旗に、天下りポスト維持
に受け取れます。

 北欧型にダウンサイジングを指向すなら、高負担が無
駄なく国民に還元される制度が必要であり、バラマキと
は次元が異なります。
 
 過疎地の論理武装ですが、率先して広域行政に踏み込み
議会、助役ポスト、首長の歳費を地域住民に還元する姿勢
を示す事が、いまでも提言できますよね。
 


 



●0850 デフレ下の新しい信用創造のあり方を模索すべき時 笹山登生 101/09/03(Mon) 09:50:02削除
URL: http://isweb10.infoseek.co.jp/school/syouken/ronbun/kata/kata.htm
信用創造にはねインフレ期待の要素を含む融資と、インフレなしでも、信用保全できる融資とがあるとすれば、デフレ下での新しい信用創造は、当然、後者のパターンとなる。
ところが、ここは、ほとんど知恵のない世界である。
しいていえば、ベンチャーキャピタルの世界であるが、これとて決め手になる融資システムがあるわけではない。
(上記URL参照)
経営参加型融資、または、融資機関の株式持合い条件含みでの割増融資などのパターンはかんがえられそうだ。
長期のキャピタルゲインは当分望めそうもないが、短期のキャピタルゲインまでもが、デフレで否定されることは、ないと見るからだ。
信用創造そのものの概念が否定されるデフレ下での、新しい概念−インフレに頼らず、ミックスした形での信用創造対価を得られうる信用創造のあり方-を模索すべき時だ。

●0849 過疎地はもっと理論武装すべし 笹山登生 101/09/03(Mon) 08:25:52削除
URL:
昨晩のNHKの構造改革をめぐる各界の代表者による討論会。
秋田の経済界の大御所も出るというので期待していたのだが、せきとして声なし。
番組の最後でようやく発言し「道路特定財源擁護論」を展開したのはいいのだが、塩川さんから、「あんた、そんなことを言うよう頼まれてきたのでしょう。」のような趣旨のことをいわれ、すごすご退散。
時代の流れを感じた。
同じ地方の代表でも、三重の知事さんは、新しいパラダイム構築への意欲だけはかんじられた。
ちょっと古い感覚の環境マインドだったが。
それにしても、都市派から押し捲られないような、過疎地の声の理論武装の必要性を、つくづく感じた2時間だった。

●0848 ゼロ・インフレーションについて 笹山登生 101/09/02(Sun) 21:52:51 No.0845へのコメント 削除
URL: http://www.swcollege.com/bef/policy_debates/inflation.html
上記URLが参考になりそう

●0847 構造改革(ができない)シグナル 笹山登生 101/09/02(Sun) 20:58:06削除
URL: http://www.noguchi.co.jp/archive/diary/
前に上げた野口悠紀雄さんが「構造改革のシグナルという文で、日本特有の運転手つき乗用車容赦がある限り構造改革は難しいと次のようなことを書いている。
これは、まさに、先にこの掲示板QWERTYの経済学の見本ではないか。

「専用車を廃止すれば、運転手が失業する。これも、制度をやめられない大きな理由だろう。専用車を一台を維持する費用は、年間1000万円近くなるはずだ。「そのぶんを給与に上乗せしてくれば、専用車がなくてもよい」という人も、少なからずいるに違いない。それにもかかわらず現状を変えられないのは、「いったん出来あがったシステムは変えられない」ということの典型例である。

つまり、運転手付き専用車システムは、日本が構造改革を決して行なえないことのシグナルに思えてならないのである。それはまた、実質的な改革を断行できない日本が徐々に衰退してゆくことのシグナルでもある。」


●0846 過疎地の高速接続回線の事情−ただしアメリカの場合- 笹山登生 101/09/02(Sun) 20:29:42削除
URL: http://www.hotwired.co.jp/news/news/business/story/20010831105.html
この掲示板でも昨年大議論となって過疎地の高速通信回線のあり方の問題。
アメリカでも、この上記URLのように議論が結構さかんならしい。

●0845 目指すべきはゼロ・インフレーション・ターゲットなのでは?笹山登生 101/09/02(Sun) 18:08:49 No.0843へのコメント 削除
URL: http://econ161.berkeley.edu/Econ_Articles/deflation.html
円安に持ち込みながら、関税で上がりをという戦法のようですね。
バブルのつけを円安でチャラという考え方は、財務省の考え方にも、ちらちら出ているようにかんじますね。
ところで、世にインフレ・ターゲットがあるとすれば、デフレ・ターゲットもありうべし、とサーチしたところ、上記のようなサイトがひっかかってきました。
「なぜにそんなにデフレをおそれるのか。過去とは時代が違うじゃないか。もっと知恵を出せ。」という趣旨のようです。
私も、また、前にここでも取り上げた野口悠紀雄さんの意見とも同じようです。
要は、キミヒさんが、前にいみじくも言われた「緩慢なる経済のスケールダウン」のためには、デフレ・ターゲットといいたいが、百歩譲っても、目指すべきは、ゼロ・インフレーション・ターゲットなのではないのでしょうか。
それと、どうも政府の改革の工程表は、「短期で効果が発揮できること。できないこと。」「すぐに着手できること。できないこと。」「直接的に景気浮揚効果があるもの。ないもの。」ごちゃ混ぜで、むやみに鉄砲を闇夜に撃ちまくっているようにしか思えないのです。
大体、特殊法人改革を、景気の悪いときにやっても、それこそ、民間への雇用の「クラウディングアウト効果」(公が民を市場からおしだしてしまう。)しか及ぼさないのではないのかな。
国鉄民営化ができた当時の上潮の経済状況と今のどん底の状態を比較してみなくては。
いってみれば、役人のお下がりが、優先的に労働市場になだれ込むというわけです。
住宅公庫の民営化よりも根庶民が願っているのは、自由宅公庫資金の既往貸し出し金利の改定をしてくれるほうが、よっぽどたすかるのに。

●0844 (投稿者削除)
●0843 脱デフレを狙える福祉関税  キミヒ 101/08/31(Fri) 18:05:17 No.0841へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

ーーーーーーーーーーーー
消費する事で福祉・年金が保証されるみたいな構造改革---
面白い発想ですね。
具体的に、どのような仕掛けがかんがえられるでしょう、
ーーーーーーーーー

 書き込みましたが、消費税や揮発油税を福祉目的税とする
事で達成されるのではないでしょうか?
 高速道路や不要な空港より、年金・医療の安定的提供が国民
の関心だと思います。

 さらに進めて、あらゆる輸入品に福祉目的関税を創設して、
内外価格差を医療・福祉の財源とするのはどうでしょう?
 米にしても、輸入米が国内米の8割程度の価格になるように
関税率を第三者機関が設定し、消費者が福祉税込みの輸入品か
国内産物を選択したら良いと思います。
 内外価格差を逆転させない、二割程度の福祉関税は国際非難
も軽微だと思います。
 280円の牛丼が350円になっても福祉財源なら国民は納得する
でしょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ひょっと私が考えたのは、以前構想があった「福祉クーポン券
構想」のようなものだったのですが。または、地域通貨構想で
すね。 
ーーーーーーーーーーーー
 所謂。エコマネーですね。
 家事・育児を女性に負わせる社会意識変革が大前提でしょう。
 家事もろくすっぽやらない男性達が、地域社会でエコマネー
は笑止千万ではないでしょうか?
 エコマネー自体が保守的な農村地域で試みられる姿はいつも
疑問に感じています。
 通貨政策で不況脱出と同じ思考であり、甚だ疑問です。

●0842 長崎県と国はよく話し合ってください 笹山登生 101/08/31(Fri) 08:16:32削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/2001apr20.htm
上記URLは,4月20日時点で私が書いたものだが、ようやく遅きに失したとはいえ,次のような記事のように、国は県との話し合いの方向を固めたようだ。
ポイントは、淡水化をどうするか、完成した西工区の農地の水資源をどうするか、西工区での営農の形態を環境保全型農業または先進的施設型農業とするか、やはり国は長崎県に、東工区を放棄しても名誉ある撤退となりうる、先進的であり環境保全型である営農形態をプレゼンテーションしなければならない義務があるとおもう、 


以下は記事

諫早干拓見直し 長崎県と早急に調整 スケジュールは未定
--------------------------------------------------------------------------------
長崎県の国営諫早湾干拓事業の見直し問題で、農水省の熊沢英昭事務次官は三十日の会見で、「長崎県など関係地方公共団体と早急に調整していきたい」と述べた。しかし、具体的なスケジュールや方法については「検討中」と述べるにとどまった。
武部勤農相が二十八日、事業計画を見直しし、規模縮小する方針を示したが、長崎県などは現計画通りの事業推進を求めており、協議が難航することも予想される。熊沢次官は「具体的なスケジュール、調整の方法、(長崎県などからの)ご意見のうかがい方なども含めて現在、総合的な検討に着手した」と語った。






●0841 面白い発想ですね 笹山登生 101/08/30(Thu) 17:02:58 No.0840へのコメント 削除
URL: http://
消費する事で福祉・年金が保証されるみたいな構造改革---面白い発想ですね。
具体的に、どのような仕掛けがかんがえられるでしょう、
多様な年金商品ですかね。
今、ひょっと私が考えたのは、以前構想があった「福祉クーポン券構想」のようなものだったのですが。
または、地域通貨構想ですね。
おしえてください。  

●0840 需要喚起が必要でしょう キミヒ 101/08/30(Thu) 16:05:08 No.0838へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

----------------------
融資顧客も、あわよくば、キャピタルゲインをえられる。
−などということで、実質、ゼロ金利以上のメリットを顧
客に当て、また金融機関も、自己資本増強につながる。
−というシステムも考えられるのではないでしようか。
----------------------

 ですが、資金需要が無いのは需要が無いからで、マネー・
ゲームを充実させても、貧富差が増大するだけでは無いでし
ょうか?

 

 消費税や揮発油税を福祉・年金目的税にして、消費する事
で福祉・年金が保証されるみたいな構造改革の方が重要と思
います。

 今の超低金利こそが構造改革の抑止力であり、公定具合を
引き上げて、失業対策を断行するのが筋と感じます。
 
 需要喚起なくして、資金需要があるのでしょうか?
 公共事業が地方の雇用対策化し、需要の下支えというより、
特定集団の権益ですよね。

●0839 ファクター4の考えで農業を見ると 笹山登生 101/08/28(Tue) 21:23:11 No.0838へのコメント 削除
URL: http://www.apec-vc.or.jp/apec_j/net/yamamoto/page01_5.htm
上記URLの公式でいえば、資源の使用率を4分の1に直ちに減らすか、または、生産価値を2倍に上げて、さらに資源の使用率を2分の1に減らすかしなければなりません。
まだ、農業分野でのファクター4への関心は低いようですね。

●0838 確かに、国力衰退阻止の観点からの骨太政策が必要なのでしょう。 笹山登生 101/08/28(Tue) 18:13:56 No.0835へのコメント 削除
URL:
物価指数に織り込まれている価格の下落率と、不動産価格・株式価格などの物価指数に織り込まれていない価格の下落率を足すと、この10年60パーセントほどの下落率ではないかという説もあるわけで、そうしますと、おっしゃるように、国力衰退の価格下落ということになるのでしようね。
特に、東アジアの工業化が日本の相対的な国力低下を招いているとすれば、単に金融政策で貨幣供給量を操作しても、何にもならならないわけで、いわば国際的価格水準に日本の価格構造が近ずく過程であると見、それに応じた産業界・特に流通業界の構造改革を図っていかなくてはならないのだと思います。
こうなれば、インフレ政策をやっても、何の効果もない。
また、貸し出し金利というものは、ゼロ以下には下がらないのですから、それでも貸出先がない、借り手がいないというのであれば、プレミアムつき融資−たとえば、ストック・オプション制度の顧客版ということで、融資額のうちの一定割合を融資銀行の株式購入にあて、融資顧客も、あわよくば、キャピタルゲインをえられる。−などということで、実質、ゼロ金利以上のメリットを顧客に当て、また金融機関も、自己資本増強につながる。−というシステムも考えられるのではないでしようか。
まさに、キャッシュバックの銀行版、融資分の一部を引き当てた、銀行と顧客との持ち合い株ですよね。
農業の復権というのは、「ファクト4」の考えからすれば、、土地から離れた農業というのですが、このホームページのオピニオンにCSAのような考え方も、消費者の出資にもとずく契約農業というのが、これにあたるでしょうが、実現性は、意識改革できる農業生産者がいるかどうか、まずむずかしいでしょうね。

●0837 諫早湾干拓の規模縮小、武部農相が表明 笹山登生 101/08/28(Tue) 14:23:55削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010828-00000204-yom-soci
こんなニュースがはいってきました。
大体予想通りの展開ですね。
そんなわけで、キミヒさん、レスちょっと待ってくださいね。


●0836 (投稿者削除)
●0835 デフレではなく国力衰退の課程でしょう? キミヒ 101/08/28(Tue) 13:30:41 No.0831へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本には、デフレ対応の処方箋をかける経済学者も
オピニオンリーダーも皆無ということだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーー

 で、デフレではなく国力衰退の課程である事が
本質だと思います。
 経済学者には荷が重すぎます。
 労働力に関して日本は鎖国状態です。
 鎖国下で少子高齢化が進行したら国力衰退は自明
であり、経済政策で解決される筈が有りません。
 
 現在の不況とバブル崩壊は縁が薄まっています。
 大手電機メーカーの惨状が証明しています。
 内外価格差の是正はデフレではないでしょう。

 資産デフレ=国力衰退と感じます。
 
 先進国で労働力鎖国を維持しているのは日本
だけであり、この点を無視した経済学者達は確
かに問題です。

 EUに習って、アジア経済圏を創設するのが筋
ですが、日本農業は壊滅するでしょう。よって、
農村地盤の議員に葬り去れるでしょうね。
 時代の閉塞感の元凶は農政だと感じます。
 金融機関の不良債権は150兆程度ですが、
悪平等補助金農政が今後も浪費する税金はこの
数倍でしょう。
 環境と調和した農政。
 土地に対する異常な愛着を排除した大規模化
がない限り、不況の処方箋はないでしょう。

 岩手県知事も第一次産業が将来に渡り、主力
県産業と表明していました。
 骨太政策は特殊法人と農業でしょう。

●0834 今ごろこんなことをいわれても 笹山登生 101/08/28(Tue) 07:58:35削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010828-00000015-nnp-kyu
上記URLでは、人ごとのように、過去のアセス自体に問題があるような口ぶりのご見解。
旧環境庁時代に、当時の水質保全局長にさんざ警告したのに、耳を貸さなかった責任はどうなるのてすか。
農水省派遣の局長さんだったから、仕方なかったといわれれば、それまでですが。
環境庁時代の過去の贖罪も、環境省はすべし。

●0833 QWERTY経済学 笹山登生 101/08/27(Mon) 23:10:30 No.0831へのコメント 削除
URL: http://cei.umkc.edu/institutional/Readings/David/qwerty.htm
市場経済の結果は、しばしば歴史的な偶然に依存しており、それは、あたかも、タイプライターの配列が効率性とは関係なくQWERTYの順序になっていて、それが都合悪いと思ったときには、人々がそれに慣れてしまっていて変えることができなかったというような事象を「QWERTY経済学」というらしい。(上記URL参照)
だから、経済学者のご託宣や政策の失敗・成功は、きわめて偶然性に左右されるということだ。
市場の偶然性を先に呼んで、だからいったじゃないかと、手柄話に回路を切り替えていくQWERTY経済学なのでしよう。
ケインズ経済学はQWERTYの字の配列のごとし。
このデファクトスタンダードに、いまだ縛られている学者のおおいこと。

●0832 「経済政策を売り歩く人々」という題名でした。 笹山登生 101/08/27(Mon) 22:43:04 No.0831へのコメント 削除
URL: http://www.eshopping.ne.jp/bks.svl?start&CID=BKS503&shop_cd=1&qty=1&product_cd=19619529&pg_from=srh
上記URLの題名でした。

●0831 これは、なんとわかりやすい例えで--- 笹山登生 101/08/27(Mon) 22:36:34削除
URL: http://www.mars.dti.ne.jp/~tsunami/economics.html
デフレをキーワードに1,000以上のサイトにあたってわかったことは、日本には、デフレ対応の処方箋をかける経済学者もオピニオンリーダーも皆無ということだった。
昔の経験を持ち出して、ただ、「デフレは恐ろしい。デフレは絶対だめだ。」と、のたまうばかりである。
彼らは、失職を回避するために、これからも、陳腐な理論を展開するのだろう。
「経済理論を売り歩く経済学者たち」というような名の経済書のあるのを、ついおもいだしてしまった。
その中で、ユニークだったのが次の言葉。
経済専門家でないらしいが、次の言葉が実にリアルでわかりやすい。
そうか、過去債務は、底板だったというわけか。

「景気浮揚のインフレ政策は所得より物価が上昇し、金融引き締めのデフレ政策は物価より所得が低下するから、絞首刑で綱を上げるか足場を外すかの違いに過ぎないのに、この秘密を理解した経済学者はいないのである。」



●0830 (投稿者削除)
●0829 長崎新聞の諫早干拓見直し特集 笹山登生 101/08/27(Mon) 08:09:39 No.0828へのコメント 削除
URL: http://www.nagasaki-np.co.jp/isahaya/2001/kikaku7/01.html
上記URLで、昨日からはじまりました。

●0828 続-諫早干拓事業の後処理問題 笹山登生 101/08/26(Sun) 08:11:44 No.0827へのコメント 削除
URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010825-00000114-yom-soci
上記は、読売新聞の憶測記事。
まあ、この方向が正解。
東工区未着工だと、第二前面堤防が必要となる。
これを、私の案のように、自然調和型設計とするにしても、それなりの予算措置が必要。
農林水産省も、概算要求名目で、ずるずる移行しないで、この際、区切りある対応をしないといけないのではないのかな。
淡水化を放棄するのか、西工区の堤防をどうするのか、南北堤防は、導流堤として、残すのか、東工区の北・南・中部揚水場はどうするのか、それさえはっきりさせれば、今後の対応は決まる。
8月末の結論に注目。

●0827 諫早干拓事業の後処理は、ミテイゲーションの順序を踏んで行うべき 笹山登生 101/08/25(Sat) 07:55:16削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001MAR31.htm
昨日の第三者委員会の結論で、今日の新聞報道は、今後の対応の予測記事を、各紙ともだしているが、上記URLで私が打ち出している方向と、ほぼ、同じ線であるとみられる。
ただ、ポイントは、淡水化の放棄の宣言とともに、前面堤防とすでに工事済みの工区との間のスペースをどうするかという問題だろう。
朝日の記事では干潟再生、NHKの報道では植栽などと報じられているが、ミティゲーションの順序に従えば、この報道のように代償措置が先に突出してでてくる代替案というものは、ルール違反というべきものだ。
まず、前面堤防とほぼ工事完了の西工区との間のスペース(東工区−工事未完了)については、工事の回避−最小化をし、その後に代償措置の検討委員会を、県・NGOを交え、西工区の土地利用を含め、別途設け、検討すべきものである。

●0826 速報*諫早湾第三者委員会、見直しを答申 笹山登生 101/08/24(Fri) 20:56:36削除
URL:
諫早干拓「見直しを答申」 01年08月24日
20時18分
国営事業を再評価する時のアセスの第三者委員会は、諫早湾干拓事業について環境に配慮し見直すべきと答申しました。しかし、あくまで環境調査の結果をまってからの見直し要求で現段階でどう見直すべきなどはっきりしたことはいえないとしています。
 時のアセスは着工後5年ごとに国営事業の妥当性について再評価するもので事業の実施主体である国、みずからが判断します。着工から15年が経っている諫早湾干拓事業は今年度初めて対象事業になりました。学識経験者の意見を聞きこの、時のアセスに客観性を持たせようと設けられているのが再評価第三者委員会です。
 きょうは午後1時半から熊本市内のホテルで、最終の会合を開きました。大学教授ら5人の委員はこれまでの4回の会合で出た意見をもとに九州農政局への答申をまとめました。会議は非公開でしたが終了後の会見によりますと「環境に配慮し見直すべき」との答申がまとまったということです。事業を継続したいとする農政局の諮問と食い違う内容ですが、あくまで環境調査の結果をまってからの見直し要求で現段階でどう見直すべきなどはっきりしたことはいえないとしています。見直しの中身については明言せず、玉虫色の内容となりました。
 農政局はこの答申を踏まえたうえで来年度以降の事業実施の方針案を農水省に報告します。その後、農水省は、今月末までに実施方針を発表する予定です。  関連サイトなし



●0825 最近感じていること どうもと 101/08/22(Wed) 19:34:53 No.0822へのコメント 削除
URL: http://www.d5.dion.ne.jp/~y9260
ありがとうございました。
最近は正直なところ、環境問題よりも日本の経済のことのほうが気になって、犯罪、虐待事件など社会崩壊的な現象もあわせ、大変なことだと感じています。自分では、経済の「非常事態」に入っているとの思いを強めています。
「アジアの燃え草」、石橋湛山の「小国主義」は、今後のアジア外交を考えていくキーワードだと思いましたが、これらの問題は私には少し難しいようです。ですが、夏が過ぎても考えていかなければならないことだと思っています。

●0824 マホガニー・タイドを引き起こすもの 笹山登生 101/08/22(Wed) 07:49:35削除
URL: http://www.dnr.state.md.us/bay/monitoring/phyto/prorocentrum.html
先にこの掲示板でもご紹介した、諫早湾・福岡湾・伊勢湾で発生し、貧酸素水塊をひきおこしている新しい赤潮の原因は、過鞭毛藻類のプロロセントリウム・ミニマム。日本自然保護協会でも、この赤潮の存在を重大視している。
これは、マホガニーの色ににた茶色の赤潮であるところから、マホガニー・タイドと呼ばれているそうな。
上記URLに情報があります。

●0823 ふたたび、どうもとさんに 笹山登生 101/08/22(Wed) 06:59:39 No.0822へのコメント 削除
URL: http://www.apionet.or.jp/~koutaro/tokuhou/20010421.html
こんななURLがありましたので、ちょっと古いですが、御紹介します。
こんな間にも、テレビは、再度の金利引き下げにも反応を示さない今日のニューヨーク市場の状況をつたえています。

●0822 資産選択から株式が除外されるとどうなる? 笹山登生 101/08/22(Wed) 06:44:13 No.0821へのコメント 削除
URL: http://www.ne.jp/asahi/homepage/junichi/index.htm
--というシミュレーションからすると、国債に集中するが、その国債が日本売りの影響を受ける--というのが、このコレクターズジャパンの分析なのでしようね。
ポートフォリオがすべて狂ってくる。
一つの極端な分析としては、聞くべきものがあるとおもいますね。
でも、この記事を見ると、金融機関というものは、本来、顧客である借り手のポートフォリオによってなっていたものが、金融機関自らのポートフォリオによって顧客を選別するということになっているというのは、金融機関の社会的存在を自ら否定しているようなものではないのかな--と思います。
話は違いますが、上記URLは、私のオピニオンをリンクされているかたですが、エコロジカルランドスケープという観点から、面白い環境的アプローチをされているようなので、どうもとさんにも御紹介させていただきます。

●0821 国債暴落について どうもと 101/08/21(Tue) 22:30:43削除
URL: http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_010815_2.html
笹山先生、お久しぶりです。

実は心配していることがあるのですが、先生に教えていただいたコレクターズ・ジャパンの経済リポートを今夜見まして、この10日間余りの新聞を見て心配していた以上の状況になっていると思っています。
先生からご覧になって、国債は何らかのきっかけで暴落する均衡点にきていると思われるでしょうか?同HPの経済速報では、IMFから非公式に調査官が来たことと、来月下旬にアメリカから不良債権処理の調査団が来ることについてもリポートしていますが、危機感を抱いております。

●0820 先生の日独比較は敢えて核心を避けているのでしょうか? キミヒ 101/08/19(Sun) 23:20:01 No.0819へのコメント 削除
URL: http://
-------------------------
日本は、戦後領土分割をまぬがれた特殊性や天皇制のもとに
ある特殊性など、ドイツとは別の観点からの罪責論を考えねば
ならない複雑さがありますね。
------------------------
ですが、ドイツは先の大戦において敵対国ではなく、ユダヤ
民族という自国民への皆殺し政策があり、日本とドイツの戦争
責任を語る時、最大の相違ではないでしょうか?
 ワイツゼッカーの言葉にもこの事が含まれているでしょう。

 先生の日独比較は敢えて核心を避けているように感じます。


 

●0819 フォルクとネーションと国家を使い分けています。笹山登生 101/08/19(Sun) 09:05:33 No.0817へのコメント 削除
URL:
1985年は、東西ドイツの統一前夜ではありましたが、西ドイツ側の解釈が、東西ドイツを「一つのフォルク、一つのネーション、二つの国家」ととらえていたのに対し、東ドイツ側は、「東西のネーションは別物である。」とのとらえ方をしていました。
その東西ドイツ間のフォルク・ネーション・国家の考え方の違いが、このワイツゼッカーの言葉遣いにあらわれていると見てよいでしょう。
ネーションを国家と見るか、それ以上の概念と見るか、日本語では言い表せないものがそこにあるものと思われます。
「統一を前提としての罪責の承継」を、ワイツゼッカーさんは、ここでいいたかったのではないのかな。
日本は、戦後領土分割をまぬがれた特殊性や天皇制のもとにある特殊性など、ドイツとは別の観点からの罪責論を考えねばならない複雑さがありますね。


●0818 (投稿者削除)
●0817 戦争責任は民族ではなく国家では? キミヒ 101/08/18(Sat) 17:45:27 No.0816へのコメント 削除
URL:
ーーーーーーーーーーーーー
民族としてその罪を承継する意味での罪責があるという、
筋道の立て方であったようにおもいます。
ーーーーーーー
 で、民族ではなく国家ではないでしょうか?
 笹山先生は単一民族論者なのでしょうか?

 民族ではなく国家として戦争責任を負うべきと思います。
 小泉首相も私情はどうであれ、国家の代表として参拝を慎み、
行政府から離れたら参拝するのが筋でしょう。
 
 「つくる会」の教科書も公教育から閉め出し、私立学校の
採択を認めるみたいな行政姿勢を示すべきと感じます。

 国家機構として戦争責任を認める事は重要ですが、個に対し
て敗戦責任の意味を強要する事は一種の宗教であり、散々議論
されても結論は無い訳で、堂々巡りでしょう。

ーーーーー
世界の賞賛をあびたのでした。
ーーーーーーーーーー
 世界とは多数との意味でしょうね。
 靖国問題のアジアとは殆ど中国と韓国の意味ですよね。
 靖国反対派は価値観の混沌を認めるべきでしょう。
 靖国推進派は国賓が参拝できない理由を再考するべきでしょう。


 

●0816 戦後56年たっても、和解への火種を残しているとは、なさけない。 笹山登生 101/08/17(Fri) 21:58:57削除
URL:
0812.0813.0814.0815のご意見について。
ちょっとの間、パソコン離れしておりまして、失礼いたしました。
日本の場合とドイツの場合と、いろいろな点で違いますが、西ドイツのワイツゼッカーさんは、曲がりなりにも、戦後40年目にして、大戦についての罪責告白を、プロテスタントらしい率直さでしたことが、世界の賞賛をあびたのでした。
それは、ナチの台頭を看過したことへの当時の国民の罪責であるとともに、その時代にこの世に生まれていないものにいても、民族としてその罪を承継する意味での罪責があるという、筋道の立て方であったようにおもいます。
日本の場合は、軍部の暴走の許したという点についての、国民それぞれの罪責であ利、その罪責の承継者として、その時代に生まれていない者にも、和解への妨げをしない責任があるということなのでしょうか。
だとすれば、和解の妨げになる行為は、どんな理由があろうとも避けるべきで、そうでなければ、永遠に日本の戦後は終わらないということになるのではないでしょうか。

●0815 困った総理 101/08/17(Fri) 20:22:54削除
URL: http://
 【「国のために戦って死ねば神様になれるという回路」を一国の方針
として承認することになる。・・・つまり首相の靖国参拝は、「日本
は紛争解決の手段として戦争を選びもするぞ」と天下に公言すること
になりかねない(井上ひさし)】。これには同感。
 参拝後の総理の談話:「私的か公的か?みんなそれを聞くね。
小泉純一郎として参拝した」。本音と建前のわからない総理大臣(細川
元総理の退陣の時もがっかりしたものだが)。
 熟慮したのだったら、戦争責任はA級戦犯におしつけるのか、どこか
他にあるのかを明確にしてほしい。

●0814 受け取り方によっては学問への冒涜です キミヒ 101/08/15(Wed) 16:14:55 No.0811へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

------------------
 それにしても、よくもまあ、このような緻密にして非生産的議論が延々と
続けられてきたものと、感心する。
--------------------

 は受け取り方によっては学問への冒涜です。
 人文学系の哲学、倫理学、論理学等にも先生のコメントは通ります。
 先生の”感心”は文脈的に逆の意味ではないでしょうか?
 
 

●0813 短絡的では? キミヒ 101/08/15(Wed) 16:04:07 No.0812へのコメント 削除
URL: http://www.asahi.com/politics/update/0727/005.html
 母さんへ

 靖国参拝=軍国主義=戦争みたいな文脈は短絡的過ぎでは有りませんか?
 
 小泉首相より、熱狂的支持をする国民やワイドショ−的に扱う大マスコミ
が問題でしょう。

----------歴史の偽造「つくる会教科書」をのさぼらせ -----
 は事実誤認ではないでしょうか?
 小泉首相が教科書検定に何らかの影響を与えた確証があるのでしょうか?
 「のさぼらせ 」たの意味が不明です。

 私は小泉支持では有りませんが、靖国より大切な政治課題が多く、靖国反対
派の野中氏、社民党等との比較も大切ではないでしょうか?

 言論の自由も大切ではないでしょうか?
 台湾を中国が武力威嚇も有りました。
 平和ボケ幻想も怖いと思います。

 日本国憲法の精神は国連主義です。
 反米ではなく国連中心主義の世界を創造する精神が靖国反対
派にも感じられません。

 靖国問題を煽る事で生計を立ている人もいるでしょう。
 問題は小泉首相ではなく、自民党の体質ではないでしょうか?
 
 

 

●0812 小泉首相は戦争を起こそうとしていないか? 101/08/15(Wed) 05:35:48削除
URL: http://
小泉首相の魂胆。。。
靖国神社参拝は軍国主義と侵略戦争の美化をして
歴史の偽造「つくる会教科書」をのさぼらせ
今後戦争を起こす気でいるのではないでしょうか?

現に自公連立下で成立した戦争法で、米軍が仕掛けた戦争に
日本が積極的に加担する枠組みがつくられました。
小泉首相らは集団的自衛権行使を唱え、
「米軍が攻撃を受けた場合、日本が何もしなくてもよいのか」
「いざという場合には命を捨てることに敬意を持つ」
と発言しています。

「自衛隊を軍隊にする」などと準備はすすめられています
現に今日のアメリカの記者会見で参拝についての質問には
ノーコメントだったじゃないですか
あれは小泉首相とアメリカがグルになってるとしか思えませんよね

「戦争犠牲者の方々すべてに対し、深い反省とともに、
謹んで哀悼の意を捧げたいと思います」
なんてぬけぬけと

戦争に妻や子ども、恋人、両親を心配しながら、後ろ髪を引かれる思いで戦争にかりだされた者と、戦争に駆りだした者を一緒にするな! 

戦争に駆り出し、天皇は神だとそそのかしたA級戦犯を拝む事は
戦争に駆り出された犠牲者と遺族に対する最大の侮辱だと思います

近い将来この犠牲者か遺族に私たちはなろうとしています
小泉首相をこのままのさばらせてはダメです
私は小泉首相に辞任を求めます

●0811 終戦記念日をひかえて 笹山登生 101/08/12(Sun) 16:41:24削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001aug12.htm
これまでの掲示板の議論をもとに上記URLにまとめてみました。

●0810 (管理者削除)
●0809 総理の靖国参拝の歴史がわかる判例URLです。笹山登生 101/08/10(Fri) 13:02:03 No.0806へのコメント 削除
URL: http://h-cdb.moj.go.jp/cgi-bin/pubitem?URL=/Shoumu/html/d040/m04003009.html&SEEK_INFO=1&ytype=2&page=0&dpnum=20&rekiF=%CA%BF%C0%AE&rekiT=%CA%BF%C0%AE&wtype=0&kwd=%B8%F8%BF%CD%A1%A1%BB%E4%BF%CD&kway=0&kitem000=%BA%DB%C8%BD%BD%EA&kitem001=%BB%F6%B7%EF%CC%BE&kitem002=%C8%BD%BC%A8%BB%F6%B9%E0
http://h-cdb.moj.go.jp/cgi-bin/pubitem?URL=/Shoumu/html/d039/m03905013.html&SEEK_INFO=1&ytype=2&page=0&dpnum=20&rekiF=%CA%BF%C0%AE&rekiT=%CA%BF%C0%AE&wtype=0&kwd=%B8%F8%BF%CD%A1%A1%BB%E4%BF%CD&kway=0&kitem000=%BA%DB%C8%BD%BD%EA&kitem001=%BB%F6%B7%EF%CC%BE&kitem002=%C8%BD%BC%A8%BB%F6%B9%E0


http://h-cdb.moj.go.jp/cgi-bin/pubitem?URL=/Shoumu/html/d038/m03812037.html&SEEK_INFO=1&ytype=2&page=0&dpnum=20&rekiF=%CA%BF%C0%AE&rekiT=%CA%BF%C0%AE&wtype=0&kwd=%B8%F8%BF%CD%A1%A1%BB%E4%BF%CD&kway=0&kitem000=%BA%DB%C8%BD%BD%EA&kitem001=%BB%F6%B7%EF%CC%BE&kitem002=%C8%BD%BC%A8%BB%F6%B9%E0


http://h-cdb.moj.go.jp/cgi-bin/pubitem?URL=/Shoumu/html/d036/m03607019.html&SEEK_INFO=1&ytype=2&page=0&dpnum=20&rekiF=%CA%BF%C0%AE&rekiT=%CA%BF%C0%AE&wtype=0&kwd=%B8%F8%BF%CD%A1%A1%BB%E4%BF%CD&kway=0&kitem000=%BA%DB%C8%BD%BD%EA&kitem001=%BB%F6%B7%EF%CC%BE&kitem002=%C8%BD%BC%A8%BB%F6%B9%E0


この4つの判例URLを見ると、総理の靖国参拝についてのこれまでの流れがよくわかます。
それにしても、よくもまあ、このような緻密にして非生産的議論が延々と続けられてきたものですね。
ワイツゼッカーさんのような、世界に永遠に残るメッセージを、日本の総理は、なぜ、これまで発信できなかったのでしようね。
ちなみに、ドイツの5月8日は、日本でいうドイツの終戦記念日にあたります。
終戦後40年目にして、ワイツゼッカーさんは、0806記載のような総括をしたというわけです。
もっとも、ドイツも、その後、ナチの復活など、いろいろな動きがあったことは事実ですが。



●0808 (投稿者削除)
●0807 (投稿者削除)
●0806 再び、ワイツゼッカー元西ドイツ大統領の「荒れ野の40年」笹山登生 101/08/10(Fri) 09:39:46 No.0804へのコメント 削除
URL: http://home.t-online.de/home/700800004471/8mairede.htm
ドイツ語の原文がみつかりました。
「過去に目を閉ざすものは現在にも盲目である」を、原語では

Wer aber vor der Vergangenheit die Augen verschlie&szlig;t, wird blind f&uuml;r die Gegenwart.
 
そして、このあとに、過去の非人道的な出来事を思い出したくない人は、後に、再び、同じような出来事に出くわすであろうと、のべています。
風化とは、悲劇の再生産の過程なのでしょうか。

ところで、終戦記念日・靖国参拝問題ごとに繰り返される公人・私人のボーダーライン論に唯一生産的な意味合いがあるとすれば、プライバシー権利論に通じるものがあることぐらいでしょう。
総理の行動は、対外的には、すべて公人的意味合いをもつと、おもうべきでしょう。
URLはhttp://www.shinbunroren.or.jp/purai.htmは、プライバシー権利論についてかかれたものです。

●0805 (投稿者削除)
●0804 ワイツゼッカー元西ドイツ大統領の「荒れ野の40年」 笹山登生 101/08/09(Thu) 23:13:23削除
URL: http://econ161.berkeley.edu/TCEH/Weiszacker.html
「過去に目を閉ざすものは現在にも盲目である」という名文句がある、1985年5月連邦議会での演説を、上記URLで、英文でみることができます。
日本語では、岩波ブックレットにあります。
そういえば、この同じ年に、日本の総理は、靖国公式参拝をされたのでした。
終戦記念日を前に、日本の総理も、このような名演説をされてはいかが。

●0803 緑陰でどうぞ-田園環境図書館アクセスベスト10- 笹山登生 101/08/09(Thu) 13:12:24削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/library/tosyo-00.htm
1位「さわやかエネルギー 風車入門」 2位 「コミュニティ・ビジネス」 3位 「オランダモデル」 4位 「こうして…森と緑は守られた」 5位「グローバル経済が世界を破壊する」 6位 「日本経済グリーン国富論」 7位 「エコミュージアムへの旅」 8位 「人と街を大切にするドイツのまちづくり」9位 「都市、緑と農」 10位 「アップサイジングの時代がくる」

●0802 (投稿者削除)
●0801 諫早湾で新しい赤潮発生の模様笹山登生 101/08/09(Thu) 12:26:23削除
URL: http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~inouye/ino/d/d_Prorocentrales.html
プロロセントラム・ミニマムという名の過鞭毛藻類のプランクトン(上記URL参照)で、毒性は少ないが、貧酸素水塊を発生させる恐れがあるという。
今年は、福岡湾、伊勢湾でも同種のプランクトンが発生しているもよう。

●0800 (投稿者削除)
●0799 台湾に新党結成笹山登生 101/08/09(Thu) 08:53:27削除
URL: http://cnn.co.jp/2001/WORLD/07/25/Li.new.party/index.html
台湾の李登輝前総統派の新党「台湾団結連盟」(台連)は、8月12日に結成大会。
上記URL参照。
台湾版石原新党か? 日本への影響は? 
外務省さん、早く本来の業務にもどって、分析開始すべし。




●0798 (投稿者削除)
●0797 (投稿者削除)
●0796 大仰な対決軸に国民が惑わされていること自身が問題といっているのです。 笹山登生 101/08/09(Thu) 08:17:26 No.0795へのコメント 削除
URL:
いわゆる「そもそも論」的な対決軸も必要ですが、それは、言葉のみの踊る観念論にすぎません。
政策実施にも、クリテイカル・パス(工程上、その時期にやるべきことをやり逃すと、絶対完成に至らない転換時期)があるとおもうのです。
そのようなことを指し示すことが、今の政策実施全体に必要なことだと思うのです。

●0795 公約の手形???? キミヒ 101/08/09(Thu) 02:41:11削除
URL: http://
笹山先生へ

 多党下の議員内閣制度下で”公約の手形”は八百屋で魚の部類
ではないでしょうか?
 現在も連立与党です。
 首相公選制とかシステムの担保が必要でしょう。
 個々の政治家だって選挙地盤に影響されています。
 国会議員は国民の代表ではなく支持基盤の代表でしょう?
 
 護憲政党に”目的達成のための工程表”を求める意味が全く
不明です。

 二院制を生かして、完全人口比例の衆議院、各都道府県一律
定数の参議院にして、比例区は衆議院のみみたいな制度改革が
一番の構造改革と感じます。
 
 

 

●0794 (無題) 笹山登生 101/08/08(Wed) 21:51:08削除
URL:
参院選挙後のある党の総会で「憲法や自衛隊など喫緊の課題でない政策ばかり議論していて、肝心の基本理念がまるで見えなかった」と発言された方がおられたが、一面真理があるとおもった。
任期中に解決できそうもない、懐妊期間の長い課題については、竹中大臣ではないが、目的達成のための工程表をつけるべきなのではないのかな。
政治家は、どの程度の長さのスパンで、公約の手形を切りうるのかということは、大事な視点だとおもわれた。


●0793 (投稿者削除)
●0792 珪酸塩は、洗剤にもはいっている。 笹山登生 101/08/06(Mon) 11:32:41 No.0786へのコメント 削除
URL: http://www.hi-ho.ne.jp/asawa/care2.htm
上記URLのとおり、ほとんどの洗剤二、珪酸塩は、はいっている。
諫早湾締めきり後、調整池の水質悪化を防ぐため、市役所から各世帯に配られた「ブルーシー」なる、自然に優しいと称される洗剤にも、このURL
http://plaza9.mbn.or.jp/~bluesea/index3.html のように、珪酸塩は、はいっている。
先にURLを紹介した、ライン下流のオランダの例でも、珪藻の増加に影響するのは、窒素よりも珪酸塩であることがいわれている。
この珪酸塩クロの仮説にもとずくと、いろいろなことが分かってきそうだ。

●0791 (投稿者削除)
●0790 和解こそ最良の解決策 笹山登生 101/08/06(Mon) 08:51:20削除
URL: http://
毎年、私は、広島原爆記念式典での、秋葉広島市長の言葉に感銘しているが、今日の挨拶にも、「和解こそ最良の解決策」という言葉に、秋葉さんらしさを感じた。
それにくらべ、子供達の言葉には、子供らしさがなかったのは残念。
この秋葉さんの言葉からすれば、「和解にさおさす行動」は、結果的には、反平和的行動となってしまうのではないのかな。
まさに、石橋堪山先生の「アジアの燃え草を拾わず」は、和解の障害とならない深謀遠慮だったのではないのか。
消極的平和路線とでもいおうか。
靖国問題にも、そのような視点が必要なのではないのか。

●0789 珪酸塩をふくむ土壌改良剤 笹山登生 101/08/05(Sun) 14:02:45 No.0786へのコメント 削除
URL: http://inpaku.paa.gr.jp/beer/engei.htm
ゼオライトまたは、珪酸塩白土というものが、珪酸塩を含む土壌改良剤

●0788 ライン川での実証モデル 笹山登生 101/08/05(Sun) 12:17:08 No.0786へのコメント 削除
URL: http://www.ceep-phosphates.org/scope/articles/scope36/scope36-08.htm
上記のURLは、珪酸塩が、珪藻の発生を規定する重要要素であるとの実証研究です。

●0787 (投稿者削除)
●0786 沿岸の植物プランクトンの発生を規定するのは、珪酸塩笹山登生 101/08/05(Sun) 11:32:28削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_26.htm
7月25日にひらかれた第5回 農林水産省有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会で、東委員が、調査項目の中に珪酸塩の項目がないのを指摘したのは、正解。
ここで、東委員は、「調整池内で土壌改良剤を相当使っておられるという話を聞いたものですから、土壌改良剤の中に相当たくさん珪酸塩になるものが入っているわけです。それとのかかわりがあるんではないか。」と指摘している。
私の上記URLのオピニオンでも、「沿岸の植物プランクトンの発生を規定するのは、珪酸塩であるというのが通説。」と指摘しているのだが、その他にも
http://www.saga-s.co.jp/pubt/ShinDB/Data/2001/06/23/004%5f01%2ehtml
のような説もある。
農林水産省さん、しっかりしてくださいね。



●0785 (投稿者削除)
●0784 青森の民放は、元気ですよ。 笹山登生 101/08/04(Sat) 13:38:51 No.0783へのコメント 削除
URL: http://www.rab.co.jp/news/p20010801_05.ram
上記URLのような具合にですね。

●0783 秋田の報道は、黙してかたらず キミヒ 101/08/04(Sat) 13:17:45 No.0782へのコメント 削除
URL:
笹山先生へ

 靖国問題、同感です。

 ”秋田の報道は、黙してかたらず”
 ですが、単一資本で放送と新聞が運営される秋田のマスコミ
体制にも遠因があるのでは?
 先生がコメントするのも難しいでしょうネ。
 参議員選挙でも社民党のCMが全国地上波で放送拒否にあってい
ました。
 

 

●0782 真夏の珍問答 笹山登生 101/08/03(Fri) 19:25:34 No.0781へのコメント 削除
URL:
<<この際、参拝してもらって、彼の本性を明らかにして貰
いたいと思いますよ。>>

こうなったら、それもいいかもしれませんね。
どれが公でどれが私などという、珍問答もなくなるでしようしね。
私も、正直、飽き飽きしています。
それにしても、白神山地問題、秋田の報道は、黙してかたらずですね。
「きれいきれい」の建前環境論から脱出するいいチャンスなのにね。

●0781 小泉首相もやるべき事は沢山あるでしょうに、、、 キミヒ 101/08/03(Fri) 18:15:10 No.0780へのコメント 削除
URL:
 多くの日本人は戦争責任論や靖国論にウンザリしていますよ。

 勝手に朝日新聞や社民党あたりが騒げば良いのではないでしょ
うか?
 靖国の合祀だってA級戦犯は15人で多くは無名兵士でしょう?
 日本国籍に限った事で自虐的になる朝日新聞が異常です。
 「つくる会」が一定の支持を得ても多数になる事はないでしょう。
 負けたから侵略であって、日本人は敗戦で得た民主主義に感謝し
ています。
 政治家も大マスコミも、小泉首相もやるべき事は沢山あるでしょうに、、、

 西郷さんも所謂、賊軍に身を置いたからこそ後生に残ったのでは?
 赤穂浪士も所謂、賊軍です。

 多くの日本人は戦争責任論や靖国論にウンザリしていますよ。
 教育現場で”日の丸”で騒ぐ組合教師達もいます。
 戦争責任でのタカリもウンザリです。
 
 この国の知識層は小泉自民党を大勝させる国民世論におびえて
います。この際、参拝してもらって、彼の本性を明らかにして貰
いたいと思いますよ。

●0780 公に貢献した死というものがあるとすれば。笹山登生 101/08/03(Fri) 13:49:22 No.0778へのコメント 削除
URL:
それは、仏は仏でも、特にあがめられるべき価値があるのでしょう。
そこにも、過去の価値基準というものが災いしてくるとすれば、不幸なことですね。
新大久保駅で犠牲を払い転落者を助けたおふたり、などなど、これらのかたがたを素直にあがめられうる環境整備をすべきときです。
人間一人の生涯のなかでも、世代の価値観によって、官軍になるときも賊軍になるときもあるのですから、毀誉褒貶はなはだしいこれら権力者の価値基準が、これら民間の栄誉に触ることがあってはならないはずです

●0779 (投稿者削除)
●0778 小泉論理を曲解されていませんか? キミヒ 101/08/03(Fri) 12:55:54 No.0777へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 小泉論理を曲解されていませんか?
 「日本では死ねばだれでも仏」はA級戦犯も一般の戦没者も
参拝対象として、みな仏とした論理で、靖国の合祀行為を小
泉首相が擁護した訳ではないと思います。

 靖国自体が一宗教施設であり、特定宗教に肩入れするのが
問題であり、民間施設の運営方針への介入はおかしいですよ
ね。

 
 



●0777 靖国合祀の基準 笹山登生 101/08/03(Fri) 08:40:34削除
URL:
また朝日新聞的と言われかねませんが、今日の天声人語の合祀の基準についての解説は、明快。
官軍はオーケー、賊軍はノー。よって、西郷隆盛はノー。
日本国籍をもつものは、オーケー。外国籍を持つものは、ノー。よって、植民地国よりの傭兵の戦死者はノー。
これを見ると、「日本では死ねばだれでも仏」という小泉論理は、靖国合祀に関しては、通用していないことがわかる。
西郷隆盛ファンとしての私としては、ちょっと複雑な気持ち。

●0776 NHKプロジェクトX「白神山地」は、NHKのお詫びで決着 笹山登生 101/08/02(Thu) 12:53:00 No.0752へのコメント 削除
URL: http://www.asahi.com/national/update/0801/040.html
この掲示板でも、「発言アラカルト」でも取り上げた、プロジェクトX問題は、上記URLのとおり、NHKの全面的な謝罪で決着の模様です。
制作をされたNHK秋田放送局には悪かったのですが、やはり、地元放送局といえども、正確な報道をしていただかないと、とおもい、情報発信したしだいです。
幸い、東北自然ネットさんなど、各方面のご理解をいただきました。
改めて、ネットの力を実感できた次第です。

●0775 インフレだのみの景気対策では、新たなパラダイムはうまれない。 笹山登生 101/07/30(Mon) 15:46:24削除
URL: http://
選挙がおわり、株が下がれば、「銀行持ち株の含み損が増え、不良債権対策に支障をきたす。だから、デフレは、絶対ダメなんだ。」と、比例高得点の新議員が、テレビでまくしたてているる
でも、これは、従来のパラダイムから一歩もでていない、スキームではないか。
いま、かんがえるべきは、これまでも、このホームページで述べているような、デフレになってもデフレスパイラルから逃れうるシールド政策の実施ではないか。
それとも銀行は額面割れを全く想定せずに、これまで持ち合い株を所有していたというわけか。

●0774 小泉総理おめでとうございます。でも、「靖国参拝はやめなさい。」 笹山登生 101/07/30(Mon) 12:13:42 No.0771へのコメント 削除
URL: http://
中国の高官にいわれる前に、同じ言葉を、今、あらためて、いっておきたい。

●0773 先生が影響を受けているとは感じていません キミヒ 101/07/30(Mon) 00:22:27 No.0771へのコメント 削除
URL: http://
--------------
朝日新聞的-あるいは「週刊金曜日」的ともおっしゃりたいので
しょうが、私は、何ら影響を、それらから受けてはおりません
--------------------

 先生が影響を受けているとは感じていません。
 ご自分でも読み手がどう感じるのかもご存じですね。
 影響は受けなくとも論旨は同様で、議論は結論ですね。

 

●0772 知恵の無い政党広告は、公的資金のマスコミへのマネーロンダリング回路 笹山登生 101/07/29(Sun) 08:28:52削除
URL:
投票日をひかえ、各政党の内容の無い巨大広告が新聞紙一面をうめつくす。
政党助成金が、マスコミ媒体というマネーロンダリング回路を通じ、巨大放出される瞬間である。
でも、これら知恵の無い党首達の顔の羅列に、いかなる社会的な価値があるのか。
政党助成金の費用対効果をといたいものだ。
そして、それらの使途に、何らかの規制を伴う必要があるのではないか。
一面を使い、いかなる質の高い政策的なメッセージを送れるかに、政党なり政党助成金の存在価値が問われる。


●0771 もとにもどりますが、「あえてアジアの燃え草を拾わない。」というのが、私のスタンスです。笹山登生 101/07/29(Sun) 08:05:21 No.0769へのコメント 削除
URL: http://www.geocities.co.jp/Berkeley-Labo/6588/sorai/study.html#2
それが、アジアにおける日本の賢明な生き方であることは、石橋湛山先生が小国主義を唱えた半世紀以上前の状況と変わりないのではないのでしょうか。
時はたっても、アジアに置かれた日本の地政学(ゲオポリティク)(上記URL参照)的な意味での相対的ポジションは、半世紀前と、何らかわっていないのですから。
それと、朝日新聞的-あるいは「週刊金曜日」的ともおっしゃりたいのでしょうが、私は、何ら影響を、それらから受けてはおりません。
あくまで、石橋湛山先生の考えかたを、あえて、いま、という主張です。

●0770 (投稿者削除)
●0769 朝日新聞的論調笹山危機論は社民党的扇動では? キミヒ 101/07/29(Sun) 00:38:13 No.0768へのコメント 削除
URL:
 朝日新聞的論調笹山危機論は社民党的扇動では?

 小泉首相の参拝が好戦的なのですか?
 小泉首相自体がA級戦犯を擁護していますか?「死ねば仏」
は死生観でしょう?
 反戦は日本国民、国内各公党のコンセンサスでしょう。
 核兵器を持たない先進国が日本です。
 
 教科書問題で好戦的な論理があったのでしょうか?

 米国国防省の資料でも、”日本は参戦させられた”こと
が残っています。
 
 小泉首相と中国外相は五十歩百歩であり、よっぽど中国
国内での少数民族問題や人権問題の方が、過去の大戦責任
論より急を要するのではないでしょうか?
 
 土下座外交の継続が先生の主張でしょうか?

●0768 戦争裁判を超えて 笹山登生 101/07/28(Sat) 22:40:03 No.0767へのコメント 削除
URL: http://www.glocomnet.or.jp/okazaki-inst/yomi7300nankin.okazaki.html
<<風化も立派な処方箋ですよね?人間関係において「時間が解決する」は真理であり、戦争責任論は不毛な感じがします。ナシュナリズムのインキュベーターにしかなりません。>>
ですが、古来、戦争裁判は、勝者の正義の正当化のためであり、敗者にとっては、きわめて不公平なものであることは、真理であります。
東京裁判においても、上記URLのとおり、わずか数ヶ月の裁判で、大量の死刑判決を出すこと事態、不公平であり、逆にいえば、勝者の正当化のためには、いち早い結論と見せしめが必要であったことは、事実なのでしょう。
では、それら斬首されたものへの敗戦国の弔いの仕方として、または回向の仕方とて、何があるのか、その一つのすべとして、彼らの死が、何らかの歴史的教訓となり、曲がりなりにも、殉教者としての価値が付与されれぱ、彼らの死も、無駄ではなかった。
風化というのは、ある意味で、彼らの不合理な戦争裁判での死が、何気ない形で、前向きに昇華されたことの証左なのだとおもいます。
それは、決して、悲劇を国として忘れてしまうというようなものではないのだとおもいます。
これらの悲しみも喜びも、それぞれの国のナショナリズムのインキュベーダーのなかで、孵化され、いずれは、突如として、ある社会のトレンドとして発現されていくのではないのでしようか。

 

●0767 歴史の事実の風化 キミヒ 101/07/28(Sat) 14:05:39 No.0766へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 歴史事実の検証行為自体がアジアで波風
が立っています。
 風化でも経ない限り、事実の検証は難し
いように感じます。
 戦争責任を持ち出す文脈では真のパートナー
シップ確立は幻想となるでしょう。
 風化も立派な処方箋ですよね?
 人間関係において「時間が解決する」は真理
であり、戦争責任論は不毛な感じがします。ナシ
ュナリズムのインキュベーターにしかなりません。
 自分たちが選んだ首相が勝手に参拝しても、法治
国家の限界として報道され、次世代のリーダーに期
待するの一法でしょう。
 アジアの仲間も分かってくれますよ。
 
 
 ”本当の意味で、アジアの若者が自由といえる
のかも、検証しないとですね。”
 多分、相対的な自由を提起されているのでしょ
うが、世界の何処にも”本当の自由”が無いと思
います。


●0766 風化に紛らわさずに 笹山登生 101/07/28(Sat) 07:36:11 No.0764へのコメント 削除
URL:
<<アジアの若者で日本人タレント人気は凄いですよね。靖国に関しては、お年寄りの感覚で大騒ぎが野党各党や大マスコミに
有りませんか?アジアの若者の感覚からも離れていないでしょうか?>>
ですが、確かに、このような視点は大切にしなければならないでしょうね。
でも、それは、歴史の事実の風化をねらうという意味ではなしに。
それと、本当の意味で、アジアの若者が自由といえるのかも、検証しないとですね。
骨太の農業政策ですが、金魚がいないのに巨大な金魚鉢を作るような愚はさけたいものです。 
 

●0765 農業保護を錦の旗に公共事業?? キミヒ 101/07/28(Sat) 00:15:51削除
URL: http://www.asahi.com/politics/update/0727/005.html
-----------
 自民党の亀井静香前政調会長は「参院選後、(景気は)大変な事態に
なる。私は(総裁選の際に小泉首相側と)日本農業を守る、景気をちゃ
んとすると政策協定を結び、本選挙を降りて小泉さんを支持した。
私との約束をしっかり守っていただく」と述べ、首相に景気対策の実行
を求めた。
-------------

 農業保護を方便にばらまき公共事業維持でしょうか?
 価格維持や規模拡大で”骨太の農業政策”を与党は出すべきでしょう。

●0764 「その代償は、余りにおおきいのでは」は余りにも朝日新聞的では?キミヒ 101/07/27(Fri) 21:33:24 No.0763へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 私は小泉首相支持では有りませんが、大変な支持です。
 参議院選挙少なくとも審判を受けます。

 「その代償は、余りにおおきいのでは」は余りにも朝日新聞的では?
 代償する外交、内政をすれば良いのではないでしょうか。
 今回の参拝を見送りしても一過性でしょう?

”アジアと共生する永久の日本の歴史”でアジアの若者で日本人タレ
ント人気は凄いですよね。
 靖国に関しては、お年寄りの感覚で大騒ぎが野党各党や大マスコミに
有りませんか?アジアの若者の感覚からも離れていないでしょうか?
 
 政党渡り鳥議員、与党指向議員etc信念のない議員が多すぎますよね?


 

●0763 その代償は、余りにおおきいのでは 笹山登生 101/07/27(Fri) 19:25:16 No.0762へのコメント 削除
URL: http://
<<小泉首相が信念を持って参拝し国益を損ねてもそれなりに意味があると思います。>>
ですが、一私人としての一首相の信念の一徹で、経済力を失いつつある日本がアジアから孤立しては、その代償は、余りにおおきいのではないでしようか。
アジアと共生する永久の日本の歴史の中において、一総理の信念は、失礼ですが、一過性のものに過ぎないのですから。

●0762 それでは”臭いモノに蓋”でしかないのでは? キミヒ 101/07/27(Fri) 18:08:57 No.0761へのコメント 削除
URL: http://www.apionet.or.jp/~koutaro/taiken/taiatari20.html
 笹山先生へ

ーーーーーいくら私人としての価値観を強調しても、そのこと自体が、
アジア諸国にインパクトを与えている以上、公的な効果を持った
行動とみなされるでしよう。ーーーーーーーーーーー

 で総理とは信条を持って国政にあたるわけで、先生の文脈は
”臭いモノに蓋”でしかないのでは?
 敗戦後においてイタリアのムッソリーニのようにA級戦犯が
日本国民に恨まれていたのでしょうか?
 小泉首相が信念を持って参拝し国益を損ねてもそれなりに意味
があると思います。
 京都議定書を含めて堂々と行動し、曖昧な行動や先送りより進
歩では有りませんか。
 信念を持ったYes,Noを有権者は求めていると感じます。
 孤高も協調も責任を持つ事が重要では。

 

 

●0761 李下に冠をたださず 笹山登生 101/07/27(Fri) 17:07:09 No.0760へのコメント 削除
URL: http://
<<小泉総理の個人的価値観に左右される現在が不幸と思います。>>
ですが、いくら私人としての価値観を強調しても、そのこと自体が、アジア諸国にインパクトを与えている以上、公的な効果を持った行動とみなされるでしよう。
まさに「李下に冠をたださず」ではないのでしようか。

●0760 外交優先に言論・教育の自由を放棄を主張するのでしょうか? キミヒ 101/07/27(Fri) 13:21:40 No.0758へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 外交優先に言論・教育の自由放棄を主張するのでしょうか?
 国家検定ではない現行制度下で教科書問題をどうする事を主張
されたいのでしょう?

 靖国参拝は昔から議論にあり、立法府が具体的な対応を行政府
管理に法文化する以外になく、小泉総理の個人的価値観に左右さ
れる現在が不幸と思います。

ーーーーーーーーーーーー
経済援助を除いて、日本が、アジアの為に何ができるのかが、
とわれているのだとおもいます。
ーーーーーーーー
 ですが北朝鮮等は経済援助を求めています。
 韓国等を除いて、多くの国は経済援助を求め、道義的担保
に戦争責任を持ち出す時代が当分続きそうです。

 日本国憲法の精神は国連主義であり、遠回りでも環境・国連
重視国家以外の道は無いように思われます。
 国内での”言論・教育の自由”保証をアジアが批判するなら
断固として反論するのも一法では?

 

 
 

●0759 不在者投票でかんじたこと。 笹山登生 101/07/27(Fri) 01:02:50削除
URL: http://
不在者投票で、一足先に、今回の参院選挙の「非拘束名簿方式」なるもので投票する実感を味わった。
投票する側の心理状態として、二つあった。
第一は、この方式では、党の名前でも候補者の名前でもOKなのだが、投票する側の心理としては、おそらく8割以上の方が、候補者の名前を書くのではないのかなあ、とおもった。
その方が、はるかに投票し甲斐を実際感じるのだ。
そうだとすると、党の名前中心にキャンペーンをはってきた党は、意外と苦戦するかも。
報道各社の予測で、この割合をどの程度に見ているかで、かなりの予測誤差が生じるのではないのかな。
第二は、党首が参院選比例区の候補者であった場合は、かなりキャンペーン効率が良いのではないのかな。
小泉さんが参院選比例区の候補者だったとしたら、それこそ驚異的な票数が自民党にでたのではないのかな。
そのうち、参院選の時だけ、党首交代なんことになりかねない。
だから、某ミニ政党も、私の予想では、意外と善戦するかも。
第三は、無効票は、かなりでるのかも、ということ。
個人名で投票するにしても、何しろ数おおいから、曖昧の記憶で投票所にむかうことになる。
イメージの似ているタレントだと、どっちが出ているのかわからなくなる。
以上は、非拘束名簿方式で投票してみた実感です。

●0758 人類史上、最後の敗戦国ですか。 笹山登生 101/07/27(Fri) 00:40:59 No.0757へのコメント 削除
URL: http://
<<第三次大戦が無いから戦争責任を問われるのでは?>>
それは、かえって栄誉あることなのではないでしょうか。
経済援助を除いて、日本が、アジアの為に何ができるのかが、とわれているのだとおもいます。


●0757 経済大国と戦争責任 キミヒ 101/07/27(Fri) 00:02:05 No.0756へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 経済大国だから戦争責任を問われるのでは?
 語弊が有りますが、第三次大戦が無いから
戦争責任を問われるのでは?

 中国外務大臣の「(靖国参拝を)やめなさい!」
って発言は非礼ではないでしょうか?
 河野外相の土下座外交も行き過ぎでは?
 
 

●0756 小泉さん、靖国・教科書問題を捨て、今こそ、小国主義にたったアジア外交を進めるべきではありませんか? 笹山登生 101/07/26(Thu) 18:16:08削除
URL: http://www.sam.hi-ho.ne.jp/s_suzuki/book_ishibashi.html#ichiran
経済大国の地位から転落した日本は、いまこそ、石橋湛山先生がとなえられた小国主義(上記URL参照)に立脚したアジア外交を展開すべきなのではないでしょうか。
靖国問題も教科書問題も、アジア諸国をいたずらに刺激するだけの、石橋先生の言われる「燃え草」にすぎないのですから。
石橋先生いわく
「しかるに世人は、この原因と結果とを取り違えておる。
謂えらく、台湾・支那・朝鮮・シベリア・樺太は、我が国防の垣であると。
安(いずくん)ぞ知らん、その垣こそ最も危険な燃え草であるのである。
しかして我が国民はこの垣を守るがために、せっせといわゆる消極的国防を整えつつあるのである。
吾輩の説くごとく、その垣を棄つるならば、国防も用はない。」
この「国防の垣」を「靖国・教科書の垣」と置き換えて読んでみれば、今日にも通用する、含蓄ある言葉ではありませんか。

●0755 白神山地をどうみるか。 笹山登生 101/07/26(Thu) 10:26:43 No.0754へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001jul25.htm
地元の人々の入山利用規制が緩やかなコモンズとしてみるか。
それとも、犯すべからざる環境聖域とみなすか。
その点で、青森の根深誠さんと秋田の鎌田孝一さんとのあいだで意見の相違があったのに、一方の環境聖域派のみが主役扱いされたことへの不満があったのではないのでしようか。
私は、青森側のコモンズ論に賛成です。
上記URLに論争点をまとめ、アップしました。

●0754 白神山地ビジターセンターは訪ねましたか? キミヒ 101/07/26(Thu) 00:57:17 No.0753へのコメント 削除
URL: http://www.pref.aomori.jp/sirakami/visitor/center.htm
 白神山地ビジターセンターは訪ねましたか?

 プロジェクトXで扱う自体が疑問でした。
 上記センタ−は”ブナ”を主体に扱い感動モノです。

 十和田湖も両県に接しますが、観光資源として青森県の
利用が上手ですね。
 

●0753 人と森とのかかわりあいのとらえ方の違い 笹山登生 101/07/25(Wed) 10:11:28 No.0752へのコメント 削除
URL: http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2001/0723/nto0723_16.html
上記は、青森県地元紙の東奥日報での報道。
ちなみに、秋田県の地元紙で、この報道が無いのは不思議。
要は、白神山地に対する人とのかかわりあいが、秋田側と青森側とではかなり違うということ。
地域住民の林野利用という観点からいうと、秋田県側は地形の関係から林野利用が限られていたのにたいし、青森県側住民の林野利用はかなり進んでいたということ。
そのことが、入山規制についての反対が、青森県側に特に強かったということにつながったようだ。
いま、両県の間で、「緑の回廊」構想が練られているが、これも、単なる森林生態系の凍結的保存という観点では、マタギの精神を森林保護に生かすことはできないであろう。
ここでも、使いながら守るという、青森県がわの古来からの知恵に学ぶ必要がありそうだ。

●0752 NHK プロジェクトX 挑戦者たち「白神山地 マタギの森の総力戦」 への異論 笹山登生 101/07/25(Wed) 07:43:11削除
URL: http://www.kahoku.co.jp/news_s/20010723KIIATA61510.htm
7月10日放送の上記番組http://www.nhk.or.jp/projectx/library/library.htmlに対し、青森県側の旧反対運動のかたがたから、上記URLのような異論が寄せられているという。
問題の反対運動の主役をNHK側が取り違えてしまったことが、問題の発端のようである。
番組では、「秋田県藤里町で写真店を営む鎌田孝一(50)さんが、山仲間とともに、林道建設の前にブナ原生林を一目みたいと、村でただ一人の老マタギ・佐々木伊一郎に案内を頼む。」として、後に13202通に上る異議意見書の署名活動の発端がこの二人にでもあるかのような書き出しに、青森県側の、特に青森県鯵ヶ沢町の赤石川流域住民の皆様方が、むっときたわけだ。
だいいち、秋田青森両県にまたがる白神山地とはいっても、その三分の二または四分の三は、青森県側にぞくしている。
しかも、問題のマタギの縄張りhttp://www.jomon.ne.jp/~misago/matagi.htmlから言えば、秋田県八森町も属する真瀬岳も、青森県の砂子瀬マタギのテリトリーである。
また、白神山地の青秋林道問題の大きな転換点は、青森県側の赤石川源流部水源涵養保安林解除問題の発生で、赤石川流域住民が反対したことで、1987年青森県知事が建設の見直しを表明し、建設中止となったことが、その後の林野庁の白神山地森林生態系保護地域指定と、その後の白神山地世界遺産指定への大きなきっかけとなったのである。
私は秋田の人間だから秋田側の気持ちもわからないではないが、これはNHK側の完全な事実誤認で、青森県側の異論を支持します。

●0751 農政における価格補償は賛成です キミヒ 101/07/25(Wed) 01:22:12 No.0750へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 農政における価格補償は賛成ですが、先生のいう”知恵”
がなかった反省が必要でしょう。

 公務員にクビが無いは幻想で、国鉄職員は2年で解雇され
ました。失業保険を2年に延長して、構造改革も一法でしょ
う。

●0750 (無題) 笹山登生 101/07/24(Tue) 21:02:30 No.0748へのコメント 削除
URL: http://www2.justnet.ne.jp/~yoshiro/no_frame/history/honbun/socialism.html
<<保護された地域・産業は大乗的には衰退をたどる事を認識する最後のチャンスではないでしょうか?>>>>>
ということなんですが、これにも上記URLや
http://plaza7.mbn.or.jp/~memo/memo/liberalism.htm
等の考え方があって、では、せっかくのことだから、改良版日本型社会主義もあっていいのではないか、などと、いなおった考え方もでてくるでしようね。
これらの政策課題は、ニッチの経済学の範疇にはいるとでもいうのでしようか。
ニッチの分野を市場主義から守るにはどうしたらいいのかという考え方ですね。
農業だってニッチの分野といえばそうでしょう。
形を変えたセーフティー・ネットを価格補償という形ではってきたのですね。
これからの時代でも、そこに、一つの知恵が必要な気はしますが。

●0749 ある掲示板に書いてあった意見です――同感同感- 笹山登生 101/07/24(Tue) 20:36:52削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/index.html#hyoka
<<<現在の政治家は国民が何を望で要るのか理解していない? 漠然と政治構造改革を口する

が、内容に付いて細則の説明が無い ?各党はテレビ出演で、女医者に化けたり、ロボット

に向かっ足り、時代劇役者に成ったり、して国民に負担を掛ける内容は触れずして参議院

選挙に多数タレントを出して国民の目を逸らすとは国民を馬鹿にしている。

この様な政党は篩い落とし政界内部の清掃を希望する。>>>>


●0748 本質は日本型社会主義の崩壊でしょう キミヒ 101/07/24(Tue) 18:52:29 No.0747へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

ーーーーーーーーーーーー
まともな給料を暮れる一人のための職場の用意よりも、
当座は、ややまとも給料ではないが、20人の雇用機会を
与えるほうが、国民の痛みを感じる度合いはすくなくなる
のである。
ーーーーーーー

 で、そういった施策の蓄積が日本農政であった筈です。
 ”当座”とは便利な表現です。結果として先生の考察で
ある”現在の地方経済の疲弊”がもたらされたと感じます。

 右肩上がりの経済成長で担保された、中央集権権力による
日本型社会主義制度の崩壊過程が地方により強調されていま
す。
 過去の事例から、保護された地域・産業は大乗的には衰退
をたどる事を認識する最後のチャンスではないでしょうか?

 起業しやすい環境こそが雇用の前提であり、「グローバリ
ズムの潮流」をこの観点で考察する態度が必要ではないでし
ょうか?

●0747 反グローバリズムの動きは、サミットの場だけではない。 笹山登生 101/07/24(Tue) 13:43:24削除
URL:
新聞各紙が、参議院選挙の予想記事を昨日あたりから載せ始めた。
それによれば、野党完敗とのことである。
もし、そうなるとすれば、それは、ひとえに「小泉改革」に対するアンチテーゼを出しえなかった野党そのものの責任であるだろう。
各野党は、「改革の本家」を主張するばかりで、改革の先輩としての「改革の功罪論」を展開するにいたらなかった。
わずかに、社民党が、「改革の痛み論」を展開したのみであった。
しかし、あらゆる改革は、グローバリズムの潮流のもとでしか、なされえない。
改革の功罪論を展開するためには、したがって、反グローバリズムの視点がぜひとも必要となってくるのである。
現在の地方経済の疲弊は、まさに、グローバリズムが地方の経済循環をことごとく破壊してきていることに、その主要因がある。
まさに、野党はその一点をつかねばならなかったのに、そこで与党の改革論との差別化を図ることに、躊躇してしまった。
もう一つは、雇用対策についての知恵のなさである。
パートタイム労働を主体としたオランダモデルの日本型適用については、連合においても、労働市場の構造改革として、前向きの検討がなされていると聞く。
一方、旧労働省の「パートタイム労働者の均等処遇のものさしに関する研究会」いわゆる「ものさし研」では、そのための立法化に踏み切るまでの踏ん切りをつけていない。
しかし、いまや、リストラ風吹き荒れる日本の労働市場は、賃金ベースよりも一人でも多くの労働機会の創出が優先事項となっている以上、オランダモデルの日本型適用をいち早く訴えるべきだったのではなかったのか。
俗にいえば、まともな給料を暮れる一人のための職場の用意よりも、当座は、ややまとも給料ではないが、20人の雇用機会を与えるほうが、国民の痛みを感じる度合いはすくなくなるのである。
当座をこれでしのぎながら、先の法制度化や、住宅ローン減税、衣食住の物価にかかわるデフレ策なと゜、徐じょに、これらを取り巻くソフト策を展開していけばよいのだ。
これについて、わずかながら触れているのは、共産党にすぎなかった。
要すれば、今回の参議院選挙は、「改革ボケ選挙」だったといえる。
特に、問題の本質を見逃し、改革の本家争いに終始した、野党の責任は大きいといえる。

●0746 これはアメリカの話 笹山登生 101/07/23(Mon) 11:35:17削除
URL: http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_010715_1.html
長期金利の回復が、富裕層の消費性向の上昇をもたらしているとする説。
日本の痛み論とは、やや、次元の違う話のようで。
前にもこの掲示板で問題提起されたように、国富のフラット化という議論も、日本に必要なのかな。

●0745 アメリカにもいろいろな意見があるようで 笹山登生 101/07/23(Mon) 10:28:25 No.0742へのコメント 削除
URL: http://www.clair.nippon-net.ne.jp/HTML_J/FORUM/GYOSEI/100/INDEX.HTM
これでは、バリアフリー亡国論になってしまうというような意見は
http://www.dinf.ne.jp/doc/prdl/jsrd/norma/nrm001/n178_034.htm
にみるように、いろいろな見解があるようですね。
でも、主流は、より徹底したバリアフリーを有形無形の形で社会に定着指させていこうというかんがえかたのようですね。
アメリカの事情については、上記URLでも詳しくかかれています。

●0744 日本にもADA法を 笹山登生 101/07/23(Mon) 10:14:50 No.0743へのコメント 削除
URL: http://www5a.biglobe.ne.jp/~shinkai/amerika.htm
アメリカには、日本の交通バリアフリー法よりも広義の概念での障害者法(ADA法)があります。
概略は上記のURLを参照してください。
その精神のもとで、先に述べたインディペンデント・センターが設立されているというわけです。
その間の事情については、
http://www.dinf.ne.jp/doc/conf/jsrd/96seminar/judy.html
に、かかれておりますので、ご参照ください。
「日本にもADA法を」という声は、障害をもつ関係者の間でも高まっているようです。

●0743 ハードとソフト、支援と自立との適切な組み合わせが必要だとおもいます。 笹山登生 101/07/23(Mon) 08:59:52 No.0742へのコメント 削除
URL: http://www.independentliving.org/
確かに、交通バリアフリー法は、ハード中心に、「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進をはかる。」というものですから、先に紹介の、障害者の自立をサポートするソフトの観点がぬけおちていますね。
ハードの未整備にのみ、障害を持つ方の不満がつねに向けられるとしたなら、これは不幸なことですね。
これに比し、先に紹介したアメリカやオーストラリアなどの「インディペンデント・リビング」(上記UR参照)の考えかたには、日本も、もっと注目する必要があるのではないかと思います。
障害を持つ方の自立を、ハードソフト両面で、あらゆるネットワークを使ってサポートしていこうという考え方です。
ちなみに、交通バリアフリー協議会( http://www.jtbfc.gr.jp/ )なるものは、関係メーカーさんのみが会員で、障害を持つ方の代表は参画しておりません。
これもおかしなはなしですね。

●0742 公と民とのミックスド・サービスが必要 で、、、 キミヒ 101/07/23(Mon) 01:34:18 No.0737へのコメント 削除
URL: http://
 笹山先生へ

 「公と民とのミックスド・サービスが必要」で真意をお教え下さい。

 例えば、厚生連や民間病院と国公立病院が競合し、後者は税金で補填
される機構です。こういった不毛な競争が ”公と民とのミックスド・サ
ービス”なのでしょうか?医療改革以前にこういった歪な構造があります。

 ”行楽の交通バリアフリー対策は?”で米国滞在経験からして740は焦点
が外れています。公共交通機関全てをバリアフリーにしたらバリアフリー
亡国論です。
 米国のバリアフリーとは、便利な駐車場の優先使用が徹底する事で実現
され、鉄道等は希な”行楽の交通”手段です。
 基幹公共交通のバリアフリー&手軽なワゴンタクシ−&優先駐車場が
現実的で740はウ−ンと思いました。
 身障者にパトカ−等に準じる公道交通・至近駐車場利用優先権を寄与す
るべきでしょう。
 
 

●0741 アメリカのインデペンデント・リビング・リンクの紹介 笹山登生 101/07/22(Sun) 18:58:52 No.0740へのコメント 削除
URL: http://www.taconicresources.net/il.htm
ハンディ井を持った方が自力で生活していけるために役立つ、あらゆるリンクを集めたもので、参考になる。

●0740 行楽の交通バリアフリー対策は?笹山登生 101/07/22(Sun) 18:15:53削除
URL: http://chiri.com/barrierfree/bfnews_0107.htm
交通バリアフリー法が出来てからも、なかなか進まない、駅構内のエスカレーターなどの設置。
先日、夏休みの予約でこみあう旅行代理店で、「車椅子で、できるだけ、乗り降りの少ない経路でいける行楽地は、どこだろうか。」と相談されている家族連れにであった。
「伊豆の伊東だと、行きは、いいのですが、帰りが、階段ばかりなので厄介なことになります。」「箱根だと、箱根湯元までなら、楽ですが、その先は厄介なことになります。」などと、答えるほうも大変である。
これらの経路選択をホームページ上でできるようになれば、ハンディを持った方やご家族には、大変便利なのだろうが、上記URLのような動きは活発になっているとはいうものの、まだ、そのようなサイトはないようである。
今日も、朝日新聞の声欄には、同様の嘆きの声がのっていた。
地下からホームまでのバリアフリーは解決されていても、地下から地上までのバリアフリーは、依然として解決していないのだという。
バリアフリーは、いくら点として整備されても、線として整備されなければまったく意味が無い。
先の相談のご家族のように、まさに、行楽においても、機会均等のチャンスが与えられうることが、真のバリアフリー社会なのではないのだろうか。

●0739 (投稿者削除)
●0738 山下弘文さんの遺稿集発行 笹山登生 101/07/22(Sun) 11:13:44削除
URL: http://www.nagasaki-np.co.jp/news/index.html#08
7月21日は、諌早問題でがんばった山下弘文さんの一周忌だったが、上記URLの遺稿集が、このほど発行された。

●0737 公と民とのミックスド・サービスが必要 笹山登生 101/07/22(Sun) 09:02:49 No.0736へのコメント 削除
URL:
<<<「サービスに永続性の担保補償がない」ですが、年金・
福祉・医療は切り下げられ、民営も国営も一緒であり、年金原資
を浪費する厚生官僚は何なんでしょうか?>>>

---ですが、痛いところをつかれましたね。
ユニバーサルサービスすらこんな状況なのに、ましてや---というところでしょうかね。
でも、「公と民とのミックスド・サービス」という考え方は必要だと思います。



 

●0736 逆説的にユニバーサル・サービスにおいて公務員が必須か? キミヒ 101/07/22(Sun) 00:03:01 No.0735へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 逆説的にユニバーサル・サービスにおいて公務員が必須か?
 という問題提起が必要ではないでしょうか?

 郵政事業を外注化して管理運営を国家が行うのも一法でしょう。
 官僚を含めた公務員制度が制度疲労を起こしている時、他国の
希な事例を持ち出す論法は疑問です。
 先進国で、規制緩和や民営化は成功例の方が多いのではないで
しょうか?
 郵政民営化でも、郵便局以外の金融機関がない自治体は全国で
五箇所のみです。
 ”行財政改革と背反しない”反改革・反市場主義のテーゼは是
非必要だと感じますが、外務省を観ていると「八百屋で魚」みた
いな論理ではないでしょうか?
 外務省疑惑も政治家のマネを公務員がやっていると国民も感じ
ています。

 先生の「サービスに永続性の担保補償がない」ですが、年金・
福祉・医療は切り下げられ、民営も国営も一緒であり、年金原資
を浪費する厚生官僚は何なんでしょうか?
 

 

●0735 民営化・市場主義への疑念笹山登生 101/07/21(Sat) 22:11:13削除
URL: http://www.billtotten.com/japanese/ow1/00479.html
上記URLは、公共サービスの民営化移行が、いかに各国において悲劇を引き起こしてきたかという事例である。
私も、このホームページで、ユニバーサル・サービスの民営化・市場化依存には、たぶんに危険性があると指摘してきた。
民営化・市場化の弱点は、懐妊期間の長い投資効果発現にたえられない、サービスに永続性の担保補償がない、長期の価値観の変化に耐えられない、などがある。
加えて、近時、必ずしも規模の利益が発現できなくなってきているというところに、最大の弱点がある。
これは、何かと合併が合理化の決め手と称する人々の、理論的基盤を脅かしつつある弱点でもある。
政治家は、いま、改革に反対することも出来なければ、公共サービスを市場主義にゆだねることに公然と反対することもできなくなっている。
反改革・反市場主義のテーゼを生み出すことこそ、政治が学者に振り回されない唯一の道だというのに。
残念なことだ。
大臣になって、店頭をうめつくす自らの本の売れ行きのみ気にする方に、国民の痛みをゆだねるわけにはいかない。


●0734 (投稿者削除)
●0733 インターネットメディアは匿名メディアか、非匿名メディアか 笹山登生 101/07/19(Thu) 07:57:27 No.0732へのコメント 削除
URL: http://page.freett.com/ragan/put1.htm
眼球太郎 さん、お便りありがとうございました。御紹介の プチコラム(上記URL)、よましていただきました。
そうですね。スタンスとしては、匿名メディアとして徹することによって、他のメディアとは違う社会的役割りを果たそうとされるもののように拝察されました。
日本のインターネットメディア発足時からの独特の体質をそのまま有利にいかそうというわけですね。
西欧のインターネットメディアの使い方とは異なる、弱者の戦略とでもいうべきでしょうか。
でも、この頃、2chの一時後退にみられるように、日本のインターネットメディア体質も、西欧型になってきつつあるようにかんじられます。
情報公開の影響もあるのでしょうかね。
眼球太郎さんも、あまり「ひねこび」ないで、正統派ととしての御活躍を祈ります。
それが、既存メディアなり情報公開の後進性を打破する起動力となるのですから。

●0732 情緒より分析 眼球太郎 101/07/18(Wed) 23:45:32削除
URL: http://page.freett.com/ragan/index.htm
はじめまして。
 ウエブサイトやってます。コラム・裸眼凝視というタイトルです。
 テーマを決めず、情緒より分析をモットーにいろんなことについて書い
 てゆくつもりでして、今まで爆笑問題、広末涼子、村上龍、2ちゃんねる掲示板
宅間守、小泉内閣、田中康夫、そして今回は326や路上詩人について書いてみました。
 「安い言葉のリアリティー(326とか路上詩人とか)」というタイトルです
 また、長い文章を読むのが面倒くさいという方でもOKなプチコラムという
 コーナーもあるので、そちらだけでもどうぞ。
冷やかしでもいいので是非読んでみてください。
 いきなり宣伝で申し訳ありません。

●0731 Re:どうもとさん、さぞ地球温暖化でお怒りでしょうどうもと 101/07/16(Mon) 22:32:53 No.0705へのコメント 削除
URL: http://www.d5.dion.ne.jp/~y9260
こんばんは。
半月ほど前、EUの担当者の話で、10月モロッコでのCOP7では合意は不可能、数年先になるという見通しを「NIKKEI NET」で読んだ時は、たまらなかったですね。

>根本に、原発なり自然エネルギーなりエネルギー政策に対する、しっかりしたスタンスにもとづくものがあってのものとは、到底おもえません。

このスタンスの立て方ですが、非常に難しいですね。とりあえず、わたしはかなり粗いスタンスでやっていますが。
先生は「環境エネルギーの実用化」について取りくまれているそうで、私は最近やり始めたようなものなのでこれからもご指導お願いします。


      

●0730 追加-どうもとさんへ-NPOメルマガで、こんなのがありました。 笹山登生 101/07/16(Mon) 07:04:31削除
URL:
炭百俵の使い方が問われています」−−
 6月5日日曜日の日経新聞第2部に、こんな意見広告が掲載された。
 京都議定書の発効を実現するため、世界26カ国のNGO61団体が、小
泉純一郎首相に対して批准を呼びかけた内容だ。
 「炭百俵」とは、小泉首相が所信表明演説で「『米百俵の精神』こそ改
革を進めるには必要..」と故事を引いて人気を博したことを受けた表現
で、エネルギーや環境問題が将来世代に引き継がれる大切な問題で
あるという主旨だ。現環境大臣はタウンミーティングで顔を売ることは熱
心なくせに(選挙でも出る気か?)、リーダーシップを取るのはお嫌いの
よう。しかし、アメリカの顔色ばかりうかがっているようでは日本の未来
は真っ暗闇。ここは一つ首相の鶴の一声を待ちたいところ。それとも、外
務大臣とトレードする?(笑)             

●0729 どうもとさん、さぞ地球温暖化でお怒りでしょう笹山登生 101/07/16(Mon) 06:55:07 No.0705へのコメント 削除
URL: http://www.yorozubp.com/0106/010628.htm
でも、どうもとさんの「掲示板」で、「環境問題は気長にやろう。あまり力むと根気が続かない。」とかいてあるのを見てほっとしました。
私も京都議定書のとき、同時開催のGlobe(地球環境国際議員連盟)の会議に出席していたのですが、アメリカの議員は出席さえしてこなかったのですから。
今日の結果は、すでにそのときに、もうみえていました。
やはり、環境問題というものは、きれい事だけでは済まされない過酷なものであることを、そのとき思い知らされました。
今回の日本のスタンスは、開催国であったことの面子だけで行動しているようしか思えませんね。
根本に、原発なり自然エネルギーなりエネルギー政策に対する、しっかりしたスタンスにもとづくものがあってのものとは、到底おもえません。


●0728 (投稿者削除)
●0727 北欧に学べ 、大賛成です。キミヒ 101/07/16(Mon) 03:06:33 No.0725へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 北欧に学べ 、大賛成です。
 数年前、所得税の最高税率が緩和されました。
 北欧型の正反対な改悪であったと思います。
 最高税率が所得40+住民15=55%から45%ですよね?
 先生も賛成したのでしょうか?
 
 最高税率が給与所得者に適用される事は超希であり、
殆どが経費等が認められる事業所得者と判断され、二重
の不平等感を生みました。
 こうした改悪を元に戻すことが必要では?

●0726 (投稿者削除)
●0725 緩やかなスケール・ダウンは、北欧に学べ 笹山登生 101/07/15(Sun) 14:56:37 No.0724へのコメント 削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/universalon/clipping/200104/082.html
北欧にパラダイムを求めることは、どうも正解のようですね。
内橋克人さんも、「浪費なき成長」のなかで、これからは「抑制された市場主義」のもとで、社会にリスクを与えないようにすべきと述べられていますが、その観点からの経済政策が求められているのでしょうね。
私は、これからの消費は、大量消費から高質型消費へ、変換していくことで、成長が低くとも、前方連関効果のある社会ができるのではないのか、 また、内橋さんの言うように、NPOが、抑制された欲求の元での生産主体、消費主体となることによって、これまでとは異なった地域内経済循環が達成できるのではないかとも思っております。
これも、内橋さんの考え方に近いものなのですが。

●0724 北欧が”既存のパラダイム”の一例では キミヒ 101/07/14(Sat) 14:06:48 No.0720へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 北欧諸国での高税率・高福祉国家では、緩やかなスケール・ダウン
が可能ではないでしょうか?勤労意欲を削ぐくらいの高税率なら、収
入の増加・減少は税金で消されてしまいます。
 前提として、信頼される政治が必要で、この点において担保が保証
されれば考察に値すると思います。

●0723 日本列島は人類のガラパゴス諸島なのか笹山登生 101/07/14(Sat) 13:49:47削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/library/tosyo-24.htm
「アイヌ民族はまったく同化された。」「日本は単一民族」というような、相次ぐ政治家の発言。
先のシドニーオリンピックで、オーストラリアの先住民族を主役としたことの意味が、日本の政治家には、まったく通じなかったかのごときこれらの発言に、むしろ驚きを感じる。
先住民族がいなかったかのごとき証左を得ることに、どれほどの異議があるのか。
黒潮の流れかう日本列島が、単一民俗であられたはずは無いではないか。
それとも、それらの型は、日本列島が人類のガラパゴス諸島であるとでもいいたいのであろうか。
隠れたる民族の多様性が、日本古来と称される芸術・建築などいろいろな分野でのテクノクラートを育てたという事実を認めることを、これらの政治家は何で怖がるのか。
上記URLのように、各国では、いま積極的に先住民の文化をエコ・ミュージアムとして 紹介しようとしている時代である。
このような時代認識を政治家がもっている限り、今回の教科書・靖国問題に見るごとく、アジアにおける各国との摩擦はこれからも避けられえないのではなかろうか。


●0722 (投稿者削除)
●0721 反改革のニューパラダイムを打ち出せない野党と、ステロタイプ化した改革の常套句で有権者を踊らしつづけさせる与党と 笹山登生 101/07/14(Sat) 10:36:54 No.0720へのコメント 削除
URL: http://www.fps.chuo-u.ac.jp/~hrsk/kisoen/asakura/st_sc_deregulation.html
「経済観は緩やかなスケール・ダウンと感じますが」ですが、まったくそのとおりの考えです。
ですが、これに関する既存のパラダイムは、学者の世界でも、また、政策執行者の中でも、まったく無い考えなのですね。
強いていえば、金子勝さんや内橋克人さんあたりが、その理論的支柱となりうるのではないでしょうか。(上記URL参照)
政党、特に野党の世界では、もっとだらしなく、改革の二文字を捨てきり、新たなパラダイムを構築することすら出来ていないのですから。
今回の参院選挙でも、わずかに社民党ぐらいしか、反グローバリズム観点から地方の再生を優先した反改革のパラダイムを構築しているくらいですから、もう勝負になりませんよね。
企業会計の世界でも価格変動準備金があるのですから、デフレ対応の何らかのスキームが、国家財政の元にもあるべきだと、私はおもうのですが。


●0720 具体的手法では有りませんが、、、、キミヒ 101/07/13(Fri) 18:42:16 No.0713へのコメント 削除
URL:
笹山先生へ

ーーーーーーーーーーーー
「財政赤字より、効率行政に焦点を当てて改革するべきであり」
「豊富な国民資産を利用して、処理する方が安全」とのご説は、
貧富の差のフラット化によって、いくらでも、解決策はあるとい
う説のように拝察されます。
ーーーーーーーーーーー
 は誤解です、官僚・議員の既得権込みの非効率社会保障を止め
てこれを原資に弱者救済するべきという事です。
 外資の餌食にならない手法で構造改革するべきという事です。

 国富の減少は貧富の差で吸収されるのは資本主義経済の自然史
ではありませんか?株価暴落下でもバブル越えしている企業もあ
ります。
 給与総額を据え置いて企業活性化に年俸制が導入されています。
これは企業内で貧富の差が拡大されています。
 日産の業績回復でも販売台数減少で達成されていました。マクロ
的には日産グループ内での貧富の差が拡大しただけで、下請け企業
の利潤減少や倒産が連想されます。

 先生の経済観は緩やかなスケール・ダウンと感じますが、均一的
な減少は社会主義的で、競争の激化か富偏在の固定化が予想されま
す。

 単純労働市場も含めて開放政策を推進して、多民族国家を指向する
のが現実的な具体策だと感じます。
 昨今の政治家は「我が国は単一民族!」発言をしますが、帰化した
人々も立派な日本人であり、小さくまとまる後退思想より、アジアに
開かれた国を指向する時期ではないでしょうか?
 地方こそ、外国人と交流するべきではないでしょうか?

●0719 (投稿者削除)
●0718 厚生官僚が年金原資を2兆も浪費していますよ! キミヒ 101/07/13(Fri) 18:13:36 No.0716へのコメント 削除
URL:
その対価としての助成単価はあまりに高いとお思いになりませんか?」

 ですが、厚生官僚が年金運営で大穴をあけています。
 政党助成以前との比較で議論するべきでありませんか?
 問題にする優先順位もあるでしょう。

「実質はいろいろあるようで、二重どりですよ。」
 を解決するのが先決でしょう。

 実際問題として3000自治体が議会と首長、収入役
等の高級公務員を運営する無駄と比較してどっちが先で
しょう?
 政党CMはそれなりに機能していると感じます。

 目に見えない大きな無駄の方が大問題でしょう。

●0717 (投稿者削除)
●0716 献金廃止の対価ということですが 笹山登生 101/07/13(Fri) 14:23:05 No.0715へのコメント 削除
URL:
「企業・団体献金を廃止の方法論が政党助成であった筈です。」ですが、その対価としての助成単価はあまりに高いとお思いになりませんか?
しかも、実質はいろいろあるようで、二重どりですよ。
減感作療法をすべきだといっているのです。

●0715 政・官・財の癒着が本質でしょう? キミヒ 101/07/13(Fri) 13:34:06 No.0712へのコメント 削除
URL:
 歴史的に「民主主義の必要コストの原資」を財界が
支出して、数々の疑惑・疑獄が生まれたと思います。

 企業・団体献金を廃止の方法論が政党助成であった
筈です。助成を廃止する前に、「あんな使われ方」と
批判する前に、本質を論じる責務が先生にあると感じ
ますが如何ですか?

●0714 現実的な国家危機論を キミヒ 101/07/13(Fri) 13:25:02 No.0711へのコメント 削除
URL:
 どうもとさんへ

 Res有り難うございます。
 現在の悲観論者は、国民金融資産に加えて、
日本が米国国債の最大の保有国である事も考慮
されていません。
 国外に債務ではなく債権を保有しています。

 どうもとさんの論旨は”日本がIMF管理下に
おかれるべき”であったと思います。
 IMF下におかれることが国益に叶うのか?
 世界第二位の経済大国がIMF規模程度で管理
され得るのか?

ーーーーーーーーーーーーーー
いくら外貨準備が豊富でも、市場から見放され
たときはダイナミックに動くのがマネーではな
いでしょうか。
ーーーーーーーーー
 ここまで発展した国土ですよ、IMF管理下より
外資企業の経済植民地が現実的でしょう。
 変動相場で超円安となれば、国内製造業が復活
するでしょう。韓国の大規模スーパーの上位5社
中四社が欧米資本です。日本でも自動車産業も外
資が進出しています。ダイナミックに買収される
事は充分ありうると思いますが、投資対象として
日本の魅力がいきなり暴落する事は無いと思いま
す。
現実的な国家危機論を展開するべきでは?
 

 


●0713 貧富の差のフラット化 笹山登生 101/07/13(Fri) 07:36:16 No.0708へのコメント 削除
URL:
「財政赤字より、効率行政に焦点を当てて改革するべきであり」「豊富な国民資産を利用して、処理する方が安全」とのご説は、貧富の差のフラット化によって、いくらでも、解決策はあるという説のように拝察されます。
先に「増税+相続税免除特典付きの長期国債で貧富の差で吸収される」とのお考えが述べられましたが、その他にどのような具体的手法があるのでしょうか。
 

●0712 必要コストの原資かなあ? 笹山登生 101/07/13(Fri) 07:29:55 No.0710へのコメント 削除
URL:
政党助成金は「民主主義の必要コストの原資」といわれますが、あんな使われ方をされて、文句はないのですか。

●0711 そんなに先のことではない日本 どうもと 101/07/12(Thu) 21:19:01 No.0709へのコメント 削除
URL: http://www.d5.dion.ne.jp/~y9260
キミヒさん、こんばんは。

>日本は貸し手になっても借り手になる事はないでしょう。

これもまた常識的な楽観論ではないでしょうか。 
いくら外貨準備が豊富でも、市場から見放されたときはダイナミックに動くのがマネーではないでしょうか。


●0710 民主主義の必要コストの原資は? キミヒ 101/07/12(Thu) 17:21:47 No.0707へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 政党助成金の削減して民主主義の必要コストの原資
調達を企業・団体献金に戻すのでしょうか?
 KSD疑惑や構造改革抵抗勢力の存在担保に企業・団
体献金があるのではないでしょうか?

 政党助成金の要件に所属議員百人とかしたら、小選
挙区制と整合性が取れるのでは?

 先生は何故、法外に高給な議員年金を取り上げないの
でしょうか?厚生年金並にするべきでは?

 


 

●0709 IMFへの誤解 キミヒ 101/07/12(Thu) 16:46:55 No.0705へのコメント 削除
URL: http://www.ec.kanazawa-u.ac.jp/unno/kadosaki.html
 どうもとさん、こんにちは

 IMFを大分、誤解されています。
 IMFとは外貨を融通する機関であり、外貨準備が豊富な日本は
東アジアにおけるIMFになろうとしています。スワップ協定によ
り日本は貸し手になっても借り手になる事はないでしょう。

 IMFの手法は「国内信用を圧縮する緊縮的金融政策を採用」で
あり、日本は不良債権で国内信用は元々圧縮されています。
 IMFの論理は市場経済万能主義であり、弱者や地方が痛みます。
 結果的に即効性のある年金・福祉等が切り捨てられ、汚職等の
強者の既得権は温存される方策を取り入れる事に意義が有るので
しょうか?

●0708 本質から乖離した議論では? キミヒ 101/07/12(Thu) 16:33:07 No.0706へのコメント 削除
URL: http://
 笹山先生へ

 デフレの根本原因は銀行の信用創造が不良債権に固定して
いるからであり、先生の解決案は本質から乖離していると感
じます。その証拠に、多くの経済評論家は日銀の量的緩和を
訴えています。これは信用創造収縮への処置です。
 
 小渕政権以降で150兆円の景気対策がされています。
 経済犯罪厳罰の立法を制定して、公的資金により一括処理
をするのが本筋ではないでしょうか?

 財政赤字より、効率行政に焦点を当てて改革するべきであり、
日産だって、過去最大の赤字の後に黒字を計上しています。
 債権を外貨建てにして、国際投資集団の思惑に関係するより、
豊富な国民資産を利用して、処理する方が安全ではないでしょう
か?

 「経済成長がなければ、 私たちは豊かにはないのだろうか」で
GDPと世帯収入を混同している論理です。GDPマイナス1%が
あたかも世帯収入がマイナス1%みたいに受け取れます。
 生活レベル維持にさえもプラス成長が必要であり、GDPがマイ
ナスとなれば失業という勤労収入ゼロ世帯が増加します。
 バブル絶頂期より経済規模自体は現在は10%増加していますが、
大不況ですよね?本質や実態から乖離した論理と思います。



●0707 田中秀征さんの政党助成金削減論に賛成 笹山登生 101/07/12(Thu) 07:37:33削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001jul01.htm
今日のテレビ朝日で、田中さんが「聖域なき改革というなら、政党助成金の削減もしなければいけない。」との発言には、私も賛成だ。
上記URLやhttp://www.sasayama.or.jp/diary/2001jul10.htmで、すでに私も書いているが、田中さんもいっているように、今の政党助成金の使われ方は、くだらないこけおどかしの政党テレビコマーシャルにつかわれたり、候補者を乱立させ、一定の得票数を稼ぎ、後は政党助成金で穴埋めするという、いわば政党商売の資金繰りの為に政党助成金が使われている実態を、この不景気のなかで、政党自身が改めないで、どうして「国民に痛みを分かちあえ」といえるのだろうか。

●0706 デフレ下の経済政策には誰もプロはいません。デフレ下の経済政策には、誰もプロはいません。デフレ下の経済政策には、誰もプロはいません。 笹山登生 101/07/12(Thu) 00:20:45 No.0705へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/library/tosyo-41.htm
だから、どうもとさんのように、いろいろな角度の意見が必要なのだとおもいます。
上記URは、経済には素人な方の本ですが、その論旨には目を見開かされるものがあります。
「経済成長がなければ、 私たちは豊かにはないのだろうか」のなかで ダグラス・ラミスさんは、これからの発展は、1)「減らす発展」(エネルギー消費を減らし、個人が経済活動に使っている時間を減らし、値段のついているものを減らすための発展),(2)「経済活動以外のものの発展」(経済以外の価値、市場以外の楽しみや行動・文化の発展、交換価値ではなく、使用価値のあるものの発展)をあげています。
すなわち、これまでの市場における交換価値を持っていた財そのものを見直そうといういかんがえかたです。
環境経済またはボランティア経済などが、その範疇に入ってくることだと思います。
デフレが恐れられている最大ものものが、債務デフレだと思います。
この恐怖から逃れるには、いくつかのスキームが考えられると思います。
第一は、ある程度、既往債務をデフレートするが、流動性は確保するというファクタリングの考えの導入、第二は、公庫資金など財政投融資の既往債務金利の変動金利化、第三は、債権の外貨建て乗り換え、第四は、デノミという幻想・錯覚にもとずく購買力・投資意欲の復活などです。
この債務デフレへの恐怖から逃れるスキーが確立されれば、デフレ恐怖の多くは解消できるものとおもわれます。
いわば、インフレにもデフレにも対応可能な、可逆的経済政策の樹立です。
そこで、ダグラス・ラミスさんのいわれるような、新しい成長の概念に基づく、日本の再スタートが可能になるものと思われます。


●0705 投 稿 どうもと 101/07/11(Wed) 23:28:01 No.0700へのコメント 削除
URL: http://www.d5.dion.ne.jp/~y9260
こんばんは。
私は経済に弱いのですが(弱いものばかりですが)、日本は一度IMF管理下におかれた方がいいという投稿を、雑誌にしたことがあります。
「台風の前の花見」で調子づいて踊りまくっているかたに、みんな酔っています。
いくらGDPをプラスにしても、アメリカの通商戦略でご破算にされたことが何回もありました。現在では、アメリカの通商戦略はCIAも大きく関わっています。
スポーツ系のタレント候補と結んだ手を大きく上げ、真顔で「頑張ろう」を連発しているのをテレビで見て、小泉首相には失望しました。
現在世界各国は国家の生き残りをかけ、外交、諜報をフル活動させています。


●0704 これが楽観論ですね。立場上、そうならざるをえないでしょうね。 笹山登生 101/07/10(Tue) 08:05:53 No.0703へのコメント 削除
URL: http://
日本格付研究所の楽観論

日本の経済規模、国内産業の国際競争力、円の通貨価値の安定性、強固な公的債務返済への意思と能力、日本国民の勤勉性、21世紀への成長性等を勘案すると、日本は自国通貨建て、外貨建てともにAAAに匹敵する強固な債務償還能力を依然として維持しているものと評価できる。

●0703 参考になれば幸いです。 キミヒ 101/07/09(Mon) 22:15:46 No.0702へのコメント 削除
URL: http://www.jcr.co.jp/Jdata/J985000.htm
 株式会社日本格付研究所のレポ−トです

 これを読んで楽観論者の論理を理解して、悲観論者の
扇動も受け止める態度が肝要でしょう。

>「デフレ―円安―対外債務」の因果関係について、もう少
>ししりたいのですが。

 ですが、変動為替下の経済では、ケインズ経済学が古典力学
とすれば現在は相対性理論です。

 マック・デフレではなく農産物輸入の自由化とITによる低コ
スト調達が低価格ハンバ−ガ−を可能にした側面があるでしょ
う。

 財政赤字の解消にインフレ論を持ち出しても、国債の引き受
け手が金融機関であり、金融健全化に逆行しています。
 日本では増税+相続税免除特典付きの長期国債で貧富の差で
吸収されると感じています。
 

●0702 おそれいりますが--- 笹山登生 101/07/09(Mon) 19:04:02 No.0701へのコメント 削除
URL:
キミヒさん。この問題についての論旨のURLを、少し集めていただけませんでしょうか。
私の方も、あたってみますが。
とくに、「デフレ―円安―対外債務」の因果関係について、もう少ししりたいのですが。

●0701 我が国の外貨準備高と国外債権を含めた評価は? キミヒ 101/07/09(Mon) 18:54:37 No.0700へのコメント 削除
URL: http://
 笹山先生へ

 700と646番は論旨は同値だと思います。
 問題は我が国の外貨準備高と国外債権を含めた、総合評価に
あるように思います。
 国民金融資産で相殺も可能であり、世界史上、現在日本の財
政赤字はかつて無かった形式と思います。
 
 国内資産、外貨準備高、国外債権を含めて考えるとIMF管理は
非現実的な論理であり、実際は国内での貧富の差で吸収される性
質ではないでしょうか?
 正確な評価の方法は誰も持たないように感じます。

●0700 危機的経済状況がせまっている 笹山登生 101/07/09(Mon) 10:52:05削除
URL: http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_010701_1.html
小泉人気とは裏腹に、かつて無い危機的経済状況が、日本に迫ってきつつあると、本能的に感じているのは、私だけではあるまい。
上記URLは、投資家に「早くドル資産に切り替えを」とまで、せまっている。
台風の前の花見を、日本の政治は、いつまでしているつもりなのであろうか。

●0699 遠藤さんの続「一流の田舎論」 笹山登生 101/07/07(Sat) 09:21:56 No.0694へのコメント 削除
URL: http://
0694でご紹介した遠藤裕司さんのホームページの掲示板で、次のような「一流の田舎論」が展開されていますので、この掲示板でもご紹介申し上げます。


東北地方の水田が広がる風景にスイス人を案内したときの事ですが、「素晴らしい!」、「きれいだ!」を連発しました。その様子から
お世辞ではなく本当にそう感じた事がよく分かりました。
考えてみますと、ヨーロッパには麦畑やブドウ畑が連なる田園風景は一般的でも、水田が広がる景色はありませんから、異文化の美しさ
に触れて自然に出た賞賛の声だったのだと思います。

また、英会話スクールの先生方(外国人)に、「何故日本を選んだんですか?」と尋ねると、多くの人から「西洋とは違う文化だから」と
返事が返ります。
我々が多少なりとも西洋の文化に憧れを持つように、西洋人は我々が長い時間をかけて築いてきた文化に、憧れと尊敬の念を示します。
東京や大阪といった大都市の繁栄に驚きを隠しませんが、決して尊敬はしていないのにです。

「一流の田舎づくり」とは、そんな、我々日本人が「当たり前」に思っている風景を生かすことにこそ、原点があるように思います。
それと、民宿経営者の方々が外国人観光客に対し意識が薄いのはやはり英語の壁があるからと思います。
片言でも話せれば、一気に広がる世界なのにもったいない気がします。

●0698 (投稿者削除)
●0697 デフレ下だからこそ、公共事業の高質化が必要 笹山登生 101/07/06(Fri) 12:42:09 No.0696へのコメント 削除
URL: http://
デフレ下の公共事業のあり方をご示唆頂きありがとうございます。
私はかねてから、公共事業の高質化が必要との主張を続けてまいりましたが、おっしゃるようなデフレ下での公共事業のあり方を考える上で、この高質化実現の絶好のチャンス到来ともいえるのではないないかと思っております。
地方への傾斜配分がこれまでなされても、決して地域内経済循環が高まってこなかった、その「漏れ」の原因は何かを、ここらで考えていく必要があるのではないでしょうか。
私が、かねてから地域通貨を唱えているのも、この視点から問題提起です。

●0696 地方経済を破壊した原因は? キミヒ 101/07/05(Thu) 23:35:14 No.0695へのコメント 削除
URL:
 ”反グローバリズムを訴える国民運動”ですが将来予想される、
橋本派議員の小泉改革潰しと何処が違うのか良く分かりません。
 
 小泉改革自体が増税前のセレモニ−しか思えません。

 デフレ下です!公共事業の総量を維持して、事業費を減額する事
は可能ですが、誰かの懐が困るのが問題なのでしょうか?
 
 中央集権で潤ったのは中央官僚と地方では?

●0695 ウェハースを食べた後、舌に残る味の「あざとさ」を、小泉総理に感じるようになった。 笹山登生 101/07/04(Wed) 08:24:16削除
URL: http://
就任後、連日テレビでくり返されるテレビの小泉総理報道。
しかし、改革の中身や功罪論を踏まえての議論がみえてこない。
グローバリズム、市場至上主義にうちひしがれる地方経済に対する改革の限界をわきまえないと、日一日と、改革という一見食べ心地のよいウェハースをたべた後の虚脱感を、国民に与えるだけであろう。
すべてを市場主義に任せる改革論では、もはや、これら、うちひしがれた地方経済を立て直すことは困難である。
このままでは、反グローバリズムを訴える国民運動すらおこりかねない状況だとおもうのだが。

●0694 スイスを一流の田舎とおっしゃる遠藤さんの「一流の田舎論」 笹山登生 101/07/03(Tue) 20:15:45削除
URL: http://www07.u-page.so-net.ne.jp/ca2/yujiendo/index.htm#profile
バイクで、スイスを回った遠藤裕司さんから、次のような「一流の田舎論」をいただきましたので、ご紹介いたします。
国際商品たりうる田舎こそ一流の田舎というわけですね。

「スイスで「一流の田舎」を実感し、わが日本に於いて、何故そのような意識が生まれないのかを考えますが、極論を言うと「英語」の問題にたどり着きます。
国内に対し、閉ざされた「一流の田舎」を目指すのも一つの生き方かも知れませんが、スイス人が当たり前にグローバルな視野を手に入れて、真の意味で「「一流の田舎」を具現化している背景には、やはり言葉の問題が大きいと言わざるを得ないと感じています。
(笹山がいうように、)バイクでも徒歩でも、自由にまわれるひらかれた田園こそ「一流の田舎」と思います。
そして、外国人も気軽に立ち寄れる、滞在したくなる田舎であってほしいです。

●0693 地域通貨は低コストが一番 笹山登生 101/07/03(Tue) 12:45:22 No.0692へのコメント 削除
URL: http://
どうもとさん、地域通貨についての文の御紹介ありがとうございました。
西オーストラリアの地域通貨の文中で「トランザクション・シートをもとにサービスの動きをコーディネーターがパソコンに入力し、やりとりが管理、花子が 「コーディネーターって、時間がかかり大変ですね。」というと、ブライアンさんは、「コンピューターのソフトがやってくれるから、そんなに時間はかからないよ。便利なLETS用の特別なソフトがあるんだよ。」ですって。」
とのくだりがありますが、こういうソフトは日本にも欲しいですね。
なぜなら、地域通貨は低コストにこしたことはないのですから。
管理が一人二人でできれば、いろいろな地域のいろいろな種類の地域通貨が発生可能なわけですよね。
「一流の田舎」ネットワークは、近々たちあがる気配です。
その時は御連絡いたします。

●0692 「田舎ネットワーク」 どうもと 101/07/02(Mon) 22:25:25削除
URL: http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/6362/
こんばんは、どうもとです。
今日花子さんというかたから、掲示板に書き込みをいただいて、地域通貨のことで先生の「地域通貨不完全リンク」と「地域通貨は地域の内発的発展を促せるか?」という論文を紹介させていただきました。
私はこのかたの参加するメーリングリストに最近入れてもらい、そこでは7月から地域通貨がテーマになっているからです。メーリングリストは上記の「西オーストラリア倶楽部」というホームページのなかで知りました。
先生の「地域通貨は地域の内発的発展を促せるか?」という論説を斜め読みですが読ませていただき、地域通貨というものも私のHPでテーマとしている「持続可能な経済」であると思い、理解が深まりました。また、ゆっくりと読ませていただこうと思います。

>3ヶ月近く毎週酒を飲みながら会議をして 考え出したテーマです。

私も環境問題やっていて、思案がこると一杯やります。
私も「田舎ネットワーク」にいれてください!

●0691 「一流の田舎」の島さんから、おたよりありました。 笹山登生 101/06/30(Sat) 22:14:12削除
URL: http://www.jomon.ne.jp/~namanama/
島さんによれば、今回の一件で、「一流の田舎」という言葉だけが、ひとり歩きしてしまった感があって、とまどっておられるようですが、この言葉で、「「田舎らしさに胸張っていこうよ!」ということが伝わったなら、よかったな〜」と思っておられるとのことです。
本当に良かった。良かった。
でも、いまさらながらインターネットの力はすごいですね。
一つのキーワードで、あっというまに、「一流の田舎」元祖と、今回のタウンミーティングの発言者とのネットワークが出来てしまうなんて。


●0690 「一流の田舎」の元祖がわかりました。 笹山登生 101/06/29(Fri) 07:14:47削除
URL: http://www.aizu-kitakata.net/index1.htm
福島県喜多方市の安達さんから、平成2年に、このキーワード゛によるまちおこしをされた経緯について、次のようなおたよりがありました。

一流の田舎!という言葉は、自治体によるミニ独立国全盛の平成2年1月、飯豊山麓(飯豊山は信仰の山として有名、その伏流水は喜多方ラーメンにつながる)の5つの市町村の商工会議所青年部の有志が、自主的に開国した飯豊連峰合衆国のメインテーマで、3ヶ月近く毎週酒を飲みながら会議をして 考え出したテーマです

●0689 「続々-一流の田舎」 笹山登生 101/06/28(Thu) 19:29:51 No.0686へのコメント 削除
URL: http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2001/0627/nto0627_11.html
地元紙程反応がおそい典型的な例ですが、青森の地元紙、東奥日報さんが6月27日になって、ようやく、上記URLのような「一流の田舎」発言特集を記事にしたようです。
もっとも、一流の田舎という言葉は、どうやら福島県喜多方市が本家のようだから、気を使ったのかも。

●0688 公的債務解消の新しいスキーム 笹山登生 101/06/28(Thu) 14:42:22 No.0664へのコメント 削除
URL: http://www.billtotten.com/japanese/ow1/00475.html
0642-0651,0654等で、債務デフレスパイラルから逃れるためのCると措置を提唱したが、政治家のホームページを採点する「開け電網政治の時代」のホームページで、上記 URL記載のようなあたらしいスキームが紹介されていて興味深いので、この欄でも紹介する。
結論は、満期到来の国債をゼロクーポン債(外貨建て割引債)に、額面デフレートし、乗り換えるというもので、私が0664でいっているスキームににている。
ただ、外貨建てのデフレートということで、外為差益の動向によっては、丸損することもないというのが、このスキームのみそらしい。
国債発行時にいわれたクラウディング・アウト(国債の増発が、一般債券市場を駆逐してしまう現象)の逆の縮小方向を、外貨建て債券によって辿ろうというわけだ。
それにしても、危ない綱渡りですね。
国境を超えた歯止めなき、デフレスパイラルに陥る可能性だって、このスキームにはありうるのだから。
「日の丸の透かし入りのゼロクーポン債はいかが? 4%以上の高利で、お特ですよ。」



●0687 「一流の田舎」のヤッコさんのホームページ 笹山登生 101/06/28(Thu) 08:15:01 No.0686へのコメント 削除
URL: http://www03.u-page.so-net.ne.jp/db3/yh-sira/ooyoso.htm
上記が、ヤッコさんのURL。
青森県大間町は、随分元気のいい街ですね。

●0686 「一流の田舎」発言その後 笹山登生 101/06/28(Thu) 07:56:08 No.0672へのコメント 削除
URL: http://www2.jomon.ne.jp/cgi-bin/board2/board.asp?ROOM=namanama&PAGE=1
6月16日の青森市のタウンミーティングでの青森県大間町の会社員、島康子さんの「一流の田舎にしよう」との発言については、この掲示板でもとりあげたが、どうやら、この発言者とおぼしきかたが上記URLの掲示板で、「一流の田舎」のネタモトを紹介しているので、引用しておきます。
ここで畑澤さんといわれるのは、秋田県出身で弘前移住の演劇家畑澤聖悟さんのことか?


あおぞらヤッコさんの掲示板発言

「一流の田舎」という言葉が流行っちまって、ヤバイよ、マジで。ここで出典元を明かすと。
某・東奥日報の夕刊で畑澤さんという強烈・津軽衆(と私は思っている)が、爆笑コラム(と私は思っている)を連載しとるんです。
そこで畑澤さんが「二流の都会と一流の田舎」のことを言っていて私は雷に打たれたような衝撃を受けた訳なんですじゃ。

●0685 (投稿者削除)
●0684 国境とは何か、辺境とはなにか。 笹山登生 101/06/27(Wed) 22:49:08削除
URL: http://
今日の外務委員会で、田中外相が、北方領土返還問題に関し、「4島の主権が日本にあることをか確認した前提のもとに、4島か2島先行かの返還交渉の選択をする。」という意味のことをのべられていたようである。
まことに理路整然とした考えではあろうが、反面硬直的なかんがえでもある。
おそらく、この論理で突っ張っても、現実的な成果はえられないであろう。
沖縄県の与那国島に行くと、行った我々としては、まさに辺境の島であるが、そこに在住している人々にとっては、むかしから 台湾とは、手こぎ船ベースでのかなりの交流があったらしく、東京から離れているという意味での辺境の悲愴感というものはないようである。
テレビには、当然のごとく台湾の放送が何チャンネルもはいってくるのだが、それが当たり前の感じで、島のかたがたはうけとめているらしい。
まさに辺境というのは、その国の首都にとっての辺境なのであって、国というものを意識するが為に、辺境というものがうまれてしまっているのだともいえるのだ。
あらゆる国家は、辺境を不幸にしている。
国の硬直的な考えが、辺境にかつてすんでいた、また、現在すんでいる在住の民を不幸にしないためには、どう折り合い、現実的な成果を一日も早く得られるのか、ということを最優先に考えないといけないのではなかろうか。
北方領土に関しても、そのような視点からのアプローチは大切だ。

●0683 (投稿者削除)
●0682 ヒトゲノム計画こそオープンソースには共感 笹山登生 101/06/24(Sun) 10:56:39 No.0680へのコメント 削除
URL: http://www.fsinet.or.jp/~henkyou/nurn-saiban.html
人種差別問題の根源を解き明かし、差別解消の役に立たせるとともに、それぞれの人間の持つ特性を明らかにすることは、医学的のみならず社会的にも、いろいろな意味で重要なインパクトとなるのではないでしょうか。
ただ、これが新たな人種問題の階層化・層別化につながらないようにしないといけませんでしょうね。
ナチスがこだわったアーリア人は、本当はどこから移動しどこに定着したかなどという史実が、ヒトゲノムから裏付けられでもしたら、新たな妄想を抱く人も今後出ないともかぎりませんからね。

●0681 共同知のレベルを高めるために 笹山登生 101/06/24(Sun) 09:50:05 No.0679へのコメント 削除
URL:
オープンソースによる効果があるとすれば、金銭なり立場なりにかかわらない共同知のレベルなり量なり範囲なりが広げ高められることで、地球公共財としての情報データベースがより多くの人と範囲と観点から検証され、そのことで情報の質と公平さが高まりうるということなのでしょう。
「水と災害の国際情報」を拝見しても、新聞の一通りの情報に無い緻密さがありますし、もっと深く知りたいというニーズにこたえられうるものであると思います。
いくらオープンソースにしても、それにアクセスしたいと言う社会的・個人的欲求が無ければ、その情報がオープンであろうと無かろうと関係ないことになってしまいます。
問題は、知的所有権の対価を所有者が得られないということですが、そもそもオープンソースにするということは、知的所有権の放棄を所有者が決断したということですから、その放棄の対価となりうる何らかの換金回路としてのインセンティブを社会的に用意することが必要であると考えます。
特に環境問題の場合には、地球公共財の蓄積という観点から、オープンソースによる共同知の育成が必要であると、私はかんがえます。

●0680 オープンソース論争とLINUX キミヒ 101/06/23(Sat) 20:20:57 No.0679へのコメント 削除
URL: http://members.tripod.co.jp/ued/inet_rekishi.htm
 LINUXに関して誤解があるように感じます。
 LINUX社ではなく一個人が公開したOSです。
 LINUX自体は無料ですが、実際に使用には商用LINUX
パッケ−ジ購入が必要です。
 オープンソースの元祖はIBM-PCで自社PCの規格を公
開してDOS/V規格を一般化しました。
 逆にNECのPC98コピ−をEPSONが製造し訴訟となり
ました。
 ”インターネットというネットワークを創った若者
たち”ではなくネットは国防目的の分散型情報システ
ムが起源です。

 知的情報の換金機構ですが、民間TV放送で地上波
は無料で相当な情報が氾濫しています。CS放送は有料
で市場を構築中です。情報の受け手がマスとなれば、
商用ベ−スとなるのが歴史の常と思います。

 コンピュ−タ−&ソフトは使用能力を会得して
からの道具であり、MAC OSの出現以降において操作
性に関して全く簡易化されていない現状です。
 動画処理等の高速化とせいぜい音声入力の発達で
す。逆にこれ以上の操作簡易化はあまり期待できず、
自動車の運転にも似ています。自家用車もATくらい
で運転技術の要求度は下がっていません。逆に自動
車学校存続の担保にもなっています。
 コンピュ−タ−&ソフトも進化するほど修得能力
がビジネス・チャンスとなる可能性があるでしょう。
  
 ヒトゲノム計画こそオープンソースになることが
人類の財産ですね。
 最貧国へのエイズ治療薬の無償提供も行われてい
ます。
 
 
 

●0679 Re:どの世界にも通用しそうなオープンソース論争どうもと 101/06/23(Sat) 16:13:53削除
URL: http://www.d5.dion.ne.jp/~y9260
 こんにちは。 
 私も先生のホームページを、リンクさせていただきますね。

 「オープンソース」のお話ですが、パソコンではほとんど環境のことしかしておりませんので、私の知っている範囲でお話します。
 Webで情報を集めていますと、新聞以上の情報が集められます。情報量が多く、内容も多岐にわたるので、それ相応の物の見方・考え方に自然となると思います。
 私のHPでリンクさせていただいている石渡さんの「水と災害の国際情報」というホームページは、新聞の論説、社説等を比較としませんし、イニシャルネームで私の手もとに届くメールマガジンは、海外の多数の新聞をソースとして、京都議定書問題に鋭い突っ込みを入れてきます。
 環境問題に限って言えば、これらは新聞の社説をつまらなくさせ、著名な本の論説者の何倍ものはやさで、リアルタイムなインテリジェンスを提供してくれます。
 1970年代にインターネットというネットワークを創った若者たちは、情報の公開、共有化、無償化を目的に活動したという話を読んだことがあります。

 私もVectorなどから、ときどきソフトウェアをダウンロードしますが、パソコン・ソフトに限らず、もっといろいろなソフトがただで手に入ればいいですね。サービス業のなかでは、いやあらゆる産業のなかでも、困る人が出てくるでしょうけど、不景気ももう長いですし。
 


●0678 どの世界にも通用しそうなオープンソース論争 笹山登生 101/06/23(Sat) 04:35:24削除
URL: http://www.hotwired.co.jp/news/news/20000821303.html
どうもとさん、リンクしていただきましてありがとうございます。
私のほうも、どうもとさんのページを田園リンクの中にリンクさせていただきます。

ところで、IBMがオープンソース化を目指しているということで、オープンソース化に反対しているマイクロソフトと対比させたオープンソース化是非論争が、このところWeb上でも活発になっている様です。
オープンソースとは、LINUX社が自分のソフトを公開し、そのソフトに自由に改変することによって、どんどんソフト自体が進化していくということですが、このことは、なにもソフトの世界だけではなく、言論の世界にも通用する話ではないかと思います。
ソースをオープンしてしまえば、換金回路がなくなってしまうではないかというのが、反対論者の根拠ですが、その他に日本的な反対論として、ソースをオープンしてしまえば、人口のおおい国の開発力が力を持ち過ぎ、日本のような小国では、限られた開発力しかもち得ず駆逐されてしまうというものもあるようです。
言論の世界における換金回路は、既成のジャーナリズムへの寄稿なり出演による原稿料なりギャラなのですが、同じ言論者がWeb 上で換金回路を築くとすれば、会員制のマガジンなどの方法しかありません。
ですから、いきおい、著明な論説者程、そのWeb上では、自分の本の宣伝のみにスペースを費やしてしまうといったことになるのです。
でも、このようなことは、発言母体がアナログからデジタルにかわる過渡期の現象であるとしか、私には、おもえないのです。
換金回路を犠牲にしてまでも、Web上で発言する新論説者の到来が、いつの間にか、従来のアナログ型論説者の地位をおびやかしているように、私にはおもえるのですが。
みなさんの感じはいかがでしようか。

●0677 「一流の田舎」 どうもと 101/06/22(Fri) 21:36:34削除
URL: http://www.d5.dion.ne.jp/~y9260
 こんばんは、どうもとです。
 今日勝手ながら、笹山先生の「田舎リンク」とトップページから、チロルの風景、ガラパゴス、音楽ページの計4つほど気に入りましたので、リンクを自分のトップページに張らさせていただきました。
 ありがとうございました。
 私は長野県の田舎に住んでいますので、先生のホームページは楽しく、日本中、世界中の田舎のことがいっぱいで、「一流の田舎」という言葉もすんなり気持ちの中に入ってきました。
 
>世界の国の地方と地方同士が連携し、その成果を活動に活かすことは、考えられないほど容易になっているはずです。
>各県も、その点のサポートは、姉妹都市などとは違った意味で、環境戦略として大事にしていかなくてはならないのではないかと思っております。

 地方のNPOについてのこのご意見は、私にとってまったく新しい発見でした。

 今後とも、よろしくお願いします。

●0676 続-一流の田舎論 笹山登生 101/06/22(Fri) 08:21:05 No.0672へのコメント 削除
URL: http://www.1101.com/torigoe/2001-06-20.html
上記URLでも、一流の田舎論議が活発。
田舎を英語でいえばカントリーサイドなのだが、地方サイドが田舎という言葉に抵抗感がないかといえば嘘になる。
やはり、田舎という言葉は、都会サイドの言葉なんですよね。
何か、カントリーサイドのようなスマートな言葉があればよいのだが。
でも、これを逆手にしたたかに利用し、都会へのアピールを試みることも必要なのではないのかなぁ。

●0675 どうもとさん、はじめまして笹山登生 101/06/21(Thu) 07:32:24削除
URL:
私のローカルアジェンダ21のページがお目にとまり、ありがとうございました。
実は、このページには後日談がありまして、このページを目にされた当時環境庁の担当者の方と、「もっと、日本のローカルアジェンダ活動は元気をださなくては」と、話し合いをしたことがあります。
NPOの皆さんは、ますますグローバル化しているのだから、世界の国の地方と地方同士が連携し、その成果を活動に活かすことは、考えられないほど容易になっているはずです。
各県も、その点のサポートは、姉妹都市などとは違った意味で、環境戦略として大事にしていかなくてはならないのではないかと思っております。
ところで道本さんのホームページを拝見し、次の言葉が非常に印象的でした。
「相かわらず張良は水のようにしずかだった。」
激動の時代であるいまこそ、このような人材が光を放ってくるのではないでしょうか。
そうおもいました。

●0674 (投稿者削除)
●0673 はじめまして どうもと 101/06/20(Wed) 22:37:33削除
URL: http://www.d5.dion.ne.jp/~y9260
 はじめまして。どうもとと言います。
 今日なんとなくローカル・アジェンダという言葉に感じるところがあり、検索ソフトを使っていろいろやっていましたら、笹山先生のホームページに出会いました。なんかいい感じのホームページだなぁと思っているうちに、引き込まれるように書き込みをさせていただいています。
 私は自分のホームページで、グローバルなことばかりとりあげていますが、今日ははじめてローカルに考え、ローカルに行動することの重要さを実感しました。
 県レベルでの環境問題というのは、自分にとって非常に大事な問題だと思いました。
 私には、政治家の方のようなバイタリティーはありませんが、笹山先生は私にとっては大変な励みとなります。
 おからだに気をつけて、政治のお仕事頑張ってください。応援させていただきます。

●0672 「一流の田舎」とは、すばらしい発想 笹山登生 101/06/20(Wed) 09:14:04削除
URL:
小泉総理も絶賛したという青森県のタウンミーティングでの一女性の「一流の田舎にしよう」との発言。
私も、この発言は、すばらしく、勇気付けられる発言であるとおもう。
「農村は、悲惨であり、農業はくるしい。」と位置付けることで、政治や政党、あるいは農業者自身も、その存在意義を示すための一種の利得を得ていた、というのは、ある社会学者の分析であるが、あながちあたっていないとはいえない真実性がある。
ヨーロッパの田舎も、苦しい現実の中で、農村らしさ、地方性を誇り理にして、美しい村づくりに励んできたことを思うと、日本にも、いまこそこのような前向きの発想が必要であると思う。
過疎という言葉にしても、「過疎は善なり」という発想に転換することがいま必要なことであると思う。そのために必要なインフラは何か、ソフトは何かを考えることが、いま政治に求められているのではないか。
「一流の田舎」にするために、在来型の社会資本でまかなえないものがあるとすれば、
積極的に農業・農村投資の比重を、その方向に向けてシフトしていくべきときであるとおもう。

●0671 スパム反対運動 笹山登生 101/06/18(Mon) 08:06:48 No.0666へのコメント 削除
URL: http://www.yo.rim.or.jp/~ken_nkt/try24/antispam.htm
これについては、0666で取り上げ、又、私の発言寸感アラカルトにも「政府がやることは、メルマガよりもスパム対策が先では」http://www.sasayama.or.jp/diary/2001july16.htm
として掲載したが、上記のURLのようなスパム反対運動も、もりあがっているらしい。
ただし、これは、自由と規制のはざまにある微妙な問題なので、十分な検討を要する課題だ。

●0670 ネット離反−続- 笹山登生 101/06/18(Mon) 07:10:40 No.0669へのコメント 削除
URL:
こういうことのようですね。
マスコミ報道を契機に、掲示板に途方も無い規模の荒らしが入るようになり、どうしようもなく、プロキシー規制をかけざるを得なくなり、結果、アクセスが10日以降極端に減ってしまったということのようですね。
逆にいえば、まだ、旧メディアの力ありということですか。
それにしても、今回のこのことは、新しい形を変えたメディア間の競争の象徴のようにもみえますね。

●0669 ネットの離反は早く急激である。 笹山登生 101/06/17(Sun) 19:54:45 No.0654へのコメント 削除
URL: http://www.maido3click.com/2ch/viewstat.html?_all
上記は、6月10日前後、ある掲示板がマスコミに取り上げられてからの、それまでの愛好者の離れ振りである。
まことに敏感そして急激であったことがわかる。
マスコミさん、ネットのことは話題にしないで。といった気持ちでしょうね。

●0668 ゼータ・ヒュドラェの話笹山登生 101/06/17(Sun) 13:19:58削除
URL: http://www.n-kan.com/seityo/2001/0608koizumigou.html
8月の誕生星であるゼータ・ヒュドラェは、頭をいくら切っても又生えてくるので、さすがのヘラクレスもその退治に往生したという伝説がある。
ある政党のポスター(上記URL)を見て、この話をおもいだしてしまった。
「改革の頭を引っ張り漸進させるのがわが党で、あしを引っ張るのが守旧派」という、三者構造を漫画にしたものだが、正直言って、ちょっと甘いなとおもった。
はたして引っ張られるほうが、ひょっとしてゼータ・ヒュドラェのようなものなのかどうか、確かめて、キャッチフレーズを書いたほうが良かったのではなかったのか。
改革なるものは、その時々の再設計が必要である。
7年前の改革句といまの改革が同じであってよいはずはない。
改革の功罪を考え、その時代にベストな成熟した改革志向こそ、これからは尊重されるべきだとおもうのだが

●0667 (投稿者削除)
●0666 政府がやることは、メルマガよりスパム対策が先では 笹山登生 101/06/16(Sat) 17:44:38削除
URL: http://www.win.ne.jp/aboutwin/antispam.html#whatisspam
先にも紹介したが、例の小泉メルマガが100万部を突破したとのことである。
日本のメルマガの現状は、約二万四千のメルマガ誌があって、これが一ヶ月6回、一回あたり約千五百部を発行しいるといわれる。
これをトータルすると、一ヶ月二億以上のメルマガ誌が、日本列島を飛び交うことになる。
小泉メルマガ百万部というのは、一回にして、平均的なメルマガ誌700誌分を一挙に送付してしまうというものだ。
もちろん、メルマガ誌は、購読希望者の要請で送られるのであるから、上記URLでいうスパムにはあたらないが、問題は、このメルマガのリストが何らかの関係で漏れ出すと、強力なスパムの温床となりかねない。
私自身も、以前メールを出したところから、ある日突然メールが送られてきて、不愉快におもったことがある。
政府もようやく、携帯メールのスパム対策をドコモなどに要請したようであるが、百万件のリストが漏れ出すことの無いようにしないと、自らスパムの遠因を作ってしまうことになってしまう。

●0665 公人のつとめ 笹山登生 101/06/16(Sat) 11:47:18削除
URL:
なくなられた江藤淳さんによれば、天皇の靖国参拝の根拠とは、次の文書の「朕ノ深ク軫念スル処ナリ」にあるのだという。
それにしても、過日の自民党総裁選のときは、にわかに靖国に参拝する人が増え、珍なる気持ちもわいた。
私人の立ち場としての参拝といいながら、半ば、踏絵を踏むデモンストレーション化していることは、いただけない。
21世紀の若い方々が、では、この問題についてどう行動したらよいのか、この問題が踏絵化しないためにはどうしたらよいのかを、公人の立場にあるかたは、もっと現実的に考えたほうが良いのではないのか。
いつも、がちがちのモーニング姿で無くたっていいではないのか。
ラフな格好で私人の立場を強調するのも良いし、神社側だって、さりげないセレモニーも考えられるはずだ。

参考「帝国臣民ニシテ戦陣二死シ職域二殉シ非命二斃レタル者及其ノ遺族二想ヲ致セハ五内為二裂ク且戦傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ夫ヒタル者ノ厚生二至リテハ朕ノ深ク軫念スル処ナリ 」

●0664 強いていえば。 笹山登生 101/06/14(Thu) 15:09:21 No.0663へのコメント 削除
URL:
額面をデフレートした、借換え債の日銀引き受けというイレギュラーな手はあるかもしれません。
いわば、日銀による掛け目をかけてのファクタリングですよね。
でも、だんだん恐ろしい話になってきましたね。

●0663 「デフレの限界」という見解笹山登生 101/06/14(Thu) 14:44:44削除
URL:
本日の日経新聞の19面のコラムに「デフレの限界」との一文が載っていた。
典型的なデフレ害悪説であるが、興味ある時間的シミュレーションなので、考える素材として要約しておく。


1930年代の世界恐慌を解明したアインツィヒの「ワールドファイナンス1914-1935」の論拠を、日本経済の今後にシミュレートしてみると、次のようになるという。

第一段階 従来型の政策不成功  
第二段階 良いデフレ論支持、強力なデフレ策発動 
第三段階 デフレスパイラル発生、倒産失業増加、良いデフレ論の論理崩壊、財政状況悪化、為替相場急落、金利上昇、公債消化困難、 
第四段階 公債消化に中央銀行乗り出す。流動性大幅是正、金融面の収縮作用是正、デフレ局面からついにリフレ局面に転換。 
結論は、財政法第5条の「公債の日銀引き受け禁止」解除すべし。 

参考

財政法第5条  すべて、公債の発行については、日本銀行にこれを引き受けさせ、又、借入金の借入については、日本銀行からこれを借り入れてはならない。
但し、特別の事由がある場合において、国会の議決を経た金額の範囲内では、この限りでない。

日銀法
(国に対する貸付け等)
第34条  日本銀行は、我が国の中央銀行として、前条第1項に規定する業務のほか、国との間で次に掲げる業務を行うことができる。
一   財政法(昭和二十二年法律第三十四号)第5条ただし書の規定による国会の議決を経た金額の範囲内において担保を徴求することなく行う貸付け
三   財政法第5条ただし書の規定による国会の議決を経た金額の範囲内において行う国債の応募又は引受け



ちなみに、上記のとおり、国債発行”に関して、財政法第5条は、原則的に“日銀引受け”を禁止する「市中消化の原則」を明記しているが、「借換債」については、“日銀の保有する満期到来債の借換えに必要な金額を限度”として、日銀引受けが、例外的に認められている。
なお、「借換債」とは、“政府に国債の整理または償還のための起債を認める国債整理基金特別会計法第5条に基づき発行される国債”である。


●0662 (投稿者削除)
●0661 (投稿者削除)
●0660 小泉メルマガで、感じたこと。 笹山登生 101/06/14(Thu) 09:28:44削除
URL:
「コンビににいっていた」など、近寄りやすい印象はある。
趣味のはなしなど、語ってもらえれば十分なのではなかろうか。
でも、率直言って、小泉メッセージの後にあるくどくどしい、他の大臣のメッセージは、誰も読まないのではないのかなぁ。
ただでさえ、携帯にお邪魔メールが届き、だれも削除に苦慮しているこのごろである。
短くとも、心のある総理ご自身のメッセージだけで、ネタの切れるまでは、良いのではないでしようか。


[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]

● 24時間公人

 らいおんはーとの小泉純一郎です。「小泉内閣メールマガジン」創刊第一
号がやっとできました。このコーナーは、政策だけでなく、私の信念や素顔
を語っていきます。皆さんのご質問にも答えていきます。楽しみにしていて
下さい。

 創刊前から、官邸ホームページのメールで、メルマガについてたくさんの
励ましやアイデアをいただきました。ありがとうございます。多くの方から
「総理になって変わったことは何ですか」と質問がありました。私の感想は
なんといっても自由が全くなくなったこと。いわば、24時間かごの鳥とい
うことです。

 総理になる前は、一人でコンビニに行ったり、ふらっと自由に外出してい
ました。今は、どこに行くにしても必ず護衛がつきます。多いときには何十
人にもなることがあります。映画に行こうとすれば、席を幾つも予約しなく
てはならないかもしれない。なかなか気軽に出歩くことはできません。

 執務時間はたくさんの方々とお会いしたり、経済やITなどいろいろな会
議で議論したり、そして国会の討論など、もちろん休む暇はありません。

 総理というものは、24時間全て公人、何が起こってもすぐに対応できな
ければならないと思います。危機管理の面からもそれが大切。不自由なこと
もありますが、私は24時間、精一杯のことをやっていきますよ。応援して
下さい。



●0659 愛称発生の発端 笹山登生 101/06/13(Wed) 12:42:57 No.0656へのコメント 削除
URL: http://saki.2ch.net/news/kako/988/988270623.html
このURLの263が、どうやら塩爺愛称発生の発端。

●0658 (投稿者削除)
●0657 (投稿者削除)
●0656 塩爺の名付け親は、これか、このあたり 笹山登生 101/06/13(Wed) 10:40:26 No.0655へのコメント 削除
URL: http://saki.2ch.net/news/kako/988/988276098.html
このURLの105がそうか、または、その前後に、塩崎の間違いじゃないかとの趣旨のものがあったはず。
とにかく、ネット世界が、ねた切れの既往マスコミを動かしてしまう時代となってきたようだ。

●0655 今日は塩爺の元祖論も活発 笹山登生 101/06/11(Mon) 22:41:58 No.0655へのコメント 削除
URL:
今日の朝日新聞とCNNで取り上げられただけに、今日はネットでも、この名付け親の元祖論が活発。
以下のURLのとおりだが、この中にもあるとおり、組閣前後、塩川財務大臣と発表され、掲示板上で、「(若手の)塩崎じゃないのか。」との問いかけに対し、(若手でなく、お年を召したほうの)「塩じいの方で」と答えた一連の応答が、この名付け親の元祖。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=seiji&key=988293510&ls=50
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=giin&key=991063126&ls=50
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=giin&key=991487696&ls=50
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=giin&key=990356976&ls=50

●0654 マスコミに取り上げられると、しらけてしまうのがネット笹山登生 101/06/11(Mon) 15:58:38削除
URL: http://ton.2ch.net/test/read.cgi?bbs=news&key=992207003
某掲示板で、ひそかに楽しまれていた塩爺論議が、既存マスコミ各誌TVに報道され始めて後、急速に掲示板での勢力を衰えさせ始めている。
これは、面白い現象だし、マスコミが,ネット世界を横取りした「おせっかい記事」が、ネット愛好者をしらけさせることを、既存マスコミ各誌は、どうお考えなのか、ききたいものだ。
自分の持ち場で、既存マスコミは勝負すべし。
参考
http://ton.2ch.net/test/read.cgi?bbs=news&key=990312527&ls=50
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=seiji&key=992219006&ls=50
http://ton.2ch.net/test/read.cgi?bbs=news&key=992207003

●0653 (投稿者削除)
●0652 (投稿者削除)
●0651 毎日新聞での野口氏の意見 笹山登生 101/06/11(Mon) 15:27:07 No.0650へのコメント 削除
URL:
毎日新聞さんが、「先月末から「良いデフレ論」キャンペーンにのりだした」というのは、おおげさだったようですね。
先月5月31日夕刊3面で野口悠紀雄さんが「物価下落は悪に異議あり」との一文を掲載してのことだった。
氏の言われるに、物価下落を評価するポジションとして、1.供給者と消費者との違い 2.伝統的な供給者と新しい供給者の違い  があるとし、その構成のいびつさによって、物価下落が悪であるとの認識が、日本では強く反映されがちであるとしている。
その上で氏は、いまの物価下落現象を、世界水準に比べ異常に高い物価水準の日本が、国際水準にちかづいている過程での現象であるとしている。
そこで、物価下落を一律に悪としてとららえるのではなく、それを積極的に評価し、うけ入れていくことが必要であるとしている。
しかし、野口氏にしても、具体的な方策を、その先、示しているわけではない。
この詳論に書いてあったような「市場主義に任せた適者生存論」だけでは、あまりに芸の無いはなしではないのか。
生産・流通・市場・労働各面に渡るパラダイム作りは、いまはじまったばかりだ。



●0650 まず、デフレ・スパイラルをおこさないシールド政策を笹山登生 101/06/11(Mon) 09:45:17 No.0648へのコメント 削除
URL:
デフレ・スパイラルをおこさないためのシールド政策を行いながら、物価下落を「良いデフレ方向」に導き、その後に、消費税に手をつけることは、十分かんがえられます。
冷房と暖房を同時にかけるという意味で。
でも、そのシナリオが、ばればれであったら、意味をなしませんけれども。
何か、毎日新聞さんが、先月末から「良いデフレ論」キャンペーンにのりだしたようですね。
タブー亡きデフレ論議は歓迎すべきことです。
これまでのように、猫も杓子も「デフレ悪玉論」を振りかざすだけでは埒があきません。
でも、デフレにまともに向き合った政策論も学者さんも官僚も、これまで本当に少なかったということが、今回わかりました。
考えてはいても、これまでものがいえなかったのでしょうね。
まさに針路亡き政策課題としてうっつけの課題ではありませんか。
でも、どうも、「良いデフレ論」「悪いデフレ論」を過去の政策失敗の言い訳にする責任転嫁論はいただけませんね。

●0649 (投稿者削除)
●0648 過去債務を新規債務に評価しなおすのは個人でいう破産への道では? キミヒ 101/06/10(Sun) 23:53:04 No.0647へのコメント 削除
URL: http://
 笹山先生へ

 おしゃる事は良く分かります。
 しかし、
 ”過去債務を新規債務に評価しなおし出直すの”
 は元利を含めた新規融資を行政が受ける事で、個人
でいう利子が利子を生む自殺行為ではないでしょうか?

 ”デフレ・エリート”が多国籍企業化して外貨の稼ぎ
手になる可能性は”ユニクロ”のみでしょう。
 消費税増税下でも税込み物価が現状維持されるくらいの物
価革命が起こるくらいなら国内産業の淘汰も許容されるかも
しれませんね。


●0647 良いデフレを伸ばし、悪いデフレをシールドすることが必要 笹山登生 101/06/10(Sun) 22:59:54削除
URL: http://www.inose.gr.jp/back/01-3-12.html
物価下落と、国と民間含めた債務デフレとの連動(物価は下がるが、既往借入金債務の相対的負担は上昇する。)阻止のためのシールド政策としてなにがあるのか、物価下落と雇用減少・賃金低落・消費減退との連動を防ぐシールド政策として、何が必要か、流通機構とIT化整備の立ち遅れで、中小小売業のみが、物価低落のあおりをまともに受けない要にするためのシールド政策として何が必要なのか、などについて、タブーなき検討登対策の用意が必要であるとおもいます。
私が先にあげた、いわゆるユニクロ・デフレ、マック・デフレ、サイゼリア・デフレは、過渡的ではあっても、悪いデフレを良いデフレに価値転換しうる起爆剤になるものとおもわれます。
そのような、いわばデフレ・エリートを作り上げることも、閉塞した中で、ああでもない、こうでもないと論じるよりはよろしいのではないのかな、とも思います。
少なくとも、物価が下がっても消費が増えない現状を切り崩す力はもっているのではないでしょうか。
もちろん、おっしゃるように、上記URLの中の野口さんのご意見のように、国のこれまでの信用創造の過多が民間の信用創造の過多を生み、それが、信用収縮−物価下落へのソフトランディングを難しくしていることは確かなのですが。
それに手をつけるとしたなら、過去債務を新規債務に評価しなおし出直すしか、外に方法はないのではないでしょうか。
でも、国を含めた徳政令なんて聞いたことないですよね。



●0646 デフレ問題の本質は財政赤字では キミヒ 101/06/10(Sun) 21:59:31 No.0643へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 今の物価は財政赤字を先送りした産物では?
 決壊しそうな財政赤字の水位なのに、堤防の脇で
デフレ物価を謳歌しても一過性ではないでしょうか?

 今、財政赤字は国・地方で1000兆で国民金融資産を
追い抜くのも時間の問題でしょう?
 国外への負債ではないのでデフォルトはないでしょ
うが、国内での貧富の差拡大が必定でしょう。
 財政赤字の年利だけで、消費税が吹っ飛ぶ計算だと
思います。
 デフレ問題の本質は財政赤字では?
 

●0645 観客民主主義にも進化がある。 笹山登生 101/06/10(Sun) 18:05:11 No.0644へのコメント 削除
URL: http://www.ff.iij4u.or.jp/~katote/Home.shtml
0644手でいおうとしたのは、上記URLにもあるように、依然として多分に観客民主主義ではあるのだが、それに、進化がみられているということだ。
舞台の派手に振舞いに、ただ拍手をおくる歌謡ショーの観客から、時々、回ってきた質問用紙に、質問事項でも自分なりに書いてみるかといった、シンポジウムの観客へと変化がみられてきたということが、加藤政局後の状況だと、私はみている。
この微妙な変化を、政治家は、おろそかに見過ごしていけない。

●0644 ゲテモノの政党CMがまかり通る時代なのか? 笹山登生 101/06/10(Sun) 06:05:47削除
URL:
参院選を控え、多くの政党は、インパクトがあると称した、実際はこけ脅かしな、奇をてらったゲテモノCM作りに余念がないようである。
しかし、この作戦で過去には成功したかも知れないが、現在の有権者の意識は、もっと深く語りかけてほしい心境にあるのではないのだろうか。
昨年の加藤政局以後、有権者が、政治家にもっと深いところで語りかけてほしいという欲求が増えてきているように思える。
テレビコマーシャルでの一過性で乱暴な訴えや、イメージスローガン先行で、実際の行動が伴っていないCM手法による訴えは、ある意味で有権者への冒涜であり、これではいまの有権者は納得してこなくなってきたと思うのは私だけであろうか。
その意味では、小泉さんの静かにして説得力ある語りかけのスタンスのほうが、幸を奏すとおもうのだが。

●0643 に追加--「よいデフレ論」は、まだ少数派ではありますが、ちらほらでてまいりました。 笹山登生 101/06/09(Sat) 11:56:36 No.0642へのコメント 削除
URL: http://www.ytv.co.jp/wakeup/topics/topics0102/topics010224.html
上記URLのほか、東洋経済新報社「論争2001年1月号」 【特集―1 】 21世紀日本の進路  で


星 岳雄/「物価の安定」に関する報告書は間違いだらけだ
今回の報告書からは、責任ある中央銀行を目指そうという日銀の姿勢は読み取れない。一体、何が問題だったのか。物価指数の捉え方、資産価格の扱い、よいデフレの存在という3点について、日銀が犯している誤りを指摘する。



●0642 物価が下がることは、はたして、悪いことなのだろうか? 笹山登生 101/06/09(Sat) 11:40:09 No.0636へのコメント 削除
URL: http://yufo.co.jp/seisaku/200104/appeal010402.htm
0636で提示した私の疑問点と同じスタンスにたった最新論評が上記URLに載っておりますのでご紹介します。
要するに、デフレを真正面に見据えた、日銀任せにしない政治主導の経済政策が、いま必要だということなのでしょう。
自民党総裁選中、麻生さんも、それらしきことをいっていましたよね。
調整インフレならぬ調整デフレなんて概念もあっていいですね。
飛行機の高度を下げつつ、安定軌道を保つための政策の知恵が、いまとわれています。



●0641 英文の翻訳を見たい方へ 笹山登生 101/06/09(Sat) 08:40:05 No.0640へのコメント 削除
URL: http://www.nepalnews.com.np/contents/nepalitimes/news3.htm
私のホームページの表紙-トップページ-にある「翻訳」のところをクリックすると、EXCITEの翻訳のページが出てきますので、所定のところに、翻訳したいページのURLをドラッグ・アンド・ペーストし、クリックすれば、直ちに、翻訳文がでてまいります。

●0640 激震おさまらないネパール笹山登生 101/06/09(Sat) 06:56:19削除
URL: http://www.nepalnews.com.np/contents/nepalitimes/news3.htm
民衆の不満の原因は、パラス皇子にあるようだ。
上記URLのNepaliTimesの記事は、昨年8月16日の記事だが、この「歌手をひき逃げした事故」が、民衆不満の原因らしい。
3度目とは、本当なのだろうか。

STATE OF THE STATE by CK LAL
D└j┐ vu in Kathmandu
One night last week, according to reports of eye-witnesses, Prince Paras, driving erratically after a row at a local disco ran over and killed a renowned singer. This is not the first time the problematic Prince has been involved in something like this, and according to Police, it is at least the third time someone has been killed. Sooner or later, the law of the land has to be applied if the family that Paras represents is not to be sullied by his notorious reputation.



●0639 (投稿者削除)
●0638 (投稿者削除)
●0637 究極の低ランニングコスト住宅 笹山登生 101/06/08(Fri) 20:37:11削除
URL: http://www.page.sannet.ne.jp/iihatobo/dennti/cojene1.html
上記のようなことを考えている人がいる。
このインフラ整備をすれば、年寄りは、自力で、生涯、年金でくらせることになる。

●0636 もっともっと物価はさがりうる。 笹山登生 101/06/08(Fri) 19:08:45削除
URL: http://www.saizeriya.co.jp/comain2.html
近くに、上記URLのイタリア料理外食レストランが出来たので、早速試食に。
あっと驚いたのが、低価格。目玉メニューのドリアにいたっては、290円、それに飲み放題のドリンクサービスをつけても、合計493円。
良質低コストの秘密はと聞けば、原材料の開発輸入とのこと。
なんだ、これは、例の野菜輸入などのセーフガード発動の元凶ではないか。とおもったのは、一瞬のことで、すぐに値段に目ざとい消費者にかわってしまっていた。
いろいろな生産者と消費者の思惑の違いはあるものの、もっともっと物価は安くできるはずだ。
そこに目的を絞った、官民強調の対応が、いま必要なのではないのか。
規制緩和だなんだと遠まわしの論議ではなく、例えば、一人暮らしのお年寄りが、国民年金の月6−7万円で暮らせるための社会条件はなにか、そのために、それぞれの物価をどれだけ下げたらよいのか、年寄りが生涯ランニングコストなしに住める住いなど、そのための基礎インフラ整備は何が必要か、等の観点に立った、日本経済総点検、一大国民運動の展開が、この際必要なのではないのだろうか。

●0635 7県知事さん方は、問題解決の過程と代案をしめせ笹山登生 101/06/07(Thu) 20:24:21削除
URL:
先進的と言われる7県の知事さんたちが、率先して、地方交付税の削減に反対を表明したのは、気持ちはわかるが、やや、過剰反応なのではなかったのか。
これでは先進知事の看板がすたる。
要は、国の公共事業と併せて地方が実施する補助事業や地方単独事業の財源として地方債を発行する際の償還財源として地方交付税交付金が当てられていることが、諸悪の根源なのだ。
はこ物依存の麻薬から脱出したいのは、知事さんたちとて同じ気持ちなのではないのか。
それが出来ないのなら、国の補助率が変わらない以上、県の補助金を減らすしかないわけで、そこを何とか国と地方とで知恵を出し合おうというのが、今回の小泉改革の最大の問題提起なのだとおもう。
ここで性急な過剰反応をしたり、不毛な都市と農村の対立にすり替えたりしてしまっては、いたずらに小泉さんの問題提起の真意を不透明のものとしてしまうのではないのか。
知恵を出すという意味では、いまこそ、あなたがた、開明的知事さんたちの出番なのですよ。

●0634 (投稿者削除)
●0633 ヒマラヤのロマンス 笹山登生 101/06/07(Thu) 17:49:11 No.0624へのコメント 削除
URL:
0624で、43年前にあった、ネパールの王子様とアメリカのヒッチハイカー女性とのロマンスについて触れたが、これは悲恋に終わったらしい。
この王子様の名前がバズンダーラで、お相手の女性ディアンヌ・リン・ワルドロン(22才)さん。
王子の父は、トリブバン第8代国王で、ネパールの民主化につくした人。
実は、この王様は、1950年11月6日に、亡命を図り、インド大使館に逃げ込み、親戚に遊びに行っていた一人の孫を残しては、一家を挙げて、インドの軍用機で、インドにむかった。
この残された当時2歳の孫というのが、今度の新国王ギャネンドラである。
そこで国王亡きネパールのラナ政府は、このギャネンドラを、新国王に選んだのである。
これに対し、インド、イギリスは、承認せず、アメリカも最後は承認をひかえた。
その後、インドの支持により立憲政治を視野に入れた王政維新がはかられ、1951年2月15日に、トリブバンは、再び国王として、カトマンズに帰還した。
1955年3月、トリブバン国王は、スイスで死去した。
トリブバン国王には、3男4女がおり、うち王子は、マヘンドラ、ヒマラヤ、そして、ロマンスの主人公バズンドラである。
新国王には、マヘンドラが、即位した。
1958年12月、バズンドラ王子とワルドロン嬢がニューヨークで挙式したと各誌が報じる。
ところが、このころより、ネパール周辺の国が、あわただしくなる。
1959年3月のチベット反乱により、ダライラマは、インドに亡命。
インドと中国の関係が悪化する中で、ネパールは中立を守ろうと苦心する。
ソビエトは、インドに接近する。
そのような中での、バズンダラ王子のロマンスである。
すっかり。二人は、国際緊張の只中に、のみこまれてしまった。
アメリカにもネパールにもおれない二人は、当時まだ州でないハワイで、あうしかなかった。
花嫁のインド経由の入国も、花婿の出国も、アメリカでの市民権も、政治的にままならないうちに、この恋は終わりを告げることになる。
その後、バズンダラ王子は、いまのエコツーリズムの元祖ともいえる「第三の眼ツァー」なるものにPATAと協力するなどの成果をあげたが、ヒマラヤ王子とおなじく、すでになくなられている。
一方のワルドロンさんは、いまもご健在で、持ち前の器用さで、アートデザインなど広い分野での活躍をされているという。
こんな、ドラマになってもいいはずの恋物語なのだが、いまだに、そのような話はないようだ。
近々、ワルドロンさんが、このような数奇な半生を書いた"Dangerous to Know"という、名前からして、やや、びびってしまう本をだされるようだ。
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●0632 (投稿者削除)
●0631 田中外相の見解も、一つの見識。笹山登生 101/06/05(Tue) 23:23:18削除
URL: http://
アメリカのミサイルの傘からの独立論が、外相の持論のようだが、これをことさらタブー視して、党首討論などで反論しょうとしている野党も、ちょっと、おかしいのではないか。
むしろ、この際は、静観し、与党内論議を見守る方が正解。
反グローバリズムのメッセージが、このような形で、国際社会にもれ出しても、それはそれで、一つのインパクトになるのではないのだろうか。

●0630 (投稿者削除)
●0629 個人献金なら浄財、企業献金なら不浄財なのですか? 笹山登生 101/06/05(Tue) 23:01:08 No.0628へのコメント 削除
URL: http://
過去の政界スキャンダルから、このようなステロ・タイプ化したみかたがうまれてきたのでしようが、この点も、見直した方が良いと、私はおもっています。
いろいろ、ご反論があることは、百も承知ですが。
いわゆるきれいごとの政治改革が、今の政治に閉息感を生み出していることが、まさに、政党政治の危機なのだと思います。

●0628 個人献金と企業・団体献金を同一化していませんか? キミヒ 101/06/05(Tue) 22:09:11 No.0627へのコメント 削除
URL: http://
 笹山先生へ

 政党助成金によって、健全な政党が育って来たか?
 より、政党助成金によって、政党の定義が出来たのでは?
 ”企業団体献金を自由化すること、いわば政党の市場化が必要
なのではないでしようか”で民主主義の破壊の無い担保を提示し
ていただけなければ、暴論です。
 個人献金なる浄罪と違いを説明して頂ければ幸いです。

 



●0627 政党助成金によって政党が委縮し、官僚化してしまったのです。 笹山登生 101/06/05(Tue) 20:08:05 No.0626へのコメント 削除
URL: http://
政党助成金によって、健全な政党が育ってきたのでしようか。
助成金が既得権化し、政党の官僚化、閉息感のただよう硬直化、より大きな政党に移行しうるさまたげになっているようにみられます。
既得権を守るためにいわば政党が同族化しているのが今の状況なのではないでしようか。
このような状態での政党助成金という既得権を抱えた政界再編などといっても、それは近親結婚の域を出られないのではないでしようか。
政党がもっと活性化するためには、むしろ、企業団体献金を自由化すること、いわば政党の市場化が必要なのではないでしようか。
もちろん昔の本家帰りをするという意味ではありませんが。
何の世界でもそうですが、公的助成を受けるとたん、組織が官僚化し、世間に対し委縮してしまう、妙なのがいばりだす、というのは、政党とて、例外ではなかった様です。
助成金が政党間のかっ達な自由競争、健全な政界再編をさまたげているといってもいいのではないでしようか。
いまからおもえば、助成金設立の当初の動機が余りにきれいごとすぎたのではなかったのでしようか。
そろそろ、政党助成金の功罪について、見直す時期にきていると思います。

●0626 (投稿者削除)
●0625 政党助成金の減額より企業・団体献金減額でしょう? キミヒ 101/06/05(Tue) 17:52:51 No.0623へのコメント 削除
URL: http://
 笹山先生へ

 政党助成金の減額より企業・団体献金減額でしょう?
 企業・団体献金や天下りが薬害の遠縁ではないでしょうか?
 目先の政党助成金の減額でお茶を濁して意味があるのでしょうか?
 日本共産党は助成を辞退していると記憶しています。

 問題は企業・団体献金であり、政党助成金を増額して撲滅した方が
財政には有効だと思います。
 先生の真意が不明な発言です。
 

 

●0624 過去にもあったネパール王族の結婚問題 笹山登生 101/06/02(Sat) 17:47:30削除
URL: http://www.dlynnwaldron.com/prince.html
これが事件の原因との報道で、サーチしていたら、上記URLが引っ掛かってきた。
みると、なんと1958年の記事で、当時の第4皇子のアメリカ女性との結婚問題も、ヒマラヤ問題、インドとの関係など絡み、おおさわぎだったらしい。

●0623 政党助成金の減額がなぜできないのか。 笹山登生 101/06/01(Fri) 19:59:09削除
URL: http://
6月1日官房長官は、官房機密費の減額をアナウンスした。
聖域なき減額は、この領域まで及んだ。
残るは、政党助成金、なぜこの減額に、どの政党も名乗りをあげないのか。
ハンセン病訴訟判決によって、司法による、立法府の不作為が問われる昨今である。
なんらかの格好で、国会議員みずからが、形あるおわびの心を示してもいいのではないか。
そもそも政党助成金は、金のかからない政治にいたるまでの、段階的つなぎ措置の意味合いもあったはずである。
であるとするならば、永遠に助成単価が一定であっていいはずはない。
コーヒー一杯分負担の次ぎは、粗茶一杯分でもいいはずである。
麻薬やアレルギーと同じように、政党の育成・自立には、一種の減感作療法が必要なのではないか。

●0622 小泉改革は新しいパラダイムにもとずく改革路線であることを願う 笹山登生 101/06/01(Fri) 19:02:28 No.0621へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/policy/S_2_09.htm
0621を書いた後で、今日の日経新聞に佐和隆光さんが、イギリスの総選挙を評した中で、「小泉改革は30年前のサッチャーリズムであり、市場主義依存型の改革に未だに喝采をおくっている日本の市場は未熟である。」と述べていた。
小泉改革が、では佐和さんのようように、全面的に市場主義依存型化といえば、そうともいえないものがありそうだ。
しかし郵政改革、特殊法人改革等では、市場の効率性にゆだねるべしとの主張もかいまみられる。
私もかつて、文教委員会で、サッチャー政権時代の教育の市場化の失敗について論及したことがあるが、なぜか、日本の新聞では、改革論を唱える際の市場化の功罪について、真正面から論陣をはったものがないのはなぜなのだろうか。
マスコミもしかりである。
ましてや、野党も、10年前の細川改革イズムと同じパラダイムの域を脱しえていない。
佐和さんのいうに、新しい第三の道とは、「排除なきグローバリゼーションとの調和」だという。
わたくしも、かつて、このHPの政策提言で、同様の主張をしている。
小泉改革が、いつかきた道の改革路線でないことを、切に祈りたいものだ。

●0621 改革の本家のやるべきこと 笹山登生 101/06/01(Fri) 12:58:32削除
URL: http://
改革の後行馬であったはずの「小泉改革」が、いつの間にか先行馬となってしまったことで、与野党の政党間で、改革の本家争いめいたものがあるという。
これもまた、芸のない話で、むしろ、ここは、私がかねてからいっている、この10年間の改革の功罪論・再評価に徹するのが、改革の本家の面目躍如たるものになるのではないのだろうか。
グローバリズムの地方に与えている影響、デ・ファクト・スタンダ−ドで閉息状況にある、地方のそのような声なき声を拾い上げることこそ、必要なのではないのだろうか。
もっとも、むしろ、そのような声の取り上げは、うかうかしていれば、与党内農村部議員に先をこされてしまうことになりかねないが。

●0620 団体の名称がちがっていました。 笹山登生 101/05/30(Wed) 20:53:52 No.0619へのコメント 削除
URL: http://www.irr.or.jp/Kouryu/
旧農村漁村体験協会ではなくて、旧農林漁業体験協会の誤りでした。
なお、この協会は合併し、4月1日より 都市農山漁村交流活性化機構となり、そのURLは次ぎのとおりです。
http://www.irr.or.jp/Kouryu/
でも、こんなお役所っぽいホームページで、日本のグリーンツーリズムは、大丈夫なのでしょうかね。
過去にいろいろ問題があったからといって、臆病にならないで、こういう分野こそ民間活力で元気を出していかなくてはならないとおもうんですが。
やはり 都市農村交流推進協 議会近畿支部さんのHPを、少し見習った方がよいとおもいます。


●0619 神戸 昌之さん、サイト開設の御案内、ありがとうございました。 笹山登生 101/05/30(Wed) 20:23:16 No.0618へのコメント 削除
URL: http://www.nousanson.com/kensaku/index.htm
このところ、関西方面の動きが活発ですね。
つい最近も、岡山の自然を愛する団体「自然環境博覧会」http://www.ne.jp/asahi/okayama/wanpaku/f-map.htm さんからも、連携のお話があり、田園リンクにリンクさせていただいたところです。
その他、里山関連、過疎地関連など、連携の輪が広がっているようで、楽しみです。
サイトを拝見させていただいて、感心したのは、上記URLのように、田園での遊びのニーズに応じ選択できるように、検索機能をもうけていることです。
旧農山漁村体験協会さんのサイトも、この点は見習っていただきたいものです。
それと、やはり田園での遊びの種類の多様化、レクリェーションリーダーの充実なども、これからどんどん考えていかなければなりませんね。
今後とも、これを期によろしく御指導をお願い申し上げます。


●0618 近畿の64市町村が共同で都市農山村交流情報満載のサイト開設 神戸昌之 101/05/30(Wed) 17:27:42削除
URL: http://nousanson.com
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近畿の64市町村が共同で都市農山村交流情報満載のサイト開設
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 農山村の魅力を都市の人に知ってもらおうと、近畿2府4県の64市町村でつくる「jp.都市農村交流推進協議会近畿支部」(支部長、畑野佐久郎余呉町長)は、自然や伝統文化、生活体験、レジャー施設など農山漁村の幅広い情報を紹介するホ−ムペ−ジ(ポ−タルサイト)「近畿グリーン・ツーリズムふるさとガイドweb」(農山村どっと混む)を、4月からインタ−ネット上に開設した。市町村、府県の枠を超え、連携してこうした取り組みを実施するのは全国でも珍しく、家族みんなでのお出かけや、味覚探訪に役立ちそうだ。
 近畿の農山村では地域の活性化、村・町起こしを目的に都市の人を迎え入れるさまざまな施設づくりや工夫を凝らした催しを実施している。しかし、そうした情報が都市の人へ届き難いことから、連携のメリットを生かせ、リアルタイムな情報 発信できるホ−ムペ−ジを立ち上げることになった。
 ホ−ムペ−ジでは各地に登場している農山漁業や自然、伝統文化、ふるさと体験ができる施設や観光農園、温泉、ハイキングコ−ス、アウトドア、キャンプスポットなどが、利用目的別、地域別に検索できるほか、その土地や自然が育んだ特産品や農家の主婦ら手作りの「ふるさとの味」などを紹介。
 田舎暮らし、農林漁業体験ができる体験民宿、農林漁業への就業、森林、棚田保全のボランィア、ふるさと体験イベントなどの情報も掲載している。ふるさと発のニュ−スペ−ジ、特産品などが当たるプレゼントコ−ナ−もある。
 同支部では「近い将来、農林水産物や特産品の通信販売や体験・交流施設の予約システムを導入したり、参加市町村、ペ−ジ数を増やしたりして、楽しく、便利なホ−ムペ−ジに育てたい」と話している。
 ホ−ムペ−ジのアドレスはhttp://www.nousanson.com/
##
自然体験、生涯教育のフィールド探しなどでの活用と
ホームページへの相互リンク、情報提供のお願い

冠省 お世話になっております。
近畿地方の市町村で組織するjp.都市農村交流推進
協 議会近畿支部は
グリーン・ツーリズム、農山村、中山間地域、食農・体験教育の振興を目的に、
昨年、編集出版した
都市農山漁村(地域間)交流ガイドブック「近畿ふるさとガイド」(http://www.yomiuri-jko.co.jp/nousanson/green.htm)
をもとに、都市農山漁村交流、自然やふるさと文化、食農教育、山村留学、
農林漁業への新規就業、
田舎暮らし、中山間地域の
活性化などに関する情報を発信する
ポータルサイト(ホームページ)「近畿グリーンツーリズムふるさとweb」をインター
ネット上に
4月から開設致しました。自然体験・生涯学習や食農教育のフィールド
探しにはぴったりのサイトで、今後プレゼントや読売ファミリー(読売の生活情報
紙)との
メディアミックスでアクセス数を増やし、また、現地でのふるさとイベント、
体験交流・自然学習施設や就農、林業就労、農林業、体験学習
の支援プログラム、森林ボランティア、田舎体験モニターツアー、 村、町おこし事
業をお手伝すべく
検討中です。
つきましては貴ページ関連リンクのページでの紹介(リンク)をご検討頂きたくお願
い申しあげ
ます。合わせて自然学習・体験交流施設、エコ・ツーリズム関連の情報提供のほどお


致します。アドレスはhttp//www.nousanson.com/です。
ご一読頂ければ、幸甚です。
なお、農水省などでは関連リンクで紹介されています.
ご質問、ご要望、そのほか何なりとご一報下さい。
今後とも情報提供などご厚情、ご指導のほど重ねてお願い申し上げます。草々


*読売ファミリーは読売新聞大阪の週刊の生活情報紙。近畿圏で165 万部を発行して
います。近畿ふるさとガイドの編集出版販売やこの「近畿グリーンツーリズムふるさ
とweb」
の制作管理・運営をお手伝いしています。
---------------------------------
読売ファミリー編集部/神戸 昌之
mail to:<kanbe_m@yomiuri-jko.co.jp
URL :http://www.yomiuri-jko.co.jp/
tel06(6364)8161
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●0617 (投稿者削除)
●0616 形だけの自然再生型公共事業に終わらないために笹山登生 101/05/29(Tue) 07:06:24削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/policy/S_2_00.htm
政府が、本格的に自然再生型公共事業に取り組むという。
(http://www.yomiuri.co.jp/01/20010527i103.htm)参照
これは、上記に見るように私の長年の主張であり、これほどまでに急速に小泉内閣に取り入れられたことは、歓迎すべきことだ。
ただ、これが形だけのものに終わらないようにするためには、いくつかの付属ソフト・オプションが必要だ。
第一は、生物多様性国家戦略のみなおしである。
現在の戦略は、正直言ってかなりお粗末なものなので、この見直しは早急にやってもらわなくてはならない。
特に、国境を越えた東アジア諸国と連携したグランドデザインも、これにもりこんでもらわなくてはならない。
第二は、開発と保全を調和しうるミティゲーション手法の取り入れだ。
これも、日本型ミティゲーションバンキングの創設などの手法による補完措置が必要だ。
第三は、環境修復型公共事業をやるには、人的にも資源的にも地場の人材なり資源の活用が不可欠になるということだ。
環境修復素材にしても、地場のものを利用することが、最前提となる。
地場頭越しの環境再生型公共事業というものはありえないことを、国は、まず自覚すべきだろう。
そのためには、パブリック・コメントの活用など、いままで以上に、コミュニケーション型行政の充実がのぞまれる。


●0615 (投稿者削除)
●0614 本会議決議の不作為といわれないように。 笹山登生 101/05/27(Sun) 17:21:37削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/01/20010527i103.htm
0610で述べたように、ハンセン病熊本地裁判決についての政府声明における問題点の指摘は、司法審査を防ぐためのおまじないにすぎないのだから、政府声明での
指摘で十分。
この際、救済策優先で、国会決議にこだわらないという、山崎幹事長の見解も、一つの見識。
あんまり、決議でもたもたしていたら、それこそ、「本会議決議の不作為」とでもいわれかねませんよ。
もっとも、決議をしないと、困る政党もあるかもしれないが。


●0613 ワーグナーの改革志向 笹山登生 101/05/27(Sun) 14:22:18削除
URL: http://web9.freecom.ne.jp/~kazucchi/Meistersinger.html
前項で、小泉さんのワーグナーやバイエルン王侯についての発言を紹介したが、考えてみるとこのワーグナーの作品には、古びた音楽体質への変革へのメッセージがいたるところにちりばめられている。
その典型的なのが、「ニュルンベルグのマイスタージンガー」だ。
この中で、親方の称号を持つハンス・ジャックスは、実在の人物だったようだ。
「夜明けは近づいた。」との観衆の合唱の中で、いよいよ、歌合戦が始まり、ここで旧来の歌唱法を律儀に踏襲するベックメッサーが、観客の失笑を買った後、若い騎士ヴァルターが、これまでに無い自然な歌い方で登場し、観客からの喝采をあびる。
ここで、ザックスは、ヴァルターに親方の称号を与えようとするのだが、ヴァルターは、いったんそれをことわる。
しかし、親方の説得でついに、ヴァルターは、親方の称号を受け取る。
最後に、ザックスは「ローマ帝国が消えうせても、ドイツの芸術は永遠である。」と述べ、舞台からたちさる。
ワーグナーは、この新と旧を音階の上でも、全音階と半音階の対比により、強調したという。
まさに、ワーグナーは改革の象徴でもあるのだ。


●0612 小泉さんと私 笹山登生 101/05/27(Sun) 12:26:37削除
URL: http://www.fureai-ch.ne.jp/~37tanaka/ru-tovihi2sei.htm
昭和55年6月の初当選で私が所属したのが大蔵委員会。
当時は森さんが委員長で、小泉さんは、理事でした。
当選後、初の委員会旅行で沖縄へ、委員会のメンバーと一緒に行きましたが、小泉さんの初印象は、ずいぶん冗談を言う人だなあ、というものでした。
その後10年近く同じ委員会でご一緒させていただきました。
例の田中問題の時には、党内刷新のメンバーの仲間で、夜中にホテルの一室に集まったりと、探偵ごっこのようなこともやったように記憶しています。
頑固さと謙虚さとが同居しているようなご性格は、そのころとかわらないように思えます。
今回のハンセン病訴訟控訴問題では、本当に私達の主張そのままのご対応をさられ、そのご英断に深く敬意を表する気持ちでいっぱいです。
それにしても、ワーグナーに傾倒したルートヴィヒ2世(上記URL参照)のように、芸術音楽に政治の光を当てたいという小泉さんの言葉は、小泉さんらしくておもしろい。
ルートヴィヒ2世もワーグナーも、構造改革をかんがえつつ、文化政策にとりくんでいたなら、鞭もっておわれることも無かったのに、と、おもったりもしました。



●0611 日本にも本格的屋上ビオトープ(緑化)の時代到来。 笹山登生 101/05/27(Sun) 11:00:17削除
URL: http://www.senseisha.co.jp/mhk/
5月18日、都市緑地保全法の一部改正が成立し、日本でも屋上緑化を後押しする体制がととのいました。
(http://www1.ocn.ne.jp/~takuma02/japan/mat/newsp-01.html参照)
かねてからドイツなどでは、屋上ビオトープという名前で屋上緑化ブームがあり、まるでぺんぺん草の生えた屋根のような屋上緑化を見たときには、私もびっくりしたものです。
地球温暖化防止の意味をこめて、これから日本型の屋上緑化もふえてくることとおもいます。
上記URLは、ある方から紹介された日本型屋上緑化の例ですが、このようなものでも、雨漏りしないのであれば、意外といけるかもしれませんね。

●0610 何のための国会決議かを明確にすべき笹山登生 101/05/26(Sat) 13:46:54削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20010526k0000m010169000c.html
ハンセン病訴訟判決に対する国会の決議案作成が難航している。
協議の焦点は、患者の隔離政策を定めたらい予防法の改廃を国会議員がしなかった不作為行為について、熊本地裁判決が、「過失があった」と法的責任を認めた点について、政府声明が言及した「(国会議員が)個別の国民の権利に関する法的責任を負うのは、故意に憲法に違反し国民の権利を侵害する場合に限られる」とする八五年の最高裁判決を国会決議に盛り込むかどうかについてであるという。
政府声明が、わざわざ熊本地裁判決の問題点についてふれたのは、今後この地裁判決が判例とはならなくとも、先例化して、国会議員の作為義務・職務権限のないものについても、その不作為が司法の場で問われることを防ぐため、政府声明の中におりこんだものだ。
司法審査を否定するかいなかの問題だ。
そもそも、立法府に降りかかる先例を行政が露払いするのも妙なはなしであるが、いわば、司法の立法府への干渉を少なくするためのおまじないを、政府声明の中に盛り込んだだけで、このおまじないが、司法の場で効力を発揮するかどうかは、専門家の間でも、大いに疑問視されている。
このおまじないを国会決議の場でも、補強する必要があるのかどうか。受験生がお守りをいくつも持っても効果がないと同じように、あまり、これにこだわれば、「盗人にも三分の理」のような批判を国会が受けてしまうのも得策ではない。
私は、おまじないは政府声明の判決問題点の指摘一つで十分であるとおもう。
だから、決議では、国会議員が作為義務があったかどうかについては、ことさら触れず、ニュートラルな見解にしておいて、裁量権を発揮しうる猶予期間を超えた立法府の対応であったことを率直にお詫びする趣旨のもので十分であると思う。
 


●0609 (投稿者削除)
●0608 (投稿者削除)
●0607 二つの考え方があります。 笹山登生 101/05/25(Fri) 21:44:40 No.0606へのコメント 削除
URL:
ひとつは、国会議員の不作為の責任について国家が代わって賠償という代位責任論、もうひとつは、合議体としての国会に権限を付与した国に責任があり、その責任のもとに賠償するという自己責任論です。
一般的には、代位責任論のもとにおける国家賠償というかんがえかたですが、国会議員は国民から選ばれているのですから、一般公務員とは異なった考え方が取られるべきだと思います。

●0606 ハンセン病で国会議員の責任とは? キミヒ 101/05/25(Fri) 18:22:07 No.0605へのコメント 削除
URL:
 ハンセン病で国会議員の責任とは?
民主党委員長の鳩山氏も、謝罪を口にしていました。
 笹山先生も責任を表明しています。

 責任とは何でしょう?
 世間一般では私財を投じて賠償するのが一般的です。
 
 判決で国会議員の責任が実質的に問われたのでしょうか?

●0605 ハンセン病訴訟控訴断念内閣官房長官談話のなかで問題とした判決の問題点 笹山登生 101/05/24(Thu) 22:38:56削除
URL: http://www.asahi.com/politics/update/0523/014.html http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/article/koizumi/200105/23-15.html
官房長長官談話は上記URLのとおりだが、その中で判決の問題点について触れているのは、次の点についてである。


本判決の主な法律上の問題点
(1)国会議員の責任は、国民全体への政治的責任にとどまり、国会議員が個別の国民の権利に関する法的責任を負うのは、故意に憲法に違反し、国民の権利を侵害する場合に限られる(最高裁判例)。
これに対して、本判決は、故意がない国会議員の不作為に対して法的責任を広く認めている。このような判断は、司法がそのチェック機能を超えて国会議員の活動を過度に制約することとなり、三権分立の趣旨に反するので、認めることはできない。
(2)民法の規定では、20年以上前の権利は消滅すると定められている(除斥期間)が、本判決では、結果的に40年の間にわたる損害賠償を認めるものとなっている。
この点については、患者・元患者の苦しみを十分くみ取って考えなければならないものであるが、そのような結論を認めれば、民法の規定に反し、国民の権利義務関係の混乱を生じさせるなど影響があまりにも大きく、法律論としてはこれをゆるがせにすることはできない。

以上が、控訴断念発表とともに、福田官房長官が示した、熊本地裁判決の問題点だが、これについては、次のようなことがいえるのではないか。

(1)については、
昭和60年11月21日の「在宅投票制度廃止違憲訴訟判決」においては、「国会議員が持っている裁量権の如何にかかわらず、行使する権限の目的と照らし合わせてみて、作為の義務があったかどうか。」という観点からの「作為義務論」にたったとらえ方である。
熊本地裁判決においては、これと対照的に、「国民の生命・健康・財産が危機的状況にあるばあいは、国会議員が持っている裁量権は縮小する。」という観点からの「裁量権収縮論」にたったとらえ方である。
(2)については、
国家賠償法第4条により民法規定の適用がされるのは、
「私経済的作用のあるもの」と、
「国家賠償法に定めの無い事項(損害賠償の範囲、過失相殺、時効など)」

消滅時効については、民法724条により、損害および加害者を知ったときから3年間または不法行為の時から20年間で賠償請求権は消滅する。
熊本地裁判決で問題とされているのは、
「民法上の賠償請求権の消滅年数の国家賠償法適用如何」を問題としているのではなく、「除斥期間の起算点がいつか。」ということなのであって、
「除斥期間の起算点となる「不法行為の終了」はいつだったのか。」
「違法行為終了時において、人生被害を全体として一体的に評価しなければならないとすれば、それは新法廃止時ではないのか。」、
「そうだとすれば除斥期間の規定の適用はないのではないか。」
ということを問題としているのである。
この「不法行為のとき」の起算点をめぐっては加害行為時説、損害発生時説、進行性被害の場合は、「損害発生時」「最初の行政決定の時」等の諸説があり、今回、国が指摘している問題点の本質は、むしろこの起算点の解釈の違いにある。
この点をあいまいにし、国会決議にのぞんでも、「人生被害を全体として一体的に評価し、遺憾の意を表する」のか否かが、問われることになるのではなかろうか。

●0604 (投稿者削除)
●0603 続報−国はハンセン病訴訟につき控訴断念 笹山登生 101/05/23(Wed) 18:59:21削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/news/journal/photojournal/
上記URLのとおり。

●0602 ハンセン病訴訟、国は控訴せずとの決定、ただいまあり 笹山登生 101/05/23(Wed) 18:15:51削除
URL:
詳細は、後ほど。歓迎すべき決定。

●0601 国のハンセン病訴訟控訴理由は適切か? 笹山登生 101/05/22(Tue) 20:41:05削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20010522CCCI064222.html
上記のとおり、国は、、今回判決のうち、遅くとも昭和四〇年以降に新法の隔離規定を改廃しなかった国会議員の立法上の不作為については、過去の最高裁の判例にそぐわないものとして、控訴する予定であるという。
そもそも、この国がよりどころとしている判例は、昭和60年11月21日の「在宅投票制度廃止違憲訴訟判決」といわれるもので、重度身障者の在宅投票制度を廃止したのは違憲であるとの訴訟である。
ここで、判決は、「国会議員の立法行為は、立法の内容が憲法の一義的な文言に違反しているにもかかわらず国会があえて当該立法を行うというごとき、容易に想定しがたいような例外的な場合でない限り、国家賠償法第1条1項の規定の適用上、違法の評価を受けない」としたのである。
そして、さらに「憲法第47条は投票の方法などの選挙に関する事項の具体的決定を、原則として立法府たる国会の裁量に任せている。」としている。
今回、この判例をハンセン病訴訟控訴の理由とするのは、ハンセン病判決においては、「隔離規定によってもたらされる人権の制限は、憲法22条1項が補償する居住・移転の自由の枠内よりは、より広く、憲法13条の人格権そのものに対する人格制限である。」としている点をとらえ、国は、「憲法13条の一般的文言の、どこに違反して、新法の隔離規定を改廃しなかったのか。」と、いいたいのだろう。
ちなみに、在宅投票制度廃止違憲判決の場合、問われたのは、第四十七条(選挙区、投票の方法その他両議院の議員の選挙に関する事項は、法律でこれを定める。)であり、ここで、国会に、廃止を含めた立法の裁量権がみとめられているとしたものである。
では、憲法13条(すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。)
においてはどうか。
憲法13条における国会の裁量権は、憲法13条条文の「立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」のなかで、どの程度、認められるのであろうか。
憲法13条の違憲の可否が、原告に具体的請求権を与えるか否かについては、2説があるとおもわれる。
一つは、これは、立法を促すプログラム規定に過ぎず、法律に明示規定が無い限り、損失補償請求権は発生しないとする説である。
この場合、国会が違憲状態を認識して後、どの程度の猶予期間の後に、立法にふみきることができるのか、これが、国会の持つ時間的な裁量権とみることができよう。
過去の最高裁判決では、最高5年とみられている。
もう一つは、明示された規定が無くとも、損失補償の請求ができるという説がある。
環境権を憲法上で司法救済しようとし、幾度となく失敗に終わってきた理由として、環境権を認めなくとも、国民の生命などの侵害に対しては、人格権や財産権を根拠にし、差止め請求・損害賠償請求ができるという、考え方であった。
今回の場合ばどうだろう。
これらの経緯にとらわれず、憲法13条にもとずく直接的な請求権を認めたという点で、これは画期的な判決といえる。
この問題を、在宅投票制度廃止違憲訴訟の最高裁判例を踏襲し処理するには、あまりに次元の異なる判例であることを、私どもは、まず理解する必要があるのではないだろうか。

●0600 (投稿者削除)
●0599 (投稿者削除)
●0598 二階建て水路への取り組み 笹山登生 101/05/21(Mon) 08:17:33削除
URL: http://www.bio.nagoya-u.ac.jp:8000/NHK9907.html
今日の朝日新聞の社説は、宇都宮大学の水谷正一さんの、二階建て水路への取り組みを紹介している。
これは、ドイツの近自然工法の日本的な適用といったらよいであろう。
このごろはドイツの近自然工法の紹介として、環境団体などが、やや、表面的な捉え方をしているのが気になる。
表面からのみ見ると、昔の川の土手などの復元とのみ見えるのだが、多くの場合、その裏舞台では、水収支を考えたコンクリート作りの施設があって、そこで、昔の景観と今日的な水収支や防災機能などとを調和させていることまでも、環境団体は紹介していない。
環境・景観維持には、かえって、金がかかるのだ。
そこの二重投資が可能かどうかで、環境先進国の気構えが問われるというわけだ。
この水田についての試みのように、二律背反の表舞台と裏舞台とを、二階建て水路というような知恵で切り抜けられるとしたら、これは大いに奨励されるべきことだとおもう。
水谷さんの人となりについては、上記URLの対談をご参照ください。


●0597 ご返事、有難うございました キミヒ 101/05/19(Sat) 13:34:42 No.0595へのコメント 削除
URL: http://i.tosp.co.jp/Kj/Tospi200.asp?I=ictasso&P=0&Kubun=V5
 ご返事、有難うございました
 語源まで提示頂き、恐縮です。
 何でこの言葉ができたか残念です。
 赤新聞と語源が全く違います。

 達増拓也議員のコメントは上記URLの
 Pc05/18(金)13:25
 に有ります。

 塩川財務大臣も無役の時は官房機密費を野党対策
に使用を述べて、今は忘却を主張されています。
 第三者って司直の事でしょうか?
 時間をかけたら真実は永遠の闇に消えるのではな
いでしょうか?
 先生らしいご返事、期待します。

●0596 (投稿者削除)
●0595 よくわかりませんが 笹山登生 101/05/18(Fri) 21:10:02 No.0592へのコメント 削除
URL:
このURLでは、アクセスできませんでしたので、どのような質問をされたのか、よくわかりませんが、時間をかければ、真実はもっと明らかになってくるのではないでしょうか。
普通は、出身母体のことは、よきにつけあしきにつけ、どういっても色目で見られがちなものですから、第三者の評価に任せたほうがよいのかもしれませんね。
ずるいといわれればそれまでですが。


●0594 訂正します。 笹山登生 101/05/18(Fri) 21:00:20 No.0590へのコメント 削除
URL: http://www.et.soft.iwate-pu.ac.jp/class/media/book/02/key3.htm
上記URLのごとく、語源には人種差別的意味合いがあったのですね。訂正します。

●0593 オーデュボン協会が指摘したのは、まさにその点なのです。 笹山登生 101/05/18(Fri) 20:54:28 No.0591へのコメント 削除
URL:
大都市近郊の地価の高いところに開発行為を行う場合、代償措置となるバンキングの対象土地は、もっと郊外の地価の安いところに、必然的になってしまいます。
その距離は、ますます遠くなってしまう。
これでは、元々、その生態系にアクセスできた住民のアクセス権を、ミティゲーション・バンクは奪ってしまうことになるのではないか。というのが、オーデュポン協会の指摘なのです。
大都市の開発行為の犠牲のもとに、これまでアクセスできた住民も被害にこうむることにもなれば、新たに作られる郊外の代償対象土地の住民も、大都市の住民のために近隣の土地利用形態を固定化したくない、そのような思惑が発生することも事実でしょう。
要は、どの範囲で生態系価値に、ネットの損失が無ければ、開発者も住民も納得できるかということに尽きると思います。
過疎地は、バンキングによって、金銭的メリットを生じることもあるのですから、一概に、反対ばかりとはいえません。



●0592 先生のご感想は? キミヒ 101/05/18(Fri) 18:44:56 No.0558へのコメント 削除
URL: http://i.tosp.co.jp/Kj/Tospi200.asp
 笹山先生へ

 先生が所属していた自由党の達増拓也議員が
辛辣な田中外務大臣批判をしていましたね。
 国益を損ねた点では河野前外務大臣の方が臭い
もの蓋で上だと感じています。
 上記HPで達増拓也議員が機密費問題をコメント
しています。

  内容は
---------------------
 しかし、機密費問題は、首相官邸経由で機
密費が自民党の国会対策資金として好き勝
手に使われているところに例の松尾氏がつけ
こんだというのが本質です。
ーーーーーーーーーーーーーー

 この文脈だと、松尾氏個人の犯罪で外務省
の体質を不問にする素晴らしい外務省OBを
演じています。
 日本一新や構造改革と外務省は無縁なので
しょう。
 一市民では何が本当か分かりません。
「大使3年で家が建つ」って言葉もあります。
 松尾氏個人で長年に渡り大金を横領できる
ものなのでしょうか?
 感想を聞かせて頂ければ幸いです。

●0591 ミティゲーションバンキングについて モリモト 101/05/18(Fri) 17:47:57削除
URL: http://
笹山 先生へ

下記URLを参照させていただいて、考えたのですが
例えば東京都などに適用する場合、元になる自然がもはやほとんど
ないような状態だと思いますがどう思われますか?

●0590 イエロージャーナリズムとは? キミヒ 101/05/18(Fri) 12:55:21 No.0582へのコメント 削除
URL: http://
 笹山先生へ

 「イエロージャーナリズム」なる言葉をお使い
ですが、どのような意味なのでしょうか?
 民族否定的に感じます。
 英国でも高級紙と大衆紙が有ります。
 
 「噂の真相」等が真実を報道し、四大紙が隠匿
している事象も少なくないと思います。
 白人への悪い意味での劣等感の表明があるよう
な用語ですよね?
 先生がこのような言葉を使うのは驚きでした。
 どのような事象を指して使用し、果たして「イ
エロー」なる形容詞が的確な報道態度なのですか?
 ある意味、日本人は名誉白人的錯覚を持ち、それ
がアジア諸国との無用な軋轢を育てる土壌とも感じ
ています。

●0589 混乱しているハンセン病訴訟国会決議笹山登生 101/05/18(Fri) 08:51:08削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20010518k0000m010166001c.html
ハンセン病訴訟控訴の是非をめぐって、その国会決議の対応について、与党・野党とも、上記URLのとおり、混乱しているようである。
今回の判決では、二つの国家賠償法上の責任が問われている。
ひとつは、厚生労働大臣の職務行為についての責任だ。
これを控訴するかどうかの対応は、先にも述べたように「国の利害に関係のある訴訟についての法務大臣の権限等に関する法律 」にもとずき、法務大臣が判断することだ。
もうひとつは、立法府がしかるべき立法措置を取らなかった立法不作為についての国会議員の責任についてだ。
これについて、控訴するかどうかの判断は、「国の利害に関係のある訴訟についての法務大臣の権限等に関する法律 」の対象となる「行政庁(国に所属するものに限る。)の所管し、又は監督する事務に係る前条の訴訟」にもとづくことは、難しいのではないか。
いわば、控訴判断の主体が、グレーゾーンの分野にあるというわけだ。
だから、国会決議の目的も、法務大臣に判断を促す目的と、それでカバーし得ない部分について、立法府の長に判断を促す目的そして自省とのみっつの目的があるわけだ。
では、国会決議を受けた衆議院議長は、その決議を、誰に対して、ものもうしたらよいのか。
控訴する主体ではないが、判断の権限はあるというのであろうか。
ブーメランのようになる可能性もなくはない。
今回の判決をうけての混乱は、憲法上の人格権論議をすっ飛ばして、直に国家賠償法上の責任に持ち込んでしまったことで、やや、ショートカットな判決なってしまったことが原因なのではないか。
判決では、「人権制限の実態は、より広く憲法13条に根拠を有する人格権そのものに対するものととらえるのが相当である。」としている。
この憲法13条の幸福追求権は、通常、プログラム綱領的なとらえ方(適切な立法によって司法救済を図らなかった責任を公権力に要求し、救済法が実現できることで初めて原告の請求権が発生する。)をされているのだが、その時期を失ってしまっていたため、この判決では、原告に国家賠償法上、請求権を与える判決となっている。
異例なケースとはいえ、こうなると、憲法13条なり25条による司法救済の領域が一挙に拡大することになり、よろこばしいことではあるが、今後の各種判決に及ぼす影響は重大なものとなるのではないだろうか。
国の責任を問う場合には、司法にも「時のアセス」的考え方を取り入れることが必要な時代となってきているのではないだろうか。

●0588 (投稿者削除)
●0587 (投稿者削除)
●0586 法務大臣の判断に国民の判断をどう反映させるか 笹山登生 101/05/17(Thu) 08:05:26 No.0585へのコメント 削除
URL: http://www.houko.com/00/01/S22/194.HTM
0585で「国の利害に関係のある訴訟についての法務大臣の権限等に関する法律 」(上記URL参照)の見直しも考えたらといったのは、キミヒさんのいわれるように、法務大臣の判断に、必ずしも国民の判断が反映されているとは、思えない部分もありますので、その意思決定を補完するためのシステムとして、例えば、第三者委員会を作るとかのシステム変更はしてもいいのではないかというのが、私の意見です。

●0585 (投稿者削除)
●0584 埼玉県の記者クラブ発表と同時にHPにUPするのは、このようなもの。笹山登生 101/05/16(Wed) 18:10:19 No.0582へのコメント 削除
URL: http://prosv.pref.saitama.jp/scripts/news/news.exe
0582でご紹介した、記者クラブと県民との情報のタイムラグなき共有化のためのホームページは、上記URLのとおりです。


●0583 (投稿者削除)
●0582 田中知事の記者クラブ改革は、おもしろい。 笹山登生 101/05/16(Wed) 17:30:41削除
URL: http://www.slis.keio.ac.jp/~ueda/sotsuron99/kimura99.html
これまでタブー視されてきた記者クラブの改革が長野県でおこなわれるという。
上記URLは、日本の記者クラブと欧米の記者クラブの違いなどをコンパクトにまとめたもので、参考になるが、現在の日本の記者クラブ制度では、取材ソース提供側に対し、記者側が、拮抗力を構築できない仕組みとなっていることを指摘している。
田中知事は、あえて、自らに不利な状況を作り出したというわけで、その点では、勇気ある行動といえる。
このようなインターネット時代では、分散化した情報力の総合は、インターネットのほうが勝るわけで、それらの孤立化した情報をいかに再構築し、高質のトレンド情報に結びつけるかが、本職のしごととなるのであろう。
一方で、イエロージャーナリズムの活動も活発となるわけで、徐々にその辺の二分化がおこってくるのだろう。
極端な悪貨は、悪貨として生き残っても、それはそれでいいのではないのだろうか。
むしろ、いまは、知友と半端な良貨なのだから、始末にこまるのである。
埼玉県なども、記者へのレリース配布とほぼ同時に、インターネットで同じレリース情報掲載となってきているようだが、そのように、記者クラブ発表と、Web上発表との時間誤差をなくしていけば、おのずと本職の皆様のやることは、別の仕事になりうるはずだ。
私は、もうそろそろ、社説だらけの新聞なんていうのも出てきていい時代になってきているのではないかとも思っている。
紙になる前の情報のデータベース共有は、すでにかなりすすんでいるのであるから。



●0581 国に利害のある裁判の控訴決定は、法務大臣です。 笹山登生 101/05/16(Wed) 14:27:03削除
URL: http://www.houko.com/00/01/S22/194.HTM
上記URLのとおり「国の利害に関係のある訴訟についての法務大臣の権限等に関する法律 」というのがありまして、これにもとずき、法務大臣が決定いたします。

●0580 さらにしつこいですが、スイマセン キミヒ 101/05/16(Wed) 13:07:44 No.0577へのコメント 削除
URL: http://
 判決の行政府の責任ではなく、控訴の意志決定の
実質的な権限が、いったい誰、何処にあるのでしょう?
 この事の考察がされないかぎり悪夢は繰り返される
のではないでしょうか?
 違憲立法監視役の内閣法制局は立法後の違憲状態に
関与しないとすれば、新たな監視機関が必要ですね。
 法務省にも人権擁護の担当課は無いのでしょうか?

 憲法で明文されても担保となる立法がないと実質的
保証がないとすれば、以前、先生と論議した環境権の
憲法明文化も一種のスローガンで、担保となる法律が
必要なのでしょうか?

●0579 厚生労働大臣が総理に控訴断念を進言とのこと 笹山登生 101/05/16(Wed) 10:22:28削除
URL: http://www.asahi.com/politics/update/0516/001.html
上記URLのようだが、ここも、政治家対官僚のバトルとなるか。
それにしても、関係者が増え、賠償金がかさむから控訴という発想は、いまの国民感情に合わないのではないのだろうか。

●0578 (投稿者削除)
●0577 私も決して責任の埒外にいるわけではありません。 笹山登生 101/05/15(Tue) 22:56:01 No.0576へのコメント 削除
URL:
65年以降の厚生大臣については、「隔離政策の抜本的転換をはからず、隔離を継続し、かつ社会的認識を放置したことについて、その職務行為に国家賠償法上の責任がある。」ということであり、国会議員については、「65年以降、隔離規定を改廃しなかったことについて、立法上の不作為について、国家賠償法上の違法性を認める。」
ということですから、「司法的救済が出来たのに、それをしなかった、厚生大臣、そして国会議員のそれぞれに、国家賠償法上の責任がある。」ということになり、私も、65年以降に国会議員をつとめているという意味で、その責任を問われている、ということになります。

●0576 笹山先生のいう「国」とは何でしょう? キミヒ 101/05/15(Tue) 13:18:23 No.0573へのコメント 削除
URL: http://
 しつこい様ですが、「国の責任」って誰の責任なので
しょう?
 敗戦国の国家賠償で国とは敗戦国民の総称ですよね?
 
 ハンセン病訴訟では厚生労働大臣ですか?
 政権与党を信託する国民でしょうか?

 先生の文脈では、私は無責任な官僚機構=国
と理解するすかできないのです。
 あと、国会の議決に行政府が従うのは首相の
任命、条約の批准、予算案くらいと思われます。
 
 行政のチェック機関としてみると国会は、マス
コミ以下の御用機関と感じるのはおかしいでしょ
うか?

 少なくとも、一審で敗訴した国家賠償裁判や和解
調停の席に歴代首相が被告や当事者として立ち会う。
 官庁の局長以上は終身において、行政責任を負う
みたいな制度はどうなんでしょう?

●0575 原告団に全く同感-ハンセン病控訴問題- 笹山登生 101/05/15(Tue) 09:00:57削除
URL: http://www.asahi.com/national/update/0514/026.html
昨日のこの掲示板0570で「おわびはするが控訴とはいかがなものか」とし、国の責任についてあいまいなままのおわびの不毛さを指摘しておいたが、上記URLのように、昨日、坂口厚生労働大臣に控訴断念を陳情した原告団は、おわびしようとした大臣に対し、「控訴断念なきおわびは必要無い」とさえぎったようである。
図らずも、私が昨日指摘したとまったくおなじ展開となってしまったようだ。
「そら、いわんこっちゃない。私のホームページを見ておけば良かったのに」と大臣にいいたい気持ちだが、国の責任をあいまいにしての「おわび」手法しかできない国の無神経ぶりが、改めて露呈された感じで、私としては、複雑な心境であった。

●0574 いろいろお悩ませし、もうしわけありません。 笹山登生 101/05/15(Tue) 07:38:36 No.0571へのコメント 削除
URL: http://
そうなんです。たかが、一人の人間が手帳にメモ書きした詩のような走り書きのようなものなのですから、ああだこうだという必要もないことなんです。
賢治としては、公開を前提としていないものなのですから。
でも、どうも、賢治解釈のかたがたは、ことさら文学的な解釈や都会の視点から東北や農業の悲惨さを強調したような解釈をし過ぎているのではないか、文学部の卒論の研究テーマの範囲から逸脱できていない、そんな傾向への抵抗感が、私としてはあるわけですよ。
もっと社会科学的なとらえかたとか、科学的なとらえかたとか、そんな視点からの解釈もしたら面白いのではないかということが、私の気持ちの中にあるのです。
いわばそういう解釈が、賢治のイメージをことさら暗くしているような気がしているのです。
音楽の世界でも、こんなこと結構ありますよね。
ベートーベーンの幻の第10交響曲があるとか、マーラーの交響曲との関係がどうとか、ロッシ−ニが、同じ曲を方々のオペラに流用していたとか。
そんなことを発見するのが、またおもしろいので、後世のファンがまたふえるというわけです。
賢治に近い皆さん方からいえば、そんなんじゃないといいたいお気持ちもわかりますが、永遠に正解がわからないパズルを、まず気軽に一緒に楽しんでいただきたいと存じます。
でも、そうはいっても、事実は「ヒデリ」ではなく「ヒドリ」ですよね。そうかいているのですから、単純なことです。
文献なり資料は、すぐ、そうなおしてもらわないと。
それで困る学者のかたも、いらっしゃるかとはおもいますが。

●0573 おっしゃるとおりです。 笹山登生 101/05/15(Tue) 06:48:37 No.0572へのコメント 削除
URL: http://
もちろん与党は、与党・政府一体ですから、控訴するかいなかの判断の責任はあります。
557で書いたように、ハンセン病熊本地裁判決では、立法府が怠慢だったことについての責任も追及しています。
その点では、水俣病の判決よりは、広い概念での責任追及をしているわけです。
昨日の予算委員会で菅さんは、これと同じ観点から、控訴するかどうかの判断は、国会にも判断をあおぐべきとの質問をされていました。
おっしゃるように、憲法25条の生存権は、プログラム規定(綱領規定)とよばれるもので、経済的・環境的な生存権を保障するために、公権力にたいし、立法府に対し、それを担保しうる立法の義務を憲法サイドから要請する意味合いをもったもので、25条それ自体が、国民に請求権を与えることを保障しているものではないとする見解が有力です。
となれば、それを担保しうる立法の責任を怠ってきた立法府の責任は、ハンセン病に限らず、問われることは、当たり前ともいえます。

●0572 議員内閣制の国ですよね? キミヒ 101/05/15(Tue) 00:39:50 No.0570へのコメント 削除
URL: http://
 ハンセン病、水俣病等の訴訟で言える事は
憲法で保証された人権保障の担保となる立法
が無い事でしょう?

 ハンセン病患者は100%旧厚生省国立病院部
の支配下にあった筈です。

 議員内閣制の国家で、与党は行政府の長も
兼ねています。

 570番を読むと、行政とは官僚の受け持ち
なのでしょうか?

 薬害エイズ訴訟でも、国が認可した非加熱
製剤を使用した医師より認可した責任権者が
罰せられず、厚生省課長や私立大教授が主役
で、時の厚生大臣はお飾りで、一回勤めれば
厚生族?何かおかしいと思うのが異常でしょ
うか?

●0571 (投稿者削除)
●0570 おわびはするが控訴するというのは、いかがなものか。 笹山登生 101/05/14(Mon) 08:57:08削除
URL: http://
坂口力厚生労働相は、ハンセン病訴訟で国が敗訴した熊本地裁判決について「非常に厳しい判決だった。人道的に見た場合、患者や家族のみなさんに厳しい過酷な日々を与えたことは、おわび申し上げなければならない」と謝罪したが、国が控訴するかどうかについては「法律論は別にあるのだと思うが、人道面を十分に考え、小泉純一郎首相とよく相談しながら最終決定をしたい」とのべた。
水俣病関西訴訟の上告に見られるように、国が国家賠償法上の責任を問われる場合、これまで多くの場合、原告の高齢化に関わらず。徹底的に控訴、上告してきた。
国の方は、担当する人はかわっても、組織としては永遠なわけだから、時間の経過とともにどんどんなくなっていく原告にくらべれば、最初から 優位な状況にあるわけで、国を守る立場のみに立てば、ここに国の人道的な配慮がなされる余地はないわけである。
結果、原告が死に絶えるのをまつかのように、国の控訴・上告が永遠にくりかえされるというのは、どう考えても、げせないものがある。
水俣病の政治決着の場合でも、当時の村山首相は、「国の国家賠償法上の責任はないが、解決がおくれた結果責任について、おわびする。」というものであった。
しかし、解決がおくれたのは、控訴・上告をくりかえした、国の責任なのではないかともいいたくなる。
今回の坂口厚生労働相のおわびとは、理論的にどのようなおわびなのか、ききたいものだ。
日本的、情緒的おわびの乱発は、かえって国の人道上の無神経さを露呈するものであると考えるのは、私だけであろうか。

●0569 (投稿者削除)
●0568 大仰な対決軸をかざしての改革病から政治家が脱するために 笹山登生 101/05/12(Sat) 22:17:04削除
URL:
ひところの口を開けば「改革だあ。」「たゆみなき改革だあ。」と叫んでいた「政治家に取り付く自己保存のための改革病」が、一定のタイムラグをへて、今度は、政権与党にとりついている。
しかし、その中身といえば、憲法改正、靖国参拝、防衛省構想、首相公選などなど、在来の大仰な対決軸を、ことさら新しそうな論点として振りかざしているだけなのである。
7年前の改革と、いまの改革が、同じ視点にたった改革であっていいはずは無いし、この7年間の改革病の残した功罪についても、ここらで再評価する時期にきているのではないのだろうか。
いま必要なのは、デフレ対応モードにたった各種政策の見直し、グローバリゼーションの功罪をふまえた各種政策のみなおしなど、成熟した改革志向こそ、いま政治に求められているのではないのだろうか。
一周遅れの改革であるからには、それなりの新しい視点が必要だ。


●0567 モリモトさんへ−追加資料について- 笹山登生 101/05/12(Sat) 08:59:25削除
URL: http://cnie.org/nle/wet-8a.html#Federal Mitigation Banking Guidance
「ミティゲーション・バンキング・ガイダンス」の現物は、上記URLにアクセスしてください。

●0566 ありがとうございます モリモト 101/05/12(Sat) 08:00:26 No.0563へのコメント 削除
URL: http://
早速拝見させていただきます。

●0565 水俣病関西訴訟で環境省上告 笹山登生 101/05/11(Fri) 21:15:11削除
URL: http://www.kumanichi.co.jp/dnews/20010511/kiji2_0000003984.html
0557記載のとおり、本日午前、環境省は、水俣病関西訴訟上告。
和解の道を探ることは不可能なものか。


●0564 (投稿者削除)
●0563 モリモトさん、お便りありがとうございます。笹山登生 101/05/11(Fri) 18:26:32 No.0560へのコメント 削除
URL: http://www.ci.eugene.or.us/wewetlands/moa.htm
ミティゲーション・バンキングに興味を持っていただきありがとうございます。
公共事業是非うんぬんを言う前に、まず、行政にミティゲーションの概念導入をというのが私の主張です。
一般受けしないので苦労しているのですが、こうして興味を持っている方があることをしって、本当に勇気百倍、うれしい気持ちです。
お尋ねの、スポンサーやMBRTについては、上記のURLを、英文ですが、ご参照賜りますれば幸いです。
湿地などの開発許可基準にCWA法(セクション404)や、FSA法の網がかぶせられているのですが、これを補完する意味で「ミティゲーションバンキング設立のための公的ガイドライン」が設けられており、その中で、MBRT(MitigationBankingReviewTeam)の設立とその役割、構成員などがくわしく規定されています。
MBRTは、公的な目的が遂行できるよう、バンキング設立の最初からかかわり合い、その運営が目的を逸脱せず、破綻することなくスムーズに行くよう、アドバイスとサポートと監査をつづけてまいります。
バンキングにかかわる、力をもった第三者委員会とでもいえましょうか。
構成員には行政関係者など、選ばれたものがなります。
スポンサーは、バンキング設立発起人であり、その動機には、単なる社会的貢献だけでなく、割り切ったビジネスとして参画する人もあります。
また、何かありましたらメールででもご照会ください。


●0562 (投稿者削除)
●0561 (投稿者削除)
●0560 質問 モリモト 101/05/11(Fri) 13:54:27削除
URL: http://
はじめまして、オピニオンを拝見しまして疑問点が
あるのでよろしければお願いします。

http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_19.htm
「日本にミティゲーション・バンキングは可能か」
の地主・サポートするスポンサー・
ミティゲーション・バンクを統合的に管理する主体(MBRT)
とありますが、地主・ミティゲーション・バンクは分かったのですが、
サポートするスポンサー・ミティゲーション・バンクを
統合的に管理する主体(MBRT)とは具体的にどのようなものか
教えていただきたいです。
よろしくお願い致します。

●0559 ADSLについて キミヒ 101/05/11(Fri) 13:10:56 No.0552へのコメント 削除
URL: http://
 笹山先生へ

 ADSLについて先生は未だ誤解があるので、upします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
東京のADSLに変えた人の使用感では、そんなに早く
なったとは思えないというのがほとんどで、やはり光に
行き着くまでは、いずれのつなぎ措置でも、不満感が残
るものなんだとおもいました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ですが、全くの誤解です。
 ADSLにより律速段階がプロバイダーのバックボーンに
移ったからであり、64KのISDNに比較したら1MのADSLは
格段に高速です。
 そもそも、ADSLでユーザー回線が20倍に高速化して、
反応が良くなったら、それまでのバックボーンの5%しか
使用されていない事になります。
 光になろうと、バックボーンが低速ならISDN並でしょう。

 フレッツISDN開始後まだ1年で、横手市です。ADSLだって
地方に行くでしょう。
 問題は都市部では余った非光化回線でADSL化、その後にISDN工
事名目で一儲けがNTTの本音でかなりの光化が都市では済んでいま
す。一方、過疎地のADSL化は銅線電話回線が固定化してしまい危険
です。最低でもラスト数マイル前までの光化を達成されるべきと思
い非ADSLを訴えた次第で、現状では過疎地はADSLでお茶を濁される
危険があり、先生のような方が論客となって運動してください。
 
 バック・ボーンに話しを戻すと、お隣韓国はADSLで高速ネットで
す。単なる光化では日本のITはキャッチ・アップできないでしょう。

●0558 ねずみ小僧次郎吉的な国民うけをねらうまえに。 笹山登生 101/05/11(Fri) 11:55:26削除
URL:
大臣と官僚との不協和音がこのところ目立っているが、どうも、冷静に見ると、大臣サイドが強固な官僚サイドをやっつけることによって、ねずみ小僧次郎吉的なウケねらいをしているようなふしもみられないでもない。
大体、一年もいないであろう大臣に、人事権を行使できるだけの人的情報力も無いし、第一、そのような独断で人事権を発動されたら、たまったもんではないだろう。
だから、この問題は、力関係の逆転を狙うための「こけ脅かしの象徴的な問題」としてとらえるだけのほうが正解で、あんまり、大臣に喝采ばかり送っているととんでもないことになりそうな気がするのだが、皆さんいかがでしょうか。
政治家大臣がやれそうなことは、もっと外にあるのではないでしょうか。

●0557 国会議員の立法上の不作為についてもNOの判決笹山登生 101/05/11(Fri) 11:00:09削除
URL: http://www.nikkei.co.jp/news/main/20010511COCI013111.html
本日、注目のハンセン病の国の責任を問う熊本地裁の判決が、ただいま、くだった。
予想通り、国の責任あり、のほかに「国会も65年以降にらい予防法を改廃しなかった過失がある」と国会議員の立法上の不作為についても責任を認める画期的な判決となった。
それにしても、この前の水俣病関西訴訟にしても今回のハンセン病訴訟にしても、司法の判断の健全性が、このところ際立ってみえる。
それに比べ、立法府・行政府の判断の健全性は今ひとつだ。
よりにもよって環境省は、ほぼ同じ時刻に、水俣病関西訴訟の上告を発表するとは、いかにもタイミングがわるい。

●0556 (投稿者削除)
●0555 日本型オランダモデルの始まりか 笹山登生 101/05/11(Fri) 09:36:32削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/library/tosyo-36.htm
日本も期限付き型雇用拡大にふみだした。( http://www.asahi.com/politics/update/0511/002.html を参照)
上記URL「オランダモデル」で私が書いているように、これは、オランダモデルを一部適用した日本型オランダモデルとなりうるのかも知れない。
終身雇用型の日本の雇用形態では、いわば、労働市場を、隙間だらけの空き箱で労働市場が占有されているわけで、これをシェアリング型にし、もっと隙間を詰めていただき、実質、日本の労働市場の拡大を目指そうとするもので、総論としては異議がない。
ただ、この激変緩和に日本の労働市場が耐えられるためには、そのためのセーフティーネットが必要となるのではないだろうか。
また、日本の終身雇用型労働形態は、そのことで、労働者の質を高めていることにも注目しなければならない。
私もかつてそうだったが、いわば「ただで勉強させてくれる」というメリットが終身雇用型労働形態にはあるわけで、その効用は無視できないであろう。
私もかつての職場に感謝している。
いずれにしても、日本が新しい一歩に踏み出したことは歓迎すべきことだ。


●0554 (投稿者削除)
●0553 珍説に興味を示していただきありがとうございました。 笹山登生 101/05/11(Fri) 08:55:34 No.0551へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/column/link_1.htm
田園コラム(上記URL参照)で、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の中にある「ヒドリ」とは何ぞやということで、私の珍説がお目にとまったようで恐縮しております。
かねてからの宮沢賢治の不可思議な言葉のなぞの一つとされていましたが、昨年11月NHK教育TVの「人間講座」で作家の嵐山光三郎さんが「追悼がデビューの場〜宮沢賢治」で、高村光太郎が雨ニモマケズの「ヒドリ」を「ヒデリ」と書き変えたのは、宮沢賢治を冒涜するものだ」と言った話をされて以後、再び、この「ヒドリ」論争が活発になってきたようです。
確かに、賢治の手帳には、確信的に「ヒドリ」とかいているのですから、嵐山さんの言うとおりなのでしょう。
では、「ヒドリ」とは何ぞやということで、今出ているのは、嵐山さんも共感している「日取り−手間賃取り」という説、「独り」がなまったという説、などがでているのです。
しかし、日取りで涙を流すというのは、どうも、プロレタリリアート共感型のクサさをかんじますし、なまり説は、「なまりを文章に落とすことは東北人は絶対無い」ともおもわれますので、私としては、苦し紛れの「肥とり」という珍説をだしたわけです。
宮沢賢治は確かに農民に対するシンパシーを人なみ以上に感じた人ではありましたが、土着の農民からは、そのシンパシーを受け入れてもらえなかった、賢治自身も、親が金銭
業で取り立てていたことに罪悪感をいだいていた、というようなことで、ヴァーチャルな農民雑煮はまり込みすぎていたのではないかとも想像されます。
だから、現実以上に、つらいと解釈していたのではないかともおもえるのですが。
これも苦し紛れの説です。
でも、賢治の言葉の謎解きは、こたえがないだけに、たのしいですね。
今後ともご意見をおよせください。




●0552 おひさしぶりです。 笹山登生 101/05/11(Fri) 08:07:49 No.0550へのコメント 削除
URL:
キミヒさん。お帰りなさい。
そうですね。無線か、ADSLか。キミヒさんに軍配が上がりそうなかんじですね。
その後、都会部では、ADSLが急進しましたが、過疎地では、何の関係も無い話でしたからね。
私の秋田の家も、2月からようやくフレッツISDNができるようになり、これまで月数万円のプロバイダー接続電話料金から、やっとのこと開放されたというところですから。
東京のCATV回線利用地帯と行き来している身としては、速度・金銭両面での地域格差を感じさせた半年でした。
要は、光ファイバーへのつなぎが考えられるのは、大都会だけの話で、むしろ過疎地では、その発想とは別の観点からの発想で望まないといけないということなのでしょう。
東京のADSLに変えた人の使用感では、そんなに早くなったとは思えないというのがほとんどで、やはり光に行き着くまでは、いずれのつなぎ措置でも、不満感が残るものなんだとおもいました。
これからも勉強させていただきます。
低公害車の究極は燃料電池搭載車を想定してのことなのでしょう。
燃料電池のいまのネックは、燃料電池そのものが高いことと、電池の耐用年数が短いことでしよう。
この問題解決に、もう5年以上かかるのではないかと思います。
プリウスは、私も乗っていますが、カタログどおりの燃費節減とはなってませんし、とにかく重量配分がおかしいせいか、秋田の雪道には適さない感じがします。
私も冬場はつかえませんでした。
まだまだ、いまの中途半端な低公害車では、「地球温暖化に対応」と大見得を切ることは出来ないでしょう。
シンボル的な意味合いとしては、有効なのでしようけれども。
この問題も、「無線かADSLか」と同じ観点で、燃料電池に行き着くまでのつなぎ措置が必要なのかいなかの問題に行き着くのではないでしょうか。
公用車のドライバーの共用化と公用車の削減が先決とのご指摘、私も同感です。
霞ヶ関界隈で、以前ドライバー派遣会社のようなものがあったようですが、いまはどうでしょうか。
結局機密保持などの問題でうまくいかないのかも知れません。
新聞社なんかはハイヤー利用ですね。人と車のタイムシェアリング的利用という観点から、考えていく必要があるのではないかと思います。
20年前、アランドロンが政治家を演じる映画を見たことがありますが、自ら運転しての政治家役で、日本との格差を感じたことがあります。
まづ、権威主義的な黒塗りの公用車撲滅運動からはじめたほうがいいのかもしれませんね。



●0551 ちょっとだけ失礼します。 ひとことだけ・・ 101/05/11(Fri) 02:52:45削除
URL: http://
初めてこのHPを訪れました。
宮澤賢治の肥どりについて、ひとこと言わせてください。

私の周辺は田畑だらけです。
肥料を撒く時期になると、学校の中までにおってきます。
でも、幼いときから嗅いでいるので、みんな慣れっこです。
だから、肥どりは辛くないのでは???

・・・と思いました。

●0550 公用車の低公害車化以前に!キミヒ 101/05/11(Fri) 02:27:54 No.0545へのコメント 削除
URL: http://www.asahi.com/business/update/0509/003.html
笹山先生、お久しぶりです。

 高速インタ−ネットはやっぱり僻地も無線ですよ、
供覧したHPをご覧ください。
 数ヶ月前、激論し先生も無線はモバイル向けとコメ
ントされていました。
 しかしラスト1マイル工事の人件費を考えれば地方都市は
無線とNTTも判断したみたいですね。ADSLの20-40倍です。
 固定端末も地方では無線でしょう。
 私が無線にこだわり、携帯電話との違いを主張しても理解
されず、悲しい思いでしたが、歴史が証明するでしょう。
 総括をお聞きしたいものです。

 さて、低公害車ですが
1.これだけの財政赤字で、公用車を減らすのがまず筋では?
  百歩譲って、ハイヤ−的機関を行政府に作って公用車半減
  が筋ではないでしょうか?

2.小泉首相が言うエコカ−って一台3000万はするみたいです
  よ、我が家はベンツとプリウスですが、いくら環境と言っ
  ても高価過ぎませんか?(首相は宇宙ロケットにかけるよ
  りましとコメントしていますね)。

 よって、民生レベルで商品化されているプリウスで十分でしょ
う。また、太陽電池発電も商品化されています。官庁の屋根を太
陽電池化の方がランニグコストから有利だと思いますよ。

 公用車の運転手を定年者を積極活用し、一人分の仕事を3人の
退職者を雇用みたいにして、財政支出を押さえるとかも良いと思
いませんか?小泉さんって厚生族で年金支給年齢を引き上げた一
人でしょう。

 その辺の国立病院長にも公用車があったり、無駄ではないでし
ょうか?
 赤字自治体の首長もプリウス以前に自家用車を公用車に提供す
るべきでは?

PS 参議院選もあります、早く国政に復帰して下さい。

●0549 (投稿者削除)
●0548 (投稿者削除)
●0547 (投稿者削除)
●0546 川口環境大臣の見解に賛成 笹山登生 101/05/10(Thu) 10:03:31削除
URL: http://www.kumanichi.co.jp/nori/kiji/20010509.2.html
諌早湾を視察した川口環境大臣は、次のURLのように「環境的視点では考えられない公共事業」と称したそうだが、歴代の環境庁長官にはこれまで無かった発言で、たのもしい。
この際「旧アセス(閣議了解アセス)のアセス」という視点から、旧アセス時代にアセスし、現在まで持ち越されているプロジェクトについて、環境的視点からの「アセス制度上からではない、任意の環境省見解の公表」という形で、実質見直しを行ったらどうか。

●0545 スローガン政治とパラダイム政治 笹山登生 101/05/09(Wed) 09:23:59削除
URL:
いわば単発的な大見出しのチラシを国民に送りつけるのがスローガン政治、一つの政策価値観を順順とスライドで説き明かすのがパラダイム政治。
小泉内閣の政策プレゼンテーションはどちらなのだろう。
でも、公用車の低公害車化は賛成。
この掲示板でも、前に記載したが、自治体の首長さんたちの黒塗りの車のオンパレードは、何とかならないものか。
恐怖心すらかんじるのだが。

●0544 続々-日本のインターネットによる農家花嫁募集の現状は?笹山登生 101/05/05(Sat) 19:12:40削除
URL: http://www.iwami.or.jp/tsusho13/hanayome/
上記URL派、津和野町が町をあげてやっている例だが、花嫁烈士やへの参加募集にホームページをつかっている例で、純粋にインターネット依存という例ではない。
でも、たのしそうですね。

●0543 続-日本のインターネットによる農家花嫁募集の現状は?笹山登生 101/05/05(Sat) 18:58:55削除
URL: http://www1.odn.ne.jp/~caz22820/index.html/
上記URLのように、かなり本格的なものもありました。
さすが北海道ですね。
募集にも自信がみなぎっています。
こうでなくては。

●0542 日本のインターネットによる花嫁募集の現状は? 笹山登生 101/05/05(Sat) 18:21:11削除
URL: http://www.netbeet.ne.jp/~hideaki/yome/yome.html
現在サーチ中ですので確定的なことはいえませんが、あんまりJAや役場や農業会議所、農業委員会などが組織的にやっている例はまだないようですね。
上記URLは、ファームの仲間が共同で募集しているれいです。
これを機会に日本もがんばらなくては。
申し送れましたが、ドイツの例では、結構、農場の独り娘さんの婿さん募集の方がおおいようですよ。
調査後、後ほど日本の実態をおしらせします。

●0541 ドイツの農村花嫁募集のホームページ 笹山登生 101/05/05(Sat) 17:28:33削除
URL: http://www.landflirt.de/
最近日本の新聞に紹介されていたので、ためしにアクセスしてみた。(上記URLです。)
一日のアクセス数3,000以上とのこと。
まず、希望の相手方の年齢はばをインプットすると、一覧表がでてくる。
写真つきのものとそうでないものがある。
クリックすると、写真とともに趣味などがかかれたプロフィールがでてくる。
そこで<次の段階では、メールでチャットをたのしみ、運がよければゴールインというしくみだ。
いずこも同じ嫁不足らしいということで、ドイツのMasaさんに問い合わせてみたところ、ドイツの農村部にくる嫁さんは大歓迎らしい。
日本からの嫁さんが着物姿で嫁に行ったところ、それこそ村中大騒ぎだったケースもあるそうな。
まさに嫁さがしも、国際競争の時代らしい。
日本の嫁探しホームページも、英語版で、早く充実させなければと思った次第です。

●0540 判官びいきがバランスを取り戻す 笹山登生 101/05/05(Sat) 08:56:11削除
URL:
ある本に、日本に起業家が育たないのは、昔日本にあった判官びいきの気風が薄れてしまったことによるものだとの説がのっていた。
改めて見直してみると、そんな気もしないでもない。
近年のグローバル・スタンダード志向は、その表れの一つ。
デ・ファクト・スタンダードになびいていたほうが、ひとまず安心とのことなのだろう。
デ・ファクト・スタンダードほど、移ろいやすいものはないのだが、それでも、「何も外国並みでなくったっていいじゃないか」、というひねくれ者は、すくなくなってしまった。
農村部で、特にこの気風の変化が見られるのは、安定した米収入の確保がむずかしくなり、独立独歩ではいられなくなってしまったことが、大きく左右しているのではないのだろうか。
スタンピードというのは、馬が何かのきっかけでいっせいに走り出すことをいうのだそうだが、政治や政党の評価のごく短期間で支持がぶれる振り子現象も、このたぐいか。
逆にいえば、判官びいきがなくなっても、この短期間の振り子現象があれば、「明日があるさ」を決め込んでもいられるわけだから、野党も、あんまりがっかりしなくてもいいのかもしれない。
でも、私に取ってみると、なんとなく、ナチ・ドイツ発生時の社会状況に、ますます酷似してきているような気がするのだが。

●0539 クリプト菌対策 笹山登生 101/05/05(Sat) 08:25:46削除
URL: http://www1.mhlw.go.jp/houdou/0908/h0819-2.html
今日の朝日新聞は、名水で自慢の地の水が、クリプト菌に汚染されているとの報道。この問題については、以前、この掲示板でも取り上げたが、なかなか、その絶滅は難しいようだ。
上記のURLは、1997年8月の旧厚生省の中間報告だが、畜産地帯の水が汚染されていることが気がかりだ。
膜ろ過が対策の決め手と、今日の記事は結んでいるが、早急な浄水場での整備がのぞまれる。
水も量から質の時代にはいった。

●0538 黄砂の原因は? 笹山登生 101/04/30(Mon) 10:07:39削除
URL: http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/today.html#011
今年は、わが秋田県でも、車のウインドウがまっ黄色になるほどの、異常な黄砂降下現象が見られたが、上記URLのとおり、中国での環境破壊が、その一因としてあるらしい。

●0537 諌早湾水質委員会の怠慢さ 笹山登生 101/04/30(Mon) 08:15:12削除
URL: http://www.kumanichi.co.jp/nori/kiji/20010429.html
上記URLのように、第7回委員会がひらかれたよううだが、こんな議論が今ごろ展開されていようとはおもわなかった。
かねてからいっているように、この水質委員会の怠慢が、今日の諌早湾・有明海の問題をまねいているといってもよい。
ノリ対策の第三者委員会が、その質疑概要をただちにホームページで公開しているのに対し、この委員会の質疑内容は、まさに、闇に閉ざされていた。
これを機会に、審議経緯を、直ちにHP上で公開することをのぞみたい。

●0536 ふたたび、水俣病関西訴訟について 笹山登生 101/04/29(Sun) 15:32:55削除
URL:
判決後時を経て冷静になるたびに、この判決の及ぼすところの大きさに、心の重さをかんじる。
おそらく、熊本県も環境省も、そうだろう。
私自身も、水俣問題プロジェクトチームにたずさわっただけに、重さを感じる。
しかし、誰よりも、この判決を聞いて複雑な心境だったのは、1996年5月に、連立与党の示した国・県の責任を問わぬことを前提とした和解案に応じ、和解した、3次訴訟、京都訴訟、福岡訴訟、東京訴訟の原告の皆様方だったのではないだろうか。
わずか5年後に、当時はまったく想定していなかった国家賠償法上の国・県の責任を問う司法判断がよもやでようとは。
そればかりでなく、今後の胎児水俣病などの潜在的水俣病への補償基準問題にまで拡大しかねない病像論の考え方の根本的変更(四肢末端優位感覚障害は抹消神経障害でなく、大脳皮質の損傷によるものであるとの病像論の変更)にまで、判決は言及しているのだから、及ぼすところは大きい。
さらにやっかいなのは、国・県はともかく、チッソに対する賠償額についての司法判断はでても、チッソが、この賠償金を払える担保は何も無いということだ。
さらにいえば、「水俣病補償について国はその支援に万全を期す」旨の閣議了解事項の範疇に、司法判断にもとずく賠償金の支払いが入るものかも、疑問である。
さらにさらにいえば、原因企業の支払い原則であるPPP原則自体も、国・県が、その原因の一員に加担しているとなれば、これまでのPPP原則にもとずくスキーム自体も、考え直さなければならない事態となるのではないだろうか。
一昨年から昨年はじめにかけて、熊本県債方式からチッソ再生計画にもとずく2000億円をこえる公的債務について、チッソの自力返済の不可能な分について、国の一般会計からの補助金と地方財政措置で解消するというスキームには、今回の賠償金は想定されていない。
判決は勝ち得ても、肝心の賠償金を払ってもらえる当てが無いのでは、まさに、政治判断の誤りを、関西訴訟の原告たちが、一身に負ってしまうことになるのではないのだろうか。
今年の秋には、水俣市で、「地球汚染物質としての水銀に関する国際会議がひらかれるという。
「水俣問題は、これからもつづく」との自覚をもって、環境行政は緊張しあたっていかなくてはならない。

●0535 水俣病関西訴訟で、国・県の責任がとわれた。 笹山登生 101/04/27(Fri) 23:46:07削除
URL: http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200104/27/20010427k0000e040022000c.html
国家賠償法にもとずく国・県の責任が問われたということは、つくづく、司法の場においても、確実に環境マインドの進展が見られているというあかし。
私が水俣問題のプロジェクトチームの座長をしていた時代には考えられなかったことだ。
それにしても、先の自然の権利裁判につづき、実質、国民の環境権についての司法救済が実現できそうな司法の変革のきざしは、歓迎すべきことだ。
患者は、もう長い裁判で疲れ果ている。
国・県の更なる言い分もあるだろうが、この際は、上告を取りやめるべきであろう。
環境省の賢明なご判断をのぞむ。

●0534 三宅島のみなさんに市民農園スペースの提供を 笹山登生 101/04/27(Fri) 09:47:59削除
URL: http://
三宅島の避難民の為に、東京都が、住宅供給公社の所有地3ヘクタールを造成し、村民68人による「げんき農場」を八王子に開設したという。1か月12日働き、賃金一日6,280円を得るという。4月25日の農場開設に集まった村民は、これまでにない笑顔をみせていたという。作物は赤茶いも(さといも)、アシタバ、さつまいもなどで、減農薬により生産し、販売はせず、帰島に備え、種や苗にするという。これ程村民に好評の「げんき農場」だが、これ以上の拡大は用地がなく、むずかしいという。
そこで提案なのですが、この用地不足に避難民の居住地ちかくの市民農園の空スペースをあてることはできないものでしょうか。
空き区画の一部でも、避難村民に提供することによって、分散型「げんき農場」が実現できればとおもうのですが。

●0533 諫早干拓と韓国の始華干拓との違い 笹山登生 101/04/25(Wed) 07:35:52削除
URL: http://www.kumanichi.co.jp/nori/kiji/sifyakaihatu01.html
熊本日々新聞社が、現地から、この違いについて、上記URLでレポートしており、興味深い。
ようやくすれば、始華は、排水しやすい構造なり環境にあったということなのだろう。
よういんとしして、1 内部堤防がない 2 干満差がおおきい 3 外界に面している 4 水門の排水構造が、水面上部から排水できる  5 水門周辺の地盤が岩盤でかたい
私自身も、始華干拓の中止については、4年前に韓国の大学教授から話を聞く機会があり、早くから注目していた。 
しかし、これを諫早干拓に適用するには、さまざまな課題があることが、このレポートからもうかがえる。

●0532 公共サービスを超えて 笹山登生 101/04/22(Sun) 22:10:31削除
URL: http://www.walkerplus.com/chiba/latestmovie/mo0589.html
2001年3月25日の朝日新聞・天声人語でも紹介された中国の映画「山の郵便配達」を見る機会があった。
特定郵便局ご推薦のような標題だが、中身は、職業を通した親子の絆、公共サービスと住民との関係、など、いろいろ考えさせられるものの多い映画である。
中でも、郵便局員が、目の見えない老婆の前で、息子からきたといって、架空の手紙を創作してよみあげるのだが、このシーンは、まさにユニバーサル・サービスの基本とはなんであるかを示しているようにおもわれた。
いま、農村地帯では、公租公課や各種手数料、賦課金の取立てを、諸機関が競うようにおこなっている。
まさに「かれんちょうきゅう」の事態に、農家経済はおそわれているのである。
また、過疎地帯を吹き抜けるグローバリゼーションや効率的民営化の嵐は、容赦なく、ユニバーサル・サービス機能の質の劣化をまねいている。
弱者を原点とした、ユニバーサル・サービス機能の再構築が、いませまられている。

●0531 (投稿者削除)
●0530 淡水化をどうするかを、国は長崎県と腹をわって話し合うべき 笹山登生 101/04/20(Fri) 10:43:18削除
URL:
有明海のノリ不作の原因を究明する農水省の第三者委員会が、諫早湾干拓事業の潮受け堤防の排水門開放を来春以降に持ち越したことについて、金子知事は十八日、「排水門開放は干拓事業そのものの見直しにつながる。営農計画(の変更)を含め十分な説明がないと(開放の是非について)検討できない」と、あらためて開放に反対する立場を強調した。
もっともな話である。
前から言っているように、ポイントは、淡水化を続けるのか、断念するのか、ここである。
そこがあいまいのままで、ノリ漁業者救済のためのセーフティ・ネットをちらつかせながら、開門決定時期をずらしているのでは、時間稼ぎといわれてもしかたがないだろう。
淡水化を断念するかわりに、塩害の心配がなく、節水型の、施設農業を中心とする超先進型農業を、これまで出来た干陸地に実現させるべく農林水産省が支援努力するというのであれば、長崎県としても反対はしないはずだ。
あとは、理屈付けでなく、本当の意味で、防災対策に専念すればよいことなのだから。
失礼な話ではあるが、長崎県にもセーフテイ・ネットを用意すればよいのである。

●0529 とんだドタバタ第三者委員会の模様でした。 笹山登生 101/04/19(Thu) 18:45:55削除
URL: http://www.jfa.maff.go.jp/ariakenori/04gijiroku(zan).html
第4回農林水産省有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会議事録(暫定版)が公表されましたので上記URLをご参照願います。
それにしても、予想を上回るドタバタぶりですね。
前にも、オランダのクラーゼッツ委員会の例をあげたごとく、このような委員会の委員長は学者先生ではつとまりません。
Y委員が以下にいっているように、水質委員会はこれまで何をしていたのでしょうね。
前にも言ったように、水質委員会の委員は、この第三者委員会の委員になる資格はありません。

Y委員の発言

「OO先生は、いわゆる農政局か長崎県がつくっているところの諫早湾のあの調整池の水質委員会の委員長さんですね。
その委員長さんの口から私が聞きたかったのは、この調査委員会の中でも明らかになったように、諸悪の根源はあそこの貯留水であると言われてきたわけですよ。
それについての釈明というのが全然なされていない。
もちろん聞かなくてもいいんですけどね。
聞かなくてもいいんですけれども、私が一番不思議に思ったのは、あそこからあんな水を流すことについて何もお感じにならなかったのかということです。
 というのは、もっとあそこの中で打つべき手があったんじゃないかと。
どういう手が打たれてきたかと。
我々は我々として長崎県にお願いをし、農政局にお願いをして、周辺のあの終末処理場、あそこを早急に整備してくださいとか、あるいはあそこから排水については、5日に1回ぐらい出すんじゃなくて、毎日でもいいからちびちび出して、比較的影響が少ないようにしてくださいというお願いをしてまいりました。
しかし、あそこの中の委員会そのものが、そういうことについてどのような対策、対応をとられているのか、全然お話しになりませんので、ちょっと気になったところでございます。」

●0528 荒れた第三者委員会 笹山登生 101/04/18(Wed) 05:17:25削除
URL: http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/010417/dom/22150000_maidomm139.html
上記URLのように、諫早湾水門開門をめぐって、実質、「淡水化是か非か」の攻防戦となった模様。
管理水位マイナス1メートルを保った開門では、管理された潮流のもとでのデータ収集となってしまう。これで、果たして適正なデータがえられるものなのだろうか。

●0527 案の定、開門期間で意見対立 笹山登生 101/04/17(Tue) 21:04:06削除
URL: http://www.asahi.com/national/update/0417/027.html
短期開門を主張する農林水産省と、それに異論を唱える委員との意見一致せず、結論先おくりに。(上記URL参照)
抜本的問題解決のための調査に本気かどうかが、この一点でとわれる。

●0526 諫早湾水門開門は来春以降 笹山登生 101/04/17(Tue) 14:23:07削除
URL: http://www.yomiuri.co.jp/00/20010417i204.htm
上記URL参照。第三者委員会が、本日だす結論。
開門期間は、2-3ヶ月。
経営支援策と、だきあわせだが、果たして、これでノリ漁業者が納得するか、微妙。
「本年のノリ生産は、最悪の場合は、セーフティ・ネットでしのぎ、影響なかったらダメもと。」との意向が透けてみえる。
果たして、抜本的解決を覚悟しているのか、どうもよく分からない。

●0525 政党・組合・団体は、小さなケーキを大きな箱につめたサンタクロース 笹山登生 101/04/17(Tue) 05:33:22削除
URL: http://
最近の地方選挙での政党の凋落降りを、参議院議員椎名素夫さんは、「一生懸命積み木やブロック積みをしているつもりなのだけれど、実は、砂を積んでいるという、徒労のゲームに過ぎなかった。」と称しているが、当を得た分析だとおもう。
私は、これら政党・組合・団体は、「小さなケーキを大きな箱につめた、押し掛けサンタだ。」といっている。
公衆の面前で、でかくて中身のない祝儀袋をふりかざしているようなものでもある。
応援するなら、どうして、めだたなくとも、もっと実のある応援ができないものか。

●0524 ドイツ・カールスルーエ市のMASAさんから、ドイツの口てい疫状況についておたよりがありました。 笹山登生 101/04/16(Mon) 09:04:06削除
URL:
笹山より
食肉不信、興味深くよみました。食肉不信は食の環境から見直さなければとの御意見、かんがえさせられるものがありました。
ワニの肉が、スリランカからドイツに輸出されはじめたとのテレビ報道がありましたが、これなんか、ワシントン条約にひっかからないのでしようかね。
皮はダメ、肉ならOKというのも、変なはなしですね。
日本では、ドイツ州選挙での緑の党の後退ぶりが話題となっています。
今後ともよろしく。

MASAさんより

現在ドイツでは狂牛病騒ぎは一休みですが、そのかわり口蹄疫が大変です。決して狂牛病が収まったわけではないのですが、口蹄疫は感染力が強いので、感染国からドイツへ入国する人には厳重な検査が行われます。
先日、スーパーで“カンガルー肉、ワニ肉あります!”の看板を見ました。でも“…肉はだめだから…肉に”という発想では何も解決しないように思います。何も“ベジタリアンになれ!”というわけではありませんが、過剰な食肉の消費という飽食文化自体を見直す必要があると思います。
それから緑の党ですが、(連立)政権を取るまでは威勢のいいことを言ってたけど、与党になったら(すぐには)できないことが山ほど出てきました。そういう姿勢に失望感を持つ人が多いのは確かです。(でも、これってドイツだけの問題ではありませんね!)


●0523 (管理者削除)
●0522 (投稿者削除)

●0521 新しいパラダイムを争点にしてほしい。 笹山登生 101/04/14(Sat) 22:20:44削除
URL:
自民党総裁選、これまでの処方箋にこだわる方、新しい処方箋を提示しようとされる方、二つのタイプに分かれるようだ。
勝敗はともかく、ここは、新しいパラダイムを争点にしてほしいものだ。
なかでも、デフレ下における経済政策を争点にすることは、一般受けしないにしても、大事なことだとおもう。
デフレには、ストック・デフレとフロー・デフレとがある。
デフレ恐怖のあまり、見境無く、あらゆるデフレ的兆候を切り捨てるというのは、おろかな仕業なのではないか。
「経済成長しなければ何事もはじまらないる」という「成長への呪縛」から政治家が逃れ、「ある程度のデフレ下でも、何とかいけそうだ。」という政策パラダイムなり処方箋の提示が、いま必要なのではないのだろうか。
その意味で、この際、デフレを前提とした新しい政策パラダイムを構築することは、重要なことと、私はおもう。
もっと藻、それで仕事が減ってしまう学者や評論家が出るかも知れないが。
一方、改革のパラダイムはどうだろう。
自民党に置いては、なお「改革」のキーワードは陳腐化していないようにおもえる。
一周遅れの改革志向といったら、やや失礼であろうか。
猫も杓子も「たゆまざる改革」なるもののお念仏を唱える時代は、とうに去っているのではないだろうか。
グローバリゼーションの功罪・限界をわきまえた上での改革志向、過度な市場主義、民営至上主義に陥らない改革志向が、今日的な改革のありかたであろう。
改革にまつわる功罪を熟知したうえで、やや声高でなく成熟した改革志向を唱える時代となっているのではないだろうか。
むしろ、ユニバーサル・サービスを行う上で、何が必要かという視点や、硬直的な財政投融資制度をもたらしているものは何なのか、という視点で、漸進的な変革を求める時代に入ってきているのではないだろうか。
政治家が、「改革を唱えていなければ駆逐される。」という恐怖の「改革の呪縛」から逃れることも、いま必要なことと思う。


●0520 「里山から考える21世紀」というWebにリンクされました。 笹山登生 101/04/14(Sat) 21:01:43削除
URL: http://www.satoyama21.com/link.html
「里山Web事典」の「グリーンツーリズム」に、私のホームページがリンクされました。
上記URLにアクセスしてみてください。

●0519 「ドイツの水のはなし」というHPの掲示板に紹介されました。 笹山登生 101/04/14(Sat) 06:55:38削除
URL: http://www.tiara.cc/~germany/index.html
上記が、そのURLで、JKG-maruさん が、私の「市民農園・海外情報リンク」を紹介してくださったものです。光栄にぞんじます。
以下、そのまま、転載させていただきますと、

海外の市民農園リンク

笹山さんという方の市民農園リンクが充実していまして、つい一昨日も海外の農園リンクについてのお知らせが舞い込んできました。URLを覗いてみてください。
市民農園以外にもかなりマニアックなリンクと機関銃のようなBBSが彼のエネルギーを感じます。
負けじと私もいくつか掘り出しています。
顛末は、我がHPのBBSで・・・

<返信> 笹山さんのサイト訪問 MASA@管理人さん

先ほど笹山さんのサイトをのぞいてみました。JKG-maruさんのサイトでよく名前を拝見する方ですよね。なぜか今まで、サイトにお邪魔することがありませんでした…。

掲示板での積極的な意見表明、すごいと思います! 私も見習わねば!
2001年03月26日(月)23:16:49




●0518 思慮無き諌早湾水門の開門は、有明海の生態系ををほろぼす 笹山登生 101/04/08(Sun) 07:19:53削除
URL: http://www.kumanichi.co.jp/nori/kiji/20010407.2.html
上記URLにみるように、水門の開門には、そのタイミングや方法に、相当の配慮と技術が必要である。
私が前からこのホームページで主張しているように、湾内の水質の状況は、まさにパンドラの箱、単に開門すればよいものではない事態となっているのである。
農林水産大臣も、この一点だけは認識してほしいものだ。
台風の後などの淡水量が増加したときか、または、何年もかけての徐じょなる開門しか、打つ手はなさそうだ。
オランダのバルコン・プロジェクトにまなぶべし。

●0517 本当に「言論不況」なのか。 笹山登生 101/04/06(Fri) 15:47:08削除
URL:
1996年4月創刊された。東洋経済新報社の「論争」が、通巻31号を持って廃刊されるという。
東洋経済の創始者・石橋湛山先生の言論を彷彿とさせるような言説にひかれ、私も、幾度となく購入しただけに、やや、残念である。
その最後のテーマが「言論不況と言論人の覚悟」というのだから、皮肉なテーマのめぐりあわせである。
まじめな言論誌がなかなか育たないということと、日本の多くの言論機関が立場を明らかにせず、バランスをとることのみに腐心してきたことへの警告を込めての特集なのだという。
私の長年の親友であるO出版局長の編集後記によれば、「返品が増える-配本部数をへらす-配本がへれば実売数も減る」という悪循環に悩まされた末の決断だという。
まことに同情をきんじえないのだが、しかし、「果たして言論不況なのか」といえば、私は、ちょっと違うのではないかとおもう。
本誌の内容は、30いくつかの論説からなり、それを2ヶ月に一回、出版している。
Web情報で流せば、一週間に一回の更新で済むボリュームである。
質的にはどうか。
オピニオンリーダーが一定の原稿料を対価にかきながしたものであり、その完成のために長期の懐妊期間をようするものではなさそうだ。
広告収入は4社を除いては、自社の本の広告があるだけである。
こう見てくると、どうやらこの雑誌は、もっともWeb情報と競合しうるアナログ媒体のようである。
もし、言論の効果を中心に考えるのであれば、「オープン・ソース」の言論Webとして流せばすむものである。
いや、むしろオピニオンリーダー自身が、原稿料を対価とせず、オープンソースで、直接Web上で言説を展開すればよい話である。
私のオピニオンでさえ、一つの意見展開に対し、2-3日で1,000以上のヒットがあるような時代である。
ましてや、オピニオンリーダーがメシの種を放棄し、オープンソースに徹すれば、その数十倍の反響がえられるはずである。
そんなことを考えると、確かに、アナログ媒体での言論不況はあるかも知れないが、Web上での言論は、より分散化され、よりリアルタイムで、展開されてきているのではないのだろうか。
そこには、アナログ媒体に無い、新しい公共圏の展開が生まれているとみる。
もちろん、言論の質は、玉石混交であろう。
しかし、インディーズ的な、新たな、デジタルなオピニオンリーダーは 輩出しつつあるのではないのだろうか。
要は、世のオピニオンリーダーたちが、メシの種を犠牲にして、「言論のオープン・ソース化」に踏み切れるかどうか、ここに新しい言論の場の創出がかかっているのではないのだろうか。

●0516 いまだ返還されぬ北方領土をバーチャルにみる。 笹山登生 101/04/05(Thu) 08:43:31削除
URL: http://www.kt.rim.or.jp/~sugi/panorama/etorofu/etrpanorama.html
「カシミール」というソフトで、等高線をもとに、択捉・国後島から眺めたパノラマは、こうなります。上記URLを参照。

●0515 グリーンツーリズムの専門学校開校 笹山登生 101/04/05(Thu) 08:19:46削除
URL: http://
2001年6月より、都市農山漁村交流活性化機構が主体となって、グリ−ンツ−リズム専門の短期研修講座を設ける予定。
講座には二種類あって、開業基礎コースと経営戦略コースがある。
その他、指導者養成のインストラクター講座には、入門、実践・コーディネーターの三コースがある。
問い合わせは、03-5251-1541まで。

●0514 ちかぢか諌早湾排水門開門時期明示の模様 笹山登生 101/04/02(Mon) 11:00:48削除
URL:
自民党古賀幹事長は、漁連側が求めている長崎県・諫早湾干拓事業の排水門開放について、「農水省に一日も早く時期を明示するよう指示している」と述べ、自民党「有明海ノリ等被害調査対策本部」の次回会合で時期を示せるとの見通しを明らかにした。

●0513 諫早湾干拓問題の方向がみえてきた。 笹山登生 101/03/31(Sat) 09:17:36削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/policy/S_2_02.htm
3月27日ののり問題第三者委員会の報告にそって、農林水産相がことをすすめたとすれば、今後の諫早干拓問題の代替の方向性派見えてくるのではないか。
それは私が4年前に提言した代替案と極めてにかよったものとなってくるのではないか。(上記URL参照)
4年前の提言で、私は、1.淡水化の放棄 2.干拓農地面積を3分の1に圧縮 3.前面堤防のセットバック 4.南北堤防の導流堤としての存続 4.潮混じりを前提としての水門の流動的コントロール の4点を提言した。
今回の第三者委員会で時期の明記はないが、水門の長期の開門調査をした場合、その後、再び淡水化に向け閉門することは、事実上不可能である。
結果、淡水化の放棄につながらざるをえない。
従って、水門コントロールは、防災のみを目的とし、潮まじりでおこなわれる。
水位を、マイナス1メートルに保つか保たないかは、農地をどこまで縮小するかにかかわる。
私は、干潟線の現状から見て3分の1が適当と当時判断したのだが、現在の干陸化がそれより多く進んでいるようだから、それはそれでよい。
南北堤防も、完成しているのだから、導流堤として、そのまま、存続させれば良い。
問題は、前面堤防だ。
現在は、南北堤防との隙間があるのが救いである。
これを、決して繋いではいけない。
そのままの状態でのこし、新たに、現在干陸化している部分の前面を、自然な流型をもった、自然に優しい堤防を作ることだ。
こうすれば、現在感陸化している部分は、単なる農地利用だけでなく、エコツーリズムを目的とした自然環境レクリェーション・ゾーンとしても活用できることになる。
長崎県・農林水産省の賢明な御判断を望む。


●0512 ラディカルな環境派の時代は去った 笹山登生 101/03/30(Fri) 21:44:05削除
URL: http://www.cnn.co.jp/2001/WORLD/03/26/german.elections/
3月25日にドイツのバ−テン・ビュルテンベルグ州とラインラント・ファルツ州で行われた地方選挙の結果で。環境政党緑の党の衰退ぶりが話題となっている。
むべなるかな、というかんじがする。
環境先進国ドイツにおいて性急な脱原発を唱えた緑の党の不振の原因は何かを、良く考えてみる必要があるのではないか。
教条主義的な環境派、情緒的な環境派の時代はさった、そのこと自身が、どいつの環境マインドの成熟度を示しているのではないだろうか。
ひるがえって、日本においてはどうだろうか。
代替案もしめしえず、きわめてラディカルにダム決別宣言をおこなった長野県知事への喝采は今だなり止まず、このこと自身、日本の環境マインドの未成熟度を示す指標となっているのではないのだろうか。
真の環境派は、開発と環境のはざまに立って、いかなる代償措置を施すかに呻吟するものである。
「蝶よ花よ」の「ミ−ハ−」環境派のおよぼす功罪について、日本人は、もっと目をさます時にきているのではないのだろうか。

●0511 九州で環境大学設置の動き 笹山登生 101/03/29(Thu) 14:08:35削除
URL:
こういう大学構想ですと、魅力があるんですけれどね。

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環境大学開設を提言 九州経済産業局が環境産業ビジョン 人材育成拠点整備目指す

--------------------------------------------------------------------------------
 九州経済産業局は二十八日、九州の環境・リサイクル産業の将来展望と課題をまとめた「九州地域環境産業ビジョン」を発表した。
九州の環境関連産業の市場規模は二〇一〇年に三・九兆円(一九九八年比一・七倍)、雇用規模も十四万人(同一・四倍)に拡大すると予測。
このため、同産業を担う人材育成拠点として「九州環境総合大学(仮称)」「九州環境総合研究センター」などの開設を検討すべきなどと提言している

●0510 第三者委員会が提示した「有明海異変にいたる原因仮説」は? 笹山登生 101/03/29(Thu) 10:36:59削除
URL: http://www.jfa.maff.go.jp/ariakenori/teigen/teigen.html
次のとおりですが、やや、仮説の立て方が矮小化されていますね。
ノリ異変に限ってなら、珪藻赤潮の原因究明でいいのでしょうが、「有害藻類大増殖」の観点からの有明海生態系異変を取り上げなければ、根本的な有明海の生態系の正常化に資することにはならないのではないでしょうか。
もっとも、この第三者委員会は、ノリ不作の原因究明にのみ限った委員会なのですから、それ以外の仮説への言及については、避けざるを得ない限界を持った委員会なのでしょう。

より高度な次元での委員会設置が必要なときなのではないでしょうか。
そうでないと、ラフィド藻類などによる、もっと有害な赤潮対策には、この対策は、無力なのではないのでしょうか。
もっと、フロリダのHAB対策にまなぶべし。

              記

直接的には、高水温、高塩分、長日照時間、一時的な大雨などの気象・海象を引き金とする珪藻の大発生が、秋季から連続的に発生し、ノリの生長に必要な栄養分を奪ったためであると考えられる。
したがって、@例年ノリ漁期の終わり頃に発生する珪藻赤潮が早期に発生したのは何故か、およびA珪藻赤潮が長期間持続したのは何故かを中心に、気象・海象・地象データと赤潮発生経過を分析し、その原因を解明する必要がある。

●0509 第三者委員会も「仮説にもとづいた有明海の調査を提言 笹山登生 101/03/29(Thu) 10:09:39削除
URL: http://www.jfa.maff.go.jp/ariakenori/teigen/teigen.html
かねてから、このホームページでも、有明海の調査には、仮説にもとづいた実証調査が必要との提言を、オピニオンの場で行ってきたが、このたびの第三者委員会でも下記のように、私と同様の視点での提言がなされた。(上記URL参照)


有明海異変の原因解明と有明海再生に向けた調査・研究についての提言

調査・研究を進めるにあたっては「何を調査するか」ではなくて「何のために調査するか」の視点が必要であり、調査結果をどのように分析・整理し、原因の究明と今後の方策に結びつけていくべきか、方針を常に明確にしながら進めることが重要である。上記の「有明海異変の捉え方」および「有明海異変にいたる原因仮説」を踏まえると、
(1)有明海の環境および生態系の現況把握と環境悪化の要因の分析
(2)数値シュミレーションによる海域環境の評価と予測モデルの構築
(3)有明海の環境改善と漁業・養殖業生産の回復・維持への対策と方法の検討
の3項目について、順次、調査・研究を進めていくことが適当である。
 

●0508 有明海 調査検討委の提言詳細 笹山登生 101/03/29(Thu) 09:40:43削除
URL: http://www.jfa.maff.go.jp/ariakenori/teigen/index.html
有明海 調査検討委の提言詳細は上記URLを参照してください。

●0507 有明海 調査検討委の提言要旨 は、下記のとおりです。 笹山登生 101/03/29(Thu) 09:33:40削除
URL:
調査検討委の提言要旨
 干潟の機能知るため開放を

 【清水誠委員長まとめ】

 一、昨年十二月から発生した植物プランクトンでノリに必要な栄養塩が奪われたため大不作が生じた。十一月の異常降水、十二月からの非常に長い日照時間などが引き金になった。

 一、諫早湾干拓地の水門開放は技術的問題もあり、まず閉めたまま十分調査し現状把握が必要。干拓現場では堤防外へ悪影響を与える可能性のある工事は凍結が望ましい。

 一、将来は(現状との)比較と、干潟の機能を知るため水門を開放する必要がある。開放で被害が生じてはならない。干拓事業自体の継続・中止は行政が判断すべきだ。

 【有明海異変の原因究明と再生へ向けた調査の提言】

 一、有明海異変の原因は、都市化に伴う陸からの栄養分増加による海底の悪化、干拓などによる干潟喪失が理由の浄化能力低下、自然海岸線の減少に伴う環境浄化機能などの減退などが考えられる。

 一、調査では有明海の環境改善、漁業回復への対策と方法を検討するべきだ。自然環境では気象、海象、地形、海底の物質変化、干潟河川流量などを、生態系では海底生物の組成変化などを調べるべきだ。

 一、諫早湾干拓については、堤防内の汚水や浮泥の環境と赤潮発生への影響の解明が重要。水門開放により、どの程度の早さで、どの程度まで機能が回復するか調査する必要がある。生物学的影響を評価するには、少なくとも数年間にわたり連続的に開門調査する必要がある。

 【水門開放調査にかかわる見解について】

 一、水門開放調査は短期的調査では調整池内と周辺の水位変動が分かり、中期的調査では海底地形、水質などの把握が可能。

 一、水門開放では水門が震動し破壊することがないよう、また調整池への海水侵入では干拓地背後の農地に塩害が発生しないようにする必要がある。開放は開始時は段階的に進め、深刻な悪影響が生じた場合は即時中止し、降雨期には調整池の洪水調整機能が働く水位を保つべきだ。

●0506 水門開放は決定したものの笹山登生 101/03/27(Tue) 21:43:26削除
URL: http://www.asahi.com/0327/news/politics27013.html
どうもあれこれ配慮した決定で歯切れが悪い。とりあえず、上記URL速報をご参照ください。

●0505 (投稿者削除)
●0504 堂本さん、おめでとうございます。 笹山登生 101/03/26(Mon) 04:47:36削除
URL: http://
7年前でしたか、環境庁初の公共事業予算枠獲得のため、私達とともに、着物姿で、大蔵省に乗り込んでいった堂本さん、環境基本計画策定で、「リプロダクティブ・ヘルツ」に最後までこだわった堂本さん、GLOBEで、生物多様性の提案をされた堂本さん、エコ・フェミニズムに徹しられた堂本さん、そんな堂本さんの御活躍が報われたものと思います。
三番瀬は、これでだいじょうぶですね。

●0503 JKG-maruさん、ごぶさたしております。 笹山登生 101/03/25(Sun) 18:03:02 No.0502へのコメント 削除
URL: http://
園芸福祉協会設立の御案内いただき、ありがとうございました。
進士先生をたてるなど。さすがですね。
私のほうは、この正月以来、有明海にのめりこみで、KleinGartenのほうは、すっかりとおざかっていました。
そこで、せめてもの罪滅ぼしで作ってみた この度の「クラインガルテン・リンク」、順調にアクセスをのばしていますが、このほか、「アロットメント・リンク」「コミュニティ・ガーデン・リンク」も、近々、完成の予定です。
そうてすね。
おっしゃるように、家庭菜園に社会的な目的を与えるのか、それとも単なるレジャーガーデンに徹するのか、古来からの難問ですね。
イギリスで野菜菜園からレジャーガーテーンへの転換をうながした ハリー・ソープ教授の勧告も、この一点につきていたのですから。
問題は、その対象土地の土地利用が、社会的利用を必要としているかということなのではないでしょうか。
例えば耕作放棄地などであれば、その跡地の社会的利用の必要性は濃いわけで、その意味では、社会的目的を持った菜園が必要となるのかも知れません。
でも、こうして、多くのクラインガルテンのホームページを見てしまうと、どうしても、レジャーガーデンの方が魅力的にみえてしまうものですね。
この点に関しては、私は、まだ「ファイナル・アンサー」ができません。





●0502 RE:リンク充実のご連絡 JKG-maru 101/03/25(Sun) 00:33:11削除
URL: http://homepage2.nifty.com/komiken/jkg.htm
笹山先生
リンク集ちょっと拝見しました。

クラインガルテンのみならず、ガーデニングなどにもつながっているようで参っています。
カールスルーエの松田さんにも現地情報をまとめていただき、リンクは笹山サイトでカバーするなど、我が研究会も楽をしっぱなしです。

ここいらで日本の市民農園運動の総括をし、次のステップにつなげることをしなければ、非難をいただきそうです。

〜以上コミ研掲示板より転載〜

おかげさまで情報量はかなりのものになりましたが、
質的なものを考えていかなければ・・と思います。
また日本型クラインガルテンの考え方として、
地域づくりも拠点として
多様な展開がまだまだ求められます。
その一つの切り口になりうる
園芸福祉にもご注目ください。

●0501 日本海洋学会の提言に賛成 笹山登生 101/03/24(Sat) 11:24:37削除
URL: http://news.lycos.co.jp/topics/society/maff.html?d=23jijiX905
日本海洋学会環境問題委員会は、3月23日、有明海の生態系異変については、総合的な調査体制が必要との提言を近々発表するという。
(上記URL参照)
これは、私がかねてから主張してきたもので、この提言の趣旨に大賛成である。
何度もこの掲示板で言っているように、この問題は、世界的に問題となっているHAB(Harmful Algal Bloom)(有害藻類大増殖)の問題であり、ノリ問題に限定・矮小化する以上に、大きな問題であるからである。
環境省の賢明な主導力の発揮と判断を求めたい。

●0500 地域の通信回線のスピードも考えないと 笹山登生 101/03/20(Tue) 21:20:38削除
URL:
知事選挙が近づいて、候補者のHP作戦にも熱がはいってきた。
それはいいのだが、バージョンアップし、写真あり画像ありで内容豊富になったのと裏腹に、すっかり画像が出るスピードが遅くなってしまったホームページがある。
アクセスしたものの、しばらくの間は真っ白けという状態のものである。
県内の通信回線は、ISDNでも、ようやくフレッツ・サービスが始まったばかりというところで、多くは、従来のモデムによる56Kがほとんど、ましてや、CATVによるものは、県庁所在地の一部を除いては、達成されていない。
これが、情報ハイウェイを目指す県政の通信回線の実態なのである。
ITじだいの候補者たるもの、みずからのホームページを、もっとも恵まれない通信スピードで、わがホームページの状況を点検するところから、先憂後楽の県政が始まるのではないか。
IT時代の水戸黄門たるべし。

●0499 そんな短期間の調査で、何がわかるのか? 笹山登生 101/03/16(Fri) 22:09:27削除
URL:
諌早湾干拓調整池緊急調査は、二十六日まで十二日間の予定でおこなわれるという。
しかし、そんな短期間の調査で、何がわかるのだろうか。
もともと、この問題は、前からこの掲示板でもいっているように、世界的に問題となっている有害藻類大発生(Harmful Algal Blooms)の問題であるのだから、より長期で総合的な生態学的仮説にもとずく調査が必要なのである。
ましてや、この調査でもって、有明海異変の原因がわかろうはずはないのである。

●0498 もっとも現実的だった政党は? 笹山登生 101/03/16(Fri) 21:47:35削除
URL:
野党暫定政権の樹立をめざそうとする野党の中で、参加に否定的な見解を示し、「与党が政権を手放すはずはない」と参加を拒否したのは、もっとも前衛的と見られる党であったのは、おもしろい。

●0497 韓国のインターネット伝道師に学べ 笹山登生 101/03/14(Wed) 10:29:48削除
URL: http://
昨年11月のAPECで、韓国の金大中大統領が「アジアの情報化に先頭にたって貢献する」との言明を受け、この度、東南アジア諸国の情報デバイス是正の為に、インターネット(e-コリア)伝道師をこの6月から派遣するという。
伝道師とは古風な名前だが、新旧のイメージの取り合わせが、なんともおもしろい。
日本のIT革命も、今や政権のゆらぎで、国外に飛躍する余裕はないだろうが、むしろ、この際、このような国境をこえたIT構想を推進することが必要なのではないだろうか。

●0496 工事中断が濃厚に 諫早湾干拓で検討委要請 笹山登生 101/03/13(Tue) 21:42:26削除
URL: http://
有明海ノリ不作の原因究明方法などを検討する調査検討委員会(委員長、清水誠東大名誉教授)は、十三日の第二回会合で、長崎県・諫早湾の干拓工事を一時中断し、潮受け堤防内の調整池での底質調査などを早急に実施、結果を報告するよう農水省に要請した。
この結果、工事の中断が濃厚となった。
同省は委員会の要請を受け、工事を中断した調査の実施に反対してきた長崎県に対し、十三日中にもあらためて理解を求める方針。
長崎県は「(調査の必要性について)委員会が判断すれば、その決定は尊重する」(辻原俊博副知事)と態度を軟化させており、近く工事を中断し調査が始まる見通し。
農水省は環境省の協力を得て、諫早湾と調整池で水質、底質、浮泥に含まれる有機物や栄養塩などを十二日間の日程で調査する。
-佐賀新聞2001/03/13より-

●0495 水と緑と人は、永遠である 笹山登生 101/03/12(Mon) 14:28:41削除
URL: http://
土地改良事業の説明会で、質議がなかばになったところで、一番前に座っていた方が、私に、こんな話をされはじめた。
「私は、小学校を出て以来、農業にたずさわってきたが、あなたのお父さんに会うたびに、「水と緑と人は、永遠である。」と励まされつつ、ここまできた。でも、今のこの時代では、水も緑も人も、何か粗末にされているような気がしてならない。あなたはどうおもわれるか。」
私は、それに対し、「時代が急速にかわっているので、なかなか、思うようにいかないが、一つの目指すべき目標として、この精神は今も生きている。」と応えるのが、精一杯であったが、こうして数十年立っても、一つの言葉が、一人の農夫を支えてきたことにいいしれない感慨を覚えたと同時に、今も生きるこの精神を、現代的な意味で大事にしていかなければならないと、思ったしだいである。

●0494 焼そばとまちおこし 笹山登生 101/03/11(Sun) 09:34:02削除
URL: http://
私の郷里のまちで、昔からの焼そばを、まちおこしの材料にしようと、市長さん始め、市役所に担当課を設ける程の熱の入れかたである。
ところが、町の外からつれてきたお客さんによる、あじの評判は、今一つぱっとしない。
中には、焼そばについている福神漬が一番うまかったというような人もいて、自信満々つれていった地元の人をがっくりさせたという例もあるという。
あじのもてなしから観光が始まるというねらいは、正しかったが、そのためのフォローが甘かった、ということだろう。
日本の農家民宿でも同じような例があるようだ。
イギリスの農家民宿に対する行政のサポートで感心したのは、まず、民宿経営者-とくにご婦人がたへの総合的な研修制度の創設から始まったということだ。
その内容は、例えば、伝統的なアフタヌーン・ティーの入れかた、地方色をいかした軽食の作り方、カラーコーディネーションの実際、はなの活け方、よりよい接客態度、資金や税制の実際などの研修がびっしりである。
行政が、あまりフォローなく、宣伝ばかりしていると、理想と現実の落差に被害を被るのは、観光客ばかりでなく、一時の評判の後、客がへってしまう店の人なのかも知れない。
行政のやるべきことは、イギリスの農家民宿の例にみるような、違うところにあるのでは。




●0493 hideさん 笹山登生 101/03/10(Sat) 18:41:44 No.0492へのコメント 削除
URL: http://
田園環境創造論は現在版元品切れですが、私の手許に若干数ありますので、メールにて御住所をお知らせいただければお送り申し上げます。

●0492 読みたい本 hide 101/03/10(Sat) 16:57:14削除
URL: http://
田 園 環 境 創 造 論 を探しています。

●0491 漁民の素朴な疑問に答えるような環境調査を 奥州 101/03/10(Sat) 12:18:04削除
URL: http://www.kumanichi.co.jp/dnews/20010222/kiji1_0000004563.html
笹山さん、早速ありがとうございます。
有明海に注ぐ緑川のことはまた話題にさせていただくことにします。

八代海に注ぐ球磨川の場合も、
当然過去の水質その他のデータが諸々あると思われます。
それと新しい調査結果との冷静な比較は当然として・・・。

漁民が「不知火海は日本有数の稚魚の育つ海。ダムが出来る度に日本有数の藻(も)場が減り、産卵や稚魚が育つ場所がなくなった。」
と言っているように、このプロの目に答えるような調査でなければならないのではないでしょうか?
時代の要請に誠実に答える調査でなければ、と思いますし、
そうであれば、漁民が日々実感している川と海の変化を反映したデータが出てくるはずであると思うのですが。
「お茶を濁す」ような結論であれば、火に油を注ぐことになるでしょうし、
そうした不幸はもうやめにしたいものですね。

●0490 有明海第三者委員会と諫早水質委員会の委員は、ダブるべきではないとおもいます。 笹山登生 101/03/10(Sat) 07:54:51 No.0487へのコメント 削除
URL: http://
現在ダブっている委員は、第三者委員会委員長の清水誠氏(東大名誉教授)、水質委員会委員長の戸原善男氏(九州大学名誉教授)、須藤隆一氏(東北大教授)の三氏です。
水質委員会は水質委員会で、きっちり結論をおだしになったら良いでしょう。
水質委員会の名前で、もし、必要とあれば、第三者委員会の調査要請に応えるべきでしょう。
少なくとも、第三者委員会の委員長は、水質委員会の委員がなることの愚は、さけなければ、第三者委員会の客観性は、著しく失われてしまうでしょぅ。

●0489 短絡的な犯人さがしでなく、総合的な環境調査が必要だと思います。 笹山登生 101/03/09(Fri) 21:41:18 No.0488へのコメント 削除
URL: http://
従来、歴史的に、沿岸の植物プラントンの増殖は、川によって流れ込む窒素によって規定されるというのが常識でしたが、この頃では、むしろ沿岸の植物プラントンの増殖を規定するのは、珪酸塩であるというのが、新たな常識となりつつあるようです。
また、湾に流れ込む川に含まれる窒素の量よりも、湾に底生するシアノバクテリアによって作られる窒素のほうが多いということも、通説になりつつあるようです。
有明海の場合も、これまでの通説にこだわらず、多角的な調査が必要だとおもいます。
もちろん、川の上流の水質が湾の環境に与える影響も無視できませんが、のり被害を契機にして、何か短絡的な犯人さがしが、行われてしまっては、根本的な有明海環境異変の解決にならないような気がしてならないのですが。
おそらく、いろいろな環境要因が関係あるのでしょうし、その意味では、早計に「この要因は漁業に与える影響はない」と断定することもできない状態にあるのだとおもいます。
結論は「疑わしきは、行わず」ということになるのでしょうね。

●0488 素朴な疑問・・・「環境調査」結果の評価基準とは? 奥州 101/03/09(Fri) 14:33:22削除
URL: http://www.kumanichi.co.jp/dnews/20010308/kiji1_0000004677.html
笹山さん、先日来いろいろお世話になっております。
川と海をめぐるお話できましたこと、大変参考になりました。

さて、熊本の八代海では今回の有明海の事態を受けて
沿岸漁協が川辺川ダムとの関連で「八代海の環境調査」を要望し、
県も国土交通省も実施の方向で動いているようです(国会でも質問がありました)。

地元の新聞(「熊日」)によりますと、

”調査の開始時期など詳細は、県や漁協、専門家らと協議して決めるが、八代海の水質、底質、潮流、気象、河川からの流入量などを測定。干潟や藻場、生活雑排水の流入状況なども総合的に調べる考え。

 扇国土交通相は「ダム建設後も、海へ流れる水量や栄養塩類に変化はないとの研究結果が出ており、選択取水装置などで水質の維持を行う。現段階では、ダム建設が(下流の)漁業へ与える影響はないと考えている」と発言。その上で「地元から環境調査実施の要望を受けている」と調査に踏み切る理由を説明し、ダム本体着工後も調査を続ける考えも示した。”

ここで、素朴な質問です。
記事の前半にあるようなパラメータを調べて、どういう結果が出たら
『ダム建設が(下流の)漁業へ与える影響はない』と結論付けるのでしょうか?

また「海へ流れる水量や栄養塩類に変化はない」という結論が出そうな気もするのですが、
そういう評価というものは、いつの時のデータと比較するのでしょうか?
 素朴ですが、考えてもしょうがないので勇気を出して
農林漁業調査に詳しい先生に是非お聞きする次第です。
よろしくお願い致します。

●0487 オランダのクラーゼッツ委員会と日本の第三者委員会の違い 笹山登生 101/03/09(Fri) 11:04:16削除
URL: http://
このホームページでも紹介している、オランダ・ゼーランド州の東スヘルドの水門開門を決定したクラーゼッツ委員会が、政治的な判断をもまかされた総合的な判断のできる委員会であるのに対し、今回の有明海の第三者委員会は、単なる学者と漁業関係者のあつまりである。
市価も、その中には、これまで諫早湾内の水質委員会の主要メンバーもいる。
大体、この水質委員会が、これまで十分な情報公開と機能を果たしていなかったから、こんな事態となっているのではないかとも、いいたくなる。
これでは、有効な決定がくだせるはずはない。
クラーゼッツさんのような、もっと力のある方が委員長になって、そのもとに、いくつかの分科会があり、多面的な検討を果たせるものでなければ、時間稼ぎの第三者委員会といわれてもしかたがないであろう。

●0486 黄砂の飛来アニメーション 笹山登生 101/03/07(Wed) 20:12:42 No.0485へのコメント 削除
URL: http://www.riam.kyushu-u.ac.jp/taikai/UNO/VIS9604.gif
上記URLで、日本列島への黄砂の飛来状況が、よくわかります。

●0485 黄砂の植物プランクトン発生に与える影響は 笹山登生 101/03/07(Wed) 17:10:19削除
URL: http://www.fc.u-tokai.ac.jp/lab/toratani/festa98/_a42.html
昨日から今日にかけて、私の秋田の家の方では、中国からの黄砂がまいおりている。
雪や車のワイパーが黄色くなるほどのものである。
何でも韓国のほうでも、今年は黄砂が降る日が累計7日もあリ、目やのど・鼻をいためるひとがふえていると衛星放送はつたえている。まさに、羅両国は、気候の関係でも、一衣帯水の関係にあると、実感できる。
ところで、この黄砂や、サハラ砂漠の砂が、海の植物プランクトンの発生に影響を与えているとの説がある。(上記URL参照)
黄砂に含まれるリンが、植物プランクトン(特に藍藻)の発生を促しているというわけだ。
藍藻の発生は、共生関係にある珪藻の発生を促す。
有明海のプランクトン異常発生に、この黄砂が影響しているのだろうか。

●0484 生物多様性戦略の再構築に賛成 笹山登生 101/03/07(Wed) 16:04:31削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/policy/S_2_03.htm
環境省は、このほど、これまであった「生物多様性戦略」の、再構築にふみだしたようである。
上記において、私は、かねてから、これまでの戦略には、具体的に、いつまで、何をするという「アクションプラン」が伴っていないこと、またEUの「ナチュラ2000計画」のような、雄大で緻密なビジョンが無いことを指摘し、一日も早い戦略の見直しを主張し、旧環境庁にも、この点を指摘してきた。
それだけに、環境省も、ようやく、このことを聞いてくれたかとの思いでいっぱいである。

●0483 続:田園環境図書館アクセスベスト(7位から20位) 笹山登生 101/03/06(Tue) 06:56:02削除
URL: http://
7位 都市、緑と農 8位 人と街を大切にするドイツのまちづくり 9位 よみがえれ 池塘よ草原よ 10位 世界の野外博物館 11位 ミュージアム国富論 12位 日本経済グリーン国富論 13位 アップサイジングの時代がくる 14位 公益学のすすめ 15位 和の楽園 16位 風土工学への招待 17位 地球公共財 18位 風土の意匠 19位 アメリカの公園・リクリェーション行政 20位 エコツーリズムの世紀へ 

●0482 (投稿者削除)
●0481 (投稿者削除)
●0480 議員の中抜き現象にどう対抗するのか 笹山登生 101/03/06(Tue) 06:12:26 No.0479へのコメント 削除
URL: http://
行政とNPO・NGOとがより蜜月化することで、議員が中抜き現象にみまわれるというのは、国も地方もかわらないと思いますが、とくに地方の場合は、著しくなるのではないでしようか。
国における議員立法、地方の条例化も、その対抗力発揮の場として、かっこうの場となることで、重要視されてきているのでしよう。
議会スタッフの増強によらずとも、議員とNPO・NGOのネットワーク化や国・地方全国議員のネットワーク化で、それにかわる機能をどこまで発揮出来るか、が、課題だと思います。


●0479 議会事務局の教化(人員増を言う人が増えています) 吉田 つとむ(町田市議) 101/03/06(Tue) 01:50:16削除
URL: http://j-expert.com/
議会事務局の教化(人員増を言う人が増えています)
吉田は、同意していません。
議員が条例の議会スタッフを用いて、「議員条例」を
国会に議員立法を真似て、作ろうと言うわけです。
行革だ、民営化だなど、いまさら議会スタッフを増やさ
なくとも、出きるでしょうに。

自治体では、「議員が条例を作る」がはやり言葉になっ
ています。なにやら、KSDさんを思い出す無いようです。
曰く、「もの作り」

議員が考えるべき問題意識は、「政治はどんなことをテーマ
にすべきか」、「政治がかかわるべきでないものは、なにか」
と言う時代だと思います。古典的な考えですが、基本はそれ
だと思います。





●0478 追加:「県民党の悲劇」 笹山登生 101/03/05(Mon) 07:26:17 No.0475へのコメント 削除
URL: http://
Alternative Developmentという言葉がある。
どう訳したらよいのか。代替的開発とでもいおうか。
NPOやNGOが、これまで既存の体制の「力のはく奪」に力点をおいていたのが、代替案を提示し、より前向きな環境創造に向える代替案を提示する時代をあらわした典型的な言葉だとおもう。
NPOですらこのような方向転換をしているのだから、県民党を標榜されている首長さんは、もっと、Alternative Developmentの案提示に責任を持たなければならない。


●0477 議会事務局のスタッフ機能強化の方策も 笹山登生 101/03/05(Mon) 07:03:27 No.0472へのコメント 削除
URL: http://
吉田さん、議員の議員による議員のための視察報告がうまれたようですね。
ところで、かねてから、市町村議会事務局のスタッフ機能のネットワーク化がさけばれていたようですが、今はどうなっているのでしようか。
ネット時代ですから、やろうと思えば、はるかにやりやすくなっているとおもうのですが。
政党間の思惑などあるのでしようけれども、今やオープンソースの時代ですから、この面でも、リナックス方式でいかなければともおもうのですが。

●0476 田園環境図書館アクセスベスト6 笹山登生 101/03/05(Mon) 06:39:11削除
URL: http://
一位さわやかエネルギー風車入門、二位こうして--森と緑は守られた、三位オランダモデル、四位コミュニティビジネス、五位グローバル経済が世界を破壊する、六位エコミュージアムへの旅
なんとなく、私のホームページにアクセスしていただく皆様の価値観が見えてくるようですね。
私もこんな傾向の本がすきです。

●0475 「県民党の悲劇」 笹山登生 101/03/05(Mon) 06:23:57削除
URL: http://
「コモンズの悲劇」という言葉がある。
ある広場を、誰でも羊を放牧できる場とした。
その結果、その広場は、羊だらけとなり、無償で提供されるはずの草地は、たちまち、枯渇してしまった。という例である。
これと同じような例が、既存の体制をやぶって当選してきた自治体の首長さんのスタンスに、見られるような気がするのは、私だけであろうか。
例えば、長野県のダム決別宣言は、県民の立場にたった宣言とはいえ、あれだけでは、当事者としての責任は、まっとうされているとはいえない。
苦しい利害調整を伴う代替案がないからである。
県民という渾沌とした概念のもとに、県民サイドを標榜されても、利害調整の調整者としての「泥をかぶる役割」は、放棄されている。
県民は、自分達と同じスタンスに立ってわいわい騒ぐ為政者を最初は歓迎するであろうが、そのうち、「あなた、いつまで私達と一緒にさわいでいるの?この混乱は、あなたの責任じゃないの。そろそろ、自分のやるべきことをやったら?」と言い出すに違いない。
広場に羊を放すことだけみとめても、のちにくる広場の悲劇を阻止することはできない。
苦しくとも、体を這って広場に放牧される羊を阻止することや、別の広場を用意することが、必要になってくるからである。
「県民党の悲劇」を招かないためにも、県民党や市民党を標榜される首長さんは、プロジェクトの代替案を出すなど、もっと憎まれっ子になるべきだ。

●0474 水門をあければよいというものでもない。 笹山登生 101/03/04(Sun) 21:13:43削除
URL: http://
大臣が「諫早湾の 水門をあける季節は今がベスト」といわれる根拠が、私にとっては、今一つ分からない。
水温のあがる前、春の赤潮発生前、休眠シストが活発化する前、漁が本格化する前、など、いろいろな理由があるのだろうけれども。
でも、これ程、調整池の水質や底泥の環境が悪化してのちの開門であるからには、長期にわたる少しづつの開門や、台風や嵐の後など、調整池が大量で良質の淡水で薄まった時点での開門等しか、開門による悪影響を最小限にとどめることはできないのではなかろうか。
開門賛成派も反対派も。オランダ・ゼーランドやアメリカ・フロリダなどでの先進事例に学び、良く研究してから、ものをいってほしいものである。

●0473 海外からのアクセス 笹山登生 101/03/04(Sun) 18:32:52削除
URL: http://
国別ベスト6位は、一位アメリカ、二位オーストラリア、三位イギリス、四位カナダ、五位フランス、六位ドイツ
珍しい国からのアクセスは、マケドニア、ラトビア、エストニア、トンガ、ココス(キーリング)諸島、ウクライナ
などです。
テレビ8チャンネルのハチウマになったような気分です。

●0472 委員会視察報告の評価、ありがとうございます。 吉田 つとむ(町田市議) 101/03/04(Sun) 17:38:11削除
URL: http://j-expert.com/
ようやく、「町田市の委員会視察報告」に、議員の作成文が入ることに
なりました。そのことを記事にしたところ、早速「笹山Board」で、
ご評価いただきました。ありがとうございます。

2001年度の視察から実施と言うことになりますが、皆さんはそんな馬鹿な
とお思いでしょう。恐らく、大半の議会では、委員会の視察で、議員が視
察の報告を書いていないと思います。

いや、もっと注意深く観察すると、「視察の報告部分」は<空っぽ>とい
う事になります。つまり、
1 こちらから、職員が視察項目を書き、相手に質問を送る。
2 相手市は、それに文書で答える。(パンフ類がたくさんつく)
3 視察する現地で質問はするが、すでに用意されていた(2)をもらう。
4 日程表を頭に(添付?)し、それを報告書とする。
5 もちろん、職員が感想を書くこともない。

これが今までの視察でした。不覚にも、吉田は委員長が報告を書いてい
ると思っていました。自分が委員長で報告を書き、水面下で、大問題に
なりかけました。そのような経過をたどり、今回の改善となりました。 

●0471 川口環境大臣の発言は下記のURLの通りです。 笹山登生 101/03/02(Fri) 16:56:41削除
URL: http://www.asahi.com/0302/news/politics02005.html
上記URLに、有明海沿岸環境保全法制定の大臣発言がのっています。

●0470 川口環境大臣の有明海沿岸環境保全法案に賛成 笹山登生 101/03/02(Fri) 16:53:06削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001jan19.htm
川口環境大臣が3月2日閣議後の記者会見で、有明海にも、瀬戸内海法に準じた沿岸環境保全法の制定に前向きの姿勢を示したことに双手をあげて賛成したい。
上記のURLで私が書いたように、なくなられた山下弘文さんが御生前、有明海にも瀬戸内法のようなものができないものかと、常に、私どもにもらされていたことだからだ。
その場凌ぎの対策では、なかなかこのような広範囲の環境異変に対応できるものではない。
環境省発足初の快挙となることを期待したい。

●0469 続:諌早湾水門開放関連情報 笹山登生 101/03/01(Thu) 21:51:54削除
URL: http://www.asahi.com/0301/news/politics01006.html
上記URLに続報がのっています。

●0468 諌早湾水門開放古賀発言の詳細ニュースが入りました。 笹山登生 101/03/01(Thu) 17:31:50削除
URL:
自民党の古賀誠幹事長は1日、長崎県・諌早湾で農水省が進めている干拓事業について、「工事を中断し、水門を開放するよう、3日の第三者委員会で了承してもらう」と発言した。
有明海のノリ凶作で陳情に訪れた福岡県有明海漁連の組合員ら約270人を前に述べた。
干拓工事については、「中止するわけではない」とも述べた。(16:51)

●0467 自民党古賀幹事長の勇気あるご決断に敬意を表します。 笹山登生 101/03/01(Thu) 16:46:36削除
URL:
ただいま(16:22)、自民党の古賀幹事長が、諌早湾干拓事業について、水門の開放と工事の一時中断を発表とのニュースが入ってきた。
詳細は、まだわからないが、ともかく、一歩前進、古賀幹事長のご英断に敬意を表したい。

●0466 「長崎県県政世論調査」諫干推進厳しい結果に 笹山登生 101/03/01(Thu) 09:34:45削除
URL:

国営諫早湾干拓事業は「あまり力を入れる必要はない」―長崎県が二月二十六日に発表した「県政世論調査」の結果で、同事業に対するこのような消極的意見が約五七%を占めた。防災や農業振興に対する地元住民の要望を受け事業推進を図ってきたとする県や関係自治体にとっては、厳しい結果となった。

●0465 環境は都会の人、非住民の意識という見解が、まだまかりとおっている 笹山登生 101/03/01(Thu) 01:29:37削除
URL:
あるお役人さんがこんな見解を述べているのを聞いて、まだこんな環境マインドなのかな、とがっかりした。
環境異変が自らの生業を脅かす事を、農林漁業者は切実にかんじだしている。
また、非住民の意識にあわせることが、競争激しい農産物の差別化とマーケットの確保につながることが、先駆的農家にはわかってきているというのに。


●0464 おやおや 笹山登生 101/02/28(Wed) 06:36:02削除
URL: http://
けさの新聞を見ていたら、かつて某野党の委員長だった方の遺産が13億円だったとの記事、よけいなコメントは差し控えるが、思わずおやおやと呟いてしまった。
資金のあまるどのような事情があったのかは分からないが、皆様方の多くも、おやおやと思われるに違いない。

●0463 有明海の有害藻類大発生の調査には、時間がかかることを前提に考えないと 笹山登生 101/02/26(Mon) 21:03:08削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/opn.htm
上記URLに記載したように、これは、世界的に問題となっている有害藻類大発生(HAB)の問題であるのだから、一朝一石に調査の結果がでる話ではないのである。
そして、調査の規模も、アメリカのECOHABプロジェクトでやっているように、大規模かつ長期的・多角的にやらねばならない話である。
だとすれば、第三者委員会での検討もさることながら、まず漁民の要求である、水門の少しづつの解放の検討着手と工事中止の検討着手に入るしか、漁民の不安を静める手立てはないのではなかろうか。

●0462 山下弘文さんの命日までに問題解決を 笹山登生 101/02/24(Sat) 08:02:58削除
URL: http://www.jiji.com/edit/topics/data2001/200102/0201nori/0223index.html
7月21日の山下弘文さんの命日までに、なんとか有明海の問題解決の目処をつけさせたいというのが、私の願いである。
国際的にいっても、ゴールドマン賞をもらった人の遺志を無視するようなことがあっては、恥だからである。
8月末までに事業再評価をしなければならないが、一部に、その期限延長を模索する動きがあると聞く。
しかし、その要件の一つである「社会経済情勢の変化」は明確なのであるから、これについては、整斉とやってもらわなければならない。
漁業関係者の意見も、盛り込んでいただかなくてはならない。
すべて、もう、まったなしなのである。

●0461 まだまだ続く漁民の抗議行動 笹山登生 101/02/24(Sat) 05:49:46削除
URL: http://mytown.asahi.com/nagasaki/news01.asp?kiji=21
一旦沈静したかにみえる有明海の漁民の抗議行動だが、上記URLのとおり、漁民の不安は、春を迎え、むしろましているように見える。
春になれば、春の赤潮シーズンにはいるからだ。
漁民の不安に応えるのに、時間稼ぎは許されない。

●0460 米国海軍の情報開示は日本の外務省内部調査よりましでは? キミヒ 101/02/22(Thu) 23:41:21削除
URL: http://
 米国海軍の情報開示は日本の外務省内部調査よりましでは?
 さらに、「なだしお事件」でも海上自衛隊は法廷まで嘘を
ついていました。自国民の生命を奪っても!

 先生のご感想はいかがでしょう。

●0459 大局を見る キミヒ 101/02/22(Thu) 23:34:38 No.0458へのコメント 削除
URL: http://
 大局を見る

 外国から見れば、自国の外務省、厚生労働省の不祥事
も満足に解明できない国家である事も真実です。

 米国海軍も米国行政府の一部です。

 米国大統領等が謝罪に訪日し、徹底究明を約束するのが
筋だと思います。

 日本外交、危機管理を見直すのが大局では? 

●0458 野党を攻めているわけではないのですが 笹山登生 101/02/22(Thu) 21:29:01 No.0457へのコメント 削除
URL: http://
国として当たらなければならない時に、マスコミと同じスタンスに立って、ポピュリズムに陥った追求をしても、果たして、行方不明者の御家族の期待に応えられているのか、ということを問題にしたのです。
もっと大局を見なければ、ということをいいたかったのです。

●0457 外交は行政府の任務ですが? キミヒ 101/02/22(Thu) 17:41:20 No.0455へのコメント 削除
URL:
 森首相も外務省も業務停止命令がどこからか
下されたのでしょうか?
 国会で追求されていても、笹山先生御主張の
行動もできますよね?
 国民に怒られても、首相は首相、外務省は
外務省で、責任は野党でも世論でもなく、権力
者&統治組織です。
 国としての怒りの表現も結局は上記二者しか
実行しえないので、世論や野党に注文する先生
の言動は摩訶不思議な感じです。

 あと、森首相は非公式に三月の米大統領会談
を拒否された報道もあり、結局は内政の不安定
は外交にも及んでいますね。

●0456 代替案検討委員会云々ではなく キミヒ 101/02/22(Thu) 17:24:40 No.0454へのコメント 削除
URL:
 田中知事がダム中止を表明した舞台裏は知りません。

 笹山先生の手続き論も大事でしょう。

 無駄な公共事業に関し、総論賛成各論反対の世の中で
田中知事を批判できる政治家は皆無と思います。
 霞ヶ関を頂点に村役場に至るまで、腐敗した行政機構
に理想論を求めても、結局は骨抜き代替案検討委員会が
誕生するだけでしょうだけでしょう。
 公約を守る知事に協力しない役人は公僕をはき違えて
いると思います。

 田中知事がまず中止を宣言したのですから、代替案は
議会で論じられても良いでしょうし、県庁内に委員会が
作られても良いでしょう。
 方向をきちっり示して、責任もとる政治家、公約を守
る政治家、こうした当たり前のリーダー不在下で理想論
で批判する行為は疑問です。

●0455 ひとつひとつ、おっしゃるとおりですが 笹山登生 101/02/22(Thu) 08:01:09 No.0454へのコメント 削除
URL: http://
田中知事の考えを組織的にサポートする体制に、まだなっていないのでしよう。
その点は、同情します。
でも、私だったら、代替案検討委員会の発足を同時に発表しますが。
要するに、環境代替の背景にある思想は、NO-NET-LOSS(総体としての環境価値の維持)のかんがえなのですから、そのLOSSをまかないうるものがあるのが前提だとおもいます。
0453の「一行でも」は、せめてという意味で、実際は一行でも書いてもらうのは大変というのが、議員の実態だとおもいますよ。
おはずかしい話ですが。
0452についてですが、そんな総理や外務省でも、行方不明者の御家族が最後のよりどころとしうるのは、日本国の対応なんだとおもいますよ。
でも、おっしゃる通り、インターネット時代では、日本国内のどんな情報よりも、現地ハワイの地元紙の方が、早く確実な情報が入ることは事実ですね。

●0454 代替案は県庁の役人が出すのが筋でしょう? キミヒ 101/02/22(Thu) 00:24:32 No.0447へのコメント 削除
URL:
 田中知事が政治判断としてダム中止を打ち出した
のですから、その判断を尊重して県庁内の役人達が
知恵を絞って代替案を出すべきです。
 明日にでも稼働予定のダムでも有りませんよね?
 再開も一つの選択肢でもあるでしょう。

 知事とは全知全能が必要条件なのでしょうか?

 田中知事に対して、もっと暖かい視線が必要では?

●0453 簡単な一行の感想を頂くために公費ですか? キミヒ 101/02/22(Thu) 00:17:40 No.0448へのコメント 削除
URL:
--------------------
一議員が折にふれた簡単な一行の感想が、行政への貴重なヒント
となることもあるだろう。
----------------

 簡単な一行の感想を頂くために公費ですか?
 「センセイ」方の既得権である視察旅行も有益な財政の無駄と
思いますが、公費で行っているのだから形式美も必要だと思いま
す。
 本音と建て前もあるので、深入りする意義が不明です。
 「センセイ」方には旅行で英気を養って、本職の政治で応える
のが筋と思います。

●0452 民間人が自家用車のように運転したのでしょうか? キミヒ 101/02/22(Thu) 00:06:47 No.0450へのコメント 削除
URL:
----------------------えひめ丸と原子量潜水艦衝突のポイント
は、森総理のゴルフにあるのではなく、民間人が操作したという事
実のみに、日本の怒りは絞るべきだと主張してきた。--------------

 ですが、民間人が自家用車のように潜水艦を運転したのでしょうか?
 民間人へのサ−ビス目的で必要もない緊急浮上をした事が原因だと
僕は思いますが?

 ゴルフをするような首相に真相解明を期待するのも「八百屋で魚」で
あり、機密費で自己接待する外務省よりCNNニュ−スの方が役に立つみた
いです。

 病理が深く、先生の論理も現在の政治家や行政の前では色褪せてます。


●0451 (投稿者削除)
●0450 やはり、隠されていた民間人乗り組みの実態 笹山登生 101/02/21(Wed) 23:06:09削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001feb15.htm
私は、事故当初から、えひめ丸と原子量潜水艦衝突のポイントは、森総理のゴルフにあるのではなく、民間人が操作したという事実のみに、日本の怒りは絞るべきだと主張してきた。(上記URL参照)
案の上、その後、明らかにされている事実は、行方不明者の御家族の心をさかなでするものばかりだ。
まるで観光船の中のような指令室の実態、日本の政治家はどうしてこの事態に焦点を絞って、はやくから、国としての怒りを向けなかったのか。
ゴルフ場にいた総理を攻めることを後回しにしても、早期に、このことにポイントを絞ることが、唯一、行方不明者の御家族の御不安に応えるみちであったのに。
矮小化した怒りが、国としての事態の収拾を、すべて後手後手にしているのは、残念なことである。




●0449 「委員会報告」でなく「委員会視察報告」 笹山登生 101/02/21(Wed) 04:54:23 No.0448へのコメント 削除
URL: http://j-expert.com/6_gikaijyoukyou_hatugen/sonota_hatugen_kekka/01_02_16_01.html
0448の表題は、「委員会報告」ではなく「委員会視察報告」 の誤りです。
訂正します。

●0448 委員会報告は委員が書くことに大賛成 笹山登生 101/02/21(Wed) 04:46:45削除
URL: http://j-expert.com/6_gikaijyoukyou_hatugen/sonota_hatugen_kekka/01_02_16_01.html
議員の視察旅行をおえて一月ぐらいたつと、分厚い報告書がどこからかおくられてくるのだが、良く見たら、自分が参加した視察旅行だっというようなことが、私の経験でもある。
しかも、この報告書たるものが、まことに無味乾燥で、参加した議員からですら一顧だにされないといったことが多いのは、悲劇である。
上記URLで吉田さんが主張しているのは、市民感覚からいえば、至極当然のことである。
出張報告を奥さんに書かせるサラリーマンなど、いるはずはない。
詳しい報告書よりも、一議員が折にふれた簡単な一行の感想が、行政への貴重なヒントとなることもあるだろう。
でも、こんな話が明らかになることで、呆れてしまう市民の方が多いのではないだろうか。

●0447 田中知事は、まず代替案を示すべき 笹山登生 101/02/20(Tue) 22:26:19削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/policy/pol.htm
ミティゲーション(上記URL参照)の概念を逆方向にたどれば。為政者があるプロジェクトにノーというからには、それをいう前に代替案を示す必要があるのではないか。
このケースでいえば、ダム建設を回避できる代替案ができているかどうかということである。
そうでないと、世論に迎合しているとの批判にたえられない。
プロジェクトに対する賛成も反対も、しかるべきSequencing (連続性)に、もとずいたものであるべきだからだ。
氏の変革への起爆力は買うとしても、為政者であるからには、このシスティマティックな手続きが、とくにもとめられるものと、私はおもう。

●0446 (投稿者削除)
●0445 (投稿者削除)
●0444 有明海にも「鉄仮説」笹山登生 101/02/20(Tue) 08:54:28削除
URL: http://www.asahi.com/paper/special/nori/010214.html
私の今月のオピニオン「生態学的な仮説にもとずく有明海の調を」
(http://www.sasayama.or.jp/opinion/opn.htm)で紹介した、鉄分に異常に反応する植物プランクトンによる赤潮発生説に同調するような意見が、上記URLの朝日新聞の記事にのっている。
有明海の底にある鉄分が巻き上げられ、それが誘因となって、植物プランクトンの大発生につながっているというわけだ。
オピニオンでも、私は、まだその原因は解明中と述べたが、すでにガラパゴス沖などで、実証実験が続けられている。
新聞情報というものが、どんどんインターネット情報に遅れを見せているということが、実感できた一例。

●0443 (投稿者削除)
●0442 過渡的な道州制もあっていいのかもしれません。 笹山登生 101/02/20(Tue) 07:10:48 No.0440へのコメント 削除
URL: http://
現在の交付金制度を一部引きずった形での、ミックス型道州制というのも、あっていいのかもしれませんね。
おっしゃるとおり、県内地域格差、東北内地域格差を考えつつ、東京圏との格差是正を考えるという姿勢が必要なのかも知れません。
まず、足下の地域格差を見よ、いうことなのでしようか。
私がいう広い概念での地方の概念のひな形にあるのが、ドイツのバイエルン州の持つアイデンティティーです。
一つ一つの県のアイデンティティーを強調することには熱心でも、もう少しひろい規模での、力強いアイデンティティーを確立することが必要だと思います。

●0441 (投稿者削除)
●0440 道州制は弱肉強食的ですが、、、、、 キミヒ 101/02/17(Sat) 20:22:51 No.0439へのコメント 削除
URL:
-------地方という概念を、もう少し、広い意味で捉える必要が
あるとおもいます。-------------------------------------

確かにそうですね。
 でも、市場経済迎合型の思想で、政治とは弱者救済では?
 結果平等の保証もある程度必要でしょうし。

 道州制で分かり易いモデルが現在のJRだと思います。
 JR北海道やJR四国の情勢は厳しいですよね。
 現在の都市住民は税金の還付が地方程大きいことに怒りを
覚えていますが、歴史的には人材が都市へと地方が搾取され
た感があります。
 むしろ制度的に都市部税収を地方へ還付する体制を保証した
道州制が良いと僕は思いますが、それだと現在、道州制を唱え
る方は納得しないでしょうね。

 

●0439 道州制の議論の前提と考えたらいかがでしょう。 笹山登生 101/02/17(Sat) 07:58:33 No.0438へのコメント 削除
URL:
やや骨太でパワフルなローカル・カラーを出すために、地方という概念を、もう少し、広い意味で捉える必要があるとおもいます。
その意味で、八幡さんの論理は、ユニバーサルサービス機能を高め、その拮抗力を高めるにはどうしたらよいのか、にポイントを置いているものと思われます。

●0438 ユニバーサル・サービス機能を地方に備える方策 キミヒ 101/02/16(Fri) 12:22:08 No.0436へのコメント 削除
URL:
---逆転の発想「全国画一化が、かえって、地方を発展させる。」

ですが、
 八幡和郎さんのホームページでいう地方や全国とは
 全国の県庁所在地的地方都市としか理解できません。
 旧師範学校付属校とは国立大付属小中学校の事でしょうから。
 地方であっても集中する事でスケール・メリットが生まれます。

 逆転の発想ではなく、市場経済に追従した、地方都市の東京化で、
秋田県は秋田市に集中して住もう!を間接的に説いた論理では?
 地方の概念でしょうね。





 

●0437 小なる償いよりは、大なる償いを 笹山登生 101/02/15(Thu) 15:22:11削除
URL:
昨日の党首討論は、原潜衝突時の総理の対応如何が、各党とも中心であった。
もちろん、私も、この問題を軽視するものではない。
しかし、いまだ行方不明者のご家族の憤りは、もっと別の所にむけられているのではなかろうか。
もし、報道されているように、民間人が操縦席にいたとしたなら、国としての怒りは、この点一点にしぼられるべきはずだ。
もし、党首の一人でも、この点一点にしぼり、総理にアメリカ側へディスクロージャーさせることを確約させ、それが実現したとすれば、総理の首を取ることよりも、はるかに高いポイントを上げえたはずだ。
政党の怒りもマスコミの怒りも、ともすれば、身近な敵を想定しての怒りだけに、本来公憤となるはずのものが、矮小化し、私憤と化してしまうことの多いのは、残念なことである。
かつての木鐸いずこにあり、との感もある。
このあってはならない事故に遭われたかたがたに、公としての償いを果たすとすれば、小さな償いよりは、大きな償いを果たすにしくはないのである。

●0436 逆転の発想「全国画一化が、かえって、地方を発展させる。」 笹山登生 101/02/13(Tue) 18:59:39削除
URL: http://www.yawata48.com/news/050.htm
前に憲法の本の話でご紹介申し上げました八幡和郎さんのホームページを見ていましたら、表題のような文章が載っていました。(上記URL参照)
まさに逆転の発想ですが、地方から見た目として、いちいちうなづける、妙に説得力のある内容でした。
私が、以前八幡さんを勉強会に呼んだのも、当時中公新書から「フランスのエリート教育」の本を出された直後でした。
ユニバーサル・サービス機能が地方に備わっていれば、何も、地方の個性を主張しなくとも、かえって、人間のモビリティーは高まるのではないか、といったご主張です。
そういわれてみれば、首長さんたちが好んで使う「地方の個性発揮」は、ユニバーサル・サービスが整って、初めてテがけられることなのかもしれませんね。
反論が出そうですが、私の感想です。

●0435 人を時間で拘束するインターネット中継への疑問 笹山登生 101/02/13(Tue) 17:57:48削除
URL: http://www.asahi.com/0212/news/politics12001.html
長野県田中知事の予算審議を、インターネット中継するという。(上記URL参照)
同時に、ハンディを持った方々のために、文字情報も公開するという。
画期的なことには違いない。
しかし、私はインパクのときにも思ったのだが、本来インターネット情報の利点は、人がオン・デマンドで、好きなときに情報にアクセスできることに、最大のメリットがあるのだとおもう。
その点、見る人を時間で拘束するいまのインターネット中継では、単なるテレビ中継の代替的な用途しか期待されていないのではないか。
私は、インターネット中継に本来の機能発揮をさせるためには、もう一工夫必要なのだと思う。
例えば、CS放送の映画番組の一部には、すでに開始時間を幾重にもずらすことで、いつでも最初から見られるという工夫をしている番組がある。
インターネット中継こそ、このずらしの技術は簡単なのだから、一週間ぐらいでも、いつでも好きな時間で、オン・デマンドで最初から見られる工夫ができるのではないだろうか。
できれば、飛ばし見もできるような工夫もあっていい。
私が、なぜこのような口はばったいことを言うかというと、インターネットはテレビの代替物ではないということを、メディアの世界で認知させることによって、旧メディアの相対的な力がそがれ均衡化することが、大切なことであるとおもっているからだ。

●0434 「水門を開ければすべてが解決する。」というのは大間違い 笹山登生 101/02/13(Tue) 08:00:53削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001feb3.htm
最高政府責任者すら、「水門を開ければすべて解決する。」ような錯覚に陥っているのではないか。
4年前水門を閉めたことの代償は、もっと大きいのである。
問題解決には、水門閉鎖以来、いままでかかった倍以上の年月を要することを、覚悟しなければならない。
上記のURLで私が指摘しているように、この問題は、HAB問題として、世界沿岸国共通の問題となりつつあるものである。
むしろ、ここで、問題を矮小化しないで、国家的取り組みとして、環境省主体となって、中長期のスタンスを持って、問題解決にあたるべき時である。

●0433 懇切丁寧な、説明でありがとうございます。 吉田 つとむ(町田市議) 101/02/12(Mon) 00:14:18削除
URL: http://j-expert.com/
インターネットの閲覧環境は、自分自身が低速の回線を利用して
いましたので、CATVの高速さに驚いているところです。
他人の環境をいつまでも、考えないといけないと、再認識しました。
ーーーーーーーー
HPの構成に関するご意見、ありがとうございます。
笹山さんの意見も他の意見と網羅し、自分の記事に織り込ませてい
ただきます。その場合、政治家ですので、実名とさせてください。
ーーーーーーー
黒瀬さんをお招きした「新春の集い」は、大雪の中での開催でした。
講演方式は5回目で、参加者の皆さんが、興味深く聞いてくれます。
会全体としては、大雪のためか、参加者が激減(前年の7割に減)
しました。
開催までは、いろいろ心配したのですが、開催後は、自分への試練
と受け止めました。一方で、よく、7割もの人が集まってくれたと
思いました。
さて、2期目も3年を経過しました。自分を振り返る、貴重な機会で
した。結果は1年後に、明確に出ます。
ーーーーーーーーーーー
3コは、3湖だとは知りませんでした。
やはり、湖のような話には、悲恋が伴っていたのですね。
ーーーーーーーーーーー
つい先ほど、1件の記事をアップしました。      また、
最近は、「政治討論」と言う掲示板にたびたび登場しています。
HPとはまた」異なった世界です。
ーーーーーーーーーーーー
どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

●0432 吉田つとむつとむさんへ−ホームページについて- 笹山登生 101/02/11(Sun) 22:22:52 No.0430へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/ariake.htm
新サイトに戸惑われる方があるということですが、おそらく目的の記事に行き着くまでに、「たまねぎの皮」が1−2枚多いからではないでしょうか。
例えば「双方向性への意見」で、佐藤さんの意見に行き着くまで、まずトップページの「双方向性への意見」をクリックし、その次に「インターン体験」をクリックし、さらにその次に「内容一覧」をクリックし、さらに「佐藤さんの名前」をクリックするといった具合にです。
私の「有明海地元新聞記事一覧」(上記記載URL)を参照していただきますとありがたいのですが、私の場合はたまねぎの皮をせいぜい2枚、たいていの場合は1枚にしています。
その代わり、サイト内リンクを多用することで、同一ページをいかに縦長に長くとっても、同一ページ内でジャンプし、該当のところにいけるようにしています。
一度、そのようなことをお試しになれば、作るほうも楽ですし、「コピー」「貼り付け」で、マウス操作のみで、たちまち、ページができることに、時間の節約もできるような気がします。

●0431 他人の目線で--のご同感ありがとうございます。 笹山登生 101/02/11(Sun) 13:22:25 No.0430へのコメント 削除
URL:
こちらこそ、ごぶさたいたしております。
どうしてこんな気になったのかといいますと、シンガポールのホテルで、自分のWebを見て、当然のことながら、まったくの文字化けで、自分の裸の王様ぶりを、みせつけられてからです。
そんな目でよそ様のホームページをみますと、政治家のページでも、Javaを駆使したのはいいが、なかなか、画面が現れてこないものがあったり、結構一人よがりのページもあるな、ときずいたからです。
おそらく、東京では、この4月から光ファイバーでの有線放送会社の計画もあるようですので、ますます、都会と過疎地との通信回線速度の格差はついてくるのかなあとおもいます。
政治家のホームページは、やはり通信速度のラストランナーに合わせるのが原点なのではないかと思っております。
ところで、黒瀬さんのお話、好評だったようですね。生産者の顔の見える消費者ということを吉田さんが実践されたことの意味は大きいとおもいます。
最後に、この前の「三コ」というのは、三つの湖という意味で、十和田湖・田沢湖・八郎潟の湖のそれぞれに主がいて、田沢湖の辰子姫を二人の主があらそっったという想定のようです。
八郎がその恋に破れて住み着いたのが、黒瀬さんがいますんでいる大潟村の埋めたて前の八郎潟という湖というわけです。

●0430 インターネット閲覧環境の差異について 吉田 つとむ(町田市議) 101/02/11(Sun) 12:48:33削除
URL: http://j-expert.com/
ご無沙汰いたしております。
<わたしのインターネット環境についての報告>
 自宅に、この1月のことですが、CATVの接続環境を整えました。
 以前は、ISDNでもなく、一般の電話回線を利用していました。
 利用環境は、比べ物にならないほどの通信速度と便利さを有して
 います。
 外部に、2台のパソコンを同時につなげます。1台で自分のHPを
 見まわしながら、もう一台で、書きこんだ記事をアップロード
 する。このような環境です。

 とは言いながら、原稿を書くのは手作業であり、ましてや自分の
 自治体議会での、自分の態度と発言を書きこむことです。だれか
 がやってくれる作業ではありません。
 会社や、団体と議員というものの性格の違いでしょう。

 とにかく、インターネットと言うものに、とことん付き合って
 見ることにしています。変な言い方ですが、「インターネットと
 政治家」と言う命題の実験をしているようです。
 一介の市議会議員として、これが正解か、間違いか、実験結果は
 自分で背負うことであり、出来るだけ広範囲な記録を書き記そう
 と思っています。

 前置きが長くなりました。自分の通信環境が良くなっても、全部
 の人がそうなっているわけではありません。
 わたしも、時として、遅い回線での利用環境を利用し、他人の目線
 から見てどうなのかを、確認したいと思います。

 新サイトの構成が不評です。いろいろ意見があり、自分でも新しく
 構成を変える計画です。ご覧の通り、<作っては壊し、作っては壊
 し>の連続です。全共闘=団塊世代の特徴でしょうか?

 有明海は、わたしの生まれ故郷のすぐ近くにありました。引き潮で
 出来た、遠くまで続く<潟>が印象的でした。この件には、コメン
 トをつけず。
 
 


 
 
 

●0429 矮小化できない有明海の生態系汚染 笹山登生 101/02/11(Sun) 10:57:09削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001feb3.htm
この問題を追及していくうちに、世界的にも大きな問題であることが、明らかになってきた。
詳しくは上記URLを参照していただくとありがたいが、単に諌早の水門問題にとどまらない、国家的プロジェクトとして、有害な藻類の環境汚染問題に取り組むべきときにきている。

●0428 他人の目線で自分のホームページを見る 笹山登生 101/02/11(Sun) 06:37:31削除
URL:
私は、時々よそのコンピュータで自分のホームページを見ることにしています.
それは、いわゆるインターネットカフェの場合もあるし、回線の遅いコンピュータの場合もあります。
そうしますと、必ずしも、自分のコンピュータと同じように見えないことが、まま、あります。
今回、トップページの検索コーナーを一時はずしてみたのも、よその目から見て、重くなっていると思われたからです。
回線の種類やディスプレーの種類にいろいろなものがでてきている以上、このようなモニターは時々必要なものと思われます。

●0427 環境影響調査も省庁縦割りか? 笹山登生 101/02/08(Thu) 04:46:13削除
URL: http://
有明海の環境調査に環境庁も独自調査に踏み切るという。
歓迎すべきことだ。得に、ベントス(底生生物)の調査にまで踏み切ることは画期的なことだ。
ベントスの調査は、諫早湾埋め立ての閣議決定環境影響調査の対象に、これまで入っていなかった項目だからだ。
それにしても、こんなところにも省庁縦割りが垣間見られることに、日本の環境影響調査の貧しさがかんじられる。

●0426 生態系の中での人間キミヒ 101/02/04(Sun) 23:14:53削除
URL:
食物連鎖の頂上に人間が存在しますが、
地上のネズミより人口の方が多いとNHK番組
で紹介されていました。

 人がネズミを食べる事はありませんが、、、
 バブルの頃は人不足
 現在は深刻な失業問題
 でも、将来の日本は労働者不足が予測されて
います。

 生態系でも雇用でも、短期と長期、ミクロと
マクロがありますね。

番組は
 NHKスペシャル・アンコール 「大地はどこまで人を養えるか」
食糧増産ほか
 でした。

 あと、貨幣価値が遙かに高い米国がアジアに食料輸出しているの
です。日本農業も同様な施策を諦める前に持ち前の付加価値を農業
に求めては?

●0425 (投稿者削除)
●0424 「海苔も生態系」には同感です。 笹山登生 101/02/04(Sun) 08:05:25 No.0423へのコメント 削除
URL: http://www.enjoy.ne.jp/~nettai/information_5.html
人間中心生態系主義の考えでは、なかなか、この考えに至らないのが現実でしょう。
でも、おっしゃるように「海苔も生態系」と考えることによるしか、真の解決方法はないのかとおもいます。
いくら、政治家がテレビに向かって、海苔をなめて見たところで、真の解決方法がわかるものではありません。
変な話ですが、意外と熱帯魚屋さんのほうが、これと同じよう問題をいつも抱え、対策を練っているのかもしれませんね。
そんなURLがありましたので、ご紹介しておきます。

●0423 海苔と生態系 キミヒ 101/02/04(Sun) 03:30:38削除
URL: http://
 海苔も含めて生態系と思います。
 海苔の不作周期や他の生態系への影響を報道している
新聞は皆無ですね?

 干拓の利点を報道する新聞も有りました。
 でも、真実の報道と歴史や事実の報道は違いますよね?

 2千億円より大事な事の報道があるし、目先の破壊と水門解放
も同じでしょう?

 真実にアプロ-チして下さい。

●0422 緑藻と珪藻と藍藻との微妙な関係 笹山登生 101/02/03(Sat) 14:56:48削除
URL: http://www.ndu.ac.jp/~t-nagumo/002Eucampia.html
今回の有明海の生態系異変を、きわめて単純に、緑藻である海苔と、珪藻であるリゾソレニア等の植物プランクトンと、シアノバクテリアといわれる藍藻との、微妙な関係を、有明海という潮間帯における、いかなる環境要因変化が、これらのバランスを失させたのかということに、つきるのではないだろうか。
疑うべきは、珪藻と藍藻との共生関係、珪藻と水道水との発生関係、藍藻と燐との発生関係、藍藻・珪藻と窒素分過多の関係、珪藻を食べる魚の数の減少との関係、湾の底床の腐敗状況との関係、海面高の変化による潮間帯に差し込む光の変化と光合成の関係、等が、ポイントとなるのではないだろうか。

●0421 毒にも薬にもなる植物プランクトン 笹山登生 101/02/03(Sat) 12:06:20 No.0420へのコメント 削除
URL: http://www.ndu.ac.jp/~t-nagumo/002Eucampia.html
有明海のノリの色落ち現象の原因として、植物プランクトンのリゾソレニアを前に上げたが、その他にも、その年によって、色落ちの原因となる植物プランクトンの種類は、多い。
明石ノリの色落ちでは、1996年はキートセロス。1997年と2000年はユーカンピア(上記URL参照)であったとされる。
いずれも、海中の窒素を中心とする栄養塩を植物プラントンが食べ尽くすことによって、ノリが栄養不足となって、色落ちしてしまうというわけだ。
そのほか、シャットネラアンティカやラフィド藻類(http://mac2031.fujimi.hosei.ac.jp/taxonomy/Heterokontophyta/Raphidophyceae/index.html)のヘテロシグマアカシオなどがある。
おもしろいのは、キートセロス(http://www.hiroins-net.ne.jp/suisansc/schaet.htm)は、甲殻類の養殖において幼生のえさとして人口増殖されることがおおい。
毒にも薬にもなる植物プランクトン、この微妙なバランスを崩したものはなんなのだろうか。

●0420 リゾソレニアとは、どんなものか。 笹山登生 101/02/02(Fri) 18:20:53 No.0419へのコメント 削除
URL: http://www.ndu.ac.jp/~t-nagumo/020RhizosoleniaS.html
有明海ノリ色落ちの原因ではないかと疑われているリゾソレニア(Rhizosoleniinea)とは、珪藻類の一種で、本来は海水系で優先種の珪藻である。
中海におけるこれらの発生の歴史について、以下のホームページで紹介されている。
http://vege1.kan.ynu.ac.jp/nakaumi/6/algae.htm
殻の構造中心が点となっており、生殖は卵と精子よりおこなう。
これらの発生は、水温と塩分濃度によって、微妙に発生の具合が異なるらしい。
上記URLに顕微鏡写真がある。

●0419 元熊本県のり研究所(現水産研究センター)研究部長太田扶桑男さんの証言 笹山登生 101/02/02(Fri) 14:23:09削除
URL: http://www.kumanichi.co.jp/nori/kiji/20010202.2.html
太田さんは「特に外洋にいるリゾソレニアが潮に乗って諫早湾に流入。調整池から排水する窒素やリンなどの有機物を豊富に含む汚水をエサに、堤防付近で爆発的に増殖。閉め切りから三年以上たち、調整池に生活雑排水や生物の死がいなどが蓄積した結果だ」と強調。

 調整池からもプランクトン九・〇CCを検出したことは「淡水化した調整池で海水にしか生息しないリゾソレニアなどが確認できたのは、外の海水が池の中に入り込んでいることを示す。調整池の中でプランクトンが発生しているのではない」と説明する。

 太田さんは「水門を開けて干潟に戻すのが一番。無理なら、調整池の汚水を浄化してから海に排出すべきだ」と指摘。しかし、「リゾソレニア体内の油球がノリの表面に付着し、栄養吸収などノリの機能を低下させている。今すぐ開放しても今季の回復は難しいのではないか」と話す。( 上記URL参照)

●0418 わかりました。 笹山登生 101/02/02(Fri) 13:02:01 No.0417へのコメント 削除
URL:
「環境を守るしくみを創設する」よう、研鑚につとめます。

●0417 「環境マインド」に担保を与えないと無意味です。 キミヒ 101/02/02(Fri) 12:19:39 No.0416へのコメント 削除
URL:
--------------------
あらゆる機会に環境マインドの高揚を訴える事が大切
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ですが、性善説に基づいた御題目ではないでしょうか?


403で先生は
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
司法、行政、立法のそれぞれが、環境マインドに基づいた
規範性を示すことで、多くの環境問題は、解決しうるはず
です。
ーーーーーーーーーーーーーー

 も同様です、「規範性を示す」担保がなく「自民党の派閥
解消」より可能性が低いでしょう。 
 政治倫理の確立に対する高揚はロッキード事件以降
続いていますが、結局は法的規制以外の手はなった訳
ですが、これすら形だけの御題目です。
 例えば、政治資金規制法が政治資金調達方法概論に
変身しています。
 逆に、臓器移植法が臓器移植禁止法みたいな内容
で立法化されました。

 具体的、担保としての法令、監視機関の創設を唱える
のが政治家の役目であり義務ではありませんか?
 マインドで「解決しうる」なら環境破壊も過疎問題も
汚職政治も今頃、とっくになくなっているでしょう。

 公共事業による国土開発と環境破壊のバランス・シート
を第三者機関が適切に評価する仕組みがないと、「環境
亡国」にもなるでしょう。
 何故、諫早の干拓は駄目で、東京湾の埋め立ては良いのか?
 環境マインドの基準は何か?明文化できないのか

 環境評論家ではなく、環境を守るしくみを創設するのが、
政治ではありませんか?
 「公共事業のインフォームド・コンセント」みたいな
抽象論ではなく、公共事業に各都道府県レベルで拒否権
を与えるとか、環境省に公正取引委員会や会計検査院の
ような行政監視の権限を与え、軽量官庁にはしないとか
色々方法はあるはずです。
 法規的担保も同様に必要でしょう。

 環境問題も外圧により国内整備がされています。
 具体的には条約の批准ですよね。
 その批准さえも、国内法で骨抜きにされています。
 本質的問題を論じないで、個々の環境破壊でもって
啓蒙活動しても「笹山環境論」になるのでしょうか?

●0416 あらゆる機会に環境マインドの高揚を訴える事が大切 笹山登生 101/02/02(Fri) 07:28:20 No.0415へのコメント 削除
URL: http://www.yawata48.com/books_3rd.htm
おっしゃるとおりで、何も憲法に環境権が明記されなければ何も出来ない、とはいっていません。
私が、このホームページの場等で、繰り返し、いろいろなところで、行政・政治の環境マインドの高揚をのべているのも、あらゆる機会に声をあげていることが大切だと考えているからです。

●0415 過去の判例は関連諸法の整備不足が原因でしょう? キミヒ 101/01/31(Wed) 01:16:07 No.0414へのコメント 削除
URL: http://www.erc.pref.fukui.jp/info/ho.html#1
 過去の判例は関連諸法の整備不足が原因でしょう?

 環境基本法が公害防止法に転化して保全から離れて
います。
 立法府の予算(公共事業)で環境が破壊されています。

 それこそ政治倫理でしょう?
 憲法改正しないと政治家は環境破壊予算を組むとしたら、
それは国民の意思なのでしょうか? 

●0414 他の基本権の援用によらざるを得なかったという事実 笹山登生 101/01/30(Tue) 19:39:44 No.0413へのコメント 削除
URL: http://www.yawata48.com/books_3rd.htm
人格権、生存権など、他の基本権の援用によってしか、これまで、環境権に関する憲法違反如何が問えなかった、しかもそのいずれの判例も、環境権の存在を問えなかったという、判例上の歴史的事実があります。

●0413 逆に、憲法明記がないと環境保全は難しいのですか? キミヒ 101/01/30(Tue) 17:39:05 No.0412へのコメント 削除
URL:
 逆に、憲法明記がないと環境保全は難しいのですか?

 軍隊放棄すら解釈改憲されています。
 環境権の明文化がされても、幸福追求の自由、公共の福祉
と環境問題が絡むことも予想されます。

 むしろ、国内法の所管省庁である環境庁、厚生省、通産省に
おいて関係政省令等の整備がされ、環境保全の議員立法が採択
されれば、少なくとも実質的な環境権は担保されると思います。

 政治家がやろうとしても官僚に骨抜きにされるのなら、憲法
問題ではなく立法府の問題でしょう。

●0412 第三の道もある。 笹山登生 101/01/30(Tue) 16:46:27 No.0407へのコメント 削除
URL: http://www.yawata48.com/books_3rd.htm
私が、憲法上に環境権を明記することを事を強調しているのは、それによって、もっとも強い規範性を、三権に対しあたえうるからです。
もっとも、最近面白い考えの本が発刊されました。(上記URL参照)
護憲と改憲の間を取って、「付属宣言方式」でもって、実質、憲法改正の実があがればそれでいいのではないか、という考え方です。
先にいったように、憲法の考え方に、実質規範性の力のある措置が盛り込まれれば、何も無理して改憲しなくともよいというのです。
面白く、かつ実質有効な考え方だと思います。
著者の八幡さんは、私の勉強会にもでていただいたこともあるかたで、通産省の若かりし時代、横手にもこられたことがあります。

●0411 結局、勉強不足の議員のせいですよね? キミヒ 101/01/30(Tue) 03:10:35削除
URL: http://
某、小沢党首なんかが政治家が責任を持つ!と副大臣とか
導入しましたが、議員立法が面倒で、官僚人事や刹那的な行
政判断でお茶を濁したいだけではないでしょうか?

●0410 (投稿者削除)
●0409 新聞はmass,掲示板はmicroでは? キミヒ 101/01/30(Tue) 02:53:16 No.0403へのコメント 削除
URL: http://
-------------------
秘書がレスポンスをするぐらいなら、双方向のいみはほとんどな
くなってしまうでしょう。
言葉の行間に、政治家の真意がかいまみられるところに、本人に
よるレスポンスの意味があります。
選挙の時の新聞のアンケートでも、候補者本人が答えたものか、
すぐわかりますよ。
------------------------------
 ですが、著名な料理人の店は全てその料理人の手によるのでし
ょうか?
 国会答弁を官僚任せにして、掲示板は自分の言葉という大臣は
想像できません。
 先生が例外であるとして、全ての議員に理想を求める根拠&担保
を説明願えれば幸いです。

 あと、政策秘書等を使いこなすのが議員の力量では?

●0408 (投稿者削除)
●0407 環境問題に敢えて憲法を持ち出す先生の理由を教えてください。 キミヒ 101/01/30(Tue) 02:39:27 No.0403へのコメント 削除
URL: http://
 環境問題に敢えて憲法を持ち出す先生の理由を教えてください。
 私自身は改憲支持ですが、環境問題と憲法は別次元と思います。

●0406 環境裁判敗訴の原因は立法府でしょう? キミヒ 101/01/30(Tue) 02:32:44 No.0403へのコメント 削除
URL: http://
------------------------
司法、行政、立法のそれぞれが、環境マインドに基づいた規範性
を示すことで、多くの環境問題は、解決しうるはずです。
--------------------------

 ですが立法府の責任転嫁でしょう?
 司法は立法府が作成した「法」の番人でそれ以上はできません。
 現在の問題は行政府(=官僚)が立法を行っているからでしょう?
 田中角栄氏の功罪は別にして、彼は議員立法に熱心でした。

 究極的に環境マインドを無視した投票行動をとった多数の有権者
が原因でもありますね。

 

●0405 山下弘文さんの奥さんが、遺影を持って、漁船デモを激励 笹山登生 101/01/29(Mon) 23:47:37削除
URL: http://www.kumanichi.co.jp/nori/kiji/20010129.3.html
漁民に肩車された山下さんの奥さん、そして手には、山下さんの遺影、感動的なシーンです。(上記URL)

●0404 今日発売の「ヤフー・インターネット・ガイド」に、紹介されました 笹山登生 101/01/29(Mon) 23:25:03削除
URL: http://www.zdnet.co.jp/internet/guide/url/0103/bestweb.html
月刊「Yahoo! Internet Guide」2001年3月号(1月29日発売)の「Best Web Guide」の「ネットパワーが政治を変える」(199ページ)に、このホームページが紹介されました。  


●0403 規範性を示すことが大切 笹山登生 101/01/29(Mon) 14:38:20 No.0401へのコメント 削除
URL: http://
改憲しなければなんともならないとは、いっておりません。
司法、行政、立法のそれぞれが、環境マインドに基づいた規範性を示すことで、多くの環境問題は、解決しうるはずです。
0402について、秘書がレスポンスをするぐらいなら、双方向のいみはほとんどなくなってしまうでしょう。
言葉の行間に、政治家の真意がかいまみられるところに、本人によるレスポンスの意味があります。
選挙の時の新聞のアンケートでも、候補者本人が答えたものか、すぐわかりますよ。

●0402 政治家の掲示板について キミヒ 101/01/29(Mon) 14:21:25 No.0396へのコメント 削除
URL:
 政治家の掲示板について

 私設秘書を多数抱え、違法スレスレの陳情を受ける愚を
犯すくらいなら、HP担当の秘書を独りくらい抱えたら良い
と思います。
 本人の手足・五感の代行をする信頼できる秘書のResは
本人と一緒でしょう。
 現実はその方向に向かっているでしょう。

 選挙の時も本人以外が代理で運動しています。
 また、「ことば」が政治家の仕事では?

●0401 憲法と環境問題は別ですよ多分 キミヒ 101/01/29(Mon) 13:27:25 No.0399へのコメント 削除
URL:
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しかし、今の憲法のもとでは、自然や環境を利用し、生業を営む権利
は保障されてはいても、自然や環境を享受する権利そのものは、保障
されていないのです。
---------------------------

ですが、環境政策が違憲とどう考えても思えません。
 憲法ではなく、現行法律ですよね。
 立法府の怠慢が、環境破壊を容認したのであって、
憲法を持ち出す態度が不明です。

 先生の文脈では改憲しないと環境保護が担保されなく
なってしまいます。

 何のための環境省(庁ではない)でしょう。

●0400 倫理、道徳と法について キミヒ 101/01/29(Mon) 13:14:47 No.0399へのコメント 削除
URL:
 政治倫理以前に他人へ倫理や道徳を求める権利は誰にも無い
でしょう。

 法律とは社会における最低限守るルールで罰則もあります。
 法に触れる政治的行為は倫理以前の問題と思います。
 逆に明らかに法に触れない行為さえも、マスコミが
伝達し、偉人を作らせない現代社会はある意味で不幸
だと思います。

 不法行為を倫理と詭弁する行為が疑問であった訳です。
 笹山先生は保守政治において清潔な方と思います。

 現代日本において不法と倫理がごっちゃになっていますよね。
 不法行為は犯罪と認識する態度が倫理であるのなら、倫理も
軽くなったものです。 

●0399 生産に直結する環境問題と、直結しない環境問題 笹山登生 101/01/29(Mon) 07:25:23 No.0398へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001jan23.htm
確かに、重要なポイントですね。
本来、農林水産業は、生態系と、密接なかかわり合いをもちながら営まれていたのだとおもいます。
そこには、そんな差がなかった。
しかし、今の憲法のもとでは、自然や環境を利用し、生業を営む権利は保障されてはいても、自然や環境を享受する権利そのものは、保障されていないのです。
ですから、生業に関わる環境問題の方が、より切実なものとして、行政の方も、受け止めがちとなってしまっているのですね。
また、環境を守る立場にあるものも、より説得力あるものとして、生産者が、環境を守る立場になることを歓迎するのだとおもいます。
本来は、おっしゃる通り、環境国家日本ととしてのビジョンが優先するはずなのですが。
でも、この諫早の場合は、在来パターンですが、おっしゃるような理想的方向に、司法も行政も、いろいろな面でかわってきていることは、ありがたいことです。
この問題とややかかわりあいのある問題を、上記URLで取り上げていますので、のぞいてみて下さい。
政治倫理の問題も、おっしゃる通りで、政治家自身、中々、言行一致をはかるのが難しい状況に陥ることが、ままあります。
幾らかでも、良くなる方向で努力するしかありません。

●0398 漁民の怒りと自然破壊は別問題では? キミヒ 101/01/29(Mon) 02:46:39 No.0395へのコメント 削除
URL:
 漁民の怒りは「海苔養殖」という既得権の侵害であり、
環境が破壊されても、海苔養殖が無傷であれば表面化しな
かったとも言えます。
 ムツゴロウの怒りの代弁ではなかったような。

 原子力発電が安全なら、山手線の内側に一個でも作れば
良いと思います。

 公共事業や国策により、第一次産業が打撃を受けた事例
は多いと思います。本質的に問題は一緒であり、諫早干拓
の問題は生態系の破壊で、海苔漁民の怒りとは別次元では
ないでしょうか?

 漁民とか農民の方々が公共事業で潤う地域で、本質はち
ょっと異なる感じがします。
 成田空港開港当時みたいで気持ちが悪いし、漁民の声よ
りも諫早を含めた国家としてのビジョンが欠落しているよ
うに思えます。

●0397 南総計画縮小時と同数のデモ漁船数 笹山登生 101/01/29(Mon) 01:10:24削除
URL: http://
当時の漁船数とほぼ同数となったことは、今後の諫早干拓の結末をそれ自体しめしている。
ただし、行政・政治家は、漁民の声のみをきくこと。
そこにのみ真実がある。
そして、それを決して政治的に利用しようとしないこと。
もし、そうすれば、すべてはくずれる。

●0396 ある政治家の掲示板の議論から 笹山登生 101/01/28(Sun) 13:25:58削除
URL:
掲示板の意見に対し、政治家本人からの回答がまったくないことで、この掲示板は、大変不満がたまっているようです。
この掲示板では、あまりに寄せられる意見が多くて、混乱しているようですが、私は、本人のみ書き込める掲示板を別途設置することで、擬似的な双方向になる欠点はあるが、これによって、これらの不満は解消できるのではないかおもいます。、
以下、参考になりますので、その掲示板での議論を、掲載しておきます。
ところで、0394のご意見については、レスポンスちょっと待っていてくださいね。

---------------------------------------------------------
ある掲示板での議論

その意見、回答依頼に対して、全く反応が無いのを如何に考えるかですが、
@事情(回答不可の)を回答するのも、回答。
A個別対応(1対1の)は多すぎて出来ない。だから、投稿者が
求めている内容を集約して回答するのも、回答。
B回答するもの/しないものを選ぶことが出来ないのなら、その
理由・事情を述べるのも、回答。


●0395 政治問題化することで、開きかけた排水門が、また閉まってしまうことの愚 笹山登生 101/01/28(Sun) 09:20:06削除
URL:
この掲示板でも早くから取り上げてきた、有明海の生態系異変の問題が、政党間の駆け引きに使われるようになっているのは、残念なことだ。
いま、政治がすべきは、この問題を、夏の参議院選挙の小道具にするのではなく、まず、地元漁業者の声に謙虚に耳を傾け、短期的処置、中長期的対策として何が必要なのかを、冷静になって構築することだ。
その意味では、この問題に対しては、挙党一致体制で、政党間の争い事なく、のぞんでもらいたい。
4年前の政党間の大論争を再現してみたところで、結果、漁民にとっていい結果が出てくるとは、どうしても思えない。
この問題でポイントを上げたい野党の気持ちもわからないではないが、残念ながら、皆さん方がこの問題で、ボルテージを上げればあげるほど、開きかけた排水門は、また閉まってしまうだろう。
与野党とも、漁民の怒りに謙虚に耳を傾け、対策を冷静になって講じる姿勢がいま必要であろう。

●0394 政治家に倫理とは「八百屋で魚」ではキミヒ 101/01/28(Sun) 07:30:10 No.0391へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 所謂、従来の聖職者に「倫理」を求める態度は詭弁に思えます。
 政治家を含め著名人は皆、プライバシ−等が失われています。
 倫理以前に順法精神させ欠如している昨今ですよね。
 
 「赤ヒゲ」と称された医師達は一方で富裕層から高額な報酬を
得て、それを元手に貧困層に還元し、彼ら自身は裕福な事例は散
見されます。

 政治的特権(=権力)を振りかざす政治家には倫理以前に順法
が必要だと思うのは僕だけでしょうか?

●0393 (管理者削除)
●0392 ありがとうございました! トトカルチョマッチョマンズ 101/01/27(Sat) 19:27:39削除
URL: http://www.acnavi.ne.jp/~totocalcio
ご丁寧に貴重な資料をありがとうございました。
とても参考になりました。
沖縄に関してはだいぶ前から注目してまいりましたが、
実現にはさまざまなハードルがあるようですね。

現実的に、イーストベガス構想は不可能であるということは
「誰の目」にもわかることですが、それを成し遂げるために、
地道に一歩一歩、それでいてスピーディに動くことが重要
なのでしょうね。闘いの後には失うものより得るものの方が多いはず。

不可能が可能になったことを、おそらく「時代が変わった」と
いうのであり、それを為し得る力があるのは、政治家や偉い人たちで
はなく、「イキのいい若い力の集合」なんだと思います。
いつの時代でも。

今後も、いろいろと教えていただければありがたいです。
よろしくお願いします。

●0391 政治倫理の原点は、やせ我慢にあり 笹山登生 101/01/27(Sat) 17:40:17 No.0390へのコメント 削除
URL:
中核市を建て直す会 さん。お立ちよりいただきありがとうございます。
ちょっと表現を勝手に直してしまい、申し訳ありませんでした。
ご趣旨は十分わかりましたが、この掲示板が、うわさの発信元と誤解される懸念がありましたので、一部勝手に表現を直させていただきましたことをお許しください。
そうですね。私、いつも思うのですが、市町村長さんの集まりの時に、会場前にずらっと並ぶ、黒塗りの豪華な車の列、あれどういうもんなのですかね。
私なんか、ちょっと通りかかると、これヤバイ人たちの会なんじゃないかと誤解してしまいますね。
恐怖感さえおぼえます。
車にも主張があるのだとしたら、低公害車に乗るとか、いろいろあるのではないかとおもいますね。
政治家の倫理というのは、一口に言えば、福沢諭吉のいった「やせ我慢の記」だとおもうんですね。
これが、世の毀誉褒貶に耐え得る唯一の道です。
もっとも、やってみると結構きびしいんですがね。
首長さんたちが、権威主義におちいらなくとも、もっと自由闊達に行動させてあげる世の中にしたいものですね。



●0390 政治家の倫理って?中核市を建て直す会101/01/27(Sat) 15:33:30削除
URL:
いつも、興味深く読ませていただいています。
笹山さんには、早く政治の表舞台に帰って欲しいと願っています。
残念ながら選挙区が違うので投票できないのが残念ですが。
これからも応援しています。頑張ってください!!

ところで、昨日中核市の市長の新年会があったのですが、こうした選挙資金集めがいまだに公然と行われているのには驚きです。
1万円の見返りを期待している人はいないのでしょうが、たかだか、地方行政の首長に政治資金は必要なのかも疑問です。
すみません、笹山さん政治家の倫理っていったいなんなのでしょうか?

●0389 (管理者削除)
●0388 続:下地島の例も参考にされたら?笹山登生 101/01/26(Fri) 10:24:25 No.0387へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/shimoji.htm
それと、いい忘れましたが、あくまで沖縄のカジノ構想は、沖縄の持つ行政制度の特殊性である「一国二制度」のメリットを活かし、公営カジノの特例を認めさすというのが狙いですから、沖縄以外の、いわゆる秋田を含む本土では、沖縄のカジノ構想が実現しない限り、それに先立った実現は到底無理ということになりますよね。
皆様方のご熱意に水をさすようで申し訳ありませんが、それが現実ですので、改めて申し添えます。

●0387 下地島の例も参考にされたら? 笹山登生 101/01/26(Fri) 08:08:49 No.0386へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/shimoji.htm
カジノ構想に行き着くというのは、過疎地活性化対策の最後の頼みの綱ということで、論議すべきは、行政をまじえ、真剣に論議するべきでしょう。
ただし、それしかない、というぎりぎりの議論で。
秋田県では、まだ皆さん方の考え方が奇抜に受け止められているようですが、いま、全国の中で、もっとも、このカジノ誘致構想が、行政を交え、沸騰しているのが、沖縄県の宮古島の隣にある下地島です。
この島は、これまで、航空会社の訓練飛行場があることで、それなりに潤ってきたのですが、それも廃れ、最後の頼みの綱として、一昨年から、カジノ誘致構想が、行政を交え、検討されてきました。
そして当然のことながら、反対派も出来、その反対集会も、行われています。
皆さん方の構想は、この下地島に比べ、やや、ゆとりのあるようにみうけられます。
下地島の例でも、法制度上のネックがあり、例え、反対運動がなくても、実現するには、10年以上がかかるとの見通しとのことです。
これらの例を参考にされ、また、当然、反対運動のでることも視野に入れながら、やや地道な検討をされてはいかがでしょうか。
なお、下地島の動きについての参考記事のURL集を作っておきましたので、上記URLをご参照賜りますれば幸いです。
なお、会への出席は出来ませんが、皆様のご活動には、関心を持っていきたいと存じます。
いわゆる、「キレイ事では、もはや、全国の過疎・離島の活性化は、難しい」という、全国の過疎地・離島の叫びの証左として。

●0386 すいません、お誘い申し上げます! トトカルチョマッチョマンズ 101/01/25(Thu) 23:51:34削除
URL: http://www.acnavi.ne.jp/~totocalcio
こんばんは。
ご無沙汰しております。トトカルチョマッチョマンズです。
カキコ@選挙の際はご協力いただいてありがとうございました。

さて、今度、イーストベガス構想をどう実現していくかという
フォーラムを行います。
そこで、ぜひ笹山さんに聞きに来てもらいたいです!!
ぜひーーー!!
聞きに来てもらいたいです〜。
だめでしょうか?

お願いします!
今日の朝日新聞にも載ってましたが詳しくは、以下です。

■FORUM2001開催!! 〜秋田にカジノはできるのか!!〜 -----
秋田をラスベガスのようなエリアにして、思いっきり変えよう!
という「イーストベガス構想」ですが、実現に向けて本気で
探っていこうというフォーラムを開催します。
県や知事が相手にしてくれないので、雄和町という町から
攻めてみました(笑)。
オモシロイ企画だと思ってますので、
以下のURLを見ていただければありがたいです。
http://www.acnavi.ne.jp/~totocalcio/


宜しくお願いしますね!!

TOTO_CALCIO_MACHOMANZ=========
トトカルチョマッチョマンズ     

URL  http://www.acnavi.ne.jp/~totocalcio/
=============East Vegas Project

●0385 一歩前進した自然の権利代弁訴訟 笹山登生 101/01/25(Thu) 10:05:05削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_21.ht
1月22日の奄美の動物権利代弁訴訟など、このところ、人間が動物にかわって自然保護を主張する、いわゆる「自然の権利代弁訴訟」の判決があいついでいる。
自然の権利の憲法上の位置付けについては、上記URLの私の「オピニオン-環境権を憲法論議に位置付けるために」 を参照していただくと有り難い。
今回の判決は、従来と同じく、「原告適格性-訴訟をおこした人が、はたしてその訴訟をおこす資格があるかどうか-に問題あり」、とした点、そして、「現行憲法上では、人間の自然享受権は認められがたい」とした点では、従来の司法の見解とかわらなかったものの、原告が、奄美などの自然を代弁しようとしたことの意義について、評価したのは、一歩前進であった。
司法の場においても、環境権の意義を認めざるを得ない時代の流れをかんじているようだ。
今の憲法では、人間が景観なり環境に異議を唱えるためには、地域住民が、景観・環境そのものに利益・権利を得ているという考え方ではなく、観光サービスなど、景観・環境などを利用し、経済行為をすることによって、利益(反射利益という)・権利を得ていなければならないという考え方にたっている。
ドイツが憲法に環境権を盛り込む際にも、人間中心主義をとるか、生命体中心主義をとるかで議論があったが、日本においても、単なる経済的反射利益に損失のあるケースのみに原告の資格を認める時代は、去ったようにおもわわれる。
自然享受権をみとめ、何も、無理に人間が動物の権利の代弁をするというような小細工をしなくとも、実質環境権がまもられうる方途を、司法も行政もそして政治も、考える時代に入ったようである

●0384 続・有明海の生態系異変 笹山登生 101/01/25(Thu) 02:02:50 No.0381へのコメント 削除
URL: http://
この掲示板で、有明海の生態系異変について取り上げたのが1週間前の1月17日、その後、東京のマスコミ誌も動きだし、いまや世論の争点となりつつあります。
私の、発言・寸感アラカルト「有明海の生態系異変を教訓にすべき時」への全国からのアクセスも、掲載後、短時間にしては驚異的に伸びています。
諸官庁の対応にも、真剣さがかんじられます。
それにしても、現役の政治家の対応のおそいこと、声をあげるべき時に、声をあげていない、そんな感じがした1週間でした。

●0383 有明海の生態系異変を教訓とすべき時 笹山登生 101/01/19(Fri) 18:13:36削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2001jan19.htm
上記の標題で、諫早湾問題と、水産資源異変についての見解を、「笹山登生の発言・寸感アラカルト」(上記URL)で,のべています。

●0382 「万歳。不精者の家庭菜園」に対する反応 笹山登生 101/01/18(Thu) 18:43:11削除
URL: http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/3781/
この掲示板1月10日0294でご紹介申し上げた、不耕起型家庭菜園(上記URLを参照)をやられている、かおる山さんから、次のような趣旨のメールをいただきました。

 
はじめまして、かおる山です。
この度は、身に余る紹介文を書いていただきありがとうございます。
まだまだ未熟者でして、サラリーマンの週末を利用しての野菜つくり
では、いかに手間隙かけず無農薬野菜を作るか試行錯誤の繰り返しで
不耕起栽培を実践しており、少しでも皆様の参考になればと思い
HPで紹介させていただいております。
最近はHPでも野菜つくりに関するところが増えてきていろいろ
情報交換ができ、また笹山先生のように市民農園を推進して
いただいてる方もみえて嬉しく思います。
今後のHP作成、野菜つくり等励みになります。
どうもありがとうございました。


また、この他日本コミュニティ研究所の金丸さんからも、次のような、ご賛同のご意見を頂戴しております。クラインガルテンは農業ではない。


ガルテナーは農家ではない。
とすれば、プロが作る品種をプロと同じように作ることには無理があるのではないか。
また、それだから、広い面積を利用することが出来ないのではないか。
ということは私も常々思っていました。

研究会で種屋さんに会うと、クラインガルテン仕様の品種と少量の種袋が出来ないものか提起しております。

全国26万人(統計で把握したもののみ)の利用者向けに、使い勝手の良い種や資材、技術があっても良いと思います。

せめて皆が本場のクラインガルテン並(300u)の広さは使っていきたいものです。
そうすれば遊休農地もずいぶん減るはず・・・です

●0381 農政と水産行政との対決の様相を示し始めた、諫早問題笹山登生 101/01/17(Wed) 11:44:41削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/policy/S_2_02.htm
私は、このホームページでも、かねてから、諫早湾干拓の、漁業資源を含む生態系にあたえる懸念とその対応について述べてきました(上記URL参照)が、今年に入りましてから、従来の行政対NGOの対決という対決様相から、行政対漁民という対決様相へと変化がみられてきました。
これは、現在の長崎県金子知事のご尊父であられ、水産問題に人一倍ご造詣の深かった金子岩三先生が、かねてから懸念されてきた対決状況で、いわば、農林水産省所轄のテリトリー内での不毛の対決状況になってきたことは、憂慮しなければならない事態だとおもいます。
従来のいきさつにとらわれない、新たな対応を、行政・県は、迫られているものと、私は思います。

以下は、関連する地元記事の抜粋です。

福岡県、佐賀県の漁連が工事中止を要請
 1月10日にはついに、福岡県有明海漁連が、諌早湾干拓事務所にたいして「工事中止、水門開放」の申し入れを行い、回答しだいでは実力阻止もあり得ると表明しました。
 11日、福岡県の大和町議会は天災融資法の適用を国に対して要請していくことを決定。
 12日には4県の担当者による対策合同会議が熊本県で開かれ、有明海全域で同時に赤潮が発生し、収束する状況にないことを確認。ノリの生産量が福岡、佐賀で昨年の4割、熊本、長崎で昨年の7割まで落ち込んでおり、過去最悪の凶作であることが報告されました。引き続き19日には4県でつくる「有明海沿岸四県水産連絡協議会」が佐賀市で緊急対策会議を開き協議を行う予定です。
 同日12日には、佐賀県の有明海漁連も干拓事務所に対して「工事中止、水門開放」を申し入れ。干拓事務所は干拓工事に原因を特定できないとの従来の説明を繰り返しました。
 続く13日には佐賀県東部漁協の青年部員を中心に、漁船約300隻が諌早湾排水門前に結集し、今年に入っての2回目、97年の閉め切り以降、最大規模の海上デモを挙行。船上で干拓事務所の担当者に対し抗議文を手渡しました。


●0380 (投稿者削除)
●0379 確かにハイブリットですが、一般に言われる光通信と同値ですキミヒ 101/01/16(Tue) 00:23:32 No.0376へのコメント 削除
URL: http://jsqc.i-juse.co.jp/news/98-8/newtech.html
確かに先生の言われるハイブリットです。
 しかし、一般的に光ファイバ−によるネットアクセスとアナウンス
されるサ−ビスの原型とも言えます。
 「き線点」までの光化が前提です。

 供覧したHPをご覧になれば、現行電話回線のデジタル化と光化が
車輪の両輪である事が分かるでしょう。

 あと、市場サ−ビスとしてアナウンス済みの近接型πシステムが
 光・IP通信網サ−ビスで
http://www.ntt-west.co.jp/ipnet/ip/opt/high/f_riyo.html
 にあります。
 さらに、固定無線LANを噛ませて集合住宅+周辺住宅としたのが以下です。
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2000/1016/fnj.htm
 
 この掲示板では携帯電話技術が論議されていますが、無線LANは現
在が1Mbps、次世代が10Mbpsがアナウンス済みで、携帯電話技術の
進化とは別ですので、再考して頂ければと思います。
 ただ到達距離が短く、400mで過疎地向けの技術促進が望まれますが、
現行機種も到達距離が進化しているので、技術論的には可能と思います。
 過疎地特例で高出力を認めるのも一法でしょう。


●0378 (投稿者削除)
●0377 (投稿者削除)
●0376 11月24日の掲示板で、次のように書いていることは確かです。 笹山登生 101/01/15(Mon) 18:11:06削除
URL:
ところで、パイ・システムというのは、どういうものなのか、ハイブリッドという意味なのでしょうか。
興味がひかれましたのでおうかがいします。

-------------------------------------------------------------
ADSLが、距離が長くなるとスピードが遅くなる問題は、中継の機材の設置によって,解決可能である。


●0375 (投稿者削除)
●0374 ひょっとして、この掲示板のことでは? 笹山登生 101/01/15(Mon) 17:58:48削除
URL: http://yam.mt8.ne.jp/hatake/index.html
先日のこの掲示板で取り上げさせていただきました「八ヶ岳あおぞら農園」の掲示板をみていましたら、1月13日の欄に次のような記事が載っておりました。
無断引用で申し訳ありませんが、ここに、ご紹介させていただきます。
浅川さん、ひなパパさん、その節はご指導いただき、ありがとうございました。

---------------------------------------------------------------------

実は数日前に某BBSであおぞら農園の話題が出てまして、
ひなぱぱちゃんに教えてもらい、一緒に遊びにいってきました。
けっこうみなさん、政治的な面やらいろんな観点から農園のあり方
に付いて討論されてまして、そこでも出ていた話題は、こうした農園も
立地条件などでいろんなやり方がある。ということです。
あおぞら農園も参加者の皆さんと共に、楽しい農園を創って行きたいですよね。

●0373 無線通信の電波事情は米国より、かなり良いみたいですよ。 キミヒ 101/01/15(Mon) 17:28:45 No.0369へのコメント 削除
URL: http://www.webstar.co.jp/news/200009e.html#12
 笹山先生へ

 米国では携帯電話会社が電話機能提供も厳しいようです。
http://www.webstar.co.jp/news/200009e.html#12

 あと、携帯電話の基地局のバック・ボーンさえしっかりして
基地局を増やせば、無線ルーターと違い各基地局が有線と繋が
っています。基地局の増強が必要だと思いますが、これが携帯
電話料金が高止まりしている理由でもあります。使用している
電波もかなりの高周波です。
 多分、384Kbpsはかなりの高額で、普及が時間がかり問題は
表面化しないのでは?

 米国ではCATV普及が80%で、あっちのインフラって凄いですね。

 

●0372 敢えて、過疎地でアナログ電話回線を選択する意味 キミヒ 101/01/15(Mon) 16:28:57 No.0362へのコメント 削除
URL:
 私が、電話回線をデジタルからアナログに逆行させる危険性に
疑問を呈してもResが無いので調べてみました。 
 過疎地でADSLを推進したらやっぱり拙いです。

 デジタル電話回線は光化経路を利用しています。
 ADSLはこうした経路を迂回して全線が銅線である事が
求められます(それでNTTはADSLを渋った)。
 デジタル電話回線網を将来は地域IP網に吸収する事
をNTTは想定しています。ADSLの使用は電話線光化の
抑止力として過疎地では働きます。
 他の代替アクセスが無い過疎地がADSLを選択したら、
光ファイバー拒否と同じ意味を持ちます。(実際問題
として、ADSL以前にネット接続人口が低いので、問題には
ならいでしょうが、、、、)
 笹山先生は以前の書き込みで、長い銅線経路も適切な
機器によりADSL可能な旨をご披露されていましたが、それ
は即ち光化の否定ですよね。
 都市部は電話会社、CATV、ライフライン監視、有線会社
等が光ファイバーを張り巡らし、ADSL使用が一部で流行し
ても、地域IP網の将来に大きな影響はないでしょう。来年
度にはNTTによる光ファイバー接続も市場に投入予定です。

 逆にADSLが高度に普及した韓国は次世代IT戦争ではかなり
の高コストで光ファイバーの普及をはかるか、無線技術で対
抗するのでしょう。

 小手先の技術論で臨機応変に対応したら、過疎地は固定
した情報格差を抱え込む危険性が有るのではないでしょうか?

 光ファイバーは銅線の2000倍の伝送能力があります。
ISDN電話回線推進でまず光化を促進し、できるだけ地域IP網
に繋がる光化経路を確保する構想が大切ではないでしょうか?

 実際問題としてFTTH(fiber to the home)は大都会で、地方
ではπシステム(光ファイバ:電柱:銅線)で進むと思われます。
 過疎地で、身近な電柱まで銅線のADSLを推奨したら、えらい事
になりそうですね。

●0371 市内通話料引き下げの向こうにあるモノ キミヒ 101/01/14(Sun) 15:33:05削除
URL:
 マイラインの施行も予定され、市内料金も引き下げ競争が
始まった。

 数年前は、非NTT系電話業者が長距離回線で参入し、NTTは
市内通話は赤字だと主張し、市内通話の引き上げを求めていた
が、現在は市内通話も引き下げ合戦である。

 航空運賃でも認可制ではなく、自由競争が導入され、過疎地
への交通手段は高止まりである。
 この事象は通信業界でも繰り返される危険が大きい。
 鉄道でもJRの出現で過疎地交通手段は選択肢は狭くなっている。

 地方における車文化の浸透は都市以上であるが、高齢弱者の足
である公共交通機関は都市部より割高で、全国一バス料金が高い
のは秋田羽後交通社との報道もある。

 情報の過疎を避ける防波堤は、民間業者の技術開発と同時に法的
担保の施行では?

●0370 そもそも過疎地とは キミヒ 101/01/14(Sun) 15:13:49削除
URL:
 過疎地のイメージが異なる前提で議論をしても
批判合戦になってしまいます。

 ここでは離島、本屋も無い、山村みたいな笹山
先生の言葉からイメージされる地域(笹山先生は
沖縄振興の委員長だったせい?)がメインと思わ
れる。

 人口減少による定住圏の維持さえままならない
地域に民間業者のサービスを唱えるの無理がある。
(人口と定住圏に関する事は147番で人口増より
環境に配慮した持続的発展が結論?)

 光ファイバーの過疎地導入はNTT自らが否定して
いる。
 携帯電話網の全国一律サービスの将来的担保を聞いた
事も無い。政策的誘導もアナウンスがあるのか不明
である。

 現時点では、過疎地に高速バック・ボーンのイン
フラさえ無い。

 少なくとも、公費で高速バック・ボーンを装備し、
各戸のアクセス法を議論する立場が必要と思われる。

●0369 ちょっと議論が混乱するかもしれないと思って、いったん消してしまったのですけれども笹山登生 101/01/14(Sun) 12:28:16 No.0367へのコメント 削除
URL: http://www2.gol.com/users/ycaster/diary/index.html

再び掲載します。
あるホームページに、携帯回線のキャパシティの限界について次のような記事がありました。


私も常々、ドコモの障害危機を懸念しております。
忘れがちなのは、「無線は有限、有線は無限」という一見、「空間って無限じゃないの」という常識と違うような原則です。

ネットワークでは帯域ということが常々言われてきました。有線では、ブロードバンドの名前のもと、バックボーンを拡充し、さらに家庭に太い回線を引くという対処でどんどん大容量化が進んできたのです。

しかし、無線の帯域は無限ではありません。このために、長い間の地上波の支配が続いたのでした。放送が免許制なのは、有限である電波の振り分けを国家管理で行なわなければならないためです。有線ならば、別の光ファイバーを敷設すれば帯域幅は広がります。

前振りはこのくらいにして、国際企画のIMT2000では、データ通信は2Mが視野に入っています。というのも、今晩の番組案内などビデオクリップなどを流すことや、外出中に訪ねてきた訪問者をCCDからの映像転送で確認するということなどが考えられています。スムーズな映像には、2Mぐらい必用ですから。

ところが、現状のドコモの方式だと、1アンテナ当たり4人程度が同時にビデオ画像を見ると、この無線の帯域を占拠。他の人が使えなくなる可能性がかなりあるのではといわれています。細切れのパケットなので、動くはずと主張しても、渋滞になってしまってはデータは動かない。2Mはまだですが、384Kでも同時に使う人が増えれば、込み合ってどうしようもないはずです。

このことがあって、クオルコムなどが、データ転送は別の方式(HDR)にしようと提唱しています(これも国際規格準拠)が、これまでの巨大な設備投資をしているドコモは、引き返すことができません。

少なくとも日本で成功しないと、海外提携をいくら進めても技術の輸出はできず、リーダーシップは握れないということです。

地上波のデジタル化推進を急ぐのは、デジタル網が完成したのち、余った帯域を携帯電話に振り向けようという意図もあります。

●0368 (投稿者削除)
●0367 有線無限を消されてましたけどキミヒ 101/01/14(Sun) 12:14:25 No.0363へのコメント 削除
URL:
 過疎のネット利用として、地域ネットワーク創造が期待されますよね。
 例えば、防災・福祉・医療・教育等で都市部より遅れた行政・公共サ
ービスをネットで代替できないか?
 単にインターネット接続のデバイスを想定している訳では有りません。
 都市部では隣接住民とのコミニケーションというより、ネット接続が
唯一共通の目的ですよね。
 346番でsousouさんがVPN(Vritual Private Network)を提案も
しています。

 いい過疎地ネットでアナウンスされているADSLは、地域のLAN化を
VPNで構成するにも、インフラの容量的に無理なのではないでしょう
か?
 代替手段がない過疎地でADSLなら全戸ADSL,無線LANなら無線となる
事が予想されます。過疎地の全戸の電話回線が常時接続で使用となる
(インターネットも一種のLANです)事態が想像されます。

 いい過疎地ネットでアナウンスされているADSLは、過疎地のネット・
ワーカーに対する朗報が主眼ではと思います。


 こんな事を言い出す理由は、歴史的にNTTは常時接続接続を市場投入
をためらった理由に通信容量の限界を訴えておりました。過疎
地の電話回線が電話局までデーター領域で常時使用に耐えられる事が
VPNの前提でしょうね。
 都市部と違い代替手段のない地域的特性も考慮が必要だと思います。
 CATVもイントラネットには適しているようです。

 こうした観点からすると、過疎地ネットワークで、地域ネットワーク
がインターネットに接続するか、各戸から電話局で接続したネットワー
クで地域ネットワークを形成するか(それが可能なのか?)も検証する
必要も有りませんか?

 都市部の安価なネット接続で過疎地ネットワークが構築される
なら最高ですね。

●0366 (投稿者削除)
●0365 (投稿者削除)
●0364 (投稿者削除)
●0363 (投稿者削除)
●0362 過疎地における通信回線のあり方について(中間的なとりまとめ) 笹山登生 101/01/14(Sun) 09:21:19削除
URL:
過疎地の通信回線を、いかなるものとするかについて、私が、光ファイバーかADSLかの問題提起をしました。
そこで、「いい過疎地ネット」さんの方から、公的助成を伴った低コストのADSL回線設置の具体的提案がありました。
私も、それに対し賛同の意を表しました。
それについて、キミヒさんから、ADSLは、既存の通信回線に逆行するものであり、過疎地であっても、光ファイバーの設置を基礎的インフラにするか、そうでなければ、無線による通信回線が適しているのではないかというご提案がありました。
そこで、私のほうから、広域無線通信の例として長野県安曇村で行われている実践例をご紹介もうしあげました。
それに対し、sousouさんの方から、無線による通信回線と無線LANとは区別して考えるべきであること、これらのシステムは急速に陳腐化するものであるから、ニーズの時期によって、選択しうる通信回線なりシステムは、考慮すべきものであること、携帯電話によるインターネットと地域無線LAN通信回線との得失も考えるべきとのご提案がありました。
これに対し、キミヒさんのほうから、中国などの例に挙げられ、中国では、圧倒的に有線よりも無線であり、日本の過疎地の通信事情にも、それに類した考え方をしていいのではないか、また、地域情報センター的な役割を、広域地域無線ネットによってはたせるのではないか、というご提案がありました。
その後、コスト論にはいり、携帯電話と広域無線LANとの比較、あるいは、広域無線LANの地域に果たす機能の比較、コストパフォーマンスとのについての比較論が展開されているところです。
さらに、同時使用における有線と無線とのキャパシティの比較やその点でのコストパフォーマンスについての比較論、過疎地の地域特性に応じた層別対応の必要性、についての議論も展開されいています。
また、デジタル電話回線網から過疎地が抜ける事の功罪論、既成の通信インフラの再利用よりも、過疎地への新たな情報デバイスの設置のほうが、結局は近道なのではないか、過疎地における光ファイバーと既成の通信インフラ(あるいは,通信インフラに利用可能な電力線などを含む諸インフラ)との,ハイブリッド利用も検討されるべきではないか、などについても,論議が展開されています。
それぞれのサイドの一応のまとめの見解としては、私が313と355で、キミヒさんが、326で、sousouさんが317で、それぞれ、されております。
今後の展開としては、過疎地では、いかなるニューメディアによる機能の社会的要請が今後考えられ、そのニーズをまかなうために、いかなる通信回線が必要かつ十分なのかについての、それぞれのご見解がありますと、よいかと存じます。
その点についての私の考え方は、292と313に一応の考え方を述べたつもりです

●0361 中間的な取りまとめに追加します。 笹山登生 101/01/14(Sun) 07:42:48 No.0355へのコメント 削除
URL:
(さらに、同時使用における有線と無線とのキャパシティの比較やその点でのコストパフォーマンスについての比較論も展開されいています。)のあとに、下記を追加します。

----------------------------------------------------

また、デジタル電話回線網から過疎地が抜ける事の功罪論、
過疎地における光ファイバーと既成の通信インフラ(あるいは,通信インフラに利用可能な電力線などを含む諸インフラ)との,ハイブリッド利用の比較論
などについても,論議が展開されています。

●0360 sousouさんへキミヒ 101/01/14(Sun) 02:43:29削除
URL:
まとめにおいて「無線LAN」以外は一緒です。

 都内〜PHSも通じない都市(過疎地ではありません)を
出張で歩く身でお聞きしたいですが、

 例えばPHSで124Kbpsでネット接続できて5分/10円みたいな
ネット環境が全国で実施されれば、過疎地も含め当面の情報格
差が回避されると思います。
 PHSって全国共通番号でネット接続が提供されています。
 また、このようなサービスが実現する前提はラスト1マイル
まで高速有線回線が過疎地にも来ている裏返しになります。

 方法論があったら、都市、過疎地問わず大歓迎でしょうね。

●0359 (投稿者削除)
●0358 電力線利用もありますよ キミヒ 101/01/14(Sun) 01:16:47削除
URL: http://www.page.sannet.ne.jp/momizi/
 介護保険が保険あって介護無しの傾向が過疎地ではより顕著化
する可能性があります。
 
 この場合、都市部以上に過疎地では在宅介護・医療も含めたIT
利用が必要であり、ネット上の画像配信機能がはたす役割が大です
が、世界に発信する必要は無い事が多い情報です。

 敢えて言うなら、情報デバイスというより社会資本としての光フ
ァーイバーを都市より疎に通し、無線LANや電力線で各戸で接続する
方法もありますよね。
 スピードネット方式の無線LANは過疎地向きかもしれません。

●0357 xDSLに関して キミヒ 101/01/14(Sun) 01:03:17削除
URL:
 数年で都市部で光ファイバー通信が一般化すると仮定して、
xDSL技術の進展に関し通信企業は手を引く可能性があると思い
ます。

 現行でもNTTのADSLは1.5Mbpsを謳う一方で、提供キャリア企業
のアナウンスは600kbps〜です。
 さらに海外のADSLでは5Mbpsを謳う国もあり、良く分かりません。
 実際問題として例えばxDSLは将来10Mbps程度も視野にあるの
でしょうか?

●0356 中間的まとめ有り難うございます。 キミヒ 101/01/14(Sun) 00:52:48 No.0355へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

 的確なまとめ有り難うございます。

 でも、私が言っているのは有線設備の新設は高価であり、ADSLは
通信速度の限界を過疎地に持ち込む事より、逆転の発想で、新たな
情報デバイスを過疎地に新設した方が賢明であるという事です。
 あと、敢えてデジタル電話回線網から過疎地が抜ける事の功罪を
提起もいたしました。

 具体的コスト論は私は専門外で論じていません。301番でsousou
さんに大きく批判を受けました。
 でも、これまでのコスト論では使用者周辺中心のsousouさんの
解析であり、
 ADSL等の商用サービスを過疎地へ導入する場合、提供企業・組織
が払うべきインフラ費やランニング・コスト(赤字補填?)は不明
です。良い過疎地ネットのアンウンスでも都市並の使用者負担を謳
っておりますよね。
 一方で、無線LANは現行機器の値段や、小さな市場下での市場商品
性能での比較がされていて、この掲示板では実際の潜在力や導入実績
が過小評価されぎみではありませんか?
 大企業が都市住民市場に投入中の進化する商用携帯電話技術とさえ
無線LANは比較されています。これらのデバイスは企業競争で端末を
無料配布さえ行われています。


 上記理由により
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
機能の比較、コストパフォーマンスとのについての比較論が展開さ
れているところです
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 は、公平さに欠けていたのではないでしょうか?

 いずれにしても、現状と政府の計画である
ーーーーーーーーーーーーーーー
 情報技術(IT)戦略会議(首相の諮問機関、議長=出井伸之ソニー
会長)に今後のIT政策の骨格となる「基本戦略」:5年以内に低価格
の超高速インターネットを普及させるなど、世界最先端のIT国家をめ
ざすための数値目標を盛り込んだ。2005年までに1000万世帯が光ファイ
バーを使った超高速ネットを、3000万世帯がケーブルテレビ回線などを
使った高速ネットを利用できるようにインフラ整備を進めることを盛り
込んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
を意識して過疎地の情報インフラ整備を考えるべきではないでしょうか。


 
 


  

●0355 中間的なとりまとめを私なりにいたしますと。 笹山登生 101/01/13(Sat) 23:06:35削除
URL:
過疎地の通信回線を、いかなるものとするかについて、
私が、光ファイバーかADSLかの問題提起をしました。
そこで、「いい過疎地ネット」の方から、公的助成を伴った低コストのADSL回線設置の具体的提案がありました。
私も、それに対し賛同の意を表しましたところ、キミヒさんから、ADSLは、既存の通信回線に逆行するものであり、過疎地であっても、光ファイバーの設置を基礎的インフラにするか、そうでなければ、無線による通信回線が適しているのではないかというご提案がありました。
私のほうから、広域無線通信の例として長野県安曇村で行われている実践例をご紹介もうしあげました。
そこで、sousouさんの方から、無線による通信回線と無線LANとは区別して考えるべきであること、これらのシステムは急速に陳腐化するものであるから、ニーズの時期によって、選択しうる通信回線なりシステムは、考慮すべきものであること、携帯電話によるインターネットと地域無線LAN通信回線との得失も考えるべきとのご提案がありました。
これに対し、キミヒさんのほうから、中国などの例に挙げられ、中国ではあっと当て木に有線よりも無線であり、日本の過疎地の通信事情にも、それに類した考え方をしていいのではないかというご提案がありました。
そこで、コスト論にはいり、携帯電話と広域無線LANとの比較、あるいは、広域無線LANの地域に果たす機能の比較、コストパフォーマンスとのについての比較論が展開されているところです。
さらに、同時使用における有線と無線とのキャパシティの比較やその点でのコストパフォーマンスについての比較論も展開されいています。
それぞれのサイドの一応のまとめの見解としては、私が313とこの355でキミヒさんが、326で、sousouさんが317でされております。
今後の展開としては、過疎地では、いかなるニューメディアによる機能の社会的要請が今後考えられ、そのニーズをまかなうために、いかなる通信回線が必要かつ十分なのかについての、それぞれのご見解がありますと、よいかと存じます。
その点についての私の考え方は、292と313に一応の考え方を述べたつもりです。

●0354 sousouさんへ:いい加減にして下さい!私のまとめは326番にupしました。 キミヒ 101/01/13(Sat) 22:23:25 No.0352へのコメント 削除
URL:
いい加減にして下さい。
 私のまとめは326番にupしました。

 何でもかんでも〜って言ってませんよ。
 貴方からの質問に答えたり、貴方の誤解に答えたり、貴方の意味のない
中傷に反論しただけです。

 私の出した中国の携帯電話の例を、日本の携帯電話と無線LANと混同
させたり、自分の間違いを無視したり、人の意見を湾曲させたり、
いったいなんですか?

 私のまとめは326番です。

 貴方は市場サービスの通信技術論と一般論を使って、プライドを
保ちたいだけでしょう。
 もう、止めて下さい。
 

 地域にも特性もあるし、あらゆる手段もあります。
 347番でも僕は
<<<< 全ての過疎地にあてはまるとも言いません。>>>>
 って断ってあるでしょう?

 「何でもかんでも〜」って失礼な表現を訂正して頂けないですか?

 いい加減にして下さい。
 私のまとめは326番にupしました。

●0353 (投稿者削除)
●0352 だからあ、地域によって特性があるでしょ 開け電網政治の時代101/01/13(Sat) 21:53:46削除
URL: http://
過疎といっても1軒屋だったり50軒だったり100軒だったり、どこまで既存インフラがあったりとかで。そのサイズに合わせた方法を選べばよいのです。各方法の許容者数や速度、費用など考慮して。それもせずになんでもかんでも無線LANといってませんでしたか。

過疎地とひとまとめにせず、安曇村、離島、中国の山間部など具体的な1つについて議論しないといけないんじゃないすか。

●0351 無線LANは携帯電話と似て非であり、寸評でも同次元化されていますよね キミヒ 101/01/13(Sat) 21:51:19 No.0339へのコメント 削除
URL: http://www.sel.cs.hiroshima-cu.ac.jp/~ohba/yoshiwa/townnet.html
笹山先生へ

 広島市立大学 大場充氏の
http://www.sel.cs.hiroshima-cu.ac.jp/~ohba/yoshiwa/townnet.html
 に加えて、岩見沢市の無線LANによる各戸レベルのネット・ワークが
http://www.can.or.jp/newsletter/13/hiura.html
にあります。

 さらに、都心部における商用無線LANはスピード・ネット社から今
春提供されそうです。
http://www.speednet.co.jp/

 でも、過疎地が一番、向いていますね。
 ラスト1マイルを埋めたりしています。
 携帯電話と似て非ですよ!


●0350 (投稿者削除)
●0349 (投稿者削除)
●0348 (投稿者削除)
●0347 ローカル・ネットワーク・イニシアティブを言ってます キミヒ 101/01/13(Sat) 21:10:36 No.0346へのコメント 削除
URL: http://www.sel.cs.hiroshima-cu.ac.jp/~ohba/yoshiwa/townnet.html
sousouさんへ

 現状認識が違うので、全く話になりませんね。
 残念です。

http://www.sel.cs.hiroshima-cu.ac.jp/~ohba/yoshiwa/townnet.html

 をお読み下さい。
 全ての過疎地にあてはまるとも言いません。

 それでも尚、いつになるか分からないADSLや馬鹿高い携帯電話等も
って過疎地に言うのですか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
インターネットインフラが出来る前に、数人の仲間うちで手早く
地域イントラネットを構築したいなら無線ネットワークも手かも
しれません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 本当に馬鹿にされた気持ちです。
 在宅福祉や医療インフラも含めた提案をして来たつもりです。

 sousouさんのご提案の近所数人の過疎地のネット好きは
「共同で上がり回線をテレコミ回線(10円/一分)接続で上がり
回線を、下り回線を衛星インターネットでまかなう」事でネット
接続を実現するのが現実的だと思います。

●0346 用途に適した方法を 開け電網政治の時代101/01/13(Sat) 20:16:58削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/
初期投資に対する自治体や企業の支援、公費助成は無線ネットワーク以外の方法でも出るときは出るので無線ネットワークだけが特別ではないです。ただし、方法によって費用や性能が違うので、過疎地の家屋全てにインターネットを設置するのにどの方法がいいか選択に迷っているのですよね。

別の目的であれば無線ネットワークの使い方もあるのではないでしょうか。
インフラが出来るのを待っていられないから手早く有志数人の間でネットを作ろうよ、とか、全域に敷く必要はなくて地域の一部で使えればよい、という場合に適しているように思います。

無線ネットワークも方式からして同時使用者数の制限があると思うので、過疎地の家屋全てにインターネットインフラを設置する目的には適合させるには大変では。

数人の仲間うちでアマチュア無線するのと地域全体に携帯電話網を構築するとの違いのような。

またインターネットが出来た後で地域イントラネットを構築するならVPN(Vritual Private Network)という技術があって、インターネット上でイントラネットが構築でき、敢えて別個のネットワークを構築しなくても済むと思うのでご検討を。これは詳細なことは知らないので他の情報源を当たってください。

インターネットインフラが出来る前に、数人の仲間うちで手早く地域イントラネットを構築したいなら無線ネットワークも手かもしれません。

地域の特性によって一概には言えないので、これまでの論点を踏まえ、地域の特性を把握し、各種方式の性能と費用、特徴を比較するのが良いかと思います。

●0345 有線ネットワークも同時使用者数に制限がありませんか?キミヒ 101/01/13(Sat) 19:57:29 No.0342へのコメント 削除
URL:
使用者制限は有線にもあるでしょう(無線程ではないでしょうが)?

 過疎地で人口が少なくて、高層建築等障害物が無く、
人口密度も低い所では無線LANが適していると提案した
だけですよ原点は!

 あと、携帯電話会社が敢えて過疎地に進出してくる
前提が不明なのです。政治で誘導ですか?それだと規
制緩和と反しますよね?

ーーーーーーーーーーーーーーーー
実例集を見ると、どうも無線ネットワークは地域家屋に遍
く設置するのではなくて別の用途に適したネットワークな
気がしてきましたが。
ーーーーーーーーーーー

 それはその通りですよ。
 だって、笹山先生のいう過疎地のIT化はインフラから入って、
住人のニーズ無視って感じですもの。
 実際に過疎地で人材が枯渇(減少+高齢化)している事態を僕は
再三、ここで指摘しています。
 それでもって、笹山先生が「離島の子供達にインターネットによる
multi mediaの提供」を提案して、過疎地のネットワークの在り方を
論じて現在です。
 ネットワークを日常的に使っている人が少ない現在の過疎地で、
実践実例集を集めたらsousouさんの感想になりますって!

 乗鞍高原の事例は、ネットを積極的に使っている人(=ペンション
経営者)が集まった観光の村でここでいう過疎地ではないですもの。
 多くの過疎地はネット人口比が都市部より低いと思われ、インフラ
だって自前で持ちたい人は完全な少数派でしょう。
 僕は在宅医療や福祉デバイスとしての地域LANだと211番でも書き込
んでます。

 現在、選択肢の無い地域の議論で、前提もおかしくなってきました。
 
 技術論より提供の可能性であり。
 技術論は貴方にかないません。

 でも、sousouさんも、過疎地の住人で、通信会社経由のネット
接続がテレコミサービス(一分10円)の28Kbpsしかなかったら、
無線LANが現実的選択肢に思えませんか?多分、役場には専用線
が引かれているから、そっから無線ルーターでネットにアクセス
させてくれって僕なら思います。
 それが僕の実感です。
 NTTの64k定額サービスって全て市であり、地方小都市でも含ま
れない所が多い現状には僕もビックリしました。

●0344 (投稿者削除)
●0343 (投稿者削除)
●0342 (投稿者削除)
●0341 過疎地のネットワーク構築とインターネット接続は別では キミヒ 101/01/13(Sat) 19:11:40 No.0336へのコメント 削除
URL: http://www.nikkeimac.com/editorial/smatsu/azumi.hts
 sousouさんへ

 採算性に注目するのは無意味でしょう。
 この掲示板でも、公費助成が確認されています。

 ネット接続は大分早くなっているみたいですね。
 各宿泊施設が10台以上の同時接続可能を謳っています。
 詳しく知りたいなら
http://www.cybernetwork.ne.jp/~bbs/bbs/nbbs.cgi/system
 に参加したら如何でしょうか?

 この地区で敢えて無線LANをインターネット接続目的に構築する
事には329番で僕も疑問を表明しています。
 地域LANを固定IPで構築する事にも意義があったのでしょう。
 地域のイントラネットの価値も含めてご考察を!
 
 逆に固定IPアドレスを取得するって都市部でも安くはないでしょう。

 あと、レポートを良く読んで下さい。初期投資は自治体や企業
の支援があり、採算を言い始めても不毛です。ここでは過疎地で
のネット接続を論じています。

●0340 (投稿者削除)
●0339 参考URLのリンクを掲載 笹山登生 101/01/13(Sat) 11:42:57削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/diary/2000dec24.htm
過疎地域の通信回線は無線か有線かについての論議は、続いていますが、上記URLの記事の最後に、これまでこの問題に関して引用されてきたURLのリンクを掲載しておりますので、ご参照ください。

●0338 同時使用者数に制限が 開け電網政治の時代 101/01/12(Fri) 20:29:10削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/
無線ネットワークは同時使用者数に制限がありませんか?
無線ネットワークが採用のCDMAは優れた方式ですが、それでも同時使用者数(同時通信の家屋設置無線ルータ数)に上限があります。CDMA携帯電話も同じです。加入者が増えると無線エリアを分割し、1つのエリアの加入者を制限以内に抑えます。分割したエリアが増える毎に有線接続の基地局が必要になります。そこでは有線設備が必要です。無線ネットワークも同じ理屈で加入者の増加とともに有線接続の基地局が必要でしょう。
http://www.sig-c.co.jp/Solution/RTB.htm
では拠点が増えるほど維持費が安くと書いてありますが同時使用者数に上限はあります。過疎地とはいえ全家屋の使用に耐えるには携帯電話並みの基地局数が必要では。

ユーザ側でなくてネットワーク側の設備費で無線ネットワークと携帯電話を比較するには、同時使用者上限数や1設備(基地局)当りの費用を考慮した見積もりが必要ですね。

実例集を見ると、どうも無線ネットワークは地域家屋に遍く設置するのではなくて別の用途に適したネットワークな気がしてきましたが。

●0337 (投稿者削除)
●0336 では現在では 開け電網政治の時代 101/01/12(Fri) 19:33:01削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/
97年末で無線ネットワーク間で最速500kbps。しかし地域外接続の速度は128kbpsのバックボーンを地域の同時使用者数で分け合った速度である。通信料は月15000円。ですね。では現時点で、ユーザサイドで見た実質速度(地域外接続における実質速度)はいくらでしょうか。使用料はいくらでしょうか。またその使用料は現在の無線ネットワーク管理機構において採算がとれているのでしょうか。採算の目処が無い場合は通信料を高めにしないといけないし、じゅうぶん黒字なら通信料を安めに考えることができます。

●0335 (投稿者削除)
●0334 貴方の理解力を疑います。キミヒ 101/01/12(Fri) 18:13:00 No.0331へのコメント 削除
URL: http://www.nikkeimac.com/editorial/smatsu/azumi.hts
 sousouさん、残念ながら貴方の理解力を疑いたいです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
乗鞍高原の無線ネットワークでは地域全体で128kbpsを分け
合って使っているのですね。地域のユーザ数が増えたら実使
用はどのくらいの遅さになるでしょう。それで通信料は
15000円ですね。ユーザが用意する設備は無線ルータ20万円。
屋内のLAN配線工事。PCをLAN用に設定など。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ですが、レポートは1998年頃です。
 この頃は定額接続はなく、都市部のネットユザーも月2万円弱
の出費をしていた筈です。常設接続なら4,5万円でしょう?
 地域全体ではなく18施設です。
 通信機器もバック・ボーンも進化しています。
 現在の都市通信事情との比較を持ち出す態度は、異常ですよ!
 ”sousouさん、97年末で使い放題で15000円という安さです”と
書かなかった私の落ち度でしょうか?

 素晴らしいHPを運営する人の書き込みとは思えません。
 無線ネットをどこまでも否定する態度は醜いですよ。
 ADSLも東京の一部で始まったばっかりです。繋ぎの手段として
無線ネットワークを導入しても、長期間の運用に耐えれるでしょう。
さらにCATVが稼働もされています。
 無線ネットにしても、地域のユザー数が増えれば高速回線と契約
するでしょうし、3年前と現在ではネットの接続速度や価格は別世
界のようです。発展途上国の例も示しました。
 貴方は全てご存じな筈ですよね。
 自説に固執されています。

 私の326番でのまとめと、貴方の意見は「無線ネットをどこ
までも否定する態度」以外は同じです。
 もう不毛な議論はやめましょう。
 326番に対して、進歩的、理論的なご批判下さい。

●0333 (投稿者削除)
●0332 (投稿者削除)
●0331 (無題) 開け電網政治の時代 101/01/12(Fri) 17:35:23削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/
レポートされているバック・ボーンは128kbpsの専用線です。この先、もっと安価で高速線に繋がる事でしょう。そうでないとこのての地域での無線ネットはコスト的メリットが低いかもしれませんね。
----------------------------------------

乗鞍高原の無線ネットワークでは地域全体で128kbpsを分け合って使っているのですね。地域のユーザ数が増えたら実使用はどのくらいの遅さになるでしょう。それで通信料は15000円ですね。ユーザが用意する設備は無線ルータ20万円。屋内のLAN配線工事。PCをLAN用に設定など。

一方、ADSLは個人で1.5Mbps,実質600kbps以上を占有できるのですね。それで通信料は都会では月4600円。
ユーザが用意する設備はモデム、レンタルで35000円。ADSLは既存のアナログ電話回線を使用すればよい。

携帯電話インターネットは携帯電話2万円、モデム1万円。数年後は2Mbpsを目指す。数年後の通信料は未定。

とくれば”コストと性能からみてADSLの過疎地域導入を検討し、数年後に携帯電話インターネットの性能とコストなど動向をにらむ。政治的にはこれらの技術を都会並のコストと性能で使用できるよう働きかける。”でいいと思います。

無線ネットワークについては設備費がADSLや携帯電話並に下がること。屋内LAN配線がほとんどの家庭に浸透し、地域住民がLANの設定に親しんでいること。バックボーン回線の使用料が低下すること。地域のネットワークホスト組織を構築し存続できること。この条件を満たすまではADSLや携帯電話インターネットを差し置いて過疎地域の家屋全体に設置するのはいかがなものでしょうか

●0330 (投稿者削除)
●0329 sousouさん、使い放題で15000円という安さです。 キミヒ 101/01/12(Fri) 15:30:17 No.0328へのコメント 削除
URL: http://www.nikkeimac.com/editorial/smatsu/azumi.hts
 実際の額は個々によるでしょうが、乗鞍高原の実例では
15000円だそうです。

 ここで、注目して欲しいのですが、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
安曇村は松本市と同じ電話の市外局「0263」に区分されて
いる。つまり松本市へは3分10円で電話をかけられるわけだ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 で、敢えて無線ネットワークを構築しなくとも、NTTや他の
電話業者への依頼も可能であった地域です。
 さらに同じ局番で民間プロバイダーが多数あります。
 ここの掲示板で想定する過疎地よりかなり通信環境に恵まれて
います。
 それでも無線ネットを選択実行しています。

 ネット理論は貴方が正しいと思います。有り難うございました。
 レポートされているバック・ボーンは128kbpsの専用線です。
 この先、もっと安価で高速線に繋がる事でしょう。そうでないと
このての地域での無線ネットはコスト的メリットが低いかもしれま
せんね。

 細かい技術論ではなく実状を326番にupしています。


 貴方はご専門ですよね?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
無線ネットワークの場合、地域で1つのサーバ管理機構を作り、
そこにメールサーバ、webサーバ、ニュースサーバなどを備える。
またはプロバイダと契約してプロバイダのものを使う。
やはりプロバイダなりサーバ管理機構なりに使用料支払いが発生
する。さもなくば家屋オーナが屋内LAN上にでメールサーバ、
webサーバ、ニュースサーバなどを備える。これは出来る人が限ら
れる。
ーーーーーーーーーーーーーー

 何て、素人に対する脅しでしょうか?
 ネットに安定して接続さえできれば、無料メール・ニュースサー
バーは使用可能です。また、アクセスポイントからの距離に関係なく
格安でネット会員として民間プロバイダーも利用できます。
 webサーバも固定アドレスからの運用は素人でも意欲がある人は沢山
やっています。
 以上の事を貴方は私以上にご存じの筈です。
 
 高価な携帯電話ネット接続や提供の可能性の低い通信技術での議論は
不毛ではないでしょうか?


●0328 無線ネットワークの使用料 開け電網政治の時代 101/01/12(Fri) 13:42:32削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/
RGW2400/OD RGW2400/ID
http://bunnahabhain.root-hq.com/jp/html/products/RGW2400.html
も物理層が2Mbpsです。ユーザが実使用するインターネットレベルでは500kbpsですよ。RTB2400と同一方式ですから。

さて無線ネットワークの使用料はいくらでしょう。屋内LANは家のオーナの所有なので屋内でのデータ転送は無料です。しかし屋内LANは屋外の地域無線ネットワークのホスト局と接続せねばならない。

ホスト局は家屋と対になる無線ネットーワークの設備を作ります。ホスト局はwebサーバやメールサーバを備え管理します。ホスト局はその設備費と維持費を支払います。

そしてホスト局は電話会社の回線を使って地域外と接続し、その使用料を支払います。

それらホスト局のコストは会費なり通信費なりでユーザが支払います。それはいくらでしょうか。

PS: 逆探知についてはわかりません

●0327 結局は銅線電話回線に対する認識の違いでは? キミヒ 101/01/12(Fri) 01:30:53 No.0201へのコメント 削除
URL:
 長い議論でしたが、最初の疑問は笹山先生がADSLを推奨する
のを読み、敢えてデジタル回線をアナログに逆行させてネット
を構成する事への懐疑でした(200番にupしています)。

 テレビが出現してもラジオは残っています。
 高速ネットが形成されても電話という音声伝達媒体は残ると
思います。また、せっかくデジタル化が進んだ日本の電話を敢え
てアナログに戻す事の功罪、デジタル回線の方が回線障害に強
い事が過去の事例で分かっています(アナログ回線不通時でも
ISDN回線は無事だった)。さらに、防犯上もISDNの方が逆探知
等が容易なのではないでしょうか?sousouさん教えて下さい。
アナログ回線でナンバーを表示させるのは技術的に難しいと思い
ます。

 都市部では光ファイバー内に従来の電話&ネット機能が格納
されるか、ISDN電話&新たな高速ネット接続会社回線でしょう。

 過疎地でも情報デバイスとして、既存電話を残したまま、新た
な高速ネットデバイスの方がbetterと思いました。

 アジアのIT政策では
 インド:光ファイバ、衛星通信、ワイヤレス通信で銅線電話を
除外しています。
 シンガポール:ATM(155Mbps)、ADSL(5Mbps)、CATV(30Mbps)
でADSLがNTTの3〜10倍の速度、CATVも日本の15倍程度の速度です。
 これに対抗するには光ファイバーしかないでしょう(日本て提供
予定の光ファイバーサービスは10Mbps程度が想定されています)。
 逆に今、光ファイバーが普及してもシンガポールのCATVの半分以下
の速度で日本が光ファイバー導入しても逆転は険しく、やっと追いつ
く程度です。無線LANはLANに特化した手法で無線でも高速です。


 電話は世界一の安定度のデジタル回線として残し、PCハッカー等
から守られた情報回線を維持するのも一法だと思います。
 回線速度競争は意味がないかもしれませんが、一家庭にあるPCや
操作人数も一つではないでしょう?家庭内LANも一般的です。

●0326 sousouさんへ、私のまとめですキミヒ 101/01/12(Fri) 00:49:53 No.0317へのコメント 削除
URL:
ひとの「まとめ」にケチをつけたので、私なりにまとめます。

現状では
 ISDN64K定額サ−ビスですら市と隣接する町村までしか使用
できない。国立大学を有する弘前市(人口17万)ですら開始前
であり、過疎地は想像もできない。

 ADSLをNTTが受け入れ体制を整えつつあるが、都市部の話である。
 さらに都市部では光ファイバ−サ−ビスのアナウンスもされている。

 携帯電話利用のネット接続は過疎地では域外通信となり高価であり、
実用の面で当面は期待できない。
 
 こういった現状で、市場サ−ビスの技術論を論じても「絵に描いた
餅」である。選択肢の提供の可能性を確認する前提がないと意味が無
い。さらにキャリア業者と共に接続業者も必要である。

 自前のネット・インフラ創造も一法であるが、地域住民の必要性も
問題であり、住民の自助努力で高速回線取得の方法論を提供する事は
難しい。CATVや無線通信により一部地域で実現されている。施設工事
費の面では無線通信が新たに有線施設するより有利である。
 技術論的にはデジタル化が遅れた過疎地域がADSL導入がキャリア
的に容易と思われるが接続業者の誘致が前提である。さらに速度的限
界が固定化する可能性がある。
 ランニング・コストと設備投資費、通信速度向上の可能性から、現
時点では発展途上国の現状も併せて考察すると無線通信が有力な選択
肢であるが、国策で光ファイバ−を過疎地に配線するのも一法であり、
基本的人権の国家保証の面からは望ましいのかもしれない。

 大分、貴方と異なりますが、過疎地の捉え方の違いでしょうね。

●0325 (投稿者削除)
●0324 (投稿者削除)
●0323 (投稿者削除)
●0322 (投稿者削除)
●0321 もう止めたいですが、「まとめ」は大きな疑問があります。キミヒ 101/01/11(Thu) 23:16:07 No.0317へのコメント 削除
URL:
sousouさんへ

 勝手に「まとめ」って理解に苦します。

 自己理論の優位性を証明されたい気持ちは私にもあります。
 でも、貴方のupは我田引水的です。

 一例
---------------
無線ネットワークの場合、RTB2400(無線ルータ):物理層は2Mbpsだが
インターネット上の実行速度は500kbps。つまり家庭内LANは10Mbps
でも無線ルータを経由して屋外との接続は500kbpsしか出ない。
http://www.zdnet.co.jp/interopmag/news/9909/990909_01.html
----------------

 ですが、RGW2400/OD RGW2400/ID は1km(11Mbps)〜3km(2Mbps) 
                 ※使用環境により異なります
http://bunnahabhain.root-hq.com/jp/html/products/RGW2400.html
 があります、散々貴方に紹介したHP上にあります。
 何であえて、性能が低い無線ル−タ−を持ち出すのですか?
 逆に、何で携帯電話は未来の技術を提示するのですか?
 何で?????

 携帯電話インターネットの初期投資が安いですし、僕も使ってます。
 でも24時間繋いだら数日で初期投資を上回ってしまいます。
 多分、数ヶ月で無線ル−タ−が買えてしまうでしょう?
 ランニグコストに触れない行為は詐欺的ですよ!
 何で?????

上記2点だけでもはっきりさせて「まとめ」て頂けないでしょうか?
 携帯電話の通話料にも若干、配慮されていますが、これを飛ばす
と議論不能ですよね。

 過疎地の多くは観光地でもありません。
 過疎地には民間プロバイダ−が無く、携帯電話で長距離通話でプロバイダ−
接続になります。
 
 NTTがアナウンスするADSLは1.5Mbpsですが、実際の接続で640
kbps程度のキャリアもあります
 http://www.nifty.com/connect/adsl/service.htm

 最後に、日本の携帯電話ネット接続は高過ぎ、現時点でまとめる
行為が理解不明です。
 実用はPHSですが64Kbpsで最低10円/70秒ですが過疎地以前に、ちょっと
地方だともう使えません。
 携帯電話はDOCOMO(過疎地は選択肢が狭い)で9.4kbps!!!!!!で30円/分
程度はします(区域内にプロバイダ−が無い)。

 素人の私には貴方の「まとめ」は暴論に思えます。

●0320 (投稿者削除)
●0319 (投稿者削除)
●0318 (投稿者削除)
●0317 (無題) 開け電網政治の時代101/01/11(Thu) 21:57:05削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/
携帯電話が流行るからと言ってと無線ネットワークも流行るとは言えません。携帯電話インターネットの普及によって無線ネットワークが廃れる可能性もあります。比較してみます。

----------------------------------------

1.各家屋で用意するもの

ADSLの場合
1)モデム レンタルで35,000円


携帯電話インターネットの場合
1)携帯電話 2万円
2)携帯電話対応モデム(USB接続)1万円http://www.omron.co.jp/ped-j/product/md/me144kti/me144kti.htm
これはIMT2000のものではないけど、IMT2000もこんな価格になるでしょう。

無線ネットワークの場合、家屋内にLANを構築。屋内LANは無線ルータを通して外部ネットワークと接続。

1)RTB2400(無線ルータ) 20万円
http://www.zdnet.co.jp/interopmag/news/9909/990909_01.html
2)屋内のイーサケーブルの引き回し工事。既存の家に屋内配線は大変、。屋内無線LANにするなら無線LANモデムを別途購入。
3)複数のケーブルポート
4)PCに挿すLANボード これは数千円。
5)LANハブ  必要かもしれない。

----------------------------------------
2.性能

ADSLの場合1.5Mbps

携帯電話インターネットの場合、IMT2000で数年後に2Mbpsを目指す。これはインターネット上の実行速度か?不明 

無線ネットワークの場合、RTB2400(無線ルータ):物理層は2Mbpsだがインターネット上の実行速度は500kbps。つまり家庭内LANは10Mbpsでも無線ルータを経由して屋外との接続は500kbpsしか出ない。
http://www.zdnet.co.jp/interopmag/news/9909/990909_01.html

----------------------------------------

3.設定

Windowsで話をすれば、ADSLと携帯電話インターネットの場合、OSはWindows98でよく、電話回線でダイアルアップでプロバイダと接続するのと同じ。

無線ネットワークの場合、家庭内LANの管理に一家に一台LANサーバ(OSにWindowsNTServer 高額を備えるPC)などが必要。それに無線ルータの設定管理も必要。無線ルータに外部と内部のIPアドレス設定やルーティングの設定。
LAN接続するPCもダイアルアップではなくてLANとしての設定が必要。

----------------------------------------

4.ノートPC持参でペンションに来た宿泊客

ADSLの場合、部屋の電話線に接続。ただし複数が同時使用できない。可能にするにはいろいろと必要。

携帯電話インターネットの場合、宿泊客が持参した携帯電話と携帯電話対応モデムとノートPCで勝手にやればよい。家の中でも外でも。

無線ネットワークの場合、家屋オーナは宿泊客が持参したノートPCにマシン名かIPアドレスを割り振り、家庭内LANの管理下に置かねばならない。マシン名を割り振るために宿泊客が持参したノートPCの設定をいじる。帰るときは設定を元に戻さねばならない。
それにノートPC持って屋外に出たときにでどうやってインターネットを使えますか?

----------------------------------------

5.ホスト局

ADSLや携帯電話インターネットの場合、プロバイダがメールサーバ、webサーバ、ニュースサーバなどを備える。プロバイダに使用料を支払う。

無線ネットワークの場合、地域で1つのサーバ管理機構を作り、そこにメールサーバ、webサーバ、ニュースサーバなどを備える。またはプロバイダと契約してプロバイダのものを使う。やはりプロバイダなりサーバ管理機構なりに使用料支払いが発生する。さもなくば家屋オーナが屋内LAN上にでメールサーバ、webサーバ、ニュースサーバなどを備える。これは出来る人が限られる。


無線ネットワークと家屋内LANの組み合わせとなると上記構成がイメージされますが、このイメージで合ってますか。

----------------------------------------

まとめ

無線ネットワークがあろうとも無かろうとも、行楽客や屋外活動のために所詮、携帯電話網は要求される。そこで携帯電話インターネットが使えれば良いじゃありませんか。その上、さらにコストをかけて無線ネットワークを構築すべきですかね? 今の無線ネットワークは過疎地域の家屋に遍く設置するには過重装備かつ低速と感じます。

でも携帯電話インターネットに決定せよとまでは言いませんよ。今後の携帯電話の通信料、データ速度、混み具合、そんな要素に注目です。

ADSLだって捨てたものじゃない。安いし。今の電話回線を使えばよいし。早急に1.5Mbpsを必要とする場合には適しているように思います。

他の方法においてもこのような比較をした上で、さらに地域ごとの特性を考慮し、その上で最適な方法を選択せねばなりません。急を要するか2,3年待つかでも違います。

●0316 (投稿者削除)
●0315 (投稿者削除)
●0314 (投稿者削除)
●0313 貴重な問題提起、ありがとうございました。 笹山登生 101/01/11(Thu) 06:01:42削除
URL: http://
キミヒさん、sousouさん、無線による通信回線についての貴重な問題提起ありがとうございました。
そうですね。
キミヒさんの無線による通信回線の問題提起は、よかったとおもいますよ。
日本や世界の技術レベルや実施の事例などが、認識できて、ああ、こんな使い方も考えられているのか、というのが、率直な感想です。
そして、sousouさんの、技術の陳腐化とコストパフォーマンスを考えてのシステム選択をすべきという御意見も、IT化の展望を考える上での大事なポイントだとおもいました。
IT化というと、すぐインターネットということになりがちですが、先にsousouさんが紹介された、全国の事例を見ると、これまでの防災無線の双方向型とか、先の市民農園論議ででたような広域監視システム、お年寄りの徘徊対策も含めた福祉分野への応用など、地域での無線ならではの利用方法もあることがわかりました。
今のインターネットの世界では、地域情報ですむものも、全世界にWeb配信されていますし、逆に、アクセスする側からすれば、結局はローカルなキーワードを使って、身ぢかにあるサイトにアクセスしている、という現象も見られます。
しかし、地域情報発信が少ないものだから、結局、情報発信の多いところの情報は豊富なのに、身近かな情報の不足に悩まされるということになっている面もある様です。
本来は、地域のコミュニティサイトで賑やかになるような、その地域のうまいもの店情報の交換場所が、市役所HPの掲示板というのは、情報コミュニティの貧困というか、ちょっとうすら寒い気持ちもしなくもありません。
ですから、広域地域ネットワークの効用は、このような情報ニーズにこたえうる、御当地限定情報の仕切りを、システム上ですることによって、情報の緊密感がますという効用というようなものが、あるのではないでしょうか。
もっとも、これに対しては、間口を全世界規模で広くとっていれば、広くも狭くもできるではないか、という反論がありそうですが。


●0312 (投稿者削除)
●0311 最後は無理矢理、過疎地にも光ファイバ−ですかもね? キミヒ 101/01/11(Thu) 02:43:53削除
URL:
 散々、無線LANでしたが、光ファイバ−も過疎地に
通して、経済効率より政権維持もありでしょう。
 新幹線も経済効率無視で最後は全部フル規格ですからね。

 NTTも安泰で、農協も最後まで公的資金で守る。

 それが日本の生きる道かも。

 でも、ベ−スを下げるにも限界があるような。

●0310 (投稿者削除)
●0309 無線LAN・ネットワークの事例集 笹山登生 101/01/11(Thu) 02:32:13 No.0305へのコメント 削除
URL: http://www.root-hq.com/jp/html/case.html
0305でsousouさんが一部しめされた無線LAN・ネットワークの全国事例集のURL(上記URL参照)は、参考になります。

●0308 さらに一言 キミヒ 101/01/11(Thu) 02:15:53 No.0301へのコメント 削除
URL:
 専門家に申し訳ありませんが、
-------------------------
2)技術進歩は早いので10年持つ技術を高額で設置するより、
安価で数年持つ技術を使えばよい。
-------------------

 10年は完全なプロパガンダ(挑発的ですいません)です。
 NTTの64k定額サ−ビスが全国に広まらない内に光ファイバ−サ−ビス
が日本有線からアナウンスされています。

 素人の私の実感では、ネットの高速化に10年を使う貴方の態度は?
です。
 散々推奨してすいませんでしたが、何も無い中国の印象が強烈でした。

●0307 それは気になっていました キミヒ 101/01/11(Thu) 02:05:20 No.0305へのコメント 削除
URL:
 それは気になっていました。

 その通りです。
 でも用語間違いがあっても、真意は伝わっていましたよね。

●0306 コストはある程度見えているでしょう? キミヒ 101/01/11(Thu) 02:02:35 No.0301へのコメント 削除
URL:
---------------------
広域無線LANをさんざん強行推薦しておいてコスト不明ですか。
だったら”数ある方式の中に広域無線LANを忘れずにいれてお
いてね”ぐらいでいいでしょうに。コストも見えない方式を強硬
に推奨するのはなぜ。
コストが明確になるまでは、そんな技術もありますね、というレ
ベルであって、最適だから設置しましょうなんて話しになりません。
----------------------------

 中国の携帯電話の例で分かるとおり、無線通信のコスト
は見えているでしょう?
 具体的コストが不明と言ってだけです。

 話にならないのは、"無線LAN"をコ−ドレス室内LANと定義した
貴方の姿勢と(過去の)知識だと思います。

 具体的コストはADSLさえ、過疎地に民間プロバイダ−がなく不明
であり、少なくとも無線LANは民間プロバイダ−も不要ですよ。

 

●0305 無線LANではなくて無線ネットワーク 開け電網政治の時代101/01/11(Thu) 02:01:41削除
URL: http://
http://www.root-hq.com/jp/html/products/RTB2400.html
ご指摘のこれは無線ルータですよ。
だいたいはルータの内側をLANと呼びますよね。
この無線ルータを家に一つ付けて、このルータの下に家庭内LANを張るんでしょ。
ルータの内部が家庭内有線LANでルータの外部がWAN(WIde Area Netowrk)でしょ。
WANの部分が無線であって、LANの部分は家庭内のイーサケーブルで有線でしょ。
無線LANという言葉は間違いではないの。

長野県安曇村
http://www.root-hq.com/jp/html/case/nagano.html
のページでは無線LANと言ってるけど、このページだけ間違って言葉使ってない?

愛媛県松山市
http://www.root-hq.com/jp/html/case/matsuyama.html
では無線ルータ間の接続を無線ネットワークと呼んでいますよ。Local Area とは言わない。

●0304 もっと逆転の発想で! キミヒ 101/01/11(Thu) 01:51:44削除
URL:
笹山先生へ

 実はもっと逆転の発想もあります。
 この際、過疎地の既存電話線を過疎地自治体に払い下げ、
100Mbps程度のLAN回線化させ、インタ−ネット電話として電話機能も
従来電話と同様な使い勝手で残す。
 電話会社は末端回線使用料として自治体ネット電話会社に回線使用
料を払う。
 これらの資金に公費助成をプラスして、過疎地を先進的IT地域に変
革する。

 元々、NTTの末端回線は公社時代のモノであり、過疎地自治体に無料
提供して良いぐらいでしょう?
 そうすれば域内電話は無料(全世界のIP電話も!)で、さらに無
料でネットアクセスも可能です。
 でも、NTTは大反対するでしょう。
 従来の電話機能なんて1Mbpsで代替できるでしょう。

●0303 (投稿者削除)
●0302 (投稿者削除)
●0301 コスト不明ねえ 開け電網政治の時代101/01/11(Thu) 01:33:32削除
URL: http://
私はADSLにせよとも言ってないし、携帯電話インターネットにせよとも言っていない。
1)数ある中でコストと性能を考えて地域に合わせた物を選べばよい。選択肢はこれこれあり。
2)技術進歩は早いので10年持つ技術を高額で設置するより、安価で数年持つ技術を使えばよい。
と言ってます。

広域無線LANをさんざん強行推薦しておいてコスト不明ですか。
だったら”数ある方式の中に広域無線LANを忘れずにいれておいてね”ぐらいでいいでしょうに。コストも見えない方式を強硬に推奨するのはなぜ。
コストが明確になるまでは、そんな技術もありますね、というレベルであって、最適だから設置しましょうなんて話しになりません。

●0300 万歳。無精者の家庭菜園。 賛成です。 キミヒ 101/01/11(Thu) 01:26:10 No.0294へのコメント 削除
URL:
 笹山先生へ

----------------------------
もっとアマチュアはアマチュアで楽しめる、しかも、手間いらずの
家庭菜園もあってもいいのではないかと、私は、内心おもっていた。
------------------

 そうなんですよね。
 私も東京から100Km離れた県庁所在地の一戸建てを別荘にしています。
 無精者で葉っぱモノは苦手ですが、自分の栽培した「枝豆」でビ−ル
って最高ですね。
 都会育ちの家内と違い、私は何か収穫が欲しい田舎モノで、子供の頃は
朝のみそ汁は庭の菜っぱとかネギが具でした。
 自分でやると”葉っぱモノ”って難しいですね。
 ジャガイモの経験もあるので、今度はジャガイモで家内に自慢する予定
です。

 

●0299 いいかげんにして頂けませんか? キミヒ 101/01/11(Thu) 01:03:19 No.0298へのコメント 削除
URL: http://www.cybernetwork.ne.jp/cyber-1.html
 ここでは、世間一般の民生物品を論議しているのでは無いことは、
貴方が書き込む以前より認知して、議論されて来ました。
 途中から貴方が書き込みを入れ、無線LANを勝手に定義なされた
のは過去のログで明白ですよ。

------------------------------
その構内無線LANではない広域無線LANというなら、どのよ
うな装置で構成するのですか。
その装置は既に市販ですか。量産品でないと高いですね。今なら
どのくらいの費用がかかるのですかね。
--------------------

http://www.cybernetwork.ne.jp/cyber-6.html
 ですが、散々強調して来た上記HPをご覧になって下さい。
 市販もされています。

 コストを言い出されると具体的額は不明ですが、無線LANでは
なく中国の携帯電話事情を例に無線通信ネットが非先進国で日本
並に整備され、使用料も安価である事を提示いたしました。
 この文脈からコスト的に有利であることは明白では?未だ家庭
の電化が十分ではない中国で携帯は驚くほど広範囲をカバ−して
います?

 規制緩和で過疎地への航空料金は高止まりですよね?
 多分、通信事業も規制緩和で都市はより安価で、過疎地切り捨て
の可能性が高いでしょう。
 光ファイバ−がラスト1マイルの土地でのADSLは多分繋ぎでしょう。
 でも、過疎地は終着駅だと思います。
 逆転の発想で、新たなデバイスを導入するのも一法だと思います。

 最近発表された光ファイバ−の接続サ−ビスは10Mbpsと100MBpsです。
 無線LANで現在でも10Mbpsが実現されています。近い将来100Mbpsも
可能でしょう(確証はありません)。

 PC素人でも”家庭内の無線LAN”はトレンドです。
 人を馬鹿にしたHPの供覧(http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/w/wla-l11/index.html)
は失礼ですよ。
 いいかげんにして頂けませんか?
 笹山先生も貴方を専門家と表現されていますし、僕もそう感じています。




●0298 広域無線LANが優位ですかね? 開け電網政治の時代101/01/10(Wed) 23:47:43削除
URL: http://
無線LANというと今は
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/w/wla-l11/index.html
こんな装置を使った構内LANです。このページを見ると”無線LAN”と書いてあるでしょ。こういうのが街で普通に売られて普通の人が家の中で引いたり会社の部屋で使ってますから、今、無線LANというと普通の人は構内LANを思い浮かべます。

その構内無線LANではない広域無線LANというなら、どのような装置で構成するのですか。
その装置は既に市販ですか。量産品でないと高いですね。今ならどのくらいの費用がかかるのですかね。
ずいぶんと強く推奨されてますが、コストパフォーマンスを考慮しても優位性があるものですかね。

●0297 擬木の発想は、環境マインドの測定値の指標 笹山登生 101/01/10(Wed) 21:58:36削除
URL: http://
東京農大学長の進士五十八先生は、自治体が、環境的な施設の象徴として、擬木といわれる、偽の木材、すなわたコンクリートを丸太のような形をした色と形状をした景観財に対し、著しい不快感をしめされる。
私も、同感である。
要するに、これらの擬木には、自然材にある経年変化がない、また、このような施設を作るたがる設計者には、見せ掛けの環境財をつくろうとする、世論にこびた姿勢が見られる、というのが、彼の拒否反応の多くであろう。
しかし、今でも、環境マインドの希薄な一部官庁には、せめて「
環境に優しい風」な擬木でも作ってやれ、というような気風が見られるのは、残念であり、全く進士先生の真の意図を理解していない。
この偽木というものは、いわば若い時に整形手術した後が、100才になっても経年変化していないという不気味さを、あわせもったものである。
私は、官庁の環境マインドの測定値として、環境のために擬木の設置をいいたがるかどうかを、その判定材料としている。

●0296 あくまでも無線LANですキミヒ 101/01/10(Wed) 13:34:58 No.0293へのコメント 削除
URL:
あくまでも無線LANです。

 固定無線LAN中心に想定しています。
 さらに一個の無線ハブがカバーする地域内では、空いたチャンネル
を利用して地域内で移動携帯端末(携帯電話ではなく、あくまで端末
機ですが電話機能を待たせる事もできるでしょう)が使用できますよ
ね。
 モバイルの点で”CATVインターネットの無線版”より使い勝手が良
いです!
 電話サービスとは全く違います。
 ご理解されましたか?

●0295 (投稿者削除)
●0294 万歳。無精者の家庭菜園。 笹山登生 101/01/10(Wed) 09:29:49削除
URL: http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/3781/
市民農園のサイトをおっていくうち、思わずひざをたたきたくなるようなサイトに出会った。
最初は、畝立てをするが、後は不耕起栽培ですますという、いわば無精者のための省力化家庭菜園である。
この方法で、このかたは、山沿いの畑100坪をたがやされている(?)という。
プロの農家のかたがたが市民農園に要求する技術レベルは、時に高すぎて、アマチュアのかたがたに敬遠されることがある。
でも、もっとアマチュアはアマチュアで楽しめる、しかも、手間いらずの家庭菜園もあってもいいのではないかと、私は、内心おもっていた。
私自身も、例の、土団子に種をまぜて、後はポイで、種まき完了という、有名な農法を試したいとはおもっても、どうしても頭を過るのは、近所のプロの農家の目。
きっと、草だらけでみっともない、といわれるにきまっている。
でも、市民農園で、このような従来の農法なりプロの考え方にとらわれない農法が試行錯誤されることが、ひょっとして、新しい農業のあり方を拓くきっかけになるかもしれない。
無精者の家庭菜園を、私は、これからも応援していきたいとおもっている。

●0293 キミヒさん 開け電網政治の時代101/01/10(Wed) 08:22:11削除
URL: http://
>携帯電話は驚くほど短期間に整備されました。
>ファイバーという新幹線でなくて、無線LANというミニ新幹線で十分でしょう

つまり、携帯電話を使ったインターネットですか。そうではなくて無線LANですか。どちらを言ってるのか、まだわからないのですが、どちらでしょう。



●0292 コミュニティとしての利用形態の可能性 笹山登生 101/01/10(Wed) 07:27:32 No.0291へのコメント 削除
URL: http://
地域LANにするのか--村の利用者がいちいちダイヤルアップしないでも、常時接続で、そのコミュニティ独自の多岐の利用ができるのか--、携帯無線の活用によって、そのコミュニティ独自の利用はなくとも、コスト・パフォーマンスが得られるのか、の選択が必要ということなのでしようかね。
今のCATVインターネットの無線版というものを想定すると、無線LANなるもののイメージが良く分かるのではないでしょうか。
今のCATVインターネットの「うり」は、安い、早い、常時接続である、ということで、コミュニティ独自の双方向のメディアという位置付けにはなっておりません。
過疎地の場合はどうなのでしょう。
先にあげた安曇村の例では、観光利用などというメリットをあげておりますが、実際のところどのような地域独自の利用形態があるのかについても、考えていかなければなりませんね。

●0291 誤解を与えてすいませんでした キミヒ 101/01/10(Wed) 02:10:27 No.0288へのコメント 削除
URL:
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キミヒさんのいう無線LANとは携帯電話を使ったインターネットのことを言ってると取れるのですが。
もしかしたら用語の違いだったのかもしれませんね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ですが、誤解を与えてすいません。
 書き込みを読むと分かると思いますが、中国では有線電話の普及と比較して
携帯電話は驚くほど短期間(日本と比較して下さい)に整備されました。
 光ファイバーという新幹線でなくて、無線LANというミニ新幹線で十分でし
ょうみたいな感じです。
 無線LANは現在でも10MBpsです。

 sousouさんは、無線LANを室内PCのコードレスと断言していましたよね?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
要は有線(ADSL,ISDN,CATV,etc)無線(携帯電話、人工衛星)それぞれ
地域ごとにコストを算出して性能とコストのバランスを取ればいいので
すよ。だからいろんな選択肢を頭から捨てないで全て並べて比較すれば
いいのですよ。
ーーーーーーーーーーーーーー
 確かにその通りですが、無線LANを誤解されたRESがあったと思います。

 あと、ADSL=xDSLにすがるより、光ファイバーはもうそこなんです。
無い前提で過疎地独自のネット構築の方が重要でしょう?

 ご専門家なら、誤解、間違いを認める姿勢が必要では?
 5万円をかけようもない地域を議論しています。
 
 素人でもできる解説ではなく、本当の過疎地対策を提言されて頂ければ
幸いです。

 過去のも「NTTに聞けば分かる」とかって、じゃあ聞いてupして下さい1

 
 

●0290 (投稿者削除)
●0289 (投稿者削除)
●0288 実は携帯電話インターネットのこと? 開け電網政治の時代101/01/10(Wed) 00:55:07削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/
キミヒさんのいう無線LANとは携帯電話を使ったインターネットのことを言ってると取れるのですが。
もしかしたら用語の違いだったのかもしれませんね。

LANというのはインターネットが出来る以前から存在しており、PCやルータにはローカルであれグローバルであれIPアドレスが割り振られ、そのLANの上でファイル共有するNFSやマイクロソフトネットワークが走ります。最近ではインターネットなどが走ります。

無線LANというと
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/w/wla-l11/index.html
こんな装置をPCにつけて、その対になる方の装置は有線につながっており、つまりは室内に配線を引き回すのを無線にしておく。PC設定やルータの配置などシステム的には有線LANと何ら変わりない。LANとなるとPC本体がLANであることを強く意識した設定になりますからね。

一方、携帯電話を使ったインターネットは今の有線のインターネットが単に携帯電話になっただけで、基本的にはプロバイダとPCをつなげます。仕組みは有線と同じ。途中にルータやハブやプロクシなど無くてもよい。
PCは携帯電話とUSBで接続するかなにかですよね。有線のモデムと違いなく、PCは無線か有線か意識していない。


携帯電話もIMT2000によって将来は2Mbpsまで出ます。

やはり話からすると無線LANではなくて、携帯電話を使ったインターネットについて言及している感じますが。

有線より携帯電話が発達した地域はありますよ。そういう所は携帯電話を使えばいいし、要は有線(ADSL,ISDN,CATV,etc)無線(携帯電話、人工衛星)それぞれ地域ごとにコストを算出して性能とコストのバランスを取ればいいのですよ。だからいろんな選択肢を頭から捨てないで全て並べて比較すればいいのですよ。

●0287 過疎地に夢を!キミヒ 101/01/09(Tue) 21:39:17削除
URL:
笹山先生へ

 過去に対する私の辛辣な考察は非創造的ですね。

 先に先生へ申し出てた、やっぱり新しい血だと思います。
 新規就農人口の数。恐ろしいほど低い筈です。

 起業としての農業を促進する方が兼業指向より前向きだと
思われませんか?

●0286 (投稿者削除)
●0285 (投稿者削除)
●0284 中国の携帯はi-mode以上でしょう?キミヒ 101/01/09(Tue) 21:29:27 No.0282へのコメント 削除
URL:
笹山先生へ

 私の紹介したHPで

------------------------------------
携帯電話からINTERNET回線利用ライン使用が便利になった。
国際電話及び国内長距離電話を発信される際、番号の前に「*」
を押すと、これまでの一般回線料金より低料金で利用できる
(但し長距離・国際電話契約をされた方のみ使用可)。
----------------------------------------------------
 が、あります。
 これは無線LANにより過疎地が世界へ安価に国際電話が可能に
なる事も示しています。
 また日本のi-modeを越えるサービスを中国の携帯電話が一部
で実現しています。
 無線LANは携帯で定額という夢みたいな通信すら可能にします。

 固定無線LANは安定と安価な通信をもたらすと思いませんか?
 でも、都市部だと厳しいのです。
 異常に回線数が多いとネットワークがかなり重くなります。
 携帯電話でも通話先限定回線が安いでしょう?

●0283 (投稿者削除)
●0282 中国の通信事情のサイトのご紹介ありがとうございました。 笹山登生 101/01/09(Tue) 17:32:36 No.0278へのコメント 削除
URL:
なるほど、中国では完全に有線より無線ですね。
 
以下はサイトより引用しました
携帯電話のネットワークは驚くほど広範に敷かれており、よほどの田舎(外国人の入境が認められていないような)でも行かないかぎり利用することができる。

●0281 (管理者削除)
●0280 (管理者削除)
●0279 地方の活性化について キミヒ 101/01/09(Tue) 13:04:27 No.0276へのコメント 削除
URL: http://www.nicchu.com/shenzhen/life/l13.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私が、先にデファクト・スタンダード(世界標準)が地域経済を脅かし
つつあるといったのは、二重の意味なのです。
国際的にも、国内的にも、地域経済は、二重の世界標準の履行を迫ら
れ、身動きできない状況にある、という意味です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ですが、
 補助金農政が地方を弱体化させた。
 右肩上がりの税収がなく、都市勤労者からの搾取が限界に来た。

 事が原因であり、財政危機が問題の本質でしょう?
 例えば、バブル好況の時、デファクト・スタンダード(世界標準)
の施行を求められても、都市部からの歳入バラ撒きで対応できたと
思います。情報やITとは無関係であり、政治の責任転嫁では?

 フェア・トレードを指向するなら、規模拡大であり、さんざん
議論しましたね。

 労働集積農業の優位性を世界市場に求める。
 ですが、世界に当然、日本も入ります。
 「魚沼産のコシヒカリ」の歴史をご存じでしょうか?
 かつて新潟米はマズイ米の代名詞でした。
 野菜や果物は、都内ではセ○ビ○ヤ、○イ○ヤ等で一般商品
と比較して割高な商品が販売され消費されています。
 農産物の品質向上戦争に勝ち上がるのも一法でしょう。

 秋田の比内鳥を世界ブランドに育てるのも一法でしょう。
 高清水や爛漫より旨いお酒も有りますが、流通に乗ってない
ですよね。
 いぶりがっこは都内の秋田料理店で一皿8切れで450円もし
ます(僕は好きです)が、流通経路にのってません。一方で
メンタイコは地元ブランド商品が全国の小売りで探せば買えま
す。
 ネットを有効に活用すれば、世界を市場に地方を売り込める
と思いますが、前提は人材でしょう。



 

●0278 無線LANの可能性 キミヒ 101/01/09(Tue) 12:33:10 No.0276へのコメント 削除
URL: http://www.nicchu.com/shenzhen/life/l13.html
 笹山先生へ

 中国の通信事情のHPです。
 中国での携帯電話のサービスエリアは日本並に広い事
が分かるでしょう。逆に公衆電話や有線電話は最近やっ
との感があります。



●0277 欧羅巴(ヨーロッパ)は遠し、されど、文字化けは強し。−その後の顛末-笹山登生 101/01/09(Tue) 09:02:06 No.0259へのコメント 削除
URL:
どうして、Javaプログラムの元で、文字化けが生じるのか。
このようなことらしい。

同じように見える文字でも、シフトJISとWindows(CP932)とで、UNICODEのコードが違うものがある。
これらの文字をシフトJISで入力した場合、UNICODEでは、それに似た文字をWindows(CP932)で探し、同じ文字とみなし、変換してしまう。
ところが、Javaプログラムが、UNICODEに忠実に、シフトJISで入力された文字を変換しようと、Windows(CP932)に変換要求すると、同じコード番号のUNICODEの文字がWindows(CP932)上にないため、「?」の文字となって、文字化けしてしまう、という訳だ。

だから、ここで文字化けを起こした真犯人は、Javaではなく、UNICODEの文字コードそれぞれに対応していないWindows(CP932)にある、ということになる。
もっとも、やむを得ずにではあるが、勝手にみなし変換してしまったUNICODEにも、一部の責任があるといえばそうですが。
だから、いくら国際規格の文字コードを増やしても、このような問題は、これからも出てくるのではないだろうか。

ところで、私のその後の文字化け対策は、いとも原始的な方法で解決しました。

それは、文字化けする文字を探し出し、その文字を使わない文章で、ファイルを作り変えたのです。
これが、もっとも簡単で、もっとも有効な方法でした。
世の中のほかのケースやトラブルでも、通用しそうな対処方法でしたね。

●0276 中国での無線LANの動きには、興味がひかれます。 笹山登生 101/01/09(Tue) 07:27:07 No.0274へのコメント 削除
URL:
何か、参考になるサイトがありましたら、お知らせください。
確かに電話では、今離島の方が進んでいますよね。
私も、離島の浜辺で、東京からの携帯がなって、ジェームス・ボンドのような気分になったことがあります。
障害物のない島では、アンテナの立て方によって、かなり効率的な無線の活用が出来るようですね。
私も、もっと広域無線LANの効用と、実態の把握に、これから努めたいと思います。
それと、0275のご意見についてですが、確か以前このページでも、フェア・トレードの話が出たことがありますよね。
発展途上国の農民が、世界の地方に向け、既成の商社ルートを通さないで、その農産物の価値に見合った私的貿易をするという動きです。
では、日本で、何が出来るのか、これは課題ですね。
なぜなら、フェア・トレードが成立する条件は、農民の手取りなり農産物の価格が、国際的に見て、不当に安い価格なり条件におかれているという、その是正を目指すというのが、条件なのですから。
日本の場合、それに当てはまる農産物があるのかどうなのか、援助する側にたっての行動については十分可能とおもいますが。
私が、先にデファクト・スタンダード(世界標準)が地域経済を脅かしつつあるといったのは、二重の意味なのです。
国際的にも、国内的にも、地域経済は、二重の世界標準の履行を迫られ、身動きできない状況にある、という意味です。


●0275 ITと地方経済連 キミヒ 101/01/09(Tue) 00:15:48 No.0269へのコメント 削除
URL: http://
 地方における情報のストロー現象も含めて

 世界を市場に労働集積型農業の優位性を求める。
 経済効率を無視して国土保全の必要経費として公費助成をする。
 環境に立脚した税制(現在、バージンパルプが再生紙より安い
ですが税制で補正する)を創設する。

 この三点で対応し、安易な補助金農政を止めるのが筋と思います。

●0274 安易な寸評は文字化けよりたちが悪いのでは?キミヒ 101/01/09(Tue) 00:04:43削除
URL: http://
笹山先生へ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Kさんのいわれる過疎地での広域無線LANは、その技術の成熟化によ
って派生的には充実してくるものでしょうが、どうもメインには据
えられていないというのが、率直な感想です。
 その点では、Sさんが、かねてからいわれていた現実なのだと、認
識しました。発展する技術は、やはり需要がなければ、伸びません。
そのトレンドを修正しうるのが、政治の働きなのだとおもいます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 と安易な寸評は失礼です。
 実際に日本でも固定電話を携帯電話が登録数で追い越しています!
 先生はPCのモニターを見るのがITと既成概念があるのではないで
しょうか?携帯電話のアクセスで足りている人はモニターを見る必要
はないし、PCでアクセスして振り込みに銀行へ足を運ぶ自称ネット
人もいるでしょう(笑)。
 過疎地には離島や僻地も有ります。
 全国の過疎地を論じながら、秋田県に限定した行為なのでしょうか?

 中国の事例で分かる通り無線がメインとなる地域もあるのでは?
 東南アジアでも日本の過疎地よりITが進んだ国も沢山あります。
 国内だけみて論じるのは??????です。
 訂正を求めます。

●0273 (投稿者削除)
●0272 (投稿者削除)
●0271 (投稿者削除)
●0270 情報の輸入超過という概念が無意味では? キミヒ 101/01/08(Mon) 22:58:09 No.0266へのコメント 削除
URL: http://
 笹山先生へ

 お早いご返事、有り難うございます。

 情報の輸入、輸出の概念からすれば輸入超過はアジア諸国として
明治維新以来の事で、本質が見えません。
 地方が情報流通において都市からの輸入超過となるのも、当然で
はないでしょうか、情報発信の原動力は人であり、人口比から見て
も当然であり、むしろ情報の輸入路が途絶える事が問題でしょう?
 たとえば、韓国は現在も日本文化の輸入を制限していますが、良い
事なのでしょうか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(1)海外には、日本語で発信しても、相手にされない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 それは言葉ではなく、内容でしょう?
 日本語でもアニメサイトは海外アクセスがされていると思います。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(2)海外からの日本語の発信は、コード変換の面倒さと文字化けを敬遠
されて、こない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 それは、日本語に限らずアラビア語も一緒では?
 あと、文字を画像化すれば全てクリアーされます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(3)日本からの英語による情報発信は、極端に少なく、しかも、
低質である。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ??????????です。
 少ないのは事実ですが、ノーベル賞は英語化された小説、論文が
受賞されています。IT問題ではなく日本人の語学力が問題では?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(4)海外よりの英語による発信情報にのみ,日本での需要と信頼がた
かまっている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 これは、英語=世界語と理解する姿勢が欠如しています。

 むしろ、ネットにより世界中の情報が手に入るのに、英語HPを
覗かない、理解できない現状の方が問題ではないでしょうか?
 大前研一氏が以前、道州を唱え、地方の活性化は地域と外国との
交流を訴えていました。
 今、ネットにより地方も中央同様に情報発信を世界にできます。
 しかし、人材が枯渇しているのではないでしょうか?

 笹山先生は異なると思いますが、まともに英語も読めない聞けな
い政治家がITやグローバル・ゼーションを訴える姿勢が疑問です。
 G7の国で、英語を理解できない国民代表はおかしいです。
 以前、フランスやドイツに旅行しましたが、英語を知らないフラ
ンス人やドイツ人は沢山いました。アルファベットの国でも努力し
て英語を身につけてます。

 今後、政治家や公務員は英検2級合格を条件にするべきではない
でしょうか?
 英語以前に日本語も乱れた日本です。
 アジア諸国で英語を公用語とする国でも、母国語は日常語です。

 情報の国内格差なんて、ネット上ではあんまり問題にならない
でしょう?
 指一本で地球の裏側のサーバーにもアクセスできますが?


●0269 日本の情報化社会は、輸入超過状態 笹山登生 101/01/08(Mon) 20:25:16 No.0266へのコメント 削除
URL:
キミヒさん、ご指導ありがとうございます。
この掲示板の後、別のページに書いたのですが、情報の世界にも、「輸入超過・輸出超過」の概念があるとすれば、日本の情報は、完全に輸入超過状態にあるといえるのではないでしょうか、ということです。


つまり、
(1)海外には、日本語で発信しても、相手にされない。

(2)海外からの日本語の発信は、コード変換の面倒さと文字化けを敬遠されて、こない。

(3)日本からの英語による情報発信は、極端に少なく、しかも、低質である。

(4)海外よりの英語による発信情報にのみ,日本での需要と信頼がたかまっている。

との四重苦による。
というものです。
以上は文字コードの障害による、情報の輸入超過の例(いわば日本語コードというデファクト・スタンダードでないものが、英語というデファクト・スタンダードなるものに駆逐される例)ですが、これとは、違った観点、すなわち、都会から地方へのデファクト・スタンダードの流れからいうと、
国内における、都市と過疎地との、情報の関係は、これから、どのようなトレード関係になっていくのでしょうか。
都市と地方との情報格差が縮まってきたとしても、地方にとってのデファクト・スタンダード情報の輸入超過現象が促進されるようですと、私のいう、情報のストロー現象が起きるとおもうのですが。
キミヒさんは、その点、いかがお考えですか。

●0268 (投稿者削除)
●0267 (投稿者削除)
●0266 ”文字化け”はITの発展途上の証 キミヒ 101/01/08(Mon) 18:24:41 No.0259へのコメント 削除
URL: http://
笹山先生へ

 ネットにおける情報発信において非アルファベット言語は
少数派であるし、障害がありますね。
 私は中学よりPCを始め、20年目ですが、当初はビジネス
マシーンでもカタカナでした。
 ファミコンでも8ビット時代はゲームはひらがなでした(初期
ドラクエも”ひらがな”で遊んでいた!)。

 PCが64ビットCPUなり高速化し、通信速度も高速化した将来
は16ビットの文字情報が一般的になるでしょう、そうなれば6万
のキャクターが認識され、中国語も含む大多数の基本言語が含まれ
るでしょうね(JIS漢字なんて中国語の一部になったりして)。
 逆説的に21世紀は中国の世紀と思われ、その手段として16ビット
化が促進されるでしょう。
 また、先生の無線LANのご考察は日本国内での動向の観察と感じま
した。
 無線IT技術は日本では企業ベースだと高機能携帯電話で過疎地指向
では有りませんが、中国では遅れた電話施設を無線技術で補う目的で
携帯電話が注目され、潜在需要も中国が最大でしょう。また、光ファ
イバーが遅れた日本の過疎地域も中国のような状況だと思います。
デバイスとしての電話線は高速ネットに吸収されるでしょう。
 先生や日本ではモバイルと表現されますが、中国ではモバイルでは
なく、遅れた情報インフラの低コスト整備としての無線ITです。日本
の過疎地が既存電話回線頼みだとしたら、中国にもIT化で遅れをとる
かもしれません。


 先生の
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「アルファベッドを使う国は、文字化けなるものとは無縁の存在である。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

 は違うと思いますよ、仏語や独語のも独自文字が有りますし、大なり
小なり8ビット情報では文字化けは起こっていると思います。
 日本語コードはアルファベットを完全に含んでますが、日本から欧米
言語のHPを見ても文字化けがあります。欧米の情報発信も文字化けの被害に
あっているので無縁ではないでしょう?
 また、windowsでも英語、独語等のモジュールが有ります。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ITにおいて、日本がインドに立ち遅れないためには、この辺のところ
からのIT対策を考えていく方が、ハードや、通信回線の整備以前に必要
なことなのではなかろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ですが、医学を含め科学技術の世界では英語で情報発信しない事に
は認知されません。
 文字コードなんて16ビット化で吸収されてしまいます。
 むしろ、英語を公用語にするなり、英語で情報発信できる国民を
育てることの方が重要ではないでしょうか?
 インドがITで強いのも、技術者が英語と数学に有能であるからで
すよね?
 ITは英語主体の道具であり、日本人の英語力の低さが国境を越え
た競争社会ではかなりの弱点ではないでしょうか?

 いつも批判で、すいませんが、政治家としての先生を尊敬して
います。

●0265 (投稿者削除)
●0264 (投稿者削除)
●0263 (投稿者削除)
●0262 (投稿者削除)
●0261 (投稿者削除)
●0260 (投稿者削除)
●0259 欧羅巴(ヨーロッパ)は遠し、されど、文字化けは悲し。 笹山登生 101/01/07(Sun) 15:26:31削除
URL:
「欧羅巴は遠し」と、明治の文人達は、マルセイユ行きの客船で嘆いたらしいが、このIT時代にも、この言葉が通用しそうな出来事に、私自身出会った。
ひょんな事で、クリスマスに、ドイツの方から、あるホームページの日本版を作りたいからという誘いを受け、忘年会を一方でこなしながら、暮れの数日間、貧しい語学力で取り組んだ。
そして一応出来上がり、FTP経由で、先方サイドで、いざ、日本版ホームページをアップロードしてもらったところ、ブラウザの言語選択をいくら自動にしても、ページをジャンプさせると、どうしても「シフトJIS」に変わってしまい、エンコードの設定をやり直さなければならない羽目になった。
当然、文字は、めろめろもじである。
そこで検索で「MOJIBAKE」なるキーワードであたって見ると、「エンコードの自動選択がスムーズに行くには、ページの先頭に,「この文字で行きますよ」という、何らかのアルゴリズム(手順)の宣言記述がプログラム上にあれば,機械がそれに従う。」との趣旨の記述があった。
そこで、ドイツの先方に、その旨ページの先頭に書いてもらうと同時に、METAタグなるもので、使用している日本語文字コードのタイプを、「charset:****」という形で明記、指定してもらった。
これでどうやら、日本語コードの自動選択は、スムーズになったものの、今度はJavaを使っているページが、文字化けしている。
これも、検索であたってみると、Javaでは典型的な日本語コードのおなじみ文字化けパターンのようである。
カタカナの「−」と伸ばすところに限って、?の文字化けが生じるのである。
文字化け修正情報なるものは先方に伝えたものの、先方は、このプログラムをまだ直していないので、いまだに堂々と文字化けのまま、アップされているのは、なんとも気恥ずかしいかぎりである。
まさに、習慣アスキーの「トホホの気分」とは、このことなのだろう。
それでも、おかげで、文字化け防止のテクニックなるものが、かなりあることがわかったのは収穫であった。
同時に、日本なりアジア圏の言語が、ヨーロッパ圏から発信されるには、今回の私の経験ひとつとって見ても、コード変換に伴う相当な障害があることもわかった。
アルファベッドを使う国は、文字化けなるものとは無縁の存在である。
その道の人に言わせれば、日本語以上に、もっとも手を焼かせるのが、中国語とキリル文字、アラビア文字だそうである。
もっとも、それはそれで、意外なメリットがあるらしく、面倒な文字コードほど、ソースを盗まれにくい、という敬遠効果があるという。
デジタル時代の鎖国効果とでもいうのだろうか。
今、世界共通の「UNICODE」設定の動きもあるが、そのUNICODE使用のJavaでさえ、上記の文字化けがあるような有様である。
また、天下のYahoo出さえ、日本語コードの文字化けに悩まされているとのことである。
ITにおいて、日本がインドに立ち遅れないためには、この辺のところからのIT対策を考えていく方が、ハードや、通信回線の整備以前に必要なことなのではなかろうか。

●0258 生を受け止め農に生きる。 笹山登生 101/01/06(Sat) 17:15:05削除
URL:
日本経済新聞元旦号の文化欄に出ている、元東大教授の近藤康男先生の随筆が、いろいろなところで話題をよんでいる。
特に、先生が75歳で大学を定年になられた後、102歳になられる現在まで、週一回、家庭菜園で農にいそしまれている、というくだりに、人々は、「おっ。すごいな」と、おもわれるらしい。
先生が農業経済を志されたのが、北海道の永山村の元屯田兵村のきびしい農民の暮らしを見られてのことだという。
以来、農民の「貧しさからの解放」を常に願いつつ、ここまで農一筋にこられたという。
この日経新聞の一文では、先生は、まったく触れられていないのだが、先生は、太平洋戦争後、農林省の統計調査局長(現在の統計情報部)を勤められたことがある。
学究の方がなぜと思われるだろうが、これには、私の父がからんでいる。
戦後、GHQ体制のもとで、あらゆる統計業務を内閣一本にまとめるべしとの意見が、内閣統計委員会(事務局長美濃部亮吉氏)からだされた。
その理由が、農林省には統計の専門家がいない、とのことであった。
そこで、父が、当時の南原繁東大学長にお願いし、単なる統計のエキスパートというよりは、農業関係に明るい方として、近藤先生をご推薦いただいたのである。
近藤先生も、農業の実態をじかに把握することに、大いにご興味を示されたとのことである。
でも、今回の一文では、農林省にいかれたことは、一言もかかれていないところを見ると、やはり、学究の徒として、農に生きることに、本当の誇りをもたれているのではないかとも思う。


●0257 浅川さん、ヒナパパさん、今後ともよろしく。 笹山登生 101/01/06(Sat) 11:32:53削除
URL:
そちらのホームページで、改めてNHKの映像をみております。
そうですか。ヒナパパというのは、ひなチャンのパパという意味でしたが。
ところで、作物の映像の見方で、意外な見方を発見しましたよ。
まづ、春から冬までの画像が全部出るまで、しばらくまちます。
(私の場合はCATVだから比較的いいのですが、電話回線の場合は、ちょっと時間がかかるかも)
そうしておいて、まず春の時期までカーソルを下げ、それから上すなわち冬に向かって、スクロールしていくのです。
ちょうど、富士山の朝焼けから夕焼けまで、定点でハイ・スピード撮影したように、農園の四季の移り変わりが、ハイスピードで見えて、おもしろいですよ。
八ヶ岳あおぞら農園さんを参考に、これから、付加価値型市民農園というべきものを、いっしょになって考えていきたいものです。
いろいろ、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

●0256 ソフトと環境 ヒナパパ 101/01/06(Sat) 11:12:40 No.0249へのコメント 削除
URL: http://
笹山先生、早速のご返信ありがとうございました。

笹山先生Wrote
> いくら遠くても、ソフトと環境次第で、これだけ活気ある市民農園が実現できたら、日本の市民農園の将来も、洋々たるものがあるとおもいます。

同感です。
最初の発言でインターネットでの情報交換は二次的な物だといった発言をしましたが、あおぞら農園の場合、この二次的な物に結構な付加価値が有る事も事実です。
もちろんリアルな体験(農作業)があった上での話しなのですが。

#0240にて「契約しても、あとはほっぽらかし」という話しが出てきていますが、普段別の本業を持っている人の場合、最初の頃のモチベーションを維持する事は結構難しかったりします。
掲示板での情報交換やデジカメでの自分の畑の写真を見れる事により、何と言うのでしょうか?うまく言えないのですが、畑から帰った後もあおぞら農園を中心に参加者同志が繋がりを持てる様に思うのです。
その為、仕事等が忙しくてしばらく八ヶ岳に行けない時でも掲示板やメールで情報交換をする事により「あぁ、また今度こそは参加しよう」という気持ちになったり、自分の畑の写真を見る事により「ナスはいい加減収穫に行かないとまずいなぁ」などと思う事もあります。気持ちが途切れないとでも言うのでしょうか。

笹山先生の「日本人的で面白い」という話しがありましたが、確かにそうかも知れませんね。私もこの"面白そうな"あおぞら農園の今後にワクワクしている一人です。

●0255 皆様ありがとうございます 浅川@八ヶ岳あおぞら農園 101/01/06(Sat) 10:24:27削除
URL: http://yam.mt8.ne.jp/hatake/
笹山先生はじめ、みなさんのご意見、とても参考になります。
今後ともいろいろご指導いただければ幸いです。
同時に、いろいろな事柄が熱く討議されてます同掲示板、
今後とも参考にさせていただきたいと思います。

●0254 hiroさんへのレスポンス 笹山登生 101/01/06(Sat) 09:43:38 No.0244へのコメント 削除
URL:
0244でご紹介した、ほかの掲示板での、hiroさんという方のご意見に、こんな返事をかきました。
これも、ほかの掲示板の著作権をおかしますが、関連しておりますので、ここで掲載しておきます。

-----------------------------------------------------------
hiroさん。レスポンスありがとうございました。
「畑を中継するのだって、アリだと思います。それで、毎日行きたくてもいけない人が、どきどきしながら覗けるのなら、それも大切なツールだと思いますよ」
そうですね。同感です。
本来、市民農園運動というのは、コミュニティの菜園運動ともいうべきもので、ともかく、第一に楽しくて、気軽で、ちょっと公益性があって、というものなのでしょうね。
極端に言えば、まじめに、農業護持のように「農業、農地、農作業は大切だ。」などと言わなくても、いい性格のものなのです。
日本の市民農園運動も、だんだん成熟してくるにつれ、なんだか、堅苦しくなってしまっている点もみられます。
どこで、おかしくなっちゃったのでしょうね。
行政や自治体や関連団体などが、ちょっとしゃしゃり出すぎてきている面もあるんじゃないのかなあ、なんて、思ったりしております。
ゲートボールで、最初は楽しかったのが、やれ「審判だ、ルールだ、ユニフォームだ」と、整備されてくるにつれ、面白くなくなってしまったのと、よく似ていますね。
自己反省もふくめてですがね。
だから、こんな、八ヶ岳あおぞら農園のちょっとした楽しさが、新鮮にうつるんでしょうね。




●0253 追伸 笹山登生 101/01/06(Sat) 08:33:02 No.0252へのコメント 削除
URL:
0252の一番最後に「という大人の配慮が必要なんですよね。」との文章の書き残しがありますが、
「だから、行政・自治体は、なるべく目立たないように、そっと後ろから見守っている、という大人の配慮が必要なんですよね。」との意味です。

●0252 いろんな目的が実現できる農園が理想ですよね。 笹山登生 101/01/06(Sat) 07:59:57 No.0250へのコメント 削除
URL:
八ヶ岳あおぞら農園の浅川さん、新年早々、お騒がせしてもうしわけありません。
そうなんですよね。
本来、市民農園というものは、いろんな目的をもったものなんですよね。
市民農園とか、クラインガルテンとか、農業とか、リゾートとか、オープンスペースとか、堅苦しいジャンルに仕切られるべきものではないんですよね。
でも、ここで日本の行政批判をするわけではないのですが、日本の行政縦割りが、市民農園の概念を、狭い、堅苦しいものにしてしまったということだけは、いえるのではないのかなあ。
市民農園促進法を作る場合でも、建設省対農林水産省という、オープン・スペースを巡ってのしょば争いに似た駆け引きがあったことも事実です。
もちろん、予算をつけてくれるのはありがたいんだけど、本来、私の考えでは、市民農園を促進するということは、市民の菜園運動ともいうべき、コミュニティ活動なんですよね。
だから、行政・自治体は、なるべく目立たないように、そっと後ろから見守っている、というのが本来なんですよね。
グリーン・ツーリズムでも、そうでしょう。
本来、これも、農家の主婦のベンチャーなんであって、行政や、何とか協会という、行政のダミーがしやしゃりでて、口を出すもんだから、変なことになってしまうんですよね。
わたくしが、これらの領域での、NPOやNGOの活動に期待しているのも、その点にあるのです。
もっとも、この領域でも、よっぽど注意しないと、仕切られてしまうので、そうならないよう、守ってあげないといけないでしょうね。
そして、ローカルベースで、国際的に地方同士が結び合えれば、行政も目を覚ますとおもうんですよ。
今、私のところには、ローカル・アジェンダに基づく活動を通じて、国際的に菜園運動の主体同士、結び合おうという要望がよせられています。
これも、ネット時代の、国・行政なり国境の中抜き現象といえなくもありません。
なんだか、話がとんでしまいましたが、何ものにも縛られない、自由で多目的な、参加者全員がそれぞれ違った価値観を追求できるホームとして、八ヶ岳あおぞら農園のますますのご活躍をお祈りします。


という大人の配慮が必要なんですよね。




●0251 それから・・・・ 浅川@八ヶ岳あおぞら農園 101/01/05(Fri) 23:13:23削除
URL: http://yam.mt8.ne.jp/hatake/
当農園の区画の画像の件ですが、
テレビゲーム的といった発想もあしましたが、
先生のおおせの通り、私自身以前この農園を始める前に、世界の
ライブカメラにはまりまして、いろんなカメラを見てあるきました。
瞬時に世界の画像が見れるインターネットの魅力と可能性を感じつつ
その先の映像というものを考えた時に、自分の野菜!
というのもこの農園スタートのきっかけでもありました。
この辺は、インフラ事情にもよりますが、農園主催者としては、
参加者の目となり触覚となれるようにがんばりたいものです。

●0250 はじまめまして 浅川@八ヶ岳あおぞら農園 101/01/05(Fri) 22:57:02削除
URL: http://yam.mt8.ne.jp/hatake/
ヒナパパさんにつられてやってきまして。
八ヶ岳あおぞら農園の浅川と申します。
当農園を話題にしていただき光栄に思います。
やはりIT化とはいえ、既存メディアの影響ってすごいんだな〜
と感じているこの頃です。
さて、過去の投稿拝見させていただきましたが、先生のお墓参り農園・・・
おお!さすが!うまい表現と感じてます。
実はこういった感覚というか、周期で来園される方もたしかにおります。
しかしながら、全参加者がそうかというとそうでもなく、アウトドアの延長とか、
別荘あるけど農業経験のお助け隊の元で作業したいとか、当然中には、自分の
手で究極の野菜を作ってみたいとか、子供の教育とか、その目的は様々です。
先生のご意見のように市民農園は、立地条件によってだいぶ異なるというのも
同感です。当農園の場合、外国のクラインガルデン的に仕事の帰りに立ち寄るといった
使い方の方は、ほとんどおりませんし、現時点では、本格的に農業といった観点で
より効率的に作物を育成といったのもちょっとちがうかな?といったところです。
やはり、八ヶ岳あおぞら農園の場合は、その距離感、八ヶ岳の魅力、そして
インターネット、コミュニティーすべてが重なって現在に至るのかなと感じてます。
当農園が、ページ上でクラインガルデンとか市民農園といった表現をあまり
使わないのも実は、この辺にあります。私自身、始めた当初は、やはりバーチャル
思考が強かったのですが、いや、実は本当の楽しさはリアルの部分よ!・・・
というのは、参加者のみなさんから教えていただきました。
とかくネット的にいうと、農業とか、市民農園といったジャンルでくくられがち
ですが、当農園に関しては、いったいどのジャンルなのか?という事は、
現在もわかりませんし、参加者からの意見をタイムリーに受けられるのも
インターネットの利点と感じてまして、今後我が農園がどんな方向へいくのか?
私自身、楽しみなところです。
したがいまして、当農園はクラインガルデンでもなければ市民農園でもないのかな・・・
と感じているこのごろです。ながながと失礼しました。
今後ともお願いいたします。

●0249 楽しい農耕こそ市民農園の原点 笹山登生 101/01/05(Fri) 20:31:04 No.0248へのコメント 削除
URL: http://yam.mt8.ne.jp/hatake/2000/2000top.html
ヒナパパさん。ご投稿ありがとうございます。
ひなちゃん農園でしたね。
ご参考までに、ひなちゃん農園の映像のURLを、ごらんの皆さんのために、上記にのせておきました。
八ヶ岳あおぞら農園の掲示板で、うらやましいなと思ったので、一部引用させていただきましたが、よくよくみたら、行った順序がちがっていて、「八ヶ岳で初日の出を見てから、湯河原でとまって、熱海で温泉に入ってきた」のでしたね。
引用が間違いすみませんでした。
私も当初から思っていたのでしたが、ジャーナリスティックな捕らえ方がインターネットと市民農園という捕らえ方だったものですから、おっしゃるように、インターネットを使うことは、二次的な問題なのかもしれませんね。
むしろ、滞在型の市民農園の楽しさを、もっと理解すべきことだとおもいます。
いくら遠くても、ソフトと環境次第で、これだけ活気ある市民農園が実現できたら、日本の市民農園の将来も、洋々たるものがあるとおもいます。


●0248 あおぞら農園について ヒナパパ 101/01/05(Fri) 19:55:55 No.0240へのコメント 削除
URL: http://
皆さん初めまして。ヒナパパと申します。
#0237で紹介されていた「あおぞら農園」の参加者の一人です。

私は川崎から参加しておりまして、多い時で3〜4回/月、仕事
が忙しい時は1回/月ぐらいしか八ヶ岳の自分の畑に行く事が出
来ません。
農作物のオーナーとしては失格かもしれませんね。

確かに都心の真ん中に畑があって通勤帰り"ちょっと寄ってみる"
事が出来る農園も魅力的ではあるのですが、私は敢えて川崎から
遠い八ヶ岳の農園を選びました。
理由は、畑のある大泉村周辺の立地条件が大変良かった事(八ヶ岳
と南アルプスと富士山が同時に見られます)と農作業とインターネ
ットがうまく融合されており、居心地の良さそうなコミュニティが
成立していた事です。

私も最初HomePageだけを見た時には、いわゆるバーチャル農園の
一種かと思ったのですが、実際に現地に行ってみて直ぐに勘違いだ
ったと思いました。
大雨の中、東京・横浜・静岡から大勢の人達がカッパを着て農作業
をしていたのです。
皆さん八ヶ岳と農園が大好きなので、わざわざ遠くから通って来る
のだなぁ、と感心した事を覚えています。

インターネットでの自分の畑の写真を閲覧出来たり、掲示板での情
報交換は二次的な物だと思います。
確かに、畑から帰った後の情報交換(収穫物の料理法etc)や次回の
イベントの打ち合わせ等には大変便利であるし、掲示板では実際に
お会いして話した時とは別の面を発見する事もあり楽しいのですが
(当然ながら)それが全てではありません。

インターネットの部分がより強調して取り上げられるのは、農作業
と対比した場合"話題として面白いから"なのでは無いかと思ってい
ます。

以上、長文お付き合いありがとうございました。

●0247 (投稿者削除)
●0246 園芸福祉という観点からのネット市民農園構想はどうですか 笹山登生 101/01/05(Fri) 14:28:57 No.0242へのコメント 削除
URL: http://homepage2.nifty.com/minumafarm/
JKG-maruさん、専門家のお立場からのご意見、ありがとうございました。
ところで、私の思うに、園芸福祉の構想が、各地で立ち上がっていますが、この場合、ネットの利用というものは、幅広い癒しの観点から、非常に有用であり、見方によっては、いろいろなシステムが組めると思うのですが、その点、新年の初夢としていかがでしょうか。
上記のURLは、埼玉県見沼の園芸福祉農園のホームページですが、ここでも、ネットで、いろいろな工夫が出来そうな気がするのですよ。
sousouさん、確かに監視と鑑賞はちがいますね。
私は、どちらかとしては、監視よりも、鑑賞すなわち癒しのメディアとしてネットを活用したい気持ちがあります。
ご指摘ありがとうございました。

●0245 見ることに意義がありますね 開け電網政治の時代 sousou 101/01/05(Fri) 12:56:32削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/
物作りという点では遠距離監視は当てに出来ませんが、「見る」ということ自体に意義がありますね。「見る」には「監視」と「鑑賞」があります。

監視)
農家と消費者個人間で無農薬野菜を栽培し配送する商売がすでにあります。畑にカメラを設置することで農家の人は仕事ぶりを見てもらい、自信をもって作物を届けることができる。消費者は手元のパソコンで仕事ぶりを見て、安心して作物を買う。契約を結ぶ。これは宣伝効果ありますよ。

鑑賞)
都会にいながら田舎の風景を見たい。こういう需要はあります。
それが自分が契約した農家の畑の風景であれば、無関係な田舎の風景より感慨があります。

アメリカには至る所にインターネットカメラがあって、私個人、天気予報と各地のインターネットカメラを見て回って、休日の旅行先を直前に決めたものでした。晴れ具合や紅葉の具合を見るにはうってつけでしたね。

●0244 ネット市民農園について<いろいろな意見がきていますよ。 笹山登生 101/01/05(Fri) 11:08:28削除
URL: http://www.din.or.jp/~joint/
先ほどの八ヶ岳あおぞら農園の、作物のインターネット中継についてのsousouさんのご意見を、市民農園専門の掲示板でご紹介しましたところ、次のようなご意見がありましたので、他の掲示板の著作権を侵して申し訳ありませんが、ご紹介申し上げます。



「さて、笹山さんのお話について一言…もちろん、現場に出て、全ての畑を見て回り、経験と勘を生かして作業するのは大切です。
毎日畑に出られる人はそれでいいと思います。
ただ、市民農園の利用者は、別に仕事を持っていて忙しくしていたり、遠距離に借りていたりするので、なかなか、毎日見て回ることも勘のさえわたるほど経験を積むこともできません。
それでは、農業失格といわれても、なにも言えませんよね。ごめんなさい、はい。
でも市民農園は、本格的に農業をしたり、物づくりを極めたりする以外にも、もっと違う役割や関わり方の程度があってもいいのでは、とおもいます。
私は現在、子育て真っ最中で、市民農園どころか、目の前にあるベランダの植物の水やりすらろくにできず、ずいぶん枯らしてしまっている失格者ですが、それでも自分なりに、自分の許される時間の範囲で、緑との関わりを模索しています。
それでも、それでいいんだよ〜って、認めてくれたら嬉しいです。
みんなそれぞれ、立場や環境が違うのですから。
 話はそれちゃいましたが、ですから、何が言いたかったかというと、畑を中継するのだって、アリだと思います。
それで、毎日行きたくてもいけない人が、どきどきしながら覗けるのなら、それも大切なツールだと思いますよ。」


ところで、新年に、ややふさわしくない話題ですが、先ほど、「八ヶ岳あおぞら市民農園」の活動をご紹介したときに、私が「これは、インターネットでお墓参りするようなものです。」と申し上げましたが、そんな企画をしているホームページが、もうあります。
上記URLのホームページですが、連れ合いをなくされたお年よりで、入院していて動けない方や、海外に勤務していて、ご先祖の供養も出来ない方がたのために、インターネットでお墓参りできるサイトが、近々完成するようですよ。
生あるものも生亡き者も、インターネットで見守っていく時代がきたのですね。

●0243 無線LANをめぐる都会と地方の思惑の格差 笹山登生 101/01/05(Fri) 09:33:30 No.0238へのコメント 削除
URL:
sousouさん、専門的な見地からのアドバイスありがとうございました。
キミヒさん、地方の情報センターのあり方へのご提言、ありがとうございました。
ご両方の.問題提起にしたがって、無線LANの技術情報を追っていくうちに、どうも、この技術にかかわるマーケットの関心は、モバイルの形の中で、無線LANをどう活用していくか(例えば、自動車の中で、高速大容量の無線回線がつながり、リアルタイムの映像情報が双方向で実現できることなどへの活用)に、重きがある様にかんじられました。
キミヒさんのいわれる過疎地での広域無線LANは、その技術の成熟化によって派生的には充実してくるものでしょうが、どうもメインには据えられていないというのが、率直な感想です。
その点では、sousouさんが、かねてからいわれていた現実なのだと、認識しました。
発展する技術は、やはり需要がなければ、伸びません。
そのトレンドを修正しうるのが、政治の働きなのだとおもいます。
そして、sousouさんのいわれるように、ソフト・ハード足並みをそろえた総合力を地域が備えることが、いま必要なのだと思います。
キミヒさんのいわれるように、都市と地方の情報格差は縮まっていると思いますが、「情報のストロー現象」というべきものも起こりつつあるのではないでしょうか。
例えば、産直のe化によって、得する地域、追いつけない地域の差が、これから出てくるはずです。
農協の経済事業も、中抜きになって、生産者にとっては、よいこともあるでしょうし、また悪いこともあるでしょう。
そこに至る総合的な地域のIT化ビジョンというものを、具体的な形で、いま構築しなければならない時期にあるとおもいます。


●0242 ネット市民農園について JKG-maru 101/01/05(Fri) 09:30:42 No.0239へのコメント 削除
URL: http://homepage2.nifty.com/komiken/jkg.htm
確かに市民農園の楽しみは、土にふれ自然を嗅ぎ仲間と語ることにあるのですが、笹山先生が言われるような、遠隔地や滞在型などにおいて制約条件をカバーする手法としては許されるのではないかと思います。

最初この話を聞いたときには、#0239の様に、いわゆるバーチャル農園のオーナー制みたいなイメージでとらえておりましたが、覗いてみて、コミュニティとして成立している部分もあることを感じましたし、農園管理にも役立っていることが分かりました。
遠隔栽培ということではなく、頻繁に来れない利用者に対する補助的な手段として有効なことと、何より日本の市民農園に欠けがちな、利用者同士のコミュニケーションのツールとして、機能していることに感心させられました。

駅やクラブの伝言板の様に会員同士や地主さんと気軽に使ったり、最低の管理マナーをクリアするためのツールに使えそうです。いろいろな可能性はあるのではないかと思います。注目しています。



●0241 エコミュゼのテーマ作りは難しい 笹山登生 101/01/05(Fri) 08:34:53 No.0236へのコメント 削除
URL:
阿蘇のエコミュゼの梶原宏之さん、リンクを張っていただき、ありがとうございました。
エコミュゼの成功を祈っています。
ここのホームページを見て、この阿蘇の地域アイデンティティーを,「草原と人間」に求めているとのこと、そこで感じるのは,地域のアイデンティティーというものは,地域の内側からの目だけからは,発見しづらい,また構築しにくいということです。
おそらく,梶原さんたちが,「草原と人間」というテーマを地元の方々に最初提示されたときには、地元の方に相当の戸惑いがあったのではないでしょうか。
「モンゴルと阿蘇をいっしょにされては困る」といった感覚の意見は、なかったのでしょうか。
地域のアイデンティティーを構築するということは,その地域の自慢できるところも自慢できないところも,隠したい点も明らかにしたい点も,苦しい歴史も楽しかった歴史も,客観的な評価の中で、白日の下にさらすわけですから、地元の目からいえば,そこは強調してもいいが、その点は差し障りがある,などというアイデンティティーの選別が始まってしまうのです。
ところが、えてして,その地域を訪れるよそ者の目には,地域の人が隠したがる要素の方に興味がひかれるという、評価の二重構造が発生するのです。
世界のエコミュゼの中には,先住民俗の生活を扱ったものも,数多く見られますが、日本では,ようやく北海道の菅野さんが、自費でアイヌの生活様式をあつかった博物館を作り始めたところです。
官製のミュージアムが失敗するのは,地元の独りよがりで,ミュージアムのテーマを小奇麗に決定してしまうということに、大半の原因があったのではないでしょうか。

●0240 市民農園の立地条件によって,評価は異なるでしょう。 笹山登生 101/01/05(Fri) 07:29:52 No.0239へのコメント 削除
URL:
私も、市民農園の振興に,ずっとたずさわってきましたが、その市民農園がどこにあるかによって,その運用形態にも、かなりの差が出てくるのは,仕方がないことだと思っておりす。
理想的には,ドイツのクラインガルテンのように,都心のど真中に畑があって、契約者が、毎日,勤務の後先に、畑をのぞける,また生育状況を確認できる,さらに手入れが出来,近隣の契約者との団欒やコミュニティが出来る,というものでしょう。
現実的には,かなり立地条件のよい東京都内でも,契約者の中には,ずさんな方もいて,契約しても,あとはほっぽらかしという、問題契約者もいるというのも事実です。
ましてや,この八ヶ岳あおぞら農園は、いわばリゾート型市民農園ですから、ここの掲示板をのぞくと,「正月は湯河原で温泉につかったあと、車をまわして、この畑をのぞきにこようかな。」などという、広域的な方がほとんどなのではないでしょうか。
ですから,この市民農園は、例えは悪いですが,たまに、お墓参りにくるかたがたのために管理人がしっかりやる程度の感覚で,契約農園を、管理人が、しっかり基本的なことをやる,その代わり,契約した畑の状況は、東京からでも神奈川からでも,手に取るように、自宅からわかるというところに、インターネットを使っている、いうのがミソなのではないでしょうか。
もちろん「それで、本当の市民農園といえるのか」といわれれば、それまでなのですが,
それが、都心にそのためのスペースを確保し得ない,日本の田園文化の現状なのです。
デモ,私の感じでは,この試みは、かなり日本人的で面白いとおもいますよ。

●0239 畑をカメラで覗いても 開け電網政治の時代 101/01/05(Fri) 01:39:25削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/
それは「見れる」以外に意味がないのでは。
実際に作物を作る現場では畑に出て直に作物を見て、葉の裏を覗いたり、土の温度を手で感じたり、それを至る所でやり、または、ここぞ、と勘が働いたところでやる。物作りはそういうものです。遠方から覗いたカメラは実用になるのでしょうか。モニタには色ズレがあり、現実とは違います。
医療の現場でもその問題があり、医療写真のネット送信はまだ実験段階。

●0238 過疎地一帯でLAN? 開け電網政治の時代 101/01/05(Fri) 01:24:37削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/
管理機構)
インターネットのプロバイダというビジネス形態は既に存在しますが、
LANというビジネス形態はまだないでしょう。
そもそもLANは会社や大学の構内のネットワークであり、大学や会社の1部門が管理する形態です。個々のPCにIPアドレスを割り振ったりする管理が必要です。
メールサーバやDNSサーバを立てたり、ルータやブリッジを増設したり。
LANの場合、その管理会社かなにかを作る、ビジネススタイルを作る所から始めねばならない。
プロバイダというスタイルは既存なので、これを使うのは容易。

外部との接続)
LAN内(ある地域)が高速(10Mbps)でも外部との接続が細くて(1.5Mbps)はデータを高速に受信できない。外部とどのようにつなげるかが問題。

速度)
受け手が10Mbpsでも送り手が遅くては回線を使い切れない。
現在は1.5Mbpsで使っても送り手のサーバが遅いので回線を使い切れない。
日本全体の速度からかけ離れても無意味。

インターネットで、PCとプロバイダをつなぐ方法。
接続方法には
携帯電話:無線
人工衛星:無線
ISDN:有線
ADSL:有線
通常の電話回線:有線
ケーブルTV:有線
があります。

携帯電話のインターネットはPHSではなくてCDMAを使った携帯電話です。
2Mbpsまでを視野においたものです。この計画はIMT-2000と呼ばれ、その256kbps版が今年から開始される予定だと思います。

それぞれについて、性能、初期投資、維持費、通信費を調べる必要があります。

そしてデータ。これを作らないと回線だけ作っても意味がない。
当初の目的が過疎地の図書館代わりということですので、本をインターネット上のデータに直す必要がある。これは1地域だけで行うことはなく、地域連合や国全体で行えばよい。
なぜならデータは一カ所に置けばどこからでもダウンロードできるので。
でもデータは自然に生成されるものではない。先行投資するなり、補助金を与えないと出版社は動かな

これら、ハード(PC、モニタ)、通信回線(初期投資、維持費、通信費)、データ作成、など全てのバランスを取って予算なりパワーなりをかける。
バランスよくやらないと途中で尻切れトンボになって目的が達成できない。

●0237 インターネットで市民農園の生育状況を監視できる市民農園 笹山登生 101/01/04(Thu) 11:44:22削除
URL: http://yam.mt8.ne.jp/hatake/index.html
あるかたから、NHKで、「インターネットで市民農園の生育状況を監視できる市民農園」が紹介されたようだがとの,問い合わせがありましたので,次のように答えておきました。
 

「NHKで放映されたのは,多分「八ヶ岳あおぞら農園」(上記URL)のことではないでしょうか。
もっとも,このような例は,そんなめずらしいことではなく、すでに,坊主山クラインガルテン倶楽部(http://www.cnet.ne.jp/tainai/klein/cottage/211.htm)(いずれも、私の「田園リンク」の中の「日本の市民農園リンク」でリンク済み)でも,地図の上の、自分の区画の番号をクリックすれば,自分の畑の状況がわかるようになっています。
定位置カメラで、コントロールバーを動かし、動画で見られるようになれば、最高でしょうね。」

新しいニューメディアの活用方法だと思います。







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●0236 ありがとうございます 梶原宏之 101/01/03(Wed) 18:31:57 No.0230へのコメント 削除
URL: http://plaza25.mbn.or.jp/~tanibito/
>笹山さま、
ご丁寧なコメント、ありがとうございました。
自分も高校までは阿佐ヶ谷の隣(荻窪)におりましたので、
阿佐ヶ谷の七夕祭りなどいま懐かしく思い出しております。

東京を脱し阿蘇に来て、早いものでもう4年が経ちました。
地方から出来ること、をこれまで考えてきましたが、
いま、中央−地方ではなく、地方−世界の軸の中で阿蘇を
考えるようになってきました。その意味でエコミュゼとの
出会いは運命的だったと自分自身思っています。

リンクの許可、ありがとうございました。河川博物館のほうも
リンクさせて頂きます。ありがとうございす。これからも色々
勉強させて下さいませ。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。


●0235 ITにより地方と中央の情報格差は縮まっています キミヒ 101/01/03(Wed) 02:24:44 No.0234へのコメント 削除
URL: http://
 笹山先生へ

−−−−−−デジタル時代の、このような過疎・離島の情報機能は、
どのような形で整備されなけれはならないのか、そして、キミヒさ
んのいわれる学校の情報機能充実もふくめ、地域発展計画に組み込
まれていくことが,今後重要なことだと思います。−−−−−−−

 ですが、ITにより情報格差は縮まっています。
 むしろ、地方も競争社会に巻き込まれています。
 例えば「いぶりがっこ」を販売するにも、価格はボタンひとつで
丸裸の時代も近いでしょう。
 国立国会図書館のデジタル化は地方のみならず都市部の人にも朗報
でしょう?
 地方や弱者優先の情報整備は都市部一般住民にも朗報です。

 過疎・離島の情報機能は都市部とは異なる手法の無線LAN等しかない
と感じます。
 郵政行政は結局はNTTや民間通信企業の便宜(将来の天下り先)が暗黙
の了解があるでしょう。

 実際問題として、介護保険が過疎地で機能しない現実の方が過疎地では
重大で、ITにより地方と中央の情報格差は縮まっていますよね?

 

 


●0234 ネット時代のユニバーサルサービスの範囲を確定すべき 笹山登生 101/01/02(Tue) 17:54:45 No.0233へのコメント 削除
URL: http://www.mpt.go.jp/policyreports/japanese/group/denki/maltimadia/chap2-1.html
キミヒさん、おめでとうございます。
今年も,いろいろな角度からのご提言をお待ちしております。
上記のURLは、基本的な情報へのアクセス権についての郵政省の検討資料ですが,これによれば、アメリカでは、1996年電気通信法の改正によって,過疎地の情報アクセス権を保証するとの明記があります。
日本においても,この権利の明確化が、キミヒさんのいわれるように、早急に求められているのだとおもいます。
その場合のインフラ整備については,公的助成が必要であるとともに,派生する電気通信事業やソフト事業については,地域の民間業者の需要が拡大できる方向とを、同時に考えることが必要でしょう。
確かに,おっしゃるように,近頃のゲーム機は、高度の情報機器ですから,格式ばって実践的でないIT論議を、政治家や大人たちがしている間に、むしろ子供達が実践に強くなっているでしょうし,遊びながら情報格差を解消できる方途も、考えていかなければならないのではないでしょうか。

●0233 まず、過疎地の安価なネット接続でしょう キミヒ 101/01/02(Tue) 15:35:17削除
URL: http://
笹山先生へ

 明けましておめでとうございます。

 「本屋も図書館もない離島の子供達」に対して充実した、図書室
を与えていなかったらそれはIT問題以前の政治・行政の怠惰である
と僕は感じますが、実際問題としてそうした子供達もプレステなど
コンピュタ−ゲ−ムは持っているような(笑)。
 地域振興券の報道で、都内離島の住民は離島内の振興券では店が
ないと訴え、子供達はゲ−ム・ソフトを欲していました。
 遊びのmediaは離島にまで及んでますから、あんまり情報格差を
誇張する態度は疑問です。
 情報格差は都会と地方でITにより縮まっているのではないでしょ
うか?

 問題はコストでしょう?
 都市部の方が安価にネットにアクセスできます。
 基本的人権の一部にアクセス権を加えて政府が保証する。
 郵便行政の免罪符としてある、僻地金融をこの際ネットで代行し
ATM設置と情報インフラ、宅配業者で郵政事業を簡略化し、この財源
で情報インフラを整備する。

 みたいな政策が必要でしょう。

●0232 (投稿者削除)
●0231 梶原さんにもう一度。河川博物館のリンクもよろしく 笹山登生 101/01/02(Tue) 14:40:29 No.0229へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/link/rvm.htm
梶原宏之さん,上記のURLは、「世界の河川博物館を歩く」のリンク集です。
これは,エコミュージアムのいわば河川版ですね,こちらの方もよろしく。

●0230 阿蘇のエコミュージアムの活躍に注目 笹山登生 101/01/02(Tue) 09:13:18 No.0229へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/library/tosyo-33.htm
梶原宏之さん,このたびは,私の「田園リンク」のなかの「世界のエコミュージアムを歩く」のサイトにまで、はるばる「さるいて」いただき,ありがとうございました。
エコミュージアムにつきましては,上記URLの「世界の野外博物館」の書評の中にも,この本の中で参考に上げられた環境スポットの一部についてのリンクがありますので,あわせて,ごらんになっていただきますれば幸いです。
私も,4歳のとき,熊本市におりまして,熊本には,人いちばい関心を持っています。
おそらく,私の記憶の始まりが、水前寺公園であったり、熊本城であったり、ボシター祭りであったりしたせいでしょう。
先日のBSでは,阿蘇でカントリー・ミュージック・国際フェスティバルをやっていましたね。
梶原さんのホームページを見て感心したのは、派手な上物作りに精出すことなく,阿蘇の民俗や郷土としての価値の再発見に,大きな精力を費やされているということです。
これこそ、フランスのエコミュゼの創始者が目指したものだとおもいます。
行政が,エコミュージアムに関心を抱き始めてから,はや10年以上が経過しょうとしていますが,正直言って,行政主体のものでは,全国ろくなエコミュージアムは出来ておりません。
私は,はっきりいって、今のおおくの市町村長さんの感覚では,本当のエコミュージアムは育たないし,また,箱物中心でしか考えない今の市町村長の多くは,箱物のいらないエコミュージアムには、関心を示されないのではないかという,やや絶望感に似たものをかんじています。
ですから,逆に、梶原さんのような,民間NGO的考えの元でしか、本当のエコミュージアムは育たない、という,皆さん方への逆の期待感が生まれているのです。
阿蘇のふもとに,日本初,本物のエコミュゼを作っていただくことを,私の何よりの初夢にしたいと存じます。

●0229 謹賀新世紀 梶原宏之 101/01/02(Tue) 02:07:05削除
URL: http://plaza25.mbn.or.jp/~tanibito/
明けましておめでとうございます。
そしてはじめまして。突然失礼いたします。
エコミュゼ関連のサイトを探していて辿り着きました。
ぼくたちも阿蘇でエコミュゼを考えています。
こちらで世界の事例など、たいへん勉強になりました。
宜しければうちのエコミュゼリンクのページにもリンクさせて
頂きたいのですが・・・どうぞ宜しくお願いいたします。
それでは、また勉強にうかがわせて頂きます。
寒さが続きます、お身体どうぞご自愛下さいませ。

●0228 図書館だけが、情報センター機能を果たすわけではないですが。 笹山登生 101/01/01(Mon) 18:49:40 No.0224へのコメント 削除
URL: http://www1.ocn.ne.jp/~ishito/index.htm
デジタル社会に対応した,地域の情報センター機能が、何らかの形で、整備されなければならない時代に入ったとおもいます。
それは,子供にとっても大人にとっても。
過疎地や離島における図書館機能は,他面,その地をおとずれる人々への、地域の発するメッセージとなっている例が、いくつかみられます。
例えば,奄美大島に在住した島尾敏雄さんは、この地に関する著書を多く残されましたが,奄美大島では,島尾文庫を作り,島外からくる島尾研究者の研究材料を提供しています。
与論島に在住した森遥子さんの著作は,当地の図書館に同じく文庫となって,若くしてなくなられた森さんを慕う若い女性を、この地にひきつけています。
上記URLは,沖縄石垣島の図書館のホームページですが,島では稀有な,アット驚くように立派な図書館です。
デジタル時代の、このような過疎・離島の情報機能は、どのような形で整備されなけれはならないのか、そして、キミヒさんのいわれる学校の情報機能充実もふくめ、地域発展計画に組み込まれていくことが,今後重要なことだと思います。


●0227 21世紀初めての新年,おめでとうございます。 笹山登生 101/01/01(Mon) 11:50:51削除
URL:
今年も,この掲示板でのいろいろなご提言やご示唆をいただきますよう、お願い申し上げます。
今年の,私のホームページの抱負は、もっと英語版を充実させたいこと、これまでのホームページの内容をある程度まとめ,本にしたいこと,この掲示板での議論をいっそう深めたいこと,などです。
ところで,皆さん,夕べのインパク(インターネット博覧会)中継,ごらんになりましたか。
このインパク中継も、インパクを超えようと、裏番組と称しはりきられた、あるホームページのインターネット中継も,単なる画質の悪いテレビ中継の焼き直しに過ぎなかったようにおもいました。
私は、早いCATV回線で見たのですが,それでも、5分以上の鑑賞にたえられませんでした。
ましてや,普通のモデム回線でごらんになられた方に、あの動画映像は、どううつったのでしょうね。
何か,この二つのHPは、インターネットのメディアの使い方を間違えられているように、率直におもいました。

●0226 追加--ちょっと長くなりますが,sousouさんのいわれたAWA関係の情報をコピーしてみました。笹山登生 100/12/31(Sun) 23:28:21削除
URL:
参考5
現在国内で無免許で使用できる特定小電力無線機器は,見通し可能な屋外で2点間の固定接続の場合, 最高5キロメートル程度の到達性しかない.無指向性のアンテナを用いると,半径数百メートル程度しか到達しない.
これに対し,同帯域で出力を50mWにした無線LANでは,見通し可能な屋外で2点間の固定接続の場合, 最高8キロメートル,無指向性のアンテナを用いても半径3キロメートルまで到達するものがある.


●0225 ちょっと長くなりますが,sousouさんのいわれたAWA関係の情報をコピーしてみました。 笹山登生 100/12/31(Sun) 21:39:58削除
URL:
参考1
アクセス系の研究開発成果として紹介されたのは,無線系のAWA(Advanced Wireless Access)と5GHz帯無線LAN,それに有線系のFTTHトライアル実験だっ た。AWAは公衆,構内のいずれでも使えるいわば「PHS型」の無線アクセスの超高速版で,1チャネル20MHzの帯域幅で36Mbpsもの高速通信が可能。一つの基地局あたり最大128ユーザを収容し,ユーザごとに最低帯域を保証する一方,異なる要求に対して必要な帯域を割り当てたり上下非対称の回線設定などもできるとしている。
このAWAの1形態として5GHz帯無線LANも紹介した。現在,実用化が始まっている2.4GHz帯の無線LANが電磁調理器などとの電波の干渉を防ぐ必要があるのに対 して,5GHz帯は制約が少なく,それだけ一定の帯域幅当たりの通信速度を大きくすることができる。今回は20Mbpsのデモで,伝送方式はOFDM(直交周波数分割多 重)という多重波干渉に強い方式である

参考2
そのひとつにNTTで研究開発が進められているAWA(Advanced Wireless Access)がある。屋内外において一般のLAN環境と同レベルの高速通信をワイヤレスで実現するというもので、データ伝送を行う携帯端末から屋内外に設置された基地局に無線でアクセスする。基地局から先はATM(Asynchronous Transfer Mode)、Ethernet、NTTの地域 IP網など多彩なネットワークに対応している。また、インターネット技術として最近注目され始めているQoS制御や放送型のチャネルを具備し、今後ネットワークと連動したサービスの開発が予定されている。
 このように、AWAは、携帯端末で大容量の情報を「いつでも、どこでも」活用できる環境をつくり出し、マルチメディア通信の飛躍的な進歩をもたらすものとして期待されている。

参考3
注目を集める端末側の無線ATM
 展示の中でも注目を集めたのは,NTTの「多地点TV会議伝送システム」。これは,高速なデータ伝送ができるATM(非同期転送モード)をコンピューター・ネットワークの端末側で無線通信を使って実現しようというAWA(ATM Wireless Access)の実験だ。25GHz帯を使って最大80Mbpsの伝送速度を確保した。
 実験用機器のため,無線装置はタワー型パソコン並みの大きさだ。ディスプレイの奥にある2本の白い棒が端末側のアンテナ,会場の奥にあるスタンド付きの黒い棒(人物の横)が有線のバックボーン・ネットワークにつながる無線基地局アンテナ。将来は無線機能付きの小型携帯パソコンを使ってビデオ会議や動画を含んだデータ検索/表示などを実現することを目指している。
 また,郵政省通信総合研究所が高速な無線LANの実現を目指して開発を進めている「60GHz帯高速(156Mbps)伝送システム」,松下通信工業が25GHz帯を使ったビデオ・オン・デマンド・システム「AWA(ATM Wireless Access)と高速MPEG2 VODシステム」を展示した。

参考4
ワイヤレスATMの背景
 ATMは、全ての情報を53バイトの固定長のセルで送ることにより、さまざまな種類の情報を効率良く伝送・交換することを可能としている。このため、音声、画像、データを含むマルチメディア通信に適した通信方式である。有線の世界では、バックボーン系から徐々に導入が開始され、VOD、デスクトップTV会議等のマルチメディアアプリケーションの登場によりデスクトップ環境(LAN環境)でも使用され始めている。
 ワイヤレスATMは、無線区間の伝送方式にATMを適用することにより、ワイヤレスの高速化、マルチメディア化を狙いとして、研究開発が進められている。
ワイヤレスATMの適用形態としては、無線LAN、公衆網の両方が検討されている。図1にマイクロセルを用いたワイヤレスATMネットワーク(無線LAN)の構成例を示す。公衆網への適用においては、第3世代(1.2.1項参照)に位置づけられており、移動端末とベースステーション間だけではなく、ベースステーションと移動用交換局との間のリンクへの適応も検討されている[2]。

 

●0224 図書館以前に初等教育機関の図書室を充実を! キミヒ 100/12/31(Sun) 21:29:19削除
URL: http://www.cybernetwork.ne.jp/cyber-1.html
 図書館以前に初等教育機関の図書室を充実させた方が早いので
はないでしょうか?
 過疎地でなくても小都市の図書館は貧しいです。
 また、今の小中学生が図書館に行っていますか?
 20年前の私も行ってません。
 
 過疎地、僻地の初等教育施設の図書室のIT化はそんなに難しく
ないと思いますが、これは地方小都市にも必要な政策で過疎地に
限った事ではないでしょう?

●0223 ここでは過疎地のITを話題にしています キミヒ 100/12/31(Sun) 21:18:25 No.0217へのコメント 削除
URL: http://www.cybernetwork.ne.jp/cyber-1.html
−−−−1,2年経てば回線の太さは個人で解決できると思う
のですよ。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


 ですが、過疎地域ではそうでしょうか?
 それは都市部の話でしょう?

 一例を上げると、笹山先生の秋田県では
 多くの民間接続業者のアクセスポンイトは秋田市のみです。
 
 ここでは過疎地域のITを論じています。

 無線インタ−ネットで
1)人工衛星
 は確かCSのサ−ビスですが、400KBps程度です
2)携帯電話
 たぶんPHSの間違いでしょう、64KBps70秒10円以上します。
 携帯電話ではもっと高コストです。
3)AWA 今の名称は不明
 これは光ファイバ−がラスト1マイルの都市部の話だと思いますが、
如何でしょう?

 私の主張する無線LANとは、無線インタ−ネットを含んでいます。
 無線でLAN化さていれば、一カ所でインタ−ネットで接続すれば、
当然、インタ−ネットも共有できるでしょう。
 1)、2)、3)は通信業者のサ−ビスです。


-----10年経ったらインターネットのTCP/IPは廃れ、LANのTDM,
ATMが廃れてるかもしれない。
ケーブルは使えても周辺機器が新しい通信プロトコルに対応でき
なくて、全て引き直しになるかもしれない。
今、5万円のコストをかけて3年毎に5万円かけて、その時々の
技術を利用すればよいのでは。------------------------------

それは、光ファイバ−がラスト1マイルの都市部の話でしょう。
 現在、過疎地で5万かけるにもかけようが有りません。
 あと、イントラネットをTCP/IPで構築しても、外部とのアダプ
タ−を用いる事で20年は持ちます。これは2025年まではTCP/IPとの
共存が確認されています。


●0222 無線LANを大変、誤解されていませんか? キミヒ 100/12/31(Sun) 20:44:19 No.0216へのコメント 削除
URL: http://www.cybernetwork.ne.jp/cyber-1.html
−−現在、無線LANというと、せいぜい1つの部屋とかビル内のネット
ワークです。無線LANはそんなに遠くに電波を飛ばしません。だからビ
ル内のPCに線を引く面倒がないとか、ビル内でPCの移動が楽だと
かそういう話です。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 ですが、殆ど議論になりません。
 笹山先生が提示した上記HPをご覧になって下さい。
 少なくと数キロ先に電波を飛ばして広域ネットワ−クを構築しています。
 訂正を求めたいです。


●0221 デジタル社会のフェアユースのあり方について笹山登生 100/12/31(Sun) 13:33:42 No.0218へのコメント 削除
URL: http://www.openlab.tnl.ntt.co.jp/event/symp5/Katsura/Katsura.html
ちょうど、新着情報に,デジタル社会でのフェアユースのあり方についての記事がありましたので、上記URLに紹介します。
また,私が文部省に対し、障害者に対するフェアユースの考え方を問いただしたときの記事(http://www.sasayama.or.jp/action/cpyrght.htm)も、ありますので,このホームページの「政策行動」の欄からどうぞ。


●0220 (投稿者削除)
●0219 (投稿者削除)
●0218 フェア・ユースの考え方が必要 笹山登生 100/12/31(Sun) 13:11:15 No.0217へのコメント 削除
URL:
おっしゃるように、情報発信の制約を、著作権法などの緩和によって同時に果たして行くことが,IT化の重要な側面になるかと存じます。
かつて預託霜文部省に質問したことがあるのですが,それは,アメリカの著作権法と日本の著作権法の決定的な違いが,そこにあるということです。
アメリカの著作権法では,個別条項にいたる大前提として,フェア・ユースという考え方がある、ということです。
いわば、社会的弱者や教育のためなど、社会的に役立つ場合には、著作権法適用の例外を認めるという条項です。
「視聴覚障害者に対する、Web上でのテキストファイルの配布については,著作権法の例外とする」などという規定です。
もちろん、このフェアユースの考えは、両刃の刃で、これをたてに取られ,かつて、日本のゲームソフトメーカーが、アメリカで散々てこづった、という教訓もあります。
過疎離島も,地域的なハンディを抱えているわけですから,このフェアユース的な例外は,将来認められるべきだと、私は、思っております。


●0217 大事なのは情報発信 開け電網政治の時代 100/12/31(Sun) 00:34:39削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/
1,2年経てば回線の太さは個人で解決できると思うのですよ。
過疎地のインターネットの目的が図書館の代行であるならば、本の情報をインータネットに乗せねばなりません。水道の土管を引いて終わりではなくて、蛇口をひねったら水が出るようにしないと。
今、出版社は全冊をインターネットに乗せようとは思っていません。そこで「過疎地では本が読めないからインターネットでやってくれ。」とお願いしてはいかがですか。


●0216 無線LAN ? 開け電網政治の時代 100/12/31(Sun) 00:19:12削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/
現在、無線LANというと、せいぜい1つの部屋とかビル内のネットワークです。無線LANはそんなに遠くに電波を飛ばしません。だからビル内のPCに線を引く面倒がないとか、ビル内でPCの移動が楽だとかそういう話です。
セキュリティとか過疎とか都会とか、そういう議論にはならないですよ。
だから話題にしているのは無線LANではなくて、無線を使ったインターネットのことですよね。

●0215 開発途上の無線LAN方式は,いろいろあるんですね。 笹山登生 100/12/30(Sat) 16:44:53削除
URL: http://www.mpt.go.jp/pressrelease/japanese/denki/971217j601_9.html
sousouさん,専門的な見地からのご助言、ありがとうごさいました。
AWAというキーワードでしらべてみたら、この類の開発途上の技術は,いや,あるはあるは(上記URL参照),そのそれぞれが今後5年以内に実用化されようというのですから、びっくりしました。
この調子では、確かに先を見据えて<恒久的なシステムを組むということは,このことひとつとってみても不可能ですね。
おっしゃるように、少なくとも5年以内に陳腐化しない,または,グレードアップしうるシステムを,どう,コストパフォーマンスを考えながら、構築していくか,ということなのでしょう。
いや、勉強になりました。


●0214 無線LANにもいろいろあるが 開け電網政治の時代 100/12/30(Sat) 00:05:19削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/
無線インターネットには大きく3種類あります。

1)人工衛星
上りは電話で下りは人工衛星経由。BSのようなチューナで受信。忘れたけどかなり高速。2年前から商業化済み。だからコスト明確。

2)携帯電話
来年あたりからISDNの4倍の256kbpsが商業化開始。
過疎地での普及はNTTの計画次第。聞けばわかる。

3)AWA 今の名称は不明
電信柱まで有線。そこから家庭まで無線。相当高速。でもまだ開発中。

そのどれでしょうね。

1,2の無線インターネットなら、やりたい人は個人で出来るのでは。
コストは1でもチューナ台5万円ほどでしょう。

現在は進歩が早いので10年先を見据えることはできません。今の予想で10年先まで使える技術は何なのかを見定めることは難しい。10年経ったらインターネットのTCP/IPは廃れ、LANのTDM,ATMが廃れてるかもしれない。
ケーブルは使えても周辺機器が新しい通信プロトコルに対応できなくて、全て引き直しになるかもしれない。

今、5万円のコストをかけて3年毎に5万円かけて、その時々の技術を利用すればよいのでは。


本を読むのが目的なら、本をテキストデータにして会員だけが読める仕組みを作ればよいのでは。それはハードの強化ではありません。著作権問題とか出版社との折衝といった取り組みです。
1,2年後にはハードの強化は個人で勝手に出来そうですが、ソフトの、情報の送り手の問題は個人では解決しずらい。

●0213 有線が有望でしょう、でも、、、、、、、 キミヒ 100/12/29(Fri) 15:46:06 No.0207へのコメント 削除
URL: http://
 有線か無線か
 無線LANの功罪

 安曇村での無線LANの例で分かる通り、コストが問題だから
無線LANを安曇村は選択したのでしょう?
 新幹線問題でも、山形県も秋田県も勿論、本音ではフル規格の
新幹線が欲しかった筈です。次善の策としてのミニ新幹線だった
と思います。

 光ファイバーが難しい、過疎地域のIT問題では、次善の策はADSL
ではなく、地域イントラネットとしての無線LANが有望とするのが
僕の立場です。
 新たに広範囲な配線工事を施工する能力は行政にも民間にも無い
と思います。
 汎用性を捨てLANに特化することで現時点でも10Mbpです。
 ADSLは2Mbps程度で、電話料が別途必要で接続業者も誘致しない
といけません。

 議論の方向がおかしいので、念のため書き込みます。

●0212 そもそも必要とは キミヒ 100/12/29(Fri) 10:43:54削除
URL: http://
 ネットの高速化にたいする必要性に関して

 必要以上の高速化〜ですが、歴史的に自動車が大衆化する以前に
先見性のあった地方自治体の道路担当者が片側2〜4車線道路を建
設しました。当時は疎らな通行車であった事例が全国にあったらし
いです。

 10年前はパソコン通信は300Bpsでした。
 ネットインフラは交通同様な経済の動脈となるでしょう。
 必要・不必要と安易に決定できるのでしょうか?

●0211 高速デバイスの必要性について キミヒ 100/12/29(Fri) 09:57:23 No.0207へのコメント 削除
URL: http://
 SOUSOUさん、専門的ご教授有り難うございます。

 私が202で主張した
「在宅福祉・医療デバイスとして10Mbps程度の無線LANを行政主体
で構築し、〜」
 を読んで頂けなかったみたいですね。
 文字だけじゃ不足だと思います。アダルト画像を引き合いにする
態度は疑問を感じます。
 高速デバイスは公共の立場でも必要と感じます。
 事実、ケーブル・テレビは過疎地でも運営されています。
 現在、ケーブルテレビ会社がネットの定額高速通信を謳ってますが、
将来はネット・サービスの一部として吸収されるでしょう。

 情報の不正コピーを危惧されていますが、歴史的に不可避な事象
でしょう?テープレコダーによりレコード業界の打撃に始まり、
CDRの出現でVideoCDの生産をハリウッドが止めてしまいました。
 個人向け印刷技術の向上で、紙幣すらその被害に一部あっていま
す。
 
 高速ネットは人類の自然な欲望であり、否定する態度は疑問です。
 進歩する技術と上手く制御する人智が必要でしょう。

●0210 過疎地においてのインターネットには,動画が必要との理由 笹山登生 100/12/28(Thu) 21:59:51 No.0207へのコメント 削除
URL:
SOUSOUさん,意見を書いていると同時に、ご意見を受けたものですから,後段の二つのご意見に答えられませんでしたので,改めて私の意見を申します。
たしかに、必要以上のスピードや容量を回線に求める必要はないとは思いますし,それが当面のユニバーサル・サービスのミニマムであるといえばそうです。
でも,私は,よく,本屋も図書館もない離島をおとずれるのですが,このような島の子供たちに、ニューメディアによって,これまでの情報のハンディから逃れさせたい、という気持ちが強烈にあるのです。
ですから,過疎地なり離島のIT化によって、これらの過疎地や離島の情報格差を、旧メディアで成し遂げられないかたちで、キャッチアップを果たしうる,そのためには,動画やインターネット放送などを可能とする回線が、ぜひとも必要であるという意見なのです。

●0209 無線LANの功罪について,もう少し教えていただけませんでしょうか。 笹山登生 100/12/28(Thu) 21:45:00削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_07.htm
sousouさん,ご専門のお立場からお教えいただきまして、ありがとうございました。
ところで、安曇村での無線LANの例は、若干古い事例でしたので,現在の無線LANの実力はどんなものか,Web上ではわからない面もあったのですが、現状はどうなのでしょうか。
この際お教えいただきますれば幸いです。
キミヒさん,いつも的確なご指摘ありがとうございます。
過疎地ネットでの主体がどこなのか、ごもっともなご指摘かとぞんじます。
「いい過疎地ネット」の提言では、複数市町村などが参加することによって、1自治体あたりの財政負担が抑えられうるという観点から,そのような提言がなされているようです。
もちろん、県境地域の事業主体をどうするのかは,テレビ時代の難視聴地域と同じように、ひとつの県だけの対応では,不採算な点が出てくると思います。

●0208 高速になっても 開け電網政治の時代 100/12/28(Thu) 21:34:09削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/
高速になっても流量が増えるのは画像データや音楽データ。それも不正コピーの。
それらは表の経済にあまり寄与しない。表の経済に寄与するのは、インターネットを使った金銭授受の仕組みや物流の仕組みの変化。画像データはそれらに対してさして影響しない。


●0207 ADSLも無線も必要? 開け電網政治の時代 100/12/28(Thu) 21:23:18削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/
私的には速い回線は欲しいけど、公共の立場では必要ですか?
ブラウザを画像ダウンロードしない設定で使っているが、文字情報を得るなら電話速度64kbps程度で十分。
アダルトサイト画像を見るなら高速回線が欲しいが、それ以外に必要な画像は滅多にないですよ。
インターネットが従来の文字放送と違うのは作り手が多様なこと。受け手が自ら必要な情報を探し回れること。でも有用な情報はほとんど文字です。

●0206 無線か有線か、主体はどこか 開け電網政治の時代 100/12/28(Thu) 20:50:12 No.0205へのコメント 削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/
こんにちは。
無線か有線か、安全性について。
物理破壊を伴わないハッカーに対してはどちらも同じです。
物理破壊のテロリストに対しては、これも変わりません。無線といっても基地局までは有線であり、つまり有線も無線も電話局から基地局までは有線であり、そこを破壊すればよい。
心配なのは雨で無線の品質が落ちるか。日本の技術はそんなことは対策打ってから実用化するのでしょう。
つまり安全性の差はなさそうです。

ではコストは? これは既にNTTが算出しているはずです。教えてくれるでしょう。

では主体はどこか?県か国か。
技術的な規格は国レベルがよい。うちはヨーロッパ方式で隣県はアメリカ方式なんてなったら電機の50Hzと60Hzみたいな問題が起きるかもしれない。
何と何の規格が相互乗り入れ可能か調べて技術規格を決めるのは全国レベルで。

技術規格ではなくて、導入や設置などの主体はどこが良いかわかりませんが技術規格は統一しましょう。

●0205 基本的な通信回線についしては県が主体となって構築すべし? キミヒ 100/12/26(Tue) 17:28:25削除
URL: http://
「基本的な通信回線についしては県が主体となって構築すべし」

 ですが、何で県なのでしょうか?
 都道府県と受け取っても不思議です。
 各都道府県の財政基盤も色々です。
 地方交付税交付金でもあてにしているのですか?

 むしろ、国家レベルで過疎地のネットワークに補助金を出す
なり国策で進める性格のモノと思います。
 また県境の過疎地同士で共有LANを創造するにも、県単位だと
問題が起きそうです。実際、過疎地は県境にも多いでしょう?

 僻地医療の自治医大の様に、過疎地全体でネット接続業者を
運営するのも一法とも思います。


●0204 賛同有り難うございます。 キミヒ 100/12/26(Tue) 17:17:57 No.0203へのコメント 削除
URL: http://
 笹山先生へ

 無線LANへのご理解、有り難うございます。
 でも、先生は無線LANを一部誤解していますよ。

>強いていえば、無線LANの欠点は、セキュリティの確保に難点がある
>こと、動作が不安定であること、通信範囲が30キロメートル以内に
>限られること、などがあげられます

 ですが、セキュリティの確保はインターネット自体の問題です。FAX
とe-mailの違いと同様でしょう。個人向けの無線LANでも大きな問題と
なっていません。有線LANでもハッカーの餌食になっています。
 動作の不安定を挙げて、災害時の有用性を強調するのも不明です。

 30Km〜は??????です。
 松本〜乗鞍高原間では約30kmの文章の誤解でしょうか?
 ルート社製無線LANは5kmだそうです。中継無線ハブを置くことで
殆ど無限大でしょう。
 
 むしろ問題点は10Mbpsという速度でしょう、確実に有線net work
が進歩して行きます。実際問題として個人のLANでも100Mbpsです。

 ADSLに執着するより、新たな情報チャンネルを創造した方が防災上
も有利です。
 光ファイバーは過疎地においてラスト1マイルなのでしょうか?
 





●0203 確かに、無線LANも、有力な通信回線だと思います。 笹山登生 100/12/26(Tue) 02:51:34 No.0202へのコメント 削除
URL: http://www.cybernetwork.ne.jp/cyber-1.html
上記URLは、無線LAANの先進地、長野県安曇村の無線LANの実践記録です。
その中で、説得力を持つのは、水害時にも、通信回線は寸断されなかったことにより、全国から問い合わせが、殺到したとの記述があります。
強いていえば、無線LANの欠点は、セキュリティの確保に難点があること、動作が不安定であること、通信範囲が30キロメートル以内に限られること、などがあげられますが、私も。安曇村にいって、そのへんの状況なり功罪について、確かめにいきたいと思っております。
なお、キミヒさんのいわれる、通信インフラを、民間業者に任せるのか、それとも自治体が主導権を発揮し、自治体の責任において、通信回線を構築するのかについてのことですが、先に紹介した、「
いい過疎地ネット」の提言では、基本的な通信回線についしては県が主体となって構築すべし、との提言をしております。
私も、その点にかんしては、その通りにすすめるべきだと思っております。


●0202 過疎地は商用電話回線以外のネット構築では? キミヒ 100/12/25(Mon) 15:35:05 No.0201へのコメント 削除
URL: http://
 笹山先生へ

 NTTも他の電話会社も民間企業です。
 私の意見は200番にある通り「無線LAN」です。
 民間電話会社と民間接続業者に依存したネット構築を過疎地で
都市並に求める姿勢が疑問なのです。
 在宅福祉・医療デバイスとして10Mbps程度の無線LANを行政主体
で構築し、将来的に第三セクターか民間払い下げを視野に入れたら良
いと思います。

 電話代freeとなり、ネット接続料、施設工事費の面で無線LANこ
そ過疎地向きだと思います。
 過疎地問題と工業団地誘致は次元が異なる話と思います。
 ADSL以前に全国の人口5000人未満の町村でネットに定額接続可能
な地域はどれ位あるのでしょうか?お教え願えれば幸いです。
 
 

 

●0201 おっしゃる戦略は十分わかります。いつまで出来るという保証が,今必要なのだと思います。 笹山登生 100/12/24(Sun) 21:41:06削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_07.htm
光ファイバーかADSLかの選択については,識者の間にも二つの見解が分かれているようにおもえます。
早く,ADSLについても,アメリカや韓国並の普及を急がねばという意見と,ADSLについては,どっちみち大きく水をあけられたのだから,ここで,一挙にラスト・ワン・マイルを光ファイバーにすることによって、今度は、逆に他国に差をつけてしまおう、という意見てす。
過疎地の通信回線についても,二つの意見が分かれるとおもいます。
どちらの選択をするにしても,では着実なところ、あと何年かかるのか,様子見できる状態なのか,もっと切迫した状態なのか、ということなのだとおもいます。
この点,各県の危機意識には、相当の差が、残念ながらついているのが、現実なのではないでしょうか。
情報ハイウェイ構想まではどの県でも立てるのですが,その先の見通しとなると,一部の県を除いては、まったく手付かずといったのが現実なのではないでしょうか。
残念ながら、わが秋田県にしても、同じような状況です。
立地企業サイドからいえば、通信回線の質量の有無が、立地を決める大きな決定要因になっているのですから,うかうかできません。
つなぎでも何でもいいから,とにかくより早い通信回線をというのが、過疎地のあせりに似た気持ちなのではないでしょうか。




●0200 ADSLとIT キミヒ 100/12/24(Sun) 15:58:43 No.0197へのコメント 削除
URL: http://
 笹山先生へ

 お久しぶりです。
 ITに関してADSLを強調する先生の態度に疑問を感じます。
 敢えて電話回線をアナログに逆行させてADSLを導入しても限界が
あるでしょう。
 事実、先日に東京離島地域で電話回線障害がありましたが、ISDN
回線は無事でした。
 また、日本有線から来春頃から家庭用光ファイバーサービスを月
額5000円程度で提供する旨のニュースがありました。
 ADSLは小手先の手段で、本筋は高速デジタル回線の普及と思いま
す。
 私自身、ADSLを見送りISDNから光ファイバーと思い様子見です。
 敢えてデジタル回線からアナログ回線へ逆行したら、情報政策に
おいて国家百年を見誤ると思います。

 過疎地のIT政策でも、無線LANが個人レベルで10Mbps程度なら安価
に構築できる時代(室内50m,室外100m)です。高層建築物の無い過疎
地こそ無線LANが有効と思います。
 情報インフラとしての電話回線を都会並のモノを過疎地に求めるの
ではなく新たな安価なデバイスを創造するべきです。事実、通信事業
も規制緩和の荒波にさらされています。
 

●0199 インパクにはなぜインパクトがないのか? 笹山登生 100/12/21(Thu) 23:21:15削除
URL: http://www.inpaku.go.jp
堺屋太一さんご主導のインターネット博覧会-通称インパク(上記URL)-が、12月31日から1年間にわたって開催されるが、どうも前評判がかんばしくない。
主導者の堺屋太一さんも糸井重理さんも、アナログベースのイベント主導型地域発展の仕掛けづくりに成功されたかただが、その成功されたアナログベースの発想を、そのままインターネット社会に持ち込んだこと自体に、相当な誤算があるのではないのだろうか。
このかたがたは、インターネット時代の楽市楽座たる楽網楽座をつくろうと意気込んでおられるようだが、まさにインターネット社会そのものが、彼等のいう「民一人一人の自由な営み」を実現しうる自律的なパビリオンそのものであることを、御理解されていないのではなかろうか。
しかも、彼等のアナログ思考でのパビリオンと異なり、サイバー社会におけパビリオンは、パビリオンのなかに、さらにパビリオンがあるという、無限連鎖のパビリオンであることに、アナログとはちがう特徴があるのだ。
いわば、床屋の中の鏡に、さらに鏡の中の自分が無限に写っているといった具合に、そこに、無限のリンクがあって、サイバー社会が形成されているところに、特徴があるのに、このインパク構想ではどうなのだろう。
国、地方自治体、企業、NPO、個人が、そのためにわざわざHPをつくり、官製に仕切られた一回こっきりのリンクのもとにおけるサイバー空間に参加する意義が、どこにあるのだろう。
しかも、日本という限られた空間の制約のもとにおいてである。
ましてや、、旧メディアたるテレビコマーシャルで、連日この宣伝に勤めること自体、アナログ時代の成功者の二番煎じの自己陶酔に思えてならないのである。
民の力の醸成は、民にまかすべし、デジタル社会の発展は、デジタル社会のもつ自己力にまかすべし、である。
デジタル公共圏の形成に、官製サイバーが立ち入る必要はないのである。

●0198 いよいよ防災から減災の時代へ 笹山登生 100/12/18(Mon) 10:10:56削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_07.htm
河川審議会が12月19日に開く総会で、「川の氾濫を認めた上での、新しい観点にたった流域全体の治水政策への転換」を方向づけるという。
私のホームページの1998年11月のオピニオン(上記URL参照)で、私は「防災から減災への価値転換」と題する一文を載せたが、ようやく、建設省も、この考えに沿った方向転換を見せたというわけだ。
この一文を書いた節、私はアメリカ・ミシシッピー川の河川担当官の話を聞く機会があったが、彼らの言うに、河川の氾濫原を容認するには、過去数世紀にわたるその川の流れの軌跡を把握することが必要なのだという。
その数世紀にわたる川の流れをひとつの画面に落としてみて、その最大の川幅が、氾濫原の最大の容認水域になるのだという。
振り返って、日本においても、川の流れは、幾世紀にわたって、その方向をたがえてきているが、そのデータベースとなるものは、なかなか把握していないのが現状である。
まさに、防災から減災への方向転換にあたっては、過去の川の流れについての温故知新が必要なのである。

●0197 ADSLでTV放送の動き 笹山登生 100/12/15(Fri) 06:54:35削除
URL: http://
昨日(12/14)の日経新聞の記事によれば、イギリス衛星放送の最大手であるBスカイBが、2001年前半にも、既存の電話回線を使ったデジタルテレビ放送を全国規模で展開するとのことです。
加入料40ポンド(6,400円)月額使用料金5ポンド(800円)という低料金が売り物です。
これによって、地上波のアナログからデジタルへの 急速な転換が進むとされています。
日本においても、この掲示板で、かねてから論議されているように、ようやくISDNからADSLへの転換が進みだしたところですが、まさに日本列島どこでも平等にデジタル化が可能な方式として、もっとADSLの普及と過疎地への活用が論議されてよい時代となったのではないでしょうか。

●0196 入会権と入浜権と環境権 笹山登生 100/12/12(Tue) 22:45:25削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_21.htm
昨日(12/11)の朝日新聞夕刊「窓−論説委員室から-」欄に、「入会権」と題するコラムがのっていた。
明治学院大学教授の熊本一規さんがこのたび書かれた、「公共事業は、どこが間違っているのか?」(まな出版企画)と題する本
の中で、「入会権という概念を活用すれば、国土を守ることに資するのではないか」という、熊本教授の指摘に同感を示したコラムだ。
私は、まだ、この熊本教授の本を読んでいないのだが、以前、この私のホームページ「オピニオン欄」で、「入浜権と入会権」について記した一文があるので、ここで、その部分を引用したい。
入浜権も入会権も、自然や環境が公共から信託されたものであるとする点ではおなじだが、入浜権の方が、入会権よりも、私権に近い拘束力を持つものであること、したがって、入会権のほうが、公共信託の概念に近い、と、私は、ここでのべている。
この掲示板でも、私の示すコモンズの考え方に、同感を示す意見が示されたことがあるが、このパブリック・アクセスという点では、入浜権の方が、コモンズの考え方に近い。
いずれにしても、このコラムでも問題提起されたように、この入会権の概念を切り口にして、環境権の問題を問い直してみることは、非常に有意義なことだと、このコラムを読んで思った次第である。


以下、オピニオン「憲法論議に環境権を明確に位置づけるために」から、「入会権と入浜権」に関する個所を抜粋する。(詳しくは、上記記載のURLにアクセスしてください。)

「 公共信託に似た概念として、日本では、入浜権の考え方がある。
入浜権は、環境権の延長線上にある「個別的環境権」と呼ばれるもので、ほかに、「眺望権」「静穏権」「景観権」「安全権」「公園等利用権」などが提唱されている。
入浜権は、「海の入会権」といわれるように、入会権から派生した考えに基づくものだが、入会権と異なるのは、
(1)収益と直接むすびつかない内容を持っていること、
(2)入会権が所有の概念として「総有」という、団体の拘束のもとでの使用・収益権をもっているのに対し、入浜権は、私権としての意味合いが強い、という点である。
入浜権は、二つの権利からなり、一つは、海浜に自由に立ち入りし、自然物を自由に使用出来る権利、もう一つは、海浜に至るまでの土地を自由にアクセス・通行できる権利である。
これらは、入浜慣行という社会事実を基盤としているもので、妨害排除請求権をもつものの、それは漁業権や付近の住民の生活権(人格権)に劣後するものである。
海浜の自然公物の自由使用権や海浜までのパブリック・アクセス権を含んでいる点では、公共信託の概念と似ているが、公権というよりは、私権という性格が強い点、公共信託の概念にはなじみにくい。
もし、日本においても、環境権の対象に、公共信託の考え方を取り入れれば、前述の(1)後世代より信託された環境資産を環境権の対象にするか、(2)国家に環境保護義務を与えるか、(3)自然の権利の原告適格はどうか、などの問題は、全て解決しうることになる。
ただ、私権の制限など、憲法上の他の基本権と相克する部分をどうするかが、課題としてある。」



●0195 三宅島問題に、日本島嶼学会がうごきだします。 笹山登生 100/12/11(Mon) 15:13:11削除
URL:
先日、私も会員になっている日本島嶼学会の長島俊介さんに、三宅島の現状を憂えるメールへ送ったところ、長島さんも同じ気持ちだったようで、早速、伊豆諸島災害復興調査委員会を発足させていただきました。
私が長島さんにお話したのは、古来島民が疎開すると、いろいろな悲劇が生じる場合があるということです。
例えば、沖縄の波照間島では、第二次世界大戦の疎開先の西表島で、マラリアの集団感染に会い、多くの犠牲者が出たこと、あるいは、与論島では、長崎の炭鉱に働き手が集団疎開し、残された女子供の島民が、働き手を失い、ソテツの実を食べるほどの食料事情になってしまったことなど、枚挙にいとまがないからです。
長島さんには、行政の手が届かない、そのような島民の精神的なケアを、島を知り尽くしている学会の皆さんが、ソフトのケアをすることが大切なのではないだろうか、ということです。

●0194 第一回三宅島噴火災害調査報告集会に参加した国会議員の数は?笹山登生 100/12/09(Sat) 22:23:58削除
URL:
12月8日に衆議院第二議員会館で開かれた報告集会に、代理も含め10人出席という数は、多いのか、すくないのか。
三宅島の問題を、東京都の一地区の災害の問題ととらえていては、いけない。
村そのものが、災害によって、なくなってしまうかもしれない、という、異常事態に、東京都以外の政治家は、もっと憂慮と関心を持つべきではないだろうか。
それに関心がないということなら、かつてない「実質棄民」という状態を、国会議員自体が、肯定することにつながってしまうのではないだろうか。

●0193 (投稿者削除)
●0192 日本で初めて、産業遺産の世界遺産登録実現へ。笹山登生 100/12/08(Fri) 09:09:51削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/action/indstry.htm
2000年(平成12)11月17日 国の文化財保護審議会が石見銀山の世界遺産暫定リスト入りを決定しました。
これは、かねて、私が、衆議院文教委員会で、「世界では産業遺産の世界遺産があるのに、日本では、ひとつもないのがおかしい。」と、文化庁に訴えてきたもので、それが実現の方向に大きく向かったということです。(上記URL参照)
これで順調に行けば、来年の1月、政府は、パリのユネスコ世界遺産センターに、暫定リストを提出し、来年12月、世界遺産委員会で、正式に登録を決定する運びになります。
産業遺産という地味な存在に、いくらかでも光があたることに、私自身貢献できて、うれしい気持ちです

●0191 (投稿者削除)
●0190 (投稿者削除)
●0189 「ITは、地方から」のご意見に賛成です。 笹山登生 100/12/08(Fri) 08:08:30 No.0188へのコメント 削除
URL:
「島魂」の野田さん、早速のレスポンス、ありがとうございました。
この掲示板に書き込んだ翌日、テレビで、全島民集会の模様、拝見しました。
本場北欧からのサンタさんも来たようで、子供さんたちは、さぞ喜んだことでしょう。
お言葉の中で、「有珠山ネットの皆様自身が被害者であるにもかかわらず、ボランティアをされている。」と述べられているのに、ずっしり、感じるものがありました。
もっと、政治は、手を差し伸べなければならないのではないか、という気持ちとともに、ネットを介した新しい公共圏というべきものが、日本の社会の中にも息づき、政治を介さずとも、行政を動かしうる力がついてきているのだなあ、という実感です。
利息支払い凍結という問題も、超法規的な課題として、いろいろな場面で声をあげていきたいものと思っております。
この掲示板でも、過疎地におけるIT化のための通信回線のあり方について論議が始まっておりますが、今回の三宅島の教訓からいえることは、皆様方が、実験的に、東京都内のCATV回線を利用し、情報弱者の皆様でも、リアルタイムで、遠く離れた島の状況を動画で観察できる試みをされたことだと思います。
かねて、離島の子供たちと、国際的に回線を利用し、テレビ会議を行い、島からの情報発信を国際的に行っていこう、という企画がありますが、まさに、今回は、CATV回線を利用し、動画による双方向通信の可能性を、防災の分野でも実践されたことは、今後、多くの教訓を、行政なりに与えたのではないでしょうか。
三宅島の経験を無にせず、そこから、新しい方向を学び取るべく、私どもも声をあげていきたいものと思っております。
今後の「島魂政策委員会」のみなさまの、いっそうのご活躍を祈ります。

●0188 ありがとうございます。 野田博之 100/12/05(Tue) 10:33:28削除
URL: http://miyakejima.net
三宅島の島民、そして島魂のスタッフでもある野田と申します。
島魂のHP見ていただきまして、ありがとうございます。

実は、私は三宅島でダイビングショップと民宿を経営しております。
元々の島の人間ではなく、12年前に移住してきました。
そして5年前に家と店舗を新築し軌道に乗ってきたところで、この噴火です。
当然借金もほとんど残っており、頭を痛めております。
銀行への返済は元金を凍結させていただいたところまでは良かったのですが、
利息の支払いが多く、長期化が予想される現在不安が高まる一方です。
どうにか利息も凍結していただかないと、預貯金を崩すばかりでは、帰った
時に余力が残りません。
これから私の課題はそこに移っていくと思います。

今回ネット上で様々な方たちと知り合うことができました。
今回の噴火で得たものは、人とPC(情報)の重要さです。
有珠山ネットの協力の下ここまでやってくることができました。
彼らもまた、被災者であるのに頭が下がります。

彼らは言いました「ITは田舎から」まさにそうだと思います。
今回都庁に通うようになり、気が付いたのですが、まさか庁内で
net環境が整っていないとは思いませんでした。
(最近になって、どうにか繋がったようですが)
一度壊れてしまった、三宅島です。これを機会にケーブルでNET環境を
整えていただき、老人でもPCが使えるという環境のテストの場所に
考えていただきたいと思います。

長くなってしまいましたが、これからも島魂は被災者の目から
見た立場でHPを運営し、声をあげていきたいと思っています。

ありがとうございました。

●0187 三宅島の今を伝えるHP「島魂」に敬意を表したい。 笹山登生 100/12/03(Sun) 21:06:44削除
URL: http://www.miyakejima.net

このホームページは、8月20日の「有珠山ネット」の藤井さんのレポートによる、「三宅島はたいへんなことになっています。」という、緊迫した報告からはじまっています。
全島避難後に圧巻なのは、「空撮映像−家は無事か-」で、避難した住民のもっとも関心の深い我が家の状況を、空撮映像で、地区ごとに見せる企画でした。
その後、当初、有珠山ネットの協力で立ち上がった「三宅島を離れた村民のみなさまへ」との三宅島役場・東京都三宅支所の共同ホームページができ、公式ホームページの座は、このホームページにゆずったようです。
それでも、この「島魂」のホームページに迫力があるのは、まさに、住民の声なり苛立ちを、率直に代弁しているからなのでしょう。
当初の心配げで穏やかな文章は、避難生活の長期化とともに、苛立ちと悲壮さをみせてきています。
今日(12/3)は全島民集会が開かれたとのこと、島を離れた子供たちに、一足早いクリスマス・ムードもあって、一瞬なごやいだようですが。
来週には、衆議院議員会館で報告会がひらかれるようですが、これらのボランティアの皆様の対応にくらべ、政治・行政の対応は、本当に遅いものだと、このホームページを見てかんじます。
この機会に、以下に記した皆様にたいし、これまでの「島魂」にかかわられたご労苦に、感謝申し上げたいと存じます。
政治家がネット社会にかかわるとすれば、政争ではなく、このような社会的目的のためにネットを駆使し、かかわることがもとめられているのではないでしょうか。

島魂製作委員会メンバー

西野 直樹さん
野田 博之さん
飯沼 義仁さん
村上 康さん
中村@三宅小学校さん
青山 敏行さん

ご苦労様でした。これからもがんばってください。

●0186 公共事業の実施には、インファームド・コンセントが必要との意見 笹山登生 100/11/30(Thu) 20:30:26削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_25.htm
昨日(11/29)の朝日新聞に掲載された「東京都市交通シンポジウム」の記事のなかで、米国アカデミー国家研究委員会のマーシー・シュワルツ氏が、「プロジェクトの実施にあたって、「われわれは、総意(コンセンサス)を求めるのではなく,十分な説明を受けての合意(インフォームド・コンセント)を求めているのだ」と発言しているのに、共感を覚えた。
実は,これに先立ち,私のホームページのオピニオン「有効なコミュニケーション型行政を実現するために」(上記URL参照)でも,偶然、「パブリック・インボルブメントとはね医者の世界で言うインフォームド・コンセントのようなものだ」と述べていたからである。
氏は、そのための 基本原則として、1 全員参加の意識 2 参加者への敬意 3 質の高い情報開示 4 意思決定過程に組み込まれる市民からのフィードバック  の4原則をあげている。
いずれも、これから日本でも、十分配慮せねばならない要素だとおもう。

●0185 「綸言(りんげん)汗の如し」笹山登生 100/11/24(Fri) 11:53:57削除
URL: http://www.pluto.dti.ne.jp/%7Emor97512/C0237.HTML
今回の加藤政局について、11月20日以降、いろいろなかたがネット上で、コメントしている。
その中でも目立ったのが、政治評論家森田実氏の上記URLのコメントだ。
一見、かなり厳しいコメントだか、私ども政治に携わっているものすべてが「拳拳服膺(けんけんふくよう)」すべき、深い意味を持った言葉だと思う。
そして、その厳しい言葉の裏に、「惻隠の情(そくいんのじょう)」が、かいまみられる。
それにしても、この10年間、多くの政治家が。改革病ともいうべき、ジレンマに陥っているようにおもえてならない。
改革という二文字を口に出していわなければ、大衆の支持をえられないのではないかという、ほとんど神経症的な脅迫観念に脅かされていたようにおもえてならない。
先に上げた月刊「世界」12月号の「日本の再民主化のために」という一文の中では、この10年間の改革政治とは、「改革を呼号することによって、かろうじて、推進力や浮揚力を持つ」ための政治に過ぎなかったと断じている。
これも、なかなか手厳しく、又真実をついた指摘である。
覚悟なき改革政治の呼号は、単なる改革幻想を国民に振りまき、そして、国民に挫折感を負わせるのみである。
今、守るべきは何なのかを間違わず、おのれをむなしくして事にあたることを優先に考えれば、負けることがわかっていても、淡々と、自らに忠実に行動すればよいのではなかろうか。


●0184 (投稿者削除)
●0183 過疎地へのADSL回線設置について 笹山登生 100/11/24(Fri) 09:30:59削除
URL:
かねてから,この掲示板で過疎地におけるIT化の前提条件となる情報インフラとして、どのような通信回線を設置すべきかとの、議論があり、また、その有力な手法のひとつとして、ADSL回線のメリット・デメリット論が展開されてきました。
そこで,この辺の課題を、専門家に問い合わせたところ,次のようなことであることがわかりましたので,この場を借り,ご報告申し上げます。
1,基本的なスタンスとしては,過疎地におけるインター環境は、通信業者が環境を整備してくれるのを待つのではなく、自治体が自ら、通信環境を整備し、プロバイダー機能を持ことが望ましい。
2,DSL交換機の設置や各家庭への高額なモデムの配布は,公的補助の元に行えれば望ましい。
3、スプリッターの設置は「第二種電気事業者」に依頼することになるが,高額となる設置費用への補填をするかどうか,又,スプリッターを必要としないユニバーサルADSL(G.Lite)の採用が可能かどうかについては、今回きかなかった。
4、ISDNとの干渉問題は、NEC開発のDBM(DualBitMap)方式の採用で,解決できる。
5、距離が長くなるとスピードが遅くなる問題は、中継の機材の設置によって,解決可能である。
以上です。

●0182 民主主義の再定義と再設計 笹山登生 100/11/23(Thu) 07:51:12削除
URL:
月刊「世界」12月号掲載の「日本の再民主化のために」との一文は,私たちにいろいろな問題提起をなげかけています。
ここ10年間の改革政治は、改革幻想に基づく擬似改革であり、改革失敗の10年であった,との反省の元に、いま必要なのは、新しい市民社会の形成に着目した,民主主義の再定義と再設計であるとしています。
新しい市民社会形成とは,NGO・NPOを中心とした新しい住民参加とリーダーシップに基づく市民活動領域の拡大、地球市民(ネチズン)ともいわれる,国境を超えた市民活動領域の拡大、ローカル・アジェンダ21に見られるような国旗要を越え地域同志が国際的にひとつの活動を行う領域の拡大などです。
これらの領域をもカバーしうる民主主義の定義と再設計が必要であると,この一文では、のべています。
私自身,このような観点での意見を,このホームページのオピニオンや田園環境図書館の中で述べてきただけに,共感するところの多い一文でした。

●0181 ADSL推進論が盛んです。 笹山登生 100/11/22(Wed) 13:06:27削除
URL:
今日(11月22日)の,朝日新聞では,光ファイバーとADSLとの得失比較が特集されており、また,日経経済教室では,ADSL推進論が展開さています。
又,今週の東洋経済では,ブロードバンド特集を組み,PHPの新刊として「ブロードバンド社会がやってくる」(中野明著)が,今週出版されます。
この掲示板でも,かねてから,過疎地域のネット回線として、光ファイバーかADSL化の議論が沸騰しています。
私自身も,ネットは、普通の電話回線とISDN回線(MPという二重回線で使用)そして、ケーブル・テレビ回線を使い分けているので,それぞれの得失がよくわかります。
ADSL回線は使っておりませんので,わかりませんが,たしかに、コストと容量の両方を満足できる方式ではないかと思います。
ケーブルテレビは,朝など、すいているときは、たしかに早いのですが、夜になると極端に遅くなります。
しかも,太いケーブルに拘束され,セッティングも思いのままにならないのが現実です。
もっとも,今は,回線直結のモデムから、Ethernetとのあいだを無線で飛ばせるようになったので、そのシステムをとり入れれば、かなり自由度は増すでしょう。
ケーブルテレビ回線の場合は、MP3やインターネット・ラジオやインターネット映画などのダウン・ロードの場合は、ISDNに比し,まさに天国です。
意外に面白いのは,インターネット・ラジオです。
昔、BCL(BroadCastListening)などといって、短波で聞き当てるのに苦労した地球の裏側・アルゼンチンの放送も,国内放送と同様に聞けるのですから,不思議なものです。
その一方で、モデムの進化によって、普通の電話回線とISDN回線との差は,速さと容量の両面で,そんなに差は感じないのが実感です。
そんなところから,「ISDNさようなら。 ADSLこんにちは。」の論議が盛んなのでしょう。
さらに、インターネット映画の時代となりつつありますので、動画をコマ送りにしか送れない回線は,必然的に、時代遅れとならざるをえません。
まさに,回線が,需要者によって、厳しく選択される時代が到来した、といってよいでしょう。
今後、この掲示板でも、引き続き,過疎地にとっての各回線の得失論義を、展開していくつもりです。

●0180 ネットと涙 笹山登生 100/11/22(Wed) 08:36:01削除
URL:
今回の「加藤政局」、終わってみると、いろいろ考えさせられるものがありましたね。
特に,ネットを駆使しての,国民の意見の吸い上げや、みづからの心境の吐露。
新しい「政治とネット社会の関係」を構築した功績大です。
ご本人のお話によれば,それまでのアクセス数が毎日300程度のものだったのが,毎日数万という数に登ったとのこと。
でも,それらのインプットを受けてのフィードバック回路は,健全に機能していたのでしょうか。
それらの意見の膨大な要約を,ネット上で流せば,さらに大きな力となったに違いありません。
皮肉なことに,加藤政局の結末に私たちがみたのは、旧メディアたるテレビでみた、同志と流す,まさにアナログの世界を代表する涙だったのです。
「血は水よりも濃し」「アナログはデジタルより強し」「涙はネットよりはかなし」といったところなのでしょう。
政治は、ネット社会に対しても、社会的責任を持つべき時代にきているのではないでしょうか。

●0179 再び「三コ」について 笹山登生 100/11/21(Tue) 14:34:00削除
URL:
吉田さんお薦めの、斎藤隆介作「三コ」について、ちょっとしらべてみました。
斎藤さんによれば、湖の創生物語を「八郎」で、山の創生物語を「三コ」であらわしたかったといっています。
原作をよんでみますと、宮澤賢治の「風の又三郎」と、「虔十公園林」とを、足して二で割ったような物語でした。
舞台は,寒風山のふもと,南秋田郡のある村がモデルのようですが,著者は完全な創作だといっています。
自然環境を守るため、八郎は,水に入って死に,三コは,火をかぶって死ぬ,そして,八郎も三コも,働く貧しい人々のために、命をささげて死ぬ巨人である、という共通点を持つ、と、著者は、書いています。
己をむなしくして、大儀を守る政治家が少なくなった今日,教えられることの多い絵本でした。
吉田さん,いい本のご紹介、ありがとうございました。


●0178 斎藤隆介さんについて 笹山登生 100/11/20(Mon) 15:37:33 No.0177へのコメント 削除
URL:
吉田さん、いつもお世話になっております。
「三コ」の作者、斎藤隆介さんは、戦後、NHK秋田放送局の台本を執筆されたかたで、版画家滝平二郎さんと組んだ絵本「八郎」は、それこそ、黒瀬さんが入植した、大潟村が埋め立てられる前の湖、八郎潟にすむ主を題材にしたものです。
「三コ」のモデルについては、よくぞんじませんが、宮沢賢治の童話にも、同じような話がありますね。
恐らく、東北の風土に感化されかかれたものだと思います。
それにしても、この「三コ」のストーリーを政界再編になぞらえると、意味慎重なところがありますね。
焼き払わないと、新しい芽は、出てこないのかもしれませんね。
ちょうど、戦後日本の経済成長の活力が、財閥解体とパージによる、財界の若返りからうまれたように。

●0177 「三コ」は、笹山さんの地元のはなしでしょうか。 吉田 つとむ(町田市議) 100/11/20(Mon) 09:12:16削除
URL: http://j-expert.com/
先週の土曜日に、小学校の学芸会を観覧しました。1年生から6年生まで
全部の出し物を見るので、朝の8時40分から昼の12時30分までまる
まるでした。
1年生の「101匹のおたまじゃくし」に始まり、6年生は「走れ、メロ
ス」でしたが、5年生の出し物に、「三コ」というものがありました。力
持ちで山をも動かす怪力ですが、耕す畑がない人たちに、山の木を育てる
ことを教えます。やがて、木々の育ちを楽しみにしていたところですが、
山火事で山の木々は焼き払われます。
「三コ」は、木々が燃えて、いずれ良い畑になることさとし、火事を鎮め
るために山に、1人で入っていきました。
一部、私の記憶違いのところがあるかも知れませんが、小学生の演技とあ
わせて、涙をさそうようなお話でした。
このお話は、笹山さんの地元なのでしょうか。
−−−−−−−
「開け電網政治の時代」の書き込み間違いをご連絡いただき、有り難うご
ざいます。
−−−−−−−
追記:詳細はこれからですが、信念の企画で、大潟村の黒瀬正さんを講師
にシンポジウムを開催することにしています。



●0176 過疎市町村情報化計画について 笹山登生 100/11/18(Sat) 09:47:54削除
URL: http://www.e-kasochi.net/news/news.html
私の過疎対策提言をリンクしていただいている「いい過疎地ネット」が、NTT-MEと協力し、このたび、「過疎市町村情報化計画」を提案されました。
の掲示板でも、すでに私のほうから、過疎地向けの通信回線として、光ファイバーか、ADSLか、そのそれぞれのメリット・デメリットをめぐって、論議が進んでいますが、この提言では、既存の銅線が使え、高速通信が可能なADSL方式を使用し、月額1500-1800円程度の接続料金での接続が可能との提言がされております。
すでに、岐阜県などが、この提言に積極的に取り組んでいるようですが、私どもとしては、この掲示板で議論のあった諸点を、確認している最中であります。
提言の概要については、上記URLにアクセスしていただきますれば幸いです。

●0175 ツーリズムによる換金回路 笹山登生 100/11/15(Wed) 10:33:56削除
URL:
CNNによれば、アメリカのベトナム帰還兵が恩給受給世代に達し、老後のツーリズム先に、ベトナムを選ぶというブームに沸いているそうだ。
ベトナム側も、これに積極的に対応した受入態勢を取っているとのことである。
やや贖罪意識に満ちた表情の、かつての帰還兵たちが、ベトナム村などを訪問している姿が映し出されていたが、彼らにとって見れば、現地の民俗なり食事、そして人々との対話は、戦争時にはなかった初体験なのだろう。
エコ・ツーリズムならぬワー・ツーリズムが、図らずも、ここでは実現されている。
そして、戦争から平和への巧みな換金回路が、ここに実現されている。

●0174 下記の「開け、電網政治の時代」のURLは下記のとおりです。 笹山登生 100/11/13(Mon) 20:41:31 No.0173へのコメント 削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/index.html
上記が、「開け、電網政治の時代」のURLです。

●0173 この掲示板について、次のような紹介がされています。 笹山登生 100/11/13(Mon) 20:35:23削除
URL:
「開け、電網政治の時代」という、政治家のホームページのあり方を述べているHPの掲示板で、私のホームページのこの掲示板について、次のような紹介がされています。
 
----------------------------------------------------------------------
「政策論議のある掲示板」
投稿日 2000年11月10日(金)20時32分 投稿者 管理者
以下の政治家の掲示板では、政策論議が氏と参加者の間で
活発に行われています。

元国会議員 笹山登生氏 http://www.sasayama.or.jp/

掲示板があっても連絡だけや、市民からの一方通行が多い中で、
貴重な掲示板です。


--------------------------------------------------------------------------------

0172 日本語Webは、文字化け情報をばらまいているだけ? 笹山登生 100/11/13(Mon) 18:21:39削除
URL:

先週からシンガポールにいってきましたが、ホテルのテレビが、Web‐TV状のもので、リモートコントロールのキーボードを使って、インターネットにアクセスできるようになっていた。
ためしに、私のHPの英語版にアクセスしたところ、きわめて解像度の悪い映像ではあるが、意外と早い速度で、でてきた。
ところが、同じく私のHPの日本語版にアクセスしてみて、がっかり。
日本語フォントが用意されていないため、文字化けのオンパレードとなってしまった。
昨年、ベトナムのホーチーミン市のホテルでは、ホテルの係りの人が、日本語フォントのインストールされたシステムを用意してくれ、事無きをえた。
このありさまだと、日本からの日本語による情報発信は、ほとんど文字化け情報となっているのではないかと思うと、ぞっとする。
こうなれば、英語情報でしか発信効果はないと確信し、そのような情報発信形態に徹するか、もしくは、日本語フォントのインストールを、Web上で懇願するしかないのであろう。
まことにお寒い限りの、日本のIT革命体験ではあった。


●0171 自営兼業をはじめるには、あまりに、年をとってしまった、とのお気持ちはわかります。 笹山登生 100/11/13(Mon) 18:01:50 No.0169へのコメント 削除
URL:

兼業問題を、農政問題と絡め、話すことは、これまでどちらかというとタブーでした。
「食える農業にすることが先決でしょう」、と言われるのを恐れるあまり、政治家は、いわば地域政策として、農村問題や農家の経済問題を解決することをさけてきました。
あくまで、農業生産の範疇において、問題解決を図ろうと、のはしに、のばしてまいりました。
食える農業にする以前に食える農村地域社会にする戦略の構築を、行政も政治家も怠ってきたのです。
確かに、もう遅いかも知れません。
でも、そこに完全主義をもとめるよりは、多様な戦略の選択肢を、今、用意することが、最低限必要なのではないでしょうか。


●0170 要は、需要とコストとの関係で、過疎の情報インフラを、どのようなものとするかを、早めに決めていかなければなりません。 笹山登生 100/11/13(Mon) 17:44:01 No.0167へのコメント 削除
URL: http://www.e-kasochi.net/kassei/kassei.html

上記「過疎地域の情報インフラのメニュー」に、それらインフラごとのメリット・デメリットがかかれております。
ADSLは、初期投資が少なく、高速化が得られるのはいいのですが、電話局からの距離があまりありすぎると、高速化が著しく低下する。CATVは、人口密集地でないと膨大な初期投資やメンテナンス費用
がかかってしまう。
だから、いずれは光ファイバーになるとしても、「当面は需要の見込める場合にのみ光ファイバーを整備する」というのですから、その間のつなぎとして何を考えるのか、というところに落ち着くのではないでしょうか。
もちろん、光ファイバーであれば、たとえば医療の世界でのリモート診療など、幅広い用途のマルチ・インフラとしても利用できるのですが。
おもいきって、この際そこまでのインフラをそろえてしまうというのも、ひとつの決断だと思います。


●0169 Re『雇われ兼業」ではなくて『自営兼業」 キミヒ 100/11/12(Sun) 15:18:52削除
URL: http://

 笹山先生へ

>兼業なしで農家経済が保証できない状況の元では,よりベターな,
>新しい兼業形態を求めることが現実的な選択なのではないかと
>おもいます。

ですが、兼業無しで生活できる農業作りが大事なんでしょう?

 片手間農業ですか?
 片手間兼業ですか?

>兼業基盤が子孫に残せるよな基盤作りもできるのではないかと
>いう思いがあるのです。

 その子孫が凄い勢いで減少しています。
 それ以前に、単身男性も増加しています。


>農家民宿は,そのひとつの例で,農村の多様な資源を活用し,

 高齢老夫婦世帯に民宿ができるのでしょうか?
 過疎農村の平均的な家族構成員を考慮しての提言でしょうか?
 核家族化、平均世帯人員は減少しています。
 何か先生のご意見は現実離れしています。

 喰えない産業に兼業しても続ける居残る人って希ではないで
しょうか?

 兼業、起業以前に一般労働者に深刻な失業問題もあり、兼業
で参入できる余地が日本経済にあるのでしょうか?

 農業の基礎体力増強が兼業なら、先は無いでしょう。
 2ヘクタールを耕す労力の半分で1ヘクタールを営農できる
のでしょうか?逆に0.5ヘクタールも1ヘクタールも労力は機
械化農業では一緒でしょう。
 有機農業等で付加価値の高い農作物を思いっきり人手をかけ
てブランド作物化し、日本全国の過疎地に奨励するのも非現実
的ですよね。

 みんなが起業するのですか?
 それこそ非現実的です。

 無公害型の工場でも誘致して雇用先を創造してくれた方が農家
は喜ぶでしょう。


●0168 ADSLとISDN以前に過疎地にとってのIT問題を キミヒ 100/11/12(Sun) 10:00:21 No.0167へのコメント 削除
URL: http://

 笹山先生へ

 ADSLとISDN以前に接続業者が過疎地にあるのでしょうか?
 過疎地で電話回線主体のネット接続を想定する先生の思想
が疑問を感じます。
 規制緩和、電信事業の自由競争は過疎地の切り捨て容認と
感じています。
 例えADSLが過疎地で優先使用が認められたとして、接続業
者が同一地区になければ、業者までの電話代がかさみます。
 むしろ、過疎地域でのケ−ブル・テレビの普及を謀り、高
速ネット接続を安価で普及させる政策が必要です。
 事実、ケ−ブル・テレビは農村地域でも施行されています。
 ケ−ブル・テレビに在京キ−局の番組も全国の過疎地ケ−ブ
ル局が一括購入する等の方策を行えば、情報面での地域の魅力
が増と思いますが、先生はどう考えますか?


●0167 ADSLとISDNとの関係は? 笹山登生 100/11/10(Fri) 11:59:25削除
URL:

昨日、この掲示板で、過疎地の通信回線の充実のためにはADSLの充実が先決との話題をのせたが、今朝の朝日新聞では、電話番号を変えないと、ISDNからADSLへの乗り換えがむづかしいことが、ADSL普及のネックとの情報を一面トップでのせている。
でも、専門家の話などを聞くと、どうも、それ以前に、日本のISDN回線は、ADSLの回線に対し干渉障害を起こしやすいことが、最大のネックであるようだ。
朝日新聞の記事は、その点をまったく触れていないのは、不思議なことだ。
だから、日本のISDN回線から干渉をうけにくい、日本標準のADSL標準を設けることが必要のようである。
大新聞のトップ記事にも、裏読みが必要だという、ひとつの例ともいえるかも知れない。


●0166 過疎地にとってのIT問題を考えなくては。 笹山登生 100/11/09(Thu) 22:38:00削除
URL:

11月3日のショッキングな新聞記事,わが秋田県のインターネット普及率は,全国最下位の13.8%,全国平均の半分にも満たなかったという。
ついで低かったのが,沖縄の15.4%,
かたや過疎地,かたや離島の多いところだけに,過疎地や離島にとってのIT問題というものを、しっかり見据えていくことが必要である。
政府は,2010年までに,「Fiber to the Home」の合言葉のもとに、全家庭に光ファイバーを設置するとのことだが、NTTは、当初の2010年までに光ファイバー網の設置を過疎地にまで及ぼすこと計画を、断念した。
こうなると、日本列島、光ファイバーと銅線とが、しばらくは、混在していく中で、高速化と低廉化の両方が求められてくるというわけだ。
そこで注目されてくるのが、ADSL,SDSLなど、DSLの名前がつく、銅線を使用したまま、高速化と低廉化が図られるシステムの普及だ。
DSLのシステムによれば、従来の電話加入者線でも、これまでの電話回線の数十倍の高速化がえられるという。
だから、銅線から光ファイバーへの移行が遅れる過疎地なり離島は、幹線までは光ファイバー、その後はDSLというミックス対応を迫られるというわけだ。
または、行きは電話回線、帰りは、衛星配信などの形態も、離島の場合は必要となるかも知れない。
離島の場合、インターネットの使用方法が都会の場合と異なるのは、インターネット・テレビとしての使用が、必要となるので、どうしても、高速化した回線でないと、こまるのである。
IT,IT,と浮かれる前に、このような光のあたらない地域のIT問題を考えることが、必要なのではないだろうか。


●0165 私が主張しているのは『雇われ兼業」ではなくて『自営兼業」です。 笹山登生 100/11/07(Tue) 07:54:32 No.0163へのコメント 削除
URL:

歴史的には,都市の工業化の雇用の調整要因として,出稼ぎが常態化し、農業と工業の生産性の格差が「やむをえざる兼業」を生んできたという認識です。
では、兼業なしで農家経済が保証できない状況の元では,よりベターな,新しい兼業形態を求めることが現実的な選択なのではないかとおもいます。
そこで,私は、ヨーロッパで行われている兼業の多様化として,自営兼業の進捗を日本でもとの主張をしているのです。
農家民宿は,そのひとつの例で,農村の多様な資源を活用し,換金回路を作っていく,そして,兼業基盤が子孫に残せるよな基盤作りもできるのではないかという思いがあるのです。
農村地域における起業化も そのような気持ちから主張しているところです。


●0164 ネット時代の政治と行政の関係は変わるでしょう 笹山登生 100/11/07(Tue) 07:18:51 No.0162へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_13.htm

上記URLで,私は『多用な公共圏の拡大が21世紀日本を変える」とし,ネット時代は,参政権の行使なくとも,市民・住民は,行政を動かすことができる時代になってきている,とのべています。
このごろ,よくIT時代の中間管理職の中抜き現象などといわれていますが,政治と行政の関係も,同じように,政治家が中抜きされても十分機能する時代になってきているような気がしています。
ですから,これからの政治家に求められているのは,調整力や現状打開のための力よりは,構想力であるとおもいます。


●0163 先生の過疎地対策は何故、兼業農家重視なのですか? キミヒ 100/11/06(Mon) 22:31:57削除
URL: http://

 笹山先生へ

 先生の過疎地対策は何故、兼業農家重視なのですか?
 兼業として、農業の主体は「サンチャン農業」でしょうか?
 兼業として、非農業の具体的雇用先は?
 兼業として、農業と非農業の理想的収入比?

 に関し先生の見解を伺いたいと思います。
 
 そもそも、歴史的に兼業化により「出稼ぎ」なる事象が出現
した事に対する先生の歴史観を伺いたいと思います。

 私は小学校時代、出稼ぎ中の父に送る手紙や絵をかかせられ
ました。

 農業以外では兼業は希です。
 兼業から農業の弱体化が始まったのではないでしょうか?
 
 


●0162 Re中心のないサテライトもありえます。キミヒ 100/11/06(Mon) 22:21:33削除
URL: http://

 笹山先生へ

 「ありえます」というご返事に反論する立場では有りません。
 しかし、

>どのような行政サービスを求めるかによって、その形態の可否
>が決まってくるのではないでしょうか。

 は市町村と都道府県をごっちゃにしていると思います。
 
 県が住民に行うサ−ビスは殆ど無いでしょう?
 県立高校&大学等位では?

>「ヘソのない県庁機能」を想定

 の究極は、ネットによる直接民主政治になってしまいます。
 政治家&議会の否定となってしまいますが、、、、、、


 
 


●0161 コモンズの考え方にご共感いただき、ありがとうございます。 笹山登生 100/11/06(Mon) 08:29:22 No.0159へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/policy/S_2_00.htm

コモンズの考えを取り入れた、あたらしい社会資本のあり方については、上記URLの「新しい公共事業は、環境資産構築を中心に」の中に一部述べておりますので、ご一読いただきますればさいわいです。
また、地球的な規模で、身近な社会資本を考え直すスタンスについては、私のホームページの「田園環境図書館」の中の『地球公共財」という新しい考え方があります。


●0160 中心のないサテライトもありえます。 笹山登生 100/11/06(Mon) 08:14:39 No.0158へのコメント 削除
URL:

キミヒさんのおっしゃるように、21世紀の県庁機能は、極度にネット化していることでしょう。
情報化の世界においては、集中化であれ分散化であれ、自由自在であるわけですから、要は、人の機能が、どのような形で、地域に、どのように張り付くか、だけの問題になろうかと想像されます。
それは、どのような行政サービスを求めるかによって、その形態の可否が決まってくるのではないでしょうか。
核のない、サテライトのみの『分散的集中」『集中的分散」、そのような行政機能もでてくるはずです。
私の言うサテライトとは、むしろ、そのような「ヘソのない県庁機能」を想定してのことです。


●0159 100年後に必要な人々の意識 しゅかん 100/11/05(Sun) 22:18:24削除
URL: http://

 「100年後」という観点からみれば、先生の過疎に関する考え方
は、真の意味で100年先を見据えたお考えだと感じます。
 「都市の住民にとっても、農村の住民にとっても、共有資産
(コモンズ)となりうる、農村地域の新しいインフラ」という発想も、
(たとえ専門的な知識をもたない私のような者にも)新しい視点を
与えてくださいます。人間の視野というのは、狭いもので、地域の
「域」の部分を、市町村単位、あるいはせいぜい都道府県単位で捉
えることはしても、ひとつの国、または世界までにひろげて
問題を捉えようとする柔軟性には、欠けているものだなと、改めて
気付かされます。先生は、このようなインフラの形について、
具体的なご提案や方向性をお持ちのことと思いますが、よろしけれ
ばいつか、お話ください。


●0158 県庁移転について キミヒ 100/11/05(Sun) 19:51:01削除
URL: http://

 笹山先生へ

 21世紀のお役所のイメ−ジが先生と私ではかなり違うみたいです。

>都市の機能分担ができれば、サテライトとしての県庁機能の
>実質移転は可能になることだと思います。

 サテライトなる概念自体が行政改革、財政改革と逆行します。
 21世紀には、行政サ−ビスはネット受け付けとなるでしょう。
 商都秋田市に県庁がなくても、知事公邸も無くてもかまわない
と思います。
 米国の州都同様、地域の中心都市に県庁が無くても良いし、
秋田県北部奥に弘前市が構える現状から、横手or湯沢にでも
県庁が移転(本荘市は海岸線で秋田市に行けますので)し、
県南問題の解決に寄与すると思います。

 県庁機能はネット&物流で代替されますよ、きっと。
 複眼県庁構想は、効果が半減され、中央官庁の一部が”さいたま
新都心”に移る現行移転のコピ−でしょう?




●0157 新幹線の環状線化という表現は誤解を受けるでしょう キミヒ 100/11/05(Sun) 19:31:21削除
URL: http://

 笹山先生へ

 山形新幹線の延長という県南地域の要望と私の構想は結果は一緒でも
思想は正反対です。

 現実的には大曲−横手延長だと思います。
 さらに、県北地域の活性化対策としての青森−秋田ル−トです。
 結果としての青森−新庄ル−トであり、先生の環状線構想とは似て
非ですね。
 環状線とおっしゃいますが、東北本線と奥羽本線も福島で結合して
いますが環状線とは表現されません。
 何でこんな事を書き込むかというと、先生の構想は県南主義的過ぎ
て現実味が感じられません。
 在来線から離れて東海道新幹線が建設された歴史に習って、
青森−秋田−大曲−横手−湯沢−仙台ル−トが採算性からみると
夢があるともいえます。
 あえて新庄以北を望んでも、戦艦大和予算であり、ミニ新幹線の
延長にしか過ぎず、超長距離ミニ新幹線の意義も不明です。
 フル規格で青森−横手−仙台ル−トは宮城県北も含めた過疎地
対策にもなります。
 財源は有るのですよね、銀行に何十兆も用意できるのだから。

 高速道路で東北道って黒字なんですよね。これは青森ー十和田ー
盛岡も含めて首都圏部分も併せての青森−川口間の採算と理解して
います。
 青森−秋田−横手−湯沢−仙台の物流路創造の方がまだ、新庄以北
延長より現実的意味があると思います。
 横手−山形ー福島ル−ト創造はコモンズからも離れた地域エゴに感
じます。百歩譲って、秋田ー横手ー湯沢−一関ル−トの新設の方が
仙台経由東京ル−トで、市場経済にも合致しています。

 先生は政治家で現実との落としどころとしての新庄以北なのでしょ
うね?でも、それはかつての国鉄赤字ロ−カル線的発想で、国家的視
点から離れているように感じます。


●0156 新幹線の環状化によって囲まれる地域のメリットがあると思います。 笹山登生 100/11/05(Sun) 18:01:30 No.0155へのコメント 削除
URL:

私も、以前から同じような主張をしておりまして、山形新幹線の新庄以北の延伸で大曲と結ぶことによって、福島‐山形‐湯沢‐横手‐大曲‐盛岡‐仙台‐福島の壮大な新幹線の環状線化ができることは、囲まれる地域にとっては、大きなメリットとなるのではないかということです。
県庁移転は、21世紀における論議となりましょうが、都市の機能分担ができれば、サテライトとしての県庁機能の実質移転は可能になることだと思います。
その意味では、複眼県庁所在都市構想の方が、説得力があるかもしれませんね。


●0155 コモンズ&遷都 キミヒ 100/11/05(Sun) 00:45:00削除
URL: http://

 笹山先生へ

 共有資産(コモンズ)なる概念は賛同いたします。

 整備新幹線が代表ではないでしょうか?
 新庄〜青森間の新幹線着工が理想であり、この路線が採算性を持ち
得る地域経済の復興が望まれます。
 秋田新幹線も秋田−横手−北上ル−トがbetterであったと思います。
 現行路線では盛岡経由のヒト・モノの移動しか有りません。

 では、日本海新幹線と呼べる山形〜青森新幹線に採算性を待たせる
良策は無いのでしょうか?

 一つあると思います。
 秋田県庁の横手市移転です。
 県都横手、学都&商都秋田構想とでも表現しましょうか。
 この施策で山形〜秋田の採算性が期待できます。
 青森〜秋田〜盛岡ル−トで秋田以北の採算も期待できるでしょう。
 とすれば、現行の秋田〜盛岡ル−トも有効活用されます。
 
 私個人の経験で、宮城県北部に栗駒高原新幹線駅が地域に与えた
恩恵は大きいと感じました。

 内需拡大の視点からすれば、県庁移転は検討されて良い政策と
思います。
 遷都問題でも、私は札幌に首都移転が良いと思う一人です。
 羽田千歳空路は充実し、一気に北海道新幹線も現実的となるでし
ょう。
 東京は沢山の大学、株式市場等経済的優位性があり、皇居も残せ
ば地盤沈下は無いと思います。

 ここの過疎地政策へのバック・アップにもなると思いますが、
先生はどう考えますか?


●0154 (投稿者削除)


●0153 コモンズの考え方が必要だとおもいます。 笹山登生 100/11/03(Fri) 20:49:20 No.0151へのコメント 削除
URL:

都市対農村の 対立図式でもって、インフラ財源の分捕りあいをする時代は、過ぎたとおもいます。
むしろ、都市の住民にとっても、農村の住民にとっても、共有資産(コモンズ)となりうる、農村地域の新しいインフラはなにかを、考えていく時代だとおもいます。
そうであれば、中山間地への 所得保障も 長い目で見れば、生きてくるのではないでしょうか。


●0151 無理にやんなくても、自然に戻すのも良いと思います ごんたろう 100/11/01(Wed) 00:27:46削除
URL: http://

 ごんたとうと申します

 過疎地の活性化の財源は都市の勤労者の税金が元手なら、
もっと都市政策に使って欲しいです。

 過疎になったら、本当の自然に戻るので良いのではない
かと思います。

 無理に山とか寒い所に住む必要は無いと思います。


●0150 どなたか、ご意見はありませんか 笹山登生 100/10/31(Tue) 17:41:47削除
URL:

キミヒさんの過疎対策についてのご発言のご趣旨は、次の諸点であろうかとぞんじます。
「今、秋田に住む人の半分が去り、去った分が流入するような政策」
「過疎でも金持ち的政策」
「60分圏内にある程度の都市機能を持った小都市が存在する経済基盤」
「100年後も居住地から最低限、高等学校に通学可能な生活レベルの維持」
「小都市の弱体化が周辺に深刻な過疎をもたらしている」
「地域内人口の移動による第三次産業雇用の創造」
「中間山地の補助金等は未来永劫保証」
「その地域を追われ、その地域を目指す人が出現する政策無くして地方の活性化は難しい」
「結果平等を求める国民性と迎合する政治家達が農漁村地域を沈みゆく大船にしてしまった」
「山を崩して農地開発ではなく、過去に農地として機能していた地域の再活性」
どなたか、このようなお考えに、ご意見をお持ちの方はございませんか。


●0149 Reでは、真の定住圏の確立とは、何を意味するのでしょうか。キミヒ 100/10/31(Tue) 15:54:04削除
URL: http://

笹山先生へ

 定住圏の確立とは、100年後も居住地から最低限、高等学校
に通学可能な生活レベルの維持だと思います。
 通学の足たる公共交通機関の維持を可能とする地域経済力が必
要でしょう。
 高校が存続する背景には複数の中学校が周辺に前提として必要
です。
 以上は指標であって目的ではありません。

 具体的には一例として衆議院小選挙区である各300地域の
過疎地域では広域合併でもして、地方議会の統合、行政の合理化
を推進を行い、税収減少下の住民サービスの維持、地域内人口の
移動による第三次産業雇用の創造と地域内過疎地域における交通
機関の維持。

 例えば、横手平鹿地方において横手市人口が10万で周辺人口
が減少しても、集中による第三次産業雇用効果が周辺に波及し、
地域人口減少下でも周辺地域までの交通機関は維持可能でしょう。
 逆に地域人口も横手市も連動して減少してゆけば、地域交通機
関は消滅の道をたどるのではないでしょうか?

 筑波研究学園都市の教訓として、研究中心の場であっても都市
機能、例えば飲食店街、商店街、歓楽街等が無ければ人は住まな
いことです。
 さらに、カンポジアにPKOが派遣されたら周囲に歓楽街が形成
されました。
 60分圏内にある程度の都市機能を持った小都市が存在する経
済基盤がないと医療機関さえ存続できないし、介護保険すら保険
あって介護無しになるでしょう。


●0148 いったい先生は何を見ているのですか? キミヒ 100/10/31(Tue) 14:29:46削除
URL: http://

 笹山先生へ


 全く論点が合いませんね。

>とにかく人口が増えればいい、それでもって、その地域に活気が
>戻ればよい、というのが、真の定住圏の確立とは、どうも私には
>思えないのですが。

 って、何処で私が述べたのでしょうか?
 過疎でも金持ち的政策が私の極論です。

 また”とにかく人口が増えればよい”って言いますが、それが
難しいのでしょう?勉強嫌いの受験生が「東大なんて〜」って
空威張りしているみたいです。

>その地に、それまで、否応にかかわらず、すんできた住民がいる、
>そして、また、新しくすみたいとい人間がいる。その両者の妥協点
>の元に、新しい定住圏というものが確立されていくと、私は思うの
>ですが。
>私が世界の例といったのは、ヨーロッパの山岳農民政策(ヒル・フ
>ァーミング政策)を念頭においてのことです。また、環境を重んじた
>持続的発展といったのは、同じくヨーロッパのESA(環境に敏感な地
>域指定)を念頭においてのことです。
>いずれの問題も、外科的手法では、長続きしないからです。

 ですが、秋田県をみて下さい。県北、県南地域は過疎化傾向です、
これら全てを山岳農民政策で救うのですか?
 国政なら国土の何割にもESAを適応するのですね?

 政治家なら国家100年を考える責務が有りませんか?
 100年後の人口地図をご覧になって考える事は有りませんか?
 愛する郷土がこのままではって気持ちは無いのですか?
 農家の嫁不足から始まって後継者不足、農村壊滅も空想の話でし
ょうか?
 私の中学校でクラス会をやっても、30過ぎの独身男性がやた多
いです。
 都市部の女性が選択する能動的独身ではないです、念のため。

 産業の高度化で、地方都市でさえ第三次産業が最大の雇用先と
なっている現実もあります。


>それでは、過疎地にテーマパークを作るようなものです。

 先生の文脈からすれば、大潟村がテーマパークですか?
 横手市には文字通りのテーマパークが有りますね。


>私は沖縄の島巡りが好きで、よく行くのですが、島のあち
>こちで、乱暴な地域作りの残滓が残っているのを見て、こ
>れではいけないと思う気持ちが強いので、あえて、慎重な
>言い回しをしていることをお許しいただきたいとぞんじます。

 ですが、先月、私も沖縄に滞在しました。
 先生を含め、多くの観光客が訪れる資源が沖縄には有ります。
 しかし、沖縄の海と秋田の雪はどうやっても同一視できません
が、先生の文脈では勘違いしてしまうのは僕だけでしょうか?
 大規模農業は一般的傾向でしょう?テーマ・パーク視するので
すか?
 小規模農業を温存させ、一方で機械化は奨励し、農民を借金漬
けした責任の一旦は先生には全く無いのですね?
 農民の預金を住専で無くし、税金で補填させた誰かと全く関係
無いのですね?
 では何故、農村でも政権政党が支持を失っているのでしょう?
 
 大蔵大臣もでやって、バブル処理を大幅に遅らせた武村さんの
さきがけは環境宣言で参議院比例区で惨敗し消滅したのは記憶に
新しいところです。


>乱暴な地域作りの残滓

 とおっしゃいますが、使われない農道や立派な橋、
意味のない「道の駅」、荒廃した農地等も本質的に
一緒ではないですか?


 私の想いが誇大被害妄想である事を信じたいと思
います。
 
 




 


●0147 では、真の定住圏の確立とは、何を意味するのでしょうか。 笹山登生 100/10/31(Tue) 12:45:12 No.0146へのコメント 削除
URL:

とにかく人口が増えればいい、それでもって、その地域に活気が戻ればよい、というのが、真の定住圏の確立とは、どうも私には思えないのですが。
その地に、それまで、否応にかかわらず、すんできた住民がいる、そして、また、新しくすみたいとい人間がいる。その両者の妥協点の元に、新しい定住圏というものが確立されていくと、私は思うのですが。
私が世界の例といったのは、ヨーロッパの山岳農民政策(ヒル・ファーミング政策)を念頭においてのことです。
また、環境を重んじた持続的発展といったのは、同じくヨーロッパのESA(環境に敏感な地域指定)を念頭においてのことです。
いずれの問題も、外科的手法では、長続きしないからです。
それでは、過疎地にテーマパークを作るようなものです。
私は沖縄の島巡りが好きで、よく行くのですが、島のあちこちで、乱暴な地域作りの残滓が残っているのを見て、これではいけないと思う気持ちが強いので、あえて、慎重な言い回しをしていることをお許しいただきたいとぞんじます。
こちらこそ、今後とも、過疎地を思い、よくするために、スタンスの違いは、今の所ややあるようですが、ご指導賜りますよう、お願い申し上げます。


●0146 早く国政に戻って、能力発揮して下さい。 キミヒ 100/10/31(Tue) 11:58:30削除
URL: http://

 笹山先生へ

 御返事、感謝いたします。

>私自身も、大潟村という言葉に過剰反応してしまった面も
>ありますが、

 私が問題とするのは、先生のような政治経験が豊富な方でも
大潟村を、少女趣味的(以前、故渡辺大蔵大臣がリクルート事
件で使っておりましたね)な悪平等を振りかざし論じる姿勢で
す。先生個人の行為ではなく、地域的感情、ひいては国民性と
でも表現しましょうか。結局、結果平等を求める国民性と迎合
する政治家達が農漁村地域を沈みゆく大船にしてしまったと感
じます。

 国費を投入した大事業から30年以上経っています。そこか
ら反省点、利点を見出し、とっくに応用しても良い時期ですよ
ね。一医師の私は全容を把握していないし、時間も能力も情報
も有りません。

 その意味では

>日本や世界のケースなども調べ、検討してみたいと存じます。

 は、絶望感すら感じます。
 先進国以外は人口増に悩み、秋田県以上に高齢化に悩む地域は
世界中でも希ではないでしょうか?
 島国で外国人労働者受け入れの歴史に乏しい我が国は、フロン
テアではないでしょうか?大潟村的政策が他県で有りましたか?
精々、歴史的には明治の北海道開拓くらいではないでしょうか?


>その場合、いくつかの条件が必要なのではないかとおもいます。
>第一は、「地域住民を措置化してはならない」ということ。第二は、
>政治のおもちゃにしてはならないこと。第三は、あくまで地域の内発
>的発展を促すことを意図すること。第四は、従来のコミュニティーの
>住民との融合が前提であること。第五は、新しい村であっても、ルー
>ル違反は許されないこと。第六は、環境的な意味で持続的発展を意図
>したものであること。等です。
>少し検討のお時間をいただきたいと存じます。今後とも、何かと御指
>導賜りますれば幸いです。

 に関しては、殆どお役所的回答で何もしない、できない旨のご披露
に感じます。臓器移植法が臓器禁止法に化けた如くに感じます。

 敢えて、反論させて頂くと、

>第一は、「地域住民を措置化してはならない」ということ。
>第三は、あくまで地域の内発的発展を促すことを意図すること。
>第四は、従来のコミュニティーの住民との融合が前提であること。
>第五は、新しい村であっても、ルール違反は許されないこと。

 ですが、結果平等を求めての発言なら不可能です。
 先住しているアドバンテージがあり、最も有利な立場が地域住民
です。しかし、結果まで保証したら何もできませんし、それこそ政
治のおもちゃでしょう?
 徹底的に過疎を放置し、無人となってから始めるにしても、その
頃には全国的に人材は枯渇している事でしょう。
 繰り返しますが、結果平等を求めたら、地方活性禁止法になりま
す。
 既得権を時限立法で保証し、その後は市場経済に任せるしかない
でしょう?同じ日本人で、僕を含め地方出身者はそんなに能力が低い
のでしょうか?


>第二は、政治のおもちゃにしてはならないこと。

 今の補助金農政こそ、おもちゃではありませんか?
 二世議員だらけの政界は民主主義をおもちゃにしてませんか?
 歴史的にも新産業都市政策もありました。あれも、見方を変え
れば「政治のおもちゃ」、しかし、ある程度成功しました。
 企業からの政治献金と、議席の確保を主眼に地方をおもちゃに
して来た政治家or政治にこそ、笹山先生は「おもちゃ」と言って
欲しいですね。
 逆説的に財界がいっさい政治献金をしなかったら、農業は飼い
殺しにされなかったのでないでしょうか?


>第六は、環境的な意味で持続的発展を意図したものであること。

 は無農薬で農業をやれって意味でしょうか?
 私の立場は、中間山地の補助金等は未来永劫保証です。
 山を崩して農地開発ではなく、過去に農地として機能していた
地域の再活性を私は提言しています。
 よって、先生の意図が不明です。

 
 結局、地方の農業地域を地盤に当選し、東京に居を構え、多額の
企業献金を頂く行為自体が矛盾していると感じます。
 
 逆転の発想なら、農業自体を企業が行う事業として魅力あるもの
に変えて、農民がサラリーマン化するのも一法ですが、地方の経済
連(農協)が黙ってないでしょうね。
 企業=環境破壊と感じるのは、行政の責任であって、各企業は法
律の範疇で営利を追求する権利があり、結果として環境破壊なら法
の不整備が原因ではないでしょうか?

 少なくとも、一市民と対話して下さる先生の様な政治家は超希で
す。一刻も早く、国政に復帰し、多数派の中で一部でも実現して
下さい。


●0145 キミヒさんのご提言、多角的に検討して 見たいと思います。 笹山登生 100/10/31(Tue) 08:36:02 No.0144へのコメント 削除
URL: http://

私自身も、大潟村という言葉に過剰反応してしまった面もありますが、要は「平成版新しき村」構想が、キミヒさんの御趣旨であろうかと存じます。
いろいろ、日本や世界のケースなども調べ、検討してみたいと存じます。
ただ、その場合、いくつかの条件が必要なのではないかとおもいます。
第一は、「地域住民を措置化してはならない」ということ。第二は、政治のおもちゃにしてはならないこと。第三は、あくまで地域の内発的発展を促すことを意図すること。第四は、従来のコミュニティーの住民との融合が前提であること。第五は、新しい村であっても、ルール違反は許されないこと。第六は、環境的な意味で持続的発展を意図したものであること。等です。
少し検討のお時間をいただきたいと存じます。今後とも、何かと御指導賜りますれば幸いです。


●0144 ”単なる”大規模化とおっしゃる態度が問題では キミヒ 100/10/30(Mon) 17:41:28 No.0143へのコメント 削除
URL: http://

 笹山先生へ

 一市民を真面目に相手して頂き有り難うございます。
 私は今、岩手県に出張しています。
 私自身、東北の生まれで転勤を10回以上経験し、由利郡の海沿い、
横手市、三陸の町、仙台市、土浦、東京と移り住んでいます。

>今度の中山間地への 直接支払い制度にしても、そこから究極は
>卒業していくシステムが用意されていなければならないというこ
>とを、私は口を酸っぱくして農林水産省にいってまいりました。
>その意味で、究極地域が自立するには、そこに、地域間に公平さ
>が、求められているのだとおもいます。

 問題の本質とかなりずれています。
 治水等のため、未来永劫、補助金を払っても良いのではないでしょ
うか?変な公共事業、特殊法人等に比べれば国土保全のコストと割り
切っても納税者は納得するでしょう?

 問題を先生の地盤である、横手平鹿地区をモデルに考えてみて下
さい。少なくとも、横手平鹿地区の人口減をくい止めるか、出生率
を全国平均並みに維持する政策が必要でしょう?
 多分、横手市が活力を取り戻せば、周辺も活性化すると思います。
 逆に、周辺地域の活性無しで横手市の活性化もあり得ません。

>農政の混迷の中で、大潟村と県内他の町村の農家とのあいだに、
>結果として公平な対応ができていたのか、疑問に思う農家の皆さん
>方のほうがおおいかと存じます。
>私が逆転の発想が必要だといっているのは、過疎地が、条件に恵ま
>れた平地と同じことをやっていては、永久にらちがあかないという
>ことをいっているのです。
 

 ????????????です、先生が言う条件が恵まれた平地も
過疎化に悩んでいませんか?
 大都市から遠く離れると、平野、盆地でも過疎傾向が認めらている
のではないでしょうか?それらの小都市の弱体化が周辺に深刻な過疎
をもたらしているのではないでしょうか?(卵と鶏の関係でもありま
す)。

 大潟村と周りの小規模農民地域の問題ではなく、もっと広い視野を
持たない限り、地方の活性化は無いと思います。
 過疎地の若者が都会に出て行っても、都会のからの流入を計る目的
で大潟村的試みがあっても良いのではないでしょうか?
 人の出入りが無い活性化って詭弁だと思います。今、秋田に住む人
の半分が去り、去った分が流入するような政策が必要だと思います。
 産業界だって、血を流して活性化を目指しているのに、農業や地方
はぬるま湯の中で、口を開けているだけで再興があるのでしょうか?
 
 第二の農地改革的施策で、志ある若者が農業を目指す環境作りが
必要であり、むしろ現在の農民から支持が得られなくなるかもしれ
ません。
 その地域を追われ、その地域を目指す人が出現する政策無くして
地方の活性化は難しいのではないでしょうか。


 
 

 


●0143 大潟村の「過疎版」が必要とのご提言でしょうか。 笹山登生 100/10/29(Sun) 15:20:10 No.0142へのコメント 削除
URL: http://

大潟村の繁栄が、単なる大規模化のメリットのみで実現したのではないことは、良く御存じのことでしょう。
もちろん、その地に、産業としての農業が定着するまでのあいだ、公的な支援が必要なことはいうまでもありません。
要は、最初は補助輪をつけていても、いつまでも補助輪で走ることはできない、では、補助輪をはずすまでに、どのような政策的なサポートを段階的にしていき 、そして、究極は、その補助輪から卒業し、自立していけるか、ということを考えていかなければならないのではないでしょうか。
今度の中山間地への 直接支払い制度にしても、そこから究極は卒業していくシステムが用意されていなければならないということを、私は口を酸っぱくして農林水産省にいってまいりました。
その意味で、究極地域が自立するには、そこに、地域間に公平さが、求められているのだとおもいます。
農政の混迷の中で、大潟村と県内他の町村の農家とのあいだに、結果として公平な対応ができていたのか、疑問に思う農家の皆さん方のほうがおおいかと存じます。
私が逆転の発想が必要だといっているのは、過疎地が、条件に恵まれた平地と同じことをやっていては、永久にらちがあかないということをいっているのです。
大規模化でなくとも、付加価値の高いみちはないのか、身近な資源をいかしたみちはないのか、それをもっと多面的に見直していこう、という考え方なのです。
さらに御意見を賜りますればさいわいです。


●0142 大潟村がモデルでは? キミヒ 100/10/29(Sun) 12:05:32 No.0141へのコメント 削除
URL: http://

 笹山先生へ

 お早い、御返事、有り難うございます。
 逆転の発想と簡単に言いますけど、そんな姿勢が過疎問題を深刻
にしているのではないでしょうか?
 過疎による経済的打撃を容認するその姿勢が問題だと思います。
 むしろ、過疎による大規模農業の確立をはかって、長者地域の創
造、例として大潟村です、秋田銀行大潟村支店の実情を知りびっく
りした記憶があります。
 ネット・インフラを整備して現実的に、例えば東成瀬村のご老人が
ネットの恩恵を得る能力をいつまで、どのように身につけるのでし
ょうか?過疎地に物好きな知的レベルの高い脱サラ組が集まる確証
があるのでしょうか?
 LAN,宅配便etcみたいな論理ではなく、「過疎地だけど、住民は
金持ち」みたいな状況を確立する事が大事だと思います。
 老人力も都市部の方が老人が活発だと思います。若者に囲まれず
に活発な老人って不可能ではないでしょうか?
 性善説っぽい論理での過疎地再生は無理です。

 現実的には大規模農業による高収入などの付加価値を過疎地に与
え、行政側が法的な援助が大切だと思います。お金があったら住民
が専用線(月4万円もあれば引けます)なんて勝手に引きます。
 米国に習って、横手市なんがが光ファイバー網を税金で充実させ
IT企業誘致をはかるなら分かります。

 逆転の発想なら、低額で良質の老人施設を多数誘致して、良い意
味での姥捨て山化し、老人産業による雇用創造も一法でしょう。現
実的に横手市内の最大企業は平鹿総合病院ではないでしょうか?そ
こには若い女性の勤労者(=看護婦さん)も多いですよね?

 現状追認の農業政策、悪平等の押しつけ減反が過疎問題の本質で
あり、先生も大潟村的ものより減反おしつけ側、既得権側の観点で
政策を提言しても限界があると感じる私は独善家なのでしょうか?


●0141 キミヒさんへ。逆転の発想に基づく過疎対策も必要だとおもいます。 笹山登生 100/10/29(Sun) 11:14:39 No.0140へのコメント 削除
URL: http://www.e-kasochi.net

先日、全国の過疎地の情報ネットワーク化を目指そうとする「いい過疎地ネット」というホームページの主催者の方から、私のホームページの政策提言の中にある「新しい過疎対策についての私の考え方」と
題する小論文を、紹介したいむねの御連絡がありました。
大変光栄なことだと思いましたが、その「いい過疎地ネット」のHPを開いて見ますと、私の考え方と全く同じような考え方をされているのに、二度びっくりしました。
要は、過疎対策について、マイナスからプラスの発想に転換しよう、そして、もっと多角的な視点から、新しい過疎対策を考えようという主旨のものです。
私の小論文でも「過疎は善なり」との発想を、色こく打ち出していたため、「いい過疎地ネット」のみなさんのお目にとまったのだとおもいます。
キミヒさんのいわれるように、「緑の減少以上に、若者の減少の方が深刻ではないか。」という御指摘は、過疎地の現実にたった、真実をついたものであると、私もおもいます。
そして、この二つ(緑と若者)は、過疎地対策の戦略論からすれば、決して矛盾しないものであるとも、私はおもいます。
「いい過疎地ネット」の ご主張も、「若者の過疎と、情報の過疎だけは、さけなければならない」とのスタンスに立たれているようです。
過疎地の持っている資源(すいている。老人力がある。ゆっくり低コストで過ごせる。自然が多い。など)を、いかに総合的・多角的に戦略に組み入れていくかが、これからの過疎対策の基本だと思っております。
また、キミヒさんの貴重なご意見を賜りますれば幸いです。
なお、私の小論文は、上記URLで「いい過疎地ネット」にアクセスし、その中の「過疎地ネットフォーラム」の項の中の私の論文名をクリックしていただきますれば、出てまいります。
もちろん、この私のホームページの政策提言の項からも、アクセスできます。







●0140 水問題以前に キミヒ 100/10/29(Sun) 00:52:27削除
URL: http://

 笹山先生へ

 水資源に対する提言、興味深く拝見いたしました。
 100年後の秋田県or横手市の人口を考えてみて下さい。良くて
今の7割ではないでしょうか?他県も同様でしょう?
 私はかつて平鹿総合病院に勤務した経験がありますが、小児病棟の
患者減少が深刻だった記憶があります。
 過疎の良い悪い以前に、若年層比率減少のない人口減少があるのか
お伺いしたいと思います。人口7割、若者はもっと減少で緑以前の問
題ではないでしょうか?
 むしろ定住圏の確立こそ早急な問題ではないでしょうか?
 
 若者が残る過疎地の確立の方法論が望まれると思います。
 一度、離れた若者がそう簡単に戻るでしょうか?

 秋田県は日本一の高齢化を達成しています。

 今回の衆議院選挙で、先生の落選は大きな悲しみでした。
 以前、秋田魁新聞社の総選挙世論調査で雄勝町までアンケート
に向かい、老婆が
「ササヤマさん」と答え、先生のポスターに確か
「燃える農魂」とあったのを見て、先生に興味を持ちました。
 当時は社会党の川俣議員も奮闘しており、秋田二区は人材の宝庫
で、先生は若武者で当選でしたね、その後も、新生党に移られ復活
され安心した記憶もあります。

 以前、秋田一区も二区も定数4人でした、これは当時の人口に
完全比例の配分です、一票の格差は終戦直後の選挙では無かった
筈です。先生の意見を実行する前提は人口にではなく、最低限現
行の定数に人口(比)を合わせる事から始まると考えます。
 


●0139 10月26日午前2時から午前5時の間、1時間程度、通信が不安定になることがあります。 笹山登生 100/10/25(Wed) 17:16:09削除
URL:

サーバーの増速工事のためです。御容赦をお願い申し上げます。


●0138 秋田県横手市の笹山事務所が、昨日(10月23日)付で移転しました。 笹山登生 100/10/24(Tue) 20:26:08削除
URL:

何年ぶりかで、笹山事務所発祥の地に、もどってまいりました。
今後ともよろしく。
新しい事務所の住所は、次の通りです。
なお、TEL(0182-32-3810),FAX(0182-33-6381)両番号とも、従来通りと変わりません。
新住所・秋田県横手市前郷二番町7-38 タウニィ横手A-101


●0137 Peter Kamin さんからメールがとどきました。 笹山登生 100/10/21(Sat) 20:18:13削除
URL: http://members.cymes.de/peterhwkamin/Kleingarten/garten.htm

私のHPの「田園リンク」のなかに、ドイツのクラインガルテンにリンク(上記URL)していますが、そのHPのオーナーであるPeter Kamin さんから、昨日メールがとどきました。
それによりますと、彼は、EDPの党員として自然環境のために頑張っているとのこと、また一つ、うれしい田園仲間がふえました。


●0136 「いい過疎地ネット」というHPに、私の論文がリンクされました。 笹山登生 100/10/20(Fri) 20:39:32削除
URL: http://www.e-kasochi.net

「過疎=善」という私の考え方に共鳴された「いい過疎地ネット」というHPのフォーラムに、私の政策提言がリンクされました。
上記のURLにアクセスしてみて下さい。


●0135 田中さん、勝ちましたね。 笹山登生 100/10/16(Mon) 07:28:41削除
URL: http://

長野知事選、田中さん勝ちましたね。
これからも、NGOとの対話を忘れずに、新しい道を拓いて下さい。


●0134 さらに「e-デモクラシー」について 笹山登生 100/10/15(Sun) 10:21:32削除
URL: http://

昨日から始まった、この「e-デモクラシー」なる企画は、どうも、疑似的e化であって、決して、双方向のe化とはなっていないことに気がつく。
まづ、10月14日付で進行役を含む5人の方が、テーマについて、300字程度のコメントをHP上にのせる。
そして、意見のある方は、そのページ下の「あなたの意見を送る」をクリックすると、投稿のフォームにきりかわる。
そのフォームに従って、氏名・年齢・性別・メールアドレス・住所・職業などを記入し、200字程度の意見を書き、送信ボタンをおす。
e-デモクラシーにほど遠いと思うのは、これらの送られた意見の処理である。
「送られた御意見は、アサヒコムのほか朝日新聞でも紹介させていただくことがあります。」とのコメントでおわっている。
要するに、フィードバック回路が封じられた、いわば、リアルタイムの「声」欄の電子化に過ぎないのである。
しかも、「前回は、読者の皆さんから800通を超える投稿をいただきました。」と誇らしげに書いてあるが、e化のなかにおける800通という数字の、相対的な少なさを自覚されてのことなのであろうか。
「e化」という名が、新聞週間の飾り文字としか機能しないようであれば、新聞媒体に明日はない。


●0133 朝日新聞の「e-デモクラシー」は、大丈夫ですか? 笹山登生 100/10/14(Sat) 23:25:44削除
URL: http://

朝日新聞主催の「e-デモクラシー」の第二弾のメンバーが決まった。
国会議員では、民主党の若手論客と、もうおひとかたは、自民党の87才の国会議員である。
お二人とも、御識見豊かな方なので、異存はない。
ただ、気にかかるのは、87才の国会議員の方の「キーポード能力」である。
もちろん、ご高齢でも、ばちばちキーボードをたたける方は多いので、心配はしていないが、このえらばれた87才の国会議員がキーボードをたたけない方だったら、この「e-デモクラシー」なるものは、どのような顛末となるのか、大いに気になるところである。
こんなことになるのだろう。
まづ、ネット上での議論がプリントにおこされ、秘書氏が、先生のところにもって来る。
先生は、それを読み、やわらペンを取り出し、そのコメントを書く。
それを終えると、秘書氏は、キーボードをたたく。---そんな具合となるのであろう。
それが「e-デモクラシー」の名にあたいするのか、もし、それが本当であれば、まことにお寒い限りである。
アナログの代表格の新聞社さんのやることだから、同情はしますが、もっと、もちはもち屋に任せた方がいいんではないでしょうか。


●0132 体裁よりも速報性-追記- 笹山登生 100/10/14(Sat) 08:12:23 No.0131へのコメント 削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/index.html

昨日、「体裁よりも速報性」のなかで書いた「あるHP」の掲示板とは、「開け電網政治の時代」の掲示板です。
政治家のHPの質を高めることに非常に貢献しているHPで、URLは、上記の通りです。
まだ、アクセスしていなかった方は、これを機会に、時々アクセスされてみてはいかがでしょぅか。
また、障害を持つ方とHPの関係についての、いろいろな社会的制約については、私のHP「政策行動」中「障害者に優しく、柔軟な著作権法の適用を訴える」に、書いてあります。


●0131 体裁よりも速報性 笹山登生 100/10/13(Fri) 10:17:33削除
URL: http://

あるHPに、東京都が三宅島の噴火と同時にHPのトップページを三宅島対策速報に即座に切り替えたことを、評価する意見がのっていた。
HPも、いろいろな見せるための技術が発達して、こったものがふえてきた。
しかしそのことが、HPだけにしかない機能を損なってしまっているケースもふえてきている。
例えば、視覚障害者のための文字情報を点字情報にするシステムが、ビジュアル情報がふえてきて、全然機能しないという弊害が指摘されている。
「もっとも無駄な時間を嫌う政治家のHP」のなかにも、「JAVAが起動しています」とのメッセージの後、えんえんと空白のページに待たされた
り、御本人の似顔絵と思われるイラストがえんえんとクルクル回ったまま、なかなか次に進まなかったり、というような例も、多くみられる。
「HPの世界では、人を待たせてはいけないのに」、と思うこともしばしばある。
あるHPづくりの専門家は、「長い文章をフレームで囲むと、表示に遅くなるから」、との配慮すらみせている。私自身も反省しなければならない点は、多くある。
三宅島災害で見せた東京都のHP対応は、HPの持つ機能の原点とは何かを、我々に考えさせてくれる。


●0130 日本クラインガルテン研究会のHPが開設されました。 笹山登生 100/10/10(Tue) 15:59:13削除
URL: http://homepage2.nifty.com/komiken/

日本コミュニティ研究所が主催する「日本クラインガルテン研究会」のHPが、立ち上がったようです。
上記のURLにアクセスしてみて下さい。
私のHPの「リンク・日本の市民農園」にも、リンクしていただいております。


●0129 「費用対効果」という言葉が、あいまいな概念のもとに、濫用されているような気がします。 笹山 登生 100/10/04(Wed) 17:22:55削除
URL: http://

本来、プロジェクト評価の専門用語が、このように一般的に使われるようになったことは、喜ぶべきことなのでしょうが、建設省、運輸省などでつくられているマニュアルなどみても、ごく直接的な費用・効果などが、算定要素の中に入っているに過ぎないのが現状です。
また、環境価値に付いては、CVM評価手法が、試行錯誤的にごく限定した景観などの価値評価に使われることを「推奨」しているにすぎず、「費用対効果分析」を金科玉条とするには、いまだ実態はお寒い限りであることを前提として、この言葉は使われなければならないのではないでしょうか。
むしろ、政策担当者の環境マインドの醸成こそが、先行しなければならないのではないでしようか。
そうでないと「地元企業に恩恵のない公共事業は、費用対効果がない」などといったような、それぞれの発言者の局部的な解釈で、この言葉が使われることは、かえって部ロジェ区との普遍的な評価を混乱させることにつながるのではないかと危惧しております。。


●0128 史上最大の環境再生計画が始まるようです。 笹山登生 100/09/28(Thu) 19:20:56削除
URL: http://www.cnn.co.jp/2000/US/09/26/everglades.ap/

この9月26日のCNNのHPで、米上院が、25日、アメリカ・フロリダ州の大湿原エバー・グレーズの環境再生計画にゴーサインを出した、と報じています。
CNNのURLは、上記記載のものですが、実際の工事中の写真などは、次のURLで見られますので、ご面倒でも手入力で見ていただきますれば幸です。
時代は、着実に変わりつつありますね。
URLは、http://141.232.1.11/org/erd/ecp/3_ecpphotos.html

●0127 長野知事選挙は、おもしろそうですね。 笹山登生 100/09/27(Wed) 19:20:27削除
URL: http://

作家出身の候補者が、NGOとディスカッションしている画面が、放映されていました。
NGOいわく、「これまで知事に陳情したことはあったが、対話をしたことはなかった。」という言葉が、印象的でした。
もはや、NGOは、民の大きな一部分となってきているのだなと、つくづくかんじます。


●0126 こちらこそ、ありがとうございました。 笹山登生 100/09/22(Fri) 13:24:00 No.0125へのコメント 削除
URL: http://

TFさん、これからも、いろいろな面で、問題提起していただくことを期待しています。
こちらこそ、ありがとうございました。


●0125 とても参考になります T.F 100/09/22(Fri) 09:15:36削除
URL:

笹山さん。
さっそくオピニオン拝見しました。

これから21世紀の水政策の考えるにあたり、多面的に考慮された貴重なものと感じました。
私には難しい表現もありますが、多いに参考にさせていただきます。
ありがとうございました。


●0124 今月のオピニオンは、この掲示板での議論を深めたものにしました。 笹山登生 100/09/21(Thu) 09:24:21削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_24.htm

この一ヶ月、この掲示板で、水循環についての御意見もありましたので、今月(9月)のオピニオンは、それらの議論を深め「循環型社会にふさわしい水利用を実現するために」と題し、まとめてみました。
上記URLでごらんいただきますれば幸です。
これからも、この掲示板でのご意見と連動氏、それを深める様な形で、ホームページのテーマにできればと、おもっております。
今後とも、皆さまのいろいろな問題意識を、この掲示板にお寄せいただきますれば、さいわいです。


●0123 公共事業を、これ以上、景気対策の「しもべ」にしてはならない。 笹山登生 100/09/13(Wed) 10:52:54削除
URL:

公共事業の見直しが終わったと思ったら、それを待っていたかのように、大型補正予算の話がでてきた。
いつの世も、公共事業は、その一時しのぎの、景気対策の「しもべ」としての扱いしか、うけてこなかった。
その結果、日本の社会資本は、質より量の「安手のインフラ」に甘んじてこなければならなかった。
21世紀の社会資本も、安手のインフラで、私たちの孫子も、我慢しなければならないのであろうか。
今こそ、日本の公共事業を、景気対策の「しもべ」からときはなち、21世紀型社会資本にふさわしい高質化を目指さすべきではなかろうか。


●0122 「山紫水明」を支えるもの T.F 100/09/11(Mon) 10:34:43削除
URL:

いろいろありがとうございます。

> 「農村部においても、中水化」とのご主張の様にも見うけられますが、

決してそのようなことを申し上げているつもりでは・・。
実は、この夏実家のある東北の山村で渇水騒ぎがありました。
幸い私の実家は影響なかったのですが、
隣の簡易水道でやっている集落は大変な苦労をされたようです。
山村といえども、夏場は毎日風呂に入りたいし、庭や畑にも水をまいてあげたい。
そんな話を聞き、話題にしてみたわけです。

非常時には、(飲み水+α)の低コストのシステムというものは考えられないものか・・と。
今は、どういうわけか私たちの心の中に「森への回帰」志向が強まってきたようです。
どの山村にもおおむね「森資源」があるわけでしょう?
何かそうした力を生かした水システムというのは無いものでしょうか?


●0121 本当の山紫水明とはなにか。 笹山登生 100/09/08(Fri) 17:53:24削除
URL: http://

「日経ECO21」の9月号に、パナマの米軍基地返還に伴う、環境浄化問題のルポがのっており、興味深く読んだ。
昨年、パナマを公式訪問した節にも、この問題は、深刻だった。
何しろ、基地返還の跡地を利用して、これからエコ・ツーリズムを行おうとするところの至る所に、不発弾や化学兵器の残骸、枯れ葉剤などが埋まっているであろうというのだから、なんとも物騒な話である。
レポートは、この物騒さのおかげで、皮肉にも、世界に稀なる600種の鳥類を中心とした自然環境が守られていると、しめくくっていた。
現地をヘリコプターで見た限りでは、まことに自然いっぱいの山紫水明の地である。
この掲示板でも、TFさんから、農村地域の水質の問題が提起されていた。
平成10年の調査では、クリプトスポリジウム対策の必要な浄水施設が、全国11,501箇所の調査対象のうち618箇所もあったという。
本当の山紫水明とは何か、を、考えるべき時である。


●0120 「水不足」という言葉を、循環型経済社会構築の観点から、今日的に考え直す時代にきているとおもいます。 笹山登生 100/09/08(Fri) 10:33:12 No.0119へのコメント 削除
URL: http://utility.co.pinellas.fl.us/reclaim.html

この言葉は、いわば、「需要先行型、供給追随型」ですが、需給調整を両サイドでどうやってはかっていくかという課題解決に、私どもは、もっと立ち向かっていかなければならないとおもいます。
今年の「水資源白書」では、ようやく、水資源の循環型利用という観点が、色濃く、うちだされました。
良い方向を打ち出したものとおもっています。
TFさんは、「農村部においても、中水化」とのご主張の様にも見うけられますが、まだまだ、水のコストやインフラ整備に膨大な負担がかかる点で、それは、慢性的な水不足状態にある福岡県などの地域はべつとして、正直、むづかしいと存じます。
ただ、住民なり行政が、今から、そのような意識を持って、ことに当たるということは、大切なことだとおもいます。
農村部において、非常事態では、「番水」というかたちで、やむをえざる措置がとられておりますが、では、日常的ななかで、どのような節水対策がとられうるかということも、今後、大きな課題になるかと存じます。
ここで、フロリダ・セントピーターズバーグの、息の長い中水化への取り組みの例は、私どもに教えるものが多くあります。
タンパ湾に流れ込む水質の悪化と、慢性的な水不足を同時に解決しようと、1970年代に、2030年を目標とした中水化への取り組みを始めたものです。
上記URLの写真が、当地の「デュアル・ディストリビューション・システム」ですが、目標年度が終わりに近づいた今、灌漑用水も含めた非飲用水需要の半分が、中水によってまかなわれているということです。
そして、今、議論は、将来の中水の飲用化にまで、及んでいる様です。
ここで、私達が学ぶべきは、これらのプロジェクトの開始にあたって、まづ、市民のみなさんの、中水なり、その安全性や水循環に対する認識の深めかたから始まったという点にあるとおもいます。
まさに、TFさんのいわれるように、住民にとって、水は拒否できものなのですから。


●0119 Refuse-拒否できない水 T.F 100/09/08(Fri) 09:10:47削除
URL:

笹山さん、つたない私の疑問にこだわっていただいてありがとうございました。

ゴミの世界では4Rとも言われていますね。
水の場合は拒否できにくい側面があるだけに、水質の向上維持が望まれるところです。
都市部の中水道の様子はなんとなくわかりましたが、農村部の水道事業の未来というと、
なかなか明確な展望が見えないような気がします。
笹山さんご出身の東北の展望はどんなふうにお考えでしょうか?


●0118 水も3Rの時代にはいったようですね。 笹山登生 100/09/06(Wed) 21:58:15削除
URL: http://

TFさんの問題提起によって、このところ この掲示板も、すっかり、中水利用の話になってまいりました。
それにしても、今や水問題も、3R(Reduce-減量、Reuse-再利用、Recycle-再生利用)の時代に入ったように、つくづく感じます。
そのような観点からのアプローチは、日本では、まだまだ不足しているような気がしました。
TFさん、貴重な問題提起、ありがとうございました。


●0117 サンディエゴの例も、紹介しておきます。 笹山登生 100/09/06(Wed) 18:16:55 No.0114へのコメント 削除
URL: http://www.ci.san-diego.ca.us/mwwd/general/northcity.shtml

サンディエゴは、水の外国依存率が極端に高い国ですので、いわば普通の国が極限状況にあった場合どうなるのかという、あしき将来像としての例になるかとおもいます。
中水をミックスし、飲用につかっている代表的な例として紹介しておきます。
ただ、写真が小さいので、参考にはならないかと存じます。
先に紹介したアーバインと。このサンディエゴの例が、現在行われている中水利用の代表例となります。


●0116 0114に追加しコメント 笹山登生 100/09/06(Wed) 10:24:32 No.0114へのコメント 削除
URL: http://

下記URLにアクセスした後、IRWDのホームページの左側にある項目のなかから、「Reclamation」の項をクリックしていただくと、現場の写真がでてまいります。


●0115 (投稿者削除)


●0114 中水道利用のもう一つの外国事例 笹山登生 100/09/06(Wed) 09:43:41 No.0109へのコメント 削除
URL: http://www.irwd.com/index.html

TFさんには、中水道利用事例として、先に、マレーシアの例を御紹介申しあげましたが、これは計画段階の事例ですので、あまりピンとこなかったのではないかと存じます。
そこで、実際稼動している例として、カリフォルニア・オレンジ・カウンティのアーバインの中水道(IRWD)のURLを御紹介もうしあげます。
アーバインは、いまでこそ、シリコン・バレーとして有名ですが、私が30年程前に訪れた時は、まだ出来たての 工業団地でした。
しかし、団地内の建物・施設・オープンスペースの景観設計が、当時としては、完璧になされていることに驚いたものです。
現在、この中水システムは、地域の水需要の20%をまかなっている、とのことです。


●0113 (投稿者削除)


●0112 (投稿者削除)


●0111 TFさんへ。雑用水道の現状については、次のURLに、詳しくかかれています。 笹山登生 100/08/31(Thu) 20:15:28 No.0110へのコメント 削除
URL: http://www.suga-kogyo.co.jp/j2ur12jz/30494_2.html

上記URLに、日本の雑用水道の現状がかかれております。また、中水道プロセスについては、http://www.kakoki.co.jp/env-con/k12.html
定圧逆浸透下水道高度処理システムについては、http://www.kobelco.co.jp/technobook/p340.htm を参照されたら良いかと存じます。


●0110 切り口の多さが笹山さんの特徴ですね。 T.F 100/08/31(Thu) 14:34:32削除
URL:

いろいろありがとうございます。

たくさんの切り口があって迷うところですが、私なりに調べてみようと思います。
また、何かありましたら教えてください。
ご活躍を期待しております。


●0109 たしかに、もうひとつの意味での社会資本の向上だとおもいます。 笹山登生 100/08/31(Thu) 09:38:31 No.0108へのコメント 削除
URL: http://www.kisho.co.jp/WorksAndProjects/Works/ecomedia/index-j.html

私は、「社会資本の高質化」を、既存のインフラに環境資産的な価値を持たそうということで、これまで主張してきました。
しかし、おっしゃるように、制約された水資源の用途的利用をすすめるためのインフラの充実も、大事な「社会資本の高質化」です。
昭和54年頃より、国や県、自治体で、雑用水の利用、中水道化、雨水の再利用、廃水の中水化等の諸策をすすめてきました。
しかしそれらの諸策は、広域的なインフラの整備という規模ではおこなわれませんでした。
この間に目を見張るべきは、とくに日本の水処理技術の驚くべき進展です。
例えば「低圧逆浸透下水高度処理システム」等は、下水道の水を低コストで、飲料可能な水にかえてしまうというような技術が、どんどんでてまいりました。
おそらく、今後5年も立てば、もっと低コストで大量処理できる水処理技術が、実用可能となってくるに違いありません。
そうなりますと、これまでは、中水道という形で、用途別に、水質をかえた水の供給のためのインフラ整備が叫ばれてまいりましたが、これからは、それを跳び越して、一挙に、すべて 飲用可能な水処理のためのインフラ整備をはかるという方が、効率的な時代となってくるのかもしません。
中水利用を都市にビルトインした外国の例として、マレーシアのEco-Media City 2020の例を上記URLに、かかげておきます。
日本でも、局地的な例はどんどん増えて来ていますが、とくに東京の恵比寿ガーデンプレイスの中水利用システムは、特筆すべき事例といえます。


●0108 社会資本の質の向上の例として T.F 100/08/30(Wed) 17:42:08削除
URL:

いつも拝見しております。
初めて書き込み致します。

笹山さんは「社会資本の質が問われる時代」というようなことを
おっしゃっておられたと思うのですが、
今日のように気象変動が局地的に現れるような時代においては(世界的な規模でも)
水の問題が深刻化してくると思われます。

日本は水の豊富な国としてこれまで、飲料水とその他の生活用水を区別することなく、
いっぱひとからげの水道設備でやってきたと思うのですが、
今後の水需給を考えるとき、両者を分離していくことによって将来的には
「より安全な水」と「トータルコスト」を両立させるような方向にはならないものでしょうか?
このような方向を指向している外国の例などありましたら教えてください。


●0107 変わらないアクセス、ありがとうございます。 笹山登生 100/08/30(Wed) 09:32:35削除
URL:

総選挙後のアクセス数がどうなるのか、この二ヶ月、推移を見守ってきましたが、変わらぬアクセス数に、励まされる思いがしています。
ありがとうございます。
私のホームページは、Webデザインをのぞいては、文章もアップ・ロードも、全部自前です。
これからも、決してスマートではないが、私らしいホームページ発信に徹するつもりです。
今後とも、よろしくお願いします。


●0106 いでよ。茫洋たる政治リーダー。 笹山登生 100/08/27(Sun) 11:58:01削除
URL: http://

自分で作った木製の自動車で、故障しながら、なんとか騙し騙しぼろ車をあやつり、山道をのぼり、橋を渡っていってしまう、外国のお年寄りの話が、放映されていた。
不毛に終わっている政界再編も、こんなおじいちゃんのやり方を見習わなければならないのかな、と思う。
要するに、相手の多少の欠点に目をつぶっても、まとめあげてしまう力のある政治リーダーの不在が、政界の混迷をまねいているのである。
「いえ、私の党・我々の主張だけが正しいのです。」では、組み合わせの歯車は動いていかない。
歯の欠けたものでも、全く歯がすり減ったものでも、歯車と歯車との間に松やにを擦り付けてでも、歯磨き粉をまぶしてでも、噛み合わせていく「まとめ力」のある政党なり政治リーダーが、政界再編には必要なのだと、つくづくおもう。
それには、才をかくした、茫洋な政治リーダーの存在が不可欠だ。
過去の茫洋な政治家の代表格は、大平正芳先生と前尾繁三郎先生だろう。
お二人には、それぞれ、違った意味での茫洋さがあった。、
なかでも、前尾先生は、晩年、漢字の意味・出自にかんする著書の執筆にひたすらはげまれるという、ユニークな一面をもったかたであった。
お二人とも、その茫洋さが、安心して人を引き付け、政治を安定させる大きな要素となっていたことは、まちがいない。
この国際化の時代、あえて東洋的な茫洋たる政治リーダーの出現を願うことが、もっとも政治の安定につながる道であると思っているのは、私だけであろうか。


●0105 朝日新聞(西部版)に私のコメントがのっています。 笹山登生 100/08/23(Wed) 21:19:35削除
URL: http://

2000年8月2日付け朝日新聞(西部版)26面に「NEWS三面鏡」「干潟保護運動、山下氏急死で岐路」との 記事があります。
その中で、山下弘文さんについての私のコメントが、次のように掲載されておりますので、御紹介いたします。
「山下氏は,干拓絶対反対論者ではなかった。(中略)湾の締めきりを止めて海水を入れ、干拓面積を半分程度にすることを提案していた。
この地先干拓なら、残りの干潟は保全され、開発と自然保護の共存がはかれると、考えた。
最近は、干拓事業をすすめる農水省との対話に 乗り出していた。(中略)
有明海沿岸の漁業者や国内外の非政府組織(NGO)、研究者と 人脈づくりに、山下氏は、ずばぬけた力を発揮した。
超党派の 国会議員でつくる 「諫早湾を考える議員の会」の一員として、山下氏と交流があった笹山登生・前衆議院議員は「代替案を提案するNGOという、新しい形をつくった。これからの NGOには、行政との対話も必要だ」と話す。


●0104 再度、高山さんへ。  笹山登生 100/08/20(Sun) 11:22:00 No.0103へのコメント 削除
URL: http://www.euronet.nl/~icu01743/kbr1.html

カッテンブルック住宅団地の全容を見るには、下記URLにアクセスし、ホームページをひらいていただき、そのページの下方に「klik hier voor een fraaie lluchtfoto van Kattenbroek[240KB]」のところをクリックしていただければ、みられます。
田園と調和した、壮大な住宅団地を俯瞰した全貌に 圧倒されます。


●0103 高山さんへ。オランダ・モデルによる都市計画の例を紹介します。 笹山登生 100/08/20(Sun) 11:07:17 No.0101へのコメント 削除
URL: http://www.euronet.nl/~icu01743/kbr1.html

高山さんに、もう一度。
オランダ・モデルによる都市計画の例として、カッテンブルックの4,500戸の住宅建設の例を、紹介いたします。
上記URLに接続していただければ、具体的な建築物の写真がみられます。
この都市計画の特徴としては、「計画の中に、いくつかの意味付けがされている点です。
計画地区について、五つのテーマ(リング、マスク、コートアベニュー、秘密のゾーン、小川)が設定され、そこに五つのランドスケープ(水、森、フィールド、沼、丘)と、五つの都市的意味付け(アベニュー、運河、広場、小道、通り)と、五つの建築的意味付け(閉じた町、農家、橋の家、温室の家))が、重畳的に重なり合うことによって、その地域のどこにも明確なアイデンティティーがうまれてくる」( SD1999/2より)というものです。


●0102 建築・都市・農村・自然・ランドスケープの融合が必要な時です。 笹山登生 100/08/19(Sat) 09:22:49 No.0101へのコメント 削除
URL: http://

日本においても、総合設計制度の充実など、景観を重んじた建築の重要性が叫ばれはじめておりますが、まだまだ、欧米に比し、都市計画・建築諸制度の点で、見劣りがするようです。
私が、いま注目しているのは、ダッチ・モデル(オランダ・モデル)というものです。
高山さんは、神戸の都市計画の例を挙げておられますが、本来、都市と農村・自然の景観は、総合的にとらえられるべきであり、その両方が互いの景観を補い合うべきものです。
日本では、不幸にして、イギリスの様な「都市・農村計画」というものがありませんので、この両者をつなぐものがありません。
オランダ・モデルにおいては、統合されたネットワークとして、都市・農村・自然をとらえ、景観(ランドスケープ)においても、両者をトータルに位置づけようとしております。
その場合、重要視されるのが、(1)市民・都市計画局・政治家との協議、(2)都市・農村・自然の空間計画への参加の保障、(3)公共性の確保 です。
神戸は、大震災によって多くのものを失いましたが、住民参加による町づくりという、貴重な先例を残したことは、評価すべきものとおもいます。
さらに、これを発展させ、日本のオランダ・モデル適用の地域として、海・都市・農村・山の自然一体となった、トータルなランドスケープづくりの実験の地域となるよう、頑張れる様な気がしますし、また、そのための諸制度の充実にも、各方面に訴えていかなければならないものと思っております。
ちなみに、神戸の市長さんと私は同姓ですので、キーワード検索では、いつもバッティングしてしまう間柄です。



●0101 都市景観 高山 100/08/18(Fri) 23:16:29削除
URL: http://

まだホームページ全てを読了しておりませんのでもしかしたらどこかで考えを述べていらっしゃるかもしれませんが、意見をお聞きしたいと思います。
笹山さんは農村をベースに新しい社会の構築を考えていらっしゃるようですが、私のように都市部(神戸)に住むものにとって、日本の大都市の景観のひどさには耐え切れないものがあります。仕事の都合上、神戸(またはせいぜい郊外の市)に住まざるを得ないのですが、現在会社から与えられた、借り上げの社宅(マンション)は阪神高速の真横で夜中の車の音がうるさく、ベランダは三日もするとすすだらけになるというすばらしい環境です。
最寄りの駅とのあいだ一帯は震災でほとんどの家が焼けたところですが、これを機に統一感のある住環境を作るという思想もまったく感じられず、未だ空き地がある一方、ところどころににょきにょきと高層マンションが不統一に建ち、戦後日本人の心の荒廃をみるようで情けなくなります。震災復興に、都市景観の向上を組み入れることはできないのでしょうか。


●0100 (投稿者削除)


●0099 堺屋長官の提言に大賛成 笹山登生 100/08/18(Fri) 09:29:35削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/policy/S_2_04.htm

堺屋経済企画庁長官が、昨日、「日本列島くまなく携帯電話が通じるよう、これを新しい公共事業とする」旨の提言をされました。
これは、私のかねてからの持論でもあり、まさに我が意をえたり、の感があります。
私の政策提言「新しい過疎対策についての私の考え方」(上記URL参照)に、提言したように、日本列島くまなく携帯電話が通じるということは、特に若者に、機会均等のコミュニケーションの場を与えるだけでなく、防災上や観光上など、これまで考えられなかった多くの面で、地域にメリットを与えることになります。
ましてや、インターネットのモバイル化の進展によって、特に離島などの情報格差をなくす大きな決め手となる可能性もあります。
このような発想に基づく、インフラのソフト化こそ、新しい公共事業の考え方なのではないでしょうか。


●0098 内田康夫の「秋田殺人事件」 笹山登生 100/08/17(Thu) 18:43:54削除
URL: http://

ベストセラーになったそうで、本屋で立ち読みしてみると、秋田の人間にとっては、登場人物なり問題の会社名などがあれこれ想像出来て、おもしろい。
ただし、女性副知事さんは、本の様な方ではありません(でした)ので、念のため。
巻末に、参考文献として「月刊000」との名が出てきたのには、びっくりしました。


●0097 松山光治さんを悼む 笹山登生 100/08/17(Thu) 16:46:54削除
URL: http://

私が国会議員になりたての頃、松山さんは、すでに農林水産省の中心的存在で、自民党の農林族の猛者を相手に、減反問題、米問題などを、きりまわされていました。
独特の金属的な声で関西弁を使い回されると、不思議と、いやと言えない雰囲気の漂ってしまう、えがたいかたでした。
確か、和歌山県の橋本の御出身と記憶していますが、ゆっくりと紀ノ川の流れに身を任せ、永遠の旅立ちをされてください。


●0096 代替案策定のスキルの用意こそ先決 笹山登生 100/08/11(Fri) 07:17:22削除
URL: http://

いわゆる「止まらない公共事業」の 象徴品目として、中海干拓、吉野川可働堰などについての中止が論議されていますが、やや、ここに至る本質論がみのがされたまま、表面的な論議がなされているように感じられます。
「開発か環境か」の二値的議論の時代は終わった訳で、そこで、どのような主体のもとで、どのような住民参加のもとで、どのような代替案をつくっていくのか、そのための技術的課題は何か、ミティゲーションなどのシステムをどう用意していくか、環境価値の評価をどうやっていくか、などの、具体的な課題を一つ一つ一つ解決していくことが、いま求められているものと思われます。
そうでないと、ポピュリズムの非難を、これまでの、いわゆる賛成派・反対派のいずれも、受けてしまうことになるのではないでしょうか。


●0095 感動的だった秋葉広島市長の言葉 笹山登生 100/08/06(Sun) 09:14:29削除
URL: http://

広島原爆記念日の今日、テレビで流れる秋葉広島市長の追悼の言葉が、すばらしく、ひびきました。
秋葉さんは、衆議院議員時代、環境問題などで、党派を超えて、行動をともにした仲間です。
なぜ素晴らしい挨拶だったか、明らかに自分の考えと価値観を、自分の言葉で語っていたからです。
そんなこと、当たり前でしょう、といわれるかもしれないですが、実際は、そんなに多いことではありません。
今日の秋葉さんの言葉は、原爆犠牲者にたいする、最高の敬いと、追悼の言葉であったとおもいます。
改めて、為政者の言葉の価値というものを感じさせたひとときでした。


●0094 (投稿者削除)


●0093 社会資本の「高質化」「複合化」という観点が欲しいのです。 笹山登生 100/08/05(Sat) 13:21:37削除
URL: http://

概算要求シーズーンを前にして、着工から長引いた公共事業の削減縮小論が新聞をにぎわしています。
そのことはそれでどんどんおやりになれば良いのですが、この際、もっと、社会資本の「質」や「複合化」に目を向けていただきたいものです。
私の田園環境図書館のなかで、竹内佐和子さんの「21世紀型社会資本の選択」がありますが、ここでは、欧米の社会資本が、いかに高質化され複合化されているかが、かかれております。
特に、環境資産としてのインフラの形成は、今後、最大の優先順位をもって取り組んで行かなければならないでしょう。
マスコミ・新聞も、一時的な熱病に浮かされることなく、長期の視野をもって、この際、環境的視点に立った日本の社会資本の高質化を考えてみてはいかがでしょう。


●0092 奥州光吉様 三井 裕 100/08/05(Sat) 13:01:57削除
URL: http://

奥州さんのHP、前から拝見しております。かなり大変なようですが頑張ってください。私も長良川河口堰問題にかかわりましたし、今でも釧路湿原塾や釧路森人倶楽部にかかわり、湿原保護のため山に木を植えたり講演会を催したりしています。
成瀬川ダム問題にも興味がありますので奥州さんのHPをずっとウォッチングしていこうとおもっています。
何か皆に知らせたいと思う資料がございましたらお送り下さい。私にも色々資料がありますので、興味がございましたらお送りします。
なお、このボードは笹山さんちのボードですので、もしさしつかえなければ下記のEメールに住所、本名をお送り下さい。とりあえず愛国ニュータウンの資料をお送りします。

yew@marimo.or.jp

笹山さん、ボードをお借りしてすみませんでした。そして有り難うございました。


●0091 三井 裕 様 奥州光吉 100/08/05(Sat) 11:13:07削除
URL: http://www.rnac.ne.jp/~oshu/naruse-dam/

> そこで都市内に自然林(里山)を復元すべきだとの考えで、20年前
> 愛国ニュータウン(面積140ha)の周囲の緑地(面積16.4ha)を
> 自然林樹種の苗木を密植して造成しました。設計と工事監督は私がやり、
> 今では樹高1mだった苗木が20m近くの森(里山)に育ちました。

北海道を訪れることがありましたら、是非拝見したいと存じます。
このような事業を20年も前に先見的にされていたとは本当に驚きです。

> 私は都市とはいったいなんなのかという原点を考え直そうと思っています。

私たちは農村の原点というものを水を中心に考えています。

> 次の衆院選に笹山さんを当選させるのは貴方の肩に掛かっています。
> 死ぬ気でやれよ! 頑張ってください。

お気持ちはわかりますが・・。
まずはこの掲示板の0022,0023以降の発言をお読みいただき
さらにわがホームページの WHAT'S NEW? のなかの速報をお読みください。
それからまたお話しましょう。



●0090 奥州光吉様 三井 裕 100/08/04(Fri) 10:09:49 No.0087へのコメント 削除
URL: http://

東成瀬村にも移住者が現れましたか。ここ釧路地方にも内地の都会から大勢の人たちが移住してきています。
そういう私も実は四国高松生まれ育ちで、大学生活を北海道で過ごし、そのまま居ついてしまいました。北海道は内地に比べ緑が多いと言われていますが、それでも都市では緑が少なくなっています。
そこで都市内に自然林(里山)を復元すべきだとの考えで、20年前
愛国ニュータウン(面積140ha)の周囲の緑地(面積16.4ha)を自然林樹種の苗木を密植して造成しました。設計と工事監督は私がやり、今では樹高1mだった苗木が20m近くの森(里山)に育ちました。
この愛国ニュータウンの緑地は実験としてやったんですが、本番と考えていた襟裳岬から納沙布岬までの海岸線にエゾマツ・トドマツを主体にした自然林を復元するという私の夢はなかなか実現しそうにありません。この夢は若い人に引き継いでもらおうと思っています。
地方の緑を守るのと同時に都市の緑を復元するというのは理想ですが、虫と枯葉がいやだという都市住民のエゴと治安悪化という問題で都市の緑化は非常に難しくなっています。私は都市とはいったいなんなのかという原点を考え直そうと思っています。
笹山さんの田園環境図書館には非常に参考になる論文がそろっているのでおおいに利用させてもらおうと思っています。
それと、私は四国高松と釧路にしか知人はいなく、秋田3区には誰一人知友人はいません(秋田県庁の林務課に同窓生がいたような気がしますが忘れました)。次の衆院選に笹山さんを当選させるのは貴方の肩に掛かっています。死ぬ気でやれよ! 頑張ってください。




●0089 「んだすか。」は、東成瀬を代表するHPになるかも? 笹山登生 100/08/04(Fri) 00:55:14 No.0087へのコメント 削除
URL: http://www2r.biglobe.ne.jp/~yoko-s/

沖縄県久米島に「久米島ちゃんぷる情報』という名のHPがあります。
これは、久米島に嫁にきた、いわゆる『大和嫁」がはじめたHPなのですが、いつのまにやら、久米島の観光情報源として、久米島いや沖縄を代表するHPになってしまったのです。
上記にURLがありますので、試しにアクセスしてみてください。
「んだすか。」の杉山さんご夫妻は、ご両人とも他県の方のようなので、より新鮮な感度でもって、東成瀬の人と自然を伝えてくれるような気がします。
「んだすか。」のご発展をいのります。


●0088 以下ではなく上のURLです。 奥州光吉 100/08/03(Thu) 10:55:47削除
URL: http://hello.to/ndasuka/

> 以下のHPのなかの「日記」をご覧下さい。最近のには私も登場しています (^_^;)

ごめんなさい。以下ではなく上でした。訂正します。


●0087 森が暮らしのフィールドになるような時代は来ないものでしょうか? 奥州光吉 100/08/03(Thu) 10:50:49削除
URL: http://hello.to/ndasuka/

笹山登生 様、三井 裕 様。

> 入会権のもと、地域住民が落ち葉かきや枯れ木、枯れ枝の整理等をやり、
> その落ち葉や枯れ木を家庭燃料、肥料にする。秋にはマッタケをはじめとするキノコ狩り、
> 春の山菜取り、夏や秋のグミやアケビ等の果実取り等、
> 子供からジジババまで受験競争や学歴などほとんど関係のない、
> 幸せな生活を送っていました。

私どものHPの舞台となっております、
秋田県東成瀬村はまさしくそのような所だったし、
今なおそのような暮らし方が出来るところです。
いろいろ難しい問題はあるでしょうが、そのような方向へ向かった政策が必要と感じています。

この村に昨年都会から若い夫婦が移住して来ました。
彼らがここで森と里の恵みで生きていけないか、見守っていきたいです。
以下のHPのなかの「日記」をご覧下さい。最近のには私も登場しています (^_^;) 。


●0086 「木の文化塾」構想、ご理解ありがとうございます。 三井 裕 100/08/03(Thu) 10:10:10 No.0085へのコメント 削除
URL: http://

さっそくの的確な感想・御示唆ありがとうございます。
私も笹山さんと同じく森林の「美と用」のバランスの再構築をやらないと、とんでもないことになると思っています。
笹山さんは私より歳が2つ上なので、よくご存じだろうと思いますが、日本では高度経済成長が始まる昭和35年頃まで「美と用」の絶妙なバランスをうまく取り、古来からの日本の木の文化を連綿と受け継いでいました。そのころは私は高校生でしたので詳しくは理解していなかったけれど、何となくその雰囲気に浸ることはできました。入会権のもと、地域住民が落ち葉かきや枯れ木、枯れ枝の整理等をやり、その落ち葉や枯れ木を家庭燃料、肥料にする。秋にはマッタケをはじめとするキノコ狩り、春の山菜取り、夏や秋のグミやアケビ等の果実取り等、子供からジジババまで受験競争や学歴などほとんど関係のない、幸せな生活を送っていました。
私はほんの片鱗ですがそういった隣近所仲良く暮らしていた生活を覚えています。それに比べて昭和35年以降、急激な石油文化に突入しましたが、たった40年しかたっていない現在のこのざまは一体なんなんでしょう?それまでの数千年にわたる「木の文化」はどうなったのでしょうか?
私はこういった「木の文化」が日本にも連綿と続いていたということを若い人たちに語り継ぎ、わずかでもその技法の一端を伝えることは私の義務だと思っています。
またまた長くなってしまいました。こんな偉そうなこと言っててもどうせやり始めるとまた、どんちゃん騒ぎになると思います。
笹山さん、どうかご自愛下さい。

三井 裕


●0085 「木の文化塾』構想、おもしろそうですね。 笹山登生 100/08/03(Thu) 07:36:45 No.0083へのコメント 削除
URL: http://www.fpri.asahikawa.hokkaido.jp/daikibo/initial.htm

木の文化の再構築は、木と森の『用と美』の再構築から始まると思います。
用のみを追求すれば、いまの間伐政策のごとく、悠久の森は残せません。
美のみを追求すれば、木を育てる側の生活を救えません。
そのバランスの再構築です。
先日、新聞記事で、東京駅前の丸ビルの建て替え跡地から、80年前土台を支えるのにつかったと見られる丸太が、数千本見つかり、これを資源に、リサイクル利用するという話が、でていました。
改めて、木のしたたかさを感じさせる記事でした。
上記URLは、北海道の木造建築と木橋のデータベースのHPですが、さすが、北海道は木の文化の老舗ですね。
森林についても、ザーリッシュの『森林美学』の考え方を、いち早く日本に取り入れたのも、北海道であったと、記憶しています。
やや、遠回りをした観点からの、木の文化、木と森の用と美の再構築が、日本の木と森を、結果として、救うことになるのではないかと思います。


●0084 (投稿者削除)


●0083 奥州光吉様 三井 裕 100/08/02(Wed) 15:43:49 No.0082へのコメント 削除
URL: http://

えーと、このボード使っていいのでしょうか?笹山さん済みませんが一回だけ使わせてください。

>どのような活動なのか、さしさわりございませんでしたらお教え
>下さい。

さしさわりもくそもありません。「何でも楽しくやろうぜい」が私のモットーですので、明かすのが恥ずかしいことばかりやっております。それでもよろしければ御笑聞(こんな単語あったかな?)ください。

私、「あやしいおじさん探検隊(通称あお探)」を組織していまして、夏はテントと寝袋を背負って旧国鉄廃線跡、湖一周の旅をやり、冬は釧路湿原の周りを山スキーを履いて彷徨しています。
そして、一年を通して釧路の食材探検を行っています。

旅の方は新しいリクレーションの創造を目指しています。

食材探検の方は、ごく少数の隊員には私の高邁な意図はわかっているはずですが、結局毎回30数名の「もっと楽しいことないかい」隊員によってほとんど「どんちゃんさわぎ」探検になってしまいます。どうにかしなければと思っているのですが・・・

釧根地方は日本有数の酪農地帯です。しかし、酪農民や市民は乳製品を主食にしていません。牛乳を売って味噌、醤油、米(ちなみに釧根地方は米がとれません)を買っています。これはいわゆるプランテーション農業でないでしょうか?従ってこちらの酪農は乳牛100頭以上でないと採算がとれないそうです(ちなみにヨーロッパの酪農業は乳牛20頭で親子4人暮らしていけるそうです)。100頭の乳牛を家族で管理するのは不可能です。機械化に頼らざるを得ず、釧根の酪農家は一家族あたり借金が1億円(!)以上あるそうです。

このことを聞き及び、憤慨した私めは「おーし、それじゃ俺たちでバターやアイスクリーム、チーズを作ってやろうじゃねえか」と発憤して作り始めたのですが、ガットウルグアイラウンドに危機感を抱いた酪農民有志がこれらを作り始めましたので、「あお探」では方々で作られたチーズを買い集めて「試食会」を開いています。

ところが、前に少し触れましたが困った問題があるのです。魚も同じなんですが、道東の魚はすばらしく美味しいですが、それを刺身、焼き、鍋、煮という内地料理しかしていません。それではもったいないと「ニジマスのムニエル・レモンソース添え」等の料理や「鹿のソテー・ブラックベリーソース」なる鹿料理をやっています(鱒も鹿も北海道民はほとんど食べない)。しかし、これらの料理はチーズと同じく、酒の肴に最高なんですなー。従って、始まる前の「地産地消、地方の食文化を作ろう」なる高邁なお説教など100万光年の宇宙の彼方にぶっとばされ、酒池肉林・阿鼻叫喚の世界に直ちに突入してしまいます。困ったもんです・・・
現在では、少なくとも一週に一度でいいからこの地方で取れた物を主食にしょうとそのレシピを作っています。

これからやろうと思っているのは、「木の文化」の再興を目指した仮称「木の文化塾」と「地域通貨」です。

長々とおしゃべりしてしまいました、ご参考になれば幸せです。

                        三井 裕



●0082 笹山さんを落としてしまった選挙区の有権者です 奥州光吉 100/08/02(Wed) 06:10:19削除
URL: http://www.rnac.ne.jp/~oshu/naruse-dam/

三井 裕 様

> 日本にもこんな議員がいたのかとうれしくなると同時に、
> たった一人しかいないのかー、
> しかも今回落選してしまったのかーと涙がこぼれ落ちました。

秋田3区の有権者です。残念ながら私の1票もむなしく笹山さんを落としてしまいました。
私自身、東京で十数年サラリーマンをしておりましたが、平成元年に帰農しました。

農村は、現象的にはお上の施策にしがみついているように見えますが、それほど悲観してはいません。
農漁山村には今なお、想像以上の環境資産が残っていると思っています。
この日本の山と森と里を守っていきたい。

> これを断ち切るにはどうしたらよいか、
> 庶民段階で何をすればよいかで仲間を集めて日夜奮闘しています。

どのような活動なのか、さしさわりございませんでしたらお教え下さい。


●0081 三井 裕 様、田園環境への御賛同、ありがとうございます。 笹山登生 100/07/31(Mon) 19:39:42 No.0080へのコメント 削除
URL: http://

羽田空港から、地方へ飛び立つと、まづ、黒々とした横浜の住宅街が、蟻の巣のように見えてきます。
それは、エジプトのカイロ空港の眼下でみた密集地帯そっくりです。
こんなにも、都市に緑が少ないのかと、唖然としてしまいます。
では、地方空港に近づいて緑が多いかといえば、緑の表皮が切り取られた無残な残がいが、目に迫ってきます。
おっしゃるように、都市と農村の比率が異常なために、都市の緑も農村部の緑も疲れ果てている、というのが、現状なのではないでしょうか。
その意味で、田園環境図書館で紹介している『都市、、緑と農」という、進士五十八先生の著書は、私たちに、大きなヒントを与えてくれているような気がします。
若い世代に、何はなくとも、緑は残す、そんな日本をつくりたいものです。
今後とも、よろしく、御指導のほど、お願い申し上げます。


●0080 日本にもこんな元議員がいたのか!! 三井 裕 100/07/31(Mon) 11:40:27削除
URL: http://

議員HPコンテストのHPを眺めていたら、このHPが一位でしたのでなにげなく見ましたら、その内容にびっくり仰天しました。イヤー、日本にもこんな議員がいたのかとうれしくなると同時に、たった一人しかいないのかー、しかも今回落選してしまったのかーと涙がこぼれ落ちました。
笹山さんの「田園環境」の考え方に賛同します。現在の世界の人口の都市集中は異常な事態であると思います。確かに近代文明や都市・国家は余剰農産物による非生産者の増大抜きには考えられませんが、しかし、現在のような農村と都市の人口比が3:7とか2:8というのはどんなに考えてもおかしいと思います。膨張した都市はその管理コストが異常に増大し、治安も劣悪になっていく。農村は老人のみ残り、また異常に増大した都市住民に食料を供給するために地力以上の食料生産をしなければならない。その結果、毎年世界の畑地で四国と九州をあわせた面積が砂漠化している。
これを断ち切るにはどうしたらよいか、庶民段階で何をすればよいかで仲間を集めて日夜奮闘しています。
現在日本では17才の少年がどうのこうのとか今時の若い者はとかぐだぐだ言っていますが、私はそう思いません。こういう間違ったシステムを作り、間違ったとわかっているのに直そうとしないのは、全て大人の責任であり、若い人たちの責任は一切ないと思います。
従って私は若い人たちに「済まぬ、済まぬ」と謝りながら一緒に勉強しています。
これからごく近い将来、必ず笹山さんが必要な時代がきます。どこかの、なにかの場面でお会いできるのを楽しみにしています。

●0079 大学院生の方、御指導ありがとうございました。 笹山登生 100/07/31(Mon) 07:49:06削除
URL: http://

私のオピニオン『地域通貨は、地域の内発的発展をうながせるか?』を、検索サーチで目に留められた、地域通貨問題を研究テーマとされる大学院生の方が、「地域通貨に関心をもっている政治家ガいることを知って、うれしい』とのメールをいただき、同時に、いくつかの問題点をあ御指摘いただきました。ありがとうございました。

●0078 CSAのURLがちがっていました。 笹山登生 100/07/27(Thu) 11:37:41削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_23.htm

上記のURLに、お願いします。


●0077 (投稿者削除)


●0076 農業の自給化についての新しい動きをまとめてみました。 笹山登生 100/07/26(Wed) 22:43:28削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_23.htm

田園環境図書館の中の「グローバリズムが゜世界を破壊する」の中で紹介されている、CSAの動きを、探って見ました。ご興味のある方はごらんになって下さい。


●0075 (投稿者削除)


●0074 山下さん、追悼その後 笹山登生 100/07/25(Tue) 21:08:47削除
URL:

山下弘文さんのご急逝を痛む声は、全国からわき起こっているようです。
今日は、長崎のある新聞社の記者の方から、私の処に電話があり、私が山下さんを評して「代替案提示型の環境NGOの基礎をつくられた方」と述べたことに、共感をしめしていただきました。
改めて、インターネットの伝搬力のすごさがわかりました。
これを機に、環境を守る若い力が全国に育ってくれれば、山下さんの死も無にならないと、おもっております。


●0073 山下弘文さんを悼む。 笹山登生 100/07/22(Sat) 17:18:20削除
URL: http://

諌早干潟問題で活躍され、1998年には、国際的な権威のある環境賞「ゴールドマン賞」をもらわれた山下弘文さんが、7月21日朝、急逝されました。
つつしんで、哀悼の意を表します。
12日から17日までアメリカにおられ、帰国後も、何かとおいそがしいなかで、20日に体の不調をうったえられ、21日の朝、急逝されたとのこと、氏を知る者として、もっと長生きさせたかったものと、残念でなりません。
山下さんと私は、湿地保護の問題で出会う機会をえました。
諌早に行けば、山下さんなじみの酒場で、干潟でとれる魚介類を肴に、いつまでも、環境問題を語り、飲み明かしました。
山下さんは、環境NGOとして、初めて「代替案提示型」のNGOを作り上げた方です。
学者、政治家、オピニオンリーダー一体となって、単なる反対のための反対でない「提案するNGO」の基礎を作り上げた御功績は、今後とも、日本のNGOの歴史に残るものと、確信しております。
山下さんにとってみれば、「ゴールドマン賞」をもらうことなど、どうでも良かったのではないか、水門がひらき、湿地の生態系がみずみずしさを取り戻すことのみが、山下さんの夢だったのではなかったのか、そんな思いがします。
山下さんの死が無駄にならぬためには、諸官庁の環境マインドが、今後、少しでも向上していくことが、何よりの慰めとなるのではないでしょうか。
御冥福を心からお祈りいたします。


●0072 沖縄サミット後も、沖縄の心を思い続けよう。 笹山登生 100/07/22(Sat) 06:20:58削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/column/link_8.htm

前の沖縄海洋博の後もそうでしたが、とかく、お祭りの後は、沖縄はほっとらかし、とならないよう、これを機会に、しっかりと沖縄振興の実があがるような戦略の確定が、今必要なのではないでしょうか。
一過性のサミット沖縄ブームとならないよう、私たちも、沖縄の心を大切にし、アジアの中心地としての環境立県・沖縄の将来を、一緒に見つめていきたいとおもいます。


●0071 風土工学研究所さん,貴重な資料,ありがとうございました。 笹山登生 100/07/17(Mon) 19:47:35削除
URL: http://

「笹山登生の田園環境図書館」で,「風土工学への招待」をとりあげたところ,編集者の風土工学研究所さんから,風土工学に関する貴重な資料をおくっていただきました。
その御好意と風土工学にかける御熱意に、感謝申し上げ,かつ敬意をひょうします。


●0070 フェア・トレードのお話は興味がひかれます。 笹山登生 100/07/17(Mon) 16:39:01削除
URL: http://

発展途上国の生産者達が,商社を利用しないで,自らの生産物を,仲介マージンなしで,外国に売ることのできるシステムが,フェア・トレードまたはオルタナティブ・トレードといわれるものですが,この例のように 身近なところで,フェア・トレードの実際が体験できるようになったのですね。
これの国内版tがCSAというものですが,これについては,次のオピニオンで,詳しく御説明していきたいと存じます。
いずれの例も,グローバリズムの無制限な地域への侵攻を食い止めるのに有力なシステムで,地域の内発的発展をはかるうえでも,今後注目される有力な手法であるといえます。


●0069 (投稿者削除)


●0068 儲け主義 熊沢文男 100/07/16(Sun) 23:24:39削除
URL:

農家の民宿のはなし、残念ですが、想像できます。農家ではありませんが、
西馬音内の盆踊り期間中、民宿に近い「にわか宿」の料金が、旅館並みだと聞
いて悲しくなりました。日本人はこの50年で、魂まで悪魔に売ってしまったの
でしょうか。
でも、東京の消費者団体(NGO)で、フィリピンの日雇農民の人々と、バナナ
の栽培を通じて、フェアトレードの活動が進んでいるという話はホッとさせま
す。1ケ月預けられた孫と一緒に届いたバナナはそのひとつでした。親に敵対
して東京に出た娘が、そんなことに関心があるとは想像もできませんでした。
3割減反、米価長期低落の農家に対して、加えられた労力に対して正当な代
価を払うというフェアトレードの考えは、国内の農家・消費者間でも成立しな
いのでしょうか。そのために農家は小さい組織を作り、安心と安全という価値
を補償する食物を生産できたらいいなと思います。株式会社はプラス利潤を要
求しますが、農家はそんなものを要求しないことです。自然の中で、まず生き
る分だけはそれでいく。余裕があったら「もうけること」も御自由に。自然の
中で働くことは、過去のように過重でなければ、それ自体が幸せの報酬だとお
もうから。もっとも現在の借金付け問題は残りますが。
もう1つ。
大王製紙と玉川ダム問題。排水がきれいなら、なぜ大曲仙北に作らないのか
な。ダム設置で犠牲を払った仙北を通り越して、どうして秋田市へ持っていく
の。そうでなくても、黙っていれば経済は秋田市の「一人勝ち」構造はすすむ
ばかりです。
知事は大王製紙を仙北に作れといいたいのですが。


●0067 五百城文哉についての、私の田園コラムがあります。 笹山登生 100/07/16(Sun) 12:11:31削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/column/link_8.htm

上記URLに、五百城文哉についての、私の田園コラムがあります。


●0066 (投稿者削除)


●0065 (投稿者削除)


●0064 五百城文哉の再評価に感激 笹山登生 100/07/16(Sun) 10:41:57削除
URL: http://

今日(2000.7.16)のNHK「新日曜美術館」は、明治のボタニカル・アーティストといわれた、五百城文哉(いおき・ぶんさい)の特集でした。
五百城文哉については、私の著書「田園環境創造論」209ページにも、紹介されております。
農商務省山林局で標本を書く仕事をしながら、絵を学んだ異色の画家で、植物学者牧野富太郎さんとの交流で、ボタニカル・アートの世界に入ったともいわれております。
その成果として、「日本高山植物写生図」があります。
今日のテレビでも紹介されておりましたが、宇都宮の「栃木県立美術館」に収蔵されている「百花百草図」は、絹の上にかかれた、山の岩にはりつく高山植物の絵で、今も変色しない、数知れず群生する野花の色の鮮やかさなど、圧巻です。
新幹線・宇都宮で途中下車してでも、一見する価値あり、です。


●0063 (投稿者削除)


●0062 最近のE-Mailによるお便りから 笹山登生 100/07/13(Thu) 21:53:46削除
URL: http://

私のもとには,この掲示板以外にも,直接E-Mailのかたちで,いろいろな所から,お便りがよせられています。
先日は,フランスに在住する日本人女性のジャーナリストの方から,日本の農家民宿に付いて,次の様な御意が,よせられていました.日本の農家民宿は,どうも金もうけ主義に陥っているのではないか,もっと農家民宿の福祉的な側面をいかした運営はできないものか,という御指摘でした。これにつきましては,私も,やや同感できる点もありましたので,現状の日本の農家民宿の問題点や改善すべきポイントを,5点ほど指摘させていただきました.
もう一つは,私が島嶼問題に興味を持っていると知られた方から,離島の子供たちの総合的学習のツールとして,テレビ会議を主体とした情報発信と,それを契機とした島の子供たちの,総合的な学習の場ができないものか,という御指摘でした.私は,これに付いては,Webツールの方が将来性があるのではと,指摘させていただきました.
今後とも,日本や世界からのE-Mailによるお便りも,お待ちいたしております.


●0061 熊沢さん,循環型自給社会という考え方は,どうでしょう 笹山登生 100/07/11(Tue) 12:46:31 No.0060へのコメント 削除
URL: http://

自給といウ考え方は,どうも窮屈な社会を思い浮かばれるようで,あまり評判がよくないのですが,生産者であり消費者であるという考え方なら,比較的に 抵抗はないのではないでしょうか.いわゆる,プロシュ−マ−といウ考え方です.
農村部でも昔から,地産地消という考え方がありました.生産者が,他の生産者の作ったものをかう,このシステムを作り上げることによって,かなりな社会変革ができるものと思っております.このシステムが環境的考え方と絡まれば,さらによいとおもいます.今後ともよろしく.


●0060 笹山さんへ 熊沢文男 100/07/11(Tue) 07:23:44削除
URL:

選挙結果、とても残念です。何としても反自民の方々の方へ風向きを変えた
かった。
大量生産,大量消費の時代は10年前に終わりました。中学校の社会の教科書
に、日本の国民総生産の成長率の変動が、グラフで示されています。成長率は
90年代以降、次第に下がっていますが、教科書ではそのことに触れていません
。ただバブルがはじけただけではないと思います。日本の産業は成熟期に入り
さらに成長率は全体として下がっていくと思います。
低成長下での生産や産業はいかにあるべきか。みなさんはIT革命に浮かれ
ているけれども、アメリカのそれは正に日本の低金利に支えられたバブルなの
ではないでしょうか。とても恐しい状況ではないでしょうか。経済のボーダー
レス構造が、そこに見えるように思います。
ITを否定しているのではありません。これからの生産構造を、ITも含めて
、笹山さんの努力する循環型省エネ型、そして福祉をも含めた自給型産業の方
向に切り替えることで、あたらしい雇用力も生じ、持続的な生活が保障される
でしょう。ヨーロッパにはその実験例も出てきました。
環境権の主張、あたらしい基本的人権の領域として、みんなで進めたいもの
です。平和憲法を守りながら。
誤った方向に人々は導かれています。惰性の方向に政治はまだ動いています
。わたしは笹山さんの主張が正しいと思うから、今回の選挙の結果をとても残
念に思います。これからの4年間、大変と思いますが何とかがんばってくださ
い。


●0059 掲示板は,民主政治の基本だと,私も思っております 笹山登生 100/07/08(Sat) 13:37:35 No.0058へのコメント 削除
URL: http://

SFさん,貴重な御指摘ありがとうございます.選挙後,この掲示板でも,いろいろな方からのお励ましがありました.また,高校生のモモさんのように,別のHPの掲示板で,私を励ましていただいているのを,たまたま,私が発見した例もあります.ですから,掲示板は,そのHPだけ独立しているのではなく,他のHPの 掲示板とも限りなく連動している所に,大きな意義があるように思えます. ところで,いま,私の心配は,沖縄サミットをまえに,今回の事件が発生し,国は本当に沖縄の心を大事にできるのか,という岐路にたたされている,ということです.昨年の今ころ,私は,沖縄の久高島におりました.「神の島」といわれるこの島は,「会う人毎に,にこやかにとおりすぎ,挨拶が゛交わされる」まさに,トーマス・モアの「ユートピア」の世界でした.しかし,そのような中にも,沈潜した沖縄の心の悲しみを,忘れてはいけないと思うのです. そして,その心を真実知り尽くしたものでなければ,軽々に,沖縄サミットを主催できる資格はないと思うのです.「形だけの思いやりは,もうたくさん」そんな沖縄の地のさけびが,私の訪れた25あまりの沖縄の島々から聞こえてくるような気がする毎日です.


●0058 笹山さんのHPを自由党の手本に。 SF 100/07/08(Sat) 09:54:25削除
URL: http://

選挙お疲れ様でした。休憩だと思っていますので、励ましは致しません。それよりも、自由党幹部として、どしどし、提案させていただきます。まず、全候補者がHPを持つこと。そして、すでに持っている候補者は、自由党とのリンク、ヤフ-で検索できるようにする事。それが出来ている候補は、掲示板を設けること。大げさに言えば、掲示板のないHPは、双方向性が半減し、意味がありません。また、せっかく、掲示板を持っていても、書き込みが少ないため、たまにある貴重な書き込みをそのままにしている。書き込みがなければ、自分の今の心境を書きまくるだけでも良いと思います。書き込みはしないけれども掲示板を覗く人は大勢いることを教えてあげてください。他にも書きたいことがたくさんあるのですが、次回にさせていただきます。


●0057 モモさんという,一高校生のかたからの,メッセージ 笹山登生 100/07/02(Sun) 09:24:26削除
URL: http://iclub.to/bbs/narusedm.html

モモさんという,一高校生のかたからの,笹山登生へのメッセージが,上記のURLの掲示板に載っております.暖かい,御理解のあるメッセージに,感激です.


●0056 (投稿者削除)


●0055 (投稿者削除)


●0054 奥州光吉さま,ありがとうございました 笹山登生 100/06/30(Fri) 15:36:34 No.0053へのコメント 削除
URL: http://

みんなの広場の掲示板でも,多くの方が,私のことを心配していただいているのを,発見致しました.特に高校生の方で,私の環境問題のテーマのとらえ方に付いて,関心を抱かれているのを知り,本当に心強いものをかんじました.環境派議員の中では,その他,愛知和男先生や,大野百合子先生が残念時しかし,時代は時変わりつつあることを信じ,これからも,インターネットなどでの相互交流を深めていきたいと存じます.今後ともよろしく,御指導のほど願い上げます.


●0053 吉田つとむさん,お励ましありがとうございます 笹山登生 100/06/30(Fri) 15:21:12 No.0051へのコメント 削除
URL: http://

インターネット政治のよいところは,議席を失っても,発言の機会が与えられているということだと思います.これからも,テーマを絞りながら,きっちり発言していきたいと存じますので,今後ともよろしく御指導の程願いあげます.


●0052 木を守り、左遷されたお父様 奥州光吉 100/06/29(Thu) 08:51:07削除
URL: http://www.rnac.ne.jp/~oshu/naruse-dam/

選挙中は差し支えがあろうかと思い、投稿を遠慮しておりました。
本当にご苦労様でした。

秋田県選管の選挙広報読ませていただきました。
「憲法に環境権を」・・私も勉強してみたいと思いました。
「田園マンガ」にはお父様茂太郎様のエピソードが出ていましたね。
「人間の都合で自然の木を勝手に切っていいものですか!」
北ノ俣沢には素晴らしい自然の造詣があふれております。
拙者のホームページに沢山の「木」の風景を載せました。
木を守りませんか!


●0051 政局はアクション劇を見るがごとき 吉田 つとむ(町田市議) 100/06/28(Wed) 23:28:45削除
URL: http://www2k.biglobe.ne.jp/~expert/

大変お疲れさまでした。
ある選挙では幸運に恵まれた候補者もあれば、その逆の現象も起きました。
政策とその遂行過程を明白にしたとしても、今回の選挙のプラスとは成らな
かったのでしょう。単にインターネットを選挙に利用した人は大勢いました
が、笹山先生ほどにきちんと政策を明示した衆議院議員候補はいなかったで
しょう。
せっかく、政治家が自分の活動を自分の手によって、ホームページに書き記
す時代がそこまで来ているのではないでしょうか。
インターネット世界も含めて、開かれた政治をご追求ください。
国政・市政4回も落選した、吉田 つとむより。


●0050 (無題) 俵谷 100/06/28(Wed) 20:56:38削除
URL: http://

波騒は世の常。雑魚は謳い、雑魚は踊る、だが誰か知ろう百尺下の水の
深さを、水の清さを。 券度従来を期して頑張ってください。
俵谷。


●0049 俵谷さん,ありがとうございました. 笹山登生 100/06/25(Sun) 08:05:49 No.0045へのコメント 削除
URL: http://

ようやく終わりました.新しい出合いが あったみたいです.若い奥さんが,,私の子育て政策に「共鳴したから,支持します」と,街頭でいってくれたり,秋田も確実に時代は変わりつつあると思いました.その一方で,旧態依然とした「しめつけ」も,これ迄,そのような政治風土をもたなかった地域をねらって,侵食しつつあることも事実ですが,そんなものは,いずれは,健全な住民の力で吹き飛んでしまうことでしょう.ありがとうございました.


●0048 (投稿者削除)


●0047 塚越さんへ 笹山登生 100/06/25(Sun) 07:22:31 No.0046へのコメント 削除
URL: http://www.yk.rim.or.jp/~sousou/politic/evaluate/index.html

政治家のHPを評価しているホームページ羽,「開け 電網政治の時代」で,URLは 上記の通りです


●0046 どこにあるの? 塚越 100/06/25(Sun) 04:27:51削除
URL: http://

政治家のHPを評価しているHPアドレスはどこでしょうか?
できれば教えてほしいのですが。


●0045 明日は投票日。 俵谷 100/06/24(Sat) 20:22:01削除
URL: http://

短かった選挙戦もいよいよ明日が投票日になりました。
選挙の洗礼は選民として避けられないこととはいえ、素晴らしい結果が
出ることを祈っています。 地元の一有権者として応援いたします。


●0044 かしわさん,おはげまし,ありがとうございます. 笹山登生 100/06/23(Fri) 06:16:27 No.0042へのコメント 削除
URL: http://

「アルゼンチンよ,泣かないで」の歌やストーリーを思い浮かべ,民の力を信じ,がんばっています.


●0043 (投稿者削除)


●0042 がんばって下さい かしわ 100/06/22(Thu) 21:10:40削除
URL: http://

政治家の宿命としての選挙、がんばって下さい。応援しています。


●0041 内から外への環境共生領域の連なりを 笹山登生 100/06/05(Mon) 19:12:43 No.0039へのコメント 削除
URL: http://

吉良浩明様,お励まし,ありがとうございます.又,環境共生の町づくりのお話,興味深く承りました.10数年前,ドイツのビオトープを視察した際,関係者のことばで印象的だったのは,「森と森,緑と緑をつなげることで,共生の領域を広げる」という言葉でした.
環境共生の町づくりも,各々の 家なり庭を,コモンズのあるスペースにつなげることによって,社会ヘの環境共生の領域を広げることにあるとおもいます.
今後ともよろしく御指導のほどお願い申し上げます.


●0040 (投稿者削除)


●0039 環境を考える政治家に拍手 吉良浩明 100/06/04(Sun) 23:24:53削除
URL: http://

はじめまして。
私は個人的に地球環境財団の会員ですが、笹山さんのように
環境問題を真剣に考える政治家がもっと日本で増えて欲しい
と思います。
ドイツの近自然工法とは、ビオトープのことでしょうか。
私の友人の建築関係者のグループでは、最近はやりの環境
共生住宅を拡大した環境共生の町作りを目指しています。
「経済を環境の犠牲にはしない」などと時代錯誤な事を平然
と語り、日本に恥をかかせた福田赳夫元首相のような政治家
をこれ以上出さないよう、笹山さんに頑張って欲しいと
思っています。


●0038 ありがとうございます モリモト 100/05/08(Mon) 20:55:16削除
URL: http://

早速のご親切な回答大変恐縮です。
早速お教えいただいたHPを見て勉強したいと思います。
また、分からないことや意見等ありましたらお伺いするかも知れませんが
よろしくお願いいたします。


●0037 再び、モリモトさんへ 笹山登生 100/05/03(Wed) 12:10:11 No.0035へのコメント 削除
URL: http://www.eic.or.jp/eig/d00df8.htm

前回、お答えしなかった2.3.4のご質問については、次のURLに詳しくかかれておりますので、ご参照賜りますれば幸いです。
2については、『日本の環境対策は進んでいるか」( http://www.eic.or.jp/eig/d00df8.htm )
3.4については、『環境保全経費」( http://www.eic.or.jp/eig/d0038a.htm )
いずれも国立環境研究所環境情報センターのデータベースによるものです。


●0036 モリモトさん.はじめまして 笹山登生 100/04/30(Sun) 10:11:04 No.0035へのコメント 削除
URL: http://

それぞれ重要なご指摘ですので,正確を期すため,ご回答できることから,一つ一つお答えしていきたいと存じます.第一の,ミティゲーションの最小化は,究極はゼロ(事業の廃止という意味でしょうか)に行き着くのではないか,ということですが,これは あくまで,生態系に対してのプロジェクトの規模の最小化ということですから,ゼロは,すなわち,1の回避の段階に立ち戻 るということになります.5の生態系の 価値評価(クレジット)には,土地評価もふくむか--- ついては,「日本にミティゲーション・バンキングは可能か」のなかの「メリット論とデメリット論」で,まさに,オーデュボン協会が第一に 指摘している点です.クレジットはあくまで,その土地の生態系の価値ですから,その土地の商業的価値は,評価されません.したがって,商業的に 価値のある土地の開発行為の代償として,商業的に価値のない農村部の生態系が,ミティゲーション・バンキングの 対象地として,ともすれば選ばれてしまう,という欠点があります.



●0035 質問 モリモト 100/04/29(Sat) 17:05:22削除
URL: http://

初めまして
下記の投稿でも、話題になっているミチゲーションについて
いくつかお伺いしたいことがあります。
1.ミチゲーションの第二の概念にある最小化を行っていくと
  極論では最終的に0に収束するのでは?
2.日本での環境に対する法制度は現在どうなっているか?
3.コスト面でのでの、政府の環境事業費(?)はどういう
  状況なのか?
4.現在の環境事業費はどのように運用されているのか?
5.ミチゲーションバンキングにおいて土地価値の確定基準は
  どのようになっているのか?

以上が質問事項なのですが、素人の考えで申し訳ないのですが
お答えいただければと思います。


●0034 「日本にミティゲーション・バンキングは可能か」のURLが違っていました。 笹山登生 100/04/29(Sat) 05:24:34 No.0031へのコメント 削除
URL: http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_19.htm

ただしいURLは,上記のとおりです。
http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_19.htm


●0033 巻機山の自然環境を守るホームページに、笹山登生の「田園環境図書館」がリンクされました。 笹山登生 100/04/27(Thu) 19:18:57削除
URL: http://

「よみがえれ、巻機山の自然』という、日本百名山のひとつ、巻機山の自然環境を守る団体のホームページに、笹山登生の「田園環境図書館」がリンクされましたので、アクセスしていただきますれば幸いです。
URL: http://www1.odn.ne.jp/makihata


●0032 (投稿者削除)


●0031 ミティゲーションについて 笹山登生 100/04/24(Mon) 17:17:18 No.0030へのコメント 削除
URL: http://

耳慣れない用語を使って、もうしわけありませんでした。でも、この概念は、環境と開発の相克を緩和する上で、ぜひともこの際ご理解いただきたい概念です。私のHPの 別のページに詳しく書いておりますので、ご参照していただきますれば幸いです。
詳しく説明しておりますので、ご参照いただきますれば幸いです。ご参考--オピニオン1999/11「日本にミティゲーション・バンキングは、可能か」 http://www.sasayama.or.jp/S_19.htm 政策提言「新しい公共事業は環境資産構築を中心に 」 http://www.sasayama.or.jp/policy/S_2_00.htm


●0030 日本の例では? 奥州光吉 100/04/24(Mon) 10:54:47削除
URL: http://www.rnac.ne.jp/~oshu/naruse-dam/

笹山登生様。

わが家では、先週土曜日に種まきを行いました。豊作とは言わないから平年作を、と期待するような天気です。

ミティゲーション(mitigation):私には耳慣れない言葉でしたのでカタカナ辞典(学研)で調べてみました。
「環境に対する影響を回避したり、その代償措置などをして開発を行うこと」とありました。
この言葉はまだ一般的ではないと思います。もっと平易な言葉でご説明していただきたいと存じます。

日本の場合、たとえば、ダムから出る水の水質保全のために「選択取水」などいくつかの方法が採られているようですが、そういった措置を言っているのでしょうか?

私が調べましたら以下のところに説明がありました。(また、わがホームページの「くさい魚・・・隣の皆瀬ダム下流では・・」のところからも行けます。)

http://www.qs.moc.go.jp/kawabe/siry1_10.html

さて、この私達のやりとりに対して話がかみ合っていないじゃないかという苦言が私どもの掲示板に寄せられております。どうぞ参考になられて先のご質問にもお答えいただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。


●0029 ミティゲーションの手法について述べたのです. 笹山登生 100/04/19(Wed) 19:13:51 No.0028へのコメント 削除
URL: http://

「政治家の言葉はわかりづらい」といわれてしまいましたが、環境保全と開発との相克を和らげるには、どこで妥協点を見出せるか、見極めることが必要です。私がドイツの近自然工法による河川の例を持ち出したのは、表舞台では、自然と調和した河川作りをしても、それだけでは、防災機能は果たせない、その妥協策として、裏舞台では、しっかりりとした構築物によって、水収支の安定を図ろうとするミティゲーションの試みを、例に引いたつもりです。ダム開発について(回避-縮小-代償)の措置がとられるようになれば、かなりの妥協点が見出されるのではないかとおもいます。残念ながら、日本のミティゲーションに関する技術は、まだそこまで行っていないのですが、ごく早い時期に、そのような手法の駆使により、かなりの成果を上げられうるものと、確信しております。


●0028 世界の流れは? 奥州光吉 100/04/19(Wed) 14:10:59削除
URL: http://www.rnac.ne.jp/~oshu/naruse-dam/

笹山登生様。

秋田は不順な天候が続いており、春作業が気がかりな毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?
わが家では、今週末の種まきを予定しているところです。

政治家の言葉というのは、なかなか私どもには理解しがたいところがあるように思われます。ヨーロッパにおけるダム政策の変化について率直にお聞きしたかったのですが、その点については明確にはお答えいただけなかったように感じております。

先生も出席された地球環境国際議員連盟第15回世界総会では、『「気候変動」、「地球温暖化防止のための具体的スキルとしての燃料電池の可能性」、「地球と貿易」などが中心となった』とご報告されており、そのなかでインドの国会議員より次のような意見が出された、とあります。

「インドやその周辺諸国の電力事情は、近年、とみに悪化している。燃料電池の開発による、分散化発電体系が、いち早く、これら発展途上国に技術移転されれば、ダムなどによる生態系損傷を防ぎうる。これら、新技術を、先進国のみのテーマとすることなく、水力など旧エネルギーの段階を飛び超え、新エネルギー技術が発展途上国に適用できうる方途(環境ODAのあり方、技術移転の方途など)を、模索することが、地球温暖化防止の大きな決め手となるのではないか。」

この発言に見られるように、「ダムが生態系の損傷の原因の一つになっている」というのは今や世界(先進国、発展途上国を問わず)の常識になりつつあるのではないですか?アメリカがダム開発をやめたのもそこに最大の理由があるのでしょう?

もちろん、私も何がなんでもダムはいけない、というような短絡的な発想はしていないつもりで、それ(ダム建設)は万策なくやむを得ない場合に限られるべき、と考えているものです。国内の何百とあるダム計画がこのような観点から検討されているとはとうてい思われません。政治家と行政の役割は、生態系の損傷をきたすダム建設の代替え案を真剣に検討することにあるのでは、と思うのですが、いかがでしょうか?


●0027 奥州さんに、もう一度 笹山登生 100/04/10(Mon) 18:54:11 No.0025へのコメント 削除
URL: http://

私へのご質問,三点ありました。それぞれ お答えいたします。(1)この本は,いっしょにアメリカに行かれた議員の方からいただき、よませていただきました。ひとつ言えることは,地球温暖化に対するスタンス同様、代替エネルギーのインフラが すでに備わっている国と、そうでない国とでは、ダム開発に関する評価もかなり、異なったものとなるように感じます。ましてや、これからキャッチアップしていこうという発展途上国に、代替エネルギーによる方途も 指し示さず、一律的な対応を取ることは、やや乱暴な議論であると思います。(2)近時の議員の会の 対応は、代替案を模索し提案する方向に定着してきているようで、建設的で、よいことだと思います。(3)ドイツなどの近自然型小河川の 例などをみますと表面的には、近自然型の 河川の 形状ですが、その 裏舞台には、しっかりとした水収支を 確保しうる調整水位漕が 設けられているという例もあるようです。


●0026 杏さん、いつも、見ていただきまして、ありがとうございます。 笹山登生 100/04/10(Mon) 18:33:22 No.0024へのコメント 削除
URL: http://

今回は、思いがけない「政治家ホームページ評価」一位でしたが、これからもご期待に応えられるよう、内容を充実していきたいと思っております。今後ともよろしく。


●0025 「公共事業チェック機構を実現する議員の会」 奥州光吉 100/04/10(Mon) 12:31:55削除
URL: http://www.rnac.ne.jp/~oshu/naruse-dam/

笹山登生様

大変お忙しい時期でございますでしょうに、早速のご返事をいただき恐縮です。

雄物川筋土地改良区理事長としてのスタンスと同じ地区の農民としての私のそれは基本的に同じであると理解しております。
この点に関しましてはまたの機会に譲ると致しまして、ある一冊の本から出発してご意見をうかがいたく存じます。

今から5,6年ほど前に「公共事業チェック機構を実現する議員の会」という超党派(自民党から社民党まで)の組織が出来まして、勉強会などを重ねたり、アメリカの現地視察を行うなどして「アメリカはなぜダム開発をやめたのか」という本をまとめられました。わがホームページでもその要旨を紹介しておりますが、私も今これを読みながらこうした試みがなぜ日本の議会で根付いていかないのか、誠に残念な気持ちです。実際、「さきがけ」を中心としたこの組織が今どのような状態かわかりませんが、事実としては多くの方々が落選してしまわれたようですね。環境を論じても選挙では勝てないという日本の後進性を現しているのでしょうか。この「会」の事務局長であった?高見裕一(元)議員は東京時代からの知り合いで、ともにタイ農村へスタディツアーした経験があります。今度、わがホームページにもご登場いただいて、当時の試みと最近の情報などもインタビューしてみたいものだと考えております。

そこで、以下についてご意見をお聞かせいただければ幸いです。
(1)「アメリカはなぜダム開発をやめたのか」のご感想は?
(2)こうした「議員の会」のような活動をどのように評価されていらっしゃるのでしょうか?
(3)ヨーロッパにおけるダム政策もまた変化しつつあるのではないかと想像しますが、ヨーロッパの田園に詳しい先生にその辺の実情を教えていただきたいのですが・・。

よろしくお願いいたします。


●0024 (無題) 100/04/10(Mon) 02:14:06削除
URL: http://

「政治家ホームページの評価」、一位、おめでとうございます!
いつも楽しみに拝見させていただいています。


●0023 奥州さん、こんにちは 笹山登生 100/04/08(Sat) 18:33:57 No.0022へのコメント 削除
URL: http://

本当に、お久しぶりです。地域から環境を考える真摯なご態度に、敬意を表します。
ダムの問題については、私も、水のユーザーである雄物川筋土地改良区の理事長という立場にありますので、奥州さんとは、スタンスを異にしております。
しかし 奥州さんがいわれるように、「ダム開発是か非か」という問い掛けに至る前に、地域の人々が、地域の目で、地域の環境を考える機会を、もっともって良いと思います。
それが、ローカル・アジェンダ21の原点なのですから。
実は、今日は、滋賀県大津市て゛ GLOBEという名の、地球環境を考える議員の会の 世界総会が開かれ、そこからかえったばかりの所なのですが、そこでの インドの国会議員
の発言が印象的でした。
「インドや バングラディシュでは 極端な電力事情の悪化に見舞われている。もし、いま開発中の燃料電池によって、分散型の発電方式が可能となれば、生態系を犠牲にせずと
も、自国の電力事情は、かなり改善されるのだか。」
もちろんこの発言は、願望に近い、近時には実現性のうすいものですが、やむにやまれぬ、せっぱ詰まったお国の事情が、よくわかります。
これからも、皆さまの掲示版-みんなの広場 のご意見などを、おりにふれ、のぞかせていただきながら、参考にさせていただきたいと存じます。


●0022 お久しぶりでございます 奥州光吉 100/04/07(Fri) 23:55:45削除
URL: http://www.rnac.ne.jp/~oshu/naruse-dam/

お久しぶりでございます。

私、秋田県十文字町の奥州光吉です。
何年か前、私が農作業しているところに先生がおいでになり、気さくに声をおかけ下さいました。
先生の充実したホームページに接し、こうしてキーをたたいております。

さて、自由党が小渕連立政権から離脱し、小渕首相が倒れ、森内閣が誕生しました。世の中が急展開しているこの時代、何かが私達に「転換せよ!」とメッセージを
発しているようにも思われます。自由党が野党にまわられたこの機会に是非先生にインタビューしてみたいことがあります。

正直申し上げて、先生がこれほど環境問題に心を砕いていらっしゃるとは存じませんでした。田園、環境、里山、・・・。気に掛かっている言葉達です。

そして、私どもは現在焦点となっております、「成瀬ダム」建設を考えるホームページを開設しました。

http://www.rnac.ne.jp/~oshu/naruse-dam/

ご覧なっていただければわかりますように私達はこの開発に批判的立場をとっています。しかし、問題なことはこの件に関し県民の議論が非常に低調だということです。もっともっと議論がまきおこっていいはずです。そのためにわがホームページでは専門家の方々にご登場願ってさまざまな角度からわかりやすく問題を掘り下げていく企画をしています。最初は地質の問題をわかりやすく取り上げました。さらに、水、魚、森林、ジャーナリズム、政治などの専門家に登場していただこうと考えております。

そこで、環境問題にも詳しい政治家ということで先生にご登場いただきたいのですが、いかがでしょうか?
断っておきますが、「成瀬ダムは良い、悪い」というような結論的な答えをお聞きするつもりはありません。世界の潮流、その中での日本の進路、遅れていると言われる秋田県南部の価値、私達の考えるべき視点などをお話ししていただければ幸いです。お返事をお待ちしております。


●0021 このHPにアクセス・カウンタがついていないのは,なぜ? 管理者 100/03/23(Thu) 19:16:18削除
URL: http://

「ほかの政治家のHPには,よくあるのに,なぜ?」そんなメールが,よ
せられています.
そのわけは,
アクセス・カウンタといっても,それはTOPページ(表紙)へのアクセ
ス数を示す意味しか,ありません.
検索エンジンなどで,キーワード・サーチされ,直接該当のページに
アクセスしてきている数の方が,圧倒的に多いのですから,TOPページ
のアクセス・カウンタの実質的な意味は,ほとんどないように思われ
ます.
もっとも,強制的にTOPページから入るようにし,カウントされるよう
にしているHPの場合や,自ページ群内のすべてのページに,隠しカウン
タが仕込まれ,どのページにアクセスしても,カウントされるようにし
てあるHPの場合は,別ですが,
そんなわけで,このHPには,ほとんど意味のないということで,アクセス
・カウンタが,つけられていません.


●0020 (投稿者削除)


●0019 (投稿者削除)


●0018 農地としての費用対効果分析では,意味がないとおもいます. 笹山登生 99/12/15(Wed) 17:28:08 No.0017へのコメント 削除
URL: http://

国営土地改良事業等再評価実施要領にもとづく,いわゆる時のアセ
スをおこなったとしても,干潟としての環境資産評価でなく,農地とし
ての評価であるのなら,再評価は,なんの環境的意味がありません.
しかも,環境価値評価はCVM評価方法にもとづくのでしょうから.その
手法の精度にも,議論のあるところです.
事業縮小による開発インパクトの減少という発想は,残念ながら,期待薄
と見ざるをえません.この際,ミティゲーション的な考え方を,開発当事者が
おこなうとすれば,画期的なことなのですが,いまだ,日本の行政の
環境マインドの成熟度は,そこまでいっていないのは,残念なことです.


●0017 諫早はどうなる? ひいちゃん 99/12/15(Wed) 01:11:24削除
URL: http://

農水省が諫早湾干拓事業の計画変更を正式決定したとの報道がありました。
諫早問題に、熱心に取り組んでおられた立場から、今回の件について、どのように見ていらっしゃいますか?

●0016 (管理者削除)


●0015 (投稿者削除)


●0014 (投稿者削除)


●0013 英語版専用URLの開設について 笹山 登生 99/12/07(Tue) 20:10:45削除
URL: http://www.sasayama.com

このたび,英語版ホーム・ページ専用のURL(http://www.sasayama.com)を開設いたしました.


●0012 田園環境図書館「百名山パノラマ案内」について 笹山 登生 99/12/05(Sun) 06:20:35削除
URL: http://

田園環境図書館の「百名山パノラマ案内」の書評で,「この本のデー
タをコンピュータソフト化すれば」と提案したところ,Mさんから,次
のような情報がよせられましたので,ご紹介します.
Mさんによれば「あらゆる山から,どんな山がみえるのか,たちどころ
にわかる,無料ソフトがある」とのことです.
その名は,「カシミール」(http://www.kt.rim.or.jp/~sugi)です.
サイトをひらいてみましたが,日本の等高線だけでなく,ドイツなど
海外の等高線のデータもあり,いながらにして,アルプス旅行もできる
ようで,無限のたのしさがあります.
Mさん,情報ありがとうございました.


●0011 リンク「日本の市民農園」の新設について(お知らせ) 笹山登生 99/10/27(Wed) 19:21:04削除
URL: http://

このたび,当HPの「田園リンク」のなかに,市民農園に関しては,日本
最大128サイトにリンクした,「リンク-日本の市民農園」を,新設
しました.これまで,日本の市民農園に関するリンクは,東さんのご
指導によるとみられる,英国QEDの英語版リンクしかなかったのです
が,つながらないサイトもだいぶでてきましたので,このたび,わた
くしどもの方で,数もふやし,新バージョンをつくらせていただき
ました.このなかには,やや,市民農園の概念からはずれるものも,
若干まざっておりますが,広い意味で採用させていただきました.
皆さまのご利用を,お待ちしております.


●0010 「ツマラナイカラヤメロトイヒ」 ポーセ 99/10/25(Mon) 09:30:57 No.0009へのコメント 削除
URL: http://

お返事早急にありがとうございました。
自然エネルギーへの新しい可能性に期待したいと
思いました。

「オピニオン」や「田園コラム」などこれからも
こちらのホームページを楽しみに拝見したく
思っています。


●0009 自然エネルギーを可能とするソフトの充実 笹山登生 99/10/24(Sun) 07:00:26 No.0008へのコメント 削除
URL: http://

いま,NAS(ナトリウム硫黄)電池など,優れた蓄電池の開発が急ですが,
これらの開発によって,自然エネルギーの弱点である時系列的な電力
供給の不安定性を,克服することができるようになってきました.
タイム・シェアリングをはかりながら,自然エネルギーの供給ができる
ようになれば,また,新しい可能性もうまれてくるでしょうね.
今後ともよろしく.


●0008 自然エネルギーの島 ポーセ 99/10/24(Sun) 02:21:26 No.0006へのコメント 削除
URL: http://

わかりやすく丁寧なお返事をありがとうございました。
自然エネルギーの重要性ということと、地域の「内発的」
発展ということを、結び付けられて考えられていることに
新鮮な思いと共感を覚えました。
私は原子力発電について専門的な知識を持ってはいません
が、私たちの土地から自然界には存在しないはずの物質が
検出され、それが永遠に大地を蝕むことの恐ろしさは感じ
ることができます。そして、中性子を吸収する手段として、
ほぼひと月たった今も対策があげられないところをみると、
(「むつ」事件のように)被爆覚悟の部隊がボロン団子を
投げるという原始的なやりかたしかいまだ方法がないのか
という予感に怒りがわきます。
日本中のすべての屋根にソーラーシステムをとりつける
ことで、夏のたった1週間をのぞけば、原子力エネルギ
ーを使わずともエネルギーの供給は成り立つと聞きます。
原子力開発に費やされている費用がどれほどのものかは
わかりませんが、ソーラーシステムの開発を容易に上回
ることは予想できます。
美しく新しい島を作るために、正しいことを正しいと
いう、そして間違えていることを間違えているといえる
祖国愛を持ったリーダーが、ひとりでも多く立ち上がっ
てくれることを願っています。


●0007 (投稿者削除)


●0006 一つのエネルギーへの,過度の依存はさけなければならないと思います。 笹山登生 99/10/23(Sat) 12:20:52 No.0005へのコメント 削除
URL: http://

私はいま風力や太陽光など、自然エネルギーの社会的認知のために
取り組んでいますが、それは、地域の内発的な発展のためには,自前
のエネルギーが,幾らかでもあることが必要であるという考えからです。
川勝平太さんが、昨年の島嶼学会設立の時,はなされた言葉が印象的な
のですが,「日本人すべてアイランダーズ」というかんがえかたからす
れば,島国日本としての,幾らかでも自立しうるエネルギーの確保が,こ
の際,必要なのではないかということを,痛切に思います。
火力、水力、原発それぞれトレード・オフとなるべき(マイナスとなる
べき)要素があるのですから、そのマイナスの要素をいかに最小化する
か,そのための最適な組み合わせ比率はどうあるべきか,コスト的に不利
であっても、環境負荷の少ないエネルギーに対しては、どのようなイン
センティブを与えることにより、総合的な社会費用を最小限に押さえら
れうるか,等を考慮した環境新時代のエネルギー政策が模索されるべき
時代になったと,私はかんがえています。
安全を無視した,グローバルスタンダードへの追随という,日本の近時の
社会風潮が、今回の事故をひき起す,背景にあったのかもしれません。
今後とも,よろしく,御意見をお聞かせいただきますれば幸いです。


●0005 原発のこと ポーセ 99/10/23(Sat) 04:04:01削除
URL: http://

掲示板新設おめでとうございます。
ホームページを、いつも興味深く拝見しています。
こちらの掲示板での題材からはずれてしまうかも
しれませんが、「環境」の観点から、私が今強い
関心を持っているのは、原発の問題です。
今回の東海村の核事故では、本来その観測に何万
トンもの水を必要とするチェレンコフ光を、作業
員の目の水晶体が捉えた、ということ。いったい
どれだけの放射線が出されたのか、そういうこと
を思うと、このような事件は、ただたんに一作業
員のミス、一会社による過ち、というだけでは、
とうていすまない、なにかどす黒い背景が、社会,
政界にひそんでいる予感がしてなりません。
原発問題に対する笹山登生さんのお考えを、教え
ていただけたらありがたく思います。


●0004 (投稿者削除)


●0003 柏市の市民農園には,思い出があります. 笹山登生 99/10/16(Sat) 18:45:12 No.0002へのコメント 削除
URL: http://

ちょうど,10数年前,市民農園法をつくろうとしたとき,市民農園の
実践者のみなさまがたが,東京の新橋にあつまって,現場のご苦労話
をうかがったことがありました.
その時,柏の皆さんもきていただき,これから,素晴らしい市民農園を
つくるんだと,はりきっておられたことが,昨日のことのように思い
出されます.その当時の皆さんのご苦労が,いま,市民の皆さんをた
のしませているのですね.いいおはなし,ありがとうございました.


●0002 市民農園 柏の伊藤 99/10/16(Sat) 11:42:15削除
URL: http://

市民農園について調べていて、このページを発見。
私の住む柏市にも、市民農園があります。
あけぼの農業公園に、子供づれで遊びに行くと、近くの市民農園で、楽しんでいる家族の姿をよく見かけます。
私も、いつか挑戦してみたいな、と密かに思っているのですが…。


●0001 掲示板をはじめました。 笹山登生 99/10/14(Thu) 18:47:53削除
URL: http://www.sasayama.or.jp

環境のこと,田園のこと,市民農園のこと,グリーン・ツーリズムのこと,いろいろ現地の事情などをお知らせいただきますれば幸いです。