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笹山登生の発言・寸感アラカルト


2002年3月18日 消費としての地域通貨、労働の対価としての地域通貨

地域通貨Lettsの 創始者が、-地域通貨をネットでも-との構想を発表していました。http://www.openmoney.org参照

もっとも、電子マネーなり電子バンキング自体が、第二貨幣的なものですから、地域通貨とは、馴染みやすい概念とも言えます。

秋田市でも、地域通貨構想に関心を示しはじめました。

まさに不況の時代こそ、地域通貨進展の好機といえます。。

デフレ下で、地域通貨は有効に機能するのかということがいわれますが、これまで、各国で、地域通貨が不況の時に発生してきたきっかけは、退蔵する貨幣を、ひっぱりだしてくる、実質マイナス金利の働きをさせられてきたといえます。

デフレ下において、労働報酬を法定通貨でうけとった場合は、退蔵され、投資や消費に回りませんが、地域通貨で受け取った場合は、退蔵のメリットはなくなり、やむなく、投資・消費に回らざるを得ません。

もう一つは、地域通貨は、第二通貨であって、第二通貨でない、いわば、ニッチの通貨であるということです。

市場の基準や世界標準の基準からは、労働の対価を得られにくい労働分野にたいしても、対価を提供しうる柔軟性を秘めているということです。

円安によって、地域経済の中でも、世界標準にもとずいた分については、著しい減価が生じるのに対し、それに巻き込まれないニッチの分野を、曲がりなりにも機能させることによって、地域経済の生命線を守るというメリットもあると考えます。

地域通貨と法定通貨との関係については、次のURLに詳しく書かれています。
http://jmm.cogen.co.jp/jmmarchive/m087004.html
また、私のオピニオンhttp://www.sasayama.or.jp/opinion/S_22.htm や、田園リンクの中にリンクされている「地域通貨不完全リンク」http://terakoyapro.net/tiikituukalink.htmlも、参考していただきますれば幸いです。



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