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笹山登生の発言・寸感アラカルト


2002年5月12日 「スイス化するニッボン」には、同感。
ニューズウィーク日本版5月15日号は、標記の表題で、「世界第二位の経済大国が表舞台から姿を消し、目指すは、そこそこ豊かなアジアのスイス」との一文を掲載している。

先日も、アメリカのオニール長官も、ジャパンクラブでの講演で、「このままでは、日本経済は、世界経済を牽引する機関車でなく貨車になってしまう。何とかここで、3パーセントの経済成長を取り戻せば、中国に抜かれないで済む。」との激励?もいただいたのだが、むしろ、一般国民は、このニューズウイークの記事のように、「もう経済成長は、ほどほどでいいじゃないの?」というのが本音なのかも知れない。

私のURLhttp://www.sasayama.or.jp/diary/2001aug22.htm の発言「緩慢なスケールダウンへと向かう日本経済に処方箋はあるか?」は、昨年の参議院選挙直後の小泉人気絶頂の時にかいた記事だが、そのころは、野党の一部ですら、「改革のためなら、小泉さんへの支援をおしまない。」等と、先の見えないことをいう党首もいた時期だったのだが、この記事へのアクセスが妙に多くて、意外と、国民は、このような感じを持っているのじゃないのかな、という感じは、私自身、していた。

「コンパクトシティー」という概念が都市計画の中であるが、私は、今回の日本経済停滞を一つの奇貨として、「コンパクト・ステート」日本の構想だって可能じゃないのかなと思う。

すなわち、その構想のキーワードは、「高質化した生活・環境大国」であり、「ニッチの中での、高技術立国」である。

もちろん、当面の危機から逃れるためには、外国企業よりのテークオーバーもやむをえないが、究極は、新しい日本として、生まれ変わりうる一つの経過に過ぎない。



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