笹山登生の発言・寸感アラカルト


2002年3月08日 遠隔治療の時代へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020309-00000002-cnc-l20 のごとく、信州大病院と、ベラルーシ州立病院との間で、遠隔治療の試みが本格化するという。

この実験の成果は、国内における離島での遠隔治療にも応用できる、貴重な材料となるだろう。

現在、離島における遠隔治療・遠隔診断については、研究会やいろいろな試みが始まっているが、解決すべき課題も多い。

その第一は、高速回線の整備である。動画による画像診断のためには、光ファイバーや通信衛星利用によることが必要である。ましてや、手術ロボットによる操作には、安定かつ高速の通信回線整備が必要である。

第二は、コストの問題である。上記の高速通信回線整備には、莫大なコストがかかるし、設備費用も膨大なものとなる。

第三は、これらコストを保険制度や患者個人負担でまかないうるかという問題である。

第四は、患者のプライバシー保護を守りきれるかという問題である。
第五は、遠隔治療中での、停電などのアクシデント発生時のバックアップ体制である。

第六は、治療を指示しうる病理医の不足である。


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